型月総合雑談スレpart.1

>>169
人間の脳も代数幾何学的に分析すると１１次元らしい。
これは人間の脳の構造とこの宇宙の次元的な階級は等価であることを示しており、
個人の小宇宙と外部の大宇宙の対応（ヘルメス主義でいうところのミクロコスモスとマクロコスモスの照応、
個人の内界には既に世界の全ての要素があり外界と相互に影響を及ぼし合っているという思想）という考えにも一定の論拠を与え、
更には誇張でなく文字通りの意味で「人間はそれぞれの脳髄の中に独自の宇宙を持っている」という論さえをも可能にし、
そもそも宇宙も人間の脳も秩序だった構造体である以上は当然相互に対応づけることが可能であり、
それに加えて階級的にも同位であると証明されたのなら尚のこと、つまり我々の頭脳のリソースが許す限りにおいて
「この世に人間の頭脳で理解できないものなど存在しない」という結論さえもあながち過言ではないという話になり、
脳内に小規模ながらもこの世界を再現し、その妄想の箱庭であらゆることを支配する神を気取るという
幼子の夢想めいた独り遊びでさえも実は現実の世界で実際にそうなることと大した違いはないのではないか？ という妄想に囚われつつ、
あるいはこの辺りに魔術回路の少なさゆえに自己の頭脳に活路を見出したアトラスの錬金術師たちの勝算があるような気もし、
まあつまり長くなったが結論としては「この宇宙という超巨大高次元計算器の内部にさらに無数の
小型高次元計算器を内蔵した生物を発生させるとか神様正気ですか―――！？」などと
この世界の創造主は大層イカれたアーティストだぜ、ということを再確認して〆と致しますです。
ではいざさらば。