痛いと思われつつもやっぱりやっちゃうこの妄想!
インフレがどうとかそんなのは置いといて吐き出してみよう!
実際に登場しそうなものをガチで妄想するもよし、とにかく自分の趣味やネタに走るもよし
※あくまでも妄想なので他人の妄想へのダメ出しはなしの方向でお願いします
次スレは >>960 さんが建ててください
前スレッド ぼくの考えたサーヴァント15
https://bbs.demonition.com/board/7882/
《でもにっしょんch僕鯖僕鯖スレまとめwiki》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/
参考推奨サイト
本家ぼくのかんがえたサーヴァントwiki
http://bokusaba.wiki.fc2.com/m/
タイプムーンwiki〔特にサーヴァント(スキル)〕
https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/>>2
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】
【人物像】
特技:
好きなもの:
嫌いなもの:
天敵:
願い:
【一人称】【二人称】【三人称】
【セリフ例】
【因縁キャラクター】
【他クラス適性、変化傾向】
《詳細なテンプレ》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C6%A5%F3%A5%D7%A5%EC%A1%BC%A5%C8%BD%B8https://bbs.demonition.com/board/7882/
前スレが落ちるまではそちらに投稿お願いします。【質問】
イースターってなんですか?>>6
イエス・キリストの復活した日を記念した祭り
別名復活祭、最近の日本では春のイベントとして定着しつつある
海外ではイースターバニーやイースターエッグなどの文化がある>>5
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】ティベリウス・ユリウス・カエサル
【性別】男
【身長・体重】187㎝・79㎏
ランサー時よりやや肉が落ちている。
【肌色】白 【髪色】暗い灰色 【瞳色】オリーブ色
【外見・容姿】険しい顔立ちの、30代ほどの男性。目の下には深い隈を宿した冷徹な男。
【地域】帝政ローマ
【年代】B.C.42~A.D.37
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:D(EX相当) 幸運:D 宝具:B
ランサー時と比べ、筋力、耐久が1ランク、宝具が2ランクダウンしている。
【クラス別スキル】
気配遮断:D
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
自身の気配遮断ランクは低めだが、宝具によって召喚される親衛隊はBランクの気配遮断を有する。ティベリウスに気を取られていると親衛隊を見落とす。>>8
【固有スキル】
カエサルのものはカエサルに:EX
神への服従と国家への服従とは矛盾しないと説いたキリストの言葉。ここでいう「カエサル」とは、この発言を行われたときに在位していた皇帝、ティベリウスを指す。召喚されたティベリウスは全世界のキリスト教徒から魔力の「納税」を受ける。1人1人から供給される量は非常に微々たるものであるが、それでもティベリウスが全力戦闘した程度では全く使いきれない。これにより、本来Dである魔力値はEXまで跳ね上がっている。
無辜の怪物:C
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。ティベリウスは生前、「ローマから離れた別荘に引きこもるなんてやましいことをしているに違いない」との謂れを受けていた。人格に支障をきたす。
皇帝特権:A
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、と多岐に渡る。Aランク以上の皇帝特権は、肉体面での負荷(神性など)すら獲得が可能。「暴君」として恐怖政治を行い、国家を完璧に統制したティベリウスは本来EX相当の皇帝特権を持ちうるが、「その冷酷で合理的な治世は国民の心を統制できなかった」ため、ランクが下がっている。
恐怖政治:A+
ティベリウスは親衛隊を用いて市民を監視し、皇帝の威光に逆らう反乱分子の粛清を繰り返した。効果範囲内に「重圧」の効果を与える。カリスマや勇猛などのスキルで対策可能。アサシン時は軍団宝具を有するため、自軍への恐怖での統帥という疑似的なカリスマとしても機能する。
【宝具】
『夜警天幕(プラエトリアニ)』
ランク:D 種別:対国(自国)宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ローマ親衛隊による監視。ティベリウスは親衛隊を手足として操ることで、ローマから遠く離れたカプリ島からでも「親衛隊長官を含む」ローマすべての反乱を事前に察知、粛清できた。諜報を行う兵団を召喚する、ごく普通の軍団召喚宝具。ローマ兵は英霊どころか亡霊に過ぎない貧弱な存在だが、兵団はBランク相当の「単独行動」「気配遮断」を持ち、情報収集や暗殺を行うことができる。
ランサー時には「情報収集」スキルだったものが、アサシンでは宝具まで昇華している。>>9
『睥睨する堅き帝政(ヴィラ・ジョヴィス)』
ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:50 最大捕捉:10000㎡
由来:ティベリウスがカプリ島に引きこもり、外界との接触を断ちながら政務を行った逸話。ティベリウスはカプリ島に12の別荘を持っていたが、その中でも最大のものがヴィラ・ジョヴィス、すなわち「木星の別荘」である。己の政務を実行する絶対皇帝圏。生前に作り上げたカプリ島の別荘12個が複合した、書斎にして城塞。固有結界とは似て非なる大魔術であり、世界の上に魔力で一から建築したもの。「カエサルのものはカエサルに:EX」による魔力供給も含めれば、ティベリウス現界中は半永久的に維持できる、陣地作成宝具。
別荘内部はティベリウスが生前手掛けた「暗殺対策」によって物理・魔術両面から徹底的に武装されており、突破は非常に困難。さらに12本の「監視塔」によって半径250㎞を監視可能。さらに軽度の透視・盗聴魔術も仕掛けられており、対策を怠っていたり、マスターが魔術師でない場合などは敵対陣営の情報は筒抜けとなる。ついでに、交通の便の悪いカプリ島で新鮮な野菜を食べるための家庭菜園もあるため、兵糧攻めにも強い。宝具としてそれなりの強度を誇り、さらに内部の防衛は完璧だが、対城宝具で外から崩されることには耐性を持たないのが弱点。
ランサー時と同一の宝具。>>10
『真に落陽を迎えても(ヴァイーストゥヌ・ヴァスクリェース)』
ランク:B 種別:蘇生宝具 レンジ: 最大捕捉:
由来:ある時、マグダラのマリアがティベリウスに「神の子の復活」を伝えるため謁見した。ティベリウスは復活を疑い、「その鶏卵が赤く染まるほどにあり得ない(当時、貧しいものから富めるものへの祝賀として卵を渡す習慣があり、この習慣に則りマグダラのマリアがティベリウスに差し出していた卵)」と主張した。すると鶏卵は自然に赤く染まり、ティベリウスは「神の子の復活」「神の子を処刑したピラトの不法」を認めたという。しかし、ここで重要になるのは、神の子を「唯一の神」と認めたことではなく、「ローマの数ある神の一人だと認めたに過ぎない」こと。なれば、神格化された皇帝にも復活ができてしかるべきだ。
ごく普通の白い卵。『イースターエッグの原典』。ティベリウスの消失後、3日かけて卵は周辺の魔力を吸収して赤く変色、ティベリウスを一度だけ、Bランク相当の神性を持つ状態で復活させる。3日間の間に発見され破壊されると蘇生できなくなるため、他陣営は「イースターエッグ探し」を強いられる。3日後の復活は神の子のそれと同様だが、ネロ帝の逸話とも近い。「ヴァイーストゥヌ・ヴァスクリェース」とは、イースターにおけるロシアの習慣である祝言、「まことに復活した!(ヴァイーストゥヌ・ヴァスクリェース!)」に由来し、ティベリウスが神の子の復活を「真(まこと)」としたことを指す。
【Weapon】
毒剣:アウグストゥスの後継者、ゲルマニクスがティベリウスに暗殺されたという逸話から。実際はマラリアによる病死とされており、この短剣に刺された者もマラリア同様の発熱、下痢、関節痛などの症状を引き起こす。>>11
【解説】
ローマ帝国第二代皇帝、ティベリウス。教養があり、武勇に優れ、責任感があり、そして自他ともに厳しいが、厳しすぎたがゆえに「無能」と「反逆者」を粛清し続け、暴君と呼ばれた皇帝。ランサーでの召喚では「質実剛健な名君」としての側面が強いが、アサシンでの召喚では「疑り深い暗君」としての側面が強く出る。別荘に引きこもりながらも親衛隊による諜報と暗殺を繰り返し、ローマを恐怖に陥れた皇帝としての側面。
「私を後世がどのように裁くか、不評も省みず国に貢献したと認められるであろうか。もしも認められるのであれば、それこそが私にとって私自身のために建てられる神殿である」と言い残したとされる。
ということで、『イースターエッグの原典』を保有するサーヴァント、暗君ティベリウス。名君としてのランサーではなく、悪評によって捻じ曲げられたアサシンとしての召喚。
イースターらしい明るいサーヴァントではなく、むしろ鬱々としているのだが、まあ「イースターエッグ」の逸話は「ティベリウスの疑り深さ」と「マグダラのマリアの献身」が原典なので、イースターの話をするならこの二人は欠かせなかろうと。
wiki追加可能です。作家系サーヴァントを作ろうと思うんだけど、文筆でデュマとは異なる方向性で『物質の具現化』を行って、物質を他の物体として永続的に実体化させるという宝具能力を考えているんだけど、デュマとの差別化に気を付けたほうがいいところはどこだろう?
>>16
上の方とは別の人だけど、そもそも「物質を他の物体として実体化させる」が具体的にはどういうことなのかちょっと分からないのでそこをもう少し知りたいのと
公式の作家系サーヴァントのアンデルセン・シェイクスピア・デュマの宝具はそれぞれ方向性は違いつつも『執筆したものの具現化』なので
(アンデルセンは対象を主役にした物語を書き切ることで、その対象を物語通りに成長させる
シェイクスピアは相手を強制的に自作劇の登場人物にして、その劇の内容を精神的に体験させる
デュマは人の人生や物の歴史を脚色・改稿することで、その対象を強化・変化させる)
誰/何に・どういう風に・どうやって具現化させるのかって考えると差別化しやすかもしれない?【元ネタ】史実、映画?
【CLASS】ハービンジャー
【真名】██████
【性別】無性(男性の姿をしている)
【身長・体重】170cm・65kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】スーツを着て帽子を被った成人男性。黒手袋をして黒い傘を持ち、首からカメラを下げている。
【地域】アメリカ、████
【年代】19██年
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】星
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:C
【クラス別スキル】
天地の開豁:B
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
彼は世界初の████として、████からの██観測が可能なことを証明した。>>18
【固有スキル】
観測眼:B
魔眼ほどの力はないが、彼の場合、どんなものでも観測した対象物は「実在する」と証明される。
自己回復(█):C
██やそれに類するものがあれば、体力を回復することができる。
撮影技巧:B
手持ちのカメラで撮影する技術の高さを表す。レンズを使い分けて様々な写真を撮影できる。
██学:B
████として、██に関する専門的知識を有している。魔術的な現象を除けば、大抵の現象は理解可能。
【宝具】
『遙か██の██者』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1000
彼が今まで観測したものを再現できる。
基本的に████を再現してその場の██を変えてしまう。魔力を消費する代わりにかなりの時間継続できる宝具。>>19
【Weapon】
傘
サブウェポン。防御や攻撃に使用する。どう見ても一般的な量産品雨傘だが、どの部分もかなりの強度がある。
カメラ
こちらがメインウェポン。元々ビデオカメラを所持しているが、現界時は動画撮影機能付きのデジタル一眼レフを持っている。>>21
結局は製作者個人の良心に依ると思うからなぁ……>>21
WW2の関係者なら流石に大丈夫だと思うな
亡くなって数年から十数年の人は控えるべきだけど>>22
正解です!
「やあ、どうも。タイロス1号だ。ひとつ聞きたいんだが……雨はお好きかな?」
【元ネタ】史実、映画?
【CLASS】ハービンジャー
【真名】タイロス1号
【異名・別名・表記揺れ】TIROS-1
【性別】無性(男性の姿をしている)
【身長・体重】170cm・65kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】スーツを着て帽子を被った成人男性。黒手袋をして黒い傘を持ち、首からカメラを下げている。
霊基再臨をすると帽子の素材が太陽光パネルに似た質感のものになる。
【地域】アメリカ、宇宙空間
【年代】1960年
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型、機械
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:C>>26
【クラス別スキル】
天地の開豁:B
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
タイロス1号は世界初の気象衛星として、衛星軌道からの気象観測が可能なことを証明した。現在まで続く気象観測の歴史に、その功績は刻まれている。
【固有スキル】
観測眼:B
空に浮かぶ瞳として任務をこなした彼は、優れた眼を持つ。魔眼ほどの力はないが、彼の場合、どんなものでも観測した対象物は「実在する」と証明される。
自己回復(陽):C
太陽光パネルによるスキル。太陽やそれに類するものがあれば、体力を回復することができる。
撮影技巧:B
手持ちのカメラで撮影する技術の高さを表す。元々は瞳に内蔵されているカメラ機能のスキルなのだが、「私の容量も限りがあるんで」と本人談。レンズを使い分けて様々な写真を撮影できる。
気象学:B
気象衛星として、気象に関する専門的知識を有している。魔術的な現象を除けば、大抵の現象は理解可能。
「優れた後輩たちよりは劣るけれどね」>>27
【宝具】
「システム起動、観測開始──人生、晴れの日もあれば曇りの日もある。今日はそうだな、土砂降りの日だ!嫌うも踊るも自由自在!あなたの選択、この眼でしかと見届けよう!」
『遙か天空の観測者(テレビジョン・インフラレッド・オブザベーション・サテライト)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1000
タイロスの正式名称。赤外線センサーでの観測データをテレビジョン画像の形式で送信する衛星のこと。
雨、あるいは曇り、はたまた雪か。彼が今まで観測した天気を再現できる。雲を観測するという特性故か、晴れを再現するのは難しいようだ。
基本的に土砂降りを再現してその場の天候を変えてしまう。魔力を消費する代わりにかなりの時間継続できる宝具。視界不良にすることで味方の回避確率を上げ、敵の攻撃が当たりにくくなる。こちらから敵を視認するのも難しくなるが、「雨を楽しむ者」であれば視界不良が軽減されるシステムになっている。逆に雨を嫌う者には大幅な攻撃力低下をもたらす。
曇りに舞い、雪に笑い、雨に唄う。気象観測を通して面白さを知った彼は、そんな人々を好んでいる。でも命だけは大事にね!
【Weapon】
傘
サブウェポン。防御や攻撃に使用する。どう見ても一般的な量産品雨傘だが、どの部分も金属並の強度がある。
カメラ
こちらがメインウェポン。元々ビデオカメラを所持しているが、現界時は動画撮影機能付きのデジタル一眼レフを持っている。
彼が撮影したものは地上に電送され実在が確認される。これを逆向きに利用して、小規模な気象操作ができる。
つまり彼がカメラを通して「ここにサイクロンが見えた」と唱えれば、その場所に一瞬、局地的なサイクロンが存在することになる。
そこにあればありますね。>>28
【解説】
タイロス1号は、NASAが運用していた世界初の気象衛星。2万枚以上の写真を撮影し、衛星軌道から気象観測を行った。
製造は電機メーカー、運用はNASAとアメリカ国防総省が担当しており、様々な組織が協力して生まれた申し子である。
彼には可視光のビデオカメラが搭載されており、軌道上から撮影した画像を地上に電送していた。カメラは望遠と広角の2種類があり、高画質の画像を送ることができる。
最期は電子機器の故障により、当初の予定より早くその使命を終えることとなった。その稼働期間は78日と短いものだったが、今日まで続く気象衛星の歴史の第一歩であったのは確かである。
タイロス1号から始まった気象衛星プロジェクトは、その流れを汲んだTIROS-N/NOAA計画として現在も継続中。
なお現界するにあたって、やや補強が必要だったためか、とある架空の俳優を参考に人間体を構成している。彼が見ていた雨雲の下にも、唄っていた誰かがいたのかもしれない。
「もし『観測者(オブザーバー)』のクラスがあれば適任かもしれないな、はは!」>>29
【人物像】
やや砕けた口調の好青年。雨が降ると鼻歌を歌う穏やかな性格。
しかしシャッターだけは怒涛の勢いで切りまくる。微笑みながらノールックで超撮ってくる。
「この瞬間を撮り逃したくない性でね」
たまに手ブレするが、後で見返すと意外と良い写真が撮れているかも。
持っている傘をさすと、なんかふわふわ浮く。別に傘なしでも浮けるが、「こっちの方が夢あるんで」と本人談。
天候が変わると静かにテンションが上がる。
天気に対して「良い」「悪い」とは一切言わず、どんな気象も興味深そうに観ている。人間の身体を得たことで、天気を五感で感じるのも面白くなってきたらしい。
特技:写真撮影、気象観測
好きなもの:空を見ること
「見下ろしてばかりだったが……空を見上げるのも良いもんだ」
嫌いなもの:「トラブルはちょっと苦手かな?」
天敵:機械の故障
願い:「できることなら、もう少しだけ。地球を観ていたいな」
【一人称】私【二人称】あなた【三人称】あの方、あの人、彼、彼女>>30
【セリフ例】
「どうしてこの姿かって?いやあ、雨雲を観ていたから、かな」
「ん、良い顔だ。地球も人間もコロコロ表情を変える。あなたは本当に観察のしがいがあるマスターだな」
「スキルで多少打ち消せるとはいえ、こういう眼ってほら、『致命的な観測』をしてしまうと、ね?」
「雨はお嫌い?そんなことない?どちらにせよ、人間は唄うことができるんだ、素敵じゃないか!」
【因縁キャラクター】
気象衛星「ひまわり」
同じ気象衛星ということで仲間意識が強い。
「広い意味での後輩ちゃんだ、大切にしてあげないと!私たちにとって、高性能な後輩が活躍してくれるのは喜ばしいことだからね」
ボイジャー
自分とは違い故郷をどんどん離れて旅する存在だが、同じ地球を撮ったということで、密かに親近感を抱いている。
「とおくにいくと、ちきゅうはずいぶんとちいさくみえるんだ。ほら」
「お、全員写っている良い写真だな!じゃあ、お礼に私の撮ったこれを」
「わお!さいくろん、だね!」>>31
仕事帰り、雨が降る中を歩いていて、ふと雨に唄う鯖が欲しくなって作りました。ドン・ロックウッドだと幻霊止まりだろうし雨の神様は難しい……せや気象衛星!
結果、ひまわりさんの逆みたいな雨降らしのお兄さんになりました。
また、ひまわりさんのスキルが大変参考になりました。ありがとうございます。
いいキャラに仕上がったので満足です!
wiki登録可です!>>26
そして今更気づく「黒手袋してなくね?」という点ェ……
室内では外してます!!!【元ネタ】英国伝承、元は一応史実(ブリテン島・前一世紀)
【CLASS】ライダー
【真名】カスワッサウン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・71kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操ることが出来る。
【保有スキル】
神性:E
父ベリは『光り輝く』ベレヌス神に繋がる神性と言われる。
光学的欺瞞や目眩まし、火属性の干渉に対して僅かな耐性。>>34
千里踏破:B
“ブリテン島の三人の黄金の靴職人”の一人。
長時間・長距離の移動を可能とし、不安定な足場における不利な修正も軽減する。
一時的には移動力・回避率の向上をも可能とするが、
無理をした“靴”は破れ、交換が必要となる。
銀の軍王:B
軍略と、周辺から富の運勢を吸い上げる特殊な黄金律の複合。
彼は“ブリテン島の三つの遠征軍”の一つの主導者だが、三つともが
島の黄金と銀を持てるだけ持ち出したが故に島は衰退したという。
真白き北冠:C
遠征軍の三題詩はまた、ベリの娘アランロドの二人の息子
グウェンウィンウィン(『白い白い白』)とグワナルが彼の軍に与したと語る。
月と北冠座の神性から加護を受け夜間の幸運値が向上、
満月付近の三日間は加えて基本能力一つの強化を得る。>>35
【宝具】
『担い手無き刃の舞踏(スェンヒィド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~1 最大捕捉:2人
纏った者の完全透明化を可能とする、幻惑のヴェール。
ただし、振るわれるその瞬間の攻撃手段だけは隠す事ができない。
乗騎にも適用が可能だが、突撃時には手にした武器のみならず
乗騎自体も“攻撃手段”として判定されてしまう。
ブラン王が息子カラダウクと共に留守居を任せた七名、
そのうち六名までもカスワッサウンが殺めた時、
誰もその姿を見る事はできず、ただ剣のみが閃いていたという。
【Weapon】
『細身の灰色(マインラス)』
三題詩“ブリテン島の三頭の贈呈馬”の一頭として
巧み手スェウの『黄白の足取り(メリンガン・ガムレ)』や
剛腕カラドックの『軍を裂くもの(スゥアゴル)』と並び称される名馬。>>37
父の甥『祝福された』ブランが(恐らくは母系継承によって)戴冠王であった頃、
ブランのイウェルゾン(アイルランド)遠征の留守を狙って留守居役らを暗殺。
血族であるブランの子カラダウクだけは見逃すものの彼は部下全滅の悲嘆で死に、
ブラン王自身は遠征で毒槍を受けて亡くなり、王位を奪い取る事に成功した。
ブリテン島の三人の 恋に生きた男/黄金の靴職人 の一人ともされ、それによれば
カスワッサウンが愛した乙女、小人ミグナハの娘フリウが盗人王ムウルハンの手で
ユリウス・カエサルへ供されようとした時、彼はガリアへ遠征しこれを阻止、
フリウを連れてブリテン島へ帰還するまでに六千のローマ兵を殺したという。
カエサルのブリテン島侵攻はこれに対する報復であった、とさえ詩は語る。
弟ネンニアウ(ネンニウス)の奮闘もありカエサルの一度目の侵攻は撃退されたが、
後にはスィッズの子アヴァルウィ(アンドロゲウス)がカスワッサウンとの諍いから
カエサルと通じてローマ軍の上陸を助け、また援軍となり、ためにブリテンは敗れた。
アヴァルウィは叔父の死までは望まず和議/降伏を取り持ち、ローマへの租税支払いが
取り決められた。アヴァルウィは“島の三人の恥ずべき者”の一人として伝えられる。久しぶりに朝霧の巫女を読み返して「置鮎ボイスで悪友ムーブするサーヴァント楠木正成が見たい…!」となったので、史実と織り交ぜたFGO風のステータス妄想
(クロスオーバー禁止でしたら削除します)
【元ネタ】史実 /『太平記』/『朝霧の巫女』
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】素戔嗚 / 藤丸立香
【真名】楠木正成
【異名・別名・表記揺れ】乱裁道宗 / 幽世のアヴェンジャー
【性別】男
【身長・体重】183cm・72kg
【外見・容姿】薄い色の金髪で整った顔立ちの青年。再臨で服装が学生服→天狗面→甲冑に変化する。
【地域】河内国
【年代】14世紀
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地 (別クラスで召喚された場合は人)
【ステータス】筋力:C 耐久:EX 敏捷:C 魔力:B 幸運:D- 宝具:A+>>40
【クラス別スキル】
復讐者:A
悲劇的な最期を迎えた日本史上有数の忠臣として、多くの人々から「朝敵への復讐者」として信仰されたことでアヴェンジャーの適性を得ている。
騎乗:B++
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。魔獣・聖獣の類は乗りこなせないが、アヴェンジャー霊基の正成は神霊級の大怪異の使役を可能とする。
【固有スキル】
多聞天の軍略 : B₋
「軍神の化身」と謳われた天才的な軍略を示すスキル。別クラスの場合よりもランクは低下しており、本来はBランク相当の【仕切り直し】の効果を複合する。
ゲーム内性能は《味方全体の宝具威力アップ&Quick性能アップ(各3ターン)》
幽世の呪: A
土蜘蛛に由来するまつろわぬ山の民の長・乱裁道宗として操る呪術。結界によってテクスチャを幽世へと塗り替え、この世のものならざる存在に対して特に効力を発揮する。
ゲーム内性能は《敵単体のチャージ減少&精神異常耐性ダウン&自身に魔性特攻状態付与(各3ターン)》
三毒の魔剣: A
『太平記』において、正成の怨霊が復讐のため探し求めたとされる「貪」「瞋」「癡」を司る三振りの魔剣。傷を付ければ神代の怪物であろうと精神を狂わす宝具であり、FGOではスキルとして使用される。
ゲーム内性能は《自身の通常攻撃時にランダムで混乱・恐怖・呪厄のいずれかを付与(3回・スキルレベルが2上昇するごとに付与回数が1回ずつ増加)》>>41
【宝具】
『七生滅敵・比良坂舫(しちしょうめってき・よもつのもやい)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:6000
足利尊氏軍との湊川の戦いにおいて、弟の正季と共に自害した際の言葉「七生マデ只同ジ人間ニ生レテ、朝敵ヲ滅サバヤトコソ存候へ」に基づく宝具。
宿業と妄念により魂を縛り、霊核が破壊されようと蘇りを果たす転生術式。自身の姿を巨大な八咫烏へと変じ、黄泉の穢れを呪詛として敵にぶつけることも可能。
ゲーム内性能は《敵全体に強力な攻撃&呪い付与(5ターン)〈OCで効果アップ〉&自身にガッツ付与(1回・他のガッツと重複可能)》
【Weapon】古刀、呪術による妖の使役。ライダークラスだと馬を召喚できる。
【解説】
南北朝時代、「河内の悪党」として知られ鎌倉幕府の打倒に貢献した名将。
現世と幽世の勢力が争いを続ける『朝霧の巫女』の世界では、後醍醐天皇に憑依した素戔嗚に仕える。史実と同じく湊川で自害する際、素戔嗚と交わした「七生滅敵」の契約によって記憶を持ったまま妹・菊理(正季)と共に転生を繰り返し、主が望む神代回帰を成すため暗躍していた。
カルデアには「汎人類史で信仰を集める英雄」「太平記での怨霊伝説」「異なる世界における山の民にして素戔嗚の眷属」という3側面が統合した形で召喚された。
【人物像】
主への忠義を最優先し、いかなる命令であろうと己を滅して遂行する。基本的には堅物の武士らしく振舞うが、現代日本に転生した高校生・楠木正志としての記憶も持つため、世代の近いカルデアのマスターに対しては時折フランク…というよりひねくれた態度を見せる(本人曰く「優等生ヅラの知り合いを思い出してムカつく」)。
ちなみにFGO世界における楠木正季も男装の麗人であり、正成の召喚を知ったら自主的にカルデアに現界しかねない兄上愛に溢れた人物。おそらく愛の熱量は清姫あたりに近い。>>42
特技:無茶ぶりへの対応
好きなもの:柿、神楽舞
嫌いなもの:毒にも薬にもならない主張をするやつ
天敵:巫女、審神者
願い:「既に敗北した身だ、最早望みもないが…菊理が生きる世界の未来を、今更無為にさせるわけにはいかぬ」
【一人称】俺【二人称】おまえ【三人称】~殿
【セリフ例】
「楠木兵衛正成、召喚に応じ推参した。仮初の生なれど其処許を主と認め、この身が朽ち果てる日までお仕え致す。…何故制服を着ているのか、だと?……まぁ、色々あってな」
「人理の漂白による神代の復活──目的は違えど、かつての我らと求める姿は同じ、か」
「おのれ、これだからあばずれはぁ…!」(BBちゃんにお注射されながら)
「なぁ、藤丸。もしも本物の聖杯を使えば、滅ぼしてきた異聞帯の住人と再会できるとしたら……いや、それを願う人間じゃないな、おまえは」>>43
【因縁キャラクター】
・平景清
『太平記』では景清が帯びていた「癡」の魔剣を探す逸話や、源義経の怨霊と共に室町幕府と戦った逸話が語られている。ゲームの性能上でも、同じQ主体のアヴェンジャーで相性がいい。
景清(牛若丸)が露出度の高い女性である件は「正季も男として伝わっているしそういうこともあるか」で納得した。
・玉藻の前、タマモキャット
天照の分霊(しかも猫?)であるため複雑な心情を抱いている。玉藻からは「弟(素戔嗚)のパワハラ被害に遭ったおいたわしいイケ魂」という評価。
・織田信長、織田信勝
戦乱の日ノ本を生きた兄弟として親近感を覚える相手。
「兄と永遠に一緒にいるために世界を滅ぼそうとするとか…お前の妹ヤバすぎるだろ」
「信勝貴様、自分が初登場した時に何しでかしたか忘れとらんか?」
・斎藤一
「俺の知っている斎藤は、もっと老獪な…というか戦艦になっていたような…?」
【他クラス適性】
セイバー、ライダー、キャスター>>39
ありがとうございます!【元ネタ】英国伝承
【CLASS】セイバー
【真名】ネンニアウ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。
【保有スキル】
神性:E
父ベリは『光り輝く』ベレヌス神に繋がる神性と言われる。
魔力放出(光)に類似した現象を可能とする。ただし、悪属性への優位性は無い。>>47
【宝具】
『黄の死(クロケア・モルス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
彼自身の死因にして副葬品ともなった黄金の剣。
真名と共に放たれた斬撃は防御と幸運双方の判定に成功しなければ防御できず、
また成功するまでは何度でも連続して追加攻撃を受けなければならない。
【Weapon】
『黄の死(真/偽)』
とある文献(まてりあるいち)によれば、ユリウス・カエサルは名剣を
「生前、うっかり敵の盾に刺さったまま紛失しかけてしまった」という。
完全に喪失はしなかったと主張する彼がもしも同時に現界していた場合、
幸運の対決により所有権を奪い合い、敗北側の剣は宝具の力を失う。
……そもそもが失われる形の逸話しか(偽)史上に存在しない剣であり、
そのためネンニアウ側の判定に幾らか有利な修正が与えられる。>>48【解説】
ベリ大王(ベリ・マウル)の三男ネンニアウ(ナニオウ、ネンニウス)。
スィッズ(ルッド王)やカスワッサウン(カッシウェラウヌス)の弟、
ベンディゲイドブラン(『祝福されし大烏』)、
マナウィダン(『マン島の男』、マナナーン)、
ブランウェン(『白き大烏/胸』)、ニシエン、エヴニシエンの従兄弟。
三題詩『スェッフリンへ赴いた軍勢』に従うなら、
姉妹に銀輪のアランロド(アリアンロッド)。
ブリトン人がトロイアの末裔である事に自負を抱いており、
長兄が首都トリノヴァントゥム市(トロイアノヴァ、『新たなるトロイア』)を
自らの名に因む名カエルルッド(『ルッドの城砦』)で呼ぶよう命じた時
ネンニアウは酷く立腹し、二人の間には大きな諍いが起ったという。
ユリウス・カエサルの一度目の侵攻の際、ネンニアウはこの敵将と一騎討ちに及んだ。
頭部に『黄の死』を受け、追撃は楯で防ぎ、するとカエサルの剣は楯に食い込んだ。
乱戦に突入し対決が中断されると彼は自らの剣を捨て楯からこの剣を抜き敵中に突撃、
相手は首が飛ぶか致命傷を負わずにおれぬ奮戦をし、敵軍高官も容易く討ち取った。
しかし『黄の死』から受けた頭の傷は不治の深手であり、彼は十五日後に息絶える。
トリノヴァントム市北門近くに葬られる折、『黄の死』が共に棺へ入れられた。【元ネタ】都市伝説
【CLASS】アンノウン
【マスター】
【真名】仮称:黒い目の子供
【異名・別名・表記揺れ】Black-eyed children, black-eyed kids、BEC、BEK
【性別】個体による
【身長・体重】個体による
【肌色】青白【髪色】個体による【瞳色】黒
【スリーサイズ】個体による
【外見・容姿】6~16歳ほどの青白い肌をした子供たち。白目はなく黒い眼球を持つ。
【地域】アメリカ合衆国
【年代】1980年代~
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・未知・子供
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:D 幸運:D 宝具: B>>51
【保有スキル】
可能性の闇:B
地球外生命体、悪魔の化身、幽霊、吸血鬼、ただの子供の悪戯...
胡乱なる噂と仮説が昇華した、変化に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分を構成する証拠も、実際には関わりのない噂も、全てを双眸に受け止めた怪異が黒い目の子供であり、現界した"それ"は「不安」と「可能性」の具現として振る舞う。
不安の暗影:C+
存在するだけで周囲の人間の不安を掻き立たせる。自身の風貌と雰囲気を媒介とする精神攻撃。
特にアンノウンと"眼を合わせてしまった"対象に強力に作用し、精神や判断力を狂わせ誘導する催眠や洗脳スキルとしても機能する。
群体:C+
このスキルによりアンノウンは複数の体を持ち、その全てを破壊されない限り死亡しない。
アンノウンの総数は大体50体前後だが、可能性の闇の胡乱さも合わさりより多くの体を作り出すことも可能。>>52
【宝具】
『安寧、眼窩の溟濛に逝きて/ブラック・アイド・チルドレン』
ランク:B 種別:対心宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1人
黒き瞳の魔眼、ブラックアイズ。
アンノウンの持つ可能性の闇が凝縮、収束したものであり、自身の正体とされた存在の視覚作用を発揮する多角的観点の複眼。
複数の機能を切り替えて使い熟す。
異星体の瞳は視界内の知性体の精神世界観に影響を及ぼし正気を擦り減らす。
悪魔の瞳は「魔」を呼び込み、見る事を媒介とした高度な魔術を揮う。
幽霊の瞳は残留思念や悪性情報を知覚し、それらを材料に小~中規模のゴーストを具現化させ使い魔として使役する。
吸血鬼の瞳は視界に入った者から魔力と血液を強制的に搾取する。
真名解放により可能性の闇を最大励起し、小さき眼窩に収まり切らない、強い粘性を持つ"浮き上がる闇"を外界へ溢れ出させ、触れた者を同化侵食させアンノウンの同位体へと変える。
対抗には極めて強力な対魔力スキルか浄化系スキルが必要となる。
【解説】
黒い目の子。アメリカ合衆国の都市伝説に語られるヒト型の超常生物。
一見すると普通の人間の子供に見えるが、その目には白目はなく、黒一色の眼球を持つ異形。
突然玄関に現れて家の中に入れてくれ、電話を使わせてくれと要求したり、車のドアを叩き車で送ってくれと要求するという。
その正体と行動の意図は不明。>>53
【人物・性格】
普通の子供の様に振る舞うが、突然奇行を行ったり、意図の分からない要求をして来たり、カフェでコーヒーを嗜んだり、自信の能力を活用して狂気と混乱を撒き散らすなどその行動には一貫性がまるでない。
人間でないものが人間をエミュレートしている様にも思える生きた混沌。
イメージカラー:黒
特技:強要
好きなもの:不明
嫌いなもの:不明
天敵:不明
願い:不明
【一人称】個体による【二人称】個体による【三人称】個体による【元ネタ】史実 南北朝時代
【CLASS】アーチャー
【真名】新田義興
【異名・別名・表記揺れ】新田大明神
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【外見・容姿】雷電を纏った颯爽たる若武者
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型 神性
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D+
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
日本の呪術や魔性由来の力に対する場合、対魔力が若干ブーストする。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間は現界可能。>>55
【固有スキル】
魔力放出(雷):B+
雷に縁深く新田大明神として神格化もされた新田義興は、英霊としての召喚であっても雷を肉体や武器に纏わせることができる。
また電磁力を利用することで人力では不可能な軌道で動く事も可能。
サーヴァントとしては、魔力放出として表現される。
武芸百般:A
多岐にわたり培われた戦闘技術により、あらゆる戦闘状態に対応することが可能。
空中戦や地中戦と言った尋常ならざる戦闘や、未知・未経験の状況にさえ、培われた技術と経験を駆使することで即座に対応してみせる。
太平記では三百余騎に取り囲まれてなお討ち取られずに生還し「天を翔 地を潜る術ありと、怪き程の勇者」と評された。
死人の祟り:A
自身が消滅する瞬間、死因となった者に呪いをかける事ができる。
毎ターンの精神ダメージに加え、確率で混乱効果も与えられる。
Aランク以上の解呪スキルでディスペル可能。
神性:D
神霊適正を持つかどうか。源頼光の血を継ぐ為、また神格化が為されたが故の適正。>>56
【宝具】
『水破兵破(すいはびょうは)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:1人
源頼光が夢中において授けられたと言われ、新田家の家宝として受け継がれてきた「水破」「兵破」の二筋の鏑矢。破魔矢の元祖。
所持しているだけで対魔力が上昇し、魔性に射当てればそのダメージを10倍にして計上する。
なお、弓ではなく矢が宝具である為、射放った後は回収しなければ再使用できない。
『神鳴りし雷(かみなりしいかずち)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:220人
英霊・新田義興の死後の祟りと神格化を宝具として昇華したもの。
真名を開放して「水破」「兵破」の二矢を天高く放つ事で、自らの力に源頼光(あるいは丑御前)の力を上乗せし、怨念を纏った神雷を招来する。
曰く、非業の死を遂げた新田義興は怨霊となり、雷火で入間川一帯の民家や寺院を灰燼に帰したという。
【解説】
南北朝時代の武将。新田義貞の庶子。
南朝方の勇将として活躍。死語、祟を起こした為に新田大明神として神格化された。>>57
若い頃は北畠顕家の軍勢に同道して各地を転戦。
後醍醐天皇に「義貞の家を再興するのはこの者」と激賞され、義興と名付けられたという。
しかし、父の新田義貞は政敵の北畠顕家に助力した義興を快く思わず、疎んだという。
新田義興の器量は人に勝り、謀も巧みで、迅速果断でもあった、と評される。
事実、新田義興は南朝方の有力武将として多くの合戦で武功を挙げ、足利尊氏に敗れるまでの短期間とは言え、鎌倉を占領することにも成功している。
尊氏に東征に敗れた後は行方を晦ましていたが、足利尊氏の没後、新田義興は南朝方の再起を図って再度挙兵。
関東における北朝・幕府方の足利基氏と畠山国清は、新田義興の武勇に正面からぶつかるのは得策ではないと判断。
家臣の寝返りを偽装して新田義興をおびき寄せ、伏兵を以って襲撃するという策に出る。
かくして多摩川の矢口の渡しで敵に囲まれた新田義興は、勇を振るうも衆寡敵せず、進退窮まって自裁した。
その後、無念の余り怨霊となった新田義興は、自らの謀殺に関わった者を呪い殺.すのみならず、落雷をはじめとする様々な怪現象を引き起こした。
これを恐れた人々は、新田義興の怨霊を鎮める為に新田大明神として祀り上げたという。
Wiki登録可【元ネタ】百器徒然袋
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】塵塚怪王
【性別】女性
【身長・体重】151cm・41kg
【容姿】浮浪者のような風体の少女→ボロ布、割れ鍋、段ボール等のゴ.ミで出来ているように見える服を纏った少女→空間に空いた人型の真っ黒な穴
【属性】混沌・悪・地
【ステータス】筋力E+++ 耐久B 敏捷D 魔力B+ 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
復讐者:EX
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
忘却補正:A
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。人々が忘却に捨て去ろうとしたものをアヴェンジャーは溜め込み続ける。
自己回復(魔力):E
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。所詮塵芥から得られる回復量など知れたものでしかないが、しかし努々忘れてはならない。「塵も積もれば」、である。>>59
【固有スキル】
蔑棄の孔:EX
「被虐体質」の亜種とでも言うべきスキル。自身と接した相手にアヴェンジャーが「身勝手な悪感情や欲望などをぶつけて良い対象」であることを感得させる。認識歪曲ではなく認識補正に属するため、単純な精神弱体耐性では抵抗不可能。善なる心や思いやりを持つ人間でも、アヴェンジャーの人格を軽視しないことは難しい。これに抵抗するために必要なのは、むしろ社会性あるいは虚栄心等から来る表面的な優しさの類いである。
屑の王:A
「鬼種の魔」の変種。天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出等との混合スキル。特にカリスマに関してはある種特殊な、反カリスマとでも言うべきものを有する。「捨てられたもの」にとっては強力なカリスマとして作用し、更に「捨てるべき悪」に基づく行動に関して自軍の能力を向上させる。アヴェンジャーの影響下にあれば善男善女も慣れない悪行を滑らかに為し遂げるだろう。
ガラクタ傀儡術:B
ゴ.ミから傀儡を組み上げ操作する。戦闘手段として粗大ゴ.ミの巨人を組み上げることをアヴェンジャーは特に好む。
【宝具】
『よもつへどろ(ゲヘナズホール)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:999人
アヴェンジャーという孔から溢れ出す、黒い泥のような汚濁。
人類が自ら「有害」「無益」と切り捨ててきた願いや、数多の貴い祈りの「残りカス」や「削りカス」が融けて混ざった混沌。人が触れれば肉体と精神の両方を汚染し腐食する。
怨念や残留魔力と言ったものと結びつきやすく、聖杯戦争において敗退したサーヴァントの残留魔力を利用する等の方法により、シャドウサーヴァントを作り出し使役することなども可能。令呪等の後押し次第では、自身を召喚した聖杯や地脈から力を引き出しシャドウサーヴァントを作るということも可能だろう。>>60
【解説】
塵塚怪王。鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。石燕が創作した妖怪と考えられている。その姿は唐櫃(からびつ)をこじ開ける鬼として描かれ、記述によれば「山姥たちの長」である。石燕の着想の元になったのは、『徒然草』にある「多くて見苦しからぬは、文車の文、塵塚の塵」という文章であると思われる。塵塚とは塵やゴ.ミを捨てる場所のこと。
近年においてはゴ.ミの王、ゴ.ミ達が成った付喪神の王などとも解釈される。
浮浪者のような風体に虚ろな笑みを浮かべ、上ずった声で囁くように言葉を語る不気味な少女。見る人によってその態度は他者を嘲っているようにも、責めているようにも、哀れんでいるようにも、媚びているようにも、脅えているようにも見える。
アヴェンジャーを前にした者はそのスキル特性により"魔が差す"、という怪異。そのために彼女は、欲望や衝動を解放された者の暴力や悪行を頻繁にその身に受けている。一見すると自制心を持つ者でも、自覚無き内にフラストレーションの吐き出し口や都合良く何かを投影・転嫁する藁人形として利用している、ということは有り触れている。
そして人々の身勝手な欲望、怒り、嘆き、その他あらゆる負の感情をぶつけられるアヴェンジャーの本心を探ろうと試みる者は、結局はいつのまにか、自らの心の更なる深い澱みと見つめ合うことになるだろう。
…ただし、それでも。アヴェンジャーは決して、自我無き機構などではない。
捨てられたものたちの王。ゴ.ミの王として定義されたもの。その正体は「廃棄孔」の化身とでも言うべき存在。人間社会においては無くてはならない「人間が善き行いをする時、持っていては都合の悪いもの」が廃棄される孔、その擬人化。>>62
《固有スキル》
◆蔑棄の孔:EX(CT7~5)
自身にターゲット集中状態を付与(1ターン)&HPが少ないほど宝具威力とNP獲得量と弱体付与成功率がアップする状態を付与(3ターン)&弱体状態が多いほど宝具威力とNP獲得量と弱体付与成功率がアップする状態を付与<最大10個>(3ターン)
◆屑の王:A(CT7~5)
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&〔秩序か善〕特攻状態を付与(3ターン)
◆ガラクタ傀儡術:B(CT5~3)
自身のスター集中度をアップ(1ターン)&クリティカル威力をアップ(1ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン・1回)
《宝具》
『よもつへどろ(ゲヘナズホール)』
ランク:A+ 種別:Arts
敵全体に攻撃[Lv]&攻撃力をダウン(3ターン)&防御力をダウン(3ターン)&強化成功率をダウン<OC>(3ターン)&弱体解除成功率をダウン<OC>(3ターン)
《性能》
初動は弱いが、追い込まれる程に宝具が強化され回転するようになる全体アタッカー。最短3ターン毎という超ハイペースでガッツを張り直し、いつまでもしぶとく居座りながら何度も宝具を撃ち敵パーティをデバフ漬けにする。クリ殴りも3ターン毎に可能なため、攻めに行く上での柔軟性は高い。
ちなみに最多要求素材は虚影の塵。おそらく素材の重さが一番のネックになるタイプ。>>61
某アニメを見て以来不気味系の浮浪者少女キャラが作りたかった
位置づけとしては以前作ったガリヴァー、センメルヴェイス、ライカの三人衆みたいな感じでビーストに通じる存在という意識
型月でゴ.ミ捨て場と言えば廃棄孔なので…
ところで廃棄孔ってどういう概念なんでしょうね
完全に観念的な何かなのか実体のある何かなのか…>>40
オベロン系サーヴァント楠木正成によくてよありがとうございます 型月の色んな意味で強いヒロインと覚悟の決まった男たちが好きな人、朝霧の巫女はいいぞ(ダイマ)
出自的に、こまさんも鯖化できるのでは?と思ったので追加します
【元ネタ】鍋島の化け猫伝説 /『妖の寄る家』『朝霧の巫女』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】天津忠明 / 藤丸立香
【真名】こま
【性別】女
【身長・体重】172cm・49kg(人型時)
【外見・容姿】猫耳と二又の尾を持つ黒髪の美女。再臨で服装がロングスカート→着物→市女傘姿に変化する。
【地域】日本
【年代】昭和初頭
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】獣、魔性
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:D 幸運:D+ 宝具:EX>>66
【固有スキル】
怪力 : C
筋力を一時的に向上させる魔物・魔獣特有のスキル。
ゲーム内性能は《自身の攻撃力アップ(2ターン)》
猫叉の祟 : B
飼い主の怨みを晴らすため、家系に取り憑く猫の怪異としての性質。
ゲーム内性能は《敵単体に【猫叉の祟】(ダメージ量が毎ターン増加する呪い状態)を付与(最大7ターン)》
審神者の括り : EX
こまを業から救った主が「縛り」として与えた首輪。二人の絆が昇華された宝具であり、黄泉の穢れ・神秘の衰退から彼女を守護し現世に繋ぎ止める概念礼装。FGOではスキルとして使用される。
ゲーム内性能は《自身に無敵&弱体無効付与(各3回・3ターン)&毎ターンスター獲得(3ターン)》
【宝具】
『斐伊大蛇・天封埴船(やまたのおろち・あまのはこふね)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:10000
高天原から現世に流された素戔嗚が封じられていたという、箱舟にして神造兵器「八岐大蛇」。異国の機神の技術を流用して造られた、神霊すら焼却するエーテル砲を放つ八つ首の機竜。
大蛇を顕現させる贄として自身の霊基を捧げることで、一時的ではあるが神殺しの権能を再現する。
ゲーム内性能は《自身の宝具威力アップ(1ターン)〈OCで効果アップ〉&敵全体に超強力な神性特攻攻撃&自身に即死付与〈デメリット〉》>>67
【Weapon】人外の膂力、鋭い爪。戦闘スタイルは某真祖の姫君に近い。
【解説】
江戸時代、佐賀藩の君主・鍋島光茂の機嫌を些細なことで損ねた臣下の龍造寺又七郎が斬殺され、母親も悲しみのあまり自害。彼らの怨みと憎しみを伝えられた飼い猫は、化け猫となり鍋島家を祟る──この伝説とよく似た出自を持つ猫の怪異が、ある拝み屋の青年の使い魔となった姿が“こま”である。
居場所と愛する人を時の流れで失った彼女は、彼との間に設けた一人息子に愛を注いだが……人ならざる者の愛は我が子を蝕み、凄惨な悲劇の引き金となった。
『朝霧の巫女』の主人公・天津忠尋は彼女の孫であり、こまは家族として、妖として、彼を愛するヒロインとして絆を深めていく。そして最期は忠尋が生きる世界を守るため、大蛇の生贄となる道を受け入れ現世から退場した──己の執着が、二度と同じ過ちを起こさぬように。
【人物像】
人間と相容れぬ長命種としての価値観と、身内に対する過剰なまでの情深さが複雑に合わさっている。「人外を人外のまま許容する」カルデアとそのマスターの在り方には戸惑いつつも、得難い居場所として守り抜くことを誓う。
マスターの善性には愛する家族を重ねているが、決して同一視はしないよう意識している。>>68
特技:料理
好きなもの : 家族、甘味
嫌いなもの : 人間による自然の征服
天敵:「…七夜とかいう一族の人間には二度と関わりたくないな」
願い:忠尋が幸福に生きていける世界を取り戻す
【一人称】私【二人称】おまえ【三人称】基本的に呼び捨て
【セリフ例】
「その通りだよ、マシュ。永遠など、置き去りにされるばかりでロクなものじゃない」
「この煙草か?まだ子どもだろう、やめておけ」
「!この紅茶とスコーン、一体誰が…!…ほう、赤い外套の…本場ロンドンで仕込まれた…ほうほう…」
「…立香。優しいおまえには酷かもしれないが──私が首輪を壊してしまったら、躊躇わずその令呪で拒絶してくれ。怪物(わたしたち)は、愛する者を骨まで喰ってしまうから」>>69
【因縁キャラクター】
・ボイジャー
最新の付喪神とも呼べるサーヴァント。かつての主が営む骨董屋での日々を思い出し、つい保護者のように可愛がってしまう。
・源頼光
魔性の本質を持ちながら人を護り、妄執と理性の狭間で葛藤する者。怪異殺しとしても、近しい狂気を抱える「母親」としても、あらゆる面で相性が悪い。
・ジャガーマン
猫科同士で仲良くしようゼ!と強引に絡まれ、何となく友人関係が続いている。見た目も性格も全く似ていないのに、ふとした言動に何故か縁深い高校教師の女性を思い出すとのこと。
・シャルロット・コルデー
「一生遺る傷か……あぁ、わかるとも。私も、どうしても忘れてほしくなかったんだ……」
型月ナイズドしたら「神代の超技術ロボが死因宝具で愛が重い人外美女」という、ものすごく和鯖っぽい属性になるこまさん……>>71
【固有スキル】
鬼種の魔(恋):A
鬼の異能および魔性を表すスキルの変種。天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出等との混合スキル。恋情の炎の魔力を操るライダーは魔力放出の一形態として、他者に対するエンチャントの形で使用することが出来る。ただし恋とは身を焼くもの…微弱ながら呪い・毒・やけどを付加するデメリット付き。
言の葉の呪:B
歌人系サーヴァントが持つ「歌仙の詩歌」等との類似スキル。そもそも歴史を紐解けば平安時代においては恋文と歌は近しいものであり、現代に至っても恋文とはある種の詩に通じる、言霊の呪力が伴った詞であると言えるだろう。
恋文式神:A
恋文を依り代に自身の分身を作り出す。この恋文とはライダーの構成要素そのものであるため、実態としては分裂に近い。恋文の内容に沿ってカスタマイズされた少しずつ性能の異なる自分を大量に複製し、状況にオールマイティーに対応する。
【宝具】
『恋情火ノ粉紙吹雪(れんじょうひのこかみふぶき)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:80 最大捕捉:100人
恋情の魔力を込めた大量の紙片を激しいつむじ風に乗せて発射する。触れれば火傷する紙吹雪。一つ一つのダメージは微弱だが大量に撒き散らされる上に一度付着すればやけどのダメージが長く残留するため、積み重なったダメージはかなりのもの。まさしく、塵も積もれば山となる。更に紙片は敵の体に重く纏わり付き、振り払わない限り敏捷さを奪う。>>72
【解説】
文車妖妃。鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。石燕が創作した妖怪と考えられている。その姿は紙を手に持つ女性として描かれ、記述からは恋文に込められた執念が妖怪となったものとも読み取れる。石燕の着想の元になったのは、『徒然草』にある「多くて見苦しからぬは、文車の文、塵塚の塵」という文章であると思われる。文車とは中世の公家社会において用いられた、文書や書籍などを収納して牛や人力で運ぶ車両のこと。
他者の恋愛話に興味津々、「恋に恋する年頃の少女」を形にしたような趣を持つ、溌溂とした美少女。
その性格は大変なお節介焼きであり、こと恋愛関係では首を突っ込む機会を狙っていつもうずうずしている。しかしお節介の内容は割と的確で実際それなりに頼りになり、肝心な時には見守ることを最良の選択肢と出来る分別も持ち合わせている。
ただし注意深くライダーと関われば気付けるかも知れないが…彼女は一方的に「与える/伝える」ことはあっても、何かを「受け取る/返す」ことは極めて少ない。どこまでも他者に与えるか見守るか、そのどちらかだけの怪異なのである。そして加えて言えば、与えるものは恩恵だけとは限らない…少し立場が変われば試練を人に課す存在となるだろう。
表面的な部分の言動とは裏腹に、別にライダーは純粋だとか恋愛脳だとかいうわけではない。むしろ恋文の集積である彼女は、人の情念や矛盾などについても文字通り骨身に沁みて理解している。
塵塚怪王の「対」として形を為す存在。塵塚怪王が「捨てられたもの」ならば、文車妖妃は究極的には「伝えたいもの」「保管したいもの」の集積とも言える。「恋文」「恋心」を基柱とはしているが、それは謂わば霊基スケールの制限に起因する表現の一形態に過ぎない。
【因縁キャラクター】
塵塚怪王
片割れ。ライダーは塵塚怪王に対し常に「友達」として接する。彼女に悪意を向ける者を追い払い、何を言われてもいないのに世話を焼く様子は、塵塚怪王の本心を理解してその代弁・代行をしているかのようにも見える。…塵塚怪王からの明確なリアクションは無いため、他者に真実を断定することは出来ない。>>74
《固有スキル》
◆鬼種の魔(恋):A(CT7~5)
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)+味方単体のQuickカード性能をアップ(1ターン)&Artsカード性能をアップ(1ターン)&Busterカード性能をアップ(1ターン)&呪い状態を付与(5ターン)【デメリット】&毒状態を付与(5ターン)【デメリット】&やけど状態を付与(5ターン)【デメリット】
◆言の葉の呪:B(CT8~6)
味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(3ターン)&魅了耐性をアップ(3ターン)+自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)&スター集中度をダウン(5ターン)+味方単体に毎ターンHP回復状態を付与(3ターン)
◆恋文式神:A(CT6~4)
自身のスター発生率をアップ(3ターン)&回避状態を付与(3ターン・1回)&防御力をダウン(3ターン)【デメリット】+味方単体の防御力をアップ(3ターン)
《宝具》
『恋情火ノ粉紙吹雪(れんじょうひのこかみふぶき)』
ランク:B 種別:Quick
敵全体に攻撃[Lv]&チャージを1つ減らす&やけど状態を付与<OC>(10ターン)&延焼状態を付与<OC>(10ターン)
《性能》
長期戦向けスター支援型サポーター。ライダークラスだが生産したスターは全て味方に流すのが基本となる。全てのカードのヒット数が高くスターを出せるが、逆に言えば殴りに参加せねば充分な量のスターを出せないため、その点では自分でクリティカルを出せないのは弱点。またクリティカルバフは付与できずその部分は味方に任せることになる。ちなみに塵塚怪王と組ませると弱体状態を任意に複数付与可能だったり動きを邪魔をせずに支援出来たり。>>73
というわけでもちろん片方を投稿したらその片割れも投稿します
塵塚怪王が廃棄孔、つまりビーストⅢ/Rモチーフなので文車妖妃は当然ビーストⅢ/Lモチーフ「……リア充め、呪われろ!」
「はぁ~~~~~~あ、これだから、挫折したことのないお気楽野郎は困るんスよぉ。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】ミルティロス
【性別】男性
【身長・体重】172cm・65kg
【外見・容姿】陰鬱な気配漂う青年騎兵
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】神性、男性、人型、
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D 敏捷:A 魔力:B 幸運:E 宝具:B
【クラス別スキル】
対魔力:C
騎乗:A+>>78
【宝具】
『終焉拒む狂王の手綱(アウリガ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:50人
ミルティロスがかつて仕えていた、オイノマオス王の戦車を召喚して騎乗する。
オイノマオスの父は軍神アレスであり、その父由来の神気を放つ二頭の軍馬(高位の神獣)が戦車を牽引し、ミルティロスが御者を任されていた。
この宝具の真価は、「王の死の予言から逃げたい/生き続けたい」というオイノマオスの執念を宿したことによる、並外れた行動補正値。
必中、無敵貫通、即死など、通常ならば免れることが不可能な攻撃を避け続ける、絶対回避の効果を持つ宝具。
しかし、結果を拒絶し遠ざけているだけで、既に定められた結果自体を無かったことには出来ない。
いずれ必ず、逃げていた報いに追いつかれる時は来る。>>79
【解説】
伝令神ヘルメスの息子で、エリス地方にあるピサのオイノマオスという王に仕える御者。
オイノマオスには、大変美しいヒッポダメイアという娘がいたが、彼女と結婚した者に王は殺.されるという予言を受けてしまった。
これを恐れたオイノマオスは娘に惹かれた求婚者たちに、ヒッポダメイアを戦車に乗せてコリントス地峡まで逃げ切れたならば結婚を許すが、もし途中で王の戦車に追いつかれたら殺.すという条件を出す。
軍神アレスの息子たるオイノマオスは父から授かった立派な神馬たちと、このミルティロスという優秀な御者がいたために、決して求婚者たちを逃すことはなかった。
挑み殺された犠牲者の数は十数人にも及び、首を斬り取られ王の宮殿にて晒されたという。>>86
常に不平不満を口にしている、鬱屈とした青年。、いわゆる「陰キャ」。
自身が最も嫌うペロプスに近い人種───誰からも好かれるイケメンを見ると非常に荒れだすという、底知れぬ外道ではないが、生々しい悪意や僻みに流されがちで、その実、そんな自身のどうしようもなさに一番怒りを抱いているような人間である。
【因縁キャラクター】
ペロプス:
想い人のハートを奪い去り、自身を殺した張本人。
ミルティロスは彼を神々や人々に祝福された、苦労知らずの英雄様だと思っているが、ペロプスにも抱え込んでいる闇がある。
というより今回の件───オイノマオスの生への執着心や残虐さを見たり、ミルティロスとヒッポダメイアの密約を知り、人間不信(やさぐれ)具合がより増してしまったとか。>>87
ヒッポダメイア:
かつて好きになった女性。割りと今も未練がある。
しかし彼女の方はミルティロスの好意に気づいておらず、王(父親)の良き部下の一人として見ていた。
自分を抱きたいという条件を出したのは「確かに私が差し出せるものは身体くらいしかありませんよね……」と天然染みた真面目さから。
オイノマオス:
自身が殺した王。
実はライダーがヒッポダメイアに惚れていたことを知っていたが、その技術力を買い、本人が言い出す=求婚者に名乗り出ないならばと見逃していた。
【wiki登録】可
【コメント】
元ネタからして呪い呪われな人たちだったので、より昼ドラ要素を足してみました。
ギリシャ神話は神々もドン引きな人間ドラマがある(っぽい)から好き>>88
(訂正)
ヒッポダメイア:
かつて好きになった女性。割りと今も未練がある。
しかし彼女の方はミルティロスの好意に気づいておらず、王(父親)の良き部下の一人として見ていた。
純潔を捧げるという提案は「確かに私が差し出せるものは身体くらいしかありませんよね……」と天然染みた真面目さから。【元ネタ】アジア史、ウズベキスタン史
【CLASS】ランサー
【他クラス適性】ライダー、アーチャー、アサシン、アルターエゴ、アグレッサー
【別名】吉星のランサー
【真名】ティムール
【性別】男性
【属性】秩序/混沌・悪・人
【その他特性】人型
【ステータス】
筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:C++ 魔力:C 幸運:A+ 宝具:A
【クラススキル】
騎乗:B
史上有数の遊牧民族国家モンゴル帝国から分裂したチャガタイ・ハン国の軍団長、軍司令官として常に馬を始めとした家畜と共にあったランサーは、ランクの変動こそあれど、召喚されたクラスに関わらず必ずこのスキルを保有する。
ランサークラスにおいては、本来騎乗スキルを保有しないクラスであるためこのランクでの獲得に至っているが、それでも遊牧民族国家の指導者なだけあって高いランクで獲得している。
ライダークラスでの現界であればトップクラスの高ランクで騎乗スキルを保有できるであろうことは言うまでもないが、アーチャークラスにおいても生前の生活の馴染み深さのためかかなり高めで獲得できる。
大抵の乗り物を乗りこなせる。>>91
対魔力:D
ランサーとしてのクラススキル
魔術に対する抵抗力。
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する、魔力除けのアミュレット程度のもの。
跛者:A
ランサーの異名の元ともなるランサーを特徴づける要素であり、最早これ無くしてはランサー足りえないとまで言っても過言ではない、英霊であるが故のある種の絶対的な呪い。沖田総司の「病弱」同様にデメリットとして働く枷。
すなわち、ランサーの片足は完全に動かず、使い物にならず、常に引き摺って歩いている。しかし、生前のランサーは大成し始めた頃には既にこの状態であったともされ、寧ろこの状態の身体のままで数々の武勇・伝説を残してきた。それ故生前からの長い付き合いであり、生前通りによく馴染んでおり、つまり、ハンデを負っているとはいえ、最早ランサーにとっては大してハンデとして機能せず、ごくごく微々たるデメリットしか生まない。
騎乗していない状態において敏捷パラメータが著しく低下し、魔術による支援や加護などによる恩恵を受けても回避行動や追撃をとれなくなるが、代わりに筋力と耐久パラメータが上昇する。
矛盾精神(信仰):B
イヴァン雷帝と同名のスキル「矛盾精神」の亜種
聖人と凶人が同居しているかのような精神性を示すスキルであり、ランサーはとりわけ信仰心(さらに言えば同じ信仰心を持つ信徒)の有無においてその側面が顕著に現れる節がある。
秩序か混沌か、ランダムに性別を二種類に変化させる。
イスラム教を重んじ、イスラム的建築物を建造したり、イスラム教神秘主義を積極的に重宝したり、イスラム教における賢人を支援するといった特別厚待遇をしたり、更には他宗教であろうと真に尊ばれると認めた信徒には、その信心深さ・敬虔さに感銘を受けて情けをかけるなどの一面を持つ。その一方で、必要とあれば同朋であるはずの同じイスラム圏の土地を侵略し、土地の民に容赦なく殺戮行為を行い、宗教的な建築物も容赦なく破壊するなど凡そ同一人物とは思えぬほどの二面性を兼ね備えていたとする逸話から。>>92
感情鋼鉄(尊):A
シトナイの持つスキル「感情凍結」と近似したスキルであるが、内容としては然程変わらなく、生来の人間性に依拠している。感情のオン/オフの切り替えなどではなく、生まれついての性質。
人の命に対して全く頓着が無く、尊重という思考・概念が決定的に欠如あるいは死滅していることを示す。
興味や親しみが一切湧かない人間に対しては、常に魔獣の如くどこまでもとことん冷酷無比に、残虐非道に徹することができる思考・精神性が武器として振るえるまでにスキルとして昇華したもの。始めから凡人への情や尊びを持たぬ冷え切った心は、何者の精神・心への訴えかけや働きかけに対しても、鋼鉄のように響かず、靡かず、揺らぐことなど無い。
誰であれ殺戮対象と定めたからには一切の情けの欠片すらも持てないために、稚児相手であろうと、部下からの制止の提言があろうと構わずに、一切の容赦も慈悲もなく大人相手にするのと同じように、母親たちの目の前で殺戮し、異教徒であれば殺戮行為そのものに悦を見出すこともあったとい非道極まりない残虐性の数々の逸話から。
【固有スキル】
軍略:B+
お馴染みのスキル
単体同士の戦闘ではなく、大人数を動員した戦場における戦術的直感能力を示すスキル
ランサーはその並外れた戦闘指揮力の高さから軍事的天才と称されるほどであったことから、非常に優れた「軍略」スキルを有している。
包囲戦のような攻勢に出る時、特にボーナスを獲得できる。
軍事的天才と称されたその軍略の才と、戦績としても、モグーリスタン軍との戦い以降狙いを定めた土地及び勢力との戦いにおいて最終的な敗北はほぼ無く、晩年には、当時欧州に向け領土拡大し後に猛威を振るい聖都陥落を成し遂げたオスマン帝国の基盤を築いたとされる皇帝「雷帝」バヤズィット率いる歩兵精鋭部隊イェニチェリを筆頭とするオスマン帝国軍を討ち破ったする数々の武勇の逸話から。>>93
戦闘続行:B
お馴染みのスキル
往生際の悪さを示すスキルであり、瀕死の傷でも戦闘を可能にし、粘り続けられる。
イランを支配していたムザッファル朝との戦いで、部下たちと分断されたところでムザッファル朝最後の君主となったシャー・マンスールの手により頭部に2度負傷するが、なんとかその危機を脱し勝利を収めるに至った逸話及び、3度目のトクタミシュとの衝突となったテレク河畔の戦いでは、矢も槍も最早使えぬ中で四方八方を敵に塞がれた絶体絶命の危機という状況で、救援の到着まで耐え抜いた激闘の末に勝利を収めたとする逸話から。
盗賊打破:A
秦良玉と同様のスキル
数々の盗賊を打ち破った逸話が昇華されたスキル。反英霊、特に海賊や盗賊の経歴を持つサーヴァントに対し、戦闘の際に有利なボーナスを獲得できる。
3年戦役でグルジアへの侵攻を試みた翌年、アルメニア制圧の前に、また、バグダッド制圧後に、そして、インド遠征の行軍中に各地で叛乱勢力となりうる盗賊団を討伐・殲滅した逸話から。
反骨の相(導):C
スキル「反骨の相」の派生スキルであり、基本は、1つの場所に留まらず、また1人の主君を抱かぬ気性を示すスキル
自らは王の器ではなく、また、自らの王を見つけることのできない、というか見つける気の無い放浪の星(宿業)を背負う。ランサーはこの気性を持ちながら尚且つ独特のカリスマ性によって人を惹き付ける稀有な存在。
通常の「反骨の相」スキルでは同ランクまでのカリスマスキルを無効化するが、本スキルにでは自身の持つカリスマスキルを例外とする。
若き頃にその実力を買われてモグーリスタン国のトゥグルク・ティムールの配下として振舞い、指導者の地位を授かっていたにも関わらず、ある日突然家族を連れ彼らの許を脱出しモグーリスタン国と敵対する道を選ぶことになった逸話や、また、生涯において征服王チンギスとその血を重んじて「ハン」を名乗らず、ハンの婿たる「キュレゲン」の座に甘んじたとする逸話から。>>94
侵略のカリスマ:A-
カリスマ系派生スキル
軍団の指揮力、カリスマ性の高さを示すスキル
ランサー固有のカリスマ性であり、通常の「カリスマ」スキルの効果を含んだ複合効果を得られる。
敵地を制圧し支配下に置くことを目的とした進軍、侵攻の中で敵に対し攻勢に出る時に、特に味方の士気を最も向上させる。
強盗を働いていた頃からランサーの周囲には自然とその魅力に惹かれた人が集まり、略奪により得た戦利品を分配する気前の良さに、部下達は信頼を寄せ次第に300人規模にまで膨れ上がった逸話や、また、トクタミシュとの3度目の衝突の際にはその一人の武人としての武勇を見せつけ、部下たちと共に最大の危機を乗り越え敵を撃退したことによって、部下たちはより深く忠義心を抱いたとする逸話から。
星の支配者:A
「星の開拓者」スキルと似て非なる複合固有スキル
「人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられ、あらゆる難航・難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事になる”」というのが本来の「星の開拓者」スキルであるが、このスキルは限定的な「星の開拓者」スキルであり、星の支配、実現不可能な統括、征服を可能にする力。
ランサーの「星座の支配者」、「幸運な二つの星が交わる時に生まれた支配者」などの異名から。
(首積みの蛮勇(統):EX)
森長可の保有スキル「血塗れの蛮勇」と類似したスキル
敵を完全沈黙させればさせるほど、他の敵に対して、ランサーと相対した瞬間「次は自分がああなってしまうに違いない」という強烈な負のイメージを想起させ、恐怖を伝染・蔓延させることができる。
制圧地にて叛乱行為を行った市民の弾圧などで、よく大勢の人々を殺戮した後に見せしめの証として切断した首でピラミッドの如き塔を積み上げたとする悪名高い逸話から。>>95
【宝具】殺戮弾圧総督(タメルラング)
ランク:EX
種別:対民宝具/報復宝具
ランサーが占領地で叛逆の兆し有りと認めた場合、悉く見せしめとして住民に対して徹底的に殺戮行為を行うことで、以降の民たちの叛逆の意志を恐怖によって無理矢理抑えつけて圧し潰した支配の在り方が昇華した宝具。
ランサーが優勢、有利な立場、状況下において敵からの反撃を受けた瞬間に発動する宝具であり、必中にして防御不能、尚且つ敵にとって必ず耐久パラメータを上回る威力や弱点となる特性を得て、その身に受ければ例え身体のどこであろうとも一瞬にして全身に同様の傷が同様のダメージを伴って転写・発生する呪いの一撃を放つことができる。さらに、敵がこの一撃を受けてなお持ち堪えようとも、強力な恐怖を刻み付け、全パラメータを軒並みランクダウンさせるほどの強力な負荷を与える。要は逆転殺しの宝具。
但し、宝具の発動条件について、この宝具によって作り出された同条件を対象に含めないため、実力が下位の敵に対しては基本一度きりしか使えないが、条件からしてまずランサーが優勢、有利な立場、状況を作り出さなければならないため、そもそもこの宝具は劣勢の敵をさらに確実に追い詰めるためのものでしかない。逆を言えば、実力が上位の敵に対してはそもそも発動すら容易ではなく、一度掴んだチャンスを切り拓いて戦況を覆す目的でしか作用しない。それゆえ、この宝具を同じ敵に対して数回使う状況はまず無く、あるとすれば、それはランサーが劣勢にあってもそもそもこの宝具により覆すことが難しく、上位の敵にとっては特に脅威になり得ないというかなり絶望的な状況でしかない。>>96
【宝具】滅世の厄災封棺(ドーム・タメルラング)
ランク:EX
種別:対都市宝具/対兵装宝具
開けると世界が恐怖で包まれ混沌に染まる、開けた者は世にランサーを超える史上最悪の侵略者を解き放つことになるという呪詛が刻まれた、ランサーの眠る禁断の棺の宝具。ランサーがどのクラスにおいて召喚されても使用可能な宝具である。
この宝具は黒棺の内から凄まじい呪いの魔力が溢れ出ており、それを相手に向かって放つだけで十分な攻撃手段となり得るが、その真価は真名解放によってランサーの霊基を内に取り込み、一度分解した後に改造することで、ランサーをも超える史上最悪の侵略者という名の呪いの怪物/怪人を顕現させることである。顕現した呪いの怪物/怪人は霊基としてはランサーとは異なるものの、ランサーの霊基を素体としているため、またランサーを超越する者という概念の下に成り立つため、ステータスは全てにおいて全パラメータ及び全スキルが2ランク上昇し、Aランクの狂化スキルとA+ランクの単独行動スキルを獲得する。宝具使用前のランサーよりも一回り大きく、全身から常に濃く凄まじい瘴気を放つ。
姿形こそ宝具発動前のランサーを思わせる風貌だが、これは決して変身などではなく、そこにランサーとしての、あるいは生前の記憶や人格といったものは一切存在せず、あるのはただ棺に刻まれた呪詛の示す通りに、破壊という破壊、蹂躙という蹂躙を繰り返し、やがては世界を混沌へと陥れるという意(遺)志だけである。差し詰め「自律した侵略生体兵器」とでも言ったところ。
宝具としての性質は、ただランサー自身の霊基を素とし新たな霊基の怪物/怪人を召喚するようなものであるため本来「対人宝具」に分類されるものだが、その召喚した怪物/怪人の最終目標及び行動理念が「全世界の都市という都市を侵略する」というものであり、事実それを可能にする、成し得る力を持つため、表記上「対都市宝具」となっている。>>97
【宝具】友と突破せし共同逃亡戦線(マジュド・ビダーヤ)
ランク:B+
種別:対人宝具
ランサーが友アミール・フサインと共にモグーリスタン軍に追われながら、その道中ヒヴァ軍の包囲に捕まるも60人対1000人の戦いの末、領主を討ち取った武勇を宝具と化したもの。
ランサークラス時のまだ若年期の姿でのみしか使用できない。
卓越した槍捌きによる技量・武術系宝具の類であるが、宝具を使用することで使用中は敏捷パラメータが上昇し、また敵単体を相手にするより複数人を相手にするほどダメージ補正される効果を持つ。その上、退路が少なければ少ないほどダメージ補正がかかる。この効果に関しては、人や生物相手でなく物体に対しても発揮される。
【宝具】金帳破るは七点に割く万軍(アル・イラーフ・アクバル)
ランク:―(A)
種別:対人/対軍宝具
ジョチ・ウルスのハンであるトクタミシュの軍と戦ったコンドゥルチャ川の戦いで、ランサー率いた20万の軍勢によって展開した7つの編隊から成る陣形の宝具。主にライダークラスなどで使用できる宝具であり、ランサークラスにおいては原則的に使用ができない。
7つの編隊を敵の正面・左右に分けて展開させ組む陣形をランサーが6体の分身を生み出すことで再現する。まず左右どちらか一方から攻め込み、そこから構えを崩した敵を狙い左右の残り一方から攻め、最後に正面から攻め込んでいく。
宝具による突撃を行う際、疑似的なCランク程度の「信仰の加護」スキルの効果を分身6体分含め、全7体に付与できる。そのため、その性質を応用し、防御用として転用して陣を展開させることも可能。>>98
【宝具】戦象封ずる野牛大群(ジハード・トゥグルク)
ランク:―(B+)
種別:対軍宝具
トゥグルク朝のマフムード軍の戦象部隊に対して野牛の群れをぶつけて動きを止め無力化させたという軍略の宝具。主にライダークラスなどで使用できる宝具であり、ランサークラスでは原則的に使用ができない。
ランサー自身の伝説の影響によって魔獣クラスと化した最早魔牛と呼ぶべき野牛の大群を召喚し、敵に突撃させる。攻撃としても勿論用いることが出来るが、その真価は防御にこそあり、ランサーにとって厄介な障害に対し付き纏い、ランサーの許へと寄せ付けないようにする。
この魔牛の群れは敵がサイズ的に大きければ大きいほどその耐久力を増して敵の歩みを止める壁として立ちはだかる。敵が何度魔牛たちを回避してランサーを狙おうと必ずそこへ至る道を阻むことができる。
【Weapon】無銘槍、無銘馬
尚、無銘馬に関しては基本的にどのクラスにおいても召喚できる。
【関連(ありそうな)キャラ】
アルテラ…遊牧民族であるフン族の王。ランサーは民族の長として大帝国を築き上げたわけではなかったが、多くの国・土地を征服し、国の領地を次々と拡大していった点においても共通点がある。遊牧民族としては先輩。
イスカンダル…遊牧民族でこそなかったが、征服王の名を冠するほど、大陸中の国々を征服し蹂躙し、広範な支配領域を広げていった世界屈指の征服者。征服者であり略奪者の属性も併せ持ち、ランサーからすればその覇道を歩んだ大先輩。また、優れた軍略を備えていたという点でも共通している。
コロンブス…支配地にする目的で住民に対し殺戮行為や大虐殺を行ったという共通点を持つ。また、支配地に収めるという目的以外にも金品や高価なものを略奪する目的に重点を置いて行ったという点でも共通している。>>99
テスラ&エジソン&エレナ&バベッジ&パラケルスス&ダ・ヴィンチ等学者系サーヴァント…ランサーが尊敬するに値する人物たちであり、各分野の専門的で学術的な話への関心が尽きない。
黄道十二星座系ギリシャサーヴァント…「星座の支配者」の異名を持つランサーは彼らとは何ら縁も共通点も無くとも、何故か親近感が湧きあがり、何故か彼らの存在を敏感に感じ取ってしまう。
イヴァン雷帝…最早戦象をどうした、戦象でどうしたとかいうレベルではなく、象そのものの姿になるサーヴァント。神を信じる信心深い一面と従わぬものに激しい弾圧や拷問を積極的に楽しんだ残虐な面が同居している極端な二面性を兼ね備えていることで名が知られている点でランサーと共通している。
ダレイオス三世&ハンニバル…戦象を召喚する宝具を有するサーヴァントであり、生前は戦象部隊を率いて活躍した逸話も残る。戦象部隊での武勇を持つという共通点を持ちつつ、ランサーとしては彼らの宝具となっている戦象部隊に興味を示さずにはいられない。特にダレイオス三世に至っては、遥か遠い後の世の出来事とは言え、生前ランサーは彼が治めていた国民の末裔たる人々に対して非道な大虐殺を行っており、狂化によって理性を失っていようとも、犠牲者の先祖の王としてランサーを拒絶する(イスカンダルに対するものとはまた別ベクトルの)敵意を抱いている。
オジマンディアス…近代にその遺体を発見された人物であるという共通点を持つ。
一部のインド系サーヴァント…ランサーは生前インドでは10万人規模の捕虜の大虐殺を行ったことで悪名高く、それもそもそもインドへ遠征に出向いたこと自体、一応宗教的制裁を名分として語られてはいるが、実のところ未だに目的が判然としていない。現在最も有力視されている説にしてもあくまでただ物資や資源の略奪による調達のために行われたとされ、仮に宗教的制裁であってもチャガタイ・ハンにとっては同盟相手でも管轄地でもなかったインドとは直接的な関係など無く、完全なトバッチリも甚だしいところでしかなかった。こういった経歴から、愛国心の強いインド出身サーヴァントからは目の敵にされている。
アタランテ…ランサーのその非道さ・残虐さはたとえ子どもが相手だろうと一切の容赦なく虐殺の対象としたほどであることでも有名であり、彼女からも当然嫌悪の対象として見られている。>>100
【解説】
真名ティムール。別名ティムール・キュレゲンまたはアミール・ティムール・クールガーン。
遊牧民族国家の指導者であったティムールは基本的にアーチャークラスかライダークラスで召喚されることが多く、本来ならばそちらでの召喚でこそ最も力を発揮できやすいクラスである。
14世紀のモンゴル帝国分国のひとつチャガタイ・ハン国の軍事的指導者。その軍事的指揮力・軍略をして中央アジアにおいて最高峰の軍事的天才と称されるほどに世界にその名を馳せた。現在のウズベキスタンの祖となるティムール朝なるイスラム王朝の一国家を築いた建国者でもある。ティムール朝はまたの名をティムール帝国とも呼ばれる。
制圧した国々はモンゴル帝国の全盛期の頃の凡そ半分にのぼる数であったとされる。サマルカンドを自らの土地と定めた後は、分裂したモンゴル系遊牧民族の諸国家と統治下の支配権を巡って争い、勝利し着々と支配域を拡大していった。ウズベキスタンの都市であるサマルカンドやタシュケント、ウルゲンチ、アフガニスタンのほぼ全土に及ぶ地域、アゼルバイジャン、イランやトルコの都市、当時のオスマン帝国領であったグルジア、エルズルム、ペルシア東部、ウイグル自治区東トルキスタン、アルメニア、バグダッド、モスクワ大公国の都市アストラハン、インドの都市デリーやメーラト、シリアの都市ホムスやアレッポ、ダマスカス等がティムールの手により制圧・及び攻略された。ティムール自身が直接率いたティムール軍の進撃はエスファハーンやシーラーズなどの制圧を果たした3年戦役の終わり頃からまさしく快進撃と呼べる凄まじい猛威を振るったが、それ以前の頭角を現し始めて直ぐの頃は意外にもそれほど順調というわけではないどころか、敗戦や撤退する事態に追い込まれることの方が多く経験していた。アミール・フサインと手を組んでいた頃に反旗を翻したことにより2人を追いかけていたモグーリスタン・ハン国の軍に一度敗れ、2人が統治の基盤を整えた後にもさらにもう一度、今度は兵力差で勝っていたにも関わらずモグーリスタン軍に敢え無く敗れたという過去がある。その後も遠征事業に本格的に乗り出した当初はモグーリスタン・ハン国への侵攻では敵の戦略に苦戦を強いられ、現在ジョージアの首都トビリシとして栄えるティフリスへの侵攻は激しい抵抗により失敗に終わっているなど苦い経験もかなり味わった。>>101
ティムールは軍略によって名を上げた人物ではあるが、個人の武勇においても優れた武人であった。スキル「戦闘続行」でも前述した逸話の通り、ティムールの頭に2度傷を負わせたとされるイランのムザッファル朝君主シャー・マンスールとの戦いは、両雄による一騎討によるっものであったとされる。さらに征服事業初期の頃には5度目となるモグーリスタン遠征の最中、コンギラト族のテュルク系国家スーフィー朝の君主であるユースフ・スーフィーより挑発を受け一騎討を申し込まれるも、ユースフが怖気づいて約束した決闘場所に姿を現さず不戦勝となった。一騎討を申し込むに足るほどの武人であると敵から認められたからこその出来事であろうと、こうした戦績からも当時からのティムールに対する他者からの武力についての評価や実際の実力の高さも窺い知れる。
しかし、ティムールはまた遠征事業に伴いいくつもの都市で大規模破壊と大量虐殺を行った侵略者としての悪名もまた名高く、都市を制圧する際は都市の建造物は民家から何まで徹底的に破壊し、住民は徹底的に蹂躙した。そして、制圧した地で叛乱の兆し有りと見とめれば住民たちに恐怖を植え付けるための見せしめとして報復行為を行った。叛乱の芽は徹底的に摘み取り、支配の綻びを決して許さなかった。それは大虐殺であり、その行為には情け容赦など露ほども無く、ただ只管に冷酷無慈悲の極みであり残虐の限りであった。一度に1つの都市に対する報復であっても、女であろうと子どもであろうと誰かれ構わず区別無く、たとえ自分と同じイスラム教を信仰する民であろうと何百人何千人単位に及ぶほど報復という名の虐殺は苛烈を極めた。特に被害が甚大だったものとして、エスファハーンでティムール軍の兵士と徴税人が住民からの激しい抵抗に遭い犠牲になった際には、7万にも及ぶ住民の犠牲によって報復が成され、後には犠牲者の首が積み上げられ塔なりピラミッドなりの様相であったといわれる。また、インドへの遠征においては、デリー入城を目前に控えたところで、それまでの戦いによって捕らえた10万人にものぼるインド人ヒンドゥー教徒の捕虜たちを処刑したとされている。>>102
しかし、ティムールはイスラム教の信仰心からか学問や教養、哲学・神学、芸術など文化的なものに深い関心を示し、尊び敬う一面も持ち合わせており、そうした分野に関わる学者や職人、芸術家などには積極的に交流を持ち、彼らの活動を保護するなど、とにかく丁重にもてなしたという。そして、そうした人物たちとの関わりやそれらの分野の知識に直接触れることでティムール自身もまた教養人として評価され、彼の知識に対する貪欲さや探求心、それらによって得た知性は称賛に値する程であった。学問や芸術文化を重んじたティムールであったが、それでも彼の都市部での大破壊行為はイランの一部地域など、その発展をいくらか遅らせた原因となった。>>90
ありがとうございます!>>59
許可を貰ったので短めのSSを書いた。
https://video.easyuploader.cloud/20220404132238.txt?file_name=20220404133004_70704347.txt&redirect=false
R-18要素注意。>>108
【固有スキル】
神性:E
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
アヴェンジャーの祟りを恐れた比叡山は彼を神として祭り上げたことから神性を得ている。しかし、此度は祀られる前の魔性としての顕現であるため神性は最低値となっている。
無辜の怪物:A
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
鼠の怪異となって延暦寺の経典、仏像を嚙み破壊したという後の世における伝承からその姿は石の体に鉄の牙を持った鼠に変質している。>>110
【宝具】 『怨恨堕落・畜生経典』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:20人
白河天皇や比叡山の僧達への恨み、皇子を魔道に落とすために行った祈祷などが具現化された経典。
真名開放する事で対象を中心とした範囲に呪いを撒き散らす。
呪いの効果は相手の魂を蝕み、そして自らと同じ魔道に堕とした末にその命を奪うというもの。
この宝具は純粋な英霊ほど効果的で、元より堕ちたる反英霊にはあまり効果はでない。
『頼豪鼠破戒鉄牙』
ランク:D 種別:対教宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
比叡山に鼠の姿で現れ、経典や仏像を破壊したという逸話から得た宝具。
常時発動宝具でアヴェンジャーの牙による噛みつきは信仰に基づく守護や加護を打ち消すと同時に呪いを与える効果を持つ。【Weapon】
『呪詛』
他者の命を蝕む呪い。例え対象が遠くにあっても名前を把握していれば呪うことができる。
『鉄牙』
石であっても軽々砕くほどの鋭さを持つ鉄製の牙。その牙には経典を食い荒らしたことから信仰を否定する呪詛が込められている。
『鉄鼠達』
アヴェンジャーが生み出した一般的なサイズの鉄鼠。しかしサイズは小さくとも1匹1匹が歴とした妖怪であり、劣化しているとはいえアヴェンジャーと同じ力を持つ。>>112
【解説】
鉄鼠とは平家物語や太平記、図画百鬼夜行といった作品にて語られる石で出来た体と鉄の牙を持つ鼠の妖怪である。
平安時代に実在した園城寺(三井寺)の僧侶「頼豪」を正体としており、頼豪が恨みの末に変化したものが鉄鼠なのだとされる。
かつて白河天皇には子供がおらず、後継が欲しかった白河天皇は頼豪に后が懐妊するように祈祷を命じた。そして成功した暁には褒美を取らせると白河天皇は言い、その約束のもと頼豪は祈祷を行った。その末に后は懐妊し、そして皇子を出産した。
喜んだ白河天皇は頼豪を呼び寄せ求める望みを聞いた。頼豪は褒美として園城寺の戒壇院の建立を求めたのであった。
しかし、その当時対抗していた延暦寺はその事に横槍を入れ、その望みは叶わなかった。>>117
玄奘三蔵:偉大なる先達。尊敬や憧れの対称であり、僧侶の身でありながら魔道に堕ちてしまった身としてはあまり会いたくはない人物。
巴御前:かつて征夷大将軍になるために頼豪の祠に願書を寄進した木曾義仲の愛妾。義仲の関係者であることから彼女には比較的態度が軟化する。
葛飾北斎:曲亭馬琴の著作『頼豪阿闍梨恠鼠伝』における挿絵を描いた人物。お互い人外の姿になったことからシンパシーを感じている。
以上初投稿鯖でした。
wiki登録追加可能です。>>119
登録ありがとうございます!>>122
【保有スキル】
プランニング:B
対象を暗.殺.するまでの戦術思考。
軍略と異なり、単独での暗.殺任務にのみ絞られる。自己の生還も一応考慮される。
破壊工作:C++
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。妨害工作の達人。
大規模な██、██障害、███の暴走事故。都市部では効果が飛躍的に上昇する。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。
仕切り直し:B+
戦闘から離脱するスキル。
また、不利な戦況を初期化することが出来る。
███や███すら逃走経路と見做して脱出の糸口を逃さない。
交渉時には向けられた疑惑を他者に押し付ける話術としても働く。
██の███:-
詳細不明。>>123
【宝具】
『勝者、暗闇の玉座に生きて(██████・██████)』
ランク:D 種別:対戦宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
アサシンが同盟者を除く聖杯戦争参加者全員の暗殺に成功した時に発動する宝具。
あらゆる前提条件を無視してアサシンと同盟者が聖杯戦争の優勝者として成立する。
単体では何の意味も無い宝具に見えるが、聖杯の汚染や黒幕の意向すら無視できる。
聖杯戦争に於ける例外事項(██)を排除(██)して、参加者の公平を期す対“戦”宝具。>>125 不正解 情報開示
深淵の航海者:-
宇宙船もしくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
正規の乗組員ではないため、保有していない。███に潜む███が保有する筈もない。>>129
【保有スキル】
プランニング:B
対象を暗殺.するまでの戦術思考。
軍略と異なり、単独での暗殺任務にのみ絞られる。自己の生還も一応考慮される。
破壊工作:C++
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。妨害工作の達人。
大規模な停電、電波障害、発電所の暴走事故。都市部では効果が飛躍的に上昇する。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。
仕切り直し:B+
戦闘から離脱するスキル。
また、不利な戦況を初期化することが出来る。
下水道やダクトすら逃走経路と見做して脱出の糸口を逃さない。
交渉時には向けられた疑惑を他者に押し付ける話術としても働く。
深淵の航海者:-
宇宙船もしくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
正規の乗組員ではないため、保有していない。宇宙船に潜む異星人が保有する筈もない。>>131
【解説】
宇宙を舞台に高度な心理戦を繰り広げるゲーム『Among us』に登場する敵陣営の役職。
乗組員に紛れて業務妨害を繰り返し、議論と殺.害を繰り返して優勝を狙う知能犯である。
イメージカラー:宇宙の漆黒
特技:暗殺、議論誘導
好きなもの:コスプレ
嫌いなもの:勘が鋭い人
天敵:クルー陣営や第三陣営を追加するMOD
願い:優勝
【一人称】プレイヤーによる【二人称】プレイヤーによる【三人称】プレイヤーによる>>131
インポスターのサーヴァント化、いいね
設定だと外見を変えられる寄生生物みたいだし、
外見を変化させる効果のある宝具、『我々の中に隠れ、伏する(パラスティック・シェイプシフター)』
みたいなの考えてみた
だけど、聖杯の優勝者になる宝具がすぐに達成できてバランス悪くなるから難しいかな?この書き方だと他の参加者同士の戦闘や自滅などで脱落した参加者がいると宝具が発動しないように見えるな
【元ネタ】スィッズとスェヴェリスの物語
【CLASS】キャスター
【真名】スェヴェリス
【性別】男性
【身長・体重】160cm・55kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運C 宝具?
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の作成が可能。
道具作成:A
魔術により様々な道具を作り上げる能力。
対象のみを殺め他には無害な毒液、竜を眠りへ誘う蜂蜜酒、等。
【保有スキル】
神性:-
『光り輝く』神性が“照らし出す(解き明かす)”智慧として顕れている。
ように見えるのだが、その実スィッズはベリの神霊適性を全く引き継いでいない。>>136
【宝具】
『幸いなる第二の霊墓(ベズ・アルビオン)』
ランク:?(成立したならば対象の一ランク上となる) 種別:決着術式
五百年余りに渡って赤と白の竜を抑え込んだ封印術式。
対象の規模に応じて周囲の地形・地脈を陣に組み込み発動、
一度起動に成功した(=対象を上回る陣が構築された)ならば
外部からの働きかけ無くして破る事は不可能な封印となる。
もしも他者の既存陣地や霊脈閉塞により組み込み作業が阻まれ
適切な陣を構築できなかった場合、起動自体に失敗してしまう。
かつては彼の指導を受けた戴冠王スィッズがブリテン島中央にて使用、
度重なり災厄をもたらしていた二頭の竜を封じ込める事に成功した。
【Weapon】
『青銅の角笛』
如何な音も聞き逃さぬコラニア人の聴覚を潜り抜け、長兄に助言を授けた角笛。
会話を邪魔しようとした悪霊を祓った逸話も併せ、妨害・盗聴に高い耐性を持つ
念話用礼装として機能する。>>137
【解説】
ベリ・マウル(ベリ大王)の末子スェヴェリス(スレヴェリス)。
スィッズ(ルッド王)、カスワッサウン(カエサルと争ったカッシウェラウヌス)、
ネンニアウ(クロケア・モルスを奪い取り奮戦したネンニウス)の弟。
カムリに伝わる物語の一つ『スィッズとスェヴェリスの物語』が語る所
スェヴェリスは思慮深く賢明な男性で、故にスィッズはこの弟を最も愛していた。
彼が男子継承者の無いフランクの王家に婿入りし後継王となってしばらく後の事、
スィッズが王として治めるブリテン島が三つの厄災(ゴルメス)に襲われる。
解決法は三つとも、二つは原因すらもスィッズには見出す事ができずにいたが
兄に相談を受けたスェヴェリスは適切な助言を授け、全てを解決させたという。
しかし『ブリタニア列王史』をはじめ、三人の兄について記す物はあれど
スェヴェリスを記す物はごく稀、極言するなら【元ネタ】の他には皆無。
物語、年代記(偽史)のみならず三題詩や系図等にも彼は全く出て来ない。
ベリ大王には三人より多くの息子がいたと信じられていた様子はあるのだが、
その(三人以外の)事績についてはやはり何も語られていないのであった。>>138
【解説(捏造)】
ベリ大王の存在しない息子。ベリ(ベレヌス神に繋がるとされる)自身の他、
ベリの娘の母ドーン(トゥアハ・デ・ダナンの母神ダーナに相当するとされる)、
ベリの姉妹ペナルドゥンの婿スィール・スェディアイス(『半分喋る』スィール。
ブラン、マナウィダン、ブランウェンの父。マナナンの父リールに相当するとされる)
が協力し技を凝らして編み上げた、小規模な人理補正式。
莫大な知識・知恵・魔術を以て助言と助力を与えるだけの機構として設計されるも
“安全装置”として組み込まれていたスィッズたちへの敬愛が 災い/幸い して
早々に致命的なバグが発生、ほぼ「ただのものすごく賢い人間」に成り果てた。
フランク(ガリアの一氏族と見るべきか)への婿入りを望んだのも、物語が記す通り
「己の利益というよりは、むしろ一族の名誉と威信と地位を高める為」であった。
侵入異民族コラニア人のみを殺め、他の者には全く無益な毒液を作り出す術。
恐るべき大叫喚を轟かせる二頭の竜を誘き寄せて眠らせ、島の中央に封ずる手立て。
宮廷の者を尽く眠らせ宴席を荒らす者の存在、そして眠りの魔力から身を守る方法。
厄災の解決法を長兄に教えた彼は、人の寿命を上回る耐用年数を持っていたのだが、
スィッズとネンニアウという兄同士に生じた確執、それにスィッズの死を受けて
心痛によりガリアで逝去(崩壊・消滅)。カエサルのブリテン遠征前であったろう。「ふざけんなよ…………僕(わたし)だって、こんな身体になりたくてなったんじゃない!」
「さぁ、あなたも………私(ぼく)と同じように『ひとつ』になるのよ!ざまぁみなさい!キャハハハハ!」
【元ネタ】ギリシャ神話、変身物語
【CLASS】バーサーカー
【真名】ヘルマプロディートス
【異名・別名・表記揺れ】ヘルマプロディトス
【性別】ー
【身長・体重】156cm・58kg
【肌色】白 【髪色】橙 【瞳色】金
【外見・容姿】女性の見た目をした美丈夫
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型、神性
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:C>>142
【宝具】
「もうすぐ『ひとつ』になるんだ……。この苦しみ、お前たちも思い知れよォ!!」
『両性引き出す呪いの泉(ハノ・ゲノス)』
ランク:C 種別:対性別宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:10人
サルマキスに捕まり、両性具有者となってしまったヘルマプロディートス。
その際に彼が神々に祈った
「この泉に入ったものは自分と同じ目に遭う。」
という呪い。それを受けた泉の雫を周囲に顕現させる厄介極まりない宝具。
この雫に触れた者は性別の概念が消失してしまい、性別に関係する恩恵を受けられなくなる。
性別不詳の相手には効果がないため注意。
【Weapon】
槍:無銘。退屈な生活から抜け出した際に持ち出した武具。>>143
【解説】
変身物語に登場する伝令神ヘルメスと美神アフロディーテの息子。
ある日、日々の生活に退屈していたヘルマプロディートスは家を飛び出して旅をすることを決めた。
旅先にて、彼の美貌に惹かれたニンフの一柱サルマキスに声をかけられる。
よく知りもしない相手であった為、ヘルマプロディートスはその誘いを断った。
サルマキスは彼を諦めて去っていった──────かのように見えた。
この程度で「諦めるだろう」などという認識をした彼の甘さが招いた悲劇。
泉で水浴びをしていたヘルマプロディートスは、サルマキスにその隙を突かれ捕まってしまう。
そしてサルマキスは神々に願った。
「この男とひとつになりたい!」と。
────ふざけるな!ふざけるな!
なんで僕がこんな目に遭わなければいけないんだ!!
ヘルマプロディートスは刹那、この運命を呪い、神々に願った。
「この泉に触れたものは、みんな僕と同じ目に遭ってしまえばいい!!」
そして互いの願いは成就する。
泉は呪われ、二柱の神は1つの存在へと融合した。>>147
変身物語よりヘルマプロディートスでした。
【wiki登録】可
【イメージ画像】
https://picrew.me/share?cd=AEc5SljZ3lヘルマプロディートスはwikiにサルマキス名義で先駆者がいるな
同じサーヴァントでもポジティブなキャラとネガティブなキャラになるのが
サーヴァントの面白さの1つだね注意書きが大きくなってるけど何かあったのかな
PCだと大きいせいで改行した文が重なっちゃって誰かがいたずらしたようにしか見えないけど>>151
wikiに居る鯖の話題が公式で出た直後のみはそうしている。
そうした時期は、トップページを読まない人種が増える。
「フッフフフ...おれの名は...ポルクス!!」
「おれは天才だ!!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】グラップラー
【マスター】
【真名】ポルクス?
【異名・別名・表記揺れ】-
【性別】男性
【身長・体重】188cm・95kg
【肌色】金属光沢のある灰【髪色】黒(を金に染めている)【瞳色】濁った青
【外見・容姿】金髪を左右に分けた、鋼鉄の肉体を持つ傲慢で邪悪なる拳闘士
【地域】古代ギリシャ・███████地方
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性・█
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:D 幸運:D 宝具: C>>153
【保有スキル】
海神の祝福:C
海神ポセイドンの祝福を受けて産まれた事を表すスキル。
海の上を走ることが出来る他、海の中でも永遠に活動することができる。
更に自在に雨を呼び起こすことも可能。
グラップラーの場合、集中豪雨により相手の目を眩し、転倒を誘ったり、闘いで火照り赤熱した身体を冷やしてクールダウンするなどといった形で活用される。
「ポルクスはゼウスの子ではないのかだと?ん~~?なぁんのことかな?フッフフフ...」
傲慢なる██:A
異邦人を殴り殺し、やって来た███████に素性も目的も聞かず最も強い者を差し出す様に要求した██としてのスキル。
弱者であろうと容赦無く叩き潰す苛烈な暴力性と自身を超える強者であろうと臆せず挑み掛かる身の程知ら...勇猛性を発揮するが、加減が効かず、如何なる格上相手にも挑み掛かろうとするデメリットを持つ。
「おれの鋼鉄の肉体の前では貴様なぞ木人形にすぎん!!」>>154
【宝具】
『我が身、天賦の鋼鉄(ヒュグロン・スィデロ・█████)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人(自身)''
アルゴノーツ屈指の拳闘士であるポルクスの肉体そのもの...?
その実態は兎も角、鉄を喰らう事で霊基質量を向上させ、耐久ランクを大きく引き上げ、流体金属の性質を持つ躯体を操り、時に鞭の様に伸ばしてしならせ、時に槌の様に砕く千変怒涛の連撃を浴びせる事も可能。
尚、変化の際の"骨組み"そのものは形を変えられない為、人型を逸脱した変化は不可能。
█████が鉄の産地をめぐり争っていた背景には、この宝具の存在があったのだ。
『流星の肘(アステール・アゴナス)』
''ランク:- 種別:対人奥義? レンジ:1 最大捕捉:1人''
ポルクスの放った拳闘の奥義。
輝ける肘が航海者を導く星の様に、敵の弱点を抉り砕く。
...実を言うと奥義ではない。忌々しき宿敵の一撃を模した、強化バスター攻撃程度の代物。
【コメント】
ポルクスではない。>>156 せいかい
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】グラップラー
【真名】アミュコス
【異名・別名・表記揺れ】アミコス、Amykos
【性別】男性
【身長・体重】188cm・95kg
【肌色】金属光沢のある灰【髪色】黒(を金に染めている)【瞳色】濁った青
【外見・容姿】金髪を左右に分けた鋼鉄の肉体を持つ傲慢で邪悪なる拳闘士。再臨すると黒髪になる
【地域】古代ギリシャ・ビーテューニア地方
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性・王
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:D 幸運:D 宝具: C
【クラス別スキル】
グラップラー:A-
格闘士としての適性・練度の高さ。
古代ギリシャボクシングの高い才能、特に模倣に優れた才を持ってはいるが、傲慢さに溺れているうちはその拳が極まる事はない。>>157
【保有スキル】
海神の祝福:C
海神ポセイドンの祝福を受けて産まれた事を表すスキル。
海の上を走ることが出来る他、海の中でも永遠に活動することができる。
更に自在に雨を呼び起こすことも可能。
グラップラーの場合、集中豪雨により相手の目を眩し、転倒を誘ったり、闘いで火照り赤熱した身体を冷やしてクールダウンするなどといった形で活用される。
傲慢なる暴王:A
異邦人を殴り殺し、やって来たアルゴナウタイに素性も目的も聞かず最も強い者を差し出す様に要求した暴王としてのスキル。
弱者であろうと容赦無く叩き潰す苛烈な暴力性と自身を超える強者であろうと臆せず挑み掛かる身の程知ら...勇猛性を発揮するが、加減が効かず、如何なる格上相手にも挑み掛かろうとするデメリットを持つ。>>158
【宝具】
『我が身、天賦の鋼鉄(ヒュグロン・スィデロ・アミュコス)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人(自身)''
アルゴノーツ屈指の拳闘士であるポルクスと激しく打ち合う事すら可能であったグラップラーの肉体そのもの。
その実態は霊基に流体性を持つニュムペーの血脈と惑星改造用プラント艦が有する遺伝子改造機能の一端により形成された文字通り"鋼鉄の肉体"
鉄を喰らう事で霊基質量を向上させ、耐久ランクを大きく引き上げ、流体金属の性質を持つ躯体を操り、時に鞭の様に伸ばしてしならせ、時に槌の様に砕く千変怒涛の連撃を浴びせる事も可能。
尚、変化の際の"骨組み"そのものは形を変えられない為、人型を逸脱した変化は不可能。
『拳状記憶合金(ムネーメー・メタッレイア)』
''ランク:- 種別:対人奥義 レンジ:受けた攻撃による 最大捕捉:1人''
非道の奥義。その身に受けた拳技をそのまま己の拳技として再現することができる宝具。
天才である自身の鋼鉄の肉体に打撃が如何なる術理で、角度で、威力で打ち込まれたかを天才的な才覚で理解し、天才的に再現する。
ただし再現可能な拳技には制限があり「対人のものであること」「対人拳技クラスや宝具の特性に依存したものは再現不可能」となっている。>>159
【解説】
ギリシャ神話に登場する悪名高いベブリュケス人の王。
海神ポセイドーンとビーテューニア地方のニュムペーであるメリアーの息子。
彼は暴虐な王であり、支配域に来訪した異邦人に対して自分と拳闘試合をしないうちは立ち去ることを許さず、強弱問わず多くの人間に拳闘を挑ませて殴り殺した。
また良質な鉄の産地をめぐってマリアンデューノイ人の王リュコスと対立していたとも語られる。
ある時アルゴノーツがビ-テューニア地方に立ち寄ったとき、アミュコスは彼らの素性や旅の目的を問うこともせずに、傲慢にも最も強い者を拳闘の試合のために差し出すよう要求した。
この要求はアルゴナウタイの怒りを買ったが、とりわけディオスクロイの1人ポルクスが激怒し、すぐさま立ち上がって拳闘試合に応じた。
両者は海岸の砂浜で激しく打ち合ったが、アミュコスはポルクスに耳の上を打たれ、肘の一撃で骨を砕かれて死んだ。
王を殺されたベブリュケス人は報復しようとしたが、アルゴナウタイは難なく返り討ちにすると残った者たちは逃げた。
その後、アルゴナウタイはアミュコスの保有していた羊の群れを船に運んで出航した。>>161
【因縁キャラ】
ポルクス:
Q.どうしてあの穏やかなポルクスが激怒したのですか?
A.「きさまらの中で最も強い者を差し出せぇ〜!!そこにいる神の血も引かぬ木人形では話にならぬからなぁ〜フッフフフ...」
兄様はキレた。
ポルクスはその二倍キレた。
【コメント】
アミ(バ)ュコス。【お題】
北欧神話女子>>164
間違えました。
【リクエスト】でした。「喜べ!てめぇの首で100人目達成だ!!」
「あぁ、クラスだぁ?……見ての通り、キャスターに決まってんだろうが!」
【元ネタ】ギリシャ神話、『ヘラクレスの盾』
【CLASS】キャスター
【真名】キュクノス
【性別】男性
【身長・体重】190cm・87kg
【外見・容姿】白鳥をモチーフにしている純白の鎧を纏った美青年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】神性、男性、人型
【ステータス】筋力:EX 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:E 宝具:B+>>166
【クラス別スキル】
道具作成:B+
魔力を帯びた戦闘用の武具作りのみ、長けている。
狂化:C
後述するが、スキル「軍神の寵愛」による恩恵の一つ。
意思疎通は可能だが、血に飢えた価値観は常人から見れば異常そのもの。表面上は会話が通じたように見えても決して分かりあえない。
【固有スキル】
神性:B
戦を司る男神アレスと人間の女ペロピア(あるいはピレネーとも)の間に生まれた。
軍神の寵愛:EX
怪力、狂化、精神汚染(凶)、勇猛など、複数のスキル効果を持ったスキル。
父たるアレスからの寵愛ぶり。それほどまでに、かつて護りきれず死なせてしまった息子を溺愛している。
軍神狂騒:A++
キュクノスの兄弟たちであり、恐怖を司る神々───ディモスとフォボスたちと共鳴し合い、敵軍の兵たちを震え上がらせる咆哮を放つ。
敵勢力の物理的防御力と精神的強度を大幅に削り、また戦闘による消耗具合を早める。>>167
【宝具】
『啜り喰らう流血神殿(ブラッドアルター・アレイオス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~10 最大捕捉:100人
キャスターたる宝具。
彼にとって有利に働く領域かつ範囲内にいるものたちから生命力を奪い取る、骸で出来たおぞましい神殿を構築する宝具。
対魔力の無い一般人ならば文字通り骨の髄まで啜られる程の吸収力で、奪い取った生命力は神殿に奉られているアレスに捧げられ、見返りに使用者への加護として還元される。
加護が強まるということは、キャスターのステータスの強化に繋がる。
魔術師や英霊であってもこの結界内に居続ければ生命力を奪われてしまう。
『吼え叫ぶ噴血戦車(クアドリガ・マレロス)』
ランク:A- 種別:対戦場宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:300人
四頭の禍々しく力強い軍馬に牽かれた戦車を召喚・騎乗し、周囲を蹂躙する。
この戦車は本来はアレスの所有物であり、神速で駆け抜ければ凄まじい物理ダメージを発揮するが、戦乱の象徴たる戦車自体が静止中であろうとも、「混乱」「恐怖」「スタン」「重圧」など幾つものバッドステータスを常時振り撒いており、立ち向かおうとする相手の精神を砕きにかかる。
なお、キャスターに高度な騎乗技術は備わっていないのだが、父親の温情によって特別にこの宝具を乗りこなすことが可能となっている。
親の七光チャリオットとは言ってはならない。>>169
この凶行を見逃せぬアポロンは、勇者ヘラクレスとその従者イオラオスを導き、キュクノスの討伐に向かわせることにした。
戦女神アテナも強者たちによる戦いの気配を察知し、駆けつけた。
そうして対峙する、アレスの子とゼウスの子。
「この只者ならぬ男こそ、神殿の完成を飾るに相応しい贄だ……!」
と無謀にも大英雄に挑んだキュクノスであったが、事前にアテナがヘラクレスに助言した事も手伝って逆に殺されてしまう。
その直後、息子の死を知ったアレスは大変怒り狂い、ヘラクレスに襲いかかった。
しかし、父親もまた返り討ちにあい深手を負わされ、駆けつけたディモスとフォボスに寄り添われながらオリュンポス山へ逃げ帰ったという。
こうして父子の敗北は、叙情詩『ヘラクレスの盾』で語られる事となった。>>171
【因縁キャラクター】
アレス:
偉大なる父にして奉る神。
互いに血腥い絆で結ばれた親子。
アポロン:
小難しいてめえの神託貰うより、父上のために犠牲になった方が信者たちも喜ぶに決まってんだろうが!
アテナ:
お高くまとってんじゃねえぞ、この阿婆擦れがァ!軍神は親父殿一人で充分だ!!
ヘラクレス:
コロ、す……!!──────■■■■■■■ーーー!!!
【wiki登録】可能>>173
はやーい!?
ありがとうございますボストン糖蜜災害
>>176
本当ですか!?すみません............>>167
少し説明文を訂正させていただきます
軍神の寵愛:EX
怪力、狂化、精神汚染(凶)、勇猛など、複数のスキル効果を持ったスキル。
父たるアレスからの寵愛ぶり。それほどまでに、かつて護りきれず死なせてしまった息子を溺愛している。
↓
軍神の寵愛:EX
父たるアレスからの寵愛ぶり。それほどまでに、かつて護りきれず死なせてしまった息子を溺愛している。
アレスは戦争による暴力・興奮・混乱などや、争いを征するに必要な肉体的強さと残虐さを司るとされており、このスキルは怪力、狂化、精神汚染(凶)、勇猛など、複数のスキル効果を持つ。>>104
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】■■■■・■■■■
【性別】男性
【身長・体重】176cm・65kg
【容姿】暗黒の翼を背に負った、中折れ帽の壮年の男性
【属性】混沌・中庸・人
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C+ 魔力D+ 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D-
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
■■■■に気配遮断のスキルなんて必要無いのでこれでも盛り過ぎ。本人的にはむしろ目立ちたい。
【固有スキル】
■■■■■■■■■(偽):A
アサシンにまつわる後世の評価、風聞、あるいは誤解。■■■■政府の干渉を嫌ったことや■■品の扱い等を現代的観点から見れば、彼は■■■■が本来持つ権利を無視して■■■■■を自らの物として"獲得"しようとした、時代錯誤な■■■■■■■■の夢に執り付かれた最後の■■者なのである、と。■■■■■■■■■のパブリックイメージ通りに身体能力、閃き、悪運を底上げする。
無辜の嵐:C
「無辜の怪物」と似て非なるスキル。風評によって本人が魔人化するのではなく、風評が具現化した力に纏わり付かれる。>>179
争いの喇叭:A
■■■■■■■の■■品として■■された、■■■■■■■■のトランペット(正確には■■■■■■■)。
呪われた音色を耳にした知性体の闘争心を掻き立てる。更に戦場には不吉が纏わりつくようになり、闘争が激化する。使い方によっては自陣営を鼓舞して戦闘意欲の高い強力な軍隊を作り出す、と言うことも可能だが、ただし内部における不和、戦闘に乗じた残虐な行為や略奪なども増加しモラルの低い軍隊になることは予想に難くない。
隕鉄の剣:A
■■■■■■■の■■品として■■された、隕鉄製の短剣。
宙の力へと通じる鍵。■■■■■■の力を僅かに借り受けることが可能になる。
褪せた花:A
■■■■■■■の■■品として■■された、いくつもの枯れた花々。
持ち主を呪いから防御する。特に最大の効果を発揮するのは、アサシン自身の呪いに対して。アサシンの武器である呪いは拡散して周囲を無差別に巻き込みやすいものであるため、マスターや重要な共闘相手等にはこれを渡すことで守る。
その本質は「■■■■■」という行為が■■■■■■■■■■普遍的であることを示すもの。特別な愛ではなく、ありふれた愛であるからこそ。>>180
【宝具】
『夜よ、不朽の星なる翼を掲げよ(エンブレイス・オブ・■■)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
アサシンが背負う一対の暗黒の翼。
触れるものの生命力を鈍らせ、眠るような安らかな死へと誘う呪いを帯びている。羽で直接攻撃する他、呪いを羽ばたいて起こした風に乗せる、光の飛沫のような形に変えて振り撒く、武器であるスコップですくうようにすることでエンチャントする、等と言った使い方をする。
最大攻撃は弓に変えたこの宝具に矢に見立てたスコップをつがえて発射するというもの。スコップはさながらミサイルの如く着弾点から周囲へと呪いを大量に撒き散らす。
また応用として、「生」を鈍らせることでその先にある「死」への到達を先延ばしにするという逆用も可能。むしろ本来の意義を考えればこちらの方が正しい使い方に近いという見方も出来るだろう。
宝具名はアサシンの■■■に由来する。「■■■■■■■■■■■■■■の死は、■■■■■■■■■■による」という信仰に基づけば、■■■■■■■は生者を殺.す呪いへと歪む、ということである。
【Weapon】
『スコップ』
■■■■の象徴である、一本の長いスコップ。背に羽を背負うアサシンが構えれば、さながら死神の鎌の類にも見える。
【解説】
不吉な雰囲気を濃厚に漂わせる壮年の男性。>>164
「治療の時間です。ヒュギエイアたちに続きましょう。」
「サポートはお任せください。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】イアーソー&アケソー
【異名・別名・表記揺れ】治癒の女神
【性別】女性
【身長・体重】155cm・47kg(イアーソー)、152cm・45kg(アケソー)
【肌色】白 【髪色】銀(毛先は緑) 【瞳色】橙(イアーソー)、緑(アケソー)
【外見・容姿】ヒュギエイアたち同様にアスクレピオスを女性よりにした見た目をしている。イアーソーはサイドテール。アケソーはツインテール。
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型、神性
【ステータス】筋力:E+ 耐久:D 敏捷:C 魔力:B+ 幸運:A 宝具:A>>185
【解説】
アスクレピオスとエピオネの娘。
イアーソーは姉妹たちの医療の過程を繋ぎ、アケソーは病を回復させる役割を担っていた。
【人物像】
姉妹共に協調することを尊重し、医療従事者として働くタイプ。いわゆる妹属性。
姉妹の中で特に信仰の高いヒュギエイアとパナケイア、トロイア戦争にて衛生兵として活躍したマカオンとポダレイリオスのことを我が事のように誇らしく思っている。
父と異なり特に不死を目指しているわけでもなく、治療されて元気になる人間たちを見て喜ばしい気持ちになることで日々満たされているため
率先して新たな医学ネタを探すこともなく、穏健であることを良しとするタイプ。
比較的温和な性格から、父譲りの愚患者呼びを継承した兄弟姉妹たちを宥めるポジションを担っている。
ただし、医療を侮辱する相手には決して容赦しない。>>191
追記:ヒュギエイア&パナケイアに続いての作成になります。これでアスクレピオスの子供たちは全員作成されたのか…
なんかすごいな>>192 正解!
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】ハワード・カーター
【性別】男性
【身長・体重】176cm・65kg
【容姿】暗黒の翼を背に負った、中折れ帽の壮年の男性
【属性】混沌・中庸・人
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C+ 魔力D+ 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D-
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
考古学者に気配遮断のスキルなんて必要無いのでこれでも盛り過ぎ。本人的にはむしろ目立ちたい。
【固有スキル】
トレジャーハンター(偽):A
アサシンにまつわる後世の評価、風聞、あるいは誤解。エジプト政府の干渉を嫌ったことや発掘品の扱い等を現代的観点から見れば、彼はエジプトが本来持つ権利を無視して歴史的遺物を自らの物として"獲得"しようとした、時代錯誤なトレジャーハントの夢に執り付かれた最後の盗掘者なのである、と。トレジャーハンターのパブリックイメージ通りに身体能力、閃き、悪運を底上げする。
無辜の嵐:C
「無辜の怪物」と似て非なるスキル。風評によって本人が魔人化するのではなく、風評が具現化した力に纏わり付かれる。>>195
争いの喇叭:A
ツタンカーメンの副葬品として発見された、現存する世界最古のトランペット(正確には原始的なラッパ)。
呪われた音色を耳にした知性体の闘争心を掻き立てる。更に戦場には不吉が纏わりつくようになり、闘争が激化する。使い方によっては自陣営を鼓舞して戦闘意欲の高い強力な軍隊を作り出す、と言うことも可能だが、ただし内部における不和、戦闘に乗じた残虐な行為や略奪なども増加しモラルの低い軍隊になることは予想に難くない。
隕鉄の剣:A
ツタンカーメンの副葬品として発見された、隕鉄製の短剣。
宙の力へと通じる鍵。エジプト神性の力を僅かに借り受けることが可能になる。
褪せた花:A
ツタンカーメンの副葬品として発見された、いくつもの枯れた花々。
持ち主を呪いから防御する。特に最大の効果を発揮するのは、アサシン自身の呪いに対して。アサシンの武器である呪いは拡散して周囲を無差別に巻き込みやすいものであるため、マスターや重要な共闘相手等にはこれを渡すことで守る。
その本質は「死者を悼む」という行為が古代も現代も変わらず普遍的であることを示すもの。特別な愛ではなく、ありふれた愛であるからこそ。>>196
【宝具】
『夜よ、不朽の星なる翼を掲げよ(エンブレイス・オブ・ヌト)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
アサシンが背負う一対の暗黒の翼。
触れるものの生命力を鈍らせ、眠るような安らかな死へと誘う呪いを帯びている。羽で直接攻撃する他、呪いを羽ばたいて起こした風に乗せる、光の飛沫のような形に変えて振り撒く、武器であるスコップですくうようにすることでエンチャントする、等と言った使い方をする。
最大攻撃は弓に変えたこの宝具に矢に見立てたスコップをつがえて発射するというもの。スコップはさながらミサイルの如く着弾点から周囲へと呪いを大量に撒き散らす。
また応用として、「生」を鈍らせることでその先にある「死」への到達を先延ばしにするという逆用も可能。むしろ本来の意義を考えればこちらの方が正しい使い方に近いという見方も出来るだろう。
宝具名はアサシンの墓碑銘に由来する。「ツタンカーメンの墓を暴いた者の死は、ツタンカーメンの呪いによる」という信仰に基づけば、死者を守る祝福は生者を殺.す呪いへと歪む、ということである。
【Weapon】
『スコップ』
遺跡発掘の象徴である、一本の長いスコップ。背に羽を背負うアサシンが構えれば、さながら死神の鎌の類にも見える。>>197
【解説】
ハワード・カーター。20世紀のエジプト考古学者。ツタンカーメンの墓の発見者。「ファラオの墓はとうに掘り尽くされた」というのが定説であった中、執念深い調査の末に埋もれていたツタンカーメンの墓とミイラを発見した。しかし発掘の出資者であったカーナヴォン卿が発見より程なくして死去したことを切っ掛けに、「ファラオの墓を暴いた者は死ぬ」という「ファラオの呪い」の風説がメディアを席巻し始めた。カーター自身は呪いの存在を否定しており、事実として64歳で死去するまで充分に健康に生きた。
不吉な雰囲気を濃厚に漂わせる壮年の男性。しかしそれは呪いの風聞を纏わり付かせていることに起因し、本人の気質から発せられるものではない。外見や雰囲気とは裏腹に、内面はとても若々しい。良く言えば大胆不敵で自分を曲げない、悪く言えば偏屈で生意気。執念深さと注意深さ、そして情熱を胸に進む男。
「ところで、今の世の中にゃ僕を盗掘者や略奪者みたいに言う奴らもいるらしい。なるほど、今じゃあ発掘品の権利の在処なんてものは昔とはちと違うかもな。あの時の"あいつら"の手の平返しっぷりも、大負けに負けて忘れてやるとしても良いだろう。だがよ…それじゃあ当の"あいつら"はあの後、あの王様の亡骸を、いいやその人生の軌跡ってやつを、一体どんな連中に売っぱらったってんだよ? なあ、おい?」>>199
《固有スキル》
◆争いの喇叭:A(CT8~6)
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&被クリティカル発生耐性をダウン(3ターン)【デメリット】+敵全体にスキル封印状態を付与(1ターン)&即死耐性をダウン(3ターン)
◆隕鉄の剣:A(CT7~5)
自身のクリティカル威力をアップ(1ターン)&スター集中度をアップ(1ターン)
◆褪せた花:A(CT8~6)
自身のNPを増やす+味方全体の弱体耐性をアップ(3ターン)&即死耐性をアップ(3ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン・1回)
《宝具》
『夜よ、不朽の星なる翼を掲げよ(エンブレイス・オブ・ヌト)』
ランク:D 種別:Quick
敵単体に攻撃[Lv]+敵全体に確率で即死付与<OCで確率アップ>&最大HPをダウン(3ターン)&呪い状態を付与(3ターン)&呪厄状態を付与(1ターン)+即死成功時にスターを獲得
《性能》
非常にオーソドックスな低レアアサシン。変わった点として、宝具は単体宝具だが、おまけで敵全体に即死をバラまき失敗してもHPを削り取る疑似全体宝具となっている。多少は低ステータスを補えるだろう。>>198
お題に答えがてら、ツタンカーメンの時に使わなかったトランペットなんかのアイテムの受け皿になって貰った暗黒天使おじさん
多すぎるので宝具じゃなくてスキルにしたけど良いよね
自分で調べた限りだとハワード・カーターって本人は呪いのことを一貫して否定してるんですけど、既存の僕鯖の作例だとどれもカーター自身が呪いの噂を広めたことになってるんですよね…
何故…?
というわけでその辺りの名誉回復的なコンセプトがあったり>>185
制作したものですがID変わってると思いますので一応それを含めて
宝具のルビですが
われら、ちりょうのかていをつなぐもの
でした。誤字ってしまったので登録の際はお気をつけくださいませぇ…。(今気付いた)「それでは思いっきり夏を楽しもうか、マスターちゃん!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】召使アポロン
【異名・別名・表記揺れ】太陽神、アポローン、アポロ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・68kg
【肌色】白 【髪色】プラチナ 【瞳色】朱色と金のグラデーション
【外見・容姿】特殊なバイザーで視界を封じた、水着姿の青年。
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・夏
【天地人属性】天
【その他属性】アルゴー号ゆかりの者、神性、男性
【ステータス】筋力:B+ 耐久:C+ 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:B 宝具:A>>203
【クラス別スキル】
対魔力:A-
召使アポロン(アーチャー)のものと変わらず。
騎乗:A+
本来ならば規格外のものだが、「ある乗り物」に乗るという使い方に狭めたのでこのランクまで下がっている。
【固有スキル】
男神の神核:B+
召使アポロン(アーチャー)のものと変わらず。
太陽神の智慧:A+++
召使アポロン(アーチャー)のものと変わらず。
祭典のカリスマ:EX
祭りや催しでどれだけ衆目を集め、また集まった人々に加護を与えるスキル。
音楽を司る神とは、すなわちフェスの絶対王者でもあり、EXランクたるアポロンのカリスマ性はまさに神の領域。味方の攻撃力をあげ、更に女性サーヴァントと芸術家サーヴァントにも追加効果が付与される。
会場の中心で輝く眉目秀麗さに女子のハートはキャッチされるが、本気になってはいけない。その恋の結末は、彼にとっても貴女にとっても、大抵悲劇に終わるのだから……。>>204
魔力放出(炎/夏):A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
アポロン(ライダー)の場合、夏に燃え盛る太陽光と灼熱が魔力となって使用武器に宿り、肉体は真夏日のような苛烈さを纏って疲れを知らなくなる。
なおついでだが、太陽神スーリヤの子が出来て自分に出来ないわけない気がする、と思いついたアポロンは「真の英雄神は眼で殺.す……!」と言いながらこのスキルを発動することで、眼からビームを出すようになった。なるな。
【宝具】
『波間奔る一夏の征矢(サマークルージング・デルフィン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
アポロンの聖獣の一種たる純白のイルカを召喚・騎乗し、さながら天の太陽(戦車)に乗り地上全てを照らしていたという神話の如く、海上を自在に駆け回る。
遊覧形態でも時速90~100kmを出せるがそれでも「優雅な巡航(クルージング)モード」とアポロンは言い張る模様。
戦闘形態に移行すれば、太陽神の顕現である閃光効果を展開(その輝きは文字通り眼を焼かれるほど眩しい)しながら、時速500km前後という猛スピードで海を走る水上型戦闘機となる。
水上での行動がメインだが、大量に魔力を消費すれば空や陸も駆ける事が可能。>>205
【解説】
オリュンポス十二神が一柱、アポロン……が、神格を落とし従者として地に降り立った姿……が、今度は水着に着替えたもの。
古代ギリシャにおいて理想の青年像とされた男神なのだが、
今回は夏を謳歌する若者属性が増しており、
いつもよりセンチメンタルで、いつもより浮かれている。
日中は海ではしゃぎ廻り、
日没と共にフェスを巡る、
謎の美男子インフルエンサーとしてマスターと共に夏を満喫しだす、そんな水着の太陽神。
【コメント】
夏には少し早いですが、召使アポロンの別クラスその3!波打ち際の青春アポロン(夏)
【wiki登録】可>>207
ありがとうございます!>>207
ありがとうございます!「あ゛ー゛!!!もううるさいっ!夏だからと言って騒ぐな馬鹿どもォ!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】エウリュステウス
【性別】男性
【身長・体重】149cm・40kg
【外見・容姿】常に何かに苛ついている、水着を着た王族の少年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】王、神性、男性、人型
【ステータス】筋力:D 耐久:A 敏捷:E 魔力:C 幸運:B- 宝具:B>>212
『(マッドサマー・ガラクシアース)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:10人
──────夫たるゼウスの愛が他のものに向いた時、神妃ヘラは怒り狂い、愛された相手に破滅を振り撒いた。特に彼女にとって不義の子たる、ヘラクレスへの憎悪と執着具合は有名である。
──────また、天の川は、ヘラクレスとは気づかずにヘラが赤子に母乳を飲ませた際、その力強さに驚いて赤子を引き離し、飛び散った乳から出来たという伝説がある。
自身の怒りとそんなヘラの怒りをシンクロさせ、恐るべき女神の呪いを顕現しながら、手にしている王笏で相手を天の川(ガラクシアース)に届くのではないかと思えるほど、高く殴りあげる。
相手への怒りの強さとヘラの怒りに近ければ近いほど威力は増していく。
通常ならば、夏の暑さや鬱陶しく騒ぐ相手に怒りを込めシンクロ率を調整しながら発動するのだが、ヘラクレスとその関係者ならば無条件で即座にシンクロ率が重なり、宝具を最大威力で解放出来る。
またの名を八つ当たり神罰宝具というとかいわないとか。>>213
【解説】
ペルセウスの孫にしてミュケナイの国の王、エウリュステウス……が水着になったもの。
そもそも、夏の暑さに苛立ち、浮かれる連中に苛立ち、ヘラクレスに苛立った瞬間──────爆発した彼の怒りが背後についているヘラの、かつての激怒具合とシンクロし、いつの間にかバーサーカーにクラスチェンジしていたという。
涼しさを求めながら、ハメを外す人間たちを注意(物理)する様子は、ゼウスの周辺を探りながら神罰を振り撒くヘラに似ているとかなんとか。
【コメント】
夏には少し早いですが、バーサーク水着ショタが作りたくて。
【wiki登録】可
と、言いたいところですが、『(マッドサマー・ガラクシアース)』の漢字を募集します……>>215
ありがとうございます!どれも素敵で悩みますが……
『星河断絶つ女神の瞋恚(マッドサマー・ガラクシアース)』
で登録させていただこうかと思います!【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】“新しい音楽”のキャスター
【性別】男性
【身長・体重】185cm・65kg、173cm・60kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】焦げ茶
【外見・容姿】髪型はオールバックで、スーツを着た2人の男性。1人は丸眼鏡をかけている。
【地域】████
【年代】18██年〜19██年、18██年〜19██年
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、男性
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:C 宝具:C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
工房ではなく「演奏会場」もしくは「█████」の形態をとる。
道具作成(█):E
██を作成できるが、帯びている魔力は微々たるものである。>>217
【固有スキル】
███・██・███の喧騒:A
あの街の喧騒を思い出しつつ、彼は新たな音楽を紡ぎ出す。
██████の作詞家:B
武器を強化するのではなく、音楽を届けやすくするスキル。
コンビネーション:C+
特定の人物と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを表すスキル。性格は真逆の2人だが、作詞作曲のコンビネーションは最高である。
【宝具】
『██、██、我らの██████曲(█████・イン・███)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1000
キャスターが作り上げた作品。
敵をメロディで魅了し、味方には癒しと活力を与えてくれる。
【Weapon】
ピアノ
キャスターの演奏は人々の心を大いに動かす力がある。弾くとダメージが入る。
ペン
キャスターの武器、というか仕事道具。このペンで彼は多くの歌を紡いできた。ガーシュイン兄弟?
>>219
正解です!
「やあ!君がマスターかな?僕はジョージ、ジョージ・ガーシュウィンだ、よろしく!」
「…………ああ、私は兄のアイラだ。よろしく」
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン
【異名・別名・表記揺れ】ジェイコブ・ガーショヴィッツ、イズレイアル・ガーショヴィッツ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・65kg(ジョージ)、173cm・60kg(アイラ)
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】焦げ茶
【外見・容姿】髪型はオールバックで、スーツを着た2人の男性。兄は丸眼鏡をかけている。
【地域】アメリカ
【年代】1898年〜1937年(ジョージ)、1896年〜1983年(アイラ)
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、男性
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:C 宝具:C>>220
【クラス別スキル】
陣地作成:C
工房ではなく「演奏会場」もしくは「音楽出版社」の形態をとる。
道具作成(譜):D
楽譜を作成できるが、帯びている魔力は微々たるものである。一般的な楽譜とほぼ変わらない。
【固有スキル】
ティン・パン・アレーの喧騒:A
ブロードウェイのそばにあるティン・パン・アレーには、音楽出版社が集まっている。ジョージはこの場所で楽譜を試演する仕事をしていた。彼はピアノ演奏もプレゼンも上手で、楽譜を売るのが得意だったとか。
あの街の喧騒を思い出しつつ、彼は新たな音楽を紡ぎ出す。
ブルックリンの作詞家:B
ジョージの曲に歌詞を付けていた兄のアイラ。その言葉はユーモア溢れる内容で、弟のメロディによく馴染んだという。
武器を強化するのではなく、音楽を届けやすくするスキル。他の作曲家にも高ランクで適用できるが、なんだかんだ兄弟の相性は良い。
コンビネーション:C+
特定の人物と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを表すスキル。ジョージは兄のアイラと共に337もの曲を制作した。性格は真逆の2人だが、作詞作曲のコンビネーションは最高である。>>221
【宝具】
「これは新しい音楽の礎。次の時代への第一歩。響け、アメリカン・ラプソディ!」
「待った、こっちの方がいいんじゃないか?」
「あ〜良いね!そっちで行こう!」
『青い、青い、我らのアメリカ狂詩曲(ラプソディ・イン・ブルー)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1000
ジョージ・ガーシュウィンが作曲した、ピアノ独奏と管弦楽のための作品。言わずと知れた名曲である。
敵をメロディで魅了し、味方には癒しと活力を与えてくれる楽曲。
ある日、兄弟で行ったビリヤード場でたまたま読んだ新聞。そこにはなんとジョージへ新曲発注済の記事が!!!
依頼者のポール・ホワイトマンに聞けば、「新しい音楽の試み」というコンサートに向けて偽記事を作ったとのこと。しかし作曲依頼は本物ということで、ジョージは新曲制作に取り掛かる。彼はボストン行きの列車で走行音から曲を思いつき、2週間ほどで書き上げた。それがラプソディ・イン・ブルー。この曲はクラシック音楽とジャズを融合させたシンフォニックジャズとして、高く評価されている。
元々はアメリカン・ラプソディという曲名だったが、アイラの提案により現在の題名に。また当時は管弦楽法に詳しくなかったため、編曲はオーケストラアレンジの仕事をしていたファーディ・グローフェに任せている。さらに冒頭のクラリネットのグリッサンドは、演奏者のおふざけがきっかけ。
まさに、みんなで作りあげた名曲であった。
聴くとなんだか楽しい気分になるのは、魔力など関係ない、本来の音楽の力かもしれない。>>222
【Weapon】
ピアノ
ジョージの演奏は人々の心を大いに動かす力がある。弾くとダメージが入る。
「でも僕、戦うより支援向きじゃ?」
なお、毎回グランドピアノやアップライトピアノを用意するのは大変なのか、現界時には自らステージピアノを持ち込んでくる。
ペン
アイラの武器、というか仕事道具。このペンで彼は多くの歌を紡いできた。
「私ひとりでは、ここまで辿りつけなかったかも」
歌詞を書いてジョージの音に乗せ、強化支援をするのに使用している。
【解説】
ジョージ・ガーシュウィンは、ジャズとクラシックの両方で活躍した音楽家。アメリカ音楽を作り上げた人物である。
かつて父親が兄アイラにピアノを買い与えたが、文学少年だった彼は興味を示さなかった。これがきっかけで、弟のジョージがピアノ演奏の道に進むことに。
後にティン・パン・アレーで仕事をしていたジョージは、作詞家との共作「スワニー」がヒットし人気作曲家となる。なお、この曲は30分で生まれたそうだ。
一方アイラ・ガーシュウィンは作詞家として長い下積み生活を送っていたが、人気作曲家との共作で演劇界に。その後ついに兄弟はコンビを組み、ポピュラー音楽やミュージカル、オペラなどの分野で数々の名曲を生み出した。「アイ・ガット・リズム」もその1つ。
このコンビはジョージが亡くなるまで続いた。アイラは一度活動を休止し、引退も考えたが、他の作曲家と組んで作詞を再開。1960年代まで活動を続けた。
兄弟が生み出した曲は、今でも世界のどこかで響いている。>>223
【人物像】
弟のジョージは社交的で、長身、ハンサム、おまけに独身。いわゆる陽キャ。様々な人種の人々と交流を持ち、作風に大きな影響を受けていた。人種差別をしない若者だったが、不良でやんちゃした時期も……女性関係が派手だったこともあったとか。
一方、兄のアイラは寡黙な既婚者。遠慮がちな性格で、勉強好きの読書家である。しかし弟には愛情を注ぎまくっているお兄さん。
一見真逆の兄弟だが、最高の名曲たちが彼らコンビの良さを物語っている。
特技:ピアノ演奏/作詞、執筆
好きなもの:音楽/読書
嫌いなもの:ハードスケジュール
天敵:過労
願い:「「また一緒に音楽を!」」
【一人称】僕/私【二人称】君/あなた【三人称】あの方、あの人、彼、彼女
【セリフ例】
「あ〜やりたいことが多すぎる!」「……ジョージ、1つずつ片付けていこうか」
「たまには息抜きも必要だよ、マスター。ビリヤード行っとく?」「……勿論、私も付き合うよ」
「──ありがとう、マスター。今なら一流のガーシュウィンじゃないか、ジョージ?」「そうかな?そうかも……?ともかく、今ならとびっきりの新曲が書けそうだ!」>>224
【因縁キャラクター】
音楽家サーヴァント
ジョージが教えを請いに行っては断られている。しかしそれは「彼の才能を邪魔したくない」という善意から来るもの。
「あったあった、前にもこういうこと!二流のラヴェルになる必要はない、ってね」
作家サーヴァント
アイラはよく図書館を訪ねては彼らの本を読んでいる。作家たちに自ら話しかけに行くことは無いが、たまに向こうから意見を求められてあたふたしている。
「そんな、恐れ多いですって…………!」
【コメント】
「星野源のおんがくこうろん」を見てカッとなって書きました。のだめも見てたので思い入れのある作曲家さんです。初めはジョージさんだけにしようと思っていたのですが、調べるうちに「お兄さんも入れたい!」となりました。
【wiki登録】可能です!https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A8%A5%A6%A5%EA%A5%E5%A5%B9%A5%C6%A5%A6%A5%B9%28%B2%C6%29
エウリュステウス(夏)
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B8%A5%E7%A1%BC%A5%B8%A1%A6%A5%AC%A1%BC%A5%B7%A5%E5%A5%A6%A5%A3%A5%F3%26%A5%A2%A5%A4%A5%E9%A1%A6%A5%AC%A1%BC%A5%B7%A5%E5%A5%A6%A5%A3%A5%F3
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン登録完了>>226
ありがとうございます!>>226
ありがとうございます!【CLASS】エンシェント・ジャイアント/バーサーカー
【真名】アローアダイ/Aloadai
【性別】-
【身長・体重(女性体/男性体)】175cm・57kg/175cm・67kg
【出典】ギリシャ神話
【地域】ギリシャ
【属性】混沌・善
【その他の属性】天・神性・人型・超巨大
【ステータス】筋力:A+ 耐久:EX 敏捷:A 魔力:D 幸運:C 宝具:E
【クラス別スキル】
狂化:B
巨人としての種族特性とも合わさったモノであるため、例外的に制御が可能。
制御中は理性が存在し、落ち着いて会話もできる。ただし、巨人であるアローアダイに人間の価値観は通用しないため、意思疎通ができるとは限らない。
単独行動:B
強力な魔力炉である肉体自体が自身の霊基を維持する。
このためマスターは自身が限界するために必要な要石・魔力供給源ではなく、自分を召喚したものに過ぎない。
陣地作成:EX
巨大霊基である自身が神殿――陣地と同義である。>>229
【固有スキル】
海神の祝福:B+
神としての性質、あるいはその体に神霊適性を持つかどうか神性属性があるかないかの判定、「神性」の亜種スキル。神性ランクが高いほどより物質的な神霊に近いとされる。かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残であり、これを持つ者は様々な異能ボーナスが与えられ、肉体的な忍耐力も強くなる。
海の上を走ることが出来る他、海の中でも永遠に活動することができる。更に自在に雨や津波を呼び起こすことで、フィールドを自身にとって有利な状態に変更可能。
完全なる肉体:EX
両性具有者アンドロギュノス。死の概念が存在しない精神と肉体の絶対性。
恐るべき力と強さを持ち、据傲によって神々に謀叛を企てたことで、ゼウスを筆頭とする神々は人間の原型(フュシス)を二人分の身体に両断し、以来人間は互いの半身に恋焦がれるようになったという。
プラトン著『饗宴(シュンポシオン)』に記された、アリストファネスの演説では太古の人間の原型(フュシス)は単体で完結した一つの肉体であった。円い背、円筒状の横腹、四本の手、四本の足、円筒形の首、似通った二つの顔の上に一つの頭、耳は四つ、隠し所は二つ。太陽の裔である男男(アンドロス)・大地の裔である女女(ギュネー)・太陽と大地両方の性質を有した月の裔である男女(アンドロギュノス)の三種類がおり、アローアダイの双子はその内の両性、男女(おも)であるとされる。
巨人外殻:EX
巨人種の肉体を構成する強靭な外殻。きわめて特殊な組成を有しており、攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換する。吸収限界を上回る攻撃については魔力変換できず、そのダメージを受けることになる。
ダンテの物語る『神曲』の地獄第八圏、悪の嚢(マーレボルジェ)と第九圏コキュートスの境には神に反逆した巨人達が塔のように縛られて連なる。フィアルテ(アローアダイ)の大いに威を振るった両腕は二度と動かすことなく、鎖に縛られ囚われている。これはダンテを先導するウェルギリウス自身が著した『アエネーイス』でも同様に冥府タルタロスに繋がれている。曰く、怪物のような体躯をし、両腕で大いなる天を切り裂き、ユピテルを天上の王国から追い落とそうと攻撃した、と。
重力を克服しており、成長限界が存在しない。>>230
怪力:A++
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。
使用することで一時的に筋力を増幅させる。
【宝具】
『神喰らい(オリュンポス・ファージ)』
ランク:B+++ 種別:対人宝具 レンジ:2~100 最大捕捉:1
エピアルテスとオートスの神代回帰。融合。
地上では重力や、世界の抑止力などの縛りがあるため、生命は一定以上の規格にはなれない。建造物も同じことで、無限に大きくなっていくモノなどありえない。それは物理法則にとらわれない電脳世界においても同様で、一定以上の容量に達すると分離し、自らを最適化する。
そのような制限を一時的にはね除ける固有結界。
神代の物理法則を有した異界常識は、対象の規格から測定された存在規模(ライフスケール)の質量を転写した霊基膨張工程(インフレーション)の発生を許容する。
その一撃は、軍神アレスであろうと掌中に収める。さらに『オデュッセイア』で語られるオデュッセウスの冥界下りでは、成人に達していれば、かのオリュンポスの神々さえも征服したであろうと述懐されている。
『戦滅ぼし(アレス・リアクト)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:900
太古の戦闘の概念である軍神アレス。
彼を閉じ込めた壺とは、アローアダイの体内に他ならない。
神霊の仮想顕現の際に発生する魔力全てを、破壊力に変換して放出する。>>231
【Weapon】
『素手』
生前にはその両腕で、山脈を持ち上げたとされる。
【解説】
エピアルテス/Ephialtes
オートス/Otos
エピアルテスとオートス。
海神ポセイドンの血を四分の一継ぐイーピメディアと、海神ポセイドン自身との間に生まれた双子。
恐るべき怪力の持ち主で、身幅が九腕尺(約4.2m)に背丈が九尋(約16m)となった九歳の時、オッサ山をオリュンポス山の上に、さらにペーリオン山をその上に置き、天に登って神々への挑戦を試みた。海を山で埋めて陸地とし、陸地を海に変えようともした。アレス神を縛ってヘルメス神が盗み出すまでの十三ヶ月の間、青銅の壺に閉じ込めるなどの狼藉を行ったという。(NGワードのため分割してます)
>>232
その死因についてはゼウスの雷霆や、アポロン、アルテミスの手によるなど諸説ある。
ボイオティア地方ではヘリコン山のムーサイ祭祀の創設、およびアスクレの創建者とされる。
【人物像】
名高きオリオンを除いて、この地上で最も美しいとされる双子。
神霊と人間から生まれた巨人種でありながら、古き人のカタチを持つ。これはオリュンポスの神々が地球に漂着する以前から存在していた幻想種であり、アローアダイは海神ポセイドンのテオス・クリロノミアへの適性があったことから係累として扱われたからである。
神話的な両性具有の中には「顔は少女。背は少年で胸は少女。腰はうしろが少女で前が少年。太腿は少女で脛は少年」という者もいるが、ゼウスの雷霆に打たれたアローアダイは後天的に単性に変化した。そのため、肉体的および精神的な事情も多少は異なる。
エピアルテスは空想主義、積極的。比較的、女性らしさを好む。
オートスは現実主義、消極的。比較的、男性らしさを好む。
イメージカラー:空色
特技:雨乞い
好きなもの:自分、自分たち
嫌いなもの:意にそぐわない相手
天敵:ゼウス
願い:人を自分たちと同じカタチに戻すこと
【wiki登録】可【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ルーラー
【真名】ミノス
【性別】女性
【身長・体重】157cm・54kg
【容姿】牛骨の兜を被った女性
【属性】秩序・善/悪・地
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷C 魔力C+ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
真名看破:A+
直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。
神明裁決:C
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに2回令呪を行使することができる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
狂化:EX
意思疎通は成立し理知的な思考を行うが、精神は破綻し人間性を失っている。
陣地作成:A
自らに有利な陣地を作り上げる。「クノッソス宮殿」を支配し、「ラビュリントス」を建設させた逸話から高ランクで有する。>>234
【固有スキル】
神性:B+
その体に神霊適性を持つかどうか。ルーラーは主神ゼウスを父に持ち、死後は冥界の審判官として召し抱えられた
立法者のカリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
ルーラーは伝説的な立法者としてクレタ島に善政を敷き、その功績から死後は冥界の審判として召し抱えられたとされる。規律を以て集団を統率する能力は驚異的。
蛇蝎器官:A
伝説によれば、浮気を禁じるための妻パシパエの呪いにより、ルーラーが精を放つと蠍や蛇が共に放たれ相手の女性を殺してしまうとされているが…。
これは女性であるルーラーと子供を為すために妻パシパエが魔術で人体改造を施す際に、そもそも最初からそういう風に設計した、というのが真実。呪いをかけたのではなく、最初から忌まわしく呪われたものとして作ったのである。
パシパエのこの行為に、悪意があるわけではなかった。法を重んじる王たろうとする夫ならば喜んでこの枷を受け入れてくれると思ったし、事実彼女は拒まなかった。しかしその「毒」は、パシパエすら知らぬ内に、確かに――。
善悪断裂:A
精神の分裂、二極化――二重人格。ルーラーの精神は「善の心」と「悪の心」の二つに分裂している。「善の心」は「悪の心」が犯した悪行の記憶を認識しながら、それを夢の中の出来事のように精神から切り離して善行を行える。その様はもはや非人間的と言って良い。そしてまた「悪の心」にとっては逆も然り。
全ては厳格にして善なる王であるために、ルーラーは自らの悪を切り離した。その結果は機械の如き「善」と猛獣の如き「悪」。果たしてその狭間で、人間性の欠片は、何処に?>>235
【宝具】
『一落千丈の迷宮(ロウ・ラビュリントス)』
ランク:EX/A 種別:迷宮宝具/対人宝具 レンジ:0~10 最大捕捉:21人/1人
生前ルーラーが築かせたミノタウロスを封じ込める迷宮の具現化。基本的にはアステリオスの持つ『万古不易の迷宮』と同じもの。だが比較すると発動のために魔力をより多く消費して迷宮を構成する必要があり、維持する力もそれほど強くはなく、また発動時点ではまだルーラーや敵対者を内側に呑み込んでいない。
そして最大の違いとして、ルーラーは宝具発動時に敵対者を罪の重さに応じて迷宮の深層へと叩き落す一撃を放つことが可能。その原理は、罪の重さに応じて迷宮の扉が開く、というようなものではなく、罪の重さに応じてより多く迷宮の壁や床をぶち破る威力を自らの一撃に与える、というもの。その際に破壊された壁は瞬時に自動修復される。
「ルーラーにとっての迷宮」と「敵対者にとっての迷宮」は同じ物でありながら異なる時空に支配される物であるため、敵対者は仮に落とされた直後に受けた攻撃と同じ威力を壁にぶつければ破壊出来るというわけではなく、また他の手段で壁を破壊することに成功したとしても外への道が開くわけではない。
先述の通り「ルーラーにとっての迷宮」と「敵対者にとっての迷宮」は異なるものであるため、迷宮をルーラー自身は迷うことなく通り抜けられ、内部のオブジェクトも敵対者より容易に破壊可能。
【Weapon】
『槍』
母エウロペがゼウスより賜った三つの贈り物の一つ、無くなることの無い投げ槍。
『ラブリュス』
ラビリンスという言葉の語源ともされる、巨大な両刃の斧。二振りの片刃の斧に分割して使用することも可能。>>236
【解説】
ミノス王。ギリシャ神話におけるクレタ島の王。ゼウスとエウロペの息子であり、アステリオス――ミノタウロスの義理の父親。優れた立法者でありクレタ島に善政を布いた功績を評価され、死後は冥界の審判官の一人となったとされる。またメガラとアテナイとの戦争においては総大将として戦い、その強さは敵国の王女すら魅了した。
ミノスは王の資格の証明としてポセイドンより牡牛を賜ったが、本来ならば牛を生贄として返す約束であったのを、その美しさに魅せられて他の牛と取り換えてしまう。ポセイドンは怒り、妻パシパエに呪いをかけ牡牛に欲情を抱くようにした。パシパエは名工ダイダロスの助けを借り牝牛に扮して牡牛と交わり、牛頭の怪物ミノタウロス(アステリオス)を産む。ミノスはダイダロスに命じてラビリンスを建築させ、ミノタウロスを閉じ込める。そして毎年7人の少年少女の生贄をアテナイより捧げさせることとした。後にテセウスにより迷宮が攻略された時には、娘アリアドネに知恵を吹き込んだダイダロスに怒り彼を幽閉する。彼が逃げ出した時には王自ら追跡したが、その先で入浴中に熱湯を浴びせられて死亡した。
エピソードによってあまりにも大きく人物像が乖離しているため、複数の同名の王が統合されたとも、そもそもミノスとは王を意味する普通名詞であるとすらも言われている。
秩序を以て民を幸福へと導く無私の王、厳格な立法者。欲や保身のために一切の呵責無く非道を行える人でなし。二つの人格が同居する、狂える女性。
二つの人格は連続性を持ち記憶などを共有しており、表面的な口調や立ち振る舞いなどが変化するわけではない。しかしその価値判断は完全に真逆を向いている。>>237
かつてのルーラーは、ただ良き王であった。それは、厳格な王であることを彼女自身が自分に課しているが故であった。
ところが何時からか彼女は、毒に蝕まれたかのように、疼く悪心、蠢く欲望を自らの内に感じるようになった。お前にも醜く卑しい心が存在するのだと、見せつけようとする何かがいた。彼女は慄き、自らの悪を拒もうとして苦しみ、しかし遠ざけようとする程それは大きくなり…やがてその関係は変わった。それは彼女の"悪"を請け負う半身と化したのである。
悪を押し付けたことで王の善なる心は完璧なものとなった。機械の如き無私の善政を以て国を治める理想の王。だがしかし、引き換えに、時折王の心は全き悪に取って代わられるようになった。それも決まって人生の重要な局面で、心が強く揺るがされればそのまま一色の悪へと染まり、必ず大きな過ちを犯した。妻を失い、息子を貶め、娘に去られ、配下を追いつめる。
欠けた心で善と悪を行き来する人生に彼女も疲弊し、死の瞬間に去来した感情は「これで役目を終えられる」という安堵であった。しかしその先で彼女に与えられた責務は――。
地獄。それは皮肉にも、確かに彼女の居場所として最も相応しいのかも知れなかった。
【因縁キャラクター】
アステリオス
アステリオスを認識すると自動的に悪の人格へと移行する。彼の在り方を彼女が理解することは無い。人として、罪を贖う? なんだそれは。生まれついての怪物に、そもそも裁くべき罪などありはしないのに。
エウロペ
実母。だが接触は極力避けようとする。何故ならば、母を悲しませることは善き王の理想でも、悪しき王の願望でも無いのだから。>>239
《固有スキル》
◆立法者のカリスマ:B(CT7~5)
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)+自身を除く味方全体の〔秩序〕特性の攻撃力をアップ(3ターン)
◆蛇蝎器官:A(CT8~6)
自身のNPを増やす&与ダメージプラス状態を付与(3ターン)&魅了耐性をダウン(3ターン)【デメリット】+敵単体にスタン状態を付与(1ターン)&毒状態を付与(5ターン)
◆善悪断裂:A(CT7~5)
自身に〔善〕特攻状態を付与(3ターン)&〔悪〕特攻状態を付与(3ターン)&被ダメージカット状態を付与(3ターン)&弱体無効状態を付与(3ターン・1回)
《宝具》
『一落千丈の迷宮(ロウ・ラビュリントス)』
ランク:EX 種別:Buster
自身に〔混沌〕特攻状態を付与(1ターン)&〔悪〕特攻状態を付与(1ターン)+敵単体に攻撃[Lv]&攻撃力をダウン<OC>(5ターン)&防御力をダウン<OC>(5ターン)
《性能》
スキルと宝具を合わせれば善、悪、混沌と広い範囲に特効を持つ素殴りアタッカー型のルーラー。クラススキルを合わせるとバフがかなり重なる上に、秩序特性の味方に対する二重カリスマを持つためかなりアグレッシヴ。ルーラーの耐久力を活かした長期戦向けスキルもそれなりに併せ持つ。>>238
wikiの募集ページにお応えして
今回は女体化するつもりじゃなかったのに…気付いたら…これ流石に色々とライン越えてないかな…!?
でもミノス王女性説自体は本当に存在するらしいですよ
冥界の審判官、ルーラーのミノスを作りたかったのでこうなった
あと神話見直すとパシパエ悪くないのに可哀想だったので罪を増やしておいた
もしも既出情報と矛盾があったら笑って下さい…「さあ、健全に夏を楽しみましょう!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】エピオネ
【性別】女性
【身長・体重】160cm・52kg
【外見・容姿】水着を着た穏やかそうな美女。霊衣でサングラスをかける
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】女性、神性、人型
【ステータス】筋力:E+++ 耐久:A 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:B 宝具:B>>243
ビーチ・フラワー:A+
夏のカリスマ。海辺でどれだけ衆目を集められるか。
A+のエピオネは、まさに浜辺に咲く大輪のごとき美しさを放つ。
パンクラチオン:A
『全ての力』を意味する、拳闘と組技を複合させた世界最古の総合格闘技、パンクラチオン。
夫の師ケイローンから天啓を得て自己流で物にしたスキル。
彼女はこれを聞き分けの悪い患者に対する医療行為として使用していた……のだが、とうとう、その本来の暴力性を解禁した。
サマー・シークレット・バケーション!:B
女神の夏、秘密の夏。
「あの人と子供たちには内緒ですよ?」とこちらに微笑むエピオネと過ごす夏は、なんだか一味違う予感がしてドキドキ……
───具体的には夫が嫌がるであろうと眠らせていた神霊としての力と在り方を励起し、増幅させるスキル。
羽を伸ばし、手加減を止めた女神は、一味というか切れ味が違う。>>244
【宝具】
『涼域・無用なる猛暑の憂愁(クールダウン・アスクレピオン)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:100人
『聖域・無用なる苦痛の憂愁(フェイスヒール・アスクレピオン)』の応用宝具。
治癒の女神の力を解放し、範囲内の夏による消耗を敵味方問わず回復させる神殿を展開する。
酷い日焼けや熱中症に熱射病、アウトドアで負った傷、更には夏の雰囲気に浮かれまくった精神……とにかく夏が原因のあらゆる傷病を平常な状態に治す。
また、治癒した心身は以前より活気が満たされている。
これは単に治療が目的なのではなく、仕切り直して健全な夏を皆に過ごして欲しいと思う、エピオネの心境の───女神の加護の現れでもある。>>246
【コメント】
お義父さん(水着アポロン)に続いてエピオネも水着になってもらいました。
【wiki登録】可>>248
ありがとうございます!【元ネタ】史実(イタリア・15世紀)
【CLASS】キャスター
【真名】ロレンツォ・ヴァッラ
【性別】男性
【身長・体重】165cm・60kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
自らに有利な陣地を作り上げる。
彼が作るのは“研究室”である。
道具作成:E
魔術的な道具を作成する能力、は殆ど持っていない。
魔術的でない著作については、エラスムス曰く
ラテン語法において「ロレンツォ・ヴァッラに勝る道標無し」。>>250
【保有スキル】
信仰の加護:D
色々やったが、べつに信心が薄かったわけではない。むしろ篤い。
理知の限りを尽くして追究すべきだが、それでも尚
人には解し得ぬ域があると考え、また聖書文面の過ちを指摘するも
聖書の内容それ自体に対して批判的になる事は無かった。
暗黒の中世(偽):D
古代の称揚、中世への罵倒。
彼においてはまだそこまででなかったが、近代における
過剰な/ほぼ全て間違いな“中世暗黒時代”認識の源泉世代。
古代ローマ人とプラスの、中世西欧人とマイナスの
反応・交渉時修正を互いに得る。
自己保存:B
自身はろくに戦闘力がない代わりに、
マスターが無事な限りは多くの危機から逃れる事ができる。
異端告発を受けるも当時の主アルフォンソの保護により実質回避、
後には当の教皇庁で働いていた。>>254
『コンスタンティヌスの寄進書』を、書誌学の手法を駆使し
「このラテン語はコンスタンティヌスの四世紀でなく、11世紀以降のもの」と指摘。
その後幾度も論争が繰り返され「11世紀よりは古いのではないか」とも語られたが
何にせよ真偽については紛う事無き偽書として結論されている。
四世紀の教父ヒエロムニスの手になる(とされる)、
ローマ教会が正統として公認する標準ラテン語訳聖書についても
ギリシャ語聖書に基づいた批判的研究から多くの“誤訳”を見出した。
その成果は発表(出版)されなかったが著作として書き遺され、
後にエラスムスが発見・出版、自らの新校訂聖書の礎とした。
使徒信条(クレド)は十二使徒が記したものではない、とも証明した
彼の業績は教会・教皇に打撃を与え、教権弱体化を加速させるものであり
ロレンツォ・ヴァッラは時の教皇エウゲニウス四世に異端告発を受ける。
しかし代替わりしたニコラウス五世(ヴァチカン図書館創設者)は逆に
彼を招き入れ、古典研究に従事させた。1457年、ローマ市にて死去。「思っていたよりも見た目が幼いように見える。ですか?あぁ…これは多分、父上の意向かもしれないね。ハデス様は今頃、派遣した私の姿を見て混乱しているかもだ。」
「神々を調停する役割を持つ者が欲しいと願っていたのであれば、貴方は良いサーヴァントを引き当てたと確信していただいて大丈夫です。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ルーラー
【真名】アイアコス
【異名・別名・表記揺れ】敬虔なる人、冥府の裁判官
【性別】男性
【身長・体重】160cm・62kg
【肌色】白 【髪色】銀 【瞳色】蒼(右)、琥珀(左)
【外見・容姿】穏やかな顔つきをした長髪の少年
【地域】アイギーナ島
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、神性、ギリシャ神話系男性、王
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:C 魔力:A 幸運:B 宝具:EX>>257
【固有スキル】
敬虔:A+++
生前どれだけ敬神であったかを示す。
神性を含んだスキルを所有する者からの好感度や友好度が自然と高くなるスキル。
アイアコスは神々…主にゼウスから様々な加護が与えられる他、ギリシャ系サーヴァントからの攻撃を受けなくなる。
ミュルメクス・ヴェラニディア:A
ミュルミドン人の逸話が昇華されたもの。
樫の神木で作られた杖に蟻を集め、使い魔として使役できる。契約は不要。
人型⇔蟻型と形態を蟻自身の意思で変形できるため、戦闘や探索に適している。
性別は蟻自身の意思で男女どちらにもなる。
蟻から人へと至る伝承から、各個体それぞれが弱体効果を打ち消す力を持ち、アイアコスと同等の対魔力スキルが付与される。
神明裁決(雷):B
召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。
神々の調停者としてルーラーの霊基を得ているアイアコスの使用する令呪には
ゼウスの雷霆が組み込まれており、無理に拘束を解こうとするとダメージを受ける。
味方サーヴァントに令呪として付与することで雷霆をまとわせることも可能。>>259
「お行きなさいケルベロス。逃亡者を捕らえよ。」
『魂喰らう猋(ケルベロス)』
ランク:C〜A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人
ケルベロス
たましいくらうつむじかぜ
ハデスがアイアコスに、冥府の番犬ケルベロスを散歩させる役割を担わせた経緯により使用可能となった宝具。
青銅の咆哮で敵を戦意喪失させる他、白い猛毒の息と唾液で対象の皮膚を爛れさせる。その後、動けなくなった敵を捕食する。
食べたサーヴァントの霊基の質が良いものであるほど、それに応じてケルベロスのステータスと宝具のランクが上昇する。
ただし、日差しのあるところに連れていかれると弱体化したり、小麦を使用した菓子を与えると使命そっちのけで菓子を貪り始めてしまうなど弱点も多い。>>260
「さようなら。考える葦たちよ。」
『奈落の導(イシティリオ・ハイドゥー)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1000人
イシティリオ・ハイドゥー
ならくのしるべ
ハデスに預けられた冥府の鍵を使用することで解放可能となる宝具。
アイアコスが指定した範囲を擬似的な冥府───地下フィールドに変化させ、そこに相手を引きずり込む。
この宝具には即死判定が含まれており、生前に神に対して不敬を働いたかどうか、もしくは幸運値で生死が決まる。
このフィールドに引きずり込まれてなお生命活動を続けている場合、対象者の幸運以外のステータスを1ランクダウンする。
アイアコスが魂を裁く担当領域とされる欧州地域に関わる者は2ランクダウンする。
【Weapon】
王笏:王としての証たる杖。
冥府の鍵:冥府神ハデスから授けられた信頼の証。
聖鷲ユピテル:ゼウスの端末。乗って飛ぶことが出来る。>>261
【解説】
ギリシャ神話に登場するアイギーナ島の王。
ミュルミドン人の祖であり、この世で最も敬虔な人物。
アポロンとポセイドンがトロイアの城壁を建てる時にも、その作業にも加わっていたという。
アイアコスが王となって間もない時、アイギーナの名前が島に入っているという理由で女神ヘラは怒りをあらわにした。
彼女は数多の蛇たちを島に送り出し、毒による疫病を蔓延させ島民を全滅させようと謀る。
次々と島民を喪う最中、アイアコスは祭壇の前でゼウスに
「亡くなった民を返してほしい。それが出来なければ私の首を捧げます。」と祈る。
ゼウスは樫の木を生やし、するとそこには蟻たちが集い始めた。
この集まった蟻と同じ数の民が欲しいと願ったアイアコスは、樫の木に集まった蟻がヒトの姿に変わる夢を見る。
翌日、アイアコスは息子テラモンに呼び出され外に出ると
そこには夢でみた人間たちが集っていた。
この蟻から誕生した人間たちはミュルミドン人と呼ばれ、よく働き、規律正しく戦うアイギーナ島の新たなる民となった。
ゼウスはアイアコスを非常に気に入っており、老衰の運命からも解放しようと考えていたものの、運命の女神がそれを許可せずに断念することとなった。
死後アイアコスはミノス、ラダマンティスと共に冥府の裁判官となり、冥界の法を定めた。
また、時には神々の争いの調停に呼ばれている。>>262
特技:神々に仕えることに必要なもの全て。
好きなもの:蟻、鷲
嫌いなもの:大気汚染物質
天敵:ヘラ
願い:なし
【一人称】私【二人称】あなた、君【三人称】あの方、あれ
【人物像】
ゼウスの意向により少年の姿で召喚されているが、精神は冥府の裁判官になった後のもの。
「この姿なら孫に抱えてもらえたりするかな?」と思っているものの
彼らの父親たちを追放してしまった経緯から、どう接すればいいか分からない状態。
この世で最も敬虔な人物であるものの、神々に翻弄された者たちの気持ちも理解できる。
賢王の類ではあるが戦う英雄ではないため、性格は文字通り穏やかそのもの。
この人柄とギリシャ全土を救ったという逸話により、ギリシャの英霊・英雄から刃を向けられる危険性は皆無。
そのため、ギリシャのサーヴァント同士の諍いがあれば彼かケイローンを呼ぶと良いとされる。
情より正しさを重んじるよう心掛けているものの、父ゼウスとは異なり非情になりきれないという欠点も存在する。【CLASS】ライダー・セイバー・アヴェンジャー
【真名】平将門
【性別】男
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷B+ 魔力B 幸運E
【スキル】
・まつろわぬ星A+
まつろわぬ者、なじめぬ者、反逆者、敗北者、時代の波に流される者を束ねる才覚。
その幼名は「鬼王丸」。人だけでなく、魔すら束ねし鬼の王。
そのランクの高さは、もう一人の母である「夜刀神」による呪いに起因する。
・竜の鉄皮B+
大蛇神――「夜刀神」である母の加護(呪い)により、鋼が如き強靱な肉体を得ている。耐久のステータスが向上する他、ランクB以下までの攻撃を2ランク軽減し、ランクAの攻撃を1ランク軽減する。ただし頭はこの限りでなく、「魔性特効」「竜特効」「神性特効」、いずれかの特性をもつ攻撃は軽減がなくなる。
・神性C+
三分の一、魔性と化した原始神性の血が混ぜられている。
さらに後世においては関東一円の守護神として祀られており、地域信仰の枠を超過している。
・勇猛A>>267【宝具】
【真武北辰・玄天上帝武窮】
ランク:A 種別:対人 レンジ:0(己) 最大捕捉:1人(己)
妙見菩薩の武の加護と、天の極北に至りし古今無双の武技が昇華された常時発動型宝具。
刀、金棒、弓、騎馬、それら全て平将門の我流ながら神髄に達しており、絶群・超抜技倆によって発揮されるものである。
その刀による斬撃は致命必死の軌道を描き、その金棒による打撃は魂魄霊心さえ粉へと変え、その弓による射撃は空を穿ち地を砕く。
真名解放することで、妙見菩薩より賜りし夜空が如き漆黒の五尺三寸の大神馬、「求黒」を召喚する事が出来、共に戦闘を行うことが可能。求黒は妙見菩薩の騎乗する四聖獣の一角、玄武の子であり、高ランクの神性と並外れた精強さを誇る。蹄が地を打つだけで神気を通して大地が波打ち、喉を鳴らして嘶けば、林を揺るがす野分が荒ぶ。
ただし、「守るための戦い」ではない場合、この求黒は神馬から「絶群の名馬」程度にまで低下する。
【極北随跡・七星騎影行】
ランク:A 種別:対人 レンジ:1~99 最大捕捉:-
妙見菩薩の供であり、その道筋を描く北斗七星、その化身。
平将門は、神馬の他に、七騎の影武者を作り出す神威を授かっている。
その影武者は宝具発動こそ出来ないが能力は将門と全く同じであり、その武技だけでも一群を抜きんでる技倆を誇る。
北斗七星はその軌跡を持って北辰への道筋を作るもの。すなわち、この影武者七騎を打ち倒さねば、北辰たる平将門に剣は決して届かず、また影武者を打ち倒さず将門を倒したとしても、代わりに影武者が一騎消えるだけとなる。即ち他の参加者は、平将門というサーヴァントを八度倒さねばならなくなる。
この宝具と【真武北辰・玄天上帝武窮】を合わせた、最大八騎による嵐が如き戦場蹂躙こそが平将門の真価であり、その道行きにはなにひとつ残らない。
ただし、「守るための戦い」ではない場合、ある程度能力が劣化する。>>268
【大往生土・厭土救天道求】 ランク:EX 種別:対域 レンジ:1~?? 最大捕捉:??
平将門が消滅した際、自動で発動する宝具。
平将門は、「死してなお死なず」とされた不死身の英霊。そして「死して怨霊に、神霊と化した」と伝わる神化の英雄。平将門が消滅した時、平将門という存在は「神霊」として昇華され、その土地の霊脈に自動接続し、「その土地に顕現した神霊」と化す。
平将門という現象は、かつて彼を信じ付き添ったまつろわぬ民や魔性が抱いた「怨念」が取り巻き、終わりのない夜行を練る。
時間が経てば経つほどに神霊・平将門は霊的パスによって能力が加速度的に上昇していき、ただでさえ超抜的であった技の全てに魔力と神性が宿り、全力で剣を振るえば天地は鳴動し世界が砕ける。霊脈とのパスを切断さえ出来れば神霊・平将門は消滅するが、代わりに行き場を失った魔力が大地へ帰ろうと暴走し、大規模な震災を引き起こす。>>269
今世においては大英霊、過去においてはまつろわぬ民の為に立ち上がった英雄。
「夜刀神」の呪いにより、まつろわぬ民を束ねることを運命付けられ、不死身となった魔人。
三分の一魔性の血を持ち、能力にもそれが現れているが、その性質は極めて人間的。
良くも悪くも武士らしい気質の持ち主で、悪しと思ったものはとことん嫌う頑固な義侠。
不当な扱いを受ける関東の民や、貴族達に討伐される鬼や魔性の解放を目指して新皇を名乗り、関東一円の独立を求めるようになった。――それがもう一人の母の呪い染みた願いゆえの行動だとしても。
平将門のカリスマ性は、本来拒み合うはずの人間と魔性を束ね上げ、統率させるほどのものであり、彼の元には人と鬼とが肩を組み、笑い合う「異常」が発生していた。
乱は失敗に終わったが、結果的に「神が如き存在」だった朝廷を「ただの人々」に零落させ、武により世を覆すことが出来ることを証明した。それが平将門である。
義侠好漢ではあるが生来烈しい所があり、やるからにはとことんやる。
土地の守護神とされていることや彼自身の意志の強さ、神々の加護により、極東の英霊でありながら、古代神話の英雄達にも匹敵する霊核を有している。
聖杯に望む願いは、「今度こそ守り通したい」。将門公の野望は、半月ほどで潰えてしまった。彼は、その理由はただ一つと語る。
「――――自分は、守る戦いを止めてしまった」
まつろわぬ民達を庇護し、背負い、救わんとしたその末に、「世界の破壊」を願った。それが恩讐に狂ったもう一人の母の呪いのせいであったとしても、将門は一度世界に見放されたのだ。
彼が願う世界とは「出自や場所での差別も無く、己の実力が存分に振るわれ、その者が、その者らしく、胸を張って在る世界」である。
平将門の武とは「玄武の武」、「なにかを守るための武」であり、誰かの為に戦うときこそ真価を発揮する。
確かに彼は、「復讐の呪い」を受けていた。しかしながらまつろわぬ民のために抱いた「怒り」は、間違いなく彼自身のものである。
ちなみに、彼自身の宝具になるほどの武術の腕も神は一切関与していない。
優れた肉体を持つが鍛えた武は平将門本来のものであり、武の神としての側面がある妙見菩薩の加護も、武の冴え自体を底上げするものではなく、神域に匹敵する武芸に対する惜しみない賛辞であり、「神性を与える」程度の意味しか持たない。>>271
ありがとうございます。「あれが、セファール。神々を蹂躙する白き滅び。だったとしても、残された神として、人と星の祈りを振るい、勝利しなければならない。それが、勝利神たる僕の最後の使命だ。」
【出典】北欧神話
【CLASS】グランドセイバー
【マスター】世界
【真名】フレイ
【異名・別名・表記揺れ】勝利神
【性別】男性
【身長・体重】168cm・57kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】碧
【外見・容姿】アーサーとアルトリアの中間的容姿をした少年。耳が尖っていて、少し光り輝いている。オーラが、とか雰囲気が、とかではなく、本当に少し発光している。
【地域】神代北欧
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】神性・妖精・愛する者・巨人・ヒト科以外
【ステータス】筋力:B 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:EX 幸運:A 宝具:EX
無尽蔵の魔力と最高峰の宝具は「勝利神」の名に恥じない。
【クラス別スキル】
対魔力:A
セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。>>273
騎乗:A+
セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。A+ランクでは竜種を除くすべての獣、乗り物を乗りこなすことができる。セイバーとしては高めだが、これは「神が乗る獣は神獣になるので、神獣を乗りこなせないと意味がない」といった理屈。
【固有スキル】
神性:A+
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。本来ヴァン神族の最高神であったフレイはEXランクの神霊適性を持つが、アース神族による王権簒奪によりA+ランク程度にまで零落している。
直感(偽):A+
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。Aランクの第六感はもはや未来予知に等しい。(偽)なのは本当に未来予知しているから。フレイの所属するヴァン神族はヘイムダル同様の未来予知能力を持つとされる。
巨人外殻:B
巨人種の肉体を構成する強靭な外殻。きわめて特殊な組成を有しており、攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換する。フレイ達ヴァン神族はときとして「美麗な巨人族」として描写される。身長自体は人間と大差ないが、身体組成的には巨人のそれに近く、滑らかな皮膚は同時に強靭な外殻である。
豊穣神の権能:EX
フレイの持つ豊穣神としての能力。ヴァン神族の絶対神からアース神族への人質として零落してもなお残された権能。実り豊かな君(フレイ・イン・フロージ)。大地の霊脈を活性化、吸収することで無尽蔵の魔力供給を得る。
妖精郷の主:A+
妖精郷アルヴヘイムの支配者としてのスキル。美麗な容姿や「妖精眼」のような妖精の種族特性を得る。さらに、妖精種に対する特攻と強制命令権を有する、絶対の妖精王たるスキル。>>274
【宝具】
『光燿う豊穣(グリンブルスティ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
ドワーフのブロックとエイトリによってトールの「ミョルニル」、オーディンの「グリンブルスティ」と同時に鋳造された黄金の猪。逸話的に、明らかに生物ではない、黄金製の機械仕掛けの猪。どんな馬より早く、空も海も駆け、その駆けた後には花や果物の種が蒔かれるとされる、フレイの乗騎。フレイの持つ「豊穣神」としての宝具。
真名を解放すれば、神気を纏った高速突進によって敵を粉砕する。さらに足跡から生えた蔦が敵を縛り上げることで、動きを止めた相手をもう一度粉砕する。二段構えの突進宝具。
『風王天界(スキーズブラズニル)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
フレイが持つ、布のように折りたたむことができる超巨大帆船、スキーズブラズニル。すなわち、「世界と言うテクスチャ」を広げることで展開できる船。固有結界とも言い換えられる。
オジマンディアスの光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)同様、固有結界でありながら現実の上に存在しており、異聞帯にも近い。
異聞帯と現実の間に生まれる次元嵐、世界と世界の間の軋轢自体をフレイの「風雨を操る」権能により制御しており、近づくことすら困難。さらにこの次元嵐のエネルギーを主砲・副砲として発射することも可能。フレイの世界であるため、船上においてはフレイの霊格が強化され、神性が向上、全ステータスが1ランク向上する。フレイの持つ「天候神」としての宝具。
『約束された勝利の剣(エクスカリバー・オリジン)』
ランク:EX 種別:対粛正宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
セファールを撃退するために星の祈りを束ねて作られた聖剣。エクスカリバーとは本質的に同質だが、同一ではない。王権を齎す剣の原典がグラムなら、星の聖剣の原典こそがこれである。本来は無銘の原典宝具であるが、とりあえず呼びにくいのでエクスカリバーの名を冠している。このため真名開放を必要としない。
フレイ神の持つ剣は「勝利の剣」と呼ばれ、愚かなものが持てばなまくらだが、持ち主が正しいものであれば太陽のように輝き、絶対に勝利するという。この伝承が選定の剣の聖剣ビームを表していることは確実である。>>275
フレイの持つ「勝利神」としての宝具。勝利神が、星の祈りを受けて振るう勝利の剣は、セファールさえ撃退する惑星最大級の宝具だが、当然アーサー王の者と同様「持ち主の正しさ」に依る拘束が存在する。
【解説】
セファールを撃退した太古の聖剣使いであり、ヴァン神族の頂点、豊穣神フレイ。
セファールの撃退には成功したものの、ヴァン神族も致命的なダメージを負っており、のちにアジアからやってきたオーディン、トールなどのアース神族に神の座を簒奪されることとなる。本来は「農業」「狩猟」「戦争」「天候」「太陽」のすべてを掌る、『繁栄の最高神』であったフレイも例に漏れず、人質としてアース神族の一員に零落した。
【因縁キャラクター】
セファール
かつて撃退した「白き滅び」。星、人、神の祈りがひとつになった星の聖剣を振るうには、一つの神話大系の主神であっても全霊を要した。そしてそこまでしてなお「撃退」がやっとだったという……
アルテラ
「「あれ」に意思があったとは思わなかった。それとも、あの後芽生えたのかな。あの時こうして対話が可能であれば、あるいはまた結果は違ったのかもしれないけれど。」
スカサハ・スカディ
「母上!?少し雰囲気が変わったような……いえ、とにかく、また会えてよかった。」スカディはフレイ神の母親とされる。
スルト
「スルトの気配がするな。縁でも結んだのか?まあいい。今回は勝利の剣があるからな。負けることはないだろう。」自身の命を絶った(巨)人物。勝利の剣を手放していたことで鹿の角で戦わざるを得なかったため敗北してしまった。勝利の剣があれば負けなかったと伝承に語られており、この現界では勝利の剣を持ち込んでいる。つまり、今戦ったら負けない。
スカサハ
「母う……いえ、人違いでした。すいません。だから人違いですってば!追ってこないでください!」スカサハと同一視されるスカディはフレイ神の母親とされる。
「セファールを撃退するほどの英雄の名が残っていないのは不自然」なので、古代ヨーロッパに聖剣の担い手がいるわけなんだよなあ……と思って探したら居た、まんま「勝利の剣」を持つ北欧神フレイです。
フレイ神がセファールを撃退した結果、衰弱したヴァン神族がアース神族にとってかわられた、ことにすると点と点が繋がっちゃうので、7割くらいの確率でフレイが原初の聖剣使いだと思っている。>>276
wiki追加可能です。>>5
【元ネタ】ブィリーナ
【CLASS】アーチャー
【真名】スヴャトゴル〔イースター〕
【性別】女性
【身長・体重】222cm・118kg
【容姿】パステルカラーを基調とした服を着た、非常に長身巨躯の女性
【属性】中立・善・地
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具A-
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
陣地作成:B
宝具により常に自身の陣地を持ち運ぶため例外的にこのスキルを持つ。
自然の化身:C
生命を繁茂させる一方で文明を侵食する自然の化身としての在り方。…何かのスキルとの複合スキルになっているような…?>>279
【固有スキル】
花繁る聖山:B
聖山の化身たる巨人なれば、春が来て草花が繁茂すればその相も変わる。具体的には「巨人外殻」のエネルギー吸収能力を進化させて、吸収したエネルギーを生命力に変換して自陣全体に供給出来るようになった。命を育む肥沃な自然の化身としてのスキル…?
ポケットの中のお友達:A
ブィリーナによれば、アーチャーはポケットの中に親友イリヤーを入れて運んだという。少なくともこのアーチャーにはそこまでの大きさは無いが、もっと小さなお友達をポケットの中に潜ませることは出来る。すなわち、山の小動物たちと心を通わせてちょっとだけ助けて貰うスキル。実はポケットの中は『鞄の中の霊峰』と類似した小世界になっていて、見た目より大きな動物も入るのだとか。
暗視の魔眼(春):D
活性化した暗視の魔眼。生命力や活気漲る中にこそ弱点を見出し、打ち崩す。
人は時に、生命芽吹く春という季節にこそ"死"を感じる。花の盛りの中にこそ綻びを見る。それは何故なのだろうか? 「終わりの兆候」「終わりの顕れ」を感知する魔眼はそんな季節にこそ冴え渡る。
【宝具】
『花蝶風月の魔宝剣(クォデネンツ・パステルカラー)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
『山紫翠明の魔宝剣』春色バージョン。通常時の赤・青・緑から、淡い桃色、空色、若草色の三色にカラーリングが変更されている。
通常霊基の時のように輝きを刀身に纏わせて破壊力を増すのではなく、魔力を注ぐことで光の奔流を放出する。斬撃のように放つのではなく、剣先から風が迸るようにして三色の光が渦巻く。もっと平たく言うとビームが出る。その様はセイバーではなくアーチャーなのも納得と言う外無い。ちなみにビームウィップにもなる。
本人的にはセイバーの時より手に馴染み、力を引き出せているとのこと。そもそも「運び手」であり「担い手」ではないアーチャーは、たとえ真名解放しようともクォデネンツの本来の在り方を引き出すことは出来なかったのだが…この霊基では、剣そのものが「アーチャーのための武器」として改変されている。>>280
【解説】
イースターという時節に合わせ、春の装いへと霊基を変えたスヴャトゴル。通常霊基より軽装で少女らしい、ナチュラルテイストでファンシーなファッションになっている。森ガール。
この霊基は「自然の化身」としての在り方を強調した姿である…らしい。
性格は大きくは変わらないが、戦士的な側面が後ろに引いており、穏やかで美しいものに心打たれる少女の顔を見せやすくなっている。
しかしそうした変化とは裏腹にと言うべきか引き換えにと言うべきか、やや"文明的なもの"と相性が悪くなっている。彼女自身は自然を愛してはいれど、人工物や近代文明を嫌っているわけではないのだが、無意識・無自覚の部分で「破壊が得意になっている」のである。自然の破壊的な側面、文明と対立する側面の現れである、とも解釈できよう。
ところで先述したクォデネンツの変化については、本人曰く意図したものではなく、いつの間にか勝手にそうなっていたとのこと。
そもそもクォデネンツに関してであるが、「力を注いで育てた」という記述が示す通り、もとよりスヴャトゴルには手にしたものに自身の力を注ぐスキルが存在する。ただしそれは度を過ぎれば対象の属性を全くの別物に変質させてしまうようなものでもある。生前においてはそのスキルを過度に発露することは無く、宝剣を勇者が手にするに相応しい剣として育てたのだが、この霊基になった彼女は何故かそのスキルが強化されている。結果自動的にスキルが機能して、剣の属性を「アーチャーが使うべき物」として改変したのであろう。――より本質的な表現をすれば、"侵食"を。>>282
《固有スキル》
◆花繁る聖山:B(CT8~6)
自身の攻撃力をアップ(3ターン)&防御力をアップ(3ターン)&「被ダメージ時に味方全体のHPを回復」する状態を付与(3ターン)
◆ポケットの中のお友達:A(CT7~5)
選択した味方単体を除く味方全体にターゲット集中状態を付与(1ターン)+敵単体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)&クリティカル威力をアップ(1ターン)【デメリット】
◆暗視の魔眼(春):D(CT7~5)
敵全体の攻撃強化状態を1つ解除&解除成功時にスターを獲得+自身に防御無視状態を付与(1ターン)&宝具威力をアップ(1ターン)&クリティカル威力をアップ(1ターン)
《宝具》
『花蝶風月の魔宝剣(クォデネンツ・パステルカラー)』
ランク:A 種別:Quick
敵全体の被スター発生耐性をダウン<OC>(3ターン)&被NP獲得耐性をダウン<OC>(3ターン)&Buster攻撃耐性をダウン<OC>(3ターン)&攻撃[Lv]
《性能》
パーティの耐久力を高めるスキルを持ったサポーター兼用型Qアタッカー。敵の攻め手を逆手に取るようなスキルが多い。第二スキルを使えば、第一スキルや第三スキルの効果発動条件をこちらから狙いに行く事も出来る。>>281
表テーマは「森ガール」というかなんというか この言葉ってもう廃れてる気がするんだけど代替表現が見つからない
裏テーマはもちろん「セファール」 巨人外殻に文明侵食に軍神の剣もどき!
どちらも通常霊基版が持ってた要素をより(きちんと)強調するというコンセプト
まずはイースターのイメージに近い鯖を作らなきゃ行けないと思ってたのでこの人になりました 遅くなっちゃった…【元ネタ】史実(中国史・後漢)
【CLASS】アーチャー
【真名】馬援
【異名・別名・表記揺れ】文淵(字) 馬伏波
【性別】男性
【身長・体重】174cm・65kg
【外見・容姿】冷徹な印象を与える細面の将軍
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型 神性
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。>>285
【固有スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
ライダー適性も備える程のランク。
不屈の意志:B
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。
曰く、馬援は若い頃から大志を懐き続け、老いてもなお馬を乗り回し「矍鑠たるかなこの翁」と主君に称賛されたという。
また「男児たる者辺境の原野で死ぬべきだ」と述べた逸話が、馬革裹屍の語源となっている。
軍略:C+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
鑑識眼:B
人間観察を更に狭くした技術。
対象となる人間が将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利きに優れている。>>286
神性:D
水難避けの神として民間で信仰されたことから微弱ながら神霊適正を持つ。
また、水属性の攻撃に対処する際、有利な補正を得る。
【宝具】
『擂鼓甕金錘(てんをのろわば、ばつがくだる)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:20 最大捕捉:100人
後世、唐の武将・李元霸にも用いられたという重さは800斤にもなろうという双錘。錘とは西洋のメイスに似た打撃武器の一種。
これ自体が強力な武器であるが、その本領は神雷を招来する力にある。
双錘を掲げて真名を開放する事で、その不遜を罰する為に天が双錘へと雷を落とし、担い手とその周囲を雷火によって焼き払う。
自身も巻き添えにする一種の自爆宝具でもあるが、もう一つの宝具『伏波射潮』と組み合わせる事で敵のみを狙う事も可能。
一説には、李元霸は雷雨の折、この双錘を掲げて天を呪った為に、雷によって罰せられ落命したという。
『伏波射潮(なみはしずまり、わがものとなる)』
ランク:B+ 種別:対波宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1波
何らかの“波”としての性質を持つモノを射る事で、それをコントロールし、力の指向性を自在に変更する事を可能とする一矢。
海水の波のみならず、波長を伴う音響、波動としての性質を持つエネルギー、などといった代物をも乗っ取り、馬援の意のままに動かす事を可能とする。
(条件を満たす)効果の対象を馬援の任意の対象・範囲に変更できる効果、とも言い換えてもよい。
──曰く、馬援は廉州の海を射る事で、九つあった波口(波打ち際の波が割れる所)を三つにまで減らしてしまったという。>>287
【Weapon】
『古月刀』『過古剣』
セイバークラスの場合持ってくる武器。
『馬援銅柱』
ランサークラスの場合の宝具。
『大宛馬』
馬援の愛馬と伝わる馬。
【解説】
後漢の武将。後漢末期~三国時代に活躍した馬騰、馬超の先祖。
光武帝に仕えて活躍。その覇業を支えたが、死後、讒言によって名誉を失った。
娘が次代の皇帝・明帝の皇后となった事もあり、後に名誉は回復された。
先祖は戦国時代の趙奢であったとされるが、曾祖父の代に反乱を起こした事で一族は漢王朝に出仕できない立場に置かれていたという。
馬援は大志の持ち主で北方での牧畜を望み、長兄の馬況もそれを理解し支援していたが、馬況の死没によって一族の面倒を見る立場となり、志を果たせない日々を送った。
前漢滅亡後、新王朝に出仕して囚人の護送を業務としたが、囚人を哀れに思って逃してしまい、自身も北方に遁走。
予てからの志であった北方での牧畜に勤しみ、人々の信望を集める有力者として台頭した。>>288
馬援は牧畜や農業で儲けた金品を惜しまず人々に費やして名声を高め、やがては群雄の一人、隗囂の配下に迎えられた。
隗囂の家臣として当時有力な群雄だった公孫述、劉秀(光武帝)の二雄の元に使いをした折には、旧知の間柄の公孫述を「威儀を正すばかりの井の中の蛙」と酷評し、劉秀の大器を評価したという。
馬援の功によって隗囂は劉秀の臣として仕えるようになったが、両者の関係はやがて隗囂の反乱という形で破局を迎える。
馬援は劉秀の側につき、隗囂軍の地形的有利を恐れる諸将に対して、米粒を用いて地形を象り通るべき道筋を説明し、光武帝に激賞された。
馬援の働きもあって隗囂討伐は大成功に終わったという。
馬援は光武帝の信任を獲得し、主に対異民族戦線の将軍として任用されるようになった。
その武略は名将であった光武帝をして「兵を論じて計略を立てる度に思っている所と一致し、取り上げぬ事はなかった」と評する程であり、南越(ベトナム)の徴姉妹の反乱を討伐する為に遠征した際には、数十万ともいう敵勢を僅か1~2万の兵力で鎮圧している。
軍事のみならず統治能力にも優れており、徴姉妹の討伐後は反乱の背景にあった現地の虐政を改める事にも力を注ぎ、かえって南越の人々から信望を集めたという。
その後、武陵蛮が反乱を起こした折にも討伐に名乗りを挙げる。
光武帝は老いた馬援に重責を果たせるかを不安視したが、馬援は自ら馬に乗って壮健である事を示した。
しかし、さすがに寄る年波には勝てなかったのか、武陵蛮との戦い自体は優位に進めていたものの、現地の猛暑によって疫病にかかってしまう。
その後、讒言によって都に呼び戻されたが、その途上で病死。さらなる讒言によって激怒した光武帝によって諸侯の印綬を奪われ、その名誉を失った。
その名誉を回復したのは、(馬援に侮辱されていたにも関わらず友情を保ってくれた)朱勃や娘の馬皇后の功績に依る。>>289
【人物像】
名誉を重んじ、大志の為に奮励する。いわゆる意識高い系。プライドの高さも相当なもの。
才ある者や利用価値がある(あるいは見込める)相手に対しては礼を尽くし、大衆などの集団に対する人心収攬にも長けるが、特に才能がなく利用価値もないと判断した個々人に対しては、たとえ友人であろうとぞんざいな対応を取る。
こうした人間は大抵、侮った相手に足元を掬われるのが常なのだが、馬援の場合、人物の才幹に対する鑑識眼がある為、仇となる事は少ない。(裏を返せば優れた鑑識眼の為にこうした人格に育ったとも言える)
事に臨む場合は「状況に即しているか、実用的かどうか」を重んじるプラグマティストであり、プライドの高さで判断を誤る事はほとんどない。
しかし、あまりに実用主義的な彼の言動や判断は、時として冷徹な、人情を介さないものとも映るだろう。
その上、当人が非常に誇り高い為に、感情的な理由で反駁する者に対しては徹底して相手を叩きのめし、恨みを買う事も多々ある。
一方でプライドの高さ故に、私的な利益は求めず名誉の為に職務に励む。
支配者となった場合、高い統治能力も相まって民衆からは懐かれる。
目下の人間や器の大きい人間からは(一定の距離を保っていれば)慕われるが、同僚や主君からは不興を買いがちな人物像。
イメージカラー:白
特技:人心収攬 利殖
好きなもの:名誉
苦手なもの:讒言
天敵:梁松
願い:さらに自らの名を轟かす為の足がかりとして受肉を望む>>290
【一人称】私 【二人称】(利用価値が見込める相手に対しては)貴方 (今後、利用価値がないと判断した相手には)お前【三人称】君たち 貴様ら
台詞例
「男児たる者、苦しい時こそ意思を強く保ち、老いたら一層、意気盛んでなければならない。それが出来ぬ輩は匹夫として遇されても文句は言えまい。私はなにか間違ったことを言っているか?」
「今の状況を切り抜ける為には私だけでは力不足……貴方の力をお貸しください」
「ああ……お前か。邪魔だ。とっとと失せろ。お前の力なんぞもういらん。今後の利用価値はないからな」
【関連人物】
徴姉妹:かつて討伐した叛徒だが礼を保った対応を取る。
背景にはあえて信仰を黙認し統治に役立てた、という事に加えて、英霊となった徴姉妹の能力に利用価値を認めている事がある。
尤も、徴姉妹の側は複雑な感情を抱いているようだが。
Wiki登録可>>278
私が作成した将門公はこちらですが、リメイク版を投稿したのは私ではありません。
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%ca%bf%be%ad%cc%e7>>294
承知しました
名前欄にいつのだれをリメイクするか明記しますね。>>297
陣地蹂躙:C
既に構築された陣地の分析・破壊に長けたことを由来とするスキル。
その陣地が抱える脆弱性を検出し、そこを攻めることを得意とする。
【宝具】
『東西■人(バ■ダー■・ブレイカー)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:128基
百を超える■を陥落させたという攻城戦に秀でた逸話が昇華された宝具。
自らの体躯に複数の火砲を内蔵しており、それを用いた集中砲火を浴びせる蹂躙攻撃。
また■■として最も■方で活躍し、『■人』と謳われた逸話から
この宝具は「越境」の概念を帯びており、何かと何かを隔てる結界といった壁の破壊に秀でている。>>299 正解
【CLASS】アーチャー
【真名】郭侃
【出展】史実、『七夕伝説』
【性別】男性
【身長・体重】180cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C 単独行動:A
【保有スキル】
気配感知:A+
近距離ならば同ランクまでの【気配遮断】を無効化する事ができる。
アーチャーは“アサシン”の語源となった暗殺教団を擁する砦を攻略した逸話から
暗殺者への対処に優れ、最高ランクでこのスキルを保有する。
戦術躯体:C
戦闘兵器としての体躯が英霊化の影響によって変質したモノ。
生前に使用した火砲を自らの一部として取り込んでいる。>>300
陣地蹂躙:C
既に構築された陣地の分析・破壊に長けたことを由来とするスキル。
その陣地が抱える脆弱性を検出し、そこを攻めることを得意とする。
【宝具】
『東西神人(バグダード・ブレイカー)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:128基
百を超える砦を陥落させたという攻城戦に秀でた逸話が昇華された宝具。
自らの体躯に複数の火砲を内蔵しており、それを用いた集中砲火を浴びせる蹂躙攻撃。
また漢人として最も西方で活躍し、『神人』と謳われた逸話から
この宝具は「越境」の概念を帯びており、何かと何かを隔てる結界といった壁の破壊に秀でている。
【解説】
中国の唐朝に仕えた軍人・郭子儀の末裔にしてモンゴル帝国前期の漢人将軍。
郭侃の祖父 郭宝玉は中国・金朝を見限ってチンギス・ハーンに仕えたとされ、郭侃もまたチンギス・ハーンの孫フレグに仕え、彼の西アジア遠征に従軍した。
遠征では火砲等を巧みに使用し、128の城砦を攻略し小アジア平定に貢献するという抜群の功績を上げ、漢人としては最も西に遠征した将軍である点も相まって「神人」と称された名将。
郭侃が攻略した敵拠点の中には“アサシン”を生んだイスラーム勢力の要塞やカリフの篭るバグダード、十字軍の拠点も含まれていたという。
その後、フレグは独立を目指したが郭侃はそれに従わず東帰。
皇帝クビライに謁見し、その後はクビライの配下として軍政および内治に関して有用な多くの献言をしたという。>>301
その正体は郭子儀が仙女である織姫(織女)の肉体を分析して作り上げた真人躯体。
ある七夕伝説において、郭侃の先祖・郭子儀は七夕の夜に天から降ってきた織姫と遭遇し、彼女にに富と長寿を願った。
それを聞いた織姫は、「大いに富み、大いに出世するでしょう。それに長生きもできます」と微笑み、その後、再び天へ昇っていく織姫を郭子儀はその姿が見えなくなるまで見つめ続けていたという。
実際には織姫と思われる仙女に遭遇したこと自体は事実ではあるが、長寿を欲した郭子儀は自らその仙女の肉体に焦がれそれを再現するべく、観察し、富を蓄え、躯体を作り上げた。
実際にその後に得た莫大な富で巨大な邸宅を築き上げ、「あまりに広大すぎて子儀がどの建物にいるか分からない」と言われた邸宅の内に未完成の躯体(郭侃)を隠し置いていた。
また郭子儀には晩年にはあまりに子孫が増えすぎたために彼自身も顔と名前を記憶出来なかったという故事が存在するが、これは郭侃という自身の作った人造の躯体を一族に組み込んでもバレないようにするためのカモフラージュであった。
しかし、長寿であったとはいえ躯体の完成・起動には間に僅かに合わず、自らが使用することもなく、その生涯を終えた。
その後、安置されていた躯体は郭宝玉により発見され、宝玉が降ったモンゴル帝国の技術により完成・起動まで漕ぎ着け、宝玉はソレに自らの一族の一員として郭侃の名を与えた。
本来は郭子儀の為の器であったため最低限の自我しか持たず、初期にインプットされていた『より長く生き、より多くを知る』というプログラムに従って行動を開始。
その結果が漢人未踏の西域への進出であり、効率的に行動し、敵対者を撃破する彼の働きは軍人としても評価され、郭子儀同様に名将として人類史に名を刻むに至った。
【wiki登録】可「「さて問題です」」「どっちがカライスで!」「どっちがゼテスでしょうか!」
「行こうか兄弟!」「行くぜ兄弟!」「「世界の果てまで吹っ飛ばしてやらぁ!!───『凍てつき奔れ、双対の風よ』!!」」
【元ネタ】ギリシャ神話、『変身物語』
【CLASS】ライダー
【真名】ボレアズ
【異名・別名・表記揺れ】カライス&ゼテス
【性別】カライス:男性/ゼテス:男性
【身長・体重】カライス:180cm・65kg/ゼテス:180cm・65kg
【外見・容姿】美しい髪と翼を持った痩躯の双子戦士、どちらも片目カクレ
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】カライス:秩序・中庸/ゼテス:秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】アルゴー号ゆかりの者、神性、男性、人型
【ステータス】筋力:D++ 耐久:C++ 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:D 宝具:B>>304
ハルピュイア狩り:B
かつて、女の頭と鳥の体を持つ怪物ハルピュイアたちを殺める寸前まで追い回した武勇伝から得たスキル。
翼ある幻想種や飛行能力を持ったモノに対して発動する特攻ボーナス。
【宝具】
『凍てつき奔れ、双対の風よ(ヒューペルボレオス・ソニックブーム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
父たる北風の荒神に祈り助力を訴え、その加護の元に音速より速く翔びながら、衝撃波と超低温の冷気を振り撒き、敵を蹴散らすコンビネーション宝具。
動きこそ目標に向かい突進するだけだが、生み出されたソニックブームによる被害範囲は相当なものであり、転倒と凍結のバッドステータスを受ける危険性も備わっている。>>305
【解説】
ギリシャ神話に登場する双子の英雄カライスとゼテス、アルゴノーツの一員として活躍した。
荒々しい北風の神ボレアスが、アテナイの王女オーレイテュイアを無理矢理浚って自身のものにし、誕生した息子たち。
父たる神の名をとり、二人まとめて『ボレアズ』と呼ばれている。
成長と共に翼が生え空を自在に羽ばたく力を持ち、アルゴノーツの冒険の一幕にて───盲目の予言者ピーネウスが神々から罰として遣わされたハルピュイアたちに食卓を荒らされ苦しんでいた時、これらを空から追跡して二度と荒らさないように懲らしめた。
しかしその後、行方知れずとなった恋人ヒュラス(その美少年ぶりからニンフに誘拐されてしまった)を探そうと船から降りていたヘラクレスを置き去りにして出航するよう進言した事で、彼から深く恨まれ冒険後に二人は殺された。
別にヘラクレスを嫌っていたわけではない。
───神や精霊に深く愛されたものは二度と還ってくることは出来ない。我らの母がそうだったように。
───そして二人はその血故に、『疾く出航せよ』と告げる風の声をしかと聞き、抗うことが出来なかった。
それから、ヘラクレスの生還能力を見込み、そして「「まあいずれ必ず合流できるっしょ」」という楽観視もあって、あのような進言をし、そしてあのような末路を辿ったのである。>>306
【因縁キャラクター】
ヘラクレス:
「おやおやこれは!共に旅をした仲間、」
「怪力無双の大英雄、」
「「そして俺たちを殺した張本人、ヘラクレス!!」」
「……どっか行っちゃったねー(*´・ω∨)」「(∨ω・`*)ねー、ボレアズ流挨拶だったのになあ」
と、ズレた冗談なのか根に持っているのか分からない対応をとる。
イアソン:
頼れる愉快な我らのリーダー!
双子が悪戯で入れ替わろうが見分けられる数少ない人間。
おそらくイアソン側は掴みどころの無い、まさしく風吹くまま気儘な双子に付き合いながらも呆れている。
【wiki登録】可【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【真名】ジョーン・ゴー・ツット
【性別】女性
【身長・体重】156cm・50kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運A+ 宝具D~A
【クラス別スキル】
陣地作成(偽):B-
彼女は陣地作成の能力を持たないが、『館』が有利な陣地として機能する。
道具作成(偽):A-
彼女は道具作成の能力を持たないが、『館』が収める道具により代行される。
【保有スキル】
透明化:B+
陣地ごと、触覚を除く四感および魔力探知に対する透明化が可能。
ただし、この機能は陣地内に全宝物が正しく配置されている時にしか使用できない。>>308
使い魔:A++
息子の手になる全身甲冑型ゴーレム。愛称ヴァノック。
使用者の資質を問う宝物であっても、幻術の応用により
短時間であれば使いこなす事ができるよう調整されている。
甲冑は中空であり、纏う事、他者に纏わせる事が可能だが
サイズは全く合っておらず、激しく動くと酷い目に遭う。
百種母胎:C
ヒト、夢魔、悪魔との間に“同じ子”をなした母。
英霊としての彼女は、子が生まれ難い/生まれる可能性の無い組み合わせであっても
子をなす事を可能とする力を持つ。……受肉せぬ賓(マレビト)の身であろうとも。
無力の殻:A
宝物を持たず、使い魔も伴わず『館』の外に出たならば
サーヴァントとしての気配を殆ど発しない。
絶望的に無力な身であるため、気付かれたらお終いだが。>>309
【宝具】
『かわいい坊やの秘密基地(ティ・グウィデル)』
ランク:D~A 種別:対人・対陣宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
カーナヴォン沖バードジー島にあるという硝子の館、
彼女の息子が母を匿った“マーリンの家”。
この館で永遠に保管されていると伝えられる
『ブリテン島13の宝』をはじめとした数多の魔術品を収めており
強固な防護・隠蔽の力を持つと共に、宝物を活用する事ができる。
ただし、館の防衛機構は宝物群から力を得ているものであるため、
個別の品々として活用している数が多い程に護りは弱まってしまう。
【Weapon・Item】
『ヴァノック』
本来はウォルター・スコットの『トライアメインの結婚』に登場し
そして亡くなった、「マーリンの血筋と噂される」若き騎士の名。
或いは、前途有望だった亡き若者から名と武装をとって作成されたもの。>>310
『ブリテン島十三の宝(トリ・スルゥス・アル・ゼグ・イニス・プリダイン)』
内からは見え外からは見えぬアーサーの姿隠しの布、
炎を呼ぶ力持つ白い柄のディルンウィン、
勇士と臆病者を判別するディウルナハの大鍋、
望む飲み物を湧かせるブラン・ガラッドの角杯、
無尽の食物を供するグウィズノ・ガランヒルの篭、
如何なる目的地にも迅速に達する富者モルガンの戦車、
望む騎獣を繋ぎ止めるクリドゥノ・アイディンの端綱、
食卓の二十四人に肉を供するスァウヴロデドのナイフ、
勇士に致命の刃を、臆病者に鈍らを与えるティドワル・ティドグリドの砥石、
相応しき男にぴったり合い相応しからざる者に決して合わぬパダルンの上衣、
独りでに駒が動き出すグウェンドロウのグウィズブイス盤、
望む食べ物が現れるリゲニズの壺、同じく皿、
全き貞潔を保つ者しか纏えぬテガイ・アイルヴロンの外套、
填められた石を隠すと身に着けた者の姿も隠れるルネットの指輪
十五個あるが大した問題ではない。>>311
【解説】
マーリンの母親。基本的に名を書かれないその女性に、
シェイクスピア偽作(合作相手として名を書かれるが、執筆時期は彼の死後六年)
『マーリンの誕生、あるいは子供が父親を見つけたこと』が与えた名。
マーリン(ミルディン、マルジン、アンブロシウス、エムブレイス・グレテック、
メルリヌス、メルラン)の両親の素性は作品により多少異なっており、
『ブリトン人の歴史』では単にローマの執政官がある女性に産ませた子、
『ブリタニア列王史』系年代史作品での母親はデメティア王の娘で父親は夢魔、
『メルラン(ロベールの)』では父は悪魔で母はある富裕な郷紳の徳高い長女、
『マーリンの誕生』での母はサフォークのゴー・ツット一族の娘ジョーン、
相手の男の素性が分からぬ彼女は兄と共にそれを探すが、やはり悪魔であった。
『列王史』の夢魔は人間に対し善とも悪ともつかなかったが、
『メルラン』以降の悪魔は明確に害意を以て子をなそうと企み、
母とその周囲の者の徳性と迅速な洗礼により目論見を挫かれる。
『誕生』では、母は愚かで、徳高い聖職も周りにいなかったが、
それでも母は最終的に悪魔を拒絶し、息子は自身の力によって悪魔を退けた。
彼は母を“マーリンの家”に匿い、死後はストーンヘンジへ埋葬したという。「くっ……やはり以前より体力が落ちたか……ああ、この身が疎ましい。」
「愛を囁いていないで休まず働け、色情魔(ニンフ)ども。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【真名】ヒュラス
【性別】男性
【身長・体重】169cm・57kg(生前より筋肉は落ちてしまっている)
【外見・容姿】荒んだ目をし、弓矢で武装した絶世の美少年。
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】アルゴー号ゆかりの者、神性、男性、人型
【ステータス】筋力:B- 耐久:C- 敏捷:B- 魔力:C+ 幸運:E 宝具:B>>313
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
獲物に忍び寄る優秀なハンターとしての才と、水妖に拐われ誰にも見つかることはなかった逸話がそこに加わり、ランクは極めて高い。
【固有スキル】
神性:C
ギリシャ神話屈指の狩人オリオンの娘にしてニンフであるメノディケーを母に持つ。
英雄神の寵愛:A-
かつての主であるヘラクレスからの寵愛ぶりであり、本来ならば神と化しているヘラクレスから肉体的な加護が授けられるはずであったが、後述する「紅顔の美少年(水)」スキルがそれを阻害して効果を発揮出来ない。
しかし、彼から学んだ戦闘技術力の高さも示しており、その点は阻害されておらず、アサシンながら白兵戦を得意とする一流の戦士である。
紅顔の美少年(水):A+
男女問わず人を惹き付ける美少年としての性質を示し、加えて彼に魅了されたニンフたちが彼自身の肉体を改造した事を表すスキル。
水のフィールドにおけるヒュラスの行動に追加ボーナスが付与される。
また、その若さと美しさは永遠に保証され、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わることはなくなるが、(彼女たちニンフにとって)不要な能力───筋力などは強制的に削がれる。>>314
【宝具】
『永劫の水面(メイデン・ハンド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
自然の化身たるニンフたちからの寵愛(のろい)ぶりが宝具と化したもの。
ヒュラスに以下のような能力を授ける。
・水のフィールドから、高位の「陣地作成」スキル並みの自陣を作り上げ、魔力を精錬し続けることが可能。(その自陣と化したフィールドの水自体に魔力が宿っており、容器に入れて持ち運びや他者が使うことも可能。)
・水のフィールドから、ニンフを模した女性型の使い魔たちを召喚・使役する。平均的な魔術師数人ならば打ち勝つ程度の戦力となる。
・水で構成された被膜を纏い、自身の気配を完全に消す。ヒュラスが叫ぼうと攻撃態勢に移ろうと正確な位置を把握することは困難。ただし、水のフィールドから遠い場所で発動するほど、この被膜の持続性は短くなってしまう。>>315
『射散らす精霊(ナインライブズ・パルテノス)』
ランク:B 種別:不明 レンジ:不明 最大捕捉:不明
ヘラクレスが長い旅路と戦いの果てに編み出した流派、「射.殺.す百頭」。
ヒュラスはその旅に最後までついていくことは叶わなかったがヘラクレスから学んだ戦技に、ニンフたちへの憎悪、祖父たるオリオンから受け継ぐ狩人の血、それら全てを瞬間的に滾らせ、武器と肉体に込めて対象を殲滅する宝具を生み出した。
特に女性や自然に連なる属性持ちに対し、追加ダメージが入る。
ヘラクレスのものが威力特化とすればヒュラスのものは必中特化。
目標に対する殺意が高いほど放たれた一撃は命中精度が高まり、決して外れることなく、相手を射貫くまで落ちることはない。>>316
【解説】
ギリシャ神話に登場する英雄、アルゴノーツの一員であり、あのオリオンの孫にしてヘラクレスに愛されし美少年。
かつて、ヘラクレスが非道なドリュオプス人の王・テイオダマスを殺した際に、王の幼い息子であったヒュラスの美しさに惚れ込み、自身の従者(エロメノス)として奪い育てた。
ヒュラースは従者としても息子としても恋人としても優秀に成長し、大英雄を満足させていた。
もしかしたら、超一流の英雄として名を馳せた未来が有り得たかもしれない。
しかし、アルゴナウタイがキアノスという地に上陸し、ヒュラスが近くの泉に水を汲みに行った時、悲劇は起こる。
偶然、泉のニンフたち(ナイアデス)が水辺にいたと遭遇してしまい、一目惚れした彼女たちによって水底へ連れ去られてしまったのだ。
ヒュラスが突然姿を消したことでヘラクレスと仲間であるポリュペモスが必死に探し続けるも、他のアルゴナウタイは彼らを待てず出航してしまう。
その間、ナイアデスはヒュラスが発見されて取り返されないように、叫ぶ彼を木霊に変え、そして自分たちの永遠の夫とした。
とうとう諦めたヘラクレスは土地の人々を脅迫し、自身の代わりにヒュラスを探し続けることを誓わせ、徒歩でアルゴナウタイに合流することを決めた。
また、ポリュペモスはアルゴー船から完全に離れ、この地にキオス市を創建したという。>>317
このような生い立ち故に、人間不信が極まった美少年。特に女性に対する不信感は凄まじく、自身に好意を抱いているものならば罵詈雑言を浴びせ、最悪の場合は力ずくで排除しようとする危険もある。
ニンフならば姿を見ただけで反射的に攻撃を放つ。探しもしなかったアルゴナウタイならば近寄ることはなく刺々しい態度を取る。
かといって置いていかれること、水底のような静かな場所に一人でいることがトラウマなため、そっとしておくとそれはそれで文句を言い出しついていく構ってちゃん。
辛うじて彼が心を開く人種は、ヘラクレスとポリュペモスのみだが、そんなヒュラスと根気よく付き合うことが出来たならば、打ち解けてくれるかもしれない。
聖杯にかける願いは無論ニンフたちとの関係を断ち切ること。>>318
【因縁キャラクター】
ヘラクレス:
主にして父親にして恋人。
会いたい半面、「こんな貧者な今の姿をあの方に晒せない……!」とアサシンは必死に逃げ回り、再会を拒んでいる。
なお、ヒュラスが同性を評価する基準はヘラクレスなので、男らしさを見せつける場合は注意されたし。無茶を言うな。
ニンフたち:
反吐が出ると公言するほど忌み嫌っている。
ニンフたちは構わず纏わりつき、愛を振り撒いている。
【wiki登録】可>>320
【固有スキル】
神性:C
その体に神霊適性を持つかどうか。
ライダーは月の女神ケリドウェンの子供として生まれ直した。
ぴよぴよタリエシン:A
自己暗示による子供への回帰。卵から生まれたての雛鳥のように、幼くいとけなく元気が有り余っている。肉体的・精神的ダメージを負っても暗示を掛け直すことで何度でも回復可能。
どういうわけか外見までも子供になっている。幻術の一種なのか、魔術によって年齢すら自由自在なのか…。
こどもの旋律:A
リコーダー、カスタネット、鍵盤ハーモニカなど、子供の習うような楽器で音楽魔術を奏でる。その旋律は人々を微笑ましく愉快な気分にさせて、敵からは戦意を喪失させる…かも知れない。
リコーダー剣術:A
リコーダーを剣に見立てて振り回す。見た目は子供の遊びだが、しかし何故か剣術そのものは完璧である。これでまともな得物を持てば充分に様になるだろう。が、本人曰く「『あの剣』は自分は幻でも持てないし、中途半端なものを持つ意味は無い」「っていうか重いから無理」とのこと。
今回セイバーの霊基となった由縁。>>321
【宝具】
『風切り奏でるはその剣先(エアブレード・リコーダー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
魔術でリコーダーに風を纏わせて斬撃の威力を増大させる。応用として風による光の屈折で刀身を透明化させ、間合いを隠し、短いリコーダーでも白兵戦で優位に立つと言う芸当も可能。更に溜め込んだ風を一気に全て解放することで、鉄槌の如き一撃を一度限り放つ必殺技を持つ。
…どう見てもとあるセイバーが持つ宝具に酷似している。
【Weapon】
『リコーダー、カスタネット、鍵盤ハーモニカ、タンバリン、シンバル、木琴、鉄琴、etc.』
【解説】
イースター衣装に着替えたタリエシン。…何故か小学生のコスプレをして、小学生みたいな楽器を使うようになって、年齢まで小学生になった。曰く「春と言ったらピカピカの一年生の季節」ということらしく、年齢設定もそれくらい。第一再臨だと現代的な私服に赤いランドセルに黄色い通学帽子、第二再臨だと私立っぽい制服にシックな茶色のランドセル、第三再臨だとちゃんとイースターらしいうさぎモチーフの私服とリュックになる。
精神的には子供に戻っている…というよりは童心に戻っている。自己暗示で子供に回帰しても「大人が考える(大人である自分を納得させる)子供っぽさ」を演じているだけなので、結局あまりなり切れていないのである。…しかしそれ以前にそもそも、セイバーに「子供らしい子供時代」などあるのだろうか?>>323
《固有スキル》
◆ぴよぴよタリエシン:A(CT5~3)
自身の弱体状態を1つ解除&最大HPをアップ(3ターン)&スター発生率をアップ(3ターン)
◆こどもの旋律:A(CT7~5)
味方全体に回避状態を付与(2ターン・1回)&NPを少し増やす&NP獲得量をアップ(3ターン)+敵全体の防御力をダウン(3ターン)
◆リコーダー剣術:A(CT7~5)
自身のBusterカード性能をアップ(3ターン)&Extra Attackカード性能をアップ(3ターン)
《宝具》
『風切り奏でるはその剣先(エアブレード・リコーダー)』
ランク:C 種別:Buster
自身の宝具威力をアップ<OC>(1ターン)+敵単体に防御力無視攻撃[Lv]
《性能》
ガチャ産な上に元よりレアリティが高い…!?
器用貧乏型のサポーター寄りのユニット。第二スキルは強力な全体支援効果が揃っている代わりに使用したいタイミングがバラバラ。素のATKが星5最低クラスであり、バフが宝具にしか重ならないため宝具を撃てなければ火力が出ない。経戦能力は高くArtsチェインでNPを稼ぐため宝具を撃つ機会そのものは多いだろう。>>322
イースター鯖二騎目、今度はちょっと捻った奴
他のと違って含みやテーマの掘り下げとかはあんまり無くて、シンプルに趣味に走りました「ふっふふふふ、よくぞこの海内無双たるこのわたし、安宅丸を呼んだわね。この才色兼備たるわたしを呼んだからには貴方に後悔なんてさせないわ!」
【元ネタ】史実・民間伝承
【CLASS】ライダー
【真名】安宅丸
【異名・別名・表記揺れ】天下丸
【性別】女性
【身長・体重】152cm・秘密
【肌色】白【髪色】水色【瞳色】青
【外見・容姿】多くの煌びやかな装飾品を身につけた和服の少女
【地域】日本,江戸
【年代】1634年〜1682年
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・騎乗・超巨大・徳川・非ヒト科・神性
【ステータス】
筋力:C 耐久:A 敏捷:D+
魔力:B 幸運:E 宝具:C>>328
嵐夜の逃奔:B+
船霊の力で嵐を巻き起こすことで、武器に暴風を纏わせたり、敏俊パラメータを上昇させるスキル。更に逃走判定時、敏俊ステータスを更に上昇させ、逃走判定の成功率を著しく上昇させる。
ある大嵐の日に安宅丸は勝手に江戸湾へと向かい、「伊豆へ行こう、伊豆へ行こう」と声を上げ逃走したという逸話より得たスキルであり、このスキルによって低い敏俊を補っている。
粗雑なる者への応報:C
安宅丸は解体された後、その材木の一部を穴蔵の蓋として使ったところ、雇い人の女性がおかしくなってしまったという逸話を由来とするスキル。
損傷を与えた者への報復呪詛。安宅丸を悪意を持って傷つけることで、損傷部位から彼女を構成する霊子が放出され、放たれた霊子は対象に取り憑き、精神異常と呪いを付与する。
このスキルの対抗の基準は対魔力によるものではなく、属性(アライメント)によるものとなっており、「秩序・善」側に傾いている程対抗しやすく、「悪・混沌」側に傾いている程対抗しにくいというようになっている。
アサシンクラスとして召喚された場合は、真名開放を行うことで取り込まれた霊子は刃となり対象を肉体の内側から切り裂く宝具となる。>>329
【宝具】
『天下泰平・徳川御座船(てんかたいへい・とくがわみましのふね)』 ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
普段は変化によって人型を装っているが、その正体は江戸時代の御座船であり、船舶たる彼女自身が宝具そのものである。
真名開放する事で安宅丸を飾る徳川の権威の象徴たる豪華な装飾が光り輝き、その光は敵対者へ重圧を与え、味方陣営には悪属性特攻と守護結界を付与する。
安宅丸に乗船する者が徳川将軍といった本来の持ち主に近い者であるほど安宅丸と味方の乗船者は強化される。
魔力を多く消費すれば飛行することが可能。また、端末として船内であればいくらでも人間形態の安宅丸を作り出すことができる。>>331
【解説】
安宅丸とは江戸幕府第3代将軍徳川家光が寛永9年(1632年)に向井忠勝に作成を命じ、2年後の寛永11年(1634年)に完成した御座船である。
全長62m、竜骨の長さが38m、幅約16m 、排水量1500トンの「日本一の御舟」と呼ばれるほどの巨大な軍艦船形式の御座船。外板の厚みは一尺もあり、防虫・防火対策として銅板を張り巡らされており、2層の天守閣を備えられていた。
安宅丸には妖怪としての伝承が存在し、曰く、志しの低い者、罪人といった者が乗ろうとすれば低い唸り声をあげ乗船を拒否したという。またある話では、嵐の夜に突然「伊豆へ帰ろう、伊豆へ帰ろう」と喚き1人でに海へと駆り出したという。こういった伝承から安宅丸は航海を守護する神霊「船霊」の一種だったのではないかとされている。
そんな安宅丸の最後はその巨大さから大艪100挺でも推進力が不足し実用性がなく、維持費がかかることもあり、奢侈引き締め政策の影響で天和2年(1682年)に解体されてしまうというものであった。
サーヴァントとして現界するにあたり、船霊の伝承を更に取り込んだ事によって、安宅丸は守護者(一説には安宅丸は江戸を防衛することが主な任務であったという)としての側面を生前?より強化されている。>>332
【人物像】
煌びやかな装飾品を多く身につけた高飛車で目立ちたがりな和服令嬢。
派手なことを好み、「豪華絢爛たるわたし」「才色兼備なわたし」など優れた意味の四字熟語を使用して自らを飾り立てるようによく自称する。そのためナルシシズム的な印象を受ける人物であるが、責任感は強く礼節を弁えている。また、徳川家の御座船である事に誇りを持っており、その立場に相応しく、より優れた者であろうとする努力家でもある。
守護者としての側面も強く、無辜の民を悪戯に傷つけるものを許さない。また、無辜の民を守ることに躊躇をすることはなく、誰かを守ることは当たり前なのだと彼女は笑う。
悪人や志の低い者を嫌っており、前者は単純に悪事を許さない正義感から嫌い、後者は何故より良い自分を目指そうとしないんだという憤りから嫌っている。>>333
解体されたことがトラウマとなっており、その単語を聞いただけで足が震えるほど恐れている。しかし、それ以上に彼女は誰からも必要とされない事を恐れている。
生前、その大きさから実用性がなく、また国を守るための海戦を行うこともなく、最早必要とされずただ繋がれているだけであったことから来るもので、かつて建造地である伊豆に1人でに帰ろうとしたのはそういった状況からくる寂しさ、虚しさに由来している。それ故に彼女は口にはしないが常に誰かに必要とされたがっており、より優れたものであろうとするのは、優れたものであれば必要としてくれるという承認欲求からくる。
余談として上記のことから大きい事を気にしており、人へ変化している時は身長だけでも小さくしようとしている。
特技:アクセサリー探し・自己研鑽
好きなもの:派手なもの・徳川家・海・頼られる事・サイコロゲーム
嫌いなもの:罪人・志の低い者・解体・必要とされない事
天敵:天地丸・解体業者
願い:自分を必要としている人に巡り合いたい>>334
【因縁キャラクター】
天地丸:ほぼ同時期に作られ、約240年もの間使われた、江戸の黎明期から江戸の終焉を見届けた御座船。嫌いではないが苦手な相手であり、その理由としては長い間使われ続けた天地丸に比べ、安宅丸は実用性がなく権威の象徴としてしか扱われなかったことから尊敬している反面、コンプレックスを抱いている事からくる。
徳川歴代将軍:仕える主人。彼女にとって絶対とも言える存在であり、彼らの前では高飛車な一面は形を潜め、普段の明るさが嘘のように畏まる。
柳生但馬守宗矩:徳川家に仕えていた同時代の人物。堅物な人物であることしか知らないため、わりとはっちゃけているところを見ると目を白黒とさせる。
茶々:徳川を憎む人物。彼女のことを思いあまり目の前には表さないように心がけている。
ボイジャー:未来の異国にて宇宙へと旅立った船。宇宙へ飛んでいくとか派手で凄いじゃない!と興奮気味になる。
ジャック・ザ・リッパー:天敵。死因が解体、性別は女性、メタ的に言えばクラスはライダーと完全に役満となっている。>>336
【Wiki登録可】
【イメージ画像】
https://picrew.me/image_maker/1333071/complete?cd=SDZcbg7Arj>>334
今更ながら人称を忘れてたので修正
【一人称】わたし【二人称】あんた・貴方・〇〇様【三人称】あれ・あの人・あのお方「どんなに悩める病も解決してみせましょう。ただし、貰うものは貰いますがね。」
「下の兄弟が困った時、奮闘するのがお兄ちゃんというものだ!」『案外ブラコンだよねぇ、君は』
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】メラムプス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・65kg
【外見・容姿】二頭の蛇と鳥を模した杖を携え、ローブを纏い、日焼けした足の青年予言者。
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】王、神性、男性、人型
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C+ 魔力:A 幸運:A+ 宝具:B+>>340
【固有スキル】
神性:C
死後、アイゴステナという土地に神殿を建てられ、偉大なる予言者として祀られていた為、神霊適性を所有している。
蛇遣い:B
神秘や神聖の象徴である蛇を使役し、また、儀式に用いる技術。
メラムプスは蛇と深い関わりがある。かつて人に殺されてしまった親蛇を手厚く弔い、残された蛇の子供を育て上げたという。
動物会話:A
言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
基本的には動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらないのだが、メラムプスは鋭いインスピレーションにより話の詳細を想像できる。
成長した蛇の子は感謝の意を込めて、眠っていたメラムプスの耳を舌で舐め、鳥や虫たちの会話を理解する能力を贈った。>>341
男神の寵愛:A
アポロンからの寵愛を一身に受けている。
不思議な能力を得たメラムプスはその後、アルペイオス河で出会った太陽神に教示を受け、当代随一の予言者に成長した。
……そしてやっぱり、アポロン神が羊のぬいぐるみになってメラムプスについてきている。
『面白そうだからね』
「つまりは良い儲け話が舞い込みやすい環境、という事でもありますねぇ!」
治癒の予言:EX
霊的な力をもって、高度な治療技術と解決の為の助言を施すスキル。
特に精神的ダメージを治療する際、抜群の効果があり、見えない傷口も彼にかかれば回復の見込みある患部と化す。
メラムプスは、弟のビアースが困り果てていた求婚の難題をこなす一環として、幼い頃のトラウマがきっかけで性的不能に陥っていたピュラケーの国の王子イピクロスを癒した他、心に傷を負った数多くの者たちを治療してきた実績を持つ。>>342
【宝具】
『神罰よ、羽搏く災厄と這い寄る狂気となれ(メランポディア・マニアー)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:ー
メラムプスが癒したとされる神罰の狂気。英霊と化したことで、彼を構成する一要素として組み込まれ、昇華された。
それらを翼を持つ蛇のカタチに具現化、敵に飛ばして攻撃する。
被弾した対象は発狂し破壊衝動のままに暴れるか、呪いに体力を奪われ続け絶命してしまう。
下手に取り押さえようとした者も同じ影響を受けるという高い感染性もあり、怒れる神の罰に相応しい脅威を秘めた宝具。
対処には呪詛と狂気に耐える、魔力と精神力の高さがどちらも重要である。
あるいは神性・神秘由来の高度な治癒秘術で治すことも可能。>>343
アルゴスとティリンスの地を治める王プロイトスには三人の娘がいたが、女神ヘラの神像(あるいはディオニュソス神の祭りとも)を軽んじた為に神の怒りを買って狂わされ、自身たちを牛だと思いこみ放浪するようになってしまった。
それを聞きつけたメラムプスは「国の三分の一を報酬に、王女たちを治しましょう」と申し出た。
莫大な要求にプロイトスは一度断るが、娘たちの狂気が国中の女性に感染、次々と凶暴化していく。打つ手がないプロイトスはついにこの予言者を頼った。
この時、「国の三分の一は私に、もうの三分の一は我が弟ビアースに分けていただきたい」と要求を吊り上げてきたメラムプスであったが、見事王女たちから狂気を取り除き癒してみせた。
こうしてメラムプスは神の齎した神罰を利用し、領地すら手に入れたのだった。>>346
【因縁キャラクター】
アポロン:
師弟にしてなんだかんだ波長が合う者同士。
一緒にノリノリになったり、互いが互いのおかしな言動に引いたりする間柄。
ビアース:
(溺)愛する弟。メラムプス曰く「何か問題があると素直に頼るところが良いぞ!」とのこと。
【wiki登録】可>>342
※訂正
男神の寵愛:A
アポロンからの寵愛を一身に受けている。
不思議な能力を得たメラムプスはその後、アルペイオス河で出会った太陽神に教示を受け、当代随一の予言者に成長した。
……そしてやっぱり、アポロン神が牛のぬいぐるみになってメラムプスについてきている。
牛なのはキャスターと神々への儀式に関わりがある生き物であるため。
『面白そうだからね』
「つまりは良い儲け話が舞い込みやすい環境、という事でもありますねぇ!」【出典】史実
【CLASS】セイバー
【真名】薔薇のセイバー
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男性
【身長・体重】180cm・65kg
【肌色】白 【髪色】薄金 【瞳色】暗い青
【スリーサイズ】
【容姿】線の細い青年。武装しているが覇気に乏しい。宝具発動時は髪と瞳が鮮やかに輝き、顔付きも精悍になる。
【地域】欧州
【年代】中世
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・王・(■)
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:D 幸運:B 宝具:C
【クラス別スキル】
対魔力:C(A)
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
宝具『■■王旗』発動時には、■の因子の獲得によりランクが修正される。騎乗:C
騎乗の才能。
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
英雄作成:A-
王を人為的に誕生させ、育てる技術。
セイバーの場合、育成技術というよりは、既に素養を持つ者を盛り立てるプロデュース技術。
自身を■■■■に仕立てることには成功したが、■■■■■を人為的に再臨させる計画は失敗している。
希望のカリスマ:B
自身を■■■■に重ねて戦ったセイバーには、人々に頼られ期待されるカリスマが具わっている。
その効果は魔術師マーリンが見せる『夢のような戦意高揚』に近い。
■■■■・■■■:A+
■■■の■■■と■■■■■■の■■■を統合した■紋。
この紋様は対立する二者の協調を示し、セイバーの為した内乱終結と国内平定を象徴する。
■■■■・■■■を身に付けている限り、交渉や同盟、戦闘などあらゆる対人判定に有利な補正を得る。【宝具】
『■■王旗(■・■■■■・■■■)』
ランク:C 種別:対軍(自軍)宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
■■■■■■■を象徴する■■■が描かれた軍旗。自身、及び自軍の心胆を奮い立たせる。
この旗が戦場にある限り、セイバーは理想的■■■■王の霊基を得て、その霊基に神代最後の神秘を宿す。
一時的に体内に■の魔力炉心が形成され、全ステータスはワンランク向上し、高ランクの“直感”と“魔力放出”を得る。
『今ぞ再び勝利の剣(■■■■■■■・■■■■ハート)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
予言の体現者たるセイバーを、やがて蘇る■■■■■に準え、その武威を再現する宝具。
「■■■■■の手には■■があるべき」という信仰を基に『■■■■■■■■■』のレプリカを生成する。
光の斬撃を放つ事ができるが、その威力はオリジナルには及ばず、一発打つ度に『■■王旗』のバックアップが停止してしまう。
セイバーが理想の■■■■王となる必要がある為、『■■王旗』の効果圏内でなければ、この宝具は真名解放できない。【元ネタ】日本伝承
【CLASS】ライダー
【真名】温羅
【異名・別名・表記揺れ】鬼神、吉備冠者(きびのかじゃ)
【性別】■
【外見・容姿】虎や狼のように輝く瞳、炎のように赤く伸び切った髭と髪を持つ4メートル越えの大鬼
【地域】日本
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型、魔性、■■、■■
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 宝具:A>>352
【クラス別スキル】
騎乗:A
詳細不明。温羅に何かに騎乗していたような逸話は無いはずだが…?
対魔力:B+
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
何らかの力により強化されているようだが、詳細不明。
【固有スキル】
鬼種の魔:A+
鬼の異能および魔性を表すスキル。鬼やその混血以外は取得できない。
天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出、等との混合スキル。
投擲:B++
温羅の討伐の命を受けた五十狭芹彦命(後の吉備津彦命)は温羅に対して矢を1本ずつ射たが温羅はその都度石を投げて撃ち落とした。
岩などを投擲する技術。特に飛来物の迎撃の際には命中精度に著しいプラスが掛かる。
その精度は現代のミサイル迎撃システムにも引けを取らない。
変化:B
温羅は変化の術に長けており、自らの不利を悟ると雉や鯉に化けて逃走を図ったという。
自らの肉体を組み替え、様々な獣へと姿を変える・・・それって「変化」というか「変形」のような・・・>>353
【固有スキル】
恐慌の声:C
聞く者の精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。
吉備津彦命に刎ねられた温羅の首は骨になろうが地中に埋められようが唸り声を上げ続け人々を恐れさせた。
鳴釜神事:A
唸り続ける鬼の生首に人々が恐れる中、吉備津彦命の夢の中に温羅が現れ、自身の首を吉備津彦の宮廷の釜の下に祀り、自らの妻である阿曽媛を初代とし、その血を引く姫に代々、彼の霊を祀る釜の守り役をさせるように告げ、引き換えに自らは祟り神から先触れの神となってオマエの力になってやる、と約束を交わした。
吉備津彦命がこの意に従ったことにより唸り声は止み、その首は吉凶を占う存在になったという。
一種の未来予測。この先の行動が吉と出るか凶と出るかを瞬時に予測演算する。>>355
【解説】
古代の吉備(現在の岡山県南域)に来訪し、地域の支配者となった鬼。
異国から飛来して吉備に至り、製鉄技術を吉備地域へもたらして鬼ノ城を拠点として一帯を支配、婦女を浚い、意に沿わない相手を「鬼の釜」で茹でて食べる等の暴虐ぶりで現地の人々を苦しめた。
人々の訴えを受けた崇神天皇は軍を差し向けるが、兵の扱いに長け、さらに変身能力を持つ温羅を倒すことが出来なかった。
そこで天皇は、孝霊天皇の子で四道将軍の1人の五十狭芹彦命を遣わし、温羅を退治させる決断をする。
現在の吉備津神社に陣を構えた五十狭芹彦命は温羅に対して矢を放つも温羅はこれを岩を投げて悉く撃ち落とした。
そこで命が2本同時に射たところ、1本は撃ち落とされたが、もう1本は温羅の左眼を射抜いた。
不利をさとった温羅は変化して逃亡を図るが、温羅が雉に化けると自らも変化の術を得意としていた五十狭芹彦命は鷹となり、鯉に化ければ鵜となりこれを捕縛、ついに温羅は降参し「吉備冠者」の名を五十狭芹彦命に献上、五十狭芹彦命は吉備津彦命と呼ばれるようになった。
討ち取られた温羅の首は吉備津彦命の手で刎ねられ晒し首となったが、首だけになろうが家臣の犬飼武命に命じて犬に首を食わせて骨にしようが吉備津宮の釜殿の竈の地中深くに骨を埋めようがなお唸り声を上げ続け13年もの間人々を恐れさせ続けた。
ある日の事、吉備津彦命の夢枕に温羅が現れ、自らの妻である阿曽媛に釜殿の神饌を炊かせるよう告げた。
吉備津彦命がこの意に従い神事を執り行ったことにより唸り声は停止、温羅の首が埋められた釜は、巫女の祈りによって鳴動し、その吉凶を人々に知らせたという。
この鬼退治伝説こそ、後の「桃太郎」の原型であると言われている。>>356
【人物像】
バーサーカーかと見紛うような唸り声を上げ荒れ狂う大鬼。
しかし理性を持たないわけではなく、むしろマスターの指示の真意を汲んだうえで行動したりとかなりの知性を持っている様子が見られる。
・・・優れた知性を持ちながら狂ったように唸り暴れ狂う。
「鬼とはそういうもの」と言われれば納得できなくもないが・・・その立ち振る舞いには何か違和感のようなものを感じる者もいる。
曰く、「生気」のようなものを感じられない───あるいは「機械的」な印象を覚えるのだというが・・・?
・・・おや? かみのけの うらに スイッチのようなものが ついてるぞ?
おしてみますか? →はい いいえ 「あ、ちょっと、待───!」プシュー>>358
【クラス別スキル・追加情報】
騎乗:A
自らが作り上げた「鬼型戦術外骨格」を完全に乗りこなしている。
その操作技術は他の乗り物でも十分に生かすことが出来るだろう。
【固有スキル・追加情報】
戦術躯体:A
温羅の大鬼としての躰。その正体は彼女が作り出した「鬼型戦術外骨格」でる。
海の彼方より漂着した「神気纏う大絡繰の残骸」、これを独自に解析して作り出した温羅の「二番目」の傑作。
特殊合金製(後述)の外装。形状を変化させることによりあらゆる状況に対応できる変形機能。聞くものに恐れを抱かせる唸り声めいた駆動音。
飛来する矢の軌道を瞬時に計算しこれを迎撃できるほどの高度演算能力は後に強化され未来の吉凶を予測することさえ可能となった。
ちなみにこの外骨格無しだと彼女のステータスは魔力と幸運以外激減し、スキルも「鬼種の魔」(ランクがEまで減少)「変化」(これもC-ランクまで弱体化)以外すべて使用不能になる。
鬼鉄:A
おにのくろがね。
吉備地域へ製鉄技術を齎したと伝えられている彼女がその技術の粋を掛けて生み出した特殊金属。
外骨格に使われているそれは大絡繰から採取した神鉄と思しき金属を用いた合金、さらには鬼の妖力を練りこんであり、物理的・魔術的双方に対して優れた防御力を発揮する。>>359
【宝具・追加情報】
「さぁさ今こそ御開帳!コイツが私の最!高!傑!作!」
「鬼ヶ島ァァァァァァァァ!起動ォォォォォォォォォォ!」
『鬼ヶ島(おにがしま)』
ランク:A 種別:対国宝具 レンジ:500 最大捕捉:5000人
鬼ノ城の真の姿である海陸空全領域対応型機動要塞。解析した大絡繰そのものを修理、改造して作り上げた彼女の最高傑作。
普段は陸上型「城塞形態」か海上型「浮島形態」で運用されるが状況に応じてかつての大絡繰の機能を部分的に再現した飛行型「天神形態」へと変形する。
要塞中央部に備えられた鬼の顔を模した岩山は要塞の中枢部であり、待機中の鬼たちの詰所や各部機構の制御室、出撃した鬼たちに指示を出すための指令室などが存在。
更に奥の手として鬼の顔の口腔内部には自身やマスター、或いは配下の鬼たちや「鬼の釜」から魔力の供給を受けることで起動する超絶魔力砲撃機構「丑寅」を有する。>>360
【解説・追加情報】
彼女は元々はさして強くもない、少しばかり絡繰弄りが得意な小鬼であった。
ある日、いつもの様に海辺で新しい絡繰の材料になりそうな漂流物を探していた彼女は、そこでとんでもないものを発見する。
未知の金属で出来た躰、地上の物では有り得ないほどの神気、そして何より彼女の技術力を遥かに超えた各種機構を備えた巨大な何かの残骸であった。
自らの知らない超技術の産物───絡繰師である彼女の情熱は、太陽もかくやとばかりに激しく燃え上がった。
熱に浮かされるように大絡繰の解析に熱中していった温羅技術力はやがて自身が搭乗する絡繰の鬼───「鬼型戦術外骨格」を完成させるほどにまで高まっていった(あるいはその残骸に相手の長所や利点を高めるような「何か」があったのかもしれない)
そしてついには大絡繰の一部機構の復元・改造すら成し遂げ、当時の日本では間違いなくオーバースペックな巨大機動要塞を完成させてしまった。
力を得たからにはそれを振るわずにはいられない───そんな鬼としての本能めいたものに突き動かされるがままに多くの鬼たちを引き連れて吉備を支配していった。
されどその支配は天皇が遣わした一人の武人の手で打ち砕かれ───彼女はその男のその強さに惚れ込んだ。生身の人間が、自分の絡繰を打倒して見せたという事実に感服したのだ。自らが得た「吉備冠者」の名を明け渡しても惜しくはないと思うほどに。
吉備津彦命も幼子の姿をした上にやけに自分を持ち上げてくる相手に刃を向ける気になれず、外骨格の首を刎ねた上で温羅を「二度と悪さをしない事」を条件に見逃すことにした。
彼女自身、最高傑作達が敗れた事で鬼としての野心や闘争本能を喪失しており、これからは人前に出ることなく昔の様に趣味の絡繰弄りに没頭する日々に戻ることを誓い、どこかへ立ち去って行くのだった・・・。
その後、切り取られた首が暴走しており、何時大爆発を起こしてもおかしくはない状況にあることを突き止めたため、大慌てで吉備津彦命の元にすっ飛んでいくことになったのだが、それはまた別の話───。>>361
【人物像・追加情報】
元々力が弱かったこともあってか、その性格は「鬼」よりも「絡繰師・技術者」に大分寄っている。重度の絡繰バ.カ。あいつ絡繰の事となると急にテンション上がるよな。
そしてその外見に違わずかなり子供っぽい。というか自分でも「ちょっと絡繰関連の知識があるだけの子供」であると自認しているフシがある。多分ロボットアニメとか大好き。
それゆえに現代に召喚された彼女は各種最新機器に対して子供の様に目を輝かせるだろう。
但し迂闊に彼女の手の届く範囲にそれらを置きっぱなしにしてしまうと我慢できなくなった彼女の手でバラバラに分解解析される可能性があるので注意が必要だ。
吉備津彦命と交わした「二度と悪さをしない」約束を今も律義に守っているため、(マスターの指示でもなければ)自ら悪事を働くことはない・・・ハズだ。(上記の分解癖は知的好奇心からの行動であり、悪意は一切ない)
特技:絡繰弄り
好きなもの:絡繰、機械、ロボット
嫌いなもの:湿気、埃、錆
願い:鬼ヶ島を超えるような大発明
【一人称】私【二人称】あなた、お前【三人称】呼び捨て、あの人、あいつ>>363
【因縁キャラクター】
吉備津彦命:
自身の野望を打ち砕いた怨敵であり、それ以上に自らの自慢の絡繰を打倒した超スゲー奴。最大級リスペクト対象。
刎ねられた(外骨格の)首に未来予測機能を付けて彼の力になるようにしたりと相当入れ込んでいる相手。
でも機会があれば絡繰に更なる改造を施した上でリベンジマッチを申し込みたい。
阿曽媛:
温羅の妻、自らの首を祀った釜の守り役として指名した相手。
・・・実はその正体は温羅本人。刎ねられた(外骨格の)首が爆発の危険があると温羅から聞いた吉備津彦命がその首の修理のため彼女が吉備津宮に入れるように『温羅の霊を祀る役割を果たすために招いた温羅の妻、阿曽媛』として温羅を招き入れた、というのが真相である。
坂田金時:
彼が搭乗式の大具足を持っていると聞いて大興奮。・・・ひょっとしてその大具足とあの大絡繰って同じ出自なのでは?と疑っていたりもする。
技術者系サーヴァント:
絡繰の改造や新しい絡繰の開発のアイデアを求めてか、よく話を聞きに行っている。
彼女からしてみれば遥か未来の技術に触れられる機会に大興奮。ゼッテーこの記憶座まで持ち帰ってやる・・・!
チャールズ・バベッジ、メカエリチャン:
見た瞬間興奮の余りブッ倒れた。機械の英霊・・・?嗚呼なんて素敵な響き・・・しゅきぃ・・・(尊死)。【クラス別スキル】
対魔力:C(A)
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
宝具『赤竜王旗』発動時には、竜の因子の獲得によりランクが修正される。
騎乗:C
騎乗の才能。
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。【固有スキル】
英雄作成:A-
王を人為的に誕生させ、育てる技術。
セイバーの場合、育成技術というよりは、既に素養を持つ者を盛り立てるプロデュース技術。
自身を予言の子に仕立てることには成功したが、アーサー王を人為的に再臨させる計画は失敗している。
希望のカリスマ:B
自身を予言の子に重ねて戦ったセイバーには、人々に頼られ期待されるカリスマが具わっている。
その効果は魔術師マーリンが見せる『夢のような戦意高揚』に近い。
ユニオン・ローズ:A+
ヨークの白薔薇とランカスターの赤薔薇を統合した花紋。
この紋様は対立する二者の協調を示し、セイバーの為した内乱終結と国内平定を象徴する。
ユニオン・ローズを身に付けている限り、交渉や同盟、戦闘などあらゆる対人判定に有利な補正を得る。【宝具】
『赤竜王旗(ア・ズライグ・ゴッホ)』
ランク:C 種別:対軍(自軍)宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
キャドワラダーを象徴する赤い竜が描かれた軍旗。自身、及び自軍の心胆を奮い立たせる。
この旗が戦場にある限り、セイバーは理想的ブリテン王の霊基を得て、その霊基に神代最後の神秘を宿す。
一時的に体内に竜の魔力炉心が形成され、全ステータスはワンランク向上し、高ランクの“直感”と“魔力放出”を得る。
『今ぞ再び勝利の剣(エクスカリバー・ドラゴンハート)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
予言の体現者たるセイバーを、やがて蘇る栄光の騎士王に準え、その武威を再現する宝具。
「アーサー王の手には聖剣があるべき」という信仰を基に『約束された勝利の剣』のレプリカを生成する。
光の斬撃を放つ事ができるが、その威力はオリジナルには及ばず、一発打つ度に『赤竜王旗』のバックアップが停止してしまう。
セイバーが理想のプリテン王となる必要がある為、『赤竜王旗』の効果圏内でなければ、この宝具は真名解放できない。【解説】
テューダー朝初代のイングランド王。ボズワースの戦いでイングランド王リチャード3世を倒して即位した。
母方のランカスター家を通じて王位継承権を保有していたが、曽祖父が私生児かつ傍流の女系であった為に正統性に乏しかった。
しかし、薔薇戦争で敗れたランカスター家の男子が戦死・処刑された事でランカスター家の血を引く最後の男子となる。
1471年にエドワード4世が王位を奪還すると、ヨーク派から命を狙われるようになりブルターニュで14年の亡命生活を送った。
亡命先では母の仲介によりリチャード3世を嫌うヨーク派と手を結び、1485年に情勢の混乱に乗じてウェールズに上陸。
父方がウェールズ王の末裔である事を利用し、自身をキャドワラダーの再来である予言の子と喧伝してウェールズ人の支持を得る。
即位後はヨーク家のエリザベスと結婚して両家を統一、百年戦争と薔薇戦争で疲弊した諸侯を抑えて王権強化を図った。
予言の子にはプロパガンダ以上の思い入れがあったらしく、政務に疲れた時は予言の子の詩を歌わせたとされ、嫡男をアーサーと名付けている。【キャドワラダー】
7世紀頃にウェールズを治めた伝説的君主。疫病で死んだとされるが、実際の治世については詳しく伝わっていない。
ジェフリー・オブ・モンマスの『ブリタニア列王史』では、トロイのブルータスの血を引く最後のブリテン君主として登場する。
ここでのキャドワラダーは、「権力を放棄する事で、将来ブリトン人がサク.ソン人に勝利する」という予言を聞いて巡礼者となったのだという。
これはマーリンの予言にある赤い竜と白い竜の戦いと結びつき、ウェールズ人はキャドワラダーの再来=やがて蘇るアーサー王のような解放者を待ち望んだ。
このキャドワラダーに纏わる予言は、薔薇戦争の王位継承争いにおいて王権の正統化に利用された。
エドワード4世はマーリンに予言された赤い竜を自称し、テューダー家はキャドワラダーの子孫であると主張した。
赤い竜が白い竜を打ち破るという予言は、白薔薇を象徴とするヨーク朝のリチャード3世(旗印も白い猪)と戦う上で極めて好都合だった。
ウェールズに上陸したヘンリーは赤い竜の旗を採用しており、即位した彼を「予言の体現者」として称える詩が作られたという。
その後、古くからウェールズの象徴であった赤い竜は「キャドワラダーの赤い竜」と呼ばれるようになり、ヘンリー個人の紋章に組み込まれた。https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D5%A5%EC%A5%A4
フレイ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C7%CF%B1%E7
馬援
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B3%D4%B4%A6
郭侃
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DC%A5%EC%A5%A2%A5%BA
ボレアズ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D2%A5%E5%A5%E9%A5%B9
ヒュラス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B0%C2%C2%F0%B4%DD
安宅丸
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%E1%A5%E9%A5%E0%A5%D7%A5%B9【元ネタ】ギリシャ神話、トロイア戦争
【CLASS】アルターエゴ
【真名】パリス
【性別】男性
【身長・体重】176cm・68kg
【外見・容姿】辛うじてパリス(fgo)の面影が残る美青年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】男性、人型
【ステータス】筋力:C+++ 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:B+ 幸運:EX 宝具:A+>>378
【固有スキル】
一意専心(凶):A
精神の歪んだ絶対性。こうと決めたら、狼狽えようが事態が良からぬ方向に転がろうが、決して曲げない不屈の意志。
連れ出したヘレネーを夫たるメネラオスの元へ返すか、彼に不埒な間男として殺される(裁かれる)か……などと責められてもなお、決してヘレネーを手放すことはしなかった。
女神の庇護:A
パリスが危機的状況に陥った時、女神の助力によって窮地から抜け出せる。
かつて、一騎討ちを挑んだメネラオス相手に追い詰められた時、アフロディーテ神が彼を戦場から連れ出した。
男神の寵愛:ー
現在使用不可能なスキル。
本来のパリスならば、アポロンからの寵愛を一身に受けている。
禍根たる美男子:EX
他国の王妃を誑かし、自国を滅ぼした、忌まわしい美貌ぶりを表すスキル。彼が思うままに振る舞う度に、不和や騒動を呼び寄せてしまう。
スキル無辜の怪物の亜種でもあり、これを所持しているということは即ち、このパリスは…………。>>379
【宝具】
『愚かしき亡国の一矢(トロイア・ヴェロス)』
ランク:A+ 種別:対人(対国)宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人(800人)
パリスが引き起こした、トロイア戦争の苛烈さを具現化した矢を放つ。
矢にはかのオデュッセウスの宝具『終焉の大木馬(トロイア・イポス)』に匹敵するような絶大な破壊力が込められており、パリスの弓の腕は一流とは言い難いが、かすり傷程度でも命中してしまえば、相手は霊核ごと木っ端微塵になるであろう。
『沈み逝く末路の一矢(トクシコン・ヴェロス)』
ランク:A 種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:1人
自らの死因となった、英雄ピロクテテスから受けた致死毒の一矢。
元はヘラクレスが所有していたヒュドラの毒矢であり、その威力は如何なる大英雄であろうと容易く戦闘不能に陥ってしまう程。>>380
【解説】
パリス。ギリシャ神話に登場する英雄、トロイア戦争のきっかけを生み出した張本人。
fgoではアポロンの判断により幼くなった状態で召喚されているが、このパリスは肉体的に全盛期の状態である。
……しかし、『ある意味で』パリス本人とは呼べない。
『───略奪愛に走り、戦争を引き起こしながらヘレネーと戯れるだけで、兄と神々に助けられてばかりのどうしようもない男』
真実は異なるのだが、アルターエゴ・パリスは“そのように後世で語られる彼の一側面”のみが抜き取られ、カリカチュアされた存在、彼の負の部分を煮詰めたようなサーヴァント。
刹那の恋愛と快楽に飛び付き、厄介事を招いたかと思えば困り果てて他人まで巻き込む、そんな反英雄。>>374
登録ありがとうございます!>>381
マスターたるあなたが女性ならば、あるいは女性の伴侶がいるのならば、彼には厳重に注意するといい。
だが、そんな在り方の彼でも兄ヘクトールを否定するような真似は、決してしない。
【wiki登録】可【お題】
子どもの日が近いから子供鯖、リリィ鯖【お題】
シンドロームクラスのサーヴァント「こんにちは。リギュロンです!」
「既にケイローン先生からアキレウスという名を貰っていますが、僕はまだ子供なので…。」
「区別をつけるために幼名で名乗らせてもらいますね!」
【元ネタ】ギリシャ神話、イリアス
【CLASS】ランサー
【真名】リギュロン
【異名・別名・表記揺れ】リジロン
【性別】男性
【身長・体重】156cm・65kg
【肌色】白 【髪色】若草 【瞳色】蜂蜜
【外見・容姿】軽装をまとった美少年
【地域】ペリオン山
【年代】神代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型、愛するもの、ギリシャ神話系男性
【ステータス】筋力:C+ 耐久:C+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:B 宝具:A>>388
【宝具】
『山駆ける駿足の脚(アクティノヴォロー・メイラキ スコス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
やまかけるしゅんそくのあし。
アクティノヴォロー・メイラキ スコス。
やがて人類最速の英雄と呼ばれる者。
アキレウスの所有する宝具の1つである「彗星走法」とは似て非なるもの。
リギュロン自身がマスターを信頼できると思い始めたとき、初めて使用可能になる。
この宝具を発動することでリギュロンは幸運以外のステータスをアップさせる自己強化宝具。
自身やマスターが窮地に陥れば陥るほど、リギュロンは英雄としての輝きを帯びる。
【Weapon】
槍:父母が結婚をした際、ケイローンから贈られたトネリコの槍。>>392
子供鯖、リリィ鯖のお題より
アキレウスの少年時代です。
【wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【他クラス適性】キャスター、バーサーカー、ライダー、アサシン
【別名】乱愛のアーチャー
【真名】イングランド王ヘンリー八世
【性別】男性
【外見・容姿】大柄でかなりガタイが良く、全身を荘厳で煌びやかな甲冑で包み、両肩部には本来より小型の三連装フランキ砲が装備されている
【地域】イギリス
【年代】16世紀前半
【属性】秩序・悪・人
【その他隠れ特性】人型、王、竜、ヒト科
【ステータス】
筋力:C 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:C 幸運:E 宝具:A
【クラススキル】
単独行動:A-
アーチャーのクラススキルの1つ
マスター不在・魔力供給無しでも長時間限界し続けていられるスキル>>394
対魔力:B
アーチャーのクラススキルの1つ
魔術に対する抵抗力を示すスキル
虚栄心:A
アーチャーの性質を示すスキル
相手に自身のパラメータ上のランクを実際よりも高く見せることができる。
相手に見せられる偽のランクは実際よりも3ランクまで嵩増しできる上、任意で嵩増し分の幅を限度まで変動させられるため、パラメータ上においてのスキル使用や魔術支援によるパラメータの変動を隠蔽することができる。
予言の血族:B
マヴドラゴン。
アーチャーがマーリンの予言による、ブリテンの最後の王の末裔にしてブリテンを救う者の後を継ぐ存在であることの証左となるスキル
体内で擬似的な竜の炉心を形成し、少量ながら魔力を体外へ放出したり、魔力消費の燃費を少し抑えることができる。更に、召喚された地においてウェールズという国やアーサー王伝説に纏わる知名度が高ければ高いほど、どれか一つのパラメータのランクをランダムに少し上げる。>>395
【固有スキル】(召喚に際し、以下のいずれかのスキルの中から獲得可能)
戦闘続行:A
お馴染みのスキル
決定的な致命傷を負わない限り生き延び、瀕死の状態であってもなお戦闘を行うことが可能。
アーチャーが生前馬上槍試合において落馬によって一時的に死の淵を彷徨う程の重傷を負ったものの、なんとか無事生還した逸話による。当スキルとは直接関係無いが、アーチャーはこれによって騎乗スキルを、常に生物に対してはランクが著しく低下する状態でしか得られなくなっている。
友誼の証明:B-
ヘクトールと同様のスキル
敵対するサーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。後述する宝具「赤竜招く金糸織陣」を使用中、あるいは発動直後に同時に発動すると幸運の判定確立が上昇する。
アーチャーが長らく敵対関係として対立することが多かったフランスと互いに尊敬し合い平和を結ぶことを目的として、アーチャーと同じく当時を代表する君主たらんというプライドを持つフランス君主フランソワ一世、及びフランス国と親睦を深めるための会見の場として「金襴の陣」を催したとする逸話が由来。>>396
嘱望のカリスマ:B-
「カリスマ」系派生スキル
王としての資質の証左となるスキルであり、アーチャーは皆が思わず期待してしまう程のカリスマ性を発揮できるが、力量の問題ではなくアーチャーはその全ての期待に応えることはできず、アーチャーのもたらす結果が期待を上回ることはまず無い。そうした深刻な運命の巡りの悪さという一種の呪いの類。期待に応えられなくなるという因果の干渉ではなく、アーチャーの身の丈に合わない、実力に伴って保証できる以上の結果という望みを周囲に抱かせてしまう。但し、だからと言って必ず失望させてしまうわけではない。
全盛期のアーチャーは多くの人々が魅力的に感じ羨望を持ち、カリスマ性に溢れた人物と評されていたが、なかなか思うように男子の世継ぎに恵まれず、それによるアーチャー自身の焦りもあり、年々次々と妻や貴族、役人など実に多くの人間を処刑・追放していき、好色で無慈悲で利己的な王として暗君あるいは暴君としてのイメージが定着していったことが由来。また、金襴の陣では、結果的に当初イギリス側が思い描いていた思惑とは裏腹に極々少ない成果しか得られず、後々イギリスとフランスの関係はある時期を境に急激な悪化の一途を辿ったとする逸話も。
武芸百般(競):C
赤兎馬の有するスキルと同じく「武芸百般」の派生スキル
多岐に渡り培われてきた運動・スポーツの技術によって、あらゆる戦闘状態で応用し対応することができる。空中戦や水中戦といった尋常ならざる戦闘や、未知・未経験の状況にさえ、培われた技術と経験を駆使することで即座に対応してみせる。
スポーツの分野において名を残したアスリート系の英雄に比べれば遠く及ばないが、その分スポーツを嗜む者である以前に武人であるアーチャーは、所謂スポーツマンシップと呼ばれる精神性などが戦闘において一切介入せず、まず枷になることがない。
アーチャーは運動能力に非常に優れており、馬上槍や狩猟、弓矢、レスリングなど数々のスポーツを嗜み、そのどれにおいても秀でていたという逸話が由来。>>397
信仰の擁護者:A-
「信仰の加護」系派生スキル
自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性の証左。また、信じる神の違いに関わらず、信仰心を持つ他者の、その信仰心を高め、その者たちが本来負うはずの傷を自ら受けて肩代わりすることができる。他者の信仰心を高めると、その者の持つ「信仰の加護」スキルあるいはそれに類するスキルのランクを上昇させるという恩恵を授ける。
アーチャーの称号「信仰の擁護者」が由来。アーチャーは「婚姻の秘跡」の性質と教皇の優位性について擁護する内容の「七つの秘跡の擁護」を著したその功績をもって、時の教皇レオ十世から称えられ「信仰の擁護者」の称号を贈られたとする逸話が由来。
国王大権:B
法の下に属する王権。イヴァン雷帝のスキル「非常大権」と名称こそ類似しているが、内容としては「皇帝特権」にかなり近く、劣化版のようなスキル
「皇帝特権」スキルとは少し異なり、アーチャーの場合、アーチャークラスでの召喚で本来有していない、その他適性(がある程度高い)クラスでの召喚で獲得し得る該当スキル限定で、長期間獲得することができる。これはクラススキルすらも擬似的に獲得可能とし、いかなるクラスでの召喚であろうと、物理的に不可能な場合のみを除き、本来スキルを所有する該当クラスでの召喚時と「ほぼ遜色無く」ではなく、全く同様の条件下と認めて、ランクの変動無くスキルが発揮される。アーチャーでの召喚の場合、当項記載以外では主に、騎乗、道具作成、狂化、気配遮断スキルなどを獲得可能。
イギリスにおいて君主が独占する大権であり、君主に属するものに国王大権の委任によって行政権を与えられる権能。アーチャーは、君主は本来裁判所からの縛りを受けない立場であったが、大権行使に際し裁判所の意思や承認に基づく、つまり法による縛りに従うものとし、裁判所からの抑制を認めたとする逸話が由来。>>399
【宝具】亡霊群集・横奪宮殿(パーガトリー・ハンプトン・コート)
ランク:A
種別:対城宝具(対軍宝具)
レンジ:1~100
最大捕捉:900人
元々ウルジー枢機卿の所有物であったところを没収し、度々使用し、また自ら新たに幾度か設計・再建・増築を繰り返したとされる「ハンプトン・コート宮殿」を限定的固有結界として顕現させる限定固有結界型宝具。主にアーチャー、ライダー、キャスタークラスでの召喚において使用可能。
その様相は荘厳にして壮麗な、正に王たる者が持つに相応しき雄大な姿で聳え立ち、見る者に畏敬にも似た念を抱かせ忽ち魅了してしまう。しかし、それは飽くまで外装であり、内装においては全く異なる姿を持つ。
「ハンプトン・コート宮殿」には荘厳・壮麗な一面の他にもう一つ異なる一面が存在する。それは、息苦しく陰鬱とした重圧と、身も凍る湿った冷気が張り詰め、かつての王朝・王宮関係者たちの幽霊・亡霊たちが彷徨い歩く、闇夜と静寂が支配する現世と幽世の境界の混じり合う間としての姿。
故に宮殿の主たるアーチャーは宮殿内において、浮遊霊、亡霊、死霊・・・etcあらゆる霊を使役することができる。そしてそれは、霊体であるサーヴァントも無関係ではなく、強い影響を及ぼす。他の霊と同じように完全とまでは遠く至らないが、気配遮断を有していようが常に存在を感知でき、言葉一つ目線一つで対魔力を有していないサーヴァント相手ならばその動きを封じてしまうことも可能。たとえ有していたとしても、アーチャー自身のランク以下であれば、敏捷ステータスのランクを下げ、ある程度動きを抑制し行動制限を課すことも可能。
更に、宮殿内においてアーチャー自身の幽霊も彷徨っているという噂・伝説より、アーチャーは完全霊体化したまま実体化時と同様に活動できる。これにより、相手からはアーチャーに手出し出来ないが、アーチャーからは一方的に手を出せる、所謂、無敵状態を行使することができる。透過状態の他にも気配遮断スキルの使用や宮殿内における単独での空間転移が可能となる。但し、この無敵に近い透過状態に関して、物理攻撃や魔力攻撃主体の魔術に対しては有効であるが、状態異常系や精神干渉系の魔術、霊体に直接特別な効果や作用を及ぼす攻撃・魔術、浄化の作用を持つ攻撃に対しては無効化されるため弱点も伴う。>>400
因みに宮殿内には英霊の座に至らなかったアーチャーの生前の王妃たち、即ちジェーン・シーモアやキャサリン・ハワード等の中級~上級亡霊たちが徘徊している。
また宮殿内部には迷宮庭園が広がっており、いつでもどこでも生い茂る大量の植物の蔓や蔦が自在に伸びてきて、即座にその場を迷宮化させることができる。
【宝具】赤竜招く金糸織陣(フィールド・オブ・ザ・クロス・オブ・ゴールド)
ランク:―(EX)
種別:対陣宝具/対軍宝具
レンジ:1~91
最大捕捉:1000人
アーチャーがフランス国王と互いの親睦を深めることを目的として開催した会見にてその会場として設置された平原の絢爛豪華な陣を、付随する逸話ごと現す、固有結界に似て非なる大魔術宝具。主にキャスタークラスかライダークラスで使用可能な宝具。
空中に黄金に輝く魔法陣が浮かび上がり、そこから四大元素の一つを司る精霊腫にして竜種である有翼のサラマンダーを召喚して、その灼熱の息(ブレス)により一帯を焼き尽くす。
空中に展開する魔法陣はもう一つの効果を持ち、サラマンダーを召喚する他に、展開している間、自陣の味方の士気を向上させ、敵の戦意を著しく減衰させる。更に、宝具使用前に敵味方問わずにその身に受けたあらゆる魔術強化・弱体化や加護、恩恵、呪いに至る一切を無効化及び解除する。>>401
【宝具】終わりと始まりの砲装軍艦(メアリー・ローズ&グレート・ハリー)
ランク:―(B+)
種別:対軍宝具
レンジ:10~30
最大捕捉:500人
アーチャーがイギリス海軍組織拡張に伴い造設された、大砲搭載帆船最古の世代であるキャラコ船「メアリー・ローズ」、アーチャーの旗艦にして銃眼という射撃用の窓を備えた軍艦最初の世代であるキャラコ船「グレート・ハリー」、別名「アンリ・グラサデュー」を召喚する宝具。上記の宝具「火精竜招く金糸織陣」とは異なり、こちらはライダークラスでのみ使用可能だが、アーチャー自身は船の船長が本職ではない為自在に操縦するまでには至らず、空中を浮遊航行することもできないので、水の存在する、もっと言えば戦艦を浮かべることができるだけの広い川や湖、本領である海でなければ使用できない有様となる。
主な攻撃手段は2隻の軍艦による一斉掃射となるが、宝具「王立艦隊艦砲射撃」と比べこちらは軍艦そのものを召喚する分まず単純に物量からして異なり、より多くの敵・範囲に向けての攻撃が可能であり、大質量による突撃や単なる移動手段としても用いることもできる。
また、射撃性能においても、アーチャークラスでの「王立海軍艦砲射撃」に比べれば精度は幾分落ちるものの、他の船長系ライダーたちの宝具の船からの砲撃と比べて他のアーチャークラスと遜色ない程度の抜群の射撃精度を誇る。その上、スピードもかなり速く、その速さを活かして移動や攻撃に活かすことができる。
【Weapon】 肩部装備型三連装フランキ砲、弓矢、甲冑、亡霊・死霊>>402
【関連(ありそうな)既存キャラ】
マーリン…テューダー家は、伝説においてマーリンが予言したという、「嘗てのブリテン最後の王(厳密にはそのモデルとなった王)」の正当な末裔とされた家系に属し、アーチャーの父はそのことを前面的にアピールして支持させ、その予言に語られる「いずれブリテン人の末裔たちを救うとされるブリテン最後の王の再来(の可能性)」、つまり「予言の子」であると自称し、アーサー王伝説をテューダー家の王権の権威の証として持ち出した。こうしてアーチャーの父がテューダー家の王朝のプロパガンダとしてアーサー王伝説もといマーリン伝説を掲げた行いが、後世まで「魔術師マーリン」の名を世に広く伝えたと云われている。
キャスター・アルトリア…アーチャーの父は「予言の子」の候補の一人であることを自称した王であり、アーチャー自身は王としてあらゆることを望まれ、自身もまたその責務を自分なりに全うしようとした存在であり、「予言の子」その人でありながら、周囲からの身に余る期待を一身に背負いつつ、あらゆる葛藤を抱きながらも自身の役割と最終的に向き合おうと奮起したまだ幼い少女の姿をした彼女には色々と想うところがある。
アルトリア&アーサー…アーチャーの幼少期に逝去した兄アーサーの名は、憑りつかれたようにアーサー王伝説やマーリン伝説ガチオタに迫ろうという程に傾倒した父王によって名付けられたという繋がりがあり、アーチャー自身も嘗ては少年心にアーサー王伝説を始めとした騎士道物語に憧れを抱いていた。
リチャード一世…生前は父王ヘンリー七世のアーサー王伝説への軽いガチオタっぷりを目にして生きてきたが、おそらくセイバーのそのガチオタっぷりにはそのアーチャーも目を見張る程だろう・・・
ドレイク…アーチャーの娘は、彼女がアルマダの海戦で英国海軍側に海軍提督として参加していた時代のイングランド女王。謂わばライダーにとっての雇い主的立場。>>403
シェイクスピア…アーチャーの人生を題材としてそのままアーチャーの真名を冠する歴史劇を手掛けた劇作家。ちなみに記録によると、この劇の初公演で国王一座がつくりあげた劇場グローブ座が舞台道具として使う予定だった大砲の砲弾が原因の火事により全焼したとされ、キャスターのとっては少し痛い思い出。
ゲオルギウス&マルタ…敬虔なカトリックであるアーチャーにとっては、両名とも生前から神の如き敬うべき存在であり、特にゲオルギウスに関してはアーチャーにとって、テューダー家がイングランドの象徴とすべく掲げた十字の旗の元となった伝説の聖騎士である。しかし、彼らのような純粋な信仰者からしてみれば、アーチャーは軍事費を捻出するために大規模な宗教改革によっていくつもの修道院を解体させ、多くのカトリック信者たちに肩身の狭い思いをさせてきたため、あまり快くは受け入れられないことだろう。
ジャック&蘆屋道満(悪霊左府・藤原顕光)&平景清…そもそもの存在として怨霊や悪霊といった俗に人々の恐怖の対象として認知されやすい亡霊という在り方に近いものとして共通点を持つ。
蘆屋道満&ニトクリス&エレシュキガル&サロメ…上記と似ているがこちらは特定であったり、あるいは不特定多数の亡霊たちを相棒に持つ、または従えて統べるサーヴァント達。ある意味状況等次第によって、相互に相性が悪いとも言え、同時に良いとも言える力の関係性にあるのかもしれない。
ナポレオン…砲撃を主な戦闘手段として用い、砲撃の宝具も所有する弓兵のサーヴァント繋がり。
パラケルスス…アーチャーが他のクラスでの召喚時に使用できる宝具により召喚できる竜は、パラケルススが提唱した四大元素の各属性を司る四大精霊のうちの火の精霊と同じ、サラマンダーであったという説がある。>>404
メディア…キャスタークラスで宝具によってドラゴンを召喚できそうな逸話があるにも関わらず、実際は召喚出来ないキャスターに対して、アーチャーはキャスタークラスでの召喚で宝具によってドラゴンを召喚できるという相対する関係性にある。
武則天&メリュジーヌ…幽霊苦手組。アーチャーには近づきたがらない。
金時&ギルガメッシュ…「金」がキーワードで、前者は何かにつけて「金」と名の付くものが好きで宝具名にも取り入れているほどの筋金入りの「金」好き、後者は文字通りの金やそれに並ぶあるいはそれ以上の高価な宝物ばかり好み手中に収める、正しく「金」の似合う「黄金王」。
アマデウス&サリエリ…アーチャーは音楽にもかなり入れ込んでおり、自ら作曲を手掛けるほどであったという。そのため、人類史にその名を残す高名な音楽家である両者ともアーチャーの興味を惹くことは請け合いだろう。
ジャンヌ…あまり直接的関係は無いが、アーチャーの父が薔薇戦争時における中心的人物の一人とするのに対し、彼女は薔薇戦争の直前にきっかけとして起きた百年戦争の中心的人物という関係にある。>>405
【解説】
真名、テューダー朝イングランド王ヘンリー八世。
その生涯において実に6度の結婚をし、その内の妻となった2名を含み、宮廷に関わった多くの人々を捕らえ処刑したとされた悪名は高く、次々と妻を乗り換えながらその陰では何人もの愛人を作って子も成す大神ゼウスも斯くやの絶倫具合と悪政により、多くの人々を苦しめ王朝を腐敗させた悪王であるとされることが多い。
ヘンリー王はその生涯において6度の結婚を経て愛人を除く6人の正妻を娶ったが、そのうち2回は離婚であり、さらに2回は姦通罪などの罪による処刑、残りの2回は死別であり、1人は出産直後に妻に先立たれ、もう1回は彼自身の崩御により妻を遺すことになった。妻の処刑に関しては、どちらも現在に至ってもその裁判に正当性を疑うものであり、妻の犯したとされる罪の真偽は定かとは言い難いものである。ヘンリー王がここまで結婚を繰り返す人生を送ったのには、彼が自身の世継ぎとなる男児に憧れ、いつしかその憧れに憑りつかれ渇望し続けたからである。しかし、王の望みはとても儚く、王位を継いだ男児は僅かにエドワード六世唯一人であり、即位はヘンリー王崩御後の彼が9歳の頃であり、ヘンリー王が念願の息子の戴冠式という輝かしい舞台に立ち会うことは叶わなかった。ヘンリー王の子女としてはこの他は彼の「血塗れメアリー」の名を持つ悪名高いメアリー女王とイングランドの黄金期を治めたエリザベス女王だけであり、庶子の身分に留まった子が複数人居たのみであった。4人目の妻であるアン・オブ・グレーヴスと最後の妻であるキャサリン・パーとの間には子は成していないとされ、アン王妃においては結婚後僅か半年での離婚であり、キャサリン王妃においては結婚当時から既にヘンリー王の身体はかなり衰えており、僅か4年にして彼が崩御したためであった。>>406
ハンプトン・コート宮殿は、父王ヘンリー七世の時代には既にあり、その後ヘンリー王の初期の治世で活躍した彼の寵臣であったウルジー枢機卿の持ち物となった。しかし、ウルジーが莫大な金を使って建てた宮殿の素晴らしさを妬んだヘンリー王の為にウルジー自身が進呈したとも、最初の妻であるキャサリン妃との離婚問題で教皇への交渉に失敗したウルジーがヘンリー王によって解任された際に、ウルジーの邸宅としてホワイトホール宮殿共々没収されたともされる。その後はヘンリー王の手によって実に50弱に上る宮殿が新たに増築された。そして、ハンプトン・コート宮殿は現在ロンドン有数の幽霊スポットとしても有名であり、宮殿内部の廊下や階段では出産と共に無念にも落命したジェーン・シーモアやヘンリー王に姦通罪などの疑いをかけられた末にロンドン塔で処刑されたアン・ブーリンやキャサリン・ハワード、そして当のヘンリー王本人の幽霊が現れると噂されている。
その他ヘンリー王はその治世において、大規模な宗教改革を行い、様々な宗教的法令の発布とイングランド国教会の設立、そのトップへの就任を以てカトリック教会及びローマ教皇庁からの完全独立を成し遂げた。
そしてイングランド中の全ての教会を完全掌握したヘンリー王は、当初こそ腐敗しきった教会を取り除くという宗教的な大義名分の下に小修道院ばかりを対象に解散させたが北部で民衆による反乱が起きたのをきっかけに大修道院も対象に加えて続々と修道院は解散させた。次第に軍事費拡張を目的に解散させる修道院は数を増す最終的に800以上もの修道院が解散させられたとされる。解散させた修道院から没収した財産によって王室は潤うかにみられたがそれも束の間であり、ソルウェイ・モスの戦いや第五次イタリア戦争などの度重なる軍事費支出により、結局ヘンリー王の治世晩期には、利益は全て使い尽くされ王室は再び財政難に見舞われ、全体的にヘンリー王の治世の経済は破綻状態と言わざるを得なかった。>>407
父王ヘンリー七世は、薔薇戦争末期に血筋の問題から王権の正当性について周囲から疑問の目を向けられていた。そんな状況にあったヘンリー七世はそこで、テューダー家がグウィネズ王キャドワラダーのモデル:カドワラドル・アプ・カドワスロンの末裔であるという血を利用することにした。キャドワラダーとは、伝説における魔術師マーリンの「キャドワラダーの再来たる『赤い竜』がブリトン人を導き、『白い竜』たるサ ク.ソ ン人を追い出しブリテンを開放する(一部略)」という予言にて語られるブリテン最後の正当なる王である。これに『アーサー王伝説』を組み込み、ヘンリー七世は自身こそがその「予言の子」・「約束された息子」キャドワラダーの再来であると主張した。そして、予言の子キャドワラダーの再来を象徴し、ブリトン人を象徴し、騎士王アーサーをも象徴する「赤い竜」の旗を自軍に掲げ、多くのウェールズ兵を味方につけた。ヘンリー七世は王として即位してからも、その治世の間、「予言の子」として称えられ、「赤い竜」を自身の紋章に刻み、またウェールズの詩人に自身を「予言の子」として称える詩を歌わせてその称号の甘美な響きに酔いしれたという。
サーヴァントとしてのヘンリー王は、生前の馬上槍試合における生死を彷徨うほどの落馬事故の一件で「生物への騎乗」との相性が極端に悪く、ライダークラスの敵に対して戦闘で渡り合うことくらいは可能なのだが、対峙すると無意識に力をセーブしてしまい全力を発揮できなくなっている。質の悪いことに、虚栄心のためもあってか、彼本人は特にそのことについて認める気が毛頭無いため令呪でも使わなければ到底克服不可能である。さらに、自身で生物には全く騎乗できないとまではいかないが、一度実戦レベルで乗りこなそうとすれば令呪で命じてすらいないのに何故か(勿論本人はその気無く)勝手に自害をしてしまう程である。生前はこれ程ではなかったのだが、彼の逸話による補正によって(生物限定)騎乗音痴とも言えるレベルにまで「生物への騎乗」に関しては弱体化してしまっている。「誰だよ、『可愛い子には試練を与えて曇らせよ』なんて言った奴。神様(わたし)だよ。」
「というわけで、冒険し(けいけんをつみ)に行こうか!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】セイバー
【真名】召使アポロン
【異名・別名・表記揺れ】太陽神、アポローン、アポロ
【性別】男性
【身長・体重】148cm・40kg
【肌色】白 【髪色】プラチナ 【瞳色】朱色と金のグラデーション
【外見・容姿】】巨大な羊のぬいぐるみ?に跨がり黄金の剣を手にした美少年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】アルゴー号ゆかりの者、子供、神性、男性
【ステータス】筋力:C++ 耐久:D 敏捷:A 魔力:B++ 幸運:A 宝具:A+>>410
【クラス別スキル】
対魔力:A
騎乗:A+
【固有スキル】
英雄神の神核:A
本来、神霊とは既に完成された不変の存在であるはずだが、『アポロン神には各地を訪れ、怪物たちを倒した幼年期があった』という伝承(信仰)を得た事で、“成長する神格”と化している。
黄金律(美):EX
どのように育とうとも、理想的な肉体と精神、そして美貌を有する青年神へと成長する宿命を指す。
古代ギリシャにおいて理想の青年像とはアポロン神である。
デルフォイの蛇殺し:A
大いなる大地(ガイア)が生み出したとされる、大蛇ピュトンを葬ったもの。
この蛇は単なる怪物ではなく、世界の中心たるデルフォイの地の番人的な存在であり、アポロンはその亡骸を弔って聖地を継承し、以降デルフォイはアポロン神の託宣の地として名を馳せるようになる。
アポロン自身の霊感を研ぎ澄ませ、更に一部の神秘への特攻としても働く。>>411
デルフォイの巨人殺し:A
アポロンとアルテミスの母でもある女神レートーに欲情し、襲いかかった巨人ティテュオスを葬ったもの。
アポロン自身の攻撃力を瞬間的に高め、更に一部の神秘への特攻としても働く。
【宝具】
『疾走せよ、白銀の狼牙(リュケイオス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
騎乗型攻性端末たる機械獣。
アポロンが乗りこなすふわふわもこもこだった羊?は、本来銀色に輝く狼の姿をした乗り物。
太陽由来の光と風の魔力を纏いながら駆け回り、敵軍を蹂躙する。
『殲滅せよ、黄金の陽剣(アポトロパイオス)』
ランク:A+ 種別:対宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
セイバーが所持している黄金に輝く剣。
柄部分に疑似太陽たる宝玉が埋め込まれており、発動すれば所有者の魔力を元に、太陽の灼熱を生み出し刀身に顕す。その状態で剣を振れば、全方位に黄金の光線が放たれ敵軍を焼き尽くす。
そして太陽神の異名の一つ『邪悪を避けるもの(アポトロパイオス)』にちなみ、悪属性に特攻ダメージが追加される宝具。
……ちなみに、アポロンが弓矢の神でもある影響で投擲武器としてブン投げても有効性がある。
そして無論、投げて使う時もある。セイバーなのに。>>412
【解説】
“成長する神格”、“今は未熟な神”“正式な神霊一歩手前な感じの英霊”と化し、幼くなった太陽神アポロン。
神話上で言えば、嫉妬に狂うヘラに母共々追われ、地上を彷徨い歩いていた幼年期の姿にあたる。
天を往く神の目線から地を歩む人の目線に近くなった事で、どこか人間味と見た目通りの幼さを醸し出すようになり、スタンスも試練を導くものから乗り越える勇者側へと移動した。
───いずれ至る話ではあるのだが。全知全能から遠ざかった今、眼に映る全てのものが新鮮で楽しい、と少年は屈託なく笑った。
【コメント】
召使アポロンの別クラスその4!アポロン・リリィ(やくそくされたぜっせいのびしょうねん)
【wiki登録】可
>>384を受けまして>>374
登録ありがとうございます【出典】マビノギオン、マビノギ四枝
【CLASS】ライダー
【真名】プレデリ
【異名・別名・表記揺れ】金髪のグウリ、プリデリ、プラデリ【性別】男
【身長・体重】180cm・70kg
【肌色】白 【髪色】金色 【瞳色】黒色
【外見・容姿】父親似の顔と母親と同じ金髪、若い美青年
【地域】ウェールズ【年代】神代
【属性】秩序・善 【天地人属性】天
【その他属性】人型、妖精、猛獣、王、太陽
【ステータス】筋力:B 耐久:EX 敏捷:A 魔力:EX 幸運:E 宝具:EX
【クラス別スキル】
対魔力:EX プレデリは、魔術師に酷い目に遭っている為に魔術に弱いと思われがちだが、そうではなくマビノギオンには最高位の魔術師しか存在しないのだ。因みに太陽神の癒しの力によって更に高い抵抗力を発揮する。
騎乗:A 騎乗の才能。魔獣・聖獣ランクを除く獣、大抵の乗り物を自在に操れる。
但し、馬に対する騎乗能力はEXランクとなり、空中走法まで可能となり、どんな環境下でも最高の走りが可能となる。
道具作成:C 貴族としての立場を気にせず職人として働いていた頃の名残。マナウィダンの物作りを手伝っていたので、鞍、靴、盾を作れる。手際も良く、マナウィダンが形を作るそばから作っていたほど。【固有スキル】
混血:EX 人間以外の血が混じっている。プレデリは妖精との混血とされ、人間よりも成長が早く、人間の3倍早く歳を取ってしまう。それだけでなく、母のリアンノンは女神という説もあり、プレデリは人間と妖精と神のハイブリッドでもある。
人間の父と不思議な母との間に生まれ、母が正体不明な存在なので、人間+(人間?+妖精?+神?)=という訳がわからない組み合わせから生まれたプレデリ。神の因子はあるのだが、無い。故に神性を持っているが、神性判定の攻撃が効かず、神性が高いと発揮する、神性が低いと効かない等の敵の能力を無視して一方的に攻撃できる。
天性の肉体(異):EX 異界の王でもある父プイスの子として産まれたプレデリは、生まれつき死への耐性を持つ。また、母のリアンノンも死者の魂を冥界に導く存在でもあるので更に耐性が高い。即死系の攻撃を無効化し、直死の魔眼などによる死の点や線が見えない。具体的には体中が黒ずくめになる他、経絡秘孔なんてものも効かないし、呪怨系による死の呪いも効かない。
受難の子:EX プレデリを取り巻く魔術的な事件は、その枝ごとの主人公たちを巻き込み、彼らを英雄的活躍へと導いていく。しかし、彼自身はその物語の中で常に運命に翻弄される不運な人物であった。
ダヴェドの大領主:B 父の後を継いでダヴェドの7州を治めた後にイストラド・テウィの3州、ケレディギヤウンの4州(後のサイセスォッフの7州)とモルガンウウクの7州を併合するなど計21州を治める大領主となり善政を敷いていた。プレデリは、グウィディオンに殺されるまで、平和に国を治めたという。
母の祝福:A 母リアンノンが苦しみから解放された時の「心配」から名付けられたプレデリ。神性の亜種スキルではなく、母の祝福。周囲の人達の不安、悩みがプレデリといるだけで安心感へと変わる。会話もすれば効果は抜群。
更にプレデリは、ケルトの太陽神ベレヌスと深い関連があるという。ベレヌスの名は「光」「輝くもの」の意で治癒や癒しの神として信仰をうけている。実は、不安や悩みが解決するのはプレデリが感情という精神力を吸収しているからである。
つまり、コミュニケーションで解決してる訳ではなく「悩み」という感情を吸収しているのだ。これは、リアンノンが期せずして発したプレデリという言葉が原因である。
プレデリには「我が損失(息子を失ったこと)からの解放」とあるが、「解放」を表す「エスゴール」には「出産」の意味もあるため、「わがプレデリを産む」という二重の意味が読み取れる。
つまり、グウリからプレデリに名前が変わった瞬間、この祝福が誕生してしまったのだ。
味方の不安を取り除き安心感を与えたり、不安を譲渡して危機感を与え、有事に備える事が可能。相手にも同様に危機感を与えて撤退させる、安心感を与えて油断させる事が可能。
妖精眼(真):EX 生前に持たなかったスキル。アンヌヴンという特殊な環境と彼自身の特異体質、そして死者の魂を見続け人間観察や対話を繰り返した果てに獲得した後天的な『世界を切り替える』視界。異形の存在が持つ妖精眼は、対象の本質を見抜き、未知の現実を見通す。別世界もしくは別次元の同一存在を見る事で対象の為人を見定める。
【宝具】 『日暮れより来たる駿馬(カラン・マイ・ベレヌス)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:51人
プレデリがテイルノンより貰った馬。
ベルティネ祭の宵にて、最高の雌馬より産まれた名馬。テイルノンの手によって「腕だけの怪物」から守られた馬で太陽神ベレヌスの力を持っており、空を駆けることが出来る。
更に、「癒しの力」で馬の周囲の環境を正常化する働きを持っており、魔術的な影響力をも無効化し、毒ガスだらけの空間だろうと、マグマの中だろうと、南極だろうと、呪いまみれだろうと、プレデリと一緒なら極端な状況は浄化できる。
ベレヌスの与える輝きと熱は、病や寒さに凍える人々を癒し、恵みを与えるのだ。
カラン・マイとは物語では新しい生命が生まれる聖なる時である。暦の上では夏の始まりとされる。『海駆ける俊馬(グウィン・マングズン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1〜2人
グウィンは「白」、マングズンは「たてがみを切った」の意。15世紀の写本に残る三題歌「ブリテン島の三大名馬」にはグワルフマイ、カイの飼い馬と並んで、グウェズーの白馬マングルンの名が挙がっている。
マングルンは「たてがみが弓形/半円形になった」の意味で、同じ馬だと考えられる。波のように走るこの馬で、マボンはトゥルッフ・トゥルウィスを狩り、櫛と鋏を手に入れる大活躍をした。
プレデリは、この馬に乗る事で水上を走ることができる。
『空駆ける太陽車輪(アポロヌス・ロッド)』ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1000 最大補足:1200人
上記2頭の馬と戦車を召喚する。ベレヌスとマポヌスを同一視するギリシャ神話のアポロンやヘリオスの太陽神と天空神としての力を行使する。太陽の光と熱を「癒しの力」としてではなく「攻撃」に転じる。
渾身の突進と光による目眩し、熱による放射攻撃で相手を燃やす。マスターも同乗できる。
『囚われ苦しめ我が仇の息子(マノルズ・ハンマー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
第3の枝にてダヴェドの地に魔法をかけ、家も、家畜も、人も獣も消え、荒れ果てた大地にした者、第1の枝にてリアンノンの婚約相手のグワウルの友人のスィウィトだった。
プイスがグワウルにやった屈辱を晴らす為にプレデリに、スィウィトの宮廷の城門を叩く金環を首にかけられた。もしくは、杭を打つ為の槌を首に下げていた。
相手に首輪をかけると、全ての能力を封印し拘束できる。自分にかければ馬になることが出来、マスターを乗せる事が可能。更に空も飛べるので空中戦や逃亡なども可能。変装として正体を隠す事も可能である。『太陽と異界の猟犬(クー・プイス)』ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:20 最大補足:15人
プイスが飼っていた異界の猟犬たち。プイスが亡くなった後に彼らを引き取った。
父プイスの猟犬であり、いたって普通の犬であったのだが異界の王となったプイスによって異界の猟犬と同じ特性を手に入れた。
死者の魂や死体を探しそれらを貪り、獲物の発見や追跡や回収、獣を狩る事に特化している。また、唾液には治癒能力があり、治癒の神とも関係が深い。番犬としても優秀。
『女神の夜想曲(ノクターン・リアンノン)』ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:7 最大補足:1〜7人
母リアンノンが所有する3羽の小鳥。生者を眠らせ、死者を目覚めさせる。
第二の枝にてプレデリ、マナウィダンを含む7人の生き残りはベンディゲイトブランの首を埋葬する為に最初に向かったのが、ハルフレッド(現在のハーレック)である。
王が遺言と共に残した預言詩に名前が挙げられていた。彼らはこの地でリアンノンの小鳥たちの歌声に心を癒され7年の休息を得る。
『久遠の生命(インフィニティ・フーフ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:測定不能
蘇る魔法の豚。異界アンヌヴンの王アラウンから賜った品であり、貰った数の倍に増やして育てなければならなかったが、グウィディオンの策略によって騙し取られてしまう。それによりゲッシュを破ったプレデリは力の大半を失ってしまった。この豚はプレデリの死因でもある。
この宝具は元はアラウンの物であり、かつグウィディオンに奪われたので所持していない。豚はクルウウィリヨンという街にある。食べ物としては珍味だという。『恐るべき首(ベンディゲイトブラン)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:測定不能 最大補足:測定不能
マビノギオンの第二の枝「スィールの娘ブランウェン」に登場する王で、並外れた巨体の持ち主として知られている。彼の首を切り落とし、それをスィンダイン(ロンドン)に持ち帰るのに7年と80年かかった。埋める際はフラインク(フランス)の方に向けて埋葬した。スィンダインの守り神として埋葬されたこの行為は、神に連なる存在であった彼の力を敵に対する呪詛の対象にするという儀式的なものだ。現在、その地にはロンドン塔が建てられているという。
名前のベンディゲイトは「祝福された」を、ブランは「大ガラス」を意味する。
首だと流石に気持ち悪いので、デカいカラスに変身してきたスィンダインの戴冠王。
彼がいる場所が「ロンドン」になる為、空を飛ぶ対国宝具にして結界にもなり、イギリスを侵略者から守る監視者でもある。
『狡猾で邪悪な欲望(グウィド・アガリック)』ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
グウィディオンに豚を騙し取られた時に交換として出された12頭の猟犬と12頭の駿馬と12枚の黄金の盾。それらは全てグウィディオンがキノコに魔法をかけた偽物だった。プレデリは、騙された屈辱を忘れないように、己への戒めとして、これを宝具にした。ちなみにベニテングタケらしい。
寒冷のヨーロッパでは身近なキノコであり、幸福を呼ぶキノコとして人気である。『大魔術刻印(トリ・デグ・フウェフ・グウィディオン)』ランク:EX 種別:対城宝具
レンジ:1〜160 最大補足:1000人
しかしグウィディオンは、魔術師的側面などから北欧神話のオーディンと比較される。
キノコは、妖精の世界への入り口や、別の場所や過去、未来へ行き来できる扉でもある。
36個のキノコ一つ一つが「原初のルーン」と同等の能力を持つ。オーディンはユグドラシルにて、神槍グングニルを身体に刺し貫いた上で九日九晩首を吊るという神秘体験の果て、9つの詩と18のルーンを覚えた。
何の因果か、グウィディオンが魔法をかけたキノコは原初のルーンの2倍の数だった。
これら36個のキノコを使い、キャスタークラスと同等の魔術や霊能力(カネズヴ)を使用できる。
『狂戦士召喚(ベルセルク)』
ランク:EX 種別:対獣宝具 レンジ:1 最大補足:1
36個のキノコは別の世界、別の次元への扉を開く。
召喚陣として使い、軍神オーディンの神通力を受けた戦士、ベルセルクを召喚する。ウールヴヘジンと常に並び称され、また同一の存在であるとも言う。
科学的にベルセルクの状態は、精神高揚させる毒キノコであるベニテングタケや大量の酒などの薬物によって引き起こされたと指摘されてる。
1977年のデンマーク、フュアカトにおけるバイキングの墓で向精神作用を持つ植物ヒヨスが発掘され、ベニテングタケの効果より記録された症状に近い毒性からヒヨスを使用したという示唆がなされた。
このヒヨスという植物は、
Herba Apollinarisと記述され、アポローンの神官によって神託を得るのに用いられた。
以上のように偶然にもベルセルクを呼べる条件が図らずも整っているので、プレデリはグウィディオンや格上の敵への対抗手段として
この奥の手を用意した。
また、ロバート・ゴードン・ワッソンなどの民族菌類学の研究者達は、ギリシャにおける「エレウシスの秘技」で用いられる飲料キュケオンにはエンセオジェンもしくは幻覚剤としての効果があり、テレンス・マッケナはマジックマッシュルームやシビレタケの仲間、あるいはベニテングタケなどが秘技に使われたのかもしれないと述べている。『少年少女の物語(マビノギオン)』
ランク:EX 種別:封印宝具 レンジ:1
最大補足:1人
マビノギオンの主人公としての権能と、妖精眼による対象の個人情報取得、鴉と馬による陣地作成と結界を作り、首輪による拘束、小鳥たちによる生者の鎮静化、猟犬による死者の制圧、令呪による魔力供給、これら全てを合わせて行う封印である。
キノコによる転移能力で、マビノギ四枝の話の終わりに、「この枝はここでおしまい」に倣ってその主人公でもあるプレデリによる結界内に封印した存在を木の枝を切るように相手を世界線から切り離すという、本当の奥の手。
【Weapon】剣、弓、精霊
戦士としてらの名残、狩人としての名残、妖精でもある彼は自在に使役できる。【解説】
ウェールズの神話「マビノギオン」における「マビノギ四枝」の四遍全てに登場するただ一人の人物で、事実上の主人公である。彼はプイスとリアンノンの息子で、顔は父親似であり、髪色は母と同じ金髪であった。
プレデリの生涯は受難の連続であり、第一の枝にて誕生直後に謎の存在によって攫われてしまう。この存在が何者か物語中に語られる事はない。
だが、プレデリでけでなく、多くの有望な子馬を略奪していた事実から、妖精化したドゥアハ・デ・ダナンや、その敵対者であるフィル・ボルグ族、あるいはフォモール族のような者たちだという説もある。後年のイングランドの妖精文学では、妖精、妖魔の類に零落した彼らは、見目麗しい赤子や家畜を自分達の物にしようと、よくチェンジリングを行っていた。プレデリもこの標的になったのだろう。こうして異界に連れ去られる筈だったプレデリを救ったのがプイスの部下のグウェント・イス・コイトの領主テイルノン・トゥルグ・ヴリアント(神の如き水の轟き)である。5月1日、彼は毎年、この日になると攫われる仔馬を守るべく、厩舎で寝ずの番行っていた。その日の深夜、厩舎の窓から出てきた大きな鉤爪を持つ手が、仔馬を攫おうとするのを見つけ、その腕を一刀の元に切り捨てる事に成功する。
この腕だけの怪物はウェールズやアイルランドの伝承、またはアーサー王伝説の聖杯探求にて登場する、「ルーグの長腕」とも呼ばれる怪物だという。
そして、その腕の持ち主を捕まえるべく厩舎の外に出たが何もなく、扉を閉め忘れたので急いで戻ると入り口になんと錦織の布に包まれた赤子がいたのだ。この赤子こそが、リアンノンの元から攫われたプレデリである。
その後、プレデリは子供がなかったテイルノン夫婦の嫡子として迎えられ、グウリ・ワルト・ユウリン([金髪の]グウリ)と名付けられた。特異な出自を持つ彼は、人間よりも成長が早く1歳で立ち、2歳で6歳の子供ほどに成長し、4歳には馬の世話をするまでになったという。そこでテイルノンは、自分が守り通した仔馬を彼に与える約束をする。
その頃、丁度リアンノンが子殺しの嫌疑を掛けられ、贖罪を行わされているという噂を耳にしたテイルノンは、何とか力になれないかと、館を訪れた人々から情報を集め始める。そして、自分が育てていたグウリが実はプイスの子供なのではないかと思うようになる。そして、妻と相談し、グウリをプイス達の元へ返すことにした。
一方リアンノンはプレデリがいなくなった時は気づいてはおらず、最初に気づいたのは彼女に仕える6人の侍女たちだった。
赤子を攫われた責任を取らされ、自分たちが火あぶりになると考えた彼女達は、リアンノン自身が赤子を食い殺した事にしようと思い立つ。そして、彼女達は犬を殺してその血をリアンノンの口に塗りつけると、骨をあちこちにばら撒いた。さらに、朝になって我が子の行方を尋ねるリアンノンに「奥方は自分達を殴りつける怖い人であるから、子供も自分で食い殺したのだろうと」行ってのけたのである。
しかし、当のリアンノンには侍女達に辛くあたった覚えも、我が子を食べたという覚えもない。怒らないから真実を伝えて欲しいというリアンノンに、彼女達は同じ言葉を繰り返すだけ。しまいにはその噂が広がり、諸侯達がリアンノンと離縁するようプイスに迫るまでになってしまう。プイスは「何の為に妻と別れろと言うのか。子宝がないと言うのならともかく、子どもは生まれたのだから離婚はしない。罪を犯したというのなら償いをさせればよい」と諸侯をなだめる。
それを聞いたリアンノンは「侍女達に真実を語らせるよりも償いを受けた方がまし」という結論になり罰を受け入れた。
その罰とは、まずアルベルスの宮廷に7年の終わりまで留まる事。次に城門の外に置かれた乗馬用の石台のそばに毎日座って、この一件を知らないと思う全ての人に事件の一部始終を話す事。また、客や遠方からの旅人が承知すれば背中に乗せて馬の代わりに四つん這いで運ぶ事。(尤も、そうしてくれと言う者は滅多にいなかったが)
こうしてテイルノン達は、グウリを連れてアルベルスに旅立つ。そこでリアンノンに迎え入られた彼とグウリは、彼女から背中に乗る様に言われるが、高潔にもこれを断って見せた。更にプイスと面会を果たすと、事の顛末を語って聞かせてリアンノンの無実を証明する。これを聞いたリアンノンは「ようやく悲しみ(プレデリ)から解放される」と喜び、その言葉がそのまま王子の名前として与えられる事になった。プレデリは大切に、また身分に相応しく育てられ、やがて領内一の美男にして、あらゆる武芸に秀でた若者になった。
そして戦いに明け暮れていたプレデリはやがて結婚することにした。カスナール・ウレディグの息子グロイウ・ワストラダンの息子グウィン・ゴホイウの娘のキグヴァを娶り、ダヴェドを中心に14の所領を盛り立てていくとになる。そしてプイスの死後、プレデリに紹介された公子マナウィダンと再婚した。
その物語は第三の枝にて。
第二の枝では、キグヴァと仲睦まじく暮らしていたプレデリだが、幸せな日々は長くは続かない。プレデリがダヴェドを継いだ頃、ブリテン島を支配していたのはスィンダイン(ロンドン)の戴冠王ベンディゲイトブランであった。彼はイウェルゾン(アイルランド)の王マソルッフに謂われ、妹のブランウェンを妻として送り出すが、彼女はそこで謂われなき虐待を受けてしまう。
これに激怒したベンディゲイトブランは、ブリテンの精鋭を率いてイウェルゾンへと進行を開始する。この中には、プレデリやその友人である王弟のマナウィダンも含まれていた。しかし、この戦いは双方に壊滅的な被害をもたらす。ブリデン側もベンディゲイトブランが討ち死にし、生存者はプレデリ、マナウィダン、タランの息子グリヴィエ、タリエシン、(詩人のタリエシンかどうかは不明)とイナック、ムリエルの息子グリズィエ、古老グウィンの息子ヘイリンの7人だけ。しかも救いに行った筈のブランウェンまで失う始末であった。第三の枝にてプレデリは帰るべき場所を失ったマナウィダンにダヴェドの7州を提供し、寡婦となったリアンノンの後添えになるよう進めるのだった。マナウィダンとリアンノンの結婚は上手くいき、彼らとプレデリ夫妻はしばらく幸せな時間を過ごす。しかし、リアンノンに慕情を抱き、プイスによって退けられたクリッドの息子グワウルの友人スィウィトに呪いをかけられ、領民を奪われ、国を荒らされた挙げ句幽閉の憂き目に遭ってしまう。この危機はマナウィダンの機転によって退けられたが、それまでの間プレデリは馬、もしくはロバとして労役を行わなければならなかった。しかも、そのプレデリの姿を変え、繋ぎ止めていたのは天空神や太陽神の象徴でもある槌だった。彼が誕生した5月1日は、夏の到来を祝い太陽に感謝するアイルランドの祭、ベルティネ祭の日であり、太陽神ベレヌスと深い関わりがあるという。
それか首にノッカーをかけなければならなかった。
スィウィトの城門に取り付けられた訪問者が叩いて来訪を知らせるための叩き金、いわゆるノッカーの取手部分だと思われる。
ノヴォール・ウィリアムズは、さらにスィウィトの宮廷に訪れた者がノッカーの代わりにプレデリの首にかけられた金具を叩いたとすれば、袋の中で叩かれたグワウルと同じ苦しみを味わうことになったと指摘する。第四の枝では、苦難の道のりの末、ようやく腰を落ちつかせることが出来たプレデリは、21もの州(カントレーヴ)を治める大領主として善政を敷いていた。また、父の盟友でもあった異界アンヌヴンの王、アラウンから魔法の豚を譲り受け、その飼育にも乗り出している。しかし、この豚がプレデリの命を奪う事になってしまう。
北方のグウィネッズの王、マースの甥であるグウィディオンの計略に利用されてしまう。
弟ギルヴァエスウィが主君であり伯父のマースの侍女のゴイウィンに恋をしている事を知ったグウィディオンは、弟が彼女を手に入れるにはマースと共に国の全兵力を最前線へと導く必要があると考えていた。なぜならマースは戦争中以外乙女の膝の上に足を置いて置かなければ死ぬという宿命を持っており、ゴイウィンこそが彼の足を支える役目を持っていたからである。そこでグウィディオンはマースとプレデリの間に争いを引き起こすべく、豚がいかに珍味であるかを吹き込んだ。そして自分なら豚を手に入れられると、自ら交渉役を買って出た。その後吟遊詩人の集団に紛れプレデリの元に辿り着いたグウィディオンは、見事な歌でプレデリの心を掴むと、豚を譲り渡して欲しいと交渉する。しかし、豚はアラウンとのゲッシュ(約定)により最初に譲り受けた数の倍に繁殖させるまで国外に出せない約束になっていた。
その為、グウィディオンの申し出を断った。だが、グウィディオンは優れた魔術師だった。彼は茸に魔術をかけて12枚の黄金の盾、12頭の馬と猟犬を作り出すと、交換ならゲッシュを違えた事にはならないとプレデリを誘惑したのである。この誘惑に乗せられたプレデリは豚をグウィディオンに譲り渡すが、豚に代わりに得た品々は全てグウィディオンの魔法が消えると元の姿に戻ってしまった。騙された事を悟ったプレデリは、すぐさま軍勢を率いてマース領内へと攻め込んでいく。それが彼の最後の戦いとなった。アアルヴォンにあるグウィネッズの砦でぶつかり合った両軍は、熾烈な殺戮を行っていく。しかし、攻撃側のプレデリの軍は次第に劣勢となり、最終的にグルギ・グアストラなど24人の人質を送り、休戦を申し出る事になってしまう。マースの軍はこの休戦要請受け入れ、両軍はトライス・マウルで再び見える事になった。ここで再び戦場が開きそうになるが、プレデリはこれ以上の被害を避けるべく、グウィディオンとの一騎討ちで全ての事件に幕を閉じる事を提案する。既に大きな損害を受けていたマースもこれを承諾、全ては両者の手に委ねられる事になった。
一方、弟に思いを遂げさせる事に成功したグウィディオンには余裕がある。一騎討ちを素直に引き受けると、幻惑の魔術を用いてプレデリを打ち果たしたのだった。
その後、プレデリはヴェレン・リッドの丘の上にあるマイン・テヴヤウクに葬られ、その軍勢と人質はマースによって解放され、絶望に打ちひしがれながら彼の所領へと帰っていったという。【人物像】笑顔が素敵で活力が溢れて聡明で怖いもの無しで人々を愛し愛され、両親が大好きで妻も大好き、辛いこともあったが前向きに生きようと努力して、短い人生を謳歌しようとした一生懸命な人。召喚されれば、すぐさま自害しようとする位には魔術師が大嫌いな王子様である。グウィディオンに負けたショックと他人の不安を吸収しているので情緒が不安定でメンタルが弱くなっている。
独り言が多く、人の話を2、3回は聞かないと理解出来なかったり、妄想癖が凄かったり、相手がどんな事を考えているかを想像して勝手に1人で楽しんでるタイプの人間?です。妖精眼で別世界の人間の正体を観れるので「この人間にはこんな可能性があるんだな」と背後から刺されないよう常に疑いながら接している。
特技:物作り、カウンセリング
好きなもの:お話、音楽、妻、犬、馬の世話
嫌いなもの:魔術師、魔法使い、詐欺、嘘
天敵:魔術師、魔法使い、口が上手い奴
願い:第三の枝にて金の容器、聖杯のような物に酷い目にあったので信用してない。そして願いはそんな物で叶える物ではないと否定している。
【一人称】俺、僕、あたくし【二人称】あなた、あんた、お前【三人称】彼、彼女、あんたら
【セリフ例】「今すぐに退去する、魔術師なんて信用できん!」【因縁キャラクター】
プイス 第一の枝の主人公にしてプレデリの父である。ウェールズ南部にあるダヴェドに7つの所領を有していた。異界や怪異に縁が深く、ついにはリアンノンと子供までもうけることになった。プイスの名は「理性」を意味し、名前に劣らず勇敢で聡明な王であったという。尤も、若干短慮が目立つ性格でもあり、怪異や苦難を、自ら呼び寄せたという側面も持つ。そして、第三の枝にてプレデリ親子を危険にさらしたのがプイスがグワウルに対して行った魔法の袋に閉じ込めて庭園に潜ませた100人の部下を呼び込み、袋叩きにして穴熊か、ネズミかと囃し立てさせた。
このやり取りは「袋の穴熊」という遊びの起源になったという。これらの行いをした事で自分達が大変な目に遭ったので、プレデリはあまり良い印象を抱いていない。
リアンノン 第一の枝、第三の枝のヒロイン兼、プレデリの母である。その名は「偉大」な、もしくは「神の女王」という意味合いに由来しており、ダヴェドの守護女神であったと考えられる。アイルランドの戦女神モリガンも同じ「女王」を意味する名を持っている。また、馬と密接な関係を持っている為、ガリア地方の馬の女神エポナと比較されることが多い。厳しくも優しい人でありプイス亡き後、親子一緒に苦楽を共にした。へヴェイド・ヘン王の娘リアンノン、つまり人間として登場する彼女であるが、その周囲には常に神秘の色が付きまとっている。キグヴァ 第一の枝にて結婚をしたグウィン・ゴホイウの娘。祖父のカスナール公は「キルッフとオルウェン」にアーサー(アルスル)の廷臣として登場する。カスナールにつけられた称号「ウレディグ」は、中世ウェールズの一地方国家ダヴェドがプイスの代に正当な後継ぎを得て、息子プレデリが領土を増やした上に、ブリテン島の古い家系の血を引く娘を妻にして支配を盤石なものとした事を示すものと読める。全編において仲睦まじく幸せに暮らしていたが、災難まみれの人生でも共に寄り添ってくれたプレデリにとっては最も愛すべき存在である。グウィディオンに殺された後のダヴェドがどうなったかは不明だが、置いて行ってしまった事に後悔を感じており、叶うならもう一度会いたいと思っている。
マナウィダン 海神リールに相当するスィールの息子で、伝説の魔術師マナナン・マクリールと同一視される人間である。第三の枝にて全てが終わり喪失感に苛まれていたマナウィダンを救ったのが、長い旅路で苦楽を共にしたプレデリであった。行く宛のないマナウィダンに対し、彼は自分から受け継いだ領土を譲り、寡婦となったリアンノンを妻に貰って欲しいと申し出た。プレデリにとってマナウィダンは主君の弟という以上に大切な友人だったのだろう。賢明さと謙虚さ、そして勇気を持つ人物であった。この事から、「3人の欲の無い族長」とも呼ばれている。また、非常に器用で見知っただけの技術でもすぐに習得する事が出来たという。
王族にもかかわらず数々の職人芸、更には小麦の栽培にも通じていた。今まで3度最高の職人としての名声を得た彼は「3人の黄金の靴作り」の1人と呼ばれた。
しかし、皮肉な事にこうした彼の職能が発揮されたのは、彼が故国を追われ放浪の日々を送る中でのことだった。街を訪れるたびにマナウィダンの商売は順調に進むが、問題なのは元々その土地で物作りをしていた職人達だ。彼らは共謀し、マナウィダン達を亡き者にしようと企てる。心ある人たちからの忠告を受けたプレデリは激怒し、職人達を斬り殺そうとした。だが、マナウィダンは彼を冷静に諭すなどマナウィダンはプレデリの抑え役でもあった。グウィディオン 第四の枝にて自分を騙した魔術師。殺された理由も弟の恋愛の為というとんでもない理由で豚を盗まれてしまい、彼の武勲という形で利用されたので、彼と魔術師を嫌悪している。しかし弟は王の乙女ゴイウェンを辱め、グウィディオンと弟のギルヴァエスウィは怒ったマースによって、食べ物を与えてはならないという触れを国中に出し、2人を燻り出し、出頭した彼らを魔法の杖で動物に変え、一年後に子供を作って戻るよう命じた。この刑罰は3度行われ、1度目は鹿、2度目は豚、3度目は狼であったという。そうして、グウィディオンたちを許した。マースはプレデリへの償いとしてウェールズの捕虜を解放している。
ギルヴァエスウィを雌鹿、グウィディオンを雄鹿、次に雌鹿だった方がオスの猪になる。そしてメスの豚はオスの狼になった。
ヒズン〔黒鹿〕、ヒフズン〔黒豚〕栗色の髪の美青年、ブレイズン〔黒狼〕の三人の息子
がおりギルヴァスウィの息子三人は、不忠な親に似ぬ忠義な武人であった。
ブレイズン、ヒズン、ヒフズンは長身でもある。
それから、二頭を杖で打って元の姿に戻したマースは「両人とも、わしに悪事を働いたが十分に懲らしめは受けた。かわるがわる相手の子を身籠もって大いに恥をかいたのだからな。二人に香油を入れた湯を用意し、頭を洗い清め、身なりを整えさせるがよい。」と言って兄弟2人で風呂に入ったとさ。>>413
少し訂正・加筆箇所がありました。
英雄神の神核:A
本来、神霊とは既に完成された不変の存在であるはずだが、『アポロン神には各地を訪れ、怪物たちを倒した幼年期があった』という伝承(信仰)を得た事で、“成長する英雄的な神格”と化している。
『殲滅せよ、黄金の陽剣(アポトロパイオス)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
セイバーが所持している黄金に輝く剣。
如何なる暗闇でも煌々と辺りを照らす、太陽の写し身。
柄部分に疑似太陽たる宝玉(コア)が埋め込まれており、発動すれば所有者の魔力を元に、太陽の灼熱を生み出し刀身に顕す。その状態で剣を振れば、全方位に黄金の光線が放たれ敵軍を焼き尽くす。
そして太陽神の異名の一つ『邪悪を避けるもの(アポトロパイオス)』にちなみ、悪属性に特攻ダメージが追加される宝具。
……ちなみに、アポロンが弓矢の神でもある影響で投擲武器としてブン投げても有効性がある。
そして無論、投げて使う時もある。セイバーなのに。>>433
“成長する神格”、“今は未熟な神”“正式な神霊一歩手前な感じの英霊”と化し、幼くなった太陽神アポロン。
神話上で言えば、嫉妬に狂うヘラに母共々追われ、ハイパーボレアやデルフォイなどの地を彷徨い歩いていた幼年期の姿にあたる。
天を往く神の目線から地を歩む人の目線に近くなった事で、どこか人間味と見た目通りの幼さを醸し出すようになり、スタンスも試練を導くものから試練を乗り越える勇者側へと移動した。(とはいえ、神霊であることに変わりは無いため、気安く扱ってはならないが。)>>436
【クラス別スキル】
対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術でランサーに傷をつけることは出来ない。
【固有スキル】
蛇討つ英雄神:A
多くの神話に頒布する悪しき竜蛇を滅ぼす英雄神であることを示すスキル。とりわけ雷霆神インドラとは、互いに同じ根より派生した間柄である。
同ランクの神性と竜殺 しスキルと同種の効果を複合的に内包している。
スラオシャの加護:A
聴取神スラオシャの加護により、危険を回避する直感や魔力操作、竜などの強大な生物にごく短時間変化できる魔術などを授かる。ピンポイントで、重傷を負いかねない危機にのみ作動するスキル。
カーヴェの御旗:C++
鍛冶屋カーヴェが製造した宝石で飾られた団結の旗。本来は何の効果も持たないただの旗だったのだが、後世の民族意識の象徴となったことから昇華され、ランサーが手にしたときのみ、勇猛スキルの他者への付与効果が付いてくる。>>437
【宝具】
『王者の栄光は我が裡に(カウィ・フワルナフ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:――― 最大捕捉:―――
常時発動型宝具。ペルシャ神話において王権の象徴とされる光輪(フワルナフ)そのもの。サーヴァントとしてのランサーは光輪を自身の肉体と一体化させる形で宿している。
常にAランク相当のカリスマを放出し、規格外の肉体の頑強さの源となっている。
冠位霊基で召喚された場合、悪意ある目的で放たれる精神汚染や毒の類の呪いは強さを問わず無条件でレジストする追加効果を得る。
『勝利の槍矛にて、最果ての底へ(デマーヴァンド・アルボルズ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0~200 最大捕捉:1人
アヴェスターにおいてスラエータオナが手にし、最終的に救世主アストワト・ウルタに渡った勝利の槍と、王書におけるフェリドゥーンの牛頭の矛が一体化して成立した聖槍。
生前、ランサーはダハーカ竜(ザッハーク)の封印の手順と式を魔術によって槍に込めており、真名解放と共に、槍に触れた存在を世界の裏側に存在するテクスチャに追放――すなわち事実上の幽閉をする。
グランドサーヴァントとして召喚された場合、蛇(竜)の属性を有した対象にはデマーヴァンド山の峰を象った魔力が放出され、封印対象にのみ、封印式に加えて本物のデマーヴァンドと同等の質量と重量による圧迫拘束を与える追加効果を得る。
元々が絶大な魔力を秘めた槍であるため、直線状の対軍規模の魔力放射も可能であり、封印のみならず攻撃にも充分使用できる。そも、この槍こそはテクスチャを縫い付ける最果ての塔の現身の一つなので、それも当然のことなのだが。>>438
【Weapon】
牛頭の矛
ランサーの愛用する宝具にして標準武装。フェリドゥーンとしてのランサーに馴染みある聖牛ビルマーヤを模している。人格が存在し、使い手に喋りかけたりもするらしい。
⋯⋯⋯ビルマーヤの意識が宿っているのだろうか?
【解説】
ペルシャ神話において指折りの大英雄。蛇竜殺 しとしてインドの雷霆神と共通する起源を持つ。
アヴェスターでは邪竜アジ・ダハーカを世界の終りまで幽閉し、王書ではアジ・ダハーガと強い結び付きを持つ蛇王ザッハークの頭を砕いてデマーヴァンドの山中に閉じ込める役割を負っている。
封印という形ではあるが、ドラゴンスレイヤーとしての類型に相当する英雄の一人である。
グランドサーヴァントの霊基としては、アヴェスターと王書における双方の側面が融合しており、座にある英霊スラエータオナ本体に近い状態となっている。
【人物像】
スラエータオナとフェリドゥーンの二つの記憶を宿している為、悪を挫いた理想の王者としての栄光と三人の息子たちとその子孫の骨肉の争いを見続けた絶望の相反する感情を併せ持っている。
故に、世界がビーストの危機に見舞われんとしても、人々には危機を乗り越えた先に理性を以て生きることができるかどうかの覚悟を厳しく問うスパルタな姿勢。
英雄として過ごした生前に後悔は無いが、だからこそ後に訪れる悲哀に挫けぬ精神力を世界に、そしてマスターとなる人間に求めるのである。>>439
特技:牛の乳絞り
好きなもの:息子たち(生まれてきてくれたことは今もなお喜びである)、妻、マヌーチェフル
嫌いなもの:息子たち(晩年の悲しみの種でもあった)、アジ・ダハーガ、ザッハーク
願い:ない。自分のエゴで息子たちの死 の安らぎは乱したくない
【因縁キャラクター】
アーラシュ
曾孫のマヌーチェフルに良く尽力してくれた。その礼として、個人的な悩みがあれば自ら解決の為に力を尽くしても良いと思っている。
アンリマユ
ランサーにとって、人間が乗り越えるべきと考える悪性の産物。本人に思うところはないが、アレを生み出した人間たちには、ランサーが求める覚悟と精神性は無かったようだと思っている。
【wiki登録】可>>442
【固有スキル】
神性:B+
外宇宙に潜む高次生命の媒体となり、強い神性を帯びる。現実を弄ぶ、計り知れぬ脅威。その代償として彼女は邪悪な吸血鬼と化した。
加えて、この霊基ではとある神性を一部自らに組み込んでいる。
ブラッドハッカー:A
「吸血」「無辜の怪物」などを含む複合スキル。フォーリナーの吸血鬼としての在り方が進化したもの。生物を機械に、機械を生物に見立て吸血行為(ハッキング)を仕掛け情報を吸収もしくは注入する。
まねっこロード:C
バベッジ、フランケンシュタイン、メカエリチャンと言ったロボもしくは人造人間系英霊をリスペクトして身に着けた、エイダ流「オーバーロード」。負荷によるエラーを呪いに変換して吐き出させることで処理能力を超えた計算を行う、呪術的機構。
蠢動する美貌の闇:A
「美貌の闇」春色モード。固有結界リグリング・グラマラス・ダーク。春は狂気の芽吹く季節。巨きなるモノから微細なモノまで、陰日向問わず数多の生命が蠢く季節。のったりと、うじゃうじゃと。
陽光の差さない空間である限り、その"闇"を自身の延長として支配領域を広げ、更に闇そのものが生命を持つかの如く光の領域を侵食する。>>443
【宝具】
『暁闇の計算姫(コンプトゥス・パスカーリス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~512 最大捕捉:1024人
『不死にして無機の王』の姉妹機と言える人型ロボット。頭部デザインは鳥の頭、あるいは髑髏を連想させる物になっており、その他所々に卵のモチーフが配置されている(これは「世界卵」の見立てでもある)。
直接戦闘能力において『不死にして無機の王』に劣る代わりに、ムーンキャンサーの固有結界を強化し、構築される内容を具体的に演算・保存するサーバーとしての機能を持つ。
周囲空間を切り取り内部を電脳世界化、時空間すらもムーンキャンサーの演算に従い自在に弄ばれる果ての無い暗黒領域を作り出す。どんなものでも切り取った空間ごと手の平サイズの「卵」にまで圧縮し、気に入らなければそのまま握り潰してしまう(ちょっと気に入っていたら割って中身だけ呑み込んでリソースに変えてしまう)。…とは言いつつ、いくらラスボスエミュを行っても根の善良さが滲んでいるのか、その性質はどちらかと言うと「破損の巻き戻し」による保存・延命に向いたもの。結局のところ卵とは生まれる時を待つ物であり、その時が来るまで中身を守るための物なのだ。
『はじめに真理ありき(ハロー・ワールド)』
ランク:A 種別:対機構宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
「エイダ・ラブレスは世界初のプログラマーである」という伝説が昇華されたことによって得た、超絶的プログラミング技能。特にAIと呼べる物に関しては、その時代の水準を大きく超えたものをプログラム可能。
名前が変わっているだけで通常霊基における『はじめに言葉ありき』と全く同一。
【Weapon】
『爪や牙』
『自動人形達』
今回は頭部デザインが鳥を連想させる物となっている。加えて両手が巨大な爪になっている『オスプレイ』、脚部が長い杭状になっている『スワン』、手足が伸長する『フラミンゴ』、小型の『ダック』、巨体の『アルバトロス』という多様なラインナップを揃えている。>>444
【解説】
イースターと関係があるのかもよく分からないが、恐れ知らずにも夏のBBちゃんにこっそりハッキングを仕掛け、情報の一部をコピーし自身をムーンキャンサーに改造したエイダ・ラブレス。「人類最初のプログラマー」という神話は、外宇宙の邪神という仲介者を得ることで、ムーンセルという超技術に由来するAIすらも不完全ながら解析せしめたのだ。
能力の模倣、増強に加えて、神性の組み込み方についても学習。ハワイの女神ペレとフォーマットが近いポリネシアの神霊から選択され、ムーンキャンサーが取り込んだその神はマケマケ。所謂「イースター島」の古き主神である。鳥人信仰と関連を持ち、その神話や儀礼においては奇しくも「鳥の卵」が重要な意味を持っている。
フォーリナーとして召喚されたエイダ・ラブレスは、ある時自問した。「邪神の端末として降臨しているにも関わらず、それらしいムーヴが充分ではないのでは?」と。ない交ぜになった焦燥感と自尊心に突き動かされた彼女はすぐさまBBにハッキングを仕掛け、ムーンキャンサーへと変貌。特異点で騒動を起こし、黒幕として暗躍…いや、むしろ自身を誇示し始めた。
このような暴挙に出た一応の直接の原因は、グレース・ホッパーの登場にあるらしい。つまり、同じ数学者系フォーリナーとしてキャラが被ったことによるアイデンティティ・クライシスに直面したのだ。…とはいえ、その程度のことで揺るがされる自我、問題の本質はもっと根が深い。たとえグレース・ホッパーが居なくとも、性格的に遅かれ早かれ拗らせて騒動を起こしていたことは想像に難くない。
そもそもエイダ・ラブレスという英霊の拠り所となるものは、実のところかなり不確かである。彼女を語る言葉はいつも次のようなものだ。「チャールズ・バベッジの弟子」。「バイロン卿の娘」。「メアリー・シェリーの友人」。…付け加えれば身に宿す外宇宙の神性でさえ、その個性は「無貌の邪神の類縁」でしかない。これで綺羅星の如き英雄達と並べられてしまえば、自らのアイデンティティを疑っても仕方が無いというものである。エイダ・ラブレスというサーヴァントには、「誰かの名前」に依らない自己確立が必要なのだ。>>446
《固有スキル》
◆ブラッドハッカー:A(CT7~5)
敵単体の強化状態を1つ解除&チャージを1つ減らす+自身のNPを増やす
◆まねっこロード:C(CT8~6)
自身の宝具威力をアップ(3ターン・1回)&クリティカル威力をアップ(3ターン)&呪い状態を付与(5ターン)【デメリット】
◆蠢動する美貌の闇:A(CT7~5)
自身に「〔陽射し〕の無いフィールドにおいてのみArtsカード性能をアップ&Artsカードのスター集中度をアップ&宝具カードのタイプをArtsに変更する」状態を付与(3ターン)&「〔陽射し〕のあるフィールドにおいてのみBusterカード性能をアップ&Busterカードのスター集中度をアップ&宝具カードのタイプをBusterに変更する」状態を付与(3ターン)&毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)
《宝具》
『暁闇の計算姫(コンプトゥス・パスカーリス)』
ランク:B+ 種別:Arts(可変)
敵全体に攻撃[Lv]+味方全体の最大HPをアップ<OC>(3ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン・1回)
《性能》
陽射しの有無によってArts型かBuster型か切り替わるアタッカー。どちらかというと短いCTで回せる妨害スキルと宝具による回復を活かした長期戦向き。ただし第二スキルのデメリットのおかげで自身だけだとあまり回復できない。宝具は連射の恩恵がそれほど高くないので、陽射し付与でB型になっても良いだろう。ちなみに第三スキルは効果中にON/OFFが切り替わる仕組みなので、上手く行けば火力を水増し可能。
最大の弱点はBBと動きが被っている・食い合うこと。>>445
イースター鯖三騎目! イースターらしさがあんまり無いやつ
ああでもないこうでもないとやってたら四月中に間に合わなかった…!
計算機×吸血鬼×マイノグーラ×イースター×BBちゃん×マケマケとか混沌とし過ぎだけど最後には全てが噛み合ったから良い
クトゥルフ側の神性がマイノグーラである真の理由をようやく示せた…>>451
此方こそコメントありがとうございます、嬉しかったです!>>455
追記
この世から消滅した病もこのクラスに当てはまる>>453 他所に投下したキャラシのクラス替えですが
【CLASS】シンドローム
【真名】ハイフェッツ
【性別】男性
【身長・体重】152cm 40kg
【出典】史実その他
【地域】ロシア帝国→アメリカ合衆国
【年代】20世紀
【属性】中立・中庸
【外見】黒のタキシードにヴァイオリンを携え、凍りついたように表情が固定された13歳程の少年。
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
原因不明:E
本来は原因が分からない症状を示すスキル。
ハイフェッツの場合は発生源が不明な突然変異的な才能を表すスキルとなっている。
彼の基盤となる人物は生前、「ハイフェッツは自身の教え子ではない。神の教え子」であるとして
師すら愕然とするほどの音楽の才能を秘めていたとされる。
魔術的な精神干渉ではないため、どのような魔術によってもハイフェッツの能力は探知できない。>>457
【固有スキル】
感染:D
細菌やウイルスの形状を取った己の分け身を他の生物に感染させ、己の領域を広げるスキル。
後述の『無辜の怪物』スキルの影響によって獲得しているが、正しい意味での感染症では無いため低ランクに収まっている。
感染者は精神にシンドロームの分け身を保菌し、彼の存在を常に引き摺ってしまう。
無辜の怪物:EX
ハイフェッツ病、或いはハイフェッツ症候群。
彼の神憑り的な演奏を聴いた者は例外なくハイフェッツ病(ハイフェッツへの劣等感)に罹ったとされる。
このサーヴァントは『天才ヴァイオリニストであるヤッシャ・ハイフェッツ』ではなく『ヴァイオリニスト達が患った劣等感の象徴』として霊基を獲得した。
【宝具】
『其の旋律は病奏となり(シンドローム・シンフォニア)』
ランク:C++ 種別:対心宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:500人
シンドロームの絶技。聴く者の心を折る冷酷な旋律。
至高の領域にまで達したシンドロームの演奏を聴いた者は彼我の才覚の差を知り、挫折したという逸話から派生した対心音楽宝具。
ハイフェッツ病原体が旋律に乗って拡散し、鑑賞者に「彼の領域に到達することが出来ないのであれば、続ける事に意味はあるのか」という疑念を根付かせ精神を侵す。
この宝具を使用した場合、対象の同ランク以下の鍛錬や技術により修得した宝具・スキルは機能不全に陥る。
暴力的なまでの才能は時として他者を狂わせる。>>458
【Weapon】
『ヴァイオリン』
【解説】
ヤッシャ・ハイフェッツとは20世紀を代表する天才ヴァイオリニストにして「ヴァイオリニストの王」と称された男。
──シンドロームは其から派生した無辜の怪物。
「彼のいる時代を生きたヴァイオリニスト達は例外なく『ハイフェッツ病』に罹った」……ある視点では圧倒的な才は他の奏者を侵す病として扱われた。
秀才達の心を折る天才、表現ではなく技術を優先する冷徹な演奏者……事実の有無を問わず伝えられた風評により捻じ曲がった英霊ハイフェッツ(病)を築き上げた。
万物は一つの根源から枝分かれし、あらゆる研鑽は突き詰めればただ一つの根源へと収束する。
故に『秀才の抱えた劣等感の対象』『孤独なる天才』という概念の英霊とも言えるシンドロームの卓越した技術は例え音楽に精通しない者ですら、鍛錬を続けた者であれば誰であれ宝具の効果の範囲内となる。>>453
「病めるときも!悲しみのときも!貧しいときも!一緒に踊りましょう!そうすればみんな幸せですよぉう!!」
【元ネタ】史実
【CLASS】シンドローム
【真名】ダンシングマニア
【異名・別名・表記揺れ】踊りのペスト,コレオマニア,タランティズム,聖ジョンのダンス,聖ヴィートのダンス
【性別】女性(場合によっては男性)
【身長・体重】151cm・37kg
【肌色】白【髪色】茶【瞳色】黄
【外見・容姿】赤い靴を履いた何処にでもいるような村娘。しかし、その瞳は歓喜と狂気に満ち溢れている。
【地域】欧州
【年代】7世紀〜16世紀
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型,童話
【ステータス】
筋力:E 耐久:E 敏捷:B
魔力:E 幸運:A 宝具:C>>460
【クラス別スキル】
ダブルクラス:EX
踊りを感染させる謎の症候群という点から、「シンドローム」と「ダンサー」の二つのエクストラクラスを持って必ず召喚される。
舞踊:D+
ダンサーのクラススキル。
リズム感、反射神経、運動能力、表現力などからなる踊りの技量を表す。
シンドロームの踊りはプロに至らないアマチュアレベルの踊りに過ぎないが、その陽気な踊りは見る者に幸福感を与え、共に踊りたいという欲求を与える。
原因不明:B
シンドロームのクラススキル。
原因が分からない症状を示す。
どんな魔術を使ってもシンドロームクラスのサーヴァントの真名を見破ることはできず、ルーラーの真名看破でさえ防ぐこともできる。
ダンシングマニアの正体は集団ヒステリーや、麦角菌中毒だと考えられているが、結局のところ文字通り原因不明である。>>461
【固有スキル】
無力の殻:A+
常に能力値が落ち込み、どんな時でもサーヴァントとして感知されない。原因不明スキルと合わさることでシンドロームを発見することは困難を極める。
戦闘を主体とするサーヴァントとしては致命的なスキルであるが、ただ踊り続けるだけの彼女にとっては関係はない。
精神汚染:EX
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
『いずれ命は死に至る。それに人生が幸福だなんて限らない。それならば幸福に踊り続けた果てに死んだ方が人は幸せではないか?』
シンドロームはそのような思想に囚われており、その錯乱した思想をもとに人を踊らせようとする。>>462
妖精の輪踊り:EX
フェアリー・リング。長く踊り続けるためことに特化した舞踊技能。シンドロームの場合は在り続ける限りほぼ永久に踊ることができる。
妖精の輪とは妖精達が輪になって踊った後にできる菌輪のこと、或いはその妖精達の踊りを指す。後者については曰く、その踊りに人が紛れ込んでしまうと死ぬまで踊り続けることになるという。
聖ヴィートの呪い:D
一説にはシンドロームとは、戒律を守らない者たちに対して怒りを覚えた聖ヴィート(ルカニアのヴィトス)が掛けた呪いなのだともされる。
彼女を傷つけた者には踊り続ける呪いを付与される。聖人の呪いのため、単純な解呪はあまり効果はなく、同じ聖人の奇蹟でなければ解呪することは難しい。>>463
【宝具】
「踊る阿呆に、見る阿呆。同じ阿呆 なら踊らにゃ損々!さぁ、命終わるその時まで幸福に踊り倒しましょう!!」
『いずれ死に至る舞踏会(マニアック・ダンス・マカブル)』
ランク:E++ 種別:対民宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:その踊りを見ている者
彼女の踊りそのものが宝具。
彼女の踊りには見ている者の精神を向上させ、多福感を与える。
だが、長時間眺め続けていると自分も踊りたくなる欲求が芽生え始め、実際に踊り始める。
そして、踊り続ける者には彼女の保有する「精神汚染」を同ランクで会得し、最終的にこの宝具すら会得し始め、感染は広がり続ける。
そして、その結末はシンドローム以外の踊っていた者たちの死である。
簡潔に纏めれば「踊りを見せることで、踊りたい欲求を与え、死ぬまで踊らせる」宝具である。
この宝具の対抗手段としては、決して自分は踊らないという対抗意志、あるいは聖人の加護などが挙げられる。
【Weapon】
「なし」
強いていうならば彼女の踊りになるのだろうが、彼女にとって踊りとは武器ではなく幸せになるためのもの。なお、結果的に人は死ぬもよう。>>464
【解説】
ダンシングマニア、あるいは踊りのペスト。
かつて欧州にて見られた人々が突然踊り出し、それを見ていた者もまるで感染するかのように踊り、そして死ぬか疲れるまで踊ることをやめない原因不明の現象である。
7世紀からその存在が確認されており、中でも1518年7月、フランスのストラスーブルにて発生したダンシングマニアは最大級のもので、400人もの人間が踊り、その多くが踊り狂い亡くなったとされる。
その正体は麦角菌中毒、あるいは貧困のストレスから来る集団ヒステリーとも。
ダンシングマニアという現象、症候群の不可解さと不気味さから来る恐れと、14.5世紀に描かれた芸術群「死の舞踏(ダンス・マカブル)」、そしてダンサーと癲癇患者の守護聖人ヴィトスへの信仰を取り込んで反英霊として実態化したもの。
召喚されるたびにその姿を変えるのだが、これはかつてダンシングマニアに陥った者の殻を被って召喚されるためである。
今回は上記にもある1518年7月、フランスのストラスブールにて発生した際に、初めに踊り出したとされる「フラウ・トロフィア」という女性の姿を借りている。>>466
───だが、忘れることなかれ。彼女の本質はダンサーなどではなく、病、症候群のクラスたるシンドローム、人類に害を成す存在である。
彼女につられて踊りを始めた者は、踊ることを止めず、踊り続けてしまう。
たとえ、靴が破れ、肉が裂け骨が露出しようが、その踊りを止めることはない。
たとえ、その結末が命を落とすことになっても。
ダンシングマニアが行うことに悪意はない。むしろその逆の善意からくるもので、踊ることは幸せで、死ぬまで踊り続けることは最上の幸せだと彼女は考える。
故に彼女は善意を持って踊りを感染させ、人を死へと導く症候群なのだ。
特技:踊り
好きなもの:踊り
嫌いなもの:踊りを否定する人・貧困
天敵:踊らない人,聖人
願い:全人類で舞踏会を開くこと>>467
【一人称】私【二人称】貴方,君【三人称】あの人,彼,彼女
【因縁キャラクター】
基底のザイード(百貌のハサン),マタ・ハリ,サロメ:踊りを得意とする英霊。いつか彼ら彼女らと一緒に踊りたいと考えている。 ハンス・クリスチャン・アンデルセン:靴を盗んでしまった事で勝手に踊るようになってしまった少女カーレンの童話「赤い靴」の作者。彼女を構成する要素に実は赤い靴も混ざっており、どんな姿でも必ず赤い靴を履いて召喚される。
ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス:命名者とされる人物。
【Wiki登録】可>>469
【固有スキル】
天性の肉体:C
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
武士の鑑:A
武勇の誉れと清廉な人柄で武士の鑑との世評を得た事から。
剣、槍、弓、騎乗のランクが1ランクアップする他、交渉時、相手の信用を得やすくなる。
関羽見得:A
英霊・関羽の力の一部を降霊させるユニークスキル。
歌舞伎の演目『関羽(正式外題は閏月仁景清)』において畠山重忠役が関羽に扮した事から得たもので、重忠と関羽の霊基を混線させるスキルとも言い換えられる。
なお歌舞伎の演目としての『関羽』は廃れたが、劇中で行われた見栄が「関羽見栄」として様々な演目に用いられたという。>>470
【宝具】
『秩父がかう平(ちちぶがこうひら)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~10(武器としては1~3) 最大捕捉:10人
畠山重忠が用いたとされる、南北朝の大太刀にも似て巨大な太刀。
この刀を振るう畠山重忠の姿を見た者は身が竦んで敏捷(AGI)が1ランクダウンしてしまう。
また、毎ターン、確率で恐怖状態に陥らせたり強制的に遁走させる効果もあり、こちらは畠山重忠との距離が縮まる程に成功率が高まる。
ただし、上述の効果は全て精神干渉に対する耐性で回避可能な為、精神干渉を無効化できるスキル・宝具を持つ相手には意味をなさない。
曰く、この刀を見た長瀬判官代義員は恐れるあまり戦わず、都へと逃亡した、という。
『鵯越の背負い物(ひよどりごえのせおいもの)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
背負ったものの機動力を自らのものとして扱う事を可能とする宝具。敏捷がEX(規格外)として判定されている所以。
曰く、鵯越の逆落としの折、畠山重忠は愛馬『三日月』を背負って自らの足で駆け下りたという。
その逸話が妙な形で昇華され、畠山重忠は何らかの乗り物を背負うと、それと同じだけの機動力を発揮できる、という宝具になってしまった。
車を背負えば車と同じだけの機動力を発揮し、船を背負えば水上を進み、飛行機を背負えば空をも自在に飛行できるようになる。
ただし、コピーできるのは機動力のみであり、また人体にはない欠点も(機動の上では)再現されてしまう点には注意が必要。>>471
【Weapon】
『蛇切り丸』『七つ燭台』『長竜』『地蔵丸』
畠山重忠が用いた刀の数々だが『秩父がかう平』の所有と引き換えに持ち込めなくなっている。
『三日月』
愛馬。乗って戦う事も可能だが背負って戦う事も可能。
【解説】
平安時代~鎌倉時代の武士。武勇と人格を兼ね備え武士の鑑と謳われた人傑。大変な怪力の持ち主としても有名。
源頼朝の挙兵に際して敵対するも後に臣従。
武功と人柄で鎌倉幕府に重きを為したが、頼朝の死後、北条時政に陥れられ殺された。
平将門の血を継ぐ秩父氏の一族の出身。
源頼朝が平家への復讐の為に挙兵すると、本拠を留守にしていた父に代わって畠山氏を率いて平家に助力。
しかし、後に頼朝方に帰伏。平家との戦い──いわゆる治承・寿永の乱では義経の傘下で度々搦手(別働隊)として武功を挙げた。
伝説では鵯越の逆落としの折、馬に怪我をさせない為に自ら馬を背負って崖を駆け下ったという。
平家滅亡後、鎌倉幕府を率いる頼朝と平家滅亡の立役者である義経が対立すると、畠山重忠は頼朝側に属す。
時に謀反の疑いをかけられる事もあったが頼朝の信頼は厚く「言葉が心と違わないから起請文は出さない」との言もそのまま容れられる程であった。>>472
奥州藤原氏との戦いでも先陣を務めて活躍。
さらに敗軍の郎党の取り調べにおいても礼を尽くし、人物としても広い器を見せた。
頼朝の没後は梶原景時の追い落としに関与し、失脚・滅亡に至らしめた。
さらに比企一族の滅亡にも関与し、北条氏が実権を握るのを助けている。
しかし、武蔵守である平賀朝雅と武蔵国を巡って対立した事が畠山重忠の落日を招いた。
平賀朝雅とその岳母である牧の方は、彼らの後見人である執権・北条時政を動かして、畠山重忠らへ謀反の疑いをかけ討伐するように働きかけたのである。
北条時政の息子である北条義時は畠山重忠の人柄を知悉していた為「謀反などあり得ない」と反対するが、北条時政には討伐を決断。
虚偽の報によって呼び出された畠山重忠らは、僅かな兵で幕府の大軍と戦い、あえなく討死する事となった。
しかし、畠山重忠は人望が厚かった為、彼を謀殺した北条時政らの評判の低迷を招き、やがては追放される事となる。>>473
【人物像】
謹直、誠実、公正。思いやりのある人格者。周囲の人間をしゃんとさせる清廉な気配を漂わせている。
知勇兼備の士である一方、音楽的なセンスもあり、静御前の舞に銅拍子を合わせた事もある。
政治的な立ち振舞や腹芸も身につけてはいるが、一族郎党を率いる身分ではないサーヴァントとしての召喚では、個人としての良識的な面が表に出る事が多い。
その人柄が態度からもにじみ出るのか、主君や部下はもちろん、敵対者からでさえも一定の信頼を得る事ができ、戦闘のみならず交渉においても力を発揮できる。
……だが、戦闘においてはあまりにも色物でシリアスな雰囲気をぶち壊してしまうのが欠点。
様々な物を背負って地を駆け、水中に潜り、空を飛ぶ姿は、武者姿とのミスマッチも相まって強烈な色物感を漂わせる。
そもそも背負っているのにライダーとはこれ如何に。
【一人称】私 【二人称】貴方 貴殿【三人称】彼 彼女
台詞例
「ライダー、畠山庄司重忠。召喚に応じ推参いたしました。
武辺が取り柄の不調法者にございますが、貴方のお力になれれば幸いです」
「私が心がけている事? そうですね……言葉と心が違わぬように努力はしております。
糜爛と猖獗の世にあっても、正しき心を持ち続ける事の価値は変わりますまい」
「飛行機背負って空を飛び、船を背負って海を征く! これぞ真の人騎一体! さあさあ目に物見せてくれようぞ!」>>474
【関連人物】
牛若丸:かつて轡を並べた相手。その武略の冴えは認めているが人柄に関しては些か以上に問題があると見ている。
ただし、頼朝への忠義は認めていた為、その末路を哀れにも思っている。
巴御前:かつて一騎打ちを演じたことのある相手。その怪力によって彼女を逃走に追いやったという。
かつては敵対した間柄ではあるが、お互いにその人柄を認めあっており、両者の間に憎しみは薄い。
平景清:歌舞伎などで度々対立する関係として描かれるライバル。というよりも景清にとっての天敵。
ちなみに重忠は平氏の為、景清の宝具『諸行無常・盛者必衰』の効きが悪かったりする。
【Wiki登録】可>>476
【クラス別スキル】
気配遮断:A
自身の気配を消す能力
このスキルはアサシン自身が◾️◾️◾️を自分たちの仲間にするために保有している
【固有スキル】
◾️◾️行動:B
単独行動が◾️限定のスキルへ変化したもので、クラス別スキルと相性が良く、◾️◾️◾️を襲うのに最適なスキル
しかし、◾️限定なので昼間は行動できないというデメリットがある
◾️◾️◾️の歌:A
彼を代表する歌
彼が出現する時によく歌っている
この歌が流れる=死の運命からは逃れられない
ある◾️◾️の◾️◾️◾️:A+
彼そのもの、いや、彼が出ているシリーズに関わる重要な単語がスキル化したもの
このスキルがあるが故に彼は動くことができる>>477
【宝具】
『心臓殺しの恐怖(◾️◾️◾️◾️・◾️◾️◾️)』
ランク:A 種別:対人用 レンジ:1人 最大捕捉:1人
彼が◾️◾️◾️を襲う時の場面が宝具化したもの
特定の条件が揃うと彼が◾️◾️◾️◾️の中から登場し、敵を襲う
その名の通り敵を襲うことで敵の心臓を消滅させることが可能となる
【Weapon】
マイク【元ネタ】ディートリヒ伝説、アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【真名】ヒルデ
【性別】女性
【身長・体重】154cm・47kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:D
全く得意でない。休息・魔力回復の効率を高める場の形成に留まる。
道具作成:D
全く得意でない。使い捨ての礼装や護符の作成に留まる。
【保有スキル】
魅了:B
諸国に名声轟く美姫の容色に、
彼女の兄弟が二人して用いた魅了の指輪が重ね合わせられている。>>480【宝具】
『万種刻む翠の王杖(エムラスト・ゴルラサル)』
ランク:C 種別:対魔術宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
アルトス王の王笏。
硝子板よりも澄んだエメラルドから作られ、人の拳ほどの厚みがあり、
この世のあらゆる種の獣、人、魚と鳥が彫り込まれていたという。
補助機能の魔術礼装として働く。
“特定個体でない(種のみを限った)動物の幻”に限っては
幻術の完成度を飛躍的に高めると共に魔力消費を軽減、
大規模な群れ・軍勢の現出や、独自判断力(知性)の付与を可能とする。
【解説】
ベルタンガラントのアルトス(ブリテンのアーサー)の娘ヒルデ(ヒルズ、ヒルト)。
シズレク(ディートリヒ)が結婚を望むも、使者の男性と恋に落ちて駆け落ちした娘。
兄弟にアイアン(イロン)とアポロニウス。
結婚相手を求めて各地の美姫の評判を求めていたシズレクは、ヒルデが気に入ったが、
アルトスは求婚者を邪険にするとの噂だったので、自らが赴き侮辱を受ける事を恐れ、
弁舌爽やかで機智巧みな美男のヒルブルト伯爵を代理の使者として送り出した。>>481
やはり求婚は受け入れられず嘲笑で迎えられ、ヒルデとの面会も拒否されたのだが
ヒルブルトは宴席で作法を尽くしアルトスの好意を勝ち得、宮廷に残る事を許された。
彼は日曜ミサへ行く王女に接触しようとするも守りが固く、しかし二匹の子鼠を用い
ようやく王女の顔を見る事が叶い、ヒルデの方もヒルブルトの顔を見る事となった。
そして王女ヒルデと使者ヒルブルトはこの時、互いに恋に落ちてしまったのである。
ヒルデは父王に願って彼を己の御供に加え、やはて二人は密かに話す間柄となった。
ヒルブルトは、自分はシズレクに遣わされた求婚の使者である事をヒルデに明かす。
ヒルデは、噂は聞くが会った事の無い王の顔を壁に描いて欲しいと願い、伯は応じた。
巧みな絵を見た王女は「人柄の良さと品の良さがある、だが暴君の感じもある」と評し
ヒルブルトは「激戦や苦難の経験があるから苦渋が刻まれているのです」と弁護した。
だが姫は問う。「何故貴方自身でなく、シズレク王のために求婚に来られたのですか」
互いの恋心を知った二人は、アルトスの許可が得られない事は分かり切っていたので
駆け落ちをした。武勇優れたヒルブルトは追手を撃退し、親交ある王の所へ行って
庇護を求め、そこで結婚した。彼はやがて大公にまで昇り、武名を轟かせたという。
一方、事の次第を知ったシズレクは怒らず、だが想う。「次の機会があったなら、
ああした好男子を使者には選ぶまい。ハイメのような無骨男に行って貰わねば」【元ネタ】三国演義
【CLASS】バーサーカー
【真名】王双
【異名・別名・表記揺れ】子全(字)
【性別】男性
【身長・体重】192cm・99kg
【外見・容姿】錦の戦袍、黄金の鎧に身を包んだ絡繰仕掛けの人形武将。顔色は木目の浅黒さ。目は黄色。
【地域】中国
【年代】三国時代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
凶化:C
ひとつの凶器として機能するべく人為的に製造された存在。
戦闘能力が増幅されるが、それ以外の運用の柔軟性が損なわれるリスクがある。>>483
【固有スキル】
人造四肢(絡繰):A
肉体が人造の機構、特に木製の絡繰(からくり)となっている。
戦闘に関連する行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。
Aランクは、四肢のみならず全身が人造品の『機械人形』であることを意味する。
武芸百般(偽):A-
人工知能に入力された多岐にわたる状況設定とその対処法により、様々な戦闘状態に対応することが可能。
十全に機能すれば一廉の猛将にも勝る戦闘技術を行使可能。特に『流星鎚(ヘビーフレイル)』の投擲は百発百中の命中率を誇る。
しかし、製造段階で想定されていない状況に陥ると、途端に機能不全に陥ってしまう――端的に言えば低確率でスタンしてしまうのである。
格下殺し:A
自分より近接ステータスが全て自分以下の敵との戦闘時、全ての判定に有利な補正を得る。
騎乗:C
正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。>>484
【宝具】
『英雄無敵(えいゆうむてき)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~3 5~30 1~5 最大捕捉:1人
呂布の宝具『軍神五兵』を参考に生み出された王双専用の可変武器。なお英雄無敵とは諸葛亮の王双評に由来し、本来は無銘。
対呉戦線に投入された壱号機が成果を挙げられずに鹵獲されてしまった事を受けて、戦闘力を底上げする為に開発された追加兵装。
『六十斤大刀(ヒートグレイブ)』『鉄胎弓(コイルガン)』『流星鎚(ヘビーフレイル)』の三つの形態を持ち、戦況によって使い分ける事が可能。
また、王双が致命傷を受けて機能停止に陥ると、機密情報の隠蔽も兼ねて王双もろとも自爆する機能も備えている。
『Weapon』
「宛馬」
愛馬。千里を征くという。
【解説】
魏の武将。演義では字を子全とされる。
正史においては曹仁の麾下で朱桓と戦い捕虜とされた武将として、また諸葛孔明の第二次北伐に際して戦死した武将として王双の名が記述されているが、この二人が同一人物なのか別人なのかは不明である。
演義においては蜀軍の前に立ちはだかる猛将として描写され、蜀の武将二人を討ち取ったが、不用意に蜀軍を追撃したところを罠によって孤立させられ魏延に斬り殺された。>>485
──だが本稿では、王双は人間ではなく人造の絡繰人形であった、とする。
三国鼎立の情勢下、将軍には武より知が求められる時世と相成ったが、それゆえに猛将の不足は深刻となった。
その為、魏王朝は不足した猛将を人造によって賄うという方策を取る。
猛将に比肩する戦闘能力を発揮できる絡繰人形の開発──「絡繰猛将計画」の試作機として開発されたのが王双だったのである。
ちなみに壱号機である壱式と弐号機である弐式が存在し、本機は弐式の方となる。
試作された王双壱号機は、隴西郡狄道県で実働試験を行い、そこで圧倒的なスペックを発揮する。
これが魏の将軍・曹真に高く評価され、以後の開発は曹真の強いバックアップを受ける事となった。
皇族でもある曹真の後押しを得られた事は政治的にも財力的にも非常に大きな物であり、王双の開発者達は「ゆくゆくは量産にこぎ着け、王双軍団によって中華を統一するのだ」と気炎を吐いたという。
儒教道徳において技術者の地位は高くなく、一発逆転を狙った彼らがこの計画に自分たちの浮沈を賭けたのは想像に難くないだろう。
……しかし王双の開発者達の野望はあっという間に頓挫した。
呉との戦いの折、曹仁の軍勢に鳴り物入りで投入された王双壱号機は、呉の武将・朱桓の計略に敗れ、鹵獲。
蜀との戦いで投入された弐号機も、後方の味方を襲撃されて動転した隙を突かれて蜀の猛将・魏延に破壊されてしまう。
投入された開発費に見合わぬ失態の連続に、曹真は「王双が斬られた。王双が斬られた。うーん」と嘆いたという。[要出典]
結局、王双の性能に疑問を持った皇帝・曹叡の命令により開発は中止され、量産計画も白紙に戻ってしまった。
後に馬鈞が機械人形「水転百戯」を発明したが、その基幹技術が「絡繰猛将計画」によって培われた物だった事を知る者は多くない。どっとはらい。>>486
【人物像】
人工知能を搭載しているが、その機能は戦闘に特化しており、人格と言えるレベルの思考能力は備えていない。
人工無脳程度の会話はこなせる。
【関連人物】
諸葛孔明:王双は孔明をして「英雄無敵」と評させるほどの戦闘力を発揮したという。
司馬懿:戦闘力自体は認めるけど運用が難しい。コストパフォーマンス的に割に合わないという立場。
【Wiki登録】可【出典】アーサー王伝説
【CLASS】アサシン
【真名】ディナダン
【異名】密偵騎士
【性別】男性
【身長・体重】179cm・75kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】茶色
【外見・容姿】
【地域】イギリス
【年代】5世紀
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【その他属性】愛する者・円卓の騎士
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:C 宝具:D 円卓の騎士としては最底辺だが、アサシンと考えるとそれなり。
【クラス別スキル】
諜報:B
気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。親しい隣人、無害な石ころ、最愛の人間などと勘違いさせる。ディナダンの場合、「取るに足らぬ木っ端騎士」「警戒するまでもない存在」として、対象の精神自体を偽装する。
気配遮断:D
アサシンのクラススキル。自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。ディナダンは「対象と親しくなり、話術によって情報を抜き取るタイプの密偵」であるため、この手の気配遮断はむしろ不得手。道化として目立つことで密偵をなす騎士にして策士こそがディナダンなのである。>>488
騎乗:C
本来はセイバーやライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Cランクでは正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせ、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。ディナダンは馬上槍に長けた騎士であったため、アサシンクラスであってもこの能力を有する。
【固有スキル】
観察眼:B
人間、物体、あるいは情勢そのものを見抜く慧眼。彼が生きてさえいれば、モードレッドの謀反は「起きることすらなく」鎮圧されていたというレベルの洞察力。この洞察力によってディナダンはアーサー王直属の密偵を務めていたが、皮肉なことに、この観察眼を危惧したモードレッドとアグラヴェインに寝首を書かれることとなる。
人心掌握:B
人々の心を支配するスキル。カリスマとは似て非なるもので、上から心酔させるのではなく、誰とでも肩を組めるようになる。ディナダンの場合、ランスロットやトリスタンのような騎士の頂点、あるいはアーサー王に従属する諸国の王や、アーサー王自身をおちょくっても許される程度のコミュ力。さらに、単に自分が許されるというのみならず、一国の宮廷の不満を調整し、謀反の種をすべて摘み取ることすら可能な領域。
吟遊詩人:D+
ディナダンは、他者を面白おかしく貶める詩を書き、歌うことができる。この時代の「吟遊詩人」は現代に想像されるそれとは大きく価値が異なり、他者の名誉を貶め、英雄の功績を無に帰すことも可能な、大英雄すら恐れるようなものであった。もはやそれは、功績によって祀り上げられた英霊にとって「呪詛」に等しい。歌を歌うことで、対象のステータス1つを1ランクダウンさせられる。ディナダンは楽器が弾けないが故にこのランクだが、トリスタン卿のような適切な伴奏者が付いた場合はステータス2つを下げられる。
【宝具】
『猛り狂う道化狼(イーラ・ルプス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
馬上槍の技の冴えが宝具として昇華されたもの。怒濤の連続攻撃を叩き込んだ後、必殺の一撃を以て敵を貫く。同様に「猛り狂う狼」と称されたガレスと同一の宝具だが、武闘派の騎士であるあちらのほうがランクが多少上。実際、ガレスとディナダンが槍試合をした際は互角の攻防ののちガレスが勝利している。
……もっとも、ディナダンが本気を出していたかどうかは怪しいところがある。>>489
【Weapon】
無銘・馬上槍:無銘の馬上槍。円卓の基準では平凡な武器だが、マーリンの魔術によって強化されており、疑似的にアーサー王の「風王結界」を再現している。巨槍でありながら、暗殺・粛正用の武器も兼ねる。
【解説】
ブルーノ・ル・ノワールの兄で、円卓のお笑い担当。トリスタンやランスロットをおちょくって許されるほどのコミュ力があり、ボケ役として多くの話で登場するが、主役にはならない。実力的にもお笑い担当。
……と言うのは仮の姿。その正体は、その類まれな話術を以て円卓の瓦解を防ぐ調整役であり、アーサー王直属の『密偵騎士』。しかし、密偵としての能力を疎まれたことで、モードレッドとアグラヴェインに二人がかりでその命を奪われることとなる。その直後に噴出するのが「円卓の瓦解」。ランスロットの姦通を起点として、調整役を失った円卓の不平不満が吹きあがってしまったのである。
「実力的な面」も詐称している疑惑が強く、本気を出せばサー・ガレスと同様にアーサー王から「猛り狂う狼」と称される程度には強い。モードレッドとアグラヴェインが「聖杯探索でディナダンが1人のところを」「不意打ちで」「2人がかりで」事に当たっていることからも戦闘力が伺える。
【人物像】
冗談とユーモアに長けた、明るく軽薄な馬鹿。軽薄な印象と裏腹に実は恋愛には疎く、貴婦人を助けるような騎士らしい冒険もほとんどしない。
が、それも仮の姿。実際は誰よりも周囲を観察し、周囲の環境を良好に保つために苦心している、義務感に溢れた知恵者である。>>490
【因縁キャラクター】
ブルーノ・ル・ノワール
弟。馬上槍戦ではあちらが勝手に落馬するため戦わずして勝てるが、徒歩の戦いではあちらの方が強い。実際のところ、年若い弟を深く心配しており、彼の冒険の「保護役」として円卓最強のランスロット卿をけしかけるなどしている。
トリスタン
友人。トリスタンに対してコーンウォールのマーク王が酷い扱いをしているのを知り、マーク王をひどく貶める悪口の詩を作曲し、トリスタンにフェイルノートで演奏させたりする。
モードレッド・アグラヴェイン
自身を殺,した相手。どちらも「冗談が通じない」神経質な兄妹であるが、同時に「ディナダンの正体」に勘付いた数少ない騎士たちでもある。彼らの目的を考えた際に、ディナダン以上に不都合な存在は……アーサー王やランスロット卿を含めてすらも……いなかった。
wiki追加可能です。【元ネタ】VOCALOID・インターネット
【CLASS】ライダー
【真名】初音ミク
【性別】女性(場合により変化)
【身長・体重】158cm・42kg(場合により変化)
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、今を生きる者
【ステータス】筋力:E〜A 耐久:C〜A 敏捷:C〜A 魔力:A 幸運:A 宝具:A++
【クラス別スキル】
騎乗:A
歌に乗せる、音楽にノるという意味での騎乗。適切な道具・機器を使用した際のスキルや宝具の効果量・範囲を増大させる。
陣地作成(電子)B:マスターが電子機器内に「miku」というファイルを作成すると、ファイル内に『本体』と呼ばれるデータを生成する。『本体』もしくはファイルが存在している電子機器が破壊されない限り、このサーヴァントは退去しない。
対魔力:EX
『本体』が入っている機器の魔力・魔術耐久性に完全依存しているために数値が変動する。>>492
【固有スキル】
魅惑の美声:A+
世界中の人々を魅了する歌声であり、どんな曲でも歌いこなす無限の声色。
スキルの対象に魅了抵抗判定を発生させ、判定に失敗した場合は魅了状態に陥らせる。魅了時はあらゆる追加の精神弱体効果を無効化させ、このサーヴァントに対する攻撃判定に強力なマイナス補正を発生させる。魅了を解除する場合は最初に行った魅了抵抗判定にマイナス補正をかけた状態での判定に成功する必要がある。
変化:A
「あなた」の好きなように変化する容姿。一応ニュートラルな容姿というものは存在するが、それも見る者によって細かな差異がある。
魅了の成功率を増加させ、魅了を振りほどこうとする際に追加の判定を発生させる。
ローディングメモリー:EX
『初音ミク』の歌声を聴いた者に『初音ミク』に対する強い親しみ、思慕、庇護感情、愛情を呼び起こす。また、対象に精神的弱点が存在する場合はそれをある程度治療する効果を持つ。
サーヴァント・初音ミクの歌声か、インターネット上に投稿された動画等での『初音ミク』の歌声かに関わらず、このスキルは効果を発揮する。>>493
【宝具】
『電子の歌姫(あなたのうたひめ)』
ランク:A++ 種別:補助宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_
『本体』が入っているファイルに入れられている『初音ミク』の楽曲の内容に合致する能力を手に入れる宝具。
例えば、『初音ミク』を天地創造の女神と歌う楽曲であれば音楽の力で全てを作り替える祝福の女神に。
例えば、分裂する自我を歌う楽曲であれば無数の『初音ミク』が現れ。
例えば、不屈の意志で暗闇を進む蒼星の射手の楽曲であれば巨大な銃器と強靭な身体を得る。
数多の創造主が『初音ミク』に見出した姿と可能性の全てを表す宝具。
彼女はインターネット上あるいはCDディスクはたまた個人のPC内に創造された『初音ミク』を扱う楽曲・イラストの全てを自身の一側面として内包しているのだ。>>494
【Weapon】
厳密には武器ではないが、どのような『初音ミク』になろうとも手にしているのが手持ちマイク。
彼女は歌うことこそが存在意義であるが故に、歌を届けるためのマイクを手放さない。
【解説】
音声合成ソフトVOCALOIDシリーズの第2弾として2007年8月31日に発売されたPC向けソフト『初音ミク』ひいてはソフト『初音ミク』に設定されたバーチャルアイドル『初音ミク』であり、インターネット上で多くの人々によって創作されたありとあらゆる『初音ミク』。
基本的にはブルーグリーンのツインテールが特徴的な16歳の少女の姿をしており、マスターに忠実なサーヴァントだが、「読み込んだ」楽曲によってはその限りではない。
霊子の肉体を持つサーヴァント以前にPCソフトでありバーチャルアイドルであるが故に、肉体的破損が退去に関係しないという特徴を持つ。
サーヴァント・初音ミクはたくさんの『マスター』たちの『初音ミク』への愛情が積み重なり信仰となったためにサーヴァントへ昇華された概念系サーヴァントである。
もはや『初音ミク』は音声合成ソフトのイメージキャラクターではなく、『うちのミク』という概念を始めとして『初音ミク』を愛する人全ての心にそれぞれ存在する一個人にまでなっている。このため、彼女はインターネットが普及している地域全般において凄まじい知名度補正を受ける。
彼女は「あなた」の歌姫なのだ。
【wiki追加】可あれ、そういえば今更気付いたけどここ最近月ごとのアクセスランキングってやつ貼られてない?
wiki管理人氏が集計してここに貼ってるんじゃないかな
憶測だけどリアル事情で忙しくされてて今は難しいんだと思うhttps://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D1%A5%EA%A5%B9
パリス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%EA%A5%AE%A5%E5%A5%ED%A5%F3
リギュロン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D8%A5%F3%A5%EA%A1%BC%C8%AC%C0%A4
ヘンリー八世
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BE%A4%BB%C8%A5%A2%A5%DD%A5%ED%A5%F3%A1%CC%A5%BB%A5%A4%A5%D0%A1%BC%A1%CD
召使アポロン〔セイバー〕
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C0%A5%F3%A5%B7%A5%F3%A5%B0%A5%DE%A5%CB%A5%A2
ダンシングマニア
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C8%AB%BB%B3%BD%C5%C3%E9
畠山重忠
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B2%A6%C1%D0
王双
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C7%A5%A3%A5%CA%A5%C0%A5%F3
ディナダン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BD%E9%B2%BB%A5%DF%A5%AF%282%29
初音ミク(2)
登録完了>>498
登録ありがとうございます!【CLASS】バーサーカー
【真名】フェニヤ&メニヤ/Fenja & Menja
【性別】女性
【身長・体重】183cm・65kg 175cm・57kg
【スリーサイズ】B103/W60/H93(Jカップ) B97/W59/H93(Hカップ)
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷C+ 魔力C 幸運D 宝具A
【保有スキル】
狂化:B+
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。クラス別スキルであると同時に巨人としての種族特性とも合わさったモノでもあるため、例外的に制御が可能。制御中は理性が存在し、落ち着いて会話もできるが、するかどうかは当人たちの気分次第である。ただし、気分が昂揚すると理性のタガが外れて凶暴化し、巨人特有の姿に近づき、ステータスは更に向上するものの制御不能になる可能性が出てきてしまうので注意。道具作成:EX
本来はキャスターのクラススキルなのだが、バーサーカーは宝具由来により保有する。魔力を帯びた道具を作成……というよりは、宝具によって具現化する事が可能で、望めば手に入るレベルのもの。ただし、蘇生薬などといった権能クラスのものは不可能とされている。
復讐者:B
アヴェンジャーとしての側面も持つ姉妹のスキル。
忘却補正:B+
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。愚かな人間より受けた屈辱を、隷属させられた恥辱を、利用され続けた汚辱を決して忘れる事はない。
自己回復:EX
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。北欧の願望機を宝具として所有している影響で、最大級の回復量を誇る。
丘の巨人:A
ベルグリシ。巨人の血脈、破壊を伴う災害の権化を表すスキル。天性の肉体、怪力、魔力防御、混血等の混同スキル。純粋な巨人種という訳ではなく、霜の巨人から更に世代を経た種族なので人間の血も混ざっており、これにより混血のスキルを有し、巨人が本来保有する巨人外殻のスキルを持たない。
千里眼:A
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。Aランク以上でこのスキルを有している彼女等は、一種の未来視を可能としているが、理性がある時限定。
黄金の姉妹:A
黄金の意を持つ「フロージの不運な奴隷の小麦粉」のケニングを表すスキル。黄金を生み出し、そしてそのものとしての逸話に由来するスキル。バーサーカーが二人一組で召喚されたのもこのスキルによるもので、戦闘能力の向上として黄金の粒子を放つ『魔力放出』と同質のスキルが習合されている。>>501
【宝具】
血讐より具現す臼歌(グロッタセング)
・ランク:EX
・種別:対願望宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:2人
『グロッティの歌』に登場する石臼が由来。
北欧神話における願望機とも呼べる代物であり、臼を回す事で望むものを手に入れることができたとされる。
バーサーカーはこの聖杯と同質のものを宝具として所有しており、発動する事で凡ゆるを望み通りに具現化することが可能。
また、魔力リソースとしても利用でき、この宝具は既にある膨大な魔力の貯蔵量に加え、時間が進む限り絶えず魔力を生成しているので、バーサーカーの膨大な魔力消費量を解決する補助にもなり得る。
つまりは、バーサーカーでありながらもサーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能。あらゆる行為をするにあたって魔力は宝具自体から賄われている為、実質マスターが消費する魔力はゼロに等しい。
バーサーカーが戦闘時に真名を開帳する場合は、海の王と呼ばれたヴァイキング・ミューシングとその軍勢を召喚して使役する。ただし、バーサーカークラスの影響のせいか複雑な思考ができなくなっており、宝具使用不可に加え、狂化スキルが付与されているので直線的な戦闘しか行えない。しかしながら狂化が付与されているとはいえ、実質的な“英霊召喚”を可能としている為、能力は破格と言えるだろう。
余談だが、ミューシング以外の英霊も召喚できると言えばできる。
もう一つの使用方としては、バーサーカーが滅びの咒歌を歌い、自らの霊核を差し出す事で指定した対象と共に消滅する効果となっている。
【WEAPON】
無銘・槍
フェニヤとメニヤ、両者とも愛用している巨槍で、人間には扱いづらいサイズの得物。先祖である霜の巨人フルングニルを倣い、使用しているとの事。>>502
【解説】
北欧神話のエッダ「グロッティの歌」に登場する巨人姉妹。
デンマーク王フロージに女奴隷としてスウェーデン王フィヨルニルから購入され、望んだものを生み出す石臼(グロッティ)と呼ばれる願望機を回す作業を命じられた。
黄金と幸福のみを生成する労働を強いられ、休憩する暇も与えられず臼を碾いた姉妹はやがて復讐心を抱き、歌を歌い始める。これこそが「グロッティの歌」と呼ばれるもの。
咒歌を終えると、姉妹は海の王と呼ばれたヴァイキングのミューシングとその軍勢を生み出し、夜間にフロージ王を襲撃して財産を略奪した。
晴れて自由の身となったのも束の間、次はミューシングに連れ去られ、今度は塩を生成する作業を命じられてしまう。
二人は命じられるままに塩を作り出し、船の積載量の限界を超えても尚碾き続けた為、船は重みに耐えられず自壊し、石臼は姉妹共々海へと沈んだ。
また、フェニヤとメニヤは未来視ができるとされ、フロージ王が玉座を失い、フロールヴ・クラキとハールヴダナルに石臼を破壊される未来も見たという。>>503
【人物】
巨人由来の意匠が施された装束を身に纏った、金髪と緑眼の姉妹。基本的に人間を嫌い、食糧程度にしか思ってないが、偶に愛着が湧いて愛玩する事もあるそうな。
フェニヤは身長の高い方。姉。言動は紳士のような淑女然としており、多少の男性口調もあってクールな印象を持たれる。しかしその実、物腰が柔らかい訳ではなく丁寧な言葉遣いの毒舌。特に人間相手には、家畜を見るような蔑んだ眼差しを向けながら毒を吐くので、その手の性的嗜好者でもない限り心が軋む可能性大。
メニヤは身長が僅かに低い方。妹。常時半眼で無口だが、口を開けば嘲りが飛び出す姉同様の毒舌家。寧ろ言葉を余り発さない分、時折出る罵倒はもっとダメージを与えるかもしれない。
両者の極度の人間嫌いは生前の奴隷時代から来ている。本来、巨人は人間を“道端の石ころ”と同じ認識を持っているのだが、世代を経た事により変化した巨人としの本質と、生前の出来事が混ざって現在の状態になっている。
ただし大切なものは生涯大事にする性分なので、気に入られれば真逆の対応になるだろう。難易度ルナティックな点に目を瞑れば。
人間に対するスタンスは基本的に「人間死.ね」。これに尽きる。好感度をあげる過程が途方もなく過酷で、普通の感性の持ち主なら即刻諦めるレベル。寧ろ、何故召喚に応じたのか意味不明なまである。もしかすると、召喚者は人間以外の生物だと応じるかもしれない。
クラス:アヴェンジャーの適性を持つ。
【能力】
戦闘では巨人種の強みである身体能力を活かした“種族値の暴力”で戦う。先祖であるフルングニルを倣って槍を扱うが、実を言えば技術は一切ない。なので人間との戦いでは技量差で押される場合が多いものの、そこは二人一組と元来の身体能力の優位性と魔力放出によるゴリ押しでカバーして相手をリンチにする。
ただし、理性が無くなると凶暴性が表に出て制御不能になるので注意。>>504
wiki追加可能です。>>498
登録ありがとうございます>>498
登録ありがとうございます!【元ネタ】史実・クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー/バーサーカー
【真名】H・P・ラヴクラフト
【性別】男性
【身長・体重】181cm・63kg
【容姿】白で統一されたラフな服装に身を包んだ青白い肌の男
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型、超巨大、神性、人類の脅威
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:EX>>508
【クラス別スキル】
領域外の生命:C
外宇宙の存在と「繋がる」巫にして、白痴の魔王アザトースの化身。アザトースの性質上、自身が化身である自覚を持てないためCにランクダウンしている。
単独権限:EX
アザトースの化身に付随するスキル。己がアザトースの化身であると自覚せず、世界が己の夢の中だと自覚しないまま行動する。
狂化:A+
通常の狂化とは異なり、理性が失われない代わりに筋力や耐久、敏捷へのステータス補正もない。ラヴクラフトという英霊に結び付けられた狂気。また、ラヴクラフトの持つ狂気は他者に伝播する性質がある。
ダブルクラス:_
フォーリナーとバーサーカーの2つのクラスを持つ。サーヴァント・ラヴクラフトは紛れもなく領域外の生命だが、同時にラヴクラフトという英霊と狂気を切り離すことは出来ない。>>509
【保有スキル】
啓示:A
ラヴクラフトが生前夢に見続けた、領域外の生命たちによる「我らの威光を知らしめよ」という啓示。
ラヴクラフトという人間を領域外の生命を『この世界』に出力する媒介にするほか、それを達成するためにあらゆる領域外の生命または『クトゥルフ神話』の神格が彼に力を貸す。
狂気のカリスマ:B+
宇宙的恐怖(コズミックホラー)の始祖にして総本山、人々を惹き付けてやまない狂気の王としてのカリスマ。彼が恐怖を語る時、人は彼の言葉によって内なる狂気に取り憑かれるのだ。
ラヴクラフトの言葉には常に狂気が付き纏い、彼の言葉を聞いた者に精神抵抗判定を発生させる。判定に失敗すると追加の精神抵抗判定が発生し、その判定にも失敗すると一時的な発狂状態となる。発狂状態は解除判定に成功するか、一定時間が経過しなければ解除されない。このスキルは『スキル:狂気』『スキル:恐慌の声』を内包している。
クトゥルフ神話:EX
『クトゥルフ神話』と名付けられたラヴクラフトの執筆物群であり、生前から記していた領域外の生命たちについての記録。また、彼の死後に観測された『クトゥルフ神話』にまつわる存在の全て。
ラヴクラフトが冒涜的な存在の名を口にすると、それによく似た実体がその場に出現する。この実体は「語られるように」暴れ回り物理的な被害をもたらすと共に、実体を見た者に高難易度の精神抵抗判定を発生させる。判定に失敗すると対象は正気を失い、発狂状態となる。発狂状態は解除判定に成功するか、一定時間が経過しなければ解除されない。>>510
【宝具】
『暗澹たる混沌の玉座にて瞑目せよ(ゆめのなかでゆめをみるゆめをみる)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_
無自覚、無意識に現実改変を行い、際限なく世界を作り替える宝具。
この宝具の効果により、ラヴクラフトのステータスやスキルは実質的に意味をなさないものとなる。これは常に発動しており、改変に際する制限も存在しない。また、魔力の消費も同様に存在しない(ことに改変されている)。
「世界を夢見る」というアザトースの権能をスケールダウンさせたものであり、アザトースを初めとする領域外の生命をこの世に出力する装置であるラヴクラフトの機能。
【Weapon】
無し。強いて挙げるならば『クトゥルフ神話(ラヴクラフトが関係していないものも含む)』に登場するもの全て。>>511
【解説】
宇宙的恐怖(コズミックホラー)の生みの親にして、『クトゥルフ神話』で世界的に広く知られる小説家。
ラヴクラフトの著作は「未知に対する恐怖」という最も根源的かつ克服しようのないものを狂気的に、それでいて鮮烈に描いているのが特徴。生前ではなく彼の死後に広まり、半シェアワールド化されて現在も『クトゥルフ神話』の世界が拡張され続けているという特色を持つ。
サーヴァントとしてのラヴクラフトは至って忠実なサーヴァントで、マスターの命令を破ることはしない。何故なら彼が自らをそうサーヴァントだと思っているから。難点を挙げるとするならば、彼が猫の奴隷であり無類のアイスクリーム好きというところくらいだろう。
ラヴクラフトは生まれつき運が無かった。生涯に渡って幸運などというものは無縁で、付き纏うのは不幸や凶運。
故に、彼は領域外の生命のメッセンジャーに選ばれてしまった。
ラヴクラフトは作家になってから死ぬまでの間、毎晩悪夢を見ていた。夢に見るのは決まって冒涜的な存在たち。彼らは毎夜ラヴクラフトの夢に現れ、世界を脅かすさまを見せつける。その暴力性に、あまりの狂気にラヴクラフトは毎朝飛び起きてはペンを握り、神のことを書き記した。
彼はただ、毎晩夢に見る外なる神々への恐怖と世界に迫る危機を伝えたくて筆を執ったのだ。だが、とある夜に夢に美しい男が現れラヴクラフトに告げる。
「幸運にも、貴方はかの創造主の化身に選ばれました。」
…以降、ラヴクラフトは白痴の魔王の化身となり、死後もアザトースの夢見るように世界を塗り替えながら領域外の生命たちをこの世に形作っている。自身がアザトースの化身になったという自覚も出来ないままに。
【wiki登録】可>>498
パリスと召使アポロン(セイバー) の登録、ありがとうございます!投稿してから気付いたんだけど、今まででもに僕鯖に御大っていなかったんだね!?御大×アザトースとか王道すぎて絶対既出だと思ってた…
>>498
リギュロン登録ありがとうございます。このスレも今年で5年目だから初期の頃を知らない人も多いと思うと感慨深いものがある
>>516
なるほど過去スレ!過去スレ網羅してなかったから知らんかった。教えてくれてありがとう、気になるから後で見てくるわ【元ネタ】SCP Foundation・インターネット
【CLASS】ライダー
【真名】ジェラルド博士
【性別】男性
【身長・体重】177cm・65kg
【外見・容姿】研究者然とした恰好の男性
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、愛する者
【ステータス】筋力:C 耐久:EX 敏捷:C 魔力:E 幸運:EX 宝具:A+
【クラス別スキル】
騎乗:EX
運転技術は普通。でも彼の運転する乗り物には絶対に乗ってはいけない。
対魔力:D
本来ならEランク相当の対魔力技術しか持たないものの、日常的に超常的な存在に触れ、そういったものへの対処を心得ているためにDランク。>>519
【固有スキル】
戦闘続行:A++
ジェラルド博士のとんでもない不幸体質、そして63回に渡る負傷と数え切れない致命的なイベントに巻き込まれながらも生還し続けたことに起因するスキル。
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」と表現される。…が、ジェラルド博士の場合は内容が異なり、「致命傷で死に至ることなく」「何に巻き込まれようとも必ず生還する」スキルとなっている。
観察眼:C
超常的な存在たちを相手取っての観察や分析・解析を終生に渡って続けていたことで培われた技術。
隠蔽系スキルや宝具の効果を無視して対象のデータを知ることが出来るが、この効果を完全に適用するためには対象を累計30分以上対象を観察する必要がある。
SCP:C
ジェラルド博士が生前所属していた組織の掲げる理念であり、影なる人理の守護者たちの合言葉。確保、収容、保護の頭文字を取ったもの。
超常的な存在(サーヴァントを含む)に対してのみ発動するスキル。対象の規格に合わせた『檻』を出現させ、その中に対象を封じ込める。『檻』内部では対象のスキルやステータスの解析が行われ、最終的にはマスターの特定や真名の看破まで到達する。『檻』の頑丈さは対象の規格によって変動するが、破壊そのものは可能。『檻』は複数同時に展開することも出来る。>>520
【宝具】
『ジェラルド博士の運転スキル(どうしてこうなった)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_
ジェラルド博士が何らかの乗り物に乗った際に発動する宝具。
彼の進路上にあるもの全てを"偶然の結果"破壊し、乗り合わせた者全てが"偶然の結果"死.んでしまう。
また、ジェラルド博士が乗り物を運転している時、周囲にある建物は豆腐のように脆く、車や石油タンクは少しの衝撃で爆発する危険物に、人は何故かジェラルド博士の進路に飛び出すようになるという特性を持つ。なお、何故そうなってしまうのかという原理は全く不明。
多くの被害と死傷者を出すこの宝具だが、ジェラルド博士本人は(軽度の負傷こそすれど)必ず生還する。何故なのか。
【Weapon】
(本人は武器だと認識していないが)乗り物全般。セグウェイやローラーブレードでも対象。>>521
【解説】
インターネット上で規模を拡大し続けているシェアワールド作品、SCP FoundationひいてはSCP財団に登場する架空の人物。
SCP財団で日夜オブジェクトの研究に勤しむ新米研究者であり、凄まじい不幸体質の持ち主。
彼の不幸体質がどんなに凄まじいかと言うと、同僚のヤバい博士に「あいつに生まれなくてよかったよ」と称されるレベルの不幸体質。その上で、何度かの普通なら死.んでいるようなイベントを通過し、63回に及ぶ負傷を乗り越え、数え切れない致命的イベントを生還するという幸運体質でもある。
また、生前から彼の運転スキルは凄まじかった。どれくらい凄まじいのかと言うと、宝具そのまんまの運転スキルだった。英霊になりサーヴァント化されるにあたって拡大解釈されたとかではなく、元からああなのである。なお、運転スキルにまつわる致命的イベントからは無事生還している。どうしてそうなるのか。
ちなみにジェラルド博士の死因は老衰。
サーヴァントとしてのジェラルド博士は至って大人しく、財団内でも新人の部類であったからか年上の相手に対して特に従順。…もちろん、彼の特異的な不幸体質に目を瞑れば、だが。【元ネタ】SCP Foundation・インターネット
【CLASS】バーサーカー
【真名】ジャック・ブライト
【表記揺れ】ブライト博士
【性別】男性
【身長・体重】179cm・61kg…とされるが、これは「召喚時の」ジャック・ブライトであり、その後変化する。
【外見・容姿】赤い宝石のついた首飾りをかけた、研究者然とした恰好の30代半ばのアメリカ人男性
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、愛する者
【ステータス】筋力:C〜B 耐久:C〜A 敏捷:C〜B 魔力:E〜B 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
狂化:C
通常の狂化とは異なり、理性が失われない代わりに筋力や耐久、敏捷へのステータス補正もない。ジャック・ブライトという男の精神が狂っているが故の狂化。>>523
【固有スキル】
死滅願望:A
もう二度と叶えられることのない望み。
ブライトが破滅を望む限り、これが叶えられるのを阻止するために何らかの超常的事象が起こる。その結果、周囲を巻き込んでの大規模な殺戮が起きる場合があるが、いかなる状況においてもブライトは生存する。
観察眼:B
超常的な存在たちを相手取っての観察や分析・解析を終生に渡って続けていたことで培われた技術。
隠蔽系スキルや宝具の効果を無視して対象のデータを知ることが出来るが、この効果を完全に適用するためには対象を累計20分以上対象を観察する必要がある。
SCP:B
ブライトが生前所属していた組織の掲げる理念であり、影なる人理の守護者たちの合言葉。確保、収容、保護の頭文字を取ったもの。
超常的な存在(サーヴァントを含む)に対してのみ発動するスキル。対象の規格に合わせた『檻』を出現させ、その中に対象を封じ込める。『檻』内部では対象のスキルやステータスの解析が行われ、最終的にはマスターの特定や真名の看破まで到達する。『檻』の頑丈さは対象の規格によって変動するが、破壊そのものは可能。『檻』は複数同時に展開することも出来る。>>524
【宝具】
『SCP-963(ふしのくびかざり)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:ゼロ距離 最大捕捉:1人
ブライトが身に付けている首飾りであり、これが持つ異常性そのもの。常時発動型の宝具。
この首飾りに触れた者は即座に脳死状態に陥り、その意識や人格、記憶に至るまでを『ジャック・ブライト』に置換される。首飾りを置換された対象から取り上げると脳死状態に戻るが、再度首飾りを与えると『ジャック・ブライト』の意識に戻る。
また、この首飾りを30日以上所持していると『ジャック・ブライト』の意識が定着し、首飾りを外しても『ジャック・ブライト』が持続するようになる。これを繰り返すことで『ジャック・ブライト』を増やすことも可能。
一度でも生きた人間がこの首飾りに触れるとサーヴァント・ブライトは即座に退去、ブライトが持つスキルや宝具は全て「新しいブライト」に引き継がれる。その際にマスターとの契約も切れ、サーヴァントですらなくなる。
ブライトの死滅願望の根源。彼にとっては残酷なことに、首飾りの異常性はサーヴァント化されても失われていなかった。>>525
【Weapon】
無し。
【解説】
インターネット上で規模を拡大し続けているシェアワールド作品、SCP FoundationひいてはSCP財団に登場する架空の人物。
SCP財団で日夜オブジェクトの研究に勤しむ研究者であり、いくつかのサイトの人事局長を務める古参職員。まぁとんでもないことをしでかしたりしなかったりする名物職員でもある。
とあるイベントにより一度死亡し、SCP-963によって精神のみの存在となった。以降、SCP-963を手にした対象に「乗り移る」ことで超長期間の活動を可能にしていたが、■■■■の際に発生した■■■中にSCP-963が異常性を喪失し死亡した。
…のだが、英霊の座は暗闇に立ち人類を守護する彼ら財団を英雄と認め、ブライトは幾人かのほかの職員共々英霊として座に登録されてしまった。
英霊の座にいるブライト本人はいついかなる場合でも深く眠っており、意識はない。恐らく自分が英霊になったことにも気付いていない。
しかし、サーヴァントとして召喚されるブライトは違う。死.によって安らぎを得たはずだったのに、気付けばあの首飾りをかけて立っている。これはブライトにとって発狂するには十分過ぎる絶望であった。
かくしてサーヴァント・ブライトは、狂える者として召喚されるに至った。
ちなみにサーヴァントとしてのブライトはそれなりに従順で理性的かつ聖杯戦争を勝ち抜くことに協力的なサーヴァントだが、いかんせん彼はSCP-963イベント以前から財団の問題児であったのでまぁお察しである。「焼きたてのエンパナーダ・ガジェガ(※)はどうかしら?自信作よ♪」
(※スペインのガリシア地方でよく作られるパイのこと)
「──────太陽を落とした悪魔も決して落とせなかった女の名前を覚えて帰りなあ!」
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】マリア・ピタ
【性別】女性
【身長・体重】159cm・53kg
【外見・容姿】黒髪の女性……どこかジャンヌ・ダルクに似ている気がする
【地域】スペイン
【年代】1565~1643
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】女性、人型
【ステータス】筋力:C+ 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:B 宝具:E++~B++>>529
【固有スキル】
医術:C
戦争の負傷者を手当てする内に習得した近代的医術。
なお、このスキルは現代の基準で比較するのではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判定するものとする。
防衛のカリスマ:B
味方の守備行動の際に発揮できる特殊なカリスマ性、戦乱の中のヒロイン力とも。
兵士たちの士気を高めて一体となり、抵抗をより強固なものとする。
抗い咲く華:B
非力な女ながらも何かに立ち向かい続けた英霊に与えられる固有スキル。
女性ならば全員に、というわけではなく英霊としての格(信仰具合や知名度の強さなど)がジャンヌ・ダルクやアタランテのように高くない英霊に送られる補正値的なもの。
知名度補正が皆無の地、自らのマスターからの魔力供給が乏しい……など不利な立場にあるほど、このスキルによる強化が発動、最大でBランクの「狂化」に匹敵する高い戦闘力のボーナスを獲得できる。>>530
【宝具】
『誉れある者たちよ、共に勝利を掴もう』
ランク:E++~B++ 種別:対軍宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:500人
“Quen teña honra, que me siga”
ランサーの住む町がイギリス海軍に蹂躙され住人誰しもが絶望しかけた最中、伴侶を殺され怒りに燃えた彼女は、
「名誉(勇気)ある者ならば誰でもいい、私について来て!」
と言い放ち自軍を勝利に導いたとされる、名言と逸話の再現。
相手側の攻撃による被害を削り、逆に押し返して被害を与える全体宝具。
・先に向こうから攻撃を仕掛けている、
・敵の勢力・戦力の方が有利である、
・敵が騎乗など乗り物に関するスキルを所有している、
・敵の性別が男性、あるいは伝承上では男性であった
という条件に敵が当てはまるほど宝具のランクと威力は上がっていき、
・Eランク代で自軍にダメージカット(小)
・Dランク代で自軍にダメージカット(大)
・Cランク代で自軍にダメージカット(大)+敵に反射ダメージ(小)
・Bランク代で自軍にダメージカット(大)+敵に反射ダメージ(大)
という効果をもたらす。>>532
僅かな艦隊と1500人程度の兵士しかいなかった街では、数万人ものイギリス兵による略奪と虐殺が行われ、犠牲者にはマリアの夫グレゴリオも入っていた。
愛する人を失い激怒した彼女は、夫を殺した敵兵を討ち取り、持っていた槍と旗を奪い上げた。
実はこの敵兵、将校にしてドレイク提督の身内であったためイギリス軍は士気を挫かれてしまい街の外へと撤退、逆にマリアを先頭にア・コルーニャ側は防衛戦に突入し、多くの戦死者や修道院を焼かれるなど被害は出たものの見事ドレイクの船を追い返すことに成功する。
この功績によってフェリペ2世その人に称賛と報酬を与えられ、また、『ガリシアのジャンヌ・ダルク』なる異名などで今日まで慕われるヒロインとなった。>>534
【因縁キャラクター】
フランシス・ドレイク:
生前は出会わなかったが宿敵にあたる人物。
カルデア内ならばトラブルを避けるべく鉢合わせないように心掛けたり、マスターにも頼み込んだりする。
……が、もしも出くわしてしまったら、にこにこしながら一触即発気味になる彼女が見れるかもしれない。
【wiki登録】可
宝具の読みはスペイン語(ガリシア語?)の科白まんまなのですが、カタカナにする自信がありませんでした……>>537
【固有スキル】
殺戮技巧(道具):B++
「暗殺者」や「狂戦士」の適性を持つ英霊が持つとされるスキル。
使用する道具の「対人」「対物」ダメージ値にプラス補正をかける。
殺戮██を揮うライダーにとって、現代の██は処刑場に過ぎない。
██渡航:A
他者の██に潜り込み、██を渡り歩く魔人としての能力。
潜行中は形而上の存在と化し、物理的干渉を無効化する効果を持つ。
█の中を移動する限り、物理的な障害や距離を無視した瞬間移動が可能。
ただし、対象が██すると██から強制的に排除されるため注意が必要。
自己改造:C+
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
被害者の魂や肉体を取り込み、宝具の出力と攻撃力を向上させる。>>538
【宝具】
『夢幻██・鏖殺██(ナイトメア・██████)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人''
惨血屠殺██ナイトメア・██████。
忍び込んだ██で██対象を血祭りに上げる機械仕掛けの殺戮██。
無防備な姿で列車に取り込まれた██を██すべく、██達が凶器を片手に惨劇を振り撒いて行く。
██と同時に█の中で負った傷が肉体にフィードバックされ、犠牲者は生きたまま██に成り果てる。
対抗するには█と██のリンクを解除するか、幸運判定に成功して襲われる前に██せねばならない。
>>541
【固有スキル】
殺戮技巧(道具):B++
「暗殺者」や「狂戦士」の適性を持つ英霊が持つとされるスキル。
使用する道具の「対人」「対物」ダメージ値にプラス補正をかける。
殺戮機械を揮うライダーにとって、現代の車両は処刑場に過ぎない。
夢界渡航:A
他者の夢界に潜り込み、夢界を渡り歩く魔人としての能力。
潜行中は形而上の存在と化し、物理的干渉を無効化する効果を持つ。
夢の中を移動する限り、物理的な障害や距離を無視した瞬間移動が可能。
ただし、対象が覚醒すると夢界から強制的に排除されるため注意が必要。
自己改造:C+
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
被害者の魂や肉体を取り込み、宝具の出力と攻撃力を向上させる。【宝具】
『夢幻路線・鏖殺機関(ナイトメア・エクスプレス)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人''
惨血屠殺列車ナイトメア・エクスプレス。
忍び込んだ夢界で眠る対象を血祭りに上げる機械仕掛けの殺戮車両。
無防備な姿で列車に取り込まれた乗客を調理すべく、小人達が凶器を片手に惨劇を振り撒いて行く。
覚醒と同時に夢の中で負った傷が肉体にフィードバックされ、犠牲者は生きたまま料理に成り果てる。
対抗するには夢と現実のリンクを解除するか、幸運判定に成功して襲われる前に覚醒せねばならない。
【解説】
日本の都市伝説で語られる乗客を切り刻む列車の悪夢。
活け作り、抉り出し、挽肉と車掌のアナウンスと共に乗客が襲われる。
本人は到達前に運良く目が覚めるも、次が最後と警告され悪夢は終わった。
【コメント】
次は逃げられない
二度と此処へ来てはいけない【元ネタ】三国演義
【CLASS】キャスター
【真名】陸遜
【異名・別名・表記揺れ】伯言(字) 陸議(旧名) 神君(異名)
【性別】男性
【身長・体重】184cm・65kg
【外見・容姿】若々しく見える書生。身長八尺、顔は美しい玉のごとし(要は長身の美形)。
【地域】中国
【年代】三国時代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。戦争時における陣形にも精通している。
道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
生物の血肉と江南の細菌を組み合わせる事で数多の呪具を作成可能。擬似的ながらも不死の薬さえ作り出せる。>>544
【固有スキル】
軍師の忠言:A
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
Aランクであれば不測の事態がなければ100%的中する。
軍師の指揮:B++
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。
防衛戦であれば孫子、呉子が指揮する軍にも劣らぬ力を発揮できる。
送尸術:A
魂なき亡者を使役する方術。西洋における死霊魔術に相当する。
Bランク以上となると複数の亡者に複数のコマンドを一瞬で打ち込める。
宝具『去死回骸』で蘇らせた死者であれば、七魄──すなわち生前の思考回路と自身の思考回路を同調させる事で、操縦可能距離・操縦精度を大幅に向上させる事も可能。>>545
【宝具】
『尸解回骸(めいすう、いまだつきず)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:20人
江南の地で採取された神秘を帯びた微生物。後に柳栄なる人物が病死した二日後に蘇った原因ともなった細菌。
死者を擬似的に蘇生し、天に許された命数(運命力)が尽きるまで生命活動を維持させ、破損した肉体を修復する――要はゾンビ化する細菌である。
(演義では)夷陵の戦いで甘寧、糜芳、潘璋、朱然、馬忠などの諸将が戦死したにも関わらず、
(正史では)彼らがその後の年代でも活動した記録がある理由は、この細菌によって蘇生させられた為であった、と本稿では定める。
陸遜はこの細菌を左道の技で制御する事で、自身に都合のいいように利用する。
『連焼一陣(かえさずのじん)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~99 最大捕捉:1000人
火焼連営とも。夷陵の戦いで趨勢を決めた火計が宝具となったもの。
火柱を以て敵陣営を囲む炎の迷宮を作り出し、全体への火炎ダメージに加え、脱出に成功するまで炎熱や酸欠によるスリップダメージを毎ターン与える。
また、炎の迷宮の大きさ・複雑さは対象の規模に比例して増強され、脱出も困難となっていく。
対象が多勢ないし巨大であるほど威力・効果が増す、軍勢・巨大特攻宝具。
──実は味方を巻き添えにする事で効果を増強するという外道戦法も存在する。
百戦錬磨の将であった劉備が火計に対処できなかった理由は、陣立ての失敗だけではなかった。
ゾンビ化させられた呉の兵士が自滅しながらも火をつけて回る姿を見た蜀軍は、恐れから秩序だった反撃が行えなくなってしまったのだ。>>546
【Weapon】
『雪花剣』
三尺もある巨大な剣。黄龍退治に用いたとされる。
【解説】
呉の武将・政治家。元の名は陸議。字は伯言。
夷陵の戦いで復讐に燃える劉備軍を火計にて大破し、以後も呉の重鎮として武略を発揮したが、後年、主君である孫権の猜疑を受け、憤死した。
海昌令時代、善政を慕った領民からは神君とも評されたとされ、統治手腕にも秀でていた。
呉の四姓に数えられる有力豪族・陸氏の出身。
しかし、一族の長である陸康が孫策に敗れた事で一族ともども地位を失い、陸遜は年長者(といっても12~13歳)として疎開した一族郎党を取り仕切る事となった。
その後、孫策が暗殺されると、その弟である孫権に仕えて活躍した。
蜀の猛将・関羽が魏に対する攻勢を強めると、呉の呂蒙は関羽を討ち荊州を制圧する計略を練った。
陸遜はこれに参与し、仮病で退任した呂蒙の後任として選ばれる。
陸遜はあえて関羽に対してへりくだり油断させ、関羽が魏との戦いの為に荊州を留守にした隙を呂蒙と共に突き、征伐を成功させた。>>547
その後、蜀の君主・劉備は重臣である関羽を討ち取られた復讐戦を呉に挑んできた。
陸遜は諸将の信望を集められておらず軍の統率に苦労した事や、劉備軍の猛攻の前に苦戦。
しかし、夷陵の地で一度攻勢に失敗した折に劉備軍の陣容が火計に弱い事を見抜き、火計を仕掛けて劉備軍を壊滅させ、大勝利を収めた。
さらに、石亭の戦いで周魴の偽装投降によって魏の宿将・曹休の攻勢を誘い、壊滅的な損害を与える事にも成功。
軍部の重鎮として盤石の地位を築き上げ、荊州の地に赴任しつつも、主君・孫権からは政戦両面で度々意見を求められるようになった。
だが、主君の孫権が老い衰えて英明さを失うと、孫和、孫覇による後継者争いに関連して君臣の関係は急激に悪化。
陸遜はすでに立太子されていた孫和の派閥に属して活動したが、後継者争いに関与した事が孫権の怒りを買い、極度の緊張関係に陥る。
関係が決裂する前に陸遜は憤死したとされるが、その死後も後継者争いは激化の一途をたどり、後に「二宮の変」と呼ばれる国内を二分する血みどろの政争に発展する事となる。>>548
【人物像】
中華版ネクロマンサー。良く言えばロジカル、悪く言えば非人情。
一族が生きていく為に必要だから怨敵の係累に仕えた、という来歴からも分かる通り、自他の利害を客観的に捉える合理性を持つ。
敵が民衆を虐殺.するように仕向けた後、生き残りを呉の側に引き入れて民心を掌握する、というマッチポンプが行えたのも、そうした人間性から来るもの。
しかし、その合理性は人情を無視する事が多く、結果として他者の反感を買いやすい。
首都での後継者争いの現状を伝えてくれた全琮に対し、派閥抗争に与した全琮の子を殺.すように勧めて政敵に回してしまうのだから筋金入りである。
一方で私情に囚われない点がプラスに働く事もあった。個人としての利害が対立するとしても立派な同僚は褒め称え、目下の人間には援助を欠かさなかったという。
こうした人格が形成されたのは若くして一族郎党を率いて行かねばならなかった事と無縁ではないだろう。
人間的な情緒に囚われていては、自身は死を免れず、一族郎党も皆滅びる。
そうした苦境を生き延びた経験が、手段を選ばない合理性と非情さを培ったのだ。
送尸術を身に着けたのも、陸一族を守るために左道の術をも使わなければ立ち行かなかったからであるが、良心の呵責は抱いていない。
死肉を漁る獣に罪がないように、死者の血肉を転用する事は生者の犠牲を減らすという点でもむしろ合理的だろう、と考えている。
ただし、そうした所業が他者に嫌悪される事は理解している為、事実が漏れないように配慮はする。>>549
三国演義において夷陵の戦いでは呉の武将にも戦死者が続出している──だが正史においてはこれらの諸将は後々も活躍している。
正史と演義を統合するに辺り発生するこの矛盾を、本稿では陸遜が左道の邪術によって操り、あたかも生きているかのように見せかけていたのだ、とする。
陸遜の時代より後になるが、呉の丞相・張悌の部下である柳栄は船上で病死した二日後に蘇生し、冥界での出来事について喋ったという。(捜神記より)
これも死者を蘇らせる“何か”が江南の地に存在していた、と解釈できる材料と言えよう。
孫権が陸遜との関係を悪化させたのは、この外道の所業に気づいた為でもあった。
呉の国は陸遜が操る屍者の帝国となるのではないか──その恐怖が孫権をして陸遜の排除に走らせたのだ。
【関連人物】
諸葛孔明:かつて石兵八陣によって危うく敗れかけた事から苦手意識がある。
一方で、孔明の側も演義で孫子、呉子にも劣らぬ兵法家と評価しており、相手したくはない軍師。
司馬懿:お互いに実力を評価しあっており、演義では互いに戦いを避ける一幕もあった。
太公望:ほとんどの武廟で共に祭祀を受けている。と言っても太公望は筆頭として、陸遜は数多くいる名将の一人として、ではあるが。
ンザンビ:地域は違うがゾンビ化能力を持つという点で似ている。技の源流は同じなのだろうか? と思っていたりいなかったり。
【Wiki登録】可『儂が語(うた)ってやらねば歴史に葬られていたような身で、吠えるではないか『英雄(下郎)』。』
【出典】史実、ストゥルルンガ・サガ
【CLASS】キャスター
【真名】スノッリ・ストゥルルソン
【性別】男性
【身長・体重】192cm・92kg
【肌色】白 【髪色】白(毛量が薄い) 【瞳色】ぎらついた濃い緑
【外見・容姿】杖を持ち、白い長髭を生やした魔術師らしい鷲鼻の老人……に見えるが、やけにガタイと姿勢が良い。35歳のころの姿であり、髭と薄い髪を除くと実はそんなに老けてもいない。
【地域】アイスランド
【年代】A.D.1178~A.D.1241(享年63)
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】王
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D+ 敏捷:D+ 魔力:A+ 幸運:C 宝具:EX
【クラス別スキル】
陣地作成:E
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。スノッリは実地調査派の歴史家であり、王としても最終的に自国の2/3を奪われていることから、ランクは最底辺。
道具作成(魔/譚):A+
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。スノッリの場合、魔術によってルーンを刻み魔道具を作成することもできれば、物体に「逸話を盛る」ことによる、文筆家英霊らしいエンチャントも可能。>>551
【固有スキル】
ルーン魔術:A
北欧の魔術刻印ルーンの所持。ルーンを使い分けることにより、強力かつ多様な効果を使いこなす。16文字からなる北欧ルーン、或いは新フサルクと呼ばれるものに加え、宝具によって神代の「原初のルーン」すら複数再現し使いこなす。
対英雄(譚):A+
英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。サガの語り手たるスノッリは、「伝承」を操ることで、自身を含むサーヴァントのステータスに直接干渉できる。相対する英雄のステータスを全ランクダウン、自身のステータスを向上させ、さらに、北欧圏の英霊が相手であればさらに1ランクダウンさせられる。
【宝具】
『詩語法(エッダ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
「スノッリのエッダ」。「ギュルヴィたぶらかし」「詩語法」「韻律一覧」の三部作からなり、神話の知識や詩の手法を纏めた、スカルド詩人向けの教本のようなもの。現代に知られる北欧・ゲルマン神話の核となったテキストであり、同時に魔導書としても機能する。
が、その本質は「英雄を詩に伝承するための本」である。基礎知識としての神話知識、詩の歴史と手法の纏め、そしてあらゆる韻律を使用して作った詩の手本を以て、スノッリは「サガの伝承方法」自体を伝承した。敵対サーヴァントを貶めるサガや、自身のマスターを強化するサガなどを詩に歌うことで、対象の伝承を編纂、スキルや宝具すら「でっち上げ」られる。
アンデルセンの「貴方のための物語(メルヒェン・マイネスレーベンス)」やデュマの「遥か終わらじの食遊綺譚(グラン・ディクショネール・ド・キュイジーヌ)」のような、作家系のサーヴァントの有するエンチャント能力の中でも最高峰のもの。ただの作家ではなく、英雄譚の語り手であるが故の、あらゆる英雄の天敵たる宝具。「一つの神話大系を執筆した作家」「サガの語り手」たるスノッリの真髄と言える宝具。>>552
『世界環(ヘイムスクリングラ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:9~99 最大捕捉:1000人
神代、豊穣神フレイから始まり、12世紀のマグヌス5世までのノルウェーの王の歴史を束ねたサガ。神、英雄、王を含む、「北欧神話そのもの」の世界論宝具。
真名を解放する前の状態でも、神話に登場する道具や神話に由来する魔術を行使できるが、その本質は真名解放後にある。
真名を解放すれば、北欧神話における「九つの世界」が、スノッリを中心に九つの環として展開、スノッリを中心として半径数キロの球状の空間を焼き切る。ひとつひとつが「世界」そのものの熱量を帯びた輪に触れた物体は、存在すら残さず焼失する。九つの世界の滅び、『神々の黄昏』そのもの。
ちなみに、北欧神話における世界の滅び、「ラグナロク」という単語を『神々の黄昏』と解釈したのはスノッリである。『神々の運命』を意味する「Ragnarök」の末尾に「r」を足して誤訳してしまったことが原因。
【Weapon】
ドルイド杖:ルーン魔術の媒体となる、ヤドリギでできた巨大な杖。180㎝ほどあるため、鈍器としてもそれなりの威力。
【解説】
スノッリ・ストゥルルソン(ストゥルラの息子スノッリ)は、古代アイスランドの詩人にしてゴジ。ゴジとは、族長と神官を兼ねたような職務である。
現代に知られる『北欧神話』を編纂したことで有名であり、とくに「スノッリのエッダ」と呼ばれる「ギュルヴィたぶらかし」「詩語法」「韻律一覧」の三部作や、「ヘイムスクリングラ」と呼ばれる、神代から12世紀までのノルウェー史を纏めた16篇のサガといった著作で知られる。>>553
スノッリは、アイスランドの権力者ストゥルラ・ソールザルソンの子として生まれたが、遺産相続のいざこざから、3歳の時にアイスランド南部オッディの首長ヨーン・ロフツソンの養子になる。
スノッリは大きくなるとアイスランドの全島議会で首長(ゴジ)に選ばれた。野心家のスノッリはノルウェー大王ホーコン4世ホーコンソンと手を組み、アイスランド総督の地位にまで登り詰める。
その最期は、ノルウェー大王ホーコン4世ホーコンソンの不興を買い、抹殺の命令が出たことに端を発する。もとより不仲であった叔父であるギツルが相続争い中の娘婿コルベインと手を組み、寝込みを襲ったのだ。妻ハルベイグの連れ子オルムはこれに反対し、スノッリに警告の手紙を送ったが、オルムは悪筆であり、ルーン文字をまともに書けなかったため、警告の手紙を読めなかったスノッリはそのまま殺されてしまったのだ。
【人物像】
高い教養と魔術の才、詩人としての才を兼ね備えた超絶の天才であるが、それを鼻にかけた凄まじく尊大な男。質が悪いことに、詩人としても魔術師としてもサーヴァントとしても、本当に優秀なので注意が難しい。
サガの語り手、スノッリ・ストゥルルソン。「エッダ」「ヘイムスクリングラ」の作者であり、非常に格が高い北欧神話の最重要人物なのだが、サーヴァント化されたのは見たことがなかったので。「神話と英雄譚(サガ)の執筆者」という、あらゆる英雄の天敵たるサーヴァント。
wiki追加可能です。まだ、諦めるには早いですよ?』
『だから、さあ。もう一度・・・』
【元ネタ】史実・宇宙開発史・宇宙機
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】???
【真名】おおすみ
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女性
【身長・体重】169cm・59kg
【肌色】日本人と同じ 【髪色】白髪 【瞳色】日本人と同じ
【スリーサイズ】日本人の平均値
【外見・容姿】黒を主体とし銀のアクセントのあるスーツが特徴の淑女。ネックレスには竜頭状のリングがあり、外側には04330、内側には 1970-011Aの刻印がある
【地域】日本を中心とした地球全域
【年代】1970年代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型・神性・機械
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:C 宝具:A>>555 続き
クラス別スキル】天地の開豁:A
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられる、エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。
彼女は日本製人工衛星として初の軌道投入成功機であり、当時日本には不可能とされていた開発の成功と軌道投入の成功によりこのスキルを得るに至った
【固有スキル】
深淵の航海者:B
宇宙船若しくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
電子工学・機械工学・材料工学・宇宙航空力学・宇宙物理学・天文学・高等数学など、
人工物を宇宙空間で航行させるに当たり必要な諸学問に対する知識と理解、習熟を獲得。
これらを用いることで、スキル効果の対象となり得る騎乗物に関する判定に、有利な補正を得る。>>556
宝具】
『天地宇宙の航界記(スフィアブリンガー)』
ランク:B 種別:対界 レンジ:天体全域 最大捕捉:無制限
スキルを共存共有させるという究極のスキル
自他や空間を問わずあらゆるスキルを自在に付属させながら、それでいて打ち消し合わず共存・融合を果たす異能。
複数のスキルを自在に操り、且つ打ち消し合わずに組み合わせながら、そこに反動は見られない
自身を空へ上らせた者達の挑戦と理想は、今ここに航界記として具象した
それは彼女が見た地球という星、美しき蒼の惑星。大地を飛び立ち天を超えて辿り着いた宇宙という新たな挑戦の舞台。後に続く後継達よりも先に見た、人の可能性が齎した奇跡に他ならない
【Weapon】彼女は武装を持たないし持てない>>557
【解説】
1970年2月11日に東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所)が鹿児島宇宙空間観測所からL-4S(ミュー)ロケット5号機により打ち上げた日本最初の人工衛星である
名前の由来は打ち上げ基地のあった大隅半島にちなむ
この成功をもって日本はソビエト連邦(当時)、アメリカ合衆国、フランスに次いで世界で4番目の人工衛星打上げ国となった。ちなみに、その2ヵ月後に中華人民共和国は東方紅1号の打ち上げに成功している。ただ、中国を含め、多くの国は弾道ミサイル開発の副産物として人工衛星打ち上げ技術を習得したのに対して、日本は大学の付属研究所が純粋な民生技術として研究を行い、非軍事目的での人工衛星開発に成功し、なおかつ日本国内では直接的な軍事技術への転用も行われなかったという点で、国際的に特異性を持っている。
余談ではあるが、日本のロケットも開発当初は朝鮮戦争の兵器用に作られた推進剤や、戦時中に開発されていたミサイル兵器「桜花」や「重噴進弾」の推進剤の圧伸機を転用しており、これらの推進剤の規格に合わせてペンシル、ベビー、カッパロケットが開発されたという経緯がある。ただし推進剤もしくはその製造機材を流用したのみで、ロケット本体は新規に開発された技術である
また、開発後の軍事転用の有無を問うのであれば、日本のロケット技術も日本国外では軍事転用されている。>>558
【人物像】
書店で店員しているか図書館で司書をしているのが似合うほど物静か
宇宙に関する知識量は膨大であるが伝えるものに分かりやすく教えるなど配慮もしっかりできる
自身の後継機達を見ると甘やかしたくなるおねぇさん
特技:遊泳飛行
好きなもの:地球、宇宙
嫌いなもの:ない
天敵:ライバルならいるが天敵はいない
願い:宇宙開発の継続
【一人称】私【二人称】あなた・マスター【三人称】名前にさん付け
ー筆者ー
そういえばこの存在がいないので投稿してみました
なにぶん初めてですのでご容赦下さい・・・「はじめましてマスターさん。私の名前はレウコトエー、此方の雄鶏は人間だったアレクトリオンさんです。」
「コケッ!(押忍っ!)」
「コケコッコッ……グエーッ!!!(この場は元ソルジャーたる俺っちに任せ……グエーッ!!!)」
「わあ、アレクトリオンさん吹っ飛んだー。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】レウコトエー
【性別】女性
【身長・体重】154cm・45kg
【外見・容姿】騒がしい鶏のようなナマモノを連れた物静かな美少女
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】女性、人型、猛獣(アレクトリオン)
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:C- 宝具:B>>561
【固有スキル】
夜明けの鶏鳴:B
アレクトリオンのスキル。
陽が昇る刻を告げる、雄鶏の鳴き声。
その力強い鳴き声には邪悪や災厄を退け、短時間ながらフィールドに日差し状態をもたらす効果がある。
アレクトリオンは、アレス神から寵愛を受けていた人間の若い兵士であった。
アレスがアフロディーテとの密会を楽しんでいた時、誰かに見つからぬようアレクトリオンに見張りを命じる。
しかし、一晩中建物の扉前で警戒し続けた若者は、いつの間にかうっかり眠りこけてしまう。
その間に夜明けと共にやって来たヘリオス(fgoではアポロン)に不倫の現場を発見されてしまった。
太陽神から妻の不貞を告げられたアフロディーテの夫であるヘファイストスは、ベッドに罠を仕込んで情事中の二柱を捕縛、オリュンポスの面々を呼び寄せて晒し者にし、報復したという。
その後怒り狂ったアレスは、アレクトリオンを太陽の到来を報せる雄鶏に姿を変えてしまう。>>562
男神の寵愛:EX
レウコトエーのスキル。
アポロンからの惜しみない寵愛を一身に受けている。
笑い者にされたアフロディーテもまた密告者たるアポロンを恨み、人間の王女レウコトエーに夢中になるよう仕向ける。
その女神の呪いの強さは凄まじく、アポロンは神としての役割や今まで愛した恋人たちの記憶すら忘れ去り、地上全てを照らすはずの太陽神はレウコトエーと愛し合うだけの青年と化した。
薫香漂う骸:A+
レウコトエーのスキル。肉体に高い神秘と神聖さが備わっている事を示す。
後述するが、愛憎の縺れから彼女は殺され、蘇りはしなかったが亡骸にネクタール(神々の飲み物)を注がれ清められた結果、乳香の樹へと変身をとげた。
以降、この樹木は医術や祭儀に用いられ、神聖視された。>>563
【宝具】
『狂い咲くは悋気の大輪(ヘリアントス・ジェラス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
ニンフ・クリュティエがレウコトエーに向けた嫉妬心と殺意を具現化した宝具。
対象の足元から無数の向日葵モチーフの蔦が生え伸び、敵を地面に引き摺りこみながら死に至らしめる。
対象がスキル「○○の寵愛」など最高存在からの恩恵を受けているほど、蔦による拘束効果とダメージは上昇する仕様。
アポロンの愛を一身に受けるレウコトエーに大変嫉妬する存在がいた。
彼の当時の恋人クリュティエである。
彼女はレウコトエーの父親オルカモス王に近づき、有ること無いことを吹き込んだ。
厳格な父は自身の預かりしらぬ所で神を誑かす娘に激怒し、罰として生き埋めに処した。
アポロンが駆けつけ救助するも、地面から出てきたのは既に冷たくなってしまった、最愛の人の姿……。
恋人が死んだことにより呪いから解放された太陽神はレウコトエーの亡骸を丁寧に埋葬し、クリュティエを罰することもなければ、しかし、もはや振り返ることもなく、彼女たちの元から去り自身の役目(太陽の運行)に戻った。
それでもなお、クリュティエは空を行き交う彼を求め続け、最期には向日葵の花になり果てたという。>>565
「把握でき(わかり)ません。理解(わかり)ません。私は、かつての私のことがわからないのです。彼を本心から好きだったのかも、単に呪いによる洗脳だったのかも、解り得ないのです。」
「だからこそ、私の願いは『かつての人間らしさを取り戻したい』のです。」
「コケ……コッコ!」
「……ありがとうございます、アレクトリオンさん」
「ところでなんで私にくっついて召喚されたんですか。なんか逸話に深い関連性があるから連鎖召喚された、とかフワッとしたしょうもない理由ですか?」
「コケェッ!?!?」
【wiki登録】可【wiki登録】可
を着け忘れていました・・・すみません「あぁ、貶められ蔑まれた可哀想な貴方。この私、田油津媛だけが貴方を愛してあげるわ。」
【元ネタ】日本書紀,平家物語,土蜘蛛草子【CLASS】キャスター
【真名】大土蜘蛛・田油津媛
【異名・別名・表記揺れ】葛築目,土蜘蛛,国栖,八握脛、八束脛,大蜘蛛
【性別】女性
【身長・体重】178cm・58kg
【肌色】黄色系肌色【髪色】白【瞳色】紫
【外見・容姿】背中から8本の蜘蛛の足が生えた女性。人目につく場所では外套で隠している。
【地域】日本,山門郡
【年代】4世紀
【属性】悪・混沌
【天地人属性】地
【その他属性】人型,魔性,王
【ステータス】
筋力:D+ 耐久:C+ 敏捷:C
魔力:B++ 幸運:E 宝具:C>>569
【固有スキル】
まつろわぬ民:B
朝廷に従わず、後天的に魔性として貶められた者達を示す「鬼種の魔」や「無辜の怪物」の亜種スキル。
このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下し、魔性の者と化してゆく。
「変転の魔」「反骨の相」「怪力」「破壊工作」などの複合スキルとして働く。
呪術(巫/古):A
古より伝わる原始的な他者を呪う術。主に病を齎す呪いを得意とする。
また、龍脈を管理し、操る術に長けている。
誑かしのカリスマ:B+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能なため、一国の王としてはBランクで十分とされる。
貶められ名付けられた田油津媛という名には、「誑かす」という意味だとされており、その影響からか人心を掌握し、まるでマリオネットのように軍団を操る方向性に変質している。>>570
【宝具】 『屍山血河・女王墳墓(しざんけつが・じょおうふんぼ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜200 最大捕捉:500人
福岡県みやま市の田油津媛を祀る蜘蛛塚を由来とする宝具。雨が降ると塚より血が流れるという逸話が存在し、その逸話を再現する宝具。
真名開放を行うことで、陣地化した霊脈、あるいはキャスター自身からまつろわぬ民達の呪いを含んだ穢れた血の川を顕現させる。
この呪いは王のような支配者階級への特攻として働き、雨天時に使用すると噴出した血の川は際限なく広がり、その濁流は土地とそこに住まう生命に甚大な被害をもたらす事となる。
『死してなお、まつろわぬ民達よ』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜200 最大捕捉:300人
魔性としての土蜘蛛へ変化したかつての部下達を召喚する宝具。
呼ばれた土蜘蛛達は低ランクの「単独行動」、「まつろわぬ民」のスキルを保有している。
召喚できる数は定まっておらず、その地の霊脈が支配下されていくほどに呼び出される数は増えてゆく。また、彼らはその体より瘴気を放っており、耐性のないものが近づいてしまうと病に身を冒されることとなる。
呼び出された土蜘蛛達は「誑かしのカリスマ」などで操らない限り勝手に自律行動を始め、人目を憚ることなく一般市民を襲い始める。
前述した第一宝具にて顕現する血の川を介して召喚することも可能であり、各地に広がる霊脈より噴出する血の川より現れる異形の軍団の姿は、まさに地獄のような光景に映るだろう。>>571
【Weapon】
『蜘蛛脚』
鋭く尖った蜘蛛の脚。近距離用の攻撃手段で、8本の脚による包囲網から逃れることは難しい。
『呪術』
古き時代の原始的な呪術。複雑な術式は必要なく、ただ呪うだけで発動する。単純だが、それ故に強力な呪術。
『まつろわぬ兵士』
怪物としての土蜘蛛へと変化した兵士たち。
攻撃手段としては糸による拘束、瘴気による汚染、鎌のように鋭い爪での切り裂きなど。
キャスターは彼らの言葉を理解することができ、彼らもまた人語を理解している。だが、その精神性は怪物のものへと堕ちており、欲望の赴くままに人を喰らう存在となっている。
余談としてアヴェンジャーとして呼ばれた際には、彼らは土蜘蛛の要素を持つ人間として召喚され、上記の攻撃に加えて、破壊工作を用いたゲリラ戦法を行うことができるようになる。
『使い魔(小蜘蛛)』
地上の偵察用使い魔。この使い魔を通して会話を行うことが可能。また、礼装の材料となる蜘蛛糸は彼らのものを使用する。>>572
【解説】
土蜘蛛とは、古来の日本にて朝廷に服従することなく反抗していた「まつろわぬ民」、そしてそれらが貶められることで生まれた蜘蛛の妖怪のことを指す。
土蜘蛛のエピソードとして最も有名なものとしては、やはり「平家物語」や「土蜘蛛草子」にて語られる源頼光の土蜘蛛退治が挙げられるだろう。
さて、此度現界した土蜘蛛は上記にあるような源頼光に退治された土蜘蛛ではない。
彼女の正体は4世紀頃、朝廷に対抗した古きまつろわぬ民であり、『玖賀耳之御笠』と同じく貶められた末にその姿を変質させられた者。
その真名を『田油津媛』、日本書紀にて語られる山門郡を治めていた土蜘蛛の長である。
仲哀9年3月丙申にて神功皇后に討ち取られ、福岡県みやま市の蜘蛛塚(かつては女王塚と呼ばれていた)に葬られたという。
一説には卑弥呼の子孫だとされ、彼女もまた呪術を操る巫女であったとも。
ちなみに、卑弥呼には弟がいたが、田油津媛の場合は夏羽と呼ばれる兄がいたという。
此度キャスターとして呼ばれた田油津媛は、その霊基のほとんどを魔性の身に堕としている。具体的には3割人、7割魔性。
そのため生前の外見、能力、性格とは程遠く離れている。>>573
【人物像】
妖艶で怪しげな笑みを浮かべる悪女。
冷酷残忍で自らの欲望に忠実、それと同時に慎重で計画的な性格。また、人心掌握術に優れており、その者が求めているであろう答えを与える、あるいは弱みを握ることで傀儡とし支配する事を得意とする狡猾さを持つ。
嫌いなものとしては自分以外の地位が高く偉そうに振る舞う人物が挙げられ、そんな人物を蹴落とし、支配することに快感を覚えるサディストでもある。
反対に、自らと同じように貶められ変質してしまった者達に対しては愛情を抱いており、欲望に忠実であるからこそなのか、自らの物とする貶められた者達は最後まで責任を持って愛する一面も持つ。
これは生前の女王であった名残でもあるが、他者を愛する前提として自らと同じように貶められたという過去が無ければ愛することができない、貶められた末に発生した歪みでもある。
そんな彼女の願いは「貶められた者達による国を作り上げる」こと。>>574
キャスターとしての彼女は生前の記憶は有しておらず、これは真名である田油津媛が朝廷側が付けた名称であって、本来の名前ではない事に由来している。また現在の性格も「誑かす媛」の意味に相応しい性格へと変質したが故のものとなっている。
なお、当のキャスター自身はそのことに関してあまり気にしてはおらず、生前のこともほとんど別人、前世のようなものとして認識している。そのため、朝廷は嫌いではあるが、復讐心自体は抱いていないようだ。
特技:人心掌握・プランニング
好きなもの:偉そうな奴を謀略で蹴落とす事・貶められた者
嫌いなもの:朝廷・清廉潔白なつまらない人・調子に乗った偉そうな奴
天敵:神功皇后・源頼光・弱みのない 者
願い:貶められた者達の国を作る
【一人称】私【二人称】お前・あんた・貴方【三人称】あれ・あいつ・彼・彼女>>575
【因縁キャラクター】
玖賀耳之御笠:同じく魔性として貶められた土蜘蛛。共感を抱いており、同じ土蜘蛛の長として同盟関係になろうと近づく。
卑弥呼:一説では先祖だとされる人物だが、その事に関してキャスター自身はあまり興味はないようだ。
無辜の怪物持ち:友好対象。なお、向こうからの好感度は鑑みないものとする。
アンリマユ:この世の悪として貶められた者。流石に引く。
源頼光:天敵。彼女達が討伐した土蜘蛛とは別人ではあるが、天敵であることには変わりない。
【他クラス適性、変化傾向】
アサシン:糸使いという戦闘スタイルで召喚される。宝具は自らの血で構成された、呪いを含んだ蜘蛛の巣で相手を拘束するというもの。また、他者を誑かし傀儡とする掌握術も宝具となっている。
バーサーカー:完全な怪物としての姿で召喚される。
アヴェンジャー:他のクラスより人、女王としての要素が強く、人と魔性は5:5の割合。
クラススキルの影響でキャスター時とは違い、生前の記憶を保有しており、朝廷への怒りを燃やす復讐者。>>577
【コメント】
能力、性格において放っておいたら厄介極まりない典型的なキャスターに仕上がったんじゃないかなと思います。
余談ですが生前は天然の人たらしで、それが朝廷側からは誑かしているように見えたから田油津媛と名づけられたという捏造設定があったり。
【wiki登録】可能です。「この不敬者。そんなにも神罰がほしいのであれば、徹底的にくだしてあげましょう。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】アテナ〔バーサーカー〕
【異名・別名・表記揺れ】怒れる瞳のアテーナー
【性別】女性
【身長・体重】170cm・65kg
【肌色】白 【髪色】ブロンド 【瞳色】真紅
【外見・容姿】桜色の武装をした長髪の美神
【地域】オリュンポス
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型、女性、神性、機械
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:B 宝具:A>>580
【固有スキル】
守護の権能:B
アテナの所有する権能。
文字通り護りに特化しており、味方の防御値を大幅に上げることで自陣をより強固なものにする。
バーサーカークラスの時は宝具がすべて攻撃寄りになっているため、このスキルはランクダウンしている。
また宝具使用時にこのスキルが発動することはない。
怒れる姫の瞳:A++
侮辱、屈辱を味わうごとに蓄積するアテナの怒り。
蓄積する毎に筋力、敏捷のステータスが上昇し、真紅の瞳は更に紅く染まっていく。
バーサーカーであるがゆえのスキル。
ゴッデスパニッシュメント:A
女神の神罰。
蓄積された怒りを解放、放出するスキル。
この怒りによって恐慌状態に陥った相手は、一時的に攻撃の命中率と敏捷ランクが下がる。>>588
以前投稿させてもらったアテナのバーサーカー版です。
【wiki登録】可>>570
少々修正箇所がありましたので改訂させてもらいます。
まつろわぬ民:B
朝廷に従わなかったが故に、後天的に魔性として貶められた者達を示す「鬼種の魔」や「無辜の怪物」の亜種スキル。 このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下し、魔性の者と化してゆく。 「変転の魔」「反骨の相」「怪力」「破壊工作」などの複合スキルとして働く。
呪術(巫/古):A
古来より伝わる原始的な他者を呪う術。キャスターの場合は、病を齎す呪いを得意とする。 また、龍脈を管理し、操る術に長けている。
誑かしのカリスマ:B+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能なため、一国の王としてはBランクで十分とされる。
朝廷によって名付けられた田油津媛という名は、「誑かす」事を意味するとされ、その影響から他者の人心を掌握し、まるでマリオネットのように軍団を操る方向性に変質している。「この時代、貴方の年齢なら私はこのように名乗っても許されるでしょう。――空を見上げるヒトの夢、懐かしのヒーロー、『スペースシャトル』。それが私の名前です」
【元ネタ】宇宙開発史
【CLASS】ライダー
【真名】スペースシャトル・アトランティス
【性別】女性
【身長・体重】156cm・46kg
【容姿】宇宙服をモチーフにした、三角形のシルエットを持つ白いドレスを着た少女
【属性】秩序・中庸・人
【ステータス】筋力D++ 耐久C++ 敏捷A++ 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する抵抗力。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:EX
自らがスペースシャトルであるためランクは規格外となる。
単独帰還:B
「単独行動」の縮小版。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。現界の維持に特化している。>>591
【固有スキル】
運用続行:C
「戦闘続行」の亜種スキル。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、戦闘行動が再び可能になるまで戦線を離脱する。
大量輸送:C
大量の貨物を運送する能力。
スペースシャトルは「宇宙輸送システム」、つまり文字通り宇宙への貨物の輸送を主要な運用目的として計画された物であり、オービター胴体部分のほとんどは貨物搭載室となっている。
星の彷徨者:A
いつか星を開く者、あるいは星を航る者へと至る道を求め、彷徨い、地を踏み固める者。未だ転機には至らず、不可能なことは不可能なまま。それでもその時代の記述力を確かに一歩広げる者。一握りの天才ではなくどこにでもいる人間が持つ『誇り』を燃やし尽くす力。>>592
【宝具】
『星条手繰る不沈の舟(スペース・トランスポーテーション・システム)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~1 最大捕捉:7人
外部からのあらゆる負荷に耐えて、どんな領域にも必ず生きて「往き」、生きて「還る」。移動宝具であり防御宝具。
飛び立って「往き」降り立って「還る」という順番には限定されず、例えば潜って「往き」浮上して「還る」というような使い方も可能。ただし適用されるのはあくまで「領域間の移動」であり「特定の二点間の移動」ではない。つまり「目的地への到達」や「拠点への帰還」までは果たされるとは限らない(領域に侵入した後で行動を阻まれるかも知れないし、脱出した時点で行動不能になるかも知れない)。
そして最も重要な点として、あくまで「生きて戻る」ことを保証するのみで、損害の程度は度外視。行動不能に陥ることもあり得れば、回復不能に陥ることもあり得る。
『空想科学・星海渡航(コスモドライブ・スターゲイザー)』
ランク:A- 種別:対界宝具 レンジ:10~99 最大捕捉:1000人
未来への空想の中にのみ存在する、完全な「宇宙船」の霊基への一時的な変身。全ステータスにプラスがもう一つ追加され、一部を除くスキルのランクがAまで上昇する。
…ただし、この空想でしかない宇宙船は現実のソラを飛ぶことは不可能。空想の舟が飛ぶのは空想の中のみ。通常空間においてはこの変身はむしろただの重荷にしかならない。
故に、変身と同時に周囲の世界観そのものを「空想的な宇宙」へと書き換える。景色は紺青を背景に輝石のような星が散りばめられた、イラスト的な宇宙空間へと変わる。人々の夢の欠片を搔き集めた(疑似)固有結界「空想科学宇宙」。その性質はナーサリー・ライムのそれにも近い。ライダーと同種の空想科学的な性質を持つサーヴァントはこの空間の中で強化を受ける(SFと関連する英霊、生前に完成しなかった科学理論に基づく能力を持つ科学者の英霊など)。ただし宝具の発動終了後、世界が元通りに修正される際にライダーは反動ダメージを一身に受ける。
幼年期の終わりを未だ迎えざる子供の夢、それを体現する宝具。
【Weapon】
『外部燃料タンク&固体燃料補助ロケット』>>593
【解説】
スペース・シャトル。1981年から2011年にかけてアメリカで開発・運用された有人宇宙機。再使用型宇宙往還機、即ち宇宙に繰り返し打ち上げることが可能な打ち上げ機――に、歴史上最も近付いた宇宙船。本体であるオービター一基、外部燃料タンク一基、固体燃料補助ロケット二基で構成され、再使用されるのはこの内オービター部分。
スペースシャトル計画は宇宙への移動コストの削減のために計画されたが、見通しの甘さにより整備コストは当初の予想より遥かに膨れ上がり、二度に渡り人命損失を伴う事故も発生。その有用性は疑問視され、30年ほどで運用を終了した。オリオン宇宙船への置き換えなど後継と言える計画も順調に進んではおらず、批判も多い。
オービターは試験機が一機、実用機が五機開発されており、その内最後に飛行したオービターが「アトランティス」である。
スペースシャトル計画において建造されたスペースシャトル・オービター六機、すなわち「エンタープライズ」「コロンビア」「チャレンジャー」「ディスカバリー」「アトランティス」「エンデバー」全てが統合されたサーヴァント。
外見はローティーン~ミドルティーン程度の少女。宇宙服をモチーフにしたテック系のワンピースドレスとでも言うような服装をしており、二等辺三角形のシルエットはまさにスペースシャトルのフォルムを連想させる。
主人から命じられたことは忠実に遂行するが、その一方で融通が利かず、主人以外からの進言は一切受け付けない。無機質に見えるが、根は夢見がちで楽観的で大雑把。しかしスペースシャトル計画の終わりを知っているため最後の最後で自信が欠如しており、「自分の判断」というものが持てない。要するに実のところ、「未だ幼年期を脱するには遠い人類」の象徴でもあるため、精神的に子供なのである。
そんな彼女には、彼女自身について小さな疑問があった。
――「何故、私は"アトランティス"なのでしょう?」
先述の通り彼女はスペースシャトル六機全てが統合された存在である。だがその名は試験機エンタープライズでも実用一号機コロンビアでもなく、最後に開発されたエンデバーでもなく…そして何より、それらを一括した「スペースシャトル」という名の英霊でもない。彼女が最後に飛んだ「スペースシャトル・アトランティス」であるのは、何故か?>>594
その答えはまさに、「スペースシャトルがスペースシャトルたる理由」のためにある。「スペースシャトルの概念を統合した英雄」では、"他の使い捨ての宇宙機"と変わらないのだ。
ロケットを使い捨てにして宇宙に出るのではなく、何度でも星の地表を離着陸する「宇宙船」で人類が旅をする――そんな"夢"に、あるいは"いつか人類が到達しなければ行けない未来"に、この時代において最も近付いたが故に、スペースシャトルは英霊へと昇華されたのである。
だからこそ実際に宇宙を繰り返し飛んだ「一個体の英雄」の名前を持つことに意味がある。その中でも一機を代表として選ぶなら、それは"最も未来に近付いた"アトランティスをおいて他には無い。
人類史とはまさに失敗の繰り返しの歴史である。スペースシャトル計画も結局のところは、絶賛する程でもない向こう見ずな挑戦に過ぎず、絶望する程でもないありふれた失敗に過ぎない。だがしかし、そんな人類にとっての小さな飛躍こそが、同時に大きな一歩でもあるのだ。>>596
《固有スキル》
◆運用続行:C(CT10~8)
自身にガッツ状態を付与(5ターン・1回)&ガッツ発動時に控えに退避する状態を付与<フィールドにいる味方が1騎のみの時は退避不能>(5ターン・1回)&「控えに退避することが成功したとき自身のHPを回復&弱体状態を解除」する状態を付与(5ターン・1回)
◆大量輸送:C(CT8~6)
味方全体のNP獲得量をアップ(3ターン)&スター発生率をアップ(3ターン)+味方単体のスター集中度をアップ(1ターン)
◆星の彷徨者:A(CT7~5)
自身に毎ターンNP獲得状態を付与(3ターン)&毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)
《宝具》
『空想科学・星海渡航(コスモドライブ・スターゲイザー)』
ランク:A- 種別:Quick
味方全体のQuickカード性能をアップ<OC>(1ターン)&Artsカード性能をアップ<OC>(1ターン)+敵全体に攻撃[Lv]+自身のスキルチャージを2つ進める&やけど状態を付与(5ターン)&延焼状態を付与(5ターン)【デメリット】
《性能》
NP支援とスター支援を撒きながら宝具を連射して、自傷ダメージで退去するが、その後再び戦場に戻って来る、という奇妙な挙動のサーヴァント。火力バフは宝具のみである代わりに、1ターン限定で倍率が高いバフを味方にもかけることが出来る。宝具連射さえ出来れば短いCTでガッツを貼り直せる…が、単騎になると自傷ダメージの回復手段が無くなるためあまり粘れはしない。>>595
マンわかコラボイベが面白過ぎて「俺もアメリカ鯖を作りてえ…!」となる→wikiのリクエストが目に入る→勢いで組み立てる→アメリカらしさってなんだ…? 人類とは…?(今ココ)
型月頻出概念に「人類はいつか宇宙に飛び立たなければ行けない」という命題があるため方向性はすぐに決まった
正直「何故アトランティスなのか?」には自分自身が迷ったんだけど良い感じに纏まったと思うセイバー:■■■■
・外見:眼光鋭い初老の老人
・アライメント:秩序/中庸/人
・ステータス:筋力:C+(B) 耐久:B 敏捷:C(B) 魔力:D(C) 幸運:C 宝具:B+(A)
・クラススキル
対魔力:C
騎乗:C
・固有スキル
カリスマ:B
一国の君主ではないにも関わらず高いレベルのカリスマを誇る。
・半身不随:C
・軍略:C
・魔力放出■:C
天性のものではなく、生前の逸話・異名昇華により付与されたスキル。最大ブーストを掛けることにより、半身不随のバッドステータスを相殺し、刃に■■を付与する事も可能。
・宝具
■■(畏怖よ轟け■■の一閃を):B+(A)対人宝具
・WEAPON
■■■■
本来は■■という銘であったが、■を切ったという逸話から■■という名の方が有名であろう。この太刀自体にも、真名を解放せずとも一定ランクの威圧の概念が宿っているという。
⬆真名当て問題のフォーマットはこれで良いのかな?>>601
書きたいから書いてる、というのが正しい
wiki登録なら多分テンプレート添わないとダメ>>601
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C1%A5%CC%A5%A8%A5%AB%A5%E0%A5%A4
書く人の自由だがこれとかやたら凝ってていいと思う>>604
・セイバー:立花道雪/秩序/中庸/人
・ステータス:筋力:C+(B) 耐久:B 敏捷:C(B) 魔力:D(C) 幸運:C 宝具:B+(A)
・クラススキル
対魔力:C/騎乗:C
・固有スキル
カリスマ:B
雷神・立花道雪。その勇名は九州本土・中国・四国はもとより遥か中部地方まで轟き、名将武田信玄が書面で面会を求める程であった。それ故、一国の君主ではないにも関わらず高いレベルのカリスマを誇る。
・半身不随:C
若い頃、俄雨に打たれた時、落ちて来た雷を斬った事により片足が不随となった。因みに、生前は不随となって以降も最前線で戦い、晩年は手輿に乗って指揮した。その際は戦いが始まると輿を担がせ、敵が間近になると常に携えた手棒で手輿の縁を叩いて自ら大声で『えいとう えいとう』と音頭をとり、敵陣に突っ込ませた。
・軍略:C
・魔力放出(雷):C
生前の逸話・異名から得たスキル。騎士王とは違い、己の肉体・刀身への帯電強化。魔力消費もその分増えるものの、最大ブーストを掛けることにより、BSを相殺し、刃に雷撃を付与する事も可能。
・宝具
雷切千鳥(畏怖よ轟け雷将の一閃を):B+(A)対人宝具
雷神・立花道雪、その渾身の一太刀。斬撃と共に放たれる雷は正しく紫電一閃也。生前、雷神を斬ったという逸話から、相手が雷神系に縁のある英霊であった場合特効ダメージが発生する。
・WEAPON
雷切(千鳥)
本来は千鳥という銘であったが、雷を切ったという逸話から【雷切】という名の方が有名であろう。この太刀自体にも、真名を解放せずとも一定ランクの威圧の概念が宿っているという。>>606
【保有スキル】
カラリパヤット:B+
古代インド武術。力、才覚のみに頼らない、合理的な思想に基づく武術。
熟達者だが、達人には至っていない。
犬形態用の亜流を編み上げた、と本人は主張している。
魔術医療(輪):A
如何な傷や痛手を受けようと、
填められた石を熟視すれば癒される指輪の力。
当然ながら、意識や視力が失われていれば効果を受けられない。
このスキルは指輪と共に他者へ貸し与える事ができる。
戦闘続行(杯):A
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
当人が持つか、その者の為に誰かが保持している限り
その者の戦う力が減ずる事は無いという宝杯の恩恵。
このスキルは杯と共に他者へ貸し与える事ができる。>>607
【宝具】
『雪辱果たす天竺猛狗(マドラ・ムイル)』
ランク:E 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
数多のリバーン配下を殺戮した『耳無し犬』の姿をとる。
なりは大きく灰色の短毛、耳と尾が無く、自ら引きちぎった鉄鎖を首に巻いている。
全盛期の『ランタンの騎士』、三つの宝物全てから加護を受け
世界一の女ドルイド・アヴラッハの支援も受けていたこの騎士は
グァルハヴェド以外の全アーサー騎士を軽く負かせて捕虜としたが
その彼でさえ『耳無し犬』との正面対決を避けたという。
【Item】
『杯、鉢、指輪』
探求の中で手に入れた、仇敵に無敵性を与えていた三つの宝物。
鉢には「毎年これを用いて身体を洗うなら老いを避けられる」力があったのだが、
サーヴァントには意味が無い。他者に貸しても、年単位でなければやはり無意味。>>608
【解説】
『耳無し犬の冒険(アフトラ・アン・マドラ・ムイル)』の主要人物、
インド王と麗しのニアヴの間に生まれた長男、偉大なるアラストラン
(アラスタン、アレキサンダー、アレクサンドル、『耳無し犬』)。
五人の息子を残して母ニアヴが亡くなり、父王が次の妻を娶ってしばらく後の事。
後妻リバーンが自身の子『ランタンの騎士(リーディレ・アン・ローフラン)』へ
王位を継がせようとしての陰謀により、彼は弟らと共に灰色犬の姿に変えられた上
耳と尾を切り落とされてしまった。『耳無し犬』は異母弟を追って国を出る。
大ブリテン島までやって来た『耳無し犬』は、ある水場で若者グァルハヴェド
(ガウェイン。ギャラハッドだとも)と出会う。奇怪な『ランタンの騎士』に
仲間を大勢倒され、彼らの為に水を汲みに来たと話す彼に、『耳無し犬』は言う。
仇敵の消息が知れ喜ばしい、だが急ぎ戻れ。奴は再び来て、皆の首を刎ねるぞ。>>609
一人と一頭は『ランタンの騎士』を追い払い、アーサーの支援を受け追跡に出た。
情報を集め、騎士に無敵性を与える宝物を手に入れ、騎士の仲間を打ち倒し、と
グァルハヴェドと『耳無し犬』は徐々に『ランタンの騎士』を追い詰めていく。
ところがソルハ王宮廷に滞在していた折、『ランタンの騎士』の友である女性、
女ドルイドのアヴラッハが眠りの魔術を駆使して『耳無し犬』を攫ってしまう。
問い詰めたソルハ王もその行方は知らず、途方に暮れるグァルハヴェド。
だが『耳無し犬』は自力でアヴラッハの眠りの魔術から目覚めて重傷を負わせ、
不眠不休で泳いでは島々で冒険を果たし、単身で『ランタンの騎士』も倒した。
降伏し終生の服従を誓った『ランタンの騎士』を連れ彼はグァルハヴェドと再会、
三人でアーサー宮廷を訪れ、それから兄弟二人はインドへと帰った。父王の死後、
アラストランは王位を継ぎ、『ランタンの騎士』に顕職を任せ厚く遇したという。「戦場には王冠も賜杯も不要! 我が欲するは血沸き肉踊る戦のみ!」
【出典】『恋するオルランド』『狂えるオルランド』
【CLASS】ライダー
【真名】マルフィーザ
【異名・別名・表記揺れ】マルフィサ、''インドの若き女王''
【性別】女性
【身長・体重】175cm・66kg
【肌色】褐色【髪色】黄金【瞳色】青
【スリーサイズ】//
【容姿・服装】眩い美貌の女騎士。漆黒の全身甲冑は再臨の度に炎を纏い、最後は肉体と融合して赤々と燃え盛る。
【地域】欧州/西南アジア
【年代】8世紀
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・女性・王
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:A【クラス別スキル】
対魔力:C+
一工程による魔術行使を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
宝具『不死鳥甲冑』の融合度に応じ、より高度な魔術を防げるようになる。
騎乗:B+(A+)
卓越した馬術の腕前。一度も敗れること無く、千人の騎士を打ち倒した。
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
宝具『戦場の玉座』使用時には、竜種を除く幻想種を乗りこなす。
単独行動:B
マスター不在でも行動できる。
但し、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
不死鳥は連れ添いを求めず、勇猛な虎や鷹は孤高に旅をする。【保有スキル】
不屈の意志:A
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しない極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。但し、幻影のように他者を誘導する干渉には耐性が無い。
隷属を強いられても尊厳を守り抜き、武器を失っても拳で殴りかかる苛烈な闘争心。
軍神咆哮:C
戦女神ベッローナ、或いはペンテシレイアにも喩えられたライダーの咆哮。
戦士として共に立つ味方は、軍神に率いられたが如く、その叫びに勇猛さを与えられる。
ライダーが死力を尽くして戦う時――この咆哮は、勝敗が決するまで途絶えることは無いだろう。
皇帝特権:B
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルはカリスマ、軍略、仕切り直し、騎士の武略、等。
優れた戦士の素養を持ち、軍事・武芸に関するスキルであれば凡そ修得可能。
魔力放出(炎):B+
武器や自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事で能力を向上させる。
ライダーの場合、燃え盛る炎となって宿る。 宝具『不死鳥装甲』によって付与されたもの。
宝具の真名解放に伴い、燃費の悪化と引き換えに莫大な出力を発揮する。【宝具】
『不死鳥装甲(アヴェルヌス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人
地獄で精錬・鍛造され、獄炎を封じ込めた魔法の全身甲冑。
黄泉帰りを果たした錬鉄に不死鳥の意匠を刻み、その焼死と復活の神秘を再現した魔術礼装。
想いを遂げるまで鎧を脱がないという誓いが昇華され、燃え盛る業火としてライダーの肉体と半融合している。
業火は一定以上の衝撃を受けた瞬間に弾け飛ぶことでダメージを軽減し、その高熱で以て瘴気・炎熱・冷気を焼却遮断する。
『不死鳥は地獄より舞い戻る(アヴェルヌス・フェニーチェ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人
『不死鳥装甲』の真名解放形態。肉体との融合度が高まり、ライダーの霊基は「炎そのもの」に変貌する。
通常の物理・魔術攻撃では炎の揺らめきは捉えられず、擬似的な不死性により魔力ある限り霊核の欠損すらも修復される。
業火の勢いが増し、大軍規模の魔力投射や高速飛行も可能になる反面、魔力消費は甚大で長時間の展開は不可能。
『戦場の玉座(トローノ・ディ・バッタリア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
竜種を除くいかなる生物、乗用機械を支配下に置く万能魔術鞍具。
支配した乗騎とは簡易なパスが結ばれ、ライダーの指示が意識を介して即座に伝達される。
ライダーの由縁たる宝具でありながら、当人にとっては手っ取り早く乗騎を確保する為の便利な小道具程度の認識。【解説】
『恋するオルランド』及び『狂えるオルランド』の登場人物。若きインドの女王と称される精強な女騎士。
魔術師アトラントの下で兄と共に養育されていたが、奴隷商に誘拐されてペルシャの後宮に売り飛ばされてしまう。
美しく成長したマルフィーザは、貞節を汚そうとしたペルシャ王を殺.し、残る王族や家臣を皆殺.しにして王位の簒奪に成功。
王権を確立すると侵略戦争に明け暮れ、18歳を過ぎた頃には自らの手で七つの国を征服して女帝となった。
『恋するオルランド』ではキタイ王ガラフロン王の要請を受けてアルブラッカ救援に参戦。
しかし死闘を望んで自軍の窮地に昼寝を始めた挙句、リナルドとの一騎打ちをガラフロンに邪魔されたことで激怒。
軍を離反してリナルドと共にガラフロンを追い返すが、ブルネロに剣を盗まれてしまい、その後を追ってアルブラッカを離れた。
『狂えるオルランド』では馬上試合に参加したり、各地で腕試しの喧嘩や決闘に参加したりと気儘な遍歴を続ける。
道中ロジェロと互いの実力を認め合って友誼を結ぶが、それがブラダマンテの誤解を招いて彼女と壮絶な死闘を繰り広げる。
そこにアトラントの霊が現れ、自身とロジェロが生き別れの兄妹であること、アフリカ王アグラマンテが父の仇であることを告げられる。、
その後は和解したブラダマンテの案内でシャルルマーニュに謁見。洗礼を受けてキリスト教に改宗し、フランク王国軍に所属した。
7年後、陰謀に巻き込まれて暗殺されたロジェロの仇を義姉ブラダマンテと共に討つことが予言されている。【人物・性格】
大英雄ヘクトールの末裔であり、誇り高く勇敢な美貌の女騎士。……なのだが、その実態は闘争の喜びに憑りつかれた生粋の戦闘狂。
将来の夢は、フランス皇帝シャルルマーニュ、セリカン王グラダッソ、タタール王アグリカンを捕虜にする事と豪語する。
闘いへの執着は常軌を逸しており、「10人の敵を倒した後に10人の女を満足させる」戦いにすら立候補する程。
その好戦的な性格に相応しく、十二勇士のリナルドや武勇に優れた諸王と互角以上に渡り合う実力者。
騎乗戦でブラダマンテに後れを取った事こそあるが、それは彼女の武器が「突いた相手を必ず落馬させる槍」であったせい。
意外にも気を許した友人にはガードが緩く、再会を喜んで異性に抱き着いたり、懇願されてドレス姿を披露する無防備な一面もある。
また、騎士としての真っ当な倫理観や正義感、同性への気遣いも持ち合わせており、女性を苦しめた邪悪な領主を懲らしめる活躍も見られた。
イメージカラー:鮮烈な橙色
特技:一騎討ち
好きなもの:戦闘、勝利、家族
苦手なもの:集団行動、女装
天敵:ブラダマンテ(仲は良好)
願い:未だ見ぬ強者との戦い
【一言コメント】
以前に投稿したもののリメイク。シャルルマーニュ伝説が熱くなりそうなので滑り込み投稿。>>476
Freddy fazbear【元ネタ】日本史
【CLASS】キャスター
【真名】狩野永徳
【異名・別名・表記揺れ】狩野州信
【性別】男性
【身長・体重】141cm・33kg
【外見・容姿】和服に身を包んだ少年絵師
【地域】日本
【年代】戦国時代~安土桃山時代
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C++ 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
魔術師ではないが狩野派を率いた経験から“工房”の形成が可能。
道具作成:B
人心に強く働きかける魔力を帯びた絵画を作成する。>>618
【固有スキル】
一意専心:A+++
一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
狩野永徳の場合、絵画の作成時に発揮され、道具作成スキルに対するプラス補正として働く。
……A++ともなると自身への負荷を完全に無視してしまう。狩野永徳の場合、生前の死因の再現――過労死に近づくというデメリットも発揮されてしまうだろう。
金碧大画:A
金碧とは金地を意味し、大画とは粗放な筆致で動性、巨大性を強調する日本絵の一種。
中でも永徳は「金碧の大画は永徳に始まる」と評されるほどの腕前だが、若い頃は細画(細筆を使って緻密に書き上げる絵画)を主に描いていた。
しかし、怒涛の発注を捌く為に細画より手早く作成できる大画を主とするようになったという。
舞鶴奔蛇の勢:A
作成した絵画を用いた判定にプラス補正がかかるユニークスキル。奔放な筆さばきによって動的な表現、空間の三次元性を紙の上に描き出す。
その動性、空間表現は、鑑賞者が意識を絵画の世界に向けるのではなく、絵画の側が鑑賞者の意識を引きずり込む物だとまで評される。
しかし、この表現法を完全な形で継承できる者は当時の画壇には存在せず、その三次元的表現は彼一代の技に終わった。
曰く「怪々奇々、自ずから前輩不伝の妙を得て、もって一時に独歩す」
芸術審美:C
芸術品・美術品に対する理解。芸能面の逸話を持つ宝具を目にした場合、中確率で真名を看破する。>>619
【宝具】
『唐獅子図屏風(からじしずびょうぶ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:200人
狩野永徳の最も著名な作品。豊臣秀吉の時代――桃山時代を体現する作品だともされる。
描かれた二頭の唐獅子は辟邪の獣であると同時に、唐天竺までも征服せんとする秀吉の野望の象徴的表現だともいう。
結果としてこの宝具は天下人・秀吉のカリスマと野望を概念的に体現する宝具として完成された。
真名を唱える事で描かれた唐獅子は太陽さながらの光を放つ。
その光を浴びた者が秀吉に服する者であれば士気向上の恩恵を与え、そうでない者であれば威圧による精神的ダメージを与える。
また、描かれているのが辟邪の獣であるが故に、魔性に対しては特攻効果があり、強力な解呪(ディスペル)効果も発揮できる。>>620
【解説】
安土桃山時代の絵師。狩野派の中でもひときわ有名な画人の一人。足利義輝、織田信長、豊臣秀吉といった時の支配者にも重用された。
狩野派の棟梁として信長、秀吉と言った天下人に様々な障壁画を提供したが、大半は戦火で焼失し、現存する作品は多くない。
その画風は雄大・豪壮な大画を主とするが、若い頃は緻密な細画を得手としていたという。
室町幕府に仕える絵師集団・狩野派の出身。狩野松栄の息子。狩野派の画風を大成した狩野元信の孫。
ともあれ父・松栄をも上回る画才を持つ永徳は、狩野派の棟梁として画壇を牽引していく存在となった。
転機となったのは織田信長の築いた安土城の障壁画の作成を行った事である。
安土城の内部を彩る障壁画100枚の作成という大仕事を任された狩野永徳は、工数削減の必要性もあって、あえて緻密さを捨てメインモチーフのみに注力する事でダイナミズムを強調する“大画”というジャンルを確立。
これが信長に気に入られ、お抱え絵師として重用される事となった。
信長の没後、天下を握った羽柴秀吉(豊臣秀吉)にも重用され、大阪城や聚楽第など数多の建造物の障壁画を担当。
他の大名や公家からの依頼もこなし「天下一の絵師」と言える存在となった。
しかし、昼夜無く続く激務は永徳の肉体を蝕んでいった。
加えて、当時頭角を現していた絵師・長谷川等伯が天下人のお抱え絵師としての立場を永徳から奪わんと画策。
永徳は抗議して長谷川等伯らの割り込みを防ぎ、狩野派の面目を保ったものの、この出来事が永徳に与えた肉体的・精神的影響は少なくなく、この事件の一ヶ月後に過労死した。
長男の狩野光信が狩野派の後を継いだが、当時の流行に合わない繊細な画風だった為、評価は今一つだったという。>>621
【人物像】
子供の姿で召喚される(感性の全盛期)が、人格面は大人の頃とほとんど変わらず、ワーカーホリック気質を発揮する。
若くして画才を見込まれ狩野派の棟梁となるべく育った為か、責任感が強く頼まれた仕事は必ずこなす。
必要とされる工数を事前に想定し、それに合った門人達とロードマップを用意し、必要とあらば新たな画風を発明する……と、その仕事ぶりは芸術家というよりも工業製品の製造者に近いものがある。
狩野派を率いてきた経歴から集団の統率にも長けるが、さすがに戦闘を指揮する能力はない。
どちらかというと組織・チームの構築やスケジュール管理、モチベーションの維持などで統率力を発揮する。
だが、自分自身個人のスケジュール管理は適当で、想定外の事態のしわ寄せは大抵自分の側に寄せてしまい、放っておくと倒れるまで仕事してしまう。
「芸術家としての感性を満たす為の作品」を描きたいという欲はあるが、強い責任感から自らの欲は脇に置いてしまうのだ。
嫌いなものは仕事に割り込まれる事。
長谷川等伯の行動に激怒したのは狩野派の棟梁という立場から来る危機感もあるが、等伯の軽薄な野心の為に仕事を奪われる、という事それ自体が気に食わなかった為。
生前は感情を抑えて仮面をかぶる事も出来たが、英霊となった後は子供の姿・感性で召喚される為か、強い怒りの感情を率直に示す。
大画の画風で一際名高い事もあり、基本的には大画を描くが、内心では細画を描いてみたいとも思っている。
聖杯に願うのは「細画を極める」「細画と大画を融合させた新機軸の画風を開発する」為の時間だが、本質的には「工業製品的な絵画の製作ではなく芸術家として満足できる作品を描きたい」という事になるだろう。
だが、本人に戦闘能力が皆無な為、聖杯戦争で願いが叶う可能性は限りなく低い。>>622
【関連人物】
織田信長:かつてのお得意様。障壁画100枚の作成という無茶振りが結果として金碧大画という新機軸を切り開く切っ掛けとなった。
その合理性を今なお敬愛している一方で、生前は許されなかった女性的な一面を作品のモチーフにしてみたいという欲もある。
豊臣秀吉:かつてのお得意様。「桃山は彼のために用意された時代だった」とまで言われる永徳にとって最も強烈なモチーフになったであろう人物。
でも長谷川等伯を重用したのは許さない。
長尾景虎:永徳の作成した洛中洛外図屏風『花洛尽(からくづくし)』の持ち主。
足利義輝の為に作成した障壁画が、信長の手に渡り、上杉謙信への贈り物にされたという経緯を数奇な物だと思っている。
【Wiki登録】可「昔、夢を見たんだけど、アレはこの出会いを予言してたのね。サーヴァント、キャスター、ダイアン・フォーチュン。これから一緒に楽しい夢を見ていこうね、マスター!」
【出典】史実
【CLASS】キャスター
【真名】ダイアン・フォーチュン
【異名・別名・表記揺れ】「DF」、ヴァイオレット・メアリー・ファース
【性別】女性
【身長・体重】157cm・48kg
【肌色】白 【髪色】茶 【瞳色】碧
【外見・容姿】医師めいた白衣を魔術師のローブのように着こなした西洋人の女性。 魔術回路が開いた20歳時の姿。
【地域】イギリス
【年代】1890年12月6日 - 1946年1月8日(享年55歳)
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:A 幸運:B 宝具:A++
【クラス別スキル】
道具作成:B-
「魔術師」のクラス特性。魔力を帯びた器具を作成可能。近代魔術師としての魔道具作成技能は持つが、不慣れ。むしろ得意なのは器物よりも「精神」に関る魔術である。
陣地作成:A+
「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。フォーチュンの所属した「黄金の夜明け」団は舞台演劇を模した儀式魔術で知られるが、その中でも儀式魔術の指導者として名高いフォーチュンの技量はトップクラスに当たる。>>624
【固有スキル】
源視の魔眼:A
4歳時に発現した「ノウブルカラー」の魔眼。ランクは「黄金」。発現時には暴走、数万年前、アトランティスの痕跡を幻視した。物体の「源」を見る過去視の魔眼の一種。
「根源からの「理」の流れ」や「人間や物体の持つ「起源」」すら目視可能であり、その応用で過去視、精神視、魔力視が可能。この魔眼により、フォーチュンは極めて精細な魔力操作を可能とする。
精神分析:B
フォーチュンは魔術師となる前は心理療法士を務めており、その心理学的知識を魔術世界に持ち込んだことでも知られる。
相手の精神を手に取るように分析し、制御する技術。また、「狂化」および「精神汚染」を持っている相手とも正常な意思疎通が可能となる。
数秘術:B
魔術系統の一つであるカバラを使用できることを表す。彼女は主著「神秘のカバラ」を通して、カバラを西洋世界に普及させることに貢献した。
「黄金の夜明け」式の照応魔術によって、1~32までの数字の組み合わせを介して万物に干渉する。
性魔術:B-
女性原理を用いた魔術。インドのタントラをベースとした魔術であるが、東洋的かつ男性的であったそちらをフォーチュンは西洋的かつ女性的に変革した。
西洋性魔術の第一人者ではあるのだが、私生活では貞淑であったともされており、実は性格的には向いていない。>>625
【宝具】
「神秘は夢、ココロは魔法。感じたすべてが奇跡に代わる!これがわたしの超心理!『愛とココロの秘教哲学(ラブハート・インナーライト)』!!!」
『愛とココロの秘教哲学(ラブハート・インナーライト)』
ランク:E~A++ 種別:対心宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(自身)
由来:ダイアン・フォーチュンの著した魔導書『愛と結婚の秘教哲学』と、彼女が設立した魔術結社「内光友愛会(ザ・フラタニティ・オブ・ザ・インナーライト)」より。
フォーチュンは「魔術」に対して「ユング・フロイト的な精神分析」を持ち込んだことで知られる。これは、後世のオカルティストの在り方を心理学者じみた形に捻じ曲げてしまったという意味で、既存の魔術体系・魔術基盤を大きく捻じ曲げた、近代魔術の最大級のターニングポイントであった。
固有結界と原理的に酷似した大魔術。自身の心象風景から物体や現象を取り出す。「自己洗脳」に近い形で心象風景をある程度変化させられるフォーチュンの場合、ただ1つの心象風景に縛られる固有結界と言うよりは精霊種の空想具現化に近い性質を持つ。
出力の限られた全能。自身の心の中にあるあらゆる現象を、魔力の許す範囲で外界に投射する大魔術。「禁呪にして魔術の到達点」である固有結界をさらに「扱いやすく」「万能に」仕上げた、近代魔女の頂点の一人にふさわしい宝具。
【Weapon】
なし:魔術そのものがメインウェポンであるが、必要とあらば魔術具や象徴武器等の魔術媒介を宝具を使って再現することもある。
【解説】
近代魔術史の最重要人物の1人。20世紀最大級の魔女。「黄金の夜明け」団の崩壊から「近代魔女術(ウィッカ)」の始まりまでの端境に登場し、魔術理論を作りあげた大魔女である。
ウェールズのクリスチャンの家に生まれた少女ヴァイオレット・メアリー・ファースは、4歳の時に霊視能力を発現。20歳の時に魔術的能力が発現する。
23歳の時に母校であるスタッドリー女子農学校の教師となるも、女校長から呪詛を受けて退職。この時に精神衰弱に陥ったことで、「心理学」と「心霊学」の道に進む。
ロンドンで心理療法士のキャリアを積み重ねる中、神智学協会ロンドン支部で魔術を学んだ。おそらく勤務している診療所で出会ったであろう医師にして魔術師セオドア・モリアーティを師として魔術を学んだ。>>626
1919年頃、欧州最大級の魔術結社「黄金の夜明け」団に入団。とはいえ全盛期のそれではなく、入団したのは分裂後のマグレガー・メイザース派「A∴O∴(アルファエトオメガ)」であった。
前年にメイザースは死亡しており、その未亡人モイナ・メイザースの元で魔術を学び、関係も良好だったが、外郭団体「内光友愛会」を率いて「魔術と心理学の融合」「魔術の通信教育」「『黄金』の高等秘儀の外部流出」などを行ったフォーチュンの行動は、革新的現代魔術師団体たる黄金の中でも革新的すぎた。
結果、フォーチュンはモイナから黒猫を使った魔術攻撃を受け、『黄金』を追放されることになるのだ。
しかし、後世の近代魔術にフォーチュンが与えた影響は極めて大きい。近代魔術はユング・フロイト的な心理学を中枢基盤に置くようになり、書籍などを介した教育が普及し、それだけでなく、彼女が流出させた黄金の基盤をベースとして近代魔術は成り立っている。
【人物像】
好きなもの:♡(ハートマーク)
嫌いなもの:猫、旧弊に凝り固まった魔術師
天敵:モイナ・メイザース
願い:とくになし。ただし、「神秘の塊たる英霊になった自分」に満足しているので、解析と自己肯定のためにとくに理由なくとも現界する。
【因縁キャラクター】
モイナ・メイザース:魔術の師。破天荒すぎるフォーチュンを追い出そうとした事件が、世界でも有数の「魔術戦」として知られる。後に、自分の使った魔術の内容について、著書「心霊的自己防衛」で事細かに暴露された可哀想な人でもある。
ウィリアム・バトラー・イェイツ:同門。ただし関わりはない。20年ほど年代がズレていることが原因。
エレナ・プラヴァツキー:「え、かのプラヴァツキー夫人ですか!?お会いできて光栄です!早速なんですが、すこし見てほしい魔術理論があって……」フォーチュンが1歳の時に死亡している。フォーチュンは神智学協会の会員でもあったため、「偉大な先達」といったところ。
ジェームズ・モリアーティ:「モリアーティ先生……?いえ、似てはいますけど……親戚かなんかですかね?」師、セオドア・モリアーティとの関係を疑っている。少なくとも同一人物ではないらしい。
wiki追加可能です。>>629
燕青は武術の開祖という伝承も補完されて召喚可能になったんだっけ?公孫勝や花栄は道士や武人からの尊意や英雄信仰とかが補完された……とかならばいけるかな?
あと公孫勝は羅真人の弟子だから小次郎みたいなパターンで、羅真人の弟子が公孫勝のガワを被って召喚できるパターンとか?これは小次郎やジキルのみたいな感じになるけど。>>632
特に理由は要らないのでは?ここでは誰かから相談したり、知恵を借りたりするのは御法度ではなかった気がしますけど?※あくまでも妄想なので他人の妄想へのダメ出しはなしの方向でお願いします
>>631
英訳解説を見る限りでは
使われてる言語特徴≒書き留められた年代 は15~16C(現存本18C)、
口承文芸の色が強いので語られ始めは書かれるより百年以上前、との事なので
1300-400年頃のアイルランド人でしょうか
作者名は残ってないです>>631
アーサー王物語は「イスラム教徒の黒人騎士パロミデス」とかがいるくらいには時代考証がおおらかなので問題ない
(アーサー王物語の年代はイスラム教の出現前)https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D5%A5%A7%A5%CB%A5%E4%26%A5%E1%A5%CB%A5%E4
フェニヤ&メニヤ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/H%A1%A6P%A1%A6%A5%E9%A5%F4%A5%AF%A5%E9%A5%D5%A5%C8
H・P・ラヴクラフト
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DE%A5%EA%A5%A2%A1%A6%A5%D4%A5%BF
マリア・ピタ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/Φ%C2%BD
陸遜
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B9%A5%CE%A5%C3%A5%EA%A1%A6%A5%B9%A5%C8%A5%A5%A5%EB%A5%EB%A5%BD%A5%F3
スノッリ・ストゥルルソン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%EC%A5%A6%A5%B3%A5%C8%A5%A8%A1%BC
レウコトエー
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A4%AA%A4%AA%A4%B9%A4%DF
おおすみ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C2%E7%C5%DA%C3%D8%E9%E1%A1%A6%C5%C4%CC%FD%C4%C5%C9%B2
大土蜘蛛・田油津媛https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A2%A5%C6%A5%CA%A1%CC%A5%D0%A1%BC%A5%B5%A1%BC%A5%AB%A1%BC%A1%CD
アテナ〔バーサーカー〕
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BC%ED%CC%EE%B1%CA%C6%C1
狩野永徳
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C0%A5%A4%A5%A2%A5%F3%A1%A6%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%C1%A5%E5%A5%F3
ダイアン・フォーチュン登録完了>>638
アテナ登録ありがとうございます。>>637
登録ありがとうございます!>>637
マリア・ピタとレウコトエーの登録、ありがとうございます!【元ネタ】マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』及びそのモデル。
【CLASS】アサシン
【マスター】不明
【真名】ジュリエット
【性別】女性
【身長・体重】cm・kg
【肌色】白【髪色】黒色【瞳色】栗色
【外見・容姿】誰もが見とれるほどの美貌、というよりは誰もが油断してしまう愛嬌を持つ人物。教会にルーツがあるせいか貞淑に見えるのだろう。美人というよりは可愛い系。作中複数の人物から“素晴らしい尻を持っている”と評されている。
【地域】フランス、パリ。
【年代】18世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人間。
【ステータス】筋力:E 耐久:E+ 敏捷:B 魔力:C 幸運:B++ 宝具:B>>643
【クラス別スキル】
魔力循環:C
魔力供給を円滑にするスキル。アサシンは通常のサーヴァントに比べ、効率よく魔力供給、魂喰いを行うことができる。
気配遮断:E
サーヴァントとしての気配を消すスキル。申し訳程度のものだが、もともともっている。
情欲の虜囚:A
魔術、呪いによる魅了を無効化するスキル。正確には魅了を受けたうえで、そのバッドステータスを塗り替えるスキル。快楽主義と自己愛精神のなせる技。
【固有スキル】
悪神の恩寵:B
アサシンの“神”からの恩寵。幸運ステータスを上昇させ、自分に降りかかる災厄を避ける。本当にいるかは不明。本人は“悪”神だとは思っていない。
隠蔽工作:A
悪事や企み事を隠匿するスキル。ランクが高ければ高いほど純正の英霊からは遠ざかる。ランクAならばたとえそれが公衆の面前で行われたとしてもアサシンに被害は出ない。実際にアサシンは路地で女を〇害したが、すぐ釈放された。
ソドムの花:B
倒錯の中でこそ輝くアサシンの美貌。アサシンは天性の美貌と肉体でもって、初見において相手を魅了することができる。秩序属性の相手には効果半減、混沌属性の相手には効果が増加する。属性と関係なく性的交渉を結ぶことによって、対象に魅了状態を付与する。>>644
【宝具】
『悪徳の栄え』
ランク:C 種別:対人間・対神性宝具 射程距離:一つの空間 最大補足:なし
アサシンの栄華そのものを具現化した宝具。そのまま使った場合、人間英霊、特に善属性に対しては強力な精神攻撃、神性を持つ英霊に対しては精神攻撃は弱まるが、代わりに大幅なステータスダウンがかかる。
しかし、この宝具の真価は生贄があってこそ発揮される。結界内に取り込まれた生贄の数、そしてその持続時間に比例して、精神攻撃の強さは増大する。
『聾者よ、理を知れ』
ランク:B 種別:粛清宝具 射程距離:アサシンが感知している限り 最大捕捉:1
悪神からの絶え間ない寵愛をうけるアサシンに対し、害をなすもの、考えを同じとしないものへ下される神の裁き。神の雷。ほぼ自動的にアサシンの敵を排除する力を持つが、アサシンはどういった状況がトリガーとなって出てくるのか理解しているため、ほとんど任意で発動できる。ただ、防げないほどではない。『悪徳の栄え』内では使用できない。
【weapon】
拳銃:古めの拳銃。本人は武器として使ったことはなく、ただ撃ち殺しただけ。
短剣:ただの短剣。>>645
【解説】
マルキ・ド・サドの小説『悪徳の栄え』に登場する女性。フランスの有力者たちと繋がり、各国のコネクションによって誰かに捕まることもなく、自らの欲望のままに生きた。ここにおいてはサドの創作上の人物ではなく、彼女のモデルになった人物であり、パリに実在した悪人。姉妹のジュスティーヌは反対に美徳を愛する女性だが、ひどい目にしか合わず、最後は外ならぬジュリエットに捕縛されたのち、脱走したところを雷に打たれて死亡した。
悪徳を求めなんでもやる女性であり、悪徳ならばなんでもよいと考えるタイプ。朴訥な貴族と娘をもうけたが、作中でその娘と結婚した後、暖炉に放り込んでしまった。
男性とも女性とも関係を持つが、本人はやや女性のほうが好みな模様。
特技:性行為。他人を騙すこと。
好きなもの:悪徳
嫌いなもの:美徳
天敵:英雄らしい英雄。通用するかしないかはさておき、唾棄するほど苦手。
願い:もう一度生を受けて、生前の行為を繰り返したい。
【一人称】あたし【二人称】あなた【三人称】あの方
【セリフ例】
【因縁キャラクター】
ナポレオン・ボナパルト…生前からの因縁。ナポレオンは彼女の叙述詩ともいえる『悪徳の栄え』を執筆したことがきっかけで捕縛されたため。実在したとすれば因縁があるだろう。
エリザベート・バートリー…本人的にはかなり興味がありそうだが、会ったら失望するだろう
エリザベート・バートリーはともかく反英霊とは比較的気が合う。
【他クラス適性、変化傾向】
キャスター適正あり。身元がいつも不確かで本人の申告以外に情報がないため、フェイカーにもなれる。>>646
すごい間違いをしてた。捕縛されたのはナポレオンじゃなくてサドですね>>637
登録ありがとうございます!「僕の経験上から言わしてもらいますが、ギリシャ系英雄は目前の欲しか頭にない、神々に喧嘩を売るロクデナシばかりです。少なくとも、数人ほど心当たりはありますよ。」
『(杯をマスターに向け、呑めと圧力をかける)』
「……あ~、こうなった神様(とうさま)は止まりません。ファイトですマスター☆酔い潰れたら介抱はしますとも!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【真名】オイノピオン
【性別】男性
【身長・体重】148cm・40kg
【外見・容姿】二足歩行するロバのようなナマモノを連れ、槍を装備した少年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】子供、王、男性、人型
【ステータス】筋力:C+ 耐久:D 敏捷:C 魔力:B++ 幸運:B 宝具:B+>>650
【クラス別スキル】
対魔力:B
道具作成:B+
父神たるディオニュソス神からワイン作りを学んでおり、豊潤な魔力を含んだ酒作りに特化している。
【固有スキル】
神性:B
酩酊と豊穣の神ディオニュソスと人間の姫アリアドネーの間に生まれた子とされる。
男神の寵愛:B
ディオニュソスからの寵愛を一身に受けており、更にはサーヴァントとして召喚されたランサーには神の端末が寄り添う。
神の愛とはわりと迷惑で重いものだが、オイノピオンは親からの愛情と素直に受け取り、わりと喜んでいる。
鍛冶神の隠し砦:B
オリオン(fgo)は女性関係のトラブルで盲目になった経験があるが、それは彼が酔った勢いでオイノピオンの娘を犯した報いに目を潰されたためである。
その後、どうにか視力を癒した彼は報復すべくオイノピオンが治めるキオス島に再来したが、王は鍛冶神ヘファイトスが建てた地下の館(砦)に身を隠し、住人たちは庇ったために復讐を断念したという。
具体的に説明すると神格から与えられる防御スキル、悪意や攻撃からの回避力(幸運)付与。>>651
酒神の杯:EX
道具作成スキルでつくることが可能なスキル(アイテム)。香りを嗅いだだけでも対象を泥酔させる美酒が湧く神の杯。
対象が魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)は元より、サーヴァントでも防御手段がなければたちまち酔いが回り、最終的には永続的な陶酔と狂気に陥れることも可能。
本来はオイノピオンのものではないのだが、所有するディオニュソス神が余計な気をきかせて持ち出した。
【宝具】
『断罪の樹枝(ブロミオス・スカージ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
無礼を働いた不敬者たちを裁いたディオニュソス神と、オリオンを罰したオイノピオンの逸話がミックスされた神罰宝具。
ディオニュソスが愛用する聖なる杖───『豊穣礼讃(テュルソス)』を模した槍を地面に突き立て起点とし、対象へ盲目状態と物理的傷害を与える呪詛を一直線に送り込む。(直接宝具を当てる行為でも発動は可能)
盲目状態は治療可能だが、何もしなければ1d6日は視力を用いた行動に大きなペナルティが追加される。
抵抗には耐久や装甲値ではなく対魔力の高さが重要。
fgoならば、敵単体に〔ギリシャ神話系男性〕特攻攻撃+確率でスタン>>653
……が、側にいるディオニュソスには警戒した方が良い。
そもそも、常に酩酊していて享楽的な神は、『この方がなんとなく楽しそうだから』という理由でオイノピオンの霊基を幼いものにしたり、つまらないと感じればすぐさま自分好みの騒動(おまつりさわぎ)を要求するであろう。
【wiki登録】可>>655
ありがとうございます!>>646
ものすごく今さらなのですが
【wiki登録】可です。申し訳ありません。>>648
【元ネタ】三国演義
【CLASS】キャスター
【真名】彭羕(彭ヨウ)
【異名・別名・表記揺れ】永年(字) 永言(演義での字)
【性別】男性
【身長・体重】185cm・95kg
【外見・容姿】身長八尺、容貌魁偉。髠刑の影響か頭髪は短め。
【地域】中国
【年代】三国時代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。宝具『菡萏一陣』を形成可能。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
神仙・彭祖より脈々と受け継がれてきた方術により仙薬を作成できる他、南蛮の妖術に由来する呪具も作成可能。>>658
【固有スキル】
高速詠唱:A
魔術詠唱を早める技術。
自身の修める方術・妖術のレベルは一流とは言えないが、詠唱のスピードは一流の魔術師と同格である。
正しく配置された思考の手順、常人離れした思考速度が成せる技だろう。
自己顕示:C
サーヴァントとしての気配を強めるスキル。Cランクともなると隠密行動に支障を来す。
集団戦闘において、敵の標的になる確率が増す効果もある。
【宝具】
『菡萏一陣(かんたんいちじん)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
殷周の時代、彭遵が用いた宝貝。菡萏陣とも言う。菡萏とは蓮の花の意。
数多の蓮の花に似た宝具で、地面に撒く事で三才八卦の方位に合わせて陣を形成する。
この陣は一種の地雷のような物であり、何者かが足を踏み入れると、その肉体を強烈な雷火で焼き払う。
オリジナルは肉体を分子レベルで分解する程の威力を持っていたが、彭羕のそれは模造品であり、威力はオリジナルに及ばない。>>659
【解説】
劉璋、劉備に仕えた人物。
諸葛孔明、法正に並び評される才幹を持ち、龐統にも評価されたが、野心と驕慢さを諸葛孔明に忌み嫌われ、左遷。後、反乱を企て処刑された。
同郷の秦宓に推挙され劉璋に仕えたが重用されなかった。
また傲慢さを周囲に忌み嫌われて讒言を受け、労役囚に身を落とした。
劉備が劉璋を裏切って入蜀の戦いを始めると、彭羕は劉備の入蜀を手引した法正の知人であった事や、劉備の軍師・龐統に高く評価された事によって劉備陣営に参画。
劉備は彭羕を奇才と評価し、軍務においてよく主君の意に適い、日に日に重用されるようになったという。
しかし、劉備の腹心の一人である諸葛孔明は、彭羕を表向きはもてなしていたが、寵遇を誇る驕慢さを不快に思い、また危険視した。
劉備も諸葛孔明の意を受けて彭羕の行状を観察した結果、次第に疎ましく思うようになり、ついには遠方に左遷する事となった。
彭羕は劉備を恨み、馬超の下を訪れると劉備を「老革(老いぼれの意)」と罵倒した上で「内政を自分が、外征を馬超が担当すれば天下は思い通りになる」と反乱を唆した。
だが馬超に反乱の意思はなく、かえってこの件を上層部に報告し、彭羕は逮捕された。
彭羕は獄中から弁明の手紙を送ったが容れられず、結局処刑された。
演義では入蜀の戦いの折に龐統に引きつられて劉備の陣営を訪れ、ラク城が水攻めに遭う危険性を警告。これが劉備に評価され、臣下となった。
後年、友人の孟達が関羽を見殺しにして立場を悪化させた事を受けて孟達に書簡を送った。
この書簡を手に入れた馬超が彭羕の下を訪れて真実を探ると、彭羕は孟達も絡めた反乱計画に馬超を誘うも、密告されて処刑された。>>660
【人物像】
他作品で分かりやすく言うならば、鬼滅の刃の獪岳みたいな人。
「姿性驕傲、多所輕忽」すなわち驕慢で人をぞんざいに扱う事が多かった。彭羕が尊敬していた人物は秦宓だけだったという。
確かに能力はあるのだが、それを遥かに上回るほどに自己評価が高く、他者を見下して憚らない為に敵意を向けられる。
そもそも劉備に売り込みを掛けた際も、囚人の身の上でありながら龐統が別の客に応対しているところを無断で訪れ、牀(ベッド)の上に寝っ転がった程である。
囚人の身分でこれなのだから、重臣となった後の態度は論ずるまでもないだろう。
こういう人物である為、マスターに対しても極めて反抗的。口調こそ丁寧だが慇懃無礼というところ。
自らに相応しい待遇ではない、と感じる事が少しでもあれば即座に裏切りの準備を始める程であり、また他者を当然のように見下すため他陣営と同盟を結ぶ事が非常に難しくなる。
彼自身が尊敬に値すると認めた相手にはまともな対応を見せる事もあるが、その場合も運用には細心の注意が必要となるだろう。
諸葛孔明は彭羕の気質を危険視し左遷するように働きかけたが、嫌悪の情や政治的な対立から陥れた、という見方は正確ではない。
諸葛孔明の人物評価は能力重視で、人品悪く関係も悪かった法正については、その能力を評価して不法行為に目溢しをしていた。
(正史においては)魏延や楊儀についても問題行動に目溢しをした点では同様であった。
張裕のような不遜な人物に対しても助命嘆願を行った事がある。(結局劉備に処刑されたが)
そんな諸葛孔明が、重用する方が自分たち全体の不利益になる人物だ、と判断していたのが彭羕であった。
劉封のように劉備没後の政治的不安要素になりえたわけでもない事を考えると、本当に酷い人格だったのであろう。>>661
【関連人物】
諸葛孔明:大嫌い。英霊となった後に自分を左遷させるよう働きかけたのが孔明だと知り、凄まじい恨みを向けている。
獄中から弁明の手紙を孔明に送ったのは黒歴史であり、その事について話されると激怒する。
司馬懿:生前見える事はなかったが、孔明如きに手こずるようでは大したものではあるまいと高を括っている。
実際に戦ったら負けるのは言うまでもない。
陳宮:飛将軍呂布の武威を有しながら自滅した無能軍師と見下し、自分には遠く及ばないと評価する。
実際に戦ったら負けるのは言うまでもない。
【蛇足】
超解釈って事で彭姓に由来する人物のエピソードから色々と引っ張ってきた。
設定としては先祖から継承してきた技術という事になるが、彭祖、彭遵といった彭姓の人物の伝承を悪魔合体させた鯖。
6.5章で張角に反乱勧めて殺されてた巴蜀のキャスターの正体は、生前のエピソードをなぞるという点でも、コイツが最有力だと思っている。
【Wiki登録】可。【元ネタ】アーサー王伝説(『鷲少年の冒険』)
【CLASS】ライダー
【真名】マックィヴ・アン・イオラル
【性別】男性
【身長・体重】170cm・68kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A+
獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
【保有スキル】
騎士の武略:C
養育役、フランス王の子『黒騎士』をはじめとする名立たる面々に学んだ戦闘法。
力において及ばずとも、戦いの流れを把握し、勝機を見誤らぬ冷静な観察力。>>663
透明化:C+
視覚に対する透明化、魔力探知に対する妨害を可能とする。
これで叩けばもう一度叩くまで不可視となる、
養父に贈られた短杖の力。他者、無生物にも適用される。
銀の眠り:B
『音楽の騎士』が持っていた銀の横笛、
その音色を聞けば誰もが人事不省の熟睡に陥る魔笛の力。
アーサーが選りすぐった百の騎士尽くを眠らせる威力を持つが、
『音楽の騎士』ほどの魔力を持たぬ彼においては効果を落とす。
掬いの王鷲:B
視力、敏捷性、幸運値いずれかの一時的強化。
養父の甥、死後鷲になったエリウロド・アプ・マドウグ・アプ・イスルの加護。
……別に彼を連れて来た鷲が“それ”という話がある訳ではないのだが、
おじに信仰の道を説くエリウロドと、神に救いを求める祈りの直後に現れて
遥々アーサーの所まで聖人の祝祭日にやって来る鷲に深い繋がりがあっても、
同一存在であっても不思議ではない。多分ない。きっとない。>>664【宝具】
『義親示す導きの星(マルフグラス・ディヤワァ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
陸海空全てに対応する、神秘の灰色馬。
『灰馬の娘』が自身の問題を解決してくれた彼の三度目の出発に贈った灰色馬に
『波下の国』の王女が養父に贈り、二度目の旅立ちに際し彼が与えられた小舟が
重ね合わされている。
小舟は風向きに関わらず自動的に主が向かうべき方へ進み、
疲れ知らずの灰色馬は、騎手も知らぬ最善の道を選ぶという。
平常時には啓示に相当する最適な展開の感知力を与え、
戦闘時にも“最善の道筋”を、即ちなすべき動きを教える。
命中/回避/ダメージ判定において任意時に最善の判定値を適用する事ができる。
ただし、その際クリティカルや自動成功は発生しないものとなる。
【Weapon】
『王賜の武具』
最初の旅立ちに際し、養父が戦士資格と共に与えた武具・装具。
剣は広い溝のある、黄金飾りを施された直剣だという。>>665【解説】
『鷲少年の冒険』の主人公、ソルハ王リスタルド二世とスキティア王女の子。
誕生直後に鷲に連れ去られ、アーサーのもとへ来て彼の養子となる。
リスタルド一世の死後に王位を継いだ二世を、その弟ショーンが殺害した。
王位を簒奪した彼は、第二子を懐妊中だった兄の妃を幽閉し、生まれる子が
男児なら殺し、女児ならば姉(第一子)と共に遠国へ追放すると決める。
果たして生まれた子は男児、しかし直後、大鷲に攫われて行方不明となった。
あの子は喰われたか海に落ちたか、追放の母娘は嘆きつつスキティアへ向かう。
鷲はアーサーの前に赤子を降ろし、子の無かった彼はこの赤子を養子に、
更には継嗣とする事を宣言し、『鷲少年(マックィヴ・アン・イオラル)』と
呼ぶよう皆に言った。少年はアーサーを実父と信じて成長していくのだが、
ある日、ハーリング試合で彼に惨敗し激昂した相手が真実を明かしてしまう。
「王の子や大領主の子になら不平不満は言わないとも、だが鷲の子は別だ。
ああ鷲の子だ、アーサーの子ではない。お前の父も母も、私は知らないさ」
確かにお前は鷲が連れて来た子で生まれは知らない、だが、愛する我が子よ、
命ある限りお前は私の子だ。アーサーは誠心誠意説くのだが、鷲少年は言う。
自らの素性を知るまで世界中を旅する、それまで安息は求めないと誓おう。>>666
だが数日で戻った。道中に会った『灰馬の娘』がアーサーの庇護を求めている、
との事だった。彼女を力づくで娶った暴虐の『音楽の騎士』から守って欲しい、
その願いは容れられるのだが、騎士の魔力は強く、易々と彼女を攫ってしまう。
今度は娘と騎士の探索を優先して旅立つと少年は決め、王は舟と短杖を与える。
最初に訪れた島で、少年はまた別の美女ニアヴに出会い、彼女を攫って来た
海賊を打ち倒して治癒の薬と彼女の愛を手に入れた。二人は結婚を約束する。
次の島では『音楽の騎士』の友だった『島の闘士』を倒して服従を誓わせ、
その情報をもとに『音楽の騎士』の根城へ至り、刺殺した上で首を刎ねた。
『灰馬の娘』はアーサーの妃となり、鷲少年は改めて素性探しの探求に出る。
鷲少年は嘆き泣く二人の女性と出会い、事情を尋ね、話を聞くうちに悟った。
この二人は自分の母と姉、窮地に陥っているというスキティア王は自分の祖父、
それを攻めるソルハ王は叔父にして仇、戦死したという二人は母方のおじだ。
鷲少年はスキティア軍に与してソルハ軍を打ち破り、ショーンを討ち取った。
スキティア王のもとで少年は己の素性を語り、祖父、母、姉は揃って歓喜する。
鷲少年はアーサー王宮廷への挨拶後はソルハで王となり、ニアヴを妃とした。>>648
「アーチャー、舜天尊敦、着任。これより、任務を開始します。命令(オーダー)をどうぞ、マスター。」
【出典】琉球伝承、中山世鑑、椿説弓張月
【CLASS】アーチャー
【真名】舜天
【性別】女性(原典では男性)
【身長・体重】240cm・855kg
ロボなのでデカくて重い。
【肌色】白 【髪色】銀 【瞳色】蒼
鋳造ベースはアルテミスなので色はそちらに準ずるが、混入した源氏のデータによって骨格は日本人的にも見える。どちらにせよ、琉球的には異人の顔である。
【スリーサイズ】測定不能
【外見・容姿】巨大な機械の手足を持つ、色白の美少女。一見大きな鎧を着ているだけにも見えるが、実際は「ヒト型部品」は胸部から頭部にかけてしか存在しない。
真体:「源氏」と「機神アルテミス」のデータをもとに鋳造されたが、データ損傷が激しく、頭部右上から機械部が露出している。この部位を隠すように、右側に大きなサイドテールを結っている。
【地域】沖縄本島
【年代】A.D.1166~A.D.1237(享年72歳)
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】源氏・ヒト科以外・王
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:C+ 魔力:C+ 幸運:B 宝具:A
機神由来の技術で鋳造された鋼の巨躯は、それだけで規格外の破壊力と殲滅力を持つ。>>668
【クラス別スキル】
対魔力:B
アーチャーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。「椿説弓張月」においては、妖僧・曚雲法君を打倒したとされる。
単独行動:B
アーチャーのクラススキル。マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。舜天はたった50騎の奇襲で国を得ており、奇襲や単独行動にはそれなりに長ける。
【固有スキル】
驥足百般:A
舜天は10歳の段階で既に指南役のすべての能力を上回ったという。機械特有の圧倒的な学習能力。生前に嗜んだものはBクラス以上、新しく始めた事柄は通常より早い速度で習熟する。
仙術躯体:B
項羽の持つ「戦術躯体」とは似て非なる、むしろ哪吒の肉体に近いスキル。弓張月において、舜天は海難により一度死亡し、天孫氏の祖たる仙人の術によって蘇ったとされる。これは、仙人の術によって為朝の遺骸から鋳造されたことを指すのだ。仙術によって機神の機能を補って稼働する舜天の肉体は、一定の範囲で「仙術」を外部にも行使することができる。
【宝具】
「G(ゲンジ)・アームズ、展開。月光大砲(アルテミスキャノン)、発射準備オールクリア。3(ミーチ)・2(ターチ)・1(ティーチ):『轟塵・弓張月(ごうじん・ゆみはりづき)』 殲滅、完了。」
『弓張月(ゆみはりづき)』
ランク:A 種別:対軍(自身)宝具 レンジ:0/1~99 最大捕捉:1人/50人
由来:舜天が為朝から受け継いだとされる鎧と兜、弓と24本の矢、黄金作りの太刀。
源氏ロボ、為朝のパーツを改造して作られた、舜天の肉体。古代ギリシャから流れ着いた機神アレスと機神アルテミスのパーツを源氏が改造修繕し、それをさらに琉球の仙人が魔改造したもの。技術レベルは現代の地球と比べても大幅に超過しており、火力、出力、強度のどれをとっても規格外。内蔵した魔力炉心も強力で、燃費までいい。
最大で24発撃てる対軍主砲・アルテミスキャノンと、腕から出現する黄金色のレーザー・アレスブレードで戦う。主砲展開時の真名は『轟塵・弓張月(ごうじん・ゆみはりづき)』。>>669
『唐破風首里城(カラファーフ・スイグスク)』
ランク:A 種別:合体宝具 レンジ:0/1~999 最大捕捉:1人/500人
由来:舜天が居城としたとされる城(グスク)、首里城。ただし史実においては、後世の察度王統もしくは三山統一後の第一尚氏王統が建てたという説が有力。
城(グスク)は、「具足」とも表記する。即ち、王たる彼女を強化する、居城にして要塞にして具足。『弓張月』による機械肉体の拡張パーツ。
「合体宝具」という種別は、宝具でありながら、別の宝具の拡張部品でしかなく単一では機能しない、という特殊な性質によるもの。
分解された要塞が仙術的機能によって『弓張月』と合体、50mを超える巨躯の赤い機神へと変貌する。腹部と胸部に魔力炉心を有し、莫大な質量と巨大化アレスブレードで暴れまわる。
……後付け部品なので、機神部品を使用した本体と比べ耐久性に難があり、割とすぐ脱落する。強大ではあるが過信はしづらいタイプの宝具。
【Weapon】
アルテミスキャノン:機神アルテミス由来の『大弓』。右腕と接続することで、魔力砲撃を放つことができる。
一撃一撃の威力が対軍宝具級だが、内蔵カートリッジ(アルテミス・クリロノミア)の都合上24発までしか撃てず、現界後の補充も不可能。計画的な使用が必要となるが、そもそも24発の対軍宝具があって足りなくなる聖杯戦争など存在しない。
アルテミス・クリロノミアを使用しない射撃もできることはできるが、威力は大きく落ちる。
アレスブレード:機神アレス由来の『光剣』。左腕と接続することで、魔力斬撃を放つことができる。これにより、アーチャーでありながら近接戦でも隙がない。
【解説】
舜天は、琉球王朝の祖とされる伝説上の人物。伊豆から流れ着いた源為朝の子とされるが、実在性は怪しい。
父に似てすくすくと成長した舜天は、10歳で他より優れた器量を持ち、15歳で人民から推挙され、浦添の長となった。>>670
その頃、首里城で天孫氏が琉球を治めていたが、臣下の利勇が、毒の入った酒を薬と偽り、王に飲ませて王座を奪い、自らを中山王と称した。
この出来事を知った舜天は、利勇を倒すべく、父の形見である鎧と兜を着け、弓と24本の矢、黄金作りの太刀を装備し、そして金覆輪の鞍を置いた鹿毛の馬に乗り、50余りの騎兵を連れて、首里城へ出陣した。
舜天率いる軍勢の奇襲により、利勇は戦意を無くし、妻子と心中した。こうして舜天は22歳で中山王として即位し、琉球には長く平穏が訪れたという。
だが、実際は異なる。いかに為朝が平安のガンダムであり、機神の残骸から作られた決戦兵器だとしても、伊豆で切腹したのち琉球に生きて流れ着くことは考えづらい。機能停止したうえで流れ着いたならば別、だが。
……即ち、「琉球に流れ着いた『為朝』の残骸から鍛造された、琉球の長たるべくして生まれた理想兵器」。ギリシャから日本に流れ着き、源氏によって改造された機神アレスと機神アルテミスのパーツの終着点こそが、理想兵器・舜天王である。
【因縁キャラクター】
源為朝:伝承における父。
牛若丸:伝承における従兄弟。面識はないが、どことなく顔は似ている気がする。
葛飾北斎:為朝伝を通して舜天の伝承について描いた読本、『椿説弓張月』の画の担当。
アルテミス:素材。内部に残存していたクリロノミアをベースに、哪吒に似た原理で仙術で肉体部分が構築されている。
酒呑童子:「「しゅんてん」なんて響きなんに源氏なんは、ちょっと複雑やわあ」
お題の「性別違い」「現代文化被れ」「ロボ」「実は人間じゃない」のすべてを満たしたサーヴァント。現代文化被れだけ怪しいが、ロボ娘は現代文化。いいね?
wiki追加可能です。「はぁ…なんて美しいんだキミはッ!キミに勝る顔を持つ者なんて、この世のどこにも在りはしないさ!」
【元ネタ】ギリシャ神話、変身物語
【CLASS】バーサーカー
【真名】ナルキッソス
【異名・別名・表記揺れ】己を最も愛するもの
【性別】男性
【身長・体重】167cm・58kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】スカイブルー
【外見・容姿】誰からも愛される見た目をした美少年
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型、ギリシャ神話系男性
【ステータス】筋力:D+ 耐久:C+ 敏捷:C 魔力:D 幸運:EX 宝具:A>>672
【クラス別スキル】
狂化(美):A
理性と引き換えに驚異的な美しさを所持者に宿す狂化スキルの亜種。
『近くて遠いキミ』に会いたいがため、ナルキッソスは予想し難い行動を取ることがある。
破滅の美貌:A
ナルキッソスに惹かれて恋に落ちた者には、必ずや破滅が訪れるだろう。たとえそれが自分自身であっても。
【固有スキル】
美の現界:B
場に居るだけで周囲が美化されていくスキル。
ただしこの美化は、すべてナルキッソス自身のために向けられている。
黄金律(美):EX
どのように育とうとも、完璧な美貌を有する存在へと成長する宿命を指す。ナルキッソスは水面に映った己の姿に惹かれた結果、命を失った。
紅顔の美少年:B
人を惹き付ける美少年としての性質。
男女を問わずに魅了の魔術的効果として働くが、抵抗の意思があれば軽減出来る。対魔力スキルで完全回避が可能。>>676
【解説】
予言者テイレシアスはナルキッソスについて
「己を知らずにいれば、短命を逃れることができる」という予言を残した。
ある日のこと、ナルキッソスはアフロディーテの贈り物を侮辱し
「この男を愛したものは、その愛を手に入れることができない」
という呪いをかけられる。
後日、彼に恋をした者は自ら命を断ったという。
ゼウスを匿った結果ヘラの怒りを買い、相手の言葉を繰り返すことしか出来なくなってしまった女神エコーもそのうちの一柱。
「つまらない奴だ」とナルキッソスに捨てられ、木霊と化してしまったエコー。
これ見ていた女神ネメシスは怒りをあらわにし
「自分しか愛せない」という呪いをナルキッソスにかけた。
この呪いを受けたまま泉へと向かったナルキッソスは、水面に映り込んだ己の顔に一目惚れする。
映った己の姿に見惚れたナルキッソスは飲食を摂ることなく、最後には命を落とした。
一説によれば接吻を試みた結果溺死したとも言われている。>>677
【人物像】
誰からも愛される見た目をしていて、ナルキッソスも基本的には陽気な対応をする。
水面に映っていた己の姿を『近くて遠いキミ』と勝手に名付けるほど愛しているという。
生前は水面に映った己の姿を見た結果命を落としてしまったが、サーヴァントとなってからは関係のないこと。
「睡眠も食事も不要でキミを見続けていられるなんて!僕はなんて幸せ者なんだ!!」
が口癖。
化粧をすると『近くて遠いキミ』もそれに合わせて綺麗になって会いに来てくれると知った結果、化粧の腕前も日々向上している。
暇さえあれば鏡の前で仲睦まじそうに会話をしているその様は狂気そのものであり、まさしくバーサーカーと言えるだろう。
嫌いなタイプは無口。
理由は「喋らないやつは基本的につまらないから。」とのこと。
元々他人に興味のないナルキッソスだが、特にこのタイプの相手には無情な態度を取る。
美や愛を司る女神の贈り物は基本的に馬鹿にするため要注意。>>680
変身物語よりナルキッソスでした。
【wiki登録】可
【イメージ画像】
https://picrew.me/share?cd=eqB8w2WDx0犠牲者を水辺まで運ぶのは宝具効果に含まれず手動なんだ…
【元ネタ】ニーベルンゲンの歌 シズレクのサガ
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】ブリュンヒルト
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女性
【身長・体重】172cm・52kg
【外見・容姿】憂いを帯びた妖艶な美姫
【地域】ドイツ アイスランド
【年代】5世紀~6世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型 王
【ステータス】筋力E- 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具B>>683
【クラス別スキル】
復讐者:B
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
忘却補正:C
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
自己回復(魔力):C
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらも魔力が毎ターン回復する。
【固有スキル】
大力の乙女(反転):EX
処女性が保たれている限り発揮される剛力。
その膂力の凄まじさは、英雄ジークフリートをしてタルンカッペを用いて力を増幅させねば抑え込めなかった程であった。
しかし、処女性を失うと反動で筋力はE-ランクにまで低下してしまう。
アヴェンジャーとしてのブリュンヒルトは処女性を失った状態で召喚されるため、このスキルは常にマイナスに作用する。>>684
麗しの姫君:A
剛力の喪失によって変質したカリスマ性。ただ存在するだけで自らの心身を守る騎士たる人物を引き寄せる。
アヴェンジャーとしてのブリュンヒルドは戦闘力を持たない代わりに、ブルグントやイースラントの勇士を召喚し、戦わせる。
一意専心(愛):EX
自覚こそしていないが、彼女の愛が向けられているのはただ一人、ジークフリートのみである。
それを無意識の内に理解していた彼女はいかなる手段を用いてでも求婚を拒んできた……が、その想いは他ならぬジークフリートの手によって破れてしまう。
結果、その想いは捻くれ悍ましい狂気へと変質した。狂化のような恩恵はないが、精神干渉を完全にシャットアウトできる。
【宝具】
『寒々しき虚妄の誇り(イースラント・ハイムヴェー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
ジークフリートが死に至るまでの経緯に由来する宝具。
ブリュンヒルトが何者かに恥辱を与えられたと感じた時、その者を破滅させるための運命が形作られる。
具体的には「即死耐性の消失」「運命力の大幅な低下」「周囲からのヘイトの集中」といった効果を発揮し、対象にとって必死の状況を完成させる。
なお、発動条件はブリュンヒルト自身の感情に依る為、勘違いでも発動するし、味方に対しても発動する。>>685
【解説】
ニーベルンゲンの歌に登場するイースラント(アイスランド)の女王。後、ブルグント王グンテルの妃。
自らに三つの試練で勝る男としか結婚しないと述べていたが、密かにジークフリートの力を借りて試練を乗り越えたグンテル王の妃とされる。
後、真実を知って激高し、ハーゲンに命じてジークフリートを死に至らしめた、とされる。
美しさは限りなく、膂力においても素晴らしい乙女だったという。
だが、求婚してくる男に槍投げ、岩投げ、幅跳びの三つの試練を貸し、敗れた場合は首を跳ねて殺.害していた。
その剛勇はハーゲンをして「グンテル王が結婚を求められている相手は魔女ですぞ」と言わしめる程であった。
しかし、グンテル王は、妹クリームヒルトを娶せる事を大小に、当時客将として迎えていたジークフリートの力を借り受けて、求婚の試練に挑んだ。
そして隠れ蓑タルンカッペを用いるジークフリートに陰ながら自らを助けさせ、三つの試練を突破。
なおも渋るブリュンヒルトであったが、ジークフリートは自国からの配下を率いて、ブリュンヒルトを無理やりブルグント王国に連れて行った。
さすがのブリュンヒルトも観念してグンテル王と結婚。
しかし、ジークフリートとクリームヒルトの結婚を知ってグンテル王との同衾を拒む。
「自らの夫は試練を乗り越えた並ぶ者なき勇者のはずなのに、家臣に妹を娶せるとはどういう事か?」
その誤解は本当は王族であるジークフリートが、グンテル王の家臣だと詐称していた為に生まれたものだった。
自らの夫に相応しいとは思えない何かを感じ取ったブリュンヒルトは、同衾を望むグンテル王を縛り上げて初夜を乗り越えた。>>686
この事態にグンテル王は再びジークフリートを頼み、隠れ蓑タルンカッペを用いさせてブリュンヒルトを力ずくで抑え込ませ、処女を奪った、と『ニーベルンゲンの歌』では描写される。
一方で『シズレクのサガ』においてはジークフリートが処女を奪ったとされる。(Fateシリーズではこちらが採用されているようである)
どちらにせよ処女を失った事でブリュンヒルトは剛力を失い、グンテル王に妻として仕える事となった。
しかし、ブリュンヒルトはジークフリートの家臣らしからぬ振る舞いに不満を募らせ、臣下としての序列を弁えさせようと働きかける。
だが、これに対してジークフリートの妻クリームヒルトは反発し、両者の関係は悪化。
度重なる夫への侮辱に激怒したクリームヒルトは真実──ジークフリートは王族であり初夜において処女を奪ったのも彼である事──を暴露してしまう。
真実を知ったブリュンヒルトは復讐を誓った。
グンテル王とその家臣ハーゲンを利用し、ジークフリートを暗殺させたのである。
夫の死を嘆くクリームヒルトに対し、ブリュンヒルトは大いに喜んだとされる。
ただしFateシリーズにおいては内戦の危機に陥ったブルグント王国を救うため、ジークフリートがハーゲンに頼み込んで殺してもらったのだとする。
だが、彼女は生前、一つだけ真実を知らずに済んだ。
三つの試練を乗り越えたのはグンテル王ではなく、自らの夫は凡庸な怯者だったのだと知ってしまえば、彼女は自殺していただろう。>>687
【人物像】
アヴェンジャーとしてのブリュンヒルトは、鬱積の気晴らしの為に他者が不幸になるように画策する悪女である。
初夜に処女を奪ったのがジークフリートだったという真実。
さらに、英霊になった事で、グンテル王が三つの試練を乗り越えたのもジークフリートの力添えだったと知ってしまった。
その鬱積はアヴェンジャーのクラススキルによって、自らの恥辱を語り継いだ人類に対する復讐心という形で結実したのである。
善意や好意を見せたとしてもそれは表面上の物。騙されたが最後、言いように操られ、陥れられるだろう。
聖杯への願いも自らが被った恥辱を無かった事にする、というもの。
それは同時に英霊としての自分の消滅も意味するが、それすらも彼女は意に介さない。
元来、ブリュンヒルトは身分を重んじ気位の高い女性だった。
グンテル王の家臣と偽称していたジークフリートと王族であるクリームヒルトが結婚するのを哀れんだり、ジークフリートの振る舞いを責めたのも、そうした階級意識から来る物だった。
それにクリームヒルトが反駁し秘密を明かしてしまった事が悲劇の原因となったわけだが、それを軽率と責めるのは酷かもしれない。
ブリュンヒルト自身が自覚していなかったとはいえ、彼女の愛情はただ一人に向けられていた。
クリームヒルトはブリュンヒルトが無意識にジークフリートに恋慕を寄せている事を察知したからこそ嫌悪したのだ、とも考えられる。
しかし、ブリュンヒルトがジークフリートへの愛情を自覚するのは難しかっただろう。
王の家臣(詐称だが)に過ぎないジークフリートを恋愛対象とするのは、彼女の価値観からすれば禽獣に求愛するような物。
その上、騙された結果とはいえすでに夫を持つ身の上ともなれば不貞行為にもなる──彼女の矜持から言って受け入れられるものではなかった。>>688
なればこそ、彼女はグンテル王の妻という立場・在り方に過剰なまでに固執した。
真実を知った後、国を割る内戦に事態を発展させようとしたのも、そうした立場・在り方を守る為であった。
あるいは、その行為の裏にジークフリートに対する略奪愛という目的が存在したのかもしれないが……それが実を結ぶ可能性はないと彼女自身も理解していただろう。
──ジークフリートの死後、彼女は物語からフェードアウトし、グンテル王の妃という添え物に過ぎない存在となる。
グンテル王らがフン族の国へ赴く際には、かつての激情を忘れ去ったかのように、なごやかに送り出している。
あるいはそれも彼らの破滅を予見していたが故の、冷ややかな悪意だったのかもしれないが。
【関連人物】
ジークフリート:愛憎の対象。彼が大切にするものを全て奪おうとする。その姿を認めるや否やバーサーカーさながらに暴走しかねない。
クリームヒルト:憎しみの対象。死に至らしめるだけでは飽き足らず、様々な形で恥辱を加えたがる。
ハーゲン:憎しみの対象。生前はともかく死後はグンテルが試練を乗り越えていない事を知った為に、彼もまた憎悪の対象となった。
【Wiki登録】可【元ネタ】歴史 【CLASS】キャスター 【マスター】?
【真名】ルネ・(フランソワ・ギスラン・)マグリット 【性別】男 【身長・体重】175cm・70kg
【肌色】やや浅黒い【髪色】茶【瞳色】?
【外見・容姿】
青林檎や白い鳥の仮面を被った、黒いスーツに山高帽の紳士。仮面を取ると秒で透明人間になる。
「せっかくなので私の顔も皆に想像してほしい」との事。何がせっかくかはわからないし、奇想天外な容姿だが、言動から芸術家感がすごいので、一周回って不審者扱いされない。
【地域】欧州 【年代】近代 【属性】秩序・善 【天地人属性】人
【その他属性】(人型、竜属性、愛するものなど)人型・男性
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:B++ 幸運:C+ 宝具:B++
規則正しい生活を送ってきたので、芸術家系英霊にしてはちょっとだけフィジカルに長ける。
【クラス別スキル】
陣地作成:B+…マグリットの場合は自身のアトリエを陣地として作成する。几帳面な性格から画材は勿論、絵の具の一滴も落ちていない、整理整頓の行き届いた環境になるので、作業が捗る。
道具作成:C+…マグリットの場合は絵画。絵画を見た人によって解釈、即ち効果が色々と変わる。しかしマグリットの作品は抽象的で難解な為、解釈を固めるまでに時間がかかってしまうので、このランク。本人が説明してくれるともうちょっと時間が短縮できる。
【固有スキル】
芸術詠唱:D…高速詠唱/神言の亜種。詩篇を、ひいてはことばを愛し、追求してきたマグリットの書き記す、或いは口ずさむ言葉は魔力を帯び、ごくささやかながら言霊として様々な効果を発揮する。
イメージの裏切り:B++…パイプの静物画に『これはパイプではない』という一言の添えられた、マグリットの作品の一つ『イメージの裏切り』がスキルになったもの。マグリットが描き上げた作品に一言書き加えると、一時的にその描かれたモノの感触や、存在すらも変質させる事が出来る。『芸術詠唱』と合わせるとたいへん悪いことに使えそうだが、マグリット本人はあくまで自身の芸術と神秘の追求のためだけに、これらのスキルを使う。>>690
【宝具】 『解法夢幻・無限回廊(シュルレアリスム・マグリット)』 ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1〜5人
マグリットが生涯と、召喚された先で得てきたイメージやことば、『絵画を通じて神秘を探る』という信念、そして心の傷から成る作品群。
マグリットが顕現させたいくつかの額縁に通過されると、鳥型に繰り抜かれた虚空が空を飛び、城が宙に浮き、幸せな筈の恋人たちは希死念慮を滲ませる……そんな、目に見えるモノが目に見えるままの意味を持たない、不可思議と静寂の絵画の世界に誘われ、対象は精神の耐久性や士気を大きく下げられ、
絵画の内で今まで自分の見てきた・触れてきたモノについて考え込んでしまい、しばらく絵画から出られなくなる。又、マグリットが召喚先の神秘について熟考する際も、自分自身の精神的な工房として使う事がある。
展開した額縁に干渉すると普通に出られるので、世界を思考で塗り潰す固有結界とは似て非なるもの。
【Weapon】筆。どこからともなく出てくるキャンバス等の画材。額縁。
【解説】
宙に浮く城、鳥として羽ばたく青空、仮面や袋でその身に秘密を抱える人々……そんな不可思議な世界で以って現実の神秘を追求せんとした、シュルレアリスムの界隈で名を馳せた画家。英霊として現界してなお、世に溢れる神秘を追求するべく、今日も筆とキャンバスと、魔力を帯びた言葉を携え、現と幻の境を行く。
【人物像】
エキセントリックな仮面をつけた紳士、という、不穏極まるビジュアルとは対照的に、振る舞いはいたって温厚で常識的。ついでに健康優良児。とびきり毒も吐かないし、ハイテンションでもないが、物静かな態度のまま、しれっとかっ飛んだ事を口にするので、やはり芸術家サーヴァントの系譜ではある。
特技:規則正しい生活を送る事
好きなもの:芸術と詩篇 嫌いなもの:大事な人の死
願い:更なる神秘の追求
【一人称】私【二人称】きみ【三人称】彼、芸術家>>691
【セリフ例】
「運命の出会い?あるとも。あるとも。
証拠(ソース)はジョルジュ・デ・キリコの『愛の唄』に出逢った時の私。出会ってまさかの大・号・泣……!シュルレアリスムって、すごい。私は心底そう思った」
「それの隣に『それに非ず』と描くだけで、それがそれとは限らなくなる……言葉の上では陳腐だが、人の感覚は、言葉は、いつも不可思議だ」
「パイプはパイプとは限らない。青空が祝福とは限らない。愛の中には死が眠り、城郭すらも浮き上がる──『解法夢幻・無限回廊(シュルレアリスム・マグリット)』
考えるのを止めるな、神秘の答えは、きみの、思考と嗜好の果てにこそ」
【因縁キャラクター】
芸術家サーヴァント、文豪サーヴァント
・ことばと芸術と神秘を追求するマグリットは、彼らの作品や思想、それぞれが追求してきたモノに常に敬意を表する。
シャーロック・ホームズ
・絶えずことばと思考を巡らせ、神秘を明らかにする、という探偵の姿勢に、ある種のシンパシーを感じている。それはそれとしてそのパイプは健康に良くない、と思っている。
【WIKI】可「如何に人力に及ばすとも、天魔をも駆り、鬼神をも役し、天下何物か人力に依って成らんものもなし。いざいざ、清盛が見事切り開いて見せようか!」
【CLASS】セイバー
【真名】平清盛
【性別】男
【身長・体重】174cm・65kg
【時代】12世紀
【地域】日本
【出典】史実、『平家物語』など
【属性】秩序・悪
【その他の属性】人・竜・神性・魔性
【ステータス】筋力:B+ 耐久:B 敏捷:C 魔力:C 幸運:A 宝具:A+
【クラス別スキル】
〇対魔力:A
〇騎乗:B>>693
【固有スキル】
〇神性:C
かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残。
神としての性質、あるいはその体に神霊適性を持つかどうか神性属性があるかないかの判定、「神性」の亜種であり、ランクが高いほどより物質的な神霊に近いとされる。
天照大御神以来の神代回帰の名残をその身に留める天皇家、白河院の落胤である、とされる。
〇淨眼:A
目競(めくらべ)。
見えてはならないもの、不可視の力を視る眼。
多くは上人が持つとされており、高い精神性や修練の答えを得た『人間』にのみ受け継がれる宿命的な遺伝。具体的に何が視えるかは一定せず、人それぞれ。
清盛の前世、慈恵僧正良源から受け継がれた先天的特質。
〇呪術:A+
日招き。
古来からアジア、中東、南米などに伝わっている魔道。あるいは古典的呪術の類。
彼が操る呪術は『ダキニ天法』と呼ばれ、地位や財産を得る法(男性用)、権力者の寵愛を得る法(女性用)といった権力を得る秘術や、死期を悟る法がある。
『源平盛衰記』では、蓮台野で行われた狩りの途中で荼枳尼天(貴狐天王)と出会い、吒天の法によって一代限りの栄華を実現させたという。このダキニ天法の効果は著しく、以降も神懸かり的な案件が清盛の前に現れる。しかし、そのどれもが先の破滅を予兆していた。>>695
【宝具】
『無間獄』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
むげんごく。
「悶絶躃地して、ついにあつち死にぞ給ける」
清盛は死の間際、八熱地獄の最下層・無間地獄の火焔を宿した。
水さえ喉に通らず、体が異常な熱を発す。病床四五間まで近づけば、蒸風呂に入ったかのような暑ささえ感じさせた。仏果を期待して、比叡山千手井の水の浴槽に浸かって体の熱を冷まそうとさえしたが、桶をとおして引いた水が清盛の体に当たれば火焔が上がり、黒煙が渦巻くほど。
これは東大寺の大仏を焼いたことへの罪果で、無間地獄に堕ちる定めであったからという。
故に、地獄の火焔が灯されている間は仏性さえも退けるのだ。
『龍王動』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:レンジ内すべて
りゅうおうどう。
崩れる音は雷の如し、あがる塵は煙の如し、天暗く日の光も見えず。近江国(滋賀県)・山城国(京都府)・大和国(奈良県)一帯に発生した文治地震は、白河の六勝寺、法勝寺の九重大塔の六層、得長寿院三十三間堂の十七間、閑院内裏の皇居の他にも多くの建物が倒壊し、京都市内の地面が破裂しあちこちに地下水が溢れ、宇治橋が横倒しになり、琵琶湖の水が北に奔流して津波となるなどの被害を出した。
『平家物語』や『愚管抄』において清盛の怨霊の仕業とされ、龍王動と呼ばれた。
この龍王動というのは、『塵添壇嚢紗』巻第十四地震動ノ事などで、地震の原因として挙げられる火神動・龍神動・金翅鳥動・帝釈動の四種の内のひとつである。
広範囲に地震、震動を発生させる“世界”を滅ぼす力。起点から衝撃波が伝播し、対象物を揺り動かす。日本最大の災害竜・八岐大蛇の眷属としての力の一端は、八つの谷と峯を切り拓いて、八つの大河を新たに生み出し得るだろう。>>696
【Weapon】
『小烏丸』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
通常武装としても選択される。
天照大御神の使い魔、八咫烏の分霊“小烏丸”。
桓武天皇の目の前に現れた八咫烏という大鴉の羽から、天国という刀工が鍛えたとされる宝刀。刀身の先端から半分以上が両刃になっている鋒両刃造。
平将門討伐を命じられた平貞盛が朝廷より拝領し、将門の分身の内、兜の天辺に小さな烏の像をつけている一人を斬ったところ、本体が斬られるほど。
【解説】
平安時代末期の日本を掌握し、平氏最盛期を築いた武将。
平忠盛の嫡子として忠盛死後の平家を統率し、保元の乱、平治の乱において活躍。他の有力武将の滅亡により、事実上朝廷の軍事面を手中に収めた。病からの復活後は日宋貿易の拡大に努め莫大な利益を得、法皇とも友好関係を築くと、平氏一族の権勢と財力は最盛期を迎え、「平氏にあらずんば人にあらず」と称された。しかし権勢拡大に不満を持った院政勢力と袂を分かつと、安徳天皇を擁し傀儡政権を打ち立てる。法皇幽閉以後、以仁王の挙兵に続く乱立する反乱の狼煙を消しにかかるも、南都焼討における東大寺以下諸寺の延焼により、仏敵の汚名を被ることとなる。最後は源氏の興隆と平氏の凋落を見ながら、熱病にかかり死ん.でいった。
日宋貿易による財政基盤の開拓や、経が島築造という公共事業と人柱の廃止など、先見性も有しており、複雑な院政期の政界を生き抜く処世術を持っていたが、大きな権力と勢力を持つようになると、それらを維持するために他の対抗勢力と衝突していかざるを得なくなり、その過程で悪評も増えざるを得ない状況に陥っていく。>>697
【人物像】
日本人離れした白髪と、淨眼特有の“心の奥底を見透かした”かの如き青い眼。
金箔を散らされた扇面、漆塗りの骨を持つ扇子で口元、顔に張り付いた薄ら笑いを覆い隠すのが特徴的な青年。
法衣は真紅の袍裳七条袈裟と、左肩から垂れている組紐の修多羅。
帽子(もうす)は頭から被らず、首から襟巻きとして着用。数珠は当然、菩提樹製。
平氏を名乗りながら平氏ではない、という自身と養父だけが知る事実のために平氏最盛期を築き上げるも、一切の満足を得られなかった。平氏の後ろ盾でありながら、平氏ではない疎外感に生涯悩まされ続ける。故に、周囲の増長を目の当たりにして、失望しながらも彼らの庇護者であり続けた。
その性格は端的に言えば、冷ややか。
態度は飄々として掴みどころがなく、軽薄。
八方美人というより見栄っ張り。他人にどう見られているか気になるという自分本位が回りまわって、温厚で情け深く如才なく諸方に気を配る振りができる、本性を掴ませない観察魔。
【wiki登録】可>>698
「平家にあらずんば人にあらず(自分は平家ではないし人でもない)」か……https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%D7%C5%26%2332661%3b
彭羕
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BD%D8%C5%B7
舜天
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%CA%A5%EB%A5%AD%A5%C3%A5%BD%A5%B9
ナルキッソス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/Φ%C2%BD
陸遜
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%EB%A5%CD%A1%A6%28%A5%D5%A5%E9%A5%F3%A5%BD%A5%EF%A1%A6%A5%AE%A5%B9%A5%E9%A5%F3%A1%A6%29%A5%DE%A5%B0%A5%EA%A5%C3%A5%C8
ルネ・(フランソワ・ギスラン・)マグリット
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D6%A5%EA%A5%E5%A5%F3%A5%D2%A5%EB%A5%C8
ブリュンヒルト>>701
ありがとうございます。
マグリットの性別が『弾性』になっておりましたので、それだけご報告。>>700
ナルキッソス登録ありがとうございます。>>701
登録ありがとうございます!
ただ因縁のある相手はサドもそうなのですが、ナポレオンは名指しでサドを投獄したのでそちらと因縁があるかと思って書きました。【元ネタ】史実(フランス・七世紀) +二十世紀の与太話
【CLASS】ルーラー
【真名】ダゴベルト二世
【性別】男性
【身長・体重】166cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具E-
【クラス別スキル】
対魔力(偽):EX
揺るぎない信仰心っぽいものによって高い抗魔力を発揮する。
教会の秘蹟は彼に対して正常に機能しない。
真名看破(偽):C
直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報をがんばって悟る。
啓示(偽)の一端であり、相手が隠蔽能力を持つなら判定が必要になる。
神明裁決(偽):D+
ルーラーとしての最高特権、が付与時エラーを起こしている。
参加者一騎あたり二画ずつではなく、騎数と同じだけの画数しか持たないが
誰に何画使うかを自由に決める事ができる。>>705
【保有スキル】
聖杯の騎士(偽):A++
イエスとマリアの末裔“聖杯の血統”の王。
聖人および神の加護の複合に相当する恩恵を受けている。
この装備(スキル)は二十世紀後半から二十一世紀初頭の狭い時代でのみ有効となる。
それ以外の時代への現界時は見る影も無い弱体であり、裁定者適性も有さない。
啓示(偽):B
目標の達成に関する事象に最適な展開を“感じ取る”能力。
その実、上位存在から受け取る啓示ではなく、予測の未来視に似た
情報取得能力と演算により導かれる“最適ルート”の案内である。
本物の啓示ほど適切でなく偶に誤るが、個人的・刹那的な欲求にも適応する。
ヤコブの手足(偽):A
ヤコブ、モーセ、そして彼へと脈々と受け継がれてきた古き格闘法。
と本人は思っているが、多少それっぽく変化しているだけのごく一般的な徒手空拳技。
対人には十分な力を持つ達人だが、幻想種や大天使相手にはやや物足りない。>>707
アウストラシアの宮宰グリモアルド(大ピピンの長男、中ピピンの伯父)は
自分の子(実子の誕生が遅かった王の養子になっていた)を王に据えようと画策し、
ジギベルト二世王の死後、王子ダゴベルトはアイルランドへと追い遣られた。
しかしこの間ダブリン近くの修道院で教育を受け、上王のタラ宮廷に出入りし、
後にはヨークの司教聖ウィルフリッドと親交を深め、ひとかどの人物に育った。
そして675年、ウィルフリッドらの支援を受けてアウストラシア王を宣言すると
無政府状態から秩序を回復し、反抗的な貴族を支配下に置き、支配体制を固めた。
だが中央集権強化の中、諸侯は勿論教会からも敵意を持たれるようになって行った。
679年後半に殺害された。後代に創られた話とも言われるその詳細は、
679年12月23日、ストネイ王宮近くのウーヴルの森で狩をしていた時、
恐らくは分割フランク王国の一つネウストリアの宮宰エブロインの差し金により
横になって休憩していた彼の目を従僕の一人が槍で刺し貫き、殺害したという。
二十世紀後半、偽書に基づいた、事実を装う創作(つまりは全て嘘)によって
「イエスとマグダラのマリアの血を継ぐ者で、ローマ教会の意向により暗殺された」
「ゴドフロワやシオン修道会の祖先」等の寝言設定を加えられてしまった。
このサーヴァントはそれらの風聞に汚染された姿である。>>700
ありがとうございます「晩上好(ワンシャンハオ)。それとも、こんばんは、の方が良かったかな?
サーヴァントランサー、真名は・・・、諸事情でとりあえず雨女って事で。とにかく今後ともよろしく!」
【元ネタ】中国神話・今昔百鬼拾遺・民間伝承・俗信
【CLASS】ランサー
【真名】雨女/瑶姫
【異名・別名・表記揺れ】雲華夫人,雲華女,巫山之女,巫山神女
【性別】女性
【身長・体重】168cm・51kg
【肌色】白【髪色】黒→赤を含む群青 【瞳色】茶→金
【外見・容姿】傘を差し、現代風にアレンジされた和服を着た女性。髪には青い簪を刺している。
→漢服を着た爽やかな雰囲気を感じさせる仙女。手には槍の如く伸びた碧玉の簪を持つ。
【地域】日本/中国
【年代】江戸時代・現代/神代
【属性】中庸・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型,神性,竜
【ステータス】
筋力:C 耐久:D+ 敏捷:B
魔力:B 幸運:D 宝具:C>>711
【固有スキル】
神性:C→女神の神格:A
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
瑤姫は炎帝の娘とされ、五代十国時代では西王母の二三番目の娘「雲華夫人」とされた。
また、取り込んだ雨女は日本においては妖怪として扱われると同時に、旱魃から救う雨神としても伝わる。
本来はAランクほどの女神の神格を持つが、サーヴァントとして現界するために、妖怪や俗信の雨女を取り込んで弱体化しているため神性スキルとなっている。
仙術:D→B
道教における神仙が扱う術。また、それへの造詣深さ。
ランサーは飛行能力や、天候操作、祓魔の術、縮地、物質変化などを扱う。
ただし、雨女時はDランク相当になっているため、扱える術が限られている。>>712
黄綾宝巻(武):C+→B+
黄綾宝巻とは、かつて大禹へと授けた書物のことを指す。大禹はこれによって鎚や鑿といった工具の使い方、車などを使った土木の運搬などを知り、黄河の治水へと活かしたという。
ライダー時では土地の形を変える空想具現化の効果を持つ宝具となるが、ランサー時は水辺や、水中における活動が有利になる加護を与えるスキルとなっている。そして、その加護と自前の戦闘技術を合わせることで、水辺特化の「武芸百般」スキルとしている。
瑤草:D→A
瑤草とは炎帝の娘、瑤姫が死後に姿を変えたされる仙草で、瑤姫の化身ともされる。
その逸話より自らの肉体から瑤草を作り出すことを可能とし、その瑤草からは霊薬を作り出すことができる。その霊薬には治癒効果、あるいは人を惹きつける魅力を与える効果を持つ。
また、このスキルの影響でランサーは再生能力と他者を魅了する能力を保有する。
雨女時はそのランクは著しく低下している。>>713
【宝具】
『天少女癒雨神楽/天少女災雨神楽』
(てんのめぐみはちをいやす/てんのいかりはちをながす)
ランク:C+/B+ 種別:対旱魃宝具
レンジ:99 最大捕捉:レンジ内全て
天の恵みは地を癒す/天の怒りは地を流す
雨を降らす雨女の宝具が、瑶姫の影響で強化されたもの。
この宝具の効果には2通り存在し、前者は回復効果を含んだ雨を降らせる宝具、後者は災害としての雨を降らす宝具となっている。
前者の降らす雨には回復効果以外に、毒や呪いのような身体、大地を蝕むものを祓い、作物の成長を増進させる力を持つ。
また、ランサーの耐久、魔力ステータスが上昇する。
この効果は自らの化身たる瑤草の治癒効果を用いることで成し得ている。
それ故、やろうと思えば瑤草の惚れ薬効果を混ぜることも可能なのだが、そのようなある意味で阿鼻叫喚の地獄を作ることを彼女は望まない。
後者で降らす雨は、雨による災害という概念が付与されているので、必ず短時間で雨による災害が巻き起こされることとなる。
また、ランサーの筋力、俊敏ステータスが上昇する。
この効果は巫山と化した悪龍の力をこき使う事で発動しており、こっそりと魔力を巫山から搾取して使用しているため魔力消費は意外と少なく済む。『地少女晴天神楽』
(ちのきらめきはてんをはらす)
ランク:A 種別:対龍宝具/結界宝具
レンジ:99 最大捕捉:12人
地の煌きは天を晴らす
瑤姫がもつ本来の宝具。雨を降らして人々を困らせていた12の悪龍を、討ち倒すことで雨を晴らした逸話を由来とする。
綺麗な蒼色をした簪の形をした宝具で、髪から抜き取ることで2メートル程の槍へと変化する。また、同時に雨女としての霊基を抜き取ることとなり、神霊へと再臨することなる。
真名開放を行うことで、簪の槍は最大12本の巨大な槍へと分裂し、天から振り落とすことで敵対者を突き穿つ。
この槍は12ある巫山の峰の象徴であり、見た目以上にその質量は膨大な物となっている。さらに12の悪龍を打ち倒したことから竜と神性への特攻を持つ。
しかし、その真価は突き刺した12の槍を起点に、他者による世界への干渉(固有結界、自然操作etc)を無効化する結界を張るというもの。>>715
【Weapon】
『傘型宝貝』
現界する際に即席で作り上げた傘型宝貝。
主に槍、棍棒、盾、杖として使用できる。宝具ランクに換算するとDランク程度だが、守りになるとCランク相当まで跳ね上がる。
優れた武術の才を持つランサーは、多数の用途をうまく切り替え使いこなす。
模様や形式はランサーの気分でたびたび変わる。
『碧玉峯簪(へきぎょくほうせん)』
人々を苦しめていた12の悪龍を、彼らが起こしてきた暴風雨ごと滅ぼした簪。
この簪を引き抜くことで2メートルはあろうという槍へと変化する。
また同時に雨女としての霊基を抜き出し、雲華夫人、瑤姫として再現界を果たす。そのため、本来現界できない神霊としての姿に戻るため長期間使用することはできず、最悪サーヴァントとして現界することが不可能となる。
一応、簪を戻すと雨女の状態に戻るが、霊基には甚大な歪みが発生する。
『仙術』
魔性祓い、水を利用した攻撃術などを使用可能。また、伝承にあるように土を撒き、それを矢に変質させることが可能。
瑤姫時には縮地が使用可能になる。>>716
【解説】
雨女とは、日本に伝わる雨を降らす女性の妖怪のことを指す。
鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に描かれており、
「もろこし巫山の神女は 朝には雲となり 夕には雨となるとかや 雨女もかかる類のものなりや」という解説文が記されている。
これは中国の故事を由来とし、「朝雲暮雨」という男女の密やかな契りを意味する四字熟語の元となった話である。その事から雨女は吉原遊廓の比喩だとされる。
民間においては雨の日に子供を失った女性が変化したもの、旱魃から人を救う雨神の類だともされるという。
また、現代において雨女という言葉には、予定を立てるとその日は雨が降る女性という、妖怪としてではなく俗信としての意味も存在する。
さて、上記の雨女についての解説文は、正確には楚の文人宋玉の詩『高唐賦』に記された楚の懐王が、巫山の神女と夢の中にて愛し合ったという故事を由来とする。そしてこの巫山の神女こそが中国神話、道教において語られる女神、「瑤姫」であり、このサーヴァントの正体だ。>>717
瑤姫とは炎帝の4人の娘のうちの1人であり、若くしてこの世を去ったとされる人物だ。その死後は巫山に祀られ、そこに「瑤草」という仙草を咲かせたという。この事から別名を「巫山神女」という。
後代になると、唐末から五代十国時代に活躍した道士「杜光庭」は瑤姫は西王母の23番目の娘「雲華夫人」と瑤姫を再定義されている。また、人々を救うために地上へと降り立ち、禹王の治水を助けたり、災害を引き起こす12の悪竜を退治したという伝説が作り出された。
伝説「宝蓮灯」においては玉皇大帝の妹とされており、主人公の「沈香」の母たる「三聖母(楊蓮)」とその兄「二郎真君(楊戩)」の母親だとされる。
また、宝蓮灯は沈香が二郎神によって華山に封じられた三聖母を救う物語であるが、二郎神にもまた「劈山救母」という雲華女という母親を救う物語が存在している。
これらの事から瑤姫は時代や物語によって、よくその在り方を大きく変える女神だと言えるだろう。
現界したその目的としては、かつて天より地上へ降り立った時と同じく、人を救う事である。
しかし、彼女は神霊であるためサーヴァントとしての現界は本来不可能となっている。
だが、ギリシャの月女神アルテミスが恋人オリオンの召喚に割り込んだように、神霊にはある程度召喚される為の裏技は存在する。
瑤姫の場合は鳥山石燕が描いた雨女の解説として彼女の逸話が用いられた縁より、雨女を、それも妖怪だけでなく俗信としての雨女も含めて取り込み弱体化することで召喚を可能としている。
彼女を召喚するのは基本的に何かしら助けを求めている人物で、聖杯戦争に巻き込まれたような一般人に召喚されやすい。
此度の召喚は西王母の娘として語られ、人々を救うために天から地上へ降り、巡っていた頃の時代で呼ばれている。
因みに真名として瑤姫を名乗らないのは極力世界に神霊として認識されないようにするため。>>718
【人物像】
海闊天空、活発的、そして慈悲深い女性。真名として雨女を名乗っているが、そのイメージに似合わないカラッとした話し方をする。
天上のモノよりも、地上の花鳥風月を愛し、特に儚くとも強く生きる人間達を好んでいる。
暴風を巻き起こす12の悪龍へ立ち向かった逸話があるように、たとえ相手がどれだけ強大でも大胆不敵に立ち向かう度胸、勇猛さを持つと同時に、敵対者に対して戦いを止める説得から入る温厚さを併せ持つ。
が、同時に大雑把で自由奔放とも言える性格でもあり、気がついたらマスターを連れて予定も立てず突発的に何処かへ放浪する事も多々(大抵の目的は地上観光か、人助け)。
彼女の目的は上記にあるように人を救う事。
純粋な女神の状態では救いの形はあまり拘らず、結果的に救われれば良いとし、過保護とも呼べるほどの干渉をしていた。
だが、今回雨女を取り込む事により、価値観が現代寄りとなっている。それ故か、「過度な干渉はあまり良くないかも」と思い直している。そのため、個人の成長の余地を残し、命の危機に関わらない範囲では手助けをする程度で、解決自体は人間の手に委ねている。
ただ、やっぱり過保護な根本は変わりないので手助けの頻度はやっぱり多いのであった。>>719
特技:人助け
好きなもの:人間,地上の美しきもの,観光
嫌いなもの:龍,人をいたずらに傷つけるもの,観光中に降る雨
天敵:西王母
願い:苦しむ人を助ける
【一人称】私【二人称】貴方,君【三人称】あの人,彼,彼女
【因縁キャラクター】
炎帝,西王母,玉皇大帝:親族として語られるお歴々。西王母の娘としての現界であるため、炎帝についてはあまり覚えていないようだ。
楊戩,楊蓮:子供たち。彼らの前では少し厳しいが、なんやかんやで子煩悩だったりするようだ。なお、楊戩に対しては助けられた事もあり、息子ながら頭が上がらないようだ。
東海竜王:結婚させられかけた相手。またその部下こそが嘗てしばき倒した12の悪龍。
これらの事から龍に対する苦手意識が強い。
余談だが、湖北省に伝わる伝承において12の悪龍はその死後、巫山へとその姿を変えたという。そのため、巫山へとその身を宿す瑤姫もまた逆説的に竜属性を内包する。
大禹:治水事業を手伝った相手。困難に立ち向かった輝ける人間。人間の真の輝きを知ったきっかけとも言える人物。
太公望,哪吒:息子の戦友。出会うと「あ、〇〇君じゃん!元気してた?息子が迷惑かけてない?」と友達のお母さんムーブをかます。
始皇帝:大禹より後の王、というより皇帝。彼の永遠の治世は純粋な女神時であれば肯定するが、現代的な価値観を得ている現在の彼女からすれば色々思うところはあるようだ。
子供系英霊:雨女は子供を失った女性がなるとされており、その影響もあってよく見守っている。>>720
【他クラス適性、変化傾向】
キャスター
キャスター時は恋を知らずに死んだ炎帝の娘、巫山神女としての現界となり、仙術のランクが上昇し、夢への干渉能力が宝具となる。一番雨女と親和性が高く、純粋な女神に近い状態で顕現する。ランサー時とは同一人物の別人。
人を救うことには変わらないが、雨女の影響もあり女神というより夢魔のような性質に近く、その救いは破滅的で堕落したものであることが多い。
純粋無垢、しかして蠱惑的。男を知らぬが、男の心を誰よりも理解するファム・ファタール。
ライダー
ライダー時はランサー時と同じく西王母の娘としての現界。しかし「宝蓮灯」や、「劈山救母」における楊蓮達の母親としての側面が少し強まる。そのため助けを求める子供の元に召喚されやすい。
巫山と化した12の悪龍の内1匹をこき使う宝具と、黄綾宝巻が宝具として使用できる。>>721
梅雨の季節になりましたので、雨に関するサーヴァントをば。
【wiki登録】可
【イメージ画像】
少年少女好き?2
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瑤姫時>>727
【元ネタ】中世写本+カルバノグの殺人ウサギ
【CLASS】アサシン
【真名】キラーラビット
【異名・別名・表記揺れ】殺人ウサギ、ヴォーパルバニー
【性別】女性
【身長・体重】140cm・34kg
【外見・容姿】貫頭衣を着たワンピース白髪の白い肌、頭にウサギ耳が生えている。
【地域】ヨーロッパ
【年代】中世
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他特性】人型、猛獣、ヒト科以外、ケモノ科、魔獣、童話
【ステータス】筋力:D+++ 耐久:E 敏捷:A 魔力:C 幸運:B 宝具:A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。>>729
【宝具】
『逆さまの摂理(リバーサル・ヒエラルキー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:100人
かよわいウサギが一転して人間を狩る存在になるユーモアであるという謂れが宝具となったもの。
敵が強力であればあるほどその力は弱体化し、反対にアサシンの力が強力になる。
特に王の特性や騎士の特性を持っているサーヴァントに対しては強力に作用する。
『断首の鋭刃(ヴォーパル・スラッシャー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
殺人ウサギの逸話の一種であるヴォーパルバニーの伝説の再現。
敵との距離を一気に詰め、目にも止まらぬ速さで首を切断する。
まともに食らえばサーヴァントであっても即死は免れない。
【Weapon】
剣、斧、槍、弓矢>>730
【解説】
殺人ウサギは、中世の写本の余白に描かれるイラストに登場する人間を襲ったり、
騎士のように他の動物達と戦争をしているウサギである。
しばしば宗教関連の書物にこれらの殺人ウサギは登場する。
その役割は写本を読む修道士や修道女を楽しませるためのジョークであるといわれている。
普段であれば、人間に追いかけられ、狩りの対象となるウサギが、この絵では逆に
人間達を逆に拷問したり、殺.す。
この反転した世界を見せることでどんな人間であろうとも、愚かさやヘタレさがあるということを
表現することに使われている。
映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル』に登場するカルバノグの殺人ウサギもこの絵から着想を得たものだとも。>>731
【人物像】
ウサギが擬人化したようなあどけない外見とは裏腹に、血を見るのが大好き。
権力や武力問わず己の力を誇示する者が嫌いなため、もし聖杯戦争で彼女を呼んだ者が
典型的な魔術師であれば速攻で殺しにかかるだろう。
同じ殺人ウサギであるカルバノグ洞窟のウサギとしての要素も持っているため、
騎士や王も彼女のエモノである。
逆に子供のような立場の弱い人間や、巻き込まれ系の一般人マスターに対しては優しく
彼らを保護対象として見る。彼女は人間であれば見境ないシリアルキラーというわけではなく
殺.す人間とそうでない人間のこだわりは持っているのだ。
好き:血を見ること、レアな生肉
嫌い:偉そうな人
特技:洗濯、料理
天敵:無力な人、ホーリー・グレネード
【一人称】わたし【二人称】あなた、あんた【三人称】彼、彼女、あいつ>>734
【コメント】
投下完了です。イメージ画像はpicrewもいいけど、
自由度の高いけいおん着せ替えもオススメだよってことで
画像付きで作ってみました【保有スキル】
無辜の怪物(異):C
藤丸は英雄であってはならない。だが、異聞帯と特異点を巡り、人理を取り戻した過程・功績は紛れもない英雄或いは破壊者そのものと特異点と異聞帯の住人に認知させられ、それがこのスキルを成り立たせた。
召喚術:A+++
英霊召喚に特化した召喚術。事実上の宝具。最下級の使い魔を召喚・維持できる魔力と術式難易度でサーヴァントを召喚・維持できる。
真名看破(偽):A++
生前の彼/彼女が紡いだ経験とサーヴァントの絆からサーヴァントの真名・性質を理解するスキル。
再生令呪:A
一日に一画回復する令呪。命令権はなく高密度高エネルギーの魔力源で、シャドウサーヴァントの宝具解放、霊基復元時に使用する。
ネガ・サモン(偽):EX
最高位の召喚式たる魔神柱を鏖殺し、また数多の英霊を座に還してきた功績からビーストIと同名にして非なるスキルを手にした。召喚によって現れる存在に対する非常に強力な特攻・特防能力として機能する。
破壊者特権:EX
世界、人類悪、神、竜を滅した功績から獲得した皇帝特権と似たスキル。本来持ちえないスキルも相手の属性を理解する事で短期間だけ獲得する。該当するスキルはAランク以上の竜殺し、神秘殺し、神殺し、巨獣狩り、殺戮技巧(人)など。>>736 >>737
【宝具】
虚影術式・英霊召喚
ランク:A++ 種別:召喚魔術 レンジ:1~99 最大補足:6騎
事実上の宝具。6騎のシャドウサーヴァントを同時召喚し、また戦況に合わせてサーヴァントを切り替えて召喚する魔術。全員が宝具解放可能で、そのシャドウサーヴァントの強さは英霊の座に存在する英霊本体に迫る。
【Weapon】
『エクスカリバー』
真名解放不可。しかし星の聖剣故かただ振るっているだけでも強い。
【解説】
何の手違いか聖杯戦争にマスター無しで召喚された藤丸立香。
プリテンダークラスとして召喚されたが、その経緯は自身にもわからない。
生前の彼/彼女は二度の人理修復を成したものの公式的な記録に残されず幻霊にも成り立たない存在だった。
しかし今ここにこうして召喚されている事実に藤丸自身が驚いている。
ビースト討伐の際は必ず男性体で召喚される。
【人物像】
少し英雄らしくなっただけで生前と変わりないが、夜になれば何やら様子が変わってしまうようだが――?>>736
「あぁ、思い出した…何故今自分がここにいるのかを」
「そして自分に与えられた役割の名を」
真名暴露
ワルフラーン
【元ネタ】Fate/Grand Order、ペルシャ神話
【CLASS】プリテンダー
【真名】ワルフラーン
【性別】男/女
【身長・体重】ガワの生前と同じ
【容姿】黄金の刃を持つ大剣を携えた決戦用カルデア制服
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:B+ 魔力:A+ 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
対人理(特殊):EX
今ある人理の全てを否定し、神代へと巻き戻す力。或いは人々が神になれる新時代へと進める力。いずれにせよ今ある世界を否定し、塗りつぶす力に他ならない。>>736
【保有スキル】
虚無の英雄:EX
常時発動スキル。ガワの功績と装備品の極限・誇張化と極限・誇張化された功績の具現化。例えばガワが剣の達人だとするならばワルフラーンの器になるとあらゆる剣技が魔剣の領域となる人外の達人と化し、その剣がワイバーンを倒した物だとするならばファフニール級の竜種を滅ぼせる剣へと変貌する。
無辜の英雄は虚無の英雄によって増幅され、最も英雄神に相応しい器と化した。
このスキルは如何なる手段をもってしても剥奪・無効する事は出来ない。
召喚術:EX
極限・誇張化した功績によって強化された召喚術。ガワは元よりA++相当のランクを持っていたが、虚無の英雄によって増幅され、色位級の召喚術師が最下級の使い魔を1体1分間維持できる魔力と術式難易度でヘラクレス級バーサーカーを一時間暴れさせる事が出来る様になっている。>>736
【宝具】
『この世、全ての英雄(ワルフラーン)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:10000人
常時宝具。自軍全体に虚無の英雄、聖剣を持つ人物に第二宝具の付与と自身の筋力・耐久・敏捷・魔力を乗算させる。
つまりは自軍全体がワルフラーンと化す宝具。
ガワによって効果が変動し、彼/彼女の場合はガワの生前は召喚術と礼装がなければ最弱の近い存在であった為、ワルフラーン…ガワが今ある状況下に違和感を感じ、宝具は変貌した。
他を自分以上に引き上げる事でガワの生前と同じ環境を生み出す。
ワルフラーンに求められた機能の一つに街の神代回帰或いはそれに似た環境へと変える事にあり、今のガワはワルフラーンとしての役目を全うしていると言える。
『黄金に煌めく神刃(ウルスラグナ)』
ランク:A++ 種別:対聖剣宝具 レンジ:1 最大補足:一振り
聖剣の概念を持つガワに与えられる宝具。聖剣増幅宝具と呼べるもので、聖剣が持つあらゆる能力を倍増させる概念宝具。
『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人
第二宝具によって増幅し、虚無の英雄によって真名解放可能となったエクスカリバーによって発動する宝具。>>736
【解説】
人類最古の善悪二元論と言われるゾロアスター教に伝わる勝利の神。
もっとも彼はゾロアスター教における善神ではなくとある都市で世界中の人間の正義を肯定する為にその名を押し付けられ、「この世全ての英雄を勝利へと導く英雄にとっての英雄」として周囲から扱われたダレカである。
とある街におきた一つの教え何処にでもあるような取り決めから人身御供に選ばれ、結果として英霊の座に登録された。
教えとは、悪を定める教えである。
その街では、街の外から来る侵略者を殺.す事への苦しみに耐える為に教えを必要とした。
『我々が討ったのは悪しき者。滅ぼされて然るべき邪な者。ならば我らは正当なり』
少年は「人々に正義を齎す救世主」「我々を英雄たらしめてくれる勝利の導き手」「無条件で縋ってよい何か」――絶対善として選ばれ、街にいた平凡な少年を英雄という名の錦の御旗にして神代の肉体を持った大量殺戮兵器へと作り変え、殺戮の地獄を作り上げた。
その男は眠らず食べず飲まず目を閉じず休まず剣を手放さず雪崩や津波のような侵略者の軍勢を言われるがままにたった一人で殺し続ける。殴られ、抉られ、切り刻まれ、殴って、抉って、切り刻む。彼は生涯において一度も敗北もせず戦いの果てに戦場の中で肉体の経年劣化によって朽ち果てたが彼の思念は戦場に焼き付き、彼は名もない伽藍洞の鎧騎士となり、戦い続ける。頼り縋って来る人々、かつて愛していた世界、街そのものが消え去った後でさえも。
当たり前の日常、豊かな明日、勝利の喜びの分かち合いを守る勇者の様に。
神代最弱の英霊で、神代の英霊であるならば、理解される前ならば簡単に彼を制圧する事ができるが、人理に仇なす存在であれば、理解された後ならば各神話の主神を超える終末装置であろうと彼には勝てない。
誰かの肉体を借りない場合、風化し、錆びついた鎧騎士の姿で召喚される。
その在り方は意思を持った魔術式と言ったもの。依り代になった者を虚無の英雄へと変える祝福にして呪い。>>743
【コメント】
元ネタはアンリマユだがアンリマユ以外にも色々とネタを入れました
【wiki登録】
可【元ネタ】史実(フランス、十字軍・13世紀)
【CLASS】ランサー
【真名】デスカイラック
【性別】男性
【身長・体重】167cm・62kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷EX(通常時はC) 魔力E 幸運B 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。>>745
【保有スキル】
老練:A
精神が熟達した状態で召喚されたサーヴァントに与えられるスキル。
平静を保ち、契約を通じてマスターの精神状態も安定させる事ができる。
高速思考:D
宝具の副効果により、思考速度が高速化している。
が、学人・知恵者として名を馳せた者ではないため、成果はそこまで期待できない。
祝福されぬ生誕:E
サーヴァントとしての彼の中核近くに存在する“トリスタン”は
悲嘆の中で生まれ、継嗣を持たないまま次の十字軍で父に先立って病死した。
……まあ彼自身には関係の薄い話なのだが、感情に訴える交渉時
哀しみの雰囲気を漂わせて僅かに有利な修正を得られる。
武芸百般:C
三人分の武技が統合されている、のだが
同地域、同文化、おそらくは同世代でもあった三人であり、幅は広くならない。
同じ教育を受けた中での、異なる得手を併せ持っているに留まる。>>746
【宝具】
『胸へと刻む我が家の銘(イ・ポンセ)』
ランク:E 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
ターン開始時、自身の行動順とは無関係に
他プレイヤーおよび裁定役の行動宣言を全て聞いた後に
自身の行動を決める事ができる。加えて、その際に
思考時間および他プレイヤーとの相談に制限を受けない
……他の皆がキレない限りは。
意に反する強制でなく、支援の意図を以って令呪を使用される時、
その発効よりも早く行動を開始し、命令を下され終えると同時に
行動を完了させている事を可能とする。順序/因果 の逆転
(命令以前の行動完了)にまで至る事はできないが、
その限度内において最速を極める事ができる。
【Weapon】
馬上槍、長剣、斧。ただし、同時複数使用は不可。
また使用武器により顔立ちや性格に僅かな差異が生じる>>747
【解説】
シュヴァリエ・ド・エスカイラック(エスケラック)。
1248年に開始した第七回十字軍に従軍したフランス騎士。個人名不詳。
下記の場面ではただ d'Escayrac とのみ書かれ、1248年に参加した
d'Escayracはギィ、ギシャール、ベルナールの三人が記録されている。
フランス国王ルイ九世(聖王)は周囲の反対を押し切って十字軍を主導し、
エジプトを攻めて港町ダミエッタを占拠した。ルイは更なる侵攻を計画し、
アイユーブ朝スルタンからの休戦申し出も蹴って進軍、ところが大惨敗。
今度は自分から休戦を申し込むも蹴られ、再度負け、本人も捕虜になった。
その頃、ダミエッタでは王妃マルグリットが出産を間近に控えていたのだが、
相次ぐ悲報を受けて、護衛を任されていた老騎士デスカイラックに命じた。
「ここが陥落するようなら、私が捕えられる前に、お前が私の首を刎ねよ」
デスカイラックは応じて言う、「既にそう考えていました(イ・ポンセ)」
この時期の苦悩から、生まれた子は悲しみの子トリスタンの名を付けられ
(後のヴァロワ伯ジャン・トリスタン)、またデスカイラックの言は以後、
彼の家の銘句として伝えられていく事となった。>>648
【元ネタ】■■■■■■
【CLASS】バーサーカー
【真名】■■■■
【性別】女性
【身長・体重】154cm・49kg(装備含まず)
【容姿】■■■型の機械に拘束されている女性 むしろ「女性をパーツとして組み込んだ機械」にも見える
【属性】混沌・狂・天
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:A
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
道具作成:B-
マニピュレーターを利用して様々な道具を作り出すことや、薬品を合成することが可能。
気配遮断(■):B
視覚に大きく依存する人間以外の動物に対しては気配を偽装可能。「■■■■■」に変形すれば■■■■に成り済ませる。
また異形の巨体でありながら巧みに暗闇や物陰に潜む。>>749
【固有スキル】
■■■■:C
■■■■■■■■■■■をせずとも■■■■■させられる。■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■。
病毒汚染:A
毒物、毒虫、毒蛇等を操り敵対者や環境を汚染する。
伝説によれば、バーサーカーは■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■とされる。
残酷装置:B
バーサーカーの装備は本来敵対対象の命を奪わず自身の身を防衛することを目的としており、対象の殺傷よりも戦闘能力と戦闘意欲を削ぐことを得意としている。
…もっとも「■■■■■■」より弱い生物にとっては、それは抵抗手段を奪われ嬲り殺しにされることと何ら変わり無いだろうが。>>750
【宝具】
『凶■の■■衣裳(■■■■・■■■)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~15 最大捕捉:10人
バーサーカーが「■■■■■■」と■■■ために■■■■■■■に作らせた、■■の■■。
バーサーカーが「装備」する■■■型の機械。強いて言えば「強化外骨格」という言葉が最も近い。バーサーカーは胴部の下部に磔に拘束されるような形で「搭乗」する。その姿はむしろ人間一人をパーツとして組み込んだ機械という風にも見える。
■■■■■■は■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■に選ばれるほどの存在であり、この宝具は■■■■■■■■■■■■■■ために作られた装備である。ならば当然の話として、いざという時に装着者の身を守るための強力な戦闘機構が組み込まれている。…前提としてバーサーカーは「■■」ではなく「■■」であり、その身を守ることの水準は「■■■■■■■■■■」である。暴れ出した■■■■■■を無力化して■■■■■■■■■■■■■■が可能なほどの戦闘能力が、純粋に対人戦闘と殺戮に向けられた場合、どれ程の脅威となるかは言うまでもない。
生前■■■■■■と■■■■際には■■■■■■■■■■■■に変形した「■■■■■」であったが、サーヴァントとして召喚されたバーサーカーが纏っている時は基本的に、攻撃的で俊敏なフォルムへと変形した「撃退モード」を取っている。その姿は■というよりは、蠍や百足と言った節足動物を連想させるかも知れない。特に、毒を備えるそれらを。
複数本のアームの先端には各種のブレードやドリル、グラップル等を備え、火器も上下左右全方位対応可能な位置に配置されている。四脚による駆動は高速かつ立体的であり、アームと組み合わせることで壁や天井に張り付くようにして移動することも可能。脳波や無意識の筋肉の運動、表情や発汗などの情報を組み合わせ装着者の意思をAIが読み取り、状況に対して最適な行動を自動的に行う。
付け加えれば、忘れてはならないことだが搭乗するバーサーカー自身も■■■■■■■ことが可能。「■■■■」を持つバーサーカーの■■はほぼ制限されていない。
【解説】
人格的には完全に狂化され切っていて、マスターの命令を機械的に執行するのみ。その様は、機械に支配されて機械そのものになっているようにも見える。>>749
ケートス?>>753 正解!
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】パシパエ
【性別】女性
【身長・体重】154cm・49kg(装備含まず)
【容姿】四足獣型の機械に拘束されている女性 むしろ「女性をパーツとして組み込んだ機械」にも見える
【属性】混沌・狂・天
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:A
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
道具作成:B-
マニピュレーターを利用して様々な道具を作り出すことや、薬品を合成することが可能。
気配遮断(畜):B
視覚に大きく依存する人間以外の動物に対しては気配を偽装可能。「擬態モード」に変形すれば本物の牛に成り済ませる。
また異形の巨体でありながら巧みに暗闇や物陰に潜む。>>754
【固有スキル】
高速神言:C
呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。神代の力持つ言葉は、現代人には発音できない。
病毒汚染:A
毒物、毒虫、毒蛇等を操り敵対者や環境を汚染する。
伝説によれば、バーサーカーは夫ミノスの浮気を防ぐために精を放つと蛇や蠍が共に放たれ相手の女性を殺してしまうという呪いをかけたとされる。
残酷装置:B
バーサーカーの装備は本来敵対対象の命を奪わず自身の身を防衛することを目的としており、対象の殺傷よりも戦闘能力と戦闘意欲を削ぐことを得意としている。
…もっとも「クレタの牡牛」より弱い生物にとっては、それは抵抗手段を奪われ嬲り殺しにされることと何ら変わり無いだろうが。>>755
【宝具】
『凶獣の花嫁衣裳(クレース・ブース)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~15 最大捕捉:10人
バーサーカーが「クレタの牡牛」と交わるために名工ダイダロスに作らせた、牝牛の模型。
バーサーカーが「装備」する四足獣型の機械。強いて言えば「強化外骨格」という言葉が最も近い。バーサーカーは胴部の下部に磔に拘束されるような形で「搭乗」する。その姿はむしろ人間一人をパーツとして組み込んだ機械という風にも見える。
クレタの牡牛はギリシャ最大の英雄ヘラクレスの十二の難行に選ばれるほどの存在であり、この宝具はそのような荒ぶる神牛と交わるために作られた装備である。ならば当然の話として、いざという時に装着者の身を守るための強力な戦闘機構が組み込まれている。…前提としてバーサーカーは「戦士」ではなく「王妃」であり、その身を守ることの水準は「傷一つ付けることなく」である。暴れ出したクレタの牡牛を無力化して装着者には傷一つ付けずに逃走が可能なほどの戦闘能力が、純粋に対人戦闘と殺戮に向けられた場合、どれ程の脅威となるかは言うまでもない。
生前クレタの牡牛と交わった際には牛を模したプロポーションに変形した「擬態モード」であったが、サーヴァントとして召喚されたバーサーカーが纏っている時は基本的に、攻撃的で俊敏なフォルムへと変形した「撃退モード」を取っている。その姿は牛というよりは、蠍や百足と言った節足動物を連想させるかも知れない。特に、毒を備えるそれらを。
複数本のアームの先端には各種のブレードやドリル、グラップル等を備え、火器も上下左右全方位対応可能な位置に配置されている。四脚による駆動は高速かつ立体的であり、アームと組み合わせることで壁や天井に張り付くようにして移動することも可能。脳波や無意識の筋肉の運動、表情や発汗などの情報を組み合わせ装着者の意思をAIが読み取り、状況に対して最適な行動を自動的に行う。
付け加えれば、忘れてはならないことだが搭乗するバーサーカー自身も魔術を行使することが可能。「高速神言」を持つバーサーカーの魔術はほぼ制限されていない。>>756
【解説】
パシパエ。ギリシャ神話に登場する女性。ヘリオス神の娘でありキルケーの姉妹でもある魔女。クレタ島の王ミノスの妻。そして怪物ミノタウロスの母。
夫ミノスがポセイドンから賜った牡牛を生贄として返すことを惜しんだ時、ポセイドンは怒り、ミノスへの罰はパシパエへと向かった。クレタの牡牛を凶暴に変えると同時に、パシパエを呪いこの牡牛への欲情を抱かせたのである。パシパエが名工ダイダロスに相談すると、ダイダロスは内部が空洞になった牝牛の模型を作り、パシパエはその中に潜み牡牛と思いを遂げた。パシパエは牡牛の子を身籠り、生まれたのは牛の頭に人間の体の怪物ミノタウロスであった。
ダイダロスの牝牛の模型は現代に伝わる神話においては木製とされているが、Fate世界におけるギリシャ神話世界には機械兵器が存在していたのは知っての通りだろう。ダイダロスの牝牛もまた例に漏れず、ただの模型ではなく、戦闘能力を持つ機械製の装備であった。
バーサーカーはダイダロスの牝牛に搭乗した…縛り付けられた状態を全盛期として召喚される。最も戦闘能力が高い状態であると同時に、狂った彼女にとっては人生の全盛期という意味でもこの時期が最高潮なのだろう。
人格的には完全に狂化され切っていて、マスターの命令を機械的に執行するのみ。その様は、機械に支配されて機械そのものになっているようにも見える。あるいは、まさにただの家畜のようにも。
仮にミノスやアステリオスと言った生前の関係者と対面することがあれば、何か不快感や拒絶感を示すような反応をする。逆に言えば、その程度にとどまる。彼女が強い狂化を伴って召喚されるのは、現実を見たくないが故、考えたくないことが多すぎるが故なのかも知れない
他の適正クラスはキャスター、アサシンであるが…正気での召喚に応じることがあるかどうかは定かでは無い。>>758
《固有スキル》
◆高速神言:C(CT9~7)
自身のNPをものすごく増やす
◆病毒汚染:A(CT8~6)
敵全体の攻撃強化状態を解除&毒状態を付与(5ターン)&蝕毒状態を付与(5ターン)&毒状態の数だけ与ダメージをカットする状態を付与(3ターン)
◆残酷装置:B(CT7~5)
自身の攻撃力をアップ(3ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン)+敵単体の攻撃力をダウン(3ターン)&防御力をダウン(3ターン)
《宝具》
『凶獣の花嫁衣裳(クレース・ブース)』
ランク:C 種別:Buster
敵単体に攻撃[Lv]+自身のスター集中度をアップ(3ターン)&回避状態を付与(3ターン・2回・他の回避状態と重複可能)+スターを獲得<OC>
《性能》
デバフ主体の攻防共に備えたバーサーカー。スター集中度アップと回避が宝具の追加効果という癖のある性能だが、高速神言によって狙ったタイミングで宝具を撃つことは容易。否応無しにスターを吸ってしまうことについては注意が必要だが、自前のスター生産能力もあるため、宝具後のクリティカル追撃を主体として戦おう。>>757
FGOというよりユバの徽あたりに出て来そう
というかミノス王を女体化したから百合NTR獣姦とかいう業が深すぎるものになったんですけど…
「花嫁衣裳」とか言ってるけど別にジューンブライド合わせとかでは無いです【出典】シャルルマーニュ伝説 恋するオルランド 狂えるオルランド
【CLASS】セイバー
【真名】ロジェロ
【異名・別名・表記揺れ】ルッジェーロ
【性別】男性
【身長・体重】183cm・79kg
【肌色】小麦【髪色】黄金(+焦げ茶のメッシュ) 【瞳色】蒼
【外見・容姿】どこか間の抜けた童顔のイケメン。アフリカ系とヨーロッパ系のハーフ。
【地域】北アフリカ、アラビア、欧州 アフリカ王アグラマンの孫にしてイタリアの騎士の子で、イスラム騎士としてアフリカ軍の英雄となり、最後にはフランク王国に帰属する。活動地域が広い。
【年代】8世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】愛する者
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:B 幸運:B--- 宝具:B
B---(トリプルマイナス)という、意味不明な幸運値が特徴。これは、「最後こそハッピーエンドになるが、過程でとてつもなく間が悪いことが起きる」ことを指す。>>761
【クラス別スキル】
対魔力:E-
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
ロジェロは、作中で何度も何度も魔術師に捕らわれており、この手の騎士としては致命的に魔術耐性がなく、搦手に弱い。
騎乗:B
乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
……が、宝具として持ち込まれる彼の乗騎は幻想種である。つまり、「自分の宝具を乗りこなすことができない」という致命的な欠陥がある。
【固有スキル】
九偉人の鎧:B
マンドリカルドから奪ったヘクトールの鎧。宝具である「ヘクトールの盾」と異なり、本来の所有者ではないためスキルに留まり、マンドリカルドと比べランクも少し低い。
高い神秘を帯びた鎧は、単純に高い強度を持つだけでなく、着用者の肉体そのものを強靭なものに変える。
被縛体質:B
「被虐体質」の亜種スキル。何度も囚われの身になったロジェロの逸話が具現化したもの。集団戦闘において、相手の敵意(ヘイト)を自分に集め、敵の標的になる確率が増す。
攻撃対象ではなく捕縛対象になりやすくなるスキルであり、相手にとっては単純な攻撃よりも難しい「生け捕り」という択を強要されるかなり厄介なスキル。
捕縛耐性が下がるが、捕縛中は耐久ランクに補正がかかり、生け捕りにしたあと処刑することは難しいのも面倒。>>762
信仰破棄:D
ひとつの宗教を愛のために捨てたことを表すスキル。イスラムを捨て洗礼を受けたロジェロは、「ロジェロがブラダマンテと結婚すればイタリアは繁栄する(マーリンの予言)」と「ロジェロは洗礼を受けた7年後に死ぬ(養父アトラントの予言)」という、二つの予言を受けていた。
キリスト教の信仰による加護と、死罪に当たる悪徳であるイスラムの棄教による呪詛。キリスト教系の魔術に対する抵抗力を得るとともに、イスラム系の魔術の抵抗に減算補正がかかる。
離別の呪い:E
ブラダマンテと再会するたびどこかに連れ去られる数奇な運命がスキル化したもの。「ブラダマンテとはぐれる」方向に運命が強く働く。「再会を阻害する」効果は持たないのでラーマの持つそれと比べ軽微であり、ランクも低い。
【宝具】
『信義剣(ベリサルダ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1人
ロジェロの持つ聖剣。「あらゆる守りを貫通する」能力を持つ。異名は「信頼できる」ベリサルダ。
元はと言えば、モルガン配下の魔女ファレリーナが、ローランの金剛の肉体を貫くために用意したものだったが、あっさりローランに奪われた。そのローランもサラセン人の盗賊ブルネロによって奪われ、その後ブルネロからロジェロに譲渡される。
ローランの金剛の肉体、モルガンが護衛騎士アリダノに与えた魔術装甲、マンドリカルドの持つヘクトールの鎧の魔術防御などを貫通できる。
……が、巨大海魔であるオルクに対しては決定打になっておらず、この伝承から推測するにおそらくビームは出ないものと思わしい対人宝具。
ベリサルダの前では、防御宝具や防御スキルの一切が意味をなさず、鎧も貫通。耐久ステータスすらEとして計算する。ディルムッド・オディナの「破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)」に近い地味な宝具だが、より防御貫通に特化している。
「防御を無視してどんな敵でも一刀両断」という性質上、単純な対人宝具としての斬れ味・威力はランスロットの振るうアロンダイトに匹敵し、基本的には当たる=敗北である。>>763
『煌きは王鷲の魔盾(エステ・ヘクトール)』
ランク:B 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1/1~30 最大捕捉:1人/100人
ロジェロが先祖より受け継いだ「ヘクトールの盾」。空色の盾に、ヘクトールを象徴する王冠を被った白鷲の紋章が描かれており、これは後世では子孫エステ家の家紋となった。
マンドリカルドから勝ち取った「ヘクトールの鎧」同様、古代の城壁にも近い魔術防御がかかっており、並大抵の攻撃は無効化する。さらに高い神秘を帯びた盾は、単純に高い強度を持つだけでなく、着用者の肉体そのものを強靭なものに変える。
「狂えるオルランド」によると、この盾と鎧は、鍛冶神ヘファイストスがヘクトールのために鍛えたものであるという(なお、兜だけは出自が別でアポロンから与えられたものである。)。神造兵装。
また、一時所有していた養父アトラントの盾も一部習合しており、真名を解放すると魔力光を放つこともできる。
『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』
ランク:B- 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
グリフォンと雌馬の間に生まれる上半身は鷲、下半身は馬という本来「有り得ない」魔獣・ヒポグリフ。
ヒポグリフは元来「在り得ざる存在」という意味が込められた幻獣で、それ故に存在そのものが不安定な本当の意味での「幻獣」であるため、真名を解放すれば「有り得ない」性質が拡張され、一瞬だけ世界の裏側に移動・消滅し、また出現することができる。
が、ロジェロの場合、暴走したヒポグリフに一度連れ去られていることから、制御に難がある。そもそも騎乗ランクが足りていないので、ヒポグリフの機嫌が悪ければ連れ去られたり振り落とされたりする。
【解説】
シャルルマーニュ伝説の『ヒロイン』。囚われの騎士ロジェロ。シャルルマーニュ十二勇士と敵対するイスラムの最強騎士でありながらブラダマンテと恋に落ちる騎士……なのだが、異様なほどに間が悪く、頻繁に連れ去られ、捕らわれの身になってブラダマンテの助けを待つ、騎士物語のピーチ姫。
本人の武勇は十二勇士に匹敵し、さらに『狂えるオルランド』ではローランと並び主人公格である都合、多くの宝具を有する。>>764
アフリカ王アグラマンの娘と、ヘクトールの子孫であるイタリアの騎士が駆け落ちしたことで生まれ、妹のマルフィーザとともに魔術師アトラントのもとでロジェロは育てられた。
成人し、出自を知らずアフリカ軍の英雄として従軍したロジェロは、敵軍の女騎士ブラダマンテと恋に落ちる。
養父である魔術師アトラントは「ロジェロはキリスト教徒になった7年後に死ぬ」という予言を受けており、養子を思うあまり暴走。ロジェロを拉致、監禁するなど執拗に妨害する。
また、シンプルに運も悪く、「魔女に捕らわれたアストルフォを助けに行ったら自分が捕まる」「幻馬ヒポグリフに試乗したらそのままどっかに飛んでいき連れ去られる」など、ブラダマンテと再会するたびどこかに行ってしまう。
しかし最終的にはロジェロとブラダマンテは結ばれ、彼らの子孫がエステ家となる。
幸運値B---、ほぼマイナスの対魔力、宝具に乗れない騎乗ランクと、ツッコミどころの多すぎるポンコツスペックサーヴァント。ステータスは高くて武勇も高くてイケメンで性格も良くて宝具も多いんだけどさあ……
【人物像】
明るく快活、間が抜けているが正義感が強い、名誉十二勇士ともいうべき性格。善良で爽やかな底抜けの馬鹿。
個人の武勇としては十二勇士級かそれ以上なのだが、方向音痴で警戒心が薄く運がないため、結局目的を達成できない、なんなら目的地にすらたどり着かない類の騎士。
好きなもの:ブラダマンテ
嫌いなもの:魔術師
天敵:拉致・監禁
願い:「7年しか新婚生活が続かなかったからさ、受肉してもっかいやりたいんだよな……」
【一人称】おれ/私(騎士として振る舞うとき)【二人称】きみ/貴殿(騎士として振る舞うとき)【三人称】彼/彼女/○○殿(騎士として振る舞うとき)
【因縁キャラクター】
ブラダマンテ:彼女。『狂えるオルランド』は、ロジェロとブラダマンテ、2人のヘクトールの子孫が出会うことでエステ家が生まれる、という栄光譚である。
主人公格のブラダマンテが囚われのロジェロを探しに行く……という数奇な物語であり、ブラダマンテなしではロジェロは立ち行かないという意味ではいい彼女、いい夫婦である。でもさ、それ介護って言わない?>>765
マンドリカルド:宿敵。彼の死の直接的原因でもあるが、死に際にデュランダルで頭を斬りつけられ頭蓋骨が陥没したりもしているのでおあいこ。……なんでそれで生きてるんですか?
アストルフォ:友人。彼を魔女から助けに行って自分が捕まるなど、一緒にいるともはやコントのような状況が頻発する。
キルケー:「げぇー--っ、アルチーナ!……ちょっと何してんだアストルフォ!今すぐ逃げるぞ!え?別人?」
彼女の系譜を継ぐ魔女、アルチーナによって魅了を駆けられ監禁されたため、少し、というかかなり警戒している。
「山の翁」:「棄教は罪である。首を出せ。」イスラム法上は、棄教を明言することは死罪に値する(なお、内心の自由はあるので、表立って言ったり行動に出さなければOK)。当然、キリスト教の洗礼を受けたロジェロもイスラム法的にはがっつりアウト。
多くの宗教の者が集まるカルデアと言う場であり、「山の翁」は外界に影響を齎すべきではないためなんとかなっているが、イスラムと言う「身内の錆」なので当然かなり問題視はしている。
【他クラス適性、変化傾向】
ライダー:「オルクを打倒した勇者」としての性質が高まる。ステータスが下がり、「九偉人の鎧と盾」を失う代わりに「アトラントの盾」「アンジェリカの指輪」を獲得。ポンコツな対魔力(指輪の補正)と騎乗値(クラス補正)が向上することで扱いやすくなる。
ブラダマンテの旦那、シャルルマーニュ伝説いちのヒロイン、ロジェロ。十二勇士がホットな今だからこそ此奴だ!
不運・ポンコツ・搦手に弱い。ステータスこそ高いが、弱点が多すぎて聖杯戦争では扱いづらい類の騎士。「どうか約束して清らかなる人。永遠に若く、男を知らぬ身でいると誓って?──────アッハハ!……冗談だよ。そんな約束しなくとも、そうなる前に、ボクがこの手で殺してあげるから。」
「アルテミス、アルテミス、アルテミス……!!処女の皮を被った、憐れで醜い女……!!速く、早く、はやく!君を穢(あい)してあげたい……!!」
【元ネタ】ギリシャ神話、叙事詩『ディオニュソス譚』
【CLASS】バーサーカー
【真名】アウラ
【性別】女性
【身長・体重】174cm・58kg
【スリーサイズ】74(AAA)・57・80
【外見・容姿】中性的な美人、目に退廃さと狂気を宿している
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪
【天地人属性】天
【その他属性】女性、神性、人型
【ステータス】筋力:B+ 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:A 幸運:E 宝具:B++>>767
【クラス別スキル】
狂化:EX
会話が可能で理性を失っていないように見えるが極めて不安定で、自身やマスターを追いつめる選択肢すら容易く選ぶほど破滅的な精神構造をしている。
そして怒りに支配されており、ふとしたきっかけでそれが爆発する危険性を孕んでいる。
単独行動:EX
【固有スキル】
神性:A
ティタン族、あるいは女神キュベレイの血を引く娘とされている。
山と風の乙女:A
風のように速く野山を駆け、熊や獅子なども容易く狩る手腕を示すスキル。
トップクラスの俊敏さの俊敏さと獣に対する特攻ボーナス、そして山・森林フィールド内ならば行動値にボーナスが追加される。
───アウラはアルテミスの良き狩猟仲間として、また、「男の如き乙女」「アフロディーテ(つまりは官能や恋愛)を知らぬもの」、「不愉快な少女の概念から遠ざかった存在」などという異名を持ち、清廉な処女としても有名であった。>>768
黄金の矢:A
愛の神エロスが持つ呪いの矢。
この矢に射貫かれたモノは正常な思考力を失い、ただひたすらアウラを求めてしまう。
───ある暑い日のこと、アルテミスと水浴びをしていたバーサーカーは互いの裸体を見比べ、こう言い放った。
「君の胸は処女神と呼ぶにはあまりにも大きく官能的だ。」
「僕の男のように小さい胸こそが、無垢なる真の処女に相応しいだろ?」
アウラにとっては軽口であったが、不遜な言動に激怒したアルテミスは報復の女神ネメシスに彼女を罰するよう依頼する。
『処女である事を誇りに思うアウラからその純潔を剥奪する』
そのために女神たちはディオニュソスに狙いを定めて彼をエロスの矢で射貫き、アウラに執着するよう仕向けた。>>769
酩酊神の残り香:EX
バーサーカーに執着していたディオニュソス神の愛の名残。刻まれた傷。
このスキルは彼女が座に至り全ての真相を知った際、処女を奪った代償に加護を要求し、ディオニュソス側も応じて得たもの。
神からの寵愛によって幸運を除く他全てのステータスがランクアップする他、豊穣を司るディオニュソスに因み、サーヴァントでありながら自ら永続的に魔力を生成する行為が可能。
また、第三再臨もこのスキルが最も強く顕れた時の姿に固定される。
───惚れ込んだディオニュソスだが、異性を拒み疾風の速さで駆け回るアウラに近づくのは至難の業。
そこで、酒で酩酊させて縛りあげ、純潔を奪うという手段に出た。
アウラが次に意識を取り戻した時、自身の身に何が起こったのか察したが満足したディオニュソスは既にその場を去っており、犯人が分からない彼女にはやり場のない激しい怒りだけが残った……。>>770
【宝具】
『(レイヴィング・オーラ)』
ランク:B++ 種別:変貌宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:50人
憎悪、狂気、怨念、絶望……混濁したあらゆる負の感情と、ディオニュソスからの加護、それら全てを瞬間的に励起させ、その場の状況/環境に応じた殺戮形態へと変貌しながら蹂躙をはじめる。
時速数百kmの猛スピードで縦横無尽に駆け回り、目につく存在全てを攻撃し、最後には鋭い爪や牙で食いちぎる様子は堕ちるところまで堕ちた狂える獣である。
───汚されたアウラの胎内には新しい生命たちが芽吹いていた。
……しかし、今までのショックでついに狂った彼女は出産した双子の1人に暴力を振るった挙げ句、食い殺してしまう。
残る1人は騒ぎを聞きつけたアルテミスがかろうじて救出し、アウラはそのままサンガリオス(現サカリヤ)川に身を投げ命を絶った。
その悲惨すぎる乙女の末路を天から見た主神ゼウスは憐れみ、彼女の遺体を小川、あるいはそよ風に変えたという。>>771
【解説】
「そよ風」を意味するアウラ、あるいはオーラという名の、ギリシャ神話の登場人物。
その無邪気さとプライドの高さが女神の怒りを買ってしまった悲劇の乙女。
潔癖で無垢な乙女であった頃の精神と、神々に汚され狂い果てた最期の精神。
その二つの精神が混濁した状態で現界しており、
自身に向けられた愛欲を匂わせるような色気ある女に殺意を抱き、
自身を凌辱したディオニュソスを思い出すため男に殺意を抱き、
自身が望まぬ出産を思い出すため幼子に殺意を抱き、
かつて輝かしい記憶を思い出すために処女には親しく接し───しかし、同時にやがて男と交じり子を成すであろう未来に絶望し、徹底的に穢すか、あるいは殺めようとする。
……と、大変危険なサーヴァント。
高身長ボーイッシュスレンダー系似非百合狂気美人。
第一再臨は野性味ある女狩人姿
第二再臨は攻撃性を表したかのようなボンデージチックな姿
第三再臨は獣と植物をモチーフにした魔人姿(バサランテに近い)>>778
名前欄はミスです、申し訳ありません……https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B1%AB%BD%F7%A1%BF%E0%F6%C9%B1
雨女/瑶姫
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A2%A5%A6%A5%E9
アウラ登録完了
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%CC%B5%CC%C3%A1%A7%A5%BB%A1%BC%A5%CC%C0%EE%A4%CE%BF%C8%B8%B5%C9%D4%CC%C0%BE%AF%BD%F7
ついでに無銘:セーヌ川の身元不明少女にFGO風ステータスを生やした>>766
すいませんwiki追加可能です>>780
ありがとうございます!>>780
登録ありがとうございます!【元ネタ】アーサー王伝説 +Fate/Grand Order
【CLASS】ライダー
【真名】グルイディン・サイル
【性別】男性
【身長・体重】175cm・86kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷E 魔力C 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。ダメージ数値を僅かに削減する。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
なにかおかしくなってしまった製作物も。>>785
【保有スキル】
工匠百技:A+
多方面に発揮される職人の才能。
館、砦、家具、武具、馬具、その他総数256種類に及ぶ物品の作成について
Bランク以上の習熟度を発揮できる。彼の場合、本人の意思と無関係に
作るもの全てへ『船』や『飛翔』の性質を帯びさせてしまう。
妖精の加護:E
卑王討伐後の城塞都市復興、キャメロット修繕に携わった職人は
その半分が人に化けた土妖精であり、全体の八割を彼らの仕事が占めていた。
職人を統べる長の立場にあったグルイディンは、彼らとの付き合い方を
(もしくは下手に付き合わず事を済ませる関わり方を)心得ている。
魔術:C
オーソドックスな魔術を習得 …した覚えは無いが使える。
得意なカテゴリは強化、変化、構造把握からの修復。>>786
無辜の怪物:A
――――――なんだ、あれは?
あんなものを作った覚えは無い。作ったものはあんな風ではなかった。
しかし英霊としての彼にはこう刻まれてしまった、
「“あれ”を作ったのは名匠グルイディンである」と。
風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
Aランクのそれは、彼の能力を大幅に改変している。
【宝具】
『変わり果て、されど麗しの広間(エハングウェン・マウル)』
ランク:B 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~9・1~40 最大捕捉:1人・100人
生前のグルイディン渾身の力作、が
ほんの少しばかりおかしくなったもの。
かの裁定者が用いる場合とは異なり“主砲”は機能していない
……もしくは、そんなものは元から搭載されてなどいない。
広間/船 としての実体化をさせていない時、『宮廷風恋愛の技術』にて
“宮殿の全重量を支える、真に美しいもの”と謳われた黄金柱を近~中距離に顕し、
“支えていた重量”を上乗せした打撃(落下)武器として利用する事ができる。>>787
【Weapon】
『プリドゥエンmk2』
楯を作っても船のようなものになってしまうのだ。
【解説】
『キルッフとオルウェン』で語られるアルスル(アーサー)の戦士の一人、
グルイディン・サイル(名匠グルイディン、匠の長、石工頭のグラジン・サエル)。
アルスルの大広間エハングウェンを作ったとされる人物、また
トゥルッフ・トゥルウィス一党との戦いで戦死した者達の一人。>>789
エハングウェン Ehangwen を
名匠グルイディン Gluydyn Saer, Gwlydyn Saer が作った、は
キルッフとオルウェン内のキルッフによる戦士列挙中にあります が
【解説】以外の鯖部分はだいたいうそ(エハングウェン=高機動大広間が
グルイディン作という事になったための風評被害部分)、で合ってます【お題・リクエスト】
源氏ロボ女性型【元ネタ】アイルランド伝承・神話サイクル
【CLASS】ランサー
【真名】パーソロン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・70kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。>>793
【保有スキル】
イーハの勝者:A
魔性への特攻・特防と、集団戦闘における指揮統率力の複合。
フォモール族との七日間戦争を制した、はじまりの勝利者。
黄金の杯:D
赤金の飲み管がついた豪奢な杯。
知覚力と思考能力を一時的に高める事ができる。
パーソロンが飲み物を摂る際に必ず用いた品であり、
また妻と従者の不義を彼に悟らせた品。
……飲み口から妻と従者の口の味がしたのでわかった、
と言うけど従者の味も知ってるのですね氏族長。
デルグナットの弁明:B
生前、妻に受けた言から来る用心深さ。危機回避能力。
些か猜疑心過剰のきらいがあるかもしれない。
「軽率に隙を与えた方が悪い、女性の前に蜂蜜、子供の前に牛乳、
猫の前に肉、職工の前に工具を置き去りにしていったようなもの」>>794
【宝具】
『現れ出でる美わしの景(ロホシャフト)』
ランク:B 種別:対軍・対地宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
槍を突き立てた場を起点に、急激な変動を引き起こす。
三つの湖、九つの河、一つの平野しか知られていなかったエリンに
四の平野を見出し、七つの湖が生まれたパーソロン時代の反映。
湖の一つは、彼の息子を埋葬する際に生まれ出でたという。
空を除く四大の干渉による現象であり、
組み合わせより多様な変動を起こす事ができるが
基本的に“地形変動”であるため、小規模な干渉や
精密な制御は困難なものとなっている。
必ずしも地面に突き立てる必要は無い。
水面、火中、物品、或いは人体にも適用される。
【Weapon】
フォモール族との戦に用いた短槍。
これ自体は古い時代のものである他に特性は無い>>795【解説】
ノアの息子ヤペテの息子マゴグの子孫、
セラの息子パーソロン(パローロン、パルトローン、パルホーロン)。
『エリン来寇の書』の記す所、アイルランドへとやって来た第二の人間氏族の長。
彼の名は“バーソロミュー”でありキリスト教徒執筆者による創案であるとも、
父の名が『西方』を意味し得る事から元々は(『来寇の書』が語る来歴とは異なり)
西海の彼方の異界に由来する神性であったかもしれないともいう。
パーソロンはギリシャのシシリーに住んでいたが、両親殺しの罪を犯して逃亡。
妻のデルグナットや仲間を連れ、洪水の278年後にアイルランドへとやって来た。
彼らはこの地に住む人間としては初めて立派な屋敷を築き、初めて酒を醸造し、
初めて乳を搾り、初めて耕作と収穫をし、初めての姦淫と嫉妬と審議とがあり、
そしてマグ・イーハの地にて人間族とフォモール族の初めての戦いが起こった。
上陸数十日で滅び去ったケスィル族を数えず、これらを行ったパーソロン族こそ
エリン来寇第一の氏族だとする場合もあるという。パーソロン族の時代には
幾つもの湖川や豊かな平原が発見され、また新たな湖が突如として生まれた。
来寇から三十年、草木の生えぬ古平原(センマグ)でパーソロンは亡くなった。
彼の死から270年後、疫病が流行し、僅か一週間で一族のほぼ全てが命を落とし、
唯一生き残った男性トァンは変成・転生を繰り返し西暦の時代まで生き続ける。>>792
顔が人間のタイプだから自分の中で数えてなかった(素)
それはともあれ公開タイミングが気を急き過ぎだと思ってたけどアイディアは結構好きなので、調整バージョンが作れるならそれは見てみたいですね…【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】浄蔵法師
【性別】男
【身長・体重】180cm・80kg
【外見・容姿】袈裟に身を包んだ僧だが、武士もかくやというほどの隙のなさを備える。というか体格が明らかに僧じゃない
【地域】日本
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:B 宝具:B
【クラス別スキル】
・陣地作成:C
護摩祈祷所を作成可能。
・道具作成:-
下記宝具の代わりに道具作成スキルは失われている。>>798
【固有スキル】
・神通力:B
精神力の物理変換。周囲の物体を自由に動かすことができる。
・美声詠唱:B
詠唱の高速化ではなく最適化。理想的な韻や抑揚によって同じ魔力・詠唱内容でも効果を増大させる。
【宝具】
『四天護法・破魔顕正(してんごほう・そのやにかごを)』
ランク:B 種別:対物宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1~5
比叡山に四天王像を設置し平将門の調伏祈祷を行った逸話の再現。対象とした物体を簡易的な宝具化する。
宝具化した道具は浄蔵法師から離れても効果を失わず、使用することで四天王の化身である童子を召喚して相手の加護を打ち破る。道具は使用すると砕け散る使い捨て。
【Weapon】
・独鈷
正確には仏具なので武器ではない。
【解説】
平安時代中期の天台宗の僧。幼少期に神通力で岩を動かした、藤原時平を祟っているという菅原道真の調伏に挑んだ(が説得されてやめた)、死に目に会えなかった父を蘇生させた等の逸話を持つ。また大変な美声の持ち主だったらしい。
平将門の乱においては俵藤太と共に朝廷側に立って戦い、戦場で将門と対峙した藤太に対して、加持祈祷を行い鉄身の加護を打ち破ることでその討伐に貢献したとされる。【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】興世王(おきよおう/おきよのおほきみ)
【性別】男
【身長・体重】165cm・57kg
【外見・容姿】典型的な公家の出で立ち。常に他社を嘲弄するような笑みを浮かべている中年の男。
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:D 宝具:B
【クラス別スキル】
・陣地作成:C
・道具作成:B
【固有スキル】
・煽動:A
数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。
相手が自分の思い通りに動かざるを得ない状況を作る術に長ける。その手段がいかなるものであろうと全く躊躇しない。
・スケープゴート:B
戦場を生き抜く狡猾なテクニックの集合。
自らは矢面に立たず、常に他者に責任を押し付ける。>>800
【宝具】
『三尸甲虫・庚申型(デッドマンズ・リビングアーマー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1~100
夏王朝テクノロジーの流れを汲む寄生型駆動外骨格。他者に装着させることで使用する。
装着者の能力を劇的に向上させるが、引き換えに思考能力が失われ、興世王の傀儡と化す。
タチが悪いことに現界後に作成可能な宝具であり、時間があればその辺の一般人に片っ端から装着させて精強で忠実な軍隊を作ることもできる。
【Weapon】
・野太刀
略奪と戦乱に使われた、血なまぐさい太刀。
【解説】
平安時代中期の貴族。皇族とされているがその出自には不明な点が多く信憑性に欠ける。新皇を名乗った平将門の宰相となり、将門の乱の首謀者の一人として暗躍した。
部内巡検を拒否する武蔵武芝と対立して家を襲い、略奪を行った。そしてその仲裁者として将門を巻き込むことで接近し、東国制覇を唆して叛乱の引き金を引いた。
その正体は大陸から渡ってきた道士。武蔵国に赴任中の本物の興世王を殺して成り代わり、己の技術を存分に振るえる場所と相手を求めて将門を傀儡にしようとした。根っからの陰謀家気質。
しかし将門の魔力と人物を制御できず、宰相として裏から操ろうとするも持て余し、結局将門が討ち取られた後さほど時を置かずに彼も藤原公雅に打ち取られることとなった。「██████████────ッ!!!!」
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】"唸る獣"
【異名・別名・表記揺れ】クエスティング・ビースト、グラティサント、█████
【性別】不明・雌型(異形の獣時)
【身長・体重】-cm・-kg(生ける叫び時)・121cm・??kg(異形の獣時)
【肌色】-(純白)【髪色】-(純白)【瞳色】-(紅蓮)
【スリーサイズ】そんなものはない(59/51/62)
【外見・容姿】"生きた叫び" "途絶えぬ咆哮" "カタチなき呻吟そのもの"
生きた音響そのものであり、異常な音域により周囲の大気を常に電離させ炎を巻き起こしているため、側からは燃え盛り炎を吐き出す怪物に見える→〔伝承喪失〕
【地域】静かな湖
【年代】幻想の時代の終わり〜5世紀後半から6世紀初め
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】人型・竜種・魔性・魔獣・猛獣・子供
【ステータス】筋力:A++ 耐久:- 敏捷:EX 魔力:A+ 幸運:E- 宝具: EX
霊基そのものが"音響"で構成されている為、物理的攻撃は全て透過する。>>804
【宝具】
『誰も聴かず、孤絶の呻吟(ホロウハウル・アルビオン)』
''ランク:EX 種別:対生宝具 レンジ:99 最大捕捉:レンジ内全域''
『本来の姿』になったグラティサントが放つ、孤独なる獣の渾身の絶叫。
その真の姿は、鹿に似た巨大な角、蛇の鱗が生えた頬と首、純白の体毛に覆われた胴体と腰、馬や鹿に似た頑強でしなやかな脚、音響兵器を彷彿とさせるスピーカーに似た機構を備えた巨大な竜翼、そして白狐に似た美しい髪と紅蓮に燃える瞳を持つ少女の形をした異形の怪物。
竜の炉心を超過駆動させ、過剰発露した現代中枢都市運用級の膨大な量の生体エネルギーを『境界竜』の声帯へと集中、反響、圧縮。
極限までチャージされた瞬間、現行地球環境上ではあり得ない異常音域を孕む『絶叫』は滅びを恐れる幻想種の様に、孤独を嘆く竜の様に、生まれ落ちた赤子の様に天へと向かい解き放たれ、レンジ内全域の生命体、物体、霊体の霊子的、原子的な結合を瞬間的に強制分離させ、跡形もなく粉砕する。
【Weapon】
『声』>>805
【解説】
唸る獣。クエスティング・ビースト。グラティサント、とも。
アーサー王伝説に語られる異形の怪物。
夢魔の血を引きし宮廷魔術師曰く、その怪物は兄への情欲に狂った王女が悪魔と交わり産まれた子であり、無実の姦淫の罪で猟犬の群れに惨殺された王子により「王女は私を引き裂いた犬の群を思わせるような騒音を立てる憎悪の塊を産み出すであろう」と予言され、その誕生を呪われたモノ。
アーサー王によって池で水を飲んでいるところを目撃され、ペリノア王やパーシヴァル、パロミデスらをはじめとした騎士達によって追跡され、最終的にパロミデスが深手を負わせた所をアーサーの手によって止めを刺された。
アーサー王の王国を最終的に破壊する近親相姦、暴力、混沌、幻想の終滅...ブリテンの破滅を体現せし魔獣。
蛇の頭、獅子の腰、鹿や馬の脚が混じり合った異形のであり、猟犬の群れを思わせる巨大な唸り声を響かせると言う。
或いは、純白で、狐よりも小さく、見た目も美しいとも語られるが...?>>806
その正体は境界竜アルビオンの『叫び』或いは『声帯』。
息絶えるアルビオンが最後に零した嘆きの声と神秘を失い滅び逝くブリテンに響いた幻想種や人間達の滅び去る事への恐怖の叫び...それらは消え去る事なく共鳴し、悪魔と交わりし王女の胎にて揺蕩う、その誕生を忌まれし赤子の産声を結実に収束し、異形の怪物は生まれ堕ちた。
【人物・性格】
『生ける叫び』時も『異形の獣』時もそのメンタリティに違いは無い。
基本的な精神骨子は無垢な赤子。しかし滅びる事への恐怖、忌み嫌われる恐怖、孤独への恐怖。それは苛烈な暴力性となって周囲へと絶大な被害を齎す。
これは生前、竜種の持つ未来視により自分が虐げられる未来ばかりを目にしていた事にも起因する。
仮にこの怪物へ憐れみと優しさを持って接するものが現れたとしたら...
イメージカラー:純白
特技:叫ぶこと
好きなもの:わからない
嫌いなもの:滅亡、排斥、孤独、自分
天敵:アーサー王
願い:滅びたくない嫌われたくない一人はいやだ
【一人称】わたし【二人称】おまえ【三人称】呼び捨て【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】平将門
【性別】男
【身長・体重】245cm・115kg
【外見・容姿】大きな牛の角を持つ鎧兜に身を包んだ、巨躯の武人。
【地域】日本
【年代】平安時代中期
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:A 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:B 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
・対魔力:B
・騎乗:B>>808
【固有スキル】
・叛逆のカリスマ:B+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能なため、一国の王としてはBランクで十分とされる。
将門のカリスマは特に虐げられていた者たちにとって希望のシンボルであり、高い効果を発揮する。
・戦闘続行:A+
決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能なスキル。
首だけになってなお闘志を失わなかったとされる将門は、規格外の高ランクで所持する。
・勇猛:A
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。
【Weapon】
・金砕棒
長さ一丈の鉄板を打ち付けた棍棒。将門はこれを片手で軽々と振るったという>>809
【宝具】
『甲虫改・蚩尤式(こうちゅうあらため・しゆうしき)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
将門が身に纏う鎧の宝具。自律機構を持つ謎テクノロジー鎧であり、魔力を込めることで追加装甲・スラスター・姿勢制御ボルト・パイルバンカー等の機能が目的に応じて生成される。
元は興世王に取り付けられた装着者の意志を奪う魔動鎧だったが将門の意志と魔力で逆に制御を奪い、彼の魔力によって鎧も変質していった。将門専用コンバットアーマー
『牛頭天王・独立躯骸(ごずてんのう・どくりつくがい)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
将門と同サイズの機動鎧六体。ただし中身は無く、将門の意を以て動く遠隔端末。一度の現界で六体出現させることができるが、補充はできない。将門ビット
『八幡祈願・坂東覇雷(なむはちまんだいぼさつ このいちげきごらんあれ)』
ランク:B 種別:対人/対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~100
彼が得物としていた一丈(約3m)の金砕棒に全力の魔力を込めてぶん殴る、ただそれだけの宝具。極限まで凝縮された魔力は対象に命中すると爆縮を起こし、周囲の空間を巻き込んで圧縮、しかる後に大爆発を起こす。ニュークリア棍棒
多数に向けて放つ場合は圧縮した魔力を魔力光として放出し、戦場を薙ぎ払う。バスタービーム棍棒。
なおこの宝具の使用には魔動鎧の機能はほとんど使っておらず、精々放出時の姿勢補助ぐらいでしかない。>>810
【解説】
平安時代中期の武士。『新皇』を名乗り坂東(関東)八州を支配下に置き、朝廷に対して武装蜂起した。対して朝廷は手を打てず、平貞盛と藤原秀郷の連合軍によって討ち果たされた。関東独立の夢は潰えたが、以降社会の中心は公家から武家へと移行していく分岐点となった人物。
私欲を殆ど持たない実直な武人であり、大乱を起こしたのも朝廷の目が行き届かず、重税を課され国司たちが恣に圧制を敷いていた坂東の人々の救いを求める声に応えただけ。寡黙だが勇猛、苛烈にして篤実な二面性を持つ人物。
今回の召喚にあたっては、世に広まっている怨霊とは切り離された武人としての側面を強く打ち出した霊基で現界している。「だから首は飛ばないぞ」とは彼渾身のジョークであったが、皆困ったような顔で笑うので困っている。
平安モビルスーツがいるなら平安サイボーグがいたっていいじゃない! というわけで畏れ多くも将門殿になっていただいた次第。
浄蔵法師、興世王、平将門ともにWiki登録可https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BE%F4%C2%A2%CB%A1%BB%D5
浄蔵法師
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B6%BD%C0%A4%B2%A6
興世王
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%CA%BF%BE%AD%CC%E7%283%29
平将門(3)登録完了
ついでに"ユリア・ドルシッラ"と"オズマ"にFGO風ステータスを追記して
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%22%A5%E6%A5%EA%A5%A2%A1%A6%A5%C9%A5%EB%A5%B7%A5%C3%A5%E9%22
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%22%A5%AA%A5%BA%A5%DE%22
グラティサントにイメージ画像を生やした
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B0%A5%E9%A5%C6%A5%A3%A5%B5%A5%F3%A5%C8>>813
【固有スキル】
使い魔作成(■■■■■■):A
使い魔として■■■■■■を作成する。■■■■■■■■■■■■■■■■と言われるほど■■■。
生命を扱う技術であるため、自身や他者の治療などにも巧みに応用できる。
無辜の怪物:B
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方を捻じ曲げられて能力・姿が変貌した怪物。■■■の記した「■■■■■」からの影響。
妄想氾濫:A
妄想、幻覚、幻視の類から何かを掬い取り、作成した■■■■■■や、■■■■■■を介した他者に付与する。夢想や錯覚を現実とすり替えるのはある意味では魔術の基本、あるいは根底とも言える作用だが、「無辜の怪物」により暴走状態に近いところまでその能力が高められている。>>814
【宝具】
『永遠に■■■なる人(■■■■■■■)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
キャスターが傍らに連れる可憐な少女。その正体はキャスターが愛した少女■■■■■■■の屍体を、■■■■■■技術を応用して改造し作り出した人造人間。■■■■■■もどき。
キャスターが出会ったばかりの頃の■■■■■■■の性格を固定しており、純粋にして純朴。しかし命じられれば純粋なままに無慈悲にも変わり、求められれば純朴なままに淫乱にも変わる。キャスターの溢れる理想(妄想)を現実に写した、都合の良い少女像。
キャスターの精神と直結してその妄想から虚像を召喚する魔術の使い手。魔術の質においては純粋な■■■■■■には劣るが戦闘能力という点においてはキャスターの被造物において最強であり、キャスターが最も信頼を置く道具。
『■■なれ、余りある■■■、この■よ(■■■■■■■・■■■・■■・■■■・■・■■■■)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:0~1000人
キャスターが■■■■■■■■■■■■■■■■■■瞬間のみに発動する宝具。>>815
【解説】
躁鬱が激しく誇大妄想傾向の強い人物。心を揺さぶられる経験を切望しているが、芯が冷め切っており、何事にも早々と白けてしまい心からの感動というものを得たことが無い。故にこそ妄想を広げ理想を高くし、故にこそ失望を深くする。
【因縁キャラクター】
■■■■■■■■■>>818
【固有スキル】
使い魔作成(ホムンクルス):A
使い魔としてホムンクルスを作成する。ホムンクルスの技術を数世代進めたと言われるほど天才的。
生命を扱う技術であるため、自身や他者の治療などにも巧みに応用できる。
無辜の怪物:B
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方を捻じ曲げられて能力・姿が変貌した怪物。ゲーテの記した「ファウスト」からの影響。
妄想氾濫:A
妄想、幻覚、幻視の類から何かを掬い取り、作成したホムンクルスや、ホムンクルスを介した他者に付与する。夢想や錯覚を現実とすり替えるのはある意味では魔術の基本、あるいは根底とも言える作用だが、「無辜の怪物」により暴走状態に近いところまでその能力が高められている。>>819
【宝具】
『永遠に女性的なる人(グレートヒェン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
キャスターが傍らに連れる可憐な少女。その正体はキャスターが愛した少女グレートヒェンの屍体を、ホムンクルス技術を応用して改造し作り出した人造人間。ホムンクルスもどき。
キャスターが出会ったばかりの頃のグレートヒェンの性格を固定しており、純粋にして純朴。しかし命じられれば純粋なままに無慈悲にも変わり、求められれば純朴なままに淫乱にも変わる。キャスターの溢れる理想(妄想)を現実に写した、都合の良い少女像。
キャスターの精神と直結してその妄想から虚像を召喚する魔術の使い手。魔術の質においては純粋なホムンクルスには劣るが戦闘能力という点においてはキャスターの被造物において最強であり、キャスターが最も信頼を置く道具。
『永遠なれ、余りある美しさ、この時よ(ファーヴァイレ・ドッホ・ドゥ・ビスト・ゾ・シューン)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:0~1000人
キャスターが目の前の瞬間の美しさに真に心打たれた瞬間のみに発動する宝具。
その効果は自身の全魔力を消費することと引き換えにした時間への干渉。時間を停止・保存することでキャスターが感じた「美しさ」を魔力が続く短時間に限り守る。時間の経過による自然な変化(劣化、消費、分解、霧散等)はもちろん、外部からの力による破壊すらも「破壊が届く時間」への到達を否定することで拒絶する。
もっとも、その瞬間はキャスターが生前求めながらも最後まで辿り着くことが無かった境地。文学作品のイメージによって付与された宝具に過ぎない。感動に飢えながらも冷め切った心を持つキャスターがこの宝具の発動条件を満たすことは、限りなく難しい。>>820
【解説】
ヨハン・ゲオルク・ファウスト。ファウスト博士。15~16世紀ドイツに実在したとされる錬金術師。錬金術の実験中に爆死したとされ、その死後に魔術に通じ悪魔と契約していたという伝説が作られた。
伝説においては、人生に退屈して悪魔と契約を結び、その期限が切れた時に引き換えとして魂を求められ地獄に落ちる、という人物。多くのバージョンにおいてはグレートヒェンという美しく純粋な少女を誘惑するために力を使い、結果的に少女の人生はめちゃくちゃになるが、その純粋さによってグレートヒェンは天国へと召される。
ゲーテの戯曲「ファウスト」においてこの伝説は昇華され、ファウストは絶え間ない探求心とグレートヒェンの神への弁解によって、最後に神の恩寵により救われる物語となっている。
Fate世界においてはホムンクルスの作製を専門とする天才的な魔術師であったが、自らの被造物であるメフィストフェレスに爆殺された人物。
その生前においてもとある少女(ここではその名前をグレートヒェンとする)と出会い想いを寄せていたが、少女の人生は破綻し若くして命を失う。だが少女の死後、ファウストはその屍体を人造人間として「再生」させた。その後の彼は理想通りに時を止めた少女との生活に惰性のままに耽溺し、そんな様子を見てついにメフィストフェレスはこの男を見限ることを決めたのであった。
躁鬱が激しく誇大妄想傾向の強い人物。心を揺さぶられる経験を切望しているが、芯が冷め切っており、何事にも早々と白けてしまい心からの感動というものを得たことが無い。故にこそ妄想を広げ理想を高くし、故にこそ失望を深くする。
聖杯への願いは「色褪せることの無い本当の感動」。
【因縁キャラクター】
メフィストフェレス
憎むべき裏切者。絶望も憎悪も与えてくれた…もっとも、どれもすぐに冷める程度のものでしか無かったが。裏切られたことを怨み執着している…ような素振りを見せているが、それも結局は惰性に過ぎない。>>822
《固有スキル》
◆使い魔作成(ホムンクルス):A(CT7~5)
自身のArtsカード性能をアップ(3ターン)+味方全体のHPを回復
◆無辜の怪物:B(CT7~5)
自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)&NP増加効果量をアップ(3ターン)&防御力をダウン(3ターン)【デメリット】
◆妄想氾濫:A(CT8~6)
自身を除く味方単体の攻撃力をアップ(3ターン)&毎ターンNP獲得状態を付与(3ターン)+自身の攻撃力をアップ(1ターン)&NPを増やす
《宝具》
『永遠に女性的なる人(グレートヒェン)』
ランク:B 種別:Arts
敵単体に攻撃[Lv]&スキル封印状態を付与(1ターン)+味方全体のNP獲得量をアップ<OC>(3ターン)&宝具威力をアップ<OC>(3ターン・1回)
《性能》
全スキルと宝具がNP獲得に関わるArtsアタッカーであると同時に、宝具を撃つほど攻撃面での支援が出来るサポーター。第三スキルを活かすなら単騎ではなくアタッカー二枚構成で挑みたい。>>821
なにジョジョ? ネタになりそうな人物が公式実装キャラの背景のためにあっさり消費された? 逆に考えるんだ 「原典や作中情報以上にロクデナシにして公式実装キャラの株を更に上げちゃってもいいさ」と考えるんだ
まあメフィストフェレスの株なんて何しても上がらないと思いますけどね
「時よ止まれ、お前は美しい」を宝具にする所から逆算して辻褄合わせたらこうなった>>827
【宝具】
『欣求、天外の旅路に逝きて〔404 Not Found〕』
ランク:B+ 種別:対衆宝具 レンジ:測定不能 最大捕捉:測定不能
惑う迷夢が現実を揺らす。
熱狂が儚き正気を溶解し、
非日常が日常に紛れ込み、
ただ滅び逝く。【元ネタ】アーサー王伝説(『アンボー』『ラギデルの復讐』)
【CLASS】キャスター
【真名】ゴー・デストロワの姫君
【性別】女性
【身長・体重】155cm・50kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
生前の彼女はこの能力を持たなかったが、
かつて有したものに似せた小規模陣地を形成する事ができる。
道具作成:B
生前の彼女はこの能力を持たなかったが、
かつて作らせたものの変型を作成する事ができる。>>831
【保有スキル】
奇偶の渡し:C
彼女が形成した陣地に付与される機能、
偶数人では辿り着くこと至難となる惑いの魔術。
城の前に横たわる河、そこを渡る舟は偶数人で乗れば必ず転覆したという。
……通常、“サーヴァントとマスター”は当然偶数人だが、単独行動時は勿論、
なんの関係も無い一般人を足してもこの効果から逃れる事ができる。
精神異常:A
理性は働いており、意思疎通も成立するのだが
他人の痛みを感じず、周囲の空気を読めなくなっている。
精神的なスーパーアーマー能力。
理想を刻する姫の鑿(狂):B
かのピグマリオン王がガラテア妃を彫り出した業の再現。では断じてない。
本人はそんな気分でいるが、ただのウッドゴーレム製造用魔術礼装である。
作り得るのはそのとき彼女が愛している者の似姿(実物大)一体のみ。
複数体なんて浮気じゃないですか。壊れると泣く、造り直し中も泣く。>>832
【宝具】
『狂おしき恋情の刃(フォラモール)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0(剣としては1~2) 最大捕捉:1人
狂える愛。
礼節と敬愛奉仕/返報からなる『至純の愛(フィナモール)』の対極、
その具現である剣。
自らの愛の成就を邪魔する者、と彼女がみた相手と対峙する時
彼女の戦闘能力を増幅する。増幅量は愛の強烈さに比例する。
相手に実際に邪魔する気があるかは問わず、また性質上
攻撃能力(命中率・威力)と比べて防御能力の増幅率は低いものとなる。
……愛している相手本人に対しては効果量が倍増する。
【Weapon】
『転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)』
と彼女が呼んでいる全く関係の無い剣。宝具と同じものである。
利器型であるそれを、真名を自覚しないまま彼女は振るっている。>>833【解説】
ラ・デーム・デュ・ゴー・デストロワ。
ゴーヴァン(ガウェイン)卿を熱烈に恋する姫君/乙女/貴婦人。
……直接に彼と会った事は一度も無かったのだが。
探求中のゴーヴァン卿はある城の黒騎士に戦いを挑まれ、これを打ち負かした。
話を聞くには、彼が愛する姫君が、以前ある試合で彼がゴーヴァンに敗れて以来
彼の愛を一顧だにせずにいる。それで彼は自分の城を訪れる遍歴騎士を全て殺し、
いずれ訪れるだろうゴーヴァンも殺し得たなら愛を得られると思っていたとの事。
この姫君はゴーヴァンの弟ガエリエを捕らえ、彼を招き寄せようとしていた。
自分がゴーヴァンと知れれば危険、と考えた彼はクゥ(ケイ)のふりで城を訪れ
すると姫君は“クゥ”に自慢の仕掛けを見せる。礼拝堂の主祭壇横にある小祭壇、
そこにはゴーヴァンが入った時にその首を落とす鋭利な刃の罠が仕込まれていた。
あの誉れ高い騎士殿は一人のものにはならない、たとえ一時は愛したとしても
王や冒険の方が大事でずっとは居てくれないでしょう? こうすれば私のもの、
私もすぐに後を追い、この立派な大理石の棺へ共に入り、永遠に一緒にいます。
ゴーヴァン卿は上手いことガエリエを救出すると大急ぎでこの城を逃げ去った。>>834
また別の、ゴーヴァン卿が行方不明の妹を探す探求に出ていた時の事である。
幅広い河を渡った所にある城、アーサーと同僚騎士10名と共に訪れたその城には
このゴー・デストロワの姫君がいた。彼女は「“夫”を見つけて欲しい」という。
城内を歩き回るクゥ(ケイ)卿、ジルフレ(グリフレット)卿、イデール卿は
寝室で“ゴーヴァン卿”を見つけた。三人揃って本物と見紛うたそれは、姫が
愛する彼を彫らせた木像、彼女は“ゴーヴァン卿”を自らの寝室に置いていた。
コワイ。翌朝、ゴーヴァン(真)とアーサー一行はそそくさと城を立ち去った。
一度も会った事の無い相手を名声だけで真剣に恋する者、は伝説群中に頻出し
時に固く結ばれ、時にゴーヴァン卿が気軽に頂いては結婚はせず去るのだが
この女性はそうした話の多くを心得た上のパロディ/カウンターと見られる。【元ネタ】童話
【CLASS】バーサーカー
【真名】■■■■■■
【性別】男・男・男
【外見・容姿】
・全身から弱気オーラを発しているおどおど系ショタ。頭から■■■■■■■■■■。
・とんがって見せてはいるがヘタレオーラがにじみ出ている少年。■■■■■■■■■■。
・明らかに目つきがヤバイ黒髪の大男。■■■■■■■■■■。
……以上の姿はサーヴァントとして召喚されるにあたって人型の姿に擬態したものであり、本来の姿は■■である。
【属性】中立・善(狂)
【ステータス】筋力:E→D→A 耐久:E→D→B 敏捷:B+→B→C 魔力:D→D→D 幸運:A→B→C 宝具:C
※ステータス・スキルのランクは下記宝具による交代で変化する。>>838
【クラス別スキル】
・狂化:E→D→A
【固有スキル】
・戦闘離脱:A→C+→-(消失)
戦場から脱出する総合的能力。力のないものが生き抜くためのテクニック。当然戦う力に長けた者ほどこの能力は低くなる。
・無力の殻:A→C→-(消失)
能力パラメータが低下し一部の能力が封印されるが、サーヴァントとして感知され難くなるスキル。サーヴァントとしての能力を開放するほどに低下する。
・■■■■:A(共通)
跳躍や足場が悪い場所での姿勢制御にボーナスが入るスキル。ほぼ垂直に切り立った壁でもわずかな突起を足掛かりにして立ち、駆け上ることが可能。
・怪力:-(なし)→D→B
魔物、魔獣の類が持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。>>839
【宝具】
『■■■■■■■■■■■■■■■(■■■■・■■■■・■■■)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1
■■■■■■の頭に生えた立派な■■■■。頭突きなど、頭部を用いた攻撃に大きな補正がかかる常時発動型宝具。また防御面も上昇し、額でサーヴァントの射撃を防御することも可能。
相手の防御を突破する能力があり、また軽度の即死効果を持つ。ただし効果はそれほど強力ではなく、対魔力などのスキルで減衰・無効化が可能。
特に■■やそれに類する相手に対しては高い特攻効果を発揮する。
『■■■■■■■■■■■■(■■■■■■■・■■■■)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
同じ霊基を共有する■■と交代する宝具。疑似的な霊基再臨を可能とする。
発動には条件があり、「相手と対峙する(互いを視認し合う)」「言葉を交わす」「逃走する(相手の認識範囲外に出る)」の三つを満たすことで発動し、一つ上の■■と交代する。
それぞれの相手に対して個々に条件を満たさねばならないが、条件を満たした相手がいれば他者がいても発動可能。
一人の相手に対して二回まで発動する必要があるが、■■まで交代が可能になっていれば一気に■■になることも可能。>>840
はっや……ええと、正解です。
【元ネタ】童話
【CLASS】バーサーカー
【真名】がらがらどん
【異名・別名・表記揺れ】3匹のやぎのがらがらどん
【性別】男・男・男
【外見・容姿】
・全身から弱気オーラを発しているおどおど系ショタ。頭から小さな角が生えている。
・とんがって見せてはいるがヘタレオーラがにじみ出ている少年。頭から角が生えている。
・明らかに目つきがヤバイ黒髪の大男。巨大な角が生えている。
……以上の姿はサーヴァントとして召喚されるにあたって人型の姿に擬態したものであり、本来の姿は山羊である。
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:E→D→A 耐久:E→D→B 敏捷:B+→B→C 魔力:D→D→D 幸運:A→B→C 宝具:C>>842
【クラス別スキル】
・狂化:E→D→A
【固有スキル】
・戦闘離脱:A→C+→-(消失)
戦場から脱出する総合的能力。力のないものが生き抜くためのテクニック。当然戦う力に長けた者ほどこの能力は低くなる。
・無力の殻:A→C→-(消失)
能力パラメータが低下し一部の能力が封印されるが、サーヴァントとして感知され難くなるスキル。サーヴァントとしての能力を開放するほどに低下する。
・山羊の脚:A(共通)
跳躍や足場が悪い場所での姿勢制御にボーナスが入るスキル。ほぼ垂直に切り立った壁でもわずかな突起を足掛かりにして立ち、駆け上ることが可能。
・怪力:-(なし)→D→B
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。>>843
【宝具】
『おおきくてつよくておそろしい角(クルエル・ブルーセ・ホーン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1
がらがらどんの頭に生えた立派なヤギの角。頭突きや角による刺突など、頭部を用いた攻撃に大きな補正がかかる常時発動型宝具。また防御面も上昇し、額でサーヴァントの射撃を防御することも可能。
相手の防御を突破する能力があり、また軽度の即死効果を持つ。ただし効果はそれほど強力ではなく、対魔力などのスキルで減衰・無効化が可能。
特に巨人やそれに類する相手に対しては高い特攻効果を発揮する。
『ぼくのあとからくるほうが(ブラザーフッド・カミング)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
同じ霊基を共有する兄弟と交代する宝具。疑似的な霊基再臨を可能とする。
発動には条件があり、「相手と対峙する(互いを視認し合う)」「言葉を交わす」「逃走する(相手の認識範囲外に出る)」の三つを満たすことで発動し、一つ上の兄弟と交代する。
それぞれの相手に対して個々に条件を満たさねばならないが、条件を満たした相手がいれば他者がいても発動可能。
一人の相手に対して二回まで発動する必要があるが、長兄まで交代が可能になっていれば一気に長兄になることも可能。
【Weapon】
・角>>844
【解説】
山の上の草を食べるために冒険し、橋の下のトロルと対決した三匹の山羊。全員が「がらがらどん」という名前であり、三人(三匹)で一つの霊基を共有している。
天真爛漫だが臆病な末弟、頭が回るがヘタレ気質の次兄、質実剛健でやや無謀な長兄の三人組。サーヴァントとして召喚されるにあたり、正体隠匿のために人型で現界した。しかし頭から山羊の角がしっかり生えているためいろいろと台無し。
弟二人分の狂化の大半を長兄が引き受けているため、長兄の狂化ランクだけがとびぬけて高い。戦闘はもっぱら長兄が引き受け、離脱や頭脳労働を下の二人(二匹)で分担する分業型。宝具の関係上同時に兄弟全員が存在することはできないが、互いの信頼関係は強く以心伝心の仲。
wiki登録可以前投稿した「炯眼のハサン」「宝窟のハサン」「霊獣のハサン」「斬鬼のハサン」についてFGO風性能追加しました
のでここにも書かせて下さい
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%df%d7%b4%e3%a4%ce%a5%cf%a5%b5%a5%f3
《FGO性能》
炯眼のハサン
クラス:アサシン
レア度:☆3
基本ステータス:HP8379/ATK7364
コマンドカード:QQABB
《クラススキル》
◆気配遮断:B
自身のスター発生率をアップ>>846
《固有スキル》
◆熱視の魔眼:A(CT7~5)
自身に必中状態を付与(1ターン)&Busterカード性能をアップ(1ターン)+敵単体の強化解除耐性をダウン(1ターン)
◆風除けの加護:A(CT7~5)
自身に回避状態を付与(3回)&スター発生率をアップ(3ターン)
◆兄妹の交感:A(CT7~5)
自身の弱体状態を1つ解除&NPを増やす&スター集中度をアップ(1ターン)&クリティカル威力をアップ(1ターン)
《宝具》
『奇想眼窩(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:Buster
敵単体に防御無視攻撃[Lv]&強化状態を解除&防御力をダウン<OC>(3ターン)
《性能》
敵の防御を無視した宝具からのクリティカル追撃を得意とするBアタッカー。攻撃バフが1ターンしか続かないため恒常的に火力を出すのは不得意で宝具とBクリティカルのタイミングを合わせる必要があるが、第三スキルのおかげで比較的容易。必中・防御無視・強化解除がセットになっているおかげで敵の防御バフには左右されにくい。無期限の回避を3回付与できる第二スキルは言うまでもなく強力で場持ちは良い。https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%ca%f5%b7%a2%a4%ce%a5%cf%a5%b5%a5%f3
《FGO性能》
宝窟のハサン
クラス:アサシン
レア度:☆1
基本ステータス:HP6911/ATK5095
コマンドカード:QAAAB
《クラススキル》
◆気配遮断:C
自身のスター発生率をアップ>>848
《固有スキル》
◆黄金律:C(CT7~5)
自身のNP獲得量をアップ
◆精霊の目:C(CT7~5)
自身のクリティカル威力をアップ(1ターン)&無敵貫通状態を付与(1ターン)
◆戦闘撤退:A(CT8~6)
自身のHPを回復&強化状態を解除
《宝具》
『仮想痛覚(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:Quick
味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(5ターン)&毎ターンスター獲得状態を付与(5ターン)&毎ターンNP獲得量をアップ<OC>(5ターン)&毎ターンスター発生率をアップ<OC>(5ターン)&毎ターンクリティカル威力をアップ[Lv](5ターン)&毎ターンスター集中度をアップ(5ターン)>>849
《性能》
宝具を少しでも多く回すことでNPとスターを大量生産し、重ねることでクリティカル威力アップを安定させる、という動きに専念するサポーター。一応はおまけ程度に自分でも殴れる。第三スキルでわざと強化状態を解除することでスターを味方に流す、というトリッキーな戦い方が可能だが、当然獲得NPやスターも失ってしまうためタイミングには気を付ける必要がある。https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%ce%ee%bd%c3%a4%ce%a5%cf%a5%b5%a5%f3
《FGO性能》
霊獣のハサン
クラス:アサシン
レア度:☆2
基本ステータス:HP7194/ATK6481
コマンドカード:QQQAB
《クラススキル》
◆気配遮断:A
自身のスター発生率をアップ>>851
《固有スキル》
◆リカントロピー(猫):A(CT7~5)
自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン)&NPを増やす
◆変化(潜入特化):B-(CT9~7)
敵単体の宝具チャージを1減らす&クリティカル発生率をダウン(3ターン)
◆不浄除けの加護:A++(CT8~6)
自身に無敵状態を付与(3ターン・1回)&弱体無効状態を付与(3ターン)&敵の弱体付与の対象となった時、「敵単体の防御力をダウン(3ターン)&弱体付与成功率をダウン(3ターン)」する状態を付与(3ターン)
《宝具》
『予想追尾(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:Quick
先頭の味方単体に「毎ターン攻撃力がアップする代わりに毎ターンHPを減らす【デメリット】」状態を付与[Lv](5ターン)&「毎ターン弱体耐性がアップする代わりに毎ターンHPを減らす【デメリット】」状態を付与<OC>(5ターン)&「毎ターンNPを増やす代わりに毎ターンHPを減らす【デメリット】」状態を付与(5ターン)&スキルチャージを1つ進める
《性能》
クリティカルアタッカー、攻撃バッファー、妨害デバッファーの三役をこなすがそのどれも癖がある。宝具で味方単体を強力に強化できるがデメリット付き、かつ戦列が乱れると思った味方を強化出来ない可能性がある。妨害は弱体を使って来る相手に有効。https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%bb%c2%b5%b4%a4%ce%a5%cf%a5%b5%a5%f3
《FGO性能》
斬鬼のハサン
クラス:アサシン
レア度:☆3
基本ステータス:HP8464/ATK7539
コマンドカード:QABBB
《クラススキル》
◆気配遮断:B
自身のスター発生率をアップ>>853
《固有スキル》
◆信仰の加護:EX(CT7~5)
自身の弱体耐性をアップ(3ターン)&HPを回復&防御力をアップ(1ターン)&攻撃力をアップ(3ターン)
◆不屈の意思:B(CT9~7)
自身にガッツ状態を付与(4ターン・1回)&NPを増やす
◆斬鬼:A(CT9~7)
自身のBusterカード性能をアップ(5ターン)&即死付与成功率をアップ(5ターン)&攻撃弱体耐性をアップ(5ターン)&強化解除耐性をアップ(5ターン)&クリティカル威力をダウン(5ターン)【デメリット】
《宝具》
『理想斬首(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:Buster
敵単体に攻撃[Lv]&確率で即死<OC>
《性能》
回復とガッツで粘りながらB素殴りでダメージを出し続けるアタッカー。ジェネリック山の翁。スキルでNPを増やせるのは明確な強み。相対的に山の翁ほどArtsとQuickを撃つ旨みが無いため、良くも悪くも本当にとにかくひたすらBで殴り続けるキャラ。>>849
黄金律のチャージタイムは8~6ですよ【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】マルキ・ド・サド
【性別】男性
【身長・体重】175cm・63kg
【容姿】如何にも貴族です といった感じの服装をしたタレ目の男。あまり見た目に頓着しないのか寝癖がついた黒髪が特徴的。
【地域】フランス
【時代】フランス革命期
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具C-
【クラス別スキル】 陣地作成:C
道具作成:B
監獄でメガホンを作ったり生前から創作は得意だった様だ。
狂化:D+【保有スキル】
加虐体質(素):EX
戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかる。プラススキルのように思われがちだが、これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。……筈なのだがサディズムの語源となった変態は常に冷静ではない為、実質デメリットはない──のかもしれない。
きけんな薬:C
彼が生前獄中に入る事になった原因のひとつである”マルセイユの娼館で乱交し、娼婦に危険な媚薬を飲ます── ”これがスキルになったもの。自身に女性特攻を付与する
美徳と悪徳:A
サド伯爵が獄中で書き上げた「新ジュスティーヌあるいは美徳の不幸」「ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え」が元となったスキル。この2つは対を成すよう執筆された作品。しかしこの小説を執筆した事により”とある人物”の命令でサド伯爵は逮捕され、その後精神病院で獄死を遂げてしまう。このエピソード(教訓)から戦闘続行と同等の効果を得るスキルになった。しぶとく書き続けたいのだ【宝具】
『未完の百二十日、あるいは──』
(サディスティック・ソドム)
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:1〜30
最大補足:1〜42人
サドの本格的な初の小説であり、未完の作品「ソドム百二十日 あるいは淫蕩学校」が宝具として昇華したもの。
作中に登場する「シリング城」を模した結界へと対象を閉じ込め ありとあらゆる性的虐待、拷問を”設定通り”に行う。
しかし未完である為 殆ど箇条書きの様な第二部が始まると途端に結界の効力が弱まり 設定の粗が目立つ様になる為、対象者は夢から覚めるように結界から抜け出す。
最大補足の42人は作中に登場する被害者の数[解説]
マルキ・ド・サド、正式な名はドナスイェン・アルフォーンス・フランソワ・サド。
貴族であり小説家でもある彼の作品はほとんどが獄中で執筆されたものであり、その余りの暴力的で淫猥な描写から19世紀には禁書指定を受けていた。
とある日、バスティーユ牢獄に投獄されていた彼は「彼らはここで囚人を殺している!」とお手製のメガホンで叫んだ。これだけが原因ではないだろうが、後日あの有名なバスティーユ襲撃が起きてしまう…が彼はその時偶然その場に居らず難を逃れた。
しかし彼が執筆中であった「ソドム百二十日」はバスティーユ牢獄に取り残されたままであり、紛失したと知らされた時サド伯爵は血の涙を流し悔しがったという。
この原稿は奇跡的に発見されるのだが、残念ながら彼の死後の事であった。
とあるオーストラリアの精神科医が「異状性癖」について分類した際のひとつ”サディズム”は彼の名に因んでいる。
聖杯にかける願いは「とりあえず、未完のままであるソドム百二十日を完結させること」
完結させたら次はソドム三百六十五日だ!
彼の作品は確かに暴行、強姦、殺人なんでもござれのエログロではあるものの 実はサド伯爵は一度も殺人を行っていない。(投獄された原因は淫行や薬関連のもの)
召喚されてからの彼も基本的な礼儀は持ち合わせ、案外温厚な人物である。もちろんサディスティックではあるのだが… 彼の名言としてこの様なものがある。
「快楽とは苦痛を水で薄めたようなものである!」やはり異状性癖者の変態なのでは?【元ネタ】アーサー王伝説(主に『ペルレスヴォー』)
【CLASS】アサシン
【真名】クゥ(ケイ)
【性別】男性
【身長・体重】190cm・88kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:×(C)
隠密行動に適性を持っていたが、下記の呪いの影響で消滅している。
情報漏洩:A
生前に開いた箱の呪い。
どこの何者で何をしたのか、現界後のそれさえも自動的に垂れ流される。
目撃者と対戦相手は彼と幸運の対抗判定を行い、彼が敗北したならば
未開示情報が 重要な/隠しておきたい ものから順に1D2個明かされる。
この効果は40時間以上が経過したならば同じ相手にも再発動する。>>860
【保有スキル】
多重召喚(偽):-
彼とは相容れない“他の彼”の要素が引き出されている。
“他の彼”らの方はその多くが彼を忌み嫌っており、
可不可に関わらず引き出そうとする事は無い。
二つ棺の哀傷歌:A
アヴァロン島の、王と王妃の為に用意された棺の中には
彼が殺したロオ卿の首と、悲嘆から亡くなった王妃が納められていたという。
島を訪れこれを目にしたアーサー、ゴーヴァン、ランスロのいずれも
王妃の死をまだ知らずにいたため、たいそう驚き、嘆き悲しんだ。
周囲の者の意気・士気を大幅に削ぎ落す効果を発揮できる。
が同時に、クゥ自身は被害者たちの怨嗟から能力下降を受ける。
虚栄の武勲:D
偽りの武勲、虚ろな名声。
正確な素性を(真名のみならず出典も含め)知られていない状態において、
確率は低いながらも“できない事”を達成する可能性を有する。
この能力を用いれば用いる程、正純の英雄から遠ざかっていく。>>862
【Weapon】
『勝利すべき黄金の剣(偽)』
トレンシフェル。選定の剣名の一つトレンシフストに擬えたものだが、
それなりの名品ではあっても、もちろん本物のような格・威力は無い。
上手くすれば対戦相手に真名を勘違いしてもらえるかもしれない。
『中傷者の楯』
寓意に満ちた『反キリストの騎馬試合』にて彼の楯とされた品。
<悪意>が斜めに階段状の線として入った<中傷>の紋章が描かれ
<下賤>の嘲りと<嘲弄><悪口>を詰め込んで作った三つの丸パン印で装飾される。
【解説】
ペルスヴァル(パーシヴァル)主人公型聖杯物語のひとつ、
『ペルレスヴォー(聖杯の至高の書)』におけるケイ卿。仏名クゥ、クー。
十二世紀後半以降、ろくでなし面を付与・強調されて行ったケイ卿であるが、
“よろしくない・意地悪い”程度に留まらない、明確な悪人に描かれた版の卿。>>863
アーサー王とグニェーヴル(グィネヴィア)妃の間に生まれた正嫡の息子
ロオ(ロホルト)卿は巨人ログランを討ち、その遺体の上で眠るという奇癖
(熊:アルス の子の“冬眠”だとも)を発揮していた時、クゥに殺された。
彼はログランの首をアーサー宮廷へ持ち帰り、己の武勲だと偽ったのである。
後日、アーサーらが聖杯城へ旅立とうとする直前、一人の乙女が宮廷に現れ
「この小箱にはある騎士の首が入っている。開けられるのは彼を殺した者のみ」
と語る。どんな力自慢も、ゴーヴァン(ガウェイン)やランスロも開けられず、
遅れて来た(説明を聞いていなかった)クゥは「名立たる面々が失敗した箱」を
名誉を得られる機会と思って開けた。中にはロオの首と事の真相を記した手紙が
入っており、クゥの罪はここに露見。グニェーヴルは箱の中の首に幼い頃より
見知った我が子の傷を見つけ、崩れ落ちる。彼女はやがて悲嘆の余り亡くなった。
逃亡したクゥはアーサーと敵対するブルターニュ君主ブリアンのもとに身を寄せ、
このブリアンは後にアーサー王とランスロの間を引き裂くように立ち回るため、
ロオの死は王国全体の危機を招く遠因となってしまったのである。……だが一方、
伝説群中でも著しく特徴的な(他作品に見られない)大罪を犯したクゥ卿の方は
どうした訳か逃亡後の去就をほんの少しも語られないままに終わる。どうして。「私はオルフェウス。きみが構わなければ、オルフェと呼んでくれ。」
【元ネタ】ギリシャ神話、アルゴナウティカ
【CLASS】ミンストレル
【真名】オルフェウス
【異名・別名・表記揺れ】オルペウス、オルフィク
【性別】男性
【身長・体重】170cm・64kg
【肌色】白 【髪色】ベージュ 【瞳色】蒼
【外見・容姿】竪琴を携える中性的な声帯の青年
【地域】トラキア
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、ギリシャ神話系男性、神性、アルゴー号ゆかりの者
【ステータス】筋力:D 耐久:B+ 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:B 宝具:A>>871
【人物像】
イアソンが自ら声をかけたアルゴノーツの乗組員と言われている。
妻エウリュディケとはエリュシオンにて再会しているため、かつての哀しみを背負った姿ではない。
それはそれとして、妻への想いを綴り続けた哀しき詩は今でも手元に残してある。
愛する者との別れがいかに辛いかを知ってもらうために…。
冥府の神々に対して思うところは今でもあるが、自身にも非があると自覚しているため、この過去を責め立てるような事はしないだろう。
落ち着いた雰囲気をしており、集団生活によるストレスなどを和らげるための担当を得意としている。
アルゴノーツにおけるセラピスト的ポジション。
先約が無ければ、彼のいる部屋に立ち寄ってみるといいだろう。
─────高確率でアルゴノーツの誰かが部屋にいるかもしれないが。>>875
【クラス説明】
ミンストレル:吟遊詩人のクラス。演奏や詩によって伝説を残したり、偉業を成し遂げた者が該当する。基本的にはキャスターの適性を持つものに多い。クラススキルは対魔力と吟遊詩人。
【wiki登録】可「オレ様の腹ではこの程度朝飯にもならん。もっと上等な物を喰らわせろ」
【出典】俵藤太物語
【CLASS】バーサーカー
【真名】大蜈蚣(オオムカデ)
【性別】女性
【身長・体重】2m・80kg(通常時)、200km・800t(宝具使用時)
【外見・容姿】着物を着た褐色肌のガタイのいい女性。触角のようなくせっ毛をした髪型が生えている。
【地域】日本(近江・三上山)
【年代】平安時代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】魔性、巨人、超巨大
【ステータス】筋力:B++ 耐久:A++ 敏捷:C 魔力:B 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
狂化:E(A)
通常時は狂化によるステータスアップの恩恵を受けない代わりに、正常な思考を持ち、会話が可能。
宝具を使用すると魔性としての力が高まると同時に、狂化ランクがアップする。
理性の大半が奪われるが、食らうための欲望が原動力のため影響は低め。>>879
【宝具】
『神喰らいの大蜈蚣(かみぐらいのおおむかで)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1(自分自身)
バーサーカーの本来の姿である三上山を七巻半した巨大な大百足の姿へと変身する宝具。
この状態のバーサーカーは狂化ランクがAランクまでアップし、辺りを更地にするまで全てを食らいつくす魔性の化身となる。
しかし、狂化ランクアップと巨大化も相まって一流魔術師クラスでも賄えない莫大な魔力量を必要とする。
そのためこの状態の維持は数分が限界。
また、竜神を苦しめた伝承からこの状態のバーサーカーは竜種と神性両方の特攻効果を持つ。
【weapon】
《百足の毒》
百足の特性による毒の牙や毒液を噴射することが可能。
龍神を苦しめた逸話により、神性や竜種に強力な効果を発揮する。
本人曰く、「食べる前のスパイスだ」とのこと。>>880
【解説】
『俵藤太物語』、『太平記』で描かれる俵藤太の伝説に登場する大蜈蚣。
三上山に住み着き、その大きさは三上山を七巻き半するほどの巨体。
龍神曰く、この大蜈蚣は山の獣や魚のみならず龍神のこどもたち(あるいは眷属)をさらい、
食らっていたという凶悪ぶりだった。
これに困った龍神が大蜈蚣を退治できる勇気ある者を探すために大蛇に化け、
橋の上で通せんぼをしていた所に通りがかったのが俵藤太である。
龍神から大蜈蚣退治を依頼され、三上山のふもとに赴いた俵藤太の前に
大蜈蚣は松明が灯ったかのような光と風と雨を巻き起こしながら現れる。
藤太の放った矢は1度目と2度目は弾き返すも、最後は百足は唾に弱いことと、
八幡大菩薩に祈願した藤太の矢の一撃によって討たれる。
以上が俵藤太の物語に登場する大蜈蚣のストーリーであるが、
この大蜈蚣は、ある種のメタファーだという説も存在する。
大蜈蚣はしばしば炭鉱の象徴として扱われる。大蜈蚣は三上山の製鉄業グループであるという説だ。
龍神は瀬戸の唐橋近辺にある製鉄業のグループであり、彼ら二つの派閥は炭鉱の採掘権を巡って争っていたが、俵藤太こと、藤原秀郷が龍神側の製鉄業グループの味方となり、百足側がその争いに敗れた
という経緯を物語化したという説である。
もしかすると大蜈蚣はまつろわぬ民として変質した者達の成れの果てなのかもしれない…>>881
【人物像】
傲慢不遜でぶっきらぼうな性格。
龍神をも食らった逸話があるからか、とにかく大食いで何でも食べる。
彼女曰く人間も捕食するが、食べ物を貢いでくれる人物であれば見逃してくれるらしい。
美味しい料理であれば喜んでくれるのはもちろん、ゲテモノでも失敗料理でも「料理人の想いがこもっている」として何でもペロリと平らげる食欲の化身である。
何故か人間の女性の姿で召喚されているが、その理由は不明。元々メスの個体だったのか、
サーヴァントとして召喚される際の制限なのか…真相は不明のままである。
特技:地下堀り
好きなもの:口に入る物なら何でも
嫌いなもの:唾の入った料理、汁物に指を入れる行為
天敵:俵藤太
願い:「何でも願いが叶う杯?それは、また美味な味なのだろうなぁ~……」
【一人称】オレ様、我(威厳モード)【二人称】貴様【三人称】奴>>882
【因縁キャラクター】
・神霊系サーヴァント
「ほぅ、神の匂いのするサーヴァントがいるのか。どんな味がするのだろうなぁ…」
・竜特性サーヴァント
「なるほど、竜の因子を持つサーヴァントもいるのか。こいつらもいつか喰らってみるのも良いなぁ~!」
・俵藤太
「見つけたぞ俵藤太!あの時の借りを返してくれるわ!さぁ、オレ様と勝負……
まずは再開祝いに飯だと!?何を世迷い言を……もぐもぐ、美味いなこれ!」
生前にやられた仇敵。召喚され、出会う機会があればリベンジを狙っている。
しかし、藤太からは人の姿で召喚されたことを目を付けられ、無限俵で餌付けされてしまう
・カルデアキッチン組
「雀の女将の作る料理は絶品だ!ブーティカやタマモの料理も捨てがたい!エミヤ、何をしてる早く次の飯をよこせ!」
美味しいものを食べるのが好きなので、キッチンに入り浸っている。
おめでとう、新たなるカルデア大食いクイーンの誕生だ!>>883
・ゴルドルフ・ムジーク
「おい、ゴッフとやら。美味な肉を作れるんだろ?早くしろ。さもないと貴様を喰ってやるぞ」
美味しい料理を作れるという噂の新所長に対しては脅迫じみた言動で料理を催促する。
ゴルドルフも文句を言いつつも、振舞った料理を綺麗に平らげて賞賛してくれるので
悪い気はしない様子である。
・宮本武蔵(バーサーカー)
「聖杯で飯を喰うことを願ったことは恥ではない。むしろ誇るべきだ。オレ様も聖杯で似たようなことを願ったからな」
(イベントストーリーで特異点で作ってそこで主人公達カルデア勢と戦った設定)
・武姫
俵藤太(藤原秀郷)の末裔である蒲生氏郷の叔父、小倉行隆の娘。
「むかで姫」という異名があり、彼女が亡くなった時、体にはムカデが這ったかのような痣が現れたという。
人々はこれを「俵藤太の射った矢尻に残された大蜈蚣の呪い」と噂された。
他にも墓の付近にムカデの怨霊が這い回ったり、武姫の髪の毛が蛇に変わったといったなど、
不吉な噂が絶えなかった。
「オレ様が女子の身体なのも、この噂が影響してるのかもしれないなぁ」>>884
投下終了です。
その百足女は(食事に)恋をする。【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【真名】■■■■■・■■■■
【性別】男性
【身長・体重】168cm・61kg
【容姿】パワードスーツのようなもので武装した、目を輝かせる青年
【属性】秩序・善・人
【ステータス】筋力C+ 耐久C+ 敏捷D+ 魔力D+ 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
魔術師ではないアーチャーは魔術工房ではなく「キッチン」そして「レストラン」を作る。
道具作成:B
料理、そして料理を作るための調理器具を作る。アーチャーは料理に関わる■■■な■■の■■■としての功績を残している。>>886
【固有スキル】
料理の鉄人:A
料理という分野においてあらゆる面で時代の最先端に立って戦い続けた、その精神性がスキルになったもの。料理への情熱を戦闘に際して必要とされる強靭な精神力、冷静な判断力などに変換する。
食材理解:A-
食材としての生物の肉体の正確な理解。それは即ち、物体としての構造的な弱点を把握している事でもある。攻撃時のダメージにプラス補正が加えられる。
ただしアーチャーの倫理観の影響で人間に対しては効果が下がっている。
戦場の糧:EX
戦場における兵士の食事を用意する。どんな乏しい材料からでも美味しい料理を作り出すレシピを備える。それはただ肉体を癒すのみならず、精神を充足させ魂を奮起させる「美食」である。
【宝具】
『命を燃え上がらせるもの(■■■■■■■■・■■■■■■■■)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
アーチャーの心象を鎧の形に具現化したものを装着する。
キッチンをパワードスーツの形に変えたような装備。様々な調理器具を原型にした武器を具現化させて戦う。特に、右腕を■■■■■をモチーフにしたような■にして繰り出す■■■■は代名詞的な主力武器。ちなみに背部にも同じく■■■■■をモチーフにした■■■■■■■■■を出現させて■■■■■ことなども可能。その手数により幅広い状況に対応可能。
敵を攻撃的に"加工(調理)"して戦闘能力を削ぐことに優れている。
もちろん、本来の(?)用途通りに調理に使っても超高性能。
再臨段階によってスチームパンク風、現代風などとデザインが変わる。>>887
【解説】
少年の面影を残した青年。柔和で陽気。誰にでも分け隔てなく接し、どんな相手とでも仲良く会話できるコミュ力と肝の据わり方の持ち主。心優しく、立場の弱い者やあぶれた者に心を配ることを忘れない。このような性格は「食の世界に境界無し」「美食はあらゆる人のためのもの」という信念に基づくもの。
サーヴァントとしての彼は、戦場において癒しを必要とするもののために召喚に応じる。サーヴァントとして戦闘能力を持つが、本分はあくまで料理人と心得ている。ただし持てる力を全て活かして人を助けることに躊躇いは無い。戦う料理人。弱きを助ける正義のヒーロー。
…ただし■■の■■■■■■の■■■についてネタにされると、曰く言い難い顔になる。
【因縁キャラクター】
■■■■■■・■■■■■■■
■■■■■■において、■■と■■という■■■■において改革をもたらした二人。いわば広い意味での生前からの同志。ソワイエさんやな
ゴーストアンドレディで見た>>890
【固有スキル】
料理の鉄人:A
料理という分野においてあらゆる面で時代の最先端に立って戦い続けた、その精神性がスキルになったもの。料理への情熱を戦闘に際して必要とされる強靭な精神力、冷静な判断力などに変換する。
食材理解:A-
食材としての生物の肉体の正確な理解。それは即ち、物体としての構造的な弱点を把握している事でもある。攻撃時のダメージにプラス補正が加えられる。
ただしアーチャーの倫理観の影響で人間に対しては効果が下がっている。
戦場の糧:EX
戦場における兵士の食事を用意する。どんな乏しい材料からでも美味しい料理を作り出すレシピを備える。それはただ肉体を癒すのみならず、精神を充足させ魂を奮起させる「美食」である。
【宝具】
『命を燃え上がらせるもの(ガストロノミック・リジェネレーター)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
アーチャーの心象を鎧の形に具現化したものを装着する。
キッチンをパワードスーツの形に変えたような装備。様々な調理器具を原型にした武器を具現化させて戦う。特に、右腕をガスコンロをモチーフにしたような砲にして繰り出す火炎放射は代名詞的な主力武器。ちなみに背部にも同じくガスコンロをモチーフにしたロケットブースターを出現させて空高く飛ぶことなども可能。その手数により幅広い状況に対応可能。
敵を攻撃的に"加工(調理)"して戦闘能力を削ぐことに優れている。
もちろん、本来の(?)用途通りに調理に使っても超高性能。
再臨段階によってスチームパンク風、現代風などとデザインが変わる。>>891
【解説】
アレクシス・ソーヤー、アレクシス・ソワイエ。19世紀、フランスで生まれ産業革命期のイギリスで活躍した料理人。
12歳でレストランで働き始め、17歳で料理長になったと言われる。その後20歳の夏の七月革命に巻き込まれてイギリスまで逃亡。上流階級のサロンのお抱え料理人となったアレクシスは、最新のインフラであるガスを利用したキッチンを考案する。そう、現在でも世界中の過程で一般的に使われる調理器具、ガスコンロの誕生である。その他にも冷蔵庫やオーブンなど多くの発明を発案し、名声を高めた。
アイルランド飢饉の際に政府に命じられアイルランドへ派遣された際には、乏しい材料から限界まで美味を引き出した「飢餓のスープ」を考案。また彼の書いた低予算料理レシピ本の売り上げは事前段単位に寄付された。
ロンドン万国博覧会においては、上流階級の人間を相手にしたレストランの本館に加えて、一般市民や労働者を対象にした大衆食堂を用意した。階級社会においてこの発想は受け入れられず、巨額の赤字を出してレストランは閉店することとなる。
そしてクリミア戦争において、栄養失調や食中毒が蔓延していた兵士の食糧事情を改革するために奔走した。
少年の面影を残した青年。柔和で陽気。誰にでも分け隔てなく接し、どんな相手とでも仲良く会話できるコミュ力と肝の据わり方の持ち主。心優しく、立場の弱い者やあぶれた者に心を配ることを忘れない。このような性格は「食の世界に境界無し」「美食はあらゆる人のためのもの」という信念に基づくもの。
サーヴァントとしての彼は、戦場において癒しを必要とするもののために召喚に応じる。サーヴァントとして戦闘能力を持つが、本分はあくまで料理人と心得ている。ただし持てる力を全て活かして人を助けることに躊躇いは無い。戦う料理人。弱きを助ける正義のヒーロー。
…ただし現代のイギリス料理の不味さについてネタにされると、曰く言い難い顔になる。何せイギリスの料理文化を破壊したのは産業革命だが、彼の功績を生み出したのもまた産業革命なのだ。その感情の複雑さは随一。軽々しく触れてはならない。>>894
《固有スキル》
◆料理の鉄人:A(CT7~5)
自身の攻撃力をアップ(3ターン)+味方全体のHP回復量をアップ(3ターン)+味方単体のHPを回復
◆食材理解:A-(CT8~6)
自身に〔生物〕特攻状態を付与(3ターン)&〔生物〕特防状態を付与(3ターン)&〔人型〕に対する攻撃力をダウン(3ターン)【デメリット】
◆戦場の糧:EX(CT8~6)
味方単体にガッツ状態を付与(5ターン・1回)&最大HPをアップ(5ターン)&攻撃力をアップ(5ターン)
《宝具》
『命を燃え上がらせるもの(ガストロノミック・リジェネレーター)』
ランク:C 種別:Buster
敵全体に攻撃[Lv]&与ダメージカット状態を付与<OC>(3ターン)&やけど状態を付与(3ターン)&弱体解除成功率をダウン(3ターン)&毒状態を解除【デメリット】+味方全体のHPを回復<OC>&NPを少し増やす&弱体無効状態を付与(1ターン)
《性能》
低レア回復型アーチャー。攻撃バフも一つ一つの倍率は高くはないが重ねることでかなり火力を出せる。第二スキルのデメリットを解除もしくは防止できるような味方と組めば、非常に幅広い上に倍率の高い特攻を持つ強力なアタッカーとして動ける。
ちなみに宝具にやたらこまごまとした追加効果が多いのは「キッチンシンクデザイン」というやつ。>>893
正直個人的許容範囲ギリギリの魔改造鯖なんだけど、料理人鯖と言うより発明家鯖として、発明品が超強化されて武装になるのはギリありかな…という…
テスラもアーチャーだし…
ちなみにパワードスーツは全身覆うタイプじゃなくてパワーローダーみたいなタイプを想定してます>>897
クラススキル無い鯖はクラススキルは与えられてるけど、
対魔力:-、単独行動:- みたいな感じで消失してる感じを想像してる『さぁ、聞き手様はどのような恐怖(私)をお求めでございますか?どのような恐怖(私)であろうとも、聞き手様の望むがままにめくるめくる体験させて差し上げます。』
【元ネタ】今昔百鬼拾遺,百物語など
【CLASS】キャスター/ルーラー
【真名】青行燈
【異名・別名・表記揺れ】百物語,怪談,学校の怪談,都市伝説,ネットロアなど
【性別】女性
【身長・体重】158cm・37kg
【肌色】白【髪色】青いグラデーションの入った漆黒【瞳色】光を通さない黒
【外見・容姿】着物を着た女性。青い焔を周りに浮かせ、頭からは2本の角が生えている。
【地域】日本,世界中
【年代】江戸時代,あらゆる時代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型,魔性,鬼種
【ステータス】
筋力:? 耐久:EX 敏捷:? 魔力:? 幸運:? 宝具:EX>>899
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
召喚された瞬間に聖杯戦争の舞台となる範囲にキャスターそのものたる「固有結界」が展開される。キャスターはその「固有結界」のうちで語られた怪談を把握することができる。
また、取り込んだ怪談に基づく「異界」を展開することができる。
── えぇ、怪談はどこにだってありふれているのです。
真名看破:EX
特殊状況下に置かれることでキャスターはルーラーへとクラスチェンジし、その最に会得するクラススキル。
固有結界内に召喚された反英霊の真名を把握する。また、妖怪系英霊、特に鳥山石燕が描いたことのあるサーヴァントを対象とする場合は遠くからでもステータスの閲覧が可能。
神明裁決:A+
真名看破と同じく、クラスチェンジの際に得るスキル。
命令やペナルティを執行するため、管理を担う聖杯戦争に参加するサーヴァントへ絶対命令を下せる特殊な令呪を、全員に対し二画ずつ保有する。特に、妖怪系英霊に対してはより強力な強制力を有する。>>900
【固有スキル】
狂気:EX
不安と恐怖。調和と摂理からの逸脱。周囲精神の世界観にまで影響を及ぼす異質な思考。。
────恐怖(私)と狂気は切っても切り離せないものです。だからこそ恐怖譚の具現である恐怖(私)は狂気そのものなのかもしれませんね。
怪談改造:A
現界してから聞いた怪談を噂などで上書きし、改造することで怪談に現れる怪異を強化させるスキル。ただし、強化しすぎると対抗神話も自動的に作られ、弱点が現れることに。
──怪談とは尾鰭がつくもので、なんの変哲もない話でさえもふとした噂で盛ってしまえば恐ろしい怪談になり得るのです。
あぁ、ですが、盛り過ぎてしまうと対抗神話も成立し、逆に怖さも半減、ということもございますのでご注意を。
枯れ尾花の影:EX
キャスターは怪談が100話分語り切られるまで存在していないという概念を持ち、その時まで完全に滅ぼすことができない特性を持つ。
──まだ、現れてはいないものを討つことはできないでしょう?
畏怖の青焔:EX
人に恐怖を求めさせる青い焔。青い紙を通して燃ゆる焔は人の心を照らすことなく影を落とし、そしてその影からモノノケは生まれる。
──さぁ、どうか語ってください。貴方の求める怪談を。>>901
【宝具】 『皆と語り廻るは百物語(青行燈)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜500 最大捕捉:レンジ内全域
固有結界。サーヴァントの持つ能力が固有結界なのではなく、固有結界そのものがサーヴァントと化したもの。ナーサリー・ライムと同タイプの宝具。
召喚された瞬間に、聖杯戦争が行われる範囲と同化し、視認不可の結界が貼られる。結界内で語られた百物語、怪談、都市伝説、ネットロアといった恐怖譚をキャスターは把握し、収集することができる。そして、集めた怪談は第二宝具を用いることでキャスターを怪談の主役たる怪異へと変貌させることができる。
もしも聖杯と接続した場合、キャスターはエクストラクラス「ルーラー」へとクラスチェンジする。そして、人々に畏れられる魔性を中心とした反英霊達を無造作に召喚するようになるという、ある意味で聖杯戦争そのものとなる宝具でもある。
『語るは百鬼、呼ばるは一鬼(語れ、騙れ、化たれ)』
ランク:EX 種別:対己宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
陣地内の「誰か」が語った怪談を元に自らを変化させる宝具。百話分まで怪談を使用することができ、 1度使用した怪談は使用不可となる。そして、百話分使い切った日の夜にキャスターは『恐怖の具現たる怪異』として顕現する。
ただし、それは百物語の完結も同時に意味することであり、夜も終わり夜明けを迎えた時、キャスターの存在は消失する。
聖杯と接続していた場合、第一宝具で召喚された反英霊を百騎取り込むことで人類が望む最上の恐怖を再現する獣として顕現することとなる。>>903
【解説】
“燈きえんとして又あきらかに、影憧々として暗き時、青行燈といへるものあらはるゝ事ありと云。むかしより百物語をなすものは、青き紙にて行燈をはる也。昏夜に鬼を談ずる事なかれ。鬼を談ずれば怪いたるといへり”
鳥山石燕著作『今昔百鬼拾遺』より
青行燈とは日本の怪談会である百物語の最後に現れると言われる怪異のことを指す。これに明確な形はなく、百物語の終わりに何か不可思議なことが起きればそれが青行燈なのだという。
江戸時代の妖怪絵師「鳥山石燕」は青行燈に明確な形を与えており、その姿は黒い長い髪と角を持ち、歯を黒く塗った白い着物を着た鬼女の姿をしている。青行燈という名前は百物語の雰囲気を出すために行燈に青い紙を貼っていたことが名付けの由来だとされる。
このサーヴァントの正体は、恐怖を求める人の心、人に恐怖を与える恐怖譚の概念などが、百物語の最後に現れる怪異「青行燈」を被ることで反英霊となったもの。
恐怖を求める人の心が生まれた要因の一つであることから、基本人間にしか召喚できない。死徒や幻想種、妖怪、神霊といった者には召喚されない。>>904
【人物像】
常に微笑を浮かべ、ですます口調で話す献身的な女性。
人に恐怖を与えることに対して使命感を持っており、与えるからには最高の恐怖をと思っている。そして、彼女は語られた恐怖を再現して人を怖がらせ、場合によっては人の命を奪ってしまう。
彼女はこの行為になんの罪悪感を覚えておらず、その理由として「聞き手様が恐怖(私)を求めたからであり、それこそが存在意義であるから」と答える。また、青行燈は人がなぜ怪談、恐怖を望んだのかは考慮しない。なので軽い気持ちで望んだものであっても実際に恐怖を与え、それで被害を被った生存者が彼女を恨み文句を言っても
「聞き手様が望んだことですよ?どうしてそう私を憎むのですか?」
といった感じに聞き返してくる。彼女には何故恨まれているのかを理解することはできないのだ。>>906
【因縁キャラクター】
鳥山石燕:ある意味で父親といえる人物。大好きな人間達の中でも特別な感情を抱いている。
ナーサリー・ライム:同じ概念英霊。まるで正反対の在り方をしているが、キャスターは彼女のことを嫌ってはおらず、話をしたいと思っている。
マックスウェルの悪魔:同じ概念英霊。永久機関という人の望みから生まれた英霊である彼に対して、同じく恐怖を求める人の心から生まれた彼女は親近感を抱いている。
玉藻前:妖怪、だが同時に太陽神でもある反英霊。一眼見た瞬間玉藻前の正体を看破して、困惑しつつもすぐさま彼女から離れる。 寺生まれのTさん:究極の対抗神話。恐怖の否定者とも言える彼のことを、嫌いなものがあまりないキャスターとしては珍しく大嫌いという感情を示している。なお、出会うと『破ぁっ!!』されて、特性を無視して問答無用で消される。
【wiki登録可】です。>>909
【クラス別スキル】
自尽証明:A
他クラスのサーヴァントのように逸話の一つとして自殺が組み込まれているのではなく、自殺したからこそ名を残した、という成り立ちから発生するもの。
自らを対象とした攻撃判定、即死判定の成功率がランクに応じて上昇するが、反比例して存在の強度が希薄になりステータスが低下する。
本能否定:EX
現実という世界、或いは生命としての本能を憎む反発者の証。
かつて自ら生命を放棄することを選んだスーサイドは、「生きとし生ける者」、「生存し続ける者」すべてに対して強力な怨念を持ち続ける。ランク相応の精神耐性と、「死の肯定」への思考の固定効果。
スーサイドにとって死は大いなる計画のワンステップに過ぎず、そこに憎悪や憐憫といった負の感情は存在しない。
正体不明:-
一定のカタチを持たず、観測者の認識次第でその姿を変化させる。
Aランクでは形態・体型共に不定。地球外生命体を始めとした虚誕妄説な自己解釈による霊基破綻。
スーサイドクラスに確立された事で失われている。
未知の怪物:-
真名看破に際して「答え」となる名を消滅させるが、自身も知名度補正を得られなくなる。
英霊という存在が持つ『真名』の有利不利を失うもので、無辜の怪物とは真逆の『多数の相反する認知を以て己を不定とする』もの。
スーサイドクラスに確立された事で失われている。>>910
【保有スキル】
無辜の怪物:EX
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。
本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
存在を陰謀論者や終末論者によって根底から塗り潰され、彗星から人類救済を説く異星人に変貌してしまっている。
星読み(歪):A
本来ならば天文学とは異なる宇宙、星々に関するスキル。
論理や事象、現象を以て読み解くのが天文学であれば、神秘や幻想、信仰を以て祈り綴るのが星読みとされる。
スーサイドの場合、人の手に届いた筈の天体から神秘を見出し、荒唐無稽な終末論を紡ぎ出すスキルと化した。
スイングバイ:A++
彗星舞踏。
戦闘中の特殊な機動。相手の持つ運動エネルギーを奪う、あるいは付与し、性能限界を越える加減速を行う。
かのハレー彗星を上回る超巨大彗星が揮うソレは、宇宙機のスイングバイとは一線を画す破壊的な推進力となる。>>912
【解説】
1997年から1998年にかけて観測された大彗星。
1995年7月23日に天文学者のアラン・ヘールが、ほぼ同時刻にアマチュア天文学者のトーマス・ボップがそれぞれ別々に発見した。
その奇妙な偶然から2名の名前を冠してヘール・ボップ彗星と命名されたが、非常に輝くとされた予想を疑問視する専門家もいた。
そんな疑念を覆して1997年から18ヶ月間もの長期間に渡って肉眼で見えるようになり、近日点ではシリウスの次に明るい星と化した。
飛躍的に発展しつつあった当時のインターネット技術の影響から多くの人々を虜とし、その輝きで目を焼き付かせた『世紀の彗星』。
かのハレー彗星を上回る膨大な観測情報から得られた、ガス尾とダスト尾に次ぐ第三の尾であるナトリウムの尾や彗星から確認された有機物質など天文学上の画期的な新発見も多い。
しかし、このスーサイドとして現界したヘール・ボップ彗星は前述したような天体ショーではない。
とあるアマチュア天文学者が撮影したヘール・ボップ彗星の画像の奥にぼんやりと光る謎の物体が写り込んだ。
後に観測上のミスと判明したが、その“未確認飛行物体”こそエイリアンの宇宙船であるという噂がオカルトマニアの間でまことしやかに囁かれた。
それに目を付けたのが宗教団体ヘブンズ・ゲートであった。
宇宙人信仰と終末論を折衷した教義と魂の救済を謳ったが、共同設立者の死去を経て思想面において次第に尖鋭化しつつあった。
“彼”はかの“UFO”こそ「天の王国」から飛来した我らの救いの手と説き、信者38名の集団自殺.事件という最悪の結末を迎えた。
【人物像】
〔データ抹消済〕>>913
イメージカラー:濁った青緑と錆びた鉛
特技:人類救済(自称)
好きなもの:善が満ちた世界
嫌いなもの:悪が栄えた世界
天敵:星を目指す少年少女
願い:〔404 Not Found〕
【一人称】 【二人称】 【三人称】
【wiki登録】可>>897
まあクラス迷ってた名残ですね…
最終的にアーチャーにしたけど、クラススキルはキャスターが嵌り過ぎてて変えるのが惜しくなったんでそっちを残すことにしたのでした
アーチャーのクラススキルは引き換えに失ってる感じで結構前に投稿した鯖のもっといい感じの宝具を思いついてしまった……
加筆修正って大丈夫ですか?>>916
どんどんやろう!>>917
年代
宇宙モチーフ
希望と救済というキーワード
この三つが決め手
しかしスリーサイズがあったことが割とノイズだったので最初は同じヘヴンズゲート創設者のボニー・ネトルズを疑ったが、年代を見てそれはありえないと思って除外した【元ネタ】アングロサクソン年代記 +北欧神話 +アシパトル
【CLASS】セイバー
【真名】ウォーデン
【性別】男性
【身長・体重】192cm・95kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:EX
魔剣シッカースナッパーによって高い抗魔力を発揮する。
剣が間合い内から彼以外の魔術を排除して(押し退けて)いるだけなので、
広範囲魔術攻撃の場合、助かるのは彼と至近距離にいる者だけである。
もしも他の“オーディン”が同時に現界している場合、
その魔術に対しては効果を発揮しない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。>>920
【保有スキル】
神性:B
神霊適性。
現行人理テクスチャで再定義された“オーディン”たる彼においては、
北欧神話テクスチャに由来する力の運用資格としても機能している。
原初のルーン(剣):B
セイバークラスの彼は原初ルーンを刻む力を持たないが、
魔剣に刻まれた文字から神性と同ランクまでの効力を引き出す事ができる。
王統の祖:B
アングル・サクソン・ジュートの諸族に対して効果を増す軍団統率力。
ケントのヘンギスト、ウェセックスのセルディック、ベルニシアのイダ、
マーシアのペンダ、いずれも彼の子孫として位置付けられている。
泉にて:A+
聖木や水場における贄と代価、己の一部を捧げる事による自己強化。
仕様上、捧げたものを治癒等により取り戻す事は不可能。>>921【宝具】
『大神閃験(シッカースナッパー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
魔剣に刻まれた原初ルーン全ての並行励起。
ほんのひと時、自身を北欧神オーディンの疑似サーヴァントとして機能させる。
より以上のランク(再現度)での発動も可能だが、神代終焉以降のそれは
霊基の崩壊に直結し、最悪の場合、一行動の暇も無く消滅を迎える事となる。
『大震戦幻(シッカースナッパー)』
ランク:B 種別:対人宝具・亜種固有結界 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
終末予言。
北欧神話におけるそれと、ヨハネ黙示録のそれが入り混じった幻想世界へと
魔剣で傷付けた相手を引き込む。
引き込み後の各ターン終了時に対象は
意思・頑健STで抵抗判定を行い、双方に成功したならば幻想を抜け
一方に失敗したなら恐怖状態を付与された上で留まり、
双方に失敗したなら精神と魂に傷を負う。
剣による肉体の傷が深いほど、抵抗にはペナルティを課せられる。>>922
【解説】
アダムの子セツの子エノスの子ケナンの子マハラレルの子
ヤレドの子エノクの子メトセラの子レメクの子ノアの子
シェーアフ(洪水中に方舟の中で生まれたという)の子孫。
シェーアフを以て旧約聖書の記す系譜から外れるも、
アダムの子孫、キリスト教の文脈上に置かれ、
アングロサクソン諸王家の祖先に位置付けられた“オーディン”。
シッカースナッパー、『噛み付く獣』『騙す者』を意味する剣は
スコットランド民話『アシパトル』で語られるオーディンの魔剣。
作中でスコットランド王家伝来の宝剣として位置づけられていたが、
途轍もなく巨大な海蛇に国が脅かされた折には蛇退治の褒賞とされ、
これを果たしたアシパトルが手にした。この剣を携えたアシパトルは、
宮廷魔術師が駆使する魔術を全く受け付けず魔術師を斃したという。
……逆に言えば、オーディンの子孫だというスコットランド王家は
この剣を持っていてなお大海蛇を倒し得なかったのだが。
「未知に満ちた夏...全力で楽しむわ!」
【元ネタ】宇宙開発史
【CLASS】キャスター
【真名】オズマ計画(夏)
【異名・別名・表記揺れ】オズマ(水着)、Project Ozma、アメリカ国立電波天文台
【性別】無性(少女的風貌)
【身長・体重】145cm・38kg
【肌色】白【髪色】緑【瞳色】緑
【スリーサイズ】85/55/79
【外見・容姿】銀色のサンダルを履いた、エメラルドのような美しい緑色の髪のフレアビキニを着た少女。再臨するとサンダルが異形の強化外骨格へと変貌する
【地域】アメリカ合衆国・ウェストバージニア州グリーンバンク
【年代】1960年~
【属性】中立・夏
【天地人属性】星
【その他属性】人型・機械・神性・人類の脅威・夏
【ステータス】筋力:E 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:B+ 幸運:A 宝具: EX
クラスはキャスターに変化したが、フォーリナーとしての性質も色濃く残す。>>924
【クラス別スキル】
陣地作成:D
自由研究を行う「研究室」や「天文台」を作成できるが、人型の霊基を獲得し自由を得たキャスターはフィールドワークを好んで行うためそれほど活用されない。
道具作成:D
自由研究に使用する道具を作成する。
虫取り網や望遠鏡や図鑑など、それっぽいものは大体用意できる。
領域外の生命:EX
神性:B
【保有スキル】
SVIS:EX
Summer Vacation Independent Study───夏季休業独自研究。
茹だるような夏の熱気にも負けぬ好奇心、様々な「なぜ?」を追求することに対する適性。
つまりは夏休みの自由研究に対する熱心さを表す。
独特すぎる視点で作成された研究物は、学界を震撼させたり、先生方を困惑させたりする。>>925
夏季続行:B
水着に着替えた茨木童子の持つ、吾はまだ帰らぬ!と似て非なるスキル。
遊びたい気持ちと遊び相手が帰ってしまう寂しさの矛盾を抱えた茨木童子とは違い、オズマは断固として夏を遊び尽くす。
誰かがいればもっと楽しいが、誰もいなくても楽しむ方法はある。限られた時間を楽しみ尽くすためにオズマが見つけた、夏休みに対する一つの解。
みんなで遊んだ後は自宅で自由研究に取り組む。
それもまた夏の楽しみだろう。
翠玉の邪智(夏):A
探求者を破滅へ導く『翠玉の聖者』より齎される叡智...の夏版。
夏を楽しむお役立ち情報を得たり、刺激的な深淵の夏スキルを発揮出来るが、時に堕落(サボり)や破滅(財布)へと誘い、渇き殺させようとする(比喩無し)危険なスキル。
だが、時には危険な誘いに乗ってみるのも一興である。
息抜きや散財も、貴重な一夏の思い出になるかも知れないからだ。
水分は摂ろう。>>926
【宝具】
『未知を求め、夏の彼方へ(インターステラ・シルバー・シューズ)』
''ランク:B+ 種別:対未知宝具 レンジ:宇宙距離梯子級 最大捕捉:1地点''
『風の貴公子』とその眷属が持つという星間飛行能力の断片が、オズの魔法使いに登場する魔道具の形を取って具現化したもの。
平時はエメラルドが散りばめられた銀色のサンダルであるが、戦闘時には脚を覆う、昆虫や爬虫類の要素を有する強化外骨格へと変貌する。
深淵の魔術基盤に接続された魔導武器であり、既存宇宙航空力学や宇宙物理学を逸脱した原理で飛行・浮遊を行い、アルデバランより吹く恒星風を噴出する事による急加速、超高速機動戦闘を行うことも可能。
真名解放により宇宙空間へと飛翔、地球環境下では発揮できなかった"光速を超越した星間飛行能力"により、観測した任意の地球座標に即座に帰還し、強烈な移動エネルギーと深淵の魔風が込められたライダー...もといキャスターキックを喰らわせる。
その威力はまさにメテオストライク。まともに喰らった敵対者は落下地点に刻印されるクエッションマークを三つ組み合わせた様な奇妙な紋様に押し潰されるだろう。>>927
『草稿・アルデバラン及びヒアデス星団周辺で観測された深淵事象の研究と応用(クフアヤク・ブルグトム・ブグトラグルン・ブルグトム)』
''ランク:EX 種別:対理宝具 レンジ:測定不能 最大捕捉:測定不能''
ザ・キング・イン・ザ・イエロー・フラグメント。
夏の陽射しと翠玉眩く狂気に当てられたキャスターが、最初の自由研究として書き上げてしまいそうになった論文紙片。
暴走した観測能力を発揮し、おうし座周辺の宙域を深く覗き込んだ際に"繋がり"、"垣間見て"しまったナニカと深淵の異界常識について記された魔導書(グリモワール)。
仮に書き上げてしまえば『咆哮する獣の書』『象牙の書』『妖蛆の秘密』などに匹敵する悍ましき摩典にすらなり得た現実性を犯す劇物。
幸いにも危険を察知した他のサーヴァント達やマスターの手により執筆は打ち切られ、研究は永続的に停止された。
使用した場合、紙片そのものを触媒とし、人智の外にある事象が再現、顕現する。
鏤められりヒアデスの星々、アルデバランの此方、溟き湖の淵に閉ざされし『名状し難き邪王』が這いずり寄り異形の指先を伸ばし、触れた存在の生体構造に不可逆的な歪みを生じさせる。【解説】
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%22%A5%AA%A5%BA%A5%DE%22
深淵探索者系無機物お姫様オズマが夏バージョンに変化したもの。
コンセプトは「自由研究に真面目に取り組む元気いっぱい秀才少女」
普段以上に好奇心もブーストされているので眼を離すと直ぐに視界から居なくなるぞ。
いきなり人類の脅威らしく、邪神に唆されて神話技能がアップしそうなブツを書き上げそうになって厳重注意を受けたので、少なくとも夏の間は領域外関連のトラブルは起こさないと思われる。多分。
【人物・性格】
夏を存分に楽しんでいるお姫様。実際にはお姫様ではないが、大体そんな感じのふわふわと浮世離れした雰囲気はしてる。
元々計画ないし天文台であった彼女にとって当然ながら夏休みという概念は未知そのもの。
ものすごくはしゃいでいるが観測施設としての性か、データの収集や現地実験など、自由研究の課題に取り組む事を忘れない。
遊びも学習にも本気で取り組むのが彼女なりの夏の楽しみ方なのだろう。
根を詰めすぎるとオーバーヒートしてその隙に『翠玉の聖者』が囁いてくるので冷えた蜂蜜入りレモネードでも差し入れしてあげよう。
イメージカラー:夏に煌めく紺碧
特技:自由研究
好きなもの:未知、未体験、蜂蜜入りレモネード
嫌いなもの:スランプ、オーバーヒート
天敵:隙あらばサボりと深淵へと誘おうとする『翠玉の聖者』の囁き
願い:自由研究の完成、夏の終わりまで楽しみ尽くす>>930
twitterだと探し方がいまいちわからないな
#ぼくのかんがえたサーヴァントで検索すればいいの?https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A4%AC%A4%E9%A4%AC%A4%E9%A4%C9%A4%F3%28%B6%B8%29
がらがらどん(狂)
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%AA%A5%EB%A5%D5%A5%A7%A5%A6%A5%B9
オルフェウス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C0%C4%B9%D4%C5%F5
青行燈
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B2%BE%BE%CE%A1%A7X
仮称:X
登録完了
【お題】
夏、水着サーヴァント>>932
登録ありがとうございます
仮称:Xのイメージ画像の追加と仮称:海洋恐怖症を参考とした怪文書パートを生やさせて貰いました。>>932
オルフェウス登録ありがとうございます。>>936
【固有スキル】
嵐の航海者:A-
「船」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ため、ランクにマイナスが付いている。
澱み無き黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。ただし他人のためのお金や共同体の共有財産は大量に稼げるが、自分個人のための財産はあまり身に付かない。
ライダーは■■■■■■の中で最も富を得ていたと言われる。
■■王子:A
■■として高貴で紳士的なその在り方。ライダーは仲間達には分け隔てなく接し、民主主義を敷いていた。■■■■■■■■■■■■しても無益な殺生や拷問などの行為は決して行わなかったと言われる。彼は人種、年齢、性別などによる差別を行わず、その船には老若男女、白人も黒人も区別せず乗せたとされる。ちなみに■■■■■■においても■■■として知られていた。
他者を惹き付けると同時に、指揮下にある者の抑圧されていた能力を解放させる特殊なカリスマスキルのように働く。
無辜の嵐:A
「無辜の怪物」と似て非なるスキル。風評によって本人が魔人化するのではなく、風評が具現化した力に纏わり付かれる。後述の宝具『見えざる黒き嵐の魔女』に由来するスキル。>>937
【宝具】
『見えざる黒き嵐の魔女(ウィッチ・オブ・■■■■■■■)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:10人
ライダーの背後に浮かぶ、影のような、幽霊のような女性。その正体はライダーの恋人であったとされる女性、■■■■・■■■■。ライダーはこの女性を「マリアン」と呼ぶ。これは■■に由来するものではなく、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■にちなんだもの。
常にライダーの身を取り巻き渦巻く「呪いの嵐」の発生源。呪いはライダーの意思とは無関係に常に湧き出しているが、放出された後の呪いは彼の意思である程度コントロール可能であり、これを攻撃や防御に利用する。しかしそもそもはライダー自身を呪うものであるため、扱いを間違えれば自身が蝕まれる危険なもの。またこの呪いに巻き込むことを避けるためにライダーは不用意に他者に近づこうとしない。
■■■■・■■■■は言葉を発することは無く、表情というものも存在しない。意思疎通は不可能であり、ライダーを慕っているのか恨んでいるのかも不明。果たして宝具として共に召喚される程のその想いは、愛なのか憎しみなのか、それをライダーは知らない。
しかしライダーの信条は「恨みも憎しみも、あまりに極まった感情は愛と同じ」というものである。故に彼は彼女の「愛」を受け入れる。
『花と嵐も別たれざる夜(ストーミー・ナイト・ワルツ)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:20~99 最大捕捉:800人
■■■■・■■■■が嵐を呼び、それに合わせてライダーが自身の船を呼ぶことによる、■■■■の再演。ただし■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■■■。何もかもを破壊せんとする大嵐の中をライダーの船だけが進んで行く。
真髄は「(どちらかがどちらかを壊してしまうが故に)共存し得ない二つの共存」の概念を持つ領域の展開。それは嵐が花を散らしてしまわず、別たれること無く共に寄り添える理想の夜。引かれ合う魂が裂かれることの無いように、というライダーの祈りの体現と言える宝具。
【Weapon】
『■■■■■』
ライダーが乗っていた■■■。>>938
【解説】
気障で雄弁な伊達男。一見はオレ様タイプのナルシスト。その実は自己中心とは程遠い人物で、常に自分のことよりも身近な他者を大切にし、自身の利益は二の次。特に人々がお互いに向けあう感情には敏感で、愛し合う人々同士が別たれることが何よりも許せない。それでいて誰もが持つ負の感情すらも人間にとって大切なものとして尊重する度量を持つ。どこまでも人間好きで、人の輪のほんの端にでも加えて貰えれば満足という性格。>>941
【固有スキル】
嵐の航海者:A-
「船」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。その生涯の最後において文字通り「嵐」に吞まれ命を落としているため、ランクにマイナスが付いている。
澱み無き黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。ただし他人のためのお金や共同体の共有財産は大量に稼げるが、自分個人のための財産はあまり身に付かない。
ライダーは黄金時代海賊の中で最も富を得ていたと言われる。
海賊王子:A
海賊として高貴で紳士的なその在り方。ライダーは仲間達には分け隔てなく接し、民主主義を敷いていた。襲った船から物資を奪いはしても無益な殺生や拷問などの行為は決して行わなかったと言われる。彼は人種、年齢、性別などによる差別を行わず、その船には老若男女、白人も黒人も区別せず乗せたとされる。ちなみにファッションにおいても洒落者として知られていた。
他者を惹き付けると同時に、指揮下にある者の抑圧されていた能力を解放させる特殊なカリスマスキルのように働く。
無辜の嵐:A
「無辜の怪物」と似て非なるスキル。風評によって本人が魔人化するのではなく、風評が具現化した力に纏わり付かれる。後述の宝具『見えざる黒き嵐の魔女』に由来するスキル。>>942
【宝具】
『見えざる黒き嵐の魔女(ウィッチ・オブ・ウェルフリート)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:10人
ライダーの背後に浮かぶ、影のような、幽霊のような女性。その正体はライダーの恋人であったとされる女性、グッディ・ハレット。ライダーはこの女性を「マリアン」と呼ぶ。これは本名に由来するものではなく、ライダーが度々自身を準えたロビン・フッドの恋人にちなんだもの。
常にライダーの身を取り巻き渦巻く「呪いの嵐」の発生源。呪いはライダーの意思とは無関係に常に湧き出しているが、放出された後の呪いは彼の意思である程度コントロール可能であり、これを攻撃や防御に利用する。しかしそもそもはライダー自身を呪うものであるため、扱いを間違えれば自身が蝕まれる危険なもの。またこの呪いに巻き込むことを避けるためにライダーは不用意に他者に近づこうとしない。
グッディ・ハレットは言葉を発することは無く、表情というものも存在しない。意思疎通は不可能であり、ライダーを慕っているのか恨んでいるのかも不明。果たして宝具として共に召喚される程のその想いは、愛なのか憎しみなのか、それをライダーは知らない。
しかしライダーの信条は「恨みも憎しみも、あまりに極まった感情は愛と同じ」というものである。故に彼は彼女の「愛」を受け入れる。
…しかし事実として、呪いの渦はライダーを取り巻いているのではないか? それは憎悪を意味しないのか? 否、ここにライダーすら知らない事実がある。そもそもこの呪いはグッディ・ハレットの憎悪や怨恨ではないのだ。むしろグッディ・ハレット自身の一部であり、その体を作るものと同じ素材…即ち、風評そのもの、悲劇を想像し悪意を仮託する人々の無邪気な悪意そのもの。――ライダーにとって、極まった感情は愛と同じと言うならば、それならばこの「悪意」は果たして――。>>943
『花と嵐も別たれざる夜(ストーミー・ナイト・ワルツ)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:20~99 最大捕捉:800人
グッディ・ハレットが嵐を呼び、それに合わせてライダーが自身の船を呼ぶことによる、最後の夜の再演。ただしライダーの船が沈むことは無く、嵐を完全に御し切ってみせる。何もかもを破壊せんとする大嵐の中をライダーの船だけが進んで行く。
真髄は「(どちらかがどちらかを壊してしまうが故に)共存し得ない二つの共存」の概念を持つ領域の展開。それは嵐が花を散らしてしまわず、別たれること無く共に寄り添える理想の夜。引かれ合う魂が裂かれることの無いように、というライダーの祈りの体現と言える宝具。
【Weapon】
『ウィダー号』
ライダーが乗っていた海賊船。>>944
【解説】
17~18世紀、カリブ海における「海賊時代」に活動した海賊の一人。「海賊王子」や「海のロビン・フッド」の異名を持つ義賊的な海賊として伝えられていた。民主主義を重んじ、無益な殺生や拷問は行わなかった。年齢や性別や人種に関係なく全ての仲間を平等に扱い、彼の船には白人も黒人も混在し、更には10歳程度の子供までもが乗っていたとされる。
伝説によれば彼は海賊行為を始める直前、コッド岬でグッディ・ハレットという美女と出会っている。曰く、ベラミーがコッド岬を離れた後、グッディ・ハレットは彼の子供を宿していることが発覚。出産後、食べ物を探すために子供をとある納屋に隠しておいたが子供は藁に埋もれて窒息死し、殺人罪で告発される。刑期の終了後に彼女は街を追われ、イースタムという地でベラミーを待ったという。
ベラミーの最期は嵐に遭遇したことによる遭難であった。145人の海賊を乗せた海賊船ウィダー号は瞬く間に海に沈み、生存者はわずか2名であった。
人々は風の強い夜にグッディ・ハレットがベラミーを呪う様子を見たといい、噂によればグッディ・ハレットが嵐を呼びベラミーを殺したのだとも言われた。>>945
気障で雄弁な伊達男。一見はオレ様タイプのナルシスト。その実は自己中心とは程遠い人物で、常に自分のことよりも身近な他者を大切にし、自身の利益は二の次。特に人々がお互いに向けあう感情には敏感で、愛し合う人々同士が別たれることが何よりも許せない。それでいて誰もが持つ負の感情すらも人間にとって大切なものとして尊重する度量を持つ。どこまでも人間好きで、人の輪のほんの端にでも加えて貰えれば満足という性格。
ただし、義賊を自称していても結局のところ自分は海賊である、という意識を忘れることは無い。その本質は破壊と略奪、混沌を齎す存在であり、結果として彼の為すことが他者の幸福に繋がったとしても、その中心に立つのは決して自分ではない。上記の性格は、それを心に刻んでいるからこそ。
サーヴァントとなってからは人々の日々の交流と悲喜交々を見守ることを密かな趣味としている。
ライダーが唯一抱える後悔はグッディ・ハレットの件である。老若男女を平等に扱った彼も、「最も特別な人」を共に連れて行くことは出来なかった。ロビン・フッドと並んで戦った女戦士マリアンのように、仲間として共に行ければ…あの時それを選べる自分であったら、たとえ最後は諸共に海沈む顛末となろうとも、きっと後悔は無かっただろう。>>946
Fate世界における海賊船長の例に漏れず、彼もオタク嗜好を持っている。彼の場合、特に愛するものは「百合」。
…ここまで長々と書いて来たプロファイルの意味が色々と変わって来てしまう気がするのだが、ご愛嬌というものである。
【因縁キャラクター】
エドワード・ティーチ
「リア充爆発しろ」「彼女同伴で即売会に来るな」など散々な言われよう。生前は同じ船にも乗った仲なのだが…。
ジョン・ラカム
伝説の女海賊コンビ、アン・ボニーとメアリー・リードを船に乗せていたことを激しく羨んでいる。そして百合の間に挟まる男は死すべし。
一方でライダーも少年海賊ジョン・キングのような子供を船に乗せていたため、ショタ趣味のラカムから嫉妬を受けている。なんとしょうもないいがみ合いだろうか…。
ロビン・フッド
英雄の現実を知ってもリスペクトの気持ちは変わらない。性格など対照的な部分が多いが、自身よりも人々の笑顔を大切にして戦った、という点では共通している。>>948
《固有スキル》
◆澱み無き黄金律:A(CT8~6)
自身のNP獲得量をアップ(3ターン)&Quickカード性能をアップ(3ターン)+スターを獲得
◆海賊王子:A(CT8~6)
味方全体のクリティカル威力をアップ(3ターン)&スター集中度をダウン(3ターン)
◆無辜の嵐:A(CT7~5)
自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)&防御力をダウン(3ターン)【デメリット】+自身を除く味方全体のカードチェイン効果量をアップ(3ターン)
《宝具》
『花と嵐も別たれざる夜(ストーミー・ナイト・ワルツ)』
ランク:C++ 種別:Quick
味方全体の攻撃力をアップ<OC>(3ターン)&防御弱体状態を解除+敵全体に攻撃[Lv]
《性能》
スター供給・操作に優れたライダー。第二スキルの倍率は100%ダウンで、使うとほぼ確実にスター集中度を均一にする。この上でスキルやコマンドコードを重ねるとスター操作の自由度が大きく上がる。第三スキルのチェイン効果量アップはQuickチェイン、Artsチェイン、Busterチェインの追加効果が一定値上昇するというもの(ブレイブチェインや1stボーナスには変化無し)。スター操作と合わせてカードの性能を引き出すような戦い方が可能。>>947
なんか色々ピースが嵌り過ぎて文章量が増えに増えた…
一応出発点は少年海賊ジョン・キングのことを知って「ラカムといがみ合ってる事にしよう」と思ったことだったりする【CLASS】アーチャー
【真名】ウルヴァシー/Urvasi
【性別】女性
【身長・体重・スリーサイズ】168cm・57kg・B95/W57/H83
【出典】インド神話、『リグ・ヴェーダ』、『マハーバーラタ』など
【時代】神話時代
【属性】秩序・善
【その他の属性】天、神性、妖精、ケモノ科のサーヴァント
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:EX 幸運:A 宝具:A+
【クラススキル】
対魔力:A
単独行動:EX
【固有スキル】
神性:A
ヴィシュヌ神の化身、聖仙ナーラーヤナの太腿から生まれた。
また水精アプサラスとしてインドラに仕える。
神としての性質、あるいはその体に神霊適性を持つかどうか神性属性があるかないかの判定であり、ランクが高いほどより物質的な神霊に近いとされる。
かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残であり、これを持つ者は様々な異能ボーナスが与えられる。>>951
妖精眼:A
グラムサイト。
月の妖精グラムが授ける眼、あるいは北欧伝説におけるグラームという男の持っていた“見えてはいけないものが見える”視界が名前の由来とされる。
ヒトが持つ魔眼ではなく、妖精が生まれつき持つ『世界を切り替える』視界。
高位の妖精が持つ妖精眼は、あらゆる嘘を見抜き、真実を映す眼と言われている。
妖精にとっては善意も悪意も同じくくりなので特に意味のない異能だが、善悪の違いに惑う人間がこの眼を持つとろくなことにならない。
魔力放出(雷):A+
魔力を自分の武器や肉体に帯びさせることで一時的に強化させる。
アムリタの体質によって供給される膨大な魔力は、雷となって体を覆う。
その姿はさながら千眼者(シャクラ)のごとく使用した武器は雷速に到達する。
神々の王インドラ(帝釈天)の眷属であるため、その雷霆神の力を有している。
サーヴァントとしては、魔力放出スキルとして表現される。
甘露の雨:A
水精アプサラスの異界常識(アストラリティ)、妖精領域。
不死の霊薬アムリタで形作られた雲海。
このアムリタで燃える炎で焼かれた者は神に迎え入れられるという。
シヴァ神が青黒い首(ニーラカンタ)と呼ばれる所以となった『ヴァースキの毒(ハーラーハラ)』も乳海攪拌によって生まれているように、鋼も人体も霊体も容易く溶かす毒とは表裏一体。>>952
美の顕現:A++
他者を惹き付けるカリスマ性。
神々であろうと、俗世の執着を捨てた聖仙(リシ)であろうと、その美貌には抗えない。
強力な誘惑を主体とした相手への束縛効果(ゲージ吸収、呪い、スキル封印)を発揮する。
異性であること、知性が高い(魅力が理解できる知性構造)ほど有利な補正を得る。
【宝具】
『帰滅、神解の天より来たる(サンヴァルタカ・ヴァジュラ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1000
インドに伝わる大洪水神話。
アイラーヴァタの生み出した雷雲にヴァジュラを投げ込むことで生まれる洪水。
『マハーバーラタ』にてマールカンデーヤが語るところによると、ユガ期の終わりに“終末の炎(サンヴァルタカ)”が三界と神々を含む動不動の存在の一切を燃やす。その後に虹色の巨大な雲が雷鳴とともに豪雨でもって地上を覆う。焼かれなかった山々と大地を砕き、すべてが水に沈んでナーラーヤナは微睡む。
インドラが解き放ったその一部でさえ無数の稲妻、雷鳴、暴風、降雹、そして何より豪雨によってヴラシャ村一帯は水没することになった。クリシュナ神はこれを受けてゴーヴィンダ山を左手で持ち上げて、村人たちのための傘にしたという。>>953
『輝く王冠(キリーティ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
アルジュナの十の名の一つ。キリーティンとも。
インドラ神がアルジュナに王冠(キリータ)を授けたことからその名が付いた。
ヴィシュヌ神のシャールンガ弓、シヴァ神のヴィジャヤ弓に匹敵する、ブラフマー神が造りし定命の者には扱えぬ剛弓“炎神の咆哮(アグニ・ガーンディーヴァ)”。
ヴリトラとの戦いの際にインドラ神が身に着けた鎧であり、合わせ目はブラフマンの糸によって結ばれている“破壊神の具足(シヴァ・カヴァーチャ)”。今や人間ではアルジュナとドローナしか装備できない黄金の鎧は、アルジュナのガーンディーヴァから放たれる矢さえ防ぐことができた。ただし、アルジュナをして三界すべての力を有すると云うその鎧も、両手の平のみ隙があり、ドローナによって鎧を授かっていたドゥリーヨダナはその弱点をアルジュナに射られて敗走した。
カーンダヴァの森の火災を鎮火するためインドラ神が降らした豪雨を遮るほどの量を維持する矢量を生み出す、無尽蔵の一対の箙。矢を射る時にあまりの速度から両手とも右手のように見えるということから、“左利き(サヴィヤサーチン)”と呼ばれるに至る。
自らの求婚を断ったアルジュナに対して掛けた、男性性を簒奪するという呪い。
男性性を奪った時点でのアルジュナへ一時的に変身することができる。
一種の疑似サーヴァントと言えるだろう。
【weapon】
『金剛杵(ヴァジュラ)』
百の継ぎ目をもつヴァジュラ。
古代インド神話に伝わる雷霆神の神格象徴の一つ。
形態は、密教において万有の本体である一真如を示すという独鈷杵のそれ。
所有者の魔力とは関係なく、真名解放せずともB+のダメージ数値が発生する。
神々の王インドラの金剛杵、すなわち聖仙ダディーチャの骨身より造られし、神々の最終兵器ヴァジュラはあらゆる敵を撃滅する。『リグ・ヴェーダ』ではヴィシュヌ神をはじめとする神々や聖仙が自らの神気(テージャス)をインドラに与え、彼は一投の下に堰界竜ヴリトラを打ち倒したという。
『バガヴァッド・ギーター』においてクリシュナは自らを武器の中のヴァジュラであると語る。つまりヴァジュラこそ最上の武器である証明に他ならない。>>954
『生命の海より出ずる巨影(アイラーヴァタ・ナーガラージャ)』
象の中の最上者アイラーヴァタ。
神々は荒廃した地上で生き続けるため、不老不死の霊薬アムリタを求めた。
アムリタを作るには世界を覆う海、乳海を撹拌せねばならず、神々は敵であるアスラたちと協力し、マンダラ山を軸にして世界を回して乳海を撹拌、多くの生命と霊薬を生み出したという。
アイラーヴァタはその際に乳海から現れた、四本の牙を持つ巨大な白い象の名前である。
ナーガ族の暮らす地底界パーターラを流れる水を汲み上げて、雲を作る力があるとされ、インドラがヴァジュラを雲に投げることで雷雨をもたらす。そのために“雲の象(アブラマータンガ)”という異名を持つ。
ナーガとは蛇の意でもあるが、同時に象を表す。すなわち竜種、この場合は乳海を攪拌した蛇王ヴァースキ(別名をシェーシャ、アナンタ)を写した影でもあるのだ。>>955
【解説】
乳海攪拌(サムドラ・マンタン)で発生した水精アプサラスの一人。
アプサラスとは水の中で動くもの、雲の海の間を行くもの。
地上においては雌の水鳥、ハンサ鳥の姿を取る。
総じて美しい容姿をしており、神々の王インドラに仕える天上の踊り子。半神族ガンダルヴァの配偶者であるともされている。森の木々の内、聖樹であるニヤグローダ(ベンガルボダイジュ)、アシュヴァッタ(菩提樹)、ウドゥムバラ(優曇華)に棲み、木々の上からシンバルとリュートが演奏される音が聴こえるという。
その中でもウルヴァシーは、ダルマ(正義)とアヒンサー(不害)の子である聖仙ナーラーヤナから生まれた。彼はヴィシュヌ神の化身であり、半身としてナラを生み出す。ナラとナーラーヤナの修行があまりにも激しいことを恐れた神々は、妨害するためにアプサラスを遣わした。しかしナーラーヤナは動じず、一本の花を太腿(ウール)の上に置くと、そこからアプサラスの美しさを上回る美貌のウルヴァシーが生まれた。
ミトラ神とヴァルナ神は彼女に欲情して漏れ出た精気を水瓶に零し、聖仙アガスティヤと聖仙ヴァシシュタが生まれた。また、聖仙カシュヤパの息子ヴィバーンダカ(カシューヤパ)は彼女を目撃したことで精気を水中に落とし、それを牝鹿が飲み込んだことで、額に鹿の角を持つリシュヤ・シュリンガを生んだ。聖仙シャラドヴァットとの間にクリパとクリピーの双子を儲け、彼らはクル王シャーンタヌによって養育された。ドローナと結婚したクリピーは後にアシュヴァッターマンを産む。
古くは『リグ・ヴェーダ』でプルーラヴァス王との恋物語が記され、『シャタパタ・ブラーフマナ』や『ヴィシュヌ・プラーナ』にも再録されている。プルーラヴァス王とは月神チャンドラの孫であり、後の月王統(チャンドラヴァンシャ)の祖ともなった人物。ウルヴァシーに恋し、ある条件と引き換えに五人の子供を儲けたが、王が裸で彼女の前に現れたため、ウルヴァシーは姿を消した。後にプルーラヴァスがガンダルヴァに成ると復縁した、とも。>>956
『マハーバーラタ』では、この世すべての武器(アストラ)を手に入れるために天界へ訪れたアルジュナに求婚するも、プルーラヴァス王の末裔であるアルジュナからは自らの太母であるとして断られる。この報復で男性機能を失うように呪いを掛けたが、インドラ神の執り成しで、一年間だけ・いつ呪いを使うか自分で決められる、という条件になった。
【人物像】
特技:水泳、性技
好きなもの:自由、力、雷鳴、インドラ神
嫌いなもの:正義、法、世界を治める気がないのに神々に喧嘩売る者
天敵:アルジュナ、クリシュナ
願い:大宴会
容姿:『マハーバーラタ』では、蓮花のような眼、大きな腰と尻、揺れる乳房をしているという。
『カーリカー・プラーナ』では、完璧な姿と若々しい外見を備え、すべての吉兆の特徴を有し、白桃色の肌をして、あらゆる装飾品によって飾られていたとされる。
だからこそ、その媚態と甘美さで、聖者の心と理性を一瞬にして強く魅了することができるのだ。
筆頭グリターチー、大聖仙ヴィシュヴァーミトラを誘惑したメーナカー、邪竜ヴリトラを誘惑したラムバー、プールヴァチッティ、スヴァヤンプラバー、ミシュラケーシー、ドゥンドゥ、ガウリー、ヴァルーティニー、ゴーパーリー、サハジャニヤー、クンバヨーニ、プラジャーガラー、チトラセーナー、チトラレーカー、サハー、マドゥラスヴァラーなどといったアプサラスが天界にてインドラに仕えている。
もちろん、名の知られていないその他のアプサラスもまた存在する。>>957
雲海のごとき威容のアイラーヴァタの背には、神々の軍勢が集う。
そこは天界スヴァルガ・ローカであるからだ。
本来ならばルドラ神群・アーディティヤ神群・ヴァス神群・サーディヤ神群・マルト神群・アシュヴィン双神が戦列に加わるのだが、神々は全面戦争のような機会でなければ応じないだろう。
故に、基本的にガンダルヴァの王チトラセーナが率いる下級神ガンダルヴァの軍勢が主力となる。
侍従長トゥンブル、ハハーとフフーの二人といった人物が名を連ねる。
ドゥリーヨダナとシャクニ、それからカルナを将とし、八千の戦車兵、三万の象兵、幾千もの歩兵、九千の騎兵を擁するカウラヴァの軍勢。ドヴァイタヴァナ湖でこれと交戦した際には、武器での戦いでは劣勢に陥ったが、チトラセーナの幻術(ガンダルヴァの都は蜃気楼であると云われている)によって混乱した敵兵は壊滅状況となる。ガンダルヴァ達の猛攻によって戦車を失ったカルナは撤退し、最後に残ったドゥリーヨダナは捕虜となる。しかし、この報を聞いたパーンドゥの五兄弟によって、捕らえられたドゥリーヨダナは解放された。
なぜアイラーヴァタの背が天界スヴァルガでもあるのか。
かつて三千万という大軍勢を誇る羅刹ニヴァータカヴァチャ族が、戦闘において神々相手に不死であるというブラフマー神の加護を得たために、インドラ神は自らの都城を追い出されるという憂き目に遭った。これを受けてインドラ神は奪還できるかどうかブラフマー神に問う。
ブラフマー神は告げた。誰よりもインドラ神が、他の肉体(アルジュナ)で彼らを倒すだろう、と。
そして都を失ったインドラ神は、新しい都をアイラーヴァタの背に再建する運びとなったのだ。これぞ天上の都“不滅なるところ(アマラーヴァティー)”。千の門と百の宮殿があり、香しい花々と聖なる木々が育ち、無数の天車(ヴィマーナ)が往来している神々の王都である。インドラ神の眷属であるアプサラスやガンダルヴァもそこに住むが、この都への道は星宿の道でもあり、死んだ者は再び地上に生まれるまで留まるため「アマラーヴァティーに入る」ことは死を意味するようになった。
【wiki登録】可
【コメント】アシュヴァッターマンのお祖母ちゃん
アルジュナもガーンディーヴァで貫けない鎧持っていたよな~、といううろ覚えで探していたら色が黄金だった。こやつも金ぴか族だったか【元ネタ】未確認動物
【CLASS】バーサーカー
【真名】印旛沼の怪獣
【異名・別名・表記揺れ】印旛沼出現怪獣、印旛沼堀割筋出現怪獣
【性別】不明
【身長・体重】4.8m・???kg
【肌色】黒【瞳色】濁った土色
【スリーサイズ】そんなものはない
【外見・容姿】猿のような顔付きをした巨大な爪を持つ半魚の怪物
【地域】下総国(千葉県)・印旛沼周辺
【年代】1843年9月25日
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】人型・魔性・猛獣・妖精
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:C+ 魔力:A 幸運:E 宝具:D++
【クラス別スキル】
狂化:B
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。>>959
【保有スキル】
水妖の魔:B+
水に棲む妖の異能および魔性を表すスキル。
天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出(水)、等との混合スキル。
自然の報復者:B
超自然的存在に起源を持つ事から獲得したスキル。
自然を破壊し自らの繁栄のみを謳歌する霊長に対する報復。
バーサーカーは対人、対文明に対して特効効果を発揮する。
混濁せし紋様:B-
術式を介さず魔術で発現する“結果”のみ発生させ、詠唱・文字等を必要とする工程を一切無視して魔術を発動させる妖(あやかし)の術。
荒れ狂う濁流による攻撃や大風、大雨、落雷などの悪天候に限定される天候操作などの大規模な魔術を振るうが、狂化しているため細やかな魔力操作は不可能。
よく観察すると、このスキル使用中、バーサーカーの身体に薄らと奇妙な紋様が浮かび上がっていることが見て取れる。>>960
【宝具】
『轟雷鳴・印旛沼出現怪獣(ごうらいめい・いんばぬましゅつげんかいじゅう)』
ランク:D++ 種別:対文明宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:13人~100人
雷のような轟音を立て、監視していた12~13人の役人を瞬殺、即死させ、生き残った者も重篤な病で苛んだという逸話から。
全身に刻まれた劣化複合妖精紋様を超過駆動させ、フィールドが自然に満ちた場所であれば魔力を吸収し燃費向上、威力弱化、フィールドが文明に満ちていれば"虐げられた大自然の呪詛"を吸収し燃費悪化、威力上昇、その身に込められた呪詛を圧縮、純化させ呻吟に乗せて放出する。
世界各国の妖精が持つ魅了の歌声の超攻性&呪殺特化バージョン。
近距離でまともに喰らえば絶叫による物理的、呪的な肉体の侵蝕粉砕による即死、生存しても呪病による継続的なダメージと弱体は免れない。
対開拓者、対権力者特攻。
【Weapon】
『異形の爪』
30cmもの長さを持つ巨大な爪。【解説】
江戸時代の下総国(千葉県)、天保14年9月2日(西暦1843年9月25日)、印旛沼の干拓事業中に出現した正体不明の未確認生物。
印旛沼の開削工事中、作業が難航していた弁天山付近の底無し沼周辺を役人たちが巡回していたところ、突如沼から濁り水が噴出し、暴風雨を巻き起こしながら光を放ち、この怪獣が現れた。
怪獣は、体長約4.8メートルで全身が黒く、猿のような顔つきで、30センチメートルもある爪を持っていた。
しばらく大きな岩の上に腰掛けていたが、突然、雷のような轟音を立て、監視中の役人13人が即死し、辛うじて生き残った3人も重い病に苦しんだという。
一説によると、役人が大勢殺.害される描写などから、幕府による印旛沼干拓事業に対する批判や皮肉を込めて、地元住民が創作した存在とされる。
【人物・性格】
その正体は人類による開拓により力を喪い、"無意味化"し印旛沼周辺の沼底に沈んでいた水妖の群が現地住民の印旛沼干拓事業に対する批判の思念や怨念の類を受け「新たな意味」をインストールした結果、産み出された複合妖魔。テンプレートなエコロジー系怪獣であるが、彼らの場合はさらに権力者への憎悪もインストールされているため、国家事業規模の自然破壊でもしない限りは比較的大人しい。
イメージカラー:濁った沼の黒
特技:天気を荒らす事
好きなもの:自然
嫌いなもの:自然界の秩序を覆すほどの開拓事業、権力者
天敵:星の開拓者
願い:自然界の秩序を覆すほどの開拓事業を推し進める権力者の殲滅
【コメント】
実は印旛沼に向かう途中で川を遡上している時に出現した怪獣なので、今の印旛沼に棲んでいた訳ではないらしい。>>933
ここも外に出すの禁止だしな
SCPみたいに匿名掲示板の発でも表に出すのいいとこで盛り上がってるとこはないもんだ>>930
自分もwikiとしてまとめられてる物か自分が出入りしてる掲示板くらいしか普段見ないし…
知らない誰かがtwitterにだけ公開してるものをピンポイントに探して見に行く方法が分からないし、そもそもそういう事をしようって発想が無い>>932
登録ありがとうございます!https://bbs.demonition.com/board/8808/
次スレ:ぼくの考えたサーヴァント17【元ネタ】 続古事談
【CLASS】 キャスター
【真名】 賀茂光栄【性別】 男
【身長・体重】172cm・66kg
【外見・容姿】幸が薄そうな狩衣姿(?)の青年。クマが濃くあまり美男子には見えない。
【属性】善・ 秩序
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷D
魔力A 幸運E 宝具 C
【クラス別スキル】
・道具作成C
魔術的な道具を作成する技能。
陰陽術に関する大抵のものは器用に作ることができる。
・陣地作成 C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”の形成が可能。
実際はもう少しランクは高いのだが、腐っても生前は貴族な為 汚い所ではランク(モチベ)が下がる。
・気配遮断E(影が薄い)
あ、いたの。と言われやすくなる【固有スキル】
陰陽道 B
陰陽師が使う術。賀茂家は代々貴族として陰陽寮に勤めてきた一族。
父や祖父も陰陽の術に優れており、光栄自身の腕も決して劣っている訳では無く優秀であった。
暦道 D
父の保名から受け継いだ陰陽道の1つ。
光栄はとある事情からこのスキルをあまり使いたがらない
糺の森A
賀茂御祖神社の敷地内に存在する世界遺産にも登録されている森。
自身の生きた平安京ではなんと約495万平方メートルの広さを誇っていた。
源氏物語や枕草子にも供述があるなど、その神秘は戦等で七割が焼失した今も衰えていない。
この森には治癒効果があり、光栄は血族である為魔力や傷等の回復を遠隔でも使用できる。森の中に入ると更に効果は高くなり 霊核が砕けない限り回復する。【宝具】
『暦林問答(れきりんもんどう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉: 1人
陰陽師として尊敬していた父である賀茂保憲が遺した暦道に関する貴重な書物。
しかしこの書は光栄にとって”自分が後に一族を廃れさせた”という後悔と恨みが篭っている呪物でもある。
宝具としての主な効果は自身が敵対対象へ感じている負の感情が強ければ強い程、呪詛の効力が強まりジワジワと呪う。…本来のキャスタークラスらしい戦い方なのだが"サーヴァントになったのにどうも地味"と本人は気にしている。【解説】
平安時代中期に存在した貴族であり陰陽師。暦博士、天文博士など陰陽寮でも上位に位置した存在ではあるものの 同じ時期に活躍した陰陽師である安倍晴明や蘆屋道満に比べると逸話が少なく謎は多い。
とある日、父である賀茂保憲は賀茂家の家学である陰陽道を2つに分け、そのひとつ天文道を愛弟子である安倍晴明に譲るという出来事があった。
家学である陰陽道を分け、それも一代しか続いていない晴明に地位を与える事に光栄は当然抗議し論争になるも、結局賀茂家は暦道のみを引き継ぐ事になる。
──しかしこの暦道、彼が引き継いでからの地位の低下は半端ではなく鎌倉時代からは更に転落する事に……。
因みに享年は77歳と当時としてはかなりの長生き。(陰陽師は大体長生きなのだろうか)
基本的にキャスターでの召喚となるが、アヴェンジャーとして召喚される事も…あるかもしれない。
聖杯にかける願いは「父に認めて貰うこと」
アヴェンジャーでの召喚なら「安倍晴明ぶっこ……そこそこの地位へ失脚させてやろう…」になるらしい。
安倍晴明ほどのヒーロー的な有名人にもなれず、蘆屋道満ほどのヴィラン的な人気も特にない事をかなり気にしている。放っておくと病んでしまうので、マスターは定期的に褒めて自己肯定力を高めてあげよう。>>972
①お気に入り他作鯖
>>157 アミュコス
節々に潜むパロ要素と型月的ギリシャ神話要素の塩梅が面白い。
>>890 アレクシス・ソーヤー
全体的にナイチンゲールを意識したスキル名がハマってて好み。
>>924 オズマ計画(夏)
夏に入り浸るお姫様が起こす珍騒動に巻き込まれるカルデアの宇宙機英霊達のSSとか誰か書いてくれないかなぁ(チラッ。
②お気に入り自作鯖
>>128 インポスター
非公式MODを追加すると強化されたり弱体化されたりする小さくて危険で厄介な奴。
>>541 猿夢
最後のコメントでこのライダーのイメソンがピンと来た人は私と握手。
>>908 仮称:X
前スレで投稿された仮称:海洋恐怖症に感銘を受けて練った鯖。アンノウン鯖はいいぞ。>>973
③お気に入り宝具名(自他作)
>>593 『空想科学・星海渡航(コスモドライブ・スターゲイザー)』
>>805 『誰も聴かず、孤絶の呻吟(ホロウハウル・アルビオン)』
>>902 『語るは百鬼、呼ばるは一鬼(語れ、騙れ、化たれ)』
④お気に入りwiki登録鯖
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%e1%a5%f3%a1%a6%a5%a4%a5%f3%a1%a6%a5%d6%a5%e9%a5%c3%a5%af
メン・イン・ブラック
「スペシャル」「コンテイメント」「プロシージャ」の3単語をこっそり仕込めたので気に入ってる。「アヴェンジャー、ブランウェン。私がこんな物になるとは。言っとくけど、命令なんてしないでね。無駄な争いはしたくないから」
【元ネタ】マビノギオン、マビノギ四枝「スィールの娘ブランウェン」
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】ブランウェン
【異名・別名・表記揺れ】ブロンウェン(白き胸)ブランウェン(白き大鴉) ブリテン島の三大美女 世界一の美女
【性別】女
【身長・体重】161cm・50kg
【肌色】白 【髪色】薄香色 【瞳色】水色
【外見・容姿】ロングヘアー、整った幼い顔、幸薄い表情、スレンダーな体形
【地域】ウェールズ、イウェルゾン
【年代】神代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:E 耐久:B++ 敏捷:E 魔力:B 幸運:EX 宝具:A+++【クラス別スキル】
復讐者:E−
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
しかし、彼女に復讐心は無い。
逆に国を滅ぼすまいと尽力したが、結果は全てが水の泡となってしまった。
イウェルゾンを絶滅させたが「悲しみの女」「愛の女神」というのが、後世の人々がこの薄幸の美女ブランウェンに贈った名前であった。キリスト教到来後の悲しみの女、聖母マリアのイメージを一身に負った、ケルトの女性像である。
復讐者ではあるが、復讐心は無い。
敵意も「被虐体質」で向けられるが力には変換されない。故にこのスキルは無いに等しい。忘却補正:A+
どれだけの虚無に身を任せようとも、彼女の無念や悔恨は決して晴れない。異父兄によって幸せな結婚生活や愛する息子を奪われた。異父兄に復讐したくても家族の中でも普通の人間だった彼女。無力な彼女には何も出来ず、しかも異父兄も自らの招いた種を自分を犠牲にして責任を取り、勝手に消えて逝った。あまりにも身勝手。謝罪くらいしろ。
この記憶は己を戒め続ける枷であり、一生引き摺り続ける。咎人となった事を受け入れている限り彼女は同じ過ちを犯すだろう。自己回復(魔力):E
ブランウェンは怒りはあれど復讐など望まず、戦争を回避しようとしたが、努力虚しく国は滅びた。全てを失った彼女の心は晴れない。最期は悲しみの果てに己の生を呪い神に赦しを請い自殺をした。
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。が、彼女の場合は雀の涙程度だろう。【保有スキル】
被虐体質:A+++
彼女は「ブランウェンの殴打」というブリテン島に伝わる「三つの不運な殴打」と呼ばれる程に耐え難い虐待を受けた。王の寝所から追い出され、台所で暮らしながら宮廷の料理を作り、料理人から毎日、屠殺を終えた汚い手で平手打ちを食らわされた。イウェルゾンで3年もの間その屈辱を受けた。彼女の怒りは計り知れないものだっただろう。
防御力が上がり敵意を向けられやすくなる。
攻撃側は攻めれば攻めるほど冷静さを欠き、後の宝具の殲滅対象となり、ついには絶望感に膝を屈するだろう。
「中世ウェールズ法」では、王妃に対する平手打ちは三大侮辱の1つとされている。対英雄:A +++
彼女の苦境を知ったベンディゲイトブランが154もの州から招集した戦士達、その当時のブリテン島が「強者の島」「勇者の島」すなわちカムリと呼ばれた所からやって来た兵士達は戦争によって、ベンディゲイトブランが戦死、生き残りがブランウェンを含めた8名だけである。対するイウェルゾン側は「死者を蘇らせる魔法の大釜」を使い、死んだ兵士を無限に蘇生させたが敗北しマソルッフも戦死、生き残りは5人の妊婦だけという合計13名という絶望的状況で戦争が終わった。
「絶滅戦争」とも呼ばれるこの出来事の中心人物であるブランウェンはこのスキルを高ランクで所持する。
敵、味方のあらゆる「(彼女曰く)英霊などという死体蹴り」や英雄、勇者、王、巨人、老若男女全てのパラメータを最低でも4ランクダウンする。そしてイギリスやアイルランド出身の英雄であればクラススキルと固有スキル全てのランクを最低3ランクはダウンする。厄災の名は伊達ではない。滅国の悲姫(ブリテン島の三大美女):A++
異父兄エヴニシエンの蛮行によって狂わされた運命。2つの国を壊滅させ数多の命を滅ぼした"厄災"にして"悲劇の主人公"。
復讐者と言うのは大抵復讐を果たしており憎悪など無く、大抵は幸せに終わったか、それでも心は晴れず死んだかである。アヴェンジャーというのは厳密には復讐者と呼べる者では無い。だって復讐が終わってるのだから。
勿論、そうでない者もいる。復讐を果たそうと志半ばに倒れた者、愛する者を全て奪われた者、後世の人々によって弄ばれた者。
これらは間違い無く、憎悪や復讐心がある者たちだ。
対してブランウェンは復讐をしなかったが、結果的に復讐をした様なものである。しかも、おまけに全てを失った。己の生を呪いもした。しかし、召喚されても憎悪に呑まれる事がない。
それは復讐が無意味な事を知っているから。
でもそれはあり得ない。アヴェンジャーとして召喚されたなら行き場のない憎悪や復讐心に身を駆られる筈。故におかしいのだ。
だが、それが普通なのかもしれない。憎悪が無い復讐者こそが、本来のアヴェンジャーの形なのかもしれない。鋼鉄の決意:A+++
イウェルゾンで軟禁や平手打ちなどの虐待を3年も受け続けたが、決して屈する事なく自らの力で運命を切り開き、ブリテン島の兄のもとに苦境を知らせた。
そして戦争になる事を回避しようと両国の和平を取り直したのもブランウェンだった。
イウェルゾンに怒りはあれど戦争などは望ままい。かの復讐鬼とは違い復讐をしなかった。高潔な心を持った彼女の鋼の精神と行動力がスキルとなった。
痛覚への高い耐久、理不尽な暴力など物ともしない頑強な心身を有している。マビノギオンのマリア:B
かの聖母のような完璧な聖女ではないが、ケルトにおける聖母マリアとして後世の人々の影響により信仰を集めた彼女。
因果論を超えた絶対的ではなく、比較的な、他人よりはちょっと良い幸運を享受する。
常に目標の達成に最適な展開を“引き寄せる”能力。しかし、”滅亡や破滅“も最適な展開に入る。
(例、虐待に耐え続け、親族に助けを求めたら敵の国が滅んだ、みたいな物である。)
状況によっては、ほぼ完全な形での未来予知、運命干渉すら成し遂げる。(どんな手を使ってでも運命を変えてしまえばいい)
また、同ランク未満の神性、加護系スキルの効果を無効化する。【宝具】
「巨人王の抱擁」エンブレイス・ベンディゲイトブラン ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
エヴニシエンがブランウェンの息子グウェルンを火に投げ込んだ時に、息子を助けようとした、或いは自分も身を投じようとしたが兄のベンディゲイトブランに片手で止められた逸話から。ブランウェンに来るであろう攻撃を兄の盾と巨大な体が守ってくれる。また彼女が自殺しようとしても兄が巨大な手で優しく包み込んでくれる。
ベンディゲイトブランは自分が死んだ後にブランウェンが死んだ事を深く悔いた。此度の召喚では妹を独りにさせないように彼女の友人や仲間達を彼女ともども寄り添い、護ってくれるだろう。「遍く轟け、勇者の咆哮」リベンジ・オブ・ヴァーミリオン ランク:A+++ 種別:対国宝具 レンジ:99 最大補足:100〜1000人
ブランウェンがダメージを負うとそれに反応して迎撃するカウンターである。空の彼方、巨人王の巨大な眼光から放たれるレーザービームである。ベンディゲイトブランは死後に首を切断された後、ブリテン島のロンドンに埋葬されており、敵に対する呪詛の役割を担っている。フラインク(フランス)の方角に向けて埋められた首はイギリスに攻め込んでくる者達を監視し、侵略者をイギリスに来ないようにしている。現在、彼が埋葬された場所にはロンドン塔が建てられ、鴉が住んでいる。この鴉がベンディゲイトブランの分身とも言われており後の時代のアーサー王の時代まで見守っていたと言われている。
彼の首は外敵を寄せ付けない宝具であるが、弱点はあり、この首を掘り出した者はアーサー王であると言われている。その理由は、三題歌に曰く「この島が自分以外の物の力で守られるのは正当でないと思ったから」である。
射程距離は地球の何処でも。ブランウェンが肉体的、精神的ダメージを負えば負うほどブリテン島の勇者達が報復にやって来るだろう。
空は曇り、大地は黒焦げに、血で赤く染まる。「翼広げし、真摯なる従者」ハッピー・ブラック・バード ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:30 最大補足:1人
1羽のムクドリを使い魔として使役できる。契約は必要なく、思念を送るだけで可能。
スズメ目ムクドリ科の鳥類だが、雀の1日の飛行距離は5km前後の範囲内であり、長くても25kmだと言われている。
アイルランドからロンドンの兄に向けて手紙を送ったが、それを運ぶのに750km以上の距離を飛んだのである。海の上では船や屑の上で休憩も出来るが、他の鳥に妨害されたり、風に吹かれたりした。それでも750kmもの旅をしたのである。飼い慣らすのに3年は掛かるが、すごい鳥である。
この時のイウェルゾンはブリテン側にブランウェンの苦境が伝わらない様にブリテンへの国交を禁止し、ブリテンからの来訪者を牢に入れるという位の徹底ぶりだった。
故にこの難業を達成したムクドリにはあらゆる困難や物理的、魔術的、因果的障害を乗り越え「必ず辿り着く」という能力を手に入れた。「拝啓、蒼き空よ」ミスター・ブルースカイ
種別:対人宝具 ランク:C レンジ:1 最大補足:1人
ブリテン島の助けを求めた手紙。イウェルゾンにおいて幸せを享受出来ずに3年もの間、厨房で暮らした彼女は、窓の外で空を見ていた。恥辱と苦痛に心が折れそうになっても、自らの運命を切り開こうという努力と自尊心を決して失わなかった彼女。
椋鳥に想いを乗せ希望を胸に手紙を送った。この手紙は、彼女の反逆の象徴である。
戦争を望まなかったとしても、ブリテン島はブランウェンの為に報復を行った。全ての元凶の異父兄も彼女を思ってやって来たし手紙を送った時点でイウェルゾンの滅びが確定したようなものだ。
この手紙こそ彼女を復讐者たらしめる。
憎悪無き復讐者、それがブランウェンである。
手紙に自分の経緯を書いて、送った相手に自分の書いた内容を体験させる。体感時間は数秒足らずで相手の人生を追想、数時間にも及ぶ映画館であり、精神だけが理想郷に入った様な物である。死に際の相手に手紙を書かせて相手の真意を確かめたりヒントを得たり、この宝具は他者にも譲渡可能。内容は感情が篭っていれば、どれだけ短くても大丈夫。大事なのは気持ちだから、とは彼女の弁。
手紙は、失敗したとき用に何枚でも持っている。抜かり無しである。【weapon】
なし、戦い方は人それぞれ。彼女は武器で戦わず、己の体一つ、心一つで戦った。
【解説】
中世のウェールズ語写本より収集した物語。中世ウェールズ騎士道物語『マビノギオン』の「マビノギ四枝」の第二編「スィールの娘ブランウェン」のヒロインにして主人公。
海神スィールに相当するリールの娘であり、スィンダイン(ロンドン)の王ベンディゲイトブランとマナウィダンを兄に持ち、異父兄にニシエンとエヴニシエンを持つ。ブリテン島の三大貴婦人の1人とも呼ばれ世界一の美女と呼ばれている。
恵まれた美貌と家系を持っていたが、その生涯は災難の連続であった。
物語の始まりは、イウェルゾン(アイルランド)の王マソルッフがブランウェンを妻に迎えようとし、ベンディゲイトブランがそれを承諾した事から始まる。
この時、エヴニシエンがこの縁談を嫌い、マソルッフを侮辱する為に彼の馬を惨殺した。一触即発となった両者の関係はベンディゲイトブランの賠償で修復され、ブランウェンはイウェルゾンに嫁いだが、イウェルゾンでは王の受けた侮辱が蒸し返され、ブランウェンは王妃ながら台所で働かされ、毎日平手打ちを食らう屈辱的な虐待を受けてしまう。
彼女は台所で密かに椋鳥を飼い慣らし、その境遇を訴える手紙をつけて故国へと飛ばした。これを見たベンディゲイトブランは悲しみ怒り、イウェルゾンに攻め込んだのである。
ベンディゲイトブランは自分を乗せられる程の船がないので、歩いてイウェルゾンに向かった。彼とその軍勢の進軍は、まるで山や森が歩いているようだったという。
ベンディゲイトブランはブリテン島とアイルランドをつなぐ、アイリッシュ海を渡り歩いていたので身長315メートル以上はある。
このブリテン島から迫る怪異の報告を受けたマソルッフは、ブランウェンに何が起こっているのか尋ねる。すると彼女は兄がその軍勢をもって報復にやってきたと誇らしげに答えた。イウェルゾンの貴族たちは慌てて会議を開き、スリノン川に布陣して彼らを迎え撃つ。この川の下には物を吸い付けるという不思議な石があり、渡ろうとする者を川の底に引き摺り込むのだ。彼らは橋を破壊して、この天然の罠でベンディゲイトブランの軍勢を止めようとしたのだ。ところがベンディゲイトブランは意外な方法で突破してしまう。「長たる者が橋になる他あるまい」と言いや、自分の巨体を川に横たえ軍勢を渡らせてしまったのである。この彼の行為は「指揮を執るものが、橋となれ」という諺になって、ブリテンに残されるものとなった。
ブリテンの戦士たちがイウェルゾンに上陸した後、イウェルゾン側は迎え撃つ手立てが無くなった。そこで貴族たちはマソルッフの王位をグウェルンに譲る事で、ブリテン側と和平を結ぼうとする。これは、両国の平和を願ったブランウェンの発案だった。もっとも、貴族たちはこの和平に裏に、ベンディゲイトブランを討ち取る奸計を忍ばせていた。
イウェルゾンの貴族たちは、生まれてこのかた館というもので暮らした事がないベンディゲイトブランの為に、彼が居住できる巨大な館を作ると、和平と歓迎の為の宴を行った。しかし、その館の壁には完全武装した兵士を潜ませた袋が100個も釣り下げていたのだ。
これに最初に気付いたのが、ことの発端であるエヴニシエンである。彼はわざとらしく袋の中身をイウェルゾンの貴族たちに尋ね、彼らが非常食用の小麦粉だと答える度に、兵士たちの頭を握り潰していく。この時、既にエヴニシエンの心の中には、両国の開戦が思い描かれていた。
そして彼は、それを最悪の形で実行して見せたのだ。イウェルゾンの貴族たちの悪巧みが人知れず潰えた中、和平と王権の移譲は無事に行われていった。少年王グウェルンは誰もが好きになるような少年であり、彼が挨拶して回るのをブリテンの戦士は好ましく見つめていたと言う。しかしエヴニシエンは、この少年が自分の元を訪れると、彼の足を掴み「神もご照覧あれ、思いもよらぬ非道、一族の者が唖然とすることを俺はやるつもり」と言って、館にいた物が引き止める間も無くグウェルンを火の中に真っ逆さまに放り込んだのである。
狂乱したブランウェンは自らも火の中に飛び込もうとしたが、ベンディゲイトブランはそれを引き止め、自ら盾を掲げるとその背後に彼女を匿う。そしてそれが、開戦の合図となった。
両軍の戦いは熾烈を極めたが、長く戦えば戦うほど戦況はイウェルゾンの方に傾いていく。それもその筈、彼らにはベンディゲイトブランが賠償の為に贈った「魔法の大釜」があり、これに火をつけて死体を中に入れて炊いてしまえば、「口がきけなくなるが蘇る」という無尽蔵とも思える兵士を展開していたからだ。
次々に倒れていくブリテンの戦士たちを見て、エヴニシエンはようやく自分の愚行がもたらした結果を悟った。そして、罪の償いの為に、自らの命を賭して大釜を破壊しようとする。エヴニシエンはイウェルゾンの戦士の衣服を剥ぎ取ると、戦死者の中に紛れ込んだ。そして、イウェルゾンの戦士たちによって大釜に放り込まれるや否や、全身の力を四肢に込め、内側から破壊したのである。それと同時に彼の心臓もまた張り裂けてしまったのである。エヴニシエンの活躍により、ブリテン側の戦士はイウェルゾン側の戦士、そして市民の大半を討ちころす。しかし、ベンディゲイトブランも毒槍を足に食らい、瀕死の状態になってしまった。死に瀕した彼は、マナウィダンやプレデリなどの7人の生き残りを呼び寄せると、自分の首を刎ねよと命じた。スィンダインのグウィングリン(白い丘)に持って行きフランク(フランス)の方角に顔を向けて埋葬せよと命じた。そして、彼らが長い放浪の末にハルフレッドで7年の宴をリアンノンの小鳥と一緒に行い、その宴に自分の首も生前と変わらぬ様で参加すること、ペンヴロのグワレスに80年滞在し、ケルニュウとアベル・ヘンヴェレンの方向にある扉を開けるまで、その滞在の日々が続くことを予言して果てた。
かくして王の頭は打ち落とされ、一行は首級を持って海峡を渡った。7人の武者の後にブランウェンが8人目として続く。ブランウェンを含む生き残り8人はタル・エボリオンのアラウ川で休憩をしていた。そこでブランウェンがふと、アイルランドの地を見やり、また振り返って勇者の島を見渡した。そして「ああ神様!生まれてなどこなければ良かった!こんなにも素晴らしい島が2つとも荒地になってしまった、私のせいで」神に懺悔し、悲しみのあまり心臓が張り裂け亡くなってしまった。遺体は仲間たちが方形の墓を作りアラウ川の岬に埋葬した。
かくして彼女の物語はここで終わる。
語りしは「ブランウェンの殴打」ーーー
これはこの島の「三つの不運な殴打」の一つと呼ばれるもの。「ベンディゲイトブランの集会」は100と54の地方の軍勢が集結して「ブランウェンの殴打」の仇を討ちにアイルランドへ向かう。そして7年間の「ハーレッフの饗宴」。「リアンノンの鳥の歌」に80年に及ぶ「切られた首の宴の一行」の物語。
このマビノギの枝はここでおしまい。【人物・性格】
ブランウェンの名前の意味は「白い大鴉」という意味だが、ブロンウェン(Bronwen)とも呼ばれており、こちらは「白き胸」という意味だ。ヒロインの美女として名は後者の方が適切なことから、本来はブロンウェンだったものが、後世のブラーンと結びつけられてブランウェンに変わったという見解がある。
シロサイの名前の由来は、肌の色は全く関係なく、口が横に大きい事から“wijde rhinoceros”と呼ばれていたが、“wijde”が“white”と聞き間違えられたことにより「シロサイ」となった。
つまりブランウェンの名前の「白い胸」は実際に白くなく、「広い胸」という意味かもしれない。(つまり、貧・・・>ブルゥア!!)
王妃ではあるが、妃と呼ばれるような気高さ、可憐さはない。見窄らしさがある。
自慢出来るほどに不幸な人生だと自負している。運の悪さもピカイチ。とにかくネガティブ。
穏やかではあるが、それは諦観というのが正しい。復讐者には似合わず、誰かをコロしたい程憎んだり、妬んだりはしない。
策を張り巡らせたり、権謀術数に長けたりもしない。他のアヴェンジャーのように自分の力で戦えない。燃え尽き症候群のようなもので、全てのことにやる気が起きない。
何事にも消極的で、戦いを嫌っている。
しかし、エヴニシエンや理不尽を許さない怒りは持っている。そしてド根性を持っている女性である。マスターとの関係は、距離を取りたがる。
あまり仲良くしたりはしない。
根気強く、距離感を大事に接する事が重要。
そして、愛想を尽かされてもなお接する事。
特技:教えること、ゲーム全般(何故か毎回最下位)
好きなもの:ボーっとする事(大事な事)
嫌いなもの:料理人、厨房、忌々しい自分
天敵:エヴニシエン
願い:なし。思いつかない。願い事できる立場じゃないし。私、最低な人間だし。【因縁キャラクター】
ベンディゲイトブラン
"祝福されし者"(ベンディゲイト)と鴉(ブラン)の異名を持つ兄にしてブリテン島のスィンダイン(ロンドン)の王。戴冠王とも呼ばれている。
並外れた巨体の持ち主であり、その体はまともな館に収まらない位の巨体であった。
彼は妹ブランウェンを含む親族想いの英雄王であったが、理不尽な運命に巻き込まれ、故国とブランウェンの嫁ぎ先のイウェルゾン(アイルランド)を滅亡へと導いていく。
彼の巨体は、アイルランドの大神ダグザと同じように一見、原初の力を象徴する野蛮なもののようにも思える。事実、彼はダグザと同じように魔法の大釜を持っているなど、共通点も多い。しかし、野生的な衝動と愛敬に満
ちたダグザに比べ、ベンディゲイドブランは理性的で公平な賢王として描かれている。また、預言者的な側面も持ち、自分の死に際して遺言を伝えた戦士たちに、彼らが辿るべき道とそこで遭遇する運命を示した。
彼は戦争で毒槍を足に喰らい亡くなっており、アーサー王の聖杯伝説に登場する漁夫王の原型だと言われている。
マナウィダン
兄にして伝説の魔術師マナナン・マクリール。彼女が亡くなった後、マナウィダン含む生き残りは彼女をタル・エボリオンのアラウ川の岬に方形の墓を作って埋葬した。
家族と帰る場所を失って失意の中であったが、そんな彼を救ったのがプレデリであった。自らの領地と自分の母を妻として送る等、彼の為に出来ることを友人として精一杯した。
「自分の母を嫁がせるとか何考えてんの、おかしいでしょ。まぁでも、兄様を支えたのは感謝してるよ」
グウェルン
息子。皆から愛されており、「この子を一目見て愛情を感じぬ者はいなかった」という位の言われっぷりだった。しかし、息子は里子として出されており面識は赤子の時くらいだった。彼女は母親ではあるが、息子を愛することがあまり出来なかったのだ。それでも息子を大切には思っていただろう。でなければここまで頑張ってはいない。エヴニシエン
異父兄にして全ての元凶。名前の意味のエヴニスは「敵意・悪意」という意味である。
父親の名のエイロスウィーズは、直訳すると「黄金の敵」という意味。
愛する妹が結婚すると聞いて、自分に妹の結婚の断りがなかったと言ってマソルッフの馬を蔑ろにした。
イウェルゾンに攻め入った時はベンディゲイトブランを招く為の館に誰よりも先に潜入して、騙し討ちをしようとして袋の中に隠れていた敵の兵士の頭蓋骨を握力で破壊して100人の兵士を1人残らず倒している。
そしてこの様な仕打ちをしたイウェルゾンに報復としてブランウェンの息子のグウェルンを火の中に放り込んでやってしまうという、畜生ぶりを披露した。
彼の行いはイウェルゾンとブリテン島を破滅に導き、親族達を地獄に落とした、迷惑極まりないトラブルメイカーである。
しかし、これらは全て妹のブランウェンの屈辱を晴らす為なのかもしれない。
妹を3年も辱めたマソルッフやイウェルゾンへの報復、そして憎きイウェルゾンの血が混じったグウェルンをやったのもその理由かもしれない。
しかし、結婚の話をハブられたからって馬をころすのは良いのだろか?<ダメだろ。
ブランウェンは自分の人生を台無しにされた挙げ句、謝罪の一つも無しで、責任取って犠牲に行った自分勝手な兄を絶対許さないだろう。
ちなみにエヴニシエンにはニシエンという兄弟がおり、対極の聖人君主である。
マソルッフ
夫ではあるが自分を蔑ろにした張本人。
守ってくれたりもせず、貴族に言われるがままだった。更にはブランウェンを殴ったりもしていたので、彼を貴族たちや料理人同様に嫌っている。
リアンノン、アランロド
彼女たちとブランウェンを合わせてブリテン島の三大美女と言われている。
そして、3人とも災難まみれの人生であり、その息子たちも災難まみれの人生である。【カルデアにて】
楊貴妃
同類だと思われたくない。
何あのポジティブ。
マリー・アントワネット
自分を呪ったりしないからあんなポジティブなんだな。
シェヘラザード
自分から死にたくなる時がくる、その日まで精々怯えて生きるのね。
巌窟王
復讐の過程が英霊になったんだ。
私にはそんなのないからな。
私も憎悪に飲まれれば良かったのか?
マシュ・キリエライト
私は動物が嫌いだから、その猫みたいなの近づけないでね。なお、全滅させられたと思われていたイウェルゾンは妊婦から産まれた男児たちが成長するとお互いの母を妻として、それぞれ土地を分割して後のアイルランド伝説の舞台となるミース、コナハト、アルスター、ミンスター、レンスターの王となっている。
イウェルゾンを滅ぼしたが、ケルト神話の土台を作った。アイルランドとイギリスに神の如く禍福を齎したのがブランウェンである。
後年の研究で彼女は「曙の女神」であったのではと言われている。
曙とは、ほのぼのと夜が明けはじめるころ。
つまり「夜明け」を意味する。
滅びの後のアイルランドの新しい時代の幕開けを研究者は“曙“と示唆していたのだろう。【彼女も知らない宝具】
「災厄の化身」トルフィーネブ・ブランウェン 種別:対人(自身)宝具 ランク:EX レンジ:1 最大補足:1人
戦争が終わった後、ブランウェンの遺体は仲間たちが墓を作りアラウ川の岬に埋葬した。
かの怪猫は豚飼いによって海に捨てられたが、仔猫は運良く潮の流れに乗って辿り着いた。場所はアングルシー島であり、そこで豚飼いの息子兄弟に育てられ、人を襲う怪獣となった。
ブランウェンの終焉の地はあの猫が育てられた場所だったのだ。
彼女が死んだ後に猫が来たことで、アングルシー島は猫に禍いの力を与えたのだ。
人類悪や霊長の殺人者には至らず、されども”禍い“をその身に宿した“普通“の人間。
それがブランウェンだったのである。
人間同士の競争と成長、そして妬みや悔しさを糧とし、「相手より強くなる」特徴を持つ獣。その起源は、1人の少女の受難の人生だったのだ。悪性の限りを味わい過ぎた彼女は、平和の為に奔走したが自分や自身の身の回りの人々を破滅のどん底に叩き落とした。最期は悲しみの果てに自らの手で命を絶った事は、盾の少女を救うため己の全てを投げ出した第四の獣と全く違えど似た末路である。
怒りはあった。苦しみがあった。悔しさがあった。悲しみがあった。諦めもあった。恐れがあった。痛みがあった。だけども憎しみという、いっときの感情に身を任せることは絶対にしなかった。そして人に当たろうとせず、歯を食いしばって最後まで正しく生きようと、抗おうとしたのだ。それは人間であれば誰でも持てる気持ちではないが、誰が持っててもおかしくない物なのだ。
結果は散々なものだった。自分の生を呪った。全ては無意味に終わったと。
だが、それでも抗ったのだ。>>972
①お気に入り他作鯖
>>256 アイアコス
同じ冥界の審判官を作った者として興味深く参考になる
>>436 スラエータオナ
イラン最高峰たるデマーヴァンド山が世界軸とすれば、フェリドゥーンのメイスこそが最果ての塔になるのは必然…! なるほど…!
>>469 畠山重忠
どこをひっくり返しても真面目な英雄の筈なのに、ひっくり返っちゃいけない所がひっくり返ってる…
>>710 雨女/瑶姫
ロマンティックで壮大 小さな妖怪の正体が実は女神、というのも実に好きな奴だし宝具が視覚的で良い
>>767 アウラ
えっちだ…
②お気に入り自作鯖
>>59 塵塚怪王 >>71 文車妖妃
もっと盛りたいけどこれが今の自分の限界だった 触れるタイミングを逃してしまったけどSSありがとう…!
>>441 エイダ・ラブレス〔イースター〕
気付いたら凄いカオスになっていた子 しかしそれ含めて好みの要素詰め合わせでもあり、愛着はある
>>741 サミュエル・ベラミー
お気に入りというか…上二つで分かると思うけど自分が百合好きなので百合オタクを作ったら筆が乗り過ぎた>>998
③お気に入り宝具名(自他作)
>>195 『夜よ、不朽の星なる翼を掲げよ(エンブレイス・オブ・ヌト)』
自薦 「O night, spread thy wings over me as the imperishable stars」の自分なりの訳
>>234 『一落千丈の迷宮(ロウ・ラビュリントス)』
自薦 一落千丈…急激に落ちること。地位や権威、価値などが一気に転落すること。対義語は「万古不易」。
>>611 『戦場の玉座(トローノ・ディ・バッタリア)』
他薦 簡潔に決めてそれでいてお洒落さもある
>>668 『唐破風首里城(カラファーフ・スイグスク)』
他薦 「城(グスク)」とは即ち「具足」!!
>>767 『今や濁りし陸離の腥風(レイヴィング・オーラ)』
日本語表記自薦 清々しかった微風が穢れたイメージ、色々なものが混ざり合って暴れ狂う力になっているイメージ等を込めた命名
④お気に入りwiki登録鯖
無銘:セーヌ川の身元不明少女 https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%cc%b5%cc%c3%a1%a7%a5%bb%a1%bc%a5%cc%c0%ee%a4%ce%bf%c8%b8%b5%c9%d4%cc%c0%be%af%bd%f7
自作オリジナルスキル「死に捧げられし身」を使って貰った鯖
ぼくの考えたサーヴァント16
1000
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