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http://waiyou.xsrv.jp/fgo/mobile/lahmu.html>>2
じゃあ汐多瑠璃と汐多火好の叔父姪話を一つ>>2
…………まぁ、こういうこともありますよ!うん!
ダニエラかメロディアで一つお願いします>>2
じゃあアニオタKと同じく○○オタクと化した愉快な仲間たちでただいまwikiのブライアのページを加筆してみました。
気まぐれキャラクターの一部紹介 ~バル・ブライア~
人名の「栄樹」と店名の「ブライア」は植物からとりましたが、「栄樹(さかき)」と読ませるという。
梔子戸繚乱も「梔子」→「梔子(くちなし)」→「死人に口なし」→「死霊魔術」と安易な考えからとった名前だったりします。あああああ寝落ちして1000取り逃したぁぁ。そして監獄長が自爆してて笑う。
>>14
ありがてぇ、ありがてぇ。>>17
え、そんなこと言われてんの……?>>26
コテハンつけてないけどここのキャラにコメントとかしたり、ちょっとした意見を出した人に対して片っ端から「どうです!?あなたも参加してみませんか!?」とかがっつかれると「うわなんやこいつ」とは思うけどちょこんと「新規歓迎!」程度なら大丈夫じゃないかなぁって
多分そこまで気にしないよ
鱒を投げ込んだらそのまま「参加してみ?」って言われて成り行きっす>>26そこまで気にしないような気もしますが、いかんせん人によるので言い切れませんね…
ちょうど第一回が三スレ目行ったあたりに見かけたのでそのまま視聴者>>26
島が始まってた頃に見かけて参加まあ難しそうとかそう言う気持ちはとてもわかる。そりゃここはじめに覗く人はそんなどれがどれかとかは知らないからざっと目につくものだけ拾ったら「沢山のSS!素晴らしい絵!綿密な設定!アタイこんなところ住めない!!」みたいな気分にはなる。うん。特に絵は目立つ。
あと単純にキャラ絡みの話題が多いし、100スレまで来てるわけだから流れを眺めてるだけで知らん奴の名前が出るわ出るわで『もしかしてこれ過去スレ全部履修せなあかんのか…?』と思われる可能性もなきにしもあらず(※する必要はない)
結局話題に挙がりやすい奴らはそれほど良く設定が組まれているというわけだから
>>26
楽しそうじゃん!?(シンプル)>>34
リレー参加者だけど陣営の作戦的に自分から動かす話がほぼ全く書けない故結果的に口だけ人間みたいになっててごめんね……
作中時間が進めば書き溜めてある夢とか回想とか出せるから許してね……!(土下座)正直もうちょっと九終もシドニーも歩き回りたいんですよ!色んなところと絡みたいんですよ!!
人がいないよぉ……九終は実質5人で回してるよぉ……シドニーは二人とも早く帰ってきてぇ……
って弱音を吐きそうになることもあります。人には都合というものがあるので仕方ないのですが
てか九終に至ってはうちのミッションの中核になる騎陣営も槍陣営もいないんでどうしようもないんですけど。頑張っても一個しか達成できねぇ>>26
実は成り行き……。>>38
アイエッ?!ここのえさんお久しぶりです>>38
ちょくちょく生存報告していただけるだけで充分ありがたいです……自分に関することがあったら聞けば答えてくれますしこれ言っちゃあ身も蓋もないんだけれども、内輪盛り上がりを除けば個人ssの方が進んでるまであるという……まあリレーは時間合わんといけないから、仕方ないっちゃないけど。
>>42
ここって描き甲斐のあるキャラ多いよね……私もちょくちょく試し描きをさせて貰ってる身。>>26
元々オリキャラとか二次創作とかが好きでコソコソやっててふと島編が目に入って読んでみたのが切っ掛けですね。まあここに入り浸ってる最大の理由は、fateとか話したり「こんなキャラどう?」と言い合える友人がいない事なんですけどね。
見る友人はいるんですけど、ここまでディープではないから……。むーん。総括すると「一見様歓迎」的な内容は残した方が良さそうですね。
どうも考え過ぎの部分と実際周りからどう見られているのかって視点が抜けていたようで
久々に客観的に見れて良かった、ということで…!(ポジティブシンキン
>>44
あ、いや、予想外ではあったけど世界滅亡ENDもそれはそれで二次創作としてアリやん?ってなったから悪いと言ってる訳じゃないんです!ていうか、我々が痛いのは承知の上ではないかね?
二次創作、オリキャラ、数々のおかしなワード、中二病患者、etc……。
これらを改めて踏まえて考えると、もう完全に手遅れなので必要以上に考えすぎず、開き直ればいいのではないのかね?>>26
なんかたのしそうだったから(小並感)
SSなんてロクに書いたこともないクセに勢いだけで来ましたともしかも私なんて、fateから始まって興味本位で伝承ものの偉人とかを読み漁って培った知識を少し喋り、最近買ったジャンガルの本見せたら「アンタ……そんな趣味あったの?」とオカンに引かれたんだゾ!
私の趣味って絵だけだと思われてたみたい…………。聞こえるよぅ………「へえ、そのキャラ頑張って考えたんだね!ところでどのssに出てるの?リンク貼ってくれる?」って幻聴が聞こえるよぅ……………(ガクガクブルブル)
現実にはならないで………ならないで………出番を作りたい……→せや!短編量産したろ!
というわけで最近短編量産にハマってるのがワシじゃよ。人様のあまり話題にならないキャラを扱うのがマイブームそう考えるとアポ時空のなんと2次創作に優しい設定なことか。
亜種聖杯戦争ってことにしてしまえば人数の問題は途端に解決し、間延びのリスクも減らせる。
少人数の、活躍させたい人間にフォーカスを当てやすくなる、なんと素晴らしい事か…!>>26
ここのch利用し始めてしばらくたった頃、ポツンと新スレでプロト版(一度剪定されたもの)を見かけてですね
で、興味半分で覗いてみたら皆さん(今の委員会さんとか橘さんとか朽崎さん)が割とクオリティ高いキャラ(プロトジェームズや亜衣等)を出してたので、自分もつい創作意欲が疼きまして
その後またしばらくしたらスレが見かけなくなったので「あ、こりゃ駄目だったか」と諦めてたんですが…
まさか不死鳥よろしく復活したとは。で、それからずっと長い付き合いです(長々と申し訳ない)生産的な活動と言うのがまずエネルギー消費量高いですからね。楽(普通の雑談等)に流れるのは仕方ないところもあります。そのままではいけないのですが。
こう言う企画って、新しいこと面白そうな事に挑戦しなくなった時が終わりなんだろうなって、短い人生ながら直感しています。なので短編発表会とか提案させてもらいました。発起人が書けてないのが申し訳ないですが、10〜11月中に第2回短編発表会とか考えてます。
参加したい方います?
>>26
雑談スレでたまたま呼びかけを目にし、興味本位で橘亜衣(プロトタイプ)を投稿したのが始まりでした。1番初めの剪定スレですので、一応最古参メンバーです。最初から居たから偉いなんて言いませんけどね!(自分への戒め)
投稿したのは本当に気まぐれだったんですが、当時燻っていた私のハートを盛大に燃え上がらせてくれましたね。>>72
だいたいそうですね。いくつかお題とか制限とか提示しますので、それをクリアしながら書くと言うゲーム要素もくっつけるつもりです。ていうかレベル高いとか言われましても…
二次創作とはいえ他人に見せるものだから下手くそな出来栄えで出したくないし、後々振り返って悶絶するような中二系黒歴史になるのも嫌だし、どうせ作るなら十年二十年後も胸張って自慢できる一品にしたいと頭と検索力と発想をひねり絞って作ったのがほとんどなんですけどね
言うなれば自己保身の極致にして塊!(ひでえ言い様)成田先生はきっとアトラス院出身の並行思考能力の持ち主なんだ…!
とまあ駄弁はさておき。
短編をこまめに出すのは良い案だと思います。久しく書いてないと色々鈍るので短編で勘を戻す的なことしますし。
まほよみたいな雰囲気の話を書きたいんDA!
現行のSSが取っ散らかるから自重しますけど。SSを書いてキャラクターを動かしてみると当初考えていたよりもキャラクターへの所感が変わったり、動かしかたを学んだりと、得られるものは多いと思います。
サポート云々の文言、初心者の定義ってなによってところもあるし全員が全員寛大かって言われると絶対そんなことない(私も含めて)と思うので「出来ないことは書かない」方がいいと思います……
>>85
ベール版三部作はどれも好きですがダークナイトが一番気に入ってます。洋画は吹き替えで視聴することが多いのですが、ダークナイトは字幕と吹き替え両方で楽しんでますよ。>>88
ジョーカーという概念に、という意味では間違ってないのかもしれませんね……
最初反発があった中役作りを熱心に取り組んだ噂は聞いたことあります
後時期的にインフルエンザが流行し不眠症と婚約解消からの別居というコンボがあった結果だとの事で、それは死 んでしまってもおかしくないなと……
過剰摂取ではなく併用摂取らしいですね……今一番書きたいマッチングは
バプロディカ、サロモン、ミロク、クローディアの各々の救済についての価値観を話していくだけの話。でも全員他所様キャラで気がひける>>97
サロモンよかですたい【お詫びと連絡】
ネムレスVS鐘架のss「今週中に上げられたらいいなぁ」なんて言っていましたが詰まってしまい終わりそうにありません。もう暫くお待ち頂きたく存じます。遅れました。stageに関する話題の続きです。
>>100
リドリーさんにはこちら。
r^@wkbb\をq^@o;qf@3e、8kkrt@qsg6hをmzbsiu.、se4bs?cdw-yoek?rt@qims@.q/if3ebsf@t@vz494、s。
ms@Zwmeew@rt@、p/w、uyotkq@/ーd@f3Zw-dew@r。tk4w@d)4t?
前>910
その認識で大丈夫です。委員会さんは特例として私が心を食べると決定してしまいましたが、基本は被害の選択権は参加者側にあります。相談もバッチ来いです、
心戻らない展開、今のところユージーンさんとリドリーさんは問題なし。明星さんとNYさんは戻る方が良い、と。>>102いいですよー
>>109
確かに言われてよくよく考える微妙な場所にある気がしてきた。見やすさは大事ですね!俺はトムさん意見に賛成になった!>>95
第一印象は「あの子が真面目に働く!?信じられません……」という感じでしょうね。現実だと分かったら「立派になって……母さんは嬉しいです」と涙ぐむと思います。
>>90
どこかに出してみると書き出すってありますよね。私も書きたいとは思えど、ここに参加するまでは全然書いていませんでした。
>>88
ジョーカーの俳優さん亡くなってたんですね……チラッと調べたら監督も目指していたとか。彼の作品を見たかったです。
>>96
あのシーンアドリブなの本当に驚きです。
タイトルはもう、「光の騎士」が伏線になっていたのも良い味だしてますよね。彼の存在と対比した上での「ダークナイト」は感慨深い……。
>>105
トゥーフェイスってバットマンでは有名な敵なんですね。そんな存在をああやって絡める発想は製作陣に脱帽です。>>116
ベインでしたっけ敵
あいつは見かけによらず知的でバットマンとキャットウーマンの結婚を破綻させた相手でもありますね>>113
トリックスター的な悪役としてダークナイトのジョーカーは良い例であり絶対に真似できないやつだと思いますわ……アン・ハサウェイのキャットウーマンいいよね
>>26
「なんか面白そうなことしてるなー」
→「そうだ、今パッとサーヴァントの設定浮かんだからここで生かしてもらおう!」
→「何か流れで聖杯大戦に参加することになったからマスターもその場でさっと作ったけどそもそも凍結されたンゴ……」
→「二次創作で使うつもりだった舞台設定出したら、いつのまにか大会GMにされてPLも兼任することになったー!?」
→「仕事忙しいから中々顔出せなくなってきたンゴ」←イマココ>>123
私は基本どちらでも大丈夫です
奪われた心が元に戻ろうと戻るまいと「この世界ではこういう結末・結果になった」と割り切るだけですので
だいたい、いちいちキャラに思い入れしすぎると書きたい展開が書けなくなるんでキャラのその時の心情までは考えても「それはそれ、これはこれ」の精神を持ってないと
なんなら多分私は他の人より自分が扱うキャラの扱いには厳しめですよ、他の人が使う分には多少のキャラブレや性格違いは許容しますけど自分で書く分には死ぬような目にも死ぬより苦しい目にもあってもらいますし
>>125
以前は「代行で少し書こうかなあ……」というつもりでいましたけど、仕事やプライベートが忙しいので代役を立てるかスティーブさんと中華さんには申し訳ないけど新規で募集するかですね
幸い、まだ1日目なんで無理やり修正かけられる範囲ではあるんで(ミッションは据え置きにしますけど)>>133
失礼、画像を忘れてました>>135
俺です、念のため。>>136
安定だぁ……
あ、ナディアちゃんのページに昨日のやつ反映させておいた方が良いのでは?>>129
わかりやした。ではその時になったらまた>>129
あの、うちの海音ちゃんこんな結果が出てきたんですけど……
むしろ逆にすごい……のか?神多くない?!
>>143
やっぱりIF黒野さんとピロクテテスネキの組み合わせは間違いじゃなかったんだ!(錯乱中)
あー、起源:泡沫で今にもこの世から消えてしまいそうだけど「生きていて」と自分を繋ぎ止める人がいるから辛うじて死なずに済んでいる自己存在あやふや系ショタを作りてぇ。監獄戦争おじゃんになったしいっそアリスをそんな感じに改修しようそうしよう>>147
新キャラだー!>>149
愉悦さんがそこまで持ち上げて言うくらいなのだからプッチ神父とか大統領みたいな悪人に違いない……【ちょっぴり遅いWASP更新の時間じゃい】
◆◆◆◆◆◆◆◆
「だから止めないで!ねぇ、わかるでしょう?金田くんならわかるでしょう?身を焦がすほどの憎悪!!心を焚き付け続ける憎悪!!この苦しみがわかるでしょう!?!?だから止めないで!!放っておいて!!私の為に!!」
金田は黙っていた。彼女の悲痛な叫びをただ聞いていた。反論が出来ないからだ。もし、己がアイツと対峙したなら回りのことを一切なりふり構わず殴りかかってしまうだろうとよくわかっているからだ。そして、黙って拳を構え、そしてロを開いた。
「わからない。あんたの苦しみなんて。」
「.....!!!」
「けど...」
反論はしない。出来ないから。けれども、否定はする。突き放す。止めるために。
「あんたを行かせるべきじゃないことはわかる。」
「...そう...そう....」
金田の言葉を聞いたタゲリアは顔を下げてふるふると小刻みに震えている。タゲリアは普段は戦闘班でお姉さんぶ
って過ごしている。だが、彼女はその実まだ二十歳程度だ。その震える姿は、酷く小さく見えた。
「...だったら...」
ぼそりと消え入りそうな声で彼女が呟いた。
「私を止めて見せてよ!!」
あげた顔は涙を流していた。それは酷く感情的で、きっと、なにより人らしい。そんな悲しい咆哮だった。
「任せろ。」
言葉と共に一歩踏み込み、拳を振るう。胴の中心を捉えたそれは彼女に深い衝撃を与えるはずであった。しかし...
(ビクともしねぇ!)
タゲリアはそこから微動だにせず、それどころか金田の拳に比喩ではなく腕を巻き付けてきた。がっちりと固定されてしまったそれを振りほどくこともできない。>>153
「せい!」
「がっ...!」
そのまま躊躇いなく金田を持ち上げて、空中に浮かせ、地面に叩きつける。尋常ならざる筋力で、金田を振り回していた。
(蛸か...!)
揺れる視界と思考の中で金田は思い出す。蛸は全身が筋肉といっても過言ではなく、その力も人が想像している以上に強いと。
「放せっ!」
帯電し振りほどこうとしたが、その瞬間、手に巻き付いた拘束感はそのままで、地面に落とされた。起き上がり、体制を立て直し、相手を探す。自分から少し離れた所にいるタゲリアの片腕はなくなっていた。そしてそのまま後ろ向きに跳躍して足掛かりもなく、片腕で木にしがみついた。
(自切したか.....機動力も高い...)>>154
「金田くん....」
そのままの体制で消え入りそうなザラザラした声でタゲリアが話しかけてくる。
「手加減...してるわね?」
「...。」
「さっきから帯電をしてない...そうね?感電したら私が死んじゃうかもしれないものね?コントロール下手くそだもんね?でもね...金田くん...それで止められる程...私、弱くないわよ!」
そう言いながらこちらに投げつけてきたものを叩き落とした。砕けたそれは空の注射器。同時に突っ込んでくる彼女の腕は再生し、鋭い爪と毛が生えた獣の腕と貸していた。彼女もまた戦闘班のメンバー。止めるのに手を抜いて勝てる相手ではない...だが。
「今のあんたは、そうでもないぜ。」
「!?」
金田は後ろにスウェーバックしながらタゲリアに向かって指を弾くような動作をした。すると、空中を進み突進していたタゲリアは着地して次の動作に移らないという隙をさらしてしまった。それはスタンボール。相手に痛みを与えて怯ませるだけの悪質な玩具のような一品。
けれど、人智を越えた反応速度を持つ金田にとってその際は充分なものであった。後ろに一気にまわり混んだ金田は
「しまっ!」
「寝てろ。」
彼女の剥き出しになった毛むくじゃらの腕に一つのアンプルを打ち込んだ。
「うっ...、が...ぐう...」
刺されたタゲリアは唸り声を上げながらゆっくりとその意識を消失させる。
打ち込んだのは睡眠薬。少なくとも獣一匹狩るには本来は過剰な武装である風花が、手加減のために持ってきたモノ。それを使わせてもらった。
「普段のあんたなら...知った仲でも何も考えずに突っ込んだりはしなかったはずだぞ...」
大人しくなったタゲリアを見る。涙の後を目元に残し、中途半端な獣の特徴を残した彼女を彼なりにそっと拾い上げた。
「....帰ろう。」フ 今
レ 北
イ 産
ミ 業
ン
グ>>156
かっこよすぎだろ金田くん
タゲリアさんから人間性を見出してやはり羨ましかなってるのかな。>>129
竜形態だったのかな?アスクレピオスのボイス聞いてたら用量用法を守れ!ってボイスがあった
ヒュギエイアにも用法用量守ってくださいね!がある
やはり親娘である>>173
なるほど犬のように盛るのかそれともオメガバースな如く総受けになるのか……………(聞いた話によるとオメガバースは狼社会をもとにしたらしい)>>171
なるほど把握しました。
やってみましたけどアイツ絶対判定ごまかしてるよコレェ……。>>173
型月主人公はベッドヤクザが伝統ですからね!あれ、つまり麗奈や夏美もベッドヤクザ……?並大抵の男では搾りつくされてヘチマタワシみたいになってしまいます!>>26
面白そうだったからです。>>178
キャラの
スケベ度
測定>>182
自分も?実は吾鰐さんからとあるキャラをお借りしまして!
短いけど今週分の更新でごぜーます!戦いとは、戦闘とは、闘争とは何か。
アナタならば何と答えるだろう?
プライドを賭けたもの?
可能な限り避けるもの?
勝利だけを希求するもの?
それとも
人生そのもの?
そう。戦いとは人生そのものだ。
ネムレス・ウォーフリークにとって文字通り戦いとは人生「そのもの」だった。
物心つく前から戦場にいた彼にとって銃声は挨拶と同義であり、武装することは最低限のマナーであった。
生きることは戦うことであったし、殺ろすことは生きることだった。
そんな男が魔術が跋扈する裏社会に足を踏み入れるのは然程時間はいらなかった。
そしてクリストファー・クライの名を聞いた。
多くの口から語られるその内容は与太話としか思えない武勇伝から人格を貶めることに躊躇のない侮蔑まで幅広く、そして尽きる事がなかった。
戦いを人生とする彼にとって、語られ騙られるクリスの姿が憧れに似たナニカになるのは時間の問題であった。
但し、いつか戦ってみたい対象として、だが……。>>185
明らかなクロスレンジ。拳銃は元より短剣や拳の間合いでもない掴み・投げの距離。
両者が動く。拳が、脚が、刃が。まるで貪り合う恋人のように交差する。
付かず離れず、離さず止まず。。
演武を思わせる激突は両者顔面狙いのハイキックが相克したことを休符として次の段階に移った。
魔術髄液から作られた特殊アンプルが封入されたピストル型注射器を首元に当てるクリス。
新たに投影したフンガムンガに魔力を注ぎ込み強化…大きさ、鋭さ、そして異様さを増したそれを構えるネムレス。
変身を終えるクリスよりも早くネムレスが飛びかかる。だがその渾身の刃は正面から打ち砕かれた。
駅構内に硝煙の匂いが立ち込める。クリスはまだ、銃を抜いていないのにも関わらず!!
(そうか! あの時は分からなかったが…その速さ!その全身が!!)
連撃! 人ならざるカラダを得た今だからこそ可能となった達人の域にまで到達せしめる外法の業!
その悉くを全身に受け吹き飛ばされたネムレスはコンクリート製の壁に叩きつけられ……崩れ落ちるよりも早く追い付いたその拳によって壁に打ち付けられた。>>187
「言った筈だぞ最高に最っっっ低なクリストファー・R・クライ!クリストファー・リグレット・クライ!!後悔しろと! そして命をかけて戦えと!!」
めりめりと、ずりずりと、ぶちぶちと
音を立てて壁から抜け出すネムレス。
自らの肉体すら捨てて
「さあ、ここからが本番だ!!!」
つづく!短いですね!ごめんなさい来週はもっと話が進むように頑張りマッス!!
本当はルイちゃんかアノに戦尽黒帯纏わせて操ろうとか考えたりもしたんですけど、それでどうする何が書きたいって先が続かなくて没にえーっと、現在自分は毎週日曜更新を目標に「参加者全員から1人ずつキャラをお借りする」SSを書かせて貰ってます!
wikiの方にも[[Hundred Bullet 涙の報酬]]のタイトルで過去分含めてページがあります
吾鰐さんのキャラは先週の更新分にてこっそり……本当は秋雨流華さんを女子会メンツにと思ったんですけどサーファー要素に振り過ぎて「そんな扱いで大丈夫か?」って心の声に耐えられず…>>191
日頃の行いですね(真顔)>>196
大丈夫?そのバプさん別次元の方じゃない?>>199
大鳳兄妹はえっちだなぁ(棒)>>201
やはり血は争えぬか…………。>>196
無月になった一護とか崩玉を取り込んだ藍染みたいな極まって認識できない類では?あと、ちょいとワルキューレ(ロの字)について掘り下げてみました。
彼女の、いや、彼の正体は北欧神話に登場する、巨人の血を引きし狡猾と虚偽の神・ロキ。
主神・オーディンの義理の兄弟にして、世界の終末の日である・ラグナロクに子供たちと共に神々に戦争を仕掛ける邪神。
かつては、オーディンやトールらと共に面白おかしく過ごしていたが、それはとうに昔のこと。
次第にその様なことは無駄だと言わんばかりにオーディンは配下のワルキューレを使い、各地から勇士たちの魂の選定に執心するようになる。
「この世の終わりを視た。それに備えなくてはならない。」
それは独り言か、或いは、どうしてその様に変わってしまったのかとしつこく聞く自分に放った言葉か。
今となっては真相などどうでもいいことだが、その台詞を受けロキの心は少しずつ狂いだす。
「……あれがアイツの本性だったのか」
「今までの冒険も得た財宝も語らいも、俺を引き取ったことも、……全部、大局を動かすための策だったのか」
「――――――全部、騙していたのか」
自身の三人の子供たちに対する扱いで神々と、バルドルの死をもってオーディンと完全に決別し、あとは神話にある通り、ラグナロクにて最後まで戦い抜き絶命したのだった。
「オレが破滅の切っ掛けのようなものなのに、始末せず手元に置くとは……」
「家族ごっこでもしたかったのか?滅亡の要因を手中に収めた愉悦感に浸りたかったのか?」
「オレは……オレはただ、ずっと馬鹿騒ぎしながら暮らしていれば、それで……それで良かったんだ……
――――――災厄を、終末を望んでいるならば。オレが齎してやるよ、我が愛しき兄弟……!」>>211
ちなみに、アーチャー(ワルキューレ)の他にキャスターとライダーのヴァージョンが有ります。>>213
おおう、あの何気ない言葉を拾ってくださるとは。そうです、トロワ〇ートンとテイルズのザギとその他諸々戦闘狂の要素を取り入れたのが彼なのです。>>218
あっそりゃそうだ。わかりました
個人的に書けない書きたくない書かなくていいと思った部分を今度から言うのでもしそこを書きたいのなら言ってください
今回は
頭掴んでそのまま簀巻きみたいに持ち上げてダッシュ
伏神のスターリングラード攻防戦
飲みの誘いを断る
を書きませんでした...さて、旧約聖書の創世記についての話をしよう――このことについて、どれくらいの知識を持っているだろうか?
どれだけ不勉強であってもノアの箱舟や大洪水くらいは聞いたことがあるだろう?
そう、洪水だ。世界を、星を呑み込む大洪水だ。
まあ、ここはそれが起こった世界だと思ってくれれば、概ねあっている。
ーーーだが、神話と違う点が一つ。
...洪水は、引かなかった。全ての大地と神秘は深き水底に沈み、人類史は文字通り一切合切洗い流されたのだ。
そして、今は極一部の選ばれし人間のみが、あの『星の頂』の僅かな陸地で生きている。>>222
【舞台解説】
・この世界
世界各地の洪水神話が同時に発生し、全てが水底に沈んだ世界。
濃密な魔力を有する『海洋』がこの星を覆う新たな法則(テクスチャ)となった。
所謂『方舟』に乗った数少ない生き残りたちは『星の頂』と呼ばれる小島程の世界で生活している。
...しかし、この星の最強種である『白鯨/モビィ・ディック』の影響により少しずつ生存環境は侵食されていっている。
・星の頂
山の頂上の様な形をした小島。
各地から流れ着いた『ノアの民』の末裔が暮らしており、様々な植物や動物もあり、神話の楽園を思わせる。
ある『神』によって外敵から守られているが、日に日に海に侵食されている。
・『白鯨/モビィ・ディック』
この星の最強種。現地民は『バテン・カイトス』と呼称する。
・『赤ゑい/ファスティトカロン』
白鯨に次ぐ最強クラスの海獣。
霊基が爆発的に強化されており、最早一つの島とも言える強度を持つ。>>223
・"快晴"のシールダー
カルデアが偶然発見した『深海に沈んでいたサーヴァント』。記憶をなくしており、真名は不明。ただ見つめるだけで大嵐や荒波から神秘を消失させるという異常な能力を有している。
・"新世界"のアドベンチャー
特殊なエクストラクラスアドベンチャー(冒険者)のサーヴァント。人類を新たな世界に到達させた偉大な冒険家。今もなお世界の最先端を行く偉大な国の名の由来となった人物として名を残す。
・海獣系サーヴァント沢山
・嵐の航海者系サーヴァントいっぱい
・秋雨流華
この異聞帯のクリプター。元々は結界魔術や海洋魔術の研究により『海の果て、海の底にある異界』から根源を目指していたが、急にサーフィンによる根源到達を目指す方針に方向転換した異端の魔術師。>>224
ヴァイヴァスヴァタ・マヌ「…………再び大洪水か」>>225
フレデリック「呼ばれた気がしたわ!!!!」>>229
唐突なパワハラ柱(女装ショタおじさん)きたな…………>>225
UMI育ちとしては興奮と期待しまくりです……!!>>211
只今、wiki内にこの掘り下げ部分を追加&スキルのランクを下方修正しました。
出力を落としワルキューレになりすましている、という設定を思い浮かべていたのにランクが高いかな、と思ったので。>>235
例の「女性同士限界感情お姉さん」がまさにそれです!>>232
敵対して大丈夫でしたか
というか理由そんな軽い感じでいいのかロキ様、行動力高いですねボス……
ロータの腹筋はうっすら割れてるレベルですね、他のワルキューレとそこまで体は大差をつけて作られていない>>231
わかる!「限られた大地で人はどう生きるのか?」みたいなのをメインテーマに出版されてそうな感じ。白鯨を倒そうとする人、宙(ソラ)を目指す人、いろんな人が出てくる群像劇な雰囲気があります。型月関係ないお話(サーヴァントとかカルデアとか出てこないヤツ)としても読んでみたいなぁ……。よし、議事録少し投稿します
家に帰ってくると年の離れた兄が既に帰ってきていた。
「ただいまー」
「ただいまー!」
「お帰りー、遅かったけどどうしたの?」
この家の長男、勇気は携帯ゲーム機で遊んでいた。小学校の方は何も無かったようだ。
「実はね、保育園が色々あって明日から四日間お休みになっちゃった」
「ええっ!?いーなー」
「よくないよー」
思い出したのか少し曇った顔をした砂月は兄の隣に座った。覗いてみるとゲーム機の中で、大きな剣を持った人と銃を持った大人が取っ組み合いをしていた。兄の手がガチャガチャ動きボタンを次々押していく。面白そうだけどそれぞれの動きを追うだけで精一杯だ。
お姉さんもそういえばこんな感じで動いていたような気がする。あまりよく見えなかったのでちゃんとしたことは言えないが。
でも、ゲーム機の中の人とお姉さんだったらお姉さんの方が強いと思う。この大きな剣だってもっと軽々扱いそうだ。>>248
「今日はね、すごい大変だったのよ。ほら、せせらぎ公園あるでしょ。あそこで事故が起きたのよ」
「……はあ!?」
「くるまがね、とんできたの」
「車が飛ぶとかヤバっ!!」
兄はゲームを一旦ストップさせて話を聞くことにした。妹が保育園の散歩中に引かれそうになったこと、奇跡的に助けられたこと、それにより休園せざるを得なくなったこと。
保育園は頑張っていたが明日明後日は動けないだろう。
少し怪我をした子がいるぐらいなので始めようと思えばすぐに始められるものの、散歩コースの安全の再点検や、園児や保護者、保育士の心のケアのためのカウンセリングもある。事件性は高くはないとはいえ社会問題になっている高齢者の自動車事故だ。警察もメディアも動くかもしれない。
元々金曜日は祭日なので休みであるとして、普通土曜日も休めるのかといえば難しい。子供は嬉しい休みは親にとってはかなりの痛手である。
我が家はこの四日間産前休暇中の母親と帰省する父親がいるからまだマシな方だ。シングルマザーもしくは共働きの両親を持つ家庭だと子供の面倒を見れなくなる可能性が高い。>>249
「砂月は怪我しなかった?」
「だいじょーふだよー。だってみんなのことおねえさんがまもってくれたんだもん」
「お姉さん?」
お姉さんとは砂月や園のシスターに聞くと、たまたまそこに居合わせた一人の女性の事だ。車から子供達を庇い車から降りて襲ってきた犯人を仕留めたらしい。
普通の人間がそんな事が出来るのか疑問である。相手は高速で飛び込む車、方や軽装の女性、普通に引かれて終わる筈なのに。
ただお陰で自分の愛娘が助かったのは事実だ。事件の時娘は車の目の前、水飲み場にいたのだという。それを聞いた時は想像して肝が冷えた。
「ままー、でんわー」
「あ、はいはい。すぐにかけるね」
母が電話をかけるのを急かす妹を見て兄は妹が心配だったが、同時にそのお姉さんなる人が何なのか疑問に感じたのだった。>>250
グレンデルが家に戻るとマスターであるランサーが小さなぬいぐるみを手にしていた。
「お帰り、今日は大変だったな」
「別に」
グレンデルはその横を通り過ぎる。赤い目と毛が目立つリスに黒く艶やかな毛並みの銀狐。その隣には政策途中と思われるキラキラした毛玉もいた。どちらも本物のようにとてもかわいい。
「相変わらず素っ気ないなアサシン。少なくとも子供だけじゃない、警察や教会相手にしてた。体は問題なくても心はそうはいかない」
「……それはそうね。少し気分を切り替えてリラックスしようかしら」
グレンデルは足を止めてソファに座った。ランサーはそれを見て頷くとキッチンへ向かう。
紅茶のティーパックを二つのマグカップに半分ほど入れて湯を注ぎ蒸らす。蒸らし終えたら冷蔵庫から氷をたくさん入れて冷やし、先日購入したミントシロップを垂らした。
最後にレモンの輪切りを乗せて完成である。お茶菓子は甘いサブレを用意する。>>251
「ほら、これで一回落ち着け」
促されるままに飲んでみると清涼感と爽やかさが強い中に冷たい紅茶の味がする。紅茶が濃いのか少し苦いがとてもさっぱりとしていて、ランサーらしい味がした。
「この飲み物は何」
「アイスミントティー。いつもの紅茶に前に出かけた時に駅前で買ったシロップを使ったのさ」
ランサーもカラン、と音を立てて氷を転がしてから飲むととても愉快そうな顔をした。グレンデルは口直しにサブレに手を伸ばして食べると、落ち着くようなやさしい甘さが舌を包んだ。
おやつには少し遅いが英霊なので食事に問題はない。後で幸長にどう思われるかが気になったが後の祭りだ。それに今日は色々あり過ぎて疲れてしまった。だから少しぐらいなら許されるだろう。
「ねえ、ランサー」
「何だ」
「そのぬいぐるみ、かわいいけどどこから素材を調達したの」
「ああ、少しかっぱらってきた」
自分のした行為に悪びれもなくランサーは答えた。>>248 の前のくだり貼り忘れです……しまった……
砂月を迎えに来た母はひどく焦燥していた。定期検診から帰宅すると留守電が入っていたので聞けば、娘をはじめとした園児が事故に巻き込まれていたのだ。最近のニュースでも子供達が事故に巻き込まれて亡くなった話が増えた矢先の出来事だった。
砂月の名前を叫ぶ声が聞こえた瞬間、砂月は弾かれたようにままー、と大声をあげて母の胸に飛び込んだ。
慌てて牟藍も立ち上がり玄関先へ出るとさっきの様子と打って変わって、母の胸の中子供のように泣きじゃくる二歳の女の子がいた。
「ごわ゛がっ゛だぁ〜〜!!ま゛ぅ゛ま゛ぅ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
「大丈夫、大丈夫よー!痛いところなーい?」
「な゛ぁ゛あ゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」
母親は堰を切ったように泣く子供にも聞こえるように大声で話しかけあやしていた。服が濡れた状態でティッシュで顔をふいている。鼻水で何枚かのティッシュの塊が数個出来上がった。
母親に会って張り詰めた緊張感が緩んだのだろう。
先程の疑念は気のせいではと思い直しそうになる見事な泣きっぷりは年相応の姿に見えた。さっきまでのちぐはぐさは感じられない。
泣き止むまで待ち続けること10分、疲れてきたのか涙は止まってきた。
「すみません、ご迷惑をおかけしました」
「いえいえ、お母さんもさっちゃんも何も悪いことしてませんよ。むしろ、よかったって思ってます」
「え?」
「さっちゃんお母さん来るまでずっと我慢してたんですよ。ねー」
もぞもぞ体を動かしながら涙声混じりにうん、と頷く砂月を見て、母親は驚きながらも頭を撫でて褒める。>>253
「むあいおねえちゃん」
「なんすか?」
「あのね、おねえさんにまだありがとういってない」
「あー」
そこか。確かに大事なのだけど、下手に関わるとこっちの仕事増えそうだし、ここはなあなあでごまかそうとしたがそうはいかなかったか。
しかも親の目の前なのでものすごく困った。砂月の母親はここの地元民ではないからだ。
ここの聖杯戦争は昔からある儀式が形を変えて伝わるものなので、元からいる住民は聖杯戦争に抵抗があまりない。それどころか「みつかいさま」と呼んで慕い、供物を捧げる者もいる始末。これは御四家の努力あってこその成果であるといえる。
しかし、それは外部から来た人からしてみたらればさぞ奇妙に野蛮に見えることだろう。少しでも知ればこの町はおかしいと声高に主張しながら出て行く。
この町も国際化によりこの町で生きて死ぬ選択を取らない人が増えた。だから少しでもその流れを留めつつ、風習に対する違和感を引き起こしてはならない。聖杯戦争となった風習が途絶えたらこの町の安泰は終わる。知る者は当たり前でなくなることを恐れている。
だからこそ、この人にも気をつけなければならないことを牟藍は理解している。ここでするべき行いは分かっている。
牟藍は先程メモを取った連絡先の電話番号をそっ、と渡した。>>235
グリムゲルデとロビン・フッドは腹筋が割れてますね。>>235
スヴェイズ
ラムレイ
ダニエラの保護者
ウチのとこだとこんな感じですかね。というか確かゲルトラウデさんがコメディーパート書きたいから始まった流れじゃ……?終わりまで全部持ってかれてしまいましたが……
>>261
キリル・フォン・アイゼンバーグ>>267
いや文字通りの意味です
アルプスの天然水→水だけなのは流石に変では?(私の家の近くのスーパーは色々な種類の食材を同時にタイムセールやってたりしてた)
→水、水炊き!>>273
うーん、あ、でも車で色んなところこれるところから考えれば地理をある程度把握していても全くおかしくないですよね。飛行機止める時とかゴルフ場とか言っているわけだし>>275
すまない。書き忘れ。
素の言動がアレなセイバー主従とか普通に悪目立ちしますでしょうしね。>>276
まあリドリーとゲルトラウデ嬢って正直相性が悪いから今回のタイムセール書いててねーなとは思ってましたし>>279
ゲルトラウデは文字通り1日目の初日召喚。
多分、余程がなければコイツが一番遅いと思う。
なぜかって?
仕事(アイドル)があるからだよ。
だから街の土地勘とかさらさら無いです。>>279
ロワインは割と現地入り遅かったんじゃないかなって思います。1〜2ヶ月前くらいかな?
あまり早過ぎるとどっかで問題になっていそうですし。
召喚は……現地入りしてすぐくらいですかね?
ロバートさん、御三家代理として参加の上、割と周到にやりそうなので、召喚は早そう。リドリーさん、「こういうことをしたいです」って相談することとかメタ視点は気をつけてくださっているので、あとはもう少し他人のキャラクターを動かすことに慎重になればいい感じだと思います。
「こういう展開にしたい!」っていう部分が先行してしまっていて、他の参加者の都合を伺う前に結果を押し付けがちになっているんじゃないでしょうか。
やりたいことがあったら、「こういうことがしたいです!」「そのために、〇〇さんのキャラクターへこういう風にアプローチして行きたいです」っていう、自身の行動ベースで相談・提案するといいですよ。
例えば今回なら、
『ある種の強迫観念に駆り立てられた狂人リドリーのサーヴァントが、有無を言わさない勢いでゲルトラウデの頭に掴みかかった!』
でバトンを渡していたら、(その行動が上手くいくかどうかはともかく)円滑にリレーが進むんじゃないでしょうか。
相談・許可なく別の人のキャラクターは動かさないっていうのは、大原則であるように思います。>>287
「あたしはもうダメかもしれない」
バーのカウンターで項垂れる一人の女性。
額に仮面を装着し、カクテルグラスを片手に愚痴っているのは戦乙女(ワルキューレ)のグリムゲルデだった。
「いきなり来訪してラッパ飲みをしたかと思えば……オレたちに愚痴とは余程交友関係がないと見える」
「殆どのワルキューレから受け入れ拒否されてる俺たちに零すなんて、ダチとかいねえのな! ボッチワルキューレとか笑いもんだぜ!」
沈んだ声音で愚痴り、慰めの言葉か何かを貰おうと思った彼女に帰ってきたのは、容赦のない言葉の暴力。
浴びせられる毒舌にプルプルと震え、終いには涙目になって唯一口を開かないヘグニに、縋るような視線を向けた。
「……………………」
しかし、無言で逸らされる。
忘れてはいけないが、グリムゲルデの神性はAランクであり、神に近い個体である。
女神というものが苦手なヘグニは、良心が痛んで口撃に加わらなかったのではなく、ただ単に関わりたくないが故に口を開かなかっただけだった。
救いの手を差し伸べてくれるかもしれないと期待していただけに、その絶望感への落差は大きく、ショックを受けた表情をする。>>288
「ま、ショボくれんなって。口下手なテメエの為に智慧を貸してやっからよ。智慧一つにつき一杯買い上げだがな」
「……あたしも、友達百人できるだろうか」
「出来らあ! カリスマ持ち(嘘)の俺が言うんだから間違いねえって!」
「そ、そうか、そうだよね。粗暴で下劣な王だと思ったいたけれど、魔剣に呑まれなかった貴方が言うんだから、間違いないよね」
さも当たり前のように貶されたので、表情を歪めそうになったが営業スマイルで押さえつけ、青筋をうっすら浮かべる程度で止める。
──身ぐるみ剥がすまでぜってえ飲ます。
正直、ケツを蹴り飛ばして大神に送り返したい欲求に駆られていたが、せっかくのカモをみすみす逃さまいと愛想笑いを見繕う。
気分を良くしたグリムゲルデは、“楽園と地獄”などといった高級カクテルを注文し、一気に呷る。こんな風に非常に短い小話を、生徒会役員共方式の感じでポンポン進めていきます。
リム姉すっからかんにされちゃった……
ハァイジョージィ。型月の悪魔設定はいいぞ……
真性悪魔まで手を出す自身はなかったけど偽物の悪魔には手をつけちゃってたり【WASP更新の時間じゃあいぅぁ】
ウレタンなのか汗なのか。何とも言えない匂いが漂うシートが車の振動に合わせてガタガタと揺れている。差し込んだ夕陽が道路脇の電灯の影を引き延ばし、明と暗を繰り返した。
「う...あ...」
陽の光の眩しさに刺激されたのか助手席で眠りこけていたタゲリアが目を覚ました。
「あ、れ?...あぁ....そっか...」
車内を緩慢な動作で見回して現状を把握したのか、がくりと首を落とす。
「起きたっすか。」
「うん...風花ちゃんは?」
「無事っすよ。ちょっと無茶して、腕二本と足一本オシャカになりましたけど。」
「そう...よかった...」
「仕事の方は今日は飯を食う気力もないんで、明日お願いしますってことにしました。」
「うん...それでいいよ....」
沈黙が訪れた。風花は荷台で眠ってしまったのだろうか。特に声をかけてくることもない。
「う"っ......ぐすっ...」
それを割いたのは、タゲリアの鳴咽であった。しばらく前に人へと戻った手を目元へと回して隠し、覆った腕から流れる涙が、陽光に照らされて、キラキラと輝く。
「ごめんなさい...ごめんなさい...」
「謝らないでくださいよ、気にしてないんで。」
「でも...でも...」
「...タゲリアさん。俺、ウソつきました。」
「え...?」>>299
金田が気まずそうな、どこかためらうような顔をしながら言ったその言葉に、タゲリアは始めて泣くのを止めて金田を見る。金田は前を向いたまま、言葉を続ける。
「タゲリアさんの苦しみがわからないっていうのは、嘘です。よくわからない恐ろしいものに身を焼かれるような苦しみはよく知ってます。」
「...そう。」
「そしてそれはきっと俺以外もです。」
タゲリアが顔をあげて、ゆっくりと金田を見る。
「そいつがどんな苦しみを受けているのかは、そいつにしかわかりません。100%の理解は他人にはできない。けど、わかちあうことはできるはずっす。似たような苦しみを持った奴らとなら共有して、共感して、その苦しみを軽くできるはずっす。...だから、せめて風花にぐらいは話してやってください。アイツ、めっちゃ心配してたんすよ。」
金田は思い出す。あの時、タゲリアがいないことに気づいた風花の取り乱し様を。襲いくる化け物を一瞬で天高く吹っ飛ばして、己の自壊も省みずに過剰な攻撃で挽き肉にして、見つからないタゲリアに半狂乱になって、泣いて、わめいて。
「うん...うん...」
「帰りましょう。タゲリアさん。」
「うん...」
日と影が入り交じり、彼我が曖昧になる夕暮れをトラックは走る。人から外れた、けれども人でありつつげる彼らをつれて。>>303
明日×→昨日○ガイさんのレスが胸にグサリ刺さりました……………
今後は気をつけます……………>>301
なので現状で「すぐ書きたいよ!」って展開や描写が無ければ他のリレーとかを優先してくれればと……。
(異聞アメリカでしょ?あとトーナメントかな?)>>311
グレートヒェン「夢は笑います。熱は、水を飲みなさい」(訳:ファウスト博士……?誰やねん。ウチが知っとるファウストは少し気弱なただの男の子やぞ)>>312
書きたいタイミングで書くのが一番ですよねあ、アメリカ異聞帯で相談表すけどよかですから
>>313
長身の美人さん弄られキャラはある意味美味しいかもしれません。三度目
アメリカ異聞帯で相談があります!宜しいでしょうか?>>324
私はどちらでも構いません。
得られた情報が開示されるなら。>>331
なるほど……私的にはそれで構わないと思います。>>313
口下手で静かなキャラとか、ヘイドレグとかからしたら格好の獲物ですからね……。>>331
私も大丈夫です今北産業革命
久しぶりに来たらここのえさん来てた。
第■回は、キャスター陣営のリアクション待ちですね。
とりあえず、stageですが、戻るかどうかはどちらでも構いません。
ただ、戻らないなら負けたときにスキュレー身代わりやりたいので一回戦位は勝ちたいですね。>>325
まあその内にでも
とりあえず絡ませる候補は以下の通りです
・IF黒野
・モリソン
・黒江誰か私の尻に火つけてください………
(モチベ上がらない時は休むのです…好きなことをするのです…)
>>339
了解!今日の授業のことなんですが、モネの魔眼を科学的にかつ心理学的に解明できてるのかもしれない疑惑が浮上したのでちょっとモネのSS書いてきます
>>342
なんでや!? ちゃんと等価交換の原則に従って智慧も貸してるのに……!?>>344
やったぜ>>348
これは良い筋肉だぁ……(恍惚)例の「激重感情お姉さん」ですどうぞ。
【名前】箕輪夏目(みわなつめ)
【性別・年齢】女・20歳
【出身】日本・京都府
【職業】魔術遣い、読者モデル
【身長・体重】155cm・47kg
【趣味・特技】身体を動かすこと・スポーツ全般、ネイルアート
【好きな物・嫌いな物】カレー、タピオカミルクティー・人外全般(例外あり)
古くから京都に伝わる名門退魔師の家に生まれた女性。明るく染めた茶色のストレートロングヘアが特徴。その胸は手に収まるほど。本人は脚線美の方に自信があるらしい。
身長は低いがスラリとしたモデル体型で、見た目の華やかさもあって実際に読者モデルをやっている。
おしゃれやファッション、最新の流行に敏感な感覚を持つ。それと同じくらい運動も好きで、日頃から鍛えているため腹筋もうっすらと割れている。
天真爛漫、明朗活発、明るく前向きでとにもかくにも陽性の人物。
細かいことを考えるのが苦手な性分でこれと言ったら猪突猛進なタイプ。
家督を継いだ兄と幼稚園児になる妹がいる三人兄妹の真ん中の子。事故で亡くなった妹がいる。
面倒みがよく世話好きで子供好き。年下にはあれこれと世話を焼くのが習慣になっている。
コミュニケーション能力抜群のコミュ強。気さくで親しみやすい人物。
退魔の生まれとして人外に忌避感を覚えるタチ。しかし行きつけの店『バル・ブライア』のアルバイトである笹原貴子にはその限りではなく、むしろ他の友人よりも構ってしまう……どうも、亡くなった妹に姿を重ねているらしい。
彼女と二人きりの時は普段の饒舌さが鳴りをひそめお互いに挙動不審になる。
貴子としては「結局いつかは殺し合う関係になるのに馴れ合っても無駄」とのこと。>>356
よかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ほんとうによかったぁぁぁぁぁ!!
また姿見せてくれただけでも全然違います……
てな訳でそろそろシドニー進めてぇ。最悪私のとこだけでオペラハウスに攻撃かけるしかねぇなと
そうでなくても準備は進めておこう……>>356
おかえりなさい
無事でよかったぁ…>>356
お久しぶりです!!>>356
おかえりなさい&お久しぶりです!>>355
セイヤー!
>>356
おかえりなさいませー!
>>358
ええ……そうなりますね……()
そして魔術面纏まったので投下します!
【刻印・代数】なし・17代目
【 魔術系統 】陰陽道
【属性】水
【 魔術 回路 】質A 量C
【編成・位置】正常・右腕
密教、道教、古神道、易術、巫術、呪術、その他複数の魔術を習合した魔術基盤に連なる魔術の使い手。いわば日本における混沌魔術だがその歴史も基盤としての強度も西洋のものとは比べるまでもない。夏目は特に古神道を得手とし、神道儀式を略式化して術式にしたものを多用する。
『忌火起こし』
いみびおこし。魔術的なものを燃やす炎を起こす術式。生来の属性のためかいまいち使いこなせない。
『蟇目の儀』
ひきめのぎ。鳴弦とも。夏目の持つ水の属性は流体・波動を意味するためこの術式と相性がよく、弦がなくとも音を鳴らすことで敵を射る音の矢を放つことが出来る。
『柏手』
両手を重ねて音を鳴らすことを指す。音による衝撃に魔力を乗せて波動として撃ち出す。『蟇目』が単体ならこちらは全体、拡散された音が敵を射る破魔の矢。>>362
『曲水の宴』
きょくすいのえん。魔力を乗せた水をウォーターカッターのように撃ち出す術式。禊をより略式化したもので忌火と同じく魔力的な要素を無効化する。
『中臣の祓』
なかとみのはらえ。一定空間に魔力的な干渉を受け付けなくする結界を展開する。いわゆる魔力探知におけるステルス。ただし強度はなく魔力の籠った攻撃で簡単に壊される。
『四方拝』
しほうはい。中臣の祓の上位式。向こうが防性ならこちらは攻性に寄っており、魔力を宿すものがこの結界に触れた場合忌火と同じ性質を持つ炎に焼き尽くされる。
『撫物の式』
なでものしき。触穢とも。触れることによって穢れが移るという概念を術式にしたもの。魔力を込めて触れることで対象にその魔力が宿る。夏目はこれと忌火を組み合わせるのが好み。また無機物に傷を移すことで治療にも使える。
『八剣の神咒』
やつるぎのかじり。魔力を剣に変える術式。彼女の場合刀身が高速振動する液体剣になる。最大で同時に八本展開し操ることが可能。
『三神清明』
さんじんせいめい。火、水、風の三属性からなる波動を起こし周囲の穢れを祓う広範囲攻撃。>>363
『鷽替え』
うそかえ。短期的に因果に介入することで文字通り嘘を真に、真を嘘にする変える術式。彼女にとっての切り札であり多用は出来ない。
『八目の荒籠の呪詛』
やつめのあらかごのじゅそ。呪術に類する術式で本人は使いたがらない。任意の位置に罠を仕掛け発動した瞬間触れた相手を腐敗させる蔓が相手を束縛する。
『草木石礫一切成仏』
そうぼくせきれきいっさいじょうぶつ。柏手を音を鳴らさずに発動させる術式。手に纏った高周波で触れたものを粉砕する。
『身固めの式』
みがためのしき。空間ごと自分自身を固定する。術式発動中は精神的にも肉体的にも固定される。防御系の術式の中では最高強度を誇るが使うと全身筋肉痛になる。
『艫切唄』
ともきりうた。沖縄に伝わるサカと呼ばれるまじないの一種。水の魔力を強化し、それ以外の魔力を弱体化させる陣を敷く術式。
以上です!
あと見た目はこんな感じです!>>356
お久しぶりです。>>362
浮気は……ダメね……(サラサラサラ>>356
お
か
え
り
な
さ
い
!どうして北欧は呪われた魔剣ばっかなの? マゾなの? 叡智欲しさにユグドラシルに逆さ首吊りやって「あー、叡智キモチイィ……」やったオーディンリスペクトなの?
>>356
こうやって時間を見つけて帰ってきてくれだけで嬉しいです!
生存確認、>>376
印欧語族……そうだったのかぁ……!(テーテーと、印欧語族で思い出したので唐突な裏話。
ダニエラにチャクラ魔術を採用した理由ですがカバラという言葉が『カバーラ(サンスクリット語で「頭蓋」或いは「額」を意味する言葉)』になんか似ていたからです。
その流れから
『額』→確かアージュニャー・チャクラが『額』に存在してたな→よし、チャクラ魔術にしよう。
という感じに使用魔術が決まりました。クッソガバい。stageの更新。と言っても別視点で少し振り返っただけですが、ちょっと書きたくなってしまって。
ユノの雰囲気とか思考が少しでも伝わればいいのですが。>>378
ぐぬぬ…思いつく限りの単語を使ってみたけど引っかからず…。画像の詳細から手がかりを探そうにもこの画像前の端末の時にダウンロードしてデータ保存云々のやつ通してるから全部旧端末名義になってる。【WASPストーリー最終回の時間だぁ!】
WASP本部、厨房裏。時は食事時をすっかりと過ぎた真夜中。あまり人もやってこない外に面したそこで、一人の男が柵によりかかって酒を飲んでいた。といっても、普通の人ならばそれをとがめるだろう。なぜならその男にはせいぜいが小学校四年生程の身長しかなくビールの箱の上に立ち、そのわずかに見える肌のツヤも明らかに幼いものなのだから。その顔が厚い布で覆われているのがその男の年齢を隠そうとしているようにも見えて不審さを煽っている。
「よぉ。」
そんな彼に声をかける人物がいた。
「バロックの姉さん。」
「隣?いいかい?」
片手に酒を携えたバロックであった。以外にも低く渋い声で返事をした小男は、なんだか浮かない雰囲気のでどうぞ、と言うように軽く首を降った後、また眼前に広がる風景を眺める。
「気にしてんのかい?タゲリアのこと。」
「いきなり聞くか...まぁ、な...」
男は酒をぐっと煽り、大きくため息をつく。
「経緯を聞いたぞ?お前が持ってんだって?あの依頼。」
「ああ。たまたまお前らに回る前に依頼にあれがあるのを見ちまってな...こっそり盗んじまったんだ。」
「かといって持っていてももて余すし、いずれはバレる。それで、風花がやるって言ったからそのまま流しちまったと。」
肯定するように深い深いため息を布の隙間から男は漏らす。
「責任があるのはあんただけじゃない。あの依頼を受けちまったこっちにもある。いつもなら弾かれてたはずなんだがな…」
「俺が迂闊だったことに変わりはねぇよ。ク,ソっ…過去の影がいつまでたっても俺の背中に這いよってくる。バロック。アンタは俺がなんだか知ってんだろ?」
「知ってるさ...けど、アイツらとアンタはもう関係ないだろう。ガロ。」
ガロ。WASPの食堂の調理人であり「施設」の被害者の一人である。彼は実の親に売られて「施設」の実験体となった。
「俺も、アイツらを血の繋がった家族だとは思っちゃいねぇし、アイツらも覚えてねえ。それはわかってるんだ。けどなぁ...」
男はをその顔を覆う布を腕で上げ、その視線を遠くへと飛ばした。やはり童顔で幼いその顔をした、彼の瞳は翠緑の美しい瞳だった。>>383
「つい、反応しちまうんだよな...その名にも...生き方も結局アイツらと似かよってる。俺がしてきたこともあいつらを笑えないク,ソみてぇなことだ。血は争えないってのは嫌な言葉だぜ。」
「....アタシはねガロ。」
「あん?」
バロックがガラスの杯を掲げて、月の淡い光の射す夜空へとそれを透かした。
「飯ってのは世界一の救いだと思ってる。悪いヤツも良いヤツも、苦しいときも悲しいときも。飯はどんなヤツにも救いになる。」
「.....」
「ここの奴らにとってあんたの飯は救いだ。明日突然寿命がやってくるかもしれない不安定な生を生きるアイツらにとって、変わらないソイツは希望なんだよ。
例えアンタが昔は「施設」の人間だったとしても。」>>385
◆
時は食堂。WASPのお昼時。
「え!?大盛でいいの!?しかも野菜は増えない!?なに?どういう風の吹き回しなの!?」
「うるせぇ!黙って食ってろ!?」
「怖い…ツンデレって多分本当にあっても怖いだけなのね…」
「ああん!?じゃあ食えよ!?おら!!普段の五割増しにしてやるよ!?」
「それは勘弁して!?」
いつもよりもなんだが騒がしい二人を笑ったり、迷惑そうだったり、我関せずだったりとそれぞれに時を過ごしている。例えば、食堂の片隅で仲良さげなサングラスの青年とどこか幼いふるまいの女とか。
「いつもの調子に戻ったね。」
「ああ。」
「ほら、あーん。」
「ああ?俺味わかんねって言ってんだろうが。」
「いいから!ほら!」
「はぁ…わかったよ。」
…男が差し出されたそれを食べて少し微笑んだような気がしたのはきっと気のせいだろう。>>391
【解説】
WASPの一般班所属、もっぱらWASPのキッチンで働いている料理長。そのあまりの魔術回路の貧弱さ故に生家であるゲッツィオ家から売り払われ、「施設」の実験体となった過去を持つ。
【略歴】
その時、「食」による魔術の探求を目指すゲッツィオ家には三人の息子がいた。ある日、父が彼らに聞いた。「お前たちは「食」に何を求める?」
長男は言った。
「工程の正しさを求めます。」
彼は材料や工程を如何に工夫し、目的地へ辿りつくかが大事だと思っていたからだ。
次男は言った。
「導かれる答えを求めます。」
彼は料理を研鑽への手段だと思っていたからだ。
三男は何も言わなかった。
「………」
否、言えなかった。たとえ言ったとしても父も兄も母も誰も彼の言葉を聞くことはなかっただろう。そういう扱いを受ける存在だった。
元を貴族階級の料理番に端を発し、その料理でパトロンを得ながら歴史を紡いできたゲッツィオ家にとって彼は一族の恥であり、汚点であった。故に、「施設」に協力することになった時に彼は担保として売り払われてしまったのである。
そこで彼はとある不完全な霊薬の実験体となった。
若さを保つ酒。不老の薬。神話において多く語られる存在を魔術で模倣し作られた霊薬。原典と比べれば、型落ちに型落ちを重ねて1000倍に希釈した程度の効果しかないそれは、彼の体を捻じ曲げた。奇跡的にその外見は薬を摂取した当時のままで停止したのである。が、その副作用は重かった。
彼は、食事がとれない。
何かを食べても、それを己の力に出来ないのだ。飢餓が常に彼を苛むが、食事を採っても強制的に体外に排出してしまうのである。霊薬の作用により、食べるという行為そのものが、彼に牙をむくようになった。酒や水、液体だけが彼に許された唯一の口から摂取できるものだった。
彼は己が死なないために「施設」に依存して職員の部下として生きるしかなかった。多くの命を弄んだ。苦しめ、狂わせ、冒した。死んだ目をして生きてきた。生きているのに死,んでいた。いや、これはそうやって変わる前からそうだったかもしれない。認められなかった彼に生きる目的などなかったのだから。>>392
そんなある日、彼は新たな研究員の担当になった。その男は、圧倒的な若さにも関わらず「施設」一つの研究部門のトップに任命され、多くの比較的実践に耐えうる実験体を生み出した、組織の中での僅かな「本物」なのであった。まあ、彼にとってはどうでもいいことであった。ただ単に生きるためだったのだから。
その男はその「施設」での狂った日々を喜々として過ごす狂人のはず…だった。だが、ある日を…ある実験体と関わった日を契機になんだか、様子が変わりだした。目が迷うようになった。表情がゆがむようになった。何かを考える時間が増えた。そして、たまに自分を見るようになった。まあ、どうでもよかった。
けど、そんなある日、彼が二人きりになったときに声をかけてきた。
「ここから……抜け出したくないか…?」
どうでもよく、なかった。
「施設」の反乱計画に彼は加担し、WASPに所属することになった。
しかし、それ以外なかったとはいえ彼が彼らにした罪はあまりに重い。故に彼は男に頼み込み、己の顔と正体を隠す魔術礼装を身に着けるようになった。
顔を隠して、数えきれないほどの慙愧と後悔の念を抱きながら、彼は自分が決して食べることはない料理を作る。食事で誰かを笑顔にするという子供の頃の本心を胸に仕舞って。>>396
かわいい→食べちゃいたい→つまり美味しそう→タコ足という流れでも良かったのでは?いや流石にあれか。
しかしガロさんの登場で益々アンドリューが「なんでお前平然とここに居るの?」なキャラに。WASPメンバーの人工魔眼の付け替えが出来るのがこいつくらいという利点がなければ即効潰されてたのでは?>>398
どんな話ですか!>>398
わーい、お待ちしてます。東鬨の今後の展開が書いててとってもツラい件
>>404
酷い。
いったい誰のせいなんだ……。遅いですが、東鬨をちょこっとだけ投下します。
「やっぱり謂綱の旧邸宅が大破していたのも関係しているのかな」
そんな物騒な独白は登校中での一幕だった。
東雲玲亜は霊体となったアーチャーと念話で会話を交えながら十ノ月学園へ向かう。頭の中で繰り広げる話の内容に反して平然とした素振りを崩さない。
魔術師とは秘密を抱える生物であり、神秘を悟られない事を絶対原則とする人種である。思考と表情とを切り離す行為は魔術云々に関わらず必須となるスキルと言えた。
もっとも彼女の場合は東鬨を管理する華族としての振る舞いを意識的に維持している事もあり、腹芸は得意中の得意と自負している。
無論自他共に認める水準かと言われればまた別の話、不測の事態に陥れば途端に素が露わとなるのが玉に瑕だがそれも彼女の愛嬌の一つといえよう。>>407
話を元に戻して。
今現時点で彼女は素知らぬふりを維持し続けられている。
声を介さない会話は他人に聞こえる事はない。霊的な繋がりを持つ相手との限定的な念話は他者の介入を良しとしない。
『十中八九そうだろうな、先日深夜に館を訪れた時には既に魔力の痕跡は薄れていた。
思念の残留具合から察するに、恐らく半日前に何らかの交戦があったのだろう』
霊体化したアーチャーは眼で視認することは叶わないが、玲亜には何となく何処に居るかは理解出来た。
きっと玲亜の背後でふよふよと漂っているに違いない。
「詩譚さんと思しき魔力と、もう一つ見知った魔力……ライダーのものが確認された。昨日の日中に二人は旧謂綱邸で交戦し、その後の足取りはお互い一切不明、ね」>>408
誰にも悟られないくらい小さな溜息を溢す。彼女の心労は止まることを知らない。
「参った、詩譚さんにせよライダーにせよこれじゃあ先手が取れないじゃない。
詩譚さんの拠点となりそうな場所は粗方探索したのに全て空振り……嘗ての御三家が流浪人にでもなってるのかしら」
「いやいやまさかね」と首を振る。
どうしても御三家が一つという考え方が前提としてある為か、詩譚が形振り構わない行為に及んでいるという方向に思考が及ばない玲亜なのである。
『やけにあの剣使いに執心するのだな、今回の聖杯戦争に奴が出るのは予想の範囲内なのではないのか?』
「執心、というつもりはないんだけど……」
ふと目を伏せて。
「あの剣がね」とだけ呟いて、そこで言葉に詰まる。喉が突っかかる理由は前回の聖杯戦争にある。
瞼の裏に浮かぶのはとある少女の姿、齢七歳だった頃の古い記憶だ。>>409
「あの剣、実は前の聖杯戦争でも見た事があるの。その時は彼とは違う女の人が持ってたんだけど。
その剣を持ってる姿を見たのが最後で………二度と彼女の顔を見る事は無かった。
それでその女の人……昔私に良くしてくれた人だったから………だからかな、その剣も印象に残ってて」
思いを吐露するという行為の何と苦しいことか。今まで胸中に収めていた柔らかなトラウマを晒す。
顔に出ていないのが奇跡と思えるほどに、最後の方は声が震えていた。
晩夏だというのに身体の芯が冷たくて仕方がない。
無辜の民達、剣を振るう魔術師、そして玲亜の父。
前回の聖杯戦争で失ったものは多く、そのどれもが取り返しの付かないものだらけ。
思い出すだけで淋しくなるし、胸が締め付けられる程に辛くなる。
「あの剣は私が聖杯戦争に抱く負の思い出そのもの。
だからどうしても気掛かりで………もしかしてまたあの剣が、聖杯戦争が私の大事な人や物を奪っていくんじゃないか……って」>>411
魔術師としての責務と、人間らしい柔らかい部分が綯交ぜになって、ぐちゃぐちゃになる。
だが結局の所端的に今の胸中を言い表すのなら。
「私、多分怖いんだと思う」
『……成る程。玲亜にしてみれば、アレはさながら魔剣の類か』
優しく、何処か宥めるような声色だった。それと共に柔らかい指先が頬を撫でた気がした。
霊体化した彼からの接触に感覚は伴わない。故に今の触感は誤解なのかもしれない、それすらも判らない。
それが余りにも普段の彼らしくない優しさに思えたものだから。
『怖さは蛮勇を諌める賢さの顕れだ、その感情を否定するな。
怖いものは怖い、それで良い』
頬を触れたその行為が、玲亜の涙を拭ったのだと気付いたのはアーチャーが黙して暫く経ってであった。
「……ありがと」
『何を勘違いしているか知らんが、感謝は受け取っておこうか』
朧気な気配はゆらゆらと玲亜の周りを寄り添って、まるで玲亜に纏わり付く悪い空気を断ち切らんと立ち塞がる守護霊か。
───何と頼もしい守護霊だろう。
きっとこの英霊は、私が信じる限り私を見限ることは無い。>>412
学園の異変に気付いたのは、校門を潜るよりも前。違和感は学校へ近付くにつれて濃密に、陰鬱になっていった。
数日前にはあった筈の活気が無残な程に欠落していたのだ。
踏み出せば踏み出す程に高まる不安。
「まさか」
玲亜が抱いていた予感は、ものの見事に的中している。そう悟ったのは校門の前に差し掛かって漸くであった。
賑わいに溢れていた装飾がない。
ビラ配りに精を出す学生の姿がない。
地面に散らばった撤去後のチラシは、沢山の学生に踏み躙られたのか泥まみれで。
『………まぁ、当然の成り行きだな』
短足と共にアーチャーの声。
玲亜の視線の先には学生達の人集りが出来ていた。
普段誰も寄り付く事もない掲示板がそこにある。学生新聞やら学内誌やらを掲示する為の木製看板なのだが、そこに真っ白な一枚の紙が張り出されていた。
人の垣根を分けて、玲亜は覗き込む。
紙には学園の在学生にとっては受け入れがたい達示が記されていた。>>413
《『十ノ月学園『十月祭』中止の案内』
毎年九月末から数日間に渡って開催される学園祭ですが、今年は度重なる不審者情報と事件から安全に学園祭を開催出来ない状況と判断し、誠に遺憾ながら開催を中止とさせていただく運びとなりました。
楽しみにして下さっていた学生並びに保護者の方々には、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。
御理解の程を宜しくお願い致します。
本来文化祭であった日は通常授業となりますので、欠席のないようお願いします。》>>382
了解です!監獄長さんに質問
実際問題バプロディカは直接戦闘どこまでいける?
それは真緋の大淫婦の時でも同じ?
真緋の大淫婦になる条件は?
真緋の大淫婦になったとしても人間に擬態できる?というか性魔術って任意の相手を支配するって事でおけ?
あと痛みとか苦痛を快楽に変えます?それが重傷ものだったとしても
>>415
うーんエグい、これはエグい
教師陣からしてみれば当然の対応、とはいえ学生にとってはあまりに受け入れ難い事
まして関係者にして当事者たるレアの心中を思えば……嫌な予感しかありませんね>>415
まあこうなるのも仕方ない事だよな
伏神学園でもあるのかしら文化祭>>425
>>426
>>427
そうですね、順を追って説明しますと:
直接戦闘が単に戦闘をする事を指しているのか接近戦のどちらかは分かりませんが、接近戦の方を仮定するとしてバプロディカの接近戦技術は然程高くありませんが、カバラで自らの肉体スペックを上げてきます。それは大淫婦状態でも同じです。
大淫婦になる条件は……「聖杯を手に入れたらこんな風になるよ」的なノリで設定したので想定までしてません。
擬態はできるでしょうね。
バプロディカの使用する性魔術は支配系ではなく、自身と対象が絶頂した際に浮き出た魔術回路を抜き取る魔術です。
苦痛などを快楽に変換する技術はないですね。ただ回路を取る時のみ痛みが快感になるようになってるくらいです。
以上。あ、あと性魔術は覚醒後でなくてもできます?
>>434
成る程、色々ありやとうございやす
……………よしこれで作れるあっもう一個!もう一個!いいっすか?
覚醒したらもう世界中で暴れまくりますか?それとも秘密裏に少しずつ落としていきますか?>>441
まあ大地震が起きて聖堂教会が来るくらいですから滅びはしません欧州聖杯大戦関連?
>>443
いえ、ただの短編ですね
ある人とバプロディカがルール無用の殴り合いする話>>445
ほぼ全部言われましたね……>>445
キャラクター…サーヴァントも有りなら島術さん家のヘリオガバルスくんちゃんとか。生存確認、生存確認、司馬さん生存。創作のモチベーションを取り戻そうと奮闘中ですがなんだかんだ寝落ちをキメてしまい結局浮上出来ずしまい執筆も進まずの状態でございます進行を止めてしまい申し訳ございません。スランプとはこれを言うのですね……
やっぱり羽化したバプさんって真性悪魔としての在り方というよりはやり口がビーストとして地球と同化しようとしたキアラさんに似てらっしゃる……悪魔とは違って精霊種みたいな星の触覚や星の頭脳体に近い
>>448
楽しんでやるのが一番なのでゆっくり…ゆっくりやっていくのがいいと思います気まぐれキャラクターの一部紹介 ~梔子戸繚乱~
ミロクは店の常連客にして商売の顧客、お子様舌を恥ずかしがってわざわざ「店の裏口」から仕事の話を建前にやってくるのを揶揄っている。
ミロクの本性は知らないが、彼の「(他人に見せる)裏側の顔」は知っており、雌蟷螂扱いしている。返信遅くなりましたが、別にリドリーさんを責めているわけではありませんのでお気になさらず……お役に立てればと。
マトゥーさんおかえりなさいませ!
シドニーやりましょうシドニー!!
帰ったらこれまでの流れを整理しますねーやっぱり自己言及と出番増やすのと大元のインパクト、これらが全部必要ってことなんですよね
どうしろってんだ10月31日はハロウィン!
諸説ありますが、このお祭りはケルトの儀式が元になったと言われております。
かつてヨーロッパでは10月31日が1年の終わりと位置付けられていて、悪霊が町中に溢れる、よくない日だと信じられていました(ランタン男などが有名ですね)。
そのため、ケルト人たちは仮面を被り、悪霊が自分たちに近づかないようにしたそうです。
それが時代とともに少しずつ変化して、現在では仮装を楽しむお祭りになりました。
皆様の制作したキャラクターで、仮装をして厄を追い払うイベントを考えてみるのも一興かもしれませんね。理仁「うおっ、馬鹿女がワルキューレのコスプレしてる!」
エルルーン「コスプレじゃないんですけど! 正装なんですけど!!!!」>>461
絵でキャラクター性を伝えるのは強いよね、絡美肉おじさんイラスト描けるけど、キャラクター性なんぞ伝えてない私って……。
>>468
しかし、台詞集でも結構濃いなと思うこともありますよ?ビャルキはベルセルクに転職したカズミンかなと思うときがあります。あと自作ではありませんがヒャルティを動かせていただけたことでより一層彼女が気に入りましたから、設定だけあるよりも物語や絵などがあるほうがより存在感が出て来ますね。クリスは最初
・自分も戦える魔術師欲しいな
・しっかりした魔術設定むつかしい→ガンドでいいか
・高い戦闘能力の説得力欲しい→DT(魔法使い)という最高の説得力!(最高に頭悪い発想
なんでDTなの?って所を突き詰めたらキャラクター性固まったのは良かったけど…
自分の中のガン=カタへの信頼が強過ぎて戦闘力が上がる上がる>>472
ゴッドモザイクー!!キャラが濃い、出番が多いインパクトが強い個人的な好みとか色々人の印象に残るパターンはあるだろうけど挙がってないキャラだと…
クローディア
戸波麗奈
レアちゃん
K
神野さん
辺りは有名どころと言っていいんじゃないかと分かってたけど、自鱒じゃバプ様とKの二強かぁ。
他作者で子供もいるしね(白目)あとは黒野くん/if、イコマくん、リルガさん、カラアゲさん、カフカスさん、ルーカスくん蒼木姉妹ザミエル………
有名どころ挙げるのは脱線ですなぁ。もっと活躍が見たいキャラという話ならガイフォークスさんのレスリーですね
黄金の魔術師みたい>>451
>>452
おお、綺麗、可愛い。ありがとうございます!
ふふふ、実はこの配色ミリアルカ異聞帯で使えそうと思ってお願いしたのよね。その時が来たら一枚絵みたいな感じでssに貼りつけさせて貰おうかしら。
>>460
仏特異点はある程度反乱軍とカルデアの絡みが終わった頃に玉兎特攻の準備を始めようと思ってますです。
stageはカフカスくんとのお話終わったので後は食事会が終わるまでは受け身。このまま話し相手がいなかったら菫ちゃんは終わるまでお肉食べてます。そして土蜘蛛さんに肉だけでなく野菜も食えと注意される。
九終はドロテーアさんの弓陣営の手紙読むシーン待ちですかね。ただ読んで連絡してくるまでの間にもうワンシーン挟もうと思えば挟めるので橘さんからの要請があれば剣陣営の所へ馳せ参じるのもいいかもしれない。
>>477
いつもレージュさんの絵にはお世話になっております。なので虎というよりは虎猫ですが私もレージュさんのキャラをアピールする一助となればと思います。
誰と誰を絡ませますか?フェリドゥーンの戦闘ボイスっぽいの。
【戦闘時】
「対話が好ましいのですが、致し方ありません」
「魔の繁吹き、聖の統合」
「この眼(まなこ)を開示するには時期尚早です」
「はい」
「最善なれば」
「光と共に」
「聖光起動」
「聖槍──開鎖」
「我こそは聖者(スラエータオナ)の写身。魔を退け、星の黎明を齎す『水を持つ力強き者(ハラフワティー・アルドウィー・スーラー)』! ──『繋ぎ別つ彼方への楔(グルザ・イ・ガウサール)』!」
「聖なる霊よ、不滅の善性を統治し、創造を司る主よ。我が心の規定に従い、善を成す者に聖霊の加護を与え給え。この契、この楔、この悪性を別つ『水を持つ力強き者(ハラフワティー・アルドウィー・スーラー)』に応え、人を繋ぎ止めし心掟となり給わん。
彼方の曙光──『繋ぎ別つ彼方への楔(グルザ・イ・ガウサール)』!」
「人類が安寧を希う限り、此方は永久の不滅となり続けましょう」俺のキャラで「借りたいけど詳しい部分分からないから書けねえ…」ってのがいたら気軽に聞いてクライ!!
どんな展開…例えしんでも「ほーん。そういう世界線な」の精神だし、「俺が一番○○をうまく書けるんじゃーい!!」って起爆剤にもなるし
百弾もみんながそう思ってくれると勝手に期待して……!WASPって拠点潜水艦でしたっけ?
>>477
(うちの子達を差し出す準備)今樹原田源氏忍法帖考え中なんですが、是非とも絡みたいキャラいますか?
>>500
バックアップ的なのは……?復元できる何かがあればソレを利用して……。無かったらもう一回書くしかないかと。
ところで
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/待ち続けた女
↑のページって何?>>497
だって
少女
だもの
(肉体は未婚の時ぐらい、精神は生涯分)>>501
一応大まかなプロットはあります……キャスターと銀河の会話シーンだけ書き直しになるくらいですね。>>508
ああ、そうなんだ。急に出来てたしページ自体も空白だったから「なんだろな?」って思った訳でして。小さい女の子はね、いいんですよ。特に魔法少女は
物語の主役という立場にあるせいで平気でトラブルに巻き込まれるし内容も千差万別。世界の危機すら救っちゃう
そして救うためにはその終末級の絶望と正面から向き合わないといけない訳で……
こんな小さな娘が苦しんでまで世界を救う必要なんかないじゃん!もっと頼りになる大人がいなくちゃいけないじゃん!って気持ちをぶっちぎって女の子は前に進むんですよ。しんどい、つらい、てぇてえ…
ブラックラグーンかヘルシングの作者が言ってたようにおっぱある大人の女性は「自律した大人」としてシャンとしなさいよ!って切り替わるの(唐>>508
気分を害してしまったのなら申し訳ないです……。ごめんなさい。リドリー陣営さんへ、
『TS美人の悠久山安慈』ということですが、こういう路線でしょうか?>>519
まあ樹原田のエミュなんか
【】使うのとアドリブで忍法でっちあげればキャラ再現完璧なので断念しないで!すいません、本当すいませんお待たせしております第一回の進行です…………
まだ7割くらいの分量なんですけどここまでで一旦アーチャーとランサーが文章の視点カメラからフェードアウトするので黒野さんゲルトさん朽崎くんに黒鹿ファンさんチェックお願いしてもよろしいでしょうか?あっあと運営さんもお願いします。
お待たせしております、ほんっとすいません…………>>525
ヴルム「(こればかりは)そうですね……」
ちなみにリンドヴルムさん見えにくくなったけど肋骨が二重です。二重肋骨はいいぞついに暴王は墜落した。
「…………ァ、ッ…………!!」
バーサーカーの口から吐き出された振動は、もはや声の形すら取れず血を泡立てる。
地面に縫い付けられたかつての王は、全身の傷から血という形で魔力をこぼす。
単純な白兵戦においてスペックの暴力を振るうバーサーカーを相手にしたとはいえ、ランサー、アーチャー、そしてツタンカーメンの三騎がかりでようやく地に伏せたというところがザッハークの暴王たる由来と言えよう。
先ほどまでの交戦で獅子奮迅と駆けたランサーは、現在アーチャーに肩を借りる形で立っている。
「立てるか、ランサー」
「当然……ッ……クッ…………」
代償は大きい。
事実上ランサーの槍は消費され、ツタンカーメンは単純なダメージに加え呪毒に侵されている。比較的傷の浅いアーチャーですらも毒と呪いを受けているのだ。
そして、まだ戦いは終わってはいない。
たとえ地に縫い付き土に後頭部を沈めたとしても、バーサーカーはいまだに消滅していない。
ランサーに肩を貸したまま大きく後ろへと後退するアーチャー。そのままランサーを下ろし、先にドルクワンドを斬り飛ばした赤弓を構えた。
そしてうつ伏せのバーサーカーへ向けてアーチャーは翡翠の弓懸で赤い大弓を引き絞り、さらに魔力放出のためゲルト・リスコフォスとのパスより魔力を引き出していく。>>531
真名の解放こそ無いといえど、二つの宝具と直接魔力を解き放つスキルの同時使用。アーチャーの全身から余剰魔力が赤と翠のオーラとなって漏れ出している。
そして、真に収束されたエネルギーは余分な現象を引き起こさない。
支(つか)えを外すように指が離れると、太陽さえ貫きうる矢は無音のままに放たれた。
静寂の中、意識あるものは誰もがその矢に注目していた。
そして、しかし、だから。バーサーカーを除くあらゆる者の目がアーチャーへとむけられていたからこそ見逃された存在があった。
「…………ッ!! 貴様何をしている!!」
斬り飛ばされ、悪性呪の泥となるはずの蛇(ドルグワント)が赤黒い色の塊を啜っていた。
赤い残光を引きながらバーサーカーの霊核に向かって翔ぶ翠の矢。
「よくやった、…………ドルグワンド」
誰もその一言を聞き取ることは叶わなかった。
直後、音速よりも短い時を空けて放たれた咆哮はボツリと呟いた言葉を吹き潰して静寂を破壊した。>>534
本来の毒鳴凶唱は両肩のドルグワンドとの合唱多重詠唱による大破壊である。
当然の話として、頭部一つの凶奏はランクA+++の対城宝具としては成立しない。
だが。しかし、それでも。
霊核一点を狙った矢の軌道を、心臓の、本当の中心から逸らすことくらいならば叶うだろう。
「アアアアアアアァァァァアアアアアアアァ!!!!」
そしてそれは叶った。
バーサーカーは『右の胸』にぽっかりと大穴を開け、激痛に絶叫しながら立ち上がったのだ。
「いっっっでぇなァアアアアオイ!!!」
胸に丸く孔を開けたまま、暴力の王は右脚で地面を砕いて跳ぶ。
勢いのまま強攻撃直後の隙を突きアーチャーを左脚で蹴り飛ばす。
「ッ!!何故……!!」
「グァアアァ!!!痛え!!!!」
跳躍の為に地面と同じように右脚は砕けて、蹴り込んだ左脚は弓で受けられ(弾き飛ばしはしたものの)むしろ自らのダメージの方が大きい。
両肩の蛇は未だに切断面のままで、それでも致死量をはるかに超える血を流して、身体を砕きながら飛んできたのは何故だ?
流石に今のバーサーカーほど壊れ切ってはいないとはいえ、凄まじい疲労と蓄積された傷を持つランサーはその答えを知っている。>>535
「貴様……、その肩の蛇……」
「やれば出来るもんだよなぁ」
切り離されたドルグワンドを破棄することなくそのままに『王を夢見る一万馬(ペイヴァルアスプ)』を食わせ、サーヴァントと宝具の繋がりを通して魔力を補給し肉体を再生したのだ。
「オレはオレが思ってるより器用だったみてぇだな」
それがザッハークが本人が思うより器用だったからか、朽崎遥の令呪の影響かは分からない。存在するのは、存外に成功したという結果だけだ。
膝を折ったランサーはバーサーカーから距離を取る為後ろに跳躍するが、バーサーカーは追って来ず、むしろ倒れ込んだ。
その際膝でない部分が折れて倒れたところを見ると追わなかったのではなく、追ってくるための脚が壊れたという方が正しいだろう。
そしてそれは時間の問題でしかない。
一万馬のストックが残されている以上、胸を塞ぎ、脚に芯を通し直せばすぐに暴力の王は跳び込んでくるだろう。
いや、それすら待たずドルグワンドさえ再生すれば『毒鳴凶唱』が飛んで来る。
吹き飛ばされたーー少なくとも目視できる範囲にアーチャーは居ないーーアーチャーが間に合い、射抜くか。それともバーサーカーはそれより早くランサーを砕くか。
「おい」
「先にテメェからだランサー」
「おいと言っているんだこの気狂い(バーサーカー)」
黒と血の赤で染まった毒竜王の左側頭部を、白と銀の竜が掴んでそのまま地面に埋め潰した。>>541
耳が死にますね
映画で上映するのは樹原田源氏の八つの徳ですね(源氏氏もだけど「この人のこのキャラ、ちょっと出番作るの無理じゃね?」ってなるとだいたい映画パターンに逃げるのでぇ…ひわわ)
日常パートを脳内で練るのがたのすい>>541>>542>>546
どうもありがとうございます、あとごめんなさい一月も4レス作るのにかけてしまって。
ここからバーサーカーに物理的にマウントを取って一万馬が削れるまで拘束攻撃し続ける感じです。
起爆し続ける爆弾を大きくて硬くて分厚い盾で押しつぶし続けるイメージですかね。
>>548
色々です。とりあえず色々です。
わざと書く時まで細部を詰めていないとも言います。
少なくとも一つのテーマについてではありません。話題を二転三転しながら会話のドッチボールをする感じです。ボールで殴り合い。
モンハンとかで拘束攻撃を食らっている時にスティックガチャガチャやって拘束を解こうとするじゃないですか。
アレをモンスターライダーの竜ハンターバーサーカーで喋って(メタ的に言うと間を持たせながら)やります。>>555
剣ババ第二再臨は身長150cmジャストだからギリギリでロリ枠なのではないだろうか、ボブは訝しんだ。
まぁ132cm版もあるからロリ枠いけるんですけどネ。>>564
天草が「敵の体力が100万ならバスターの1万ダメージで100回殴れば敵は死にます」みたいなこと言ってる漫画思い出しました。確かに死なない敵を死ぬまで殴るのはいいですね。頭悪く見えるけど気持ちいい攻略法です。>>568
いいですよ>>575
元ネタ的には片腕だけだから……(それでも十分エグい)>>576
こんな風にfgo風ステを見るのもいいもんですな。これを機にキャラへの言及を増やすのも……(荒い息)人魚姫の簡易FGOステータス
スキル1水棲のカリスマA
味方全体の攻撃力をアップ、[水辺]フィールドで味方全体のNPをチャージ(最大20)、[水中]フィールドで味方全体のNPをチャージ(最大30)
スキル2魔力放出(水)EX
自身のアーツカード性能をアップ、[水辺]フィールドで自身のアーツカード性能をアップ、[水中]フィールドで自身のアーツカード性能をアップ
スキル3幻惑の呪歌A
敵全体に呪い状態を付与、[水辺]フィールドで敵全体に魅了状態を付与、[水中]フィールドで敵全体に呪怨状態を付与
宝具『逆巻く怒涛を齎す人魚伝説[マーメイド・ディザスター]』
[水辺]フィールドで自身に無敵貫通状態を付与、敵全体に強力な攻撃、[水中]フィールドで自身のNPをリチャージ
コンセプトは『水中なら強いけど陸では弱い』エル・シッド スキル
戦闘続行 ガッツ3ターン・一回
無形・失われし鋼鉄 防御上昇・スター集中・状態異常回復
我が主人の歌 ランダムで攻撃上昇・クリティカル威力上昇・攻撃するたびにクリティカル威力上昇効果付与>>598
オジマンいれば安定しますね
宝具
恐慌・燃え盛る■(ティソーナ) バスター
バスター威力大上昇(1ターン)、攻撃した相手に炎上(1000ダメージ)付属状態取得、HP回復(2500)、敵単体に超強力な攻撃>>605
なるほど、ペンギンマーメイド周回ですね分かりますた
リンドヴルム宝具
香細し惑う地下世界
敵全体の女性に高確率魅了+敵全体に強力な人型特攻攻撃(宝具レベル)+フィールドを破壊>>600
この綺麗な生足を隠すのは勿体ない。ここは靴などを履いてみるのはどうでしょう。羽の意匠等もあるといいかもしれないです。
>>601
仕方ないから隣の部屋の情報もあげるけどその部屋にも何も無いのよぉ。
私的に水中フィールドは「げぇっ!?水の中!?やべぇ息が…息ができる?」となる感じのフィールドですね。基準は泳いで上下に移動出来ること。
なので例えばスキュレーの宝具等で辺りを海にしても海上であって水中じゃない、的な。
>>605
水中フィールドにするから相性良いように見えるじゃろ?アタッカー、お姉ちゃん、フレお姉ちゃんで水棲のカリスマ水棲のカリスマからの宝具三連での礼装6積み周回が出来ない絶妙なバランスなのだナ。初手でフレデリックが全バフ+NP10配布魔術礼装で100
リチャージ80で水棲のカリスマ
リチャージ80で水棲のカリスマ
これで6積みもいけますねぇ!>>608
ホントだフレデリックNPモリモリ溜める。
もし全体にNP10配るマスター礼装があったら
1、フレデリック全バフ&マスター礼装で宝具
2、フレデリックとマスター礼装で50溜まった人魚姫が水棲のカリスマで宝具
3、2でNPが溜まったフレ人魚姫が宝具
4、自前人魚姫とフレ人魚姫の水棲のカリスマでNPが溜まったフレデリックが再び宝具
5、3と4でアーツチェインで溜めた自前人魚姫で宝具
のまさかまさかの5連宝具でエネミーを増やす周回にも対応するという対策として敵にムーンキャンサーが出る事不可避な周回革命が。お久しぶりです
難産でしたが、ようやくぐれおの続きが形になりました……
投下していい流れだったら投下したいと思います>>610
お久しぶりです!嬉しい!
今は雑談途切れタイムなのでSS投稿大丈夫だと思いますよー。では投下します
1ヶ月以上空いてるので忘れてるであろう前回はこちらから(今回更新分と合わせてWikiに反映します)
https://bbs.demonition.com/board/4113/15/「これが……サーヴァント」
センパイを前にして感じたモノ以上の極大の圧迫感が俺の身を包み、硬直させる。
先程の女剣士が可愛く思えるほど、目の前の存在は圧倒的であった。
「後輩、下がっていろ」
そう告げるとセンパイは盾を構えながら俺の手前に立つ。
吸血鬼のサーヴァントは手に槍のようにも見える杖を構え、ころころと笑いながら俺たちに向かって歩み寄ってくる。
「あの娘が帰ってこないから気になって来てみれば……マスターの言う通り、サーヴァントがいるだなんて予想外ですわね」
『マスター……!この特異点にはサーヴァントを使役するマスターがいるのか!?』
「あら、口を滑らせてしまいましたわね……まぁ、知ったところで何が出来るとも思えませんが……」
そう言うと吸血鬼は地に落ちた日本刀を見つめ、再度こちらに向き直る。
「彼女……お気に入りだったんですのよ?──その分貴女には楽しませていただきましょうか!」
瞬間、吸血鬼の身体が地から弾き出されたように加速し、センパイに迫る。
怪物と呼ぶに相応しい凄まじい力による突撃(チャージ)をセンパイは大盾を持って対抗する。
「ふふっ、可愛らしいお顔……。その身体で……霊基でどこまで出来るか見せてくださる?」
戦闘中だというのに愉しそうに吸血鬼は笑みを見せ、先輩を品定めするように眺めていた。
「ハッ……死合の最中に笑うのはさっきの眷属と同じか、気色が悪い!」
先輩は強がるように睨みつけるが、先程の剣士を話題に出したのが彼女の逆鱗に触れたのか、吸血鬼は瞳に怒気を宿し、鋭い爪で先輩の身体を刺し掴む。
「ぐぁぁぁぁぁ!」
先輩の悲鳴が木霊する。
「その可愛らしい身体に傷を付けるのは不本意ですが……わたくし、こう見えても結構、怒っているんですのよ」>>613
怪力を以て、盾ごとセンパイを押し倒す吸血鬼。何度も抵抗を試みているようだが、力勝負では勝ち目がない。
「聖杯に焚べる前に……貴女をわたくしの眷属にして差し上げましょう。あの娘のように……」
「誰が、屍になんてなって……やるか……!」
センパイは正しく危機的な状況に陥っていた。
(センパイがピンチだって言うのに……俺は何も出来ないのか……!!)
それを眺めることしか己の無力さを嘆く。
そんな時、ふと……ある物が目に映った。
「さぁ、観念なさい。」
「くぅッ!!」
吸血鬼がセンパイを組み伏せ、牙が彼女の柔肌に迫る、その瞬間
「──センパイ!」
「なっ!?」
輝く刃がそれを遮り、吸血鬼は警戒して退く。
「こ、後輩!?」
俺は女剣士が遺した刀を女吸血鬼に向けて、蹴り飛ばしたのだ。
「不粋ですわね……。乙女同士の語らいに割って入るだなんて……」
吸血鬼は露骨に顔を顰める。
しかし、その眼差しは俺を向いていなかった。
「本当に、不粋ですわ……────貴方に言ってるんですのよ、アサシン」>>614
吸血鬼が声をかけた先に、もう一人──否、『もう一騎』のサーヴァントが音もなく姿を現し、俺の頭部に銃口を突きつけていた。
「知ったことか。我等が遂行するのは母国(マスター)が示した命令。サーヴァントを相手にするよりも、マスターと思わしき相手を人質に取った方が効率的だろう、ランサー。」
「後輩!!」
触れ合いと嗜虐に愉悦を感じる吸血鬼とは対象的に、効率と目的の遂行を重んじるような冷徹な声で告げるアサシンと呼ばれたサーヴァント。
その姿はランサーと呼ばれた吸血鬼とは異なり、近代的な兵士そのものと言える容貌であった。
アサシン──、サーヴァントとして召喚される者達の中では平均よりも下に分類されるクラスだが、それでも人間にとっては警戒すべき脅威であることに変わりはない。
その脅威が今、俺に銃を突き付けながらセンパイの方を向く。
「位階(クラス)も知れぬサーヴァントよ。月並みな台詞だが……お前のマスターの命が惜しくば、無駄な抵抗はやめて降伏するがいい」
「くぅっ……」
俺という人質に取られ、盾を下ろそうとするセンパイ。
(ク.ソッ、これじゃあ結局センパイの足手まといじゃないか……!)
絶望的な状況を嘆いた、──その時!
『互いを思う主従の在り方。確かに見せてもらった!』
それは高らかな響く、しかし質実剛健な印象を与えさせる声が聴こえてきた。
「この声は……!」「まさか……」
その声にランサー・アサシンは心当たりがあったのか、一瞬戸惑いを見せた。
その隙に声の主は俺に聴こえる声で囁く。
『数秒で良い、時間を稼いでもらえるか?』
下手に動けば未来はないという絶体絶命という状況、声の主が信用出来るかも定かではない。>>615
(けど、ここで乗らなきゃ俺達はどの道終わりだ!)
全額ベットしてでもここで賭けなきゃ未来はない。ならば……
「センパイ!!」
真っ先に俺はセンパイに声を掛けた。
交戦中ではあるが、センパイはこちらを向き視線を合わせる。
「わかってるよ、後輩!」
ぶっつけ本番。作戦の相談も視線を合わせたのみだがやるしかない。
センパイを信じて俺は行動に踏み出した。
「ハァァァァ!!くらえ!!」
拘束されていない下肢を利用し、ダンスと……カポエイラで鍛え上げた脚力で思い切りアサシンを蹴る。
本来であれば、如何に鍛えていたとしてもサーヴァントであるアサシンには大したダメージは与えられないが……
「交霊開始(Concert)──霊撃(marche)!! 」
「何ッ!?」
センパイの魔術の力が蹴りに上乗せされ、アサシンに強い衝撃を与える。
ダメージ自体は戦闘続行が可能なレベルだが、予想外の攻撃を受け動揺した隙をついて俺は蹴りを畳み掛ける。
「カポエイラ……なるほどソレは枷をかけられた者が脚のみで鍛錬をしたとされる格闘技だったな」
一撃目では驚いたものの、アサシンと呼ばれる兵士は即座に構えていた銃を霊体化させ、素手となって俺に近づき、蹴撃を捌いていく。
「CQC(軍隊格闘術)って奴か……」
「御名答だ。最も突き止めたところで意味はないけどな」>>616
今度こそ俺を捕らえんとばかりに脚をへし折らんとするアサシン。
「わたくしとの戦闘中によそ見とは、随分と余裕ですわね?」
センパイの方も逆に魔術使用の隙を突かれ追い詰められていた。
『いや、十分だ。──煌け、三日月宗近』
高速で現れた男の獲物──光の刃が伸び、俺とセンパイを避けて、アサシンとランサーを同時に薙ぐ。
「なッ!?」「クッ!」
その刀身が食い込む前にランサーとアサシンは後退し、担い手の姿を見据える。
「ようやく姿を見せましたわね……セイバー!」
セイバーと呼ばれた──東洋の鎧に身を包んだ武者はランサーではなく、俺とセンパイに向けて応えた。
「よくぞ、二騎の襲撃を耐えた。拙者は此度の聖杯大会のセイバー。お主らとの同盟、そして共闘を求めるサーヴァントだ。」
それは絶望的で理不尽な戦力差を埋めるにたる心強い味方だった。最近島編の参加者の皆さんが生存していることが確認できてきたので現状の連絡をば。
【島編は現在、次ターンどこにいくのかをアンケート中です。
あとは、帝陣営さんと術陣営さんの確認となっております。
運陣営さんはどうしたいのかを本スレで宣言してくれると進行しやすいです。
久しぶりで展開を捻りだすのに難儀するかもしれませんが、よろしくお願いします。】>>618
ぐれお更新じゃああ!アリウムさんお久しぶりですうう!
あれですね。センパイのピンチに何か出来ることはと精一杯考えるフェリーペいいよね。そしてそれがサーヴァント相手には小石程度しか意味がなくとも無意味ではないというのが更にいい。愚かな事か。
神々、巨人、人間の行く末を見届けた結果が、この末路とは、実に愚かしい。
叡智の大神などと謳われたオーディンは、この未来を危惧し、恐怖し、回避する術を見出そうとしたが、滅びの引き金となったの自らの子とは。
嗚呼、見窄らしい幻想だ。このような夢を見る為に、吾はユミルの骸から誕生したのではないと言うのに。
星は裁決を下した。
この神代の世に未来はないと。手向ける花も、栄えある祝福もなく滅びゆく定めであると。
しかし、吾は許さぬ。
この夢幻は、ユミルの描く泡沫の浮橋。
汚される事なく、朽ち果てる事を許さない無垢なる夢。
怒りから生じた炎ではなく、嘆きから生じた氷でもない。
夢という無限の理想を反映し続ける、小さき揺り籠。
故に、吾はこの終焉を許容するつもりはない。汝等は同じ夢を共有し、永劫の時を安らぎの星にて生を繋ぐのだ。>>626
私だ!>>622
アサシンはストーカーしていい感じの気の抜けたタイミングで掻っ攫いにいくつもりぜよ
まだ取りにはいかないぜよ
(元々はマークして制限時間十数秒前に攻撃する算段)>>624
ユミルで検索はかけたがよく分からなかった……。
ところでコイツ(虎徹くん改案)を見てくれ、どう思う?
名前:虎徹・V・ユートグリラ
年齢:3桁越え
性別:男
属性:秩序・中庸
身長/体重:179cm/250kg
特技:整理整頓 物資調達
好きな物:素麺、睡眠、アニマルセラピー
嫌いな物:エナジードリンク 多忙
起源:停滞/魔術:獣胎憑霊法(リカントロピー)
属性:地/編成:正常 質/量:B+/B
制作者:◆B8D4AQBhU2
【解説】
獣胎憑霊法(リカントロピー)を操る世捨て人。起源覚醒者。非常に忘れっぽく、面倒くさがり。だが、積み上げた年月と経験による実力は高い。どっかの山奥だかに魔術と魔獣を併用して運営する(牛、馬、豚、鳥以外にも鰐にトラ、ダチョウなど、大体の生物を飼育している)を牧場主。食肉を始めとする畜産物および魔術触媒や礼装の販売、とある魔術の施術(後述)によって大きな収益を得ている。もっとも動物の世話などは作成した魔獣などに任せているので、本人がいなくても全く問題はない。
魔術の腕はハイレベルだが、”魔術師としては”完全に不適格。本人のボケっとした気質もあるが、『停滞』という起源のせいで根源へ到達する事はほぼ不可能だと数百年前に悟り、その結果渇望は燃え尽き(なく)、成果はテキトー(なく)、進歩も皆無(なく)、それでもダラダラと生きている。だが時折思い出したように傭兵稼業などの為に放浪する事はあり、稀に戦災孤児や捨てられた魔術師の子供に魔術を教え込んだりしている。ジャージと羽織った白衣、伊達メガネがトレードマーク。また、自作の魔獣の一部(筋肉や硬い皮膚)を肉体へ移植したりもしており、基礎身体能力もけっして低くはない。とっくに終わっているのに足掻くような自分を「老害キメラ」と皮肉った自称をする時がある。
・起源術式「万障欠界」
彼オリジナルの魔術で、ギリギリ封印指定されるかされないかの瀬戸際な代物。虎徹の起源である『停滞』が覚醒した影響であらゆるモノを”停滞=ゆっくり”にする術式。その効力により寿命・ダメージ・物体破壊などの到達が遅くなり、魔力と体力の大量消費という欠点こそあるものの、凄まじい長さの延命などが可能。この術式を施術する事で膨大な報酬や各方面への影響力を保持している。スレ狩り族来たな…
脱線が全部全部悪いとまでは言いません。
それが創作のきっかけになることだってあるでしょうし。
けど「キャラの強さとか設定とか調整いりますか?」って質問が出てるのに続けるのは良くないと思いますね……>>636
おう! 正解や!(幻術)>>653
>リレーSS関連スレを無関係なレスで消費するの割と問題だと思うんですけど
確かに……。
その点に関しては申し訳ありません。質問!樹原田源氏と絡ませたいキャラクターっていますか?
>>658
出す機会がなければ自分で出せばいいじゃない!の精神で
ヴィヴィア・フランスってやつですかねこれが?正義の味方→悪の敵
正義の剣を掲げる→悪の盾を構える
悪を切り裂く→正義を弾いて守る>>664
う、うちの陰陽師は……そのまんまじゃないから……海美と恵美のハイブリッド融合体だから……
貴子に関しては謝罪しかございませんがね!!!!>>664
逆にここ最近摂取したもの、だいたい「あっ、ぐれおでやろうと思ってたやつだ!」ってなる事がよくあります……自分が好きな作品の傾向がこんなにも分かりやすいとはこのリハクの眼を持ってしても……
序章は書くとして、1章ダイジェストを先に公開しちゃってもいいんだろうか……(ダイジェストなのでそっちの方が書きやすいし、モチベーションが保ちやすい)正直ポケモンはちょっとしか触れてこなかったから話題についていけなくて勉強不足を嘆いていました(スッゲーどうでもいい話)
漫画キャラは金田鉄雄の名前の由来は『AKIRA』から来てます。そのキャラクターの骨髄は堕落天使のハイジってキャラクターです>>635
私はいけると想います。>>618
遅ればせながら読ませていただきました
セイバー鹿之介来た! これで生き残れる!
やっぱり山陰の麒麟児は最強なんだ!代行者で異教徒の事を
『主を舐めておる。だからコロす!』
みたいなキャラって需要あります?今沖田さん。昨日は突然の仕事で結局メ○さんの謎は解決出来ひんままやった……
>>638
魔術の腕が数百年の研鑽で一級品という点はすこーし厄介ですねぇ(プレイヤー並感)……勿論、強いからといってそれでケチ付ける訳じゃないですが。逆に燃えるタイプなのだわ!
でも停滞ボーイが命を賭けて聖杯戦争に参加する理由があるのだろうか
>>643
出来ることが……出来ることが多い……!とは少し思ったり。でもやっぱりそれも燃えるので(以下略)
今考えているリンドヴルムの「栄養補給」についての可能性(更に深く煮詰めると思う)
①リンドヴルムの館にてリンドヴルムに「喰われた」とされるのは美しい姫達。そして水分と栄養の補給は水や光合成ではないということから血液の吸収、及びそれに伴った魂喰いではないか。女性の血液、特に生娘の血液は魔術的にも大きな魔力を秘めていることが多いとされているため
血液は魂とも深く関わっており、魂=血液という見方をする地域も多く存在する
②リンドヴルムという竜ではなく幻想種としての「薔薇」に注目。薔薇というものの中で白薔薇は聖母マリアの象徴として扱われるように処女性、高潔性、赤薔薇は殉教の他ヴィーナスなどの聖花として扱われるため情熱的な愛や母親の愛の象徴として扱われる
また、この「薔薇」はインドからの渡来物であり、インドであってもバラは「太女神」の象徴として、また処女の経血の色々な「クラの花」とも同一視されるとか
だが、ヴィーナスなどの女神への結びつけ以前に男性のものとして扱われることも多くバラの棘は「突き刺して血を得る」「突き刺す意で使われるprickは男性器のスラングである」などから男性的なものとして扱われることもある
③前提として「幻想種の薔薇」=リンドヴルムである
①②から、生娘に対して何かしらの行動(軽く薔薇の棘が刺さったり?)によって処女たる魔力を吸い、取り込む。それによって薔薇(リンドヴルム)は栄養(魔力、魂)と水分を確保し美しく咲き誇るのではないか……?
ガバガバじゃん!仮定として死体の状況とか、それが女性か男性かとか、他にも色々あるし!(おいおい、もう10月だぜ。あっという間に2020年だぜ)
(ところで2020年1月からTVアニメが始まる「22/7」がスッゲー百合の波動すんの。みんなも見てね)
(秋元康だし声優が棒? 大資本の力と耳は慣れるから信じろ)
とか今日は打っ込むだけぶっ込んで寝よ思ってたのがシリアスなのだ……京アニ絵というのとは違うんだがあういう絵が好きなんじゃあ>>680
あー、アメコミと特撮は別わけしてました
まあ元々原作の初代ミステリオを基にしてますし>>682
今年はAKIRAの年!
みんなAKIRA見ようぜ!
金田鉄雄が見れるぞ!ユミルって前にゴリラの擬似サーヴァントにした森の賢人…?
あっ監獄長さん!いいでしょうか?
>>697
あ……………(察し)
じゃあ私も一つ
実はエル・シッドはある部分を完全破損すると死にます>>697
寧々とのあいだではなかったすみませんミスです
ただ子供は本当にいたとされてます俺はポケモンも分からないし特撮も分からない!なんだったら原作知識だってあやふやだし自分の好きなものしか話せないのにニワカ!みんなに助けてもらわねぇと生きていけない自信がある!(ゴム並感
>>697
こ、このサルぅーー!!トリビア……源氏物語に「春のあけぼの」というフレーズが3回も登場するが、当時、春の季語といえば梅や桜といった花々であり、時間そのものを切り取った「あけぼの」というフレーズを組み合わせたのは清少納言からで、明らかに影響を受けてるって話とかですか?
>>699
(メジャーじゃ)ないと思うの
静かなるドンが100巻超えてるのと同じくらいメジャーじゃないと思うユーウェインのステマは俺にまかせろーバリバリ
バニ上で心臓貰い受けられたけど、実はコネチカットヤンキー特異点が異聞帯になる方法を見つけたのだな。
そしてガチで六章異聞帯にユーウェインくるんじゃないかって最近思うの……というかローディーヌがいた嵐に守られた土地ってこryトリビアの泉
実はウルトラマンはスキャットマンを歌ってた
カブトムシで相撲させたらヘラクレスオオカブトが最強(二位はニホンカブトムシ)
海藻はほぼ日本人しか消化できない
悪魔付きの八割が精神病
仮面ライダー第1話の蜘蛛男の死に様は泡となって消える
ラドンの最後のオチ、実は事故だった
円谷英二は戦中作った特撮戦争映画をGHQに実際戦地で撮っただろと言われ拘束された事があるトリビア…鹿之介の子孫に美容業界のゴッドマザーと呼ばれる人がいるみたいな話でもいいんです?
>>696
そうなんですか
私は基本、魔術師なら魔術理論と礼装、サーヴァントなら能力と出来ることさえ組み立ててしまえばその理論で「いける、できる」と思ったことはガンガン即興でしていくタイプなので割と技や行動自体はリレーとかで考えるタイプ
それこそ、色々あったルーカス君VSクッチーみたいな技を小出しにしながら殺り合う展開とか大好き。勿論人によって賛否は別れるけどああいうのやってみたいという気持ちはある
上の例で挙げられるのは不湯花とかですかね。魔術の詳細も相まって理屈組み立てて考える感じま、マグダラのマリアの説話は後付け…とか?
じゃあ私からも豆知識を
初期の頃のクイックシルバー(X-MEN)の速度はマッハ5。
仮面ライダーゼロワンで滅が使っている刀はギンガマンの剣将ブドーのモノを改造している。
タロスは本来巨人ではなく人間のサイズ。
>>707
どっかでハリー君にスーパーヒーロー着地させるからユルシテ……ユルシテ……。トリビア大会になっとる……
えーと最上義光の銅像はでん六豆でお馴染みでん六寄贈で、馬が二本足で立っている躍動感ある姿ですが、あのあの形にするために結構頑張ったとかプロジェクトX的な事があったとか日本に召喚されたクラーケンさんの未来はどっちだ!(天ぷら・刺身・姿焼・干物...)
リハビリがてら松永久秀の関連人物言及を上げます
誰についてかクイズ形式で数人分
1「マスターも苦労してるでしょうね、いえあの術師のことですから大体わかりますよ。ですが悪い子ではないので安心してくださいね。いたずらするのはあの子不器用だからなんです。…まあ私にはあの子の前に立つ資格なんてもうなのでしょうけどね。」
2「戦国最強の騎馬軍団。そういう触れ込みでしたがなるほど確かにその話もまんざら嘘というわけではないようですね。ですが自分の後のことも少しは考えた方がよろしかったのではないでしょうか。それに振り回された周りが苦労しますからね。」
3「彼もいたのですね。彼とは私も戦ったことがありましたからよく覚えています。よき武士でありました。ですが、そのひたむきさが少し心配になったこともありました。その忠義が報われればよいのですが。」
4「おやあなたは徳川の…。相変わらずの覇気で安心しました。弥八郎達と共に主君を支えたときいて…冗談ですよそんなに怒らないでください。」
5「(パアン!)あぶな!いきなり物騒な人ですね。いえ私は織田家臣じゃありませんから!」>>724
桃太郎ならできそう
珍味じゃとか言いそう>>681
ほぼ正解ですね、まさか棘まで見抜かれたとは
こちらリンドヴルムのネタバレになります
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リンドヴルムの宝具にルビを振ってないのですが、色々なネタバレに繋がるので伏せてました>>733
薔薇の霊的側面に関しては出てこないと思っていたのですが、出るものなんですね……
いやあ、完敗です>>731
分かりました!では
樹原田源氏VSバプロディカ
を近々やらせていただきやす!>>737
『優しさ』じゃないですかね?もしくは『悲しみ』とか?東鬨の最新話、投下してもよろしいでしょうか。
前もって言いますが長いです、あと辛いですよし、投下しよう。
玄関ホールに足を踏み入れると、錫久里亥狛は鼻を擦る。
夏の終わりの陰気臭い空気が彼を出迎える。だが陰気臭いのは何も空気だけの話ではない。
靴を脱いで、靴箱の中の内履き用の靴を履く。
途中、十ノ月学園の中等部と思しき学生とすれ違った。大きな看板を折り畳んで数人がかりで持ち運ぶ様子はちょっとした引越し作業に近い重労働に見えた。
運搬作業の最中、一人が不満を呟いているのが聞こえた。
「こんな時期に不審者とか迷惑も良いところだよ。余計な事してくれちゃってさ」
そういった内容だった。
「………」
亥狛は何食わぬ顔で彼らの隣を横切っていった。決して彼等と亥狛が交わることはない。
だが内心穏やかでなかったのは言うまでもない。>>744
教室に着く前に、また別の光景を目撃した。
階段を上って二年の教室へと向かう途中、数人の女生徒が固まっていた。
一人の女生徒を取り囲む様に立つ二人の女生徒。見たところ一人の女の子を慰めている様だ。
「大丈夫環奈、落ち着いて?」
「折角最後の学園祭なのに、こんなのないよ。悔しいよ」
お互いがお互いを慰め合う上級生らしき生徒達。慰めの言葉をかけながら背中をさする友人もこの事態に納得がいってない様子で、遣る瀬無さを何処に向けたらよいか分からないという顔だ。
恨み言にも近い言葉を背中で一身に受けて、階段を上っていく。
こんな場面に今日何度遭遇したことだろう。
登校してからずっとこうだ。学園全体が陰鬱とした雰囲気に包まれているような気がして、呼吸すら重い。
『極めて悪い流れですね』
ランサーの声が聞こえてくる。
「ああ、危険な匂いがする。何か嫌な事が起きそうな刺激臭だ」
人の感情の機微は疎いながらも、人狼の鼻腔は危険な香りを、凶兆を感知していた。第六感、或いは獣の勘と言うべき能力だ。>>746
学園祭は学生達にとってすれば一生の思い出となる一大行事。特に、数日間にも渡って大々的に催される十ノ月学園の学園祭は、それ目的で入学を希望する生徒が居るくらい熱狂を博すのである。
それが中止。
となれば彼等の気落ちが一入なのは当然なわけで、その中でも高等部三年生達の落胆は際立っていた。
彼等にとって今年は学生生活最後の学園祭。自分達が主体となって運営するまたと無い機会を、名も知れぬ不審者の身勝手な凶行によって奪われたのだから。
時間は過ぎて、昼休み。
亥狛が何時もと同じ様に一人で昼食を済ませた頃、廊下の方でふとした会話が耳に届いた。
「え、それマジな話?」
「嘘だと思うじゃん?でも実際見たんだって、D組の竹中もチラッとだけど見たとか言ってたし」
最初は、学生同士の他愛もない世間話だと思っていた。
数多に飛び交う談話の中でその会話が聞こえたのは、果たして亥狛にとっては幸か不幸か。
「狼人間」
不意に入ったそのワードに心臓が撥ねる。>>747
「神社で突然出没して、散々大暴れしてどっかに消えたってさ。実際不審者騒ぎってのはデマで、警察とマスコミが結託して人狼の隠蔽を謀った結果なんだとか」
「えー、何か嘘臭いねソレ。マスコミと警察の結託とか怪しさ満点だし、また畠山のオカルト話かよって感じ?」
畠山と呼ばれた男子学生は「今度は絶対冗談じゃないんだって!」と熱弁している。
『……どういう事でしょう、聖杯戦争関連の情報は聖堂教会と魔術協会の隠蔽工作が働いている筈ですが』
「人の口には戸は立てられない、って事かな。あれだけ大々的に姿を晒したんだ、単純な緘口令じゃ隠し切れなかったのかもしれない」
机に両肘を立てて、手を組む。さながら何かに祈るようなそんな姿勢だ。
心臓の音が五月蝿い。
「……大丈夫、仮に人狼の存在が露呈したところでソレが俺に繋がる筈がないんだ」
そう言いながらも不安は拭えなかった。ランサーに説明すると言うよりも自分に説き伏せるような、そんな口振りだ。
そうでもしないと、大丈夫だと言い聞かせていないと不安で押し潰されそうだったから。>>748
もし仮に、万が一にだが。
自分の正体を皆に知られたらどうなってしまうのだろうか。
十中八九、拒絶はされるだろう。
人間とは有史以前異なる種族(ネアンデルタール)を排して繁栄したとされるのだから、生物学的系統樹から逸脱した幻想種など許容範囲外なのは火を見るよりも明らかだ。
なら、今迄親交のある人達もそうなのだろうか。
同じ屋敷の中で共同生活をする者が怪物だと知ったら、誉は哀しむだろうか。
それとも怒るだろうか。
きっと恐怖を覚えるに違いない。「もう二度と顔を見せるな」と言われても不思議ではないだろう。
共同戦線を張ってた戦友が怪物だと知った時、玲亜はどんな反応をするのだろう。
戸惑うだろうか、それとも拒絶するのだろうか。
想像するだけで、身が竦む。>>749
突然、教室の扉が勢い良く開いた。
叩きつけるような音に教室の中の人間の視線は其処へ釘付けとなる。
開けたのは男子学生だった。
精悍な顔付きに見栄えのする肢体は、亥狛には理解出来ないが所謂「女子受けする男」らしい。
見慣れない顔だな、と思いながら亥狛がその男を見ていると。
「此処に錫久里亥狛とか言う生徒は居るか?」と言いながら入り込んで来る。
その雰囲気は酷く剣呑で、後ろに付いて来た男子生徒達も皆同様に威圧的だ。
扉の近くにいた同級生の女の子が戸惑い混じりで此方の方に指を指した。
来訪者と亥狛の目が合うと。
「お前が錫久里って奴か?」
敵意の滲んだ声だ。
だが亥狛にしてみれば身に覚えのない敵意だった。
「そうだけど……どうかしたのか」>>751
『して、今は何処へ向かっているんだ?』
「ちょっと亥狛君の所へね。今後の陣営方針とか諸々の話し合いでもしようかと思って」
現在、残存する陣営は四つ。
ランサー、アーチャー、ライダー、そしてセイバー。
およそ半分の英霊が座へと帰還し、既に聖杯戦争は佳境へと向かいつつある。
当初は互いの利害の一致を目的としたランサー・アーチャー陣営の同盟関係だったが、此処まで来ると互いに聖杯を奪い合う敵同士という側面が強まってきてしまう。
そうなってしまう前に、互いに正々堂々と後腐れなく聖杯を賭け合う約束を取り付けたい。
その対話のつもりであった。
だが彼女の来訪は空振りとなってしまう。
亥狛の教室には彼の姿はどこにも見当たらない。この時間帯はいつも自分の席で突っ伏している筈だ。>>752
「あ………東雲先輩、もしかして錫久里君ですか?」
まごついた様子で話し掛けてきたのは彼のクラスメイトだ。
といっても亥狛とは普段殆ど会話もしない、ただ同じクラスの生徒という間柄に過ぎないようだが。
「ええ、例によって彼に用があるのだけれど。何処へ行ったか知ってるかしら?」
東雲玲亜は有名人だ。
若くして東鬨市の霊地を管理する手腕もさる事ながら、一際目を引く邸宅に住む令嬢として学園中にその名は知れ渡っている。
その癖何処か隙が多い所も嫌味を緩和させるのだろう。玲亜に対して羨望や親近感を抱く者は学内に多く、悪い噂はとんと聞かない。
魔術以外の事に関して言えば彼女の私生活は良好そのものなのである。
だからこそ、その女学生も隠さず洗いざらい説明してくれた。
彼女は戸惑いながら。
「錫久里君、さっき唯野先輩達が教室に来て……連れてかれてました……何だか凄く、怖い雰囲気でした」
教室にいた他の学生達も「アレ絶対喧嘩だよ」だの「唯野先輩凄い剣幕だったよな」と話している。
「唯野君が……?何処へ行ったか判る?」
数瞬黙り込んで、それからふるふると首を横に降る。>>754
もしかして校舎の外に連れられたのか。
そう考えていると、二階の方が何やら騒がしい。彼処は空き教室で普段は誰も立ち入らない筈なのに。
「───そうか、空き教室があったか」
息を上気させながら、現場と思しき空き教室へと向かう。こんな時強化魔術が施せたらと思うが、人の目があって魔術が使えないのが恨めしい。
嗚呼何と魔術とは不便な事か。いつだって肝心な所で役に立ってくれやしない。
連れ出された場所は高等部棟二階の空き教室だった。
十ノ月学園は中等部と高等部とで棟が分かれており、二つの棟が渡り廊下を介して繋がっている。
上から見ると『コ』の字に似た形だ。凹みの部分には中庭があり、棟の全体を下から見回す事が出来る。その為中庭に居た玲亜が亥狛の連れ出された場所に勘付けたのだが、これはあくまで補足の話だ。>>755
話を本筋に戻すとしよう。
空き教室は他の教室と殆ど同じ配置が広がっている。
等間隔に並べられた机と椅子。違うとすれば使用されてないことからくる、鼻に付く埃っぽさくらいか。
呼び出した主犯の男、他の連中から唯野(ゆいの)と呼ばれている学生が話を切り出してくる。
窓際から校庭を見下ろしていた唯野は、険しい表情で此方に向き直る。
「文化祭、終わっちまったな」
「ああ、残念だったな。凄く残念だ」
そう返事をした亥狛の事が気に食わないのか、端整な顔立ちを怒りに歪める。
「そうだよ、残念だよ─────お前の所為で全部台無しなんだからな」
「………言ってる意味が解らないんだが」
空き教室にいる彼の取り巻き達の顔を見る。皆一様に自分に対して敵意を浮かべ、立ち塞がるように亥狛を取り囲む。>>756
「しらばっくれんなよ。バケモノ」
唯野は「いや」とすぐさま訂正し。
「『人狼』って言った方が良いか?」
突如として上がる心拍数。
平常心を装えたかどうかが気掛かりで仕方がない。
そんな心配は余所に唯野は歩み寄りながら。
「俺さ、こう見えても十月祭の運営委員長やってんだよね。三年だからさ、今年が最後の学園祭なワケ。
………場を賑わす事しか才能がない俺が皆んなに選ばれたんだ。そりゃあ最高の三日間にしてやろうと躍起になってた」
渇いた笑いを発する。心の底から煮え繰り立った、正しく「笑うしかない」といった心境なのだろう。
「それがあんな張り紙一つで台無しになるとかさ、笑っちまうよな」
納得いく訳ねぇんだよ、と呟いてから。
「したらさ、今学園中で噂になってるだろ?不審者騒ぎは全くのデマで、先日人狼が出没したのが原因だって。それで色々聞いてたらよ、噂が入ってくるワケよ」
いつの間にか、唯野は亥狛の目の前まで来ていた。気付かなかった、というより気付く余裕がなかった。
揺らぐ心では彼の接近を視認する余地すら残ってなかったのだ。>>757
容赦なく核心を切り出す。
「二年の錫久里亥狛って奴が人狼になる姿を見たって」
「誰から聞いたんだよ」
「そんな事聞いてどうすんだよ、殺しにでも行くつもりか?」
気付けば空き教室には亥狛と唯野達だけではなくなっていた。
野次馬根性で覗きに来た連中で、出口には人集りが出来てしまっている。
学園祭が中止となった今、こういった諍いは数少ない────言い方が悪いが娯楽と化してしまうのは無理からぬ話だ。
亥狛にとって最悪の状況が形成されつつある。
まるで目に見えない悪魔が状況を手繰っているかのように。
「なぁ、違うなら教えてくれよ。祭りの日、お前どこで何してたんだよ」
「……それは………その時は家に居た」
一瞬言い淀む亥狛、聖杯戦争の話などこの場で打ち明けるのは憚られた。
仮に打ち明けた所で信用してくれる筈もない。
この街で血で血を争う殺し合いが繰り広げられていて、自分はその戦いに参戦しているだなんて妄想が過ぎる。
だがその言葉尻を容赦なく周りは糾弾するのだった。
「おい、なんで一瞬言葉に詰まるんだよ」
「違う、別に、変な意味なんて」
「隠してる事でもあるんだろ?やっぱり此奴が人狼なんだよ、なあ」>>758
何でこうなるんだ。
どうしてこうなんだ。
転がるように落ちていく気分だ。
最悪からより最悪へと突き落とされて、最早亥狛自身ではどうしようもない人の流れは。
とある少女の来訪によって考えられる最悪へと、更に堕ちてゆく。
「───ちょっと!それは流石に論理の飛躍にも程があるわよ」
人垣を越えて混乱に割って入る玲亜。
自分よりも大きい男を前にして尚、彼女が臆する様子は一切ない。
毅然とした態度を一貫させて、取り巻きを手で押し退けて唯野と亥狛の間に立つ。
「この学園に人狼がいる?唯野君、馬鹿な話は大概にして。人狼なんて御伽噺の存在居るわけがないじゃない」
「けど現に見たって人間が山程居るんだ、俺の親父だって祭りの準備で神社にいた時見たと言ったんだ。
それとも親父が集団幻覚に巻き込まれたか、それとも変な薬でもやってたとでも言うつもりか?」>>759
「それは否定しない、でもその人狼が亥狛君だって根拠は何一つない。
………ねぇ、そうでしょ亥狛君?違うなら違うって、自分は人狼じゃないってハッキリ言わなきゃ駄目な時だってあるわよ」
白熱する口論は、知らない内に玲亜と唯野の二人で過熱して亥狛を置き去りにする。
五月蝿いな、と思う。
やめてくれ、と思う。
頭が働かない。思考する事すら億劫だ。
うるさい、今は何も聞きたくない。
「……玲亜………俺は、その……」
無数の無色透明な針が亥狛の心臓に突き刺さる。
やめてくれ、お願いだから。やめろ。
「アイツを必要以上に庇う理由でもあるのか。嗚呼そうか、最近仲良く連んでるもんな。そりゃ擁護したくもなるわな」
「そうじゃない、私は不当に非難される事が許せないだけ。今貴方達がやってるのは魔女裁判と一緒じゃない」
はん、と鼻で笑う唯野。>>760
「魔女裁判?上等。どうせ真相なんか解りゃしないし、俺達に納得のいく説明がされる訳でもない。
ならコイツが人狼って事にして、それで俺らの怒りが収まるならいいじゃないか。学園の爪弾きなんだから今更人狼の濡れ衣着せられた所で減るもんじゃないだろ?」
その時、ぶつりと音がした気がした。
それは糸が切れる音だ。
良心の呵責という名の糸。一度切れて仕舞えばどうしようもない、後は碌な結末など訪れない。
音の出所は亥狛か、玲亜か、それとも目の前の唯野とか言う男か。
もしかすると全員かも知れない。今この場に居る人間の中で、正常な精神状態の者は一人としていなかった。
「貴方正気で言ってるわけ。真面な考えとは思えない」
明らかな嫌悪を込めた声が玲亜の喉から放たれる。こんな彼女の声は初めて聞いた。
同様に、目の前の唯野は敵対的な姿勢を隠そうともしない。抱いていた不安、不満、その全てを容赦なく二人に当て散らす。
「正気も何も。真面な状況じゃないだろうが!
緑地公園に不発弾?神社の人狼騒動?終いにゃ不審者騒ぎからの十月祭の急遽取り止め?………そんなもん全部全部嘘だらけじゃないかっ!」
畳み掛ける様に叫ぶ。
「陰謀論者だって笑ってくれるなよ、街ぐるみで隠し立てしてる事くらい市民は肌で解んだよ。
───なぁ、東雲、お前も街の管理者気取ってんならよ。市の代表として俺らに対して納得のいく説明をしてみろよ!!」>>761
それは唯野という生徒にとっては牽制のつもりだったのだろう。
目の前に相対する玲亜の肩を両手で突き飛ばしたのだ。
いつもの彼女ならば防げた筈だった。或いは姿勢は崩れても転ぶ事などなかったろう。
だが玲亜は此処に来るまでに方々に駆けずり回っていた、それが災いした。
疲労困憊の脚は突然の圧に耐え切れず。
結果膝から頽れる。
教室内に鈍い音が響き渡った。
静まり返る教室、熱を帯びた空気が一瞬にして静寂に包まれ、更に一転して動揺の波紋が湧き立っていく。
玲亜の額から、一筋の赤い液が垂れる。
「─────い、た………っ」
理性が感情に、本能に屈する感覚に陥ったのは久しぶりの経験だ。
思考が現状を受け入れるよりも疾く、怒りが身体を突き動かす。>>762
その怒りが何に対する怒りなのかすら判然としない。
この現状に対する怒りなのか、それともこの男に対する怒りなのか。
或いは、人狼という身でありながらも愚かしく人間に憧れた自分に対する怒りなのだろうか。
「………っ、ぎ、ぐ……ぉ……」
怒りに身を任せて唯野を押し倒す。馬乗りになって両手で完全に頸部を締め上げている姿勢だ。
「玲亜は、関係ないだろうが……オマエらは、玲亜がどれだけ街の人間を思って苦労してるかも知らないで………どれだけ辛い目にあってるかも知りもしないで………!」
自然、掴む腕に力が加わる。
唯野の身の危険を察知したのか取り巻きの学生数人が彼を引き剥がそうとする。
然し、彼等ではどうにもならない。
みるみるうちに膨張する体躯に、人ならざる体毛に、無尽蔵の膂力を前に為すすべもなく。
無自覚な変異は止まらない。
否、一度剥がれた化けの皮はもう止めることは出来なかった。
白銀の体毛は逆立ち敵意に奮え、黄色い眼球は白い身体と対照的に際立っている。
教室の中に突如として現れたソレは、側からは非現実的に見えたろう。だが紛れも無い現実だ。
現実の中に虚構が舞い降りた。その事実に激昂した虚構(イコマ)自身はまだ気付かない。>>763
教室の中で、隣接する廊下で同時多発的に響き渡る悲鳴。
阿鼻叫喚。
「た、大変だ………!やっぱり噂は本当だったんだっ」
その声が耳に入り、理性を取り戻した頃にはもう全てが遅かった。
「み、皆んなに知らせなきゃ…怪物が、ゆ、唯野を。唯野を襲ってる─────!!」
人狼ははた、と周りを見る。
酷く散らかった教室。舞い上がる埃が喉に張り付くようで不快だ。
空き教室の中にはもう自分と、玲亜と、下敷きになっている唯野という男しかいない。
廊下からは悲鳴と床を踏み鳴らす足音が聞こえる。皆口々に「怪物」と叫んでいるのが耳に着き、次第に冷静さを取り戻していった。
しかしもしかするとそのまま狂気に駆られていた方が或いは人狼にとって救いだったかもしれない。
それ程までに此の状況は救いようが無いのだ。>>764
冷えた頭で、恐る恐る玲亜を捉える。
「………ち、違う………違うんだ玲亜、これは…」
弁明が喉から次々と逆流するようだ。
唯野は息をしてる、未だ死ん.でいない、だの。玲亜を傷つけたコイツが許せなくて、だの。
言葉は喉につっかえて、乾いた吐気ばかりが込み上げてくる。
頼む。
お願い、お願いだから。許して欲しい。
こんな俺を、どうしようもなく怪物な自分を、どうか許して欲しい。
「…………ぁ、…………」
それは亥狛にとっては致命的とも言える、玲亜の絶句だった。
かけるべき言葉が見つからない、といった風に戸惑いの色を浮かべて。そんな彼女の姿は、出来る事なら、見たくなかった。
「ぁ、ああ、あああああ.ああ。ああ.あああああああ.ああああああっ!!!!」
絶叫。
窓硝子を割って、咆哮と共に怪物は何処ぞへと消え失せていった。
悲しい、哀しい叫びは、遠吠えのようにも聞こえて。>>765
「些か芝居染みた顛末なのは否めませんが、これはこれで私好みの味となりましたね」
そう一人呟いた少女は、中等部棟の屋上にて佇んでいた。片目の瞳は黄金に輝いている。
どうやらこの黄金の魔眼を利用して三次元的な障壁を透かして、現場を見ているようだった。
『あの主犯格の学生は、お前の操り人形の一つか?』
麗奈の脳にライダーの声が響く。霊体化を施している為彼の姿が誰かに見える事はないだろう。
第三者から見ればただ屋上で寛いでいるようにしか見えないその光景。だが真実は悪意に満ちていた。
「いえ、彼は至って潔白です。私の蟲が仕事をしたのは『錫久里亥狛は人狼かもしれない』と数人がかりで口添えしただけですよ?」
真っ当な人間が起こした悲劇じゃないと先輩はきっと折れないでしょうし、カタルシスもございませんし。
そうつらつらと語る麗奈の顔には微笑が溢れている。>>766
「それに私は愉しむ側、あれやこれやと事態に手を加えては足が付きますし、何より娯楽にはなりませんもの。火種を生み、導火線を引き、後はこうして起爆の瞬間を遠くで見届けるのが乙と言いますか。
……結末が読める映画ほど興醒めなものはありません」
『さしずめ此処は演劇観覧の特等席ってか、最低にも程がある』
歯に絹着せぬ物言いをするライダーに遠慮という概念は介在していない。麗奈もそれに対して「視界良好ですよ、貴方の弟様の眼」と煽ってみせる。
「それにしても、少し背中を押しただけでこうも面白く転がってくれるとは」
教室に仰向けになって気を失っている男に目を向ける。彼は面白いくらいに良く掌の上を転がってくれた。
間違いなく、この悪趣味な劇場の功労者は彼だ。
一陣の生暖かい風が吹く。
怠惰で退廃的な、麗奈好みの風。
「真偽も定かでない噂話を大義に掲げて糾弾する、正に平凡たる者が無自覚に齎す狂気の演舞。
実に取るに足らない────ですが彼等のその陳腐な悪に喝采を送りましょう」>>768
リドリー「うーん、醜い。まあそれも人間なのよ。でもさそんな清濁含めても私は思うんだよ
よ
『人間って良いよね……………』って!」いいないいな にんげんっていいな
>>768
つらい、とてもつらい。やっぱり人間って怖いのだわ。そして麗奈も多少趣味があるとはいえ亥狛君のために今のうちから人間への憧れをへし折ってあげようというところが余計につらい。>>787
プラスアポロン>>768
遂にその時はやってきたという感じですね
麗奈ちゃんのお陰でその時が早まった感じではありますが、これからどうなるやら>>793
吐き気を催す邪悪らしい悪辣さでしたよ。彼女にはもっと悪逆無道な行いをして応報を受けて欲しいですね!燃えるゴ.ミは月水金です>>796
属性の話?なら、「自分のルールに従う」「手段を選ばない」だから混沌・悪だと思う>>782
なかったかー>>789
ま、まぁあの人「実力を見せてすごいって言われたいけど実態がすごすぎてキモい状態なせいで普通の人間には褒められる前に引かれるのが悲しい」みたいな状態だから実は純人間じゃない怪力乱神の存在の方が「まぁそういうこともあるよね!」で流してくれそうな分相性良さそうですけどね!
「怪しい余所者とか異能の化け物ではなくて人間扱いしてもらえる普通の人間になりたい、無理ならせめてそう思わないよう完璧に人外になりたい」みたいな感情抱えてるけん人外と話した方が得るものもあるかもなの!なの!!(ポジティブシンキング)>>796
現状だと善寄りというよりは悪寄りの中庸という印象
さすがにもうちょい自重しないと善とは呼べないかとトリビアの流れに乗り損ねたけど夏目の詠唱をそい。全部実在する呪術なので知ってるものがあるかもしれません
『忌火起こし』
「苦哉大聖尊、入真迦太速、諸天猶決定、天人追喚得、痛哉天中天、入真如火滅」
『蟇目の儀』
「死霊を切りて放てよ梓弓、引き取り給え経の文字」
『曲水の宴』
「高山の末短山の末より、佐久那太理落ち多岐つ速川の瀬に坐ます瀬織津比賣と言う、幾許くの罪全て、大海原に持ち出なむ」
『中臣の祓』
「幾許くの罪という罪は天津罪と国津罪、此く出でば、かく流離い失いて、罪という罪はあらじ」
『四方拝』
「賊寇之中 過度我身、毒魔之中 過度我身、危厄之中 過度我身、五危六害之中 過度我身、百病除癒、所欲悩心、急々如律令」
『撫物の式』
「御禊川、瀬々にいださむ撫で物を、身に添ふかげとたれか頼まむ」
『八剣の神咒』
「八剣や、花の刃の此の剣、向かう悪鬼を草薙にせん」
『三神清明』
「神火清明、神水清明、神心清明、神風清明、善悪応報、清濁相見」>>768
だから人間なんて憧れるほど綺麗なものじゃないっていったんだよ、お兄ちゃん……>>810
是非是非!自鱒の属性かぁ……なんでしょうね、私の場合。
>>819
"何がしたいのかよくわからない"
うっ(グサリ)
目下の目標はアーチャー陣営を潰す事ですかねそういえば買い物組は解散になりましたが、別れてからどう動いたか、など書きたい事あればSS投稿どうぞ!
うちの陣営の大目標は聖杯を手に入れるです
ただ正直達成できないんじゃないかなとか思ってます>>814
苦手なジャンル・苦手な作風なら無理に触れることもないんじゃないかなーとは思いますねイコマ君、正体バレしたの?すごく興奮します
本当に面倒くさいやつですリドリー・フォーサイト。端的に言って頭がおかしいです。異聞帯で自爆して一切顔出ししないなんてのもこいつだけです。ええ、顔しか映らない
というか「魔法を魔術に貶めたい」とか思ってますけど、そんなこと聖杯でできたら苦労しない気がするんですよ。魔法のやり方を世界に公表する?したとしてできる人いるんですかね?
>>831
まあ、アライメント秩序・狂ですし
……………なんで秩序なんだっけ?まあ人をコロスことなんかないからかな?よくわからない>>834
ああ、成る程分かりました>>835
声戸田恵子ですけどね
リドリー「倍返しだっ!!」>>835
滅殺開墾ビーム撃つか…!>>828
うむ。やはりリドリーはリドリーなのでは。
後は、目的を暴露するとか、ですかね?
そういう到達点が明らかになることで凄みが出ますし。
もちろんおふざけなしで。
……問題は人類の行き先云々なんて考えてる人がこの聖杯戦争参加してないってことなんだけど。
正当な属性のサーヴァントぐらい?上手く行ったらジョン・ウィックかーらーのージョーカー二本立て作戦だったのにそんな甘い話はなかった私であります
……アライメントって分かったようで分かってないんですよね。サーヴァントは生前の経験があるからと思うけど今を生きる人間は成長・変化するもの…という話ではなく魂レベルで固定されてるモノなんですかね?>>831
リドリーが好きに爆走する現状、コイツ控え目に言って洋マンチではと思わないこともない
善悪以前に「なんやねんコイツ」が先立つ>>833
まぁ、麗奈は倒されるべき悪役として設定して構想されたキャラクターなので最終的に倒されないは無いですよ。
倒されるならこそ好き勝手が許される訳なので。
仮面ライダーのラスボスだって外道をやりたい放題するけど絶対最後には倒されるでしょう?
その意味ではちんけな(ちんけは最低の意味)というのはむしろ褒め言葉ですしね。>>843
そのトラウマと直接関係ない他者を攻撃するなら、それはもう怨念を撒き散らすって事で……
同情はすれどここにその感情を持ち込むのはお門違いだと思うし、引き摺り続けるのはあなた自身にとっても良くないことだと思います
新しい環境と新しい仲間を信じて欲しいとしか言えないです。>>833>>842
あなたのその境遇には勿論憤慨はあって然るべきだとは思いますし、あなたの「外道は許さない。何が何でも醜い破滅を与える」という方針も一人の作者の考え方として間違えてはいないと思うのです
ですが、ほんのもう少し言葉選びに対して気を付けていただく、ということは出来ますでしょうか?例え自分の書くものでなくとも、その言葉の対象が自分のキャラでなくとも言葉に棘があれば嫌な気持ちを抱かせてしまうものなのです
例え地雷や苦手なジャンルであったとしても、「また洗脳系悪役か食傷気味です」と思っていたのだとしても、それに突っ込まなかったりもう少しだけ手心を加えるとか……
因果応報を望む〜とかならいいんと思うんですけどね、その考え方は間違ってないものだとも思います
……いえ、これも「外道だからなんだ、好き勝手やって満足した上でその命が喜びのまま潰えるならそれでもいいじゃねぇか」と思っている私とあなたでは大きな考え方の差があることも原因なんでしょうけれど>>768
うわぁ……うわぁ……
この全てが悪い方に悪い方に転がっていく感覚読んでてゾクゾクするわ……
しかも黒幕はいたけどしたことは噂を流した事だけとかさもうさ……えっぐい……………なんか知らん流れがあるんですがなんですのん?
お久しぶりです。ガイフォークスです。
ちょっと忙しくて〇にそうでした。
流れがよく追えていませんが……属性なら、多分この辺が元ネタなので参考になると思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%9E%E6%80%A7_(%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BA%26%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%BA)>>851
おや?
お手数ですが、属性(ダンジョンズ&ドラゴンズ)の項目に飛んでください。>>848
ええ、その通りですね。
言葉に気を付けます。あの診断私のどのへんが混沌・悪なのかわかりませんでしたね……
アライメントで探したらこんなのが
https://togetter.com/li/1046842混沌にして善
混沌にして善の属性は「至福の者」、「叛く者」、「皮肉屋」として知られる。混沌にして善のキャラクターはより大きな善のための変化を好み、社会の改善を阻む官僚組織を軽蔑し、自分自身だけではなく他者のためにも個人の自由に大きな価値をおいている。彼らは常に正しいことを行うつもりではあるが、その方法は一般にまとまりがなく、しばしば社会の他の者達からずれている。彼らは不当に扱われていると感じた場合、集団内に対立を作り出すことができ、また即興で行動するのを好み、しばしば大規模な組織化や計画立案を無意味と考える。
混沌にして善のキャラクターの例はロビンフッド、『宇宙空母ギャラクティカ』のスターバック、『ファイヤーフライ』のマルコム・レイノルズである。混沌にして善の来訪者はエラドリンが知られている。
リドリーはこれじゃないですかね。>>858
Wikipedia引用です。私自身は真なる中立でした。
中立の属性は真なる中立、中立にして中立とも表記され、「選ばざる者」、「自然の」属性と呼ばれる。この属性は2つの軸が両方とも中立を示しており、秩序、混沌、善、悪のどれにも強く心惹かれることのない傾向を持つ。自分の家族を養っていくことが最大の関心事である農夫はこの属性を持つ。ほとんどの動物は道徳判断の能力がなく、意識的な判断ではなく本能に導かれているため、この属性を持つ。どの陣営とも好きなようにつきあうような、多くのごろつきキャラクターもまたこの属性である(例えば、利益のためなら自分の商品を戦争中の両陣営に良心の呵責もなく売りつける武器商人)。
真なる中立のキャラクターの一部は優柔不断ではなく、積極的に各属性間の均衡を保つために行動する。彼らは善、悪、秩序、混沌に嫌悪感を持ち、危険な行き過ぎと見るかもしれない。モルデンカイネンはそのようなキャラクターの1人であり、フラネスをある1つの属性や国家が支配することのないように、中立性を超越した哲学に自身を捧げている。
ドルイドはしばしば均衡を取ることに献身するために、この真なる中立の属性となるが、『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』のルールではこの属性を取ることが必須となった。第2版の『プレイヤーズ・ハンドブック』に掲載された例示では、典型的なドルイドは略奪を行うノールの群と戦うかもしれず、逆にそのノールの氏族が絶滅されそうになったならそれを救うためにノールの側に立つであろう、とされる。
ララ・クロフト、『ドラキュラ』のルーシー・ウェステンラ、『スター・ウォーズ』のハン・ソロ(登場初期)は真なる中立である。真なる中立の来訪者はリルマニが知られている。個人的には、リドリーは混沌・善か混沌・中庸かな。
少なくとも飛行機助けたり(方法は兎も角)してるし、悪と呼べる要素は見当たらないけど常に自分ルールで動いてるし。>>861
確かに、リドリーはこっちの可能性もありそうですね……
混沌にして中立の属性は「無政府主義者」または「自由なる者」と呼ばれる。この属性を持つキャラクターは、自分自身の関心に従う個人主義者で、一般に規則や慣習を避ける。彼らは自由の理想を促進するが、まず第一にあるのは自分自身の自由である。善悪は彼らの自由に対する必要性の二の次であり、彼らに関して確かなことは彼らが全く信頼性に欠けるということだけだ。混沌にして中立なキャラクターは自由奔放であり、不必要に他人を苦しませることは好まないが、彼らがグループに加わる場合、それはそのグループの目的がたまたま今のところ彼らの目的と一致するからに過ぎない。彼らはいつも、命令を受けることを不快に感じ、自分自身の目的を追い求める際には非常に利己的になり得る。混沌にして中立のキャラクターは、あてのない放浪者である必要はない。彼らは心に目的を思い描くかもしれないが、それを達成するための手段はしばしばでたらめなものか、異端的なものか、完全にきまぐれなものである。
混沌にして中立の者達の中には小集団として「強く混沌にして中立」と言われるようなキャラクターが一定割合で存在し、狂気に見えるくらい無秩序に振る舞う。このタイプのキャラクターは変化のためだけにしばしば見た目と態度を変え、秩序立った概念を混乱させることを唯一の目的として、意図的に組織を混乱させるかもしれない。このタイプのキャラクターにはプレーンスケープ・セッティングのザオシテクツの構成員、第3版のプレイヤーズ・ハンドブックに掲載されたヘネットが含まれる。『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』では、混沌にして中立とはしばしばこの小集団のような振る舞いのことを示すと考えられた。
ジャック・スパロウ船長、『デッドウッド』TVシリーズのアル・スウェレンジン、『ニューヨーク1997』のスネーク・プリスキンらは、『無頼大全』によると混沌にして中立のキャラクターである[9][10]。混沌にして中立の来訪者はスラードが知られている。個人的に、魔術師らしさを極める程、悪属性になるイメージ。
最も、魔術師がそこまで魔術師らしさを身につけれるとは限らないけど。>>855
アライメントの設定自体はしてませんが同一人物なのにアライメントが全然変わりそうな子がうちにいますね
その子自体記憶喪失になるかならないかで大きく変わるのでそのレベルの変化がないと行動方針は変わらないんでしょうね>>865
その一方で自己申告じゃ無さそうなのも混ざってるからよく解らない。>>865
中立にして悪
中立にして悪の属性は「罪なす者」と呼ばれる。この属性のキャラクターは一般に利己的であり、現時点での味方を裏切ることに良心の呵責を感じない。彼らは自分の欲するものを手に入れるために他者を傷付けることをためらわないが、それ自体に直接の利益を見いださない限りは、わざわざ労力を使って虐殺や破壊行為をすることはないであろう。彼らは自分に都合のいい場合に限り法律に従う。彼らはいかなる種類の名誉や慣習にも縛られず、行き当たりばったりでも無意味に凶暴でもないため、中立にして悪の悪党は秩序にして悪や混沌にして悪のキャラクターよりも一層危険になり得る。
割と小次郎にピッタリ……?
例としては、公の法律にほとんど関心を払わないが不必要な殺しは行わない暗殺者、自分の上役の背後に隠れようと企てる子分、より良い条件を出した側に寝返る傭兵などが挙げられる。>>870
りょーかいです。
よろしくお願いしまーす>>871
機構として完全に忘れてました
ナディアなんですけど起源含めて色々と変更出てます
ナディアを借りたいとの事でしたがそのへん大丈夫ですか?>>877
なるほどなるほど。じゃー神代の魔術を知る者なアーレ嬢としてウィリーさんと接触したい、と言う事で大丈夫です?>>880
これこれ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ライダー陣営%20召喚
まあでも、魔術師がおいそれと自分の根源へのアプローチの明確で現実的な詳細を明かすことはないでしょうしねー>>869
まあ小次郎は剣豪はじめ「雇われはしたけど別に従う理由も義理もないし通してもええやろ」でスルーしたりする精神の持ち主だし……雅だなんだと言ってはいるけど根本は割とろくでもないしね
あとは後世から見てどう見えるかもありそう>>889
申し訳ないが外道にはNG>>888
新旧でページ分けておいて貰えると私個人は助かるのだな
新verが頭にきてもいいのでぇそもそも今ってwiki内ではどうなってるの〜〜まだ確認できる〜?しに行ってつらつら見てたらミロクくんがパンケーキ食べてた……
クリス「このような出会いじゃなかったら友達になれたかも知れない……」((……本当か?>>892
(5騎だった)お待たせしました、シドニーについてです。
現在、狂陣営がゾンビ集団とともに撤退し、その後、殺陣営が作戦会議を行ったところです。
槍陣営は名前の無い怪物と競り合った末、惜しくも取り逃がしました。
運営側からは、マークスが犠牲になりました。戦闘後の処理で人手が足りない影響で、本部が現状を把握するのはもう暫く時間がかかりそうです。
実世界の状況としては、高纏さんの顔見せが暫く無い状況です。
この後の展開として、マトゥーさんから以下のような提案がなされました。
パターン2.聖杯の奪取
:できるのならば、という条件つきで
運営本部に真っ向から牙を剥く形になるためネームレスといくつかの戦力を差し向ける
仮面さんは言葉通りオペラハウスで待機
運営としましては、この展開も了承します。
この展開になった場合、高纏さんの陣営には暫くNPCとして動いてもらい、山星さんとマトゥーさんの因縁にクローズアップする形で進行が可能かと思われます。
山星さん的にはいかがでしょうか?>>908
サーヴァントとマスターを合わせれば弓陣営ですかね。とりあえずどことも関わりがあるので。
ただ、ザミエルだけが知っている情報が多いのでなんとも言えません。>>910
加えて、多少なりともダメージ蓄積がありますしね。>>911
なんというか、確定じゃ無い情報が多いので……クッチー及び蒼の運営組はどうかな?一番とは言わないけど割と持ってそうですが。
>>917
ライノの中身がロワインとか、殺陣営の行方とか……
イレギュラーが多すぎる……>>919
だいたいビッケって意味だから……。
一回も下から2番目だし。情報といえば今の段階でリドリーの炎知ってる陣営ってどこですかね?
>>920
金田なんかは曇らせやすいと思いますよジャッジアイズが楽しくて執筆が遅れてます
アメリカもう少しお待ちください>>922
知っているというか……
見て、神代的なパゥワーは感じました。それくらいです。しご終わ後もスレが残ってたので、昼にしたリプ返しをまともにやりたいといった趣
ちなみに枠が空いたので焼却側のアーチャーも募集してます
焼却側(というより黒幕)の目的は八岐大蛇の力によって神や体制への叛逆・国産みのやり直しって感じです>>930
マジギレじゃないですかやだー>>932
カシンチャンの英霊剣豪等を見た上での主張を簡単にまとめると「人間はぁ………みんなが幸せになるために頑張ってその結果が人類全体の発展に向かっていくっていうのが尊いのであってぇ……めちゃめちゃ厳しい人たちが不意に見せた優しさとか大事じゃないですかぁ………だから殺意全開固定とかありえないっていうかぁ………美しさが足りないっていうかぁ………わかってないよね………(ろくろフル回転)」を超早口長文にしてまどろっこしい言い方する感じですのよ今北産業構造計算問題解決方法変更
>>945
ならケルトハルのイメージCVは中井和哉さんですかね。ニンジャマスターズ
スレ立てて来ますね
>>951
怪物(クラーケン)と怪物(オロチ)の力が合わさり、シャークトパスならぬスネークイッドに……
というのは置いとくとしてバーサーカー地味た暴食の化身になるんじゃないかなぁ……ちょうど大罪の状態に近いのかなレージュさんのところの菅公、うちの将門公と御三家があと一人で揃いますね。
>>955
かなり前に見たような見てないような
別の方の案だったかもしれませんけどね憑かれた……ただいま帰宅しました
フェリメン&安徳天皇に期待してしまい、変に安価つけてしまった……
>>962
ちょっと「ふふっ」ってなってしまいました。>>961
こん人めっちゃ趣味打ち込みましたわよ!!!>>966
人間というより日本人の業では……?
女体化といえばミッドナイドブリス>>963
それもそうですね。
【CLASS】ライダー【真名】平将門【性別】男性【身長・体重】212cm・165kg【出典】史実、将門伝説【地域】日本【年代】平安時代(10世紀)【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運E 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:C 騎乗:A+
【固有スキル】
新皇特権:B
効果は「皇帝特権」と完全に同一だが、自己申告によってスキル名だけが変化している。
戦闘続行:A+
将門の首伝説や母の蛇神から受け継いだ竜蛇の不死性から高いランクでスキルを所持している。
神性:B
蛇神を母に持ち、平将門自身も関東一円の守護神とされる関東一の神格である。
天性の肉体:A 無窮の武練:A+>>971
【宝具】
銅頭鉄額・蚩尤之膚(どうとうてつがく・しゆうのはだえ)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
由来:母である大蛇神の加護を受け、矢をも通さぬ鋼の肉体。矢をも通さぬ鋼の肉体を持つとされる鉄身伝説と『将門記』において古代中国の蚩尤に喩えられた伝承。
全身に魔力を巡らせる事で物理攻撃への耐性を上昇させ、それに比例して重さも増量する。魔力の消費量が多ければ多い程防御力は上がり、それに応じて質量が増していくため、体重をトン単位で増加させて攻撃に耐えることが可能となる。ただ、最低限の宝具の行使でもかなりの重さがあるため、泳ぐことはできなくなる。全魔力を全身に巡らせることで対城宝具を辛うじて耐えられる防御力になる。この宝具によって生じる防御力と重量を肉弾戦に転用できる。
伝承の通りこめかみ部分のみ効果は発揮せず、こめかみを攻撃されたときこの宝具は失効する。その上一度こめかみを負傷すると治癒魔術でも修復は極めて難しい。また、将門が竜属性を持つので竜殺しの力を持つ攻撃は防御力が低下する。
妙見祈願・七天武者(なむみょうけんだいぼさつ・ななつのかげを)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
妙見菩薩から授けられた七騎の影武者。影武者が概念宝具となり、七つの代替生命となっている。
真言・北辰妙見菩薩(オン・ソチリシュタ・ソワカ)
ランク:A+ 種別:対人・対軍宝具 レンジ:変動する 最大捕捉:変動する
妙見菩薩の加護と、極められた古今無双の武技が昇華された宝具。神馬に騎乗して神気によるステータスをブーストさせた上で振るう空間すら切り裂く煌光の連続斬撃や、流星群のごとき騎射など技は変幻自在である。>>972
【武装】
求黒
妙見菩薩から授けられた体高五尺三寸(170cm超)の大黒駒。妙見菩薩は玄天上帝、つまり玄武のことである。黒駒は玄武の神性を継いだ玄武の子にあたる神獣。他にも弓、刀、槍などを装備している。
【来歴】
平安時代の武士であり豪族。平清盛が武家の棟梁となる二〇〇年以上前、時の天皇に謀叛を起こした。関東地方の下総国を領地としていた。朝廷に追われる人々を庇護したことがきっかけで謀叛人と見なされるようになり、ならばと武装蜂起。武力による関東独立をもくろんだ。一時は関東一帯を支配下におさめ、新皇と称するまでになった。しかし、武運尽きて討ち死にして野望は潰えた。
伝承に『その有様殊に世の常ならず。身長は七尺に余りて、五体は悉く鉄(くろがね)なり。左の御眼に瞳二つあり。将門に相も変わらぬ人体同じく六人あり。されば何れを将門と見分けたる者は無かりけり。』とある通り、長身で屈強な身体を持つ荒武者。ライダークラスでの召喚では、武士・新皇・守護神としての側面が強調されていて、祟り神・大怨霊・荒御霊としての側面は排されている。
【人物】
左目に瞳孔が二つある野趣溢れる男前といった顔立ちで、長身で筋骨隆々の巨漢。ライダーとして召喚された彼は奔放無比な快男児として顕現している。見た目や性格ほどの猪突猛進ではなく、頭も切れる。気合いを入れる際には「南無八幡台菩薩」と唱える。馬が大好きで世話も喜んで行う。カリスマ性はあるが酒に酔うと娘の自慢話をするので部下からはウザがられていた。>>973
以上です。祟り神や大怨霊としての側面はアヴェンジャーかバーサーカーで出て来ると考えてます。>>926
あっ、そっかぁ……期待して待ってますゾ。>>978
将門公ですからね。頼光の反応や俵兄貴とかも考えたらかなりの強いかと。あと真言・北辰妙見菩薩のパワーアップも宝具使用の一時的なものです。>>899
いけます。展開的にもそうなるかなと思ってましたし、高纏さんが帰ってきても来なくてもどっちみち仮面陣営に立ち向かうつもりでした
したがって、少し準備をするようなssを投稿してもいいですか?植物と天然水を買う程度なのですが、一応挟んでおいた方がいいのかな、と。うーん…菅原道真、今見返してみたらステータスなどが心もとない気がするので手直ししようかと思っております。
>>947
了解です。>>976
別に健康に気を使う訳でもないから(これ頼んだらカッコイイな/カッコ悪いな)くらいの
自分で料理するのも「料理デキル男カッコイイ!」ってだけでジャンクフード好きだし
年齢に不相応なイメージのスイーツなんかは頼まない……んだけど、こう、パンケーキホットケーキって幸せな幼少時代の象徴みたいな感じしません? これは拗らせますね>>981
おお……………よかですね……………>>986
どっかのSCPを思い出しますね……………そもそもクトゥルフに対する西洋人の根源的恐怖というのは「海産物キモッ」よりもキリスト教圏における正義の唯一神概念に対し「もしそんなものはいなかったら?もし上位存在は人間なんてものを気にかけてすらいなくて悪意まみれだったり白痴だったら?」っていうコズミックスケールのホラーだと思います……
>>996
「お願い!なんでもする!社建てるし貢物も積むからもう怖いことやめて!」ってアレ
賄賂大作戦ですよ>>996
怨霊を鎮めて御霊とすることにより祟りを免れて、平穏と繁栄を実現しようとする御霊信仰の不思議なところですよね。自分のメイン格キャラ以外のマーケティングみたいなの開催!
聖杯大会予選会場#103巡目の人類史
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