型月民が愛読書とかを語る #4

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  • 1名無し2019/07/12(Fri) 22:02:38ID:IxNTczMDQ(1/6)NG報告

    いつも共に型月作品を語りあっている皆さんが一体どんな小説・マンガ・娯楽作品を嗜んでいるのか気になってスレを立てたいと思いました。規則は特に無しある程度の範囲内なら自由に騒いでOK!本やお話などに関係あることならどんな話をしてもOKなゆるふわ空間です。名前の出てこない本の質問や本に関するクイズの出題、お題を出したり雑談したり、他の人の迷惑にならない程度なら作品の宣伝もOKです。説話や民話、ネットの小話、同人誌などもある程度はOKです。
    なおR-18やBLなどちょっと読む人を選ぶもの、政治宗教などコメントが荒れやすいものは文学的な用法用量の範囲でお願いいたします。
    どうぞ自由にお気軽にご利用ください!
    前スレ
    「型月民が愛読書とかを語る #3」
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    「型月民が愛読書とかを語る #2」
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    「型月民が愛読書とかを語る」
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    関連スレ
    「創作談義で盛り上がるスレ」
    https://bbs.demonition.com/board/3643/
    次にスレを立てるのは>>950を踏んだ人が行ってください

  • 2名無し2019/07/13(Sat) 11:20:10ID:E4NjU3NTg(1/2)NG報告

    SFと言ったらジュール・ヴェルヌでしょう!
    『地底旅行』は名作

  • 3名無し2019/07/13(Sat) 11:20:37ID:E4NjU3NTg(2/2)NG報告

    >>1
    あ、建て乙

  • 4名無し2019/07/13(Sat) 11:34:34ID:Y3NzY4MTg(1/1)NG報告

    >>2
    『海底二万マイル』の人でもあるよね!
    映画のセンター・オブ・ジ・アースも面白かったよ
    自分はロバート・ルイス・スティーヴンソンかな?SFと言って良いのかわからないけど『ジキル博士とハイド氏』は科学を無責任に使用することの危険性を説いた名作だと思うよ。ジキル博士が分別のない科学の危険性の体現者みたいになってるけど、彼は悪い人というか科学を人間に都合の良い道具として盲信してたのが失敗だったのかなぁと思うよ

  • 5名無し2019/07/13(Sat) 11:44:26ID:g0MjQzNTE(1/1)NG報告

    立ておつ、ジュラシックパークもSFに入れて良いかな?

  • 6名無し2019/07/13(Sat) 11:59:21ID:U3NzE5MjQ(1/8)NG報告

    SFというとアイザック・アシモフかな。
    「うそつき」が印象的だった。ロボット三原則をプログラムされたならそうするわなって納得した。

  • 7名無し2019/07/13(Sat) 12:01:58ID:E1MzQwNjI(1/1)NG報告

    >>6
    アシモフは科学者としても活動してた人だったね

  • 8名無し2019/07/13(Sat) 12:04:00ID:U3NzE5MjQ(2/8)NG報告

    >>5
    サイエンス・フィクション(英語: Science Fiction、略語:SF、Sci-Fi、エスエフ)は、科学的な空想にもとづいたフィクションの総称。(by Wikipedia)

    なのでいいと思うよ。

  • 9名無し2019/07/13(Sat) 13:04:41ID:kyNzI2MjM(1/1)NG報告

    アーサー・C・クラークの2001年宇宙の旅は外せないと思うの、猿が石版の影響で道具を使うようになったシーンとか宇宙人との邂逅のシーンは誰でも知ってる有名な場面だよね

  • 10名無し2019/07/13(Sat) 13:16:02ID:M1NzYwOTg(1/1)NG報告

    >>9
    「2001年宇宙の旅」って結局何でAIがバグったんだっけ?それと何で宇宙人は地球人(というか猿)に接触したんだっけ?中学生の頃小説版をチラッと読んだだけのうろ覚え知識だからわからない所が多いのよー

  • 11名無し2019/07/13(Sat) 13:55:45ID:U3MTMyMTI(1/2)NG報告

    スティーブン・キングのホラーって実はSFな内容のとかあるよね「it」とか「ミスト」とか

  • 12名無し2019/07/13(Sat) 13:58:52ID:U3MTMyMTI(2/2)NG報告

    >>5
    ジュラシックパークって化石からとったDNAを今生きている特徴の似ている生物と合体させて恐竜を産み出しているんだったかな?だから100%恐竜ではないんだよね?確か

  • 13名無し2019/07/13(Sat) 14:22:46ID:k4NjczNzU(1/3)NG報告

    >>11
    ダークタワーとかね

  • 14名無し2019/07/13(Sat) 14:26:45ID:k4NjczNzU(2/3)NG報告

    ロバート・A・ハインラインの『夏への扉』とか良いぞ

  • 15名無し2019/07/13(Sat) 14:27:41ID:k4NjczNzU(3/3)NG報告

    >>10
    小説版は映画版とはちょっと内容違うからなぁ~

  • 16名無し2019/07/13(Sat) 15:28:37ID:M3ODk0MjQ(1/1)NG報告

    銀河英雄伝もSFとしては良い所を開拓したと思うの

  • 17名無し2019/07/13(Sat) 16:04:25ID:g4Mzg5NzE(1/3)NG報告

    >>11
    確か ダークタワーの機能が崩壊して異次元の歪みが発生、異世界の生命体が人間世界に侵入 それがitやミストに出ていた怪物で他にも異次元の歪みの影響で人間世界でも異常現象が発生 そのせいでシャイニングのホテルは人を食べるようになってキャリーは異能力に目覚めた

  • 18名無し2019/07/13(Sat) 16:05:11ID:g4Mzg5NzE(2/3)NG報告

    >>16
    ロイエンタールの声の若本格好いいよね

  • 19名無し2019/07/13(Sat) 16:07:45ID:g4Mzg5NzE(3/3)NG報告

    >>10
    あれ?宇宙人から接触して来たんだっけ?人間がたまたまロゼッタ・ストーン見つけたんじゃなかったか…

  • 20ガイ・フォークス2019/07/13(Sat) 16:21:41ID:EzMDI4OTc(1/1)NG報告

    >>19
    ざっくり言うと、宇宙人の導きに従って人間が色々な試練を乗り越えて、野性→機械→超人という風に進化していく話です!
    人類が機械社会から脱却して、自分の意思で行動するようになろうよ!みたいな意味合いが込められているとかいないとか。

  • 21名無し2019/07/13(Sat) 16:38:36ID:c4NjA1NDE(1/2)NG報告

    >>20
    そんな意味が込められていたんだ…
    時間があったらじっくり見てみようかな

  • 22名無し2019/07/13(Sat) 16:41:41ID:c4NjA1NDE(2/2)NG報告

    >>16
    銀河英雄伝って物語の中で歴史が動いてる感じが面白いよね、歴史の目撃者みたいな?

  • 23名無し2019/07/13(Sat) 16:46:28ID:U2Nzk4OTY(1/2)NG報告

    >>8
    これにゴジラは含まれるだろうか…うーむ…

  • 24名無し2019/07/13(Sat) 16:50:07ID:U2Nzk4OTY(2/2)NG報告

    >>14
    夏への扉はザ・タイムトラベルものって感じで良いよね

  • 25名無し2019/07/13(Sat) 17:35:14ID:Y4MzI1MDM(1/4)NG報告

    >>17
    どれもこれもダークタワーぶっ壊した奴が悪い

  • 26名無し2019/07/13(Sat) 17:35:51ID:Y4MzI1MDM(2/4)NG報告

    >>23
    ゴジラって水爆で産まれた生き物だっけ?

  • 27名無し2019/07/13(Sat) 17:36:23ID:Y4MzI1MDM(3/4)NG報告

    >>18
    もうあの若い声は出せないのかなぁ

  • 28名無し2019/07/13(Sat) 17:39:20ID:Y4MzI1MDM(4/4)NG報告

    >>2
    地球空洞説を元にしたやつだっけ?自分の記憶だと地球の中の世界にはうすぼんやりと光があったり青い鳥がいたり海に海竜みたいなのがいるんだよね

  • 29名無し2019/07/13(Sat) 18:05:46ID:Y0ODgzMjQ(1/1)NG報告

    >>26
    初代ゴジラは作中情報だと、「海底の洞窟に潜んでいた200万年前のジュラ紀の生物が、たび重なる水爆実験のために安住の地を追われたのではないか」と言われている。

  • 30名無し2019/07/13(Sat) 18:24:01ID:M0MzI5ODU(1/3)NG報告

    >>29
    ジュラ紀の海の生物だったのか…ってことはマグロ食うイグアノドンはあながち間違いでは無かった…?(混乱)

  • 31名無し2019/07/13(Sat) 18:26:45ID:M0MzI5ODU(2/3)NG報告

    >>28
    これ映画だと最後に地下の青い鳥が着いてきてて、地下世界のことをそれで実証できたんだったよね

  • 32名無し2019/07/13(Sat) 18:34:10ID:M0MzI5ODU(3/3)NG報告

    >>4
    仕方ないとはいえ実行する前にもっとやるべきことってか調べる必要とかあったよね…

  • 33名無し2019/07/13(Sat) 19:55:00ID:M3ODA5NzM(1/2)NG報告

    サイコ・ホラーの中にもSFと呼べるものはあるよね

  • 34名無し2019/07/13(Sat) 19:57:24ID:M3ODA5NzM(2/2)NG報告

    >>30
    ジラは恐竜パニックモノとしては良作だから…(震え)

  • 35名無し2019/07/13(Sat) 20:18:00ID:YyMTg5NjM(1/2)NG報告

    ふむふむ、案外色々な作品がSFに入るんだな
    ところでこの方はSFに入るんだろうか?

  • 36名無し2019/07/13(Sat) 20:54:16ID:E0NjE3MTk(1/2)NG報告

    >>14
    >>24
    ロバートさんの小説は面白いから読んだりすることもあるんだけど、図鑑に 『宇宙の戦士』では軍国主義を賛美する兵士の描写があったことから右翼と呼ばれ、一方の社会主義者の名残が表れている『月は無慈悲な夜の女王』では左翼と呼ばれ…なんてかかれるくらい過激な人でもあるからこの人の本はちょっとヒヤヒヤしながら読むことが多いね…

  • 37名無し2019/07/13(Sat) 20:55:40ID:E0NjE3MTk(2/2)NG報告

    >>33
    This Man を題材にしたホラー?面白そう

  • 38名無し2019/07/13(Sat) 20:59:26ID:U0NTIwNzk(1/1)NG報告

    >>35
    この方はなんでもありなのでやろうと思えばどのジャンルでもいけるが、基本ホラーやファンタジーがメインではなかろうか。

  • 39名無し2019/07/13(Sat) 21:10:05ID:A4NDgwNTc(1/3)NG報告

    >>35
    コズミック・ホラーはSFに入る…のだろうか…?

  • 40名無し2019/07/13(Sat) 21:12:45ID:A4NDgwNTc(2/3)NG報告

    >>38
    ファンタジー…?って思ったけどそういえばこの人ドリームランドでもノーデンスさんいじったり色々と仕事もしてたっけねー 彼は暇をもて余すだけの神ではないのだな

  • 41名無し2019/07/13(Sat) 21:14:33ID:A4NDgwNTc(3/3)NG報告

    そういえばこのにゃるさまと合体したBBちゃんが先輩呼びしてる白野さんが出てくるエクストラ系列ってSFって言っても良いのだろうか?

  • 42名無し2019/07/13(Sat) 21:31:47ID:Y0MTgwMDU(1/2)NG報告

    >>36
    作品は好きだけど、作家さんの主義思想と自分の主義思想はまったく噛み合わないみたいなことよくあるよね、まぁ作品は好きだから買うんだけど

  • 43名無し2019/07/13(Sat) 21:32:41ID:Y0MTgwMDU(2/2)NG報告

    >>37
    ディスマンと言うと世にも奇妙な物語のあれが出てくる

  • 44名無し2019/07/13(Sat) 22:41:37ID:g3MDg2OTE(1/2)NG報告

    >>36
    ロバート・アンスン・ハインラインは確かに直接的過ぎる所もあるよね、でもあの人はSF界の長老とかアイザック・アシモフ、アーサー・C・クラークと合わせて世界SF界のビッグスリーとも言われたりしてるからSFの実力は間違いないし、作家の主義思考だって割りきれてるみたいだからSFの部分で評価してあげて欲しいかなと

  • 45名無し2019/07/13(Sat) 22:43:50ID:g3MDg2OTE(2/2)NG報告

    >>40
    にゃるさまノーデンスさんにちょっかいだして反撃くらって唖然としてましたね…(興味のある子に素直に話かけられないいたずらっ子かな?)

  • 46名無し2019/07/13(Sat) 22:58:37ID:Y3MDc5MzQ(1/4)NG報告

    >>36
    ロバートさんの『大宇宙の少年』、『ガニメデの少年』、『スターマン・ジョーンズ』みたいにジュブナイルの要素がある作品すきよ

  • 47名無し2019/07/13(Sat) 23:10:19ID:Y3MDc5MzQ(2/4)NG報告

    あー、まぁロバートさんはちょっと過激な所もあるよね『レッド・プラネット』って本だと若者による革命っていう結構過激なテーマを扱っているし、しかもこれ子供が武器を持って戦う場面があってドロドロした描写もあったから編集に注意されたらしいのよね、ただそこら辺だけ気を付ければロバートさんの本は悪くは無いと思うよ、後この人に限らず本に載ってる過激な部分は「あぁ、この本を読む時は過激な部分に囚われないようにしよう」って自分の考えはしっかり持ちながらも、自分がその本にかけてるバイアスとかに注意してその本の良い部分を見つければ良いからね。うん、そこら辺だけ気をつけて読書を更に楽しもうよ!だぜ?

  • 48名無し2019/07/13(Sat) 23:12:39ID:Y3MDc5MzQ(3/4)NG報告

    >>44
    だねー、どの作品もそういう風に楽しめるようになりたいねぇ

  • 49名無し2019/07/13(Sat) 23:16:45ID:Y3MDc5MzQ(4/4)NG報告

    >>45
    そう考えるとちょっと可愛いかも…

  • 50名無し2019/07/13(Sat) 23:23:19ID:U5NTM0MTE(1/3)NG報告

    SF関係ないけどこの本オススメだよ

  • 51名無し2019/07/13(Sat) 23:33:31ID:U5NTM0MTE(2/3)NG報告

    >>36
    ロバート・ハインラインは説教臭くて苦手だったなぁ…結構過激な発言も多かったし、特に「悪徳なんかこわくない」とかはちょっとえげつないというか変だし気持ち悪いから読むのが辛い感じの本なんだよね…「異星の客」はまだ読み易かったけどちょっと独りよがりな所があってそこだけ苦手だった。でもこれは自分の意見だからこの作家さんが駄目って言ってる訳ではないよ

  • 52名無し2019/07/13(Sat) 23:35:23ID:U5NTM0MTE(3/3)NG報告

    >>44
    >>48
    そうだね、自分もそういう風に作品と作者を別々だと割りきって考えられるようになりたいよ

  • 53名無し2019/07/13(Sat) 23:53:07ID:YxOTQyMjA(1/2)NG報告

    >>50
    こんな表紙ですけど本格伝奇モノです
    ぬら孫っぽいとか言われてるいます

  • 54名無し2019/07/13(Sat) 23:57:46ID:YxOTQyMjA(2/2)NG報告

    >>51
    『異星の客』や『愛に時間を』は作者の自己言及の為の作品でもあるからねぇ独りよがりっぽくなっちゃうのは多少仕方ないのかも知れないねぇ、特に『ウロボロス・サークル』なんかはそれが顕著なっているよ。自分もそこら辺に気をつけて楽しんで読めるようになりたいよ。

  • 55名無し2019/07/14(Sun) 00:10:30ID:AyNjQxMDA(1/3)NG報告

    完結してほしいようなまだ完結してほしくないような

  • 56名無し2019/07/14(Sun) 00:12:15ID:AyNjQxMDA(2/3)NG報告

    >>51
    >>54
    そこら辺上手く切り替えられるようになると読書も楽になるんだけどね、気長に慣れるしかないかー

  • 57名無し2019/07/14(Sun) 00:12:55ID:AyNjQxMDA(3/3)NG報告

    >>53
    ぬら孫?それは興味あるなぁ

  • 58名無し2019/07/14(Sun) 00:34:35ID:A3MjcyMDg(1/1)NG報告

    >>9
    アーサー・C・クラークって科学解説者としても知られていたんだね、全然知らなかった。アシモフとかSFは必然的に科学に関わる人が多くなるのかな?

  • 59名無し2019/07/14(Sun) 00:54:50ID:ExMTA5MTI(1/2)NG報告

    >>55
    なにこの素敵家族(キュン)

  • 60名無し2019/07/14(Sun) 00:55:21ID:ExMTA5MTI(2/2)NG報告

    >>58知識必要だから必然的にそうなるのかな?

  • 61名無し2019/07/14(Sun) 01:10:01ID:UzOTYzNzA(1/1)NG報告

    >>11
    スティーブン・キングだと最近出版された「ミスター・メルセデス」とか

  • 62名無し2019/07/14(Sun) 09:35:01ID:U2NDcxNTQ(1/4)NG報告

    アーサー・C・クラークの楽園の泉、普通に良い

  • 63名無し2019/07/14(Sun) 09:37:05ID:U2NDcxNTQ(2/4)NG報告

    >>58
    多分野で功績を残した人って良いよね…憧れる

  • 64名無し2019/07/14(Sun) 09:41:15ID:U2NDcxNTQ(3/4)NG報告

    >>47
    精神科医の先生が、自分がどんなバイアスをかけて対象を見ているか考えながら観察するのが良いって言ってたなぁ

  • 65名無し2019/07/14(Sun) 09:43:32ID:U2NDcxNTQ(4/4)NG報告

    >>61
    ちょっと記憶が曖昧なんだけど、メルセデスベンツのメルセデスってモンテ・クリスト伯爵に登場するメルセデスからだっけ?それとも奥さんの名前とかだっけ?

  • 66名無し2019/07/14(Sun) 10:41:29ID:QxMjQ4NzI(3/8)NG報告

    >>65
    Wikipedia先生によるとこんな感じ。

    メルセデス・ベンツ(独: Mercedes-Benz)は、ドイツのダイムラーが所有する乗用車、商用車のブランドである。

    「メルセデス」とは、1899年当時、ダイムラー車のディーラー(販売代理店)を経営していたオーストリア=ハンガリー帝国の領事でありユダヤ系ドイツ人の富豪であるエミール・イェリネック(de:Emil Jellinek)の娘(de:Mercédès Jellinek)の名前である。

  • 67名無し2019/07/14(Sun) 11:47:50ID:EzMzExOTg(1/2)NG報告

    >>66
    娘さんの名前だったのかーここに来ると頭良くなるね

  • 68名無し2019/07/14(Sun) 11:49:23ID:EzMzExOTg(2/2)NG報告

    >>64
    確かに自分が他の人をどういう目で見てるか自己認識してコミュニケーションする方が円滑にことが進むしね

  • 69名無し2019/07/14(Sun) 11:55:22ID:Y1MzE1MDA(1/4)NG報告

    うぇー13の理由見てきたけどえげつないなーあれ

  • 70名無し2019/07/14(Sun) 11:56:28ID:Y1MzE1MDA(2/4)NG報告

    >>55
    スパイ家族でキムポッシブル思い出した

  • 71名無し2019/07/14(Sun) 11:58:06ID:Y1MzE1MDA(3/4)NG報告

    >>58
    アーサーのSFは良いぞ!試しに宇宙への序曲とかどう?

  • 72名無し2019/07/14(Sun) 11:58:56ID:Y1MzE1MDA(4/4)NG報告

    >>62
    火星の砂もおすすめ!

  • 73名無し2019/07/14(Sun) 13:46:57ID:IxMTkwMjQ(1/3)NG報告

    SFかぁ『渇きの海』とか?

  • 74名無し2019/07/14(Sun) 13:48:30ID:IxMTkwMjQ(2/3)NG報告

    >>72
    『幼年期の終り』も良い作品だから読んでみて!

  • 75名無し2019/07/14(Sun) 13:51:21ID:IxMTkwMjQ(3/3)NG報告

    >>37
    ThisManはアメリカ軍部の機密情報の生物兵器でうんぬんみたいな話あったねーそういえば

  • 76名無し2019/07/14(Sun) 13:57:20ID:UzMjAzNzY(1/2)NG報告

    サー・アーサー・チャールズ・クラークの『イルカの島』『遥かなる地球の歌』『楽園の泉』『星々の揺籃』あたりはおすすめだよSF好きなら是非読むべし!

  • 77名無し2019/07/14(Sun) 13:58:32ID:UzMjAzNzY(2/2)NG報告

    >>70
    あれってディズニーアニメで良いのかな?それともピクサーみたいに他の所がつくってるのかな?

  • 78名無し2019/07/14(Sun) 14:03:31ID:UxOTc2OTQ(1/3)NG報告

    >>69
    YouTubeの広告で良く出る奴じゃん、興味あったんだけど怖い話なのあれ…?デビルマンのリメイクアニメも作ってたし悪魔城ドラキュラのアニメも公開してたしネットフリックスって凄いんだな

  • 79名無し2019/07/14(Sun) 14:04:45ID:UxOTc2OTQ(2/3)NG報告

    >>77
    ディズニーで超人家族って言われると例のヒーロー家族が浮かぶ

  • 80名無し2019/07/14(Sun) 14:06:45ID:UxOTc2OTQ(3/3)NG報告

    >>41
    月の聖杯戦争はAIみたいなのが管理してたはずだし
    SFって言っても遜色ないと思うよ

  • 81名無し2019/07/14(Sun) 14:26:04ID:MxNTc3NDI(1/3)NG報告

    メトロイドに漫画あったんだね

  • 82名無し2019/07/14(Sun) 14:29:55ID:MxNTc3NDI(2/3)NG報告

    >>79
    僕らのヒーローアカデミーはじめて見たとき社会公認のヒーローってところで似てるなぁって思った

  • 83名無し2019/07/14(Sun) 14:30:28ID:MxNTc3NDI(3/3)NG報告

    >>78
    ドラキュラアニメになってたのか!!

  • 84名無し2019/07/14(Sun) 14:34:36ID:c5NTE2NDY(1/1)NG報告

    >>80
    BBちゃんもAIだね

  • 85名無し2019/07/14(Sun) 14:46:19ID:MxMDY2MTA(1/5)NG報告

    『マグニチュード10』はいかが?

  • 86名無し2019/07/14(Sun) 14:48:20ID:MxMDY2MTA(2/5)NG報告

    >>84
    ムーンセルからして機械が絶対のルール管理者みたいな感じだからね、こういうの何て言うんだっけ?ディストピア?

  • 87名無し2019/07/14(Sun) 14:50:15ID:MxMDY2MTA(3/5)NG報告

    >>76
    アーサー・C・クラークは功績が凄い、残した名作も多いし後世に与えた影響がデカイ!三島由紀夫にも影響与えてたね

  • 88名無し2019/07/14(Sun) 14:53:50ID:MxMDY2MTA(4/5)NG報告

    >>81
    子供の頃のサムスこんな感じだったんだなぁ

  • 89名無し2019/07/14(Sun) 14:54:11ID:MxMDY2MTA(5/5)NG報告

    >>88
    貼りわすれ

  • 90名無し2019/07/14(Sun) 14:59:56ID:IwMTExODI(1/2)NG報告

    >>83
    意外な作品がアニメやマンガになってたことあるよね

  • 91名無し2019/07/14(Sun) 15:00:42ID:IwMTExODI(2/2)NG報告

    >>89
    かわいいなぁ…なでなでしてそのままお持ち帰りしたい

  • 92名無し2019/07/14(Sun) 15:43:30ID:kwMzQ2Njg(1/2)NG報告

    SFっていうと、地球温暖化の影響で氷が溶けたのと異常気象の影響で海面温度が一気に変化してアメリカ本土を猛吹雪が襲うっていう映画があったよね、あね何て名前だったかな

  • 93名無し2019/07/14(Sun) 15:46:03ID:kwMzQ2Njg(2/2)NG報告

    >>61
    小説の中で怪異とか怪人の通称名みたいなのがあるのめっちゃ好き

  • 94名無し2019/07/14(Sun) 16:07:52ID:g1MzY0MjA(1/1)NG報告

    >>92
    「デイ・アフター・トゥモロー」のことかな?

  • 95名無し2019/07/14(Sun) 16:30:16ID:MyNjMzMDg(1/3)NG報告

    >>81
    えぇ…(困惑)リドリーこんなにしゃべるんか…

  • 96名無し2019/07/14(Sun) 16:33:14ID:MyNjMzMDg(2/3)NG報告

    >>91
    イエスロリショタノータッチのルールも守れない獣がぁ…!ここにいたか…!成敗してくれる!(殺意マシマシ)

  • 97名無し2019/07/14(Sun) 16:34:22ID:MyNjMzMDg(3/3)NG報告

    >>90
    P5アニメはもうちょっと何とかならなかったですかね…(悲しみ)

  • 98名無し2019/07/14(Sun) 16:49:12ID:Q4OTAwOTI(1/2)NG報告
  • 99名無し2019/07/14(Sun) 16:53:23ID:Q4OTAwOTI(2/2)NG報告

    >>95
    恐竜っぽい見た目であんまり喋るイメージわかないだろうけど、リドリーはめちゃくちゃ喋るよ?頭も良いし残忍な謀略家だからね しかも実はお偉いさん

  • 100名無し2019/07/14(Sun) 17:05:30ID:M1NjUyMjQ(1/2)NG報告

    >>94
    監督のローランド・エメリッヒさんってインデペンデンス・デイの人なのか

  • 101名無し2019/07/14(Sun) 17:07:07ID:M1NjUyMjQ(2/2)NG報告

    >>98
    オイラーってオイラーの定理のオイラーか!

  • 102名無し2019/07/14(Sun) 19:13:23ID:I2NTM2MzI(1/8)NG報告

    >>95
    リドリーさんはこんな人

  • 103名無し2019/07/14(Sun) 19:14:01ID:I2NTM2MzI(2/8)NG報告

    >>102
    リドリーさんはこんな人

  • 104名無し2019/07/14(Sun) 19:14:21ID:I2NTM2MzI(3/8)NG報告

    >>103
    リドリーさんはこんな人

  • 105名無し2019/07/14(Sun) 19:14:42ID:I2NTM2MzI(4/8)NG報告

    >>104
    リドリーさんはこんな人

  • 106名無し2019/07/14(Sun) 19:28:51ID:I2NTM2MzI(5/8)NG報告

    任天堂ゲームのコミックって案外長生きなのかな、スーパーマリオくんとかペポカービィとか長く続いたし、ゼルダとかファイヤーエンブレムもいくつか漫画になってたみたいだね、ポケモンは殿堂入りだし

  • 107名無し2019/07/14(Sun) 19:44:29ID:M1NzEwMTg(1/3)NG報告

    ういっす、インフィニット・デンドログラムもっと流行らないかなぁ、周りの人が本当に知らないんだよなぁ…インフィニット・デンドログラム流行れ…!流行れ…!

  • 108名無し2019/07/14(Sun) 19:47:12ID:M1NzEwMTg(2/3)NG報告

    >>105
    閣下の台詞妙にチンピラっぽくて好き

  • 109名無し2019/07/14(Sun) 19:48:40ID:M1NzEwMTg(3/3)NG報告

    >>95
    スペースパイレーツの最高幹部なんだぜ!閣下

  • 110名無し2019/07/14(Sun) 20:08:20ID:A4NDQyMDQ(1/4)NG報告

    >>106
    見たまえこのイケメンを!

  • 111名無し2019/07/14(Sun) 20:09:37ID:A4NDQyMDQ(2/4)NG報告

    >>99
    リドリーはこういうことする奴だからな

  • 112名無し2019/07/14(Sun) 20:09:56ID:A4NDQyMDQ(3/4)NG報告
  • 113名無し2019/07/14(Sun) 20:10:49ID:A4NDQyMDQ(4/4)NG報告

    >>108
    ここのシーンでニタニタしてるの好き

  • 114名無し2019/07/14(Sun) 20:29:39ID:MwMjYwMTQ(1/3)NG報告

    >>71
    アーサー・C・クラークなら宇宙のランデヴーもどう?

  • 115名無し2019/07/14(Sun) 20:31:23ID:MwMjYwMTQ(2/3)NG報告

    >>75
    よくあるアメリカ軍部都市伝説好きよ

  • 116名無し2019/07/14(Sun) 20:34:54ID:MwMjYwMTQ(3/3)NG報告

    >>93
    わかる!良いよねああいうの!
    都市伝説の名称のかっこよさったらないよね!
    二つ名とか仮の名前みたいなのも大好き!

  • 117名無し2019/07/14(Sun) 20:38:36ID:U4NTYwMTQ(1/8)NG報告

    >>109
    クリスタルボーイみたいなキャラなんだなリドリー

  • 118名無し2019/07/14(Sun) 20:42:37ID:czMzg2MTA(1/2)NG報告

    >>114
    『2010年宇宙の旅』 『2061年宇宙の旅』『3001年終局への旅』っ『2001年宇宙の旅』の続編があることに驚いた

  • 119名無し2019/07/14(Sun) 20:45:56ID:czMzg2MTA(2/2)NG報告

    >>112
    えぇ…(困惑)とんでもない外道やん!目の前で親殺されてサムスはよくまともに成長できたな…

  • 120名無し2019/07/14(Sun) 21:14:45ID:EwMDA3OTQ(1/2)NG報告

    >>81
    メトロイドというとこんな漫画もあったねぇ

  • 121名無し2019/07/14(Sun) 21:17:03ID:EwMDA3OTQ(2/2)NG報告

    >>110
    オオカミにもなるんだぜこのイケメン
    >>106
    どうぶつのもりも映画化したしねぇ

  • 122名無し2019/07/14(Sun) 21:28:59ID:gxNDYyMTA(1/3)NG報告

    今日のNHK日曜美術館がかこさとしさんだったわ懐かしい。
    本棚の整理が落ち着いたら次は「未来のだるまちゃんたちへ」でも読もうかな。
    そう言えば自分はだるまちゃんシリーズとかどろぼうがっこうとかからすのパンやさんとか中心だったからあんまり知らなかったけど、科学絵本系もたくさん描いていらしたんだね。
    図書館で見つけたらそっちも借りて読んでみようかな。

  • 123名無し2019/07/14(Sun) 21:34:33ID:M4MzY2NDI(1/3)NG報告

    >>120
    CFもそうだったけど、原作主人公がメンタル強過ぎるからオリジナルの主人公を立てて原作主人公を大人の立場で絡ませるって方法が上手い見せ方だよね

  • 124名無し2019/07/14(Sun) 21:35:20ID:M4MzY2NDI(2/3)NG報告

    この二人の掛け合いが良いんだよね

  • 125名無し2019/07/14(Sun) 21:38:30ID:M4MzY2NDI(3/3)NG報告

    >>117
    原作ゲームはアクションでバババって早いシーンが切り替わるからリドリーの凶悪さはこれ程ではないけどこういう本とかになるとそのヤバさを遺憾無く発揮するね、任天堂ヴィランズだと結構好きだよリドリー

  • 126名無し2019/07/14(Sun) 22:11:28ID:c1MjcxNTY(1/3)NG報告

    >>124
    この男勝りな感じのサムスが

  • 127名無し2019/07/14(Sun) 22:12:15ID:c1MjcxNTY(2/3)NG報告

    >>126
    パワードスーツを脱いだこの瞬間がたまらなく好き

  • 128名無し2019/07/14(Sun) 22:13:37ID:c1MjcxNTY(3/3)NG報告

    >>122
    日曜美術館良いよね、自分はカズオ・イシグロさんの回がお気に入りかな

  • 129名無し2019/07/14(Sun) 22:29:39ID:I1MDM4MTI(1/2)NG報告

    >>128
    ドラマとる為に小説の中に登場した芸術作品をプロの方に製作以来した話だったよね

  • 130名無し2019/07/14(Sun) 22:30:50ID:I1MDM4MTI(2/2)NG報告

    >>82
    まぁ確かに似てるかも

  • 131名無し2019/07/14(Sun) 23:05:05ID:QzNzQ2NjA(1/2)NG報告

    >>122
    からすのパン屋さん良いよね…こんがりやいたパンの色が美味しそうでお腹がすくんだよね

  • 132名無し2019/07/14(Sun) 23:05:49ID:QzNzQ2NjA(2/2)NG報告

    >>129
    浮世の画家かな

  • 133名無し2019/07/15(Mon) 16:08:22ID:gyMjc2NTA(1/3)NG報告

    SFと言ったら火星の人だなぁバケーションと言えばわかる人もいるかな?

  • 134名無し2019/07/15(Mon) 16:09:56ID:gyMjc2NTA(2/3)NG報告

    >>118
    映画が先でその後書いたやつだね

  • 135名無し2019/07/15(Mon) 16:12:26ID:gyMjc2NTA(3/3)NG報告

    >>121
    そこらへん任せられる人に任せてるんかな
    成功率高いものな

  • 136名無し2019/07/15(Mon) 18:00:49ID:k1NzcxMjA(1/2)NG報告

    いまあずまんが大王読んでるけど凄いなこれ、昔の漫画だからって読んでなかったけどこのシュールギャグすげぇよ

  • 137名無し2019/07/15(Mon) 18:01:32ID:k1NzcxMjA(2/2)NG報告

    四コマのシュールさがはんぱないこれ

  • 138名無し2019/07/15(Mon) 18:23:40ID:k4MzU0NjU(1/3)NG報告

    聲の形連載初めの頃はこんな伸びると思わなかったな

  • 139名無し2019/07/15(Mon) 18:25:15ID:k4MzU0NjU(2/3)NG報告

    >>136
    あずまんが大王の人ってよつばとの人と同じなのよな

  • 140名無し2019/07/15(Mon) 18:30:34ID:k4MzU0NjU(3/3)NG報告

    あずまんが大王だと一番好きなのはこれかな
    起きてもた 失敗やー

  • 141名無し2019/07/15(Mon) 18:39:13ID:QyNjM1ODA(1/4)NG報告

    >>136
    あずまんが大王の時点でよつばとっぽい要素はあったのね

  • 142名無し2019/07/15(Mon) 18:40:15ID:QyNjM1ODA(2/4)NG報告

    >>139
    よつばとのこういう感じ好き

  • 143名無し2019/07/15(Mon) 18:41:26ID:QyNjM1ODA(3/4)NG報告

    >>140
    よつばともだけどブラックジョーク多様するな作者さん

  • 144名無し2019/07/15(Mon) 18:43:50ID:QyNjM1ODA(4/4)NG報告

    >>133
    火星でジャガイモ栽培するやつだっけ?
    地面に地上絵みたいの書いてナサに送るやつ

  • 145名無し2019/07/15(Mon) 19:38:27ID:YxODQ1MTU(1/2)NG報告

    『殺戮に至る病』ヤバいな、本格推理小説すげぇ…

  • 146名無し2019/07/15(Mon) 19:39:22ID:YxODQ1MTU(2/2)NG報告

    >>138
    なんか絵に新海味を感じる

  • 147名無し2019/07/15(Mon) 22:39:06ID:gzMzM5MzU(1/1)NG報告

    そういえば透明人間もSFにはいるのかな

  • 148名無し2019/07/15(Mon) 23:00:50ID:I0Nzc4MjA(4/8)NG報告

    >>147
    バリバリSFみたいだね。
    以下Wikipediaの説明

    『透明人間』(とうめい にんげん、英: The Invisible Man、1897年)は、H・G・ウェルズのSF小説。

    自らが開発した薬品によって透明人間に変身した科学者が、ロンドン郊外の村で巻き起こす数々の事件を描いた作品で、SF小説の古典として有名である。

  • 149名無し2019/07/16(Tue) 12:41:49ID:Q5NTQxNDg(1/2)NG報告

    >>148
    透明人間っていつからいるんだろうね?

  • 150名無し2019/07/16(Tue) 12:49:22ID:A4NzkyMDg(1/3)NG報告

    何これ…ナニコレ……(困惑)

  • 151名無し2019/07/16(Tue) 12:50:26ID:A4NzkyMDg(2/3)NG報告

    何これ…ナニコレ……(困惑)

  • 152名無し2019/07/16(Tue) 12:52:11ID:A4NzkyMDg(3/3)NG報告

    >>149
    幽霊が透明人間の要素も織り込んでて昔からあるかも
    幽霊≒透明人間みたいな

  • 153名無し2019/07/16(Tue) 13:32:35ID:Q4ODA3NDg(1/2)NG報告

    >>149
    発祥はわからなかったけどWikiに

    透明人間ではないにせよ、それに類するものは伝承にも見られ、古くからのあこがれであり得たことがわかる。神や物の怪は往々にして目に見えない存在として描かれるが、それが手を触れられない物ならばそれも当然である。しかし、よりしっかりとした実体を持つものでありながら姿が見えない場合、それは透明になれるから、と言う説明がある。たとえば、コロポックルや天狗は目に見えなくなることが出来て、それは隠れ蓑というものを利用している。したがって、これを奪えば姿が現れるし、人間がこれをかぶればまさしく透明人間になれる。

    ってあるし、透明人間の概念は結構まえからあったっぽいね

  • 154名無し2019/07/16(Tue) 13:35:11ID:Q4ODA3NDg(2/2)NG報告

    にしても透明人間って凄いね、現実でも透明人間の考え方を応用して透明化の技術が進歩してるみたい映画やテレビ映像上では、クロマキー合成により擬似的に透明人間を作り出すことができるし2003年に東京大学において、背後の風景を投射することで光学迷彩を実現するコートを発表したらしい

  • 155名無し2019/07/16(Tue) 14:48:32ID:IzMzMxMjg(1/3)NG報告

    透明人間の話は沢山あるけど割と有名な『透明人間の告白』『透明の人間』とかも読んでみて良いかもね

  • 156名無し2019/07/16(Tue) 14:49:52ID:IzMzMxMjg(2/3)NG報告

    そいやSFっていつ頃流行り始めたのかね?

  • 157名無し2019/07/16(Tue) 14:51:27ID:IzMzMxMjg(3/3)NG報告
  • 158名無し2019/07/16(Tue) 14:59:59ID:E5NzMzODA(1/2)NG報告

    SFと言ったらやっぱハーバート・ジョージ・ウェルズだよなSFの父と言われているのは伊達じゃないよ

  • 159名無し2019/07/16(Tue) 15:04:27ID:E5NzMzODA(2/2)NG報告

    自分はSFだとUFO系のSFが好きだな
    インデペンデンスデイとか面白かった

  • 160名無し2019/07/16(Tue) 20:00:45ID:cxMzY5MzI(1/3)NG報告

    >>158
    息子のジョージ・フィリップ・ウェルズも作家だし動物学者っていう凄い人なんだよね、イギリスでも親子揃って有名

  • 161名無し2019/07/16(Tue) 20:03:28ID:cxMzY5MzI(2/3)NG報告

    >>156
    SFの流行りって話に関係あるかわからないけど
    これを見たときはがちで鳥肌がたった
    こんな時代からタイムリープものがあったなんて!
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=zXuNs6r90dE

  • 162名無し2019/07/16(Tue) 20:07:42ID:cxMzY5MzI(3/3)NG報告

    宇宙人SFというと未知との遭遇かな
    BGMもよく使われるよね

  • 163名無し2019/07/16(Tue) 20:15:56ID:AyOTA3MDA(1/1)NG報告

    >>161
    ヒュッ子供の頃のトラウマだぁ!ガクブル
    真面目によくできたお話だよなぁ本当に傑作よ!この話作った人が現代に来たら良い小説書いてくれそうだなぁ

  • 164名無し2019/07/16(Tue) 20:20:35ID:U4NDg3ODQ(1/2)NG報告

    >>162
    そういえば宇宙人のイメージっていつからリトルグレイみたいな感じになったんだろう?他にもいろいろと見た目のバリエーションはありそうだけどね

  • 165名無し2019/07/16(Tue) 20:23:03ID:U4NDg3ODQ(2/2)NG報告

    >>161まんがにほんむかしばなし好きだった
    よく見てたよー沢山面白い話が知れた
    自分は姥捨山がすきだったなぁ親子愛が好き
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=FnoxKHq-DxU

  • 166名無し2019/07/17(Wed) 17:19:49ID:M3MjU1OTY(1/1)NG報告

    >>163
    吉作落としとか牛鬼淵とかがちで怖かったなぁ、それに対しておいてけ堀とかは程々に怖くて面白かったよね


    あらすじ
    江戸の町のお掘りに「おいてけ堀」と呼ばれるお堀がありました。そこで釣りをした人が帰ろうとすると、お堀から不気味な声で「おいてけ~」と言う声が聞こえるので、皆が魚を放り投げて帰ってしまうのです。

    この噂を聞きつけた、ある魚屋のとっさまは「そんな物が怖くて魚屋が出来るけぇ」と威勢の良い啖呵をきり、お嫁さんが止めるのも聞かず、その堀に魚天秤を持ってねじり鉢巻で勇んで出掛けていきます・・・

  • 167名無し2019/07/17(Wed) 17:30:42ID:I4MDgyMjg(1/3)NG報告

    ドラえもんって過激なシーンもあるんだなぁ(しみじみ)

  • 168名無し2019/07/17(Wed) 17:31:41ID:I4MDgyMjg(2/3)NG報告

    >>166
    山伏石もなかなか…

    あらすじ
    平泉の中尊寺から西へ半里ほどいったところに戸河内川(とかないがわ)が流れていた。

    ある日のこと、この戸河内川に沿って若い山伏が歩いていると、草履を川に流されて困っていた美しい女に出会った。その女から、自分をおぶって一つ上の琴ヶ滝まで運んでほしいと、頼まれた。山伏が女を背負って琴ヶ滝まで運び、帰ろうとした際に、女の腕にうろこが生えている事に気が付いた。

    実は、女は琵琶ヶ滝にすむ妖怪で、琴ヶ滝に住む夫に会いに来たのだと言う。そして、この事を誰かに言うと石にしてしまうぞ、と女から口止めされた。山伏が辺りを見回すと、滝つぼの周りには石にされた村人が並んでいた。

    次の日、山伏が村人たちと琴ヶ滝に行き、妖怪を退治するために必死にお経を唱えた。琴ヶ滝の妖怪は退治されて石になったが、山伏の下半身も石になってしまった。動けなくなった山伏は、今度は女の妖怪と対決すべく、村人たちに担がれ琵琶ヶ滝に向った。山伏は琵琶ヶ滝の妖怪を退治するも、妖怪の魔力で自身も全身石になってしまった。

    今でも戸河内川の水が枯れた時、淵の底から二つの妖怪たちの石が見られるそうだ。

  • 169名無し2019/07/17(Wed) 17:34:30ID:I4MDgyMjg(3/3)NG報告

    >>161>>168
    これの女の人が「見たネェ?」って言うシーンがマジでヤバい、市原悦子さんの演技が凄くて鳥肌がたつ
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=Yz-OLtstMWA

  • 170名無し2019/07/17(Wed) 17:46:40ID:EzNDY3ODQ(1/3)NG報告

    >>161
    昔の怖い話ってこういう教訓話とか道徳に関する話が多いから真夜中のおとむらいは結構斬新に感じる
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=ga0J-EBBUpI

  • 171名無し2019/07/17(Wed) 17:51:24ID:c0OTUzNjc(2/8)NG報告

    昔世界の昆虫図鑑で読んで憧れだった虫の一つだけど外来種だから素直に喜べない
    フェモラータオオモモブトハムシ
    みんなにも子供の頃本で読んだ憧れの生き物とかいるだろうか?

  • 172名無し2019/07/17(Wed) 17:51:28ID:EzNDY3ODQ(2/3)NG報告

    >>168
    戸河内川の男滝と女滝は今は濁っちゃってる部分もあってこの話がされてた当時ほどの美しさは失われちゃってるっぽいね、自然保護活動とかで綺麗な川になると良いけど

  • 173名無し2019/07/17(Wed) 17:54:01ID:EzNDY3ODQ(3/3)NG報告

    >>171
    恐竜でも良いかな?自分はダンクルオステウスに興味を持ってました、あんな見た目の魚が現代の海を泳いでるところを想像するだけでもう怖くてゾクゾクしちゃう

  • 174名無し2019/07/17(Wed) 17:57:38ID:c0OTUzNjc(3/8)NG報告

    >>173
    大丈夫よ
    恐竜もかっこいいよね
    自分はブラキオサウルスが名前も姿も好きだったなぁ

  • 175名無し2019/07/17(Wed) 18:03:50ID:kyOTk0Njc(1/4)NG報告

    ヒカルの碁 とか何年前だっけ…

  • 176名無し2019/07/17(Wed) 18:04:17ID:kyOTk0Njc(2/4)NG報告

    >>174
    ブラキオサウルス良いよね、この巨体が陸上を悠々と移動していたって考えるだけでもロマンチック

  • 177名無し2019/07/17(Wed) 18:08:15ID:kyOTk0Njc(3/4)NG報告

    >>173
    こんなのが海を泳いでるとか海いけなくなっちまうよ

  • 178名無し2019/07/17(Wed) 18:12:45ID:kyOTk0Njc(4/4)NG報告

    >>170
    あんまりお下品な言葉は使いたくないのですけれど、このお話のへn特徴的な髪型のお威張りになられていたおじさまがお狂いになられてお亡くなりになった時ほんの少しだけザマァと思ってしまいましたわ

  • 179名無し2019/07/17(Wed) 18:32:00ID:MzNTMxODI(1/2)NG報告
  • 180名無し2019/07/17(Wed) 18:34:55ID:MzNTMxODI(2/2)NG報告

    >>177
    時をかけるおっさんじゃん なっつw
    時をかけるおっさんシリーズだとテリジノサウルスが好きだったなぁ、草食竜なのに肉食竜と戦って勝ったりするの「」良かったよ

  • 181名無し2019/07/17(Wed) 19:49:46ID:Q5NzQxNDM(1/1)NG報告

    サモナーさんが行く
    型月民なら結構嵌まりそうだと思う

  • 182名無し2019/07/17(Wed) 20:17:07ID:kyODU3NDU(1/3)NG報告

    >>166
    そういえばもともとのおいてけ掘ってのっぺらぼうの話じゃなかったんだね

  • 183名無し2019/07/17(Wed) 20:18:59ID:kyODU3NDU(2/3)NG報告

    >>171
    同じく昔の生物であるケツァルコアトルス、あんな大きな生物が空を飛んでいたんだぜ!わくわくするよ!

  • 184名無し2019/07/17(Wed) 20:20:18ID:kyODU3NDU(3/3)NG報告

    >>180
    時をかけるおっさんシリーズはおっさんに唯一怪我をさせることができた海サソリが印象的だった

  • 185名無し2019/07/17(Wed) 20:52:02ID:IxMDcyODM(1/1)NG報告

    >>171
    憧れとはちょい違うが国語の教科書で読んだ話で「クジャクヤママユ」が何故か忘れられない。作品タイトルはあっさり忘れたのに。

  • 186名無し2019/07/17(Wed) 22:00:53ID:MxMDY5NDY(1/1)NG報告

    >>185
    エーミール「作品タイトルはあっさり忘れただと?そうかそうかつまり君はそういうやつだったんだな」「作品タイトルは少年の日の思い出だ忘れないでくれ」

  • 187名無し2019/07/18(Thu) 13:06:17ID:U5MzE4NDA(1/1)NG報告

    >>176
    ブロントサウルスが学説的におかしいってことになって我涙目、想像図が凄いでかくてとてもワクワクしたな…

  • 188名無し2019/07/18(Thu) 21:22:14ID:AxOTE5OTA(1/2)NG報告

    >>171
    もぐら 実際に見たことがないから見てみたい

  • 189名無し2019/07/18(Thu) 21:29:17ID:AxOTE5OTA(2/2)NG報告

    >>180
    テリジノサウルスは爪が凄い長いから割と強いよね

  • 190名無し2019/07/18(Thu) 21:36:18ID:MxODY2NDA(1/1)NG報告

    >>188
    よくご近所の猫ちゃんが
    近場の畑でキャッチ&キルしたもぐらを
    うちの玄関前に放置していくのは何故なのか・・・

  • 191名無し2019/07/19(Fri) 07:51:20ID:AxMDcwNzY(1/3)NG報告

    >>165
    安珍清姫はまんがにほんむかしばなしで知った
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=L5qAilZy8Bo

  • 192名無し2019/07/19(Fri) 07:54:37ID:AxMDcwNzY(2/3)NG報告

    >>188
    かわいい、もぐらって飼えるのかなぁ?

  • 193名無し2019/07/19(Fri) 08:07:08ID:AxMDcwNzY(3/3)NG報告

    >>164
    それこそ2001年宇宙の旅とかその頃のSFブームが後の作品にも影響をあたえてるんじゃないかな?

  • 194名無し2019/07/19(Fri) 08:13:52ID:M5MjA0Njk(2/2)NG報告

    >>156
    1700の後半から1800前半あたりに開花した感じかな

  • 195名無し2019/07/19(Fri) 08:26:28ID:Y5MzEwMDU(1/3)NG報告

    >>182
    元々は別だね本所七不思議としてのおいてけ掘は魚を釣った人間に魚を堀にもどすまでおいてけおいてけって言い続けたり釣りしてる人間を堀に引きずり込むやつ。

  • 196名無し2019/07/19(Fri) 08:27:58ID:Y5MzEwMDU(2/3)NG報告

    >>190
    猫は子供に自分の狩った獲物をそのまま与えるという、もしかしたら…

  • 197名無し2019/07/19(Fri) 08:29:11ID:Y5MzEwMDU(3/3)NG報告

    >>171
    これはヘラクレスオオカブト

  • 198名無し2019/07/19(Fri) 08:53:14ID:ExNTQ1NTA(1/3)NG報告

    >>179
    怖い話だガクブル((((;゜Д゜)))笑い話で中和しよう
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=IIKdZK3Huxw

  • 199名無し2019/07/19(Fri) 08:53:55ID:ExNTQ1NTA(2/3)NG報告

    >>197
    ヘラクレスって名前はここで知りました

  • 200名無し2019/07/19(Fri) 08:56:17ID:ExNTQ1NTA(3/3)NG報告

    >>165
    分福茶釜が好き、めでたしで終わるのが良い
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=1FcGC7cis6M

  • 201名無し2019/07/19(Fri) 09:35:26ID:M4MTYyNTc(1/4)NG報告

    カズくんのビジュアル公開してたんかー!

  • 202名無し2019/07/19(Fri) 09:38:00ID:M4MTYyNTc(2/4)NG報告

    >>191
    安珍さまぁ~→ヴヴゥゥゥ憎き安珍めぇぇぇ!!

  • 203名無し2019/07/19(Fri) 09:39:44ID:M4MTYyNTc(3/4)NG報告

    >>192
    もぐらはわからんけど似たようなネズミとかハムスターは寿命が短いから飼う場合は覚悟が必要

  • 204名無し2019/07/19(Fri) 09:43:41ID:M4MTYyNTc(4/4)NG報告

    >>154
    ロボットも元々は小説に登場した概念だったんだっけね、小説とか物語の技術概念が現実で実現してるってのは凄いことだよね いつか宇宙に人が移住する日も来るのかなぁ

  • 205名無し2019/07/19(Fri) 09:59:39ID:I2MTgwNDU(1/4)NG報告

    エルフってなんであんなに人を魅了するんだろう

  • 206名無し2019/07/19(Fri) 10:01:01ID:I2MTgwNDU(2/4)NG報告

    >>201
    カズくんも結構シロウ属性に近いところあったな…
    妹のために自分の命を惜しまないとか…

  • 207名無し2019/07/19(Fri) 10:09:56ID:I2MTgwNDU(3/4)NG報告

    氷室の天地相変わらず凄いな、日ユ同論者の原点をもってくるとか流石としか言えない。マシンさんの知識量は一体どうなってるんだ…

  • 208名無し2019/07/19(Fri) 10:10:10ID:I2MTgwNDU(4/4)NG報告
  • 209名無し2019/07/19(Fri) 10:14:30ID:EyMTA0MjI(1/5)NG報告

    >>207
    そのネタはヤメロォ!

  • 210名無し2019/07/19(Fri) 10:14:55ID:EyMTA0MjI(2/5)NG報告

    ジェボーダンと

  • 211名無し2019/07/19(Fri) 10:15:30ID:EyMTA0MjI(3/5)NG報告

    三毛別は日本だと有名だけど

  • 212名無し2019/07/19(Fri) 10:16:53ID:EyMTA0MjI(4/5)NG報告

    ツァボの人食いライオンとかよくもってこれたな!?ってかマイナーなツァボも知ってるとかやっぱ作者さんすげぇな

  • 213名無し2019/07/19(Fri) 10:17:33ID:EyMTA0MjI(5/5)NG報告

    こんな偉業を達成した人がいたのか…ヤベェ…

  • 214名無し2019/07/19(Fri) 12:22:19ID:QzODM3Mjg(1/1)NG報告

    >>212
    人間を狙うの狩りやすいからなんだろうか?

  • 215名無し2019/07/19(Fri) 12:38:55ID:g1ODgyNjk(4/8)NG報告

    >>208
    下の絵が水木しげる風なのは多分悪魔くんがソロモンの後継者だからだよね

  • 216名無し2019/07/19(Fri) 13:18:49ID:kxNzU3NTc(1/3)NG報告

    >>207
    化野さんなにやってんすか…

  • 217名無し2019/07/19(Fri) 13:20:51ID:kxNzU3NTc(2/3)NG報告

    >>215
    そんな小ネタもあったとは…磨っさんの知識恐るべし

  • 218名無し2019/07/19(Fri) 13:22:00ID:kxNzU3NTc(3/3)NG報告

    >>214
    人の血の味を覚えた獣はどうたらとかってやつかね

  • 219名無し2019/07/19(Fri) 18:09:37ID:kxNTYzODk(1/20)NG報告

    サマーコミカライズの時間じゃオラァ!

  • 220名無し2019/07/19(Fri) 18:10:14ID:kxNTYzODk(2/20)NG報告

    物騒だよオラァ!

  • 221名無し2019/07/19(Fri) 18:10:54ID:kxNTYzODk(3/20)NG報告

    おまえも浮かれるんだよオラァ!

  • 222名無し2019/07/19(Fri) 18:11:34ID:kxNTYzODk(4/20)NG報告

    ぐだこかわいいよオラァ!

  • 223名無し2019/07/19(Fri) 18:13:21ID:kxNTYzODk(5/20)NG報告

    似合ってるよ沖田さん

  • 224名無し2019/07/19(Fri) 18:13:56ID:kxNTYzODk(6/20)NG報告

    こういう祭りの雰囲気好き

  • 225名無し2019/07/19(Fri) 18:14:50ID:kxNTYzODk(7/20)NG報告

    一瞬始皇帝だと気づかなかったよオラァ!

  • 226名無し2019/07/19(Fri) 18:15:35ID:kxNTYzODk(8/20)NG報告

    コミックアンソロジーってレベルじゃねぇぞオラァ!

  • 227名無し2019/07/19(Fri) 18:29:50ID:kxNTYzODk(9/20)NG報告

    マシュマロかわいいよオラァ!

  • 228名無し2019/07/19(Fri) 18:30:25ID:kxNTYzODk(10/20)NG報告

    このグダヤベェよオラァ!

  • 229名無し2019/07/19(Fri) 18:31:00ID:kxNTYzODk(11/20)NG報告

    グダ素直かわいいよオラァ!

  • 230名無し2019/07/19(Fri) 18:31:40ID:kxNTYzODk(12/20)NG報告

    悪人って言うかチンピラだよオラァ!

  • 231名無し2019/07/19(Fri) 18:32:15ID:kxNTYzODk(13/20)NG報告

    浮かれてるよオラァ!

  • 232名無し2019/07/19(Fri) 18:32:48ID:kxNTYzODk(14/20)NG報告

    方言女子かわいいよオラァ!

  • 233名無し2019/07/19(Fri) 18:33:25ID:kxNTYzODk(15/20)NG報告

    これ絶対カエルのたまごだよオラァ!

  • 234名無し2019/07/19(Fri) 18:34:07ID:kxNTYzODk(16/20)NG報告

    いざ尋常にオーダーチェンジだオラァ!

  • 235名無し2019/07/19(Fri) 18:36:21ID:kxNTYzODk(17/20)NG報告

    どういうことだよオラァ!

  • 236名無し2019/07/19(Fri) 18:36:50ID:kxNTYzODk(18/20)NG報告

    本当にどういうことだよ!?オラァ!

  • 237名無し2019/07/19(Fri) 18:37:24ID:kxNTYzODk(19/20)NG報告

    お姉ちゃんはりきり過ぎだよオラァ!

  • 238名無し2019/07/19(Fri) 18:37:24ID:E2MTM2NTY(1/2)NG報告

    >>235
    全身暗器だから武器扱いされたんじゃろ。

  • 239名無し2019/07/19(Fri) 18:42:06ID:kxNTYzODk(20/20)NG報告

    この時点で既にカオスな匂いがするよオラァ

  • 240名無し2019/07/19(Fri) 18:45:05ID:MwMzQ1MzY(1/1)NG報告

    >>237いくらなんでも短時間に一人で19枚も貼るのはやりすぎでは?
    スマホで見るとずらっと続いていく画像の圧がヤバいんだが。

  • 241名無し2019/07/19(Fri) 18:45:46ID:I3Mzc4Mzk(1/1)NG報告

    大量に画像貼るの鬱陶しい

  • 242名無し2019/07/19(Fri) 18:54:11ID:YyMTUyMjQ(1/6)NG報告

    >>238
    この中に入ったらリップとメルトの手足は普通の手足になるのだろうか?

  • 243名無し2019/07/19(Fri) 18:58:10ID:YyMTUyMjQ(2/6)NG報告

    コミカライズと言えば、教えてFGOで定番の津留崎先生が新しいアンソロジー描いてくれたよアニメイトとかで売ってるから是非買ってね!

  • 244名無し2019/07/19(Fri) 18:58:55ID:YyMTUyMjQ(3/6)NG報告

    内容はこういうギャグ系統のやつだね

  • 245名無し2019/07/19(Fri) 19:01:09ID:YyMTUyMjQ(4/6)NG報告

    ロビンがメインの話みたいだね、赤茶とダビデも出るみたいだからこの三人が好きな人なら買っても損は無いと思うよ!

  • 246名無し2019/07/19(Fri) 19:07:17ID:YyMTUyMjQ(5/6)NG報告

    そういえばコミカライズのセイレムはオリジナルのキャラクターとかが出てるみたいだね、このキザオアさんって人クトゥルフしってる人なら知ってるだろうけどニャルと契約して時空移動の術を使える魔女だね。まさかこんな大物がモブとして登場するとは…コミカライズ版のラスボスがこの人に変更されててもおかしくないよ…(戦々恐々)

  • 247名無し2019/07/19(Fri) 19:14:26ID:YyMTUyMjQ(6/6)NG報告

    そろそろ話題変えるかなー
    【お題】純文学・近代文学のことを語ろう
    その作品にたいする熱い思いさえあれば、何レス使ってもOKだし文字ばっかり長く書き連ねてもOK!とにかく自分の好きな純文学近代文学について話してくだされ!ガチの長い感想文とかでも良いよ!むしろそういうのが読みたい。さぁ存分に語ろうよ!

  • 248名無し2019/07/19(Fri) 19:25:07ID:M4NzU2MDY(1/5)NG報告

    >>166
    まんがにほんむかしばなしの怖い話定番と言ったら
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=VzueLQeGm6E
    飯降山

  • 249名無し2019/07/19(Fri) 19:30:35ID:M4NzU2MDY(2/5)NG報告

    >>166
    この双子のこの家ももう終わりだものって台詞が子供の頃は本当に怖かった…今もこのシーンでなんとも言えない不安が押し寄せてくる感じがして気味が悪いんだよね…
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=VbezVaP5myA

  • 250名無し2019/07/19(Fri) 19:37:08ID:E2MTM2NTY(2/2)NG報告

    >>247
    せんせー、純文学の定義がわかりません!

  • 251名無し2019/07/19(Fri) 19:37:39ID:M4NzU2MDY(3/5)NG報告

    >>171
    オオカミ
    美しさと強さとかっこよさとかわいらしさが混在しててなんとも言えないこのもふもふ感も素晴らしいし強い光の灯った瞳には神秘性を感じる、こんなにも美しい生き物が昔は日本にもいたんだなぁと思うと畏れや誇らしさと同時に悲しみも感じてしまうんだよね、かなしいなぁ…絶滅…

  • 252名無し2019/07/19(Fri) 19:40:12ID:M4NzU2MDY(4/5)NG報告

    画像忘れた
    なぁこんなにも洗練された美しい生き物が昔は我々の住んでいる日本にも生きていたんだぜ!?本当に素敵な話だと思うし、昔の日本人がオオカミに強い神秘性を感じるのも不思議なことではないと思うんだがどうよ!?

  • 253名無し2019/07/19(Fri) 19:45:10ID:M4NzU2MDY(5/5)NG報告

    >>250
    普通に明治とか大正あたりの作家さんの小説について話そうってことなんじゃない?近代文学ってあるし

    >>247
    有島武郎って共産主義に近い社会主義者なのかな?何かトルストイとかの考え方に似てる気がするんだよね『イワンのばか』の農民神聖視みたいに第四階級を清廉潔白なものとして捉えすぎなんじゃないかなって個人的には思うんだけど皆はどう思う?

  • 254名無し2019/07/19(Fri) 19:58:49ID:g3NTc4MTU(1/7)NG報告

    >>246
    なんでこんな上位の魔女さんがさらっとモブ的に登場してるんですかねぇ…マジもんの魔女が出てくるとか聞いてないよ…

  • 255名無し2019/07/19(Fri) 20:00:32ID:g3NTc4MTU(2/7)NG報告

    >>249
    座敷わらしに対してこんなにも恐怖を感じたのはこれが初めてだったよ…

  • 256名無し2019/07/19(Fri) 20:04:24ID:g3NTc4MTU(3/7)NG報告

    >>252
    オオカミと言ったか!?オオカミと言ったのか!!よーし君にも俺秘蔵のオオカミ画像をみせてあげよう!

  • 257名無し2019/07/19(Fri) 20:09:13ID:g3NTc4MTU(4/7)NG報告

    >>251
    オオカミの美しさたるや、ゲームやアニメや小説や色々な作品に引っ張りだこだからな!大神のアマテラスとか黒い森の庭にいるシフとかオオカミはどんな場所でも魅力的な生き物なんだからなぁ!

  • 258名無し2019/07/19(Fri) 20:12:46ID:g3NTc4MTU(5/7)NG報告

    オオカミは日本にも居たけど人間の都合で絶滅させられたからなぁ…残念でならないよ、日本でも野生のオオカミが見れれば良かったのになぁ

  • 259名無し2019/07/19(Fri) 20:23:06ID:g3NTc4MTU(6/7)NG報告

    >>247
    戸川幸夫の『高安犬物語』が好きだな!
    戸川自身の旧制山形高校時代の実体験をもとにして書いた半自伝的な小説なんだけど、内容は、昭和初期。古生物学に興味を持ち、山形高校の理科に進学した「私」は、絶滅した山犬(日本狼)に興味を持って調べているうちに、学友の尾関から日本犬のことを教えられ、次第に興味をそちらへと移していった。あるとき、尾関は「私」と、日本犬の同好仲間であるパン屋の主人「木村屋」に、高安犬を探しに米沢に行こうと呼びかける。だが、当時すでに混血が進み、純血の高安犬は絶滅に瀕しており、探してもよぼよぼの老犬が2頭見つかっただけであった。尾関と木村屋は捜索を諦めたが、諦め続けずに探し続けた「私」は、和田村で、ついに1頭の高安犬を発見する。それは吉蔵という猟師の飼い犬で、名を「チン」といった。気難し屋の吉蔵は、「私」に全く取り合おうとしなかったが、「私」は熱心に吉蔵のもとに通いつめる。やがてチンがポリップを発症したため、「私」は吉蔵を説得し、手術費用を出す代わり、木村屋がチンを引き取ることになった。だが、山形市に連れて来られたチンは間もなく隙を見て逃げ出し、和田村の吉蔵のもとに戻ってしまう。結局、手術は吉蔵を伴って行われたが、この手術を境にチンは「私」たちにもなつくようになり、結局、木村屋で飼われることになった。

  • 260名無し2019/07/19(Fri) 20:32:51ID:g3NTc4MTU(7/7)NG報告

    >>259
    つづき
    冬のある日、チンを散歩させていた「私」は、東北闘犬界の横綱である土佐犬「頼光」と出くわす。まだ手術後の傷の癒えない体でありながら、頼光と対決し、ついに倒してしまう。春になってチンは、ダムに落ちた子供を救い出し、このニュースは新聞でも取り上げられた。やがて「私」と尾関は卒業してそれぞれ東北帝大と北大に進学したため、チンとは離れ離れになってしまう。その年の2学期、チンはヒラリヤに倒れ死去する。「私」と木村屋は、最後の高安犬の姿を永久に残そうと、羽前長崎の剥製師に剥製作りを依頼するが、出来上がってきた剥製は無残な出来栄えで、とても後に残せるものではなかった。「私」と木村屋は、故郷の和田村にチンの剥製を葬ることを決意する。
    っていう切ない話なんだけど、可哀想な動物と人の話が好きな人にはクリーンヒットするかもだよ!

  • 261名無し2019/07/19(Fri) 20:35:32ID:A3MTM4NjU(1/1)NG報告

    >>253
    騎士や武士だって創作では美化されるから、美化自体は創作ではありきたりなものだと自分は思ってる。

  • 262名無し2019/07/19(Fri) 20:50:40ID:I0MTUwNzI(6/8)NG報告

    >>171
    キツネだな、イソップ童話とか昔話で人をばかしたり騙して困らせたりするイメージがあったけど子狐ヘレンでキツネのかわいらしさに気づいてごんぎつねでキツネの尊さを学んだ。見ろよこの儚げな顔を

  • 263名無し2019/07/19(Fri) 20:55:08ID:I0MTUwNzI(7/8)NG報告

    >>256
    オオカミも良いよな、同じくキツネも素晴らしいと思うんだがどうかな?スッ…(画像をはる音)

  • 264名無し2019/07/19(Fri) 20:59:58ID:I0MTUwNzI(8/8)NG報告

    >>258
    きつねも人間影響で数が少なくなっちゃった時期があったみたい…こういう話を聞くとやるせない気持ちになるなぁ

  • 265名無し2019/07/19(Fri) 21:21:42ID:c5MTYyMjI(1/7)NG報告

    >>171
    ふっふっふったぬきのかわいらしさに沈めぇ!

  • 266名無し2019/07/19(Fri) 21:23:41ID:c5MTYyMjI(2/7)NG報告

    >>188
    自分も実物のたぬきを見たいと思ってるんだけどなかなか見られないんだよねぇ…たぬき…もふもふ…

  • 267名無し2019/07/19(Fri) 21:25:05ID:c5MTYyMjI(3/7)NG報告

    >>200
    分福茶釜は本当に良い終わりかただった

  • 268名無し2019/07/19(Fri) 21:30:17ID:c5MTYyMjI(4/7)NG報告

    >>165
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=CX750pwnWi4
    これ、たぬきがかわいいし動物の恩返しものって良い話が多いんだよなぁ(涙)こういうたぬきが大好き

  • 269名無し2019/07/19(Fri) 21:37:23ID:c5MTYyMjI(5/7)NG報告

    >>262
    キツネの話だとこういう良い話もあるよね、辛いけど良い話だよ 自分たちはご飯をお腹一杯食べられるのが当たり前になってるけどこの当時は当たり前じゃなかった、自分たちが幸せであることに気づく事は大事なことなんだね
    YouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=JqRjaRfFSMw

  • 270名無し2019/07/19(Fri) 21:39:19ID:c5MTYyMjI(6/7)NG報告

    >>257
    大神のアマ公かわいいよね…あのゲームは神ゲー

  • 271名無し2019/07/19(Fri) 21:42:36ID:c5MTYyMjI(7/7)NG報告

    >>261
    それはそうだね、でも有島先生の宣言一つとかは253と同じくちょっと窮屈な考え方で疲れる気もするんだよね

  • 272名無し2019/07/19(Fri) 21:42:53ID:Y5OTYzOTM(1/1)NG報告

    >>261
    ブギーポップで言ってたけど騎士道だの武士道なんて当の騎士や武士が戦わなくなってから生まれた概念だしねえ
    何かしらの集団・組織に対する美化やイメージの肥大はよくあることよな

  • 273名無し2019/07/19(Fri) 21:56:06ID:YyODMzNTA(1/6)NG報告

    >>171
    動物自体って訳じゃないけど犬ぞりって憧れない?

  • 274名無し2019/07/19(Fri) 21:59:50ID:YyODMzNTA(2/6)NG報告

    >>256>>262>>265
    オオカミとキツネとタヌキって日本の古三聖獣だとおもうのかわいくてもふもふで神秘的な感じ

  • 275名無し2019/07/19(Fri) 22:01:44ID:YyODMzNTA(3/6)NG報告

    ごんぎつね良いよね…切ない童話好き…

  • 276名無し2019/07/19(Fri) 22:03:38ID:YyODMzNTA(4/6)NG報告

    にしてもタヌキとキツネがかわいい…

  • 277名無し2019/07/19(Fri) 22:06:27ID:YyODMzNTA(5/6)NG報告

    そういえば唐突に思ったんだけど、切嗣は本当に正義の味方になるんだったらこうするべきだったんだね

  • 278名無し2019/07/19(Fri) 22:10:12ID:YyODMzNTA(6/6)NG報告

    >>271
    自分がお金持ちの家に産まれて、お金の無い人達の事を見て彼らこそが素晴らしい人達だって考えるのは太宰治にそっくりだよね、不倫相手と自殺、するところまでそっくり

  • 279名無し2019/07/19(Fri) 22:18:22ID:Y5NzkwODc(1/3)NG報告

    >>274
    タヌキとキツネ良いよね、Twitterで人気になって書籍化されたんだったっけ?

  • 280名無し2019/07/19(Fri) 22:24:12ID:Y5NzkwODc(2/3)NG報告

    >>274
    この三匹の絡み好こ

  • 281名無し2019/07/19(Fri) 22:27:48ID:Y5NzkwODc(3/3)NG報告

    >>277
    切嗣は手を伸ばすべきだったのだな
    それはそれとしてかわいい

  • 282名無し2019/07/19(Fri) 22:33:48ID:YwMzU1MTQ(1/6)NG報告

    この食い付きかたとかたまらねぇんだけど

  • 283名無し2019/07/19(Fri) 22:36:19ID:YwMzU1MTQ(2/6)NG報告

    >>278
    みつかった時は既に腐乱してひどい有り様だったみたいだね、しかも心中の仕方が首吊りだったから部屋のなか大変な事になってただろうなぁ

  • 284名無し2019/07/19(Fri) 22:38:14ID:YwMzU1MTQ(3/6)NG報告

    >>280
    お''っ''っ''(胸を抑えながら昇天)

  • 285名無し2019/07/19(Fri) 22:39:00ID:YwMzU1MTQ(4/6)NG報告

    >>273
    良いよね犬ぞり、一度は乗ってみたいねぇ

  • 286名無し2019/07/19(Fri) 22:42:26ID:YwMzU1MTQ(5/6)NG報告

    >>276
    かわいい、なんだかんだ良い子だよな

  • 287名無し2019/07/19(Fri) 22:52:17ID:YwMzU1MTQ(6/6)NG報告

    もともとタヌキとキツネって生き物は日本人に親しみ深い生き物だったんだろうね昔話とかでよく見られるし

  • 288名無し2019/07/19(Fri) 23:13:20ID:Q0MDA2Njg(1/5)NG報告

    >>247
    夏目漱石の小説ってやっぱり読みやすいよなぁ

  • 289名無し2019/07/19(Fri) 23:14:42ID:Q0MDA2Njg(2/5)NG報告

    >>278
    >>283
    想像するだけでおっかないな

  • 290名無し2019/07/19(Fri) 23:15:54ID:Q0MDA2Njg(3/5)NG報告

    >>271
    宣言一つは確か誰かに批判的な手紙送られたんだよな

  • 291名無し2019/07/19(Fri) 23:19:28ID:Q0MDA2Njg(4/5)NG報告

    >>248
    確か日本最古のサイコホラーなんだっけ?

  • 292名無し2019/07/19(Fri) 23:20:27ID:Q0MDA2Njg(5/5)NG報告

    >>280
    良いなこいつら

  • 293名無し2019/07/20(Sat) 03:06:25ID:g5NTQyNDA(2/6)NG報告

    >>261

    昭和の作品は分野問わず軍国主義と武士道が影響を与えているイメージ。

    日本人ってあやふやでいいじゃんと思っている反面、勧善懲悪は好きなんだよなあって思う。

  • 294名無し2019/07/20(Sat) 03:34:50ID:g5NTQyNDA(3/6)NG報告

    >>293
    ちょっと政治の話を絡ませるけど今の参院選挙を見てみると実は日本人って「敵か味方か」というスタンスで考えるのは好きなんだよなあ。
    アンパンマン(https://www.anpanman.jp/index.html)の歌詞の「愛と勇気だけは友達さ」ってつまり大人になると、いろいろ勘ぐってしまうのよね。
    実は『誰にも肩入れしない、味方にならない』というスタンスって実は日本人苦手なんだよな。

  • 295名無し2019/07/20(Sat) 08:00:46ID:Y5MTIwMDA(1/4)NG報告

    >>247
    芥川龍之介の「鼻」の和尚さんってよく考えると聖人だよね

  • 296名無し2019/07/20(Sat) 08:04:37ID:Y5MTIwMDA(2/4)NG報告

    >>274
    オオカミが三匹の豚ごっこ…

  • 297名無し2019/07/20(Sat) 08:08:09ID:Y5MTIwMDA(3/4)NG報告

    >>269
    この時代は本当にこういうことが多かったんだろうなぁ…なに不自由なく生活出来てることに感謝しないと

  • 298名無し2019/07/20(Sat) 08:13:12ID:Y5MTIwMDA(4/4)NG報告

    >>249
    富や運を支配している存在がいて、それが元いた人間達の所から去っていく=その家没落ってのが怖いよね

  • 299名無し2019/07/20(Sat) 08:20:54ID:gwMzkwNDA(1/8)NG報告

    >>271
     思想と実生活とが融合した、そこから生ずる現象――その現象はいつでも人間生活の統一を最も純粋な形に持ち来たすものであるが――として最近に日本において、最も注意せらるべきものは、社会問題の、問題としてまた解決としての運動が、いわゆる学者もしくは思想家の手を離れて、労働者そのものの手に移ろうとしつつあることだ。ここで私のいう労働者とは、社会問題の最も重要な位置を占むべき労働問題の対象たる第四階級と称せられる人々をいうのだ。第四階級のうち特に都会に生活している人々をいうのだ。もし私の考えるところが間違っていなかったら、私が前述した意味の労働者は、従来学者もしくは思想家に自分たちを支配すべきある特権を許していた。学者もしくは思想家の学説なり思想なりが労働者の運命を向上的方向に導いていってくれるものであるとの、いわば迷信を持っていた。そしてそれは一見そう見えたに違いない。なぜならば、実行に先立って議論が戦わされねばならぬ時期にあっては、労働者は極端に口下手べたであったからである。

  • 300名無し2019/07/20(Sat) 08:23:36ID:gwMzkwNDA(2/8)NG報告

    >>299
    彼らは知らず識らず代弁者にたよることを余儀なくされた。単に余儀なくされたばかりでなく、それにたよることを最上無二の方法であるとさえ信じていた。学者も思想家も、労働者の先達であり、指導者であるとの誇らしげな無内容な態度から、多少の覚醒はしだしてきて、代弁者にすぎないとの自覚にまでは達しても、なお労働問題の根柢的解決は自分らの手で成就さるべきものだとの覚悟を持っていないではない。労働者はこの覚悟に或る魔術的暗示を受けていた。しかしながらこの迷信からの解放は今成就されんとしつつあるように見える。労働者は人間の生活の改造が、生活に根ざしを持った実行の外でしかないことを知りはじめた。その生活といい、実行といい、それは学者や思想家には全く欠けたものであって、問題解決の当体たる自分たちのみが持っているのだと気づきはじめた。自分たちの現在目前の生活そのままが唯一の思想であるといえばいえるし、また唯一の力であるといえばいえると気づきはじめた。かくして思慮深い労働者は、自分たちの運命を、自分たちの生活とは異なった生活をしながら、しかも自分たちの身の上についてかれこれいうところの人々の手に託する習慣を破ろうとしている。彼らはいわゆる社会運動家、社会学者の動く所には猜疑さいぎの眼を向ける。公けにそれをしないまでも、その心の奥にはかかる態度が動くようになっている。その動き方はまだ幽かすかだ。それゆえ世人一般はもとよりのこと、いちばん早くその事実に気づかねばならぬ学者思想家たち自身すら、心づかずにいるように見える。

  • 301名無し2019/07/20(Sat) 08:27:22ID:gwMzkwNDA(3/8)NG報告

    >>300
    しかし心づかなかったら、これは大きな誤謬ごびゅうだといわなければならない。その動き方は未だ幽かであろうとも、その方向に労働者の動きはじめたということは、それは日本にとっては最近に勃発したいかなる事実よりも重大な事実だ。なぜなら、それは当然起こらねばならなかったことが起こりはじめたからだ。いかなる詭弁きべんも拒むことのできない事実の成り行きがそのあるべき道筋を辿たどりはじめたからだ。国家の権威も学問の威光もこれを遮さえぎり停めることはできないだろう。在来の生活様式がこの事実によってどれほどの混乱に陥ろうとも、それだといって、当然現わるべくして現われ出たこの事実をもみ消すことはもうできないだろう。かつて河上肇かわかみはじめ氏とはじめて対面した時(これから述べる話柄は個人的なものだから、ここに公言するのはあるいは失当かもしれないが、ここでは普通の礼儀をしばらく顧みないことにする)、氏の言葉の中に「現代において哲学とか芸術とかにかかわりを持ち、ことに自分が哲学者であるとか、芸術家であるとかいうことに誇りをさえ持っている人に対しては自分は侮蔑ぶべつを感じないではいられない。彼らは現代がいかなる時代であるかを知らないでいる。知っていながら哲学や芸術に没頭しているとすれば、彼らは現代から取り残された、過去に属する無能者である。彼らがもし『自分たちは何事もできないから哲学や芸術をいじくっている。どうかそっと邪魔にならない所に自分たちをいさしてくれ』というのなら、それは許されないかぎりでもない。しかしながら、彼らが十分の自覚と自信をもって哲学なり、芸術なりにたずさわっていると主張するなら、彼らは全く自分の立場を知らないものだ」という意味を言われたのを記憶する。私はその時、すなおに氏の言葉を受け取ることができなかった。そしてこういう意味の言葉をもって答えた。「もし哲学者なり芸術家なりが、過去に属する低能者なら、労働者の生活をしていない学者思想家もまた同様だ。それは要するに五十歩百歩の差にすぎない」。

  • 302名無し2019/07/20(Sat) 08:28:38ID:gwMzkwNDA(4/8)NG報告

    >>301
    この私の言葉に対して河上氏はいった、「それはそうだ。だから私は社会問題研究者としてあえて最上の生活にあるとは思わない。私はやはり何者にか申しわけをしながら、自分の仕事に従事しているのだ。……私は元来芸術に対しては深い愛着を持っている。芸術上の仕事をしたら自分としてはさぞ愉快だろうと思うことさえある。しかしながら自分の内部的要求は私をして違った道を採らしている」と。これでここに必要な二人の会話のだいたいはほぼ尽きているのだが、その後また河上氏に対面した時、氏は笑いながら「ある人は私が炬燵こたつにあたりながら物をいっていると評するそうだが、全くそれに違いない。あなたもストーヴにあたりながら物をいってる方だろう」と言われたので、私もそれを全く首肯した。河上氏にはこの会話の当時すでに私とは違った考えを持っていられたのだろうが、その時ごろの私の考えは今の私の考えとはだいぶ相違したものだった。今もし河上氏があの言葉を発せられたら、私はやはり首肯したではあろうけれども、ある異なった意味において首肯したに違いない。今なら私は河上氏の言葉をこう解する、「河上氏も私も程度の差こそあれ、第四階級とは全く異なった圏内に生きている人間だという点においては全く同一だ。河上氏がそうであるごとく、ことに私は第四階級とはなんらの接触点をも持ちえぬのだ。私が第四階級の人々に対してなんらかの暗示を与ええたと考えたら、それは私の謬見びゅうけんであるし、第四階級の人が私の言葉からなんらかの影響を被こうむったと想感したら、それは第四階級の人の誤算である。第四階級者以外の生活と思想とによって育ち上がった私たちは、要するに第四階級以外の人々に対してのみ交渉を持つことができるのだ。ストーヴにあたりながら物をいっているどころではない。全く物などはいっていないのだ」と。

  • 303名無し2019/07/20(Sat) 08:29:27ID:gwMzkwNDA(5/8)NG報告

    >>302
     私自身などは物の数にも足らない。たとえばクロポトキンのような立ち優れた人の言説を考えてみてもそうだ。たといクロポトキンの所説が労働者の覚醒と第四階級の世界的勃興とにどれほどの力があったにせよ、クロポトキンが労働者そのものでない以上、彼は労働者を活いき、労働者を考え、労働者を働くことはできなかったのだ。彼が第四階級に与えたと思われるものは第四階級が与えることなしに始めから持っていたものにすぎなかった。いつかは第四階級はそれを発揮すべきであったのだ、それが未熟のうちにクロポトキンによって発揮せられたとすれば、それはかえって悪い結果であるかもしれないのだ。第四階級者はクロポトキンなしにもいつかは動き行くべき所に動いて行くであろうから。そしてその動き方の方がはるかに堅実で自然であろうから。労働者はクロポトキン、マルクスのような思想家をすら必要とはしていないのだ。かえってそれらのものなしに行くことが彼らの独自性と本能力とをより完全に発揮することになるかもしれないのだ。

  • 304名無し2019/07/20(Sat) 08:30:57ID:gwMzkwNDA(6/8)NG報告

    >>303
    それならたとえばクロポトキン、マルクスたちのおもな功績はどこにあるかといえば、私の信ずるところによれば、クロポトキンが属していた(クロポトキン自身はそうであることを厭いとったであろうけれども、彼が誕生の必然として属せずにいられなかった)第四階級以外の階級者に対して、ある観念と覚悟とを与えたという点にある。マルクスの資本論でもそうだ。労働者と資本論との間に何のかかわりがあろうか。思想家としてのマルクスの功績は、マルクス同様資本王国の建設に成る大学でも卒業した階級の人々が翫味がんみして自分たちの立場に対して観念の眼を閉じるためであるという点において最も著しいものだ。第四階級者はかかるものの存在なしにでも進むところに進んで行きつつあるのだ。今後第四階級者にも資本王国の余慶が均霑きんてんされて、労働者がクロポトキン、マルクスその他の深奥な生活原理を理解してくるかもしれない。そしてそこから一つの革命が成就されるかもしれない。しかしそんなものが起こったら、私はその革命の本質を疑わずにはいられない。仏国革命が民衆のための革命として勃発したにもかかわらず、ルーソーやヴォルテールなどの思想が縁になって起こった革命であっただけに、その結果は第三階級者の利益に帰して、実際の民衆すなわち第四階級は以前のままの状態で今日まで取り残されてしまった。現在のロシアの現状を見てもこの憾うらみはあるように見える。

  • 305名無し2019/07/20(Sat) 08:32:44ID:gwMzkwNDA(7/8)NG報告

    >>304
    彼らは民衆を基礎として最後の革命を起こしたと称しているけれども、ロシアにおける民衆の大多数なる農民は、その恩恵から除外され、もしくはその恩恵に対して風馬牛であるか、敵意を持ってさえいるように報告されている。真個の第四階級から発しない思想もしくは動機によって成就された改造運動は、当初の目的以外の所に行って停止するほかはないだろう。それと同じように、現在の思想家や学者の所説に刺戟しげきされた一つの運動が起こったとしても、そしてその運動を起こす人がみずから第四階級に属すると主張したところが、その人は実際において、第四階級と現在の支配階級との私生子にすぎないだろう。ともかくも第四階級が自分自身の間において考え、動こうとしだしてきたという現象は、思想家や学者に熟慮すべき一つの大きな問題を提供している。それを十分に考えてみることなしに、みずから指導者、啓発者、煽動家せんどうか、頭領をもって任ずる人々は多少笑止な立場に身を置かねばなるまい。第四階級は他階級からの憐憫れんびん、同情、好意を返却し始めた。かかる態度を拒否するのも促進するのも一に繋かかって第四階級自身の意志にある。私は第四階級以外の階級に生まれ、育ち、教育を受けた。だから私は第四階級に対しては無縁の衆生の一人である。私は新興階級者になることが絶対にできないから、ならしてもらおうとも思わない。第四階級のために弁解し、立論し、運動する、そんなばかげきった虚偽もできない。今後私の生活がいかように変わろうとも、私は結局在来の支配階級者の所産であるに相違ないことは、黒人種がいくら石鹸で洗い立てられても、黒人種たるを失わないのと同様であるだろう。したがって私の仕事は第四階級者以外の人々に訴える仕事として始終するほかはあるまい。世に労働文芸というようなものが主張されている。またそれを弁護し、力説する評論家がある。彼らは第四階級以外の階級者が発明した文字と、構想と、表現法とをもって、漫然と労働者の生活なるものを描く。彼らは第四階級以外の階級者が発明した論理と、思想と、検察法とをもって、文芸的作品に臨み、労働文芸としからざるものとを選り分ける。私はそうした態度を採ることは断じてできない。

  • 306名無し2019/07/20(Sat) 08:43:13ID:gwMzkwNDA(8/8)NG報告

    >>305
    とまぁ、宣言一つはこんな感じの主張だね、これは他の人に批判的な評価をくだされても仕方ないところはある。だって極端すぎるもんこの主張、あと上で言ってたトルストイ的第四階級の神聖視も文のあちこちに見られるね、マルクスは多大な功績は~とかあるしマルクス主義者かもね有島武郎は社会主義者として知られてた見たいだけど、極端に第四階級にこだわってる感じがこの文から見てとれる。ロシアの革命を是としてるっぽいし

  • 307名無し2019/07/20(Sat) 09:56:09ID:I4MDcwNDA(1/3)NG報告

    >>290
    河上肇だね、貴方の考え方は窮屈で平面的過ぎて視野が狭いって感じに手紙を送ったみたいだよ。

    この宿命論的な自己規定をめぐって、広津和郎(かずお)、片上伸、堺利彦(さかいとしひこ)、河上肇(はじめ)、室伏高信(むろぶせこうしん)などが反駁(はんばく)し、6か月にわたる論争がおこる。革命と文学、政治と知識人という昭和文学の問題に連なる先駆的文献といえる。

    当時も結構な論争の種だったみたい

  • 308名無し2019/07/20(Sat) 10:05:39ID:I4MDcwNDA(2/3)NG報告

    >>250
    あんまり上手く伝わってなかったからもう一度
    >>253が言ってくれたように明治大正昭和初期あたりの小説家や文筆家やの書いた作品についての熱い気持ちを語ったり作品に対する自分の思いを語ったりその作品や思想に対して議論したりみんなでしたいなぁっておもってさ、上の有島武郎の宣言一つについての話し合いとかみたいにみんなでそういうの話してる所がみたいからさ
    【お題】純文学、近代文学について
    ってしたわけ、まぁとりあえずじゃんじゃん語ってくれぇ!もし学生なら自分のやってる文学とかについての評論推論でも良いぞぉ!とにかくみんなで芥川龍之介とか国木田独歩とかについて語っておるのを見たいたいんじゃー!

  • 309名無し2019/07/20(Sat) 10:16:54ID:I4MDcwNDA(3/3)NG報告

    >>294
    でも敵か味方かだけで判断するのは大分危険な行為だよね、ネトウヨとかブサヨなんて本来の右翼思想左翼思想から外れた頭のおかしな連中の集まりになっちゃってるし、特にブサヨとかはネトウヨの反対の意見を脊髄反射で言うだけの連中に落ちぶれたし…左翼って右翼を否定するだけの思想とかじゃないんだけどな…あんなの左翼ですらない。こういうとこにも敵か味方かだけで考えることの弊害が出てる。本来の考え方はネットにいる頭のおかしな奴らの考え方とは別物だから右翼左翼って聞いただけで拒否するのは勘弁してな!ちな自分は真ん中よりちょい右よりだけどネットで右自称してる連中の(当然左自称してる連中も)大半は話にすらならないからみんなもああいうのには極力触れないようにしてな。

  • 310名無し2019/07/20(Sat) 11:09:58ID:QyOTg4ODA(1/6)NG報告

    >>306
    でも有島武郎の小さきものたちへとかは良いと思う
    妻や子供に対しての愛が感じられる切ない作品

  • 311名無し2019/07/20(Sat) 11:10:55ID:QyOTg4ODA(2/6)NG報告

    >>310
    お前たちが大きくなって、一人前の人間に育ち上った時、――その時までお前たちのパパは生きているかいないか、それは分らない事だが――父の書き残したものを繰拡くりひろげて見る機会があるだろうと思う。その時この小さな書き物もお前たちの眼の前に現われ出るだろう。時はどんどん移って行く。お前たちの父なる私がその時お前たちにどう映うつるか、それは想像も出来ない事だ。恐らく私が今ここで、過ぎ去ろうとする時代を嗤わらい憐あわれんでいるように、お前たちも私の古臭い心持を嗤い憐れむのかも知れない。私はお前たちの為ためにそうあらんことを祈っている。お前たちは遠慮なく私を踏台にして、高い遠い所に私を乗り越えて進まなければ間違っているのだ。然しながらお前たちをどんなに深く愛したものがこの世にいるか、或はいたかという事実は、永久にお前たちに必要なものだと私は思うのだ。お前たちがこの書き物を読んで、私の思想の未熟で頑固がんこなのを嗤う間にも、私たちの愛はお前たちを暖め、慰め、励まし、人生の可能性をお前たちの心に味覚させずにおかないと私は思っている。だからこの書き物を私はお前たちにあてて書く。

  • 312名無し2019/07/20(Sat) 11:12:30ID:QyOTg4ODA(3/6)NG報告

    >>311
    お前たちは去年一人の、たった一人のママを永久に失ってしまった。お前たちは生れると間もなく、生命に一番大事な養分を奪われてしまったのだ。お前達の人生はそこで既に暗い。この間ある雑誌社が「私の母」という小さな感想をかけといって来た時、私は何んの気もなく、「自分の幸福は母が始めから一人で今も生きている事だ」と書いてのけた。そして私の万年筆がそれを書き終えるか終えないに、私はすぐお前たちの事を思った。私の心は悪事でも働いたように痛かった。しかも事実は事実だ。私はその点で幸福だった。お前たちは不幸だ。恢復かいふくの途みちなく不幸だ。不幸なものたちよ。
     暁方あけがたの三時からゆるい陣痛が起り出して不安が家中に拡ひろがったのは今から思うと七年前の事だ。それは吹雪ふぶきも吹雪、北海道ですら、滅多めったにはないひどい吹雪の日だった。市街を離れた川沿いの一つ家はけし飛ぶ程揺れ動いて、窓硝子ガラスに吹きつけられた粉雪は、さらぬだに綿雲に閉じられた陽の光を二重に遮さえぎって、夜の暗さがいつまでも部屋から退どかなかった。電燈の消えた薄暗い中で、白いものに包まれたお前たちの母上は、夢心地に呻うめき苦しんだ。私は一人の学生と一人の女中とに手伝われながら、火を起したり、湯を沸かしたり、使を走らせたりした。産婆が雪で真白になってころげこんで来た時は、家中のものが思わずほっと気息いきをついて安堵あんどしたが、昼になっても昼過ぎになっても出産の模様が見えないで、産婆や看護婦の顔に、私だけに見える気遣きづかいの色が見え出すと、私は全く慌あわててしまっていた。書斎に閉じ籠こもって結果を待っていられなくなった。私は産室に降りていって、産婦の両手をしっかり握る役目をした。陣痛が起る度毎たびごとに産婆は叱るように産婦を励まして、一分も早く産を終らせようとした。然し暫しばらくの苦痛の後に、産婦はすぐ又深い眠りに落ちてしまった。鼾いびきさえかいて安々と何事も忘れたように見えた。産婆も、後から駈けつけてくれた医者も、顔を見合わして吐息をつくばかりだった。

  • 313名無し2019/07/20(Sat) 11:14:11ID:QyOTg4ODA(4/6)NG報告

    >>312
    医師は昏睡こんすいが来る度毎に何か非常の手段を用いようかと案じているらしかった。
     昼過きになると戸外の吹雪は段々鎮しずまっていって、濃い雪雲から漏れる薄日の光が、窓にたまった雪に来てそっと戯たわむれるまでになった。然し産室の中の人々にはますます重い不安の雲が蔽おおい被かぶさった。医師は医師で、産婆は産婆で、私は私で、銘々めいめいの不安に捕われてしまった。その中で何等の危害をも感ぜぬらしく見えるのは、一番恐ろしい運命の淵ふちに臨んでいる産婦と胎児だけだった。二つの生命は昏々こんこんとして死の方へ眠って行った。
     丁度三時と思わしい時に――産気がついてから十二時間目に――夕を催す光の中で、最後と思わしい激しい陣痛が起った。肉の眼で恐ろしい夢でも見るように、産婦はかっと瞼まぶたを開いて、あてどもなく一所ひとところを睨にらみながら、苦しげというより、恐ろしげに顔をゆがめた。そして私の上体を自分の胸の上にたくし込んで、背中を羽がいに抱きすくめた。若し私が産婦と同じ程度にいきんでいなかったら、産婦の腕は私の胸を押しつぶすだろうと思う程だった。そこにいる人々の心は思わず総立ちになった。医師と産婆は場所を忘れたように大きな声で産婦を励ました。
     ふと産婦の握力がゆるんだのを感じて私は顔を挙あげて見た。産婆の膝許ひざもとには血の気のない嬰児えいじが仰向けに横たえられていた。産婆は毬まりでもつくようにその胸をはげしく敲たたきながら、葡萄酒ぶどうしゅ葡萄酒といっていた。看護婦がそれを持って来た。産婆は顔と言葉とでその酒を盥たらいの中にあけろと命じた。激しい芳芬ほうふんと同時に盥の湯は血のような色に変った。嬰児はその中に浸された。暫くしてかすかな産声うぶごえが気息もつけない緊張の沈黙を破って細く響いた。
     大きな天と地との間に一人の母と一人の子とがその刹那せつなに忽如こつじょとして現われ出たのだ。
     その時新たな母は私を見て弱々しくほほえんだ。私はそれを見ると何んという事なしに涙が眼がしらに滲にじみ出て来た。それを私はお前たちに何んといっていい現わすべきかを知らない。私の生命全体が涙を私の眼から搾しぼり出したとでもいえばいいのか知らん。その時から生活の諸相が総すべて眼の前で変ってしまった。

    ↑ここまではまだ幸せだったんだけどね…

  • 314名無し2019/07/20(Sat) 11:17:43ID:QyOTg4ODA(5/6)NG報告

    >>313
    お前たちの中うち最初にこの世の光を見たものは、このようにして世の光を見た。二番目も三番目も、生れように難易の差こそあれ、父と母とに与えた不思議な印象に変りはない。
     こうして若い夫婦はつぎつぎにお前たち三人の親となった。
     私はその頃心の中に色々な問題をあり余る程ほど持っていた。そして始終齷齪あくせくしながら何一つ自分を「満足」に近づけるような仕事をしていなかった。何事も独りで噛かみしめてみる私の性質として、表面うわべには十人並みな生活を生活していながら、私の心はややともすると突き上げて来る不安にいらいらさせられた。ある時は結婚を悔いた。ある時はお前たちの誕生を悪にくんだ。何故自分の生活の旗色をもっと鮮明にしない中に結婚なぞをしたか。妻のある為めに後ろに引きずって行かれねばならぬ重みの幾つかを、何故好んで腰につけたのか。何故二人の肉慾の結果を天からの賜物たまもののように思わねばならぬのか。家庭の建立こんりゅうに費す労力と精力とを自分は他に用うべきではなかったのか。
     私は自分の心の乱れからお前たちの母上を屡々しばしば泣かせたり淋しがらせたりした。またお前たちを没義道もぎどうに取りあつかった。お前達が少し執念しゅうねく泣いたりいがんだりする声を聞くと、私は何か残虐な事をしないではいられなかった。原稿紙にでも向っていた時に、お前たちの母上が、小さな家事上の相談を持って来たり、お前たちが泣き騒いだりしたりすると、私は思わず机をたたいて立上ったりした。そして後ではたまらない淋しさに襲われるのを知りぬいていながら、激しい言葉を遣つかったり、厳しい折檻せっかんをお前たちに加えたりした。
     然し運命が私の我儘わがままと無理解とを罰する時が来た。どうしてもお前達を子守こもりに任せておけないで、毎晩お前たち三人を自分の枕許や、左右に臥ふせらして、夜通し一人を寝かしつけたり、一人に牛乳を温めてあてがったり、一人に小用をさせたりして、碌々ろくろく熟睡する暇もなく愛の限りを尽したお前たちの母上が、四十一度という恐ろしい熱を出してどっと床についた時の驚きもさる事ではあるが、診察に来てくれた二人の医師が口を揃そろえて、結核の徴候があるといった時には、私は唯ただ訳もなく青くなってしまった。

  • 315名無し2019/07/20(Sat) 11:20:05ID:QyOTg4ODA(6/6)NG報告

    ここから先が重要なポイントなんだけどお母さんが結核にかかっちゃうんだよね…もしよければこの小さきものたちへって話も見てみてね

  • 316名無し2019/07/20(Sat) 11:23:29ID:kxMzQ3MjA(5/8)NG報告

    >>309
    というか右は保守、左は革新派と本で読んだんだが今はなぜ右は軍国、左は社会主義になってしまったんだ?

  • 317名無し2019/07/20(Sat) 13:03:41ID:IyOTE4NDA(1/1)NG報告

    >>308
    それなら中島敦の山月記が好きだなあ。虎になってしまった李徴の気持ちがなんとなくわかって、今でも内容を忘れられない。あと「尊大な羞恥心」と「臆病な自尊心」って言い回しが好きだった。

  • 318〆サバ2019/07/20(Sat) 21:34:01ID:g5NTQyNDA(4/6)NG報告

    >>309
    京アニ関連のツイートとか、参院選の推しの政治家を当選させるためにゴリ押し主張してくるツイート見てると、ツイッターのいいねって、自分が正しいと錯覚させるナルシスト生産機だなぁと思うようになった。
    さっきなんとなくサンドイッチマンの復活力読んでたけど、人生って案外なんとかなるんだな
    と思うようになったよ。タレントの書く書籍は自己啓発本よりもエッセイのほうが圧倒的に面白いのが多いよね。

    興奮してきたな!

  • 319名無し2019/07/20(Sat) 21:40:17ID:kxMzQ3MjA(6/8)NG報告

    >>308
    泉鏡花好き(妖の鼓と海神の話くらいしか読んでないけど)
    特に海神の話はクトゥルフに似た雰囲気があっていいよね
    まだクトゥルフも産まれてない時代だろうに太平洋を隔てた場所で似た雰囲気の作品が生まれたのは不思議だ

  • 320〆サバ2019/07/21(Sun) 20:55:16ID:g1NTM4NTc(5/6)NG報告

    >>308

    芥川龍之介の藪の中かな?

    本編よりも、論文の方が面白い。

  • 321名無し2019/07/25(Thu) 18:02:42ID:g2MzQzNTA(1/1)NG報告

    >>308
    もし学生なら自分のやってる文学とかについての評論推論でも良いぞぉ!

    マジか!じゃあちょっと授業で使った小説の話ちょっと行って持ってくる!ε=(ノ゚д゚)ノーピューッ

  • 322名無し2019/07/25(Thu) 23:06:47ID:MwMzU0MjU(1/1)NG報告

    そう言った>>321はそのまま帰らなかった…

  • 323名無し2019/07/26(Fri) 06:13:01ID:QzNjAyNDg(5/8)NG報告

    >>322
    流石に1日くらいは待ってあげて!

  • 324名無し2019/07/26(Fri) 08:26:25ID:Y1Njk1MTI(1/4)NG報告

    >>308
    学校で習った永訣の朝が思いで深い


    けふのうちに
    とほくへ いってしまふ わたくしの いもうとよ
    みぞれがふって おもては へんに あかるいのだ
    (あめゆじゅ とてちて けんじゃ)

    うすあかく いっさう 陰惨(いんざん)な 雲から
    みぞれは びちょびちょ ふってくる
    (あめゆじゅ とてちて けんじゃ)

  • 325名無し2019/07/26(Fri) 08:26:56ID:Y1Njk1MTI(2/4)NG報告

    青い蓴菜(じゅんさい)の もやうのついた
    これら ふたつの かけた 陶椀に
    おまへが たべる あめゆきを とらうとして
    わたくしは まがった てっぽうだまのやうに
    この くらい みぞれのなかに 飛びだした
    (あめゆじゅ とてちて けんじゃ)

    蒼鉛(そうえん)いろの 暗い雲から
    みぞれは びちょびちょ 沈んでくる
    ああ とし子
    死ぬといふ いまごろになって
    わたくしを いっしゃう あかるく するために
    こんな さっぱりした 雪のひとわんを
    おまへは わたくしに たのんだのだ
    ありがたう わたくしの けなげな いもうとよ
    わたくしも まっすぐに すすんでいくから
    (あめゆじゅ とてちて けんじゃ)

  • 326名無し2019/07/26(Fri) 08:28:24ID:Y1Njk1MTI(3/4)NG報告

    はげしい はげしい 熱や あえぎの あひだから
    おまへは わたくしに たのんだのだ
    銀河や 太陽、気圏(きけん)などと よばれたせかいの
    そらから おちた 雪の さいごの ひとわんを……
    …ふたきれの みかげせきざいに
    みぞれは さびしく たまってゐる
    わたくしは そのうへに あぶなくたち
    雪と 水との まっしろな 二相系をたもち
    すきとほる つめたい雫に みちた
    このつややかな 松のえだからわたくしの やさしい いもうとのさいごの たべものを もらっていかうわたしたちが いっしょに そだってきた あひだ
    みなれた ちやわんの この 藍のもやうにも
    もう けふ おまへは わかれてしまふ
    (Ora Orade Shitori egumo)
    ほんたうに けふ おまへは わかれてしまふ
    ああ あの とざされた 病室の
    くらい びゃうぶや かやの なかに
    やさしく あをじろく 燃えてゐる
    わたくしの けなげな いもうとよ

  • 327名無し2019/07/26(Fri) 08:28:48ID:Y1Njk1MTI(4/4)NG報告

    この雪は どこを えらばうにも
    あんまり どこも まっしろなのだ
    あんな おそろしい みだれた そらから
    この うつくしい 雪が きたのだ

    (うまれで くるたて
      こんどは こたに わりやの ごとばかりで
       くるしまなあよに うまれてくる)

    おまへが たべる この ふたわんの ゆきに
    わたくしは いま こころから いのる
    どうか これが兜率(とそつ)の 天の食(じき)に 変わって
    やがては おまへとみんなとに 聖い資糧を もたらすことを
    わたくしの すべての さいはひを かけて ねがふ

  • 328名無し2019/07/26(Fri) 08:35:49ID:YxNTExNTY(1/3)NG報告

    >>308
    ちょっと好きな作品を載せる

    にごりえ
    樋口一葉

     おい木村さん信しんさん寄つてお出よ、お寄りといつたら寄つても宜いではないか、又素通りで二葉ふたばやへ行く氣だらう、押かけて行つて引ずつて來るからさう思ひな、ほんとにお湯ぶうなら歸りに屹度きつとよつてお呉れよ、嘘つ吐きだから何を言ふか知れやしないと店先に立つて馴染らしき突かけ下駄の男をとらへて小言をいふやうな物の言ひぶり、腹も立たずか言譯しながら後刻のちに後刻にと行過るあとを、一寸舌打しながら見送つて後にも無いもんだ來る氣もない癖に、本當に女房もちに成つては仕方がないねと店に向つて閾しきゐをまたぎながら一人言をいへば、高ちやん大分御述懷だね、何もそんなに案じるにも及ぶまい燒棒杭やけぼつくひと何とやら、又よりの戻る事もあるよ、心配しないで呪まじなひでもして待つが宜いさと慰めるやうな朋輩の口振、力ちやんと違つて私しには技倆うでが無いからね、

  • 329名無し2019/07/26(Fri) 08:37:20ID:YxNTExNTY(2/3)NG報告

    >>328
    一人でも逃しては殘念さ、私しのやうな運の惡るい者には呪も何も聞きはしない、今夜も又木戸番か何たら事だ面白くもないと肝癪まぎれに店前みせさきへ腰をかけて駒下駄のうしろでとん/\と土間を蹴るは二十の上を七つか十か引眉毛ひきまゆげに作り生際、白粉べつたりとつけて唇は人喰ふ犬の如く、かくては紅も厭やらしき物なり、お力と呼ばれたるは中肉の背恰好すらりつとして洗ひ髮の大嶋田に新わらのさわやかさ、頸ゑりもと計の白粉も榮えなく見ゆる天然の色白をこれみよがしに乳ちのあたりまで胸くつろげて、烟草すぱ/\長烟管に立膝の無作法さも咎める人のなきこそよけれ、思ひ切つたる大形おほがたの裕衣に引かけ帶は黒繻子と何やらのまがひ物、緋の平ぐけが背の處に見えて言はずと知れし此あたりの姉さま風なり、お高といへるは洋銀の簪かんざしで天神がへしの髷の下を掻きながら思ひ出したやうに力ちやん先刻さつきの手紙お出しかといふ、はあと氣のない返事をして、どうで來るのでは無いけれど、あれもお愛想さと笑つて居るに、大底におしよ卷紙二尋ひろも書いて二枚切手の大封じがお愛想で出來る物かな、そして彼の人は赤坂以來からの馴染ではないか、少しやそつとの紛雜いざがあろうとも縁切れになつて溜る物か、お前の出かた一つで何うでもなるに、ちつとは精を出して取止めるやうに心がけたら宜かろ、あんまり冥利がよくあるまいと言へば御親切に有がたう、御異見は承り置まして私はどうも彼んな奴は虫が好かないから、無き縁とあきらめて下さいと人事のやうにいへば、あきれたものだのと笑つてお前なぞは其我まゝが通るから豪勢さ、此身になつては仕方がないと團扇うちはを取つて足元をあふぎながら、昔しは花よの言ひなし可笑しく、表を通る男を見かけて寄つてお出でと夕ぐれの店先にぎはひぬ。

  • 330名無し2019/07/26(Fri) 08:38:35ID:YxNTExNTY(3/3)NG報告

    樋口一葉と森鴎外とかは古いタイプの文章の書き方をすることがあるからなかなか読むのに疲れるね

  • 331名無し2019/07/26(Fri) 18:54:36ID:gxMDc1NjA(1/2)NG報告
  • 332名無し2019/07/26(Fri) 18:55:49ID:gxMDc1NjA(2/2)NG報告

    >>328
    にごりえって結構えげつない話だった印象がある

  • 333名無し2019/07/26(Fri) 19:10:42ID:M3NzIzNTk(1/1)NG報告

    >>308
    山田風太郎は近代文学に入りますか?俺が創作活動をしたくなった先生だ。忍法帖シリーズや十兵衛シリーズ、妖説シリーズは夢中になって読んだよ。
    他だと梶井基次郎、夏目漱石、谷崎潤一郎、寺山修司も好き。


    >>330
    夏目漱石や太宰治は口語調だから読みやすいんだけどね。そこら辺は作家の持ち味とも言える。

  • 334名無し2019/07/26(Fri) 19:23:52ID:E5MjkxOTY(1/1)NG報告

    >>333
    確かに太宰治の文はすらすらと読めるよね
    個人的に太宰治ので好きなのは『トカトントン』

  • 335名無し2019/07/26(Fri) 19:46:24ID:QxNjg3NjQ(1/3)NG報告

    >>328
    丸山福山町の銘酒屋街に住むお力。お力は客の結城朝之助を愛したが、それ以前に馴染みの客源七がいた。源七は蒲団屋を営んでいたが、お力に入れ込んだことで没落し、今は妻子ともども長屋での苦しい生活をおくっている。しかし、それでもお力への未練を断ち切れずにいた。

    ある日朝之助が店にやって来た。お力は酒に酔って身の上話を始めるが、朝之助はお力に出世を望むなと言う。

    一方源七は仕事もままならなくなり、家計は妻の内職に頼るばかりになっていた。そんななか、子どもがお力から高価な菓子を貰ったことをきっかけに、それを嘆く妻と諍いになり、ついに源七は妻子とも別れてしまう。お力は源七の刃によって、無理とも合意とも知らない心中の片割れとなって死ぬ。
    おっかねぇ…

  • 336名無し2019/07/26(Fri) 19:47:37ID:QxNjg3NjQ(2/3)NG報告

    >>331
    ほーTRPGのマンガとな?すごい興味ある!

  • 337名無し2019/07/26(Fri) 19:49:59ID:QxNjg3NjQ(3/3)NG報告

    >>333
    山田風太郎はどうなんだろ…三島由紀夫とか大江健三郎は確か近代文学に分類されてたはずだけど…(うろ覚え

  • 338名無し2019/07/26(Fri) 20:20:51ID:YyNDU2NDQ(1/2)NG報告

    森鴎外、幸田露伴などから絶賛されたたけくらべ。明治を代表する女流文学。古文が苦手なこともあるが、意味を解せず字を追うだけになってしまった。この10数年後に漱石の「三四郎」が書かれているが別世界である。文を読み取ることも必要であるが、この明治に女性が発信したメッセージに大変意味あり。うーん、次回は現代語訳で挑戦してみたい。

  • 339名無し2019/07/26(Fri) 20:23:48ID:I0MTM0MjY(7/8)NG報告

    そういえば怖い話ってどうなった?

  • 340名無し2019/07/26(Fri) 20:35:35ID:YyNDU2NDQ(2/2)NG報告

    >>339
    結局誰もスレ立てをしない状況が続くな…

  • 341本の虫2019/07/26(Fri) 21:09:56ID:E3NjMxMzQ(1/3)NG報告

    >>339>>340
    どうします?そろそろスレ立てしちゃいますか?
    もし立てるなら今のうちに怪談スレの名前とかルールも決めておくべきですよね?ここに書いて行きましょうか

  • 342本の虫2019/07/26(Fri) 21:47:50ID:E3NjMxMzQ(2/3)NG報告

    例として書いてみた
    ※例なのでこれを1にしろという訳では無いです!

    ここはでもにchの皆で怪談話をする為のスレです。
    洒落怖等の怪談サイト(勿論有料で見れる怪談等の金銭が絡むもの、個人的プライベート的なサイトはNG)からコピペした場合はコピペ元のサイトと題名がある場合は題名も一緒に貼ってください。本から引用する場合、ネタバレ防止の為にも極力新しく出版されたものは控えて、出版されてからしばらく経過したものからの引用をお願いします。実在の人物や会社・地方・団体の侮辱や誹謗中傷になるような内容は控えてください。地名や人物名を載せる場合は頭文字にしたりして誰にも迷惑がかからないようにしてください。(例 裏S区 寺生まれのTさん)自身の体験談や創作怪談も大歓迎です!それらを貼る場合 自分の話だと冒頭に書いておくと評価されやすいかもしれません。自身でサイトを持っている場合は紹介することも許容しますが過剰な宣伝は反感を買うのでご注意を。法にそむく行為は当然禁止します。怪談の投稿自体は一人でいくら行っても構いません!どんどん怪談を投稿していきましょう!それではルールを守ってみんなで楽しく怪談話を楽しみましょう!

  • 343本の虫2019/07/26(Fri) 21:58:34ID:E3NjMxMzQ(3/3)NG報告

    とりあえず、スレの名前を考えていきますかね

  • 344本の虫2019/07/27(Sat) 07:00:06ID:QxNDg0NDM(1/1)NG報告

    >>308
    やはり樋口一葉は天才ですな。「お前は出世を望むな」「思ひ切ってやれやれ」という結城の言葉と、どうにも持って行きようのないお力の思い、受け答えを見ると、いつの時代も変わらぬ人間の残酷さとやるせなさを感じるし一葉が二十代の若さで、先輩と呼ばれる女性作家もなく「にごりえ」や「十三夜」を書いたことは、にわかに信じがたいですもの やはり天才か。

  • 345名無し2019/07/27(Sat) 10:58:30ID:I3Mzc3OTI(1/2)NG報告

    >>295
    わかる、あの人は本当に高尚な人
    ああいう方に仏教会を統制してほしいな

  • 346名無し2019/07/27(Sat) 11:05:47ID:I3Mzc3OTI(2/2)NG報告

    >>342
    例の 裏S区 寺生まれのTさんで笑う そなた通じゃな?

  • 347名無し2019/07/27(Sat) 16:27:23ID:AxMzE5NDQ(1/1)NG報告

    >>308
    少し前に京極夏彦の書楼弔堂を呼んだんだけどちょうど泉鏡花ら明治期の作家が出てて面白かったな。印刷技術が発達してきて、町の人が個人で本を所有出来るようになって、だから個人が書いたものが広く読まれるようになった時代なんだよね。それまで戯曲やお伽草子なんかが主流だったのが海外文化取り入れたことで小説の形態から模索が始まるってのが、それまで幕府が治めて国を尊重する時代だったのが維新が起きて個人が尊重される時代に変わっていく感じで、上手く言えないんだけど文学ってやっぱり人間に深く結びついてて文学史は歴史の縮図だなって思うよ。
    今の作家さんは中々やらないけど、あの時代は作品が本人の主義主張、思想そのものだったり実体験を基にしてたりで自身と密接だからか、自分の書いてるものにプライド持ってる人が多くて作品でぶん殴り合ってるのが面白い。というか門下や派閥があったりなんというか芸事に近かったんだなって思う。まあ、今も文芸なんだけど、誰もが書いてもいいけど崇高なものでもあるって感じがしてなんかちょっと特別だよね。
    まとまりなく全体について語っちゃったけど、自分は宮沢賢治や佐藤春夫が好きだよ。

  • 348名無し2019/07/27(Sat) 18:38:08ID:A5NjI3NTI(1/2)NG報告

    怪談スレの名前候補
    ・型月ファン百物語
    ・でもにch千夜一夜
    ・型月民怪談クラブ
    とかどうですかね?

  • 349名無し2019/07/27(Sat) 18:39:27ID:A5NjI3NTI(2/2)NG報告

    >>347
    佐藤春夫と太宰治の師弟コンビ好き

  • 350名無し2019/07/27(Sat) 22:24:39ID:A5NzIzMjU(1/1)NG報告

    >>343>>348
    ・本当にあったでもに怪談
    ・世にも奇妙なでもに語

  • 351名無し2019/07/28(Sun) 08:24:11ID:cwODk1NzY(1/4)NG報告

    >>319
    泉鏡花は『高野聖』とか好き
    山の妖怪とかダークな感じで素敵

  • 352名無し2019/07/28(Sun) 08:25:52ID:cwODk1NzY(2/4)NG報告

    >>342
    俺はこれで良いと思うよ、このかたちを保ちつつあともうちょっと付け足すなら付け足す感じでさ

  • 353名無し2019/07/28(Sun) 08:27:41ID:cwODk1NzY(3/4)NG報告

    >>343>>350
    現代百物語 型月袋

  • 354名無し2019/07/28(Sun) 08:31:06ID:cwODk1NzY(4/4)NG報告

    >>327
    この妹への思いが『グスコーブドリの伝記』になるの

  • 355名無し2019/07/28(Sun) 09:48:58ID:I5MDY5MjA(2/3)NG報告

    新聞(毎日)の記事に大昔のリアルスイミー出て来て、朝からテンション上がったわ。
    絵本の世界が現実にって言うのとはまたちょっと違うのかもしれんが、こういうの好きだわ。

  • 356名無し2019/07/28(Sun) 10:21:42ID:A4MzUwOTY(1/4)NG報告

    >>343
    怪奇蒐集サロン

  • 357名無し2019/07/28(Sun) 16:43:54ID:QzMTQ5OTI(1/1)NG報告

    都会のトム&ソーヤが実写化するのは嬉しいな、はじめて読んだときはまだ内人と創也と同い年で憧れだった。
    ワクワクするし、ゾッとする話もあるし、ネタも渋いし、何回読み返しても面白いよ、あれは

  • 358名無し2019/07/28(Sun) 20:26:46ID:Q4MjI4MTY(1/1)NG報告

    >>357
    実写映画か…どこら辺の話やるか分からないけどとりあえず積ん読だった分を読み切らなきゃ(使命感)
    …読み始めてから数年経つけど、未だにファンブックに出てた骸骨さんの正体が分からないんだよな…謎が解ける日はくるのだろうか

  • 359名無し2019/07/28(Sun) 20:30:34ID:Q1NDI3MDQ(1/3)NG報告

    >>342
    これで良いんじゃないのぜ?割とルールとしては機能そうだし

    >>352
    追加するなら 自身の体験談や創作怪談も大歓迎です!

    それらを貼る場合 自分の話だと冒頭に書いておくと評価されやすいかもしれません
    の間に 当然盗用は禁止です、本からの引用をする場合は本の題名を必ず記載してください。 って文を追加したらどう?

  • 360名無し2019/07/28(Sun) 20:35:09ID:Q1NDI3MDQ(2/3)NG報告

    >>348>>356
    あわせて
    怪奇蒐集サロン でもに千夜一夜会
    とかどうよ(゜Д゜≡゜Д゜)

  • 361名無し2019/07/28(Sun) 20:36:42ID:Q1NDI3MDQ(3/3)NG報告

    あー待ちきれないなぁ!早く怖い話がしたいぜ!

  • 362名無し2019/07/28(Sun) 22:20:40ID:k5MDk1Mjg(1/1)NG報告

    そういえば怪談スレってscpについて語っても良いの?

  • 363名無し2019/07/29(Mon) 09:28:07ID:M0NzYwNjk(1/3)NG報告

    >>308
    夏目漱石の『夢十夜』が小泉八雲を意識したものだっていうのがとても面白いなぁって思った

  • 364名無し2019/07/29(Mon) 09:30:15ID:M0NzYwNjk(2/3)NG報告

    >>354
    ネリ幸せになってほしいみたいな感情が伝わってくるよね

  • 365名無し2019/07/29(Mon) 09:32:18ID:M0NzYwNjk(3/3)NG報告

    >>362
    良いんじゃないかな?怪談スレの話してるとき新しくscpスレ立てるんじゃなくてscpの話も怪談スレですることにしようみたいなこと言ってた気がするし

  • 366名無し2019/07/29(Mon) 13:28:31ID:cwMzAxMTM(1/4)NG報告

    >>320
    藪のなかって言うと黒沢明の羅生門はほぼ藪のなかみたいな感じだったよね

  • 367名無し2019/07/29(Mon) 13:30:54ID:cwMzAxMTM(2/4)NG報告

    >>362
    scpスレがなくなったあとに怪談スレに吸収しようみたいなこと言ってたからOKだと思うよ!クトゥルフとかクリパスについても語ってOKみたいなこと言ってたはずだし

  • 368名無し2019/07/29(Mon) 13:31:50ID:cwMzAxMTM(3/4)NG報告

    >>364
    それがグスコーブドリの事故犠牲に繋がるんだろうね

  • 369名無し2019/07/29(Mon) 13:32:20ID:Q4NzgyNzQ(1/1)NG報告

    >>362スレが建った時に改めて聞いてみるといいかも。

  • 370名無し2019/07/29(Mon) 13:34:55ID:cwMzAxMTM(4/4)NG報告

    >>308
    芥川龍之介の河童とか程ほどに長いのに読みやすかった

  • 371名無し2019/07/29(Mon) 14:42:15ID:g1MTQ3MTc(1/5)NG報告

    >>355
    イワシの仲間とかかな?

  • 372名無し2019/07/29(Mon) 14:43:51ID:g1MTQ3MTc(2/5)NG報告

    >>363
    小泉八雲が前任の教師で後任の夏目漱石が学生に低評価食らったから小泉八雲にライバル意識みたいなものがあったんだろうね

  • 373名無し2019/07/29(Mon) 14:45:27ID:g1MTQ3MTc(3/5)NG報告

    >>349
    手紙に延々と芥川賞くださいって書いたっていうね…

  • 374名無し2019/07/29(Mon) 14:46:37ID:g1MTQ3MTc(4/5)NG報告

    >>367
    クリパスって日本だとスレンディーしか有名じゃないよな

  • 375名無し2019/07/29(Mon) 14:48:02ID:g1MTQ3MTc(5/5)NG報告

    >>366
    黒沢明かぁ

  • 376名無し2019/07/29(Mon) 17:34:52ID:kxMDYwMTk(1/10)NG報告

    >>334
    トカトントンってすぐ努力を辞めちゃうすぐやる気をなくしちゃうっていう人を揶揄してるのかな

  • 377名無し2019/07/29(Mon) 17:38:11ID:kxMDYwMTk(2/10)NG報告

    >>363
    夢十夜良いよ!とても良い作品だから是非みんなにも内容を知ってもらいたいよ!

  • 378名無し2019/07/29(Mon) 17:41:29ID:kxMDYwMTk(3/10)NG報告

    第一夜は教科書とかにも載ってるし割と有名よね
     
    こんな夢を見た。
     腕組をして枕元に坐すわっていると、仰向あおむきに寝た女が、静かな声でもう死にますと云う。女は長い髪を枕に敷いて、輪郭りんかくの柔やわらかな瓜実うりざね顔がおをその中に横たえている。真白な頬の底に温かい血の色がほどよく差して、唇くちびるの色は無論赤い。とうてい死にそうには見えない。しかし女は静かな声で、もう死にますと判然はっきり云った。自分も確たしかにこれは死ぬなと思った。そこで、そうかね、もう死ぬのかね、と上から覗のぞき込むようにして聞いて見た。死にますとも、と云いながら、女はぱっちりと眼を開あけた。大きな潤うるおいのある眼で、長い睫まつげに包まれた中は、ただ一面に真黒であった。その真黒な眸ひとみの奥に、自分の姿が鮮あざやかに浮かんでいる。
     自分は透すき徹とおるほど深く見えるこの黒眼の色沢つやを眺めて、これでも死ぬのかと思った。それで、ねんごろに枕の傍そばへ口を付けて、死ぬんじゃなかろうね、大丈夫だろうね、とまた聞き返した。すると女は黒い眼を眠そうに※(「目+爭」、第3水準1-88-85)みはったまま、やっぱり静かな声で、でも、死ぬんですもの、仕方がないわと云った。
     じゃ、私わたしの顔が見えるかいと一心いっしんに聞くと、見えるかいって、そら、そこに、写ってるじゃありませんかと、にこりと笑って見せた。自分は黙って、顔を枕から離した。腕組をしながら、どうしても死ぬのかなと思った。
     しばらくして、女がまたこう云った。
    「死んだら、埋うめて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて来る星の破片かけを墓標はかじるしに置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。また逢あいに来ますから」

  • 379名無し2019/07/29(Mon) 17:42:56ID:kxMDYwMTk(4/10)NG報告

    >>378
    自分は、いつ逢いに来るかねと聞いた。
    「日が出るでしょう。それから日が沈むでしょう。それからまた出るでしょう、そうしてまた沈むでしょう。――赤い日が東から西へ、東から西へと落ちて行くうちに、――あなた、待っていられますか」
     自分は黙って首肯うなずいた。女は静かな調子を一段張り上げて、
    「百年待っていて下さい」と思い切った声で云った。
    「百年、私の墓の傍そばに坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」
     自分はただ待っていると答えた。すると、黒い眸ひとみのなかに鮮あざやかに見えた自分の姿が、ぼうっと崩くずれて来た。静かな水が動いて写る影を乱したように、流れ出したと思ったら、女の眼がぱちりと閉じた。長い睫まつげの間から涙が頬へ垂れた。――もう死ん でいた。
     自分はそれから庭へ下りて、真珠貝で穴を掘った。真珠貝は大きな滑なめらかな縁ふちの鋭するどい貝であった。土をすくうたびに、貝の裏に月の光が差してきらきらした。湿しめった土の匂においもした。穴はしばらくして掘れた。女をその中に入れた。そうして柔らかい土を、上からそっと掛けた。掛けるたびに真珠貝の裏に月の光が差した。
     それから星の破片かけの落ちたのを拾って来て、かろく土の上へ乗せた。星の破片は丸かった。長い間大空を落ちている間まに、角かどが取れて滑なめらかになったんだろうと思った。抱だき上あげて土の上へ置くうちに、自分の胸と手が少し暖くなった。

  • 380名無し2019/07/29(Mon) 17:42:59ID:c1MzI2ODU(3/3)NG報告

    >>371さっとググってみたらエリストマトプテルスっていう淡水魚の子どもらしい。

  • 381名無し2019/07/29(Mon) 17:43:16ID:kxMDYwMTk(5/10)NG報告

    >>379
     自分は苔こけの上に坐った。これから百年の間こうして待っているんだなと考えながら、腕組をして、丸い墓石はかいしを眺めていた。そのうちに、女の云った通り日が東から出た。大きな赤い日であった。それがまた女の云った通り、やがて西へ落ちた。赤いまんまでのっと落ちて行った。一つと自分は勘定かんじょうした。
     しばらくするとまた唐紅からくれないの天道てんとうがのそりと上のぼって来た。そうして黙って沈んでしまった。二つとまた勘定した。
     自分はこう云う風に一つ二つと勘定して行くうちに、赤い日をいくつ見たか分らない。勘定しても、勘定しても、しつくせないほど赤い日が頭の上を通り越して行った。それでも百年がまだ来ない。しまいには、苔こけの生はえた丸い石を眺めて、自分は女に欺だまされたのではなかろうかと思い出した。
     すると石の下から斜はすに自分の方へ向いて青い茎くきが伸びて来た。見る間に長くなってちょうど自分の胸のあたりまで来て留まった。と思うと、すらりと揺ゆらぐ茎くきの頂いただきに、心持首を傾かたぶけていた細長い一輪の蕾つぼみが、ふっくらと弁はなびらを開いた。真白な百合ゆりが鼻の先で骨に徹こたえるほど匂った。そこへ遥はるかの上から、ぽたりと露つゆが落ちたので、花は自分の重みでふらふらと動いた。自分は首を前へ出して冷たい露の滴したたる、白い花弁はなびらに接吻せっぷんした。自分が百合から顔を離す拍子ひょうしに思わず、遠い空を見たら、暁あかつきの星がたった一つ瞬またたいていた。
    「百年はもう来ていたんだな」とこの時始めて気がついた。

  • 382名無し2019/07/29(Mon) 17:46:02ID:kxMDYwMTk(6/10)NG報告

    この男女のお話なら知ってる人も多いんじゃないかな?でも夢十夜はこれだけじゃないんだよ!他に九つの不思議な話があるから是非これから見てくれ!自分は次のこれなんかが好きかな

  • 383名無し2019/07/29(Mon) 17:51:55ID:kxMDYwMTk(7/10)NG報告

    >>382
    第二夜

     こんな夢を見た。
     和尚おしょうの室を退さがって、廊下ろうか伝づたいに自分の部屋へ帰ると行灯あんどうがぼんやり点ともっている。片膝かたひざを座蒲団ざぶとんの上に突いて、灯心を掻かき立てたとき、花のような丁子ちょうじがぱたりと朱塗の台に落ちた。同時に部屋がぱっと明かるくなった。
     襖ふすまの画えは蕪村ぶそんの筆である。黒い柳を濃く薄く、遠近おちこちとかいて、寒さむそうな漁夫が笠かさを傾かたぶけて土手の上を通る。床とこには海中文殊かいちゅうもんじゅの軸じくが懸かかっている。焚たき残した線香が暗い方でいまだに臭におっている。広い寺だから森閑しんかんとして、人気ひとけがない。黒い天井てんじょうに差す丸行灯まるあんどうの丸い影が、仰向あおむく途端とたんに生きてるように見えた。
     立膝たてひざをしたまま、左の手で座蒲団ざぶとんを捲めくって、右を差し込んで見ると、思った所に、ちゃんとあった。あれば安心だから、蒲団をもとのごとく直なおして、その上にどっかり坐すわった。
     お前は侍さむらいである。侍なら悟れぬはずはなかろうと和尚おしょうが云った。そういつまでも悟れぬところをもって見ると、御前は侍ではあるまいと言った。人間の屑くずじゃと言った。ははあ怒ったなと云って笑った。口惜くやしければ悟った証拠を持って来いと云ってぷいと向むこうをむいた。怪けしからん。
     隣の広間の床に据すえてある置時計が次の刻ときを打つまでには、きっと悟って見せる。悟った上で、今夜また入室にゅうしつする。そうして和尚の首と悟りと引替ひきかえにしてやる。悟らなければ、和尚の命が取れない。どうしても悟らなければならない。自分は侍である。
     もし悟れなければ自刃じじんする。侍が辱はずかしめられて、生きている訳には行かない。綺麗きれいに死ん でしまう。
     こう考えた時、自分の手はまた思わず布団ふとんの下へ這入はいった。そうして朱鞘しゅざやの短刀を引ひき摺ずり出した。ぐっと束つかを握って、赤い鞘を向へ払ったら、冷たい刃はが一度に暗い部屋で光った。

  • 384名無し2019/07/29(Mon) 17:53:19ID:kxMDYwMTk(8/10)NG報告

    >>383
    凄すごいものが手元から、すうすうと逃げて行くように思われる。そうして、ことごとく切先きっさきへ集まって、殺気さっきを一点に籠こめている。自分はこの鋭い刃が、無念にも針の頭のように縮ちぢめられて、九寸くすん五分ごぶの先へ来てやむをえず尖とがってるのを見て、たちまちぐさりとやりたくなった。身体からだの血が右の手首の方へ流れて来て、握っている束がにちゃにちゃする。唇くちびるが顫ふるえた。
     短刀を鞘へ収めて右脇へ引きつけておいて、それから全伽ぜんがを組んだ。――趙州じょうしゅう曰く無むと。無とは何だ。くそ坊主くそぼうずめとはがみをした。
     奥歯を強く咬かみ締しめたので、鼻から熱い息が荒く出る。こめかみが釣って痛い。眼は普通の倍も大きく開けてやった。
     懸物かけものが見える。行灯が見える。畳たたみが見える。和尚の薬缶頭やかんあたまがありありと見える。鰐口わにぐちを開あいて嘲笑あざわらった声まで聞える。怪けしからん坊主だ。どうしてもあの薬缶を首にしなくてはならん。悟ってやる。無だ、無だと舌の根で念じた。無だと云うのにやっぱり線香の香においがした。何だ線香のくせに。

  • 385名無し2019/07/29(Mon) 17:53:51ID:kxMDYwMTk(9/10)NG報告

    >>384
    自分はいきなり拳骨げんこつを固めて自分の頭をいやと云うほど擲なぐった。そうして奥歯をぎりぎりと噛かんだ。両腋りょうわきから汗が出る。背中が棒のようになった。膝ひざの接目つぎめが急に痛くなった。膝が折れたってどうあるものかと思った。けれども痛い。苦しい。無むはなかなか出て来ない。出て来ると思うとすぐ痛くなる。腹が立つ。無念になる。非常に口惜くやしくなる。涙がほろほろ出る。ひと思おもいに身を巨巌おおいわの上にぶつけて、骨も肉もめちゃめちゃに砕くだいてしまいたくなる。
     それでも我慢してじっと坐っていた。堪たえがたいほど切ないものを胸に盛いれて忍んでいた。その切ないものが身体からだ中の筋肉を下から持上げて、毛穴から外へ吹き出よう吹き出ようと焦あせるけれども、どこも一面に塞ふさがって、まるで出口がないような残刻極まる状態であった。
     そのうちに頭が変になった。行灯あんどうも蕪村ぶそんの画えも、畳も、違棚ちがいだなも有って無いような、無くって有るように見えた。と云って無むはちっとも現前げんぜんしない。ただ好加減いいかげんに坐っていたようである。ところへ忽然こつぜん隣座敷の時計がチーンと鳴り始めた。
     はっと思った。右の手をすぐ短刀にかけた。時計が二つ目をチーンと打った。

  • 386名無し2019/07/29(Mon) 17:56:30ID:kxMDYwMTk(10/10)NG報告

    どうかな?夢の中の曖昧な感じが好く出てる不思議な作品じゃないかな?他にもオススメしたいけど時間無いからとりあえずこれで!みなさん良い読書生活を!

  • 387名無し2019/07/29(Mon) 18:04:17ID:c3Mjc3MTM(1/3)NG報告

    >>338
    樋口一葉は森鴎外の血縁になるはずだったんだっけ?

  • 388名無し2019/07/29(Mon) 18:08:03ID:c3Mjc3MTM(2/3)NG報告

    >>343
    怪奇談の部屋

  • 389名無し2019/07/29(Mon) 18:09:05ID:c3Mjc3MTM(3/3)NG報告

    >>374
    スレンダーマンは有名だねぇ

  • 390名無し2019/07/29(Mon) 18:49:09ID:Q2ODA5MDQ(1/4)NG報告

    >>386
    夢十夜って現代の話にも影響を与えてるのあるよね

  • 391名無し2019/07/29(Mon) 18:52:37ID:Q2ODA5MDQ(2/4)NG報告

    第三夜なんて今度は殺さないでね系統の怪談の原型になってるんじゃないかって思えるし

     こんな夢を見た。
     六つになる子供を負おぶってる。たしかに自分の子である。ただ不思議な事にはいつの間にか眼が潰つぶれて、青坊主あおぼうずになっている。自分が御前の眼はいつ潰れたのかいと聞くと、なに昔からさと答えた。声は子供の声に相違ないが、言葉つきはまるで大人おとなである。しかも対等たいとうだ。
     左右は青田あおたである。路みちは細い。鷺さぎの影が時々闇やみに差す。
    「田圃たんぼへかかったね」と背中で云った。
    「どうして解る」と顔を後うしろへ振り向けるようにして聞いたら、
    「だって鷺さぎが鳴くじゃないか」と答えた。
     すると鷺がはたして二声ほど鳴いた。
     自分は我子ながら少し怖こわくなった。こんなものを背負しょっていては、この先どうなるか分らない。どこか打遣うっちゃる所はなかろうかと向うを見ると闇の中に大きな森が見えた。あすこならばと考え出す途端とたんに、背中で、
    「ふふん」と云う声がした。
    「何を笑うんだ」
     子供は返事をしなかった。ただ
    「御父おとっさん、重いかい」と聞いた。
    「重かあない」と答えると
    「今に重くなるよ」と云った。
     自分は黙って森を目標めじるしにあるいて行った。田の中の路が不規則にうねってなかなか思うように出られない。しばらくすると二股ふたまたになった。自分は股またの根に立って、ちょっと休んだ。

  • 392名無し2019/07/29(Mon) 18:53:30ID:Q2ODA5MDQ(3/4)NG報告

    >>391
    「石が立ってるはずだがな」と小僧が云った。
     なるほど八寸角の石が腰ほどの高さに立っている。表には左り日ひヶ窪くぼ、右堀田原ほったはらとある。闇やみだのに赤い字が明あきらかに見えた。赤い字は井守いもりの腹のような色であった。
    「左が好いだろう」と小僧が命令した。左を見るとさっきの森が闇の影を、高い空から自分らの頭の上へ抛なげかけていた。自分はちょっと躊躇ちゅうちょした。
    「遠慮しないでもいい」と小僧がまた云った。自分は仕方なしに森の方へ歩き出した。腹の中では、よく盲目めくらのくせに何でも知ってるなと考えながら一筋道を森へ近づいてくると、背中で、「どうも盲目は不自由でいけないね」と云った。
    「だから負おぶってやるからいいじゃないか」
    「負ぶって貰もらってすまないが、どうも人に馬鹿にされていけない。親にまで馬鹿にされるからいけない」
     何だか厭いやになった。早く森へ行って捨ててしまおうと思って急いだ。
    「もう少し行くと解る。――ちょうどこんな晩だったな」と背中で独言ひとりごとのように云っている。
    「何が」と際きわどい声を出して聞いた。
    「何がって、知ってるじゃないか」と子供は嘲あざけるように答えた。すると何だか知ってるような気がし出した。けれども判然はっきりとは分らない。ただこんな晩であったように思える。そうしてもう少し行けば分るように思える。分っては大変だから、分らないうちに早く捨ててしまって、安心しなくってはならないように思える。自分はますます足を早めた。
     雨はさっきから降っている。路はだんだん暗くなる。ほとんど夢中である。ただ背中に小さい小僧がくっついていて、その小僧が自分の過去、現在、未来をことごとく照して、寸分の事実も洩もらさない鏡のように光っている。しかもそれが自分の子である。そうして盲目である。自分はたまらなくなった。

  • 393名無し2019/07/29(Mon) 18:53:47ID:Q2ODA5MDQ(4/4)NG報告

    >>392
    「ここだ、ここだ。ちょうどその杉の根の処だ」
     雨の中で小僧の声は判然聞えた。自分は覚えず留った。いつしか森の中へ這入はいっていた。一間いっけんばかり先にある黒いものはたしかに小僧の云う通り杉の木と見えた。
    「御父おとっさん、その杉の根の処だったね」
    「うん、そうだ」と思わず答えてしまった。
    「文化五年辰年たつどしだろう」
     なるほど文化五年辰年らしく思われた。
    「御前がおれを殺したのは今からちょうど百年前だね」
     自分はこの言葉を聞くや否や、今から百年前文化五年の辰年のこんな闇の晩に、この杉の根で、一人の盲目を殺したと云う自覚が、忽然こつぜんとして頭の中に起った。おれは人殺ひとごろしであったんだなと始めて気がついた途端とたんに、背中の子が急に石地蔵のように重くなった。

  • 394名無し2019/07/29(Mon) 19:02:16ID:EyMTE3MzY(1/1)NG報告

    どこの本屋でも見つからなかったけどようやくゲットできた、鬼滅の刃ファンブック。今から見るのが楽しみです。

  • 395名無し2019/07/29(Mon) 19:31:28ID:g4NzkzOTk(1/6)NG報告

    >>393
    この時代から 今度は落とさないでね?系の生まれ変り怪談の原型があったことに驚きを禁じ得ない

  • 396名無し2019/07/29(Mon) 19:32:31ID:g4NzkzOTk(2/6)NG報告

    >>394
    鬼滅の刃ってもうそろそろ佳境にはいるのかな

  • 397名無し2019/07/29(Mon) 19:34:58ID:g4NzkzOTk(3/6)NG報告

    >>380
    淡水魚…川の魚…スイミーに出てきた大きな魚ってマグロだったっけ?だとしたら…淡水魚版スイミー?

  • 398名無し2019/07/29(Mon) 19:35:55ID:g4NzkzOTk(4/6)NG報告

    >>373
    芥川龍之介の熱狂的ファンだったからね仕方ないね

  • 399名無し2019/07/29(Mon) 19:39:20ID:g4NzkzOTk(5/6)NG報告

    >>394
    鬼滅の刃って最終的には無残様倒して終わりなのかな?

  • 400名無し2019/07/29(Mon) 19:39:51ID:g4NzkzOTk(6/6)NG報告

    おっとすまん

  • 401名無し2019/07/29(Mon) 20:17:13ID:AxNDQyNzI(1/3)NG報告

    >>319
    別の離れた場所の人が同じ様な内容のおぞましいものを思い付いた…これはつまり、クトゥルフの実在をあらわしているのでは…?(悪電波受信しながら)

  • 402名無し2019/07/29(Mon) 20:18:03ID:AxNDQyNzI(2/3)NG報告

    >>399
    ねづこが死んじゃうから先に何かするんじゃない?

  • 403名無し2019/07/29(Mon) 20:20:27ID:AxNDQyNzI(3/3)NG報告

    >>385
    妙にリアルというか悪夢の嫌な感じというか
    なんとも言えない読後感だな…

  • 404名無し2019/07/30(Tue) 09:38:21ID:AxNTUxNzA(1/2)NG報告

    かっこつかねぇ…

  • 405名無し2019/07/30(Tue) 09:39:45ID:AxNTUxNzA(2/2)NG報告

    >>399
    まだ謎は沢山残ってるし もうちょい続きそう

  • 406名無し2019/07/31(Wed) 16:32:56ID:Q1MDcwMzY(1/8)NG報告

    >>307
    河上肇も面白いこと書いてる人だよね
    閑人詩話とかの評論が解りやすい



     佐藤春夫の車塵集を見ると、「杏花一孤村、流水数間屋、夕陽不見人、※(「特のへん+古」、第4水準2-80-21)牛麦中宿」といふ五絶を、

    杏あんず咲くさびしき田舎
    川添ひや家をちこち
    入日さし人げもなくて
    麦畑にねむる牛あり

    と訳してあるが、「家をちこち」はどうかと思ふ。原詩にいふ数間の屋は、三間か四間かの小さな一軒の家を指したものに相違なからう。古くは陶淵明の「園田の居に帰る」と題する詩に、「拙を守つて園田に帰る、方宅十余畝、草屋八九間」云々とあるは、人のよく知るところ。また蘇東坡の詩にいふところの「東坡数間の屋」、乃至、陸放翁の詩にいふところの「仕宦五十年、終に熱官を慕はず、年齢とし八十を過ぎ、久く已に一棺を弁ず、廬を結ぶ十余間、身を著けて海の寛きが如し」といふの類、「間」はいづれも室の意であり、草屋八九間、東坡数間屋、結廬十余間は、みな間数まかずを示したものである。杏花一孤村流水数間屋にしても、川添ひに小さな家が一軒あると解して少しも差支ないが、車塵集は何が故に数間の屋を数軒の家と解したのであらうか。専門家がこんなことを誤解する筈もなからうが。
     「遠近皆僧刹、西村八九家」、これは郭祥正の詩、「春水六七里、夕陽三四家」、これは陸放翁の詩。これらこそは家をちこちであらう。

  • 407名無し2019/07/31(Wed) 16:46:10ID:Q1MDcwMzY(2/8)NG報告

    >>406
    移舟泊烟渚    舟を移して烟渚に泊せば、
    日暮客愁新    日暮れて客愁新たなり。
    野曠天低樹    野曠うして天そら樹に低たれ、
    江清月近人    江清うして月人に近し。

     小杉放庵の『唐詩及唐詩人』には、この詩の起句を「烟渚に泊す」と読み切つてあり、結句を「月人に近づく」と読ませてある。しかし私は、「烟渚に泊せば」と読み続けたく、また「月人に近し」と、月を静かなものにして置きたい。
     なほ野曠天低樹は、舟の中から陸上を望んだ景色であり、そこの樹はひろびろとした野原の果てにある樹なので、遥に人に遠い。(近ければ野曠しと云ふことにならない。)次に江清月近人の方は、舟の中から江を望んだ景色であらう。そして江清しと云ふは、昼間見た時は濁つてゐたのに、今は月光のため浄化されてゐるのであらう。月はもちろん明月で、盥たらひのやうに大きく、ひどく近距離に感じられるのである。私は明月に対し、月が近いとは感じても、月が自分の方へ近づいて来ると感じ〔た〕ことはない。で月人に近しと読み、月人に近づくと読むことを欲しない。

  • 408名無し2019/07/31(Wed) 16:54:00ID:Q1MDcwMzY(3/8)NG報告

    >>407
    漢詩を日本読みにするのは、簡単なことのやうで、実は読む人の当面の詩に対する理解の程度や、その人の日本文に対する神経の鋭鈍などによつて左右され、自然、同じ詩でも人によつて読み方が違ふ。

    佐藤春夫とも関係があったみたいだね

  • 409名無し2019/07/31(Wed) 16:59:05ID:Q1MDcwMzY(4/8)NG報告

    あと、河上肇は評論の随筆が多いけど小説も書いてるよ

  • 410名無し2019/07/31(Wed) 17:18:32ID:Q1MDcwMzY(5/8)NG報告

    御萩と七種粥って題名のやつ



     私の父方の祖父才一郎が嘉永五年七月一日、僅か六畳一間の栗林家の門部屋で病死した時――栗林家の次男坊に生れた才一郎は、この時すでに河上家の養子となっていたが、養家の瀬兵衛夫婦がまだ生きていた為めに、ずっと栗林家の門部屋で生活していたのである、――彼の残した遺族は三人、うち長男の源介(即ち私の父)は五歳、長女アサ(即ち私の叔母)は三歳、妻イハ(即ち私の祖母)は二十五歳であった。これより十数年にわたり、私の祖母のためには、日夜骨身を惜まざる勤労努力の歳月が続いた。が、その甲斐あって、慶応三年という頃になると、長男源介は、すでに二十歳に達して禄ろく十九石を食はむ一人前の武士となり、長女アサも十八歳の娘盛りになった。
     かくて、私のために叔母に当るアサは、この年にめでたく藤村家に嫁いだ。残っている私の家の願書控を見ると、次のようなのがある。

  • 411名無し2019/07/31(Wed) 17:29:54ID:Q1MDcwMzY(6/8)NG報告

    >>410
     「私妹此度藤村十兵衛世倅規矩太郎妻に所望御座候に付、応二真意一取組の内約仕置候間、其儀被二差免一被レ下候様奉レ願候、此段御組頭兼重重次郎兵衛殿へ被二仰入一、願之通り被二成下一候様、宜敷御取持可レ被レ下候頼存候、已上。
     慶応三年丁卯四月十一日  河上源介」
     この控には、「四月二十七日被下被差免候」との追記がある。
     叔母には子が出来なかった。そして、どういう事情からであったか、明治十年十月七日、彼女は藤村家から離縁になって家に帰った。その時二十八歳である。
     しかし二ヶ月後の明治十一年一月五日には、玉井進という人の妻になった。この人は当時山口県庁の役人をしていた人で、叔母もまた山口に行った。
     叔母が玉井家に嫁いだ明治十一年には、私の父もすでに三十一歳になっていたが、この年の六月十五日に初めて、同族河上又三郎の次女タヅと結婚した。それが私の母で、文久二年八月誕生の彼女は、当時十七歳、正確に云えば満十五歳十ヶ月であった。
     私が生れたのは、その翌年の十月二十日である。従って以上の出来事は、みな私の見ることの出来なかった事実に属する。

  • 412名無し2019/07/31(Wed) 17:37:52ID:Q1MDcwMzY(7/8)NG報告

    【人間は人情を食べる動物である。】って文が作中にあるんだけど、これも何か作者の意志がこもってるように感じられて良い言葉だね。作者の考え方が読み取れる小説っていうのもなかなか良いものだね

  • 413名無し2019/07/31(Wed) 17:50:09ID:Q1MDcwMzY(8/8)NG報告

    貧乏物語ってのもあるんだけど河上肇の小説はだいたい実際のことを纏めたかんじのやつかな





     この物語は、最初余が、大正五年九月十一日より同年十二月二十六日にわたり、断続して大阪おおさか朝日新聞に載せてもらったそのままのものである。今これを一冊子にまとめて公にせんとするに当たり、余は幾度かこれが訂正増補を企てたれども、筆を入るれば入るるほど統一が破れて襤褸ぼろが出る感じがするので、一二文字の末を改めたほかは、いったん加筆した部分もすべて取り消して、ただ各項の下へ掲載された新聞紙の月日を記入するにとどめておいた。ただし貧乏線を論ずるのちなみに額田ぬかだ博士の著書を批評した一節は、その後同博士の説明を聞くに及び、余にも誤解ありしを免れずと信ずるに至りしがゆえに、これを削除してやむなくその跡へ他の記事を填充てんじゅうし、また英国の食事公給条例のことを述べし項下には、事のついでと思って、この条例の全文を追加しておいた。

  • 414名無し2019/08/01(Thu) 09:13:01ID:c4MTEzMjY(1/7)NG報告

    調べたら、京都帝大の経済学部教授だったんだね河上肇

  • 415名無し2019/08/01(Thu) 09:14:45ID:c4MTEzMjY(2/7)NG報告

    >>413
    自伝的小説なのかな?

  • 416名無し2019/08/01(Thu) 17:48:06ID:E5MjkxNjM(1/3)NG報告

    >>378
    夢十夜面白いよね、第四夜がおすすめ

    第四夜

     広い土間の真中に涼み台のようなものを据すえて、その周囲まわりに小さい床几しょうぎが並べてある。台は黒光りに光っている。片隅かたすみには四角な膳ぜんを前に置いて爺じいさんが一人で酒を飲んでいる。肴さかなは煮しめらしい。
     爺さんは酒の加減でなかなか赤くなっている。その上顔中つやつやして皺しわと云うほどのものはどこにも見当らない。ただ白い髯ひげをありたけ生はやしているから年寄としよりと云う事だけはわかる。自分は子供ながら、この爺さんの年はいくつなんだろうと思った。ところへ裏の筧かけひから手桶ておけに水を汲くんで来た神かみさんが、前垂まえだれで手を拭ふきながら、
    「御爺さんはいくつかね」と聞いた。爺さんは頬張ほおばった煮〆にしめを呑のみ込んで、
    「いくつか忘れたよ」と澄ましていた。神さんは拭いた手を、細い帯の間に挟はさんで横から爺さんの顔を見て立っていた。爺さんは茶碗ちゃわんのような大きなもので酒をぐいと飲んで、そうして、ふうと長い息を白い髯の間から吹き出した。

  • 417名無し2019/08/01(Thu) 17:49:26ID:E5MjkxNjM(2/3)NG報告

    >>416
    すると神さんが、
    「御爺さんの家うちはどこかね」と聞いた。爺さんは長い息を途中で切って、
    「臍へその奥だよ」と云った。神さんは手を細い帯の間に突込つっこんだまま、
    「どこへ行くかね」とまた聞いた。すると爺さんが、また茶碗のような大きなもので熱い酒をぐいと飲んで前のような息をふうと吹いて、
    「あっちへ行くよ」と云った。
    「真直まっすぐかい」と神さんが聞いた時、ふうと吹いた息が、障子しょうじを通り越して柳の下を抜けて、河原かわらの方へ真直まっすぐに行った。
     爺さんが表へ出た。自分も後あとから出た。爺さんの腰に小さい瓢箪ひょうたんがぶら下がっている。肩から四角な箱を腋わきの下へ釣るしている。浅黄あさぎの股引ももひきを穿はいて、浅黄の袖無そでなしを着ている。足袋たびだけが黄色い。何だか皮で作った足袋のように見えた。
     爺さんが真直に柳の下まで来た。柳の下に子供が三四人いた。爺さんは笑いながら腰から浅黄の手拭てぬぐいを出した。それを肝心綯かんじんよりのように細長く綯よった。そうして地面じびたの真中に置いた。それから手拭の周囲まわりに、大きな丸い輪を描かいた。しまいに肩にかけた箱の中から真鍮しんちゅうで製こしらえた飴屋あめやの笛ふえを出した。
    「今にその手拭が蛇へびになるから、見ておろう。見ておろう」と繰返くりかえして云った。
     子供は一生懸命に手拭を見ていた。自分も見ていた。

  • 418名無し2019/08/01(Thu) 17:49:54ID:E5MjkxNjM(3/3)NG報告

    >>417
    「見ておろう、見ておろう、好いか」と云いながら爺さんが笛を吹いて、輪の上をぐるぐる廻り出した。自分は手拭ばかり見ていた。けれども手拭はいっこう動かなかった。
     爺さんは笛をぴいぴい吹いた。そうして輪の上を何遍も廻った。草鞋わらじを爪立つまだてるように、抜足をするように、手拭に遠慮をするように、廻った。怖こわそうにも見えた。面白そうにもあった。
     やがて爺さんは笛をぴたりとやめた。そうして、肩に掛けた箱の口を開けて、手拭の首を、ちょいと撮つまんで、ぽっと放ほうり込こんだ。
    「こうしておくと、箱の中で蛇へびになる。今に見せてやる。今に見せてやる」と云いながら、爺さんが真直に歩き出した。柳の下を抜けて、細い路を真直に下りて行った。自分は蛇が見たいから、細い道をどこまでも追ついて行った。爺さんは時々「今になる」と云ったり、「蛇になる」と云ったりして歩いて行く。しまいには、
     「今になる、蛇になる、
      きっとなる、笛が鳴る、」
    と唄うたいながら、とうとう河の岸へ出た。橋も舟もないから、ここで休んで箱の中の蛇を見せるだろうと思っていると、爺さんはざぶざぶ河の中へ這入はいり出した。始めは膝ひざくらいの深さであったが、だんだん腰から、胸の方まで水に浸つかって見えなくなる。それでも爺さんは
     「深くなる、夜になる、
      真直になる」
    と唄いながら、どこまでも真直に歩いて行った。そうして髯ひげも顔も頭も頭巾ずきんもまるで見えなくなってしまった。
     自分は爺さんが向岸むこうぎしへ上がった時に、蛇を見せるだろうと思って、蘆あしの鳴る所に立って、たった一人いつまでも待っていた。けれども爺さんは、とうとう上がって来なかった。

  • 419名無し2019/08/02(Fri) 09:05:48ID:Q1NzUyMTY(1/3)NG報告

    >>418
    ここまで紹介したならもう半分まで紹介しちゃえ!

    第五夜

     こんな夢を見た。
     何でもよほど古い事で、神代かみよに近い昔と思われるが、自分が軍いくさをして運悪く敗北まけたために、生擒いけどりになって、敵の大将の前に引き据すえられた。
     その頃の人はみんな背が高かった。そうして、みんな長い髯を生はやしていた。革の帯を締しめて、それへ棒のような剣つるぎを釣るしていた。弓は藤蔓ふじづるの太いのをそのまま用いたように見えた。漆うるしも塗ってなければ磨みがきもかけてない。極きわめて素樸そぼくなものであった。
     敵の大将は、弓の真中を右の手で握って、その弓を草の上へ突いて、酒甕さかがめを伏せたようなものの上に腰をかけていた。その顔を見ると、鼻の上で、左右の眉まゆが太く接続つながっている。その頃髪剃かみそりと云うものは無論なかった。
     自分は虜とりこだから、腰をかける訳に行かない。草の上に胡坐あぐらをかいていた。足には大きな藁沓わらぐつを穿はいていた。この時代の藁沓は深いものであった。立つと膝頭ひざがしらまで来た。その端はしの所は藁わらを少し編残あみのこして、房のように下げて、歩くとばらばら動くようにして、飾りとしていた。
     大将は篝火かがりびで自分の顔を見て、死ぬか生きるかと聞いた。これはその頃の習慣で、捕虜とりこにはだれでも一応はこう聞いたものである。生きると答えると降参した意味で、死ぬと云うと屈服くっぷくしないと云う事になる。自分は一言ひとこと死ぬと答えた。大将は草の上に突いていた弓を向うへ抛なげて、腰に釣るした棒のような剣けんをするりと抜きかけた。それへ風に靡なびいた篝火かがりびが横から吹きつけた。自分は右の手を楓かえでのように開いて、掌たなごころを大将の方へ向けて、眼の上へ差し上げた。待てと云う相図である。

  • 420名無し2019/08/02(Fri) 09:06:04ID:Q1NzUyMTY(2/3)NG報告

    >>419
    大将は太い剣をかちゃりと鞘さやに収めた。
     その頃でも恋はあった。自分は死ぬ前に一目思う女に逢あいたいと云った。大将は夜が開けて鶏とりが鳴くまでなら待つと云った。鶏が鳴くまでに女をここへ呼ばなければならない。鶏が鳴いても女が来なければ、自分は逢わずに殺されてしまう。
     大将は腰をかけたまま、篝火を眺めている。自分は大きな藁沓わらぐつを組み合わしたまま、草の上で女を待っている。夜はだんだん更ふける。
     時々篝火が崩くずれる音がする。崩れるたびに狼狽うろたえたように焔ほのおが大将になだれかかる。真黒な眉まゆの下で、大将の眼がぴかぴかと光っている。すると誰やら来て、新しい枝をたくさん火の中へ抛なげ込こんで行く。しばらくすると、火がぱちぱちと鳴る。暗闇くらやみを弾はじき返かえすような勇ましい音であった。
     この時女は、裏の楢ならの木に繋つないである、白い馬を引き出した。鬣たてがみを三度撫なでて高い背にひらりと飛び乗った。鞍くらもない鐙あぶみもない裸馬はだかうまであった。長く白い足で、太腹ふとばらを蹴けると、馬はいっさんに駆かけ出した。誰かが篝りを継つぎ足たしたので、遠くの空が薄明るく見える。馬はこの明るいものを目懸めがけて闇の中を飛んで来る。鼻から火の柱のような息を二本出して飛んで来る。それでも女は細い足でしきりなしに馬の腹を蹴けっている。馬は蹄ひづめの音が宙で鳴るほど早く飛んで来る。女の髪は吹流しのように闇やみの中に尾を曳ひいた。それでもまだ篝かがりのある所まで来られない。
     すると真闇まっくらな道の傍はたで、たちまちこけこっこうという鶏の声がした。女は身を空様そらざまに、両手に握った手綱たづなをうんと控ひかえた。馬は前足の蹄ひづめを堅い岩の上に発矢はっしと刻きざみ込んだ。
     こけこっこうと鶏にわとりがまた一声ひとこえ鳴いた。
     女はあっと云って、緊しめた手綱を一度に緩ゆるめた。馬は諸膝もろひざを折る。乗った人と共に真向まともへ前へのめった。岩の下は深い淵ふちであった。
     蹄の跡あとはいまだに岩の上に残っている。鶏の鳴く真似まねをしたものは天探女あまのじゃくである。この蹄の痕あとの岩に刻みつけられている間、天探女は自分の敵かたきである。

  • 421名無し2019/08/02(Fri) 09:07:11ID:Q1NzUyMTY(3/3)NG報告

    あと夢十夜には 教科書に載ってるような人も出てくる

  • 422名無し2019/08/02(Fri) 11:37:48ID:YxMjI4MzQ(6/6)NG報告

    今ちょうど武者小路実篤の友情読んでるけど、面白い。

    失恋に苦しむ野島の気持ち悪さがまた良い。

  • 423名無し2019/08/02(Fri) 11:38:20ID:M5NDM3MDI(8/8)NG報告

    >>395
    あれの原型は累ヶ淵や油赤子とかもっと前まで遡る

  • 424名無し2019/08/02(Fri) 22:14:00ID:I3MDE0MDY(2/2)NG報告

    >>423
    油赤子のあの感じが民話とかの中で地味に気に入ってる

  • 425名無し2019/08/03(Sat) 12:56:04ID:YwMTMzMjI(1/3)NG報告

    >>423
    油赤子ってそんな妖怪だっけ?
    火の玉の姿で飛来して家の中へ入り込み、赤ん坊の姿となって行灯の油を舐め取ると、再び火の玉の姿に戻って飛び去っていくっていう油なせとか姥ヶ火みたいな油への執心するタイプの妖怪じゃない?殺された恨みとかそういう話ではなかったような

  • 426名無し2019/08/03(Sat) 13:19:07ID:YwMTMzMjI(2/3)NG報告

    累ヶ淵の話って鬼怒川の伝承からはじまって仮名草子本『死霊解脱物語聞書』で紹介された物語を題材にして四代目鶴屋南北が作った『色彩間苅豆』がヒットして累モノってジャンルがうまれて曲亭馬琴が『新累解脱物語』をつくったり三遊亭圓朝が『真景累ヶ淵』って話にして落語で演目としてやったりしてその『真景累ヶ淵』が何回も映画にされてたりしてるのが、物語が時代にのって変化していってる様子が見れて面白いよね。そういえば前にやってた累積-かさね-って映画はこの累モノの派生なのかな?

  • 427名無し2019/08/03(Sat) 17:29:55ID:YwMTMzMjI(3/3)NG報告

    いま調べたら 2009年と2012年にイブニング新人賞でそれぞれ優秀賞を受賞した松浦だるまの連載デビュー作。松浦が初投稿作『チョコレートミントの初恋』の後、二作目の構想中に得た「キスをしたら顔が入れ替わる」というアイデアを元に、「口紅」というキーアイテムや「美醜」というテーマ、そして怪談『累ヶ淵』と、自身も経験したことのある「演劇」の要素を足していくという形で作られた ってあったからやっぱり参考にはしてたのかな?

  • 428名無し2019/08/04(Sun) 09:29:14ID:MyNzk2NzI(1/13)NG報告

    >>426
    落語の死神とかもあの人の作品だし三遊亭圓朝って落語に新しい要素取り入れたりするの得意だよな

  • 429名無し2019/08/04(Sun) 09:45:20ID:MyNzk2NzI(2/13)NG報告

    >>427
    松浦だるまさんが書いたスピンアウト小説の『誘-いざな-』は綾辻行人先生にも褒められてるみたい

  • 430名無し2019/08/04(Sun) 09:49:54ID:MyNzk2NzI(3/13)NG報告

    待っても待ってもなかなか立たない!
    もう待ってても立たないならこうしよう!今日の内に誰か怪談スレ立てを立候補しなかったら今日の夜に俺が立てるけどそれでよいな!?その場合スレの名前はいままであがったやつの中から適当に選ぶがそれで良いな!?

  • 431名無し2019/08/04(Sun) 10:52:53ID:MyNzk2NzI(4/13)NG報告

    ・型月ファン百物語
    ・でもにch千夜一夜
    ・型月民怪談クラブ
    ・本当にあったでもに怪談
    ・世にも奇妙なでもに語
    現代百物語 型月袋
    怪奇蒐集サロン でもに千夜一夜会
    怪奇談の部屋
    この中から決める?

  • 432名無し2019/08/04(Sun) 12:00:13ID:MyNzk2NzI(5/13)NG報告

    自分で良いスレ名を思い付かない場合この中で一番良いなと思ったものによくてよを入れてください!

    1型月ファン百物語

  • 433名無し2019/08/04(Sun) 12:00:53ID:MyNzk2NzI(6/13)NG報告

    2でもにch千夜一夜

  • 434名無し2019/08/04(Sun) 12:01:30ID:MyNzk2NzI(7/13)NG報告

    3型月民怪談クラブ

  • 435名無し2019/08/04(Sun) 12:01:53ID:MyNzk2NzI(8/13)NG報告

    4本当にあったでもに怪談

  • 436名無し2019/08/04(Sun) 12:02:19ID:MyNzk2NzI(9/13)NG報告

    5世にも奇妙なでもに語

  • 437名無し2019/08/04(Sun) 12:02:45ID:MyNzk2NzI(10/13)NG報告

    6現代百物語 型月袋

  • 438名無し2019/08/04(Sun) 12:03:08ID:MyNzk2NzI(11/13)NG報告

    7怪奇蒐集サロン でもに千夜一夜会

  • 439名無し2019/08/04(Sun) 12:03:45ID:MyNzk2NzI(12/13)NG報告

    8怪奇談の部屋

  • 440名無し2019/08/04(Sun) 12:08:14ID:MyNzk2NzI(13/13)NG報告

    自分で怪談スレの名前が思い付いた場合はこの後の番号をつけてここにはってくれ!必ずこの上のどれかによくてよをつけるかまた別にスレの名前候補を貼るかしてくれな!

  • 441名無し2019/08/04(Sun) 17:07:42ID:Y3ODg5NjA(1/3)NG報告

    怪奇蒐集サロンが入って無い…

  • 442名無し2019/08/04(Sun) 17:08:03ID:Y3ODg5NjA(2/3)NG報告

    9怪奇蒐集サロン

  • 443名無し2019/08/04(Sun) 17:09:55ID:Y3ODg5NjA(3/3)NG報告

    今日の夜までってのはちょっと急過ぎるから、せめて明日の夜までにしないかな?そこまでに集まった票で決めることにしよう

  • 444名無し2019/08/04(Sun) 19:30:44ID:YxMjkzOTI(1/2)NG報告

    ふぃーあちぃーもう怪談の季節なんだなぁ

  • 445名無し2019/08/04(Sun) 19:40:58ID:YxMjkzOTI(2/2)NG報告

    怪談スレがそろそろたつということなので日本の文化にゆかりのあるこいつを貼っておこう。出自がはっきりしてるって本で読んだ

  • 446名無し2019/08/05(Mon) 01:31:38ID:A0MjQxNTU(1/3)NG報告

    これってもしや西尾維新の新作?

  • 447名無し2019/08/05(Mon) 01:32:46ID:A0MjQxNTU(2/3)NG報告

    >>421
    運慶だっけ?仏師の話

  • 448名無し2019/08/05(Mon) 01:39:01ID:A0MjQxNTU(3/3)NG報告

    >>445
    似た話だとこいつ、今は妖怪の総大将って要素で知られてるけど元々はそういう要素はなかったんだよね

  • 449名無し2019/08/05(Mon) 08:52:54ID:YxMzMwMTU(1/2)NG報告

    >>445
    鬼太郎のガシャドクロ怖かったなぁ

  • 450名無し2019/08/05(Mon) 08:53:43ID:YxMzMwMTU(2/2)NG報告

    >>430>>443
    すまんが今日の夜まではちとキツイ…出来れば7日8日あたりまで待ってはくれないだろうか…?

  • 451名無し2019/08/05(Mon) 09:13:00ID:YxNDM5NDA(1/1)NG報告

    えっ 怪談スレでクリパスの話して良いんですか!?ヤッター!

  • 452名無し2019/08/05(Mon) 09:19:21ID:E3OTA1NTU(1/1)NG報告

    >>425
    バリエーションのひとつに酒飲みの爺さんの金を奪って成功する(金を盗まれた爺さんは自殺 する)
    のちに生まれた赤ん坊が夜な夜な油を舐めるのを見咎めたら殺したお爺さんの顔で振り向いて皿を差し出しもう一杯、と言ってくるというのがある
    後六部殺しの類話にもこのタイプがあるみたい

  • 453名無し2019/08/05(Mon) 18:56:28ID:Y3NzM0MjU(1/3)NG報告

    >>452
    伝承のバリエーションとか色んな類話みたいなのって調べると面白いよね、民俗学とかやってみたいなぁ

  • 454名無し2019/08/05(Mon) 18:58:23ID:Y3NzM0MjU(2/3)NG報告

    >>448
    ぬらりひょんが総大将な設定の作品代表的な例

  • 455名無し2019/08/05(Mon) 19:01:01ID:AwNjY1MzA(1/1)NG報告

    >>454
    やはり代表作は鬼太郎では?


    >>445
    がしゃどくろはカクレンジャーのがしゃどくろが印象深いな。オネェ系口調で格好いい髑髏モチーフの怪人が好きだった。

  • 456名無し2019/08/05(Mon) 19:01:49ID:Y3NzM0MjU(3/3)NG報告

    >>422
    武者小路実篤は有島武郎と同じ白樺派だったね

  • 457名無し2019/08/05(Mon) 19:51:23ID:c2Nzg0MTU(1/1)NG報告

    >>406
    漢詩も素敵なの多いよね

    国破れて山河あり
    城春にして草木深し

  • 458名無し2019/08/05(Mon) 20:16:33ID:MxNzE3MzA(1/2)NG報告

    >>455
    鬼太郎のぬらりひょんってたいして強くもないのに何度か鬼太郎を追い詰めてた記憶がある、頭脳派でアラフィフみたいに相手を策略にはめるのが得意なタイプなのかな

  • 459名無し2019/08/05(Mon) 20:18:10ID:MxNzE3MzA(2/2)NG報告

    >>449
    エレベーターの壁から骸骨の腕が出てきて乗ってる人の生気をすいとるやつだよね、あれ結構怖かった

  • 460名無し2019/08/05(Mon) 20:34:52ID:g4MDUwNjU(1/3)NG報告

    >>455>>458
    たいした部下も能力も持ってないのに結構な被害を出した鬼太郎のぬらりひょんよ…

  • 461名無し2019/08/05(Mon) 20:41:33ID:g4MDUwNjU(2/3)NG報告

    >>454
    ぬらりひょんの孫の茨木童子は酒天童子の屍体を刻んで自分の顔に埋め込むとかいうヤバい奴だったね

  • 462名無し2019/08/05(Mon) 20:43:21ID:g4MDUwNjU(3/3)NG報告

    >>457
    杜甫だっけ 李白とは友人だったんだよね

  • 463名無し2019/08/05(Mon) 21:20:44ID:E0NTAxMjA(1/1)NG報告

    >>456
    白樺派ってバカラシからきてるらしいな、当時は貴族がお遊びにやってる派閥(実際白樺派は、その実力は別としてお金持ちの貴族層の人達が道楽でやってた派閥だった)読むのも馬鹿馬鹿しいって評価だったらしい。

  • 464名無し2019/08/05(Mon) 21:53:03ID:k4OTA5OTA(1/1)NG報告

    >>462
    李白は綺麗な人間賛歌って感じで杜甫は人間の汚い部分も含めて詠ってるって感じ 友人同士仲は良かったって

  • 465名無し2019/08/06(Tue) 08:50:21ID:M5NTA5MDY(1/1)NG報告

    >>451
    マイナーだけどカゲカオとか好き

  • 466名無し2019/08/06(Tue) 08:51:01ID:UwNjM5NTY(3/7)NG報告

    >>463
    夏目漱石も最初は馬鹿にされてたんだっけ

  • 467名無し2019/08/06(Tue) 10:28:14ID:M4ODQ1NjI(1/3)NG報告

    FGOのサロメってオスカーワイルドのサロメを持ってきた感じだね、鯖としては戯曲サロメってところか

  • 468名無し2019/08/06(Tue) 12:23:14ID:M4ODQ1NjI(2/3)NG報告

    >>466
    夏目漱石の生徒「夏目なんてあんなもん、話にもなりゃしない」

  • 469名無し2019/08/06(Tue) 12:51:10ID:M4ODQ1NjI(3/3)NG報告

    この前ここで紹介されてたきつねとたぬき見たけど
    ほのぼのとしてて良いな 癒される

  • 470名無し2019/08/07(Wed) 01:52:19ID:QwMDE3MzY(1/1)NG報告

    >>450
    7、8日か…ちょうどその間忙しくなって俺スレ立てる時間があるかも厳しいかもなんだよね…ネットあんま使えないうえに外せない用事なんだ…すまんけど他にスレ立てるよ~って言ってくれる人いる?誰か代わりにやってくれればありがたい…

  • 471名無し2019/08/07(Wed) 02:00:58ID:YyMjQ2MjY(1/3)NG報告

    あ 怪談スレの関連部分に貼るのは愛読書と創作談義で良いんだよね?そこだけ気になった

  • 472名無し2019/08/07(Wed) 02:03:21ID:YyMjQ2MjY(2/3)NG報告

    >>461
    この現代版の服のゴシックっていうかゴスロリの男版みたいな感じの服好き

  • 473名無し2019/08/07(Wed) 02:06:12ID:YyMjQ2MjY(3/3)NG報告

    >>467
    オスカーワイルドと仕事相手以上の関係があった、この本の絵を担当したビアズリーは早世しちゃったんだよね

  • 474名無し2019/08/07(Wed) 05:53:18ID:c3MzIyMTY(1/2)NG報告

    >>471
    そうだね創作スレも貼っておこうか。

  • 475名無し2019/08/07(Wed) 05:54:47ID:c3MzIyMTY(2/2)NG報告

    創作スレも貼るわけだから、創作怪談のとこにそれっぽいこと書きたいよね~

  • 476本の虫2019/08/07(Wed) 07:50:35ID:Q5NDM3NDU(1/2)NG報告

    >>460
    朱の盆とか蛇骨婆もいるぬらりひょん一味、みんなコミカルだけど結構エグいことしてきますよね(笑)

  • 477本の虫2019/08/07(Wed) 07:53:42ID:Q5NDM3NDU(2/2)NG報告

    >>470
    なら自分がやってもよろしいですか?
    スレ建ては何回かやったことがあるので

  • 478名無し2019/08/07(Wed) 08:52:03ID:I3MzY5NzA(1/3)NG報告

    妖怪の話をしている…これはつまり京極堂シリーズの話をしても良いってことですね!

  • 479名無し2019/08/07(Wed) 08:54:50ID:I3MzY5NzA(2/3)NG報告

    >>476
    鬼太郎の朱の盆は結構ひょうきんで面白いですよね、元の話の朱の盆は舌長婆と旅人を襲う怖い話とか結構多くて怖い感じだから読んだとき驚きました

  • 480名無し2019/08/07(Wed) 08:56:16ID:I3MzY5NzA(3/3)NG報告

    >>473
    オスカーワイルドの恋人ってこの人ですっけ?

  • 481名無し2019/08/07(Wed) 08:56:45ID:I1MTQ0ODI(4/7)NG報告

    おー、たて宜しく

  • 482名無し2019/08/08(Thu) 08:40:40ID:c4ODE0NjQ(1/4)NG報告

    >>479
    朱の盆って中国から日本に来た妖怪っぽいんだよね、中国に朱の盆みたいな赤いかおで人を驚かす妖怪の話があるんだけど、それが朱の盆そっくりでさ

  • 483名無し2019/08/08(Thu) 08:49:12ID:c4ODE0NjQ(2/4)NG報告

    >>445
    がしゃどくろっていうと犬僕の髏々宮さんが出てくる

  • 484名無し2019/08/08(Thu) 08:54:08ID:c4ODE0NjQ(3/4)NG報告

    >>475
    怖い話が苦手な人の為に創作スレに書くのをためらっていた自作のような怖い話でも大歓迎!是非貼っていってください!(ただ、グロい要素 エロい要素が含まれる場合はレスの最初に注意書をお願いします)

    って追加してみたらどう?

  • 485名無し2019/08/08(Thu) 08:55:06ID:c4ODE0NjQ(4/4)NG報告

    で、結局今日建てるのかい?

  • 486名無し2019/08/08(Thu) 08:55:55ID:k5NjUwMDg(5/7)NG報告

    >>483
    犬僕好きだったなぁ…作者さん…

  • 487名無し2019/08/08(Thu) 19:35:42ID:kwMTEzMTI(1/1)NG報告

    >>484
    確かにグロエロの注意書を入れた方がいいと思う。

  • 488名無し2019/08/08(Thu) 20:55:40ID:A4MTQ4ODg(1/3)NG報告

    >>478
    自分は凶骨の夢が好きかな、冒頭の海のくだりとか今でも覚えてる。結構えげつない話だったなぁ 京極シリーズはそれが良いんだけど。キアラさんにも関係があるお話だから興味があれば見てみてね。

  • 489名無し2019/08/08(Thu) 20:57:16ID:A4MTQ4ODg(2/3)NG報告

    >>483
    かるたちゃん良い子よねー、この漫画のダビデと同じ声のキャラは結構ヤバいキャラだった思い出

  • 490名無し2019/08/08(Thu) 20:59:04ID:A4MTQ4ODg(3/3)NG報告

    >>468
    そうして「夢十夜」が出来た訳か…

  • 491本の虫2019/08/08(Thu) 21:07:53ID:Y1MTM5NzY(1/5)NG報告

    >>485
    自分は準備出来てますよ!日付が変わるまでには余裕を持って建てれます!もし、もう少し待った方が良いならもう少し待てますけど、皆さんはどうしますか?もう建てた方が良いですか?それとももう少し待ちましょうか?

  • 492名無し2019/08/08(Thu) 21:13:02ID:IxNzU0NTY(1/2)NG報告

    >>482
    獏とか獅子舞も中国からだったっけ?

  • 493名無し2019/08/08(Thu) 21:19:56ID:IxNzU0NTY(2/2)NG報告

    >>432>>433>>434>>435>>436>>437>>438
    >>439>>442
    怖い話のスレの名前がもう見えなくなっちゃったからここに貼っておくよー!気に入った名前があったらここからその番号のレスによくてよ押しにいってね

  • 494名無し2019/08/08(Thu) 21:34:26ID:MxOTE4NDg(1/4)NG報告

    >>492
    しってる!八雲の話で読んだ!

  • 495名無し2019/08/08(Thu) 21:34:42ID:MxOTE4NDg(2/4)NG報告

    >>493
    でかした!

  • 496名無し2019/08/08(Thu) 21:35:35ID:MxOTE4NDg(3/4)NG報告

    >>488
    立川流だっけ髑髏囲んでセッするってやつ

  • 497名無し2019/08/08(Thu) 21:36:53ID:MxOTE4NDg(4/4)NG報告

    >>467
    聖書にはそういった要素は無いんだっけ

  • 498名無し2019/08/08(Thu) 21:48:48ID:I1NDMwNjQ(1/3)NG報告

    >>483
    犬×僕は転生の使い方が面白かったなぁーって

  • 499名無し2019/08/08(Thu) 21:50:59ID:I1NDMwNjQ(2/3)NG報告

    >>489
    信じられるか?この超絶イケメン きよひー並みにヤバい奴なんだぜ?ガチストーカーまじ怖い

  • 500名無し2019/08/08(Thu) 21:53:50ID:I1NDMwNjQ(3/3)NG報告

    >>463
    貴族かぁ なるほど、それで文アルの白樺派はあんな王子様風の服装で統一されてるのかぁ勉強になった!

  • 501名無し2019/08/08(Thu) 22:07:38ID:I4ODcyNDA(1/1)NG報告

    >>491
    もう既に何回もスレ建て延期になってるからそろそろ建てた方が良いけど…まだもうちょっと待ってスレについてもう少ししっかりと決めておきたいジレンマ…

  • 502名無し2019/08/08(Thu) 22:25:19ID:A0NTk4MDg(1/2)NG報告

    >>488
    魍魎の函おすすめ!

  • 503名無し2019/08/08(Thu) 22:26:40ID:A0NTk4MDg(2/2)NG報告

    >>491
    そろそろ建てなきゃだけど、明日までなら待っても良いかもだね怪談ってお盆からが本番だしさ?

  • 504名無し2019/08/08(Thu) 22:36:14ID:c3ODExNjg(1/3)NG報告

    他作品で話題になってたのでこれを貼っとこう、これの原作ってアイザック・アシモフの小説で合ってるよね…合ってる……よね…?

  • 505名無し2019/08/08(Thu) 22:38:17ID:c3ODExNjg(2/3)NG報告

    >>491
    出来るだけ多くの人に投票してもらうために最後に1日猶予を残すのなら俺は良いと思うよ

  • 506名無し2019/08/08(Thu) 22:40:27ID:c3ODExNjg(3/3)NG報告

    >>502
    あの時代に人の身体のかわりになる機械をつくれるって凄いよね、地味に読書中そこが気になってた、やっぱり日本軍だからなのか…技術がヤバいのは

  • 507名無し2019/08/08(Thu) 22:58:25ID:YzMTI4MzI(1/1)NG報告

    椿姫の原作読んできたー!ヴェルディのオペラを先に見てたからやっぱギャップはあったけど読んでて感じ入る所は多々あったからよんで良かった!ただやっぱりオペラと比べちゃう所はあったかなって感じ

  • 508名無し2019/08/08(Thu) 23:07:23ID:Y2MTk3MTI(1/2)NG報告

    >>491
    こうしてスレ建てが遅れていく…いや、実際明日建てるなら1日くらい問題ないと思うけどね

  • 509名無し2019/08/08(Thu) 23:08:07ID:Y2MTk3MTI(2/2)NG報告

    >>507
    椿姫ってモデルになった人がいたんだね初知り
    マリー・デュプレシ(Marie Duplessis、本名:アルフォンシーヌ・プレシ(Rose Alphonsine Plessis)、1824年1月15日 - 1847年2月3日)は、1840年代のフランス・パリのドゥミ・モンド(裏社交界)の花形であった女性。アレクサンドル・デュマ・フィスの小説『椿姫』のヒロインのモデルとして知られる。

    ノルマンディーの行商人の娘として生まれ、不幸な少女時代を過ごしたという。パリの裏社交界では、その身分にそぐわぬ気品ある美貌と、読書を好み美しい言葉を話す知性と教養ある女性として、たちまち花形に上り詰める。アレクサンドル・デュマ・フィス、フランツ・リストの他、多くの知識階級や上流の男性達と浮き名を流すが、肺結核に冒され、23歳で死去した。

  • 510本の虫2019/08/09(Fri) 00:06:02ID:UzMTk3NzM(2/5)NG報告

    皆さんご意見ありがとうございました!
    それじゃ余裕を持って明日建てることにしますね

  • 511名無し2019/08/09(Fri) 00:06:54ID:EzMzY3MjY(1/1)NG報告

  • 512名無し2019/08/09(Fri) 00:11:11ID:U4MjczNjQ(1/2)NG報告

    >>510
    建てるのは良いのだが、スレ名だけだと怖い話・不思議な話をする所ってわかりずらいかもしれないからなんだったらスレ名の後に【怖い話・不思議な話・オカルト】って付けたりしたほうがみんなにわかりやすいかもだからこういうのを貼ることをおすすめする

  • 513名無し2019/08/09(Fri) 00:15:04ID:U4MjczNjQ(2/2)NG報告

    >>507
    ヴェルディ凄いよな、ビバヴェルディの逸話が出来るのも納得だよ 現在のイタリアでも人気な偉人だしな

  • 514名無し2019/08/09(Fri) 00:24:16ID:czNDY5Mzc(1/2)NG報告

    そういえば、学校から資料持ってくるって言った子は行ったきり帰ってこないけど彼は今何をしてるのかしらね

  • 515名無し2019/08/09(Fri) 00:25:35ID:czNDY5Mzc(2/2)NG報告

    >>513
    歴史に名を残すの大ヒットオペラをいくつも手掛けてるからね、イタリアの人からしたらシェイクスピアみたいなものなんじゃないかな?

  • 516名無し2019/08/09(Fri) 05:57:03ID:k5MTIyODU(1/3)NG報告

    >>466
    志賀直哉とかもだね、人間は本当に変わらない…

  • 517名無し2019/08/09(Fri) 05:58:16ID:k5MTIyODU(2/3)NG報告

    >>515
    まぁ、日本の夏目漱石みたいなポジションではあると思う

  • 518名無し2019/08/09(Fri) 05:59:12ID:k5MTIyODU(3/3)NG報告

    >>512
    スレの頭につける後ろにつける?

  • 519名無し2019/08/09(Fri) 07:06:58ID:IzNTM3MzU(1/2)NG報告

    >>499
    まぁ犬×僕のヤバいの筆頭だな、ショタ化して抱かれてる黒髪の女の子の部屋に上がり込んだり女体化して一緒に風呂入ろうとするげきヤバストーカーではある…

  • 520名無し2019/08/09(Fri) 07:09:20ID:IzNTM3MzU(2/2)NG報告

    >>514
    一人で50レスくらい消費するかもって言ってたから期待してるんだけど、学校が忙しいのかな?

  • 521名無し2019/08/09(Fri) 07:45:14ID:IxNzc4Njc(1/1)NG報告

    クラリモンドの翻訳って芥川龍之介が関わってたんだね

  • 522名無し2019/08/09(Fri) 08:06:07ID:g4MTE1NjE(1/3)NG報告

    >>472
    男性用ゴスロリ服ってやつだね、外国じゃ男性が着ることも多くてElder Gothってのもあるらしい

  • 523名無し2019/08/09(Fri) 08:08:13ID:g4MTE1NjE(2/3)NG報告

    あぁ…切ない…

  • 524名無し2019/08/09(Fri) 08:10:18ID:g4MTE1NjE(3/3)NG報告

    >>520
    俺は彼が一人でたった1日で百スレくらい消費出来るって言ってたってきいたぞ(悪魔の笑み)

  • 525名無し2019/08/09(Fri) 08:24:03ID:A2NzU1MjE(1/2)NG報告

    >>502
    あの知識量は凄い絶対京極先生読書量半端ないよな

  • 526名無し2019/08/09(Fri) 08:26:23ID:A2NzU1MjE(2/2)NG報告

    >>483
    先祖返りって概念はこの漫画で知ったなぁ

  • 527名無し2019/08/09(Fri) 08:39:43ID:EwNDQ2ODY(1/4)NG報告

    >>487
    あとは、実在の人物や団体の誹謗中傷の禁止とか

  • 528名無し2019/08/09(Fri) 08:40:22ID:EwNDQ2ODY(2/4)NG報告

    >>527
    と思ったら、もう既に書いてあったのか

  • 529名無し2019/08/09(Fri) 08:43:16ID:EwNDQ2ODY(3/4)NG報告

    >>491
    サムネが決まってない場合もし良かった使って、幽の青行灯だよー

  • 530名無し2019/08/09(Fri) 08:46:17ID:EwNDQ2ODY(4/4)NG報告

    >>529
    もうひとつ
    これなんか薄暗い所で行灯が仄かに明るいのが雰囲気出てて良いんじゃないかな?

  • 531名無し2019/08/09(Fri) 08:52:11ID:UxOTcwMDk(1/2)NG報告

    あつーい(゚A゚;)でも今日やっと怪談スレがたつんだよな!やった!これで沢山涼めるぞー!

  • 532名無し2019/08/09(Fri) 08:53:38ID:UxOTcwMDk(2/2)NG報告

    >>529
    これとかも良いじゃない?と思ったけどサムネだと怖いの苦手な人はこれでもダメなのかな…?

  • 533名無し2019/08/09(Fri) 08:54:44ID:c0MTU1MzQ(6/7)NG報告

    >>531
    おー沢山涼みなよー 自分もネタを考えとこ

  • 534名無し2019/08/09(Fri) 08:55:26ID:c0MTU1MzQ(7/7)NG報告

    >>526
    クトゥルフとか案外いろんなとこで見れるよね

  • 535名無し2019/08/09(Fri) 14:47:09ID:I5MzkwNTE(1/1)NG報告

    >>529
    >>532
    これも良いんじゃないかな
    「怪談」のテーマに合ってて読んだことある人多そうだし

  • 536名無し2019/08/09(Fri) 16:40:05ID:c3Nzk1ODQ(1/14)NG報告

    やっと試験終わったー!長かったー…本当に長かった…でもこれで時間が空いた!とりあえず今日は今まで話さなかった分存分に語らせてもらうぜー!

  • 537名無し2019/08/09(Fri) 16:42:19ID:c3Nzk1ODQ(2/14)NG報告

    >>514
    ただいまー!今まで学校の試験が忙しかったので空けておりましたー、これから存分に語らせていただきたいと思います!

  • 538名無し2019/08/09(Fri) 16:50:54ID:c3Nzk1ODQ(3/14)NG報告

    >>520>>524
    過剰にハードル上げるの反対(涙目)
    でも今日中に30レスとかは余裕かも、とりあえず今日は自分のテスト期間中語れなかった禁欲期間にたまった欲を解き放つ為に長いうえに何十レスも跨ぐ文学語りが続くから興味無かったらパラッと適当に読み飛ばしてくれー!

  • 539名無し2019/08/09(Fri) 17:35:07ID:c3Nzk1ODQ(4/14)NG報告

    とりあえずまずは『痴人の愛』から語っていくよー!主人公の河合譲治がカフェで働いていた15歳の少女ナオミに魅力を見いだして彼女を育てて将来の自分の妻にする為に教養を与えたりしていくんだけど……優位にたっていたはずの譲治がナオミに籠絡され彼女の手玉にとられて破滅の道に進んでいってしまうって話。
    谷崎潤一郎の代表作として知られているね。
    この『痴人の愛』の主人公 河合譲治は生真面目で勤めている会社では「君主」いわれていたほどの模範的なサラリーマンなんだけど、彼は結婚をしてなかったんだよね。その理由が彼は結婚に対して(世間の何も知らないような年端も行かない娘を引き取って妻としてはずかしくないほどの教育と作法を身につけさせてやってから結婚する)っていう夢を持ってたからだったわけ。で、ある日彼はカフェで給仕をしていたウェイトレスの卵のナオミと出会い彼女に何か魅力を感じて彼女を引き取って妻にしようと彼女に色々な学を与えていくのさ。最初は譲治がナオミに教える優位的な立場で、彼女に心酔なんてしていなかったけどどんどんと関係が変わっていって…っていうこの感覚がこの話の面白かったところかな。

  • 540名無し2019/08/09(Fri) 17:55:35ID:c3Nzk1ODQ(5/14)NG報告

    ↑あらすじ語る時は なんだけど とか なんだよね みたいな口語体のことばつけないほうが見やすいな

    とりあえずこの二人の立場が逆転して、この関係が 教養を与え完璧な妻にする為に育てる男と教養を覚えて 育ててもらう子娘から 自由奔放で誰にとまることもなく自分を求めさせて好きに振る舞う魔性の女 と 彼女に陶酔し彼女の手玉にとられ 魔性の女と思いながらもう彼女から逃がれることが出来なくなっている[お友達]の関係に変化していくのが、物語が動いている感じがして見てて楽しいんだよね

  • 541名無し2019/08/09(Fri) 18:11:15ID:c3Nzk1ODQ(6/14)NG報告

    ここまで見てて「この譲治って男言うほど生真面目かぁ?少女を無垢なうちに引き取って自分好みの女性になるように教育して妻にするって光源氏みたいで何か性癖がヤバい人にしか見えないんだけど」って思ってる人もいるかもしれないけど、譲治は真面目に考えてこの考えに至ってます。彼いわく現実的な理由もあるみたいで

    あの時分、若もしも私が結婚したいなら候補者は大勢あったでしょう。田舎者ではありますけれども、体格は頑丈だし、品行は方正だし、そう云っては可笑おかしいが男前も普通であるし、会社の信用もあったのですから、誰でも喜んで世話をしてくれたでしょう。が、実のところ、この「世話をされる」と云う事がイヤなのだから、仕方がありませんでした。たとい如何いかなる美人があっても、一度や二度の見合いでもって、お互の意気や性質が分る筈はずはない。「まあ、あれならば」とか、「ちょっときれいだ」とか云うくらいな、ほんの一時の心持で一生の伴侶はんりょを定めるなんて、そんな馬鹿ばかなことが出来るものじゃない。それから思えばナオミのような少女を家に引き取って、徐おもむろにその成長を見届けてから、気に入ったらば妻に貰うと云う方法が一番いい。何も私は財産家の娘だの、教育のある偉い女が欲しい訳ではないのですから、それで沢山なのでした。
    のみならず、一人の少女を友達にして、朝夕彼女の発育のさまを眺めながら、明るく晴れやかに、云わば遊びのような気分で、一軒の家に住むと云うことは、正式の家庭を作るのとは違った、又格別な興味があるように思えました。つまり私とナオミでたわいのないままごとをする。「世帯を持つ」と云うようなシチ面倒臭い意味でなしに、呑気のんきなシンプル・ライフを送る。―――これが私の望みでした。

  • 542名無し2019/08/09(Fri) 18:24:51ID:c3Nzk1ODQ(7/14)NG報告

    >>541
    っていう風に、割と彼的には真面目に考えた結果だってのが見てとれるんだよね、ただこの考え方も甘い考えに見えて ちょっと真剣味が足りなかったように感じるけども。でも当時の価値観らしいお見合いが一般っていう言葉とそれに良い気持ちをもってないって訴えで彼の考え方からアイデンティティーを読みとれて 本の中で彼が命を持って自分の考えで動いてるように見えて何だか高揚するんだよね

  • 543名無し2019/08/09(Fri) 18:33:48ID:c3Nzk1ODQ(8/14)NG報告

    とにかく二人で生活することになって、この二人は友達のように暮らそうという最初の申し合わせの通りにママゴト遊びのような生活を送りはじめるわけで、稽古事をすることを約束させてゆくゆくはどこへ出ても恥ずかしくないレディーに仕立てたいと譲治は計画したんだけど、彼の期待は次第に裏切られていった。ナオミは話を聞けない子で、彼が、頭も行儀も悪く浪費家で飽きっぽいナオミの欠点を正そうとするとナオミは決まって泣いたりすねたりして結局の最後には教養を学ばせる立場であるはずの彼のほうが謝ることになるの、ここら辺から彼の計画に綻びが見えるね

  • 544名無し2019/08/09(Fri) 19:14:26ID:c3Nzk1ODQ(9/14)NG報告

    このお友達として同棲してたはじめのころが一番幸せな時期かもしれなかったのになぁ


    年の若いサラリー・マンには決して愉快なことでもなく、いいことでもありません。その点に於いて私の計画は、たしかに一種の思いつきだと信じました。
    私がナオミにこのことを話したのは、始めて彼女を知ってから二た月ぐらい立った時分だったでしょう。その間、私は始終、暇さえあればカフエエ・ダイヤモンドへ行って、出来るだけ彼女に親しむ機会を作ったものでした。ナオミは大変活動写真が好きでしたから、公休日には私と一緒に公園の館を覗のぞきに行ったり、その帰りにはちょっとした洋食屋だの、蕎麦屋そばやだのへ寄ったりしました。無口な彼女はそんな場合にもいたって言葉数が少い方で、嬉うれしいのだかつまらないのだか、いつも大概はむっつりとしています。そのくせ私が誘うときは、決して「いや」とは云いませんでした。「ええ、行ってもいいわ」と、素直に答えて、何処へでも附いて行くのでした。
    一体私をどう云う人間と思っているのか、どう云うつもりで附いて来るのか、それは分りませんでしたが、まだほんとうの子供なので、彼女は「男」と云う者に疑いの眼を向けようとしない。この「伯父さん」は好きな活動へ連れて行って、ときどき御馳走ちそうをしてくれるから、一緒に遊びに行くのだと云うだけの、極く単純な、無邪気な心持でいるのだろうと、私は想像していました。私にしたって、全く子供のお相手になり、優しい親切な「伯父さん」となる以上のことは、当時の彼女に望みもしなければ、素振りにも見せはしなかったのです。あの時分の、淡い、夢のような月日のことを考え出すと、お伽噺とぎばなしの世界にでも住んでいたようで、もう一度ああ云う罪のない二人になって見たいと、今でも私はそう思わずにはいられません。
    「どうだね、ナオミちゃん、よく見えるかね?」
    と、活動小屋が満員で、空いた席がない時など、うしろの方に並んで立ちながら、私はよくそんな風に云ったものです。

  • 545名無し2019/08/09(Fri) 19:17:06ID:c3Nzk1ODQ(10/14)NG報告

    >>544
    するとナオミは、
    「いいえ、ちっとも見えないわ」
    と云いながら一生懸命に背伸びをして、前のお客の首と首の間から覗こうとする。
    「そんなにしたって見えやしないよ。この木の上へ乗っかって、私の肩に掴つかまって御覧」
    そう云って私は、彼女を下から押し上げてやって、高い手すりの横木の上へ腰をかけさせる。彼女は両足をぶらんぶらんさせながら、片手を私の肩にあてがって、やっと満足したように、息を凝らして絵の方を視みつめる。
    「面白いかい?」
    と云いえば、
    「面白いわ」
    と云うだけで、手を叩たたいて愉快がったり、跳び上って喜んだりするようなことはないのですが、賢い犬が遠い物音を聞き澄ましているように、黙って、悧巧そうな眼をパッチリ開いて見物している顔つきは、余程写真が好きなのだと頷うなずかれました。
    「ナオミちゃん、お前お腹なかが減ってやしないか?」
    そう云っても、
    「いいえ、なんにも喰たべたくない」
    と云うこともありますが、減っている時は遠慮なく「ええ」と云うのが常でした。そして洋食なら洋食、お蕎麦ならお蕎麦と、尋ねられればハッキリと喰べたい物を答えました。

    この場面の二人、親子みたいに見えて そういう観点で見るとこの時点では幸せそうなんだけどね…譲治はナオミを奥さんにするんじゃなくて 養子として娘として育てればまだ幸せな未来もあり得たかもしれないんだけどね…?

  • 546名無し2019/08/09(Fri) 19:23:06ID:c3Nzk1ODQ(11/14)NG報告

    その後はWikiにもあらすじがあるように

    彼が早く家に帰ってみると、玄関の前でナオミが若い男と立ち話をしているのにぶつかった。嫉妬の情にかられた彼はナオミに問いただすが否定される。しかし、ナオミが他にも何人もの男とねんごろなつきあいをしていることに気付き、本当に怒った彼はその男達との一切の付き合いを禁じ、ナオミを外出させないようにした。いったんナオミはおとなしくなったものの、また熊谷という男と密会していることが分かり、彼はとうとうナオミを追い出してしまう。

    追い出してしまったものの、彼はナオミが恋しくて仕方がなくなる。無一文で出て行ったナオミを彼は心配でいてもたってもいられなくなったので、手を尽くして探してみると、ダンスホールで知り合った男性の家にとまり、豪華な服装をして遊び歩いていることを知る。これには彼もあきれ果ててしまった。

    ナオミのことを忘れようとしている彼のところへ、ある日ふらっとナオミが現れた。荷物がまだ全部彼の家にあるので、それを取りに来たのだという。ナオミはそんなふうにして、ちょいちょい家にやってくるようになった。品物を取りに寄るというのが口実だが、なんとなくぐずぐずいる。日が経つにつれて、ナオミはますます美しくなってくる。あれほど欺かれていながらも、彼はナオミの肉体的な魅力には抵抗が出来ない。ナオミも自分の魅力が彼に与える力を充分に知っていて、次第に彼を虜にしてゆく。ついに彼はナオミに全面降伏をする。


    ってなっていくんだけど、譲治がナオミに精神的屈服をしめすまでの家出後のやり取りから なんで譲治がナオミにこんなにも溺れていったのかがしっかりと見てとれるからこれからそこも語ろうかな!

  • 547名無し2019/08/09(Fri) 19:40:31ID:c3Nzk1ODQ(12/14)NG報告

    読み返して気づいたけど、お友達として一緒に暮らそうって考え始めてたのは譲治が先だったんだね ナオミが先に言い出したんだと勘違いしてた。
    それと訂正、さっき親子の関係でいれば譲治は幸せでいれたろうにって書いたけど、 譲治が屈服したあとナオミは彼と結婚してしっかり彼の妻になるんだよね。それで譲治はナオミと夫婦として(彼にとっては)幸せ?な夫婦生活を営むんだけど、この本の最後の方の夫婦として生活するようになったって所を読むと何でもナオミの言いなりになって彼女の奴隷として働くのが彼の普通のことになってるんだよね。(フェイトにもこんな女性居ましたね…)これが自分的には不幸なように感じたけど、これが譲治からしたら幸せみたいだから 彼の幸せ(マゾ的な?)の価値観を否定するのもあれだし、上の意見はこの本を読んだ自分の意見ってことにしておいておくれやす

  • 548名無し2019/08/09(Fri) 19:52:45ID:c3Nzk1ODQ(13/14)NG報告

    まぁ只彼がマゾヒストになっても彼女を愛した理由はなんとなくわかるんだけどね、一緒に暮らしはじめるときナオミはせんべいみたいな薄い布団で屋根裏で寂しく寝るシーンがあるんだけどこの時譲治が変わりに自分がせんべい布団で寝るって言っても「あたしこれでかまわないのよ」と断ってる所があったり 釘か何かで出血した時たいした怪我じゃないけどしくしく泣いて、運悪く怪我が化膿して毎日湿布みたいなのを取り替えるときにナオミがしくしく泣いてるのをみて妻として育てるはずの譲治が深層心理ではナオミを娘のように認識するようになって そこからナオミのわがままも許容できるようになって最終的にああなっちゃったんじゃないかって思うんだよね。もちろんこれだけが理由じゃないと思ってるしこれはただの譲治の根底にあるマゾヒストに移るきっかけとして ナオミからの被虐(と言えなくもない)を許容した理由くらいに思ってる。ただなんとなくこの二人は夫婦って感じじゃないんだよね

  • 549名無し2019/08/09(Fri) 20:04:31ID:c3Nzk1ODQ(14/14)NG報告

    これに加えて、家出後譲治がナオミのことを忘れはじめた頃に少しずつ小物を取りにいって彼を焦らしたり、キスをするっていいながら友達のキスとして唇にふーって息を吹き掛けるだけにしたり、口に香水を含んで息を吹き掛けて「この魔性の女は息さえも甘く芳しい良い香りがするのか」って譲治に思わせたりってのもあるんだろうけどね?まぁそういう色んな要素で譲治は彼女に忠誠を誓うようになったんだろうなって感じました。これが自分の感想(散々魔性の女って書いたけど、俺はナオミのこと苦手だから 彼女の魅力の描写とか本文そのまんま持ってこなくちゃいけなかったし、ナオミに魅力を感じるひとからしたらちょっと物足りない感想かもしれないけど、自分はこう思ったよーって書いてもらえるとこっちは情報交換と価値観の比較が出来て有り難いかな)
    よーし、『痴人の愛』の感想終わり!夕飯食べてしばらくたってからまた別の小説について語るねー

  • 550名無し2019/08/09(Fri) 20:40:20ID:UyMzE5NTQ(1/1)NG報告

    ちょっと雑談スレで質問してきたけど、怪談スレ建てる時名前には【怖い話・不思議な話・都市伝説】ってつけた方がマナー的には良さそうだね

  • 551名無し2019/08/09(Fri) 20:55:46ID:I4NTM0OTU(1/1)NG報告

    >>530>>532>>535
    2スレ目か3スレ目か忘れたけどとりあえず怪談スレの1スレ目は青行灯にするとかなんとか言ってたぞーまたは提灯の画像にするとかな、たまたまかどうかわからんけどそういうことだから1スレ目のサムネには>>529が最適なんじゃない?

    >>550
    雑談スレでもサムネは怖くないものにした方が良いとかなんとか言ってたしねー

  • 552名無し2019/08/09(Fri) 21:12:21ID:kxMjg1NTQ(1/1)NG報告

    スレ名はでもにch千夜一夜が一番多かったのでそれでお願いします!それでは、全体の準備が出来たようなので、早速今から建ててきます!

  • 553本の虫2019/08/09(Fri) 21:18:28ID:UzMTk3NzM(3/5)NG報告

    建ててきました!承認お願いします!

  • 554本の虫2019/08/09(Fri) 21:20:22ID:UzMTk3NzM(4/5)NG報告

    >>552
    外出先から帰ってきたのでタイミング悪くIDが変わってしまったけれど本の虫です

  • 555本の虫2019/08/09(Fri) 21:42:03ID:UzMTk3NzM(5/5)NG報告

    スレ建ての際、本当にご迷惑をおかけしました…

  • 556名無し2019/08/10(Sat) 08:26:20ID:Q1MjczMTA(1/1)NG報告

    >>555
    ご苦労さん

  • 557名無し2019/08/10(Sat) 15:44:09ID:cwNzIxMDA(1/1)NG報告

    あちぃー、いやぁ今年も暑いねぇ…

  • 558名無し2019/08/10(Sat) 15:52:18ID:A5OTU2NDA(1/1)NG報告

    >>557
    DIVEを見て涼むといいよ。
    水泳の飛び込み競技のお話。

  • 559名無し2019/08/22(Thu) 14:45:54ID:cwOTYwODA(1/1)NG報告

    屍人荘の殺人の原作が好きで実写化の予告が出たけども、なんか、ちょっち監督脚本が自分の色を入れすぎというか、、、タイトルロゴもだいぶポップになってるし、、

    ただゾンビのことが伏せられてるし、cmは油断させるもので明智の扱いを漫画版よろしく散々表立って宣伝しておいて原作通りの扱い方するなら話は変わるけども

  • 560名無し2019/08/31(Sat) 20:33:27ID:gxNDgzMTc(2/4)NG報告

    >>559
    自分は実写化はあまり好きでないので見に行く気はないけど、PVチラ見した感じちょっと内容改変してるんでは?とちょっと危惧してる。
    屍人荘の殺人は探偵ものなので、

    【お題】探偵小説
    有名な作品やマイナーな作品まで語ってみませんか?
    自分は心霊探偵八雲が好きです。色々メディアミックスした作品で霊視能力がある赤い左眼を持つ斎藤八雲が様々な心霊関係の事件に巻き込まれつつ解決していくもの。最終章突入してるので終わってほしくないと思ってる作品。

  • 561名無し2019/09/07(Sat) 20:13:55ID:QxNjI5ODk(1/1)NG報告

    ホーンテッドキャンパスシリーズ好きな方、居る?

  • 562名無し2019/09/08(Sun) 09:54:27ID:Q1OTY3ODQ(6/8)NG報告

    >>560
    探偵ものだと東野圭吾の「容疑者Xの献身」が好きかな。タイトルの意味が最後にわかるんだけど、胸を打たれました。

    あと同じ東野圭吾の作品で「名探偵の掟」が探偵ものあるあるネタのお話で面白いのでオススメです。

  • 563名無し2019/09/08(Sun) 10:55:29ID:c1OTY4MTY(1/1)NG報告

    >>560

    シャーロック・ホームズ

  • 564名無し2019/09/08(Sun) 17:10:27ID:QzNDMwODA(1/1)NG報告

    >>549
    個人的には、
    あれでナオミ⇨譲治への執着も、なかなか強い気がするのよね。
    いくらでもイケメンもセレブも選び放題なナオミが、結局の所は夫にしたのは譲治だから

  • 565名無し2019/09/12(Thu) 14:34:36ID:IyNzc2MzI(1/1)NG報告

    >>564
    「痴人の愛」のナオミってなんとなく【運命の女】っぽいよね

  • 566名無し2019/09/28(Sat) 21:20:27ID:AwOTMyODA(1/1)NG報告

    ふと入った本屋で新刊コーナー眺めてみたら
    角川文庫から皆川博子の『ゆめこ縮緬』が復刊してたので購入

    夢(ユメ)と現(うつつ)が混ざり合い、時の流れさえ淀んで狂い、
    非在実在の境い目さえもが消え失せて、彼岸と此岸が接近する

    幽玄な官能美漂うこの薄暗さは、秋の夜長に読む本としては最高だね

    倉橋由美子の『酔郷譚』と並んでお気に入りの一冊

  • 567名無し2019/09/29(Sun) 21:16:04ID:c3ODk1NjU(1/1)NG報告

    映画だけどウルヴァリンのローガンには心底胸を打たれたな
    何もかもを失い老いさらばえた嘗てヒーローだった男が少女と残した最期の爪痕

  • 568名無し2019/10/12(Sat) 17:15:46ID:AzNTE3Njg(1/1)NG報告

    祝十二国記の新刊発売!!18年ぶり!
    無事ゲットしたので帰ったら読む
    私自身はアニメ化した辺りから読み始めたから待ってた期間は16年くらいだけどそれでも長かった…

  • 569名無し2019/10/14(Mon) 09:01:56ID:AwMDkyNzI(7/8)NG報告

    【ゆるぼ】現在涙活中なのですが、泣けるオススメ小説ってありますか?ジャンルは日常、SF、ファンタジー等でもなんでも良いです。

  • 570名無し2019/10/14(Mon) 09:11:18ID:kwMTA1MTI(1/1)NG報告

    >>569
    十二国記
    しにがみのバラッド。
    ブレイブ・ストーリー
    獣の奏者
    以上、昔読んだときに泣いたやつ。ファンタジーばかりですが

  • 571名無し2019/11/19(Tue) 23:18:52ID:A3OTIwMTU(1/1)NG報告

    『アクアリウムの夜』(稲生 平太郎・著 角川スニーカー文庫)が電子書籍になってたので懐かしくて再読
    うむ、やはり面白い

    ある放課後、誘い込まれるように友人と入った野外劇場のテント
    そこで行われた《カメラ・オブスキュラ》
    鏡とレンズを使い、テントの外の景色を映して見せるだけの他愛ない見世物の筈が、
    映し出された水族館には、存在しない階段が地下へと続いていたのだった……

    徐々に侵食されていく日常
    死の予言を告げるこっくりさん、異星からの電波によって狂気に呑まれる友人
    戦前に始まり戦中に消えた、異界の蛇を祀る教団と、姿をくらましたその教祖
    女友達、教師、図書館の司書、行きつけの喫茶店の店長、
    何処とも知れぬところから伸びる因果の糸は、あらゆる所に絡みつく
    そして起こる文化祭の惨劇
    すべてに決着をつけるため、〈ぼく〉は謎を孕む水族館の地下へと向かうのだが……

    正統派なジュヴナイル・ホラーのようでいて元がバリバリの幻想小説、というかオカルト関係の叢書の一つとして出版されたものだけあって意外と濃厚に神秘思想が混入してたりする
    (今は無きロサ・ミスティカ叢書。シュタイナーの著作がズラズラ並んでたなあ……)

    邪まな霊たちはそこら中にいて、その瞬間にだけ存在し、得物がかかるのを待っているのだ

  • 572名無し2019/12/28(Sat) 20:52:51ID:Q0NTExNzY(1/1)NG報告

    TYPE-MOON展に行った人、誰かおる~?
    きのこさんちの本棚にどんな書籍が並んでいたのか知りたいぜ

  • 573名無し2019/12/29(Sun) 20:36:01ID:A2MDY0NTY(1/1)NG報告

    >>571
    懐かしい
    ラジオドラマにもなってたね
    中学生の時、友人が録音して貸してくれた記憶がある
    図書館で原作小説借りて読んだら、ラジオドラマ版とずいぶん設定が違ってて驚いたけどw

  • 574名無し2020/01/20(Mon) 20:48:36ID:Y5MjQ1NjA(1/1)NG報告

    田辺剛 著『ラヴクラフト傑作集』シリーズ読破!

    クトゥルフ神話の“空気感”を知るにはとても良い作品だった
    次は星海社の翻訳小説に挑む所存

  • 575名無し2020/04/04(Sat) 16:48:06ID:UyMDc5NTY(1/1)NG報告

    読了
    子供時代特有の思い込みと周囲の環境を大人になるまで引きずった結果、こんなにおぞましい世界が作られるとは思わなかった
    ただポハピピンポボピア星人は勿論、地球星人にもなりたいとは思えなかった

  • 576名無し2020/05/04(Mon) 18:19:44ID:c1NDI0MDg(1/1)NG報告

    なんか唐突に幻想系ホラーが読みたくなったのでよろしければお勧め紹介してほしい
    漫画で読んだことあるのは百鬼夜行抄と雨柳堂夢噺、どっちも女性向けジャンルの漫画だから男性向けもしくは小説だとうれしいな

  • 577名無し2020/05/04(Mon) 18:40:35ID:k0ODU3OTI(8/8)NG報告

    >>576
    幻想的と言うのがよくわからないけど、ホラー小説だと有名なスティーブン・キングの作品はどうでしょうか?

  • 578名無し2020/05/04(Mon) 19:36:03ID:k5MDM1Mjg(3/4)NG報告

    >>576
    幻想系ホラーか。
    ホラーな話もあるが基本ヒューマンドラマの多い蟲師とかが思いついたがちょっと違うかな・・・。
    後は小説だと泉鏡花傑作選(自撮りですまぬ)はいかがでしょう?

  • 579名無し2020/05/04(Mon) 20:08:49ID:E1MzcwODg(1/2)NG報告

    >>576
    幻想系ホラーといえば、森見登美彦のホラーはおすすめ。「きつねのはなし」とか「夜行」とか、神秘的な世界観が魅力だよなー。

  • 580名無し2020/05/04(Mon) 21:47:37ID:YyMDg3MTI(1/1)NG報告

    きのこの本棚に蓬莱学園や星界シリーズがあったって聞いたんだけどみんな他に型月展にあった書籍覚えてる?

  • 581名無し2020/05/04(Mon) 22:20:32ID:k2Nzg0MjQ(1/1)NG報告

    >>580
    かなり前だから詳しく覚えてないけど、やっぱ島田、綾辻とかの新本格は多かった気がする。十角館とかあったような...
    記憶曖昧だから、再開したらまた行きたいな。

  • 582名無し2020/05/30(Sat) 12:53:12ID:A3Nzg3MTA(4/4)NG報告

    コロナが流行してる中で今年はやるのかな、と心配してたカドフェスが今年も本屋さんでやるようで嬉しい。 https://kadobun.jp/special/kadofes/
    これをきっかけに知らない小説に出会えるから地味に毎年楽しみにしてる。
    ナツイチと新潮文庫の100冊はまだ情報ないけど、この2フェアもやってほしいなあ。

  • 583名無し2020/06/15(Mon) 10:36:54ID:k0NTMwOTU(1/1)NG報告

    こんな場所があったんだ

  • 584名無し2020/06/20(Sat) 18:13:06ID:A1ODkyMDA(1/2)NG報告

    革命前夜読んだ。当時の東西ドイツの空気感が伝わってきたのは、面白かった。
    けど、主人公、ヒロイン、ライバルの3人のキャラが酷過ぎた。特に主人公は風見鶏すぎる。

  • 585名無し2020/06/23(Tue) 21:14:41ID:IyNjU4NzQ(1/1)NG報告

    自分は、クレシッダ・コーウェルさんの『ヒックとドラゴン』シリーズが好きですね。主人公のヒックがとにかく良い奴で、友達を大事にするとか、剣の練習を怠らないとか、最後まで諦めないとか、そういう地道な積み重ねが巡り巡ってヒックの力になり、困難を乗り越えて行く様がとても格好良いので、ヒーロー譚が好きな人にオススメ。
    タイトル通り、ドラゴンが沢山出て来るんだけど、どのドラゴンも個性爆発していて、ファンタジーに出てくる怪物が好きな人も楽しんで読めると思います。

  • 586名無し2020/06/23(Tue) 21:22:51ID:Q4NTIyMDU(1/1)NG報告

    >>580
    京極夏彦の作品もありました
    前から気になっていたので読んでみましたが、圧倒されました

    モチーフの散りばめ方、繋ぎ方が巧みすぎて・・・
    分厚さを忘れて読み耽っていました

  • 587名無し2020/06/23(Tue) 21:35:44ID:EwMjA5NTg(1/1)NG報告

    ウォルト・ディズニーの七転八起経営術

    ウォルト・ディズニーの伝記に沿って、彼がどう考えてピンチをチャンスに変えたかを説明する、いわゆる自己啓発本。

    経営術の方はアドバイスくらいに留めて良いけど、面白いのはウォルト・ディズニー自身の伝記の方。
    この伝記の作者はウォルト・ディズニーを完全な聖人君子とは書いてないから、身近な人間に見えて面白くなる。

  • 588名無し2020/06/24(Wed) 00:34:43ID:Y1Njk3Mjg(2/2)NG報告

    本屋行くと目につく「三体」読んでみたいんだが、中国小説読んだことないし、ハードでそれなりに値段もするから躊躇してしまう。

  • 589名無し2020/06/24(Wed) 03:04:25ID:MyMTIzMjA(1/1)NG報告

    >>578
    いいね、面白そうな本だ!
    これってネットでも買えるんだろうか

  • 590名無し2020/08/11(Tue) 22:59:59ID:I5NjA5ODg(1/1)NG報告

    >>580
    図録みると富士見ファンタジア文庫の蓬莱学園シリーズあるね
    たしかにきのこが好きそうな空気感の作品だから、たぶん読んでるだろうなあとは思ってたけど

  • 591名無し2020/08/12(Wed) 00:02:34ID:IwNDU0Mjg(1/2)NG報告

    >>588
    滅茶苦茶亀レスだが、分かる。自分も11/22/63をハードで買ったけど、凄い迷った。
    一度買うと勿体ない精神で読み切るもんなんだけど、踏み出しづらいよな。

  • 592名無し2020/08/12(Wed) 00:05:30ID:IwNDU0Mjg(2/2)NG報告

    >>591
    書いてて思ったが11/22/63ってハードだったかな。かなり前で忘れてしまった。

  • 593名無し2020/09/03(Thu) 03:30:46ID:UzMjQ0MjQ(1/1)NG報告

    楽園の烏読み終わったんだが、あの雪哉は何処へ行ってしまったんや。まあ長束が朝廷側にいるから、何か裏があるんだろうけど。
    捻りがなさすぎるとも思うが、幽霊は紫苑の宮かな

  • 594名無し2021/11/10(Wed) 23:22:45ID:k1MDQ3OTA(1/1)NG報告

    稲生平太郎の描く第二長編『アムネジア』。

    大阪の路上で孤独に死んだ老人。しかしその男は戸籍上、数十年前に死ん でいた筈の人間だった。
    ふとしたことからその一件の調査を始めた青年が踏み入る非日常の世界。

    大規模な倒産劇のたびに裏社会で囁かれる、数千億の資金をいとも簡単に流すという戦後の闇に起源を持つ闇金融の噂。
    ひなびた町の片隅にある電器店で、人知れず研究される永久機関。
    子供の頃に読んだ名も知れぬ絵本の中で催された、少女と老人と異形の生物とのティータイム。
    かつて満州で起き、未解決のまま終わった怪事件。
    永遠に繰り返される「物語」とは?

    前作『アクアリウムの夜』と比較するとさらに幻想小説の色彩を強めた作品。
    時間も空間も意味を失い、幻想と現実が混ざり合う。
    始まりと終わりすら曖昧になった果て、主人公は何処へ辿り着くのだろうか。

  • 595名無し2021/11/12(Fri) 01:02:17ID:U0NDUxNjA(1/1)NG報告

    古いが指輪物語、ゲド戦記
    ダレン・シャン、デモナータ
    デルトラ・クエスト辺りはファンタジー物として凄く好きだった
    星新一のショートショートも好き
    そして未完だけど葉山透の9S

  • 596名無し2021/11/18(Thu) 16:16:04ID:A5NDAyOTk(1/1)NG報告

    海原育人 『ドラゴンキラー』シリーズ、『蓮華君の不幸な夏休み』
    あやめゆう 『ブレイブレイド』
    カルロ・ゼン 『ヤキトリ』

    ひねくれた主人公が好きなので
    そんな主人公の一人称形式ならなお最高

  • 597名無し2021/11/18(Thu) 17:29:26ID:k2NDczMjY(1/1)NG報告

    >>595
    ダレン・シャン好きだったなぁ
    子供向けの棚にあったけど大人になった今あれを子供に与えるのなかなか冒険だな…と思う

  • 598名無し2021/11/18(Thu) 17:53:07ID:QxMDk1NTI(1/1)NG報告

    普段小説書いてる人が書いた詩、また詩人が書いた小説が結構好き。前者なら武者小路実篤の『進め、進め』とか、萩原朔太郎の『猫町』とか

  • 599名無し2021/11/18(Thu) 18:32:03ID:M4MjUwODg(1/1)NG報告

    初めて本読んで涙流した作品
    映画もよかった

  • 600名無し2021/11/18(Thu) 19:10:06ID:c5MTA1MjA(1/1)NG報告

    『獣の奏者』 上橋菜穂子
    戦闘用の獣『闘蛇』の大量死の責任を負って処刑されることになった母をきっかけに動き出す主人公エリンの運命。やがて成長したエリンは「決して人に慣れない」と言われる獣『王獣』と心を通わせたことにより、王国の陰謀に巻き込まれていく……

    児童書とは思えないほど世界観が壮大かつ精巧。読むと世界観に一気に引き込まれる。読むたび「エリンはどうなるの…?」とドキドキしてしまう。

    ちなみにアニメもあります

  • 601名無し2021/11/23(Tue) 08:27:01ID:k0MDk5Nzk(1/1)NG報告

    冲方丁「天地明察」日本の暦を作り直した話

    首藤瓜於「脳男」全身マニュアル操作男、脳内麻薬も自由自在

  • 602軽率に商売替えしたら自我枯渇しそうな泥海の黒影2021/11/24(Wed) 00:15:35ID:UxOTkzODQ(1/1)NG報告

    …井上雅彦作品はどれもこれも珠玉…
    求める者には宝となりて、求めぬ者には路傍の砂粒。
    傷む精神(ココロ)に優しく触れる異形、倒し得ぬモノに挑み続ける英傑、麗しきモノ哀しきモノ、されどすべて愛しき面影…
    触れて。捕えて。捕食して。
    その精髄が血肉と化したなら、同胞と呼ばせてほしい…

  • 603名無し2021/11/24(Wed) 19:54:36ID:kyMDc5MTI(1/1)NG報告

    >>602
    「異形コレクション」も再起動して歓喜無量

  • 604名無し2021/11/24(Wed) 21:47:57ID:cwOTc0NjQ(1/1)NG報告

    双葉社刊『師匠シリーズ』の刊行が途中で止まったのはマジ残念
    まあネットでほとんど読めるんだけど

  • 605名無し2022/01/11(Tue) 09:55:12ID:E4MzM0ODc(1/1)NG報告

    最近読んだのだと阿澄思惟の「忌録: document X」と「禁祀: occult」の二つは面白かった。

    「忌録: document X」は断片的な情報のみが提供される感じの調査記録を読み進めていく様な作品。
    電子書籍である事を生かして作品の本文中に外部サイトへのリンクが張られてたりと芸が細かい。
    作品全体を通して充満する据わりの悪さと気持ちの悪い空気感が最の高。

    因みに「禁祀: occult」は上記の忌録を読んでから読む事をおススメしたい。

  • 606名無し2022/01/24(Mon) 20:45:34ID:I3MzA3Mjg(1/1)NG報告

    甲田学人の『Missing』シリーズは素晴らしく面白かった
    噂、怪談、都市伝説…知識という“情報”によって感染する怪異、生まれついて彼岸に属する異端者、魔術の秘奥を求めて永遠に首を吊り続ける魔術師、そして願いを叶える代わりに破滅を約束する邪神
    含蓄深い民俗学的方面からのオカルト考証も興味深い

    期待大だった『ノロワレ』が打ち切りになったのはマジ残念

  • 607名無し2022/01/24(Mon) 22:02:24ID:UzOTQxMzY(1/1)NG報告

    >>606
    断章のグリムもいいよね、主人公が普通に見えてとんでもねえ狂人だったり
    言動がやばげな一応ヒロインやその姉の方がマシと

  • 608名無し2022/08/30(Tue) 21:19:56ID:QwMjU2ODA(1/1)NG報告

    ゴジラS.P<シンギュラ・ポイント>  円城塔

    同名テレビアニメのノベライズ
    アニメであまり触れられなかった登場人物たちにもスポットがあたり、
    なにより脚本を手掛けたSF作家自らが執筆しただけあって
    アーキタイプや超時間計算機まわりの概念説明や理論の詳細がわかって実にいい

    とくにプロローグの「量子的生命体としてのゴジラ」の描写なんかは
    「英霊の座」のイメージを掴むのに役立つかも?

  • 609名無し2022/08/30(Tue) 22:25:38ID:MzNzUzMzA(1/1)NG報告

    八犬伝イベントやってた頃よくおすすめされてるの見たから『山田風太郎』の『八犬伝』読んだところ
    めちゃくちゃ面白かったけどメンタルやられる部分はグサッとやられた
    史実を元に上手い人の筆で書かれる鬱展開は余計な湿度がない分、純粋に悲しい(誉め言葉)
    生真面目馬琴と自由人北斎のでこぼこコンビが後半になればなるほど癒し要素になっていい味出してる

  • 610名無し2022/09/04(Sun) 00:59:25ID:c3NzUzMTI(1/1)NG報告

    レ・ミゼラブルやノートルダムの鐘で有名なユゴーの書いた『笑う男(人)』
    作者自身が最高傑作といったけど日本では戦前の翻訳本しかなくて国会図書館でなんとか読める
    主人公は幼い頃に顔を醜くさせられるけど盲目のヒロインと育ての親で貧しくても幸せな暮らしをおくってたところに主人公の秘密が明かされるという話
    舞台で興味をもって読んで主人公とヒロインの描写が砂糖を吐きそうになりその分最後の悲劇が際立つ

  • 611名無し2022/10/06(Thu) 19:25:05ID:g4NTM2MzY(1/1)NG報告

    「被疑者アンデルセンの逃亡」読了
    アンデルセンが殺人事件の容疑者となって無実を証明するために事件を追う、デンマーク海外ミステリ小説。
    アンデルセンや他の登場人物の心理描写や当時のデンマーク社会の描写がするすると入ってくる。映像が頭に浮かぶような地の文。
    そしてアンデルセンがどうして「人魚姫」や「マッチ売りの少女」を書くにいたったかまでの経緯がいい。
    とても面白かったです。

  • 612名無し2022/10/06(Thu) 21:39:29ID:I2OTI1Mjg(1/1)NG報告

    サラ・ピンスカーの「いずれすべては海の中に」
    少し不思議な設定で叙情的な物語を描くのが巧みな作家によるSF短編集
    義手がコロラドのハイウェイに接続された青年の話とか自宅で誰でもライブのホログラムが楽しめるようになったのにバンでツアーを回り生のライブに拘る女性パンクロッカーとか並行世界のサラ・ピンスカー(作者)が集合したイベントで殺人事件が起きる話とかが入ってる
    世界観や結末を語りすぎないのが逆にものすごい魅力になってる

  • 613名無し2022/10/20(Thu) 17:55:01ID:c1NDM5MDA(1/1)NG報告

    塩野七生著『コンスタンティノープルの陥落』読了
    タイトル通りコンスタンティノープルの陥落と東ローマ帝国が滅亡する話。ヴェネツィア人やジェノヴァ人の視点からメフメト二世の小姓の視点まで多角的に描写。虎視眈々とコンスタンティノープルを狙うメフメト二世が印象的。防戦する東ローマ帝国に感情移入したくなるけど金と兵士の数と運がなかった。

  • 614名無し2022/10/23(Sun) 15:57:52ID:I1Mjc1Nzk(1/1)NG報告

    涼しくなってきたがホラーのおススメを紹介したい。

    ネットホラー界隈では割と有名な梨さんが出版した『かわいそ(笑)』という作品。
    梨さんの得意とする断片的な情報から想像させる手法や本文内に置かれたQRコード、画質の悪い画像、
    どれをとっても洒落怖やインターネット黎明期の個人ブログに親しんできたインターネットオカルトマン
    達には刺さる事間違いないと思う。

  • 615名無し2022/10/29(Sat) 20:08:37ID:c1MjMxNDA(1/1)NG報告

    矢野隆の「鬼神」
    源頼光と坂田公時ほか頼光四天王、そして大江山の酒呑童子。
    都の境の中で生きる人間とその境の外で自由に生きる鬼。
    人と鬼の違いに苦悩し続ける頼光と公時、最後まで自分らしく生きて死んだ酒呑童子。
    戦闘描写も見どころ。
    あと渡辺綱が女性だった。

  • 616名無し2022/11/22(Tue) 20:20:46ID:EwMzE4NDI(1/1)NG報告

    柴田勝家の短編集『走馬灯のセトリを考えておいて』

    仮想世界の競技における意味と意義、信仰により生み出される「霊的質量」、宗教性原虫に関する異常論文、科学による生と死の超越…
    どのテーマも興味深く読ませてもらった

    このまま世界が進めば、やがてこれらの空想も現実になるのだろう

  • 617名無し2022/12/29(Thu) 18:24:24ID:cwOTg1OTQ(1/1)NG報告

    今村晶弘の殺人シリーズ(推理)
    伊藤計劃の虐殺器官、ハーモニー(SF)
    佐野徹夜の『君は月夜に光輝く』(恋愛)

  • 618名無し2023/02/15(Wed) 00:07:38ID:AxMzY5NDU(1/1)NG報告

    『殺神鬼勧請』シリーズ三部作
    不死身のおっさんによる、神ならぬ神の退治劇

    生まれてこのかた、一度もケガも病気もしたことがない富士見さん
    あるとき都内の病院で健康診断を受けたところ、突如会社から不可解な命令とともに田舎町へ出張させられる
    そこで遭遇する怪奇現象
    発狂した画家、動く死体、人でなくなった住民、そしてそれに抗うこの国古来の神々の眷族たち
    「フジミ、三百年ぶりだな」
    実は富士見さんは三百年前にお役目がイヤになって逃げ出した、不死身の神殺しの末裔だったのだ
    健康診断でその異常体質が判明し、フジミの血筋を探していた眷族たちに居所を掴まれた富士見さん
    「そういえば両親から『地元のかかりつけ医以外には病院に行くな』と言われてたなあ」と思い出すも後の祭り
    どうやら現在、地球は宇宙から来る神のごとき存在から侵略を受けていて、ここはその最前線らしい

    かくして富士見さんは唯一無二の「神を殺 せる人間」として、この国の神と、宇宙から来た蕃神との抗争に関わっていくのだった

    神々の人知を超えた闘争の狭間で右往左往する人間と眷族
    ある者は狂い、ある者は破滅し、ある者は求めた居場所を見つけ、ある者は状況を利用する
    そして富士見さんの辿りつく結末は…

  • 619名無し2023/06/26(Mon) 01:31:42ID:czOTIyNDY(1/1)NG報告

    スピリットサークル 水上悟志

    FGOの魂と並行世界の関係見ると結構ちかい思想なんじゃないかと思える作品

  • 620名無し2023/07/05(Wed) 21:06:56ID:A3NjAzMDA(2/2)NG報告

    連城三紀彦を愛してるが、好きな作家が没してるってのは虚しいもんだ

  • 621名無し2024/02/14(Wed) 21:24:07ID:I4MDM0Mzg(1/1)NG報告

    芝村裕吏『セルフ・クラフト・ワールド』シリーズ

    日本国内のとある企業が開発したMMORPG〈セルフ・クラフト〉。
    もとはただのオンラインゲームだったが業績が振るわず、開発チームがテコ入れで自動生成システムを組み込んだ結果、現実の100倍の速度で急激な進化を続ける電子の異世界。
    仮想世界の運営ルールは現実世界の物理法則に準拠。なのでその世界で進化を続ける生物たちのユニークな機構は現実世界でも当然応用可能。
    結果、日本の産業は〈セルフ・クラフト〉から逆輸入した技術によって世界最高水準に返り咲き、ただのゲームだった〈セルフ・クラフト〉は政府が保護すべき知恵の泉、国家固有の財産となった。
    あり得ない飛行能力を持つドローン、超高効率の構造設計…もはや〈セルフ・クラフト〉の生物を解析することで得た技術なしでは日本は国際社会で立ち行かない。
    しかしそれは世界に歪みをもたらし、やがて人類の価値感すら変質させていき…。

    文庫で全3巻という分量のわりにキャラも情報も濃密で非常に楽しめた。
    個人的には「民主主義の信奉者」黒野首相がお気に入り。

  • 622名無し2024/03/03(Sun) 23:18:20ID:A0ODM2NTI(1/1)NG報告

    きのこが影響を受けたと公言する作家の一人、菊池秀行の初期SF

    ある地方都市の高校に前触れなく現れた美しい少女
    その時から世界が徐々に変質し始める
    生徒が描いた風景画は奇怪な景色を映し出し、演奏される音楽はこの世ならぬ音となり、教師や生徒は地球上に存在しない言語を口にする
    やがて歪みは拡大し、世界や人々だけでなく有史以来積み重ねられてきた人類史すら塗り替えられていき…

    侵食を唯一受けない「高校剣道界の至宝」と呼ばれる主人公
    強者を斬り殺し、剣を極めることしか興味がないヤクザの人斬り
    元革命闘士で革命への情熱を燻らせ続ける雑誌記者
    いろいろ魅力的な登場人物が多いが、出てくる高校生がどいつもこいつも肝が据わり過ぎである

  • 623名無し2024/03/30(Sat) 20:13:51ID:U0NzIzMjA(1/1)NG報告

    『妖精学者の夏時間』
    人間と妖精、現世と異界の生物の違いについて、理解の手がかりになる物語
    みなぎ得一のオカルトのスタンスは好みなんよねえ

  • 624名無し2024/06/05(Wed) 21:37:42ID:YxMDAyODU(1/1)NG報告

    外山滋比古の読書論二部作
    「読み」の整理学&異本論

    「文章の意味を知るために、ただ単語の意味を辞書で引いて並べるだけでは本当の意味はわからない。文章の意味とは、その先にある」

    「読書とは、ただ作者が書いた文章を受け取るだけの受動的な娯楽ではない。それを読者自身が理解し、解釈し、さらには作者が意図しない意味を“発見”さえする、創造的な知的活動である」

    「読者は本を読むと頭の中に“異本”を作る。読者が理解しているのはこの異本であり、作者の書いたオリジナルの本とは別物で、どれだけ努力しても完全に異本とオリジナルが一致することはない。さらに、読者個々人が作る異本もまた一つとして同じものはない」

    など、示唆に富む言説が多い

  • 625名無し2024/06/05(Wed) 21:57:40ID:gzOTQwMzA(1/1)NG報告

    xmenは実写しか見たこと無かったが、最近のアニメ見て小プロから出てる邦訳にも手を出し始めた

  • 626名無し2024/10/20(Sun) 23:25:48ID:Q2MTQyODA(1/1)NG報告

    『風の名はアムネジア』 菊池秀行 1983.10刊行 ソノラマ文庫

    ある日、一陣の風が吹いた。
    そして唐突に、人類はすべての記憶を失った。

    言葉も知識も忘れさった人類は、現代にとつぜん放り出された原始人に等しくなり、文明はあっけなく崩壊した。
    互いが何者だったかもわからないまま、親が子から食べ物を奪い、恋人同士が物資をめぐって殺しあう。
    自分にも、もうそれが何を意味しているのかわからなくなってしまったけれど、なぜかその光景を見て無性に哀しくなった…。

    それから三年。
    初期の混乱を乗り越えて人類はなんとか生存し、原始社会からやりなおしていたが、滅び去った旧世界の残滓がいくつもの歪みを生み出していた。
    そんな壊れた世界を旅する、少年と少女の物語。

    主人公ワタルに失われた世界の知識を授けたジョニーは語る。
    「証拠はない。確証もない。だけどあれは、まったく予告なし、100パーセントの不意打ちだった。
     今の科学で、前もってわからない災いなんてない。それなのに、世界中の科学者も防衛機構も、なに一つ理解できないうちにバラバラになってしまった。
     どこかの国が内緒で作った秘密兵器なんてものはない。アメリカの情報機関はその気になれば、どんな国のどんな兵器の設計図だって30分以内に集めてみせるだろう。ソ連だって、イギリスだって、同じことができる。
     なら犯人は別にいるんだ。世界最高の科学技術陣をものともせずに、世界を変えてしまった奴らが」
    だからワタルはそいつらに教えてやらなければならない。
    人類は今までこれだけのものを作ってきた。血と汗を流しながらここまで進歩してきたのだ。なのにこんな目に遭わされて、少しは怒っているんだぞ、と。

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