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聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/建て乙です
前スレ>995
焚きつけておきながら返信しそびれるとは迂闊…
とりあえずざっと見た感じでは、主人公でも脇役でも両方張れそうだなって感じがしました
あからさまに異能持ちでありながら、一方で限りなくメンタルが一般人寄りというのも意外性があると言いますか「聞け!この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!」
声色は高らかに。神託のような荘厳さを伴ってその戦場に谺した。
「本来相入れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!」
多くの英雄・英霊の中で一歩歩み出る少女。
立香のすぐ後ろ、まるで彼女を守るように剣を構えた一人の最優の英霊(セイバー)が、この地に集った全ての星々に語りかける。
「人理焼却を防ぐためではなく、我らが契約者の道を開くため!」
人類史の歩みを追いかけ続けたマスター・藤丸立香。
彼女の背後に立つのは、これまでの旅路で出会ってきた中でも最も激励に向く英霊であった。
誉れ高きブリテンの王。人々のために剣を振るった騎士の中の騎士、王の中の王。
世界全土を見ても彼女以上に名高きものは数える程しかいない、英雄の中の英雄である。
「我が真名はアーサー・ウーゼルソン!
我らが円卓の輝きと我が誇りに賭けて、貴公らの盾となろう!」
嗚呼。見ていますか、タリエシン。
今ここに、貴方が語り継ぐに相応しい新たな物語を作りましょう!スレ立て乙ですのー。終局特異点…すみません、ネタが思いつかないので一先ずパスで…
終局といえばぐれおの終着特異点の英霊集結シーンでは皆さんのサーヴァントの独想なんかがあって面白かったなぁ…
そして前スレの感想をば。
>980(レージュさん、ハロウィン特異点)
混沌属性のサーヴァントは総じて面倒なのが多いイメージ…唯我独尊な人が多そうですよね。プルフラスくんのツッコミも尤もだ。
「ハロウィンサーヴァントの資格権」というのがなんとも意味不明で「らしさ」があるなぁと
>995(黒鹿さん、瀬分さん)
おぉ…これが鹿之介さんのマスターであった人…そして以前私が緒十投下した時に起源:海でギリギリだったという…!
海で大蛇ってなると厄っぽく、源平合戦のあれそれを思い出しますね…でも「苦難を耐える」という方面では確かに鹿之介と似通ってる。あくまで似通ってるだけ…ですが。一波乱抱えた巻き込まれ主人公、伝奇的で好きです!終局特異点…書きたいけどうちの三国勢1.5部初出のつもりだから書けねえ…!!
終局特異点……かっこいいのが思いつかにゃあ
>>5
でも以前、騒動(ハロウィン)を起こした秩序・悪属性がいるらしい
プルフラス「……(滝汗)」「久しぶりだねカルデアのマスター!マーリンが世話になったらしいじゃないか!」
>[こちらこそ]
[全くだ]
「見たまえ、文字通り古今東西のビッグネーム達が君の道を拓く為に勢揃い。アルゴノーツが裸足で逃げ出すスケールだ!」
[一人?]
>[何か悩みでも?]
「………参ったなぁ、人でなしの演技はまだアイツのようにはいかないか。まあ気にする程の事じゃない、私の極めて個人的な事だからね。」
「そんな事より君に普通のニュースと良いニュースがある。」
「まず普通のニュースだが、私は君達が魔術王に敗北する事を知っている。
この中の一人として生き残れない完膚無い敗北だ。まぁ、相手を考えたら至極当然だろう?」
「良いニュースは君達が魔術王に勝利する事も知っている事だ。それも完勝から辛勝まで無数の結果で。
たった1つのバッドエンドと、無数にあるグッドエンド。どちらが楽かは考えるまでも無いな!」
「さあ行けヒーロー!今日の主役に贈る言葉はここまでだ!」いつの間にかスレが変わってた……最近特異点ssを貼る為だけで来てると思われてるかもしれませんが、 それでも私は貼る。
絶体絶命の危機。ワイルドハントに加えて聖剣の輝きが迫っているとなれば、何もかもが間に合わない。
そんな時であった。
「んじゃ俺の本懐、シールダーとして佳境に入るところすかね」
「……ウィーラーフ?」
彼は言った。こんな時の為に己というサーヴァントが存在し、強大な力からあらゆる者を守るための盾────その本懐を果たす時が来たのだと。
しかし相手は魔力数値だけで言えば対国規模の出力を叩き出している規格外の存在だ。いくら盾の英霊であってもこれを防ぐなんて無茶にも程がある……それは当人ですら理解しての事だった。
故にウィーラーフの決断は、自らを犠牲にするのと同意義である。
彼の覚悟を受け取ったギュルヴィはシグトゥーナにいる全民に念話を繋ぎ、静かに嘯いた。
「これより我々はシグトゥーナを破棄する! 女神ゲフィオンが光壁を破壊次第、ウィーラーフを除いた全てのサーヴァントを最果てへと転移させる! よって我が家臣たちよ、嵐の亡霊たちを後退させつつシグトゥーナ圏内から距離を取り、身の安全を確保せよ! これがオレからの最後の王命である! 今こそ、人間の底力を見せる時だぁ!」
ギュルヴィの号令に、家臣たちが雄叫びをあげた。まるで、終末にて猛る勇者(エインヘリャル)を連想させる様子であったと、メンテーはそんな感想を抱いた。
「さて、お前たちも準備をしろ。作戦は先に言った通りだ」
王はそれだけを言ってウィーラーフと共に城上へと向かう。
フェリーペは訊けなかった。
先程ギュルヴィが下した号令。シグトゥーナから距離を取って身の安全を確保する……その中にギュルヴィ自身は入っていないのではないのかと────。>>10
◇◇◇◇
城の上から見渡せる景色は、混沌と形容する他ない。
亡霊の群勢と戦うシグトゥーナに住まう住民たち。
王様の命令通り亡霊たちと戦いつつシグトゥーナから出られるように移動している。
さすがは神代に生ける人たちだ。俺の時代の人間────かつて火竜を前にして逃亡した同胞たちとは肝っ玉が違う。
空を見上げる。
視界に映すのは、雲海を裂いて天から差し込むように迫る光の刃。
あれこそが北欧最高の魔剣と対をなすようにフロールヴ・クラキという王が所持していた聖剣シグルリョーミ。
その概容は依然として不明。ただ分かっているのは対国規模の出力を誇る規格外な一撃を放つという点のみ。
しかしながら、それだけでも末恐ろしいと言えるだろう。
自分が今現在感じているであろう威圧感────彼の火竜を思わせる程に重くのしかかっている。
「恐ろしいか?」
「本音を言えば怖いですね。思考はネガティブ方面にシフトしてますし、俺なんかで本当に事を成し得ることなんてできるんだろうか……そんな考えばかりが過ります」
「だが、貴様は逃げない。生前のようになぁ」>>11
結局のところ、恐ろしかろうが何だろうが己の性(サガ)は変えられない。
自分しかいないからやるのではなく、自分がやりたいから前に出る。
生前の出来事でもそうだった。王様と共に並び立って、強大な力を秘めた火竜を相手取った時も同じ心境で盾を構えていたのだ。
ここで逃げたら無辜の民たちが死に絶える……それだけは自らの矜持に反する、絶対のやってはいけない選択なのだ。
「さて……来るぞ!」
光は既に間近まで迫り、その圧倒的な魔力量を霊基の隅々まで感じさせた。
「これは偉大なる勇者より継承した我が魂。この誇り、この誉れを悉く打ち砕けると思うなかれ!」
踏ん張りがつくように足腰に力を込め、ここにあの時の再現を行うべく俺は高らかに神秘の真名を叫んだ。
「紡がれよ『継承戦線(ベオウルフ・サーガ)』! 最後には後に託したもん勝ちよ。俺とアンタで押し競饅頭と洒落込もうか!」
宝具の真名を開帳し、大盾を中心に広範囲へ大結界が展開される。
これこそが俺をシールダーたらしめる守護の宝具。あらゆる攻撃から人々を守らんとする盾の戦士の真骨頂なり。>>12
「吼えているが、時間稼ぎには出力が足りないのは分かっているなぁ?」
「わ、分かっているっすよ。その為についてきてくれだんでしょう王様?」
「別に貴様の為じゃあない。王の最後の務めを果たさんとしているだけだ」
「……俺の憧れた、王様を思い出しますね」
ならば心強いと、生前と同じく王と肩を並べて立ち向かうのであれば、何ものも恐るに足らずだ。
ついには聖剣と結界が衝突し、こちらに襲いかかる重圧と余波によって霊基にダメージが入ったのを感受した。
だが、よろめかず、膝をつかず、無様に倒れ伏す事もしない。
たしかに威力は相当なものではあるし、神秘の濃度も圧巻の一言であった。けれども、思った以上に耐えられるし、王様のサポートもあって十分に持ち堪えられると感じた。
────何もかもが懐かしい。王様が側にいるのもそうだが、俺が踏ん張りながら防いでいる聖剣の味も……竜種そのものにソックリだってな!
衝突して初めて流れてきた魔力の奔流は、竜種特有の息吹(ブレス)のような色であると直感で理解した。
であるならば、相手は“嵐の王(ワイルドハント)”にして竜種の属性も兼ね備えている……これは想像以上に相手の素性は複雑怪奇だ。
余力はあるものの、些か油断できない状況下の中で王様に視線を送り、この情報を報告する。
「そうか……有益な情報に感謝する。では、もうひと踏ん張りといこうかぁ!」
「うす!」>>15
ちょっと盛ったのは否めないですね……まあ正規のサーヴァントじゃないのと、特異点だからこそできるラスボス枠なので振り切ってみようかなと。星が流れていく。
宙の果て、時空の彼方。人が未だ観測叶わざる高次領域――英霊の座より、数多の英霊たちが降臨する。
此処は終局特異点。人理□□を引き起こした黒幕が潜む全ての元凶にして、その全てが終わろうとする場所。
そんな決戦の只中に、他の英霊たち共々木蘭は降り立った。
「空から大まかに見下ろしてはいたけど……予想以上に多いなぁ」
彼女の眼前には無数の敵。黒幕により生み出される彼らは、黒幕の命尽きるかこの特異点が崩壊するまで死に絶える事はないという。
総数は考えるだけ馬鹿らしい。生前、どころか守護者になってすらこれ程の軍勢と出くわすのは初めてで、知らずの内に身体が震えていた。
最も。それが単なる臆病故のものだったかと聞かれれば、そんな事は断じてなく。
「ああ――うん。でも、これなら何とかなりそう」
周囲には轡を共にする英霊(なかま)たち。いずれも彼女以上の英傑ばかりで、数で劣れどなお余りある頼もしさがある。
その上で、彼女が全力に全力を重ね、さらに死力を振り絞れば――まあ多分、いやきっとどうにかなるだろう。
何しろ今力を貸そうとしてる『彼ら』は、彼女が面してるような状況を幾度となく乗り越えてきた最高のマスターとサーヴァントなのだから。>>19
で、あるならば。まがりなりにも英霊の先達として後れを取ってばかりにもいられない。
自分の中の少女(ムーラン)を封じ、守護者としての彼女――木蘭に切り替え、静かに剣を抜いた。
「さ、やろうか。いつも通りのお仕事、いつも通りのお役目。つまりは――殲滅戦だ雑兵ども、命惜しくない者から来るがいい!」
と。威勢よく啖呵を切ってしばらく後。
「やー……流石に、今回ばかりはきつすぎた、かな」
崩壊していく特異点、その片隅で彼女は今まさに消滅しかけていた。
左腕と右足は敵の攻撃で吹き飛ばされ、片眼も潰れ何も見えない。
握っていた筈の剣もいつの間にか失くしており、正しく満身創痍と呼ぶにふさわしい。
だが――彼女は満足だった。
「どれくらい倒したかな……百体か、千体か……ああでも、万はいってないな。それはわかる」
何とかなるだろう、とは思っていた。
実際彼女以外の英霊たちの活躍は想定を上回るものがあり、当初の巻が絵よりも遥かに多くの敵を足止めできた。
その上で、彼女自身も文字通り全身全霊を尽くし――霊核すら半分、いや三分の一は犠牲にして、どうにかこの戦果を掴み取った。
無論、全てが全て上手く運んだわけでもなく。時には危うく崩れかけた事もあったのだけど。>>20
「でも、上手く行ったみたい、だね」
戦いの終盤で、黒幕が倒されたらしい事は気づいていた。
元凶を失った事で、特異点は崩壊の一途を辿っている。このまま放置していれば、遠からずの内に彼女共々時空の狭間に消えてなくなるだろう。
あるいは、それより先に彼女が消滅する方が早いかもしれないが……今の彼女にとっては、さしたる問題でもなかった。
「――――」
もう、呼吸もおぼつかない。
一人で消えていくのも、全てが終わって密かに立ち去るのも、彼女にすれば慣れて久しい。
守った筈の存在に恐れられた事もあった。元凶と誤解され、石を投げられ刃を向けられそうになった事も。
――それらに比べれば、今この状況は遥かに恵まれている。
守護者になって幾星霜。数多の時代、無数の国を、都市を、並行世界を救い護ってきたけれど。
それでも、今回の事件は格別だった。
本来交わる事のない時代を生きた英霊たちと交わり、瞬きのような幸せを満喫し、充実した時間を過ごす。
まるで、生前に立ち返ったような――いいや、それ以上だったかもしれない日々。
(……お礼、言いそびれちゃったな)
今頃、『彼ら』はこの特異点から脱出できただろうか。
召喚された時は彼女も驚いた。世界は滅ぼされかけていて、生き残りは数えられる程しかなく、その上まともに戦えるのは『彼(マスター)』と『彼女(サーヴァント)』の二人だけ。>>26
どうぞ~>>26
見てザックリ感想言ったら寝るし、多分Not甘口評価寄りになるかもだけどそれでもいいなら。よーしいくぞー
>>29 まず1人目!
【氏名】アールミナ・メルエラ・シュトライヘル
【性別】女【年齢】16歳
【出身】中欧のどこか(本人の記憶からは既に欠落した)
【身長・体重】158cm・45kg(平常時)、65kg(翼展開時)
【肌色】アルビノ【髪色】白銀と漆黒のマーブル【瞳色】エメラルドグリーン
【スリーサイズ】83/60/88
【外見・容姿】
肩から先がなく、背中の肩甲骨付近が折り畳まれた翼のような盛り上がりがある少女。
雪のように白いアルビノ肌と、白銀と黒とが混ざり合ったマーブルカラーの髪が特徴的。
【令呪の位置】背中
【属性】秩序・善
【魔術系統】分類不可(あえて分類するなら天空魔術)
【魔術属性】空(本来は火)
【魔術特性】厄病、再生
【魔術回路】質:E(通常時)→A+(戦闘時) 量:E(通常時)→A+(戦闘時) 編成:異常
【起源】病巣と救済
【所属】聖堂教会
【階位・称号・二つ名】
代行者、【魔天使(イビル・エンジェル)】>>30
【契約サーヴァント】
【魔術・特殊技能・特性など】
・病いの黒翼(クランケ・シュヴァルフリューゲル)
右側から生えている病いの属性を持った漆黒の翼。アールミナの右腕を人工的な後付け魔術回路へ改造したもの。彼女の神経系及び肩甲骨と同化しているため、神代クラスの魔術師でもなければ元に戻すことは不可能に近い。
平時は肩甲骨に盛り上がった状態であり感覚増幅のみの役割しか果たさないが、戦闘時には魔力を流し励起させることであらゆる病いの属性を持つ黒翼に変化する。
黒翼は羽根の一枚だけを触るだけでも38℃以上の高熱を持つ風邪のような症状を引き起こし、それが体などに刺さると刺さった人物の体内に多くの病源を瞬間繁殖させ、癌、肺炎、マラリア、赤痢などの症状を複数同時に発生させ、生死の境など生温い地獄の環境にその肉体を堕とす。分かりやすく言えば羽根の形をした一種の細菌兵器と思えばいいだろう。
また羽根が刺さらずとも、掠ってうっすらとした傷が付くだけでも黒翼はその効果を発揮する。
これらを避けるためには、何かしらの障害物を挟む(羽根に触れるなら厚手のゴム手袋、黒翼の攻撃ならコンクリートやレンガの壁など)か、彼女のパートナーであるエルソゥを捕まえて盾にして脅すかのどちらかしかない。
サーヴァントには対魔力、もしくは魔術系スキルを保有していた場合は効果はない。ただし、概念防御系の宝具に関しては黒翼が効くかどうかは別として、その効果を無視することが出来る。
・救いの白翼(ヒルフェ・ヴァイスフリューゲル)
左側から生えている抑制の属性を持った純白の翼。アールミナの左腕を人工的な後付け魔術回路へ改造したもの。彼女の神経系及び肩甲骨と同化しているため、神代クラスの魔術師でもなければ元に戻すことは不可能に近い。
病いの黒翼同様に平時は肩甲骨に盛り上がった状態であり感覚増幅のみの役割しか果たさないが、戦闘時には魔力を流し励起させることであらゆるものを治し癒やす救いの属性を持つ白翼に変化する。
白翼は羽根の一枚だけを触るだけでも疲労回復や病状改善などの効果があり、それが複数重なればそれだけでどんな難病だろうとたちまち快復する特効薬のような役割を果たすことが出来る。分かりやすく言えば羽根の形をした白血球、もしくは赤血球だと思えばいいだろう。>>31
しかし、これを攻撃に使う場合、前述した黒翼と合わせておよそ生身の人間には耐えられない高温と苦痛を与える兵器へと変貌する。
というのも先ほど白翼を『羽根の形をした白血球、もしくは赤血球だと思えばいいだろう』と言ったが、それらは人体に備わっている免疫機能の1つだ。そして黒翼は『羽根の形をした一種の細菌兵器』と評したと思う。
つまるところ、この2つの相性は最悪にして最高なのだ。
そもそも、人が風邪などの症状を発症して発熱をする時というのは、外から体内に侵入してきた病原を排除するために細胞が活性化している時であるため、原理で言えば黒翼と白翼は元々相性が最悪なのである。
しかし、そういった原理が存在するからこそ、それを相乗効果で増幅させることも出来る。黒翼で増殖させた病原を、白翼で完膚なきまでに死滅させる。人体の仕組みを考えれば普通ならばそれで終わりだが、この黒翼と白翼はそれらに干渉するものである。『病原を植え付け、それを治すための抗体を作って病原を退治して終わり』ではなく、『異常活性させて相手が死滅するまで繰り返す』のだ。
それゆえに、この2つの相性は最高なのである。
・・・・・・もっとも、この2つの本来の使い方は根源へと至るために死徒と化した魔術師が開発した魔術装置に過ぎないのだが、それをアールミナが知る由はない。
・味覚以外の感覚について
前述した黒翼と白翼の感覚増幅により、とてもではないが日常生活をまともに送れる身体ではない。視覚は約10km先の人間の姿を捉え、聴覚は半径1kmのあらゆる声を正確に聴き取り、嗅覚はクマ並みにあらゆる匂いを嗅ぎ取り、触覚は常人なら気付かないレベルのわずかな凹みすら感じ取り、痛覚は衣擦れや僅かな振動だけでも反応してしまうほど鋭敏である。
【礼装・装備など】
身に付けている装備などは存在しない。そもそも服を着ていることすら苦痛な彼女にとっては、装備を付けることは親によって谷底に落とされるライオンの子供と同義である。>>32
【外見・容姿の詳細など】
無表情で感情の起伏が薄いが、それでもなお美しい氷の彫刻のような印象を受ける少女。両腕が存在せず、代わりに背中の肩甲骨付近に折り畳まれた翼のような盛り上がりがある。
服装はショートパンツとノースリーブシャツという大変刺激的な恰好だが、日中はフード付きの黒いローブを被っているため、近しい人間でなければその姿を知ることは出来ない。
本来はどこにでもいるようなブロンドの髪だったが、死徒化した魔術師の度重なる実験と改造の末に今のような白銀と黒のマーブルカラーの髪となった。
【人物像】
聖堂教会に所属する若き代行者。死徒の討伐と異端狩り、そして一部の魔術師の討伐を主としている。
元々は中欧の人口が100人いるかどうかの小さな村に両親と弟と住んでいる、どこにでもいるような快活で明るく優しい少女だったが、10年前に死徒化した魔術師に両親を殺され弟や生き残った友人達と共にその魔術師の城へと誘拐されると、日の当たらない薄暗い地下室に監禁され、その死徒化した魔術師の根源へと至る研究のために実験や改造を施される。2年前にその死徒化した魔術師を討伐しにやってきたエルソゥを始めとした代行者部隊に救出されるまでの間に弟と友人達は『使えないから』『実験のために必要だから』『イライラしていたから』等の理由で血を吸われ殺されたり、血を流されて死者や屍鬼と化したり、アールミナに助けを求めながら無惨な死体となるなどした。それを目の当たりにしていたアールミナは救出される頃には感情を喪い、度重なる実験と改造の中で両腕は斬り落とされた挙句に黒翼と白翼の素材として使用され、それを背中に溶け合わせるように接合された。その結果、副作用で味覚を喪い、味覚以外の感覚が鋭敏になり、現在の容姿へと変貌してしまった。>>33
修道院へ行くか代行者となるかの道の選択の際に、『あんな奴らをのうのうとのさばらせるくらいなら、自分の手で殺してやりたい』という憎悪の思いから代行者となる道を選択する。
そのため、死徒や魔術師に対しては非常に苛烈で残虐かつ外道な性格となる。戦闘時に展開する翼のことも相まって一部の間では【魔天使(イビル・エンジェル)】と渾名されている。
基本的には師であるエルソゥと共に行動する。足蹴りを主体とした体術や、両翼の使い方などはエルソゥ仕込み。尤も、そのエルソゥ仕込みはもっぱらエルソゥのセクハラの撃退に使われているとか。
しかしながらちゃらんぽらんで、飄々としていて、ヘラヘラ笑いながら敵対者に武器を向けたり、何の遠慮もなしにセクハラをしてくるエルソゥのことが少し苦手な一方、自分を助け、様々な治療を試みてくれたエルソゥに感謝とも好意とも取れる複雑な感情を抱いている。
「エルソゥのことを好きか嫌いかで聞かれたら・・・・・・まあ、嫌いではないと思う。あんなちゃらんぽらんで胡散臭い奴だけど、それでもあいつなりの誠意がある、っていうかさ。なんだかんだで悪い奴じゃないし、あんなでも一応、わたしの村にいた神父さんみたいな説法というか含蓄のある説教みたいなの説いてくれるし。・・・・・・でもさ。いくら任務に行ったところから距離が近いからって、普通、わたしみたいな女の子連れたまま他の女の子の家に行くのはどうかと思う。いや、それだけならいいけど、目の前でイチャつき始める上に『ルミナもどうだい?気持ち良くしてあげるよぉ?』ってエロ親父みたいにセクハラしてくるのは本当にありえないし、常識的にも論外だと思う。というか、ヤるならヤるでせめて静かにシてくれないかな・・・・・・!寝てる時に、毎度上からギシギシ音が聞こえてきて寝るに寝れないんだけど!?」
イメージカラー:灰色
特技:犬の真似(ただし笑えない)
好きなもの:極端な味付けがされた料理、花全般
苦手なもの:窓のない暗い空間、孤独
天敵:死徒と魔術師(出会えば即座に発狂するレベル)、優しく接してくる人間(例:黒鳥蘇芳)
願い:翼のない元の体に戻りたい
【一人称】わたし 【二人称】あなた、きみ、○○さん、あんた(エルソゥ限定)、お前(敵対者限定) 【三人称】あの人、その人、あいつ、こいつ(後者2つはエルソゥ限定)>>34
台詞例
「・・・・・・アールミナ・メルエラ・シュトライヘル。長い名前で覚えにくいだろうから、わたしのことはルミナでいいよ。その方がいいでしょ?」
「わたしは別に聖堂教会の信徒なんかじゃないわ。単に、聖堂教会に籍を置いておいた方が都合がいいだけ。それに何かを信仰するとか、わたしの柄じゃない。・・・・・・目に見えないものなんて、信じても、いざって時は助けてはくれないもの。」
「・・・・・・っ!いきなり触らないで。わたしの身体、そういうのでも反応しちゃうから。・・・・・・敏感すぎないか?私だって、好きでこんな身体なんじゃないよ。元に戻れるなら戻りたいって、ずっと思ってる。でも、もうどうしようもないんだ。あいつが言ってたけど、元に戻すには聖杯にでも願うしかないって。・・・・・・そんな御伽噺、今更信じられない。ましてや、魔術師が求めるようなものに縋るなんて、死んだ方がマシだ。マシ、だけどさ。それでもやっぱり、戻れるなら元の身体に戻りたいって────────どうしようもなく、思っちゃうんだ。」
「弟と友達のことは今でも思い出すよ。・・・・・・皆、わたしに助けを求めてた。『助けて』って、『死にたくない』って、『いやだ』って。でも、わたしはあいつのお気に入りだったから、動くことなんて最初から出来なくて。皆が目の前で死ん でいく姿を、ヒトじゃないナニカに変わるのを、見ていることしか出来なかった。皆、わたしのことを最後は恨んだような目で見てたよ。『どうして助けてくれないんだ』『手を伸ばしてもくれないのか』『信じてたのに』って、感じでさ。そんなの何回も見たら、心とか感情とか色々壊れるよね。ああ、特に弟からの言葉は応えたなあ・・・・・・『お姉ちゃんの嘘吐き。何があっても絶対に助けるって言ってたのに』って。・・・・・・ほんと、その通りだよ。わたしはどうしようもない嘘吐きだ。」
「何があっても、たとえこの身が朽ち果てようとも、わたしは死徒と魔術師を殺し尽くす。あんな奴らがのうのうと生きている世界なんて、わたしには耐えられない。聖堂教会は生温いよ。神秘なんて殺し尽くせばいい。そうすれば、あいつらみたいな人種は皆いなくなるんだから。・・・・・・そうすれば、わたしみたいな人間なんて、二度と生まれなくなるんだから。」>>35
「セクハラするなエルソゥ!何であんたはそう無神経に・・・・・・!ああもう、何であんたなんかに助けられちゃったかなあ!そうじゃなかったら遠慮なく殺 してやるのに!」
「・・・・・・魔力/充填。魔術回路/励起。両翼/展開。──────さあ、煉獄行きの時間よ。お前達を、今ここで、来世が永劫訪れなくなるまで殺し尽くしてやるッ・・・・・・!」
【来歴】
0歳。中欧の小さな村に生まれる。(現在、その村の名前は地図上には存在しない。)
6歳。根源への到達のために死徒化した魔術師が、屍鬼らを引き連れ村を襲撃。両親、アールミナと弟を逃すために襲いかかってくる屍鬼達に立ち向かい死亡。アールミナと弟、そしてそれ以外の村にいた子供達、死徒化した魔術師の城に誘拐拉致される。
9歳。死徒化した魔術師に両腕を切断される。その半年後に、黒翼、白翼となる改造された自身の両腕を接合させられ、融合する。味覚の喪失。
弟、死徒化した魔術師の研究の実験台となり死亡。その際に流された死徒化した魔術師の血により、屍鬼となる。
14歳。死徒化した魔術師、エルソゥ等代行者部隊により支配下の屍鬼達諸共討伐。アールミナ、エルソゥ等に救出され、エルソゥを師として代行者になる。
15歳。代行者として、その多大なる戦果から【魔天使(イビル・エンジェル)】と渾名されるようになる。
【性格】
元々は快活で明るく優しい性格だったが、現在は死徒と魔術師達への憎悪に染まっている。ただし、完全にその性格が消えたわけではないため、子供達と接する時などにはその片鱗が垣間見えることもある。>>36
【行動規範・行動方針】
死徒と魔術師殺 すべし。慈悲はない。
たとえそれが子供であろうと、魔術師らしからぬ性格であろうとも例外ではない。ただし、自分と似たような境遇の相手に対しては、その判断が鈍ることもある。
また一般人相手には「こんな戦い、参加しない方がいいよ。少なくとも、まだ普通の人間でいたいなら、棄権した方が身のためだ。」と戦いから降りるよう忠告する。忠告を言った回数が5回を超えた場合に限り、一般人も排除対象にカウントするようになる。
とはいえ死徒と魔術師に対する憎悪に染まりきってこそいるが、根っこの部分は「怪物に人生と運命を滅茶苦茶にされた少女」であるため、力を貸してくれる英霊は少なくないと思われる。
【参戦理由】
・代行者としての任務
・たまたま、偶然にもマスターになった
基本はこの2つのうちのどれかである。
【サーヴァントへの態度】
良くはないが悪くもなく、近すぎないが遠くもない・・・・・・そんなビジネスライクな距離感で接する。ただしエルソゥのような軟派なサーヴァント相手には辛辣かつ邪険な対応になる。
また魔術を扱えるサーヴァント、もしくは吸血鬼に関係するサーヴァントを召喚した場合は令呪を使ってでも会話を拒否する。彼女にとって、それが聖杯を使わなくとも願いが叶えられるのだとしても、それでも彼女にとって彼女の全てを奪ったモノの力を借りるのは死ぬことよりも屈辱的なことなのである。
【役どころ・コンセプトなど】
『何か尖った奴を作りたいな!』の精神とキャラメイクのリハビリを兼ねて作った新キャラ。月姫リメイクの影響はもちろん受けてる。
ただ設定が設定なので、基本的にはエルソゥとセットで描くことになる。エルソゥいないと何も出来ないからね、仕方ないね。>>37 次、2人目ェ!
【氏名】エルソゥ・ジャーダ・ヴィクセン
【性別】男【年齢】28歳
【出身】スペイン・マドリード州
【身長・体重】176cm・73kg
【肌色】ベージュ【髪色】深緑【瞳色】トパーズ
【スリーサイズ】90/78/86
【外見・容姿】
やや背が高く、ボサボサで少し目が隠れる程度の長さの深緑の髪を持つ浮浪者のような風貌の男。とてもではないが大抵の人間には神職に就いている人間とは思われず、その風貌の胡散臭さから信用されないことが多い。
【令呪の位置】左腕全体
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】第八秘蹟、強化魔術、治癒魔術
【魔術属性】地
【魔術特性】縛り
【魔術回路】質:D 量:D 編成:正常
【起源】骨塚
【所属】聖堂教会
【階位・称号・二つ名】
代行者、【蛇眼(スネイク・アイ)】
【契約サーヴァント】>>38
【魔術・特殊技能・特性など】
・睥睨の魔眼
別名を蛇睨みの魔眼。能力としては対象の相手の体に威圧感と重圧感を与え、体が動かないことに相手が少しでも恐怖すると完全に相手の動きを封じ込めるというもの。
効かない場合でも多少なりとも相手を鈍足にさせることが出来るが、早い話が要は劣化版石化の魔眼である。そのため魔眼対策を講じれる上級魔術師や、仕事柄敵対することの多い死徒などとは極めて相性が悪い。
魔眼としての階級も、エルソゥ自身がどれほど能力を極めたとしてもせいぜい黄金止まりである。
・システマ
ロシア発祥の軍隊格闘術、武術の一つ。
近代戦における様々な状況を想定した実戦式の格闘術であり、一般では護身術の一つとして習うことができる。
あらゆる状況を想定しているため、空手や中国拳法のような決まった型は存在せず、4つの体の使い方が基本となる。
その4つの体の使い方というのが、『Keep breathing (呼吸し続ける)』、『Stay relaxed (リラックスを保つ)』、『Keep straight posture (姿勢を真っ直ぐ保つ)』、『Keep moving (移動し続ける)』である。
この4つの基本を守ることでどこまでも脱力し、かつ柔らかな体の動きで相手の攻撃をいなし反撃することから『ロシアの合気道』などと呼ばれることもある。
エルソゥは一通りのシステマの技術を習得しており、代行者として最低限の能力を持っていると言えるだろう。
・・・・・・余談だが、システマは何も徒手空拳を前提とした格闘術ではない。ナイフや拳銃などの武器を扱うことやサバイバル術などもシステマの技能の一つであるため、エルソゥ自身は謙遜するがそれを一通り習得しているのは軍人や警官と何ら変わりない肉体を所持しているということの証左なのである。
【礼装・装備など】
・黒鍵×10
代行者の正式武装の1つ。浄化に用いる摂理の鍵の概念武装。近年はあまり人気がないが、『持ち運びに便利だし、お守りになるし、いざって時は剣としても使えるしいいよね〜』ということで、エルソゥは所持している。なおエルソゥ本人は『まあ、こんなの使うよりも銃の方が速いし楽だけどね!近代兵器サイコー!』と宣う。それでいいのか代行者。>>39
・灰錠
代行者の標準装備。黒鍵よりも多くの代行者に選ばれる概念武装。手と足に付けられる灰色の鎧甲であり、普段は手袋やブーツに擬態可能。武具として使用する際は紙片を滑らせる必要がある。
エルソゥ自身はあくまで灰錠はサブウェポン兼軽アーマー程度の感覚として使っている。
『死ぬ時は一瞬だし、まあ仕方ないよね?』
・UZI×2
読みはウージー。イスラエルで開発・製造された短機関銃(サブマシンガン)。輸出された国は約90ヵ国以上、コピーや派生を含めると約1000万挺以上は生産されたとされる。
エルソゥのメインウェポンであり、聖別と魔術的改造を施すことによって対霊特攻を獲得している。戦闘においては面による攻撃での制圧と動きの制限とを同時にこなせるため、集団戦、個人戦ともに使うことが出来る。
『ひゃっほう!やっぱUZIは最高だぜ!』
・ベレッタM84×1
チーターシリーズと呼ばれるベレッタの派生銃。エルソゥのサブウェポンの1つ。UZIと同じく、聖別と魔術的改造を施しているため、対霊特攻を獲得している。
こちらはUZIでは立ち回りにくい場所で使用する。潜入調査や聞き込み調査などではこちらがメインウェポンとなる。
『まあほら、仮にも本山のとこの武器一個も持ってないのはどうなの?ってことで一つ。』
・銀の弾丸
対死徒、対霊特攻の概念武装。吸血鬼の弱点とされる銀を聖別した上で弾丸に加工したもの。死徒や霊的存在に対しては絶大な威力を発揮し、魔術師であってもきちんとした防御をしなければ致命傷を負いかねない代物。ただし弾数には限度があり、1回の死徒討伐で持っていけるのは300発程度。魔術師相手の場合は銀の弾丸ではなく、それぞれの銃の適性弾を持っていく。>>40
・サバイバルナイフ、銀のロザリオ
市販されているものを聖別したもの。対死徒、対霊特攻を持つ。潜入捜査などの時はサブウェポンとして用いる。平常時はファッションアイテムだったり、キャンプの設営などに使っている。
『市販品侮り難し、ってね。いやー、ほんといい時代になったもんだわー。』
【外見・容姿の詳細など】
やや背が高く、蛇のようなトパーズの目とボサボサで少し目が隠れる程度の長さの深緑の髪を持つ浮浪者のような風貌の男。
指抜きグローブとサバイバルブーツに擬態した灰錠と、アロハ柄のカーゴハーフパンツに半袖の白シャツと黒のジャケット、十字架のピアスと銀のロザリオと、端から見なくても『こいつ不審者だ!?』となること請け合いのファッションに身を包んでいる。そのため、とてもではないが大抵の人間には神職に就いている人間とは思われず、その風貌の胡散臭さから信用されないことが多い。無精髭が生えているのでなおさらである。
また、常にヘラヘラとした笑いを浮かべているため、人によってはそこで不快感と胡散臭さが倍率ドンとなる。
ただ煙草を片手にふかしながら妖しく笑っている姿がとても画になるため、そういった『得体の知れないアブナイ男』や『ダメンズ気配のするちょいワル男』が好きな女性からはとてもよくモテる。>>41
【人物像】
「常にお気楽に、適度にだらけて、たまにちょっぴり刺激のある生活を送る」をモットーに活動する、スペインのマドリード州出身の代行者の男。ちゃらんぽらんで胡散臭さ全開だが、会話上手で交渉上手、快楽主義でも刹那主義でもないがそういった欲求を良しとする一方で、どこか悟りを開いた賢者のように落ち着いたところを見せることもある性格。聖堂教会の信徒でこそあるが、清貧をよしとする在り方には迎合せず、教会からたまに指摘される程度のほどほどの贅沢と煙草やお酒などの嗜好品に手を出す聖職者くずれのような生活を送っている。
また肉体関係を持つ女性が世界各地に点在しており、その女性の近くに仕事で来た場合には必ず寄って一夜を明かすくらいの軟派者。ついでにアールミナも巻き込もうとするが、その場合は高確率で鋭い蹴りを側頭部に、極稀に男のシンボルに自分で仕込んだ蹴りを喰らっては悶絶している。
聖堂教会には15歳の時に籍を置き、代行者としては18歳の時に所属してから持ち前の悪運で生き延びてきた10年選手で、基本的に諜報活動から殲滅作戦まで幅広く行う、良く言えば便利屋、悪く言えば体の良い鉄砲玉のような立ち位置。とはいえ前述のモットーのこともあり、周囲から見ればとんだ貧乏くじのような役柄でも、進んでその任を受けるお人好し。本人は柄じゃないと謙遜するが、自分が隊長となるような場合は調査段階で『あ、この戦力じゃ負けるわコレ』と判断した段階で、作戦の練り直しや撤退命令、更なる増援を要請するよう指示するなど広い視野と適切な状況判断能力を持つ上官向けの戦術眼を持っている。
それでもエルソゥの実力は代行者の中でも平均より少し上くらいで、指標としてはノエル以上、Zero言峰(切嗣との最終決戦ver)以下の実力程度。魔術にはあまり精通はしていないが、独自のコネクションによりある程度の知識は仕入れている。
2年前に行われた『アルプス攻城戦』においては、作戦指揮補佐官兼第二部隊隊長を務め、数多の犠牲者を出した激戦の末に、死徒化した魔術師の討伐とアールミナの救出を行なっている。特にアールミナに対してはメンタルケアや背中の翼の除去のためにあちこち奔走したほど。>>42
エルソゥ本人は適当な言葉とでたらめな会話ではぐらかしているが、その時にアールミナに一目惚れしている。アールミナが代行者になると決めた時に彼女の師となったのも、ひとえに『他の誰かに彼女を盗られたくない』という独占欲からくるものであり、彼女に対するセクハラなどは彼なりの好意の裏返しの行動である。なおアールミナ本人には、『常日頃から人にセクハラしてくるだけでも鬱陶しいのに、任務のたびに見知らぬ女の家に連れて行かされるだけならまだしも、そのまま目の前でイチャつかれて、その中に混ぜてこようとする最低男』という印象なので、露ほどもその好意は伝わっていない。
ただエルソゥ本人も、
「まあ、別にこっちを好きになってほしいわけじゃないですし?今くらいの距離感でも、僕的には全然オッケーですとも。それに、ねえ?助けたことを恩に着せてルミナを手篭めにするのは簡単だけど、それじゃあつまらない。好きも嫌いも、どっちもあってこその恋愛だ。肉体的な繋がりなんてものは簡単に作れるが、精神的な繋がりはそうもいかないだろう?なんで、まずはじっくり、気長に信頼関係を築いていこうかなってね?それに僕より良い相手が現れたんなら、そん時は身を引くことを考えるさ。ま、あの翼がどうにかならない限りはそれも無理だろうけどね!あっはっはー・・・・・・はあ、冗談でも笑えねえな、それは。」
イメージカラー:胡桃色
特技:手品、でたらめな会話
好きなもの:煙草、お酒(特にウイスキー)、無駄話
苦手なもの:きっちりとした規則、生真面目な人間
天敵:規則正しい生活を強要してくる人(例:源頼光)
願い:アールミナの翼を消し去り、元の身体に戻す。自分に関する願いは無し。>>43
【一人称】僕 【二人称】君、あなた、○○さん 【三人称】あれ、それ、彼、彼女
台詞例
「僕はエルソゥ・ジャーダ・ヴィクセン。こんな怪しい風体でこそあるけど、これでも一応、神職の人間でね。代行者っていうんだけど・・・・・・まあ、実態は体のいい使いっ走りみたいなもんさ。それはそれで楽しいからいいんだけどね?ともかく、これからよろしく!」
「全くあの頭でっかちめ・・・・・・。なーにが『お酒や煙草は教義で禁止されているのでやめてください!』だ。こっちは毎回命懸けで任務に当たってんだ、たまの贅沢、少しの嗜好品くらい、主は許してくださるだろうに。ま、指摘されちまったもんはしょうがねえ、しばらくは・・・・・・具体的には1週間くらいは禁煙と禁酒をしましょうかねえ?」
「やあ、会いに来たぜレディ!相変わらず綺麗で愛らしいな君は・・・・・・。ああ、いつも通り、仕事で近くにきたもんだから寄りに来たのさ。一晩だけだけど、連れの子と泊まらせてもらえるかな?・・・・・・ありがとう、本当に感謝するよレディ。おおっと忘れるところだった!ほい、お土産。なかなかイイだろ、それ?あっはっは、喜んでもらえて僕も嬉しいよ。」
「欲のないモノなんていない、っていうのが僕の持論でね。それは人間に限った話じゃあない。神様だろうが、天使だろうが、悪魔だろうが、動物だろうが、全員何らかの欲を持ってるのさ。それこそ『生きたい』とか『何もいらない』とか、そういうことだって立派な欲だ。本当に無欲なんてものがこの世に存在するのなら、そもそも、僕らは遥か太古の地球に産まれた泡から進化することはなかったはずだ。欲があったからこそ、今の僕らがある。だからどれだけ法や規則で人を縛りつけて欲を断絶しようとしたところで、欲を無くすことなんて出来やしないよ。そのやり方自体が、欲に根ざしたものなんだからね。」>>44
「やあ、おはようルミナ!今日も変わらず元気で─────ぶほあっ!?っててて・・・・・・おいおい何も蹴ることはないだろう?朝のハグやキスは、海外じゃよくあるルーチンワーク、軽いスキンシップなんだぜ?え?『それでも普通、他人の胸を触ったりはしないだろう!』って?さあどうだろう?人によってはするんじゃないかなあ?それこそ朝のごほ───────ちょっと待って。何で翼を展開してるの、というか何でそれを向けるの、それ人に当たったらヤバいって再三言ってってうわあっ!?本気で撃ってくるなよー!?後片付けするの僕なんだからなー!?」
【来歴】
0歳。スペイン・マドリード州で生まれる。
15歳。聖堂教会の一員として洗礼を受ける。神道や教義などを学ぶ。
18歳。代行者に転属。師は40半ばの女性。エルソゥ曰く「色々と豪快な人だった」。
23歳。エルソゥの師、死徒討伐作戦でエルソゥを庇い死亡。その死徒討伐作戦での生き残りはエルソゥを含め6人のみ。この作戦の後に【蛇眼(スネイク・アイ)】と渾名されるようになる。
26歳。総勢2000を超える代行者が参加した『アルプス攻城戦』にて、作戦指揮補佐官兼第二部隊隊長を務める。生き残りはエルソゥを含めて100人前後。この作戦の際にアールミナを発見し保護。以降は彼女の後見人兼師匠として行動を共にする。
【性格】
ほどよく適当でちゃらんぽらんな悪人ではない善人。他人が嫌がる仕事の貧乏くじを望んで引きにいくお人好し。
言動は控えめに言って胡散臭さの塊だが、言葉の裏にある誠意や含みは確かなので完全に信用出来ないわけでもないという面倒極まりないもの。
そういった意味では迂遠な物言いを嫌う英霊とは相性が悪い。
その一方で周囲の状況や環境を鑑みて戦いやすい場所に移動したり、自分の命や周囲の民間人もベットに含めて作戦を立案するため、自分の犠牲すらも計算に入れる軍師のような気質を認める英霊も多くいるだろう。>>45
またアールミナに対する対応を見た場合、その意図を察する者と察せない者とで致命的なまでに仲がこじれることもある。ちゃんとエルソゥ本人が事情を話せば理解されるだろうが、厄介なことにアールミナが近くにいる時はその事情を微塵も話そうとはしないため、そのまま聖杯戦争を戦うことになるかもしれない。
【行動規範・行動方針】
いのちたいせつに。
『どんだけ強かろうと死んだら元も子もないでしょ?だからどんな時でも命があることを最優先に、ってね。』という心構えのもとに行動する。
対死徒、及び対霊的存在に対しては『決して1人では戦わない』というルールに基づいて行動を判断する。
その上で出来うる限り民間人を巻き込まないよう立ち回るため、色んな意味で窮地に陥りやすい。
しかし同時に自分本位な行動は取らないため、作戦さえ立てればサーヴァントとの連携はかなり取りやすい方である。
【参戦理由】
・聖堂教会からの派遣または任務
・興味本位で参加
基本はこのどれか。
【サーヴァントへの態度】
ほどほどの距離感で仲良くなれるよう接する。お酒の飲み合いによる飲みニケーション、お互いの持論をぶつけ合う議論など何でもばっちこいなスタンス。
【役どころ・コンセプトなど】
「胡散臭いけど強い代行者おじさん・・・・・・いや年齢的にはお兄さんか?まあどっちでもいっか!」なキャラを目指していたけど、途中で脳裏にCV:櫻井孝宏の某専門家が浮かんだ結果、何かそっちの方に寄っちまったゼ☆
結果的に胡散臭さは出せたからいいんじゃないかな!>>47
文章量の多さで飲み込めてないトコあるかも?
率直に言えば「性癖詰め込んだなぁ~」って感想がまず最初に。こういう単体で一本別作品書けそうな路線は面白いと思いますし、ハーピー系女子もアリな派ですね自分は。
ただ次にくる感想というか総合的な印象が(なーんか使いにくそう)と思ったのはありますかね。
アールミナちゃんは攻撃力激高(まぁここら辺は自分の病気への負担イメージが実際より大きいのかもですが)でリレーなんかでの駆け引きなんかあったもんじゃなさそうかな?みたいな。
逆にエルソゥさんは武装持ちで逆に扱い難そう(描写しきれんのでは?もっと武器の数絞っていいんじゃないかと感じました)。
それと記述に矛盾を感じたというか"エルソゥいないと何も出来ない"わりに「足蹴りを主体とした体術」を扱えるのは(妙だな……)と思ったと言いますか。
あとはやっぱり「ちゃんとした出番というか登場はどういったモノを考えていますか?」というのは気になる所。影響されて作った、ハイ終わり!にはならないような構想はありますでしょうか?ハロウィンイベント前にどうしても作って起きたかったストック鯖投下しますね。
セリフとか暫定的な部分もあるのでもしかしたらあとで修正するかもしれないのでご了承ください。【CLASS】キャスター
【真名】ウィッチ・オルタ
【性別】女
【身長・体重】153cm・47kg
【外見・容姿】黒いとんがり帽子を被った少女
【属性】中庸・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
”工房”の形成が可能。
道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。【固有スキル】
高速詠唱:EX
魔術の詠唱を高速化するスキル。
キャスターの場合、自身の適性に合った魔術で有れば有る程に高い効果を発揮する。
しかし、適性が低い魔術を使用すれば詠唱速度は低下していき、場合によっては詠唱自体を失敗する事もある。
故に、測定不能としてのEXランク。
ちなみに、キャスターは陰惨さとは無縁な魔術である程に適性が高くなる。
友誼の証明:B
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。
可能性の光:C
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
人知れず残した功績も、子供達が望んだ願いや夢も、全てを一身に受け止めた偶像としてキャスターは変質しており、誰かの善性による願いを叶える存在として振る舞う。【宝具】
『空駆ける不思議の箒(ウィッチクラフト・ブルーム)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
キャスター自身が跨がる、或いは上に立つ事で飛行する箒。
キャスター自身が作成した工房が存在する場合、飛行中は工房内に居る状態と同等の強化を得る事が可能。
変質前と共通する唯一の宝具であるが、変質前とは違い派手なマニューバやドリフトに近い軌道の旋回等を多用する事で高い空戦能力を有する。
『皆の為の笑顔の魔術(エブリデイ・マジック)』
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
人々の願いによりナーサリー・ライムに類似した存在へと変質したキャスターの霊基そのもの。
現在の性質を正常なものだと規定し、あらゆる精神操作及び性質等への干渉を無効化する。
キャスターが受け止めた願いと夢により、キャスター自身の在り方が損なわれる事はない。
この装備は外せない。『貴方の為の奇跡の魔法(ミラクル・マジカル)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:1人
変質した事により得た願いを叶える為の宝具。
『キャスター以外の誰かの願いである事』、『誰かを害する願いではないこと』、『魔術の範疇で叶う願いである事』、『キャスターの魔力で叶う範囲の願いである事』、『キャスター自身が宝具の使用に同意する事』を条件とした、願望器に似て非なる宝具。
その場で願いを叶える為に必要な魔術を一時的に習得し、宝具展開と同時にシングルアクションで使用する事で願いを叶える。
また、この宝具で何等かの物品を得ようとする場合、新たにその物品を魔術で作成するという形でのみ発生する為、仮にこの宝具で聖杯を得ようとするなら新たに聖杯を一つ作成する程の魔力が必要になる。
令呪等によって強制的にこの宝具を使用させようとした場合、キャスターの霊基は即座に崩壊してしまう。
【Weapon】
無銘:ステッキ
【解説】
茶髪をボブカットにした14歳位の少女。
黒いとんがり帽子とリボンやフリルで彩られた黒衣を纏ったその姿は幼さを残した魔女といえる。本来なら魔女狩りの被害者や人間を害する魔女の集合体として現界する筈の反英霊:ウィッチが反転したもの。
童話『シンデレラ』に登場する魔法使いや現代にて広まる魔法少女といった人を助ける魔術師の類型、それらのモデルになりうる秘密裏に魔術を用いて人々を助けた者達、そういった童話や魔法少女物といった作品を中心に誰かを助ける魔法に対する子供達の願いと夢、それら全てが集合されナーサリー・ライムに近い存在へと変質した英霊。
聖杯への願いは、反英霊:ウィッチの別側面から分離して一つの英霊として座に存在を確立する事。
基本的に他者を優先し、自分の願いが叶わないならそれでも良いというスタンスではあるが、自分が願いを叶える機会があった場合それを願う。
但し、自分の宝具では叶えられない他者の願いを叶えたいと思っていた場合、それを叶える為に聖杯を使用する。【人物像】
外見年齢相応に明るく活発な少女。
魔法少女物の主人公を思わせるように真っ直ぐで、手の届く範囲で積極的に人助けを行う。
その一方で精神年齢は外見よりも高く、冷静な一面を覗かせる事もある。
特に、宝具を使って願いを叶える事に関してはシビアで、安易に宝具を頼ろうとする場合や後に悪い結果をもたらすような願いの場合は宝具の使用を断り、本人の努力で叶う願いなら必要に応じて環境を整えた上で努力する事を勧める。
サーヴァントとして召喚された場合、基本的にマスターの願いを叶える事を優先して動くが、マスターの性格や願い等によってはマスターの成長を促す事もある。
また、大規模な事件等が発生した場合は可能な限り解決に協力しようとする。
特技:お菓子作り
好きなもの:ハンバーグ
嫌いなもの:身勝手な願い
天敵:マーリン、オベロン・ヴォーティガーン【一人称】私【二人称】あなた【三人称】~君、~さん
【セリフ例】
「キャスター、ウィッチ・オルタ。あなたの為に只今参上。えへへ、あなたの願いは何?」
「駄目だよ。安易に奇跡を頼ったら」
「服はドレスに、カボチャは馬車に。叶わぬ願いを叶えちゃう、素敵な奇跡を今此処に。『貴方の為の奇跡の魔法(ミラクル・マジカル)』」【因縁キャラクター】
ナーサリー・ライム
「子供たちの英雄」仲間として親近感。
ババヤガー
魔女の原型として敬意を表しつつも、同じ道を選ぶ事はない。
ケニングフォーク
魔女というイメージに捕らわれないその在り方に憧れてる。
童話作家全般
親元を離れて一人前になった子供のような心境。
その反面、彼等が何を言おうとも在り方を変える事はない。
【製作者】◆SOkleJ9WDA>>60
Fateの世界観から逸脱してないかと思ってたので……。前回のあらすじ:特異点へ乗り込めー^^
-ソロモナリエ・幽霊屋敷上空-
屋敷前に座標を固定していた筈が……
何故か、屋敷上空に身を投げ出していた一同。
「わーおー!高いたかーい!愉快ゆかーい!……カルデア側の不手際、というわけでも無さそうだよねぇ?」
「……異常検出……分析完了。何者かがレイシフトへの干渉と妨害を行ったと推測。」
「へぇ、つまりそういうのに詳しい人種がボクたちの敵ってことになるかな?……しっかし、高いねー!」
落ちながらもオイフェとクリスティーナが事を冷静に話し、
「皆さん!何か大群が近づいてきます!」
「……この異様な敵意、軽く追い払うだけでは済まないようだぞ……!」
オイノネ(リリィ)と淡路廃帝が敵の接近に注意を促す。>>62
「やれやれ、不慣れな状況下での戦闘ですか。……とはいえマスターを攻撃されるわけにはいかないな。全力で対処させていただくよ!」
主人公に近いジョン・ハンターが庇いつつ、各サーヴァントは空中ながら戦闘体勢に入る……!
【飛行型エネミーとのバトル】勝利条件:5ターン凌ぐか9体倒すこと
そうして一同はお互いカバーしあいながら戦うも、状況が状況なだけに上手く動けず。気がつけばすり抜けた何匹かの敵が、マスターとハンターに襲いかかっていた!
「キシャアーーー!!「ガルルルッ!」
「くっ!これは、キツい……!……マスター、それはっ?」
プルフラスから手渡された、『ハロウィンサーヴァントの資格権』の宝玉……それを自身を庇ってくれているハンターに手渡すマスター。
ハンターの身体が突然光輝き──────>>67途中送信です…
>>14
いよいよ敵陣に乗り込む!色々な苦労と犠牲、物語を積み重ねての旅路であったことが、ダイジェストであろうと伝わってきますね…
>>17
やはり…スライドした人物も気になりますね。瀬分さんもそうですが、せっかくだし緒十とどこかで絡ませたいな…
今なら安徳天皇も約2騎いますし、そのマスターとしても良さそうですね!
>>23
多くの抑止力による酷使からの精神と自我の摩耗…その中で、カルデアのマスターとの邂逅、終局特異点での戦いが、木蘭さんにとって優しく輝かしいものとなれたのは、どこか勝手に嬉しく思う自分がいたり…こんなん観たら引きたくなるよ…
>>47
暗い過去を持つ陰を帯びたハーピー少女とお調子者チックな青年のコンビ。王道感があって、良いですね…応援したくなっちゃいます
>>59
反転することで光属性に…というのは、反転英霊の中でも相当異質なサーヴァントですね。なんだか懐かしい気持ちになる子だ…>>65
次回予告でネタバレしちゃってるんだよなぁ…しかし、初っ端から攻略の難しいエネミーが現れるとは、これは実は相当厄介な特異点だな?
>>68
ありがとうございます…と言ってもまだ具体的な形はないのですがね…
・舞台は現代ニューヨーク(でもニューヨーク在住とかニューヨークに無縁でも大丈夫)、何故か神秘濃度が濃い
・巻き込まれ系
・戦闘能力はなくても良い。ただし、なんらかの理由で神秘に関わる側が良い(魔眼を持っている一般人・本格的な研究者ではない魔術使い程度で良い)
・↑だが攻撃手段などは魔術的なものではなく物理的なもの(体術、銃火器等)
・何かしらの理由で生き残りたい、普通の生活に戻りたいと思う、或いは聖杯を求める理由がある
といった具合でしょうか。つまり、まあ典型的な巻き込まれ枠です。
このままだと、主人公として動かす気一切なしに作った34歳が主人公になりそうなんで…>>70
>攻撃手段などは魔術的なものではなく物理的なもの(体術、銃火器等)
魔術師だし魔術も使えるけど本人の好みで物理に寄ってる人で良ければ21時くらいに投下出来ます>>48
とりあえず2人の出会いになった『アルプス攻城戦』と死徒退治の話は書くつもり、何時頃になるかは分からんけど()
確かにアールミナの攻撃力自体は高いけど、何かしら防ぐ手段があったらそこで終わりで、極端な話をするとずっと物陰で移動し続けてれば基本大丈夫
エルソゥは「武装多くない?」っていうけど、ロクな魔術が使えない人間が魔術師と戦おうと思ったらこれくらいは必要という判断です(いくら代行者だろうと人間だからネ!)
あと「エルソゥがいないと何も出来ない」のところは単純に(日常生活を送る上では)という話、ましてや体の状態からしてそうしないと生き地獄だからね!
>>54
悪魔のイメージの黒い翼と天使のイメージの白い翼を両方持っていることから付けられた渾名ですねー
他にもうちょっといいのあったろ、とかは言ってはいけない
>>66
やる事は物凄いシンプルといいますか、「黒翼で死の間際まで体を追い込む→白翼でそこから回復する→また黒翼で死の間際まで体を追い込む→白翼で(ry」を何回も繰り返し臨死体験をすることで根源へ至ろうとしたわけです(式の根源接続の人工版みたいなもの)
先に黒翼と白翼の理論はありましたが、実行するためにはまず死なない体が必要なので先に死徒になって、それから「どのレベルまで人体を追い込めば臨死体験を得られるのか?」をアールミナ達で実験をしていたわけです
ただ残念ながら討伐されてしまったので無意味に終わりましたが
>>69
性能はさておき、その枠には収まったので個人的にはヨシ!>>70
椿さんかなぁ……。苦労人系なスナイパー改造人間。
・↑だが攻撃手段などは魔術的なものではなく物理的なもの(体術、銃火器等)
・何かしらの理由で生き残りたい、普通の生活に戻りたいと思う、或いは聖杯を求める理由がある
だと。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%A4%BF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%A6%E3%83%8F%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
以下https://picrew.me/image_maker/15994で作ったキャライメージ。>72の人投下していいですか?
>>23
大変胸が痛い思いです
ムーランちゃん見てるだけで気持ちがいっぱいになってぉぉぉおぅぅ……来てほしくないと言うけど私だって行ってほしくなかった……
もうダメです我慢できません
>>59
ありそうで善属性の魔女って意外といませんでしたね…
ひとつ気になったのは魔女の概念ってかなり広い意味を持つのでこんな綺麗にまとまるかな?ってところですかね
ナーサリーライムも召喚したマスターによって姿形が変わるのでそういう方向性を定めるなにかがあればいいなと思いました
>>65
(はしゃぎながらも冷静なクリスティーナに無言で頷く)
>>69
スライドしたやつとはそう遠くないうちに(近いとは言ってない)会えますよ。ルナとも関わりあるので
安徳天皇と絡ませるかは悩みどころなんですよねぇ……すでにいる2騎にさらに自作のもいるので……
>>71
抑止力存在というともうムーランちゃんしか浮かばないカラダにされてしまった……ので推薦します>>79
【令呪:位置/意匠】背中/ファイアーパターンの翼
【魔術系統】強化、呪術、古いドルイドの魔術
【属性・特性】火・調和
【魔術回路】質:B++ 量:B 編成:やや異常(混血としての要素が色濃い)、部位:両肩を中心とした上半身
【所属・職業】ビュザンティオン学院/伝承科・学生
【魔術・特殊技能・特性など】
ある魔術師の家系の護衛として育てられた女性。
揺籃の火(ウィッカーマン)を源流とする魔術の使い手で、自身の血を生贄とすることで発火現象を起こす。この魔術の使い手は自身の存在そのものを生贄、つまり魔力に変えることで無形の存在となり、形を持たぬまま事象の流れに乗ることで抑止に悟られぬまま根源に至ることを目標としている。
魔術師としては呪殺、呪い、呪い返し、傷の転移、不調の招来、毒薬の精製、低級霊の制御、虫や蝙蝠の使役など呪術や黒魔術と呼ばれるものに特化している。魔女としては紛れもないスペシャリストではあるが、本人の美学から多用することは滅多にない。
本人が戦闘手段として好むのは強化魔術を活かした肉弾戦。彼女自身もフリッカージャブを得手とするアウトボクサーである。
血を代償にするという魔術に耐えうる肉体を持って生まれた天性の魔術師であり、女性どころか人類という種族全体で見ても優れた体躯の持ち主。
常人よりも長さに優れ、当然筋密度も高い両腕から放たれるフリッカージャブは、あくまでも牽制として使用される技でありながら通常のストレートに匹敵する威力を持っている。
体格、筋力、スタミナ、とにもかくにも肉弾戦と呼ばれるものに肉体レベルで優れた適性を示す。
徒手空拳に炎を纏わせ、強化魔術を併用して放たれた拳は防弾金庫すら溶解・粉砕する。>>80
【人物】
幼少期に今の義父母に拾われ、チャンドラー家当主の護衛兼メイドとして育てられ、仕えていた女性が結婚した後は次期当主候補となった。
護衛として育てられた際に教えられたボクシングに高い適性を示し、今では戦闘手段かつライフワークとして欠かせないものになっている。
遠い先祖に魔術師がいたが魔術師の家系としては既に断絶している。隔世遺伝によって一般的には異常と呼ばれる肉体を持って生まれた彼女は幼い頃から虐待同然の扱いを受けてきた。
腕を折ろうが足を折ろうが次の日には全快する。体内に備わった魔術回路が起動した故の回復を、家族は異常現象にしか感じられなかった。
街で偶然出会った現在の義父母に魔術師としての才能を見出され、メイドとして買い取られて今に至る。
7割メイド、2割ボクサー、1割お嬢様。だいたいそんな人。
基本的には礼節を弁えた淑女。が、幼少期からメイドとして育てられたため、令嬢と言うよりは使用人としての礼儀作法に寄っている。本人の凝り性もあって目を離すと掃除とか洗濯とかを勝手にし始める。
魂がメイドさん。相手への奉仕、もっと言うなら相手の喜ぶ姿を見て喜べるタイプ。
その奉仕体質もあって現在は自分が奉仕するに相応しい理想の殿方を募集中。義父が完璧な紳士なのもあって男性に対するハードルが高い。絶賛婚活中だが彼女の基準を満たす男に出会っていないため、プロトアーサー辺りに会わせたらこれまでとのギャップでショック死するかもしれない。
とは言っても、10年以上はメイドとして屋敷で従事しており、跡取りになったのはここ半年程度の話なので仕方ないことなのではあるが。
テンプレートなお嬢様口調もそれに起因するもの。完全に脳内にあるお嬢様のイメージ。当然彼女が仕えていた女性はこんな喋り方をしていないが、そのことについては完全に見て見ぬふりをしている。ついでに地が出ると荒っぽくなるがそれも見て見ぬふりをしている。
パッと見では似非お嬢様口調の面白巨姉さんに見えるが、本質的には真面目の一言に尽きる女性。
お嬢様口調は一日も早く自分を次期当主として定めた義父母の期待に応える淑女になりたいという向上心から来るもの。
婚活に関しては、嫁入りした娘に対して嘆いていた義父母を見て、一刻も早く跡取りを作らなければならないと思っている使命感によるものである。>>81
一人称:私(わたくし)
二人称:貴方、貴様
三人称:彼、彼女
【セリフ】
「フリッカーは淑女の嗜み、ですわ!」
「ボクサーだからと言って足を使うはずがない、とでも? 随分と狭い視野でいらっしゃるのね。なんのために私がこのブーツを履いていると思っていて?」
「……良し。殺.すか」
「貴方は今、いわゆる地雷というものに触れてしまいましてよ? ―――貴様は私の家族を侮辱した。死を以て償って貰う」
「聖杯に賭ける願い? 当然、素敵な殿方との出会いに決まってましてよ! え? 素敵な殿方の条件? ……見た目などは些事です。生まれてきた子供を自分の都合で蔑ろにしないのであれば、それで構いません」
「貴方の敗因はただ一つ、私をボクサーとして相手どったことですわ。私、タフネスという意味ではレスラーにも勝りますので」
【イメージボイス】石川由依さん
【製作者】ジョーン
以上です
ムチムチ巨女……いいよね……いい……ニューヨーク聖杯戦争はせっかくだから10組くらいにしようと考えているのですが、早くもその大半が自鱒になりそうという。どうせなら他様の鱒も使いたい!………でもエミュが怖い。
代わりに鯖は大半他様のだから…現状自鯖は道灌だけだし…
>>73
ほう!ワルキューレ…おぉ、宝具が良さげ…なるほど…なるほど…
>>75
WASAPもいつか使いたいなぁと思っていますので、良いかもしれませんね椿さん…
>>78
ですよねー。やっぱり抑止力といえば木蘭さんってイメージ。実際、木蘭さんは家族繋がりで自鱒と組ませたいなぁとも…
>>82
根がメイドさんなステゴロお嬢様、新しい取り合わせですね。ルヴィアさんに合わせてみたい…
>>84
うちは現状では問題ないですよ!何かあったら言いますので…
>>85
お、ガイア側!アラヤはまだしも、ガイア側はあまり見たことなかったんで…アルターエゴか…でも性格的にはアリだな…公式で公開された新鯖の名前はOKかと思っていたんです…
気を付けます…>>88
>>ほう!ワルキューレ…おぉ、宝具が良さげ…なるほど…なるほど
ふふふ……色々出来る子じゃよ
>>うちは現状では問題ないですよ!何かあったら言いますので…
ああ、安心した……(成仏)>>95
かーっ!あざとかねーっっ!!!アゲハさんのイメージソングにピッタリな曲がYouTubeに上がったので「どうよ!」する。
サビの「君がまだ望めば 君がまだ願えば 僕の心は決まってる 君を助けにいくよ」「君がもし望まず 君がもし願わず でも僕はもう決めてる 君を助けにいくよ」
辺りが彼女っぽいなと思うので!YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=wEbzZjEG-Vw&list=LL&index=2
でもなんとなくだが”アゲハ蝶と狂鬼”辺りと含めてクッチーとアゲハさんの朽常キテる感増した気がする……。>>66
公式から逸脱してないか不安ではありますが……一応、理論としては成り立ってる筈。
ちなみに、反転したことで大幅に強化(というより、元のウィッチがかなり弱い)された鯖だったりします。
>>69
魔法少女っぽさを前面に出してるので、懐かしさは多分その辺り。
まあ、魔法少女の英霊でも、それが本質という訳でも無いんですけどね。
>>78
可能性の光スキルと第二宝具によって、光属性だけを抽出された所に本来魔女に存在しない情報(子供達の夢や願い等)が追加され、今の情報に固定された感じですね。
だからこそ、ナーサリー・ライムに近い存在だったりします。
>>87
お久しぶりです。
まあ、普通に考えたらホメロスはキャスターで召喚されると思うよね。
しかし、キャスターに求めてた役割は大体こなせそうなのが厄介な所。
あれ、結局召喚シーンの撮影許可したの、ソフィだけ……?>>87
確認しました。お戻りになったようで何よりです。
想定とは別のクラスでの召喚が今回の戦いにどう影響するか…
どちらにせよマスター的には悩みの種かもしれませんが…>>102
ハロウィンだからね、仕方ないね!久しぶりにヨーロッパ系の鯖が完成したよ。
25分に投下する予定。>>106
騎乗:D
乗り物に関する才能。
機械類なら人並み程度だが、動物の場合は鳥に曳かれる船が精一杯。
【固有スキル】
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培われた洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場に残された活路を開いて進む“戦闘論理”。
逆転の可能性が1%でもあれば、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
正体隠蔽:E
サーヴァントとしての正体を隠す。
自身をサーヴァントか人間か判別できなくする。
聖杯の加護:EX
パーシヴァルは『聖杯王』の異名を持つとの説があり、嫡子であるローエングリンはその出自から加護を受けている。
この加護によりローエングリンは破格の幸運を有し、戦闘時に自身のステータスに対するブーストもかかっている。>>107
【宝具】
『聖霊・白鳥戦艇(オーロラ・サンダー・クルーザー)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:20
白鳥が曳く小船に乗って現れた、という逸話に因む。
ところがその実態は白鳥とクルーズ客船が合体したような、直視しがたい形状の船。
しかも飛行機能がある。
ローエングリン自身もこれらに関しては本気で首をかしげている。
『聖杯武具・亜種白鳥礼装(スヴァンフヴィート・ジ・オルタナティヴ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大捕捉:自身のみ
自身が身に纏う武具。
全身の防具、盾、剣のセット。
一まとめなのは、それぞれに固有の逸話が存在しないため。
ワルキューレ達が身に纏う本物とは違って飛行機能は無いが、一つ一つが聖杯の加護を受けている。
真名を開放すると強力な破壊光線を発射するが、ローエングリンはタイムラグ削減と視認を考慮して、大体左右のすねあての部分からそれを発射する。>>108
【Weapon】
剣。
聖杯武具・亜種白鳥礼装を構成する武具。
【解説】
聖杯王の物語『パルチヴァール』で存在が言及され、数百年後にグリム兄弟によって活躍の詳細が“発掘”された騎士。
ブラバント公国の支配権を巡る騒動を解決し、その後も活躍した。
しかし、ある時悲劇が訪れる。
ローエングリンはブラバントを統治していた女傑、エルザと結婚したのだがその際にある条件を提示していた。
「僕の素性を問わないでください」というこの条件をエルザは飲み、2人は晴れて結婚したのだが、それがいけなかった。
素性が不明という事実はエルザを苦しめ、ある時とうとうローエングリンに尋ねてしまう。
結果、ローエングリンは形見の品をエルザに渡して姿を消し、ついぞ再会することは無かった。
聖杯王の血を受け継ぐ王子という己の出自を表に出したくなかったが故の判断と行動が、終生の離別という最悪の結末を招いた。
故にローエングリンは己を忌み嫌い、エルザへの贖罪を願う。>>109
【人物像】
中性的な容姿相応の温和な性格の好青年。
しかし、生前は線の細い容姿に反して武勇に優れる騎士でもある。
生前の件から自分を嫌っており、マスターに対しては自分に対して好意や敬意を抱かないように進言する。
特技:レアアイテム管理
好きなもの:エルザ
嫌いなもの:理不尽な条件を伴侶に押し付けるエゴイスト
天敵:京丸
願い:エルザへの謝罪
【一人称】僕
【二人称】貴方
【三人称】彼、彼女
【セリフ例】
「白鳥の騎士、ローエングリン。ここに参りました。僕のことを活用していただければ幸いです」(召喚時)
「マスター。僕みたいな男には決して心惹かれてはいけません。僕以上の地雷物件なんて、早々ありませんよ」(絆Lv.1)>>110
「貴方はサディストですか? 身勝手な理由で捨てた人を好きだなんて、僕がどの面を下げて……!」(マイルーム会話『好きなもの』)
「僕が最も忌み嫌うもの。それは愛する人に理不尽な制約を押し付ける卑劣漢であります! ……だから、貴方は決して僕を尊敬してはいけないのです」(マイルーム会話『嫌いなもの』)
「父上様! 貴方と共に戦えるとは、白鳥の騎士にとってこれほどの幸運が早々ありましょうか」(マイルーム会話『パーシヴァル』)
「あの女。昔聞いたのとは人物像が大分違うような? ……ああ、平行世界の同一人物でしたか。通りで人間性が妙にまともな気がしたんですよねぇ」(マイルーム会話『モルガン』)
【因縁キャラクター】
パーシヴァル(敬愛する父親。大食を強いる点は良くないと思っている)
モルガン(自分が聞いた人物像と大分違うな、と首を傾げたが詳細をマスターから聞いて納得した)
【イメージCV】三石琴乃
【製作者】あやか
以上です。
なんだか時間がかかった気がする。>>112
鎧、盾、剣からビームを発射可能。
やろうと思えば全身からビームを発射できるけど、ローエングリンは大体真名開放で発生したエネルギーを鎧の『すね』の部分に一極集中させます。>>114
そう言ってもらえて何よりです!
ただ、嫌いなものに関してはトリスタンとちょっと被ったかなぁ、と今更考えてしまいました。>>112
>>114
ちなみに、『聖杯武具・亜種白鳥礼装』が真名開放された際に発射されるビームのイメージはこれ。YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=MPNiop6ePDg
>>116
ド派手ーーー!>>117
厳密にはこれ(https://www.yamanakako-yuransen.jp/guide/)の小型クルーズ客船版(あべし)。>第一宝具
嫁と離れた経緯が経緯なんで「自分が一番嫌い」になってんですよね。>自己評価
>>118
白鳥の騎士なので純白です。
ただ、Wikipediaの項目にある画像のイメージも入ってますね。>武具一式>>121
エルザとの別離をローエングリン当人がどう思っていたのか、と想像して作成したら自己評価の低い鯖になりました。
第一宝具のルビはキグナス氷河が元ネタ(オーロラサンダーアタックという技がある)。訂正
✕【魔術回路】質:B++ 量:B 編成:やや異常(混血としての要素が色濃い)、部位:両肩を中心とした上半身
○【魔術回路】質:B+(呪術使用時のみ補正がかかる) 量:C 編成:やや異常 部位:四肢に密集している
>>83
あーいい……すごくいい……モルガンバゲ子頼光さんで行く周回が捗りすぎて楽しい……
>>84
おけまる水産!
>>86
属性詰め込みすぎたかな?と思いつつ突っ走ったら案外まとまってくれましたね……
ええ、デカいです。108-78-118のHカップです(今決めた)
>>88
自分も書いててあのレスラーが何度も脳内をよぎりましたね……
>>94
ソウェル「し、身長はブーツ込みで2m超えですわ!」
根は乙女なのでその辺気にしてます。あと体重も気を抜くとすぐ100キロ超えるんで制御してます
>>102
自分自身をウィッカーマンとして見立てるの良くね?とか思って書いてたらこんなことに……()>>120
思ってた以上にスワンだった…
確かにこれは本人も戸惑いますねhttps://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/スヴィプダーグ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ヒャルティ・フグプルーズ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ヘルギ
等のキャラのwikiを改修しました。ヘルギの宝具名も若干変更:
『薄明の還元(ヘルグ・サールナフラック)』
ヘルグはアイスランド語で「聖者」。
サールナフラックはアイスランド語で「転生」。
『無冠なる虹霓(ブローゾルム)』
血の蛇をアイスランド語読みした名前。
『終刻を兆せ、聖なりし虹霓の破軍星(ブローゾルム・ヘリアン)』
ヘリアンは大神オーディンの別名で『軍勢の王』を意味する。>>129
とりあえず書きたいサーヴァントとマスター決めて、拘り無いなら後はアミダくじでもするのは?召喚した理由なんかは組み合ってから考えればいいべ。パルチヴァールよりは後だけどモルガン悪役化も十三世紀前半でマロリーは十五世紀
>>135
ご迷惑お掛けします。深夜の創作こそこそ話
ムチムチ女子サーヴァントを書きたい欲が止まらなくて、ついつい僕鯖に突入してしまいます……アウトプット枯渇したからインプット増やす旅に出てたノス
型月宇宙(観測宇宙の方)、現在から過去が作られたり、認識が世界を作るタイプ(特異点の修正力もこれ)なので、実際の歴史における文献成立の時系列とかは厳密にしなくても、言い訳はできるんだぜ~
個人の好みでここは調整できるんやな20時45分にハロウィンの続きを投稿させていただきます~
前回のあらすじ:ジョン・ハンター!新しい霊基(かお)よー!
-ソロモナリエ・お化け屋敷前-
どうにか戦いを終えて、無事地上に降り立つ一同
「ハンター先生!どうしたんですかその格好!」
「霊基の変容を確認。クラスはアサシンと判断。」
「えー羨ましいーなー!良いな凄いなカッコいいなー!」
「いやあ~……皆さんを差し置いて僕がなっちゃいました、ハロウィンサーヴァント。」
わちゃわちゃと騒ぐ四人に対し、コホン、と咳払いし落ち着かせる淡路廃帝。
「……ともあれ皆が無事なようで何よりだ。それで、これからどのように動くのだ?」>>140
「そうですね……僕は襲いかかってきた生物たちを解剖し(しらべ)たいですね。以前の特異点に生息していたものと、何らかの差異があるかもしれませんし。」
「はいはーい!ボクはその間、屋敷周りとすぐ側の森に変わったことが無いか散策に行きたーい!マスターも行くよね?」
「異議あり。契約者と散策に回るサーヴァントは、私とオイノネリリィの両名を強く推奨する。」
「わ、わたしがっ?」
クリスティーナの提案に意見をぶつけるオイフェ。
「えー、なんでさー!ボクも行きたいよ!」
「……一、ジョン・ハンター側にも、万が一に備えた戦力は必要。」
「二、森林内の調査活動や対応力はこの二名が適切。」
「三、単独行動に近しい状況はクリスティーナ・アレクサンドラが過剰にはしゃぎ回る危険性があると断言。」>>141
「……なるほど。理由はしっかりしていると思うが?瑞典の。」
「というか『断言』と出たよこの人ぉ!?……まあいっか。新(シン)・ハンターくんがどういうものかも観察したいしね。ほらマスターくん!行った行ったー!」
「そういうことだ。留守番は任されよ。」
「ではではさっそく死体漁りに励みますね~♪」
こうして留守番組三名と、
「じゃあ行ってきます!……ほら、アポロン様も光合成してないで行きますよ!」『あーれー』
「では出発の号令を。契約者。」
マスター含めた散策組三名に別れ、特異点での活動を開始した。
【フリークエストエリア:お化け屋敷周り】を解放
【フリークエストエリア:迷いの森(近辺)】を解放
【フリークエストエリア:迷いの森(奥)】を解放>>144
間違えたのねん
【フリークエストエリア:お化け屋敷周り】を解放
【フリークエストエリア:迷いの森】を解放
の2ヵ所だったのねん!
ここは序盤特有のあんまり旨味ないフリクエだからリンゴ齧ると勿体ないのねん~今書いてる某ssのいつかで書きたいセリフをいくつかペタリ(ネタバレ一人称は伏せる)
まきな「ほら、また私の勝ちなんだって」
エリ「あの時、殺しておけばよかった」
大我「止まるな、俺。笑えよ、ほら。師匠なら、ダヴィさんなら、できる。俺だって、あの人の弟子なんだ。あの頃とは違う、違う、から」
零央「殺意を抱くのは自由よ。そんなん、学生が一度は思う。ただ、行動に移したらもう終わり。それだけは絶対にしたらあかんのよ」
「大好き、大好き、大好き!!誰かのために駆け出したいなんて、これが初めて!
─────さあ、私を壊した責任を取ってね?可愛らしい詐欺師さん!」
「嫌い、嫌いです、あなたなんか!嫌いだからもう近づかないで!ああ、ほんとに、何で早く……だってこんなにも、壊したくて仕方がないのに!どうひて、逃げてくれないんですかッ!」
「何が何でも貴方たちを守り届ける。諦めが良いのよ、私。それ以外は諦めてそれだけに全力を注いであげる」
>>143
フリクエだぁー!!……死体漁りで草>>148
なるほろなるへそ……
りょ!>>150
台詞を考えていたらちょっと筆が弾んでしまって……テヘペロリみんなが寝静まった頃に一般人マスターをドン。
【名前】夏珪 兎(かけい うさぎ)
【年齢】16歳
【性別】女性
【属性】中立・悪
【身長・体重】154cm 38kg
【誕生日】11月20日
【特技】お裁縫、ガーデニング
【好きなもの】黙々とこなせる作業
【嫌いなもの】学校
【天敵】???
【国籍】日本
【所属】一般人
【起源】無為
【魔術属性】地
【量・質】量 E 質 E-
【編成】正常
【想定契約サーヴァント】
人食い、殺人を許容する悪属性の反英霊>>156
【解説】
丸渕眼鏡をかけた、控えめで内気な雰囲気をもつ少女。
臆病で主体性のない人格が災いしてか周囲から軽んじられやすく、物語開始時点でもイジメの標的にされている。
学校では緑化委員を務めており、昼休みは学校の隅にある花壇で花の世話をしている。
その正体は聖杯戦争に参戦したマスター。
ただし魔術師ではなく、更には聖杯戦争の詳細すら契約サーヴァントから教えられていない一般人。
元のマスターを殺.害し困窮極まっていたサーヴァントが半ば強制的に、脅迫まがいの手口で契約を結んだ仮のマスターに過ぎない。
魔術回路も持っていないため令呪は授かっておらず、そもそも令呪の存在さえ知らない。
サーヴァントを現界させる魔力を賄うため人食いを余儀なくされ、イジメの主犯格を殺.したのを契機に、次第に聖杯戦争に巻き込まれた被害者から魔力供給にかこつけて私刑を行う加害者へと変貌してゆく。
契約して暫くはサーヴァントを恐れるあまり主従関係が逆転していたが、加害者側に回ってからは「自分の手を汚さず嫌いな人間を殺.してくれる、唯一の理解者」と好意的に受け止め、共依存の関係になっている。
聖杯にかける願いは……そもそも聖杯の存在を聞かされていないので願望自体ない。
仮に知ってても現状に満足している為、聖杯戦争に首を突っ込むリスクは取らないと思われる。>>157
【台詞】
基本的に対人コミュニケーション能力は壊滅的。
草や花に対してひとりごとを呟くときはどもらない。
「………え、……あ。う、はい」
「ひ、すす、すみません。言います、言いますから!殺.して良い人間言いますからぁ!だ、だからわた、ワタシは殺さないでっ!!」
「こ、殺したのはサーヴァントだしっ、わた、ワタシは脅されて、殺されそうでっ仕方なく選んだだけっ!ひ、ひひ被害者だからァ!絶対、絶対絶対悪くないからぁっ!」
「こここ、殺.すのっ!わ、ワタシを虐めてた奴も、見て見ぬ振りしてた先生も、無理矢理学校に行かそうとする親もみんなみんなみんなみーーーんなっ殺しちゃうの!!
いっぱい、ぃぃぃいっぱい苦しめてから殺.してやる!ワタシの邪魔する奴、いっぱい苦しめっ、苦しんで死んじゃえ!!」
「な、なんで?───────ワタシ、何も悪いことしてないぃっ!!」
「……君たちは良いよなぁ、平和そうで。ワタシも生まれ変わるなら草や花になりたいよ。
そうしたら誰かに嫌われることもないし、誰かを嫌うこともないのに」前回のあらすじ:おばあさんたちは屋敷前で死体解剖に、おじいさんたちは森へフリクエ狩りに行きました。
-ソロモナリエ・屋敷すぐ側の迷いの森前-
屋敷周りとすぐ側の森を調査して判明したこと
・そもそもこの場所は、入れば必ず迷う広大な森の中に、特殊なルートでたどり着く一軒の古い洋風の屋敷が……という隠しマップ的存在だった。
・森の中へオイフェの使い魔を飛ばしてみたが、入ってすぐ先を遮断するような封鎖的な結界が張られており、迷うばかりか進めなかった。
・結界は屋敷(と森の一部)を取り囲むように正確な円状に張られている様子。
・森にもエネミーは生息しており、襲われたが以前と変わりはなくハロウィンらしいハロウィンエネミーだった(?)。
・屋敷の外見は、同じように以前と変わりはない。>>111
おぉ、ローエングリン!オペラの方でしか知りませんでしたので、宝具などが面白い作風だなぁ、と。幸運がEXなのが意外でしたね。
そして天敵が京丸…宝具の特攻対象ですもんね…
>>143
ロボ系キャラがズバズバ言うのは鉄則ですよね…クリスティーナさんもリアクションが豊かで、けれど角が立たず安心感があります。穏やかなボケとツッコミって感じ
あと太陽神のくせに光合成してるアポロン様で草でございました
>>176
留守番組に一体何が…!?()
フォーティーンがサーティーンに…という言葉遊び、こういうの好きでしてよ
>>159
あっ好き…こういう「一般人」好きです…非常に良い…容姿も好き…酷い目に遭って欲しい…()
私的にはジョン・ウィリアムズとか組ませたら面白そうだなぁとも。主人の命令忠実マンだし…>>178
あーなるほど。完全に読み逃してましたね…恩寵によってAとかになるのではなくEXまで行ってしまうのが、なんだか「らしい」ですね
>>179
ああいう、教養とサブカル知識と当意即妙とが入り混じっての発言がすらっと出てそうなのが、クリスティーナさんっぽいなぁと勝手に思ってました…なんか、タマモキャットみを感じるような…
>>180
京丸はたぶんローエングリンさんについては「完全な悪だと捉えず敵意もないけど、女心をわかってなかったのは良くなかったね」ってぐらいですね。悪意はなかっただろうし、反省しているようですし。今度は気をつけなよ、って警句するような具合です
>>181
ジョン・ウィリアムズも頼られる、必要とされることに幸せを感じますからずぶずぶ共依存になりますね…凹と凸のような組み合わせだ…>>184
はっはっは、あそこ(作者じゃないと喋らせるのは困難)までではないですよ、私にもどうにか動かせるレベルですよきっと
……だよね?(怯え)>>184
そう言ってもらえるとありがたいです。>京丸唐突ですが特異点ネタを貼ります。
ギュルヴィの指示通りに準備を完了させ、来るべき突入に備えて待機するフェリーペとメンテー、そしてヴェーグの三人。
本当なら外で戦っている人々に混じって応戦したい気持ちがあるカルデアの二人組だが、敵の本拠地へ攻め込んだ時用に体力を温存しなければならない。
葛藤によって気持ちの整理がつかないが、それに気づいたヴェーグの「僕たちの為に時間を稼いでくれている皆の頑張りを無駄にするな」という叱咤のお陰で、心を落ち着かせた────その時であった。
視界に映る情報が一瞬にして移り変わり、気づいた時には既にシグトゥーナではない場所に立っていた。
「みんな!」
女────ゲフィオンの声で我に帰ったフェリーペが周囲を見渡すと、ギュルヴィの宣言通りのサーヴァントが揃っていた……ある一騎を除いて。
「アイタリデスは来てないのか?」
兵十の呟きでアイタリデスの不在を知る一行。
「まさか、シグトゥーナに残ったの?」
「……かもしれません。あの男はあれでも、主の身を案じていましたし、きっと何か策があって残留したのでしょう」
「まあ、あの神出鬼没のアイタリデスだ。心配する事はない。もしかすれば、俺たちが仰天するようなことをやらかすかもしれんな」
口々に心配はしているが、この特異点で同じ主に召喚された戦友だからか、信頼して大丈夫だという結論に至る。
シグトゥーナから転移した先……ナウマンの情報によればシェラン島の中央に位置する『ライレ』と呼ばれる場所であり、ここはフロールヴ・クラキが統治していた土地で、伝説が始まり終わった舞台なのだという。
一通りの情報を聞き終え、ライレに聳え立つ白亜の城に足を進める。>>189
「────もしや、素直にここを通すとお思いで?」
不意打ちに等しい攻撃がカルデアを襲う。
仕掛けてきたのは闇夜色の髪を靡かせ、妖精の翅を広げる人物────スクルドであった。
「姉上(あにうえ)に仇なす不届き者……ええ、実に潰し甲斐がありますわ」
「魔女め、ここで決着をつけてやろうか」
「あらあら、いつぞやのお方も……その“黄金”、今度こそ確実に剥がしてもいいですのよ?」
ヴェーグとスクルドの睨み合いが始まり、いつでも衝突してもおかしくない空気の中、木蘭、兵十、エイル、バルドルが二人の間に入った。
「君たちは先に進むべきだ。この魔女との決着は、あたしたちでつける」
「おうとも。仲間を散々やってくれた落とし前は、きっちりとつけないとな」
「ワイルドハント……大神の血を引きながらも、その威光を穢すあなたの行いを許す訳にはいきません」
「私が現界した理由……今なら感じ取れます。故に、私は闘争心を纏いましょう、剣を抜きましょう。スクルドと呼ばれるあなた────ここがあなたの終着点(ラグナロク)だと知りなさい」
「皆んな……」
それぞれの覚悟を目にし、自分たちの入り込む余地はないと悟される。>>191
◇◇◇◇
王の間に到着したカルデア一行が目撃した光景は、黄金の玉座にて坐していた黄金王の姿。
彼女を視界入れた瞬間、得体の知れない戦慄が体中を駆け巡り、悪寒を覚えさせる程の重圧。
これが、この特異点における全ての元凶────フロールヴ・クラキであった。
────強大。余りにも目の前の存在は大きい。
いかに数多の特異点を乗り越えた人理を正す者たちといえども、彼女から放たれる神気に気圧されてしまう。
今までは、あくまで”人“が相手であったから対峙できたものの、今回ばかりは前提条件からして違う。
人と神では、生物としての階位が異なる。同じ土俵に立っておらず、こちらが見ている事象の遥か先すらも見据える頂上なる存在……それが今の黄金王だ。
「カルデアの。汝が人理を想い、残されたものを救いと願うのならば、私の手を取るがいい。魔█王の偉業に逆らい、人理焼却を無に還す旅人たちよ」
彼女は言った。
この特異点にて行われた選別は、人々を救う為の処置であると。
神は人なくしては存在し得ない。
国は人なくしては繁栄し得ない。
星は人なくしては存続し得ない。>>192
故に人類を愛し、管理し、保管することを決意した。
無垢なる者、善なる者、罪なき者たちが入る事を許される幻想の果て。
人理焼却からも隔絶される区切られた箱庭。
黄金の王が目指す理想の国は正に、人類を救う為の楽園と言えるだろう……その在り方に目を瞑れば。
「……それはできない。俺は、あなたの標本作成に協力するつもりは……ない! ああ、そうだよ! あなたがやっている事は決して間違っていない! でも俺が人間である限り、そんな方法を許容できる程、俺は人間を諦めたつもりはない!」
カルデアのマスターが啖呵を切る。
この発言を皮切りに、共に対峙していた彼らの雰囲気が切り替わり、完全に分かり合えない者同士として構図が出来上がった。
青年の覚悟を聞いた金色の女性(ヴェーグ)も、これまでの葛藤を過去のものにし、彼の王へ一歩足を進める。
────これが最後。泣いても笑っても、僕の旅路はここで終わる。
「拒むか。それが汝らの行く道であるならば、我が道を阻む障害として取り除こう。
私こそが嵐の王として再誕された者。国を斬り崩し、星の運行を超える者。
刮目するがいい────これぞ、彼方の境と知れ」>>187
果たしてこの緊迫(白目)した状況はどういうことなのか……次回へ続く!フリーサーヴァントネタをぺたり
ティトゥス・タティウス(オルタ)
アヴェンジャー、女体化枠。「サビニの女たちの略奪(当時国に全然女がいなかったローマが、ご近所のサビニ族の未婚女性たちを誘き寄せて略奪、そのまま無理やり妻にした事件)」のぶちギレ最中の頃を切り取られたサーヴァント。
強く気高い女将軍。ローマ(ロムルス)赦すまじ。>>203
はい、ここで本来なら退場した筈であろうフロームンドの出番です。ただし、味方側と言えず……。>>208
あらま、嬉しい。
個人的に私のサーヴァントと組ませるのであれば、オグムンド・ツソックとかですかね。脅して令呪なしの契約みたいにはいかないけれども、選択させてその先にある結末を愉悦顔で見届けさせたい。falling moon書きながら北欧異聞帯にてヒュギエイアが死ぬシーンも書きつつ思った。
もしも私が……単に性癖のために自分のキャラに酷いことをしたら、許してくれますか?そして木伽聖杯戦争更新されてるじゃないですかヤッター!
次はどういう感じで動いていきますか!?前回のあらすじ:生まれた意味を知ってみよう系RPG
-ソロモナリエ・お化け屋敷内-
「お邪魔するよー!……ふむふむ。パッとみた感じ、ウプサラ城ほどじゃないけど中々広くて良い屋敷だね。」
前回の情報を改めて振り返りながら、屋敷を探索する一行。
「以前通りならば、ハロウィンの飾り付けがされた二階建て構造に、エネミーはパンプキンスケルトン・かぼちゃゲイザー・スケアクロウの3種類に……ああ、そうですそうです。クリスティーナさん、誘ってくれた時、僕が何と言っていたか覚えていますか?」
「えーと……確か、『興味深いエネミーが何体も生息していた』だっけ。」
「はい。解剖しても『正体曖昧』なエネミーがいたんですが、その時は『ハロウィンイベントにみられる固有魔力が検出されたし、まぁそういうエネミーが自然発生したのだろう』という結論で話は終わりました。」
「……ですが、空中で襲いかかってきたキメラを見て、ある仮説が浮かびました。」>>225
フリーザ様もびっくり……!唐突ですが自鯖CVが確定したので乗っけます
趙雲 内匠靖明さん
周瑜 寺島惇太さん
許褚 高木渉さん
張角 三木眞一郎さん
ちなみに趙雲のCVのイメージはこの動画みたいな感じです。YouTubehttps://youtu.be/o97s3rBALE4
ルガルバンダの人物像を見直していて、ついでに「これグガランナ要らなくなーい?」って感じていたら何故かほぼ全改訂していたんだ~
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ルガルバンダ
データ的には、第三スキルを女神の恩寵から紫式部日記みたいな効果に変更、第二宝具の削除してます
人物像は「アウトドア好きになったインドア」、あまり体が強くないんだけど動くのは好き、みたいな…
>>229
ハロウィンソースたっぷりが謎を呼ぶ!
キメラが生まれた理由を知るRPG――分かんないや~(低INT)>>232
プルフラス「ハロウィンソースはカレー粉のごとく、味を侵食する……これテストに出るぞ!」悲報:まだタイトル通りの場所にも行けてにゃい……
いや、もう少しで向かいますが、完結はハロウィン過ぎるかもシレーヌ遅ればせながら、ローエングリンを登録しましたー。
-ソロモナリエ・お化け屋敷二階奥-
「ふぇえ~……此処まで目新しい発見は無し、ですかあ。」
「この部屋で終わりだが、そこも収穫無しとなると……」
心細いオイノネと淡路廃帝の呟きを聞きながら、最後の部屋の扉を開ける一同。
と、
「───!敵性反応を確認。」
「ヴオォオオーーー……!!」
オイフェの警告の直後、エネミーが襲いかかってくる!>>237
「───戦闘終了。…………。」
無事に倒したが、戦闘前の会話について何か言いたげな目つきを向けるオイフェである。
「まあまあ!その話は一旦置いといて。……さて。扉前にドンと強力な敵が配置されている、ということはだよ諸君。それだけ守りたいものが隠されている証と想定できるよね。
……そう、目の前の怪しげな『アレ』とか!」
クリスティーナが指差す先。
其処には、巨大な鏡が部屋中央に立て掛けられていた。
「これは……強い負の感情と魔力の流れを、『鏡の奥から』感じるぞ。」
「……観測終了。出立前に確認されていた、未調査の野外と思わしき反応も、鏡から強く検出。『別の土地に繋がっている』可能性、大いに有り。」
「ああ、なるほど。鏡はよくないモノを呼んだり、別世界と繋がっていると言いますものねぇ。」>>241
チッ…………まったく。分かっていたとはいえ、こうも研究が進まんとはな。
───あの、失礼します。
……お前か。どうした?
───えっと……最近、ご飯もあまりとらないですし、調子も悪そうだなあと感じまして。その、大丈夫でしょうか……?
……ふん、お前が心配するほどでも無い。少々考え事につまっていただけだ。……出してくれた食事を、残してしまったのは悪かった。以後気をつけよう。
───いえ!滅相もないです!ともかくそういうことなら良かった……あ!そうだ!この前、気に入ってくれたシチュー!気分転換も兼ねて、今晩お出ししますよ!
───そうとなれば、今から材料集めなくっちゃ!じゃあ失礼しますねー!>>243
流石は北方のミネルヴァと呼ばれた御方やでぇ!>>252
わーい、楽しみにしてます~!今までのハロウィンのシナリオをwikiに登録させていただきました~
シチューってそんなに歴史が古くない料理なのね……-???・???-
鏡を抜けた先にあったのは……柔らかな風が吹く草原だった。
「……どうやらクリスティーナさんの読み通り、いきなりの手荒い歓迎は無さそうですね?」
「いぇーい!」
「油断大敵。先ずは周辺の情報収集を。」
「わたしもお手伝いします!」
魔術に長けたオイノネ(リリィ)とオイフェが周りを調べ出す。
「……使い魔による、周囲の探索完了。魔力の流れ・蓄積具合から、この場所自体が古い年代に人為的に創り出された場所だと推測。」
『はい、上空からの観測終わりー。(フヨフヨ)』
「!……この場所ですが、『島』です!『海に囲まれた島』になってます!」性癖のままに書いたss貼っていいですか?
よーしいくどー
ヒュギエイアはどこから正気でどこまで狂気に蝕まれているのか、ハッキリとは覚えていない。女王に忠誠を誓ったあの瞬間でさえ、本当に自分自身の口から発したのか断定できない。絶対の事実があるとすれば、それは食欲の赴くままに人間を食い散らかした事だけだ。
頭では自分に何が起きてるのかよく理解出来た。サーヴァントの肉体に女王の血が混ざり、その異常なまでに強靱な生命力にヒュギエイアという霊基は屈服したのだ。これが大英雄クラスとなればステータスとは違う、本人の意志によってある程度の抵抗が得られただろうが、彼女にはそれがなかった。
>>271
子供が好きだった。程よく肉がついて軟らかいから噛みちぎるのにそう力がいらなかったから、本当に美味しかった。 お腹がすくと苦しくてたまらなかったから、とにかくたべた。
大人は嫌いだった。硬いし悲鳴をあげるし、何より血なまぐさくて仕方が無かった。この話をすると仲間達は理解出来ないという風に笑ったが、ヒュギエイアにとってはそうなのだ。
子供が好きだった。ぎゅうぎゅうと体を締め付けると体の骨がポキポキと音を立てて、口から血の塊を吐いてのたうちまわる。喉笛に食らいついて、手足をもいで、時には丸呑みにして……。
いつしか食欲を満たすだけには収まらず、ヒュギエイアは人間を弄ぶ様になった。悲しい事に彼女の知る人間の様に怖がって逃げ出したり、自分の身可愛さに仲間を差し出す輩はいなかった為に少々退屈ではあったが、戯れにはなったのだ。
―――――あれ?私、なんでここにいるんだっけ?
―――――なんで私はこんな事をしているんだっけ?>>272
「がっ、ああ……!」
意識を取り戻したその時、ヒュギエイアの両目に妖しい光が宿る。
女王クリームヒルトに迫る道中、かつての仲間である彼女と相対しながらマスターと太田道灌は迷い無く戦闘に移行した。何人もの竜人兵に圧倒されながらも流石は一騎当千の英雄。道灌はヒュギエイアに肉薄し、その槍が竜へと変貌した細い体を貫いたのだ。
「ッし……!」
手応えアリ、という様に道灌の口から息が漏れる。彼のこれまでの経験からして、今の一突きは致命傷と言えた。あくまでも、彼の経験からすれば。
「ギ、ィィィヤアァァァァァァァッッッ!!」
けたたましい悲鳴と共にヒュギエイアの爪が振るわれる。華奢な腕からは想像がつかないほどの素早さで斬撃が走り、道灌の頬と肩を軽々と引き裂き肉を切り飛ばした。
「なっ……!」
動揺は道灌だけでなくマスターも同様だった。離れた場所から二騎の戦いを見ていた彼女は、信じられないものを目にして思わず口元を手で覆ってしまう。>>273
「ギィイッ!ギィィィ!!ギイイ!!!」
もがいている。銛で突かれた魚が必死に逃れようとする姿に酷似していて、到底ヒトガタの取る動きではない。同時にそれは最早彼女がヒトである事をやめている証左でもある。
ぶちぶちと筋肉が張り裂ける音と共に、ヒュギエイアは自ら体を捻り切る。その際に回転の勢いで道灌を爪で威嚇しつつ、彼女は上半身だけになりのたうちながら距離を取った。
「逃すかッ!」
勿論、それを見届ける道灌ではない。素早く飛び上がり、頭上から串刺しにせんと迫る。上半身だけのヒュギエイアが避けられるはずは無い。今度こそトドメを刺せる、そのはずだった。
「ギィヤアォッ!!」
はっきりとマスターはその音を、骨が砕け折れる音を聞いた。ヒュギエイアの体から突然生えた太く長い尾が道灌の脇腹目がけて振るわれ、一撃で片側の肋骨を粉砕せしめたのだ。
受け身も取れずに道灌の体が宙を舞い、石畳を削り飛ばしながらマスターの足元へと転がった。慌てて治癒魔術をかけるが、彼女の視線はヒュギエイアから少したりとも逸らせない。>>274
「ギィッ、ギャウッ、ギャッ」
何度か特異点で『ラミア』というエネミーと戦った事がある。下半身は蛇、上半身は人間という奇怪な生命体だ。ヒュギエイアは、限りなくラミアに酷似した姿へと変貌を遂げていた。
下半身はまるごと木の幹を思わせる太さの尾となり、上半身は肌のあちらこちらが引き裂けて鱗が見えている。恐らく本来は竜人であるはずが、生命の危機に瀕しあり得ざる形態への変化を遂げたのだろう。
あるべき理性はとうに失せた。今目の前にいるのはかつてサーヴァントであった何かだ。
「道灌、お願い。一撃で仕留めたい」
「言われなくともっす……」
応急処置を受けた道灌は激痛に顔を歪めながらも槍を手に再起した。ジョーンさんへ、
オイフェの料理の腕前ってどれくらいでしょうか?また得意料理があったりしますか?おはようございます(こちらは朝)
特異点ネタを投稿しようと思います。剣戟の音が鳴る。
銃の撃鉄が唸る。
獣の雄叫びが響く。
この状況を簡潔に表すのであれば、まさに“神話の戦い”と述べられるだろう。
魔剣が唸り、戦士たちが駆け抜け、魔術が入り乱れ、魔獣が暴威を振るう。
戦局はスクルド側に分があり、人理を救わんとするサーヴァントたちにとって芳しくない形勢と言える。
何故ならギュルヴィの召喚したサーヴァントの中では最優のクラスで現界し、当人もまた優れた英霊として名を馳せた北欧の魔剣使い────フロームンド・グリプスソンが敵の傀儡となってしまったのだから。
そして何より────
「まあ、随分と呆気ない終幕ですわね。所詮は過去から投影された影法師、サーヴァントとはその程度の存在ですものね」
────ただ単に、スクルドが強かった。
大神の末裔、妖精の血族、そして“嵐の王(ワイルドハント)”としての力。加えて出力に制限のない“生きた人物”であるからこそ、サーヴァントでは超えられない壁があった。
そして、追い討ちをかけるように戦力差も絶望的であった。
スクルドとフロームンドを相手にするだけでも厄介なのに、あろう事か魔女は僕である魔猪を召喚したのだ。それも、英雄殺しに特化した魔獣────かつてフロールヴ・クラキの精鋭たる十二のベルセルクを全滅させた恐るべき幻想種。
その数、十二頭。数の有利をまたたく間に覆された瞬間でもあった。
「まだ……負けて、ません!」>>284
エイルが治癒のルーンを味方全員に施す。
これで全快し、戦いは振り出しに戻った……という訳でもなく、エイルの回復もそろそろ限界に近かった。
彼ら、彼女らはマスターによって召喚されたサーヴァント。そして、その召喚者たるギュルヴィのパスが転移時から切れているので、魔力供給が断たれている状態だった。
つまり、バルドルを除いた残留サーヴァントたちはなけなし魔力で戦っていた。
「もう、一匹……!」
銃口から火花を迸らせ、魔猪の眼球に鉛玉をぶち込む。
兵十の宝具の影響か、本来であれば武器を通さない皮膚を貫通し、クリティカルヒットで脳天諸共討ち抜く事に成功する。
これでようやく計四頭の魔猪の死骸を作ることができた。
「素晴らしい技能……いえ、サーヴァントの力でしょう。私のペットがこの通り、ただの骸と化してしまいましたわ」
「よく言う。どうせそのペットとやらも、お前の数ある手駒に過ぎんのだろう?」
「えぇ、そうですわね。多少は魔犬より上質な個体ではありましょうが、私の可愛い可愛い駒の一つでしかありません事よ?」
「へっ、煽りよる」
互いに憎まれ口を叩き合い、第二戦目と洒落込む両陣営。
戦況は人理側が不利なのは変わらずだが、この逆境を打開すべく賭けに打って出た。>>285
「────魔力全解放。第一、第二、第三宝具開門」
エイルが残る魔力を振り絞って全ての宝具を開帳する。
先ずは第二宝具である『尽滅の治癒(エインヘリャル・エイル)』を戦場内に展開し、オートで味方を治癒する領域結界を作り上げる。
次に第一宝具の『終末夢想・希望楽園(ラストレクイエム・アースガルズ)』を使って女神メングロズに仕えていた嘗ての同士たち────自身を含めて“九人の侍女”と呼ばれる女神たちを、この場に顕現させた。
準備は整った。これで心置きなく第三宝具──── 『終末幻想・大地胎動(ラグナロク・アースガルズ)』を発動させ、広範囲に無差別に毒を撒き散らす事ができる。
「これは、ヨルムンガンドの神毒……!」
「ええ、神々ですら直撃を受けてしまえば絶命に至る北欧最強の毒。いくら強力無比な魔猪とはいえ、この劇物には耐えられないでしょう」
エイルの言葉通り、毒を呼吸で摂取した魔猪の群れは次々と倒れ伏していった。
本来であれば無差別に散乱させた毒は味方にも牙を剥くのだが、第一宝具で顕現された女神たちの医療術により影響を受けていない。
戦力差はこれで形勢が逆転し、ガラ空きになったフィールドを木蘭が疾走する。向かう先はスクルド一択……だが、その侵攻を阻むようにフロームンドが立ち塞がる。
「おんどりゃ!」
ならばと兵十がスクルドに発砲するが、銃弾であれば容易いとばかりに防がれてしまう。
後一歩、後もう一手が足りない。
如何にスクルドが神毒におかされないように自身への防壁にリソースを割っていても、それでもまだ足りない。>>286
現状、戦力差は縮まったとは言えどもエイルの魔力がいつ枯渇するのか分からない……時間との勝負でもあった。
────故に、彼は動いた。
プリンセス・バルドル。この北欧の特異点にて現界した神霊と幻霊が習合された野良サーヴァント。
「……不愉快ですわね、貴様。その霊基、北欧に縁深き光の神霊が含まれていますわね」
スクルドが顔を顰めて苦言を溢すが、それに反応せず無言で彼女のもとへと足を進める。
「私がこの特異点に降り立ったのは、きっと偶然でしょう。しかし、あなたがいて、私が対峙しているのは必然だったのかもしれません」
よって、こうする事が現状における最善であると────光の王子は嘯いた。
「私に戦う力はありません。誰かを守る力もありません。ただあるのは、誰かの闇を祓う事のみです。なので、受け取ってください……私の──── 『遍く光を世界へ(ハッピー・エンディング)』を」
「貴様っ、ここで宝具を!」
敵意や殺気を感じ取った訳ではなく、それ以外の要因で不利に晒されると察知したスクルドは、即座にバルドルへと攻撃を繰り出した。
だが忘れてはいけない。彼は全てに愛されていた光神の霊基が組み込まれているサーヴァントであり、これによって生物からの害意を受け付けないのだと。
魔力で構築された刃が概念防御によって弾かれ、舌打ちしながら木蘭と交戦中のフロームンドへと指示を送った。>>288
────Fatal Battle────
戦力差が完全に逆転し、四対一という有利な状況下に置かれても熾烈な戦いを極めた。
既に両者共にボロボロで、エイルは既に魔力が底をつき、兵十もスケット銃を構える姿勢を崩さないまがらも半ば気を失いなっていた。
肩で息をして立っているのはフロームンドと木蘭、そしてスクルドのみ。
「まさか、この私がこんな雑兵如きに息を切らすなどと……!」
怒り心頭といった様子でスクルドは魔術を繰り出す。
亡霊の群れは全て浄化され、見下していたサーヴァントに追い詰められるという事実が、彼女の冷静さを奪っているのだろう。
興奮気味な情緒のうねりは確実に魔術の精度を落としていた。
これによって元より魔術の耐性が強かったフロームンドにあっさりと無力化され、木蘭も宝具による疾走で回避する。
「おのれおのれおのれ────────!!!」
無差別な攻撃と、それを安易と防ぐサーヴァント二騎。
影法師如きが、薄汚い魔力の塊如きがと感情の昂りに身を任せた影響で、スクルドは周囲への認識を疎かにしていた。
なので、予想外のところから足を掬われる。>>289
────銃声の音。
横槍ならぬ横弾を入れられ、意識を逸らされてしまう。
その一瞬。ただこの刹那の時間が彼女たちの勝負を分けた。
「その刃は月魄のごとき、その在り方は千変万化! 魔剣限定奥義 ────『微睡みの夜天、幽幻に揺らぎて(ミスティルテイン・ヴェクタムル)』!」
魔力を最大限充填させた宝具を発動させ、斬撃として放出するのではなく、蓄積したそれを直接叩きつけるべく肉薄する。
あの魔剣の危険性は知っているので、何層にも重ねられた防壁を展開しようと──── 瞬間、スクルドの胸部から剣が生えた。
吐血と共に背後を確認すれば、いつの間にか移動していた木蘭の姿があった。
「私の宝具を、見逃したのが仇になったな……!」
木蘭の宝具『木蘭辞(ムーラン・ファンタズム)』と『少女望郷、疾風万里翔(しょうじょはこきょうをのぞみ、かぜはばんりをかける)』を同時発動し、気配を遮断しながら戦場を駆け巡る“疾風”となって、スクルドの虚を突いたのだ。
「やれぇ! フロームンド!」
「夜よ、退け!」
夜天を照らす、一条の光が夜の嵐を引き裂いた。>>292
正直勢いだけで書いた感があります……でも、時には勢いは大事かなって。
スクルドはお淑やかに見えて激情家なので、金ピカの如く「おのれ(ry」のテンションになり易かったり。前回のあらすじ:おいでませ、奇妙な孤島
-人工島・穏やかな草原地帯-
「アオーーーン!」「ガルルーーー!」
オオカミ型の人造キメラたちが狩りを行おうとしていた。
彼らこそ、この草原を自由に謳歌する存在であり、無防備に踏み入れるものは、彼らにとって哀れな獲物でしかない。
……そうなる未来のはずであった。>>298
「……ふむふむ……悪くはないね!むしろ思ったより臭みも固さもなくて、良い感じじゃないかな!……あ、おかわりー!」
「一応、毒消しの薬草や術を仕込みに仕込みましたけど不安です~!……あ、さっきは鶏肉っぽかったけど、こっちのお肉は魚っぽいですねぇ。」
「ん~、キメラというだけあって部位ごとに肉質が違うのは面白いですね~。」
「……私は念のため、食事を遅らせて異常事態に備える。全員食中毒は、笑えない。」
「ならばせめて、カルデアから持ってきたフリーズドライの味噌汁は如何か。淡路玉ねぎが甘くて良い。」
「……心遣い、感謝する。」
こうして調査一日目の夜は更けていくのであった……。エイベルのこそこそ話。
エイベルが自分に移植した竜の心臓の欠片、出所は日本の滋賀県。>>309
多分しれっと普通の食卓に並べるくらいにはイケますイケます~>>313
人間に例えるなら、マックのアップルパイを食べる時にポロポロとパイ生地の欠片がこぼれ落ちるようなものです。>>315
生前のハジケッぷりを考えると平常運転である(白目)
オイフェ「あれから皆、異常は見られず、無事。……二度としてほしくない」>>318
お久しぶりです~
……霊衣での参加でも大丈夫なハロウィン、只今展開中(wiki内にある連鎖特異点『奇怪島備忘録 ビザー・アイランド』)ですので、よろしければどうぞ~新キャラできた〜……けど時間ないので帰ってから投下します
>>318
お久しぶりです!ご無沙汰……しております……
絵の練習に没頭しつつ周回をしていたら顔を出すタイミングが消滅しておりました……
オイフェが活躍してる……嬉しい……嬉しい……-人工島・白い砂浜海岸-
不安たっぷりな食事も、今日の振り返りも、明日についての打ち合わせも無事に終えて、就寝時間になった頃。
出歩いていたオイノネは、明かりも持たず浜辺に佇む、淡路廃帝の姿を見つけた。
「……あ、あの。」
「…………オイノネ、殿か。」
「はい!そうです、オイノネです!」
淡路廃帝は、忘却補正がマイナス方面に働いているせいで記憶力がいささか悪い。
しかし、今回の冒険で共に長く過ごしている内にメンバーの顔や名前を覚えてくれたようで、それはオイノネリリィにとって嬉しいことであった。
「わたし、居住スペースの強度や周囲の結界を補強しようと思いまして。淡路様は、寝る前のお散歩ですか?」
「ああ、そんなところだ。」>>323
「……いや。迷惑な独り言だったな、許されよ。……私は大丈夫だ、もうしばらくしたら戻って寝よう。引き留めてしまい、悪かった。」
『そうだよ。やることやってさっさと寝よう。夜更かしは美容の敵だよ、オイノネちゃん。』
「あ……はい、ではおやすみなさい淡路様。また明日に!」
「ああ、また明日。」
そうして二人は会話を切り上げた。
意味も価値も定かではない、他愛もないやりとり。
「───」
その様子を、遠くから。複数の人影が監視していた。ひとまず此処まで。
>>321
オイフェには、ハロウィンではまだまだ活躍してもらいますのね~前回のあらすじ:
「ハロウィン当日までに完走したいなあ」と思っていたら残りの数日間、1日数話あげなければいけないことに気づいた作者はSANチェック
-人工島・森林前-
一夜明けて。
充分な休息を取り、朝から活動する一同。
目標は残る森林と山岳の調査である。
「……行動の前に、報告と提案。」
と、此処でオイフェが皆を集め、何やらヒソヒソ耳打ちする。
「……なるほど?ではそのように。」
「よーし、アレコレ決まったところで……改めてしゅっぱーつ!」
何かしら秘かに決め合った一同は森林地帯に足を踏み入れる。>>328
……捕まえた一同を獣人たちがえっさほいさと担ぎ上げ、誰もいなくなった後。
獣人たちが見逃してしまった影がその場に舞い降りた。
あらかじめ監視されていたことを感知し、またこういった事態に備え、オイフェからある程度単独行動を取るようにと言われていたジョン・ハンターである。
「……流石はオイフェさんの読み。さて、これから慎重に追いかけますか。」>>331
いーんじゃない?よーし、いきまーす
【CLASS】バーサーカー
【真名】不死身のコシチェイ
【性別】男性
【身長・体重】321cm(可変)・123kg(可変)
【地域】ロシア
【年代】不明
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A 敏捷:C 魔力:B 幸運:D 宝具:C
【クラス別スキル】
狂化:EX
コシチェイは反省しない。コシチェイに罪悪感はない。けれども今のコシチェイは反省している、悪いと思ってしまっている。
キミならわかってくれるかい? こんなコシチェイはありえない。こんなコシチェイは狂っている。だからコシチェイは狂っている。
コシチェイは狂っているから言うこともやることもめちゃくちゃだ。間違っていて正しくなくて信じるなんてとんでもない。こんなコシチェイは信じちゃいけない。そんなコシチェイをキミは信じてくれるかい?>>333
【固有スキル】
変化:A+
コシチェイはなんにでも変われる。醜い老人、喋る骸骨、笑う魔導士、下劣な竜、なんにでもだ。
キミが望むならコシチェイはどんな姿だってやれるのさ。憎きばかな王子でも魔女と戦う女の子でもあわれでさびしい雪の娘でもなんだってやってみせる。
だからだからお願いだ、コシチェイがコシチェイでなくなることをキミは望まないでおくれ。
怪力:B
コシチェイは力持ち。とってもとても力持ち。
指一本でキミを持ち上げて、手のひらひとつで女の子を攫えて、腕一本で王子様を殴り飛ばせる。
足を振ればお城がこわれて、身体を振るえば山に大きな穴が空く。どうだいどうだいすごいだろう?
精神汚染:B
コシチェイはトモダチを大事にする。悪いことはしないし酷いことだってしない。
でもね、でもね、聞いておくれよコシチェイのトモダチ。コシチェイはキミを大事だから裏切りたくなる。笑顔を剥いでもいいのかな。それでもキミは笑えるかな。どうか泣いてくれないかい。
いけないことだ、悪いことだ、酷いことだ、反省したコシチェイは誰にもそんなことはしない。
だけれども。優しいキミが愛しいコシチェイは狂ってる。コシチェイはキミだけの笑顔を面白くしたくてたまらないんだ。>>334
【宝具】
『からっぽ卵の夢見る夢を君が見る(ハンプティ・ダンプティ・エンプティ)』
ランク:C 種別:召喚宝具 レンジ:世界のどこか 最大捕捉:1人
バーサーカーを不死身たらしめる常時展開型の自身に対する召喚宝具。
『不死身のコシチェイ』の名の通り、宝具が展開される限りコシチェイは不死身である。いかなる攻撃、いかなる手段を用いてもバーサーカーに傷をつけることはできない。
しかし弱点はある。
宝具発動に伴い世界のどこかに1m弱の巨大卵が召喚される。どこに召喚されるかはバーサーカー自身にもわからない。すぐ隣かもしれないし地球の裏側かもしれない。
この巨大卵が弱点であり、またバーサーカーの本体でもある。卵の耐久力はほぼ皆無。相応の神秘があれば誰にでも割れる。
割ればその瞬間にバーサーカーは消滅する。
【解説】
ロシアの民話にたびたび登場する悪役。
魔女の源流とされるバーバ・ヤガーとの共演も多く、二人して悪事を働いたり仲間割れする話が散見される。
若い女性を襲うあるいは攫っていき、追いかけてきた王子を不死身の身体で苦戦させながらも最後には討たれる。そういったテンプレートが「不死身のコシチェイ」の基本骨子になる。>>335
コシチェイの本体は卵の中にあり、その正体は大昔の神話生物が残した忘れ形見である。
卵は暗くて静かなひとりぼっちの世界で暇してた。早く生まれて早く外の世界で遊びたいのに遊べない。それをもどかしく思った。
なので生まれなくても遊べるようにした。卵の中にある命とは別の場所に肉体を作った。外の世界を夢見る卵が心ゆくまで遊ぶための分身体(アバター)を作り上げた。
遊んだ。とにかく遊んだ。やりすぎてしまって殺されることもあったけれど、そのたびに分身体(アバター)を作った。死んだら作って、また死んだら作ってを繰り返した。
ついには死ぬことのない不死身の化物と呼ばれるようになり、これが『不死身のコシチェイ』として世に残ったのである。
そして卵は生まれることも忘れて遊び惚けた。遊び続けて生まれ方も忘れてしまう。
いつしか卵はみんなに無視されるようになりました。
攫うお姫様がいなくなりました。戦う王子様がいなくなりました。おもちゃは誰も遊んでくれなくなりました。
卵が見た夢は夢のまま。覚めて起きたら忘れて終わり。
悪い夢は忘れられ、夢見る卵はまたひとりぼっちで暇してる。
あんまり暇なものだから、卵は自分が悪かったのではないかと考えました。
もちろんウソです。戯言です。気の迷いに決まっています。
でも、もし、"そうではない"のだとしたら────────────ええ、だからおかしな不死身のコシチェイがここにいるのです。>>336
【人物像】
長身でガリガリなぼろ布を纏った老人風の姿。腕が長く、手が異常にデカい。
残忍な性格で人の情を喜んで弄ぶ外道。
真性のかまってちゃんであり、人の気を引くために不死身の肉体で悪事を繰り返したどうしようもないヤツ。
バーサーカーで召喚されたコシチェイはそんな自分を恥じて反省している。
悪いことはしない、酷いことはしない、今はただ一介のサーヴァントとしてがんばろう!とまぁなんだかマトモになったような心構えでいる。
しかし構ってもらいたがる性根は変わっておらず本心では悪事を働きたい欲求がとめどなく溢れてきて悶々としている。無視されることやひとりだけ放置されることを過剰に嫌う。マスターに対してとなるとそれはすごい、なんとか気を引いてやりたくてとびっきりの悪いことをしたくなる。
したくなるだけ、だよ?
マスターへの態度は従順。相手にしてもらえるだけでも喜ぶため奴隷同然に扱われてもヘラヘラしている。
『自分を召喚してくれた』という事実のみで好感度が非常に高まっており、その好意を遠慮なしにぶつけてくる。要はマスターラブ勢。絆レベルは爆速で上がる。
しかし仲良くなりすぎるとコシチェイは我慢できなくなってきて危険が増すので要注意。適度に放っておくのも大事……なのだが放置が過ぎるとそれはそれで壊れるので扱いが難しい。
聖杯への願いは『マスターを不死身にする』である。
いつか自分が我慢できなくなってもマスターが死なないようにしたい。そうすれば我慢しなくてよくなるし、マスターはいなくなったりしないし、マスターはずっとコシチェイは見てくれる。
最高だ。最高じゃないか。最高だから、叶えよう!
【一人称】コシチェイ 【二人称】キミ 【三人称】アイツ>>337
【セリフ例】
絆1「キミが、マスター? コシチェイが、サーヴァント? …………ああ、コシチェイは、夢を見ている」
絆2「コシチェイはキミに見ていてほしい。ずーっと。ずっとだ。まばたきだってしてほくない。
けれどもコシチェイはそんなワガママを言わないよ。キミを困らせたりしない。だからずっと見ていておくれ」
絆3「コシチェイはずっと寝ている。コシチェイはずっと起きている。
キミが見ているのは卵が見る夢だ。振り返れば忘れてしまう………………ぅぅぅうあああコシチェイはさびしい! かなしい! あああ忘れないでくれぇ!」
絆4「キミの笑顔は綺麗だ。キミの言葉は喜びだ。キミを想うコシチェイは、キミをこそ愛しいと感じる。
……でもね、だからね、気になるのさ。キミの涙は綺麗だろうか、キミの悲鳴は喜びだろうか、キミが愛しいコシチェイは、キミが壊れてもきっと愛しいままだから」
絆5「キミの瞳を見る。そうするとキミの瞳に映るコシチェイが見える。キミはどうだろう? よーく見ておくれ。
キミが見るコシチェイの瞳に映るキミを見ていておくれ。コシチェイはコシチェイを見る。キミはキミを見る。ここに在る夢は、そういうものだ」
会話1「主従関係……うん、コシチェイは嬉しい、喜ばしい。コシチェイとキミの関係に、名前をつけてくれたんだね」
会話2「望むままだ。コシチェイはキミについていくし、キミがどこにもいかないならコシチェイはずっとここにいる。望むままだとも」>>338
会話3「不死身のコシチェイは、キミだけのコシチェイだ。コシチェイは、キミのためにがんばるよ」
会話4「眠らされ、眠らされ、ずっと眠ったままの雪の姫……あわれでかなしい雪の姫……
コシチェイはずっと見ていた。見ていたが何もしなかった。コシチェイはアイツがつまらない」※スネグラーチカに対して
会話5「ィぃィぃィぃィぃギギギギギギ! なぜだなぜなぜここにいる! おぞましき魔女! 悪の中の悪! このばばぁめ!
ぁぁぁあ顔だって見たくない! 声も聞きたく───ない、ない、けれども、キミはコシチェイのトモダチだ。また、仲良くしてくれるかい?」※バーバ・ヤガーに対して
会話6「殻の中のサーヴァント……生まれる前のサーヴァント……コシチェイと同じだ。同じなのかい?
コシチェイは親しみと安心に包まれているよ。卵の見る夢はこんなにも広い、コシチェイに似た者に会えるなんて思わなかった」※ワイナミョイネンに対して
会話7「ばかな王子だ。コシチェイの邪魔をするばかだ。コシチェイと戦う勇者だ。コシチェイはアイツが嫌いだが、憎くはない」※イワン王子に対して
好きなこと「コシチェイはキミが好きだ。コシチェイの世界はキミがいる世界だ。だからコシチェイはキミが好きなんだ」
嫌いなこと「コシチェイはひとりぼっちが嫌いだ。くらい、こわい、つまらない……ぁぁぁああああでも大丈夫。
キミがいるからコシチェイはひとりぼっちじゃない。ひとりぼっちじゃないコシチェイは、キミが好きだよ」>>339
聖杯について「割れた卵だ。コシチェイより劣るものだ。いくら夢を詰め込めても、夢を見ることはないのだろう」
イベント開催中「騒がしいね……静かにさせてもいいし、もっと騒がしくしてもいい。キミはどうしたい? ……普通に楽しむ? じゃあ、コシチェイも一緒に行こう」
誕生日「おめでとう、おめでとう、おめでとう! めでたいキミを嬉しいコシチェイがキミを祝おう! おめでとう、マスター!」
召喚「…………。
………………………………。
………………………………………………。
………………………………………………………………………。
……………………………………………………………………………………キミは、誰だい?」
【他クラス適性、変化傾向】
アルターエゴ
オリジナルに最も近いコシチェイ。ク.ソ性能ク.ソ人格の多重ク.ソボスキャラ。
【製作者】黒鹿ファン>>347
狩られた獣人が良い獣人だー!狩り尽くせー!-人工島・獣人の村-
獣人たちの村に連行される一同。広場らしき場所へどさりと放り投げられ、更には逃げられないよう大勢の獣人たちにぐるりと囲まれてしまう。
「いてて……ちょっと!もう少し丁重に扱っても良いんじゃないかなあー!?(プンプン)」
「……クリスティーナ・アレクサンドラ、貴方はもう少し静かにすることを提案。」
マイペースなクリスティーナに呆れつつ、オイフェは分析を開始していた。
「(……島内にいるものと同じく、種類は獣人型のキメラと判定。知能や言語機能は有るものの、装備や建物の造り、反応も洗練されておらず原始的。最大限警戒を行ってはいるが、サーヴァントに対するものとしてはかなり稚拙。『長』『創造主』という上位的存在の戦力は不明だが、武力行使による鎮圧・無力化も難しくはないと判断。)」
しかし、自身の契約者(マスター)が最初からそのような力ずくを好まないことも把握している。あとは契約者の意思と、そしてジョン・ハンターの動き次第だと、彼女はその時に備え沈黙する。>>349
……と、そこへ。大柄な獣人たちの中から、小さく年老いた風貌の獣人が出てくる。
「其方が『長』って呼ばれているモノか?」
「───そうダ。そういうお前たチは、昨日からこの島に侵入してきた余所者だろウ。創造主様から話は聞いテいる。」
「創造主、って誰でしょうか……?」
「この島も、我ら生き物も、あラゆるものヲお創りになり、支配サれている偉大な御方ダ。」
「……緩ヤかに滅びつツあったこの島だが、幾日か前よりかつてノ……いや、ソれ以上の活気を取り戻しつつアル……創造主様も久方ぶりに、この村をお訪ねにナラれた。」
懐かしそうな目付きで村の奥───山岳地帯を眺める長。
「(次の目的地だけど、どうやらゴール地点にもなってくれそうだねー?)」
「……そして同時に、我々にこう命じラれた、『侵入してきた余所者たちを見張リ、捕らえよ』と。……『可能ナラバ生け捕りガ良いが、抵抗するなら痛めツケても殺めても良イ』ともナ……?」
向き直りながら発したその言葉を合図に、周りの獣人たちが唸りながら牙や武器を見せつける。>>353
「……契約者、今のうちに。」
ジョン・ハンターが獣人たちを撹乱している隙に、拘束を破り広場から逃走をはかる一同。
目指すは、『創造主』がいると思われる山岳地帯である……!
【フリークエストエリア:鬱蒼と繁る森林】を解放
【フリークエストエリア:獣人たちの村】
を解放以上!あと5~6話くらいで終わると予想!
てすと
Wi-Fi変えたらすごい調子悪いかも-人工島・山岳地帯-
騒ぎを抜け、山道を登る一同。
「いやあ……ハロウィン霊基らしい活躍(おどかし)が出来ましたねぇ。」
「しかし……追っては来ない、のか?」
「獣人さんたちの話しぶりからして、この場所は立ち入っては駄目な神域と見なしているのではないでしょうか?」
「なるほど。では追っ手を心配する必要は薄いか。」>>346
実は私も最近プレイし始めたばっかなのです…>まほよ>>360
わりと平和に暮らしてきたので、攻めるのも攻められるのも慣れてない獣人たちなのです
獣人たち「「「コワイ!」」」もうすぐ終わるけどハロウィンということで
シンモラ「アルテラ御義姉様の仮装をしてみました」←ベールが追加されて髪がアルテラそのもの
スルトちゃん「……私は……ワルキューレに……」←白鳥礼装(見た目だけ)姿のせいでワルキューレからすれば何故か接続出来ない同位体、物凄く紛らわしい我が名はハロウィンネタやりたい欲を10月入りで消化しちゃって当日やることがあまりないマン……
-人工島・洋館-
「改めて見ると……凄まじい魔力が渦巻いているな。館の外にまでその歪みが滲みでているぞ……。」
「…………防護、情報阻害、対魔力……他、数十パターンの魔術式を確認。目の前の扉に罠があるか、それすら調査不可能。」
「あ、アポロン様はどう見えますか?」
『んー。入ったら被害を及ぼすような呪いの類いは無いと思うよ?』
「……分かった、では用心しながらずんずん進んでいこう!お邪魔しまーす!」
そう宣言したクリスティーナを戦闘に、一同は館への突入を試みる……!
【フリークエストエリア:頂上の怪しい洋館】を解放>>370
【……数世紀後。どうやら結界に緩みが生じた模様だ。外界から難破船(海賊船か?)が流れ着く。……数ヶ月間海上を彷徨っていたと推測するが、それでも驚くことに、一名の生存者を発見(他十二体の死体を発見。使い魔用の素材に回収)。衰弱が酷く、すぐさま集中治療を開始する。まさかこのようなカタチで研究成果の一部を試すことになるとは思わなんだ。】
【治療より五日後、体調も大分回復した生存者(女性、推定十代後半~二十代)が意識を戻す。念のため与える此方側の情報は最低限に抑え、部屋にも施錠をつける。偶然にも聞き知っていた言語の人間だったため、会話自体は可能。……しかし、素性や乗っていた船について聞いた途端に泣き喚きだした。くそ、これだから女は感情的で嫌いだ!心理操作の魔術でも取得すれば良かったか!?馬鹿馬鹿しい!!……鎮静剤を飲ませ部屋を後にする。】>>371
【外界から難破船が流れ着き、三十日後。諸事情あって、女を島に住まわせることに決めた。何か起こされても女一人無力化は容易く、そして人の手による屋敷内労働というのも案外馬鹿にしたものではないからだ。……女にこのことを伝えるといたく感謝された。余程元いた場所に帰りたくないのか。まあ、どうでも良いが。】
【女を住まわせるようになってから半年経った。……あの女、馬鹿で労働くらいしか取り柄が無い(自分でもそう言っていた)くせに、我が物顔で屋敷を支配しているではないか!今日は『風通しするべきです』と押しきられ、換気という換気を行われた。そのくせ厳重に取り扱うべき場所や資料には手をつけず慎重に掃除をするから怒鳴るに怒鳴れん。使い魔の一部も手懐けられた。ああくそ、これだから女は嫌いだ……!】
【女と住むようになってから、屋敷の外に出る機会が増えた。……しかし、やはり。研究の方は完全に行き詰まってしまったようだ。】>>377
珍しく、感情の籠められていないクリスティーナの呟きと、はっきりとした言葉が出ないオイフェの沈黙。
しかし、次の瞬間、部屋中が揺れだし。
「!?地震、でしょうか?」
───いいや。そろそろ主自らお相手しようと思ったところだ。招かざる客人たち。
男の声が聴こえてきたかと思うと、一同の足元に魔方陣が出現し、
そして誰もいなくなった。あり得ない。
こんな馬鹿げた結末、有ってはならない。
こんな死が、彼女の終わりでは有ってはならない。
こんな、無価値で、無意味で、くだらないもの、認めてはならない。
───だから私は此処にいる。
───彼女の死を覆す為に、此処にいる。うわんうわん、ハロウィンイベント今日どころ日にち跨ぎそうなふいんき~
ファミ通のインタビュー見ましたよ、っと
んもー型月はすぐそうやって事前情報と違うこと書くーッ!!
頼通の幼少期の描写もだいぶ変わりそうやな…(これ綱は炉心になれないって意味にも聞こえるので余計に)>>379
おおんつらい…情のない魔術師が、たまたま手に入れた情に苦しめられて、あげく元の目的も歪んでできないことをやろうとしてる…
そしてクリスティーナよ、お前の直感は容赦を知らんのか
>>380
最高で最悪のコンビになりますな… サーヴァントの力で被害者から加害者になるマスターとマスターに従順な不死身の悪役サーヴァント… 二人とも悪いことを「悪いこと」と認識しつつもやってやってやりすぎて止まらないまま破滅する、と。いやぁ誰の手によるものでもロクな末路じゃありませんよこれ
>>387
セイバー組はアサシンを探しに行こうと思ってます
誰がアサシンを召喚したかはわかってないのでアサシン組に直行するわけではないですけど>>389
まだここでSSに登場させていないので未登録ですが、うちのストックにはいますよ。京極さんの趙雲とも設定を共有してます。
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%c1%e2%c1%e0%cc%d2%c6%c1>>393
上にあるうさぎちゃんとのコンビで破滅するのはすごい想定通りの動きしてくれそうだから特に見たいですねぇ…
それ以外だとレアちゃんとかカフカスさんとかかな
初対面で明るく接してくれそうな女の子なんかだと大体合いそう。一緒に壊れてくれるとなお良しせっかくのハロウィンに何も出さないのも味気ない
でもSS書く気力が出ない…
という訳で、せめてもの作品として↓こんなの書いてみました
『当世風伊達衣装 feat.ハロウィン』
古代ケルトの儀式が起源とされる祭事・ハロウィン。
月日は流れ、本来の意味が大半失われても、祭そのものは東西を問わず今なお続けられていた。
ここ、極東のとある学園もまたその一つ。
謹厳実直な学び舎も、一日限りの祭事に合わせ模様替え。カボチャとお化けのデコレーションが所狭しと飾られ、サーヴァント達もまた思い思いの仮装を身に纏う。
そして、黒野の相棒である『彼女』もまた――
白無垢政宗「ええと……その。色々と考えてみたのですが、どうにもしっくりいかなくて……結局再臨で用意できるものになってしまったのですが、どうです?似合っていますか、黒野くん?」
燭台切「主殿。精一杯の覚悟をお示しになられた所申し上げにくいのですが……こ奴、気絶しております」
黒野は静かに昇天した(後に無事生き返った)。特異点ネタを投下しますね。
黄金の王と戦い、地に膝をつける。
激戦により疲弊し、頭を先に垂れてしまったのはカルデアの方であった。
人数では勝っているにも関わらず、圧倒的な攻撃力により一人一人と戦闘不能に陥っていった。
これは神霊にまで至った王の神威。戦力差など悉く覆えす超越者たる者の力。
啖呵を切ったのはいいが、それでも打ち破られてしまったカルデアは、まだ諦めないとばかりに膝に力を入れて奮起する。
『これが、特異点を世界の層からずらした聖剣。神霊に至っただけでも厄介だってのに……待て、この異質な霊基反応は────ワイルドハントに、竜種の反応だと……!?』
ナウマンから驚愕の通信が入る。
「どういう事だ? フロールヴ・クラキにワイルドハントの逸話はない筈だ」
「……言っただろ、“嵐の王として再誕された者”とな。答えはそれだ。何者かの手によって、ワイルドハントとして甦ったって事だ」
『成る程、理解した。有力な説を挙げるとすれば────スクルドの蘇生が原因と言うべきか』
「そうさ。皮肉にもあの鉄の魔女こそが、大神オーディンの持つ『嵐の王』の性質を最も引き継いだ神性。そして魔女であるなら、誰か嵐の王として再誕させる事なんて朝飯前だろうよ」
改めて鉄の魔女とも称された妖精妃の規格外さを、もはや魔術ですらない神秘の異常さに驚嘆する。
だがしかし、同時に疑問でもあった。あれ程までの能力を持ちながら、何故フロールヴを王として特異点を編成したのか。
そもそも彼女はフロールヴを謀殺した側だ。その事実を知っている者たちからすれば、疑念しか浮かばないだろう。>>408
「だけど、竜種の反応っていうのは?」
「……おそらくだが、アディルスを討った代償だろう。アンタたちは知らないと思うが、アディルスは決戦の際に悪竜現象を発症させ、巨大な黄金の竜へと変転した。それを討ったが為に竜の因子が王の体を侵食し、そして次なる竜へと昇華させた。皮肉な事に、暴君から民たちを救った英雄は……次に滅ぶべき対象にされたのさ」
フロールヴの時代では、既に神秘は終わったも同然であった。
故に、人の時代に不要であろう神秘────即ち、フロールヴ・クラキと十二のベルセルクは世界の意思によって滅ぼされたのだ。
もう一人、もっとも神秘を宿していた妹(スクルド)を使ってでの残酷な手段で。
自身の子孫の顛末を聞き、心が締め付けられるような痛みにゲフィオンは駆られた。
「辞世の句は済ませたか。汝らの命はここで潰えるが、我が聖戦の誉れによってヴァルハラへは誘われよう。苦痛なき死をもって逝くがいい」
聖剣を掲げ、天高くまで伸長し、空すらも裂く黄昏の如き輝きが発せられる。
これぞ彼方へ差し込む剣光。織りなされる線引きの光。嵐の王として再誕した女神の力である。
「この解放をもって私は剪定を成す。我が手に集められた生命を保管し、永遠の救済を齎そう。魔█王の偉業すら遠く、我が偉業にて境界は断たれる」
本来であれば、この絶望的な戦況に誰も諦観してしまうだろう……が、この場においては誰もが未だに戦いを破棄していなかった。>>409
「そんな、ことは……させない!」
「何故だ、数多の屍を背負う者よ。魂を重みを知る汝であるからこそ、我が偉業が理解できる筈だ。なのに、何故そこまでして拒む?」
「────決まっている。命ある者の価値は平等だ。選抜して、価値があると定めた者だけを救済する……そんなもの、認められる筈がない!」
「……そうか。ならば汝が主張、正しく思うのであればその盾で守ってみせよ」
天へ伸ばされた光が、その輝きを増幅させる。
「輝王臨界。其は再誕の嵐なりて不要を線引く────星の剪刀(はさみ)! 『彼誰より戦がす剣(シグルリョーミ)』!」
「それは平等と、不可侵を保証する安息地────顕現せよ、『いまは眠れ死者の帝国(カタコンブ・ド・パリ)』!」
聖剣が、死者の墓標へと振りかざされる。
その衝撃は周囲へ魔力の余波が広がらせる程で、宝具を展開させたメンテーは僅かに押し出されるように後退した。
いかに彼女の盾が死をも破却する帝国の門であっても、その大き過ぎる神秘の差に圧される他ない。
だが、決して諦める事はなかった。
確かに、フロールヴが背負おうとする命の重みはとてつもないだろう。人類救済の道を歩み、そして作ってきたのだから軽い筈がない。
けれども、だからといってメンテーの背負う魂たちが、英霊から託されたこの盾が────その重みに劣っている筈などないのだから。
「はああぁあぁァァ─────────!!!」>>410
メンテーの生命の灯は燃え上がり、決して諦めない心が更なる守護を齎す。
聖剣と死者の門のぶつかり合いは、均衡を保つかのように互角に押し合いを見せているが、徐々にメンテーが力負けしていく。
そんな時だった────。
「そうだ、それでいい。アンタはこのまま、あの聖剣を押さえていてくれ」
もう一つの黄金が、王の前に立った。
「何者か、汝よ」
「……そうだろうな。今のアンタに僕という存在を記憶する必要性がない。だが────」
黄金の輝きが、聖剣の輝きを切り裂く。
これら一連の流れに一同は驚愕し、フロールヴ・クラキでさえも目を見開いていた。
「なんだ、それは……いや、私はそれを……知っている……?」
「当然だとも。知らない筈がない……これは、本来ならアンタが持つべき“剣”だ」
────『共鳴せよ、黄金の力(エスクランディ・グルヴェイグ)』と静かに唱えたヴェーグの周囲に、十二の魔力……さながら、黄金色の魂のようなものが揺らめく。
それと同時に驚愕の声をあげるナウマンの通信が入った。『これは一体……まさか、今の今まで誤作動を……こんな事が』
「どうしたんだ?」
『フェリーペ、サーヴァントの反応がたった今消失した。その代わり、多少の魔力回路を備えた人間……ただの人間がそこにいる……!』
告げられた情報により、一同の視線はヴェーグへと向けられる。
「あれ……どうして今まで気づかなかったんでしょう? こんなにも近くにいて……」
「そこら辺は、アンタがよく知っている相手がやってくれたお陰だよ」
「もしかして、大神オーディンの?」
「その通りだ女神ゲフィオン。大神オーディンの仕込みで、僕でも“これ”を扱えるように調整を図ったんだ。結果、多少の代償はついてしまったが……」
『この黄金の魔力反応、もしかしなくとも────魔剣スケーヴヌングか』
「────スケーヴヌング────」
フロールヴ・クラキが所持する代表的な魔剣であり、北欧最高と名高い代物。
「それは……私の……」
「ああ、しかと刮目するんだな。そして思い知る時だ……僕がここまで来た理由を」
「黄金……汝は、ヴェーグ……」
「そうだ。アンタに貰った黄金に見合う戦士になろうと足掻いたあの時の童だよ」>>412
彼の伝説の魔剣の輝きを纏い、ヴェーグはゆっくりと黄金の王へと歩み寄る。
「僕は……幾星霜と彷徨を重ね、この時代にようやく辿り着いた。何十、何百、何千年と歩いたかなんて既に覚えてない」
「やめろ……」
「何度考え抜いて、何度も躊躇った……でもな、僕に力を貸してくれている彼の者たちが囁くんだよ────殺してでも、アンタを止めろってな!」
「やめなさい……」
「ここに立つは一人の雑兵に非ず。剣を構え、戦士の雄叫びをあげるは十二の────否、十三のベルセルクなり!」
「私に……私に逆らうな……」
「容易く勝てると思わない事だな『クラキ』! その輝き、今こそ黄昏の時を以って沈む頃合いだ!」
「その歩みを止めよ……!」
この時、フェリーペは幻視した。
ヴェーグの背後に、彼女に力を貸すように集う十二の戦士たちの姿を。
「────よくぞほざいた!」
そこへ壮大で不遜なる声が響き渡る────聖剣の光に散った筈のギュルヴィが現れたのだ。-人工島・???-
空間転移の魔術により、未知なる空間に移動させられた一同。
岩肌をくりぬかれてつくられたその広い場所に所狭しと並ぶのは、得体の知れない生物の標本や薬品に満たされた水槽、びっしりと刻み込まれた魔方陣……。
魔術師にとっての砦にして真の工房であった。
───改めて。ようこそ客人がた、私の島へ
そこにいるのは島の主である魔術師……いや、正確には魔術師だった亡霊が一同を迎える。
───一分一秒でも時間が惜しくてな。このようにぎりぎりまで研究に勤しんでいたかったのだ。
───さて。手短に話そう。この世と霊界が繋がりつつある今、私にとって死者蘇生に手が届くチャンスでな。日誌を盗み読みしたお前たちなら、事の重要性を把握出来ているであろう?
「(刺のある言い方だなあ、その通りだけどもー)」「(静かにっ。)」>>419
───まあ。結界を緩め、魔力を集めている最中に、ソロモナリエ(あのようなばしょ)と繋がるとは予想もしなかったが。
ソロモナリエは、悪霊の類たちが次元や世界線を超えて、集まる場所でもある。
つまりかつてソロモナリエにあった幽霊屋敷は、魔術師の執念かあの場所に引かれて繋がったことにより具現化・ハロウィン要素と合体した島の一部であったのだ。
───これは最終勧告だ。研究の邪魔をしないと誓えるならば、無事元の場所まで送り返そう。騒がしたことはわびるが、私が何をしたいのか、それでお前たちに悪影響が生じるのか、今までのそちらの調査で充分に判明したであろう?
…………
亡霊の提案に、沈黙する一同。>>427
急に褐色ショタが描きたくなったので描かせて頂きました-人工島・地下工房スペース-
戦い自体は、やはり歴戦の兵が揃うカルデアが有利に進んでいた。
だがその場にいるものたちは決して勝利を確信出来ず、ある嫌な予感がしていた。
激昂はしているものの、焦りを見せない亡霊の態度に、何かしらの裏があると。
───フフ、フハハハハ!
「ずいぶん余裕有り気な態度だね、亡霊くん!何がそんなに可笑しいんだい?」>>434
───これから変わるであろう、貴様らの顔色を想像しただけで噴飯ものだとも!……見せてやろう。
亡霊が片手をあげた瞬間。
カルデアとの通信が、プツリと途切れ砂嵐のように乱れだす。それは会話や情報のやり取りだけではなく、特異点に送り込まれたマスターの観測や補正に支障をもたらした……!
「───な、通信が!?」
「やってくれる……!」
───まったく。事象への介入など、大それたことを行う組織だ。……しかし、恐るべき技術であると同時に脆くもあるがな。このように。
───私の存在自体が、この特異点(しま)の心臓でもある。私を消滅させてしまえば、すぐさま島は崩壊するが……さて、今不安定な状態で、無事に退去できるかどうか試してみるか、カルデア!!>>436
「なら、わたしは皆さんの体力を回復し続けます……!」
「あ。それなんだけど、三人とも耳貸してよ」
「はい!」「なんでしょう」『あれ、人数に入ってる。』
ゴニョゴニョと打ち合わせする三人プラス一柱
「……というわけで!各自検討を祈る!」
───今更作戦会議か!小賢しい連中め……!!
オイフェと淡路廃帝の後ろにオイノネがつき、亡霊からのダメージやデバフを弾き癒す。
更にその数歩後ろではクリスティーナが精神を集中させ、
ハンターは周囲の闇の中へ溶け込み、『その時』に備えだした。
【ヒュージ・ゴーストとのバトル】勝利条件:5ターン耐え凌ぐこと「───さてさて。これまで色々と好き勝手にやってきたボクだけど……今回も好き勝手やらせてもらおう!」
「……移ろいゆく相のもとに。我が剣(いきかた)はここに。」
───私を斬ろうというのか!!貴様、正気か……!?
『──────我思う。ゆえにこの世全ては今ここに(バロック・ロード)』!!
目も眩むような輝きを放ちながら、亡霊に一太刀を浴びせるクリスティーナ。今宵はこれにて!起承転結終わり!!もうちょっとだけ後日談に続くのじゃ!!
ちなみに今だからぶっちゃけますが『モロー博士の島』なる作品からなんやかんやあってこうなりました
あれから数日が過ぎ……島はなんだかんだあってカルデア式ハロウィン一色に染まっていた。
草原にはロケット号を囲んだ石燕&家綱&ホレスがわいわい飾り付け、
ゴースト・アーミー姿のトム・ソーヤー&ハック・フィンはヤドカリ相手に戦争ごっこをし、
森の中ではルドルフ二世とガバ・タルたちが……天体観測?……宇宙からの交信?……な、なんだろう……?……を行っており、
プルフラスとロゼは獣人たちに大量の焼き菓子をふるまい、それを聞きつけたオイノネリリィがオイフェと淡路廃帝を誘って御相伴に預かり、
山岳地帯ではキョンシー姿の許褚がなんか凄い鍛練に励み、ワイバーンたちを困惑させ、
……とまあそんな感じで各自が好きに満喫していた。wikiに登録しようと思ったら自分が作ったページぎゅうぎゅうすぎてワロた……
>>463
そもそもコミュ障というか他人との触れ合った末の感情の扱い方が下手すぎる今回の黒幕……>>465
我、こんな感じのドタドタハロウィン、好きー!
ありがとうございます……しかし、見切りスタート無計画更新なので真似してはいけません!>>469
この方向でいくとオイノネリリィ(パリス)、オイフェ(コンラ)、クリスティーナ(母)関連でどろどろ暗くなるということでナイナイしましょうそうしましょう~♪
いぇーい、やっぱりハッピーハロウィーン!僕もハロウィンの何か出来たんですけど貼ってもいいですか?
よっしゃはるべ
>>472
「ハッピーハロウィン!トリックオアトリート!」
ハロウィンである。要するに菓子をよこせである。そこらの家々を仮装した子供達が練り歩き、菓子をもらう光景はちょっとしたパレードのそれに近い。今年はイカれたイベントも起きず、少々拍子抜けではあるがまともなハロウィンが開催される事となっている。
「トリックオアトリート!お菓子をいただきます!」
可愛らしい仮装の中で、浮いている子供が一人。蛇の意匠を施したフードを被った銀髪の少女である。年齢は10代前半というところだが妙に礼儀正しい。
まずはノック、ドアが開いたらトリックオアトリートの一声に続いてペコリと会釈、それからお菓子を入れるカゴに手を添えてお出しする。子供らしからぬ仕草に大人達はちょっと不思議に思いながら、チョコやら飴やらを渡す。
「どうもありがとうございます!」
少女は鼻歌混じりでご機嫌に家を後にする。大袈裟に身を躍らせ、それはもう大はしゃぎのそれを見ながら、目を剥いて驚く者が一人いた。
「ヒュギエイア様、何やってるんです……?」
>>473
キャスター、オイノネはカルデアに召喚されてから初めてのハロウィンイベントという事で街を回っている途中で尊敬する女性の声を聞いてこの家へとやってきた。そこで目にしたものはその女性、ヒュギエイアにそっくりの少女である。
他人の空似かと思ったが違う。普段見る彼女の仕草にそっくりなのだ。
「……」
ヒュギエイアらしき少女は先程までのはしゃぎようから打って変わり、とんでもないものを見られたと言うように青ざめ始める。慌てて蛇のフードで顔を隠すものの、その挙動不審さが更に疑惑を深めてしまう事に気付いているのか否か。
「え、ヒュギエイア様ですよね?」
「……え、えー!誰の事ですかお姉さん!人違いですよ、人違い!」
「オイノネちゃんこの子ヒュギエイアで間違いないよ。アポロンセンサー間違いないよ」>>475
結局少女の正体はヒュギエイアであった。一体何故若返っているのか、それを訊ねると彼女は挙動不審になり目を泳がせる。いつもハキハキものを言う毅然とした態度を見ているだけに、まるで親に叱られている子供を思わせる姿は哀愁を誘う。
「……お菓子欲しかったんです」
「お菓子?」
「いつもは子供サーヴァント達がお菓子もらったりするから引率という事でついていっておこぼれもらってたんです。あんな狂った城が建っていてもみんなやる事やってたんです。でも今年は、今年は変な建造物もないしどうかしてるイベントも起きてないのにみんな『ハロウィンは嫌だ』って言って……」
「……いっそ子供になってお菓子もらいにいこうと?」
「何も言わないでください。だんだん自分でも恥ずかしくなって来ました……でもハロウィンだと、お菓子合法的にもらえます。いつも自分へのご褒美という事で食べる量決めてますけど、バレンタインとハロウィンはいい感じに自分を誤魔化せるんです。なのに、なのに……ひっく、ひっく」
「ヒュギエイア様?ヒュギエイア様?あの、どうしたんですか?」>>476
理知的な少女、のはずなのだがヒュギエイアの顔はどんどん赤くなりそれどころか目もまんまるになってきた。
「自分がはずかしくなってきました。医神の娘がお菓子目当てにこんな、ひっく、ひっく……うえええん、うえええええん!」
突然ヒュギエイアは子供の様に泣き出した。それを目にし、オイノネは直感で理解する。若返りの霊薬が効き過ぎているのだ。ヒュギエイアは少女どころではない、幼女になりつつある。
どうやらヒュギエイアと言えど完全な若返り薬を作るのは無理だった様だ。
「えええええ、ど、どうしましょうかアポロン様。これ放っておいたら人集まってきちゃいますよ」
「こういう場合は一発殴っておくとちょうど良いんじゃないの」
「それは恐れ多いにもほどがあります~!」
「わぁぁぁぁぁぁん!!」
かといってめぼしい策があるわけでもない。もしこのままヒュギエイアを放っておくと、この辺りの巡回をしている『彼』に鉢合わせる可能性が非常に高いのだ。>>477
(もしも『あの人』がこのヒュギエイア様を見てしまったらどうなるか……全く想像できなあい!でもすっごく大変な事になるのだけは想像しやすいなあ!)
「ええい!ヒュギエイア様、あとで謝ります!なので一発……!」
「あれ、オイノネ。どうしたのその子」
意を決して後頭部の打撲で意識が飛びそうな部分にちょうどよい角度から一撃を食らわせようと考えていたオイノネに突然声がかけられる。犯行に及ぶ瞬間を見られた犯人じみた面持ちで振り返った彼女は、思わず安堵していた。
「マスター!」
「マスター!?」
ぼふん、と間抜けな音が聞こえたかと思えばさっきまであんなに泣きわめいていたヒュギエイアが一瞬の内にいつもの姿に戻っていた。霊薬の効果が切れたのか、それ以外の要因で突然精神が本来の年齢にまで引き戻されたのだろう。
大人に戻ったヒュギエイアは体を縮こまらせて、「死にたい」「穴があったら入りたい」「冥界があったら下りたい」とぶつぶつ呟き始める。耳が真っ赤なところを見るに、先程までの記憶はバッチリ残っている様だ。
>>478
「あれ?ヒュギエイア、今そこに女の子……」
「い、いませんでした!多分アレじゃないですかね、ハロウィンによくある女の子の幽霊とかじゃないですかね!ねえオイノネ!」
「あ、あ~!そう、そうですねぇ。今マスター呼んだのも、幽霊いる!とかそういうニュアンスだったんですね実は~!」
「????よく分からないけど二人ともハロウィン満喫してるっぽいね、うん。ヒュギエイア、その仮装似合ってるね。じゃあ」
かなりギリギリではあったものの、マスターは納得した様で不思議な顔をしながらお菓子の籠を手に去って行く。恐らく子供に渡す為のものであろうそれをじっと見て、ヒュギエイアは重苦しくため息をついた。
「……あのお菓子、欲しかったなぁ」
「え、まさか本当の目的そっちなんです??」
「この子さぁ、なんか変なところでヌルヌルして湿っぽいよね……」
ハロウィンの夜、オイノネは尊敬する人のちょっとジメッとした部分を目にするのだった。
あとご存知の通りヒュギエイアに関してはじっとりした話しか書けない
蛇の如きじっとりとした感情をコントロールできない…!!!>>484
いやあ本当に無事穏やかな着地が出来て良かったどすえ~>>487
格が高いと動かしにくいところはありますが、公式のサーヴァントだと格が高くてもあっさり来てくれる人は意外と多いですよね。ギルガメッシュみたいに従うつもりはない問題児もいますけど。格が高くて召喚しづらいサーヴァントだとオジマンディアスが真っ先に思い浮かびます。モレーやナポレオンのフランス語混じりの話し方が結構好きなので、自分のキャラクターにもああいう特徴をフィードバック出来ないかなぁと思いました。
今年のハロウィンはそういうお話できたか~……そうきたか!?というのが全体的な感想
>>499
ゼノビアさんは今後が楽しみなキャラですね。
そして何となくうちの趙雲と話が合いそうな気がします。>>508
でぇじょうぶです!>>512
了解ですアングラ板って、WIKIにあるアレ?
>>515
自鯖アングラエリアにページ名変更しました。
よく考えたら色々誤解されやすい名称だったわ…最近アスクレピオスの蘇生薬について一人でぐるぐる考えていると医者なんだから最後は死を克服しようとするのは別にいいだろ!という気持ちといやでも生きて死ぬのがルールみたいなもんだし…という気持ちがガンガンぶつかり合って最終的にうんうん唸った挙句答えが出ない!
そういう感情をヒュギエイアフィルターを通して出力するとどろっどろの気持ちが生まれまする…誰もいないようなので、独り言を……。
最近医療系の女神を見ております。スヴィプダーグの嫁のメングロズに仕える九人の侍女。調べるの大変だけど楽しい。英語版wiki君のソースが書かれていない感じが嫌なんですが、
ベイリンの剣がギャラハッドに、後にランスロットの剣になるということは、これ実質アロンダイトということで良いのでは??(ぐるぐるお目々)同一視や習合で根拠づけるモリモリはあんまりやりすぎると強化パーツ使ってそのキャラを最強にしたいだけに見えてしまうので自重するのじゃ
>>524
はい。>モリモリはあんまりやりすぎると強化パーツ使ってそのキャラを最強にしたいだけに見えてしまう
俺だと”サタンに同一視された悪魔の名を冠した宝具作り過ぎないようにする”とかかな……。
キャスター、アサシン、ライダー(王様属性)、辺りは行けそうだけど、もう1,2クラスはあげたいんだよなぁ……。アルターエゴとか当て嵌めてみたい。
理屈考えなきゃね。>>523
ベイリンの剣、zeroテキストの『当代最高の騎士だけが帯びることを許された誉れの剣』と
ギャラハッドの逸話では『我を石より引き抜く者は、我を腰に帯ぶべき者なり、其はこの世で最も優れた騎士なり』での類似性があって、
「アヴァロンの貴婦人から渡された剣」「ランスロットは後にガウェインとこれで対決している」という経緯から、条件的には言い張れないこともない、という与太ですね
ランスロットの竜殺しがあるから時系列的には問題大有りですわー!>マーリンは、ベイリンが乙女から手に入れたこの剣を石の塊に封じ込め、数年後の聖杯探索の開始時にギャラハッドがそれを引き抜く。ギャラハッドの死後、この剣は父ランスロットに渡り、ランスロットはこの剣でガウェインに致命傷を与える。
これは解釈が難しい...ガレスを殺.したのがアロンダイトであるならば、ガウェインを殺.害したのもアロンダイトであろうが...?火竜殺.しやエクスカリバーと打ち合った練習試合の時系列がわからん...
...シャスティフォルを起源とするアロンダイトとベイリンが引き抜いたアロンダイトの二振りのアロンダイトがあったんだよ!!...とか思い付いたが、それだと双剣ランスロットとかいうトンデモ存在が生まれちまうー!!ようやくwikiのハロウィンイベント部分を簡単にですが整理し直しましたぞ……
誰だあんな読みにくいままぶっこんだ阿保は。
ワシじゃ!ベイリンの剣=アロンダイト説、見なかったことにするには、ちょっと躊躇われるんだよなあ…
>>527
円卓に名立たる、聖剣二刀流()のランスロット卿…!!「後世においてアロンダイトと同一視され~」云々で、実際の銘とか効果とかは濁す感じでいっか~
>>530
ソースありがとうございます~
参照用にマロリー版の四巻目は買ってたけど、次巻……っ!円卓の騎士の剣も奥が深い……。円卓の騎士の剣ではないのですがルキウスの魔剣フロレントはいつまでもローマ皇帝のもとになったのかと考えたことがあります。最後はルキウスとともに消し飛ぶとしても所持した経験者を作れるかのか……。例えばトラヤヌスとかコンスタンティヌス1世とかは持っていた経験があってもおかしくはないかなぁと。
ボールスは冗談抜きで武器にまつわる伝承が無いという。
何があってもランスロットの味方であり続けた印象ががが。武器名は意外と日本語じゃ見つからない事が多いので、私は英語で探してますね。
>>534
巨人言語……! どんな感じなんでしょうね?あー、キリついたわ。Requiem最新話投下していい?結構長くなるけど。
よくてよついたので行きます!あとちょっと前の話も同時です。wikiに貼って無いし忘れてる人もいうかもしれないからね。
あらすじは「飛鳥ちゃんが魔眼の影響で使い物にならなくなったよ。さぁ最終決戦だ!」って感じです。「ほら、急ぎなよ、灯里ちゃん?時は金なり、兵は神速を貴ぶだよ?少なくとも早く決着をつけられればつけるだけ、君の生存は保証される可能性が高まる訳なんだから、さ」
クチサキさんは一人、いや、自身のサーヴァントであるヴクを連れたって白狗塚神社の鳥居に繋がる階段をズンズンと昇っていく。もう既に彼は私との距離がかなり距離が開いている。まだまだ学生の身なのにこんな事を言うのは非常に情けないが、ちょっと疲れてきた。もしかしたら自分で思っている以上にストレスによる心労や肉体的な消耗が重なっているのかもしれない。いや、そろそろ階段半分は登り切った頃だったと思うけど…。
「おっとっと、ゴメンね?曲がりなりにも魔術をガッチリ学んだ経歴のある俺と、割とそうでもなさげな君の魔術回路による身体能力拡張?技能の格差というかを考慮できていなかった。ほら、早く上がってきなよ。無理なら無理でセイバーの奴にお姫様抱っこでもして……いやいや、今一番駄目なのはセイバーがちょっとでも消耗して敵との戦いに支障が出る事かな?」
私の方を顎に手を当ててクチサキさんは考えて、
「あぁ、君は箒を持っているのだから、それで飛ぶのが最適解なんじゃないかな?どうなの?」
なんて言ってくる。
「いえ、あの箒での飛行はかッ飛ぶ感じなのでこういった団体での移動にはあんまり向かないんです…」
「ふ~ん、そうなんだ。ま、魔術での飛行って難しいんだし、しょうがないか」
茶化すように、あっけらかんとして笑うクチサキさん。そんな彼を遮るようにセイバーさんが腕を振り、剣を実体化させた。
「居るぞ」
彼らしく、端的で短い発言。しかしそれでいて必要な事はしっかりと言ってくれる。>>539
「あっれぇ?なんでバレたんだろ。まいっか。頭上の有利って大事だしね。こういった足場悪い戦場でも、ウチと兄様のコンビネーションの前じゃ全然ノー問題!って事でやっちゃおうよ兄様!」
「そうだな。ディオスクロイ、参る」
そういって拳と武器を構え、
「大・噴・火ァァアアーッ!!」
その出鼻を挫くように、クチサキさんのサーヴァントが階段を一気に駆け上がり、剣を構えた女性の方に強烈なアッパーを食らわせて階段の上、社へと吹き飛ばす。
「兄様!」
「貴様は行かせん」
慌てて振り向いたもう一人の行動を阻むように、剣を差し向けるセイバーさん。
「邪魔するなっての!!」
苛立つ女性が振りかぶった手甲がセイバーさんの剣とぶつかりあい、耳障りな音が響く。階段を登ろうとするサーヴァント…そういえば、ちょっと前に教わった真名であろう、とされる英霊としてはポルクスなのだっけ。双子座の弟。何故女性
なのかは不明だが、あまり気にしない方向で。セイバーさんには「戦闘では、相手の事情を考える必要はない」っていってたし。でも正直、私に出来る事ってあるのかな?と思いつつ、剣戟によって階段を外れ、脇の林に戦いのステージを移した彼ら二人を追いかける。回復とか、ふぁいあまじっくで邪魔ぐらいは出来るかも…。
ガッツンガツンと、手甲同士がぶつかる威勢のいい音がする
「速攻でぶっ飛ばす!」
剣が風切り音を、ヒュンヒュンと響かせる
「無駄が好きだな、貴様は」>>540
「やぁ、さっきぶりだねぇ、少女ちゃん?え~っと、自己紹介でもはじめようか?」
黒い狙撃銃のボルトを操作しながら、朽崎遥は朗らかに話しかける。
「ふざけないで!私に酷い事した癖に、よくもそんな言い様ができるわね!面の皮が厚すぎない!?」
赤峰ステラは、飄々とした態度を崩さない朽崎遥への怒りをそのまま吐き出すが、まだまだ新鮮な恐怖が勝るのか、足や顔には怯えが見え隠れしている。事前に用意していたであろう紙の礼装を持つ手は震え、
「まぁさ。どうでもいいじゃない?これからコロシアイする相手に対して、遠慮も躊躇も余分だろう?赤峰ステラちゃん?あ、でもアレだよ。君が『このお兄さん怖~い』っていうなら、あっちのサーヴァント戦の支援に絞って雌雄を決する、という手も、無くはないよね」
「わ、私を知ってるの!?」
「勿論。俺って情報屋みたいなキャラだしね。だから情報収集のスキルを侮って貰っちゃ困る。っていうか、子供の頃あって無かったっけ?つっても俺がガキだったし、全然記憶に残ってないの当たり前だけどさ」
唖然として言い返すステラに朽崎遥は当然のように”顔見知りだ”というような口ぶりで言葉を零す。しかし直後にヘラッと笑いながら近くの縁石に腰かけながら
「いや、そんな事なかったな。で、ど~すんの?怖い怖いお兄さんと戦うかどうかは、君次第だよ~?ま、体は怖がり隠せてないし、大人しくサーヴァントの支援に集中したら?正直、俺としてはこの聖杯戦争、誰は勝とうが、割とどうでもいいしね。最後に大聖杯の魔術式だけ貰えりゃそれでいいから。だから、割と敵対する理由は無かったりするんだよ?」
で、どうする?と朽崎遥は赤峰ステラに問いかけた。「バーサーカー頑張れ~」と声を発するのも忘れない。
赤峰ステラが困惑に陥った状況で、バーサーカーとライダーの戦闘が始まった。>>541
階段の下から響く音に比べれば、境内でのサーヴァント二騎による戦闘は、意外にも穏やかなもののように感じる事が出来る程、ある種の決闘のような様相を醸し出していた。龍の暴君は変化を最小限にとどめつつ、口から炎を放射したり、爪による切り裂く打撃などによって展開していく近接戦闘により相手を討つ事を狙っている。もちろん、合間合間で横槍のように混じる朽崎遥の銃撃による援護はキッチリ躱しつつ、着実に削っているように思える。普段のエキセントリックな言動に反して、戦闘思想は案外着実な部分があるのだろうか。
しかし、その削りも、一歩一歩であり、あまりライダーの打倒まではまだまだ先である、という予想が出来てしまう。──なぜか?それはライダーが予測のつかないタイミングで瞬間的に移動し、バーサーカーの武威が彼女を補足出来ない状態になってしまう事が、常時では無いが、それなりの頻度で起こるからである。
「あ~、ステラちゃんさぁ、どんな魔術なの君?今も支援してるよね。君のサーヴァント、テレポーテーションする直前ぐらいに若干ステラちゃん含めて色々見まわしてる感じする。サーヴァントである彼女本人の意思や宝具による発動、ってよりはアシストで、君の魔術は言霊系の亜種みたいな魔術なのかなぁと推理してるんだけどさ、合ってる?」
目の前に広がる光景、すなわち咆哮による衝撃波やら火球やらをぶっ放しながら剣や爪による斬撃によって砂地やらがガンガン抉れて行く様を横目に、俺はステラちゃんに適当な茶々を入れる。
でもよくよく考えれば、僕ってこの後間違いなくこの子に酷い事をする訳なんだから、出来てるかは兎も角、ココで(もしかしたらこの人案外いい人なのかも?)というような誤解を与えるような言動は慎んだ方がいいのかなぁと思いつつ、やはり興味というか、からかいたくなるというか。案の定、自分の口は止まらない。
「なんで、、アンタみたいな奴に私の魔術とか戦法とか教える必要がある訳!?まだ昨日とかにお腹かっさばかれた恨みや痛み、忘れた訳じゃないんだから!この聖杯戦争が終わったら、仕返ししてやるんだから!」>>542
ああ、羨ましいなぁ。ああいう風に、しっかり自分を大切に出来て、それでちゃんと自分の感情を発露して。しっかり自分って存在を肯定出来てるのは、見てて楽しいね。
「そっか、それは面白そうだね、楽しみにしてるよ。君の…、えっとそう!勇気とか愛情とかそんな一撃を、さ!」
ま、そーいうのは今後の楽しみにとっておくとして、コレはコレだよね。
「はい隙はっけ~ん。よっ」
肩へ立てかけるような形で預けていた狙撃銃を前へと構え、無造作に発砲。銃口から血色の悪い指が飛び出し、バーサーカーと争っている女戦士を狙う。ステラちゃんが「あっ…!」なんて言ってるけど、無視無視。そもそも、歴戦のサーヴァントにこんな銃弾が当たる訳ないしねぇ…。うん、案の定弾かれた。やっぱね。だが問題ナシ。
「フハハハハ!目が逸れたな女戦士よ!我が爪による螺旋にて砕けよ!」
そう、少しでも体勢とかが崩れれば、バーサーカーのヤツに有利になる。そうやって削っていけば、いつかは倒せるだろうし、少なくとも時間稼ぎにはなるでしょ。…さて、アッチはどうなってるかなぁ。>>543
◆◆◆
セイバーともう一人のライダーの戦いは、結果こそ派手ではあるが、しかし過程は非常に静かな形で進行していた。神社の林が、バリバリと削れていく。樹々が折れ、伐り倒されていく。
その様相は斬髪器(バリカン)や剃刀が髪を削ぎ落すようであり、山肌はどんどんと更地になっていく。
しかしそれでもポリュデウケスはセイバーを攻め切る事が出来ない。
「あーもう!面倒臭い!早く兄様の加勢に行かなきゃなのに!」
「させる訳がないだろう」
呟くような声と同時に、セイバーが今だ残る樹木の陰から飛び出し、剣で斬りつける。それは惜しくもライダーの手甲で防がれてしまったが、セイバーは即座に思考を切り替え、距離を取る。
そしてライダーが兄の加勢に行こうとすれば、それを阻むように攻撃を加えるのだ。闘争心を全く感じさせない、徹底したヒット&アウェイ戦法。
ポリュデウケスは敏捷はB+であり、彼女本来の認識としては問題なく補足できる攻撃速度であった筈であった。しかし、そうはなっていない。何故か。
(重い…っ!)
そう、攻撃の重さが桁違いだったのだ。セイバーの持つ隠者の数字、スキルにより、彼の能力は3倍になっている。筋力や耐久、敏捷などすべて。今までの会敵では、ギリギリ日が出ているタイミングという訳では無かったが、アサシンとの共闘であったりするなどセイバーもそのスペックの全力を完全に発揮していた訳ではない。それは召喚の不備による灯里との契約不全などもあるが、更に大きな原因としてセイバーの来歴がある。セイバー、ガヘリスは確かに円卓の騎士が一席ではあるが、実際に戦った事のある姿を見た者は少なく、それ故に逸話は殆ど残っていない。何故か?それは彼が闇討ちや暗殺など薄暗い戦闘を主に行っていたからであり、要するに。ガヘリスは……”誰かと共に戦う”という行為がド下手なのである。
つまり、今の一対一でなんでもあり(バーリトゥード)なこの戦いこそが!彼にとっては最適な独壇場……!>>544
ポリュデウケスは苦戦している。相手を打倒できる武威はあるが、それも当たらなければ効果は半減。そもそも今の彼女の精神状態も万全とは言い難い。
(きっとあのヘラヘラ男がマスターに酷い事をしたヤツだ……。マスターがどうなってるかは気になるし、そもそも兄様のことも心配だし……)
そう、焦っている。目の前にいる騎士に対して、集中しきっている訳でもない。気配遮断による目晦ましと急激な攻めによって、意識は乱れる。
対象的に、ガヘリスの心はそれなりに凪いでいる。程よい緊張感と、必要最低限の高揚。
(やはり俺は、こういう戦場が向いている。ランスロット卿がその強さを合理的に運用し、兄は聖者の数字による頑健さと武威による正面突破、トリスタンが妖弦による変幻自在な攻撃、そしてモードレッドが破天荒な剣術などからなる予測不能な戦いだとすれば……。俺はどんなことをしても相手を屠る、容赦の無さが強み、という事になるか…)
「まぁいい……」
目の前の女戦士に意識をより強く移す。焦れている。是が非でも俺に攻撃を当てたい所だろう。だが、まだまだ……。しかし、こちらも長引きさせてはいけない。あの猪女の相方が、こちらに来ないとも限らない。
そうなればまず間違いなく、潰されるのは此方だろう。やりたくは無いが、こちらも覚悟をしなければならない時が、来ているのかもしれない。
『マスター』
念話を使う。賭けとしての勝算は低いかもしれないが、賭ける価値はある試みだろう。あのクチサキとかいう軽薄男は気に食わないが、『俺のマスター、つまり竹葉灯里を守る』と言った時の瞳には理屈は分からないが、誠実さを感じた。非常に不本意だし、癪ではあるが、俺が負けても、恐らくマスターの安全は実現するだろう、という予感がある。
『ど、どうしたの?セイバー』
『ヤツを確実に倒せる秘策がある。また念話で合図をするので、その時に、こういって欲しい。それは……』>>545
(どうすればいい…?どうすればあの騎士道のカケラも感じさせないイラつき野郎をぶっ倒して兄様の加勢に行ける…っ!?)
と、苦悩しているウチの目の前に、あのいけ好かない男が現れて、こう言った。
「埒が明かんな。さて、どうだ?貴様が必殺だと思う一撃を、コチラに撃ち込んでもいいぞ?無論、コチラもその後、我が必殺を見せてやるが、貴様も避けるな」
「はぁ?ウチの拳の破壊力、舐めてんの?」
そういう侮辱は、嫌いだ。だが、侮りを受けてでも、此処で相手に必殺を必中できる、というのは魅力ある取引ではある。ウチの『曙天に零れし群星(アトレーテース・アストロフェギャ)』は、およそ粉砕できないモノは無いであろう必殺の一撃だ。このちょこまかウザったい騎士だろうが、当たればただでは済まないだろう。我が拳を舐めた報いは、その身で払って貰おうか。
「ま、オッケー、分かったし。じゃあコレで決めてあげる!!」「……我が拳は流星群(ほし)の如し!」
ポリュデウケスが手甲を構え、力を籠める。地面は彼女の踏み込みでめり込み、神造兵器である手甲は勿論、彼女自身からもオーラが立ち込める。その神気は彼女の必殺が伊達ではない事を肌で感じる熱量と気迫を兼ね備えていた。
「喰らえっ!!……『曙天に零れし群星(アトレーテース・アストロフェギャ)!!!』」
ディオスクロイの片割れの拳が、円卓が一席の命を狩ろうとぶち当たる時。その叫びが響いた。
「耐えてっ!セイバーァッ!」
ガヘリスのマスター、竹葉灯里の願いである。彼女の精一杯の祈りが、剣士に届く。
「それがどうしたぁっ!」
だが、声だけでは結局、百戦錬磨の戦士であるポリュデウケスの前には無力でもあった。彼女の宝具が騎士の体に直撃し、無慈悲な流血が吹き上がり、セイバーは脱力と共に地面へとその身を投げていく。
「手応え……アリ。結局、焦れたヤツの負けよね。ウチの打撃を警戒していたのに、自分から当たりに来るからこうなるんだし」
どこか軽蔑の色をにじませて、ポリュデウケスはそう漏らした。自身の武威を低く見られたコトへの怒りか、それとも強い戦士ではあったセイバーへの、戦術の選択ミスへの失望か。
だが。
「フン。どうか、な……。『消え失せる勝利の剣(モルガーナ・ガラディーン)』」
その静かで冷淡な台詞と同時に、ポリュデウケスの命を騎士の業が刈り取った。>>546
「な。。。んで……?」
双子星の片割れが墜ちる。その間際、彼女は”なぜ自分が脱落するのか理解できない”とでも言いたげにその呟きを漏らす。それに対して俺は、
「騎士が主を守るのは当然だ」
と、そっけなく返す。実際にはそういう理屈では無いにしても、まぁ建前としては十分。そして拳士は
「はっ……、アンタみたいな奴でも、冗談とか言うんだ……」
と呆れたように言いながら消失した。
俺はそれを見届けた後、血を吐きながら地面に膝をつく。耐え切った。が、実はこの必殺の一撃の食らわせ合いは、実はヤツにとって有利という訳では無かったのだ。
姦計や詐欺によって勝つのはモルガンの様で不本意だが、この場での勝利にはそれだけの価値があった。
俺は先ほど、マスターに「令呪でヤツの攻撃を耐えるような指令をだせ」とマスターに願い、更には”闇より黒い決意:EX”によって心身を固着させ、ヤツの攻撃を凌ぎ切った。だがあの殴打は非常に強力で、俺の肉体がもう少し脆弱なら耐えきれ無かったやも知れない。ギリギリだった。鎧は半壊し、肉体には木端微塵に爆ぜたようだと錯覚出来る痛みが今も残留し、痺れと震えも未だ健在。
だが、俺はこの損傷を正しく認識し、それでも尚、これを代償とするべき価値があったと誇る。
あの軽薄なクチサキとかいう男が魔術師、ひいてはマスターとして実力が低い、と思う訳では無いが、ヤツは「俺のサーヴァントはバーサーカー。信じていない~、なんて事は言わないけど、燃費の問題や、サーヴァントとの相性。それを差し引ても必ず勝てるかは不明なんだよね」などと言い、俺にこの依頼を行った。二人一組のサーヴァントは、片割れが消滅すればほとんどの場合同時に敗退するから、と。だから俺が無理を押してでもライダーのサーヴァントの片割れを始末したのには意味がある、と。今は自分を納得させるとしよう。>>547
「セイバーさん、大丈夫?私の令呪?って、ちゃんと効果あった?痛そうだけど、私治せるかな……」
せかせかと俺の周囲を動き回り、心配そうに声をかけてくる。だが、正直その心配は無用な物だ。恐らく、もう手遅れだからだ。先ほど、自己修復の為に我が妻、リネットから教わった回復魔術を行使し、ある程度の治癒は出来たが……。その時点で俺は今回の現界における命脈がほとんど詰んだコトに気がついた。霊核が軋み、罅割れてしまっている。すぐに消滅とは無さそうだし、あと一戦程度なら上手くこなせば可能そうだが、最後までもつ可能性は高くないだろう。先ほどの宝具による打撃による負傷は、自分で思っているよりも大きかったようだ。だが、此処で不安にさせる訳にもいかない。だから俺は、「支障ない」とだけ呟いて、クチサキ達が戦っているだろうこの神社の階段の先へ行くよう、マスターに促す。さて、俺も動かなければ……。>>548
その時は突然訪れた。カストールさんが顔を驚愕の色に染めて少し上げた次の瞬間、彼女の体が輝く粒子となって存在が希薄になり始めたのだ。
「ポリュが……負けた?そんな、まさか!あり得ない!だが……」
ポリュデウケスは自身の家族の敗北に声の震えを隠せず、勢いよく彼女のマスターである自分の方を見た。私も、その可能性を正直受け入れることが出来ず、彼女の目を合わせ、纏まらない考えのまま声を
「……っ!マスター!逃げ」
その言葉と同時ぐらいで、私の胸に鈍い痛みが走った。頭の中に疑問符を大量に浮かべて目線を下げると。私の胸から刃物の切っ先が生えていて……。
「ていうかさぁ。やっぱりこうなるよねぇ?まずもって君のこと殺/さないとは言ってないし、もうほぼほぼ半壊してる君のサーヴァントを完全に追放する為にも、さ。流石にニコイチな英霊が更に現界の燃料源なマスターが死亡すりゃとっとと終わるでしょ。そして俺の都合を考えても、君は一旦死/んで貰った方が非常に都合がいいんだ。ごめんね!マジでさ。もっとも、君は多分生き返るだろうから、問題ないでしょ?もっと酷い事をするのは、これからだし。じゃね、Bye」
そんな、喜色を滲ませた、体中にへばりつくような声で、私を刺した犯人、朽崎遥はそういった。私は、どうしようもない悔しさを胸に抱いて……、自分を導いてくれていたライダーが光になって崩れ消滅していく光景を見ながら意識が闇に堕ちていった。>>549
私、竹葉灯里は、負傷によって少しセイバーさんを気遣いながら、神社の階段を上り、境内を目指す。その間で、これまで私をマスターとして立ててくれたコトへの感謝なんかのちょっとした話もしたりして。これから、クチサキさんとの最終決戦を行う事になるのだ。勝てるか負けるかは正直全然自信が無い……というよりも、多分負けちゃうだろう、と私は思う。年季も技量も違うのだ。悔いの無いようにしたかったのだ。なんて考えながら最上段までの到達を過ごす。アレ、思っていたよりも階段の数が無かった、どうやらセイバーさんが戦っているのを追いかけている内に、どんどん山を登っていたみたいだ。
「?……なんだろ。この音……」
階段の最上段が近づくと共に、パシャパシャ、カシャリというような音が聞こえてきた。どこか聞きなれた音。なんだっけなぁ……、と思いながら神社の境内に足をかけると、ボンヤリとした明りの中で、強い光が繰り返し瞬く。あぁ、カメラのシャッターか、なんて思って、音の発生源を見やるとそこにはクチサキさんが居た。
「いいよいいよ!可愛い!」だの「ハイ、こっち向いて~?笑顔笑顔!」「1足す1は~?2~」などと写真を撮る時のお約束な合図を口にしながら沢山写真を撮っている。被写体はウゾウゾと蠢く灰だった。
「あの、、、、何をしてるんですか!?」
得体のしれない恐怖を感じて、彼に訊く。するとクチサキさんはヘラッと笑って。>>550
「ああ、コレ?えっと、ライダーのマスターだよ~?死んだんだよね、いや、正確には僕が殺したんだけど。で、ちょっと記念撮影、みたいな?そんな感じで写真をね?あ、そっちもサーヴァント戦終わったんだ。お疲れ様。頑張ったね!おかげでこっちも楽になったよ、ありがとう」
なんて、”昨日の晩御飯は炒飯でしたよ”みたいに気軽に言葉を返してきた。私は数瞬、何がなんだかわからなくなって、それで対応が遅れた。手を繋いで支えていたセイバーさんが、物陰から強襲してきたクチサキさんのサーヴァントにひったくられて、地面に組み伏せられてしまったのだ。
「やぁ、コレは思わぬ収穫だね。呆然としてくれたおかげで、君たちを脱落させる為の手間が省けた」
セイバーさんは勿論抵抗しているが、筋力?ステータスの差か先ほどの激戦の疲労か、まったく振りほどけそうに無い。私はと言えば、結局ちょっと前と同じヘマというか、クチサキさんに銃を向けられてしまって。足が竦んで動けなかった。
「しっかり抑えててよバーサーカー?灯里ちゃんも動いちゃ駄目だよ~、動いたら撃つからね」
ユラユラと幽鬼のような足取りで彼は私達に向かってくる。
「夢を編め、理想を紡げ」「我が現実は汝(なれ)のモノ、貴様の願いは俺のモノ」
ぼそぼそ、ブツブツと。
「希望を嗤った僕の剣、嘆きに寄り添う君の楯」「共に錆びたら屍(かばね)が一つ」
何事かを呟いているのも怖れの一端だった。
そして彼はセイバーさんの頭に銃口を落として。
「すなわち」「…罪と悪と善と罰(メリーデッドエンド)」
そんな、破滅の呪詛で、私の想いを全部壊した。>>551
セイバーさんの頭は、クチサキさんの銃弾によって爆ぜた。どうしてそうなったのかは分からない。でも、ジワジワと。私を喰らおうと蜷局を巻いて絞め殺そうとするような悪寒が、背筋を走る。クチサキさんの上から私をのぞき込むような気配と視線が怖い。
「さてと、灯里ちゃんにはあっけない結末で悪いけど、聖杯戦争はコレで終わり。後は待ちかなぁ……。ほんとゴメンね?こんな妙な決着でさぁ。といっても、君や飛鳥ちゃんとかの安全は保証するから、安心してよ。信じたくないし信じられないと思うけどさ、そこはマジだから、僕。しっかし……あぁ~~あ、疲れた。バーサーカー。霊体化よろしく。魔力消耗ヤバい」
「その希望、我が複雑怪奇なる迷宮にて迷わせと取り込む!」
そして、フッとクチサキさんのサーヴァントの姿が消失した。それを受けてクチサキさんは縁石に腰かけて、武器を一旦置いている。少なくとも、ぱっと見は今すぐ私に対してどうこうしようという訳では無い、のかな?
「なんで、その。ライダーのマスターだって人を殺したんですか……?」
私は、自分への被害がどれぐらいになりそうか?とか、クチサキさんの機嫌が今どのような感じなのかを聞く為に、とりあえずそういう質問をおずおずと切り出した。
「あぁ、ソレ?簡単簡単。飛鳥ちゃんの為さ。飛鳥ちゃんの魔眼は人の死に様を観測してしまう魔眼だって話はしたと思う。君を殺/した~みたいな事、言ってたでしょ?それを俺は、人が燃えている光景を幻視したのかな?と予想した。だから、とりあえず人が燃えてる光景を記録して、『ホラ、飛鳥ちゃんが見たのは灯里ちゃんの”死”じゃなくてこの子の死だったんだよ』という安心を与えられるかな?って思ったのサ。OK?どうせ彼女、あ、ステラちゃんって言うんだけど、生き返るからね」
えぇ……?そんな気軽に……。やっぱり理解できないし、したくない。
「あ、引いてるね?引いてるでしょ?しょうがないじゃん?死霊魔術(ネクロマンシー)って、そこら辺の感覚ブレやすいんだから。生きてりゃイイ『人材』で、死/んでも便利な『素材』って印象になっちゃうし」>>552
正直、魔術の世界に疎い私じゃ、彼にどういえばいいかなんてワカラナイ。ただひたすら。中途半端に足を突っ込んでいた魔術の世界の恐ろしさに圧倒されるだけだ。
「さて、本来ならもう聖杯へのお願い事ターンな訳だけど。僕的にはもうちょっとしたいコトがあるんだよね、あとちょっとヤりたい事あるし」
そんな事をクチサキさんは言いながら、全然動き出す気配が無い。もうちょっともうちょっと。なんて抑制しながら、誰かを待っている風だ。
そうして、灰になっていたライダーのマスターさんが体をほとんど再生がもうそろそろ終わろうとしている頃、その人達は来た。
「ようやっと終戦したか。朽崎くん、事前の取り決め通り、私達に聖杯を引き渡して貰おうか」
……えっ?じゃあ何?クチサキさんは聖杯に対して本気じゃなかったって事!?そんな……。なんだか、私が頑張っていたのって、ムダ?ショックを受けていると、先ほどクチサキさんに聖杯を受け取ろうとしていた男性と一緒に来ていた女性が、ライダーのマスターさん……赤峰ステラさんというらしい、を見てビックリしていた
「あの、朽崎遥さん、でしたっけ?あの醜い肉塊はなんですか?私、少々気分が悪くなってしまいます。それに傍らにいる少女は?」
なんだか、言い様のないけど凄い悪い予感がした。もしかしたら殺されてしまうんじゃないかって。クチサキさんはやっぱり笑顔なんだけど、今までの経験からして、彼が笑顔だから凶行をしない、なんてことはあり得ないのだ。>>553
「ああ、この子ですか。この子は今回の聖杯戦争で仲良くなった竹葉灯里ちゃんです。セイバーも脱落したし、後は貴方方がくるまでお話をしてましてね。あっちのは……わからないんですか?娘さんのステラちゃんですよ、お気づきにならなかったので?」
クチサキさんの解説に割り込むように、男性の舌打ちが境内に響いた。
「何だいたのか。オイ、朽崎くん。殺/せ。あの落伍者どもが視界に入るだけで不愉快だ」
「ええ、そうね。朽崎遥さん、私も夫と同じ気持ちです、あの子たちを処理してください。もう魔導からは脱落しているのに、未練たらしく聖杯に頼ろうとするなんて……、ああ全く。先代や先々代などに申し訳が。あんな出来損ないを産んでしまったなんて」
親が子供を中傷し、否定する。そんな酷い光景に、私は凄いショックを受けて、そうして。腰を抜かして尻もちをついた。体が震えて、歯がガチガチと鳴る。怖かったからだ。だって。
────となりのクチサキさんの殺気が、ドンドン膨らんでいくのが分かったから。ドス黒い憎悪。血液がそっくり液体窒素になったみたいに冷たすぎて熱くて、体全部がバラバラになっちゃうんじゃないかってぐらいの敵意に、体が覆われる。
見たくないと思いながら、全員の顔色を窺う。ステラちゃん?の両親は相変わらずどこか苦虫をかみつぶしたような顰めッ面なのに、クチサキさんは全然笑顔だ。でも目は嗤ってない。>>554
「はぁ……」
と、クチサキさんはため息一つ。
「わかりました、よ~く解りました。正直悩んでいたんすがね。了解です。じゃ赤峰さん、コロしますね」
さっき私にしたみたいに両手に銃を持って、立ち上がる。
そしてステラちゃんの方を向いて
「赤峰さん。サヨナラ、ですね」
言い切る前に、一気に振り向いて男性を撃って。それでいつの間にか抜いているナイフで体の至るところを滅多刺しにした。驚愕に顔を歪めた女性が何事か言おうとしたときにはもう接近して、口に何かを突っ込んだ。次の瞬間には女性の頭は吹き飛んで、境内に血の雨が降る。私の体にもちょっとかかって。それで(お気に入りの服だったのにな……)
なんて場違いな事をボンヤリと感じる私の思考を
「あぁ~。スッキリしたなぁ……やっと終わったよ僕の聖杯戦争!!」
という非常に気分がよさそうな声がかき乱す。
「ようやくアイツら殺/せたよ。じゃあ灯里ちゃん。ステラちゃんの回復を待って、諸々ハッピーエンドにしちゃおうぜ」
いっそ清々しい程無邪気な笑顔で、そんな事を言う。なんて答えたモノか、どうすればいいのか逡巡する。
「アレ。どうしたの?あ~、もしかしてなんで僕がこんな事してるか分らんかったの?君ならもう理解できると思ったんだけど。まぁいいか。じゃあステラちゃん待ちの暇つぶしを兼ねて、種明かし、といこうかな?」
悪戯ッ子みたいで逆に、でもストレートに怖かった。>>558
『……貴方のその目、信用する』 同性間莫大感情愛好おじさんとしてはここがめちゃくちゃポイント高い……
では投下します!
「サーヴァント、セイバー。ウーゼルの子モルガン、召喚に従いここに推参致しました。これより我が剣と輪が命、契約者たる貴方に捧げましょう……イメージと違う? ……そうですか。なら、良かった」
【出典】イギリス妖精史、『マーリンの生涯』、古代イギリスの伝承
【CLASS】セイバー
【真名】モルガン・ウーゼルソン/Moragn Utherson
【異名・別名・表記揺れ】ウーゼルの子モルガン、妖精妃モルガン、モルガン・ル・フェ、烙印の魔女のモルガン
【性別】女性
【身長・体重】175cm・58kg
【肌色】白【髪色】ライムイエロー【瞳色】スペアミント
【地域】イギリス・ブリテン
【年代】5世紀〜6世紀
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】女性、妖精
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:B 魔力:A 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】>>559
【クラス別スキル】
対魔力A:
騎乗:C
【固有スキル】
魔術:A
魔術を扱う技能を示すスキル。セイバーの場合、古くからイングランドに伝わる魔女術を使用可能。ただし、彼女が使用出来るのは治癒や回復、支援に類するものが多く、他者を害する魔術は極めて不得手である。
無辜の怪物:EX
悪しき魔女モルガン。後世の伝承によって過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
セイバーの場合、悪しき魔女という伝承が一人歩きした結果、その肉体が汚染されている。
静謐さを湛えた普段の美貌は偽装の魔術によるもの。
偽装の魔術を解いたその下は、全身に黒い瘴気を纏う屍のような姿になっている。
カリスマ:B
理想郷の女王としてのセイバーが有する、軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
神性:A
後世に置いてケルトの戦女神・モリガンと同一視されたことから最高クラスの神性を持つ。闘神としての側面を持つセイバーは、このスキルによってセイバー適性を獲得している。>>560
【宝具】
『振るわれぬべき勝利の剣』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人
エクスカリバー・モルガーン。
光の剣。人造による武器ではなく、星に鍛えられた神造兵装。
聖剣というカテゴリーの中では頂点に立つ宝具である。
人々の“こうであってほしい”という想念が地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された“最強の幻想(ラスト・ファンタズム)”
真名解放によって所有者の魔力を光に変換し、収束・加速された光を剣先から放出することで万物を焼き払う。
後世に置いて、湖の妖精と結び付けられたことから得た宝具。
破滅をもたらす魔女モルガンという性質。そして味方にとっては勝利をもたらす必殺の聖剣であっても、敵にとっては破滅をもたらす必滅の剣でしかないという部分が組むあげられ変質している。
その規模、その威力はかの聖剣にすら劣らないが、使用する度に『魔女モルガン』の霊基が失われていく。
完全に使い切ったその時、彼女はもはやサーヴァントですらない只人となるだろう。>>561
『約束された理想郷』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜30 最大補足:9人
アヴァロン・ル・フェ。
妖精の九姉妹の長女・女神モルガンが統治したとされる理想郷を限定的に顕現する。
あらゆる罪が赦され、あらゆる罰を赦され、あらゆる傷とあらゆる病、あらゆる怨恨が癒される妖精達の故郷。
風と土と生命、歌と雨に愛された理想郷。
『あらゆる傷がたちまちのうちに治るのだから、あらゆる戦場において倒れることがない』という理屈によって成立する、守りという概念の一つの究極系。
内部に置いてセイバーは女神としての原型に回帰を果たし、戦女神として、そして最優の英霊としての力を大いに振る舞うことが可能となる。
が、宝具による劣化変生とはいえ神霊の顕現にはかわりなく、抑止による強制退去を考慮すると一度の聖杯戦争において一度しか使用できない。
セイバーはこの宝具を体内で常時展開しており、霊核を傷つけられない限りあらゆる傷や呪いに対する強力な抵抗・治癒能力を発揮する。
また、自身に触れた相手に対してもその癒しを付与出来る。>>562
【解説】
最初期のアーサー王伝説、古代ブリテン、あるいは古代ケルトの伝承に語られる女性。
アヴァロンと呼ばれる妖精達の国を統治する女王であり、ペリノア王のように外部の人間でありながらブリテンへ神託を告げる役割を持つ巫女でもあった。
全員が美しいと9人いる
キャムランの戦いにおいてメドラウド(史実のモードレッド)によって討たれたアーサーをアヴァロンに連れていき、その亡骸を手厚く弔ったアーサーの異母姉。
アーサーが『後世に蘇る伝説の王』と呼ばれる所以になった人物の一人。
前述の通り、生来の彼女は魔女などでは決してなかった。
神を敬い、祖国を愛し、家族を愛した女性。それがモルガンという女の全てだった。
愛深き女は、後世の物語……トマス・マロリー著『アーサー王の死』や、彼の物語に心を惹かれた人々の手によって魔女に堕ちた。
サーヴァントとなった今、無辜の怪物という魔女の烙印は彼女を強く蝕んでいる。>>563
【人物像】
彫像のような面持ちをした容姿端麗な女性。怜悧な外見通り静謐とした佇まいを崩さない深窓の美女。
口数が少なく、事務的な発言が多いこともあって機械的な印象を与えがちな人物。
が、その実態は厳しくも慈悲深い、強さと優しさを兼ね備えた女王。
謹厳実直。絵に描いたような優等生タイプだが、周囲に目端が効き、多少の忖度なら苦もなくこなしてみせるリーダーでもある。
アーサーをして「彼女は私よりも自分の治める国土を愛し、国土にも愛された女王」と言わしめる女傑である。
ちなみに、幼少期から多忙な両親の代わりにアーサーの面倒を見ていたため、家事全般はお手の物。
生前は公人として生を全うしたため恋愛らしい恋愛を知らない奥手、かつ奥ゆかしい女性だが、いずれは良妻賢母になる素質を秘めている。
前述のように公人としても私人としても欠点らしい欠点を持たない才媛ではあるが、今の彼女は無辜の怪物に呑まれつつある。
黒き魔女。貴様に破壊と破滅以外は相応しくない。
落ちろ。堕ちろ。全てを飲み込む嵐となれ。
汝の名はモルガン。騎士王の栄誉に満ちた人生にとっての、最大の障害である。
後世の伝承によって過去や在り方をねじ曲げられた怪物。
魔女という烙印。呪詛にも似た歪な信仰は、巫女としての、女王としての彼女を今も蝕んでいる。
そんな彼女の願いはただ一つ。魔女としての自身の伝承の消滅である。>>564
特技:診察、治療、神託、家事
趣味:旅行、料理
好きなもの:ブリテン、妖精、家族
嫌いなもの:作家
天敵:トマス・マロリー
願い:魔女モルガンとしての逸話を無かったことにする
【一人称】私
【二人称】貴方、お前
【三人称】彼、彼女
【セリフ例】
「私は魔女モルガン。既にお前の知っている姉ではありません。気安く近づかないように……私の手で貴方を破滅させるなど、あってなるものか」アーサー・ウーゼルソンを含むアーサー・ペンドラゴンに対して
「口を挟むべきでは無い、と当時は考えていましたが。この天文台では話が別です。当時の食が困窮していたとはいえ、お前はあまりにも細すぎる。食堂にいらっしゃい、サー・ガヴェンナ。私で良ければ温かいスープを振舞って差し上げましょう」ガヴェンナ(史実のガヴェイン)に対して
「混ざりものがいますね。燻蒸消毒をせねば……ブリテンに、神秘などというものは不要です。幻想なら幻想らしく、物語の中に閉じこもっていればいい」マーリンに対して
「槍騎士ベドヴィル。お前の槍技と私の魔術があれば契約者の守りは万全です……残念です。私がキャスターであれば、再会の記念に聖槍の一つでも授けたものですが」ベドヴィル(史実のベディヴィエール)に対して
「あれがもう一人の私。魔女として多くの愛を踏みにじった女は、愛を知ったことで破滅の道を辿った……随分と、皮肉なものですね」モルガンに対して(2部6章クリア後)
「ブリテンの生んだ終末装置……いえ? 私からは特に。あの国を終わらせるものという意味では、私も同じ穴の貉ですので」オベロン・ヴォーディガーン(2部6章クリア後)に対して>>567
おー。所謂「出展の違いによる性格、性能の違い」が分かりやすくメインになってるサーヴァントって少数な印象がある(大体複合されちゃうイメージ)ので、新鮮味もあったり。
性能的には自分を燃料にした高いパフォーマンスを出すタイプですんで、色々とドラマも演出しやすいのかな。自分なりのRequiem最新話を振り返り。
とりあえずよくてよはちゃんとついてるので、ダメ話ではなさそう?
あとセイバーとポリュデウケスの脱落はどっちの株も落とさず出来た、と思って自分としては高ポイントな部分。
反面、灯理ちゃんが周囲の状況に振り回される感じであんまり主人公枠っぽく出来てないのは(どうにかならんかったかなー)と思いつつ、巻き込まれで凛ちゃんポジも不安定ならこんなモノなんか?とも思ったり。
あと文章表現の幅が狭い気がするので、もうちょっとそういう文章のインプットはしていかないといけないな、と感じる。俺も最近感想言えてないのでしゃーないとは思うんだけど、Requiemの最新話読んで良かったトコとか分かりにくいとかダメじゃねココ?とかあれば是非聞きたいです。
今後の参考にもしたいし。うーんアスクレピオスのもう一人の娘であるパナケイアについてざっと調べたけど大体ヒュギエイアと同じだ…これなら二重人格の女医として作るべきだった〜!
>>572
キャラを作るのならある程度ぎっしりさせたいんですけど同じ霊薬作成方向だとよほどキャラ付けうまくしないとどっちかで良くない?となっちゃうんですよね…
オリジナルで関係ないのと絡めるにしてもハードル高そうですし>>574
夫は磔刑、妻は口内への手榴弾突っ込みからの起爆という殺意の高さです。多分この後も追撃するかもなレベルですな。
そもそも赤峰夫妻を呼び出したのは殺/害する為だったのよねコイツ……。
クッチー「聖杯?あげないよ!?(ブチギレ)」北欧における女神メングロズに仕える九人の次女。医療の女神たちをここに!
九人の侍女
メングロズの仕える侍女たち。「リルディース」と呼称される事も。(作者オリジナル名)
・フリヴ
その名は「救援」を意味し、北欧においては女性たちの助けになる女神。全ての妊婦を助力を施し、不妊に関する問題解決に取り組むとされ、安全な出産の為に権能を振るう。また、乳児を保護する役割を持っている。
侍女の中では一番バブみを感じる女神であり、そっちの趣味の男性陣には変な意味で人気だとか。
・フリヴズラサ
その名は「呼吸する者の救援」を意味し、名前が示す通り呼吸に関係する女神。酸素不足や、肺に何かしらの疾患を抱えた患者を救う力を有し、また呼吸器官にのみだが外的要因からなる有害物質を取り除く役割を持つ。
侍女の中で実は一番キスが上手い。
・ショズヴァラ
その名は「人々の守護者」を意味し、肉体の療法を司る女神。肉体に関する専門知識を豊富に有しており、筋肉の動きを阻害する疾患や、骨に巣食う疾患を取り除き、これを助ける役割を持つ。また、その他にも皮膚の病を治す力も持つ。
落ち着いた性格で、マッサージ師のような相手をリラックスさせる声を話術を持っている。
・ビョルト
その名は「明るい」という意味を有し、体温を司る女神。高体温や低体温に陥らないように体温を調節する役割を持っており、それに伴って発症するであろう病気を未然に防ぐ。また、温熱療法と冷熱療法を使ってでの体調管理も行う他、名前の由来である「明るい」から太陽光を制御して医療に利用している。
名前を体現するかのように朗らかな性格で、相手を嫌な気持ちにさせない太陽のような人物。>>580
・ブレイク
その名は「白」を意味し、体内に巣食う病原菌の浄化を行う女神。つまりは白血球を司っており、外から摂取してしまった細菌を排除して身体の免疫力を上げる役割を持つ。
やや潔癖症のきらいがあり、仕事とプライベートでもゴム手袋やマスクを常備している。偶に「気安く触らないでください」と冷たい声で言って相手をMに目覚めさせる事も。
・ブリズ
その名は「幸福」を意味し、脳や精神における障害を取り除く女神。精神疾患に罹ってしまった人々を助け、心を安定させる役割を持つ。特に睡眠療法に力を入れており、睡眠がメンタル回復に一番効果があるので、不眠症などのといった睡眠阻害の対応にも当たっている。
仕事柄、心を開かせて患者の中に踏み込むせいか、相手に気があるかのように勘違いさせてしまう場合が多い。
・フリズ
その名は「秩序」を意味し、診断して適切な療法を行う女神。所謂肉体を安定させる機構、肉体の異常検知能力であり、肉体のバランスを保とうとする役割を持つ。
侍女たちの中でリーダーシップを取る立場だが、枠割が役割なので影が薄いと思われているのがコンプレックスだったりする。所謂リーダーだけどセンターじゃない的な。
・アウルボダ
その名の由来は不明だが「提供者」という意味が含まれており、薬学に長けた女神。多くの薬草についての知識を持ち、それらを調合して薬にも毒にもなる秘薬を作り出す技術を有している。
侍女たちの中では一番インテリな雰囲気を纏う女神。眼鏡を使用している。
余談だが、ギュミルの妻であり、豊穣の神フレイの妻であるゲルズの母親とは同名だが、別人である。>>587
おやすみなさい(おかしいな、そっちは今朝の筈)>>589
私も名前の意味と権能を知った時には成る程と思いましたね。
色白で白髪の美女……(ボソッ)>>579
とりあえず納得してもらえる終わりで良かった……。
しかし改めてみるとライダー陣営働き過ぎだな。ストーリー最初ぐらいでランサーvsアーチャーに横槍&セイバー、アサシンへの挑発、その後バーサーカーの砲撃を回避して、翌日はセイバー、アサシンとガッツリ戦闘、最終日にはセイバー、バーサーカーとガチバトル……。
ほぼ全陣営に喧嘩売ってる。それで最終戦まで残ってる訳だから、凄いなアルゴノーツと思った。これ絶対ダメでしょと思いながらでもちょっと必要だしやるだけやってみるかと作ってみたサーヴァントがいるのですが貼ってもよろしい?
よし!予防線ビシバシ貼ったが殴られる気持ちで行くか!
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】パナケイア
【性別】女性
【身長・体重】160cm・52kg
【肌色】白 【髪色】白(金色が混じっている) 【瞳色】黒
【スリーサイズ】90/58/85
【外見・容姿】ぴっちりとしたボディスーツに機械仕掛けの蛇を従わせる女性。口元に金属製のマスクをつけており、その表情は窺う事はできない。
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】なし
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A - 魔力:C 幸運:E- 宝具:B
【クラス別スキル】
忘却補正C
狂化EX
【固有スキル】
蛇身絞骨A
その身を蛇に変質させている為に関節を好きなタイミングで外し、同じように戻す事が出来る。ヒトの身ながらも蛇の如く機敏。
薬師の瞳A 蛇遣いC
医術B 神性C>>601
【宝具】
『霊薬・愛しき父への慟哭(リカバリー・リザーブアスクレピオス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
『霊薬・不要なりし現世の悲歎(リカバリー・リザーブパはナケア)』と同様に霊薬を調合する防具。ヒュギエイアが杯から生み出すのに対して、パナケイアの場合は掌から湧き出る。
キャスタークラスの場合は治療を目的として運用するだが、アヴェンジャークラスとして現界してしまうと自らの肉体変化及び対象の細胞を崩壊させると言った攻撃目的でしか用いられない。
ヒトであろうと、魔物であろうと、神であろうと、あらゆるものを溶かし尽くす劇毒。それがこの宝具である。
肉体変化に用いる場合下半身を蛇に変化させる。
【Weapon】
半身半蛇に変貌した事で得た柔軟な体と鋭い爪>>602
【解説】
医神アスクレピオスの娘であり、治癒を司る女神。ヒュギエイアとは四姉妹の内で姉。
キビキビとした姉とは対照的に穏やかでのんびり、女医というよりかはナースに向いている。
アスクレピオスの娘である事を誇りに思っており、その身に流れる血にさえ父への想いを馳せるほど。
しかし蘇生薬を作り出した為に敬愛する父は雷霆によって命を落とした。この一件はパナケイアの心に深い影を落とし、やがて彼女に異常なまでの妄執を芽生えさせる事になる。
この世で誰よりも偉大な父を自分達の勝手な事情で殺めた神々を、パナケイアは心の底から憎んだ。
けれど恨むだけで神々が死ぬはずもない。そして彼女一人で打ち倒せるはずもない。絶望と羞恥に打ちひしがれ、錯乱していく内にパナケイアは己の身に流れている神々の血へと標的を変えた。
父を殺した神々の血が自分にも流れている。憎らしい、恨めしい、穢らわしい、汚らわしい、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ…!!父の血さえあれば良い、彼の血さえこの身を流れていれば、それで私は……!!!!
パナケイアは肉体から神の血を、神性を取り除くべく自分自身に人体改造を施した。治すという事は逆に壊す事も出来る。それ故に肉体の再構成を目論んだのだ。
結果は失敗に終わり、パナケイアの肉体はどういうわけか人間と蛇が混ざった異様なものへと変貌を遂げてしまうのだった。
失敗、そう捉えられなくもない。
蘇生薬の為に己の身をゴルゴーンへと変化させたとも解釈できるが、もし…もしも蛇になる事がパナケイアの願いであったのなら、蛇遣い座に召し上げられた父の元へ向かおうとしたのだとしたら…。
答えはパナケイア本人のみぞ知る。>>604
【セリフ例】
「はじめまして!わたしはパナケイア、癒しを司る女神であり医神アスクレピオスの娘です!ネームバリューを押し出しすぎ?いいえ、違います。我が父のダイレクトマーケティングです!ええ!」
「この薬を毎日食後30分以内に必ず飲んでくださいね。そうすればあっという間に治ってしまいますから、ええ」
「荒事は苦手なのですが、致し方ありませんね!ちょっとキツく締めてあげますっ!」
「いや、いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや汚らわしい汚らわしい汚らわしい汚らわしい!!!この血が、血が、血!血!血!!血!!!」
「凄く匂います、オマエから匂います。大丈夫、すぐに治りますから。治してあげますから。そんなの、そんな薄汚れた血はァ!綺麗にしてあげまスからねェェェェェェ!!!」
【因縁キャラクター】
・アスクレピオス
敬愛する父。出会ってしまえば思考回路がショートする。
・ヒュギエイア
仲は最悪。元から反りが合わず、出会えばすぐに即殺に移行しかねないほど。人理焼却という異例の事態に限り休戦状態となるが、それ以外は人目も憚らずに戦いを仕掛けるほど。
同族嫌悪であり、同時にヒュギエイアが父のそれに酷似している杖を持っているのが許せない。その杖をお前が持っているのは許さない、許せない、許せない…父を貶めたお前だけは絶対に。
【他クラス適性、変化傾向】
・キャスター
狂気が鳴りを潜めた医者としての側面を持つ為ちょっとアスクレピオスへの想いが重いだけになる
【製作者】
ライオンの巣窟>>597
やっぱりキスが上手なのに反応してる!>>597
ポリュデウケス戦は特に頑張って作った場面なので嬉しいですねぇ。>>594
これは…ガンダm…
いや神造だから違うな…少しだけアドバイスと言いますか、ヘルプが必要です……。
冗談はさておき、無貌のスタロールヴとか。完全にフィーリングですね、ハイ
>>625
くっ、どんどんネタに走っている。しかもちょっと面白いのが悔しい……!監獄長さんへ、
フリヴズラサちゃんを勝手に妄想して描いても大丈夫でしょうか~?>>636
我も無いんじゃあ……
まあ描くからには気合い込めて描かせて頂きまする取り敢えず、ハクラングの異名だけは決まりました。
由来と言いますか、モデルになった名前は口唇口蓋裂というコメントに困るものでして……ポジティブにか捉えて“兎口”→“うさぎを連想させるキャラにしよう”という自分でも首を傾げる理由となり、イコマさんの案にもあった「優なる」からとって「優しき者(ハクラング)」になりました。うさぎっぽい女の子です!監獄長さんはいらっしゃるかな~?
>>620
双撃のハルズレフィル
鋭風のスタロールヴ
一応、進撃のハクラングというのも用意してました。ハルズレフィルはレージュさんの案を参考にして「節制なる者」になりましたー。
平日だし、そろそろ寝静まったやろ(慢心)
サーヴァントの人物像で、ちょうどいい感じの文章思いつかないから、データ面だけ投げちゃいます…【CLASS】ライダー
【真名】ディンドラン/Dindrane
【性別】女性
【身長・体重・スリーサイズ】160cm・49kg・85/58/84
【出典】アーサー王伝説
【時代】5世紀後半から6世紀初め
【地域】欧州
【属性】中立・善
【その他の属性】地
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:EX 宝具:A++
【クラススキル】
〇対魔力:A
〇騎乗:C
【固有スキル】
〇啓示:A
“天からの声”を聞き、最適な行動を取る。
『直感』は戦闘における第六感だが、『啓示』は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。>>662
〇罪なき者に:B
純潔の血があらゆる呪いを抑制する。
時に、癩病(ハンセン病)に侵された者さえ癒したという。
資格なき者が聖遺物(レリクス)を振るう時に発生する“嘆きの一撃”を抑制する際にも、彼女の血は失われている。本来ならば聖人にしか扱えぬものであり、それが最優の騎士ギャラハッドのみに許されたものならば尚更である。
〇奇妙な垂れ布の剣:A
ダビデ王の剣。
束にリボンのような布を垂れさせた風変わりな長剣。
聖遺物(レリクス)であるこの剣には、多大な集中力を与えるユーフラテス川の魚オルテナウス(Ortenax)、不死身の生命力を与えるカレドニアの蛇パパリュスト(Papagustes)の骨で作られた柄が備えられていた。
剣帯は金糸で織られており、宝石が散りばめられ、黄金の留め金が付いており、その大部分がディンドランの髪によって作られたもの。ギャラハッドはこの剣帯の製作の対価に、生涯に渡ってディンドランの騎士として仕えることを誓っている。
“ディンドランが消滅するまで”もしくは“聖杯による昇天まで”に限り、ギャラハッドの霊基が有する能力を行使できる。一種の疑似サーヴァントと言えなくもない。>>663
【宝具】
『天を迎える選定の座(シージ・ペリラス)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:600
最も聖なる騎士のみが座れる災厄の席(シージ・ペリラス)、翻って“選定”そのものを指す。
魔術王ソロモンが造り上げた小舟、エデンの園に生えた林檎の樹を用いた三色の錘、奇妙な垂れ布の剣など、複数の聖遺物やサラスの霊廟などを組み合わせた神殿。
異形の複合体(コンプレックス)であり、一種の固有結界。
真名解放とともに特大の魔力光を敵陣全体へと撃ち放つのだが、砲撃に関しては仕込んだロンギヌスでやっているのではないかという疑惑もある。
『いまは遥か理想の城(ロード・キャメロット)』
ランク:B+++ 種別:対悪宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:味方全て
白亜の城キャメロットの中心、円卓の騎士たちが座る円卓を盾として用いた究極の守り。
元々は英雄たちの証、絆を示す魔術礼装だったものをキャメロット用に作り直したもの。これに座り、誓いを立てた騎士たちは身分の差に関係なく同等の仲間となる円形(ラウンド)テーブルを“円卓”と言う。キャメロット城はこの円卓を礎にして現世にカタチを表していた。
展開されたキャメロットの城壁の強度は使用者の精神力に比例し、心が折れなければその城壁も決して崩れはしない。
基盤となるのは、聖人アリマタヤのヨセフの血による十字架が描かれた白き盾。これには特別な呪いがかかっており、ギャラハッド以外の者が触れるとカウンターとして聖槍が繰り出される。逸話には「この盾を持つ者は聖杯の所有者なり。すなわち我が主はギャラハッド」と刻まれており、ギャラハッド以外の騎士が手に入れようとすると何処からか馬に乗った白い騎士が現れ、これを槍で一刺ししたという。>>664
【weapon】
『無毀の湖光(アロンダイト)』
選定の剣。当代最高の騎士だけが帯びることを許された誉れの剣。
所有者の全能力を賦活させるほどの魔力を攻撃に転化した時、軍勢すら相手取る。
かつてアヴァロンの貴婦人ライルからベイリンに渡り、マーリンの手によって石に封印されたのをギャラハッドが引き抜き、彼が昇天した後にはランスロットの佩剣となった。彼はこれを用い、後にガウェインと相対することとなる。
この経緯から、後世におけるアロンダイトと同一視される。
『光臨む運命の槍(ロンギヌス)』
救世主の胸を突いたとされる、もう一つの聖槍。
救済の光と呼ばれる、防護効果及び回復効果を秘めた光を常に発している。
漁夫王ペレムが負った不治の傷を、ギャラハッドはこの槍から零れる血を用いて癒した。
【解説】
『円卓』の顧問監督官ペリノア王の娘。
多くの場合、ただ「パーシヴァルの姉妹」とだけされる女性。
流布本によってはアグレスティツィア、アマイド、アンコレット、ディンドラン、ヘリアベルなどといった名前を与えられているが、ここでは「ディンドラン」であるとする。
ギャラハッドを筆頭とする聖杯探索が始まると、自らの髪を切って剣帯を作り上げ、ソロモンの舟に載せてあった「奇妙な垂れ布の剣」を飾り、ギャラハッドに授けた。
旅を続ける過程で、心身ともに純潔である王の娘の血を塗らなければ癒えないとされた、ハンセン病に罹っている貴婦人を救うため、一皿を満たすほどの量の血を流した後、絶命。
死の間際、自分の遺体を舟に乗せて流して欲しい事、三人がいずれ訪れるサラスの町の霊廟に埋葬して欲しい事、聖杯探索を終えたギャラハッドとパーシヴァルも同じ霊廟に葬られる事を告げる。>>665
【人物像】
「
覚悟ガンギマリゴリラ
」
特技:万物の声を聴くこと(啓示の一種)
好きなもの:祈り
嫌いなもの:争い事
天敵:対話ができないような人
願い:聖杯降臨の場に立ち会うこと
「失うものが二つあるよりは、一つだけの方が良いでしょ?」
ディンドランの騎士、銀髪金眼の少年騎士ギャラハッド。
彼こそは『円卓の騎士』の最高傑作、自ら聖杯を手放した天上の騎士である。
迷いがなく、厳格な人物。生きているうちに“役目を終えた”人間であるとはいえ、英霊として成立する以上は心残りも意見も残っている(ここでは、ディンドランの騎士となる、がその一つであると設定する)。とはいえ基本的には人類に手を貸すことも、その必要もない。無欲にして無心、清廉潔白の究極であり、他方から見れば非常に薄情に見えるだろう。
結果として霊基は憑依しているが、彼自身の意思は既に消失している。>>666
【台詞例】
脳内CV:寿美菜子
「ライダー、聖杯の寄るべに従い、現界しました。
聖杯に至るまでの短い間ですが、あなたの剣に、そして盾になりましょう」
「多くの出会いと多くの未来。そういうもののために生きるのだから」
「あら?」「あらら?」
「善なるもののために、この命を捧げると誓った!」
「聖剣、抜刀」「聖槍、抜錨」
「食事は大盛りにしてみましょうか。体を動かす燃料になるのですから」
「十三拘束解放(シール・サーティーン)、
――円卓議決開始(デシジョン・スタート)!」
「顕現せよ、『いまは遥か理想の城(ロード・キャメロット)』!」
パーシヴァルに対して
「血の繋がった弟ではあります。幼い頃から離れ離れになっている以上、家族面はできませんが。それでも許されるなら、高い高いとか……。される側ではありませんよ? する方です」
ギャラハッドに対して
「私の騎士であり、円卓の騎士であり、そして聖杯の騎士でもある。彼は聖杯を目の前にして何を想ったのでしょうか……」
[[ベイリン]]に対して
「伝聞でしか知りませんが、命知らずの騎士であるというのは、ええ、察せます」>>674
それでは全盛しましょう。メイドで医者(ナース?)で女神でアイドル……グループの属性過多ですね。
本当に何があったんでしょうね。一応英霊にはなっているので、いたにはいたんでしょうねクンドリー。
呪いを解決してくれてヤンデレになってしまったけえども。>>681
成人の頃を黒歴史と見なしてリリィな姿で来たり、一人前と認められる前に亡くなったりした史実系サーヴァントとか……?>>668
ぶっちゃけ、自分がキャラをあんまり投下しないのも人物像を書くのに苦労してるからだったりする。
設定自体は纏まってそうだし、頑張って。>>685
キャラ像は脳内にあるけど上手く出力できない(語彙力がないから)系なんですね
覚悟ガンギマリ・ゴリラ(脳筋)をどう整えようかというぅ
>ギャラハットにディンドラがくっついてる
これはスキルの方で疑似サーヴァントのようなもの、と明記してあるので設定的には間違いではないです
本来、デザインすべきはギャラハッドを召喚する宝具なのですが、メタ的に考えると、このギャラハッドは公式ギャラハッドなので「公式での掘り下げ待ち」「公式キャラをSSで書くのはハードル高い」の二点から憑依系になっています
ライダー由縁のソロモンの舟はディンドラン単独宝具っぽく書くこともできるのですが、ここは真名に使えそうなワードが見つからない(聖杯探索グランドオーダーでも良いかな~って思ったんですが)ので、シージ・ペリラス、円卓の災厄の席、を真名にするとギャラハッド主体にならざるを得なかった
色々と制約がなければ、ギャラハッドに舟(武器庫)から武器をどんどん投げ渡していくディンドラン、という図が出来たという未練があるのですが、それはまあそれキャラ設定というか、人物像を考える際はキャラの背景と重ねて設定する事が多いですね私は。後はこの瞬間自分はこれがムーブだっていう性格や要素を付け足しますね。
>>690
洗脳されてやがる……。『ブレイク・カリバーン(仮)』
※ソード・キャメロット、アラウンド・カリバーンなどと形式を合わせること
選定の剣カリバーンを砕いたとされるペリノア王の遺伝子が持つ、五体を人域の限界まで駆動させることで白光と呼ばれる魔力を放つ特異体質。
瞬間的に聖剣に匹敵する魔力放出を可能とする。
これを癒しの側面に変えたのがディンドランの浄血であると目される。
ここまで考えて「これ聖剣エスカノールなんだよなぁ...」ってなってしまう罠
>>692
「主人を助けるために血を下さい!」
パーシヴァル他「一皿分の血を抜いたら姉は死.んでしまう。取り合わなくていい」
ディンドラン「二つ失うよりは一つの方が良いでしょう」
覚悟ガンギマリ以外の何物でも無いなって...>>697
ハアーッハアーッこの目付きがタマラン!>>276
ひぃ…!子供が好きな理由からしてもう完全に「手遅れ」でしたね…むごい…
あと道灌が出てて嬉しみです。こういう、堅実な動きできるし冷静だけど、情は隠せないのが良い…ありがとうございます…
>>341
コシチェイ…良いな…良い…こういう意思の疎通出来ない系、どっかで絶対的に価値観が食い違ってる系、なのにこっちを無条件で好いてる系、好きです…まさしくバーサーカー、って感じ。宝具のギミックも含めて、ラスボスとしても映える鯖ですね!
>>461
ハロウィンイベント完走お疲れ様でした!トンチキさはなく、ほんのりとした寂しさと温もりを感じるイベントでしたね…!愛に触れて、愛を知ってしまったせいで生まれた特異点。「魔術師」という人種について、「愛」という感情について。考えさせられるお話でした。
そして、淡路廃帝を使っていただき本当にありがとうございます!周囲のノリに振り回されつつも、己の裡にあるものと向き合い続ける者としての彼を見ることが出来て、本当に胸が一杯です…改めて、ありがとうございました!
>>480
ヒュギエイアさん…真面目さが祟ってしまいましたね…でも>276読んだ後だと、もう存分にエンジョイしてほしいと思う…普段頑張ってるサーヴァントたちには、これぐらい羽目を外してもいいと思うのです(乱立する特異点から目を逸らしつつ)>>712
>>556
セイバー陣営…なんてあっさりとした幕引きなんだ…最終盤なだけあって、目まぐるしく退場していきますね。灯里さんが無事で済んで何より…
クライマックスも、楽しみにしております
>>567
ジョーンさんの原典アーサー王伝説鯖だ!モルガンって原典だとこんな感じだったんだな…なんか最近はジョーンさんの鯖についてずっとこうなってる気がする…
しかし、こういうのを見ると伝承の英霊で無辜の怪物を持っていない鯖ってむしろ少数なんじゃないかって思ってきますね。まあサーヴァントって時点で信仰補正という名の無辜が付与されていたりするのですが…
>>582
どの子も魅力的だ…医療班が充実していきますね。侍女さんたちの会話とか聞いてみたくなるな…
あと私は眼鏡っ子なアウルボダさんで()
>>606
これは…ヤバい…アポロン様周りは、何でこうドロドロしてるんだろうなぁ…ギリシャ怖いなぁ…
でも、私は、イベントなんかでなんだかんだでヒュギエイアさんやお父さんなんかと仲良くしてるパナケイアさんがいるって…信じてる…イベント時空は全てを救う…
>>668
人物像については、難しいならキャラの根本部分(解釈違いにならない部分)をまず書いて、それに纏わる原典でのエピソードとか、「例えばこういう時はこうする〜」とかを入れて掘り下げたりしてみると結構手軽に掘り下げ出来ますよ、みたいな。
個人的に、「覚悟ガンギマリゴリラ」の一文もインパクトがあってアリアリアリだと思いますけど>>613
>>614
>>616
返信遅れてすみません。術陣営は、双子が市街に出て、キャスターがそれに随伴する感じです。双子は復讐する気満々だったけど、キャスターがそれをやんわり阻害して普通のショッピングに洒落込もうとしてる…みたいな…
なんで、ほかの陣営とも会えます
>>645
遅ればせながら、台湾に(というか世界中基本どこでも)居てもおかしくないので■■■(アリス)を挙げさせていただきます。誰かに拾われた/捨てられた、で
>>677
こちらも今更ながら、藤原泰衡、カスパー・ハウザーなんかが当てはまるかなと思いました
>>708
>>709
>>710
>>711
>>714
お久しぶりにございます〜!
皆さん優しい…あったけえ…寒風に晒されて荒んだ心を癒してくれる…ありがとうございます…>>706
というかよく考えたら昔描いたSSで思いっきりヨーロッパで活動してる姿を描いてたのを今更思い出しました。迂闊!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%A6%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC
>>707
おお、お久しぶりです!
無理せず、ご自分のペースで参加してくださるだけでもありがたいですとも
それにSSの進捗とかはこっちも人の事言えない身ですし…>>719
ザビ子以上の目フェチ……!>>712
そう言ってもらえてウレシイウレシイ……!>>723
メレクと被りそうなのは螢かも、ケーフェンヒラーは勇に傾いてるでしょうね。
強さより特殊寄りならまさにアーダルベルトですね。サンドバッグ役だけでなく、リアクション要員、解説要員、サポート要員等々色々させることができますよ。そういや鬼(とその末裔とかの混血?)って骨から刀作れるらしいけど、刃物としての形状って決まってるんかな?あと混じってる血の量で硬度や切れ味も変わるんだろうか。
詳しく知ってる人います?5分ほど間置いて、SS投げちゃいます、ね
曇天から僅かに覗く、陽光が反射すれば白金のように輝く。銀の髪を風にたなびかせているのは長身の女性だ。おそらく両親譲りなのであろう美しい容貌とは裏腹に、血痕が付着した手斧を握っている姿からは、その気性が窺える。
彼女に足踏みされているのは捕らわれの身となったサク.ソン人だ。
猿ぐつわをされて呻くだけしかできない有り様は、後の扱いを予感させる。
「私の母は誰だ!!」
「ブリュンヒルデ!! “オーディンの愛娘(ワルキューレ)”ブリュンヒルデ!!」
捕えている男の、縛りつけた手に向かって斧を叩きつける。
血が地面を伝って周囲に広がる。
「私の父は誰だ!!」
「シグルド!! “ファヴニール殺.し(ファヴニール・バニ)”シグルド!!」
捕えている男の、踏みつけた首に向かって斧を叩きつける。
首の断面からは驚くように血が派手に飛ぶ。
「私の夫は誰だ!!」
「ラグナル!! “毛羽立ちズボンの(ロズブローク)”ラグナル!!」
捕えていた男の、切り離した首を高く掲げる。
何度も叩きつけられた顔は歪み、歯は一つも残っていない。
「“ラグナルの息子(ラグナルスソン)”!」「“ラグナルの息子(ラグナルスソン)”!」>>731
ヴァイキングたちの王を称える歓声は止むことを知らない。
アスラウグに命じられた偉大なるラグナルの息子たち、骨無しイーヴァル、ハールヴダン・ラグナルスソン、ウッバ、甲鉄のビョルンに率いられた軍勢は、北海より来るヴァイキングのみならず周辺の諸民族と連合して、後に大異教軍と呼ばれることになる一大勢力を築き上げた。
史上最大規模の血讐(フェーデ)の始まりだ。
自らの家族を害した者の一族郎党を全滅、文字通りに、させる。
命は根絶やしにして、財産は略奪する。
アスラウグの子である骨無しイーヴァルは、拷問の限りを尽くしたエッラの死体から、脊髄に繋がる肋骨を切り離し、肺を取り出して外に飾りつけた。
血の鷲。ヴァイキングに伝わる最も残虐な見せしめが彼らの意思表示でもあった。
「ラグナルに、血の鷲を!
オーディンには、魂を!
我らには、奴らの銀を!!」
ブリテン島、イングランド。
マーシア王国によって統治されるロンドン、かつて植民支配していたローマ人が建てた遺構の名ではロンディニウム。この都市は外からの侵略者によって陥落目前だった。
「――忘れるなよ、アスラウグ。これが済めば霊墓アルビオン攻略に移るんだからな」
「この聖杯とやらの魔力資源を寄越した分の仕事はするが、それでも正気の沙汰とは思えないな。この地上における最後の純血竜ですら途中で力尽きたのだろう?」
「――そこは問題ではない。最果ての槍と、霊洞がある以上、この地表に真エーテルを満たすのならば、再び地上を神代回帰させるのならば避けては通れない」
「私はイングランドには土地しか求めない。好きにするといい」>>732
「――ふん…………」
黒き竜鱗の鎧を纏った少年が、不機嫌そうに言葉を紡ぐ。
彼にとってはこのイングランドへの侵攻などは枝葉に過ぎないのだから。
それに、彼――ファヴニールの企みが成功すれば、この地上に生きる幻想ならざる人類種は真エーテルに適応できず全滅する目算であった。本来ならば、この血讐など意味がないのだから苛立ってしまう。
「落ち着け、召喚者」
「――ディオクレティアヌス」
「指揮権は俺にあるのだろう? 文字通り、キリスト教を迫害した異教の者である俺に。ならばそこで見ているといい。常備軍さえいないような未熟な軍隊に負ける道理はないからな」
「――そうだな。一神教徒ならざるサーヴァントを率いて嵐となれ、皇帝よ」
◇◇◇◇
向かい風、相手にとっては追い風になる。
サーヴァントにとっては大した風量ではないとはいえ、作為的なこの気流はただの人間の兵士にとっては最悪に近いものだった。>>733
「聖杯戦争では無いにしろ、対魔力なんていうスキルで大概の魔術はスカされる“魔術師の英霊(キャスター)”の長所は何か知っているかい?」
「……ぐっ、あ!」
一本歯しかない履物、下駄を苦もなく歩法を交えて、魔術によって強化された錫杖を振るう様は、敵対するディンドランにとってはただの魔術師には思えなかった。戦闘向きの、実践派と呼ばれる類なのか、それとも東洋の魔術師は皆がこうなのか。
後にアロンダイトと同一視されるベイリン卿の剣は、武器としての質は上回っているのに持ち主の肉体的能力で劣っているから、このキャスターに後れを取る。
「それはな、大火力じゃあ無えんだ。火力自体ならお嬢ちゃんでも出せるだろ?
魔術師の本懐っていうのは、戦況を操作することにある。ほら、この通り。
俺たちの兵隊が放つ矢はさらに速く、振るう刃はさらに重く。行軍も楽になる。
でもお前たちの兵隊はその逆だ。
ただ風を吹かすってだけの魔術だが、神風ってのも馬鹿にはできねえ」
「……なら、速攻で貴方を倒せばいいだけの話じゃないですか」
「おおっと、地力勝負じゃ三騎士とライダーには不利なんだよなぁ――」
アロンダイトからロンギヌスに持ち替えたディンドランは、聖遺物(レリクス)を手に取った反動で、血管が膨張して血行が逆流、視界が赤く染まる(レッドアウト)するのも気に掛けず、対城の威力を発揮する真名解放を選ぶ。
聖槍の白き光が戦場を埋め尽くさんとばかりに、輝きを増す。>>734
「いきなり戦術が崩されるとかは、無しだぜ」
「新手!」
ディンドランの聖槍を握る左手、聖槍の先端の二点が、拳ほどの小さな礫で弾かれる。
目標から逸れたロンギヌスの白光は、上空を覆う曇天を払うだけに止まった。
「お前、堅いな。普通に指の骨とか砕くつもりだったんだけど。盾とか持ってないのに、もしかして防衛メインのサーヴァントだったりする?」
「アサシンか、助かる」
「ん、この堅さだと俺に出来るのは遅延戦術だけっぽいけど」
「勝敗を分けるのはサーヴァントじゃない、ラグナルの息子達が率いるヴァイキングだからいいのさ」
「んじゃ、弱い駒で強い駒を全力で引き止めますか~!」
「『縛鎖全断・過重湖光(アロンダイト・オーバーロード)』! 邪魔をするなら斬り伏せます……!」
「……なるほど。あれが既に聖杯を手にしていることによって召喚される“はぐれサーヴァント”というやつか。その霊基、Aランクには届くのだろうがトップサーヴァントと呼ぶにはあまりにも遠い。
俺が出るまでもないだろう」
空間を震わせるほどの魔力の圧が生み出す渦を、丘から見下ろしているのは、サーヴァント戦を含めて総指揮を執るディオクレティアヌスであった。彼は常に戦況を把握して、介入する立場にある。
最優のクラスであるセイバーで現界し、大異教軍のサーヴァントとしても最強なのだから。>>735
◇◇◇◇
ヴァイキングが征服していない最後のイングランド諸国、ウェセックス。その王城。
玉座の間にはアルフレッド王と、その重臣たちが控えていた。
「はぐれサーヴァントなるディンドランの提供によって、この円卓を借り受けた。これから彼女が構築した術式による英霊召喚を始めることになるが、準備はいいな」
「はっ」
「うむ……機会は一回。どうか、この状況を変えんとする者を望むが……」
ラウンドシールドから十三の霊子が零れ、回転する。
魔術式が問題なく稼働している証拠だ。
ディンドランの英霊ギャラハッドを喚ぶ能力を再構築して、異なる数値を代入したものであり、本来の英霊召喚とは原理が異なっていた。それでも意図的に起死回生の一手に繋げるとあれば、霊脈に流れる魔力の多くを消費するとはいえ、有用には違いない。
「抑止の輪より来たりしサーヴァント、汝の名を何と言う」
「ふぇ、フェリーペ。フェリーペ・ジョージ・デ・サントですけど……??」>>730
久しぶりです〜
リアルのバレは怖すぎるやつ...っ!>>730
ヒエッふと思ったこと。
オフェリアってローエングリンを召喚できても喜びそう。(父親がワグネリアンなので)パナケイアのマイルーム会話できたから投げる!
絆1「それじゃあよろしくお願いしますねマスターさん。私は主治医、貴方は患者さん。良い関係を築ける様に頑張っちゃいますね!」
絆2「貴方はいつも怪我をしますね。生き急いでいるのでしょうか?こう言う時、私の達は愚患者だと吐き捨てるものですが私はそういう決め台詞持ち合わせていないものでして……」
絆3「貴方はいつも怪我しますね。もしかして自分の命勘定に入れないタイプなんですか?良くない事です、ちゃんとご自分の体を大事にしてくださいね」
絆4「うーん……私も父みたいに医者の言う事を聞かないどうしようもない患者に向けるちょっとした蔑称が欲しいものです。え?そうですよ、貴方の為に考えているんです」
絆5「決めました!貴方は馬患者です!絶妙にオブラートな単語を選ばせてもらいました!馬患者さん、これからもよろしくお願いしますね!」>>749
会話1「適度な運動、これ大事です。それにバッタリ患者さんに出会ったりしちゃうかも……まだ見ぬ症例、たまりませんね!」
会話2「私と貴方は主従関係ですが、どうにもピンと来ませんね。ずっと年下の子が私の上司だなんて、ふふふ!」
会話3「戦闘時の指示は受け付けますが、施術中は私の判断を優先します。よろしいですね?」
会話4「あ、あああっ!医神アスクレピオスっ!我が父。こんな形で再会するだなんて、人理の導きに感謝します!良ければお手伝いをさせてください!」
会話5「おや!姉さんじゃありませんか。お久しぶりです。人理修復、共に成し遂げましょう。我ら姉妹が揃えば敵なしです!」
会話6「冥界の王……大丈夫ですよ。今は私情を挟む状況ではありません。それくらいの分別は付いているつもりです!」
会話7「ヘラクレス、ゼウスの子。でっっっかいですね、ええ!」
好きなこと「それはもちろん我が父!医神アスクレピオスですとも!彼の娘である事は私の誇りです」
嫌いなこと「嫌いなもの……うーん、強いて言うならば病でしょうか。人々の営みを歪める、あってはならないものです」
聖杯について「そうですねえ、父の研究に役立てたいです。死をも覆す、奇跡の為に」
イベント開催中「お?お祭りみたいですね!行ってみませんか?ふふふ、姉さんはお菓子が大好きなんです」
誕生日「誕生日おめでとうございます!私からはこのお薬を……何ですかその顔はぁ!お薬大事ですよ!?」>>750
霊基再臨1「おー、レベルアップって奴ですね?ちょっと衣装が豪華になりました!」
2「今度は見た目変わらないんですね……残念!」
ネタバレ注意!
霊基解放クエストのクリアが必要です!!
3「(下半身が蛇となり、口元を覆っていたマスクが外れ耳まで裂けた口が露わになる)ああ、あああ、見てしまったのですね。至ってしまったのですね。でしたら私も包み隠さずお話ししましょう、我が身は神への復讐を誓った一匹の蛇なのです。アヴェンジャーである理由、お分かりいただけましたか?」
4「こんな醜い姿になった私をよくもまあ……物好きなものですね貴方も。けれど尽くしてもらった以上はそれ相応の対価を私も払うとしましょう」>>751
会話1「さあ行きましょう?なんです?怪物と一緒にいるのは、嫌ですか?」
会話2「指示をするのは構いませんが、場合によっては無視しますよ。令呪を使うなりなんなりと……
会話3「主従関係、ええ、そうですね。私との貴方にはそうした繋がりがあります……大丈夫、ちゃんとサーヴァントとしての仕事はこなしますよ」
会話4「……父よ、この様な姿を笑ってください。所詮私は、貴方にはなれない。貴方のそばに寄り添う事さえ…」
会話5「ああ!姉さんじゃないですか!相変わらずで安心しました。ころす理由として申し分ないです!あははははは!!!」
会話6「ハーデース……アイツだけは、この手で……!!!」」
会話7「ゼウスの子、オマエもだ。オマエもきっところしてやる…」>>752
絆1「どうかされました馬患者さん?私の体がそんなにおかしいですか?笑ってもらって構いませんよ、その時はくびり殺しますが」
絆2「簡単な話です。血が憎かった。父を殺した神の血が私の体に流れている事が嫌だった……生きている事が、屈辱だった」
絆3「だから血を切り離したかった。神と繋がれた鎖を解き放ち、ただ医神の娘でありたかったのです。結果は……ご覧の通り」
絆4「父が、何をしたと言うのでしょうね。あるべき形?冥界?そんなものよりも大切なのは命、患者です。人が死なない以上の幸せが……他にあるでしょうか?」
絆5「だから私は神が憎い。自分達の勝手な都合で何もかも掻き乱す神が憎い。いつかきっ
と、この手で奴らを……ころしてやる」
絆5(ヒュギエイア絆5時)「へえ……姉さんと親しいんですね。よくお二人が仲良く話しているのを見ますよ。とても、とても幸せそうな顔をしていて……壊してやりたいと思いました。ねえマスター、私たまにこう考えるんです。もしも貴方がいなくなったら、しんでしまったら……あの人はどれくらい悲しむのかなって。
あはははははは!!冗談、冗談ですよ!!そこまでするほど馬鹿じゃありません。
でも、取っちゃいたいなって思ったり思わなかったり……」>>747
宝石商の方は出したいと思ってるんですよねぇ
メレクくんいるので自然に絡ませられますし>>759
なるほどなるほど……>>757
ここのえさんの解釈が是非とも知りたい……!(実は私は考えてない)>>716
おー、完結しましたか。お疲れ様でした&お見事です。
シリーズを一つ書き上げたって言うのはとてもすごいことだと思います。
うちの子に関しましては他の人の手でも動かしてもらえたと言うだけで、もうとてもありがたいことなのです。
繰り返しになりますが、完結おめでとうございます。
>>723
できるよ。あいつの設計理念は、悲劇が理不尽なものであるなら救済も不条理なものであるべきっていうものだから、まったく事件に関係ない導入からどう言う経路か核心まで侵入してくることが出来るよ。少なくともそういうふうに作ったキャラクターだからね。
そう言うところを出したくて蒐集列車経由でフランスに放り投げたんだけど……自分がダウンしてしまって投げ離してしまってる……
>>725
お久しぶりです。まだ本調子ではないと言うか、もしかしたらもう前のような調子には戻れないのかもしれませんがなんとかやっていけています。少なくとも頭の中に場面を空想するいつものやりかたが出来るようには戻ってこれました。
>>730
怖っ。こわない?
もしかしたらその人もこのサイトのユーザーだったのかな…………>>764
ありがとうございます。あ、あとエピローグがあるんで、厳密にいえばまだ完結じゃないですな。灯里ちゃんとかのその後も書いて完全終わりです。>>737
遂にアスラウグが来たか!>>737
お久しぶりです。
身バレ危機とは、恐ろしい……。>>770
基本はまぁプロフィール通りなんだけど、クッチーに対してはたまにギブアンドテイクな割とドS寄りキャラになってきたからな……。身バレは恐ろしいのお〜!
いやほんとに怖いと思いますはい身バレ=黒歴史の露見だからね……。
自分は付近に型月やってる人いねぇから身バレはほぼせんな……。キャラ数も少ないからそこまで性癖モリモリでやってもないし……。
自作クリスマスイベというか次のイベを考えようか、それともアナログながらキャラデザ依頼を募ろうか……
>>777
うちの女性キャラで好みなのは誰だろ?
ビートルは間違いなくアウトだろうけど。>マグダレーナ一応特異点ネタの最後が書けたので投稿しますね。
黄金の輝きを纏い、ヴェーグは斬撃を見舞う。
それは嘗てのベルセルクたち、王の愚行を止めるべく立ち上がった十二の精鋭。
伝承曰く、魔剣スケーヴヌングには十二のベルセルクたちの魂が宿っているとされ、王の声に呼応して力を引き出すのだという。
ヴェーグの姿は、さながら王を制止する王の代行者にも映り、伝説の再現をしている。
彼らの咆哮を聞き、黄金は蜂起した。
────苦難をゆく者(フロームンド)のように、困難を往きて耐え忍び。
────速く射る者(フロズルヴ)のように、優雅に標的を見失う事なく。
────視る者(スヴィプダグ)のように、過酷な運命を見据え。
────恐怖される者(ベイガズ)のように、降りかかる恐れを乗り越え。
────疾き者(フヴィトセルク)のように、遍く地を駆け抜け。
────優しき者(ハクラング)のように、暖かみを忘れず。
────節制なる者(ハルズレフィル)のように、理性を保ちて己を律し。
────勇ましき者(ハキ)のように、脅威に立ち向かい。
────剛き者(ヴェットル)のように、力の限りを尽くし。
────正なる者(スタロールヴ)のように、潔い道を示す剣となり。
────気高き者(ヒャルティ)のように、原点たる矜持を守り。
────猛る者(ボズヴァル・ビャルキ)のように、迷うことなく猛進した。>>782
我らは黄金に仕えし戦士なりて、この聖戦に終止符を打つ。
ヴェーグは高らかに雄叫びをあげる。全力の開放を以って目前に佇む嵐を降す為、今こそ十二の咆哮を束ねて力とする。
そして放たれる一閃は、かつて輝王を裁断した一撃と酷似していた。
「とどめだ、黄金の王」
終いとばかりにギュルヴィが追撃を叩き込む。
光を殺した枝、竜を殺した剣、神を殺した牙……その全てがフロールヴ・クラキの肉体を射抜き、明確な致命傷を与えた。
これにて勝敗は決した。再誕の嵐はここで鎮まり、世界は平定するだろう。
「私が人間に敗北するか。なんとも奇妙だが……決して不快ではない。ヴェーグ、かつて私が黄金を贈った少年よ……強くなったな」
「……当たり前だ。アンタに認められる程の戦士になる為に、ここまで来たんだからな。王、この魔剣をアンタに返す」
光を集めたヴェーグの手の中には、一振りの黄金の剣が握られていた。
すると同時に、ヴェーグの体が粒子に包まれて“女の姿”から“男の姿”へと変化する。
その変貌に驚愕する一同。しかし当の本人はやり切った表情に満ち溢れていて……そのまま消滅を受け入れようとしていた。
曰く、黄金の魔剣は王にのみ許された神造兵装。資格なき者が手にすれば忽ち死に至る代物。
故に、本来であればヴェーグに使える筈ものない魔剣を扱えるようにするには────肉体を女性のものに作り替えるのが最適解だった。
黄金の力とは概念的に女との結びつきが強く、より反動と反発を最小限に留めるには女の性の方が都合がいいのだと……故の『黄金の力(グルヴェイグ)』なのだ。「僕の役目は終わった。王を正し、魔剣を返却する……僕の“戦い(ラグナロク)”は、これで終わりを迎える事ができたんだ」
「……ご苦労だった、ヴェーグ。幾星霜の旅路、そして成し遂げた汝の使命……まことに大義であった」
────嗚呼、最期にその言葉が聞けてよかった。
そう言い残してヴェーグは消滅した。
摩耗した魂と、人間の許容量を超えた肉体の酷使により、生きた人間であっても物質として維持するのに限界が来ていた。
加えて、ヴェーグは本来この時代の住人ではない。その生涯を終えたと同時に、世界の修正力によって消失させられたのだ。
一連の出来事を目の当たりにし、残るは人理側とフロールヴのみ。
「汝らも速やかに去るがいい。ここは間もなく崩壊する」
「その前に一つだけ聞かせて欲しい。アンタは本当に人類救済を至上としていたのか?」
「……くだらぬ事を訊くな。早く立ち去るがいい」
これ以上は話すことなどないと早々に会話を打ち切られてしまい、無言になるフェリーペ。
ただ特異点を脱するにしても本来の目当てであえる聖杯が未だ手中にないので、脱出しようにもできないのだ。
「聖杯? ここに向かう道中で拾ってきたぞ」
しかし、ギュルヴィのお陰で難なく解決。
聖杯を手にした事で目的が達成したのか、世界の修正力によってフェリーペとメンテーは元の時代へと帰還させられた。>>785
ついに残ったのはギュルヴィ、ゲフィオン、フロールヴ────
「あね、うえ……」
────そして致命傷を負ったスクルドであった。
「我が妹、やはり汝も敗れてしまったのか」
「不甲斐ないですわ……」
「よい。この際勝ち負けなどにはもう拘らない……こちらに来なさい。私に多く貢献してくれた者を労わなければいけないからな」
ふらふらの状態のスクルドを胸に抱きしめる。
「まったく、手のかかる妹だ。汝が私の為に蛮行に及んだのも、魔█王の企てに少し手を貸したのも存じている。汝はずっと、邂逅した時から私を、理解者を求めていたからな」
その言葉にギュルヴィは彼女の、黄金の王が本当にやろうとした事を察した。
普通ならば、ここは空気を読んで無言でいるべきなのだろうが、残念なことにそれができない女神が一人いたので────。>>786
「もしかして、この騒動は全て妹の為だったのですか?」
フロールヴは何も答えない。彼女の祖とはいえども、これは二人だけの問題なのだからと。
無言を肯定と捉えたところでギュルヴィに拳骨を喰らわされてしまい、今度こそ自重するゲフィオンだった。
その後、タイムリミットが訪れたのでギュルヴィとゲフィオンは消滅した。
「スクルド……」
「兄上(あねうえ)……いいえ、お姉様。私、お姉様がいればそれで良かったのです」
「そうか……」
崩壊する白亜の城の中で、伝承においては理想の王と破滅の魔女という敵対関係であった二人が、互いを想い合う姉妹のように抱きしめ合い、特異点消滅の渦に呑み込まれる。
こうして彼は誰時は黄昏を迎え、落日に至ったのであった。【用語・展開解説】
北欧隔絶聖戦スカンディナヴィア
フロールヴ・クラキとスクルドの顕現により発生した特異点。時代の特定はできなかったが、ギュルヴィが統治していた神代である事だけは判明している。
彼誰より戦がす剣(シグルリョーミ)
フロールヴ・クラキの持つもう一振りの剣であり、魔剣と対をなす聖剣。
彼方へと差し込む光。星を線引く界線であり、境目を区切る塹壕。次元を剪定せし星の剪刀(はさみ)。
この聖剣は魔剣同様に十二の拘束が施されており、解放する事によって秘められた輝きが表面に現出される。そして真名開放時、光は極限にまで高められ、国を両断するが如き一閃を解き放つ。
これは世界を別つ機能を有する所謂「乖離剣」と類似した“国境”を概念とした聖剣であり、本来の能力であれば星に存在する境界線を斬り崩し、次元すら隔てた妖精郷を生み出す事ができる他、星にとって不要なものを切除する剪定鋏の役割も担っている。
ギュルヴィ
神代の北欧を統治していたスウェーデンの王。サーヴァントではなく時代を生きる本人であり、特異点へとやって来たフェリーペとメンテーを導いた。
ウィーラーフと共に聖剣の一撃を止めるべく時間稼ぎし、死没間近でアイタリデスによってサーヴァントとして復活した。
ヴェーグ
ベディヴィエール枠。
フロールヴ・クラキがかつて黄金を贈った少年で、王を魔剣と共に埋葬する役割を持つ。
本来の伝説から外れてしまった王を探して時代を巡り、最後の力を振り絞って到達し、魔剣を返却して消滅した。
実は先天的ではなく、オーディンによって魔剣を使えるように後天的に性別を変えた女体化枠。>>788
フロールヴ・クラキ
ラスボス枠。デンマークにおける伝説的な王。
スクルドによって瀕死の状態で妖精領域まで連れられ、嵐の王として再誕させられた。サーヴァントではなく本人。
魔剣は所持しておらず、代わりに聖剣シグルリョーミを振るう。また、輝王アディルスを討った代償として竜種へと変質している。
人間を補完し楽園を作ると言っていたが、実際のところスクルドがこれ以上孤独を感じず、傷つかない世界を作り上げようとしていた。
スクルド
北欧における魔女。魔█王の聖杯を使って時代を超えて特異点を作り上げた。
ギュルヴィの召喚サーヴァントたちに猛威を振るうが、プリンス・バルドルの宝具に形勢が変わり、致命傷を負う事となる。そして最期にはフロールヴの胸の中で特異点の崩壊に巻き込まれて消滅した。
フロームンド・グリプスソン
ギュルヴィに召喚されたセイバーのサーヴァント。
一度はスクルドの手に落ちて敵対する事となるが、プリンス・バルドルの宝具により正気を取り戻し、再び王のサーヴァントとして戦った。
リアム・ウィッカーマン
ギュルヴィに召喚されたランサーのサーヴァント。
カルデアが到着する前からスクルドの手に落ちており、敵対する。>>789
兵十
ギュルヴィに召喚されたアーチャーのサーヴァント。
終盤の戦いにてスクルドの召喚した魔猪を数体撃破するなどの活躍をする。実は割とピンチだったのでゴンキツネも出す予定だったが、結局出番は流された。
木蘭(ムーラン)
ギュルヴィに召喚されたライダーのサーヴァント。
カルデアとの任務に高い割合で駆り出される。最後の戦いでは正気を取り戻したフロームンドと連携を取り、スクルドの背後を突く事に成功するなどの活躍を見せる。
エイル
ギュルヴィに召喚されたキャスターのサーヴァント。
シグトゥーナでは王の秘書的な立場についていた。最後の戦いでは全ての宝具を駆使してサポートに回り、もしかすれば一番貢献したサーヴァントかもしれない。
アイタリデス
ギュルヴィに召喚されたアサシンのサーヴァント。
敵の術中に嵌ってしまうなどやりかしはするが、情報収集などでギュルヴィに貢献していた。最後には“魂に触れる”性質を以ってギュルヴィをサーヴァントにしてカルデアへと送り届けた。
ウィーラーフ
ギュルヴィに召喚されたシールダーのサーヴァント。バーサーカーの代わり。
カルデアとの任務に高い割合で駆り出される。最後はシグトゥーナに迫った聖剣を宝具で防ぎ、カルデアが敵陣へ侵入するまでの時間を稼いだ。>>790
ゲフィオン
特異点に召喚された現地サーヴァント。神霊枠。
女神としての威厳などを語る割におっちょこちょいで空気が読めず直ぐにべそをかく。しかし鼓舞すれば忽ち元気になる単純且つチョロい女神である。
最後はフロールヴとの戦いに参戦し、カルデア退去後の出来事も見届けた。
プリンス・バルドル
特異点に召喚された現地サーヴァント。完全な神霊という訳ではなく、幻霊の霊基に神霊が組み込まれた形となっている。
スクルドのワイルドハントを打ち消すジョーカーであり、最後の戦いでは存分にその力を振って戦況を変えた。>>793
本当のところもっと姉妹仲を掘り下げて、互いの想いを描写したかったんですけど……wikiに投稿するにあたって追加すればいいかな。
完璧に映る姉と、本当は才能豊かなのに孤独で素直になれない妹。佳い。>>800
かなり凄いサバって誰だろ。
まぁ書けんなーって時は休んで遊んでインプット、ということで。>>800
おのれスランプ!でもそういう時はいっそ筆を休めてもいいんですよ人間だもの>>800
そういうときもありますから、別のことをして気分転換しましょう。>>810
「というわけで。買出しにきてみました!」
「いや何が『というわけで』なんだよ」
「あと誰に向かって言ってるんだ……?」
音邑市内某所、スーパーマーケット。
今が平日なのか休日なのかも判然としない特異点だが、午前中という事もあってかそれなりに利用客もいる。
それらに交じり、フェリーペ達は食料と今後の活動に役立ちそうな物資の調達に励んでいた。
「……」
「どしたんフェリーペ? 何か気になる事でもあったんか?」
「え、あ、いや。――大した事じゃないんだけど。この街にもちゃんと人がいたんだなって」
昨夜の事を思い出す。
アスファルトを砕き、銃弾が飛び交う光景が繰り広げられた戦闘。決して小さくはない、ましてこの特異点が存在する土地――日本においては尚更異常とも言える出来事を、しかし咎める者は誰一人としていなかった。
故に、フェリーペの中ではもしかしてこの街には目の前の彼らや昨日出くわした者たち以外の人間はいないのではないかと思ったのだが。
「あぁ、そういう……。確かに最初の内は違和感抱くわなぁ」
「俺らにしてみれば慣れたもんだが、お前にとっちゃそうもいかないわな。ま、どうせすぐに慣れる光景だ。あまり気にすんな」
どこか感慨深い様子でフェリーペを気遣う加々見と黒野。
彼らからしてみればこの風景は既に日常と化しているのだろう。フェリーペが抱いた違和感にもさして頓着せず、淡々と目当ての商品をカゴに入れていく。
と。そこでふと、黒野が立ち止まった。>>811
「……まあ。正直な所、ここにいるこいつらが人間かって聞かれたら微妙な所でもあるんだけどな」
「え?」
どういう意味かと、そう問い返そうとするより早く黒野が動く。
目の前にある商品棚。そこに陳列された商品の山に右手を伸ばし、そのまま勢いよく左右に向けて振り抜く。
当然無事で済む筈もなく、腕が通った場所にある商品が吹き飛び、あるいは散らばって地面に転がった。
「なっ……!? 黒野、お前一体何を!?」
「落ち着け。言われなくてもちゃんと元に戻すっての」
「いや元に戻すとかそういう問題じゃないだろ!? こんな事したら、お店の人たちに怒られ――」
「誰に。怒られるって?」
予想外に強い圧が込められた黒野の言葉。それに気圧され、フェリーペは一瞬だが黙り込む。
その時気が付いた。目の前で起きた光景と、その後に起こる『筈』の出来事に対する差分に。
周囲の人間たちが、誰もこちらに目を向けていない。決して小さくない筈の音を立て、転がった商品のいくつかは彼らの目の前を通り過ぎたものすらあったのにまるで気にも留めない。
それどころか店員ですら、慌てる事もなく平然と目前の業務に集中しフェリーペ達には何の意識も向けていなかった。
戸惑うフェリーペを他所に、黒野は先程までと変わらない様子で自らぶちまけたものを片づけていく。>>812
「これがこの街の実情だ。今歩いてるように見える人間も、上辺がそんな風に見えてるだけで中身は何の自己も個性もありゃしない。さっきみたいに目の前で乱暴しようが、怒鳴り散らそうが、あるいは銃弾を撃ち込んでも平然と復活し自分の役割を続ける。さしずめゲームで言う所のNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)って奴だな」
「そんな……」
「信じられないなら試してみるか? 直接当てなくても、そこら辺に撃ち込むだけではっきりぐあっちゃ!?」
変な声を上げて、黒野がのけぞる。
そこには怖い笑顔を浮かべた加々見が黒野を見下ろしていた。
「くーろーのー? いきなりそういう物騒な事したらアカンって、最初の頃に決めたやろー? なのに何いきなり突拍子もない事しとんねん。シメたろか? もっぺん嫌になるまでシメたろかー?」
「ぐおおおやめろ馬鹿! 銀糸(それ)はシャレにならねえだろそれは! あ、ヤバい。首、首しまってる! 呼吸ができなががが!」
ちなみにであるが。二人の年齢・身長は割と離れており、傍から見る分には兄妹か親戚同士のそれと映るものもある。
なので今の状況はフェリーペ視点で見る分には非常にシュールかつコミカルであったのだが……お互い折檻に集中してる二人にはそれを気にする余裕はなかった。>>813
どうしたものかとフェリーペが手持ち無沙汰になりかけたその時。不意に、背後に人が立つ気配を
「――――ッ!?」
気配を感じた。それと同時に、フェリーペは勢いよく振り返る。
ただの気配ではない。一瞬にして場の空気が冷え込むような、あるいは剝き出しの刃物を背後から突き出されたような。そんな物騒極まりない空気。
そして。彼の出身国では時折、否頻繁に触れる事が少なくなかったモノ。
フェリーペの異変に気付き、黒野と加々見もまた互いに事を中断しフェリーペが振り返った方を見る。
そこにいたのは。
「……騒々しいと思っていたら。お前達も、ここにいたのか」
この世全てを突き放したような、冷めきった両目。
黒いスーツに長ドスを佩いた男がいつの間にか三人の近くにいた。魔術理論について考えると、段々胡乱になっていって胡散臭さ(分かりづらさ)も増していく…分かりやすくしたいのに突き詰めていくほどに分かりにくくなるジレンマ…
文字型の(インクの)使い魔で、普段は魔術師の本に文字として居ついてて、魔術を使用する際には詠唱の羅列となり魔術師と共に高位の魔術を使役する…的な…そんなの作りたい…質問なんですけどサーヴァントの血ってどういうものになるんでしょう
エーテルで構成されているわけだからある程度魔力とか帯びているのかしら>>822
切り離された彼の毛髪と衣服の断片は、擬似的な物質であることをやめ 、彼自身の魔力に還元されたのだ 。つまりその肉体も基本的な着衣も、魔力で編まれたものだ 。それは彼がサーヴァントであるという強い証拠の一つになる。
(Fate/Requiem1巻より引用)
サーヴァントの肉体と衣服は全て魔力で編まれた"擬似的な物質"であり、血液もそうだと推察出来る。
魔力を帯びているというよりは"魔力そのもの"が血液という"擬似的な物質"となっているのだろう。
肉体から切り離された断片は時間経過で擬似的な物質であることをやめ、その肉体の持ち主にある程度還元されるようだ。
おそらく敵の攻撃を受け、大量に肉体が破損したり、吸収、吸血系スキルを持つ存在と対峙した場合は還元率は下がると思わしい。>>823
なぁるほどこういう感じかあ
じゃあ血を抽出したりしてもしばらくしたら消えちゃうのか
なるほどなるほど懺悔します
『瘴気魔術(マイアズマ・マギア)』という感染病に関する魔術を考えた時、「まあ医学が発展した現代では神秘も影響力も低い感じっしょ」とか考えていたんですよ
まさかそれがどれだけ浅い考えだったか、数年で実感するなんて思って無かったです……ジグゾー魔術なるものを思いつきだけで考えたけれども、改編系統の魔術というくらいしか思いつかない……。
ふぃ~SS投げます~
「ううう……ううう……」
触れれば魔術的な護りがない生物などは容易く溶解してしまうであろう、猛毒によって形成された剣山のごとき岩盤を、無数の蛇が這いずり回る。
裂かれた舌の囁きは多重奏になって地底を反響するのだが、それよりも増して強く木霊するのは男の嗚咽だった。慟哭が、空気を震わせる。
「――いつまで泣いている」
「お前には分かるまい。この私の苦悩が!」
「――はっ、賢君と讃えられた栄光に縋って、我が身可愛さに毎晩人間を二人、生贄にしたことか? それとも千年を生きた自分にとって生まれたばかり同然の若者に封印されたことか?
――さっさと準備しろ。神代回帰の刻は近い」
「ああ、ああ!
召喚に応じた以上は、“異教”の軍勢として。異なる秩序の民としての働きはするさ!」
「……だが、蛇の目をしたシグルドよ。その奥に潜む邪竜よ。お前は何が目的だ。
お前にとって神代回帰は手段に過ぎないだろうに」
「――はは。貴様が知る必要はないな、اژدها(エジュダハー)」
◇◇◇◇
「さて、フェリーペ君のお陰でなんとか状況は五分五分って感じに戻せましたね」>>829
「いやいや。己(オレ)ね、己(オレ)もいる」
「む。確かに悪魔と言えど戦力に数えない訳にはいなかいでしょう。今回の作戦のMVP賞をあげます!」
「やったー(棒読み)」
「客人(まれびと)とはいえ、王の御前で何という無礼を……」
「ふふ。よい、よいのだ」
ウェセックス王国、ウィンチェスター。
イギリスの長い歴史の中でも大王(ザ・グレート)と名の付くのは大異教軍を退けたアルフレッド王を除いて、他にいないとされる。
特異点修復に必要とされるのは聖杯の確保、そして敵性サーヴァントを排除してヴァイキングを講和の舞台に引き摺り出すこと。それが条件だ。
「これから諸君は、成し難きを成さねばならない」
「はい。今までやって来たことで、これからもやって行くことですから」
「フェリーペと言ったか、良い眼をしている」
レイシフトの準備をしていないのに霊子転移(レイシフト)しているということは、カルデアとの通信が不可能で、フェリーペがメンテーと離れ離れになっていることからも明らかだった。彼女は英霊召喚の要でもあったのだが、今回は騎兵の英霊(ライダー)であるディンドランの持つ、ギャラハッドの盾……騎士が集う円卓……によって代用していた。
カルデアの援助が無くても、これから戦力は徐々にだが整うだろう。
ディンドランとバフォメット、通称バフォジャックはヴァイキングを撃退できるまでの戦力増強まで戦線を維持することが役目だった。>>830
「それにしてもアンタほど信仰心に篤い人が、緊急時とはいえ己(オレ)を容認するのはちょっと驚いたかな」
「そうですか? 私は悪魔祓い師(エク.ソシスト)でも、悪魔殺し(エクスキューター)でもありませんから。悪魔とは、主の愛を、逆説を以て証明する。貴方達はそれだけの存在です。その行いに惑わされる心が悪なのです」
「これは実に堕とし甲斐がありそうな人間要塞だ。契約、してみないか?」
「ふふ、断ります。それに私は聖人と一般的に讃えられる方々とは違います。とても弱い。だからこそ逆に一度挫ければ終わりなのだと分かっているんです。
貴方の逆ですね。私は善を好むし、意識して善でありたいと願う」
「へえ……」
バフォメット/ジャック・ド・モレーは、自らの契約者であるフェリーペとディンドランを見比べた。
彼女は意図的に善として振る舞うと語ったが、バフォジャックの眼には自然に善人であるように思われた。人間が持つ善性と、自己の価値観が乖離していないからだ。
美徳、なのだろう。
悪魔にはそれは蠱惑的な魂の落差を予感させる餌にしか思えなかったが。
「伝令ー! アルフレッド王に伝令!」
「何事だ!」
「デーン人の軍勢に未確認の、サーヴァントを確認!」
「相手側はまだ召喚できるのか……」
「フェリーペ君!」
「迎撃、お願いします!」見直してみると文の繋ぎめちゃくちゃで、こいつ(自分)疲れてんな…
>>836
さすが作者様ですよ...!
ディンドランのテーマに善性(と聖杯探索由来の聖性)があるので、相手にとって当然になっている態度を言及するためには「理解があって、かつ問題提起する(方向性的に)」のが文脈的に必要だった、のかもしれない>>841
スレ産ザッハークのムーブは、黒幕とキャラが被るので採用してないんです…
あと単純に「ド○えも~ん、両肩の蛇がいじめるよお~」ってする魔王を自分が書きたかったのもある
すまない……空気を読めない男で、本当にすまない……(語録)お久しぶりのfalling moon最新話投げてもよかですか?
ガウフレディ双子は魔術を忌み嫌ってそうだけど一方で「自分たちは魔術がなければ只の無力な子供に過ぎない」ってことを無意識のうちに理解ってそうだなぁと思いました。だったら良いなと思いました。
>>825
考えてみれば、魔術(神秘)を論理的に表現するなんて土台無茶な話だったんだなって…
>>826
仕方ないですよ…誰も未来なんてわからない。それだけのことなのですから…
>>827
ジグゾーってジグゾーパズルのですかね?
「通常ならば試行の困難な魔術を分解し普段は個別で管理し、使用する際に一気に組み上げることで瞬時に高度な魔術を扱う」みたいな…?あまり根源との繋がりが見えないので、魔術使い系の魔術っぽい…
>>833
意味深な前後のモノローグと、事態の着実な進みを感じさせる本編…しかし神代回帰でこの世全ての悪(アンリマユ)とは、どんどんと壮大なお話になっていく…どこまでついていけるだろう…よーし投げるで
『ふうむ、まさかお前の同級生がマスターとはな。確かなんだな?』
「間違いない。アレも確認した」
『全く聖杯め、魔術の心得もない本物のど素人を選ぶとはな』
そばにいる経子はぬいぐるみを抱えたまま、じっと理仁の挙動を観察している。一体何を話しているのか、耳をそばだてているようだ。
『理仁、今すぐ彼女を教会に連れて行け。前にお前にも言ったが神父に頼めばマスターとしての権利を放棄する事が出来る。加えて丁重に守ってくれるそうだ』
柳花の返答は予想よりも早く、その内容は予想通りだった。
同じ巻き込まれたマスターだとしても理仁はある程度は魔術というものを理解しているが、経子は今日まで魔術のまの字も知らずに生きてきた。そんな彼女を戦いに加えるなど、あってはならない事だ。
柳花の声をしっかり聞きつけたのだろう。経子は咄嗟に理仁の手から携帯をふんだくると、力一杯声を上げた。
「え!い、嫌です!私、理仁君から色々聞きました。私にも手伝わせてください!力になりたいです!」
「あ、おい三義……」
一応マスターとなってしまった以上、経子にはざっくりと説明をした。そうでもしないと興奮して抑えられなかったからだ。しかしそれがまずかった様でもっと知りたい、力になりたいと言い出して聞かず、挙句柳花の元に連れて行けと言い出したわけである。>>851
『力になるというのは我々の足を引っ張らない、という意味だ。お前は何か戦える力を持っているか?』
「あ、足が速いです!」
『話にならん。いいか、サーヴァントの自我がなく有事に守ってくれる訳でもない今回の聖杯戦争ではお前は的の様なものだ』
ズバッと柳花は言い切った。そこには何の感情もなく、冷ややかな口ぶりに理仁はドキリとする。柳花がこれまで見せたことのない顔だ。
あまりにも冷たい態度に経子は面食らい、理仁は口をつぐんだ。
「おい、流石にそこまで言うことないだろ」
『いや、ある。足を引っ張られては敵わんのだ。わざわざお荷物を抱えるなどまっぴらごめんだよ。さあ、さっさと連れて行け」
まるで犬を拾ってきた子供と親の様な会話である。これまでにない冷徹な柳花の声色に理仁は完全に気圧されてしまい、それ以上何も言い出せない。何より彼女の意見に間違いはないことが、抵抗の意思を完全に削ぎ落とした。
ぶつり、と通話が切れる。理仁はため息をつきながら経子に向き直ると、今にも泣き出しそうなしょぼくれた顔がそこにはあった。
「悪いけど手伝ってもらうのは無しで頼む。気持ちだけは受け取っておくから」
「……うん。分かった」
「教会に行こう。そこでマスター権利を無くせるし、保護もしてもらえるって話だ」
「ん……」>>852
「……」
「……」
教会へと向かうべく電車に乗り、座席に座ってからと言うもの理仁と経子はどうにも気まずく口を開かない。車両内の乗客は他には眠そうな会社員が数人ほどで、その静けさが尚更空気を重くする。
経子は膝の上でぬいぐるみを抱きしめたまま、視線を泳がせている。彼女なりに何かをしようとしたのに対し、柳花に言い捨てられた事が相当ショックな様だ。何か気の利いた言葉をかけなければならない、と理解してはいるものの理仁は言葉に詰まって動き出せない。
(なんかこう、あるだろ俺。大体さっきの言い方もなんだよ、他になかったのかよ!)
経子は心からの善意で手伝おうとしてくれた。その気持ちにしっかりと応えてやらなければ柳花と全く同じだ。何か、何か……。
「あのさ、三義はどうやってサーヴァントを召喚したんだ?」
(なんでこんな事を聞いてんだ俺……)
口を突いて出たのは純粋な興味だった。理仁がライダーを召喚したのは怪物との戦いで偶発的に起きたものだったが、類似した何かが彼女にも起きたのだろうか。
「ううんと、お風呂に入ってたら首のあたりがキュッと熱くなったの。そしたらいつの間にか目の前に知らない人がいて……悲鳴をあげたら消えちゃったんだけど、何が起きたのか訳分からなかったよ」
「急に?急に来たのか?」
「うん……」>>853
数あわせの為に素質がある人間がマスターにされると柳花は言っていたがサーヴァントの召喚さえここまで適当なものになるとは思いもしなかった。文字通り巻き込まれてしまったわけだ。
「もうグッチャグチャで、昨夜は悪い夢だと思って寝たけど今朝になって確かめてみたら首の痣は消えてなくて……それで思いきって理仁君に聞いてみたらビンゴだった」
「大変だったな。他のマスターに見つかる前で良かった」
「でも、まだイマイチ実感が湧かない。まじゅつし?の戦いに皆が巻き込まれてるなんて、まるで漫画やアニメみたいだよ。あ、でも理仁君はその魔術師なんだっけ」
「と言っても俺は実家に勘当されたから、元魔術師だよ。養子だったんだけど、跡継ぎが産まれたからお前はいらないってさ。魔術師って自分の目的の為にはトコトン冷たくなる、そういう連中なんだよ」
「……酷いね」
「ああ、だから聖杯戦争なんて許せない。街を巻き込んで自分の願いを叶えようだなんて、許せるわけがない。ウチの親も、学校の皆も、街の人も、三義も守りたいんだ」
そこまで口にし、理仁は顔を真っ赤にした。随分と格好つけた言い方をしてしまったものである。何より名指しで守るだなんて、気持ち悪いと取られても致し方ないはずだ。
>>854
「だからその、任せて欲しい。三義はこんな事に関わらずにいつも通りでいて欲しい」
経子はしばらく紅潮した理仁の横顔を見つめ、それからクスリと笑った。
「理仁君、主人公みたい」
「は……?」
「漫画やアニメの主人公みたいだね。誰も助けてなんて頼んでないのに、理仁君は自分から進んで戦おうとしてる。それってまるで主人公だよ」
「そう、かな。なんかそう言われると恥ずかしいっていうか、そんな大それたもんじゃないよ俺」
「ううん、そんな事ないよ。だって君は私を何度も助けてくれてるじゃん、理仁君はヒーローだよ」
「お、おう……」
理仁はそれきり完全に黙り込んでしまった。面と向かってこんな事を言われるだなんて全く想像していなかったばかりに返答するどころか床を見つめたまま、身じろぎ一つ出来ない。
結局理仁は目的地の駅に到着するまでしばらく無言を貫いた。自分が主人公の様だと、ヒーローだと言われた事が頭の中で絶え間なく反響したのだ。
(俺が、主人公……ね)>>855
「いや、ある。足を引っ張られては敵わんのだ。わざわざお荷物を抱えるなどまっぴらごめんだよ。さあ、さっさと連れて行け」
そう言って電話を切り、柳花はため息をついてスマホを放り投げる。テーブルの上には件の薬物、『ゼウス』が置かれている。
学校から足早に帰り、不遜にも大神の名をつけられたこれについて調べようかと言うところで理仁から七人目のマスターがクラスメイトであるという事を知らされ、柳花はこめかみを押さえる。
(まったくもってこの戦いはカオスだな……サーヴァントはどういう訳か自我を奪われた状態で召喚され、素人が紛れ込み挙句の果てに隠蔽などくそ食らえと言わんばかりの薬物の流布……間違いなく、この『ゼウス』を流通させているマスターはイカれている。一体何の為に奴はこんな事をしているんだ?)
情報を整理する。月見市における聖杯戦争におけるイレギュラーは今のところ二つ特筆すべき事がある。
一つはサーヴァント召喚システムのバグ。
もう一つはここ一週間に凄まじい速度で浸透しつつある『ゼウス』だ。
薬物がマスターによって広められているのは間違いない。では一体何の為にそうしているのか、死体から回収したチップを解析して確かめる必要がある。
(……この薬物は舌先で舐める事で効果を発揮する。これを広めて一体マスターは何をしようと言うのだ?)>>856
と、そこで柳花はチップに込められている異物に気付いた。血液、だろうか。
(魔力を帯びている……サーヴァントの者か?)
チップには薬物だけでなく何者かの血が付着している。舐める時に使用者の体に血が染み込む事になるが、それがどう効果的に働くというのだろう。
調べていく内に柳花はチップそのものに異常な痕跡を見つけた。血液とは別の薬物自体が何かしらの魔術によるもので精製されたものなのだ。
(これを作ったマスターは薬品を作る事に長けているのか?だがわざわざ自分でサーヴァントの血を染み込ませた薬物などを作り広めるメリットが分からん。ただの破滅主義か、それとも……まさか)
『ゼウス』という薬物を構成しているのは魔術によって精製された毒性、それとサーヴァントの血液。
これらから導き出せるチップを街中に広める理由、それは一つしか無い。
「魂喰い、か?」
無辜の人間の魂を喰らい、サーヴァントの魔力を補給する。基本的に魔術の隠蔽という聖杯戦争における大前提を破る危険な行為だ。
恐らくチップに付着している血はサーヴァントのものだろう。『ゼウス』を服用したものはその身にサーヴァントの血を含む事になる。そうすると、かなりぼんやりとだがちょっとした繋がりが作られる。そしてそのリンクを通し、服用者からサーヴァントへと魔力が吸い上げられていく。
あくまでも仮説だ。そんな事が可能なのかどうか確かめる術はない。だがもしも薬物を作りだしたのがマスターではなくサーヴァントなのだとすれば、合点はいく。>>857
(薬学に長けたサーヴァントであれば、かなり強引だがそういった類のモノは作り出せる。そしてそれが出来る者など限られている。たとえば、アスクレピオスあたりか)
ここまでまとめ、柳花は敵マスターへと明確な怒りを抱いた。単に魂喰いをするのではない、薬物を広めて自分は手を下さず街を汚していくその手段は薄汚い悪党のやる事だ。
(こいつは一刻も早く仕留める必要がある。何としても手がかりを掴んで……)
その時、柳花が懐に忍ばせている石から仄かに光が発した。それは以前理仁と夜の街を徘徊し、怪物と遭遇した夜に路地裏に仕掛けておいたセンサーの役割を持つルーンからの『反応アリ』という報せだった。
まだ陽も落ちていないと言うのに、あの路地裏に怪物が現れたのである。夜中のこそこそ話
もしアルマソフィア家にメレクが生まれなくて理仁があのまま当主になってたら、つまらない魔術師になっていた可能性大だったので今の人生の方が愉快なんだな理仁。アメリカ異聞帯のプロローグ(ただしダイジェスト)の前半が完成。
21:50に投下予定。>>864
事の起こりは数日前。
カルデア(停泊中の通信室にて。
異聞帯を複数攻略し、オフェリア達の救出劇となった複数の亜種特異点を攻略してからしばらく月日が経った頃。
卑弥呼とニュートンが『視れた』内容から不意打ちを察知したカルデの面々がコヤンスカヤ一味を撃退した際、キリシュタリアの『援護射撃』によって行方不明になっていた面々の内、松平長七郎と連絡が付いたのである。
幸運にも、アル・カポネ及びラッキー・ルチアーノも一緒であった。
何の偶然か、異聞帯に流れ着いていたのだ。
長七郎が持っていた通信機は運悪く配線の欠陥によって機能停止していたのだが、ある時思い切って食堂の常連の1人であるジャンクショップ経営者に見てもらったところ、それが判明。
不良箇所が現地の物で代替出来たので修理してもらい、ようやく連絡できたという経緯だった
「全員無事なのね? なら良かったけど、立香達もずっと心配していたのよ! 立香、カルデア一同を代表して色々言っちゃいなさいよ」
キツイ態度ながら本心から安堵しているオルガマリーに背中を突かれ、立香は深呼吸して口を開く。
「準備が出来次第、そっちに行くからもう少しだけ待って」
あれだこれだと文句を言えばいいのにと思いつつも、素直に喜んで激励じみた事まで言う立香を見て「らしいなぁ」と言いたげな表情で立香を見るオルガマリー。>>865
「立香はいつだってそうよね……。チョーシチロー。念のために聞かせてもらうけど、そっちに漂流したのは貴方達だけ?」
『キッチン担当者の伍桃夢(ウー・タオマァン)さんもいます』
「やった! これで行方不明者の所在が全員判明したわね! それで、ドリーンは今どこに?」
『中華街でやっている屋台がまだ営業中です』
10数分後。
会議室。
これまでの経緯をオルガマリーがオフェリア達に説明。
続いて立香が現状の説明を始める。
「……とまぁ、前述の通り現在、長七郎さん達はアメリカ異聞帯に滞在中です。それと、アメリカ異聞帯は内側が確認できるほど『嵐の壁』が非常に弱く、それに加えて……」
「どうしたの? いきなり歯切れが悪くなっちゃって」>>866
いきなり歯切れが悪くなった立香。
内心無理もないと思うオルガマリーとは対照的に、オフェリア達は何事かと思い、見かねたペペが気遣う。
気遣いに効果があったようで、立香は意を決して説明を続けた。
「……SF染みた話になるので分かり辛いと思いますが、ダ・ヴィンチちゃんの報告によると『嵐の壁』の内部全体が超大型の『ワームホール』だそうです」
「遠く離れた地点同士を一瞬で移動できる穴だっけ?」
「ですです。もっとも、観測データ内の画像を見た限りでは、どこ○もドアのバッタ物みたいな感じでした」
カドックの疑問にも難なく答えた立香に合わせ、マシュが観測データの一つである画像を表示する。
そこに写っていたのは、立香の説明通りの光景であった。
ワームホールの『淵』がまるで城門のように装飾されているように見えるのだ。
「今回はなんだか異例尽くめですね」
「そうなのよ。この異聞帯の嵐の壁、台風ほどの風速が出てるのかも怪しいのよね」>>867
呆れ気味に呟くソフィに、オルガマリーは本気で同意する。
そこに、デイビットが口を開く。
「揚げ足取りにしかならないが言わせて貰う。先ほどの言い方では異星の神=ドラ○もんのパチ物、なんて印象にならないか?」
デイビットの『揚げ足取り』がよほど受けたのか、会議室内の面々は思わず笑い出した。
これにはデイビットも予想外だったようで、仕草に戸惑いが見える。
「中国で出回っている青狸のオモチャみたいな神とかないない。……ベリル?」
一緒に笑ったのはいいが、何かに気付いたのかベリルはふと疑念に駆られた表情となる。
オフェリアはそれに気付いたのだ。
「……みんな聞いた瞬間にまた笑うだろうけどさ。ちょっと有り得なさそうな気がするけどよ、アメリカ異聞帯って本当に『異聞帯』なのか? 嵐の壁も空想樹もあるけど、嵐の壁の中がワームホールってのは変じゃないか?」
今回はここまで。
初っ端から好き放題してます。(喀血>>869
まー、クリプター入りを免れたお陰でぐだ子と仲間になれた世界線ですね。
キリシュタリアと芥は例外ですが。wikiに北欧隔絶聖戦スカンディナヴィアを投稿しました(ダイマ)
スレでは描かれなかった色々と書き足した部分もあるので宜しくお願いします。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/外伝特異点%20北欧隔絶聖戦スカンディナヴィア%20〜輝けるグルヴェイグ〜
>>873
ifバッドエンドルートという手も……。>>877
最近は1日に数回はユーさん大丈夫かなってなってたが?あ、レクイエム最新話どうぞ~。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E7%8B%82%E9%AC%BC%E3%81%8C%E5%97%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E5%AE%B3%E3%82%92%E7%82%BA%E3%81%99>>882
正体を現したな!!
私はいいと思う>>882
あらあらまあまあ(よくってよを押しつつ)>>882
怖い癖だぁ……。
>>885
私もユーさんが不在の間に特異点ネタを一つ完結させました。余裕がある時にでも是非。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/外伝特異点%20北欧隔絶聖戦スカンディナヴィア%20〜輝けるグルヴェイグ〜ペレス更新してきましたー。
剣兄貴が訝しんでたのは「コイツこの状況でサーヴァントの武装解除って何を考えてやがる」的な感じです。>>877
お久しぶりです。>>889
良かった良かった。まぁポリュデウケスがもっと弱かったらあそこまで上手くは転ばなかったですねぇ。
クッチーがセイバーを倒せたのは、色々と運の良さとかもありましたし。基本的なスタイルと身内の関係は大方決まりました。
血気盛んで年寄り扱いを何より嫌う歴戦の将。少し大言壮語の気はあるが、それを実行できる程の老いて尚他の五虎将に遅れを取らない肉体と実力を持つ。
生前に気が昂り過ぎ、視野を狭めた故の戦死を経験した為にサーヴァントとして現界してからは生前よりも視野を広げる様に努力しているらしい。それでも年寄りと侮られるとキレる。
「六十にして耳順ふとはよく言った物よな。」
元気で熱い爺さんといった感じ。少し頭の堅い所はあるが、他人、特に若者には少し厳しいが立派な叔父の如く接する。
武器は弓。宝具は真名解放し精神を集中させる事で前方方向にのみホーミング性能の入った光の矢を放つ。受けた相手の防具を砕いたりランクダウンさせる事ができる。ついでに弓を変形か何か別の武器とドッキングさせる事で大斧とかにして暴れ回るとかもいいと思ってるけどパワーファイター系は五虎将の残り2騎が担いそうだから検討中。火属性さんプロメテウスお借りするやも知れぬ…
あ!忘れてたユージーンさんお久しぶりです!
俺自身まちまちだから誰がいて誰がいないのか全く把握していない…>>898
いえまぁハイ合ってるんですが……違うの、違うんです、ルナにそういうのをやらせるつもりはないんです本当なんです
焚きつける現地人Aが悪いの…ちなみに我が家の前田慶次はフリーダム系おじいちゃんだったり。
老いてなおヤンチャ!>>902
敵対する理由がない、つーかそれ以前にキリシュタリアが別の面々を選んだので逆にぐだと共闘するしかない、という背景がありまして。ちなみに、>>868でオフェリアが言及した「中国で出回っている青狸のオモチャ」は「いんちき番長」でGoogle画像検索すりゃ大体のイメージは掴めます。
>>911
いえいえ大丈夫ですぞ~!寝る前に特異点ネタで登場させたサーヴァント概要を張っておくぜ……。
【CLASS】セイバー
【真名】フロールヴ・クラキ/Hrólfr Kraki
【性別】女性
【身長・体重】170cm・50kg
【スリーサイズ】B86/W57/H88(Dカップ)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A++
【保有スキル】
対魔力:A
魔術への耐性。ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術で傷付ける事は不可能なレベル。
騎乗:B
乗り物を乗りこなす能力。Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗りこなすことが出来る。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。>>918
神性:A+
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。特殊な出自と妖精領域での復活を経て、その神性はもはや神霊の域に到達している。
輝王臨界:B
アディルスより引き継いだ決戦術式。黄金により周囲から魔力を集束・蓄積し、自陣に配ることを可能にする。「カリスマ」スキルとしても機能する。
竜種変転:A
「悪竜現象」を討伐した事により竜の因子が肉体を侵食し、変化を齎した。竜種として魔力炉心の形成し、魔力放出のスキルを有する。平時においても持続的に魔力を生成するメリットの代わりに、竜殺しの特性に弱くなってしまう。
再誕の嵐:EX
嵐の王として復活を果たした者を表すスキル。本来であればワイルドハントの逸話を持たないのだが、スクルドによって神性と共に付与されているので、例外的にこのスキルを有する。最果てたる妖精郷から加護を受けている。>>919
【宝具】
彼誰より戦がす剣(シグルリョーミ)
・ランク:A++
・種別:対城宝具
・レンジ:1〜99
・最大捕捉:1000人
フロールヴ・クラキの持つもう一振りの剣であり、魔剣と対をなす聖剣。
彼方へと差し込む光。星を線引く界線であり、境目を区切る塹壕。次元を剪定せし星の剪刀(はさみ)。
この聖剣は魔剣同様に十二の拘束が施されており、解放する事によって秘められた輝きが表面に現出される。そして真名開放時、光は極限にまで高められ、国を両断するが如き一閃を解き放つ。
これは世界を別つ機能を有する所謂「乖離剣」と類似した“国境”を概念とした聖剣であり、本来の能力であれば星に存在する境界線を斬り崩し、次元すら隔てた妖精郷を生み出す事ができる他、星にとって不要なものを切除する剪定鋏の役割も担っている。
上記のランクは限定した開放時の数値であり、全機能を使用した権能のランクは実質EX(表記不可)である。
【解説】
正史とは異なり、死後スクルドによって妖精領域に攫われ、再誕の嵐として復活を遂げた姿。特異点でのみ存在を許されたフロールヴ・クラキである。
聖杯の力を以って時代を遡り、未だ神秘が色濃かった神代のシェラン島を自らの楽園とする為に聖剣を振るう。その姿は既に人の身に非ず、思考すら頂上の神としての回路となっており、元々の人格ではやらなかったであろう方法を駆使して人類を救おうとした。
かつて自身が誅した「輝王」を名乗っており、魔剣の祝福が消えた影響か肉体が成長している。プラチナゴールドの鎧を装備し、その輝かしい程の威光は天上の神を連想させる。
実のところ人類救済は建前で、本来の目的はスクルドが孤独を感じず、傷つかない世界を作り上げようと決起したのが事の真相。【CLASS】ライダー
【真名】ゲフィオン/Gefion
【性別】女性
【身長・体重】155cm・46kg
【スリーサイズ】B90/W56/H87(Gカップ)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A+ 幸運EX 宝具A
【保有スキル】
対魔力:A
魔術への耐性。ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術で傷付ける事は不可能なレベル。
騎乗:A+
乗り物を乗りこなす能力。生前には存在しなかった現代の乗り物はもちろん、竜以外の幻獣・神獣すらも乗りこなせる。>>921
女神の神核:EX
生まれながらに完成した女神であることを現す固有スキル。神性スキルを含む複合スキル。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。ゲフィオンはアース神族に整列する女神の一柱なので、このランクを得ている。
処女の女主人:A
死した処女たちの拠り所となり、その魂を導く女神としての権能。戦えない処女たちを統べる彼女は神々より祝福を受けており、戦場において傷つけてはならない対象として認識される。
国造りの鋤犂:B
神々とギュルヴィ王との間に交わされた契約により造られた国土は、ゲフィオンによって形造られた。国引きの権能、豊穣とはまた異なる大地に連なる女神の権能を持つ。
地主の女神:EX
神々とギュルヴィ王との契約により造られ、大神オーディンが居として定めた神地はゲフィオンの加護によって護られている。これにより彼女のいる場所が逆説的に神地という証明となり、絶大な盾(スキョルド)の加護を齎す。>>922
【宝具】
黎明なる台地、太平なる盾へ征く(フレイフィンガル・ゲフィオン)
・ランク:A
・種別:対国宝具
・レンジ:10〜99
・最大捕捉:500人
国造り、国引きにおいて四頭の神牛で土地を鋤き取った逸話が由来となっている。
四頭の神牛を召喚する宝具で、その全てが巨人と同等の巨体を誇る。真名を開帳せすとも国引きを為した圧倒的なまでの怪力によって対軍規模の被害を齎らす事ができる。
真名を開帳することで、かつて国造り、国引きを果たした神話を再現し、土壌を巻き込みながら対象を蹂躙せしめる宝具と化す。
特異点においては光の断層の四方に各神牛を配置して、真名開放と共に引っ張る事で壁の破を成功させた。
【解説】
北欧神話における女神。アース神族に整列する女神の一柱で、その名は四番目に挙げられる。死せる処女の女主人にして、国造りの鋤犂、現代ではシェラン島と呼ばれる神地を守護する女神でもある。
『ギュルヴィのたぶらかし』『ユングリング家のサガ』にてシェラン島を造った事が語られており、巨人との間に作った四人の子供たちを神牛に変えて、ギュルヴィの指定した土地を鋤き取ったとされる。
また、大神オーディンが居を定めたシェラン島の「ライレ」という場所にて、オーディンの息子であるスキョルドと結婚して暮らしたとされている。
処女神ではあるが処女ではない事をロキに暴露されたとかなんとか。
おっちょこちょいで打たれ弱く、女神の威厳を高説しているが当神にそれは感じられない。加えてそれなりの頻度で泣きべそをかくが、鼓舞すれば即座に立ち直るという貞淑だけれども何処か俗物な女神。
しかしながら人間を深く思いやり、時には子を見守る母のような一面も。【CLASS】セイバー
【真名】ヴェーグ/Vöggr
【性別】女性(本来は男性)
【身長・体重】164cm・49kg
【スリーサイズ】B85/W57/H86(Dカップ)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷C 魔力B 幸運B+ 宝具A
【保有スキル】
対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。
騎乗:B
乗り物を乗りこなす能力。Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗りこなすことが出来る。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。>>925
【宝具】
共鳴せよ、黄金の力(エスクランディ・グルヴェイグ)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:1
・最大捕捉:1人
ヴェーグが見に纏う黄金のライトアーマー……に宿る輝きが本体の宝具。女巨人グルヴェイグの名を冠しており、その意味の通り「黄金の力(グルヴェイグ)」を行使する。
真名の他にもあるキーワードを唱えなければ能力が発動しない特殊な宝具で、計12つの合言葉を口にする事で12つで異なる能力を向上させる。
合言葉は以下の通り:
「汝(われ)は耐える者なり」「汝(われ)は射る者なり」「汝(われ)は視る者なり」「汝(われ)は恐れぬ者なり」「汝(われ)は疾き者なり」「汝(われ)は優しき者なり」「汝(われ)は律する者なり」「汝(われ)は勇む者なり」「汝(われ)は剛き者なり」「汝(われ)は正しき者なり」「汝(われ)は気高き者なり」「汝(われ)は猛る者なり」
一つの宝具に過剰なまでの能力が搭載されているこの宝具、その正体はフロールヴ・クラキが使っていた北欧最高の魔剣スケーヴヌングである。
一説によればスケーヴヌングには十二のベルセルクの魂が宿っているとされており、その伝承を紐付ける事によって本当に十二のベルセルクの魂を宿している。
【解説】
北欧のサガ「フロールヴ・クラキのサガ」で登場する人物。王と魔剣を埋葬する者。
元々はスウェーデンのウプサラ王アディルスの妃であるユルサの下男兼付き人。
当時少年であった頃にウプサラに訪れたフロールヴ・クラキに蔑称として渾名の「クラキ」を名付け、その見返りとして黄金を贈られた。この時フロールヴが何者かに討たれた場合、その者に血讐を成すと誓いを立てたとされる。
スクルドによって謀殺されたフロールヴの仇討ちをすべく、ユルサから賜った軍勢を率いて魔女を討伐し、その後魔剣と共に王の遺体を埋葬するのがヴェーグの物語である。>>926
だが、正史とは異なりこちらのヴェーグが軍勢を引き連れるも魔女も王の遺体も無くなっていて、代わりに王の魔剣のみが残されていた。
こうしてヴェーグはオーディンによって加工された魔剣を黄金の光として身に纏い、悠久の旅に出る。
黄金を纏う過程で、より最適に力を使えるとの理由で性別を変転させられており、本来であれば男の筈が女になっている。
寝る寸前だからどこか可笑しな文章があって許して……ユルシテ……。>>932
なるほど>マシュには手を出さない。>>939
了解です。うちのライダークラス最強のサーヴァントを存分に役立ててください。私自身あんまりSSで出せてないので嬉しいです。
スブタイについて質問や疑問があれば対応します。四狗も実際に使える宝具とかスキルが判然としないのは不味いかも……
スブタイを書いたSSはこういうのあります↓
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%B9%E3%83%96%E3%82%BF%E3%82%A4%E5%AF%BE%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B9>>945
名将らしい活躍をしたのにそれに報いた結果はなかったというオチです。周回してもピースとかQPしか落ちない徒労感ある感じ。今ならアトランティス兵相手に暴れてもらってもいいかもしれません。何か短編でも書こうかしらね……。
ありゃ、踏んじゃった。
久しぶりなのでちょっと不安なのですが>>1をコピペしてはるといい感じでしょうか?なにか変更する点とかあったりしますか?立ててきまし>>952ヴァッ────
クロケルくんちゃんは、じぶんのかわいさをわかっていると、よいとおもいます。
ああでもかっちり決めずでもあるし……メインキャラが主体に動いて英霊の座で開かれた学祭のような、夏祭りの屋台のような出し物を巡っていくやつとか……。
>>968
キャンプですね、おーげい!>>974
ヤバくないよ!
放射能ZEROだから!寝る前のこそこそ話。
Q.ぐだチーム(仮名)の内、ぐだはともかく何でオフェリアまで相棒鯖が決まってたの?
A.オフェリアの父親がワグネリアンだから(ワーグナーのオペラに『ローエングリン』がある)ギリシャコソコソ話
パナケイアが心の底からヒュギエイアを嫌う理由はアスクレピオスの■が関係している自ら作成したサーヴァントの分析不足、調査不足を実感させられた時の謎の敗北感と向上心は何なのでしょうね……。
あのー、100日越しに話の締めの後半と注釈設定まとめがようやく書き上がったのですが、スレ変わってから投下した方が話しやすいですか?
本編は本スレに、注釈設定はこっちに投下しようと思っているのですが、どうしましょうか。>>981
では僭越ながら失礼させていただきます。
〜おまけ〜
○『代表』
ウルトラ級薄幸美人の天体科君主。ルーカスの聖杯大会プロローグはこの人から始まったので、締めにも出すとは決めていました。「聖杯大会≒Apo、fakeまぜこぜ世界線ではカルデアは存在しない」の前提で話を組んでいますので、主に事件簿の幼少期からfgo本編と合わせてこれくらいは元気かなって割合を見積もっています。エミュ難度中。
○『主席(殿)』
人の光信じてる系天体科主席。今回の公式からのゲスト枠です。わたしはこういうターニングポイントになるような重要な回ではちょくちょくと公式からゲストを呼ぶようにしている(そうでないとただでさえオリ設定多めなのに二次創作というテイで進めている欺瞞が拭えない)のですが、今回の彼がエミュ難度激難のストッパーでした。
ルーカスは「勝てないから嫌い」としており、現時点で3人いる「絶対に勝てないから戦いたくない相手」のうち「絶望的な差があるわけじゃないのに現実的に勝てない」の枠にいます。
○『木片/召喚触媒』
ルーカスが聖杯大会に持っていった召喚用の触媒です。「アルゴナウタイ呼ぶつもりで来たのにコルキス側呼んじゃった」って初期設定覚えてる方いるんですかね。ちなみに大会参加前のやりとりですが、
ルーカス→アニムスフィア:
「参加してくるので手続きお願いします。法政科周りの処遇は僕に全部おっかぶせてください」
ルーカス→ヴォーダイム:
「こういう事情で触媒欲しいんだけどギリシア系の触媒売ってくれない?」
「わかったよ。いくつかあるから選んでくれ」
「じゃあこれ(コルキス側の船の端材)で」
なので、彼が今回した損は基本全部彼の選択肢由来です。こいつ弥一市ではテレゴノスの槍引いてるあたり、ギリシア神話の本道は引けない運命でもあるのかもしれませんね。>>982
○ルーカスの天体科における立ち位置
合計点でざっくり成績表の4〜7位を行ったり来たりしています。
1位が不動、2位3位はアニムスフィアの分家が抑えていて、それ以外のいわゆる一流魔術師が一桁番台で団子になっている状態をイメージして作成しています。
演算系、特に星空の配置から時代背景を算出するような科目だと、得意科目で2〜4位。視覚情報に頼らない感知系統の科目はやや苦手なので5〜9位くらいです。
これでステッキ使った杖術で護身術科目は苦手ではないのが意外ポイントかと。
○ルーカスの負傷具合
→次回出てくるまでに直らないもの
右目欠損、脊椎の神経に一部ダメージ、右足の半分欠損
→次回出てくるときには治っているもの
左右の耳の鼓膜損壊、胸骨骨折に背骨にヒビ、消化器官への骨片食い込み、左太腿の一部列挫傷と大腿骨骨折
光量子を使った演算解析型なので、足が悪くなったこと以上に神経系の破壊で魔術回路の演算機能を身体運用に割かなくてはいけなくなっているのが面倒ですね。おそらく次に第一回後のルーカスが出てくる時には演算機能外部委託した礼装を持ってこないと以前のようには戦闘が出来ないでしょう。
*頸椎神経系
→魔術回路を用いた代理演算でカバー。低下した魔術用演算リソースは外部礼装で底上げをしてフォロー。
*右足の半分欠損
→かっこつけだったステッキが本物の補助杖に。松葉杖をついて歩く人程度の機動力に低下しています。
*右目欠損
→これだけは唯一本人による自傷です。補填するアテがあるために自分から礼装の生体部品に利用するために摘出を行いました。>>984
お疲れさまでした&投稿ありがとうございます
後程本戦スレのSSもwikiの方に登録させていただきますね
しかし…これで本当に、終わった事になるのかという訳で。
wikiの方、第一回聖杯大会エピローグ集に上記ライダー陣営のSSを登録させていただきました
これにて第一回聖杯大会、完全決着かと思われます
参加者の皆様、運営に携わって下さった方々、真にお疲れさまでした第一回終了かぁ
このスレ始まった辺りからいたから当然追ってたんだけどなんか感慨深いなぁ
いやぁ……本当……
………………いいなぁ……完結は偉大である。
始めることは簡単だが、終わらせる事は難しく、其れを成し得る者は少ない。
見事!御見事!!>>983
>>984
改めて第一回完結、お疲れ様でした。
設定がしっかりと煮詰められていて、見切り発車の塊だった剣陣営としては耳が痛い所も。
一応、前言ってたルーカス君治療プラン投げとくので、良かったらどうぞ。
アンジェリーナによる対呪詛診療
専門的知見により、細かく残留した呪いも残さず治療。
ルーカス君の場合、大して状態は変わらないけど下二つに派生させやすいのがポイント。
魔術師を辞めてる割には降霊課や法政課との繋がりはそのままなので接触しやすいかと。
セーレイズ家の霊薬治療
長期的に専用の霊薬を服用し続ける事により、少しずつ神経系へのダメージを治療していく。
効果が現れるのが当分先になるけど、お代はルーカス君の収入なら端金程度だし、アンジェリーナなら頼まなくても紹介状をくれる。
ソフィちゃんによる全力治療
全力の回復魔術による治療。
流石に右脚の欠損は時間が経つと厳しい(少なくとも指が飛んでたら戻らない)けど外部礼装無しでも概ね問題無くなる位には神経系を治せる。
ルーカス君の場合、交渉のテーブルを用意する所までならアンジェリーナがやってくれるので、頑張って神羅さんと交渉しよう。第■回は……うん……。
>>990
ちなみに、ソフィの治療を選んだ場合、星雪が強化薬膳で支援してくれます。そうか…終わるのが長かったなあよかったなあ…終わらせるのってすっげえ大変だから祝福されるべき本当に
第一回、完結おめでとうございます
>>991
待ってるんですけどね、何ででしょうねリレー小説はたとえ途中でなんやかんやあっても 完結するだけで偉大なのだ
いよいよ綺麗さっぱり終わりましたか…めでたい…
あわやアジ・ダハーカ顕現となって大騒ぎしてた日が懐かしいのぅおお、完結おめでとうございます。
皆さんお疲れでした&ありがとうございました。色々震源になっちゃった感もあるけど、感慨深いというか、達成感がありますね。
改めて、完結おめでとうございます!!わあ!完結、おめでとうございます!!
めでてぇ完結おめでとうございます!
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#201
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