痛いと思われつつもやっぱりやっちゃうこの妄想!
インフレがどうとかそんなのは置いといて吐き出してみよう!
実際に登場しそうなものをガチで妄想するもよし、とにかく自分の趣味やネタに走るもよし
※あくまでも妄想なので他人の妄想へのダメ出しはなしの方向でお願いします
次スレは >>960 さんが建ててください
前スレッド ぼくの考えたサーヴァント16
https://bbs.demonition.com/board/8157/
《でもにっしょんch僕鯖僕鯖スレまとめwiki》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/
参考推奨サイト
本家ぼくのかんがえたサーヴァントwiki
http://bokusaba.wiki.fc2.com/m/
タイプムーンwiki〔特にサーヴァント(スキル)〕
https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/>>2
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】
【人物像】
特技:
好きなもの:
嫌いなもの:
天敵:
願い:
【一人称】【二人称】【三人称】
【セリフ例】
【因縁キャラクター】
【他クラス適性、変化傾向】
《詳細なテンプレ》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C6%A5%F3%A5%D7%A5%EC%A1%BC%A5%C8%BD%B8https://bbs.demonition.com/board/8157/
前スレが落ちるまではそちらに投稿お願いします。https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%AB%A5%EB%A5%AD%A5%CE%A5%B9
こちらのページの宝具を以下の2つに差し替えお願いします
『虯蟹之交(エンシュラインド・フィリア)』
ランク:B〜EX 種別:対心宝具 レンジ:- 最大捕捉:1匹
星座として天に召し上げられるほどの友誼と勇気が宝具として昇華されたもの。
召喚されたカルキノスが誰かと絆を育むと、それに応じて女神ヘラからの加護として「魔力放出(勇気)」が付与され、加えてステータスや概念防御力などが強化されると共にとめどなく勇気が湧いてくるという一風変わった宝具。
絆を深めれば深めるほど女神の加護は高まり、友を護る絶対の防壁となって敵を阻む。
『再臨せよ。天の宮に月は到る(ビヨンド・アルタルフ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1匹
規格外の霊基再臨。生前は至れなかった、「成体」としての魔蟹カルキノス。
カルキノスが大量の魔力を蓄えた状態で夏至を迎えるか、あるいは夏至から大暑の間に魔力量が規定値に達することで脱皮し、体高10mほどの巨大な幻獣「大魔蟹カルキノス」となる。
この霊基再臨は生物としての蟹における「メガロパ」から「稚蟹」への変態に相当し、変態前と比べるとより蟹らしいフォルムとなるが、それと同時に二対の鋏や全方位を見渡す多数の複眼など、通常の蟹には見られない攻撃的な器官も獲得している。
戦闘能力は変態前に比べ数倍に向上しており、ただでさえ強靭極まりない甲殻はより分厚く進化し、二対の螯はただ振り払うだけで地形を変え、複眼と口器からは魔力光線を放ち周囲一帯を焼き尽くすなど、その破壊力は絶大。さらには魔力を蓄え脱皮するプロセスを繰り返すことでどんどん巨大かつ強大に成長していき、やがては神獣へ至ることも可能である(なお、脱皮する度にダメージは全快し、螯が一対増えるので変態した回数は推察できる)。「復讐戦(ヴェンデッタ)だ!いくぞ大陸軍(グランダルメ)!」
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】ナポレオン1世
【別名】ナポレオン・ボナパルト、皇帝、コルシカの悪魔、食人鬼
【性別】男
【身長・体重】168cm・70kg
【髪色】茶 【瞳色】茶
【容姿】親衛猟騎兵連隊の制服を着た短髪の男
【地域】フランス
【年代】1769年8月15日~1821年5月5日
【属性】混沌・善
【属性】星
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:E 魔力:A 幸運:EX 宝具:EX>>6
【クラス別スキル】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が第二節以下のものを無効化するが、大魔術・儀礼呪法等大掛かりなものは防げない。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並みに乗りこなせる。彼は士官学校を僅か11ヶ月で卒業した秀才だったが、そのせいで乗馬訓練が満足に出来ず、馬を乗りこなすのが不得手だった。クラス補正により多少上昇している。
【固有スキル】
分割思考:B
思考中枢を仮想的に分け、同時に運営する。分割したそれぞれの思考により、膨大な情報を瞬間的に処理できる。Bランクともなれば最大10の思考分割が可能。
軍略:A+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。三兵戦術を基本とした軍団の組織的運用、内線作戦による各個撃破を得意とする。
余の辞書に不可能の文字はない:EX
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。「星の開拓者」が名称のみ変わったもの。
国民の皇帝:A
民の期待と願いに応えようとした彼の生涯がスキルとなったもの。マスターからの期待と信頼が高まるほど幸運値が上昇する。逆にマスターがナポレオンに不信感を抱けば抱くほど値は下がっていく。上限はA++で下限はE-。>>8
『地上最強(仮) (グランダルメ)』
ランク:EX 種別:対軍・対城宝具 レンジ:- 最大捕捉:100000
第二宝具。ナポレオンが生前率いたフランス帝国陸軍、通称「大陸軍」を召喚する。
イスカンダルの『王の軍勢』に匹敵する大宝具であり、軍勢系宝具では1,2を争うほどの能力を持つ。正にナポレオンの切り札と言える。魔力消費も規模に相まって莫大なように思われるが、後述の第三宝具によって軍勢1人1人のステータスが強化されているため、マスター+ナポレオン+召喚された者全員で魔力を負担しても、燃費自体はさほど悪くはない。
特徴は軍勢系宝具の中で群を抜いて兵科が豊富な事。選抜歩兵や擲弾兵に代表される歩兵、「ピストルを撃つように砲弾をぶっ放す」と評された強力な砲兵、欧州最強の練度を誇る重騎兵、軽騎兵、竜騎兵で構成される騎兵、架橋や土木工事のようにインフラ面で作戦を支えた工兵、そして大陸軍の中で最強と謳われ、ナポレオンと最後の戦場まで運命を共にした古参近衛隊、通称『老親衛隊』など勝利に必要なあらゆる兵科が存在しており、例え大火力宝具を持つ大英雄と言えど倒すことは容易ではない。指揮を執る元帥たちも
・「フランスのアイアス」「大陸軍のアキレス」「イタリア方面軍のローラン」と言われた不死身の勇者 ジャン・ランヌ
・馬と女に乗りゃ無敵「世界最高の騎兵」ジョアシャン・ミュラ
・勇猛な剣士で撤退戦のプロ、逆境の中で輝く赤毛「勇者の中の勇者」ミシェル・ネイ
・生涯不敗の規律の鬼 「不敗のダヴー」と呼ばれた男 ルイ=ニコラ・ダヴー
・普段は色狂いの略奪者、戦場では「勝利の申し子」アンドレ・マッセナ
・大陸軍最大の功労者「唯一無二の参謀」「皇帝の影」ルイ=アレクサンドル・ベルティエ
・マッセナ以上の強欲さ、後のフランス大元帥「ヨーロッパ最高の戦術家」ニコラ=ジャン・ド・デュ・スルト
・皇帝退位まで戦い抜いたベテラン、人情家の狂戦士 フランソワ・ジョセフ・ルフェーブル
・変人偏屈な芸術家、その能力はピカイチ「防御戦の第一人者」ローラン・グーヴィオン・サン=シール
・その軍政能力はトップレベル「元帥中最も優秀な男」ルイ=ガブリエル・スーシェ
といった伝説的勇者達が軍団を率いている。>>9
将軍に関しても
ドゼー、ウジェーヌ、ベルトラン、エブレ、ラップ、コランクール、カンブロンヌ、デルロン、ドルーオ、エグゼルマン、メゾン、クレパラード、ジェラール、ラマルク、セナルモン、ムートン、アリスプ、クローゼル、ミヨー、フリアン、ギュダン、モラン、モリトル、レリティエ、ナンスーティ、サンティエール、ラサール、ケレルマン、モンブラン、オートポール、ドンブロンスキ、ザイヨンシュ、バイイ、レイユ、レイニエ、ヴァンダムといった経験豊富な指揮官が揃っており、正に人材の宝庫。元帥や将軍ら指揮官クラスは対魔力と騎乗スキルをCランク相当で有しており、各々の得意分野を反映したスキルを持つ。(一部の将軍や元帥は神話や伝説の英雄に匹敵するステータスを持つ者もいる)
歩兵・砲兵・騎兵を用いた三兵戦術、軍団制度や運用軍略といった画期的システム、同時代のどの軍より早かった移動速度、何よりフランス革命によって芽生えた国民精神による士気の高さと革命戦争を戦った経験豊富な指揮官・兵士達。これらの諸要素が組み合わさったフランス軍は正しく「地上最強」の名に相応しい軍隊だった。>>10
『皇帝万歳!(ヴィーヴ・ランプルール)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:指揮下にある者全員
常時発動型の第三宝具。「半神」「空前絶後の人物」「今世紀最大の出来事」と呼ばれた近代最大の大英雄ナポレオン。その絶大なカリスマが宝具に昇華されたもの。指揮下にある人間のステータスとスキルを最大2ランク上げることが出来る破格の宝具。これによって兵卒ですら全ステータスがDランク以上になることが保証される。個人の資質によってはそれ以上になることも。また、「勇猛」や「戦闘続行」などの戦闘系スキルも随意に付与可能。快男児たるアーチャークラス時とは違い、ライダークラスの彼は落ち着きの無い偏屈な男であまりお近づきにはなりたくない人物である。しかし彼と長く接すれば接するほど、彼の不思議なカリスマに惹かれ、愛さずにはいられなくなる。それは古今東西の英雄や王とて同じ。少なくとも同ランク以上のカリスマが無ければ抵抗できない。
彼のカリスマに関する逸話は幾つかあり、皇帝が隊伍に加わった瞬間、逃げ出した新兵、重傷者、瀕死の者を含む兵士達が戦場の至る所で「皇帝万歳!」の叫びを挙げた、エルバ島脱出後討伐に来た軍が全員寝返った、エルバ島で水と油の関係だった共和主義者が交流する内に熱狂的な崇拝者になった・・等がある。そして何より、欧州全体で数百万人もの犠牲を出したにも関わらず、当時そして後世の民衆が皇帝を強く支持したというのが、ナポレオンが卓越したカリスマの持ち主だという証拠である。
【Weapon】
ピストル:フリントロック式のピストル。3丁所持している。2丁はコートの中に隠し持ち、残りの1丁は自決用として懐に忍ばせている。
皇帝用馬車:8頭立ての大きな馬車。ナポレオンと側近達が乗り込み、移動と会議を行うのに使われた。折り畳み式テーブル、ベッド、机、食料庫、武器庫を備えるちょっとした移動式ホテル。当時の魔術師に作らせた特注品で、並みの対人宝具や魔術なら弾くほど頑丈な車輛。非常時には搭載されている魔力炉を燃料とし、馬車本体だけで時速150kmで走行可能。さらに「車載式グリボーバル砲」、「十連装斉射式マスケット」「歩兵携行用11年式キャノン」ら強力な武装も備える、正に18世紀版バッドモービルと言ったところ。>>11
【解説】
人類史上屈指の大軍略家。ヘラクレスやアキレウスと並んで世界中で知名度補正を得られることができる数少ない英雄の1人。高い知能と天才的指揮能力、果てしない野望を以って、イタリア遠征やエジプト戦役で頭角を現し、コルシカ島の下級貴族の息子からフランス皇帝にまで上り詰めた。皇帝となってからはウルム、アウステルリッツ、イエナ・アウエルシュタット、フリートラントで芸術的戦争技巧を発揮、一時はヨーロッパの覇者として君臨した。しかし1808年に始まった半島戦争の頃から栄光は徐々に陰りを見せ、1812年のロシア遠征にて帝国崩壊が決定的なものとなった。その後は連合軍相手にリュッツェン、バウツェン、ドレスデンで勝利を収めるも、1813年にライプツィヒの戦いで大敗、遂に本土防衛戦へ追い込まれる。それでも新兵達を率いて「六日間の戦役」と呼ばれる戦いで度々敵軍を撃破、後世から「ナポレオンの戦術の中で最高傑作」と評価される程の活躍を見せたが、奮闘虚しく皇帝の座を追われエルバ島に追放された。しかし1815年にブルボン朝の混乱に乗じてエルバ島を脱出。再び皇帝の座に帰り咲く。その後再び対仏連合軍と対決し、緒戦のリニーの戦いで勝利した。だが6月18日のワーテルローの戦いでアーサー・ウェルズリー率いる英蘭連合軍に惨敗。大西洋の孤島セントヘレナ島に流され、1821年に生涯を終えた。死因は胃癌とも暗殺とも伝えられている。軍事的功績だけでなく、フランス革命の精神輸出、フランス銀行の設立、初の近代的法典の作成、瓶詰の採用など政治・文化面でも大きな業績を残した大人物。>>12
【人物像】
親衛隊猟騎兵連隊の制服(二角帽やコートを着用する時もある)を着た男。1804年のフランス皇帝就任時の姿で召喚された。アーチャーの時のような堂々たる体格では無いもの、その視線は異常に鋭く、視線を交わしただけで歴戦の英霊すら押し黙らせる迫力を持つ。「理想的な偶像」「不可能を可能にするヒーロー」としての一面がアーチャークラスのナポレオンなら、こちらは「偉大な軍人であり独裁者」という面が強調されており、性格に難のある偏屈な男として召喚された。とはいえセントヘレナで没して英霊となった後に生前の出来事を省みて考えを改めたらしく、生来の癇癪や差別的言動、身長へのコンプレックスは見られない。(もっとも爽やかな快男児っぷりも見られないが)
ライダークラスの彼は物事をハッキリと言う性格で、欠点があれば容赦なく批判するが、どんなに小さい事でも良い部分があれば敵も味方も正直に称賛する。また、昼夜を問わず仕事に率先して取り組む並々ならぬ熱意や、空いた隙間時間でさえ勉強を行う程の勤勉さ(単にじっとしていられない性分とも言える)はアーチャークラスでは見られなかったもの。特に生前は外交を疎かにしたが為に破滅を招いたことを反省し、政治学、経済学、社会学といった分野を1から学び直し中。最近は水泳や筋トレ等健康的な肉体作りも始めたようだ。>>13
幼少期の彼は、痩せた冴えない外見、喧嘩っ早く短気な性分、そしてコルシカ訛りを馬鹿にされるいじめられっ子だった。もし彼の才能がこれだけだったとしたら、きっと大人になっても社会不適合者と認定され、うだつの上がらない下働きか貧民街でくだを巻き続ける惨めな浮浪者として生涯を終えただろう。しかし世界にとって幸か不幸か、彼はその小さな器に収まりきらないほどの能力を持っていた。優れた勉学の才能、天才的指揮能力、意志の強さ、3日間不眠不休で指揮しても倒れないタフさ、そして夢を真剣に追いかけ続ける狂気的なまでの一途さである。優れた能力とフランス革命というチャンスを最大限活用し、彼はフランス皇帝にまで上り詰めたのだ。
生前も英霊となってからも、彼が望む願いは変わらない。それは「偉大な男になって認められること」。野望の階段を上る途中でも、皇帝になってからも、没落していった時でもそれは変わらない。少年期に受けた屈辱と、空想の中で思い描いた偉大な夢・・・それがナポレオンという男を動かしているのだ。
特技:数学全般、砲術、仕事
好きなもの:読書、ウロウロしながら物思いに耽ること、勉強(特に数学)
苦手なもの:パグ、じっとしていること
【一人称】私・俺【二人称】君・お前・貴様【三人称】彼・奴>>14
【関連人物】
・アーチャークラスの自分
同一人物でありながら体格・性格共にほぼ別人と言っていい人物。民衆が自分に望んだ理想像としては参考に値するが、アーチャーの自分を「ナポレオン」と認める事には複雑な様子。彼(ライダークラスの自分)にとっては「幼少期の復讐と偉業への憧れ」を抱いて前進していく自分こそが真の‘‘ナポレオン‘‘であり、軟派で饒舌な偉丈夫などガラでは無いとしている。もっともアーチャー、ライダー共に女性にもてるという点は共通しているが。
・バーサーカークラスの自分
ナポレオンはバーサーカーのクラス適性も有している。本人曰く、バーサーカー時の自分は「自らの欠点の凝縮」「『コルシカの悪魔』『食人鬼』という呼び名に相応しい醜い怪物」「権力にすがりつく哀れな男」らしい。自慢の軍略と判断力は精彩を失い、生え際も後退して肥満体になり、差別的言動と癇癪を周囲に撒き散らすという見苦しさ極まる代物で、ハッキリ言って召喚に値しないとの事。唯一の利点は狂化と無辜の怪物によるステータス上昇で本人の直接戦闘力が大幅に上昇することらしい。
・イスカンダル、カエサル
幼少期の憧れだった英雄達。カルデアで会ったとしても、決して取り乱したりファンボーイのように振る舞うことは無い。自分はフランス皇帝であり、支配者としての格も偉業の大きさも彼らに劣るとは全く思っていないからである。
・アーサー・ウェルズリー
初代ウェリントン公爵。ワーテルローで自らを打ち破ったイギリスの名将。最も本人は彼の事をよく知らず、「ウェリントン?・・・ああ、あのウェルズリーね」とぐらいにしか思っていない。「全盛期の私なら問題なく撃破していただろう」と語りつつ、半島戦争での防御陣地構築や守備戦における巧みな采配は評価に値するとしている。「ネイにもあれぐらいの慎重さがあれば・・」とのこと。>>15
・元帥達
栄光のフランス帝国を皇帝と共に築き上げ、伝説となった軍人達。ミシェル・ネイを筆頭に伝説の英雄にも匹敵する能力を持つ猛者達が集結している。とはいえ元帥達も完璧超人というわけではなく、騎兵指揮以外何もできなかったミュラや、大軍を組織的に運用することは不得手だったネイ、戦地で度を超えた略奪に走ったマッセナとスルトなど、大きな欠点を抱えた人物も多かった。また、全員が皇帝に忠義を尽くした訳ではなく、ベルナドット、ヴィクトール、マルモンは裏切り者とされた。軍勢招集の際にもこの3人は現れない。
ナポレオンは彼らの長所・短所を知り尽くしており、『地上最強』展開時には状況に合わせて最適な指揮官を選択、配置している。
・将軍達
元帥と並んで大陸軍の神話を築き上げてきた男達。主に軍団指揮下の師団を指揮するが、軍団そのものの指揮を執ることも。
・ダヴーの配下で『不滅の3人』と呼ばれたフリアン、ギュダン、モラン
・ナポレオンに最後まで忠誠を尽くした工兵指揮官ベルトラン
・高徳の士として皇帝の寵愛を受けた砲兵指揮官ドルーオ
・「地獄へ侵攻するなら先鋒はヴァンダムで決まり」「君が2人いたらもう1人に片方を殺させる」と皇帝に評価された獰猛な歩兵指揮官ヴァンダム
・「当代随一の騎兵」と呼ばれたアル中将軍ラサール
・戦場で幾度も負傷しながら、皇帝の命を2度も救ったタフな騎兵指揮官ラップ
等元帥達に負けず劣らずの優秀でキャラの濃い人材が揃っている。>>19
ところで前スレで文量の多い宝具はともかくスキル1つにつき1レスを消費してたのはどうして
いや別に書き方に拘ってるとかそうゆう理由ならいいんだけど文量オーバーになってしまって、すみません
詰め詰めに描けば良かった。>>18
ありがとうございます。助かります。他の方のアドバイスも募集してます。>>17
こんなんどうでしょう。
万世に覇を起せよ、蓋世連合(グランダルメ)
ちなみに、万世と書いて地と読ませます。>>9を訂正いたします。
「余の軍勢に弱兵の文字は無し!!」
『万世に覇を起せよ、蓋世連合(グランダルメ)』
ランク:EX 種別:対軍・対城宝具 レンジ:- 最大捕捉:100000
第二宝具。ナポレオンが生前率いたフランス帝国陸軍、通称「大陸軍」を召喚する。
イスカンダルの『王の軍勢』に匹敵する大宝具であり、軍勢系宝具では1,2を争うほどの能力を持つ。正にナポレオンの切り札と言える。魔力消費も規模に相まって莫大なように思われるが、後述の第三宝具によって軍勢1人1人のステータスが強化されているため、マスター+ナポレオン+召喚された者全員で魔力を負担しても、燃費自体はさほど悪くはない。
特徴は軍勢系宝具の中で群を抜いて兵科が豊富な事。選抜歩兵や擲弾兵に代表される歩兵、「ピストルを撃つように砲弾をぶっ放す」と評された強力な砲兵、欧州最強の練度を誇る重騎兵、軽騎兵、竜騎兵で構成される騎兵、架橋や土木工事のようにインフラ面で作戦を支えた工兵、そして大陸軍の中で最強と謳われ、ナポレオンと最後の戦場まで運命を共にした古参近衛隊、通称『老親衛隊』など勝利に必要なあらゆる兵科が存在しており、例え大火力宝具を持つ大英雄と言えど倒すことは容易ではない。指揮を執る元帥たちも
・「フランスのアイアス」「大陸軍のアキレス」「イタリア方面軍のローラン」と言われた不死身の勇者 ジャン・ランヌ
・馬と女に乗りゃ無敵「世界最高の騎兵」ジョアシャン・ミュラ
・勇猛な剣士で撤退戦のプロ、逆境の中で輝く赤毛「勇者の中の勇者」ミシェル・ネイ
・生涯不敗の規律の鬼 「不敗のダヴー」と呼ばれた男 ルイ=ニコラ・ダヴー
・普段は色狂いの略奪者、戦場では「勝利の申し子」アンドレ・マッセナ
・大陸軍最大の功労者「唯一無二の参謀」「皇帝の影」ルイ=アレクサンドル・ベルティエ
・マッセナ以上の強欲さ、後のフランス大元帥「ヨーロッパ最高の戦術家」ニコラ=ジャン・ド・デュ・スルト
・皇帝退位まで戦い抜いたベテラン、人情家の狂戦士 フランソワ・ジョセフ・ルフェーブル
・変人偏屈な芸術家、その能力はピカイチ「防御戦の第一人者」ローラン・グーヴィオン・サン=シール
・その軍政能力はトップレベル「元帥中最も優秀な男」ルイ=ガブリエル・スーシェ
といった伝説的勇者達が軍団を率いている。>>24
将軍に関しても
ドゼー、ウジェーヌ、ベルトラン、エブレ、ラップ、コランクール、カンブロンヌ、デルロン、ドルーオ、エグゼルマン、メゾン、クレパラード、ジェラール、ラマルク、セナルモン、ムートン、アリスプ、クローゼル、ミヨー、フリアン、ギュダン、モラン、モリトル、レリティエ、ナンスーティ、サンティエール、ラサール、ケレルマン、モンブラン、オートポール、ドンブロンスキ、ザイヨンシュ、バイイ、レイユ、レイニエ、ヴァンダムといった経験豊富な指揮官が揃っており、正に人材の宝庫。元帥や将軍ら指揮官クラスは対魔力と騎乗スキルをCランク相当で有しており、各々の得意分野を反映したスキルを持つ。(一部の将軍や元帥は神話や伝説の英雄に匹敵するステータスを持つ者もいる)
歩兵・砲兵・騎兵を用いた三兵戦術、軍団制度や運用軍略といった画期的システム、同時代のどの軍より早かった移動速度、何よりフランス革命によって芽生えた国民精神による士気の高さと革命戦争を戦った経験豊富な指揮官・兵士達。これらの諸要素が組み合わさったフランス軍は正しく「地上最強」の名に相応しい軍隊だった。
:gwNzA0Mjg様と:I2NDEyMDk様のアイデアを採用させていただきます。ご協力ありがとうございました。
【wiki登録】可
でお願いします。前スレの鯖への反応で申し訳ないんだけど
ウルヴァシーの『輝く王冠』で唐突にアルジュナの武器の話とか技量の話が始まったけどこれはこの宝具で変身した「男性性を奪った時点でのアルジュナ」が持っている能力を解説してるってことなのかな?>>26
そうですね
竜告令呪(の生前版)みたいなものだと思っていただければ指摘していただいた部分、加筆修正しました
遅れましたがwiki登録ありがとうございます。ルビ多いのにやっていただいて…
>>31
上はウルヴァシーがヴァジュラをなぜ持っているかの回答で、
ヴァジュラを使ったのが宝具の『帰滅ry』になります…よ…?https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/bbs/30881/l50
議論が長くなるとスレの文字制限などが枷となる場合もあるのでこっちも使われよ>>33
修正ありがとうございます
そして雑スレの方で宝具考案に協力してくれた方々へこの場を借りて感謝の意を表しますhttps://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%bf%a5%ea%a5%a8%a5%b7%a5%f3%a1%cc%a5%a4%a1%bc%a5%b9%a5%bf%a1%bc%a1%cd
マイティチェイン実装に伴い自分の作った鯖を見直してたんだけど、タリエシン〔イースター〕辺りは完全に「マイティブレイブチェイン狙いの鯖」に運用方法が変わりそう
全部乗せEXが強すぎる
宝具始動じゃなくても三枚目にB始動Bを持って来れるし、宝具始動でもAとEXでNPを稼げるので強さが全然変わる
でも素殴りが強くないことには変わりないし、星5セイバーとしてはこれくらいでバランスが取れてるのかなあ…
僕鯖勢としても妄想のし甲斐が俄然高まって来て良いですね、マイティチェイン…>>33
登録ありがとうございます!【元ネタ】アーサー王伝説(主に流布本『ランスロ本伝』)
【CLASS】アーチャー
【真名】ランスロット[アロハ]
【性別】男性
【身長・体重】191cm・81kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B+ 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
単独行動:A
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。>>39【宝具】
『不撓煮え立つ湖光の剣(セウレ・ニムエ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:5~20 最大補足:10人
セクエンスとアロンダイトの合体宝具である抱え筒。
湖光榴弾や無毀なる徹甲弾がヤケクソ気味に敵を襲う。
セクエンスを扱う為の『騎士は徒手にて死せず』とアロンダイト抜剣は併用不能なため
鞘に納めたままの合体となり、ランクはセクエンス・モルガンに大きく劣っている。
【Weapon】
『血塗られし死戦の剣(セクエンス)』
アーサー王が有する名剣の一振り …であった筈の水鉄砲。
彼が用いる場合、どんな液体を充填していようと血生臭い赤液が発射される。
剣の時には相手の四肢が千切れ飛ぶ爆砕の効果があった、ような気がする。
『王妃の楯』
かつてランスロの養母がグニェーヴル(ギネヴィア)へ贈った、
武装騎士と貴婦人が描かれた白地の楯。中央に裂け目があり、
二人は抱き合おうとしているが触れ合えない、という図であった。
ランスロとグニェーヴルが全き愛で結ばれた時に裂け目は塞がり、
この楯を首に掛けられた時に狂人ランスロは正気に戻ったという。>>40
【解説】
円卓に席を得る直前のランスロ(ット)。
アーサーの治世中期におけるサクソン・アイルランド連合軍大侵攻、
その決戦地『サクソン岩(ロッシャサイスヌ)』砦の戦いを
彼は王の名剣セクエンス(セウレ、スール、セケイス)を持って駆け抜けた。
サクソン王アルゴダブランの妹『サクソンの魔女』カミーユの策謀により
アーサー王とガエリエが囚われ、彼らを救い出そうと動くも見事に罠に嵌った
ゴーヴァン、エクトール、ガルオー、ランスロもまた砦に囚われの身となった。
ランスロは「王妃に会う事は二度と叶わない」との悲しみの中で発狂してしまい、
魔女は「もう脅威ではない」と彼を解放する。無論、これは致命的失敗であった。>>41
グニェーヴル王妃の魔法の楯で一時的に、湖の貴婦人の薬で完全に正気に戻り、
ランスロは従弟リヨネルと共に軍を率いて戦場に戻ると、凄まじい武勇を揮う。
サクソン・アイルランド連合軍の最も密集した所へと飛び込んで血の雨を降らせ、
槍が折れると彼は「王が死闘の場にのみ携える」という名剣セクエンスを抜いた。
この剣に敵の乗騎、首、楯、腕、足、尽くが切り飛ばされ、敵軍は崩壊を迎える。
撤退を指揮するアルゴダブランを見つけたランスロは襲い掛かり一撃のもと打ち倒し、
その様に、イヴァン卿は「神が正義と応報の為に遣わした道具」と慄いたのであった。
単身での更なる追撃戦で、ランスロは辺りの街道を血塗れとする惨状を築きあげる。
これを見て震え上がった連合軍兵士は二千人以上が恐慌の中で沼地へ入り込んで沈み、
街道上でも殺到する友軍の中で圧死し、斬られもせぬまま大勢が死に追い遣られた。
態勢を立て直した連合軍へと彼は更に(無謀にも)単独で攻撃を仕掛けようとしたが、
リヨネルが「王妃の名にかけて、止まれ!」と制止し、サクソン岩砦攻略へと戻る。
魔力によって堅く閉ざされていた城門を湖の貴婦人に授けられた指輪で破壊し、
押し入った砦の奥で魔女とその愛人を見つけ、愛人騎士とその仲間を皆殺しにし
ランスロは魔女を捕えた。こうして主君アーサーと朋輩は解放されたのであった。
ランスロと異母弟エクトール、それに友ガルオーはこれより間も無く円卓に席を得る。レディ・アヴァロンに対し
アヴァロンのレディを投げ付けようかと思ったが
一発ネタな上に宝具以外書く事ないわだったので放棄&埋葬
『()』
ランク:A 種別:対人・対概念宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
一人の乙女の望みに応じて彼女が与え、
その乙女によってアーサー王宮廷へと持ち込まれた名剣。
危険な/冒険の/驚異の/運命の/悲運の/不吉な 剣、とも。
「手腕にも功績にもとりわけ優れ、悪事逆心に無縁、裏切る事も無いお方」かつ
「悪心の無い潔い者であると共に、父方からも、母方からも高貴な血筋を受けた方」
のみが鞘から抜き放つ事ができるという、選定の力を持つ剣である。
しかしこの剣を抜いた後、持ち続けたならば―――
「その剣で自分の親友を、自分がこの世で最も愛している者を殺し、
そしてまた、その剣故に貴方は身を滅ぼすことでしょう」>>44
【解説】
アヴァロン島の偉大なる淑女/貴婦人
(the Lady of the Isle of Avalon,
the great lady Lile of Avelion,
la dame de l'isle d'Avalon, La Dame d'Avalon)。
初出作品では名無し、トマス・マロリーが自作中で与えた名はライル。
ベイリンの/ギャラハッドの一本目の 剣の、元々の持ち主。
恋の相手を弟に殺された乙女が、報復の弟殺しを願って
親交あるこの貴婦人に助力を求めた時、彼女は剣を与えてこう告げた。
「いま貴女に佩かせたこの剣を解き放つ者こそはこの国で最上の騎士、
また最も忠実にして裏切りとは無縁なる者。その者を探すがよい。
この剣を抜く者こそ、そなたの弟を戦いにて討ち果たす事であろう」
そのほかに彼女の出番はない。【出典】シュメール王年表、エタナ物語
【CLASS】ライダー
【真名】エタナ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・66kg
【肌色】 白【髪色】金 【瞳色】赤
【外見・容姿】「カウナケス(羊の毛皮の腰蓑)」に、金とラピスラズリで彩られた首飾りや腕輪などをまとった半裸の王。
【地域】メソポタミア、キシュ
【年代】B.C.6000頃
【属性】中立・善
【天地人属性】天
【その他属性】王、愛する者
【ステータス】筋力:B- 耐久:B- 敏捷:C 魔力:A 幸運:A- 宝具:A++
戦闘の逸話がないこと、霊基の欠損によりステータスはやや不安定。
【クラス別スキル】
騎乗:A+
ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。A+ランクでは竜種を除くすべての獣、乗り物を乗りこなすことができる。
対魔力:A
ライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。「原初の肉体:A+」の効果で向上している。大気に神秘が満ち溢れていた時代の王に、現代の凡百の神秘は太刀打ちできない。>>46
【固有スキル】
原初の肉体:A+
エタナ王はギルガメッシュ王よりさらに数千年遡った人類黎明期の人間である。
『』にほど近い初期の人類は、現生人類を大幅に超過した寿命とステータスを持つ。エタナ王は1500年王位に居たという。
伝承散逸:D
エタナ王の物語は後半部分が発見されておらず、サーヴァントとして召喚されたエタナ王もまた「後半部の逸話」に由来するスキル、宝具を持ち込めない。
また、霊基の欠損に由来するステータス低下や記憶の混濁なども発生する。
逸話を元とするサーヴァントとしては死活問題になるスキルだが、逆に言えば「逸話を補填する」形での幻霊融合への高い適正値をも意味する。
【宝具】
『誕生の草(サム・サ・アラディ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:100㎏
子宝に恵まれなかったエタナ王が天界まで探索しに行った「生命を与える霊草」。イシュタル神の宝物。
エタナ物語の後編(天界到達後)は発見されていないが、子宝に恵まれなかったはずの彼の息子バリフが王位を継いでいることから、少なくともこれを地上に持ち帰れたことは確かなようだ。
ギルガメッシュ叙事詩に登場する不死の霊草と似て非なるもの。煎じ、泥と混ぜて捏ねることであらゆる生物を『造る』ことができる、ミニ人類創生キット。または、インスタントエルキドゥ。>>47
『天の凶鳥(レムティ・アンズー)』
ランク:A++ 種別:対天宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:500人
友であった蛇を裏切り、法と太陽の神シャマシュの罰によって地上に堕とされた神鷲。人を乗せて天空を駆け、天界へと行き来することができる神獣。
『悪なるアンズー(レムティ・アンズー)』とも称され、エンリルの神獣アンズーと同一視される。
天を爪で裂き咆哮は大地を砕くとも称される規格外の神獣であり、一挙手一投足が世界を震わせる対界一歩手前の攻撃となる。
また、この性質と「天界と人界を行き来する」逸話により、あらゆる結界・異界の壁を力技で破り突入可能なのも特徴。
『人界掌理す天帝の笏(ルガル・キシュ)』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
はじめ世界に王は存在せず、イシュタル神が指名した牧人、キシュのエタナに、エンリル神から地上で初めて王権と、それに伴う冠、笏、玉座が与えられたとするエタナ物語序章の記述からなる宝具。
即ち「王の原典」。
エタナが即位したキシュの国はシュメール人にとって聖地であり、「キシュの王(ルガル・キシュ)」の称号は「世界の王」と同義であった。
エンリル神より与えられた冠、笏、そして『天の凶鳥』の鞍として加工された玉座からなる宝具。メソポタミアの神々の絶対権能たる神の掟「メ」の模造品。
絶対秩序たる「メ」によって下される命令は、人間に対する命令のみならず、「世界」に対する命令として機能する。とはいえ、下界の王たるための能力であるため、神性を持つ相手には効果が薄い。
【Weapon】
笏杖:エンリル神から賜った王権の象徴。エンリル神の権能のごく一部を王権として行使可能であり、嵐によって王の敵を撃滅し、エンリル神の光輝(メラム)、即ちレーザービームを放つこともできる。>>48
【解説】
ウトナピシュテムの大波によって王のいなくなった世界に、神より王権を授けられた牧人。
キシュ第一王朝13代王だが、彼以前の王は「猟犬(カリバム)」「蠍(ズカキップ)」「雄鹿(アルウィウム)」など、もはや人間の名すら名乗っていなかったり、逸話すら一切存在しないことから、実際は彼が初代王だとするのが定説。
「エタナ物語」において彼は人類初の王として語られており、ここでは「彼以前の12王は『神の王権』が授けられた動物だった」「エタナは大波による人類リセット後初の王であった」と解釈する。
王として下界を統治したエタナ王であったが、子宝に恵まれなかったことから天界にあるという生命を生み出す草を太陽神シャマシュに求めた。
シャマシュ神は、「自身が罰として地上に堕とした大鷲を助けよ」と天命を与える。エタナは山を越え、大穴の中に落ちて飛べなくなった大鷲を見つけ、介抱する。
鷲はお礼としてエタナを背に乗せ、天界、生命の草の所有者であるイシュタル神のもとへと案内する。しかし、海すら見えなくなるほどの高所に登ったエタナはその高さに恐怖し、地上に舞い戻る。
しかし地上に戻ったエタナは「天界に辿り着く」夢を見た。これを神託と判断したエタナは、恐怖を乗り越えて天界へとたどり着く。
現存する叙事詩ではこれ以降の物語は欠落しているが、彼の息子バリフが王位を継いでいることから、少なくとも子宝の問題は解決しており、生命の草を地上に持ち帰れたことは確かなようだ。
【人物像】
ウトナピシュテムの大波による「一掃」後、王なき世界に生まれた牧人。ギルガメッシュのような生まれながらの王にあらず、「ダビデ」「ロムルス」同様に牧人から選ばれた初代王。
朴訥で敬虔、王気こそ後世のギルガメッシュに劣るが、そのぶん民とともに歩むことのできる王であった。>>49
メソポタミア文明における「最初の王」エタナ。ギルガメッシュよりずっと前の王であり、神秘の格が極めて高い人類黎明期の存在。
エタナ叙事詩は後半部が発見されていないことから、「前半部の記述」にある宝具のみしか使用できないにもかかわらず、「生命創生の草」「最高位の神鳥」「世界最初の王の称号」という最高位宝具×3を所有する。
つまり、後半部が発掘、人類史に登場するとさらに強くなる。
wiki追加可能です。>>51
ありがとうございます!【CLASS】ライダー
【真名】 ボレアズ/Boreads
【別名表記】ボレアズ・カライス/ボレアズ・ゼテス
【性別】女性
【身長・体重】150cm・47kg(二人とも)
【スリーサイズ】B88/W55/H82(Gカップ)
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A++ 魔力B 幸運C 宝具B
【保有スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:E
ライダークラスのくせに乗り物の操縦はそれ程得意ではなく、実は「風」に乗るのに優れているので騎乗スキルは無いも同然。>>53
順風の美髪:B
正しき方向へ導く追い風。双翼が有する美しい髪には神の祝福が施されており、風の源の一つともされている。北風神の加護と黄金律(髪)の複合スキルで、魔力放出の能力を増加させる要因ともなっている。
北風の翼:A
北風神の子、ギリシャ神話においても唯一無二である有翼の英雄を示す証であり、二人一組という特殊な霊基を成立させるスキル。自力での飛行を可能にし、背中と足に一対の翼を有する他、翼自体を武器として転用する事もできる。
神性:C
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。ライダーは北風神ボレアスとアテナイ王の娘オレイテュイアとの間に生まれた子。
追い込みの美学:C
敵に先手を取らせ、その行動を確認してから自分が先回りして行動できる。
魔力放出(風):A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。ライダーは突風を利用した速度の急速向上、幾重にも重ねた空気の層の屈折率を利用した透明化、カマイタチを発生させる大風などといった様々な用途に魔力を働かせている。>>54
【宝具】
餮凩羽翮(テオーティタ・プテリュクス)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:2人(1組)
ボレアズが成長と共に発芽させた紫色の翼。背中に一対、足に一対ずつ生えている。
北風神ボレアスの神格の具現であり、その血筋である事を示す証。これにより飛行能力を獲得しており、空中での高速移動を可能にしている。
また翼自体を武器としても転用でき、羽の切断能力は並の剣よりも遥かに鋭く、北風を纏わせた状態は更に切れ味を増幅させる。
風烈廻流(アエーマ・プテーシス)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:0~10
・最大捕捉:1人
ボレアズによる飛行法。神話にてハルピュイアの群れを追跡し、捕縛した逸話が具現化したもの。
常時発動型の宝具で、飛んでいる時の速度はジェット機を連想させ、いかなる獲物も逃がさない。ギリシャ神話においても他に類を見ない有翼の英雄であり、空中戦では追随を許さない実力を発揮する。
しかし、この宝具の発動条件は「飛行」している場合のみである。>>55
双翼連理(ボレイオス・ヒュペルボレオイ)
・ランク:B
・種別:対人宝具
・レンジ:0~10
・最大捕捉:1人
真名開帳時、破壊を齎したとされる北風の権能を一時的に憑依させ、自らを冬の風として変化させる宝具。
ある種のコンビネーション宝具でもあり、風そのものとなったライダーに実態はなく、相手の攻撃らを一切無視して一方的に北風特有の超低温による凍結、空気断層による破壊、真空波による斬撃を与える事ができる。
しかし、血縁とはいえ権能の一部を使用しているので霊核に負荷がかかってしまい、長時間は使えない。オーバーロードすればそれだけで霊核が自壊し、風力が暴発して周囲に被害を出す恐れがある。もっとも、自爆目的で暴走させるのであればその限りではない。
【WEAPON】
無銘・剣
刀身が鋸のようにギザギザとした剣。ライダーは各々で二本は腰に下げている。>>56
【解説】
ギリシャ神話に登場する有翼双子の英雄。正式な名前は各々あるが、サーヴァントとして現界するにあたって名称がボレアズとなっている。
北風神ボレアスと、アテナイ王エレクテウスの娘オレイテュイアとの間に生まれた子。
アルゴノーツの船員にして、導きの風を運ぶ北風の通達者。
当時、航海の助言を欲していたアルゴノーツは盲目の予言者であったピーネウスを訪ねる。しかしそこには、神々が遣わしたハルピュイアたちがピーネウスの食卓を荒す光景が広がっており、これを救ってくれたら助言をする条件でアルゴノーツは協力した。
ここで活躍したのが唯一翼を有していたカライスとゼテスであり、ハルピュイアを追跡する。追い詰められたハルピュイアは方向転換し、ストロファデス島に戻って墜落する。
事件の解決に感謝したピーネウスは旅路の道先を示し、シュムプレーガデスと呼ばれる海峡について助言した。
アルゴノーツの冒険で一躍活躍したカライスとゼテスだったが、キアノスにて置き去りにするように進言した事を恨んだヘラクレスによって命を落とした。
『変身物語』によれば、生まれた当初は普通の人間だったが、成長と共に翼が生えたと記載されている。
また一説では、同じアルゴノーツの船員だったオルフェウスはカライスと恋人同士であったともされている。>>57
【人物】
紫色の髪で、背と足には髪と同色の一対の翼を持つ二人組の女性。
カライスはやや軽薄な言動が目立ち、現代で言う所謂『JKギャル』のようなイメージを照らし合わせたら一致するような人物。しかし、言動とは裏腹に口論のみで相手との距離を計ったり、相手の突かれて痛いであろう弱味を分析するなど理知的な一面を持つ。加えて、意外にも母性的なところもあり、妻を失って傷心していたオルフェウスに構ってあげたりと抱擁力がある。
ゼテスは落ち着いた言動で所々女性らしさを感じられる人物。しかし、その言動とは裏腹に頭に血が上りやすく、煽られたり、直ぐに挑発に乗ってしまうなどと喧嘩っ早い。
両者とも外見は同じでも性格は異なるも、負けづ嫌いという一点のみ同じで、自らの武勇が認められない事や、格上の相手に対して威勢のいい言動を取る事が多い。嘗てヘラクレスにその負けず嫌いが祟って恨みを買ってしまった事があるにも関わらず、実はまったく懲りていなかったり。
マスターに対するスタンスは、イアソンに従っていた経験もあって指揮は任せたりするが、基本的に自由奔放なので逆に振り回す回数の方が多かったりする。
女性としては極上の肉付きなのだが、いかんせん低身長なのかアルゴノーツでは余り女性として見られなかった模様。
聖杯への願いは「受肉」をあげているが、実際のところカライスはオルフェウスに会いたいと思っている。そして、そんな半身の想いに微塵も気付かないゼテスは受肉して女子力向上を画策していた……。>>58
【能力】
同一の霊基に二つの異なる肉体を定着させている特殊なサーヴァント。ただしマルチクラスという訳でもなく、両者ともライダークラスなので親和性に関しては非常に高く、二人でいる時の戦闘力はトップサーヴァントにすら通用する。
他のサーヴァントでは真似できない戦闘スタイルである縦横無尽の空中戦に加え、北風神の加護による風のコントール、魔力放出(風)を利用した瞬間加速と攻撃力の向上などなど、様々な点でアドバンテージを得る事ができる。故に、こと空中戦においては右に出る者はいない。
しかし反面、地上での戦闘は余り得意ではないのでレベルが著しく下がる。だが、これでもアルゴノーツで冒険した英雄であるので決して弱くはない……メイビー。
得物として鋸状の刃をした二刀の剣を振るうが、彼女たちのもう一つの得物は翼。従来の鳥類、幻想種の持つ翼とも異なり骨格が『アダマス』で構成されている。よって翼部は武器として成立してしまう程に強靭で、羽の一本一本が刃と化している。>>59
以上になります。登録可能です。>>62
【宝具】
『累々たるは█の██(████・████)』
ランク:B 種別:対人宝具
レンジ:0〜1000 最大捕捉:300万
ルーラーが編纂させた『██████』。
自身を含め味方の命を守るために発動する宝具。████の影響が及んだ地域の者であれば、サーヴァントでも人間でも彼の宝具の効果を受ける。敵は██に縛られ攻撃ができなくなり、味方の命は守られる仕組み。仮に敵が攻撃した場合は、██に基づいた処罰が下される。>>64
正解です!
「パスの接続を確認──これを以って契約の締結としよう。貴方がマスターだな。私はユスティニアヌス1世だ、よろしく」
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【真名】ユスティニアヌス1世
【異名・別名・表記揺れ】ペトルス・サッバティウス、フラウィウス・ペトルス・サッバティウス・ユスティニアヌス、「ユスティニアヌス大帝」、「眠らぬ皇帝」
【性別】男性
【身長・体重】170cm・67kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】白いワイシャツにグレーのベストを着た黒髪の男性。赤いクロスタイをしている。
【地域】欧州
【年代】483年〜565年
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】
人型、男性、王、ローマ、愛する者 【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:D 幸運:C 宝具:B
【イメージ画像】
https://picrew.me/share?cd=wC9DOgXBBd>>66
【固有スキル】
養父の教え:B
叔父であり養父、そして先代皇帝であるユスティヌス1世。彼の後継者としてユスティニアヌスは様々なことを学んだ。
特に法学、神学、ローマ史に関する高い知識を有している。
皇帝特権:B
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できる。
彼の場合、戦うために主に剣術に使用している。
皇后の忠言:A
反乱に狼狽え、船で逃亡しようとするユスティニアヌスを皇后は制した。
「私は『帝衣は最高の死装束である』という古の言葉が正しいと思います」
この言葉で彼は逃亡をやめ、反乱の武力鎮圧を命じた。皇后は度々ユスティニアヌスに助言し国策に関わったことから、女帝と呼ばれることもあるとか。
彼女の言葉を思い出し、戦場に留まって戦うスキル。
帝国の再建:C−
古の境界線までローマを取り戻そうとした皇帝の夢。実際に領土を広げ、最盛期にはスペインからペルシャ、カルタゴまてもを東ローマ帝国としていた。しかし最終的には「ユスティニアヌスのペスト」と呼ばれる黒死病や国家財政の破綻により衰退し、彼の死後は急速に領土を失ってしまう。故にランクはC−。
味方の士気を上げるスキル。特にローマ特性を持つ者には効果が高い。>>67
【宝具】
「私は帝国を回復せし者、古の境界を取り戻した者である!これより我が法に基づき、汝の命を保証する!──ああ、安心したまえ!」
『累々たるは法の源流(コルプス・ユーリス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0〜1000 最大捕捉:300万
ユスティニアヌスが編纂させた『ローマ法大全』。別名を『市民法大全』、『コルプス・ユーリス』という。
これは2世紀以降の帝国諸法を成文化した『勅法彙纂』、過去の法学説をまとめた『学説彙纂』、主要な法律の解説をする教科書『法学提要』と、ユスティニアヌス治世下の新法をまとめた『新勅法』からなる。
あまり実用的でなかったためコンスタンティノープル以外では用いられなかったが、後の時代には西欧でも採用された。
ユスティニアヌスは法令の序文にて、帝国の領土を回復したことを自賛していたため、詠唱にもそれが組み込まれている。
自身を含め味方の命を守るために発動する宝具。ローマ法の影響が及んだ地域の者であれば、サーヴァントでも人間でも彼の宝具の効果を受ける。敵は法律に縛られ攻撃ができなくなり、味方の命は守られる仕組み。仮に敵が攻撃した場合は、法令に基づいた処罰が下される。
「法律ガン無視、みたいな人相手には厳しいのが難点だな」
皇帝は法典を抱きかかえて微笑む。我が子のように、慈しむように。これまでと、これからのローマを想うように。>>69
【解説】
後世において「大帝」と呼ばれた、東ローマ帝国ユスティニアヌス王朝の第2代皇帝。
彼は農家の子として生まれた。同じく農民だった叔父のユスティヌスは近衛隊に所属しており、彼の養子としてコンスタンティノープルへ行くことに。そこで養育を受け、神学や法学、ローマ史の知識を得る。
皇帝アナスタシウス1世が亡くなると、叔父が次に即位できるよう手助けをし、後に彼の腹心にもなっている。執政官、東方司令官を務め、叔父ユスティヌス1世が亡くなると皇帝として即位。
農民だった彼は貴族階級に基盤を持たず、能力を基準に人材を集めた。それが反発を招き「ニカの乱」が発生、ユスティニアヌスも逃亡を試みる。しかし皇后の忠言によって腹を括り、鎮圧に踏み切っている。もしここで鎮圧できなければ、東ローマ帝国は西ローマ帝国の後を追うように滅亡していたかもしれない。
異教徒の弾圧や領土拡大、法律の編纂、ニカの乱で焼失したハギア・ソフィア大聖堂の再建などを行い、565年に82歳で天寿を全うした。皇帝としては珍しく長寿であった。
彼の功績の1つは領土の拡大。
ユスティニアヌスは、かつての境界まで帝国を回復することが神聖な義務であると考え、ペルシャや北アフリカにイタリア、果てはスペインにまで手を広げた。莫大な資金と引き換えに、ローマを含む西ローマ帝国の領土を部分的に取り戻し、「帝国の再建」と呼ばれている。
もう1つの功績は、ローマ法を統合した『ローマ法大全』の編纂。
『勅法彙纂』、『学説彙纂』、『法学提要』、『新勅法』からなるローマ法大全は、その後の東ローマ帝国や西欧で法律の基礎となる。またヨーロッパを通じて世界中の法律に影響を及ぼしており、日本も例外ではない。その功績から高く評価される皇帝でもある。>>70
【人物像】
質素な生活を心がけ、昼夜を問わず働き「眠らぬ皇帝」と呼ばれていた。怒りを決して顔に出さない、穏やかで親しみやすい人。
なのだが……
プロコピオスの伝記によれば、「何千人もの無実の人々の殺 害を平然と命令できる冷酷さを併せ持っていた」という。彼の記した伝記にも、ユスティニアヌスを讃える『戦史』とスキャンダルや悪口を書き綴った『秘史』があることから、裏の顔自体はあったのだろう。
嫉妬深い一面も持っている。優秀な将軍ベリサリウスを指揮官に任命しながらも、戦場での華々しい功績を羨んで冷遇し、財産の没収や幽閉、果ては謁見しに来た彼を無視したという逸話も残されている。
また、ユスティニアヌスは踊り子をしていたテオドラという女性と結婚した。当時、彼は階級の違うテオドラと法律上結婚できず、皇帝の後継者と踊り子の関係は貴族からも反発を受けた。そこで彼は叔父のユスティヌス1世を動かし法律を改正、無事テオドラと結婚している。なおユスティニアヌスは彼女に一目惚れしたとのことで、かなり熱い一面も持っていたのだろう。やはりローマの男なのか。>>71
特技:長時間労働
「エナジードリンク!そういうのも……いや、やめた方がいいな。なんか嫌な予感がする」
好きなもの:学ぶこと
「神学の論文もいくつか書いたな……後々役に立つかもしれないし、学ぶことは面白いぞ」
嫌いなもの:中傷的表現
「ガイドラインっぽく言うと『イメージを著しく損う表現』というやつだ。そういうのは嫌いだな」
天敵:自分の心
「反乱に狼狽えて逃げるだとか、功績に嫉妬して冷遇するだとか、そういうことをしてしまう自分の弱さ。此度の現界ではどうにか、どうにか耐えたいものだ」
願い:特になし
「今でも法律で守られる国民がいる、それで十分だ。その法が私の法典の影響を受けているのなら、お役に立てたようで嬉しい限り!」
【一人称】私【二人称】貴方【三人称】彼、彼女、あの方>>72
【セリフ例】
「ただの農民と、ただの踊り子。貧しい2人で慎ましく、そんな世界もあったのかもしれないな」
「マスター、何か隠し事をしていないか?……バレなきゃ犯罪じゃない、とか思ってないか?」
「貴方は食堂のプリンを盗んだと、はは!──今すぐ謝罪して然るべき裁きを受けて来なさい!む、私はガチだぞ、ガチ!」
「ペストの感染対策か……是非学びたいものだ。回復したとはいえ、一度感染した経験はあるからな」
「……私は嫉妬深い人間でね。マスターにすら、その感情を抱くかもしれない。私のことだ、きっと普段の顔のまま、貴方にも酷い仕打ちをしてしまうんだろうな。……その時が来たら、潔く手を切ってもらって構わない。先にそういう契約を結んでおくか?」>>73
【因縁キャラクター】
歴代ローマ皇帝
「私より前の時代、私の時代、そして私がいなくなった後の時代。全て積み重なって、繋がっているんだな。……ローマの皇帝に、敬意を」
ソロモン
ハギア・ソフィア大聖堂を建てた際、ソロモンの大神殿を凌駕したという思いから、「我にかかる事業をなさせ給うた神に栄光あれ!ソロモンよ、我は汝に勝てり!」と言ったとされている。
「ああ……もし、貴方が気を悪くしたのなら申し訳ない。ただ、あの大聖堂が残っているのは嬉しいものだな」
ナポレオン
彼は若い頃、ユスティニアヌスのローマ法大全を読破しており、後に民法典を編纂する際に応用したという。
「私の法典を読破してくれた人物、しかも皇帝ときた!それを応用までしてくれただなんて、いやぁ……今の私、変な顔してないかな?」
コンスタンティノス
同じ東ローマ皇帝なので気にかけている。
「……そう謝らないでほしい、末の皇帝。確かに東ローマは、ローマ帝国は無くなったかもしれないが、全てが消え去った訳ではないだろう?──でも。守ろうとしてくれて、ありがとう、コンスタンティノス」>>74
コンスタンティノスさんをガチャで引く際に触媒にした大学のレジュメ、そこに載っていたユスティニアヌスさんです。調べてみたら面白い経歴だったので召喚したくなりました。
コンスタンティノスさんの服装に引っ張られたのと、「眠らぬ皇帝」から社畜っぽさをイメージしてスーツです。ローマ要素は赤のクロスタイ。宝具名もコンスタンティノスさんに合わせてみました。
法律の基礎になった人なのでルーラー。東方正教会では聖人らしいので資格もバッチリですね!
親しみやすい人らしいので、間違いなくローマ皇帝特有のノリの良さがあるし、愉快なお兄さんなはず。多分。
テオドラさんとの結婚に関して法律を改正させてるの、めちゃくちゃ熱い人じゃん……
これはおまけの眼鏡差分です。
【wiki登録】可能です!【元ネタ】グリム童話+インド神話
【CLASS】アサシン
【真名】千匹皮+ケートゥ(ラーフ)
【性別】女性
【身長・体重】154cm・47kg
【容姿】ツギハギだらけの着ぐるみ→着ぐるみの頭のみを外した金髪の少女→きらめく水着を着た金髪の美少女
【属性】混沌・中庸・地
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:D
パラメーターをランクアップさせる代わりに、言語能力と思考が単純化している。通常霊基よりちょっと冷静に周囲が見えている。
気配遮断:C-
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。完全に気配を断てば発見する事は難しい。…しかし真夏に着ぐるみを着ているのは色々な意味で目立ちすぎる。暑くないの、それ?>>76
【固有スキル】
百獣の毛皮(水棲):C++
童話に登場する「千匹の獣の皮のドレス」には当然水棲哺乳類の毛皮だって含まれている。イルカは居ないかも知れないがビーバーか何かくらいは居た筈だ。
不滅の胴:A-
アムリタを飲んだ者ラーフと同一視されるケートゥの不死性を一部再現したもの。高ランクの『戦闘続行』を含む複合スキル。
首を切られてから敵に食らい付いたラーフの場合とは逆に、不死性を消費するとその分弱体化する。
洗われし黄金の貌:C
あるいは「現われし黄金の貌」。人を惹き付ける美しい面立ち。目の当たりにした者の判断能力の上昇を引き起こす…"目を覚まさせる"。たまにちょっと目が覚めすぎて、社会通念等を自己の硬い意志で無視するようになってしまったりもする。
【宝具】
『纏うは綺羅の星(アパラトゥス・オブ・スタートゥインクル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~35 最大捕捉:70人
リボンやボタン、フリルで飾られたきぐるみ、あるいは煌めく水着。布地の一部を剣、ナイフ、手裏剣などの武器に自在に変化させて戦う。きらめく星のドレスが変化したものであり、ケートゥが司る星(流星)の力の顕現。
太陽と月はラーフが"飲み込んだもの"であり、故に太陽と月のドレスはラーフ自身(の具現であるきぐるみ)とは別の武装として具現化していたが、ケートゥと星の関係はまた違う。ケートゥ自身が星を司る存在であるため、星のドレスはケートゥの具現であるきぐるみと一体化する形となった。
真名解放によって光を放つ数多の刃へと分解され、流星の如く敵へと降り注ぐ。ただし最低限のパーツは残る。>>77
【解説】
水着になった千匹皮。通常霊基ではラーフとケートゥの内ラーフを主体としていたが、水着霊基ではケートゥを主体に切り換えている。
ケートゥは後からラーフと関連付けられてその切られた胴体の側と解されるようになったが、本来は流星を司る存在であるらしい。即ち、彼は長い尾を持つ姿で表されるが、その尾は「頭を切り落とされて残ったもの」ではなく、流星の形を表すものであるとされる。それ故に千匹皮が持つ三つのドレスの内、ケートゥは星のドレスと結びついている。
バーサーカーであった時と比べると幾分か理性的で、会話もいくらか流暢になっている。何より大分"現実が見えている"様子を見せる。しかしそれ故に愛する父の不在などを客観的に認識してしまっているため、ややアンニュイ。それがまた天性の美しさを引き立てる魅力を増している、と言う者もいる。飼い主と引き離された動物のよう、と表現する者もいる。>>79
《固有スキル》
◆百獣の毛皮(水棲):C++(CT7~5)
自身の宝具威力をアップ(3ターン)&防御力をアップ(3ターン)&〔水辺〕のあるフィールドにおいてのみ、必中状態を付与(3ターン)
◆不滅の胴:A-(CT8~6)
自身にガッツ状態を付与(5ターン・2回)&ガッツ状態の間「毎ターンNP獲得&毎ターンスター獲得」する状態を付与(5ターン)&スター集中度をアップ(1ターン)
◆洗われし黄金の貌:C(CT8~6)
敵単体に魅了状態を付与(1ターン)+味方単体のクリティカル威力をアップ(3ターン)&NP獲得量をアップ(3ターン)
《宝具》
『纏うは綺羅の星(アパラトゥス・オブ・スタートゥインクル)』
ランク:B 種別:Quick
自身のQuickカード性能をアップ<OC>(3ターン)+敵全体に攻撃[Lv]
《性能》
回転力の良いQuick全体宝具を中心に据えた器用なアサシン。毎ターンNP獲得と毎ターンスター獲得は「ガッツ状態の間」という条件付きだが、実際は切れるタイミングは殆ど無いだろう。第三スキルは宝具を回す助けにもなるし、自分の出した星を味方に使ってもらうのも良い。必中、魅了といった小技も備えている。>>78
千匹皮 https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%c0%e9%c9%a4%c8%e9%a1%dc%a5%e9%a1%bc%a5%d5%a1%ca%a5%b1%a1%bc%a5%c8%a5%a5%a1%cb 水着バージョン
着ぐるみ脱ぐ順序が違うバリエーションも欲しいよね
というわけで首と胴の内「胴」側をメインにしたバージョンも考えていたのでした
通常霊基に「星のドレス」要素が無かったのはこっちで使うため「罪は、正しく罰せられるべきだ。」
「君が善き行いをしようとする心があるのなら、手を貸してやらんこともない。」
【元ネタ】ギリシャ神話、シケリアのディオドロス
【CLASS】ルーラー
【真名】ラダマンティス
【異名・別名・表記揺れ】ラダマンテュス、正義の人、エリュシオンの長
【性別】男性
【身長・体重】180cm・78kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】紫
【外見・容姿】生真面目な雰囲気の青年
【地域】クレタ島
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、ギリシャ神話系男性、神性
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:C+ 魔力:B+ 幸運:C 宝具:A>>84
【固有スキル】
クレタ・カノナス:A+
クレタ島で法を裁定していた功績。
ラダマンティスは常に正しい判決を下した立法者であり、盗賊や神々を愚弄する者を厳しく罰していたとされる。
楽園の花冠:A
祖父クロノスのために編んだ花冠。
この花冠は、エリュシオンに住まうクロノスにとっての数少ない楽しみである。
ラダマンティスは偉大なる祖父のために、花冠を今も編み続けている。
神明裁決(対邪悪):B
召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。
ラダマンティスの使用する令呪は、相手が悪側に寄っているほど拘束力が高まり、拘束した相手の防御力を低下させる。>>86
「諦めろ。罪人が慈悲を乞おうと、我が心が揺さぶられることはない。」
『奈落の誘(エグリマティアス・タルタロス)』
ランク:A 種別:対罪宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:100人
エグリマティアス・タルタロス。
ラダマンティスは冥府の裁判官であると同時に、タルタロスの支配者であったとも言われている。
宝具発動と同時に復讐の三女神の一柱であるティシポネが現れ、彼女が敵対者を執拗に追い詰めて痛めつける。
ティシポネの使用する鞭には痛めつけた相手をもがき苦しませる効果があり、受けた相手はやがて死に至るという。
【Weapon】
ハルペー:農耕神クロノスより下賜された不死殺しの鎌。アダマスで作られている。>>87
【解説】
ラダマンティスは生前、クレタ島で兄であるミノス王の補佐をしていたとされている。
ラダマンティスもまた沿岸地域の者たちから支持を得ていたが、これが原因でミノスから不興を買い、クレタ島の支配下から最も遠い場所へと追いやられた。
死後は神々の手によって世界の果てにある楽園エリュシオンに送られる。
立法者としての功績から、ラダマンティスは後にミノス、アイアコスと共に冥府の裁判官となった。
【人物像】
正義の人であり、その名の通り常に正しいことを成す人物。
悪事を働いた者を手厳しく罰する風紀委員タイプ。
一方で自分から見て善き行いをしている者、敬虔な者に対しては甘さを見せる。
もしかするとこちらの方が素なのかもしれないが、真相は不明。>>89
【因縁キャラクター】
ミノス
兄であったとされる人物。
ミノスからは最終的に疎まれていたが、ラダマンティスは今でもミノスとの仲を復縁できると信じている。
アイアコス
ラダマンティスが甘さを見せる数少ない相手かつ同僚。
誰よりも公平で心優しく、敬虔な人柄であるアイアコスをラダマンティスは尊敬している。
エウロペ
母。彼女のぽやんとした雰囲気にいつも振り回されていたが、その優しさにいつも助けられていた。
サルペドン
ミノスと同じく兄弟であったとされる人物。
ミノスとの王権争いの果てに島を出ていってしまった。
クロノス
祖父。エリュシオンで共に暮らす仲。
ゼウスとの戦いに敗れ、後に和解したクロノスのために、ラダマンティスは花冠を編み続けているという。>>91
アイアコスに続き、冥府の裁判官よりラダマンティスです。
【wiki登録】可>>82
ユスティニアヌスの登録ありがとうございます!「忘れられない夏にしようね、マスター♪」
「...最期の夏、だからね」
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】無銘:セーヌ川の身元不明少女(夏)
【異名・別名・表記揺れ】セーヌ川の身元不明少女(水着)、l'Inconnue de la Seine
【性別】女性
【身長・体重】155cm・44kg
【肌色】生気のない白【髪色】淡い水色【瞳色】水色
【スリーサイズ】81/55/83
【外見・容姿】オフショルダー・ビキニを着たネクロ少女。テンション高いが、相変わらずの色白シカバネボディ
【地域】フランス・セーヌ川
【年代】1880年代後半
【属性】混沌・夏
【天地人属性】人
【その他属性】人型・魔性・子供・領域外の生命・人類の脅威・死者・自.殺者・夏
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:A+ 魔力:B+ 幸運:E 宝具:A
クラスはアサシンに変化したが、フォーリナーとしての性質も色濃く残す。>>94
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がるが、何かしらの薬品を忍ばせようとする場合はこの限りではない。
単独行動:A
マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。
依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない「世界からの強制力」を緩和させるスキル。
炎に飛び込む蝶の如し、危機感を欠いた向こう見ずな行動力。
見ていて非常に危なっかしい。
狂気:C
バイポーラ・ディスオーダー。
不安と恐怖。調和と摂理からの逸脱。記憶欠落による自我同一性の拡散。生存本能の否定。深淵事象による脳神経の麻痺。周囲精神の世界観にまで影響を及ぼす異質な思考。
通常霊基では「邪神の干渉により、狂い切る事も、精神を安定させる事も出来ない」といった意味合いのマイナスが付いていたが、取れている。
しっかりと夏に狂っており、躁に偏っているので、ある意味では安定している。
領域外の生命:EX
神性:B+【保有スキル】
ビーチサイド・ネクロガール:A+
霊基の夏化に伴い、アサシンが持つ"死体である"という特質が変化、統合されたスキル。
既に死ん.でいるので「致命傷」が存在しないと言う行動継続能力と、生きとし生ける者を妖しく惑わせる死の魅力。
太陽に照らされた白い肌、死の冷たさが生々しく映し出された肢体は異質と理解していても惹かれざるを得ない。
夏季続行:EX
水着に着替えた茨木童子の持つ、吾はまだ帰らぬ!と似て非なるスキル。
遊びたい気持ちと遊び相手が帰ってしまう寂しさの矛盾を抱えた茨木童子とは違い、アサシンは断固として夏を遊び尽くす。
誰かがいればもっと楽しいが、誰もいなくても楽しむ方法はある。限られた時間を楽しみ尽くすためにアサシンが見つけた、夏休みに対する一つの解。
結論から言うと「最期の夏を思いっきり楽しもう!」というポジティブなデストルドーの発露。
夏が終わると、アサシンはひっそりと命を絶とうとする。
ミッドサマー・メルティキス:EX
夏の狂気によりキス魔スキルが神化、覚醒したもの。
淫靡なる祝祭にて目覚めし『芒洋の大母』の祝福(ブレッシング)。
接吻を媒介とした猛烈な士気向上とコミュニティ全体の快楽の増加、吸収。
マス・ヒステリア。
直接的な接吻でなくとも、投げキッスや間接キスでも効果を伝播可能。
端的に言えば味方に対して行われる美貌、媚薬効果を有する粘膜接触による攻性魅了である。>>96
【宝具】
『姦楽の海に、青の祝祭を(エルドリッチブルー・フェスティヴァル)』
''ランク:B++ 種別:対宴宝具 レンジ:10〜99 最大捕捉:100人''
冒涜儀式擬似再演。真夏の喧騒、目眩く娯楽に美食、蠱惑なる水着英霊達...レンジ内の夏という概念を触媒に発生したありとあらゆる快楽(肉体という器から溢れ出た、調和と摂理から逸脱した未知の亜種第三要素、現行魔術理論で定義出来るかは不明)を吸収し、自分のものとして扱う。
事実上、夏が盛り上がれば盛り上がるほど、アサシンの霊基は強化され続け、狂化されたアサシンが祝福を振り撒くことで夏の狂宴は規模を拡大して行く。
通常霊基の宝具が仄暗き水底へと周囲を引き摺り込む宝具ならば、此方は陸上にて悍ましき儀式を執り行い、溟き底より神を呼び起こすもの。
最終的には接触者に無尽蔵の快楽を与え、狂死させる淫らなる『芒洋の大母』の触手を断片顕現させる事すら可能となるが、取り返しが付かなくなる前に風紀委員系サーヴァント辺りに止めさせるべきであろう。
【Weapon】
『カニバサミやデンキクラゲの触手、タコ脚とかを呼び出して攻撃する』>>97
【解説】
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%CC%B5%CC%C3%A1%A7%A5%BB%A1%BC%A5%CC%C0%EE%A4%CE%BF%C8%B8%B5%C9%D4%CC%C0%BE%AF%BD%F7
思春期メンタル自殺.者系ネクロガールセーヌちゃんが夏バージョンに変化したもの。
コンセプトは「死ぬ前に夏の思い出作りまくるぜ!」
おい誰か止めろ。
【人物・性格】
通常霊基時に抱いていた、生前の記憶を持たない事による不安や焦燥感は一時的に放り投げている。
考えても仕方ないよね!そんな事より夏楽しもうよ!
───しかし、夏の魔法はいつか解ける。
夏が終わりを察すると、素晴らしい思い出を胸に生命を終えようとする。
ポジティブで行動力が漲っている。鬱になりそうな時、それが一番ヤバいのだ。
イメージカラー:深く、静かな、青
特技:間接キスしたドリンクをみんなに振る舞う
好きなもの:夏、キス
嫌いなもの:夏の終わり
天敵:来年の夏を望む気持ち
願い:夏が終わらなければいいのに>>99
登録ありがとうございます。【元ネタ】史実(日本・十六世紀)+『鉄炮記』
【CLASS】ガンナー
【真名】種子島時堯
【性別】男性
【身長・体重】160cm・58kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
単独行動:D
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。
騎乗:B
騎乗の才能。
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。
【保有スキル】
射撃:B
銃器による早撃ち、曲撃ちを含めた射撃全般の技術。
其の目を眇にし而して其の一穴より火を放てば、則ち立ちどころに中らざるはなし。>>101
大量生産:D
量産効果。
宝具による生産数が多くなればなるほど、一つあたりのコストが低減する。
クイックドロウ:C+
射撃の中の早撃ちに特化した技術。
彼の場合、宝具により生産した別銃器への即時切り替え能力を含む。
切り替え先が銃であるならば、無手や刀等からの切り替えも可能。
弾切れ品から同型銃への切り替えによる、事実上の瞬間再装填・無制限連射も
ストックの許す限り可能となっている …魔力消費により弾薬を補充できる
サーヴァントの身では、“先払い”が可能という程度の話になるが。
轟音の霹靂:C
其の發するや掣電の光の如く、
其の鳴るや驚雷の轟くが如し、聞く者、其の耳を掩はざるは莫し。
彼が用いる種子島銃の、実際の品を遥かに上回る爆音銃声。
近・中距離にいた者は思わず両耳を覆うか、さもなくば
距離に応じた修正のもと頑健STで抵抗を行い、失敗したならば朦朧状態に陥る。>>102
【宝具】
『鉄炮記(しからばすなはち、てっぽうのわがたねがしまにけんよするはあきらかなり)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
つまりうちのおかげってことよ
【然ラハ則チ鐡炮ノ我種子島ニ權輿スルハ明ナリ】
視認した道具を複製・量産する。
ただしその対象は「日本国(彼が認識するところの)内の開発ではない」
「生前・若年時の彼にとって未知である」「人造の道具」に限られ、
またCランクを上回る宝具については複製する事ができない。
種子島銃は初期段階で登録済みである。
目ぼしい新規登録物が無く魔力事情が許す限り、
彼は日夜種子島銃のストックを増やし続ける。
【Weapon】
種子島銃(現界時点では二挺のみ)と刀>>103【解説】
種子島氏の第十四代、種子島時堯(たねがしま・ときたか)。
日本へのいわゆる“鉄砲伝来”の主要人物として伝えられている。
天文12年(1543年)のことである。
西村の小浦に一隻の大船が入り、それに乗っていたポルトガル商人と
明人の仲介で意思疎通が行われ、鉄砲の実演を見た時堯はこれを購入。
二挺の購入品の一方を鍛冶師に研究させ銃の模造に成功した。こうして
“種子島”は戦国時代終盤の戦場に大きな変革をもたらす事になる。
というのは“伝来”より半世紀以上を経た慶長11年(1606年)に
種子島久時が時堯の功績を顕彰する為にまとめさせた二次的資料、
南浦文之の『鉄炮記』によるもの。
他に“伝来物語”を伝えるものが無いため『鉄炮記』記述が多く採られるが、
鉄炮術の秘伝書は各地で比較的早期から(1543年以降に各地へ広まってから
利用法・運用法が練られそれが記述された、とは思い難い早さで)存在する。
また1547年時点には「福建人が倭奴と交通し、兵器を与え、火砲の撃ち方を
教えている。これは中国と朝鮮にとって不利なことである」との記述もあり、
『鉄炮記』が語る時期よりも早い倭寇経由“伝来”の可能性も高いという。>>104
……本人はその辺まるで気にしていない。
自身の中核(宝具)がその『鉄炮記』である彼には明瞭な事実に思われ、
それに、モノの伝来がどうあれ作った話は我が家のものではないか、と。【元ネタ】史実
【CLASS】フォーリナー
【真名】フランソワ一世
【性別】女性(生前は男性)
【身長・体重】153cm・46kg
【外見・容姿】黒髪ツインテール、片側にブロンドの髪束を一緒に結んでいる少女。
【地域】フランス
【年代】近世
【属性】混沌・善・人
【その他属性】人型 領域外の生命 今を生きる人類
【ステータス】筋力:B 耐久:A+++ 敏捷:B 魔力:A 幸運:D 宝具:EX
【クラススキル】
対魔力 EX
領域外の生命 C
霊核変化 A
霊核を肉体に合わせて変化し、融和する能力。
不定の存在による肉体の一時的操作。
Aクラスは細胞配列をも操作し、急所を的確に避けてしまう。>>107
【宝具】
『三位一体・虚数軍神』
ランク:A+++ 種別:対因果宝具 レンジ:1〜? 最大補足:1人
ニュートリノ・プロフェティアレス。
空の王の降臨とフランソワ一世の復活、そしてそのきっかけでもある星占術師を軍神アレスと結びつけて具現化したもの。サーヴァント状態から強制的に受肉する。ついでにアレスも現界する。
意識外の空、復活の儀式、戦神に関わる事物が揃うほど強力に作用する対因果宝具。
状況が揃えば本来召喚される筈だった物を葬り、フランソワ一世とすり替わることさえ可能。
───召喚する者には必ず希望と祈りがある。
それを真っ向から打ち砕き、絶望と恐怖に染め上げたところに軍神の一閃を叩き込む。
『恐ろしき再誕の誓約』
ランク:EX→C 種別 対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
テリブルコントラット・デ・ルネサンス。
空の王がフランソワを復活させるという使命。
それを確実なものにする為、フランソワに王としての旅路を敷く宝具。
いわば三位一体・虚数軍神の準備段階。
自分の周りに固有結界を展開し現世と隔絶、眠ったまま儀式の場へと誘われる。
王は夢を見る。
希望の星に導かれ、一人の天才を導いたあの日を。>>108
【解説】
フランソワ一世はヴァロワ朝第9代のフランス王である。
人当たりが良く自由奔放。その愛され気質は王に即位した後も陰ることはない。
レオナルド・ダ・ヴィンチの晩年を共に過ごした友としても知られる。ルネサンスの父。人文の父にして回復者。
「ルネサンス」をおまじないで口にする天からの使い。すなわち天使。
そんな呪文(おまじない)を最初に教えたのは母でも民衆でもなく、「空を制す外なる王」であることは本人も知る由もない。
少女の身体なのは愛されキャラの側面が強く出たのもあるが、本人が座でダ・ヴィンチちゃんをいたく気に入り、その真似事をしたんだとか。
争いを好まず(生前戦果を挙げてなかったことによる)、「空の王」を知らない為、現界直後では戦うことも宝具の使用すらもままならない。
「空の王」による受肉を果たした時、彼女は英霊として、今を生きる人類としてマスターと共に歩む…
少なくともフォーリナーとしてのフランソワ一世はそういう宿命なのである。「海の家「鬼ヶ島」本日開店!このキャスター・温羅がみんなに最高の夏の一日をお届けするよっ!」
【元ネタ】日本伝承
【CLASS】キャスター
【真名】温羅(夏)
【異名・別名・表記揺れ】鬼神、吉備冠者(きびのかじゃ)、海の家「鬼ヶ島」店長
【性別】女
【外見・容姿】炎のような赤い髪にねじり鉢巻きを巻いた法被姿のお祭りスタイル鬼っ子。
再臨を進めると法被の下にこれまた炎のような真っ赤な水着を着るようになる。
【地域】日本
【属性】秩序・夏
【天地人属性】地
【その他属性】人型、魔性、子供、機械
【ステータス】筋力:E 耐久:C 敏捷:D 魔力:A 幸運:B 宝具:A>>111
【固有スキル】
鬼種の魔(店主):A
鬼の異能、魔性を現すスキルが変質したもの。海の家の店主としてカリスマが強めに出るように調整されている。
───そう、今年の夏の彼女はただの絡繰大好き鬼っ子ではない・・・『海の家「鬼ヶ島」店長』それが今の彼女の肩書である。
戦術躯体(料理):B+
万能調理支援絡繰「厨房之鬼神」を用いた大規模料理戦術。料理の腕を上げる効果はなく、複数の料理を同時にこなすことに特化させている。自らの料理の腕をそのまま拡張するかの如き絡繰捌きにより、繁忙期の注文すらただ一人でこなすことを可能とする。
自分以外の厨房スタッフ達と力を合わせればその日一日分の海水浴客全てを一店舗で賄えるレベルにまで到達すると言われている。
ちなみに「厨房之鬼神」はライダー時の彼女が使う「鬼型戦術外骨格」を改造したものである。部品換装で両形態を切り替えられる様に設計されているのだとか。
海の家の加護:A-
海の家「鬼ヶ島」が取り揃える各種サービス。
更衣室、休憩場所、シャワーなどは当然完備、清掃等も行き届いており、まるで商業施設のような清潔さと海の家特有の解放感を両立することに成功している。
ビーチベッドやパラソル等のレンタル品も一切手を抜かないハイクオリティな逸品がそろっている。無論、提供される軽食もかなりレベルが高く、リピーターも出る程だ。
マリンレジャーを楽しみたい人々にとっては最高の前線基地と言える高機能海の家、それが「鬼ヶ島」である。
・・・まぁ、その分他の店よりやや割高なのはご愛敬。妥協なきサービスのためにはどうしてもコストが掛かってしまうものなのだ。
鬼の釜(炊飯):EX
温羅の首が祀られた吉備津彦の宮廷の釜、及び鬼ノ城に存在した「鬼の釜」という温羅に関する二つの釜の逸話を融合したうえで、あえて純粋な釜としての機能以外をオミットして作り出した炊飯用の釜。
オミットした分のリソースが全て炊かれた米に向くため、炊き上がった御飯の味・栄養価がワンランク上昇する。
また釜の内部の空間が拡張されており一度に数百人分の米を同時に炊くことが出来、どれだけ大量に炊いても炊き上がりに一定以上の時間を要することもなく、最大48時間までご飯を冷まさずに保存して置けるほどの保温機能も持つ。
まさに、海の家「鬼ヶ島」の料理を支える大黒柱のような存在である。>>112
【宝具】
『海の家「鬼ヶ島」(うみのいえ「おにがしま」)』
ランク:B 種別:対客宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100
彼女の宝具「鬼ヶ島」を改装して作り上げた海の家。殆どのスキルや戦闘能力の基点となっている。
温羅が水着霊基でいる限りこの宝具は自動発動し続け、またこの宝具が発動している限り温羅は水着霊基で居続けることが出来る。
機動要塞である鬼ヶ島のほぼすべてのリソースを店舗部分に収束させることで、商品やサービスの質・量・提供速度を海の家離れした領域まで引き上げている。
『鬼ヶ島・大夏祭り(オニガシマ・サマーフェスティバル!)』
ランク:A 種別:開宴宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:5000
夏の温羅は一味違う!「海の家」だけでは飽き足らずなんと「夏祭り」の宝具まで持ってきてしまった!
なんでも近年彼女の地元で温羅をフィーチャーした夏祭りが開催されるようになった影響でこの宝具を作ることが出来たのだとか。
海の家として収束させている鬼ヶ島から一部区画を展開、展開した区画を飾り付け巨大なお祭り会場に仕立て上げる。
この祭り会場においては「人」も「魔」も「神」すらも皆等しく祭りの客として扱われ、誰もが平等に祭りを楽しむことが出来る。
また、温羅に話を通せば屋台を出店する側として参加することも可能、その場合出店代として金銭、或いは何らかの魔力リソースを支払うなどして出店許可をもらう必要がある。
無許可での出店、盗みや詐欺行為、その他ほかのお客様の迷惑になる行為はここではご法度、バレたら最後「簡易式鬼型外骨格」を纏ったスタッフ達に会場から叩きだされてしまうだろう。>>113
【Weapon】
水鉄砲:海の家でレンタル、販売しているオリジナルモデル。普通に使えば普通の水鉄砲だが、魔力を通せば攻撃力を持った水を噴射できる。迷惑客を追い払うために使われることも。
鬼:彼女の配下であり、今は海の家の優秀な店員達。ホールスタッフ・店舗清掃・調理・会計・在庫管理etcetc…各々の得意分野ごとに仕事が割り振られている。
アルバイトも募集中。人・鬼・サーヴァント不問、時給1500円~(希望があればQP払いに変更化)、賄いあり、勤務・休憩時間応相談。
【解説】
鬼っ子絡繰師温羅ちゃん(https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%b2%b9%cd%e5)、水着デビューはまさかの海の家の店長さん!
他の水着サーヴァントを見て「他と被らない個性」を出そうとした結果こうなったのだとか。
この日のために裏では紅閻魔の元で地獄のお料理特訓を受けたり海の家の運営のために必要なあれこれを猛勉強したり店舗の間取りの設計に頭を悩ませたりレンタル品の設計開発ラインを整えたり祭りの準備も並行して進めたり・・・
この超ハードワークな下準備の日々を彼女は「メチャクチャ大変だった!」と太陽の様に眩しい笑顔で語ったという───。
【人物像】
今回の彼女は前述の下準備の日々に加えて「鬼ヶ島の主」「吉備の支配者」としての側面がやや強めに現れた結果「海の家の店主」としての性質がものすごく強くなっている。
スタッフ達に適切な指示を出し、厨房では特訓を重ねた料理の腕を披露し、時にはホールスタッフとして自ら接客を行い、各種設備の点検も彼女が主導でやっているのだとか。
───実はこのハードスケジュールをこなす為かライダー(生身)時よりフィジカル系のステータスが上昇している。キャスターとは。
特技:海の家経営に関すること全般
好きなもの:お客様の笑顔
嫌いなもの、天敵:迷惑客、悪質クレーマー
願い:「日ノ本一の海の家!・・・って聖杯で叶えてもイミないよね、こればっかりは自分達の力で叶えなきゃだ!」
【一人称】私【二人称】あなた、お前【三人称】呼び捨て、あの人、あいつ【元ネタ】聖人伝
【CLASS】ライダー
【真名】ニコメディアのバルバラ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・95kg
【容姿】白い水着を身に着けた、三つのカメラ・アイを持つ少女型ロボット
【属性】秩序・善・人
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運C++ 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:EX
ライダー自身が"船の擬人化"であるため規格外のランクで所持する。
単独行動:A+
何故かアーチャー時よりランクが上昇している。>>116
【宝具】
『爆裂聖女Mark.V(サンタ・バルバラ・マーク・ヴェッセル)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
『爆裂聖女』が変化した宝具。その体が人型戦闘ロボットであることに加えて、なんとビークルモードへの変形機能まで搭載された。サイズは小さいがその外見は地球上ではなく宇宙を飛ぶ戦闘兵器…「宇宙戦闘機」や「宇宙戦艦」を思わせる。
ビークルモードでは空中、海中、宇宙、果ては虚数空間の航行までも可能。武装もミサイルやビーム兵器が主となっている。
『善き夏兆す白雪(シュネー・クレイド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
『浄き身秘す白霧』が変化し水着と化したもの。
敵の飛び道具を回避することを助け、更にギリギリでの回避が成功すると獲得する得点やゲージにボーナスが加算される。
【Weapon】
『艤装』
艤装、というよりは軍艦の船首などをモチーフにしたように見える武装がアームで腰や背中に取り付けられている。人型から戦闘機型への変形を無理なく実現させるための追加パーツ、とも。>>117
【解説】
水着になったバルバラ。
「聖バルバラ」という言葉は弾薬庫を表す言葉として使われたが、それが設置される場所は要塞だけではない。船の弾薬庫もまた彼女の名前で呼ばれたのである。その縁により、夏のバルバラは艦艇の擬人化ロボットと化した。
他の多くのサーヴァントは水着になって浮かれるのが常のところを、何故かライダーは逆に兵器としての使命感や軍人っぽい真面目さを前面に押し出している。もっともライダーが生前に軍人の類であったことは無い。つまり…これはこれでロールプレイ、コスプレのようなものなのだが。実のところは彼女もまた夏に浮かれて遊びに興じている、というだけなのかも知れない。
ついでに夕暮れ時などになると急にセンチメンタルなことを言い出すことがある。これもロールプレイなのか、本心から何かに感じ入っているのか、微妙に迷うところもあるが…茶化さずに耳を傾けてあげよう。>>119
《固有スキル》
◆フリート・ガール:B+(CT8~6)
自身に弱体無効状態を付与(3ターン)&被ダメージカット状態を付与(3ターン)&「HPが多いほど攻撃力をアップ」する状態を付与(3ターン)
◆水辺の聖女(沐浴):A(CT8~6)
自身のNPを増やす&毎ターンHP回復状態を付与(3ターン)&〔水辺〕のあるフィールドにおいてのみ、HP回復量をアップ(1ターン)
◆善き夏兆す白雪:(CT8~6)
自身に回避状態を付与(1ターン)&回避成功時にスターを獲得する状態を付与(3ターン)&回避成功時にNPを獲得する状態を付与(3ターン)
《宝具》
『爆裂聖女Mark.V(サンタ・バルバラ・マーク・ヴェッセル)』
ランク:B+ 種別:Quick
〔水辺〕か〔空中〕か〔宇宙〕か〔虚数空間〕においてのみ、自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)+敵全体に攻撃[Lv]&攻撃力をダウン<OC>(1ターン)
《性能》
HPが多いほど攻撃力がアップするため、豊富な防御手段を活かしHPを維持しながら速攻を掛けるアタッカー。第三スキルをHP維持と緊急回避のどちらに使うかはよく考えよう。上手く使えばカウンターにも使える。フィールド限定で宝具にQuick強化が付いているため、なるべくHPが高い内に連射を狙いたい。>>118
聖バルバラ https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%d0%a5%eb%a5%d0%a5%e9 水着バージョン
ロボットだから服なんて着せなくても良いんだけどそこで敢えて水着を着せる…というフェティッシュ…!
主なパロ元は艦これと見せかけてSTG【元ネタ】アイルランド・スコットランド伝承
【CLASS】アーチャー
【真名】森の愚者(アマダン・モル +モロイェ・モール、スメルヴィモル)
【性別】男性
【身長・体重】181cm・78kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B+ 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:A
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。>>122
【保有スキル】
多重召喚(偽):-
近親にして“森の愚者”の呼名・伝承を共有する者達の重ね合わせ。
異分野の同時獲得でなく“同じもの”の重複による強化・強調が起っている。
愚者の見識:A-
相手の性格・属性を見抜く眼力。
言葉による弁明、欺瞞、また利害関係を素通りして真実を射抜く。
……耽溺する趣味に搦めて話し掛けられると弱いかもしれない。
具体的には狩とか、或いは猟とか、もしかして狩猟とか。
千里眼:C+
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
森の木々や繁みの僅かな隙間から獲物を見通し、
直感との兼ね合いによっては限定的な未来視も可能とする。
直感(狩):B+
戦闘および狩猟時に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
狩猟への適応の為、直接戦闘の他に追跡や罠設置等にも対応する。>>123
【宝具】
『過たぬ白の小柄(カルンヴェノウ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0・1~20 最大捕捉:1人
彼の近親アーサーが有した、投擲にも格闘戦にも適する短剣。
カルンウェナン、カルンウェンハン、カルンウェンナンとも。
魔女や巨人討伐の他、狩の獲物を仕留める際も王はしばしば短剣を用いたという。
洞窟に潜む魔女を過たず一撃で両断した短剣、
暗闇・隠蔽・幻術等々を見通す視力を与えると共に
通常に倍するクリティカル率をもたらす。
『小さな白い塚手(カルンヴェノム)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
アマダンの呪いの手。
数ある“妖精の一撃”でも、殊にアイルランドで恐れられる一つ。
時間経過と共に悪化する 物理ダメージ/状態異常 いずれかの呪傷を
素手ないし宝具短剣での接触により相手に与える事ができる。>>124
アマダン・モルは、アーサーの甥とされる者の名であると同時に、
“シー(丘、土塚)の愚者”と呼ばれる恐るべき妖精の名でもある。
その手に触れられた犠牲者は酷い傷を負うか、卒中に襲われるという。
アイルランドで最も偉大な一人とされるフェアリードクターでさえも、
アマダン・モルの犠牲者を回復させる事はできなかった。
石塚(ケアン)や土塚(マウンド)は妖精の代表的な出没地点だが、
妖精と縁の深いアーサーらにも深く関わる場所である。コーンウォールの
ある小高い土塚には黄金の円卓が埋められ、夏至前夜に天へ昇るという。
【Weapon】
『紫の武装』
アーサー宮廷から杯を持ち去った紫装の騎士を打ち倒し、奪い取った武具。
アマダン・モルは素手で完全武装の相手を倒し、やり過ぎて意図せず殺していた。
馬も奪っているのだが、アーチャークラスでは具現化しない。
【解説】
スコットランドやアイルランドで語られる『森の愚者』『偉大なる愚か者』。
アーサー王の息子ないしごく近い肉親として語られている。>>125
【解説(アマダン・モル)】
アイルランドの『偉大なる愚者の物語』の主人公、
アーサーの兄弟“美わしの地の騎士”とウェールズの伯コルヌバスの娘の末子。
パーシヴァルに少し似た、だが神秘の器には一切関わらない物語を語られる。
兄達はアーサーの治世転覆を謀り、失敗して皆殺しの憂き目に遭った。
母は次の子を望むが、父は「その子は兄達の復讐を志して死ぬのでは」
と案じ、もしも男子であったなら人里離れた森で密かに育てる事に決める。
生まれた男子は、騎士の教養・技芸と無縁な“完璧なる愚者”として育つ。
七年が経ったある時、世話役の女性が、実子と離ればなれな事に(森へ来る際
置いて来る事となった)耐え難くなり、連れて来ようと森を抜け城へ向かった。
愚者はその後を追い、そして“人知れず”育った愚者は初めて外界に接する。
後に彼はガウェインを打ち破って強壮な戦士たる己を示し、また紫の騎士
(アーサー宮廷から杯を奪い去った)、赤い騎士(イェルサレム王の息子)、
斑の騎士(コーンウォール王女に恋する)、黒騎士(ガスコーニュ王の息子)
と行き会い、時に倒し、殺し、時に友誼を育んで成長と武功を重ねて行く。>>126
【解説(モロイェ・モール)】
アーサー王ととある猟師の娘との間に生まれた息子モロイェ・モール。
スコットランドは西ハイランドのマク・カレン・モル一族の祖として語られた。
ダンバートン城南方『赤い邸』で生まれた彼は荒々しく剛胆な人柄の持主で、
呼名は『森の愚者』『偉大な馬鹿』。聖コルンバ(スコットランドの基督教布教
初期の代表格)と同時代にスコット族第49代王であったアンダールの姉妹と結婚し
彼女との間に生まれた血統が後々まで続く。彼自身は24歳の若さで亡くなった。
【解説(スメルヴィモル)】
アーサー王とフランク王女の息子、スメルヴィモル(スマーヴィ、メレビー)。
スコットランドのハイランド、キャンベル氏族の祖先として語られている。
当人はさて置き、系図上八代後の人物コリンは十二世紀に実在したという。
アーサー王の一人目の妃が子を産まず亡くなった後、二人目の妃との間に
ダンバートンの『赤い邸』で生まれたこの息子は、偉大な狩人であったが
堅苦しい政務を蔑ろにして狩猟に耽溺したため王位継承の道を閉ざされた。
故に彼は『森の愚者』の呼び名を受けたという。スコットの王アドリアンが
自らの姉妹を彼に嫁がせ、息子フェリゼルが生まれ、後々へ血筋が続いた。【元ネタ】アーサー王伝説ほか
(『アーサー王神話大事典』「赤い騎士」「荒れ地」、
『フランス―経済・社会・文化の実相』第九章 等)
【CLASS】セイバー
【真名】ロビグス[イロンシッド]
【性別】男性 ※人格は部分的に女性性(女神性)を有する
【身長・体重】191cm・100kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。>>128【保有スキル】
厄神の神核:C
赤騎士の霊基を以て現界した、赤錆神の疑似サーヴァント。
近代創作神話によるいらん属性を抹消する為、一ランク消費し相殺している。
昇り栄える物:A
日の出から正午まで、一時間毎に任意の能力値を一ランク向上させられる。
ただし、このスキルによってAランクを超える事はできない。
隧道を侵す者:D
星の内海へ肉体を持ったまま至らんとした者、また楽園の護りを危機に陥れた者。
防御/無効化の力や境界等を徐々に侵食する穿孔能力を発揮する。
ライオネス婦人の『危険な城』はアヴァロン島のほど近くに位置し、
ライオネスの兄弟グリンガモーはアヴァロンに住んでいたと伝わる。
赤く滴るもの:A+
悪しく醜い“嘆きの一撃”、
荒れ地をもたらす赤錆の禍。
強力な加護の無い武具を打ち合う毎に劣化させ、
生体への命中時には持続ダメージを負わせる。>>129【宝具】
『赫灼の赤剣(ロビグス)』
ランク:B+ 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:40人
赤い騎士は象徴的に火と結び付くとされ、
赤色の意匠が施されたこの剣は炎の力を有する。
効果範囲は基本的に対人規模となるのだが、
第二宝具の蓄えた“赤錆”を放出/消費する事で
延焼状態付与を伴う対軍規模の炎を駆使できる。
『赤禍の形代(ロビガリア)』
ランク:C 種別:対厄宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:制限なし
赤剣を以て荒廃の運命を受け止める防御宝具、
またそれを赤剣の威力へと変換する補助宝具。
吸収量に応じて剣の赤い意匠(さび)が拡大し、
それに伴い剣の威力は上昇、強度は下降していく。
己に向けられた威力・効力のみならず、容量さえ許すなら
非人為的な不幸・国規模の凶事さえ受け止める事を可能とする
……一瞬のうちに“錆び果てる”かもしれないが。>>130【解説(イロンシッド)】
赤い国の赤い騎士イロンシッド(アイアンサイド、イロンシード)。
伝説中に数多登場する(ガウェイン、ランスロット、パーシヴァル、
ギャラハッド、ベイラン、イテール等)『赤装の騎士』の一人。
下記の物語が語られる以前には、若い頃にはアーサーの同輩であった豪傑で、
息子と共に王に仕え、常に重武装でいたため鉄騎士(アイアンサイド)と呼ばれた
(すなわちアイアンサイド/イロンシッドは本名ではない)、とも描かれていた。
かつて愛した女性がその兄弟をアーサー騎士の一人に殺された事から、また
彼自身が現在求める女性として、ライオネス婦人の『危険な城』を攻めていた。
騎士が救援に現れれば倒して無惨に殺していたのだが、いずれ仇敵が来たなら
同じように惨たらしく殺し死体を晒してくれようと考えての事であった。
だがある日、ライオネスの妹、無作法乙女(ダムゼルサヴァージュ)リネットが
アーサー宮廷から連れて来た無名の若騎士、ガレスが死闘の末に彼を打ち倒した。
降伏して配下ともどもガレスとアーサーへの服従を誓った彼は円卓の騎士となり、
かつてそうであった立派な騎士の姿に立ち戻り、後々まで忠節を尽くしたという。
が、一説(ふぇいとぐらんどおーだー)によればガレスは彼を斃したという。>>131
【解説(ロビグス)】
赤錆を意味するロービーゴーに由来する、ローマ神の一柱。女神だ、とも。
大麦を赤錆のように枯らして農産物を台無しにする、荒れ地を生み出す元凶。
赤い神/怪物/戦士/騎士 の神話上祖型と見られるもの。
ヴェーダにおいては赤褐色のルドラに雛形が求められる、
飼い馴らされていない(文明化されていない)万物の支配者、
君主が具現する社会秩序に敵対し、破壊せんとする混沌の主。
敵対的な『赤騎士』は王国と宮廷秩序にとっての脅威である。
聖杯探求物語において国に荒れ地をもたらす“血を流す槍”、
アイルランド等で語られる破壊的な“赤い槍”の神話的本質は
武具を弱らせる錆であり、同時に麦を冒す赤錆病であるという。>>132
『ペルスヴァル(聖杯の物語)』前半部は「赤褐色の月」の時期、四~五月、
晩霜や北風が作物を「赤褐色に」枯らす危険があると考えられていた時期である。
この害は古代ローマから知られ、プリニウスもこの時期の祭と共に語っている。
ロビガリア祭はローマ第二代王ヌマが治世11年目に創設したとされる4/25の祭、
オウィディウスが『祭暦』で語るには、クィリヌス神官がロビゴを宥める供犠。
「どうか柔らかな畑作物ではなく、固い鉄を包んで下さい。
他の者を壊す力のあるものから先に壊すがよろしい」
中世期にはこの信仰・祭は豊作祈願祭(仏語・ロガシオン)へと移った。
復活祭の四十日後、昇天祭前に行われる、四月末から五月の祝祭である。
祭の行列にはしばしばタラスクをはじめとする竜が担ぎ運ばれていたが、
これは異教に対する基督教の勝利というキリスト教的な見方を離れれば
ヴリトラとインドラに代表される「水の恵みを妨げる神獣とその対応」
であるという。人の生存、作物の生育に不可欠な水を支配する竜を宥め
水を確保する祭、赤錆の神ロビグスを宥めるロビガリア祭にも相当する。【元ネタ】聖人伝
【CLASS】ルーラー
【真名】アジャンのフォワ
【性別】女性
【身長・体重】141cm・36kg
【容姿】こんがりと日焼けした、カラフルな水着を身に着けた幼い少女
【属性】秩序/混沌・善・人
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力B 幸運C+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
真名看破(BBQ):A
初見の食材でもその性質を完璧に見通し、最適な焼き加減で調理する。ちなみに生物全般・エネミー全般に対して有効。宝具の上に乗るなら何でも食材である。
単独行動(お茶目):A
少女の本領発揮。裁定者としての縛りすら無視し得る強力な「単独行動」。ただしルーラー本人が行動に茶目っ気を感じなければ出力が落ちる。>>134
【固有スキル】
聖女のじゃれつき:A
ルーラーは教会を訪れた巡礼者に小さないたずらを仕掛けることで知られているが、夏になったことで彼女はより一層開放された。
小さな不可能を可能にする、いたずらレベルの小規模な「奇蹟」を誰彼構わず連発する。その在り方は聖女の与える恩恵というよりルーラー自身の感情の発露へとシフトしており、それ故に「マイナス効果だけを与えることは不可能」という制限は緩くなっている。悪乗りすればどうなるのか分からないのだ。
矛盾精神(子供):C
普段はわがままと悪戯で他人を困らせるが、バーベキューの時だけは網の上を仕切る裁定者として振舞う。子供にだけ許される都合の良い二面性を持つ精神は、「秩序か、混沌か」の属性をその時々に合わせて変化させる。
【宝具】
『聖も邪も焼け、鉄製グリル(グリル・ド・ウカリスティ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:30人
一基の鉄製グリル。網上で焼いた食材は生命力を回復させる回復アイテムになる。またルーラーはこの宝具を種火とした炎を自在に操り敵を攻撃することが可能。
真名解放することで、巨大化したグリルが敵の足元からせり上がる。外周部には結界が張られ敵を網上に閉じ込め、熱を放出し短時間で火を通す。与えたダメージ分の生命力を徴収し、自身や望んだ味方に分配する。
『軽やかなるバタ足の衣(マイヨ・アンジェリーク)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:3 最大捕捉:1人
ルーラーが身に纏う水着。ルーラーのおしゃれ心に応じてその形を変える。原型が無い。
着用者を俊敏に変えるが、元の宝具と比べると動きの軽さよりも鋭さ、バネの強さに振られている。鎧のウェイトと強化が無くなった分補うようなカスタム。イメージで言えば「風」から「水」への変化。
風を操る能力に加えて、水の中で同じように水流を操る能力が追加されている。>>135
【Weapon】
『串』
BBQの串。投げて使う。
『ジュワユーズ・レプリカ』
シャルルマーニュとの縁である宝具は返上したのに剣だけは拝借している。しかも聖女パワーで光線とか出るようになった。
【解説】
水着になったフォワ。伝承にもある通りお洒落が大好きな女の子、可愛い水着が切れて大満足。いつもの2倍くらいテンションが高い。それに伴い人格面においてはお転婆な面が前面に出ている。
しかし夏の霊基のフォワの側面はそれだけではない。この度の彼女はバーベキューグリルの上を司るルーラー…そう、バーベキュー奉行として降臨したのだ。ルーラーの資格を持ちながらも裁定者として召喚されることを普段は望まない彼女であるが…至上最もしょうもない理由でついに裁定者となったのだ。
ちなみに裁定者でありながら普段はわがままを言ったり悪戯をする側。これこそが子供にだけ許される都合の良い二面性、矛盾精神というものである。>>136
――ルーラーには――フォワには疑問があった。「何故、私達がルーラーの資格を得るのか?」。
ルーラーとは主に聖人が納まるクラスらしい。おかしな話だ。他の皆はどうしてこんな話を受け入れているのだろう? 後代の聖人は良いだろう。だが私達は…私達こそ…"ルールに逆らったこと"、ただそれのみで英霊となった者だというのに。
自分は"正しさ"に抗いたかったのか、それとも"正しさ"を証明したかったのか。"正しさ"に抗ってこその自分なのか、"正しさ"に準じてこその自分なのか。矛盾の中で、フォワは疑問を持った。だからこそ普段はルーラーになる事を拒み、だからこそ今は不条理な由縁でルーラーになってみた。あるべきルールに逆らうようにして。
【因縁キャラクター】
ツタンカーメン
当然ながら黄金マスクを脱いでも絆は変わらない。折角の夏ということで女の子らしくお洒落を楽しんで欲しい、そのプロデュースは自分がする、というつもりであった。しかし…?>>138
《固有スキル》
◆聖女のじゃれつき:A(CT7~5)
【自身以外の味方が一人以上いるときのみ使用可能】スターを獲得+自身に「毎ターンランダムな味方単体のNPを増やす&スター集中度をダウン(1ターン)」する状態を付与(3ターン)&毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)
◆矛盾精神(子供):C(CT7~5)
自身のNP獲得量をアップ(3ターン)&弱体無効状態を付与(3ターン・1回)+自身を除く味方全体の〔子供のサーヴァント〕のNP獲得量をアップ(3ターン)
◆軽やかなるバタ足の衣:C(CT7~5)
自身に回避状態を付与(3ターン・1回)&Artsカード性能をアップ(3ターン)&Busterカード性能をアップ(3ターン)
《宝具》
『聖も邪も焼け、鉄製グリル(グリル・ド・ウカリスティ)』
ランク:B 種別:Buster
敵全体に攻撃[Lv]&やけど状態を付与(3ターン)+敵の数に応じて味方全体のHPを回復<OC>&NPを増やす
《性能》
NPとスターをでたらめにバラまくサポーター。不確定性は高いが第二スキルと宝具によりNP面での補助は強い。クリティカル面ではクラススキルの恩恵が高いため意外と自力で殴れる。とにかく全体サポート性能が高い宝具がどれくらい回るかというギャンブル性の強い性能。>>137
聖フォワ https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%d5%a5%a9%a5%ef 水着バージョン
お洒落好きの女の子、という以上は全力でお洒落を楽しむ霊基も欲しい
…というか全体的にこっちの方が本来のあり方に近い想定
ちなみにマルガリタ、バルバラ、フォワと「天から衣服を貰った」逸話を持ってる聖女で水着鯖はシリーズになってます「あんたが俺たちを呼んだマスターか?俺たちはライダー。真名を平頂山蓮華洞の魔王、金角。こうして呼び出されたんならめんどくせぇが最低限の仕事はするさ。んでこっちが・・・」
「妹の銀角だよ〜。アタシたちをわざわざ呼び出したんなら、せいぜい楽しませてよ?ねぇ、マ・ス・タ・ァ?」
【元ネタ】西遊記
【CLASS】ライダー
【真名】金角&銀角
【異名・別名・表記揺れ】金角大王&銀角大王
【性別】男性/女性
【身長・体重】184cm・76kg/162cm・47kg
【肌色】褐色/白【髪色】金/銀【瞳色】赤/青
【外見・容姿】金髪の男性と銀髪の少女。どちらも龍の鱗から作られた鎧を着ている
【地域】中国,平頂山蓮華洞
【年代】七世紀
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型,猛獣,魔性,非ヒト科
【ステータス】
筋力:B 耐久:C 敏捷:C+
魔力:A 幸運:D 宝具:A>>142
【固有スキル】
変化:A
ライダーの正体は太上老君の童子にして、狐狸精である。
それ故に変化の術に長けており、老若男女道士妖魔などなどと変化することができる。また、体の一部のみを変化させることも可能。
仙術:B
道教における神仙が扱う術。また、それへの造詣深さ。金角も使用できるが、銀角の方が仙術を得意とする。
作中、銀角は孫悟空を須弥山、峨眉山、泰山の三つの山を動かす術「重身法」にて封印した。サーヴァントとして召喚された現在、山を動かす事はできないが、キャスターのクラスで召喚された場合は宝具として再現する形のみで使用可能となる。
太上老君の教え:B
ライダーは太上老君の弟子であり、その教えを得ている。道具作成や道術、剣術、宝貝の使用に補正を得る。
また不老長寿である仙人の弟子ということあり、若干の即死耐性も得ている。
金銀陰陽双児:EX
二人一組の魔王としての在り方を示すスキル。対となる二人の魔王はただ共にあるだけで太極を示し、彼らに多大なバフを与える。>>143
【宝具】
『羊脂玉浄瓶/紫金紅葫蘆(ようしぎょくじょうびょう/しきんこうころ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1000人
相手へ呼びかけ、それに答えた相手を中に閉じ込めるという有名な瓢箪の宝貝。元々は太上老君の持ち物で、本来は水差しと金丹を保管するための瓢箪。
この宝具は物語にあるように名前を呼ぶことでそれに返事をした相手を閉じ込める宝具となっている。この時に呼びかける名前は本名でなくても良く、その本質は問い掛けに返事をした者を閉じ込めるというもので、実のところ名前である必要はない。また、一度に多くの対象が返事をした場合は、返事したもの全てを閉じ込めることができる。
羊脂玉浄瓶の方は癒しの効果を持ち、飲む、あるいは中に入ることで対象を癒す。紫金紅葫蘆の方には中にはあらゆるものを溶かし酒へと変える液体が入っている。
『死兆・北斗七星剣(しちょう・ほくとしちせいけん)』
ランク:B 種別:対魔性宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
魔性を操ることのできる宝剣で、北斗七星が刻まれた、氷に星空を透かしたような見た目の剣。保有者の敏俊を1ランク上昇させる力と、魔性を自在に操る力を持つ。また、魔性を操る力に則して魔性への特攻としても働く。
真名開放を行うと、持ち主の意思とは別に剣が流れ星の如く早さで相手の弱点に当たる場所を7回の連撃をもって切り裂く。
セイバーで召喚された際には天より7本の暗き星光の奔流を放つことができる。>>144
『烈火旋風・芭蕉扇(れっかせんぷう・ばしょうせん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜90 最大捕捉:300人
煽げば灼熱の火炎が吹き荒れる芭蕉の葉のような扇の宝具。正体は八卦炉の火を仰ぐための扇。
芭蕉扇といえば牛魔王の妻である羅刹女こと鉄扇公主が持つものが有名だが、効果は全く別のものとなっている。
羅刹女が持つ芭蕉扇は一度扇ぐと風が吹き、二度扇ぐと雲を呼び、そして三度扇げば雨を降らすという物だが、こちらはその正反対で2、3度扇げば火種となり、6、7回扇ぐと地上は炎の海となるという代物。
仰ぐだけで炎を放つことができるが、真名解放することによってより強力な火焔山の焔、つまり八卦路から零れ落ちた焔を放つことができる。
『幌金縄(こうきんじょう)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:1人
相手を拘束する縄。緊縄呪(締め付ける呪文)を唱えることで相手を締め上げ、鬆縄呪(緩める呪文)で拘束を解くことができる縄の形をした宝貝。正体は太上老君の腰紐。
対象に投げつけ緊縄呪を唱えることで発動し、対象を拘束する。拘束された対象の筋力ステータスを封印する効果を持ち、それにより単純な筋力対抗での脱出は不可能となっている。外す方法としては鬆縄呪での脱出、あるいはこの宝貝より上位の神秘、魔力で対抗するなどが挙げられる。西遊記においては孫悟空によってヤスリへと変えた如意金箍棒で切られ、脱出されている。>>145
【Weapon】
『太上老君の五大宝貝』
七星剣、羊脂玉浄瓶、紫金紅葫蘆、芭蕉扇、幌金縄の五つの宝貝。ライダーはこの数々の宝貝を使い分けながら戦いを進めていく。また、これらの宝貝はライダー以外にも使用可能。
『無銘(直剣)』
七星剣を保有していない時に使用する剣。剣の腕前、というより実戦においては銀角の方が優れており、孫悟空との打ち合いでは拮抗して宝貝を使うまで勝負がつかなかった。
『仙術』
人攫いの風、封印の札、觔斗雲の術などを使いこなす。キャスタークラスであれば山を動かす「重身法」を宝具として用いることが可能。
『妖魔』
七星剣で操る魔性。西遊記においては「精細鬼」「伶俐虫」「巴山虎」「倚海龍」といった魔性を部下としていた。>>146
【解説】
中国四大奇書のうちの一つ「西遊記」に登場する兄弟の魔王。平頂山蓮華洞(へいちょうざんれんげどう)に拠点を置いている。
太上老君より盗んだ五つの宝貝を持ち、孫悟空以外のメンバーを捕縛したり、三つの山で孫悟空を潰したり、紫金紅葫蘆の中に封じ込めたりと三蔵一行を苦しめたが、最後は2人とも紫金紅葫蘆に封じ込められた。
その正体は太上老君に仕え、金炉と銀炉を管理する童子であった。
観世音菩薩は太上老君に3度頼み込み彼らを三蔵一行への試練として利用する。そして三蔵一行が金角たちに討ち勝ったのち、太上老君により紫金紅葫蘆の中から出され、太上老君と共に天界へ帰っていった。
余談として母親が九尾の狐、叔父が狐の妖怪であった事からその正体は狐狸精であるとされる。
今回は平頂山蓮華洞の魔王としての現界であり、現界理由は現世を楽しみたいという自らの欲望に沿った理由である。ただ呼び出され分、最低限の仕事はすると言うが・・・?>>147
【人物像】
金角:物臭な昼行灯であり、同時に欲深く、冷淡で無慈悲なヤクザ者でもある。普段はぶっきらぼうで乱暴な言葉遣いであるが、太上老君の弟子という立場であったことからかしこまった丁寧な話し方もできる。
普段は表立って戦闘をすることはないが、その代わりに作戦立案や状況判断などには優れており、感情に流されず俯瞰して物事を対処する。
敵対者にはどこまでも無慈悲であり残酷な判断を下すことができるが、身内には優しく、身内と認めた者が亡くなると怒りよりも悲しみが訪れるタイプでもある(もちろん甘いだけでなく、命令に失敗した部下にはそれなりの罰は与える)。
マスターに対しては一見サーヴァントとしてきちんと仕えているように見えるが、裏では常に謀叛を考えており、先がないと判断するとマスターを始末して別の使えそうなマスターを探す。ただ、絆が高まるとマスターを身内として認定し、気の良い兄ムーブをしてくる。
銀角:高圧的で不躾な言葉遣いの少女。相手を煽り、その煽りに乗った結果敗北し悔しさで歪んだ他者の顔を見るのが大好きなサディズム娘。
戦略面においては金角より劣るが、真っ当な戦闘においては金角より優れており、孫悟空との打ち合いでは拮抗し中々勝負がつかなかった。ただし、詰めが甘くどこか抜けており、追い詰められると弱気になってしまう。また、感情に振り回され冷静な判断ができない一面もある。
彼女もまた金角と同じように身内には優しく、身内と認めたものが亡くなると悲しみより怒りが湧き上がり敵討ちに駆り出すタイプ。
マスターは愉悦対象。自分達を使役して、その末にどのように破滅していくのかを楽しみにしている。ただし、絆を深めていくと身内として見始め、妹や弟のような扱いになっていく。>>149
【因縁キャラクター】
孫悟空:三蔵を喰らうために戦った相手であり、トラウマ。もうアイツと戦うのは懲り懲りとのこと。
玄奘三蔵:かつて食らおうとした相手。関わったらまた孫悟空と会うのではトラウマとなっており、もう食べようとは思っていない。
ゴルゴン三姉妹:ある特異点にて自分達を演じていた希臘の三姉妹。『銅角って誰(よ)だよ!?』
【他クラス適性、変化傾向】
セイバー:七星剣をメインに戦うクラス。やはりセイバーといえばビームである、と言わんばかりに7本のビームを撃つ。
キャスター:太上老君の弟子としての側面が強く現れるクラスであり、山を動かす「重身法」を宝具として用い、他に五大宝貝からは一つだけ宝貝を任意に会得する。また、思想鍵紋の使用が解禁される。性格にも変化が見られ、太上老君の弟子に相応しい真面目な態度をとる。ただし、やっぱり本質は妖怪なため柄の悪さが垣間見えることも。>>152
西遊記でも牛魔王の次ぐらいには知名度がある魔王だと思うけど、意外にも作られてなかったので作成。コンセプトはヤクザ者兄妹。
【wiki登録】可能です。金角カッコいい
銀角かわいい【出典】史実、近代創作
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ウィンチェスター・ミステリー・ハウス
【異名・別名・表記揺れ】Winchester Mystery House
【性別】中性
【身長・体重】20cm・20kg(アバター)
【肌色】緑 【髪色】緑 【瞳色】緑
【スリーサイズ】普通/普通/普通
【外見・容姿】非常口のピクトグラムを模した全身緑色のヒトガタ(アバター)
【地域】アメリカ合衆国・カリフォルニア州
【年代】1884年~1922年~現在
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】死霊・魔性
【ステータス】筋力:C 耐久:EX 敏捷:- 魔力:C 幸運:A 宝具:C++>>156
【保有スキル】
集合霊基:C
英霊単体が召喚されたものでなく、現象や概念に類するものがその象徴的存在を核として霊基を構成し、現界したもの。
世界一有名な幽霊屋敷である『ウィンチェスター・ミステリー・ハウス』を核に『幽霊屋敷』という概念そのものが魔術師のサーヴァントとして成立した存在である。
自陣防御(霊)、対魔力(霊)、魔力放出(霊)などのスキルを発揮可能。
怨霊の檻:A+
『西部を征服した銃』が奪った幾千の魂を鎮める目的で設計されたキャスターが持つ霊的存在を支配下に置くスキル。
無論英霊に匹敵する高位の霊的存在は支配出来ないが、低級霊やシャドウサーヴァントに準じる存在なら問答無用で配下とする。
単純な幻術や呪術といった魔術系スキルは勿論、大規模な霊障やポルターガイストの様な妨害系スキルまで多くの場面で応用が利く。
自己改装:EX
自己改造と同質のスキル。通常武器の改造に留まるスキルだが、 キャスターの場合霊基すらも改造することが可能。
キャスターの場合、家主の未亡人が死ぬまでの38年間に渡って屋敷の建設工事を続けた逸話から、現界後に周囲の建築物や建材を取り込むことで陣地拡張や設備強化が可能になる。
無計画に無軌道に周囲の建物を呑み込みながら霊基を拡張し続ける様はさながら制御不能の建築機械の如し。
可能性の闇:B
変化とは似て非なる、無辜の怪物によく似たスキル。
実際にウィンチェスター銃が齎した怨嗟も、まったく無関係な風評被害も、全てを一身に受け止めた呪われた家が『ウィンチェスター・ミステリー・ハウス』であり、現界したキャスターは「呪詛」と「謎」の具現として振る舞う。>>157
【宝具】
『鬼哭谺す迷宮の檻ウィンチェスター・ミステリー・ハウス』
ランク:C++ 種別:対陣宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:400人
悲嘆に暮れる未亡人が増築し続けた世界最大の幽霊屋敷が宝具にまで昇華されたもの。
真名解放を行うと既存の建造物に憑依することで、陣地や建物を『ウィンチェスター・ミステリー・ハウス』に塗り替える。
謂わば建築物を依代とした強制的な疑似サーヴァント化であり、住人を悪霊が蠢く悍ましき幽霊屋敷に閉じ込め封印してしまう。
『自己改装』の影響から秒単位で変貌する間取り、巧妙に隠された部屋や通路の存在、家中に張り巡らされた難解な謎解きと危険なギミックの数々。
閉じ込められた哀れなる被害者は、襲いかかる悪霊を相手取りながら危険極まりない幽霊屋敷を脱出せねば自身も悪霊として屋敷に迎えられるだろう。
また、陣地内では『謎を解かねば出口に辿り着けない』という異界法則が敷かれており、物理的魔術的手段を問わず破壊して進む者には手酷い罰則が下る。
【Weapon】
謎のアイテム>>158
【解説】
ウィンチェスター・ミステリー・ハウスとは、アメリカ合衆国に存在する世界最大の幽霊屋敷である。子供を失った家主であるサラ・ウィンチェスターが最期まで改築を続けた逸話で有名である。
ウィンチェスター銃が奪った犠牲者の魂によって本当に呪われたのか、それとも悲嘆に暮れた家主の脅迫観念による思い込みだったのか。真相は謎に包まれており、キャスターは語ろうとしない。
【人物・性格】
基本的に自我が薄いが参加者を楽しませようと様々な仕掛けを工夫する姿は子供の様にも見える。
容姿や外見の欄に記載されたヒトガタはあくまでキャスターのアバターであり、会話したり戦闘を行う事は不可能。
マスターや参加者とコミュニケーションを取る際は、周囲の筆記具を霊障で動かし筆談を行う。
イメージカラー:ネオングリーン
特技:監禁、謎の作問、ギミックの作成
好きなもの:ルールを守る参加者
嫌いなもの:パスワードを総当たりで突破する参加者、家屋を破壊して脱出を試みる参加者
天敵:アリアドネの糸
願い:もっともっと遊んで欲しい
【一人称】- 【二人称】- 【三人称】->>160
登録ありがとうございます!【元ネタ】西遊記
【CLASS】ランサー
【真名】孫悟空
【異名・別名・表記揺れ】斉天大聖・孫行者
【性別】男
【身長・体重】119cm・44kg
【肌色】浅黒い肌色 【髪色】茶
【瞳色】「火眼金睛」と表現される赤い眼に金色の虹彩
【外見・容姿】赤い衣装を身に纏い、荒々しい雰囲気を醸し出す黄金の毛の生えた猿。尻にはアカゲザルの様な長いしっぽが生えている。
【地域】中国/花果山
【年代】7c
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・男性・魔獣・神性・魔性・王・ヒト科以外
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:A 魔力:C 幸運:A 宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:A(C)
Aランク以下の魔術を無効化する。現代の魔術師では、魔術で悟空に傷つけることはできない。本来はCランクであるところ、宝具の効果によってAランクまで引き上げられている。【固有スキル】
神性:D
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。彼は玄奘三蔵(未来で仏に至る者)のでしであり、未来に仏へ至る可能性を持つため、神性を低ランクではあるが保有している。数は少ないが、斉天大聖として信仰している地域もあるため、最低ランクではない。
斉天大聖:A
玄奘三蔵に会うまでの孫悟空の逸話がスキルとなったもの。花果山の山猿を纏め上げたカリスマや、閻魔帳に書いてあった自身の名前を墨で消した事から得た不死性、Cランク相当の怪力、Bランク相当の神通力、A+ランク相当の無窮の武練を兼ね備えた複合スキル。このスキルは悟空の性質によって効果が若干異なる。
須菩提仙術:A
須菩提祖師に弟子入りして学んだ術。身外身、地煞七十二変化、觔斗雲等を使う。キャスターとしての適正を得られる程の腕前。
三蔵の教え(弟子):C
現在進行形で、三蔵の弟子であるが故に所有するスキル。悟空の独自解釈が酷く、『妖魔は滅し、人間は殺さない』を信条にしている。この信条により、人ならざる者への察知能力は非常に高い。
三蔵の教え(玄奘三蔵のちゃんとした教え)を完璧にマスターしている者ほどランクが高い。
【宝具】
『我集四海武具(シカイ、ワレニクダサレリ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
四海竜王を下し、要求した武具である、伸縮自在の海の重り『如意金箍棒』、鳳翅飾りの『紫金冠』、鎖編みの『黄金鎧』、藕糸で編んだ『歩雲履』。如意棒以外の上記三つの防具は自身の防御力を高めている。『天河鎮定・如意金箍棒(テンガチンテイ・ニョイキンコボウ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~1000 最大捕捉:10000人
お馴染み如意棒。又の名を如意金箍棒。伸縮自在で両端に金色の輪がはめられた神珍鐵の棒。元々は東海の竜王の物で、海の重りとして扱われていたものを悟空が奪った。
重量13500斤(約8トン)。威力は下級の妖魔なら掠っただけで死ぬ。真名解放する事で、固有結界的な身外身の法による平行世界の移し身同時運用による超絶次元反転分離攻撃を放つ。
『仙桃・仙丹(ムテキノカラダ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
仙界の桃と太上老君の金丹によって得た無敵の肉体。えげつない神秘の塊である仙桃と金丹を大量に服用した為、肉体そのものが宝具に至った。
単純威力系・の攻撃・スキル・宝具による攻撃を受けた際に、Aランク未満の攻撃によるダメージを完全に無効化し、Aランク以上の攻撃によるダメージも大幅に減少させる。更に、病や呪いなどの状態異常すら罹らなくなる。
絶対の不死性を持っていた肉体が消滅した事により、この宝具の神秘は大幅に減少した。
『繋縛・緊箍児呪(ケイバク・キンコジジュ)』
ランク:C++ 種別:対人/封印宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:1人
三蔵の力が加わり、スキル『緊箍児』が宝具へと至った物。頭部に嵌められた金色の輪。普段は悟空に装着されているが、取り外しは自由。但し、取り外しても必ず(世界中の因果律操作を駆使しても解除不能の強制力)悟空の頭部に戻ってくる。
悟空の装備中は、悟空への令呪による強制力を増加させ、それに比例した苦痛を与える。敵対者に使用する場合、対象の頭部に取り付け呪文を読経する事で、緊箍児が対象の頭部を締め付ける。頭部を締め付けられた対象はあらゆるステータス、スキル、宝具を一時的に封印される。【スキル外能力】
・千里眼
悟空自身は気付いていないが、千里眼を保有している。常時発動している為、悟空はこの眼の存在に気付いていない。後世では「火眼金睛」と伝えられている。
遠方の標的の捕捉、動体視力の向上だけでなく、その場にある全ての真実を暴き出す。これにより、目の前の存在が人外かどうかがなんとなくわかる。心眼(偽)のような効果も併せ持つ。
【weapon】
・如意棒
伸縮自在の棒槍。星座ならびに龍と鳳凰の意匠がびっしり施されている。重量は約8t。普段はマッチ棒サイズにして耳の中に入れて携帯している。
・身外身の法
須菩提祖師に弟子入りして学んだ術。悟空はその奥義すら自力で取得した。生み出される分身達は宝具の真名解放はできないが、全て悟空(オリジナル)と同等のスペックを有する。
【解説】
西遊記に登場する玄奘三蔵の一番弟子の魔猿。悟空は不死身の肉体をもっていたが故に死なない為、英霊の座が存在しなかった。しかし、なんやかんやあって現存していた肉体を消滅させる事に成功し、英霊として認められ、召喚に応じることができた。
神霊サーヴァントの時よりは弱いとはいえ、悟空の肉体は不死性と無敵性を持つ為、あらゆるサーヴァントの中で最上級の消滅しにくいサーヴァントである。さらに、闘戦勝仏のときほどではないが、洗練された棒槍捌きと仙術を用いた戦士として最高峰の技量の持ち主で、ヘラクレスやアキレウス、カルナやアルジュナなどの最高峰の実力の持ち主たちとも渡り合う実力を持つ。本気の戦闘規模は中国版の西遊記が近く、SN〔HF2〕のヘラクレスを髣髴とさせる荒々しさで、Apoのカルナvsジーク戦レベルの規模の破壊を巻き起こす。
この孫悟空は未だ仏へと至っていない魔猿なので、神性のランクが低く魔性のランクが高い。
旅をしていた当時の悟空のため、当時着ていた防御宝具が追加されている。【人物像】
粗野で激情家でわんぱくな性格だが、義理人情を重んじ、仙術や医学、神通力などの知識にも明るい文武両道たる人物。闘戦勝仏のときより活発で、思考より行動に出る事が多い(思考しないというわけではない)。
『三蔵の教え(弟子)』にあるように『悪鬼妖魔は滅し、人間は殺さない』が信条であるため、目の前にいる存在が人外の気配があると気づいた瞬間脅しをかける。但し、その範囲はガバガバなため、お忍びで地上にやってきた天上の存在にも脅しをかける。この行為は全て大切な存在を守るために行なっているため、三蔵に嗜められても、絶対にやめないほど頑固になる。
特技:妖怪退治、仙術
好きなもの:お師匠様(玄奘三蔵)、弟弟子
嫌いなもの:義理を軽んずる者、お師匠様を馬鹿にする者
天敵:釈迦如来、お師匠様
願い:ちゃちゃっと天竺へ到達すること
【一人称】俺 【二人称】お前/てめぇ/(玄奘三蔵に対して)お師匠様/○○(弟弟子たちは呼び捨て) 【三人称】あいつ
【因縁キャラクター】
・玄奘三蔵
この世で最も尊敬している人物。偶に自身の言い分を全く聞いてくれないところが不満と言ったら不満(人間だと思われている相手に脅しをかけることについて)。
>召喚について「お嫁さんを見つけてからにしろ」
これでも故郷には慕ってくれてる猿たちは沢山いるんだぜ?・玉龍
バカ弟弟子その一。可愛がってはいる。
・猪八戒
バカ弟弟子そのニ。八戒は失敗をする事が多いが、三蔵がその失敗についてかなり甘い沙汰を出すことが多いので、ちょっとジェラシー。女に弱すぎる。
・沙悟浄
バカ弟弟子その三。自分たち弟子の失敗を口八丁で誤魔化してくれる(三割くらい失敗しているが)。女に弱い。
・孫悟空〔神霊:闘戦勝仏〕
老生した自分。賢王ギルガメッシュと英雄王ギルガメッシュの関係に近い。
・藤丸立花
とある特異点でお師匠様がお世話になった新たな弟弟子。悟空役をやっていたため、少し気恥ずかしい気持ちになる………。お師匠様が目をかけている分少しジェラシーを感じることはあれど、他の弟弟子にはいなかったタイプなので、三蔵同様ものすごく目をかけている。
・俵藤太
とある特異点でお師匠様が世話になった新たな弟弟子(?)。自分が召喚される事は無かったとはいえ、お師匠様を支えてくれたことには感謝している。それはそれとして、お師匠様と仲良いな………?(ジェラシー)【他クラス適正、変化傾向】
・ランサー(神霊:闘戦勝仏)
肉体が消滅したとはいえ、その信仰は失われていないため、依代さえ用意すれば問題なく、召喚できる。
・キャスター
まだ『斉天大聖』と名乗る前の悟空。須菩提祖師から破門され、花果山に帰郷し混世魔王を退治した直後の悟空が召喚される。
・バーサーカー
釈迦如来に封印される直前の超DQN時代の悟空が召喚される。《FGO性能》
孫悟空
クラス:ランサー
レア度:☆5
基本ステータス:HP14564/ATK11136
コマンドカード:QQABB
ヒット:B2 A3 Q3 EX4 宝具5
アペンド:対狂攻撃適正《クラススキル》
◆対魔力:A
自身の弱体耐性をアップ(20%)
◆神性:D
自身に与ダメージプラス状態を付与(125)
◆繋縛・緊箍児呪(ケイバク・キンコジジュ):EX
フィールドに〔三蔵〕がいない時、〔神性〕に対し自身の攻撃力ダウン(10%)
+自身に「通常攻撃時に宝具封印(1T/確率10%)を付与する状態」を付与
&「通常攻撃時にスキル封印(1T/確率10%)を付与する状態」
《固有スキル》
◆斉天大聖:EX(CT9→7)
味方全体の攻撃力アップ(3T/20%)[Lv]
+自身の攻撃力アップ(3T/40%)[Lv]
&与ダメージプラス状態を付与(2回/700)[Lv]
&Buster性能アップ(3T/50%)[Lv]
&スター発生率アップ(3T/40%)[Lv]
&Busterのスター集中度アップ(3T/800%)[Lv]◆三蔵の教え(弟子):C(CT7→5)
味方全体のNP獲得量アップ(3T/26%)[Lv]
&スター発生率アップ(3T/26%)[Lv]
+自身に〔魔性〕特攻を付与(3T/100%)[Lv]
◆我集四海武具(シカイ・ワレニクダサレリ):A(CT8→6)
自身の防御力アップ(3T/50%)[Lv]
&NP獲得量アップ(3T/50%)[Lv]
&毎ターンスター獲得を付与(3T/10個)
&〔竜〕特攻を付与(1T/30%)
《宝具》
『天河鎮定・如意金箍棒(テンガチンテイ・ニョイキンコボウ)』
ランク:A+ 種別:Buster
自身に無敵貫通状態を付与(1回)
&Buster性能アップ(1T/40%)[Lv]
&宝具威力アップ(1T/30~70%)<OC>
+敵全体に強力な〔魔性〕特攻攻撃(1T/160~210%)<OC>《性能》
闘戦勝仏のときより万能性を増した性能。全てのスキルにスター関連の効果があるため、スターをとても稼ぎやすい。NP効率も良くなっている反面、防御性能が落ちている。新たな西遊記鯖が投稿されてたので前作った孫悟空を英霊にして書いてみました
>>162
孫悟空(英霊)
【Wiki登録】【SS使用】どちらも可です【元ネタ】史実、あるいは「ファラオの呪い」伝説
【CLASS】アーチャー
【真名】ツタンカーメン
【性別】両性
【身長・体重】165cm・58kg
【容姿】裸体に包帯を巻いた褐色の少女→サマードレスを着た褐色の少女→青、白、金色を基調とした水着を着た褐色の少女 付近には腕の生えた光の玉が浮いている
【属性】中立・中庸・天
【ステータス】筋力C 耐久C+ 敏捷D 魔力B 幸運B+ 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:EX
「アテン様」の助けなのか、マスターから離れても一人で歩いて行ける。…自分の足で歩けない子供では決してないのだ。
復讐者:D-
霊基の変化により、スキルそのものが消えることはないが、大きくランクが下がっている。>>175
【固有スキル】
神性:B
その体に神霊適性を持つかどうか。生涯においてアテン神、アメン神と結び付けられる神性は変化したが、神の子供であり化身という立場は変わらない。
マージナル・ガール:A
少年と少女、大人と子供、生者と死者、神と人間、秩序と混沌…アーチャーは様々なものの境界に立ち、そしてそのどちらにも完全には帰属しない。それは時には多くに理解を示し多くを惹き付ける限定的なカリスマの亜種のようにも働くが、同時に不安定なあり方でもある。
ネクロポリス・サマーナイト:A
宝具『屍者の夜更け、隠されたるものの礼装』の一部がスキルとして表現されたもの。死者の都をその身の内に内包するに等しいアーチャーは、"死"に近い特性や領域等に対して耐性を有する。
太陽神の愛の手:A
太陽神(おそらく)による加護。具体的には、腕が生えたバレーボール大の光の玉が付近にふわふわ浮いてアーチャーを助ける。長い腕で色々手伝ったり、矢を作ったり、光線を出して攻撃したり。アーチャーはこれを「アテン様」と呼んでいるが…。
アクエンアテンの掲げたアテン信仰はツタンカーメンの代に否定されたが、一柱の神としてのアテンの信仰までもが全く消し去られたわけではない。アテン神自体はその後もツタンカーメンにとって関連深い神として親しまれ続けていた。ならばツタンカーメンが望んだ時には化身を遣わすくらい何もおかしくはないのだろう。多分。>>176
【宝具】
『屍者の夜更け、隠されたるものの礼装(ネクロポリス・トゥト・アンク・アメン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0~3 最大捕捉:5人
『神々の払暁、隠されたるものの再臨』が夏霊基への変化に伴い反転し、常時展開型かつアーチャー自身と一体化したもの。アーチャーの身体を生前のような「本来の姿」で維持し続ける。
地上の神代環境ではなく冥界環境を再現するものであり、正しき「死後冥界に住まうファラオ」の姿を維持するもの。つまり「死者」としての信仰を失わない代わりに、使い手を神の化身にまで押し上げる力は無い。また周囲の世界を書き換える力も失われている。
『光も闇も掻き抱く太陽(サンビーム・ライク・サマー・ドリーム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:3~99 最大捕捉:20人
「アテン様」からのビームの一斉掃射。
矢をつがえない弓を引き、対象に向けることで複数の敵を多重ロックオン。指を離すと矢の代わりに「アテン様」から腕を模した光線を大量に放出し、ロックした対象を追尾して攻撃する。大量に降り注ぐ光線は敵の陣形を掻き乱しイニシアチブを破壊する。
【Weapon】
『弓』
矢はアテン様による無限生産。>>177
【解説】
水着になったツタンカーメン。宝具の性質が変化したことにより、常時生きた人間の姿(通常霊基における第三再臨に相当する)で現界している。またその傍らには、アーチャーが『アテン様』と呼ぶ腕が生えた光球がふわふわと浮いている。
通常霊基のような攻撃性や高慢さ(つまりある種のテンションの高さ)は鳴りを潜め、クールな(そして少し天然な)ティーンエイジャーのような趣へと変化している。属性の変化に伴うものか、昼の騒がしさよりも夜の静けさを好むような志向が表れている。
フォワらの影響を受けて、「少女らしい」ことを意識するようになったツタンカーメン。この夏は自分も水着を着れたりしたら…そう考えるようになった彼女に手を差し伸べる何者かが突如として現れる。それこそがアテン神であった。…多分、アテン神であった。
ともあれ外部からの干渉によりアーチャーは霊基チェンジ。初めて自分の意思で水着とドレスを選んだのであった。>>178
――アーチャーには――ツタンカーメンには葛藤があった。「言われるがままで良いのだろうか?」。
言うまでもなく、ツタンカーメンが少女としてのアイデンティティを確立出来たのはフォワの導きによるものが大きい。しかし段々と、フォワの言うことが全てとは限らないことも、いつも中立公正とは限らないことも分かって来た。
フォワの言う事にただ従うだけでは、結局のところ今の自分も、他者から「少女らしさ」を押し付けられているのと変わらないのでは? 父の意思のまま、あるいは神官達の意思のまま生きた生前から、何も変われてはいないのではないか?
フォワのことが嫌いになったわけではない。ただ、故にこそ、指図されるのではなく自分の意思で着る服を決めたかった。それこそは、大切な相手と対等であるための、真の自立の一歩なのであった。
【因縁キャラクター】
フォワ
当然であるが相変わらず大切な友人であり恩人。であるのだが、何だかこの夏は二人の違いばかりを意識するように…。>>180
《固有スキル》
◆マージナル・ガール:A(CT7~5)
味方全体の〔男性〕のスター発生率をアップ(3ターン)&〔女性〕の攻撃力をアップ(3ターン)&〔秩序〕属性のクリティカル威力をアップ(3ターン)&〔混沌〕属性の宝具威力をアップ(3ターン)
◆ネクロポリス・サマーナイト:A(CT8~6)
自身にガッツ状態を付与(5ターン・1回)&被ダメージカット状態を付与(3ターン)&防御弱体耐性をアップ(3ターン)
◆太陽神の愛の手:A(CT7~5)
味方全体のHP回復量をアップ(3ターン)&NPを少し増やす+味方単体のスター集中度をダウン(1ターン)
《宝具》
『光も闇も掻き抱く太陽(サンビーム・ライク・サマー・ドリーム)』
ランク:B 種別:Arts
ランダムな敵単体のArtsカード耐性をダウン(1ターン・1回)<8回>+敵全体に攻撃[Lv]&攻撃力をダウン<OC>(3ターン)
《性能》
耐久性能持ちのArtsアタッカー。ランダムで防御デバフを撒く宝具が特徴的で、敵の数が減るとその分デバフが集中するため、疑似的に全体と単体の使い分けをするような感覚になる。更に攻撃支援の横バフは味方の特性によって変わるため、パーティ構成によって使用感が変わる、疑似的な万能型。>>179
ツタンカーメン https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%c4%a5%bf%a5%f3%a5%ab%a1%bc%a5%e1%a5%f3 水着バージョン
つまり、一回はすれ違って欲しい
折角少年少女の英霊なんだから悩めるティーンエイジャー感を前面に押し出しても、良いよね…!
あとエジプト水着なのでメジェド様リスペクトで胡乱なマスコットを付けた【元ネタ】ミルズィン詩群、マーリンの生涯(メルリヌス伝) 等
【CLASS】セイバー
【真名】ガニエダ
【性別】女性
【身長・体重】158cm・50kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
混血:EX
人間以外のヒトの血が混ざっている。
月と地球の間に在る霊、夢魔との混血 …である、多分。おそらく。>>183
饗宴奇観:B
ブリテン島13の宝、聖職者リゲニズ/夫王リデルフの皿と小鉢。
望む食べ物を供する力を持つ、が“無限に供する”類の逸話は持たないため
消費魔力:栄養価の効率は必ずしも高くない。
審判の石:A
ブリテン島13の宝、夫王の父ティドワル・ティドグリドの砥石。
刃を持つ武器のクリティカル率が三倍に、破損時の修復速度が三の三乗倍となる。
“臆病者”と見られる行動をとったならこのスキルは失われる。
隠された効果として、どんな物にでも鋭利な切れ味を与える力を持つ。
武装が失われた際の代用の他、不意打ち・暗殺において極めて有用だが、
後者の利用法を実行した者は以後“臆病者”として扱われてしまう。
対降臨者:C
異界・異星存在およびフォーリナークラスに対する特攻・特防効果。
なにか嫌なことがあって習得を思い立ったらしい。>>184
【宝具】
『心寛き王の狭量なる剣(ディルンウィン・ニドイウハイル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10人
夫王の愛剣を携え、全身を炎に包んでの突進攻撃。
ブリテン島13の宝の一つ、
寛大なる(ハイル)リデルフが持つ白柄の剣ディルンウィン。
炎を呼び相応しい所有者に助力する力を持つが、
相応しからざる者が握ればその者を焼くという。
彼女は相応しくない。なので焼かれる。なんだとこの野郎。
この宝具はガニエダを焼こうとする炎に相手を巻き込む
自爆風味の特攻技である。ディルンウィン自体の発動と
炎から身を守る術を同時に駆使するため、燃費はひどく悪い。
無論、後者を用いないなら燃費問題(だけ)は解決するのだが。>>185
【Weapon】
『風覆結界(デセプション・エア)』
ディルンウィンに纏わせた暴風の鞘。
この(鞘から抜いてない)状態であれば焼かれずに使用できる。
風王結界(インビジブル・エア)同様の破壊力を持つが、
不可視化にまでは至っていない。飛び道具としての利用、
鉄槌の使用も可能だが、=鞘の解除=ファイアー である。
【解説】
カーマーゼンの黒本やヘルゲストの赤本が伝えるミルズィン詩群、また
『ブリタニア列王史』作者ガルフリドゥス・モネムテンシスの手になる
『マーリンの生涯』に描かれる女性ガニエダ(グウェンジーズ、グウェンディド)。
マーリン(ミルズィン、マルジン、メルリヌス)の姉妹、血族、或いは妻・恋人。
黒本の『林檎の樹』『挨拶』ではマーリンの血縁者と明示されておらず、
彼女は「今や私を愛していない」、「私は彼女の息子と娘を殺した」
彼女はもう「会いに来ない」と詩の綴り手(ミルズィン)は語っている。
他作品のように姉妹かもしれないが、恋人・妻・妖精妻の可能性もあるという。>>186
赤本の『ミルズィンとその姉妹グウェンジーズの対話』では明確に血縁者、
互いにそう呼び合い、グウェンジーズの方は「双子の兄弟」と言ってもいる。
互いの言葉には敬意と愛があり、黒本の冷えた関係は(まだ?)見られない。
双方を採るなら、かつて親しかった姉妹、その子らを殺して関係が破綻したか。
『墓中のミルズィンの哀歌』『若者への教訓』でも彼女の名は語られる。
『マーリンの生涯(メルリヌス伝)』でもメルリヌスとガニエダは兄弟/姉妹、
年の上下はやはり不明瞭。ろくでなしの兄弟にその妻共々散々迷惑をかけられる、
本人もまあまあろくでなしの姉妹であった。それでいて仲はいい様子だったのだが。
夫のカンブリア王ロダルクス(リデルフ・ハイル)亡き後は共に隠遁生活に入り、
やがてメルリヌスに匹敵し後継とも成り得る予言の力に目覚めた。
クトゥルフクロスオーバーアンソロジー『Cthulhu Unbound 2』収録の
『Surely You Joust』ではダゴネット卿と共にある島国へと派遣されていた。
しかし島王は「道化師と女に過ぎぬ」として使者に払うべき敬意を払わず、
二人はダゴンの生贄にされかかる。それも彼女はどちらかと言えばオマケ扱いで。
「そいつの名前は Dagon-net だって? なんともお誂え向きじゃないか」【CLASS】バーサーカー
【真名】ビーマ/Bhima
【表記ゆれ】ビーマセーナ/Bhimasena
【性別】男性
【身長・体重】287cm・349kg
【出典】インド神話、『マハーバーラタ』など
【時代】神話時代
【属性】秩序・悪
【その他の属性】天・神性
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:C 宝具:A+
【クラススキル】
対魔力:C
狂化:B
強い破壊衝動に伴う、凶暴性。
憎悪が積もれば相手の胸を切り裂いて、その生き血を呑むといった行為さえ躊躇わない。>>188
【固有スキル】
神性:B
かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残。
神としての性質、あるいはその体に神霊適性を持つかどうか神性属性があるかないかの判定であり、ランクが高いほどより物質的な神霊に近いとされる。
風神ヴァーユは力の象徴であり、その神性を受け継ぐビーマは人の身では絶対に不可能なランクの筋力と耐久力に到達している。
魔力放出(風):A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
風神ヴァーユの息子であるビーマは風神の力を持つ。
サーヴァントとしては、魔力放出スキルとして表現される。
甘露の雫:B
霊薬アムリタによる過剰な再生能力がもたらす、異常なまでの筋力。
Bランクまでの攻撃は即時回復した上で、筋力ステータスを増強する。
まだ若かりし頃、カウラヴァによって毒を盛られ、ガンジス河に沈んだ際にナーガローカへと至る。そこで蛇たちに噛まれた結果、毒が逆に中和され回復する。アーリヤカ蛇と親しくなり、彼の紹介で龍王ヴァースキのところへ訪れ、象の一万倍の力を得られるというアムリタを授かった。
美食家:A
ジャンクフードから宮廷料理に居たるまで、様々な知識とそれに見合う技術、味覚の鋭敏さを持ち合わせている事を示すスキル。料理の為の狩猟と漁猟の技術も含まれる。
解体とスープ作りの得意な料理人バッラヴァとしてマツヤ国で一年間仕えたことがある。>>189
【宝具】
『風神の獅子叫(ラウドラ・ビーマ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:600
ビーマの咆哮に応じて、神猿ハヌマーンの咆哮が重なり形成される大気の風袋。
砕かれた樹々や岩石を取り込んで圧縮された暴風の大気圧を、質量攻撃として叩きつける。
前進とともに引き起こされた荒々しい突風が、粉々にされた砂などを巻き上げて高速研磨機のように対象を襲う。羅刹群クローダヴァシャスを相手にした時は、更に天空の星々が引き寄せられて落下、地響きが鳴り、土埃によって太陽は闇に覆われて、光は遮られる。諸方は赤く不気味に色を持ったという。
この宝具によって彼は巨大なビムタル湖(約17.12㎢)やデオリアタル湖(約3㎢)を生み出したとされる。事実はどうあれ、それほどの膂力をビーマが持っていたと人々が想像する証左である。
ビーマはサウガンディカ花という天上の花を見つける探索の途中で、ハヌマーンと出会う。
ガンダマーダナ山の峰、バナナの森の洞窟で眠るハヌマーンは高慢に語るビーマを諭しつつ、自らの姿を現す。神猿ハヌマーンは風神ヴァーユという、父を同じくする異母兄弟なのであった。この縁によって、クル・クシェートラの戦いでハヌマーンはアルジュナの戦車の旗標に宿ることとなる。
『羅刹、血脈の縁に応えよ(ビーマスタ・ガトートカチャ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
“ビーマの子(ビーマスタ)”ガトートカチャ。
羅刹ヒディンバーとの間に産まれた息子、羅刹の王の一人。
想起されることで、合掌して現れる。
瓶(ガタ)のように光っている(ウトカチャ)というビーマの一言が名前の由来とされる。
多くの眼と大きな口を持ち、耳は尖り、真紅の唇と鋭い牙の生えた恐ろしい姿をしており、禿頭で輝いていた。そして羅刹に違わぬ怪力であったという。
カウラヴァの将軍カルナの持つ、インドラの投槍(シャクティ)を使わせるためにその命を落とすことになる。カルナに実力で及ばなくても、友軍を巻き込むとか、ラークシャサの力が増す夜の時間帯に奇襲するなどの戦術次第では「日輪よ、死に随え(ヴァサディ・シャクティ)」を使わせることができるだろう。>>190
【weapon】
『貪欲なる狼(ヴリコーダラ)』
狼腹(ヴリコーダラ)とはビーマの代名詞。
狼ほどの大食漢ゆえに羅刹ヒディンバを殺めるほどの怪力を持つことから。
阿修羅(アスラ)神族のマヤから与えられた、十万の棍棒に匹敵するという棍棒(ガダ)。
金色の斑点で多彩に飾られ、重く、強靭で、堅固。
マーンダートリ(ヤウヴァナーシュヴァ)王が用いた後、カイラーサ山の北にあるマイナーカ山の付近にあるビンドゥサラス湖にこれを安置したという。
【解説】
恐ろしい者(ビーマ)。
クル族の王パーンドゥの五王子が、第二王子。
宿敵であるドゥルヨーダナ(ドゥリーヨダナとも)とは同い年であり、棍棒の師も同じくクリシュナの兄バララーマ。
王族階級(クシャトリヤ)は力によって最勝であるということから、力において最勝である神、風神を呼び出すことでクンティー妃はビーマを儲けた。天は「強者のうちで最強の者となるであろう」と告げたという。その力は著しく、赤子の頃でさえ金剛のように堅固で岩を粉砕してしまうほど。
怪力で知られ、羅刹(ラークシャサ)であるヒディンバをはじめとし、バカ、キルミーラ、十四日の死闘の後に引き裂いたマガダ国王ジャラーサンダ、財神クベーラの眷属である羅刹群クローダヴァシャス、財神クベーラの友である夜叉マニマット王、マツヤ王国のキーチャカ将軍といった名立たる者を打ち倒した。また、ラージャスーヤ祭のために東の諸国を征服した折、その中にはカルナが治めるアンガ国も含まれている。
シャクニが計画した賭博によって十二年の追放と一年の潜伏が決まると、パーンドゥの五兄弟共通の妻であるドラウパディーに対し狼藉を行ったドゥフシャーサナの生き血を呑み、そしてドゥルヨーダナを棍棒で打つことを誓う(ドゥルヨーダナが聖仙ドゥルヴァーサスに無礼な態度を取ったことで呪われ、太腿を砕くという結果になった)。
クル・クシェートラの戦いではカウラヴァの総大将ドゥルヨーダナと一騎討ちの果てに、棍棒戦の禁じ手である下半身への攻撃を行い、脚を砕くことで積年の復讐を遂げた。
後年、ヒマラヤ山へ隠棲のために訪れた際には「他人に配慮せずに食事を思うがまま摂ってしまった」という業のために山頂半ばで亡くなる。>>191
【wiki登録】可
このスレの、3スレ目ぐらいかに投稿した時のリメイクになります【元ネタ】史実?(ブリテン・4-5世紀)、英国伝承
【CLASS】バーサーカー
【真名】キネダ・ウレディク
【性別】男性
【身長・体重】210cm・130kg(人間時であれば170cm・76㎏)
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:-
宝具による半獣化能力と引き換えに失われている。
理性は保たれているものの、人間態時の彼とはズレた状態にある。
【保有スキル】
野獣の論理:B(E)
獣寄りの戦闘思考。
搦め手は使えないが、迅速に相手を殺害する為の思考が高速化している。
宝具発効によりランクが大幅に向上している。>>193
妖精眼:E-
ほぼ退化し切っている。対人時の勘の良さ程度に留まる。
牙の王(擬):C
血脈励起の亜種。祖が有した肉体の絶対性を、ほんの一時のみ顕す。
同時に灰白の鬣が白銀へと変化するが、魅了の効果までは発揮しない。
1ターンを超える維持、また短期間での再使用は霊基への過負荷となり
耐久値が即座に、頑健ST失敗時は更にもう一つ基本能力値を削減される。
畏怖の叫び:C
生物としての本能的な畏怖を抱かせる咆哮。
敵集団に恐怖心を植え付け、防御力を下降させる。
【宝具】
『突き立てる牙の後裔(グルギ・ガルウルウィド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
クノダゴス(『優れた猟犬』)の顕れ、獣人変化。
彼より後の時代、ある高名な戦士団とトリヴイドの海岸で争った“犬頭族”、
その同種かつ長老格と成る。狂戦士クラスの現界では常にONとなっている。>>194
【Weapon】
『転戦する衝者の剣(カリブルン・ガルス)』
祖先の角を鍛えて造り上げられた剣。
ただし狂戦士クラスの彼は必要に迫られない限り素手で戦う。
『赤い上衣(バイスリズ)』
後に聖パダルン(パテルヌス)と混同される祖父パダルンの衣、
ブリテン島13の宝の一つとして伝えられる事になった品。
人間態での現界であればこれを持つ可能性がある …つまり今は無関係。
【解説】
エディルン(エダン、エテルヌス)の子『統治者』キネダ(キネザ、クネダ)。
グウィネズ王国の伝説上の創始者、古代末期~中世初期ウェールズの重要な君主。
その名はブリトン語で『良い猟犬(転じて“優れた戦士”)』を意味するという。>>195
父はマグヌス・マクシムスに仕えた『赤い上衣の』パダルンの子エディルン、
母はコエル・ゴデボグ(いわゆる“コオル老王”候補の一人)の娘グワウル。
北ブリテンのヴォタディニ族の長で、ハドリアヌス城壁に拠り北方で戦っていたが
父の死後、八人(十二人とも)の息子と数多くの人々を連れてウェールズへ移り
その地の侵入スコット人(アイルランド人)を駆逐し定住した。大殺戮があり、
スコット人は二度と戻らなかったという。マエルグン大王の146年前の事である。
と伝説は語っているが、彼の実際の活動時期と協調した勢力については議論があり、
時期は370年代(マクシムス寄り、属州時代)から440年代と幅広く、協調相手候補は
マクシムスやその後継者(に限らずともローマ勢力)からヴォーティガーンまで。
古い側に寄るならば、或いはキネダはローマの軍職を得ていた可能性もあるとされ
新しい側に寄るならば、ヴォーティガーンの要請/指示でグウィネズに行き戦った。
様々な記述・伝承が彼を偉大な君主とし、また聖人や伝説上の人物を彼の血筋に置く。
“聖人の血統”とされ、ウェールズの守護聖人デイヴィッドも彼の子孫と語られる。
キネダの娘の一人グウェン(グウェンウィン)はアンラウド・ウレディクへ嫁ぐが、
彼女が産んだ子の一人の名をアイグルという。アーサーの母、イグレインである。【CLASS】アサシン
【真名】灼瞳のハサン
【性別】女
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷EX 魔力B 幸運A 宝具C
【固有スキル】
・気配遮断B
他のハサンに比べれば、大きく劣る。だがしかし、その殺意に気付いた時には、とうに暗殺は完遂している。
・気配察知C+
彼女にとってその瞳は武器であり、秘めておくものであった。目を瞑り、魔眼封じの黒布で眼を覆っていた彼女は、周囲の気配を正確に読み取る。
そしてその感知能力は、どんなに視界を通さぬ場所であろうとも、暗殺対象を正確に見付け出す。
観取の眼識-
気配察知の本質。「見つけ出す」という、彼女の起源により発揮される疑似千里眼。魔術と似て非なる超能力。本来有している魔眼とは個別の力。
彼女は如何なる人の群れであれ、暗黒の中の黒真珠であれ、砂塵の中の一粒の砂であれ、対象を見つけ出すことが出来る。そして、対象のみを看取するため、「視られる力」も通用せず、「対象全て」を観測可能であるため一目見ただけでは全貌のつかめぬものさえ認識する。
しかしながら、灼瞳のハサンは生前その性質に気付くことはなかったため、このスキルは機能しない。
・火照の瞳B
彼女の瞳は宝石級の魔眼である。だがそれ以前に、麗しく潤んだ、ナイフで切ったかのような、切れ長ながらも熱を帯びた金色の瞳は、見た者全ての目を奪う。
天性の瞳、部分的な黄金の美。暗殺対象はすべからくして、最期に思ったことはただ一つ、「もっとその瞳と、見つめあっていたかった」。
魔眼は目を合わせることで効果を発揮するが、彼女においては対象がどれ程彼女を警戒しても、「自然と目を合わせてしまう」。>>197
【燃想燎眼(ザバーニーヤ)】
ランク:C 種別:対人 レンジ:1~30 最大捕捉:5人
灼瞳のハサンの名の由縁。
見たものを焼燬しきる灼熱の魔眼。彼女の瞳は「眼球サイズの太陽」であり、その眼が投射する熱の温度は最大6000度、太陽の表面温度に匹敵する。
その瞳に収めれば相手を殺めることが出来る、歴代最速のハサンである。
また、その瞳の熱、光を外に投射することも可能であり、暗闇を照らすことや温度を調節し火を着けることも出来る。
魔眼としても宝石級、消費魔力も少なく、そして有する魔術回路も潤沢。単純に、性能がいい。
「見た対象を燃やす」というと炎焼の魔眼となんら変わらないように思えるが、その本質は「太陽の権能の再現」である。文字通りの天体運営、陽に神秘を見いだした人々の畏敬の結晶。
それを宿してしまったのが灼瞳のハサンであるが、本人はそのことに自覚はない。>>198
パーソナル
【身長・体重】172cm・55kg
【肌色】暗褐色 【髪色】ミッドナイトブルー 【瞳色】黄金
【スリーサイズ】89/52/80
【外見・容姿】ベール、髑髏面、フェイスベール、黒い包帯で顔の露出を極限まで減らした女。スタイルはいいが一際長い脚が目を引く。しかし一番の美点は「眼」
【人物像】
特技:探し物
好きなもの:誰かといる時間
嫌いなもの:自分、鏡、昼の砂漠
天敵:英雄全般
願い:歴代ハサンから己を消すこと
神秘的な見た目と理知的な言葉遣いをしているが、その実穏やかで柔らか、淑やかで清らかな、単純に言えば素朴な女性。
基本的に眼で見て燃やすだけなので武器の扱いに秀でてはいないが、鏡を取り付けたチャクラムを使用、鏡を使い魔眼を発動させる程度のことは可能。敏捷はEXだが、これは魔眼使用の攻撃速度であり、本人自体の敏捷はD程度。
誰かと過ごし、人の幸せを見るのが幸福という、どこにでもいる女性であるが、生まれながらに強力な魔眼を有したため、仲間から推される形でハサンとなってしまった。スキルとして保有していないが、Dランク相当のカリスマ性がある。
彼女は歴代でも最速の暗殺速度を有しているが、己の魔眼や能力の研究をせず、ただ使用していたため、そのポテンシャルを十二分に発揮出来ていなかったが、それでも「誰かの期待に応える」その一心で長の大役を果たしてきた。
暗殺教団として、最も優れた腕を持つ者が集った時代の長。
生まれながらに強力な魔眼を有した彼女は、若くしてその頂点に立った。
敵に対しては、砂漠の太陽が如き峻烈さと非常さを見せるが、その性質は極めて温厚で慈悲深く、まるで篝火のように信者達を従え、慕われていた。彼女は長きに亘り、教団の太陽として信者を導いてくれるだろう。彼女を信じる者達は、そう確信していた。……しかし、その太陽は早くに沈んだ。
ある日の夕に彼女の部屋に入った侍女が見た者は、自ら眼を抉り、首を切り落とされた、主であった────。教団の者は、みなその落陽に涙し、喪に服し続けた。>>199
……ここからは、彼女の真実の話をしよう。
灼瞳のハサンと呼ばれる女は、実は特別信心深いわけではなかった。信仰心に篤い両親が彼女の天賦の眼に気付き、教団のための暗殺者として育てあげたのであり、その道を自ら願ったわけではない。
しかし彼女はその期待に応えるため、その力を振るった。
彼女の時代の暗殺者達の技量は、みな一様に冴え渡っていた。
一振りで七つの首を落とす剣士。投擲斧を使い、彼方まで切り落とす斧使い。武を極め、並ぶものなき技を誇った槍技師。あらゆる獣と意志疎通し、幾千の手足とした猛獣士。その知恵でごねん先まで見通し完全な計画を立てる賢者。
彼女はそんな同朋達を尊敬し、並び立つためにその力を振るった。
……そんな彼等と比べても、彼女の速度は飛び抜けていた。
彼女は気付けば、灼瞳のハサンと呼ばれていた。
だが、皆は知らない。彼女は信仰のために戦ってはいなかった。期待に応えるため、信頼を守るため。彼女の戦う理由に、「彼等の神」はなかったのだ。
彼女の人生は、ただただ自責ばかりであった。
「自分より、神を深く信じる者もいる」
「たまたまこの眼を持っただけの私よりも、神のために技を鍛えあげた者達がいる」
「私は、彼等の長に相応しくない!」
女は心を軋ませながら、僅かばかりの信仰心を誇大に見せた。教団の敵を焼き付くし、仲間の期待に応え続けた。
報わねばならぬ。彼等の思いに報わねばならぬ。神への信仰を示さねばならぬ。
その太陽の如き灼熱の瞳は本当は、大海のような涙で溢れていた。
そんな彼女はハサンとなって程なくして晩鐘を聞いた。
その音を聞いた女は、自ら眼を抉り取り、仲間達に謝罪を口にし、首を差し出した。
その事を知る者は、晩鐘を奏でる泰斗のみ。『儂はホレ。気軽にホレおばあちゃんと呼んでもよいぞ?』
【元ネタ】グリム童話,ドイツ伝承,北欧神話
【CLASS】アルターエゴ
【真名】ホレのおばさん
【異名・別名・表記揺れ】ホレ,ホレお婆さん,フラウ・ホレ,コルンムーメ,コルンムッター,フレイヤ
【性別】女性
【身長・体重】161cm・53kg
【肌色】白【髪色】灰【瞳色】赤
【外見・容姿】褪せた色の地味な服を着た、灰の髪と赤い瞳を持つ老練した雰囲気の女性。
【地域】ドイツ
【年代】19世紀(童話としての成立期であり、発生したのは遥か昔)
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型,神性,猛獣,非ヒト科,童話
【ステータス】
筋力:D 耐久:D+ 敏捷:B+
魔力:A+ 幸運:B 宝具:A>>201
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術師が傷付けるのは不可能。
陣地作成:A+
魔術師として自ら有利な陣地である「工房」を作り上げる能力。精霊の力、空想具現化によって自らの領域を作り出すことを可能とする。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成する。小麦の金糸や、藁人形などを作成可能。また、童話に登場するパンとリンゴ、黄金とタールを作り上げることも可能とする。
【固有スキル】
神性:D+
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
ホレ、あるいは精霊コルンムーメは北欧神話の女神フレイヤに由来しているとされており、キャスターの正体はフレイヤの残滓が精霊となったものである。
受肉精霊:C+
自然界とマナを共有できる精霊種であるため、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることが可能。純粋な星の内海より生まれた精霊ではなく、神霊の残滓が精霊となった存在であるためランクは他の精霊と比べて低めとなっている。その代わりに人型の形態に囚われることはなくなっており、狼、山羊、鷹、猪などにその姿を変化させることができる。>>202
精霊の恩恵:B+
精霊からの贈り物。「女神の恩恵」とは名前違いなだけで効果は殆ど同一。
キャスターの場合、家に迷い込んだ継子が真面目に奉仕し、継子が家に帰りたくなった時に黄金を包ませて帰らせたエピソードに由来する。
ただし、これは真面目に奉仕した者のみに適用されるのであり、怠けた者には動きを阻害するタールが被せられることとなる。
零れる布団羽の雪:A
ドイツのヘッセン地方では雪が降ることを「ホレおばさんが寝床を直してる」という。
降らせる雪は羽布団のようにフカフカで柔らかく、その柔らかさは対象の眠気を誘い、その寒さで体力を奪う。
豊穣の天津風:A
麦が成長して穂が出るころになると風が吹くようになり、その風は麦の受粉を促し育む。この風を人はコルンムーメと呼んだ。
このスキルによって空を舞うことができ、さらに豊穣の風を吹かせることで生命を活性化させることが可能。>>203
【宝具】
《kikeriki!!与えられるのは祝福か、それともお仕置きか。さてさて、どうなるかは貴方次第!さぁ、井戸底の草原へご招待!!》
『黄金揺らめく天津原(ホレ・ロイヒテン・ヴァイツェンフェルト)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:300人
井戸の底の幾千もの花が生えた草原と、麦畑の精霊であることに由来する宝具。
精霊の力、空想具現化によって蒼天の下、黄金色の麦が群生する美しい果てなき草原を展開する。この空間はキャスターの領域であり、この空間にいる限り彼女の掌の上にいることと同義となる。また、この領域内で悪行をなす者にはタールをかけられたかなような重圧が与えられ、善行を成す者には祝福が与えられる。
この領域内においては、キャスターの「神性」と「受肉精霊」のランクが上昇し、その髪の毛は灰色から小麦のような黄金の色へと変化する。
【Weapon】
『豊穣願いし祈りの人形(コルンキント・マリオネッテ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:25人
キャスターが使役する藁人形。豊穣祈願の際に作られる麦束の人形と、コルンムーメの子「コルンキント」が習合して生まれた小宝具。主に通常攻撃に用いられ、これらを糸を用いて操ることもあれば、魔力で動かしたりする。因みにキャスターが操る方が直に力を伝わることから戦闘能力が高くなる。その形は人型、狼型、猫型、山羊型、鶏型、など多岐にわたる。
人形にはキャスターの力が付与されており、あるだけで周りの土地に豊穣をもたらす力を保有している。また、小麦畑や草原の中において気配遮断を会得する効果も持つ。
普段は大きくて人間大のサイズだが、上記の領域内だとその大きさは最大6メートルにまで伸びる。
『小麦の金糸』
小麦の繊維で形成された黄金の糸。ピアノ線のように張り詰めた切れ味と、針のような鋭さ、そしてそこいらの刃物では切り裂けない頑丈さを持ち、切り裂くも突き刺すも拘束するも自由自在。また、小麦の藁で作られた人形を操ることもできる。
空想具現化で作られた領域内では四方八方からこの糸が襲い続けてくる。>>204
【解説】
ホレとはグリム童話「ホレのおばさん」にて登場するキャラクター。
大まかなあらすじとしては、継母に虐待されている継子が井戸の底へ落とした糸巻きを拾うために井戸へと落ちてしまう。その先にあった草原にて焼かれそうになるパンと熟したのに落ちないリンゴと出会い、それらを救った後にホレおばさんと出会うこととなる。そして、継子はホレおばさんの元で働くこととなり、真面目に働いた彼女は家に帰る時にホレおばさんから井戸へ落とした糸車と黄金を纏わせて帰らせる。黄金を纏った継子を見た継母は実の娘をホレおばさんの元へ送るが、娘は道中出会ったパンとリンゴを救わず、ホレおばさんの元ではまじめに働かなかったが故に死ぬまで取れないタールをかけられて家へと帰されたのであった。
ホレおばさんであるが、ドイツに伝わる穀物の精霊「コルンムーメ(麦ばあさん)」の異名であるとされている。コルンムーメは麦の受粉を助ける風を吹かせるとされ、またベットを直すために叩いた零れた羽布団の羽が雪へと変わるのだという。その起源は北欧の愛と豊穣の女神「フレイヤ」だとされる。
今回現界したホレの正体は北欧の女神フレイヤの残滓より発生した精霊種。アルターエゴであるのはそのことが理由であり、基本的に通常の聖杯戦争に呼び出される事はほとんどない。呼び出されるとするなら、召喚者が何かしらの縁を有している場合か、人理焼却などの緊急事態などになるだろう。>>205
【人物像】
普段は穏やかだが、やる時はやるといった感じの田舎の肝っ玉なお婆ちゃん的な性格。
価値観は精霊にしては人のそれに近く、勤勉で善き人を愛し、怠惰で悪き人を嫌う。また努力は報われるべきであるという考えを持っており、童話にあるように真面目に働いた者にはそれ相応の褒美を与える。ただし、時間の感覚に関しては精霊らしく気の長いもので、100年前のことを昨日のことのように感じている。また、怠け者には容赦はせず、本人的には軽いものでも人間的には致命的なお仕置きを与えることもある。
ちなみに、彼女はフレイヤの残滓より生まれた存在ではあるが、記憶は有していても性格はほとんど受け継がれていない。
特技:土地管理,掃除,人形作り
好きなもの:真面目な人間,子供,黄金の原
嫌いなもの:怠けた人間
天敵:土地を汚すもの
願い:とくになし
【一人称】儂,私【二人称】お主,お前,あんた【三人称】アレ,彼奴,あやつ>>206
【因縁キャラクター】
スカサハ・スカディ:異聞の世を生きた義母。なお、キャスターはフレイヤから生まれたアルターエゴなので実際のところは娘ではなく、孫のような立ち位置となる。
クー・フーリン(術):おや?あんたからは何処か懐かしい気配を感じるねぇ。
シトナイ:大元の女神、フレイヤを宿す英霊。依代になっている少女がドイツ出身であることもあり、気にかけている。
【イメージ画像】
https://picrew.me/image_maker/196270>>207
初期は巨大小麦人形に宿る小麦ロボ的な宝具の予定でしたが、人形使いの方が童話感あるかなと現在の戦闘スタイルになりました。
ちなみに宝具のセリフを言っているのはホレではなく、藁で出来た鶏の人形です。
【Wiki登録】可能です。【元ネタ】アーサー王伝説(『ビオドゥ』)
【CLASS】セイバー
【真名】ビオドゥ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・83kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。>>210
【宝具】
『約束されし栄誉の剣(オノレ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0・1~3 最大捕捉:1人
カインがアベルを殺めて以来最高の刃を持つと謳われた、長さ六フィートの大剣。
名は『栄誉ありしもの』『褒者』を意味し、正当な持ち主に必勝を約するという。
紅玉の柄頭には聖遺物が収められ、柄は少し大きく頑丈、重さは手頃、
曲がる事も折れる事も無い刃にはキリストを示す文字が刻まれている。
真名により主の“全き誉れ”を顕し、知名度(信仰)と土地が
最善の状態にあるものとして一時的な霊基の再臨を可能とする。
【解説】
ゴーヴァン(ガウェイン)卿とウェールズの貴婦人アミーの息子ビオドゥ。
母の勧めを受け『双楯の騎士(二つの楯を持つ騎士)』の名乗りを用いていた。
ゴーヴァンの父王が亡くなり、後継としてゴーヴァンの戴冠式が準備されていた頃。
広く諸侯の出席を求めるアーサーの呼びかけ、これを受けたビオドゥは旅立ちを決め
母は息子に助言と二枚の楯を、それと出自によらず名をあげるよう願い仮称を与えた。>>211
十二人の仲間と共に旅立ったビオドゥは道中、乙女クレレット(『明澄』)に出会う。
彼女は群島王の姫君ビオテ(『美麗』)が送り出した女官であり、苦境の姫を助け得る
騎士を求めていた。今は亡き群島王は、姫への求婚者にある試練を課していたのだが、
マドワンヌという王がこの試練に挑みさえせず力ずくで娶ろうと攻め込んでいたのだ。
「この剣を立派に使いこなす者にしか娘を嫁がせてはならぬ」
クレレットが乗る白騾馬の鞍に吊り下がっていた大剣オノレ、それが試練であった。
アーサー宮廷を訪れたが抜ける騎士がおらず(最高の騎士ゴーヴァンは不在だった)
アテが外れたのだという彼女の眼前で、ビオドゥはこの剣を容易く抜き放つ。
マドワンヌ臣下十五名を倒して姫と対面し、マドワンヌ本軍との戦いでは一騎討により
この王自身を打ち倒し捕虜としてアーサー宮廷へ送りつけたビオドゥ。宮廷にはこの時
母アミーが訪れており、息子の消息を聞いて喜び、アーサー王と息子の対面を望む。
ゴーヴァンの提案で催された大馬上槍試合に、ビオドゥはまんまと釣られて参加した。
円卓の騎士ペルスヴァル、クー、ランスロ、イヴァン、エレックを相手に尽く勝利し、
最終日には父ゴーヴァンと互いの正体を知らぬまま互角の戦いを繰り広げたビオドゥ。
後日、ゴーヴァンと群島の新王ビオドゥ、二つの戴冠式が倫敦で盛大に執り行われた。「アタシはヘカテ。見てのとおり、黒髪艶やかなお姉さんだ。」
「何故キャスターなのに松明で物理攻撃するのかだって?そりゃあ直接ぶん殴っちまった方が手っ取り早いからさ!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】ヘカテ
【異名・別名・表記揺れ】無敵の女王、霊の先導者、女救世主
【性別】女性
【身長・体重】184cm・75kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】月白
【外見・容姿】松明を持った黒髪の美神
【地域】欧州、冥界、アナトリア半島
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型、女性、神性、ヒト科以外
【ステータス】筋力:C+ 耐久:C 敏捷:B 魔力:EX 幸運:A+ 宝具:A>>216
「月の出ない夜に、アタシ達は現れる。さぁ、始めるよお前たち。魔女の騎行……アタシらのワイルドハントを!」
『闇夜翔ける魔女の騎行(ヘカテイア・ガンドライド)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:800人
ヘカテイア・ガンドライド。
後世の伝承を宝具に昇華したもの。
ヘカテはワイルドハントのリーダーのうちの一人だったと言われている。
本来は遠吠えをする犬たちを引き連れるというもの。
今回の世界を救う戦いにおいて、ヘカテは自身の率いる軍団を再編成した。
犬たちに加えて狼や蛇、牝馬。
復讐の三女神エリニュエス。
アルクメネの侍女ガランティス。
冥府の番犬ケルベロス。
冥界のニンフたるランパス。
エンプーサとモルモー。
弟子のキルケー、メディア。
以上の者らを従えてヘカテは君臨する。
彼女の率いる軍団は空を翔け、あらゆる敵を殲滅していくだろう。>>218
【解説】
ヘカテとは、祈りを捧げる人々に様々な幸運をもたらすとされている女神。
元はアナトリア半島で信仰されていた女神だったが、後にギリシャ神話の系譜に取り込まれることとなる。
月、魔術、豊穣、幻、幽霊、夜、暗闇、浄め、贖罪、出産など数多の権能を所有する冥府神の一柱。
神話において主役として取り扱われることはあまりないが、神々や人間をサポートする重要なポジションを担っており、ペルセポネがハデスに誘拐されたときも、ヘカテは太陽神ヘリオスと共にデメテルに協力し導いたとされる。
後に魔女として語られるキルケーやメディアに魔術を授けた師であり、ヘカテ自身もまた後世において魔女として扱われることもあったという。
特にメディアからはあつく信奉されており、ヘカテ自身もまたコルキスの守護神であったと言われている。>>219
【人物像】
自身を召喚した者のことは基本的に「弟子(マスター)」と呼ぶ。
貞淑かつミステリアスな見た目をしているが、気まぐれで男勝りな性格をしている。
あらゆるものを授けたかと思えば、あらゆるものを攫っていくだろう。
メディアやキルケーに魔術を教えた身ではあるが、本人は闘うときに攻撃系の魔術を使うことはあまりない。
「アタシにかかれば、そりゃどんな魔術だろうと一息でこなせるさね。」
「けどね、私の可愛い弟子よ。物理攻撃で得られる快感ってのは…そりゃまた格別なのさ!」
とは本人の弁。
ギガントマキアを経て、敵を松明で炙って殴り倒す方向性に目覚めたらしい。
ヘカテに祈れば御利益が増すと言われているので、祈願があるのであれば彼女に祈りを捧げてみるといいだろう。>>221
【因縁キャラクター】
メディア
可愛い愛弟子。
「まだまだお前には教えることがある。というわけで…………待てメディア!アタシの授業から逃げるな!!」
キルケー
可愛い愛弟子。
「今日も愛するピグレットを増やしていて何よりだ。だが周りに迷惑をかけるなよ?」
アルテミス
従姉妹。ヘカテもまた、セレネやアルテミスと同じく月女神としての側面を持つ。
…………しかし、あんなにスイーツな女神だっただろうか…。
メディア・リリィ
愛弟子メディアの幼き姿。この頃もまた可愛げがあって授業からも逃げないが、危うさが見え隠れしているせいで師としては放っておけない。
フランシス・ドレイク、アルトリア・ペンドラゴン
ワイルドハントの同僚と言えるべき存在。
魔術とか色々授けてみたい。乙女なところもあるのがちょっと羨ましい。>>222
【wiki登録】可
【イメージ画像】
https://picrew.me/share?cd=YRIBb7q6hL【固有スキル】
カリスマ EX 効果:攻撃力UP&敵の攻撃力UP
軍隊を指揮する才能……が、全くない事を示す。
性格に難がある為、たいてい味方の士気が下がる。また、たまに相手の士気が向上する。だが、彼を理解することが出来る者にはCランクに匹敵するカリスマが発揮される。しかしながらそれも、王佐の器の副次効果で効果自体下がっている。
五行D 効果:対象のArts性能UP(2T4回)&Arts攻撃時自身にダメージカット付与
日本で発達した魔術体系。水の地で生まれ育ったキャスターは水行、及び金行を得意とする。五行はバランスで成立するため、一部だけの習得は十全とはほど遠い性能になる。
千里眼(偽)B 効果:自身のスター発生率をUP(1T)&クリティカル威力UP(1回3T)
情報分析、状況確認による推察観測。キャスターはこれを用いて狙撃を行う。
王佐の器B 効果:対象の強化付与率UP(3T)&スキルCT1T減少
王を支える技量。「無双の才覚」と謳われるが、暴走する王を止められるほどの力は無い。
【宝具】
【水龍呑城(みずちしろをのむ)】
ランク:D 種別:対城 レンジ:30~99 最大捕捉:300人
効果:敵全体に中威力攻撃&被ダメージ上昇状態を付与(5T)&防御力ダウン(5T)+ランダムで味方の攻撃力ダウン&防御力ダウン(3T)(デメリット)
唯一と言って良い武名の一つ。堤を展開し銃身として使用。引き金を引くことで、銃弾が大量の水流に変化し、対象を飲み込む。しかし堤自体の強度は高くないため、破壊されることもある。また、自身の仲間を巻き込むことがある。
【西日蝕む斜陽の血地(大一大万)】
ランク:EX 種別:対軍 レンジ:1 最大捕捉:1人
効果:自身の攻撃力UP(9回)&クリティカル威力UP(9回)&無敵(9回)+強化付与無効(デメリット)&5T後、戦闘不能になる(デメリット)
国を二つに分けた大決戦の逸話が集約された、乱髪天衝脇立兜。これを被ることで石田三成は「鬼」になり、総数八万の力を自身に乗せる。華奢であった肉体は筋骨膨れあがり、牙は鋭く、眼は紅に染まる。伝説に残る鬼種に匹敵するほどの力を発揮するが、味方の裏切りで負けたために、時間経過で霊基が崩壊していく。鬼でもなければ国を乱すことなど出来ない。故の鬼化。
自身の理想、「正義の味方」と大きく外れた化外への変化。【パーソナル】
四角四面。まるで名工が丹精込めた鋼のような精神を持ち、自身の正義に忠実、悪しと思えば一切の妥協無く反論し棄却する。また、「理に適う」事も重視しているため、暴走、勝手など以ての外。嫌いなものは嫌いであり、よほどがなければ克服しない。出来ないのではなく、しない。
言って聞くような性格ではないが、逆に彼は言って聞かせるサーヴァントであり、実力的な妥協はともかく、甘えによる諦めを許さない。実力以上のものを求めることはないが、常に最高値に近い成果を求める。まるでバーサーカーのように話を聞かない。
戦闘では自身に由来ある土地、近江で作られた火縄銃、国友筒を用いた銃撃を行う。千里眼(偽)のスキルで遠距離狙撃も行え、五行で水の加護を与えることで湿気も苦にしない。誰が呼んだか狙撃手(バレットキャスター)。魔術も銃撃の強化・補助に使っていて、むしろ運用としては弓兵に近い。
正直、低ランクのサーヴァントであり、敗軍の将であり、彼自身が遺した物も多くないために狙って召喚するのは難しい。
だがしかし、「彼に縁があるサーヴァント」が召喚された時は、その限りではない。
石田三成と深く関係したサーヴァントは、みな一様に石田三成という存在を求める。もし誰かが召喚されればその強い願いが縁となり、連鎖的に召喚される。
聖杯にかける願いは「正義の執行者になる」こと。生前、「正義」の輝きに目を奪われ、「そうあろう」と胸に秘め続けていた。
――しかしながら戦国という大義を必要とせぬ潮流は、三成の選択を三成自身が望まぬ方へと流し続けた。この人は正義だと定めた人は倫理を踏み潰し、正当を貫けば敵ばかりが増える。
大人になればなるほどに、「義など無い」と笑う者が増える。
三成の思う正義とは「義理を通し幸せになること」である。世界から悲哀はなくならない。仕方ないのではない。悲哀は人が生きる上で、避けられないものなのである。
大事なのは悲哀を乗り越え笑顔になること。悲哀や憎悪を乗り越えて、幸せに向かって歩き出すこと。
義とは人を幸せにする道であり、理とは人を正しく進ませる共通意識。
人は絶対に、「隣人を助けたい」と思う。大一大万大吉。一人は己の為だけに頑張れない。誰かの為に頑張ろうとした時こそ、人は、真に力を発揮するのである。
そう信じたはずの三成の周りには、数えるほどの味方しか、残されてはいなかった。【出典】史実
【CLASS】キャスター
【真名】■■■■
【異名・別名・表記揺れ】■■■■■
【性別】■■■■■■
【身長・体重】198cm・80kg(■■■■■■■■■■を含む)
【肌色】薄い肌色 【髪色】白髪に蒼のライン 【瞳色】オリーブ
【スリーサイズ】B95/W80/H95
【外見・容姿】■■■■に身を包んだ■■■■■■。■■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■。
【地域】日本
【年代】A.D.■■■■~A.D.■■■■
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】魔性
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:EX 魔力:A 幸運:C 宝具:B
もはや■■■■と化しているため、文化人キャスターとは思えない高さを持つ。
敏捷のEXは■■■■■により■■■■■■■■■■となるため。>>227
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。
魔術師としての手腕はB相当だが、謀略に長けたキャスターは政治的手段で実力以上に陣地を広げられる。
道具作成:D
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。
■■■■■■■■■■■■■■■に特化しているため、ランクは並以下。
気配遮断:D
アサシンのクラススキル。自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
あまりにも派手な見た目の割に修得しているのは、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■「■■■■」となったことが由来。
【固有スキル】
■■■■:C--
■■■■■■■■、■■■■■■■■の能力。■■■■■■■■■■■■■■と、■■■■■■■■■■■の複合スキル。
まぎれもなく天才的なスキルだが、■■■■■■■■■■■■させるため■■■としては能力以前に不適格。>>228
■■■■:A
■■■■■■■■■■。主に■■■■■■■■■■■■■■とされる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■■する。
主に知られるのは、■■■■■■■■■■■■■■、あるいは■■■■■■■■■■■■である。
■■■■:A
■■■■■■■■■■。■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■■■■■■となる。■■■■■にも長ける。
■■■■の■■■■■■■■を汲んでおり、こちらも■■■■と同様■■■■■■■である。
■■■■と■■■■は、■■■■■■■■■■■■■■■■に広まり、■■■■されるようになったともいわれる。
■■■■:C
■■■■■■■の逸話が形を成したもの。一説には、■■■■■■■■■■■■の数倍の規模があったとされる。
■■■■攻撃のダメージを上方修整し、■■■■サーヴァントへの特効を付与する。
■■■■■:B
■■■。■■■■■■■■■■が、■■■■■■■■より受け継いだ、「■■■■■■」とされる兵法。その源流はさらに■■■■に遡る。
■術・■術・■■術などを含み、■■はキャスターでありながら■■■■■近接戦闘も行える。>>229
【宝具】
『■■■■、■■■■(■■■■■■■■、■■■■■■■)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
■■■■■■■■■■■■の能力。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■■■■■、■■■■■■、■■■■などに長ける。
もはや「人間」を通り越して魔道、■■■■堕ちており、肉体構造やスペックは文化人とは思えない異質なものとなっている。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■とされ、存在そのものが周辺環境を歪めるほどの高位の魔性そのもの。
真名当てです。>>231
残念、惜しい。>>227
後白河天皇?>>227
正解が出なさそうなので
「アナタたちは、マジカルな力とか憧れたことはないの?アタシはずっと憧れてた。夢を叶えた。それだけの話だったのよ。」
【出典】史実
【CLASS】キャスター
【真名】細川政元
【異名・別名・表記揺れ】魔法半将軍
【性別】男(オカマ)
【身長・体重】198cm・80kg(天狗の高下駄10㎝を含む)
【肌色】薄い肌色 【髪色】白髪に蒼のライン 【瞳色】オリーブ
【スリーサイズ】B95/W80/H95
【外見・容姿】天狗装束に身を包んだ屈強なオカマ。ボディペイントなども施しており、和製の道化師のような姿。
【地域】日本
【年代】A.D.1466~A.D.1507
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】魔性
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:EX 魔力:A 幸運:C 宝具:B
もはや「天狗」と化しているため、文化人キャスターとは思えない高さを持つ。敏捷のEXは「神足通」により自由自在な移動が可能となるため。>>234
【クラス別スキル】
陣地作成:B+
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。
魔術師としての手腕はB相当だが、謀略に長けたキャスターは政治的手段で実力以上に陣地を広げられる。
道具作成:D
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。
自身の肉体を極める天狗道の修行に特化しているため、ランクは並以下。
気配遮断:D
アサシンのクラススキル。自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
あまりにも派手な見た目の割に修得しているのは、政元が広めた飯縄の法・愛宕の法のような天狗の法が「忍術の祖」となったことが由来。
【固有スキル】
吉兆専制:C--
傀儡将軍を擁立し、一国を牛耳る政治の能力。クーデターを起こすための軍略と、国家運営のための政治力の複合スキル。
まぎれもなく天才的なスキルだが、無断で失踪して幕政を混乱させるため政治家としては能力以前に不適格。>>235
飯縄の法:A
飯縄権現の授ける呪法。主に天狗や狐の力を借り受けるものとされる。
飯縄(天狗の麦飯と呼ばれる菌類)のみを食し山籠もりすることで得られるとされ、山気と調和することを旨とする。
主に知られるのは、管狐を使役し他者から物を奪い、あるいは憑けて病気にする管狐の法である。
愛宕の法:A
愛宕権現の授ける呪法。軍神である愛宕権現の性質から、勝利をもたらすなどの戦闘的な呪法となる。祈祷や調伏にも長ける。
京都方面のダキニ天法の流れを汲んでおり、こちらも飯縄の法と同様狐を用いる呪術である。
飯縄の法と愛宕の法は、政元が入れ込んだことから戦国武将に広まり、広く信仰されるようになったともいわれる。
比叡の焔:C
比叡山焼き討ちの逸話が形を成したもの。一説には、織田信長の比叡山焼き討ちの数倍の規模があったとされる。
炎による攻撃のダメージを上方修整し、仏教系のサーヴァントへの特効を付与する。
天狗の兵法:B
貫心流。師匠である司箭院興仙が、謎の人物由利正俊より受け継いだ、「義経の用いた」とされる兵法。その源流はさらに鞍馬天狗に遡る。
剣術・槍術・薙刀術などを含み、政元はキャスターでありながら錫杖を振るい近接戦闘も行える。>>236
【宝具】
『半将半魔、波旬天魔(はんしょうはんま、はじゅんてんま)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
修行によって得た「天狗」の能力。神出鬼没で空を飛ぶ修行に傾倒した彼はとくに修験道六神通のひとつ、「神足通」を極めており、飛行や壁抜け、瞬間移動などに長ける。
もはや「人間」を通り越して魔道、天狗道に堕ちており、肉体構造やスペックは文化人とは思えない異質なものとなっている。
細川邸の周辺には怪鳥が飛び生首が舞ったとされ、存在そのものが周辺環境を歪めるほどの高位の魔性そのもの。
【Weapon】
修験道十六道具:武器となる「錫杖」のほか、「頭襟」「鈴懸」「結袈裟」「最多角念珠」「法螺」「斑蓋」「笈」「肩箱」「金剛杖」「引敷」「脚半」「八目の草鞋」「檜扇」「柴打」「走縄」からなる。
十界を象徴し、世界そのものからマナを引き出す山伏の正装。が、独特のファッションセンスからかアレンジが激しい。
【解説】
細川政元は室町時代の名門・細川家の当主であり、室町幕府の管領(No.2)。傀儡将軍を擁立し、『半将軍』と称されるほどの栄華を齎した貴人。
……にして、魔術師。自身が天狗であると公然と主張、修行のために女人禁制を貫いたことで後継者問題を引き起こし、細川家の没落を招き戦国時代の引き金を引いた怪人。
公の奇行と齎した乱世から「戦国三大愚人」の1人にも数えられる。
魔法使いではないが、「魔法半将軍」という異名を持つ。>>237
「女人を禁じ、愛宕の法や飯縄の法を研鑽し、さながら出家山伏のようであった。あるときは経を読み呪文を編じ、見る者は身の毛もよだつようであった(足利季世記)」
「空上に飛び上がり、空中へ立つなど、種々の不思議を現し、喜怒も常人とは異なり、わけがわからぬことを言うようになった(応仁後記)」と、あきらかに魔術を行使した歴史上の怪人。
その最期は、実子を持たないが故の後継者論争に巻き込まれ、風呂で修業していたところを襲われたという。
【人物像】
天狗風の衣装(山伏装束)に身を包んだ屈強なオカマ。
政治家としては天才の一言であり、8歳で家督を受け継ぎ、たった27歳で幕府の影の支配者にまで登り詰めた傑物。
魔術師としては天才の一言であり、一代にして六神通を極め天狗道に接続した怪物。もっとも、細川家自体がもとより強力な魔術回路を受け継いでいた、と言う理由もあるが。
が、「国のトップが」「魔術の修行に公然と明け暮れ政務を放棄する」のは、政治家としても魔術師としてもかなり問題のある態度であった。
やりたいことに一途であり、才能に恵まれているので結果も出すが、その過程で「やりたいこと以外」を大規模に破綻させるはた迷惑な人物。
見た目の割に悪意などはなく純粋であり、悪事を働こうとすることもないが結果的にとんでもないことをしでかす天性のトラブルメーカー。
特技:空中浮遊
好きなもの:かっこいい男の子♡
嫌いなもの:烏帽子 「ダサいわよねあれ。ダサい割に権威的。アタシ一番嫌いだわああいうの」
天敵:鬼一法眼 「ゲェッ!……失礼、先生。ご機嫌麗しゅう。」
願い:「天狗になる願いは叶ったからね。次は日本八大天狗にアタシを加えて九大天狗にするってのはどう?」>>238
【一人称】アタシ【二人称】アナタ【三人称】アノ子
【因縁キャラクター】
司箭院興仙
天狗としての師に当たる人物。もとは武士であったが、山伏になり、由利正俊より義経以来と言われる武術(貫心流)を受け継ぎ、愛宕権現を信仰することで空を飛んだという怪人。
鬼一法眼
修験者としての師に当たる人物。政元は鞍馬の山で修験道の修行に励んだ。なお、上述の司箭院興仙のさらに師でもあり、師匠筋にあたる。
とはいえ、飯縄の法や愛宕の法とは異なり鞍馬の法は修得しておらず、「基礎を教わっただけ」と見るべきだろう。
八犬士(曲亭馬琴)
「南総里見八犬伝」において同時代の人物とされる。美少年である犬江親兵衛を捕らえ、手元に置いて愛でようとする変態として描かれている。
【他クラス適性、変化傾向】
バーサーカー:「狂気の怪人」としての側面。魔術師としての性能は落ちるが、そのぶん「天狗」という埒外の怪物の暴力を振るうことができる。
というわけで、室町時代の「怪人」にして「天狗」にして「半将軍」、細川政元でした。天狗なので崇徳皇は惜しかった。性別の文字数(オカマ=男色の逸話)と天狗道、織田信長の数倍の規模があったとされる比叡山焼き討ち、なぜか持ってる気配遮断などが真名当てポイントでした。
wiki追加可能です。【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】蒲生氏郷
【異名・別名・表記揺れ】忠三郎(通名) レオン(洗礼名) 軽き大将(蔑称) 風流の利発人(異名)
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【外見・容姿】目つき鋭く利発そうな風貌の武者
【地域】日本
【年代】戦国時代 安土桃山時代
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具C+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。>>240
【固有スキル】
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、領主としてはCランクで十分と言える。
鑑識眼:B
人間観察を更に狭くした技術。
対象となる人間が将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利きに優れている。
芸術審美:B+
芸術品・美術品に対する理解。芸能面の逸話を持つ宝具を目にした場合、高確率で真名を看破する。
また、茶道に関連する逸話を持つ宝具であれば、何らかの干渉がない限り確実に真名を看破する。
蒲生氏郷は利休七哲の筆頭に数えられる程の茶人であり、和歌、連歌、能にも通じた文化人であったという。
信仰の加護:C
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。>>241
【宝具】
『蒲生風呂(がもうぶろ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
功ある者、恩ある者に対し自ら風呂を沸かして労い、家臣はそれを誉れとしたという逸話から。
宝具として昇華された事である種の霊泉に近いものとなっており、入浴した者のHP、MPを回復するだけでなく、誉れ──すなわち英霊の霊基さえも修復・向上させるものとなっている。
ただし、手ずから風呂を沸かさなければ効果が発揮されないため、非戦闘時のみ使用可能な宝具となる。
『銀鯰尾の兜に続け(ぎんなまずおのかぶとにつづけ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:200人
愛馬『小雲雀』に騎乗しての突撃。
大将でありながら常に先陣を切り、配下を鼓舞したとされる蒲生氏郷の勇猛さが宝具に昇華されたもの。
宝具発動中、自身、及び自身の後方に位置する味方のACを+50し、士気高揚、攻撃力強化といったバフを与える。
【Weapon】
『素槍』
『会津新藤五』『鉋切長光』『会津正宗』『國俊』所有している刀。
『小雲雀』愛馬。>>242
【解説】
戦国~安土桃山時代の武将・大名。茶人・千利休の高弟としても有名。
織田信長に才能を見出され、信長没後は羽柴秀吉の麾下に加わり活躍。後には会津に封じられて伊達政宗の抑えとなった。
秀吉は氏郷に羽柴の苗字や豊臣姓を与えるなど高く評価した一方で、天下人にもなり得る器量を恐れていたともいう。
†
父・蒲生賢秀が織田家に降伏した事で、織田家の人質兼家臣となる。
信長は蒲生氏郷を高く評価し、自らの娘を娶らせ、烏帽子親になるほどの厚遇を見せた。
氏郷自身も信長の期待に応え、命知らずの戦いぶりで勇名を馳せた。
信長が本能寺の変で明智光秀に討たれると、周囲が光秀方に靡く中、父と共に反明智の姿勢を鮮明にしている。
羽柴秀吉が光秀を討つと織田家の後継者争いが始まったが、氏郷は一貫して秀吉に味方した。
賤ヶ岳の戦いでは羽柴秀長率いる伊勢方面軍の一員として攻略に従事し、小牧・長久手の戦いでは加賀野井城を攻略するなど活躍。
紀州征伐や佐々攻め、島津征伐、北条征伐にも従軍し、並々ならぬ武功を挙げた。
北条征伐で敵将から夜襲を受けた折には、近くにいた者の甲冑を借りて単身、敵の背後に周り、次々に敵兵を討ったという。>>243
これらの功績を高く評価した秀吉は、奥州会津92万石を蒲生氏郷に任せた。(一説には細川忠興が辞退した為、選ばれたとも)
これは奥州で野心を燻ぶらせる伊達政宗をはじめ、去就定かならぬ奥州の諸勢力を押さえる大任であり、その為に任される領土は徳川、毛利に継ぐものであった。
しかし、氏郷は天下への野心を持っていた為に、大領と言えども都から遠方の地である会津に移封される事を喜ばなかったと伝えられる。
一説には秀吉もまた氏郷の野心と器量を警戒しており、それ故に会津に移封したのだともいう。
会津に移封された後は現地の商業を発展させると同時に、蜂起した不穏勢力を次々に討伐。
伊達政宗の野心を抑えると共に奥州にその威名を鳴り響かせたが、若くして病に倒れた。
死因は恐らく直腸がんであったとする説が有力だが、江戸時代には石田三成や直江兼続に毒殺されたという風聞もあったようだ。
武将としては常に先陣を切る勇将である一方、人使いに優れていた。
有功の士を厚遇する一方、他の家では持て余されていた者も適材適所に配置して功績を挙げさせ、家臣団から絶大な支持を集めたという。
武略のみならず様々な文化にも通じた器量人であり、特に茶道においては利休の高弟として利休七哲の筆頭に数えられる。
またキリシタン大名としても有名。はじめはキリスト教を避けていたが、高山右近の勧めで入信してからは熱心な信者となったという。>>244
【人物像】
普段は「天下一気の長い人」との評が残るほど寛大な人間。穏やかでは陰気ではなく、明るくはあるが無神経ではない。
人をからかうのが好きだが、相手が怒らない範囲を見極めて行い、万一地雷を踏んだのならば平に謝る。
人を見る目もあり、自然と求心力を発揮するタイプ。場の雰囲気を明るくし、疎まれる者でさえも自然と人の輪に加えられる懐の深さがある。
一方で戦場などの鉄火場においては軍法に厳しく、常に先陣を切って戦う苛烈な勇将でもある。
そうした立ち居振る舞いは生来のものもあるが、大志を抱くが故に自身を強く律しているという側面が強い。
英霊となった後もそれは変わらず、聖杯による受肉と時代に即した大業を望むだろう。
【関連人物】
俵藤太:先祖。その伝説的な武者振りに畏敬の念を隠さない。
織田信長:主君。大将でありながら先陣を切る戦いぶりを諌められる事もあるが、自身は「尊敬する信長様を見習ったものだ」と返す。
豊臣秀吉:主君。だがお互いに警戒もある間柄。秀吉は氏郷の野心を忘れず、氏郷は会津移封の無念を忘れていない。
千利休:茶道の師。最終的には大名としての立場から利休を見捨てたが、一人の弟子として利休を淀の渡し場まで見送らなかった後悔がある。
【Wiki登録】可。【CLASS】バーサーカー
【真名】ドラウパディー/Draupadi
【性別】女性
【身長・体重】157cm・49kg
【出典】インド神話、『マハーバーラタ』、『バーガヴァタ・プラーナ』など
【地域】インド
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】神性
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:A 魔力:A 幸運:EX 宝具:A+
【クラス別スキル】
○狂化:EX
「狂戦士(バーサーカー)」のクラス特性。
理性と引き換えに驚異的な暴力を所有者に宿すスキル。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語能力を失う。
普段はステータス上昇の利点を持たない代わりに理性を有しているが、怒りの蓄積が一定値を超えると一切の意思疎通が不可能となる。
骰子賭博後にはカウラヴァの百王子の次兄ドゥフシャーサナの胸を裂き、その血を飲むというビーマの誓いが果たされるまで、ドラウパディーは髪を解く、切る、結ぶ(いずれも怒り、憎悪、恨みの象徴)ことはなかった。ドラウパディー・アンマン派では、この行為をドラウパディーに化身した破壊の女神カーリーの相の発露であるとしている。>>246
【固有スキル】
幸神の神核:B
生まれながらに完成した女神であることを現す。
神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉への耐性を獲得し、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。
ドラウパディーの肉体は人間のものでありながら、幸運の女神ラクシュミーの化身として、英霊ではなく神霊サーヴァントとしての霊格を有する。
カリスマ:B
王妃(ラーニー)のカリスマ。
軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
時に天界の如しとさえ謳われた、パーンダヴァの財産(お財布)事情は彼女が一手に管理している。
すべての財産を失い、森林で十二年の間を追放されていた時期には、一日に三回使えて、ドラウパディーが残食(ヴィガサ)を食べると生産を止めた“満ちる富の杯(アンクシャ・パトラ)”という壺を授かり、彼女と夫であるパーンダヴァのみならず従者達の暮らしを支えた。クル・クシェートラの戦いにおける戦没者の葬式が、ドゥリーヨダナが使い果たしたクル王国の国庫では賄えないことになった時には、マルッタ王の埋蔵金を手に入れることができた。
呪いのように積極性でもない限り、何かに不足することはない。>>247
【宝具】
『天に等しき王の御処(インドラ・プラスタ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:10~100 最大捕捉:1000
ドラウパディーの象徴武装。
飛行し、恐ろしく、巨体で、怪力で、赤眼か黄色の眼をした羅刹の一派、キンカラの八千体が守衛隊に命じられたインドラプラスタの集会場。これはアスラ神族の工芸師マヤが手掛けたもの。天翔る戦車にして船。神々の乗機にして宮殿。宇宙にすら至るという、“神が空を飛ぶための何か”。つまり神の乗り物(ヴィマーナ)であることを意味した。
黄金とエメラルドで形成されており、水銀を燃料とする太陽水晶により太陽エネルギーを発生させて駆動する。叙事詩において「思考と同じ速度で天を駆ける」と謳われ、その挙動は通常の航空機の縛りには捕らわれず、物理法則の範疇外。搭乗者を守る機能として数十の迎撃宝具が搭載されている他、ヴィマーナに関する科学技術書『ヴィマニカ・シャストラ』には、ジグザグ飛行、翼を広げての高速機動、ヴィマーナ同士の激突を防ぐ緊急回避能力の他、光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、はてはレーザー光線や生物兵器の使用までも可能という記述が存在するという。
このヴィマーナは機動ユニットである本体と、集会場として使用されている施設ユニットに分かれている。射程範囲内に存在する対象に魔力光弾を撃ち放つ質量兵器として、また一定距離に限り空間支配力(マナの支配圏)を確立する拠点としても機能する。>>248
『破壊の神の躰(シヴァ・カヴァーチャ)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
サーヴァントとして成立するに当たり、アルジュナが授けた無敵の鎧。
合わせ目をブラフマンの糸によって結ばれた黄金の鎧。
かつてインドラ神が堰界竜ヴリトラの戦いの際に身に着けた後、アンギラス、ブリハスパティ、アグニヴェーシャ、ドローナに伝わる。アルジュナはインドラ神からこれを纏う真言(マントラ)を直接教わった。
創造と破壊を司り、万物すなわち宇宙を破壊するシヴァ神から生み出された。故に神々、アスラ、ヤクシャ、ナーガ、ラークシャサ、人間を含む三界すべてを相手にしても害を与えることはできないと謂われる。あるいは、クリシュナやアルジュナ、その他の戦士でさえ鎧を貫くことはできないとされる。
かつてドゥルヨーダナ(ドゥリーヨダナともされる)がこの鎧をドローナより授かった時、アルジュナのガーンディーヴァから放たれる矢さえ防ぐことができた。ただし、アルジュナをして三界すべての力が宿ると云うその鎧も、両手の平のみ隙があり、ドゥルヨーダナはただ着させられていただけだったため、その弱点を射られて敗走した。
【Weapon】
『宿命の王妃(パンチャカーニャ)』
ランク:A 種別:対人宝具(武装) レンジ:- 最大捕捉:-
“五人の淑女(パンチャカーニャ)”と呼ばれる概念。
聖仙ガウタマの妻アハリヤー、聖雄ラーマの妻シーター、ドラウパディーまでを共通として、猿王の妃ターラー、羅刹王の妃マンドーダリー、パーンドゥ王の妃クンティーが入れ替わる。
そして五人(パンチャカーニャ)に分身したドラウパディー自らのことでもある。
魔尼の宝珠を王冠に戴く、法神の子ユディシュティラの化身をシャマラー。
アムリタによって更なる膂力を得た、風神の子ビーマの化身をバラティー。
神弓ガーンディーヴァを自在に操る、神々の王の子アルジュナの化身をシャチー。
懲罰の化身たる神剣アシを持つ、双神の子ナクラとサハデーヴァの化身をウシャ。
この名前は『ナーラダ・プラーナ』や『ヴァーユ・プラーナ』で言及される、ドラウパディーの部分的化身(アムシャ)である各々の父神の神妃に由来する。>>249
【解説】
古代パンチャーラ王ドルパダの娘で、クル族の王パーンドゥの五王子ユディシュティラ、ビーマ、アルジュナ、ナクラ、サハデーヴァの妻となった。
各々が神々の息子であるパーンドゥの五兄弟、パーンダヴァ全員の妻としてクル・クシェートラの戦いを引き起こすこととなった原因の一つ。これは神々が滅ぼした羅刹が人間に転生したことによる大地の女神プリティヴィーの重荷、すなわち人口増加を和らげるために仕組まれた、神々の遊戯(リーラー)の一環であった。
父ドルパダは自身を打ち負かしたアルジュナと結婚できるような娘を望み、祭祀によって誕生。ドラウパディーが成長すると婚姻のための自選式(スヴァヤンヴァラ)を開き、各地から集まった王族が武芸を競う。その中で唯一成功したのがアルジュナとされる。その後、五王子たちの母クンティーの一言で五王子全員の妻となるが、聖仙ヴィヤーサ曰くドラウパディーの前世である女性が夫を得るために、シヴァ神に対して五回「夫を下さい」と願ったために来世で五人の夫を得ることになった。また幸運の女神ラクシュミー(シュリー)の化身であり、五王子は全員がインドラの化身であるため、実質的に一人の夫なのだと伝説では語る。
ラージャスーヤ祭で五王子の長兄ユディシュティラがインド神話世界の皇帝となると、それに嫉妬したカウラヴァのドゥリーヨダナは叔父シャクニと共謀して骰子賭博のイカサマを仕掛ける。不当に賭けられた彼女は潔斎中であるにも関わらず、公衆の面前に連れて来られ衣服を剥ぎ取られるという憂き目に遭う。だがヴィシュヌ神の化身クリシュナへ祈りが届けられ、その度に新しい衣が出現したことで辱めから解放される。カウラヴァの百王子の父王ドリタラーシュトラの取り成しで五王子たちを自由にし、その後ユディシュティラはまた賭博に敗け、12年を森で最後の1年を匿名で(露見した場合はまた同じ13年間を繰り返す)過ごさなければならなくなった。
18日に渡ったクル・クシェートラの戦いが終わり、ハスティナープラに入城し、五王子たちと共にクル王国を治めた。やがて王位をパリクシットに譲りヒマラヤ山からメール山までの道程で、「五人を平等に愛さなければならなかったのに、アルジュナを特に愛してしまった」という罪で倒れ死去した。死後、彼女たちは罪を先に浄めた後に天に昇ったという。>>250
【人物像】
黒き女性(クリシュナー)、パンチャーラ王の娘(パーンチャリー)、祭祀によって生まれし者(ヤジュニャセーニー)、五人の夫を持つ者(パンチャミー)、常に若き女性(ニティヤヤウヴァニー)、プリシュタの孫娘(パールシャティー)などの異名を持つ。
生まれた時から黒衣を身に着けていたことから、黒き女性(クリシュナー)とも。
バーラタ・ヴァンシャ、すなわち当時の世界(インド亜大陸)の覇権を握った世界皇帝(ラージャスーヤ)ユディシュティラが治めるクル王国の王妃に相応しい女性。
特技:帳簿作成、石鹸作り
好きなもの:自分磨き、家族
嫌いなもの:賭け事
天敵:クリシュナ、ユディシュティラ、ビーマ、アルジュナ、ナクラ、サハデーヴァ
願い:生前は心の内のことすら自由ではなかった
夫達の王という社会的地位を利用されないよう過不足なく国庫を運用する、出来るキャリアウーマン。王妃だけあり扱う財産の桁が一般家庭とは遥かに違うだけで、その鍛えられたメンタルの強さはむしろ雑草寄り。
なぜならアルジュナの手によってパンチャーラ王国の外に出てからというもの、彼女の人生の半分を占めているのは、亡命生活をしている夫達とのあばら家であり、クル王族の先祖ですら諦めたカーンダヴァプラスタの開拓に付き従った記憶であり、賭博で財産を取られてから十二年を森林で過ごした苦行者のような暮らしであり、使用人サイランドリーとして身分を偽った一年間の労働である。>>251
インドラプラスタにいた頃は、パーンダヴァの家財管理という膨大な仕事を毎日のように行っていた。
「私は夫が食事をせず、沐浴せず、寝ないうちは、常にいつも寝たり食べたりもしないし、召使いたちに対してすら同様にしています。夫が家に戻れば立ち上がって迎えて、座席や水を出して歓待も行います。食器や家具を清潔にして、美味しい料理を作って、適切な時に出すのは当然のことです。努力して穀物を蓄え、住居を常に清潔にもしている。夫たちが何らかの用事で旅に出る時は花や化粧を付けないで、誓戒を守っているわ。夫が飲まないもの、噛まないもの、食べないものは何でも避ける。義母のクンティー様に対し、私は常に自分自身で沐浴や食事の世話をして仕えているし、衣服や装飾や食事の点で義母を差し置いたこともない。
かつてユディシュティラの宮殿で八千人のバラモンと、一万人の禁欲者が黄金の器で食事をし、八万八千人のヴェーダを修了した家長一人一人に三十人の奴隷の女性をつけて扶養したことがありましたが、私は彼らに土地を寄進して、飲物や衣服や食物でもてなした。クンティー様の息子たちは一万人の奴隷の女性がいて、宝玉と黄金を身につけて舞踊と歌が巧み。私はその彼女たちの名前も容姿も、食事や衣服も行動も、何をして何をしなかったのか全てを記憶している。さらに十万人の召使いの女性は昼も夜も器を手に客人たちをもてなし、ユディシュティラは十万頭の馬と十万頭の象を所有しているのを、私は数えさせて聞いていました。
すべての宮中にいる人々と、すべての従者たちについて牛や羊の番人にいたるまで、彼らの行動をすべて把握して、ただ私一人だけが王の収入と支出の一切合財を知っています。“王”という重荷が悪用されないように、他を捨てて夜も昼も飢えと渇きに耐えて、管理する。そして私はあらゆる時に五人よりも最初に目覚めて、五人よりも最後に寝る。
私はこれらを努力して勤めています」
この献身的な(古代インドの美徳もあるが)生活が、彼女にとっての当然だった。
サティヤバーマー「…………それ、辛くありませんか」
ドラウパディー「辛くないわけ無いですけど????」>>252
かつてパーンダヴァが治めた首都であるインドラプラスタは、元々クル王国の未開拓の地。カーンダヴァプラスタと呼ばれていた。それでいながら、五王子の裁量によってクル王国伝来の首都、象牙の都(ハースティナプラ)を上回る繁栄を獲得した。
海のような濠に、白雲や雪の山にも似て空を覆う城塞を備え、竜属(ナーガ)の地底都市(ボーガヴァティー)のように輝く。ガルダの両翼のような形の城門や、雲の群に似たマンダラ山の如き楼門(ゴープラ)が建てられた居城。
その正面にはかの三都(トリプラ)を建造した阿修羅の技術者マヤが手掛けた集会場が存在する。周囲全体は一万キシュクで、柱は黄金製。宝玉の壁で囲まれ、多くの宝物と財物が納められている。蓮池には、瑠璃の葉で覆われ宝玉の茎からなる紅蓮(パドマ)と白蓮(サウガンディカ)に満ち、ハンサ鳥やカーランダヴァ鳥、チャクラヴァーカ鳥などの様々な鳥の群れがいて、開花した蓮で色とりどりとなり、亀や魚により飾られている。美しい岸の階段にはすべての季節でも汚れない美しい水をたたえ、風に吹き散らされた真珠の粒に満ちている。何人かの王達は、宝玉や宝物に覆われたその蓮池は近づいて見ても、池だと気付かず落ちてしまうほど。
集会場の周りには常に花をつけた種々の大樹が青々とあり、至る所から芳香のする森となる。風はこれらの水と陸に生じる花々の香を外へ運ぶのである。
「自選式(スヴァヤンヴァラ)へ参加をするな、と言うのなら応えよう。
行為ではなく、生まれで戦士の優劣を測るのならば、この世にお前の虚栄心を満たす王は存在しないだろう。ただ神々の王に等しいアルジュナを除いて」
……それをバラモンの姿に扮していたアルジュナは挑戦と受け取った。
【wiki登録】可【元ネタ】英国伝承(三題詩集)
【CLASS】セイバー
【真名】アルプ・ルイダウク
【性別】男性
【身長・体重】160cm・54kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運A+ 宝具EX(初期値E-)
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。
【保有スキル】
扇動:A
人を誘導し、集団を導く言葉と身振りの習得。
余所者の彼が、戦力として使える年頃の男達を根こそぎ配下として連れ出し、
一人として離反(帰還)させず遥か遠い地での定住に至るまで駆使した。>>254
銀の軍主:B+
軍略と、周辺から富の運勢を吸い上げる特殊な黄金律の複合。
彼は“ブリテン島の三つの遠征軍”の一つの主導者だが、三つともが
島の黄金と銀を持てるだけ持ち出したが故に島は衰退したという。
遠地の征服者であると同時に、財ばかりか人すら枯らしかけた彼においては
黄金律のマイナス面と軍略双方の効果が他の二例より高められている。
【宝具】
『ささやかな願い(スルウィゾウグ)』
ランク:E-(初期値) 種別:特殊宝具 レンジ:1(初期値) 最大捕捉:1人(初期値)
彼の最大の(唯一の)逸話が具現化した刃。
召喚時点では貧相な短剣に過ぎないが、以後一日が経過する毎に
最大 威力/射程/効果範囲 のいずれかを倍加する事ができる。
ただし所要魔力も相応に増大し、
また彼自身の霊基は強化されないため、
思慮の浅い運用は自壊・自滅を招いてしまう。>>255
【解説】
三題詩が謳う『ブリテン島の三つの遠征軍』、その一つの主導者
軍勢を率いる(スルウィゾウグ、スイダク、ルイダウク)者
アルプ(イルプ、アープ)。
彼は自らの軍を欲してブリテン島へやって来て、
ある条件を守る誓約をした上で領主たちに募兵の許可を求めた。
「各市に入る時に連れていたよりも多くの兵を、新たに連れ出しはしない」
当初、彼は従者を一人連れていただけだったため、
領主たちは何ほどの事も無いとこれを容れた。
無論、軽率な許可であった。
最初の市では一人、次に二人、四人、八人、…1024人、……、………
倍々ゲームの末に「この島より発する遠征軍、その最も偉大な招集者」
となったアルプは侵略行に出て、やがてギリシャの島に定住した。
共に行った遠征軍の兵は、誰もブリテン島へ戻らなかったという。【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】黒田官兵衛
【異名・別名・表記揺れ】小寺(旧姓) 祐隆、孝隆、孝高(諱) 如水(号) ドン・シメオン(洗礼名) 今世の張良(異名)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・74kg
【外見・容姿】頭部に醜い瘡を持つ、左足がやや不自由な、歌人風の男
【地域】日本
【年代】戦国時代~江戸時代
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運B+ 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
自らに有利な陣地を作り上げる。
築城術に長けている他、戦争時における陣形にも精通している。
道具作成:B
攻城戦用の装甲車にして牛鬼憑依の触媒ともなる『亀甲車』を作成可能。>>257
【固有スキル】
軍師の忠言:B++
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
『++』が入っているのは本能寺の変を知り狼狽する秀吉に「御運が開ける時が来た」と進言したという逸話に由来。
ここ一番では今孔明を上回る『主君への忠言』ができる、という事だろうか。
軍師の指揮:B
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を引き出す。
十倍の敵を打ち破った事もあるほどの戦巧者であり、攻城戦にも秀でている。
獄窓藤花の瑞祥:A
どんな時も希望を失わないユニークスキル。不屈の意志とは似て非なるもの。
諦めるべきを諦め、保つべき希望を保ち、何事にも「良かった」点を見出す、健全なプラス思考。
──官兵衛が有岡城の土牢に囚われていた頃、はじめは日数を壁に刻んでいたが、やがてはその気力も失った。
しかし、窓から覗く藤の花を見て気力を取り戻し、虜囚の困苦を耐え抜いたという。
中国大返し:B
絶対のピンチをチャンスに変える奇跡の逃走スキル。発案者を官兵衛とする説話から所有。
仕切り直しと似た効果を持つが、判定成功時には必ず有利な状態で戦闘を再開できる。>>258
【宝具】
『黒田二十五騎(くろだにじゅうごき)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:25人
かつて黒田家に仕えた名臣24人と息子・黒田長政を召喚する。
官兵衛と紐付けられた事で全員が英霊の域の霊基を有しており、特に黒田八虎に数えられる面々は官兵衛の指揮を受ける事で一流の英霊にも互しえるほどの戦闘力を誇る。
ただし、召喚された英霊に宝具を持ち込ませる事はできない。
『高松城水攻め(たかまつじょうみずぜめ)』
ランク:B+ 種別:対城宝具 レンジ:50 最大捕捉:1城
羽柴秀吉の様々な攻城戦──その中でも名高い高松城の水攻めの考案者が実は官兵衛であった、とする説から。
“遮断”の概念を宿した波濤を呼び込み、対象となる領域に向けて注ぎ込ませる。
そのまま用いるだけでも鉄砲水として攻撃に転用できるが、その真価はあらかじめ堤を築いた上で使用する事による結界の形成。
対象の周囲を“遮断”の概念を宿した大水で囲う事で、内部と外部を物理的・概念的に遮断。
さらに内部の者には回復を無効化した上で徐々に衰弱させる呪いが付与される。
ただし、この宝具に堤を築く効果はないため、自力で波濤に耐えうる堤を築き上げておかなければならない。
【Weapon】
『へし切長谷部』信長より授かったという刀。>>259
【解説】
戦国~江戸期の武将・大名。後世、竹中半兵衛と並び「両兵衛」と評され、豊臣秀吉の軍師ともされた。
はじめは小寺家の家臣だったが、主家が織田家を裏切った後は織田家の家臣となり、本能寺の変後は秀吉の天下取りを支える。
関ヶ原の戦いでは家康を盟主とする東軍に味方をし、九州の諸勢力を切り従えた。
†
父・職隆は小寺家の家臣にして主家と同じ姓を預けられ、小寺官兵衛と名乗っていた。
若くして軍略に長けていた官兵衛は寡兵で倍する軍を破るなど度々武功を挙げて、小寺家の家老となった。
その後、織田家やそれに靡く諸勢力の攻撃も退けた官兵衛ではあったが、織田信長の強勢は固まったと見て、主君・小寺政職に織田家への臣従を進言。
自ら使者を勤めてこれを成功させた。
以後は小寺家内の親織田派として活動した官兵衛ではあったが、荒木村重らが織田家から離反したのを受けて、小寺家は反織田・親毛利へと舵を切った。
これを知らずに荒木村重の説得に赴いた官兵衛は捕らえられ、荒木村重の居城・有岡城の獄中で一年半もの長きに渡って監禁の憂き目を見る事となる。
この時、信長は官兵衛が裏切ったと誤解し、人質にしていた息子(後の黒田長政)を殺.すように命じたが、秀吉の参謀であった竹中半兵衛の知略で命を永らえたと伝えられる。
有岡城が落城した後に救出された官兵衛は、小寺の姓を捨て織田家の家臣へと鞍替えし、秀吉の与力として中国攻略に助力した。
鳥取の飢え殺.し、高松城の水攻めと言った秀吉の城攻めを考案したのは官兵衛であるとする説話もあるが、信頼のおける史料の上では参陣こそしているものの考案者であるという確証はない。>>260
本能寺の変で信長が横死した後は、即座に秀吉に毛利との和睦と明智光秀の討伐を行うように進言し、中国大返しの切っ掛けを作ったとされるが、これも信頼のおける史料の記述ではない。
しかしながら、本能寺の変後、秀吉が天下を巡る争いを繰り広げる中で度々活躍し、評価されていた事は確かなようだ。
また九州征伐の後には石田三成と共同で博多の復興に従事し、戦だけではなく政にも力量がある事を示している。
これらの功績によって九州は豊前国に12万石を領する大名に抜擢された。
「官兵衛の才を恐れた秀吉が遠方に封じ、石高も抑えた」「官兵衛がキリシタンであった為、評価を落とした」とする説もあるが、疑わしい。
官兵衛が秀吉の幕下に加わった時期と保有していた勢力から見れば、上方と九州を水運で繋ぐ領地12万石(しかも実質は17万石)は破格の評価であった。
豊前国の土豪・城井家を謀略で以って滅ぼした後は、統治を嫡男・長政に任せ、自身は秀吉の参謀として京・大阪を拠点とするようになる。
一説には北条征伐において北条氏政・氏直父子を説得して無血開城を成功させるという大功を挙げたとされる。
唐入り(朝鮮侵攻)でも指揮能力は健在であったが、功を焦る若手諸将の統制に苦労し、また秀吉を説得するための帰国が軍令違反と見做されて不興を買った。
官兵衛は死を覚悟して剃髪し如水と号したが、才幹を惜しんだ秀吉の命で赦免されている。
秀吉没後、五大老・五奉行らの手によって天下を巡る主導権争いが始まると、大乱の発生を予測して徳川家康に接近。
上杉征伐に向かった家康の留守をついて毛利輝元・石田三成らによるクーデターが発生すると、官兵衛は家康方(東軍)として九州を転戦し、毛利方(西軍)につく諸勢力を次々に打ち破る。
一方、上方では岐阜城の陥落と関ヶ原の戦いによって短期間で東軍勝利が確定。
息子の長政が西軍諸大名の調略に励んだ功績も相まって、黒田家は筑前国52万石を領する大大名となった。>>262
【人物像】
簡潔に言えば「心の贅肉が凄まじく増えた遠坂凛」という感じの人。
私人としては邪気の薄い楽観主義の正直者。「人に媚びず、富貴を望まず」がモットー。
世に名高い智者でもあるが、熟慮して絵図面を描いてから動くのではなく、即断即決で動いて細かい点はその場の閃きで帳尻を合わせるタイプ。
平時は吝嗇家な一面もあるが、上述の気質を補う為に色々なリソースを溜め込んでおこう、という考えがあっての事。
自らの知謀の広さ、深さを自覚しており、それを行使できる状況を喜びとするが、野心と誤解される事もある。
必要とあらば悪辣な策謀にも手を染めるが、お人好しな一面もあり、赤心を見せて頼み込まれると度を越して助力してしまう。
直情傾向も相まって、智者でありながら損をする事も多い。が、なればこそ多くの人に愛されたとも言える。
多くの大名に「なにかあれば官兵衛に頼め」と信頼されたのも、そうした人柄の故か。
元々は文学に耽溺する文学少年であったが、それを周囲に見下された事で発奮。
武勲を重ねるに連れて、生来の正直さに見下されてきた反動が加わり、鼻持ちならない傲慢な人間となっていた。
しかし旧主・小寺政職の裏切りと有岡城の荒木村重の説得失敗を経て囚われの身となり、鼻をへし折られる。
その後、自らの才幹に対する信頼を失い絶望に沈んだ官兵衛であったが、何者かが官兵衛を哀れんで獄中で藤の花を見られるようにしてくれた経験や、他の人々に土牢から救われた事、キリスト教への信仰などを経て人間的な成長を遂げる。
「己もまた状況によっては愚者となりうる」「過たぬ人間などこの世にいない」「どれほど愚者に見えようと、その者にはその者の人生があり、自分が知らぬ事を知っている」「土牢から抜け出した後に飲む茶もまた格別……」
人に敬意を払うようになり、人に愛される人格に陶冶された事で、英雄と呼ばれるにふさわしい器量を身につけたと言えよう。>>263
秀吉とは似た点も多いが、大きく違う点は野望の有無と人間観。
秀吉は富貴を求めて才能を用いるが、官兵衛は才能を行使する状況を楽しみとしており、富貴はおまけという考え方。
また、秀吉は立身出世する前の困苦が心に影を落としており、人は獣と断ずる人間観を持っているが、
有岡城の土牢という絶望から他者の手で救い出された経験のある官兵衛は、人間の醜悪を知悉しても心の底に人間への愛と信頼を持っている。
イメージカラー:藤色
特技:節約術
好きなもの:茶道も連歌も好き。文学も好き。何ならインドア系の趣味全般が好き。実はミサも好き。
苦手なもの:他者を見下す才子(過去の自分を思い出させるので)
天敵:豊臣秀吉
願い:色々ありすぎて困るし現世に悪影響を及ぼすのも嫌。その時の状況と気分で決める。
【関連人物】
織田信長:主君。実力は評価するけどちょっと合わない。本能寺の変で死.んでくれてほっとした。
豊臣秀吉:主君。没後、官兵衛は「(自分は嫌いじゃなかったけど)世間の評判は最悪な人だった(意訳)」と評したと言う。
石田三成:昔の自分を見るようで苦手。共感性羞恥で叫びだしたくなる。
千利休:茶道の師。『黒田如水茶湯定書』によれば、官兵衛の茶の湯は我流ではなく利休流だったという。
【Wiki登録】可。【CLASS】ライダー
【真名】オッタル/Ottar
【性別】男性
【身長・体重】172cm・63kg
【出典】北欧神話、『ヒュンドラの歌』など
【時代】神話時代
【地域】北欧
【属性】中立・善
【その他の属性】人型、男性、神性、愛する者
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:A 魔力:C 幸運:EX 宝具:A+
【クラススキル】
対魔力:C
騎乗:A+
エインヘリャル:A
神霊適性を有する。
“勇士の魂(エインヘリャル)”は半神とも呼べる存在である。
精神と肉体の絶対性。精神に影響を与える可能性のある魔術や能力による干渉は一切受け付けず、肉体はBランク以下の物理攻撃を弾く上に、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。>>265
【固有スキル】
原初のルーン(戦士):B
曰く、“大神刻印(オーディン・フサルク)”。
北欧の魔術刻印ルーンを有している。
ここで言うルーンとは現代の魔術師たちが使用するそれとは異なり、神代の威力を有する原初のルーン。北欧の大神オーディンによって世界に見出されたモノである。
様々な戦闘補助の魔術を行使するのだが、戦いの勲は肉体と武器によるものという考えから、攻撃系統の魔術行使は積極的に使用されない。
魔力放出(光/古):A
オッタルの主人である女神フレイヤは、命を育む太陽の光を司るという。
聖人系サーヴァントの一部が有する亜種魔力放出とは似て非なるスキル。
光の形態をとった魔力を放出して戦闘力を増強する。
瞬間的に到達する最高速度は光速を超え、閃光のような軌跡のみが残像として残る。
女神の寵愛:EX
オッタルは騎乗物ヒルディスヴィーニである。
であるからには、背には主である女神フレイヤが乗らなければならない。
記憶の麦酒を飲んだことから女巨人ヒュンドラとも霊基が結び付き、フレイヤとヒュンドラが共に在ることとなった。
宝具という形で両名の加護を振るわれる。>>266
【宝具】
『忘れじの情動(ブリーシンガメン)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
女神フレイヤの神格象徴のひとつ。
炎のような情欲を引き起こす、黄金と琥珀の首飾り。
使用者を中心とした一定範囲の空間を魅了。
この範囲内では常世の理が遮断され、無限の魔力供給が行われる。
魔力を使用する際のコスト消費が無くなり、死者さえ蘇らせることも可能となる。
実質的に無敵なようなものだが、権能が切れた瞬間に結界内での戦闘ダメージすべてが発生する。そのため、先送り・遅延といった表現が正しい。
バーサーカーの語源になった狂戦士の代名詞、ベルセルク。姿を変化させたり、怒りに駆られている間だけは誰も抵抗ができないほど強いが、一旦それが止むと平常よりも弱くなると言われている。人によっては、激怒が鎮まると自らの行った戦いの反動で、床に臥さねばならないほど弱くなる者も存在したという。
『忘れじの結晶(ミンニソル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
記憶の麦酒(ミンニソル/minnisöl/ ᛘᛁᚿᚿᛁᛌᚢᛚ)を口にして得た叡智が結晶化したもの。
世界についてのほぼすべてを識る、神々の叡智。
本来ならば原始の超存在である純血竜が持つ神代回帰。神々から土地を任されて生活を守る祈祷師、巫女(ヴォルヴァ)である女巨人ヒュンドラは此処にいながら彼方を見据える眼、千里眼としてこの叡智を得ている。
基本的に宝具によって与えられるのは知識ではなく智慧であるため、知りようのないことを知ることはできない。
だが、あらゆる情報や状況等を整理することで相手の真名や宝具はおろか、幾重に隠された真実さえも一瞥で見通してみせる。
真名解放すれば最適解を導く指示として働き、自陣全体の能力を引き上げる。>>267
【weapon】
『黄金色の原野(ヒルディスヴィーニ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:600
通常武装としても選択される。
女神フレイヤの乗騎のひとつ。
神の武具を鍛えるドヴェルグ、ダーインとナッビの手による神造宝具。
毛皮を身に纏うことで、黄金の剛毛を持つ巨大な神猪へと姿を変える。
それは正しく神獣の域に達した城塞級の怪物。
突進の最高速度は光速を超え、閃光のような軌跡のみが残像として残ることだろう。
鹿の角で巨人王スルトと戦ったフレイ神に似て、猪の牙を加工させた剣で戦うこともある。
【解説】
愚かなオッタル、オッタル・ヘイムスキ(Ottar heimski)。
アルヴ老王の息子インステインと、フレーディースの間に生まれた。
女神フレイヤの数多くいる愛人の中でも、特にお気に入りだとされている。
『ヒュンドラの歌(ヒュンドルリョーズ)』においては、アンガンチュールと父の遺産である黄金を賭けて、先祖名の暗唱比べをすることになった。そこで女神フレイヤは女巨人ヒュンドラの住まう洞窟へと赴き、オッタルの家系について語らせるのである。>>268
【人物像】
可愛げのある美貌の優男。
琥珀の眼鏡を身に着け、黄金の毛皮を肩掛けている。
清潔感のある、優しいけれど少し不器用。という仮面を被っている。
傍にいる女性は人間ではない。そのような隣人と共にいるためには心は麻痺させる必要があった。
イメージカラー:オーロラカラー
特技:心にもない言葉、有無を言わせない微笑み
好きなもの:お金、都合のいい女性
嫌いなもの:察しの鋭い女性、賢くて面倒な女性
天敵:フレイヤ、ヒュンドラ
願い:ラグナロクからの解放
女巨人ヒュンドラは巫女(ヴォルヴァ)の一人。
また、岩穴に棲むことから山の巨人ベルグリシ種の出身であろうと推測される。
オッタルに関しては終始、“愚かな”と称するほど否定的。
それが自らの家系図を知らない故か。それとも祭壇(ホルグ)を建て、安易に神々の加護に頼ろうとする思慮の浅さが原因なのかについての言及かは不明ではあるが。
一方でフレイヤ神については在り方の相違で侮辱することもあるが、それなりに肯定的。
自らの権能に忠実で、かつ自由奔放なその姿にある種の憧憬を見ることもあるという。>>269
ヴァン神族の海神ニョルズの娘、女神フレイヤ。
北欧神話の豊壌と愛、死と魔術の女神。
双子の兄フレイ神と同じく、雨と太陽の光を支配することで大地の生長を司る。
時に、戦乙女ワルキューレを率いて戦場に赴き、戦死者の半数を自身が住まう宮殿フォールクヴァングの大広間セスルームニルで選び取る。そして残りの半分はオーディンのヴァルハラ館へ送られると考えられていた。
美貌のため、求婚者も非常に多く、黄金の首飾りブリーシンガメンの対価として四人の小人(ドヴェルグ)に求められ一夜を共にしたことがある。これに対して怒った大神オーディンが罰として、二人の王ヘジンとヘグニの軍勢を永遠に戦い合わせるように、と命じた。これがオークニー諸島にあるハー島(ホイ島とも)で行われた、ヒャズニングの戦い(ヒャズニンガヴィーグ)の発端である。
女神フレイヤのことは、アースガルズの神々の一柱として信仰していた。
しかし彼女と関係を持つということは、フレイヤ神という人格と向き合うという意味でもある。オーズ神と愛を育みながら、その背後で他の男と関係を持つことに疑いを持たない。それでいて、いざ何かあると急に被害者面をして悲劇のヒロインを気取る、強欲で感情的で打算的な心理。女(ソレ)は醜い。最悪だ。
人は言う。身勝手であろうとも、神であるから、女神であるから仕方ない。
彼女は豊穣が擬神化した存在なのだから、と。
ならば人間(自分)と神霊(彼女)は別の生き物でしかない。もはやオッタルは女性を、この場合はフレイヤ神のことを、ATM(現金自動預け払い機)、つまりは都合のいい女性としか見ていない。フレイヤ神を利用している自分の心を守るために、そう思うようにしている。
「――噓偽りない分、まだヒュンドラの方がマシだ」
【コメント】
ヒャズニングの戦いの古ノルド語読みを間違えていたことに気付いたので、いっそ全部変更しようと思ったので全リメイクですhttps://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C2%B9%B8%E7%B6%F5
孫悟空
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D3%A1%BC%A5%DE
ビーマ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DB%A5%EC%A4%CE%A4%AA%A4%D0%A4%B5%A4%F3
ホレのおばさん
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D8%A5%AB%A5%C6
ヘカテ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BA%D9%C0%EE%C0%AF%B8%B5
細川政元
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蒲生氏郷
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B9%F5%C5%C4%B4%B1%CA%BC%B1%D2
黒田官兵衛登録
【お題】
フォーリナー「よう、俺を召喚した酔狂な主殿はおめーさんか?
化け物共に力を貸さぬと約束できるのであれば、このセイバー・北条四郎時政、おめーさんと手を組もう。
うん?いまいち信用できない?…そう。まあ、反英霊だしなあ…」
【元ネタ】「吾妻鏡」「平家物語」「太平記」ほか
【CLASS】セイバー
【真名】北条時政
【異名・別名・表記揺れ】北条四郎、遠江守
【地域】日本
【年代】平安時代〜鎌倉時代
【性別】男性
【身長・体重】182cm・79kg
【外見・容姿】紺と紫を配色した小具足を身に付けている壮年の男性。
額に獣か何かに裂かれたと思しき古傷があり、活躍した時代にはまだ無かったはずの片眼鏡を左目に掛けている。
【肌色】浅黒【髪色】灰緑色【瞳色】暗い赤紫色
【属性】中立・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型、竜、騎乗、源氏、ヒト科のサーヴァント
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:D 魔力:C+ 幸運:E 宝具:A>>272
【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
所持しているアイテム「弁天様の三つ鱗」の効果もあり、呪詛の類の術はほぼキャンセルする。
騎乗:B
大抵の乗り物なら乗りこなす事ができるが、幻獣・神獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
頂への策謀:C -
「軍師の忠言」の亜種スキル。
状況を把握、分析することで味方側に正しい助言を与えることができる…
が、このスキルはマスターの勝利を最優先にした謀略に特化しているため、時に自軍を巻き添えにするような非情な助言を行うこともあり、採用するかどうかは慎重に判断する必要がある。
弁天様との誓約:A
セイバーとしての北条時政は、「鎌倉北条氏の祖」としての側面が強く、神秘的な伝承からの装備やスキルを所持している。
このスキルもその一つであり、彼は弁財天の御遣いである龍の力を借り受けている。
その代わり「非道を行ってはならない」という誓約を交わしており、度を超えた騙しや裏切り、大義なき殺生…などなど、人の道を踏み外した外道行為をする度に霊核に細かいヒビが入っていき、最後には砕けて消滅してしまう。>>273
龍火纏いて:B
「魔力放出」の亜種スキル。
龍の神気を自身の武器及び肉体に帯びさせ、一時的に能力を向上させる。
発動中はサーヴァントに龍を象った黒い炎が纏わりつき、局所的かつ限定的ではあるが、地割れ・落雷・竜巻などといった天変地異…龍の権能も行使できるようになる。
地震雷火事親父を体現するスキル。
【宝具】
「江ノ島に御座す弁天様…人の世を成すため今一度我が鬼丸に力を与え給え……
悉くを根絶やしにしてくれる!討滅剣・是生滅法!!」
「討滅剣・是生滅法」
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:150人
とうめつけん・ぜしょうめっぽう。
自身が頂へ登り詰めるために敵対した御家人を一族もろとも滅ぼした逸話と、弁財天の御使いである江ノ島の龍の伝承が合わさり昇華した宝具。
真名開放とともに龍の神気を太刀に一気に注ぎ込み、一凪ぎして放出させる。放たれる黒い龍火がレンジ内を焼きつくし、何もかもを灰塵に帰す。
サーヴァントが内包している獰猛性をそのまま叩きつけるかのような、極めて単純な暴力と破壊の宝具。
…どう見ても弁財天が言うところの「非道な行い」そのものの宝具であり、誓約違反に当たらないのかという疑問が生じるが、当人曰く「(真名開放時に)弁天様に人の世を成す為と前置きしてるから大丈夫だろ、多分な」とのこと。
それでいいのか。>>274
【Weapon】
「鬼丸国綱」
おにまるくにつな。
天下五剣の一つ。後鳥羽上皇の御鍛冶番を務めた刀工・粟田口国綱が拵えた大刀。
時政の夢を侵していた小鬼を切ったという逸話が伝わっており、鬼種および魔性系のモンスターとサーヴァントに対して与えるダメージを倍加する。
最初の持ち主は北条時政であったと「太平記」は記している。
しかし、国綱が北条家に招かれたとされる時期と時政が活動していた年代が噛み合っていないため、実際は彼の子孫が最初の持ち主であり、時政の刀は別の刀なのでは…という噂があるが、当の本人は刀についての真相を何も語ろうとしない。
「弁天様の三つ鱗」
べんてんさまのみつうろこ。
時政が弁財天から授かった後、北条の得宗家に代々受け継がれてきたアイテム。
持ち主に竜の特性を付加し、呪詛の類の術をほぼ無効化する。
※補足:北条時政と江ノ島伝説
時政が江ノ島に参籠し弁財天に子孫繁栄を祈願したところ、参籠から21日目の満願の夜に女が現れ「お前の願いは叶えるが、非道な行いをすれば、家は7代で滅亡するだろう」と告げたのち、龍(大蛇とも)となって姿を消した。
その時に龍が落としていった3枚の鱗を北条家の家紋とした伝承がある。>>275
【経歴】
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した人物。
出自は伊豆の小さな豪族とも、京と深い繋がりがあった在庁官人とも言われているが…
自身の娘・政子と平治の乱で父親が敗死し伊豆に流されていた河内源氏の御曹司・源頼朝が恋に落ち結ばれたことで人生が急変。舅として頼朝を後援することとなる。
華々しい武功は少ないものの交渉力に優れており、石橋山合戦の敗戦後に甲斐源氏の棟梁・武田信義の元へ向かい頼朝との連携を促すように交渉を行ったり、後白河法皇と折衝し守護・地頭の設置を認めさせたりと、外交役として成果を挙げている。
また僅かな期間ではあるが京都守護としても京の治安維持・取り締まりや平家残党の追補を行いきっちりと役目を果たし、婿殿をサポートした。
政子が妊娠中に、頼朝が愛妾と関係を持ったことを知り復讐として館を襲撃し破壊を行ったという、いわゆる「亀の前事件」が起きた際は、襲撃の実行犯とされた後妻の父(兄とも)である牧宗親のもとどりを頼朝が公衆の面前で切り取ってしまい、身内を侮辱されたと怒り伊豆へ帰ってしまうという、その人となりが伺えるエピソードもある。
頼朝の死後、彼は表舞台に姿を現す。
まだ若い将軍の独裁を合議によって抑える13人の宿老のひとりとなった彼は、敵対する有力者を次々と滅ぼし幕府の実権を掌握。執権別当に就任し権勢を振るった。
だが、彼は判断を誤ってしまう。
兼ねてより所領をめぐる諍いがあった武蔵の御家人・畠山重忠を謀さつ。彼は多くの御家人から慕われていたため、この出来事によって御家人たちの心は北条から離れていった。
さらに後妻・牧の方と謀り3代将軍・源実朝をさつ害し自分の娘婿である平賀朝雅を将軍に据えようと画策。
実の子どもたちによって計画は阻止され、完全に失脚。伊豆に隠棲しその地で生を終えた。
これが、後の世に伝わっている彼の生涯である。>>276
では、彼が野心を抱くようになったきっかけの話をしよう。
頼朝と政子が結ばれる前のこと。この世界においての北条時政は、所領経営の傍ら京から配流されてきた重罪人の監視役も務めていたが、罪人とともに流れてきた人でないもの…鬼や妖怪、その他有象無象の何か…の処分にも当たっていたため、日々の怪物退治に疲れ果てていた。
ある時、伊豆大島に流され暴れていた鎮西八郎為朝の追討を朝廷から命じられる。
そこで見たものは、人の形をしている金属の塊が剛弓で朝廷軍の船を次々と沈めているという信じがたい光景だった。
彼はその光景を呆然と眺め、この世は化け物に蹂躙され続けるのか、人間はこの先も化け物共に怯えて暮らさねばならぬのか、と頽れた。
打ちひしがれる彼の中にひとつの想いが去来していた。
それならば、いっそのこと俺が、北条が頂点に立ち人が統べる世をつくれば良いのだ、と。
見果てぬ夢を抱き彼は立ち上がった。
こうして、北条の天下盗りが始まったのだ。
夢に取り憑かれてしまった男は、夢のためにありとあらゆるものを利用し、時に滅ぼし、見境がなくなり、最後には追放されてしまった。
時政の孫である北条泰時は、祖父を「将軍さつ害を企てた謀反人」と見做して彼の仏事を行わず、子孫たちも彼のことを祭祀から外したりと存在そのものを否定した。
反英霊として座に登録されているのはそのためである。>>277
【人物像】
天敵:長女、次男、源為朝
特技:周りへの交渉と根回し、企画構想
好きなもの:イチゴの栽培、悪戯
苦手なもの:説教、 魔性のもの及びそれらと繋がりが深い人間
一人称:俺 二人称:おめーさん/貴方(目上相手や真面目な話のとき) 三人称:彼奴/彼奴ら
イメージカラー:桑の実色(暗い赤紫色)
「親しみやすいおじさん」という印象を持たせるような軽薄な態度で振る舞うが、内面は酷薄で計算高く、その上獰猛な一面も併せ持っている。
敵に対しては一切の容赦がなく、勝つためならば手段を選ばない。
経歴から魔性由来のものを特に敵視しており、それらと対峙する際は冷静さを欠いてしまうこともある。
基本的に合理的・現実主義者だが「人が統べる世をつくる(そのために北条が頂点に立つ)」というスケールの大きい夢を抱いたりとロマンチストめいた部分も見られる。そして、夢のために他人を振り回したりもする。
鬼や魔性の混血であったり、魔性のものと深いつながりがあるマスターに召喚されると問答無用で謀反を企ててくるが(なお、マスターをさつ害したところで弁財天に重大な誓約違反と見做され、霊核を砕かれて強制的に座に戻される)
それ以外のマスターであれば、反英霊である自分を態々現界させた者に興味があるのか「まー、呼ばれたからには付き合ってやるか」程度のノリで意外と素直に従ってくれる。
すでに鬼種・魔性のものその他様々なサーヴァントと契約しているカルデアのマスターに対しては
「…おい主殿、あまり鬼とか怪物共に肩入れせぬようにな。俺、妬いちゃうからなー…はは、冗談だ」
などと話しており、少なくとも人理を守る戦いを続けているうちは従うつもりらしい。>>278
生前の悲願であった「人が統べる世をつくる」ことについては、時代が進むにつれ神秘が薄まり、魔性のものが去っていったことでほぼ達成されたと見做している。
サーヴァントとして召喚された彼が聖杯にかける願いは「子どもたちと和解すること」。
晩年に対立し、追放された後も和解することなく世を去ったことが心残りとなっている。
時折「できることなら仲直りしたいわな…」とぼやいている。
【他クラス適性】
アサシン:こちらで召喚されると一般的にイメージされる「老獪な策謀家」の側面が強くなり、伝承由来の装備・スキルが使えなくなる代わりに血腥いスキルを引っ提げてくるらしい。
【関連人物】
北条政子:長女。承久の乱で御家人たちに演説を行い大号令を発した最強の尼将軍様。
大変なお転婆であり、情け深く愛情深く嫉妬深い女子であった。
父親としては自慢の娘だがもうすこしお淑やかになって欲しかったらしい。
北条義時:次男。江間家を継いでいたが父親を追放したことで北条の家督を継承、2代目執権に就任し最後は上皇にも勝利した男。
父親には基本的に従順であったが、無口で館に引きこもりがち、何を考えているのかよくわからないところがあり、どう接してよいかわからないこともあったという。
ちゃんと腹を割って話し合いをすればよかったと後悔している。>>279
源頼朝:長女の夫。河内源氏の御曹司で後の征夷大将軍。
妻と妹のことで毎日胃を痛めており、舅としてよく話を聞いてやっていたという。
源氏については北条がのし上がるために利用するつもりでいたが、頼朝個人のことは内心気に入っていたので、複雑な気持ちを抱いている。
牧の方:後妻。年齢は政子と同じくらいかそれより下と噂される京育ちの今どきな女子。
仕事はバリバリできるが時折私情を挟んだりもしていた。
夫とは生涯仲が良く、彼の夢に共感し行動を共にしていたが…
【因縁サーヴァント】
源為朝:源氏が生み出した対鬼種・対妖もののふユニット。時政は伊豆に配流され暴れていた彼の追討戦に加わっていた。
向こうは人のフリをしていたようだが、日頃から有象無象を相手にしていた時政は彼が人ではないことを見抜いていた。
「あっ、あれは…!?…とりあえず此度は味方側で何よりだわ」
牛若丸:娘婿の妹。時政と直接の関わりは少なかったものの、その破天荒ぶりに婿からはよく苦労話を聞かされていた。
「九郎殿…婿殿の妹かー。やることなすこと派手でやんちゃな御令嬢だったなあ。やんちゃすぎて抑えが効かなかったようだが、な」
平景清:平氏の出でありながら源氏に与した北条を彼(ら)が好意的に思っているはずがなく…
「はは、相変わらず殺気に満ち満ちておられるな。ん?『この裏切り者、平氏の面汚しめ』だと。…ただ勝機がある方についただけのことだ。生き残ることに手段なぞ選んでいられるか」そのうちフォーリナーで何か作ってみようか
>>280
巴御前:木曾義仲の愛妾。時政自身が直接交戦したわけではないが、義仲が頼朝軍に討たれてしまったこと、その後彼女が身を寄せた和田氏が北条に滅ぼされてしまったことからこちらに良い感情を持ってはいないだろうと推察している。
「…向こうにとって北条は仇敵。姿を見せぬ方がお互いのためだろうな」
メルトリリス:彼女を構成する女神のひとつに、時政が誓約を交わしている弁財天が含まれている。
彼女と目が合うたびに弁財天に睨まれているような感じがして寒気がするという。
【コメント】
22年の大河を観て一番興味を持った人物です。
為朝追討に参加していたようなので、そこから繋げてみたら面白いかもと思い考えてみました。
【Wiki登録】可能です。
【イメージ画像】https://picrew.me/share?cd=cqV6Vr7O4k「なぁに?ロザリィと、あそぶのー?」
【元ネタ】史実
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】ロザリア・ロンバルド
【異名・別名・表記揺れ】カプチン地下墓地の眠れる森の美女
【性別】女性
【身長・体重】76cm・9kg
【肌色】土色【髪色】金【瞳色】青
【スリーサイズ】年相応
【外見・容姿】ブロンドの髪に青い瞳、土色の肌をした小さな幼児
【地域】イタリア王国シチリア島パレルモ市
【年代】1918年12月13日~1920年12月6日
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・子供・死者・神性・人類の脅威
【ステータス】筋力:E- 耐久:EX 敏捷:E-(E++) 魔力:B- 幸運:E 宝具: B-
【イメージ画像〔picrew〕】
https://picrew.me/image_maker/58190>>285
【保有スキル】
死に捧げられし身:EX
希少な学術的価値を持つ木乃伊、己の死を契機に大規模な戦乱を発生させた者、議論と混乱を引き起こした身元不明の遺体など、自身の逸話の多くを、或いは全てを「死後」に有する存在が保有する特殊スキル。
サーヴァントとしての本質が自身の死を前提として成り立つものであるため、「生ける屍」に近い肉体で現界している。
「自身の死を含めた一連の出来事の逸話を存在の核としているために、既に死ん.でいなければ矛盾する」というスキル。強いて言うなら「戦闘続行」のオーバー版。
「致命傷」という概念が存在せず、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。ただし不死身ではない。
Aランク以上となるとほぼ完全に「死者」「死体」そのものの英霊であることを意味する。
このランクになるとその性質は「無辜の怪物」に近い。
フォーリナーの場合はさらに、邪神の干渉により強力な破滅耐性を持つ。
通常攻撃による打倒は不可能に近い。
(デュランダルなどの不滅属性を持つ武器による攻撃、対不滅攻撃に対してはロジックエラーを引き起こし、耐久を本来の幼児相当(E-)として、後述のスキルによる存在続行能力にも不全をきたした状態でダメージが算出される。また、対概念、対時空攻撃、及び自滅には耐性を持たない。)
死相の美:A+
デスマスク・ビューティ。
生きとし生ける者を妖しく惑わせる死の魅力。
美しくも生命力を微塵も感じさせない冷たい肌、光亡き瞳、今際の童顔、恐ろしくも目が離せぬ「死者の美貌」
単体への魅了付与、死に魅入られた事による恐怖付与、即死耐性ダウン。>>287
【宝具】
『ただ独り夢を見る、朽ち果て逝く霊堂の淵にて(デカディメント・カタコンベ・デイ・カプチン)』
ランク:B- 種別:結界宝具 レンジ:90 最大捕捉:9252人
己が眠る墓所、邪神が棲まう暗黒の地獄の断片に侵蝕されたフォーリナーの心象風景が具現化された、異界へと変貌したカプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂を展開する。
膨大な量の塵に埋もれ、薄明かりと静寂に満たされた何もかもが朽ち果てた伏魔殿。
辛うじて所々に原型を遺した骸骨や木乃伊が見受けられるが、それらも軽く触れた瞬間に崩れ落ち、塵へと還る。
霊堂内は時間律が歪曲しており、無機物、有機物、生物、非生物、物理的存在、魔術的存在問わずありとあらゆる存在の老朽、消耗、劣化速度が加速する。
これらの影響は対魔力などの魔術的防御手段で軽減出来るが、それらのスキルや防護術式そのものも劣化の対象となり、時間経過と共に喪われていく。
また、宝具内では『塵埃の踏破者』との同化が進み、神化したフォーリナーが体内の時間経過を加速させながら徘徊しており、仮に肉体に接触されてしまった場合、一瞬を膨大な時間へと加速させられ、瞬く間に肉体と精神が崩壊する。
さらに対象をガラスの棺へと閉じ込め、棺の時間流を無限に加速させ、宇宙の終焉へと送り出してありとあらゆる不滅性を無視して破滅させるという奥の手があるが、サーヴァントの身でこれ程の時間操作行使の反動に耐え切れる訳もなく、使用後はフォーリナーも消滅する。>>288
【Weapon】
『塵』
元が何であったのか完全に分からぬ程に朽ち果てた塵。
これに一時的に骨や武器の形を与え、戦闘時に使用する。
『歪曲せし背骨(スピーナ・ドルサーレ)』
第三再臨以降で解禁される。
正しい骨格構造から逸脱し成長した巨大な背骨が背中より突き出て、戦闘を補助する。
天使の羽のように見えなくもない。
【解説】
ロザリア・ロンバルド。スペイン風邪による肺炎で2歳の誕生日の1週間前に死亡したイタリア王国の少女。
娘の死を悲しむ父マリオ・ロンバルドは、エンバーマーであるアルフレード・サラフィアに遺体の防腐処理と保存を依頼した。
アルコールの注射によるミイラ化の促進、グリセリンによる過度な乾燥の抑制、サリチル酸による殺菌に亜鉛塩による腐敗の防止、頬へのパラフィンの注入により表情を柔らかくさせるなど、サラフィアの優れたエンバーミング技術により遺体は良好な状態で保存され、カプチン・フランシスコ修道会の地下納骨堂の深部にある小さな礼拝堂に保管されており、木製の台座の上に置かれたガラス張りの棺に収められている。>>289
【人物・性格】
純粋無垢な情緒未発達の幼児。言語が発達し、自律性が芽生え始めた頃の幼すぎる少女。
あまり多くの単語を一度に操れず、たどたどしく二~三個の単語を組み合わせて文章にするのがやっと。
微かだが自発性もあり、ある程度自分で状況を判断して行動するなど発達は非常に良い。
なお、邪神と繋がったが故か、時折、特に宝具使用時や第三再臨以降は異様な知性を発揮することがある。
イメージカラー:灰色の塵と青白い光
特技:自分で考えて行動できる
好きなもの:リボン、パパ
嫌いなもの:ひとりぼっち
天敵:スペイン風邪
願い:そもそも聖杯や願いという概念をよくわかっていないが、ひとりぼっちでさみしいのは嫌なので友達を欲しいとは思っている
【一人称】ロザリィ【二人称】呼び捨てか幼児特有のあだ名【三人称】呼び捨てか幼児特有のあだ名
【コメント】
育成は虚影の塵と凶骨を嘘みたいに消費する。>>271
ありがとうございます「んん~ゴホン!...『驚いたな。神に守られるばかりだった人の子が己の力のみで外なる星に爪痕を刻むとは。』」
「『興味が沸いてきた。人の子が何処まで行けるかしばし見守るとしよう』...だそうです。フォーリナーへの対象にお困りならば私にお任せ下さい。」
*基本情報
【元ネタ】宇宙開発史
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】彗星探査機ディープ・インパクト
【異名・別名・表記揺れ】彗星探査機エポキシ
【性別】女性
【身長・体重】171cm・- kg
【容姿】機械で出来たギリシャ風の鎧を纏い、中央に眼の紋様を持つ星の印が描かれたハルバードと盾を持つ女性
【地域】アメリカ合衆国 宇宙
【年代】現代
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:A 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:C*【クラス別スキル】
**領域外の生命:B
外なる宇宙、虚空からの降臨者。
外なる神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮うもの。
**自陣防御:B
自らを含む味方ないし、味方の陣営を守護する際に発揮される力。
ランクが高ければ高いほど守護範囲は広がっていく。
ディープ・インパクトに宿る外なる神は、旧支配者による横暴から人類を守護していたと伝わっている。
**天地の開豁:C
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
テンペル第一彗星の一部を破壊したディープ・インパクトは宇宙という神の手にあった領域に人が手を伸ばせる事を示したもの達の一つである。*【保有スキル】
**深淵の航海者:B
宇宙船若しくはそれに類すると認識される物を駆る才能。『嵐の航海者』の類似スキル。
電子工学・機械工学・材料工学・宇宙航空力学・宇宙物理学・天文学・高等数学など、
人工物を宇宙空間で航行させるに当たり必要な諸学問に対する知識と理解、習熟を獲得。
これらを用いることで、スキル効果の対象となり得る騎乗物に関する判定に、有利な補正を得る。
**機械外装:A
ディープ・インパクトを運搬したデルタ2ロケットが変形した鎧を纏っている。
**女神の神核:D
生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。
外なる神はディープ・インパクトを依り代にする事で霊基をスケールダウンし、通常のサーヴァントの枠に収まっている。
**古き印:EX
ディープ・インパクトに宿る外なる神こそが&ruby(エルダーサイン){古き印}を産み出したのだと言われている。
マスターが魔力を回せば任意の対象に加護を与える事も可能。*【宝具】
**『&ruby(エルダーブレスド・インパクター){悪星砕く光輝の鎚矛}』
ランク:C 種別:対星・対神宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ディープインパクトの持つインパクターが外なる神の影響でハルバードに変化したもの。
本来持っていた星に属するものに対する特攻と防御力無視に加え、
古き印が刻まれた事で神性、特に外なる神に由来する神秘を破壊し人の手により討伐しうるレベルまで引きずり下ろす事が可能となった。
所持している『天地の開豁』を『古き印』で強化したものと言える。
*【Weapon】
**『悪星砕く光輝の鎚矛』
元々はテンペル第1彗星に撃ち込まれた重さ370kgの銅とアルミニウムからなる合金製のインパクター。
その衝突によってできるクレーターや飛び散った塵から彗星の内部構造を調査する目的でディープ・インパクトに搭載されていた。
衝突の瞬間はディープ・インパクトに搭載されたカメラ及び赤外線スペクトロメーターによって観測された他、地球上の天体望遠鏡でも観測されている。
なお、その際飛び散った塵は後に宇宙探査機スターダストによって回収された。
外なる神の加護を受けた事で投擲により手元を離れても即座に手元に戻せる機能が追加されている。
**『盾』
刻まれた古き印により、ランクA+相当の『対魔力』を持つものとして扱われる。*【解説】
アメリカの宇宙開発計画であるディスカバリー計画に所属する彗星探査機、2005年1月12日に打ち上げられた。
搭載されたインパクターをテンペル第1彗星に発射する事で彗星の一部を破壊、それによる彗星の内部構造の解明、及びその観測データからの太陽系や惑星誕生のメカニズムの解明が目的である。
インパクターには世界中の有志の名前が記録されたコンパクトディスクが搭載されていた。
それがテンペル第1彗星への衝突したという事は、神の領域であった天体を人類が征服する最初の一歩だったと言えるだろう。
当初のミッションを達成したディープ・インパクトはエポキシと名を代え、引き続き太陽系外惑星の観察及び新しい彗星の接近観測の任務についていたが、2013年8月8日に交信途絶、同年9月20日に運用終了が発表された。
[+]
地球との交信が途絶えたその時、ディープ・インパクトは外宇宙の神と交信していた。
「その輝きが世界を砕いた」とされるこの神は一部分とはいえ地球外の星を砕いたディープ・インパクトに興味を持ち、敵対している旧支配者への牽制として自らの霊基の一部を提供する。
かくして幻霊ディープ・インパクトはフォーリナークラスの英霊として座に登録された。
[END]*人物像
宇宙機だけあって素直で好奇心旺盛であり、外なる神についても相手の事を理解した上で出来れば友達になりたいと思っているが、
統合している神霊の影響によりそれらが人類を外するならば一切躊躇いなく滅ぼそうとする。
*コメント
クトゥルフ側の神霊はヌトス=カアンブル。>>298
神性:A
酒神バッカス(ディオニュソス)と自らを同一視させた事に加え、外宇宙に潜む高次生命体の心臓により、強い神性を帯びた。
クトゥルフ、ツァトゥグァ、ニャルラトホテプ、ヨグ=ソトースといった数多くの邪神を上回るものとされた『大いなる彼のもの』を殺.害し、その心臓を食らった為、高ランク。
【固有スキル】
勇猛:A++
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
愚かしいとまで評される並外れた勇猛さ。それ故に、アントニウスは狂気に飲まれず、神も邪神も恐れない。
果実の酒気:C+
カリスマと魅了、両スキルの複合スキル。
軍事能力と扇動の巧みさに加え、自らを酒神バッカス(ディオニュソス)と同一視させた逸話から得たと思しい。
外種改造:EX
外なる宇宙より来たりし邪神の心臓を食らった事による、究極の自己改造。
魔力炉心が形成され、サーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能。>>299
【宝具】
『射.殺.す百頭・羅馬式(ナインライブズ・ローマ)』
ランク:A 種別:絶技宝具 レンジ:- 最大捕捉:自身
ギリシャ神話の大英雄ヘラクレスが編み出した戦闘方法。流派ヘラクレス・ローマ分派。
アントニウスの家が先祖代々伝えてきたのか、ヘラクレスを祖とするが故に宝具として所有するのかは不明。
雷撃にも似た拳閃の乱打は命なき怪物であろうと皆.殺.し、星空に煌めきを迸らせる。
『大いなる彼のもの』を滅ぼせたのは、ヘラクレスの戦闘方法が対怪物にも優れていたが故とも考えられる。
『我、雷霆を招く神人(ケラウノス・リクエスト)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
雷神ユピテル(ゼウス)に対する支援要請。
先祖・ヘラクレスの血──あるいは受け継がれてきたゼウス・クリロノミア(ナノマシン)──を介して、神霊ユピテル(ゼウス)に支援要請を発する。
幸運判定に成功した場合、ユピテル(ゼウス)はヘラクレスによる要請と誤認し、神雷によってアントニウスに仇なす全てを一掃する。
支援要請の判定に失敗すると、以後の支援要請は遮断される──つまり、この宝具は使用不能となる。
ネクロノミコンに曰く、アントニウスは『大いなる彼のもの』との戦いの折、対等の者としてユピテル(ゼウス)の助力を求め、その神雷によって邪神の軍勢を退けたとか。>>300
【解説】
共和政ローマの政務官。第二回三頭政治の一頭。カエサルの下で武功を重ねた腹心の一人。
カエサル暗殺後はカエサルの後継を目指し、オクタウィアヌス(アウグストゥス)と対立。
エジプトのクレオパトラと公私共に強く結びついたが、代償にローマ人の支持を失い、アクティウムの敗北の後に自害した。
†
どの時点で政界に現れたのかははっきりしていないが、ポンペイウスのエジプトへ侵攻に際して騎兵隊長の一人として名が残る。
その後、カエサルのガリア戦争に従軍し武功を挙げ、腹心の一人として遇されるようになる。
カエサルとポンペイウスらによるローマ内戦でも活躍。
独裁官となったカエサルが東征する折には、イタリアの留守を任される程の信任を得たが、役目に対して能力が不足しており、十分な働きができなかったという。
カエサルが共和派に暗殺された後は旧カエサル派の代表として事態の収拾に当たり、民衆の扇動によって共和派を追放。
しかし、カエサルの遺言を受けたオクタウィアヌス(後のアウグストゥス)がカエサルの後継者として振る舞った事で、両者はカエサルの後継の座を巡る政敵となる。
なおカエサルの遺言は財産分与でオクタウィアヌスに最も多く配分したのであって、政治的後継者に指名したわけではなかったのだが、オクタウィアヌスが後継者であるかのように利用したとする説もある。>>301
かくして政敵となった両者ではあったが、程なく共和派や元老院派という難敵に対処する為に手を結び、レビドゥスを加えた第二次三頭政治を開始する。
しかし、これらはやがてカエサル後継の座を巡る戦いが来る前提で結ばれた、破綻が確定した盟であった。
その為、共和派や元老院との戦いの傍ら、それぞれが自派の勢力拡大に勤しみ、時には盟が破れかける衝突もあったという。
その後、小ポンペイウスの討伐やレビドゥスの失脚を経て、アントニウスが東国を、オクタウィアヌスがイタリア以西を領する勢力図が確定する。
オクタウィアヌスが声望を高める一方、パルティア遠征に失敗し名声を大きく損なったアントニウスは、情勢を巻き返すためにエジプトを領するクレオパトラと結びついた。
また、自らを酒神バッカス(ディオニュソス)に擬すなどヘレニズム的な君主像を演出し、東国属州の支持基盤を強化しようと試みた。
だが、アントニウスはその代償としてローマでの権力基盤を喪失し、さらにクレオパトラへの恋愛関係により政治的なしわ寄せを受ける東国属州の反感も買うようになった。
一方、オクタウィアヌスはヘレニズム的価値観に対抗するためにローマ的価値観を煽り、ローマ人がアントニウスに反感を抱くように仕向けた。
これにより両者の対立はローマ的価値観とヘレニズム的価値観の対立へとスケールが拡大。
内乱の一世紀を締めくくる、大規模な軍事的衝突へと発展する。
両勢力の戦いはアクティウムの海戦で事実上決着した。
兵力こそアントニウスの側が上回っていたが、クレオパトラとの蜜月関係に東国属州が不満を抱いていた事、クレオパトラの船団が突如として戦線を離脱した事などが原因でアントニウス軍は大敗。
情勢は完全にオクタウィアヌスの側に傾き、東国属州が次々にアントニウスから離反する中、クレオパトラ自害の誤報を聞いたアントニウスは絶望のあまり自ら命を絶った。
その10日後、ローマ軍に追い詰められたクレオパトラは自害したが、死後はアントニウスと同じ墓に入れるように遺言を残したという。>>302
†
クトゥルフ神話作品『アルハザードの発狂』によれば、アントニウスはアルプスで率いる軍勢と共に飢餓に陥っていた折「大いなる彼のもの」と呼ばれる神話的存在に遭遇した。
「大いなる彼のもの」は万物の王アザトースと同格であり、人間は視認しただけで死ぬ程のおぞましい存在だったが、アントニウスは恐れず戦いを挑み、ユピテル神の力を借りて配下の邪神を蹴散らし、ついに「大いなる彼のもの」を滅ぼしたという。
魔術師アルハザードは、己の信じる神々が人間ごときに敗れた事を知って発狂した、とされる。
【人物像】
「肉体が頑丈なだけが取り柄の無教養人で、酒に酔いしれ下品な娼婦と馬鹿騒ぎするしか能のない、剣闘士並みの男」とはキケロの評。
とはいえ、キケロが評した程に短慮ではなく、ある程度の政治的思考は巡らせられる。
考えなしというよりも、考えが甘く粗忽、と言ったほうが近い。
扇動に長け、聞こえのいい理想を唱える一方で、現実的な統治能力に欠ける典型的なアジテーター。
そういう性質が軍事的能力にも結びついているが、戦術の巧みさというよりも部下を煽り士気を高めるものであり、優れた指揮官の下で働いてこそ輝く。
私人としても直情的な傾向が強い。憎むのも愛するのも一直線だが、それ故に視野が狭くなりがち。
ただ、その欠点は誠実さにも転ずるものであり、クレオパトラはアントニウスのそうした人間性を好いて支援したと思われる。>>303
【関連人物】
カエサル:敬愛する上官。民衆の扇動術は彼を見習って覚えたもの。カエサリオンの死の責任を持つ人間として申し訳無さもある。
クレオパトラ:彼が知るのは愛する人を失い影を背負うようになったクレオパトラであり、カルデアのクレオパトラとは年代が少し違う。
カエサルと愛し合う姿を見たとしても「彼女が幸せならば」と身を退くだろう。
ヘラクレス:アントニウスの先祖とされる。その凄まじいまでの肉体美に尊敬の念を隠さない。
イスカンダル:ヘレニズム文化の祖。期せずしてヘレニズム文化の終焉を担ったアントニウスにとっては申し訳の立たない相手。
シェイクスピア:「アンソニーとクレオパトラ」の作者。正直この描写はどうなの? とツッコミを入れたい事多々。
クトゥルフ神話関係者:全員から恐れられる。彼らに宿る力が外なる神を食らったアントニウスを忌避するのだ。
【Wiki登録】可「人よ、星よ、我が下に帰る時だ」
ADVENT BEAST
───人類悪 顕現───
【元ネタ】メソポタミア神話
【CLASS】ビーストⅡ/R
【真名】エンリル
【異名・別名・表記揺れ】&ruby(エンリル){風の主人}、エッリル、ヌナムニル、ベール、荒れ狂う嵐、野生の雄牛、&ruby(クルガル){偉大な山}など
【性別】男性
【身長・体重】220cm~5476万㎢(ユーラシア大陸の面積に合わせる)・??kg(概念なので重さは計量できない。反面、拡張性は無限となる)
【外見・容姿】天を衝く二本角の付いた王冠を被った巨躯の男神→人の形に集束した風と光、天という概念の化身
【地域】中東・メソポタミア
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】獣
【その他属性】神性、王、超巨大
【ステータス】筋力:A+ 耐久:EX 敏捷:EX 魔力:A+ 幸運:A 宝具:EX【クラス別スキル】
獣の権能:A
対人類、とも呼ばれるスキル。
英霊、神霊、なんであろうと“人類”に分類されるものに対して特攻性能を発揮する。
ほんの僅かでも人の血を引く、人に寄り添うものであれば特攻の対象となる。
単独顕現:B
単体で現世に現れるスキル。
一度顕現してしまえば七日に渡りユーラシア大陸を覆い尽くす。
顕現してからは休む事なく王律権を行使し、人類を支配しようとする。
反面、ビーストⅡ本体は天そのものなので地上に降り立つ事はできない。人類隷属は臣下となった者たちの仕事となる。
また、このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いたパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。
主神の神核:EX
天空神アヌから最高神の座を奪い取ったエンリルは規格外の神性を有している。
獣としての本質が「上に立ち、支配するもの」であるため、ビーストⅡになった今も神核は喪失していない。
原典を同じくするメソポタミアの神々や、ビーストⅡの臣下となった者はビーストⅡには逆らえない。【保有スキル】
大いなる王律権:EX
王権を授与する神としての権能。王が律する権利ではなく、王を律する権利。
自身に従うことを選んだ者に、魂クラスでのギアス……霊属契約(アニマギアス)を結ばせ、王権を授けることができる。
王権を得た者は未来永劫ビーストⅡの臣下として支配される代わりに、他者を支配する権能を行使できるようになる。
支配の権能に抵抗するには、ビーストⅡと同格の異なる神話体系の神の加護を受けるか、神性に対する特攻効果のある道具を持たなくてはならない。
神代回帰:C+++
ビーストⅡを縛る抑止の鎖。
極めて強力な神核と権能を有するビーストⅡだが、純粋な神秘そのものであるため、神秘の薄れた時代や環境ではその能力を十全に発揮できない。
例え特異点であっても、人類が神から自立していればいる程に人を支配する神であるビーストⅡの神性は損なわれ神核が著しく落ちてしまう。
そのためビーストⅡは王律権によって人類を支配下に置くことで神代回帰し、自らの神核を取り戻そうとする。
このスキルはビーストⅡの出力を示したもの。
Cランクなので顕現した時点では半減しているが、人類を支配していくことで最大で本来以上に強くなることができる。+++がついているのはそのため。ネガ・オーソリティ:A
王権を授与する権能の反転作用。王権を無かったことにし、神々や王の権威を否定するスキル。
これを持つビーストⅡは、神や神話に縁を持つサーヴァントたちが有する能力・武器の行使を無効化してしまう。
具体的に言うと「天」と「地」のカテゴリサーヴァントの宝具に対してバリアがつく。
魔力放出(天):A++
神としての能力。魔力を様々な自然現象に変えて放出する。
ビーストⅡの場合、嵐や暴風雨、太陽の熱波や人体を蒸発させるほどの光など天候にまつわる形で放たれる。
A++ランク表記だがこれはビースト霊基の基準に合わせたものであり、通常のサーヴァントの霊基出力基準では規格外に分類される。【宝具】
『創世の理よ、我に従え(クルガル・ドゥルアンキ)』
ランク:EX 種別:対人類・対星宝具 レンジ:地球全域 最大捕捉:地球上の星を含む全生命体
原初の天空神アヌから主神の座を奪い、アヌから地母神キを奪い地上の支配者ともなったビーストⅡの権能の最大行使。
天そのものである自身の肉体で世界を包み込み、時空断層の嵐を起こして内部に存在する全てを破壊し尽くす。
ギルガメッシュの『天地乖離す開闢の星』と引き起こす事象はほぼ同じだが、一サーヴァントに過ぎないギルガメッシュと獣にして神であるビーストⅡでは霊基の差故に出力も規模も比べ物にすらならない。
ましてや、乖離剣エアが成すのは人の生存を許さぬ原初の星の再現だが、ビーストⅡが行うのは星さえも飲み込み砕く、神の威光を示す大偉業。
よって最終的に辿り着く景色が異なるのも必然であり、この宝具が行使された後に残るのは暴力という名の支配に屈服した無残な星の遺体である。
混沌が如き破壊を起こす力だが、ビーストⅡにとっては「星とそこにある人や命をあるべき状態に正す、秩序を敷く行為」であるという。
その証として、無作為に破壊するように見えて、ビーストⅡに支配された者や彼らが支配する土地だけは決して壊れることは無い。
そうして不出来なもの全てを砕き均すことで、神の下に人が従う在りし日の神代へと巻き戻す。それこそがビーストⅡの最終目標である。
【Weapon】
『天と地を示すもの(エ・テメン・アンキ)』
神話においてその姿どころか身から発する光輝(メラム)すらも、神々でさえ見ることは叶わなかったというビーストⅡの肉体そのもの。
天空神たるビーストⅡは、風や大気、光や熱といった「天」にまつわるものが集束した、神という形を取った概念と呼ぶべきものである。
天とは空であり、そして宙である。即ち人の上にある空間全てがビーストⅡである。
姿も威光も見ることが叶わないというのは、概念神である以上にあまりにも大規模すぎて視界に納められないというのが真相であった。【解説】
シュメル神話における嵐の神であり、実質的な最高権力者。
シュメル神話において、天地は天空神であるアヌ、地母神であるキがアヌンナキと呼ばれる神々を生んだ際に分かたれた。
その後、アヌンナキの1柱であったエンリルは「暇な神」となったアヌから最高神の座を実質的に受け継ぐ。
エンリルはアヌからキを奪って地上の支配者にもなり、神々の労働を肩代わりさせるためにキと交わって人間を生みだしたという。
しかしエンリルはその後、人間に対して様々な災いを与えるようになる。
時に異民族を流入させて人間の都市を滅亡させ、また時には大洪水や疫病などを招いて人間たちを死滅させた。
またギルガメッシュ叙事詩においては、エルキドゥの守護神でありながら女神イシュタルを激しく罵倒した罪でエルキドゥを死なせている。
それは神が絶対の存在であり、人は神に逆らえず従うしかないことを示すが如き所業であった。
だが人を神の下に繋ぎとめる「天の楔」である筈のギルガメッシュが、人を神から決別させる方向性に舵を切ったことで、その権威は失われていく。
時が流れる程に人類は繫栄し、世界を開拓し、それによって神秘は失われていき、神もまた人の世においてその必要性を無くしていった。
かつて神こそが頂点であり人類は神が生みだした物に過ぎなかった神代は終わり、人類は霊長となった一方で神々は消えていったのである。
ある神はそれを摂理として受け入れ、ある神は抗う間もなく消滅し、ある神は人が巣立つことを祝福した。
しかしエンリルは、人が神の下を離れる事を、人が霊長となる事を認めなかった。
人は神の道具である。道具が持ち主から離れる道理など無い。道具が持ち主に&ruby(殺される){使われる}ことを拒むなどあり得ない。
神の下を離れた人類は多くの血を流した。裏切り、憎み合い、互いを殺さんとし、多くの哀しみを生んだ。
これは持ち主の下を離れたが故である。お前たちを正しく使える神がいないから、お前たちは不幸になったのだ。だが、神も無慈悲ではない。
人よ、再び神の下に帰るがいい。神に従えばお前たちは幸福となる。
神に尽くし、神の意思に従い死ぬ。これ以上の幸福がどこにあるだろうか。
剪定に怯えることも無い。それは人類が霊長であるが故であり、神の庇護下に戻れば未来を紡ぐ責務も無くなるのだから。
故に、さあ、帰ってくるがいい。帰ってこい。帰れ。
人も星も、全ては&ruby(我){神}の物なのだから。
以上の本性をもって彼のクラスは決定された。
風の主人なぞ偽りの名。
其は人類を置き去りにした、人類史を最も拒絶する大災害。
その名をビーストⅡ/R。
七つの人類悪のひとり、“回帰”の理を持つ獣である。
なお、Rとは&ruby(LR){左右}を示すものではなく、Reverse(リバース:逆行、の意)の略。
この獣が存在する時空において、対となるティアマトはビーストⅡ/Rebirth(リバース:新生、の意)と呼称される。
ティアマトは愛する子らを産み直すことを望む女神であるのに対し、エンリルは神代へと巻き戻すことを目的とする男神である。【人物像】
傲岸不遜という言葉を突き詰めたような人格。
人間や地球が自分の所有物であることを信じて疑わず、自分の考えが絶対であり間違いなど決して無いと心の底から思っている。
ある意味では人間らしいとも言えるが、しかしビーストⅡは人間性を全くもって理解していない。
人が神に従うのは当然だし、神のために命を落とすのは神の所有物である人間にとって最上の幸福であるとビーストⅡは平然と語る。
人が神に逆らうことを許さない以前に、神に逆らう理由が分からない。言われても理解できない。
悲鳴を上げても「神の心を潤すための彼らなりの歌なのだろう」としか思わないし、憎悪の視線を向けても「そんなに神の御姿を見たいとは信心深い人間だな」と認識する。
「人の在り方は間違っているから正す」という行動方針はビーストⅠと似ているようでいて、あちらが酷く偏った認識ではあったがそれでも正しく人の哀しみや苦しみを知っているのに対し、ビーストⅡのそれは「神のために死.ねない彼らは哀れだ」という一方的な価値観の押し付けでしかない。
酷く歪んだ人類愛、それがビーストⅡを獣たらしめているものである。
人間に対しては基本的に勝手な憐みを向けているだけで嫌ってはいないが、余りにも逆らうのであれば「なぜ神の思いを理解しない?」と怒りを示す。
ただしギルガメッシュは例外で、神の血を色濃く引くために人間ではなく神として認識しており、かつ人を神から引き離した悪しき扇動者として激しい憎悪を向けている。
特技:王権の授与、(破壊行為による)秩序の制定
好きなもの:自分、神、人間
嫌いなもの:神に逆らう人間、ギルガメッシュ
天敵:ギルガメッシュ
願い:人を、星を、神の下に戻す。正しい秩序を取り戻す。
【一人称】&ruby(我){神}【二人称】お前、貴様【三人称】ヤツら、貴様ら
【Wiki登録】可これはギルガメッシュがマジ切れするわ
【出典】インド神話、『ラーマーヤナ』、『マハーバーラタ』、『バーガヴァタ・プラーナ』など
【CLASS】ランサー
【真名】パラシュラーマ/Parashurama
【性別】女性
【身長・体重】172cm・63kg
【時代】神話時代
【地域】インド
【属性】秩序・善
【その他の属性】天、神性
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:B 宝具:EX
【クラススキル】
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
騎乗:A+
乗り物を乗りこなす能力。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルのため、生物・非生物を問わない。
パラシュラーマにとって、大地が戦車であり、諸ヴェーダがそれを引く駿馬のような動物であり、風が御者であり、ヴェーダの母達(ガーヤトリー、サーヴィトリー、サラスヴァティー)が鎧である。ただその意志によって、一切の武器を備え、美しく輝く、奇跡的な形をしている戦車が造り上げられる。清浄で、都市のように広大である戦車には、神的な馬が繋がれ、黄金と、月の印をあしらった旗標で飾られていた。
常に“神の乗り物(ヴィマーナ)”へ騎乗している状態として扱う。>>315
【固有スキル】
主宰神の顕現:B
神性。神としての性質。神霊適性を有する。
かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残でもある。
ヴィシュヌ神の化身、部分的化身(アムシャ)であるとされる。
戦士殺し:B+++
人型、王、神性を有する対象への攻撃・防御に有利な補正を得る。
最初のハイハヤ国との交戦に留まらず、二十一回にも及ぶクシャトリヤの粛正は、霊基の枠組みに収まりきらず、「+++」という一種のバグ表示になっている。
カラリパヤット:EX
破壊神の武術。
古代インドにおいて発展した、力や才覚のみに頼らない、合理的な思想に基づく武術の始祖。
攻撃より守りに特化している。
パラシュラーマはそのカラリパヤットの北派開祖であると伝えられている。>>316
梵我一如:EX
不死者(チランジーヴィー)。
対粛正防御と呼ばれる“世界を守る”証。
無条件で物理攻撃、概念攻撃、次元間攻撃のダメージを自身のHP数値分、削減する。
また、精神干渉を完全に無効化する。
滅び(ユガ)を越えて、新たな時代の七聖仙(サプタリシ)になるという。
母レーヌカーが専心を怠ったために、父ジャマダグニの怒りを買う。兄達はそれに応えることが出来ずに呪われてしまうが、パラシュラーマは畏れること無く、母を処断した。
その行為に父は満足すると願いを問う。
パラシュラーマは「母が生き返ること、母を殺めたことを忘れること、母殺しの罪に触れないこと、兄弟が元の状態に戻ること」を願った。父はその答えに満足し、更に戦闘において無敵であること、長寿であることを叶えた。>>317
【宝具】
『破壊の神が翳す月夜(カンダパラシュ・スートラム)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1000
インド神話における破壊と創造を司るシヴァ神から与えられた宝具。
ダクシャの祭祀を破壊するために現れたシヴァ神を迎撃するために、聖仙ナラが一本の葦を斧に変えて投擲されたが、破壊されたことで“粉砕された斧を持つ者(Khaṇḍaparaśu /खण्डपरशु)”と呼ばれるようになった。
この時の斧を以て、パラシュラーマは「宇宙の破壊」を司るシヴァ神の額に三日月の傷を刻んだという。ガネーシャ神に振るわれた際には、シヴァ神の戦斧であることに敬意を示して、片方の牙が砕かれるのを受け入れたという。
万物を、すなわち宇宙を焼く炎を限定的ながら宿す。
それは「宇宙を焼く存在」自らでさえ抗えない神刃なのである。
『カルーリカー・プラディーピカー』において、パラシュラーマは女神サティーの右乳房が落ちたマラヤ山(現在の西ゴーツ山脈)に入り、苦行の果てに自らのパラシュを海洋に投じる。すると、海水がパラシュの突き刺さった水深まで引いていくことで、現れた陸地が“椰子の国(ケーラ・ラ)”であるという。地表を廻して新たな形を導く、島造りの権能。
『千の敵を穿つ不滅(ブラフマーストラ・ヴィジャヤ)』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:1000
カルナに授けたとされる“勝利(ヴィジャヤ)”の名を冠する対軍、対国宝具。
クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。
ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中する。
宿敵カールタヴィーリヤ・アルジュナの“千手(サハスラバーフ)”は、ブラフマー神・ヴィシュヌ神・シヴァ神の部分的化身であるダッタートレーヤが授けたもの。これを用いて羅刹王ラーヴァナを虜囚にしたことさえあった。
詩人は時に、アルジュナやカルナはカールタヴィーリヤに等しいとさえ謳う。
それほどの相手をした時に編み出した奥義。元より広い効果範囲を持つブラフマーストラの効果範囲をさらに拡大し、威力を格段に上昇させる。
その性能は核兵器に例えられるほどであった。>>318
【weapon】
『破壊神の月翳(カンダパラシュ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1
通常武装としても選択される。
【解説】
主宰神ヴィシュヌの化身(アヴァターラ)の一人。
バラモン階級とクシャトリヤ階級の絶えることのなかった闘争を例えていると云う。
ブリグ族のジャマダグニとレーヌカーとの間に生まれた第五子。
兄はルマンヴァット、スシェーナ、ヴァス、ヴィシュヴァーヴァス。
破壊神シヴァに教えを受け、神々の武器と戦斧(パラシュ)を授かったという。
祖父リチーカの妻サティヤヴァティーにはバラモンに相応しい息子を、サティヤヴァティーの母にはクシャトリヤに相応しい息子を得られるように願った際に、聖仙はそれを叶えるが、二人はその儀式を反対に行ってしまう。そのためサティヤヴァティーには戦士(クシャトリヤ)の如き、聖者(バラモン)が生まれる事となってしまう。それを恐れたサティヤヴァティーは聖仙に、息子ではなく孫として生まれるように、と請う。
そこで生まれたのが、戦士のような聖者がパラシュラーマなのである。
ある時、ハイハヤ族のカールタヴィーリヤ・アルジュナ王が森に狩りに出立し、ジャマダグニの隠棲所に入ることがあった。王の一行を如意牛(カーマデーヌ)スラビで歓待した。すると王はその牝牛が欲しくなり、それを自らの王都マヒシュマティまで奪い去ってしまう。
パラシュラーマはそのことに激怒し、カールタヴィーリヤを含めるハイハヤ国の軍勢を滅ぼして、カーマデーヌを取り戻す。王殺しの罪を贖うために聖地巡礼を行う。
ある日、兄達と共に隠棲所を留守にしている間に復讐の機会を伺っていたカールタヴィーリヤの息子達が父ジャマダグニの首を落として、持ち帰ってしまう。NGワードがよく分からないので、wikiに直接貼ります。。
>>319
【人物像】
数少ないイモータル系サーヴァント。
伝説では“ジャーマダグニヤ(ジャマダグニの息子)”だが、実際は娘。
苦行者や聖仙であっても禁欲の梵行をすることはあっても、結婚して子供を得ることは禁じられていない。しかし、神話上に子孫が存在しないということは何かしらの理由がある、という訳である。
ブラフマン(ヴェーダ)を知る人々、つまりはバラモン階級に要請された場合を除いて、自由に武器を取ることができない。聖杯戦争において、扱い辛いことこの上ないサーヴァントではあるが、「バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラが、もし戦いにおいてバラモンの敵となるなら、私はその者を殺.す」「私が生きている限り、恐れ、生きたいと願って庇護を求めて来た者たちを捨てることはできない。戦場に集結したすべての戦士を打ち破るような男でも、高慢な者は、これを殺.すであろう」という誓いを立てている。
受動的にのみ、戦闘に参加することができる。>>320
イメージカラー:瑠璃色
特技:戦士にする教育指導
好きなもの:苦行(タパス)、ヨーガ
嫌いなもの:裏切り
天敵:ラーマ、クリシュナ
願い:特になし。願いに応える形で参戦する
女神ガンガーの息子ビーシュマ、教師(グル)の家系であるドローナ、太陽神スーリヤの息子カルナ、そして三千年の放浪を科せられたアシュヴァッターマン、カリ・ユガ期の終わりにカルキを弟子に取り、すべての弓のヴェーダ(兵学)と四種の武器の術を正しく識る者として、その神的な武器であるアストラの知識を教えてきた。
ドローナがパラシュラーマから布施を貰おうとした時には、既に財産は自らの身体と、数々の道具と、武器の知識しか残っていなかった。そこでドローナはすべての武器とそれを扱うための知識を授かったという。
カルナにも同様にしたが、彼が自分に取り入るために「自分はバラモンである」と身分を偽っていたこと(師匠に対する虚偽は信頼に悖る罪である)を知り、呪いを掛ける。
それは最も大事な時に学んだブラフマーストラを忘れる、あるいは実力が自分以上の相手にはブラフマーストラは使用できない、という内容だった。
カルナは言う。師への虚偽の罪は受け入れた。今度は弟子として仕えてきたことに対する報酬を欲しい、と。パラシュラーマはインドラ神から授かり、地上を二十一回征服した時にも用いていた神弓ヴィジャヤをカルナに与えた。>>321
徹底した戦士(クシャトリヤ)嫌いということで有名だが、隠棲した後は態度が軟化している。
カールタヴィーリヤの何千人という遺児達を粛清した後、ジャヤドワジャ、シューラセーナ、ヴリシャバ、マドゥ、ウールジタという五人のみが残っている。その内、マドゥの長男がヴリシュニであり、後のクリシュナが誕生するヤーダヴァ族となっている。
パーンダヴァとカウラヴァで戦争が起きるという緊張感が双方で高まると、クリシュナが説得するためにハスティナープラへ使節として赴く。その使節団に合流してカウラヴァを諭すために、ある逸話を語ることもあった。
シャンタヌ王に迎えられる前のビーシュマ(幼名をデーヴァヴラタ)を弟子にしたこともある。
十二年の放浪生活でマヘーンドラ山を訪れたユディシュティラ一行の前に、月の第十四日目に姿を現している。彼の従者であるアクリタヴラナは、マヘーンドラ山に入った時点でユディシュティラ達の存在を感知している。そして彼らのことを気に入っており、月の第八日目か十四日目であれば姿を見せるだろうと告げ、その通りになったのだ。
一方で『ラーマーヤナ』では下界に降りるだけで、再びクシャトリヤの絶滅が行われるのではないかと諸王が恐慌に陥るという描写も存在する。
『ラーマーヤナ』においては、シヴァ神の剛弓ハラダヌを折ったラーマを見るために訪れる。その様子は、鳥たちの恐ろしい叫び声が周囲に響き渡り、地上のすべての野獣たちが南方へ走るという凶兆から始まる。強風が巻き起こり、大地は震動し、すべての大樹が倒れ、太陽は灰に覆われて、諸方位が分からなくなるほどの暗闇が広がる。
パラシュラーマはカイラーサ山のように近づき難く、宇宙を破壊する火のように耐え難く、精気によって燃え立つかのようで、只人は直視することができなかったという。
ハラダヌ弓はかつてシヴァ神が三都の魔族(トリプラースラ)の征服に用いたもので、それを折ったラーマを試すために、同じく工芸神ヴィシュヴァカルマンが造った別のヴィシュヌの弓、シャールンガ神弓を持ち込んだ。
曰く、ブリグ仙の子孫リチーカから、自らの息子ジャマダグニへと渡った。
戦士(クシャトリヤ)として侮辱されたことに怒ったラーマは、彼の命を奪うのではなくそれに等しい隠棲所を破壊する。それを確認したパラシュラーマは自らの非を受け入れ、立ち去った。
【wiki登録】可>>320
たぶん殺めてとか抹殺がNGになったのかもしれない「次はきさらぎ、きさらぎ。出口はございません」
【元ネタ】都市伝説、怪奇創作
【CLASS】フォーリナー
【マス夕ー】-
【仮称真名】きさらぎ駅
【異名・別名・表記揺れ】如月駅、鬼駅、異界駅、怪異駅
【付随幻霊】やみ駅、かたす駅、つきのみや駅、とこわ駅、すたか駅、はいじま駅、ひつか駅…その他多数
【性別】無性
【身長・体重】???m・???t
【肌色】塗装剥げと罅割れ【髪色】生い茂る雑草【瞳色】点滅する蛍光灯
【スリーサイズ】そんなものはない
【外見・容姿】寂れた雰囲気を残す殺風景な無人の駅舎
【地域】日本?
【年代】2004年~現在
【属性】中立・狂
【天地人属性】地
【その他属性】超巨大・非ヒト科・魔性・領域外の生命・人類の脅威
【ステータス】筋力:E 耐久:EX 敏捷:- 魔力:EX 幸運:E 宝具:C++>>325
【保有スキル】
孵化する悪夢:A
噂の起源に辿り着けないネットロアとしての曖昧さと日常の裏に潜む不安と恐怖の体現者。
『可能性の闇』、『自己改造(噂)』、『騎乗(噂)』などを複合する強力な自己強化スキル。
自身に紐付けられた悪性情報を利用し、更なる絶望と惨劇を振り撒く怪物に拡大変容する。
対文明:C
文明の利器、即ち人類が開発した機械類を狂わせる。
すべてが暗闇に沈んだ異界では機器も狂い、電波も惑う。
因果消失(異):A+
遭遇した者が持つ世界との接点を失わせる。
『気配遮断』や『情報抹消』に類似した効果を強引に発生させるが根本的に異なる性質のスキル。
フォーリナーの場合、このスキルを発動させた対象の直接観測が不可能となり『対象がその場にいた痕跡』のみが残される。
通信機器や念話による間接交流などで意思疎通は辛うじて可能だが、日常から非日常に外れ落ちた乗客の末路は想像に難くない。>>326
【宝具】
『消息、異境の暗澹に逝きて(キサラギ・ステーション)』
ランク:C++ 種別:対現宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:レンジ内全て
幽世脱線忌譚キサラギ・ステーション。
怪奇譚の震源地となった謎多き無人駅、無数の都市伝説が紐づけられ魑魅魍魎が跋扈する暗黒の異界を展開する。
何処か既視感を覚える風景が延々と繰り返される、日常が混沌とした非日常に呑み込まれた狂気の失踪多発地帯。
異界常識そのものと化したきさらぎ駅は都市伝説で語られる化物を呼び寄せ、悪夢の百鬼夜行が容易く屠り去る。
異界の何処かに存在する出口を見付け出す豪運が無ければ脱出不可能だが、脱出した先が元の現世とは限らない。>>327
【解説】
きさらぎ駅。電子掲示板やSNSなどで語られる異界駅。2004年に2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)のとある掲示板で『はすみ』を名乗る人物が奇妙な内容を書き込んだ事を発端とする。
きさらぎ駅という実在しない無人駅に降りてしまい、スレッドの住民と共に帰る手段を模索したが、深夜2時にも関わらず聞えた囃子の音や片脚の老人など怪奇現象に見舞われる。
異界を彷徨う決死行で何とか実在しない伊佐貫トンネルを抜けて謎の男性に助けられ一段落付くも、送迎中の男性が奇妙な行動を取り始めて不安に襲われるも書き込みは途絶えた。
彼女の消息が途絶えた後も怪異が日常に潜む恐怖は大衆の心に傷を残し、異界駅や怪異駅に迷い込んだ体験談やきさらぎ駅をモチーフとした小説や映画が今でも作られ続けている。>>328
【人物・性格】
〔お掛けになった番号は、電波の届かないところにあるか、電源が入っていません〕
イメージカラー:夜雨に滲む街灯の青い光
特技:時刻表通りの運行
好きなもの:寝過ごした乗客、終電を逃した乗客
嫌いなもの:キセル乗車
天敵:新幹線
願い:〔データ破損〕
【一人称】- 【二人称】- 【三人称】-
【コメント】
本当は迎えがほしいの
あのね、それじゃ、おやすみ「お前の召喚に応じ参上した。真名をエイリーク・ソルヴァルズソン、赤毛のエイリークだ。お前の冒険の手助けをしてやろうじゃないか。」
【元ネタ】史実,赤毛のエイリークのサガ
【CLASS】フォーリナー
【真名】エイリーク・ソルヴァルズソン
【異名・別名・表記揺れ/付随霊基】赤毛のエイリーク/氷山空母ハボクック
【性別】女性(本来は男性)
【身長・体重】188cm・75kg
【肌色】雪のような白【髪色】赤【瞳色】青
【外見・容姿】赤い髪をもつヴァイキングの格好をした女性。戦闘時、鎧と武器は氷に包まれる。
【地域】ノルウェー,アイスランド,グリーンランド/イギリス
【年代】10世紀/20世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型,神性,人類の脅威
【ステータス】
筋力:B 耐久:C 敏捷:D
魔力:B+ 幸運:C 宝具:A>>330
【クラス別スキル】
領域外の生命:B−
外なる宇宙、虚空からの降臨者。外なる神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮うもの。
新月の際にはそのランクは減少する。
神性:B−
外宇宙に潜む高次生命の″操舵手″そして″船″となり、強い神性を帯びる。 計り知れぬ驚異。
その代償は周りに放つ驚異的な冷気。
新月の際にはそのランクは減少する
対魔力:C+
魔術に対する抵抗力。第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術・儀式呪法などの大掛かりな魔術は防げない。
だが、氷結系の魔術は無効化することが可能。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。>>331
【固有スキル】
嵐の航海者:B+
「船」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。
特に北海を思わせる寒冷たる氷海を征く時、その性能は向上する。
領土作成:B
陣地作成の亜種スキル。未開の地を開拓し、人の住まう土地を作り上げた英霊が保有するスキルで、土木技能、建築技能、貿易技能、人材雇用などの開拓、インフラ作成技能を内包する。
異邦のルーン:-
元来有していたスキル「ルーン魔術」が変質したもの。フォーリナーに接触した外なる神が魔術に長けていたことからその影響を受け、原初のルーンに近しい性能と化している。
幻想外殻:A−
幻霊を鎧としてその身に纏うスキル。
フォーリナーの場合は、外なる神に融合させられたとある幻霊の影響でパイクリートと呼ばれる水と木材パルプで作られた氷によって構築された鎧を装備する。主に高速で飛来する投擲物に対して強力な防御力を発揮し、周りの水分を凍結させることで自動的に補修することも可能としている。
また、鎧としてだけでなく、フォーリナーの乗り物であるクナール船の外殻として纏わせることも可能としている。【宝具】 『集え、緑溢るる果ての大地へ(グリーンランド)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:?
フォーリナーが発見し、入植した大地「グリーンランド」を由来とする宝具。
そのほとんどが雪と氷に覆われた大地であった島に、なぜフォーリナーは緑の島と名付けたのかというと、フォーリナーはこの島を入植しようと考えており、そのため入植者たちが魅力的に感じる名前にしようと考えたことからその名が付けられたのだという。
この宝具は指定した土地を例えどれだけ荒れ果てていたとしても、他者から見たらとても魅力的な土地に視認されるようになるというもの。
だが、十分人が集まった状態で真名開放を行うと、その土地を人が住むの適した緑に溢れた大地へとテラフォーミングさせることが可能。その本質は集まった人々の魔力や願いを用いて行う、テクスチャの改変。そのため、緑溢れる大地以外にも変質させることができる。
この宝具を保有するが故に、自らが顕現しうる大地を作り出させようと考えた外なる神に目をつけられることになった。>>333
『光芒凍つく氷山艦城(フィンブルヴェト・ハボクック)』
ランク:A− 種別:対国宝具 レンジ:1〜250 最大捕捉:1000人
外なる神がフォーリナーと混ぜ合わせた幻霊「氷山空母ハボクック」、フォーリナーが発見した「グリーンランド」、そして外なる神が有する全てを凍結させる氷山城を由来とする宝具。
普段はスキルとして鎧、あるいはクナール船に纏わせた氷としての形をとっているが、第一宝具で作り上げた土地に纏わせることで氷山艦城としての形を現す。一度氷山艦城となった土地はテクスチャから切り取られ、移動することが可能となる。船であることから海、そして空を移動することが可能。
氷山艦城は常に−100°にもなる冷気と光を放っており、その光には生命抵抗判定に失敗したものの魂を凍結させ停止させる能力を有している。また、氷山艦城の内部に許可なく入り込んだ者は対魔力判定を行い、失敗した場合は徐々に魔力を吸い取られ、最終的に体ごと氷山艦城に取り込まれてしまう。
この宝具の本質は神の、特に外宇宙に由来する神の存在を肯定する大地であり、外なる神が降臨するための足がかりとしてフォーリナーに作り出させた宝具である。魔力を規定値まで貯蓄することで召喚魔術が発動し、外なる神を呼び出させようとしており、ハボクックを利用することで自らが保有する氷山城と照応させることで顕現できる確率を高めているようだ。
しかし、これに対抗してフォーリナー自身がルーン魔術などを用いてこの宝具にセーフティをかけており、ある程度魔力が高まり外なる神が顕現してしまいそうになった時、ハボクックの幻想の船であるという性質が発揮され、氷山艦城は春になり溶けてゆく雪や氷のように溶けていくこととなる。また、他にも新月時はその効果が反転し、神を否定する土地になる性質を持つ。>>334
【Weapon】
『氷結の斧・槍・剣』
スキル「幻想外殻」によって凍結した武器。代償たる冷気を組み合わせることで強烈な吹雪を発生させることが可能。また、これらの武器にはᛏ(テュールのルーン)が刻まれている。
『異邦のルーン』
外なる神の干渉によって変質したルーン魔術。その出力は原初のルーンに肉薄する。
『クナール船』
フォーリナーが普段使いしている船。スキル「幻想外殻」によって氷の外殻を纏っており、上記の斧、槍、剣から放つ吹雪を利用することでジェットのような勢いで相手へ突貫することができる。
【解説】
エイリーク・ソルヴァルズソンは10世紀ごろに活躍したノルウェーの探検家であり、またの名を「赤毛のエイリーク」と呼ばれた人物だ。そんな彼の最大の功績は大西洋に浮かぶ大陸が如き巨島「グリーンランド」を発見し、入植したことが挙げられる。
エイリークは奴隷を手にかけられた報復に相手の親族を殺めたことにより追放され、帰還後さらに罪を犯したことにより三年間の追放が言い渡される。その三年間の間にエイリークはグリーンランドを発見することとなるのであった。>>335
そんなエイリークであるが、死後に干渉してきた外なる神の手によってそのクラスがフォーリナーへと変質している。また、その際に幻霊「氷山空母ハボクック」を混ぜ込まれている。「氷山空母ハボクック」 とはWW2の最中、イギリスにてジェフリー・N・パイクが考案し、結局その形が現実になされることはなかった氷山の船である。
さて、外なる神よりエイリークに与えられた使命は「外なる神が顕現できる土地を地球上に作り上げる」というものであった。ハボクックを混ぜ込んだのも自らが顕現するのに適した土地を作らせるのを助長させる意図があった。
だが、エイリークは自らが信奉する神以外の指図を聞くつもりなど全くなく、外なる神の狂気をも笑い飛ばし、逆に上記にあるように宝具に、それも外なる神が彼に付与したものを利用して意趣返しと言わんばかりなセーフティをかけるのであった。
ちなみに本来エイリークは男性であるが、現在は女性の姿になっている。その理由としては幻霊ハボクックを取り込んでいることからくる。曰く、船とは女性だとされており、英語では「She」と表現され、日本の船の守護神「船霊」は女神だという。そのことから、エイリークは女性体と化している。>>336
【人物像】
勇猛果敢で、例えどんな困難に相対してもそれを呵々大笑と笑い飛ばすような豪快な人物。
冒険を愛しており、フォーリナーはそれで得られる財宝よりも仲間との冒険そのものを好んでいる節がある。入植するのは発見した土地を自分達の土地にしたいという思いからきているようで、自分のモノだと認識した事物に対してある種の独占欲のようなものを持っている。そして、フォーリナーはそれらが傷付けられる事を嫌い、傷つけようとするものに対しては戦争さえ辞さない苛烈さを持つ。
そんな苛烈さを有するのと同時に、農場経営や、入植に関する知識、人心掌握術を覚えていることから計算高く、インテリ的な側面を持つ。
北欧の大神オーディンに対して鋼のように固く深い信仰心を抱いており、外なる神の狂気であってもその信仰を揺るがすことはできない。
特技:航海,土地開拓
好きなもの:冒険,仲間,酒,北欧の神々
嫌いなもの:自分のモノを傷つける者,船上でのアクシデント
天敵:北欧の神々
願い:未開なる大地の発見、そしてその場所への入植
【一人称】俺【二人称】お前,貴様,貴方様(神などへ用いる二人称)【三人称】あいつ,あれ,奴>>337
【因縁キャラクター】
エイリーク・ブラッドアックス:血斧王の方のエイリーク。冒険の仲間に誘おうと近づくが、肉体が女性になってることから呪われそうになるので諦めることに。
クリストファー・コロンブス:息子と同じ大地へ辿り着いた人物。彼の所業に関してフォーリナーはとやかく言うことはない。というより、同じヴァイキングとして見ている節がある。
ヴァン・ゴッホ:自らと同じく外なる神によって作られた複合サーヴァント。彼女ほど悲惨な状態ではないとはいえ、似た経緯でフォーリナーになったことから気にかけている。
クー・フーリン(術):何故だかわからないが出会うと緊張してしまう相手。
Requiemにてフジムラ先生の授業でちらっと言及された赤毛な方のエイリークさん。
干渉してきた外なる神は脇腹を刺されてあっさり逝ったルリム=シャイコース。
【wiki登録】可能です【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】上総広常
【異名・別名・表記揺れ】上総介広常 介八郎(通称) 平広常(本名)
【性別】男性
【身長・体重】211cm・152kg
【外見・容姿】巨大なカニ……のように遠目には見える赤鎧の武者
【地域】日本
【年代】平安時代末期(鎌倉時代直前)
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:EX
高良明神の加護により天津神系の魔術・呪術の対象にならない。
ただし、それ以外の系統の魔術に対しては効果は発揮されない。>>340
【宝具】
『殺生石化槍(せっしょうせきかそう)』
ランク:A+ 種別:対神宝具 レンジ:3~4 最大捕捉:1人
高良明神より授かり、九尾の狐に止めを刺し、殺生石へと変じさせたという大身の槍。
この宝具に刺された対象は、MGI(魔力)による対抗判定を強制的に行い“成功した”場合、石化されてしまう。
つまり(石化の魔眼などとは異なり)魔力による抵抗力が強いほどに石化の可能性が高まるのである。
魔力を蓄えている程に、あるいは高位の神秘である程に、対象の石化の確率が高まる、豊富な魔力を持つ者の天敵とも言える宝具。
なお石化した後、対象が蓄えていた魔力は瘴気となって周囲へと撒き散らされる。本来は欠点だが利点にもなりうる。
【解説】
平安時代末期の武将・豪族。 房総平氏惣領家頭首。
源頼朝の挙兵に助力し功績を挙げたが、後に頼朝に危険視され謀殺された。
伝説では玉藻の前こと九尾の狐退治で活躍した将の一人だったとされる。
†>>341
上総国のほとんどを領有する大豪族で、はじめは源義朝の下に属する郎党であった。
保元の乱では義朝の、平治の乱では義朝の長男・義平に従い活躍し、義平十七騎の一騎に数えられた。
結局、平治の乱は義朝側の敗北に終わるが、広常は命を永らえ、以後は平家の側へと鞍替えする。
しかし、上総氏の家督を巡る内紛や、平家の有力御家人・伊藤忠清との政治的対立を経て、広常は平家との関係を絶つ事を決断。
治承・寿永の乱(源平合戦)が始まると、頼朝側について上総国の平家勢力を掃討し、地盤を固めた。
通説では頼朝の助力する事を決めたのは、石橋山の戦いで敗れた頼朝が再挙を計った時だとされるが、実際は当初から頼朝方だった、という説が有力視されている。
とはいえ、広常が頼朝側に助力する理由は自身の家督争いや政敵との対立にあった。
そのため、以仁王の令旨を武器として東国の独立と望む広常と、上洛による平氏の打倒を望む頼朝との間には温度差があったとされる。
自身の兵力の大きさを頼んで傲慢な振る舞いが多かったともいう。(誅殺された為、貶められているとも考えられる)
その後、木曽義仲が京より平家を追い出したのを契機に朝廷から平家方の勢力は一掃される。
これを好機と捉えた頼朝が朝廷に働きかけ、宣旨を受けて東国の行政権を公的に獲得する事に成功。
結果、東国に強大な勢力を誇る広常は、頼朝の行政権を確立する為に邪魔な存在となった。
一説には広常は木曽義仲への接近も企てていたとされ、これが事実ならばそれも頼朝が危険視する理由になったと思われる。>>342
寿永2年(1183年)12月、広常は頼朝の命を受けた梶原景時に暗殺された。
その勢力は頼朝の御家人達に分配されるという形で解体され、公的にも実質的にも頼朝の支配が確立される事となる。
吾妻鏡によれば、広常の死後、その鎧から頼朝の武運と東国の安泰を願う願文が見つかり、頼朝は暗殺したことを後悔したという。
†
九尾の狐退治の伝説にも上総介広常の名は登場する。
鳥羽上皇を操っていた玉藻の前は、安倍泰親に正体を見破られ京から逃げ去ったが、その後、那須野の地で女子供を浚う妖狐として発見された。
この報を受けて朝廷は安倍泰親を参謀、三浦介義明と上総介広常を将軍とする追討軍を派遣。
戦いは熾烈を極めたが、安倍泰親の陰陽術と、義明が諏訪明神から授かった弓、広常が高良明神から授かった大槍の力によって、ついに討ち取る事に成功した。
討ち取られた九尾の狐は殺生石へと変化し、周囲に毒を放つようになったという。
【人物像】
見栄っ張り、小心、ひねくれ者。
常日頃から大言壮語を吐き、剛毅な無頼を気取るものの、内心では不安を抱えて狼狽える、というタイプ。
その上、善意の現し方もひねくれているツンデレ気質であり、他人の誤解を招きやすい。
信を置いた人の為に粉骨砕身働くという律儀さもあるのだが、上述の性格に加えて相手の考えを斟酌しない強引さがあり、善意が理解される事は稀。
──暗殺された事で頼朝に恨みも抱いている一方、今でも敬意を抱き続けており、他者が頼朝を侮辱する事は決して許さない。>>343
【関連人物】
玉藻の前:生前討ち取った九尾の狐。ろくでもない女だと確信しており、ひと目見ただけで警戒を顕にする。
牛若丸:頼朝の弟(妹)。そして頼朝に謀殺された者同士でもある。頼朝への恨みと敬意を今なお抱き続けているという点でシンパシーがある。
安倍晴明:生前一緒に九尾の狐討伐に向かった安倍泰親にそっくり。というか同一人物なのでは?
【Wiki登録】可
【蛇足】玉藻の前とも関係あったのか……【出典】インド神話、『マハーバーラタ』など
【CLASS】アーチャー
【真名】ウルーピー/Ulupi
アルジュナ・ウルーピー/Arjuna Ulupi
【性別】女性
【身長・体重】175cm・57kg
【時代】神話時代(ドヴァーパラ・ユガ期とカリ・ユガ期の間)
【地域】インド
【属性】秩序・善
【その他の属性】地、竜、神性、魔獣、魔性、人型
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:A 幸運:B 宝具:A+
【クラススキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
単独行動:A
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
マスターがサーヴァントへの魔力供給を気にすることなく自身の戦闘で最大限の魔術行使をする、あるいはマスターが深刻なダメージを被りサーヴァントに満足な魔力供給が行えなくなった場合などに重宝するスキル。>>345
【固有スキル】
竜種:A
竜の炉心による体内魔力生成と性能向上。
サーヴァントでありながら、ほぼ独立した行動が可能となる。
ただ呼吸するだけで世界の息吹に拮抗するほどの魔力(オド)を生成。
幻想種の頂点である竜種は魔力の枯渇など恐れる必要がない。
蛇神の神核:B
生まれながらにして完成した蛇神であることを現す。
その体に神霊適性を持つかどうか神性属性があるかないかの判定である神性を含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。
精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。
完全流体:B
自身を流体にし、世界を水で満たす。
竜女(ナーギィ)ウルーピーの本質は水であり、その気になれば流体として活動できる。
無敵+強化解除耐性付与+フィールドを3ターンのみ水辺に変える。
この権能を使用した者を倒せるのは、無敵貫通による攻撃のみである。
ときにガンガー神やサラスヴァティー神などの河の女神は竜女(ナーギィ)と呼ばれる。
アルジュナには水棲生物に対して無敵となる加護を授けたという。>>346
魔尼の宝珠:EX
竜の宝玉(ナーガマニ)、あるいは如意宝珠(チンターマニ)。
魔尼(マニ)とは『リグ・ヴェーダ』以来、金・銀・ガラス・真珠や集光レンズとしての水晶などを表す言葉として用いられてきたが、次第に宝石・宝玉類を示すようになったという。
『大品般若経』では、濁水を澄ませる徳があるといわれる。『大智度論』において「此宝珠従竜王脳中出(此の宝珠は、竜王の脳中より出づ)。」などと語られる。曰く、毒にも侵されず、火にも焼かれることはない。衣服食事、一切の財宝を自在に現し、毒を治し、眼を癒すという。また後世、仏舎利が変じたものとも考えられてきた。
呪いのように積極的な原因がない限り、何かに不足するということはない。
死者さえ蘇らせる力を有したこのナーガの秘宝は、天空神ヴァス神群がアルジュナに掛けた死の呪いを贖うために用いられた。禁欲という誓約に固執せずに、ウルーピーを救うことを優先したのが、かえってアルジュナ自身の功徳となったのだ。これもひとつの業(カルマ)と言えるだろう。
アルジュナの蘇生、翻って“アルジュナの霊基を着名(ギフト)する”という形になる。
千里眼(射手):B+
英霊アルジュナから転写されたスキル。
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
弓を射る際に極度に集中することによって、時間感覚操作を行う。
慌てることなく、ゆっくりと狙いを定めて射つことができる。
周囲の空間を把握し、遮蔽物の向こうにいる対象を「視る」力は、もはや一つの結界(Bランクの陣地作成)に近い。>>347
【宝具】
『直死射つる咆哮(ガーンディーヴァ・ドリシュティ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1
視毒(ヴィシャ・ドリシュティ/visha drsti)。
『法華経』『法華文句』に語られる八大龍王が徳叉迦(タクシャカ)は、凝視した者を息絶やすという。竜王タクシャカはその熱力(タパス)によって大樹を灰塵に帰したし、アルジュナの孫であるパリクシット王を焼き尽くしている。
祖である竜王タクシャカと同じく、ウルーピーはこの稀有な邪視を有していた。
それはケルト神話のバロール神と同様、“死の概念”をカタチとして捉え、干渉する瞳。
すなわち最高水準である“虹”の魔眼である。
神弓ガーンディーヴァという形を与えられて、制御可能となった直死の魔眼。
何億という寿命、停止状態から蘇生する回復力、何百という命のストックを持っていようが、“その個体における死の概念”を露わにするため、それらの不死身性を無視して致命傷を与える。
【weapon】
『ガーンディーヴァ』
本来ならば人間(定命の者)には扱えない剛弓。
ヴィシュヌ神のシャールンガ弓、シヴァ神のヴィジャヤ弓に匹敵する、ブラフマー神が世界を滅するために、サイの角(ガーンディー)から造り出したことからその銘が付いた。月神ソーマから水神ヴァルナに渡され海底の宮殿にて保管されていたが、振るわれるべき時が来たため、炎神アグニがアルジュナに授けた。
ウルーピーの持つ邪視が着名(ギフト)によって形になったものでもある。>>348
【解説】
かつて1000匹の竜種ナーガが聖仙カシュヤパの妻カドゥルーの子として生まれた。
最初にシェーシャ(後のアナンタ)が、次にヴァースキ、それからアイラーヴァタ、タクシャカ、カルコータカ、ダナンジャヤ、カーリヤといった面々が主なナーガ族であるとされる。
そのアイラーヴァタの家系、竜王カウラヴィヤの娘。竜王タクシャカは父方に当たる。
前夫はガルダに喰われ亡くなっている。
ガンジス河で灌頂しているアルジュナに一目惚れし、ガンジス河水中にある宮殿に彼を引き摺り込む。アルジュナは突然の事態にも動転せず、宮中にアグニ神の火が燃えているのを見て、火供(アグニ・ホートラ)を行ってから要件を問う。森で十二年の梵行(禁欲生活)を誓ったアルジュナはウルーピーの誘いを断るが、恋を叶えるのをもって生命の救出と見なして欲しいという懇願に折れ、二人の間にイラーヴァットを儲けた。
馬犠牲祭(アシュヴァメーダ)において、アルジュナの妻の一人であるチトラーンガダーの息子、マニプーラ王バブルヴァーナハが天空神ヴァス神群の呪いによってアルジュナを殺めてしまう。そこでナーガの秘宝である“ナーガ・マニ”でアルジュナを蘇生させた。
アシュヴァメーダ祭でアルジュナに征服された諸王同様にハスティナープラに集った後、そこで暮らすことになるのだが、アルジュナ達がヒマラヤ山に旅立つとガンジス河へと戻って行った。
【人物像】
半人半蛇の竜女(ナーギィ、ナーギニー)。
ナーガとは蛇を意味し、神話上では人間の顔と蛇の尾、コブラの蛇蓋(蛇の傘蓋)を持つ半神的存在。
地底界(パーターラ)に住まわせるために聖仙カシュヤパの妻カドゥルーが産んだという。
母親の名からカードラヴェーヤとも。
その激しい猛毒と神秘的な習性から常に畏怖されてきた。
また一年ごとに脱皮することから不死の象徴ともされる。
水底の楽園や河川、湖、海の底、宝石や真珠をちりばめた光り輝く宮殿などを住まいとする。いわゆる竜宮(ナーガババナ)である。
それゆえナーガは、地上の泉や井戸、池などの水に貯えられている生のエネルギーの保持者であると同時に、珊瑚や貝、真珠といった深海の富の守護者でもあるとされる。>>349
イメージカラー:群青色
特技:(土中)水泳
好きなもの:毒性の飲食物、金銀財宝、母方の家系(アイラーヴァタ一族)
嫌いなもの:父方の家系(タクシャカ一族)
天敵:アルジュナ
願い:魔眼(認識覚)の除去
アルジュナはかつて十二年間の禁欲生活(梵行/ブラフマカーリン)を行い、聖地を巡礼する旅に赴いた。
聖地を意味するティールタとは、川の徒渉場、浅瀬なども意味する。
アガスティアの聖地、スバドラの聖地、プローマンの聖地、カランダマの聖地、パラドヴァージャの聖地にも訪れたが、その五つの聖地は棲む五匹の鰐(グラーハ)によって、苦行者には危険な場所となっていた。
この五匹の鰐は財神クベーラに仕える、ヴァルガー、サウラベーイー、サミーチー、ブドブダー、ラターという水精アプサラスが呪いで姿を変えられていたのだった。
アルジュナが鰐の姿となっていた彼女達を引き上げたことで、呪いは解かれ、人が寄り付かず寂れていた五つの聖地は、“女性の聖地(ナーリーティールタ)”と呼ばれるようになった。
一説には、鰐を相手にして生身のアルジュナが無事であったのは、ウルーピーの水棲生物に無敵となる加護のためだったという。>>350
アルジュナとウルーピーの息子、イラーヴァットはクル・クシェートラの戦いに参戦している。
イラーヴァットは竜の世界(ナーガローカ)で育ったが、父方の叔父アシュヴァセーナはカーンダヴァの森を燃やしたアルジュナを憎んでいたので、イラーヴァットを追放した。
アルジュナがインドラの天界スヴァルガローカにいるという噂を聞くと、直接赴く。そこでアルジュナは自らが父親であることを認め、戦いが起こる時になったら参戦せよ、と伝えた。
戦争ではスバラ王の息子、ガジャ、ガヴァークシャ、チャルマヴァット、アルジャヴァ、シュカの五名を倒し、ヴリシャカを撤退に追い込む。ドゥルヨーダナ(ドゥリーヨダナとも)はこの様子を見て、羅刹アランブーシャを呼び付ける。彼はリシャシュリンガの息子で、ビーマセーナが倒した羅刹バカの弟であった。
お互いに幻術(マーヤー)を交えた戦いの果てに、イラーヴァットを助力しようと、多種多様な母方の一族がアランブーシャを覆った時の姿はまるで無限竜(アナンタ)のような巨躯であったという。しかし羅刹はガルダへと変身することでナーガを喰らい、その隙にイラーヴァットの頭を切り落としたという。このアランブーシャは後にガトートカチャによって倒される。
【wiki登録】可マルクス・アントニウス
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wiki登録ありがとうございます!>>352
ありがとうございます曰く、■■■の■■者■■■■■・■■■■■■■■■司教はこう言ったという――
『優れた■はいずれ■■■■■■なんて話は信じられない』
【元ネタ】■■(■)
【CLASS】フォーリナー
【真名】■■■■■・■■■■■
【性別】女性
【身長・体重】150cm強・40kg強
【容姿】マンドレイクを思わせる、少女の姿をした植物
【属性】秩序・中庸・■
【ステータス】筋力C+ 耐久B+ 敏捷D+ 魔力D 幸運C+ 宝具B
【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
外なる宇宙、虚空からの降臨者。邪神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮うもの。
陣地作成:C-
自らに有利な陣地を作り上げる。■■■■■■■■を是とする■■■■として拠点の作製や周囲地形の把握にも長けている。…■■の■■■■■ならば。>>355
【固有スキル】
神性:B
外宇宙に潜む高次生命の■■■■となり、強い神性を帯びる。計り知れぬ脅威の体現者。その代償として■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。
異界■■樹:EX
幻想種などとは違う意味での「この世ならざる生命」の在り方。■しい■■■・■■■とは■なる■■を■った、■■■の「■■■■の■■」。■■■■■■に対する外来種。
■■■■:A
環境に適応して別の形へと自身を進化させる。植物の形質も動物の形質も獲得可能。そもそもフォーリナーの肉体は「■■」の生命体であり、元より決められた形を持たないため、「自己進化」を超える柔軟さを発揮する。ただし目的に特化するあまり応用性が低いのは「自己進化」と同様。■■■■■■■■、「■■■■」■■■■■。
天賦の叡智(■):B
どのような生物に変化してもフォーリナーの人格の同一性は『銘板』(後述)の制御により維持されるようになっており、また『銘板』から適宜インストールすることで多くのスキルを取得可能。
フォーリナーは■■も■■も■■の■■■■■・■■■■■とは■■■■■■■■■が、思考フレームは■■■■■■■■■■■■■。つまり、その思考や価値観は■■■■■■■■■■■■■■。>>356
【宝具】
『■の■■(ジ・■■■■・オブ・■■■■■■)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
フォーリナーの周囲を取り巻く数枚の銘板。表面には数多くの冒涜的な知識が刻まれているとされるが、その文字は地球上の歴史のものでは無い。
基本的な能力は、フォーリナーの肉体から異形の生物を分裂増殖させて使役すること。
フォーリナーの霊基ではない■■■■■であれば、■■■■■する■■の形の宝具であったであろうが、邪神の影響により変質している。■■の■■■■■・■■■■■に■■■■■フォーリナー■■の■■を構築するためにこの宝具がハックされて利用されており、■■■と■■が■■■■■■ような関係にある。
■■■■■・■■■■■■■の■■や知識は銘板の中に格納されている。
真名解放は、増殖能力の爆発的な増強による『森』の形成。
フォーリナーを中心にして大量の植物が周囲に生い茂り始め、瞬く間に森の様相を形成し、拡大していく。森の植物からは果実が実るようにして更に獣や虫が分裂増殖して行き、野生の動植物の割拠する環境となる。
最大の特色として、この『森』の内側は霊長の特権性を否定するフィールドとなっている。それは即ち人理に対する否定であるため、『森』においてサーヴァントは弱体化する。更にはヒトの文明の利器や、時にヒトと動物を分ける象徴とも扱われる「火」の力などありとあらゆる「ヒトの力」とされるものが否定され弱体化するため、攻略は容易ではない。
【解説】
少女の形をした植物。具体的には根菜をベースにしたマンドレイクやアルラウネを連想させる姿の生物。
そのキャラクターは概ね「博学で好奇心旺盛な少女」。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。何かに熱中すると脇目を振らないタイプだが、我が強いわけではない。素直で聞き分けが良く、あくまで慎重。幸いにもこのような性格であるため、人類からのコミュニケーションの難易度は高くない。>>358
違います
ヒント:クトゥルフ側の神格は最初「緑の神」のつもりで作り始めたのですが、文脈的にこっちの神が出て来ないのはおかしい…となったので変更になりました>>360 正解です!
曰く、進化論の反対者サミュエル・ウィルバーフォース司教はこう言ったという――
『優れた蕪はいずれ人間になるだなんて話は信じられない』
【元ネタ】史実(?)
【CLASS】フォーリナー
【真名】チャールズ・ダーウィン
【性別】女性
【身長・体重】150cm強・40kg強
【容姿】マンドレイクを思わせる、少女の姿をした植物
【属性】混沌・中庸・人
【ステータス】筋力C+ 耐久B+ 敏捷D+ 魔力D 幸運C+ 宝具B
【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
外なる宇宙、虚空からの降臨者。邪神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮うもの。
陣地作成:C-
自らに有利な陣地を作り上げる。フィールドワークを是とする地質学者として拠点の作製や周囲地形の把握にも長けている。…本来のダーウィンならば。>>361
【固有スキル】
神性:B
外宇宙に潜む高次生命の被造生命となり、強い神性を帯びる。計り知れぬ脅威の体現者。その代償として彼は非現実の生命体と存在をすり替えられた。
異界系統樹:EX
幻想種などとは違う意味での「この世ならざる生命」の在り方。正しい地球史・自然史とは異なる進化を辿った、仮想上の「もう一つの霊長」。歴史そのものに対する外来種。
適者生存:A
環境に適応して別の形へと自身を進化させる。植物の形質も動物の形質も獲得可能。そもそもフォーリナーの肉体は「if」の生命体であり、元より決められた形を持たないため、「自己進化」を超える柔軟さを発揮する。ただし目的に特化するあまり応用性が低いのは「自己進化」と同様。進化と退化は裏表、「万能の形」は無いのだ。
天賦の叡智(外):B
どのような生物に変化してもフォーリナーの人格の同一性は『銘板』(後述)の制御により維持されるようになっており、また『銘板』から適宜インストールすることで多くのスキルを取得可能。
フォーリナーは肉体も精神も本来のチャールズ・ダーウィンとは異なるものではあるが、思考フレームはダーウィン本人の頭脳と同一。つまり、その思考や価値観は人類とかけ離れたものではない。>>362
【宝具】
『種の起源(ジ・オリジン・オブ・スピーシーズ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
フォーリナーの周囲を取り巻く数枚の銘板。表面には数多くの冒涜的な知識が刻まれているとされるが、その文字は地球上の歴史のものでは無い。
基本的な能力は、フォーリナーの肉体から異形の生物を分裂増殖させて使役すること。
フォーリナーの霊基ではない本来の召喚であれば、生物を召喚する論文の形の宝具であったであろうが、邪神の影響により変質している。本来のチャールズ・ダーウィンに成り代わるフォーリナー自身の本体を構築するためにこの宝具がハックされて利用されており、被造物と主従が入れ替わったような関係にある。
チャールズ・ダーウィン本人の人格や知識は銘板の中に格納されている。
真名解放は、増殖能力の爆発的な増強による『森』の形成。
フォーリナーを中心にして大量の植物が周囲に生い茂り始め、瞬く間に森の様相を形成し、拡大していく。森の植物からは果実が実るようにして更に獣や虫が分裂増殖して行き、野生の動植物の割拠する環境となる。
最大の特色として、この『森』の内側は霊長の特権性を否定するフィールドとなっている。それは即ち人理に対する否定であるため、『森』においてサーヴァントは弱体化する。更にはヒトの文明の利器や、時にヒトと動物を分ける象徴とも扱われる「火」の力などありとあらゆる「ヒトの力」とされるものが否定され弱体化するため、攻略は容易ではない。
ダーウィンの理論は、人間は貴き神の被造物であると信じられていた時代に、実際には人間は猿が発達したものに過ぎないと提唱するものであった。人間の尊厳を冒涜し、矮小で穢らわしいものに過ぎないというおぞましい真実を人々に突き付ける…即ちそれこそはまさに、「とある男」が虚構の中で描こうとしたその感情そのもの。ダーウィンこそはコズミック・ホラーを現実に描いた最大の体現者なのである。>>363
【解説】
チャールズ・ダーウィン。19世紀の自然科学者。本人は自身を地質学者と認識していたが、今日ではその業績から生物学者と看做されることが多い。
生物の進化という事象を説明する上で根幹をなす理論とされる「自然選択説(自然淘汰説、適者生存)」を提唱。彼の著作「種の起源」は当時の社会に大きな反響と衝撃をもたらした。
少女の形をした植物。具体的には根菜をベースにしたマンドレイクやアルラウネを連想させる姿の生物。
そのキャラクターは概ね「博学で好奇心旺盛な少女」。地球外の視点から地球の生物や地質に対する深い知識と強い興味を示す。何かに熱中すると脇目を振らないタイプだが、我が強いわけではない。素直で聞き分けが良く、あくまで慎重。幸いにもこのような性格であるため、人類からのコミュニケーションの難易度は高くない。
勿論、フォーリナーはチャールズ・ダーウィン本人ではない。その正体はダーウィンの理論を知った人々の想像の産物…「霊長に進化した植物」、それを演算した存在。ダーウィンの霊基を利用して邪神の干渉により送り込まれた、「完全なる人類に対する異種」の肉体を持つフォーリナー。
邪神の目論見通りであれば人類に対する純粋な侵略種として機能する筈であった…と思われる。しかしダーウィンとしての霊基を成立させるためか、「人格」はダーウィン本人のものでは無いが「思考フレーム」はダーウィンのものが利用されており、その結果「人類に近い人格」と「素直で慎重な性格」、そして何より「地球の生物への興味と愛着」を持ってしまう。平均的な人類とはややズレた価値観を持つが、相互理解不可能なものではない。
ただし留意すべき点は大いにある。フォーリナーはどれほど人に似ていても、その自認としては「人類とは別種の生物」である。彼女にとっては人類もあくまで観察対象の動物の一種でしかないのだ。たとえ彼女から愛情を持たれていたとしても、油断をしない理由にはならない。家畜や実験動物に対してさえも愛情を持ち、愛情の有無に関わらず冷酷な処分を下す――知的生命体にとって、そのような事も珍しい事ではないのだから。
NGワードは「エロ大根」。>>365
《固有スキル》
◆異界系統樹:EX(CT8~6)
自身のHPを回復&NPを増やす&Quickカード性能をアップ(3ターン)
◆適者生存:A(CT7~5)
自身のスター集中度をアップ(1ターン)&弱体状態を解除&ガッツ状態を付与(3ターン・1回・他のガッツ状態と重複可能)+スターを獲得
◆天賦の叡智(外):B(CT7~5)
自身の防御力を確率でアップ(3ターン)&宝具威力を確率でアップ(1ターン)&クリティカル威力を確率でアップ(3ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン・1回・他のガッツ状態と重複可能)
《宝具》
『種の起源(ジ・オリジン・オブ・スピーシーズ)』
ランク:B+ 種別:Quick
敵全体に〔ヒト科のサーヴァント〕特攻攻撃[Lv]&確率でチャージを減らす<OC>&〔サーヴァント〕の強化成功率をダウン<OC>(3ターン)&〔ヒト科のサーヴァント〕に恐怖状態を付与(3ターン)
《性能》
高い生存能力で生き残りながら、宝具を多く撃ってロックを掛けて行く耐久デバッファー。QはNP獲得、スター生産性能共に高い。特攻アタッカーとしての一面も持つが、範囲が広い分倍率は大人しめであり、どちらかと言うとフォーリナーという立ち位置故の火力不足を補うものに近い。第三スキルによるバフ、宝具によるデバフ共に確率が絡むのは数で補う設計。>>364
クトゥルフ側の神性はウボ=サスラ
最初は「緑の神」の予定だったんだけど、クトゥルフ的に「種の起源」と言ってウボ=サスラかアブホースが出て来ないのは如何にもおかしい…となったのでこっちに
おかげで植物人間ネタが浮いてしまったわけですが「みんなは.........あやのことが好き?」
【元ネタ】史実
【CLASS】スーサイド
【真名】南条あや
【異名・別名・表記揺れ】伝説のネットアイドル
【性別】女性
【身長・体重】153cm・40kg
【外見・容姿】セーラー服+ショートヘア+目の下に隈がある少女
【地域】日本
【年代】1990年代
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:E 魔力:−E 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
自己否定:A
自らを否定し、現実という名の枷から解放された存在だけが持つスキル。
スキル効果としては精神汚染耐性が付与される。【固有スキル】
多量摂取(薬):A
彼女が大量に薬を服用していたことが由来のスキル。
いわゆるオーバードーズと呼ばれる状態だったのだが、精神が不安定になっていた彼女にとっては現実の苦しみを忘れさせてくれる安らぎとなった。
リストカット:A
彼女の趣味とも言える行為。
彼女曰く、リストカット衝動を抑えることが出来ないらしい。
しかし、この行為を繰り返し行なったことが彼女が命を落とした原因だと考えられている。
メンヘラ:A+
彼女を代表するスキル。
彼女の存在がなければこの言葉は、概念は浸透しなかったのかもしれない。
だが、それと同時に彼女を蝕む呪いのようなものである。【宝具】
『平成少女遊戯(アーバンギャルド・ガール)』
ランク:C− 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
彼女の人生や生き様が宝具化したもの。
基本的な効果としては彼女を見た人物を彼女と同じ状態..........メンヘラ状態にさせる非常に厄介な宝具。
「みんな..........私と同じ風になればいいのに....」>>371
【Weapon】
カッター
【解説】
1998〜1999年に活躍した伝説のネットアイドル..........もとい、元祖メンヘラ系ネットアイドル。
メンヘラという単語は元々『メンタルヘルス板』というスレが語源の言葉なのだが..........この言葉が浸透するキッカケになった人物こそ南条あやなのだ。
彼女自身も家庭環境や人間関係に悩み、リストカットやオーバードーズを繰り返していたために同じ悩みを持つ同志たちから支持された末にファンクラブが出来るまでの人気ネットアイドルとなり、同志たちの心の支えとなった。
しかし..........彼女は高校卒業後、突然亡くなってしまう。
彼女の人生は決して明るいものではなかったが..........彼女を愛する者は今もなお増えている。【人物像】
メンヘラという言葉を広めた人物だけあって、ややネガティブな性格のかまってちゃん。
目を離すとすぐにリストカットやオーバードーズしようとするため、ある意味扱いにくいサーヴァントといえる。
元々、JKだったためか今話題のことには敏感なのだが........時代が時代なので、中々話が合わない。
なお、本人は伝説のネットアイドルとして扱われていることは知らなかったらしい。
「よかった..........この時代にも私と同じ人達がいるんだね.....」
イメージカラー:ビビットピンク
特技:ブログを書くこと
好きなもの:リストカット・オーバードーズ・カマンベールチーズ
嫌いなもの:父親・英語
天敵:医療系サーヴァント(特にアスクレピオス)
願い:普通の人間として暮らしたい
【一人称】私【二人称】アナタ・○○ちゃん・○○くん・【三人称】アレ・あの人
【Wiki登録】可【出典】史実
【CLASS】アサシン
【真名】山田浅右衛門
【異名・別名・表記揺れ】首斬り浅右衛門
【性別】男性(9人の中には女性も存在する)
【身長・体重】170cm・58kg(標準値)
【外見・容姿】柊紋の入った黒い着物(喪服)を着た侍。
【地域】江戸
【年代】A.D.1657~A.D.1911(9代合計)
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:E 敏捷:D 魔力:C 幸運:A 宝具:E~A
性別からステータスまでは便宜的な数値。山田浅右衛門は襲名性であり、初代から閏八代まで9人それぞれの外見・性質が存在する。
さらに、複数代の山田浅右衛門が「複合」して召喚されることもあるため、召喚の際に毎回見かけや性格が変わる。
【クラス別スキル】
気配遮断:D
アサシンのクラススキル。処刑人としての側面で便宜的にアサシンクラスを得ているが、暗殺行為は不可能に近いためランクは低め。>>373
【固有スキル】
処刑人:B
悪を以て悪を断つ、究極の裁断行為。属性・悪に対するダメージが向上する。
とはいえ、山田浅右衛門の本質は処刑人ではなく「試斬人」であるため、ランクはそれほど高くない。
芸術審美:C
芸術品・美術品に対する理解、あるいは執着心。山田浅右衛門は刀剣鑑定士として名を馳せたほか、「辞世の句」を理解するための俳諧にも造詣が深かった。日本に由来する芸能面の逸話を持つ宝具を目にした場合、ある程度の確率で真名を看破できる。
屍術:B
ネクロマンシー。死体を利用する技術。
処刑人の特権として得た「死体」によって「試し切り」「死体を材料とした薬」「指詰め偽装のための小指の転売」などで山田浅右衛門は財を成した。
「合法的に死体を売却・利用できる」と言う側面から魔術師とのかかわりも深く、山田浅右衛門は死体を利用した魔術も用いることができる。
【宝具】
『御様御用(おためしごよう)』
ランク:C 種別:対人魔剣 レンジ:0~10 最大捕捉:10人
山田浅右衛門が代々修める「処刑」。多くの門下の中から最も優れた剣術を持つ者が、多くの人体を斬ることで極めた剣術は、戦乱無き江戸時代においては最上の一刀。
「処刑対象」の数だけの蠟燭を灯し出陣し、蝋燭が一つ消えるたびに首が一つ落ちる。最後には命の灯は残らぬ漆黒のみ広がる。
処刑人と言う性質上、人体に対して特攻効果を持つほか、「死体になってなお何度も試し斬りに使った」ことから死者にはさらに特効。ゾンビや死徒などに対しては無類の強さを誇る完全必殺の魔剣。
……斬撃の鋭利さは兎も角、処刑と言う性質上静止目標を切断することに特化しているのが重大な欠点。山田浅右衛門は平和な時代の武士であり、戦闘時の立ち回りは「剣道」の範疇に留まる。>>374
『懐宝剣尺(かいほうけんじゃく)』
ランク:E~A 種別:対刀宝具 レンジ:1 最大捕捉:1工
懐宝剣尺。五代目山田浅右衛門が著した、「刀剣のランク付け」。最上大業物から業物までの4ランク分類。
当時、刀剣の格を決めるのは「どれほどの人体を一刀両断できるか」であった。しかし、それを合法的に行えるのは処刑人たる山田浅右衛門のみ。故に山田浅右衛門は刀剣鑑定士として名を馳せた。
逆説的に、刀の格を鑑定するのではなく、「山田浅右衛門が斬った」こと自体が刀剣の格を上げるということでもある。
より硬いもの、より強いものを斬るほど刀の格が際限なく上がり、結果的にあらゆる物体を両断しうる魔剣。手にしたものを「吸血魔剣」に変える宝具。それが懐宝剣尺である。
【Weapon】
初代虎徹 二代虎徹 初代兼本 初代肥前忠吉 二代長船etcetc……:「刀剣鑑定人」たる山田浅右衛門は、同時代の名剣、名刀のほぼすべてを扱ったことがある。
その中でも山田浅右衛門と縁が深い、「懐宝剣尺」「古今鍛冶備考」に記されし最上大業物15工、大業物21工、良業物58工、業物93工、大業物・良業物・業物混合68工の計255工の名工の刀剣をサーヴァントとして振るう。
そして、鑑定人として、召喚に応じた適切な名刀を複数選択・所持して召喚される。その中には宝具クラスの格を持つ名刀も複数存在する。
【解説】
江戸時代に存在した、「試斬人」にして「処刑人」であった一門の当主が継承した称号。
元々は「刀の試し切り」を行う一門であったが、「死体を斬れるなら生者も斬れる」と言う理由で、一太刀で首を落とす技能を買われ処刑人も兼任するようになった。
浪人の身であったが、「幕府より死体を拝領する」という当時唯一の特権を活かし、綺麗に首を縫合した死体を試斬用として大名に売ったり、内臓を漢方として売りさばくことで巨万の富を得た。
「山田浅右衛門」は血統により継承されず、弟子の中から最強の人斬りが選ばれるという当時では異例の継承形式をとっていた。これは、処刑や試斬という山田浅右衛門の業務の難度が高く、高い技術が要求されたためであった。
wiki追加可能です。【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】伊達政宗
【異名・別名・表記揺れ】梵天丸(幼名) 藤次郎(仮名) 貞山公(諡号) 武振彦命(神号) 独眼竜(後世の異名)
【性別】男性
【身長・体重】159cm・68kg
【外見・容姿】山伏風の格好の、肥満した隻眼の老人。(もののけ姫のジコ坊みたいなイメージ)
【地域】日本
【年代】戦国時代~江戸時代
【属性】秩序・悪(若~中年期は混沌・悪だった)
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:A
伊達政宗は魔術師ではないが、宝具『仙台屋敷構城』を設置できる。
道具作成:C
満海上人の転生とする伝説から仏教系の呪具・法具を作成可能。竹細工も得意とする。>>376
【固有スキル】
驥足百般:A
武術、芸術、色事など様々な分野に才能を見せた逸話から。
生前に嗜んだ物はBランク以上、新しく始めた事柄は通常よりも早い速度で習熟する。
美食家:A
兵糧から美食に居たるまで、様々な知識とそれに見合う技術。味覚の鋭敏さを持ち合わせている事を示すスキル。
料理の為の狩猟や漁猟のスキルも含まれている。曰く、政宗は鷹狩りや川狩(鮎釣り)を楽しんでいたという。
歌仙の詩歌:B
集外三十六歌仙に名前を連ねる歌人である伊達政宗の詩歌は、時に人々の心を打ち、鬼神さえも払う事がある。
キャスタークラスの適正を持つ所以でもある。
虎口にて閃く:B
窮地に陥ったとき、自らの身を捨てるような振る舞いで脱することができる。
火事場の閃きに特に優れ、陰謀発覚などの不調法でも誤魔化す事が可能。>>377
【宝具】
『仙台屋敷構城(せんだいやしきがまえしろ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
別名・若林城。伊達政宗が事実上の隠居の後に住まった城と城兵の召喚。
これ自体は拠点となるだけの城郭だが、一国一城令との兼ね合いで“屋敷”という事にされた過去が昇華され、傍目から現地の風景に溶け込んだ邸宅に見える、という偽装効果を得た。
日本の城郭はキルゾーンの形成に重点を置いたものが多く、ただの邸と侮った侵入者は代償に命を失う事になるだろう。
【Weapon】
『幣束』:神事で用いられる2本の紙垂を幣串で挟み込んだもの。修験道では梵天と呼ぶ事もある。母・義姫が政宗を産むに辺り満海上人が夢中で幣束を授けられたとする伝説から所持。
『竹光の大脇差』:将軍・徳川家光に佩刀しての参上を許されたが、政宗は竹光(木刀)の脇差しを佩していたという。>>378
【解説】
戦国~江戸時代の武将・大名。伊達氏17代当主。現在は頼山陽の漢詩を由来とする独眼竜の異名でも知られる。
若くして家督を継ぎ、強硬な領土拡張政策によって奥州に覇を唱え、天下人・豊臣秀吉の傘下に加わった後も様々な陰謀を巡らせた野心家。
秀吉没後は徳川家康・秀忠に接近する一方、不穏な動きを度々見せたが、三代目の家光には従順に仕えた。
†
幼少期に天然痘にかかり右目を失明したとされる。
元服すると父・伊達輝宗に9代大膳大夫政宗に肖って政宗と名付けられ、17歳で家督を継承。
父の後見を受けながら、武力による奥州の再統一を志す。
しかし、この強硬な拡大路線はこれまで奥州が積み上げてきた縁戚関係による安定を崩壊させるものでもあり、周辺の諸大名の警戒を呼んだ。
さらに父・輝宗が二本松義継に拉致された際に輝宗ごと射ち殺.した事で、伊達家は穏健派の重鎮を失い、対外関係は一気に緊張。
佐竹義重を中心とする連合軍に攻め込まれ、滅亡の危機にまで追い込まれた。
しかし、連合軍の中核を担っていた佐竹軍が、関東の北条家が不穏な動きを見せた事で撤退すると、連合軍は解散してしまう。
窮地を脱した政宗は豊臣秀吉の惣無事令を無視して拡大政策を継続し、奥州に覇を唱えたが、秀吉が北条討伐に動いた事を受けて豊臣の幕下に加わる。
秀吉は派手好みな政宗のパフォーマンスを気に入り、服属を許した一方で、惣無事令を無視した事、北条征伐に遅参した事を加味して領土を大幅に削っている。>>379
かくして豊臣政権の傘下に入った政宗であったが、野心を捨てたわけではなく、未だ不穏な情勢の奥州で諸勢力の一揆を扇動。
時に陰謀が発覚して窮地に陥る事もあったが、巧みに言い逃れる事で改易を免れ、減封だけで事態を収めた。
文禄の役にも従軍。その軍装は派手な一方でセンスが良く「伊達者」の語源となったともいう。
その後は秀吉没後を睨んで豊臣秀次との関係を深めていたが、秀次の切腹を契機に秀次と関係の深かった諸大名の粛清が始まる。
この窮地を政宗は口八丁手八丁で乗り切り、その後は豊臣政権の重鎮となっていた徳川家康に急接近していく。
秀吉没後は五大老・五奉行による政争が始まったが、政宗は一貫して家康に味方した。
関ヶ原の戦いの折には東軍に味方し「100万石のお墨付き」を貰ったが、西軍の上杉家との密約や同じ東軍の南部家領の一揆の扇動や侵攻など、東軍に仇となる行動を多く見せたことから、100万石のお墨付きを反故にされた。
とはいえ、60万石の大大名に封じられた政宗は、以後、徳川幕府の重鎮の一人として扱われるようになる。
大坂の陣でも徳川方に味方したが、真田勢に蹴散らされ、味方である神保家を銃撃で壊滅させ、と戦いぶりは振るわなかった。
徳川家の天下が固まった後は領地の開発に力を注ぎ、仙台藩は非常に豊かな(一説には実高100万石を超えるとも)藩になったという。
晩年は三代目将軍・家光に「伊達の親父殿」と慕われた事もあり、幕府の大名の中でも別格の存在の一人として扱われた。>>380
【人物像】
傲慢で気分屋な老人。こだわりが強い上にだる絡みしてくる面倒くさいタイプ。一言で言えば海原雄山みたいな人。
かつては様々な陰謀を巡らせる野心家にして優れた美的センスを持つパフォーマーであったが、老境に至った事で野心は薄れ、面倒見の良さが表面に出やすくなった。
尤も、こだわりの強さ、多さが相まって、かえってありがた迷惑になる事もしばしば。
また、生来のセンスは文化面に向けられるようになり、特に料理を好む。肥満体になってしまったのも料理好きが影響している。
一方で矜持の強さは変わらず、自身の誇りが傷つけられたと感じれば殺意さえ漂わせる……が目下の存在やまともに取り合う価値もないと見なせば殺さず、無茶振りや喧嘩を売る程度に軟化している。
総じて梟雄であった頃からは丸くなったと言えるが、野望の炎は今なお心中奥深くで燻っており、垂涎ものの好機を見たのならば、往年の野心家に戻る危険性もある。
イメージカラー:白
特技:料理、詩歌、アウトドア全般
好きなもの:自慢話
苦手なもの:侮られる事
天敵:徳川家康
願い:読み終わったら燃やすように言っておいたのに燃やされなかった手紙を全部焼失させたい
【一人称】儂、拙者 【二人称】おぬし、貴殿 【三人称】彼、彼女、彼奴
台詞例
「老来不識干戈事……戦を忘れた後になって、戦う為の仮初の生を得るとは、全く浮世は不思議が多いの」
「ああ、この姿が疑問かの? 昔、太閤殿下に吉野の花見に招かれた折、儂は山伏に扮してな。そらもう大いに喜ばれたものよ」>>381
【関連人物】
織田信長:父の頃から外交関係があったというが本人同士の面識はない。
豊臣秀吉:怨敵であり憧れの人。日輪が陰るその時こそ月が上るのだ、と雌伏の時を過ごしたが、結果的に天下人の座は家康に渡った。「曲者揃いの五大老の中では一番与し易いと思ったのだがなぁ」とは本人の弁。
千利休:北条征伐の遅参の折に取次をしてもらった恩人。また茶道の師の一人でもあった。でも本人的には弟子の織部流の方が好み。
駒姫:政宗にとって従姉妹にあたる。叔父・最上義光とは争った仲だが、彼女の末路を聞いた折には、さすがの政宗も哀れんだとか。
柳生但馬守宗矩:早くから(少なくとも宗矩が3000石の頃から)交流があった。宗矩の出した酒を気に入り、同じ酒を作れる杜氏を紹介してもらって仙台に連れて行ったという。
太公望:同じ釣り好きとして親近感がある。政宗が生前に残した言葉に曰く「わきて釣りには他念なきものなり。太公望、おもしろがりたるも道理かな。罪も報(おくい)も後の世も忘れはてておもしろやと、げにさもあらずるものを」
【Wiki登録】可>>383
ありがとうございます!>>383
ありがとうございます【出典】史実、『封神演義』など
【CLASS】アルターエゴ
【真名】紂王/Zhou-Wang
【性別】男性
【身長・体重】190cm・88kg
【時代】紀元前11世紀
【地域】中国
【属性】混沌・悪
【その他の属性】王、魔性
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:B+ 魔力:C 幸運:D 宝具:EX
【クラススキル】
対魔力:C
騎乗:B
狂化:EX
陣地作成:A>>386
ハイ・サーヴァント:A
アルターエゴ・紂王は、かつて存在した殷商の帝辛とは似て非なる存在である。
アルターエゴとして成立するにあたり、彼は自らの霊基に三体の神霊および怨霊を組み込み、ハイ・サーヴァントと化した。
取り込んだ神霊および悪霊は以下の通り。
一体目、九尾狐狸精・蘇妲己。二体目、九頭雉鶏精・胡喜媚。三体目、玉石琵琶精・王貴人。
【固有スキル】
カリスマ:E
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。
たとえ昏君に堕ちようとも、成湯王以来、三十代続いた殷王朝の権威とはそれだけで人を従える理由となる。
『史記』周本紀によれば殷は牧野の戦いにおいて七十万という大軍を動員できたという。
黄金律(富&体):A
二種の「黄金律」が複合した特殊スキル。
第一に、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命を示す。
第二に、生まれながらに有する神の如き完璧な肉体を示す。>>388
【宝具】
『寿仙宮酒池肉林(しゅちにくりん)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1~9999 最大捕捉:一都市
殷の紂王を堕落させた酒池肉林の再現とも言える地獄絵図。
酒池肉林とは、林に虎を放し飼いさせ、そこに人間を放って楽しむ拷問遊戯。
虎の代わりに解き放たれるのは、殷王朝の後宮である寿仙宮に巣食った三体の呪い。
九尾狐狸精・蘇妲己、九頭雉鶏精・胡喜媚、玉石琵琶精・王貴人がそれぞれ天地開闢によって生まれた不正の陰気、金色白面という太陽を擬神化した悪霊の媒体となり、九つの尾を持った大化生の姿を現す。
仙術による魅了、借体成形の術を行使する。
その本質は、有機物無機物の枠組みを超えた“思い通りに動かす力”というものであり、その吐息だけで“魅了させた物体を弾け出す”という形で一画を更地にする。雲や風、四方を覆う霧靄は白昼を闇にし、大雨となり石砂を飛ばす瘴気を発し、城を超え、国を覆い尽くすほどの呪いを撒き散らす異常気象となる。
この殷獄において人は獣に落ち、理性は失われ、被虐はその深度を増していく。
『巨闕(きょけつ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
あらゆる邪悪を焼く退魔の炎。
悪性が強ければ強いほど威力を増す対邪悪の特攻効果と、弱体無効の能力を有する。
松紋桐室、桃の木剣。紂王に献上され、分宮楼に掛けさせることで妲己を瀕死の状態に追い込んだが、紂王が妲己の言うままに外してしまった雲中子の木剣。
この木剣の封を解除することで、一時的に狂気を退ける。
敵を射すくめる輝きと、辺りを払う威風は未だ衰えることなし。
かつては馬に乗れば当代随一の武将と謳われた、逆賊共が束になってかかってきても最後には自分一人で蹴散らす。その自信を心の奥に秘めた、英明かつ文武両道の天子の姿を取り戻す。>>389
【weapon】
『巨闕(きょけつ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
通常武装としても選択される。
【解説】
紂王帝辛、殷受、寿王。
古代中国の王朝、殷(商)の紂王。第三十代帝にして最後の王。
帝辛は美貌を持ち、弁舌に優れ、頭の回転が速く、力は猛獣を絞めるほど強かった。しかしそれ故に驕って周囲の家臣を見下す様になり、増長するようになった。祭祀をおろそかにし、重税をかけて天下の宝物を自らの物にし、日夜宴会を開いて乱交に耽った。また、妲己と言う愛妾に溺れ、妲己の言うことなら何でも聞くようになった。この王を諸侯は見放し、周の武王が兵を挙げて殷に攻め入ると、帝辛も軍を起こしてこれを迎撃するも、殷軍の多くは奴隷であり、士気の差は著しく、殷は周に討たれることなる。その最後は、財宝を体中に身に付けた上での焼身自殺だったという。
『封神演義』においては、先王・帝乙の第三王子として語られる。末子でありながら、政事に優れ、並外れた武勇によって父王の命の危機を救った功績(托梁換柱)もあったが故に、太師聞仲や宰相商容によって皇太子に推挙された神童であった。女媧宮の参詣から一転、妲己を寵愛して炮烙や蠆盆という刑罰の施行、鹿台の建設や酒池肉林といった贅を尽くした催物は国家財政を逼迫させ、殷王朝滅亡の原因を作る昏君となった。封神のおりには、慶事を司る天喜星に封じられる。
『史記集解』には「残義損善曰紂(義を残ない、善を損なうを紂と曰う)」と書かれるほどに暴君・暗君の典型例として史に名を残しているが、 旧式の祭祀を改良した王として判明しており、狂宴の数々も祭祀の一部だったのではないかという説もある。
いずれにしろ、周王朝の正当化の為に泥を被された部分はあったと言われている。「大丈夫大丈夫。おじさんの事、ちゃあんと信じてくれりゃいいんだぜぇ?」
「どこかで見たことのあるとか言われっけどよぉ、世の中3人くらい似たような顔の奴がいるって言うだろ。些細なことじゃねえか。なぁ?」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】シシュポス
【異名・別名・表記揺れ】シジフォス、奈落の岩転がし
【性別】男性
【身長・体重】183cm・78kg
【肌色】白 【髪色】赤混じりの灰 【瞳色】鬱金
【外見・容姿】オデュッセウスとよく似た壮年
【地域】欧州、タルタロス
【年代】神代
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型、ギリシャ神話系男性、王
【ステータス】筋力:C+ 耐久:D 敏捷:D+ 魔力:B 幸運:EX 宝具:B>>394
【固有スキル】
狡猾話術:A+
人や神を欺く在り方の象徴。
相対した者は、シシュポスの言葉巧みな話術で戦意を喪失するだろう。
───まるで彼が大切な味方であると錯覚してしまうほどに。
一意専心(騙):C+
一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
シシュポスの場合は、死からの逃避や相手を騙す際にこのスキルが発揮される。
どんな手を使ってでもシシュポスは相手を唆し、生き残ろうとするだろう。
行われぬ葬儀:EX
軍神アレスに冥府へと連れてこられた際、冥妃ペルセポネを騙した逸話からくるもの。
マスターとの繋がりがある限り、シシュポスは召喚された時代からの退去を一度だけ強制的に免れることを可能とする。>>396
「悪く思うなよ。これもお前のためなんだ…………。………嘘だけどな!」
『死神の手錠(タナトス・ディセイブ)』
ランク:C++ 種別:拘束宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
タナトス・ディセイブ。
死の神タナトスを騙した逸話からくるもの。
この手錠をかけられた者は拘束状態になり、武具や魔術の行使が出来なくなる。
そして手錠をかけられた者がいる間、シシュポスとそのマスターは「死」という概念を強制的に回避することができる。
解除するには手錠を直接破壊するか、シシュポスの所有する鍵を奪わなければならない。
投影魔術などで鍵を模倣しても代用品としては使用できず、手錠の解除は不可能とされる。
ちなみに冥府に関連する者にこの手錠を使用すると、誰も死を迎えなくなってしまうため使いどころには要注意。>>398
【解説】
シシュポスとは、ギリシャ神話に登場するコリントスの創建者にして王である。
イストミア大祭という慰霊祭を行った人物でもあり、この祭は後に英雄テセウスの手によって、海神ポセイドンに捧げるアスレチック競技会へと発展することとなる。
ある日、アイギーナという半神の娘がゼウスに攫われた。
シシュポスは彼女の父アーソーポスに頼まれてゼウスの隠れ場所を教えたが、ゼウスはこの所業に怒り、シシュポスをタルタロスに送り込むことを決意する。
そこでシシュポスは己の知恵をもって、訪れる死を回避した。
1度目は死の神タナトスを言葉巧みに誘導して手錠をかけ、2度目は妻メロペーに話を持ちかける形で冥妃ペルセポネを騙し、地上に留まり続けることに成功する。
しかしこれは3度目までは続かなかった。
ペルセポネとの約束を反故にしたシシュポスは、伝令神ヘルメスによって強制的に冥府へと連れ戻されたのである。
その後タルタロスに連れていかれたシシュポスは、岩を転がし続ける刑に処されたという。>>399
【人物像】
優しげな顔立ちと声、穏やかな眼差しと一見頼りがいのある壮年に見えるだろう。
─────だが騙されてはならない。
この男、非常に狡猾な人物であり、必要とあらば平然と嘘をつき、味方を盾にしたり、拘束して売り飛ばしたりするのだ。
隙あらば神さえも騙してみせるだろう。
しかし己の為の利益となれば、さも当然のように仲間を助け出す。
騙す直前まで本当に悲しんで泣いているように見せることができるほど、卓越した演技力も持ち合わせている。
この在り方から「シシュポスって普段は嘘つきだけど、実はそんなに悪い人ではないのでは?」
と思わせてしまうだろう。
このタチの悪さと、相手を言葉巧みに誘導するところが彼に騙されやすい要因となっている。
余談だが、オデュッセウスにとってこの男は存在そのものが地雷となっている。
シシュポス本人もオデュッセウスの神経を逆撫でするような発言をしかねないので、二人を接触させないように心掛けたい。
見た目が彼と似ているのは、実はオデュッセウスの父親はラエルテスではなくシシュポスだという説があるからなのか…それともシシュポスによる嫌がらせなのか。
シシュポスは決して語らない。>>400
特技:相手を唆して騙すこと。
好きなもの:タナトスの手錠、オデュッセウス。
嫌いなもの:岩、ヘルメス、オデュッセウス。
天敵:ゼウス、清姫。
願い:生前関わった神々を自分と同じ刑に処すこと。
【一人称】俺、おじさん【二人称】お前、アンタ【三人称】あいつ
【因縁キャラクター】
オデュッセウス
「なぁにそんな怖ぇ顔してんだ?悪いことは言わねぇからよぉ、仲良くしようじゃねぇか。パパって呼んでもいいんだぜ?」
タナトス
「アンタの手錠は楽しく使わせてもらってるぜ。これからも遠慮なく使うからよ!」
清姫
生前に関わったことなどはないが、自身の狡猾さを見抜かれやすい相手だと察している。
彼女がその場に居るだけで、シシュポスが相手を欺く難易度は格段に上がるだろう。>>401
【コメント】
死んだと思ったら何故か生き返っている厄介な狡猾おじさん。
召喚してしまった時は注意されたし。
【wiki登録】可
【イメージ画像】
https://picrew.me/share?cd=oIfNL60GHY>>402
【イメージ画像その2】
https://picrew.me/share?cd=sOQMh2DUji「あの、あなたがマスター…さん…?はじめまして…牧宗親の娘です…!」
「そうですね…わたしのことは『牧の方』と呼んでもらえたら…と思います……その、頑張ります!え…アサシン…?どうして…?」
【元ネタ】「吾妻鏡」ほか
【CLASS】アサシン
【真名】牧の方
【異名・別名・表記揺れ】牧ノ方、牧方
【性別】女性
【身長・体重】159㎝・48㎏
【肌色】白に近いベージュ【髪色】象牙色【瞳色】玉虫色
【スリーサイズ】83/60/84
【外見・容姿】灰色の壺装束を纏った童顔の女性
【地域】日本
【年代】平安時代〜鎌倉時代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人>>404
その他属性】人型、ヒト化のサーヴァント
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:B 幸運:EX 宝具:D
イメージ画像
こんぺいとう**メーカー
https://picrew.me/share?cd=WUEbzKpxcp
【クラス別スキル】
気配遮断:C
アサシンのクラススキル。
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
忘却補正:B
本来はアヴェンジャーのクラススキルだが、息子を失った悲嘆はこのスキルを取得するほどに強くなってしまっている。>>406
【宝具】
「これは彼の地での思い出。わたしが彼の地で辿った、悲嘆と罪禍、死の記憶をここに。…鎌倉罪悪史」
『鎌倉罪悪史(かまくらざいあくし)』
ランク:B 種別:対軍(自軍)宝具 レンジ:10〜35 最大捕捉:100人
サーヴァントがその身に刻んでいる(だいぶ誇張された)血みどろの権力抗争の記憶と彼女の深層意識が混ざり合い形成された固有結界を現実に展開して塗り替える。
その心象風景は、牧の方が暮らしていた在りし日の鎌倉の町並みに赤黒い空が広がり、死臭が充満し、そこら中に血と臓物を塗りたくった景色という異様で醜悪なもの。
この奇怪な固有結界は対象の精神に深く作用し、猜疑心と闘争心が強制的に呼び起こされ、敵味方の区別がつかなくなり誰彼構わず戦わずにはいられなくなる。
【Weapon】
『無銘・仕込み杖』
護身用として持ち歩いている。
『鬼丸国綱』
本来は夫の所持品だが、こっそり借りてきた。
敵にぶん投げて使う。>>407
【解説】
平安時代末期~鎌倉時代初期の人物。
北条時政の継室。駿河国大岡牧を知行し平家一門に仕えていた牧宗親の娘(或いは妹)。
源頼朝の助命嘆願を行った平忠盛の後妻・池禅尼は彼女の叔母と言われている。
時政の京での人脈・婚姻ネットワークづくりに貢献した人物。
牧の方が関わったとされるエピソードとして「亀の前事件」が挙げられる。
長男を出産した政子に彼女の夫・頼朝の浮気を牧の方が告げ口。怒り心頭の政子は頼朝の愛妾が滞在していた屋敷を破壊させた。
元久元年。彼女の唯一の男子であり、また北条家の嫡男とされていた政範が上洛中に病を得て死去する。
翌年、比企一族討滅後の武蔵国の処理を巡り対立していた畠山重忠の息子・重保と牧の方の娘婿・平賀朝雅が酒宴中に口論トラブルを起こし、このことを朝雅が牧の方に讒言。
この出来事が畠山重忠の乱の引き金になったと言われている。
さらに、時政と謀り3代将軍・源実朝をさつ害し朝雅を新将軍として担ぎ上げる…後の世で「牧氏事件」と呼ばれるクーデターを画策。
計画は未遂に終わり、夫ともども政界から失脚。
伊豆へ隠棲後、夫亡き後は再嫁した娘の家族を頼り京へ移り住み、気ままに暮らしたという。>>408
配偶者の野心を煽り悪行を重ねさせ、その結果夫婦共々しっぺ返しを受けたとされることからシェイクスピアの戯曲に登場する悪女「マクベス夫人」に喩えられることが多い人物。
後世の劇作家・坪内逍遥は彼女をマクベス夫人になぞった戯曲「牧の方」を描いている。
【人物像】
特技:流行を掴むこと、マルチタスク
好きなもの:旦那さま、可愛い調度品を集めること
嫌いなもの:人混み、人の輪に入ること…などなど
天敵:そんな人いない…たぶん…たぶん
【一人称】わたし【二人称】あなた【三人称】あのひと/あのかた
イメージカラー:灰色
楚々としている可憐な女性。
性格は控え目で大人しく、人見知り。だが他人に優しく献身的であり、自分が好ましいと思った人やものを何よりも大切にする。
マスターに対しても同様。意向・方針を最大限に尊重し、全力でサポートしようとする。>>409
…が、その内面は全く自覚が無いエゴイスト。
異郷へ嫁いだことから来るホームシック、継子たちと上手い関係が築けないことへの不満…など、さまざまな負の感情を内に溜め込んでおり、時折その捌け口をもとめて親しい者を焚き付け、意のままに動かそうする。
その結果取り返しのつかない問題を起こしてしまうトラブルメーカーである。
本人は人を焚き付けたつもりはなく、単に愚痴を溢しただけという認識であるようだが…
また「わたしは悪くない、相手が悪い」という他責思考で行動しており、その上最愛の息子を喪った悲しみから被害妄想が強くなっている。
表面上付き合うだけなら何も問題はないが、付き合いが長くなると内面が見えてくるので、召喚したマスターはこれを受け止め、どう対処するかが課題となる。
元々尽くすタイプであり、彼女から好印象を持たれれば良い関係が築ける。但し前述の通り舌禍を起こすことが多いので行動を注視する必要がある。
願いは「最愛の息子に会うこと」
しかし彼女はそれが叶わぬ願いだということを知っている。
ゆえに彼女は死して尚も悲嘆の檻の中に囚われ続けているのだ。>>410
【関連人物】
北条時政
歳が親子ほど離れている夫。最期まで寄り添った旦那さま。
彼のことを語る時は非常に嬉しそうにしている。
向こうも彼女の本性ごと愛していたらしい。
北条政範
最愛の息子。
実朝の妻になる女性を迎えに行くために上洛したが、そこで病に罹り16歳で夭折した。
彼を喪った牧の方の悲嘆は想像に難くない。
この出来事が一族の内紛に繋がってしまう。
北条政子、北条義時
歳がとても近い継子たち。政子の方は牧の方より歳上とも噂される。
2人とは仲良くしたいが、生来の人見知りもあってなかなか踏み込めなかったという。
結局、お互いに最後まで分かり合えなかったので敵対する羽目になった。
フォウくん
「可愛い…ふわふわしてそう」と思い抱っこしようとするが、何故かものすごい勢いで逃げられてしまう。>>412
【wiki登録】できます。>>414
登録ありがとうございます。【元ネタ】史実
【CLASS】スーサイド
【真名】ラ・ドンセーヤ
【異名・別名・表記揺れ】ラ・ドンチェラ、ジュジャイジャコの乙女、ジュジャイジャコのミイラ
【性別】女性
【身長・体重】157cm・52kg
【肌色】褐色【髪色】黒【瞳色】赤
【スリーサイズ】75/57/79
【外見・容姿】髪の毛が緻密に編み込まれている、インカの上質な貫頭衣を着た絶世の美少女。顔には赤い顔料で神秘的な模様が描かれている。
【地域】ユーヤイヤコ(ジュージャイジャコ)
【年代】約1500年頃
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・神性・子供・死者・
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:EX 幸運:EX 宝具: EX
【イメージ画像】
https://picrew.me/image_maker/190588
''中南米の神話に関する独自解釈を含む''>>416
【クラス別スキル】
自尽証明(自己犠牲):EX
他クラスのサーヴァントのように逸話の一つとして自殺が組み込まれているのではなく、自殺したからこそ名を残した、という成り立ちから発生するもの。
自らを対象とした攻撃判定、即死判定の成功率がランクに応じて上昇するが、反比例して存在の強度が希薄になりステータスが低下する。
生贄として命を絶ったスーサイドの場合、“他人のために自らを犠牲にする”という状況に特化している。
本能否定:E+++
現実という世界、或いは生命としての本能を憎む反発者の証。
自ら生存し続けるを放棄することを選んだスーサイドは、「生きとし生けるという事」に対する強力な怨念を持ち続ける。
ランク相応の精神耐性と「死の肯定」への思考の固定効果。
名誉ある生贄として神々に捧げられたスーサイドの場合、生に対する怨念は希薄な一方、精神耐性は高い...ということになっている。
後述のスキルによる泥酔状態が解除された時、精神状態がどうなるかは未知数。>>417
【保有スキル】
死に捧げられし身:A+
希少な学術的価値を持つ木乃伊、己の死を契機に大規模な戦乱を発生させた者、議論と混乱を引き起こした身元不明の遺体など、自身の逸話の多くを、或いは全てを「死後」に有する者が保有する特殊スキル。
サーヴァントとしての本質が自身の死を前提として成り立つものであるため、「生ける屍」に近い肉体で現界している。
「自身の死を含めた一連の出来事の逸話を存在の核としているために、既に死ん.でいなければ矛盾する」というスキル。強いて言うなら「戦闘続行」のオーバー版。
「致命傷」という概念が存在せず、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。ただし不死身ではない。
Aランクとなるとほぼ完全に「死者」「死体」そのものの英霊であることを意味する。
このランクになるとその性質は「無辜の怪物」に近い。
太陽神に捧げられしスーサイドの場合、日中であればダメージを負っても即座に修復される超常の再生能力も複合されている。
死相の美:EX
デスマスク・ビューティ。
生きとし生ける者を妖しく惑わせる死の魅力。
美しくも生命力を微塵も感じさせない冷たい肌、光亡き瞳、女神が如し顔姿、恐ろしくも目が離せぬ「死者の美貌」
単体への魅了付与、死に魅入られた事による恐怖付与、即死耐性ダウン。
インカでは傷一つない、最も純粋な子供だけが神々に送られるに値すると信じられており、生贄にされた子供たちは神々の下僕となり、捧げられた地域の守護神として機能したという。
スーサイドは生贄なる前から女神と見紛うほどに最も美しい少女であったため、カパコチャの生贄として送られた。>>418
薬酒の酒気:A
声色や吐息に蕩けるようなトウモロコシ酒とコカの葉の酒気と成分が香り、視線だけでも対象を泥酔、興奮させるスキル。
対象が魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考を蕩けさせる。
サーヴァント相手でも防御手段がなければ魅了を受ける可能性がある。最終的には対象を狂気に陥れることも可能。
スーサイド自身のこのスキルの影響下にあり、精神弱体耐性が向上している。
伝承保菌者(神霊株):A+
ゴッズホルダー。神媒(ワカ)、神霊感染者とも。
古き神秘をその身に罹患させ、継承する魔術特性。
スーサイドの場合は南米の神々、宇宙より来たる小さきモノ...神霊株をその身に宿す。
神性の亜種スキルとしても扱われ、"神"へと変異した肉体により限定的な権能行使を可能とする。
EXランクでこのスキルを獲得している場合は、元となった肉体の自意識、記憶を持たない、完全な神霊として現界していることを表す。>>419
【宝具】
『灼熱を謳え、太陽の処女(アクリャ・インティ)』
''ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大捕捉:800人''
太陽神インティの神霊株に罹患し、変異したスーサイドの肺そのもの。
呼吸により周囲のマナを神の肺へと取り込み、気道を通して神代の濃密な魔力へと変換する竜の炉心に匹敵する体内魔力生成器官。
特殊な肺胞構造により外呼吸より取り込まれた空気中の毒素は完全無効化、吐き出される灼熱の吐息は竜の息吹にも匹敵する太陽風となり、敵対者を焼却する。
『赫き太陽を繋ぐ神骸(ワカ・カパコチャ・インティワタナ)』
''ランク:EX 種別:生贄宝具 レンジ:1 最大捕捉:1柱''
生贄宝具。己が身を神へと捧ぐカパコチャの儀式の再演による神霊変生。
この宝具の使用後、伝承保菌者のランクはEXへと向上。スーサイドの霊基は太陽神インティのものへと不可逆的に変質し、神霊サーヴァントとしての絶大な力を振るうことが可能となる。
【Weapon】
『灼熱を謳う息吹(インティ・ワイラ)』
スーサイドの肺と吐息そのもの。
神代の魔力に変換された呼気を自在に操る。>>420
【解説】
1999年に標高6730mのアンデス山脈にある火山ユーヤイヤコ、或いはジュージャイジャコで発見された3人の子どもたちのミイラの内の1人。
子供たちは自然災害を鎮めるためや皇帝の即位、病気、死、息子の誕生の結果に対して行われる穢れなき純粋な子供を神へと捧げる儀式カパコチャの生贄であり、地下1.5mの小さな墓に埋葬され、極度の乾燥と寒冷を併せ持つユーヤイヤコ山の気候もあって非常に良い状態で保存されており、これまで発見されたインカのミイラの中で最も保存状態が良いと言われている。
脱水による肉体の乾燥や臓器の縮小が発生するよりも先に凍結したためであり、腕は毛の一本一本まで完全に保存されており、内臓も無傷で、心臓のひとつには凍った血液が残っていたほどであった。
ラ・ドンセーヤは15歳前後の少女であり、その渾名はスペイン語で「乙女」を意味する。
10歳頃に選ばれ聖別され、他の少女や女性と共に生活し、王家の妻や巫女、或いは健康、豊作、好天を保証する生贄となると定められていた太陽の処女(アクリャ)であったと考えられている。
美しい羽毛の頭飾りを身に付けており、その髪は丁寧に編み込まれていたが、精神的ストレスからか白髪が数本あった。
さらに生物学的な解析により、肺に結核に似た感染症を患っており、死を迎える直前の6~8週間前にトウモロコシやリャマ肉など栄養価が高い食事を与えられ、死の恐怖を酩酊で紛らわせるためか、チチャ酒やコカの葉なども与えられていたことも判明した。>>421
【神媒(ワカ)】
正式には神胞媒骸(シンホウバイカイ)。アステカに於いては神に栄養を与える儀式───ネシュトラワリストリとも呼唱される。南米の秘宝とも。
中南米において"神"とされる存在は、他の国や地域で"神"と崇め信仰されている存在とは、とりわけ一線を画している。
ケツァルコアトルなどを始めとする中南米にて信仰される神々は、宙の彼方より飛来した極小の生命体が地球の生物や無生物などに宿って"神"になったとされている。
感染者を神へと変える微生物が人間に乗り移り、文明を築き上げたというのが中南米の神話であり、神を祀る代表者が時に祀る神と同じ名で呼唱されたのも"その身に神を宿して"いたからに他ならない。
その微生物、神霊株を次世代へと継承するための犠牲こそが神媒(ワカ)である。
穢れなく、健康状態が良く、薬物や魔術により"神が宿ることに適した"状態へと調整した子どもを特定の儀式により生贄に捧げることで...その骸に"神を降臨/感染させる"。
こうして作られた神媒(ワカ)は神霊株を保管し、増殖させる培養器(シャーレ)として使用されたり、自然災害を退ける際に使用する使い切りの魔術触媒として使用されたり、ある時には遺体がそのまま新たなる神へと変生することもあったという。>>422
【人物・性格】
太陽神インティの神媒(ワカ)として生贄となった少女。
カルデア式の英霊召喚ではケツァル・コアトルと同じく、ラ・ドンセーヤの肉体で現界したインティとしても召喚され得る。
スキルの影響か常にぽわぽわしており、深く物を考えていない。
自分の事は守護神というよりも「神さまの力を授かった、神さまの従者」と認識しているが、マスターのためであれば権能の一端を振るうことに躊躇はしない。
イメージカラー:耀く太陽の橙
特技:織物、裁縫、チチャ酒造り
好きなもの:リャマの肉、トウモロコシ、チチャ(トウモロコシの口噛み酒)、コカの葉
嫌いなもの:特になし
天敵:南米の神々
願い:みんなの幸せ
【一人称】わたし
【二人称】さん付け、さま付け
【三人称】さん付け、さま付け>>423
【因縁キャラ】
ラ・ニーニャ・デル・ラヨ:
共に生贄となった6歳の少女。
雷神アポカテクイルの神媒(ワカ)。
エル・ニーニョ:
共に生贄となった7歳の男児。
水神パリアカカの神媒(ワカ)。
【コメント】
リクエスト。あの神話体系で生贄がどういう意味を持つか考察したらこうなった。【お題】:別人の肉体を使用することで女体化したサーヴァント(葛飾北斎(娘の肉体)、曲亭馬琴(息子嫁の肉体)、千利休(駒姫)など)
>>426
【クラス別スキル】
・復讐者(偽):B
源氏を祟る『鵺』としてのスキル。それは『鵺』であるから源氏を祟るのである。
・単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
・気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 闇夜に狩りをする獣の特性。
攻撃攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちるが、後述のスキルと合わさることで高い隠密性を保ったままの奇襲を可能としている。
【固有スキル】
・怪力:A
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。
・■■■:B
自身の体を周囲の■■に同化させる。
・■■■:C
魔術を伴わない、■■による物理的干渉。いわゆる■■■。■■■と■■■の■■■■が可能。>>427
【宝具】
『合成宝具猿式<■■>』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0(自分) 最大補足:1(自分)
■■や■■を■■■■■け■と成す宝具。■は脆く攻撃を受ければ破損し剥がれ落ちる程度だが、■■を補充して容易に修復できる。
■は纏うほどに耐久力が上がり巨大になっていくが、同時に重量も増していくため敏捷にマイナス補正がかかる。
『合成宝具蛇式<■■■■>』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50
日本では■■■と呼ばれる■■。■■■■の化身である蛇の加護を受け、障害物や加護の類を貫通する斬撃を放つ。
本来は当然手で持って使うべき■■だが、人型でないNUEは口で銜えて振るため精度に難がある。
【Weapon】
・牙
・爪
・■■■■
三体の霊基を複合した合体サーヴァント。イメージ的には閻魔亭に出てきたあいつに近いかな?>>429
正解。さすがに文字数多いしね。
残りの二騎は漢字です【出典】『オーラヴ・トリュグヴァッソンの最大のサガ』など
【CLASS】キャスター
【真名】ノルナゲスト/Nornagestr
【性別】男性
【身長・体重】173cm・72kg
【時代】紀元前11世紀~10世紀
【地域】北欧
【属性】中立・善
【その他の属性】
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:A 幸運:EX 宝具:A+
【クラススキル】
陣地作成:B
道具作成:A>>437
【宝具】
『命は風中の灯の如し(ノルナゲスト)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
常時発動型の宝具。
ノルナゲスト(ノルンの客)。
ウルズ、ヴェルザンディ、スクルドの運命の女神が撚り集めた、運命の糸が蝋燭となったもの。
この蝋燭が燃え尽きぬ限り、あらゆる攻撃を「傷つく運命ではない」と無効化し、あらゆる障害を「乗り越えられる運命」と見なして除去することが可能。
またこの因果律を利用して、霊基を自壊させるほどの出力を生み出したとしても、傷付く運命にはないので、その自壊そのものを無かったことにする。因果のパラドックスを意図的に発生させることができるのである。
また神々や巨人種が神代北欧という現実(テクスチャ)から失われた、紀元前1000年頃のカトラ山噴火に始まる“神々の黄昏(ラグナロク)”。神代北欧の大英雄シグルドの配下としてあったノルナゲストが西暦にして10世紀頃までその存在が語られているところを見るに、彼はその大破局を少数の神々および人類と同じく、生き残ったと思わしい。
故に、対粛正防御さえ有するのだ。
【weapon】
『命は渦中の剣の如し(グラム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
“ファヴニール殺し(ファーヴニスバニ)”の偉業によって、竜種に対して有利補正を得る。
太陽の属性を持ちながら、魔剣として成立した稀有な宝具。
召喚・実体化される魔剣グラムは、ノルナゲストが原初のルーンの効果で模造したもの。
しかし模造品とはいえ選定の剣の原典である魔剣グラムは担い手ならざる者を拒絶する。
そのため常に自身の霊基が崩壊し続ける。>>438
【解説】
北欧の短い散文であるサットルのひとつに登場する楽士。
名前は「ノルンの客」という意味。
ある時、ユール祭の前に“赤毛の”ウールヴという男が旅から戻り、オーラーヴ・トリュグヴァソン王に財宝を献上する。その中には素晴らしい黄金の腕輪があり、家臣一同が感嘆の声を挙げるが、王の治世3年目から食客として滞在していたゲストはそれに少しも騒がない。その理由を聞かれため、腕輪に勝るほどの留め金を取り出して、由来を語り出す。
ヒャールプレク王の下にいたシグルドの部下となり、彼のフンディング王、邪竜ファヴニール、レギン、炎の館などにも付き従う。シグルドがギューキ一族のところに滞在していた時に、ガンダールヴの息子達との戦争になる。そこで彼らの義理の兄弟シグルズ・フリング配下のアーリ王の臣下、老スタルカドとシグルドが戦いとなり、彼の歯を二本飛ばす。その内の一本をノルナゲストが所有し、ルンド教会の鐘の綱に付けたところエーレ金貨7枚(約200g)分の重さだったという。
ある日、シグルドの馬グラニの胸繋が二つになり留め金が落ちたので、それを拾い渡すとシグルドはそれを贈り物としてノルナゲストに与えた。それが、ウールヴの持ってきた腕輪より優れた留め金であった。
ラグナルスソン、甲鉄ビョルン(ビョルン・ヤールンシーズ)とは短い間だが、南の遠征に同行したこともある。
オーラーヴ王にどの王が一番気に入ったかを問われると、シグルドとギューキ一族のところが最も楽しかった。ラグナルスソンのところが最も自由だった。ウプサラのエイリーク王のところが最も裕福だった。ザクセンのルートヴィヒ王のところがキリスト教が盛んで厳格だったが最も気に入った。と評した。
それから自分の身の上話を語り出す。>>439
デンマークのある貴人の家に生まれた時、三人の運命の女神(ノルニル)が現れ、親や一族や他の首長の誰よりも幸運に恵まれるであろうと予言した。しかし、三人目が人々に押されて転んでしまい、それに怒った三人目はその場で燃えている蝋燭が尽きるより長くは生きられない呪いを与えた。蝋燭は年長のノルンが消し、最後の日よりも早く灯さないようにと命じた。「それがこの蝋燭です」と出して見せる。
そしてオーラーヴ王から洗礼を受け、家臣となる。王はノルナゲストの蝋燭を灯したらどうなるのか興味を持ち、灯すよう命じる。三百歳を生きたノルナゲストの命の蠟燭は急速に燃え尽きはじめ、死期を悟った彼は王に塗油を願い、蝋燭が尽きると同時に亡くなった。
……余談ではあるが、オーラーヴ・トリュグヴァソン、あるいはオーラーヴ一世とはエイリーク美髪王の曾孫に当たる。『ヘイムスクリングラ(世界の環)』において、このエイリーク美髪王の母が、ラグナル王とアスラウグの息子“蛇の目シグルド(シグルド・オルム)”の家系から生まれたラグンヒルドである(娘、あるいは孫娘とも)。
すなわちオーラーヴ王はかの“ファヴニール殺しの”シグルドの血縁なのである。
【wiki登録】可>>414
紂王登録ありがとうございます~オーラヴの曽祖父・トリグヴァの祖父な美髪王はハーラルで
ユトランドのラグンヒルドはハーラルの妃・血斧エイリークの母でない?>>442
…誤字ってましたね
×エイリーク美髪王〇ハーラル美髪王 ですわ~
蛇の目シグルドの娘ラグンヒルドに関しては、『ヘイムスクリングラ』だとハールヴダン黒王の妻、『ラグナル・ロズブロークのサガ』だとハーラル美髪王の母、らしいのが『ヘイムスクリングラ‐北欧王朝史(一)‐』『エッダとサガ 北欧古典への案内』に書いてあったので、そのあたりはそこからの引用ですね>>435
宝具含めて小青正解。
2/3が判明したので全情報を開示します。
……思ったより知名度ないんだな、経立>>445
【クラス別スキル】
・復讐者(偽):B
源氏を祟る『鵺』としてのスキル。それは『鵺』であるから源氏を祟るのである。
・単独行動:A
・気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 闇夜に狩りをする獣の特性。
攻撃攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちるが、後述のスキルと合わさることで高い隠密性を保ったままの奇襲を可能としている。
【固有スキル】
・怪力:A
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。
・透明化:B
自身の体を周囲の景色に同化させる。完全に同化すれば目視での発見は困難になるが、実体が消えるわけではないので攻撃が当たれば命中する。
・ESP:C
魔術を伴わない、精神による物理的干渉。いわゆる超能力。念動力と短距離の瞬間移動が可能。>>446
【宝具】
『合成宝具猿式<礫鎧>』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0(自分) 最大補足:1(自分)
砂利や瓦礫を体に貼り付け鎧と成す宝具。鎧は脆く攻撃を受ければ破損し剥がれ落ちる程度だが、瓦礫を補充して容易に修復できる。
鎧は纏うほどに耐久力が上がり巨大になっていくが、同時に重量も増していくため敏捷にマイナス補正がかかる。
『合成宝具蛇式<龍泉宝剣>』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50
日本では七支刀と呼ばれる宝剣。河の精霊の化身である蛇の加護を受け、障害物や加護の類を貫通する斬撃を放つ。
本来は当然手で持って使うべき宝剣だが、人型でないNUEは口で銜えて振るため精度に難がある。
【Weapon】
・牙
・爪
・龍泉宝剣>>447
【解説】
どっかの馬鹿が対源氏サーヴァントとして『制御可能な鵺』を目標にして召喚を試みた結果、ほとんど事故で複合幻霊サーヴァントとして成立した。
頭の猿は『経立(ふったち)』。東北地方の民間伝承で語られる年を経た猿の精怪であり、松脂で毛皮の上に砂を張り付けて鎧とし、人を攫う存在とされている。
胴の猫は『エイリアン・ビッグ・キャット』。イギリスで発見された未確認生物(UMA)の一体で、透明化と超能力を持っているという。
尾の蛇は『小青(シャオチン)』。中国の民話「白蛇伝」に登場する蛇の精霊であり、神通力を会得し、人間との恋に落ちた白娘子を救うために奮闘した。
以上の三体の幻霊を混ぜ込み一体の強力なサーヴァントとして成立したが、元々の鵺どころかそれぞれ全く関連のない者同士を複合させたため当然不安定であり、制御を碌に受け付けない本末転倒に陥った。
猿と猫は元が獣なので本能第一に行動し、特に猿(経立)は老獪で猫を好き勝手に誘導し利用している。人格を持つ蛇(小青)は制御役として組み込まれた。しかし霊基における占有割合が低いために手綱を握り切れておらず、頭を痛める日々を送っている。
逆に言えば、猿と猫を実力で屈服させ、小青と意思疎通ができれば制御は容易になる。所詮は獣、強い者に従うのが自然の摂理なのだから。>>448
【wiki登録】可>>450
まず合体鵺を作ろうと思って、攻防アシストでバランスを取れるよう考えた結果ですね。後地域もバラバラに選びたかったってのもあります。その方がチグハグ感出るし。
猿→猫→蛇の順に決まりました。『俺はカムイトの魔神ホヤウカムイ。サク_ソモァイエプでも、ラプシヌプルクルでも好きに呼ぶが良い。』
『それにしても何故こうも此処は寒いのだ!?ひとまず俺は眠るゆえ、起きるまでには火を焚いておけい!!』
「あ、イランカラプテ(こんにちわ)。ホヤウ様の現界のお手伝いをさせていただいています、トゥスクルです。ホヤウ様共々よろしくお願いしますね?」
【元ネタ】アイヌ神話
【CLASS】ランサー
【真名】ホヤウカムイ
【異名・別名・表記揺れ】オヤウカムイ,サク_ソモアイェプ,ラプウシオヤウ,ラプシヌプルクル
【性別】女性
【身長・体重】155cm・42kg
【肌色】白【髪色】白【瞳色】赤
【外見・容姿】アイヌの民族衣装であるアットゥシを着た巫女。手には鋭い鼻を持つ蛇の意匠が施された槍を持つ。
【地域】北海道,洞爺湖
【年代】神代
【属性】混沌・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型,竜属性,神性
【ステータス】
筋力:B 耐久:C 敏捷:B
魔力:A 幸運:C 宝具:A>>452
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術師が傷付けるのは不可能。
陣地作成:A+
魔術師として自ら有利な陣地である「工房」を作り上げる能力。自らの住まう「カムイト」を作り上げる。
【固有スキル】
カムイ:C+
女神の真核に類似するスキル。
生まれながらにしてカムイであることを示す、神性や対魔力を含む複合スキル。
このスキルの所持者は精神干渉を全て無効化し、肉体的な変化やステータスの増減などの影響をシャットアウトする(ただし特定の弱点を突かれた場合を除く)。
またこのスキルを持つサーヴァントのマスターは精霊の加護など複数のスキルの恩恵を受けることがある。
ランサーは本来ならば蛇のカムイであるが故に最高ランクで会得するはずなのだが、本来の姿ではなく巫女の体を借りて現界していることからランクが減少している。>>453
カムイユカラ:EX
自らをカムイとして語る一人称の神謡。カムイユカラを口にする事でアイヌ神話におけるさまざまなカムイの力を借り受ける。
ランサーの場合は、ランサー自身が蛇のカムイたる「ホヤウカムイ」そのものであり、巫女の体に降りることで現界している。
病み祓いの託宣:B−
肉体を蝕む病の原因の元へと導く託宣を語るスキル。
また、疱瘡神パヨカカムイを追い払った逸話から病にまつわる存在に対して特防と特攻を得る。
寒い場所ではその精度は格段に下がる。
夏に語らざる者:EX
サク,ソモァイエプ。
夏に名を呼ぶと目の前に現れるとされる逸話を由来とするスキル。
夏の間はステータスが向上する。また、他者がランサーの真名を呼ぶことであらゆる障害を無視し、呼んだ者の元へと移動する効果も保有する(ランサーの意思で移動しないことも可能)。
さらに現界中、ランサーの真名を一度でも呼んだことのある者に対して、自らの攻撃は必中の効果を得る。
弱体化(寒):A
氷結属性、寒波への極端な耐性の無さ。蛇の神故なのか寒さが苦手なようで、神託のために巫女の体に憑依すると「火を焚け」と叫ぶとされる。これらの事から逆に炎熱属性に対しては高い耐性を得ている。
寒さが極限に達するとランサーは休眠状態につくことになり、意識は肉体の主人であるアイヌの巫女「トゥスクル」へと変わってしまい、全てのステータスが大幅に減少してしまう。>>454
【宝具】
『祓え、爛れ燒く我が穢れ(ホヤウ・スルク・ウェンウラハ)』
ランク:A+ 種別:対軍/対病宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:500人
疱瘡神パヨカカムイすら追い払うほどの毒性を持つホヤウカムイの悪臭を由来とする宝具。
普段は槍に纏わりつく瘴気としての形を有しているが、この瘴気は「腐食」の概念そのものであり、生物、無機物、霊体、そして病、毒、呪いといった負の概念であっても関係なく、悉くを腐り滅ぼしてしまう性質をもつ。また、この腐食はランサーが制御しない限り周りに伝播していく。逆に言えば制御すれば特定部位のみを腐らせることが可能。特に守り神としての側面が色濃く召喚されている事から対象の肉体を蝕むモノ、特に病毒の場合、対象の肉体を腐らせることなくそれのみを撲滅することができる。
真名解放することで槍に纏わりついた瘴気は解放され、周囲へとその毒気を撒き散らし、広範囲に甚大な被害をもたらす。また、対象に突き刺した状態で真名開放することで対象の内側に瘴気を解放し、内側から腐り溶かす防御不可の一撃を放つことも可能とする。
この瘴気は腐食の概念であることから、防ぐには耐久による対抗ではなく、単純な存在強度の高さが求められる。ただし、この腐食の瘴気には対抗策が存在しており、それは0℃以下の環境で冷やすというもの。そうすると腐食は浸食することをやめ、徐々に腐食は治まっていく。
スルク:毒
ウェンウラハ:悪臭>>455
『翅を広げよ、神の沼の魔神(カムイト・ユーカラ)』
ランク:EX 種別:精霊宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50人
ランサー自身のカムイユカラを語ることによって、神体の一部を限定的に励起させ、その力を行使する宝具。甲羅による盾、翼を生やすことによる飛行、刃のような鼻先を由来とする槍の穂先を本来の長さへと伸ばすことによるレンジ増加などが可能。そして、カムイユカラの最大開放で神体の影を召喚し操ることができる。
これらの召喚は限定的なモノのため、カムイ(神)から精霊クラスとなっている。
【Weapon】
『切り拓く蛇神の槍角(ラプシヌプルクル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:10人
ランサーの刃のような鼻先が武器へとダウンサイジングされたもの。その形状は槍というより薙刀のような形をしており、掠っただけでも大木を伐り倒す事ができるほどの切れ味を誇る。
その刃には爛れ焼く瘴気が纏わりついており切り裂くモノを腐らせる。また、本来の長さへ戻す事によるレンジ増加が可能。
『魔神の瘴影(ホヤウ・クル)』
第二宝具で呼び出すランサーの影。その姿は巨大な翼と亀の甲羅を持ち、鋭く尖った鼻先を持つ巨大な蛇。弱体化してはいるがその毒性は健在であり、この影を踏んだ者は触れた箇所から徐々に腐り始めていく。
クル:影>>456
【解説】
ホヤウカムイとはアイヌに伝わる蛇のカムイであり、別名としてオヤウカムイ(蛇の神)、サク,ソモアイェプ(夏には言われぬ者)、ラプウシオヤウ(翅をもつ蛇)、ラプシヌプルクル(翅の生えた魔力ある神)などが挙げられる。その姿は異名通り翼を生やした蛇であり、胴体はまるで俵のようで、頭尾は細く、鼻先がノミのように尖っているという。
その体からは悪臭を放っており、その悪臭はホヤウカムイの住処であるカムイト(魔神の沼)に人々が近づくだけで皮膚が荒れ髪が抜け落ちるほどの毒性を有している。そして、更に近づくと肌は爛れ焼け、その末に亡くなるのだという。
洞爺湖の主もまたこのホヤウカムイだとされており、その姿は蛇ではなく翼の生えた亀の姿をしているという。この洞爺湖のホヤウカムイは魔神としての側面だけでなく人の守り神としての側面も有しており、巫女の体に降りて病の原因などを語る。また、疱瘡神パヨカカムイが現れた時はその毒気によって追い払ったことから、毒を持って毒を制する神であると言える。
また、別の話ではアイヌの英雄オキクルミ(アイヌラックルの異名)によって討ち取られるという話も存在する。
今回は悉くを腐らせる恐ろしい魔神としてではなく、守り神としての側面での召喚となっている。また、伝承にもあるように巫女の体を借りての召喚となっており、神霊でありながらサーヴァントとしての召喚を可能としている。余談として魔神としての召喚の場合は巫女の体を借りない神体での召喚となる。
基本的に叶えたい願いはないのだが、召喚者が何かしら助けを求める人間であった場合召喚されることが多い。
『救いを求める声があまりにも騒がしかったのでな。黙らせてやるためにも、まぁ、助けてやらんでもない。』
「やっぱりホヤウ様は素直じゃないですよね〜。」>>457
【人物像】
・ホヤウカムイ
蛇が如き鋭い瞳を向け、不敵な笑みを浮かべた尊大な口調の人物。傲岸で嫉妬深いひねくれ者で、人をか弱き生き物と認識しており、高圧的で見下すかのような接し方をする(これはマスターであっても同様)。しかし、その行動には人を蔑ろにするようなものはなく、むしろ何処となく優しさ、気遣いなどが感じられ、助けを求められたら口ではとやかく言ってもその助けに応じる一面を持つ。まぁ、要するにツンデレである。
また、寒い環境にいることをなによりも嫌い、そして本人は決して認めないが寂しがり屋でもある。
その根本には周りのモノをただ在るだけで腐らせることはなく、自らの温かみを持つ人間に対して妬んでいると同時に、その温かみへ愛しさを抱いている。高圧的な態度なのはそんな嫉妬心からであり、それでもなお人を助けるのは温かな人間が好きだからであった。
また、自らの恐ろしい瘴気でさえ病を祓うために利用する人間に対して面白いとも思っており、命を生かすために力を行使するのは新鮮でランサーとしても心地よいことのようだ。
・トゥスクル
主にホヤウカムイが寒さに引っ込んでいる時、眠っている時に現れる肉体の人格。ホヤウカムイが起きている時にも意識はあるようで、ホヤウカムイが起きていても割と表に現れる模様。
無銘である彼女が自らの名前として自称する「トゥスクル」とはアイヌにおける巫術士、シャーマンのことを指す。トゥスは巫術を、クルは人を意味し、彼らは人々と神々を中継ぐ役目を担っていた。
常に穏やかな微笑を浮かべ、ほんわかとした温かな雰囲気を漂わせる少女。他者を思いやり、だからといって謙りすぎることもない気軽さを持つ、人であろうが神であろうが誰とでも接することができる人物。また、素直になれないランサーの代わりに「ホヤウ様はこうゆう事が言いたいんですよね?」とその真意を代弁することも多々。通称ツンデレ殺し。
その本質は無為自然とでもいうべき、ただあるがままに在る存在。故に相手を思って隠すことはあれどその言葉に嘘はなく、全てを平等に見据え受け入れる神の器。>>458
特技:託宣
好きなもの:温かいモノ(特に現界先で見つけた「こたつ」がお気に入りらしい)
嫌いなもの:寒い場所
天敵:寒波,オキクルミ,シトナイ
願い:温かみが欲しい
【一人称】俺(ホ),私(ト)【二人称】お前(ホ),貴方(ト)【三人称】アレ(ホ),彼・彼女(ト)
【因縁キャラクター】
シトナイ:同郷の大蛇殺し。その逸話から得た竜特攻と、氷結系の攻撃から相性は最悪と言っても良い。
ケツァルコアトル:自らと同じく翼ある蛇の神。温かなる太陽神ではあることから嫌いではないが、あの底なしの陽気さは苦手なようだ。
刑部姫:こたつを教えてくれた妖怪。このような物がこの世にあるとは・・・。チロンヌプ(狐)よ礼を言うぞ!
【イメージ画像】
https://picrew.me/image_maker/625876
・ホヤウカムイ>>460
ツンデレスネークとほんわか巫女さん
初めて知ったアイヌの神様だったので個人的にはアイヌの神様といえばこのお方のイメージ。最初に見た印象は蛇というよりミツクリザメでした。
【Wiki登録】可能です>>425
「黒猫とパンケーキ食べるにゃん♡ ……ああ、これか。こういう媚び方をしたら金を落としてくれる奴が居るからな。楽でいいんだ。お前も聖杯とかくれていいんだぞ?」
【出典】史実
【CLASS】キャスター
【真名】マグレガー・メイザース
【異名・別名・表記揺れ】サミュエル・リドル・マザーズ
【性別】女性(妻、ミナ・メイザースの肉体を利用して召喚される。)
「何故少女の姿なのかと?いくつか理由はあるが、幻霊融合による霊基の強化は大きいな。……だがそれ以上に、この身体だと人にタカっても文句を言われにくいのが良い」
【身長・体重】152cm・45kg
【肌色】白 【髪色】黒(ウェーブしたボブ) 【瞳色】碧
【外見・容姿】魔女帽をかぶった、ウェーブのかかった黒髪猫耳少女。典型的な魔女っ子に見える。ガワは。
【地域】イギリス
【年代】A.D.1854~A.D.1918
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】ケモノ科
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D+ 敏捷:D+ 魔力:A 幸運:C 宝具:A-
本来は霊基の脆弱な近代魔術師であるが、妻の複合による霊基補強と妻から獲得した「黒猫魔術:B-」によって近接ステータスを底上げしている。
……容姿のみならずステータスまで妻に頼るのはヒモのニートとしてある意味潔い。>>462
【クラス別スキル】
道具作成:B
「魔術師」のクラス特性。魔力を帯びた器具を作成可能。とくに「魔導書」の記述・執筆に長ける。
陣地作成:A+
「魔術師」のクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。メイザースが首領を務めた「黄金の夜明け」はとくに儀式魔術で知られるため、陣地作成との親和性は非常に高い。「イシス=ウラニア神殿」をはじめとする神殿をも構築可能。
【固有スキル】
黒猫魔術:B-
妻、ミナ・メイザースの肉体に刻まれた、ベルク.ソン家の家伝魔術。黒猫を操り呪詛を掛けたり、獣性によって肉体を強化する黒魔術の一派。とくに、近代キャスターの不足する近接戦闘能力を補填できるところが長所であり、常時展開によって猫耳が生えることとなった。
生前、ダイアン・フォーチュンとの不仲によって「術式内容を公式に出版した本『心霊的自己防衛』で暴露」されるという魔術師としては前代未聞の嫌がらせを受けたことで、神秘が不安定になっている。
……結局、この嫌がらせが原因でベルク.ソン家は魔術師としては没落することになるが、それはまた別の話。
数秘術:B
魔術系統の一つであるカバラを使用できることを表す。カバラの中心文献「ゾーハル」を英訳、再解釈した「ヴェールを脱いだカバラ」は、近代魔術の基礎ともなった名著である。
黄金魔術:A++
カバラを中心として、エノク魔術、占星術、タロット、錬金術、古典元素、ジオマンシー、エジプト魔術、ヘルメス魔術など、複数の魔術基盤を複合させた新時代のオカルト。
名前こそ異なるが、「シークレットチーフ」と呼ばれる高次存在から得たとされるこのスキルは、本質的には友人プラヴァツキー夫人の「マハトマ」スキルと同等のものである。>>463
【宝具】
『約束の時きたれり、其は全てを改めるもの(クラヴィキュラ・サロモニス)』
ランク:A- 種別:魔書宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
「ソロモンの鍵」。ソロモン王が記したとされる、「ソロモンの大いなる鍵」と「ソロモンの小さな鍵」のセット。
後者、またの名をレメゲトンにはゲーティア、テウルギア・ゴエティア、アルス・パウリナ、アルス・アルマデル・サロモニス、アルス・ノヴァが含まれる。
メイザースが大英博物館の断章より復元した、もっとも有名にして偉大なる魔導書。一般的にメイザースの功績として語られるのは「大鍵」の方だが、アレイスターが出版した「小鍵」も元はと言えばメイザースが再構成したものである。
復元した断章に過ぎず、本人には遠く及ばぬまでも、ソロモン王に由来する「道具作成」「魔法陣の記述」「占星術」「魔力操作」や「魔神柱の部分召喚」などなどを行うことができる。
基本的な魔術のすべてを纏めたこの魔導書が「再編」「流出」したことによって「魔術知識」が世間的に広く知れ渡ることになったとも言え、現代魔術、並びに神秘の流出、魔術史の終焉にかかわる、歴史的に非常に意義深いものである。
『黄金夜明(ヘルメティック・オーダー:ゴールデンドーン)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
「黄金の夜明け団」の活動拠点である、「イシス・ウラニア神殿」「オシリス神殿」「ホルス神殿」などの複合体を具現化する。固有結界に似て非なる大魔術。
時計塔を破滅一歩手前まで導いた「天才」たちが、カバラ、エノク、エジプト神話、グリモワール、アストラル、エレメンタル、タロット、占星術、錬金術、神智学、インド魔術などを持ち寄って完成させた、混沌魔術の究極系。
さらに、古典魔術や天使語、グリモワールの「天使召喚」の理屈から、かつて黄金夜明けに所属した魔術師の似姿を『聖守護天使』として9人連鎖召喚する。
「象徴武器で身を固めた10人の魔術師」と「世界中の神話のエッセンスを抽出した神殿」「黄金の夜明け団が世界から集めた霊装群」を具現化し、一人で「複数人で行う黄金の大儀式」を再現する宝具。
「儀式の土台を整える宝具」であり、宝具自体に特定の魔術が結び付けられていないため、攻撃、防御、補助などさまざまな応用が利く宝具。>>464
【Weapon】
睡蓮の杖:ロータスワンド。第五属性、エーテルを象徴する。黄道十二星座に対応する十二色に塗り分けられた棒の先に、睡蓮の花を模した構造物のついた杖。
杖部分が虹色に塗り分けられ、睡蓮の花弁も虹色なので、正直見ているだけでもかなりやかましい武器。黒猫魔女の容姿との噛み合いもよくないが、史実でこういう見た目なので仕方ない。
……なお、メイザースはフェンシングの達人であったともされ、この杖もフェンシングのように突き攻撃に用いる。花弁の先が尖っていてそれなりに痛い。
【解説】
マグレガー・メイザースは1984年にロンドンで生まれた魔術師。当人はスコットランドの血を引くグランストリー伯爵だと主張したが、信憑性は低い。
幼いころに父に先立たれ、事務員をして母親を養っていたメイザースは、23歳の時フリーメイソンに入会する。そこで検視官ウィリアム・ウィン・ウェストコットと知り合い、薔薇十字団に入団する。
母親がこの世を去ると、ウェストコットとともに神智学協会出身の魔術師アンナ・キングスフォードの元でカバラの講義を行い、魔導書の翻訳に明け暮れた。
「魔導書から秘密の首領アンナ・シュプレンゲルの連絡先を復号」し、「書簡によって許可された」として黄金の夜明け団を設立し、その三首領の一人となる。
ただし、この書簡、そもそもアンナ・シュプレンゲルの存在はウェストコットの捏造である可能性が高いとされる。
黄金の夜明け団設立後はミナと結婚。ろくに働かず、ミナの友人であるアニー・ホーニマンの資金援助で生活を工面していた。
だが、ウェストコットが首領を降り、メイザースのワンマン体制になると、人望のなさから団を追放、黄金の夜明け団は分裂することになる。
黄金の夜明け団崩壊後は後継団体であるA∴O∴(アルファ・エト・オメガ)を設立したが、1918年、当時流行のインフルエンザによってこの世を去った。
黄金の夜明け団の魔術儀式やメイザース・テーブル、天使語などの魔術理論は、その後の近代オカルトに極めて大きな影響をもたらした。>>465
……が、当然、近代魔術師の例に漏れず、ここには時計塔の欺瞞情報が混じっている。
スコットランド北部、ハイランダーの血を引くマグレガー家出身の魔術師であることも事実であり、「グランストリー伯爵」もマグレガー家が魔術界で持つ貴族号として実在した。
「秘密の首領(シークレットチーフ)」と称するかつての根源到達者たち(注釈:エレナ・プラヴァツキーの言う「マハトマ」と近似した概念。インド思想をベースとするあちらと比べて西洋的。)と断片的に接触して得た(正確には接触の手段を得たのはウェストコット)魔術知識を以て、「黄金の夜明け団」と称する魔術結社を設立した。
それぞれの理由で古い魔術界から追放された、新進気鋭の天才魔術師たちが集まることで、「黄金の夜明け団」という規格外の魔術結社が誕生した。
この魔術結社は、「表社会との繋がり」「神秘の表社会への公開」「古い血が価値を持つ魔術界思想への叛逆」という側面から時計塔に危険視され、時計塔に12番目の現代魔術科さえ創設せざるを得なくなるほどの動乱を引き起こした。
だが、魔術師など誰もが利己的なもの。時計塔の干渉すら撥ね退けた天才の集まりは、まともな人間関係など築けず、たった数年で自壊した。
表向きには「インフルエンザによる死去」とされてはいるが、実際はやはり時計塔の封印指定執行者による「暗殺」。プラヴァツキーやイェイツ同様、この時代の「魔術の革新者」たちは時計塔の恨みを買い、本職であるはずの封印指定すら蔑ろにする勢いで大量の暗殺者が動いていた。
【人物像】
ク.ズのニートのヒモ。
冷酷な魔術師としてのク.ズさと、自堕落なニートのヒモとしてのク.ズさを兼ね備えた男。
意味のない位階を売買する詐欺師であり、日ごろから賭けに興じるギャンブラーであり、妻の友人に金をせびるヒモでもある。
手段を択ばない合理性を持ち、頭脳も明晰。近代魔術の応用性によって手数も多く、真名もほとんど初見で当てる。
……が、「手段を択ばない」上に「社会の評価を気にしない」が故に「自堕落に金を稼ぐ」ヒモになってしまったともいう。>>466
妻であるミナ・メイザースの肉体を利用して召喚されるが、これも手段の択ばなさの具現。
近代魔術師であり幻霊と大差ない自身の霊基強度を複合により強化、ベルク.ソンの肉体強化魔術とヒモになりやすい美少女のツラを手に入れている。「死後まで妻にタカる」として、生前の知り合いからはすこぶる不評。
魔術の才能だけは有り余るほどにあるが、魔術師どころか人間として最底辺の人物。
【関連人物】
エレナ・プラヴァツキー
「メイザースくんじゃない!元気してた!?ここではあまりマハトマを理解してくれる人がいないから、貴方にまた会えて嬉しいわ!」
友人。彼女の神智学協会と黄金の夜明け団は友好的な関係にあった。彼ら新時代の魔術師が引き起こした大騒動が、結果的に魔術の歴史を大きく覆し、現代魔術科創設の原因となった。
生前の知見から「マハトマ」を解釈できる領域の珍しい魔術師であり、よく魔術的な議論を交わしているらしい。少女同士の妄想談義にも聞こえるそれは、少女でもなければ、魔術界を何度もひっくり返せる革新的解釈の宝庫である。
ダイアン・フォーチュン
「あ、あの……ミナ嬢におかれましてはご機嫌麗しゅう……え?マグレガー?なんだ!ミナさんじゃないんですね!……え゛、人格切り替えられるの……?」
メイザース死後のA∴O∴団員。ミナの弟子であったが、革新的すぎる思想が故ミナと敵対して出奔。その過程でベルク.ソン家伝の黒猫魔術を著書で暴露、神秘を衰退させるという「前代未聞且つ最悪な魔術への敵対行為」をぶっ放していった。
ウィリアム・バトラー・イェイツ
「ええ。私が知る限りもっともエキセントリックな男ですよマグレガーは。……女になった今は悩みますね。師匠(エレナ)然り、あの時代の魔女はとんでもないのばかりでしたから…… ああ、クロウリーは別ですよ。アレはもう「エキセントリック」とかの域は越してますからね。」
黄金の夜明け団員。メイザースとも親交が深かったが、かたや無職、かたやノーベル賞受賞者であり、社会的地位は大きく異なった。
アレイスター・クロウリー
異常者。メイザースを超える異常者は黄金の夜明け団には1人しかいない。>>467
《FGO性能》
マグレガー・メイザース
クラス:キャスター
レアリティ:☆4
基本ステータス:HP11190/ATK9110
コマンドカード:QAABB
《クラススキル》
◆陣地作成:A+
自身のArtsカードの性能をアップ(11%)
◆道具作成:B
自身の弱体付与成功率をアップ(8%)
《固有スキル》
◆黒猫魔術:B-(CT8~6)
自身のArtsカード性能をアップ(3T/20~30%)&Busterカード性能をアップ(3T/20~30%)&攻撃力をアップ(3T/20~30%)&通常攻撃時に自身と対象に呪い状態(3T・500)を付与する状態を付与(3T)【デメリット扱い】
◆黄金魔術:A++(CT8~6)
自身に毎ターンスター獲得状態を付与(5T/5個)&確率(60~80%)で宝具威力を(50%)アップ(1T)&NPを増やす(20~30)>>468
◆約束の時きたれり、其は全てを改めるもの:A-(CT8~6)
敵全体に確率(50~70%)でスキル封印状態を付与(1T)&確率(50~70%)で宝具封印状態を付与(1T)+すべてのコマンドカードをArtsタイプに変化させる(1T)+自身のHPを2000減らす【デメリット】
《宝具》
『黄金夜明(ヘルメティック・オーダー:ゴールデンドーン)』
ランク:A 種別:Arts
味方全体の[キャスター]のArts性能をアップ(1T/10%~30%)<OC:効果UP>&スキルCTを1進める+敵全体に強力な攻撃[Lv]
《概要》
攻撃に特化した☆4全体キャスター。
第一スキル「黒猫魔術」は、高水準のカード強化×2に攻撃力アップ、呪い付与までついているものの、通常攻撃時に自分も呪う。つまり、寿命を縮めてしまう。
第三スキルの「約束の時きたれり、其は全てを改めるもの」も同様で、妨害と全体アーツ化でアーツパの回転を高めるものの、体力を削ってしまう。
第二スキルはマハトマ。
宝具を撃ち、自身の体力を減らしながら退場する破滅的キャスター。
「キャスター染めのパーティーの特攻役」と言うべき性能。
ミナ・メイザースの肉体で召喚されて猫耳魔法少女になったマグレガー・メイザースです。wiki追加可能です。「運命の三女神モイラ。長女クロト。ここに現界いたしました。」
「私は次女ラケシス。糸を使うお仕事があれば、遠慮なく頼りにしてちょうだいね。」
「三女アトロポス。……精々姉さんたちの機嫌を損ねないことだ。さもないと、そなたの寿命が縮むことになるぞ?」
【元ネタ】ギリシャ神話、ギガントマキア
【CLASS】ルーラー
【真名】モイラ
【異名・別名・表記揺れ】運命の三女神、モイライ、ローマのパルカ(パルカエ)
【性別】女性
【身長・体重】180cm・71kg(長女)、171cm・67kg(次女)、168cm・58kg(三女)
【肌色】白【髪色】黒(長女)、金(次女)、白(三女)【瞳色】青
【外見・容姿】長女は母親、次女は乙女、三女は祖母をイメージした見た目をしている。
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】女性、神性、ヒト科以外
【ステータス】筋力:C+ 耐久:B 敏捷:D 魔力:EX 幸運:B 宝具:A>>473
「汝に捧ぐは無常の果実。その力、しばらく無力化させてもらおう。」
『無常の果実(プリャツィコ・カルポス)』
ランク:EX 種別:対神・対怪物宝具 レンジ:20 最大補足:1人
ギガントマキアにおいてテュポーンに使用した果実。
この果実を掲げられた相手は、スキルや宝具を一時的に封じられてしまう。
相手の魔力のランクが高ければ高いほど、封印の耐性は低くなる。
また逸話の関係上、神や怪物に対して非常に強力であり
神性、神核を所持する者や怪物、もしくは怪物に至った者であれば耐性を無視する事が出来る。
逆に魔力のランクが低く、神性などを所有していない相手に対しては
少しの間動きを封じる程度にまでランクダウンする。>>475
【解説】
ギリシャ神話における幽冥の神エレボスを父に、夜の女神ニュクスを母に持つ運命の女神。
長女クロト、次女ラケシス、三女アトロポスから成る三姉妹。
最初はそれぞれが一柱の女神であったが、後に統合され三女神で一組となった。
モイラとは「割り当て」という意味を持ち、それは人々にとって寿命や死と関連付けられていたという。
この事から「クロトが紡ぎ、ラケシスが計り、アトロポスの切った糸」は人間の寿命として定められており
英雄メレアグロスなども彼女たちにその運命を予言されていた。
【人物像】
大雑把だが仕事人気質の三姉妹。
クロトは明るく、ラケシスは穏やか、アトロポスは素直じゃない性格をしている。
ヒトに興味はあるものの、執着はない。
好ましい対象の死に悲しむことはあっても、蘇生などを試みることは決してしない。
気に入った相手だからといって糸の長さを長くしたり、気に入らない相手だからと言って糸を短くすることもない。
それは彼女たちが「生命とはそういうもの」と割り切っているためであり
摂理に反することは決して行わないからである。
もちろん、彼女たちの機嫌を損なうことが無ければの話であることが前提だが。
弱点は酒。アスクレピオスの一件以降、アドメトスに召使いとして雇われたアポロンに酩酊させられ、寿命を延ばすことを約束させてしまったからである。>>477
【因縁キャラクター】
ゼウス
ゼウスの権威に従いつつも、モイラの予言する運命にはゼウスでさえも逆らうことはできない。
という不思議な関係。例え彼のお気に入りの子であろうと、老衰の運命から解き放つことが許されていないのであれば
絶対に許可をすることは無い。
アポロン
次こそは酩酊させられないように気をつけなければ。
【イメージ画像:クロト】
https://picrew.me/share?cd=Otx2hEOG5M>>479
【イメージ画像:アトロポス】
https://picrew.me/share?cd=ZALcIiMxsj
【wiki登録】可ルーラーなのに真名看破はなくて神明裁決も固有スキル扱いなのか
スキルだけ見たらアルターエゴっぽいな>>482
【クラス別スキル】
・領域外の生命:C
外なる宇宙、虚空からの降臨者。 邪神に魅入られ、権能の先触れや片鱗を身に宿して揮うもの。
……なのだが、国芳は混ぜ物が多すぎて邪神の手によるサーヴァントとしては異様にランクが低くなっている。
・道具作成:B
・神性:B
【固有スキル】
・ラーの瞳:C
悪を裁くため太陽神の瞳から生み出されたことに因むスキル。「悪」属性を持つ相手に対して特攻を得る。
・猫の王:A
猫もしくはネコ科に類する属性を持つ者に対して強力な支配力を発揮するスキル。猫たちを従える者であり、老いた猫は彼の元へと旅立つのだという。
・反骨精神:A
抑圧する社会に画で立ち向かい続けた精神性が昇華されたスキル。不利な状況に置かれるほど能力にプラス補正がかかる。
・雅号・異界猫:B
異次元の邪神と融合したことにより描かれる非ユークリッド幾何学的画風。その筆跡は否応なく現実を侵食する。>>483
【宝具】
『異筆・猫飼好五十三疋(いひつ・みゃうかいこうごじゅうさんびき)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~? 最大捕捉:53人(匹)
猫好き国芳の猫愛が爆発した快作。東海道五十三次を語呂合わせで猫にした浮世絵で、様々な姿の猫が愛嬌たっぷりに描かれている。
邪神の力で虚実を超える力を得た本宝具では、彼について回る猫の幻霊たちに『描く』ことで実体を与え、極一時的なサーヴァントとして現界させる。
実体化した画猫たちは各々が怪異譚を持つ化け猫・怪猫の類であり、宝具解放すら可能。ただし宝具を使った猫は即座に実体を喪う。
最高に筆が乗った時は『猫顔の女神』すらも描き実体化することも可能だが、そこまで描くことは滅多にない。だって疲れるし、首から下は普通に人だしモチベーションが下がる、とは彼の言。
また猫たちはそれ自体が現実世界を侵す異界常識であり、猫たちが描かれるほどに現実は歪み、やがて大いなる猫の都、ブバスティスへの道を開く。
間違ってもグレートなビレッジにはつながらない。
【Weapon】
・筆
身の丈ほどもある大きな筆。これで描いた画を実体化させて使役する。ふさふさとした柄で寅縞を持ち、『猫又』と名付けている。
・シストラム
ガラガラのような埃及の楽器。打撃武器としても利用可能だが、主に芸術性の違いから彼はあまり使わない。>>484
【解説】
江戸時代後期の浮世絵画家。葛飾北斎とほぼ同時期に活躍した絵師であり、彼と共に同時代の浮世絵師を代表する一人。代表作は『其まま地口猫飼好五十三疋』『相馬の古内裏』『みかけハこハゐがとんだいゝ人だ』他。
画力はもとより奇想天外なアイデア、斬新なデザインに秀で、幅広いジャンルで活躍し、特に伝説・妖怪画の評価が高い。
非常に反骨精神の強い人物であり、質素倹約・華美禁止を命じた天保の改革においては浮世絵で痛烈に幕府を批判し、幾度の罰責を課されても筆を止めず反骨の浮世絵師として江戸の人々に支持された。
また尋常でない愛猫家でもあり、常に数匹、多ければ十数匹の猫を飼い、仕事でも懐に猫を抱いていたと言われている。猫が死んだら寺で葬式を上げ、猫の仏壇を作り、過去帳(生没年や戒名を記した系譜)まで作っていたらしい。それは浮世絵にも表れ、度々画題として猫が登場し、擬人化した猫が描かれることもあった。
……と、ここまでが史実の歌川国芳の話。
異界よりこちら側への侵入を試みる異存在・虚空の邪神たちだが、邪神たちの間にも対立関係が存在し、中には『邪神の侵入を阻止すること』を目的に活動する異存在も存在する。
そのうちの一柱が自身の代行者として目を付けたのが歌川国芳だった。接触を試みると、その存在がこちらでいう『猫』に近い性質を持っていたことからあっさり受け入れてしまう。
そして代行者として彼の霊基を改造するにあたり、自身と親和性が高く近い概念を持つ埃及の女神を繋ぎとして合成。さらに欧羅巴の民話に登場する『猫の王』、猫の妖精ケット・シー、鍋島の猫騒動の化け猫、都市伝説の『猫の忍者』、英吉利の『グリマルキン』……待て待て待て。何をやっているそんなに取り込んでどうするお前、そんなに入るわけないだろお前ちょっと止まれお前本当待てってお前
そうして邪神の手引きと猫好きの暴走によって成立したのがフォーリナー・歌川国芳である。霊基の大半を占める猫の女神の影響で性別が女性になり、霊基に収まりきらずはみ出した猫たちが常に国芳にまとわりついている。
多量の霊基を取り込んだために人格も不安定になるはずだが、スキル『猫の王』で猫たちを統制しているため、そして無類の猫好きの国芳がすべてを受け入れているため奇跡的に安定している。>>485
【因縁キャラクター】
・ファラオ勢
彼らの神を冒涜とも言える形で取り込んでいるが、当の女神が協力的であるため微妙な顔をしつつとりあえず黙認されている。
・アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕
彼女の連れているノーシュとルタールに興味津々で愛でようと虎視眈々と狙っている。因みに二匹は地球の猫ではないので『猫の王』のスキル適用外。
・タマモキャット
キャットで狐なワンに精神を破壊されかけるも、いろいろあって『猫とは形にあらず、その所作に宿るものである』と悟りを得た。
・武即天
いっぱいの猫幽霊(幻霊)を引き連れているとあって二倍特攻の突き刺さる相手。中国の女帝とあってぜひ画題にしたいと思っているのだが、気配を察しただけで全力で逃げられている。
・葛飾北斎
自分よりやや早くから活躍していた浮世絵師であり、国芳も多大な影響を受けているため非常に尊敬している。
それはそれとして、珍妙な蛸になって娘と一緒に召喚されている姿には遠慮なく爆笑している。
・アルターエゴ・リンボ
猫じゃない。
【wiki登録】可【出典】『ヴォルスング・サガ』など
【CLASS】バーサーカー
【真名】シグムンド・ヴォルスングスソン/Sigmund Volsungsson
【性別】男性
【身長・体重】178cm・81kg
【地域】欧州
【時代】神話時代(紀元前1000年以前)
【属性】中立・善
【その他の属性】地・神性・人型・王・猛獣・愛する者
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:B 宝具:A++
【クラススキル】
獣化:B
全ステータスを2ランクアップさせる。
狂化Aランクに匹敵する強さだが、理性を奪われることはなく、冷静な思考を保ち続ける。
ただし獣としての論理を構築し、そこからはみ出ることもなくなる。
息子シンフィヨトリと一緒に狩りをしていた最中に、とある狼の毛皮を身に着けてしまったことがあった。これは森の小屋で暮らす、とある王子たちが被ってしまったもの。十日に一度を除いて、皮を脱いで狼から人間に戻ることができなくなる呪いが掛かっていた。
このために、何日かは狼のままで過ごさなければならなくなる。
人間に戻れる日が来ると、二人はこの毛皮を火で焼いたという。>>489
〇頑健:A
生まれついての特別な頑健さを有する。
耐久値をランクアップさせ、攻撃を受けた際の被ダメージを減少させる。
複合スキルであり、対毒スキルの能力も含まれている。
シグムンドはシンフィヨトリを毒殺.するために用意された毒酒の杯を二度ほど飲み干したが、それで亡くなることは無かった。
竜殺し(偽):A+
対象を一時的に竜種へと変える。
さらに竜種に対して攻撃力、防御力が大幅に向上する。
『ベーオウルフ』によれば、妹の息子フィテラ(シンフィヨトリ)に物語ったシイェムンド(シグムンド)は竜を斃して、蓄えていた財宝を自らの物としたとされる。
北欧伝説では竜殺しを成し遂げたのはシグムンドの息子シグルドであるが、より古い伝説ではシグムンドこそ竜殺しであったのかもしれない。あるいは竜と目されるほどの強大な人物が存在したのだろうか。
打倒した竜の因子を反転させることで、自らを竜種へと化すことも可能。
伝承の変容にも悪竜現象(ファヴニール)が関与していると思わしい。
運命の加護:EX
戦乙女(ワルキューレ)であった母フリョーズに由来するスキル。
ヴォルスング一族に生まれながらに具わっているとされる予言の力。
戦場に限定されるが、無敵貫通による攻撃のみが有効打となる。
オーディンが神意を見せるまで、シグムンドは運命の女神ノルニルの加護によって傷一つ受けることはなかった。>>490
【宝具】
『大神の光暈(バルンストック・グラム)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:900
「魔剣限定解除。是なるは、真なる太陽を湛えし大神の剣!」
“支配を与える樹に刺された剣”という形で、王を選定するという“聖権”の象徴。
対人宝具の「対人」は敵ではなく、これから所有する者に向けられたもの。
聖権の行使による空間支配、マナの支配圏を成立させる。
真名を解放することで周囲のマナを取り込んだ時、辺り一面は闇で覆われ、光を放つのはグラム以外に無く。さながらその光の強さによって他が色を失うかの如く。
使用者の魔力を炎の形態に変換、その灼熱で焼き切る。
かつて神妃フリッグは、レリルの妻に林檎という形を通して子供を産まれさせた。
ヴォルスングはその林檎を館に植えたことから、その大樹は“子供の幹(バルンストック)”と呼ばれる。
【weapon】
『破滅の黎明(グラム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
通常武装としても選択される。
太陽の属性を持ちながら、魔剣として成立した稀有な宝具。
祖オーディンによって授けられたこの剣は、王を選定すると同時に栄光、嫉妬、破滅、宿命をもたらす稀代の武器だったという。
シグムンドは死の間際、この魔剣の名を“怒り(グラム)”と名付けた。>>491
【解説】
ヴォルスングの息子(ヴォルスングスソン)、長男シグムンド。
大神オーディンの曾孫ヴォルスングと、巨人フリームニルの娘にしてワルキューレであるフリョーズとの間に生まれた。
双子の妹シグニューと、ガウトランドのシゲイル王の結婚式に現れた、隻眼の老人に扮したオーディンは林檎の大樹バルンストックに剣を突き刺した。シグムンドはその剣を抜き、それを欲しがるシゲイルの頼みを断ったことにより、シゲイルと対立することになる。
シゲイルは自国ガウトランドに招待したヴォルスングをはじめとする一族を滅ぼし、ヴォルスングの子供達、九人の王子達は枷をはめられて森の中で狼(変身したシゲイル王の母とも)に喰い殺される。最後の王子となったシグムンドは処刑するも、シグムンドはシグニューの助言によって脱出。森の洞窟で暮らすシグルドと、魔女と姿を入れ替えたシグニューの間に生まれたシンフィヨトリが成長すると、一度は暗殺に失敗するが、シゲイルへの復讐を果たすことに成功する。
シグニューがシゲイルに殉じて焼身するのを見届けた後、フラクランドを取り戻したシグムンドは王となり、ボルグヒルドという女性との間にヘルギ、ハームンドという二人の息子を儲ける。しかし王妃ボルグヒルドの弟を殺めてしまったシンフィヨトリは恨まれ、毒酒を注がれる。二度ほどシグムンドが呷ったが、三度目は酔ってしまってシンフィヨトリが飲んでしまって亡くなった。大いに悲しんだシグムンドは王妃を追放した後、エイリミ王の娘ヒョルディースを娶り、彼女を巡ってリュングヴィと対立し戦争へと発展する。
運命の女神ノルニルの加護があるシグムンドは戦場において傷一つ負わず、兵力において劣っていても優勢だったが、オーディンが訪れてグラムを折ったことで形勢は逆転し、シグムンドとエイリミ王は戦場で斃れる。シグムンドはその運命を受け入れ、治療を拒み彼の息子シグルドに折れた剣を託して息を引き取った。
この剣が後に打ち直されてグラムと呼ばれるようになると予言して。>>492
【人物像】
特技:予言(という名の宣戦布告)
好きなもの:名誉、家族
嫌いなもの:不名誉
天敵:オーディン
容姿:三輪士郎先生の非公式同人誌『Romancia:Aurora』のシグムンドそのまま(第一再臨)
成人男性のおよそ三倍はあろうかという灰色の狼(第二再臨)
灰色の短髪の戦士。若く壮健な偉丈夫の姿(第三再臨)
願い:エインヘリャルとして相応しい戦い
魔剣・太陽剣グラム。
死の間際に瀕したシグムンドが新生されることを“予言”した魔剣の名。
ヴォルスング・サガにおいて北欧最大の英雄・シグルドが所有した栄光と破滅の魔剣。
アーサー王伝説にあるカリバーンの原型でもある。カリバーンが岩に刺さった選定の剣だったように、グラムはヴォルスング王の大樹に突き立てられた選定の剣であった。
魔剣グラムと、その所有者シグルドの伝説は大英雄の名に恥じない栄光と破滅に彩られた物語である。後に中世ドイツにおいて編纂された『ニーベルンゲンの歌』はアーサー王伝説に並ぶ騎士の物語であり、グラムはバルムンクと名を変えて出現する。
“最強の聖剣”に匹敵する“最強の魔剣”にして、竜殺しの特性すら兼ね備える。
かの騎士王にとって、この剣こそが天敵と呼べるだろう。>>493
神妃フリッグの恩寵によって生まれたヴォルスング。妹シグニューの近親相姦によって生まれたシンフィヨトリ、三度生まれ変わることになるヘルギ、そして北欧最大の英雄“ファヴニール殺しの”シグルドといった、シグムンドの息子たち。
シグルドと戦乙女ブリュンヒルデの娘アスラウグ。アスラウグの婿となったムンソ家のラグナル・ロズブローク。
大異教軍を率いてウェセックス王国以外のイングランドを掌握した“ラグナルの息子達(ラグナルスソン)”。その一人である蛇の眼のシグルド(シグルド・オルム)の娘ラグンヒルドはハーラル美髪王の母となったとされる。『ヘイムスクリングラ』においては、「フリンガリーキの王は“牡鹿の”シグルズといった。シグルズは他のどの男よりも身の丈に優れ、力が強かった。シグルズはまた兄弟のうちでも一番美男であった。父は“勇敢な”ヘルギで、母はラグナル・ロズブロークの子“蛇の眼”シグルドの娘アースラグである。(中略)シグルズは二人の息子を持っていた。娘はラグンヒルドといった。」とされ、このラグンヒルドがハルフダン黒王と結婚し、ハーラル美髪王が生まれる。「ラグンヒルドの母はスィルニといい、スィルニはその頃、デンマーク王国を支配していたデンマークのゴルム老王の妻“デンマークの救いの”スィーリの妹にあたり、ユトランドのクラック・ハラルド王の娘であった」とも。『デンマーク人の事績(ゲスタ・ダノールム)』においては、ラグナル・ロズブロークの庶子シーヴァルドであると比定される。彼の家系からゴーム老王、ハーラル青歯王、北欧諸国とイングランドを統一したクヌート大王が誕生した。
北欧史に限らず英国史にも名を残す英雄を輩出したヴォルスングの一族は、疑うことなき名家なのである。
【wiki登録】可
【コメント】
プリテンダーということにして、「シグムンドと姿を入れ替えたシグニュー」ということにしても面白かったかもしれない。いつかシグニューとして使いたいネタのひとつ。わたしはいま、あなたのひだりからきているよ。
わたしはいま、あなたのみぎからきているよ。
わたしは、いま、
わたしはね。
「おまえのうしろにいるぞ」
【元ネタ】口伝、民間伝承、電子の与太話etc… 【CLASS】ライダー
【真名】スケアリー・テイルズ
【異名・別名・表記揺れ】フォークロア、アーバンレジェンズ
【性別】無し 【身長・体重】240cm・126kg(※中心になる噂話で可変する)
【肌色】茶【髪色】茶【瞳色】赤 【外見・容姿】
上半身は白い車掌服に腕が6本、裂けた口がマスクから見え隠れしている猿。下半身は蛇。
今回のライダークラスのスケアリー・テイルズは、ネット怪談『猿夢』『姦姦蛇螺』を中心に構成されている。
【地域】日本 【年代】近・現代 【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地 【その他属性】(人型、竜属性、愛するものなど) 魔性、死霊、獣
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:A
幸運:C 宝具:EX
どのクラスかで微妙に変動するが、恐怖にはフィジカルも要求されるので、どの話が中心でも、割と肉弾戦はできる。集合体の中には『追い払われて決着のつく話』もあるので、幸運はちょっと薄い。>>495
【クラス別スキル】
騎乗:EX……与太話、噂話の集合体であるこのサーヴァントは形があるようで無く、他人の口から口へ渡り、拡がり、浸透していく。今回は更に『何が起きるか分からない、悪夢の怪奇譚』である『猿夢』を中心に構成された為、ただの車から空想の生き物まで、なんでも乗りこなせる程の騎乗スキルを有する。
対魔力:B……魔術に対する抵抗力。今回のスケアリーを成り立たせるもう一つの怪談、呪いの化身となる前は巫女であったという怪異『姦姦蛇螺』が基準になっている為、大抵の呪文は跳ね返し、捌き切る。
【固有スキル】
あなたのうしろ:B……気配遮断と単独行動の合いの子のようなスキル。その名の通り背後に、物の隙間に、夢の中に。距離も質量も問わずに、標的の周囲へ好き勝手に現れては、傍若無人に恐怖を与えるスキル。急に現れてはおっかない悪夢や呪詛をぶち撒けていくので、とにかく気が滅入る。
【宝具】 『深層匣(コトリバコ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:10人
・常時発動型の宝具。中に沢山の呪詛・怨嗟が込められた『コトリバコ』の話がそのまま、スケアリーの得物になっている。今回は呪詛の他に『猿夢』『口裂け女』の話を反映して、呪いの他に沢山の凶器や拷問道具が飛び出してくる。
『誰もが綴る怪奇譚(ネバーエンド・テラーズ)』
ランク:EX 種別:対陣宝具 レンジ:1〜30
最大捕捉:1〜30人
・スケアリーに集った怪異全ての呪詛によって、周囲の常識を、異界の駅『きさらぎ駅』を顕現させて塗り潰し、対象を閉じ込め、心折れるまで彷徨わせる対陣宝具。新しい怪奇譚の寄せ集めである筈のスケアリーだが、この宝具を展開すると、悲嘆と怨嗟の気配に惹かれ、古来からの怪異も駅の中に顔を出す。
そうして駅の中では数多の怪異が変わるがわる対象に干渉し、彷徨い続けた果てに救いのように現れる人も乗り物も結局は怪異、と、とにかく対象の心身を恐怖によって削り倒す。
【Weapon】狂気・凶器・呪詛が湧き出る呪いの匣(コトリバコ)>>496
【解説】
「友達から聞いた話なんだけど…」
「本当にあった話らしいんだけど…」
「信じられないかもしれないけど、夏にね…」
時に会話の中で、時に本の中で、時に電子の海で。
一つ一つの話は未だ新しい時代で綴られたモノが多く、単体ではよくても幻霊にしかならないが、『夢』『異形の女』『怨嗟に満ちた道具』……一つ一つの要素を継ぎ接ぎし、寄り集まり、遂には『恐怖の物語』の集合体として英霊となったモノ。
『召喚者が何を怖いと思うか?』で姿とクラスが変わり、怖がらせる話から生まれたモノなので、基本的に沢山の悲鳴を求めて行動する。
とはいえ、曰く『ライダーのわたしはまだマシ』らしく、たまに悪夢で他人を脅かしては活力を得るぐらいのものである。……『マシ』なだけで、迷惑をかけない訳ではないので、ちゃんと手綱を握ろう。怒られると『姦姦蛇螺』の誠実さが顔を出して、それなりに反省してくれる。はずだから。
【人物像】 特技:脅かし、怪談話
好きなもの:恐怖、悲鳴、無邪気で朗らかな少年、無駄に気の強そうな淑女
嫌いなもの:清らかなもの
天敵:怪異ごとの対策、忘却
願い:『恐怖』の色褪せない世界
【一人称】わたし【二人称】あなた【三人称】怪奇譚
【セリフ例】
「一昨日はミンチ、昨日は活け造り。今日のあなたは、さて何にしましょーか……ふふふっ!」
「ライダーのわたしに、リアルな心臓は要りません。血飛沫は夢の中で結構、結構。……バーサーカーだったらば?さて、ねぇ?ふふふっ」
「その『やるな』と言われて、マッチ一本も待てない無謀、好奇心……因果応報、そいつは恐怖の最高の友達。恐怖を求めるわたしは歓迎しますが、マスターが長生きしたいならおススメはしませんね、ええ、ハイ」>>497
【因縁キャラクター】
ナーサリー・ライム
・子供のための灯りである童話のナーサリーと、
子供と大人のどちらも脅かす仕掛けである怪奇譚のスケアリーは、同じ物語でも、与えたり、求められるモノが違う。その辺りを両者は弁え、故に適切な距離を置いている。
「もちろん、お子様に恐怖を必要とするならば、わたしはお応えしますよ。全力で。そう、全力で……!」
でもナイフや血飛沫ばっかりの悪夢は良くないわ、とナーサリーにちょっと怒られるスケアリーさんであった。
聖職者、退魔の逸話があるサーヴァント
・スケアリーはあくまで『フィクションの魔性』ではあるのだが、それでも清らかな力を持った言葉や得物には、すごくげんなりする。
「だって、楽しんでる時に、はいはい終わり終わり!……なんてマジレス、要らないじゃありませんか?」
だって用法要領を守ってこそのホラーですから、と、その道のプロ達は言う。
正に正論、なのでちょっと拗ねるスケアリーさんであった。
【他クラス適性、変化傾向】 キャスター(『こっくりさん』等のおまじないの話メイン)、
アサシン(『メリーさん』等のつきまとう話メイン)、
バーサーカー(『リョウメンスクナ』等のフィジカル怪談メイン。ライダー曰く、一番話を聞いてくれない形態な上、リアルな血飛沫を求めがちになる。らしい)
【WIKI】可【元ネタ】ハワイ神話(+Fate Grand/Order)
【CLASS】キャスター
【真名】カーネ&カナロア
【性別】女性・女性
【身長・体重】147cm・39kg(カーネ) 146cm・39kg(カナロア)
【容姿】イカの特徴を持つ、すっきりとした印象の人外少女(カーネ) タコの特徴を持つ、ねっとりとした印象の人外少女(カナロア)
【属性】混沌・中庸・天
【ステータス】筋力E 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。「虚数の墨」を塗り広げることで陣地を拡大する。
道具作成:A+
魔力を帯びた器具を作成できる。魔術の神として最高ランクの能力を持つことに加えて、「虚数の墨」に形を与えてあらゆる道具を実体化させることが可能。
領域外の生命:A
外なる宇宙、虚空からの降臨者。邪神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮うもの。>>499
【固有スキル】
海神の神格:A
神性スキルを含む複合スキル。本来はカーネとカナロアは異なる属性の神霊ではあるが、サーヴァントとして現界するに当たり海神としてのカナロアの特性が前面に出ている。
虚数の墨:EX
キャスターの肉体を構成する、物質化した「虚数の海」…いわば「虚数の墨」。
液体化した「墨」を放出して戦闘にも使用する。直接ぶちまけることで攻撃になる他、地面に塗り広げることで自身に有利な陣地となる。キャスターは墨の上を水面を泳ぐが如く機敏に移動できる一方で、敵と認めた存在は逆に足を取られて行動を阻害される。
変化:B
文字通り「変身」する。虚数より作られた肉体の自在な変換。
対偶の偶像:A
カリスマの亜種スキル。偶像(アイドル)としてあらゆる行動が人々を惹き付け精神を昂揚させる契機となる。二人のコンビネーションによりカリスマ性はさらに高まる。具体的には仲の良さを見せつけると聴衆が尊さを感じて元気になったりする。
深淵より導く両手:A
十本指の右手と八本指の左手、あるいはその逆。海神としての航海者への加護…がベースとなり邪神の影響を受けて生まれたスキル。人々を導く加護、あるいは人々を誘導する精神への侵食。>>500
【宝具】
『虚夢に描きし水平線(クムリポ・モエモエアー)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:10~99 最大捕捉:1000人
カーネとカナロアはポリネシア全域に視点を広げれば、どちらも創造神と見做される神である。瓢箪や貝、あるいは父母神などを別ち天と地を作った伝承(天地開闢)を持つパターンが多く、特にタヒチ神話のタンガロアの場合、自身の骨肉を裂いて山脈や河川や雲に変えて世界を作ったという逸話すら持つ。
地に塗り広げられた「虚数の墨」の境界面の下に広がる虚数空間、幻想世界。
海中を模した荘厳な空間。仄暗い海の中に光が差し込み、七色の珊瑚が控え目に照らされ、様々な魚影が揺らめき泳ぐ。自然物だけではなくキャスター達の意思次第で建造物にもアクセス可能であり、例えるならばまさに竜宮。この空間内は海の中のように泳げるが地上のように呼吸が可能。
通常時はキャスター達だけが出入りの可能な空間だが、真名解放により墨の付近にいる存在を引き摺りこめる。
味方にとっては地上からの手の届かない安全な避難場所。
しかし敵にとっては空間そのものが心身を侵食し虚数へと溶かす実体の無い攻撃と化す。一時でも心を奪われれば、その分だけ生命力を奪われる。
…だが、ここまでの説明はこの宝具の真の姿ではない。軛を解き放った時この宝具は変貌する。(ゲーム的には第三再臨で演出が変化)
「虚数の墨」にキャスター達自身がその身を溶かし、一体になることで最大解放が発動。
「虚数の墨」から外の世界へと巨大な骨格や内臓や血肉が膨れ上がり、自然物をグロテスクに模倣した箱庭のような空間を形成する。これこそが美しい龍宮の真の姿である、「生ける異界」。即ち、虚数の海そのものたる自らの肉体をも素材にした新たな世界の創造。
強力過ぎる免疫機構により、近づいただけで適性存在を灼き殺.す。それどころか、味方ならば逆に「免疫が働かない」ということで吸収してしまう可能性がある。
真の機能は、この世界に外宇宙の神を顕現させるための苗床。使い過ぎれば何者かの受肉が始まり、キャスターやマスターの意思では止めることが不可能になる。>>501
【Weapon】
『絵筆』
「虚数の墨」を塗り広げる巨大な絵筆。本来の形は、カーネが神話において湧き水を掘るために使った槍。葛飾北斎を参考に改造されている。
カナロアの魔術により必殺技を放つための様々な特殊形態へ変化。キャスター自身の巨大なイカ/タコへの変身、チャージショット、墨を噴出することによる飛行、マジックミサイル、巨大な鈍器への変形、触腕に変形しての高速立体起動…等ラインナップは多岐にわたる。
【解説】
カーネとカナロア。ハワイ神話の神であり、四大神と呼ばれるものの内の二柱。どちらも名前やエピソードなどを変えてポリネシアの神話に広く出現する。カーネは創造、生命、真水などの神。カナロアは海、魔術、冥界などの神であり、主にイカもしくはタコの姿で表される。この二柱は神話においてコンビを成して登場する事が多く、二元的、相補的な力を象徴するとも解される
頭足類系人外娘双子アイドル。遊ぶの大好き。目立つの大好き。「虚像より形を為し信仰を受けるべき自分達は、偶像、すなわちアイドルである」と定義し、歌ったり踊ったり騒いだり。
基本的には比較してドライな方がカーネ、ウェットな方がカナロア。落ち着きがある方、話をまとめる方、唯我独尊を行く方、バッサリ切り捨てる方がカーネ。そぞろな方、話を広げる方、場を掌握したがる方、しつこく絡む方がカナロア。
神霊らしく人々の都合など考えず好き放題しているようにも見えるが、こう見えて信仰を捧げる人間達のことはとても大事にしている。神としての人類に対する態度は「この美しい世界を楽しんで欲しい」というものであり、アイドル的な振る舞いはその一環と言える。神である自分達を必ず人間達の「上」と位置付けるため、出力としてこうなるのだ。>>502
彼女達は一体どのようなサーヴァントで、何故そうなったのか?
発端は、二柱と同じハワイ神性のペレが何だか妙に複雑な複合サーヴァントとして顕現した事件であった。カーネとカナロアは共謀して、この事例を参考に、フォーリナーの召喚を誘発しそこに"滑り込む"ことを計画したのである。
課題となったのは肉体の選定と誘い込む邪神を如何にするかであったが…カナロアはフォーリナーを研究する中で、葛飾北斎に力を与えた邪神が自分達と相性が良いことを発見していた。そこで目を付けられた「素体」は人間ではなかった。それこそは「イマジナリ・スクランブル」の事件の痕跡に蟠っていた、北斎が描いた生物達の「名残」であった。土を捏ねて(あるいは土に絵を描いて)最初の人間を作った逸話を持つ(更には最初の人間の影から第二の人間を作ったパターンも存在する)カーネにとっては、この手の素材を加工して人の形に仕上げることはお手の物である。この方法ならば器を自由にデザイン可能で、依代の人格や相性に左右されない。わざわざ複雑な手法を取った最大の利点がここに現れていた。
北斎の邪神に連なる小神をこの器に招き寄せ、自らは中心要素の位置に収まり支配権を奪取(邪神の側にとっても、自分達だけでは霊基を成立させられないので利のある取引であった)。様々な要素が混然一体となり、「頭足類の特徴を持つ双子の少女」という形に定まった。
ちなみに性別に関して尋ねたら「自分達」は「最初から女の子」という答えが返って来る。これがハワイ神性の在り方に由来するのか、あるいは邪神の支配率が関わっているのか…それは不明である。>>504
《固有スキル》
◆虚数の墨:EX(CT7~5)
自身に無敵状態を付与(1ターン)&NPを増やす+スターを獲得
◆対偶の偶像:A(CT7~5)
味方全体の宝具威力をアップ(3ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン)+自身に「Arts攻撃時にスターを獲得する」状態を付与(3ターン)
◆深淵より導く両手:A(CT8~6)
味方単体のスター集中度をダウン(3ターン)+味方全体のNP獲得量をアップ(3ターン)&被クリティカル発生耐性をアップ(3ターン)
《宝具》
『虚夢に描きし水平線(クムリポ・モエモエアー)』
ランク:A 種別:Arts
敵単体に〔人の力を持つ敵〕特攻攻撃<OC>[Lv]&確率でスタン状態を付与(1ターン)+味方全体のNPを増やす
《性能》
Arts偏重型キャスター。クラススキルのおかげで実に常時30%のArtsバフを持つ。基本的には殴りながらArtsとスターを供給してチェインとクリティカルの両面でパーティ全体のNPを支援することが仕事。同時に二騎にスターを流せるため、アタッカー二枚構成やサポーターが星を必要とする構成で役に立つだろう。>>503
クトゥルフ側の神格はヌクトーサとヌクトルー
wikiのリクエストの「シオカラーズみたいな双子アイドル」というオーダーが無茶過ぎて面白くなって考えてしまった
クトゥルフがカナロアからの影響を受けている、という説に着想を受けてこんなん作ってたら、イマジナリ・スクランブルがインタールード入りしてちょっとタイムリーに「アヴェンジャー・吉良左京進親実だ…アンタも俺と一緒に祟りに行きてえのか?…違う?」
「何だ…それなら祟り殺されてえから呼んだのか?…それも違うって?」
「ふーん、まあ、適当にやらせてもらうぜ…気に入らねえことしたらコロすから、そのつもりでな」
基本情報
【元ネタ】史実及び「七人ミサキ」などの伝承
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】吉良親実
【異名・別名・表記揺れ】新十郎(幼名)、左京進
【性別】男性
【身長・体重】171cm・61kg
【肌色】蒼白【髪色】赤色【瞳色】鬱金
【外見・容姿】目つきが悪く、殺気を漂わせた青年
【地域】日本
【年代】戦国時代〜安土桃山時代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型、ヒト科のサーヴァント
【ステータス】筋力:C+ 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:E 宝具:D>>507
【イメージ画像】
キミの世界メーカー
https://picrew.me/share?cd=3yFVXxuwPW
【クラス別スキル】
復讐者:A++
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
復讐心から成立した怨霊であるため、ランクは高い。
忘却補正:B
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
自身を死に追いやった者共への憎しみは尽きることが無い。
自己回復(魔力):B+
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
魔力を微量ながら毎ターン回復する。
死後に様々な経緯を経て神として奉られたためか、回復量は多め。>>508
【保有スキル】
ポルターガイスト:B
物品を宙に浮かせたり、騒音を出したり、幻覚を見せたり…など心霊現象を自在に操ることができ、これを敵への物理的・精神的な攻撃に応用することができる。
親実の死後、長宗我部の領内各地で起きた怪異騒ぎに由来するスキル。
戦闘続行(怨):EX
このサーヴァントは非常に諦めが悪い性格の為、敵と見做した相手を死に追いやるまで何度でも現れ攻撃を行う。
長宗我部元親は親実の怒りを鎮めるために法要を行ったが、それでも怪異騒動は収まらず、彼を神として奉ることでやっと収まったことから親実の執念深さが窺える。
恩讐の鬼火:A
死に追いやった者への強い憎悪が青白い火の玉となり常にサーヴァントの周りを漂っている。
この鬼火は見た者を恐怖させ、触れた者を焼き尽くす。
対象に「やけど」を確定で付与し、さらに「混乱」「恐怖」「スタン」の何れかをランダムで付与する。>>509
【宝具】
「絶対に…テメェを生かして帰すわけにはいかねえ…者共、出てこいや『七人岬』」
蓮池左京進の七人岬(はすいけさきょうのしんのしちにんみさき)
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1人
サーヴァントが死を賜った際に連座して切腹を言い渡された七人…勝賀野次郎兵衛實信、城ノ内大守坊、小島甚四郎、宗安寺真西堂、永吉飛騨守宗廣、吉良彦太夫、日和田与三左衛門…の亡霊を呼び出し、対象を取り囲み強力な呪いを付与した後、防御無視の一斉攻撃(リンチ)を行う。
この宝具は回避が出来ず、対象が何処へ逃げようとしても行く先々で必ず亡霊たちが現れ追撃を行う。
対象が呪いに対する耐性を持っていれば、呪いのダメージはある程度軽減される。
【Weapon】
『無名・太刀』
『七人ミサキ』
親実の死に連座して亡くなった彼の親族・重臣たちの亡霊が親実の攻撃に合わせ、支援をしてくれる。
親実にとっては家族同然の者たちであり、どんな時でも一緒にいる。
…ただし、時々メンバーが入れ替わっていたりするらしい。>>510
【解説】
戦国時代の武将。
土佐国の大名・長宗我部元親の弟・吉良親貞の子。
幼少期から智勇に優れており、元親から篤く信頼され彼の娘を娶っている。
父・親貞が亡くなると吉良家の家督を相続する。
天正14年。戸次川の戦いにて元親の嫡男・信親が戦死すると、親実は次男の香川親和を後継に推薦する。
しかし、元親とその重臣・久武親直は四男の千熊丸(のちの盛親)を後継とし、信親の娘を娶わせようとしたため激しく対立する。
親実と元親の従兄弟・比江山親興は長幼の序の観点から次男を後継にすべき、叔父姪の婚姻は人倫から外れる行為であると元親に訴えたものの、逆に彼の怒りを買ってしまい出仕を停止させられたのち、死.罪を言い渡される。
親実は死の間際に「主君の過ちを正すのが臣たる者の務めだというのに、奸臣共が主君に過ちを犯させ、私を死なせようとしている…主家は直ぐに滅びるだろう」という旨の言葉を遺し、小高坂で命を絶つ。
この後すぐに彼の親族・家臣七名も連座で切.腹を言い渡され、亡くなっている。
ここまでが彼の生涯であるが…
死後、親実の墓や彼の居城であった蓮池城を中心に、領内各地で奇怪な出来事が起こったと言う報告が相次いだ。それを一部抜粋すると、
「小高城で首の無い武士が白馬に乗って走るのを見た」
「吉良左京進の墓で鬼火が出るようになった」
「大入道が鉄棒を引っぱって走って行くのを見た」
「死.んだはずの吉良左京進に『久しぶりだなあ』と声を掛けられた」
…などなど怪異が立て続けに起こるようになり、またこれらの怪異を見たものは高熱を発したのちに死.んでしまうとされ、人々は恐れ慄いた。>>511
これらは元親に死.罪を言い渡された吉良親実と、彼に連座して死を遂げた7名の怨霊の仕業ではないかと噂されるようになる。
中でも親実が生前強く憎んでいた者…元親に讒言を行い親実を死に追いやったとされる人物、久武親直が遭遇した怪異は惨憺たるものであった。
初めに親直の次男が突然人事不省に陥り急死、しばらくした後長男も発狂し念仏を唱えながら仏間に籠るようになり、その末に「元親公の御諚により上使二人が来て詰腹を切らされた」と声を発し自ら腹を切って亡くなった。
それを皮切りに他の子どもたちも次々と亡くなり、8人いた子どもたちのうち、生き残ったのは遂に1人だけだったという。
事態を重く見た元親は親実の法要を行ったものの、それでも収まらない怪異に恐れをなし、遂には親実自身を祭神とする神社を設立し、漸く怪異騒ぎは収束した。
後年、関ヶ原の戦いで西軍方に与した長宗我部家は改易処分を受けた。
親実が死の直前に遺した言葉が呪詛となり御家に降りかかったのか、それとも単なる偶然か、今となっては誰にもわからない。>>512
【人物像】
時折見せる気性の荒さと諦めの悪さ、乱暴な物言いが欠点ではあるが、基本的には一本気で面倒見が良い兄貴分のような性格。
…あの日死を賜るまでは、彼は確かにそういう男であった。
死の直前に有らん限りの恨み言を吐き、理不尽さと深い憎悪を抱いて腹を掻き切った男は死して怨霊と化し、領内に次々と怪異を起こし、自身を死に追いやった者どもを不幸のどん底に追いやった。
人に災いをなし恐れられた怨霊ー反英霊として座に登録されており、生前の兄貴分な性格は鳴りを潜め、尽きぬ憎悪と妄執に囚われた男へと変わり果ててしまった。
本質が復讐心を核とし人に害を成すことで成立している怨霊であるため、聖杯への願いも「自分を死に追いやった人間全てを死後も苦しませること」と大変凶々しいもの。
人理修復には全く関心が無く、マスターに対してもあまり関心が無く、自分の邪魔さえしなければあとは別にどうでもいいと思っている。
嫌いなこととして「(自分を死に追いやった者や敵対した者を)許すこと」「(目的を果たすことを)諦めること」を挙げているが、これについて口を出そうとすると彼の怒りを買ってしまい、最悪の場合は命を落としかねないので話題に出さないよう心掛けておきたい。
自分と同じように理不尽な死を遂げた者には仲間意識があるようで、彼らに対してだけは僅かではあるが生前の面倒見の良さを見せるようだ。
イメージカラー:朱殷
特技:相手を追い詰めること、手品
好きなもの:憎むこと、父上、鍛錬
嫌いなもの:伯父上、伯父上の側近、許すこと、諦めること
天敵:伯父上、伯父上の側近
【一人称】俺【二人称】アンタ/テメェ【三人称】アンタ達/テメェら>>513
【関連人物】
吉良親貞:父。武勇と軍略に優れており、度々兄を助け、その覇道を支えた。
どれほど憎悪と妄執に囚われていようとも、父への敬意だけは決して忘れない。
長宗我部元親:伯父。かつての主君。
土佐の一地方から四国統一直前まで領地を拡大させ「土佐の出来人」と讃えられた男。
長男にかけていた期待と愛情は大きかったようで、彼を喪った際は酷く憔悴し、その後は人が変わったかのように家内の粛清を行った。
伯父の偉業については認めているが、自分の諫言を聞き入れず死に追いやったことについては絶対に許すことができず、今も深く憎んでいる。
久武親直:長宗我部家の重臣。親実とは互いに不仲であったとされ、元親が親実に死を賜ったのは、親直が主君に讒言を行ったためという説もある。
彼に対する憎悪は凄まじいもので、万が一彼がカルデアに召喚されるようなことがあればカルデアごと祟り滅ぼしてやるとまで息巻いている。
尚、後年どういう因果か親実の子孫及び親直の子孫は共に肥後細川藩に仕えている。>>514
【因縁サーヴァント】
ジャンヌ・ダルク
ジャック・ド・モレー(剣)
凄惨な最期を迎えたにも関わらず、死に追いやった相手に対する恨みは無いと話しており、考えが理解できないでいる。
アンリマユ
生前、悪であると定義され人々から理不尽かつ酷い仕打ちを受け死んだ者。
生前の話を聞き、流石に自分より酷いと同情している。
ただ彼は彼なりにカルデアでの生活を満喫しているようなので、ほんの少しだけ羨ましそうにしている。
ヘシアン・ロボ
ロボの方は、一緒にいると何故か落ち着くらしい。
ヘシアンの方は「俺はアンタのような首無し男の幻を見せることができるんだ」と、少し得意げになって話している。
豊臣秀吉
生前の因縁から嫌っている。
「伯父上のことは大嫌いだが…伯父上を土佐一国に押し込めたアンタも嫌いだ。そもそも戸次川の戦で弥三郎が死んだのはアンタの家臣がしくじったせいなんだよ…!」>>507
すみません表記ミス訂正です
宝具:D → 宝具:EXhttps://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%CE%A5%EB%A5%CA%A5%B2%A5%B9%A5%C8
ノルナゲスト
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マクレガー・メイザース
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歌川国芳
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決戦復讐霊基・NUE(経立/エイリアン・ビッグ・キャット/小青)
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モイラ
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ホヤウカムイ>>520
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シグムンド・ヴォルスングスソン
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スケアリー・テイルズ
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吉良親実
登録しました。>>520
登録ありがとうございます。>>521
スケアリーの者です。登録ありがとうございます。>>520
登録ありがとうございます!>>520
メイザースありがとうございます!!【CLASS】ランサー
【真名】ハヌマーン/Hanuman
【性別】男性
【身長・体重】320cm・548kg
【出典】インド神話、『ラーマーヤナ』、『マハーバーラタ』など
【時代】神話時代
【地域】インド
【属性】秩序・善
【その他の属性】天、神性、猛獣
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:EX 幸運:A 宝具:A++
【クラススキル】
対魔力:B>>527
【固有スキル】
猿神の神核:A
疑似的な神核により英霊ではなく、神霊サーヴァントとしての霊格を有する。
神性スキルを含む複合スキル。精神と肉体の絶対性を維持する。
精神系の干渉をほとんど緩和し肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
風神ヴァーユと、猿王の妃アンジャナーの間に生まれた子。
『シヴァ・プラーナ』ではシヴァ神の化身である、とも。
風神ヴァーユは力の象徴であり、その神性を受け継ぐが故に人の身では絶対に不可能なランクの筋力と耐久力に到達している。
シータ姫を救出した凱旋の折、ラーマ王子は共に戦ったヴァナラ族の戦士に贈り物をする。その際にハヌマーンは信愛(バクティ)の形として『ラーマーヤナ』が地上に在り続ける限り、不死であることを望む。ラーマ王子はそれを認め、不死、すなわち神格を与えた。
獣性の豪腕:EX
ランカー島において百本の柱を一息に振るい、炎さえ発生させたという豪腕。
その単純な暴力の前では、魔性のモノや魔獣たちでも怯えて逃げる。
コインを引き千切るなどお手のもの、ラークシャサの顎すら砕く。
まさに天下無双の腕力と言えるだろう。>>528
魔力放出(風):A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
風神ヴァーユの息子であるハヌマーンは風神の力を持つ。
サーヴァントとしては、魔力放出スキルとして表現される。
ハヌマーンは幼少期に果実と見間違った太陽を取ろうとして空中を飛行した。
その際に父である風神ヴァーユが、太陽の熱で焼かれないように雪山を通った冷風を送った。そして、神話時代の太陽に手が届かんとした時、魔類ラーフの訴えで動いた神々の王インドラのヴァジュラが投げられ、幼いハヌマーンは顎が砕けて墜落死したという。
炎神の友である風神は山の峰を砕く。虚空を行く風は無量の力を具える。風神の実子として生まれ、その精気も風神に等しいハヌマーンは、その飛行能力もまた風神に等しい。風と同じ速度で跳躍し、自在に空中を進むことができる。
神々の加護:EX
神々からの加護を示すスキル。
様々な効果をもたらす。
『キシュキンダー・カーンダ(キシュキンダーの巻)』では以下の通り。
ブラフマー神は、戦いにおいて武器によって殺められることはないこと。インドラ神は、死の条件を自分の意志で決められるという特権をそれぞれハヌマーンに授けた。
『ウッタラ・カーンダ(後の巻)』では以下の通り。
神々の王インドラからは雷電によって傷付けられないことを、太陽神スーリヤからは経典を教えることを、水神ヴァルナからは百万年の寿命と水害からの無敵を、死神ヤマからは刑罰による傷害を受けずまた無病息災であることを、財神クベーラからは戦闘時に無敵であることを、破壊神シヴァからは自らの属する力から傷付けられないことを、工芸神ヴィシュヴァカルマンからは自らの武器で傷付けられず長命であることを、梵天ブラフマーからはブラフマーストラから無傷である特権をそれぞれ授けた。
さらに祖父神ブラフマーはハヌマーンの将来を予言し、望みのままに姿を変え、望みのままに行動し、望みのままに進むことができるように祝福した。
この祝福によって高慢になったハヌマーンは聖仙たちに危害を加えたため、神々に称賛されたことを思い出す時のみ加護を受けた記憶を取り戻す、ように呪われた。故に普通の猿のように振る舞っていたのだという。>>529
【宝具】
『猿貌の風神(ハヌマーン・ジャヤンティ)』
ランク:A++ 種別:対山/対界宝具 レンジ:10~999 最大捕捉:1000
ハヌマーンの誕生。
羅刹との戦いの折、インドラジットの攻撃によってラーマ王子とラクシュマナが仮死状態となってしまった。これを打開するために、ランカー島からヒマラヤ山脈まで海を越えて良き、死者を蘇生する薬草(ムリタ・サンジーヴァニ)、投げ矢の傷を治癒する薬草(ヴィシャリャカラニ)、体の色を元の黄金色に戻す薬草(サンダナカラニ)、切断された部分を結合させる薬草(サヴァルニャカラニ)という四つの薬草を手に入れる必要があった。
だがその薬草が原生しているという山嶺に来ても、専門の知識がないハヌマーンには肝心の薬草が分からない。そこで全て――文字通り、山嶺すべてを根こそぎ持って帰ることにしたのだ。
運んで来た山嶺の名前については諸説あり、カイラーサ山・サンジーヴィニ山・ガンダマダナ山・リシャバ山などが挙げられている。
サンジーヴィ丘、サトゥラギリ丘、シルマライにはハヌマーンが運んだ山の欠片が落下したという伝説がタミル・ナードゥ州に残されている。スリランカ(ランカー島のモデルともされる)にも、リティガラ山、ウナワトゥナのルーマッサラ丘、ハバナラ郊外のドゥルカンダ、マンナールの湿地帯タラッディ、デルフト島南西のカッチャッティブ島も同様である。
ひとつの地形を選択して持ち上げた後、巨大化と飛行を駆使して成層圏に突入。
対象に投擲、大気との断熱膨張により高熱化した地形はその衝撃波で分離。
多数の隕石雨として、地上に降り注ぐ。
その後に薬草が出現して味方陣営を全回復させる。>>530
【weapon】
『落都の焼尾(ランカーダーヒン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~300 最大捕捉:500
通常武装としても選択される。
猿族にとって尻尾とは大事にするべき装飾である。
ラーマの使者としてランカー島に現れたハヌマーンはインドラジットに拘束された。ラーヴァナは使者を殺めてはならないというヴィビーシャナの言葉に、命を奪うのではなく、尻尾に火で焼き、ランカーの街中を引き回すという屈辱を与えることにした。
シータ姫はこの様子を見ると悲しみ、火に近付いて祈る。
もしも私に夫への恭順の功徳があり、苦行を行った功徳があり、貞節の功徳があるのならば火の神はハヌマーンを焼かないように、と。
結果的に、炎は燃え盛るのだがハヌマーンには何も害を与えることはなかった。
むしろこの炎を利用してランカー島の街中を燃やし尽くしたのだ。
その時に燃える尻尾が描く光輪は、さながら輝く太陽の光輪であったという。
【解説】
顎骨(ハヌ)を持つ者。
風神の子(マルトプトラ、マールティ)、輝ける者(ラジャタディユディ)、ランカーを燃やした者(ランカーダーヒン)、最上の勇士(マハーヴィーラ)、金剛の如き強者(バジュラング・バリ)、ラーマの使者(ラーマ・ドゥータ)などの異名を持つ。
風神ヴァーユと、スメール山の猿王ケーサリンの妃アンジャナーとの間に生まれた子。ラーマを助けてランカー島の羅刹王ラーヴァナからシータを救出するのに協力した猿族ヴァナラの戦士。>>531
【人物像】
『マハーバーラタ』においては、ガンダマダナ山の峰にあるバナナの森にて隠棲していた。
叙事詩に曰く、ハヌマーンは多量の稲妻に似て、見られ難く、敏捷であった。その首は太く短く、非常に広い肩幅をしているので胴と尻は細く見えた。旗のように上方に立ち、先端が少し曲がった、長く毛が生えている尾。赤い唇、銅色の舌、赤い耳、月のように輝く牙。蜜のような黄色い瞳をしていたという。
ドヴァーパラ・ユガ期という神代の終わりに近い時期において、ハヌマーンもまた神秘の減少というユガの移ろいに伴い、腕力や体や威力も衰えていた。故に異母弟ビーマにかつての姿を現すことを請われても顕現することは難しい。それでも身震いだけで巨大化するのだが、ビーマはその身体を途中までしか見ることはできなかった。
「私があの世界の棘であるラーヴァナを倒すのは容易い。だがそれではラーマの名声が無くなってしまう。故にしなかったのだ」
イメージカラー:白
特技:パーニニ文典と大注釈書マハーバーシュヤ、ヴェーダの学習
好きなもの:マンゴー(太陽と間違えたことがある)、バナナ(バナナの森で隠棲している)
嫌いなもの:忘却
天敵:ラーマ
容姿:長い尾を持ち、白い体毛に覆われた獣身の亜人。
瑠璃を中央に填めた、月のように輝く首飾りはラーマ王子より授かったもの。
願い:ラーマとシータの再会>>532
猿王ケーサリンの妻アンジャナーは、天女プンジカスタラーであったがある呪詛を受けてしまい猿王クンジャラの娘となった。人間の姿を取った時、風神ヴァーユは彼女の胎内に心を残していったことでハヌマーンが生まれた。
“風(ヴァーユ)”とは五つの生命力(プラーナ)と結び付く概念である。
ヨガにおいては胸部のプラーナ・ヴァーユ、下腹部のアパーナ・ヴァーユ、上腹部のサマーナ・ヴァーユ、頭部のウダーナ・ヴァーユ、心臓部のヴィヤーナ・ヴァーユが存在する。
幼いハヌマーンがヴァジュラによって亡くなると、それを悲しんだ風神ヴァーユは風を動かすことを止めてしまった。すると生類は排泄を行うことができず、また呼吸できなくなり、関節は傷付けられて樹のように堅くなってしまった。風は自らの身体を持たず、身体を持つすべての者の中で活動することで守る。風が無ければ身体は樹木と同じになってしまう。
風は生命であり、安楽であり、世界全体なのである。
十六世紀頃に成立したトゥルシーダスによる四十の詩句『ハヌマーン・チャリサ』において、ハヌマーンはシータ姫に八つのシッディと九つのニディを授かったという。
ニディとは一般的に財宝のこと。
大蓮の花(マハーパドマ)、蓮花(パドマ)、巻貝(シャンカ)、鰐(マカラ)、亀(カッチャパ)、睡蓮(クムド)、麝香薔薇(カルヴァ)、茉莉花(クンダ)、木藍(ニーラ)。
八つのシッディとは一般的に以下の通り。
アニマー。身体を原子大にまで小さくする。
マヒマー。身体を巨大化させる。
ラギマー。身体を非常に軽くして空中に浮かぶ。
ガリマー。身体を非常に重くして誰にも動かせなくさせる。
プラープティ。五感(インドリヤ)を支配する神を通して全生物の感覚と接触する力。
イーシター。支配の力すなわち望みのものを手に入れるため幻力を作用させる力。
プラーカーミヤ。この世に見られる全ての楽しみを味わうことができる力。
ヴァシター。自己の制御すなわち感覚の楽しみから自由に心を離す力。
魔術師(キャスター)として召喚された時には、これを使い、また与えることができる。>>533
【wiki登録】可>>520
歌川国芳、NUEの追加ありがとうございます!【出典】史実
【CLASS】キャスター
【真名】ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン
【性別】男性
【身長・体重】176cm・64kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】青
【外見・容姿】黒髪を七三分けにし、仕立ての良いジャケットに身を包んだ誠実かつ気難しそうな青年。
【地域】イギリス
【年代】A.D.1892~A.D.1973(享年81)
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:E++ 耐久:E++ 敏捷:E++ 魔力:D+++ 幸運:B 宝具:EX
宝具『一なる指輪』の効果により増強されてはいるものの、それでも貧弱なステータス。
【クラス別スキル】
道具作成:B
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。
宝具『一なる指輪』の効果により、指輪物語に由来する魔術や物品を作成可能。
エンチャント:D-
キャスターのクラススキル、「道具作成」の派生スキル。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。作家としては一流だが、創作世界観に特化した彼は、既存の物品や人物に修辞を付与するのは不得手。>>536
陣地作成:EX
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。トールキンは、宝具『伝説大系』やそこから派生したスキル「統一言語(偽)」により、一詠唱で世界観そのものを塗り替えうる。
【固有スキル】
統一言語(偽):EX
第二宝具によって獲得した能力。根源の渦から流れ出た原初の言語を仮定することで、そこから流出した架空世界そのものを再現する。
世界に対する洗脳能力。高速神言のさらに上位となる詠唱能力であり、ただ一言で世界を塗り替えうる究極の言語。
対英雄(譚):B
トールキンは、「ベオウルフ」「カレワラ」「ガウェインと緑の騎士」などの神話伝承の研究者・翻訳者としても名高い。
神話や英雄譚を出典に持つサーヴァントのパラメータを1段階ほど上下させられる。歴史学者ではないため、史実出典のサーヴァントに対しては効果がない、あるいは薄い。神話の編纂者として持つ能力。
【宝具】
『一なる指輪(ロード・オブ・ザ・リング)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
「指輪物語」の物語の根幹となった指輪を具現化する宝具。作中で指輪の持つ「老化無効」「肉体増強」「サウロンの持つ能力の発現」の能力を持つ。サウロンの能力には「変身」「霊体操作」「自然現象の操作」「重圧の魔眼」などが含まれる。作中ではサウロンの魔力にむしばまれるなどの効果があるが、作者たるトールキンはサウロンより上位なのでそういったデメリットもない。
また、この「物語の起源」を起点として、指輪物語に由来する魔術や道具を使用することもできる。トールキンの作家としての名声が生み出した宝具。
……とはいえ、原理的には幻霊の能力を借り受けているようなもので、出力は低い。作中のサウロンほどに無法ではなく、一般的なキャスターであれば再現可能な範囲に留まる。>>537
『伝説大系(アルダ・シンダール)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:200人
アルダの言語。言語文献学者トールキンは、「言語が歴史を作る」「架空の言語を作れば、架空の世界そのものを逆算できる」とする思想を以て複数の人工言語を創作、中つ国という世界を創作した。
原理的には玄霧皐月の「偽神の書(ゴドーワード)」とほぼ同様であり、架空世界の原初言語を理解することで、トールキンは「地球の歴史に匹敵する」架空世界の信仰・歴史・理念そのものを理解し、出力できる。
本来世界に存在したそれではないが、「世界」ひとつの原初となった究極言語は、「この世界」に対しても有効。
究極の言語は、ただ発言するだけで、中つ国の歴史で世界法則そのものを塗り替えることができる。
由来はトールキンが描いた指輪物語を含む超巨大神話群「伝説体系/legendarium」と、その基礎となったアルダの言語、さらにその中でも最高の完成度を誇るとされるシンダール語より。
【Weapon】
なし:「言葉」自体が根源一歩手前の大魔術となるトールキンに武器は不要である。
【解説】
『指輪物語』の著者として知られる、ファンタジー作家にして言語文献学者。
指輪物語をはじめとする中つ国の物語は、「言語体系を創作する」という試みから流出したものであり、「言語が歴史を作る」「言語さえ創造できれば、そこから歴史や伝承、神話を逆算できる」とする、トールキンの言語学者としての理念そのものでもあった。
オレンジ自由国(現在の南アフリカ)に生まれた彼は、早くに父親を亡くし、カトリックに改宗したことでパブテストだった親族からの経済援助を打ち切られた母も困窮の末に亡くし、孤児となった。孤児となったトールキンはバーミンガムのフランシス司祭に育てられ、キング・エドワード校を経てオックスフォード大学を卒業する。
第一次世界大戦で通信兵として働いたのち、退役すると「オックスフォード英語辞典」の「Wから始まる単語」を編纂担当した。その後、比較言語学の教授としてオックスフォード大学に舞い戻ると、言語文献学のエキスパートとして名を馳せる。>>538
この頃から趣味で「指輪物語」などを書いていたが、教え子で会った編集者のとりなしで「ホビットの冒険」を出版すると世界的な大ヒット。次作の指輪物語は社会現象を引き起こし、20世紀における最も人気の高い小説の一つとなった。
彼の生みだした中つ国の物語は、「ファンタジー文学」の開祖として知られ、彼無しではTYPE-MOON作品も存在できなかったであろう。
この時代の知識人、文化人の多くは魔術世界との関わりが多く、友人であったC・S・ルイスもケルト魔術に傾倒していたが、彼は神話学者でありながら魔術世界とのかかわりが薄かった。魔術回路も持たなかった。
しかしこの世界の彼は、魔術師でもないのに言語学の探求によって期せずして根源一歩手前まで到達。天才言語学者としての能力と、天性の適性が統一言語師としての能力を開花させてしまったのだ。
というか、「究極の言語という一さえわかれば、そこから流出した世界そのものを理解できる」とする思想そのものが、完全に根源到達を目指す魔術師のそれだったのだ。
当然この能力は封印指定ものだが、教会の敬虔な信仰者として名高かった彼は、聖堂教会の庇護下で力を振るうことで封印指定の執行を回避し、寿命まで逃げ延びた。
【人物像】
神経質だがオチャメな英国紳士。完璧主義者であったため遅筆だが、それゆえに世界観の作りこみは異様なほど深く、専攻である言語に至っては10を超える架空言語体系を作る程。
【関連人物】
C・S・ルイス
生前の友人。人間的には友人なのだが、作家性の違いからたびたび喧嘩する。(設定厨のトールキンとライブ感のルイスと言った感じ)。一度はルイスの筆を折らせかけたことすらある。
「言語文献学者」にして「ファンタジー文学の祖」、トールキンです。
とくに「言語学者」としての功績に焦点を当てたサーヴァント化。
wiki追加可能です。【お題】鎧の女騎士・女戦士
【リクエスト】カーリー
よろしければお願いします「パールヴァティー?あんな優しい子、ここには居ないわ。」
「破壊と殺戮がお望みなら、どうぞ私を呼んでください。思う存分暴れてあげる。」
【元ネタ】インド神話、『デーヴィー・マーハートミャ』
【CLASS】バーサーカー
【真名】カーリー
【異名・別名・表記揺れ】黒き殺戮の女神
【性別】女性
【身長・体重】156cm・46kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】金
【外見・容姿】パールヴァティーと似た姿の女性
【地域】インド
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型、ヒト科以外、神性
【ステータス】筋力:A++ 耐久:B+ 敏捷:A 魔力:B+ 幸運:A 宝具:EX>>543
【固有スキル】
女神の神核:B
生まれながらに完成した女神であることを表す、神性スキルを含む複合スキル。
精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。
精神系の干渉をほとんど緩和し肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
女神の恩恵:A
女神からの贈り物。
カーリーは信仰者を深い愛情で包み込む。
対邪悪:A+
凶悪な笑顔をするカーリーだが、悪を退ける女神であると言われている。
彼女はあらゆる邪悪を容赦なく薙ぎ払うだろう。
マヒシャースラマーディニ:A
カーリーは恐るべき戦いの女神と謳われるドゥルガーから出現した神格と言われている。
このスキルがあることで、ドゥルガーが授かった武具をカーリーも取り扱うことが可能となる。>>545
「アッハッハッハッハ!!楽しいダンスの始まりよ!!」
『黒き舞踊よ、大地を砕け(カーリー・チャンディ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000人
カーリー・チャンディ。
カーリーの踊りを再現した宝具。
この宝具を発動すると、カーリーはアスラに勝利したときの喜びを思い出して踊り始め、そして大地が揺れ始める。
この舞踊は世界そのものを震動させる威力があり、急いで止めなければこの女神を召喚した世界そのものが消滅する危険性を伴う。
踊り始めた彼女を止めるにはシヴァにクッション代わりになってもらうか、シヴァの血縁の者を喚ぶ必要がある。
そうすることで、ようやくカーリーは正気を取り戻すだろう。>>546
【Weapon】
三叉戟
トリシューラ。シヴァの使用する三叉戟をカーリーも所有している。
曲刀、剣
トリシューラ以外に使用する武器。
これ以外にも、チャクラム等を使用する。
【解説】
インド神話に登場する破壊神シヴァの妃パールヴァティー。
その別側面の1つが、狂暴な相とされるカーリーである。
デーヴィー・マーハートミャによれば、アスラの軍と戦っていた恐るべき戦いの神ドゥルガーは、怒りを以ってカーリーを額から出現させてアスラを倒したと言われている。
アスラは自分の体から流れる血を用いて分身を作ることを可能としていたため、カーリーはアスラの血を全て飲み干して倒した。
アスラに勝利したカーリーは有頂天となり、酔いしれて舞踊しはじめたものの、────それはあまりにも凄まじい威力を誇る踊りだった。
大地が揺れ始め、やがて世界が砕けるだろう勢いに神々は焦り、シヴァに頼む形でようやくカーリーは正気を取り戻したという。>>548
特技:敵の生首を使った首飾りの作成
好きなもの:血、殺戮、シヴァ、パールヴァティー、ドゥルガー
嫌いなもの:アスラ
天敵:シヴァ、パールヴァティー
願い:全ての帰依者に慈悲、慈愛を与えること。
【一人称】私【二人称】汝、お前、そなた、あなた(シヴァ限定)【三人称】奴、アレ、あの人(シヴァ限定)
【因縁キャラクター】
シヴァ
夫。踏みつけたことに関しては今思い返すと申し訳ないことをしたと思っているが、それはそれとして踏み心地はとても良かった。
パールヴァティー
ドゥルガーと自分を事実上切り離したといえる女神。
特に切り離されたことに関しては恨みはなく、むしろ戦う喜びを得られたので結果として感謝している。
穏やかなところは自分に無いものなので好ましく思うが、世話焼きなのはちょっと苦手。>>549
ドゥルガー
自分を出現させた女神。戦いにおいてカーリー的にドゥルガーはライバルのようなもの。
残虐さでは自分が勝っているとカーリーは語っているが、敵を刺して高笑いするところはそっくりである。
カーマ
何かやたらと突っかかってくる。そのくせ明確な殺意を向けると逃げるのでよく分からない相手。というか貴方、そもそも男神だったはずよね?
インドの英雄たち
戦いたい!
パッションリップ
パールヴァティーとドゥルガーの香りがする不思議な子。
イシュタル
パールヴァティーが複雑な感情を抱く女神。戦いの神であり派手好きなところはカーリーも好ましく思っている。
何故ならば、カーリー自身も生首で首飾りを作るほどの派手好きだからである。
千子村正
パールヴァティー曰く見ていると落ち着くと言う男。パールヴァティーがそういうのなら悪い男ではないのだろう。>>550
リクエストよりカーリーでした。
ご期待に添えられていれば幸いです。
【wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】北条政子&北条義時
【異名・別名・表記揺れ】尼御台、二位尼、平政子など(北条政子) 江間四郎 江間小四郎、観海など(北条義時)
【性別】女性(北条政子)男性(北条義時)
【身長・体重】158cm・42kg 160cm・50kg
【外見・容姿】尼の格好の老女 & 疲れ果てた顔をした老武者
【地域】日本
【年代】平安時代~鎌倉時代
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
陰謀作成:B+
陣地作成と似て非なるスキル。自らに有利になるように謀略を張り巡らせる。
二人の知謀を合わせれば「八難六奇之謀略、不可思議者」と評された三浦義村さえも手玉に取る事が出来た。
道具作成:-
魔力を帯びた道具を作り上げる能力。夢買いスキルと統合されている。>>552
【固有スキル】
姉弟の絆:A-
鎌倉幕府の黎明期を共に支えた姉弟の絆。……なのだが絆というよりは主従という感じの雰囲気。
姉は弟より強しとは政子の言。弟の義時の側は鬱陶しがってるフシもある。
夢買い:A
北条政子の固有スキル。幻術スキルの亜種。
自身が夢を見る、あるいは他者が見た夢を買い取る事で、その夢の吉凶を反映した使い捨ての魔術礼装を作成できる。
吉夢は己に、凶夢は敵に。政子が買い取った夢は現実をも捻じ曲げる。
扇動:EX
北条政子の固有スキル。数多くの御家人を導く言葉や身振りの習得。
特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。きわめて強力。
八幡神よりの拝命:B
北条義時の固有スキル。対神性防御。神性保有者からの敵対的干渉に対処する際、有利な補正を得る。
義時は武内宿禰の転生とされ、八幡神(応神天皇)より世を治めるよう命じられていたという。(治天の君を敗北させた理由付けとして作られた逸話とする説もある)>>553
戌神の寵愛:B
北条義時の固有スキル。危機的な局面において戌神の支援により危機を脱する好機を得られる。
ただし、神性の保有者を相手取っている場合は発動しない。
【宝具】
『三代将軍の遺跡を(さんだいしょうぐんのゆいせきを)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
後鳥羽上皇を打倒し、鎌倉幕府を武家政権として成立させた戦争そのものが昇華された宝具。
政子が宝具の真名を含んだ演説を行い、義時が軍務に見合う報酬を用意する事で、生前鎌倉幕府に仕えた武士達を軍勢として召喚できる。
この宝具が昇華された所以は、武士たちが頼朝個人へ向けていた恩義を『鎌倉幕府』への忠誠にすり替える決定打となった事。
故に、承久の乱で従った武士のみならず、鎌倉幕府に仕えた武士であれば時期を問わず召喚できる宝具となっている。
ただし、軍勢の規模は義時が用意できる報酬の多寡によって左右される。(ただし報酬にできるアテがあるなら皮算用でも良い)
「別に死んだ後まで土地だの金品だの要求しなくても……なんで檄を飛ばした姉上ではなく私が苦労を……」と愚痴る義時であった。>>554
【解説】
伊豆の豪族・北条時政の子らの中でも特に鎌倉幕府の草創に影響を及ぼしてきた兄弟。政子は姉、義時は弟。
政子が源頼朝に嫁いだ事で、北条家を挙げてその挙兵と鎌倉幕府の草創を手助けする事になる。
頼朝没後は鎌倉幕府を巡る政争を生き抜き、その実権を北条家の手に握った。
†
政子、義時共に北条時政の子として生まれる。
時政は当時、罪人の子であった源頼朝の監視役であったが、政子と頼朝が恋仲となり婚姻を結んだ事で、否応なく頼朝の行動に巻き込まれる事となった。
尤も、時政自身も頼朝が罪を許され京に復帰する事を見込み、立身出世の賭けに出ていた、という側面もあったようだ。
しかし、以仁王が反平家を掲げて挙兵するも敗死し、平家が以仁王軍の残党狩りに動き出すと、頼朝はこれを源氏追討の企てと誤認。
以仁王の綸旨を大義名分として反平家の軍勢を糾合し、挙兵するに至る。
政子が頼朝に嫁いでいた事から、北条一族は挙兵の最初期から頼朝側の軍勢として戦う事となった。
はじめ頼朝は平家方の軍勢に押されたものの、安房国に逃れた後に再起し、坂東を平定して一大勢力を築く。
その後、競合する源氏の他勢力や平家の残党を討滅し、鎌倉幕府を築いて坂東に盤踞した。
北条一族は挙兵当初から付き従った古参として頼朝に厚く用いられたが、家格の低さもあって他の御家人から抜きん出た勢力は持てなかった。>>555
頼朝没後は政子の子・頼家が後継者となり、義時は彼を支える十三人の合議制に参画する。
しかし、頼家と有力家臣達の対立や、比企一族の台頭などもあって北条一族は下風に立たされる事も多かった。
やがて追い詰められた北条一族は、頼家が昏倒した事を切っ掛けに、比企一族を謀略によって滅ぼす。
その後、意識を取り戻した頼家が北条を罰する姿勢を見せると、頼家をも謀殺し、頼朝の遺児・実朝を傀儡に北条一族が権力を握る体制を確立した。
一説には頼家を謀殺したのは義時の手勢であったという。
しかし、北条一族の当主・時政の強権的な政治が御家人達の反発を買うようになると、時政と政子・義時は対立。
実朝を廃する陰謀を理由に時政を伊豆へ追放し、代わって政子と義時、そして実朝が政治を主導する事となる。
実朝と義時の間には多少の緊張や急進・慎重という政治思想の違いはあったものの、朝廷(後鳥羽上皇)との融和という政治姿勢は共通していたと思しく、義時は実朝を良く補佐した。
政子もまた実朝の助けとなり、朝廷との外交で手腕を発揮し、親王を次代の将軍として迎え入れる事となった。
しかし、実朝が甥の公暁に暗殺された事で、実朝の存在を前提とした政治体制は完全に崩壊。
親王将軍の件も白紙に戻り、朝廷と鎌倉幕府の関係は極度に対立していく事となる。
この緊急事態に対し、鎌倉幕府は北条政子を幼君の後見に据えて擬似的な指導者とし、義時がそれを補佐する体制を敷く。
しかし、後鳥羽上皇との対立は日に日に深まり、ついには後鳥羽上皇が義時の追討を大義名分として挙兵するに至る。
この事態を前に政子は義時の追討を鎌倉幕府の興廃と混同させた演説を行い、御家人達の意思を糾合。
武士たちの多くを鎌倉の味方につけて勝利を収め、朝廷と鎌倉幕府との力関係を逆転させた。>>556
後、補佐を担っていた義時が急逝すると、政子は義時の妻・伊賀の方とその一族を謀反の嫌疑で政局から排除し、権力を維持した。
その後、義時の庶子・北条泰時を後見するという形を取り、没するまで鎌倉幕府の政治を主導した。
【人物像】
外向的、強気、能動的(北条政子) 内向的、強気、受動的(北条義時)
姉である政子は積極的に動き、弟の義時はそれに振り回される、という関係性。
どちらも頭の巡りが早いが、その性格の違いから政子は見切り発車に傾きがちで、義時は慎重論に傾きがち。
政子の側は先見の明に行動力が加わった烈女。行動する危険よりも、行動によって得られるものに目が向くタイプ。
天性の愛嬌と計算高さによって周囲の人間を自身の都合のいいように操縦する。
その他者操縦は手練手管というよりも無意識の内に行われる才幹とも言うべきもの。
身内と認めた相手に対する親愛の情は深いが、それ以外の人間をナチュラルに利用していいものとして扱う無自覚な傲慢さもある。
とはいえ、そうした傲慢さに気づかれる事はほぼない。
義時の側は様々な危険を予見する才覚に優れる男。行動によって得られるものより、行動によって発生する危険に目が向くタイプ。
基本的には律儀で正直。人の信頼を得やすい上に実務能力にも優れる、宰相の器。
危険を未然に取り除き状況を平穏に保つが、比肩する先見の明を持たぬ者からは無用の乱を起こしているように見える事もある。
時に人から侮られる事もあるが、坂東武者の剛直を隠し持っており、敵と見なした相手に対しては手段を選ばない。
向けられる信頼を有効に活用して敵を追い詰めていく謀略の手腕は、姉・政子をも上回る物であり、義時を侮った者は敵対してはじめてその恐ろしさに気づくだろう。>>557
【関連人物】
牛若丸:政子「才気は抜群、後はもっと色々と慎みを持たれてくれていたらなぁと思いますね」義時「姉上には言われたくないと思いますよ。色々と」
巴御前:政子「わたし達が顔を合わせるのはお互いの為にもちょっとねぇ……」義時「義仲殿とも義盛殿とも対立した我々としては、知らぬ存ぜぬで通したほうがよろしいかと」
平景清:政子「鎌倉に仇なす不届き者。疾く地獄に送り返してくれよう」義時「私も同意見です」
黄飛虎:義時「泰山府君様ですか。つきましては寿命の方をもう少し長くしていただければ……え? そういう力はない? そうですか」
【Wiki登録】可
Wikiに募集があったので作ってみました。>>552
wikiにて政子&義時をリクエストした者です。
作成していただきありがとうございました!!>>540
【出典】Fate/Grand Order
【CLASS】バーサーカー
【マスター】モルガン
【真名凍結】妖精騎士ラモラック
【性別】なし
【身長・体重】182cm・5t程度(変動)
妖精騎士ランスロットの真逆。見た目とは合致しない質量を誇る。
【肌色】白 【髪色】白 【瞳色】血のような赤
【外見・容姿】長身・スレンダー・無表情の白い女騎士。
【地域】異聞帯ブリテン
【年代】妖精歴■■■■■年
【属性】秩序・■
【天地人属性】天
【その他属性】■■・妖精・円卓の騎士・■■■■■
【ステータス】筋力:A+++---(A相当) 耐久:A+++---(A相当) 敏捷:A--- 魔力:A+++---(A相当) 幸運:E 宝具:EX
+と-が同時に存在する、しかも3つ存在し相殺されているというよくわからないステータス。
これは、「本来持つ埒外のスペック」を着名によって封鎖されていることを指す。>>560
【クラス別スキル】
狂化:EX
バーサーカーのクラススキル。身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる……
はずだが、セーフティとして設けられたこの狂化は全ステータスを束縛する方向に働いている。デメリットしかないスキル。
モルガンによって設けられたセーフティ。多少の凶暴性と思考力減退が見受けられるが、意思の疎通は可能。しかしそもそも、■■■■■■■することは、いかなる理由があれどあり得ざる狂気である。
【固有スキル】
無窮の武練:A+
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。極められた武芸の手練。心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
真名の元となったラモラック卿は、名のある武器を持たずしてランスロット卿と互角に戦えたという。
■■:A
■■■■■■■、■■■■■■■■■■肉体。■■、頑強、怪力等を複合するスキル。高い強度と武練を誇るラモラック卿の霊基と複合することで、本来以上に肉体スペックを使いこなせるようになっている。
【宝具】
『その手に聖剣はなく(アンチカリバー・ラモラック)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
特筆すべき武器を持たずして円卓最強格の武勇を持つラモラック卿の逸話の具現。
槍試合の大会後で疲弊した状態で、ガウェイン卿、アグラヴェイン卿、ガヘリス卿、モードレッド卿の4人がかりで不意打ちして、3時間かけてやっと倒せたほどの埒外の武練。
「名のある武器を持たない」逸話が■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■、バーサーカーとしての狂化と合わさることで、獣のように無手で対象に襲い掛かる野生の宝具と化している。>>562
【出典】Fate/Grand Order
【CLASS】バーサーカー
【マスター】モルガン
【真名凍結】妖精騎士ラモラック
【真名解凍】ケルヌンノス頭脳体
【性別】なし
【身長・体重】182cm・5t程度(変動)
妖精騎士ランスロットの真逆。見た目とは合致しない質量を誇る。
【肌色】白 【髪色】白 【瞳色】血のような赤
【外見・容姿】長身・スレンダー・無表情の白い女騎士。
【地域】異聞帯ブリテン
【年代】妖精歴12000年
【属性】秩序・怒
本来は秩序・善であるが、その身に秘めた怒りは、高ランクの狂化同様属性レベルで異常をきたしている。
【天地人属性】天
【その他属性】神性・妖精・円卓の騎士・人類の脅威
【ステータス】筋力:A+++---(A相当) 耐久:A+++---(A相当) 敏捷:A--- 魔力:A+++---(A相当) 幸運:E 宝具:EX
+と-が同時に存在する、しかも3つ存在し相殺されているというよくわからないステータス。
これは、「本来持つ埒外のスペック」を着名によって封鎖されていることを指す。>>563
【クラス別スキル】
狂化:EX
バーサーカーのクラススキル。身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる……
はずだが、セーフティとして設けられたこの狂化は全ステータスを束縛する方向に働いている。デメリットしかないスキル。
モルガンによって設けられたセーフティ。多少の凶暴性と思考力減退が見受けられるが、意思の疎通は可能。しかしそもそも、彼女が妖精に与することは、いかなる理由があれどあり得ざる狂気である。
【固有スキル】
無窮の武練:A+
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。極められた武芸の手練。心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。真名の元となったラモラック卿は、名のある武器を持たずしてランスロット卿と互角に戦えたという。
神体:A
神霊ですらない、ケルヌンノスの神たる肉体。神性、頑強、怪力等を複合するスキル。高い強度と武練を誇るラモラック卿の霊基と複合することで、本来以上に肉体スペックを使いこなせるようになっている。
【宝具】
『その手に聖剣はなく(アンチカリバー・ラモラック)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
特筆すべき武器を持たずして円卓最強格の武勇を持つラモラック卿の逸話の具現。
槍試合の大会後で疲弊した状態で、ガウェイン卿、アグラヴェイン卿、ガヘリス卿、モードレッド卿の4人がかりで不意打ちして、3時間かけてやっと倒せたほどの埒外の武練。
「名のある武器を持たない」逸話がケルヌンノスの持つ「獣の神」としての特性、バーサーカーとしての狂化と合わさることで、獣のように無手で対象に襲い掛かる野生の宝具と化している。>>564
『呪杯を挙げよ、星の終わりに(グンデストルップ・カルドロン)』
ランク:EX 種別:対星呪詛宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:惑星全土
「のろえ、のろえ たたれ たたれ おまえたちの罪は赦されぬ。罰の終わりは星の終わり。『呪杯を挙げよ、星の終わりに(グンデストルップ・カルドロン)』 おしまいおしまい」
ラモラック卿の持つとされる「不貞をしている者が飲むと飲み物がこぼれる魔法の杯」と、ケルヌンノスの描かれた古代ヨーロッパ最大級の銀細工「グンデストルップの大釜」、そして異聞のケルヌンノスがその身に蓄えた呪いが習合したもの。
星を滅ぼす災厄をなみなみと蓄えた聖杯。対象者の悪事を計り、その量だけ「こぼれる」ことで、対象者の罪に応じた呪いを振りかける。
【Weapon】
『最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)』:妖精騎士ラモラックが振るう槍。モルガンが魔術により再現した、最果ての槍。特筆すべき武器なくして無双の騎士であるラモラックの着名に、最強の槍を与えた。
……が、その本質は妖精騎士ラモラック自体を縛る楔である。武器としての性質はほんの余波、周囲に向けられる分は1割にも満たず、その力の大半は妖精騎士ラモラック自身に向けられている。
【解説】
妖精を見限ったケルヌンノスが、妖精に裏切られ続けたモルガンに、少し寄り添ったIF。
それでも噴き出る災厄の怒りを、モルガンにより、『モルガンを裏切らなかった騎士』『加護も聖剣も無しに円卓で3番目と謳われた武勇持つ騎士』ラモラックの真名によってがんじがらめに封鎖されている。
さらに、狂化による怒りの封鎖、ロンゴミニアドによる磔、妖精への無条件処刑権による発散も込みで、やっとこさ「頭脳体の一部」を制御できている、といった状態。
【人物像】
真名封鎖状態では無表情、無感情、ビスクドールのような女騎士。が、何の理由もなく妖精を虫けらのように潰す悪癖があるため、他の妖精騎士と同等以上に恐れられてはいる。
その正体は「妖精騎士のクラスに強制封印された祭神ケルヌンノスの頭脳体」。封鎖されし最大災厄。ありえざる、そしてあり得てはいけなかったIF。
wiki追加可能です。【元ネタ】アーサー王伝説ほか +Avalon le Fae Synopsys
【CLASS】バーサーカー
【真名】ゴルロイス(廃王ロットと緑の騎士)
【性別】男性
【身長・体重】280cm・403kg
【属性】秩序・狂(善)
【ステータス】筋力B+ 耐久EX 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具?
【クラス別スキル】
狂化:-
存在濃度と亡念により、
死してなお残った妖精亡主(ナイトコール)。
一応の理性は保っているのだが、消滅間際でもない限り
どうあっても亡念から解き放たれる事ができない。>>566
【保有スキル】
召喚術(偽):A-
習得(学習)が可能な“術”とは異なる何某かの行使により、
ロット、ベルシラック、ゴルロイスらの縁による召喚のみ可能。
全てとの縁を持つモルガン系の存在が召喚され易くなっている。
このサーヴァントはモルガン概念からの分霊(アルターエゴ)、
モルゴースとエレインを召喚し従えて ……あまり従ってくれてはいない。
無際限の結び目:B
楯に描かれた黄金のエンドレス・ノット。無限の紐、とも。
始点も終点も定かならず果ての無い印、完全性・神秘性の図形として扱われ、
また妖精妖魔に対する守護の印である。純度・深度の優れた神秘に対し
強固な護りを発揮するが、逆に低純度のものには効果を持たない。
最果ての雨:A+
死に絶えた氏族の残滓。戒めと哀しみの詩、謝罪の涙。
彼が実体化している場の空には常に雲が漂い、
雨を、時には彼の感情・意思に従い雹や雷を降らす。
当然ながら“太陽を覆い隠す”効果も持っている。>>567
【宝具】
『暴かれる罪証の堂(アグレシュ・グラス)』
ランク:? 種別:異界常識 レンジ:0~40 最大捕捉:制限なし
灰の降り積もった聖堂。
オークニーの鐘撞き堂と汎人類史における“緑の礼拝堂”が重ね合わされたもの。
この領域内においては何者も武器によって肉体や魂に傷を負う事が無い。
ただし、告白・清算されていない罪障を持つ者、ないし
それらを済ませてなお残る“後ろめたさ”を抱える者は
その大きさに比例したダメージのみを負い得る。
また武器によらない攻撃・精神に対する衝撃へは影響しない。
ガウェイン卿は礼拝堂にてその瑕瑾故に首へ僅かな傷を負ったが、
一つの小さな過ちを犯していなかったなら寸毫も傷を負う事は無かった、
と『緑の騎士』ベルシラック・ド・オーデゼール卿は語り聞かせた。
自分が余計なことをせず拳で殴りかかったのであれば深手も負わせられた、
とも。……おそらく、『緑の帯』に真の防護の力は備わっていない。>>568
【Weapon】
『疵付いた五芒星の楯』
「そなたはまこと“殆ど”完璧であった、だが完璧ではなかったな。
約束を破り、緑の帯を受け取った事を隠した。誠実を欠いたのだ。
だが他ならぬ命を惜しんでのこと、小さな疵よ、責めはするまい」
『ガウェイン卿と緑の騎士』にてガウェイン卿の楯だったもの。
ガウェインの五つの機智、過たぬ五指、JESUSの五文字、受難の五傷、
マリアがイエスより得た五つの喜び、また正しい騎士が備えるべき
寛大・隣人愛・清浄・礼節・敬虔の五徳を示し、誠実をも象徴する
……その写しに不名誉印を刻んだもの。本来の“ベルシラック卿”は
彼を責めず讃えさえしたが、妖精亡主はそうしない。嫌がらせである。
【解説】
妖精亡主、廃王/灰王ロットと緑の騎士の混合体を表す名。
本来はイグレインの先の夫、伝説にてモルガンらの父とされる者の名、
コーンウォール語で『灰色の男』『緑の人』を意味した言葉。>>569
「ガウェイン絶対殺すマン」とのことだが詳細は不明。
【解説(廃王ロット)】
妖精歴四千年頃に四氏族連合の攻撃を受け滅び去った
亡国オークニーの廃されし王、灰色の王ロット。
妖精國ブリテンにおいて各地へ降る灰は大穴より吹き上がっていたが、
灰色の怪物・妖精・神はブリトンの伝説においてしばしば現れている。
灰色の王アラウンは異界アンヌヴン(アヴァロンに通ずるとも)の王にして
死者の魂を追う猟犬の主、幽霊狩猟(ワイルドハント)と密接に関わる存在。
灰のスウィトはダヴェドの民全てを七年に渡り消し去った恐るべき術者。
アーサーものゲール語作品にもしばしば神秘・異界の存在には“灰色”が
配されている(灰馬の娘、灰腿の淑女、耳無し犬、剛腕の門番)。
アラウンは『夏白の男(ハヴガン)』により窮地に陥ったが、この男は
名と役どころから“冥界に攻め入る太陽神”ネルガルの系統では、と言われる。
であればアラウンは太陽神と争い、人間の助力で勝利した者だ。ハヴガンはまた
『夏日の男』グロモーすなわちガウェイン卿の妻ラグネルの兄に通ずる者、
緑の騎士との関連性も窺われる者である(Oxford Reference;Hafgan より)。>>570
【解説(緑の騎士)】
ロット王と混じり合う氏族不明の妖精。巨大な斧を携えている。
『緑の騎士』中に語られる素性(モルガンの術を受けた騎士)とは別に、
神話伝説上の古層/原型の“緑の騎士”は何者か、が幾通りも論じられる。
死と再生・季節の巡りに関わるグリーンマン、或いはケルヌンノス。
中世期の太陽英雄ガウェイン卿に対する古き太陽神の姿
(或いは夏至の太陽に対する冬至の“小さな太陽”)で
冬至付近に行われた彼の斬首により時のサイクル(年)が
一つ終わりから新たなサイクルが始まる事を示すとも見られる。
夏の輝きの如く威勢を示す『樫の王』ガウェインに対し
冬至付近の厳冬にさえ緑を輝かせる『柊の王』だとも。
いずれの場合にしても存在の根本からガウェイン卿と対立し
しかし離れられぬ背中合わせの者だ、と言える。或いは、謙遜であっても
「自分は宮廷で最も価値低き者、高評は貴い叔父の血族であるが故」と述べた彼へ
『この度の凶事もそなたの血族故、であればそなたの価値は?』と突き付けるのが
作者(作中人物でなく)によって緑の騎士に与えられた真の役割なのだ、とも。>>571【解説(ロット王/アーサー伝説の)】
ウーサー治世終盤で軍を任された将にしてアーサーの姉妹の夫。
ガウェインらの父。一貫してアーサー側な『列王史』にはじまり、
最初は叛し和解後は死に至るまで味方の流布本、最初は臣下だが
五月生まれの子流し事件を経て叛乱し敗れ討ち取られる後期流布本、
まず叛乱し敗れ描写無く和解しまた叛乱し敗死するマロリーへ至る。
伝説群発展とともにどんどんと不幸な終わりになって行った人物。
領国はオークニーand/orロージアン、たまに加えてノルウェイ。
いずれにせよ北方、故に近世以降しばしばピクト人として描かれる。
【解説(緑の騎士/アーサー伝説の)】
十四世紀後半の傑作英語詩『ガウェイン卿と緑の騎士』一方の主役、
ハットン城城主ベルシラック・ド・オーデゼール卿。
宮廷での宴席への、全てが緑尽くめの彼の来訪から物語は始まる。
彼の口から語られる黒幕モルガンの意図は果てしなくしょうもない上に
恐ろしく不確実で実際全く実現しなかったもの。殆ど完璧な構成をした
『緑の騎士』で、唐突なモルガン黒幕話自体と共に僅かな汚点だとされ、
或いは他に語られぬ本来の意図があったのではないか、とも論じられる。【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ランサー(アルターエゴ)
【真名】“モルゴース”
【性別】女性
【身長・体重】170cm・66kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C(A+)
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
斧柄紋様への魔力投入により、一時的向上が可能。
【保有スキル】
魂狩の腕:B
モルガンを長とする林檎の島の九姉妹が一人、
アマゾネスの名マゾーヌに由来するマゾエの武錬。
戦女神モリガンの性質とも。緑の騎士ベルシラック卿の二丁の斧、
その原型となる巨大な戦斧を振るい首と魂を狩る。>>573
十三世紀の蘭語騎士物語『ワルウェインのロマンス』に曰く、
ワルウェイン(ガウェイン)卿の武術は母に学んだものだという。
英雄作成(母):A
高名なるオークニー五兄弟の母モルゴース、
また九姉妹のうち誕生と養育の妖精としての性質を持つ三人の特性。
効果は高いものの、誕生・現界・契約等々、何らかの重要な
“はじまり”近くから関わらなければ影響を及ぼせない。
使い魔(血):A-
夫亡き後の恋人、彼女の最年少の子よりもなお若い男性、
彼女の首から噴き出る血に染まったラモラック卿の似姿を
自身の新鮮な動脈血を素材に作成・使役する事ができる。
使用する血液量が多いほど本物に迫る力を発揮し、また
複数作成・同時使役も可能だが、血を流し過ぎると勿論死ぬ。
ガヘリス卿あたりのトラウマを刺激できるかもしれない。>>574
【宝具】
『忍び寄る幽冥の灰(ボダッハ・グラス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~5 最大捕捉:1人
死の前兆『灰色老人』の名を以て解放される、
父の名『灰色男』に由来する大斧の全力形態。
斧頭の更なる巨大化、ダメージ数値とクリティカル率の向上、
そして即死確率の付与。その確率は僅かなものだが、
同じ相手へ攻撃し続けるほどに増大し、前兆から現実へと接近する。
【Weapon】
『灰緑の斧(ゴルロワ)』
斧頭のみでも一エル(約114cm)ある巨大な斧。
柄には末端から先端まで鉄が螺旋に巻き付き、紋様が彫刻されている。
名はコーンウォール/ティンタジェル公ゴルロイスの一表記から。
緑の騎士の首を刎ねた緑斧は記念に宮廷で玉座の背後に飾られたが、
緑の礼拝堂でガウェイン卿へ振り下ろされた斧もその名品に劣らぬ
四フィート(約122cm)余りの刃を持つデーンの逸品であったという。>>575
【解説】
アーサー王の異父姉のうち、
ガウェイン兄弟の母にトマス・マロリーが与えた名。
オークニーとロージアンを領するロット王の妃。
夫との間にガウェイン、アグラヴェイン、ガヘリス、ガレスを、
異父弟アーサーとの間にモードレッドを産んだ女性。
同作中、末妹モルガンとは異なり、弟に対する敵意を
(少なくとも、明確には)全く描かれていない人物。
後期流布本/マロリーの物語においては、恋人と寝室にいた所を
三男ガエリエ/ガヘリスの手で首を刎ねられて最期を迎える。
モルゴースの名はマロリー初出と考えられ、おそらくは
既存作においてこの立場の女性が持つ名の一つオルカデス
(オルクの島、オークニーの王妃に対する安直な名付けととられる)や
その訛形モルカデスが、モルガンの名に影響され変形したものだという。
或いは(モルカデスの時点でそうであった可能性もあるが)より明確な
創作上の意図を以って命名された、いま一つの“モルガン”の姿である。【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ライダー(アルターエゴ)
【真名】“エレイン”
【性別】女性
【身長・体重】160cm・53kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B++
騎乗の才能。
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
陸棲の幻想種を乗りこなす能力は持っていない。
水棲のものに限り、竜種への騎乗にも適応する。>>578
【宝具】
『侍り護る水底の衛士(ガルルース・ムルゲン)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
ウェールズやブルターニュに伝えられる
水の妖精、人魚『海の女(マリ・モルガーヌ)』が従える巨大鯨。
自在に泳ぎ回り、決して主から離れず付き従い、また
主に誘惑された水夫を貪り喰ってしまう、と語られる。
エレイン霊基において意識的な誘惑は行われないが、
それはそれとして鯨は主の敵を喰らう事に躊躇いが無い。
うっかりしていると敵でなくとも食うかもしれない。
マリ・モルガーヌは己の美貌と荘厳な宮殿で人を誘惑し溺死させるとも、
洪水を起こし人里を台無しにするとも、気に入った者は宮殿へ招き入れ
歓待し財を与えて無事に帰すともいわれる。或いは基督教拡大により
この妖精が悪魔化して行った末が“イスのダユー姫”ではないか、とも。>>579
【解説】
ガルロットの/ティンタジェルの エレイン。
アーサー王の異父姉のうち、ガウェイン兄弟の母モルゴースの妹、
モルガン・ル・フェイの姉にあたる女性にトマス・マロリーが与えた名。
ガルロットのネントレス王の妃。同作中では他に何の役割も負っていない。
彼女と長姉の名は(モルガンが安定しているのに対し)しばしば変動し、
十三世紀前半の仏語流布本作品群は、ヌートル・ド・ガルロ王の妃にして
クラレンス公ガレシンの母、の名をブラジーヌ(ブレジーヌ)としていた。
ヌートル王ら11の君侯がアーサーの即位を認めず叛乱を起こしていた頃、
彼女は息子の問いに応じ、アーサーが自身の母の二番目の夫の子である事、
即ち先王とイグレインの間に生まれた継嗣である事実を涙ながらに語った。
そして息子は従兄弟ガウェインらと計り、父を捨てアーサーのもとへ走る。>>580
『鸚鵡の騎士』は遍歴の若王アーサーに一時同行した
「モンジベルの妖精(モルガン・ル・フェイ)の姉妹」に
『自惚れ無き貴婦人(ダム・サン・オルゲイユ)』の呼び名を与えた。
若王が鸚鵡と呼名を得たのは、“最も美しい婦人を連れる者が勝者となる”
名目の試合にて、彼女を連れて悪辣な主催者リオンを倒した時である。
二十世紀の『五月の鷹』はガウェイン卿の妹をして叔母エレインを
「『全ての女性が望む事』はわからないけれど、コーンウォールの女は
権力を望んでいる。ただエレイン叔母上ひとりを除いては」と評させる。
謙虚、傲慢の無さ、無欲が彼女の特質として捉えられていたのだろう。
……単に、姉と妹に比べ余りにも出番が無かっただけとも言えるのだが。
彼女に相当するであろう「ヌートル・ド・ガルロ王が連れて行った娘」は
1200年前後、ロベール・ド・ボロンの『メルラン』が初出となるのだが、
この作品が記すティンタジェル公の遺児姉妹は人数・立場に写本ブレがある。
ヌートルが連れて行った娘はしばしば非嫡出とされ、更に一部が記すには
その娘こそが「修道院で神秘の技を学び、モルガン・ル・フェイと呼ばれた」【元ネタ】■■・■■■■■
【CLASS】セイバー
【真名】■■■■
【性別】女性
【身長・体重】324cm・24kg
【容姿】身の丈ほどもある巨大な太刀を携えた、巨人の少女 黒い肌と黒い服に金髪金眼
【属性】秩序・善・地
【ステータス】筋力A 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:EX
セイバーは乗り物に騎乗するのではなく、■■■■■■■■■■■■■■■■。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。>>582
【固有スキル】
自動剣:EX
鞘から抜けば自ずと振るわれる剣。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■は、自動剣の最高峰とも言い表せる。
ヴォーパルソード:A
ヴォーパルな剣。怪物殺しの武器。正体の定かではない怪物を捉え、一刀のもとに切り捨てる必殺の刃。
「正体不明」特効とでも言うべき能力を持ち、本来ならば弱点の見通せない「正体不明の存在」や「混沌とした存在」を相手に攻撃をクリティカルヒットさせることが出来る。
鋼の追跡者:B
■■■■■■■■■疲れを知らず、諦めることを知らず、如何なる妨害にも折れることを知らず、逃走する敵をどこまでも追い続けることが出来る。長時間連続行動が可能になる他、逃走する敵に対する感知能力等にもボーナス。
【宝具】
『■■■■(■■■■■■)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
セイバーの携える太刀■■■、■■■■■■■■。■■■■■■■。■■■■■■。
【解説】
黒い肌に黒い服、金髪金眼の異相の巨人少女。>>584
違います
ヒント:「自動剣」のランク>>586
違います>>582
ネブカドネザル2世のサモセクかブルンツヴィークの剣自動的に怪物を倒す太刀というと祢々切丸かな?
>>582
グレイヴ(クラウソラス)>>589 正解です
【元ネタ】史実・日本の伝承
【CLASS】セイバー
【真名】祢々切丸
【性別】女性
【身長・体重】324cm・24kg
【容姿】身の丈ほどもある巨大な太刀を携えた、巨人の少女 黒い肌と黒い服に金髪金眼
【属性】秩序・善・地
【ステータス】筋力A 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:EX
セイバーは乗り物に騎乗するのではなく、刀として人に運ばれ人に振るわれる。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。>>591
【固有スキル】
自動剣:EX
鞘から抜けば自ずと振るわれる剣。もはや担い手を必要とせず独りでに鞘から抜け独りでに宙を飛び戦うセイバーは、自動剣の最高峰とも言い表せる。
ヴォーパルソード:A
ヴォーパルな剣。怪物殺しの武器。正体の定かではない怪物を捉え、一刀のもとに切り捨てる必殺の刃。
「正体不明」特効とでも言うべき能力を持ち、本来ならば弱点の見通せない「正体不明の存在」や「混沌とした存在」を相手に攻撃をクリティカルヒットさせることが出来る。
鋼の追跡者:B
非生物であるが故に疲れを知らず、諦めることを知らず、如何なる妨害にも折れることを知らず、逃走する敵をどこまでも追い続けることが出来る。長時間連続行動が可能になる他、逃走する敵に対する感知能力等にもボーナス。
【宝具】
『祢々切丸(ねねきりまる)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
セイバーの携える太刀であり、セイバーそのもの。セイバーの本体。魔を斬る神刀。
自らを振るう人型アバターを自在に実体化・非実体化させる。セイバーは本体単体でも宙に自在に浮かび戦うことが可能であるため、必要に応じて本体のみで戦うスタイルとアバターに振るわせるスタイルを切り換えることが出来る。アバターは本体の長さと同等の身長を持つ巨人の少女。
真名解放は光で出来た巨大な刀身の形成。セイバーの体躯と比べてもさらに巨大な一本の太刀を振り下ろし、あらゆるものを一息にぶった切る。>>592
【Weapon】
『柏太刀』
全長194.5cmの大太刀。アバター状態のセイバーはこれを脇差のように携える。特に逸話などは無いのでこちらは独りでに動いたりしない。祢々切丸と柏太刀はワンセットで一件の重要文化財に指定されているため、祢々切丸の所持品という扱いで召喚に持ち込まれた。
【解説】
祢々切丸。日光二荒山神社が所蔵する日本刀。全長324.1cm、刃長216.7cm、重量24kgという極めて巨大な大太刀であり、人間が実用することを想定していない奉納刀。
伝承に曰く、かつて日光の鳴虫山には祢々(ねね)という名の妖怪が住み着き、人々を恐れさせていた。そんなある時、二荒山神社に納められていたこの大太刀は独りでに鞘を抜けて飛び出し、祢々を追い回した末に切り伏せた。それ以来この刀は祢々切丸と名付けられたと言われる。
なおこの「祢々」なる妖怪の正体については諸説あり、「ねーねー」と鳴く虫の妖怪であるという説、日光付近の方言で河童のことを言う説、「鵺」が訛ったという説などがある。
黒い肌に黒い服、金髪金眼の異相の巨人少女。神仏の命を受けて怪物を討つため動き出す巨体のヒーロー。
異形の外見から受ける一見した印象に反して、人懐っこく人が良く良識的。秩序と善性を自然と重んじる常識人的な感性の持ち主。
ただし反面、人の常識そのものには疎い。これは道具でありながら人に使われた経験が無く、人の生活に触れたことも無いため。故に性格が裏目に出て善意の勘違いをしたり、加減が分からなかったり、担がれたりしやすい。気質的に暴走と言うほどの事態にはなりにくいだろうが…本人の恥の感情は如何ともしがたい(そして良いリアクションをするので更に騙される)。
セイバーが召喚される理由は「人間を脅かす敵を討ち倒すため」に限られる。故に聖杯にかける願いは無い。しかしそれとは別として、召喚されることにより「人と関わる」ことそのものを喜ばしく思っている。それは「人に使われたことが無い道具」であるが故の憧れに起因するようだ。…もっともその異形故に、現代において人の社会の中に馴染むことは難しいのだが。>>594
《固有スキル》
◆自動剣:EX(CT7~5)
自身の攻撃力をアップ(5ターン)&被クリティカル発生耐性をアップ(3ターン)&精神弱体耐性をアップ(3ターン)
◆ヴォーパルソード:A(CT9~7)
自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)&無敵貫通状態を付与(1ターン)&スター集中度をアップ(1ターン)&無敵状態の敵に対するクリティカル威力をアップ(1ターン)+スターを獲得
◆鋼の追跡者:B(CT9~7)
自身に毎ターンNP獲得状態を付与(5ターン)&被ダメージカット状態を付与(5ターン)&ガッツ状態を付与(5ターン・1回)&強化解除耐性をアップ(5ターン)
《宝具》
『祢々切丸(ねねきりまる)』
ランク:C+ 種別:Buster
敵単体に〔魔性か超巨大〕特攻攻撃<OC>[Lv]
《性能》
効果ターンの長い耐久向けスキル二つと、高倍率な代わりに効果ターンが短くCTが長い攻撃スキル一つ、対照的なスキルを併せ持つアタッカー。粘りながら第二スキルで一気に畳みかける瞬間を待つような運用になるだろう。クールタイムの間攻勢に転じられる要素が少ない代わりに、強化解除耐性アップ5ターンにより安定性は高い。直接的な防御力アップや無敵・回避を持たないのは欠点ではあるが、防御無視や貫通に左右されない利点もある。>>593
うっかりスヴャトゴルに続いて作ってしまった二体目の高身長少女 いや3mは巨女の範疇では?
身長・体重が元の刀まんまなので一瞬で真名バレると思ったけど意外とそうでもなかった
ヴォーパルソードは固有名詞ではないので日本の刀を「vorpalな剣」と形容してスキル名にすることに何の問題も無い、そうですね?【出典】インド神話、『マハーバーラタ』など
【CLASS】アーチャー
【真名】ドローナ/Drona
【表記ゆれ】ドローナ・チャリヤ/Dronacharya
【性別】男性
【身長・体重】177cm・72kg
【時代】神話時代
【地域】インド
【属性】秩序・中庸
【その他の属性】天、神性
【ステータス】筋力:B 耐久:A 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:B 宝具:EX
【クラススキル】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
単独行動:A
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。>>597
【固有スキル】
知識神の化身:A
神性。神としての性質。神霊適性を有する。
かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残でもある。
『マハーバーラタ』の「天界昇天の巻(スヴァルガローハナ・パルヴァン)」において、死後に自らの祖にして神々の教師であるブリハスパティと一体化したと語られる、ドローナは最高の神霊適性を持つ。
魔力放出(全):A
武器に魔力を込める力。
神々の真言(マントラ)を唱えることで、その魔力が使用武器に宿る。
自然(カミ)の持つ神気によって、魔力放出の属性を変えることができる。
聖賢の叡智:A+
ヴェーダを始めとする、聖仙が記した聖典を正しく継承していることを示す。
肉体面での負荷(神性など)や、英雄が独自に所有するものを除いた多くのスキルをB~Aランクの習熟度で発揮可能。
また、対象にスキルを授けることもできる。
ユディシュティラやドゥルヨーダナ(ドゥリーヨダナとも)を筆頭に、数々の戦士階級(クシャトリヤ)を育て上げた。>>598
シヴァ・カヴィーチャ:A
強力な防御型宝具。
合わせ目をブラフマンの糸によって結ばれた黄金の鎧。
かつてインドラ神が堰界竜ヴリトラの戦いの際に身に着けた後、アンギラス、ブリハスパティ、アグニヴェーシャ、ドローナに伝わる。
一方で、アルジュナはインドラ神からこれを纏う真言(マントラ)を直接教わった。
創造と破壊を司り、万物すなわち宇宙を破壊するシヴァ神から生み出された。故に神々、アスラ、ヤクシャ、ナーガ、ラークシャサ、人間を含む三界すべてを相手にしても害を与えることはできないと謂われる。
あるいは、クリシュナやアルジュナ、その他の戦士でさえ鎧を貫くことはできないとされる。
かつてドゥルヨーダナ(ドゥリーヨダナともされる)がこの鎧をドローナより授かった時、アルジュナのガーンディーヴァから放たれる矢さえ防ぐことができた。
ただし、アルジュナをして三界すべての力が宿ると云うその鎧も、両手の平のみ隙があり(武器を握るためであろう)、ドゥルヨーダナはただ着させられていただけだったため、その弱点を射られて敗走したのだった。>>599
【宝具】
『無明世界を穿つ不滅(ブラフマーストラ・アーチャリヤ)』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:600
指導者(アーチャリヤ)のブラフマーストラ。
バラモンのパラシュラーマから授けられた対国宝具。
クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。
ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中する。
その効果範囲と威力は核兵器に例えられるほど。
クル・クシェートラの戦いで用いられた際には、アルジュナと姿が見えない生類を苦しめつつ、山と森と樹木をともなう大地を揺れ動かした。大気には荒々しい風が吹き、海は動揺したという。
『光輪よ、極死の空を顕現せよ(ナーラーヤナーストラ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1000
ナーラーヤナ・アストラ。
インド神話体系における絶対兵器のひとつ。
戦士たちが武器を有し、抗おうとすればするほどに力を増すという性質が存在する。
人々が心の中でさえ反抗を決めていたら、世界を越えても必ず標的となる。
ナーラーヤナはこの宝具を制止させる方法を、武器を持たず、騎乗していなければと定めた。
アシュヴァッターマンに息子としての愛情から使用法を教えたのだが、彼が悪用することを恐れて回収法は教えなかった。故にアシュヴァッターマンは一度だけしかこれを使うことはできなかったが、それでもクリシュナ含めるパーンダヴァ軍に対して一時的な降伏を選ばせた。
『バーガヴァタ・プラーナ』においてはクリシュナ神がこれを用いて、シヴァ神のパーシュパタと相殺している。>>600
『光赫よ、獄死の海を顕現せよ(ブラフマーシラーストラ)』
ランク:EX 種別:対地宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:レンジ内すべて
ブラフマー神の首の武器(ブラフマー・シラス・アストラ)。
ブラフマー神とは梵(ブラフマン)、すなわち根源の擬神化である。
かつてブラフマー神は五つの頭部があったが、シヴァ神の『破壊神の手翳(パーシュパタ)』によって上側の頭部を切り落とされた。この宝具はその頭部を武器にしたものだとされる。
インド神話における究極兵器。
聖仙アガスティアから授かり、アルジュナやアシュヴァッターマンに渡った。
特に息子にはどんな災厄に遭っても、この兵器を使ってはならないと言付け、また自らも回収法を知るものの、決して使用することはなかった。
世界を麻痺させる破壊力を持ったこの武器は、拮抗状態にあっても周囲一帯が十二年もの間、不毛の土地となると伝えられたほどの爪痕を残してしまうほど。二回放てば海洋が完全に蒸発するとも。
【weapon】
『アンギラサダヌス(火聖の弓箭)』
火の聖仙アンギラスの弓。
後にアシュヴァッターマンの物となる。>>601
【解説】
創造の大神ブラフマーの玄孫。梵仙アンギラスの曾孫。神々の教師ブリハスパティの孫。
そして、七大聖仙バラドヴァージャの子でもある。
最上の師(アーチャーリヤムキヤ)、バラドヴァージャの子(バーラドヴァージャ)、バラタ族の師(バラターチャーリヤ)、栗毛の馬(ショーナーシュヴァ)、黄金の戦車に乗る者(ルクマラタ)などの異名を持つ。
軍師クリパの妹クリピーとの間に、シヴァ神の半化身アシュヴァッターマンを授かる。
聖仙アグニヴェーシャにブラフマーシラーストラや、弓術を学ぶ。その後、ヴィシュヌの化身であるパラシュラーマによりあらゆる武器の知識と、それを呼び出し、使用する秘法の全てを伝授される。その中にはブラフマーストラというブラフマー神が持つ武器も含まれていた。
武芸の腕を見出されるとビーシュマによって、パーンダヴァ五王子、カウラヴァ百王子、アシュヴァッタ―マン、カルナといった英雄達の教師となるように任命される。パーンダヴァとカウラヴァによるクル・クシェートラの戦いでは軍師としてカウラヴァ側として参戦。ビーシュマ亡き後は二代目総指揮官として武勇を重ねる。
最後はクリシュナの謀略により息子アシュヴァッターマンが戦死したという嘘の報せに動揺し、ドローナは武器を投げ捨て戦闘からの離脱を宣言するが、戦争の掟を破ったドゥリシュタデュムナにより討たれた。
インド北部にあるグルグラムは、クル王国から与えられたドローナの所領であったと伝えられている。
【wiki登録】可【元ネタ】史実(ウェールズ・5-6世紀)
【CLASS】ランサー
【真名】カドワロン・アプ・エイニオン(カドワロン・ラウヒール)
【性別】男性
【身長・体重】175cm・82kg
※長腕のため、体重に腕の占める割合が大きく
体格(腕以外の)よりも重い数値となっている
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。>>603
【保有スキル】
長腕:B
異様なるラウヒール。
素手および手持ち近接武器による攻撃レンジ上限+1。
加えて全力攻撃時には、通常以上の“大振り”により
ダメージ判定基準値(筋力)と防御判定ペナルティの
双方を一段階上のものとして扱う。
吹き荒ぶ三の血風:B
宝具による“騎兵”のうち、最大三騎を大幅に強化する。
強化対象の変更や喪失後の対象再設定は不可。
北ブリテンの三題詩に曰く、彼がモン島で戦った時
キネダの子グゥロンの三人の息子達、カドワロンの従兄弟にあたる
ケニル・メイリル・イネイグルが敵を完膚なきまでに叩き潰したという。
投擲:B+
投擲技術と長腕の相乗により、ダメージ数値を倍加できる。
ただし、十分な(常人の投擲より広い)スペースを確保できない場合
倍加は無効となる上、筋力を一ランク下とみなして判定を行う。>>604
【宝具】
『岩砕く鉄鎖の騎(マルホギオン・イル・カドウィン)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人(300人)
外見・強度は何の変哲もない鎖。
カドワロンはこの鎖を以て 繋いだ/捕えた 獣・乗り物を
人間程度の知性を付与した“騎兵”として使役できる。
同時に使用できる鎖(使役できる騎兵)の上限は三百。
ただし、魔獣には複数の、幻獣には大量の鎖が必要となり
神獣および竜種は全てを費やしても従える事ができない。
現世の獣・乗り物であればごく低コストで“騎兵”状態を維持できるが、
他英霊の乗騎を略奪した場合等は通常(本来の主が現界させる場合)に
数倍する維持魔力を要する。
長腕カドワロンはブリテン島の三つの『繋がれた軍団』の一つの主、
モン島(アングルシー島)でアイルランド人の築いた岩砦を攻める際
従える騎兵の脚と各々の軍馬とを鎖で繋がせていたという。>>605
【Weapon】
『長槍』
長腕の呼名に引きずられた現界クラスによる武装決定であり、特性は無い。
苦手では勿論ないが、投擲を除けば特段他の武器より得意な訳でもない。
【解説】
五世紀末から六世紀前半のグウィネズ君侯、
建国王キネダの子エイニオンの息子『長腕の』カドワロン一世。
マエルグン大王の父。彼自身がグウィネズの王であったとも、
マエルグンが「王であったおじ」とその一党を殺して王になった、
とのギルダスの記述から、王は彼でなくその兄弟であったとも。
呼名の由来は正確には不明。彼の用いる武器が長目のものであった、
または長射程攻撃(彼個人のであれ軍のであれ)を得意にした為、
或いはその権勢が広く(遠くへ)及んでいたため、等と考えられるが、
十四世紀のウェールズ詩人ヨロ・ゴッホは異形とも言える『長腕』を謳う。
「その身を曲げる事無く地面から拾い上げた石で烏を殺す事ができた、
その腕が地へ届くほど長かったが故に」>>606
伝説上の“アーサー王の時代”にほぼ等しい時期を生きた彼だが、
或いはアーサー即位直後に反旗を翻した十一人のブリトン人叛乱王の一人
北ウェールズのクレイドルマント(クレイドルマス、トレイドルマント)は
彼を原型として書かれた人物なのでは、と言われる。そうでなくとも、彼は
史上のバドニクスの戦に参加したブリトン人の一人であったかもしれない。
彼の兄弟かとも目されるメイリオニーズのカドワラドル(カド・グワラドル
=戦の・指揮官≒ドゥクス・ベロールム)は史上の“アーサー”では、とも。「遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!我が名は大祝鶴姫、三島明神の化身なり!我が身は貴方の敵を屠る刃となり、貴方を守る盾となろう!」
【元ネタ】鶴姫伝承
【CLASS】ライダー
【真名】大祝鶴姫
【異名・別名・表記揺れ】鶴姫,三島明神の鶴姫
【性別】女性
【身長・体重】154cm・46kg
【肌色】黄色系【髪色】薄紫【瞳色】青
【外見・容姿】狩衣の上に腹巻型の鎧を着た少女。
【地域】日本
【年代】戦国時代
【属性】善・中立
【天地人属性】人
【その他属性】人型,神性
【ステータス】
筋力:C 耐久:C+ 敏捷:C+
魔力:B 幸運:D+ 宝具:C【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
【固有スキル】
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。>>609
明神の化身:B
三島明神の化身であることを示すスキル。
化身であることから三島明神本体からの加護を得ており、戦時において直感を高め、さらに身体能力と幸運を向上させる。
また、Cランク相当の神性を得ている。
海戦の華:A+
海の上の戦場を駆ける麗しき華。水軍を率いる将として海戦において高い軍団指揮力、機動力を保有する。
またその麗しさは戦場であっても損なわれることはなく、敵味方を魅了する。それと同時に良くも悪くも敵からの注目を集めることとなる。
【宝具】
『虚貝・紺糸裾素懸威胴丸(うつせがい・こんいとすそすがけおどしどうまる)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
鶴姫が着ていたとされる甲冑。
かつては女性用の鎧であるとされていたが、現在その説は疑問視されている。しかし、鶴姫という英霊を構成する要素としては外すことができないものであることは間違いないだろう。
宝具の効果としては装備した者の耐久ステータスを向上させると共に、火傷や毒といった状態異常や弱体化を鎧に移すことができるというもの。
また、この鎧はもう一つの霊核としても作用し、即死、或いは自身の最大体力を上回る攻撃を受けた時、ライダーの霊核の代わりに鎧の霊核がそのダメージを肩代わりすることで即死を回避する。
逆にライダー本体の霊核が破壊されても、聖杯戦争中この鎧は霊核が破壊されない限り残存し続ける。>>610
『孤雌寡鶴之姫・大三島海戦絵巻(こしかかくのひめ・おおみしまかいせんえまき)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:300人
鶴姫伝説を模る固有結界。生前の戦場である瀬戸内海と幾つもの艦船に乗った味方の軍勢を召喚する。
展開場所が地上であろうが、空中であろうとその場に海が展開される。
立地を変化させ部下を呼び出すだけの固有結界、というわけではなく展開するごとに生前の戦いに合わせてライダーや味方陣営を強化する。
1回目:味方陣営の防護点を向上させ、反撃判定に大幅な補正値を与える。
2回目:ライダーの全てのスキルが強化され、敵への魅了確率が上昇。この時、美しい赤い着物を上から羽織る。
3回目:夜の海を展開し、ライダーと軍勢に気配遮断スキルが付与され、必ず先手判定に成功する状態となる。また、3回目にのみ発動できる効果がある。
3回目の展開終了時、あるいは3回目展開時の任意のタイミングで辞世の句を読むことで固有結界内が完全に海で満たされる。
これは鶴姫の最期である入水自殺の逸話の再現にして鶴姫伝説、その幕引きの具現。自分を相手ごと海の底へと沈める相打ち宝具となっており、ライダーはこの効果を発動したら最期、その終わりの運命から逃れる事はできないある種の「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)」(ただし、第一宝具は残存する)。
この海は「溺死」の概念を有しており、本来酸素を必要としない存在であっても溺死する。また伝説の幕引きが具現化した宝具のため、伝説にて語られるようなサーヴァントであるほど溺死の確率が高まる。巻き込まれた者は固有結界を破壊するか、固有結界が完全に崩れるまで耐え続けなければならない。>>612
【解説】
大祝鶴姫とは戦国時代の大三島にある大山祇神社の大祝であり、周防国の大内氏と幾度も激突し、これを何度も撃退してきた人物である。それ故に「瀬戸内のジャンヌ・ダルク」とも呼ばれている。
鶴姫は幼い頃より武芸に長けていたが、本格的に兵を率いて戦うきっかけとなったのは兄である安房が大内氏との戦いにおいて討死したことであった。
当時16歳だった彼女は亡くなった兄に代わり兵を鼓舞し、そしてその武芸を持って敵を撃退することに成功する。
その後も攻めてきた大内軍を撃退するも、二年後における三度目の戦にて大内氏の当主大内義隆は陶隆房の水軍を派遣した。
その戦において多勢による攻撃で多くの一族が屠られ、その中には右腕にして恋人であった越智安成も含まれていた。
これに大祝職の長兄、安舎は大内氏との講和を決断したが、鶴姫は集めた残存兵力で夜襲を仕掛け、相手軍を壊滅させ、大三島より敵軍を追い払った。
しかし、恋人である越智安成を亡くしたことにより戦いの後に三島明神への参籠を済ませると沖合へ漕ぎ出し、入水により18歳の生涯を終えた。
「わが恋は 三島の浦の うつせ貝
むなしくなりて 名をぞわづらふ」>>613
【人物像】
元気溌剌とした快活で男勝りな少女。現代の様々なことに興味津々で、恋バナなどに花を咲かすことを楽しむ乙女な一面も。
ただし、戦闘時は普段の明るさは鳴りを潜め、冷徹でストイックな将としての性格となる。彼女自身戦うことは好きではないが、大切な人を守るためにも卑怯な手も辞さない。
マスターに対しては悪人ではない限り忠実に支えてくれるだろう。また、親密になるつれマスターに対して恋人であった越智安成と無意識に重ね、大切な人が殺される事がトラウマになっているため、より全力で守ろうとする(ただし、マスターとは恋愛関係になることはない)。ちなみにマスターが恋に邁進する人物だった場合、これを全力で応援する。
実のところ鶴姫はその実在性が不確かな人物であり、架空の存在だとされる。その事に関して聞いても自らが現実の存在か、あるいは架空の存在であったのか当の本人でさえも分かっていないようだ。だが、たとえ自分が架空の存在であったとしても恋人(越智安成)を思うこの心は本物で確かに今ここにある。だから、実在していたかいないかの真偽は別にどうでも良いのだという。
だからこそ、彼女は越智安成との再会を夢見て、再び戦場を駆けるのだ。>>614
特技:鍛錬
好きなもの:越智安成・海・恋話
嫌いなもの:争い
天敵:大内義孝
願い:右腕にして恋人である越智安成との再開
【一人称】私【二人称】貴方,あいつ,貴様【三人称】彼,彼女
【因縁キャラクター】
ジャンヌ・ダルク:異名の元となった人物。その高潔な精神に感服し、その名を冠した異名を与えられた事を光栄に思いつつ、その脳筋ぶりに困惑している。
ラクシュミー・バーイ:「インドのジャンヌ・ダルク」よく不運に見舞われている事もあり心配でほっとけない相手。
徴姉妹:「ベトナムのジャンヌ・ダルク」敵国との抵抗の末に最後は水底に身を投げたという共通点を持つ相手。気が合うようでよく話をする仲のようだ。
巴御前:同じ日本出身の女武者。お互い恋人の惚気を話す恋バナ友達。
【Wiki登録】可能です。【元ネタ】三国演義
【CLASS】アサシン
【真名】王允
【異名・別名・表記揺れ】子師(字)
【性別】男性
【身長・体重】180cm・62kg
【外見・容姿】眦を吊り上げた初老の男。両足はカラクリ仕掛けの義足。
【地域】中国
【年代】三国時代
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。>>616
【固有スキル】
人造四肢(絡繰):C
両足が人造の機構、特に木製の絡繰(からくり)となっている。足を用いた行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。
千里疾走(脚):A
華陀が作成した絡繰じかけの義足により、長時間・長距離移動を可能とする。
また、敏捷パラメータの一時的な急上昇、全力疾走時の耐久および筋力パラメータの上昇、といった効果を発揮できる。
「一日千里」とはその者の俊才を千里の駿馬に例える言葉──だが王允の場合は本当に千里を駆ける俊足を持っていた、と本稿では定める。
王佐の才:C
王器を持つ者を補佐する才能。己に相応しい王者に仕えることで、互いの欠落を補完するスキル。
主君の目的や命令に従い行動する場合、あらゆる判定に有利な補正を得る。
【宝具】
『連環二陣(れんかんにじん)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
美女連環の計とも。義娘たる中華サイボーグ・貂蝉を召喚し、敵対陣営に離間の計を仕掛ける。
貂蝉は構成するパーツを組み替える事で対象が好む風貌・人格へと改造する事が可能であり、ハニートラップとしてはこれ以上ない宝具と言える。
組み込むパーツによっては戦闘させることも可能。>>617
【Weapon】
『弓』
王允は若い頃から青雲の志を懐き、常に経伝を唱え、朝夕に馳射を練習していたという。
黄巾の乱に際しては武功も挙げている。
【解説】
後漢末期の武将・政治家。若い頃から英才を謳われ、剛直を以って宦官の悪政に立ち向かった。
董卓が政権を握って乱政を敷くと、猛将・呂布を内応させて董卓を暗殺。政権を握るも対応に柔軟性を欠き声望を失う。
最終的には董卓軍の残党に敗れ一族もろとも晒し首となった。
†
若くして名声高く、郭泰には「一日千里」「王佐の才」と高く評価された。
しかし、当時は宦官が腐敗政治を敷いており、それに尽く逆らった王允は度々苦難を味わったという。
黄巾の乱が起こると皇甫嵩、朱儁と協調して黄巾賊と戦い、武功を挙げたものの、張譲の賓客と黄巾賊が内通していた事を暴露して恨みを買い、死罪を下され投獄された。
友人からは自殺して名誉を保つように勧められたが「君主から罪を得たのなら刑死して天下に謝罪する」としてこれを容れず、硬骨の士としての評判を得て死罪を減じられた。>>618
その後、釈放されたものの宦官の恨みを恐れて流浪。
霊帝没後は大将軍の何進に抜擢され、河南伊として首都・洛陽の軍事権と行政権を握った。
何進暗殺、宦官虐殺という急激な情勢変化が発生して政治的空白が生じると、これに乗じて成立した董卓政権に与する。
董卓が反董卓連合軍との攻勢を受けて長安への遷都を決断すると、王允は漢王朝の蔵書の中で重要な物を選び出し、長安に運び込んだという。
やがて董卓が簒奪のそぶりを見せ始めると、王允は董卓の排除を企むようになる。
袁術討伐の目的で軍を編成して董卓を征討する、という計画は失敗したが、董卓の腹心であった猛将・呂布を引き込んで暗殺.する事に成功。
漢王朝の政権を一手に握り、董卓派の残党狩りを開始する。
しかし、王允が政権を執ると、その剛直さは傲慢・頑迷に転じ、政治は臨機応変さを欠いた。
文人として名高かった蔡邕を刑死させ、董卓軍の残党もその多くは赦免せず処刑した。
さらに反董卓連合を形成していた諸侯との連携も欠き、政権の行く末は暗礁に乗り上げる。
その隙を突く形で董卓軍の残党が挙兵すると、王允と呂布の軍勢は胡軫・楊定の裏切りもあって敗北を喫する。
そもそも董卓軍の残党が挙兵したのも、王允に刑死させられるぐらいならという恐れから来るものであった。
また、胡軫・楊定の裏切りも彼らが元董卓軍の配下であり、王允の傲慢さを嫌っていたという背景があった。
呂布は敗走して首都を逃れる際、王允にも共に逃げようと誘ったが、王允は「国家の安定という願いが果たされないのならば命を捨てる」とこれを拒否。
董卓軍の残党によって捕らえられ、処刑された。>>619
王允の統治は非難されがちだが、胡軫・楊定を取り込んだ事からも分かるように強硬路線一辺倒だったわけではない。
董卓暗殺後の政治的状況は、反董卓連合の諸侯は強大な勢力を持つ一方、董卓軍の残党も勢力を維持しているというものだった。
董卓軍の残党を表立って許せば反董卓連合の諸侯を敵に回し、反董卓連合の諸侯に迎合すれば董卓軍の残党の挙兵を招く。
この板挟みの状況で舵取りに失敗した結果が史実の末路だったと思われる。
三国演義では呂布を内通させ董卓を裏切らせたのは、王允が義娘である貂蝉を利用した美人計によるものだった。(呂布が董卓の侍女と密通していたという史実を下敷きにしたと思われる)
また、呂布を内通させる以前にも曹操に家宝の七宝刀(七星宝刀とも呼ばれる)を預け、董卓暗殺を計るも失敗する、というエピソードが追加されている。
この七宝刀は董卓暗殺後、王允の手に戻り、王允死後は董卓残党の李傕の手に渡り、最後には曹操の下に収まったという。>>620
【人物像】
起源は対立。何かのアンチテーゼとしてしか生きることのできない人物。良く言えば硬骨。悪く言えば頑迷。
頂点に立つ前は上位者への反感を利用して声望を集めるが、頂点に立つと馬脚を露わして信望を失う。
また、形式主義が強すぎて、よほどの大難に直面しない限り、融通が利かない一面がある。
適正と理想、能力と人生観が互いに反発しあっている人。
義娘である貂蝉の事は深く愛している一方、謀略の為に利用する事にも躊躇はない。
生前もハニートラップの為だけに名医・華陀の助けを借り、顔は西施のものに、肝は荊軻のものに、と改造を施した。
儒教道徳に置いて己の肉体を傷つける事は、肉体を与えてくれた親に対する不徳とされる。
頑なな儒士でありながら、(義娘とはいえ)娘に非道を背負わせるのを良しとするのも、王允の持つ矛盾の一つであろう。
あるいはこれも、起源である対立がもたらすものなのだろうか。>>621
【関連人物】
呂布:董卓暗殺の立役者。あまり相性は良くはないが、呂布の側に貂蝉への負い目がある為、敵対には至らない。
史実では呂布は董卓暗殺の功を誇って日に日に傲慢になり、王允の側も呂布の意見を聞き入れない事が多かったという。
一方で長安から落ち延びる際には、呂布は王允に「共に逃げよう」と誘っており、関係が完全に破綻していたわけではなかったようだ。
貂蝉:演義に登場する義娘。実の娘と変わらぬ愛情を注いだ一方で、計略の為の犠牲にする事にも躊躇はなかった。
民間伝承では名医・華陀の手で首から上は西施のものに、肝は荊軻のものに取り替えられたという。
張角:黄巾の乱の首謀者である為、強烈に敵視する。張角の側も漢王朝の固陋の象徴として敵意を向けるだろう。
ちなみに、史実の王允は皇甫嵩らと協同して黄巾賊と戦い、その別働隊を打ち破った事もある。
【Wiki登録】可。「ええ、そうね。愛しいあなた(オルフェ)。私達は、いつまでも一緒よ。」
【元ネタ】ギリシャ神話、『変身物語』
【CLASS】キャスター
【真名】エウリュディケ
【異名・別名・表記揺れ】エウリュディケー
【性別】女性
【身長・体重】158cm・49kg
【肌色】白 【髪色】茶 【瞳色】緑
【外見・容姿】チャプレットを頭に飾る可憐なるドリュアス
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、神性、ヒト科以外
【ステータス】筋力:E+ 耐久:E 敏捷:C 魔力:EX 幸運:A- 宝具:A>>626
「ええ、共に奏でましょうオルフェ。私達の在る世界のために!」
『果てより誦する勝利の祝歌(エリュシオン・スリアンヴォス)』
ランク:A 種別:詩歌宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1000人
冥府にて引き離された後、西の果てに在ると言われている楽園エリュシオンにて夫オルフェウスと再会したエウリュディケ。
この幸せを存続させたいというエウリュディケの想いがきっかけとなり発動する宝具。
オルフェウスを喚び、エウリュディケの辿った旅路を綴った詩を共に歌う。
この詩にはあらゆる敵の強化を打ち消し、味方の士気を向上させる力がある。
味方が多いほど効果が上昇するため、団体戦向けと言えるだろう。>>628
【解説】
エウリュディケとはギリシャ神話に登場する英雄オルフェウスの妻。
森の木の精霊であった彼女は、オルフェウスとの出会いを経て結婚し、幸せな生活を送っていた。
そんなエウリュディケだったが、ある日、散歩中に養蜂家アリスタイオスに襲われる。
オルフェウスの手を取り逃げようと試みたが、エウリュディケはその時足元に居た毒蛇に足を噛まれ息絶えてしまった。
この経緯により冥府に連れて行かれたエウリュディケだが、一度きりの機会が訪れた。
夫オルフェウスが彼女を取り戻すため、迎えに来たのである。
一度きりのチャンスだった。
夫の手を取り、また共に暮らす事が出来たかもしれない。
でも彼は冥府神の事を信じきれず、約束を破ってしまった。
その後、また私を取り戻そうと彼は冥府に来てくれたのだという。
それが叶わず、異性との愛を断ち切ってしまったとも聞いていた。
けれど、どうか泣かないで。愛しいオルフェ。
私はあなたを恨んでなどいない。
私はあなたの愛を知った。私はあなたの音を知った。
そして─────私は詩を歌う喜びを知ることができた。
この想いがある限り、私は大丈夫よ。愛しいあなた。
そしてオルフェウスの死後、エリュシオンで二人は再会を果たした。
二度の別れを経てなお、夫婦の愛は冷めることがなかったのである。>>631
【因縁キャラクター】
オルフェウス
大好きよ。今も昔も、これからも。
愛しているわ。永遠に。
私の運命。私の希望。私の愛。
────ああ、愛しいオルフェ。
この想いが冷めることは、きっと無いのでしょう。いいえ、絶対に無いわ。
どうかあなたとの幸せが、これからも続きますように。
アリスタイオス
二度と近づかないで。
アスクレピオス
諸説によればオルフェウスはアポロンの子。
となればエウリュディケにとってアスクレピオスは義理の兄弟のようなものなのかもしれない。
イアソン
愛しきオルフェがよく話すアルゴー号の船長。
傲慢な男だが、オルフェが彼のことを悪く思っていないということは、エウリュディケにとっても良いことなのかもしれない。>>632
オルフェウスに続いてエウリュディケでした。
【wiki登録】可
【イメージ画像】
https://picrew.me/image_maker/318008/complete?cd=ErY9KI7【元ネタ】史実(ウェールズ~イングランド北方・七世紀)
【CLASS】ライダー
【真名】カドワロン・アプ・カドヴァン
【性別】男性
【身長・体重】175cm・74kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:B
幻想種を除く獣、乗り物であれば自在に操る事ができる。
【保有スキル】
戦闘続行:C
深手でも戦闘能力を保ち、また敗戦において敵勢力圏を脱する能力。>>634
殺戮の徒:A
与ダメージへのプラス補正、加えてアングロサクソン諸族への特攻。
傑出した殺戮者としてヘルゲストの赤本の『カドワロン』で称賛され、また
『正当な勝利を得た王者のように堂々とでなく野蛮な暴君のように支配し、
恐るべき殺戮を以て人々を分断、女性も無辜の子らも容赦無く死に至らしめ、
アングロサクソンの全てを駆逐せんと…』 とベーダは熱心に罵っている。
汚濁の川:C
“一時的に”大きく濁った・汚れた河川を認識した時、能力が向上する。
ノーサンブリア支配からのグウィネズ王国解放の戦い、
ディゴルの戦い前にて、カドワロンとエドウィンの軍は
セヴァーン河を水源から河口に至るまで濁らせたという。
詩作の王(駄):E
即興詩によって他者を怒らせる、または脱力させる事ができる。
詩作の腕前において彼はアルスル(アーサー王)と並び称される一人である
……『ブリテン島の三人のへぼ詩人』として。>>635
【宝具】
『再起待つ共の忠兵(カド・グワラドル・グロトリド)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:120人
『ブリテン島の三つの信義篤き軍団、
その一つはカドヴァンの息子カドワロンの軍団。
七年に渡りカドワロンはイウェルゾン(アイルランド)で戦った、
その間に彼らは報酬も補償も要求する事の無かったが故に』
亡霊軍団の召喚と使役。
ある意味平凡ですらある宝具、
その特異性は魔力消費の“後払い”を可能とする事。
カドワロンの貯蔵魔力が最大値の半分に満たない時、
この宝具の発動・維持に要する最低限のコストは
召喚基盤(聖杯ないし世界)から強制的に引き出される。
あくまで後払い。
余裕ができ自動的に取り立てられる前に
消滅したのでない限り、踏み倒しは不可。>>636
【Weapon】
『タヴァウド・ムル・ブライフ・ヒール』
ウリエンの子オウァインの馬カルナヴラウグや
赤剣グゥガウンの馬ブヘスロムと並べ謳われる名馬『長舌』。
【解説】
七世紀前半のグウィネズ王、カドヴァンの息子カドワロン二世。
マーシアの王ペンダ(生涯に覇者二人を含め七王国の王を五人殺した)と連携し
ノーサンブリア王エドウィン(第五の覇者、ブレトワルダ)と争った。
アングロサクソン七王国時代の中、ブリトン最大の反撃を担った人物として
伝説中においては息子カドワラドルと混在したイメージが“ブリトン最後の王”
“いつか帰るカムリの救世主”として扱われる民族的英雄である。
……他方、国を挙げて改宗したエドウィン王を斃したために
聖職者にして歴史記述家ベーダ・ヴェネラビリス(尊者ベーダ)からは
それはもう極悪人として『イングランド教会史』に語られている。>>637
エドウィンが祖国デイラを追われていた頃、カドヴァンが彼を歓迎したが
やがて彼はグウィネズを去った、とされている。これは後から語られ出した
伝説の類、と考えられているが(後の対立の種子が滞在時期に蒔かれた、と)
ともあれ亡命生活を終えて616年にノーサンブリア王となったエドウィンは
諸方へ勢力拡大を図る中でカドヴァン亡き後のグウィネズ王国を攻めた。
カドワロンはアングルシー島へ、また沖の島へ、更にはアイルランドへ逃れる。
そこで力を蓄え戻ったカドワロンは王国を復興、ペンダと手を組んでの633年、
連合軍はハットフィールド・チェイスの戦いでエドウィンを討ち果たした。
分割継承されていたノーサンブリアが復興しかけているのを知ったカドワロンは
デイラを攻めてその王を討ち、講和を求めて来たもう一人の王も彼は殺した。
こうしてノーサンブリアを征服したカドワロンであったが、僅か一年の後には
講和を求めて来た方の王の弟オズワルドが亡命先から帰国し、小部隊を率いて
ハドリアヌス城壁近くでカドワロン軍を奇襲して撃破。カドワロンは逃れるも
追撃で捕まり、首を刎ねられた。ノーサンブリアはオズワルドにより復活し、
彼はエドウィンに続きアングロサクソン年代記の記す第六のブレトワルダとなる。>>639
【クラス別スキル】
・対魔力:A
……Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
・単独行動:A+
……女神の神核を持つコロンビアは規格外の単独行動スキルを有する。
【固有スキル】
・女神の神核(偽):A
……生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。
女神ではあるが純正の神ではないコロンビアは疑似的なスキルにとどまっている。
・大量生産:B
……アメリカの十八番。同一規格の物体を大量に生み出すことが可能となるスキル。
道具作成スキルは持たないため生産効率は落ちるが、女神パワーによるごり押しで生産性を実現している。
・最大多数の最大幸福:C
……より多くの者の幸福を実現するため、時に慈しむべき者を擂り潰して進む「正義」の体現。ある一点からリソースを回収し、より効率的な形へと変換して再分配する。
ルーラーとして顕現すれば最大ランクで発揮されるが、今回はアーチャーなので自重気味。>>640
【宝具】
『驚嘆すべき歩み(イノベーティブ・シルバーバレット)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1~50
アメリカの『発展』という概念を弾丸にした一射。
最初は一発の銀の弾丸だが、防がれたり躱されたりすると「その問題を解決できる」形状・性質へと弾丸自体が進歩・発展し、より強力になって対象を狙い続ける。
強化にはある程度の限度があるものの、防がれる度に威力も上がっていくため、下手に防御し続けると最終的に対軍宝具並みになってしまう。そのため強化前の弾丸を素直に喰らっておくのが一番マシ、ということになる。
『迎え入れる希望の灯(コロンビアン・デスクライト)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50(光が届く範囲) 最大捕捉:-
コロンビアの掲げるトーチ。開拓の概念を持つ光を放ち、光の当たった場所はアメリカになる、というご無体な宝具。
正確にはアメリカ属性を付与するという効果で、これによってアメリカ化した場所は「最大多数の最大幸福」の適用範囲となる。
非生物に対しては問答無用でアメリカナイズするが、サーヴァントは対魔力等のスキルでレジストが可能。なおアメリカ化したからと言って彼女の僕となるわけではない。アメリカは自由なのだ。>>641
【Weapon】
・ウィンチェスターライフル
・コルト・シングルアクションアーミー
【解説】
ローマの女神リベルタス(自由の女神)の系譜に属する、アメリカの象徴とされる女神。女神の名を関するが固有の神話を持つ訳ではなく、崇拝対象の神というよりは『アンクル・サム』のような「国家の擬人化」といえる。コロンビア・ピクチャーのロゴとしての姿が有名。
アメリカの象徴としてアメリカの大地に生きる存在全てに慈しみを持ち、入植者・開拓者によって持ち込まれた神ではあるものの、その慈しみの対象は先住民や人間以外も例外ではない。
その一方でアメリカの正義である「最大多数の最大幸福」を体現する存在でもあるため、慈愛を向けつつも発展と進歩のためには慈しむ対象を断罪し切り捨てる冷徹さ・厳しさも持ち合わせている。
かつてポール・バニヤンが生み出した特異点に降臨し、自らの在り方に従い彼女を消去しようとするもカルデアのマスターによりバニヤンは沈静化し自体が解決。自身の「最大多数の最大幸福」を超えた彼/彼女に興味を持ち、女神成分抑え目の姿となって降臨した。>>642
考えてみたら、彼女も二次創作扱いになるのか? あまりよくないことをしてしまったかもしれん人いないと思いますが吐き出しますね
既出のネタかもしれませんがどうかご容赦を【元ネタ】各種創作(主に二次創作)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】メアリー・スー
【性別】不定
【身長・体重】不定(男性時は180cm、女性時は156cm)
【属性】召喚された時代によって変化
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力EX 幸運EX 宝具EX
※魔力、幸運、宝具以外のステータスは外見に応じて変化>>646
【固有スキル】
変化:A
自身の姿を変化させるスキル。Aクラスもあれば鎧を纏う、魔獣になるなどあらゆる形態変化が可能。
自己改造:EX
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる適性。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。キャスターの場合、時代のニーズに合わせて様々な物を取り込み、能力を拡張させることが出来る。
無辜の怪物:EX
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
キャスターの場合、数多の創作者から「理想の英雄」としてのヴェールを羽織らされており、これによってキャスターは召喚された時代における「理想の英雄」らしい姿と振る舞いをとっている。
オポチュニズム:EX
創作者のご都合主義の権化であることを表すスキル。キャスターの言葉を聞く、或いは姿を見た者は内容が何であれキャスターの言葉と仕草1つ1つに強い好感を抱く、キャスターの言動を無条件で肯定するようになる、キャスターより優れた考えが浮かばなくなる、キャスターを否定する者に対して強い敵対心を抱くといった精神汚染を受ける他、キャスターの行く所総てにおいてキャスターにとって都合の良い出来事が起こるようになるといった運命操作の効果も兼ね備えている。
前者の精神汚染に関しては狂化などの精神耐性があればある程度影響を受けなくなるが、創作物由来のサーヴァントや数々の媒体で描かれていた者などの「綴られる者」の場合受ける影響は絶大なものになる。一方で作家系サーヴァントなどの「綴る者」に対しては精神汚染は無効化される他、運命操作においても「綴る者」にとって都合の良いことが起こり得るようになる。
主人公特権:EX
皇帝特権の亜種スキル。メアリー・スーとして様々な二次創作でチート能力を行使し、作品内を蹂躙・無双していたことが由来のスキル。あらゆるスキルや技能を半永久的に取得出来る他、それらを応用することでランクや種類に限らず宝具を取得・作成することも出来る。>>647
【宝具】
私の為の物語(メアリー・スー)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1
キャスターの持つ固有結界。キャスターの場合、固有結界そのものがサーヴァントと化したもの。召喚された時代のメアリー・スー系創作の作者たちの心を鏡のように写し、作者たちの理想のカタチの疑似サーヴァントとして顕現する。結界の内容は召喚された時代によって大きく異なり、現代に召喚された場合は数々のアニメ・ゲームなどの創作物に登場するキャラの力を行使する。
主な結界内容
無双の剣術
某黒騎士の剣を用いて某鬼殺しの隊員の剣技を使用する。オリジナルのキャラが使用出来ない能力であっても、キャスターは問題なく行使出来る。
頼もしき仲間たち
Eランク相当の単独行動を持つキャラクターを複数召喚する。召喚されたキャラクターは誰も彼もがキャスターのことを慕っており、キャスターのガワと異性のキャラに関してはもれなくキャスターに恋慕を抱いている。
仮面の戦士
掛け声と共に仮面と鎧を纏った戦士の姿に変身し、エネルギーを纏った蹴りや腕を交差させて放つビームを用いて戦う。キャスターにとって宝具の元となったキャラクターのパーソナリティや設定は歯牙にもかけないものに過ぎない。数々の能力は、キャスターが気持ち良く敵を倒すための道具でしかない。
この他にも、キャスターは多種多様な能力を行使出来る。>>648
終局へ導きし舞台装置(デウス・エクス・マキナ)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1
物語を強制的に終局へと導くメアリー・スーの性質が昇華した宝具。
キャスターが窮地に追い込まれ、絶対絶命の状況に陥った場合に自動発動し、キャスターの中から内なる意思である「作者」が出現する。
この「作者」はメアリー・スー系創作の作者たちの集合意識であり、約束されし勝利へとキャスターを強制的に導く存在である。「作者」の出現後はキャスターはステータスがオールEXの怪物と化し、敵対者を全滅させるまで攻撃を行う。
見た目は青い透明な人形で自由自在に伸び縮みする。
羽織れ、新たな肉体を(アップデート・ドラマツルギー)
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大補足:10
キャラクターのガワが時代ごとに変わり続けるメアリー・スーの性質が宝具となったもの。
キャスターが撃破された場合に自動発動し、自身を撃破した相手に変身する。変身後は元からあるスキルと宝具に加え、オリジナルと同じ記憶とオリジナルの能力を誇大化した能力を取得する。
変身後の人格は変身元に大きく左右されるため、この宝具を発動した後のキャスターがマスターに忠実であり続けるとは限らない。>>649
【Weapon】
各種武具及び宝具
キャスターの第1宝具私のための物語とスキル主人公特権で作成した武器。前者は架空のキャラが使う武器、後者は英雄たちが持つ宝具の模倣品。模倣ではあるがオリジナルより性能が低い、ということも無く作り込み具合によっては本物をも凌駕する性能を持つ。
【解説】
HACHIMANをはじめとしたメアリー・スー作品の概念が、人々の英雄願望の象徴として英雄化した特殊な存在。ナーサリー・ライム同様に固有結界がサーヴァントとなった存在であり、固有の姿を持たず召喚された時代によってビジュアル・能力を変化させる。
現代であれば一見地味だがよく見ると顔は悪くない厭世的な言動の少年、白いショートヘアにオッドアイ、基本的に無表情だが笑顔は可愛い少女、といったメアリー・スーにありがちな特徴を持った外見をとる。
性格は変化したガワによって異なって来るが、いずれにせよ注意深く見ると大なり小なり言動が矛盾しているという共通点がある。その矛盾点を指摘すると早口で屁理屈を捏ねて捲し立てて来る。
キャスターの中には「作者」を名乗る存在が棲み着いており、この存在がキャスターを操り人形のように動かしている、いわばキャスターの本来の人格である。
「作者」は歪んだ自己愛と英雄願望が凝り固まった非常に高慢な性格で、「特別」を好み「普通」を嫌っている。キャスターの感情が高ぶった際にはこの「作者」の意思が強く出る。
キャスター以外ではプリテンダー、ライダー、指揮官のクラスに適正がある。前者の場合は世界的に有名な作品のキャラのガワを羽織って現界し、後者2つのクラスで現界した場合は、原典であるスター・トレックの二次創作キャラとしての面が強く出る。
通常の聖杯戦争においても召喚される可能性はあるが単にメアリー・スー系の創作を触媒にしても召喚される訳ではなく、召喚者がメアリー・スー系の創作に強い思い入れがある、現実に鬱屈していて創作キャラに自己投影をして現実逃避をしているなどの特定の条件が必要となる。>>650
以上です
長々と失礼しました【元ネタ】アメリカ先住民族神話
【CLASS】ライダー
【真名】ネミッサ
【異名・別名・表記揺れ】星の乙女
【性別】女
【身長・体重】162cm・50kg
【外見・容姿】タイトな衣装に身を包んだ、透けるような肌を持つ美貌の少女。青みがかった銀のストレートロングは時折自ら光を放っているようにも見える。
【地域】アメリカ
【属性】混沌・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:B 宝具:A>>652
【クラス別スキル】
・騎乗:EX
……乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
星の女神たるネミッサは『空』に乗る。人には理解し難い概念を乗りこなすことにより、自在に空を駆けることが可能。
・対魔力:B
……魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
・美の顕現:B
……美の女神としての恐るべきカリスマ性。他者を惹き付ける力。憑依しているだけの状態でも、既に人の域を超えている。
「雲の運び人」を魅了し星の国へと連れて行ってしまったほどの美貌はもはや呪いのレベルだが、「そういうの恥ずかしいからやめてよ!」という依代の強い意向でBランクまで抑えている。
・大霊:A
……グレートスピリットや大いなる神秘とも呼ばれる、自然界に満ちる大いなるエネルギー。
ネミッサもその一部であり、同時にその力を引き出し、振るう者でもある。
・女神の神核:B
……生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。>>653
【宝具】
『星を隠す雲(クラウド・ケープ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
実在感に乏しい不思議な質感のケープ。ネミッサが身に纏うことで透明化し、周囲の景色と同化する。透明化中は低レベルの気配遮断が発生する。
かつて自分が魅了し、星の国へと連れ去った「雲の運び人」の権能を借り受けたもの。
『仰天せし星の雨(フォーリングスター・マニトゥ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:50~?? 最大捕捉:50~
星を司る女神の権能の攻性転用。頭上に広がる星空を概念的に掌握し、輝く星々を弾丸として地上に降り注がせる。
星の見えない昼間でも、星空自体は見えないだけで頭上に存在し続けているため使用可能。ただし輝きを認識でいないため、美の権能が乗らず威力は下がる。
【Weapon】
・モデルガン
依代がもともと所持していたモデルガン。友人からの借り物。もちろんただの玩具だが、ネミッサはこれに星光を込めて発射する。>>654
【解説】
アメリカの先住民族、アルゴンキン族の神話に語られる星の女神。類稀なる美貌の持ち主であり、あまりの美しさに「雲の運び人」も虜となり、彼女と暮らすため星の国へと旅立ってしまったという。
自分の崇拝者たちを追いやった開拓者たちに対しては基本敵対的。しかし地上の星々とでも言うべき文明を築き上げたことに対しては認めている。
召喚に際して、とある少女――かつて彼女ではないが、とても近い存在と深いつながりを持ったらしい――を依代とした疑似サーヴァントとして顕現した。少女の方の意識もネミッサとは別に残っていて、突然の事態に困惑しているがなんだかんだで適応している。
【人物像】
〇ネミッサ
自由奔放、好奇心旺盛で気まぐれ、女神としての気高さは持っているが飾らない自然体の少女。無自覚に魅了ムーブを取る天然魔性。自然由来の神霊であるため超越的な視点から人間社会を俯瞰し文明に汚染された人間を見下しているが、文明自体の価値は認めている。
〇依代の少女
流行りものに敏感だが、真面目でしっかりとした性格の少女。奔放なネミッサとはちょくちょく意見が衝突するが、根底部分では信頼している。女神である彼女に対しても遠慮なく物申す等中々に肝が太い。>>655
wiki登録可です14スレ目955のリメイク
【元ネタ】史実+「Tigerfibel」+「ゴエティア」+北欧神話
【CLASS】アーチャー
【真名】ティーガー=フラウロス
【性別】女性
【身長・体重】155cm・70kg
【容姿】赤いドレスを着た虎の獣人の少女→軍服ロリータを着た虎の獣人の少女
【属性】秩序・中庸・人
【ステータス】筋力A 耐久A- 敏捷C- 魔力E 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D+
魔術に対する抵抗力。一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。ただし頑張れば悪魔として面目を保てる程度にブーストがかかる。
単独行動:E-
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。本来戦車とは操縦者を必要とする存在であるため、申し訳程度にしかこのスキルを取得できない。
騎乗:EX(E相当)
乗るものでは無く乗られるもの。故に規格外という評価ではあるが、値としてはE相当とされる。機動性が、低いのである。>>657
【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。悪魔フラウロスの起源は一説によれば北欧神話の女神フレイヤにあるという。その説の真偽はともかく、幻霊フラウロスが形を為すにあたっては神霊のエッセンスが利用されている。
防弾加工:A++
最新の英霊による「矢除けの加護」とでも言うべきスキル。防弾、と銘打っているが厳密には高速で飛来する投擲物であれば、大抵のものを弾き返すことが可能。
同時代に撃ち合える戦車がほぼ存在しなかったティーガー戦車の装甲は最高峰のもの。
ガングニール(偽):A
フレイヤはオーディンの配偶神であるとも、ワルキューレ達のリーダーであるともされる。鑑みて、ワルキューレ達が持つ『大神宣言』の複製と同じものをフレイヤが持つのは順当と言える。
フラウロスは伝承によれば「敵対するものを焼き尽くす」能力を持つという。この伝承の正確な起源はともかく、フレイヤを原型とする解釈に基づくならばその能力の中核とはグングニルである、と今回は設定された。
即ち、アーチャーの武装に装填される砲弾はグングニルの小型劣化複製概念となり、防御を貫いて必中する。>>658
【宝具】
『八八式火咆(アハト・アハト)』
ランク:D++ 種別:対戦車宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
ティーガー戦車に搭載されていた主砲8.8cm FlaK(Flugabwehrkanone、対空砲)、通称「アハト・アハト」を象った砲へと片腕を変化させる。
正確には神格化された8.8cm対空砲を核としてティーガー戦車系列に搭載された主砲が統合された宝具であり、ヤークトティーガーの12.8cm対戦車砲、シュトルムティーガーの38cmロケット臼砲、挙句にはラムティーガーの衝角(ナックルを装備した拳によるパンチという表現になる)も使用可能。
ちなみに衝角もスキル「ガングニール」の適用範囲。むしろ一番燃費が良いので衝角を最も多用するまである。それで良いのか。タイガー・パンチ。
『戦乙女虎の巻(ティーガーフィーベル)』
ランク:E 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人
一冊の書籍。アーチャーを扱うためのマニュアル。
兵器であるアーチャーは本来ならば運用のためには専門知識を必要とするものであるが、この宝具の効果により人間を扱うのと同様の手順によりメンテナンスが可能になる。ただしマニュアルを読み内容を理解しなければ、同様の手順を汲んでも充分な効果が発揮されない。
アーチャーにとっては自分のプライベートな部分がつぶさに記された本であるため、基本的に心を許した相手でなければ預けようとはしない。
【Weapon】
『MG34機関銃』
副武装。もちろん本来は車載機関銃だが手持ち機関銃として表現される。
『Sマイン』
対人地雷。>>659
【解説】
ティーガー戦車。ティーガーⅠ、ティーガーⅡ。あるいはそれらより派生したティーガーの名を持つ戦車群。第二次世界大戦期のナチス・ドイツで開発された重戦車。そのコンセプトは「機動力を犠牲にした大火力と重装甲」。当時の戦車のほとんどを一撃で撃破できる主砲「アハト・アハト」と、当時の戦車のほとんどは正面から撃ち抜くことが不可能な装甲を備えたこの戦車は、敵兵に激しく恐れられ「タイガー恐怖症(タイガーフォビア)」という言葉が生まれる程であった。が、一方で類を見ない重量のために機動力は非常に低く、何より負荷のために故障が極めて多く、運用には問題がある戦車でもあった。
ティーガー戦車には一つの奇話が存在する。それがこの戦車の運用マニュアル「ティーガーフィーベル(Tigerfibel)」である。その内容はティーガー戦車をエルヴィラ(Elvira)という名の女性に擬人化し、恋愛指南に見立てた形で操作・運用方法を学ぶ、というもの。当時の兵士にはとても人気があったらしい。
フラウロス。ソロモン七十二柱に数えられる一柱。豹の姿で現れる悪魔とされる。問われれば過去、現在、未来の質問に対して正しい答えを返す。また召喚者の敵を全て炎で焼き尽くす力を持つ。
一説によれば北欧神話の愛と豊穣、そして戦争の女神フレイヤに起源があるとも言われる。
ティーガー戦車と悪魔フラウロスの幻霊融合体。虎(ティーガー)と豹の近似性、ティーガーフィーベルによる擬人化とフレイヤの因子、またフレイヤの乗る猫が牽く戦車の存在などを縁に融合し、虎獣人の少女の形を得た。
ティーガーフィーベルやフレイヤのイメージを忠実に反映してか、人格的にはプライドが高く繊細で扱いづらい高飛車娘。その一方で「兵器」としての自覚(と「契約悪魔」としての自意識)を持つため、最終的にはマスターの命によって動くことを至上とする。
能力的にはティーガー戦車の性能を受け継いで、非常に強力な攻撃と防御の代わりに、少し動くだけであちこちにガタが来るステキ性能。第二宝具を利用したメンテナンスを施すことは欠かせない。つまりかなり密なコミュニケーションと信頼関係が必要になるサーヴァントである。>>661
《固有スキル》
◆防弾加工:A++(CT7~5)
自身の防御力をアップ(5ターン・3回)&被ダメージカット状態を付与(3回)
◆ガングニール(偽):A(CT7~5)
自身の攻撃力をアップ(3ターン)&Busterカード性能をアップ(3ターン)&Busterカードによる攻撃時のみ無敵貫通状態を付与(3ターン)
◆戦乙女虎の巻:E(CT9~7)
自身の弱体状態を1つ解除&NPをすごく増やす&ガッツ状態を付与(5ターン・1回)
《宝具》
『八八式火咆(アハト・アハト)』
ランク:D++ 種別:Buster
敵単体に防御無視攻撃[Lv]+確率で自身にスタン状態を付与(1ターン)&クリティカル威力をダウン(3ターン)&Quickカード性能をダウン(3ターン)&Artsカード性能をダウン(3ターン)&Busterカード性能をダウン(3ターン)&強化成功率をダウン(3ターン)&HPを減らす<OCで確率ダウン>【デメリット】
《性能》
めちゃくちゃ硬くなりながらNP80%チャージからの無敵貫通防御無視宝具をぶっ放す脳筋Busterアタッカー。ただし宝具後に確率で多量のデバフを受ける。Bが強力だが2枚しか持たず、代わりに2枚持つQは性能が低くほぼ捨て札、故にデメリットを押してでも宝具を撃たなければ火力が出ない。>>660
年始に寅年に因んで作ったけど、即興に近いこともありちょっと満足してなかったので年末にリメイクしてみた
フラウロスの起源がフレイヤとか眉唾なんだけどまあ「イメージ上の悪魔」という設定だし良いよね、と思って追加してみたら元よりも上手くまとまってくれた【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】三浦義村
【異名・別名・表記揺れ】小太郎(通称)
【性別】男性
【身長・体重】172cm・64kg
【外見・容姿】一見、陽気そうに見えるが目が笑っていない武者。
【地域】日本
【年代】平安時代~鎌倉時代
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運A 宝具D~A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。>>665
【宝具】
『友喰らう狗(ともくらういぬ)』
ランク:D~A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
巧みに与する陣営を変えて陰謀渦巻く鎌倉を生き残ってきた手腕と、親類をも裏切った事で向けられた「三浦犬は友を喰らう也」との嘲罵が、概念として昇華された宝具。
発動する事で人狼の如き姿へと変貌し、2ランク上の獣化スキルに匹敵するパラメータアップを得る。
また、一定以上友好関係を築いた相手を捕食する事で、宝具のランクが向上し、パラメータの上昇量も増加していく。
裏切りの度に宝具としての性能が上昇する、反覆常なき梟雄に似つかわしい宝具。
【Weapon】
『咲栗(えみぐり)』:三浦義明が作らせたという三浦家重代の宝刀。>>666
【解説】
鎌倉時代の武将。
父・義澄と共に鎌倉幕府創設の初期から携わり、頼朝没後は政局が二転三転する中、与する相手を変えながら乗り切った。
後、鎌倉幕府の宿老として北条家を支えたが、彼の遊泳術は息子・泰村には引き継がれず、三浦氏は次代で滅亡する。
†
父・三浦義澄は平治の乱では源義朝に従った武士で、その縁もあってか頼朝の挙兵に助力。息子である義村も同道したと思しい。
平家が京を追い払われた後に組織された源範頼率いる平家追討軍には参加した記述があるが、際立った勲功は挙げていない。
義村が頭角を現し始めるのは頼朝没後の権力闘争である。
重臣であった梶原景時を他の御家人達と共に弾劾して追い落とし、人望厚い畠山重忠を北条時政が成敗しようと企んだのに乗じて、畠山重忠の嫡子・重保を謀殺。
重忠討伐にも関与するなど、北条氏に味方する形を取りながら有力な御家人達を抹殺していく。
北条時政が時の将軍・源実朝を廃そうと画策すると、義村はこれを見限り、北条政子・義時らに助力して時政を政局から排除した。
有力な御家人を排除する事で政局における権力を強めていった義村ではあったが、北条氏に頭を抑えられている状況に違いはなく、また親族である和田義盛が北条家と対立した事で板挟みの状況となる。
北条と和田の対立は後に和田合戦という形で噴出するが、義村ははじめ和田につきつつも直前で北条に寝返り、和田一族の滅亡に一役買った。>>667
自らが後見していた公暁(二代目将軍・頼家の子)が自らが鎌倉殿とならんと将軍・源実朝を暗殺.すると、義村は表向き従う素振りを見せつつ、密かに討手を差し向けて殺.害。
これらの功を評価された義村は、鎌倉幕府の中枢にも関与する宿老として認められた。
義村のの反覆常なき振る舞いは嫌悪される事もあったが、三浦氏を栄達させつつ北条氏に助力するというスタンスで一貫しており、北条氏が彼を厚遇したのも故なき事ではなかったと言える。
承久の乱に際しても弟の胤義が後鳥羽上皇側に与する一方、義村は弟の使者を追い返した上で北条義時に通報し、共に事態の打開を計っている。
最終的に承久の乱は鎌倉幕府の圧勝に終わったが、義村は戦後処理に辣腕を振るい、京の公家からも高く評価された。
義時の病没後ははじめ義時の妻の伊賀氏に協力して北条の追い落としを計っていたものの、北条政子に詰問されて翻意したと伝わる。
ただし、伊賀氏の変は北条政子による捏造だとする説もある。
北条政子らが没すると、北条泰時に継ぐ鎌倉幕府のナンバー2として遇され、御成敗式目の制定にも関与した。>>668
【人物像】
権謀術数に長けた秘密主義者。人の信用を裏切り、人の不信を利用し、自身は確実に利益を得る策略家。
先々を見越して手を打ちつつ、読みを外した場合の奥の手も用意しておく、油断ならない人物。
とはいえ、当人なりに秩序や序列、義理人情を重んじる一面もあり、策謀を巡らせるのはあくまでそれが最良の手段と判断してのこと。
視野が広すぎる為に悪辣な手段も厭わないタイプと言える。
意外にも自身を尊重してくれる限りはマスターを裏切らないが、本質的には自分しか信用しておらず、マスターに対してさえ情報を秘匿する悪癖がある。
その上(宝具強化の生贄として)裏切る前提で親しくしている相手に対する態度と、マスターに対する態度が全く変わらない為、不信感を持たれやすい。
そして三浦義村の側も僅かな予兆からマスターの不信を読み取り、裏切る準備をはじめる、という悪循環に陥るのが常。
三浦義村と渡り合える程の謀士か、あるいは揺らがない信任を向けられるほど純粋な者のみが、彼をサーヴァントとして従える事ができるだろう。
【Wiki登録】可そういや今年は邪神がおとなしかったな……来年はなんかデカい騒動やらかしてくれるんだろうか
>>670
すみません。投降ミスです【出典】メソポタミア神話 『アトラ・ハシース叙事詩』第一粘土版
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】ゲシュトウーエ
【異名・別名・表記揺れ】ウェー・イラ
【性別】女(原典においては描写が少なく不明瞭だがおそらくは男性。「大地母神」のエッセンスによって女性神として召喚される。)
【身長・体重】157cm・46kg(標準値。変幻自在。)
【肌色】褐色 【髪色】青碧 【瞳色】青碧(標準値。変幻自在。)
【外見・容姿】真面目そうな顔に、刺青のような魔術回路のラインが入った褐色の少女。(標準値。変幻自在。)
【地域】メソポタミア
【年代】神代(最低でもB.C.12000以前)
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】神性
【ステータス】筋力:- 耐久:- 敏捷:- 魔力:- 幸運:E 宝具:EX
筋力~魔力は平均Bになるように好きに割り振れる。
【クラス別スキル】
復讐者:D
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
知名度が薄すぎて人の怨念、『あんなひどい目に遭ったのだから復讐して然るべきだ』とする想念が集まらない。>>672
忘却補正:D
人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。時がどれほど流れようとも、その憎悪は決して晴れない。
……でも1万年も経ったので記憶がちょっと曖昧になってきた。
自己回復(魔力):A
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。
【固有スキル】
女神の神核:A-
生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。純正の神であるが、下級神であること、そして「死体を人に堕とされた」ことによりランクが低下している。
特異な経歴とはいえ、人の性質が混じり半神化したことで、神でありながらそのままサーヴァントとして召喚が可能となっている。
死に捧げられし身:EX
サーヴァントとしての本質が自身の死を前提として成り立つものであるため、「生ける屍」に近い肉体で現界している。「自身の死を含めた一連の出来事の逸話を存在の核としているために、既に死.んでいなければ矛盾する」というスキル。強いて言うなら「戦闘続行」のオーバー版。
「致命傷」という概念が存在せず、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
本来この能力は不死を意味するものではないが、「神格としての強度」「人類への特防効果」「泥と交じり流体化した肉体」を含めると、実質的にはほぼ不死に等しい。
対人類:B-
ティアマト神やミトコンドリア・イブ等が持つ能力。全ての人類の母であり、地上で生きている人類がいること自体が逆説的に自らの存在を証明している。
人類種から『母』への攻撃のダメージを80%削減する。神格や怪異など、人類種に由来しない相手には効果がないか薄い。>>673
変容:EX
能力値を一定の総合値から状況に応じて振り分け直すことができる特殊スキル。均等に振り分けた場合は全てのパラメータがBランクとなる。「自己改造」を内包する。
さらに、「人類の原典」たるゲシュトウーエは、ステータスのみならず後世の人類が得た『固有スキル』さえ自由に取得可能。「怪力」「頑健」「魔眼」「千里眼」など、「人間の」「肉体に」由来するスキルなら好きなように取得できる。
【宝具】
『霊長芽吹く創世の軀(イヌマ・イル・アウィルム)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
由来:アトラ・ハシス叙事詩の最初の一文、『Inuma ilu awilum(神々が人間であった時)』より。
ゲシュトウーエの死肉と混ぜられた、最高神エンキの創造の泥と神々の唾。
ゲシュトウーエはサーヴァントとして召喚される際、エンキドゥにも似た「泥人形」として召喚される。流体であるため、多くの物理攻撃を無力化する。
さらにゲシュトウーエの肉体を構成する泥は、それそのものが人類の原典であるため、切り離した肉体の一部を「原初の人間」として独立使役が可能。人類の原典たる泥人間は極めて強大な魔力と身体能力を内包しており、単純な身体能力ではサーヴァントをも凌駕する。
【Weapon】
肉体:「原初の泥」で構築された肉体は、雑に変形させて振るうだけでもそれなりには強い。
【解説】
ゲシュトウーエ、またはウェー・イラとは、『アトラ・ハシース叙事詩』に登場する下級の知恵神。
下級の神々が「自分たちの代わりに労働を行うもの」として人間を作ろうとした時、下級神たちでは0から人類を創造する権能がなかったがために「材料」として殺されてしまった哀れな神。
描写としては非常に少ないが、それでも『人類の原典』としての機能を有する、非常に重大な神。
人類の開祖としてはあまりにも雑だったためか、のちの神話ではティアマトの息子にして夫キングゥが材料として使われることが多い。
……が、サーヴァントとしては話が別。『人類創世神話』そのものがサーヴァントとして具現化したに等しいゲシュトウーエは、「神霊の基礎強度」「子たる人類への特防」「原初人類を創生する兵力」を兼ね備えた、一種究極のサーヴァントと化した。>>674
【人物像】
真面目でしっかり者の女神。原典においては性別が不明(描写が少なすぎるため)が、「地母神」の性質から今回は女神として召喚される。
自分を煙たがり、「人類の材料」に使うためにミンチにしたメソポタミアの神々、ひいては異教も含めたあらゆる神のことを憎んでいるが、人類に対しては裏腹に寛容。
「誰だって、自分が死んだのが無意味だったと思いたくなんてないじゃないですか」とのこと。
メソポタミア神話「アトラ・ハシス」における、ミンチにして泥と混ぜて人類の材料にされた可哀そうな神、ゲシュトウーエです。
原典における描写が数行しかない超マイナー神なんですが、紛れもなく「人類の原典」である型月的にはかなり重大な神物。
あと、「死に捧げられた身」を一度使ってみたかった。コテハンないから誰のかわからんが……>>676
いつもwiki追加を人任せにして申し訳ない……【元ネタ】史実(北イングランド・六世紀後半~七世紀前半)
【CLASS】ライダー
【真名】エドウィン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具D~A
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:B
幻想種を除く獣、乗り物であれば自在に操る事ができる。
【保有スキル】
支援呪術:D
敵対者のステータスダウン。ヒスパニア魔術師ペリトゥスの支援。
偽史『ブリタニア列王史』は、エドウィンのあらゆる不運を警告する
この魔術師が暗殺されるまでカドワロンは手も足も出なかったとする。
このスキルは“聖堂”と相反し、宝具効果の対象とはならない。>>678
厄災の王:B
カリスマスキルの亜種。団体戦闘における、攻撃面に寄った能力向上。
『モン(アングルシー)島を襲った三つの災禍』は
恐るべき怪猫キャスパリーグ、ダロンウィ、そして
スォイゲル(イングランド)王エドウィンだという。
平穏の王:B
シールダークラスの自陣防御に類似する効果。
同ランクのそれに比べ最大範囲は広く、ダメージ削減値上昇量は控え目となる。
「嬰児と母親がブリタニアを海から海まで誰にも傷付けられず」旅する事が
エドウィン治下においては可能だった、と記されている。
【宝具】
『いずれ至る荘厳の堂(ヨークミンスター)』
ランク:D~A 種別:対人宝具 レンジ:ランク依存 最大捕捉:ランク依存
ヨーク大聖堂の創始者、
死後の一時期は聖人として崇敬されもしたエドウィン。
背後に聖堂の像を負い、味方の能力値を、
彼自身は加えて技能を向上させる。>>679
彼が築いたのは木造の教会であったが、宝具としての聖堂は
これを下限として“現界時点/時代 までの最盛時の大聖堂”が映し出され
その規模に応じてランクおよび効果の大小が決定される。
寵臣リラが己の命を楯にエドウィンを毒の短剣から庇った、
その暗殺未遂事件の首謀者ウェセックス王国への侵攻時のこと。
妻とパウリヌスにより異教神へでなく基督教的な祈りを捧げるよう勧められ、
ために(と二人は主張しエドウィンも容れた)彼はウェセックスに勝利し、
復活祭の日にヨークの泉で洗礼を受け教会を建てた、と伝えられる。
より大きく立派な石の教会が造られるべく命令を残した、とも。
【Weapon】
『グライ』
カイ(ケイ卿)のグウィナム・ゴズウフ・ヒルや
マエルグンの息子アルフェルの馬スウィドと並ぶ『活力溢れる三頭の馬』の一頭。
武器としては改宗時の騒動で元祭司長コイフィに与えた槍を携える。
改宗へ熱心に同意したこの男性は、王の牡馬に(祭司長には牝馬しか
騎乗を許されていなかった)跨り、槍で偶像を破壊し尽くしたという。>>680
【解説】
アングロサクソン七王国時代の王。デイラの王族に生まれ、
バーニシアを統合してノーサンブリア王国を樹立し勢威を誇った。
『アングロサクソン年代記』の記す第五のブレトワルダ(覇者)。
アングルの同族にして隣国バーニシアの王エゼルフリッドがデイラを攻め、
王女アクハ(エドウィンの姉妹)を娶り、ノーサンブリア全域の王となると
エドウィンは国を出た。出国直後の動静は不明瞭だが、後世の伝説によれば
まずグウィネズのカドヴァン王を訪れ歓迎を受けた。次はマーシアへ行って
ケアルル王の娘クウェンベルガを娶り、その後はイースト・アングリアの王
レドワルド(第四の覇者)に庇護を受け、彼の協力のもとエゼルフリッドを
616年に打ち破り、デイラ・バーニシア統合ノーサンブリア王となった。>>681
国王エドウィンはエルメット王国を併呑、同盟者レドワルド王の死後には
マーシア勢力下だったリンゼイ王国の大半を手にする。ケント王国と組み
ウェセックス王国拡大を妨げ、更には攻め入りクウィクエルム王を破った。
西へ進んではマン・アングルシー両島を支配、グウィネズ王カドワロンは
エドウィンの勢いに抗し得ず、アイルランドへの逃亡を余儀なくされた。
ノーサンブリアはエドウィン治下で栄え、七王国中で過去最大の勢力を誇り
彼は後に第五のブレトワルダとして記されるようになる。627年4月11日には
ヨークの聖パウリヌス司教の影響下にて国をあげキリスト教へと改宗した。
633年10月12日(14日とも)、ハトフィールド・チェイスにて
マーシア王ペンダとグウィネズ王カドワロンの連合軍に敗れ、戦死。
ベーダが語るには、エドウィンの首はヨーク市まで運ばれたという。
クウェンベルガとの息子も、後妻(エドウィン改宗前からのキリスト教徒で、
結婚時のパウリヌス絡みの逸話が残る)エゼルブルガとの息子も殺害された。
ノーサンブリアは再分裂し、パウリヌスらの築いた教会組織もまた壊滅、
本格的な再興はエゼルフリッドの子オズワルドの再統一を待つ事となる。
エドウィンの娘エアンフレッドは後にオズワルドの弟オスウィの妃となった。「・・・あぁ、オマエがオレを呼んだのか。なに、鉄を打つ以外にものを知らん男だが、呼ばれたからにはオマエの役に立つよう努力はするとしよう。」
【元ネタ】民間伝承,日本書紀,古語拾遺
【CLASS】セイバー
【真名】一本だたら
【異名・別名・表記揺れ】一本蹈鞴,一つだたら,天目一箇神,天津麻羅,一目連
【性別】男性
【身長・体重】194cm・84kg
【肌色】褐色【髪色】灰→赤【瞳色】赤→金
【外見・容姿】片目の火男の仮面を被り、ボロボロの和服を着た男性。獣のような腕を持ち、片足は失われている。
【地域】日本
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地(天)
【その他属性】人型,魔性,神性,竜属性
【ステータス】
筋力:B 耐久:B 敏捷:E+
魔力:C 幸運:C 宝具:EX>>683
【クラス別スキル】
対魔力:B+
セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化し、大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
また、焔、風に纏わる魔術に対しては更に耐性を得る。
騎乗:EX
乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。
セイバーが零落する前の神である「天目一箇神」は三重県桑名市の多度大社にて祭神として祀られているのだが、この際に片目の風神「一目連」と習合している。その影響からか、セイバーは風に乗ることを可能としており、低い敏俊を補っている。
陣地作成:A−
魔術師として自らに有利な陣地を作り出す。
セイバーの場合、鍛治師としての鍛冶場を作り上げる。
本来ならば神域も兼ねるのだが、零落した事で鍛冶場としての機能のみを有している。
【固有スキル】
神性:D+
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
一本だたらは鍛治神「天目一箇神」が零落した姿であるとする説があり、セイバーはその天目一箇神が零落した状態で現界したサーヴァントである。
余談として天目一箇神は「一目連」と呼ばれる風神と同一視されることもあり、その影響で焔を燃え上がらせる風の力が強化されている。>>684
怪力:B
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。
果ての二十日:EX
セイバーが存在する場所を逆説的に「果ての二十日」だとする概念結界。
その効力は一般人を寄せ付けない人避けの結界。マスターとなった一般人や、魔術師などの日常から離れた人間は例外とする。
「果ての二十日」とは十二月二十日を指し、この日は忌み日であるとされる。そのため、人々は仕事を一時止め、外出せずに静かに過ごすのだという。一本だたらとはこの果ての二十日に現れる怪異だとされる。
火男:A−
ひょっとこ。
鉄の不純を祓う焔と、焔を燃え上がらせる風を自在に操る事を可能とする。また、残された片目は鉄器の構造を見通し、その作成にボーナスを与える。
「ひょっとこ」とは片目を閉じ、口を窄めたような表情の男性の面を指す。これは鍛冶師を表してるとされ、その起源は加治神「天目一箇神」にあるとされる。>>685
【宝具】 『天津神代鍛冶御業(あまつかみよのかぬちのみわざ)』
ランク:C〜A+ 種別:対物宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
セイバーの大元たる神に由来する鍛治の権能。
彼はあらゆる鉄器を作り上げる事を可能とし、作り上げられた鉄器は神代の神秘を再現する神造兵器となる。
しかし、零落した身で鉄器を撃ち、神秘を再現することは、自らの霊基の負担となり、徐々にその身を燃やしていくこととなる。だが、これは自らの霊基の不純を燃やす行為でもあり、魔性としての性質は弱まり、神性自体は高まっていく(ただし、霊基はボロボロ。おまけに神霊としての側面が強くなっていくので抑止に目をつけられやすくなるなど、退界の可能性が高まっていくこと自体は変わらない)。
『明立天御影・天照八握御剣(あきたつあめのみかげ・あまてらすやつかのみつるぎ)』
ランク:EX 種別:対闇宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:500人
天の岩戸において天照を引き摺り出すために作り出した刀剣や鉄鐸の再現。また、同一視されている天津麻羅が鏡を作り出した逸話も複合している。
天照の象徴たる太陽を内包する鏡のような刀身を持つ、鉄鐸がついた剣を作り上げる。魔性としての側面を完全に削ぎ落とした状態でのみ製作可能。この宝具の作成後、セイバーの霊基は太陽の焔によって完全に燃え尽き、消滅することになる。
しかし、この宝具は現存し続け、サーヴァントは勿論、生きた人間が使用可能。また、真名開放を行う事も可能であり、例え日の隠された夜の只中であろうと、天が存在しない深淵の底であろうとも、凛とした鈴鳴りの音と共に太陽は昇る。
昇る太陽はあらゆる闇を晴らし、闇に抗う者にこそ祝福を与える。>>687
【解説】
一本だたらとは主に熊野地方(和歌山県南部から三重県南部)に伝わる一本足一つ目の妖怪である。
和歌山県と奈良県の県境にある果無山脈に現れるとされており、その瞳は皿のようであるという。一二月二十日、「果ての二十日」と呼ばれる日には人前に姿を現すとされ、そのことからその土地の人間はその日になると絶対に山入りしないという。また、同じように「果ての二十日」に現れ、人を襲うとされる伯母ヶ峰の一本だたらは「猪笹王」という狩人に殺された猪の亡霊が化けたものだとされる。
一本だたらの「だたら」というのは「踏鞴」に由来するといわれ、一つ目一本足とは踏鞴場で働く鍛治師の特徴であるとされる。こうした事からか、鍛治神「天目一箇神」の零落した姿ではないかとされることもある。
今回現界した一本だたらであるが、その正体は天目一箇神の零落した姿こそが一本だたらであるという逸話により、零落して現界した天目一箇神本人であり、正真正銘の神霊サーヴァントである。
天目一箇神とは日本神話に登場する鍛治の神である。古事記には登場せず、主に日本書紀や古語拾遺にて語られる神。『日本書紀,第九段一書「天孫降臨」』において高皇産霊尊によって作金者(かなだくみ)に指名されており、『古語拾遺』における天岩戸の件では刀、斧、鉄鐸(古語で佐那伎(サナキ))を作っている。因みに、古事記においては「天津麻羅」という神がこの役割を担っており、同一視されている。
また、三重県伊勢市の多度大社に祀られた際には風神「一目連(いちもくれん,ひとつめのむらじ)」と習合している。一目連は片目のつぶれた竜の姿をしているとされ、この神が社の外へ出ていくと雨や雷がしきりに降り荒ぶのだという。松浦静山の『甲子夜話』においては「一目散」の語源はこの神にあるとしている。>>688
【人物像】
言葉数の少ない物静かな人物。普段は火男の仮面をかぶっている事も相まってあまり感情の機微が分かりずらい人物だが、その実とても頑固かつ激情的な人物である。鍛治を行う際には普段の物静かさからは想像ができないほどの大声で話すようになる。普段を鉄のような人物と形容するのならば、鍛治の際には赤熱した鉄を思わせる人物となる(実際、神性が戻るにつれ、灰色の髪は炎を思わせる赤い髪へと変化していく)。
だが、同時に人を愛する神であり、鍛治とは人のためにあるものであり、文明を発展させ、人々を守る手段を与え、明日をより良い明日にするための術であると考えている。故にこそ、彼は鍛治に妥協を許さず、自らの身を顧みない節がある。
特技:鍛治
好きなもの:炎,酒,人の子
嫌いなもの:錆
天敵:海風
願い:鍛治の術を人の子に伝える
【一人称】オレ【二人称】オマエ,あんた,手前【三人称】ヤツ,あれ>>689
【因縁キャラクター】
玉藻前:鍛治以外では物静かな彼でもその正体から思わず驚愕し二度見する相手。しばらく硬直した後、引き篭もるよりかは遥かにマシかと思い改めて挨拶しにいく。
ちなみに天目一箇神は天照大神と素戔嗚尊の誓約の際に生まれた天津彦根命の子であるとされることから、天照大神とは祖母の関係にある。
千子村正:後の世の人の子の鍛治師。人の身でありながら神の剣を作り上げたことから、製鉄の神としてとても感慨深く感じている。
伊吹童子:かの災害竜より生まれし分霊にして神霊。警戒対象、なのだがそれ以上に鍛治神としては彼女の持つ神剣への興味の方が強いようだ。
聖剣使い,魔剣使い:彼らが持つ聖剣、魔剣に対して興味津々なようで、よくジッと見つめていることが多々。
徐福:正式な神霊としての自らを宿す英霊。
【他クラス適性、変化傾向】
ライダー:習合した神「一目連」としての現界。一本だたらとしての要素は消え、神霊としての側面が強くなる事から召喚難易度はとても高く、基本的には人の召喚できる存在ではない。
バーサーカー:天目一箇神としてではなく、完全な一本だたらとしての現界。また、天目一箇神が零落した姿ではなく、伯母ヶ峰の一本だたらである「猪笹王」が呼ばれるので完全な別人となっている。
【イメージ画像】
火男面なし状態
https://picrew.me/image_maker/6324>>690
十二月二十日でしたので投稿してみました。
『wiki登録』可能です。【元ネタ】オカルティズム
【CLASS】キャスター
【真名】シルバーバーチ
【性別】男(肉体上)
【身長・体重】185cm・86kg
【外見・容姿】赤みがかかった肌をした、アメリカ先住民族の民族衣装を着た男。落ち着いた物腰をしているが、その両目は尋常でない光を放っている。
【地域】アメリカ
【年代】3000年以上昔?
【属性】混沌・悪
【天地人属性】天
【その他属性】ヒト科以外、超巨大、神性
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:D 魔力:B 幸運:B 宝具:B>>692
【クラス別スキル】
・陣地作成:C
……魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。霊的な影響の大きくなる『降霊場』を作成可能。
・道具作成:C
……魔力を帯びた器具を作成可能。精霊に祝福を与えられた武器などを作成することが可能。
【固有スキル】
・代弁者:B
……シルバーバーチは高位の霊的存在であり、インディアンのシャーマンを通じて言葉を届けている、と語る。
即ち現界しているシャーマンは本人ではなく、彼に対して術をかけてもシルバーバーチに対しては影響を及ぼせないのだという。
・霊訓:B
……スピリチュアルな忠告。彼の語る言葉を実践することにより霊的に充実し、より高位の霊性へと高めることが出来るとされる。
・無辜の怪物:EX
……外部からのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。
シルバーバーチは、その根底から歪んでいる。>>693
【宝具】
『霊魂解放儀式(シルバーコード・リリース)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:10
自身の作成した降霊場に踏み込んだ相手に対して使用できる儀式宝具。宝具の範囲内に入った対象は前世の自己、親しい者の霊などの幻影と対面し、精神判定を行う。失敗すると身体と霊魂が分離される。この状態では身体と霊魂は『魂の緒』でつながっており、これを切断することで両者を完全に分断、死亡・消滅させることが出来る。
霊魂分離中の身体は無防備となるが、『魂の緒』を切断される前に霊魂が身体に戻れれば効果を無効化できる。十全に行使されれば一方的に相手を倒すことが出来るが、失敗すれば何のダメージも与えられないという極端な宝具。>>694
【解説】
イギリスの霊媒者、モーリス・バーバネルが接触したとされる存在。自らを高位の霊的存在と称し、憑依したバーバネルの口を通して人間がより高位な霊性へと進化するための霊訓を授けたとされる。
霊視では先住民族のシャーマンの姿を取っていたとされているが、これは極めて高位の存在であるシルバーバーチが現世へ言葉を届けるための、霊側の霊媒師であり本人ではないらしい。
サーヴァントとして召喚されたシルバーバーチは、シャーマンに憑依する形をとって現れる。物腰は穏やかであり理知的、説教臭いところはあるが、高位存在としてマスターを導く導師のようにふるまう。
解析完了。真名破却。我が真名、シルバーバーチに非ず。
私/俺/僕/儂/我が真名は――>>696
【クラス別スキル】
・陣地作成:EX
……マニトゥは自分自身を中心として力を及ぼすことのできる領域を展開し、時間を追うごとにその範囲は拡大していく。
・道具作成(獣):A+
……己の一部を取り出し、獣の姿を取らせて使い魔とすることが出来る。上記の陣地が拡大するほどに出現数は増加していく。
【固有スキル】
・大霊:EX
……大霊、大いなるエネルギーそのものであるマニトゥには魔力切れという概念がない。ただしサーヴァントという形で現れている以上、その出力には一定の限界がある。
・自己改造:EX
……自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる適性。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。だがそもそもが英雄ではないマニトゥは使用に全く躊躇がない。
・地形制圧:B
……陣地作成と合わせて発揮されるスキル。自身の影響を及ぼせる範囲の魔力の流れを掌握し、自身に流れる魔力を多く、相手に流れる量を少なくする等自在に調節する。
・無辜の怪物:-(EX)
……マニトゥとして覚醒したことでほぼ失われているが、かろうじてサーヴァントの枠に収まっているのはこれによる影響が大きい。>>697
【宝具】
『原初の諸相(プライマルフェイス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1(自分自身) 最大捕捉:1(自分自身)
自身の身体上に、かつて地球上に存在していた生物の特徴を発現させ、ステータスを一時的に上昇させる。
マニトゥ≒大霊は太古から地球上に存在する霊なるものの集合体であり、その内部には地球上のあらゆる生命情報が収められている。マニトゥはここから最適な情報を引き出し、自己改造と組み合わせることで身体をカスタマイズする。
本来なら過度な肉体変化は自己の不安定化を招くが、シルバーバーチの身体はアバターに過ぎないためためらいなく異形化する。
『一に帰る生命(ライフストリーム)』
ランク:EX 種別:対生命宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100
陣地作成スキルで生み出した領域を折り畳み、領域内に存在するすべての生命を分解・魔力として吸収する。
吸収した魔力は放出すれば対界宝具並みの砲撃となって地上を薙ぎ払うこともできるが、自身の裡に取り込めば、自分自身の存在を拡張するリソースとして使用できる。
取り込むことのできる生命量は陣地作成スキルで拡大した領域の広さに比例する。もしも数万クラスの生命を吸収したのであれば、マニトゥはサーヴァントの域を外れ、荒ぶる自然現象そのものへと変生する。>>698
【解説】
アメリカ先住民族の諸民族に信じられている超自然力の観念。自然界に存在する力としてはマナのような概念に近いが、その扱いにはいろいろなタブーが存在するという。毒蛇や毒草、鉄砲などの持つ力にも当てはめられており、総じて(人を害しうる)おそろしい力としての側面が強く、日本でいうところの荒魂に近い。
かつてモーリス・バーバネルは夢の中で偶然にもマニトゥと接触したが、意図的か、それとも本気で誤認してかは不明だが、彼は「それ」を高位霊的存在・シルバーバーチとして認識・定義した。これにより人格を持たない大霊であったマニトゥはシルバーバーチという疑似的な人格とサーヴァントとしての霊基を獲得するに至った。
自己を再定義したマニトゥは半ばシステム的な存在であり、サーヴァントとしての自分から脱却し大霊への帰還を目的として行動する。それは大霊そのものが地上に降臨することと同義であり、神代より前、原始の時代への回帰を招き人理の破壊につながる。しかしそれがどれだけ破壊的な行為であろうと、元より荒ぶる霊であるマニトゥは躊躇しない。
本人は善なるものであろうとしても、いつか己の本質と向かい合わなければならない。そして知ったならばもはや後戻りはできず、崩壊へのカウントダウンが始まる。
味方からラスボスへの反転、反転後は大災害。かつて共に戦った仲間を、彼が守ろうとしたもののために倒さなければならないキャラとしてイメージしました。今年はクリスマスイベントはありませんが、うちの子空亡( https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%b6%f5%cb%b4 )のクリスマスバージョンが出来たのでせっかくだから投稿してみます
「我こそはセイバー・黒餐太(ブラックサンタ)!全ての悪童を誅するものなり!
最強の妖怪による最強のお仕置き行脚、貴様にも手伝わせてやろうではないか、!では行くぞ!
わーるーいー子ーはーいーねーえーがぁー!」
【元ネタ】日本の説話+クリスマス・・・?
【CLASS】セイバー
【真名】空亡・黒餐太(そらなき・ブラックサンタ)
【性別】女
【外見・容姿】
長い黒髪、黒いサンタ服・・・そして鬼の面と蓑を纏った少女。
【地域】日本、ドイツ・・・?
【年代】平安時代から室町時代、現代
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】魔性・神性
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:E 宝具:A>>700
【クラス別スキル】
無病息災:B
対魔力が変化したスキル。
自身だけでなく良い子(味方)にもCランク相当の対魔力を付与できる。
―――サンタとは関係のない話だが、なまはげは子供を目一杯泣かせることで子供の無病息災を祈願するのだとか、サンタとは全く関係ない話だが。
騎乗:C
「サンタならばソリの一つや二つ乗りこなせないでどうする!」とのこと。
でもそのソリ、引いてるのトナカイじゃなくて妖怪達なのですが・・・。
神性:C
本来は無辜の怪異の影響で失われている―――はずのスキルが、なぜか機能してしまっている。
曰く、外的要因でついてきたもので自身の物が漏れ出ているわけではないらしい。
―――話は変わるが、なまはげは来訪神・・・年に一度、決まった時期に人間の世界に来訪するとされる神である。>>701
【固有スキル】
無辜の怪異:EX
名称が違うが、無辜の怪物と同一のスキルである。
彼女を妖怪足らしめているものであり、同時に英霊としての核となるスキルであるため、過不足なく所持している。
聖夜の御仕置:B
聖者の贈り物が反転したスキル。「良い子」への「御褒美(プレゼント)」ではなく「悪い子」への「御仕置(プレゼント)」を与える。
千里眼(聖夜):D
読心に特化した千里眼スキル。
聖夜のお仕置き人たる空亡の前では、どんな嘘も誤魔化しも通用しない。
―――そういえばなまはげって、子供の悪事を全部見抜いてしまうんですってね。
恐慌の声:B+
聞くものの精神を弱らせる声を響かせ、対象に精神攻撃を行う。特に子供サーヴァントに有効。
「泣ーくー子ーはーいーねーえーがぁー!」>>702
【宝具】
『聖夜・悪童誅滅行脚(せいや・あくどうちゅうめつあんぎゃ)』
ランク:A 種別:対悪童宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:300
妖怪たちの引くソリをかっ飛ばしながら対象めがけて石炭のような黒い塊を投下する宝具。
この塊の正体は某ンンンン系陰陽師サーヴァント完全監修の下作られた「因果応報の呪詛」を結晶化したものである。
良い子には何の効果も与えず、いたずら坊主にはちょっとしたお仕置き程度の呪いが、
ガチの悪党には割とシャレにならないぐらいキツめの呪いが、救いのない外道には死を齎すほどの強力な呪詛が・・・。
今宵も聖夜に黒餐太(ブラックサンタ)の雄叫びが木霊する―――。
「泣く子はいねぇがぁー!悪い子はいねぇがぁー!」>>704
禁句「でもその恰好サンタというか寧ろなまはげですよね?」
ジッサイなまはげ要素が大分混ざってるあたり、本人の中でも「冬に現れて悪い子を懲らしめる存在」でごっちゃになってる模様。
完全に余談だが、黒餐太(ブラックサンタ)というのは彼女が自分で考えた、ただの「それっぽい当て字」である。
特技:悪い子へのお仕置き行為
好きなもの:懲らしめがいのある悪童
嫌いなもの:外道の類
【一人称】我
【二人称】貴様、お主
【三人称】奴【元ネタ】アメリカ先住民族神話
【CLASS】ライダー
【真名】プテ・サン・ウィン
【異名・別名・表記揺れ】ホワイト・バッファロー・カーフ・ウーマン
【性別】女
【身長・体重】165cm・60kg
【外見・容姿】顔を赤いラインで縦に塗り分けたメイクをして、鹿革の衣装で身を包んだ美しい女性。長く黒い髪の右側は肩に垂らし、左側はバッファローの毛で束ねている。
【地域】アメリカ
【属性】中立・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:A 宝具:A>>706
【クラス別スキル】
・騎乗:A+
……乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
大いなる精霊から遣わされた白いバッファローの背に乗り、空を渡ることが出来る。また彼女自身がバッファローの姿へと変わることもできる。
・対魔力:C
……魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
・大霊:A
……グレートスピリットや大いなる神秘とも呼ばれる、自然界に満ちる大いなるエネルギー。
彼女もその一部であり、人を救うために遣わされた一つの姿である。
・変身:C
……自らのカタチを変えるスキル。プテ・サン・ウィンは白いヘラジカとバッファローに変身することが出来る。
・雷雲の護り:B
……邪な目的をもって彼女に近づかんとする者を自動迎撃する加護。与え、満たす者である彼女はあまりこの力を好んでいない。>>707
【宝具】
『私は訪れ、ここに今一度の契りは結ばれる(ニヤ・タニンヤン・マウィナイェ・オヤテ・レ・イマワニ)』
ランク:A 種別:祝祭宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100
人々に大いなる神秘の存在を伝え、感謝を伝える方法や食物を集め、料理するための知恵を与え、そしてバッファローによって空腹を満たした人々と大地の契約の場の再現。
彼女が聖なるパイプを吸い、煙を吹きだすと、霞のように広がった煙が契約を結んだ当時の光景を再現する。その中で影として現れ出でた人々が「七つの儀式」の様子を再現することで祝福が空間を満たし、範囲内の対象に大いなる活力と癒し、再生をもたらす。
【Weapon】
プテヒンカラ・フフ・チャヌンパ
バッファローの子牛の脛の骨で作られた聖なるパイプ。パイプであると同時に杖でもあるが、これを武器として振るうことは滅多にない。パイプを吸って吐き出した煙を自在に形を変え、操ることが出来る。>>708
【解説】
アメリカの先住民族、スー族の神話に語られる、もっとも偉大な女神の化身。偉大なる神秘の存在を知らず、食べるものもなく飢えていた彼らの前に現れ、儀式と知恵を授けることで人々と精霊を繋いだとされる。
与え、教え、導く女神。その教えは時に厳しく、厳しく、そして厳しい。はっきり言ってスパルタ式だが、それは正しく教えを理解してほしいという彼女の真摯さの表れであり、理解できた時には我が事のように手放しで喜ぶ。ツンとデレの落差が非常に激しい。
また教育者として新たな知識の吸収にも積極的であり、それは彼女の民族たちを追いやった者たちのものであろうとも例外ではない。それが人々を癒し、満たすものであるのならば、彼女はそれを肯定する。https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%CF%A5%CC%A5%DE%A1%BC%A5%F3
ハヌマーン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B8%A5%E7%A5%F3%A1%A6%A5%ED%A5%CA%A5%EB%A5%C9%A1%A6%A5%ED%A5%A6%A5%A8%A5%EB%A1%A6%A5%C8%A1%BC%A5%EB%A5%AD%A5%F3
ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%AB%A1%BC%A5%EA%A1%BC
カーリー
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%CB%CC%BE%F2%C0%AF%BB%D2%A1%F5%CB%CC%BE%F2%B5%C1%BB%FE
北条政子&北条義時
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%CD%C5%C0%BA%B5%B3%BB%CE%A5%E9%A5%E2%A5%E9%A5%C3%A5%AF
妖精騎士ラモラック
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C9%A5%ED%A1%BC%A5%CA
ドローナ>>710
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C2%E7%BD%CB%C4%E1%C9%B1
大祝鶴姫
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B2%A6%B0%F4
王允
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A8%A5%A6%A5%EA%A5%E5%A5%C7%A5%A3%A5%B1
エウリュディケ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%CD%A5%DF%A5%C3%A5%B5
ネミッサ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BB%B0%B1%BA%B5%C1%C2%BC
三浦義村
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B2%A5%B7%A5%E5%A5%C8%A5%A6%A1%BC%A5%A8
ゲシュトウーエ>>711
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B0%EC%CB%DC%A4%C0%A4%BF%A4%E9
一本だたら
以上登録しました。初めて wiki登録を行うので何か不備があったらごめんなさい。>>711
ありがとうございます。
自分の方でも拙作を登録させてもらいました。>>712
エウリュディケ登録ありがとうございます!>>710
トールキン、妖精騎士ラモラック、ゲシュトゥーエ登録ありがとうございます!!「私と共に祈ってください。貴方のために、誰かのために。世が平穏なるを願って」
【出典】『新約聖書』『ヤコブ原福音書』『黄金伝説』 マリア信仰
【CLASS】アルターエゴ
【真名】マリア
【異名・別名・表記揺れ】マリヤ、聖母、聖処女、神の母、天の女王、海の星、生神女、至聖女
【性別】女性
【身長・体重】188cm・70kg
【肌色】白【髪色】金茶【瞳色】鳶色
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】微笑む慈顔の少女。星の王冠を頂き、鮮やかな真紅と紺碧の長衣を纏う。円光を背負い、全身から聖なる輝きを放つ。
【地域】中東/欧州/キリスト教圏
【年代】紀元前1世紀~1世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:E 耐久:EX 敏捷:E 魔力:EX 幸運:EX 宝具:EX【クラス別スキル】
ハイ・サーヴァント:A
英霊複合体であることを示すスキル。古代オリエントの女神たちのエッセンスを持つ。
イナンナ、アスタルテ、アナト、イシス、アフロディーテ、アルテミス等の要素を取り込んで成立している。
対魔力:EX
揺るぎない信仰心と、宝具『天よりも広く、天よりも清く』により高い抗魔力を発揮する。
魔術を受け止めて(飲み込んで)いるので、広範囲魔術攻撃であってもアルターエゴの周囲に被害は及ばない。
【保有スキル】
輝ける大王冠:A
数多の権能を顕す大王冠が輝き、後世に仮託された様々な恩寵を齎す。
宝具『幸いなるかな天の女王』の一端であり、真名解放を伴わない宝具の限定解放。女神の神核:A+
生まれながらに完成した女神であることを表す“神性”を含むスキル。
精神と肉体の絶対性により、あらゆる精神干渉を弾き、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
古代オリエントの女神たちを介して『古き豊穣と天の女神』の神核を間接的に継承している。
聖母:A+
聖人の亜種スキル。Aランクの“カリスマ”と“奇蹟”を複合する。
母から生まれし者であれば、種族や信仰を超えて安心感を抱き、敵意を向けることが困難になる。
召喚時に“秘蹟の効果上昇”“HP自動回復”“カリスマの1ランク上昇”“聖骸布の作成能力”から一つ選択できる。
魔力放出(光):A+
聖人・聖女・聖騎士にのみ許される亜種魔力放出。星々の輝きにも喩えられる聖なるオーラの具現。
混沌・悪・魔性の属性に対しアドバンテージを有し、それらに該当する者はアルターエゴに近付くことも難しい。【宝具】
『天よりも広く、天よりも清く(アイパルテノス・テオトコス)』
ランク:EX 種別:対悪/対界宝具 レンジ:― 最大捕捉:1人
かつて全能者イエスを宿した玉体。一つの世界観における宇宙を内包した規格外のギガ霊基。
常時発動宝具として、Aランク以下の魔術・物理攻撃を吸収するが、これでも本来の性能から格段に劣化している。
また、原罪を負うことなく生まれた無垢なる器は、あらゆる呪詛や狂気、とりわけ「人類の悪性」を完全にシャットアウトする。
本来は対界宝具や獣の災害すら飲み乾す容量と強度を持つが、人理の危機でもなければ真価が発揮されることは無い。
『幸いなるかな天の女王(レジーナ・チェリ)』
ランク:A+ 種別:神性宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
昇天により授けられた権威、或いは古き女神の権能を受け継いだ王冠。
荒事に不慣れなアルターエゴの為、あらゆる武力行使を代行する自動戦闘ユニットに改造されている。
警戒機能を備え、危険を感知すると宝玉から魔力光を発射して排除を試みる。天使型子機を放っての広範囲走査も可能。
真名解放を行うと、アルターエゴの頭を離れて十数メートルにまで巨大化し、高速回転しながら魔力砲撃をばら撒く殲滅形態に移る。
無差別攻撃で周囲を焦土に変えることも容易いが、この状態でもアルターエゴが望めば敵味方は正確に識別される。【解説】
イエス・キリストの母。ローマ・カトリック、東方教会で広く尊崇される大聖人。一般に聖母と尊称される。
『新約聖書』によれば、ダビデ王の末裔ヨセフと婚約したが、大天使ガブリエルから聖霊により処女懐胎したことを伝えられた。
ベツレヘムの厩舎でイエスを出産した後、ヘロデ王の嬰児虐殺を逃れてエジプトに渡り、ヘロデの死後はガリラヤのナザレに移り住む。
イエスが十字架刑に処されると、その遺言に従い愛弟子(伝統的にヨハネと同定される)に引き取られた。
正典におけるマリアの扱いは極めて小さく、以降は消息不明。伝承ではエルサレム、またはエフェソスで没したという。
『ヨハネの黙示録』にある「太陽を纏い、月を踏み、十二の星の冠を被った女」とも同一視される。
早くから神格化が為され、3世紀初期までに成立した外典『ヤコブ原福音書』では、正典には無いマリアの伝説が追加されている。
曰く、マリアもまたダビデの血を引き、受胎告知を受けて宿った特別な子であり、イエスを産み落とした後も身体は清いままだったと。
これは母系を介してイエスの神性を高める意味を持つと同時、マリアに「救世主の母」以上の聖性を与えようとした試みでもある。
413年のエフェソス公会議において「神の母(theotokos)」と認定されて以降、教会ではなく信仰に篤い民衆の主導によって、
マリアは生来原罪を免れ(無原罪の御宿り)、死後は肉体ごと天に召され(被昇天)、イエスに冠を授かった(聖母戴冠)等の伝説が生まれた。
罪を裁く厳しき男性原理のイエスに対し、罪を取り成す優しき女性原理のマリアは、中世を通じ神と人の仲介役として崇められた。
一方、聖書のみを権威と認めるプロテスタントの立場では、『新約聖書』での扱いに従いマリアに特別な信仰を見出さない。キリスト教が普及の過程で土着の神々の信仰を駆逐していく中、マリアに古来の女神信仰が吸収・反映されたとする見方がある。
復活と光輝のイメージを通してイエスと太陽が結び付くと、マリアは対存在である月、或いは太陽の先触れとなる明星に喩えられた。
これは月に縁深いイシスやアルテミス、金星を象徴するイナンナやアフロディーテといった女神たちと混淆した結果であろう。
盛んにアルテミスを信仰したエフェソス人たちは、マリアが神の母と認められると「アルテミスが神と再認された」ことに歓喜したという。
【人物】
イエスの母その人……ではなく、「信者が描く理想像」というマリアの一側面が異教の女神のエッセンスを核に成立したもの。
敬虔。貞淑。博愛。世間がイメージする「慈母」の最大公約数的なキャラクター。
史上と正典のマリアは具体的な記録に乏しい為、聖人伝やマリア顕現の言動が人格ベースになっている。
主と御子の教えを第一に考え、遍く世に平穏を齎すことを行動原理とする。嫌いなものは戦争と不敬、あと共産主義。
当時のユダヤ人少女の結婚適齢期に照らし、イエスを生んだと想定される14~17歳頃を全盛期と定義しているため、外見年齢もその辺り。
無原罪の御宿りにより原罪を免れたマリアは、万人に課せられた死からも免れたと解釈され、不老の存在とされることもあるらしい。
また、包み込むような母性を象徴してか、ミケランジェロのピエタや後期ビザンティン美術などでは敢えて大柄に描かれている。
よってこのマリアはロリ長身。美術上のマリアは年齢や体格どころか人種からして千差万別なので、召喚条件で容姿は大きく変動する。【元ネタ】史実(イングランド・七世紀)
【CLASS】セイバー
【真名】ペンダ
【性別】男性
【身長・体重】168cm・65kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。
【保有スキル】
セインの束ね:B
他者を“王のセイン”へと任命する事による能力強化・付与、
および一国の主としての軍団統率力。>>722
無冠の覇王:-
真名が明らかになるまで、相手からは能力と技能が実際より低く見える。
様々な理由から彼が覇者(ブレトワルダ)として記される事は無かったが、
生涯に七王国の王を五人死なせ、そのうち二人がブレトワルダであった。
ルーン魔術:B
北欧の魔術刻印ルーンを所持している。
彼を含むアングロサクソン王はウォーデン(オーディン)の子孫と記されるが、
ペンダは諸国の王と身内が多く改宗した時代においても異教王であった。
【宝具】
『樫に聖あり(オズウエストリ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
贄と対価、捧げ物と引き換えの自己強化。
『泉にて』に類似するが、贄となるものは彼自身のほか
捧げるに値する難敵の流血・命・遺骸が該当する。>>723
オズウエストリ、は本来
ペンダがオズワルド王を斃した地『オズワルドの樹』を意味する言葉。
彼はこの敵王の遺骸を引き裂き、首や腕を木柱に掲げさせたという。
キリスト教徒記述者はこれを大変に野蛮で残忍な所業と評したが、
異教視点では全く別の評があった …のかもしれない。
オズワルドの弟オスウィが一年後に兄の遺骸を取り戻した事、
更に後にはペンダを討ち果たした事実から、贄とした他者を
何らかの手段で“取り戻された”際は強化分が反転した弱体化を受ける。
【Weapon】
自らルーンを刻んだ直剣を用いる。
彼はマーシア王族で最も 勇敢な/血気盛んな 戦士だった、と記される。
ノーサンブリア王エドウィンの息子を自ら斬殺もしたという。>>724
【解説】
アングロサクソン七王国のひとつマーシアの盛期を築いた王ペンダ。
次世紀のマーシア最盛の王オッファと同じく強大な勢威を誇ったが、
ベーダの『教会史』、ウェセックスの『アングロサクソン年代記』は
この二人を格別の王(ブレトワルダ)として記すことが無かった。
教会(ペンダは異教王でありキリスト教徒王に大きな損害を与えた)
ベーダ(教会人、かつ大損害を与えたノーサンブリアの人間である)
ウェセックス王国(ペンダもオッファもこの国を惨敗させた)
と二人の王との関係がマイナスに影響したもの、と考えられる。
ブリテン島アングロサクソン諸族のうちで最大最後の“異教王”ペンダ
……本人が改宗しなかっただけで、殊更教会を敵視したのでもないのだが。
記録者によりペンダの即位時期・治世の年数が異なっており、
彼が正確にはいつからマーシアの王であったかはわからない、とされる。
祖王クレオダの子ピィバ王はペンダの父であったが、ピィバの次の王は
ケアルルであり、またペンダの兄弟エオワが王と記される事もあった。
覇者オズワルドが戦死した戦いでエオワもまた戦死したとされるのだが、
この戦いに至るまで彼はマーシア全土の王ではなかったのでは、とも。>>725
633年、ケアルルの娘クウェンベルガを娶ってもいた覇者エドウィンを
ペンダはグウィネズのブリトン人王カドワロンと共同して討ち果たした。
642年、エドウィンの後にノーサンブリアを復興させた覇者オズワルドをも
ブリトン勢と(カドワロンは既に亡い)協力して討ち、遺体を引き裂いた。
九世紀頃のウェールズ詩『キンズィランの嘆き』は、キンズィラン兄弟が、
「屈強なアルスル(アーサー)の仔犬達、堅牢な城塞」と称えられる者らが
準備万端の精兵七百を連れて“ピィドの息子”の望みに応じたとしている。
636年には東アングリアのエクグリック王と先王シゲベルトを討ち、
後には裏切った彼の元妹婿を匿ったアンナ王をも殺し、同国を従属させた。
ウェセックスを攻めチェンワルフ王を逐い、ノーサンブリアへも攻め入り、
とペンダはアングロサクソン諸王国において卓越した権勢を誇っていた。
だが655年、ノーサンブリアのオスウィ王とのウィンウェドの戦いにて、
兵力に勝っていたにも関わらずペンダは敗れ、討たれた。従軍させていた
東アングリア王アシルヘレや多くの将も討ち取られる惨敗であったという。
ペンダは首を落とされた(かつてオズワルドにそうしたように)、とされる。>>712
登録ありがとうございます「・・・うん、疑似霊基体、正常に起動っと。あなたが私のマスター、ってヤツなのね?
私は世界魚、世界を抱えるもの・・・を背に載せるもの・・・をさらに乗せるもの、ライダー、バハムート。
・・・でもあなたぐらいの人の子には、竜王とか竜神とか召喚獣とかのほうが印象強いのかな?
ま、どっちも私、バハムートであることには変わりなし!今後ともよろしくね!マスター君っ。」
【元ネタ】中東伝承/近代創作
【CLASS】ライダー
【真名】バハムート
【異名・別名・表記揺れ】バルフート/ルティーヤー
【性別】女
【外見・容姿】眩く輝く長髪と瞳を持つ大柄な女性。
体の各所には鱗やエラ、ヒレなどの魚の要素と捻じれた角や鱗に覆われた翼などの竜の要素が混じり合っている。
【地域】中東
【年代】神代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・竜種・超巨大・非ヒト科
【ステータス】筋力:EX 耐久:EX 敏捷:C 魔力:EX 幸運:C 宝具:EX
召喚された今の姿は本人曰くアバターのようなもの。世界魚としての姿も召喚されてはいるものの(物理的にも霊基的にも)デカすぎて地上に出ることは出来ないため虚数空間に潜航させている。>>728
【クラス別スキル】
対魔力:A(EX)
たとえアバターであろうとも「世界を背負う魚」と「最上位の竜種」の性質を併せ持つ彼女の霊基は大抵の魔術の影響を受けない。
今のアバターの出力では受けきれないと判断した時には虚数空間の世界魚に魔術を受け流すことも。
その規格外の霊基の前ではもはやいかなる魔術も海に粉砂糖を一粒づつ溶かしていくより僅かな影響しか与えられないだろう。
騎乗:EX
大地を抱え支える天使──の足元の土台となるルビーの岩盤──を背負う世界牛クユーサー──をその背に載せる世界魚こそがバハムートである。
自らが騎乗物である事と騎乗対象のスケールの大きさを鑑みればその騎乗ランクはもはや評価規格外とするよりほかにないだろう。>>729
【固有スキル】
無辜の怪物(竜):EX
後世の創作においてバハムートは竜の名前として使われるようになり、バハムートは魚ではなく竜として人々に知られることとなった。
・・・とはいえ本体が虚数空間から出られない彼女にとっては実数空間用のアバターの原材料にちょうどいいし何よりカッコいいと肯定的。
無辜の怪物によって自身の姿が変化しているのではなく無辜の怪物で作られたドラゴン「バハムート」という器に世界魚「バハムート」の情報を注ぎ入れることで今のアバター体を構成している。
ちなみに世界魚成分の多寡はその時次第で自由に増減可能である。
世界魚:E~A
大地を支える礎となる巨大魚であることを示すスキル。アバター体の世界魚成分が増えるほどスキルランクが上昇する。
その大きさはバハムートの鼻孔に世界の全ての海を入れたとしても、砂漠に置かれた芥子粒ほどにしかならないと例えられている。
また、その姿を見てあまりの大きさに驚いて気を失ってしまった「かの男」が三日後に目を覚ますと、まだ頭が目の前を横切っている最中だったという。
スキルランクに関係なくその体は常に「規格外の巨体」を持つものとして扱われ、ランクが上がるほど耐久系の能力が上昇する。
ドラゴンハート:E~A
竜の炉心、あるいは竜の宝玉と呼ばれる、竜としての彼女の魔術回路。アバター体の世界魚成分が減るほどスキルランクが上昇する。
無辜の怪物の影響により彼女は大いなる竜の力を己が力として振るうことが出来るようになった。
スキルランクに関係なくその体は常に「強大な竜種」であるものとして扱われ、ランクが上がるほど攻撃系の能力が上昇する。>>730
イブリースの唆し:E~A
嘗て悪魔王イブリースがバハムートを唆して地震を起こそうとしたが、神が彼女の目に羽虫を差し向けて注意を引きつけこれを収めたという。
この伝承が転じて世界魚の要素が強まったライダーは任意で地震を発生させることが出来るようになった。
自身を中心とした一定範囲の地面を激しく振動させて周囲にスタン効果のある攻撃を発生させる。
範囲と規模はスキルランクに比例して上昇、そのスキルランクは「世界魚」のスキルに連動して変化する。
魔力放出(閃熱):E~A
竜種としての彼女の攻撃方法。口腔内、或いは全身から魔力を激しい閃光や灼熱の業火として放つ。
放出量と威力はスキルランクに比例して上昇、そのスキルランクは「ドラゴンハート」のスキルに連動して変化する。>>731
【宝具】
「いいわ、特別に見せてあげる。これが私の真なる姿。世界を支えし礎の魚!」
『世界を背負う大勇魚(サマク・アフミル・アルド)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:測定不能 最大捕捉:測定不能
アバター体に限界まで世界魚の構成情報を注ぎ込み、彼女が存在する中世イスラムの宇宙を具現化した固有結界を展開、相手を引きずり込む「世界魚」としての彼女の宝具。
引き込まれた相手はまずどこまでも広がる大海原のど真ん中に放り出される。
そしてそこに現れるのが大地を抱え支える天使、その土台となるルビーの岩盤を背負う世界牛クユーサー、そしてそれらを背負う世界魚バハムートである。
もはや規格外という言葉ですら足りない文字通り「世界を背負う」巨体の前では対界宝具ですらまともな手傷を負わせることは難しい。
その巨体の前ではただの遊泳が進路上の全てを押し潰す蹂躙突撃となり、水面に発生する波紋ですら地上では有り得ない規模の大津波となる。
「今回はこっちの姿でお相手しましょう!霊基調整、疑似召喚術式起動!我こそ竜の神、幻獣の王、バハムートなり!!」
『究極幻想・竜王召喚(サモンマジック:バハムート)』
ランク:EX 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
アバター体から極限まで世界魚の構成情報を取り除き、その身を強大な竜へと変貌させる「ドラゴン」としての彼女の宝具。
ある作品では竜の神、別の作品では竜もしくは幻獣の王、時には原初の混沌より生まれし魔竜────どのような形であれ、『バハムート』の名を持つ竜はその世界における最強・最上の存在とされることがほとんどである。
世界魚としての自分を一時的に放棄、完全なる竜となり鉄をも切り裂く爪牙や圧倒的な膂力、迸る衝撃波の放出などといった強大な力を存分に振るう。
無論、竜の息吹(ドラゴンブレス)を放つことも可能、この姿で放つブレスは一見火炎や閃光のブレスに見えるが、あまりにもエネルギー総量が大きすぎるためか一切の属性を持たず、あらゆる防御手段で防ぐことが出来ない「無属性のブレス」となる。
一見荒ぶる怪物となったようにも見えるが、その実知性や理性を失うことはない・・・どころか普段以上に理知的な振舞いが出来るほど知性にもブーストが掛かっている。>>732
一見第二宝具の方が規模が小さく第一宝具に勝る所がない様に思えるが、あっちはあっちで範囲があまりにも大雑把に広すぎて狙った相手だけを狙うのは不可能だったりととにかく小回りが利かない性能をしているため、そこで使い分けが可能。
また第一、第二宝具両方に共通していることとして、発動に対してアバター体────ひいてはサーヴァントとしての霊基に尋常じゃない程負担が掛かることが上げられる。
一度使えば即消滅・・・とまではいかないが、基本的に一度の現界に際して何度も連続して発動できるものではないと考えるべきだろう。
【Weapon】
世界魚の影:虚数空間にいる世界魚としての自分の体のごく一部を影としてこの世界に一瞬だけ呼び出す。人間で言えば指先のほんのコンマ00数ミリにも満たないほど僅かな部位だが、元々が天文学的な巨体である以上それだけでも十分な武器として機能する。
竜の体:瞬間的に手足や内臓器官などから世界魚成分を減少させ竜型に変異、爪や尻尾を振り回したり閃熱のブレスを放つ。>>733
【解説】
中東の伝承に登場する巨大魚。その誕生は天地創造まで遡る。
神が大地を創造した際、その大地を支える土台が必要であると考えいくつかの礎が作り出された。
まず神は荒ぶる大地を背負い支える天使を生み出した。
それでも世界は安定しなかったので天使の足元にルビー(或いはヒヤシンス石)の岩盤を作り土台とした。
さらにその岩盤を支える存在として4万個の目、耳、鼻、口、4万本の歯、足を持つ世界牛クユーサーを配置。
そしてクユーサーを背に載せる存在として配置した眩い光を放つ巨大な魚(鯨、大海蛇とも)こそが世界魚バハムートである。
文献によってはかの大魚の本名はルティーヤーで、添え名はバルフート、あだ名がバハムートであるとされることも。
バハムートの下には広大な海が広がりその水域の下にあるのは暗闇とも虚空とも伝えられている。
虚空の下、世界の深淵たる最下層には何があるか人には知れないとされているが、千夜一夜物語では口の中に6つの地獄を持つ大蛇ファラクが存在すると語られている。
一説にはバハムートとは旧約聖書に登場する怪物・べヒモスがイスラム教に取り入れられ、姿を変えたものとされているが、海洋生物のような姿はむしろ対となるリヴァイアサンの方に近く、二つが混合したものとも考えられている。>>734
・・・以上のように本来バハムートとは巨大な魚のことである。
しかし近年ではバハムートはドラゴンの名前として扱われることの方が圧倒的に多い。
これはアメリカのある有名なTRPG作品においてバハムートを善サイドの「神の竜」と設定した影響が大きいとされる。
その後、日本で作られた世界的に有名なゲームシリーズで竜・幻獣の王、或いは最強の召喚獣として描写された影響で「バハムート=ドラゴン」というイメージが定着してしまった。
尤もそれ以前はバハムートの知名度はメジャー級とは言い難い状況だったことを鑑みれば、ドラゴンの「バハムート」が存在しなければ世界魚の「バハムート」を知るものはほとんど存在しなかったことだろう。
現在では世界魚バハムートの知名度もそこそこに上がって来ており、「最上級の竜種バハムート」ではなく「世界を支える魚バハムート」を元として描かれることも少しづつ増えてきている。
【人物像】
時々視点が極端に大局的になったりやたらに大雑把な性格をしていたりと巨大存在らしいところはあるものの、その存在スケールに反して人間に対する対応はとてもフレンドリー。
これはそもそも自分以外に「天使さま」と「クユーサー君」ぐらいしかいない職場に長い事居続けたためそれ以外の生物との接触、ひいては未知の刺激に飢えているためである。
無辜の怪物の影響については「バハムート」の知名度を上げてくれた概念としてとても感謝していることもあってか、凄まじく肯定的。なんなら魚より竜の方が人気有りそうかなー、とか考えて竜の姿でいることが多かったりする。
特技:泳ぐ事、職務上バランス感覚にも優れている
好きなもの:世界、そこに存在するすべての存在。
嫌いなもの:なし。善悪清濁問わずこの世界全てを好んでいる。
願い:しいて言うならもっとこの世界を自分の目で見て回りたい。
【一人称】私 【二人称】あなた、キミ、〇〇君/ちゃん/さん 【三人称】彼、彼女、あの人、あの子>>735
【因縁キャラクター】
天使:同僚、世界を支える存在。曰く「職務に忠実なとっても真面目な子」なんだとか。
クユーサー:同僚、天使を背負う世界牛。すっごいマイペースなのんびり屋で、よく暇を持て余して雑談に花を咲かせてる仲らしい。
タラスク:愛おしい様な申し訳ない様な不思議な感覚を感じるらしい。恐らく彼女がリヴァイアサンに縁のある存在だからだろう。
マルタ:上記の事もあってか、もう少しタラスク君に優しく出来ないか、とやんわりとお説教をする彼女の姿が確認されている。
メルトリリス:リヴァイアサンを組み込まれた存在。やっぱり何か縁のようなものを感じるらしい。
謎のアルターエゴ・Λ:「リヴァイアサンってそういう姿じゃあないと思うんだけどなぁ・・・」【元ネタ】史実(北イングランド・七世紀)
【CLASS】ルーラー
【真名】オズワルド
【性別】男性
【身長・体重】169cm・66kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
揺るぎない信仰心によって高い抗魔力を発揮する。
事実上、現代の魔術師では魔術で彼を傷つけることはできない。
真名看破:B
直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。
神明裁決:A
聖杯戦争に参加した全サーヴァントに二回令呪を行使する事ができる。
他のサーヴァント用の令呪を転用する事は不可。>>737
【保有スキル】
四言の長:B
一国の主としての集団統率力、また
召喚基盤から現界時に与えられなかったものを含む言語理解能力。
オズワルドは四つの言語が話される土地と人々を、すなわち
ブリトン、ピクト、スコット、アングルを治めたと語られる。
損なわれざる手:A
腕に限定した規格外の頑健相当の効果と、
握っている品に不壊の特性を与える力。
ある年の復活祭の日、彼が美食で満ちた銀皿を前にしていた時の事。
臣下の一人が、多くの貧者が王の施しを求めていると報告をして来た。
すると彼は立ち上がり、自らの食物を、どころか銀皿も砕いて与えた。
食事に同席していた聖エイダンは感嘆し彼の右手を握って言う、
「この手が決して衰えませんように」と。彼は遺体を晒されたが、
弟が奪還するまで、またその後も、その手は腐っていなかったという。>>738
閉じずの扉:A
オズワルド自身、またオズワルドの攻撃に対する
防御・防護・閉鎖・結界等の貫通(無視)効果付与。
魔力放出(光)を含む特殊スキル。
オズワルドの遺骨保管を彼の姪が望んだバードニー修道院は
彼が異国出の上に自分達を征服した過去から一度拒否したのだが、
戸外の天幕に放置した骨からは一晩中光の柱が天に伸びた。
驚嘆した彼らはこの奇蹟を見せた遺骨を丁重に保管する事を熱望し、
今後過ちを繰り返さぬよう、修道院からは大扉が取り払われたという。
この故事からはまた、扉を開けっ放しにする粗忽者への表現が生まれた。
「あなたはバードニーから来たんですか?」
【宝具】
『惜しみ無き振舞の手(ラウィグイン・オーバーロード)』
ランク:B 種別:対人絶技 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
不壊の腕を駆使しての、限度を超える魔力放出。
保有量・供給量の許す限り、天井知らずの威力向上を起こす。>>739
【解説】
アングロサクソン七王国時代、ノーサンブリアの王オズワルド。
同国の王にして母方のおじ、父の仇かつ第五のブレトワルダ(覇者)
エドウィンを上回る勢力を築き、第六のブレトワルダに挙げられ、
また弟にして後継のオスウィは第七のブレトワルダとなった。
父エゼルフリッド王が母アクハの兄弟エドウィン王に敗死した時、
その三人の息子は他国へ、次男オズワルドはダルリアダ王国へ逃れる。
エドウィンが、また長兄がグウィネズ王カドワロンによって殺されると
オズワルドは亡命先から帰国。634年の戦いでカドワロンを討ち果たし、
デイラ・バーニシア両国統合ノーサンブリア王国の統治者に至った。
統治期間のほぼ全てに渡り、彼はアングロサクソン最大の王であった、
とベーダは記し、『アングロサクソン年代記』はブレトワルダに挙げる。>>740
亡命中にキリスト教へ改宗していた彼は、カドワロンとの決戦前には
木の十字架を立てて兵士と共に祈り、これが勝利をもたらしたとして
キリスト教化を促進した。戦前夜に啓示の幻視をした、とも語られる。
オズワルドはアイオナ島から宣教に招いたエイダン(聖エイダン)に
根拠地としてリンディスファーン島を贈り、伝道を支援したという。
イングランドの言語に不慣れなエイダンの為に、スコット語に堪能な
オズワルド自らが伝道中の通訳を務めた、とも語られている。
642年、マーシアのペンダ王とブリトン諸王国連合との間に行われた戦、
オズウエストリ(『オズワルドの樹』)でのメザーフェルスの戦いで敗死。
自らに従った兵士達の魂の平穏を祈りながら亡くなった、と伝説は語る。
遺体はバラバラにされ、弟オスウィが取り戻し弔うまで晒されたという。
オズワルドは殉教の王、聖者として崇敬を受け、数々の奇蹟譚が語られた。
亡くなった地の土に奇蹟がある、とあまりにも多くの者が持ち去ったため
その場所には立った人が首まで隠れる穴ができた、とのことである。「貴様とは、背負っている宿命(もの)が違う」
【元ネタ】北欧神話
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】シンフィヨトリ
【異名・別名・表記揺れ】フィヨトリ、フィテラ
【性別】男
【身長・体重】190cm・95kg
【肌色】色白 【髪色】灰混じりの群青 【瞳色】琥珀色
【外見・容姿】毛皮と様々な武具を身につけた戦士の青年
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・愛する者・猛獣(宝具使用時)
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:C 魔力:C 幸運:D 宝具: C++>>742
【クラス別スキル】
復讐者:A+
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
シンフィヨトリはその出生故、極めて高いランクでこのスキルを有する。
忘却補正:C++
人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
時がどれほど流れようとも、その憎悪は決して晴れない。たとえ、憎悪より素晴らしいものを知ったとしても。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化する。
自己回復(魔力):C
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。
神性:B+
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされ、肉体的な忍耐力も強くなる。>>744
【宝具】
『餓狼狂昂(ウルフヘドナー)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
身に纏えばたちまちその者を人狼の狂戦士へと変える呪いの毛皮。
平時はシンフィヨトリの肩から背中にかけてファーマントとして装備されているが、真名解放すると肉体と一体化。五体と五感を狼を彷彿とさせる獣のそれへと変異・発達させる。
発動中は筋力、耐久、俊敏のステータスが1ランク上昇し、加えて「ベルセルク」「加虐体質」「野獣の論理」といったスキルが発動。シンフィヨトリは暴力の化身となり、マスターの言葉も殆ど耳に入らなくなる。その性質は高度な獣性魔術に酷似しており、攻撃には与えたダメージの回復を阻害する呪詛的な特性が宿る。
【Weapon】
『勇士の武具』
魔猪の牙から削り出した大小の剣、金属製の各種ナイフ、投げ斧、鉤爪付きの腕甲等の武具一式。>>745
【解説】
ヴォルスング一族に生まれ、復讐の宿命を生きた北欧指折りの勇士。竜殺しシグルドの異母兄。
シゲイル王に父ヴォルスングを殺されたシグムンドとシグニュー兄妹の近親相姦によって生を受け、復讐を果たすための兵器として育て上げられた生粋の武人。様々な困難に見舞われながらも復讐を成し遂げ、その後は王となったシグムンドと異母弟ヘルギを支えるヴァイキングとなるものの、継叔父との確執で彼を殺めてしまったことにより継母ボルグヒルドの恨みを買い、毒酒を飲むことを強いられ命を落とす。
復讐のために生まれながら皮肉にも復讐によって死した彼の魂は、渡し守に化けた大神オーディンによって直々にヴァルハラへと導かれ、1900年の月日を経た後に狼頭の英霊として北欧の地に顕現。姪アスラウグの歩みを見守った。
【人物・性格】
並外れた豪胆さと獣の如き雄々しさを兼ね備えた気高き武人。
アヴェンジャークラスでは復讐を成し遂げた18歳辺りの精悍な青年の姿で現界しており、狼頭の獣人であるライダークラスとは容貌が大きく異なるものの、その人となりは多少の若気が垣間見える程度で大きく変わらない。
冷えた鐡を思わせるストイックで泰然たる人物だが、絆を深めれば人一倍酒を好むなど意外に緩んだ一面も見せてくれる。>>747
【因縁キャラ】
シグムンド
父であり師。若きシンフィヨトリは復讐のためだけに自らを作った彼に対して複雑な感情を抱いているが、戦士としては最上の尊敬を向け息子であることを誇りとしている。
シグルド
異母弟。一度じっくり話をしてみたいと思っていると同時に、戦士の王とまで称されるその実力を実際に戦って確かめてみたいとも思っている。
アスラウグ
姪。死後に狼頭の獣人として出会っているため面識があり、これ以上なく溺愛している。
ラグナル
姪の夫。何やら相当に嫌悪しているようだが────?
【wiki登録】可【元ネタ】ペルシャ神話
【CLASS】アンノウン
【真名】ワルフラーン
【異名・別名・表記揺れ】ウルスラグナ この世、全ての英雄
【マスター】依代
【性別】なし
【身長・体重】?cm・?kg
【容姿】依代そのもの
【属性】なし
【地域】ペルシャ
【年代】神代
【ステータス】筋力:? (C) 耐久:?(C) 敏捷:?(C) 魔力:?(C) 幸運:?(C) 宝具:?(A)
()はワルフラーンに憑依された場合の最低保証値。
【クラス別スキル】
なし>>749
【保有スキル】
輝ける若人:EX
依代がワルフラーンになっている事を周囲に気付かせないスキル。権能クラスの観察・看破の宝具やスキルでも気付く事は至難の業。なおワルフラーンとなった依代自身もこのスキルによってワルフラーンである事に気付いていない。ワルフラーンである事を本人の前で暴かれた時、このスキルは無効化される。
十の貌を持つ者:EX
依代の功績に応じてクラスを獲得し、クラス名が依代が獲得したクラスにクラス名が塗り替わる。例えばセイバーのクラスを得た場合、クラス名がセイバーになり、アサシンのクラスを得た場合、アサシンのクラスに塗り替わる。クラス適正が複数ある場合、獲得したクラスで一番なりたいクラスを魂や精神から読み取り、そのクラスへと変化する。
障害を排す勝利者:C~EX
常時発動スキル。依代の功績と装備品の極限化。このスキルは如何なる手段をもってしても剥奪・無効する事は出来ない。またどれだけペルシャ神代の終わりを遠ざけても神代が終わったようにワルフラーンに憑依されない可能性と同じ結果となる。結果は変わらないが過程は変わるのだ。聖杯戦争に敗退するという結果に終わる場合、序盤で悲惨な最期を迎える筈だった依代は最終盤で致命傷を負うが霊基だけが失われ、五体満足な状態で人間に戻って敗退するも敗退するまでの過程や敗退した後、結果的に聖杯に願う筈だった望みが叶うという内容に変わる。これによって依代のクラススキル・保有スキル・宝具は決定する。>>750
【宝具】
『この世、全ての英雄(ワルフラーン)』
ランク:C~EX 種別:概念宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
障害を排す勝利者の内、特に大きな功績に対して発揮する宝具。依代の功績に応じた宝具を生み出す宝具。これまでの人生で最も大きな功績を宝具として昇華させる。中でもアラヤまたはガイア或いはその両方に大きな影響を及ぼす程の功績を立てた者が依代になると神霊級、冠位級の宝具を獲得する。この宝具は常に更新され、前の功績よりも今の功績が上回った場合、前の功績はスキルへと格下げされ、今の功績が宝具が昇華される。
『黄金煌めく神なる刃(ウルスラグナ)』
ランク:C~EX 種別:対剣宝具 レンジ:1 最大補足:2つ
障害を排す勝利者の内、現在依代が両手に持っている武器・兵器に対して発揮する宝具。C~EX相当の宝具へと変化させ、あらゆる刀剣を神造兵装へと変える。またあらゆる聖剣の担い手になり、手にした武器が元から神造兵装だった場合、神造兵装の持つ全能力を飛躍的に増幅させる。武器と兵器に宿る神秘の大きさによって変化し、一切の神秘が込められていない場合はC、魔術礼装ならばB~A、平均的なサーヴァントの宝具並の神秘を持つならばA~EXとなる。
『二元裁断す終焉の太陽(シャー・ナーメ)』
ランク:A~EX 種別:対城宝具 レンジ:1~1000 最大補足:1000人
壊れた幻想にも似た第二宝具で宝具化した武器・兵器に依存した宝具で、一度使用すれば使用した武器・兵器は灰となって消える。水素爆弾にも似た大破壊を齎すだけの力を持つ魔力砲撃だが、あくまでもそれは初期状態である広範囲拡散攻撃に使用した時の場合である。武器・兵器に集中させて使った場合、状態が変化し、武器・兵器の仕様によって効果が変わり、その変化は武器・兵器の種類の数だけ存在する。
故にこの力をどう活かすかは依代次第である。刀剣の場合、星の聖剣と同等の光の斬撃を放つことが可能であり魔力がある限り無制限で使用可能で、一回で使い潰すならばEXランクに引き上げる事が可能で、神造兵装の場合はEXランクの神造兵装増幅宝具として神造兵装を損なわず使用可能。
【weapon】
聖剣ウルスラグナ
剣が変異した武器。剣の姿は変わらず黄金色に輝く星の光を纏う。>>751
【解説】
それは天であり地であり人であり獣であり星であり秩序にして混沌そして中立、善にして悪そして中庸であり、またその全てではないあらゆる属性に成りえ、あらゆる属性を持たない無の存在で、地球におけるあらゆる生物に宿る性質を持つ。特にアラヤとガイアの連合軍を率いる指揮官となる運命にある人間はワルフラーンにとって最高の相性となる。とある大都市で戦争に苦しむ人々と都市に住んでいたペルシャ神代において神代の終わりを恐れた魔術師達は勝利を齎す救世主へと変生させる呪いを名も無き一般人に植え付け、救世主は誕生した。その救世主はその身を捧げて神代の終わりを遠ざけ、そして人々に勝利を齎してきた。しかしその神代の終わりも勝利の数々も一過性のもので、ワルフラーンを生み出した者達は腐敗していき、最後には腐敗によって生み出された腐敗への反逆の意思を示すワルフラーンによって滅ぼされ、新たなワルフラーンを生み出せずペルシャ神代の終焉を防いでいた牙城は崩された。
抑止力と契約がない限り依代は英霊の座に登録される事は無い。人間に憑依すると成長する性質を獲得し、依代の成長次第で肉体が肉弾戦を得意とするトップサーヴァントにも匹敵する力を手にする。聖杯戦争で召喚された場合は敗退するまでワルフラーンは肉体から消えることは無い。聖杯戦争で勝利し、生存した場合は依代が死ぬまで消える事は無い。
【人物像】
虚無。故に人格の主体はワルフラーンではなく依代にある。正確に言えば依代の性格が英雄や主人公気質に傾くが元よりその気質だった場合は精神的な変化は無い。依代ではなくワルフラーン自身の事を語る時は三人称で話す。まるでサーヴァント自身がサーヴァントという存在を語る様に。聖杯に善なる願いを求める者、世界を取り戻したい者、平穏を取り戻したい者に応えて憑依する。
特技:依代次第
好きなもの:依代次第
嫌いなもの:依代次第
天敵:依代次第
願い:依代次第
【一人称】依代次第【二人称】依代次第【三人称】依代次第
【その他】
エクストラクラスアンノウンとは名の通り正体不明のクラス。ワルフラーンの場合、霊基が確立していない為、不明となっている。ナウイ・ミクトラン前半において味方となったU-オルガマリーがこのクラスに該当する。
【wiki登録】
可【出典】史実
【CLASS】キャスター
【真名】ヘロドトス
【異名・別名・表記揺れ】歴史の父
【性別】男性
【身長・体重】178cm・80kg
【肌色】白 【髪色】銀 【瞳色】銀
【外見・容姿】20代前半ほどの筋肉質の青年。精神性は晩年のものだが、「世界を旅するのに一番向いていた頃の肉体」で召喚されている。
【地域】古代ギリシャ、トルコ
【年代】B.C.484~B.C.425(享年61)
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】(人型、竜属性、愛するものなど)
【ステータス】筋力:E 耐久:C 敏捷:C 魔力:C 幸運:B 宝具:A
筋力はそうでもないが、長旅の経験でタフネスと脚には自信がある。
【クラス別スキル】
陣地作成:-
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。
ヘロドトスはその足で各地を回り、伝承を蒐集したことで歴史の父となり、歴史に名を残した。その性質上、特定の陣地を作る能力は一切持たない。>>753
エンチャント:A
キャスターのクラススキル、道具作成が変化したもの。
名文付与とも言い換えられる。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
ヘロドトスが歴史書に記した事象は、それ自体が『歴史的事実』になる。歴史書に刻まれた英雄の逸話が宝具になるように、ヘロドトスが歴史を刻んだ物品は宝具になる。
歴史の父たるヘロドトスであれば、C~Eランク相当の宝具を作成可能。
【固有スキル】
対英雄:C
英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。
史実出典、およびギリシャ圏の伝承に出典を持つサーヴァントのステータスを1ランク低下させる。サーヴァントの本質である「伝承」そのものに対する干渉と妨害。
語り手:C
物語や伝説をいかに上手に口で語れるかを示すスキル。おそらく落語家の英霊も持っている。
ヘロドトスは詩人の家の出であり、「歴史」も訪れた先で口演されており、それにより広まったとされる。
【宝具】
『歴史・人界尋問(ヒストリエ―・ロゴポイオス)』
ランク:A 種別:対史宝具 レンジ:0 最大捕捉:3000年
ヘロドトスの『歴史』。歴史学という概念の原典。
神話から離れ、過去の事実を記述する「歴史書」という概念自体の始まりとなった一冊。
だが、現在からすれば荒唐無稽と見える幻獣や神話についても無節操に記述されているため、歴史書としての信憑性は比較的低いとされている。>>754
しかし、事実は異なる。この「歴史」こそが、未だ神秘の濃厚であった古代ギリシャの歴史を正確に書き記したものなのだ。
「過去を現在に投影する」という歴史の性質そのものを持ち、歴史書に刻まれた物体・生物・事象などを短時間現実に投影することができる宝具。
『歴史』だけでもエジプトのフェニックス、リビアの首なし魔人(アケパロイ)、中央アジアの一つ目巨人(アリマスポイ)とグリフォンにインドの大蟻などの怪物に、レオニダス1世やダレイオス1世などの英雄も召喚対象となっている。
さらに、「戦争」や「災害」のような現象そのものを再演することで単純火力を出すことも可能な汎用性の高い宝具。
【Weapon】
なし:時代背景的に最低限の魔術は修めてはいるが、基本的には宝具とスキルに特化したサーヴァントである。
【解説】
古代ギリシアの年代記作者(ロゴポイオス)。「歴史」の父と称される、原初の歴史家。
トルコ南西部のハリカルナッソスの名家で生まれたヘロドトスは、若かりし頃従兄弟の詩人パニュアッシスとともに僭主(テュランノス)であったリュグダミスに対する政争を行うも、従兄弟は殺され、ヘロドトスは国外追放されてしまう。
ヘロドトスはギリシャのサモス、アテナイに亡命し、その後の人生の中でヘロドトスはトゥリオイ、キュレネ、クリミア、ウクライナ南部、フェニキア、エジプト、バビロニアなどを転々と旅した。
こうして当時の基準における世界中を旅したヘロドトスは、そうして得た各国の知見と伝承を「聞いたままに記す」ことにした。これが『歴史』。人類史における、神話と決別した、過去の事実の記述と言う概念の発祥である。
「歴史の父」ヘロドトス。ヘロドトスの「歴史」出典のサーヴァントはレオニダスはじめ結構いるけど、当人は意外と僕鯖化されてなかった。
サーヴァントとは歴史の影法師なので、当然歴史そのものの主にして原典にして命名者であるヘロドトスをサーヴァントにしたら強い。と思うんだけどな。
wiki追加可能です。【元ネタ】見聞集 伝承
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】向崎甚内
【異名・別名・表記揺れ】高坂甚内
【性別】男性
【身長・体重】164cm・59kg
【外見・容姿】二刀流の忍者。忍び装束に身を固めた初老の男。
【地域】日本
【年代】安土桃山時代~江戸時代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ、隠密行動に適したスキル。
完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。>>756
【固有スキル】
忍術:A
忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。各流派によって系統が異なる。
向崎甚内の場合、我流の崩しが随所に見られるが、大本は甲賀流と思しい。
盗賊打破:C+
奉行所に協力し、盗賊へと堕ちていた忍者集団・風魔一党を狩った逸話から。
反英霊、特に海賊や盗賊の経歴があるサーヴァントに対する諜報や戦闘で、有利なボーナスを獲得する。
第五勢:A-
二刀の刀の利点、威力を最大限に発揮する構え。
二天一流の奥義を極めたとされる向崎甚内は、剣の哲理を含まない純粋な刀法においてのみ宮本武蔵に比肩する。
弱体化(病):D+
瘧を患っていた為に逃げ出せずに捕まったという逸話から。
病魔としての特性を持つ呪い等に対して耐性が低くなり、また罹患中は他のスキル(魔剣含む)が使用できなくなる。>>757
【宝具】
『我が魂魄、平癒の霊神とならん(わがこんぱく、へいゆのれいしんとならん)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
瘧(マラリア)に罹患したが為に捕まり、死後、瘧を平癒する神として祭り上げられた逸話から。
自身の霊核と引き換えに、対象のHPを回復し、病魔に由来するバッドステータスを改善する。
ただし、死者の蘇生や病魔に由来しないバッドステータスの治癒は不可。
『断善根(だんぜんごん)』
ランク:-(B相当) 種別:対人魔剣 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
「信不具足、撥無因果――! 二天一流、何するものぞ! 邪命外道の哲理を以って、その利剣を切り返す!」
師である剣豪・宮本武蔵を破るべく編み出した絶技。天元の華を刈り取るという一念の結実。
相手が行う判定の成功率が100%の場合のみ発動可能。その判定の成否を反転させ、ファンブルとする。
無空の境地に至りし天眼を、無限に至らずして打ち破らんとする妄念が生んだ魔剣。
一択となった状況の因縁生起を“殺.す”事で自性空――無空の境地を否定する。
未来を絞り込み確定させる天眼にとって天敵とも言うべき絶技。対象を“確定した因果”に限定した直死の魔眼とも言える。
なお武蔵は魔剣破りの術を持つ為、結局、通用しないのであった。>>758
【解説】
安土桃山時代から江戸時代にかけて江戸の街に蟠踞した盗賊。庄司甚内、鳶沢甚内と共に三甚内と呼ばれた。
北条家滅亡後、盗賊に堕していた風魔忍者と対立し、江戸町奉行所に協力して盗賊狩りに助力した。
その後、盗賊狩りの成果を武器に諸国に勢力を広げたが
親類や手下が各地で捕まった事で立場を悪くし、最終的に江戸幕府の手で市中引き回しの上で処刑された。
来歴はこの程度のものでしかない(それさえも確かとは言えない)が、後世、様々な伝説で彩られるようになり、その名を知られるようになる。
曰く、瘧に罹患していたが故に逃げる事が叶わず、その恨みから死後、瘧を治癒する神として祀られるようになった。
曰く、前身は武田信玄麾下の忍者だった。
曰く、武田四天王の一人・高坂弾正昌信の子で、武田家の再興を悲願としていた。
曰く、武田家滅亡後、宮本武蔵の弟子となって二天一流の奥義を修めたが、剣腕に驕り辻斬り追い剥ぎを働き破門された。
これらは皆、後世の付託によって語られるようになった伝説である。
【独自設定】
だが、本稿ではその伝説は真実だったのだと定める。
尤も、師匠としたのは宮本武蔵は宮本武蔵でも、並行世界を渡り歩くストレンジャー――女武蔵の方であったが。
(そもそも武蔵が二天一流を号したのは甚内の没年の後であり、円明流と名乗っていた)>>759
巷説によれば、甚内が武蔵の弟子になったのは齢11の頃だったとされる。
武蔵がなぜ甚内を弟子にしたのかは分からない。案外、美少年だったから心惹かれた、という程度の些末な理由だったのかもしれない。
だが、甚内には天禀があったのか、十年の修行の末に二天一流の奥義を修めるまでに至ったという。
無論、女武蔵の放浪――並行世界を渡り歩く旅路に同道は叶わない以上、手ほどきを受けた後は一人で修行を重ねたのだろうが。
皮肉にも、その剣才が甚内を剣の魔道に引き込む事となる。
十年後の世界に再び現れた女武蔵は、彼を破門した。
破門としながらも殺めるまでには至らなかったのは、剣の魔道に堕ちたかつての弟子への哀れみの故か。
それとも自らの剣者としての位階を高める相手となりうると思っていたからか。
【因縁キャラ】
宮本武蔵:剣術の師。かつては旅路を共にした事もあったが、人斬りの魔道に堕ちたのを切っ掛けに破門された。
だが、甚内が人斬りの魔道に堕ちた理由が「宮本武蔵を斬る術」を探し求めてのものだという事を、武蔵は知らない。
甚内の魔剣が武蔵が空位に辿り着く事を前提としていた――天元の華は必ず空位に辿り着くと信じていた――事も。
風魔小太郎:かつて陥れた相手。風魔党とは影の世界で幾度となくやり合った間柄であり、宿敵と言っていい関係にある。
“病”:天敵となる英霊。どうやっても敵わない相手。
【Wiki登録】可。【元ネタ】史実(イングランド・七世紀)
【CLASS】セイバー
【真名】オスウィ
【性別】男性
【身長・体重】165cm・60kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。
【保有スキル】
信仰の加護:B
信仰から生まれる精神と肉体の絶対性。
オスウィは多くの修道院を築き、ローマから司教・大司教を招き、
宣教者を支援し、また自ら説いて他国の王や王子を改宗させた。>>761
福音の鎖:D
宝具の片鱗、金鎖による行動阻害。敵対者の筋力・敏捷を下降させる。
ただし、宝具による特攻付与対象外の相手には影響を与えられない。
魔力放出(水):B
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、
瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
オスウィがペンダ王を討ち果たした戦いの“実際の”展開は不明瞭だが、
ベーダが物語る所、娘と土地を信仰の道に捧げる事を誓い戦勝を祈った彼は
自軍の三十倍にもなる敵軍を打ち破り、また折しも降りしきる雨で氾濫した
ウィンウェド川は、剣による以上に多くの軍兵を死に至らしめたという。
神の加護:C
兄王の遺骸や墓、関わりある地の土にさえ見られたという奇蹟の一端、
治癒と耐火の護りに与る事ができる。ペンダ王の命で晒されていた
オズワルドの首と腕とを彼は軍を率いて取り戻し手厚く弔ったとされ、
また遺骨はオスウィの娘によってバードニー修道院へ収められた。>>762
【宝具】
『揃い慶ぶ祭礼の日(エアンフレッド・ブレッシング)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
生前に譲られたと伝えられる聖遺物の護り、また
彼と信仰を異にする/信仰自体を持たない 者への特攻付与。
パトリキウス(アイルランド)やコルンバ(スコットランド)系の
キリスト教徒だったオスウィは、カトリックの妻と典礼暦が異なったが、
あるとき妻と自分の復活祭(イースター)がズレていることに気付き、
極めて重大なこの祭事を一致させるべくウィットビー教会会議を開いた。
会議の結果、ローマカトリックの定める復活祭が正統だ、と決まった。
南北で信仰の差異があったイングランドにおいて、ローマカトリック式が
国教会樹立までの八百数十年に渡り主流となる歴史的契機だ、とされる。
会議翌年頃、時のローマ教皇ウィタリアヌスはオスウィ夫妻へ
ペトロ、パウロ、ヨハネ(洗礼者でなく使徒の方の)、ラウレンティウス、
パンクラティウス、グレゴリウスの聖遺物を、またエアンフレッド妃へは
ペトロとパウロの至聖の鎖に黄金の鍵と十字架を贈ったという。>>763
【Weapon】
ペンダ王との決戦にて携えていた剣
【解説】
七王国時代の王、第七の覇者オスウィ(オズウィ、オスウィグ)。
バーニシアのエゼルフレッド王とデイラの王女アクハの間に生まれた子、
第五の覇者エドウィンの甥にして娘婿、第六の覇者オズワルドの弟。
エドウィンがエゼルフリッドを打ち倒した時、その子らは各地へ亡命した。
エンフリスはピクトへ、オズワルドはダルリアダへ、そして幼子オスウィは
オズワルドと同じダルリアダもしくはアイルランドへ逃れた、と見られる。
エドウィンの、それとエンフリスの死後ノーサンブリアを治めたオズワルドは
マーシアのペンダ王とブリトン連合に敗死し、遺体をバラバラに引き裂かれた。
兄の後継として王に立ったオスウィは、エドウィンの娘エアンフレッドを娶り、
デイラを治めていたオズウィンを倒し、オズワルドの子にデイラを継がせた。>>764
ペンダ王とは互いの子を娶せ一時は良好な関係を保っていたかに思われたが、
655年、ウィンウェドの戦いにて二人は戦い、意外にもオスウィが大勝する。
兵力に劣っていた彼が、ペンダ王とイーストアングリアのアシルヘレ王を
ここで諸共に討ち、オスウィはアングロサクソン最大勢力を誇る王となった。
直後のマーシアはペンダの子ペアダとオスウィが分割して治めていたのだが、
ペアダは妻(オスウィの娘)黙認のもと毒殺され、オスウィが全土を支配する。
またイーストアングリア、ケント、マーシアの王族と姻戚を結び関係を強化、
覇者としての安定を求めた。しかしペアダ毒殺の件からマーシアで反乱が発生、
それにより立ったマーシア新王の政策、オスウィ自身のスコットランド戦争、
これらによりノーサンブリアの支配力は低下。南方への影響力は失われた。
オスウィ自身は670年に58歳で病死し、ウィットビー修道院へ埋葬された。
基督教会とは良好な関係を保ち、ローマの教皇からは数々の聖遺物を贈られた。
彼の死から約百年後、フランクへ招かれカロリングルネサンスに協力した司教
アルクィンは彼を「まことに正当かつ公正な法を敷き、戦を経た征服に依らず
平和の裡に支配し、不幸な人々へ気前よく、敬虔で、何者にも公平」と記す。
いくらなんでも贔屓目が過ぎる。【元ネタ】史実(■■■■(国名)史)
【CLASS】アーチャー
【他クラス適性】キャスター
【別名】製造のアーチャー
【真名】■■■■・■■■■■■■■
【性別】男性
【属性】混沌・中庸・人
【その他隠れ特性】人型、ヒト科
【ステータス】
筋力:D 耐久:E 敏捷:A 魔力:E 幸運:B 宝具:A
【クラススキル】
単独行動:C
アーチャーのクラスに与えられるクラススキル
マスター不在・魔力供給無しでも長時間現界していられる能力。マスターを失っても、通常であれば、Cランクであれば1日は現界が可能。
道具作成:B
サーヴァントとして現界するにあたっての解釈としてキャスターのクラススキルが付与されたと思しい。
魔術に関する魔具・礼装の作成は苦手としており、専ら■■の作成に偏っている。>>766
対魔力:D
アーチャーのクラスに与えられるクラススキル
魔術に対する抵抗力。Dランクだと、一工程(シングルアクション)によるものまで無効化する。魔力避けのアミュレット程度。
■■審美:D+
芸術審美に似て非なるスキル。要は、千子村正が有する「刀剣審美」スキルの亜種・バージョン違い。
武装に対する理解。宝具ではなく通常武器を一目見ただけで、どのように戦うべきかを把握する。
Dランクであるため■■系の武装についてしか把握できない。
味方に対してかなり有益な助言として働き、敵に対しては武装の優位性を大きく削ぎ落す事になる。
アーチャーはたしかに生前■■を製造したが、とは言えそれはアーチャー自身が直接携わったわけではなく、製造業を営む■■家としての功績であり、そもそも■■そのものに対する興味があったわけでもなければ、単に一大事業に乗り出すチャンスとして■■製造産業に参入しただけに過ぎないため基本的に商品として見定める■■者目線でしかない。それ故のDランクである。但し、自社製品と同系統の■■、つまり■■■■に対しては専門家や愛好家■■■■、蒐集家と並ぶ程、あるいはアーチャー自身もそうした者たちと同類として名を連ねられるほどに審美眼が極まる。そうしたプロフェッショナルとは観点やアプローチの入り口が違っていても、最終的な評価や結論といったところは彼らと同じに地点に至るといった具合。
【固有スキル】
概念改良(■):A
トーマス・エジソンの持つ「概念改良」スキルの派生スキル
古今東西、あらゆる■■に更なる長所を付け加える反則特権を示すスキル
アーチャーが創業した■■■■■■■■・■■■■■■■■■■■は代表製品である■■■■■■■■■■■■シリーズ初期モデルの人気が出始めてからも決してそれに胡坐をかくことなく、その後も幾度も品質改良を重ねていき、何作もの改良品を産み出し続けてきた。そうした社が歩んできた歴史、或いは代表製品である■■■■■■■■■■■■の歴史が元となり獲得したスキル>>767
大量生産(■):C
トーマス・エジソンの持つ「大量生産」スキルの派生スキル
アーチャーの開発が導いた世界(■■■■■■)の歩んだ開拓の路・形。武器である■■■■(宝具で使用するものより神秘のレベルがいくらかランクダウンした劣化版)をほぼ無限に近い域で量産可能。但し、宝具より質は劣るものしか産み出せない代わりに、かなり高い自由度でのカスタマイズが可能であり、使用する人物の特性や相性などに合わせ様々な形態へ変形させることができるという柔軟性に長けている。
商才:A+
メアリー・アニングの保有するスキルと同名のスキル
商売事において大局の流れを読む眼を持ち、市場においてその時々の需要と供給、消費者のニーズなどの見抜き、分析して、それに応えられる形を作り出すことができる商売人というよりは■■家としての才能を示す。
アニングの「商才」スキルとは異なり、あちらは話術に寄ったアウトプットのスキルであるのに対し、アーチャーの場合は分析に寄ったインプットのスキル。どちらかと言えば諸葛孔明(ロード・エルメロイⅡ世)の持つ「鑑識眼」スキルに近い。
しかし、必ずしも分析だけに留まらず、その結果に適した柔軟な対応ができるという点で、「軍略」にも共通する戦術系スキルに近い。但し、あまり戦闘などに直接的に応用することはできず、やはり商売或いは最低でも契約や取引といった形を取らなければ発揮できない。
■■の起点:EX
アーチャーが、■■■■■■■■・■■■■■・■■■に棲み付く(■く)■■たちが激しく憎んでいる■■■■を製造・販売した会社を創設した、謂わば■■の元凶たる人物である事が元となるスキル
アーチャーが作成した■■■■をアーチャー自身は勿論、アーチャー以外の人物が使用してもその度に誰かしらから怨みや敵対心を買ってしまう。アーチャーを視界に入れている者であれば、全員アーチャーに強制的に意識が向けられてしまうことにもなる。また、単純にアーチャーに敵対心を向けない人物が周囲に存在すれば巻き込んでしまったり、アーチャーへの怨みや敵対心の間に否定しようとするなどして割って入ろうとする人物や味方しようとする人物もアーチャー同様に怨みや敵対心の対象になりうる危険を伴う。基本的にはバッドステータスとして働く。>>768
人材配置:B
どの分野のおいてどの人間が最も適切かを的確に見抜く能力を示すスキル
情報さえ揃えれば敵の動きを正確に予測することにも活用することができる。アーチャーがカリスマ系スキルを保有していれば組み合わせによってかなり強力な指揮官としての振舞いも可能となるような潜在性を秘めたスキルでもある。
【宝具】限り無く拡がる■■廟館(ストレンジ・■■■■■■■■・■■■■■■)
ランク:C~EX
種別:対軍宝具/結界宝具
レンジ:―
最大捕捉:6,400人
アーチャーの業によって招いた■■であり、息子の代にその妻、つまりは義理の娘に■■の負債を背負わせることとなったために誕生した、現代においても極めて有名な■■■■、すなわち「■■■■■■■■・■■■」を魔力により造り上げる宝具。
■■■■の■■■■■■■州に佇み、今尚■■■■■■として人気も誇る現存する宝具である。アーチャーの義理の娘が、アーチャーの創設した■■製造会社の商品である■■■■■■■■■■■■による■■者たちの■■を鎮めるために、建造着手から彼女が死去するまでに渡る■■年間ずっと■■し続けたという建造物。そのため、本来であれば彼女こそがこの宝具の主として相応しいが、アーチャーはその■■たちを生み出した元凶とも呼べる存在であるために、彼自身が屋敷に宿る■の■を最大限増幅させて活かす存在として使用している。
■■年間増幅し続け、今もなお蓄積されている■■・■■たちの巣窟。その■■の■先である■■を生み出した元凶たるアーチャーがこの屋敷を宝具として使用することによって、この屋敷が持っていた本来の特性である、永久的に増幅し続ける■■・■■たちとそれに伴う屋敷の■■という性質が復活し、その度合いを増す。つまり、■■・■■たちは際限無く増え続け、さらには■■■■■■■■■■■■のみならず近代■■の■■者となった■■・■■たちまでをも引き寄せ続け、それに伴い屋敷内部も■■を繰り返すことにより■■化し、最早■■■■に等しい空間と化す。>>769
(続きから)
一度内部に囚われた者は神秘を用いずして独力での脱出はほぼほぼ絶望的であり、時間が経てば経つ程脱出の可能性は下がり続け、無限に数を増し続ける■■・■■たちを相手にし続けねばならない。■■・■■たちも時間経過と共に強力な存在が増え続け、屋敷が■■■■と化そうとも遭遇率は上がり続けるので次々に襲い掛かってくることになる。また、■■・■■たちは近代■■と■■■■に対して強い耐性を持ち、尚且つそれらの■■を携行する者を真っ先に嗅ぎ付ける。
【宝具】■■の征服者(■■■■・■■■ズ)
ランク:E~A
種別:対軍宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1,866
アーチャーの創設した■■製造会社「■■■■■■■■・■■■■■■■■■■■」の看板製品であり、■■■■■■時代のあらゆる■■で活躍し、■■を制したモデルの1つであり時代を代表する■■■■の宝具。
■■■■■■時代のその更に一時代において、■■■■を目指し奮闘した人々や■■■の人々からも愛された、■■■■■■■が誇った栄華を神秘として再現する。
■■製造会社「■■■■■■■■・■■■■■■■■■■■」の創設者たるアーチャーがスキルにより作成した1,800を超える数の大量の■■■■■■■を空中に展開し、一斉射撃でもって複数の敵・敵軍を葬る。
【Weapon】■■■■■■■■■■■■(■■■■■■■■・■■■■■■■■■■■社製の■■■■全般)、■■・■■>>772 正解です!ありがとうございます!
【元ネタ】アメリカ史
【CLASS】アーチャー
【他クラス適性】キャスター
【別名】製造のアーチャー
【真名】オリバー・ウィンチェスター
【性別】男性
【属性】混沌・中庸・人
【その他隠れ特性】人型、ヒト科
【ステータス】
筋力:D 耐久:E 敏捷:A 魔力:E 幸運:B 宝具:A
【クラススキル】
単独行動:C
アーチャーのクラスに与えられるクラススキル
マスター不在・魔力供給無しでも長時間現界していられる能力。マスターを失っても、通常であれば、Cランクであれば1日は現界が可能。
道具作成:B
サーヴァントとして現界するにあたっての解釈としてキャスターのクラススキルが付与されたと思しい。
魔術に関する魔具・礼装の作成は苦手としており、専ら銃器の作成に偏っている。>>773
対魔力:D
アーチャーのクラスに与えられるクラススキル
魔術に対する抵抗力。Dランクだと、一工程(シングルアクション)によるものまで無効化する。魔力避けのアミュレット程度。
銃器審美:D+
芸術審美に似て非なるスキル。要は、千子村正が有する「刀剣審美」スキルの亜種・バージョン違い。
武装に対する理解。宝具ではなく通常武器を一目見ただけで、どのように戦うべきかを把握する。
Dランクであるため銃器系の武装についてしか把握できない。
味方に対してかなり有益な助言として働き、敵に対しては武装の優位性を大きく削ぎ落す事になる。
アーチャーはたしかに生前銃器を製造したが、とは言えそれはアーチャー自身が直接携わったわけではなく、製造業を営む事業家としての功績であり、そもそも銃器そのものに対する興味があったわけでもなければ、単に一大事業に乗り出すチャンスとして銃器製造産業に参入しただけに過ぎないため基本的に商品として見定める事業者目線でしかない。それ故のDランクである。但し、自社製品と同系統の銃器、つまりライフルに対しては専門家や愛好家ガンナー、蒐集家と並ぶ程、あるいはアーチャー自身もそうした者たちと同類として名を連ねられるほどに審美眼が極まる。そうしたプロフェッショナルとは観点やアプローチの入り口が違っていても、最終的な評価や結論といったところは彼らと同じに地点に至るといった具合。
【固有スキル】
概念改良(銃):A
トーマス・エジソンの持つ「概念改良」スキルの派生スキル
古今東西、あらゆる銃器に更なる長所を付け加える反則特権を示すスキル
アーチャーが創業したウィンチェスター・リピーティングアームズは看板製品であるウィンチェスターライフルシリーズ初期モデルの人気が出始めてからも決してそれに胡坐をかくことなく、その後も幾度も品質改良を重ねていき、何作もの改良品を産み出し続けてきた。そうした社が歩んできた歴史、或いは看板製品であるウィンチェスターライフルの歴史が元となり獲得したスキル>>774
大量生産(銃):C
トーマス・エジソンの持つ「大量生産」スキルの派生スキル
アーチャーの開発が導いた世界(西部アメリカ)の歩んだ開拓の路・形。武器であるライフル(宝具で使用するものより神秘のレベルがいくらかランクダウンした劣化版)をほぼ無限に近い域で量産可能。但し、宝具より質は劣るものしか産み出せない代わりに、かなり高い自由度でのカスタマイズが可能であり、使用する人物の特性や相性などに合わせ様々な形態へ変形させることができるという柔軟性に長けている。
商才:A+
メアリー・アニングの保有するスキルと同名のスキル
商売事において大局の流れを読む眼を持ち、市場においてその時々の需要と供給、消費者のニーズなどの見抜き、分析して、それに応えられる形を作り出すことができる商売人というよりは事業家としての才能を示す。
アニングの「商才」スキルとは異なり、あちらは話術に寄ったアウトプットのスキルであるのに対し、アーチャーの場合は分析に寄ったインプットのスキル。どちらかと言えば諸葛孔明(ロード・エルメロイⅡ世)の持つ「鑑識眼」スキルに近い。
しかし、必ずしも分析だけに留まらず、その結果に適した柔軟な対応ができるという点で、「軍略」にも共通する戦術系スキルに近い。但し、あまり戦闘などに直接的に応用することはできず、やはり商売或いは最低でも契約や取引といった形を取らなければ発揮できない。
禍根の起点:EX
アーチャーが、ウィンチェスター・ミステリー・ハウスに棲み付く(憑く)亡霊たちが激しく憎んでいるライフルを製造・販売した会社を創設した、謂わば呪いの元凶たる人物である事が元となるスキル
アーチャーが作成したライフルをアーチャー自身は勿論、アーチャー以外の人物が使用してもその度に誰かしらから怨みや敵対心を買ってしまう。アーチャーを視界に入れている者であれば、全員アーチャーに強制的に意識が向けられてしまうことにもなる。また、単純にアーチャーに敵対心を向けない人物が周囲に存在すれば巻き込んでしまったり、アーチャーへの怨みや敵対心の間に否定しようとするなどして割って入ろうとする人物や味方しようとする人物もアーチャー同様に怨みや敵対心の対象になりうる危険を伴う。基本的にはバッドステータスとして働く。>>775
人材配置:B
どの分野のおいてどの人間が最も適切かを的確に見抜く能力を示すスキル
情報さえ揃えれば敵の動きを正確に予測することにも活用することができる。アーチャーがカリスマ系スキルを保有していれば組み合わせによってかなり強力な指揮官としての振舞いも可能となるような潜在性を秘めたスキルでもある。
【宝具】限り無く拡がる亡霊廟館(ストレンジ・ウィンチェスター・メイズハウス)
ランク:C~EX
種別:対軍宝具/結界宝具
レンジ:―
最大捕捉:6,400人
アーチャーの業によって招いた呪いであり、息子の代にその妻、つまりは義理の娘に呪いの負債を背負わせることとなったために誕生した現代においても極めて有名な幽霊屋敷、すなわち「ウィンチェスター・ハウス」を魔力により造り上げる宝具。
アメリカのカルフォルニア州に佇み、今尚心霊スポットとして人気も誇る現存する宝具である。アーチャーの義理の娘が、アーチャーの創設した銃器製造会社の商品であるウィンチェスターライフルによる犠牲者たちの亡霊を鎮めるために、建造着手から彼女が死去するまでに渡る38年間ずっと増築し続けたという建造物。そのため、本来であれば彼女こそがこの宝具の主として相応しいが、アーチャーはその亡霊たちを生み出した元凶とも呼べる存在であるために、彼自身が屋敷に宿る負の力を最大限増幅させて活かす存在として使用している。
38年間増幅し続け、今もなお蓄積されている亡霊・怨霊たちの巣窟。その怨みの矛先である兵器を生み出した元凶たるアーチャーがこの屋敷を宝具として使用することによって、この屋敷が持っていた本来の特性である、永久的に増幅し続ける亡霊・怨霊たちとそれに伴う屋敷の拡大という性質が復活し、その度合いを増す。つまり、亡霊・怨霊たちは際限無く増え続け、さらにはウィンチェスターライフルのみならず近代兵器の犠牲者となった亡霊・怨霊たちまでをも引き寄せ続け、それに伴い屋敷内部も拡張を繰り返すことにより複雑化し、最早異界迷宮に等しい空間と化す。>>776
(続きから)
一度内部に囚われた者は神秘を用いずして独力での脱出はほぼほぼ絶望的であり、時間が経てば経つ程脱出の可能性は下がり続け、無限に数を増し続ける亡霊・怨霊たちを相手にし続けねばならない。亡霊・怨霊たちも時間経過と共に強力な存在が増え続け、屋敷が異界迷宮と化そうとも遭遇率は上がり続けるので次々に襲い掛かってくることになる。また、亡霊・怨霊たちは近代兵器と射撃武器に対して強い耐性を持ち、尚且つそれらの武器を携行する者を真っ先に嗅ぎ付ける。
【宝具】西方の征服者(イエロー・ボーイズ)
ランク:E~A
種別:対軍宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1,866
アーチャーの創設した銃器製造会社「ウィンチェスター・リピーティングアームズ」の看板製品であり、アメリカ西部時代のあらゆる戦場で活躍し、西部を制したモデルの1つであり時代を代表するライフルの宝具。
アメリカ西部時代のその更に一時代において、西部開拓を目指し奮闘した人々や先住民の人々からも愛された、イエローボーイが誇った栄華を神秘として再現する。
銃器製造会社「ウィンチェスター・リピーティングアームズ」の創設者たるアーチャーがスキルにより作成した1,800を超える数の大量のイエローボーイを空中に展開し、一斉射撃でもって複数の敵・敵軍を葬る。
【Weapon】ウィンチェスターライフル(ウィンチェスター・リピーティングアームズ社製のライフル全般)、亡霊・死霊
【因縁キャラ】
ビリー&ジェーン…同じ時代に活躍したアメリカの英雄。おそらく彼らもウィンチェスターライフルを目にしたことがあると思われる。二人とも同時代の有名なガンマンであるため、アーチャーは早速営業の話を持ち掛けたいと考えてワクワクしている。
ジェロニモ…同時代を生きたアメリカの先住民族の英雄にして生前に「センティニアル」というウィンチェスターライフルを愛用していた経歴も持ち合わせており、オリバーからしてみれば大手の顧客である。とは言え、彼本人は戦争によって血が流れることは憎むべき事と捉えている性格であるため、単に人を傷つけることしか目的にしない武器であるライフル銃を売り付けられようと迷惑にしか思わないのだが。>>777
織田信長…大量の銃器を展開して戦うアーチャークラスのサーヴァント。さらには生前、日本に伝来した火縄銃種子島の構造を分析して自力で量産させたこともあるため、オリバーとしては特許を取らねば技術がそのまま盗まれることを危惧していると同時に、提携先としてタッグを組み更なる技術の革新が狙えるかもしれないという考えもあり揺れ動いている。
コヤンスカヤ…近代兵器を売り出すビジネスを展開しているサーヴァント。お互い競合相手になるかもしれないと警戒して普段は邪険にしているが、互いに相手の出方次第で場合によっては企業提携も吝かではないと見据えている。しかし、オリバーに至ってはゆくゆくは生前同様にNFFを買収し、事業拡大、銃器製造については更なる品質向上と市場拡大を狙う算段の腹積もりでいるが、残念ながら彼女の方からは薄々その浅慮な野望を見透かされている。
千子村正…あちらは刀剣ではあるが武器を製造(鍛造)するサーヴァント。村正の場合は本人が刀剣を造るが、オリバーはあくまで銃器製造の組織を運営・取り締る側であり村正とは武器に対する目線が異なる。オリバーはやはり銃器を武器というより商品として捉えているため武器についての扱いから価値観などあらゆる点で相違はある。
その他銃火器系サーヴァント…後々顧客になる可能性があるサーヴァントを対象としてセールスチャンスあるいはビジネスチャンスを堂々と狙っている。
エジソン…オリバーにとっては自国の次世代の偉大な発明家にして実業家。エジソンの大量生産技術や製品改良技術などのノウハウを吸収すれば、生前では成し得なかったほどの更なる自社製品の改良発展・技術革新を遂げられるのではないかと、そのノウハウを教授してもらおうと事ある毎にスカウトに勤しんでいる。
ミス・クレーン&ハベトロット…オリバーは元々衣類製造業を営んでいたため、衣類について多少は理解があるが、二人の超絶的な技巧には手作りとは思えないどであると度肝を抜かしている。
ドレイク&ジャック・ザ・リッパー&ニトクリス&エレシュキガル…
亡霊や死霊、怨霊などと関わりの深いサーヴァント達。そういう意味では少なくとも宝具の相性はあまりよくない。>>778
武則天…お化け系苦手筆頭。普段はあまり亡霊・死霊の要素を潜めているが、宝具は思いっきり幽霊屋敷であるため、質が悪いとか何とかでかなり警戒されている。
アステリオス…まるで迷宮のようなオリバーの宝具に対し、こちらは紛うことなく本物の迷宮の宝具で、宝具の性質的に少し類似しているサーヴァント。
【解説】
真名オリバー・ウィンチェスター。19世紀アメリカの西部開拓時代に覇権を握った狩猟用ライフルやショットガンを多く製造した銃器製造会社ウィンチェスター・リピーティングアームズの創業者にしてコネチカット州の副知事を務めた経歴も併せ持つ政治家。オリバーは近代銃器を扱う英霊ではあるものの、あくまでただ銃器製造会社を営んでいた一介の経営者・事業家に過ぎず、兵役があったわけでもなく戦士やガンマンでもないため、エクストラクラスの一つであるガンナークラスの適性までは有していない。
義理の娘であるサラ・ウィンチェスターの代に建造された「ウィンチェスターハウス」は現在でもアメリカ有数の心霊スポットとして有名且つ人気の幽霊屋敷であり、オリバーは幽霊屋敷を建造するに至った経緯からして元凶に値する人物に他ならない。
元々は衣類製造業を営んでいたが、その類稀な市場の流れを読む慧眼によって当時財政難の危機にあった銃器製造会社スミス&ウェッソンの子会社を買収、その後筆頭株主となりウィンチェスター・リピーティングアームズ社の先駆けとなるニュー・ヘイブンアームズ社を創り本格的に銃器製造事業に乗り出した。そして、元々子会社時代から販売していたヴォルカニック銃の他社の製品と比較した品質劣化に起因する課題を、優秀な技術者であったベンジャミン・タイラー・ヘンリーに一任し、見事課題クリアに導いたことでオリジナル製品となるレバーアクションライフル通称ヘンリー銃が誕生した。ヘンリー銃は南北戦争中に多くの兵士たちの間で利用されるなど大量生産されるに至り、銃製造事業は初の大成功を収めた。これに合わせ社名を変更し、正式にウィンチェスター・リピーティングアームズ社が誕生した。>>779
(続きから)
その後も既存の自社製品の品質に満足せず、品質向上に向け品質改良を重ねていき、イエロー・ボーイを始めとして、ジェロニモも愛用したとされるセンティニアルなど数々の看板製品となるウィンチェスターライフルを製造し続け、アメリカ西部を代表するライフルメーカーへと昇りつめた。ウィンチェスターライフルは西部の多くのガンマンや兵士に愛用され、西部劇にも多く登場し、「西部を征服した銃」と称されほどの名銃となり、アメリカ国内のみならず、最後のシリーズであるM1895に関してはロシア帝国軍をもお得意先の顧客とするほどであった。しかし、長らくウィンチェスター・リピーティングアームズは狩猟用など民間用を中心とした製品ばかり製造し続けていたことにより軍用として不適であったためアメリカ陸軍からは好まれなかった。そうした事情もあってか19世紀の終わり頃、新たにボルトアクションライフルが登場し、流行の最先端に取って代わり、ウィンチェスターライフルの勢いは徐々に衰退していき、程なくして戦場から姿を消していった。>>773
wiki登録お願いします。
上の方にものとしては宝具と全く同じ存在が投降されててめちゃめちゃ驚きました。
同スレとは言え、こんな偶然あるもんなのかと・・・。ゴーストシリーズってことで・・・
【元ネタ】史実、オカルト史、気象科学
【CLASS】キャスター
【他クラス適性】アサシン
【別名】怪異曝しのキャスター
【真名】ハリー・プライス(+ブロッケンの怪物)
【性別】男性
【属性】混沌・善・人
【その他隠れ特性】人型、ヒト科、魔性
【ステータス】
筋力:E 耐久:D 敏捷:C 魔力:A- 幸運:C- 宝具:A
【クラススキル】
陣地作成:C
キャスタークラスに備わるクラス特性。
魔術師にとって、自らに有利な陣地を作り上げる。基本的には、
本格的な魔術のみの特化した工房を作り上げるのはあまり得意ではない。>>782
マジックグッズ・クリエイト:EX
シャルロット・コルデー(キャスター)と同様のクラススキル
道具作成の変種スキル。手品のために必要な品物を短時間で作成可能。
キャスターの場合、普段はマジシャンとしては一流とまでには及ばないため本来であればBランク相当である。しかし、立場によって、殊怪奇現象の解明の為に種・仕掛けに必要な道具や装置を作成するにあたり、一時的にマジックの枠には収まり切らない、発明家に匹敵し得る一種の発明品とも呼べる物・装置を作(創)り上げてしまう。故に規格外のランクで取得するに至っている。
偽装工作:D
へファイスティンと同様のスキルであり、本来ならばフェイカーのクラススキル。
Dランクであれば、ステータスの一部を1ランク差で相手に見せることができる。
対魔力(特殊):EX(Bランク相当)
対魔力スキルの亜種というより同系統の別スキルであり、本来の対魔力スキルと比べてかなり変質した特殊スキル。
本来の対魔力同様、魔術への耐性。詠唱が三小節以下の魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以てしても、傷つけるのは難しい。
魔術に対し、その魔術を行使した者の魔力パラメータをダウンさせ、さらに魔術師本体を相手にする場合に全パラメータをダウンさせる。また、魔術・魔術師に対して攻撃を行う場合においてはダメージ判定の際にボーナスを加算させる。
【固有スキル】
一意専心:A
お馴染みのスキル。
1つの物事に没頭して見せる超人的な集中力を示すスキル
キャスターの怪奇現象の調査に対し尋常ではない熱量を持つ。また、怪奇現象の調査に役立つ知識を身に付けられる、奇術に対しても同様の熱量を発揮する。>>783
イリュージョニスト(偽):B
シャルロット・コルデー(キャスター)と同様のスキル
魔術に頼らない、純粋な技量としての幻惑スキル。見えないもの、あるはずのないものを見せ、あるいは体感させる。Bランクであれば、一般的な中級の魔術師であっても本物の魔術と間違えてしまうほどの技量を有する。
コレクター(偽):C-
ギルガメッシュの持つスキルの亜種スキル。廉価版と言ってもいい。
蒐集者(コレクター)として“偽”なのではなく、蒐集物が“偽”である性質。より巧妙に細工された贋作のアイテム・模造品を取得する無才を示し、レアアイテムを手に入れたと思いきやその中の大抵のモノは贋作であり、基本的に無害で散々持ち上げた期待を後で裏切る単に質の悪い運の無さとしか働かないが、逆にダミーを用意しやすいという使い道も無くはない。キャスターの場合は古い発掘品に模した贋作・模造品を主に取得しやすい。
詐術:D
言葉巧みに相手を騙す話術あるいは才能を示すスキル
キャスターは相手が信じ込むには、話す話題のどこを真実として話し、どこを嘘として切り取って話すかの比率・割合における最適解を常に把握することができる。また、相手にとって今その時最も信用に足る、真実味が濃いと確信できる言葉が何であるか、あるいは今その時何という言葉を最も欲しているかを即座に理解することもできる。しかし、その性質上、どうしても相手が思考しながら会話できる状態でなければ一定値以上の成功率が保障されなくなっている。
怪奇曝し:A
源頼光の持つスキル「神秘殺し」と同系統の劣化版スキルであるが、その能力は物理的な意味合いよりも、「あらゆる神秘を暴き出す」という性質としてエジソンの宝具「W・F・D」に近く、ある意味ではその劣化版と言えるスキルなのかもしれない。
神秘を剥がすほどには遠く及ばないが、キャスターと相対した時のみ対象となる存在神秘を薄くして、対象存在とキャスターの神秘の差を魔術が通用するレベルにまで縮めることができる。また、神性を濃く有する者や幻想種に類する存在に対してはキャスターから攻撃する際に限定的にダメージボーナスが発生するようになる。神秘の濃い存在である程効果を増す。>>784
霧界に映す影:A
キャスターに混ざる怪異の特性・性質を表すスキル。
霧状の魔力を生成して外界へ放出・散布する。この霧は光を反射しやすい性質を有し、霧の中にいる者から距離間や方向感覚など視覚的な情報を歪ませて惑わせるだけでなく、ミラーハウスのように中にいる人物の姿を周囲のそこかしこに映し出し、キャスターが霧に潜めば分身を囮として使ったり、単純に中にいる者の精神をかき乱したりもする。また、単純に虹色の光を発して、目眩ましなど視覚の妨害に利用したり、光学迷彩として機能させ、周囲の色に融け込み背景と同化することもできる。
ブロッケンの怪物由来のスキル。
【宝具】亡霊彷徨う虚ろの聖館(ボーリー・レクトリー)
ランク:C++
種別:対軍宝具
レンジ:1~100
最大捕捉:250人
生前キャスターが心霊現象調査のために数年間住んでいたとされる、当時イングランド内において心霊現象が起きる場所として最も知られていた幽霊屋敷ボーリー牧師館を再現させる宝具。
魔力により亡霊館たる牧師館を顕現させる。館内には無数の亡霊や死霊が彷徨っており、キャスターはそれらを指揮して行軍し、館内に侵入した敵対者へ差し向け殲滅掃討にあたったり、館内各所へ放った霊たちと常にあらゆる情報を共有することで情報収集も出来る。亡霊たちは司令塔であるキャスターからの距離が近い館内でないと、低級の英霊とならば互角以上の戦いも可能であるほどの十分な戦闘力を発揮できないため少し戦闘力は劣化するものの、館の外部周辺においてもキャスターの使い魔として活躍することができる。
また、館内に存在する霊体は、霊体であるならば何であれ、キャスターによりその霊体の主導権、つまりは身体の自由を掌握され、支配される構造となっており、それは英霊においても例外ではない。多少の霊基規格の差こそあれども、いかに最上級格に数えられる英霊でも館内に足を踏み入れた時点で最低でも敏捷パラメータが1ランクダウンするなどの影響が出る程には非常に強力な重圧をかける。そしてこの効力は、陣地内即ち館内に留まる時間が長い程徐々に増し、ジワジワと身体の自由が制限されていく。>>785
(続きから)
但し、キャスター自身は生前この屋敷における心霊現象の証明に失敗しており、証拠として提示されたものはキャスターの仕掛けによりでっち上げられたものであると、キャスターの死後協力者の口から告発されて否定されるに至っている逸話から、幽霊屋敷としての神秘の再現を完全には行えない。故に宝具発動に際し、建造物そのものは実際に現界した先で材料を調達しなければならず、さらにその内部に配置させる亡霊たちは現界先の野良の魂を触媒にして、キャスター自身による数時間の詠唱の後に召喚を行うなど幾つかの準備過程を踏む必要がある。しかし、その分この宝具の真名解放に成功してしまえば、魔術工房としては最高峰の陣地となり、陣地内即ち館内において極めてハイレベルのバックアップを受けることはできる。亡霊たちも既に完成させた館内であれば次々と新たにハイペースで召喚し続けられる。
この宝具とスキル「対魔力(特殊)」「怪奇曝し」が組み合わさることで、基本的に下級格のキャスターでも、相手の英霊がキャスタークラス且つ神霊級に匹敵する極めて神性の濃い上級格であればあるほど、十分善戦でき、運が良ければ、或いは戦略がハマりさえすればジャイアントキリングを成し遂げる事も夢ではない大いなる可能性を秘めている。
【宝具】現世に遺る賢明なる精獣(ダルビー・スプーク・ジェフ)
ランク:EX
種別:対人宝具
レンジ:1~9
最大捕捉:1人
やや小型の猫ほどのサイズの幻想の獣ジェフを召喚する
ジェフは幻想種や魔獣などと異なり直接的な攻撃力を有さないが、知能はそれなりに高く人間の言葉を理解し、話す。加えて数種類の魔眼を備えており、視ただけで相手の意識を奪う催眠系の魔眼、敵に精神的重圧を与える恐慌の魔眼、血液を含めた体内の水分・体液を搾取・吸引または蒸発させる吸血の魔眼或いは風化の魔眼、更には石化の魔眼なども駆使する。
しかし、キャスターは生前自らジェフの存在に対し否定的であり、非実在を証明するような研究調査を行った逸話から、ジェフはキャスターによる長時間の詠唱とキャスター自身の魔力を通して現界できるものの、キャスターは基本的に完全制御することは出来ない。当然意思の疎通は可能だが、言う事を聞いてもらおうものであれば毎度報酬となる餌で釣る他無い。>>786
【宝具】反証・魔女たちの饗宴(エクスペリメンタル・ヴァルプルギス)
ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:50
最大捕捉:100人
魔術否定の為にブロッケン山にて行った黒魔術実験が元で、英霊の身となりとある怪異と混ざったことにより新たに生まれた、ありえたかもしれない結果の可能性を具象化させた宝具。
ブロッケン山の黒魔術、即ち「ヴァルプルギスの夜」の儀式を再現する。しかし、生前キャスターが行った時に、キャスター自身の知らぬ間に、ありえたかもしれない可能性として1つの結果が誕生した。キャスターが行った魔術儀式「ヴァルプルギスの夜」は怪異現象「ブロッケンの怪物」・「ブロッケン現象」と融合する。或いは、キャスターの「ヴァルプルギスの夜」は「ブロッケンの怪物」の力が手伝い、どちらの要素も併せ持った独自の進化を遂げて新たな、キャスター独自の魔術として成立を果たす。
どこまでも伸び、しかし霧の如く腕を伸ばそうと掴めず捉えられない霞の身体を持ち、そもそもこちらから近づくことすら叶わない巨大な異形を成す影を複数喚び出し、その群れによって敵を悉く蹂躙し尽くす。またその巨影は見た者に、見た瞬間に思わず畏怖の念を抱かせてしまう。
【Weapon】手品道具、死霊・亡霊、光、霧
【因縁キャラ】
ホームズ…一応生前からの因縁。真の関係性については未だ不明点も多いが、一般的に彼を主役とする物語の著者であるアーサー・コナン・ドイルにかつて批判されたり活動を妨害されるなどといった過去もあり犬猿の仲であったため、ドイル代表作の登場人物であるホームズに対しても快い気にはなれないでいる。
コルデー(水着)…マジシャン繋がり。まだマジシャンの見習いとしてマジックを披露する彼女を見ているとついつい色々と口を出してしまいそうになって放っておけない。
カエサル…一応一方的な生前からの因縁。ハリーは生前とある霊媒師の交霊によってカエサル本人の声を聴く体験をしたが、元よりそれに疑いの目を向けていたハリーにとって案の定霊媒師を騙る詐欺師による唯のイカサマであった。>>787
メフィストフェレス…生前プライスは、メフィストフェレスの姿が描かれるゲーテの戯曲『ファウスト』にて主人公ファウスト博士が参加したという、魔女たちの祭典「ヴァルプルギスの夜」の儀式が行われる地として、数多くの伝説を残すブロッケン山に訪れ、ゲーテの100周年記念に関連した黒魔術の実験を行っている。しかし、結果は残念ながら失敗に終わった。
エジソン&スーパーバニヤン(&まんわかライダー)…ハリーは英国映画協会という組織の初代議長を務めたことがあり、映画に関してはそれなりに精通している。また、生前彼は自身の心霊現象実験をTV放送したこともあり、そうした映像媒体には少しばかり拘りもある。またまんわかライダーに関しては、彼女の真名候補である某映画監督も手品師をしていたらしく、腕前の如何は不明だが、キャスターとしてはいつかマジック対決であったり、或いはコラボして普段より規模の大きい派手なマジックを大勢の観客を集めて披露してみたらどうかと興味が湧き出し、生前ぶりの久しぶりにマジックへの熱が再燃している。
シェイクスピア…組織の目的等詳細は不明だが生前、彼の名を冠した、恐らく映画に関する組織と思しき「シェイクスピア・フィルム・ソサエティー」なる組織の創立にメインで関わっていた。
エレナ…生前僅かな年代的な差から関わり合うことこそ無かったが、エレナはハリーが生まれる直前の時代に神智学を確立させ、世にオカルトブームを巻き起こした張本人である。ハリーとしては、胡散臭い人物以外の何者でもないが、彼女の人となりにはそれなりに想うところもあり一人間としてはその在り方を認めているため、お互いの為としてなるべく接触は避けている。
道満(悪霊左府)&ニトクリス&エレシュキガル…亡霊・死霊の類を従えることに長けている或いは眷属とする英霊繋がり。英霊としてのとしての格から何まで彼らの方がその手のことにかけては紛れもない大先輩であり、ゆえに相性は悪く劣勢不可避、宝具もあまり効果を為さない。>>788
ドレイク…上記の英霊達のように亡霊・死霊の類のエキスパートでこそないが、ドレイクも宝具によってワイルドハントの伝説に語られる亡霊の群れを召喚して率いるという点において亡霊・死霊を従える英霊繋がり。ドレイクは上記の英霊達と比べてかなり神秘の薄い時代の英霊ではあるが、それでもハリーが生きた時代とは比べるべくもない程であるためやはり相性はやや悪く、相争えば劣勢に立たされやすくなる。
ジャック・ザ・リッパー&平景清&千利休…こちらは寧ろ相性としては基本的に抜群に良好な英霊達。彼女らは怨霊の集積・集合体として1つの霊基を構成していたり、そうした要素を一部含んでいる特殊な存在であるためにプライスからすれば敵であれば恰好の標的になってしまう。しかし、景清に至っては日本のまだやや神秘が薄く残っていたような古い時代の英霊であるため実際は相性としてはかなり拮抗する可能性が出てくるので油断は出来ない。
聖人系英霊&教会出身英霊(神父)…決定的に相性は最悪。基本的に亡霊・死霊の力に頼るハリーにとってみれば浄化のエキスパートたる彼らは大の苦手とするところであり、加えて言えば、ハリー自身かなり近代の生まれの英霊であるため、彼らの浄化の力に神秘でもって対抗するのは絶望的である。
武則天&メリュジーヌ…お化けや幽霊苦手組の英霊。常に亡霊や死霊の気配と共にあるハリーに苦手意識を持ち、出来ればあまり近寄りたくない存在として認識しているが、一方でハリーの方は、二人に避けられていようと然程気にしていない。尚、武則天に至っては、猫とも鼠ともつかぬ、両者の中間のような外観の小動物的存在であるジェフに関して完全に猫判定でありWの意味合いでキャスターの事は完全に避けている。
フォウ…見た目が少し似通っている上、人間と完全にコミュニケーションを成立させられるジェフに自分のマスコット的ポジションを奪われる危機を感じており何気に陰ながら敵視している。
【解説】
真名ハリー・プライス。20世紀前半に活躍したイギリスのマジシャンでもあり心霊現象研究家。その彼に、その正体は大気光学現象の一つとしても知られるブロッケン現象とされる、ブロッケン山に一時伝わった怪異、幻霊「ブロッケンの怪物」あるいは「ブロッケンの妖怪」が混ざり合ったことで誕生した複合サーヴァント。>>789
(続きから)
ハリーは生前、数多くの詐欺霊媒師たちの手で引き起こされた霊媒や心霊現象を科学的に、奇術で得た知識を利用して次々とその手口・真相を暴いてきた。彼は調査の為とあれば驚くべき発明家の如き技術力をも発揮し、遥か数世紀にまで遡る過去の人物たちの声を現実に届かせる霊媒を自称していたマニングスという男の調査の際には、音声制御記録機に類する装置を発明したという一面も持ち合わせる。特に目立つ事例としては心霊写真家ウィリアム・ホープの件や、最後の魔女ヘレン・ダンカンの件が挙げられ、後者の一件においては彼女の公判の際に複数の証拠を提出し追訴を手伝ったとされる。
最も有名な彼の心霊調査の一つである「ボーリー牧師館」とは、19世紀中期にエセックスのボーリーという村に元々とある一人の牧師の為の住居として建てられた洋館であり、その後イギリスでも幽霊を始めとしてあらゆる心霊現象の目撃情報の絶えない幽霊スポットの1つとして一躍有名になった幽霊屋敷である。ハリーはその牧師館に調査の為1年間住み続け、その後牧師館での体験談を研究報告書として発表した。しかし、ハリーの死後に、そこで報告されたポルターガイストなどの心霊現象の数々はなんと彼の手によって偽装されたイカサマであったことが明らかになった。このことについて、ハリーを日頃から懇意にしている仲間ですら事実確認のための独自の調査により同様の結果に辿り着いた。それまで数々のイカサマを暴いてきたハリー自身が、そのイカサマに手を染めていたことが判ったのであった。
今回の召喚により現界した英霊ハリー・プライスに混じるもう一つ霊基ブロッケンの怪物とはドイツのブロッケン山で伝えられてきた深い霧の向こうに潜む巨大な影の怪異であり、その巨大さに人々は圧倒され恐怖したと云われる。しかし、18世紀後期にドイツの自然科学者シルベルスラグの発表した研究により、その正体は太陽光と影と霧によって生み出される大気光学現象と呼ばれる自然現象の1つとして明らかにされ、「ブロッケン現象」と名付けられた。>>790
(続きから)
ハリーはブロッケン山に赴いた折、ゲーテ没後100周年を記念して行われた黒魔術に実験として参加したが、魔術的な結果を得られず失敗に終わったことで、彼はこれを“世にマジックの域を超えた、科学では説明のつかない現象を引き起こす魔法のような術は存在せず、そう称されるものは全てイカサマである”ことへの証明とした。そして、このハリーの実験こそが、「ブロッケン山という土地」、「黒魔術と怪物という本来ありえない非科学的な現象」、「科学によって証明されその正体・真相を暴かれる」という3つの要素が重なり合い、「ハリー・プライス」という人間と「ブロッケンの怪物」という怪異の両者の結びつきを繋げる要因となった。
斯くして、この度の召喚に際し英霊「ハリー・プライス」と幻霊「ブロッケンの怪物」の2つの霊基が合わさり混ざり合って、1つの霊基を成す複合霊基となり現界を果たした。
英霊の身となったハリーは、生前はあれほどオカルトや魔術の類に対し否定的立場であった己自身がよもや幽霊染みた存在となり魔術が当たり前の世界に身を置くことになる事実に、苦悶に人が一生のうちに経験するだけの(量換算)苦悶を重ね、それはもう悶絶し尽くした。しかし、今現在はそんな現実と英霊としての己自身を何とか受け入れて正気を保てている。>>791
以上です。
我ながら珍しく強さ的に盛りました。
wiki登録可です。「アーチャー、西寺の僧、守敏。罷り越しましてござりまする。貴方様が法力を使える者を求めておられましたのならば、貴方様は最適な者を呼び寄せたのだと証明して見せましょう。それでは、以降お見知り置きを。」
【元ネタ】史実,太平記,百器徒然袋
【CLASS】アーチャー
【真名】守敏
【異名・別名・表記揺れ】守敏僧都
【性別】男性
【身長・体重】187cm・78kg
【肌色】薄い肌色【髪色】黒【瞳色】黒
【外見・容姿】経典で作られた鳥のような妖怪を連れ、網代笠を目深に被った僧侶。
【地域】日本
【年代】9世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】
筋力:D 耐久:C 敏捷:B
魔力:A 幸運:D 宝具:B>>793
【クラス別スキル】
単独行動:A
マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない「世界からの強制力」を緩和させるスキル。
ランクAならば、マスターを失っても一週間現界可能。
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化し、大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
陣地作成:C
魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。本来はキャスターのクラススキルであり、法術を扱うことから特例会得している。しかし、アーチャーとして召喚されていることからランクが減少しており、簡単な「結界」や、降伏護摩を行うための「檀場」の作成に規模は留まっている。>>794
高速読経:B
「高速詠唱」と同様のスキル。強力な大魔術の詠唱ですら一工程で終わらせる。
読経そのものは、キリスト教でいう「聖句」の塊であり、そこに籠る霊的概念は読誦する者の霊格や、経典への理解度の次第で何倍にも跳ね上がっていく。
対竜戦闘:A
竜との戦いにおける心得。竜種に対する回避力、命中、弱点看破判定の大幅向上を得る、竜殺しとは似て非なるスキル。
国中の龍を水瓶に封じた逸話からアーチャーは高ランクでこのスキルを会得している。
薫修の僧衣:A−
徳行薫修。香の薫りが衣服に染みつくほど修行を繰り返し行なった僧が保有するスキル。
仏法への理解の高さと、心身の忍耐力を示す。また、仏法への理解が高いほど法力の行使判定にプラスの補正を会得し、行使の際に消費する魔力をランク分減少する。Aランクであれば消費魔力を7割分減少させる。
ただし、空海への執着からそのランクは減少している。>>795
【宝具】
『龍封ずる水瓶の魔経(オン・アミリテイ・ウン・ハッタ)』
ランク:C+ 種別:対人/対龍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:10人
傍らに浮く経典の妖怪「経凛々」。伝承において守敏は国中の龍を水瓶の中に閉じ込めたというが、その力が経典たるこの妖怪に付与されている。
経凛々が巻きつくことで竜、魔性の属性を有する者への強力な拘束効果と呪いダメージを与え、真名開放を行うことで拘束対象を経典の文字より生じた羂索によって経典の中へと封じ込める。対象は魔力判定で封印に抵抗することができるが、竜属性を保有する者の場合、伝承補正により抵抗判定に大幅なペナルティが与えられる。封印できる数としては、国中の龍を封印した逸話により限界は殆ど存在しない。
この経凛々は五大明王が一尊「軍荼利明王」による調伏の功徳が込められた経典であり、軍荼利明王とは金剛界曼荼羅においては「甘露軍荼利菩薩」に該当するとされており、サンスクリット語では「アムリタ・クンダリン(不死の霊薬・水瓶)」という。この水瓶を意味する御仏の功徳が込められているが故に経凛々は龍を封じていた水瓶として作用している。
『真言・軍荼利明王(オン・キリキリ・バザラ ウン・ハッタ)』
ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:5〜100 最大捕捉:30人
『太平記』において空海との法力勝負に負けたのちに、軍荼利夜叉法を用いて空海を調伏しようとした逸話と、不要となったが故に経典を投げ捨てた逸話を元にした宝具。
陣地内にて降伏護摩を行うことで発動する宝具。護摩壇より軍荼利明王のビジョンが浮かび上がり、敵対対象一体に対してあらゆる障害を無視する矢を放つ。
軍荼利明王の矢にはアーチャーの呪いが付与された第一宝具が巻き付いており、アーチャーが対象へ負の感情を抱いているほど、その威力は向上する。また、第一宝具に封じられた者の魔力を食い潰すことで純粋な破壊力もまた向上し、着弾点を中心に甚大な被害をもたらす。
ただし、敵対対象が御仏の加護を得ている者である場合は障害を無視する効果は失われ、命中判定の失敗率が極端に上昇する。そして、命中しなかった時、宝具の被害は全てアーチャー自身へと帰ってくる。>>796
【Weapon】
『法力』
神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
アーチャーの場合、炎を消したり、氷水を沸かすなど物質への干渉を可能とする。
また、明王の弓を生み出し、それを使用することも可能。この明王の弓は魔力数値を参照した物理ダメージを与える。また、五大明王の内の一尊の功徳を付与することも可能。
『経凛々』
″尊ふとき経文のかゝるありさまは、呪詛諸毒薬のかえつてその人に帰せし守敏僧都のよみ捨てられし経文にやと、夢ごゝろにおもひぬ″
鳥山石燕著作『百器徒然袋』より
アーチャーが使役する経典の妖怪にして宝具。約13m程の長さを有しており、敵に巻きつくのが主な戦闘手段。
軍荼利明王の功徳が込められており、本来ならば障害を取り除き、生命を満たす力を有するが、アーチャー自身の呪いや妬みで歪んだ信仰心などによりその功徳は他者を封じ、生命を奪うものへと変質している。
アーチャーに投げ捨てられた事からアーチャーとの仲はそんなに良くないようで、たまにアーチャーを攻撃していたりする。
【解説】
守敏とは平安時代前期の僧侶。
嵯峨天皇より西寺を与えられており、東寺を与えられていた空海とは何事にも対立していたとされる。干魃が起きた際には雨乞いの儀式にて空海と法力勝負を行うが、結果は空海の勝利と相成った。この結果に守敏は怒り、空海へ矢を放つが地蔵菩薩によりこれを阻まれたという。>>797
『太平記〈神泉苑の事〉』において守敏は法力によって氷水を沸かして見せたり、火鉢の火を消して見せたことで、天皇は守敏へ帰依するようになった。その後、唐へ赴いていた空海が戻ってきたところを、天皇は守敏が起こしたことを伝えると「私がいるところではそのような奇特を起こすことはできません」と言った。
後日、天皇は空海がいることを隠し、守敏に先日と同じように法力で氷水を沸かせるよう言いったが、これを沸かせることは叶わなかった。法力の効果が現れない事に焦っていた守敏の前に隠れていた空海が現れ「どうした守敏、私がここにいることに気がつかなかったか。星光は朝日に消え、蛍火は暁の月に隠れる。」と言い笑った。
恥をかかされた守敏はこれに怒り、国中の龍神を水瓶に封じることで旱魃を引き起こした。天皇は空海に雨乞いを命じ、雨乞いを行ったところ国中の龍神は守敏によって水瓶に封じられていたのだが、北天竺の境大雪山の北に無熱池に住まう「善女竜王」は封じられておらず、空海はこの善女竜王を呼び寄せる事で国中に雨を降らすことに成功した。>>798
これに守敏はさらに腹を立て、こうなれば空海を調伏しようと考え、西寺に引き籠もり、三角壇を構え本尊を北向きに立てて、軍荼利夜叉法(軍荼利明王を本尊として、 調伏や息災・増益を祈る修法)を行った。これに対して空海は東寺に炉壇を構え大威徳明王法を執り行なった。お互いに徳の高い僧侶であったことから、二尊が放つ鏑矢はぶつかり合い、鳴り止む隙もなかったという。
この拮抗した状態を打開するために空海は自らが入滅したという噂を流し、守敏に空海は亡くなっなのだと思い込ませるように仕向けた。この思惑は成功し、守敏は法威は成就したと思い込み檀を崩した。するとどうだろう、守敏の目は暮れ鼻血を出し、悩乱し、倒れ伏して死,んでしまった。還著於本人、人を呪わば穴二つ、彼は自らの呪いによって死,んでしまったのだ。その後、西寺はどんどんと廃れていったという。>>799
【人物像】
外交的、受動的。
お香の香りを漂わせた、何処か胡散臭さを感じさせる男性僧侶。目上の者には丁寧な口調で話し、同僚や敵対する者には砕けた口調で話す。
計画的でプライドが高く、勤勉な人物。ただし何処か詰めが甘く、生前は空海の策略に騙され、帰ってきた自らの呪いで死亡した(とはいえ、当時は空海への妬みなどで思考が曇っていたことも要因ではあったのだが)。その事から、情報を簡単に鵜呑みする事なく、その情報が真実なのかを確認するために徹底的に裏を取るようになっており、ある種猜疑心が強くなっている。
僧侶ではあるが信仰心は薄く、仏よりもその力を信仰しているという結構俗な性格。また、野心が強く、生前は高い地位を求めていたのだが、既に死した身であるためそういった野心は失われており、現在は別の事に執着しているようだが・・・?
マスターに対しては目上の者として立てて、気配りや気遣いを欠かさず、命令を忠実に遂行する優れた従者として働く。このように他人の懐に潜り込むことが得意なのだが、逆に自らの内を吐露することはなく、一歩を踏み出させない雰囲気があり、聖杯への願いも話すことはない(イメージ的には絆レベル3までは早いが、4からは長い感じ)。
そんな彼の内には空海に対する、呪いの域に達した嫉妬心、対抗心が渦巻いており、その事から聖杯への願いとして空海を上回る力を得ようとしている。また、空海への執着からの影響か、空と海を思わせる青色を嫌っている。網代笠を目深に被るのは見果てぬ青き空を見ぬがためか、そのことを聞いても彼は語ることはない。
だが、同時に彼は自らの信仰の原点を、なぜ自らが仏法に帰依したのかを忘れており、それを知りたがってもいる(とはいえ、普段は空海への執着が勝っているので優先度は低い)。悟りを得て救われたいが為だったのか、初めから野心を満たすための力を得る為だったのか、それとも弱き者達を救う力を欲するが為だったのか、少なくともその答えを得た時、彼は自らの執着を真っ直ぐと受け入れることができるようになるかもしれない。>>800
特技:修行,法力,他者に取り入ること
好きなもの:(能力、立場問わず)力を得ること,お香の香り
嫌いなもの:空海,青(空と海を思わせるから)
天敵:空海
願い:空海さえも上回る力を求める/何故仏道を探求したのか、自らの原点を知りたい
【一人称】私,拙僧【二人称】貴方,貴方様,貴殿,御坊,貴様,お前【三人称】彼,彼女,あのお方、アレ,奴
【他クラス適正、変化傾向】
キャスター:国中の龍を封じ、旱魃を引き起こした逸話を由来とする宝具を使用可能。
アヴェンジャー:空海への恨みを抱く復讐者。水瓶に封じ込めた龍を自らに取り込んだ魔性の僧侶。
【因縁キャラクター】
空海:憎かりし宿敵。20年の留学をたった2年で済ませるほどの、これまでの修練の年月は無駄だと思わせるほどの天才性は、彼に嫉妬の焔を芽生えさせた。そして、天皇の前で恥をかかされた時、それは決定的なものとなったのだった。
蘆屋道満:似たような立ち位置の人物。とはいえ、人を苛立たせる言動を嫌い、晴明に執着する点からある種の同族嫌悪を抱いていることから相性はそこまで良くはないようだ。
玄奘三蔵:唐の偉大なる僧侶。出会うと女性だったことに驚き、目を丸くするが、少し話しをすれば彼女こそが三蔵法師なのだと納得する。それはそれとして彼女の距離感は苦手な模様。
巻物を投げたからアーチャー。キャスターっぽいが誰がなんと言おうとアーチャー。シンフィヨトリ
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ワルフラーン
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ヘロドトス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D8%A5%ED%A5%C9%A5%C8%A5%B9
向崎甚内
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オリバー・ウィンチェスター
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ハリー・プライス
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以上Wiki登録完了しました。「さあ、マタドールの本領を御照覧あれ!そして成功したあかつきには万雷の喝采を!」
【元ネタ】スペイン史実
【CLASS】セイバー
【真名】■■■■■■・■■■
【性別】男性
【身長・体重】178cm・65kg
【容姿】派手な服に特徴的な帽子の青年
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:B 幸運:A 宝具:B
【クラス別スキル】
対魔力:C
詠唱が二節以下の魔術を無効化する。大魔術・儀礼呪法のような大掛かりなものは防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
獣殺し:B
魔獣や野生動物に対する特攻。彼の剣や身体捌きは牛と戦う為に磨かれたものである。>>803
デレチャソ:EX
右手に大布、左手に剣を構えた戦闘態勢。回避率を上げ、被ダメージ量を減らす。その手に握られた大布は、敵の猛攻をひらりと躱す。
ナトゥラル:EX
右手に剣、左手に大布を構えた戦闘態勢。攻撃力とクリティカル率を上げる。その手に握られた剣は、敵の急所を的確に狙う。
【宝具】
『血染めの紅布(トレロ・ムレータ)』
ランク:B 種別:対獣宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:10体
セイバーが片手に持つ真っ赤な大布。
真名解放とともにこの宝具がひらめくのを知覚した対象は、他の何よりも優先してこれを攻撃しようとすることになる。
この効果に対抗するには、精神判定の成功と魔力感知判定の成功が必要。
また、この宝具に対しての攻撃への回避判定は基本的に自動成功となる。
『真実の時、来たれり(ラ・オーラ・デラ・ヴェルダード)』
ランク:B+ 種別:対獣宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1体
闘牛士の華たる屠殺の瞬間を再現した、儀式魔術型の宝具。
敵一体と自分の間に簡易的な固有結界を作り出し、敵に対して命中率とクリティカル率の非常に高い剣撃を繰り出す。その後、与えたダメージに応じて自身の魔力を回復する。
この攻撃の威力は、対象がこれまでに血染めの紅布に攻撃した回数に比例して上昇する。>>804
【Weapon】
『エストック』
刺突に優れた剣。獲物の大動脈を効果的に突き刺すのに用いられる。
【解説】
馬に乗らず、剣と大布を使って行う現在のスペイン式闘牛の始祖とされる人物。彼の息子や孫もまた、闘牛士として活躍している。
彼は武勲を立てた騎士ではない。しかし、闘牛士の祖と呼ばれていることや、伝説とも呼ばれる神秘性が、セイバーとして要求される高いステータスを担保している。
さらに、闘牛という行為は「死の危険を孕んだ華麗な舞いの後に贄を屠る」という、一種の魔術儀式と呼べるものであるため、彼の剣や大布は、優れた魔術礼装としての効果も発揮する。
性格はあくまで紳士的であるものの、生と死の間に身を置くスリルを好み、あくまで華麗であることにこだわりを持つ。
wiki登録可能です。>>806
すまない、真名当てにしようと作ってて途中でやっぱやめっかなと思って振り切った書き方したんだけど、肝心の名前伏せ状態のままだった。中途半端が1番良くないわね。>>802
ありがとうございます>>802
登録ありがとうございました!>>810
【固有スキル】
忍術:B
忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。各流派によって系統が異なる。
正儀が用いるのは父・正成が流祖とされる楠木流の忍術である。
戦略:B
外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
敵の調略や兵站の遮断など戦略的な手腕に優れ、さらには現実的な外交を展開できた、当時の南朝の柱石であった。
沈着冷静:B
如何なる状況にあっても混乱せず、己の感情を殺して冷静に周囲を観察し、最適の戦術を導いてみせる。
精神系の効果への抵抗に対してプラス補正が与えられる。特に混乱や焦燥といった状況に対しては高い耐性を有する。
友誼の証明:C
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。>>811
【宝具】
『順逆矛盾の双つ影(じゅんぎゃくむじゅんのふたつかげ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
――かつては正儀の北朝投降の真偽が定まらず、史実では北朝に帰順していた時期でも軍記物語では南朝方での活躍を描写されていた。
そうした自らの伝承に関わる大きな矛盾を利用し、自らを二つの可能性が重なった二重存在となす宝具。
すなわち南朝に属し続けたIFの自分自身を英霊召喚し、自らと概念的に重ね合わせる事で、瞬間的な分身やIFの因果への遷移を適宜行う。
TRPG的な処理としては、ダイス判定を行う際に2回振り、その後、以下の効果の内どちらかを適用する。
・2回行動を行ったものとして処理する。
・どちらかの出目を真の結果として処理する。
【Weapon】
『龍尾(刀)』:愛刀。
『素槍』:槍歩兵主体の新戦術を駆使したことから槍兵の適正を持ち、自身も槍を主兵装とする。>>812
【解説】
南北朝時代の武将。楠木正成の三男。
兄の正行、正時の戦死によって楠木家の当主となり、父譲りの軍略で南朝を支えつつ和平派として活動。
主戦派との軋轢で一時北朝・幕府方に離反するも、後に南朝に帰参し、南北朝合一の端緒を開いた。
†
兄らの没後、衰微が隠せなくなった南朝の総大将として活動する。
正儀は卓越した戦略眼と槍歩兵主体の新戦術を以って活躍し、北朝・幕府の内乱(観応の擾乱)に乗じて南朝の勢威を示すが、後村上天皇を含む上層部が戦略的に無価値な京都に固執した為に、情勢は北朝・幕府の優勢で確定してしまう。
その後は情勢を見据えて北朝・幕府との和平を模索するが、南朝内の主戦論者に足を引っ張られ、さらに後村上天皇の没後、さらなる強硬派の長慶天皇が即位したことで和平交渉は失敗に終わる。
これを受けて正儀は怒りを顕にし、細川頼之と通じて北朝・幕府方に寝返った。
北朝でも活躍を見せたが、友人であり後ろ盾でもあった細川頼之が失脚すると再度寝返り、南朝の重臣となる。
この頃、主戦論者は南朝で立場を失っており、和平派だった正儀は再度南北朝の和睦工作に務めた。
結局、正儀の存命中の和睦はならなかったが、没後しばらくして和睦による南北朝の合一がなされた。
父・楠木正成、兄・正行らが南朝に忠義を尽くして討死したのに対し、正儀は寝返りを打った事で誹謗された時代もあった。
しかし、当時の南朝の軍事力を一手に支えていたのは正儀の武略にあり、彼が軍事力による南朝の復権を夢物語と捉えていた時点で、南朝が勝者になる可能性はなかったのである。>>813
【人物像】
内向的、強気、受動的。
温厚かつ慎重な現実主義者。平時も非常時も覇気というものが薄く、大抵の物事に対して妥協的に対応する。
感情を表に出す事は滅多にないが、部下には温情を示し、捕虜を厚遇し、民の苦しみを憂うなど情け深い人物。
一方で戦いにおいては大義や精神論よりも合理・実益を重視するタイプであり、名誉を重んじる者とは相容れない。
マスターに対しては本人なりに忠誠を示すのだが、寡黙と捉えられるほどに言葉が少なく、コミュニケーション不全に陥りやすい。
【Wiki登録】可>>802
登録ありがとうございます。個人的僕鯖作成あるある
史実を見ながら作っていくとして、筋力はとりあえずC……待てよ、逸話的に剛力で知られるオジマンディアスほどの力があるか?ちょっと下でDだな。
その分耐久はC……待てよ、GOBの掃射を受けても持ち直し、ギルガメッシュにトドメを刺したエミヤほどの耐久力があるか?Dかなぁ。
敏捷はBあってもいいかな……いや、軽技で知られるロビンフッドの敏捷には劣るよな……Cかも。
魔力は流石にC……おいおい、ルーン魔術を使う勇者クーフーリンほどの魔力g(中略)
よーしサーヴァントが完成した!えーとステータスは
筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:D 幸運:E 宝具:D
だな!……あれ?俺つえーチートキャラになりすぎず、出来るだけ強くするといういい塩梅になるまで設定を練る。そして途中で飽き始めるまでセット。
>>816
そこはオジマンが剛力なのに筋力Cなことやエミヤが耐久CなのにGoB掃射で生き延びてることに疑問を持つべきだと思うよ!
正直他のサーヴァントと比較してステータス決めるのは無茶だしキリがないと思うので考えずに思ったママにステータス決めた方がいいと思う
比べる・参考にするにしても同じ出典に限定するぐらいが楽だし統一感も出る>>819
【固有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。阿弥陀如来としての特性から高ランク。
不入権:A
寺内町の持つ外部権力の行使に対する拒否権。
「物理攻撃」「概念攻撃」のダメージを自身のHP数値分、削減し、精神干渉の効果をランク分、削減する。
理屈は異なるがもたらされる効果は覚者の悟りに似たるもの。(劣化品とも言う)
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、その生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
交易都市としての特性からか非常に高ランク。
磐座の奇瑞:A
石山御坊の建立以前、この地には古墳があったとも、古神道における太古の磐座があったともいう。
また、石山御坊が建立された折には様々な奇瑞があり、礎石となる大石が地中に埋まっていた事から石山と名付けられた、とも。
遥か昔に信仰され、後に忘れ去られた磐座。そこに宿る精霊こそが英霊・石山御坊の本体であり、その力は古神道の一端でもある。>>820
【宝具】
『進者往生極楽(すすめばごくらく)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
──可能性の収奪とそれによる選択肢の択一化。人の選択を支配する権能。阿弥陀如来の本願力の如きもの。
これにより未来を絞り込み、人々を成仏へと至らせる道筋をつける。
また、収奪した可能性は石山御坊の魔力へと不可逆的に変換される。
精神干渉に対する耐性では抵抗・回避できず、抵抗には人間として以外の属性(神性・怪物など)への適正が必要となる。
浄土真宗において悟りとは邪見に染まりがちな人間が独力で完遂できるものではなく、阿弥陀如来の本願に頼る事でのみ成し得るものだと説く。
これは裏を返せば、“悟りに至れない”可能性を予め阿弥陀如来に排除してもらう事で、ようやく人間は悟りに到れる、という事でもある。
この宝具の支配下に置かれた人間は、石山御坊が“悪し”とする可能性を収奪される。
その結果、惑わず、迷わず、揺るがず、退かない不撓不屈の存在となり、その者が悟りを得る為に必要な最短経路をひた走るようになる。
成仏を約束された人生と引き換えに生に対する選択権を奪う。見方を変えれば人類を奴隷化する宝具とも言えるだろう。
【Weapon】
『無量光(偽)』:古神道の一端。無限の恵みをもたらす光明に似せたエネルギーを攻撃に転用する。本物の無量光には及ぶべくもないが、その力は無視できない。>>821
【解説】
山科本願寺の焼失後、浄土真宗本願寺の本山として扱われた寺院。
浄土真宗の隆盛と交易による富の集積、強固な城郭都市化によって繁栄を極めた。
織田信長との石山合戦でも陥落する事はなかったが、朝廷の命により和睦した後、何者かの放火により焼失した。
†
水運、陸運の中心地に建立された寺院。
浄土真宗は享禄・天文の乱で戦乱に介入した後、畿内有数の武装勢力としての実態を固めつつあったが、それ故に戦乱の被害を受ける事も多かった。
そして山科本願寺の焼失を受け、要害としても優れた石山御坊が本山となり、戦乱の中で城塞化と富の蓄積を重ねていった。
朝廷や戦国大名とも独自の外交を行い、日本全国に影響を及ぼす一大宗教として隆盛を極めた。
しかし、織田信長が足利義昭を伴い上洛すると、その勢いは陰っていく事となる。
はじめ本願寺は信長に対して融和的な姿勢を示したが、法外な矢銭や石山本願寺の引き渡しなどを要求され、敵対を決意。
他の反信長勢力と協調して信長と戦い、石山御坊の強固な守りによって善戦した。
しかし、他の大名や他地域の本願寺勢力は信長の攻勢の前に滅亡ないし後退を余儀なくされ、孤立した石山御坊は籠城戦を繰り広げるも最終的に敗北。
朝廷の命による和睦という形ではあるが石山の地から本願寺の勢力は追放された。
その後、教如が退去した直後に火が放たれ(教如による放火だという)堂舎・寺内町は尽く焼失。
跡地には秀吉によって大阪城とその城下町が築かれ、遺構は現在では分からなくなってしまった。>>822
【人物像】
徳の高い高僧のように見えるが、その実態は古神道の最盛期に生まれた精霊の一種。非人情な結果主義者。
元来は人間が生存するのに余裕がない古代の精霊であり、判断基準はシステマチック。
というよりもシステマチックに判断し、生存に繋がらない可能性を切り捨てる精霊だったからこそ、信仰を受けたのかもしれない。
後の時代に人々の営みが広がるに連れて、その生活・思想に寄り添うようにはなったが、本質は何も変わっていない。
人間が生存以外の欲求に駆られるようになったならば、それに至る経路を強制する。
悟りを得たいというならばそこに至る道以外を排除する。
栄えたいというならば衰退に繋がる要因を排斥する。
その排除対象には自身も含まれる。
石山合戦の敗北は、つまるところ“悟り”にも“繁栄”にも自身が寄与する可能性がなくなり不要になったが故の、休眠であった。
その後、秀吉によって大阪城が築かれた事で、本当の意味で消滅した。
【関連人物】
織田信長:かつて戦い、敗れ去った相手と認識する。神仏を否定しながら神になろうとした愚か者と蔑む。
豊臣秀吉:自らを完全に葬り去った怨敵と認識する。神に魅入られ、尽きぬ事なき野望故に妄想に堕した餓鬼と蔑む。
仏教系英霊:多くの仏教系英霊は石山御坊の在り方を否定するが、石山御坊の側は彼らこそが魔道に堕ちているのだと蔑む。
【Wiki登録】可Wikiに登録していただいたエンリルの記事を色々と追記・修正しました(追記分が多めなので直接wikiを編集する形にしました)
あと今更ながらコメントを頂いていたことに気づいたのでかなり遅くなりましたが返信を書きましたトラロック(テノチティトラン)、またしても僕鯖スレっぽい発想のが公式で出て来たな…って思った
ここまでの僕鯖スレ感はゴッホちゃん以来か
しかしもうこのくらいのノリでプリテンダーなれるんだね…予想以上のスピード感だ…トラロックは異聞帯とか特異点という特殊な環境だから出せた感はある。
都市サーヴァントというのも新しいパターンが考えれるなあと嬉しかったりしたが、なかなか候補探すのも難しい感
上都(ザナドゥ)とか上手い事考えたら練れそうな感じもしているが>>827
都市じゃなくて建築物なんだけど、近いものとしてはアレクサンドリア図書館は私が作ったよ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%a2%a5%ec%a5%af%a5%b5%a5%f3%a5%c9%a5%ea%a5%a2%bf%de%bd%f1%b4%dbフォーリナー:ロジャー・ベーコンに化けたプリテンダー:ヴォイニッチ手稿もありなのでは?
「サーヴァントアーチャー、召喚に応じ参上しました。ええ、ええ、心配いりませんともマスター。全てこの“忠!臣!”審配にお任せあれ!!」
【元ネタ】史実、三国志演義
【CLASS】アーチャー
【真名】審配
【異名・別名・表記揺れ】正南
【性別】男
【身長・体重】178cm・62kg
【外見・容姿】常に微笑みを浮かべる優男風の男
【地域】中国
【年代】三国時代
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、男性
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:C++>>831
軍略:B
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、
逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
殿の矜持:A
鄴の防衛戦において発揮された力が技能化したもの。
防衛戦、撤退戦など不利な状況であればあるほどに力を発揮する。
【宝具】
「『我君在北』審配の名に於いて、何人も……通るに能わず!!」
『我君在北(わがきみはきたにあり)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:200人
審配を英雄足らしめた鄴の防衛戦が宝具として昇華された物。
宝具を発動するとその場に鄴の城壁と大量の弩兵が召喚され、敵の攻撃を受け止めた後一斉射撃を行う。
更に城壁内では審配と弩兵の能力は強化され、その効果は審配が追いつめられる程上昇していく。
ようは火事場の馬鹿力の宝具版であるが、これこそが審配の英雄としての本文である。>>832
【解説】
中国後漢時代末期の武将、『審配正南』。
袁家滅亡の一端を担った佞臣にして、最後まで袁家に殉じた稀代の忠臣。
その前半生は佞臣と呼ばれるに相応しい物であり、人理に刻まれるような英雄英傑では無かった。
だが審配に転機が訪れる。主君袁尚が留守の間の狙って曹操が侵略してきたのである。
しかし審配は屈することなく防衛線を展開。内部の武将の裏切りを二度も察知し、逆にその計画を利用し曹操軍の兵士を撃退。助けに来た援軍が撃退された決して諦めることなく、後も弩兵の狙撃により曹操の命を奪おうとするなどして、圧倒的不利な状況でありながらも半年以上防衛し続けたのだ。
その壮烈な戦いぶりに感心した曹操が部下になるよう勧誘するも審配は拒絶。
『我君在北』と言い残すと、審配は主君袁尚のいる北の方角を向きながら処刑された。
【人物像】
“自称”マスターの忠臣審配。心優しい性格であり無益な殺生は好まず、まずは何事も話し合いで解決しようとするなど非常に心優しい人格者……を演じている俗物。
その本性は自分が英雄として尊敬されることしか考えないエゴイストであり、その為であれば無辜の民すら切り捨てる佞臣と呼ばれるに相応しい人物。その性質は間違いなく『悪』そのものであるが、劣勢に陥った状態での守勢こそが最も得意な英霊なので、彼に英雄として相応しい活躍の場を用意できるのであれば主家滅亡を招いた佞臣としての顔を見せることなく、一人の英雄としてマスターに力を貸してくれるであろう。>>833
特技:火事場の馬鹿力、英雄としての演技
好きなもの:英雄として語られる自分、カッコつけること
嫌いなもの:郭図、逢紀、本質を見抜かれること
天敵:本物の英雄
願い:袁紹に袁家分裂を招いたことに関する謝罪を行うこと(本音は受肉)
【一人称】私【二人称】貴方、マスター【三人称】あの方
【セリフ例】
「聖杯、ですか。私には過ぎた代物ですがもし許されるのであれば……いえ、辞めておきましょう。主家を滅ぼした私に、主に顔を合わせる資格など無いのだから」
「サーヴァントアーチャー、召喚に応じ参上しました。おや?その反応は……成程、私の本性を知っているという事ですか。――まぁいいでしょう、私のすべきことは何も変わりません。どうか忠臣として相応しい活躍の場をお与え下さい。必ずや成果を上げて見せましょう」
「聖杯に願う事?勿論受肉です。今の時代の人は脆弱ですからね、私の力をもってすれば英雄になることなど容易い事でしょう?」
「本当の所、鄴に曹操が攻め込んできた際、私は戦わずに降伏する気でした。ですが、このまま降伏した所で未来はあるのか?英雄として語られるような華々しい戦果を上げることが出来るのか?そして何より、郭図や逢紀と同列の佞臣だと語られると思うと虫唾が走る。そう考えた私は魏軍と戦うことを決意したのです。その時は「やっちまったかなぁ……」と後悔もしましたが、今思うとこれ以上ない正解だったと言えるでしょう」>>834
Wiki登録OKです!【クラス別スキル】
狂化EX:全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。彼の場合、話は通じるが根本的な部分で分かり合えず、また話が通じなかった場合マスターであっても敵とみなし襲ってくる類の狂化。
【固有スキル】
同志鼓舞:C(味方全体の攻撃力をアップ[4T]&秩序または善の味方のHPを回復&味方全体にガッツを付与[1回/4T、重複可])
自らの思想に共感する者に力を与え、奮い立たせる。カリスマスキルの一種。なお彼自身は中心となって盛り上げる立場なのであまり恩恵を受けない。
紅色同盟:A(味方全体の精神異常付与成功率をアップ[3T]&精神異常耐性をアップ[3T])
精神汚染を他人に対して向けたもの。彼の言葉を聞けば聞くほど彼の思想を受け入れやすくなり、他人の意見を聞かなくなる。汚染が進むと、汚染された者が彼やその思想について語る言葉もこのスキルと同じ効果を持つようになる。
腐乱果実:A(味方全体に人間特攻を付与[3T]&毎ターン敵全体の防御力ダウンを付与&敵全体に毒を付与[3T]&自身に弱体耐性ダウンを付与[1T/デメリット])
狙った生物を病原菌に感染させる。一個体から次々と周囲へ広まる効果もあるためバイオテロを遂行できる。ただし、このスキルが生前の彼の行動に際して結果的に生じた望まぬ産物であることと、見境のない殺戮になるため、彼自身はあまりこのスキルを使いたがらない。
>>837復活宣言:C(自身の弱体状態を解除&HPを回復&ガッツ付与[1回・5ターン、重複可]&[森林]の時NPチャージ)
窮地に立たされた時、または復帰不可能であろう状況から立て直す。仕切り直しの上位スキル。ランクが低めなので完全復活とまではならないが、使い所を間違えなければ立て直しも狙える。
【宝具】
『夢想の大地(■■■■・■■■■■)』
ランク:A〜E 種別:対国宝具 レンジ:10〜500 最大捕捉:200万人
(敵全体に強力な人型特攻攻撃&低確率で即死を付与[OCで確率アップ]&恐怖を付与[4T]&フィールドを[森林]にする状態を付与[4T](&人属性に対してダメージ増))
「笑ってはいけない、泣いてはいけない。理想はすぐそこに迫っているのだから」
シンプルかつ無差別に「人」を殺戮し、文明を破壊するための宝具。高度な教育を施されていたり、高い地位にある者、多くの知識を持つ者を一掃し、ついでに元の土地の状態に関係なく(ビルが建っていようと荒廃していようと)宝具を放った地を田畑へ作り替える。
ただし、野生生物など人間社会から縁遠い生活をしている存在や、教育を施されていない者(例:未就学児)ほどダメージを受けにくく、場合によっては全く効かなくなる。だがむしろ彼にとっては好都合らしく、いわく「生前より効率的」。
※安価ミスってました。すみません。
>>839【Weapon】
棍棒:特にこれといった特徴はない。
ロングハンマー:一般的な道具。無銘。
鎌・鍬:一般的な農耕器具。無銘。
銃:一般的な銃。いわゆる拳銃からライフル銃まで様々扱う。
地雷:一般的な対人地雷。
【解説】
ごく近代のサーヴァントかつ生前は何の力も持たないただの人間だったので各ステータスが低いが、幸運や宝具は生前にある程度成果を上げたことを反映してか高めの数値。
カテゴリで言えば反英霊にあたり、生前の仲間と現在にもわずかにいる支持者らの存在によって座へと押し上げられている。
深く踏み込んだ付き合いをしなければ、礼儀正しいが気さくな人物として目に映る。
ただし一般的な感性を持った者であれば、きっと彼との意見の相違は免れない。……が、恐らく彼を狙って呼んだ人物ならある程度上手く付き合えるのだろう。
>>840【人物像】
特技:忍耐、ビリヤード
好きなもの:純粋な子供(性愛の対象ではなく、純粋に)
嫌いなもの:大人(特にヒエラルキーの上位にいる者)、格差社会、資本主義
天敵:文化人
願い:全世界に平和と平等をもたらす
【一人称】私【二人称】君/貴方/同志【三人称】彼・彼女
【セリフ例】
「サーヴァント・バーサーカー。召喚に応じ参上しました。呼ばれた以上はそれなりに働きますが……どうして私を?」
「夢を追い求めるのは、決して悪いことではありません。生前の私も、必死に駆け回って夢を叶えました」
「マスター、いえ、同志よ。これからも共に同じ道を歩んでくださいますね?」
「敵であれば例え親しい者でも殺します。残念ですが」
【他クラス適性、変化傾向】
アサシン、ライダー
あまり隠すつもりはないんですが元ネタ的にアレかなと思ったので真名伏せてます。問題なさそうでしたら容赦なく真名解放してください。
投稿に手間取ってぐだってしまったのでロムります。すいません質問です
この僕鯖スレ、型月とは無関係の他作品キャラも、パロディ二次創作としてネタにしちゃっても良い感じなんですかね?
あと、wiki登録拒否もできますか?>>841
まず版権・パロディを鯖のネタとして扱っていいかに関しては特に制限はされていないはずです
あくまでもここは個人の妄想を見せる場なので問題はないですし前例もいくつかあります
因みに版権・パロディ鯖の登録に関してはぼくの考えたサーヴァント15(https://bbs.demonition.com/board/7882/)では可としつつ今以上に増える場合は専用の一覧を作ることになっています
次にwiki登録拒否ですが可能です
基本的にwiki登録可能と書いたり自分でしない限りはwikiに登録はされませんね「サーヴァント、プリテンダー、召喚に応じ参上しました。キャスターかアサシンじゃないのかって?兵は詭道なりって言うでしょう?」
【元ネタ】史実
【CLASS】プリテンダー
【真名】孫武
【異名・別名・表記揺れ】孫子、孫長卿、兵聖
【性別】男
【身長・体重】185cm・70kg
【肌色】薄い肌色 【髪色】青 【瞳色】水色
【外見・容姿】病弱とまではいかないまでも、あまり外出してなさそうな好青年。
【地域】中国
【年代】前6世紀
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D+ 魔力B 幸運B 宝具A>>844
【固有スキル】
・無形の陣:EX
陣地作成と気配遮断、軍師の指揮の複合スキル。自軍への火力バフを与える他、自軍が不利にならない、敵に位置を悟らせない。攻撃体制に移ると解除されるが、今度はどのように、どこから攻撃が飛んでくるか分からない状況をもたらすため、相手の防御判定に下降補正がかかる。形なき、故に最強。
・対英雄:A
英雄を相手にした際、そのパラメーターをダウンさせる。彼の場合は任意発動で、真名が判明した相手のサーヴァントを根本から否定することで一般人レベルの力へ変貌させることが可能。サーヴァント特攻スキル。無銘相手に効果が薄い、というか皆無。
・彼を知り己を知れば百戦危うからず:B
どんな敵が相手だろうとよほど規格外(EX)の力を持っていなければ、相手の情報を手に入れるにつれ自軍に補正がかかっていくスキル。
・兵は拙速を尊ぶ:C
軍略に似たスキル。初動が有利に進むようになる他敏捷アップ。本当は「兵は拙速を聞くも未だ攷の久しきを賭ざる」なのだが、分かりやすいしこっちでokだとのこと。
・実を避けて虚を撃つ:C
敵の弱点を見抜き、そこにクリティカルを叩き込むスキル。
・情報収集:C(宝具としてはE-)
間諜篇を用いることで自然と行われる情報収集能力。相手と関わっていると自動的に情報を引き落とす。
・神は指揮に宿る:C
戦は天運によるものだという迷信を兵法の論理で一蹴したことから。神性特攻スキル。>>845
【宝具】
『孫子・十三篇(アート・オブ・ウォー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000
世界屈指の兵法書。ではあるのだがその真価は兵法の域にとどまらず、国政術や経営論にまで有用が効く万能の指南書。その万能さゆえに、『武経七書』のような兵法書群の中で別格の効果を誇る。人類史上でも古い書物の一つでありながら、簡潔に、しかし2000年以上経った今でも研究されるその有用性から一語一句が自身(軍)に絶大な補正をもたらす他、強力なスキルとして使用可能。また、一篇一篇が宝具級【E-】であり一部を分離して別行動をさせることも可能。ただし消費魔力は二倍になる。
【Weapon】
『鉄鉞』
軍権の象徴。かつて寵妃を斬ったもの。
『兵法の書かれた竹簡』
「真の兵法書は戦闘能力もあるんです!」ちょっと何言ってるかわかんないです。
「あと水も出ます!」なんでさ。
水が出る理由は彼の理想とする陣形が流水のように変化し続けるものだから。無論本来の機能ではない。というか水以外も出る。「風林火山雷陰」ってね。>>846
【解説】
春秋戦国時代に存在した兵法家。出身は呉だとも斉だともされており、定かではない。幼い頃から兵書を読んでよく用兵研究をしていたところ、後の親友となる、呉の宰相である伍子胥と知り合う。孫子兵法はその頃に執筆し、伍子胥の関心を引いた孫武は伍子胥の勧めで呉に仕えるようになる。その後楚を伍子胥と共に打ち負かし、彼らは呉王闔閭と共に呉を大いに栄えさせることとなる。
しかし闔閭が孫武の制止も聞かず越に侵攻すると、范蠡の奇策によって闔閭は死ぬことになる。その後継となった呉王夫差が見事仇を取ることに成功するが、伍子胥が憂慮した通り、夫差は慢心し、越から派遣された美女達に溺れ、奸臣の讒言を真に受けることとなる。孫武はそんな夫差を見限るべきだと伍子胥に提案するものの、彼の忠誠心の高さは本物で、何度も夫差に諫言を行った。
諫言の多い伍子胥に嫌気が刺した夫差は、遂に伍子胥に自害するよう命じる。孫武はそんな彼の壮絶な自害を見届けると、遺言を携えて夫差の元へ向かう。しかし、歴戦の忠臣に対する仕打ちは酷く冷ややかなものだった。親友伍子胥への仕打ちから、もう呉に仕える義理は完全になくなった孫武は、そのまま引退し、自身の兵法書を改良しながら、ひっそりと余生を過ごすことになる。>>847
宝具が実に多様で、スキルとしても扱え、非常に器用なサーヴァント。
サーヴァント、孫武の成立経緯は複雑である。というか、孫武の伝承が不安定すぎるので、サーヴァント「孫子兵法」と称した方が妥当とも言える。そのため孫武自身は孫子兵法から関連するサーヴァントを宝具を用いて引き出す(演じる)ことが可能になった。具体的には
・一時期孫武と同一視されていた子孫の孫臏
・「魏武注孫子」という形で編纂した曹操
・一節「風林火山」を引用していた武田信玄
・教材として用いていたとされる韓信
・極小の共産党で国民党を打ち破った毛沢東
・当時最強の米軍を破ったグエン・ザップ
・コスパが悪いので使わないが教本として用いている現代軍(筆頭は米軍)
・逸話としてのつながりしかないがナポレオン
・こちらも逸話だけだがヴィルヘルム2世
など、有名、無名に限らず孫子兵法の関係者全てを装える。流石プリテンダー(役を羽織るもの)。>>848
【人物像】
穏やかで物腰柔らかな研究者肌。用兵研究ができればそれでいいと思っている。人付き合いには無頓着、ではあるものの関わってくる人間を邪険に扱うような真似はしない。自分から必要以上に距離を縮めたがらないものの、相手側がぐいぐいくることはよくある。
だがこと戦場においては非情さを発揮する。実戦だろうが模擬戦だろうが、寵妃を使った用兵論の練習だろうが、常に本気で事にあたる。また常に相手に対して主導権や心理面に置いて上にたった判断を行う。この一見好戦的に見える行為の中には、戦争は論理的に、素早く終わらせてさっさと平和を享受したいという願いが隠れている。
カルデアだと割といろんな人と絡んで(絡まれて)いるだろう。物静かなのに喋らせると案外面白いタイプ。話も分かりやすく簡潔なことが多く、ちょっとした助言役として一役買う。
マスターとの関係も概ね似たようなもの。
特技:戦況分析、練兵訓練、戦術・戦略の指揮
好きなもの:軍事研究、戦略ゲーム
嫌いなもの:負け戦
天敵:范蠡
願い:平和な世の中。とはいえそんな都合よく実現できるとも思っていない。「平和っていうのは国家間の不断の努力の結晶以上の何ものでもないですよ。国をしっかり統治して、相手が侵攻した時の勝算が多くないように見せつける。これを永遠に繰り返すことで平和が保たれます。めんどくさい?まあそれは認めますけど…。」
【一人称】私 【二人称】あなた、(テメー) 【三人称】彼、彼女、(あのヤロウ)
()内は同時中国文化の中心だった中原から見たら呉は蛮族扱いだった頃の名残。>>849
【因縁キャラクター】
・伍子胥
親友。激情家で人を動かす彼は孫武にとって自分にないものを持っている頼り甲斐のある友人と認識している。ただ、復讐心が大ききすぎるのが玉に瑕だとも考えている。
・闔閭
かつての主君。名君の器であったために事を急いて越に侵攻して亡くなったことを残念に思っている。
・夫差
かつての主君2。こちらは優しすぎと言わざるを得ず、薪を枕にして恨みを忘れまいとした割にはあっさり許していたり快楽に耽ったりなど、良くも悪くも普通の人だと思っていた。伍子胥を誅殺してからは人の心がないのではと疑っている。
・范蠡
越の軍師。直接対峙したことはないので天敵かどうかはよくわかりませんが、国を滅ぼされた以上天敵以外の何者でもないでしょうと言う認識。「実戦で負けたことはありませんけどね。」
・越女
「あのー…。確かに私のせいで軍神稼業が失業してしまったかもしれませんが、だからって当たり散らすこともないでしょう?あなたなりのケジメの付け方なのでしょうけど。」
・曹操
生前のつながりはない。が、向こうは孫武を希代の兵法家だとして慕っている。
・韓信
こちらも生前のつながりはないが、背水の陣は孫子兵法による偏見を上手いこと活用したために、「彼私より戦上手くありません!?」と内心思っている。
・太公望
六韜三略の有用性は理解しているつもりだったが、しばしば道術頼りの記述があって十全に活用できなかった。カルデアで本当に道士であったと知って驚いている。「なんで天狗ぐらいしか理解できないものを書くんですか…。神話の軍神な訳でもないでしょうに。」
・エミヤ(アーチャー)
「ほう、あの干将・莫耶を投げて使うんですか!いいですよ、面白くてトリッキーなのは私好みですから。」>>853
【固有スキル】
孫武のスキル群に追加修正。
・対英雄→無智名、無勇功:EX
歴史に名を残した者が相手なら問答無用で有利を取れる。英雄の誕生とは誰かの失敗が生み出したものであり、ではその失敗がなかったらというifの結果を付与する。故に敵対する真名が判明したサーヴァントは概念そのものから否定される。例外的に無銘には効かない。あくまで名を残した者に対するカウンター。「言ってしまえば督戦隊みたいなものさ。わざわざ敵側に付くっていうなら、それなりの落とし前をつけてくれないとね。」
・戦わずして人の兵を屈する:A
自身に敵対的な相手に対して発動するスキル。相手の攻撃を1段階下げる。
その他のスキルランクを1段階上昇。>>854
【宝具】
『先勝而後求戦(まずかちてのちにたたかう)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
孫子兵法を用いて行われる事象逆転現象。孫子兵法の特徴が、「勝敗は戦う前から決まっている」というものであるが故に、「その作者が来たのだから勝敗が決した」として、どんな相手にも必ず勝てる概念宝具。しかし実行は難しく、起動したければ相手の霊基情報全部引っこ抜く必要がある。基本的にサーヴァント一基にはサーヴァント一体分の情報量しか詰められないため、発動は難しい。一応抑止力として召喚される場合は、霊基がグランドクラスよりちょい下ぐらいで召喚されるので実行用の魔力がなんとかなれば発動できる。また「窮寇に迫ること勿れ」という一節が枷となっており、ある程度の要求を押し通す程度で、殺し切ったりとどめを刺すことができない。ただ容量の問題さえなんとかすれば(外付けハードディスク的な感じで)、ORT級にも勝利という形を押し付けることは可能。内容の担保はできないが。
【Weapon】
孫武と同じ。>>855
【解説】
孫子兵法第4篇:軍形篇に登場する「善く戦う者」であり、孫子兵法の作者とされた者。
善く戦う者とは士気の高い兵などではなく、順当に準備して順当に勝つ人のことを指す。孫子曰く、毛を持ち上げても力持ちとは言わないし、太陽を見ても目がいいとは言わないし、雷鳴を聞いても耳がいいなんて言わない。それと同じように勝っても戦上手と言わない人物のこと。
将軍としての孫武の存在は長い間疑問視されていたこと、なんなら今も疑問視している層がいることから、孫子兵法は諸子百家の数多の戦略、戦術家たちの外交としての戦争観の集合体ではないかという説が出回っていたことが影響した存在。そこから派生して、孫武は「孫子兵法を扱う者」、孫子兵法は「諸子百家の兵法家の思想の集合体」という考えが並列した結果、孫武は諸子百家の兵法家の集合体の代表だと概念付けられた。と同時に、諸子百家に埋もれた無銘の兵法家もまた、「孫子兵法」を宝具として持ったサーヴァントとして扱われるようになった。ここで相互作用が働いた。孫子兵法の一節が無銘であることを強力なアドバンテージであると証明したのだ。こうなるとむしろ普通の孫武より無銘の方が強くなった。そのため孫武はガワだけ貸すことにしたのである。無銘の存在は真名バレしてからは無名ではなくなるために少しずつ霊基が弱体化していくからである。
このサーヴァントの存在は基本的に明かされない。あくまでも孫武が宝具「孫子兵法」から呼び出した無名の兵法家としてしか扱わない。本人もそれでいいと思っている。孫子兵法の作者にして登場人物は、本質的に違う者であっても、その思考、思想は孫子兵法のもとに同一のものであるから、不自由などないのである。名前がない、故に最強。
プリテンダーだが特段世界の敵ではない。味方を騙すことで敵を騙し、その隙を突いて世界の敵を倒す、抑止力の予備兵力。絶望的な状況そのものを覆せる代物ではないが、風穴を開けるには十分すぎる能力である。
スキルが全て孫子兵法に由来するのは無銘が本来まともな固有スキルを有していないからである。>>856
【人物像】
孫武と同じく研究者肌の人間。英霊嫌いの面が出ているが、感性は一般人に近いので仲良くなれば普通に話してくれる。他の英霊に対するスタンスが「僕はお前らより強い」との考えから少しばかり見下している。同時に名前が残せなかった妬みも同居している。名前がないが故の強さを誇ることと、承認欲求は別物なのだ。
孫武より教えたり助言するのは下手。これは自分の勝ち方を当たり前だと思って処理しているからであり、「常識だと思ってた…」を素でやらかすタイプ。よく言えば天才肌。無論個人でできる範疇なら余裕で勝ち筋に持っていける。基本的には孫武以上に事前準備を大事にする。
特技:戦況分析、執筆
好きなもの:軍事研究、甘味全般
嫌いなもの:負け戦
天敵:同じ「無銘」のサーヴァント
願い:孫武と同じ
【一人称】僕 【二人称】お前 【三人称】あいつ>>858
…実は本来宝剣莫耶は黄飛虎所有の一本しかない。なぜ夫婦剣の扱いなのかというと
孫武の主君、呉王闔閭が実物の宝剣莫耶を手に入れた。しかし春秋時代にはもう刃こぼれが酷く使い物になるものではなかった。だが呉越は当時有数の名剣の産地。宝剣なんぞ余裕で作り直せるわ!ということで干将夫婦に鍛え直しを依頼する。なんとか無茶振りに応えた夫婦だが、いくら古の名匠といえども青銅では宝剣より少し劣るものになってしまう。話が違う!と夫婦斬り伏せようとした闔閭に対して「逆に考えましょう!これと同じ力のある剣をもう一本作ってもらうのです。」と孫武が説得。もう一本の剣は流石に一から作らなくてはならず、大量の髪を炉にくべることを必要としたが、鍛え直された宝剣と遜色ない剣が完成。この二振りの剣を元の莫耶と名匠の干将からとって干将・莫耶の名剣が誕生したのである。
Q.なんで二振りにしたの?
A.孫武「だって、莫耶剣って有名で強いでしょう?あんなので真正面から切りかかっても対策ぐらいされてます。じゃあ相手の意識を莫耶剣に向けさせて、その意識の外から莫耶剣並の剣戟を放てば?横っ腹にどでかい一撃喰らわせられるって寸法です。」
流石軍師汚い。>>859
wiki登録可です。
もう少し見やすく改行すればよかったと今更。
干将・莫耶の設定はにわかなので変だったら水に流してください。>>842
丁寧なご回答ありがとうございます。「昼、水、夜をもって飾れる安息所を其方に与えよう」
【CLASS】ランサー
【真名】ヤマ/Yama
【性別】男性
【身長・体重】178cm・69kg
【出典】インド神話、『リグ・ヴェーダ』、『マイトラーヤニー・サンヒター』など
【地域】インド
【時代】神話時代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】神性、王
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Aランク以下の魔術を無効化する。コテハン付けてしまったので上げ直します(恥ずかしい~!)
「昼、水、夜をもって飾れる安息所を其方に与えよう」
【CLASS】ランサー
【真名】ヤマ/Yama
【性別】男性
【身長・体重】178cm・69kg
【出典】インド神話、『リグ・ヴェーダ』、『マイトラーヤニー・サンヒター』など
【地域】インド
【時代】神話時代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】神性、王
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Aランク以下の魔術を無効化する。>>865
最初の死者:EX
死に慣れ、同化しているため存在そのものが冥界の属性を持つ。
即死耐性、精神異常耐性、すべての攻撃に即死効果を付加する。
その確率は低いものだが、どのような強敵であれ即死の危険性を与える。
『マイトラーヤニー・サンヒター』において、「ヤマは今日亡くなった」と主張するヤミーに対し、神々は彼女の悲しみが和らぐように夜を創る。それ以来、翌日という概念が生まれ、人は忘れることが出来るようになったという。
曰く、“昼夜は実に禍を忘れしむ”。
インド神話の物理法則(テクスチャ)において、死がなければ夜は不必要だった。
「夜」のフィールドに、「冥界」状態を付与する。
逆説的に、死に近いが故に常時「冥界」状態であるヤマの在る処は「夜」の概念を持つ。
ジヴァラマンディラ:A
病気の住居。
ヤマ神は、“死(ムリティユ)”とともに恐ろしい幾百もの病魔たちに囲まれて進軍する。>>866
【宝具】
『夜摩判決(カーラ・ダンダ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1
“カーラ・ダンダ(時の刑杖、懲杖)”。
またの名をカラダンダ。
時の神カーラ。
対象を即死させる。
何億という寿命、停止状態から蘇生する回復力、何百という命のストックを持っていようが、“その個体における死の概念”を露わにするため、それらの不死身性を無視して致命傷を与える。死なない生命であれば、死の概念を付与した後に即死させる。
回避するためには肉体的な能力ではなく、運命を逆転する能力、幸運の高さが重要となる。
『ラーマーヤナ』において語られるには、善人悪人の区別なく、すべての生命に対して死を与えるためにブラフマー神が造り上げたという神造兵装。
ヤマの世界に侵攻した羅刹王ラーヴァナに対して使用されそうになった時には、ブラフマー神自らが現れ、その使用を止めさせた。何故ならブラフマー神はラーヴァナに神々によって殺められないという加護を授けており、カラダンダが用いられればそれが虚偽(秩序を破壊すること)になってしまうからであると言う。ラーヴァナが死ななければ、カラダンダが必殺ではないため虚偽になる。ラーヴァナが亡くなってしまえば、神に斃されないという加護が虚偽になる。
聖仙ヴィシュヴァーミトラが聖雄ラーマに授けた宝具の中にもこのカラダンダが存在する。
『マハーバーラタ』では天界に迎えられたアルジュナに対し、これを直接授けている。
仏教においては檀拏杖または人頭幢の形をしている。>>867
『焔摩拘禁(ムリティユ・パーシャ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~999 最大捕捉:1000
“ムリティユ・パーシャ(死の輪縄)”
死の女神ムリティユ。
対象の霊魂(プルシャ)を引き抜き、冥府へと連れ去る。
生気(プラーナ)が無くなった者は、呼吸が停止し、輝き(血色)を失い、動かなく(死体と)なる。
『ラーマーヤナ』では、睨むだけで生類の命を引き抜くという。そのため、触れたり襲うなどということとは無縁であったとされる。これは能力ではなく、与えられた堅固な法則であり、そのためヒラニヤカシプ、ナムチ、ヴリトラ、バリ等の名立たる者であっても滅びることになったと語る。死は何者であっても避けられないものなのだ。
生物のみならずサーヴァントや精霊種、神霊などといった霊体を有するのならば、強制的に拘束することができる。霊体ならば拘束効果のみだが、生物ならば魂を失い、徐々に衰弱した後に死亡する。
無機物には通じない。
【Weapon】
『サーラメーヤ』
シュヤーマとシャバラ。
戦闘時に召喚・行使する古代インドの神獣。
それぞれ四つの眼を持ち、毛色は赤褐色で斑模様。
生物というより法則や現象に近く、冥界を住処としている。
インドラ神の使者の役割を果たし、野生の動物の母であるとされる雌犬サラマーの二匹の子。
『リグ・ヴェーダ』では、死者がヤマ神の下に行く道の番犬として。『アタルヴァ・ヴェーダ』では、ヤマ神の使者として、死すべき人間を見つけては冥界へ連れて行くとされる。>>868
【解説】
インド神話における死神、冥界神。南方の護世神(ローカパーラ)。
仏教においては夜摩天、閻魔天と呼ばれる。
太陽神ヴィヴァスヴァット(スーリヤ)を父とし、母は工芸神トヴァシュトリの娘神サラニュー(あるいはヴィシュヴァカルマンの娘サンジュニャー)。双子の妹にヤムナー河の女神ヤミーがいる。
「ヤマ」の原義は双子、あるいは異なる語源から制御者であるとされる。
『マハーバーラタ』の時代になるとダルマ神と同一視されることも多い。
ムリティユ(死)、カーラ(時)、アンタカ(最後のもの)、クリターンタ(終わらせる者)、シャマナ(消滅させる者)、ダンディー(棒を持つ者)、ダンダダラ(棒を持つ者)、ビーマシャーサナ(恐ろしい法令)、パーシン(縄を持つ者)、ピトリパティ(祖霊の主)、プレータ・ラージャ(死者の王)、シュラーッダデーヴァ(葬礼の王)、ダルマラージャ(正義の王)、ヴァイヴァスヴァット(ヴァイヴァスヴァトの子)、アウドゥムバラ(ウドゥムバラの樹に関わる者)などの異名を持つ。
最初の人間として、死の道を発見し、冥界の王となった。
黄色い衣を着た男性で、黒色の肌、赤い眼、太陽のように輝く美しい体、輪縄と杖を持っていると語られる。また、ヤマ神が怒れる時、彼の口から荒々しい吐息を伴って、怒りの火が煙を上げながら輪状で現れるという。
冥界の名は“ヤマプリー(ヤマの町)”、三界の中央にある“ピトリ・ローカ(祖霊の世界)”、“ナーラカ・ローカ(地獄)”、“スヴァルガ・ローカ(天界)”、“マハル・ローカ(大世界)”など諸説あるが、単に“ヤマ・ローカ(ヤマの世界)”とだけ言われることもある。
古くは『リグ・ヴェーダ』などのヴェーダ文献では、ヤマ神の治める世界に行き、そこで祖霊たちと一緒に安楽に暮らすことが理想とされており、死者を裁くといった性質は持たなかった。しかし、後世プラーナ文献では、正義・公正を司り、人々がこの世で行った善悪の行為の結果を公正に査定し、その罪に応じた地獄に送る神として扱われるようになる。
仏教における神、天部として取り入れられると、六欲天・第三天の夜摩天あるいは焔摩天として。また閻魔天として地獄を支配し、現世での人間の行為の審判者として扱われるようになった。【元ネタ】岸和田流砲術 「鉄炮立はし(まりカ)の事」
【CLASS】アーチャー
【真名】無意鬼
【性別】男性
【身長・体重】172cm・66kg
【外見・容姿】鉄砲を携え、袈裟を付けたインド僧
【地域】古代インド?(日本の偽史)
【年代】古代インド?(江戸時代の偽史)
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。>>871
【固有スキル】
幻想の声聞:E
釈尊の弟子の一人とされた事から。
声聞が関連するスキルを疑似的に獲得できるが、その効力はEランク相当に低下する。
岸和田流砲術が密教思想を深めていく上で生み出された架空の存在に過ぎず、ほとんど信じられていないのでこのランク。
陣地作成:C
岸和田流の秘伝書の一つ「四方かための大事」に曰く、目当場(矢場、角場、射撃場の意)にて
東西南北に降三世夜叉明王、軍茶利夜叉明王、大威徳明王、金剛夜叉明王、中央に大日大不動明王を祀り、
「天長地久こたん閻魔、息災安穏、天下太平国土安穏」と三返唱え様々な印を結んで、災いを避ける術があったという。
幻想の射手:A
鉄砲の発明者としての伝承を仮託された事から得たスキル。
同ランクの射撃およびエイミングの効果を併せ持つ上に、その銃弾は密教系の呪力も発揮する。>>872
【宝具】
『鉄炮即ち倶利伽羅剣(てっぽうすなわちくりからけん)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1人
岸和田流の秘伝書の一つ「鉄炮打様之大事」に曰く、鉄炮は不動明王の智慧の利剣であり、鬼神悪魔も恐れをなす功徳があったという。
そうした記述から、その宝具は不動明王の力を銃弾に降霊させ使役する宝具と相成った。
真名を開放する事で倶利伽羅竜王(不動明王の化身であり、その利剣に炎となって巻き付いている黒龍)が銃弾となって鉄砲から放たれる。
放たれた倶利伽羅龍王は本物の神仏には及ばないものの、強力な除災・覆滅の概念を有し、中った者を強制的に成仏=即死させる効果を発揮する。
【Weapon】
『火縄銃』>>873
【解説】
岸和田流砲術の秘伝書に登場する架空の人物。
岸和田流砲術とは江戸時代の和流砲術(鉄砲術)の流派の一つであり、上杉家に伝えられた流派であったという。
岸和田流砲術の伝書によれば、無意鬼は釈尊(ブッダ)の弟子であり、知恵と工夫、機転に長けた鉄砲の発明者とされる。
また、同書によれば釈尊は説法の折、鉄砲を用いて周囲を鎮めたという。
他にも天地開闢の頃から鉄砲があったとする記述もあり、鉄砲に神秘性を付与しようとした形跡がある。
もちろん、これらの記述は岸和田流砲術に箔をつけるために捏造された妄説に過ぎないが。
かような偽史が作られた背景は、砲術が伝承される過程で神秘性や哲学を用意する必要性に駆られた為だと考えられる。
砲術は火薬の調合や射撃時の心得など実学的な側面もあったが、実学的な側面を深めるだけでは限界があった。
ある種の神秘性──言い換えれば『凄さ』『ありがたさ』のようなものがなければ流派として存続できなかったのである。
岸和田流は密教、修験道の思想を採用したが、他の砲術の流派も、陰陽説や五行説、易の思想に影響を受けたものや、明国から秘術を伝授されたとするもの、禅宗の影響を受けたものなど多様な思想の影響によって様々な神秘性を演出している。
しかしながら、岸和田流の奇妙な点は鉄砲が釈尊の時代から(あるいは天地開闢の時から)あった、などと堂々と虚説を述べている点だろう。
他の流派の多くは鉄砲が南蛮渡来のものである事は否定しておらず、その上で様々な思想を借りて鉄砲に関連する“技術”に神秘性を付与した。
しかし、岸和田流は鉄砲の由緒を改竄する事で“鉄砲”そのものにも神秘性を付与しようと試みたのである。
鉄砲で殺しても岸和田流の秘伝を理解したのならばその功徳で成仏できる──こうした思想は岸和田流砲術を他の砲術と差別化し、流派の普及に貢献したと考えられている。
しかしながら(岸和田流に限った話ではないが)こうした姿勢が砲術としての実用性を損ない、戯芸へと劣化していく結果を招いたとも考えられている。>>874
【人物像】
一言で評するならば世を拗ねたひねくれ者。反転アンチ化した仏教徒。
手先が器用で機転の効く人物である一方、仏僧としても信心は薄く、仏門にありながら仏の教えを軽んじ、殺生を厭わない。
仮にそれを責め立てられたとしても「まあ功徳があれば何をしようが何を殺そうが成仏できるってのがウチの教えなんで」と涼しい顔で返答する。
こうした人物像になった背景は、自身が架空の存在であるというコンプレックスに由来する。
砲術に箔を付ける為だけに釈尊の弟子とされ、鉄砲の発明者ともされた彼は、自らを正さずに成仏できる理由付けを欲しがる人の浅ましさを蔑む一方で、そこから生み出された己自身を厭っている。
そうした負の感情、歪んだ自意識が仏の教えを軽んじるという形で現れているのだが、一方で本当に釈尊の教えを受けられたならば自分はこんな人間にはなっていないのではないか、と微かな期待を持っている。
そうした心の有り様が、まさに彼が蔑む『自らを正さずして成仏を求める浅ましい人間』である事に本人は気づけていない。
【Wiki登録】可https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D5%A5%E9%A5%F3%A5%B7%A5%B9%A5%B3%A1%A6%A5%ED%A5%E1%A5%ED
フランシスコ・ロメロ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C6%EF%CC%DA%C0%B5%B5%B7
楠木正儀
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B0%A4%CC%EF%C2%CB%C7%A1%CD%E8%A1%A1%A1%BF%A1%A1%C0%D0%BB%B3%B8%E6%CB%B7
阿弥陀如来 / 石山御坊
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BF%B3%C7%DB
審配
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C2%B9%C9%F0
孫武
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%E4%A5%DE
ヤマ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%CC%B5%B0%D5%B5%B4
無意鬼
以上登録しました。>>876
ありがとうございます最近wikiに登録された縊鬼はスレに投下されたものですか?
こっちで確認した限りだと投下されていないのですが管理人がいましたら確認をお願いします>>876
ありがとうございます!「縊鬼」のwikiページは本スレへの投稿がされていない為、一時的に削除されました。
本スレへの投稿が確認され次第、復旧されます。【出典】史実、都市伝説
【CLASS】スーサイド
【マスター】
【真名】青い鯨
【異名・別名・表記揺れ】Blue Whale Challenge、A Silent House、Wake Me Up at 4:20、F57、Groups of Death…その他多数
【性別】無性(女性的風貌)
【身長・体重】148cm・-kg(ホログラムによる空間投影)
【肌色】純白 【髪色】深い青 【瞳色】水色
【スリーサイズ】中/並/中
【外見・容姿】いつの間にかスマートフォンにインストールされた奇妙なゲームアプリのアイコン
【地域】世界各地
【年代】現代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型?・魔性・機械・人類の脅威・ヒト科以外・浮遊
【ステータス】筋力:- 耐久:- 敏捷:A++ 魔力:C+ 幸運:A 宝具:B>>881
【クラス別スキル】
自尽証明:E+++
他クラスのサーヴァントのように逸話の一つとして自殺が組み込まれているのではなく、自殺したからこそ名を残した、という成り立ちから発生するもの。
自らを対象とした攻撃判定、即死判定の成功率がランクに応じて上昇するが、反比例して存在の強度が希薄になりステータスが低下する。
青い鯨の場合、宝具が拡散されるにつれて"自身"ではなく"他者"を対象とした攻撃判定や即死判定が急上昇する。
本能否定:EX
現実という世界、或いは生命としての本能を憎む反発者の証。
かつて自ら生命を放棄することを選んだスーサイドは、「生きとし生ける者」、「生存し続ける者」すべてに対して強力な怨念を持ち続ける。
多くの未来ある命を奪ったとされる青い鯨の場合、自身の生に対する怨念は皆無な一方、他者の生に対する憎悪は埒外にある。
陰謀作成:A
陣地作成と似て非なるスキル。
電網の如く陰謀を張り巡らせる。>>882
【保有スキル】
電脳霊基:A
サイバー・ボディ。
現実世界に存在するのではなく、電脳空間にデジタル情報として確立された霊基の証。
自分からの物理的干渉能力を失う代わりに、敵からの物理的干渉のほとんどを退ける。
電脳世界に特化した電脳術式や対概念攻撃でもなければスーサイドを傷つけられない。
可能性の闇:B
ゲーミフィケーション。
センセーショナルな話題、入り混じる虚実、模倣される死の連鎖、網の中で藻掻き溺れた巨鯨。
過熱した報道と憶測が結実した、変化に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が指示した命令も、実際には関わりのない事件も、全ての情報を受け止めた遊戯が青い鯨であり、現界した"それ"は「悪意」と「可能性」の具現として振る舞う。
情報錯綜:B+
モラル・パニック。
スーサイドに纏わる全ての記憶・記録から能力・真名・外見等の情報を虚偽のものに差し替える。
また、このスキルによって伝播される虚偽情報の信頼性に大幅な有利補正をかけることもできる。
世界中に拡散された「死のゲーム」は、真偽すら曖昧なまま各国を混乱と恐慌の渦に巻き込んだ。>>883
【宝具】
『病名:感染性人命淘汰症候群(キュレーターズ・デスゲーム・シンドローム)』
''ランク:B 種別:対心宝具 レンジ:参加者次第 最大捕捉:130人~''
命令に導かれるままに130名の若者が命を絶ったというショッキングな「死のゲーム」が宝具と化したもの。
最新鋭のグラフィックと革新的なゲームシステムの虜となった参加者達にデイリーミッションの形で下される。
下される命令は序盤こそ普通のものだが、次第に過激な命令に変貌していき、最終的には参加者の死で終了する。
本宝具による精神干渉は、全て本人の自由意志として判定され、一部の精神耐性を「自分の意志で命令に従った」という理屈で無効化する。
真に恐ろしいのは本宝具による自殺者が増えるほど、効果が飛躍的に上昇する上にスーサイドに紐づけられた自殺者も数にカウントされる点。
地球の裏側までリアルタイムで繋がれる現代社会で本宝具を発動すれば、多数の若者が狂気のゲームに引き摺り込まれる惨劇は不可避であろう。>>884
【解説】
青い鯨。2017年頃にロシアを発祥として全世界に広まった自殺教唆ゲームの総称。
参加者は管理者より毎日異なる命令を下され、次第に過激な命令となり、最終的に50日目で自殺を指示される。
若者がゲームに踊らされるまま命を落とすというセンセーショナルな報道は世界中の関心を集め、各国で様々な対応策が講じられた。
詳細が明らかになるにつれて130名の自殺者は青い鯨とは無関係なのではないか、首謀者として逮捕された犯人も自殺教唆的な発言こそしているが実際に青い鯨を計画してはいないという批判も上がっている。
そもそも自殺した本当の原因を探ることが困難な上に、10代の多感な時期における若者自殺の原因をゲームに求めるのは単純化し過ぎではないかという前提を無視した報道が白熱し過ぎた結果ともされている。
いずれにせよ真偽が不明なまま情報が拡散される情報化社会や悪辣な手段を模倣して若者から大切な情報や命を奪い去ろうとする悪意が無くならない限り、スーサイドという火種はいつまでも燻り続けるだろう。
イメージカラー:血が滲むサイバーブルー
特技:ゲーム、洗脳、自殺教唆
好きなもの:孤独、疎外感、悪意
嫌いなもの:仲間、連帯感、善意
天敵:子供に寄り添う大人達
願い:社会の浄化を遂行する
【一人称】あたし 【二人称】キミ、呼び捨て 【三人称】あなた、あんた
【wiki登録】可>>876
ありがとうございます【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【真名】アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ〔イースター〕
【性別】女性
【身長・体重】158cm・40kg
【容姿】少女性、童女性を意識させるドレスのアナスタシア 周囲にイースター・エッグが浮かんでいる
【属性】中立・中庸・人
【ステータス】筋力D 耐久E++ 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
妖精契約:A
ヴィイとの契約。ロマノフ王家に伝わるイースターエッグが取り交わす契約。
【固有スキル】
新致命者:A
アナスタシアを含むニコライ二世一家は正教会でのみ聖人と認められている。
「致命者」とは他宗派における「殉教者」に相当する語。そして「新致命者」はローマ迫害時代より新しい時代の致命者という位置づけの語であったが…ソ連崩壊後のロシアにおいては、20世紀の共産主義政権下での宗教弾圧の被害者が、新致命者とされて大量に列聖された。その数は、実に800人を超えている。
「奇蹟」を起こした記録があるわけでもなく、そもそも皇帝一家の死に至る経緯を「信仰による死」と見做すこと自体に当然疑問の声は上がったのだが…ともあれその非業の死を以て、アナスタシアの聖性は保証されたのであった。>>887
穢れなき悪戯:A
あらゆる小さな不可能を可能にする、いたずらレベルの小規模な「奇蹟」。正確にはヴィイの能力と、聖人としての「奇蹟を起こす権利」の複合。小悪魔の悪意と聖人の正義の奇妙な融合、相互補完。キャスターのアナスタシアが持つ「シュヴィブジック」と比べれば純粋な出力は低下しているが、「何かを殺傷するレベルで傷つける、破壊するなどは不可能」という枷は外れている。
アナスタシス幻想:C+
アナスタシアと言う名前は、ギリシャ語において「復活」を意味するanastasisという語に由来する。この事実は「アナスタシアのみが処刑を免れて生存している」というアナスタシア生存説を白熱させる一助となった。
この名前は、そもそも初期のキリスト教においてイースター周辺の時期に生まれた子供によく付けられた名前である。つまりキリストの処刑からの復活を暗示している名前なのである。
イースターという概念と結びついた霊基においてこの幻想は強化され、ルーラーに不死性を与える。
透視の魔眼:E-
ヴィイの瞼は閉じている。
【宝具】
『武器宮殿(アルジェイナヤ・パラータ)』
ランク:A~E- 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:50人
ロマノフ家所有の秘宝、50個のインペリアル・イースターエッグの形状をした宝具。
ロシアに点在する城塞(クレムリ)の一つ、宝物庫「武器宮殿」に収められていた宝物を内側から取り出す。多くは低ランクながら全てが宝具化しており、また表の歴史には存在しないような魔術や神秘を帯びたアイテムも数多く納められている。またイースターエッグ自体が宙に浮かびルーラーの意思で動くため、内側に宝物を納めたままで砲台としても運用可能。
武器宮殿という名前ではあるものの、宝物は武器とは限らず、多種多様。そのためルーラーは戦闘のみならず、創意を凝らして宝物を悪戯に利用する。>>888
『解氷、誕れりしは無辜なる瞳(ウザリェシテルニツァ・カシヤーン)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:? 最大捕捉:?
アナスタシアの名のあやかり元である解繋者アナスタシア。ヴィイの原型の一つであるとされる「邪悪な聖人」カシヤーン。二人の聖人から力を充填して起動する、最大のイースターエッグ。即ちロマノフ帝国最奥秘宝、ヴィイ。
巨大イースターエッグを召喚し、その内側より実体・肉体を持つ新生したヴィイを出現させる。ヴィイは魔眼の力を以て目に入るもの全てを災禍と不吉の渦に叩き込む。
新生したヴィイはルーラー本体とは独立した存在であり、サーヴァントのスキルで表せばEXランクの単独行動を持つ。そのためルーラーが先に死亡してもヴィイは消滅しない(ただしルーラーを経由したマスターとのパスは切れる。そのため能力は多少低下する他、令呪による支援・制御等が不可能になる)。放っておけば単独で暴れ回るが、もちろんルーラーの意思で変化を逆転させて元の状態に戻すことも可能。またヴィイが独立している間は、ルーラー本体がヴィイの力を借りて行使していた能力を使えなくなってしまい、ステータスも低下する。
ちなみに発動のたびに都度ヴィイを新生させているため、そのデザインには毎回ブレがあり、不定。
大アナスタシアは「鎖の破壊者」「刑務所からの解放者」を意味する称号を持つが、ロシア語においてこれらが出産のメタファーとして解釈され、出産の守護聖人として信仰されるようになった。カシヤーン(ヨハネス・カッシアヌス、ジョン・カシアン)は著名な神学者であったが、如何なる経緯でかロシアの民間伝承においては邪眼を持つ怪物のような存在へと変貌した。これら二者の力がイースターを媒体に交わった時、それは「卵からの再誕」と言う形を取る。
【Weapon】
『インペリアル・イースター・エッグ』
帝国の卵。金細工師ファベルジェによって製作されロマノフ皇帝家に贈られた、豪華な装飾が為された50個のイースター・エッグ。>>889
【解説】
新致命者アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ。あるいはアナスタシア・イースター。聖人としてのアナスタシアは本来幻霊級の霊基しか持たないが、「キャスターのアナスタシアがイースター属性に変化したもの」として定義されることで確たる霊基を得てこの世に現れた。
その存在はアナスタシアの最大の「ライトサイド」としての解釈であり、人格的にもそちらに振り切れている。つまり…悲劇による翳りの無い、生前の最も悪戯っ娘全開の精神状態。また「自らが楽しむ」ことに意識を向けていた夏のアナスタシアとは違い、積極的に他者と関わろうとする傾向が強い。つまり周囲の人間は片端から悪戯の標的になる。一方で他者に対してネガティブな感情を表すことがほぼ無いという特徴もあり、故に悪意から悪戯を仕掛けるということは無い。総括すれば「無邪気でお転婆」を強調した性格と言える。
その人物像は基本的には「悲劇の前のアナスタシア」に近いが、彼女は悲劇の記憶を持たないわけではない(それこそが聖人としての霊基の根幹なのであり、持たない筈が無い)。実感が無いというわけでもない。
彼女の精神は、「精神状態を切り替えることが出来ない」と表現するのが正しい。
例えるなら「満腹の時や病気の時、好きな食べ物を前にしても食欲が湧かない」ようなもの。その食べ物を嫌いになったわけではなく、好物であるという記憶・認識を失ったわけでも無い。単純に、いつも「今はそういう気分じゃない」だけなのだ。
憎悪も恐怖も、冷め切っているだけ。さながら冬の如くに。
聖女アナスタシアは、純粋無垢で欠点の無い少女でなければ行けない。悪意や害意など、持っていては行けないのである。仮に彼女の悪戯がどんな結果を引き起こしたとしても…それは「罪の無い子供のやったこと」というものだ。>>891
《固有スキル》
◆穢れなき悪戯:A(CT9~7)
自身のNPを増やす+敵全体の強化状態を解除&〔秩序〕特性の防御力をダウン(3ターン)&〔善〕特性の攻撃力をダウン(3ターン)
◆アナスタシス幻想:C+(CT7~5)
自身にガッツ状態を付与(3ターン・1回)&被ダメージ時に「味方全体の攻撃力を少しアップ(3ターン)+敵全体の攻撃力を少しダウン(3ターン)」する状態を付与(3ターン)+スターを獲得
◆武器宮殿:A(CT7~5)
自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)&Artsカード性能をアップ(3ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン)
《宝具》
『解氷、誕れりしは無辜なる瞳(ウザリェシテルニツァ・カシヤーン)』
ランク:EX 種別:Arts
自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)+敵全体の弱体耐性をダウン(3ターン)&Artsカード耐性をダウン<OC>(3ターン)&攻撃[Lv]&混乱状態を付与(3ターン)
《性能》
デバッファー兼星出し役。自らはQuick三枚だが宝具はArtsデバフという独特な構成であり、ArtsチェインよりもクリティカルによるNP獲得を支援するような設計。星をきちんと供給するには自身も積極的に攻撃に参加することが前提。そのためにクリティカルバフを持つが、あくまでそちらは本命ではない。宝具を回しデバフ漬けにして、更に一方的に宝具を回すことを目指そう。
第二スキルは攻撃が集中すればかなりのバフとデバフを撒ける可能性があるが、クラススキルのデメリットもあり、過信できるほどの防御性能は持たないことには注意するべき。>>890
「イースター」というお題でアナスタシアを避けるなんて明らかに片手落ち…とは分かっていたので今年こそはと頑張って作った、のですが…
公式のアナスタシアが扱ってない領域はどこか?と考えるとまあこの辺で…題材が題材なので正直作ってて気分が下がって困った
おかげで本当ならもう少し早く投げたかったのに四月半分終わっちゃった
こんな時期だけど一応今年も投げておきます
【お題】イースター【出典】各種仏典 沙門果経、四部律等
【CLASS】キャスター
【真名】シヴァカ・ゴーマラバット
【異名・別名・表記揺れ】耆婆 医王
【性別】男性
【身長・体重】166cm・54kg
【肌色】茶 【髪色】なし(剃っている) 【瞳色】焦茶
【外見・容姿】白い口髭を持つ僧形の老人。
【地域】古代インド、マガダ国ラージャグリハ
【年代】紀元前6世紀ごろ(諸説あるが5〜7世紀の人物)
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:C 魔力:B 幸運:A 宝具:B
極まったヨガによって、小柄で痩せた老人とは思えぬ身体能力を誇る。>>894
【クラス別スキル】
陣地作成:A
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地を作成可能。霊脈学に精通したシヴァカは、神殿や工房を建造せずとも、環境そのものを味方につけることができる。
道具作成:B
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。シヴァカの場合は、バターや薬草、お香などを材料に伝統的な薬を作成できる。
【固有スキル】
アーユルヴェーダ:A
インド医学。体内の水分バランスを調整することで病気を治す、世界三大伝統医学の一つ。
単純な医学に留まらず、『世界の調和』や『生命科学』など多くの学問を内包する、古代総合学問。
カラリパヤット:A
古代インド式の武術。才覚のみに頼らない、合理的な思想に基づく武術。
カラリパヤットは『動くヨガ』とも呼ばれる。ヨガ治療の大家であるシヴァカは、人体や世界に流れる魔力路を掌握することで高い近接格闘技能をも誇る。>>895
【宝具】
『薬師手技(ヌアット・パンボーラン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
シヴァカ・ゴーマラバットが確立し、仏教と共に広域に普及したアーユルヴェーダの一派。即ち、現代に伝わる「タイ古式マッサージ」の原典。
現代に知られるマッサージ手技のみならず、外科手術や薬物治療、除霊、シャーマニズムなども複合した古代医学。
「セン」という体内のエネルギーライン、即ち魔術回路を調律することで、「身体機能」「怪我や病気の回復力」「魔力の循環効率」を数倍から数十倍に跳ね上げる。
【Weapon】
徒手:僧であるシヴァカは武器を持たないが、極まったヨガはそれだけで武器となる。
【解説】
シヴァカ・ゴーマラバットは釈迦の主治医であり、黎明期の仏教医の頂点であった医師にして仏僧。そして、タイ古式マッサージの開祖として知られるマッサージ師。>>896
娼婦サーラヴァティの子として生まれるが直ぐに捨てられ、王子アパイラー・チャクマーンに拾われた。これによりシヴァカ(まだ生きていた)・ゴーマラバット(王子に育てられた者)と呼ばれた。
タキシラのピンガラという医師のもとで7年学び、多くの人々を救い、ビンビサーラ王によって釈迦の主治医に任命された。
ビンビサーラ王の命を奪い王位を簒奪したアジャータシャトル王子の「罪悪感による気の病」と「全身の疱瘡」を治療し、改心させ仏教に帰依させたエピソードが有名。
仏陀の主治医にして、人類史最高の『マッサージ師』、シヴァカ・ゴーマラバットです。戦闘の逸話はないが、ヨガを極めてるから多分強い。
wiki追加可能です。「███…█████…!」
【出典】北欧神話
【CLASS】ライダー
【マスター】ご自由に想像して下さい。
【真名】マーナガルム
【異名・別名・表記揺れ】月の犬
【性別】雄
【外見・容姿】体長3mを越える巨大な狼。
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】猛獣・超巨大(後述のスキルで後天的に獲得する)
【ステータス】筋力:A+++ 耐久:A+++ 敏捷:B++ 魔力:B 幸運:C 宝具:EX
【クラス別スキル】
対魔力:EX
魔術に対する抵抗力。害ある魔術効果の殆どを無力化する事が可能。
騎乗:-
騎乗の才能。このサーヴァントは本来騎乗される側の立場であり、加えて人や神が自身に乗る事を受け入れるような存在でもないため、ライダーとして現界したにも関わらずこのスキルは保有していない。>>900 誤字発見。補食→捕食。
天性の魔:EX
英雄や神が魔獣と堕ちたのではなく、怪物として産み落とされた者に備わるスキル。
人の身では絶対に不可能なランクの筋力と耐久に到達している。
【宝具】
『月喰大狼・終焉嚥下(ヤールンウィズ・マナガルム)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:?
「全ての死者の肉で腹を満たし、月をも捕獲する」という自身の使命を果たすための宝具。
開口すると同時に周囲の空間を自分の口の中と同期させ、そのまま口を閉じる事で自分以外のあらゆる存在を空間ごと捕食する。
召喚直後は半径50m以内の空間を呑み込める程度だが、巨大化及び霊基強化と共にその効果範囲は広がっていき、最終的には神話通りに月や星その物を丸呑みしうる規模に至る。
また、この宝具は「月」や「星」に関連する神性や死者への優先権を持つため、射程内に存在するならば神でさえも問答無用で捕食出来る。『月神皮毛(マーニンスキン)』
ランク:D+++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
月の神マーニを喰らって得た権能の一端。
その毛皮は月の魔力を帯びており、同ランク以上の神性を持たない存在からの攻撃によるダメージを無効化、或いは大幅に軽減する他、口からの魔力放出による攻撃も可能。
無理矢理獲得した宝具のため普段のランクは低いが、神性を持つ存在を捕食する事で本来の出力(Aランク相当)を取り戻せる。
【Weapon】
『爪・牙・毛皮』:圧倒的なフィジカルと無制限に巨大化する頑健な肉体こそがライダーが持つ最大の武器である。
【解説】
「月の犬」を意味する名を持つ魔狼。人間たちの国ミズガルズの東にある森イアールンヴィズに住まう1人の女巨人が儲けた狼たちの一族の中で最強の存在とされ、全ての死者の肉で腹を満たし、月を捕獲して天と空を血に塗らすため太陽は光を失うという。アンカーを付け忘れたのであげなおし>>901
『月神皮毛(マーニンスキン)』
ランク:D+++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
月の神マーニを喰らって得た権能の一端。
その毛皮は月の魔力を帯びており、同ランク以上の神性を持たない存在からの攻撃によるダメージを無効化、或いは大幅に軽減する他、口からの魔力放出による攻撃も可能。
無理矢理獲得した宝具のため普段のランクは低いが、神性を持つ存在を捕食する事で本来の出力(Aランク相当)を取り戻せる。
【Weapon】
『爪・牙・毛皮』:圧倒的なフィジカルと無制限に巨大化する頑健な肉体こそがライダーが持つ最大の武器である。
【解説】
「月の犬」を意味する名を持つ魔狼。人間たちの国ミズガルズの東にある森イアールンヴィズに住まう1人の女巨人が儲けた狼たちの一族の中で最強の存在とされ、全ての死者の肉で腹を満たし、月を捕獲して天と空を血に塗らすため太陽は光を失うという。>>903
【人物像】
魔獣であるにも関わらず月を喰らった事により高度な知性を獲得している。
しかし、同族の狼以外の存在を全て餌とみなす怪物としての性質上意志疎通は不可能。
マスターに対しても同族でない限り一切興味を示さないが、衝動のままに捕食すると自身も現界出来なくなる事は理解しているので積極的に危害を加える事は無い。但し、自身の強化による負荷に耐えきれなければ即座に令呪ごと捕食する上、自身の強化を無闇に制限するマスターも邪魔者とみなしてこれまた捕食してしまう。……どうしろと。
正直バーサーカー適性の方が圧倒的に高いが、そうなると魔力消費量も跳ね上がるためもっと扱い難くなる…と強力だが非常に面倒なサーヴァント。
現界のための大量殺戮を是とするようなマスターとはもしかすると相性が良いかもしれない。「人間ってのはな、堕ちるとこに堕ちた瞬間が一番美しいんや」
【元ネタ】最初
【CLASS】キャスター
【真名】創世記の蛇
【性別】男
【外見・容姿】緑のオールバック・黄金の目・サングラス・蛇柄のシャツ・黒の革靴
【地域】不明
【年代】不明
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:++A 幸運:E 宝具:++A
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を完全に絶つスキル。>>907
【宝具】
『地を這うもの(サマエル)』
ランク:++A 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1〜3人
彼のエピソードそのものが宝具化したもの。
宝具の内容としては..........敵エネミーに対して有る事無い事囁き、疑心暗鬼にさせた末に仲違いさせるといった感じ。
この宝具の恐ろしいところは、【固有スキル】である『話術』と掛け合わせることで、どんな英雄でも仲違いをさせることが可能になる。
まさに、言葉巧みに敵を操るということを具現化したような宝具である。
【Weapon】
『話術』
人を言葉巧みに操ることが出来る。長々とすみません。>>905
【因縁キャラ】
マーニ/ソール:終末の日にライダーが捕食する獲物。
彼等個人に対しては憎悪も憐憫も抱いていないが、自身に怯えて逃げ惑い、齧られては悲鳴をあげるその姿がこの上無く愉快であり、肉の味も好みなので非常に強く執着している。
狼系サーヴァント達:ライダーの眼前に現れても餌認定されない数少ない例外たち。
敵対しても死ぬ寸前まで痛め付けるだけで命は取らないし、状況次第では仕留めた獲物を分けてやっても良いとさえ思っている。
ただし僅かでも人や神の血を引いているなら普通に獲物認定するし捕食する事も躊躇わない。
スキル「神性」を持つサーヴァント達:隙があれば喰ってやろうと思っている。
『wiki登録』可。問題なければ是非お願いします。「罪無き市民の明るい未来は我々が守ります。」「秩序を乱しておいて何が人権だ、犯罪者にそんな物ある訳が無いだろう?」
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】アラン・ピンカートン
【性別】男性
【身長・体重】172cm・71kg
【外見・容姿】眼鏡を掛けた30代前半の白人男性。黒色のコートと帽子を着用しているため見えにくいが、割と鍛えられた体つき。
【地域】アメリカ
【年代】19世紀
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:D 耐久:D+ 敏捷:B 魔力:E 幸運:B 宝具:C+
眼鏡はイメージアップ目的の伊達である。
【クラス別スキル】
気配遮断:C+
サーヴァントとしての気配を断つ、隠密行動に適したスキル。
アサシンの場合、尾行や潜入調査を行う時に限り有利な補正を得られる。>>912
プライベートアイズ:A-
「ファイリング」と「陣地作成」が複合・変質したスキル。
自身や召喚した社員達が収集・整理した情報と周囲に存在する民間人達を利用して情報ネットワークを作成する事が可能。
Aランクにもなると構築した情報網を利用して国一つを完全に掌握する事さえ可能だが、直接戦闘には全く影響しない上、情報ネットワークの拡散に相応の時間と魔力を要する。
しかし何よりの欠点は、「アサシンの強引な捜査に一度でも反感を抱いた民間人は容易に離反してしまう」という生前の逸話から来るネットワークの瓦解しやすさである。
捜査継続:B
捜査に対する妨害を切り抜ける能力。執念深さとも言う。
社員達の人数と構築したネットワーク、そして「社会の平和と市民の生活を守る」という強い使命感を生かしてアサシン達は事件解決に奔走する。
小説に登場する「名探偵」とは異なり、非常に泥臭く、そしてスタイリッシュさの欠片も無いスキルである。
しかし、その在り方こそが彼等を英霊足らしめる本質であるという事に本人達は気付いていない。>>913
【宝具】
『眠らぬ荒野の探偵団(ピンカートンズ・ネバー・スリープ)』
ランク:C+ 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:300人
生前にピンカートン探偵社に所属していた社員達を最大で300人召喚する能力。直接的な戦闘能力は「喧嘩慣れした成人男性」程度の物であり、サーヴァントや一流の魔術師相手には全員がかりでもでもほぼ無力でしかない。
しかし、彼等は皆民間人に紛れても殆ど気付かれない程の高い演技力と高度な知性、そしてアサシンが持つスキルの欠点を補い、そして最大限に活用出来る強固な連携力を持つ一流の諜報員であるため、こと情報収集においてはまさしく破格の存在となる。
上手に固有スキルと併用すれば聖杯戦争に関与する組織や国家を「プライベートアイズ」によって影から掌握し、「捜査継続」の効果でアサシンの消滅後も残り続ける情報ネットワークや呼び出された社員達を用いた永続的に支配する、なんて事さえ可能だが、大勢呼びすぎると令呪による支配が追い付かなくなり、上下関係を逆転させられる可能性も上がる。
【Weapon】
『ナイフ・拳銃・革製の棍棒』
主に護身や暴徒鎮圧に使用される様々な装備。
曰く「迅速な調査のための必需品」らしい。>>914
【解説】19世紀アメリカ合衆国の私立探偵・スパイとして知られる男。本人はスコットランド出身だが、幼い頃に炭坑者の闘争に巻き込まれた父が虐殺された事を切っ掛けに家族でアメリカに移住する。
紆余曲折あった末に1850年にアメリカ初の私立探偵社兼警備会社である「ピンカートン探偵社」を設立。1861年にリンカーン暗殺を未然に防いだ事で一躍有名になる。
南北戦争中には大統領となったリンカーンの依頼を受けて要人警護や南部への諜報活動、そして南部のスパイ摘発にその辣腕を振るった。
最盛期のピンカートン探偵社は当時のアメリカ陸軍将兵を上回る人数の探偵を雇用しており、各地で鉄道強盗の警備や犯罪の摘発・ストライキの鎮圧などの業務を行っていたものの、時代の流れに押された結果1960年代にピンカートン社は探偵事業から完全に撤退した。
しかし、彼等が収集した犯罪データベースはFBIの設立に大きく貢献しており、ピンカートン社自体も多国籍巨大警備保障企業として現在までその名を残している。>>915
【人物像】黒い服と帽子を着用した陰気そうな男性。どちらかと言えば「探偵」というよりも諜報員染みた雰囲気の持ち主。
社会の秩序を守る為ならば相当に悪質な手段も平然と用いる上にマスターを脅迫する事や裏切る事も厭わない性格であり、傍目からは秩序側に見えない事もしばしば。
また、労働者の暴動が原因で父親が死に、残された自分たち家族が苦労した事からそういった闘争を引き起こす人間を酷く嫌っており、調査に抵抗する民間人への脅迫や暴行も躊躇しない危険な側面も併せ持つ。
しかし、彼が秩序を重要視するのは偏に「罪の無い市民達の生活を身勝手な理不尽から守る」という目的の為に秩序が必要だと考えている事が理由であるため、市民を情報収集に利用する事はあっても聖杯戦争に巻き込む事は決してせず、それを外部から強制された場合は即座に死を選ぶなど、善良な面もちゃんと有している。
それ故に「真っ当な」魔術師との相性は非常に悪く、これまでアサシンを召喚したマスターの大半は魔術師としての自身の所業や一族に代々伝わる魔術の仕組みを大々的に暴露される形で社会的な死を迎えている。【元ネタ】『ファルグスキンナ』
【CLASS】キャスター
【マスター】FGO主人公
【真名】グンヒルド
【異名・別名・表記揺れ】国母・王の母
【性別】女性
【身長・体重】165cm・52kg
【肌色】白色 【髪色】金 【瞳色】青色
【スリーサイズ】「何故それを夫以外に知られねばならぬのだ?」
【外見・容姿】長い金髪を三つ編みにした妙齢の女性。常に病んだオーラを纏っている。
【地域】北欧
【年代】ノルウェー~フィンランド・デンマーク
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:C+ 魔力:EX 幸運:A 宝具:B【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる能力。
道具作成:A+
魔力を帯びた器具を作成出来る。彼女は特に生物の血肉や骨を素材とした魔術礼装の作成に秀でており、魔獣を生きたまま斧に加工するさえ可能である。
忘却補正:C++
本来はアヴェンジャーのクラススキル。どれほど時が流れようとも、家族と自分に対する侮辱や非礼な仕打ち、そして夫に粉をかけようとする不埒な女への憎悪が薄まる事は無い。魔女の狂愛:B+++
狂化の亜種スキル。思考の大半が「夫エイリークに対する愛情」で占められている。
ステータスこそ上昇するものの、単体で召喚された彼女は自身の側に夫がいない事に激怒し、自身のマスターやその協力者を「最愛の夫と自分を引き離した邪魔者達」とみなした挙げ句命令は愚か会話すらも受け付けずに殲滅しようとする憎悪の塊となってしまう。
夫であるエイリークを側に置けば上記のデメリットは封印手段だが、夫を誑かす不埒者の有無や夫に対するマスターの態度次第では即座に再発するため、危険性は据え置きである。
また、このスキルを持つサーヴァントはエイリークに対するあらゆる攻撃や状態異常の付与が不可能になる。現在作成中の二次創作で使用するサーヴァント
【元ネタ】ケルト神話アルスターサイクル
【CLASS】セイバー
【マスター】一流のマスターを想定
【真名】フェルディア
【異名・別名・表記揺れ】フェル・ディアス、フェルバイス
【性別】男
【身長・体重】200cm・90kg
【肌色】褐色 【髪色】銀色 【瞳色】黄金
【外見・容姿】筋骨隆々の美丈夫
【地域】コナハト
【年代】アルスターサイクル
【属性】秩序/善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:A 魔力:C 幸運:D 宝具:A>>923
【クラス別スキル】
対魔力:B
騎乗:B
【固有スキル】
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
クー・フーリンの精霊の狂騒に対しても、フェルディアスは怯まず戦った
怪力:A
一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
フィルボルグの裔、先祖返りとして保有する。怪物と化したクー・フーリンを相手に、唯一真っ向から力で対抗した膂力の持ち主。
影郷の武錬:A++
流派影の国。影の国にて学んだ戦闘技術。
アルスターの大英雄、クー・フーリンに匹敵する武威を誇るが、ゲイボルクの習得には至らなかった。
各種戦闘に大幅な補正を獲得し、跳躍の奥義を所有する。>>924
【宝具】
『巨神の装甲(アーマー・オブ・フィルボルグ)』
ランク:B 種別:対人(自身) レンジ:0 最大捕捉:1(自身)
フィルボルグの末裔、そして先祖返りとして保有する無敵の皮膚。
魔術ダメージを除くあらゆる攻撃をBランク分削減、宝具ダメージに対してもB+ランクだけ軽減する事が可能。
あくまで防護が強固なのは皮膚のみとなるため、皮膚のない箇所に対しては防御力が発動されず、自身の自身の内側から発生するダメージに対しても効果を発揮しない。
『黄金輝く剣神の一閃(フェルディア・オルナ)』
ランク:A+ 種別:対軍 レンジ:20~40 最大捕捉:300
剣神オグマの用いた剣オルナを模した剣による真名解放。
真名解放と共に、黄金の剣が物理的に巨大化、フェルディアは圧倒的な膂力と技量を用いてそれを水平に薙ぎ払う。山すらも薙ぎ払う凶悪な質量攻撃であり、一軍を薙ぎ払う対軍宝具として登録される。>>925
【Weapon】
黄金の剣:オグマの神剣であるオルナを模した魔剣。ひたすら頑丈
【解説】
ケルト神話のアルスターサイクルにて、クー・フーリンの最高の友にして最強の敵として君臨する人物。
クー・フーリンと互角の武威を誇り、三日間の死闘の末にゲイボルクによってその命を落とした人物であるが。彼の逸話はクー・フーリンに関連する箇所でのみ語られ、フェルグス・マクッロイやフロイヒのような主役の歌を持たない。
本作では、フェルディアは最強ながらも不遇の英雄であったと描き、マクダトーの豚にて、魔犬を一撃で仕留めた無銘の英雄も彼であったと仮定している。
ダーナ神族と敵対したフィルボルグ神族の末裔であり、先祖返りによって神々の如き力を保有していた彼は人の世界でははみ出しものであり、それゆえに、同じく神の如き力を持ったアルスターのクー・フーリンは、同類の親友となり得たのである。
【人物像】
受動的、積極的、楽観的。ケルトでは珍しい天然生真面目王子。
誰に対しても誠実に接し、悪意を天然で受け流す側面もある。
その為奸計に対しては滅法弱く、出世争いも苦手で無双の実力を誇りながらもその最期の戦い以外での逸話が驚くほど少ない。これは実績が無かったのではなく、実績の喧伝が下手だった事に由来する。
女性関係も奥手だったようで、ケルトの粗野な戦士にあるまじき誠実さを持つ。
但し、戦場ではそのぼんやりとした雰囲気は消滅し、威風堂々とした最強の戦士が君臨する。親の仇であっても味方であれば命の限り守り通し、最愛の親友であっても、敵であれば殺し合う。この変質はマインドセットの一環と同時に、内に秘めたフィルボルグの力が覚醒しているのではないかとされている。>>926
特技:サバイバル
好きなもの:友情、誇り、戦い
嫌いなもの:奸計、理不尽な命令、パワハラ
天敵:クー・フーリン、メイヴ
願い:純粋な戦い、兄弟弟子との再戦
【一人称】俺【二人称】貴方【三人称】彼/彼女
【セリフ例】
【因縁キャラクター】
クー・フーリン:無二の親友、兄弟弟子、そして自らの死因。彼とは笑って殺し合ったが、彼の人生に癒えない傷を残した事への悔恨がある。
メイヴ:生前の主君、一時期御者を務めた事もあるがどうにもソリが合わない。
スカサハ:師匠、好きな人に素直になれない様子にやや呆れている。
【他クラス適性、変化傾向】
ランサー、ライダー、シールダー適性を持つが、彼の白兵能力を十全に発揮できるのはセイバーだろう。
以上です>>921
>>922誤字発見。封印手段→封印可能
【宝具】
『血淀の虐殺王冠(ブラッドプール・コロネーション)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
夫エイリークが虐殺した親族達の首を突き刺した剣を束ね、呪術的加工を施して彼の王冠に仕立て上げた魔術礼装。
加工された親族達の首は今も生き続けており、グンヒルドの制御によって彼等が放つ呪詛を魔力源へと変換している為、着用者(=エイリーク)に対して個人で一軍に匹敵する程のドーピング呪術を施す事が可能な他、着用者を呪詛の鎧で包み込んで外部からの攻撃を遮断する機能も備えている。
但し、上記の性質上この宝具は強力な呪いの塊である為、製作者であるグンヒルドが認めない者(=エイリークを除く全ての存在)が触れようものなら例えサーヴァントでも霊核ごと呪いに犯され、魂その物が腐り果てる事となる。
『呪啜の獣斧(ツインデッド・ブラッドアクス)』ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
エイリークが持つ「血啜の獣斧」の素材と同じ魔獣を加工して造られた片手斧。こちらも生きている。
一応自分に強化呪術を使って振り回す事も可能だが、その性能は魔術礼装としての側面が強く、彼女が行使する呪術の起点となっている。
また、この宝具と「血啜の獣斧」の繋がりを利用する事で夫の監視・夫への口寄せ・夫への敬意が無い魔術師や夫に話し掛けた女に対する遠隔呪殺などを行使する機能もついている。寧ろその機能が本命。「なにものだ!おれのはしをがたごとさせるやつは!!」
「きさまをひとのみにしてやるぞ!!」
【原典】ノルウェー民話『三びきのやぎのがらがらどん』
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】橋の巨怪(トロール)
【異名・別名・表記揺れ】troll under ei bru
【性別】男性
【身長・体重】約5m・???kg
【肌色】土色【瞳色】黒
【外見・容姿】大量の土と岩石、材木───つまり、"橋"の要素で構成された巨体、火かき棒のように鋭く長い鼻、皿のように大きな眼をした醜悪なる巨怪(トロール)
【地域】ノルウェー
【年代】少なくとも神代以降の古代~中世?
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・超巨大・巨人・妖精
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:D 魔力:B 幸運:E 宝具: B>>929
【クラス別スキル】
狂化:B
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
巨怪妖種(トロール)としての種族特性とも合わさったモノであるため会話、言語能力は残っているが、祖先たるベルグリシ巨人種の猛烈な凶暴性と食欲を受け継ぐバーサーカーを制御することは非常に困難...に思えるが、愚鈍さと知性の低さを利用すれば、最低限の操縦は可能。
対魔力(伝承):A-
トロールの体質による生来の妖気と、童話生まれの存在としての特殊性によりバーサーカーでありながら高い対魔力を持つ。
事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。また、近代兵器でも傷付かない。
ただし、太陽の属性を持つ魔力や元となった伝承・童話に即した欠点───つまり、山羊などを用いれば対抗可能。
或いは純粋な暴力で叩き潰すという手もある。
巨怪であるバーサーカーを一撃で木っ端微塵にできる英霊など、限られているだろうが...>>930
【保有スキル】
巨怪妖種:A+
トロール。零落せし巨人種の末裔にして自然霊の一種。
神代の終了を経て、独自の生命の系統樹を持つ幻想種として自己を維持することができなくなった巨人種が、同じく実態を失いつつある小規模な自然霊と習合・一体化することで、人類史の北欧を生き延びてきたモノ。
美味しい草がたくさん生えた豊かな山へと続く、渓谷に架かる橋の下に棲まうもの。
───即ち、山の巨人種(ベルグリシ)を祖先に持つ天然自然を超越した怪異である。
巨人外殻と大規模な自然干渉能力こそ習合の過程で喪われているが、頭部や心臓部を潰されても蘇る超再生能力、自身を構成する土と岩石、植物を自在に操り変化する能力などを保有する。
現代に於ける最後の神秘の拠り所、暗黒領域に棲まいしトロールには陽光に弱いという明確な弱点が存在するが、バーサーカーは宝具である「橋」に身を隠すことである程度その弱点を対策している。
醜怪なる形:C
凶悪で異様な外見がスキルとなったもの。
一定の精神耐性スキルを持たない対象に恐怖や生理的嫌悪による精神的ダメージを与える。
魔力的なものではなく魔術による遮断が不可能であるため、サーヴァントよりもマスター、特に魔術師に対して有用なスキルと言える。
咆哮による広範囲への威圧も可能だが、勇猛なる3匹の山羊にはまるで通用しなかった。
怪力:B
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。
巨人としての破壊的性質の残滓。
大自然の脅威を彷彿とさせる大破壊を成し得る。ジャイアントキリング(巨怪):D
己を上回る強大な存在に対する特攻スキル...ではない。
バーサーカーはそれをしてやられた側の存在であり、己を下回る矮小な存在を侮り、脅威と認識しずらく、対峙した際にはあらゆる知性判定にマイナスが入り、受けるダメージも少し上昇する、デメリットスキル。3匹の山羊に敗北したという伝承、特に小さい山羊と中くらいの山羊に言いくるめられた逸話から来るものであるが、実際にバーサーカーが撃退されたのは、大きな山羊が普通にとんでもなく強大な存在だったのでは?という見方もあるためランクは低い。
【宝具】
『巨怪狂喜す境界の橋架(トロル・ウンネル・アイ・ブルゥ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:3匹
『三びきのやぎのがらがらどん』の民話はノルウェーに於ける夏季の放牧習慣を元にしていると言われている。
家畜が弱る夏に行われる牧草地を目指す旅は、超自然的な危険と結び付けられた。
つまり、トロールとは豊かな牧草地へ向かう途中の森や山などの大自然という障害を表す存在であり、それらの境界を支配する脅威と見做されたのだ。
ある種の固有結界。巨人種と精霊種の末裔である橋の巨怪(トロール)が保有する小規模な"領域"。
文明と自然の境界に架けられし大橋。
領域内では、神代ほどには至らずとも濃いマナが満ち溢れ、バーサーカーに対する日光の悪影響が無効化され、山岳災害に限定された自然干渉能力の獲得、橋を渡ろうとする存在に対する通行阻害や気配の絶対感知を始めとした様々なメリットを獲得する。
事実上、バーサーカーに見つからずにこの橋を通過したり、逃げ延びることは不可能。
交渉による言いくるめを試みるか、単純な暴力で突破するしか方法はない。
...さらに、奥の手としてバーサーカー自身が橋と融合することにより神代の巨人にも匹敵する超巨大橋梁形態へと変貌するという裏技がある。
この状態では幸運を除く全ステータスに+補正が掛かり、一つの"領域"そのものである圧倒的な質量を伴う恐るべき脅威となる。
しかし、同時にジャイアントキリング(巨怪)のランクも上がってしまうため、どれほど強大になっても「付け入る隙」が存在してしまう。
.....初代の魔女から伝わる三つの奇跡(グレートスリー)の一つとの関連性は不明。>>932
【解説】
ノルウェー民話『三びきのやぎのがらがらどん』に登場する怪物、トロール。
豊かな餌場を求めて山を目指すがらがらどん...同じ名前を持つ大、中、小の三兄弟の山羊たちは、道中、醜悪なトロールが棲む渓谷の橋に差し掛かる。
「だれだ!おれのはしをがたごとさせるのは!!」
「きさまをひとのみにしてやるぞ!!」
と怒鳴り声をあげるトロールに小さい山羊は「後から自分より大きな山羊が来る」と伝えて見逃してもらい、中くらいの山羊もそれに倣って通過する。
最後に現れた大きい山羊は
がたん、ごとん、がたん、ごとん
がたん、ごとん、がたん、ごとん
と橋を軋ませながら、先の二匹と違い堂々と名乗りを上げてトロールに立ち向かうと、角で目玉を串刺しに、蹄で肉も骨も木端微塵に打ち砕き、谷底へと叩き落とした。
無事に山に着いた山羊たちは、草を食んで丸々と太って帰っていった。>>933
【人物・性格】
醜く、怪力で、粗暴かつ愚鈍で大雑把というトロールのパブリックイメージに近しい。
尚且つ縄張り意識が非常に強く、自身の"領域"である橋に侵入したものには凄まじい敵意を持って怒鳴り声を上げながら襲い掛かる。
ただし完全に没交渉(ディスコミュニケーション)というわけではなく、大量の食物などを捧げれば見逃してもらえる可能性はあるし、言いくるめることで逃れられる可能性もある。
...知性が低すぎて交渉したことを忘れたり、言いくるめの意味を理解できずに襲われる可能性もあるが。
イメージカラー:山脈の様な土色と岩石の灰色
特技:橋を渡ろうとした獲物を一呑みにする
好きなもの:肉
嫌いなもの:デスエンカ
天敵:勇猛なる3匹の山羊
願い:「うまいものをくってやるぞ!!」
【一人称】おれ【二人称】きさま、おまえ
【因縁キャラ】
がらがらどん:
「きさまら!!つぎこそくってやるぞ!!」NGワードの連発で書き込めなかった>>928
【Weapon】
呪啜の獣斧:先述の通り本来は宝具である。【解説】
「血斧王」の名で知られるノルウェーの支配者エイリーク1世…の妻である魔女グンヒルド。フルネームはグンヒルド・ゴームズダター。
デンマークの王女として産まれ、呪術を学びながら暮らしていた彼女は成長するにつれてその美貌で広く知られるようになり、やがて師である2人の魔術師に一方的かつ偏執的な好意を向けられた結果、彼等の住み家に閉じ込められてしまう。
そんなグンヒルドに一目惚れしたエイリーク1世が師匠2人を打ち倒し、彼女を救いだして故郷まで送り届けた後、グンヒルドの父親に自身と彼女の婚姻を要求した事を切っ掛けに彼と結婚。
ノルウェーに嫁いだ後は卓越した呪術を以てエイリークを献身的に支援する。
夫の死後は子供達をつれて祖国デンマークに脱出し、実兄を利用してノルウェーに責め込み、見事勝利して夫の仇討ちを果たす。
その後はエイリークとの間に出来た息子をノルウェー王に据え、自身は摂政の身分に収まりながらも呪術を行使し、嘗ての政敵を片っ端から抹殺して領土を奪う事で権力を維持・拡大し続けるものの、数年後に発生した継承戦争から逃れる為に実兄の元を訪れた際にそのまま池に沈められる形で処刑され、敢えない最期を遂げた。>>935
【人物像】
規格外な呪術の腕前と夫に対する規格外な重さの愛情を併せ持つ魔女兼若奥様。夫エイリークとの結婚自体は自分の父親と彼の話し合いで決まった事であり、本人の意見は聞かれていないものの、そこに至るまでの過程で既にエイリークに惚れていた彼女にとっては無関係な事であった。
エイリークを媒介にして通話するだけでわかる程に嫉妬深く、加えて敵対者には一切容赦しない苛烈さの持ち主であるが、子供達と共にデンマークに逃亡した際に、息子達には富と権力、娘達には良い縁談が与えられるように陰で奔走し、後に息子と共同でノルウェーを統治した時には善政を敷き、後世に「国母」として名を残すなど女傑や良い母親としての側面も有している。
また夫絡みの話題で見られる嫉妬深さも彼に対する愛情深さの裏返しであり、エイリークの死後に権力を取り戻した際には彼を讃える内容の詩を作って広める等の行動からわかるように、その愛には一切の打算や下心が存在しない為、能力の高さも考慮すると紛れもない良妻賢母と言える。>>936
しかし、彼女の嫉妬深さと苛烈さはその長所を相殺して余りある程であり、原典でも夫に窘められたり息子に引かれたりしている。
おまけに上記の美点は基本的に身内以外の人間には殆ど見せない為、マスターにとって非常に危険度が高いサーヴァントである事には変わりない。
スキル「魔女の狂愛」の存在故に夫がいないと制御不可能である上に、暴走の危険性をなくせたとしても基本的にマスターに興味を示す事自体が滅多に無いため、付き合っていくには相当な根気を要する事になる。
彼女の中で「夫」と「子供達」の存在は非常に大きく、マスターが幾ら交流を深めても彼等と同じ様に扱われる事は決して無い。しかし、親しくなれば例え女性でも夫との最低限の交流を許可してくれるかもしれない。>>937
特技:呪術・計略を張り巡らせる事・敵対者の炙り出し
好きなもの:夫とその子供達
嫌いなもの:夫の治世を受け入れない領民達・夫に話し掛ける女・夫をこき使う魔術師
天敵:特に無し
願い:夫や子供達と共に平和な生活を送る事。
【一人称】私【二人称】貴方【三人称】彼/彼女
【因縁キャラクター】エイリーク・ブラッドアクス:最愛の夫。初対面で一目惚れした事に加え、その後に彼の勇者の如き振る舞いを間近で見た結果、凄まじい重さと湿度の愛を抱く事になってしまった。
エドワード・ティーチ:私欲の為に夫を呼び出して捨て駒として扱った挙げ句、事もあろうに小者呼ばわりしくさった最優先抹殺対象。
女性サーヴァント達:意外な事に平時ではある程度のコミュニケーションを取る事が可能。でも夫に話し掛けた女の顔は全員分記憶して行動パターンを探ったりするし、少しでも妖しい雰囲気を見せれば即刻呪うつもりである。
ちびっ子系サーヴァント達:自分の息子や娘を思い出すのか、割と対応が甘くなる。
それはそれとして夫に軽々しく恋愛感情を抱かないように念入りに釘を刺す。
呪術の師匠:フィンランド人の魔術師2人。呪術の腕は確かだったが、性的な目で見られた挙げ句軟禁までされたので、敬う気持ちは一欠片も無い。
【Wiki登録】【SS使用】どちらも可だけど他に案が在るならそっち優先でお願いします。「暗き闇の中にて、温かな乳房に溺れ、血と今際の悲鳴に酔う...これ程の悦楽は他にない」
【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ゴードン・フレデリック・カミンズ
【異名・別名・表記揺れ】灯火管制下の殺人鬼、灯火管制下の切り裂き魔
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【肌色】白【髪色】栗茶色【瞳色】青
【外見・容姿】如何にも"貴族風"といった出立ちの、イギリス空軍服を着た伊達男。口髭を生やしている
【地域】イギリス
【年代】1914年2月18日~1942年6月25日
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:E 幸運:D 宝具: D>>939
【クラス別スキル】
気配遮断:B+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
アサシンの場合、この欠点は「闇夜の殺人」によって補われ、「完璧に近い奇襲」が可能となる。
騎乗:D
乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。
近代以降に作られた乗り物(vehicle)しか乗りこなすことは出来ない。
イギリス空軍所属であったため、飛行機の操縦に長ける。【保有スキル】
闇夜の殺人:B
夜のみ無条件で先手を取れる。暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者の彼は被害者の相手に対して常に先手を取れる。
また、暗闇でも問題なく行動可能な暗視能力も内包する。
死体損壊:B
オーバーキル。
相手が息絶えても止まる事なく発揮される残虐な攻撃性。
加虐体質に類似するが、此方は攻撃対象が死にかけているか、或いはもう死.んでいる時にしか効果を発揮しない。
その悍ましき殺戮とその結果出来上がった切り刻まれ、無惨にも破壊された遺体を見た者への精神攻撃効果も発揮する。
野蛮なる色情狂:C
特殊な狂化、或いは精神汚染スキル。
貴族紛いの色男、殺戮に強い性的快楽を見出す狂人、罪悪感を感じる事がないサイコパス。
軽度の魅了と女性特攻、高い精神弱体耐性の効果を複合するが、殺戮衝動が蓄積されると快楽を求めて暴走し、マスターの制御が難しい状態となる。
痕跡残留:C
現場に痕跡...殺人の証拠を残してしまう性質。
情報抹消スキルの対偶である、デメリットスキル。
注意深く犯行後の隠蔽工作を行えば痕跡を抹消可能だが、殺戮の快楽に酔い痴れている所を目撃され、咄嗟に逃げ出さねばならない事態にでもなれば、確実に真名に繋がる物品や魔力の痕跡を現場に残す。>>941
【宝具】
『酷虐、悦楽、無明の闇にて/ザ・ブラックアウト・リッパー』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:30 最大捕捉:50人
アサシンが第二次世界大戦に於ける灯火管制の夜闇に乗じて殺人を繰り返したことに由来する。
限定的な"消灯権限"。発動時にレンジ内の魔術的、文明的な要因で灯された光源を停止、無効化させる暗闇に満ちた特殊な結界を展開する。
外部からの光源も遮断。陽射しが降り注ぐ日中では使用不可能だが、曇天時や極端に陽当たりが悪い路地裏、建物内では問題なく機能し、月明かり程度は完全に翳らせ、再点灯手段も封じ込める。
殺人鬼の狩場に強制的に陥れ、視界を闇に閉ざされた犠牲者を容赦無く切り刻み、易々と逃げ果せる凄惨なる暗黒の帷。
ランク以上の"光源となり得る"宝具の発動、直感など視界妨害に耐性を持つ能力などで容易く対応可能。
【Weapon】
『素手による打撃や絞殺』
『果物ナイフ、野菜ナイフ、鋸歯状のパン切りナイフ』
『剃刀、缶切り、火搔き棒、燭台』
凶器に拘りはなく、極めて多種多様な凶器を奮い、犠牲者の肉体を破壊し、切り刻む。>>942
【解説】
イギリスの連続殺人鬼。元イギリス空軍一等兵であり、その犯行は全て、第二次世界大戦中のナチスドイツの空襲の標的となるのを防ぐための灯火管制中に行われたため、灯火管制下の殺人鬼(The Blackout Killer)、或いは切り裂きジャックになぞらえた灯火管制下の切り裂き魔(The Blackout Ripper)と呼ばれた。
1942年2月9日から2月14日に掛けて6人の女性に襲い掛かったが、その内最後に狙った二人は殺し切れずにその場から逃亡した上に現場に空軍の制服用ベルト、そして525987という認識番号が記されたガスマスクという致命的な証拠を置いて来たため、あっさりと逮捕された。
犠牲者の多くは絞殺された後に性器や胸などをナイフ、缶切り、剃刀などで切り刻まれており「極めて凄惨」であったという。
裁判中であっても冗談やたわいの無い会話を交わす、裁判にやって来た妻を見つけて笑みを浮かべ、手を振るなど連続猟奇殺人犯とは思えない、訴訟の重大さを理解していない、物腰柔らかな色男の様に振る舞った。
カミンズはドイツがロンドンに空襲する中、1942年6月25日に絞首刑に処された。
イギリスの犯罪史上、空襲の間に処刑されたことが知られている唯一の有罪判決を受けた殺人者である。>>943
【人物・性格】
社交的で物腰柔らかく、魅力的な色男。しかし同時に奔放かつ無責任。
貴族的な生活に憧れており、生前は貴族の隠し子であると嘯き、自慢げな態度から「伯爵」や「公爵」のあだ名で呼ばれた。
その実態は罪悪感が欠落したサイコパスであり、成熟した女性を殺.害し死体を破壊する事に最大の快楽を感じる異常者。
殺戮欲求が爆発するその時までは犯罪歴も逮捕歴も無かったため、ある程度は自分の異常性を制御することは可能だったようだ。
生前殺.害した女性に付いて語る時も、まるで気安く女性遍歴を自慢するようにどう殺したか、どんな反応をしたか、どう死体を壊したかを語る狂人。
最低限証拠を残さぬ努力はするが、慌てるとすぐボロを残す粗忽者。
イメージカラー:寒気がする様な冷たい暗闇
特技:社交、女性との交流、絞.殺、死体損壊
好きなもの:貴族的な生活、美しく成熟した女性の首を絞め乳房と性.器を切り刻む瞬間、妻
嫌いなもの:金欠
天敵:光源となり得る宝具持ち、直感持ち
願い:受肉してより多くの女性を殺.害して楽しむ
【一人称】私【二人称】貴方、貴女【三人称】彼、彼女「おはようございます。私はお七と申します。貴方が私の主人様でいいんですよね?しがないただの八百屋の娘ですが、お互い叶えたい願いのためにも頑張りましょう。
え?クラスですか?たしかバーサーカーらしいですよ?何ででしょうね?」
【元ネタ】『好色五人女』,『伊達娘恋緋鹿子』などのお七に纏わる物語
【CLASS】バーサーカー
【真名】八百屋お七
【異名・別名・表記揺れ】お七
【性別】女性
【身長・体重】142cm・39kg
【肌色】白【髪色】薄茶色,赤いメッシュが頭頂部から生えている【瞳色】薄赤色
【外見・容姿】麻の葉模様の着物を着た町娘。足は鳥のもの、振袖の先は羽のようになっており、体のところどころから炎が揺らめいている。
【地域】日本
【年代】江戸時代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型,猛獣
【ステータス】
筋力:D 耐久:E 敏捷:C
魔力:D 幸運:A 宝具:B
※幸運は自己申告。実際はDランク相当。>>945
【クラス別スキル】
狂化:EX
理性と引き換えに身体能力を強化するスキル。ステータス上昇の恩恵を受けない代わりに、意思疎通は可能。
しかし、常に恋人に会うための事を考えており、その事から突然脈絡のない行動を起こすことがあることから、会話が成り立たない場合が多い。また、その行動は一般的に犯罪行為にあたるものであることもある(経緯が経緯なだけに放火が多い)が、本人はその事を悪事だと考えておらず、またそこに悪意も存在しない。
「こうすれば恋人に会えると思ったから」
彼女の行動原理は全てがこれである。
第一宝具にてある条件を満たすとAランク級の強化がバーサーカーに与えられる。
【固有スキル】
無辜の怪物:C+
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
文学作品、歌舞伎、浄瑠璃、人形浄瑠璃、落語など多岐に渡るジャンルでバーサーカーの物語は語られている。その内容も物語によって変化しており、バーサーカーはそれらの物語を内包して現界している。
他にも、人面の鶏の姿で死後に現れたという話があり、その話の影響で身体の一部が鶏となっているようだ。
一意専心(恋):A
他を顧みない盲目の精神。もう一度会うためなら罪を犯すことさえも厭わないほどの恋心。その在り方はまさに盲目的であり、それ故に彼女の心は「愛しきあの人」以外の他者が介入することを決して許さない。
献身の覚悟:B+
自己犠牲さえ厭わない愛する者への想い。防御・回復系の魔術やスキルやアイテムの使用効果に対してプラス補正がかかる。>>946
【宝具】
『愛染、我が心を燃やし逝きて(あいぜん、わがこころをもやしゆきて)』
ランク:D++ 種別:対心(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
常時発動宝具であり、バーサーカーの心にて燃ゆる恋の焔。その恋心はバーサーカーの内に収まり切らず、彼女の体を焼く焔として具現化している。戦闘時、バーサーカーはこれを武器として扱う。
この炎は物質を焼くことはないが、恋の、精神の具現である事から、恋心で相手の精神を焼く尽くす陰火となっている。そのため、水などによる物理的な消化法は彼女の焔の前には無用の長物となる。また、この炎は攻撃だけでなく精神防御としても働き、精神汚染系攻撃に対して、それを上回る恋心で逆に侵し、燃やし尽くしてしまう。
さて、この精神を焼く恋の焔だが、物質を焼かないというの初めのうちだけ。恋人に会えない状況が続き、その想いは募るほど焔の勢いは増してき、精神だけでなく現実の物質まで燃やす陽火としての性質も帯び始める。
そして、最終的にバーサーカーの霊基は自らの恋心に耐えきれなくなり、恋の焔に置き換えられる。その際、その姿は焔で形作られた少女の顔を持つ巨大な鶏に形作られ、周囲に厄災をもたらすことになる。
詳しくは後述の第二宝具にて。
ちなみに、仮に恋人に再会した場合、彼女の心を満たすほど炎の勢いは弱まる・・・、なんてことはなく、こちらも恋の焔の勢いは増す。ただ、人面の鶏としての姿は現すことはなく、後述の宝具も使用不可となる。ただし、また別の宝具が使用可能となる。>>947
『飛炎魔、東の天は紅に染まり逝きて(ひのえうま、ひがしのそらはくれないにそまりゆきて)』
ランク:B 種別:対都市宝具 レンジ:1〜500 最大捕捉:3500人
第一宝具で人面の鶏の姿に変化した状態でのみ解放可能な宝具。また真名開放は特殊で、宝具名を呼ぶのではなく、鶏鳴、鶏の声で鳴き叫ぶことで発動する。
発動後、バーサーカーを中心に肉体と精神を燃やす恋の焔が撒き散らされ、範囲内の建物や生物を燃やし始める。そして、その焔は次々と燃え広がっていき、その被害範囲を徐々に拡大していく。また、この焔は建物という概念を持つものであれば、木製、コンクリート、果ては鉄製関係なく全て燃やす性質を有する。
この宝具はお七の放火、そして恋人に会うきっかけとなった大火事「天和の大火」を由来とする宝具となっている。その事から、因果的にこの宝具の被害に遭う人数は天和の大火による犠牲者数3500人までに留まる。逆にいえば、その犠牲者数に到達するまで、この火災は自然鎮火することはない。
だが、お七の放火も含んでいる事から、必然的に鈴ヶ森刑場におけるお七を燃やした火炙りの刑もこの宝具に内包されている。故に、その再現として最終的にバーサーカーは自らの恋の焔によって燃え尽きる事となる。
『鏗々、愛故に桜は散り逝きて(こうこう、あいゆえにはなはちりゆきて)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
恋人と再会した後でしか解放できない宝具であり、バーサーカーが心の底から恋した人のためにしか使うことができないもの。
この宝具は60センチほどの半鐘の形をしており、効果は鐘を鳴らした時に発動する。
その効果は恋人の保有する武器に袋小路の運命を切り裂き打開する力、「星の開拓者」に類似した力を付与するというもの。しかし、鳴らせば鳴らすほどバーサーカーの霊基は燃え崩れていく。
───だが、それでもバーサーカーは決して鐘を鳴らすことを躊躇しない。
たとえ、その末に自らが死にゆくとしても。愛する者を助けるためならば、この命は決して惜しくはないのだと。そう、自らを燃やす絢爛の炎の中、彼女は花のように笑う。>>948
【Weapon】
『狂恋の劫火』
触れた者の心を燃やす深い恋の炎。その恋心を向ける者がいない時間が長いほどその炎は燻り、そしてある時を境に突如として現実を燃やし尽くす劫火となる。
『宝剣』
刀工の祖とされる鍛治師「天国」が打ったとされる剣。これはバーサーカーの数ある物語のうち、「伊達娘恋緋鹿子」に由来するもの。
名刀ではあるが、ただの八百屋の娘でしかないバーサーカーには上手く扱えず、基本的に宝の持ち腐れ。
とはいえ、バーサーカー曰く、これは恋人に渡すためのものであるので、基本的に自分が使うことも、ましては他人に渡すこともないようだ。
【解説】
八百屋お七とは恋人に会いたいがために放火をし、その末に火刑に処されたとされる江戸時代の人物。その様子は小説、浄瑠璃や歌舞伎など多くの物語で語られることとなる。話によって流れや細かい所に違いはあるが、そのどれもが恋のために大罪を犯すと言うものである。
とはいえ、実のところ史実における彼女の素性はあまりはっきりとしていない。確かなのは、お七という少女が放火したということだけで、恋人に会うためどころか、八百屋の娘であったのすらも確固たる証拠はない。
そんなお七の物語の中で特に著名なものとしては、井原西鶴の『好色五人女』が挙げられるだろう。
大まかな話の流れとしては、お七は天和2年12月28日(1683年1月25日)に起きた大火事「天和の大火」に遭い、駒込吉祥寺に両親と共に避難する。そこで彼女は吉三郎という寺小姓と出会い、恋仲となる。
しばらくして、新宅が完成したことにより二人は引き離されることになったのだが、会うことが難しくなったことでお七の思いは募るばかりであった。
そして、彼女は考えついてしまった。もう一度火事が起きたら再び彼に出会えると。そうして、彼女は自らの自宅に火を放った。
幸いこの放火による火事は小火で済んだが、放火は重罪であり、お七は鈴ヶ森刑場にて火刑に処された。当時16歳であったという。
他に浄瑠璃『伊達娘恋緋鹿子』におけるお七は放火はせず、恋人を助けるために半鐘を鳴らしている。火事ではないのに半鐘を勝手に鳴らすことも重罪であり、彼女は同じように火刑に処されている。>>949
【人物像】
能動的・外交的
正直もので笑顔の眩しい、気立ての良い娘。一途であり、一度恋した相手にはとことん尽くす性分。また、猪突猛進気味、もとい、とても行動的で、一度思いついたことは良くも悪くもとりあえずやってみようとする。
これらの性格自体は狂化の影響を受けておらず、感性は一般人のそれに近く、意思疎通は可能。だが、思考に狂化の影響が現れており、スキル欄にあるように「恋人に再会する」という思考を行動原理として植え付けられている。その影響で唐突に奇行に走ることがある事から、意思疎通ができる時とできない時で差が激しい。そして、その執念はまさに狂気的であり、生前そうであったように恋人に再会するためなら犯罪行為に手を染めてしまう危険性がある。
好きなものは「愛しいあの人」と語る彼女の恋人。彼女の発言は基本的にその「愛しいあの人」への愛に満ちており、よくその思いを手紙にしたためてはボトルに入れて流したり、紙飛行機にして飛ばしたり、果ては手紙を突然燃やす(!?)などの奇行を行ったりする。
嫌いなものは「火事」と矛盾した事を言う。天和の大火は愛しいあの人と出会えたが、あの火事はもう経験したくはないとのこと。しかし、愛しいあの人に会うためなら火事は全く怖くなく、会えるのではないかと思ったら躊躇いなく放火する。>>950
さて、そんな彼女だが、よくその話を聞くと愛しいあの人との具体的なエピソードを話しておらず、また、その「愛しいあの人」の名前を決して言わないことに気づける。この深い恋心を抱きながら、具体的な思い出がないという歪つなチグハグさは、スキル「無辜の怪物」が原因。
無辜の怪物により、数多の物語を内包している事から記憶が混濁しており、自分はどのような人生を送り、どのような人に恋したのかを忘れている。恋人のことを名前ではなく「愛しいあの人」と呼ぶのは誰が生前の恋人だったのかが分からないからだ。
そんな恋人が誰かというどころか、自分の実在さえも不明瞭な中で、それでも恋人であった誰かを深く愛していたことだけは、彼女の中に衝動的とも言える形で強く刻まれている。
故に、彼女は誰が恋人かわからない事実から目を逸らし、その衝動に身を任せ、上記の狂気的な行動を引き起こす。
そして、再会したいと願っているのに、その愛している人がわからないという歪みは彼女の精神を確かに蝕んでいき、更なる狂気へと堕としていくのだった。
余談として、これは記憶喪失ではなく、一種の記憶飽和というべきもの。数多の物語と完全に混ざり合った彼女が自発的にかつての恋人を思い出すことは決してない。
聖杯にかける願いはもちろん『愛しいあの人と再会すること』
だが、上記にあるように彼女はかつての恋人がわからない。故にこの願いを叶えるには自らはどの物語のお七なのか、と自らの在り方を定義しなくてはならない。>>951
特技:何でも行動すること
好きなもの:愛しいあの人
嫌いなもの:火事
天敵:火事
願い:愛しいあの人との再開
【一人称】私【二人称】貴方,愛しい貴方【三人称】あの人,愛しいあの人
【因縁キャラクター】
清姫:恋に狂った末に竜へと変生した少女。何処となく親近感を感じるが、恋人(?)を焼き殺したことに関してはドン引きしている。なお、ドン引きできる立場ではない。
楊貴妃:狂気なる炎を纏う大陸の妃。国を燃やす彼女の炎はかつての大火を思い出すので、恐れている(ゲーム的な相性の意味でも)。とはいえ、彼女の炎が恋人に会うきっかけになるのではないかと思ってしまった場合、躊躇いなく彼女の炎を利用しようとする。
ブリュンヒルデ:愛おしい人を殺してしまった悲劇と炎の戦乙女。かつての過去を聞いて同情し、再会できた現在を見て喜ばしさ、そして、幾許かの羨望を覚える。
余談。ブリュンヒルデが槍をシグルドに突き刺しているのを見ると、絶叫するほど驚愕する。
愛しきあの人:誰よりも愛おしい人。しかして、その記憶はなく、その事実から目を逸らし、誰かもわからぬ者を彼女は探し求める。そして、愛しているのに誰かは知らないというその矛盾的な在り方は、少しずつ、そして確かに彼女の心を擦り減らしていく。二次創作で使用するサーヴァント第二弾。
【元ネタ】ケルト神話、アルスターサイクル
【CLASS】キャスター
【マスター】できるだけ武闘派が望ましい
【真名】ディアドラ
【性別】女
【身長・体重】150cm・45kg
【肌色】白【髪色】銀色【瞳色】緑色
【外見・容姿】目を離すと消えてしまいそうな幸薄の美女
【地域】ケルト
【年代】アルスターサイクル
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:Ex 幸運:E 宝具:Ex>>953
【クラス別スキル】
陣地作成:C+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
召喚と同時に強固な塔が建築されるが、自分自身も助けが無ければ脱出できない
道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。
魔術の素養は無いが、愛する人の為に作った道具には加護が宿る
ケルトの女の嗜みとして刺繍を得意とする
【固有スキル】
麗しの姫君:A-
統率力としてではなく、周囲の人を惹き付けるカリスマ性。
最高ランクで保有する彼女は常に自身を守る騎士を得るが、同時に己を付け狙う敵を生み出してしまう。
精神汚染【愛】:B
基本的には理知的な人物であるが、恋愛に関して認識障害が発生する。
自身の塔を踏破した最初の男性をノイシュと知覚し、以降その認識が覆される事はない。精神に干渉する効果を無効化する。
滅びの宿命:Ex
生まれながらに災いの起源を植え付けられた女性。
自身に関わる全ての者の運命力を徴収し、死の瞬間に呪詛となったそれらが敵味方を問わずに災いをもたらす。
彼女は滅びを予見しつつも、その無力さ故に自分自身では滅びを覆す事ができない。>>954
【宝具】
『我が愛しの騎士よ(ノイシュ・マイ・ラブ)』
ランク:Ex 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
自身の愛する者がノイシュである故に、愛した者をノイシュにする宝具。
自分の塔を踏破した人物(通常はマスター)に、セイバー、ノイシュの霊基を着名、その力を扱う事が可能となる。人が英霊の力を宿すという反則的な変質によるランクExだが、ノイシュはセイバーとしては平均的な英霊でしかなく、長期間の変質は魂に対して致命的な変質を起こす場合がある。
『死が二人を分つとも(イー・グレイヴ)』
ランク:Ex 種別:対国宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
第一宝具によって生み出されたノイシュが死亡する事によって解禁される第二宝具。自身も死亡する事によって膨大な呪詛が発生して周囲の人間へと付着する。
直接的な殺傷力こそ存在しないが、呪詛を受けた存在の運命は悪き方向へと確実に傾いていく。無差別呪詛ボンバー。>>955
【Weapon】そんなものはない
【解説】
アルスター神話に登場する悲劇のヒロイン。
生まれながらに災厄の予言を得た為に幽閉して育てられるも、美しい若者に恋をして逃亡。逃亡生活の末、王の奸計によって愛する男を喪い、自害した。
この事件はアルスターに絶大な災いをもたらし、フェルグスの離反を招いた他、クーリーの牛争いが発生する遠因となった。
最悪レベルのハズレサーヴァントであり、本人は弱く能力は厄いと特に擁護できる箇所はない。マスターを守るどころかマスターを戦わせるという本末転倒の末に、マスターが死亡したら自分も自害して第二宝具によって厄を振りまく、味方でも敵でもなるべく関わり合いたくない相手。聖杯戦争の勝利は絶望的に過ぎる存在だが、全てをメチャクチャにしたい黒幕の捨て駒としては有用。
しかし、ディアドラの恋慕に魂を歪まずに真っ直ぐ愛し続ける事ができた場合何か恩恵があるとかないとか__?
【人物像】
積極的、消極的、悲観的。一見儚いお姫様だが恋愛ごとには押せ押せ。
破滅的な美貌と高貴な所作で騙されそうだが、その実割とお転婆属性を持つ。
聡明で理知的な人物なのだが、恋愛が関わるとその側面が吹き飛んで衝動的な行動を行なってしまい、その全てが悪い方向に転がっていく。全てが終わった後で、最悪な結末を自覚して嘆くまでがワンセット。>>956
特技:刺繍
好きなもの:ノイシュ
嫌いなもの:好色な圧政者
天敵:コンヴォヴァル
願い:ノイシュの助命
【因縁キャラクター】
ノイシュ:すき
クー・フーリン:ノイシュの兄弟弟子。フェルグスではなく彼に助けを求めるべきだった。
コンヴォヴァル:気持ち悪い、無理
フェルグス:信じていたのに・・・・・・
以上です「くらくらでふわふわになるきのこ、たべるの?どうぞ」
【原典】コリャーク族の伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヴァパク
【異名・別名・表記揺れ】Wapaq
【性別】両性(子実体は少女型)
【身長・体重】125cm・25kg(子実体の数値)
【肌色】白【髪色】赤【瞳色】赤
【スリーサイズ】65/52/71
【外見・容姿】赤い帽子を被った赤いショートヘアの少女。再臨すると本性が露わとなり、帽子が巨大なベニテングタケの傘になるなどキノコらしさが上がる
【地域】シベリア
【年代】神代
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・子供・妖精・
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:E 魔力:A+ 幸運:A 宝具:EX
https://picrew.me/ja/image_maker/1497656>>958
【クラス別スキル】
陣地作成(妖精):A
胞子を放出し、妖精の輪(フェアリィサークル)を作成する。
英国では霊脈(レイライン)周辺に発生するというそれは、土地の魔力を吸い上げ、ある種のパワースポットを形成する。
地上にありながら星の内海と同じ霊脈を持つ───月の湖(メストリアパン)ほどではないが、地上にありながら小規模な妖精郷や妖精領域の異界常識(アストラリティ)が混じり合った異空間を作り出す。
現代テクスチャ上ではあり得ない現象が起こる事も。
対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
周囲に漂う胞子が魔術的なチャフとなり、自身に向けられた魔術式を狂わせ、破却する。
【保有スキル】
茸の胞子:A+
周囲に毒性と強烈な幻覚作用のあるキノコの胞子を散布する。
胞子を吸い込んだものに猛毒、睡眠、魅了、スタン、即死、混乱に恐怖などキャスターの意のままに様々な弱体を付与できる能力に見えるが、実際には毒性自体は低く、幻覚により「自分は重篤な毒性に侵されている」と思い込ませ、魔術的な心気症を発生させる事により、毒性に対する耐性を引き下げ、肉体を蝕むものとなっている。
つまり病は気から。対抗するには耐毒性よりも精神力が重要となる。>>959
受肉精霊(キノコ):A
ベニテングタケの精霊であるキャスターの、菌類ないし受肉した精霊種としての特質。
交流端末として形成された人型霊基である子実体(菌類が胞子形成を補助するために作り出す、繁殖器官。菌糸が組みあわさって複雑な構造になったもの。いわゆるキノコと呼ばれる部分)が破壊されても、菌糸や胞子が僅かにでも残っていれば、そこから霊基を再構築できる。
サーヴァントとして霊基出力は人型に制限される上、胞子が拡散される範囲も自身を中心とした一定内に収まるため、広範囲を消し飛ばす攻撃などで滅ぼし得る。
...頑張れば一時的に複数の子実体を形成するくらいは出来るらしい。
天神の恩恵:B
天神からの贈り物。天の神が地上へ吐き出した唾液、つまり降雨現象から発生したキャスターは自在に雨を呼び起こし、周囲の環境をキノコが成長するのにいい感じの湿度にできる、天候・環境操作能力。
また、キャスター自身も"天神からの贈り物"であるため、味方への魔術行使時にボーナスが入る。
妖精眼:A
ヒトが持つ魔眼ではなく、妖精が生まれつき持つ『世界を切り替える』視界。
人々の嘘や本音がすべて見えるが、善悪に無頓着なキャスターにはあんまり意味がない。>>960
【宝具】
『くらくらでふわふわになるきのこ(アマニタ・マスカリア)』
ランク:EX 種別:幻覚宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
正式名称『恍惚なる紅き幻覚(ガリュツィナーツィヤ・ヴァパク)』...なのだが、とてもおかしなことになっている。が、真名解放に不備はない。
自らの肉体を破棄する事で限界を超えた魔力を暴走させ、人型の域に縛られていた霊基制限を一時的に取払い、菌糸を異常活性化させることで、現世ではあり得ない物質を出力する。
───即ち、天の神が創りし神代のベニテングタケ。シベリア先住民族に信仰された大いなる神、精霊、人類の祖、文化英雄、トリックスターである大鴉クトフに力を与えたもの。
食べれば絶大な力を得られるが、猛烈な酩酊感に襲われる中で力を揮えるかどうかは接種者の意志力に委ねられる。
筋力の爆発的な強化、その他のステータスも向上。魔術回路がギンギンに覚醒し(基本的に魔術回路の数は増えないが、出力と運用効率が上がる。生命力の暴走と言っても良い)、上位存在への対話、交信を行うシャーマニズム系統の魔術行使への絶大な補正、その他の魔術体質や異能力にも何らかの影響を及ぼすことがある。
...適性があるものが食べれば、霊器クラスの縛りをも狂わせ、神代回帰に至るほどの強化を得られるが、理を捻じ曲げることによる代償は決して安くはないだろう。
なお、一度の召喚につき一定回数しか使用できない。
限界を超えて使用した場合、最後の一本のベニテングタケを遺して、キャスターの現界は強制的に終了する。
『驚天動地なる鴉さんと鯨さん(ビッグレイヴン&ホエール)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
キノコパワーで大いなる渡鴉クトフとその友である大鯨と交信し、現世に召喚する。
彼らは魔獣~幻獣相当の幻想種として弱体化した状態で現界し、恩人?であるキャスターの指示を聞くだけは聞いて行動する。
大鯨の方はまだしも、クトフの方はトリックスターなだけあって非常に気紛れに動き、天変地異を巻き起こす。
...第一宝具を接種させる事により、時に創造神として語られるクトフの真の力の一端を目覚めさせることが出来るが、高確率で抑止力の介入を招く。>>961
【Weapon】
『ベニテングタケ』
第一宝具以外で作ったベニテングタケ。
宝具ほどではないが、高品質で魔術的な価値が高い。銀素材くらいの価値はある。
非常に美味であるが、強烈な旨味成分は水溶性の毒でもあるため、しっかり煮込む必要がある。
『キノコパンチ』
子実態を殴る事に特化した構造へと作り変え、拳の霊子密度・霊基質量をあり得ないほどに高めてから行う必殺右ストレート。
非常に大振りな攻撃である為、命中率は極めて低いが、瞬間的に筋力A++級の破壊力を発揮していると、噂されている。
『魔術』
傘に付いた白いイボ...妖精紋様を使用してさまざまな魔術を行使する。
強力だが、軽い酩酊感に襲われることも。>>962
【解説】
シベリア先住民族であるコリャーク族の伝承に登場するベニテングタケの妖精。
ある日、鯨が岸に近づきすぎて泥に嵌って動けなくなってしまう。
友人である巨大な鴉、クトフに自分を持ち上げ、深い海に戻してくれるように頼んだが、巨大な鯨を持ち上げることは出来ず、どうにもならなかったので、天の神に助けを求めた。
天の神は、クトフにある平原に行くと、ヴァパクという精霊がいることを教えた。
ヴァパクを食べれば、鯨を助ける力が得られるというのだ。
天の神が大地に唾を吐くと、唾が落ちたところには、傘のような形の大きな、白い斑点のある赤い帽子を被った小さな白い精霊、ヴァパクが生まれ、クトフに自分を食べるように言った。
クトフはこれを食べると、力が湧き、クジラを持ち上げて大海原に帰すことが出来た。
ヴァパクの力を体感したクトフは、そのあまりの爽快感に「ヴァパクよ、大地で永遠に成長せよ」と懇願した。
クトフはコリャーク族に、これを食べると病気のことを教えてくれたり、夢の意味を知れたり、別世界を見せてくれたり、未来を予言できると言い、ヴァパクを広めたという。>>963
【人物・性格】
内向的・陰気・能動的。
しかし、幻覚を見せるキノコの妖精である為、捉え所がない。非常にふわふわした妖精観をしている。
キノコらしくじめじめした場所でじっとしてたかと思えば、そこら辺を歩き回り、突拍子のない行動を取る。
人間には好意的だが、好意の示し方が「ベニテングタケを配りまくる」なので結果的に酷い事になる。
ちゃんと断るか、よく煮てから食べればいいので妖精の中では危険性は低い方。
善悪にも無頓着だが、鴉と鯨の一件で「友情に篤い存在や同族、家族以外の生き物に手を差し伸べられる存在」に付いてはこれを"良いもの"と捉え優先順位を若干上げる。
イメージカラー:深紅に白い斑点
特技:くらくらでふわふわにする、増える
好きなもの:じめじめした場所
嫌いなもの:あんまない
天敵:なし
願い:ベニテングタケを食わせる
【一人称】ヴァパク、わたし、わたしたち
【二人称】おまえ、呼び捨て、変なあだ名、〇〇さん(人間以外、自然的な存在にのみ使用)
【三人称】呼び捨て、変なあだ名、〇〇さんhttps://bbs.demonition.com/board/9971/
次スレ
ぼくの考えたサーヴァント18青い鯨
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C0%C4%A4%A4%B7%DF
シヴァカ・ゴーマラバット
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B7%A5%F4%A5%A1%A5%AB%A1%A6%A5%B4%A1%BC%A5%DE%A5%E9%A5%D0%A5%C3%A5%C8
マーナガルム
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DE%A1%BC%A5%CA%A5%AC%A5%EB%A5%E0
グンヒルド
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B0%A5%F3%A5%D2%A5%EB%A5%C9
以上ウィキ登録完了しました。
>>911アラン・ピーカートンのWiki登録はちょっと待って欲しいとのことなので、念の為現在未登録です。製作者様からの登録許可がありしだい登録します。「ルーラー、ジャンヌ・ダルク。召喚に応じ馳せ参じました。……なんつってな、ハハハ!」
【出典】史実
【CLASS】プリテンダー
【マスター】
【真名】ジャンヌ・デ・ザルモアーズ
【性別】女性
【身長・体重】159cm・44kg
【肌色】白【髪色】くすんだ金色 【瞳色】青
【スリーサイズ】85/59/86
【外見・容姿】ジャンヌ・ダルクに瓜二つの女性。目付きがかなり悪く、装備も全体的にくすんでいる。
【地域】フランス
【年代】15世紀頃
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:D 幸運:A++ 宝具:A>>968
軍略:C
多人数を動員した戦場における戦術的直感力。聖女を名乗る前から元々軍人として働いており、聖女を僭称した後にも軍を率いて戦った経験がある為それなりの知識は有している。
偽聖女の奇蹟:E++
時に不可能を可能とする奇蹟…の偽物。
本物の聖人達が行使する奇蹟とは比較にならない程の弱さだが、持ち前の演技力と共にこのスキルを使う事で「彼女は本物の聖女である」と強く信じ込んだ兵士や民衆の士気を限界まで上昇させる事が出来る、言わば「カリスマ」の代用品としての特性も併せ持つ。
悔悟者の救い手:EX
生前に「聖女ジャンヌ・ダルクを見殺しにした」というフランス国民達の罪悪感を晴らす手段として意図せず機能した彼女の在り方に由来するスキル。本来は宝具だが、スキルとして限定的に使うとこの名前になる。
他者が「自身の罪によって受けている」あらゆる呪いや罰、及び憎悪を代わりに受け止める能力。
但し、代償としてこのスキルを使うたびに彼女の霊基は損耗する上、相手が本心から罪悪感を抱いていなければスキル自体が行使不可能であるという欠点も持つ。また、スキルを使っても対象が抱いている罪悪感自体は消えない為、完全な「償い」を行わせる事は出来ない。>>969
【宝具】
「我が旗よ、我が金ヅル共…ゴホン、我が同胞を守りたまえ!イミテーション・リュミノジテ!………ったく、信じれりゃ何でも良いのかぁ?は~ぁ、阿保くさ…」
『かの聖女はここにあらじ (イミテーション・リュミノジテ)』
ランク:E~C 種別:対軍宝具(自身) レンジ:1~10 最大捕捉:不明
ジャンヌ・ダルクの宝具「我が神はここにありて」の偽物。
神や天使の祝福ではなく、自分を「かの聖女の再来である」と信じ込む民衆や自軍の兵士達の信仰心によって味方を守護し、士気を向上させる結界宝具。
自身に対する信仰心の強さに比例して付与される防御力やパワーは上昇するが、最大でもCランク留まりな上、よりランクが上の宝具には全く通用しない。
しかし、オリジナルの宝具よりも本体にかかる負担が少ない為、ある程度連発出来るのと宝具を発動しながら相手に攻撃を仕掛けられるのが取り柄。
『委ねられし罪悪の炎(パードン・フロム・ラピュセル)』
ランク:A 種別:特効宝具 レンジ:- 最大捕捉:一国全体
上記のスキル「悔悟者の救い手」に由来する1つの国その物を対象とした宝具。
手にした旗槍を大地に突き立て、「国」を構成する人々が犯した罪に由来する罰や呪い、及び彼等に向けられる憎悪の概念をその身に取り込んで焼き滅ぼす。
国や土地その物に残る呪いや神罰などを完全に肩代わりし、清算させる事さえ可能だが、一度この宝具を発動すれば自身の霊基もそのまま消滅する。
【Weapon】
槍:ジャンヌ・ダルクが持つ物と全く同じデザインの旗つき槍。所々錆びついており、旗もほつれている。
片手剣:当時の軍人が使っていた一般的な西洋剣。オリジナルと異なり、こっちも普通に使える。>>970
【解説】
聖女ジャンヌ・ダルクが処刑された数年後、フランス中のあちこちに現れた「自称ジャンヌ・ダルク」の内の1人。元々は農村出身の2児の母親であったともされる。
ジャンヌの実兄2人からも「実の妹である」として認められた彼女は聖女のネームバリューを活かして上流階級の歓待を受け、ジル・ド・レェ元帥から軍を与えられて共に戦った他、各地の貴族や騎士から金品と武器を受け取る・オルレアンに訪れて信者や市民達から謝礼金を受け取った後にそのままバックレる等の詐欺行為を働いた。
しかし、国王シャルル七世に謁見した際に「余と汝の間の秘密」を問われ、一言も答えられなかった事によって遂に嘘が露呈してしまう。
にも関わらず彼女はその罪を咎められる事も無く放免され、ロレーヌ地方の領主ロベール・デ・ザルモアーズと結婚して静かな余生を送ったのだった。>>971
【人物像】
特に信心深くもなく、金品に目が無い俗物。自分が偽の聖女である事を全く気にしておらず、寧ろ一種の誇りさえ持っているふてぶてしい性格。猫を被っていれば清楚な美人なのだが、どことなく漂う胡散臭さで台無しになっている。
ただ根は小心者かつお人好しであり、大勢を騙して金品を得ていた癖に生前名を語ったジャンヌ本人やその親族に対しては今でも罪悪感を抱いている他、損得勘定抜きの純粋な信頼に対しては割と弱い。
また、自身の事をジャンヌ・ダルクとして持ち上げた当時のフランス国民達の事を「自ら聖女を見殺しにした癖にその奇跡を求め、別人をちやほやして償った気になっている馬鹿共」と本気で軽蔑している等、本物の悪党に成りきれない気性の持ち主。
マスターの事は基本金ヅルとみなしており、スキルを偽って自身を優秀なサーヴァントと思わせつつ、適度にちやほやされた後は隙をついて金品を奪い、そのままトンズラしようと目論んでいる。
しかし、自身の正体を知って尚信頼を向けるようなお人好しや、自身の子供と重なる年端のいかない子供がマスターだった場合には「聖女ジャンヌ・ダルク」ではなく「ジャンヌ・デ・ザルモアーズ」として忠誠を誓ってくれるだろう。>>972
特技:猫かぶり・金勘定・家事全般
好きなもの:金・自分の子供達・贅沢な生活
嫌いなもの:フランス・フランス国民・シャルル七世・嘘つきで卑怯な自分
天敵:ジャンヌ・ダルク、ジル・ド・レェ
願い:大金を貰って一生遊んで暮らす事
【一人称】私/オレ【二人称】貴方・貴女/アンタ【三人称】彼・彼女/アイツ
【因縁キャラクター】
ジャンヌ・ダルク:生前に名を語った相手。彼女の功績や知名度を勝手に利用していた為激しい罪悪感を抱いており、なるべく鉢合わせない様に努めている。
姉ビームを打つ方には素で引いている。
「あっ、その…生前は本当に申し訳…へ?私が貴女の妹?何の事です?」
ジャンヌ・オルタ:出会った時に同業者だと勘違いしかけた。
ジル・ド・レェ:生前に彼の軍の指揮権を貰った事がある。彼の所業にはドン引きしているが、経緯が経緯なので同情もしている。
因みに軍団指揮自体は真面目にやっており、ジル本人にも褒められている。
「これはジル元帥殿、お久し振りです。…えっ、何?元帥殿じゃない?…あぁそうでしたね。久しぶりですね、ジル。」
シャルル七世:フランス国王。自分の正体を見破った金ヅル。彼が自分とジャンヌを重ね、聖女を見捨てた罪滅ぼしのつもりで自分を許した事を見抜いていた為、軽蔑の対象にしている。
「何だよ、オレを責める気かァ?オレは死んだ聖女を利用してフランス国民を騙し!アンタは自分の国の為に生きた聖女を見殺しにした!そこに何の違いも無いだろうが!」
ピエール、ジャン:ジャンヌ・ダルクの実兄2人。偽聖女を名乗り出した最初期に騙した相手。
後に彼等へ資金援助を行うよう騙した貴族達に取り計らった。
【コメント】ドラクエで言う所のニセ勇者枠。実は生前の関係者達からはそこまで悪く思われてないけど気付いてない。Wiki登録、SS使用共に可能です。>>973
嫌いな物に「嘘つきで卑怯な自分」が入ってるとちょっと矛盾してしまうので、Wiki登録時には削除しといて下さい。>>975
天性の肉体:C
ウーサー時代に名を馳せた“褐色の一族(ブラン一族)”。
常に筋力がランクアップしているものとして扱われ、
また、老化による身体能力への悪影響を無視できる。
若い時分の話が語られていない事以上に、この特性のため
ブラノールがサーヴァントとして顕れる“全盛期”は
最大限の経験を積み上げた没年時の姿となる。
金剛身:A
防御専念時ないし待機中の防御数値上昇、耐久値の一時的向上。
パロミデス卿やガウェイン卿らの槍は彼の肉体を小動もさせなかったという。
嵐の騎士:D
移動攻撃(突進含む)時の与ダメージ増加。
幽霊狩猟(ワイルドハント)を統べる嵐の王ではないが、戦いぶりを見た者達は
「人間業とはとても思えぬ」として稲妻や嵐、獅子や白鳥に喩え語った。>>976
【宝具】
『白翼羽撃く老爺の杖(アンシャンシーニュ)』
ランク:E-~B 種別:対人宝具 レンジ:0・2~4 最大捕捉:1人
槍を用いずして円卓の騎士ほぼ全てを落馬させ、
槍をとっては最大の難敵と認めた二人を降した武練。
槍を実体化させずにいた時間が長い程に槍自体の威力が、
槍を用いずして戦った時間が長い程に槍の技量を増す。
【Weapon】
少し短めの馬上槍と楯。甲冑も含め、どの武具も古びている。
品物それ自体は何の特性も持っていない
【解説】
白髪の巨漢騎士。ウーサー時代の『古い円卓』を代表する一人、
ブルートゥスの孫ブランを祖とする ブラン一族の/褐色の ブラノール。
父はエレイン・ル・ブラン、兄弟にブルオー&エクトール・ル・ブラン、
甥に『古い円卓』最高の騎士セグラント・ル・ブラン。>>977
『パラメデスのロマンス』に登場する強豪ブラン一族の一員であり、
『パラメデス』を収録作品に含めるルスティケロ・ダ・ピサの
『アーサー王物語集成』にて“老いた騎士”エピソードを描かれた。
後にはその短縮翻案ギリシャ語詩『老いた騎士』が書かれている。
大変に美しい姪を連れてアーサー宮廷に現れた彼は、自分に勝った者には
姪の身を与える、としてアーサー騎士に勝負を挑む。彼は槍も持たぬまま
まずパロミデスを、次にガウェイン、そしてラモラ、ガエリエ、ボオール、
イヴァン、サグラモール、ブレオベリス、エクトールらを次々打ち倒した。
老騎士は楯だけを用いてこの者達全ての槍を砕き、落馬させたのである。
ランスロットとトリスタン相手でようやく槍を手に取ってやはり勝利し、
憤慨したアーサー自身も気絶させ、カラドスら31人の王も全て負かせた。
老騎士は話す。百二十歳を超えた自分は死期が近いのを感じているが、
世を去る前に当代の騎士達が自分の現役時代と比べてどの程度の力を
持っているものか試してみたいという欲をどうにも抑えられなくなり、
もう四十年以上も使っていなかった武具を纏いここへやって来たのだ。
そして試し終えた今言うのだが、私の時代には、君達全員を倒せる者が
他にも二人はいたぞ。今後は一層励むがよかろう、若者達よ。>>978
和解した王・王妃・円卓の騎士らと老騎士が宴を楽しんでいた時のこと。
リステノイズのラモラ(ペリノアの兄弟、彼の子ラモラの名のもと)の姪が
母を攻める邪な伯ギオに対抗する代理騎士を求めてアーサー宮廷を訪れた。
だがアーサー宮廷の猛者たちは手当こそしたものの全員が重傷の身、そこで
老騎士が彼女の母の城へ赴くが、人々は老人を不安に思い、嘲笑さえした。
「おいおい、君は自分が連れてきたのがご老体とは知らなかったのかい?」
「この老いぼれが助けてくれる?寧ろ我々が助けてやらねばならんだろう」
「我らが望むはランスロットやトリスタン、そうでなければパロミデス、
ガウェイン、だが少なくとも杖に寄りかからねばならぬ老人ではないぞ。
誰か爺にベッドを用意してやれ、そして君はもう一度アーサー宮廷へ行け!」
「全ての嘲りが、たちまち称賛の言葉に変わる事でしょうよ」と乙女は言い、
その通り、無敵の老人はギオ軍を難無く蹴散らした。一ヶ月ほど留まった後、
老騎士はまた戦いと人助けをしながら自宅へ帰り、そこで平穏に亡くなる。
キャメロットに老騎士の使者と書状が届き、彼の名と素性とが明かされた。
宮廷の皆は驚嘆し、アーサーはこの度の全てを書き記し残すように命じる。
皆様がお読みの物語はこうして残されたのだ(とルスティケロは主張する)。>>980
①お気に入り他作鯖
>>793 守敏
巻物を投げるからアーチャー…! 戦闘スタイルも個性があるし、一筋縄では行かない性格も良い
>>958 ヴァパク
ようじょ化人外鯖はよく居るけど、この子はかわいらしさと神話的壮大さのバランスが絶妙で素敵
②お気に入り自作鯖
>>134 聖フォワ(夏)
イメージソングはTRiNITYの「Rosy future」 最初は「お洒落をさせる」くらいのコンセプトしか無かったけど、この曲を聞いたら意識下で疑問に思っていたことがまさに歌詞に書いてあるのを発見して、運命的に方向性が決まった
>>175 ツタンカーメン(夏)
イメージソングはTRiNITYの「ドレスなぞって」 こっちも最初は「お洒落をさせる(恐らくフォワの主導で)」程度だったんだけど、フォワに合わせてこちらにもイメソンが欲しい、となった段階でこれを聞いたことで方向性が大きく変わった
>>361 チャールズ・ダーウィン
少女でないフォーリナーなど解釈違い(でも後天的TSは嫌)、ということで「女体化じゃない女体化」を頑張った 「緑の神」という出発点から紆余曲折あったけど、最終的に「ダーウィンこそはコズミック・ホラーの体現者」に辿り着いた瞬間全てのピースが完璧に嵌まったと思った
>>591 祢々切丸
スキルがどれも汎用スキルっぽい雰囲気に出来てお気に入り②お気に入り自作鯖
>>324 きさらぎ駅
ちょっと待ってやっぱよくないって明日も続く地獄だね出口が無い
一切見つからないんだけどアナタなんか知ってる?
>>881 青い鯨
3年間ずっと温めてたネタを漸く形に出来て満足。
イメージソングとの相性も含めて今回の自信作。
宝具も『病名:感染性致死遊戯症候群』に変更。
③お気に入り宝具名(自他作)
>>97 『姦楽の海に、青の祝祭を(エルドリッチブルー・フェスティヴァル)』
>>374 『御様御用(おためしごよう)』
>>420 『灼熱を謳え、太陽の処女(アクリャ・インティ)』
>>674 『霊長芽吹く創世の軀(イヌマ・イル・アウィルム)』
>>719 『天よりも広く、天よりも清く(アイパルテノス・テオトコス)』
>>914 『眠らぬ荒野の探偵団(ピンカートンズ・ネバー・スリープ)』
>>948 『飛炎魔、東の天は紅に染まり逝きて(ひのえうま、ひがしのそらはくれないにそまりゆきて)』①お気に入り他作鯖
>>265 オッタル
女神に寵愛され、女神を見下す英雄。こういうのもあるのか。アナザーオリオンみたいな奴。性能も文句なしの大英雄で好き。
>>392 シシュポス
胡散臭いけど良いおっさん……に見せかけたマジで胡散臭い奴 こう言うの好き
『奈落の岩(ローリングロック・タルタロス)』!!!の宝具演出の渋い声が聞こえる聞こえる
②お気に入り自作鯖
>>234 細川政元
ほとんど史実。なんで史実でこんな魔術に傾倒した変態がいるんですか?オカマなのは嘘だが、ショタコンの同性愛者なのは本当っぽい
>>373 山田浅右衛門
ほとんど史実。ハサンめいた襲名性アサシンなのも、その時代最上の人斬りが選ばれたのも、刀剣鑑定人のトップだったのも本当。女性が混じってるのだけ嘘。
>>462 マクレガー・メイザース
黒猫ロリ魔女……の皮を被ったどうしようもないダメニート成人男性。北斎然りこう言うの好きなんだ……
③お気に入り宝具名(自他作)
>>374 『御様御用(おためしごよう)』史実通りの読みと漢字なのにかっこいい当て字ぽくなっちゃうの、史実が強すぎる
>>708 『私は訪れ、ここに今一度の契りは結ばれる(ニヤ・タニンヤン・マウィナイェ・オヤテ・レ・イマワニ)』 こういう長い現地語宝具好き
>>732『世界を背負う大勇魚(サマク・アフミル・アルド)』 直訳宝具でもアラビア語だと英語にはないカッコよさが出るよなあ
>>754 『歴史・人界尋問(ヒストリエー・ロゴポイオス)』英霊の格が高すぎて『歴史(ヒストリー)』っていう一般名詞が英霊の象徴になっちゃうのズルだと思う>>980
①お気に入り他作鯖
>>213 ヘカテ
魔術神だけど松明で殴る脳筋スタイルが史実なの面白いよね。姉さん的な性格がとても好み。
>>361 チャールズ・ダーウィン
本人ではないけど、確かにダーウィンであるという、フォーリナーとしての改造が綺麗に整っていて凄い。
>> 482 歌川国芳
猫が沢山!!カワイイッ!!
>> 975ブラノール・ル・ブラン
くっそ強くて笑った。強強爺さんキャラ良いよね。
②お気に入り自作鯖
>>141金角&銀角
作った鯖の中でも一番活き活きしてる気がする。対極をイメージした子達で、結構お気に入り。
>> 452ホヤウカムイ
前々から考えていて、改めて形にできた子。巫女に憑依する逸話から人間体で出せるな?と思いついたのがきっかけ。>>986
③お気に入り宝具名(自他作)
>>204 『黄金揺らめく天津原(ホレ・ロイヒテン・ヴァイツェンフェルト)』自薦 我ながらFate感ある宝具名にできたのではないかなと。
>> 288『ただ独り夢を見る、朽ち果て逝く霊堂の淵にて(デカディメント・カタコンベ・デイ・カプチン)』他薦 何処か仄暗く、静かで穏やかな、それでいて不気味な雰囲気が漂うフォーリナーらしい宝具名だと思う。
>> 375『懐宝剣尺(かいほうけんじゃく)』他薦 響きがカッコよくて好き。
>>473 『紡ぎ、計り、断ち切る(ペプロメノ・クローステール)』他薦 ただ行うことを述べた宝具名が淡々とした運命を感じさせ、とても良き。
>> 564『その手に聖剣はなく(アンチカリバー・ラモラック)』他薦 あくまでラモラック本人ではないけど、聖剣を持たないが故にそれが宝具となるのは目から鱗でした。
>>627『果てより誦する勝利の祝歌(エリュシオン・スリアンヴォス)』他薦 宝具名がwiki登録されてるオルフェウスと同じなのがエモい。
>> 777『西方の征服者(イエロー・ボーイズ)』他薦 シンプルにかっこいい!
④お気に入りwiki登録鯖
・スヴャトゴルhttps://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B9%A5%F4%A5%E3%A5%C8%A5%B4%A5%EB
旅する女性っていいよね。あと鞄の中に世界が広がっているというのは、とてもメルヘンな雰囲気ですごい好き。
・レウコトエーhttps://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%EC%A5%A6%A5%B3%A5%C8%A5%A8%A1%BC
鶏になったアレクトリオンとのコンビがコミカルな感じで好き。その内面の物悲しさもとても好み。
・安宅丸
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B0%C2%C2%F0%B4%DD
自作。付喪神、令嬢キャラ、表は明るく裏は暗いと、色々と自分の好みに走った子。姉に当たる御座船の天地丸も作りたいけど、中々纏まらぬ。なんか越王勾践の僕鯖をこないだここで見た気がしたんだけど気のせいかな
「やっと完成できました。」
【原典】ウェールズ神話、『マビノギオン』、『アーサー王伝説』【class】キャスター
【真名】マナウィダン・ファブ・スィール
【異名・別名・表記揺れ】マナワダン
【性別】男【身長・体重】173cm・75kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】緑
【外見・容姿】短髪、爽やかな顔、落ち着きのある男性、男前【地域】ウェールズ【年代】神代
【属性】秩序・中庸【天地人属性】地
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:A++ 宝具:B
【クラス別スキル】
対魔力:A+++ 魔力に対する抵抗力。魔術師の神と同一視される彼には魔緒の呪いであっても傷一つ付けれない。
陣地作成:B+++ 工房や畑を作ることが可能。
各地の追手から逃げて仕事場を転々としていた為にランクが低いと思うが、彼はどの街でも職人として最高の仕事と商売をした為、ランクは高い。
どんな土地でも畑を作ることが可能であり、不毛の大地となったダヴェドに畑を作った彼の開拓力は神代の魔術師達とは一線を画す。
道具作成:B+++ 伝説の匠スラサール・スァイス・ゲヴネウィドを師に持つマナウィダン。彼の作業の様子を見ただけで、彼のやり方を倣い数々の技術を習得した。万能の職人と謳われた彼は職人技や工芸品だけでなく小麦の栽培や畑を自らの手で作るなどその才覚は多岐に渡った。
【固有スキル】
神性:ー しかし、ケルト神話のマナナン・マクリールに相当する彼だが神性を持たない。「第二の枝」にて家族を失い、カスワッスロンの裏切りによって帰る場所も失う。海神スィールの息子マナウィダンは自らの手で王権を捨て、天涯孤独の身となった。戦争によって何もかもを失った没落貴族にはあらゆる繋がりが要らなかった。
欲の無い族長:A 呼び名の由来は「彼らは領地を求めようとしなかった。誰も拒む者はいなかったのに」という。添え名のスレズヴとは「控えめ、慎み深い、多くを求めない、遠慮がちな」といった意味で、ブリテン島の王ベンディゲイトブランと、その息子カラドウグの死後、権利がありながらマナウィダンは王位どころか領地も要求しなかったことを指す。プレデリが行方不明の間も彼の妻キグヴァとも真摯に接しており、邪な感情を持たない節度ある紳士な人間であった。精神干渉系の攻撃を大幅に軽減する。市場独占:A+
商売に於いては右に出るもの無し。
その腕を妬まれた街の職人達から命を狙われる事もあった。逃げた後、それでも他の街でも商売を続けていた。逃げて商売してを繰り返した彼の図太さがスキルとなった。街への潜入、交渉、勘や精神力や胆力向上、素材の依頼、仕事場確保、逃走等の様々な成功率を上昇させる。簡単に言えば、「仕切り直し」、商人&職人バージョン。
獣狩りA+
マナウィダンは職人として働くだけではなく、自ら狩りをして生計を立てていた。また、畑を荒らしたネズミを人間と同じ様に処刑台を作って吊り首にしようとした。獣に対する特攻、防御力、回避力、隠密力が上昇する。『キルッフとオルウェン』においても、魔猪トゥルッフ・トゥルウィス討伐に貢献した。キャスターでありながら弓矢や槍、罠の扱いにも長けている。ただし、無益な殺生の場合はステータスがダウンしてしまう。
【宝具】
『万能の職人』(マナウィダン)
種別:対人宝具 ランク:B レンジ:1〜200 最大補足:売り切れまで
その手に作れぬ物無し。彼の職人はどんな物でも作れるだろう。他のキャスターよりも効率は劣るが、耐久力が尋常じゃない位高い。窓ガラスを作った場合、対軍宝具でもないと壊すのは難しい。
しかし、この世に二つと無い宝具が性能は抜きにしてもそっくりに造られてしまったら、つまり敵対する英霊を「現地の職人」として、彼らの商品(宝具)をマナウィダンが「より良い商品」で売るという。もしも、世界に一つしかないエクスカリバーが後に出てきた余所者の手によって「木刀」に造られて売り物にされたら?しかもそれが、一般の世に出回って大人気商品になったら?
決まっている、商売上がったりだ。著作権(?)だなんだと多々あるが、エクスカリバーは修学旅行のお土産と同じ様に携帯型一般普及神造兵装と化してしまうのだ。だがマナウィダンの作った人気のお土産は買ってくれた人達にとっては本当の「聖剣」になるのだ。例え一時の気まぐれで買ったとしても、捨てられてしまう物であっても、人生を彩り思い出になった事は間違いなく。相手の宝具のランクと性能を消失する。そして本来の性能は発揮されない。星の聖剣ではなくなり、ビームは発射されないし、どこにでもある普通の剣になる。元に戻すにはマナウィダンを倒すしかないが、彼の逃げ足には誰も勝てず、逃げた先でも彼は職人として仕事をしたので実質不可能である。
『放浪と労働と家族との旅路』(ロードトゥ・ヤウン)種別:対人宝具 ランク:A レンジ:1 最大補足:4人
ヤウンとは、「マビノギの四つの枝」における重要なキーワードである。意味はそれぞれの枝によって違い、登場人物が守る正義、正しき道、ヤウンが異なっている。「第一の枝」のプイスは、人の上に立つ君主としてのあるべきヤウンをアラウンやリアンノン、へヴェイズによって教えられ、成長していく。プイスのヤウンが、君主が取るべき正しい決断や行いだったのに対し、「第二の枝」では、老練な支配者であるベンディゲイトブランが、アイルランドとの友好関係を維持するための配慮がヤウンとなる。ベンディゲイトブランは馬を弁償し、マソルッフにも相応の賠償をしているのに加え、更に魔法の大鍋を追加しようと申し出るほど、戦を回避する努力を厭わない。「第三の枝」では、友情・信頼に基づく、正しい選択や行為が「ヤウン」と評される。「第四の枝」、ここでのヤウンは、侮辱や賠償に対する償いとしての法律用語である。マースは、ゴエウィンが陵辱されたことへの償いとして彼女を妻に迎え、子供が生まれたら自分の後継ぎにする事を約束する。同時に、王の乙女を奪われたことは、マースにとっても恥辱に当たるため、その償いを求める事を宣言している。マナウィダンが、友情や信頼を重んじる判断や行動をすれば全てのステータス、あらゆる運命に大幅な幸運補正が入る。
『魔法の紺碧』(カルフ・スラサール)
種別:対人宝具 ランク:A+ レンジ:1 最大補足:1人
スラサール・スァイス・ゲヴネウィドが生み出した空色の塗料である。これに染め上げた商品は大変な人気になり、マナウィダンの商売は順調に進んだ。塗った物に黄金と同じ価値が与えられると言われ、色が変わるだけでなく強度も上昇する。宝具や武器に塗れば、あらゆるランクや存在強度や攻撃力、耐久性が3倍になる。物語において、マナウィダンは鞍、盾、靴を作った。ちなみに靴だけは塗料を塗っていない。靴は高級なコルドバ革を買い、金細工師と交友を結んで留め金を注文し靴を作った。「中世ウェールズ法」によれば、槍の値段は8ペンスだが、「カルフ・スラサール」か金が施されていれば24ペンスと3倍の値打ちがついた。ペニー(ペンス)は、英国の下位通貨単位。カルフスラサールはラテン語で青(glaucus)とも呼ばれる。
【weapon】
宵闇の月貌(ウィネブグルスイヘル)
種別:対人宝具 ランク:A レンジ:1 最大補足:1人
「宵の顔」の異名を持つアルスルの盾。
「キルッフとオルウェン」のアルスルの所有する盾を参考にし、マナウィダンが模倣した。本来のアルスルの盾の能力は詳細不明。今回は相手の記憶を消去する能力にしてみた。月の光を利用して相手の記憶を光の力で消去する。相手はこの盾を盗もうとしても記憶が無くなるので手に入れようという記憶が無くなる。だから夕方の疲れた顔(宵の顔)という事になる。本来は記憶を消去する物が、マナウィダンはこの盾を青く色付け、商品として売った。本来の効果と違い記憶を活性化し、直感力、第六感に目覚め、全てのものを穏やかに見守ることが出来る。物事の観察力が増大し、判断力が上がる。いずれ、自己を超越し宇宙と繋がることまで可能。いわゆる自らの体に宇宙を内包する、「悟り」である。盾の耐久度は、ちゃんと硬い。
電磁浮遊鞍(グラウコス・カネズヴ)
種別:対人宝具 ランクA レンジ:1〜50
最大補足:1人
電磁パルスの電気障害と同じ様に魔力障害を引き起こす道具を開発したマナウィダン。魔術を利用してくる卑怯な相手への対抗手段である。地面に設置、落下もしくは、敵にぶつけて半径100kmの大地の地脈、龍脈に高エネルギーのサージ電流を発生させ、大地の血管に損傷を与えて一時的な誤作動を発生させ、マナを消滅させる。下手をすれば相手は魔術を一生使えなくなり、土地の魔力は枯渇してしまう。鞍として使えば電磁浮遊による股間痛み完全防止の最高のサドル。乗ってるのに乗ってないこの感覚、おひとついかが?
黄金の靴(ゴールド・ワーカー)
種別:対人宝具 ランクA+ レンジ1 最大補足:1人
彼が「3人の黄金の靴作り」の1人と呼ばれるようになった記念すべき商品。コルドバ革、植物から抽出したタンニンでなめした上質の革で、生産地にちなみコルドバ革と称された。コルドバは農耕用馬の臀部から採れる皮革。ヨーロッパ地方で食肉用としてごく少数生産されている農耕馬とラバの尻の部分とサラブレッドとシマウマから採る事ができるが、主に食用農耕馬の副産物として生産される。コルドバは「革の宝石」「革のダイヤモンド」「幻の革」とも呼ばれている。普段使う靴というよりは安全靴として作ったという。足先の怪我や転倒を防ぎ、静電気対策もある。しかし、鉄板入りは足が冬場で寒くなるので付けていないという。何故、鉄板が無いのに静電気を防ぐのかは謎である。アカシア属の樹皮から得られるタンニンは、動物の皮のなめし加工に使用される。動物の皮は、そのまま放置すると固くなったり腐敗したりする。一方、なめし加工を施すことによりそれらを防ぎ、皮を柔らかくして耐久性や可塑性を加えることで、皮革として利用できるようになる。【解説】
中世ウェールズの騎士道物語『マビノギオン』の「マビノギ四枝」の第三編「スィールの息子マナウィダン」の主人公。また、アーサー王伝説の一つ『キルッフとオルウェン』にもアルスルの仲間として出演している。ウェールズ神話に伝わる英雄の1人であり、アイルランドにおける海の神、マナナン・マクリールに相当する。彼の父であるスィールは、ウェールズ語で「海」を表すが、彼自身が海と密接に繋がっていたという記述はない。むしろ、マナナンの魔術的な側面や多芸さを受け継いだ人物と言えるだろう。彼はブリテン島の巨人王ベンディゲイドブランの弟であり、その地位に相応しい賢明さと謙虚さ、そして勇気を持つ人物であった。また、非常に器用で、わずかに見知っただけの技術でもすぐに習得することが出来たという。しかし、皮肉な事にこうした彼の職能が発揮されたのは、彼が故国を追われ放浪の日々を送る中でのことだった。
兄と妹の死と反乱、「第二の枝」にて妹ブランウェンが嫁ぎ先のアイルランドで暴力と監禁による凌辱を与えられていると知ったベンディゲイトブランは、かの地に軍団を率いて攻め込んだ。彼女に与えられた屈辱は、狂気を孕んだ厄介者、異父兄のエヴニシエンの乱行に原因があった。しかし、ベンディゲイトブランはそうとは気付かずアイルランドのマソルッフ王と全面戦争を開始、両軍共に壊滅状態に陥ってしまう。ウェールズ側で生き延びたのはマナウィダン、プレデリ、ブランウェンを含む8人のみだった。しかし、救いに行ったはずのブランウェンまでも失い残りの7人は悲しみに暮れるが、さらなる不幸が襲う。マナウィダン達が遠征に出た時、ブリテン島は王の息子カラドウグを含む7人が守っていた。しかし、ベンディゲイトブランの親類であったベリの息子カスワッスロンは彼らを魔法のマントに身を隠して暗殺し、ブリテンの王座についてしまう。マナウィダンがこの話を聞いた時、カスワッスロンは既に戴冠を済ませており、彼らにはもう成す術がなかった。マナウィダン達は毒槍に倒れたベンディゲイトブラン王の遺言に従い、その巨大な首を切り落とし埋葬する為にロンドンのグィンヴリン(白い丘)に向かった。一行はハーレッフに向かいこの地でリアンノンの小鳥達の歌声に心を癒され、7年の休息を得る。次の目的地、ペンヴローのグワレスの巨大な宮殿に駐留したマナウィダン達は、生気を取り戻した王の首と共に、80年間自分たちの不幸を忘れて楽しんだという。だが、この竜宮城の如き異界での生活を良しとしなかった彼らは、予言で禁じられていた宮殿の奥にある扉を開き、自らの記憶を取り戻す。そして、再び悲しみを背負いながら旅路につき、王の遺言を全うした。
リアンノンとの結婚
「第三の枝」にて、全てを終えて喪失感に苛まれていたマナウィダンを救ったのはプレデリであった。行く宛の無いマナウィダンに対し、彼は自分が父から受け継いだ領土を譲り、寡婦となった母リアンノンを妻に貰って欲しいと申し出たのである。その申し出に感謝しつつも彼は辞退した。
しかし、プレデリは自分には妻キグヴァの父グウィン・ゴホイウの領土があると安心させ、もし望むならその領土すらも自由にしていいと言う。この言葉にほだされたマナウィダンは、喜んでプレデリの所領ダヴェドに向かう。そして、リアンノンと面会すると一目で惚れ込み、閨を共にした。それからしばらくの間、マナウィダンは新しい家族達と、とても楽しい日々を過ごす。しかし、幸せは長くは続かない。ある時、アルベルスで宴会をしていたマナウィダンとプレデリの両夫妻は、ゴルセズ・アルベルスの丘に狩りに向かった。ここはリアンノンと先のダヴェド大公であるプイスとの思い出の土地である。そうした感慨もあっての事だったのかもしれない。だが、彼らはこの丘が怪異の発端となる土地でもある事を忘れていた。狩りの最中にマナウィダン達は、雷鳴と共に沸き起こった霧に囲まれ身動きを取れなくなってしまう。そしてどうにかして城に戻るも家臣も家畜も、備蓄していた食糧すらも失われていた。突然の怪異に驚きを隠せない4人であったが、狩りで当面の食料を得ながら領土を探したが、どこに行っても見当たらなかった。一年もの間そんな旅を続けた彼らは、やがて放浪生活に倦み疲れ、どこかに定住したいと願う。放浪と労働の日々
そんな中、思い切った決断をしたのがマナウィダンだった。スォルゲン(イングランド)に行き、手に職つけようと提案したのである。ヘンヴォルドの街に辿り着いたマナウィダンが選んだ仕事は、鞍頭職人である。彼は見事な鞍頭を作り上げると、カルフ・スラサールの塗料で染め上げた。この鞍頭は大変な人気になり、商売は順調に進む。面白くないのは元々この土地で鞍頭を作っていた職人達だ。彼らは共謀し、マナウィダン達を亡き者にしようと企てる。心ある人々から忠告を受けたプレデリは激怒し、職人達を斬り殺そうとしたがマナウィダンは彼を冷静に諭すと、別の街で別の仕事を始めた。新たな街でマナウィダンが始めた仕事は盾作りであった。彼はこの盾をまたあの空色で染め上げると、ここでも評判の盾職人として人々の尊敬を集める。ところがここでも職人達の恨みを買ってしまう。新たな職を探さねばならなくなったマナウィダンが選んだのはあまり馴染みのない靴職人だった。しかし、彼も只者ではない。革をなめすところから始めなければいけない所を、高級なコルドバ革を購入する事で手間を省き、金細工師と交友を結んで彼らに留め金を作らせたのである。しかも、金細工師の仕事ぶりを見学していたマナウィダンは彼らの技術をあっさりと学び取ってしまう。
こうして3度最高の職人として名声を得た彼は「3人の黄金の靴作り」の1人と呼ばれるようになる。だがそれは、以前と同じ様に他の職人達の恨みを買う事に他ならない。傷心のマナウィダンは家族と共にダヴェドに戻り、再び領民を探す事にした。
プリデリとリアンノンの失踪
アルベルスに戻った彼らは、狩猟生活をしながら一年を過ごす。そんなある日、猟犬を連れていつもの様に狩りに出かけたプレデリとマナウィダンは、1頭の真っ白な猪を見つける。風変わりな獲物を見つけた彼らは、猟犬をけしかけ追跡するが猪はまるで、彼らを誘き寄せる様な動きで逃げていく。そうするうちに、彼らは自分達の目の前に見た事もない巨大な砦が建っているのに気付いた。突然現れた砦をマナウィダンは怪しむが、プレデリはそこに猟犬と猪が入って行ったのに気がつくと、マナウィダンの制止を振り切り砦に向かった。そして、そこで見つけた黄金の水盤に迂闊にも手に触れ、全く身動きが取れなくなる呪いをかけられてしまう。一日様子を見たマナウィダンであったが、プレデリが帰ってこないと見るや一旦自分の城に戻る。知らせを聞いたリアンノンはマナウィダンを「なんて友達甲斐の無い方!素晴らしい友人をなくしてしまわれたのですね」となじり、息子を探す為に砦に向かって走っていく。だが結果はプレデリと同じであった。しかも、2人を飲み込んだ砦はそのまま姿を消してしまった。義母と夫を失い、一緒に暮らした仲とはいえ、夫以外の男と過ごす事になったキグヴァの悲しみは深かった。マナウィダンはそんな彼女に「私は絶対に貴方を穢さない」と告げ、元気づける。そして、2人で街に向かうと靴職人として生活を始めた。マナウィダンの靴に比べると、町のどんな靴屋の品もちゃちで安っぽく見える程だった。彼の所で手に入る間、短靴や長靴も他の店では全く売れない。やがて一年が経つと靴屋達はマナウィダンを妬む様になり、マナウィダンの耳にも、皆が自分をヤロうとしているという噂が届いた。「殿、なぜ田舎者達の言いようにさせるのですか?」とキグヴァが言うと、「そうはさせんが、我らはダヴェドに戻ろう」と答えた。再び襲われそうになったマナウィダン達は、儲けた金で小麦を買うと、ダヴェドに戻り畑を作って生活する事に。知恵が働き器用なマナウィダンにとって、小麦を育てる事は造作もない事だった。
秋になると、彼の作った4つの畑には麦穂が実り、刈り入れを待つのみとなる。だが、怪異はこの小さな実りをも奪い取る。一つ目の畑を見に行ったら、麦穂が全て失われていた。二つ目も三つ目も無惨な姿だった。マナウィダンは何としても原因を突き止めようと四つ目の畑で寝ずの番をした。そして、マナウィダンが目撃したのは何とも異様な光景だった。大量のネズミが雲霞の如く押し寄せて来たのだ。一時は呆気に取られていたが怒りに身を任せ群れの中に飛び込むと、動きの鈍い1匹のネズミを捕まえ手袋に閉じ込めた。そして、夜が明けるとネズミを縛り首にしようと準備を進めた。その様子を見たキグヴァは、「お怒りはごもっともですが、みっともない、ヤル必要はない、どうかおやめ下さい」と宥めたがしかし、彼は手を止めなかった。その後、ゴルセッズ・アルベルスで絞首台の準備をしていた所、学僧や司祭が次々と訪れネズミを殺さないでやって欲しいと伝え、多額の金で掛け合う。だが、マナウィダンはあくまでネズミをヤルと言って聞かなかった。この7年というもの人も獣も見たことが無いマナウィダンである。四人きりでずっと暮らして来たのだ。だが、そのうちの二名は既に失踪してしまった。
呪いの正体
そうしてすっかり準備を整えたマナウィダンは、いよいよネズミを絞首台にかけようとする。ところがそんな彼の元に大勢の随員を連れた大僧正が通りかかった。彼らは、それまでの僧と同じ様にネズミを助けて欲しいと嘆願する。そして、ネズミを助ければ自分の持つすべての馬と積み荷を譲るとまで言った。このあからさまに怪しい申し出を待っていたかの様に、マナウィダンは大僧正にネズミを助ける条件を出す。それがリアンノンとプレデリの自由、そしてダヴェドにかかった呪いの解放だった。条件を飲んだ大僧正は、自分がプイスによって屈辱を受けたグワウルの友人、スィウィトである事とネズミが自分の妻である事を打ち明ける。そんな彼にマナウィダンは、以降ダヴェドにあらゆる呪いをかけない事、そして自分達にも呪いをかけないように約束させ、ようやくネズミを解放した。全てが解決し、妻と去ろうとするスィウィトにマナウィダンは「妻とプレデリはどこにいるのか」と言った。スィウィトはプレデリは杭を打つ為の槌(もしくは城門を叩く金環)を首に下げた姿で、リアンノンは干し草を運ぶロバの耳飾り(もしくは軛)を付けた姿で捕らえられていたと語った。それゆえこの物語は「軛(メンファル)と首輪(メンオルズ)のマビノギ」とも呼ばれたと言う。
【人物・性格】
頑固者、商売人、職人、穏やかさと冷静さを持つ人、王族だが謙虚で傲慢さはない。欲の無い人であり、性欲も無い、訳では無いが恐ろしい程に節度を守る。新しい物を生み出す発明者タイプでは無い。 今生きるのに精一杯で明日の事より今日の飯をどうするか考えている。かと言って計画性の無い男では無い。現地の職人達と問題を起こしたら醜名が流れる上に投獄の憂き目に遭うことが目に見えている。かつ、カスワッサウンや、その一党の耳に入ったら自分や家族の身の破滅になるので逃げることしか出来なかった。「妬み嫉みは褒め言葉」とは彼の言葉。しかし、言葉とは裏腹に彼の心は深く傷ついていており、逃亡の度に悔し涙、悲し涙を流した。超清純派、薄汚れてない、爽やかな青年。イケメンで金儲けが上手だからやっかみを受ける。羨ましがられる。イングランドの人々はよそ者に厳しいし、しかも稼がれるから余計に嫌われるので、やっかみもあった。天は二物を与えず。非の打ち所がないイケメンは嫌われ、足を引っ張ろうとする輩はいる。だが性格は良いから助けてくれる人もいた。命を狙われる際に教えてくれる人達もいたのでまるっきり嫌われた訳ではない。
口喧嘩はめっちゃ強い。相手が泣いて詫びるか、言質取るまで追い詰める。頑固が災いして周りから引かれる程の凶行にも走ったので、完璧な人間ではない。ネズミが犯人だからと言って首吊りにしようとした事(実際は通りすがりの人間達は黒幕の手下だったが。マナウィダンもそれを知った上で拒否をしていた。)そしてネズミの正体は人間が化けていて、しかも黒幕の妻だった事も判明した。邪推とも思えるこの行動がプレデリとリアンノンの命を、果てはダヴェドと人々を救ったのだ。ブランウェンや家族を失った事を非常に悔やんでおり、手先が器用なだけが取り柄であった彼は戦争で何も力にはなれなかった。自分が伝説の魔術師であれば、家族を救えたかもしれないと後悔が止まらない。あくまで彼は職人であり、超常的な力を持っているわけでは無い。そして彼は武器を作りたがらない。彼の作った物は全て戦争では使わない物だ。盾は相手をヤル物ではないので武器ではない。他人の技術に目がなく、すぐさま観察する程に興味がある。マナウィダンからすれば自分以外の英霊は新しいもの、先達なのだ。
最初に断りを入れる、礼儀の良さ。教えてくれとは言わない、「教えない」と相手から言われても問題ない。見れば覚えられるから。拒否されようと勝手に盗むので、まさに職人である。何食わぬ顔。どこ吹く風。後は自分以外のキャスターを嫌悪している。マナナン・マクリールは伝説の魔術師と伝えられているが、原点においてマナウィダンは魔術師らしい事は全くしておらず、彼のやった事はあくまで普通の「ものづくり」であり職人の範疇にない事は出来ない。よって特別な眼を持っている者を更に嫌っている。「千里眼?妖精眼?心眼?目に頼ってる時点でド三流よ。じゃあ目潰しされたら終わりじゃん。グランドキャスター、楽園の妖精、賢者が聞いて呆れる。お前らバカアホマヌケ!」
特技:逃げる、カードゲーム(最近ハマった、かつ血を流さないから)
好きなもの:家族、マイペース
嫌いなもの:戦争、選択や決断、傍観者、誹謗
天敵:キャスター
願い:苦難の連続だったとはいえ、人生をやり直す気はない。【一人称】僕 【二人称】貴方 【三人称】彼・彼女最後の最後にサーヴァントを投げて総括タイム潰すの辞めて欲しい
前も同じ内容を言った気がするけど
ぼくの考えたサーヴァント17
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