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聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/>>2
いや、私がタイミング悪すぎたので……。アゲハほぼ2.0パッチノート
·よくわからない袴のような布をスカート状にし描きやすくしました。
·髪型を変えました。清楚ですね。
·襟を閉じるなどトータルの肌面積はやや減りました。清楚ですね。
·清楚ではない紐は貞淑に隠しましたが健在です。夏空市の聖杯戦争が完全に北欧由来になりました。ただし、令呪担当を一新するべきは迷っているところです(リドリーさん作なので)
◇エドワード黒太子────2階渡り廊下
攻めあぐねている、と言わざるを得ない戦況だ。多くの戦場を踏んできたエドワード黒太子の経験は今も得々とその事実を語っている。
光の届かぬ渡り廊下で、エドワード黒太子は姿の見えぬ何者かと刃を交わらせている。見立てによれば、相手はサーヴァント、それも、三騎士のうちのアーチャーを除いたどれかだ。身のこなしがあまりにも戦い慣れている。廊下はサーヴァント二騎が暴れるには狭く、そして暗い。だというのに相手はそれに何の枷も覚えることなくエドワード黒太子を倒そうとして沈着冷静に得物を動かしている。辺りを包む闇などないかのようだ。
また、同じく戦闘慣れした身であるエドワード黒太子が押され気味なのにはもう一つ訳があった。状況が己にとっては分が悪く、相手にとっては逆に有利なものであるのだ。先も言った通り、戦場は狭い。自分の現在位置の把握も容易ではない。屋外に出れば────窓を破るなり、床を壊すなりして広げることもできるが、ここが他に一般人や他マスターもいる施設である以上、むやみやたらにそういった行動には移れない。ここでそうすることで相手を倒せたとしても、人的被害を生んでしまうと他陣営から厳しい目で見られてしまう。他の戦力を知っていない以上、敵対する契機となってしまう行為は慎むべきだ。結果として、エドワード黒太子は十全な火力を出せずにいる。そして、宝具を用い、騎士たちを使っての得意の人海戦術も狭さが原因で使えない。今ここで騎士を呼んでも、視覚の差がない以上形勢を覆せるとは思えない。
翻って、相手の方は。エドワード黒太子にとってのデメリットが大きなメリットとなっている。相手は恐らく、二人の現在位置が把握できている。どこに壁があって、どこに窓があって、どこに柱があるかも理解しているのだろう。その上で、施設本体にダメージをかけず、エドワード黒太子だけを狙っての攻撃ができている。暗視系の魔術でも用いているのだろうか。或いはスキルかもしれない。そして、エドワード黒太子が集団を扱っての人海戦術を得意とする、謂わば「軍」での強みに重きを置く存在な一方で、相手は「個」としての強さが大きい。一人で戦うことを知っている。指揮官でも兵士でもない、一人の戦士としての鋭利な戦闘能力を加減なくエドワード黒太子にぶつけてきている。>>17
大鎌が振り上げられたことが鎌の刃の光で知れ、空気を切る音がするより早く盾を構えた。腕が痺れたのはそのすぐ後だ。盾の状態は確認できないが、もう相当に傷ついているだろう。このままではいつ折れ、割れるか分からない。すぐさま新しいものを取り寄せ、古い方の盾は相手に向けて投げた。ズシンという音が聞こえたが、その中に何かに当たったようなものはなかった。悠々と避けたのだろう。
四方に意識を尖らせながら新しい盾を携え、同時にマスター、伊佐那の無事を確認する。こういう時に騎士たちとの感覚の共有は便利だ。伊佐那の傍に侍らせた騎士の視覚を借りて見ると、伊佐那は客室の扉の前で息を潜めて用心深く佇んでいる。身体に怪我などは見受けられない。客室の番号からするに、2階の西館の、自室付近に居るらしい。
マスターの存在を止めつつ、微かな足音から相手の位置を類推し矢を計三本射かける。一本目は直線、二本目は弧を描かせ、三本目は一本目の陰に潜ませる。さて反応はというと、相手は苦もなさげに三本全てを鎌の柄で振り落とした。それも、蚊が落ちるようなほどの静けさの内に。
やはり相手は、暗中での戦闘に長けている。ここは、東でも西でも、とにかく渡り廊下から抜け出す必要がある。敗走、と呼べてしまいそうな振る舞いをするのは口惜しいが、今は戦闘を放棄し、霊体化をして伊佐那の居る西館に向かうべきだ。
そう考え、また視界の端で大鎌が光ったのが見えた。盾を構える。が、構えてから気づいたが、相手の位置と自分の位置とには距離があり、大鎌の間合い内とは言えない。
何か来る、ということは経験則から察することができ、盾とは別に剣を抜き、盾を持つ手を離し、両手とも剣を持つ。そして、盾よりも前に剣を突き出した。
次の瞬間、自身の経験則に誤りはなかったと知れた。大鎌の光はこちらに向かってくる間に細くなり、そして伸びた。刃渡りはずっと長くなり、二本の形の異なる光が十字にエドワード黒太子の眼前でぶつかり合った。キリチリと耳障りな音が耳朶を擦る。>>18
予測は当たっても、現状の好転には繋がらない。細い、長剣状の光はすぐに大鎌のものへと変じ、剣で相殺.するには大きな質量へと戻ったせいでエドワード黒太子は後退るようにして受け流した。それでも剣は衝撃を逃がしきれず、鈍い音を立てて折れてしまった。剣を放り、新しいものを隙なく手元へ召喚する。
相手にとっては失敗に及んだ切り札の登場だが、これによりエドワード黒太子はまた苦しくなった。大鎌から長剣へ変化する得物。もしかそれ以外の武器にも変わるかもしれない。その場合、この狭い廊下から相手の隙を見て脱出するというのは厳しさを増す。
右手に剣を、左手に盾を握り、警戒態勢で前方を睨む。どんな音も聞き逃すまいと耳を欹てる。それでいて、いつでも足を動かせるように踵に力を溜める。睨み、睨み、睨み、欹て、欹て、欹て、溜めて、溜めて、溜めて────違和感を感じた。
前方からは、何も聞こえない。どころか、今まであった、全身を舐めまわすようだった冷たい殺気も失せている。暗闇は、戦場ではなく唯の暗闇となっていた。
────逃げた?何故?>>19
疑問が過り、それが瞬時に解へと至った。今度は剣から右手を放し、両手を使って盾を勢いよく下にし、その弾みで前転するようにして態勢を後ろに返す。ただ振り向くだけにしなかったのは、頭のあった位置に飛んできた魔力の込められた弾丸が理由となる。
先のサーヴァントとは違うサーヴァントがいる。先のは、恐らく暗視が可能であったためにこのサーヴァントの接近を知覚し、戦闘を放棄し退散したのだろう。音がなかったことから、霊体化によって逃走したことが察せられる。
このままの連戦は、相手の力量にもよるが厳しいものがある。何より伊佐那が気がかりだ。エドワード黒太子の部下である騎士と言えど気配感知の類のスキルは有しておらず、アサシンの襲撃は対応できない。アーチャーとして単独行動は持っているが、それでもマスターを失ったサーヴァントは一気に弱体化してしまう。先のサーヴァントの情報も整理したい。
そう考えながらエドワード黒太子は霊体化をする。それと時を同じくして、漸く月光を遮っていた群雲は去っていき、廊下には柔らかな薄幸が満ちていった。廊下をそのまま立ち去る中で最後にエドワード黒太子が見たのは、白髪の少年と少女の姿だった。>>20
◇グランデリニア・グレーヴェンマハ────2階渡り廊下
「あれれ。だれも、いなくなっちゃった?」
人影のない廊下を見て、デイヴィくんは不思議そうに首を傾げた。先ほどまで明かり一つなく霧のように広がっていた闇はなくなって、デイヴィくんとグランデを白い光が包んでいる。
「本当ね。せっかく誰かと遊べると思ったのに…逃げ水みたいね。羽虫みたい」
「ともだち、なってくれると、おもったのにな。きらわれちゃった?ぼく」
寂しそうにデイヴィくんが項垂れる。顔は窺えないが、きっと悲しい表情を浮かべているだろう。
まったく、酷い人間もいたものだ。グランデはそんなデイヴィくんのいたたまれない様子を見て密かに怒りの感情を覚えた。ブドウと鶯の声と白パンとをとろ火で煮込むような怒り。どうしてデイヴィくんのような優しい少年を無下にできるような態度をとれるのだろう。
「もう。そんなドクダミたちのことは忘れちゃいましょう?あの人たちはきっと、かくれんぼで見つかったら鬼ごっこを始めるような、決闘の朝にワインを傾けて来るような卑劣な人よ。もっと優しい人がいるはずよ」
「うん、そうだね」>>21
デイヴィくんが、幾分か気力を取り戻したのか笑んでグランデを見た。それにグランデも笑い返した。ゆったりと注ぐ月影は夢のようで、笑い合う二人はピアノを弾く少女の二本の細腕のように穏やか。友愛という目に見えぬ身体は弾きも見ぬ乙女の暖かさを含み、影さえこの場では影ではない。ベッドに横たわる乙女の黒髪とはこのようなものだ。真っ直ぐに、それでいて自在に二人をくるんでいる。
出会ってからこれまで、デイヴィくんとグランデは真正の友達なのだ。友達という乳白色の関係は心地よい。だからグランデはデイヴィくんの「ともだちがほしい」願いを叶える。だからデイヴィくんはグランデの「世界を受け入れてほしい」望みを叶える。そのために聖杯が必要なのだ。
「でも、でも、ころせなかったのは、まずかったかな」
「うーん…ここは、接ぎ木が増えたって考えましょう。叔父様みたいな人ばかりは悲しいけれど、私たちが聖杯を使っちゃえば、そんな人、どこにもいなくなっちゃうんだから。アンジェリユースがぜんぶ、連れて行ってくれるわ」
「うん、うん。グランデのせかいは、やさしいせかいだもんね」
「そうよ、その世界が受け入れられない人は優しくない人。熊蜂さん」
「でも、グランデはそのひとたちも、みすてずにいるね」
「勿論よ。きっとみんな、黄金を隠しているだけで、作っているのだから。だから、それに気づかせてあげるの。コーヒーにだって、お薬にだって、大先生の楽譜の裏にだって、お砂糖はあるんだから」
「にがいのは、すてちゃって」
「お砂糖を残せば、世界にだって、デイヴィくんにだってみんな笑いかけくれるわ」
「そうなったら、そうしたら」
「えぇ、えぇ、そうよ。その時は…」
話すうちに、デイヴィくんの顔には元の喜色が戻って来る。友達の笑顔は八月の昼光のように眩い。デイヴィくんにとってのグランデの笑顔もそうなのだろうかと考えて、微笑んでみせた。彼の首にかかったグランデも笑っていた。>>27
本来、サーヴァント達は食事を摂る必要がない。
エーテルで構成された肉体はあくまでも擬似的なもので、空腹を感じる事こそあれどその気になりさえすれば意識的に無視して行動できる程度でしかない。
だが、そんな事情をまるで気にしないかのように。本日のノウム・カルデア食堂はいつにない盛況ぶりを見せていた。
厨房前のカウンターには料理を求める列がずらりと並び、職員や暇と満腹を持て余したサーヴァントたちによる整理の声が響き渡る。
その奥の厨房もまた激戦区と化しており、赤い外套にエプロンを羽織ったコック(という名の弓兵)やブリタニアの女王、はたまたネコなのかイヌなのかもよく分からないナマモノたちが次々に料理を捌いていた。
そんな食堂の片隅で、フェリーペとメンテーは久方ぶりの穏やかな時間を過ごしている。
「……なんか。この景色もずいぶん久々に感じる気がする」
「だろうな。ずっとあの特異点にかかりきりだったんだ、そう思うのも無理はない」>>28
見渡せば、そこかしこでお馴染みの光景が繰り広げられていた。
仲睦まじく食事を交わすスルトとシンモラ。騒々しくも楽しそうに酒を酌み交わす平将門と大嶽丸。同じメニューを堪能するがらがらどんに、肉料理に舌鼓を打つリンドヴルム。その他、あの特異点でも出くわした面々がそれぞれの時間を過ごし、満喫する。
いつものカルデアの風景が戻っていた。
「そういえば、あの二人――バフォメットとベルゼブブはどうした? 姿が見当たらないようだが」
「ああ、あいつらなら」
「彼らなら今も謹慎処分中ですよ。それはもう、念入りに霊基の方に封印処理を施された上でですね?」
突如として割って入った声に、顔を上げる。
いつの間に近づいてたのか、ヒュギエイアとエウラリア、それにマグダラのマリアが立っていた。
「久しぶり、というほどでもないですね。ほんの数日前にご一緒させていただいたばかりですし」
「ヒュギエイア、もう身体の方は大丈夫なのか?」
「ええ、ご心配頂きありがとうございます。ですがまあ、私は女医ですから。この通り元気全開です」>>29
むん、とヒュギエイアは自慢げに片腕を見せつける。
どうやら本当に回復したらしい。特異点から退去する際は今にも消えてしまいそうな有り様だったが、あれから緊急治療を受け、ギリギリの所で踏み止まれたという。
その一方で、マグダラのマリアはどこか申し訳なさそうな顔をしていた。
「ご迷惑をおかけしましたね、ヒュギエイア。私がもう少ししっかりしていれば……」
「何をおっしゃるんです、マリア。貴方がいてくれたからこそ、あの局面でマスターさん達が勝てたという事は聞いてます。それに、私の方こそもっと薬が早く完成していれば最後まで……」
互いに互いの非を謝罪し、頭を下げるヒュギエイアとマグダラのマリア。
にっちもさっちもいかなくなりかけたその時、ふとか細くも確かな腹の音が響いた。
音の出処は、エウラリアである。>>31
さて。そんな風に食堂でのどかなやり取りが繰り広げられていた頃。
ノウム・カルデアの片隅ではまた違った出来事があった。
「――霊基の一時的な封印処置、か。は、生温い。こうも派手にやらかしたんだ、いっそ綺麗さっぱり座に突き返してしまえばよかったものを」
幽閉された部屋の中、ベルゼブブは相変わらずの嘲笑と共に一人ごちる。
現在部屋の中にいるのは彼のみで、他にサーヴァントや職員の姿はない。
もっとも、それは監視されていない事と同義ではなく。今も部屋の各所に設置されたモニターとセンサーを通じ、二十四時間体制で監視が行われていた。
当然、ベルゼブブの再度のやらかしを警戒しての事だが――当のベルゼブブは、全くやる気がなかった。
というよりも。ある意味満たされてしまった、という方が正しいのか。
「……くくっ」
あの時のフェリーペ達の顔を思い浮かべる。
己に対する恐れを抱きながら、それでも真正面から対峙する事を選んだ愚直なる契約者。
ベルゼブブ自身、拒まれる事を計算していなかった訳ではない。悪魔である己が身を差し引いても、拒絶される事を考慮した上であの特異点を作り上げたつもりだった。
だが――
「ああもきっぱり否定されては、な。まったく、人間という奴はどうしてこう……」>>32
『ずいぶんと愉しそうですねぇ、ベルゼブブ』
ベルゼブブの頭の中に声が響く。
慇懃無礼のお手本のような、独特な声音。誰であるかは問い質すまでもない、特異点で行動を共にしたバフォメットのものだった。
「お前か。念話も遮断されていると聞いていたんだが?」
『我々の前に障害なぞあってないようなものでしょう。それに、私がそのようなものを気にするとでも?』
「違いない。だがもう少し間を置くと思っていたがな。あの竜王に手ひどく仕返しされたと聞いていたが?」
『ええ、それはもう。より正確に言えば、竜王をはじめとするサーヴァント達に、ですが』
基本的に、サーヴァントは召喚された際の記憶を次へ引き継がない。
如何に超常の存在と言えど、いちいち記憶を引き継いでいては重荷になりすぎるし、何より映し身の存在という特殊性がごく一部の例外を除いてそれを困難にしていた。
ただし。それは決して、過去の出来事をなかった事にできるという訳ではなく。
カルデアにて再召喚された面々は、直近の出来事という事もあってほぼ例外なく例の特異点の記録を閲覧し――結果、当然のように義憤、あるいは私憤を抱く者も現れた。
そしてその矛先は言うまでもなく。
『いやはや……まさか再召喚されて間もなく退出させられそうになるとは思いませんでしたよ。ていうかあなた、よく無事でしたね? 元凶である以上私よりも受けた責め苦は上でしょうに』
「オレが、あの程度の連中にどうにかされるとでも思うか? ……まあ確かに、今回ばかりはちょっと以上にやりすぎたと自覚してはいるが」>>33
閉ざされた扉を忌々しげに見やる。
カルデアに召喚された聖人、あるいは対魔の心得を持つ者たちによる封印が施された鉄壁の封印。
突破どころか近寄るだけでも消し飛ばしかねない凶悪なそれを前に、さしものベルゼブブも大人しく穴熊を決め込むしかなくなっていた。
とはいえ、それでへこたれるような悪魔でもない。どうやってこの封印を破ってやろうかと、いよいよ本気で熟考しかけた所で、しかしその考えは中断させられる事になった。
『まあそんな事だろうと思ってましたよ。という訳で、こちらは私からの贈り物です』
「なに?」
言うや否や、ベルゼブブの前にごろりと何かが転がり出る。
それは年代物のワインだった。どこでどうやって手に入れたのか、見るからに古いラベルには達筆な外国語が書かれている。
悪魔であるベルゼブブから見ても、一目でわかる上物だった。
「どうやって、此処の結界を?」
『別に、大したことはしていません。城壁に囲まれた都市であっても、大砲で中に撃ち込むことはできるでしょう? それと似たような理屈ですよ』ユーツェゴヴィナ家使ってみたいけど、イコマさんに要相談になりそうだなぁ。
ちなみに洛陽で今まで言及してなかった自鯖の設定とか忘れてた設定とか明らかにするつもりです
具体的に言うなら周瑜の孔明への感情とか趙雲の過去の多少の闇とか(嫌いな物・己の弱さって時点で闇があるんだよな…)そんな感じですね>>59
端から見ると二人きりで何かを相談しあう、世界侵略を企む王と得体の知れぬ側近……しかし、実際は
オッグン「あれ(謎のエネミー)なにさ」
アッシュ「昔からこの世界にいる厄介な存在、あれカルデアや他の世界とぶつかった時の切り札にする」
オッグン「えー、それ手に負えなくなって暴走するフラグやー」
アッシュ「フラグも何もいづれ気ままに暴れるあれと何処かで決着つけなくちゃならないのだ!やらなきゃこっちがやられる(プンプン)」
オッグン「やだー、めんどくさー!」
みたいな会話をしているのだ!私が動かそうとするとすぐふわっふわのへにゃへにゃでイメージ二頭身絵で動いちゃう……
>>59
周瑜の孔明への感情とか周瑜の中で一番重要かもしれんのに言及するのを忘れてたドアホが俺です>>13
あれっ?スレッドの入れ替わりでコメント反映できていなかったみたいです。
勝手に「自分が女性パロミデスを作るなら……」というイメージで描いただけなので、何にもですよー
円卓の騎士に共通のフルプレートアーマー&出自からの中東寄りの意匠!
引っ掛けてへし折ることに特化した変形剣!
割と気に入ったので何かに流用します。>>67
そこは物語のご都合に合わせて構いませんよー!
個人SSですから。
◆◆◆◆◆◆
とは言っても、もしある程度の指標が必要であれば、リレーでは下記のようなイメージです。
材料があれば船や潜水艦は製造できます。
腕の良い技師が他にも居たり、そのための設備があったりしないと、大きなものの製造にはかなり時間がかかるかもしれませんが……
宝具に手を加えるのは、概念改良スキルを持っているサーヴァントがいないと本格的には厳しいかもしれません。
例えば外付けブースターを作って取り付けたりは可能ですが、船自体のスペックを上げるような宝具の性能自体を上昇させることはできません。
霊基の改良を直接行うこともできません。
あくまでも、頭の中に未来の機械の設計図が入っているようなイメージです。>>69
なるほど!ありがとうございます~!運び屋シメオンをwiki登録しましたー
どうかみなさん使ってやってくだせぇ>>25
SNでもセイバーVSランサーは決着つきませんでしたからね。ここで出来た因縁の回収が肝になってくるものです
>>26
やった、デイヴィくんとの掛け合いに誤りはなさそうだ…(デイヴィくんの新生口調に自信がなかった)
画像の通り、「無垢」って言葉は可愛らしさだけを表すものですよね…安全性は保証しない…
>>37
聖杯ゲットしたら
グランデの世界にみんなご招待!→拒む精神はポイしちゃおう!→みんなともだち!
ですからね…子供ってこわいなぁ
>>38
グランデの視点はポエミックなんで、そう言っていただけると私すごく嬉しい…グランデとデイヴィくんは二人で一つ…
>>40
どういたしましてです!Uさんはこれからも格好良く描けていけたらな…と!
>>66
二人とも自分たちがしていること、しようとしていることは悪いことだとは寸分も考えていませんでね…暴れるだけ暴れてみせますよ!>>81
狩人、海へ行くの巻 ~とったどー!~
文章力はカッスカスなので……!あんまりっ、あんまり期待しないでください……!!>>83
あー、できるけど水泳に対する冒涜みたい感じで使わないわけですか。泳ぎの技術はガンジス河のランブルフィッシュの如き動きかな?【連絡】
wikiの完結SSコーナーに、秋特異点SSを掲載しました!
気になった方は是非リンク先よりご確認下さい!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%AE%8C%E7%B5%90%EF%BC%B3%EF%BC%B3異聞帯アッシリア(創造なう)は良いとこ一度はおいで~
豊かな自然とマナ溢れる海域にて、バカンスバカンスぅ!ちなみにザミエルくんには、木々生い茂る小島(海しか無いアッシリアでは貴重な陸地)にてクリプターのサーヴァント(白兵特化)とドンパチしてもらったりする予定です、銃VS剣!みたいな
あと格好いいので大型の水棲生物仕留めてほしい>>93
当人は真面目のやっていて、強力は宝具なんですけど……とんだ面白シーンになりそう。私は全能でした。全知ではありませんが、全能でした。
この世界観(テクスチャ)の上においてのみ、私を越え得るものは誰もいない。偉大なる海と荘厳なる太陽を収めた私に成し得ないことなどなかったのです。「乾杯!我らが王!我らが希望!古き妖精の頂点たる王に乾杯ッッ!!」
「私はこの力を使わねばならん!我が一族とこの大地を守り育むために聖なる剣を打ち立てる。はるか未来の人類史なぞ知ったことか!」
「非道な男、なんて、なんて惨いっ……!わたくしは、あなたの血を受け継いだなどと思いたくもありません!!」
「殺しなさい。あなたの眼をもってすれば、ここでこの男は死にます。人類史に定められた予言という名の未来も壊し、はるか先まで我らが繁栄し続ける世界があるのです!」どうか、どうか遥か彼方で。一人でも多くの幸せがありますように。剪定された未来でない、編纂された世界であるように。
「やめておけ。それを手にしたが最後、テメェは神でなくなるぞ」
「多くの人が笑っていました。多くの人が生きていました。僕たちも、滅んでなんていなかった。ならば、きっと。間違いではないと思うのです」
「─────────さあ、キミの願いは何?」
「人に縋ることじゃねぇよ、それ」美しき土地。麗しき民たち。母なる大地が生み出した、この世界において最も美しく偉大である妖精郷。私は統治者、巨神王バロール。
さあ、契約者のあなた。我らフォモール族の栄華と滅びの記憶を紐解き、来寇の神話を辿りましょう。
Dream of Tirnanog>>94
一度二度痛い目見た程度で諦めるようなら悪魔やってないですよねってそれカライス「オルフェウスが狂った女(マイナス)共に群がれて穢された後に颯爽とアタシが奪い返すの。想像してみ? 一番大事な人が目の前で盗られるところを」
ヒャルティ「……」悲しげな表情
カライス「ヒャルティ、アンタ才能あるよ」
とかいう頭悪い小話書いてみたい。>>107
あと魔眼関連のキャラもです>>103
お久しぶりです。いつぞやはどうも失礼をば
ヤベェ奴は封印しておくに限るってのは東西問わずよくあるパターンだと思ってます。いずれ破られるのも含めて
スルト×シンモラは本スレでもトップクラスのベストコンビだと思う今日この頃>>115
有名どころにオリンピックとかタイタニックとかあるからギリシャ神話から取るとか?イカれたやつらを紹介するぜ!!
苗字からして「腐って蒸れる」! 外界から隔離されて虐げられ続けた末、私も虐げる側に回りたいと願ってしまった悲しい(?)モンスター! 大事に大事に全身すり潰されて来ていたけれど、ぶっちゃけ混じり物が多すぎて一族の中では残念スペの落ちこぼれだぞ、腐蒸 瑪瑙(ふじょう めのう)さんだ!
「私殴られるより殴る側、助けられるより傷つける側に回りたいんです。おっと都合のいい人発見、わたしを……助けて! なので私のことを助けてくれたひとをどんどん背中から刺していきますね!」
政略結婚が産んだ血染めの花嫁! 私旦那様を勝たせるためにうまれてきたんだぁ、夫の元カノ? それってきっともう1人の私のことね! デフォで頭おかしいアルビノ病弱淫乱人妻(10代)ゲルダ・ブラックフィールドさん!!
「実家のためそして貴方のため、私は時計塔を駆け上って参りまおっとちょうどいいイケメン発見伝、ちょっとお兄さん遊びませんかわたし……抵抗したのに、無理矢理…………! なのでその人はちゃんと始末つけてきました私ったらなんて貞淑な妻なのかしら!」
上見ても下見ても精神壊れたやつばっか! そう言うのが生まれてくる家系だから仕方ないね! 隣に連れてる金髪幼女とは事案っぽい絵面で事案じゃなさそうな雰囲気を出しているがかなりガッツリ事案な関係だぞ! 遺伝子異常で肉体と筋肉が過成長している王族の末裔アルフレッド・R・アトモスファーさん!
「得体がうらやましい? 1日動いたら全身筋肉痛で2日動けなくなる身体のどこがいいんだ……ずっとイスに座って指示だけ飛ばしていたいよ……」
THE・妾の子! ハリウッドクラスのウルトラ美少女でありながら自分の価値を全部ごみ箱に投げ捨てて次期当主の付き人やってる金髪幼女! ハイライトぱっちりのキラキラおめめで起源覚醒済みなのでもう救いようがないぞ!『愛玩-哀願』の起源の効果で目上の相手には交渉成功判定クリティカル確定のスィート・ハニーヴェースちゃんだ!!
「おねがいします、おねがいします、おねがいします、ここにおいてください、ぁぁお願いするの気持ちいい…………! 叶えてもらったらうれしいし、叶えてもらえなかったらもっとお願いしていられるし、どっちでも気持ちいい……!」
以上!!!!
さーーーて誰の話から書こっかな……>>124
あっ、自分です>>115
サントアンヌ……ロイヤルイッシュ……>>115
船の三人称は「SHE」だから、女性名からとるのもアリかと。>>115
適当な外国単語を当てはめればそれっぽくなるって昔聞きました
「エスパーダ」とか「センスオブワンダー」とか「プリンセスルージュ」とかペレスの幕間ができましたが・・・・・・
ちょっと鯨憑きの成り立ちが変わってしまったので、レージュさんに許可をもらいたいです。
こちらに一度貼ってもいいでしょうか?>>115
エスポワール!
フランス語で『希望』!!>>134
ありがとうございます。昔々のお話です。
〇〇村という村に、青年が暮らしていました。
村は鯨漁で生計を立てていて、青年はその村一番の鯨漁師でした。
そして、若いながらもみんなに尊敬されていました。
もちろん、一緒に暮らしている青年のお父様、お母様も、青年のことを自慢に思っていました。
ある日のことです。
青年がいつものように浜を歩いていると、今にも崩れてしまいそうなボロボロの小舟が、波打ち際に突き刺さるようにして打ち上げられているのを見つけました。
そして近くには、小舟から投げ出されたように倒れている人影が。
「これはえらいことだぞ!」
青年は恐る恐る人影に近づき、顔を覗き込みました。
それは、若い女の人でした。
青年と同じくらいの歳でしょうか。雪のように白い肌と、すらっと高い鼻。丹を塗ったように紅い唇。銀色に煌めく髪は、まるでお月様がそのまま降りてきたようでした。
あまりの美しさに、青年は時を忘れて見入ってしまいました。
それからはっとして、女の人の口元に手を近づけてみました。
どうやらまだ息をしているようです。
青年は女の人を連れて帰り、看病してあげることにしました。>>138
「あ、ありがとございましタ」
目を覚ましてからしばらくは警戒で身を固くしていた女の人は、青年からことの成り行きを聞くと、たどたどしく感謝の意を述べました。
燃える炎のような綺麗な瞳に見つけられることがどこか気恥ずかしく、青年はぶっきらぼうに「なんてことないさ」とだけ答えました。
そして照れ隠し代わりに、こう尋ねました。
「あんさん、ここらの人ではないな。どうしてあんなところで転がっていたんだい?」
女の人は、時折つっかえながらも事情を話しました。
それは、こんな内容でした。
「私は生まれつき悪霊を呼びやすい体質でした。そのため厄介者として故郷を追われてしまいました。その先でも追われ、追われ・・・・・・とうとう海の外まで出たところ、嵐に遭ってこの日本にたどり着いたのです」
青年は静かにその話を聞くと、ふん、と鼻を鳴らしました。
「悪霊だなんて、くだらない。そりゃあ、この村にも古い伝承を信じる者が大勢居るが、おれは何とも滑稽な話だと思っている。第一、そんなものがいるとしたら、数えきれないほど魚たちを仕留めているおれは真っ先に呪われとるはずじゃないか。いいさ、うちであんたを匿おう。おっとうとおっかあにはおれから言っておくさ」>>139
◆◆◆◆◆◆
それからいくらか月日がたち――
ぶっきらぼうだけれども心優しい青年と、元来の天真爛漫さを取り戻した女の人の二人が恋に落ちるのは、あっという間でした。
仲睦まじく暮らすふたり。村のみんなも、最初は常人離れした女の人の容姿に驚きこそしたものの、少しずつ二人を祝福してくれるようになりました。
青年は幸せでした。
何もかもがうまくいっているように思えました。
ですが、一つだけどうしても意見が合わないことがあったのです。
青年が鯨漁に行こうとすると、女の人が必死に止めるのです。
「後生ですから、鯨を獲るのはおやめください。彼らは人ほどに賢い生き物なのです」
青年は「おれたちの生活は、鯨を売った金で成り立っているんだ。獲らんわけにはいかんだろう」と何度も言って聞かせたのですが、あんまりにも女の人が泣くものですから、ほとほと困り果ててしまって、また惚れた弱みもあったものですから、最後には「鯨を絶対に獲らない」と女の人に約束までしてしまう始末でした。
青年は渋い顔をして言いました。
「しかしなあ、鯨が獲れないとなると、どうやって生計を立てていけばいいのだ」>>140
それに対して女の人はにっこり笑顔です。
「心配には及びません。その代わりにお魚を獲りましょう。貴方が漁に出るたびに、私が『貴方がたくさんのお魚を獲れますように』とお祈りをします。すると、貴方は必ず船にいっぱいのお魚を獲って帰ることができるのです」
能天気で幸せそうな女の人の様子に、青年はなんだか気が抜けて、なんだか全部がどうでもよくなってしまいました。
「ああ、そうだな。そうあってほしいものだ」
はたして、女の人のいう事は本当でした。
青年が漁に出かけると、女の人は浜に行き、海に腰まで浸かります。そして一言二言異国の言葉でおまじないをするのです。
そうすると、青年の網におもしろいくらいたくさんの魚がかかるのです。
それは、危険を冒して鯨を獲るよりも、ずっとたくさんのお金になりました。>>141
◆◆◆◆◆◆
面白くないのは他の漁師たちです。
なにせ青年が抜けたことで前ほどたくさんの鯨を獲ることができなくなったうえ、本人はと言えば何不自由なく暮らせているわけですから。
あるとき、鯨がほとんど取れなくなる年がありました。
そしてその時、こんなうわさが流れたのです。
「青年の家の女は妖だ。やつが鯨の妖にとり憑かれたから、村がどんどん破滅に向かっているのだ。青年の家は“憑き物筋”だ。やつらは“鯨憑き”だ!」
うわさはどんどん広がっていき、青年の持ち物を壊したり、家族や女の人に対して暴力を働く人まで出てくる始末。それはもう、ひどいありさまでした。
最初はかばっていたお父様とお母様も、しまいには耐え切れなくなり、青年を呼んで言いました。
「おまえよ、あの女は災いだ。もちろんあの子が悪いわけではないのは分かっているが、それでもこのままではもっと惨めな目に遭ってしまうよ。死なせてしまうのはさすがにかわいそうだから、今度の新月、あの子が眠っている間に元来た小舟に乗せて海へ流してしまおう。運が良ければ他のところで平穏にくらせるはずさ」
悲しそうな顔をした両親の言葉を、青年は静かに聞いていました。>>143
◆◆◆◆◆◆
それからしばらくしてのお話です。
山の間にある小さな町に、見慣れない髪色をした一族が移り住んできました。
子供たちまでまるで老婆のような髪色をしていたものですから、町の人たちは追い出しこそしなかったものの、この一族を“憑き物筋”と敬遠して、石ころばかりの荒れた土地しか与えませんでした。
そして、彼らに対する蔑称として、不毛な「下の下」な「畑」を耕す一族、「下畑」の一族と呼びました。
下畑の一族は町の人たちによる様々な逆境に遭いながらも、ついには大地主にまで上り詰めたそうです。
それが私、下畑 来野の家の祖先となったのでした。
◆◆◆◆◆◆
「なにはともあれ、愛し合う二人は無事に――そう、ハッピーエンドを迎えたという事ですっ!」
話ながらも、私はずっとドキドキでした。ライダーさんの綺麗に澄んだ赤い瞳が、真剣な表情でじっとこちらを見据えてくるからです。
まるで心の底まで見透かされてしまいそうでなんとなく後ろめたくなってしまうところの私でしたが、直後に満面のライダーさんの笑顔が見られたことで、ほっと胸をなでおろしました。
「ありがとうだよ。やっぱりこういう伝承って面白いよね。幸せな結果になって、ルドルフ2世も嬉しいよ!」
「ん、そうですよね!面白いかわからなかったから、ライダーさんが楽しんでくれたのなら何よりです。じゃあ、おやすみなさーい!」
「うん、お休みマスター」>>145
◆◆◆◆◆◆
『押収された捜査官の日誌より抜粋』
──────突然、〇〇村が一晩にして壊滅しました。
村人たちは皆、【黒く塗りつぶされている】という、それまで見たことも聞いたことも無いような悍ましい死に方をしていました。
唯一、偶々その村の近くを通りかかった隣町の住人【黒く塗りつぶされている】が証言するには、
「どこからともなく目に見えない『ナニカ』が村中に集まっては飛び回り、家のあちこちから悲鳴があがったと思えば一瞬にして人の気配が消えて……
ありゃあまるで地獄だったよ……俺は、生きながら地獄を見たんだ……」
とのことでしたが、当局判断により、酔っ払いの戯言として片づけられました。
事件発生時、この村在住の青年【黒く塗りつぶされている】および同居中の女性【黒く塗りつぶされている】の姿は無く、当初は二人を殺人の容疑者として取り扱う方向で捜査が進められておりましたが、死因が死因だけに人為的なものではないとして、事件性のないものとして処理されました。
また、二人の捜索も程なくして打ち切られました。
不可思議な点が多く、また捜査が進まないよう、何か強い圧力がかけられていたように思います。
我々はこの悲惨な出来事を風化させてはなりません。そのため私は記録を残すものとします。
いつか誰かが真実にたどり着そもそもある程度設定に添えているのかとか、拘っていらっしゃった場所を変えちゃってたかとか、かなり不安なのですが……本投稿する時には直していきますのでご意見ください!
島さん島さんへ~
異聞帯アッシリアに端島ちゃん、お借りしても大丈夫でしょうか?
あと仲間の蚩尤に(相手に勝つためとはいえ)自身の施設機能を弄られたり触られたりするのってNGだったりしますか?>>154
長いのに読んでくださり、ありがとうございます!
ゴルゴーン然りロボ然り、人のエゴはいずれ人に牙を剥くのかもしれないなって思います。>>159
ありがとうございます~!端島ちゃんはヒロイン枠なのじゃありがとうございます!
>>160
鯨がどうなるのか……私にもわかりません。
どうもならないかもしれません。
他者との関わり合いで展開が左右されるリレーの醍醐味ですね。
最初にバーサーカー陣営に相手をしていただけたのは幸運だったかもしれません。
完全を求めたライダーにとって、完全に近い全能ながらそれを手放したバーサーカーは(語り合う機会があれば)かなりの刺激になったかも。
敢えて死を克服しなかった理由、嫌がりながらも魔眼を受け入れた理由、気になりますね。
引き続きよろしくお願いします!
>>161
みんなが加害者で、みんなが被害者。
わかっていても、誰もが愚かさを捨て切れないですよね。悲しみ。
捜査官がどうなったか、どんなことがあったのかは想像にお任せします……!あ、そうだ。改修版玄上リンクをwikiに登録してきました。
玄上家が西洋の魔術と東洋の魔術が混ざってるのは200年ほど前に西洋の魔術理論を取り込んだからです。なのでガンド等の西洋の呪いはそこまで強力じゃない。え?香澄さんがフィンの一撃やってた?あの人は旦那にゾッコンな以外は基本舞台装置だから…。
それからリンクくんちゃんの設定で登場したユージーン(with魂識の魔眼)について
ユージーンの母が持っていた魔眼、魂の形や色を認識する魂識[こんじき]の魔眼とユージーンの読心の魔眼の合わせ技で相手の魂を評価する。基本的に魔術等で魂を弄るか生まれの影響でもない限り普通判定。
恋
「魂に関しちゃ至って普通」
京介
「(使い魔の数だけ魂から繋がりが伸びてるので)魂がケセランパサランみたいになってる」
ミリアルカ
「クッキーに例えるぞ。人間の形に整形されたマーブルクッキー」
ルファス
「魂に関しちゃ至って普通」
おまけのカナディア
「急なSANチェックやめろ」変な時間に目が覚めたんでスレの急流を登っていきます
>>84
>>101
>>105
ふむふむ、異常事態が何であるかの提示もろくにしてませんが、なるほどありがとうございます
>>90
なに、隆元さんの次は元就公が!?
>>100
ほほう、ペレスの番外掘り下げ…のような感じかな?面白そうですね…
>>107
と思ったら熄がいるー!?や、確かに熄投下した時バロールさんの話も上がっていたような…やだ、ドキドキする…
死…ポーとかですかね…あとは…でんでらさんとか■■■(アリス)とか…?いや熄の時点で私的満腹度青天井ですわ…
>>147
これは…ドロドロしてますね…ヒヤッとする、湿度高めの冷気がこの季節に合っている…
これはペレスでのファスティカロンさんの活躍にも期待して良いって認識でよろしいのでしょうか!?監獄長さんはまだいるかな?
アメリカ異聞帯のクリプターサイドの日常風景兼、プロローグの前日談となるSS(本当に短い)が出来たんで、ちょっくら推敲してから早ければ12:10に投下するでよ。>>166
時間を過ぎたので投下開始。
最初に火村さんへお詫びの一言。
クリプターと鯖が凪咲をしれっと貶してるので、ここにお詫び申し上げます。
東海岸と西海岸で
某異聞帯、東海岸の某大都市。
いかがわしい高級バー。
チャラい日系の若者と、美少年にしか見えないほど小柄で青い髪の青年が酒を飲みながら会話に興じていた。
「「かんぱーい」」
「凪咲ちゃん、半死半生で粘ったけど空想樹を切り倒されたね」
「予想以上にがんばっていましたね。そうじゃない方が気分よく飲めたのですが」
「アレはねぇ。みつの姉御の髪を煎じて飲んでもどうにもならないのが目に見えてたからねー」
「ドリーンの薬膳でも頭の中を治せたかどうか。……彼ら、ここにはいつ来ますかね」>>167
「必ず来るだろうけど、いつ来るのかはわかんないよねー。つーか、僕でどこまであちらさん押し止められるかなー? エイベルさんのおかげで魔力の心配はねーけど、腕っ節はどうしようもなくてさー」
先日倒された仲間をさり気無く貶しながら、チャラい若者-キャスター『徳川竹千代』-と美少年-エイベル・エイマーズ-はカルデアの面々が来た場合はどうしようかと話し込む。
「宝具を乱発すれば大分抵抗出来るのは確かですが。あ、ジャック・ダニエルスのシルバーセレクトをビンで」
「まー、結局そーなるよね。その時はその時って事か。僕もサザンカンフォートをビンで」
数分後。
お酌係も兼ねたウェイトレスが注文された酒を持ってきた。
家綱は自分で自分の酌をしていたが、エイベルは露出度の高い格好をしたウェイトレスにお酌をしてもらい、上機嫌でチップを渡す。
渡すといっても、スカートの中に手を入れ、パンティの足ぐり(※足を通すところ)から股間に押し込むという凡人類史なら発展途上国でもセクハラ認定される行為に及んでいたが。
「童貞辞めるつもり無い癖して、相変わらずのスキモノだよね、エイベルさんも」>>168
「この異聞帯にはドリーンがいませんからね。こういう事やっておかないとストレスが溜まる一方でして」
「仮にくっ付いてたら、夜はチョー難儀してたろーね、ドリーンさん。みつの姉御を腰砕けにしたことある僕が言えた義理じゃねーけど」
「最高の褒め言葉でしたよ、タケチヨさん」
「自分の性欲隠そうともしないし……。にしても、ここは先の無いディストピアとは全然違うのに剪定されたんだよな」
「世界中で西部劇を繰り広げる、刺激に満ちた世界ですからね。確かに他とは正反対過ぎます。そしてそれが理由でもある」
自分達が担当しているこの異聞帯が、どうして異聞帯となってしまったのか納得がいかない竹千代。
他の異聞帯は、大体目立つ破綻が生じているのだが、2人が担当しているここだけは不思議なことにそれらしき物は見受けられない。
しかしそれが理由であると、エイベルはぼかし気味ながらも明言した。
「自我を持った邪悪な何かがアレコレしでかしてるようにしか思えないねぇ、剪定事象ってのは」
竹千代は未だに納得がいかないようで、超常的な何かの干渉の仕業ではと冗談を零す。
結局、2人はいつもの通り閉店間際までツマミを口にしつつ飲み明かした。>>169
その頃、西海岸の某都市。
下町にあるこじんまりとした食堂。
とうに店じまいしており、少女にしか見えない小柄な日系のウェイトレスがせわしなくも迅速丁寧に動き回って皿を下げつつテーブルを綺麗にしていた。
彼女以外の店員は店主と、彼女の婿である料理人のみ。
「テーブルも全部綺麗にしておきました」
「ありがとねー。ほんとミツが来てくれて助かったわー」
「全くだよ。手際が良くて腕っ節も強いときてるんだもん。おかげで強盗が押しかけてくることも無くなったしさ」
店主と料理人が、しみじみと呟く。
ある時、行き倒れ寸前でありながら身包みを剥ごうとしたコソ泥達を1人であっと言う間に返り討ちにした彼女を、店主夫婦は放っておけず拾ったのだ。
事情を聞き、仲間達と合流するまで、という条件で彼女は2人の店で働き始めたのである。
日系のウェイトレス-セイバー『結城みつ』-は2人の感謝の言葉を聞いても謙遜していたが。>>173
それなら一安心>凪咲の性根
少なくとも、エイベルはそう解釈してますね。
どこもかしこも殺/し前提のケンカだらけで、宇宙進出できるだけの技術は蓄積されつつあるのに、するという発想が無い。>剪定アッシリアの住人を出そうとしたらアッシリアっぽい名前つけで止まってしまった罠……
>>177
お疲れ様です…
>貶されても仕方ない
うーん否定できない
でも実際その方が後腐れなく動かしやすいですもんね。中途半端に善性残して戦わせてもカルデア勢が曇るだけですし
それはそれで悪くない展開だとは思いますが、やっぱ敵として動かすからには同情の余地もないド外道でぶつけてみたいと思う今日この頃獣国が剪定された理由は、まあ……“人間”が居ないので。あの世界。
>>185
行きます
第1節 後漢の地と翡翠の護将−2
「趙雲…子龍…?」
「なるほど、趙雲か…!!」
通信越しにダヴィンチが納得した様に唸る。
「蜀の五虎大将軍の一柱、虎威将軍だ!!味方ならば頼れる戦力になる!!」
その声を背に、短髪の偉丈夫は目を瞑り呼吸を整える。
「…よし。行くぞ。」
「ヒョォッッッ!!」
黄巾の男が先陣を切り、剣を偉丈夫に向けて振るった。
…刹那の内に、切られていた事に気付かずに。そして切った本人は顔色一つ変えず、体勢を直す。
「ひ…怯むな!かかれェ!!」
数体のワイバーンが一斉に趙雲に襲い掛かる。その爪牙を躱しながら、槍が素早く舞った。
「ぬぅん!!」
趙雲の槍が荒ぶり、周囲の敵を切り裂く。数発程擦った様に見えたが、その貫禄はまさしく歴戦の猛将の様に見えた。
「凄い…」
気付けば、その十数騎の軍勢の居た戦場は静かになっている。その場で立ちすくむ頭目らしき1騎に、緑の武士は槍を向ける。
「…この隊の頭目は貴様だな?」
「…な、舐めるなぁ!!」>>186
黄色の槍を構え、気迫を放ちながら趙雲に振り掛かる。
「…遅い。」
軽い風圧と共に槍を振った瞬間、敵の頭目は、信じられぬといった表情をしている地面に倒れていた。
「…御免。」
槍を納め、武人は少女の方に向き直る。
「…怪我は無いか?」
「う、うん。趙雲さん、だよね?ありがとう!」
「!」
立香が笑顔を向けた時、戦闘時一切表情を動かさなかった趙雲の顔が突如赤くなると同時に強張り、彼は横を向いた。
「…え、どうしたの?」
「……いや、気にしなくて大丈夫だ。申し訳ない。」
冷静な顔でマスターに向き直る。その時、声が聞こえた。
「マスター!!」
「お兄さーん!」
その音源を向くと、黒いフードを被った少年と眼鏡を掛けた夫人、つまり黄夫人が走って来ていた。
「マスター、無事で良かったです…」
「そっちこそ!…ん?どうしたの?」
マスターは趙雲を向く。趙雲は目を少し開き、黄夫人を向いている。
「…もしや、黄夫人…?」>>187
「えっ……まさか、趙雲様ですか!?」
「…あぁ。こんな所でお会いするとは思わなかった…彼女のサーヴァントとしての顕現であられるのか?」
「えぇ。私はこの亜種特異点に…」
二人で旧知を温めるかの様に話し始めたのを見て、マスターは通信越しのマシュに言う。
「あっ…確か二人共同じ国だったんだっけ…?」
立香の言葉に、通信越しのマシュが答える。
「はい。黄夫人、月英さんは諸葛孔明さんの妻。そして趙雲さんは蜀の将ですから。恐らく関わりはあったかと。」
その時、立香の裾を小さい手が引っ張った。
「…ねぇ。お姉さん。あなたが、マスター?」
「え、あ、うん!!君は…?」
「僕は、ライダー。デイヴィ・ジョーンズ。ぼくの、友達に。なってほしいな。」
「うん。いいよ!」
その無垢さに立香の顔が綻び、笑い合う。
「デイヴィ・ジョーンズと趙雲か…珍しい組み合わせだなぁ…」
ダヴィンチが不思議そうかつ好奇心を持った声で二人を通信越しに見る。それに趙雲が気付いた。
「…む?通信…か?」
「え!?すっごーい、何故わかったんだい!?」
「生前、孔明殿と黄夫人が近い物を開発していてな。」
「孔明さんが!?」これはアルターエゴ華佗ちゃん(ダイマ)
>>185
かもーん!>>188
マシュが驚きの声を上げる。そして、黄夫人が嬉しそうに自分の胸を叩き、言う。
「はい、私が開発しました!!」
「うーん、オーバーテクノロジー…」
「…うん、もう聞くまでもないかもしれんが…というより確信したが…貴殿らが…人理の守護者という事で間違い無いのだろうか?」
趙雲の疑問にマシュが、真剣なトーンになって答える。
「はい。では、本題に入りますね。」
___
「ふむ…カルデア…人理最後のマスター…魔神柱…」
「…よくわからないけど、マスターが、お姉さんってこと?」
「うん。とは言っても、そろそろ任務は終わるんだけどね。」
苦笑しながら、マスターは言う。そう、バアル、アンドラス、フェニクス、ゼパル…あらゆる魔神柱の残滓を倒し、残る魔神柱は恐らく1柱の筈。それが終われば、人理修復は完全に終了し、カルデアは新体制に変わるらしい。
だから、もう少しで終わる。それが立香にとっては嬉しく、しかしどこか悲しくもあった。>>190
「…了解だ。この趙子龍、勿論協力しよう。」
「ぼくも。お兄さんと、お姉さんの為に、頑張るよ。」
二人は了承し、立香の令呪に光が宿る。契約である。
「よしっ…!!」
「じゃあ、俺達について話すべきだろうが……」
趙雲の顔が徐々に横を向き始めた。
「…?どうしたの?」
「…その…男性スタッフとか…誰かいないだろうか…?そろそろ…少し…」
そう言った趙雲の顔をよく見ると…完全に火照り、はにかむ様な表情をしていた。
「え?」
「…あ、言い忘れてましたね。趙雲様って、実は女性苦手なんですよね。」
「……」
その黄夫人の言葉に、黄夫人とデイヴィ君を除いた一同が唖然とした。
「え………?????」1節は終了
だが
まだだ、まだ終わらんよ!!(もう1話投下)第2節 黄魔現る-1
「成程、それで私が呼ばれた訳だね。」
ホームズが笑いながら、通信の席で趙雲と話す。勿論周囲に先程のメンバーは皆いるが、趙雲の赤面は多少楽になっている。
「…すまない。俺は昔から殆どの場面で女性と関わる機会が無かった為に、女性と話す時少し緊張してしまう性分故にな…」
「いや、その気持ちは分かるよ、ミスター趙雲。現代でも男子校に慣れた者は女性と関わり辛いというからね。」
「趙雲さんは、恥ずかしがり屋なんだよ。」
「……言うな…」
男三人が話すのを聴きながら、マスターは黄夫人に質問する。
「…ねぇ、黄夫人。趙雲って妻がいたんじゃないの?」
「はい。趙雲様は妻も子供もいました。ただ彼は、素だと初対面の女性に弱いのです。慣れれば自然体で話せるらしいのですが、屈強な男の中で育った故どうしても硬直してしまうらしく…」
「そういえば、三国時代ってあまり知らなかったな。」
「はい。それでは、三国鼎立の後から説明しましょうか?」
「うん。お願い!」
その頼みに笑顔で頷きつつ、黄夫人は話し始めた。>>193
三国時代について詳細を知りたい者以外は、ここから先は少しばかり飛ばす事をおすすめする。
「諸葛孔明様が劉備様に説いた三国鼎立。それは、既に中華において多大な勢力を誇っていた曹操の魏、孫権の呉。この二大勢力に対抗する為に漢朝の末裔である劉備様が国を作り出し、三代勢力の争いとするというお考えでした。
まずは呉。孫一門三代、孫堅、孫策、孫権の三人を擁する、水軍の強さが随一の国家です。軍師の周瑜や魯粛、陸遜等が有名ですね。
次に魏。三国の中でも最大の勢力を誇る曹操率いる国家。当時の帝を擁している等、武力以外でも優位に立てる点が多いですが、やはり層の厚さもあります。張遼、楽進、許褚、徐晃、夏侯惇。恐るべき武将を集めた強大な国家。そして、孔明様の因縁…司馬懿仲達もいる国家でした。
そして…我々が嘗て所属していた国、蜀。雌伏を経て強力な仲間と国土を手にした劉備様率いる山国です。説明したい将は数多いますが、特に有名なのは、義に篤き関羽、荒ぶりし張飛、寡黙なる趙雲、鈍らぬ黄忠、猛然たる馬超。これらの五虎大将軍と呼ばれる猛将。そして名軍師、諸葛孔明様です。彼らによって蜀は先導されました。
そしてこの三国の激戦の末、蜀が魏に敗北し滅亡、そして魏にて司馬氏が台頭。司馬炎により建てられた晋により呉は滅びて中華は統一されました。三国の死闘は幕を閉じる事になったのです…
…と、長くなりましたが、大丈夫でしょうか?」>>194
「うん。よく分かったよ!ここまで三国について教えてくれるサーヴァント、カルデアにはあまりいないしね。」
「まあ確かに、依代での顕現が多いですからね…」
「ははっ…」
「失礼。そろそろ会議を始めてもよろしいかな、二人共?」
「あ、うん!」
声を掛けたホームズに、二人は返事をして向かった。
___
「…順を追って話す。まず俺は、この三国の地に人理のサーヴァントとして召喚された。そして、マスターを見つける為に数々の州を渡り歩いている途中に、赤壁でデイヴィと出会った。」
「うん。最初は、遊んでいたけど、趙雲さんの話を聞いて、マスターさんに、会えると思って、着いていくことにしたんだ。」
「成程、二人で旅をしていたと?」
「ああ。そして、黄巾を付けた軍以外の勢力は見当たらなかった。俺達は、奴らが特異点たる理由に関わっているのではと考えている。」
「…多分そうだと思う。」
あらゆる修羅場を抜けたマスターも同意する。
「…成程。」
ホームズが、何かを口に入れた後に、既に理解したかの様な雰囲気で口を開いた。彼の言葉を、一同が息を呑みながら待とうとしていた時だった。
「…恐らく…ん?え、ちょっと待て、いきなり何だね?薬物?別に構わないだろう、え?何を」
プチッ
「………」
一同、完全に無言になった。>>195
「…カルデアって、おもしろいんだね。」
「……そうだね…。」
そう話していた時だった。
「…マスター、危ない!!」
「…伏せろ!!」
黄夫人と趙雲、二人のサーヴァントが立ち上がり、デイヴィも違和感に気付いた。
その瞬間、矢文の様な物が複数、彼らの中央に刺さった。
…その矢には、黄色の札が貼られていた。
「…マスター、すまん!」
「…うん!!」
即座に覚悟を決めた立香を、趙雲が抱き抱えて走り出す。背後でも黄夫人がデイヴィを抱え、趙雲の後ろを走った。
天空に黄巾のワイバーンが姿を現す。そして先程いた地の方向を見ると、火山ではない筈であるのに、噴煙が近付き始めていた。
「マスター、申し訳ない。この趙雲、不覚を取った。まさか、既に俺達の存在を勘付かれているとは…!!」
「っ…!!」
「皆様、幻術を使います!!とりあえず平地に逃げましょう!!」
少年を抱えた黄夫人が走りながら、術を構え始めた。
「まって!そこにおおきな川が、ある!」
デイヴィが、口を開いた。
「止まって!僕に、任せて!」>>196
「デイヴィ、君…?」
「…!承った。黄夫人!」
「はい!!」
少し急な川のほとりで四人は止まる。噴煙が近付く中、三人はデイヴィを見る。
「行くよ…『デイヴィ・ジョーンズの監獄』!!」
その時、錆びた鎖に巻き付けられながら水に浸っていた筏が、ひとりでに動き出した。女性のマスターとサーヴァントが驚く。
「えっ…!?」
「デイヴィの宝具だ。水に沈んでいる物は全て操れるらしい!」
「うん。これで、降りよう!!」
四人が筏に飛び乗る。空中の敵が、黄夫人の幻術によってマスター達を見失った事を確認したデイヴィが念じると、超高速で川下りを始めた!!
___
山河を抜け、周囲が平地に変わる。山から落ちた川が巨大な川へと加わる時、カルデア一行は草原へ飛び降りた。
「はぁ…はぁ…助かった…?」
「…みたいですね。デイヴィ君、ありがとうございます…!!」
「うん…!!」
しかし、いい空気になるのも束の間。歴戦の武将は、既に敵の気を感じていた。
「…!!マスター、目の前だ!!」
趙雲の一声で、四人がはっと前を向く。
「…ほう。あの札による噴煙から逃れるとは。カルデアとやらも中々やるではないか。」>>197
堂々とした声が、響く。
そして、その声のする方には、5騎のサーヴァントと、数多くの黄巾の兵が見える。
「面白そうな奴らではあるな。ふむ…さては、あの槍…」
ある者は、トリコロールを着た宦官風の者。
「いいわねぇ。可愛い子もカッコいい人もいる。あぁ、倒したくなっちゃう…!!」
ある者は、女騎士の様な様相をした者。
「ははは、強そうだね。人類最後のマスターだし、期待はして良さそうだよ、バーサーカー。」
ある者は、黒き肌に黄金の飾りを纏う者。
「そうだな、美味そうだ。違う味を楽しめそうでいいじゃねえか…なあ、教祖サマ。早く闘ろうぜ?」
ある者は、巨体の、人外の気を感じる者。
四人の猛者が、黄衣の男の周りに集っている。>>198
その瘴気は、あらゆる修羅場を潜ったマスターとサーヴァントでも、威圧感を感じずにはいられなかった。
「ああ。しかし、名乗りだけは済まさねばなるまい。カルデアの諸君。初めまして、であるな。」
黄衣の男が、口を開き始める。
「我らは、太平道。黄巾党とも嘗て呼ばれた者。そして今は名を改め、真黄巾党。丞相の元で真なる革命を、後漢に起こす者也。」
「真黄巾党…!?」
「…まさか。」
蜀の二人のサーヴァントが、顔に驚愕の色を見せる。
その顔を見て満足した様に頷き、黄衣の男は笑う。
「…そう。我は、太平道教祖にして、真黄巾党の指導者。真名は…
アルターエゴ・張角である。」一新した爻智のセリフ集。
「酷い事するなぁ、僕を殺そうとするだなんて。おや、驚いているのかい? 僕はこの通り五体満足、心臓さえ稼働していれば脳を破壊されようとも活動を停止することはないのさ。
────けどね、この秘密を明かした相手は必ず殺.すと決めているんだ。だから……さようならだよ」
「新たな生命の誕生に心からの拍手を贈ろう。君は母の命と引き換えに産まれた希少な子供(サンプル)だ。おめでとう、そして始めよう────家族としての触れ合いをね」
「興味深い。彼女は胎児の成長に伴い発生する“血”への拒否反応、途方もない激痛と衰弱に耐えたんだね。強かな女性だとは思っていたけど想像以上だ。
それでは初めまして。僕はクラウーカリス・アウリーゼ────君に遺伝子を片方分け与えた血縁的な親だよ」
「おや、本名を嗅ぎつけられてしまったね。調べがついているのなら隠す必要性もないかな。
僕はクラウーカリス・アウリーゼ改め漣爻智。うっかり協会に封印指定され、憐れにも身を隠しながら研鑽に没頭するただの魔術師さ」
「あー君、悪いけど僕は今少し虫の居所が悪いんだ。まさか、彼の人形師に準えて言葉遊びをするとは思ってもみなかったよ……僕はね、三原色の「青」の獲得までに至らなかった。皮肉にも与えられたのは赤と青の合成色「紫」。そんな僕を揶揄するために誰かが始めたのか、紫(ヴァイオレット)に一文字入れて“暴虐(ヴァイオレント)”なんて呼ぶんだから────うっかりブチ殺しても仕方ないよね」>>210
了解しました。色々漁って自鯖の新事実及び異説を見るたびに減っていく我がSAN値
ネルソンさんとホレス血縁関係あったんか…台詞追加したいなぁ…
>>172
西部劇時代のアメリカに日本の将軍様って今更ですがとんでもない絵面ですよね。二人も、廃れ者同士の会話って感じがして良いですね、とてもアウトロー味
>>200
こっちではデイヴィくん頼もしく可愛らしい少年ですね。やはり趙雲さんっていう大人がいたからでしょうか。
そして初っ端から黄巾軍全員登場とはなんとも華々しい。考えてみると誰も彼も国籍年代違うんですね。ここからどう動くのか楽しみです
>>212
『ぼくのたからばこ(デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー)』とか?敢えてひらがな使ってみたり>>200
大ボスと敵幹部登場はいつだってゾクゾクさせられますなぁ!
こういう因縁の幕開け大好物です
それはそれとして
>「…カルデアって、おもしろいんだね。」
うーんぐうの音も出ない寝る前に近況報告
現在獣国リレーの一日目と二日目の繋ぎの部分を書いております。これを投稿した後二日目の朝に移行する予定です。>>219
プロローグだ何終わった気になってるんだ異聞帯アッシリアで言わせたい台詞纏め1~
アッシュ
「マルドゥーク神の真似事では無いがな──────海へ還るが良い……!!」
ネッブ&ゲーティア
「これより貴方を倒すのは神々の裁きでは無いわ。人々の叡智であり、歩みであり、祈り……決して折れぬ剣……!!」
「─────さあ、天上(ソラ)を仰ぎ見よ。」
イデス
「嗚呼、ようやく母の歌(あい)が聞こえるようになったのですね。」>>224
もう一人のボク...!
投げた後に訂正箇所見つかるのは、あるあるすぎて辛い...秋葉秋歯秋葉...>>226
ちょっとこだわったポイントなのでそういってもらえて嬉しいです~!
後者のように汎人類史のサーヴァントを召喚・使役している、という予定だったり>>219
「Fate/TV showってわかるかな?アレに出てほしいって話なんだけど…」
「私があれに出て?勝って聖杯を取って来いってこと?」
「……アレのバックにはウチの組織があってね、感情魔術の第一人者として来てほしいそうだ。スタッフで参加してもいいんだが…くじらなら参加者枠でも不自然が無いし、他の参加者と関わりやすいだろ?」
「本当にそれだけではないでしょう?」
「何故そう思うんだい?」
「今更新しいスタッフを賞品の管理なんてポジションにつけるのがおかしいっていうのが一つ。それから…あくまで私の感覚なんだけどね、フォーの気持ちがいつも以上に伝わってこないのよ。
何を隠してるの?」
「……聖杯が必要なんだ。あそこで再現された紛い物でも、私達の用意する魔力リソースの塊でもない。人の願いに応える本物の願望器が。」>>228
〜同日 木伽邸〜
「やあマコミ、首尾よく進んでるかい?」
「あまり私の所に顔を出すなと言っただろうディレクター…何の用だ?」
「キミの所には参加者の情報が集まるんだろう?あまり面白みに欠ける人物ばかりじゃ白けてしまうから、私も一枚噛ませてもらおうって考えたのさ。いいだろう?」
「それで身の危険を侵してまで来るのが私には全く理解出来ないよ。」
「当然の事だよ。面白くなきゃいけない仕事で今までやってきたんだからね。」
「やっぱり君バカだろ?まあいいさ、この棚に資料が入ってる。使えそうなスタッフはその下だ。
夜になったら戻るからそれまでには出ていけよ?」
「私の主人は中々に冷たいなあ…普段の優しさを少し位は私に向けたっていいんじゃないか?」
「顔を合わせないのが私の一番の思いやりだとも。あと私は特別優しい人間じゃない、身内に甘いだけだ。」
「何処に行くのか聞いても?」
「正直教えなくてもいいが…
君の言う『英雄の器』って奴に相応しい子を見つけてね、少し様子を見に行こうかと思ったのさ。」
「わざわざ探してたのか?注文も多かっただろうに…」
「まぁそのなんだ…私は身内に甘いからな。」くじらについて
運営側のスタッフの一人であり令呪が宿っている。
参加者との交流で願望器を渇望する気持ちをより深く知り、集める事で新たな聖杯を作る事が目的。
基本的に戦っても旨みはない存在。
タリエシンの第三宝具
『詩人タリエシンの世界(ブック・オブ・タリエシン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
吟遊詩人の長タリエシンに許された特権。
現在発生している戦いを「自らが語り継ぐべき英雄譚」と定義する事で、その戦いに参加している人間一人に「この戦いを乗り越えた果ての自分」という英雄の霊基による強化を施す。
あくまで形式上は英霊召喚の変則型である為に召喚されるサーヴァントに空きが必要で、強化の内容もクラスの影響を受ける事となる。
対象が他のサーヴァントとの戦闘を重ねる事で英雄譚としての質が向上しスキルやステータスの強化、宝具の取得などに繋がる。という事で『ぼくのたからばこ(デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー)』、採用で大丈夫でしょうか。
>>233
私も鱒・鯖の貸出OKです!
参加はパスで。秋特異点SS片付いたとはいえ、まだ色々タスク抱えてるので…>>233
自分参加は見送りで鯖鱒の貸し出しOKとだけ言っておきますわ!あ、無論自分も鯖鱒レンタルはOKです。
ついでに【定期相談】
”A.D.1925 不滅人生堕落論 ニューヨーク〜見よ!アメリカ大陸は動き歩く!〜”ってもう凍結SSへ移行というかメニューから抜いてもいいのか、意見を聞きたい。>>233
俺のでいいなら参加見送りで鯖出したいです異聞帯アッシリアで言わせたい台詞纏め2~
端島
「でもこの賑やかさ、嫌いじゃないですよ。むしろすごい嬉しいのです!……えへへ」
「^^……怒ってないですよ。えぇ。ちっとも。これから先、役に立つから勝手に素材として剥ぎ取ったんですよね?」
蚩尤
「どんな場所だろうがこの蚩尤さまに死角無し!!」
「そこまで言うなら仕方ねぇなあ!特!別!に!見せてやるからついてきな、ちびっ子ども!……端島ー!!こいつらにも茶と菓子、用意しておいてくれー!!」
ザミエル
「!……ササッ(蚩尤が興味深く自身の装備を見ていることに気づき後ろに隠す)」
「戦場や海中ならばいざ知らず。此処は鬱蒼と生い茂る森の中。狩人が獲物に遅れを取る道理無し。──────さぁ、開幕(かり)の時間だ。」異聞帯アッシリアにサブタイトルつけるとしたら「~そして誰もいなくなった~」とかになりそう……
>>250
今のところフリーなので参加したいけど、こことは別所のタスクがあるのでそれが片付き次第……あと今までの傾向からすると定員7名もリレー回すとなると多いかもしれませんねちょいと駄文書いたので載せていいですか?
液タブはいいぞぉ……いいぞぉ……ウェルカム……
あと今は6章情報解禁を待ってるぞぉ
>>256
どうぞ……青くなったので投下。
────空想樹が蝕まれていく。
ギリシャ異聞帯を繋ぎ止める為に根を降ろしていた空想樹アトラスが戦慄を覚える程の毒に冒される光景を目の当たりにしている。
これはどういう事なのだろうかと、キリシュタリア・ヴォーダイムとサーヴァント・カイニスと対峙していたカルデア一行は唖然とした表情でそれを見ていた。
「何、不思議なことじゃないさ。キリシュタリア、君自身が言っていた事だろう? 空想樹同士はネットワークで繋がっているって……その機能を逆に利用させてもらったまでだよ」
キリシュタリアの背後に這い寄る人影────そこから放たれた不意打ちに彼は対応した。
「おっとこれは驚きだ。まさか今の奇襲を防がれてしまうだなんて。もしかして、僕がこうするのは想定済みってことだったのかな?」
「いいや、私も今知った。正直に言って驚いているよ。君は確かに冷酷無比な人間ではあるが、“殺.す理由がない”私を標的にするとは考えていなかったからね」
音もなく現れたのは、クリプターの一人であるクラウーカリス・アウリーゼ。
躊躇なく仲間の命を奪おうとして、その不意打ちを防がれたにも関わらず薄笑いを浮かべて態とらしく驚いた様子を見せる。>>258
「何故邪魔をする? 君も神となって『異星の神』から解放されるというのに」
「……そうか。君には理解できないか。魔術師として互いに語り合った仲だっていうのに、本当に残念だよ」
一瞬だけ冷たい視線を向け、すぐさま残念そうな困ったような表情を浮かべる。
「ところでキリシュタリア、一つ質問いいかい? 君はどうして北欧異聞帯を敵視しているんだい? 一度もあそこへは顔を出した事はなかった筈だけど、一体北欧の何に脅威を感じているのか……そこら辺の見解を聞きたいね」
「……あれは『異星の神』とは異なる災害。浮上すれば間違いなく星に滅びを齎す『落涙』が肥大化したもの。オリュンポスの神々の口伝によって知り得た、決して見逃せない脅威だ」
「成る程成る程、面白い視点だ。確かに彼らはこの星の“人”とも、“神”とも、ありとあらゆる生命体とは相容れない存在だろうね────だからこそあちら側についてよかったと、そう思えるよ」
緊迫した状況の中で、クラウーカリスは余裕の態度で振る舞っていた。
「じゃあ次は僕の方からも情報を提供しよう。キリシュタリア、僕がこの異聞帯に来たのは彼らを裏切ったからじゃない。あの王様はね、起点さえあればどこへでも覗けてしまう権力者でね、今もこうして面白い見世物で盛り上がっているんじゃないかな?」
ほら、感じるでしょ────?
その言葉と同時に何かに感づいたキリシュタリアがカルデア一行に退避を呼びかける。
一体どういう事なんだと困惑しているところへ、“それ“はやってきた。>>259
────あれは、レーヴァテインの赫(ひかり)?
気づいた時には既に手遅れで、この場一帯の全てを破壊する威力を秘めているであろう輝きは間近まで迫っていた。
絶望的な生存率で、誰もが歯を食いしばる状況下の中『彼』だけは諦めていなかった。
「────まだだ。彼らの、カルデアの旅路をここで終わらせる訳には……!」
星列を魔術回路として形成し、宙へ展開される巨大な魔方陣。星の地表を燃やし尽くし、最果ての光と同等の一撃とされる剣尖を受け止める。
これによりカルデアが離脱する時間を稼ごうという魂胆であったが、それが男の狙いだった。
「信じていたよキリシュタリア。君なら必ずこうすると思っていた」
────血飛沫が舞う。
無防備となった背中を、クラウーカリスは躊躇なく襲った。
「……ぁ」
「それでさっきの質問だけどね、僕は『神』なんて大層な高次元的存在になるつもりはないんだよ。僕は自身の手で待望へ近づきたいし、何よりつまらないだろう? 実証された研究成果、実験を行う際に湧き上がる高揚感……その全てが無くなってしまうだなんて、嗚呼実に勿体ない」アッシリアの空想樹の名前が決まりました、
『イデス/セファール』です>>263
つまり空想樹をパンケーキにしたりもありってことか……
ヴァンプ・チェイテの時はエリちゃんに空想樹食べてもらったけどせっかくの空想樹なのに名前つけるの忘れてて今更になって勿体ないなって気持ちが出てきた……>>279
うち(獣国)の空想樹も酷い目にあわせたらよかったかなぁ…。いやある意味酷い目にはあってるけど。>>268
日本縛りとかではないならベイリンが居ますよー。>>246
俺は値段と強度を考えてペンタブにしたからなぁ。
画面を傷だらけにするのが嫌、て面もあった。
絵の練習を再開せんと。>>261
そういえば、アメリカ異聞帯の空想樹の名前、考えてなかった。>>285
そうですねー、基本童話ですが別にそうじゃないのも作るので神話から探すのもありかもです
「ちなみに最高傑作の名前はワンダーランド。あれすごいよぉ」アメリカ異聞帯の空想樹の名前、ベビーブーム(最初に発見されたモンスター銀河。正式名称ではない)とミルキーウェイ(太陽系が属する銀河)のどっちがいいかな。
あと周瑜の戦闘スタイルを変更
武器は基本的には棍
純粋な火力は他の武将系サーヴァントには劣るが、戦闘用に研ぎ澄まされた絶対音感と軍師の腕により音のみでも敵の位置や次の一手を予測できる。その音であらゆる状態が分かる上、白兵戦も並の将系鯖並にはできるって感じですね>>295
了解です。
なんか、公式だと銀河の名前からとってるぽいので、ちょっと気になったのです。>>297
パワー…ワード…
うーん難しい
ていうかこのスレでパワーワードっていうと、第一回の『アリエスる』以外思い浮かばないんですが
ちなみに『アリエスる』がどういう意味なのかは下記リンク先用語辞典にて
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86
より詳しい経緯が知りたい方は『過去スレ一覧』の『第一回』#3リンク先で見られます
>99スレ辺りからですね
https://bbs.demonition.com/board/1901/>>311
例えばシャルルだと
「あの人(アルテミシア)の輝きに追いつきたい、ああなりたい、みんなを照らしたい」(なりたい自分という願望)
「あの人(アルテミシア)に痛いほど恋焦がれている。眩しい眩しいそれに焼かれるほど近づいてみたいしむしろ焦がして欲しい」(アルテミシアに対する憧憬と恋慕という強い感情)
この二つがマイアのあげたロザリオに反応して燃え盛る翼が物質化したわけで、それを見てマイアは
「愛するものを夢想し目掛けて飛んでいき、最後には焼け焦げて堕ちる。このロザリオの名前はイカロスにしよう」っていう感じで決めるのが主な流れなのです
なので自分が手を加える必要のないまま何かしらの異能(今回で言えば恋人さんの固有結界)を持ってて、それに対して何かしらの調整や改良(今回で言えば本にすること)を頼むならそれは別に俺が名付ける必要なくない?極端に言えば俺いなくても完結してるじゃん、だから名前はそっちで決めていーよ〜
みたいな無責任な考えですね>>313
どーぞ。>>317
「人の在り方は億人億色」が座右の銘なのでその人の在り方に干渉する力を与えた以上は最低限の補助はするべきだっていう考えですね、それが終わったら傍観者に徹します「はじめましてっ。私、天宮昴です! よろしくお願……あ。同業ってもしかしてあっちの意味? ふーん……まーいっか。よろしく」
【氏名】天宮昴
【読み】あまみや すばる
【性別】女性
【身長・体重】158cm・49kg
【年齢】24歳
【誕生日】7/14
【血液型】B
【利き手】左
【イメージカラー】硫黄
【出身地】日本・富山県
【趣味】温泉、深酒、寝酒
【特技】お悩み相談
【好きなもの】アコースティックギター、ウッドベース、ゲーム、音楽、天体観測
【嫌いなもの】湯あたり
【肌色】白【髪色】ハイライトの入った鮮やかな金【瞳色】茶色
【外見・容姿】
色素の抜けた淡い金髪をミディアムボブに切り揃えた童顔の女性。遠縁に西洋人がいる影響か瞳は薄く茶色がかっている。体型がほどよく隠れるオーバーサイズのパーカーを好んでいる。
【所属・職業】MRS(御笠ラジオ局)・ラジオパーソナリティ、シンガーソングライター>>319
【令呪:位置/意匠】右手/星
【魔術系統】天体魔術
【属性・特性】風・放射
【魔術回路】質B 量C 編成:正常、極めてシンプル
【魔術・特殊技能・特性など】
元は星の動きを読み、人々に吉凶を伝える巫女のような役目をしていた家系の生まれ。
近代化が進み外国人の流入が多くなった頃を境に、日本を訪れた西洋の魔術師の手によってより実践的な魔術の確立・魔術刻印の生成を経て現在に至る。
オーソドックスな天体魔術は星の運行の流れに神秘を見出したものだが、天宮家が収めたそれは星そのものに神秘を見出したものである。
森を見て木を見ないのではなく、個々の木を把握することで森を意識するという理屈によるもの。
実物に極めて酷似した星々のミニチュアを空中に滞留させることで天体図を構成し、自身がその中心に立つことで地球そのものと照応させ根源へ至ることを目指している。
その性質上単純な魔力の加工・魔弾としての放出に長けている。同時に操ることの出来る魔力量こそ少ないものの、燃費が異常に良いため平均以上の出力を発揮可能。
特筆すべきはその操作性の高さであろう。昴は自身の魔力を感知することに関してずば抜けたセンスを持っている。
本来であれば同質量の魔弾は衝突の瞬間に相殺し合って然るべきだ。
彼女にはそれが存在しない。『どこにどの魔弾が存在しているか』を正確に把握出来る故に、通常であれば100発撃てば35発は相殺し合う魔弾を1発の消耗もなく完全に運用出来る。
実戦経験こそ不足しているものの、魔弾術師(マジックトリガー)としてはこの上ないセンスを彼女は持っている。>>297
孔明の人気に嫉妬(山田ネタ)とかですかね…>>320
【人物像】
富山県のローカルラジオ局でパーソナリティを務めるラジオパーソナリティ。
本業はシンガーソングライターなのだが、独特の言語センスと不必要なまでに高いトーク力のせいか話し手としての人気の方が高い。
局とは業務委託と言う関係だが、あまりにも人気すぎて彼女用のデスクが局の一部に作られている。なんなら本人も入り浸っているし、ここぞという時には事務要員としてその辣腕を遺憾なく発揮している。
「なじみすぎでは?」「あの人本当にうちの社員じゃないんですよね?」「俺歌手としての貴方が好きなんですけど新曲まだですか?」
などなど様々な反応を社員一同が見せているが、本人的にはどこ吹く風である。
芸名は天宮昴。当然本名だが本名と思われないことがある。リスナーからは「ええ!? 本名!? 名前は可愛いんですね!?」と言われることがお約束になっている。
いわゆる典型的な『黙れば美人』。とはいえ極度なダメ人間だったりポンコツだったりということはないが、いい感じに隙のある喋り口調がいじられる要員になっている模様。
とはいえ歌手としての実力は同世代と比べても高く、地元では「足りないのは知名度だけ」と口を揃えて言われるほど。最近はYouTubeでの活動に力を入れており、少しずつだが知られて言っている……もっぱら、ラジオの切り抜き動画から関連動画として曲の方に繋がることがほとんどだとか。
同世代、更に言えば年下からの共感性が高く、ヘビーリスナーは大学生や高校生などがほとんどである。
番組内ではお悩みコーナーも評判が高い。とにもかくにも彼女は肯定を欠かさず「不登校くらいならうちの番組が受け入れるからさ。気軽にメールしてきなよ」「学校に居場所がないならさあ。うちを居場所にすればいいんよ」と断言している
……一部のファンのあいだでは「ママ」と言われているとかいないとか。
本人もインドア気質かつやりたくないことはやらないというわかりやすい性格をしており、学生時代はほとんど引きこもっていた。
今もそれを度々公言しており、学校に馴染めない学生にとっては支えになっている。
基本的にはややダウナーで、ゆるゆるだらだらとした自然体。社会人として最低のマナーは持っているらしく、同業者(ラジオ関係者)の前では人あたりがよくなる。>>322
【セリフ】
「いや、もう友達じゃないから! というか流石にもうサシで付き合うのは無理くない!? もうちょっと考えてくんない!?
貴方と私は友達じゃないけど! 貴方の友達と私は友達! 大体そんな感じだよ!」
「おい聞こえてんぞ! ババア無理すんなじゃないよ! そもそもババアって誰基準なん? 何基準なん?
いや、あんたがいくつかわからんけどさ、多分学生かな? 言っとくけど、生まれたての赤ちゃんに比べたらあんただってジジイだかんね!?」
「あっはっはっは! いやー、もうわからんね! うん! 私にはわかんない!
いやさあ、それなりにやってるとは思うのよ。努力とか頑張ってるとか自分で言う気はないけどさ。私より頑張ってる人なんて五万といるし。
でももうあれだよね、ここまでやって1gも減らないともう笑うしかないよね! マジでどうなってん!? 人体って不思議!」
「うーん……月並みだけどね。今だけと思うよ。学校なんてちっちゃい場所だって。今はそれが全部だからわかんないかもしんないけど。
もしあれならうちの局のスタジオにおいでよ。流石にどう見ても未成年の子がいたら中に入れてくれるから。私も多分いるしね」
「オッケー! わかった! もう何も考えなくていい! 美味しいもの食べてお風呂に入って寝よう! それがいい!
……私は貴方じゃないから貴方の気持ちは完璧にはわかってあげられないけど。
今の貴方にはきっと休みが必要だと思うよ」>>323
「弾道、構築(ルート、セット)
左舷、螺旋の六(レフト、スパイラル・シックス)
右舷、投網の十七(ライト、ネット・セブンティーン)
射程確認、射角確認(レンジセット、バレルセット)
全行程確認完了、全弾発射(システムオールグリーン、フルファイア)」
「天は高く(アルタイル)
地は低く(シリウス)
人は天を仰ぐが(ベガ)
地から飛び立つことはない(デネブ)
それを世の理と定め(プロキオン)
赤き星の光を以て、我は此処に世界を示す(ペテルギウス・アステリズム)――――!」
【製作者】ジョーン
以上です。
個人的な好みをぶち込んでみました天宮昴さんですよろしくお願いします。あー…………クリプターが契約できるサーヴァントって異聞帯の地に関わる英霊のみでしたっけ……
>>330
弓の方空いてるならそっちでもいいですよ
ちょうどペーネロペーを作ったはいいけど使えない状況だったので>>324
多分名前を出してはいけないと思いますので言いませんが、既視感と言いますか、ちょっとだけ知ってる女性を連想させますね。
可愛い。朝から素敵な線画を見た(ほくほく)
火村さんへ~
丸目長恵をアッシリア担当のクリプターの契約サーヴァントにお借りしようかと思いますとご報告。
あと昨日の募集に名乗り出てくださった方々、ありがとうございました&長考の結果このようになり、申し訳ないです……>>341
了解です。むふー。さーてお仕事終了。しかし改めて見てみるとこれ下半身大丈夫?紐だけにしか見えないけどかなりデンジャラスじゃない?
>>345
ふふふ、えっちぃのは大好きSA>>344
監獄長さんに提供した異聞帯だと、その辺を知る前(第二部はスキップしまくりで知らなかった)だったんで「女への未練」繋がりで異聞帯の土地に由来しない鯖を組み合わせてしまった。>クリプターが召喚する鯖ヒギィッ。影付けるの難しい…というよりパラソルの下がどんな風に影になるのかが分からない…ふぇぇ
あっ、イラストは監獄長さん……
流れが追えてなかったのん。許してぇ文章を書いているといつでも立ちはだかってくるのは、「自分より賢い人間は書けない」という純然たるレベルキャップ。
ルドルフ2世は、アレでもかなりの知識人なんだよ。なんか今頃、エターナルラメントの自然と霊核を共有しているから云々が空想具現化に掛かる意味を理解できたり、情報の更新力が遅いな…
>>369
へへへ…クリプターサーヴァントは作者の妄想力の見せ所やでぇ…こし が しぬ(遺言)
>>373
明日ですねー
20:30から解禁でいいのかな唐突に自鯖のオルタ的霊基を思いついてしまったが周瑜はガチで作るなら色々考え直さないといけないし趙雲は洛陽のネタバレ入りそうだしでヤバい
ん?許褚?彼は多分闇薄い方というか気性が荒い脳筋ってだけで実は普通に話分かるアシュくん的な奴だから…キャメロット作った妖精さん(GoA)がドワーフ系だから、ドヴェルグもドワーフさんでいっかなー(思考停止)
>>373
セファールとユミルも、もしかしてこうなんじゃないか、と言ってるだけでオフィシャルじゃない!
匂わせるだけ匂わせて明言しない公式ェ…!
ギリシャ神話は、機神が神概念のアーキタイプっていうこともあって、fgo上のクリロノミア(権能)の効果でだいたいこの系統の神の加護なら(与ダメージupとか)この効果なんだな~というゲーム的能力も察せられる…助かるけど…>>376
おへそが眩しいー!>>381
こっちも滅茶苦茶深い訳じゃないんですが闇があるって感じですね
趙雲だったら劉備関連とか周瑜だったら孔明関連辺りで
よく考えたら別霊基作れるレベルではなかったです、すみません>>364
なんか知らん間に揉めてた模様。でも解決してよかったです
こちらこそ、改めましてよろしくお願いします!よし、異聞帯の正式名が決まりました。
Lostbelt No.■『無窮水域文明 アッシリア ~天上(いのり)の剣、地上(あくい)の刃~』
ですです。やはり朝から紅茶キメると脳が冴えるにい……異聞帯アッシリアのオリジナルエネミーが整ったのでご紹介~
水棲型魔獣
アッシリアの大海原全域に生息する野生のエネミー。正確には水棲型幻想種で、強さも纏う神秘もピンキリ。お馴染みのエネミー「ヤドカリ」種や「海魔」種をはじめ、海月や鮫や鯨などに似たエネミーたちが生息している。一部のものはアッシリアによって家畜化・使役されていたりする。
アッシリア兵
現地の住人たちであり、戦闘訓練を受けた兵士たち。マーマン/マーメイドなソルジャー。海上・水中戦で特に活躍し、集団で戦えば平均的なサーヴァントを相手取ることが可能な戦力。
中には高品質の魔力回路を持ち、魔術を操る兵士もいる。
人造重兵
今まで収集した汎人類史や他の異聞帯の情報・素材を元に、アッシュールバニパル王自ら生み出した戦闘用兵器。
外見は仮面を被った大柄で屈強な人型兵士。目的や環境に合わせ様々な特質(神性や猛獣、機械に巨人、竜などの要素)を付与されており、海上・水中戦以外は不得手なアッシリア兵たちに代わり、活躍する。
数体で戦えば戦闘特化型のサーヴァントを相手取ることが可能な戦力。
???
非常に小さなエネミー。とは言っても此方に危害を加えるわけでもなく、かといって捕まるわけでもなく、ふよふよと水中どころか空中を漂いながらじっと見つめてくる、金魚のようなナニカ。
???
しんえんから、うたがきこえる……。
わたしたちを、よんでいる……。>>391
嫌 な 予 感 し か し な い他の五虎大将軍が死に、主を護ろうとするも拒絶され、その主は戦火に倒れた。
それ故に彼は、怒りにより荒ぶりし戦士と化した。敵への怨嗟の怒りではなく、何もできず、護れずに倒れた己への憤怒が故に。
っていうあり得たかもしれない側面的な感じにしようと思ったんですが色々考えてやめましたホラーを書きてえが
文でホラー
くそ
むずいこれは二週間経っているし、生放送のことだからネタバレですって言わないで欲しいんですけど、「羽海野チカ先生のタッチが超好き」
現場からは以上です
>>400
9章...(何節で何やったか既に忘れている顔)
では本筋に関しては明日以降にしておきますね〜
あれなんですよね、本筋で語るところが個人的に無いけどめっちゃ設定について語らなければならない...ふ、ふふふふふ……獣国でやろうとしてたネタを公式からお出しされた気分よ……。
キャメロットはゆったりと進行してますねえ……まあ普通にアトランティスと同程度の量なのとIF蘇芳ちゃんのss書いてるから仕方ないのだけど
あとアヴァロンでどうなるかはさておいて私の性癖に妖精騎士トリスタンがガン刺さりしましたね
ええもう既に最終再臨済みでスキルマ&聖杯フル投入予定ですとも(聖杯は1つぶちこみ、スキルは既にオール8済である)>>412
うちの鱒をお貸ししますよー。>>410
そうですね、伊吹的なポジションでもいいと思います。
・最高位の鬼種
・神代から既に存在している
・世界を跳梁跋扈していた経験あり
としていた鬼で、私が構想しているだけですが生前の彼はかなり強い田村麻呂が鈴鹿の協力で弱体化したことで勝負が成立した、と考えていますのでサーヴァントでも強大な存在として考えてます。FGOやる時間が取れないんですよねぇ。
社会人がやるには戦闘が長すぎる……
スキップ機能実装してください♡ブリテン異聞帯を進めたらプロスペローの設定見直し必要かな?と思いましたね。エアリアルを宝具に出してなくて良かった……お出ししたらパワーバランス大変なことになっていた。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AD%E3%83%BCまだ前編しか出てない明言できないんですけれども、大父と大母の設定以外は多分アヴァロンルフェの妖精設定は参考にできんね! 環境が違いすぎて!
>>389
趙雲はなんとなく真っ直ぐな性格のイメージだったので、オルタだとどうなるのか予想がつかない……!
青紅剣、調べて初めて知りました。
シンプルに強そう!うちはほぼ円卓関係者とかブリテン関係者もいないんで完全に無風状態
強いて言えばアンブロジウスくらいですけど、あいつ並行世界出身だしなぁ>>419
そ、そんなヒドい……!!
違法建築は一度解体して九龍城ジェネリックしましょうそうしましょう。(キャスニキと北の国の設定次第では私は大ダメージを受けるかもしれない……)
ボールスは考えたことあるけど、宝具が思い付かなかった(調べても武器に関しては分からなかった)。
>>422
うちだとギネヴィアくらいですけど……このストーリーで来る方がびっくりするんで今回は来ない気がしてます(そう言ってると背中から刺される)(主に卑弥呼を見ながら)キャスニキ、あれもういっそ正体ロキじゃね?説をちょろっと見た時は笑いましたが笑えない……!
前までは「ネタは浮かぶけど筆は進まない」だったのが今は「ネタも浮かばなければ筆も進まない」になっていて嗚呼これが真のスランプかぁとなった鬱々なる金曜日ですが何かありました?
あ、アヴァロンネタバレ大丈夫ですーそれと個人的にトリスたんはパロミデス(は微妙かも?)とポルカ・ドラニコルを描写する上で結構参考になる部分あるかなぁ…とか思ったり。お嬢様的な言葉遣いと超汚い喧嘩腰ってかなりポルカ・ドラニコルの口調に似通う部分があるなぁ、と感じたので。
あと朽崎遥はベリル属性かも…っ!?みたいな事言ってた訳ですが、アヴァロン・ル・フェでのムーブとか見てるとやっぱ結構ズレるなぁ、と。攻城戦でのマシュと関わった行動とか、割とクッチーしないので!とりあえずうちの面々で考えたドラケイの川で流れてきたらヤバいやつ
・オリヴィエ:君も今日からゴリマッチョ!~0から始める漢前参考書~
・本多忠勝:徳川家秘蔵宝物セット
・木蘭/ムーラン:故郷の料理
・平賀源内:西洋珍品カタログ買った液タブにIbis paintが対応して無かったことを知って急いで対応アプリの練習中。つらい
>>404
汎人類史、何するものぞ!いやぁ惚れましたね。バスター3枚なのもいい。
>>406
お久しぶりです。獣国についてなのですが猫さんが最近忙しくて治療パートを中々進められていないのでいっそ治療パートは後回しにして治療が済んだ体で先を書こうという話になりました。
ちょっと最近真剣に絵を描こうと練習してるから書くの遅いけど獣国二日目へのssを書いてるので待ってて。
>>412
どんなマスターが好みだい?
割と真面目に自キャラを使っていただけるかもって状況には入れ食い状態です、はい。
>>415
夜中に読んでビビり散らしたチキンハートな私だ!夜中に読んだことに関しては100パーセント自己責任なんですけどネ!>>438
『(ロンゴ/ミニアド・バックドラフト)』
没理由:装備予定だった未作成鯖とロンゴ/ミニアドの関連がそもそもない、それ以前にロンゴ/ミニアドに関する記述少なすぎよく考えたら聖杯大会、俺だけ鯖2枠取ってね…?
必要とあらばどっちか抜くのでもしアレだったら言ってほしいです…>>412
どなたにもですが、私のキャラクターはオールフリーで使ってください。
便宜上ページにまとまっているだけなので。フランス異聞帯のページを更新しています。ミカエルとか上位天使はインド異聞帯の神将みたいな扱いです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Lostbelt%20No.%E2%96%A0%E3%80%80%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%95%B0%E8%81%9E%E5%B8%AF%E3%80%8E%E6%B8%85%E7%93%8A%E4%B8%87%E4%B8%96%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%80%8F
>>414>>453
覇久間についてはアサシンとの総力戦の展開の仕方について参加者たちと相談したいと思っています。
>>441
獣国の件、承知しました。>>433
呪われし我が父への反逆[クラレント・ブラッドアーサー]
男性版モードレッドを考えた時に考えたやつ。呪われしが我と我が父の両方に掛かってたりする。
>>437
ドラケイの川は色々考えちゃいますよねぇ。うちでシリアスになり過ぎないのだと
上杉謙信、酒呑童子:上等なお酒
シャルル・ド・ロルム:エリクサー
バルバロッサ:百合本
ロルム先生は人命救助の一環で身に付けた水泳法で無駄に綺麗な飛び込みスタイルを披露するとかなんとか。
>>442
ヒヒヒ、パソコンが来る前に気付けてラッキーと前向きに考えるのじゃ。
>>449
ガッチリした筋肉は美しい。でも妖精ガウェインを描いてる絵師さんを知ってる人があれでもスレンダーって言ってるのを見てえ…?ってなりましたね。スレンダーとは。
>>450
いえいえ、最初の方で「やべぇホラーだ!」って気付いてたのに読んでしまったのは私の自制心が足りなかったからです。それだけ引き込まれるssを書けるガイさんが気に病むことはありませんよ。>>458
【魔術・特殊技能・特性など】
「夢原魔術」
夢に存在する概念を現実に出力する魔術。
夢の中では直感的に概念的な物を知覚する事が多く、それによって知覚した究極を現実に再現する事を目標としているが、本質は夢占いの究極系。
夢の解釈を広げる事で後からそれによって考察された事象を発生させる事が理論上可能。
夢原魔術は自らの理想の夢わ見る為の下準備を必要とし、また一族をとして研究しても受け継ぐ事の出来る要素が少ない事から一般的な魔術師からはあまり人気が無い。
その他、彼個人の性質として催眠に長ける。
『暇なき夢想家』
バウムに備わった才能。
彼の脳の使用されていない部分は常に夢を見続けており、彼の意識は常に夢と現実を行き来、時には同時に見ている。
夢の中では自分の知ることの無い情報を認知する、本来出来ない行動を可能にする等が起こるがバウムは時としてこれを夢原魔術を用いて発動させる事が可能。>>462
【固有スキル】
自己暗示:EX
自身にかける暗示。精神攻撃への耐性をあげるスキルで、Aランクにまでなると、“私は歳を取らない=本当に老化が止まる”レベルの思い込みが可能となる。
EXレベルになると、神性等の肉体的負荷スキルすら獲得し、自らを“ある英雄”という自己認識に合わせて世界側を歪めている。
【宝具】
『北米神話大戦・破(バガヴァッド・ギーター)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:2〜99 最大捕捉:千単位
オッペンハイマーが開発した原子力爆弾とクリシュナが担う万物を裂く戦輪・太陽の弓・あるいはクリシュナの存在そのものが複合された宝具。
突き詰められた科学の大量破壊兵器とインド神代に由来する神秘の概念が織り成す終極の光。
クリシュナはマハーバーラタにてアルジュナを焚きつける為に「我は死神なり、世界の破壊者なり」と語り、オッペンハイマーは原爆開発後にその一節を引用したという。
オッペンハイマーは核兵器開発を牽引した自身をアルジュナを戦地に駆り立てたクリシュナに重ね、深く後悔したとされる。
【解説】
真の名はロバート・オッペンハイマー。アメリカ合衆国における物理学者であり、原子爆弾開発プロジェクトの指導者的役割を果たしたため「原爆の父」として知られている。
またヒンドゥー教を信仰こそはしていないものの、ヒンドゥー教における知識を日常的に活用しており、原爆開発の折にオッペンハイマーが告げた「我は死神なり、世界の破壊者なり」のフレーズが特に有名である。
オッペンハイマーは戦争に対する抑止力として開発に貢献したはずの原子力爆弾の破壊力と、原爆開発を経て尚も争いが断絶することは無かったことを深く後悔した。>>463
正史におけるオッペンハイマーはその後、自身の罪に気づかされ、水爆研究に対する反対活動を行ったり、赤狩りの被害に見舞われるなど、凋落の晩年を過ごしたが、アメリカ異聞帯においては歴史のズレから赤狩りは発生しなかった。
アメリカが世界の覇権を握ってなお争いが無くならないことに絶望したオッペンハイマーは罪の意識に耐えきれず、本格的に自らをクリシュナであると自己暗示し、その「神に最も近い英雄」の権能を獲得した。
原子力爆弾の破壊力に神霊級の神秘を帯びた驚異の力を持って異聞帯の王に君臨した。
【人物像】
特技:大量破壊
好きなもの:クリシュナに成る際に忘却
嫌いなもの:戦争
天敵:エドワード・テラー/アルジュナ
願い:争いの根絶
【一人称】我
【二人称】汝
【三人称】彼の者
【セリフ例】
「我は死神なり、世界の破壊者なり」
「科学者(われ)は罪を知った。その贖罪のため、我が世界を護るため……今一度、我は王として汝らの世界を破壊する罪を背負おう。」
こんな感じですがいかがでしょうか?>>433
ネタ方面での没宝具はありますねぇ。
敬愛せし者の摂理(イシュア・ティクヴァー)
アンデレがX型の十字架に磔にされ、昇天した逸話が由来となっている。
背後に十字架を設置し、生前磔にされた同じポーズを取って信仰の力に光を放射する。要するにXポーズを取った後に放たれるビームである。
神の加護がふんだんに含まれている宝具なので、強力無比な宝具なのだが、ポージングが恥ずかしいのと、生前の死因且つコンプレックスなので、余り進んで使いたがらない。>>464
おお。
ありがとうございます。
宇宙開発が始まる気配すらない理由付けにもかなり合っております(宇宙開発=核ミサイルの技術育成)。
その力を以てしても、アメリカを取り巻く争いは続くという(アメリカは共和制なので、オッペンハイマーひとりの意向で法律を変えるわけにもいかない)。>>466
本来は出来ません
夢原魔術の本来の使い方は「あっこれなんか使えそう!うおお肉体よ死ぬ気で魔術行使して取り出せ!」で寝相の悪さを制御して起動するイメージ。
これだとそのまま取り出せるけど基本的に発動出来ない。
極めると「アレってきっとそういう事だったのか?よしきっとそうだな!」で現実に主力する。
これなら安定して発動できるけどそのままだと取り出せない。
『暇なき夢想家』持ちならそれにプラスして「今目の前にある飛行機…学んだ訳ではないがなんとなく操縦出来る!」みたいな事も出来る。
これが一番質問に近い使い方だけど本当に過程も内容もわからずただ実行するだけなので未来を知ったりは出来ない。
それに加えて最初の本来の使い方が狙いやすくなる。>>456
あ、了解しました
1枠に絞るならまだあまり活躍してない許褚かな…ウーン……きっと「自分がなんとかして手に入れられるもんならとっくに手に入れとるわい」みたいな性格の人が多いから「どうしても欲しいもの」ってなると愛とか夢とか同じものを見て、聞くことのできる真の仲間とかになるんだぬぁ……
>>473
かあちゃん…。ありがてぇ…。
開催予定企画の内容とか、島編とShowtの移動なんかの編集もしなきゃですねぇ。ドラケイの河に流れてくるものかあ
ヒュギエイア:蘇生薬
ウィンチェスター夫人:息子と夫に関する何か
ロドモン:ぶった切った人妻の首
とかかな今思いつくのは「あの川のそこで……私の王子様が呼んでるの!!!」
「やめなって竹葉さんやばいってそれぜったい幻だってダメだって!!」
「じゃあひとみの君の眼で見て本物かどうか確認してよそういうのもわかるんでしょ!!!」
「あっ川の下でめっちゃかわいいシスターさんが俺のこと呼んでらたすけな」パチャーン
「あっずるい!!!!」バシャーン
「やれやれここには僕様以外思慮の足りない阿保しかいな━━(流れてくる有名霊地の土地の権利書)」ボチャーン
ーーーーーanother 6章 theENDーーーーー>>472
思い悩んでいる、進むことに躊躇いがない、野心を抱けないだとカイホスルー、ケーフェンヒラーがいます。>>479
逆賊のアーチャー:ネッド・ケリー!
決して善人ではないけれども、権力者の弾圧に怯える貧困層の心を救ったオーストリアの大英雄です!
近代の英雄なのでステータスは低いですが、勢力に差がある中でゲリラ的に戦うのには最適な能力や経験を持っています。どんな言語でも翻訳出来る、話せる読める書ける人がいたらその人はある種非神秘のバベルの塔になるのでは?とか
>>454
こう、朽崎さんの相対評価的人間讃歌自己嫌悪に通ずるものがあるなぁと。
愛、深いなあ…
>>455
んー、だとすると、アサシン打倒戦で要になるセイバー陣営の猫の藩士さん待ちになりそうですね。
キャスターライダーランサー陣営三つ巴もイオン化エネルギーさんがいらっしゃらないし…彼らがいらした時にまた相談しましょうか
>>461
「夢原」を「ゆめはら」と読んでしまったけど、コレ「むげん」ですね、お洒落な名前だ…
17歳で147cmとなるとご学友からイジられていそう。寝る子は育つなんて言いますが、彼はそうでもないのですね…
>>472
■■■(アリス)…ですかね…(絞り出すように)
>>479
道灌と泰衡ですね、うちだと>>472
山星さんのところのブリジット・ミィシェーレくん!
人生の主役に憧憬を抱きながら、なりきれずに捻くれてしまった彼の心が救われるのを見たいです!>>479
トマ=アレクサンドル・デュマか薬丸兼武で……死はふいに来る狩人にあらず
もとより誰もが知る……
生なるは死出の旅……
ならば生きるとは、望みて赴くこと。
それを成してのみ、死してなお残る。
見送る者の手に”物語”が残る。
けれども今、指導者の命はついえ、
しかし、物語はこの手には残らず……>>490
そういう意味ではとっぷメニューの規約?的にもペレスもアーチャー陣営の描写も入れつつ進めていいのかも…?(ランチャーさんの顔出し減りからどれぐらい経ってましたっけ?)>>493
まぁ、構いませんよー。二部六章の話解禁ですか
私はオリ設定ブチ込まなきゃできないなと思ってたスネグラーチカ周りのお話が公式の設定にちょちょっと味付けするだけで出せそうになってきて非情にうれしい
というかやりたいことが意図しない方向で公式と被った感あって妙に高揚しておりまする
>>479
離反間違いなしの善性を持ってて、かつ私作サーヴァントで一番強いサラディンを推します
どうぞ煮るなり焼くなりお好きなように…R17.8くらいまで攻めちゃってもおっけーです>>493
流石にそこまでいくと元ネタの偉人に申し訳ない気がするので、やっぱりネッド・ケリーは取り下げでお願いします!!>>494
忘郷とてもいいと思います!
似ているようで全く違うのが、本質に合っているように思います。>>493
あ、そういう……。
q@.j+d9h2@z+te2@zkdyc@42@2@yが例の扱いだとは分からんかった……。
ちとそれは私の中のpyk4、tec@4=4:wdj4!pyk4、tec@4=4:wdj4から外れてただのリョナかなって……。
pyk4、tec@4=4:wdj4!pyk4、tec@4=4:wdj4と聞いたから上げたけどそうなら取り下げますわ。
せめてティアマトみたく尖兵扱いなら喜んでました。>>510
あの娘はフランスゆかりという条件は合うんですが、螢とは合わないので除外しました。>>443
>剣トルフォがオリヴィエの事めっさ高潔
言ってましたねえ、がっつりと
またハードルが地味に上がった感…。まあ男の娘ネタ以外ではそこまで捻ってないから多分セーフ、セーフです!>>504
あぁそうでしたか。こちらこそ早とちりをしてしまいすみません…
そういうことでしたら、先に挙げた二人大丈夫ですー
>>508
………もしや、ネッブ戦二度目のレイド戦だったり…?
>>509
自分は前者…というか、pyk4、tec@4=4:wdj4は令呪やら何やらで、まあ有り得る、許容範囲内なんですけど…アレはこう、私の想像の斜め上だったというか想定範囲外だったので…未知の領域に自然と拒否反応が出て…
>>511
気を遣わせてしまいすみません…
自分としては、自分がここに入ってきた時に使っていらっしゃった「九終」的なコテハンが印象的でしたね。wikiで最初見つけられなかった…(スルトちゃんさんも同じ現象あった)MG ガンダムMk-V(今日届いた)の下処理中何で反応はかなり鈍いです。
持って生まれた罪がないからこそ、人は努力次第で完全に救われることができるんです。多分。
>>524
Amazonなんちゃらに乗り遅れましたー。
確か平日でしたよね?むりー>>532
型月あるあるー、軽い感じで業の深い設定を出してくる。
・根源接続者が生まれましたー
・取り替え子で統一言語を習得しましたー>>528
わーい楽しみだあ!コテハンと言えば今の私のコテハンは最初「第一回聖杯大会が終わるまで」の仮名のつもりでした
まぁ終わる前にすっかり定着してしまってなんかもうこのままでいいかな……みたいな気持ちになってるんですがね!ハンドルネームを変える際、wikiの方のお名前も変えてもらえると参照するときに助かります……!!
トリップとか覚えられないので、既にどれがどなたの作品なのかわからないのん。結局宗教なんて人によって解釈が違いますし、げんに話す人によって全然言っていること違うじゃん!は結構あるあるだと思うので、余計なことを言いました。すみません。
>>493
オンファレー(育ちの良いお嬢様属性)とか、ペウケスタス(生前の無念を抱えてる属性)とかが成ったら情念が爆発して面白いと思いません??という訳でこの二人を推します~>>543
私は一回書いて燃え尽きました……。>>543
(プルフラスとか、レージュんとこのキャラ良ければお貸しいたしますぞ……)サーヴァント貼っていいですか?
青くなったので行きます。
「サーヴァント、アーチャー。召喚に従い参上した。問おう。あんたが俺のマスターか……って、自分じゃわからないよ。なんにせよ、召喚は召喚だ。あんたが悪に染まるその時まで、あんたに仕えることを誓おう」
【元ネタ】イングランドの民間伝承
【CLASS】アーチャー
【真名】ウィリアム・トーチハンド
【異名・別名・表記揺れ】松明持ちのウィリアム、ウィル・ザ・スミス
【性別】男性
【身長・体重】163cm・57kg
【肌色】褐色【髪色】アッシュグレイ【瞳色】スモークブルー
【外見・容姿】やや伸びた癖毛を持つ目隠れの青年。
【地域】イギリス全域、及びアイルランド
【年代】18世紀以降
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】男性、魔性
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B>>557
【クラス別スキル】
対魔力:C
単独行動:EX
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクEXならば、マスター不在でも長期間現界可能。
ただし、宝具を最大出力の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
死後も亡霊となって現世をさまよい続けたと言う逸話によるもの。
【固有スキル】
鍛造物作成:C
道具作成の亜種スキル。魔力を消費して金属製の道具を作り出す。
Bランクであれば魔力や魔術を付与することも可能だが、アーチャーは魔術がからきしなので、後述の魔力変換で生み出した炎を付与する。
魔力変換(劫火):B
魔力をエネルギーに変換する能力。鬼火伝承と深い繋がりを持つアーチャーは自身の魔力を地獄の劫火、炎の形をした呪詛に変換することが出来る。
鋼鉄の決意:A
贖罪の人生を歩んだ鋼の精神と行動力とがスキルとなったもの。地獄の劫火にさえ耐えうる超人的な心身などが効果となる。
複合スキルであり、本来は勇猛スキルと冷静沈着スキルの効果も含む。>>558
【宝具】
『亡者の明星(デッドマンズ・トーチ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大補足:1人
アーチャーが腰に提げた真鍮製のランタン。
死者の妄念や怨念、雑霊や残留思念、その他あらゆる霊的熱量を燃料として『鬼火』を生み出す。
生み出された『鬼火』は怨嗟と怨恨にまみれた特大の呪詛の塊であり、アーチャーが命じた相手を獲物と見定め執拗に追い回す。
対象に命中後は着弾地点に地獄の劫火と地獄の瘴気をばらまき、周辺の空間を汚染する。
また、「鬼火は人々を引き寄せる」という逸話から、この宝具を視認したものは自ら近づくような足取りを取り始める。
弾丸の役割は命中することにある。狙った獲物が自分から当たりに来ると考えれば強力な能力である。
ただし、性質的には炎であるため雨の日には使えない。
【Weapon】
『爆ぜる銃爪(チャコール・トリガー)』
アーチャーがスキル『鍛造物作成』で作りだす銃。与太時空では空中を飛び回る魔銃である。
与太時空でなくてもアーチャーはこの銃を基本両手で運用する。二刀流ならぬ二銃流の使い手である。>>559
【解説】
松明持ちのウィリアム、ウィル・ザ・スミスと呼ばれることもある鍛冶屋の青年。
生前はいわゆる「悪徳商法」を極めた人物で、具体的には「需要と供給」の見極めに長けていた。
近くに商店が無い農村地で鍛冶屋を開き、農耕や狩猟には必要不可欠な銃や鍬などを高額で売り続けた。
販売当初は当然効率が上昇したが、農具の値段が農作物全てを売却しても払えきれない値段になった段階で農民達に殺された。
死後は冥府の門番である聖ペテロの手によって地獄行きを命じられるが、言葉巧みに騙しきって転生権の獲得に成功する。
……が、何とかは死.んでも治らない。第二の生も似たような商売を行い、似たような理由で冥府へと訪れた彼は現世をさまよい続ける罰を受けてしまう。
彼を哀れに思った冥府の悪魔が彼に燃える石炭を渡し、その光が後に鬼火伝承へと繋がったとされている。
愚者の火(イグニス・ファトゥス)、死者を誘う炎(ウィルオウィスプ)
その伝承のモデルになったのがウィリアムという青年である。>>560
【人物】
物静かで口数の少ない青年。表情の変化に乏しく何を考えているかは分からないが、サーヴァントととしてははっきりと意思を表明する。
物言いはシニカルで皮肉屋だが悪い人種ではない。サーヴァントになるまでに見下すか見下されるかしかしてこなかったため、通常のコミュニケーションの取り方がわかっていない。
生前こそは金の亡者と呼んで差し支えない悪党だったが、死後に悪魔の施しを受けたことによって改心の道を踏み出している。
そもそも彼が金以外に価値を見いだせなくなったのは、両親を早くに亡くしたせいで本来であれば受けることの出来た『無償の愛』『無償の奉仕』を受けられなかったということが大きい。
例え同情であろうとも、他者から優しくしてもらったというその事実は彼にとっては大きな転換点となったのだろう。
本来は悪行とは無縁の朴訥とした人物であり、上記の商売も同じやり方をしていた商人を偶然目撃したことがきっかけになったに過ぎない。己の愚かさを認め、己の罪を認め、抱えた罪を少しでも償おうと思える程度には健全な考え方をしている。
自身も寂れた農村の生まれであり、一度溶かした鉄が固まる様を神秘的だと感じるほどの田舎者。
その結果鍛冶の技術を独学で身につけた才能を持ってもいる。商人に出会わなければ彼は一端の鍛冶師として成功を収めたかもしれない。
農夫を騙し、役人を騙し、聖人すらも騙しきった弁舌の持ち主でもあり、戦闘中などここぞという時には芝居がかった口調になる癖を持つ。
調子乗りという自覚があるため基本的にはマスターに忠実。自身のブレーキ役になってくれる相手が望ましいと考えている。また、巻き込まれたマスターに対しても無条件で召喚に応じる。
かつての自分を見ている気分になるためか悪人は認めることが出来ない。当然改心は進めるしその障害があるようなら対処しようとも考えるが、召喚後しばらくしてもその兆候が見られない場合は容赦無く裏切るだろう。
イメージカラー:ミッドナイトブルー
特技:鍛冶、読書
好きなもの:自然、星
苦手なもの:金
天敵:ギルガメッシュ、過去の自分
願い:無し。強いて言うならマスターの力になること>>561
【セリフ】
「聖人がいるのか…………苦手なんだよ。ああいう人ら」聖人に対して
「うわ。聖人様より苦手なのが来た。勘弁してくれ」ギルガメッシュに対して
「人はあんた達を避けるが、俺はあんた達に救われたと思ってる……色々あるんだよ。色々な」悪魔なサーヴァントに対して
「あれがあの魔弾の射手の……手合わせ? 冗談はやめろよマスター。俺の銃(これ)は付け焼刃だ。本職に勝てるはずがない」ザミエルに対して
「ああ」「了解だ」「わかった」
「起きろ、お前達――狩りの時間だ」
「これこそが我が罪、我が魂に刻まれし呪いの焔……『亡者の明星』……!」
「我が同胞(とも)を御覧に入れよう。灰燼に帰せ―――『亡者の明星』! どうだったかな。地獄の劫火で焼き尽くされる気分は」
【他クラス適性】キャスター、アサシン
【製作者】ジョーン
以上です。マスターは>>319の子です。
個人的な主人公感を詰め込んでみたアーチャーのウィリアム君ですよろしくお願いします。>>563
それならつくづくオットー一世がクリプター召喚外なのが悔やまれる。
仲良くなれるか、は別としてサーヴァントとしてはギル以下の問題児だからこそ成長性は期待出来たやもしれぬ。ぬーんやはりマンドリカルドの設定をみるにちゃんとロドモンにマンドリカルドとの因縁だったり他の諸々追加しないとなあ…
夢って時に結構なネタをくれますよねって
>>550
なるほど…確かに令呪をたくさん描いてらっしゃる。でも自分は(カトカを描いてくださったのを筆頭に)キャラのデザインを描いてる人って印象もありましたね。どっちにしろすごい技術力
>>551
二度の誤爆を通じての現在…これは確かに火属性(爆発)。むしろどう誤爆したのかも気になってしまう…
>>574
良いですよね、黒野さん鹿之介さんの組…
何かのファンであることは想像できたのですが、まさかその二人であるとは思いもよりませんでした…そういう銀髪のキャラがいるのかと…
>>562
おぉ、明るいマスターとシニカルなサーヴァント、これは王道ボーイミーツガールが見れそうな良い主従ですね!性能も物語になった時に丁度良さそう
>>570
合ってましてよ!久々にpicrew見たらすごいしっくりくるスィレンが作れたー。Picrewの「長髪のおにいさん」でつくったよ! https://picrew.me/share?cd=Rnt8aAyOQw
これでもう少し髪色がベージュです幹部集合シーンが上手く書けない…。どんな風に集まってるのかはイメージ出来るのにそれを文章に出来ないつらみ。
ロドモンのマイルームセリフとか出来たんで貼っちゃいますぞい
絆1「へいへいへーい、ぶっちゃけ俺サーヴァントとマスターの関係とかくそどうでもいいと思ってんで上から目線とかマジ勘弁ね。令呪とか使ったら祟るぞ」男性選択時
絆1「もっと縛ってくれ!オレを縛ってくれ!令呪使っても良いから縛ってくれ!マスターとサーヴァント!主と従者、女の子とSMプレイ!嫌いじゃないし、むしろイイ!」女性選択時
絆2「まあ?そう悪くはない指示だしダチとして認めてやらねえでもねえよ?小指の先くらいはマスターとして認めてやってもイイ。けどなぁ!オレは野郎にマイマスターなんざしんでも言わねえからな!」男性選択時
絆2「マイマスター!オマエの指示ってばもうバリバリ効いてくるわ!前世は軍師か何かでいらっしゃった?顔も良くて性格も良くて頭もいいとか、ギフトもらいまくりでねーの!この調子でバリバリ頼むぜえ!」女性選択時
絆3「おい、ジュース買ってきてくんね。余った金は好きにしていいから。あ?オレの厚意を無駄にする気か?テメェジャンプしてみろよそこでおおん!?」男性選択時
絆3「跳びます!跳びます!あ、めっちゃ小銭出てきた!準備運動してたらめっちゃ小銭落ちちゃった!マスター折角だからこれでジュースでも買ってきてやるよお!オレンジのツブツブ嫌い?あ、好き?オレも好き〜!すぐ買ってくるわ!」女性選択時
絆4「お前知り合いに女の子いないの。いない?ちっ、使えねえマスターだな。まあ良いさ、それじゃあこのオレがお前にナンパ術ってもんを叩き込んでやる。街中歩いてもう声かけただけで女子はメロメロよ?陽キャ、パリピの仲間入りよ?」男性選択時
絆4「もしかしてマスター彼氏とかいる?いない?ホッ……気をつけるんだぜえ、男は狼だからな。オレ?オレはマスターを守るナイトだからな、ンなやましい気持ちあるわけねえべ!」女性選択時
絆5「まあ……及第点ってところか?わかったよ、オマエをとりあえず暫定仮マスターとして認めてやる。けど勘違いすんなよ、オレはオマエの駒なんかじゃねえ。立派に人生エンジョイしてる人間だかんな」男性選択時
絆5「安心しろよマスター、自分に自信持っていい。オレがきっちり守ってやるから、オマエはオレにきっちり指示してくれや。傷一つ付けさせやしねえ。
……ところであのう、そろそろこう、なんでしょう、オレにこうメロメロっときたりは……あ、ナシ、はい、はーい……」女性選択時>>596
会話1「グズグズしてんなよ!ケツ蹴っちまうかんな!」男性選択時
会話1「よーし!そろそろ出かけますかねマスター!馬乗る?腰に手回したりする?」女性選択時
会話2「あ?主従?何言わせたいんだテメェ。確かに生前は誰かの下にいたが、アイツとテメェは違うんだぜ?」男性選択時
会話2「オレはオマエのサーヴァント、間違いない。遠慮なく色々言ってくれていいんだぜ?」
会話3「オレは男が嫌いなんじゃない。興味がないだけだ。だって可愛げねえもん。女装男子?テメェ張り倒すぞ」男性選択時
会話3「なんで女の子が好きか?オマエ、咲いているお花を嫌う理由があるか?可愛かったり綺麗だったりするもんを、嫌がるか?そういう事よ」
会話4「おい、なんだこの甲高い声。ブラダマンテだ?あの女来てんのかよ!いや待て落ち着け……アイツ、一応人妻だったな。ううん」
会話5「リナルドいんの?あの野郎人の土手っ腹に不意打ちするたあ卑怯者。待ってろオレも同じ事してくるから!」
会話6「あーはん?どなた?あーマラジジ、はー。オレにw一回捕まっちゃったwマラジジねwwwお?やるのか?もう一回泣かしちゃうぞ?」
会話7「シャルルマーニュの連中ねえ……オレ嫌いなんだよなああいうピカピカした奴ら。こちとら正義の味方でござい、みたいなさ」
会話8「お?マンドリカルド、マンちゃんいるじゃん。何、暇してんの?なんかテンション低くない?あーわかる、死ぬ前は色々あったもんな。まあ水に流そうぜ、うんうん」
会話9「道ちゃん元気してるー?相変わらずのハキハキさでオレ好きだわ〜。オレも今度やってみるかな後輩系キャラ。年上にモテたらサイコー!」
会話10「ファンちゃんの演技力見習いて〜オレどうにも優雅さ足んねえんだよなあ。乙女系したい気持ちは山々だけど、時代はワイルドだと思わない?」
会話11「詩、詩ねえ。業ちゃんの書いた詩は型破りっていうか、たまによくもまあそんなのお出しするよなって引いちゃうわ。祝いの席で初手不吉な言葉とか、チャレンジャーだっての」
会話12「ふうん、見た目爽やか系だが……目だな、目が違う。ギラギラ光ってやがるなあ。いっぱい死体を見た奴のだぜソレ」
会話13「……あの野郎キャラ被ってんじゃねえか!!んお?いや違うただの被りじゃねえな、キャラ濃いな!?被りどころか上位互換!?!?」>>597
好きなこと「好きなもの?オマエさんそりゃ……カワイイ女の子だな!姫騎士系好きだぜ?」
嫌いなこと「嫌いなもん?シャルルマーニュの奴らだわ。ぶっちゃけオレ負けっぱなしだからよお」
聖杯について「聖杯とかあったらやばくね?オレの輝きが増し増しじゃんか!」
イベント開催中「イベント来てんじゃん!QPガッポリ素材ガッポリ……そんで祭りの空気でカワイコちゃんと急接近……ぐへへへ」男性選択時
イベント開催中「マスター、祭りやってるみたいだぜ。たまにゃあパーっとやらねえとな!」女性選択時
誕生日「誕生日じゃねえか。オマエいくつになんの?ハーっ、それで人理修復たあ大変じゃねえか。さっさと終わらせて戻れよな。人生、結構短いんだぜ?」男性選択時
誕生日「お?誕生日かマスター。実はとっておきのプレゼントを用意してたんだよ。こういう楽しみねえと、つまんねえもんな?」
開始1「よっしゃ!ロドモン見参!覚悟しやがれ!」
2「オウオウオウ!オマエらここでおしまいだぜえ!」
開始3「ここらで一発、デキる奴ってとこ見せねえとな。アピール大事ってね」
スキル1「テンション上げてこうぜ!」
2「お?どう?今のオレイケてね?」
3「上手く撮れてるかなっと……」
コマンドカード1「へい」
2「へいへい」
3「へいへいへーい!」
宝具カード「あーこりゃダメだ!逃げるが勝ち!」
宝具カード2「やべえやべえ!こういう時は逃げた方がいいんだよ!」気付いたら参加者4人居るから一応emotion!スタートはできるのか…
>>598
アタック1「銀河イチイケてる男のバスター!」
2「誰もが振り向くアーツ顔から放たれるアーツ!」
3「美女は見逃さないクイック!」
エクストラアタック「どんなカワイコもイチコロなエクストラアタック!」
宝具「頼むぜ頼むぜ!『駆けろドゥドンの馬』!ひえー…あぶねえあぶねえ」
ダメージ1「ぎにゃああああ!?」
2「ごはっ……」
戦闘不能1「いかん!髪のキューティクルが失せる!くそぉ!」
2「くそったれ、また負けんのかオレ……」
勝利1「ウェーイ!見てるー?大勝利したオレ見てるー?」
2「華麗なる大勝利、やっぱりオレが一番!」
レベルアップ「イケてるオレが更にイケてる……」
霊基再臨1「オイオイオイ、鎧厚くなったわ。それでも隠しきれないオーラ、感じない?」
2「見た目変わんねえんだわ。悪いなあ」
3「ふっ、いわば完全体……そのちょっと手前だがスペックはほぼ完全と行っていいな。三つ目くらいまで力使えちゃうな」
4「いやさ……正直なところ、すぐにきられるかなとか思ってたんだよ。こんな調子だし。でもここまでやってくれるとさ、なんだ……ありがとうな」
召喚「ちぃーっす、オレ、ライダー!真名はアルジェリア王ロドモン!……ってんだよ、オマエ男じゃねえか。そっちのケはねえよ。まあ?このオレのダチになるってんならいいぜ?よろしくな」男性選択時
「おほ~、可愛い女の子マスターキター!オレ、アルジェリア王ロドモン、クラスはライダーね。あのさあ彼女、暇してない?オレめっちゃ暇。どっか遊びに行かね?ね、ね、ね?」女性選択時ほい一応こんな感じです
まだちゃんと書けてないけどサーヴァントとしてのあり方とかもっとやっていきたいところ>>601
おぉ、最後まで中身たっぷり…ボリューム満点ですね。そして一貫して女性マスター時に狙ってるのを隠してないの、男性マスターの時塩対応気味なのが実に潔い。でも誕生日の時の反応が塩(辛い)対応で…憎めんやつだ…
あと攻撃時にコマンド言ったりして結構メタいのはさすがだなあって
こういうの見ると自分もやってみたきなるますよね…
>>603
「私の親を名乗るなら見えすいた演技なんてするんじゃないよ、全く…」
創作主と被創造物の関係が好きなんです私…CV宮本充さんでイメージしました…
あとジョーンさんとこにメアリー・シェリーさんことディアナさんがいらっしゃるのでその二人の主従も見てみたい…とか…
>>604
わかりました、ありがとうございますー
>>605
おおう、それは楽しみだ…誰かの推しへの感情爆発SSは健康に良い…>>606
拙者!拙者も!
というか今書いている(そして展開で行き詰まっている)ファヴニールのリメイクを兼ねた幕間で監獄長の北欧鯖をサイレントレンタルするでござる〜50分から新宿のキャスター陣営投げます〜
>>602
ありがとうございます
そっか、キャラ被りか……でも致信からすると王様と比較とかとんでもないな〜、一回の郎党だしな〜って感じですね
いつかキチンと絡めたいなぁ野紀と天狗のお話を投下……したかったのですが先約があるので20:30以降にします〜
獅龍鳳。香港を中心に、中華系社会の裏側の一角を担っている大規模三合会。
少し前までは歴史と伝統を重んじる……といえば聞こえはいいが古臭い慣習に縛られた組織であったが、現在のボスへと代替わりしたことで根本的な改革が成され、より組織行動に洗練されたたのだという。
尤も、裏社会の住人が寄り合い築いた組織という時点ではどうあっても聞こえがいいはずはないが……。
何にせよ、現在のボスになって組織としても大幅に拡張された獅龍鳳は香港や中国のみならず、常に世界にアンテナを張っている。
加えて現在のボスとなった人物は裏社会の更に裏側にある秘奥……魔術に興味を持ち、そちらの面でも技術や情報の蒐集を行っていた。
そうしたこともあり、獅龍鳳が新宿で行われる聖杯戦争の情報を嗅ぎつけることもある種の必然だった。
とはいえ、その状況は最悪であり……よりにもよって仕事でボスが直々に日本の首都を訪れている状況で、本国と物理的に分断された状態で、ボス本人に令呪が宿ってしまった状態から、彼らの聖杯戦争は始まった。>>612
◇
「参加者の情報は概ねリストアップ出来たようですね」
ノートパソコンを開き、本拠を置く台湾や日本各地に派遣している部下から送られてきた情報に男は目を通していた。
その男は容姿だけを見れば少年にも見える童顔でありながらも、表情からは掴みどころのない淀みのようなモノを感じさせる……そんな人物だった。
男────獅龍鳳の首魁である李達龍は此度の聖杯戦争の参加者として競合する他の参加者の情報を洗っていた。
李達龍。稀有な魔眼を保有することから好事家に引き取られ、鍵と鉄格子で閉ざされた世界で育った青年。
魔眼の為に生かされる道具同然の生き方を強要されながらも、水面下で計画を進め養父を暗殺。
その財産と組織を乗っ取り、上述の経歴が影響し「力があるものはないものに何をしたって許されている」「ならば力ある側に立つ」と決意し、今代のボスへと登りつめた男。
そんな達龍に令呪が宿りしばらく身の振り方を考えていた時のこと、ある事件が起こった。
獅龍鳳の構成員であり、新宿に潜伏していた何者かと交戦した後に死亡した。
後に分かったことだが、構成員が戦闘を行ったのは新宿を根城とする日本の暴力団『鮫島組』の組員だったという。
末端の構成員同士の争いとはいえ、鮫島組からしてみればホームグラウンドで勝手な行いをされ、獅龍鳳からしてみれば規模が大きく劣る組織に喧嘩を売られたに等しい。
双方メンツを大事にする組織である以上、衝突はもはや避けられない。
加えて、聞いた話では鮫島組もまた新宿の聖杯を求めて儀式に参加するのだというのだから状況は複雑を極めた。
「いっそ、抗争も聖杯戦争も一度に片付いてしまえばいいんですが……」>>613
そう言いながらも、達龍はそれは難しいだろうと自ら判断した。
リストアップして分かったが、この聖杯戦争には前述の二組織以外にも多くの勢力が絡んでいる。
「『魔術商会』の“悪魔の商人”アンジェラ・バートンに『聖堂教会』の依頼を受けた傭兵である魔術師“宝石商”……それに以前の聖杯戦争の生き残り、ですか」
どれも裏社会と魔術社会の境界に立つ、控えめに言っても悪人の誹りを免れないクセのある人物だ。
手段も選ばなければ、慈悲も持たないそんな魑魅魍魎をこれから達龍は相手にしなければならない。
他の二陣営に関しては大きな動きはなかった故に掴めてはいないが、警戒しなければならない。
「同盟を組める可能性があるとすればやはりアンジェラ・バートンでしょうか……商人という通り名を信じるならば意思疎通が計れない相手ではないでしょうし」
全てと敵対していてはキリがない、かと言って下手な相手と組めば足元を掬われる。
慎重に、話し合いに持ち込める相手であることが望ましい。
「もっとも、マスターはともかくサーヴァントとの意思疎通が可能化は別問題ですが……」
そう呟きながら、ふと自らのサーヴァントに想いを巡らせていると……>>614
「その資料、私も少し拝見させてもらいますよー」
ちょうどその“自らのサーヴァント”が達龍の元にあった資料を手に取っていた。
「居たんですか……?」
「そりゃあ、いますとも。私は姫の従者ですが、此度に限っては貴方の使い魔(サーヴァント)ですよマスター」
恐らくは霊体化した上で魔術を用いて気配を消していたのだろう。
サーヴァントとマスターの繋がりがあるとはいえ、達龍は生来の魔眼を除けば魔術の素養はなく、対して彼女は魔術師(キャスター)。
達龍に気取られることなくそういったことを行うのは造作もないことだった。
「これはまた魅力的な……邪悪ですね」
「やはり、貴女の目にはそう映りますか……」
達龍が召喚したキャスター……真名は“ジャック・ザ・リッパー”。
「ジャック・ザ・リッパーは女性であるが故に疑われることなく娼婦を殺めることが出来た」という説に基づくかの殺人鬼の正体、可能性の具現が彼女である。>>615
生前からの殺人に勤しんだ彼女には「悪人を見ると殺.したくなる」という一種の癖がある。
彼女はその本能に従って道徳から外れた娼婦達を、貧民街の悪党を、時として魔術師すら殺めたという。
そんな彼女からすれば悪党ばかりが集うこの新宿聖杯戦争は絶好の狩庭だろう。
「えぇ、死体を弄ぶ倫理から外れた魔術師に他者の破滅を願う悪徳商人……選り取りみどりですから」
「倫理や人道の観点からすれば連続殺人犯も大概だと思いますが」
「えぇ、もちろんそうですよ? それにマスター、貴方だって私からすれば立派で素敵な悪人です」
自らの行いを悪であると自認しながらも、朗らかに淑やかに振る舞うキャスター。
余人が見れば正気を疑うこともあるだろうが、強さを至上の価値観とする達龍はそれもまた「反英雄という強者としての振る舞い」だと受け入れていた。
また本来であれば達龍もまた彼女にとっては殺.害対象であるはずだが、彼女の刃が達龍に向くことは今のところはない。
彼女の主……この場合は契約者(マスター)である達龍ではなく生前からの契りを交わしているという“姫”が彼女にそういう縛りを課しているのだという。
達龍には直接の面識はないがキャスターの霊基に付随する“姫”に気に入られているようだ。
(とはいえ、完全に気を赦すわけには行きませんが……)
気に入られていると言っても達龍の何処をどのように気に入っているかが分からない以上、気紛れに切り捨てられる可能性も考えられる綱渡りのような関係性だ。
(気に入りませんが、こういうのには慣れています)>>616
驕った強者により飼い慣らされていたのは達龍の原初の記憶である。
機を窺い、生き残る為に尽力するのもまた彼が生きてきた道。
この程度の修羅道、切り抜けることが出来なければボスとしてメンツも、強者の側に立つという覚悟も貫き通せない。
「あら、この方は……」
キャスターが手に持つ資料の一つに視線を落とす。
それは達龍も特別警戒している参加者についてまとめたモノだった。
(……三上、令司)
達龍の組織と対立する鮫島組から送り出された聖杯戦争の参加者。
『新宿の鬼鮫』と呼ばれ、例国無慈悲に組の敵対者を抹消する極道の徒。
だが、そんな所業の数々よりも達龍は令司の精神性こそを危険視した。
(彼は、何を思って“こちら側”に足を踏み入れた……?)
令司の行い自体は裏社会を通してみればさして珍しいモノではないが、彼のバックボーンは異様だった。
現代の日本で一般の家庭に生まれながら道を踏み外し、実の両親も兄妹も切り捨てて、大学時代の先輩の誘いを受けて鮫島組に所属した。>>617
その後は組の敵対者を殺め、時として自身を誘った先輩すらも容易に手にかけている。
ありふれたものではないが突飛という訳でもないが、しかし……
(生きている上での拘りが感じられない。 血縁にしても恩義にしても、あらゆるモノが『どうでもいい』かのように……何故、そんな彼が)
自身が環境で悪になったなどという言い訳をするつもりは無い。
強者の側に立つと覚悟を決めたのはあくまでも自分自身の選択であり、被害者ぶるつもりもなければ悪びれもしない。
だが、自我とは経験の累積により培われるモノだ。
あの時、鉄格子に阻まれた世界から自らを連れ出す者がいたとするなら……達龍自身が同じ選択をしたとは言いきれない。
(しかし、三上令司にはそれがない……)
積み上げてきた過去を平然と切り捨て、何に囚われることも無く流れるように生きている。
それまでの脈絡と一切関係なく外れた道を歩き出し、その道からも逸脱しつつある、
命のやり取りをする上でこのような相手と相対するのは酷く不気味であった。
(貴方は、いったい聖杯に何を望む……)
自らと同じ逸れ者の悪党ながら、自らの理解の範疇を超えた男に対して達龍はこれから始まる聖杯戦争に僅かな不安を持ち始めていた。「遅いですよ〜、羅城くーん!」
「お邪魔してる。野紀さんもあちらで手を振って待ってるぞ」
顔面偏差値激高、顔の暴力声の暴力、あそこだけ煌めきが違う。なんだアレはなんだあの三人は。美しいにも程があるし誰も彼もがどこかでみた顔だ。
今をときめかせるアイドル二人と、新進気鋭のイケメン社長。流行に敏感な高校生を戦慄かせるのは当然のことだった。
「そんな三人に迎えられる俺の気持ち考えたことあります?ないですよね?なんだあの小僧はみたいな目で見られましたが?」
「何を今更。うちのホーム(家族)で暮らしてるならまだしも、そうでない君の立場は事実上私の子供代わり。遅いですよもう」
「大丈夫!羅城くんの将来のためにもサインとショットのリクエストもちゃんと受けてたから!」
「知ってるかリンネ?それって逆効果なんだぜ。それはそうと大我は顔がいいんだから気にするなよ。可愛いぞ」
大我の通う学校はあくまで一般的な、少しだけ新学校に片足突っ込んでいるようなありふれた公立高校である。よってそのような有名人が迎えに来て芸能人ムーブをしたのならば彼の学園生活は少なくとも一週間は騒乱に満ちたものになるに違いない……というのは自明の理だろう。「シャルルさんに言われても嬉しくないです……っていうか可愛いは言われたくない……」
「いーじゃんジャパニーズカワイイ!僕は可愛いってちやほやされたくてアイドルやってるし捨てたもんじゃないよその言葉!ほら、野紀さんとシャルルがカッコいい系、僕と羅城くんでカワイイ系。ピッタリ二人ずつ!」
「慰めになってない………。というかどうしたんですか師匠、もしかしてこれから何処か行くんですか?」
シャルルも、リンネも、そして師弟である野紀と大我も。彼ら四人はそれぞれ魔道を知るものであり、その形は様々であれど関わっている身である。よってそのうちの三人が集まって一人を迎えに行ったということは、必然的に神秘に関する事柄なのは丸わかりだろう。
「ええ。なので明日明後日は帰る気はありません。大我くんをホームに送り届けてから私たちはそのまま行くので、帰りはタクシーかバスを使ってくださいね」
「俺も行きます。荒事ならどんな状況も俺が多分一番上手く適応できるし……」
「荒事に対応する前に次の期末テストに対応してほしいですね、保護者としては。なので勉強をしてほしいと思います。なので帰ってくださいね、ちょうど着きました」
「うぐっ…………わかりました。無理はしないでくださいね」「わかっていますよ」
「───────本当に、無理しないでくださいね」
初夏の暑い夕方、まだ日も沈まぬ門の下で大我は野紀の顔を見る。それは長年弟子として付き添ってきたからか、あるいは腕に宿った斑の鬼のそれか。いつもと変わらぬ笑顔の底に、何かとても得体の知れないものを感じたから。
────────車が去っていくまで、自分の眼から見えなくなるまで、静かに見守ることにした。「さて、大我くんも帰しましたし、用意をしましょうか、山登りの」
「同族以外の生き残りに触れるのは初めてだな。あ、でも俺たちと違って純粋な血ではないんだっけか?」
「修練や改造により人工的に人外れた魔を目指す……僕んとこの理念と一緒でしょ?よくある話だよ、魔術社会では」
曰く、その山海近くの田舎では時折人攫いがあるのだとか。田舎ながらも年々様々な業界のエリートを輩出するというその地域では、それと同時に時々子供が消える。血痕が残ることもあるので人喰いだとも言われているが、果たしてそれはなんなのか。
「鬼の人喰い、天狗の子拐い、人魚の誘惑。さて、妖怪退治に行きますか。一人も逃さない、許さない。駆逐です」
おおよそ人に向けるべきでない言葉を吐いて、いつにも見ない冷徹な顔で男は人狩りの意志を口にした。「天狗の人攫い。山神の人喰い。その正体って、なんだと思います?」
返答はない、反応もない、そもそも誰も発言主に気付かない。山の中の社の中に、そのシチュエーションに一つも似合わないスーツを着込んだ金髪碧眼の美人なのに、誰もそれを感知できない。
「はるか昔は本当にそういうことがあったのかも。神秘に溢れる閉ざされた島国。この日本でそのような事象はきっとたくさんあったのでしょうね。しかし、それは時が経つほどに薄れていくものです」
妖怪は消える。神隠しのマヨイガもいつのまにか無くなっている。それが当たり前。それで当然。だから行方不明者も減って然るべき。それがどうなのだろう、今のこの日本は。
「自殺、殺人、誘拐……そういう理由で行方不明者になる人もたくさんいますけどね。でもそれだけじゃないんですよ、神隠しって。例を挙げましょうか?
例えば山での事故。子供が一人で川遊びの最中に足を滑らせ、頭を打ち、川に流され沈み消える。親御さんは必死に探すでしょう。けど、今ならまだしも昔は見つからないことだってたくさんです。理由は色々ですけどね。
そういう時、その村に住んでいた人々は決まってこう言うんです。“御山の神隠しに遭った”……って」
ありとあらゆることが化け物の所為にされる時代。何も神秘が関係していないのに生贄を捧げるような時代。故にこそ山の神隠し伝説は今のこの世まで末長く続いた。
「けど、もし本当に山の天狗の仕業だったら?廃屋の鬼の仕業だったら?海の人魚の仕業だったら?いるんですよ、日本には。そういう手合いが」人はそれを天狗道と呼ぶ。堕落した山伏、第六天魔王の系譜に属するもの。人を導く逸話もあれば、人を攫い帰さない逸話もある禍福の化け物。
そうなりたい奇人変人の類はいる。いや、狂人ともいうべきか。そしてそのような人物は、得てして子孫もそれを夢見る。
「志した祖は堕ちようと思えば簡単に堕ちることができたでしょう。天狗と契りを交わせばいいから。けど、それを夢見た子孫は違う。あくまで契りを交わしたのは彼ら本人ではないのだから。また天狗を見つけるか、己で地獄に堕ちる修行を成すしかない」
なんて非効率。なんて愚か。そもそも堕ちたいという考えが理解できないし、それを目指すためにひたすら修練を積むというのも度し難い。
「そして、夢叶わぬ子孫はさらにさらに手を伸ばす。己で足りぬのならば子を成して。子でも至らぬならば孫を成せ。それでもそれでも足りないならば──────他所から子供を攫えばいい。芽がありそうな餓鬼を攫って天狗道に堕としてしまえ。芽吹かなければ棄ててしまえ」
それが修験道。山伏に類する日本の術者のうち、天狗道を志す化け物の中に存在した一派の話だ。修験者の中でもそのようなトチ狂った考えをする一族は数えられるほどしかいないのだろうが、裏を返せば数えられるほどにはいるということ。
「どうやらここの御山はさらに先に堕ちているようですね。天狗を志すだけでは生温い……地獄に堕ちることは難しいと考えたようだ。人が想念を募らせ堕ちる鬼道の鬼の類……水の中にて脚曳きに遭い、堕ちて沈んで変生する人魚や河童の類。本来の天狗道の理念からも外れた外道も外道。なんともまあ、罪が深いにも程がある」『現代の子供たちはどんな境遇だらうと比較的健康に過ごせる可能性がある。昔ならばいざ知らず、普通に生まれて普通に泣いて笑って、普通に大人になれる。そんな世界に子供攫いはあってはいけない。そう思いませんか、妙蓮寺さん』
『質問する相手が違ってるわ。ワタシ、世界の逸れ者よ?それとイヤだわぁ、それ。ぺぺ、って呼んで』
かつて、とある男と交わした会話を覚えている。どうしようもない世の中ではあるのだろうが、どうしようもない中に様々な人間が幸福に生きていられる可能性の普遍性が上がっているのもこの世界だ。それを壊すような時代錯誤の愚か者は、居ていいわけがない。
「なので、一切合切殺し尽くすことにしました。普段は使わないんですよ、族滅なんて言葉。あくまで罪を償わせるのは当事者。それ以外は恩と愛の鎖で縛ってがんじがらめにして、動けなくして仕舞えばいい。人材が勿体無いし、何より批判も少ない。もちろん施す側の器量にもよりますが。ええ、本当は使いたくないんです」
男の手から鳴るゴキリグキリという鈍い音。蝋燭ひとつしかない闇夜の中にいて気付かなかったが、男は片手ごとに何かを掴んでいる。それを力強く握りしめ、へし折ったようだ。
男は言っていた。子供は宝だと。誰も彼もが愛し愛され育まれ、可能性溢れる未来を生きていく権利があるのだと。
だから、床に眠るように倒れている子供にも、優しく瞼を閉じさせ笑いかけてあげる。修行で傷だらけでボロボロの、人からは外れかけた肉と骨のそれを頑張ったのだと労って。どうか、地の果てでも情状酌量の余地があるように。
「見ているんでしょう?烏か何かで。
……これで終わりだ天狗道。誰も生かして帰さない」「なんで俺がこれに乗ったか?なんでだったかな………あー、そうだ。こんな胸くそ悪い風習が蔓延ってる山なら、あの人が来てくれるかもって思ったからか?」
「あー、そういう。僕は新しい服とアクセが欲しかったから。絶対礼装の一つや二つはあるだろうと思ったからね」
二人とも、自分たちを待ち受ける妖魔の伏魔殿まで何一つ動じない様子で歩いている。なんせ、彼らは魔術師の類の一族が滅亡するところを何度も見たことがあるし、経験したことすらあるからだろう。
なんせ片方は己の一族を焼き滅ぼした化け物側で、もう片方は己の一族を化け物とも言える奴ら(天才)に乗っ取られて追放された身だからだ。その場を生き抜いた彼らにとって、この現場が恐ろしいものだとは思えない。こちらに対して慢心を仕切っているもの達なのだから、いかに化け物だろうと動じる余地がないのだ。
「リンネ。お前は野紀さんが言った通りのことしろよ。俺が天狗をぶっ飛ばす」
「僕が人魚でしょ、知ってる。鬼は……男女どっちにも出るんだっけ。じゃあいいや、互いにやろう。子供は野紀さんが眠らせてあげるんでしょ、遠慮は要らないってことだよね」
「ああ。やろうか………イカロス!」
白炎が山門を吹き飛ばす。ここに、真性の魔人二人による掃討戦が始まった。>>619
すんません、そいつ何も考えてないだけなんですよ達龍さん
三上の異質な所は『万事において無関心』であるが故に『自分自身の行動・選択で生じる利益・不利益に一切固執しない』事に尽きます
なので例の先輩が誘った先が自衛隊であれば自衛官に、カニ漁であればカニ漁師に、あるいは芸能界であれば芸能人としての道を歩んでたのでしょう。現実はその中でも最低に近いものだったわけですが
>>630
うーむこのヤベェ奴らにロックオンされたというか、抗いようのない災厄を前にしたような絶望感よ
まあ正しく自業自得としか言いようがないのですが
伏魔殿の終わりはいつだってその魔性さえたじろがせる程の怪物の手にこそ渡されるのかもしれない、と思いました>>631
「大我くんにはこんなの見せられないなぁ」という意思から連れて来なかったりしたそうな
>>632
一応妙蓮寺とは異なる形で天狗道への埋没を目指した修験道一派、みたいな……むしろ鬼や水魔の類に手を出してるあたりさらに人間外れようとしてるんですねぇ
だから野紀がいつもと違って「誰も生かして帰さない」と言っていたりします。救えないから
>>633
役小角はあまりそういう法力を次代に継承、とか考えなさそうとか思ってたんですけどどうなんでしょうね?
>>634
現代にもなって未練たらしく人攫いをしていたのが運の尽き、と申しますか……子供大好きたぬきさんの目に引っかかったわけですねぇ
あと某現代の英雄ゴリラウーマンところで今って異聞帯ネタ投稿してもよろしいでしょうか?
昨今のちょっとした異聞帯問題のあおりを受け、その上で考案したものなんですが監獄長さん、アメリカ異聞帯の王、アリウムさんが投下してくださったオッペンハイマーで行きます?
>>640
・千年皇国ジパング
帝都聖杯奇譚の世界線より分岐した異聞帯。
本来であればセイバー陣営が勝利し、大聖杯もキャスター陣営が生み出した怪物と共に消失する筈だったが、この世界線ではアーチャー陣営が勝利し大聖杯も爆弾のまま残される。
その後どうやってか受肉を果たしたアーチャーに護衛されながら、聖杯爆弾を搭載した爆撃機はアメリカ本土へ到達。北米大陸中央に投下された爆弾は中に蓄えた呪いを解き放ち、一瞬にして合衆国および北米を滅ぼした。
――が。事態はそれで終わらなかった。
大聖杯を汚染していた元凶、この世全ての悪(アンリマユ)は起爆と同時に全世界へ向け拡散。海を越え、欧州・アフリカ・北方からオセアニアに至るまであらゆる大陸・島嶼を汚染・破壊し尽くし、敵味方問わずおよそ生きとし生けるもの全てを駆逐した。
唯一残された日本は奄美少将を筆頭に皇軍陰陽師、さらに聖堂教会極東派遣組からナチス・ドイツに至るまであらゆる人材を尽くし結界を構築。
列島全てを救うまでには及ばなかったものの、どうにか本州だけは全域を保護するに至り今日に至るまで維持し続けていた。
ただし、それも所詮は一時凌ぎ。世界を汚染した呪いは浄化どころか人の手では近寄る事さえままならず、今この瞬間もじわじわと結界を破壊すべく浸透しつつある。
空想樹の位置は富士山頂上。>>641
・第六天魔王・織田弾正
ご存じノッブこと本家織田信長、そのありえたかもしれない可能性。
唯一生き残った皇国日本を統治する者にして、日本異聞帯の王。
情勢もあってか本家で見せた剽軽なノリは鳴りを潜め、帝都聖杯奇譚のような冷酷・冷徹さに満ちた立ち振る舞いを貫いている。
皇国日本を恐怖と武力で統治する一方、有能な者は立場を問わず積極的に登用する姿勢を持ち、為政者としての辣腕を振るっている。
また、配下に新生織田軍団を持ち、それぞれ中国・近畿・中部・東北の四地方に軍団長を派遣している(関東は織田家直轄)
・クリプター:黒野双介
日本異聞帯に派遣されたクリプターにして、並行世界の黒野双介。
地球白紙化とそれに伴う身近な者の死亡もしくは消息不明により疲弊しきっており、また異聞帯の情勢もあって生来の善良・常識人ぶりは鳴りを潜めている。
信長からは興味半分無関心半分といった所で、空想樹や異星の神を含めとりあえず生かされてはいるものの当人的にはほとんど自暴自棄に近い状態。
カルデア勢力とは最初から断絶・敵対姿勢で臨んでおり、叩き潰す気満々。その動機のいくらかは、人理修復の件が関わってるらしいが…?>>642
・新生織田軍団
第六天魔王の下、新たに発足・組織された織田軍団。
生前彼女が率いていた織田軍団に由来するもので、各地方の統治と有事における武力行使の権限を与えられている。
それぞれ『柴田勝家』『羽柴秀吉』『滝川一益』『明智光秀』の名を与えられており、各々がサーヴァントに引けを取らない戦闘力の持ち主とされている。
その正体はナチスドイツの英霊兵技術を利用した人造英霊兵。帝都聖杯奇譚における量産性こそ失われているものの、代わりに一体一体への反映精度と戦闘力が向上しており、英霊召喚によるサーヴァントのそれとほぼ大差ないレベルにまで仕上がっている。
ただし欠点として召喚先の対象となる人間の自己喪失が挙げられており、この被検体に選ばれる事は実質死刑宣告に等しい。それでも英霊兵となった者は一族全てに至るまでその後の支援と特権を約束される為、志願する者は後を絶たない。
なお例外として明智光秀のみ本人――すなわち、奄美少将が担っている。>>643
以上、大雑把に考えたクリプター・黒野担当の異聞帯とその統治者たる王様と配下たちの設定です
…ええまあ、ご覧の通り帝都聖杯奇譚からのIFルートです
なんでこんなのを考えたかと言いますと、最近異聞帯絡みの話題で取り上げられてた
・異聞帯でクリプターが召喚するサーヴァント、その土地にちなんだ者じゃないとダメ説
というのがあったからです
なのでかつては黒野の担当異聞帯をどっか適当に欧州辺りにしようかと思ってたんですが、それだと政宗が召喚しようもない
じゃあ日本を舞台に――となると
「いやそもそも日本に異聞帯となるだけの下地ねえから。ロシアみたいに寒冷化しても生き残れる素養とかないし北欧やインドやギリシャみたいな神絡みの案件もほぼない。中国みたいな世界征服もできるわけねえだろ」
という問題が立ちはだかる
そこであれこれ捻りに捻った結果、「そういや帝都聖杯奇譚のこれ(=聖杯爆弾)使えばいけんじゃね?」と思い至り完成させました
FGOで散々ぐだぐだイベでノッブ活躍させまくってるのに今更二次創作でやるとか正気かとかそもそも帝都聖杯奇譚コミカライズ今やってるじゃんとか色々自分でも思う所はありますが、とりあえず今後黒野で異聞帯の話題を動かす時はこれで通したいなぁと
ご意見・ご感想お待ちしております>>645
大和とどっちにしようか迷ったんですが、結局ジパングにしました
やっぱノッブと言えばジパングですよね(少年サンデー脳)ここのえさん、正親中納言さん、火属性さん、Repuiemさんへ。
荒屋敷おきな、カトカ・オルロイ、マチルダ=カザン、朽崎遥の四名をお借りしてもよろしいでしょうか。
>>564
なん……だと……
>>567
(ふ、二つ名は伝承上の名前なのです……)
過去にやらかしてそれを償おうとしてる青年、みたいなのがやりたかった。
>>569
「これ以上口を開くな。まずはその舌の根から焼き尽くしてやる」くらいのことはいいそうですね……
「俺と似たような生涯を歩んだ、俺とは全く異なる経緯で英霊になった男。こうして出会えたのも何かの縁だ。どうだ、酒でも一献」ジャックOランタンに対して
>>576
イメージはキャラマテの時のセイバー綾香主従です。でもカルナとジナコにも近いかもしれない。
>>580
トムもそうでしたけど割とひねくれもの男が好きだったりします。強さに関しては元ネタが元ネタなので控えめになりました。スペックより人間性に重きをおきたい(願望)。>>630
山狩りだぁ! 魔に堕ちることは一般の感性ならば忌避すべきだけど道理を外れた研鑽者ならば敢えてソレを目指すこともあると……
>>620
殺人姫、解釈一致……あぁ、安心した
全員悪人の聖杯戦争やる上では外せないポジションだったので
>>631 >>633
めっちゃ好きなんですよねアレ……互いを意識しながら理解し得ない感覚が……
>>632
身体能力では圧倒的に三上さんのが上っぽいのでそこら辺は魔眼とか宇轩くんとのタッグで頑張ってもらいましょう
キャスターはキャスターで爆弾なので達龍さんも気が抜けません
>>634
その「何も考えてない」が達龍さんにとっては酷く不気味って感じなんですよね
策謀で先代を嵌めてマフィアとしてのし上がった彼とはあまりにも対照的なので……>>662
エフネの逸話は知ってますねぇ
うちのバロールが太陽運行と大海を司る神→毒煙という名の星の防衛機構の暴走(親父のポカ)を防ぐために神の権能を切り落として空いた隙間に吸収→死にかけてふわふわしてたら根源と繋がった(全能は使えない)→覚醒したら神の権能を失う代わりに直死を
みたいな感じの人なのでエフネへのアレコレは「王としての体裁」だったりします
本人は予言を受け入れてるというか、いずれ来たる滅びを迎えても一族は残したかったの一心だったり
「俺は死を恐れたんじゃない。本当に恐れているならお前ごとこの眼で殺している。………閉じ込めたことは、その、申し訳ねぇと思ってる」
これはすれ違い……!すれ違い……!>>660
何でこう、達龍ってヤバイの召喚しちゃうイメージが強いんだろ?(鉄面皮レージュさんへ
宮野ちゃんお借りしましたー!
ありがとうございました。
怖い話をwikiに投稿しました。
fate関係ないから、もしアレだったら削除します。よかったら読んでください。
宮野つむぎ・怖い話「霊チェック」
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/宮野つむぎ・怖い話「霊チェック」>>674
貼れなーい!
お手数ですが、wikiで検索してください……怖い話はとりあえず明日。wikiに貼ってワンクッション入れる気遣いありがてぇ…。
>>676
設定的には猫耳の形をした帽子で無地のはずでしたが気付いたら逆走少女のようにからめる猫の顔が浮かんでました。>>670
お辛い……そしていい意味で人間くさい……!
エフネは「バロールに縁ある人物」がスタート地点でバロールと同一視されるゴヴニュが候補でした。
でも山星さんのバロールを見た時コヴニュでやろうとしてたキャラ性(超然とした少年)が被ってて差別化できねえなこれってなったのでエフネになりましたとさ(何の話?)ここで深夜のコソコソ話
飛鳥ちゃんの猫帽子は飼ってた黒猫のノワールが死ん.でしまったことの悲しみを紛らわせるために被り始めた。
だから京介がにゃぶ郎改めノワールを使い魔として連れてきてからは猫帽子も止めたから未来飛鳥ちゃんは猫帽子を被ってない。レージュさんへ。
ミカをお借りしてもよろしいでしょうか。>>686
えー!!嬉しいです、どうぞどうぞ~>>687
ヒェッ>>687
自分もそれっぽい体験談がありますが、「その話を聞いたら次の被害者になってしまう系の恐怖体験話」なのでおいそれと話せにい……
シッテハイケナイモノ、デハナイデショウカ……
あ、友達の知り合いが試したのは「イメージのスタート地点は玄関から云々」だったはずなので、このお話のやりかたとは別の種類かもしれない
ご確認、ありがとうございます!
よし、じっくり絞らせていただくぞぉ何事もなければ18時30分辺りで初クリプター兼鯨憑きを紹介させていただこうかと思います~!
ちょっと7時過ぎに伸ばしますすみません!
よし片付けた!わーっと書き上げてしまったため文章が可笑しい部分があるかもしれません、申し訳ない!
【氏名】オーウェン・美桜乃(ミサノ)
【性別】女性
【年齢】十代後半~二十歳
【出身】イギリス
【身長・体重】160cm・51kg
【肌色】白【髪色】グラデーションのかかったピンクベージュ【瞳色】緑
【スリーサイズ】B85(D)/W59/H86
【外見・容姿】何処かいじいじおどおどとした少女。
【令呪の位置】右手>>694
イメージカラー:ミントブルー 特技:柔軟体操、土壇場の幸運
好きなもの:紅茶(1日に3杯は飲む)、もの作り(料理や製菓、霊薬作成など)、旅行のパンフレット集め(実際には行かない)
苦手なもの:意見の主張、人がたくさんいる場所
天敵:アッシュールバニパル、オグムンド・ツソック
願い:生き残りたい(何かを成し遂げたい)
台詞例
「はい……オーウェン・美桜乃と申します。こ、声が小さい?……す、すみません……。」
「うぅ……人前は駄目でして……胃が爆発四散しそうですぅ……ぐぅうう……。」
「ひぃ!ごめんなさいごめんなさいぃ……生きていてすみませんでした……!」
「あ~……至福のティータイムぅ…………えっ。よ、呼び出しですか?……そんなぁ……。」
「えへへ……お気に入りの焼き菓子、最後の一個が買えたんです。」
「……はじめまして皆さん。クリプター、オーウェン・美桜乃と申します。」
「……アサシンさん、お願いします。」
「……死にたくないですし、死ぬわけにはいかないんです。」
「人を殺めておいて、幸せを求めるなんて、そんなこと。……ち、違います!アサシンさんの事でも他の誰かの事でもないです!」
「警告です……──────次は首を、狙います。」
「──────浮上して、『IT(イット)』!」
「いいえ、手放しませんし誰にも渡しません。魔術も、この子も、罪も……私が背負うべきものだから。」>>695
【来歴】
母は衰退しつつある魔術師の出であり、『鯨憑き』という特殊な憑きもの筋の父に目をつけ近づき、ミサノを生んだ。
「霊力的な強さを持つ血筋を取り込み、落ちぶれた一族を建て直す」という打算で築かれた家庭ではあったが、父の穏和な性格と子を持った充実感はいつしか魔道を生き急ぐ母の在り方を変え、家族三人幸せな日々を過ごしていた。
…………きっかけは、オーウェン家の魔術刻印をミサノが受け継いだあの日。両親も自身も予期していなかった、刻印の拒絶反応により幼いミサノがパニックを起こした瞬間。「それ」は姿を現した。
一連の騒ぎを器への攻撃と判断した「それ」は、水面上の獲物を深海へ引き摺りこむように、両親を虚空へと連れ去り……あたりは静寂に包まれ、ミサノだけが取り残されてしまった。>>698
名無し/ 無銘/IT(それ)
ミサノに取り憑いている怪異。
鯨というよりは金魚のようなナニカ。
光輪を背負い、病的なまでに真っ白な個体。
普段は虚数空間を自在に泳ぎ漂い、血肉や魂はおろかありとあらゆる情報を喰らう悪食の獣。
ミサノにとって、憎むべき仇であり抱えるべき罪であり寄り添う分身、という複雑な関係。器たる彼女に危害を加えられた時か、危機が迫ったミサノ自身の呼び掛けに応える間柄。
『悪性濃縮』
フグが取り入れた毒を体内で蓄積し濃度を上昇させるように、この鯨は喰らったものの有害な情報を体内で濃縮し、時には攻撃に用いる。
その悪性情報(どく)は長い年月を生きた幻想種や魔術師すら、発狂させ内側から崩壊させるほどの劇物だという。
『虚数潜航・浮上』
時に虚数空間に敵を引き摺りこみ、時に思わぬ座標から浮き上がり食らいつく。
怪物(それ)は何処にもいるし、何処にもいない。
『容量無制限』
幾らでも何処までも獲物を取り込める。
──────満たされることは無く、しかし満たされるために、鯨は今日も彼女と泳ぐ。>>699
投射魔術:
オーウェン家が得意とする魔術系統。
自らの精神や魂、意識などを現実世界とは異なる次元へ投射し、やがて根源へ至ろうとする魔術。この魔術の使い手は精神統一、瞑想、ヨガ(余り大きな声では言えないが薬物)等に詳しい者が多いのだとか。
ミサノはこの魔術と自身の虚数の特性、更に使い魔たる鯨を利用し、幽世と繋がりそこから魔力を無制限に引き上げ、吸収しては魔術の行使に役立てている。
また、自身の深層意識(イド)を剥き出しにし、負の面を刃や盾に具現化する魔術を攻撃・防御手段に用いる。
しかし、扱える魔力量は無限でも、ミサノ自体のキャパシティは有限であり負荷もかかるため、永続的に吸い上げることは不可能である。>>700
【行動規範・行動方針】
極力戦闘や暴力的な行いは避け、穏便な選択を取りたがる。
が、腐っても魔道を生きるものでもあるので、選択肢がそれしかなければ非情な手段を取ることも辞さず、揺るがない。
「不用意に人を傷つけることは嫌だが、嫌われることは平気」「曲げても良い意見は言うが、折れて良い意見は言わない・あるいは折れない」そんな感じの子。
【参戦理由】
クリプターとして半ば仕方なく。しかし生き残りたい(何かを成し遂げたい、償いたい)という強い気持ちもある。
【サーヴァントへの態度】
自身の経験不足な点やその性格上、自由に行動させ、意見がぶつかりそうであればすぐさま相手に合わせる。(ただし、サーヴァントがあまりにも常識や聖杯戦争のルールから逸脱した行いをしようとすれば、流石に止めに入る。)
【役どころ・コンセプトなど】
自身初のクリプターにして鯨憑き!
というわけで一人こそこそ作っていたキャラです。感想等いただけますと幸い……「魔縁・天狗火!」
「一言主・飛鉢」
御山の妖にとって、天狗は男のみ。人魚は女のみ。そして鬼は男女両方に現れる形質として呪いとも言えるものが魂を汚染している。それは攫われた子供の一人も例外はなく、よって御山の外では生きられない。だからこその鏖殺。
「………おい、お前ら。それが本当の焔か?本当の拳か?」
化生に成り果てたとしてもそれは所詮人。人の魔術師の域を逸脱できるほどの怪物は数えるほどしかおらず、またそれも神秘蔓延る平安鎌倉のそれと同義とは言い難い。
「温い。温いぞ。そんなものが炎?燃え盛る欲望?ふざけろ馬鹿め。そんなもので俺の胸の光を飲み込めると思ったのか?この穢れた竜を?」
ならば、それを喰らうものは脈々と受け継がれた怪物であるべきだ。穢れ堕落した竜の血を受け継ぐ竜の子(ドラクル)であるべきだ。
「お前らが人外れた怪物を語るな。吐き気がする。お前らのようなものが怪物を名乗っては、あの人の剣が落ちぶれる」吐き捨てるように麗しい美青年が罵ると共に、彼の眼前に彼の高い身長を超えるほどの魔法陣が編み上げられていく。詠唱はない。必要ない。この基盤は魔術などではないのだから。
「本物の火焔とはこういうものだ。本物の怪物とはこういうものだ。お前達なんて、あの人に募らせる俺の心の炎よりも甘すぎる」
シャルル・ソルージュが吼えたその時、彼らが戦闘を行なっていた廊下一帯が黒い炎に包まれる。肩甲骨から噴き出る黒炎は人を炭化させることすら訳もないという火力を誇り、そこにいる生命を燃やし尽くす。
天狗の早駆けも逃さない。縮地に似たその高速移動を逃さず捕まえ焼き潰す。鬼の硬い皮膚だろうが焼いて焦がして炭にする。
その焔はシャルル自身も灼いている。己が心を捧げた英雄に向けた炎……文字通り自他ともに全てを焼き焦がすほどの恋慕と憧憬は例え命に関わろうと自身を焼くことを厭わない。どうせ焼いても治るのだから。
「俺は燃え尽きない……お前ら程度の地味な輝きに焦がされたりしない……俺が焼き焦げ死ぬことができるのはあの英雄に殺される時だけ。それ以外のやつらに俺の炎は邪魔できるはずがない」実のところ、シャルルが見ているのはそこにいる何でもなく。彼の眼に映っているのは目の前の敵でもなく揺らめく黒い炎に見える自分でもなく、その奥の奥に見出している憧れの英雄。英雄の影だけを追い続けてこの争いに身を投げたのだから、当然ではあるのだろうがその想いが強すぎる。
自分を狙う拳も脚も、その全てがかつて夢見た女とは比べ物にもならないから、だからこそお前らは邪魔でしかないという失望の名の八つ当たり。白い影が牙を剥き、喰らい尽くして飲み干す。あの人は違う、あの人は違う、あの人は俺に喰われたりなんかしない。
強い、綺麗、眩しい、熱い、強い綺麗眩しい熱い強い強い綺麗綺麗眩しい眩しい熱い熱い強い強い強い綺麗綺麗綺麗眩しい眩しい眩しい熱い熱い熱い─────
「その程度で超人を騙るなこの紛い物共があ゛あ゛ぁ゛ぁA亞啞Aぁ゛あ゛AAAAAAAAaaaaaaaaaa!!!」
燃え上がり続けるがために見境が無くなる竜の慟哭。そこの誰にも向けられていないどうしようもない狂った叫びが屋敷を包んで燃やして止まない。誰も彼を止められない。その場の生命が自分以外になるまで、あるいは想い人が現れる迄は彼に正気というものはない。ただ憧れと恋心を燃料にして燃え続けるだけ。「あーあ、だから嫌なんだよ。僕はシャルルが嫌いじゃないけどシャルルみたいな男に愛されないから気に入らない。アイツはよく僕のことを寵愛願望の重度なメンヘラだって言うけどさ、妄想癖の童貞拗らせたアイツよりはマシだと思ってるよ」
厄介過激派夢男子ガチ恋オタク……と陳腐な表現をすれば当てはまるのはシャルルであり、メンヘラ依存体質○ソ○ッチ……とこれまた陳腐な表現をすれば当てはまるのはリンネなのだが、本人たちはそれを知覚できていない。異常性を自覚しながらそれが抑えるべきことなのだと自覚してないのだろう。
「んーで、僕は別にお前らにそれほど悪い感情もないわけよ。お前らが僕を愛してさえくれるなら、いくらでも僕は愛してあげるし命だって別に奪おうと思ってるわけじゃないんだけど」
笑いかける少年の姿はいつの間にか変わり果てている。銀髪金眼、一目で常人のそれではないと伺わせる風貌に。顔は端正で整って、どちらかというと女のように見える美しい顔なのだが、最大の特徴は印象に残らないという特徴だろう。
美しいと、そう言えるのだがどのように美しいかが表現できない。綺麗なのはわかるけれど、どの部分がどのように綺麗かは誉められない。表現力や観察力の有無ではなく、単純にそう形容してしまうような見た目なのだ。その化け物を観測した水の魔と鬼女が取った行動は、引き裂きばら撒き己の糧とすることだった。ここは彼らの庭園。水が溢れ岩に満ちているそれは修行の一環で文字通り死ぬほどに経験したホームベース。爪で引き裂け牙で食い千切れ。歌や術で魅了しろ。
「仏門は肉断ちが必要なんじゃなかったっか。それともアレか?お前らは魔だから関係ないって?成り損ないの惨めなモドキのくせにねぇ」
リンネの振るう十字架の杖。その先端が重く軋む音を奏でた直後、一番槍を買って出た人魚と鬼の首を吊る。回避はできない。縄が何処からともなく首に絞められてから、絞首台が出来上がったのだから。絞まって絞まって逃さない。絶対に頚椎を外してやろうという縄の悪意。かつて魔女狩りから逃れられなかった本物の魔女の想念が宿った代物だ。
「アタシは礼装を纏ってその想念に成り切ることができてねぇ。その礼装の性能……その理論上の最高値を叩き出せるんだよ。ほら、アタシの今の姿も魔女のそれだろう?」
成りきっている。いま彼は、戦闘のために持ってきた魔女狩りの呪物を抱えその邪悪な疑心暗鬼の被害者となった女たちの姿になっている。先程の印象薄い姿から妖艶な魔女の如き女体となっているのがその証明だろう。「あくまでアタシの主な身体は男だよ。両性具有はあの簒奪者だ。………人の欲望を掻き立てる女が如き風貌と、かの第六天魔王の象徴の一つたる魔羅を携えた男であること。ああそうさ、これがアタシの、僕の一族の何よりも優れた証。愛されるべき形質なんだ」
なのに僕は愛されなかった。当主になれなかった。あの腹立たしい美の化身たちのせいでユスティングリーもアスタムも、両一族の天を獲ることができなかった。許せないし、許したくないし、許されない。ああ、だからだよ。なんでお前らは、お前らは。
「そんな出来損ないの天狗道でアタシを引きずり落とそうとする?天狗……つまり第六天魔王にも系譜を持つ存在だ。しかも鬼女や人魚や河童?その類ならそういう人をたぶらかす術は持っててもおかしくないだろうね。人攫いもその理屈か。
──────舐めるんじゃないよ、アンタらはアタシみたいに愛される努力もしてない。そのくせそんな小手先に頼るんじゃないよ」
フランス革命の際、ギロチンにかけられた女貴族の魔術師がいた。彼女のギロチンから割り取ったナイフをかの童話に擬えこう名付けた人がいた。「Queen of hearts……首を刎ねておしまいよ」
観測するもの全て、それぞれ一人ずつ。彼女らが思う「愛しい対象」へと体を変え、彼女らの欲望通りのムーブをとって、油断した際に斬首の刑罰が飛び交う。ああ、仕方ない。仕方ないのだ。コイツらは僕を愛さないし、殺そうとしたのだから仕方ない。愛してくれないなら壊すしかないから。
「愛せよ、抱きしめろよ、耳のそばで囁けよ。どこからどう見たってお前好みの髪で、耳で、鼻で、眼で、顎で、口で、歯で、髪型で、髪色で、肩幅で、胸で、腹で、腰つきで、脚で、腕で、声で、行動だろうがぁ!!
僕を見ろよ、聞けよ、触れろよ、嗅げよ、味わえよ!お前の一番に成り切ったんだからお前に愛されて当然だろうがぁ゛ぁ゛!!」「ねぇ、酷い話でしょう。だから私は彼らをこちらの庇護下に置いてるんです。二人ともどうしようもなく道を外しているから、外した状態で罪を犯さないように見ていないといけないから」
眠りについた子供達の先に、現状の主犯が佇んでいた。
長老ともいうべき老害たち。はるか昔に到底どうしようも無いことだとわかっておきながら、諦めず悔いず、罪のない子供達を攫って魔道に引き摺り込んだ邪悪。
彼らを見つめる野紀の眼は、きっと彼を知る者たちの中ではとある絡繰妖術士ほどでなければ見たことのない顔だろう。それほどまでに冷たく、人の顔ではない。
「反省も後悔も抱かない。だから私はお前たちが嫌いなんです。時代錯誤だから消えろというわけではありません。身の振り方を考えろと言っている。古き者は古き者なりの現世との付き合いがあるでしょう。古代種に近づいた人間なら尚更」
永く生きたのであれば、それ相応の責任が伴う。己の在り方を顧みた上での行動こそが必要だろう。だから、彼らはどうしようもない。身の振り方を考えることのできない怪物に、英雄の剣は許さないだろう。
「妖怪は神仏英雄の類に調伏されるのが世の常です。そうですよね、麗しの希臘の貴女」「…………そうだな、それが私の役目なんだろう」
音より速い一太刀が、音より速い一矢が、その場に悠々と立ち凄むロートルを破砕し尽くしていく。その動きは人にあらず。しかしてその者は人の姿である。見目麗しい女が振るう剣と弓が再生不可能なまでに怪物を刻み砕き壊すというだけ。
「貴女の性格なら、初めから全部消しとばす終わらせるために居るのかと思いました」
「白々しいな。私がここに来る前にそれを見越して来てたんだろう。遺物の回収と族滅を予期してた」
「ええ。結果的に貴女の仕事はここだけにしたわけですね。あの子たちと遭わせるわけにはいかないから」
この女を見て仕舞えば、シャルルは己が恋心によって今度こそ自分の体全てが燃え尽きるまで熱を吹き上がらせるだろうし、リンネは自分が到底再現できない、自分では到底反映できない欲を持つ女を見て感情を暴発させるだろう。それは良く無い。「じゃあ、最初から最後まで私に任せておけばよかったんだ。お前はそういう奴だろう。自分がしなくてもいいものは、しない。人の使い方が上手いのに」
「ああ、そうですね。そう、これは……非常にお恥ずかしいのですが。
つまるところ、絶対に譲れない私の意地のようなものなのですよ。逃さないし、許さない。絶対にこの手で終わらせたい。子供を取り囲む連鎖を、私自身で断ち切りたかったから」
それこそが、今まで助けの手を出すことができなかった地獄を見て来た子供たちに対する償いだから。
「………難儀だな。傷にしたく無いから傷にならない人材を使う。けどその人材も、本人たちがどう思うことはあれど子供なわけだ。そうやって、お前は心を痛めていく。自己満のために動いているのにむしろ苦しむんだな」
「……ええ。大我くんを帰したのは彼の心の疵にしたくなかったから。でも、それも自己満足ですしね。貴女が言った通りあの二人についても、その通り」
「………面倒な生き方だよ、お前」貴き世の古代種たちの会話は、他の誰にも知られることはない。そこにいた一族のものは知ったかもしれないが、それを誰かに伝えることもできずに細切れにされているからだ。
だから、そこに女がいたことは誰も知らない。野紀とともに訪れた少年たちも知らない。ひっそりと、その会話の名残りは消えていく。
古き悪習は消えていく。今の世には必要ないものだと消えていく。それが良いことか悪いことなのかは、人それぞれだろう。悪習側にとってはたまったものでは無いのかも。
ひとつだけ言えることは。今宵、とある外道の一族が消えたということだろう。>>704
あっすいません何故かカウントしてませんでした
こうなるとクローディアさんで7人揃いますね
バウムどうしようかな…こそこそ話
ミサノの鯨は手のりサイズ
>>725
斑「借りた金の期限が迫った時よくこういう顔してた(シレッ)」>>729
流石に坊主頭のヒャッハー顔だとアレだなと思ったので厳つくて少しかっこいい系にしてみました
ただ設定はそのままっすね(よく考えるとゴツさは前のままで良かったな…)
>>720
一方的にして一切の容赦なき苛烈なる制裁…
当の外道たちも、自分たちの末路がかくも無惨な事になろうとは夢にも思わなんだでしょうな
…もっとも、そんな事に思いを馳せるだけの良識が残ってればこんな事にもならなかったのでしょうが
>>721
長恵「とりあえずもうちっと堂々とすりゃいいのによ。魔術だの英霊召喚だのはよく分からねえが、要はお前が俺の主みてえなもんなんだろう?」
何だかんだ剣術とお師匠の事しか頭にないのと、主に対しては忠実な性分の為叛逆とかは考えません
ただそれはそれとして、彼女が抱えてる闇などに関しては「嬢ちゃんが何とかすべき問題だ。オレが口出しする筋合いはねえ」と一応気にしつつも根本的には不干渉です
>>732
おお!?うちのマチルダが選ばれてる!
あの内気なマチルダがこの面々、しかもバーサーカーのマスターでやってけるのか微妙ですが、気になる所です!
>>733
お誕生日おめでとうございます!>>740
それで問題ないです。
むしろ書いてもらえるだけありがたいぐらい。>超ダイジェスト>>746
✕知り合いだったマリスビリーに採用しました。
○知り合いだったマリスビリーに推薦しました。
んも〰️>>753
これには思わず愉悦部になるマン〜>>751
ありがとうございます。只今、ミサノをwikiに登録させていただきました~
>>744>>745>>748>>757
ありがとうございますー!これからもどうぞ、よろしくお願いしますー!
>>562
ガンナーの適正もありそうですね。宝具の絵が業火ってよりは鬼火が舞うお洒落な感じでイメージされました。
>>619
アウトレイジですけれど、今回のパートは品がありますね。姫の雰囲気による所もあるのかな。
>>630>>720
こっっっわ、カチコミこっっわ……こうして族滅されてみると、外道宗でもなんだかむなしいものですね。
>>644
あークリプターサーヴァントの出身に縛りが出てくるって問題があったんですねー
世界が滅びる要因じゃなくて担当サーヴァントのために地域を選択する必要があるって言うのは、ちょっと難儀ですね……
>>701
うーんクリプターとしては物語的の展開な意味で残念なことになりそうな子…………>>702のデザインかわいいですね、結構好みかも知れません。>>761
推しだなんて畏れ多い……
此方こそ自分のところのキャラを使っていただき大変ありがたく……>>759
クリプターサーヴァントの出身なのか、活躍した土地ならば出身でなくてもいいのか、ちょっとそこはわからないですけど。例えばマリーはオーストリア出身だけれどフランス王室としての縁も強いのでフランスでも召喚されるか?とか。
フランス異聞帯では監獄長さんのヒャルティを相棒にしようと思ったら、その縛りで頓挫してしまいました。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/Lostbelt%20No.%E2%96%A0%E3%80%80%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E7%95%B0%E8%81%9E%E5%B8%AF%E3%80%8E%E6%B8%85%E7%93%8A%E4%B8%87%E4%B8%96%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E3%83%91%E3%83%8E%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%80%8Fあ、あと申し訳ないですが洛陽2節後半は多分遅れます
理由は軽くネタバレすると現在のカルデア陣営vs四渦将の一斉激突になるんでかなり展開作るのに手間取ってるからっすね
英霊剣豪一斉登場シーン的なノリで書こうと思ってたら結構激しいバトルになりそうだったので多分待たせます
(ちなみにここでコソッと裏話をすると洛陽は平安京辺りをイメージしてる所があります。リンボポジがいなくて最初から八将神がいる平安京的な。あと魔神柱が話の都合で完全に原作改変してます(時間神殿でやられた筈のある魔神柱が洛陽にいる)、申し訳ありません)火村さんへ、丸目長恵を描いても大丈夫でしょうか?
>>769
ヘケッ
本気だすかぁなのだ>>771
ありがとうございます~、了解しました
野紀のぶちギレ顔含めて、明日には二点ともお披露目する予定です!>>748
いやっほうだぜ。>決まってるメンバーから書いてこうとは思うので朽崎君の出番は早めになりそう
出番が速いという事は出番が多いという事…っ!(明推理)
ありがたいですねぇ。
>>755
しっとり。>ライダー陣営とランサー陣営めちゃくちゃドロドロしてる。
グヴェンジーナさんは情緒がバグってたり感覚がぶっとんでる男に母性本能をくすぐられるタイプとなれば、クッチー色々な意味で勝ち目がないんですよねぇ。
どう接しようにも可愛がられそうでか弱いコアリクイみたいな感じになるのかもしれない…?いや聖杯戦争も頑張るだろうけど。どうなるのだろうか、フフフ、ジョーンさんの書くクッチー、楽しみにしております(心ワクワク瞳ギラギラ)>>733
おめでとうございます>>733
おめでとうございます!そういえば、六月だからジューンブライドネタでも……と思っている内にもう七月ですか……
>>780
ありがとうございます!アーチャーで行かせてもらおうかと思います~Twitter復活させようとしたらパスワードもアカウント名も忘れてやんの。そもそも脱退したんだっけ…?(ウロウロうろ覚え。)
>>764
あー、分かる。チームvsチームは描写が大変なのよね…。勿論待ちますとも!納得いくの頑張って下さい。コソコソ話
リンネが最高傑作として当主に選ばれた理由はそもそもそういうふうに作られたというのもあるけれど
人の欲望を煽るものとしてよく悪魔や仏敵のアレコレとして挙げられやすい奴らが女性の風貌であること
また第六天魔王(マーラ)の性質を再現するということはその象徴の一つとも言える魔羅(つまり男性としての身体的特徴)を携えること
から「女性に近い顔立ちでありながら、身体構造は男性である」という見事に魔術師の一族の目指すそれを体現したような容姿だったからですね
あと銀髪金眼で美しいはずなのに何故か印象に残りづらい顔つきも相手の欲望を反映するという理念にぴったり
まあ唯一不変の美を掲げる某美の魔術師にぶん取られたわけですが>>733
遅れましたが私からもおめでとうございます!あかん気付かんかっためっちゃ遅れた!
誕生日おめでとうございます!…もう遅かったSSとかサーヴァントとかマスターとかもろもろ登録しました〜
>>759
確かにメインウェポンが銃なのでガンナー適正もありそうですね。おっしゃる通りイメージ的には鬼火が舞うのが近いですね〜
>>771
ありがとうございます〜!
狂ってないバーサーカーが相方なのでどうぞご安心を……
(こいつです→https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/グレヴィルド)
>>773
型月界最高峰のろくでなしであるマーリンを手玉に取れる女なので一介のマスターに太刀打ち出来るはずもなく……
>>786
脳内でおきな叔父様がハッスルした後の荒屋敷家周りが固まりつつあるのでそれを形にするためにキャラシにするのもありかもしれない……?こそこそ製作秘話
オーウェン・美桜乃はレージュ的にはまだ幸運度が高い人生送っているキャラだったりする>>786
カーマ/マーラのあの概念を参考にして作り上げた無垢な悪魔だからついた異名が第六天魔王の別名な他化自在天という……
だから自分の身につける礼装に「適応」してその礼装の100%を常に発揮できます
相方のシャルルも呪いで穢れた竜を祖にした吸血種たる呪竜の子(ドラクル種)なのでどちらも人間としてはすごい歪というか……
自分の憧れの英雄に対する感情を吐露しながら自分を攻撃する相手をそれと勝手に比べて発狂して自分の体ごと燃やし尽くすやべーやつそういや大分先の話ですが四渦将の決着順リシュリュー→パロミデス→インドラジット→大嶽丸で大丈夫ですか?
あと華佗は登場をパロミデス戦後位にしようと思ってるんですがいいでしょうか?>>787
とうろく助かる。
>マーリンを手玉に取れる女なので一介のマスターに太刀打ち出来るはずもなく
なんなら最後の手段な逆ギ令呪も色々考えると出来ないさせない意味が無い、だからな…。詰んでる…(クッチーのメンタル)>>803
そこの関連性はたしかに魅力的なんですよね。オジェで考えてみようかな。セイバーとライダーの適性はあると思いますが、どちらになるかは未定です。>>806
大会は狂でお願いします
趙雲は洛陽でメイン張るから同時期に複数メインとかアレですし許褚は聖杯大会向きだろうって事でお願いしたいです。
どんなマスターと組むんやろ…>>807
あ、確定してましたね
すいません…>>806
私は槍ならホメロス、剣ならキールタ、術ならモーシェ、ギュルヴィ、クリスティな予定、といった感じです。>>816
いいですよー。>>814
なるほどぉマスター(おきな叔父様)貼っていいですか?
忙殺大詰め…大納言になりたい…
>>619
着々と新宿の悪性濃度が上昇している…
何にも意味を見出さず生きてきた三上さんの無意味の積み重ねとも言えてしまうような生き様は、無駄無意味を避ける生き方をしてきた達龍さんにとっては恐ろしくしかし同時に興味深いもの以外の何物でもありませんね…
>>630
>>720
アイドルの戦い方じゃない…というかアイドル(とその所属事務所の所長)がすることじゃない…
そしてブチ切れ野紀さんとは珍しいものが見れました。レージュさんのイラストもあって迫力満点ですね。彼の真性がどこか垣間見えるような冷徹な眸…
>>644
日本異聞帯、それもぐだぐだのアレを絡めたものとは斬新ですね。個人的にすごい好きな設定です、ここでも光秀が肝になりそうなところとか…
>>701
おぉう、これは「ソレが見えたら、終わり」…ですね…
鯨憑きの人々は往々にして親族が食われたりなんなりしていますが、これは中でもかなりエグい…そして贖罪を望むミサノさんも何だかなぁ…異聞帯で答えを得て欲しい…>>821
ありがとうございます!お借りさせて頂きます!これで今のところ全員決まった!
では投下しますね〜
「荒屋敷おきなだ。忘れていいぜ。どうせ―――お前はここで死ぬんだからな」
【氏名/かな】荒屋敷おきな/あらやしき おきな
【性別・年齢】男性・29歳
【身長・体重】187cm・82kg
【誕生日】6/9
【血液型】A
【利き手】左
【イメージカラー】暁鼠
【出身地】日本・岡山県
【趣味・特技】子守
【好きなもの・嫌いなもの】姪達、子供・頭の堅い大人
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】灰色
【外見・容姿】背中に丸に荒の文字が入った羽織と着流しを着た髭面の男性。荒の字は荒屋敷の他にも荒ぶる神、荒神という意味を持つ。半ば内乱によって滅んだ荒屋敷家だが、それを理由に舐められること・見下されることがないようにという意味が込められている。
「俺達に悪意を以て関わるな。その悪意はお前達自身に返ることになる」という一種の脅しである。
【所属・職業】荒屋敷家・荒屋敷家師範代、及び当主顧問
【イメージCV】中村悠一さん(グリード『鋼の錬金術師』)>>822
【魔術属性】地
【魔術系統】降神呪術
【魔術回路】質:B / 量:B / 編成:正常
【決戦の日】荒屋敷邸事件
【魔術・特殊技能・特性など】
代々呪術師の家系である荒屋敷家に生まれた人物。かつての当主である荒屋敷るきなの弟。現在の当主を務める荒屋敷まきなとその妹であるゆきなにとっては叔父に当たる。
荒屋敷の呪術というのは"一代限り"の呪いである。例えばるきなは“眼”を呪うことによってまきなとゆきなに魔眼を発現させた。
人間の濁り、悪性情報、負の感情によって生じる呪いと呼ばれる神秘を繰る家系。多くの荒屋敷姓を持つ人間と同じく、荒屋敷おきなも呪いを源泉とした魔術を扱う。
彼が使用するものは降神呪術。己の手によって己を呪うことで“呪い”と言う神秘を侵食させ、一種の概念を己の身に宿す。
呪術の世界における神とは何か。
神とは自然であり、神とは世界であり―――神とは、世界に存在しながらも定められた形を持たない概念を指す言葉である。
荒屋敷おきなの降神呪術。
その真髄は―――「時の経過」と言う概念を降ろす術式である。
自らの魔力に付与する経過年数の加速。対象が経過した年数を増幅させることで時間を加速させる。強制的に時を経過させられた相手は物言わぬ屍となるだろう。
強力な術式ではあるが、その成立に己の全てを注ぎ込んだ結果ガンドすら暴発しかねないピーキーな魔術回路になってしまっている。
降神呪術は基本的に徒手空拳に纏わせるため、遠距離特化の相手にはかなりの苦戦を強いられる。>>823
【人物像】
飄々とした態度を崩さない伊達男。まきなとゆきなの二人を残して親族・関係者が多数死亡した『荒屋敷邸事件』の主犯にして実行犯。
嘘の手紙で関係者一行を屋敷に集め、そのすべからくを物言わぬ白骨死体に変えた。その中には当然自身の両親や姉も入っていたという。
現在は二人の後継人兼、荒屋敷家師範代、当主顧問という立場についている。なお、定職にはついていない。
まきなを当主として推薦したのは他ならぬ彼である。
彼の「役職を与えれば一緒に責任感もついてくる。ああいうタイプってのはみんなそうだ」という見立ては間違っていなかったらしい。実際問題、以前と比べて夜に遊び回ることは皆無になったようだ。
基本的にのらりくらりとした昼行灯基質。何かに縛られるということを嫌う自由人であると同時に、面倒見がよく身内には甘くなるタチである。
戦闘時には一目見ただけで相手を身震いさせる覇気を放つ猛者ではあるが、子供相手には気のいいお兄さんに様変わりする。
これは前述の特異な魔術に由来するある種の諦観と妥協である。
自分の子にこの魔術を受け継がせることを考えると、子を設けることには消極的でありたい。消極的であらなければならない。
俺が呪いを受け継がせたとしたら、俺は姉と同じになる。
こういった理由から子供を作ることは諦めており、その分年少者、特に女の子には滅法甘くなる。これは両親(霊地の管理者)から受けた「女と子供には死.んでも手を上げるな」という教えが由来。
根本的な話、子供を作っても呪いを引き継がなければいいのだが。それを彼は考慮していない。自身の研鑽した神秘を継承しないという思考が抜けている。
良識的、良心的な人物であることは間違いないのだが、思考の中心に神秘があるあたり根はどこまで行っても魔術師なのだろう。>>824
【経歴】
荒屋敷家は女系の家系であり、男の発言権は皆無に等しかった。術師として確かな才覚を持つおきなとて例外ではなく、彼も幼い頃から「出向」と称して遠方の霊地に送られ続けていた。野垂れ死にするならそれはそれで良しという認識が当時の荒屋敷家にあったとかなかったとか。
幼少期は霊地の管理者と共にすごすことが多かったため「実質的には二人が俺の親」と認識しており、術師としてはまともな人格を持っていた管理者の影響を受けたためか人の情を解する感覚を持ったまま成長する。
野垂れ死にするはずだった男が術師として大成したことによって本家への出入りを許され―――そこで、彼は当時の自分と全く同じ眼をした二人の少女と出会う。
人としての感性を持っていた彼は「こんな子供、それも女の子にもこの仕打ちとは本気でこの家は腐っている。俺がなんとかしないと」という使命感に駆られ、後に荒屋敷邸事件と呼ばれることになる虐殺を実行した。
【セリフ】
「っはは! 頭上注意ってな!」
「……あーあ。死んだな、お前」
「おいおい、俺も焼きが回ったかね。どんな厄日だよ、おい」
「子供は子供らしく、が一番さ。今は大人しく俺に守られておけ……そりゃあ、今までが今までだったからわからんかもしれんがね。普通の『家族』ってのはそういうもんさ」
「おーいいぞいいぞ。逃げるなら逃げろ。そんでせいぜい伝えてくれや―――荒屋敷(うち)に手を出したらこうなるってな」
「ただいまーっと。おうゆきな、今帰ったぜ。まきなは? 寝てる? そっか……な? 言ったろ? ああいう手合いは仕事を持たせたらちゃんとこなすんだよ。舐められるのが一番嫌いだからなあ」
「……柄でもねえことを考えちまった。俺は誰かと添いとげる気も、ましてや子供を作ろうとする気もねえよ……そういうのは、まきなとゆきなの方が上手くやるだろ。適材適所ってな、ははっ!」
【製作者】ジョーン(荒屋敷家設定:ここのえさん)
以上です。趣味はキセル集めの髭面な叔父様、髭をそったら童顔の荒屋敷おきな叔父様でした。聖杯戦争ではアサシンと契約して暴れ回ってもらう予定です。おきな叔父様の見た目のイメージは俳優の山田孝之さん(↓)が近いです。髭が無いと童顔なお兄さんです
>>826
ですです!マチルダの設定を拝見した時にオフェリアを思い出したので、つい巨人と組ませたくなりまして。
あれ……おかしいですね……一応自分の端末からは飛べるんですが……
優しい人を怒らせると怖い、のいい例かもしれませんね。おきな叔父様。
>>827
そもそも朽崎君はメンタルがハムスターになるので……一応自分は「姉妹の母が当主。姉妹のどちらが当主になるかはわからない」って認識してます。ここのえさんが「おきな叔父様はまきなとゆきなのために親族をぶっ潰した」って仰ってたので派手にぶっ壊れてもらいました(物騒)>>834
>>828
29歳、意外とおじさんだなって個人的には思うので……そうですねー。今決まってるメンバーだと一番実戦経験豊富かもしれない。
エリー(ギャンブラー剣士)とかも出そうとは思うのでそうなってくるとまた変わってきますけど。
>>830
カカシ先生とか浦原さんみたいなお兄さんとおじさんの中間くらいのイメージです。善良だけど基準がおかしいってのは上手くできたかなと思いますね。
>>831
ありがとうございますー!叔父様周りの設定はこっそり詰めてたので形に出来て良かったですー!
ここのえさん的に問題がなければ(特にまきなが当主でパパ活やめてたり姉妹のお母さんの名前だったり)登録しようと思いますー!
見た目がおじさんだけど髭剃ったら童顔なのいいよね……
>>832
いい……
>>833
善良だけど認識に致命的なズレ(子供の下り)があるのでそれに気づけてないってなるとギリ20代がいいかなと思いまして。
個人的にうちの24歳とも絡めたいとも思うんで5歳歳上になりました。
(この子です→https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/天宮昴)>>806
弓枠被り無さそうなら自分弓枠で大丈夫です>>841
なるほど……!
そして2次元でイメージ通り(こっちは髪型もイメージにピッタリ)の人がいました。
髭がログアウトしたバーテン霊衣のモリアーティです。>>845
そりゃ胴元が勝たんとやるメリット無いからね。いくらでも自陣を盛るわ。私だってやる。(アインツベルンを見ながら)>>846
おや、でしたら私と交換しますか?>>851
ですね!ありがとうございます!
ゆきな「お姉ちゃんばっかり、ずるいと思わない?」剣 黒鹿ファンさん
槍 クローディアさん
弓 アリウムさん
術 中納言さん
騎 ライオンさん
殺 スルトさん
狂 京極さん
こんな感じですかね?何事もなければ、ファヴニールの幕間(前編)を投下します~
『さあ、おまえは得るだろう。
誰もが羨むモノを、魂さえ惹き付けてしまう尊いモノを』
黄金が囁く。地底の穴倉を埋め尽くすかのように満ちた黄金が。
かの悪神ロキが小人アンドヴァリから奪った指輪は、黄金を増やす力があった。だが、持ち主から離れる瞬間、彼はこう呪った。「二人の兄弟の死となり、八人の王は滅びよ!」と。
その呪いとは、万物、他人の魂の支配。すなわち、魂と意思を束縛する悪竜の呪い。おぞましき魔性はただ、そこにあるというだけで知性ある者のことごとくを誘引して精神を汚染する。財宝への執着を与えて、互いに相争わせるのだ。
『――ああ、欲持つ心がおまえにあるならば抗えまいよ』
だからこうして、輝きを前に抗えない衝動/大欲を自覚してしまえば、手を伸ばす他にない。
欲を抱く知性体であれば何であれ、時に人間を黄金に変えることで、“アンドヴァリの贈り物(アンドヴァラナウト)”が育ち殖えていく。このことを知っていても。
◇◇◇◇
レイシフトした先で、視界が開ければ、フェリーペは異常を肌で理解した。
じっと大地に足を付けていれば感じるような断続的な小振動、生命の気配がない露出した岩盤、異様な熱気とそれにともなう恒常的な火災。それらによって発した塵は、火山の噴火によって巻き揚げられた灰雲のように、常に太陽を覆い隠している。
そして、地中から屹立した異様な数の黄金の柱と、その破片。>>857
そう、北欧。
北欧の、さる時空の歪み。
人類史という巻物(スクロール)上の滲み、特異点を二つの人影が闊歩する。いいや、片方は人と呼ぶにはあまりにも大きい。魔術世界においては巨人種と名付けられた幻想種の一角。北欧神話において世界と成ったユミルの残滓の末裔たちであり、中には神霊に比肩するほどの者達もいた。
本来ならば、かつての話だが、特異点ともなれば多少は異なる。
それも、異なる歴史を歩んだ異聞帯の影響を受けた特異点ならば尚更のことだ。
「いやあ、でも大きい体っていうだけである種の安心感があるっていうのは不思議」
『だから後輩! 何度も言ったけど油断はくれぐれもしないように。もしかしたら神代……ユッグドラシルと似た状態であるということも考えられる』
「その通りだ、汝。フェリーペ、いつものように盾の乙女が傍らにいるわけではないのだから」
「それはもちろん。だけど、ウートガルザ・ロキ。この特異点の元になった……可能性のある……異聞帯の王が同行してくれたんだから、多少はね?」
『危機感の欠如! もう、存在証明のための人員でなければその場に行ってやりたい』
「怠けているというわけではないんですって――!」
彼が万全の信頼を持ってしまうのも仕方ないと言えた。
同行サーヴァント、ウートガルザ・ロキ。
そのクラスを調停者の英霊(ルーラー)。かつてカルデアと相対し、大いに苦しめた異聞帯、星幕内海神樹ユッグドラシルの支配者その人であったからだ。北欧の伝承によれば、巨人の領域ヨトゥンヘイムのウートガルズを治め、雷神トールや悪神ロキを幻術によって歓待した、原初の巨人ユミルの残滓の一つ、“夢”であるという。
フェリーペとメンテー自身、この王の凄まじさと何よりも身をもって知っている。そのようなサーヴァントが味方にでもなれば、ある程度は気の緩みというものも生まれるだろう。むしろ、今までの緊張感の反動であるとさえ言える。>>858
『そろそろ、観測された異常数値帯に入るけど、目視・霊視の範囲で何か変化は?』
「いやぶっちゃけ分からな――」
「ある。そも特異点とは、万能の願望機たる聖杯、空間における魔力の使用方法を決める法を手にした者が生み出した一種の異界常識だ。故に、時として認識を変えることも、人間がサーヴァントを打倒するという夢物語さえ、有り得るだろうが…」
そこで言葉を区切る。ウートガルザ・ロキがメンテーの警戒警報よりも早く、こちらに向かってくる魔力反応に対応し、マスターであるフェリーペを庇うように前に出たのだ。不自然に地表を覆う黄金の破片を、構うことなく踏み砕いて行く。
即座に戦闘態勢に移れるように準備をしながら。
「……冥界神ヘル、ヘルヘイムの女主人。汝、この特異点に与する者か?」
「ちぃーす、ウートガルザ!」
半身を凍死したかのごとき奇妙な女性が、被っているヒトの顔を象った不気味な仮面の奥でニヤニヤと笑ったような気がフェリーペにはした。
◇◇◇◇>>859
「冥界神……!」
「おっ少年は冥界神わかるかい?」
「ええ……」「ほう……」
『ちょっと何ですかその話の通じるオタクのような会話。ちゃんと会話してください会話を』
「へいへい。私はウートガルザの指摘の通り、ヘル。北欧の冥界神ヘル。霊基(クラス)はライダーだけど霊核は同じだから大なり小なり、真っ当に冥界神と言えるかな」
『い、いいや! まさか、冥界神が現世に現れるようなことはあってはならないはず!』
「盾の乙女の言の通り、冥界神が現世に顕現すれば世界の理が壊れる。地上は当然ながら地獄と化すはずだ」
「そこはほれ、他の冥界神は知らないけど、私のは単純に脱法。私の座標に合わせて、冥界を丸ごとごすっと移動させているだけ」
「そうか、我らが巨人種の旗艦ナグルファルを用いたのか」
「それよそれ~」
『確かに神々の黄昏(ラグナロク)にて、冥界から生まれたナグルファルは神々の国に侵略をかけている。なら、冥界のモノを移動する要石に使うのには最適なのかもしれません』
「なるほど……(さっぱり分からん……)」
『魔力反応キャッチ! 話の途中ですがワイバーンです!』
この特異点の空の色、太陽の光を通さない噴煙の色をそのまま写し取ったかの如き、竜鱗をもった飛竜種の群れは、魔力がなければ風に流れる群雲のようにさえ思えただろう。
だが、そんなことはなく。事実としてあるのは尋常ではない数であるという事実のみ。>>869
入浴後の全裸なサーヴァントとうっかり鉢合わせるシーンが脳裏にふとよぎりまして……
サーヴァント側はまったく気にしてないというか無表情なんですがね()>>869
はい。>>872
北欧神話の頭脳枠は皆んなあたまおかしい(オーディン、ロキ、ウートガルザ・ロキを見つつ)>>874
ひぇ~……!よろしくお願いします
何かあればお気軽に聞いてください>>862
やはりワイバーン…ワイバーンは特異点名物…
後編も楽しみになる内容でした。やはりフェリメンは良い…いかん!話に追いつかない!苦し紛れにどうしようか困っている設定を吐き出そう
ラウの一族には時たま突然変異で感覚が妙に鋭い奴が生まれる、という話と幼いラウがちょっとだけ片想いしていた女の子を喜ばせる為に嗅覚を使って落とし物を探し当てたら気持ち悪い!って言われた話を考えてます!>>878
馴染みのある面子です。まあリュンベルとフロールヴを一緒に描くのは初めてになりますが。木伽こそこそ裏話
木伽愛込は4歳の時に両親がオーナーの証である腕輪だけを残して失踪しています
木伽のシステム上分家とか親戚とか無いのでその時以来ほぼ一人暮らし
一年位は育ての親が居た時が無くもない便乗の深夜コソコソ小話
特異な能力を持って生まれた人間は往々にしてその能力を忌避するものですが、うちの超能力者もその節があります。
綰は自分の超能力が生命を一方的に傷つけるに適しているということを理解しており、故にこそ鯨と似通った力であることに嫌悪の念を抱いています。
もう一人、固有結界の持ち主である熄も同様に自身の人を死へ招く固有結界を、綰ほどではないにせよ良い思いは持っていません。けれど綰とは違い「自分なんてそんなものなのだろうなぁ」という諦念と達観を持って固有結界と接しています。ここら辺はSSなんかで深掘りしていきたいところ夜中のこそこそ話
プルフラスは料理が得意ではないしやる気zeroだが、夜中のラーメン作りはノリノリでこっそりするのだ
プルフラス「特にこの時間に食べるらぁめんは絶品だぞ」しばらく見てないうちにいっぱい出てるの……これは遡るのに時間がかかるわね……
>>884
うーん、どうせ相変わらずまた新キャラのネタに詰まってるんだろうけど、それについてはどの悪魔が源流になってる感じなのか教えてくれないとちょっと難しいというか。
サブカル系解釈の魔術界隈では錬金術がなんか万能の物質変換魔法みたいに扱われがちだけど源流としては当時最先端の化学の一種な訳だから科学が得意って明記してある悪魔なら普通に人間の上位互換みたいな知恵もちだろうし、そもそもソロモン王の悪魔とか見てる限りザガンくんとかパンケーキくん辺りは錬金術使うまでもなく(もしくは基本能力として錬金術を習得済み)デフォで物質変換能力持ちじゃなかったかな?かな?>>891
アザス…!!まぁ新キャラというよりは獣胎憑霊法の設定固めですね。
なんで幻獣回帰に至ろうと思ったかの切欠→初代がソロモン関係で「ソロモン72柱、私も使役したい!」
とかそんなのが現代まで基盤の思想を変化させながら家系が続いて、となればそれっぽい経歴になるのかなぁ、と思った。私から言わせてもらえば代償デカイ系は描写次第ではNOって感じですね。悪魔「流」ってことは使用者の方が多分悪魔なんだと思うんで、それで人間の使う錬金術より使い勝手が悪いのはおかしいというか………悪魔はあくまでも(※駄洒落でない)甘ーい飴ちゃんを見せびらかして人間を堕落させるのがお仕事の生き物(そしてそんな悪性に呑まれて堕落する敗北者を踏み台にして善良な人間は魂のステージを上げてけってのが私の考えるアブラハム宗教系正義観)なんだから、人間にとっては一見サイコーだけど冷静に倫理とか踏まえて考えると死ゾみたいな感じが本領みたいな………というか代償を用いてなんかするってそれ錬金術ってよりは死霊魔術とか黒魔術とかそっち系では??みたいな……
>>889
木伽の地と腕輪が刻印的な機能は果たしてくれてます。
Fakeのティーネのマイルドな奴
魔術師嫌いについては木伽が完成で根源に至る=木伽の管理者が抑止力に狙われるor木伽崩壊の危機っていうのがね…>>893 >>894
(あなたほんと悪魔ネタすきね……)
個人的な意見を述べるのであれば、悪魔と人間の錬金術に差があるとするならばそれは「悪魔の方が知識量が上」っていうだけの単純なことだと思いますね。
あと、悪魔が何故魂を求めるかといわれればそれはうまいこと堕落させた後その堕落の罪で地獄で責め苛むためであると思うので(マッチポンプみたいだけど神が生み出して目をかけている生き物を試し貶めるという意味では最適解)、その技術自体は普遍的かつ正しくて利が多くて(地獄に落ちるということを除けば)利益しかないように見えた方がいいと思うんですよ。
「獣胎憑霊法のマスターを作りたい」ってコンセプトなら「錬金術」っていうベースに立ち返っちゃうよりも派生系である獣胎憑霊法からのバリエーションを追求した方が良いのではないかと。型月内の悪魔ってかなりデタラメなので、人間が悪魔のやってることを流用するってのが割と無理筋な気も。
ソロモンがベースの思想ならソロモン七十二柱の擬似再現とかの方が丸いような。代償なしに山ほどの富を与える。これぞ悪魔の錬金術。
与える対象は、善人なら善人なほどいいですね。
恵まれない人々にどんどん富を分け与えてくれる人だとなお良し!
あとは、その人にとっても周りにとっても「それがあるのが当たり前」になった時に供給をストップするだけ。
貧民達は生活に困るようになり、もっとくださいと善人に殺到。善人も分け与えるだけの富がない。骨肉の争いが始まります。
タダより怖いものはない。人は1人では生きられない。
芋づる式に堕落した魂大量ゲット!
「いくらでもあるもの」を渡して「かけがえのないもの」を手に入れる。
これぞ悪魔の錬金術。>>900
大丈夫すよ。
自分のサーヴァントなんてみんなイギリスかアイルランド出身ですから。
これはストックを含めてもそうです。>>862
しれっと混ざる言ってみたいセリフNO.1……
キャストに違わず超常決戦の予感ですね!オジェ・ル・ダノワのコルタンやカーテナの参考にと円卓の騎士たちの剣を復習しましたが、アロンダイトは特に効果が多いですよね。
・破壊不可能
・全てのパラメーターは1ランク上昇
・竜属性を持つ相手に追加ダメージ
・光の斬撃となる魔力の放出
これを使いこなすのがランスロットだというから恐ろしい。『余殃の魔眼』(所有者:スィレン・ヌフクロッシュ)
性悪説の結晶。悪を削ぎ、罪を掃い、業を報わせる。
この魔眼は元々は、スィレンが錯乱し片目を潰した際に拵えた唯の義眼であった。しかしその後スィレンが義眼に対して行った魔術的な実験やもう片目の「積悪の魔眼」、そして眼窼、何よりスィレン本人の起源などに影響され疑似的な魔眼となったもの。
効果は「視認した対象の過去に積んだ罪科悪行を報いを受けさせることで濯ぐ」というもので、ヌフクロッシュ家の研究対象である灑掃魔術の概念に似通っている。
この魔眼自体に過去視の機能はなくその場合対象を視認したとしても対象の犯歴を知っていなければ使い物にならないのだが、スィレンの場合片目がズバリ「視認した対象の犯歴を閲覧する」というものであるため無問題。
この時の余殃の魔眼における罪科の定義は所有者依存で、且つ積悪の魔眼によって認知できる悪行の判定基準も所有者────スィレンの価値観に依る。そして、スィレンの他人に対する善悪基準は幸不幸を起点としたもので「一般に言う幸福は単純で表面的なもの」「その幸福に縋って、それを他人を陥れてでも得ようとすることこそ不幸」そして「不幸は悪」という観念より罪科、悪行の判定は非常に広い。要は「他者を害したことがあれば、それが結果的にどうなったかなど関係なく悪」で、スィレンは幼い頃から積悪の魔眼でそういった人間たちばかり視てきたことで「人間は生まれた時からそんな幸福しか掴めない不幸な存在」という婉曲的な性悪説を持っている。故に、生まれたばかりの胎児にさえ悪の範疇。
具体的にどう削ぐのか、掃うのか、濯ぐのかというと、それも至極単純で、罪の分だけ刑に処す形で対象の過去、もっと言えば魂から落とすという形式。
処刑の標的は「対象の肉体」ではなく「対象の魂」であるため物理的、及び神秘的な装甲を無視して効果を齎すことが可能。当然処刑は報いとなる悪相応の重さを持ち、痛みを伴う。それはまるで癌切除の外科手術のよう。>>906
また、処刑の効果は単に対象に苦痛を与えるのみに止まらない。処刑を済まされた罪は魂から失せ、対象の過去からも抹消される。そのため、その罪状によっての結果は世界から消失する。強姦によって処女に子を孕ませた者の罪を掃った時、強姦の事実が世界から掃われ、母体は処女に戻り、子は存在しなかったことになる。かなりの大規模な「過去改変」であるが、その罪を事前に知っていた者たち(処刑された対象も含む)の記憶から消えはしない。手術をしたら病原はなくなるが、手術痕は残るのと同じ。
スィレン自身はこの魔眼を悪いものであるとは認識していない。しかし「これを使って強引に罪を消して相手を幸福にしようなんて、不幸に当たる行為」として滅多に使おうとはしない。悪く言えば宝の持ち腐れ、良く言えば転んだ時に持っていた杖が折れた時の修理保険のようなものとしている。
ちなみに、こういった効果概要から悪性情報に対しては究極の特効薬足り得る。
というのを考えたんですが、どうなんでしょうね…これ…「神が全知全能ならば真性悪魔は人知無能の存在。手の届く範囲にあるのに理解できない淵。」
とかやべーことしか書かれていないエクストラマテの『真性悪魔』の項目とりあえず上の方見返してきたんだけど李くんを(しかもわりかし重要ポジみたいな扱いで)使ってくれてありがとうな
ほんじゃ私家庭のあれこれで超忙しくなりそうなんでそれを片付けつつss完成させてくる>>902
あー、確かに。
正直マトモな?英傑とか題材にしようにも公式にいたりココでネタ被りするなりで「俺のキャラ!」って意識になりにくい(自分がキャラメイクに熱心じゃないにしてもコンスタントに増える)。
ので。だったら皆知ってるネタを基にたたき台を作って、ツッコミ受けながらソレ消化して適宜いい感じに修正していく方が楽かなぁ、みたいな意識はあるかも。
まぁ妬み嫉みで恨みに僻みってアレかもですが。>>909
どうインフレなのかご意見を聞かせていただく...>>907
ジャックさんの人間の認知によってつくられた悪魔になる、というのは真性悪魔とは……?本物の悪魔とは……?みたいな疑問をすり抜けつつ悪魔を出せるいい宝具だと思いました。>>916
あー、やっぱそこら辺ですか。というかこれが生まれつきでなく後天的、人為的にできるって時点でアレですよね…
わかりやすいご解説とご意見ありがとうございますでもfgo以前と比べれば、本物の悪魔(真性悪魔)と偽物の悪魔の違いが、かなり分かるようになってきたので非常に助かる...(与太話界隈並感)
>>923
わたしようじょだからむつかしきことばげせぬに候
勉強になりました。セットでお洒落なネーミングですね!碌な加減も知らぬような人間が作った後付け気味の余殃の魔眼ですが、「こういうインフレ能力を入手する√もある」っていうのが一番安パイだな、そして慣れぬことはするものではないなという訓戒にしたいと思います。
まあ、成長性:Eの多いうちのマスター連中の中で一番成長性がある(幸福だから)スィレンはその成長性、辿るかもしれない可能性も含めてうちのマスターでは強さ天井ですという話でしたということで…魔眼は妖精眼以外も使ってみたい(掠取の魔眼とか)のですが、調整を誤ると強くなり過ぎてしまうかもと思うと躊躇してしまいます。
>>928
まあ多分それがどういう詳細かは、DDDの続編か月姫の世界線で描かれるかと
あのキアラですら悪魔化・魔人化(この認識宇宙における『人』ではなくなること、真性悪魔にはなれてない)止まりですし魔眼のインフレ話はやめよう! やめようよ!
最終的にうちのに刃物向いてくるから!!
まーまじめな話公式の上限が『直死』まであるから、たいがいのは(まぁでも直死で線切ったらなんとかなるか)ってなれるのありがたいよね>>932
直死、歪曲、泡影と公式から供給される魔眼たちは強いですよね。ミサノさんの設定私はかなり好きですねえ!
鯨のデザインも相まって、まさに「首を刎ねる兎」って感じ……
どのようなことがあっても、一番大切なことは決して挫けずにやり抜くという意志の強さは尊敬できます。
敵に回ると一番怖いタイプ!>>934
ありがとうございます!
ミサノ「そ、そんな、怖がられるほど強くことないですよぉ……」
イット「そんなことないよー」冷静に考えてみたら、アメリカの鯖ってエイベル(生年がカスター将軍の3年後)と面識がありそうな人が多そう。
>>937
(覚えてる限りでは)無い!!!>>941
お疲れ様でしたー!
私の勝手な考えでは、現在の剣、槍陣営vs暗陣営が佳境を越えても小鳩さんが戻られなかったら、ペレスの場面を動かしてもいいのかなって思っているのですが……どうでしょうか?
弓陣営は遠距離からの攻撃の為、場面もつなげやすいように思います。インフレ聖杯戦争のインフレ勢は未だに見劣りしないのが居るのがヤバいなって
ガイさんへ。下畑来野をお借りしてよろしいでしょうか。
そしてスレも佳境ですがサーヴァントを貼ってもいいでしょうか?ついでに新スレ立ててきますね。
>>951
ありがとうございます! 来野さんのパートナーはこの子!→https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ベイラ
「サーヴァント、ランサー。真名をオイフェ。令呪、並びに魔力経路を確認。契約に従い、我が槍を契約者に貸与する」
【元ネタ】ケルト神話/アルスターサイクル
【CLASS】ランサー
【真名】オイフェ
【性別】女性
【身長・体重】160cm・53kg
【肌色】白【髪色】アイボリー【瞳色】カーマイン
【外見・容姿】一糸纏わぬ裸体の上から軽鎧を纏う美女。鎧のデザインはプロトタイプクーフーリンのそれに近い。神代特有の紋様が現れている。
【地域】アイルランド
【年代】紀元前1世紀
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】女性
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具A
【マスター】ミカ(レージュさん作)
【クラス別スキル】
対魔力:A>>953
【宝具】
『突き穿つ死牙の槍ゲイボルク・コインヘン』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:3~20 最大補足:20人
海獣クリードの頭骨から作られたランサーの身の丈を優に超す槍。ランサー自身が生み出した呪いの朱槍。
魔槍の戦士スカサハ、クランの猛犬クーフーリンが所有していたモノのプロトタイプ。伝承曰く、ゲイボルクはオイフェからスカサハに、スカサハからクーフーリンに受け継がれたものである。
プロトタイプではあるが因果をねじ曲げる能力はスカサハのルーン魔術によって付与されたものであり、この宝具は伝承上のそれに近い。
鋼よりも強固なその切っ先はあらゆる守りを貫き、突き刺した相手の体内を無数の棘によって蹂躙する。
真名開放と同時に投擲することで無数の矢尻となって敵軍を殲滅する。
この宝具はオイフェの肉体の一部であり、魔術と併用することで複製が可能。壊れた幻想の媒体として使用することが出来る。>>954
【解説】
ケルト神話に登場する人物。魔槍ゲイボルクの生みの親。スカサハの妹であり、クーフーリンの妻、その息子コンラの母。姉と同様に一つの国を支配する女王だった。
姉同様に優れた戦士であり魔女だったが、クーフーリンとの決闘を経て彼女の妻となる。その後息子を設けたが、運命のいたずらによって自らの手で死地に送り届ける。
スカサハとは姉妹だが、正確には遺伝子上の繋がりしか存在しない。
彼女の収めるケナルはアイルランドの小国である。隣国であるアルスターとは矛を交えていたが、決定的な戦果をあげることは出来なかった。
ケネルの敗因はただ一つ。優れた王の不在、ただそれのみだった。
かの魔槍の戦士スカサハがまだ人間をやめておらず、アルスターの戦士としてケネルに攻め込んでいた頃の話。珍しく手傷を負ったスカサハは一度アルスターに撤退する。
残された血痕と毛髪を見たケネルのドルイド達はある結論に至る。
「無ければ作ればいい。王に相応しい人間がこの国にいないのであれば、王に相応しい人間を作ればいい」
そうして、海獣クリードの骨を素体にスカサハの遺伝子から作り出された生命体、それこそがオイフェその人である。
戦士として、女王として育てられた彼女はアルスターに、ひいては影の国へと攻め込んだ。
そこでクーフーリンと出会い、彼に倒されたことで彼の子供を設けた。
彼の妻となることは彼自身の申し出だったが、子を設けたことに関してはむしろ彼女の方が積極的だった。
強き戦士の血を率いれケネルをより強い国にする。
女王として作られた本能によって彼女はコンラを産んだが、その思惑は他ならぬクーフーリンの手によって破られることになった。>>948
ただ交渉するだけ、あるいは商談前のやり取りだけみたいなSS書いてみたくなるな……>>955
【人物像】
彫像のような外見通り無機質な女性。感情らしい感情が希薄で、機械のように振る舞う。悪人にも善人にも従者として忠誠を誓う。
人間の手によって作られた理想の人間。自分達の思う通りに動く使い魔。そういった設計理念で作られた彼女は、求められるその時まで自己を表現するということがない。
サーヴァントとしては完全に従者であり、王として作られたが故に従者がどのように在ればいいかも熟知している。
羞恥心なども皆無で、マスターがお風呂に入っている時などに乱入して背中を流してきたりする。マスターが望むならたやすく一線を越えるだろう。
その出自故に人形然とした人物だが、そんな彼女が唯一感情を乱すのがコンラに対する記憶のフラッシュバックである。
コンラのことは愛していたが、彼を自らの手によって亡くしたことを今も引きずっている……その記憶は曖昧であり、自身の息子を亡くしたという認識はない(意図的に忘れている)。
聖杯には、この記憶が消えるように願っている。
機械的なようでいて、確かな情を持つケルトの戦士。マスターとの絆が深まれば、笑顔を見せるようになることもあるだろう。
【特技】ポーカーフェイス。
【好きなもの】特に無し……………………スイーツビュッフェ。
【嫌いなもの】特に無し……が、仮にマスターでも子殺しは見過ごせない。
【天敵】コンラ
【願い】自身の感情の不調を修正・不要な記憶を削除すること>>957
【一人称】私 【二人称】貴方【三人称】彼、彼女
【セリフ例】
「了承」「主命を受諾」「入力を確認」
「真名装填、開放準備」
「射角確認、照準完了。真名、開放―――突き穿つ死牙の槍!」
「セタンタ……疑問。何故キャスターの霊基を? 霊基の修正を提案する」
「セタンタ。再会を寿ぎたい。承認を求む……また会えて、嬉しい」
「フェルグス・マックロイ……夜伽の相手を? 否認する。私の使用者は契約者ただ一人――――私の身体を自由に出来るのは、彼女/彼だけだ」
「ディルムッド・オディナ……回復阻害、術式破壊。堅実、実に貴方らしい。でも、少し派手さに欠ける。爆発などさせることを提案する」
「姉上。我がイーネール最大の敵。我が夫セタンタの師。我が息子コンラの……私は、何を。契約者、私は疲労の蓄積を報告する。数時間の休息、承認を求む」
「姉上。その服装は、些か破廉恥」
「否認する。氷菓は不要、突きが鈍る。炬燵は不要、薙ぎが鈍る……………………そこまで言うなら、少しだけ」
「貴方がお義祖父様。貴方が、死の神バロール。貴方の眼が、直死の魔眼……貴方の眼があれば……いえ。なんでも」
【他クラス適性、変化傾向】ライダー、キャスター
【製作者】ジョーン
以上です。自作聖杯戦争のランサー陣営、レージュさんのミカと契約するサーヴァントです。よろしくお願いします。>>958
コンラを失った記憶を遮断させる事で意図的に悲しみを紛らわせようとしてる……せつない。
機械的な女性は大好物です。スレも残り少ないので、私も勢いで作ったアサシン貼っても?
>>967
【宝具】
海神の霧界(オミクレー・エナリオス)
・ランク:B
・種別:結界宝具
・レンジ:
・最大捕捉:人
少年時代のエウリュトスとクテアトスに危機が迫った際、ポセイドンが霧で二人を包み込む事によって危険から救った逸話が由来となっている。
絶霧の顕現。モリオネを中心として発動する結界宝具であり、海神ポセイドンによる「水」の権能の一片。この霧には毒素などといった害的要素は含まれていないが、強力な海神の祝福が込められているので物理的・魔術的な干渉での解除は困難を極め、モリオネの特定なども高い『気配感知』などのスキルがなければ不可能に近い。また、霧内では方向感覚を奪う効果が付与されており、脱出には『直感』のスキルが必要になる。
この宝具の本来の使い方は自身を霧で包み込む事によって発動する隠蔽の能力にあり、透明化・消音らに加えて「気配遮断」のランクも大幅に上昇させるので、物理的接触は可能であるものの魔力感知の類いを遮断するステルス性能方面に強化される。
双怪托生・結合分離(アクトリオネ・モリオニダイ)
・ランク:C
・種別:対人宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:2人
モリオネは生まれながらにしての双子、あるいは結合双生児であったという諸説が由来となっている。
生来より二人で一つという逸話が昇華された宝具となっており、その能力は結合双生児であるが故に一体化した肉体を分離させるもの。
一体化している間はアサシンらしからぬ高いステータスを誇り、四肢も二対にして手数を倍にする事もできる。分離中はステータスを二分割にしてしまうデメリットがあるものの、サーヴァント二騎分の使役・距離が離れても出力が低下しない・一方が消滅しても連鎖消滅しない・感覚の共有などのメリットを有する。
余談だが、一体化している時に生えてる手足は収納可能だったりする。>>968
【解説】
ギリシャ神話に登場する結合双生児の英雄。個々に正式な名称はあるものの、サーヴァントとして召喚されるにあたって真名を「モリオネ」としている。
海神ポセイドンとモリオネーとの間に生まれた半神半人。鳥の姿で現れたポセイドンに誘われ、神との間にできた銀の卵から誕生したと言われている。
カリュドーンの猪狩りに加わった経験のある戦士で、息子たちは後にトロイア戦争に参加している。
幼少時から武勇に優れ、稚い身でありながらも戦車を駆って戦場に進出している。しかしこの時ピュロスの王子ネストールに危うく討たれそうになり、ポセイドンが霧で隠蔽して難を逃れた過去がある。
後にモリオネとネストールはアマリュンケウスの葬礼競技で対抗し合い、戦車競争の種目で優勝するも他の競技での独占勝利を許してしまった。
ある時、ヘラクレスが大軍を引き連れてエーリスを襲撃した際、同じく大軍を率いてこれに対抗し、大英雄を大いに苦しめた。やがて病に冒されたヘラクレスは休戦したが、その情報を聞きつけたモリオネは攻撃に転じて多くの敵兵を討ち滅ぼした。
これによりヘラクレスは一時アルゴスに帰還するも、モリオネがイストミア競技祭に参加するのを知るや否やクレオナイに潜伏し、ヒュドラの毒矢を以って射.殺された。
【人物】
至るところに神代の紋様のような刺青が刻まれたスキンヘッドの二人組の男性。普段は互いに一体化した状態でいる事が多い。
両者とも寡黙な人物で、敵味方問わず会話する頻度が少ない。しかしながら好戦的な性格で、戦いにおいては苛烈な傾向にあり、そこら辺は海神ポセイドンの荒振神としての側面を大きく引き継いでているものと見える。
一体化している間の外見は異形の怪物として間違えられる事が多く、それを利用してバーサーカーのサーヴァントだと扮したり、宝具を用いてアサシンだと悟らせず虚を衝いて相手に致命傷を与えようとするなど戦闘時における悪知恵は働く方。
マスターとの関係性は完全なるビジネスパートナーで、契約者が利益を齎てくれる程度には高い能力を有しているのであればより従う方針。しかし能力が低い相手であれば単独行動が多くなり、無能であれば話さえも聞いてくれない徹底した能力主義者。
聖杯への願いは「個としての独立化」。>>975
ほうほう。合体してちょっとした別人になる……ジャスデビ的な、ボボパッチ的な。
悲しい……。スカサハが「人を辞めてしまった女王」なのでオイフェは「生まれが人ではない女王」みたいな感じの対比になってます。スカサハの妹ということで色々と対比させました。
>>959
来野さんには「海の驚異」との縁で召喚されました。
ありがとうございます! 6章ネタバレ解禁後初のサーヴァントということで力を入れて作ったので完成度が高いと言って頂けて嬉しいです。
海賊鯖に対するセリフは「自分の領域で暮らす人間」が相手ということで一番らしさが出てるかもですね。
あらためてよろしくお願いします!
>>960
多謝、多謝。彼女には風呂に入った後すっぽんぽんでミカの相手をしてもらう予定。
オイフェ「承認する。主張ということなら……先日訪れたコンビニエンスストアの100円スイーツ。私には大変興味深い」
>>961
「特定のコンセプト」で生み出された人造生命……良いですよね。
オイフェ「アルスターの戦士コンラ。私が彼に掛ける言葉などは無い……彼へ思考を向けると精神の拮抗、その維持が困難。かねての懸念点である正体不明の記憶が原因と推測。問題が解決するまでは接触を避けたほうが無難(大粒の涙を流しながら)」
コンラに言及するならこうなりますね……>>977
>>962
対面したら戦闘にならないですからね……悲しい……
確かに……! どう考えてもオイフェの方が破廉恥……!
>>965
ギャップといいますか、無感情のようで人間らしい部分を意識しましたね……イグニス・ファトゥスいつか見せてくださいませ……
>>970
クラスをごまかして戦うのは確かに頭いいですねー! 真名とクラスで少し違いますが風王結界使用中のアルトリアみたいだ……
>>973
ゲイボルクは公式の因果逆転もすごく好きなんですけど、原典でのデタラメぶりもかなり好きなので今回はそっちを採用しました。
Requiemさんもそうですが感情がないように見えて感情が出てて可愛いってのはセリフ作る上でかなり意識したので触れて頂けて嬉しいですね!>>979
いんでないかい!?>>978
>感情がないように見えて感情が出てて可愛い
デイヴィくんの事、かな?>>983
はい、そういった奇襲などができるところが強味となっています。後は霧隠れの術でサイレントアサシンするとか。そいやイコマさんは大丈夫かなぁ…ヤバいレベルの過労や体調不良になってなきゃいいけど…。
なかったと思いますが、連絡顔出しありましたっけ?ファヴニールの幕間(後編)できたけど、この残りレス数的に“見”に回った方が良さそうやね
うーん…木伽、サーヴァントは黒鹿さんがクリスティーナさんで行くようだしローゼンにするつもりだけど、マスターで悩む…
折角だから戦闘向きのマスターにしたいな…とすると綰だけど、綰みたいなのがどうしてローゼンを喚べたんだ…ってなるし…レッドアはその点問題ないけど、今度は何でお膝元離れて日本に来たってなるし…三鳥嬢も捨てがたいんだよなそれだと…他様から借りるってのも…うーむん…
>>926
ローゼン「ほう、確かにこれは、玉ねぎの芳醇な香りが、ラーメンの深味に新たな彩色を施している…実にToll…ありがとう、プルフラスくん。では私からは、この温泉卵をプレゼントするよ」
>>927
あ、なるほど条件の軽さ…そこも確かに問題点でしたね。
「以上のような強力な能力を有しているが、人工はどこまで行っても人工という物で、この魔眼には独立した回路がない。
それ故、魔眼の維持及び能力の発動は所有者の魔力を多く消費することになり、効果が強力すぎるあまりスィレンのような潤沢な回路の持ち主でも発動は一ヶ月に一度ほどしか叶わない。
また、消費する魔力の大元はスィレン本人が持つ回路であるが、その他に積悪の魔眼も担保としており、限度を超えて使用すると積悪、余殃両方の眼が過負荷に耐え切れず溶けてしまう恐れがある。」
こんな感じかな?>>988
うちのマスターは戦闘向きや戦闘できる人がそれなりにいますが、いかがでしょうか?>>970
一騎だけ世界観が違う……!
常に一緒でも願いが個として成立することのあたり、互いに思うところがありかそうな兄弟ですね。>>988
(うちのマスターを……良ければどうぞ~……)
プルフラス「!(パアアアッと輝き喜ぶ眼)」夏イベ今年冒険系っぽいけどここは夏イベとか構想ありますか?
俺は本当にフェス系しか思いつかん…
フェス特異点でサーヴァント同士のラップバトルとか…?(意味分からん)夏イベ難しいよね...というか特異点犯罪しなければならないほどの動機を見出すのが(個人的に)難しい...
1000なら考えている特異点・異聞帯ネタ!(フリ)>>995
スキル「高速詠唱(ラップ)」持ちサーヴァントの実装ですか……誰かエミネムさん呼んでこい1000なら自キャラがゲームに出た時の必殺技
キャラが今現在に漫画雑誌を読むとして特に好きな連載とその作品内での推しキャラを答えよ。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#193
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