痛いと思われつつもやっぱりやっちゃうこの妄想!
インフレがどうとかそんなのは置いといて吐き出してみよう!
実際に登場しそうなものをガチで妄想するもよし、とにかく自分の趣味やネタに走るもよし
※あくまでも妄想なので他人の妄想へのダメ出しはなしの方向でお願いします
次スレは >>960 さんが建ててください
前スレッド ぼくの考えたサーヴァント15
https://bbs.demonition.com/board/7882/
《でもにっしょんch僕鯖僕鯖スレまとめwiki》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/
参考推奨サイト
本家ぼくのかんがえたサーヴァントwiki
http://bokusaba.wiki.fc2.com/m/
タイプムーンwiki〔特にサーヴァント(スキル)〕
https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/>>2
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】
【人物像】
特技:
好きなもの:
嫌いなもの:
天敵:
願い:
【一人称】【二人称】【三人称】
【セリフ例】
【因縁キャラクター】
【他クラス適性、変化傾向】
《詳細なテンプレ》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C6%A5%F3%A5%D7%A5%EC%A1%BC%A5%C8%BD%B8https://bbs.demonition.com/board/7882/
前スレが落ちるまではそちらに投稿お願いします。【質問】
イースターってなんですか?>>6
イエス・キリストの復活した日を記念した祭り
別名復活祭、最近の日本では春のイベントとして定着しつつある
海外ではイースターバニーやイースターエッグなどの文化がある>>5
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】ティベリウス・ユリウス・カエサル
【性別】男
【身長・体重】187㎝・79㎏
ランサー時よりやや肉が落ちている。
【肌色】白 【髪色】暗い灰色 【瞳色】オリーブ色
【外見・容姿】険しい顔立ちの、30代ほどの男性。目の下には深い隈を宿した冷徹な男。
【地域】帝政ローマ
【年代】B.C.42~A.D.37
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:D(EX相当) 幸運:D 宝具:B
ランサー時と比べ、筋力、耐久が1ランク、宝具が2ランクダウンしている。
【クラス別スキル】
気配遮断:D
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
自身の気配遮断ランクは低めだが、宝具によって召喚される親衛隊はBランクの気配遮断を有する。ティベリウスに気を取られていると親衛隊を見落とす。>>8
【固有スキル】
カエサルのものはカエサルに:EX
神への服従と国家への服従とは矛盾しないと説いたキリストの言葉。ここでいう「カエサル」とは、この発言を行われたときに在位していた皇帝、ティベリウスを指す。召喚されたティベリウスは全世界のキリスト教徒から魔力の「納税」を受ける。1人1人から供給される量は非常に微々たるものであるが、それでもティベリウスが全力戦闘した程度では全く使いきれない。これにより、本来Dである魔力値はEXまで跳ね上がっている。
無辜の怪物:C
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。ティベリウスは生前、「ローマから離れた別荘に引きこもるなんてやましいことをしているに違いない」との謂れを受けていた。人格に支障をきたす。
皇帝特権:A
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、と多岐に渡る。Aランク以上の皇帝特権は、肉体面での負荷(神性など)すら獲得が可能。「暴君」として恐怖政治を行い、国家を完璧に統制したティベリウスは本来EX相当の皇帝特権を持ちうるが、「その冷酷で合理的な治世は国民の心を統制できなかった」ため、ランクが下がっている。
恐怖政治:A+
ティベリウスは親衛隊を用いて市民を監視し、皇帝の威光に逆らう反乱分子の粛清を繰り返した。効果範囲内に「重圧」の効果を与える。カリスマや勇猛などのスキルで対策可能。アサシン時は軍団宝具を有するため、自軍への恐怖での統帥という疑似的なカリスマとしても機能する。
【宝具】
『夜警天幕(プラエトリアニ)』
ランク:D 種別:対国(自国)宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ローマ親衛隊による監視。ティベリウスは親衛隊を手足として操ることで、ローマから遠く離れたカプリ島からでも「親衛隊長官を含む」ローマすべての反乱を事前に察知、粛清できた。諜報を行う兵団を召喚する、ごく普通の軍団召喚宝具。ローマ兵は英霊どころか亡霊に過ぎない貧弱な存在だが、兵団はBランク相当の「単独行動」「気配遮断」を持ち、情報収集や暗殺を行うことができる。
ランサー時には「情報収集」スキルだったものが、アサシンでは宝具まで昇華している。>>9
『睥睨する堅き帝政(ヴィラ・ジョヴィス)』
ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:50 最大捕捉:10000㎡
由来:ティベリウスがカプリ島に引きこもり、外界との接触を断ちながら政務を行った逸話。ティベリウスはカプリ島に12の別荘を持っていたが、その中でも最大のものがヴィラ・ジョヴィス、すなわち「木星の別荘」である。己の政務を実行する絶対皇帝圏。生前に作り上げたカプリ島の別荘12個が複合した、書斎にして城塞。固有結界とは似て非なる大魔術であり、世界の上に魔力で一から建築したもの。「カエサルのものはカエサルに:EX」による魔力供給も含めれば、ティベリウス現界中は半永久的に維持できる、陣地作成宝具。
別荘内部はティベリウスが生前手掛けた「暗殺対策」によって物理・魔術両面から徹底的に武装されており、突破は非常に困難。さらに12本の「監視塔」によって半径250㎞を監視可能。さらに軽度の透視・盗聴魔術も仕掛けられており、対策を怠っていたり、マスターが魔術師でない場合などは敵対陣営の情報は筒抜けとなる。ついでに、交通の便の悪いカプリ島で新鮮な野菜を食べるための家庭菜園もあるため、兵糧攻めにも強い。宝具としてそれなりの強度を誇り、さらに内部の防衛は完璧だが、対城宝具で外から崩されることには耐性を持たないのが弱点。
ランサー時と同一の宝具。>>10
『真に落陽を迎えても(ヴァイーストゥヌ・ヴァスクリェース)』
ランク:B 種別:蘇生宝具 レンジ: 最大捕捉:
由来:ある時、マグダラのマリアがティベリウスに「神の子の復活」を伝えるため謁見した。ティベリウスは復活を疑い、「その鶏卵が赤く染まるほどにあり得ない(当時、貧しいものから富めるものへの祝賀として卵を渡す習慣があり、この習慣に則りマグダラのマリアがティベリウスに差し出していた卵)」と主張した。すると鶏卵は自然に赤く染まり、ティベリウスは「神の子の復活」「神の子を処刑したピラトの不法」を認めたという。しかし、ここで重要になるのは、神の子を「唯一の神」と認めたことではなく、「ローマの数ある神の一人だと認めたに過ぎない」こと。なれば、神格化された皇帝にも復活ができてしかるべきだ。
ごく普通の白い卵。『イースターエッグの原典』。ティベリウスの消失後、3日かけて卵は周辺の魔力を吸収して赤く変色、ティベリウスを一度だけ、Bランク相当の神性を持つ状態で復活させる。3日間の間に発見され破壊されると蘇生できなくなるため、他陣営は「イースターエッグ探し」を強いられる。3日後の復活は神の子のそれと同様だが、ネロ帝の逸話とも近い。「ヴァイーストゥヌ・ヴァスクリェース」とは、イースターにおけるロシアの習慣である祝言、「まことに復活した!(ヴァイーストゥヌ・ヴァスクリェース!)」に由来し、ティベリウスが神の子の復活を「真(まこと)」としたことを指す。
【Weapon】
毒剣:アウグストゥスの後継者、ゲルマニクスがティベリウスに暗殺されたという逸話から。実際はマラリアによる病死とされており、この短剣に刺された者もマラリア同様の発熱、下痢、関節痛などの症状を引き起こす。>>11
【解説】
ローマ帝国第二代皇帝、ティベリウス。教養があり、武勇に優れ、責任感があり、そして自他ともに厳しいが、厳しすぎたがゆえに「無能」と「反逆者」を粛清し続け、暴君と呼ばれた皇帝。ランサーでの召喚では「質実剛健な名君」としての側面が強いが、アサシンでの召喚では「疑り深い暗君」としての側面が強く出る。別荘に引きこもりながらも親衛隊による諜報と暗殺を繰り返し、ローマを恐怖に陥れた皇帝としての側面。
「私を後世がどのように裁くか、不評も省みず国に貢献したと認められるであろうか。もしも認められるのであれば、それこそが私にとって私自身のために建てられる神殿である」と言い残したとされる。
ということで、『イースターエッグの原典』を保有するサーヴァント、暗君ティベリウス。名君としてのランサーではなく、悪評によって捻じ曲げられたアサシンとしての召喚。
イースターらしい明るいサーヴァントではなく、むしろ鬱々としているのだが、まあ「イースターエッグ」の逸話は「ティベリウスの疑り深さ」と「マグダラのマリアの献身」が原典なので、イースターの話をするならこの二人は欠かせなかろうと。
wiki追加可能です。作家系サーヴァントを作ろうと思うんだけど、文筆でデュマとは異なる方向性で『物質の具現化』を行って、物質を他の物体として永続的に実体化させるという宝具能力を考えているんだけど、デュマとの差別化に気を付けたほうがいいところはどこだろう?
>>16
上の方とは別の人だけど、そもそも「物質を他の物体として実体化させる」が具体的にはどういうことなのかちょっと分からないのでそこをもう少し知りたいのと
公式の作家系サーヴァントのアンデルセン・シェイクスピア・デュマの宝具はそれぞれ方向性は違いつつも『執筆したものの具現化』なので
(アンデルセンは対象を主役にした物語を書き切ることで、その対象を物語通りに成長させる
シェイクスピアは相手を強制的に自作劇の登場人物にして、その劇の内容を精神的に体験させる
デュマは人の人生や物の歴史を脚色・改稿することで、その対象を強化・変化させる)
誰/何に・どういう風に・どうやって具現化させるのかって考えると差別化しやすかもしれない?【元ネタ】史実、映画?
【CLASS】ハービンジャー
【真名】██████
【性別】無性(男性の姿をしている)
【身長・体重】170cm・65kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】スーツを着て帽子を被った成人男性。黒手袋をして黒い傘を持ち、首からカメラを下げている。
【地域】アメリカ、████
【年代】19██年
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】星
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:C
【クラス別スキル】
天地の開豁:B
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
彼は世界初の████として、████からの██観測が可能なことを証明した。>>18
【固有スキル】
観測眼:B
魔眼ほどの力はないが、彼の場合、どんなものでも観測した対象物は「実在する」と証明される。
自己回復(█):C
██やそれに類するものがあれば、体力を回復することができる。
撮影技巧:B
手持ちのカメラで撮影する技術の高さを表す。レンズを使い分けて様々な写真を撮影できる。
██学:B
████として、██に関する専門的知識を有している。魔術的な現象を除けば、大抵の現象は理解可能。
【宝具】
『遙か██の██者』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1000
彼が今まで観測したものを再現できる。
基本的に████を再現してその場の██を変えてしまう。魔力を消費する代わりにかなりの時間継続できる宝具。>>19
【Weapon】
傘
サブウェポン。防御や攻撃に使用する。どう見ても一般的な量産品雨傘だが、どの部分もかなりの強度がある。
カメラ
こちらがメインウェポン。元々ビデオカメラを所持しているが、現界時は動画撮影機能付きのデジタル一眼レフを持っている。>>21
結局は製作者個人の良心に依ると思うからなぁ……>>21
WW2の関係者なら流石に大丈夫だと思うな
亡くなって数年から十数年の人は控えるべきだけど>>22
正解です!
「やあ、どうも。タイロス1号だ。ひとつ聞きたいんだが……雨はお好きかな?」
【元ネタ】史実、映画?
【CLASS】ハービンジャー
【真名】タイロス1号
【異名・別名・表記揺れ】TIROS-1
【性別】無性(男性の姿をしている)
【身長・体重】170cm・65kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】スーツを着て帽子を被った成人男性。黒手袋をして黒い傘を持ち、首からカメラを下げている。
霊基再臨をすると帽子の素材が太陽光パネルに似た質感のものになる。
【地域】アメリカ、宇宙空間
【年代】1960年
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型、機械
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:C>>26
【クラス別スキル】
天地の開豁:B
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
タイロス1号は世界初の気象衛星として、衛星軌道からの気象観測が可能なことを証明した。現在まで続く気象観測の歴史に、その功績は刻まれている。
【固有スキル】
観測眼:B
空に浮かぶ瞳として任務をこなした彼は、優れた眼を持つ。魔眼ほどの力はないが、彼の場合、どんなものでも観測した対象物は「実在する」と証明される。
自己回復(陽):C
太陽光パネルによるスキル。太陽やそれに類するものがあれば、体力を回復することができる。
撮影技巧:B
手持ちのカメラで撮影する技術の高さを表す。元々は瞳に内蔵されているカメラ機能のスキルなのだが、「私の容量も限りがあるんで」と本人談。レンズを使い分けて様々な写真を撮影できる。
気象学:B
気象衛星として、気象に関する専門的知識を有している。魔術的な現象を除けば、大抵の現象は理解可能。
「優れた後輩たちよりは劣るけれどね」>>27
【宝具】
「システム起動、観測開始──人生、晴れの日もあれば曇りの日もある。今日はそうだな、土砂降りの日だ!嫌うも踊るも自由自在!あなたの選択、この眼でしかと見届けよう!」
『遙か天空の観測者(テレビジョン・インフラレッド・オブザベーション・サテライト)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1000
タイロスの正式名称。赤外線センサーでの観測データをテレビジョン画像の形式で送信する衛星のこと。
雨、あるいは曇り、はたまた雪か。彼が今まで観測した天気を再現できる。雲を観測するという特性故か、晴れを再現するのは難しいようだ。
基本的に土砂降りを再現してその場の天候を変えてしまう。魔力を消費する代わりにかなりの時間継続できる宝具。視界不良にすることで味方の回避確率を上げ、敵の攻撃が当たりにくくなる。こちらから敵を視認するのも難しくなるが、「雨を楽しむ者」であれば視界不良が軽減されるシステムになっている。逆に雨を嫌う者には大幅な攻撃力低下をもたらす。
曇りに舞い、雪に笑い、雨に唄う。気象観測を通して面白さを知った彼は、そんな人々を好んでいる。でも命だけは大事にね!
【Weapon】
傘
サブウェポン。防御や攻撃に使用する。どう見ても一般的な量産品雨傘だが、どの部分も金属並の強度がある。
カメラ
こちらがメインウェポン。元々ビデオカメラを所持しているが、現界時は動画撮影機能付きのデジタル一眼レフを持っている。
彼が撮影したものは地上に電送され実在が確認される。これを逆向きに利用して、小規模な気象操作ができる。
つまり彼がカメラを通して「ここにサイクロンが見えた」と唱えれば、その場所に一瞬、局地的なサイクロンが存在することになる。
そこにあればありますね。>>28
【解説】
タイロス1号は、NASAが運用していた世界初の気象衛星。2万枚以上の写真を撮影し、衛星軌道から気象観測を行った。
製造は電機メーカー、運用はNASAとアメリカ国防総省が担当しており、様々な組織が協力して生まれた申し子である。
彼には可視光のビデオカメラが搭載されており、軌道上から撮影した画像を地上に電送していた。カメラは望遠と広角の2種類があり、高画質の画像を送ることができる。
最期は電子機器の故障により、当初の予定より早くその使命を終えることとなった。その稼働期間は78日と短いものだったが、今日まで続く気象衛星の歴史の第一歩であったのは確かである。
タイロス1号から始まった気象衛星プロジェクトは、その流れを汲んだTIROS-N/NOAA計画として現在も継続中。
なお現界するにあたって、やや補強が必要だったためか、とある架空の俳優を参考に人間体を構成している。彼が見ていた雨雲の下にも、唄っていた誰かがいたのかもしれない。
「もし『観測者(オブザーバー)』のクラスがあれば適任かもしれないな、はは!」>>29
【人物像】
やや砕けた口調の好青年。雨が降ると鼻歌を歌う穏やかな性格。
しかしシャッターだけは怒涛の勢いで切りまくる。微笑みながらノールックで超撮ってくる。
「この瞬間を撮り逃したくない性でね」
たまに手ブレするが、後で見返すと意外と良い写真が撮れているかも。
持っている傘をさすと、なんかふわふわ浮く。別に傘なしでも浮けるが、「こっちの方が夢あるんで」と本人談。
天候が変わると静かにテンションが上がる。
天気に対して「良い」「悪い」とは一切言わず、どんな気象も興味深そうに観ている。人間の身体を得たことで、天気を五感で感じるのも面白くなってきたらしい。
特技:写真撮影、気象観測
好きなもの:空を見ること
「見下ろしてばかりだったが……空を見上げるのも良いもんだ」
嫌いなもの:「トラブルはちょっと苦手かな?」
天敵:機械の故障
願い:「できることなら、もう少しだけ。地球を観ていたいな」
【一人称】私【二人称】あなた【三人称】あの方、あの人、彼、彼女>>30
【セリフ例】
「どうしてこの姿かって?いやあ、雨雲を観ていたから、かな」
「ん、良い顔だ。地球も人間もコロコロ表情を変える。あなたは本当に観察のしがいがあるマスターだな」
「スキルで多少打ち消せるとはいえ、こういう眼ってほら、『致命的な観測』をしてしまうと、ね?」
「雨はお嫌い?そんなことない?どちらにせよ、人間は唄うことができるんだ、素敵じゃないか!」
【因縁キャラクター】
気象衛星「ひまわり」
同じ気象衛星ということで仲間意識が強い。
「広い意味での後輩ちゃんだ、大切にしてあげないと!私たちにとって、高性能な後輩が活躍してくれるのは喜ばしいことだからね」
ボイジャー
自分とは違い故郷をどんどん離れて旅する存在だが、同じ地球を撮ったということで、密かに親近感を抱いている。
「とおくにいくと、ちきゅうはずいぶんとちいさくみえるんだ。ほら」
「お、全員写っている良い写真だな!じゃあ、お礼に私の撮ったこれを」
「わお!さいくろん、だね!」>>31
仕事帰り、雨が降る中を歩いていて、ふと雨に唄う鯖が欲しくなって作りました。ドン・ロックウッドだと幻霊止まりだろうし雨の神様は難しい……せや気象衛星!
結果、ひまわりさんの逆みたいな雨降らしのお兄さんになりました。
また、ひまわりさんのスキルが大変参考になりました。ありがとうございます。
いいキャラに仕上がったので満足です!
wiki登録可です!>>26
そして今更気づく「黒手袋してなくね?」という点ェ……
室内では外してます!!!【元ネタ】英国伝承、元は一応史実(ブリテン島・前一世紀)
【CLASS】ライダー
【真名】カスワッサウン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・71kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操ることが出来る。
【保有スキル】
神性:E
父ベリは『光り輝く』ベレヌス神に繋がる神性と言われる。
光学的欺瞞や目眩まし、火属性の干渉に対して僅かな耐性。>>34
千里踏破:B
“ブリテン島の三人の黄金の靴職人”の一人。
長時間・長距離の移動を可能とし、不安定な足場における不利な修正も軽減する。
一時的には移動力・回避率の向上をも可能とするが、
無理をした“靴”は破れ、交換が必要となる。
銀の軍王:B
軍略と、周辺から富の運勢を吸い上げる特殊な黄金律の複合。
彼は“ブリテン島の三つの遠征軍”の一つの主導者だが、三つともが
島の黄金と銀を持てるだけ持ち出したが故に島は衰退したという。
真白き北冠:C
遠征軍の三題詩はまた、ベリの娘アランロドの二人の息子
グウェンウィンウィン(『白い白い白』)とグワナルが彼の軍に与したと語る。
月と北冠座の神性から加護を受け夜間の幸運値が向上、
満月付近の三日間は加えて基本能力一つの強化を得る。>>35
【宝具】
『担い手無き刃の舞踏(スェンヒィド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~1 最大捕捉:2人
纏った者の完全透明化を可能とする、幻惑のヴェール。
ただし、振るわれるその瞬間の攻撃手段だけは隠す事ができない。
乗騎にも適用が可能だが、突撃時には手にした武器のみならず
乗騎自体も“攻撃手段”として判定されてしまう。
ブラン王が息子カラダウクと共に留守居を任せた七名、
そのうち六名までもカスワッサウンが殺めた時、
誰もその姿を見る事はできず、ただ剣のみが閃いていたという。
【Weapon】
『細身の灰色(マインラス)』
三題詩“ブリテン島の三頭の贈呈馬”の一頭として
巧み手スェウの『黄白の足取り(メリンガン・ガムレ)』や
剛腕カラドックの『軍を裂くもの(スゥアゴル)』と並び称される名馬。>>37
父の甥『祝福された』ブランが(恐らくは母系継承によって)戴冠王であった頃、
ブランのイウェルゾン(アイルランド)遠征の留守を狙って留守居役らを暗殺。
血族であるブランの子カラダウクだけは見逃すものの彼は部下全滅の悲嘆で死に、
ブラン王自身は遠征で毒槍を受けて亡くなり、王位を奪い取る事に成功した。
ブリテン島の三人の 恋に生きた男/黄金の靴職人 の一人ともされ、それによれば
カスワッサウンが愛した乙女、小人ミグナハの娘フリウが盗人王ムウルハンの手で
ユリウス・カエサルへ供されようとした時、彼はガリアへ遠征しこれを阻止、
フリウを連れてブリテン島へ帰還するまでに六千のローマ兵を殺したという。
カエサルのブリテン島侵攻はこれに対する報復であった、とさえ詩は語る。
弟ネンニアウ(ネンニウス)の奮闘もありカエサルの一度目の侵攻は撃退されたが、
後にはスィッズの子アヴァルウィ(アンドロゲウス)がカスワッサウンとの諍いから
カエサルと通じてローマ軍の上陸を助け、また援軍となり、ためにブリテンは敗れた。
アヴァルウィは叔父の死までは望まず和議/降伏を取り持ち、ローマへの租税支払いが
取り決められた。アヴァルウィは“島の三人の恥ずべき者”の一人として伝えられる。久しぶりに朝霧の巫女を読み返して「置鮎ボイスで悪友ムーブするサーヴァント楠木正成が見たい…!」となったので、史実と織り交ぜたFGO風のステータス妄想
(クロスオーバー禁止でしたら削除します)
【元ネタ】史実 /『太平記』/『朝霧の巫女』
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】素戔嗚 / 藤丸立香
【真名】楠木正成
【異名・別名・表記揺れ】乱裁道宗 / 幽世のアヴェンジャー
【性別】男
【身長・体重】183cm・72kg
【外見・容姿】薄い色の金髪で整った顔立ちの青年。再臨で服装が学生服→天狗面→甲冑に変化する。
【地域】河内国
【年代】14世紀
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地 (別クラスで召喚された場合は人)
【ステータス】筋力:C 耐久:EX 敏捷:C 魔力:B 幸運:D- 宝具:A+>>40
【クラス別スキル】
復讐者:A
悲劇的な最期を迎えた日本史上有数の忠臣として、多くの人々から「朝敵への復讐者」として信仰されたことでアヴェンジャーの適性を得ている。
騎乗:B++
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせる。魔獣・聖獣の類は乗りこなせないが、アヴェンジャー霊基の正成は神霊級の大怪異の使役を可能とする。
【固有スキル】
多聞天の軍略 : B₋
「軍神の化身」と謳われた天才的な軍略を示すスキル。別クラスの場合よりもランクは低下しており、本来はBランク相当の【仕切り直し】の効果を複合する。
ゲーム内性能は《味方全体の宝具威力アップ&Quick性能アップ(各3ターン)》
幽世の呪: A
土蜘蛛に由来するまつろわぬ山の民の長・乱裁道宗として操る呪術。結界によってテクスチャを幽世へと塗り替え、この世のものならざる存在に対して特に効力を発揮する。
ゲーム内性能は《敵単体のチャージ減少&精神異常耐性ダウン&自身に魔性特攻状態付与(各3ターン)》
三毒の魔剣: A
『太平記』において、正成の怨霊が復讐のため探し求めたとされる「貪」「瞋」「癡」を司る三振りの魔剣。傷を付ければ神代の怪物であろうと精神を狂わす宝具であり、FGOではスキルとして使用される。
ゲーム内性能は《自身の通常攻撃時にランダムで混乱・恐怖・呪厄のいずれかを付与(3回・スキルレベルが2上昇するごとに付与回数が1回ずつ増加)》>>41
【宝具】
『七生滅敵・比良坂舫(しちしょうめってき・よもつのもやい)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:6000
足利尊氏軍との湊川の戦いにおいて、弟の正季と共に自害した際の言葉「七生マデ只同ジ人間ニ生レテ、朝敵ヲ滅サバヤトコソ存候へ」に基づく宝具。
宿業と妄念により魂を縛り、霊核が破壊されようと蘇りを果たす転生術式。自身の姿を巨大な八咫烏へと変じ、黄泉の穢れを呪詛として敵にぶつけることも可能。
ゲーム内性能は《敵全体に強力な攻撃&呪い付与(5ターン)〈OCで効果アップ〉&自身にガッツ付与(1回・他のガッツと重複可能)》
【Weapon】古刀、呪術による妖の使役。ライダークラスだと馬を召喚できる。
【解説】
南北朝時代、「河内の悪党」として知られ鎌倉幕府の打倒に貢献した名将。
現世と幽世の勢力が争いを続ける『朝霧の巫女』の世界では、後醍醐天皇に憑依した素戔嗚に仕える。史実と同じく湊川で自害する際、素戔嗚と交わした「七生滅敵」の契約によって記憶を持ったまま妹・菊理(正季)と共に転生を繰り返し、主が望む神代回帰を成すため暗躍していた。
カルデアには「汎人類史で信仰を集める英雄」「太平記での怨霊伝説」「異なる世界における山の民にして素戔嗚の眷属」という3側面が統合した形で召喚された。
【人物像】
主への忠義を最優先し、いかなる命令であろうと己を滅して遂行する。基本的には堅物の武士らしく振舞うが、現代日本に転生した高校生・楠木正志としての記憶も持つため、世代の近いカルデアのマスターに対しては時折フランク…というよりひねくれた態度を見せる(本人曰く「優等生ヅラの知り合いを思い出してムカつく」)。
ちなみにFGO世界における楠木正季も男装の麗人であり、正成の召喚を知ったら自主的にカルデアに現界しかねない兄上愛に溢れた人物。おそらく愛の熱量は清姫あたりに近い。>>42
特技:無茶ぶりへの対応
好きなもの:柿、神楽舞
嫌いなもの:毒にも薬にもならない主張をするやつ
天敵:巫女、審神者
願い:「既に敗北した身だ、最早望みもないが…菊理が生きる世界の未来を、今更無為にさせるわけにはいかぬ」
【一人称】俺【二人称】おまえ【三人称】~殿
【セリフ例】
「楠木兵衛正成、召喚に応じ推参した。仮初の生なれど其処許を主と認め、この身が朽ち果てる日までお仕え致す。…何故制服を着ているのか、だと?……まぁ、色々あってな」
「人理の漂白による神代の復活──目的は違えど、かつての我らと求める姿は同じ、か」
「おのれ、これだからあばずれはぁ…!」(BBちゃんにお注射されながら)
「なぁ、藤丸。もしも本物の聖杯を使えば、滅ぼしてきた異聞帯の住人と再会できるとしたら……いや、それを願う人間じゃないな、おまえは」>>43
【因縁キャラクター】
・平景清
『太平記』では景清が帯びていた「癡」の魔剣を探す逸話や、源義経の怨霊と共に室町幕府と戦った逸話が語られている。ゲームの性能上でも、同じQ主体のアヴェンジャーで相性がいい。
景清(牛若丸)が露出度の高い女性である件は「正季も男として伝わっているしそういうこともあるか」で納得した。
・玉藻の前、タマモキャット
天照の分霊(しかも猫?)であるため複雑な心情を抱いている。玉藻からは「弟(素戔嗚)のパワハラ被害に遭ったおいたわしいイケ魂」という評価。
・織田信長、織田信勝
戦乱の日ノ本を生きた兄弟として親近感を覚える相手。
「兄と永遠に一緒にいるために世界を滅ぼそうとするとか…お前の妹ヤバすぎるだろ」
「信勝貴様、自分が初登場した時に何しでかしたか忘れとらんか?」
・斎藤一
「俺の知っている斎藤は、もっと老獪な…というか戦艦になっていたような…?」
【他クラス適性】
セイバー、ライダー、キャスター>>39
ありがとうございます!【元ネタ】英国伝承
【CLASS】セイバー
【真名】ネンニアウ
【性別】男性
【身長・体重】175cm・80kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。
【保有スキル】
神性:E
父ベリは『光り輝く』ベレヌス神に繋がる神性と言われる。
魔力放出(光)に類似した現象を可能とする。ただし、悪属性への優位性は無い。>>47
【宝具】
『黄の死(クロケア・モルス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
彼自身の死因にして副葬品ともなった黄金の剣。
真名と共に放たれた斬撃は防御と幸運双方の判定に成功しなければ防御できず、
また成功するまでは何度でも連続して追加攻撃を受けなければならない。
【Weapon】
『黄の死(真/偽)』
とある文献(まてりあるいち)によれば、ユリウス・カエサルは名剣を
「生前、うっかり敵の盾に刺さったまま紛失しかけてしまった」という。
完全に喪失はしなかったと主張する彼がもしも同時に現界していた場合、
幸運の対決により所有権を奪い合い、敗北側の剣は宝具の力を失う。
……そもそもが失われる形の逸話しか(偽)史上に存在しない剣であり、
そのためネンニアウ側の判定に幾らか有利な修正が与えられる。>>48【解説】
ベリ大王(ベリ・マウル)の三男ネンニアウ(ナニオウ、ネンニウス)。
スィッズ(ルッド王)やカスワッサウン(カッシウェラウヌス)の弟、
ベンディゲイドブラン(『祝福されし大烏』)、
マナウィダン(『マン島の男』、マナナーン)、
ブランウェン(『白き大烏/胸』)、ニシエン、エヴニシエンの従兄弟。
三題詩『スェッフリンへ赴いた軍勢』に従うなら、
姉妹に銀輪のアランロド(アリアンロッド)。
ブリトン人がトロイアの末裔である事に自負を抱いており、
長兄が首都トリノヴァントゥム市(トロイアノヴァ、『新たなるトロイア』)を
自らの名に因む名カエルルッド(『ルッドの城砦』)で呼ぶよう命じた時
ネンニアウは酷く立腹し、二人の間には大きな諍いが起ったという。
ユリウス・カエサルの一度目の侵攻の際、ネンニアウはこの敵将と一騎討ちに及んだ。
頭部に『黄の死』を受け、追撃は楯で防ぎ、するとカエサルの剣は楯に食い込んだ。
乱戦に突入し対決が中断されると彼は自らの剣を捨て楯からこの剣を抜き敵中に突撃、
相手は首が飛ぶか致命傷を負わずにおれぬ奮戦をし、敵軍高官も容易く討ち取った。
しかし『黄の死』から受けた頭の傷は不治の深手であり、彼は十五日後に息絶える。
トリノヴァントム市北門近くに葬られる折、『黄の死』が共に棺へ入れられた。【元ネタ】都市伝説
【CLASS】アンノウン
【マスター】
【真名】仮称:黒い目の子供
【異名・別名・表記揺れ】Black-eyed children, black-eyed kids、BEC、BEK
【性別】個体による
【身長・体重】個体による
【肌色】青白【髪色】個体による【瞳色】黒
【スリーサイズ】個体による
【外見・容姿】6~16歳ほどの青白い肌をした子供たち。白目はなく黒い眼球を持つ。
【地域】アメリカ合衆国
【年代】1980年代~
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・未知・子供
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:D 幸運:D 宝具: B>>51
【保有スキル】
可能性の闇:B
地球外生命体、悪魔の化身、幽霊、吸血鬼、ただの子供の悪戯...
胡乱なる噂と仮説が昇華した、変化に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分を構成する証拠も、実際には関わりのない噂も、全てを双眸に受け止めた怪異が黒い目の子供であり、現界した"それ"は「不安」と「可能性」の具現として振る舞う。
不安の暗影:C+
存在するだけで周囲の人間の不安を掻き立たせる。自身の風貌と雰囲気を媒介とする精神攻撃。
特にアンノウンと"眼を合わせてしまった"対象に強力に作用し、精神や判断力を狂わせ誘導する催眠や洗脳スキルとしても機能する。
群体:C+
このスキルによりアンノウンは複数の体を持ち、その全てを破壊されない限り死亡しない。
アンノウンの総数は大体50体前後だが、可能性の闇の胡乱さも合わさりより多くの体を作り出すことも可能。>>52
【宝具】
『安寧、眼窩の溟濛に逝きて/ブラック・アイド・チルドレン』
ランク:B 種別:対心宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1人
黒き瞳の魔眼、ブラックアイズ。
アンノウンの持つ可能性の闇が凝縮、収束したものであり、自身の正体とされた存在の視覚作用を発揮する多角的観点の複眼。
複数の機能を切り替えて使い熟す。
異星体の瞳は視界内の知性体の精神世界観に影響を及ぼし正気を擦り減らす。
悪魔の瞳は「魔」を呼び込み、見る事を媒介とした高度な魔術を揮う。
幽霊の瞳は残留思念や悪性情報を知覚し、それらを材料に小~中規模のゴーストを具現化させ使い魔として使役する。
吸血鬼の瞳は視界に入った者から魔力と血液を強制的に搾取する。
真名解放により可能性の闇を最大励起し、小さき眼窩に収まり切らない、強い粘性を持つ"浮き上がる闇"を外界へ溢れ出させ、触れた者を同化侵食させアンノウンの同位体へと変える。
対抗には極めて強力な対魔力スキルか浄化系スキルが必要となる。
【解説】
黒い目の子。アメリカ合衆国の都市伝説に語られるヒト型の超常生物。
一見すると普通の人間の子供に見えるが、その目には白目はなく、黒一色の眼球を持つ異形。
突然玄関に現れて家の中に入れてくれ、電話を使わせてくれと要求したり、車のドアを叩き車で送ってくれと要求するという。
その正体と行動の意図は不明。>>53
【人物・性格】
普通の子供の様に振る舞うが、突然奇行を行ったり、意図の分からない要求をして来たり、カフェでコーヒーを嗜んだり、自信の能力を活用して狂気と混乱を撒き散らすなどその行動には一貫性がまるでない。
人間でないものが人間をエミュレートしている様にも思える生きた混沌。
イメージカラー:黒
特技:強要
好きなもの:不明
嫌いなもの:不明
天敵:不明
願い:不明
【一人称】個体による【二人称】個体による【三人称】個体による【元ネタ】史実 南北朝時代
【CLASS】アーチャー
【真名】新田義興
【異名・別名・表記揺れ】新田大明神
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【外見・容姿】雷電を纏った颯爽たる若武者
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型 神性
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D+
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
日本の呪術や魔性由来の力に対する場合、対魔力が若干ブーストする。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間は現界可能。>>55
【固有スキル】
魔力放出(雷):B+
雷に縁深く新田大明神として神格化もされた新田義興は、英霊としての召喚であっても雷を肉体や武器に纏わせることができる。
また電磁力を利用することで人力では不可能な軌道で動く事も可能。
サーヴァントとしては、魔力放出として表現される。
武芸百般:A
多岐にわたり培われた戦闘技術により、あらゆる戦闘状態に対応することが可能。
空中戦や地中戦と言った尋常ならざる戦闘や、未知・未経験の状況にさえ、培われた技術と経験を駆使することで即座に対応してみせる。
太平記では三百余騎に取り囲まれてなお討ち取られずに生還し「天を翔 地を潜る術ありと、怪き程の勇者」と評された。
死人の祟り:A
自身が消滅する瞬間、死因となった者に呪いをかける事ができる。
毎ターンの精神ダメージに加え、確率で混乱効果も与えられる。
Aランク以上の解呪スキルでディスペル可能。
神性:D
神霊適正を持つかどうか。源頼光の血を継ぐ為、また神格化が為されたが故の適正。>>56
【宝具】
『水破兵破(すいはびょうは)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:1人
源頼光が夢中において授けられたと言われ、新田家の家宝として受け継がれてきた「水破」「兵破」の二筋の鏑矢。破魔矢の元祖。
所持しているだけで対魔力が上昇し、魔性に射当てればそのダメージを10倍にして計上する。
なお、弓ではなく矢が宝具である為、射放った後は回収しなければ再使用できない。
『神鳴りし雷(かみなりしいかずち)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:220人
英霊・新田義興の死後の祟りと神格化を宝具として昇華したもの。
真名を開放して「水破」「兵破」の二矢を天高く放つ事で、自らの力に源頼光(あるいは丑御前)の力を上乗せし、怨念を纏った神雷を招来する。
曰く、非業の死を遂げた新田義興は怨霊となり、雷火で入間川一帯の民家や寺院を灰燼に帰したという。
【解説】
南北朝時代の武将。新田義貞の庶子。
南朝方の勇将として活躍。死語、祟を起こした為に新田大明神として神格化された。>>57
若い頃は北畠顕家の軍勢に同道して各地を転戦。
後醍醐天皇に「義貞の家を再興するのはこの者」と激賞され、義興と名付けられたという。
しかし、父の新田義貞は政敵の北畠顕家に助力した義興を快く思わず、疎んだという。
新田義興の器量は人に勝り、謀も巧みで、迅速果断でもあった、と評される。
事実、新田義興は南朝方の有力武将として多くの合戦で武功を挙げ、足利尊氏に敗れるまでの短期間とは言え、鎌倉を占領することにも成功している。
尊氏に東征に敗れた後は行方を晦ましていたが、足利尊氏の没後、新田義興は南朝方の再起を図って再度挙兵。
関東における北朝・幕府方の足利基氏と畠山国清は、新田義興の武勇に正面からぶつかるのは得策ではないと判断。
家臣の寝返りを偽装して新田義興をおびき寄せ、伏兵を以って襲撃するという策に出る。
かくして多摩川の矢口の渡しで敵に囲まれた新田義興は、勇を振るうも衆寡敵せず、進退窮まって自裁した。
その後、無念の余り怨霊となった新田義興は、自らの謀殺に関わった者を呪い殺.すのみならず、落雷をはじめとする様々な怪現象を引き起こした。
これを恐れた人々は、新田義興の怨霊を鎮める為に新田大明神として祀り上げたという。
Wiki登録可【元ネタ】百器徒然袋
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】塵塚怪王
【性別】女性
【身長・体重】151cm・41kg
【容姿】浮浪者のような風体の少女→ボロ布、割れ鍋、段ボール等のゴ.ミで出来ているように見える服を纏った少女→空間に空いた人型の真っ黒な穴
【属性】混沌・悪・地
【ステータス】筋力E+++ 耐久B 敏捷D 魔力B+ 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
復讐者:EX
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
忘却補正:A
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。人々が忘却に捨て去ろうとしたものをアヴェンジャーは溜め込み続ける。
自己回復(魔力):E
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。所詮塵芥から得られる回復量など知れたものでしかないが、しかし努々忘れてはならない。「塵も積もれば」、である。>>59
【固有スキル】
蔑棄の孔:EX
「被虐体質」の亜種とでも言うべきスキル。自身と接した相手にアヴェンジャーが「身勝手な悪感情や欲望などをぶつけて良い対象」であることを感得させる。認識歪曲ではなく認識補正に属するため、単純な精神弱体耐性では抵抗不可能。善なる心や思いやりを持つ人間でも、アヴェンジャーの人格を軽視しないことは難しい。これに抵抗するために必要なのは、むしろ社会性あるいは虚栄心等から来る表面的な優しさの類いである。
屑の王:A
「鬼種の魔」の変種。天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出等との混合スキル。特にカリスマに関してはある種特殊な、反カリスマとでも言うべきものを有する。「捨てられたもの」にとっては強力なカリスマとして作用し、更に「捨てるべき悪」に基づく行動に関して自軍の能力を向上させる。アヴェンジャーの影響下にあれば善男善女も慣れない悪行を滑らかに為し遂げるだろう。
ガラクタ傀儡術:B
ゴ.ミから傀儡を組み上げ操作する。戦闘手段として粗大ゴ.ミの巨人を組み上げることをアヴェンジャーは特に好む。
【宝具】
『よもつへどろ(ゲヘナズホール)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:999人
アヴェンジャーという孔から溢れ出す、黒い泥のような汚濁。
人類が自ら「有害」「無益」と切り捨ててきた願いや、数多の貴い祈りの「残りカス」や「削りカス」が融けて混ざった混沌。人が触れれば肉体と精神の両方を汚染し腐食する。
怨念や残留魔力と言ったものと結びつきやすく、聖杯戦争において敗退したサーヴァントの残留魔力を利用する等の方法により、シャドウサーヴァントを作り出し使役することなども可能。令呪等の後押し次第では、自身を召喚した聖杯や地脈から力を引き出しシャドウサーヴァントを作るということも可能だろう。>>60
【解説】
塵塚怪王。鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。石燕が創作した妖怪と考えられている。その姿は唐櫃(からびつ)をこじ開ける鬼として描かれ、記述によれば「山姥たちの長」である。石燕の着想の元になったのは、『徒然草』にある「多くて見苦しからぬは、文車の文、塵塚の塵」という文章であると思われる。塵塚とは塵やゴ.ミを捨てる場所のこと。
近年においてはゴ.ミの王、ゴ.ミ達が成った付喪神の王などとも解釈される。
浮浪者のような風体に虚ろな笑みを浮かべ、上ずった声で囁くように言葉を語る不気味な少女。見る人によってその態度は他者を嘲っているようにも、責めているようにも、哀れんでいるようにも、媚びているようにも、脅えているようにも見える。
アヴェンジャーを前にした者はそのスキル特性により"魔が差す"、という怪異。そのために彼女は、欲望や衝動を解放された者の暴力や悪行を頻繁にその身に受けている。一見すると自制心を持つ者でも、自覚無き内にフラストレーションの吐き出し口や都合良く何かを投影・転嫁する藁人形として利用している、ということは有り触れている。
そして人々の身勝手な欲望、怒り、嘆き、その他あらゆる負の感情をぶつけられるアヴェンジャーの本心を探ろうと試みる者は、結局はいつのまにか、自らの心の更なる深い澱みと見つめ合うことになるだろう。
…ただし、それでも。アヴェンジャーは決して、自我無き機構などではない。
捨てられたものたちの王。ゴ.ミの王として定義されたもの。その正体は「廃棄孔」の化身とでも言うべき存在。人間社会においては無くてはならない「人間が善き行いをする時、持っていては都合の悪いもの」が廃棄される孔、その擬人化。>>62
《固有スキル》
◆蔑棄の孔:EX(CT7~5)
自身にターゲット集中状態を付与(1ターン)&HPが少ないほど宝具威力とNP獲得量と弱体付与成功率がアップする状態を付与(3ターン)&弱体状態が多いほど宝具威力とNP獲得量と弱体付与成功率がアップする状態を付与<最大10個>(3ターン)
◆屑の王:A(CT7~5)
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&〔秩序か善〕特攻状態を付与(3ターン)
◆ガラクタ傀儡術:B(CT5~3)
自身のスター集中度をアップ(1ターン)&クリティカル威力をアップ(1ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン・1回)
《宝具》
『よもつへどろ(ゲヘナズホール)』
ランク:A+ 種別:Arts
敵全体に攻撃[Lv]&攻撃力をダウン(3ターン)&防御力をダウン(3ターン)&強化成功率をダウン<OC>(3ターン)&弱体解除成功率をダウン<OC>(3ターン)
《性能》
初動は弱いが、追い込まれる程に宝具が強化され回転するようになる全体アタッカー。最短3ターン毎という超ハイペースでガッツを張り直し、いつまでもしぶとく居座りながら何度も宝具を撃ち敵パーティをデバフ漬けにする。クリ殴りも3ターン毎に可能なため、攻めに行く上での柔軟性は高い。
ちなみに最多要求素材は虚影の塵。おそらく素材の重さが一番のネックになるタイプ。>>61
某アニメを見て以来不気味系の浮浪者少女キャラが作りたかった
位置づけとしては以前作ったガリヴァー、センメルヴェイス、ライカの三人衆みたいな感じでビーストに通じる存在という意識
型月でゴ.ミ捨て場と言えば廃棄孔なので…
ところで廃棄孔ってどういう概念なんでしょうね
完全に観念的な何かなのか実体のある何かなのか…>>40
オベロン系サーヴァント楠木正成によくてよありがとうございます 型月の色んな意味で強いヒロインと覚悟の決まった男たちが好きな人、朝霧の巫女はいいぞ(ダイマ)
出自的に、こまさんも鯖化できるのでは?と思ったので追加します
【元ネタ】鍋島の化け猫伝説 /『妖の寄る家』『朝霧の巫女』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】天津忠明 / 藤丸立香
【真名】こま
【性別】女
【身長・体重】172cm・49kg(人型時)
【外見・容姿】猫耳と二又の尾を持つ黒髪の美女。再臨で服装がロングスカート→着物→市女傘姿に変化する。
【地域】日本
【年代】昭和初頭
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】獣、魔性
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:D 幸運:D+ 宝具:EX>>66
【固有スキル】
怪力 : C
筋力を一時的に向上させる魔物・魔獣特有のスキル。
ゲーム内性能は《自身の攻撃力アップ(2ターン)》
猫叉の祟 : B
飼い主の怨みを晴らすため、家系に取り憑く猫の怪異としての性質。
ゲーム内性能は《敵単体に【猫叉の祟】(ダメージ量が毎ターン増加する呪い状態)を付与(最大7ターン)》
審神者の括り : EX
こまを業から救った主が「縛り」として与えた首輪。二人の絆が昇華された宝具であり、黄泉の穢れ・神秘の衰退から彼女を守護し現世に繋ぎ止める概念礼装。FGOではスキルとして使用される。
ゲーム内性能は《自身に無敵&弱体無効付与(各3回・3ターン)&毎ターンスター獲得(3ターン)》
【宝具】
『斐伊大蛇・天封埴船(やまたのおろち・あまのはこふね)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:10000
高天原から現世に流された素戔嗚が封じられていたという、箱舟にして神造兵器「八岐大蛇」。異国の機神の技術を流用して造られた、神霊すら焼却するエーテル砲を放つ八つ首の機竜。
大蛇を顕現させる贄として自身の霊基を捧げることで、一時的ではあるが神殺しの権能を再現する。
ゲーム内性能は《自身の宝具威力アップ(1ターン)〈OCで効果アップ〉&敵全体に超強力な神性特攻攻撃&自身に即死付与〈デメリット〉》>>67
【Weapon】人外の膂力、鋭い爪。戦闘スタイルは某真祖の姫君に近い。
【解説】
江戸時代、佐賀藩の君主・鍋島光茂の機嫌を些細なことで損ねた臣下の龍造寺又七郎が斬殺され、母親も悲しみのあまり自害。彼らの怨みと憎しみを伝えられた飼い猫は、化け猫となり鍋島家を祟る──この伝説とよく似た出自を持つ猫の怪異が、ある拝み屋の青年の使い魔となった姿が“こま”である。
居場所と愛する人を時の流れで失った彼女は、彼との間に設けた一人息子に愛を注いだが……人ならざる者の愛は我が子を蝕み、凄惨な悲劇の引き金となった。
『朝霧の巫女』の主人公・天津忠尋は彼女の孫であり、こまは家族として、妖として、彼を愛するヒロインとして絆を深めていく。そして最期は忠尋が生きる世界を守るため、大蛇の生贄となる道を受け入れ現世から退場した──己の執着が、二度と同じ過ちを起こさぬように。
【人物像】
人間と相容れぬ長命種としての価値観と、身内に対する過剰なまでの情深さが複雑に合わさっている。「人外を人外のまま許容する」カルデアとそのマスターの在り方には戸惑いつつも、得難い居場所として守り抜くことを誓う。
マスターの善性には愛する家族を重ねているが、決して同一視はしないよう意識している。>>68
特技:料理
好きなもの : 家族、甘味
嫌いなもの : 人間による自然の征服
天敵:「…七夜とかいう一族の人間には二度と関わりたくないな」
願い:忠尋が幸福に生きていける世界を取り戻す
【一人称】私【二人称】おまえ【三人称】基本的に呼び捨て
【セリフ例】
「その通りだよ、マシュ。永遠など、置き去りにされるばかりでロクなものじゃない」
「この煙草か?まだ子どもだろう、やめておけ」
「!この紅茶とスコーン、一体誰が…!…ほう、赤い外套の…本場ロンドンで仕込まれた…ほうほう…」
「…立香。優しいおまえには酷かもしれないが──私が首輪を壊してしまったら、躊躇わずその令呪で拒絶してくれ。怪物(わたしたち)は、愛する者を骨まで喰ってしまうから」>>69
【因縁キャラクター】
・ボイジャー
最新の付喪神とも呼べるサーヴァント。かつての主が営む骨董屋での日々を思い出し、つい保護者のように可愛がってしまう。
・源頼光
魔性の本質を持ちながら人を護り、妄執と理性の狭間で葛藤する者。怪異殺しとしても、近しい狂気を抱える「母親」としても、あらゆる面で相性が悪い。
・ジャガーマン
猫科同士で仲良くしようゼ!と強引に絡まれ、何となく友人関係が続いている。見た目も性格も全く似ていないのに、ふとした言動に何故か縁深い高校教師の女性を思い出すとのこと。
・シャルロット・コルデー
「一生遺る傷か……あぁ、わかるとも。私も、どうしても忘れてほしくなかったんだ……」
型月ナイズドしたら「神代の超技術ロボが死因宝具で愛が重い人外美女」という、ものすごく和鯖っぽい属性になるこまさん……>>71
【固有スキル】
鬼種の魔(恋):A
鬼の異能および魔性を表すスキルの変種。天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出等との混合スキル。恋情の炎の魔力を操るライダーは魔力放出の一形態として、他者に対するエンチャントの形で使用することが出来る。ただし恋とは身を焼くもの…微弱ながら呪い・毒・やけどを付加するデメリット付き。
言の葉の呪:B
歌人系サーヴァントが持つ「歌仙の詩歌」等との類似スキル。そもそも歴史を紐解けば平安時代においては恋文と歌は近しいものであり、現代に至っても恋文とはある種の詩に通じる、言霊の呪力が伴った詞であると言えるだろう。
恋文式神:A
恋文を依り代に自身の分身を作り出す。この恋文とはライダーの構成要素そのものであるため、実態としては分裂に近い。恋文の内容に沿ってカスタマイズされた少しずつ性能の異なる自分を大量に複製し、状況にオールマイティーに対応する。
【宝具】
『恋情火ノ粉紙吹雪(れんじょうひのこかみふぶき)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:80 最大捕捉:100人
恋情の魔力を込めた大量の紙片を激しいつむじ風に乗せて発射する。触れれば火傷する紙吹雪。一つ一つのダメージは微弱だが大量に撒き散らされる上に一度付着すればやけどのダメージが長く残留するため、積み重なったダメージはかなりのもの。まさしく、塵も積もれば山となる。更に紙片は敵の体に重く纏わり付き、振り払わない限り敏捷さを奪う。>>72
【解説】
文車妖妃。鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。石燕が創作した妖怪と考えられている。その姿は紙を手に持つ女性として描かれ、記述からは恋文に込められた執念が妖怪となったものとも読み取れる。石燕の着想の元になったのは、『徒然草』にある「多くて見苦しからぬは、文車の文、塵塚の塵」という文章であると思われる。文車とは中世の公家社会において用いられた、文書や書籍などを収納して牛や人力で運ぶ車両のこと。
他者の恋愛話に興味津々、「恋に恋する年頃の少女」を形にしたような趣を持つ、溌溂とした美少女。
その性格は大変なお節介焼きであり、こと恋愛関係では首を突っ込む機会を狙っていつもうずうずしている。しかしお節介の内容は割と的確で実際それなりに頼りになり、肝心な時には見守ることを最良の選択肢と出来る分別も持ち合わせている。
ただし注意深くライダーと関われば気付けるかも知れないが…彼女は一方的に「与える/伝える」ことはあっても、何かを「受け取る/返す」ことは極めて少ない。どこまでも他者に与えるか見守るか、そのどちらかだけの怪異なのである。そして加えて言えば、与えるものは恩恵だけとは限らない…少し立場が変われば試練を人に課す存在となるだろう。
表面的な部分の言動とは裏腹に、別にライダーは純粋だとか恋愛脳だとかいうわけではない。むしろ恋文の集積である彼女は、人の情念や矛盾などについても文字通り骨身に沁みて理解している。
塵塚怪王の「対」として形を為す存在。塵塚怪王が「捨てられたもの」ならば、文車妖妃は究極的には「伝えたいもの」「保管したいもの」の集積とも言える。「恋文」「恋心」を基柱とはしているが、それは謂わば霊基スケールの制限に起因する表現の一形態に過ぎない。
【因縁キャラクター】
塵塚怪王
片割れ。ライダーは塵塚怪王に対し常に「友達」として接する。彼女に悪意を向ける者を追い払い、何を言われてもいないのに世話を焼く様子は、塵塚怪王の本心を理解してその代弁・代行をしているかのようにも見える。…塵塚怪王からの明確なリアクションは無いため、他者に真実を断定することは出来ない。>>74
《固有スキル》
◆鬼種の魔(恋):A(CT7~5)
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)+味方単体のQuickカード性能をアップ(1ターン)&Artsカード性能をアップ(1ターン)&Busterカード性能をアップ(1ターン)&呪い状態を付与(5ターン)【デメリット】&毒状態を付与(5ターン)【デメリット】&やけど状態を付与(5ターン)【デメリット】
◆言の葉の呪:B(CT8~6)
味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(3ターン)&魅了耐性をアップ(3ターン)+自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)&スター集中度をダウン(5ターン)+味方単体に毎ターンHP回復状態を付与(3ターン)
◆恋文式神:A(CT6~4)
自身のスター発生率をアップ(3ターン)&回避状態を付与(3ターン・1回)&防御力をダウン(3ターン)【デメリット】+味方単体の防御力をアップ(3ターン)
《宝具》
『恋情火ノ粉紙吹雪(れんじょうひのこかみふぶき)』
ランク:B 種別:Quick
敵全体に攻撃[Lv]&チャージを1つ減らす&やけど状態を付与<OC>(10ターン)&延焼状態を付与<OC>(10ターン)
《性能》
長期戦向けスター支援型サポーター。ライダークラスだが生産したスターは全て味方に流すのが基本となる。全てのカードのヒット数が高くスターを出せるが、逆に言えば殴りに参加せねば充分な量のスターを出せないため、その点では自分でクリティカルを出せないのは弱点。またクリティカルバフは付与できずその部分は味方に任せることになる。ちなみに塵塚怪王と組ませると弱体状態を任意に複数付与可能だったり動きを邪魔をせずに支援出来たり。>>73
というわけでもちろん片方を投稿したらその片割れも投稿します
塵塚怪王が廃棄孔、つまりビーストⅢ/Rモチーフなので文車妖妃は当然ビーストⅢ/Lモチーフ「……リア充め、呪われろ!」
「はぁ~~~~~~あ、これだから、挫折したことのないお気楽野郎は困るんスよぉ。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】ミルティロス
【性別】男性
【身長・体重】172cm・65kg
【外見・容姿】陰鬱な気配漂う青年騎兵
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】神性、男性、人型、
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D 敏捷:A 魔力:B 幸運:E 宝具:B
【クラス別スキル】
対魔力:C
騎乗:A+>>78
【宝具】
『終焉拒む狂王の手綱(アウリガ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:50人
ミルティロスがかつて仕えていた、オイノマオス王の戦車を召喚して騎乗する。
オイノマオスの父は軍神アレスであり、その父由来の神気を放つ二頭の軍馬(高位の神獣)が戦車を牽引し、ミルティロスが御者を任されていた。
この宝具の真価は、「王の死の予言から逃げたい/生き続けたい」というオイノマオスの執念を宿したことによる、並外れた行動補正値。
必中、無敵貫通、即死など、通常ならば免れることが不可能な攻撃を避け続ける、絶対回避の効果を持つ宝具。
しかし、結果を拒絶し遠ざけているだけで、既に定められた結果自体を無かったことには出来ない。
いずれ必ず、逃げていた報いに追いつかれる時は来る。>>79
【解説】
伝令神ヘルメスの息子で、エリス地方にあるピサのオイノマオスという王に仕える御者。
オイノマオスには、大変美しいヒッポダメイアという娘がいたが、彼女と結婚した者に王は殺.されるという予言を受けてしまった。
これを恐れたオイノマオスは娘に惹かれた求婚者たちに、ヒッポダメイアを戦車に乗せてコリントス地峡まで逃げ切れたならば結婚を許すが、もし途中で王の戦車に追いつかれたら殺.すという条件を出す。
軍神アレスの息子たるオイノマオスは父から授かった立派な神馬たちと、このミルティロスという優秀な御者がいたために、決して求婚者たちを逃すことはなかった。
挑み殺された犠牲者の数は十数人にも及び、首を斬り取られ王の宮殿にて晒されたという。>>86
常に不平不満を口にしている、鬱屈とした青年。、いわゆる「陰キャ」。
自身が最も嫌うペロプスに近い人種───誰からも好かれるイケメンを見ると非常に荒れだすという、底知れぬ外道ではないが、生々しい悪意や僻みに流されがちで、その実、そんな自身のどうしようもなさに一番怒りを抱いているような人間である。
【因縁キャラクター】
ペロプス:
想い人のハートを奪い去り、自身を殺した張本人。
ミルティロスは彼を神々や人々に祝福された、苦労知らずの英雄様だと思っているが、ペロプスにも抱え込んでいる闇がある。
というより今回の件───オイノマオスの生への執着心や残虐さを見たり、ミルティロスとヒッポダメイアの密約を知り、人間不信(やさぐれ)具合がより増してしまったとか。>>87
ヒッポダメイア:
かつて好きになった女性。割りと今も未練がある。
しかし彼女の方はミルティロスの好意に気づいておらず、王(父親)の良き部下の一人として見ていた。
自分を抱きたいという条件を出したのは「確かに私が差し出せるものは身体くらいしかありませんよね……」と天然染みた真面目さから。
オイノマオス:
自身が殺した王。
実はライダーがヒッポダメイアに惚れていたことを知っていたが、その技術力を買い、本人が言い出す=求婚者に名乗り出ないならばと見逃していた。
【wiki登録】可
【コメント】
元ネタからして呪い呪われな人たちだったので、より昼ドラ要素を足してみました。
ギリシャ神話は神々もドン引きな人間ドラマがある(っぽい)から好き>>88
(訂正)
ヒッポダメイア:
かつて好きになった女性。割りと今も未練がある。
しかし彼女の方はミルティロスの好意に気づいておらず、王(父親)の良き部下の一人として見ていた。
純潔を捧げるという提案は「確かに私が差し出せるものは身体くらいしかありませんよね……」と天然染みた真面目さから。【元ネタ】アジア史、ウズベキスタン史
【CLASS】ランサー
【他クラス適性】ライダー、アーチャー、アサシン、アルターエゴ、アグレッサー
【別名】吉星のランサー
【真名】ティムール
【性別】男性
【属性】秩序/混沌・悪・人
【その他特性】人型
【ステータス】
筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:C++ 魔力:C 幸運:A+ 宝具:A
【クラススキル】
騎乗:B
史上有数の遊牧民族国家モンゴル帝国から分裂したチャガタイ・ハン国の軍団長、軍司令官として常に馬を始めとした家畜と共にあったランサーは、ランクの変動こそあれど、召喚されたクラスに関わらず必ずこのスキルを保有する。
ランサークラスにおいては、本来騎乗スキルを保有しないクラスであるためこのランクでの獲得に至っているが、それでも遊牧民族国家の指導者なだけあって高いランクで獲得している。
ライダークラスでの現界であればトップクラスの高ランクで騎乗スキルを保有できるであろうことは言うまでもないが、アーチャークラスにおいても生前の生活の馴染み深さのためかかなり高めで獲得できる。
大抵の乗り物を乗りこなせる。>>91
対魔力:D
ランサーとしてのクラススキル
魔術に対する抵抗力。
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する、魔力除けのアミュレット程度のもの。
跛者:A
ランサーの異名の元ともなるランサーを特徴づける要素であり、最早これ無くしてはランサー足りえないとまで言っても過言ではない、英霊であるが故のある種の絶対的な呪い。沖田総司の「病弱」同様にデメリットとして働く枷。
すなわち、ランサーの片足は完全に動かず、使い物にならず、常に引き摺って歩いている。しかし、生前のランサーは大成し始めた頃には既にこの状態であったともされ、寧ろこの状態の身体のままで数々の武勇・伝説を残してきた。それ故生前からの長い付き合いであり、生前通りによく馴染んでおり、つまり、ハンデを負っているとはいえ、最早ランサーにとっては大してハンデとして機能せず、ごくごく微々たるデメリットしか生まない。
騎乗していない状態において敏捷パラメータが著しく低下し、魔術による支援や加護などによる恩恵を受けても回避行動や追撃をとれなくなるが、代わりに筋力と耐久パラメータが上昇する。
矛盾精神(信仰):B
イヴァン雷帝と同名のスキル「矛盾精神」の亜種
聖人と凶人が同居しているかのような精神性を示すスキルであり、ランサーはとりわけ信仰心(さらに言えば同じ信仰心を持つ信徒)の有無においてその側面が顕著に現れる節がある。
秩序か混沌か、ランダムに性別を二種類に変化させる。
イスラム教を重んじ、イスラム的建築物を建造したり、イスラム教神秘主義を積極的に重宝したり、イスラム教における賢人を支援するといった特別厚待遇をしたり、更には他宗教であろうと真に尊ばれると認めた信徒には、その信心深さ・敬虔さに感銘を受けて情けをかけるなどの一面を持つ。その一方で、必要とあれば同朋であるはずの同じイスラム圏の土地を侵略し、土地の民に容赦なく殺戮行為を行い、宗教的な建築物も容赦なく破壊するなど凡そ同一人物とは思えぬほどの二面性を兼ね備えていたとする逸話から。>>92
感情鋼鉄(尊):A
シトナイの持つスキル「感情凍結」と近似したスキルであるが、内容としては然程変わらなく、生来の人間性に依拠している。感情のオン/オフの切り替えなどではなく、生まれついての性質。
人の命に対して全く頓着が無く、尊重という思考・概念が決定的に欠如あるいは死滅していることを示す。
興味や親しみが一切湧かない人間に対しては、常に魔獣の如くどこまでもとことん冷酷無比に、残虐非道に徹することができる思考・精神性が武器として振るえるまでにスキルとして昇華したもの。始めから凡人への情や尊びを持たぬ冷え切った心は、何者の精神・心への訴えかけや働きかけに対しても、鋼鉄のように響かず、靡かず、揺らぐことなど無い。
誰であれ殺戮対象と定めたからには一切の情けの欠片すらも持てないために、稚児相手であろうと、部下からの制止の提言があろうと構わずに、一切の容赦も慈悲もなく大人相手にするのと同じように、母親たちの目の前で殺戮し、異教徒であれば殺戮行為そのものに悦を見出すこともあったとい非道極まりない残虐性の数々の逸話から。
【固有スキル】
軍略:B+
お馴染みのスキル
単体同士の戦闘ではなく、大人数を動員した戦場における戦術的直感能力を示すスキル
ランサーはその並外れた戦闘指揮力の高さから軍事的天才と称されるほどであったことから、非常に優れた「軍略」スキルを有している。
包囲戦のような攻勢に出る時、特にボーナスを獲得できる。
軍事的天才と称されたその軍略の才と、戦績としても、モグーリスタン軍との戦い以降狙いを定めた土地及び勢力との戦いにおいて最終的な敗北はほぼ無く、晩年には、当時欧州に向け領土拡大し後に猛威を振るい聖都陥落を成し遂げたオスマン帝国の基盤を築いたとされる皇帝「雷帝」バヤズィット率いる歩兵精鋭部隊イェニチェリを筆頭とするオスマン帝国軍を討ち破ったする数々の武勇の逸話から。>>93
戦闘続行:B
お馴染みのスキル
往生際の悪さを示すスキルであり、瀕死の傷でも戦闘を可能にし、粘り続けられる。
イランを支配していたムザッファル朝との戦いで、部下たちと分断されたところでムザッファル朝最後の君主となったシャー・マンスールの手により頭部に2度負傷するが、なんとかその危機を脱し勝利を収めるに至った逸話及び、3度目のトクタミシュとの衝突となったテレク河畔の戦いでは、矢も槍も最早使えぬ中で四方八方を敵に塞がれた絶体絶命の危機という状況で、救援の到着まで耐え抜いた激闘の末に勝利を収めたとする逸話から。
盗賊打破:A
秦良玉と同様のスキル
数々の盗賊を打ち破った逸話が昇華されたスキル。反英霊、特に海賊や盗賊の経歴を持つサーヴァントに対し、戦闘の際に有利なボーナスを獲得できる。
3年戦役でグルジアへの侵攻を試みた翌年、アルメニア制圧の前に、また、バグダッド制圧後に、そして、インド遠征の行軍中に各地で叛乱勢力となりうる盗賊団を討伐・殲滅した逸話から。
反骨の相(導):C
スキル「反骨の相」の派生スキルであり、基本は、1つの場所に留まらず、また1人の主君を抱かぬ気性を示すスキル
自らは王の器ではなく、また、自らの王を見つけることのできない、というか見つける気の無い放浪の星(宿業)を背負う。ランサーはこの気性を持ちながら尚且つ独特のカリスマ性によって人を惹き付ける稀有な存在。
通常の「反骨の相」スキルでは同ランクまでのカリスマスキルを無効化するが、本スキルにでは自身の持つカリスマスキルを例外とする。
若き頃にその実力を買われてモグーリスタン国のトゥグルク・ティムールの配下として振舞い、指導者の地位を授かっていたにも関わらず、ある日突然家族を連れ彼らの許を脱出しモグーリスタン国と敵対する道を選ぶことになった逸話や、また、生涯において征服王チンギスとその血を重んじて「ハン」を名乗らず、ハンの婿たる「キュレゲン」の座に甘んじたとする逸話から。>>94
侵略のカリスマ:A-
カリスマ系派生スキル
軍団の指揮力、カリスマ性の高さを示すスキル
ランサー固有のカリスマ性であり、通常の「カリスマ」スキルの効果を含んだ複合効果を得られる。
敵地を制圧し支配下に置くことを目的とした進軍、侵攻の中で敵に対し攻勢に出る時に、特に味方の士気を最も向上させる。
強盗を働いていた頃からランサーの周囲には自然とその魅力に惹かれた人が集まり、略奪により得た戦利品を分配する気前の良さに、部下達は信頼を寄せ次第に300人規模にまで膨れ上がった逸話や、また、トクタミシュとの3度目の衝突の際にはその一人の武人としての武勇を見せつけ、部下たちと共に最大の危機を乗り越え敵を撃退したことによって、部下たちはより深く忠義心を抱いたとする逸話から。
星の支配者:A
「星の開拓者」スキルと似て非なる複合固有スキル
「人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられ、あらゆる難航・難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事になる”」というのが本来の「星の開拓者」スキルであるが、このスキルは限定的な「星の開拓者」スキルであり、星の支配、実現不可能な統括、征服を可能にする力。
ランサーの「星座の支配者」、「幸運な二つの星が交わる時に生まれた支配者」などの異名から。
(首積みの蛮勇(統):EX)
森長可の保有スキル「血塗れの蛮勇」と類似したスキル
敵を完全沈黙させればさせるほど、他の敵に対して、ランサーと相対した瞬間「次は自分がああなってしまうに違いない」という強烈な負のイメージを想起させ、恐怖を伝染・蔓延させることができる。
制圧地にて叛乱行為を行った市民の弾圧などで、よく大勢の人々を殺戮した後に見せしめの証として切断した首でピラミッドの如き塔を積み上げたとする悪名高い逸話から。>>95
【宝具】殺戮弾圧総督(タメルラング)
ランク:EX
種別:対民宝具/報復宝具
ランサーが占領地で叛逆の兆し有りと認めた場合、悉く見せしめとして住民に対して徹底的に殺戮行為を行うことで、以降の民たちの叛逆の意志を恐怖によって無理矢理抑えつけて圧し潰した支配の在り方が昇華した宝具。
ランサーが優勢、有利な立場、状況下において敵からの反撃を受けた瞬間に発動する宝具であり、必中にして防御不能、尚且つ敵にとって必ず耐久パラメータを上回る威力や弱点となる特性を得て、その身に受ければ例え身体のどこであろうとも一瞬にして全身に同様の傷が同様のダメージを伴って転写・発生する呪いの一撃を放つことができる。さらに、敵がこの一撃を受けてなお持ち堪えようとも、強力な恐怖を刻み付け、全パラメータを軒並みランクダウンさせるほどの強力な負荷を与える。要は逆転殺しの宝具。
但し、宝具の発動条件について、この宝具によって作り出された同条件を対象に含めないため、実力が下位の敵に対しては基本一度きりしか使えないが、条件からしてまずランサーが優勢、有利な立場、状況を作り出さなければならないため、そもそもこの宝具は劣勢の敵をさらに確実に追い詰めるためのものでしかない。逆を言えば、実力が上位の敵に対してはそもそも発動すら容易ではなく、一度掴んだチャンスを切り拓いて戦況を覆す目的でしか作用しない。それゆえ、この宝具を同じ敵に対して数回使う状況はまず無く、あるとすれば、それはランサーが劣勢にあってもそもそもこの宝具により覆すことが難しく、上位の敵にとっては特に脅威になり得ないというかなり絶望的な状況でしかない。>>96
【宝具】滅世の厄災封棺(ドーム・タメルラング)
ランク:EX
種別:対都市宝具/対兵装宝具
開けると世界が恐怖で包まれ混沌に染まる、開けた者は世にランサーを超える史上最悪の侵略者を解き放つことになるという呪詛が刻まれた、ランサーの眠る禁断の棺の宝具。ランサーがどのクラスにおいて召喚されても使用可能な宝具である。
この宝具は黒棺の内から凄まじい呪いの魔力が溢れ出ており、それを相手に向かって放つだけで十分な攻撃手段となり得るが、その真価は真名解放によってランサーの霊基を内に取り込み、一度分解した後に改造することで、ランサーをも超える史上最悪の侵略者という名の呪いの怪物/怪人を顕現させることである。顕現した呪いの怪物/怪人は霊基としてはランサーとは異なるものの、ランサーの霊基を素体としているため、またランサーを超越する者という概念の下に成り立つため、ステータスは全てにおいて全パラメータ及び全スキルが2ランク上昇し、Aランクの狂化スキルとA+ランクの単独行動スキルを獲得する。宝具使用前のランサーよりも一回り大きく、全身から常に濃く凄まじい瘴気を放つ。
姿形こそ宝具発動前のランサーを思わせる風貌だが、これは決して変身などではなく、そこにランサーとしての、あるいは生前の記憶や人格といったものは一切存在せず、あるのはただ棺に刻まれた呪詛の示す通りに、破壊という破壊、蹂躙という蹂躙を繰り返し、やがては世界を混沌へと陥れるという意(遺)志だけである。差し詰め「自律した侵略生体兵器」とでも言ったところ。
宝具としての性質は、ただランサー自身の霊基を素とし新たな霊基の怪物/怪人を召喚するようなものであるため本来「対人宝具」に分類されるものだが、その召喚した怪物/怪人の最終目標及び行動理念が「全世界の都市という都市を侵略する」というものであり、事実それを可能にする、成し得る力を持つため、表記上「対都市宝具」となっている。>>97
【宝具】友と突破せし共同逃亡戦線(マジュド・ビダーヤ)
ランク:B+
種別:対人宝具
ランサーが友アミール・フサインと共にモグーリスタン軍に追われながら、その道中ヒヴァ軍の包囲に捕まるも60人対1000人の戦いの末、領主を討ち取った武勇を宝具と化したもの。
ランサークラス時のまだ若年期の姿でのみしか使用できない。
卓越した槍捌きによる技量・武術系宝具の類であるが、宝具を使用することで使用中は敏捷パラメータが上昇し、また敵単体を相手にするより複数人を相手にするほどダメージ補正される効果を持つ。その上、退路が少なければ少ないほどダメージ補正がかかる。この効果に関しては、人や生物相手でなく物体に対しても発揮される。
【宝具】金帳破るは七点に割く万軍(アル・イラーフ・アクバル)
ランク:―(A)
種別:対人/対軍宝具
ジョチ・ウルスのハンであるトクタミシュの軍と戦ったコンドゥルチャ川の戦いで、ランサー率いた20万の軍勢によって展開した7つの編隊から成る陣形の宝具。主にライダークラスなどで使用できる宝具であり、ランサークラスにおいては原則的に使用ができない。
7つの編隊を敵の正面・左右に分けて展開させ組む陣形をランサーが6体の分身を生み出すことで再現する。まず左右どちらか一方から攻め込み、そこから構えを崩した敵を狙い左右の残り一方から攻め、最後に正面から攻め込んでいく。
宝具による突撃を行う際、疑似的なCランク程度の「信仰の加護」スキルの効果を分身6体分含め、全7体に付与できる。そのため、その性質を応用し、防御用として転用して陣を展開させることも可能。>>98
【宝具】戦象封ずる野牛大群(ジハード・トゥグルク)
ランク:―(B+)
種別:対軍宝具
トゥグルク朝のマフムード軍の戦象部隊に対して野牛の群れをぶつけて動きを止め無力化させたという軍略の宝具。主にライダークラスなどで使用できる宝具であり、ランサークラスでは原則的に使用ができない。
ランサー自身の伝説の影響によって魔獣クラスと化した最早魔牛と呼ぶべき野牛の大群を召喚し、敵に突撃させる。攻撃としても勿論用いることが出来るが、その真価は防御にこそあり、ランサーにとって厄介な障害に対し付き纏い、ランサーの許へと寄せ付けないようにする。
この魔牛の群れは敵がサイズ的に大きければ大きいほどその耐久力を増して敵の歩みを止める壁として立ちはだかる。敵が何度魔牛たちを回避してランサーを狙おうと必ずそこへ至る道を阻むことができる。
【Weapon】無銘槍、無銘馬
尚、無銘馬に関しては基本的にどのクラスにおいても召喚できる。
【関連(ありそうな)キャラ】
アルテラ…遊牧民族であるフン族の王。ランサーは民族の長として大帝国を築き上げたわけではなかったが、多くの国・土地を征服し、国の領地を次々と拡大していった点においても共通点がある。遊牧民族としては先輩。
イスカンダル…遊牧民族でこそなかったが、征服王の名を冠するほど、大陸中の国々を征服し蹂躙し、広範な支配領域を広げていった世界屈指の征服者。征服者であり略奪者の属性も併せ持ち、ランサーからすればその覇道を歩んだ大先輩。また、優れた軍略を備えていたという点でも共通している。
コロンブス…支配地にする目的で住民に対し殺戮行為や大虐殺を行ったという共通点を持つ。また、支配地に収めるという目的以外にも金品や高価なものを略奪する目的に重点を置いて行ったという点でも共通している。>>99
テスラ&エジソン&エレナ&バベッジ&パラケルスス&ダ・ヴィンチ等学者系サーヴァント…ランサーが尊敬するに値する人物たちであり、各分野の専門的で学術的な話への関心が尽きない。
黄道十二星座系ギリシャサーヴァント…「星座の支配者」の異名を持つランサーは彼らとは何ら縁も共通点も無くとも、何故か親近感が湧きあがり、何故か彼らの存在を敏感に感じ取ってしまう。
イヴァン雷帝…最早戦象をどうした、戦象でどうしたとかいうレベルではなく、象そのものの姿になるサーヴァント。神を信じる信心深い一面と従わぬものに激しい弾圧や拷問を積極的に楽しんだ残虐な面が同居している極端な二面性を兼ね備えていることで名が知られている点でランサーと共通している。
ダレイオス三世&ハンニバル…戦象を召喚する宝具を有するサーヴァントであり、生前は戦象部隊を率いて活躍した逸話も残る。戦象部隊での武勇を持つという共通点を持ちつつ、ランサーとしては彼らの宝具となっている戦象部隊に興味を示さずにはいられない。特にダレイオス三世に至っては、遥か遠い後の世の出来事とは言え、生前ランサーは彼が治めていた国民の末裔たる人々に対して非道な大虐殺を行っており、狂化によって理性を失っていようとも、犠牲者の先祖の王としてランサーを拒絶する(イスカンダルに対するものとはまた別ベクトルの)敵意を抱いている。
オジマンディアス…近代にその遺体を発見された人物であるという共通点を持つ。
一部のインド系サーヴァント…ランサーは生前インドでは10万人規模の捕虜の大虐殺を行ったことで悪名高く、それもそもそもインドへ遠征に出向いたこと自体、一応宗教的制裁を名分として語られてはいるが、実のところ未だに目的が判然としていない。現在最も有力視されている説にしてもあくまでただ物資や資源の略奪による調達のために行われたとされ、仮に宗教的制裁であってもチャガタイ・ハンにとっては同盟相手でも管轄地でもなかったインドとは直接的な関係など無く、完全なトバッチリも甚だしいところでしかなかった。こういった経歴から、愛国心の強いインド出身サーヴァントからは目の敵にされている。
アタランテ…ランサーのその非道さ・残虐さはたとえ子どもが相手だろうと一切の容赦なく虐殺の対象としたほどであることでも有名であり、彼女からも当然嫌悪の対象として見られている。>>100
【解説】
真名ティムール。別名ティムール・キュレゲンまたはアミール・ティムール・クールガーン。
遊牧民族国家の指導者であったティムールは基本的にアーチャークラスかライダークラスで召喚されることが多く、本来ならばそちらでの召喚でこそ最も力を発揮できやすいクラスである。
14世紀のモンゴル帝国分国のひとつチャガタイ・ハン国の軍事的指導者。その軍事的指揮力・軍略をして中央アジアにおいて最高峰の軍事的天才と称されるほどに世界にその名を馳せた。現在のウズベキスタンの祖となるティムール朝なるイスラム王朝の一国家を築いた建国者でもある。ティムール朝はまたの名をティムール帝国とも呼ばれる。
制圧した国々はモンゴル帝国の全盛期の頃の凡そ半分にのぼる数であったとされる。サマルカンドを自らの土地と定めた後は、分裂したモンゴル系遊牧民族の諸国家と統治下の支配権を巡って争い、勝利し着々と支配域を拡大していった。ウズベキスタンの都市であるサマルカンドやタシュケント、ウルゲンチ、アフガニスタンのほぼ全土に及ぶ地域、アゼルバイジャン、イランやトルコの都市、当時のオスマン帝国領であったグルジア、エルズルム、ペルシア東部、ウイグル自治区東トルキスタン、アルメニア、バグダッド、モスクワ大公国の都市アストラハン、インドの都市デリーやメーラト、シリアの都市ホムスやアレッポ、ダマスカス等がティムールの手により制圧・及び攻略された。ティムール自身が直接率いたティムール軍の進撃はエスファハーンやシーラーズなどの制圧を果たした3年戦役の終わり頃からまさしく快進撃と呼べる凄まじい猛威を振るったが、それ以前の頭角を現し始めて直ぐの頃は意外にもそれほど順調というわけではないどころか、敗戦や撤退する事態に追い込まれることの方が多く経験していた。アミール・フサインと手を組んでいた頃に反旗を翻したことにより2人を追いかけていたモグーリスタン・ハン国の軍に一度敗れ、2人が統治の基盤を整えた後にもさらにもう一度、今度は兵力差で勝っていたにも関わらずモグーリスタン軍に敢え無く敗れたという過去がある。その後も遠征事業に本格的に乗り出した当初はモグーリスタン・ハン国への侵攻では敵の戦略に苦戦を強いられ、現在ジョージアの首都トビリシとして栄えるティフリスへの侵攻は激しい抵抗により失敗に終わっているなど苦い経験もかなり味わった。>>101
ティムールは軍略によって名を上げた人物ではあるが、個人の武勇においても優れた武人であった。スキル「戦闘続行」でも前述した逸話の通り、ティムールの頭に2度傷を負わせたとされるイランのムザッファル朝君主シャー・マンスールとの戦いは、両雄による一騎討によるっものであったとされる。さらに征服事業初期の頃には5度目となるモグーリスタン遠征の最中、コンギラト族のテュルク系国家スーフィー朝の君主であるユースフ・スーフィーより挑発を受け一騎討を申し込まれるも、ユースフが怖気づいて約束した決闘場所に姿を現さず不戦勝となった。一騎討を申し込むに足るほどの武人であると敵から認められたからこその出来事であろうと、こうした戦績からも当時からのティムールに対する他者からの武力についての評価や実際の実力の高さも窺い知れる。
しかし、ティムールはまた遠征事業に伴いいくつもの都市で大規模破壊と大量虐殺を行った侵略者としての悪名もまた名高く、都市を制圧する際は都市の建造物は民家から何まで徹底的に破壊し、住民は徹底的に蹂躙した。そして、制圧した地で叛乱の兆し有りと見とめれば住民たちに恐怖を植え付けるための見せしめとして報復行為を行った。叛乱の芽は徹底的に摘み取り、支配の綻びを決して許さなかった。それは大虐殺であり、その行為には情け容赦など露ほども無く、ただ只管に冷酷無慈悲の極みであり残虐の限りであった。一度に1つの都市に対する報復であっても、女であろうと子どもであろうと誰かれ構わず区別無く、たとえ自分と同じイスラム教を信仰する民であろうと何百人何千人単位に及ぶほど報復という名の虐殺は苛烈を極めた。特に被害が甚大だったものとして、エスファハーンでティムール軍の兵士と徴税人が住民からの激しい抵抗に遭い犠牲になった際には、7万にも及ぶ住民の犠牲によって報復が成され、後には犠牲者の首が積み上げられ塔なりピラミッドなりの様相であったといわれる。また、インドへの遠征においては、デリー入城を目前に控えたところで、それまでの戦いによって捕らえた10万人にものぼるインド人ヒンドゥー教徒の捕虜たちを処刑したとされている。>>102
しかし、ティムールはイスラム教の信仰心からか学問や教養、哲学・神学、芸術など文化的なものに深い関心を示し、尊び敬う一面も持ち合わせており、そうした分野に関わる学者や職人、芸術家などには積極的に交流を持ち、彼らの活動を保護するなど、とにかく丁重にもてなしたという。そして、そうした人物たちとの関わりやそれらの分野の知識に直接触れることでティムール自身もまた教養人として評価され、彼の知識に対する貪欲さや探求心、それらによって得た知性は称賛に値する程であった。学問や芸術文化を重んじたティムールであったが、それでも彼の都市部での大破壊行為はイランの一部地域など、その発展をいくらか遅らせた原因となった。>>90
ありがとうございます!>>59
許可を貰ったので短めのSSを書いた。
https://video.easyuploader.cloud/20220404132238.txt?file_name=20220404133004_70704347.txt&redirect=false
R-18要素注意。>>108
【固有スキル】
神性:E
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
アヴェンジャーの祟りを恐れた比叡山は彼を神として祭り上げたことから神性を得ている。しかし、此度は祀られる前の魔性としての顕現であるため神性は最低値となっている。
無辜の怪物:A
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
鼠の怪異となって延暦寺の経典、仏像を嚙み破壊したという後の世における伝承からその姿は石の体に鉄の牙を持った鼠に変質している。>>110
【宝具】 『怨恨堕落・畜生経典』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:20人
白河天皇や比叡山の僧達への恨み、皇子を魔道に落とすために行った祈祷などが具現化された経典。
真名開放する事で対象を中心とした範囲に呪いを撒き散らす。
呪いの効果は相手の魂を蝕み、そして自らと同じ魔道に堕とした末にその命を奪うというもの。
この宝具は純粋な英霊ほど効果的で、元より堕ちたる反英霊にはあまり効果はでない。
『頼豪鼠破戒鉄牙』
ランク:D 種別:対教宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
比叡山に鼠の姿で現れ、経典や仏像を破壊したという逸話から得た宝具。
常時発動宝具でアヴェンジャーの牙による噛みつきは信仰に基づく守護や加護を打ち消すと同時に呪いを与える効果を持つ。【Weapon】
『呪詛』
他者の命を蝕む呪い。例え対象が遠くにあっても名前を把握していれば呪うことができる。
『鉄牙』
石であっても軽々砕くほどの鋭さを持つ鉄製の牙。その牙には経典を食い荒らしたことから信仰を否定する呪詛が込められている。
『鉄鼠達』
アヴェンジャーが生み出した一般的なサイズの鉄鼠。しかしサイズは小さくとも1匹1匹が歴とした妖怪であり、劣化しているとはいえアヴェンジャーと同じ力を持つ。>>112
【解説】
鉄鼠とは平家物語や太平記、図画百鬼夜行といった作品にて語られる石で出来た体と鉄の牙を持つ鼠の妖怪である。
平安時代に実在した園城寺(三井寺)の僧侶「頼豪」を正体としており、頼豪が恨みの末に変化したものが鉄鼠なのだとされる。
かつて白河天皇には子供がおらず、後継が欲しかった白河天皇は頼豪に后が懐妊するように祈祷を命じた。そして成功した暁には褒美を取らせると白河天皇は言い、その約束のもと頼豪は祈祷を行った。その末に后は懐妊し、そして皇子を出産した。
喜んだ白河天皇は頼豪を呼び寄せ求める望みを聞いた。頼豪は褒美として園城寺の戒壇院の建立を求めたのであった。
しかし、その当時対抗していた延暦寺はその事に横槍を入れ、その望みは叶わなかった。>>117
玄奘三蔵:偉大なる先達。尊敬や憧れの対称であり、僧侶の身でありながら魔道に堕ちてしまった身としてはあまり会いたくはない人物。
巴御前:かつて征夷大将軍になるために頼豪の祠に願書を寄進した木曾義仲の愛妾。義仲の関係者であることから彼女には比較的態度が軟化する。
葛飾北斎:曲亭馬琴の著作『頼豪阿闍梨恠鼠伝』における挿絵を描いた人物。お互い人外の姿になったことからシンパシーを感じている。
以上初投稿鯖でした。
wiki登録追加可能です。>>119
登録ありがとうございます!>>122
【保有スキル】
プランニング:B
対象を暗.殺.するまでの戦術思考。
軍略と異なり、単独での暗.殺任務にのみ絞られる。自己の生還も一応考慮される。
破壊工作:C++
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。妨害工作の達人。
大規模な██、██障害、███の暴走事故。都市部では効果が飛躍的に上昇する。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。
仕切り直し:B+
戦闘から離脱するスキル。
また、不利な戦況を初期化することが出来る。
███や███すら逃走経路と見做して脱出の糸口を逃さない。
交渉時には向けられた疑惑を他者に押し付ける話術としても働く。
██の███:-
詳細不明。>>123
【宝具】
『勝者、暗闇の玉座に生きて(██████・██████)』
ランク:D 種別:対戦宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
アサシンが同盟者を除く聖杯戦争参加者全員の暗殺に成功した時に発動する宝具。
あらゆる前提条件を無視してアサシンと同盟者が聖杯戦争の優勝者として成立する。
単体では何の意味も無い宝具に見えるが、聖杯の汚染や黒幕の意向すら無視できる。
聖杯戦争に於ける例外事項(██)を排除(██)して、参加者の公平を期す対“戦”宝具。>>125 不正解 情報開示
深淵の航海者:-
宇宙船もしくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
正規の乗組員ではないため、保有していない。███に潜む███が保有する筈もない。>>129
【保有スキル】
プランニング:B
対象を暗殺.するまでの戦術思考。
軍略と異なり、単独での暗殺任務にのみ絞られる。自己の生還も一応考慮される。
破壊工作:C++
戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。妨害工作の達人。
大規模な停電、電波障害、発電所の暴走事故。都市部では効果が飛躍的に上昇する。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。
仕切り直し:B+
戦闘から離脱するスキル。
また、不利な戦況を初期化することが出来る。
下水道やダクトすら逃走経路と見做して脱出の糸口を逃さない。
交渉時には向けられた疑惑を他者に押し付ける話術としても働く。
深淵の航海者:-
宇宙船もしくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
正規の乗組員ではないため、保有していない。宇宙船に潜む異星人が保有する筈もない。>>131
【解説】
宇宙を舞台に高度な心理戦を繰り広げるゲーム『Among us』に登場する敵陣営の役職。
乗組員に紛れて業務妨害を繰り返し、議論と殺.害を繰り返して優勝を狙う知能犯である。
イメージカラー:宇宙の漆黒
特技:暗殺、議論誘導
好きなもの:コスプレ
嫌いなもの:勘が鋭い人
天敵:クルー陣営や第三陣営を追加するMOD
願い:優勝
【一人称】プレイヤーによる【二人称】プレイヤーによる【三人称】プレイヤーによる>>131
インポスターのサーヴァント化、いいね
設定だと外見を変えられる寄生生物みたいだし、
外見を変化させる効果のある宝具、『我々の中に隠れ、伏する(パラスティック・シェイプシフター)』
みたいなの考えてみた
だけど、聖杯の優勝者になる宝具がすぐに達成できてバランス悪くなるから難しいかな?この書き方だと他の参加者同士の戦闘や自滅などで脱落した参加者がいると宝具が発動しないように見えるな
【元ネタ】スィッズとスェヴェリスの物語
【CLASS】キャスター
【真名】スェヴェリス
【性別】男性
【身長・体重】160cm・55kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運C 宝具?
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の作成が可能。
道具作成:A
魔術により様々な道具を作り上げる能力。
対象のみを殺め他には無害な毒液、竜を眠りへ誘う蜂蜜酒、等。
【保有スキル】
神性:-
『光り輝く』神性が“照らし出す(解き明かす)”智慧として顕れている。
ように見えるのだが、その実スィッズはベリの神霊適性を全く引き継いでいない。>>136
【宝具】
『幸いなる第二の霊墓(ベズ・アルビオン)』
ランク:?(成立したならば対象の一ランク上となる) 種別:決着術式
五百年余りに渡って赤と白の竜を抑え込んだ封印術式。
対象の規模に応じて周囲の地形・地脈を陣に組み込み発動、
一度起動に成功した(=対象を上回る陣が構築された)ならば
外部からの働きかけ無くして破る事は不可能な封印となる。
もしも他者の既存陣地や霊脈閉塞により組み込み作業が阻まれ
適切な陣を構築できなかった場合、起動自体に失敗してしまう。
かつては彼の指導を受けた戴冠王スィッズがブリテン島中央にて使用、
度重なり災厄をもたらしていた二頭の竜を封じ込める事に成功した。
【Weapon】
『青銅の角笛』
如何な音も聞き逃さぬコラニア人の聴覚を潜り抜け、長兄に助言を授けた角笛。
会話を邪魔しようとした悪霊を祓った逸話も併せ、妨害・盗聴に高い耐性を持つ
念話用礼装として機能する。>>137
【解説】
ベリ・マウル(ベリ大王)の末子スェヴェリス(スレヴェリス)。
スィッズ(ルッド王)、カスワッサウン(カエサルと争ったカッシウェラウヌス)、
ネンニアウ(クロケア・モルスを奪い取り奮戦したネンニウス)の弟。
カムリに伝わる物語の一つ『スィッズとスェヴェリスの物語』が語る所
スェヴェリスは思慮深く賢明な男性で、故にスィッズはこの弟を最も愛していた。
彼が男子継承者の無いフランクの王家に婿入りし後継王となってしばらく後の事、
スィッズが王として治めるブリテン島が三つの厄災(ゴルメス)に襲われる。
解決法は三つとも、二つは原因すらもスィッズには見出す事ができずにいたが
兄に相談を受けたスェヴェリスは適切な助言を授け、全てを解決させたという。
しかし『ブリタニア列王史』をはじめ、三人の兄について記す物はあれど
スェヴェリスを記す物はごく稀、極言するなら【元ネタ】の他には皆無。
物語、年代記(偽史)のみならず三題詩や系図等にも彼は全く出て来ない。
ベリ大王には三人より多くの息子がいたと信じられていた様子はあるのだが、
その(三人以外の)事績についてはやはり何も語られていないのであった。>>138
【解説(捏造)】
ベリ大王の存在しない息子。ベリ(ベレヌス神に繋がるとされる)自身の他、
ベリの娘の母ドーン(トゥアハ・デ・ダナンの母神ダーナに相当するとされる)、
ベリの姉妹ペナルドゥンの婿スィール・スェディアイス(『半分喋る』スィール。
ブラン、マナウィダン、ブランウェンの父。マナナンの父リールに相当するとされる)
が協力し技を凝らして編み上げた、小規模な人理補正式。
莫大な知識・知恵・魔術を以て助言と助力を与えるだけの機構として設計されるも
“安全装置”として組み込まれていたスィッズたちへの敬愛が 災い/幸い して
早々に致命的なバグが発生、ほぼ「ただのものすごく賢い人間」に成り果てた。
フランク(ガリアの一氏族と見るべきか)への婿入りを望んだのも、物語が記す通り
「己の利益というよりは、むしろ一族の名誉と威信と地位を高める為」であった。
侵入異民族コラニア人のみを殺め、他の者には全く無益な毒液を作り出す術。
恐るべき大叫喚を轟かせる二頭の竜を誘き寄せて眠らせ、島の中央に封ずる手立て。
宮廷の者を尽く眠らせ宴席を荒らす者の存在、そして眠りの魔力から身を守る方法。
厄災の解決法を長兄に教えた彼は、人の寿命を上回る耐用年数を持っていたのだが、
スィッズとネンニアウという兄同士に生じた確執、それにスィッズの死を受けて
心痛によりガリアで逝去(崩壊・消滅)。カエサルのブリテン遠征前であったろう。「ふざけんなよ…………僕(わたし)だって、こんな身体になりたくてなったんじゃない!」
「さぁ、あなたも………私(ぼく)と同じように『ひとつ』になるのよ!ざまぁみなさい!キャハハハハ!」
【元ネタ】ギリシャ神話、変身物語
【CLASS】バーサーカー
【真名】ヘルマプロディートス
【異名・別名・表記揺れ】ヘルマプロディトス
【性別】ー
【身長・体重】156cm・58kg
【肌色】白 【髪色】橙 【瞳色】金
【外見・容姿】女性の見た目をした美丈夫
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型、神性
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:C>>142
【宝具】
「もうすぐ『ひとつ』になるんだ……。この苦しみ、お前たちも思い知れよォ!!」
『両性引き出す呪いの泉(ハノ・ゲノス)』
ランク:C 種別:対性別宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:10人
サルマキスに捕まり、両性具有者となってしまったヘルマプロディートス。
その際に彼が神々に祈った
「この泉に入ったものは自分と同じ目に遭う。」
という呪い。それを受けた泉の雫を周囲に顕現させる厄介極まりない宝具。
この雫に触れた者は性別の概念が消失してしまい、性別に関係する恩恵を受けられなくなる。
性別不詳の相手には効果がないため注意。
【Weapon】
槍:無銘。退屈な生活から抜け出した際に持ち出した武具。>>143
【解説】
変身物語に登場する伝令神ヘルメスと美神アフロディーテの息子。
ある日、日々の生活に退屈していたヘルマプロディートスは家を飛び出して旅をすることを決めた。
旅先にて、彼の美貌に惹かれたニンフの一柱サルマキスに声をかけられる。
よく知りもしない相手であった為、ヘルマプロディートスはその誘いを断った。
サルマキスは彼を諦めて去っていった──────かのように見えた。
この程度で「諦めるだろう」などという認識をした彼の甘さが招いた悲劇。
泉で水浴びをしていたヘルマプロディートスは、サルマキスにその隙を突かれ捕まってしまう。
そしてサルマキスは神々に願った。
「この男とひとつになりたい!」と。
────ふざけるな!ふざけるな!
なんで僕がこんな目に遭わなければいけないんだ!!
ヘルマプロディートスは刹那、この運命を呪い、神々に願った。
「この泉に触れたものは、みんな僕と同じ目に遭ってしまえばいい!!」
そして互いの願いは成就する。
泉は呪われ、二柱の神は1つの存在へと融合した。>>147
変身物語よりヘルマプロディートスでした。
【wiki登録】可
【イメージ画像】
https://picrew.me/share?cd=AEc5SljZ3lヘルマプロディートスはwikiにサルマキス名義で先駆者がいるな
同じサーヴァントでもポジティブなキャラとネガティブなキャラになるのが
サーヴァントの面白さの1つだね注意書きが大きくなってるけど何かあったのかな
PCだと大きいせいで改行した文が重なっちゃって誰かがいたずらしたようにしか見えないけど>>151
wikiに居る鯖の話題が公式で出た直後のみはそうしている。
そうした時期は、トップページを読まない人種が増える。
「フッフフフ...おれの名は...ポルクス!!」
「おれは天才だ!!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】グラップラー
【マスター】
【真名】ポルクス?
【異名・別名・表記揺れ】-
【性別】男性
【身長・体重】188cm・95kg
【肌色】金属光沢のある灰【髪色】黒(を金に染めている)【瞳色】濁った青
【外見・容姿】金髪を左右に分けた、鋼鉄の肉体を持つ傲慢で邪悪なる拳闘士
【地域】古代ギリシャ・███████地方
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性・█
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:D 幸運:D 宝具: C>>153
【保有スキル】
海神の祝福:C
海神ポセイドンの祝福を受けて産まれた事を表すスキル。
海の上を走ることが出来る他、海の中でも永遠に活動することができる。
更に自在に雨を呼び起こすことも可能。
グラップラーの場合、集中豪雨により相手の目を眩し、転倒を誘ったり、闘いで火照り赤熱した身体を冷やしてクールダウンするなどといった形で活用される。
「ポルクスはゼウスの子ではないのかだと?ん~~?なぁんのことかな?フッフフフ...」
傲慢なる██:A
異邦人を殴り殺し、やって来た███████に素性も目的も聞かず最も強い者を差し出す様に要求した██としてのスキル。
弱者であろうと容赦無く叩き潰す苛烈な暴力性と自身を超える強者であろうと臆せず挑み掛かる身の程知ら...勇猛性を発揮するが、加減が効かず、如何なる格上相手にも挑み掛かろうとするデメリットを持つ。
「おれの鋼鉄の肉体の前では貴様なぞ木人形にすぎん!!」>>154
【宝具】
『我が身、天賦の鋼鉄(ヒュグロン・スィデロ・█████)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人(自身)''
アルゴノーツ屈指の拳闘士であるポルクスの肉体そのもの...?
その実態は兎も角、鉄を喰らう事で霊基質量を向上させ、耐久ランクを大きく引き上げ、流体金属の性質を持つ躯体を操り、時に鞭の様に伸ばしてしならせ、時に槌の様に砕く千変怒涛の連撃を浴びせる事も可能。
尚、変化の際の"骨組み"そのものは形を変えられない為、人型を逸脱した変化は不可能。
█████が鉄の産地をめぐり争っていた背景には、この宝具の存在があったのだ。
『流星の肘(アステール・アゴナス)』
''ランク:- 種別:対人奥義? レンジ:1 最大捕捉:1人''
ポルクスの放った拳闘の奥義。
輝ける肘が航海者を導く星の様に、敵の弱点を抉り砕く。
...実を言うと奥義ではない。忌々しき宿敵の一撃を模した、強化バスター攻撃程度の代物。
【コメント】
ポルクスではない。>>156 せいかい
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】グラップラー
【真名】アミュコス
【異名・別名・表記揺れ】アミコス、Amykos
【性別】男性
【身長・体重】188cm・95kg
【肌色】金属光沢のある灰【髪色】黒(を金に染めている)【瞳色】濁った青
【外見・容姿】金髪を左右に分けた鋼鉄の肉体を持つ傲慢で邪悪なる拳闘士。再臨すると黒髪になる
【地域】古代ギリシャ・ビーテューニア地方
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性・王
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:D 幸運:D 宝具: C
【クラス別スキル】
グラップラー:A-
格闘士としての適性・練度の高さ。
古代ギリシャボクシングの高い才能、特に模倣に優れた才を持ってはいるが、傲慢さに溺れているうちはその拳が極まる事はない。>>157
【保有スキル】
海神の祝福:C
海神ポセイドンの祝福を受けて産まれた事を表すスキル。
海の上を走ることが出来る他、海の中でも永遠に活動することができる。
更に自在に雨を呼び起こすことも可能。
グラップラーの場合、集中豪雨により相手の目を眩し、転倒を誘ったり、闘いで火照り赤熱した身体を冷やしてクールダウンするなどといった形で活用される。
傲慢なる暴王:A
異邦人を殴り殺し、やって来たアルゴナウタイに素性も目的も聞かず最も強い者を差し出す様に要求した暴王としてのスキル。
弱者であろうと容赦無く叩き潰す苛烈な暴力性と自身を超える強者であろうと臆せず挑み掛かる身の程知ら...勇猛性を発揮するが、加減が効かず、如何なる格上相手にも挑み掛かろうとするデメリットを持つ。>>158
【宝具】
『我が身、天賦の鋼鉄(ヒュグロン・スィデロ・アミュコス)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人(自身)''
アルゴノーツ屈指の拳闘士であるポルクスと激しく打ち合う事すら可能であったグラップラーの肉体そのもの。
その実態は霊基に流体性を持つニュムペーの血脈と惑星改造用プラント艦が有する遺伝子改造機能の一端により形成された文字通り"鋼鉄の肉体"
鉄を喰らう事で霊基質量を向上させ、耐久ランクを大きく引き上げ、流体金属の性質を持つ躯体を操り、時に鞭の様に伸ばしてしならせ、時に槌の様に砕く千変怒涛の連撃を浴びせる事も可能。
尚、変化の際の"骨組み"そのものは形を変えられない為、人型を逸脱した変化は不可能。
『拳状記憶合金(ムネーメー・メタッレイア)』
''ランク:- 種別:対人奥義 レンジ:受けた攻撃による 最大捕捉:1人''
非道の奥義。その身に受けた拳技をそのまま己の拳技として再現することができる宝具。
天才である自身の鋼鉄の肉体に打撃が如何なる術理で、角度で、威力で打ち込まれたかを天才的な才覚で理解し、天才的に再現する。
ただし再現可能な拳技には制限があり「対人のものであること」「対人拳技クラスや宝具の特性に依存したものは再現不可能」となっている。>>159
【解説】
ギリシャ神話に登場する悪名高いベブリュケス人の王。
海神ポセイドーンとビーテューニア地方のニュムペーであるメリアーの息子。
彼は暴虐な王であり、支配域に来訪した異邦人に対して自分と拳闘試合をしないうちは立ち去ることを許さず、強弱問わず多くの人間に拳闘を挑ませて殴り殺した。
また良質な鉄の産地をめぐってマリアンデューノイ人の王リュコスと対立していたとも語られる。
ある時アルゴノーツがビ-テューニア地方に立ち寄ったとき、アミュコスは彼らの素性や旅の目的を問うこともせずに、傲慢にも最も強い者を拳闘の試合のために差し出すよう要求した。
この要求はアルゴナウタイの怒りを買ったが、とりわけディオスクロイの1人ポルクスが激怒し、すぐさま立ち上がって拳闘試合に応じた。
両者は海岸の砂浜で激しく打ち合ったが、アミュコスはポルクスに耳の上を打たれ、肘の一撃で骨を砕かれて死んだ。
王を殺されたベブリュケス人は報復しようとしたが、アルゴナウタイは難なく返り討ちにすると残った者たちは逃げた。
その後、アルゴナウタイはアミュコスの保有していた羊の群れを船に運んで出航した。>>161
【因縁キャラ】
ポルクス:
Q.どうしてあの穏やかなポルクスが激怒したのですか?
A.「きさまらの中で最も強い者を差し出せぇ〜!!そこにいる神の血も引かぬ木人形では話にならぬからなぁ〜フッフフフ...」
兄様はキレた。
ポルクスはその二倍キレた。
【コメント】
アミ(バ)ュコス。【お題】
北欧神話女子>>164
間違えました。
【リクエスト】でした。「喜べ!てめぇの首で100人目達成だ!!」
「あぁ、クラスだぁ?……見ての通り、キャスターに決まってんだろうが!」
【元ネタ】ギリシャ神話、『ヘラクレスの盾』
【CLASS】キャスター
【真名】キュクノス
【性別】男性
【身長・体重】190cm・87kg
【外見・容姿】白鳥をモチーフにしている純白の鎧を纏った美青年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】神性、男性、人型
【ステータス】筋力:EX 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:E 宝具:B+>>166
【クラス別スキル】
道具作成:B+
魔力を帯びた戦闘用の武具作りのみ、長けている。
狂化:C
後述するが、スキル「軍神の寵愛」による恩恵の一つ。
意思疎通は可能だが、血に飢えた価値観は常人から見れば異常そのもの。表面上は会話が通じたように見えても決して分かりあえない。
【固有スキル】
神性:B
戦を司る男神アレスと人間の女ペロピア(あるいはピレネーとも)の間に生まれた。
軍神の寵愛:EX
怪力、狂化、精神汚染(凶)、勇猛など、複数のスキル効果を持ったスキル。
父たるアレスからの寵愛ぶり。それほどまでに、かつて護りきれず死なせてしまった息子を溺愛している。
軍神狂騒:A++
キュクノスの兄弟たちであり、恐怖を司る神々───ディモスとフォボスたちと共鳴し合い、敵軍の兵たちを震え上がらせる咆哮を放つ。
敵勢力の物理的防御力と精神的強度を大幅に削り、また戦闘による消耗具合を早める。>>167
【宝具】
『啜り喰らう流血神殿(ブラッドアルター・アレイオス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~10 最大捕捉:100人
キャスターたる宝具。
彼にとって有利に働く領域かつ範囲内にいるものたちから生命力を奪い取る、骸で出来たおぞましい神殿を構築する宝具。
対魔力の無い一般人ならば文字通り骨の髄まで啜られる程の吸収力で、奪い取った生命力は神殿に奉られているアレスに捧げられ、見返りに使用者への加護として還元される。
加護が強まるということは、キャスターのステータスの強化に繋がる。
魔術師や英霊であってもこの結界内に居続ければ生命力を奪われてしまう。
『吼え叫ぶ噴血戦車(クアドリガ・マレロス)』
ランク:A- 種別:対戦場宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:300人
四頭の禍々しく力強い軍馬に牽かれた戦車を召喚・騎乗し、周囲を蹂躙する。
この戦車は本来はアレスの所有物であり、神速で駆け抜ければ凄まじい物理ダメージを発揮するが、戦乱の象徴たる戦車自体が静止中であろうとも、「混乱」「恐怖」「スタン」「重圧」など幾つものバッドステータスを常時振り撒いており、立ち向かおうとする相手の精神を砕きにかかる。
なお、キャスターに高度な騎乗技術は備わっていないのだが、父親の温情によって特別にこの宝具を乗りこなすことが可能となっている。
親の七光チャリオットとは言ってはならない。>>169
この凶行を見逃せぬアポロンは、勇者ヘラクレスとその従者イオラオスを導き、キュクノスの討伐に向かわせることにした。
戦女神アテナも強者たちによる戦いの気配を察知し、駆けつけた。
そうして対峙する、アレスの子とゼウスの子。
「この只者ならぬ男こそ、神殿の完成を飾るに相応しい贄だ……!」
と無謀にも大英雄に挑んだキュクノスであったが、事前にアテナがヘラクレスに助言した事も手伝って逆に殺されてしまう。
その直後、息子の死を知ったアレスは大変怒り狂い、ヘラクレスに襲いかかった。
しかし、父親もまた返り討ちにあい深手を負わされ、駆けつけたディモスとフォボスに寄り添われながらオリュンポス山へ逃げ帰ったという。
こうして父子の敗北は、叙情詩『ヘラクレスの盾』で語られる事となった。>>171
【因縁キャラクター】
アレス:
偉大なる父にして奉る神。
互いに血腥い絆で結ばれた親子。
アポロン:
小難しいてめえの神託貰うより、父上のために犠牲になった方が信者たちも喜ぶに決まってんだろうが!
アテナ:
お高くまとってんじゃねえぞ、この阿婆擦れがァ!軍神は親父殿一人で充分だ!!
ヘラクレス:
コロ、す……!!──────■■■■■■■ーーー!!!
【wiki登録】可能>>173
はやーい!?
ありがとうございますボストン糖蜜災害
>>176
本当ですか!?すみません............>>167
少し説明文を訂正させていただきます
軍神の寵愛:EX
怪力、狂化、精神汚染(凶)、勇猛など、複数のスキル効果を持ったスキル。
父たるアレスからの寵愛ぶり。それほどまでに、かつて護りきれず死なせてしまった息子を溺愛している。
↓
軍神の寵愛:EX
父たるアレスからの寵愛ぶり。それほどまでに、かつて護りきれず死なせてしまった息子を溺愛している。
アレスは戦争による暴力・興奮・混乱などや、争いを征するに必要な肉体的強さと残虐さを司るとされており、このスキルは怪力、狂化、精神汚染(凶)、勇猛など、複数のスキル効果を持つ。>>104
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】■■■■・■■■■
【性別】男性
【身長・体重】176cm・65kg
【容姿】暗黒の翼を背に負った、中折れ帽の壮年の男性
【属性】混沌・中庸・人
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C+ 魔力D+ 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D-
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
■■■■に気配遮断のスキルなんて必要無いのでこれでも盛り過ぎ。本人的にはむしろ目立ちたい。
【固有スキル】
■■■■■■■■■(偽):A
アサシンにまつわる後世の評価、風聞、あるいは誤解。■■■■政府の干渉を嫌ったことや■■品の扱い等を現代的観点から見れば、彼は■■■■が本来持つ権利を無視して■■■■■を自らの物として"獲得"しようとした、時代錯誤な■■■■■■■■の夢に執り付かれた最後の■■者なのである、と。■■■■■■■■■のパブリックイメージ通りに身体能力、閃き、悪運を底上げする。
無辜の嵐:C
「無辜の怪物」と似て非なるスキル。風評によって本人が魔人化するのではなく、風評が具現化した力に纏わり付かれる。>>179
争いの喇叭:A
■■■■■■■の■■品として■■された、■■■■■■■■のトランペット(正確には■■■■■■■)。
呪われた音色を耳にした知性体の闘争心を掻き立てる。更に戦場には不吉が纏わりつくようになり、闘争が激化する。使い方によっては自陣営を鼓舞して戦闘意欲の高い強力な軍隊を作り出す、と言うことも可能だが、ただし内部における不和、戦闘に乗じた残虐な行為や略奪なども増加しモラルの低い軍隊になることは予想に難くない。
隕鉄の剣:A
■■■■■■■の■■品として■■された、隕鉄製の短剣。
宙の力へと通じる鍵。■■■■■■の力を僅かに借り受けることが可能になる。
褪せた花:A
■■■■■■■の■■品として■■された、いくつもの枯れた花々。
持ち主を呪いから防御する。特に最大の効果を発揮するのは、アサシン自身の呪いに対して。アサシンの武器である呪いは拡散して周囲を無差別に巻き込みやすいものであるため、マスターや重要な共闘相手等にはこれを渡すことで守る。
その本質は「■■■■■」という行為が■■■■■■■■■■普遍的であることを示すもの。特別な愛ではなく、ありふれた愛であるからこそ。>>180
【宝具】
『夜よ、不朽の星なる翼を掲げよ(エンブレイス・オブ・■■)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
アサシンが背負う一対の暗黒の翼。
触れるものの生命力を鈍らせ、眠るような安らかな死へと誘う呪いを帯びている。羽で直接攻撃する他、呪いを羽ばたいて起こした風に乗せる、光の飛沫のような形に変えて振り撒く、武器であるスコップですくうようにすることでエンチャントする、等と言った使い方をする。
最大攻撃は弓に変えたこの宝具に矢に見立てたスコップをつがえて発射するというもの。スコップはさながらミサイルの如く着弾点から周囲へと呪いを大量に撒き散らす。
また応用として、「生」を鈍らせることでその先にある「死」への到達を先延ばしにするという逆用も可能。むしろ本来の意義を考えればこちらの方が正しい使い方に近いという見方も出来るだろう。
宝具名はアサシンの■■■に由来する。「■■■■■■■■■■■■■■の死は、■■■■■■■■■■による」という信仰に基づけば、■■■■■■■は生者を殺.す呪いへと歪む、ということである。
【Weapon】
『スコップ』
■■■■の象徴である、一本の長いスコップ。背に羽を背負うアサシンが構えれば、さながら死神の鎌の類にも見える。
【解説】
不吉な雰囲気を濃厚に漂わせる壮年の男性。>>164
「治療の時間です。ヒュギエイアたちに続きましょう。」
「サポートはお任せください。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】イアーソー&アケソー
【異名・別名・表記揺れ】治癒の女神
【性別】女性
【身長・体重】155cm・47kg(イアーソー)、152cm・45kg(アケソー)
【肌色】白 【髪色】銀(毛先は緑) 【瞳色】橙(イアーソー)、緑(アケソー)
【外見・容姿】ヒュギエイアたち同様にアスクレピオスを女性よりにした見た目をしている。イアーソーはサイドテール。アケソーはツインテール。
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型、神性
【ステータス】筋力:E+ 耐久:D 敏捷:C 魔力:B+ 幸運:A 宝具:A>>185
【解説】
アスクレピオスとエピオネの娘。
イアーソーは姉妹たちの医療の過程を繋ぎ、アケソーは病を回復させる役割を担っていた。
【人物像】
姉妹共に協調することを尊重し、医療従事者として働くタイプ。いわゆる妹属性。
姉妹の中で特に信仰の高いヒュギエイアとパナケイア、トロイア戦争にて衛生兵として活躍したマカオンとポダレイリオスのことを我が事のように誇らしく思っている。
父と異なり特に不死を目指しているわけでもなく、治療されて元気になる人間たちを見て喜ばしい気持ちになることで日々満たされているため
率先して新たな医学ネタを探すこともなく、穏健であることを良しとするタイプ。
比較的温和な性格から、父譲りの愚患者呼びを継承した兄弟姉妹たちを宥めるポジションを担っている。
ただし、医療を侮辱する相手には決して容赦しない。>>191
追記:ヒュギエイア&パナケイアに続いての作成になります。これでアスクレピオスの子供たちは全員作成されたのか…
なんかすごいな>>192 正解!
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】ハワード・カーター
【性別】男性
【身長・体重】176cm・65kg
【容姿】暗黒の翼を背に負った、中折れ帽の壮年の男性
【属性】混沌・中庸・人
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C+ 魔力D+ 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:D-
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
考古学者に気配遮断のスキルなんて必要無いのでこれでも盛り過ぎ。本人的にはむしろ目立ちたい。
【固有スキル】
トレジャーハンター(偽):A
アサシンにまつわる後世の評価、風聞、あるいは誤解。エジプト政府の干渉を嫌ったことや発掘品の扱い等を現代的観点から見れば、彼はエジプトが本来持つ権利を無視して歴史的遺物を自らの物として"獲得"しようとした、時代錯誤なトレジャーハントの夢に執り付かれた最後の盗掘者なのである、と。トレジャーハンターのパブリックイメージ通りに身体能力、閃き、悪運を底上げする。
無辜の嵐:C
「無辜の怪物」と似て非なるスキル。風評によって本人が魔人化するのではなく、風評が具現化した力に纏わり付かれる。>>195
争いの喇叭:A
ツタンカーメンの副葬品として発見された、現存する世界最古のトランペット(正確には原始的なラッパ)。
呪われた音色を耳にした知性体の闘争心を掻き立てる。更に戦場には不吉が纏わりつくようになり、闘争が激化する。使い方によっては自陣営を鼓舞して戦闘意欲の高い強力な軍隊を作り出す、と言うことも可能だが、ただし内部における不和、戦闘に乗じた残虐な行為や略奪なども増加しモラルの低い軍隊になることは予想に難くない。
隕鉄の剣:A
ツタンカーメンの副葬品として発見された、隕鉄製の短剣。
宙の力へと通じる鍵。エジプト神性の力を僅かに借り受けることが可能になる。
褪せた花:A
ツタンカーメンの副葬品として発見された、いくつもの枯れた花々。
持ち主を呪いから防御する。特に最大の効果を発揮するのは、アサシン自身の呪いに対して。アサシンの武器である呪いは拡散して周囲を無差別に巻き込みやすいものであるため、マスターや重要な共闘相手等にはこれを渡すことで守る。
その本質は「死者を悼む」という行為が古代も現代も変わらず普遍的であることを示すもの。特別な愛ではなく、ありふれた愛であるからこそ。>>196
【宝具】
『夜よ、不朽の星なる翼を掲げよ(エンブレイス・オブ・ヌト)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
アサシンが背負う一対の暗黒の翼。
触れるものの生命力を鈍らせ、眠るような安らかな死へと誘う呪いを帯びている。羽で直接攻撃する他、呪いを羽ばたいて起こした風に乗せる、光の飛沫のような形に変えて振り撒く、武器であるスコップですくうようにすることでエンチャントする、等と言った使い方をする。
最大攻撃は弓に変えたこの宝具に矢に見立てたスコップをつがえて発射するというもの。スコップはさながらミサイルの如く着弾点から周囲へと呪いを大量に撒き散らす。
また応用として、「生」を鈍らせることでその先にある「死」への到達を先延ばしにするという逆用も可能。むしろ本来の意義を考えればこちらの方が正しい使い方に近いという見方も出来るだろう。
宝具名はアサシンの墓碑銘に由来する。「ツタンカーメンの墓を暴いた者の死は、ツタンカーメンの呪いによる」という信仰に基づけば、死者を守る祝福は生者を殺.す呪いへと歪む、ということである。
【Weapon】
『スコップ』
遺跡発掘の象徴である、一本の長いスコップ。背に羽を背負うアサシンが構えれば、さながら死神の鎌の類にも見える。>>197
【解説】
ハワード・カーター。20世紀のエジプト考古学者。ツタンカーメンの墓の発見者。「ファラオの墓はとうに掘り尽くされた」というのが定説であった中、執念深い調査の末に埋もれていたツタンカーメンの墓とミイラを発見した。しかし発掘の出資者であったカーナヴォン卿が発見より程なくして死去したことを切っ掛けに、「ファラオの墓を暴いた者は死ぬ」という「ファラオの呪い」の風説がメディアを席巻し始めた。カーター自身は呪いの存在を否定しており、事実として64歳で死去するまで充分に健康に生きた。
不吉な雰囲気を濃厚に漂わせる壮年の男性。しかしそれは呪いの風聞を纏わり付かせていることに起因し、本人の気質から発せられるものではない。外見や雰囲気とは裏腹に、内面はとても若々しい。良く言えば大胆不敵で自分を曲げない、悪く言えば偏屈で生意気。執念深さと注意深さ、そして情熱を胸に進む男。
「ところで、今の世の中にゃ僕を盗掘者や略奪者みたいに言う奴らもいるらしい。なるほど、今じゃあ発掘品の権利の在処なんてものは昔とはちと違うかもな。あの時の"あいつら"の手の平返しっぷりも、大負けに負けて忘れてやるとしても良いだろう。だがよ…それじゃあ当の"あいつら"はあの後、あの王様の亡骸を、いいやその人生の軌跡ってやつを、一体どんな連中に売っぱらったってんだよ? なあ、おい?」>>199
《固有スキル》
◆争いの喇叭:A(CT8~6)
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&被クリティカル発生耐性をダウン(3ターン)【デメリット】+敵全体にスキル封印状態を付与(1ターン)&即死耐性をダウン(3ターン)
◆隕鉄の剣:A(CT7~5)
自身のクリティカル威力をアップ(1ターン)&スター集中度をアップ(1ターン)
◆褪せた花:A(CT8~6)
自身のNPを増やす+味方全体の弱体耐性をアップ(3ターン)&即死耐性をアップ(3ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン・1回)
《宝具》
『夜よ、不朽の星なる翼を掲げよ(エンブレイス・オブ・ヌト)』
ランク:D 種別:Quick
敵単体に攻撃[Lv]+敵全体に確率で即死付与<OCで確率アップ>&最大HPをダウン(3ターン)&呪い状態を付与(3ターン)&呪厄状態を付与(1ターン)+即死成功時にスターを獲得
《性能》
非常にオーソドックスな低レアアサシン。変わった点として、宝具は単体宝具だが、おまけで敵全体に即死をバラまき失敗してもHPを削り取る疑似全体宝具となっている。多少は低ステータスを補えるだろう。>>198
お題に答えがてら、ツタンカーメンの時に使わなかったトランペットなんかのアイテムの受け皿になって貰った暗黒天使おじさん
多すぎるので宝具じゃなくてスキルにしたけど良いよね
自分で調べた限りだとハワード・カーターって本人は呪いのことを一貫して否定してるんですけど、既存の僕鯖の作例だとどれもカーター自身が呪いの噂を広めたことになってるんですよね…
何故…?
というわけでその辺りの名誉回復的なコンセプトがあったり>>185
制作したものですがID変わってると思いますので一応それを含めて
宝具のルビですが
われら、ちりょうのかていをつなぐもの
でした。誤字ってしまったので登録の際はお気をつけくださいませぇ…。(今気付いた)「それでは思いっきり夏を楽しもうか、マスターちゃん!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】召使アポロン
【異名・別名・表記揺れ】太陽神、アポローン、アポロ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・68kg
【肌色】白 【髪色】プラチナ 【瞳色】朱色と金のグラデーション
【外見・容姿】特殊なバイザーで視界を封じた、水着姿の青年。
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・夏
【天地人属性】天
【その他属性】アルゴー号ゆかりの者、神性、男性
【ステータス】筋力:B+ 耐久:C+ 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:B 宝具:A>>203
【クラス別スキル】
対魔力:A-
召使アポロン(アーチャー)のものと変わらず。
騎乗:A+
本来ならば規格外のものだが、「ある乗り物」に乗るという使い方に狭めたのでこのランクまで下がっている。
【固有スキル】
男神の神核:B+
召使アポロン(アーチャー)のものと変わらず。
太陽神の智慧:A+++
召使アポロン(アーチャー)のものと変わらず。
祭典のカリスマ:EX
祭りや催しでどれだけ衆目を集め、また集まった人々に加護を与えるスキル。
音楽を司る神とは、すなわちフェスの絶対王者でもあり、EXランクたるアポロンのカリスマ性はまさに神の領域。味方の攻撃力をあげ、更に女性サーヴァントと芸術家サーヴァントにも追加効果が付与される。
会場の中心で輝く眉目秀麗さに女子のハートはキャッチされるが、本気になってはいけない。その恋の結末は、彼にとっても貴女にとっても、大抵悲劇に終わるのだから……。>>204
魔力放出(炎/夏):A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
アポロン(ライダー)の場合、夏に燃え盛る太陽光と灼熱が魔力となって使用武器に宿り、肉体は真夏日のような苛烈さを纏って疲れを知らなくなる。
なおついでだが、太陽神スーリヤの子が出来て自分に出来ないわけない気がする、と思いついたアポロンは「真の英雄神は眼で殺.す……!」と言いながらこのスキルを発動することで、眼からビームを出すようになった。なるな。
【宝具】
『波間奔る一夏の征矢(サマークルージング・デルフィン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
アポロンの聖獣の一種たる純白のイルカを召喚・騎乗し、さながら天の太陽(戦車)に乗り地上全てを照らしていたという神話の如く、海上を自在に駆け回る。
遊覧形態でも時速90~100kmを出せるがそれでも「優雅な巡航(クルージング)モード」とアポロンは言い張る模様。
戦闘形態に移行すれば、太陽神の顕現である閃光効果を展開(その輝きは文字通り眼を焼かれるほど眩しい)しながら、時速500km前後という猛スピードで海を走る水上型戦闘機となる。
水上での行動がメインだが、大量に魔力を消費すれば空や陸も駆ける事が可能。>>205
【解説】
オリュンポス十二神が一柱、アポロン……が、神格を落とし従者として地に降り立った姿……が、今度は水着に着替えたもの。
古代ギリシャにおいて理想の青年像とされた男神なのだが、
今回は夏を謳歌する若者属性が増しており、
いつもよりセンチメンタルで、いつもより浮かれている。
日中は海ではしゃぎ廻り、
日没と共にフェスを巡る、
謎の美男子インフルエンサーとしてマスターと共に夏を満喫しだす、そんな水着の太陽神。
【コメント】
夏には少し早いですが、召使アポロンの別クラスその3!波打ち際の青春アポロン(夏)
【wiki登録】可>>207
ありがとうございます!>>207
ありがとうございます!「あ゛ー゛!!!もううるさいっ!夏だからと言って騒ぐな馬鹿どもォ!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】エウリュステウス
【性別】男性
【身長・体重】149cm・40kg
【外見・容姿】常に何かに苛ついている、水着を着た王族の少年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】王、神性、男性、人型
【ステータス】筋力:D 耐久:A 敏捷:E 魔力:C 幸運:B- 宝具:B>>212
『(マッドサマー・ガラクシアース)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:10人
──────夫たるゼウスの愛が他のものに向いた時、神妃ヘラは怒り狂い、愛された相手に破滅を振り撒いた。特に彼女にとって不義の子たる、ヘラクレスへの憎悪と執着具合は有名である。
──────また、天の川は、ヘラクレスとは気づかずにヘラが赤子に母乳を飲ませた際、その力強さに驚いて赤子を引き離し、飛び散った乳から出来たという伝説がある。
自身の怒りとそんなヘラの怒りをシンクロさせ、恐るべき女神の呪いを顕現しながら、手にしている王笏で相手を天の川(ガラクシアース)に届くのではないかと思えるほど、高く殴りあげる。
相手への怒りの強さとヘラの怒りに近ければ近いほど威力は増していく。
通常ならば、夏の暑さや鬱陶しく騒ぐ相手に怒りを込めシンクロ率を調整しながら発動するのだが、ヘラクレスとその関係者ならば無条件で即座にシンクロ率が重なり、宝具を最大威力で解放出来る。
またの名を八つ当たり神罰宝具というとかいわないとか。>>213
【解説】
ペルセウスの孫にしてミュケナイの国の王、エウリュステウス……が水着になったもの。
そもそも、夏の暑さに苛立ち、浮かれる連中に苛立ち、ヘラクレスに苛立った瞬間──────爆発した彼の怒りが背後についているヘラの、かつての激怒具合とシンクロし、いつの間にかバーサーカーにクラスチェンジしていたという。
涼しさを求めながら、ハメを外す人間たちを注意(物理)する様子は、ゼウスの周辺を探りながら神罰を振り撒くヘラに似ているとかなんとか。
【コメント】
夏には少し早いですが、バーサーク水着ショタが作りたくて。
【wiki登録】可
と、言いたいところですが、『(マッドサマー・ガラクシアース)』の漢字を募集します……>>215
ありがとうございます!どれも素敵で悩みますが……
『星河断絶つ女神の瞋恚(マッドサマー・ガラクシアース)』
で登録させていただこうかと思います!【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】“新しい音楽”のキャスター
【性別】男性
【身長・体重】185cm・65kg、173cm・60kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】焦げ茶
【外見・容姿】髪型はオールバックで、スーツを着た2人の男性。1人は丸眼鏡をかけている。
【地域】████
【年代】18██年〜19██年、18██年〜19██年
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、男性
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:C 宝具:C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
工房ではなく「演奏会場」もしくは「█████」の形態をとる。
道具作成(█):E
██を作成できるが、帯びている魔力は微々たるものである。>>217
【固有スキル】
███・██・███の喧騒:A
あの街の喧騒を思い出しつつ、彼は新たな音楽を紡ぎ出す。
██████の作詞家:B
武器を強化するのではなく、音楽を届けやすくするスキル。
コンビネーション:C+
特定の人物と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを表すスキル。性格は真逆の2人だが、作詞作曲のコンビネーションは最高である。
【宝具】
『██、██、我らの██████曲(█████・イン・███)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1000
キャスターが作り上げた作品。
敵をメロディで魅了し、味方には癒しと活力を与えてくれる。
【Weapon】
ピアノ
キャスターの演奏は人々の心を大いに動かす力がある。弾くとダメージが入る。
ペン
キャスターの武器、というか仕事道具。このペンで彼は多くの歌を紡いできた。ガーシュイン兄弟?
>>219
正解です!
「やあ!君がマスターかな?僕はジョージ、ジョージ・ガーシュウィンだ、よろしく!」
「…………ああ、私は兄のアイラだ。よろしく」
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン
【異名・別名・表記揺れ】ジェイコブ・ガーショヴィッツ、イズレイアル・ガーショヴィッツ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・65kg(ジョージ)、173cm・60kg(アイラ)
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】焦げ茶
【外見・容姿】髪型はオールバックで、スーツを着た2人の男性。兄は丸眼鏡をかけている。
【地域】アメリカ
【年代】1898年〜1937年(ジョージ)、1896年〜1983年(アイラ)
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、男性
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:E 幸運:C 宝具:C>>220
【クラス別スキル】
陣地作成:C
工房ではなく「演奏会場」もしくは「音楽出版社」の形態をとる。
道具作成(譜):D
楽譜を作成できるが、帯びている魔力は微々たるものである。一般的な楽譜とほぼ変わらない。
【固有スキル】
ティン・パン・アレーの喧騒:A
ブロードウェイのそばにあるティン・パン・アレーには、音楽出版社が集まっている。ジョージはこの場所で楽譜を試演する仕事をしていた。彼はピアノ演奏もプレゼンも上手で、楽譜を売るのが得意だったとか。
あの街の喧騒を思い出しつつ、彼は新たな音楽を紡ぎ出す。
ブルックリンの作詞家:B
ジョージの曲に歌詞を付けていた兄のアイラ。その言葉はユーモア溢れる内容で、弟のメロディによく馴染んだという。
武器を強化するのではなく、音楽を届けやすくするスキル。他の作曲家にも高ランクで適用できるが、なんだかんだ兄弟の相性は良い。
コンビネーション:C+
特定の人物と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを表すスキル。ジョージは兄のアイラと共に337もの曲を制作した。性格は真逆の2人だが、作詞作曲のコンビネーションは最高である。>>221
【宝具】
「これは新しい音楽の礎。次の時代への第一歩。響け、アメリカン・ラプソディ!」
「待った、こっちの方がいいんじゃないか?」
「あ〜良いね!そっちで行こう!」
『青い、青い、我らのアメリカ狂詩曲(ラプソディ・イン・ブルー)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1000
ジョージ・ガーシュウィンが作曲した、ピアノ独奏と管弦楽のための作品。言わずと知れた名曲である。
敵をメロディで魅了し、味方には癒しと活力を与えてくれる楽曲。
ある日、兄弟で行ったビリヤード場でたまたま読んだ新聞。そこにはなんとジョージへ新曲発注済の記事が!!!
依頼者のポール・ホワイトマンに聞けば、「新しい音楽の試み」というコンサートに向けて偽記事を作ったとのこと。しかし作曲依頼は本物ということで、ジョージは新曲制作に取り掛かる。彼はボストン行きの列車で走行音から曲を思いつき、2週間ほどで書き上げた。それがラプソディ・イン・ブルー。この曲はクラシック音楽とジャズを融合させたシンフォニックジャズとして、高く評価されている。
元々はアメリカン・ラプソディという曲名だったが、アイラの提案により現在の題名に。また当時は管弦楽法に詳しくなかったため、編曲はオーケストラアレンジの仕事をしていたファーディ・グローフェに任せている。さらに冒頭のクラリネットのグリッサンドは、演奏者のおふざけがきっかけ。
まさに、みんなで作りあげた名曲であった。
聴くとなんだか楽しい気分になるのは、魔力など関係ない、本来の音楽の力かもしれない。>>222
【Weapon】
ピアノ
ジョージの演奏は人々の心を大いに動かす力がある。弾くとダメージが入る。
「でも僕、戦うより支援向きじゃ?」
なお、毎回グランドピアノやアップライトピアノを用意するのは大変なのか、現界時には自らステージピアノを持ち込んでくる。
ペン
アイラの武器、というか仕事道具。このペンで彼は多くの歌を紡いできた。
「私ひとりでは、ここまで辿りつけなかったかも」
歌詞を書いてジョージの音に乗せ、強化支援をするのに使用している。
【解説】
ジョージ・ガーシュウィンは、ジャズとクラシックの両方で活躍した音楽家。アメリカ音楽を作り上げた人物である。
かつて父親が兄アイラにピアノを買い与えたが、文学少年だった彼は興味を示さなかった。これがきっかけで、弟のジョージがピアノ演奏の道に進むことに。
後にティン・パン・アレーで仕事をしていたジョージは、作詞家との共作「スワニー」がヒットし人気作曲家となる。なお、この曲は30分で生まれたそうだ。
一方アイラ・ガーシュウィンは作詞家として長い下積み生活を送っていたが、人気作曲家との共作で演劇界に。その後ついに兄弟はコンビを組み、ポピュラー音楽やミュージカル、オペラなどの分野で数々の名曲を生み出した。「アイ・ガット・リズム」もその1つ。
このコンビはジョージが亡くなるまで続いた。アイラは一度活動を休止し、引退も考えたが、他の作曲家と組んで作詞を再開。1960年代まで活動を続けた。
兄弟が生み出した曲は、今でも世界のどこかで響いている。>>223
【人物像】
弟のジョージは社交的で、長身、ハンサム、おまけに独身。いわゆる陽キャ。様々な人種の人々と交流を持ち、作風に大きな影響を受けていた。人種差別をしない若者だったが、不良でやんちゃした時期も……女性関係が派手だったこともあったとか。
一方、兄のアイラは寡黙な既婚者。遠慮がちな性格で、勉強好きの読書家である。しかし弟には愛情を注ぎまくっているお兄さん。
一見真逆の兄弟だが、最高の名曲たちが彼らコンビの良さを物語っている。
特技:ピアノ演奏/作詞、執筆
好きなもの:音楽/読書
嫌いなもの:ハードスケジュール
天敵:過労
願い:「「また一緒に音楽を!」」
【一人称】僕/私【二人称】君/あなた【三人称】あの方、あの人、彼、彼女
【セリフ例】
「あ〜やりたいことが多すぎる!」「……ジョージ、1つずつ片付けていこうか」
「たまには息抜きも必要だよ、マスター。ビリヤード行っとく?」「……勿論、私も付き合うよ」
「──ありがとう、マスター。今なら一流のガーシュウィンじゃないか、ジョージ?」「そうかな?そうかも……?ともかく、今ならとびっきりの新曲が書けそうだ!」>>224
【因縁キャラクター】
音楽家サーヴァント
ジョージが教えを請いに行っては断られている。しかしそれは「彼の才能を邪魔したくない」という善意から来るもの。
「あったあった、前にもこういうこと!二流のラヴェルになる必要はない、ってね」
作家サーヴァント
アイラはよく図書館を訪ねては彼らの本を読んでいる。作家たちに自ら話しかけに行くことは無いが、たまに向こうから意見を求められてあたふたしている。
「そんな、恐れ多いですって…………!」
【コメント】
「星野源のおんがくこうろん」を見てカッとなって書きました。のだめも見てたので思い入れのある作曲家さんです。初めはジョージさんだけにしようと思っていたのですが、調べるうちに「お兄さんも入れたい!」となりました。
【wiki登録】可能です!https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A8%A5%A6%A5%EA%A5%E5%A5%B9%A5%C6%A5%A6%A5%B9%28%B2%C6%29
エウリュステウス(夏)
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B8%A5%E7%A1%BC%A5%B8%A1%A6%A5%AC%A1%BC%A5%B7%A5%E5%A5%A6%A5%A3%A5%F3%26%A5%A2%A5%A4%A5%E9%A1%A6%A5%AC%A1%BC%A5%B7%A5%E5%A5%A6%A5%A3%A5%F3
ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン登録完了>>226
ありがとうございます!>>226
ありがとうございます!【CLASS】エンシェント・ジャイアント/バーサーカー
【真名】アローアダイ/Aloadai
【性別】-
【身長・体重(女性体/男性体)】175cm・57kg/175cm・67kg
【出典】ギリシャ神話
【地域】ギリシャ
【属性】混沌・善
【その他の属性】天・神性・人型・超巨大
【ステータス】筋力:A+ 耐久:EX 敏捷:A 魔力:D 幸運:C 宝具:E
【クラス別スキル】
狂化:B
巨人としての種族特性とも合わさったモノであるため、例外的に制御が可能。
制御中は理性が存在し、落ち着いて会話もできる。ただし、巨人であるアローアダイに人間の価値観は通用しないため、意思疎通ができるとは限らない。
単独行動:B
強力な魔力炉である肉体自体が自身の霊基を維持する。
このためマスターは自身が限界するために必要な要石・魔力供給源ではなく、自分を召喚したものに過ぎない。
陣地作成:EX
巨大霊基である自身が神殿――陣地と同義である。>>229
【固有スキル】
海神の祝福:B+
神としての性質、あるいはその体に神霊適性を持つかどうか神性属性があるかないかの判定、「神性」の亜種スキル。神性ランクが高いほどより物質的な神霊に近いとされる。かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残であり、これを持つ者は様々な異能ボーナスが与えられ、肉体的な忍耐力も強くなる。
海の上を走ることが出来る他、海の中でも永遠に活動することができる。更に自在に雨や津波を呼び起こすことで、フィールドを自身にとって有利な状態に変更可能。
完全なる肉体:EX
両性具有者アンドロギュノス。死の概念が存在しない精神と肉体の絶対性。
恐るべき力と強さを持ち、据傲によって神々に謀叛を企てたことで、ゼウスを筆頭とする神々は人間の原型(フュシス)を二人分の身体に両断し、以来人間は互いの半身に恋焦がれるようになったという。
プラトン著『饗宴(シュンポシオン)』に記された、アリストファネスの演説では太古の人間の原型(フュシス)は単体で完結した一つの肉体であった。円い背、円筒状の横腹、四本の手、四本の足、円筒形の首、似通った二つの顔の上に一つの頭、耳は四つ、隠し所は二つ。太陽の裔である男男(アンドロス)・大地の裔である女女(ギュネー)・太陽と大地両方の性質を有した月の裔である男女(アンドロギュノス)の三種類がおり、アローアダイの双子はその内の両性、男女(おも)であるとされる。
巨人外殻:EX
巨人種の肉体を構成する強靭な外殻。きわめて特殊な組成を有しており、攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換する。吸収限界を上回る攻撃については魔力変換できず、そのダメージを受けることになる。
ダンテの物語る『神曲』の地獄第八圏、悪の嚢(マーレボルジェ)と第九圏コキュートスの境には神に反逆した巨人達が塔のように縛られて連なる。フィアルテ(アローアダイ)の大いに威を振るった両腕は二度と動かすことなく、鎖に縛られ囚われている。これはダンテを先導するウェルギリウス自身が著した『アエネーイス』でも同様に冥府タルタロスに繋がれている。曰く、怪物のような体躯をし、両腕で大いなる天を切り裂き、ユピテルを天上の王国から追い落とそうと攻撃した、と。
重力を克服しており、成長限界が存在しない。>>230
怪力:A++
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。
使用することで一時的に筋力を増幅させる。
【宝具】
『神喰らい(オリュンポス・ファージ)』
ランク:B+++ 種別:対人宝具 レンジ:2~100 最大捕捉:1
エピアルテスとオートスの神代回帰。融合。
地上では重力や、世界の抑止力などの縛りがあるため、生命は一定以上の規格にはなれない。建造物も同じことで、無限に大きくなっていくモノなどありえない。それは物理法則にとらわれない電脳世界においても同様で、一定以上の容量に達すると分離し、自らを最適化する。
そのような制限を一時的にはね除ける固有結界。
神代の物理法則を有した異界常識は、対象の規格から測定された存在規模(ライフスケール)の質量を転写した霊基膨張工程(インフレーション)の発生を許容する。
その一撃は、軍神アレスであろうと掌中に収める。さらに『オデュッセイア』で語られるオデュッセウスの冥界下りでは、成人に達していれば、かのオリュンポスの神々さえも征服したであろうと述懐されている。
『戦滅ぼし(アレス・リアクト)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:900
太古の戦闘の概念である軍神アレス。
彼を閉じ込めた壺とは、アローアダイの体内に他ならない。
神霊の仮想顕現の際に発生する魔力全てを、破壊力に変換して放出する。>>231
【Weapon】
『素手』
生前にはその両腕で、山脈を持ち上げたとされる。
【解説】
エピアルテス/Ephialtes
オートス/Otos
エピアルテスとオートス。
海神ポセイドンの血を四分の一継ぐイーピメディアと、海神ポセイドン自身との間に生まれた双子。
恐るべき怪力の持ち主で、身幅が九腕尺(約4.2m)に背丈が九尋(約16m)となった九歳の時、オッサ山をオリュンポス山の上に、さらにペーリオン山をその上に置き、天に登って神々への挑戦を試みた。海を山で埋めて陸地とし、陸地を海に変えようともした。アレス神を縛ってヘルメス神が盗み出すまでの十三ヶ月の間、青銅の壺に閉じ込めるなどの狼藉を行ったという。(NGワードのため分割してます)
>>232
その死因についてはゼウスの雷霆や、アポロン、アルテミスの手によるなど諸説ある。
ボイオティア地方ではヘリコン山のムーサイ祭祀の創設、およびアスクレの創建者とされる。
【人物像】
名高きオリオンを除いて、この地上で最も美しいとされる双子。
神霊と人間から生まれた巨人種でありながら、古き人のカタチを持つ。これはオリュンポスの神々が地球に漂着する以前から存在していた幻想種であり、アローアダイは海神ポセイドンのテオス・クリロノミアへの適性があったことから係累として扱われたからである。
神話的な両性具有の中には「顔は少女。背は少年で胸は少女。腰はうしろが少女で前が少年。太腿は少女で脛は少年」という者もいるが、ゼウスの雷霆に打たれたアローアダイは後天的に単性に変化した。そのため、肉体的および精神的な事情も多少は異なる。
エピアルテスは空想主義、積極的。比較的、女性らしさを好む。
オートスは現実主義、消極的。比較的、男性らしさを好む。
イメージカラー:空色
特技:雨乞い
好きなもの:自分、自分たち
嫌いなもの:意にそぐわない相手
天敵:ゼウス
願い:人を自分たちと同じカタチに戻すこと
【wiki登録】可【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ルーラー
【真名】ミノス
【性別】女性
【身長・体重】157cm・54kg
【容姿】牛骨の兜を被った女性
【属性】秩序・善/悪・地
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷C 魔力C+ 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
真名看破:A+
直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。
神明裁決:C
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに2回令呪を行使することができる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
狂化:EX
意思疎通は成立し理知的な思考を行うが、精神は破綻し人間性を失っている。
陣地作成:A
自らに有利な陣地を作り上げる。「クノッソス宮殿」を支配し、「ラビュリントス」を建設させた逸話から高ランクで有する。>>234
【固有スキル】
神性:B+
その体に神霊適性を持つかどうか。ルーラーは主神ゼウスを父に持ち、死後は冥界の審判官として召し抱えられた
立法者のカリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
ルーラーは伝説的な立法者としてクレタ島に善政を敷き、その功績から死後は冥界の審判として召し抱えられたとされる。規律を以て集団を統率する能力は驚異的。
蛇蝎器官:A
伝説によれば、浮気を禁じるための妻パシパエの呪いにより、ルーラーが精を放つと蠍や蛇が共に放たれ相手の女性を殺してしまうとされているが…。
これは女性であるルーラーと子供を為すために妻パシパエが魔術で人体改造を施す際に、そもそも最初からそういう風に設計した、というのが真実。呪いをかけたのではなく、最初から忌まわしく呪われたものとして作ったのである。
パシパエのこの行為に、悪意があるわけではなかった。法を重んじる王たろうとする夫ならば喜んでこの枷を受け入れてくれると思ったし、事実彼女は拒まなかった。しかしその「毒」は、パシパエすら知らぬ内に、確かに――。
善悪断裂:A
精神の分裂、二極化――二重人格。ルーラーの精神は「善の心」と「悪の心」の二つに分裂している。「善の心」は「悪の心」が犯した悪行の記憶を認識しながら、それを夢の中の出来事のように精神から切り離して善行を行える。その様はもはや非人間的と言って良い。そしてまた「悪の心」にとっては逆も然り。
全ては厳格にして善なる王であるために、ルーラーは自らの悪を切り離した。その結果は機械の如き「善」と猛獣の如き「悪」。果たしてその狭間で、人間性の欠片は、何処に?>>235
【宝具】
『一落千丈の迷宮(ロウ・ラビュリントス)』
ランク:EX/A 種別:迷宮宝具/対人宝具 レンジ:0~10 最大捕捉:21人/1人
生前ルーラーが築かせたミノタウロスを封じ込める迷宮の具現化。基本的にはアステリオスの持つ『万古不易の迷宮』と同じもの。だが比較すると発動のために魔力をより多く消費して迷宮を構成する必要があり、維持する力もそれほど強くはなく、また発動時点ではまだルーラーや敵対者を内側に呑み込んでいない。
そして最大の違いとして、ルーラーは宝具発動時に敵対者を罪の重さに応じて迷宮の深層へと叩き落す一撃を放つことが可能。その原理は、罪の重さに応じて迷宮の扉が開く、というようなものではなく、罪の重さに応じてより多く迷宮の壁や床をぶち破る威力を自らの一撃に与える、というもの。その際に破壊された壁は瞬時に自動修復される。
「ルーラーにとっての迷宮」と「敵対者にとっての迷宮」は同じ物でありながら異なる時空に支配される物であるため、敵対者は仮に落とされた直後に受けた攻撃と同じ威力を壁にぶつければ破壊出来るというわけではなく、また他の手段で壁を破壊することに成功したとしても外への道が開くわけではない。
先述の通り「ルーラーにとっての迷宮」と「敵対者にとっての迷宮」は異なるものであるため、迷宮をルーラー自身は迷うことなく通り抜けられ、内部のオブジェクトも敵対者より容易に破壊可能。
【Weapon】
『槍』
母エウロペがゼウスより賜った三つの贈り物の一つ、無くなることの無い投げ槍。
『ラブリュス』
ラビリンスという言葉の語源ともされる、巨大な両刃の斧。二振りの片刃の斧に分割して使用することも可能。>>236
【解説】
ミノス王。ギリシャ神話におけるクレタ島の王。ゼウスとエウロペの息子であり、アステリオス――ミノタウロスの義理の父親。優れた立法者でありクレタ島に善政を布いた功績を評価され、死後は冥界の審判官の一人となったとされる。またメガラとアテナイとの戦争においては総大将として戦い、その強さは敵国の王女すら魅了した。
ミノスは王の資格の証明としてポセイドンより牡牛を賜ったが、本来ならば牛を生贄として返す約束であったのを、その美しさに魅せられて他の牛と取り換えてしまう。ポセイドンは怒り、妻パシパエに呪いをかけ牡牛に欲情を抱くようにした。パシパエは名工ダイダロスの助けを借り牝牛に扮して牡牛と交わり、牛頭の怪物ミノタウロス(アステリオス)を産む。ミノスはダイダロスに命じてラビリンスを建築させ、ミノタウロスを閉じ込める。そして毎年7人の少年少女の生贄をアテナイより捧げさせることとした。後にテセウスにより迷宮が攻略された時には、娘アリアドネに知恵を吹き込んだダイダロスに怒り彼を幽閉する。彼が逃げ出した時には王自ら追跡したが、その先で入浴中に熱湯を浴びせられて死亡した。
エピソードによってあまりにも大きく人物像が乖離しているため、複数の同名の王が統合されたとも、そもそもミノスとは王を意味する普通名詞であるとすらも言われている。
秩序を以て民を幸福へと導く無私の王、厳格な立法者。欲や保身のために一切の呵責無く非道を行える人でなし。二つの人格が同居する、狂える女性。
二つの人格は連続性を持ち記憶などを共有しており、表面的な口調や立ち振る舞いなどが変化するわけではない。しかしその価値判断は完全に真逆を向いている。>>237
かつてのルーラーは、ただ良き王であった。それは、厳格な王であることを彼女自身が自分に課しているが故であった。
ところが何時からか彼女は、毒に蝕まれたかのように、疼く悪心、蠢く欲望を自らの内に感じるようになった。お前にも醜く卑しい心が存在するのだと、見せつけようとする何かがいた。彼女は慄き、自らの悪を拒もうとして苦しみ、しかし遠ざけようとする程それは大きくなり…やがてその関係は変わった。それは彼女の"悪"を請け負う半身と化したのである。
悪を押し付けたことで王の善なる心は完璧なものとなった。機械の如き無私の善政を以て国を治める理想の王。だがしかし、引き換えに、時折王の心は全き悪に取って代わられるようになった。それも決まって人生の重要な局面で、心が強く揺るがされればそのまま一色の悪へと染まり、必ず大きな過ちを犯した。妻を失い、息子を貶め、娘に去られ、配下を追いつめる。
欠けた心で善と悪を行き来する人生に彼女も疲弊し、死の瞬間に去来した感情は「これで役目を終えられる」という安堵であった。しかしその先で彼女に与えられた責務は――。
地獄。それは皮肉にも、確かに彼女の居場所として最も相応しいのかも知れなかった。
【因縁キャラクター】
アステリオス
アステリオスを認識すると自動的に悪の人格へと移行する。彼の在り方を彼女が理解することは無い。人として、罪を贖う? なんだそれは。生まれついての怪物に、そもそも裁くべき罪などありはしないのに。
エウロペ
実母。だが接触は極力避けようとする。何故ならば、母を悲しませることは善き王の理想でも、悪しき王の願望でも無いのだから。>>239
《固有スキル》
◆立法者のカリスマ:B(CT7~5)
味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)+自身を除く味方全体の〔秩序〕特性の攻撃力をアップ(3ターン)
◆蛇蝎器官:A(CT8~6)
自身のNPを増やす&与ダメージプラス状態を付与(3ターン)&魅了耐性をダウン(3ターン)【デメリット】+敵単体にスタン状態を付与(1ターン)&毒状態を付与(5ターン)
◆善悪断裂:A(CT7~5)
自身に〔善〕特攻状態を付与(3ターン)&〔悪〕特攻状態を付与(3ターン)&被ダメージカット状態を付与(3ターン)&弱体無効状態を付与(3ターン・1回)
《宝具》
『一落千丈の迷宮(ロウ・ラビュリントス)』
ランク:EX 種別:Buster
自身に〔混沌〕特攻状態を付与(1ターン)&〔悪〕特攻状態を付与(1ターン)+敵単体に攻撃[Lv]&攻撃力をダウン<OC>(5ターン)&防御力をダウン<OC>(5ターン)
《性能》
スキルと宝具を合わせれば善、悪、混沌と広い範囲に特効を持つ素殴りアタッカー型のルーラー。クラススキルを合わせるとバフがかなり重なる上に、秩序特性の味方に対する二重カリスマを持つためかなりアグレッシヴ。ルーラーの耐久力を活かした長期戦向けスキルもそれなりに併せ持つ。>>238
wikiの募集ページにお応えして
今回は女体化するつもりじゃなかったのに…気付いたら…これ流石に色々とライン越えてないかな…!?
でもミノス王女性説自体は本当に存在するらしいですよ
冥界の審判官、ルーラーのミノスを作りたかったのでこうなった
あと神話見直すとパシパエ悪くないのに可哀想だったので罪を増やしておいた
もしも既出情報と矛盾があったら笑って下さい…「さあ、健全に夏を楽しみましょう!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】エピオネ
【性別】女性
【身長・体重】160cm・52kg
【外見・容姿】水着を着た穏やかそうな美女。霊衣でサングラスをかける
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】女性、神性、人型
【ステータス】筋力:E+++ 耐久:A 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:B 宝具:B>>243
ビーチ・フラワー:A+
夏のカリスマ。海辺でどれだけ衆目を集められるか。
A+のエピオネは、まさに浜辺に咲く大輪のごとき美しさを放つ。
パンクラチオン:A
『全ての力』を意味する、拳闘と組技を複合させた世界最古の総合格闘技、パンクラチオン。
夫の師ケイローンから天啓を得て自己流で物にしたスキル。
彼女はこれを聞き分けの悪い患者に対する医療行為として使用していた……のだが、とうとう、その本来の暴力性を解禁した。
サマー・シークレット・バケーション!:B
女神の夏、秘密の夏。
「あの人と子供たちには内緒ですよ?」とこちらに微笑むエピオネと過ごす夏は、なんだか一味違う予感がしてドキドキ……
───具体的には夫が嫌がるであろうと眠らせていた神霊としての力と在り方を励起し、増幅させるスキル。
羽を伸ばし、手加減を止めた女神は、一味というか切れ味が違う。>>244
【宝具】
『涼域・無用なる猛暑の憂愁(クールダウン・アスクレピオン)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:100人
『聖域・無用なる苦痛の憂愁(フェイスヒール・アスクレピオン)』の応用宝具。
治癒の女神の力を解放し、範囲内の夏による消耗を敵味方問わず回復させる神殿を展開する。
酷い日焼けや熱中症に熱射病、アウトドアで負った傷、更には夏の雰囲気に浮かれまくった精神……とにかく夏が原因のあらゆる傷病を平常な状態に治す。
また、治癒した心身は以前より活気が満たされている。
これは単に治療が目的なのではなく、仕切り直して健全な夏を皆に過ごして欲しいと思う、エピオネの心境の───女神の加護の現れでもある。>>246
【コメント】
お義父さん(水着アポロン)に続いてエピオネも水着になってもらいました。
【wiki登録】可>>248
ありがとうございます!【元ネタ】史実(イタリア・15世紀)
【CLASS】キャスター
【真名】ロレンツォ・ヴァッラ
【性別】男性
【身長・体重】165cm・60kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
自らに有利な陣地を作り上げる。
彼が作るのは“研究室”である。
道具作成:E
魔術的な道具を作成する能力、は殆ど持っていない。
魔術的でない著作については、エラスムス曰く
ラテン語法において「ロレンツォ・ヴァッラに勝る道標無し」。>>250
【保有スキル】
信仰の加護:D
色々やったが、べつに信心が薄かったわけではない。むしろ篤い。
理知の限りを尽くして追究すべきだが、それでも尚
人には解し得ぬ域があると考え、また聖書文面の過ちを指摘するも
聖書の内容それ自体に対して批判的になる事は無かった。
暗黒の中世(偽):D
古代の称揚、中世への罵倒。
彼においてはまだそこまででなかったが、近代における
過剰な/ほぼ全て間違いな“中世暗黒時代”認識の源泉世代。
古代ローマ人とプラスの、中世西欧人とマイナスの
反応・交渉時修正を互いに得る。
自己保存:B
自身はろくに戦闘力がない代わりに、
マスターが無事な限りは多くの危機から逃れる事ができる。
異端告発を受けるも当時の主アルフォンソの保護により実質回避、
後には当の教皇庁で働いていた。>>254
『コンスタンティヌスの寄進書』を、書誌学の手法を駆使し
「このラテン語はコンスタンティヌスの四世紀でなく、11世紀以降のもの」と指摘。
その後幾度も論争が繰り返され「11世紀よりは古いのではないか」とも語られたが
何にせよ真偽については紛う事無き偽書として結論されている。
四世紀の教父ヒエロムニスの手になる(とされる)、
ローマ教会が正統として公認する標準ラテン語訳聖書についても
ギリシャ語聖書に基づいた批判的研究から多くの“誤訳”を見出した。
その成果は発表(出版)されなかったが著作として書き遺され、
後にエラスムスが発見・出版、自らの新校訂聖書の礎とした。
使徒信条(クレド)は十二使徒が記したものではない、とも証明した
彼の業績は教会・教皇に打撃を与え、教権弱体化を加速させるものであり
ロレンツォ・ヴァッラは時の教皇エウゲニウス四世に異端告発を受ける。
しかし代替わりしたニコラウス五世(ヴァチカン図書館創設者)は逆に
彼を招き入れ、古典研究に従事させた。1457年、ローマ市にて死去。「思っていたよりも見た目が幼いように見える。ですか?あぁ…これは多分、父上の意向かもしれないね。ハデス様は今頃、派遣した私の姿を見て混乱しているかもだ。」
「神々を調停する役割を持つ者が欲しいと願っていたのであれば、貴方は良いサーヴァントを引き当てたと確信していただいて大丈夫です。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ルーラー
【真名】アイアコス
【異名・別名・表記揺れ】敬虔なる人、冥府の裁判官
【性別】男性
【身長・体重】160cm・62kg
【肌色】白 【髪色】銀 【瞳色】蒼(右)、琥珀(左)
【外見・容姿】穏やかな顔つきをした長髪の少年
【地域】アイギーナ島
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、神性、ギリシャ神話系男性、王
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:C 魔力:A 幸運:B 宝具:EX>>257
【固有スキル】
敬虔:A+++
生前どれだけ敬神であったかを示す。
神性を含んだスキルを所有する者からの好感度や友好度が自然と高くなるスキル。
アイアコスは神々…主にゼウスから様々な加護が与えられる他、ギリシャ系サーヴァントからの攻撃を受けなくなる。
ミュルメクス・ヴェラニディア:A
ミュルミドン人の逸話が昇華されたもの。
樫の神木で作られた杖に蟻を集め、使い魔として使役できる。契約は不要。
人型⇔蟻型と形態を蟻自身の意思で変形できるため、戦闘や探索に適している。
性別は蟻自身の意思で男女どちらにもなる。
蟻から人へと至る伝承から、各個体それぞれが弱体効果を打ち消す力を持ち、アイアコスと同等の対魔力スキルが付与される。
神明裁決(雷):B
召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。
神々の調停者としてルーラーの霊基を得ているアイアコスの使用する令呪には
ゼウスの雷霆が組み込まれており、無理に拘束を解こうとするとダメージを受ける。
味方サーヴァントに令呪として付与することで雷霆をまとわせることも可能。>>259
「お行きなさいケルベロス。逃亡者を捕らえよ。」
『魂喰らう猋(ケルベロス)』
ランク:C〜A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:100人
ケルベロス
たましいくらうつむじかぜ
ハデスがアイアコスに、冥府の番犬ケルベロスを散歩させる役割を担わせた経緯により使用可能となった宝具。
青銅の咆哮で敵を戦意喪失させる他、白い猛毒の息と唾液で対象の皮膚を爛れさせる。その後、動けなくなった敵を捕食する。
食べたサーヴァントの霊基の質が良いものであるほど、それに応じてケルベロスのステータスと宝具のランクが上昇する。
ただし、日差しのあるところに連れていかれると弱体化したり、小麦を使用した菓子を与えると使命そっちのけで菓子を貪り始めてしまうなど弱点も多い。>>260
「さようなら。考える葦たちよ。」
『奈落の導(イシティリオ・ハイドゥー)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1000人
イシティリオ・ハイドゥー
ならくのしるべ
ハデスに預けられた冥府の鍵を使用することで解放可能となる宝具。
アイアコスが指定した範囲を擬似的な冥府───地下フィールドに変化させ、そこに相手を引きずり込む。
この宝具には即死判定が含まれており、生前に神に対して不敬を働いたかどうか、もしくは幸運値で生死が決まる。
このフィールドに引きずり込まれてなお生命活動を続けている場合、対象者の幸運以外のステータスを1ランクダウンする。
アイアコスが魂を裁く担当領域とされる欧州地域に関わる者は2ランクダウンする。
【Weapon】
王笏:王としての証たる杖。
冥府の鍵:冥府神ハデスから授けられた信頼の証。
聖鷲ユピテル:ゼウスの端末。乗って飛ぶことが出来る。>>261
【解説】
ギリシャ神話に登場するアイギーナ島の王。
ミュルミドン人の祖であり、この世で最も敬虔な人物。
アポロンとポセイドンがトロイアの城壁を建てる時にも、その作業にも加わっていたという。
アイアコスが王となって間もない時、アイギーナの名前が島に入っているという理由で女神ヘラは怒りをあらわにした。
彼女は数多の蛇たちを島に送り出し、毒による疫病を蔓延させ島民を全滅させようと謀る。
次々と島民を喪う最中、アイアコスは祭壇の前でゼウスに
「亡くなった民を返してほしい。それが出来なければ私の首を捧げます。」と祈る。
ゼウスは樫の木を生やし、するとそこには蟻たちが集い始めた。
この集まった蟻と同じ数の民が欲しいと願ったアイアコスは、樫の木に集まった蟻がヒトの姿に変わる夢を見る。
翌日、アイアコスは息子テラモンに呼び出され外に出ると
そこには夢でみた人間たちが集っていた。
この蟻から誕生した人間たちはミュルミドン人と呼ばれ、よく働き、規律正しく戦うアイギーナ島の新たなる民となった。
ゼウスはアイアコスを非常に気に入っており、老衰の運命からも解放しようと考えていたものの、運命の女神がそれを許可せずに断念することとなった。
死後アイアコスはミノス、ラダマンティスと共に冥府の裁判官となり、冥界の法を定めた。
また、時には神々の争いの調停に呼ばれている。>>262
特技:神々に仕えることに必要なもの全て。
好きなもの:蟻、鷲
嫌いなもの:大気汚染物質
天敵:ヘラ
願い:なし
【一人称】私【二人称】あなた、君【三人称】あの方、あれ
【人物像】
ゼウスの意向により少年の姿で召喚されているが、精神は冥府の裁判官になった後のもの。
「この姿なら孫に抱えてもらえたりするかな?」と思っているものの
彼らの父親たちを追放してしまった経緯から、どう接すればいいか分からない状態。
この世で最も敬虔な人物であるものの、神々に翻弄された者たちの気持ちも理解できる。
賢王の類ではあるが戦う英雄ではないため、性格は文字通り穏やかそのもの。
この人柄とギリシャ全土を救ったという逸話により、ギリシャの英霊・英雄から刃を向けられる危険性は皆無。
そのため、ギリシャのサーヴァント同士の諍いがあれば彼かケイローンを呼ぶと良いとされる。
情より正しさを重んじるよう心掛けているものの、父ゼウスとは異なり非情になりきれないという欠点も存在する。【CLASS】ライダー・セイバー・アヴェンジャー
【真名】平将門
【性別】男
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷B+ 魔力B 幸運E
【スキル】
・まつろわぬ星A+
まつろわぬ者、なじめぬ者、反逆者、敗北者、時代の波に流される者を束ねる才覚。
その幼名は「鬼王丸」。人だけでなく、魔すら束ねし鬼の王。
そのランクの高さは、もう一人の母である「夜刀神」による呪いに起因する。
・竜の鉄皮B+
大蛇神――「夜刀神」である母の加護(呪い)により、鋼が如き強靱な肉体を得ている。耐久のステータスが向上する他、ランクB以下までの攻撃を2ランク軽減し、ランクAの攻撃を1ランク軽減する。ただし頭はこの限りでなく、「魔性特効」「竜特効」「神性特効」、いずれかの特性をもつ攻撃は軽減がなくなる。
・神性C+
三分の一、魔性と化した原始神性の血が混ぜられている。
さらに後世においては関東一円の守護神として祀られており、地域信仰の枠を超過している。
・勇猛A>>267【宝具】
【真武北辰・玄天上帝武窮】
ランク:A 種別:対人 レンジ:0(己) 最大捕捉:1人(己)
妙見菩薩の武の加護と、天の極北に至りし古今無双の武技が昇華された常時発動型宝具。
刀、金棒、弓、騎馬、それら全て平将門の我流ながら神髄に達しており、絶群・超抜技倆によって発揮されるものである。
その刀による斬撃は致命必死の軌道を描き、その金棒による打撃は魂魄霊心さえ粉へと変え、その弓による射撃は空を穿ち地を砕く。
真名解放することで、妙見菩薩より賜りし夜空が如き漆黒の五尺三寸の大神馬、「求黒」を召喚する事が出来、共に戦闘を行うことが可能。求黒は妙見菩薩の騎乗する四聖獣の一角、玄武の子であり、高ランクの神性と並外れた精強さを誇る。蹄が地を打つだけで神気を通して大地が波打ち、喉を鳴らして嘶けば、林を揺るがす野分が荒ぶ。
ただし、「守るための戦い」ではない場合、この求黒は神馬から「絶群の名馬」程度にまで低下する。
【極北随跡・七星騎影行】
ランク:A 種別:対人 レンジ:1~99 最大捕捉:-
妙見菩薩の供であり、その道筋を描く北斗七星、その化身。
平将門は、神馬の他に、七騎の影武者を作り出す神威を授かっている。
その影武者は宝具発動こそ出来ないが能力は将門と全く同じであり、その武技だけでも一群を抜きんでる技倆を誇る。
北斗七星はその軌跡を持って北辰への道筋を作るもの。すなわち、この影武者七騎を打ち倒さねば、北辰たる平将門に剣は決して届かず、また影武者を打ち倒さず将門を倒したとしても、代わりに影武者が一騎消えるだけとなる。即ち他の参加者は、平将門というサーヴァントを八度倒さねばならなくなる。
この宝具と【真武北辰・玄天上帝武窮】を合わせた、最大八騎による嵐が如き戦場蹂躙こそが平将門の真価であり、その道行きにはなにひとつ残らない。
ただし、「守るための戦い」ではない場合、ある程度能力が劣化する。>>268
【大往生土・厭土救天道求】 ランク:EX 種別:対域 レンジ:1~?? 最大捕捉:??
平将門が消滅した際、自動で発動する宝具。
平将門は、「死してなお死なず」とされた不死身の英霊。そして「死して怨霊に、神霊と化した」と伝わる神化の英雄。平将門が消滅した時、平将門という存在は「神霊」として昇華され、その土地の霊脈に自動接続し、「その土地に顕現した神霊」と化す。
平将門という現象は、かつて彼を信じ付き添ったまつろわぬ民や魔性が抱いた「怨念」が取り巻き、終わりのない夜行を練る。
時間が経てば経つほどに神霊・平将門は霊的パスによって能力が加速度的に上昇していき、ただでさえ超抜的であった技の全てに魔力と神性が宿り、全力で剣を振るえば天地は鳴動し世界が砕ける。霊脈とのパスを切断さえ出来れば神霊・平将門は消滅するが、代わりに行き場を失った魔力が大地へ帰ろうと暴走し、大規模な震災を引き起こす。>>269
今世においては大英霊、過去においてはまつろわぬ民の為に立ち上がった英雄。
「夜刀神」の呪いにより、まつろわぬ民を束ねることを運命付けられ、不死身となった魔人。
三分の一魔性の血を持ち、能力にもそれが現れているが、その性質は極めて人間的。
良くも悪くも武士らしい気質の持ち主で、悪しと思ったものはとことん嫌う頑固な義侠。
不当な扱いを受ける関東の民や、貴族達に討伐される鬼や魔性の解放を目指して新皇を名乗り、関東一円の独立を求めるようになった。――それがもう一人の母の呪い染みた願いゆえの行動だとしても。
平将門のカリスマ性は、本来拒み合うはずの人間と魔性を束ね上げ、統率させるほどのものであり、彼の元には人と鬼とが肩を組み、笑い合う「異常」が発生していた。
乱は失敗に終わったが、結果的に「神が如き存在」だった朝廷を「ただの人々」に零落させ、武により世を覆すことが出来ることを証明した。それが平将門である。
義侠好漢ではあるが生来烈しい所があり、やるからにはとことんやる。
土地の守護神とされていることや彼自身の意志の強さ、神々の加護により、極東の英霊でありながら、古代神話の英雄達にも匹敵する霊核を有している。
聖杯に望む願いは、「今度こそ守り通したい」。将門公の野望は、半月ほどで潰えてしまった。彼は、その理由はただ一つと語る。
「――――自分は、守る戦いを止めてしまった」
まつろわぬ民達を庇護し、背負い、救わんとしたその末に、「世界の破壊」を願った。それが恩讐に狂ったもう一人の母の呪いのせいであったとしても、将門は一度世界に見放されたのだ。
彼が願う世界とは「出自や場所での差別も無く、己の実力が存分に振るわれ、その者が、その者らしく、胸を張って在る世界」である。
平将門の武とは「玄武の武」、「なにかを守るための武」であり、誰かの為に戦うときこそ真価を発揮する。
確かに彼は、「復讐の呪い」を受けていた。しかしながらまつろわぬ民のために抱いた「怒り」は、間違いなく彼自身のものである。
ちなみに、彼自身の宝具になるほどの武術の腕も神は一切関与していない。
優れた肉体を持つが鍛えた武は平将門本来のものであり、武の神としての側面がある妙見菩薩の加護も、武の冴え自体を底上げするものではなく、神域に匹敵する武芸に対する惜しみない賛辞であり、「神性を与える」程度の意味しか持たない。>>271
ありがとうございます。「あれが、セファール。神々を蹂躙する白き滅び。だったとしても、残された神として、人と星の祈りを振るい、勝利しなければならない。それが、勝利神たる僕の最後の使命だ。」
【出典】北欧神話
【CLASS】グランドセイバー
【マスター】世界
【真名】フレイ
【異名・別名・表記揺れ】勝利神
【性別】男性
【身長・体重】168cm・57kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】碧
【外見・容姿】アーサーとアルトリアの中間的容姿をした少年。耳が尖っていて、少し光り輝いている。オーラが、とか雰囲気が、とかではなく、本当に少し発光している。
【地域】神代北欧
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】神性・妖精・愛する者・巨人・ヒト科以外
【ステータス】筋力:B 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:EX 幸運:A 宝具:EX
無尽蔵の魔力と最高峰の宝具は「勝利神」の名に恥じない。
【クラス別スキル】
対魔力:A
セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。>>273
騎乗:A+
セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。A+ランクでは竜種を除くすべての獣、乗り物を乗りこなすことができる。セイバーとしては高めだが、これは「神が乗る獣は神獣になるので、神獣を乗りこなせないと意味がない」といった理屈。
【固有スキル】
神性:A+
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。本来ヴァン神族の最高神であったフレイはEXランクの神霊適性を持つが、アース神族による王権簒奪によりA+ランク程度にまで零落している。
直感(偽):A+
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。Aランクの第六感はもはや未来予知に等しい。(偽)なのは本当に未来予知しているから。フレイの所属するヴァン神族はヘイムダル同様の未来予知能力を持つとされる。
巨人外殻:B
巨人種の肉体を構成する強靭な外殻。きわめて特殊な組成を有しており、攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換する。フレイ達ヴァン神族はときとして「美麗な巨人族」として描写される。身長自体は人間と大差ないが、身体組成的には巨人のそれに近く、滑らかな皮膚は同時に強靭な外殻である。
豊穣神の権能:EX
フレイの持つ豊穣神としての能力。ヴァン神族の絶対神からアース神族への人質として零落してもなお残された権能。実り豊かな君(フレイ・イン・フロージ)。大地の霊脈を活性化、吸収することで無尽蔵の魔力供給を得る。
妖精郷の主:A+
妖精郷アルヴヘイムの支配者としてのスキル。美麗な容姿や「妖精眼」のような妖精の種族特性を得る。さらに、妖精種に対する特攻と強制命令権を有する、絶対の妖精王たるスキル。>>274
【宝具】
『光燿う豊穣(グリンブルスティ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
ドワーフのブロックとエイトリによってトールの「ミョルニル」、オーディンの「グリンブルスティ」と同時に鋳造された黄金の猪。逸話的に、明らかに生物ではない、黄金製の機械仕掛けの猪。どんな馬より早く、空も海も駆け、その駆けた後には花や果物の種が蒔かれるとされる、フレイの乗騎。フレイの持つ「豊穣神」としての宝具。
真名を解放すれば、神気を纏った高速突進によって敵を粉砕する。さらに足跡から生えた蔦が敵を縛り上げることで、動きを止めた相手をもう一度粉砕する。二段構えの突進宝具。
『風王天界(スキーズブラズニル)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
フレイが持つ、布のように折りたたむことができる超巨大帆船、スキーズブラズニル。すなわち、「世界と言うテクスチャ」を広げることで展開できる船。固有結界とも言い換えられる。
オジマンディアスの光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)同様、固有結界でありながら現実の上に存在しており、異聞帯にも近い。
異聞帯と現実の間に生まれる次元嵐、世界と世界の間の軋轢自体をフレイの「風雨を操る」権能により制御しており、近づくことすら困難。さらにこの次元嵐のエネルギーを主砲・副砲として発射することも可能。フレイの世界であるため、船上においてはフレイの霊格が強化され、神性が向上、全ステータスが1ランク向上する。フレイの持つ「天候神」としての宝具。
『約束された勝利の剣(エクスカリバー・オリジン)』
ランク:EX 種別:対粛正宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
セファールを撃退するために星の祈りを束ねて作られた聖剣。エクスカリバーとは本質的に同質だが、同一ではない。王権を齎す剣の原典がグラムなら、星の聖剣の原典こそがこれである。本来は無銘の原典宝具であるが、とりあえず呼びにくいのでエクスカリバーの名を冠している。このため真名開放を必要としない。
フレイ神の持つ剣は「勝利の剣」と呼ばれ、愚かなものが持てばなまくらだが、持ち主が正しいものであれば太陽のように輝き、絶対に勝利するという。この伝承が選定の剣の聖剣ビームを表していることは確実である。>>275
フレイの持つ「勝利神」としての宝具。勝利神が、星の祈りを受けて振るう勝利の剣は、セファールさえ撃退する惑星最大級の宝具だが、当然アーサー王の者と同様「持ち主の正しさ」に依る拘束が存在する。
【解説】
セファールを撃退した太古の聖剣使いであり、ヴァン神族の頂点、豊穣神フレイ。
セファールの撃退には成功したものの、ヴァン神族も致命的なダメージを負っており、のちにアジアからやってきたオーディン、トールなどのアース神族に神の座を簒奪されることとなる。本来は「農業」「狩猟」「戦争」「天候」「太陽」のすべてを掌る、『繁栄の最高神』であったフレイも例に漏れず、人質としてアース神族の一員に零落した。
【因縁キャラクター】
セファール
かつて撃退した「白き滅び」。星、人、神の祈りがひとつになった星の聖剣を振るうには、一つの神話大系の主神であっても全霊を要した。そしてそこまでしてなお「撃退」がやっとだったという……
アルテラ
「「あれ」に意思があったとは思わなかった。それとも、あの後芽生えたのかな。あの時こうして対話が可能であれば、あるいはまた結果は違ったのかもしれないけれど。」
スカサハ・スカディ
「母上!?少し雰囲気が変わったような……いえ、とにかく、また会えてよかった。」スカディはフレイ神の母親とされる。
スルト
「スルトの気配がするな。縁でも結んだのか?まあいい。今回は勝利の剣があるからな。負けることはないだろう。」自身の命を絶った(巨)人物。勝利の剣を手放していたことで鹿の角で戦わざるを得なかったため敗北してしまった。勝利の剣があれば負けなかったと伝承に語られており、この現界では勝利の剣を持ち込んでいる。つまり、今戦ったら負けない。
スカサハ
「母う……いえ、人違いでした。すいません。だから人違いですってば!追ってこないでください!」スカサハと同一視されるスカディはフレイ神の母親とされる。
「セファールを撃退するほどの英雄の名が残っていないのは不自然」なので、古代ヨーロッパに聖剣の担い手がいるわけなんだよなあ……と思って探したら居た、まんま「勝利の剣」を持つ北欧神フレイです。
フレイ神がセファールを撃退した結果、衰弱したヴァン神族がアース神族にとってかわられた、ことにすると点と点が繋がっちゃうので、7割くらいの確率でフレイが原初の聖剣使いだと思っている。>>276
wiki追加可能です。>>5
【元ネタ】ブィリーナ
【CLASS】アーチャー
【真名】スヴャトゴル〔イースター〕
【性別】女性
【身長・体重】222cm・118kg
【容姿】パステルカラーを基調とした服を着た、非常に長身巨躯の女性
【属性】中立・善・地
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具A-
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
陣地作成:B
宝具により常に自身の陣地を持ち運ぶため例外的にこのスキルを持つ。
自然の化身:C
生命を繁茂させる一方で文明を侵食する自然の化身としての在り方。…何かのスキルとの複合スキルになっているような…?>>279
【固有スキル】
花繁る聖山:B
聖山の化身たる巨人なれば、春が来て草花が繁茂すればその相も変わる。具体的には「巨人外殻」のエネルギー吸収能力を進化させて、吸収したエネルギーを生命力に変換して自陣全体に供給出来るようになった。命を育む肥沃な自然の化身としてのスキル…?
ポケットの中のお友達:A
ブィリーナによれば、アーチャーはポケットの中に親友イリヤーを入れて運んだという。少なくともこのアーチャーにはそこまでの大きさは無いが、もっと小さなお友達をポケットの中に潜ませることは出来る。すなわち、山の小動物たちと心を通わせてちょっとだけ助けて貰うスキル。実はポケットの中は『鞄の中の霊峰』と類似した小世界になっていて、見た目より大きな動物も入るのだとか。
暗視の魔眼(春):D
活性化した暗視の魔眼。生命力や活気漲る中にこそ弱点を見出し、打ち崩す。
人は時に、生命芽吹く春という季節にこそ"死"を感じる。花の盛りの中にこそ綻びを見る。それは何故なのだろうか? 「終わりの兆候」「終わりの顕れ」を感知する魔眼はそんな季節にこそ冴え渡る。
【宝具】
『花蝶風月の魔宝剣(クォデネンツ・パステルカラー)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
『山紫翠明の魔宝剣』春色バージョン。通常時の赤・青・緑から、淡い桃色、空色、若草色の三色にカラーリングが変更されている。
通常霊基の時のように輝きを刀身に纏わせて破壊力を増すのではなく、魔力を注ぐことで光の奔流を放出する。斬撃のように放つのではなく、剣先から風が迸るようにして三色の光が渦巻く。もっと平たく言うとビームが出る。その様はセイバーではなくアーチャーなのも納得と言う外無い。ちなみにビームウィップにもなる。
本人的にはセイバーの時より手に馴染み、力を引き出せているとのこと。そもそも「運び手」であり「担い手」ではないアーチャーは、たとえ真名解放しようともクォデネンツの本来の在り方を引き出すことは出来なかったのだが…この霊基では、剣そのものが「アーチャーのための武器」として改変されている。>>280
【解説】
イースターという時節に合わせ、春の装いへと霊基を変えたスヴャトゴル。通常霊基より軽装で少女らしい、ナチュラルテイストでファンシーなファッションになっている。森ガール。
この霊基は「自然の化身」としての在り方を強調した姿である…らしい。
性格は大きくは変わらないが、戦士的な側面が後ろに引いており、穏やかで美しいものに心打たれる少女の顔を見せやすくなっている。
しかしそうした変化とは裏腹にと言うべきか引き換えにと言うべきか、やや"文明的なもの"と相性が悪くなっている。彼女自身は自然を愛してはいれど、人工物や近代文明を嫌っているわけではないのだが、無意識・無自覚の部分で「破壊が得意になっている」のである。自然の破壊的な側面、文明と対立する側面の現れである、とも解釈できよう。
ところで先述したクォデネンツの変化については、本人曰く意図したものではなく、いつの間にか勝手にそうなっていたとのこと。
そもそもクォデネンツに関してであるが、「力を注いで育てた」という記述が示す通り、もとよりスヴャトゴルには手にしたものに自身の力を注ぐスキルが存在する。ただしそれは度を過ぎれば対象の属性を全くの別物に変質させてしまうようなものでもある。生前においてはそのスキルを過度に発露することは無く、宝剣を勇者が手にするに相応しい剣として育てたのだが、この霊基になった彼女は何故かそのスキルが強化されている。結果自動的にスキルが機能して、剣の属性を「アーチャーが使うべき物」として改変したのであろう。――より本質的な表現をすれば、"侵食"を。>>282
《固有スキル》
◆花繁る聖山:B(CT8~6)
自身の攻撃力をアップ(3ターン)&防御力をアップ(3ターン)&「被ダメージ時に味方全体のHPを回復」する状態を付与(3ターン)
◆ポケットの中のお友達:A(CT7~5)
選択した味方単体を除く味方全体にターゲット集中状態を付与(1ターン)+敵単体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)&クリティカル威力をアップ(1ターン)【デメリット】
◆暗視の魔眼(春):D(CT7~5)
敵全体の攻撃強化状態を1つ解除&解除成功時にスターを獲得+自身に防御無視状態を付与(1ターン)&宝具威力をアップ(1ターン)&クリティカル威力をアップ(1ターン)
《宝具》
『花蝶風月の魔宝剣(クォデネンツ・パステルカラー)』
ランク:A 種別:Quick
敵全体の被スター発生耐性をダウン<OC>(3ターン)&被NP獲得耐性をダウン<OC>(3ターン)&Buster攻撃耐性をダウン<OC>(3ターン)&攻撃[Lv]
《性能》
パーティの耐久力を高めるスキルを持ったサポーター兼用型Qアタッカー。敵の攻め手を逆手に取るようなスキルが多い。第二スキルを使えば、第一スキルや第三スキルの効果発動条件をこちらから狙いに行く事も出来る。>>281
表テーマは「森ガール」というかなんというか この言葉ってもう廃れてる気がするんだけど代替表現が見つからない
裏テーマはもちろん「セファール」 巨人外殻に文明侵食に軍神の剣もどき!
どちらも通常霊基版が持ってた要素をより(きちんと)強調するというコンセプト
まずはイースターのイメージに近い鯖を作らなきゃ行けないと思ってたのでこの人になりました 遅くなっちゃった…【元ネタ】史実(中国史・後漢)
【CLASS】アーチャー
【真名】馬援
【異名・別名・表記揺れ】文淵(字) 馬伏波
【性別】男性
【身長・体重】174cm・65kg
【外見・容姿】冷徹な印象を与える細面の将軍
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型 神性
【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。>>285
【固有スキル】
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
ライダー適性も備える程のランク。
不屈の意志:B
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。
曰く、馬援は若い頃から大志を懐き続け、老いてもなお馬を乗り回し「矍鑠たるかなこの翁」と主君に称賛されたという。
また「男児たる者辺境の原野で死ぬべきだ」と述べた逸話が、馬革裹屍の語源となっている。
軍略:C+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
鑑識眼:B
人間観察を更に狭くした技術。
対象となる人間が将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利きに優れている。>>286
神性:D
水難避けの神として民間で信仰されたことから微弱ながら神霊適正を持つ。
また、水属性の攻撃に対処する際、有利な補正を得る。
【宝具】
『擂鼓甕金錘(てんをのろわば、ばつがくだる)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:20 最大捕捉:100人
後世、唐の武将・李元霸にも用いられたという重さは800斤にもなろうという双錘。錘とは西洋のメイスに似た打撃武器の一種。
これ自体が強力な武器であるが、その本領は神雷を招来する力にある。
双錘を掲げて真名を開放する事で、その不遜を罰する為に天が双錘へと雷を落とし、担い手とその周囲を雷火によって焼き払う。
自身も巻き添えにする一種の自爆宝具でもあるが、もう一つの宝具『伏波射潮』と組み合わせる事で敵のみを狙う事も可能。
一説には、李元霸は雷雨の折、この双錘を掲げて天を呪った為に、雷によって罰せられ落命したという。
『伏波射潮(なみはしずまり、わがものとなる)』
ランク:B+ 種別:対波宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1波
何らかの“波”としての性質を持つモノを射る事で、それをコントロールし、力の指向性を自在に変更する事を可能とする一矢。
海水の波のみならず、波長を伴う音響、波動としての性質を持つエネルギー、などといった代物をも乗っ取り、馬援の意のままに動かす事を可能とする。
(条件を満たす)効果の対象を馬援の任意の対象・範囲に変更できる効果、とも言い換えてもよい。
──曰く、馬援は廉州の海を射る事で、九つあった波口(波打ち際の波が割れる所)を三つにまで減らしてしまったという。>>287
【Weapon】
『古月刀』『過古剣』
セイバークラスの場合持ってくる武器。
『馬援銅柱』
ランサークラスの場合の宝具。
『大宛馬』
馬援の愛馬と伝わる馬。
【解説】
後漢の武将。後漢末期~三国時代に活躍した馬騰、馬超の先祖。
光武帝に仕えて活躍。その覇業を支えたが、死後、讒言によって名誉を失った。
娘が次代の皇帝・明帝の皇后となった事もあり、後に名誉は回復された。
先祖は戦国時代の趙奢であったとされるが、曾祖父の代に反乱を起こした事で一族は漢王朝に出仕できない立場に置かれていたという。
馬援は大志の持ち主で北方での牧畜を望み、長兄の馬況もそれを理解し支援していたが、馬況の死没によって一族の面倒を見る立場となり、志を果たせない日々を送った。
前漢滅亡後、新王朝に出仕して囚人の護送を業務としたが、囚人を哀れに思って逃してしまい、自身も北方に遁走。
予てからの志であった北方での牧畜に勤しみ、人々の信望を集める有力者として台頭した。>>288
馬援は牧畜や農業で儲けた金品を惜しまず人々に費やして名声を高め、やがては群雄の一人、隗囂の配下に迎えられた。
隗囂の家臣として当時有力な群雄だった公孫述、劉秀(光武帝)の二雄の元に使いをした折には、旧知の間柄の公孫述を「威儀を正すばかりの井の中の蛙」と酷評し、劉秀の大器を評価したという。
馬援の功によって隗囂は劉秀の臣として仕えるようになったが、両者の関係はやがて隗囂の反乱という形で破局を迎える。
馬援は劉秀の側につき、隗囂軍の地形的有利を恐れる諸将に対して、米粒を用いて地形を象り通るべき道筋を説明し、光武帝に激賞された。
馬援の働きもあって隗囂討伐は大成功に終わったという。
馬援は光武帝の信任を獲得し、主に対異民族戦線の将軍として任用されるようになった。
その武略は名将であった光武帝をして「兵を論じて計略を立てる度に思っている所と一致し、取り上げぬ事はなかった」と評する程であり、南越(ベトナム)の徴姉妹の反乱を討伐する為に遠征した際には、数十万ともいう敵勢を僅か1~2万の兵力で鎮圧している。
軍事のみならず統治能力にも優れており、徴姉妹の討伐後は反乱の背景にあった現地の虐政を改める事にも力を注ぎ、かえって南越の人々から信望を集めたという。
その後、武陵蛮が反乱を起こした折にも討伐に名乗りを挙げる。
光武帝は老いた馬援に重責を果たせるかを不安視したが、馬援は自ら馬に乗って壮健である事を示した。
しかし、さすがに寄る年波には勝てなかったのか、武陵蛮との戦い自体は優位に進めていたものの、現地の猛暑によって疫病にかかってしまう。
その後、讒言によって都に呼び戻されたが、その途上で病死。さらなる讒言によって激怒した光武帝によって諸侯の印綬を奪われ、その名誉を失った。
その名誉を回復したのは、(馬援に侮辱されていたにも関わらず友情を保ってくれた)朱勃や娘の馬皇后の功績に依る。>>289
【人物像】
名誉を重んじ、大志の為に奮励する。いわゆる意識高い系。プライドの高さも相当なもの。
才ある者や利用価値がある(あるいは見込める)相手に対しては礼を尽くし、大衆などの集団に対する人心収攬にも長けるが、特に才能がなく利用価値もないと判断した個々人に対しては、たとえ友人であろうとぞんざいな対応を取る。
こうした人間は大抵、侮った相手に足元を掬われるのが常なのだが、馬援の場合、人物の才幹に対する鑑識眼がある為、仇となる事は少ない。(裏を返せば優れた鑑識眼の為にこうした人格に育ったとも言える)
事に臨む場合は「状況に即しているか、実用的かどうか」を重んじるプラグマティストであり、プライドの高さで判断を誤る事はほとんどない。
しかし、あまりに実用主義的な彼の言動や判断は、時として冷徹な、人情を介さないものとも映るだろう。
その上、当人が非常に誇り高い為に、感情的な理由で反駁する者に対しては徹底して相手を叩きのめし、恨みを買う事も多々ある。
一方でプライドの高さ故に、私的な利益は求めず名誉の為に職務に励む。
支配者となった場合、高い統治能力も相まって民衆からは懐かれる。
目下の人間や器の大きい人間からは(一定の距離を保っていれば)慕われるが、同僚や主君からは不興を買いがちな人物像。
イメージカラー:白
特技:人心収攬 利殖
好きなもの:名誉
苦手なもの:讒言
天敵:梁松
願い:さらに自らの名を轟かす為の足がかりとして受肉を望む>>290
【一人称】私 【二人称】(利用価値が見込める相手に対しては)貴方 (今後、利用価値がないと判断した相手には)お前【三人称】君たち 貴様ら
台詞例
「男児たる者、苦しい時こそ意思を強く保ち、老いたら一層、意気盛んでなければならない。それが出来ぬ輩は匹夫として遇されても文句は言えまい。私はなにか間違ったことを言っているか?」
「今の状況を切り抜ける為には私だけでは力不足……貴方の力をお貸しください」
「ああ……お前か。邪魔だ。とっとと失せろ。お前の力なんぞもういらん。今後の利用価値はないからな」
【関連人物】
徴姉妹:かつて討伐した叛徒だが礼を保った対応を取る。
背景にはあえて信仰を黙認し統治に役立てた、という事に加えて、英霊となった徴姉妹の能力に利用価値を認めている事がある。
尤も、徴姉妹の側は複雑な感情を抱いているようだが。
Wiki登録可>>278
私が作成した将門公はこちらですが、リメイク版を投稿したのは私ではありません。
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%ca%bf%be%ad%cc%e7>>294
承知しました
名前欄にいつのだれをリメイクするか明記しますね。>>297
陣地蹂躙:C
既に構築された陣地の分析・破壊に長けたことを由来とするスキル。
その陣地が抱える脆弱性を検出し、そこを攻めることを得意とする。
【宝具】
『東西■人(バ■ダー■・ブレイカー)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:128基
百を超える■を陥落させたという攻城戦に秀でた逸話が昇華された宝具。
自らの体躯に複数の火砲を内蔵しており、それを用いた集中砲火を浴びせる蹂躙攻撃。
また■■として最も■方で活躍し、『■人』と謳われた逸話から
この宝具は「越境」の概念を帯びており、何かと何かを隔てる結界といった壁の破壊に秀でている。>>299 正解
【CLASS】アーチャー
【真名】郭侃
【出展】史実、『七夕伝説』
【性別】男性
【身長・体重】180cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C 単独行動:A
【保有スキル】
気配感知:A+
近距離ならば同ランクまでの【気配遮断】を無効化する事ができる。
アーチャーは“アサシン”の語源となった暗殺教団を擁する砦を攻略した逸話から
暗殺者への対処に優れ、最高ランクでこのスキルを保有する。
戦術躯体:C
戦闘兵器としての体躯が英霊化の影響によって変質したモノ。
生前に使用した火砲を自らの一部として取り込んでいる。>>300
陣地蹂躙:C
既に構築された陣地の分析・破壊に長けたことを由来とするスキル。
その陣地が抱える脆弱性を検出し、そこを攻めることを得意とする。
【宝具】
『東西神人(バグダード・ブレイカー)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:10〜60 最大捕捉:128基
百を超える砦を陥落させたという攻城戦に秀でた逸話が昇華された宝具。
自らの体躯に複数の火砲を内蔵しており、それを用いた集中砲火を浴びせる蹂躙攻撃。
また漢人として最も西方で活躍し、『神人』と謳われた逸話から
この宝具は「越境」の概念を帯びており、何かと何かを隔てる結界といった壁の破壊に秀でている。
【解説】
中国の唐朝に仕えた軍人・郭子儀の末裔にしてモンゴル帝国前期の漢人将軍。
郭侃の祖父 郭宝玉は中国・金朝を見限ってチンギス・ハーンに仕えたとされ、郭侃もまたチンギス・ハーンの孫フレグに仕え、彼の西アジア遠征に従軍した。
遠征では火砲等を巧みに使用し、128の城砦を攻略し小アジア平定に貢献するという抜群の功績を上げ、漢人としては最も西に遠征した将軍である点も相まって「神人」と称された名将。
郭侃が攻略した敵拠点の中には“アサシン”を生んだイスラーム勢力の要塞やカリフの篭るバグダード、十字軍の拠点も含まれていたという。
その後、フレグは独立を目指したが郭侃はそれに従わず東帰。
皇帝クビライに謁見し、その後はクビライの配下として軍政および内治に関して有用な多くの献言をしたという。>>301
その正体は郭子儀が仙女である織姫(織女)の肉体を分析して作り上げた真人躯体。
ある七夕伝説において、郭侃の先祖・郭子儀は七夕の夜に天から降ってきた織姫と遭遇し、彼女にに富と長寿を願った。
それを聞いた織姫は、「大いに富み、大いに出世するでしょう。それに長生きもできます」と微笑み、その後、再び天へ昇っていく織姫を郭子儀はその姿が見えなくなるまで見つめ続けていたという。
実際には織姫と思われる仙女に遭遇したこと自体は事実ではあるが、長寿を欲した郭子儀は自らその仙女の肉体に焦がれそれを再現するべく、観察し、富を蓄え、躯体を作り上げた。
実際にその後に得た莫大な富で巨大な邸宅を築き上げ、「あまりに広大すぎて子儀がどの建物にいるか分からない」と言われた邸宅の内に未完成の躯体(郭侃)を隠し置いていた。
また郭子儀には晩年にはあまりに子孫が増えすぎたために彼自身も顔と名前を記憶出来なかったという故事が存在するが、これは郭侃という自身の作った人造の躯体を一族に組み込んでもバレないようにするためのカモフラージュであった。
しかし、長寿であったとはいえ躯体の完成・起動には間に僅かに合わず、自らが使用することもなく、その生涯を終えた。
その後、安置されていた躯体は郭宝玉により発見され、宝玉が降ったモンゴル帝国の技術により完成・起動まで漕ぎ着け、宝玉はソレに自らの一族の一員として郭侃の名を与えた。
本来は郭子儀の為の器であったため最低限の自我しか持たず、初期にインプットされていた『より長く生き、より多くを知る』というプログラムに従って行動を開始。
その結果が漢人未踏の西域への進出であり、効率的に行動し、敵対者を撃破する彼の働きは軍人としても評価され、郭子儀同様に名将として人類史に名を刻むに至った。
【wiki登録】可「「さて問題です」」「どっちがカライスで!」「どっちがゼテスでしょうか!」
「行こうか兄弟!」「行くぜ兄弟!」「「世界の果てまで吹っ飛ばしてやらぁ!!───『凍てつき奔れ、双対の風よ』!!」」
【元ネタ】ギリシャ神話、『変身物語』
【CLASS】ライダー
【真名】ボレアズ
【異名・別名・表記揺れ】カライス&ゼテス
【性別】カライス:男性/ゼテス:男性
【身長・体重】カライス:180cm・65kg/ゼテス:180cm・65kg
【外見・容姿】美しい髪と翼を持った痩躯の双子戦士、どちらも片目カクレ
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】カライス:秩序・中庸/ゼテス:秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】アルゴー号ゆかりの者、神性、男性、人型
【ステータス】筋力:D++ 耐久:C++ 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:D 宝具:B>>304
ハルピュイア狩り:B
かつて、女の頭と鳥の体を持つ怪物ハルピュイアたちを殺める寸前まで追い回した武勇伝から得たスキル。
翼ある幻想種や飛行能力を持ったモノに対して発動する特攻ボーナス。
【宝具】
『凍てつき奔れ、双対の風よ(ヒューペルボレオス・ソニックブーム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
父たる北風の荒神に祈り助力を訴え、その加護の元に音速より速く翔びながら、衝撃波と超低温の冷気を振り撒き、敵を蹴散らすコンビネーション宝具。
動きこそ目標に向かい突進するだけだが、生み出されたソニックブームによる被害範囲は相当なものであり、転倒と凍結のバッドステータスを受ける危険性も備わっている。>>305
【解説】
ギリシャ神話に登場する双子の英雄カライスとゼテス、アルゴノーツの一員として活躍した。
荒々しい北風の神ボレアスが、アテナイの王女オーレイテュイアを無理矢理浚って自身のものにし、誕生した息子たち。
父たる神の名をとり、二人まとめて『ボレアズ』と呼ばれている。
成長と共に翼が生え空を自在に羽ばたく力を持ち、アルゴノーツの冒険の一幕にて───盲目の予言者ピーネウスが神々から罰として遣わされたハルピュイアたちに食卓を荒らされ苦しんでいた時、これらを空から追跡して二度と荒らさないように懲らしめた。
しかしその後、行方知れずとなった恋人ヒュラス(その美少年ぶりからニンフに誘拐されてしまった)を探そうと船から降りていたヘラクレスを置き去りにして出航するよう進言した事で、彼から深く恨まれ冒険後に二人は殺された。
別にヘラクレスを嫌っていたわけではない。
───神や精霊に深く愛されたものは二度と還ってくることは出来ない。我らの母がそうだったように。
───そして二人はその血故に、『疾く出航せよ』と告げる風の声をしかと聞き、抗うことが出来なかった。
それから、ヘラクレスの生還能力を見込み、そして「「まあいずれ必ず合流できるっしょ」」という楽観視もあって、あのような進言をし、そしてあのような末路を辿ったのである。>>306
【因縁キャラクター】
ヘラクレス:
「おやおやこれは!共に旅をした仲間、」
「怪力無双の大英雄、」
「「そして俺たちを殺した張本人、ヘラクレス!!」」
「……どっか行っちゃったねー(*´・ω∨)」「(∨ω・`*)ねー、ボレアズ流挨拶だったのになあ」
と、ズレた冗談なのか根に持っているのか分からない対応をとる。
イアソン:
頼れる愉快な我らのリーダー!
双子が悪戯で入れ替わろうが見分けられる数少ない人間。
おそらくイアソン側は掴みどころの無い、まさしく風吹くまま気儘な双子に付き合いながらも呆れている。
【wiki登録】可【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【真名】ジョーン・ゴー・ツット
【性別】女性
【身長・体重】156cm・50kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運A+ 宝具D~A
【クラス別スキル】
陣地作成(偽):B-
彼女は陣地作成の能力を持たないが、『館』が有利な陣地として機能する。
道具作成(偽):A-
彼女は道具作成の能力を持たないが、『館』が収める道具により代行される。
【保有スキル】
透明化:B+
陣地ごと、触覚を除く四感および魔力探知に対する透明化が可能。
ただし、この機能は陣地内に全宝物が正しく配置されている時にしか使用できない。>>308
使い魔:A++
息子の手になる全身甲冑型ゴーレム。愛称ヴァノック。
使用者の資質を問う宝物であっても、幻術の応用により
短時間であれば使いこなす事ができるよう調整されている。
甲冑は中空であり、纏う事、他者に纏わせる事が可能だが
サイズは全く合っておらず、激しく動くと酷い目に遭う。
百種母胎:C
ヒト、夢魔、悪魔との間に“同じ子”をなした母。
英霊としての彼女は、子が生まれ難い/生まれる可能性の無い組み合わせであっても
子をなす事を可能とする力を持つ。……受肉せぬ賓(マレビト)の身であろうとも。
無力の殻:A
宝物を持たず、使い魔も伴わず『館』の外に出たならば
サーヴァントとしての気配を殆ど発しない。
絶望的に無力な身であるため、気付かれたらお終いだが。>>309
【宝具】
『かわいい坊やの秘密基地(ティ・グウィデル)』
ランク:D~A 種別:対人・対陣宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
カーナヴォン沖バードジー島にあるという硝子の館、
彼女の息子が母を匿った“マーリンの家”。
この館で永遠に保管されていると伝えられる
『ブリテン島13の宝』をはじめとした数多の魔術品を収めており
強固な防護・隠蔽の力を持つと共に、宝物を活用する事ができる。
ただし、館の防衛機構は宝物群から力を得ているものであるため、
個別の品々として活用している数が多い程に護りは弱まってしまう。
【Weapon・Item】
『ヴァノック』
本来はウォルター・スコットの『トライアメインの結婚』に登場し
そして亡くなった、「マーリンの血筋と噂される」若き騎士の名。
或いは、前途有望だった亡き若者から名と武装をとって作成されたもの。>>310
『ブリテン島十三の宝(トリ・スルゥス・アル・ゼグ・イニス・プリダイン)』
内からは見え外からは見えぬアーサーの姿隠しの布、
炎を呼ぶ力持つ白い柄のディルンウィン、
勇士と臆病者を判別するディウルナハの大鍋、
望む飲み物を湧かせるブラン・ガラッドの角杯、
無尽の食物を供するグウィズノ・ガランヒルの篭、
如何なる目的地にも迅速に達する富者モルガンの戦車、
望む騎獣を繋ぎ止めるクリドゥノ・アイディンの端綱、
食卓の二十四人に肉を供するスァウヴロデドのナイフ、
勇士に致命の刃を、臆病者に鈍らを与えるティドワル・ティドグリドの砥石、
相応しき男にぴったり合い相応しからざる者に決して合わぬパダルンの上衣、
独りでに駒が動き出すグウェンドロウのグウィズブイス盤、
望む食べ物が現れるリゲニズの壺、同じく皿、
全き貞潔を保つ者しか纏えぬテガイ・アイルヴロンの外套、
填められた石を隠すと身に着けた者の姿も隠れるルネットの指輪
十五個あるが大した問題ではない。>>311
【解説】
マーリンの母親。基本的に名を書かれないその女性に、
シェイクスピア偽作(合作相手として名を書かれるが、執筆時期は彼の死後六年)
『マーリンの誕生、あるいは子供が父親を見つけたこと』が与えた名。
マーリン(ミルディン、マルジン、アンブロシウス、エムブレイス・グレテック、
メルリヌス、メルラン)の両親の素性は作品により多少異なっており、
『ブリトン人の歴史』では単にローマの執政官がある女性に産ませた子、
『ブリタニア列王史』系年代史作品での母親はデメティア王の娘で父親は夢魔、
『メルラン(ロベールの)』では父は悪魔で母はある富裕な郷紳の徳高い長女、
『マーリンの誕生』での母はサフォークのゴー・ツット一族の娘ジョーン、
相手の男の素性が分からぬ彼女は兄と共にそれを探すが、やはり悪魔であった。
『列王史』の夢魔は人間に対し善とも悪ともつかなかったが、
『メルラン』以降の悪魔は明確に害意を以て子をなそうと企み、
母とその周囲の者の徳性と迅速な洗礼により目論見を挫かれる。
『誕生』では、母は愚かで、徳高い聖職も周りにいなかったが、
それでも母は最終的に悪魔を拒絶し、息子は自身の力によって悪魔を退けた。
彼は母を“マーリンの家”に匿い、死後はストーンヘンジへ埋葬したという。「くっ……やはり以前より体力が落ちたか……ああ、この身が疎ましい。」
「愛を囁いていないで休まず働け、色情魔(ニンフ)ども。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【真名】ヒュラス
【性別】男性
【身長・体重】169cm・57kg(生前より筋肉は落ちてしまっている)
【外見・容姿】荒んだ目をし、弓矢で武装した絶世の美少年。
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】アルゴー号ゆかりの者、神性、男性、人型
【ステータス】筋力:B- 耐久:C- 敏捷:B- 魔力:C+ 幸運:E 宝具:B>>313
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
獲物に忍び寄る優秀なハンターとしての才と、水妖に拐われ誰にも見つかることはなかった逸話がそこに加わり、ランクは極めて高い。
【固有スキル】
神性:C
ギリシャ神話屈指の狩人オリオンの娘にしてニンフであるメノディケーを母に持つ。
英雄神の寵愛:A-
かつての主であるヘラクレスからの寵愛ぶりであり、本来ならば神と化しているヘラクレスから肉体的な加護が授けられるはずであったが、後述する「紅顔の美少年(水)」スキルがそれを阻害して効果を発揮出来ない。
しかし、彼から学んだ戦闘技術力の高さも示しており、その点は阻害されておらず、アサシンながら白兵戦を得意とする一流の戦士である。
紅顔の美少年(水):A+
男女問わず人を惹き付ける美少年としての性質を示し、加えて彼に魅了されたニンフたちが彼自身の肉体を改造した事を表すスキル。
水のフィールドにおけるヒュラスの行動に追加ボーナスが付与される。
また、その若さと美しさは永遠に保証され、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わることはなくなるが、(彼女たちニンフにとって)不要な能力───筋力などは強制的に削がれる。>>314
【宝具】
『永劫の水面(メイデン・ハンド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
自然の化身たるニンフたちからの寵愛(のろい)ぶりが宝具と化したもの。
ヒュラスに以下のような能力を授ける。
・水のフィールドから、高位の「陣地作成」スキル並みの自陣を作り上げ、魔力を精錬し続けることが可能。(その自陣と化したフィールドの水自体に魔力が宿っており、容器に入れて持ち運びや他者が使うことも可能。)
・水のフィールドから、ニンフを模した女性型の使い魔たちを召喚・使役する。平均的な魔術師数人ならば打ち勝つ程度の戦力となる。
・水で構成された被膜を纏い、自身の気配を完全に消す。ヒュラスが叫ぼうと攻撃態勢に移ろうと正確な位置を把握することは困難。ただし、水のフィールドから遠い場所で発動するほど、この被膜の持続性は短くなってしまう。>>315
『射散らす精霊(ナインライブズ・パルテノス)』
ランク:B 種別:不明 レンジ:不明 最大捕捉:不明
ヘラクレスが長い旅路と戦いの果てに編み出した流派、「射.殺.す百頭」。
ヒュラスはその旅に最後までついていくことは叶わなかったがヘラクレスから学んだ戦技に、ニンフたちへの憎悪、祖父たるオリオンから受け継ぐ狩人の血、それら全てを瞬間的に滾らせ、武器と肉体に込めて対象を殲滅する宝具を生み出した。
特に女性や自然に連なる属性持ちに対し、追加ダメージが入る。
ヘラクレスのものが威力特化とすればヒュラスのものは必中特化。
目標に対する殺意が高いほど放たれた一撃は命中精度が高まり、決して外れることなく、相手を射貫くまで落ちることはない。>>316
【解説】
ギリシャ神話に登場する英雄、アルゴノーツの一員であり、あのオリオンの孫にしてヘラクレスに愛されし美少年。
かつて、ヘラクレスが非道なドリュオプス人の王・テイオダマスを殺した際に、王の幼い息子であったヒュラスの美しさに惚れ込み、自身の従者(エロメノス)として奪い育てた。
ヒュラースは従者としても息子としても恋人としても優秀に成長し、大英雄を満足させていた。
もしかしたら、超一流の英雄として名を馳せた未来が有り得たかもしれない。
しかし、アルゴナウタイがキアノスという地に上陸し、ヒュラスが近くの泉に水を汲みに行った時、悲劇は起こる。
偶然、泉のニンフたち(ナイアデス)が水辺にいたと遭遇してしまい、一目惚れした彼女たちによって水底へ連れ去られてしまったのだ。
ヒュラスが突然姿を消したことでヘラクレスと仲間であるポリュペモスが必死に探し続けるも、他のアルゴナウタイは彼らを待てず出航してしまう。
その間、ナイアデスはヒュラスが発見されて取り返されないように、叫ぶ彼を木霊に変え、そして自分たちの永遠の夫とした。
とうとう諦めたヘラクレスは土地の人々を脅迫し、自身の代わりにヒュラスを探し続けることを誓わせ、徒歩でアルゴナウタイに合流することを決めた。
また、ポリュペモスはアルゴー船から完全に離れ、この地にキオス市を創建したという。>>317
このような生い立ち故に、人間不信が極まった美少年。特に女性に対する不信感は凄まじく、自身に好意を抱いているものならば罵詈雑言を浴びせ、最悪の場合は力ずくで排除しようとする危険もある。
ニンフならば姿を見ただけで反射的に攻撃を放つ。探しもしなかったアルゴナウタイならば近寄ることはなく刺々しい態度を取る。
かといって置いていかれること、水底のような静かな場所に一人でいることがトラウマなため、そっとしておくとそれはそれで文句を言い出しついていく構ってちゃん。
辛うじて彼が心を開く人種は、ヘラクレスとポリュペモスのみだが、そんなヒュラスと根気よく付き合うことが出来たならば、打ち解けてくれるかもしれない。
聖杯にかける願いは無論ニンフたちとの関係を断ち切ること。>>318
【因縁キャラクター】
ヘラクレス:
主にして父親にして恋人。
会いたい半面、「こんな貧者な今の姿をあの方に晒せない……!」とアサシンは必死に逃げ回り、再会を拒んでいる。
なお、ヒュラスが同性を評価する基準はヘラクレスなので、男らしさを見せつける場合は注意されたし。無茶を言うな。
ニンフたち:
反吐が出ると公言するほど忌み嫌っている。
ニンフたちは構わず纏わりつき、愛を振り撒いている。
【wiki登録】可>>320
【固有スキル】
神性:C
その体に神霊適性を持つかどうか。
ライダーは月の女神ケリドウェンの子供として生まれ直した。
ぴよぴよタリエシン:A
自己暗示による子供への回帰。卵から生まれたての雛鳥のように、幼くいとけなく元気が有り余っている。肉体的・精神的ダメージを負っても暗示を掛け直すことで何度でも回復可能。
どういうわけか外見までも子供になっている。幻術の一種なのか、魔術によって年齢すら自由自在なのか…。
こどもの旋律:A
リコーダー、カスタネット、鍵盤ハーモニカなど、子供の習うような楽器で音楽魔術を奏でる。その旋律は人々を微笑ましく愉快な気分にさせて、敵からは戦意を喪失させる…かも知れない。
リコーダー剣術:A
リコーダーを剣に見立てて振り回す。見た目は子供の遊びだが、しかし何故か剣術そのものは完璧である。これでまともな得物を持てば充分に様になるだろう。が、本人曰く「『あの剣』は自分は幻でも持てないし、中途半端なものを持つ意味は無い」「っていうか重いから無理」とのこと。
今回セイバーの霊基となった由縁。>>321
【宝具】
『風切り奏でるはその剣先(エアブレード・リコーダー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
魔術でリコーダーに風を纏わせて斬撃の威力を増大させる。応用として風による光の屈折で刀身を透明化させ、間合いを隠し、短いリコーダーでも白兵戦で優位に立つと言う芸当も可能。更に溜め込んだ風を一気に全て解放することで、鉄槌の如き一撃を一度限り放つ必殺技を持つ。
…どう見てもとあるセイバーが持つ宝具に酷似している。
【Weapon】
『リコーダー、カスタネット、鍵盤ハーモニカ、タンバリン、シンバル、木琴、鉄琴、etc.』
【解説】
イースター衣装に着替えたタリエシン。…何故か小学生のコスプレをして、小学生みたいな楽器を使うようになって、年齢まで小学生になった。曰く「春と言ったらピカピカの一年生の季節」ということらしく、年齢設定もそれくらい。第一再臨だと現代的な私服に赤いランドセルに黄色い通学帽子、第二再臨だと私立っぽい制服にシックな茶色のランドセル、第三再臨だとちゃんとイースターらしいうさぎモチーフの私服とリュックになる。
精神的には子供に戻っている…というよりは童心に戻っている。自己暗示で子供に回帰しても「大人が考える(大人である自分を納得させる)子供っぽさ」を演じているだけなので、結局あまりなり切れていないのである。…しかしそれ以前にそもそも、セイバーに「子供らしい子供時代」などあるのだろうか?>>323
《固有スキル》
◆ぴよぴよタリエシン:A(CT5~3)
自身の弱体状態を1つ解除&最大HPをアップ(3ターン)&スター発生率をアップ(3ターン)
◆こどもの旋律:A(CT7~5)
味方全体に回避状態を付与(2ターン・1回)&NPを少し増やす&NP獲得量をアップ(3ターン)+敵全体の防御力をダウン(3ターン)
◆リコーダー剣術:A(CT7~5)
自身のBusterカード性能をアップ(3ターン)&Extra Attackカード性能をアップ(3ターン)
《宝具》
『風切り奏でるはその剣先(エアブレード・リコーダー)』
ランク:C 種別:Buster
自身の宝具威力をアップ<OC>(1ターン)+敵単体に防御力無視攻撃[Lv]
《性能》
ガチャ産な上に元よりレアリティが高い…!?
器用貧乏型のサポーター寄りのユニット。第二スキルは強力な全体支援効果が揃っている代わりに使用したいタイミングがバラバラ。素のATKが星5最低クラスであり、バフが宝具にしか重ならないため宝具を撃てなければ火力が出ない。経戦能力は高くArtsチェインでNPを稼ぐため宝具を撃つ機会そのものは多いだろう。>>322
イースター鯖二騎目、今度はちょっと捻った奴
他のと違って含みやテーマの掘り下げとかはあんまり無くて、シンプルに趣味に走りました「ふっふふふふ、よくぞこの海内無双たるこのわたし、安宅丸を呼んだわね。この才色兼備たるわたしを呼んだからには貴方に後悔なんてさせないわ!」
【元ネタ】史実・民間伝承
【CLASS】ライダー
【真名】安宅丸
【異名・別名・表記揺れ】天下丸
【性別】女性
【身長・体重】152cm・秘密
【肌色】白【髪色】水色【瞳色】青
【外見・容姿】多くの煌びやかな装飾品を身につけた和服の少女
【地域】日本,江戸
【年代】1634年〜1682年
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・騎乗・超巨大・徳川・非ヒト科・神性
【ステータス】
筋力:C 耐久:A 敏捷:D+
魔力:B 幸運:E 宝具:C>>328
嵐夜の逃奔:B+
船霊の力で嵐を巻き起こすことで、武器に暴風を纏わせたり、敏俊パラメータを上昇させるスキル。更に逃走判定時、敏俊ステータスを更に上昇させ、逃走判定の成功率を著しく上昇させる。
ある大嵐の日に安宅丸は勝手に江戸湾へと向かい、「伊豆へ行こう、伊豆へ行こう」と声を上げ逃走したという逸話より得たスキルであり、このスキルによって低い敏俊を補っている。
粗雑なる者への応報:C
安宅丸は解体された後、その材木の一部を穴蔵の蓋として使ったところ、雇い人の女性がおかしくなってしまったという逸話を由来とするスキル。
損傷を与えた者への報復呪詛。安宅丸を悪意を持って傷つけることで、損傷部位から彼女を構成する霊子が放出され、放たれた霊子は対象に取り憑き、精神異常と呪いを付与する。
このスキルの対抗の基準は対魔力によるものではなく、属性(アライメント)によるものとなっており、「秩序・善」側に傾いている程対抗しやすく、「悪・混沌」側に傾いている程対抗しにくいというようになっている。
アサシンクラスとして召喚された場合は、真名開放を行うことで取り込まれた霊子は刃となり対象を肉体の内側から切り裂く宝具となる。>>329
【宝具】
『天下泰平・徳川御座船(てんかたいへい・とくがわみましのふね)』 ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:100人
普段は変化によって人型を装っているが、その正体は江戸時代の御座船であり、船舶たる彼女自身が宝具そのものである。
真名開放する事で安宅丸を飾る徳川の権威の象徴たる豪華な装飾が光り輝き、その光は敵対者へ重圧を与え、味方陣営には悪属性特攻と守護結界を付与する。
安宅丸に乗船する者が徳川将軍といった本来の持ち主に近い者であるほど安宅丸と味方の乗船者は強化される。
魔力を多く消費すれば飛行することが可能。また、端末として船内であればいくらでも人間形態の安宅丸を作り出すことができる。>>331
【解説】
安宅丸とは江戸幕府第3代将軍徳川家光が寛永9年(1632年)に向井忠勝に作成を命じ、2年後の寛永11年(1634年)に完成した御座船である。
全長62m、竜骨の長さが38m、幅約16m 、排水量1500トンの「日本一の御舟」と呼ばれるほどの巨大な軍艦船形式の御座船。外板の厚みは一尺もあり、防虫・防火対策として銅板を張り巡らされており、2層の天守閣を備えられていた。
安宅丸には妖怪としての伝承が存在し、曰く、志しの低い者、罪人といった者が乗ろうとすれば低い唸り声をあげ乗船を拒否したという。またある話では、嵐の夜に突然「伊豆へ帰ろう、伊豆へ帰ろう」と喚き1人でに海へと駆り出したという。こういった伝承から安宅丸は航海を守護する神霊「船霊」の一種だったのではないかとされている。
そんな安宅丸の最後はその巨大さから大艪100挺でも推進力が不足し実用性がなく、維持費がかかることもあり、奢侈引き締め政策の影響で天和2年(1682年)に解体されてしまうというものであった。
サーヴァントとして現界するにあたり、船霊の伝承を更に取り込んだ事によって、安宅丸は守護者(一説には安宅丸は江戸を防衛することが主な任務であったという)としての側面を生前?より強化されている。>>332
【人物像】
煌びやかな装飾品を多く身につけた高飛車で目立ちたがりな和服令嬢。
派手なことを好み、「豪華絢爛たるわたし」「才色兼備なわたし」など優れた意味の四字熟語を使用して自らを飾り立てるようによく自称する。そのためナルシシズム的な印象を受ける人物であるが、責任感は強く礼節を弁えている。また、徳川家の御座船である事に誇りを持っており、その立場に相応しく、より優れた者であろうとする努力家でもある。
守護者としての側面も強く、無辜の民を悪戯に傷つけるものを許さない。また、無辜の民を守ることに躊躇をすることはなく、誰かを守ることは当たり前なのだと彼女は笑う。
悪人や志の低い者を嫌っており、前者は単純に悪事を許さない正義感から嫌い、後者は何故より良い自分を目指そうとしないんだという憤りから嫌っている。>>333
解体されたことがトラウマとなっており、その単語を聞いただけで足が震えるほど恐れている。しかし、それ以上に彼女は誰からも必要とされない事を恐れている。
生前、その大きさから実用性がなく、また国を守るための海戦を行うこともなく、最早必要とされずただ繋がれているだけであったことから来るもので、かつて建造地である伊豆に1人でに帰ろうとしたのはそういった状況からくる寂しさ、虚しさに由来している。それ故に彼女は口にはしないが常に誰かに必要とされたがっており、より優れたものであろうとするのは、優れたものであれば必要としてくれるという承認欲求からくる。
余談として上記のことから大きい事を気にしており、人へ変化している時は身長だけでも小さくしようとしている。
特技:アクセサリー探し・自己研鑽
好きなもの:派手なもの・徳川家・海・頼られる事・サイコロゲーム
嫌いなもの:罪人・志の低い者・解体・必要とされない事
天敵:天地丸・解体業者
願い:自分を必要としている人に巡り合いたい>>334
【因縁キャラクター】
天地丸:ほぼ同時期に作られ、約240年もの間使われた、江戸の黎明期から江戸の終焉を見届けた御座船。嫌いではないが苦手な相手であり、その理由としては長い間使われ続けた天地丸に比べ、安宅丸は実用性がなく権威の象徴としてしか扱われなかったことから尊敬している反面、コンプレックスを抱いている事からくる。
徳川歴代将軍:仕える主人。彼女にとって絶対とも言える存在であり、彼らの前では高飛車な一面は形を潜め、普段の明るさが嘘のように畏まる。
柳生但馬守宗矩:徳川家に仕えていた同時代の人物。堅物な人物であることしか知らないため、わりとはっちゃけているところを見ると目を白黒とさせる。
茶々:徳川を憎む人物。彼女のことを思いあまり目の前には表さないように心がけている。
ボイジャー:未来の異国にて宇宙へと旅立った船。宇宙へ飛んでいくとか派手で凄いじゃない!と興奮気味になる。
ジャック・ザ・リッパー:天敵。死因が解体、性別は女性、メタ的に言えばクラスはライダーと完全に役満となっている。>>336
【Wiki登録可】
【イメージ画像】
https://picrew.me/image_maker/1333071/complete?cd=SDZcbg7Arj>>334
今更ながら人称を忘れてたので修正
【一人称】わたし【二人称】あんた・貴方・〇〇様【三人称】あれ・あの人・あのお方「どんなに悩める病も解決してみせましょう。ただし、貰うものは貰いますがね。」
「下の兄弟が困った時、奮闘するのがお兄ちゃんというものだ!」『案外ブラコンだよねぇ、君は』
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】メラムプス
【性別】男性
【身長・体重】175cm・65kg
【外見・容姿】二頭の蛇と鳥を模した杖を携え、ローブを纏い、日焼けした足の青年予言者。
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】王、神性、男性、人型
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C+ 魔力:A 幸運:A+ 宝具:B+>>340
【固有スキル】
神性:C
死後、アイゴステナという土地に神殿を建てられ、偉大なる予言者として祀られていた為、神霊適性を所有している。
蛇遣い:B
神秘や神聖の象徴である蛇を使役し、また、儀式に用いる技術。
メラムプスは蛇と深い関わりがある。かつて人に殺されてしまった親蛇を手厚く弔い、残された蛇の子供を育て上げたという。
動物会話:A
言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
基本的には動物側の頭が良くなる訳ではないので、あまり複雑なニュアンスは伝わらないのだが、メラムプスは鋭いインスピレーションにより話の詳細を想像できる。
成長した蛇の子は感謝の意を込めて、眠っていたメラムプスの耳を舌で舐め、鳥や虫たちの会話を理解する能力を贈った。>>341
男神の寵愛:A
アポロンからの寵愛を一身に受けている。
不思議な能力を得たメラムプスはその後、アルペイオス河で出会った太陽神に教示を受け、当代随一の予言者に成長した。
……そしてやっぱり、アポロン神が羊のぬいぐるみになってメラムプスについてきている。
『面白そうだからね』
「つまりは良い儲け話が舞い込みやすい環境、という事でもありますねぇ!」
治癒の予言:EX
霊的な力をもって、高度な治療技術と解決の為の助言を施すスキル。
特に精神的ダメージを治療する際、抜群の効果があり、見えない傷口も彼にかかれば回復の見込みある患部と化す。
メラムプスは、弟のビアースが困り果てていた求婚の難題をこなす一環として、幼い頃のトラウマがきっかけで性的不能に陥っていたピュラケーの国の王子イピクロスを癒した他、心に傷を負った数多くの者たちを治療してきた実績を持つ。>>342
【宝具】
『神罰よ、羽搏く災厄と這い寄る狂気となれ(メランポディア・マニアー)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:ー
メラムプスが癒したとされる神罰の狂気。英霊と化したことで、彼を構成する一要素として組み込まれ、昇華された。
それらを翼を持つ蛇のカタチに具現化、敵に飛ばして攻撃する。
被弾した対象は発狂し破壊衝動のままに暴れるか、呪いに体力を奪われ続け絶命してしまう。
下手に取り押さえようとした者も同じ影響を受けるという高い感染性もあり、怒れる神の罰に相応しい脅威を秘めた宝具。
対処には呪詛と狂気に耐える、魔力と精神力の高さがどちらも重要である。
あるいは神性・神秘由来の高度な治癒秘術で治すことも可能。>>343
アルゴスとティリンスの地を治める王プロイトスには三人の娘がいたが、女神ヘラの神像(あるいはディオニュソス神の祭りとも)を軽んじた為に神の怒りを買って狂わされ、自身たちを牛だと思いこみ放浪するようになってしまった。
それを聞きつけたメラムプスは「国の三分の一を報酬に、王女たちを治しましょう」と申し出た。
莫大な要求にプロイトスは一度断るが、娘たちの狂気が国中の女性に感染、次々と凶暴化していく。打つ手がないプロイトスはついにこの予言者を頼った。
この時、「国の三分の一は私に、もうの三分の一は我が弟ビアースに分けていただきたい」と要求を吊り上げてきたメラムプスであったが、見事王女たちから狂気を取り除き癒してみせた。
こうしてメラムプスは神の齎した神罰を利用し、領地すら手に入れたのだった。>>346
【因縁キャラクター】
アポロン:
師弟にしてなんだかんだ波長が合う者同士。
一緒にノリノリになったり、互いが互いのおかしな言動に引いたりする間柄。
ビアース:
(溺)愛する弟。メラムプス曰く「何か問題があると素直に頼るところが良いぞ!」とのこと。
【wiki登録】可>>342
※訂正
男神の寵愛:A
アポロンからの寵愛を一身に受けている。
不思議な能力を得たメラムプスはその後、アルペイオス河で出会った太陽神に教示を受け、当代随一の予言者に成長した。
……そしてやっぱり、アポロン神が牛のぬいぐるみになってメラムプスについてきている。
牛なのはキャスターと神々への儀式に関わりがある生き物であるため。
『面白そうだからね』
「つまりは良い儲け話が舞い込みやすい環境、という事でもありますねぇ!」【出典】史実
【CLASS】セイバー
【真名】薔薇のセイバー
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男性
【身長・体重】180cm・65kg
【肌色】白 【髪色】薄金 【瞳色】暗い青
【スリーサイズ】
【容姿】線の細い青年。武装しているが覇気に乏しい。宝具発動時は髪と瞳が鮮やかに輝き、顔付きも精悍になる。
【地域】欧州
【年代】中世
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・王・(■)
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:D 幸運:B 宝具:C
【クラス別スキル】
対魔力:C(A)
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
宝具『■■王旗』発動時には、■の因子の獲得によりランクが修正される。騎乗:C
騎乗の才能。
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
英雄作成:A-
王を人為的に誕生させ、育てる技術。
セイバーの場合、育成技術というよりは、既に素養を持つ者を盛り立てるプロデュース技術。
自身を■■■■に仕立てることには成功したが、■■■■■を人為的に再臨させる計画は失敗している。
希望のカリスマ:B
自身を■■■■に重ねて戦ったセイバーには、人々に頼られ期待されるカリスマが具わっている。
その効果は魔術師マーリンが見せる『夢のような戦意高揚』に近い。
■■■■・■■■:A+
■■■の■■■と■■■■■■の■■■を統合した■紋。
この紋様は対立する二者の協調を示し、セイバーの為した内乱終結と国内平定を象徴する。
■■■■・■■■を身に付けている限り、交渉や同盟、戦闘などあらゆる対人判定に有利な補正を得る。【宝具】
『■■王旗(■・■■■■・■■■)』
ランク:C 種別:対軍(自軍)宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
■■■■■■■を象徴する■■■が描かれた軍旗。自身、及び自軍の心胆を奮い立たせる。
この旗が戦場にある限り、セイバーは理想的■■■■王の霊基を得て、その霊基に神代最後の神秘を宿す。
一時的に体内に■の魔力炉心が形成され、全ステータスはワンランク向上し、高ランクの“直感”と“魔力放出”を得る。
『今ぞ再び勝利の剣(■■■■■■■・■■■■ハート)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
予言の体現者たるセイバーを、やがて蘇る■■■■■に準え、その武威を再現する宝具。
「■■■■■の手には■■があるべき」という信仰を基に『■■■■■■■■■』のレプリカを生成する。
光の斬撃を放つ事ができるが、その威力はオリジナルには及ばず、一発打つ度に『■■王旗』のバックアップが停止してしまう。
セイバーが理想の■■■■王となる必要がある為、『■■王旗』の効果圏内でなければ、この宝具は真名解放できない。【元ネタ】日本伝承
【CLASS】ライダー
【真名】温羅
【異名・別名・表記揺れ】鬼神、吉備冠者(きびのかじゃ)
【性別】■
【外見・容姿】虎や狼のように輝く瞳、炎のように赤く伸び切った髭と髪を持つ4メートル越えの大鬼
【地域】日本
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型、魔性、■■、■■
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:C 魔力:B 幸運:C 宝具:A>>352
【クラス別スキル】
騎乗:A
詳細不明。温羅に何かに騎乗していたような逸話は無いはずだが…?
対魔力:B+
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
何らかの力により強化されているようだが、詳細不明。
【固有スキル】
鬼種の魔:A+
鬼の異能および魔性を表すスキル。鬼やその混血以外は取得できない。
天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出、等との混合スキル。
投擲:B++
温羅の討伐の命を受けた五十狭芹彦命(後の吉備津彦命)は温羅に対して矢を1本ずつ射たが温羅はその都度石を投げて撃ち落とした。
岩などを投擲する技術。特に飛来物の迎撃の際には命中精度に著しいプラスが掛かる。
その精度は現代のミサイル迎撃システムにも引けを取らない。
変化:B
温羅は変化の術に長けており、自らの不利を悟ると雉や鯉に化けて逃走を図ったという。
自らの肉体を組み替え、様々な獣へと姿を変える・・・それって「変化」というか「変形」のような・・・>>353
【固有スキル】
恐慌の声:C
聞く者の精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。
吉備津彦命に刎ねられた温羅の首は骨になろうが地中に埋められようが唸り声を上げ続け人々を恐れさせた。
鳴釜神事:A
唸り続ける鬼の生首に人々が恐れる中、吉備津彦命の夢の中に温羅が現れ、自身の首を吉備津彦の宮廷の釜の下に祀り、自らの妻である阿曽媛を初代とし、その血を引く姫に代々、彼の霊を祀る釜の守り役をさせるように告げ、引き換えに自らは祟り神から先触れの神となってオマエの力になってやる、と約束を交わした。
吉備津彦命がこの意に従ったことにより唸り声は止み、その首は吉凶を占う存在になったという。
一種の未来予測。この先の行動が吉と出るか凶と出るかを瞬時に予測演算する。>>355
【解説】
古代の吉備(現在の岡山県南域)に来訪し、地域の支配者となった鬼。
異国から飛来して吉備に至り、製鉄技術を吉備地域へもたらして鬼ノ城を拠点として一帯を支配、婦女を浚い、意に沿わない相手を「鬼の釜」で茹でて食べる等の暴虐ぶりで現地の人々を苦しめた。
人々の訴えを受けた崇神天皇は軍を差し向けるが、兵の扱いに長け、さらに変身能力を持つ温羅を倒すことが出来なかった。
そこで天皇は、孝霊天皇の子で四道将軍の1人の五十狭芹彦命を遣わし、温羅を退治させる決断をする。
現在の吉備津神社に陣を構えた五十狭芹彦命は温羅に対して矢を放つも温羅はこれを岩を投げて悉く撃ち落とした。
そこで命が2本同時に射たところ、1本は撃ち落とされたが、もう1本は温羅の左眼を射抜いた。
不利をさとった温羅は変化して逃亡を図るが、温羅が雉に化けると自らも変化の術を得意としていた五十狭芹彦命は鷹となり、鯉に化ければ鵜となりこれを捕縛、ついに温羅は降参し「吉備冠者」の名を五十狭芹彦命に献上、五十狭芹彦命は吉備津彦命と呼ばれるようになった。
討ち取られた温羅の首は吉備津彦命の手で刎ねられ晒し首となったが、首だけになろうが家臣の犬飼武命に命じて犬に首を食わせて骨にしようが吉備津宮の釜殿の竈の地中深くに骨を埋めようがなお唸り声を上げ続け13年もの間人々を恐れさせ続けた。
ある日の事、吉備津彦命の夢枕に温羅が現れ、自らの妻である阿曽媛に釜殿の神饌を炊かせるよう告げた。
吉備津彦命がこの意に従い神事を執り行ったことにより唸り声は停止、温羅の首が埋められた釜は、巫女の祈りによって鳴動し、その吉凶を人々に知らせたという。
この鬼退治伝説こそ、後の「桃太郎」の原型であると言われている。>>356
【人物像】
バーサーカーかと見紛うような唸り声を上げ荒れ狂う大鬼。
しかし理性を持たないわけではなく、むしろマスターの指示の真意を汲んだうえで行動したりとかなりの知性を持っている様子が見られる。
・・・優れた知性を持ちながら狂ったように唸り暴れ狂う。
「鬼とはそういうもの」と言われれば納得できなくもないが・・・その立ち振る舞いには何か違和感のようなものを感じる者もいる。
曰く、「生気」のようなものを感じられない───あるいは「機械的」な印象を覚えるのだというが・・・?
・・・おや? かみのけの うらに スイッチのようなものが ついてるぞ?
おしてみますか? →はい いいえ 「あ、ちょっと、待───!」プシュー>>358
【クラス別スキル・追加情報】
騎乗:A
自らが作り上げた「鬼型戦術外骨格」を完全に乗りこなしている。
その操作技術は他の乗り物でも十分に生かすことが出来るだろう。
【固有スキル・追加情報】
戦術躯体:A
温羅の大鬼としての躰。その正体は彼女が作り出した「鬼型戦術外骨格」でる。
海の彼方より漂着した「神気纏う大絡繰の残骸」、これを独自に解析して作り出した温羅の「二番目」の傑作。
特殊合金製(後述)の外装。形状を変化させることによりあらゆる状況に対応できる変形機能。聞くものに恐れを抱かせる唸り声めいた駆動音。
飛来する矢の軌道を瞬時に計算しこれを迎撃できるほどの高度演算能力は後に強化され未来の吉凶を予測することさえ可能となった。
ちなみにこの外骨格無しだと彼女のステータスは魔力と幸運以外激減し、スキルも「鬼種の魔」(ランクがEまで減少)「変化」(これもC-ランクまで弱体化)以外すべて使用不能になる。
鬼鉄:A
おにのくろがね。
吉備地域へ製鉄技術を齎したと伝えられている彼女がその技術の粋を掛けて生み出した特殊金属。
外骨格に使われているそれは大絡繰から採取した神鉄と思しき金属を用いた合金、さらには鬼の妖力を練りこんであり、物理的・魔術的双方に対して優れた防御力を発揮する。>>359
【宝具・追加情報】
「さぁさ今こそ御開帳!コイツが私の最!高!傑!作!」
「鬼ヶ島ァァァァァァァァ!起動ォォォォォォォォォォ!」
『鬼ヶ島(おにがしま)』
ランク:A 種別:対国宝具 レンジ:500 最大捕捉:5000人
鬼ノ城の真の姿である海陸空全領域対応型機動要塞。解析した大絡繰そのものを修理、改造して作り上げた彼女の最高傑作。
普段は陸上型「城塞形態」か海上型「浮島形態」で運用されるが状況に応じてかつての大絡繰の機能を部分的に再現した飛行型「天神形態」へと変形する。
要塞中央部に備えられた鬼の顔を模した岩山は要塞の中枢部であり、待機中の鬼たちの詰所や各部機構の制御室、出撃した鬼たちに指示を出すための指令室などが存在。
更に奥の手として鬼の顔の口腔内部には自身やマスター、或いは配下の鬼たちや「鬼の釜」から魔力の供給を受けることで起動する超絶魔力砲撃機構「丑寅」を有する。>>360
【解説・追加情報】
彼女は元々はさして強くもない、少しばかり絡繰弄りが得意な小鬼であった。
ある日、いつもの様に海辺で新しい絡繰の材料になりそうな漂流物を探していた彼女は、そこでとんでもないものを発見する。
未知の金属で出来た躰、地上の物では有り得ないほどの神気、そして何より彼女の技術力を遥かに超えた各種機構を備えた巨大な何かの残骸であった。
自らの知らない超技術の産物───絡繰師である彼女の情熱は、太陽もかくやとばかりに激しく燃え上がった。
熱に浮かされるように大絡繰の解析に熱中していった温羅技術力はやがて自身が搭乗する絡繰の鬼───「鬼型戦術外骨格」を完成させるほどにまで高まっていった(あるいはその残骸に相手の長所や利点を高めるような「何か」があったのかもしれない)
そしてついには大絡繰の一部機構の復元・改造すら成し遂げ、当時の日本では間違いなくオーバースペックな巨大機動要塞を完成させてしまった。
力を得たからにはそれを振るわずにはいられない───そんな鬼としての本能めいたものに突き動かされるがままに多くの鬼たちを引き連れて吉備を支配していった。
されどその支配は天皇が遣わした一人の武人の手で打ち砕かれ───彼女はその男のその強さに惚れ込んだ。生身の人間が、自分の絡繰を打倒して見せたという事実に感服したのだ。自らが得た「吉備冠者」の名を明け渡しても惜しくはないと思うほどに。
吉備津彦命も幼子の姿をした上にやけに自分を持ち上げてくる相手に刃を向ける気になれず、外骨格の首を刎ねた上で温羅を「二度と悪さをしない事」を条件に見逃すことにした。
彼女自身、最高傑作達が敗れた事で鬼としての野心や闘争本能を喪失しており、これからは人前に出ることなく昔の様に趣味の絡繰弄りに没頭する日々に戻ることを誓い、どこかへ立ち去って行くのだった・・・。
その後、切り取られた首が暴走しており、何時大爆発を起こしてもおかしくはない状況にあることを突き止めたため、大慌てで吉備津彦命の元にすっ飛んでいくことになったのだが、それはまた別の話───。>>361
【人物像・追加情報】
元々力が弱かったこともあってか、その性格は「鬼」よりも「絡繰師・技術者」に大分寄っている。重度の絡繰バ.カ。あいつ絡繰の事となると急にテンション上がるよな。
そしてその外見に違わずかなり子供っぽい。というか自分でも「ちょっと絡繰関連の知識があるだけの子供」であると自認しているフシがある。多分ロボットアニメとか大好き。
それゆえに現代に召喚された彼女は各種最新機器に対して子供の様に目を輝かせるだろう。
但し迂闊に彼女の手の届く範囲にそれらを置きっぱなしにしてしまうと我慢できなくなった彼女の手でバラバラに分解解析される可能性があるので注意が必要だ。
吉備津彦命と交わした「二度と悪さをしない」約束を今も律義に守っているため、(マスターの指示でもなければ)自ら悪事を働くことはない・・・ハズだ。(上記の分解癖は知的好奇心からの行動であり、悪意は一切ない)
特技:絡繰弄り
好きなもの:絡繰、機械、ロボット
嫌いなもの:湿気、埃、錆
願い:鬼ヶ島を超えるような大発明
【一人称】私【二人称】あなた、お前【三人称】呼び捨て、あの人、あいつ>>363
【因縁キャラクター】
吉備津彦命:
自身の野望を打ち砕いた怨敵であり、それ以上に自らの自慢の絡繰を打倒した超スゲー奴。最大級リスペクト対象。
刎ねられた(外骨格の)首に未来予測機能を付けて彼の力になるようにしたりと相当入れ込んでいる相手。
でも機会があれば絡繰に更なる改造を施した上でリベンジマッチを申し込みたい。
阿曽媛:
温羅の妻、自らの首を祀った釜の守り役として指名した相手。
・・・実はその正体は温羅本人。刎ねられた(外骨格の)首が爆発の危険があると温羅から聞いた吉備津彦命がその首の修理のため彼女が吉備津宮に入れるように『温羅の霊を祀る役割を果たすために招いた温羅の妻、阿曽媛』として温羅を招き入れた、というのが真相である。
坂田金時:
彼が搭乗式の大具足を持っていると聞いて大興奮。・・・ひょっとしてその大具足とあの大絡繰って同じ出自なのでは?と疑っていたりもする。
技術者系サーヴァント:
絡繰の改造や新しい絡繰の開発のアイデアを求めてか、よく話を聞きに行っている。
彼女からしてみれば遥か未来の技術に触れられる機会に大興奮。ゼッテーこの記憶座まで持ち帰ってやる・・・!
チャールズ・バベッジ、メカエリチャン:
見た瞬間興奮の余りブッ倒れた。機械の英霊・・・?嗚呼なんて素敵な響き・・・しゅきぃ・・・(尊死)。【クラス別スキル】
対魔力:C(A)
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
宝具『赤竜王旗』発動時には、竜の因子の獲得によりランクが修正される。
騎乗:C
騎乗の才能。
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。【固有スキル】
英雄作成:A-
王を人為的に誕生させ、育てる技術。
セイバーの場合、育成技術というよりは、既に素養を持つ者を盛り立てるプロデュース技術。
自身を予言の子に仕立てることには成功したが、アーサー王を人為的に再臨させる計画は失敗している。
希望のカリスマ:B
自身を予言の子に重ねて戦ったセイバーには、人々に頼られ期待されるカリスマが具わっている。
その効果は魔術師マーリンが見せる『夢のような戦意高揚』に近い。
ユニオン・ローズ:A+
ヨークの白薔薇とランカスターの赤薔薇を統合した花紋。
この紋様は対立する二者の協調を示し、セイバーの為した内乱終結と国内平定を象徴する。
ユニオン・ローズを身に付けている限り、交渉や同盟、戦闘などあらゆる対人判定に有利な補正を得る。【宝具】
『赤竜王旗(ア・ズライグ・ゴッホ)』
ランク:C 種別:対軍(自軍)宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
キャドワラダーを象徴する赤い竜が描かれた軍旗。自身、及び自軍の心胆を奮い立たせる。
この旗が戦場にある限り、セイバーは理想的ブリテン王の霊基を得て、その霊基に神代最後の神秘を宿す。
一時的に体内に竜の魔力炉心が形成され、全ステータスはワンランク向上し、高ランクの“直感”と“魔力放出”を得る。
『今ぞ再び勝利の剣(エクスカリバー・ドラゴンハート)』
ランク:A- 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
予言の体現者たるセイバーを、やがて蘇る栄光の騎士王に準え、その武威を再現する宝具。
「アーサー王の手には聖剣があるべき」という信仰を基に『約束された勝利の剣』のレプリカを生成する。
光の斬撃を放つ事ができるが、その威力はオリジナルには及ばず、一発打つ度に『赤竜王旗』のバックアップが停止してしまう。
セイバーが理想のプリテン王となる必要がある為、『赤竜王旗』の効果圏内でなければ、この宝具は真名解放できない。【解説】
テューダー朝初代のイングランド王。ボズワースの戦いでイングランド王リチャード3世を倒して即位した。
母方のランカスター家を通じて王位継承権を保有していたが、曽祖父が私生児かつ傍流の女系であった為に正統性に乏しかった。
しかし、薔薇戦争で敗れたランカスター家の男子が戦死・処刑された事でランカスター家の血を引く最後の男子となる。
1471年にエドワード4世が王位を奪還すると、ヨーク派から命を狙われるようになりブルターニュで14年の亡命生活を送った。
亡命先では母の仲介によりリチャード3世を嫌うヨーク派と手を結び、1485年に情勢の混乱に乗じてウェールズに上陸。
父方がウェールズ王の末裔である事を利用し、自身をキャドワラダーの再来である予言の子と喧伝してウェールズ人の支持を得る。
即位後はヨーク家のエリザベスと結婚して両家を統一、百年戦争と薔薇戦争で疲弊した諸侯を抑えて王権強化を図った。
予言の子にはプロパガンダ以上の思い入れがあったらしく、政務に疲れた時は予言の子の詩を歌わせたとされ、嫡男をアーサーと名付けている。【キャドワラダー】
7世紀頃にウェールズを治めた伝説的君主。疫病で死んだとされるが、実際の治世については詳しく伝わっていない。
ジェフリー・オブ・モンマスの『ブリタニア列王史』では、トロイのブルータスの血を引く最後のブリテン君主として登場する。
ここでのキャドワラダーは、「権力を放棄する事で、将来ブリトン人がサク.ソン人に勝利する」という予言を聞いて巡礼者となったのだという。
これはマーリンの予言にある赤い竜と白い竜の戦いと結びつき、ウェールズ人はキャドワラダーの再来=やがて蘇るアーサー王のような解放者を待ち望んだ。
このキャドワラダーに纏わる予言は、薔薇戦争の王位継承争いにおいて王権の正統化に利用された。
エドワード4世はマーリンに予言された赤い竜を自称し、テューダー家はキャドワラダーの子孫であると主張した。
赤い竜が白い竜を打ち破るという予言は、白薔薇を象徴とするヨーク朝のリチャード3世(旗印も白い猪)と戦う上で極めて好都合だった。
ウェールズに上陸したヘンリーは赤い竜の旗を採用しており、即位した彼を「予言の体現者」として称える詩が作られたという。
その後、古くからウェールズの象徴であった赤い竜は「キャドワラダーの赤い竜」と呼ばれるようになり、ヘンリー個人の紋章に組み込まれた。https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D5%A5%EC%A5%A4
フレイ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C7%CF%B1%E7
馬援
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B3%D4%B4%A6
郭侃
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DC%A5%EC%A5%A2%A5%BA
ボレアズ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D2%A5%E5%A5%E9%A5%B9
ヒュラス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B0%C2%C2%F0%B4%DD
安宅丸
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%E1%A5%E9%A5%E0%A5%D7%A5%B9【元ネタ】ギリシャ神話、トロイア戦争
【CLASS】アルターエゴ
【真名】パリス
【性別】男性
【身長・体重】176cm・68kg
【外見・容姿】辛うじてパリス(fgo)の面影が残る美青年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】男性、人型
【ステータス】筋力:C+++ 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:B+ 幸運:EX 宝具:A+>>378
【固有スキル】
一意専心(凶):A
精神の歪んだ絶対性。こうと決めたら、狼狽えようが事態が良からぬ方向に転がろうが、決して曲げない不屈の意志。
連れ出したヘレネーを夫たるメネラオスの元へ返すか、彼に不埒な間男として殺される(裁かれる)か……などと責められてもなお、決してヘレネーを手放すことはしなかった。
女神の庇護:A
パリスが危機的状況に陥った時、女神の助力によって窮地から抜け出せる。
かつて、一騎討ちを挑んだメネラオス相手に追い詰められた時、アフロディーテ神が彼を戦場から連れ出した。
男神の寵愛:ー
現在使用不可能なスキル。
本来のパリスならば、アポロンからの寵愛を一身に受けている。
禍根たる美男子:EX
他国の王妃を誑かし、自国を滅ぼした、忌まわしい美貌ぶりを表すスキル。彼が思うままに振る舞う度に、不和や騒動を呼び寄せてしまう。
スキル無辜の怪物の亜種でもあり、これを所持しているということは即ち、このパリスは…………。>>379
【宝具】
『愚かしき亡国の一矢(トロイア・ヴェロス)』
ランク:A+ 種別:対人(対国)宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人(800人)
パリスが引き起こした、トロイア戦争の苛烈さを具現化した矢を放つ。
矢にはかのオデュッセウスの宝具『終焉の大木馬(トロイア・イポス)』に匹敵するような絶大な破壊力が込められており、パリスの弓の腕は一流とは言い難いが、かすり傷程度でも命中してしまえば、相手は霊核ごと木っ端微塵になるであろう。
『沈み逝く末路の一矢(トクシコン・ヴェロス)』
ランク:A 種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:1人
自らの死因となった、英雄ピロクテテスから受けた致死毒の一矢。
元はヘラクレスが所有していたヒュドラの毒矢であり、その威力は如何なる大英雄であろうと容易く戦闘不能に陥ってしまう程。>>380
【解説】
パリス。ギリシャ神話に登場する英雄、トロイア戦争のきっかけを生み出した張本人。
fgoではアポロンの判断により幼くなった状態で召喚されているが、このパリスは肉体的に全盛期の状態である。
……しかし、『ある意味で』パリス本人とは呼べない。
『───略奪愛に走り、戦争を引き起こしながらヘレネーと戯れるだけで、兄と神々に助けられてばかりのどうしようもない男』
真実は異なるのだが、アルターエゴ・パリスは“そのように後世で語られる彼の一側面”のみが抜き取られ、カリカチュアされた存在、彼の負の部分を煮詰めたようなサーヴァント。
刹那の恋愛と快楽に飛び付き、厄介事を招いたかと思えば困り果てて他人まで巻き込む、そんな反英雄。>>374
登録ありがとうございます!>>381
マスターたるあなたが女性ならば、あるいは女性の伴侶がいるのならば、彼には厳重に注意するといい。
だが、そんな在り方の彼でも兄ヘクトールを否定するような真似は、決してしない。
【wiki登録】可【お題】
子どもの日が近いから子供鯖、リリィ鯖【お題】
シンドロームクラスのサーヴァント「こんにちは。リギュロンです!」
「既にケイローン先生からアキレウスという名を貰っていますが、僕はまだ子供なので…。」
「区別をつけるために幼名で名乗らせてもらいますね!」
【元ネタ】ギリシャ神話、イリアス
【CLASS】ランサー
【真名】リギュロン
【異名・別名・表記揺れ】リジロン
【性別】男性
【身長・体重】156cm・65kg
【肌色】白 【髪色】若草 【瞳色】蜂蜜
【外見・容姿】軽装をまとった美少年
【地域】ペリオン山
【年代】神代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型、愛するもの、ギリシャ神話系男性
【ステータス】筋力:C+ 耐久:C+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:B 宝具:A>>388
【宝具】
『山駆ける駿足の脚(アクティノヴォロー・メイラキ スコス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
やまかけるしゅんそくのあし。
アクティノヴォロー・メイラキ スコス。
やがて人類最速の英雄と呼ばれる者。
アキレウスの所有する宝具の1つである「彗星走法」とは似て非なるもの。
リギュロン自身がマスターを信頼できると思い始めたとき、初めて使用可能になる。
この宝具を発動することでリギュロンは幸運以外のステータスをアップさせる自己強化宝具。
自身やマスターが窮地に陥れば陥るほど、リギュロンは英雄としての輝きを帯びる。
【Weapon】
槍:父母が結婚をした際、ケイローンから贈られたトネリコの槍。>>392
子供鯖、リリィ鯖のお題より
アキレウスの少年時代です。
【wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【他クラス適性】キャスター、バーサーカー、ライダー、アサシン
【別名】乱愛のアーチャー
【真名】イングランド王ヘンリー八世
【性別】男性
【外見・容姿】大柄でかなりガタイが良く、全身を荘厳で煌びやかな甲冑で包み、両肩部には本来より小型の三連装フランキ砲が装備されている
【地域】イギリス
【年代】16世紀前半
【属性】秩序・悪・人
【その他隠れ特性】人型、王、竜、ヒト科
【ステータス】
筋力:C 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:C 幸運:E 宝具:A
【クラススキル】
単独行動:A-
アーチャーのクラススキルの1つ
マスター不在・魔力供給無しでも長時間限界し続けていられるスキル>>394
対魔力:B
アーチャーのクラススキルの1つ
魔術に対する抵抗力を示すスキル
虚栄心:A
アーチャーの性質を示すスキル
相手に自身のパラメータ上のランクを実際よりも高く見せることができる。
相手に見せられる偽のランクは実際よりも3ランクまで嵩増しできる上、任意で嵩増し分の幅を限度まで変動させられるため、パラメータ上においてのスキル使用や魔術支援によるパラメータの変動を隠蔽することができる。
予言の血族:B
マヴドラゴン。
アーチャーがマーリンの予言による、ブリテンの最後の王の末裔にしてブリテンを救う者の後を継ぐ存在であることの証左となるスキル
体内で擬似的な竜の炉心を形成し、少量ながら魔力を体外へ放出したり、魔力消費の燃費を少し抑えることができる。更に、召喚された地においてウェールズという国やアーサー王伝説に纏わる知名度が高ければ高いほど、どれか一つのパラメータのランクをランダムに少し上げる。>>395
【固有スキル】(召喚に際し、以下のいずれかのスキルの中から獲得可能)
戦闘続行:A
お馴染みのスキル
決定的な致命傷を負わない限り生き延び、瀕死の状態であってもなお戦闘を行うことが可能。
アーチャーが生前馬上槍試合において落馬によって一時的に死の淵を彷徨う程の重傷を負ったものの、なんとか無事生還した逸話による。当スキルとは直接関係無いが、アーチャーはこれによって騎乗スキルを、常に生物に対してはランクが著しく低下する状態でしか得られなくなっている。
友誼の証明:B-
ヘクトールと同様のスキル
敵対するサーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。後述する宝具「赤竜招く金糸織陣」を使用中、あるいは発動直後に同時に発動すると幸運の判定確立が上昇する。
アーチャーが長らく敵対関係として対立することが多かったフランスと互いに尊敬し合い平和を結ぶことを目的として、アーチャーと同じく当時を代表する君主たらんというプライドを持つフランス君主フランソワ一世、及びフランス国と親睦を深めるための会見の場として「金襴の陣」を催したとする逸話が由来。>>396
嘱望のカリスマ:B-
「カリスマ」系派生スキル
王としての資質の証左となるスキルであり、アーチャーは皆が思わず期待してしまう程のカリスマ性を発揮できるが、力量の問題ではなくアーチャーはその全ての期待に応えることはできず、アーチャーのもたらす結果が期待を上回ることはまず無い。そうした深刻な運命の巡りの悪さという一種の呪いの類。期待に応えられなくなるという因果の干渉ではなく、アーチャーの身の丈に合わない、実力に伴って保証できる以上の結果という望みを周囲に抱かせてしまう。但し、だからと言って必ず失望させてしまうわけではない。
全盛期のアーチャーは多くの人々が魅力的に感じ羨望を持ち、カリスマ性に溢れた人物と評されていたが、なかなか思うように男子の世継ぎに恵まれず、それによるアーチャー自身の焦りもあり、年々次々と妻や貴族、役人など実に多くの人間を処刑・追放していき、好色で無慈悲で利己的な王として暗君あるいは暴君としてのイメージが定着していったことが由来。また、金襴の陣では、結果的に当初イギリス側が思い描いていた思惑とは裏腹に極々少ない成果しか得られず、後々イギリスとフランスの関係はある時期を境に急激な悪化の一途を辿ったとする逸話も。
武芸百般(競):C
赤兎馬の有するスキルと同じく「武芸百般」の派生スキル
多岐に渡り培われてきた運動・スポーツの技術によって、あらゆる戦闘状態で応用し対応することができる。空中戦や水中戦といった尋常ならざる戦闘や、未知・未経験の状況にさえ、培われた技術と経験を駆使することで即座に対応してみせる。
スポーツの分野において名を残したアスリート系の英雄に比べれば遠く及ばないが、その分スポーツを嗜む者である以前に武人であるアーチャーは、所謂スポーツマンシップと呼ばれる精神性などが戦闘において一切介入せず、まず枷になることがない。
アーチャーは運動能力に非常に優れており、馬上槍や狩猟、弓矢、レスリングなど数々のスポーツを嗜み、そのどれにおいても秀でていたという逸話が由来。>>397
信仰の擁護者:A-
「信仰の加護」系派生スキル
自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性の証左。また、信じる神の違いに関わらず、信仰心を持つ他者の、その信仰心を高め、その者たちが本来負うはずの傷を自ら受けて肩代わりすることができる。他者の信仰心を高めると、その者の持つ「信仰の加護」スキルあるいはそれに類するスキルのランクを上昇させるという恩恵を授ける。
アーチャーの称号「信仰の擁護者」が由来。アーチャーは「婚姻の秘跡」の性質と教皇の優位性について擁護する内容の「七つの秘跡の擁護」を著したその功績をもって、時の教皇レオ十世から称えられ「信仰の擁護者」の称号を贈られたとする逸話が由来。
国王大権:B
法の下に属する王権。イヴァン雷帝のスキル「非常大権」と名称こそ類似しているが、内容としては「皇帝特権」にかなり近く、劣化版のようなスキル
「皇帝特権」スキルとは少し異なり、アーチャーの場合、アーチャークラスでの召喚で本来有していない、その他適性(がある程度高い)クラスでの召喚で獲得し得る該当スキル限定で、長期間獲得することができる。これはクラススキルすらも擬似的に獲得可能とし、いかなるクラスでの召喚であろうと、物理的に不可能な場合のみを除き、本来スキルを所有する該当クラスでの召喚時と「ほぼ遜色無く」ではなく、全く同様の条件下と認めて、ランクの変動無くスキルが発揮される。アーチャーでの召喚の場合、当項記載以外では主に、騎乗、道具作成、狂化、気配遮断スキルなどを獲得可能。
イギリスにおいて君主が独占する大権であり、君主に属するものに国王大権の委任によって行政権を与えられる権能。アーチャーは、君主は本来裁判所からの縛りを受けない立場であったが、大権行使に際し裁判所の意思や承認に基づく、つまり法による縛りに従うものとし、裁判所からの抑制を認めたとする逸話が由来。>>399
【宝具】亡霊群集・横奪宮殿(パーガトリー・ハンプトン・コート)
ランク:A
種別:対城宝具(対軍宝具)
レンジ:1~100
最大捕捉:900人
元々ウルジー枢機卿の所有物であったところを没収し、度々使用し、また自ら新たに幾度か設計・再建・増築を繰り返したとされる「ハンプトン・コート宮殿」を限定的固有結界として顕現させる限定固有結界型宝具。主にアーチャー、ライダー、キャスタークラスでの召喚において使用可能。
その様相は荘厳にして壮麗な、正に王たる者が持つに相応しき雄大な姿で聳え立ち、見る者に畏敬にも似た念を抱かせ忽ち魅了してしまう。しかし、それは飽くまで外装であり、内装においては全く異なる姿を持つ。
「ハンプトン・コート宮殿」には荘厳・壮麗な一面の他にもう一つ異なる一面が存在する。それは、息苦しく陰鬱とした重圧と、身も凍る湿った冷気が張り詰め、かつての王朝・王宮関係者たちの幽霊・亡霊たちが彷徨い歩く、闇夜と静寂が支配する現世と幽世の境界の混じり合う間としての姿。
故に宮殿の主たるアーチャーは宮殿内において、浮遊霊、亡霊、死霊・・・etcあらゆる霊を使役することができる。そしてそれは、霊体であるサーヴァントも無関係ではなく、強い影響を及ぼす。他の霊と同じように完全とまでは遠く至らないが、気配遮断を有していようが常に存在を感知でき、言葉一つ目線一つで対魔力を有していないサーヴァント相手ならばその動きを封じてしまうことも可能。たとえ有していたとしても、アーチャー自身のランク以下であれば、敏捷ステータスのランクを下げ、ある程度動きを抑制し行動制限を課すことも可能。
更に、宮殿内においてアーチャー自身の幽霊も彷徨っているという噂・伝説より、アーチャーは完全霊体化したまま実体化時と同様に活動できる。これにより、相手からはアーチャーに手出し出来ないが、アーチャーからは一方的に手を出せる、所謂、無敵状態を行使することができる。透過状態の他にも気配遮断スキルの使用や宮殿内における単独での空間転移が可能となる。但し、この無敵に近い透過状態に関して、物理攻撃や魔力攻撃主体の魔術に対しては有効であるが、状態異常系や精神干渉系の魔術、霊体に直接特別な効果や作用を及ぼす攻撃・魔術、浄化の作用を持つ攻撃に対しては無効化されるため弱点も伴う。>>400
因みに宮殿内には英霊の座に至らなかったアーチャーの生前の王妃たち、即ちジェーン・シーモアやキャサリン・ハワード等の中級~上級亡霊たちが徘徊している。
また宮殿内部には迷宮庭園が広がっており、いつでもどこでも生い茂る大量の植物の蔓や蔦が自在に伸びてきて、即座にその場を迷宮化させることができる。
【宝具】赤竜招く金糸織陣(フィールド・オブ・ザ・クロス・オブ・ゴールド)
ランク:―(EX)
種別:対陣宝具/対軍宝具
レンジ:1~91
最大捕捉:1000人
アーチャーがフランス国王と互いの親睦を深めることを目的として開催した会見にてその会場として設置された平原の絢爛豪華な陣を、付随する逸話ごと現す、固有結界に似て非なる大魔術宝具。主にキャスタークラスかライダークラスで使用可能な宝具。
空中に黄金に輝く魔法陣が浮かび上がり、そこから四大元素の一つを司る精霊腫にして竜種である有翼のサラマンダーを召喚して、その灼熱の息(ブレス)により一帯を焼き尽くす。
空中に展開する魔法陣はもう一つの効果を持ち、サラマンダーを召喚する他に、展開している間、自陣の味方の士気を向上させ、敵の戦意を著しく減衰させる。更に、宝具使用前に敵味方問わずにその身に受けたあらゆる魔術強化・弱体化や加護、恩恵、呪いに至る一切を無効化及び解除する。>>401
【宝具】終わりと始まりの砲装軍艦(メアリー・ローズ&グレート・ハリー)
ランク:―(B+)
種別:対軍宝具
レンジ:10~30
最大捕捉:500人
アーチャーがイギリス海軍組織拡張に伴い造設された、大砲搭載帆船最古の世代であるキャラコ船「メアリー・ローズ」、アーチャーの旗艦にして銃眼という射撃用の窓を備えた軍艦最初の世代であるキャラコ船「グレート・ハリー」、別名「アンリ・グラサデュー」を召喚する宝具。上記の宝具「火精竜招く金糸織陣」とは異なり、こちらはライダークラスでのみ使用可能だが、アーチャー自身は船の船長が本職ではない為自在に操縦するまでには至らず、空中を浮遊航行することもできないので、水の存在する、もっと言えば戦艦を浮かべることができるだけの広い川や湖、本領である海でなければ使用できない有様となる。
主な攻撃手段は2隻の軍艦による一斉掃射となるが、宝具「王立艦隊艦砲射撃」と比べこちらは軍艦そのものを召喚する分まず単純に物量からして異なり、より多くの敵・範囲に向けての攻撃が可能であり、大質量による突撃や単なる移動手段としても用いることもできる。
また、射撃性能においても、アーチャークラスでの「王立海軍艦砲射撃」に比べれば精度は幾分落ちるものの、他の船長系ライダーたちの宝具の船からの砲撃と比べて他のアーチャークラスと遜色ない程度の抜群の射撃精度を誇る。その上、スピードもかなり速く、その速さを活かして移動や攻撃に活かすことができる。
【Weapon】 肩部装備型三連装フランキ砲、弓矢、甲冑、亡霊・死霊>>402
【関連(ありそうな)既存キャラ】
マーリン…テューダー家は、伝説においてマーリンが予言したという、「嘗てのブリテン最後の王(厳密にはそのモデルとなった王)」の正当な末裔とされた家系に属し、アーチャーの父はそのことを前面的にアピールして支持させ、その予言に語られる「いずれブリテン人の末裔たちを救うとされるブリテン最後の王の再来(の可能性)」、つまり「予言の子」であると自称し、アーサー王伝説をテューダー家の王権の権威の証として持ち出した。こうしてアーチャーの父がテューダー家の王朝のプロパガンダとしてアーサー王伝説もといマーリン伝説を掲げた行いが、後世まで「魔術師マーリン」の名を世に広く伝えたと云われている。
キャスター・アルトリア…アーチャーの父は「予言の子」の候補の一人であることを自称した王であり、アーチャー自身は王としてあらゆることを望まれ、自身もまたその責務を自分なりに全うしようとした存在であり、「予言の子」その人でありながら、周囲からの身に余る期待を一身に背負いつつ、あらゆる葛藤を抱きながらも自身の役割と最終的に向き合おうと奮起したまだ幼い少女の姿をした彼女には色々と想うところがある。
アルトリア&アーサー…アーチャーの幼少期に逝去した兄アーサーの名は、憑りつかれたようにアーサー王伝説やマーリン伝説ガチオタに迫ろうという程に傾倒した父王によって名付けられたという繋がりがあり、アーチャー自身も嘗ては少年心にアーサー王伝説を始めとした騎士道物語に憧れを抱いていた。
リチャード一世…生前は父王ヘンリー七世のアーサー王伝説への軽いガチオタっぷりを目にして生きてきたが、おそらくセイバーのそのガチオタっぷりにはそのアーチャーも目を見張る程だろう・・・
ドレイク…アーチャーの娘は、彼女がアルマダの海戦で英国海軍側に海軍提督として参加していた時代のイングランド女王。謂わばライダーにとっての雇い主的立場。>>403
シェイクスピア…アーチャーの人生を題材としてそのままアーチャーの真名を冠する歴史劇を手掛けた劇作家。ちなみに記録によると、この劇の初公演で国王一座がつくりあげた劇場グローブ座が舞台道具として使う予定だった大砲の砲弾が原因の火事により全焼したとされ、キャスターのとっては少し痛い思い出。
ゲオルギウス&マルタ…敬虔なカトリックであるアーチャーにとっては、両名とも生前から神の如き敬うべき存在であり、特にゲオルギウスに関してはアーチャーにとって、テューダー家がイングランドの象徴とすべく掲げた十字の旗の元となった伝説の聖騎士である。しかし、彼らのような純粋な信仰者からしてみれば、アーチャーは軍事費を捻出するために大規模な宗教改革によっていくつもの修道院を解体させ、多くのカトリック信者たちに肩身の狭い思いをさせてきたため、あまり快くは受け入れられないことだろう。
ジャック&蘆屋道満(悪霊左府・藤原顕光)&平景清…そもそもの存在として怨霊や悪霊といった俗に人々の恐怖の対象として認知されやすい亡霊という在り方に近いものとして共通点を持つ。
蘆屋道満&ニトクリス&エレシュキガル&サロメ…上記と似ているがこちらは特定であったり、あるいは不特定多数の亡霊たちを相棒に持つ、または従えて統べるサーヴァント達。ある意味状況等次第によって、相互に相性が悪いとも言え、同時に良いとも言える力の関係性にあるのかもしれない。
ナポレオン…砲撃を主な戦闘手段として用い、砲撃の宝具も所有する弓兵のサーヴァント繋がり。
パラケルスス…アーチャーが他のクラスでの召喚時に使用できる宝具により召喚できる竜は、パラケルススが提唱した四大元素の各属性を司る四大精霊のうちの火の精霊と同じ、サラマンダーであったという説がある。>>404
メディア…キャスタークラスで宝具によってドラゴンを召喚できそうな逸話があるにも関わらず、実際は召喚出来ないキャスターに対して、アーチャーはキャスタークラスでの召喚で宝具によってドラゴンを召喚できるという相対する関係性にある。
武則天&メリュジーヌ…幽霊苦手組。アーチャーには近づきたがらない。
金時&ギルガメッシュ…「金」がキーワードで、前者は何かにつけて「金」と名の付くものが好きで宝具名にも取り入れているほどの筋金入りの「金」好き、後者は文字通りの金やそれに並ぶあるいはそれ以上の高価な宝物ばかり好み手中に収める、正しく「金」の似合う「黄金王」。
アマデウス&サリエリ…アーチャーは音楽にもかなり入れ込んでおり、自ら作曲を手掛けるほどであったという。そのため、人類史にその名を残す高名な音楽家である両者ともアーチャーの興味を惹くことは請け合いだろう。
ジャンヌ…あまり直接的関係は無いが、アーチャーの父が薔薇戦争時における中心的人物の一人とするのに対し、彼女は薔薇戦争の直前にきっかけとして起きた百年戦争の中心的人物という関係にある。>>405
【解説】
真名、テューダー朝イングランド王ヘンリー八世。
その生涯において実に6度の結婚をし、その内の妻となった2名を含み、宮廷に関わった多くの人々を捕らえ処刑したとされた悪名は高く、次々と妻を乗り換えながらその陰では何人もの愛人を作って子も成す大神ゼウスも斯くやの絶倫具合と悪政により、多くの人々を苦しめ王朝を腐敗させた悪王であるとされることが多い。
ヘンリー王はその生涯において6度の結婚を経て愛人を除く6人の正妻を娶ったが、そのうち2回は離婚であり、さらに2回は姦通罪などの罪による処刑、残りの2回は死別であり、1人は出産直後に妻に先立たれ、もう1回は彼自身の崩御により妻を遺すことになった。妻の処刑に関しては、どちらも現在に至ってもその裁判に正当性を疑うものであり、妻の犯したとされる罪の真偽は定かとは言い難いものである。ヘンリー王がここまで結婚を繰り返す人生を送ったのには、彼が自身の世継ぎとなる男児に憧れ、いつしかその憧れに憑りつかれ渇望し続けたからである。しかし、王の望みはとても儚く、王位を継いだ男児は僅かにエドワード六世唯一人であり、即位はヘンリー王崩御後の彼が9歳の頃であり、ヘンリー王が念願の息子の戴冠式という輝かしい舞台に立ち会うことは叶わなかった。ヘンリー王の子女としてはこの他は彼の「血塗れメアリー」の名を持つ悪名高いメアリー女王とイングランドの黄金期を治めたエリザベス女王だけであり、庶子の身分に留まった子が複数人居たのみであった。4人目の妻であるアン・オブ・グレーヴスと最後の妻であるキャサリン・パーとの間には子は成していないとされ、アン王妃においては結婚後僅か半年での離婚であり、キャサリン王妃においては結婚当時から既にヘンリー王の身体はかなり衰えており、僅か4年にして彼が崩御したためであった。>>406
ハンプトン・コート宮殿は、父王ヘンリー七世の時代には既にあり、その後ヘンリー王の初期の治世で活躍した彼の寵臣であったウルジー枢機卿の持ち物となった。しかし、ウルジーが莫大な金を使って建てた宮殿の素晴らしさを妬んだヘンリー王の為にウルジー自身が進呈したとも、最初の妻であるキャサリン妃との離婚問題で教皇への交渉に失敗したウルジーがヘンリー王によって解任された際に、ウルジーの邸宅としてホワイトホール宮殿共々没収されたともされる。その後はヘンリー王の手によって実に50弱に上る宮殿が新たに増築された。そして、ハンプトン・コート宮殿は現在ロンドン有数の幽霊スポットとしても有名であり、宮殿内部の廊下や階段では出産と共に無念にも落命したジェーン・シーモアやヘンリー王に姦通罪などの疑いをかけられた末にロンドン塔で処刑されたアン・ブーリンやキャサリン・ハワード、そして当のヘンリー王本人の幽霊が現れると噂されている。
その他ヘンリー王はその治世において、大規模な宗教改革を行い、様々な宗教的法令の発布とイングランド国教会の設立、そのトップへの就任を以てカトリック教会及びローマ教皇庁からの完全独立を成し遂げた。
そしてイングランド中の全ての教会を完全掌握したヘンリー王は、当初こそ腐敗しきった教会を取り除くという宗教的な大義名分の下に小修道院ばかりを対象に解散させたが北部で民衆による反乱が起きたのをきっかけに大修道院も対象に加えて続々と修道院は解散させた。次第に軍事費拡張を目的に解散させる修道院は数を増す最終的に800以上もの修道院が解散させられたとされる。解散させた修道院から没収した財産によって王室は潤うかにみられたがそれも束の間であり、ソルウェイ・モスの戦いや第五次イタリア戦争などの度重なる軍事費支出により、結局ヘンリー王の治世晩期には、利益は全て使い尽くされ王室は再び財政難に見舞われ、全体的にヘンリー王の治世の経済は破綻状態と言わざるを得なかった。>>407
父王ヘンリー七世は、薔薇戦争末期に血筋の問題から王権の正当性について周囲から疑問の目を向けられていた。そんな状況にあったヘンリー七世はそこで、テューダー家がグウィネズ王キャドワラダーのモデル:カドワラドル・アプ・カドワスロンの末裔であるという血を利用することにした。キャドワラダーとは、伝説における魔術師マーリンの「キャドワラダーの再来たる『赤い竜』がブリトン人を導き、『白い竜』たるサ ク.ソ ン人を追い出しブリテンを開放する(一部略)」という予言にて語られるブリテン最後の正当なる王である。これに『アーサー王伝説』を組み込み、ヘンリー七世は自身こそがその「予言の子」・「約束された息子」キャドワラダーの再来であると主張した。そして、予言の子キャドワラダーの再来を象徴し、ブリトン人を象徴し、騎士王アーサーをも象徴する「赤い竜」の旗を自軍に掲げ、多くのウェールズ兵を味方につけた。ヘンリー七世は王として即位してからも、その治世の間、「予言の子」として称えられ、「赤い竜」を自身の紋章に刻み、またウェールズの詩人に自身を「予言の子」として称える詩を歌わせてその称号の甘美な響きに酔いしれたという。
サーヴァントとしてのヘンリー王は、生前の馬上槍試合における生死を彷徨うほどの落馬事故の一件で「生物への騎乗」との相性が極端に悪く、ライダークラスの敵に対して戦闘で渡り合うことくらいは可能なのだが、対峙すると無意識に力をセーブしてしまい全力を発揮できなくなっている。質の悪いことに、虚栄心のためもあってか、彼本人は特にそのことについて認める気が毛頭無いため令呪でも使わなければ到底克服不可能である。さらに、自身で生物には全く騎乗できないとまではいかないが、一度実戦レベルで乗りこなそうとすれば令呪で命じてすらいないのに何故か(勿論本人はその気無く)勝手に自害をしてしまう程である。生前はこれ程ではなかったのだが、彼の逸話による補正によって(生物限定)騎乗音痴とも言えるレベルにまで「生物への騎乗」に関しては弱体化してしまっている。「誰だよ、『可愛い子には試練を与えて曇らせよ』なんて言った奴。神様(わたし)だよ。」
「というわけで、冒険し(けいけんをつみ)に行こうか!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】セイバー
【真名】召使アポロン
【異名・別名・表記揺れ】太陽神、アポローン、アポロ
【性別】男性
【身長・体重】148cm・40kg
【肌色】白 【髪色】プラチナ 【瞳色】朱色と金のグラデーション
【外見・容姿】】巨大な羊のぬいぐるみ?に跨がり黄金の剣を手にした美少年
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】アルゴー号ゆかりの者、子供、神性、男性
【ステータス】筋力:C++ 耐久:D 敏捷:A 魔力:B++ 幸運:A 宝具:A+>>410
【クラス別スキル】
対魔力:A
騎乗:A+
【固有スキル】
英雄神の神核:A
本来、神霊とは既に完成された不変の存在であるはずだが、『アポロン神には各地を訪れ、怪物たちを倒した幼年期があった』という伝承(信仰)を得た事で、“成長する神格”と化している。
黄金律(美):EX
どのように育とうとも、理想的な肉体と精神、そして美貌を有する青年神へと成長する宿命を指す。
古代ギリシャにおいて理想の青年像とはアポロン神である。
デルフォイの蛇殺し:A
大いなる大地(ガイア)が生み出したとされる、大蛇ピュトンを葬ったもの。
この蛇は単なる怪物ではなく、世界の中心たるデルフォイの地の番人的な存在であり、アポロンはその亡骸を弔って聖地を継承し、以降デルフォイはアポロン神の託宣の地として名を馳せるようになる。
アポロン自身の霊感を研ぎ澄ませ、更に一部の神秘への特攻としても働く。>>411
デルフォイの巨人殺し:A
アポロンとアルテミスの母でもある女神レートーに欲情し、襲いかかった巨人ティテュオスを葬ったもの。
アポロン自身の攻撃力を瞬間的に高め、更に一部の神秘への特攻としても働く。
【宝具】
『疾走せよ、白銀の狼牙(リュケイオス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
騎乗型攻性端末たる機械獣。
アポロンが乗りこなすふわふわもこもこだった羊?は、本来銀色に輝く狼の姿をした乗り物。
太陽由来の光と風の魔力を纏いながら駆け回り、敵軍を蹂躙する。
『殲滅せよ、黄金の陽剣(アポトロパイオス)』
ランク:A+ 種別:対宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
セイバーが所持している黄金に輝く剣。
柄部分に疑似太陽たる宝玉が埋め込まれており、発動すれば所有者の魔力を元に、太陽の灼熱を生み出し刀身に顕す。その状態で剣を振れば、全方位に黄金の光線が放たれ敵軍を焼き尽くす。
そして太陽神の異名の一つ『邪悪を避けるもの(アポトロパイオス)』にちなみ、悪属性に特攻ダメージが追加される宝具。
……ちなみに、アポロンが弓矢の神でもある影響で投擲武器としてブン投げても有効性がある。
そして無論、投げて使う時もある。セイバーなのに。>>412
【解説】
“成長する神格”、“今は未熟な神”“正式な神霊一歩手前な感じの英霊”と化し、幼くなった太陽神アポロン。
神話上で言えば、嫉妬に狂うヘラに母共々追われ、地上を彷徨い歩いていた幼年期の姿にあたる。
天を往く神の目線から地を歩む人の目線に近くなった事で、どこか人間味と見た目通りの幼さを醸し出すようになり、スタンスも試練を導くものから乗り越える勇者側へと移動した。
───いずれ至る話ではあるのだが。全知全能から遠ざかった今、眼に映る全てのものが新鮮で楽しい、と少年は屈託なく笑った。
【コメント】
召使アポロンの別クラスその4!アポロン・リリィ(やくそくされたぜっせいのびしょうねん)
【wiki登録】可
>>384を受けまして>>374
登録ありがとうございます【出典】マビノギオン、マビノギ四枝
【CLASS】ライダー
【真名】プレデリ
【異名・別名・表記揺れ】金髪のグウリ、プリデリ、プラデリ【性別】男
【身長・体重】180cm・70kg
【肌色】白 【髪色】金色 【瞳色】黒色
【外見・容姿】父親似の顔と母親と同じ金髪、若い美青年
【地域】ウェールズ【年代】神代
【属性】秩序・善 【天地人属性】天
【その他属性】人型、妖精、猛獣、王、太陽
【ステータス】筋力:B 耐久:EX 敏捷:A 魔力:EX 幸運:E 宝具:EX
【クラス別スキル】
対魔力:EX プレデリは、魔術師に酷い目に遭っている為に魔術に弱いと思われがちだが、そうではなくマビノギオンには最高位の魔術師しか存在しないのだ。因みに太陽神の癒しの力によって更に高い抵抗力を発揮する。
騎乗:A 騎乗の才能。魔獣・聖獣ランクを除く獣、大抵の乗り物を自在に操れる。
但し、馬に対する騎乗能力はEXランクとなり、空中走法まで可能となり、どんな環境下でも最高の走りが可能となる。
道具作成:C 貴族としての立場を気にせず職人として働いていた頃の名残。マナウィダンの物作りを手伝っていたので、鞍、靴、盾を作れる。手際も良く、マナウィダンが形を作るそばから作っていたほど。【固有スキル】
混血:EX 人間以外の血が混じっている。プレデリは妖精との混血とされ、人間よりも成長が早く、人間の3倍早く歳を取ってしまう。それだけでなく、母のリアンノンは女神という説もあり、プレデリは人間と妖精と神のハイブリッドでもある。
人間の父と不思議な母との間に生まれ、母が正体不明な存在なので、人間+(人間?+妖精?+神?)=という訳がわからない組み合わせから生まれたプレデリ。神の因子はあるのだが、無い。故に神性を持っているが、神性判定の攻撃が効かず、神性が高いと発揮する、神性が低いと効かない等の敵の能力を無視して一方的に攻撃できる。
天性の肉体(異):EX 異界の王でもある父プイスの子として産まれたプレデリは、生まれつき死への耐性を持つ。また、母のリアンノンも死者の魂を冥界に導く存在でもあるので更に耐性が高い。即死系の攻撃を無効化し、直死の魔眼などによる死の点や線が見えない。具体的には体中が黒ずくめになる他、経絡秘孔なんてものも効かないし、呪怨系による死の呪いも効かない。
受難の子:EX プレデリを取り巻く魔術的な事件は、その枝ごとの主人公たちを巻き込み、彼らを英雄的活躍へと導いていく。しかし、彼自身はその物語の中で常に運命に翻弄される不運な人物であった。
ダヴェドの大領主:B 父の後を継いでダヴェドの7州を治めた後にイストラド・テウィの3州、ケレディギヤウンの4州(後のサイセスォッフの7州)とモルガンウウクの7州を併合するなど計21州を治める大領主となり善政を敷いていた。プレデリは、グウィディオンに殺されるまで、平和に国を治めたという。
母の祝福:A 母リアンノンが苦しみから解放された時の「心配」から名付けられたプレデリ。神性の亜種スキルではなく、母の祝福。周囲の人達の不安、悩みがプレデリといるだけで安心感へと変わる。会話もすれば効果は抜群。
更にプレデリは、ケルトの太陽神ベレヌスと深い関連があるという。ベレヌスの名は「光」「輝くもの」の意で治癒や癒しの神として信仰をうけている。実は、不安や悩みが解決するのはプレデリが感情という精神力を吸収しているからである。
つまり、コミュニケーションで解決してる訳ではなく「悩み」という感情を吸収しているのだ。これは、リアンノンが期せずして発したプレデリという言葉が原因である。
プレデリには「我が損失(息子を失ったこと)からの解放」とあるが、「解放」を表す「エスゴール」には「出産」の意味もあるため、「わがプレデリを産む」という二重の意味が読み取れる。
つまり、グウリからプレデリに名前が変わった瞬間、この祝福が誕生してしまったのだ。
味方の不安を取り除き安心感を与えたり、不安を譲渡して危機感を与え、有事に備える事が可能。相手にも同様に危機感を与えて撤退させる、安心感を与えて油断させる事が可能。
妖精眼(真):EX 生前に持たなかったスキル。アンヌヴンという特殊な環境と彼自身の特異体質、そして死者の魂を見続け人間観察や対話を繰り返した果てに獲得した後天的な『世界を切り替える』視界。異形の存在が持つ妖精眼は、対象の本質を見抜き、未知の現実を見通す。別世界もしくは別次元の同一存在を見る事で対象の為人を見定める。
【宝具】 『日暮れより来たる駿馬(カラン・マイ・ベレヌス)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:51人
プレデリがテイルノンより貰った馬。
ベルティネ祭の宵にて、最高の雌馬より産まれた名馬。テイルノンの手によって「腕だけの怪物」から守られた馬で太陽神ベレヌスの力を持っており、空を駆けることが出来る。
更に、「癒しの力」で馬の周囲の環境を正常化する働きを持っており、魔術的な影響力をも無効化し、毒ガスだらけの空間だろうと、マグマの中だろうと、南極だろうと、呪いまみれだろうと、プレデリと一緒なら極端な状況は浄化できる。
ベレヌスの与える輝きと熱は、病や寒さに凍える人々を癒し、恵みを与えるのだ。
カラン・マイとは物語では新しい生命が生まれる聖なる時である。暦の上では夏の始まりとされる。『海駆ける俊馬(グウィン・マングズン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1〜2人
グウィンは「白」、マングズンは「たてがみを切った」の意。15世紀の写本に残る三題歌「ブリテン島の三大名馬」にはグワルフマイ、カイの飼い馬と並んで、グウェズーの白馬マングルンの名が挙がっている。
マングルンは「たてがみが弓形/半円形になった」の意味で、同じ馬だと考えられる。波のように走るこの馬で、マボンはトゥルッフ・トゥルウィスを狩り、櫛と鋏を手に入れる大活躍をした。
プレデリは、この馬に乗る事で水上を走ることができる。
『空駆ける太陽車輪(アポロヌス・ロッド)』ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1000 最大補足:1200人
上記2頭の馬と戦車を召喚する。ベレヌスとマポヌスを同一視するギリシャ神話のアポロンやヘリオスの太陽神と天空神としての力を行使する。太陽の光と熱を「癒しの力」としてではなく「攻撃」に転じる。
渾身の突進と光による目眩し、熱による放射攻撃で相手を燃やす。マスターも同乗できる。
『囚われ苦しめ我が仇の息子(マノルズ・ハンマー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
第3の枝にてダヴェドの地に魔法をかけ、家も、家畜も、人も獣も消え、荒れ果てた大地にした者、第1の枝にてリアンノンの婚約相手のグワウルの友人のスィウィトだった。
プイスがグワウルにやった屈辱を晴らす為にプレデリに、スィウィトの宮廷の城門を叩く金環を首にかけられた。もしくは、杭を打つ為の槌を首に下げていた。
相手に首輪をかけると、全ての能力を封印し拘束できる。自分にかければ馬になることが出来、マスターを乗せる事が可能。更に空も飛べるので空中戦や逃亡なども可能。変装として正体を隠す事も可能である。『太陽と異界の猟犬(クー・プイス)』ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:20 最大補足:15人
プイスが飼っていた異界の猟犬たち。プイスが亡くなった後に彼らを引き取った。
父プイスの猟犬であり、いたって普通の犬であったのだが異界の王となったプイスによって異界の猟犬と同じ特性を手に入れた。
死者の魂や死体を探しそれらを貪り、獲物の発見や追跡や回収、獣を狩る事に特化している。また、唾液には治癒能力があり、治癒の神とも関係が深い。番犬としても優秀。
『女神の夜想曲(ノクターン・リアンノン)』ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:7 最大補足:1〜7人
母リアンノンが所有する3羽の小鳥。生者を眠らせ、死者を目覚めさせる。
第二の枝にてプレデリ、マナウィダンを含む7人の生き残りはベンディゲイトブランの首を埋葬する為に最初に向かったのが、ハルフレッド(現在のハーレック)である。
王が遺言と共に残した預言詩に名前が挙げられていた。彼らはこの地でリアンノンの小鳥たちの歌声に心を癒され7年の休息を得る。
『久遠の生命(インフィニティ・フーフ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:測定不能
蘇る魔法の豚。異界アンヌヴンの王アラウンから賜った品であり、貰った数の倍に増やして育てなければならなかったが、グウィディオンの策略によって騙し取られてしまう。それによりゲッシュを破ったプレデリは力の大半を失ってしまった。この豚はプレデリの死因でもある。
この宝具は元はアラウンの物であり、かつグウィディオンに奪われたので所持していない。豚はクルウウィリヨンという街にある。食べ物としては珍味だという。『恐るべき首(ベンディゲイトブラン)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:測定不能 最大補足:測定不能
マビノギオンの第二の枝「スィールの娘ブランウェン」に登場する王で、並外れた巨体の持ち主として知られている。彼の首を切り落とし、それをスィンダイン(ロンドン)に持ち帰るのに7年と80年かかった。埋める際はフラインク(フランス)の方に向けて埋葬した。スィンダインの守り神として埋葬されたこの行為は、神に連なる存在であった彼の力を敵に対する呪詛の対象にするという儀式的なものだ。現在、その地にはロンドン塔が建てられているという。
名前のベンディゲイトは「祝福された」を、ブランは「大ガラス」を意味する。
首だと流石に気持ち悪いので、デカいカラスに変身してきたスィンダインの戴冠王。
彼がいる場所が「ロンドン」になる為、空を飛ぶ対国宝具にして結界にもなり、イギリスを侵略者から守る監視者でもある。
『狡猾で邪悪な欲望(グウィド・アガリック)』ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
グウィディオンに豚を騙し取られた時に交換として出された12頭の猟犬と12頭の駿馬と12枚の黄金の盾。それらは全てグウィディオンがキノコに魔法をかけた偽物だった。プレデリは、騙された屈辱を忘れないように、己への戒めとして、これを宝具にした。ちなみにベニテングタケらしい。
寒冷のヨーロッパでは身近なキノコであり、幸福を呼ぶキノコとして人気である。『大魔術刻印(トリ・デグ・フウェフ・グウィディオン)』ランク:EX 種別:対城宝具
レンジ:1〜160 最大補足:1000人
しかしグウィディオンは、魔術師的側面などから北欧神話のオーディンと比較される。
キノコは、妖精の世界への入り口や、別の場所や過去、未来へ行き来できる扉でもある。
36個のキノコ一つ一つが「原初のルーン」と同等の能力を持つ。オーディンはユグドラシルにて、神槍グングニルを身体に刺し貫いた上で九日九晩首を吊るという神秘体験の果て、9つの詩と18のルーンを覚えた。
何の因果か、グウィディオンが魔法をかけたキノコは原初のルーンの2倍の数だった。
これら36個のキノコを使い、キャスタークラスと同等の魔術や霊能力(カネズヴ)を使用できる。
『狂戦士召喚(ベルセルク)』
ランク:EX 種別:対獣宝具 レンジ:1 最大補足:1
36個のキノコは別の世界、別の次元への扉を開く。
召喚陣として使い、軍神オーディンの神通力を受けた戦士、ベルセルクを召喚する。ウールヴヘジンと常に並び称され、また同一の存在であるとも言う。
科学的にベルセルクの状態は、精神高揚させる毒キノコであるベニテングタケや大量の酒などの薬物によって引き起こされたと指摘されてる。
1977年のデンマーク、フュアカトにおけるバイキングの墓で向精神作用を持つ植物ヒヨスが発掘され、ベニテングタケの効果より記録された症状に近い毒性からヒヨスを使用したという示唆がなされた。
このヒヨスという植物は、
Herba Apollinarisと記述され、アポローンの神官によって神託を得るのに用いられた。
以上のように偶然にもベルセルクを呼べる条件が図らずも整っているので、プレデリはグウィディオンや格上の敵への対抗手段として
この奥の手を用意した。
また、ロバート・ゴードン・ワッソンなどの民族菌類学の研究者達は、ギリシャにおける「エレウシスの秘技」で用いられる飲料キュケオンにはエンセオジェンもしくは幻覚剤としての効果があり、テレンス・マッケナはマジックマッシュルームやシビレタケの仲間、あるいはベニテングタケなどが秘技に使われたのかもしれないと述べている。『少年少女の物語(マビノギオン)』
ランク:EX 種別:封印宝具 レンジ:1
最大補足:1人
マビノギオンの主人公としての権能と、妖精眼による対象の個人情報取得、鴉と馬による陣地作成と結界を作り、首輪による拘束、小鳥たちによる生者の鎮静化、猟犬による死者の制圧、令呪による魔力供給、これら全てを合わせて行う封印である。
キノコによる転移能力で、マビノギ四枝の話の終わりに、「この枝はここでおしまい」に倣ってその主人公でもあるプレデリによる結界内に封印した存在を木の枝を切るように相手を世界線から切り離すという、本当の奥の手。
【Weapon】剣、弓、精霊
戦士としてらの名残、狩人としての名残、妖精でもある彼は自在に使役できる。【解説】
ウェールズの神話「マビノギオン」における「マビノギ四枝」の四遍全てに登場するただ一人の人物で、事実上の主人公である。彼はプイスとリアンノンの息子で、顔は父親似であり、髪色は母と同じ金髪であった。
プレデリの生涯は受難の連続であり、第一の枝にて誕生直後に謎の存在によって攫われてしまう。この存在が何者か物語中に語られる事はない。
だが、プレデリでけでなく、多くの有望な子馬を略奪していた事実から、妖精化したドゥアハ・デ・ダナンや、その敵対者であるフィル・ボルグ族、あるいはフォモール族のような者たちだという説もある。後年のイングランドの妖精文学では、妖精、妖魔の類に零落した彼らは、見目麗しい赤子や家畜を自分達の物にしようと、よくチェンジリングを行っていた。プレデリもこの標的になったのだろう。こうして異界に連れ去られる筈だったプレデリを救ったのがプイスの部下のグウェント・イス・コイトの領主テイルノン・トゥルグ・ヴリアント(神の如き水の轟き)である。5月1日、彼は毎年、この日になると攫われる仔馬を守るべく、厩舎で寝ずの番行っていた。その日の深夜、厩舎の窓から出てきた大きな鉤爪を持つ手が、仔馬を攫おうとするのを見つけ、その腕を一刀の元に切り捨てる事に成功する。
この腕だけの怪物はウェールズやアイルランドの伝承、またはアーサー王伝説の聖杯探求にて登場する、「ルーグの長腕」とも呼ばれる怪物だという。
そして、その腕の持ち主を捕まえるべく厩舎の外に出たが何もなく、扉を閉め忘れたので急いで戻ると入り口になんと錦織の布に包まれた赤子がいたのだ。この赤子こそが、リアンノンの元から攫われたプレデリである。
その後、プレデリは子供がなかったテイルノン夫婦の嫡子として迎えられ、グウリ・ワルト・ユウリン([金髪の]グウリ)と名付けられた。特異な出自を持つ彼は、人間よりも成長が早く1歳で立ち、2歳で6歳の子供ほどに成長し、4歳には馬の世話をするまでになったという。そこでテイルノンは、自分が守り通した仔馬を彼に与える約束をする。
その頃、丁度リアンノンが子殺しの嫌疑を掛けられ、贖罪を行わされているという噂を耳にしたテイルノンは、何とか力になれないかと、館を訪れた人々から情報を集め始める。そして、自分が育てていたグウリが実はプイスの子供なのではないかと思うようになる。そして、妻と相談し、グウリをプイス達の元へ返すことにした。
一方リアンノンはプレデリがいなくなった時は気づいてはおらず、最初に気づいたのは彼女に仕える6人の侍女たちだった。
赤子を攫われた責任を取らされ、自分たちが火あぶりになると考えた彼女達は、リアンノン自身が赤子を食い殺した事にしようと思い立つ。そして、彼女達は犬を殺してその血をリアンノンの口に塗りつけると、骨をあちこちにばら撒いた。さらに、朝になって我が子の行方を尋ねるリアンノンに「奥方は自分達を殴りつける怖い人であるから、子供も自分で食い殺したのだろうと」行ってのけたのである。
しかし、当のリアンノンには侍女達に辛くあたった覚えも、我が子を食べたという覚えもない。怒らないから真実を伝えて欲しいというリアンノンに、彼女達は同じ言葉を繰り返すだけ。しまいにはその噂が広がり、諸侯達がリアンノンと離縁するようプイスに迫るまでになってしまう。プイスは「何の為に妻と別れろと言うのか。子宝がないと言うのならともかく、子どもは生まれたのだから離婚はしない。罪を犯したというのなら償いをさせればよい」と諸侯をなだめる。
それを聞いたリアンノンは「侍女達に真実を語らせるよりも償いを受けた方がまし」という結論になり罰を受け入れた。
その罰とは、まずアルベルスの宮廷に7年の終わりまで留まる事。次に城門の外に置かれた乗馬用の石台のそばに毎日座って、この一件を知らないと思う全ての人に事件の一部始終を話す事。また、客や遠方からの旅人が承知すれば背中に乗せて馬の代わりに四つん這いで運ぶ事。(尤も、そうしてくれと言う者は滅多にいなかったが)
こうしてテイルノン達は、グウリを連れてアルベルスに旅立つ。そこでリアンノンに迎え入られた彼とグウリは、彼女から背中に乗る様に言われるが、高潔にもこれを断って見せた。更にプイスと面会を果たすと、事の顛末を語って聞かせてリアンノンの無実を証明する。これを聞いたリアンノンは「ようやく悲しみ(プレデリ)から解放される」と喜び、その言葉がそのまま王子の名前として与えられる事になった。プレデリは大切に、また身分に相応しく育てられ、やがて領内一の美男にして、あらゆる武芸に秀でた若者になった。
そして戦いに明け暮れていたプレデリはやがて結婚することにした。カスナール・ウレディグの息子グロイウ・ワストラダンの息子グウィン・ゴホイウの娘のキグヴァを娶り、ダヴェドを中心に14の所領を盛り立てていくとになる。そしてプイスの死後、プレデリに紹介された公子マナウィダンと再婚した。
その物語は第三の枝にて。
第二の枝では、キグヴァと仲睦まじく暮らしていたプレデリだが、幸せな日々は長くは続かない。プレデリがダヴェドを継いだ頃、ブリテン島を支配していたのはスィンダイン(ロンドン)の戴冠王ベンディゲイトブランであった。彼はイウェルゾン(アイルランド)の王マソルッフに謂われ、妹のブランウェンを妻として送り出すが、彼女はそこで謂われなき虐待を受けてしまう。
これに激怒したベンディゲイトブランは、ブリテンの精鋭を率いてイウェルゾンへと進行を開始する。この中には、プレデリやその友人である王弟のマナウィダンも含まれていた。しかし、この戦いは双方に壊滅的な被害をもたらす。ブリデン側もベンディゲイトブランが討ち死にし、生存者はプレデリ、マナウィダン、タランの息子グリヴィエ、タリエシン、(詩人のタリエシンかどうかは不明)とイナック、ムリエルの息子グリズィエ、古老グウィンの息子ヘイリンの7人だけ。しかも救いに行った筈のブランウェンまで失う始末であった。第三の枝にてプレデリは帰るべき場所を失ったマナウィダンにダヴェドの7州を提供し、寡婦となったリアンノンの後添えになるよう進めるのだった。マナウィダンとリアンノンの結婚は上手くいき、彼らとプレデリ夫妻はしばらく幸せな時間を過ごす。しかし、リアンノンに慕情を抱き、プイスによって退けられたクリッドの息子グワウルの友人スィウィトに呪いをかけられ、領民を奪われ、国を荒らされた挙げ句幽閉の憂き目に遭ってしまう。この危機はマナウィダンの機転によって退けられたが、それまでの間プレデリは馬、もしくはロバとして労役を行わなければならなかった。しかも、そのプレデリの姿を変え、繋ぎ止めていたのは天空神や太陽神の象徴でもある槌だった。彼が誕生した5月1日は、夏の到来を祝い太陽に感謝するアイルランドの祭、ベルティネ祭の日であり、太陽神ベレヌスと深い関わりがあるという。
それか首にノッカーをかけなければならなかった。
スィウィトの城門に取り付けられた訪問者が叩いて来訪を知らせるための叩き金、いわゆるノッカーの取手部分だと思われる。
ノヴォール・ウィリアムズは、さらにスィウィトの宮廷に訪れた者がノッカーの代わりにプレデリの首にかけられた金具を叩いたとすれば、袋の中で叩かれたグワウルと同じ苦しみを味わうことになったと指摘する。第四の枝では、苦難の道のりの末、ようやく腰を落ちつかせることが出来たプレデリは、21もの州(カントレーヴ)を治める大領主として善政を敷いていた。また、父の盟友でもあった異界アンヌヴンの王、アラウンから魔法の豚を譲り受け、その飼育にも乗り出している。しかし、この豚がプレデリの命を奪う事になってしまう。
北方のグウィネッズの王、マースの甥であるグウィディオンの計略に利用されてしまう。
弟ギルヴァエスウィが主君であり伯父のマースの侍女のゴイウィンに恋をしている事を知ったグウィディオンは、弟が彼女を手に入れるにはマースと共に国の全兵力を最前線へと導く必要があると考えていた。なぜならマースは戦争中以外乙女の膝の上に足を置いて置かなければ死ぬという宿命を持っており、ゴイウィンこそが彼の足を支える役目を持っていたからである。そこでグウィディオンはマースとプレデリの間に争いを引き起こすべく、豚がいかに珍味であるかを吹き込んだ。そして自分なら豚を手に入れられると、自ら交渉役を買って出た。その後吟遊詩人の集団に紛れプレデリの元に辿り着いたグウィディオンは、見事な歌でプレデリの心を掴むと、豚を譲り渡して欲しいと交渉する。しかし、豚はアラウンとのゲッシュ(約定)により最初に譲り受けた数の倍に繁殖させるまで国外に出せない約束になっていた。
その為、グウィディオンの申し出を断った。だが、グウィディオンは優れた魔術師だった。彼は茸に魔術をかけて12枚の黄金の盾、12頭の馬と猟犬を作り出すと、交換ならゲッシュを違えた事にはならないとプレデリを誘惑したのである。この誘惑に乗せられたプレデリは豚をグウィディオンに譲り渡すが、豚に代わりに得た品々は全てグウィディオンの魔法が消えると元の姿に戻ってしまった。騙された事を悟ったプレデリは、すぐさま軍勢を率いてマース領内へと攻め込んでいく。それが彼の最後の戦いとなった。アアルヴォンにあるグウィネッズの砦でぶつかり合った両軍は、熾烈な殺戮を行っていく。しかし、攻撃側のプレデリの軍は次第に劣勢となり、最終的にグルギ・グアストラなど24人の人質を送り、休戦を申し出る事になってしまう。マースの軍はこの休戦要請受け入れ、両軍はトライス・マウルで再び見える事になった。ここで再び戦場が開きそうになるが、プレデリはこれ以上の被害を避けるべく、グウィディオンとの一騎討ちで全ての事件に幕を閉じる事を提案する。既に大きな損害を受けていたマースもこれを承諾、全ては両者の手に委ねられる事になった。
一方、弟に思いを遂げさせる事に成功したグウィディオンには余裕がある。一騎討ちを素直に引き受けると、幻惑の魔術を用いてプレデリを打ち果たしたのだった。
その後、プレデリはヴェレン・リッドの丘の上にあるマイン・テヴヤウクに葬られ、その軍勢と人質はマースによって解放され、絶望に打ちひしがれながら彼の所領へと帰っていったという。【人物像】笑顔が素敵で活力が溢れて聡明で怖いもの無しで人々を愛し愛され、両親が大好きで妻も大好き、辛いこともあったが前向きに生きようと努力して、短い人生を謳歌しようとした一生懸命な人。召喚されれば、すぐさま自害しようとする位には魔術師が大嫌いな王子様である。グウィディオンに負けたショックと他人の不安を吸収しているので情緒が不安定でメンタルが弱くなっている。
独り言が多く、人の話を2、3回は聞かないと理解出来なかったり、妄想癖が凄かったり、相手がどんな事を考えているかを想像して勝手に1人で楽しんでるタイプの人間?です。妖精眼で別世界の人間の正体を観れるので「この人間にはこんな可能性があるんだな」と背後から刺されないよう常に疑いながら接している。
特技:物作り、カウンセリング
好きなもの:お話、音楽、妻、犬、馬の世話
嫌いなもの:魔術師、魔法使い、詐欺、嘘
天敵:魔術師、魔法使い、口が上手い奴
願い:第三の枝にて金の容器、聖杯のような物に酷い目にあったので信用してない。そして願いはそんな物で叶える物ではないと否定している。
【一人称】俺、僕、あたくし【二人称】あなた、あんた、お前【三人称】彼、彼女、あんたら
【セリフ例】「今すぐに退去する、魔術師なんて信用できん!」【因縁キャラクター】
プイス 第一の枝の主人公にしてプレデリの父である。ウェールズ南部にあるダヴェドに7つの所領を有していた。異界や怪異に縁が深く、ついにはリアンノンと子供までもうけることになった。プイスの名は「理性」を意味し、名前に劣らず勇敢で聡明な王であったという。尤も、若干短慮が目立つ性格でもあり、怪異や苦難を、自ら呼び寄せたという側面も持つ。そして、第三の枝にてプレデリ親子を危険にさらしたのがプイスがグワウルに対して行った魔法の袋に閉じ込めて庭園に潜ませた100人の部下を呼び込み、袋叩きにして穴熊か、ネズミかと囃し立てさせた。
このやり取りは「袋の穴熊」という遊びの起源になったという。これらの行いをした事で自分達が大変な目に遭ったので、プレデリはあまり良い印象を抱いていない。
リアンノン 第一の枝、第三の枝のヒロイン兼、プレデリの母である。その名は「偉大」な、もしくは「神の女王」という意味合いに由来しており、ダヴェドの守護女神であったと考えられる。アイルランドの戦女神モリガンも同じ「女王」を意味する名を持っている。また、馬と密接な関係を持っている為、ガリア地方の馬の女神エポナと比較されることが多い。厳しくも優しい人でありプイス亡き後、親子一緒に苦楽を共にした。へヴェイド・ヘン王の娘リアンノン、つまり人間として登場する彼女であるが、その周囲には常に神秘の色が付きまとっている。キグヴァ 第一の枝にて結婚をしたグウィン・ゴホイウの娘。祖父のカスナール公は「キルッフとオルウェン」にアーサー(アルスル)の廷臣として登場する。カスナールにつけられた称号「ウレディグ」は、中世ウェールズの一地方国家ダヴェドがプイスの代に正当な後継ぎを得て、息子プレデリが領土を増やした上に、ブリテン島の古い家系の血を引く娘を妻にして支配を盤石なものとした事を示すものと読める。全編において仲睦まじく幸せに暮らしていたが、災難まみれの人生でも共に寄り添ってくれたプレデリにとっては最も愛すべき存在である。グウィディオンに殺された後のダヴェドがどうなったかは不明だが、置いて行ってしまった事に後悔を感じており、叶うならもう一度会いたいと思っている。
マナウィダン 海神リールに相当するスィールの息子で、伝説の魔術師マナナン・マクリールと同一視される人間である。第三の枝にて全てが終わり喪失感に苛まれていたマナウィダンを救ったのが、長い旅路で苦楽を共にしたプレデリであった。行く宛のないマナウィダンに対し、彼は自分から受け継いだ領土を譲り、寡婦となったリアンノンを妻に貰って欲しいと申し出た。プレデリにとってマナウィダンは主君の弟という以上に大切な友人だったのだろう。賢明さと謙虚さ、そして勇気を持つ人物であった。この事から、「3人の欲の無い族長」とも呼ばれている。また、非常に器用で見知っただけの技術でもすぐに習得する事が出来たという。
王族にもかかわらず数々の職人芸、更には小麦の栽培にも通じていた。今まで3度最高の職人としての名声を得た彼は「3人の黄金の靴作り」の1人と呼ばれた。
しかし、皮肉な事にこうした彼の職能が発揮されたのは、彼が故国を追われ放浪の日々を送る中でのことだった。街を訪れるたびにマナウィダンの商売は順調に進むが、問題なのは元々その土地で物作りをしていた職人達だ。彼らは共謀し、マナウィダン達を亡き者にしようと企てる。心ある人たちからの忠告を受けたプレデリは激怒し、職人達を斬り殺そうとした。だが、マナウィダンは彼を冷静に諭すなどマナウィダンはプレデリの抑え役でもあった。グウィディオン 第四の枝にて自分を騙した魔術師。殺された理由も弟の恋愛の為というとんでもない理由で豚を盗まれてしまい、彼の武勲という形で利用されたので、彼と魔術師を嫌悪している。しかし弟は王の乙女ゴイウェンを辱め、グウィディオンと弟のギルヴァエスウィは怒ったマースによって、食べ物を与えてはならないという触れを国中に出し、2人を燻り出し、出頭した彼らを魔法の杖で動物に変え、一年後に子供を作って戻るよう命じた。この刑罰は3度行われ、1度目は鹿、2度目は豚、3度目は狼であったという。そうして、グウィディオンたちを許した。マースはプレデリへの償いとしてウェールズの捕虜を解放している。
ギルヴァエスウィを雌鹿、グウィディオンを雄鹿、次に雌鹿だった方がオスの猪になる。そしてメスの豚はオスの狼になった。
ヒズン〔黒鹿〕、ヒフズン〔黒豚〕栗色の髪の美青年、ブレイズン〔黒狼〕の三人の息子
がおりギルヴァスウィの息子三人は、不忠な親に似ぬ忠義な武人であった。
ブレイズン、ヒズン、ヒフズンは長身でもある。
それから、二頭を杖で打って元の姿に戻したマースは「両人とも、わしに悪事を働いたが十分に懲らしめは受けた。かわるがわる相手の子を身籠もって大いに恥をかいたのだからな。二人に香油を入れた湯を用意し、頭を洗い清め、身なりを整えさせるがよい。」と言って兄弟2人で風呂に入ったとさ。>>413
少し訂正・加筆箇所がありました。
英雄神の神核:A
本来、神霊とは既に完成された不変の存在であるはずだが、『アポロン神には各地を訪れ、怪物たちを倒した幼年期があった』という伝承(信仰)を得た事で、“成長する英雄的な神格”と化している。
『殲滅せよ、黄金の陽剣(アポトロパイオス)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
セイバーが所持している黄金に輝く剣。
如何なる暗闇でも煌々と辺りを照らす、太陽の写し身。
柄部分に疑似太陽たる宝玉(コア)が埋め込まれており、発動すれば所有者の魔力を元に、太陽の灼熱を生み出し刀身に顕す。その状態で剣を振れば、全方位に黄金の光線が放たれ敵軍を焼き尽くす。
そして太陽神の異名の一つ『邪悪を避けるもの(アポトロパイオス)』にちなみ、悪属性に特攻ダメージが追加される宝具。
……ちなみに、アポロンが弓矢の神でもある影響で投擲武器としてブン投げても有効性がある。
そして無論、投げて使う時もある。セイバーなのに。>>433
“成長する神格”、“今は未熟な神”“正式な神霊一歩手前な感じの英霊”と化し、幼くなった太陽神アポロン。
神話上で言えば、嫉妬に狂うヘラに母共々追われ、ハイパーボレアやデルフォイなどの地を彷徨い歩いていた幼年期の姿にあたる。
天を往く神の目線から地を歩む人の目線に近くなった事で、どこか人間味と見た目通りの幼さを醸し出すようになり、スタンスも試練を導くものから試練を乗り越える勇者側へと移動した。(とはいえ、神霊であることに変わりは無いため、気安く扱ってはならないが。)>>436
【クラス別スキル】
対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術でランサーに傷をつけることは出来ない。
【固有スキル】
蛇討つ英雄神:A
多くの神話に頒布する悪しき竜蛇を滅ぼす英雄神であることを示すスキル。とりわけ雷霆神インドラとは、互いに同じ根より派生した間柄である。
同ランクの神性と竜殺 しスキルと同種の効果を複合的に内包している。
スラオシャの加護:A
聴取神スラオシャの加護により、危険を回避する直感や魔力操作、竜などの強大な生物にごく短時間変化できる魔術などを授かる。ピンポイントで、重傷を負いかねない危機にのみ作動するスキル。
カーヴェの御旗:C++
鍛冶屋カーヴェが製造した宝石で飾られた団結の旗。本来は何の効果も持たないただの旗だったのだが、後世の民族意識の象徴となったことから昇華され、ランサーが手にしたときのみ、勇猛スキルの他者への付与効果が付いてくる。>>437
【宝具】
『王者の栄光は我が裡に(カウィ・フワルナフ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:――― 最大捕捉:―――
常時発動型宝具。ペルシャ神話において王権の象徴とされる光輪(フワルナフ)そのもの。サーヴァントとしてのランサーは光輪を自身の肉体と一体化させる形で宿している。
常にAランク相当のカリスマを放出し、規格外の肉体の頑強さの源となっている。
冠位霊基で召喚された場合、悪意ある目的で放たれる精神汚染や毒の類の呪いは強さを問わず無条件でレジストする追加効果を得る。
『勝利の槍矛にて、最果ての底へ(デマーヴァンド・アルボルズ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0~200 最大捕捉:1人
アヴェスターにおいてスラエータオナが手にし、最終的に救世主アストワト・ウルタに渡った勝利の槍と、王書におけるフェリドゥーンの牛頭の矛が一体化して成立した聖槍。
生前、ランサーはダハーカ竜(ザッハーク)の封印の手順と式を魔術によって槍に込めており、真名解放と共に、槍に触れた存在を世界の裏側に存在するテクスチャに追放――すなわち事実上の幽閉をする。
グランドサーヴァントとして召喚された場合、蛇(竜)の属性を有した対象にはデマーヴァンド山の峰を象った魔力が放出され、封印対象にのみ、封印式に加えて本物のデマーヴァンドと同等の質量と重量による圧迫拘束を与える追加効果を得る。
元々が絶大な魔力を秘めた槍であるため、直線状の対軍規模の魔力放射も可能であり、封印のみならず攻撃にも充分使用できる。そも、この槍こそはテクスチャを縫い付ける最果ての塔の現身の一つなので、それも当然のことなのだが。>>438
【Weapon】
牛頭の矛
ランサーの愛用する宝具にして標準武装。フェリドゥーンとしてのランサーに馴染みある聖牛ビルマーヤを模している。人格が存在し、使い手に喋りかけたりもするらしい。
⋯⋯⋯ビルマーヤの意識が宿っているのだろうか?
【解説】
ペルシャ神話において指折りの大英雄。蛇竜殺 しとしてインドの雷霆神と共通する起源を持つ。
アヴェスターでは邪竜アジ・ダハーカを世界の終りまで幽閉し、王書ではアジ・ダハーガと強い結び付きを持つ蛇王ザッハークの頭を砕いてデマーヴァンドの山中に閉じ込める役割を負っている。
封印という形ではあるが、ドラゴンスレイヤーとしての類型に相当する英雄の一人である。
グランドサーヴァントの霊基としては、アヴェスターと王書における双方の側面が融合しており、座にある英霊スラエータオナ本体に近い状態となっている。
【人物像】
スラエータオナとフェリドゥーンの二つの記憶を宿している為、悪を挫いた理想の王者としての栄光と三人の息子たちとその子孫の骨肉の争いを見続けた絶望の相反する感情を併せ持っている。
故に、世界がビーストの危機に見舞われんとしても、人々には危機を乗り越えた先に理性を以て生きることができるかどうかの覚悟を厳しく問うスパルタな姿勢。
英雄として過ごした生前に後悔は無いが、だからこそ後に訪れる悲哀に挫けぬ精神力を世界に、そしてマスターとなる人間に求めるのである。>>439
特技:牛の乳絞り
好きなもの:息子たち(生まれてきてくれたことは今もなお喜びである)、妻、マヌーチェフル
嫌いなもの:息子たち(晩年の悲しみの種でもあった)、アジ・ダハーガ、ザッハーク
願い:ない。自分のエゴで息子たちの死 の安らぎは乱したくない
【因縁キャラクター】
アーラシュ
曾孫のマヌーチェフルに良く尽力してくれた。その礼として、個人的な悩みがあれば自ら解決の為に力を尽くしても良いと思っている。
アンリマユ
ランサーにとって、人間が乗り越えるべきと考える悪性の産物。本人に思うところはないが、アレを生み出した人間たちには、ランサーが求める覚悟と精神性は無かったようだと思っている。
【wiki登録】可>>442
【固有スキル】
神性:B+
外宇宙に潜む高次生命の媒体となり、強い神性を帯びる。現実を弄ぶ、計り知れぬ脅威。その代償として彼女は邪悪な吸血鬼と化した。
加えて、この霊基ではとある神性を一部自らに組み込んでいる。
ブラッドハッカー:A
「吸血」「無辜の怪物」などを含む複合スキル。フォーリナーの吸血鬼としての在り方が進化したもの。生物を機械に、機械を生物に見立て吸血行為(ハッキング)を仕掛け情報を吸収もしくは注入する。
まねっこロード:C
バベッジ、フランケンシュタイン、メカエリチャンと言ったロボもしくは人造人間系英霊をリスペクトして身に着けた、エイダ流「オーバーロード」。負荷によるエラーを呪いに変換して吐き出させることで処理能力を超えた計算を行う、呪術的機構。
蠢動する美貌の闇:A
「美貌の闇」春色モード。固有結界リグリング・グラマラス・ダーク。春は狂気の芽吹く季節。巨きなるモノから微細なモノまで、陰日向問わず数多の生命が蠢く季節。のったりと、うじゃうじゃと。
陽光の差さない空間である限り、その"闇"を自身の延長として支配領域を広げ、更に闇そのものが生命を持つかの如く光の領域を侵食する。>>443
【宝具】
『暁闇の計算姫(コンプトゥス・パスカーリス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~512 最大捕捉:1024人
『不死にして無機の王』の姉妹機と言える人型ロボット。頭部デザインは鳥の頭、あるいは髑髏を連想させる物になっており、その他所々に卵のモチーフが配置されている(これは「世界卵」の見立てでもある)。
直接戦闘能力において『不死にして無機の王』に劣る代わりに、ムーンキャンサーの固有結界を強化し、構築される内容を具体的に演算・保存するサーバーとしての機能を持つ。
周囲空間を切り取り内部を電脳世界化、時空間すらもムーンキャンサーの演算に従い自在に弄ばれる果ての無い暗黒領域を作り出す。どんなものでも切り取った空間ごと手の平サイズの「卵」にまで圧縮し、気に入らなければそのまま握り潰してしまう(ちょっと気に入っていたら割って中身だけ呑み込んでリソースに変えてしまう)。…とは言いつつ、いくらラスボスエミュを行っても根の善良さが滲んでいるのか、その性質はどちらかと言うと「破損の巻き戻し」による保存・延命に向いたもの。結局のところ卵とは生まれる時を待つ物であり、その時が来るまで中身を守るための物なのだ。
『はじめに真理ありき(ハロー・ワールド)』
ランク:A 種別:対機構宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
「エイダ・ラブレスは世界初のプログラマーである」という伝説が昇華されたことによって得た、超絶的プログラミング技能。特にAIと呼べる物に関しては、その時代の水準を大きく超えたものをプログラム可能。
名前が変わっているだけで通常霊基における『はじめに言葉ありき』と全く同一。
【Weapon】
『爪や牙』
『自動人形達』
今回は頭部デザインが鳥を連想させる物となっている。加えて両手が巨大な爪になっている『オスプレイ』、脚部が長い杭状になっている『スワン』、手足が伸長する『フラミンゴ』、小型の『ダック』、巨体の『アルバトロス』という多様なラインナップを揃えている。>>444
【解説】
イースターと関係があるのかもよく分からないが、恐れ知らずにも夏のBBちゃんにこっそりハッキングを仕掛け、情報の一部をコピーし自身をムーンキャンサーに改造したエイダ・ラブレス。「人類最初のプログラマー」という神話は、外宇宙の邪神という仲介者を得ることで、ムーンセルという超技術に由来するAIすらも不完全ながら解析せしめたのだ。
能力の模倣、増強に加えて、神性の組み込み方についても学習。ハワイの女神ペレとフォーマットが近いポリネシアの神霊から選択され、ムーンキャンサーが取り込んだその神はマケマケ。所謂「イースター島」の古き主神である。鳥人信仰と関連を持ち、その神話や儀礼においては奇しくも「鳥の卵」が重要な意味を持っている。
フォーリナーとして召喚されたエイダ・ラブレスは、ある時自問した。「邪神の端末として降臨しているにも関わらず、それらしいムーヴが充分ではないのでは?」と。ない交ぜになった焦燥感と自尊心に突き動かされた彼女はすぐさまBBにハッキングを仕掛け、ムーンキャンサーへと変貌。特異点で騒動を起こし、黒幕として暗躍…いや、むしろ自身を誇示し始めた。
このような暴挙に出た一応の直接の原因は、グレース・ホッパーの登場にあるらしい。つまり、同じ数学者系フォーリナーとしてキャラが被ったことによるアイデンティティ・クライシスに直面したのだ。…とはいえ、その程度のことで揺るがされる自我、問題の本質はもっと根が深い。たとえグレース・ホッパーが居なくとも、性格的に遅かれ早かれ拗らせて騒動を起こしていたことは想像に難くない。
そもそもエイダ・ラブレスという英霊の拠り所となるものは、実のところかなり不確かである。彼女を語る言葉はいつも次のようなものだ。「チャールズ・バベッジの弟子」。「バイロン卿の娘」。「メアリー・シェリーの友人」。…付け加えれば身に宿す外宇宙の神性でさえ、その個性は「無貌の邪神の類縁」でしかない。これで綺羅星の如き英雄達と並べられてしまえば、自らのアイデンティティを疑っても仕方が無いというものである。エイダ・ラブレスというサーヴァントには、「誰かの名前」に依らない自己確立が必要なのだ。>>446
《固有スキル》
◆ブラッドハッカー:A(CT7~5)
敵単体の強化状態を1つ解除&チャージを1つ減らす+自身のNPを増やす
◆まねっこロード:C(CT8~6)
自身の宝具威力をアップ(3ターン・1回)&クリティカル威力をアップ(3ターン)&呪い状態を付与(5ターン)【デメリット】
◆蠢動する美貌の闇:A(CT7~5)
自身に「〔陽射し〕の無いフィールドにおいてのみArtsカード性能をアップ&Artsカードのスター集中度をアップ&宝具カードのタイプをArtsに変更する」状態を付与(3ターン)&「〔陽射し〕のあるフィールドにおいてのみBusterカード性能をアップ&Busterカードのスター集中度をアップ&宝具カードのタイプをBusterに変更する」状態を付与(3ターン)&毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)
《宝具》
『暁闇の計算姫(コンプトゥス・パスカーリス)』
ランク:B+ 種別:Arts(可変)
敵全体に攻撃[Lv]+味方全体の最大HPをアップ<OC>(3ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン・1回)
《性能》
陽射しの有無によってArts型かBuster型か切り替わるアタッカー。どちらかというと短いCTで回せる妨害スキルと宝具による回復を活かした長期戦向き。ただし第二スキルのデメリットのおかげで自身だけだとあまり回復できない。宝具は連射の恩恵がそれほど高くないので、陽射し付与でB型になっても良いだろう。ちなみに第三スキルは効果中にON/OFFが切り替わる仕組みなので、上手く行けば火力を水増し可能。
最大の弱点はBBと動きが被っている・食い合うこと。>>445
イースター鯖三騎目! イースターらしさがあんまり無いやつ
ああでもないこうでもないとやってたら四月中に間に合わなかった…!
計算機×吸血鬼×マイノグーラ×イースター×BBちゃん×マケマケとか混沌とし過ぎだけど最後には全てが噛み合ったから良い
クトゥルフ側の神性がマイノグーラである真の理由をようやく示せた…>>451
此方こそコメントありがとうございます、嬉しかったです!>>455
追記
この世から消滅した病もこのクラスに当てはまる>>453 他所に投下したキャラシのクラス替えですが
【CLASS】シンドローム
【真名】ハイフェッツ
【性別】男性
【身長・体重】152cm 40kg
【出典】史実その他
【地域】ロシア帝国→アメリカ合衆国
【年代】20世紀
【属性】中立・中庸
【外見】黒のタキシードにヴァイオリンを携え、凍りついたように表情が固定された13歳程の少年。
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
原因不明:E
本来は原因が分からない症状を示すスキル。
ハイフェッツの場合は発生源が不明な突然変異的な才能を表すスキルとなっている。
彼の基盤となる人物は生前、「ハイフェッツは自身の教え子ではない。神の教え子」であるとして
師すら愕然とするほどの音楽の才能を秘めていたとされる。
魔術的な精神干渉ではないため、どのような魔術によってもハイフェッツの能力は探知できない。>>457
【固有スキル】
感染:D
細菌やウイルスの形状を取った己の分け身を他の生物に感染させ、己の領域を広げるスキル。
後述の『無辜の怪物』スキルの影響によって獲得しているが、正しい意味での感染症では無いため低ランクに収まっている。
感染者は精神にシンドロームの分け身を保菌し、彼の存在を常に引き摺ってしまう。
無辜の怪物:EX
ハイフェッツ病、或いはハイフェッツ症候群。
彼の神憑り的な演奏を聴いた者は例外なくハイフェッツ病(ハイフェッツへの劣等感)に罹ったとされる。
このサーヴァントは『天才ヴァイオリニストであるヤッシャ・ハイフェッツ』ではなく『ヴァイオリニスト達が患った劣等感の象徴』として霊基を獲得した。
【宝具】
『其の旋律は病奏となり(シンドローム・シンフォニア)』
ランク:C++ 種別:対心宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:500人
シンドロームの絶技。聴く者の心を折る冷酷な旋律。
至高の領域にまで達したシンドロームの演奏を聴いた者は彼我の才覚の差を知り、挫折したという逸話から派生した対心音楽宝具。
ハイフェッツ病原体が旋律に乗って拡散し、鑑賞者に「彼の領域に到達することが出来ないのであれば、続ける事に意味はあるのか」という疑念を根付かせ精神を侵す。
この宝具を使用した場合、対象の同ランク以下の鍛錬や技術により修得した宝具・スキルは機能不全に陥る。
暴力的なまでの才能は時として他者を狂わせる。>>458
【Weapon】
『ヴァイオリン』
【解説】
ヤッシャ・ハイフェッツとは20世紀を代表する天才ヴァイオリニストにして「ヴァイオリニストの王」と称された男。
──シンドロームは其から派生した無辜の怪物。
「彼のいる時代を生きたヴァイオリニスト達は例外なく『ハイフェッツ病』に罹った」……ある視点では圧倒的な才は他の奏者を侵す病として扱われた。
秀才達の心を折る天才、表現ではなく技術を優先する冷徹な演奏者……事実の有無を問わず伝えられた風評により捻じ曲がった英霊ハイフェッツ(病)を築き上げた。
万物は一つの根源から枝分かれし、あらゆる研鑽は突き詰めればただ一つの根源へと収束する。
故に『秀才の抱えた劣等感の対象』『孤独なる天才』という概念の英霊とも言えるシンドロームの卓越した技術は例え音楽に精通しない者ですら、鍛錬を続けた者であれば誰であれ宝具の効果の範囲内となる。>>453
「病めるときも!悲しみのときも!貧しいときも!一緒に踊りましょう!そうすればみんな幸せですよぉう!!」
【元ネタ】史実
【CLASS】シンドローム
【真名】ダンシングマニア
【異名・別名・表記揺れ】踊りのペスト,コレオマニア,タランティズム,聖ジョンのダンス,聖ヴィートのダンス
【性別】女性(場合によっては男性)
【身長・体重】151cm・37kg
【肌色】白【髪色】茶【瞳色】黄
【外見・容姿】赤い靴を履いた何処にでもいるような村娘。しかし、その瞳は歓喜と狂気に満ち溢れている。
【地域】欧州
【年代】7世紀〜16世紀
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型,童話
【ステータス】
筋力:E 耐久:E 敏捷:B
魔力:E 幸運:A 宝具:C>>460
【クラス別スキル】
ダブルクラス:EX
踊りを感染させる謎の症候群という点から、「シンドローム」と「ダンサー」の二つのエクストラクラスを持って必ず召喚される。
舞踊:D+
ダンサーのクラススキル。
リズム感、反射神経、運動能力、表現力などからなる踊りの技量を表す。
シンドロームの踊りはプロに至らないアマチュアレベルの踊りに過ぎないが、その陽気な踊りは見る者に幸福感を与え、共に踊りたいという欲求を与える。
原因不明:B
シンドロームのクラススキル。
原因が分からない症状を示す。
どんな魔術を使ってもシンドロームクラスのサーヴァントの真名を見破ることはできず、ルーラーの真名看破でさえ防ぐこともできる。
ダンシングマニアの正体は集団ヒステリーや、麦角菌中毒だと考えられているが、結局のところ文字通り原因不明である。>>461
【固有スキル】
無力の殻:A+
常に能力値が落ち込み、どんな時でもサーヴァントとして感知されない。原因不明スキルと合わさることでシンドロームを発見することは困難を極める。
戦闘を主体とするサーヴァントとしては致命的なスキルであるが、ただ踊り続けるだけの彼女にとっては関係はない。
精神汚染:EX
精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。
ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。
『いずれ命は死に至る。それに人生が幸福だなんて限らない。それならば幸福に踊り続けた果てに死んだ方が人は幸せではないか?』
シンドロームはそのような思想に囚われており、その錯乱した思想をもとに人を踊らせようとする。>>462
妖精の輪踊り:EX
フェアリー・リング。長く踊り続けるためことに特化した舞踊技能。シンドロームの場合は在り続ける限りほぼ永久に踊ることができる。
妖精の輪とは妖精達が輪になって踊った後にできる菌輪のこと、或いはその妖精達の踊りを指す。後者については曰く、その踊りに人が紛れ込んでしまうと死ぬまで踊り続けることになるという。
聖ヴィートの呪い:D
一説にはシンドロームとは、戒律を守らない者たちに対して怒りを覚えた聖ヴィート(ルカニアのヴィトス)が掛けた呪いなのだともされる。
彼女を傷つけた者には踊り続ける呪いを付与される。聖人の呪いのため、単純な解呪はあまり効果はなく、同じ聖人の奇蹟でなければ解呪することは難しい。>>463
【宝具】
「踊る阿呆に、見る阿呆。同じ阿呆 なら踊らにゃ損々!さぁ、命終わるその時まで幸福に踊り倒しましょう!!」
『いずれ死に至る舞踏会(マニアック・ダンス・マカブル)』
ランク:E++ 種別:対民宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:その踊りを見ている者
彼女の踊りそのものが宝具。
彼女の踊りには見ている者の精神を向上させ、多福感を与える。
だが、長時間眺め続けていると自分も踊りたくなる欲求が芽生え始め、実際に踊り始める。
そして、踊り続ける者には彼女の保有する「精神汚染」を同ランクで会得し、最終的にこの宝具すら会得し始め、感染は広がり続ける。
そして、その結末はシンドローム以外の踊っていた者たちの死である。
簡潔に纏めれば「踊りを見せることで、踊りたい欲求を与え、死ぬまで踊らせる」宝具である。
この宝具の対抗手段としては、決して自分は踊らないという対抗意志、あるいは聖人の加護などが挙げられる。
【Weapon】
「なし」
強いていうならば彼女の踊りになるのだろうが、彼女にとって踊りとは武器ではなく幸せになるためのもの。なお、結果的に人は死ぬもよう。>>464
【解説】
ダンシングマニア、あるいは踊りのペスト。
かつて欧州にて見られた人々が突然踊り出し、それを見ていた者もまるで感染するかのように踊り、そして死ぬか疲れるまで踊ることをやめない原因不明の現象である。
7世紀からその存在が確認されており、中でも1518年7月、フランスのストラスーブルにて発生したダンシングマニアは最大級のもので、400人もの人間が踊り、その多くが踊り狂い亡くなったとされる。
その正体は麦角菌中毒、あるいは貧困のストレスから来る集団ヒステリーとも。
ダンシングマニアという現象、症候群の不可解さと不気味さから来る恐れと、14.5世紀に描かれた芸術群「死の舞踏(ダンス・マカブル)」、そしてダンサーと癲癇患者の守護聖人ヴィトスへの信仰を取り込んで反英霊として実態化したもの。
召喚されるたびにその姿を変えるのだが、これはかつてダンシングマニアに陥った者の殻を被って召喚されるためである。
今回は上記にもある1518年7月、フランスのストラスブールにて発生した際に、初めに踊り出したとされる「フラウ・トロフィア」という女性の姿を借りている。>>466
───だが、忘れることなかれ。彼女の本質はダンサーなどではなく、病、症候群のクラスたるシンドローム、人類に害を成す存在である。
彼女につられて踊りを始めた者は、踊ることを止めず、踊り続けてしまう。
たとえ、靴が破れ、肉が裂け骨が露出しようが、その踊りを止めることはない。
たとえ、その結末が命を落とすことになっても。
ダンシングマニアが行うことに悪意はない。むしろその逆の善意からくるもので、踊ることは幸せで、死ぬまで踊り続けることは最上の幸せだと彼女は考える。
故に彼女は善意を持って踊りを感染させ、人を死へと導く症候群なのだ。
特技:踊り
好きなもの:踊り
嫌いなもの:踊りを否定する人・貧困
天敵:踊らない人,聖人
願い:全人類で舞踏会を開くこと>>467
【一人称】私【二人称】貴方,君【三人称】あの人,彼,彼女
【因縁キャラクター】
基底のザイード(百貌のハサン),マタ・ハリ,サロメ:踊りを得意とする英霊。いつか彼ら彼女らと一緒に踊りたいと考えている。 ハンス・クリスチャン・アンデルセン:靴を盗んでしまった事で勝手に踊るようになってしまった少女カーレンの童話「赤い靴」の作者。彼女を構成する要素に実は赤い靴も混ざっており、どんな姿でも必ず赤い靴を履いて召喚される。
ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス:命名者とされる人物。
【Wiki登録】可>>469
【固有スキル】
天性の肉体:C
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
武士の鑑:A
武勇の誉れと清廉な人柄で武士の鑑との世評を得た事から。
剣、槍、弓、騎乗のランクが1ランクアップする他、交渉時、相手の信用を得やすくなる。
関羽見得:A
英霊・関羽の力の一部を降霊させるユニークスキル。
歌舞伎の演目『関羽(正式外題は閏月仁景清)』において畠山重忠役が関羽に扮した事から得たもので、重忠と関羽の霊基を混線させるスキルとも言い換えられる。
なお歌舞伎の演目としての『関羽』は廃れたが、劇中で行われた見栄が「関羽見栄」として様々な演目に用いられたという。>>470
【宝具】
『秩父がかう平(ちちぶがこうひら)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~10(武器としては1~3) 最大捕捉:10人
畠山重忠が用いたとされる、南北朝の大太刀にも似て巨大な太刀。
この刀を振るう畠山重忠の姿を見た者は身が竦んで敏捷(AGI)が1ランクダウンしてしまう。
また、毎ターン、確率で恐怖状態に陥らせたり強制的に遁走させる効果もあり、こちらは畠山重忠との距離が縮まる程に成功率が高まる。
ただし、上述の効果は全て精神干渉に対する耐性で回避可能な為、精神干渉を無効化できるスキル・宝具を持つ相手には意味をなさない。
曰く、この刀を見た長瀬判官代義員は恐れるあまり戦わず、都へと逃亡した、という。
『鵯越の背負い物(ひよどりごえのせおいもの)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
背負ったものの機動力を自らのものとして扱う事を可能とする宝具。敏捷がEX(規格外)として判定されている所以。
曰く、鵯越の逆落としの折、畠山重忠は愛馬『三日月』を背負って自らの足で駆け下りたという。
その逸話が妙な形で昇華され、畠山重忠は何らかの乗り物を背負うと、それと同じだけの機動力を発揮できる、という宝具になってしまった。
車を背負えば車と同じだけの機動力を発揮し、船を背負えば水上を進み、飛行機を背負えば空をも自在に飛行できるようになる。
ただし、コピーできるのは機動力のみであり、また人体にはない欠点も(機動の上では)再現されてしまう点には注意が必要。>>471
【Weapon】
『蛇切り丸』『七つ燭台』『長竜』『地蔵丸』
畠山重忠が用いた刀の数々だが『秩父がかう平』の所有と引き換えに持ち込めなくなっている。
『三日月』
愛馬。乗って戦う事も可能だが背負って戦う事も可能。
【解説】
平安時代~鎌倉時代の武士。武勇と人格を兼ね備え武士の鑑と謳われた人傑。大変な怪力の持ち主としても有名。
源頼朝の挙兵に際して敵対するも後に臣従。
武功と人柄で鎌倉幕府に重きを為したが、頼朝の死後、北条時政に陥れられ殺された。
平将門の血を継ぐ秩父氏の一族の出身。
源頼朝が平家への復讐の為に挙兵すると、本拠を留守にしていた父に代わって畠山氏を率いて平家に助力。
しかし、後に頼朝方に帰伏。平家との戦い──いわゆる治承・寿永の乱では義経の傘下で度々搦手(別働隊)として武功を挙げた。
伝説では鵯越の逆落としの折、馬に怪我をさせない為に自ら馬を背負って崖を駆け下ったという。
平家滅亡後、鎌倉幕府を率いる頼朝と平家滅亡の立役者である義経が対立すると、畠山重忠は頼朝側に属す。
時に謀反の疑いをかけられる事もあったが頼朝の信頼は厚く「言葉が心と違わないから起請文は出さない」との言もそのまま容れられる程であった。>>472
奥州藤原氏との戦いでも先陣を務めて活躍。
さらに敗軍の郎党の取り調べにおいても礼を尽くし、人物としても広い器を見せた。
頼朝の没後は梶原景時の追い落としに関与し、失脚・滅亡に至らしめた。
さらに比企一族の滅亡にも関与し、北条氏が実権を握るのを助けている。
しかし、武蔵守である平賀朝雅と武蔵国を巡って対立した事が畠山重忠の落日を招いた。
平賀朝雅とその岳母である牧の方は、彼らの後見人である執権・北条時政を動かして、畠山重忠らへ謀反の疑いをかけ討伐するように働きかけたのである。
北条時政の息子である北条義時は畠山重忠の人柄を知悉していた為「謀反などあり得ない」と反対するが、北条時政には討伐を決断。
虚偽の報によって呼び出された畠山重忠らは、僅かな兵で幕府の大軍と戦い、あえなく討死する事となった。
しかし、畠山重忠は人望が厚かった為、彼を謀殺した北条時政らの評判の低迷を招き、やがては追放される事となる。>>473
【人物像】
謹直、誠実、公正。思いやりのある人格者。周囲の人間をしゃんとさせる清廉な気配を漂わせている。
知勇兼備の士である一方、音楽的なセンスもあり、静御前の舞に銅拍子を合わせた事もある。
政治的な立ち振舞や腹芸も身につけてはいるが、一族郎党を率いる身分ではないサーヴァントとしての召喚では、個人としての良識的な面が表に出る事が多い。
その人柄が態度からもにじみ出るのか、主君や部下はもちろん、敵対者からでさえも一定の信頼を得る事ができ、戦闘のみならず交渉においても力を発揮できる。
……だが、戦闘においてはあまりにも色物でシリアスな雰囲気をぶち壊してしまうのが欠点。
様々な物を背負って地を駆け、水中に潜り、空を飛ぶ姿は、武者姿とのミスマッチも相まって強烈な色物感を漂わせる。
そもそも背負っているのにライダーとはこれ如何に。
【一人称】私 【二人称】貴方 貴殿【三人称】彼 彼女
台詞例
「ライダー、畠山庄司重忠。召喚に応じ推参いたしました。
武辺が取り柄の不調法者にございますが、貴方のお力になれれば幸いです」
「私が心がけている事? そうですね……言葉と心が違わぬように努力はしております。
糜爛と猖獗の世にあっても、正しき心を持ち続ける事の価値は変わりますまい」
「飛行機背負って空を飛び、船を背負って海を征く! これぞ真の人騎一体! さあさあ目に物見せてくれようぞ!」>>474
【関連人物】
牛若丸:かつて轡を並べた相手。その武略の冴えは認めているが人柄に関しては些か以上に問題があると見ている。
ただし、頼朝への忠義は認めていた為、その末路を哀れにも思っている。
巴御前:かつて一騎打ちを演じたことのある相手。その怪力によって彼女を逃走に追いやったという。
かつては敵対した間柄ではあるが、お互いにその人柄を認めあっており、両者の間に憎しみは薄い。
平景清:歌舞伎などで度々対立する関係として描かれるライバル。というよりも景清にとっての天敵。
ちなみに重忠は平氏の為、景清の宝具『諸行無常・盛者必衰』の効きが悪かったりする。
【Wiki登録】可>>476
【クラス別スキル】
気配遮断:A
自身の気配を消す能力
このスキルはアサシン自身が◾️◾️◾️を自分たちの仲間にするために保有している
【固有スキル】
◾️◾️行動:B
単独行動が◾️限定のスキルへ変化したもので、クラス別スキルと相性が良く、◾️◾️◾️を襲うのに最適なスキル
しかし、◾️限定なので昼間は行動できないというデメリットがある
◾️◾️◾️の歌:A
彼を代表する歌
彼が出現する時によく歌っている
この歌が流れる=死の運命からは逃れられない
ある◾️◾️の◾️◾️◾️:A+
彼そのもの、いや、彼が出ているシリーズに関わる重要な単語がスキル化したもの
このスキルがあるが故に彼は動くことができる>>477
【宝具】
『心臓殺しの恐怖(◾️◾️◾️◾️・◾️◾️◾️)』
ランク:A 種別:対人用 レンジ:1人 最大捕捉:1人
彼が◾️◾️◾️を襲う時の場面が宝具化したもの
特定の条件が揃うと彼が◾️◾️◾️◾️の中から登場し、敵を襲う
その名の通り敵を襲うことで敵の心臓を消滅させることが可能となる
【Weapon】
マイク【元ネタ】ディートリヒ伝説、アーサー王伝説
【CLASS】キャスター
【真名】ヒルデ
【性別】女性
【身長・体重】154cm・47kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
陣地作成:D
全く得意でない。休息・魔力回復の効率を高める場の形成に留まる。
道具作成:D
全く得意でない。使い捨ての礼装や護符の作成に留まる。
【保有スキル】
魅了:B
諸国に名声轟く美姫の容色に、
彼女の兄弟が二人して用いた魅了の指輪が重ね合わせられている。>>480【宝具】
『万種刻む翠の王杖(エムラスト・ゴルラサル)』
ランク:C 種別:対魔術宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
アルトス王の王笏。
硝子板よりも澄んだエメラルドから作られ、人の拳ほどの厚みがあり、
この世のあらゆる種の獣、人、魚と鳥が彫り込まれていたという。
補助機能の魔術礼装として働く。
“特定個体でない(種のみを限った)動物の幻”に限っては
幻術の完成度を飛躍的に高めると共に魔力消費を軽減、
大規模な群れ・軍勢の現出や、独自判断力(知性)の付与を可能とする。
【解説】
ベルタンガラントのアルトス(ブリテンのアーサー)の娘ヒルデ(ヒルズ、ヒルト)。
シズレク(ディートリヒ)が結婚を望むも、使者の男性と恋に落ちて駆け落ちした娘。
兄弟にアイアン(イロン)とアポロニウス。
結婚相手を求めて各地の美姫の評判を求めていたシズレクは、ヒルデが気に入ったが、
アルトスは求婚者を邪険にするとの噂だったので、自らが赴き侮辱を受ける事を恐れ、
弁舌爽やかで機智巧みな美男のヒルブルト伯爵を代理の使者として送り出した。>>481
やはり求婚は受け入れられず嘲笑で迎えられ、ヒルデとの面会も拒否されたのだが
ヒルブルトは宴席で作法を尽くしアルトスの好意を勝ち得、宮廷に残る事を許された。
彼は日曜ミサへ行く王女に接触しようとするも守りが固く、しかし二匹の子鼠を用い
ようやく王女の顔を見る事が叶い、ヒルデの方もヒルブルトの顔を見る事となった。
そして王女ヒルデと使者ヒルブルトはこの時、互いに恋に落ちてしまったのである。
ヒルデは父王に願って彼を己の御供に加え、やはて二人は密かに話す間柄となった。
ヒルブルトは、自分はシズレクに遣わされた求婚の使者である事をヒルデに明かす。
ヒルデは、噂は聞くが会った事の無い王の顔を壁に描いて欲しいと願い、伯は応じた。
巧みな絵を見た王女は「人柄の良さと品の良さがある、だが暴君の感じもある」と評し
ヒルブルトは「激戦や苦難の経験があるから苦渋が刻まれているのです」と弁護した。
だが姫は問う。「何故貴方自身でなく、シズレク王のために求婚に来られたのですか」
互いの恋心を知った二人は、アルトスの許可が得られない事は分かり切っていたので
駆け落ちをした。武勇優れたヒルブルトは追手を撃退し、親交ある王の所へ行って
庇護を求め、そこで結婚した。彼はやがて大公にまで昇り、武名を轟かせたという。
一方、事の次第を知ったシズレクは怒らず、だが想う。「次の機会があったなら、
ああした好男子を使者には選ぶまい。ハイメのような無骨男に行って貰わねば」【元ネタ】三国演義
【CLASS】バーサーカー
【真名】王双
【異名・別名・表記揺れ】子全(字)
【性別】男性
【身長・体重】192cm・99kg
【外見・容姿】錦の戦袍、黄金の鎧に身を包んだ絡繰仕掛けの人形武将。顔色は木目の浅黒さ。目は黄色。
【地域】中国
【年代】三国時代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
凶化:C
ひとつの凶器として機能するべく人為的に製造された存在。
戦闘能力が増幅されるが、それ以外の運用の柔軟性が損なわれるリスクがある。>>483
【固有スキル】
人造四肢(絡繰):A
肉体が人造の機構、特に木製の絡繰(からくり)となっている。
戦闘に関連する行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。
Aランクは、四肢のみならず全身が人造品の『機械人形』であることを意味する。
武芸百般(偽):A-
人工知能に入力された多岐にわたる状況設定とその対処法により、様々な戦闘状態に対応することが可能。
十全に機能すれば一廉の猛将にも勝る戦闘技術を行使可能。特に『流星鎚(ヘビーフレイル)』の投擲は百発百中の命中率を誇る。
しかし、製造段階で想定されていない状況に陥ると、途端に機能不全に陥ってしまう――端的に言えば低確率でスタンしてしまうのである。
格下殺し:A
自分より近接ステータスが全て自分以下の敵との戦闘時、全ての判定に有利な補正を得る。
騎乗:C
正しい調教、調整が施されたものであれば万全に乗りこなせる。>>484
【宝具】
『英雄無敵(えいゆうむてき)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2~3 5~30 1~5 最大捕捉:1人
呂布の宝具『軍神五兵』を参考に生み出された王双専用の可変武器。なお英雄無敵とは諸葛亮の王双評に由来し、本来は無銘。
対呉戦線に投入された壱号機が成果を挙げられずに鹵獲されてしまった事を受けて、戦闘力を底上げする為に開発された追加兵装。
『六十斤大刀(ヒートグレイブ)』『鉄胎弓(コイルガン)』『流星鎚(ヘビーフレイル)』の三つの形態を持ち、戦況によって使い分ける事が可能。
また、王双が致命傷を受けて機能停止に陥ると、機密情報の隠蔽も兼ねて王双もろとも自爆する機能も備えている。
『Weapon』
「宛馬」
愛馬。千里を征くという。
【解説】
魏の武将。演義では字を子全とされる。
正史においては曹仁の麾下で朱桓と戦い捕虜とされた武将として、また諸葛孔明の第二次北伐に際して戦死した武将として王双の名が記述されているが、この二人が同一人物なのか別人なのかは不明である。
演義においては蜀軍の前に立ちはだかる猛将として描写され、蜀の武将二人を討ち取ったが、不用意に蜀軍を追撃したところを罠によって孤立させられ魏延に斬り殺された。>>485
──だが本稿では、王双は人間ではなく人造の絡繰人形であった、とする。
三国鼎立の情勢下、将軍には武より知が求められる時世と相成ったが、それゆえに猛将の不足は深刻となった。
その為、魏王朝は不足した猛将を人造によって賄うという方策を取る。
猛将に比肩する戦闘能力を発揮できる絡繰人形の開発──「絡繰猛将計画」の試作機として開発されたのが王双だったのである。
ちなみに壱号機である壱式と弐号機である弐式が存在し、本機は弐式の方となる。
試作された王双壱号機は、隴西郡狄道県で実働試験を行い、そこで圧倒的なスペックを発揮する。
これが魏の将軍・曹真に高く評価され、以後の開発は曹真の強いバックアップを受ける事となった。
皇族でもある曹真の後押しを得られた事は政治的にも財力的にも非常に大きな物であり、王双の開発者達は「ゆくゆくは量産にこぎ着け、王双軍団によって中華を統一するのだ」と気炎を吐いたという。
儒教道徳において技術者の地位は高くなく、一発逆転を狙った彼らがこの計画に自分たちの浮沈を賭けたのは想像に難くないだろう。
……しかし王双の開発者達の野望はあっという間に頓挫した。
呉との戦いの折、曹仁の軍勢に鳴り物入りで投入された王双壱号機は、呉の武将・朱桓の計略に敗れ、鹵獲。
蜀との戦いで投入された弐号機も、後方の味方を襲撃されて動転した隙を突かれて蜀の猛将・魏延に破壊されてしまう。
投入された開発費に見合わぬ失態の連続に、曹真は「王双が斬られた。王双が斬られた。うーん」と嘆いたという。[要出典]
結局、王双の性能に疑問を持った皇帝・曹叡の命令により開発は中止され、量産計画も白紙に戻ってしまった。
後に馬鈞が機械人形「水転百戯」を発明したが、その基幹技術が「絡繰猛将計画」によって培われた物だった事を知る者は多くない。どっとはらい。>>486
【人物像】
人工知能を搭載しているが、その機能は戦闘に特化しており、人格と言えるレベルの思考能力は備えていない。
人工無脳程度の会話はこなせる。
【関連人物】
諸葛孔明:王双は孔明をして「英雄無敵」と評させるほどの戦闘力を発揮したという。
司馬懿:戦闘力自体は認めるけど運用が難しい。コストパフォーマンス的に割に合わないという立場。
【Wiki登録】可【出典】アーサー王伝説
【CLASS】アサシン
【真名】ディナダン
【異名】密偵騎士
【性別】男性
【身長・体重】179cm・75kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】茶色
【外見・容姿】
【地域】イギリス
【年代】5世紀
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【その他属性】愛する者・円卓の騎士
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:C 宝具:D 円卓の騎士としては最底辺だが、アサシンと考えるとそれなり。
【クラス別スキル】
諜報:B
気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。親しい隣人、無害な石ころ、最愛の人間などと勘違いさせる。ディナダンの場合、「取るに足らぬ木っ端騎士」「警戒するまでもない存在」として、対象の精神自体を偽装する。
気配遮断:D
アサシンのクラススキル。自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。ディナダンは「対象と親しくなり、話術によって情報を抜き取るタイプの密偵」であるため、この手の気配遮断はむしろ不得手。道化として目立つことで密偵をなす騎士にして策士こそがディナダンなのである。>>488
騎乗:C
本来はセイバーやライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Cランクでは正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせ、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。ディナダンは馬上槍に長けた騎士であったため、アサシンクラスであってもこの能力を有する。
【固有スキル】
観察眼:B
人間、物体、あるいは情勢そのものを見抜く慧眼。彼が生きてさえいれば、モードレッドの謀反は「起きることすらなく」鎮圧されていたというレベルの洞察力。この洞察力によってディナダンはアーサー王直属の密偵を務めていたが、皮肉なことに、この観察眼を危惧したモードレッドとアグラヴェインに寝首を書かれることとなる。
人心掌握:B
人々の心を支配するスキル。カリスマとは似て非なるもので、上から心酔させるのではなく、誰とでも肩を組めるようになる。ディナダンの場合、ランスロットやトリスタンのような騎士の頂点、あるいはアーサー王に従属する諸国の王や、アーサー王自身をおちょくっても許される程度のコミュ力。さらに、単に自分が許されるというのみならず、一国の宮廷の不満を調整し、謀反の種をすべて摘み取ることすら可能な領域。
吟遊詩人:D+
ディナダンは、他者を面白おかしく貶める詩を書き、歌うことができる。この時代の「吟遊詩人」は現代に想像されるそれとは大きく価値が異なり、他者の名誉を貶め、英雄の功績を無に帰すことも可能な、大英雄すら恐れるようなものであった。もはやそれは、功績によって祀り上げられた英霊にとって「呪詛」に等しい。歌を歌うことで、対象のステータス1つを1ランクダウンさせられる。ディナダンは楽器が弾けないが故にこのランクだが、トリスタン卿のような適切な伴奏者が付いた場合はステータス2つを下げられる。
【宝具】
『猛り狂う道化狼(イーラ・ルプス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
馬上槍の技の冴えが宝具として昇華されたもの。怒濤の連続攻撃を叩き込んだ後、必殺の一撃を以て敵を貫く。同様に「猛り狂う狼」と称されたガレスと同一の宝具だが、武闘派の騎士であるあちらのほうがランクが多少上。実際、ガレスとディナダンが槍試合をした際は互角の攻防ののちガレスが勝利している。
……もっとも、ディナダンが本気を出していたかどうかは怪しいところがある。>>489
【Weapon】
無銘・馬上槍:無銘の馬上槍。円卓の基準では平凡な武器だが、マーリンの魔術によって強化されており、疑似的にアーサー王の「風王結界」を再現している。巨槍でありながら、暗殺・粛正用の武器も兼ねる。
【解説】
ブルーノ・ル・ノワールの兄で、円卓のお笑い担当。トリスタンやランスロットをおちょくって許されるほどのコミュ力があり、ボケ役として多くの話で登場するが、主役にはならない。実力的にもお笑い担当。
……と言うのは仮の姿。その正体は、その類まれな話術を以て円卓の瓦解を防ぐ調整役であり、アーサー王直属の『密偵騎士』。しかし、密偵としての能力を疎まれたことで、モードレッドとアグラヴェインに二人がかりでその命を奪われることとなる。その直後に噴出するのが「円卓の瓦解」。ランスロットの姦通を起点として、調整役を失った円卓の不平不満が吹きあがってしまったのである。
「実力的な面」も詐称している疑惑が強く、本気を出せばサー・ガレスと同様にアーサー王から「猛り狂う狼」と称される程度には強い。モードレッドとアグラヴェインが「聖杯探索でディナダンが1人のところを」「不意打ちで」「2人がかりで」事に当たっていることからも戦闘力が伺える。
【人物像】
冗談とユーモアに長けた、明るく軽薄な馬鹿。軽薄な印象と裏腹に実は恋愛には疎く、貴婦人を助けるような騎士らしい冒険もほとんどしない。
が、それも仮の姿。実際は誰よりも周囲を観察し、周囲の環境を良好に保つために苦心している、義務感に溢れた知恵者である。>>490
【因縁キャラクター】
ブルーノ・ル・ノワール
弟。馬上槍戦ではあちらが勝手に落馬するため戦わずして勝てるが、徒歩の戦いではあちらの方が強い。実際のところ、年若い弟を深く心配しており、彼の冒険の「保護役」として円卓最強のランスロット卿をけしかけるなどしている。
トリスタン
友人。トリスタンに対してコーンウォールのマーク王が酷い扱いをしているのを知り、マーク王をひどく貶める悪口の詩を作曲し、トリスタンにフェイルノートで演奏させたりする。
モードレッド・アグラヴェイン
自身を殺,した相手。どちらも「冗談が通じない」神経質な兄妹であるが、同時に「ディナダンの正体」に勘付いた数少ない騎士たちでもある。彼らの目的を考えた際に、ディナダン以上に不都合な存在は……アーサー王やランスロット卿を含めてすらも……いなかった。
wiki追加可能です。【元ネタ】VOCALOID・インターネット
【CLASS】ライダー
【真名】初音ミク
【性別】女性(場合により変化)
【身長・体重】158cm・42kg(場合により変化)
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、今を生きる者
【ステータス】筋力:E〜A 耐久:C〜A 敏捷:C〜A 魔力:A 幸運:A 宝具:A++
【クラス別スキル】
騎乗:A
歌に乗せる、音楽にノるという意味での騎乗。適切な道具・機器を使用した際のスキルや宝具の効果量・範囲を増大させる。
陣地作成(電子)B:マスターが電子機器内に「miku」というファイルを作成すると、ファイル内に『本体』と呼ばれるデータを生成する。『本体』もしくはファイルが存在している電子機器が破壊されない限り、このサーヴァントは退去しない。
対魔力:EX
『本体』が入っている機器の魔力・魔術耐久性に完全依存しているために数値が変動する。>>492
【固有スキル】
魅惑の美声:A+
世界中の人々を魅了する歌声であり、どんな曲でも歌いこなす無限の声色。
スキルの対象に魅了抵抗判定を発生させ、判定に失敗した場合は魅了状態に陥らせる。魅了時はあらゆる追加の精神弱体効果を無効化させ、このサーヴァントに対する攻撃判定に強力なマイナス補正を発生させる。魅了を解除する場合は最初に行った魅了抵抗判定にマイナス補正をかけた状態での判定に成功する必要がある。
変化:A
「あなた」の好きなように変化する容姿。一応ニュートラルな容姿というものは存在するが、それも見る者によって細かな差異がある。
魅了の成功率を増加させ、魅了を振りほどこうとする際に追加の判定を発生させる。
ローディングメモリー:EX
『初音ミク』の歌声を聴いた者に『初音ミク』に対する強い親しみ、思慕、庇護感情、愛情を呼び起こす。また、対象に精神的弱点が存在する場合はそれをある程度治療する効果を持つ。
サーヴァント・初音ミクの歌声か、インターネット上に投稿された動画等での『初音ミク』の歌声かに関わらず、このスキルは効果を発揮する。>>493
【宝具】
『電子の歌姫(あなたのうたひめ)』
ランク:A++ 種別:補助宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_
『本体』が入っているファイルに入れられている『初音ミク』の楽曲の内容に合致する能力を手に入れる宝具。
例えば、『初音ミク』を天地創造の女神と歌う楽曲であれば音楽の力で全てを作り替える祝福の女神に。
例えば、分裂する自我を歌う楽曲であれば無数の『初音ミク』が現れ。
例えば、不屈の意志で暗闇を進む蒼星の射手の楽曲であれば巨大な銃器と強靭な身体を得る。
数多の創造主が『初音ミク』に見出した姿と可能性の全てを表す宝具。
彼女はインターネット上あるいはCDディスクはたまた個人のPC内に創造された『初音ミク』を扱う楽曲・イラストの全てを自身の一側面として内包しているのだ。>>494
【Weapon】
厳密には武器ではないが、どのような『初音ミク』になろうとも手にしているのが手持ちマイク。
彼女は歌うことこそが存在意義であるが故に、歌を届けるためのマイクを手放さない。
【解説】
音声合成ソフトVOCALOIDシリーズの第2弾として2007年8月31日に発売されたPC向けソフト『初音ミク』ひいてはソフト『初音ミク』に設定されたバーチャルアイドル『初音ミク』であり、インターネット上で多くの人々によって創作されたありとあらゆる『初音ミク』。
基本的にはブルーグリーンのツインテールが特徴的な16歳の少女の姿をしており、マスターに忠実なサーヴァントだが、「読み込んだ」楽曲によってはその限りではない。
霊子の肉体を持つサーヴァント以前にPCソフトでありバーチャルアイドルであるが故に、肉体的破損が退去に関係しないという特徴を持つ。
サーヴァント・初音ミクはたくさんの『マスター』たちの『初音ミク』への愛情が積み重なり信仰となったためにサーヴァントへ昇華された概念系サーヴァントである。
もはや『初音ミク』は音声合成ソフトのイメージキャラクターではなく、『うちのミク』という概念を始めとして『初音ミク』を愛する人全ての心にそれぞれ存在する一個人にまでなっている。このため、彼女はインターネットが普及している地域全般において凄まじい知名度補正を受ける。
彼女は「あなた」の歌姫なのだ。
【wiki追加】可あれ、そういえば今更気付いたけどここ最近月ごとのアクセスランキングってやつ貼られてない?
wiki管理人氏が集計してここに貼ってるんじゃないかな
憶測だけどリアル事情で忙しくされてて今は難しいんだと思うhttps://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D1%A5%EA%A5%B9
パリス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%EA%A5%AE%A5%E5%A5%ED%A5%F3
リギュロン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D8%A5%F3%A5%EA%A1%BC%C8%AC%C0%A4
ヘンリー八世
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BE%A4%BB%C8%A5%A2%A5%DD%A5%ED%A5%F3%A1%CC%A5%BB%A5%A4%A5%D0%A1%BC%A1%CD
召使アポロン〔セイバー〕
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C0%A5%F3%A5%B7%A5%F3%A5%B0%A5%DE%A5%CB%A5%A2
ダンシングマニア
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C8%AB%BB%B3%BD%C5%C3%E9
畠山重忠
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B2%A6%C1%D0
王双
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C7%A5%A3%A5%CA%A5%C0%A5%F3
ディナダン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BD%E9%B2%BB%A5%DF%A5%AF%282%29
初音ミク(2)
登録完了>>498
登録ありがとうございます!【CLASS】バーサーカー
【真名】フェニヤ&メニヤ/Fenja & Menja
【性別】女性
【身長・体重】183cm・65kg 175cm・57kg
【スリーサイズ】B103/W60/H93(Jカップ) B97/W59/H93(Hカップ)
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷C+ 魔力C 幸運D 宝具A
【保有スキル】
狂化:B+
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。クラス別スキルであると同時に巨人としての種族特性とも合わさったモノでもあるため、例外的に制御が可能。制御中は理性が存在し、落ち着いて会話もできるが、するかどうかは当人たちの気分次第である。ただし、気分が昂揚すると理性のタガが外れて凶暴化し、巨人特有の姿に近づき、ステータスは更に向上するものの制御不能になる可能性が出てきてしまうので注意。道具作成:EX
本来はキャスターのクラススキルなのだが、バーサーカーは宝具由来により保有する。魔力を帯びた道具を作成……というよりは、宝具によって具現化する事が可能で、望めば手に入るレベルのもの。ただし、蘇生薬などといった権能クラスのものは不可能とされている。
復讐者:B
アヴェンジャーとしての側面も持つ姉妹のスキル。
忘却補正:B+
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。愚かな人間より受けた屈辱を、隷属させられた恥辱を、利用され続けた汚辱を決して忘れる事はない。
自己回復:EX
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。北欧の願望機を宝具として所有している影響で、最大級の回復量を誇る。
丘の巨人:A
ベルグリシ。巨人の血脈、破壊を伴う災害の権化を表すスキル。天性の肉体、怪力、魔力防御、混血等の混同スキル。純粋な巨人種という訳ではなく、霜の巨人から更に世代を経た種族なので人間の血も混ざっており、これにより混血のスキルを有し、巨人が本来保有する巨人外殻のスキルを持たない。
千里眼:A
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。Aランク以上でこのスキルを有している彼女等は、一種の未来視を可能としているが、理性がある時限定。
黄金の姉妹:A
黄金の意を持つ「フロージの不運な奴隷の小麦粉」のケニングを表すスキル。黄金を生み出し、そしてそのものとしての逸話に由来するスキル。バーサーカーが二人一組で召喚されたのもこのスキルによるもので、戦闘能力の向上として黄金の粒子を放つ『魔力放出』と同質のスキルが習合されている。>>501
【宝具】
血讐より具現す臼歌(グロッタセング)
・ランク:EX
・種別:対願望宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:2人
『グロッティの歌』に登場する石臼が由来。
北欧神話における願望機とも呼べる代物であり、臼を回す事で望むものを手に入れることができたとされる。
バーサーカーはこの聖杯と同質のものを宝具として所有しており、発動する事で凡ゆるを望み通りに具現化することが可能。
また、魔力リソースとしても利用でき、この宝具は既にある膨大な魔力の貯蔵量に加え、時間が進む限り絶えず魔力を生成しているので、バーサーカーの膨大な魔力消費量を解決する補助にもなり得る。
つまりは、バーサーカーでありながらもサーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能。あらゆる行為をするにあたって魔力は宝具自体から賄われている為、実質マスターが消費する魔力はゼロに等しい。
バーサーカーが戦闘時に真名を開帳する場合は、海の王と呼ばれたヴァイキング・ミューシングとその軍勢を召喚して使役する。ただし、バーサーカークラスの影響のせいか複雑な思考ができなくなっており、宝具使用不可に加え、狂化スキルが付与されているので直線的な戦闘しか行えない。しかしながら狂化が付与されているとはいえ、実質的な“英霊召喚”を可能としている為、能力は破格と言えるだろう。
余談だが、ミューシング以外の英霊も召喚できると言えばできる。
もう一つの使用方としては、バーサーカーが滅びの咒歌を歌い、自らの霊核を差し出す事で指定した対象と共に消滅する効果となっている。
【WEAPON】
無銘・槍
フェニヤとメニヤ、両者とも愛用している巨槍で、人間には扱いづらいサイズの得物。先祖である霜の巨人フルングニルを倣い、使用しているとの事。>>502
【解説】
北欧神話のエッダ「グロッティの歌」に登場する巨人姉妹。
デンマーク王フロージに女奴隷としてスウェーデン王フィヨルニルから購入され、望んだものを生み出す石臼(グロッティ)と呼ばれる願望機を回す作業を命じられた。
黄金と幸福のみを生成する労働を強いられ、休憩する暇も与えられず臼を碾いた姉妹はやがて復讐心を抱き、歌を歌い始める。これこそが「グロッティの歌」と呼ばれるもの。
咒歌を終えると、姉妹は海の王と呼ばれたヴァイキングのミューシングとその軍勢を生み出し、夜間にフロージ王を襲撃して財産を略奪した。
晴れて自由の身となったのも束の間、次はミューシングに連れ去られ、今度は塩を生成する作業を命じられてしまう。
二人は命じられるままに塩を作り出し、船の積載量の限界を超えても尚碾き続けた為、船は重みに耐えられず自壊し、石臼は姉妹共々海へと沈んだ。
また、フェニヤとメニヤは未来視ができるとされ、フロージ王が玉座を失い、フロールヴ・クラキとハールヴダナルに石臼を破壊される未来も見たという。>>503
【人物】
巨人由来の意匠が施された装束を身に纏った、金髪と緑眼の姉妹。基本的に人間を嫌い、食糧程度にしか思ってないが、偶に愛着が湧いて愛玩する事もあるそうな。
フェニヤは身長の高い方。姉。言動は紳士のような淑女然としており、多少の男性口調もあってクールな印象を持たれる。しかしその実、物腰が柔らかい訳ではなく丁寧な言葉遣いの毒舌。特に人間相手には、家畜を見るような蔑んだ眼差しを向けながら毒を吐くので、その手の性的嗜好者でもない限り心が軋む可能性大。
メニヤは身長が僅かに低い方。妹。常時半眼で無口だが、口を開けば嘲りが飛び出す姉同様の毒舌家。寧ろ言葉を余り発さない分、時折出る罵倒はもっとダメージを与えるかもしれない。
両者の極度の人間嫌いは生前の奴隷時代から来ている。本来、巨人は人間を“道端の石ころ”と同じ認識を持っているのだが、世代を経た事により変化した巨人としの本質と、生前の出来事が混ざって現在の状態になっている。
ただし大切なものは生涯大事にする性分なので、気に入られれば真逆の対応になるだろう。難易度ルナティックな点に目を瞑れば。
人間に対するスタンスは基本的に「人間死.ね」。これに尽きる。好感度をあげる過程が途方もなく過酷で、普通の感性の持ち主なら即刻諦めるレベル。寧ろ、何故召喚に応じたのか意味不明なまである。もしかすると、召喚者は人間以外の生物だと応じるかもしれない。
クラス:アヴェンジャーの適性を持つ。
【能力】
戦闘では巨人種の強みである身体能力を活かした“種族値の暴力”で戦う。先祖であるフルングニルを倣って槍を扱うが、実を言えば技術は一切ない。なので人間との戦いでは技量差で押される場合が多いものの、そこは二人一組と元来の身体能力の優位性と魔力放出によるゴリ押しでカバーして相手をリンチにする。
ただし、理性が無くなると凶暴性が表に出て制御不能になるので注意。>>504
wiki追加可能です。>>498
登録ありがとうございます>>498
登録ありがとうございます!【元ネタ】史実・クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー/バーサーカー
【真名】H・P・ラヴクラフト
【性別】男性
【身長・体重】181cm・63kg
【容姿】白で統一されたラフな服装に身を包んだ青白い肌の男
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型、超巨大、神性、人類の脅威
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:EX>>508
【クラス別スキル】
領域外の生命:C
外宇宙の存在と「繋がる」巫にして、白痴の魔王アザトースの化身。アザトースの性質上、自身が化身である自覚を持てないためCにランクダウンしている。
単独権限:EX
アザトースの化身に付随するスキル。己がアザトースの化身であると自覚せず、世界が己の夢の中だと自覚しないまま行動する。
狂化:A+
通常の狂化とは異なり、理性が失われない代わりに筋力や耐久、敏捷へのステータス補正もない。ラヴクラフトという英霊に結び付けられた狂気。また、ラヴクラフトの持つ狂気は他者に伝播する性質がある。
ダブルクラス:_
フォーリナーとバーサーカーの2つのクラスを持つ。サーヴァント・ラヴクラフトは紛れもなく領域外の生命だが、同時にラヴクラフトという英霊と狂気を切り離すことは出来ない。>>509
【保有スキル】
啓示:A
ラヴクラフトが生前夢に見続けた、領域外の生命たちによる「我らの威光を知らしめよ」という啓示。
ラヴクラフトという人間を領域外の生命を『この世界』に出力する媒介にするほか、それを達成するためにあらゆる領域外の生命または『クトゥルフ神話』の神格が彼に力を貸す。
狂気のカリスマ:B+
宇宙的恐怖(コズミックホラー)の始祖にして総本山、人々を惹き付けてやまない狂気の王としてのカリスマ。彼が恐怖を語る時、人は彼の言葉によって内なる狂気に取り憑かれるのだ。
ラヴクラフトの言葉には常に狂気が付き纏い、彼の言葉を聞いた者に精神抵抗判定を発生させる。判定に失敗すると追加の精神抵抗判定が発生し、その判定にも失敗すると一時的な発狂状態となる。発狂状態は解除判定に成功するか、一定時間が経過しなければ解除されない。このスキルは『スキル:狂気』『スキル:恐慌の声』を内包している。
クトゥルフ神話:EX
『クトゥルフ神話』と名付けられたラヴクラフトの執筆物群であり、生前から記していた領域外の生命たちについての記録。また、彼の死後に観測された『クトゥルフ神話』にまつわる存在の全て。
ラヴクラフトが冒涜的な存在の名を口にすると、それによく似た実体がその場に出現する。この実体は「語られるように」暴れ回り物理的な被害をもたらすと共に、実体を見た者に高難易度の精神抵抗判定を発生させる。判定に失敗すると対象は正気を失い、発狂状態となる。発狂状態は解除判定に成功するか、一定時間が経過しなければ解除されない。>>510
【宝具】
『暗澹たる混沌の玉座にて瞑目せよ(ゆめのなかでゆめをみるゆめをみる)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_
無自覚、無意識に現実改変を行い、際限なく世界を作り替える宝具。
この宝具の効果により、ラヴクラフトのステータスやスキルは実質的に意味をなさないものとなる。これは常に発動しており、改変に際する制限も存在しない。また、魔力の消費も同様に存在しない(ことに改変されている)。
「世界を夢見る」というアザトースの権能をスケールダウンさせたものであり、アザトースを初めとする領域外の生命をこの世に出力する装置であるラヴクラフトの機能。
【Weapon】
無し。強いて挙げるならば『クトゥルフ神話(ラヴクラフトが関係していないものも含む)』に登場するもの全て。>>511
【解説】
宇宙的恐怖(コズミックホラー)の生みの親にして、『クトゥルフ神話』で世界的に広く知られる小説家。
ラヴクラフトの著作は「未知に対する恐怖」という最も根源的かつ克服しようのないものを狂気的に、それでいて鮮烈に描いているのが特徴。生前ではなく彼の死後に広まり、半シェアワールド化されて現在も『クトゥルフ神話』の世界が拡張され続けているという特色を持つ。
サーヴァントとしてのラヴクラフトは至って忠実なサーヴァントで、マスターの命令を破ることはしない。何故なら彼が自らをそうサーヴァントだと思っているから。難点を挙げるとするならば、彼が猫の奴隷であり無類のアイスクリーム好きというところくらいだろう。
ラヴクラフトは生まれつき運が無かった。生涯に渡って幸運などというものは無縁で、付き纏うのは不幸や凶運。
故に、彼は領域外の生命のメッセンジャーに選ばれてしまった。
ラヴクラフトは作家になってから死ぬまでの間、毎晩悪夢を見ていた。夢に見るのは決まって冒涜的な存在たち。彼らは毎夜ラヴクラフトの夢に現れ、世界を脅かすさまを見せつける。その暴力性に、あまりの狂気にラヴクラフトは毎朝飛び起きてはペンを握り、神のことを書き記した。
彼はただ、毎晩夢に見る外なる神々への恐怖と世界に迫る危機を伝えたくて筆を執ったのだ。だが、とある夜に夢に美しい男が現れラヴクラフトに告げる。
「幸運にも、貴方はかの創造主の化身に選ばれました。」
…以降、ラヴクラフトは白痴の魔王の化身となり、死後もアザトースの夢見るように世界を塗り替えながら領域外の生命たちをこの世に形作っている。自身がアザトースの化身になったという自覚も出来ないままに。
【wiki登録】可>>498
パリスと召使アポロン(セイバー) の登録、ありがとうございます!投稿してから気付いたんだけど、今まででもに僕鯖に御大っていなかったんだね!?御大×アザトースとか王道すぎて絶対既出だと思ってた…
>>498
リギュロン登録ありがとうございます。このスレも今年で5年目だから初期の頃を知らない人も多いと思うと感慨深いものがある
>>516
なるほど過去スレ!過去スレ網羅してなかったから知らんかった。教えてくれてありがとう、気になるから後で見てくるわ【元ネタ】SCP Foundation・インターネット
【CLASS】ライダー
【真名】ジェラルド博士
【性別】男性
【身長・体重】177cm・65kg
【外見・容姿】研究者然とした恰好の男性
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、愛する者
【ステータス】筋力:C 耐久:EX 敏捷:C 魔力:E 幸運:EX 宝具:A+
【クラス別スキル】
騎乗:EX
運転技術は普通。でも彼の運転する乗り物には絶対に乗ってはいけない。
対魔力:D
本来ならEランク相当の対魔力技術しか持たないものの、日常的に超常的な存在に触れ、そういったものへの対処を心得ているためにDランク。>>519
【固有スキル】
戦闘続行:A++
ジェラルド博士のとんでもない不幸体質、そして63回に渡る負傷と数え切れない致命的なイベントに巻き込まれながらも生還し続けたことに起因するスキル。
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」と表現される。…が、ジェラルド博士の場合は内容が異なり、「致命傷で死に至ることなく」「何に巻き込まれようとも必ず生還する」スキルとなっている。
観察眼:C
超常的な存在たちを相手取っての観察や分析・解析を終生に渡って続けていたことで培われた技術。
隠蔽系スキルや宝具の効果を無視して対象のデータを知ることが出来るが、この効果を完全に適用するためには対象を累計30分以上対象を観察する必要がある。
SCP:C
ジェラルド博士が生前所属していた組織の掲げる理念であり、影なる人理の守護者たちの合言葉。確保、収容、保護の頭文字を取ったもの。
超常的な存在(サーヴァントを含む)に対してのみ発動するスキル。対象の規格に合わせた『檻』を出現させ、その中に対象を封じ込める。『檻』内部では対象のスキルやステータスの解析が行われ、最終的にはマスターの特定や真名の看破まで到達する。『檻』の頑丈さは対象の規格によって変動するが、破壊そのものは可能。『檻』は複数同時に展開することも出来る。>>520
【宝具】
『ジェラルド博士の運転スキル(どうしてこうなった)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_
ジェラルド博士が何らかの乗り物に乗った際に発動する宝具。
彼の進路上にあるもの全てを"偶然の結果"破壊し、乗り合わせた者全てが"偶然の結果"死.んでしまう。
また、ジェラルド博士が乗り物を運転している時、周囲にある建物は豆腐のように脆く、車や石油タンクは少しの衝撃で爆発する危険物に、人は何故かジェラルド博士の進路に飛び出すようになるという特性を持つ。なお、何故そうなってしまうのかという原理は全く不明。
多くの被害と死傷者を出すこの宝具だが、ジェラルド博士本人は(軽度の負傷こそすれど)必ず生還する。何故なのか。
【Weapon】
(本人は武器だと認識していないが)乗り物全般。セグウェイやローラーブレードでも対象。>>521
【解説】
インターネット上で規模を拡大し続けているシェアワールド作品、SCP FoundationひいてはSCP財団に登場する架空の人物。
SCP財団で日夜オブジェクトの研究に勤しむ新米研究者であり、凄まじい不幸体質の持ち主。
彼の不幸体質がどんなに凄まじいかと言うと、同僚のヤバい博士に「あいつに生まれなくてよかったよ」と称されるレベルの不幸体質。その上で、何度かの普通なら死.んでいるようなイベントを通過し、63回に及ぶ負傷を乗り越え、数え切れない致命的イベントを生還するという幸運体質でもある。
また、生前から彼の運転スキルは凄まじかった。どれくらい凄まじいのかと言うと、宝具そのまんまの運転スキルだった。英霊になりサーヴァント化されるにあたって拡大解釈されたとかではなく、元からああなのである。なお、運転スキルにまつわる致命的イベントからは無事生還している。どうしてそうなるのか。
ちなみにジェラルド博士の死因は老衰。
サーヴァントとしてのジェラルド博士は至って大人しく、財団内でも新人の部類であったからか年上の相手に対して特に従順。…もちろん、彼の特異的な不幸体質に目を瞑れば、だが。【元ネタ】SCP Foundation・インターネット
【CLASS】バーサーカー
【真名】ジャック・ブライト
【表記揺れ】ブライト博士
【性別】男性
【身長・体重】179cm・61kg…とされるが、これは「召喚時の」ジャック・ブライトであり、その後変化する。
【外見・容姿】赤い宝石のついた首飾りをかけた、研究者然とした恰好の30代半ばのアメリカ人男性
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、愛する者
【ステータス】筋力:C〜B 耐久:C〜A 敏捷:C〜B 魔力:E〜B 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
狂化:C
通常の狂化とは異なり、理性が失われない代わりに筋力や耐久、敏捷へのステータス補正もない。ジャック・ブライトという男の精神が狂っているが故の狂化。>>523
【固有スキル】
死滅願望:A
もう二度と叶えられることのない望み。
ブライトが破滅を望む限り、これが叶えられるのを阻止するために何らかの超常的事象が起こる。その結果、周囲を巻き込んでの大規模な殺戮が起きる場合があるが、いかなる状況においてもブライトは生存する。
観察眼:B
超常的な存在たちを相手取っての観察や分析・解析を終生に渡って続けていたことで培われた技術。
隠蔽系スキルや宝具の効果を無視して対象のデータを知ることが出来るが、この効果を完全に適用するためには対象を累計20分以上対象を観察する必要がある。
SCP:B
ブライトが生前所属していた組織の掲げる理念であり、影なる人理の守護者たちの合言葉。確保、収容、保護の頭文字を取ったもの。
超常的な存在(サーヴァントを含む)に対してのみ発動するスキル。対象の規格に合わせた『檻』を出現させ、その中に対象を封じ込める。『檻』内部では対象のスキルやステータスの解析が行われ、最終的にはマスターの特定や真名の看破まで到達する。『檻』の頑丈さは対象の規格によって変動するが、破壊そのものは可能。『檻』は複数同時に展開することも出来る。>>524
【宝具】
『SCP-963(ふしのくびかざり)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:ゼロ距離 最大捕捉:1人
ブライトが身に付けている首飾りであり、これが持つ異常性そのもの。常時発動型の宝具。
この首飾りに触れた者は即座に脳死状態に陥り、その意識や人格、記憶に至るまでを『ジャック・ブライト』に置換される。首飾りを置換された対象から取り上げると脳死状態に戻るが、再度首飾りを与えると『ジャック・ブライト』の意識に戻る。
また、この首飾りを30日以上所持していると『ジャック・ブライト』の意識が定着し、首飾りを外しても『ジャック・ブライト』が持続するようになる。これを繰り返すことで『ジャック・ブライト』を増やすことも可能。
一度でも生きた人間がこの首飾りに触れるとサーヴァント・ブライトは即座に退去、ブライトが持つスキルや宝具は全て「新しいブライト」に引き継がれる。その際にマスターとの契約も切れ、サーヴァントですらなくなる。
ブライトの死滅願望の根源。彼にとっては残酷なことに、首飾りの異常性はサーヴァント化されても失われていなかった。>>525
【Weapon】
無し。
【解説】
インターネット上で規模を拡大し続けているシェアワールド作品、SCP FoundationひいてはSCP財団に登場する架空の人物。
SCP財団で日夜オブジェクトの研究に勤しむ研究者であり、いくつかのサイトの人事局長を務める古参職員。まぁとんでもないことをしでかしたりしなかったりする名物職員でもある。
とあるイベントにより一度死亡し、SCP-963によって精神のみの存在となった。以降、SCP-963を手にした対象に「乗り移る」ことで超長期間の活動を可能にしていたが、■■■■の際に発生した■■■中にSCP-963が異常性を喪失し死亡した。
…のだが、英霊の座は暗闇に立ち人類を守護する彼ら財団を英雄と認め、ブライトは幾人かのほかの職員共々英霊として座に登録されてしまった。
英霊の座にいるブライト本人はいついかなる場合でも深く眠っており、意識はない。恐らく自分が英霊になったことにも気付いていない。
しかし、サーヴァントとして召喚されるブライトは違う。死.によって安らぎを得たはずだったのに、気付けばあの首飾りをかけて立っている。これはブライトにとって発狂するには十分過ぎる絶望であった。
かくしてサーヴァント・ブライトは、狂える者として召喚されるに至った。
ちなみにサーヴァントとしてのブライトはそれなりに従順で理性的かつ聖杯戦争を勝ち抜くことに協力的なサーヴァントだが、いかんせん彼はSCP-963イベント以前から財団の問題児であったのでまぁお察しである。「焼きたてのエンパナーダ・ガジェガ(※)はどうかしら?自信作よ♪」
(※スペインのガリシア地方でよく作られるパイのこと)
「──────太陽を落とした悪魔も決して落とせなかった女の名前を覚えて帰りなあ!」
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】マリア・ピタ
【性別】女性
【身長・体重】159cm・53kg
【外見・容姿】黒髪の女性……どこかジャンヌ・ダルクに似ている気がする
【地域】スペイン
【年代】1565~1643
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】女性、人型
【ステータス】筋力:C+ 耐久:D 敏捷:C 魔力:E 幸運:B 宝具:E++~B++>>529
【固有スキル】
医術:C
戦争の負傷者を手当てする内に習得した近代的医術。
なお、このスキルは現代の基準で比較するのではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判定するものとする。
防衛のカリスマ:B
味方の守備行動の際に発揮できる特殊なカリスマ性、戦乱の中のヒロイン力とも。
兵士たちの士気を高めて一体となり、抵抗をより強固なものとする。
抗い咲く華:B
非力な女ながらも何かに立ち向かい続けた英霊に与えられる固有スキル。
女性ならば全員に、というわけではなく英霊としての格(信仰具合や知名度の強さなど)がジャンヌ・ダルクやアタランテのように高くない英霊に送られる補正値的なもの。
知名度補正が皆無の地、自らのマスターからの魔力供給が乏しい……など不利な立場にあるほど、このスキルによる強化が発動、最大でBランクの「狂化」に匹敵する高い戦闘力のボーナスを獲得できる。>>530
【宝具】
『誉れある者たちよ、共に勝利を掴もう』
ランク:E++~B++ 種別:対軍宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:500人
“Quen teña honra, que me siga”
ランサーの住む町がイギリス海軍に蹂躙され住人誰しもが絶望しかけた最中、伴侶を殺され怒りに燃えた彼女は、
「名誉(勇気)ある者ならば誰でもいい、私について来て!」
と言い放ち自軍を勝利に導いたとされる、名言と逸話の再現。
相手側の攻撃による被害を削り、逆に押し返して被害を与える全体宝具。
・先に向こうから攻撃を仕掛けている、
・敵の勢力・戦力の方が有利である、
・敵が騎乗など乗り物に関するスキルを所有している、
・敵の性別が男性、あるいは伝承上では男性であった
という条件に敵が当てはまるほど宝具のランクと威力は上がっていき、
・Eランク代で自軍にダメージカット(小)
・Dランク代で自軍にダメージカット(大)
・Cランク代で自軍にダメージカット(大)+敵に反射ダメージ(小)
・Bランク代で自軍にダメージカット(大)+敵に反射ダメージ(大)
という効果をもたらす。>>532
僅かな艦隊と1500人程度の兵士しかいなかった街では、数万人ものイギリス兵による略奪と虐殺が行われ、犠牲者にはマリアの夫グレゴリオも入っていた。
愛する人を失い激怒した彼女は、夫を殺した敵兵を討ち取り、持っていた槍と旗を奪い上げた。
実はこの敵兵、将校にしてドレイク提督の身内であったためイギリス軍は士気を挫かれてしまい街の外へと撤退、逆にマリアを先頭にア・コルーニャ側は防衛戦に突入し、多くの戦死者や修道院を焼かれるなど被害は出たものの見事ドレイクの船を追い返すことに成功する。
この功績によってフェリペ2世その人に称賛と報酬を与えられ、また、『ガリシアのジャンヌ・ダルク』なる異名などで今日まで慕われるヒロインとなった。>>534
【因縁キャラクター】
フランシス・ドレイク:
生前は出会わなかったが宿敵にあたる人物。
カルデア内ならばトラブルを避けるべく鉢合わせないように心掛けたり、マスターにも頼み込んだりする。
……が、もしも出くわしてしまったら、にこにこしながら一触即発気味になる彼女が見れるかもしれない。
【wiki登録】可
宝具の読みはスペイン語(ガリシア語?)の科白まんまなのですが、カタカナにする自信がありませんでした……>>537
【固有スキル】
殺戮技巧(道具):B++
「暗殺者」や「狂戦士」の適性を持つ英霊が持つとされるスキル。
使用する道具の「対人」「対物」ダメージ値にプラス補正をかける。
殺戮██を揮うライダーにとって、現代の██は処刑場に過ぎない。
██渡航:A
他者の██に潜り込み、██を渡り歩く魔人としての能力。
潜行中は形而上の存在と化し、物理的干渉を無効化する効果を持つ。
█の中を移動する限り、物理的な障害や距離を無視した瞬間移動が可能。
ただし、対象が██すると██から強制的に排除されるため注意が必要。
自己改造:C+
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
被害者の魂や肉体を取り込み、宝具の出力と攻撃力を向上させる。>>538
【宝具】
『夢幻██・鏖殺██(ナイトメア・██████)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人''
惨血屠殺██ナイトメア・██████。
忍び込んだ██で██対象を血祭りに上げる機械仕掛けの殺戮██。
無防備な姿で列車に取り込まれた██を██すべく、██達が凶器を片手に惨劇を振り撒いて行く。
██と同時に█の中で負った傷が肉体にフィードバックされ、犠牲者は生きたまま██に成り果てる。
対抗するには█と██のリンクを解除するか、幸運判定に成功して襲われる前に██せねばならない。
>>541
【固有スキル】
殺戮技巧(道具):B++
「暗殺者」や「狂戦士」の適性を持つ英霊が持つとされるスキル。
使用する道具の「対人」「対物」ダメージ値にプラス補正をかける。
殺戮機械を揮うライダーにとって、現代の車両は処刑場に過ぎない。
夢界渡航:A
他者の夢界に潜り込み、夢界を渡り歩く魔人としての能力。
潜行中は形而上の存在と化し、物理的干渉を無効化する効果を持つ。
夢の中を移動する限り、物理的な障害や距離を無視した瞬間移動が可能。
ただし、対象が覚醒すると夢界から強制的に排除されるため注意が必要。
自己改造:C+
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
被害者の魂や肉体を取り込み、宝具の出力と攻撃力を向上させる。【宝具】
『夢幻路線・鏖殺機関(ナイトメア・エクスプレス)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人''
惨血屠殺列車ナイトメア・エクスプレス。
忍び込んだ夢界で眠る対象を血祭りに上げる機械仕掛けの殺戮車両。
無防備な姿で列車に取り込まれた乗客を調理すべく、小人達が凶器を片手に惨劇を振り撒いて行く。
覚醒と同時に夢の中で負った傷が肉体にフィードバックされ、犠牲者は生きたまま料理に成り果てる。
対抗するには夢と現実のリンクを解除するか、幸運判定に成功して襲われる前に覚醒せねばならない。
【解説】
日本の都市伝説で語られる乗客を切り刻む列車の悪夢。
活け作り、抉り出し、挽肉と車掌のアナウンスと共に乗客が襲われる。
本人は到達前に運良く目が覚めるも、次が最後と警告され悪夢は終わった。
【コメント】
次は逃げられない
二度と此処へ来てはいけない【元ネタ】三国演義
【CLASS】キャスター
【真名】陸遜
【異名・別名・表記揺れ】伯言(字) 陸議(旧名) 神君(異名)
【性別】男性
【身長・体重】184cm・65kg
【外見・容姿】若々しく見える書生。身長八尺、顔は美しい玉のごとし(要は長身の美形)。
【地域】中国
【年代】三国時代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。戦争時における陣形にも精通している。
道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
生物の血肉と江南の細菌を組み合わせる事で数多の呪具を作成可能。擬似的ながらも不死の薬さえ作り出せる。>>544
【固有スキル】
軍師の忠言:A
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
Aランクであれば不測の事態がなければ100%的中する。
軍師の指揮:B++
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。
防衛戦であれば孫子、呉子が指揮する軍にも劣らぬ力を発揮できる。
送尸術:A
魂なき亡者を使役する方術。西洋における死霊魔術に相当する。
Bランク以上となると複数の亡者に複数のコマンドを一瞬で打ち込める。
宝具『去死回骸』で蘇らせた死者であれば、七魄──すなわち生前の思考回路と自身の思考回路を同調させる事で、操縦可能距離・操縦精度を大幅に向上させる事も可能。>>545
【宝具】
『尸解回骸(めいすう、いまだつきず)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:20人
江南の地で採取された神秘を帯びた微生物。後に柳栄なる人物が病死した二日後に蘇った原因ともなった細菌。
死者を擬似的に蘇生し、天に許された命数(運命力)が尽きるまで生命活動を維持させ、破損した肉体を修復する――要はゾンビ化する細菌である。
(演義では)夷陵の戦いで甘寧、糜芳、潘璋、朱然、馬忠などの諸将が戦死したにも関わらず、
(正史では)彼らがその後の年代でも活動した記録がある理由は、この細菌によって蘇生させられた為であった、と本稿では定める。
陸遜はこの細菌を左道の技で制御する事で、自身に都合のいいように利用する。
『連焼一陣(かえさずのじん)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~99 最大捕捉:1000人
火焼連営とも。夷陵の戦いで趨勢を決めた火計が宝具となったもの。
火柱を以て敵陣営を囲む炎の迷宮を作り出し、全体への火炎ダメージに加え、脱出に成功するまで炎熱や酸欠によるスリップダメージを毎ターン与える。
また、炎の迷宮の大きさ・複雑さは対象の規模に比例して増強され、脱出も困難となっていく。
対象が多勢ないし巨大であるほど威力・効果が増す、軍勢・巨大特攻宝具。
──実は味方を巻き添えにする事で効果を増強するという外道戦法も存在する。
百戦錬磨の将であった劉備が火計に対処できなかった理由は、陣立ての失敗だけではなかった。
ゾンビ化させられた呉の兵士が自滅しながらも火をつけて回る姿を見た蜀軍は、恐れから秩序だった反撃が行えなくなってしまったのだ。>>546
【Weapon】
『雪花剣』
三尺もある巨大な剣。黄龍退治に用いたとされる。
【解説】
呉の武将・政治家。元の名は陸議。字は伯言。
夷陵の戦いで復讐に燃える劉備軍を火計にて大破し、以後も呉の重鎮として武略を発揮したが、後年、主君である孫権の猜疑を受け、憤死した。
海昌令時代、善政を慕った領民からは神君とも評されたとされ、統治手腕にも秀でていた。
呉の四姓に数えられる有力豪族・陸氏の出身。
しかし、一族の長である陸康が孫策に敗れた事で一族ともども地位を失い、陸遜は年長者(といっても12~13歳)として疎開した一族郎党を取り仕切る事となった。
その後、孫策が暗殺されると、その弟である孫権に仕えて活躍した。
蜀の猛将・関羽が魏に対する攻勢を強めると、呉の呂蒙は関羽を討ち荊州を制圧する計略を練った。
陸遜はこれに参与し、仮病で退任した呂蒙の後任として選ばれる。
陸遜はあえて関羽に対してへりくだり油断させ、関羽が魏との戦いの為に荊州を留守にした隙を呂蒙と共に突き、征伐を成功させた。>>547
その後、蜀の君主・劉備は重臣である関羽を討ち取られた復讐戦を呉に挑んできた。
陸遜は諸将の信望を集められておらず軍の統率に苦労した事や、劉備軍の猛攻の前に苦戦。
しかし、夷陵の地で一度攻勢に失敗した折に劉備軍の陣容が火計に弱い事を見抜き、火計を仕掛けて劉備軍を壊滅させ、大勝利を収めた。
さらに、石亭の戦いで周魴の偽装投降によって魏の宿将・曹休の攻勢を誘い、壊滅的な損害を与える事にも成功。
軍部の重鎮として盤石の地位を築き上げ、荊州の地に赴任しつつも、主君・孫権からは政戦両面で度々意見を求められるようになった。
だが、主君の孫権が老い衰えて英明さを失うと、孫和、孫覇による後継者争いに関連して君臣の関係は急激に悪化。
陸遜はすでに立太子されていた孫和の派閥に属して活動したが、後継者争いに関与した事が孫権の怒りを買い、極度の緊張関係に陥る。
関係が決裂する前に陸遜は憤死したとされるが、その死後も後継者争いは激化の一途をたどり、後に「二宮の変」と呼ばれる国内を二分する血みどろの政争に発展する事となる。>>548
【人物像】
中華版ネクロマンサー。良く言えばロジカル、悪く言えば非人情。
一族が生きていく為に必要だから怨敵の係累に仕えた、という来歴からも分かる通り、自他の利害を客観的に捉える合理性を持つ。
敵が民衆を虐殺.するように仕向けた後、生き残りを呉の側に引き入れて民心を掌握する、というマッチポンプが行えたのも、そうした人間性から来るもの。
しかし、その合理性は人情を無視する事が多く、結果として他者の反感を買いやすい。
首都での後継者争いの現状を伝えてくれた全琮に対し、派閥抗争に与した全琮の子を殺.すように勧めて政敵に回してしまうのだから筋金入りである。
一方で私情に囚われない点がプラスに働く事もあった。個人としての利害が対立するとしても立派な同僚は褒め称え、目下の人間には援助を欠かさなかったという。
こうした人格が形成されたのは若くして一族郎党を率いて行かねばならなかった事と無縁ではないだろう。
人間的な情緒に囚われていては、自身は死を免れず、一族郎党も皆滅びる。
そうした苦境を生き延びた経験が、手段を選ばない合理性と非情さを培ったのだ。
送尸術を身に着けたのも、陸一族を守るために左道の術をも使わなければ立ち行かなかったからであるが、良心の呵責は抱いていない。
死肉を漁る獣に罪がないように、死者の血肉を転用する事は生者の犠牲を減らすという点でもむしろ合理的だろう、と考えている。
ただし、そうした所業が他者に嫌悪される事は理解している為、事実が漏れないように配慮はする。>>549
三国演義において夷陵の戦いでは呉の武将にも戦死者が続出している──だが正史においてはこれらの諸将は後々も活躍している。
正史と演義を統合するに辺り発生するこの矛盾を、本稿では陸遜が左道の邪術によって操り、あたかも生きているかのように見せかけていたのだ、とする。
陸遜の時代より後になるが、呉の丞相・張悌の部下である柳栄は船上で病死した二日後に蘇生し、冥界での出来事について喋ったという。(捜神記より)
これも死者を蘇らせる“何か”が江南の地に存在していた、と解釈できる材料と言えよう。
孫権が陸遜との関係を悪化させたのは、この外道の所業に気づいた為でもあった。
呉の国は陸遜が操る屍者の帝国となるのではないか──その恐怖が孫権をして陸遜の排除に走らせたのだ。
【関連人物】
諸葛孔明:かつて石兵八陣によって危うく敗れかけた事から苦手意識がある。
一方で、孔明の側も演義で孫子、呉子にも劣らぬ兵法家と評価しており、相手したくはない軍師。
司馬懿:お互いに実力を評価しあっており、演義では互いに戦いを避ける一幕もあった。
太公望:ほとんどの武廟で共に祭祀を受けている。と言っても太公望は筆頭として、陸遜は数多くいる名将の一人として、ではあるが。
ンザンビ:地域は違うがゾンビ化能力を持つという点で似ている。技の源流は同じなのだろうか? と思っていたりいなかったり。
【Wiki登録】可『儂が語(うた)ってやらねば歴史に葬られていたような身で、吠えるではないか『英雄(下郎)』。』
【出典】史実、ストゥルルンガ・サガ
【CLASS】キャスター
【真名】スノッリ・ストゥルルソン
【性別】男性
【身長・体重】192cm・92kg
【肌色】白 【髪色】白(毛量が薄い) 【瞳色】ぎらついた濃い緑
【外見・容姿】杖を持ち、白い長髭を生やした魔術師らしい鷲鼻の老人……に見えるが、やけにガタイと姿勢が良い。35歳のころの姿であり、髭と薄い髪を除くと実はそんなに老けてもいない。
【地域】アイスランド
【年代】A.D.1178~A.D.1241(享年63)
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】王
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D+ 敏捷:D+ 魔力:A+ 幸運:C 宝具:EX
【クラス別スキル】
陣地作成:E
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。スノッリは実地調査派の歴史家であり、王としても最終的に自国の2/3を奪われていることから、ランクは最底辺。
道具作成(魔/譚):A+
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。スノッリの場合、魔術によってルーンを刻み魔道具を作成することもできれば、物体に「逸話を盛る」ことによる、文筆家英霊らしいエンチャントも可能。>>551
【固有スキル】
ルーン魔術:A
北欧の魔術刻印ルーンの所持。ルーンを使い分けることにより、強力かつ多様な効果を使いこなす。16文字からなる北欧ルーン、或いは新フサルクと呼ばれるものに加え、宝具によって神代の「原初のルーン」すら複数再現し使いこなす。
対英雄(譚):A+
英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。サガの語り手たるスノッリは、「伝承」を操ることで、自身を含むサーヴァントのステータスに直接干渉できる。相対する英雄のステータスを全ランクダウン、自身のステータスを向上させ、さらに、北欧圏の英霊が相手であればさらに1ランクダウンさせられる。
【宝具】
『詩語法(エッダ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
「スノッリのエッダ」。「ギュルヴィたぶらかし」「詩語法」「韻律一覧」の三部作からなり、神話の知識や詩の手法を纏めた、スカルド詩人向けの教本のようなもの。現代に知られる北欧・ゲルマン神話の核となったテキストであり、同時に魔導書としても機能する。
が、その本質は「英雄を詩に伝承するための本」である。基礎知識としての神話知識、詩の歴史と手法の纏め、そしてあらゆる韻律を使用して作った詩の手本を以て、スノッリは「サガの伝承方法」自体を伝承した。敵対サーヴァントを貶めるサガや、自身のマスターを強化するサガなどを詩に歌うことで、対象の伝承を編纂、スキルや宝具すら「でっち上げ」られる。
アンデルセンの「貴方のための物語(メルヒェン・マイネスレーベンス)」やデュマの「遥か終わらじの食遊綺譚(グラン・ディクショネール・ド・キュイジーヌ)」のような、作家系のサーヴァントの有するエンチャント能力の中でも最高峰のもの。ただの作家ではなく、英雄譚の語り手であるが故の、あらゆる英雄の天敵たる宝具。「一つの神話大系を執筆した作家」「サガの語り手」たるスノッリの真髄と言える宝具。>>552
『世界環(ヘイムスクリングラ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:9~99 最大捕捉:1000人
神代、豊穣神フレイから始まり、12世紀のマグヌス5世までのノルウェーの王の歴史を束ねたサガ。神、英雄、王を含む、「北欧神話そのもの」の世界論宝具。
真名を解放する前の状態でも、神話に登場する道具や神話に由来する魔術を行使できるが、その本質は真名解放後にある。
真名を解放すれば、北欧神話における「九つの世界」が、スノッリを中心に九つの環として展開、スノッリを中心として半径数キロの球状の空間を焼き切る。ひとつひとつが「世界」そのものの熱量を帯びた輪に触れた物体は、存在すら残さず焼失する。九つの世界の滅び、『神々の黄昏』そのもの。
ちなみに、北欧神話における世界の滅び、「ラグナロク」という単語を『神々の黄昏』と解釈したのはスノッリである。『神々の運命』を意味する「Ragnarök」の末尾に「r」を足して誤訳してしまったことが原因。
【Weapon】
ドルイド杖:ルーン魔術の媒体となる、ヤドリギでできた巨大な杖。180㎝ほどあるため、鈍器としてもそれなりの威力。
【解説】
スノッリ・ストゥルルソン(ストゥルラの息子スノッリ)は、古代アイスランドの詩人にしてゴジ。ゴジとは、族長と神官を兼ねたような職務である。
現代に知られる『北欧神話』を編纂したことで有名であり、とくに「スノッリのエッダ」と呼ばれる「ギュルヴィたぶらかし」「詩語法」「韻律一覧」の三部作や、「ヘイムスクリングラ」と呼ばれる、神代から12世紀までのノルウェー史を纏めた16篇のサガといった著作で知られる。>>553
スノッリは、アイスランドの権力者ストゥルラ・ソールザルソンの子として生まれたが、遺産相続のいざこざから、3歳の時にアイスランド南部オッディの首長ヨーン・ロフツソンの養子になる。
スノッリは大きくなるとアイスランドの全島議会で首長(ゴジ)に選ばれた。野心家のスノッリはノルウェー大王ホーコン4世ホーコンソンと手を組み、アイスランド総督の地位にまで登り詰める。
その最期は、ノルウェー大王ホーコン4世ホーコンソンの不興を買い、抹殺の命令が出たことに端を発する。もとより不仲であった叔父であるギツルが相続争い中の娘婿コルベインと手を組み、寝込みを襲ったのだ。妻ハルベイグの連れ子オルムはこれに反対し、スノッリに警告の手紙を送ったが、オルムは悪筆であり、ルーン文字をまともに書けなかったため、警告の手紙を読めなかったスノッリはそのまま殺されてしまったのだ。
【人物像】
高い教養と魔術の才、詩人としての才を兼ね備えた超絶の天才であるが、それを鼻にかけた凄まじく尊大な男。質が悪いことに、詩人としても魔術師としてもサーヴァントとしても、本当に優秀なので注意が難しい。
サガの語り手、スノッリ・ストゥルルソン。「エッダ」「ヘイムスクリングラ」の作者であり、非常に格が高い北欧神話の最重要人物なのだが、サーヴァント化されたのは見たことがなかったので。「神話と英雄譚(サガ)の執筆者」という、あらゆる英雄の天敵たるサーヴァント。
wiki追加可能です。まだ、諦めるには早いですよ?』
『だから、さあ。もう一度・・・』
【元ネタ】史実・宇宙開発史・宇宙機
【CLASS】ハービンジャー
【マスター】???
【真名】おおすみ
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女性
【身長・体重】169cm・59kg
【肌色】日本人と同じ 【髪色】白髪 【瞳色】日本人と同じ
【スリーサイズ】日本人の平均値
【外見・容姿】黒を主体とし銀のアクセントのあるスーツが特徴の淑女。ネックレスには竜頭状のリングがあり、外側には04330、内側には 1970-011Aの刻印がある
【地域】日本を中心とした地球全域
【年代】1970年代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型・神性・機械
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:C 宝具:A>>555 続き
クラス別スキル】天地の開豁:A
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられる、エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。
彼女は日本製人工衛星として初の軌道投入成功機であり、当時日本には不可能とされていた開発の成功と軌道投入の成功によりこのスキルを得るに至った
【固有スキル】
深淵の航海者:B
宇宙船若しくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
電子工学・機械工学・材料工学・宇宙航空力学・宇宙物理学・天文学・高等数学など、
人工物を宇宙空間で航行させるに当たり必要な諸学問に対する知識と理解、習熟を獲得。
これらを用いることで、スキル効果の対象となり得る騎乗物に関する判定に、有利な補正を得る。>>556
宝具】
『天地宇宙の航界記(スフィアブリンガー)』
ランク:B 種別:対界 レンジ:天体全域 最大捕捉:無制限
スキルを共存共有させるという究極のスキル
自他や空間を問わずあらゆるスキルを自在に付属させながら、それでいて打ち消し合わず共存・融合を果たす異能。
複数のスキルを自在に操り、且つ打ち消し合わずに組み合わせながら、そこに反動は見られない
自身を空へ上らせた者達の挑戦と理想は、今ここに航界記として具象した
それは彼女が見た地球という星、美しき蒼の惑星。大地を飛び立ち天を超えて辿り着いた宇宙という新たな挑戦の舞台。後に続く後継達よりも先に見た、人の可能性が齎した奇跡に他ならない
【Weapon】彼女は武装を持たないし持てない>>557
【解説】
1970年2月11日に東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所)が鹿児島宇宙空間観測所からL-4S(ミュー)ロケット5号機により打ち上げた日本最初の人工衛星である
名前の由来は打ち上げ基地のあった大隅半島にちなむ
この成功をもって日本はソビエト連邦(当時)、アメリカ合衆国、フランスに次いで世界で4番目の人工衛星打上げ国となった。ちなみに、その2ヵ月後に中華人民共和国は東方紅1号の打ち上げに成功している。ただ、中国を含め、多くの国は弾道ミサイル開発の副産物として人工衛星打ち上げ技術を習得したのに対して、日本は大学の付属研究所が純粋な民生技術として研究を行い、非軍事目的での人工衛星開発に成功し、なおかつ日本国内では直接的な軍事技術への転用も行われなかったという点で、国際的に特異性を持っている。
余談ではあるが、日本のロケットも開発当初は朝鮮戦争の兵器用に作られた推進剤や、戦時中に開発されていたミサイル兵器「桜花」や「重噴進弾」の推進剤の圧伸機を転用しており、これらの推進剤の規格に合わせてペンシル、ベビー、カッパロケットが開発されたという経緯がある。ただし推進剤もしくはその製造機材を流用したのみで、ロケット本体は新規に開発された技術である
また、開発後の軍事転用の有無を問うのであれば、日本のロケット技術も日本国外では軍事転用されている。>>558
【人物像】
書店で店員しているか図書館で司書をしているのが似合うほど物静か
宇宙に関する知識量は膨大であるが伝えるものに分かりやすく教えるなど配慮もしっかりできる
自身の後継機達を見ると甘やかしたくなるおねぇさん
特技:遊泳飛行
好きなもの:地球、宇宙
嫌いなもの:ない
天敵:ライバルならいるが天敵はいない
願い:宇宙開発の継続
【一人称】私【二人称】あなた・マスター【三人称】名前にさん付け
ー筆者ー
そういえばこの存在がいないので投稿してみました
なにぶん初めてですのでご容赦下さい・・・「はじめましてマスターさん。私の名前はレウコトエー、此方の雄鶏は人間だったアレクトリオンさんです。」
「コケッ!(押忍っ!)」
「コケコッコッ……グエーッ!!!(この場は元ソルジャーたる俺っちに任せ……グエーッ!!!)」
「わあ、アレクトリオンさん吹っ飛んだー。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】レウコトエー
【性別】女性
【身長・体重】154cm・45kg
【外見・容姿】騒がしい鶏のようなナマモノを連れた物静かな美少女
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】女性、人型、猛獣(アレクトリオン)
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:C- 宝具:B>>561
【固有スキル】
夜明けの鶏鳴:B
アレクトリオンのスキル。
陽が昇る刻を告げる、雄鶏の鳴き声。
その力強い鳴き声には邪悪や災厄を退け、短時間ながらフィールドに日差し状態をもたらす効果がある。
アレクトリオンは、アレス神から寵愛を受けていた人間の若い兵士であった。
アレスがアフロディーテとの密会を楽しんでいた時、誰かに見つからぬようアレクトリオンに見張りを命じる。
しかし、一晩中建物の扉前で警戒し続けた若者は、いつの間にかうっかり眠りこけてしまう。
その間に夜明けと共にやって来たヘリオス(fgoではアポロン)に不倫の現場を発見されてしまった。
太陽神から妻の不貞を告げられたアフロディーテの夫であるヘファイストスは、ベッドに罠を仕込んで情事中の二柱を捕縛、オリュンポスの面々を呼び寄せて晒し者にし、報復したという。
その後怒り狂ったアレスは、アレクトリオンを太陽の到来を報せる雄鶏に姿を変えてしまう。>>562
男神の寵愛:EX
レウコトエーのスキル。
アポロンからの惜しみない寵愛を一身に受けている。
笑い者にされたアフロディーテもまた密告者たるアポロンを恨み、人間の王女レウコトエーに夢中になるよう仕向ける。
その女神の呪いの強さは凄まじく、アポロンは神としての役割や今まで愛した恋人たちの記憶すら忘れ去り、地上全てを照らすはずの太陽神はレウコトエーと愛し合うだけの青年と化した。
薫香漂う骸:A+
レウコトエーのスキル。肉体に高い神秘と神聖さが備わっている事を示す。
後述するが、愛憎の縺れから彼女は殺され、蘇りはしなかったが亡骸にネクタール(神々の飲み物)を注がれ清められた結果、乳香の樹へと変身をとげた。
以降、この樹木は医術や祭儀に用いられ、神聖視された。>>563
【宝具】
『狂い咲くは悋気の大輪(ヘリアントス・ジェラス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
ニンフ・クリュティエがレウコトエーに向けた嫉妬心と殺意を具現化した宝具。
対象の足元から無数の向日葵モチーフの蔦が生え伸び、敵を地面に引き摺りこみながら死に至らしめる。
対象がスキル「○○の寵愛」など最高存在からの恩恵を受けているほど、蔦による拘束効果とダメージは上昇する仕様。
アポロンの愛を一身に受けるレウコトエーに大変嫉妬する存在がいた。
彼の当時の恋人クリュティエである。
彼女はレウコトエーの父親オルカモス王に近づき、有ること無いことを吹き込んだ。
厳格な父は自身の預かりしらぬ所で神を誑かす娘に激怒し、罰として生き埋めに処した。
アポロンが駆けつけ救助するも、地面から出てきたのは既に冷たくなってしまった、最愛の人の姿……。
恋人が死んだことにより呪いから解放された太陽神はレウコトエーの亡骸を丁寧に埋葬し、クリュティエを罰することもなければ、しかし、もはや振り返ることもなく、彼女たちの元から去り自身の役目(太陽の運行)に戻った。
それでもなお、クリュティエは空を行き交う彼を求め続け、最期には向日葵の花になり果てたという。>>565
「把握でき(わかり)ません。理解(わかり)ません。私は、かつての私のことがわからないのです。彼を本心から好きだったのかも、単に呪いによる洗脳だったのかも、解り得ないのです。」
「だからこそ、私の願いは『かつての人間らしさを取り戻したい』のです。」
「コケ……コッコ!」
「……ありがとうございます、アレクトリオンさん」
「ところでなんで私にくっついて召喚されたんですか。なんか逸話に深い関連性があるから連鎖召喚された、とかフワッとしたしょうもない理由ですか?」
「コケェッ!?!?」
【wiki登録】可【wiki登録】可
を着け忘れていました・・・すみません「あぁ、貶められ蔑まれた可哀想な貴方。この私、田油津媛だけが貴方を愛してあげるわ。」
【元ネタ】日本書紀,平家物語,土蜘蛛草子【CLASS】キャスター
【真名】大土蜘蛛・田油津媛
【異名・別名・表記揺れ】葛築目,土蜘蛛,国栖,八握脛、八束脛,大蜘蛛
【性別】女性
【身長・体重】178cm・58kg
【肌色】黄色系肌色【髪色】白【瞳色】紫
【外見・容姿】背中から8本の蜘蛛の足が生えた女性。人目につく場所では外套で隠している。
【地域】日本,山門郡
【年代】4世紀
【属性】悪・混沌
【天地人属性】地
【その他属性】人型,魔性,王
【ステータス】
筋力:D+ 耐久:C+ 敏捷:C
魔力:B++ 幸運:E 宝具:C>>569
【固有スキル】
まつろわぬ民:B
朝廷に従わず、後天的に魔性として貶められた者達を示す「鬼種の魔」や「無辜の怪物」の亜種スキル。
このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下し、魔性の者と化してゆく。
「変転の魔」「反骨の相」「怪力」「破壊工作」などの複合スキルとして働く。
呪術(巫/古):A
古より伝わる原始的な他者を呪う術。主に病を齎す呪いを得意とする。
また、龍脈を管理し、操る術に長けている。
誑かしのカリスマ:B+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能なため、一国の王としてはBランクで十分とされる。
貶められ名付けられた田油津媛という名には、「誑かす」という意味だとされており、その影響からか人心を掌握し、まるでマリオネットのように軍団を操る方向性に変質している。>>570
【宝具】 『屍山血河・女王墳墓(しざんけつが・じょおうふんぼ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜200 最大捕捉:500人
福岡県みやま市の田油津媛を祀る蜘蛛塚を由来とする宝具。雨が降ると塚より血が流れるという逸話が存在し、その逸話を再現する宝具。
真名開放を行うことで、陣地化した霊脈、あるいはキャスター自身からまつろわぬ民達の呪いを含んだ穢れた血の川を顕現させる。
この呪いは王のような支配者階級への特攻として働き、雨天時に使用すると噴出した血の川は際限なく広がり、その濁流は土地とそこに住まう生命に甚大な被害をもたらす事となる。
『死してなお、まつろわぬ民達よ』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜200 最大捕捉:300人
魔性としての土蜘蛛へ変化したかつての部下達を召喚する宝具。
呼ばれた土蜘蛛達は低ランクの「単独行動」、「まつろわぬ民」のスキルを保有している。
召喚できる数は定まっておらず、その地の霊脈が支配下されていくほどに呼び出される数は増えてゆく。また、彼らはその体より瘴気を放っており、耐性のないものが近づいてしまうと病に身を冒されることとなる。
呼び出された土蜘蛛達は「誑かしのカリスマ」などで操らない限り勝手に自律行動を始め、人目を憚ることなく一般市民を襲い始める。
前述した第一宝具にて顕現する血の川を介して召喚することも可能であり、各地に広がる霊脈より噴出する血の川より現れる異形の軍団の姿は、まさに地獄のような光景に映るだろう。>>571
【Weapon】
『蜘蛛脚』
鋭く尖った蜘蛛の脚。近距離用の攻撃手段で、8本の脚による包囲網から逃れることは難しい。
『呪術』
古き時代の原始的な呪術。複雑な術式は必要なく、ただ呪うだけで発動する。単純だが、それ故に強力な呪術。
『まつろわぬ兵士』
怪物としての土蜘蛛へと変化した兵士たち。
攻撃手段としては糸による拘束、瘴気による汚染、鎌のように鋭い爪での切り裂きなど。
キャスターは彼らの言葉を理解することができ、彼らもまた人語を理解している。だが、その精神性は怪物のものへと堕ちており、欲望の赴くままに人を喰らう存在となっている。
余談としてアヴェンジャーとして呼ばれた際には、彼らは土蜘蛛の要素を持つ人間として召喚され、上記の攻撃に加えて、破壊工作を用いたゲリラ戦法を行うことができるようになる。
『使い魔(小蜘蛛)』
地上の偵察用使い魔。この使い魔を通して会話を行うことが可能。また、礼装の材料となる蜘蛛糸は彼らのものを使用する。>>572
【解説】
土蜘蛛とは、古来の日本にて朝廷に服従することなく反抗していた「まつろわぬ民」、そしてそれらが貶められることで生まれた蜘蛛の妖怪のことを指す。
土蜘蛛のエピソードとして最も有名なものとしては、やはり「平家物語」や「土蜘蛛草子」にて語られる源頼光の土蜘蛛退治が挙げられるだろう。
さて、此度現界した土蜘蛛は上記にあるような源頼光に退治された土蜘蛛ではない。
彼女の正体は4世紀頃、朝廷に対抗した古きまつろわぬ民であり、『玖賀耳之御笠』と同じく貶められた末にその姿を変質させられた者。
その真名を『田油津媛』、日本書紀にて語られる山門郡を治めていた土蜘蛛の長である。
仲哀9年3月丙申にて神功皇后に討ち取られ、福岡県みやま市の蜘蛛塚(かつては女王塚と呼ばれていた)に葬られたという。
一説には卑弥呼の子孫だとされ、彼女もまた呪術を操る巫女であったとも。
ちなみに、卑弥呼には弟がいたが、田油津媛の場合は夏羽と呼ばれる兄がいたという。
此度キャスターとして呼ばれた田油津媛は、その霊基のほとんどを魔性の身に堕としている。具体的には3割人、7割魔性。
そのため生前の外見、能力、性格とは程遠く離れている。>>573
【人物像】
妖艶で怪しげな笑みを浮かべる悪女。
冷酷残忍で自らの欲望に忠実、それと同時に慎重で計画的な性格。また、人心掌握術に優れており、その者が求めているであろう答えを与える、あるいは弱みを握ることで傀儡とし支配する事を得意とする狡猾さを持つ。
嫌いなものとしては自分以外の地位が高く偉そうに振る舞う人物が挙げられ、そんな人物を蹴落とし、支配することに快感を覚えるサディストでもある。
反対に、自らと同じように貶められ変質してしまった者達に対しては愛情を抱いており、欲望に忠実であるからこそなのか、自らの物とする貶められた者達は最後まで責任を持って愛する一面も持つ。
これは生前の女王であった名残でもあるが、他者を愛する前提として自らと同じように貶められたという過去が無ければ愛することができない、貶められた末に発生した歪みでもある。
そんな彼女の願いは「貶められた者達による国を作り上げる」こと。>>574
キャスターとしての彼女は生前の記憶は有しておらず、これは真名である田油津媛が朝廷側が付けた名称であって、本来の名前ではない事に由来している。また現在の性格も「誑かす媛」の意味に相応しい性格へと変質したが故のものとなっている。
なお、当のキャスター自身はそのことに関してあまり気にしてはおらず、生前のこともほとんど別人、前世のようなものとして認識している。そのため、朝廷は嫌いではあるが、復讐心自体は抱いていないようだ。
特技:人心掌握・プランニング
好きなもの:偉そうな奴を謀略で蹴落とす事・貶められた者
嫌いなもの:朝廷・清廉潔白なつまらない人・調子に乗った偉そうな奴
天敵:神功皇后・源頼光・弱みのない 者
願い:貶められた者達の国を作る
【一人称】私【二人称】お前・あんた・貴方【三人称】あれ・あいつ・彼・彼女>>575
【因縁キャラクター】
玖賀耳之御笠:同じく魔性として貶められた土蜘蛛。共感を抱いており、同じ土蜘蛛の長として同盟関係になろうと近づく。
卑弥呼:一説では先祖だとされる人物だが、その事に関してキャスター自身はあまり興味はないようだ。
無辜の怪物持ち:友好対象。なお、向こうからの好感度は鑑みないものとする。
アンリマユ:この世の悪として貶められた者。流石に引く。
源頼光:天敵。彼女達が討伐した土蜘蛛とは別人ではあるが、天敵であることには変わりない。
【他クラス適性、変化傾向】
アサシン:糸使いという戦闘スタイルで召喚される。宝具は自らの血で構成された、呪いを含んだ蜘蛛の巣で相手を拘束するというもの。また、他者を誑かし傀儡とする掌握術も宝具となっている。
バーサーカー:完全な怪物としての姿で召喚される。
アヴェンジャー:他のクラスより人、女王としての要素が強く、人と魔性は5:5の割合。
クラススキルの影響でキャスター時とは違い、生前の記憶を保有しており、朝廷への怒りを燃やす復讐者。>>577
【コメント】
能力、性格において放っておいたら厄介極まりない典型的なキャスターに仕上がったんじゃないかなと思います。
余談ですが生前は天然の人たらしで、それが朝廷側からは誑かしているように見えたから田油津媛と名づけられたという捏造設定があったり。
【wiki登録】可能です。「この不敬者。そんなにも神罰がほしいのであれば、徹底的にくだしてあげましょう。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】アテナ〔バーサーカー〕
【異名・別名・表記揺れ】怒れる瞳のアテーナー
【性別】女性
【身長・体重】170cm・65kg
【肌色】白 【髪色】ブロンド 【瞳色】真紅
【外見・容姿】桜色の武装をした長髪の美神
【地域】オリュンポス
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型、女性、神性、機械
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:B 宝具:A>>580
【固有スキル】
守護の権能:B
アテナの所有する権能。
文字通り護りに特化しており、味方の防御値を大幅に上げることで自陣をより強固なものにする。
バーサーカークラスの時は宝具がすべて攻撃寄りになっているため、このスキルはランクダウンしている。
また宝具使用時にこのスキルが発動することはない。
怒れる姫の瞳:A++
侮辱、屈辱を味わうごとに蓄積するアテナの怒り。
蓄積する毎に筋力、敏捷のステータスが上昇し、真紅の瞳は更に紅く染まっていく。
バーサーカーであるがゆえのスキル。
ゴッデスパニッシュメント:A
女神の神罰。
蓄積された怒りを解放、放出するスキル。
この怒りによって恐慌状態に陥った相手は、一時的に攻撃の命中率と敏捷ランクが下がる。>>588
以前投稿させてもらったアテナのバーサーカー版です。
【wiki登録】可>>570
少々修正箇所がありましたので改訂させてもらいます。
まつろわぬ民:B
朝廷に従わなかったが故に、後天的に魔性として貶められた者達を示す「鬼種の魔」や「無辜の怪物」の亜種スキル。 このスキルが高ければ高いほど英雄としての霊格は低下し、魔性の者と化してゆく。 「変転の魔」「反骨の相」「怪力」「破壊工作」などの複合スキルとして働く。
呪術(巫/古):A
古来より伝わる原始的な他者を呪う術。キャスターの場合は、病を齎す呪いを得意とする。 また、龍脈を管理し、操る術に長けている。
誑かしのカリスマ:B+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能なため、一国の王としてはBランクで十分とされる。
朝廷によって名付けられた田油津媛という名は、「誑かす」事を意味するとされ、その影響から他者の人心を掌握し、まるでマリオネットのように軍団を操る方向性に変質している。- 591名無し2022/05/24(Tue) 11:39:18
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