痛いと思われつつもやっぱりやっちゃうこの妄想!
インフレがどうとかそんなのは置いといて吐き出してみよう!
実際に登場しそうなものをガチで妄想するもよし、とにかく自分の趣味やネタに走るもよし
※あくまでも妄想なので他人の妄想へのダメ出しはなしの方向でお願いします
次スレは >>960 さんが建ててください
前スレッド ぼくの考えたサーヴァント18
https://bbs.demonition.com/board/9971/
《でもにっしょんch僕鯖僕鯖スレまとめwiki》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/
参考推奨サイト
本家ぼくのかんがえたサーヴァントwiki
http://bokusaba.wiki.fc2.com/m/
タイプムーンwiki〔特にサーヴァント(スキル)〕
https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/>>2
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】
【人物像】
特技:
好きなもの:
嫌いなもの:
天敵:
願い:
【一人称】【二人称】【三人称】
【セリフ例】
【因縁キャラクター】
【他クラス適性、変化傾向】
《詳細なテンプレ》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C6%A5%F3%A5%D7%A5%EC%A1%BC%A5%C8%BD%B8https://bbs.demonition.com/board/9971/
前スレが落ちるまではそちらに投稿お願いします。【元ネタ】聖書
【CLASS】バーサーカー
【真名】ヤコブ
【性別】男
【身長・体重】193cm・99kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:B 魔力:C 幸運:A 宝具:A++
【クラス別スキル】
狂信:EX
己の信念に絶対性を有する精神構造を示す狂化スキルの亜種。バーサーカーは決して自身の価値観を曲げない。ただし、それは他者に対する盲信や妄信ではなく、己が問い、答え、疑い、正し、認め、論じ、改め、悩み、それでもなお残った信念、自我なのだ。
強固な自己暗示に似て非なる効果を発揮し、自身の理想像を霊基に反映する。>>5
【保有スキル】
神性:B
聖人としての神霊適性。神に勝ったとされる逸話により高ランク。
踵を掴む者:A
人を出し抜く性質。隙を見抜く観察眼であり直感。人を記憶する能力でもある。良くも悪くも自他の違いを識り、個としての在り方に傾いていく。
奇蹟:A
時に不可能を可能とする奇蹟。神への勝利により高ランク。
ヤコブの手足:A
聖人格闘技の始祖。神に勝ったとも、天使の軍勢を撲殺したとも語られる肉体言語問答法。実際にバーサーカーは会話できていると供述するが、相手は舎弟となるか祓われているので真偽は不明。
【宝具】
『天の梯子 (ヤコブズラダー)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1
ヤコブが夢に見たとされる天へと続く梯子。天地の架け橋、栄光に開けた未来、あるいは、信仰の道だともされる。
宝具としてのそれはバーサーカーの心象風景、すなわち、固有結界であるがしかし、あろうことか拳に圧縮して強烈なアッパーとして振るう。原型がどんなものだったのかは不明だが、余りの威力に対象は摩擦熱で光を発しながら地上に対して垂直にかち上げられてしまう。遠目には光の柱に見えるだろう。
狂信スキルを有するバーサーカーの固有結界は最大に強固であり、あらゆる概念勝負をただの殴り合いに引き摺り下ろすとかなんとか。>>6
【解説】
グランドバーサーカー。聖人なのは間違いないが、取り敢えず話し(殴り)合おうとする。それは神であっても例外ではない。
長子の祝福を受けるものの、それは双子の兄を出し抜いての結果であった。兄の怒りを買ったバーサーカーは家を出て、叔父を頼り、騙され、曲げずに独立した努力家。4人の嫁と12人の子どもがいたとされる。
神と取っ組み合って勝ったとか、無茶苦茶な漢。一応、暗がりでそれがなんなのかわからなかったからだとされるが、それは神を感じ取れない凡人であったのでは?という疑惑を生み、それでも神に負けを認めさせた彼がどれほどの自分の言葉(体技)を持っていたのかがわかる逸話である。
「賢者は己を疑わず、愚者は神を疑わない。しかし、真に信者足らんとするならば、己を疑い、神を疑い、心に正直であるべきなのだ。さぁ、鍛錬に励もうではないか!健康な肉体にこそ、健全な精神は宿るものである!」
wiki登録可【元ネタ】北欧神話
【CLASS】ビースト
【真名】ヨルムンガンド
【性別】無
【身長・体重】?cm・?kg
【容姿】猫耳の少女?、バカでかい竜の頭?
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力:A++ 耐久:A+++ 敏捷:E 魔力:A+ 幸運:D 宝具:?
【クラス別スキル】
単独顕現:A
基底領域ミドガルズを取り巻くほどに長大に成長した。転じて、ビーストのカラダは世界となった。世界ある限り、彼もまた存在する。一度その存在が確認されれば、召喚を必要せず現世に現れ、時間干渉を受けず存在定義を揺らがせないビーストのクラススキル。>>8
【保有スキル】
ネガ・フォース:A
『力』の否定。ビーストが有する超越的防御権能。何人もこの獣を傷つけること能わず。
巨竜の神核:EX
神と巨人の間に生まれた毒蛇の竜種オルム。肉体、精神は絶対性を有し、最高位竜種の魔力炉心、巨人外殻、魔物としての怪力、神性を全て最高ランクで複合している。
ミドガルズの獣:A
別名、人理の獣。あくまで北欧神話でのこと。ビーストはただ海底に横たわり成長した。神との訣別のために飼われたのかもしれない。
大洪水:C
あくまで余波にすぎないが、ビーストは地上に出現するとき大波を引き起こし、陸地を洗い流してしまった。
数々の神話に見られる世界の刷新手段。それは神の下す罰であり、人類が新たな一歩を踏み出すための助けである。
【宝具】
『世界樹よ、黄昏に染まれ(ラグナロク・ニーズヘッグ)』
ランク:A++ 種別:対界、対神宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:?
戦雷神トールと相討った猛毒の具現。人類の悪性情報である。
神代であれば、神を打倒し自由を得るための反信仰にすぎなかったが、現代では複雑化した悪性があらゆるモノに致死性を発揮してしまう。>>9
『神を超えて生きろ、世界蛇 (オーバースケール・ミドガルズ)』
ランク:? 種別:? レンジ:? 最大捕捉:?
神代テクスチャは狭い世界だった。ビーストは、世界とともに成長する獣であり、さらなる成長を願った。
ビーストの脱皮とは世界の変革であり、その鱗一つ一つが強固な思想である。ビーストと対峙したければ、鱗一つ一つに反論し、世界の変革の数だけ仕切り直される長期戦を生き残らなければならない。
【解説】
北欧神話にて語られる最大の怪物。悪役の神ロキと女巨人の心臓アングルボザとの間に生まれた北欧の三大魔性の一体。母たるアングルボザの伝承はほとんど存在しない。実際に交わったのだとも、心臓を喰らったのだともされ、大神オーディンが戦乙女の素材に使ったもの、巨狼フェンリルがニヴルヘイムを喰らえた理由を考えれば、狡智の神が白き災厄の再利用を躊躇ったとは考え難い。
当初は巨人領域ヨトゥンヘイムで育てられていたが、大神オーディンが破滅の予言を受けて基底領域ミドガルズの海に捨てた。
しかし、ヨルムンガンドは世界を囲み、自身の尾を咥えられるほどに成長したと云う。その名は『大いなる精霊』を意味し、神代にあって人理側の精霊種となった。その食事は、人理が提供していたのだ。人類が生きる上で発生する穢れや余分、すなわち、廃棄孔に無尽蔵に溢れる悪性情報を喰らったヨルムンガンドはやがて、北欧の神代テクスチャの終末ラグナロクにて、暴力の化身と対決する。
以上の結末を以て彼のクラスは決定された。巨人の竜種など偽りの種別。
其は人理が育み、人類史の始まりの生贄となった最も純粋な自由の怪物。人の悪性を喰らい、人の罪を背負った神殺し。
それこそが冠位クラス七騎を以てしか対抗できない人理を喰らう抑止の獣、原罪のⅤ・ビーストⅤ。七つの人類悪の一つ、『無傷』の理を持つ獣である。
wiki登録可【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】アサシン/キャスター
【真名】ハデス
【性別】男
【身長・体重】244cm・144kg
【容姿】優男風大男
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:EX 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
気配遮断:ー
宝具化している。
道具作成:EX
ギリシア神話において冥界は地下資源の宝庫であった。
陣地作成:EX
ハデスの御坐すところ、それすなわち冥界なり。
冥王の神核:EX
冥府の統治者としての神核。神性を含む複合スキル。最高位の神霊として、肉体、精神の完全性、絶対性を有し、冥王としての権能が規格外の単独行動スキルを齎らす。霊核が砕けても任意に復活可能。
星の海を渡るもの:A+
星間航行船団の一員、機神が一柱。>>11
【保有スキル】
分解の権能:A++
量子レベルまでの分解を可能とする超科学文明。
二重召喚:B
冥王の権能は広く一つのクラスには収まらない。
豊穣の権能:A
あらゆるものを生産する超科学文明。特化機能ではないため、デメテルには劣る。
【宝具】
『神隠しの闇 (インビジブルダーク・アイドネウス)』
ランク:EX 種別:隠蔽宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1
英雄ペルセウスに貸与したともされる姿隠しの兜の原型権能。戦闘時の損傷を避けるためにプログラムされた応用機能であり、量子揺らぎを統制することで自身の存在と不在を同時に証明する。
平たく言えば思考実験『シュレディンガーの猫』を実際に機能させる超科学的権能である。
『汝、星を壊す暗黒 (バイデント・グラビティビーム)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
機神ハデスの主要権能『分解』の破壊的運用。暗黒光線が対象を量子レベルまで分解する。
『機神の整備士 (メカニック・オリュンポス)』
星間航行船団にあって、オーバーホール用整備艦であったことを示す宝具。自身を含めた機械属性を修復する。>>12
【解説】
ギリシア神話の最高存在、オリュンポス十二機神の一柱。冥王ハデス。地下のゼウス、名高き者、よき忠告者、富める者と讃えられる神霊である。
星間航行にあっての役割は『オーバーホール用整備艦』。十二機神の整備士であった。その機能上、機神のなかでも最大の真体を有していた。なお、超科学文明のオーバーホールは、量子揺らぎを利用した事象不確定観測定義という無駄に高度で懶な技術で実施されている。すなわち、傷などなかった、損傷などなかったという事象に結果を上書きするのである。繊細な技術であり、万が一にも損傷すればエラーを起こして時空の彼方に消失してしまう危険性があり、二度と実施することができなくなるため、ステルス機能が搭載されている。
それでもギガントマキア(とその前の白き滅び)では戦闘に参加し、案の定、機能不全に陥った。以後、十二機神は真体を廃棄(破損)し、概念存在として自身を確立するようになる。
縁の下の力持ち、裏方としての性質は、神となっても変わらず、下半神たちの中にあっては純朴かつ寛容な人間的性格を構築することになった。なお、ペルセポネとの結婚騒動は、冥界の管理にあたり、豊穣の権能を必要として、旗艦であるゼウスに要請、ゼウスはその要請に応じてデメテルの子機あるいは予備端末を送り出したのだが。この時すでに、人間的性格を獲得していたデメテルは、『母性演算』で感情が暴走、バグとエラーに機能不全に陥ってしまったのである。既に冥府仕様に改造されたそれを戻すことはできず、結局、デメテルが完全に納得する順序を取ることが不可能になったというのが機械的な真相である。
機神であるハデスは、当初、冥界の思想に馴染みがなかった。自分達を生み出した文明にも、過去そのような思想があった記録はあるが、機械である自身には不要なものであり、創造主たちも理解してはいなかったためである。冥府運営は手探りのなかで行われ、様々な特例措置がギリシア神話には存在する。それでも冥府の存在を認めたのは、自身を生み出した文明が滅亡したという結果と、女神ヘカテの助言から、死を必要な要素として定義し、意味と価値を見出したからである。
【コメント】
綺麗にまとまらなかった。
wiki登録可【元ネタ】北欧神話
【CLASS】シールダー
【真名】ワルキューレ
【性別】女
【身長・体重】159cm・46kg
【容姿】少女
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:EX 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。
自陣防御:A
味方及び味方陣営を守護する際にダメージを削減する。
神性:EX
神霊適性を持つかどうか。大神オーディンの娘であるワルキューレは本来ならばAランクであるはずだが?>>14
【保有スキル】
トネリコの槍柄:B
穂先のない槍。シールダーは戦士の世界である北欧神話の存在でありながら殺傷を嫌う。
病弱:EX
天性の打たれ弱さ、虚弱体質。シールダーはその身を常に苛まれている。それでも彼女は、だからこそ他者の命を優先できる。
運命の機織り:B
ワルキューレたちは戦場の運命を決めたともされる。
【宝具】
『輝きよ、ただ恵みとなって降り注げ(スヴェル・アールヴレズル)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:99999
スヴェルとは、北欧神話において太陽と大地の間にある楯である。その名は『冷やすもの』を意味し、この楯がなければ太陽はその灼熱をもって地上を焼き尽くすとされている。
神秘の薄れた現代ではオゾン層に類似した機能ではあるが、その本質は世界観すなわちテクスチャの防衛装置である。熱量の完全防御はもちろん、他の神話体系や世界観からの攻撃を殆ど無効化することができる。ただし、北欧神話に由来する宝具には弱い。>>15
『落葉の時は来る、なれど人に希望あれ(ギムレー・ヴィーンゴールヴ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:99999
北欧神話の終末ラグナロクにあって、唯一の安全地帯それが女神の宮殿ヴィーンゴールヴにある広間ギムレーである。善き人々が永遠に生きる楽園として描かれるそこに何人も害悪を持ち込むことはできないのだ。
シールダーは、スヴェルを圧縮することによってギムレーを展開する。圧縮された概念は北欧神話に由来する宝具さえも殆ど無効化してしまうが、ギムレーが防衛装置として機能していることがラグナロクの開始を逆説的に引き寄せてしまう。ギムレーの周囲一帯に降り注ぐ太陽光が地上を灼熱に染めてしまうのだ。シールダーはこれに心を痛めるため、令呪を行使しない限り基本的に真名解放しない。
【解説】
北欧神話における大神オーディンの娘ワルキューレ。そのモデルとされる楯の乙女としての性質を表面化したシールダークラス。
戦乙女にあるまじき消極的な戦闘スタイル、その身に刻まれた特に足が酷い数多の負傷、どこまで広く高い慈母神のごとき視座、どこをとってもワルキューレとは言い難い。
彼女の正体は、ユグドラシル。北欧神話の舞台、北欧の神代テクスチャそのものと言っていい世界樹の神霊である。ともすれば、大神よりも高次で巨大な規格であるところを、オーディンが梃入れしてどうにか送り出したアルターエゴ。
彼女の宝具スヴェルとは、楯のカタチを得た世界樹の葉である。
『ニーベルングの指環』に曰く、片目を代償に叡智を得た大神は、世界樹の枝を折って槍の柄とした。そして、その傷が元で世界樹は弱り、葉は黄ばんで落ちて、遂には枯れてしまったという。それは神代の終わりを悟った故のことだったのか、それとも人類に明け渡すことこそが正解だと考えた故だったのか。
シールダーは、自身の終わりについて受け入れている。彼女は、ただ世界を愛している。そして、それはともかくオーディンはロクデナシと思っている。
wiki登録可【元ネタ】ギリシア神話、アーサー王の諸伝説
【CLASS】セイバー
【真名】エルキュール
【性別】男
【身長・体重】203cm・141kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:B 宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:A
セイバーのクラススキル。魔術への抵抗力。
騎乗:B
セイバーのクラススキル。乗り物の操作技術。
神性:A
神霊適性を持つかどうか。
【保有スキル】
勇猛:A+
幻惑や混乱と言った精神干渉をはねのけ、格闘能力を上げるスキル。
心眼:B
危機回避能力または洞察力。本能と経験、セイバーはその両方で戦場を見ている。
不撓不屈:A>>17
折れない心と鍛え抜かれた体躯に由来する往生際の悪さ。
【宝具】
『大英雄の栄光 (マルミアドワーズ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:13
アーサー王の所持品として語られる、鍛治の神ヘファイストスがヘラクレスのために拵えたとされる巨剣。単純な威力だけならば、エクスカリバーをも超えていたとされる。普段使いには制限のある星の聖剣より、制限のない神話の名剣の方が憂いがなかったというわけだ。
セイバーは生前、この巨剣を振るっていない。ヒュドラの首を斬るのに使われたのがこれだともされるが、そんな記憶はない。セイバーが挑み乗り越えた十二の試練の結晶としてあるのが、この宝具の正体だ。バーサーカーのように命のストックではなく、アーチャーのように数多の武装ではなく、唯一無二の武器として現界した巨剣はあらゆる概念を斬り裂き、あらゆる癒しの術を無効化する。セイバーの大英雄と対峙した者は、一度きりの真剣勝負を強いられるのだ。防御したいなら、無敵の逸話などの概念防御ではなく、剣や盾などで実際に受け流すなり、弾くなり、しなければならない。なお、ただ受け止めることは無意味、圧さつされる。
『射ころす百頭 (ナインライブス)』
ランク:C〜A+ 種別:不明 レンジ:ー 最大捕捉:ー
セイバーの戦闘経験が生み出した無差別格闘流派が宝具化したモノ。
剣が主武装であるため、対人用のハイスピード9連撃が主な技となるが、その速度は全ての攻撃が重なるほどであり、上記の巨剣の防御貫通もあって初見での対処はほぼ不可能。一撃だと思って受け流したり、弾いたりすれば、残りの八回で斬られるだろう。同時に9回防御する必要があるのだ。>>18
【解説】
言わずと知れたギリシア神話の大英雄ヘラクレス。真名はそのローマ神話名のフランス語読み。
フランスで描写されたのが初めとされる巨剣マルミアドワーズを持ってセイバーとして召喚された。生前のギリシアっぷりはなりを潜め、中世の騎士道精神に近い性格をしている。
セイバーに勝てる可能性がある英霊は技巧派の英霊に限られる。宝具頼みやゴリ押しの英霊はまず勝てない。セイバーは、初見であっても大抵は対処できるし、二度目はまず通じないので技巧派であっても土俵に立てるだけだが。わかりやすく、因果逆転系宝具と勝負した場合の話をしよう。宝具の能力頼りだとまず因果は逆転しない。そんな結果は存在しないからだ。存在するほどの技巧があって因果が逆転したとしよう、たとえ心臓に当たる概念であったとしてもどこに当たるのかはセイバーが決めることができる。技巧の差次第だが、無意味な髪の毛に掠ったとかにされる。拮抗した技巧だったとする。因果逆転するのに合わせて、概念斬りで打ち消される。拮抗未満の技巧は『射ころす百頭』で対処してるらしい。技巧が上回っている、そんな英霊いるかなぁとは思うが、一応、予想するならセイバーはかなり粘るぞ。体力勝負だ。
最も高確率な勝利条件は、ヒュドラの毒と最低でもセイバーの肌を掠めるだけの技巧を合わせること。ヘラの加護を持ってると尚のこと良し。シャルロット・コルデーはさっ気がないので割と当たるぞ。ヒュドラの毒は自前で持ってないから当たるだけだけどな。
【コメント】
盛ろうとしてよくわからなくなった……。なんか弱くない?
wiki登録可【元ネタ】北欧神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】ヘイズレク
【性別】男
【身長・体重】182cm・53kg
【容姿】両目隠れの大男
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:C++ 魔力:B 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
狂化:EX
バーサーカーのクラススキル。
生来の狂戦士であったバーサーカーの精神はこれが正常である。対話能力には全く問題がなく、パラメータアップの恩恵を受けるのみ。
対魔力:B
本来はセイバーのクラススキル。
魔剣の呪いとそれを封じる鞘の力場が生半可な魔術を無効化する。
神性:B
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど物質的な神霊との混血であるとか。
大神の末裔にして、先祖返りのサラブレッド。>>20
【保有スキル】
地獄の勇士:EX
バーサーカーは北欧における最大の栄誉、ヴァルハラに招かれるほどの資質があった。しかし、慢心の果てに彼は戦場の外でその命を散らしてしまった。
殺人衝動:B
魔剣の呪い。狂化のような精神異常とは別のところにある運命。
北欧の叡智:EX
大神の末裔として継承した権能の欠片。北欧世界のあらゆる知恵を閃く明晰な頭脳。
【宝具】
『約束された覇滅の剣 (ティルヴィング)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:1
勝利と破滅を約束する魔剣。真名解放によってバーサーカーの全てのパラメータをランクアップさせるが、三度目の戦闘終了後、バーサーカーの霊核は砕け散る。
『絶技・鷹刈り/神千切れ、尾羽 (ヘイズレク・ヴィゾーヴニル)』
ランク:A相当 種別:絶技 レンジ:不明 最大捕捉:1
逃げる大神が変じた鷹の尾羽を斬り裂いた逸話に基づく絶技。
魔剣ティルヴィングには必中の魔力が宿っているが、その魔力は呪いによって抜けば殺人を犯すまで納まらないという過程に歪められている。バーサーカーはこの歪んだ魔力を正常化して、因果逆転の必中剣を放つことができる。>>21
『嵐の運び手 (ストームブリンガー)』
ランク:B 種別:継承宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
魔剣ティルヴィングはバーサーカーの血筋に根を張る呪いであることを示す宝具。
バーサーカーの霊核が砕けたとき、自動的に次代の運び手を召喚する。バーサーカーの場合は、彼の息子アンガンチュールがセイバーまたはバーサーカーで召喚される。
『封山ニザフョッル』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
魔剣ティルヴィングの呪いを抑える岩塊のような鞘。納刀状態では鈍器として扱えるほどに大きい。サイズが合ってない。
ティルヴィングを鍛えた二人のドヴェルグはティルヴィングを渡したのち岩に隠れたとされる。また、北欧世界では、ドヴェルグたちの地下世界、黒き妖精郷ニザヴェッリルがあり、そこに聳える山の名とこの宝具の銘は同一である。
【解説】
北欧神話に語られる狂戦士ヘイズレク。呪われた血筋、魔剣ティルヴィングの5代目継承者。
一見すると木偶の坊だが、口を開けば自信過剰のク.ズである。『封山』に納められた状態の魔剣は、どこか台座ごと振るわれている聖剣を思わせる。
聖杯への願いはない。暴れることこそが彼の目的である。
wiki登録可【クラス別スキル】
対魔力:A
騎乗:D
【保有スキル】
栄行くサカルトヴェロ:A
タマルの優れた武力と知力による、バランスの取れた国家運営能力を示すスキル。
彼女はその力をもってジョージア王国(サカルトヴェロ)を良く治めた。
最盛期のサカルトヴェロの版図は現在のウクライナ南部とイラン北部にまで及んだ。
可能性の光:C
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、全てを一身に受け止めた偶像が英霊タマルであり、現界した彼女は「期待」と「可能性」の具現として振る舞う。
可能性の光、光背の如く。タマルと出会った敵対者は、振り翳された剣の輝きを見る事になる。
聖人:C
聖人として認定された者であることを表す。
サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。
神性:D
タマル自身は神の血を引く存在ではないが、伝説では冬を司る神ピリムゼや治癒と多産を司る女神と同一視される。【宝具】
『極点に煌めく真白き剣(テトゥリ・デドプアリ・シャシュカ)』
ランク:B+ 種別:対人/対軍(自軍)宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1/100
ジョージアの黄金時代を築き上げたタマルの功績が純白の剣の形で具現化された宝具。
最盛期の概念を宿す概念武装であり、この剣を抜いている間、全てのパラメーターは1ランク上昇する。
また、マスターの力量不足や知名度不足によるパラメーター低下の影響を受けない。
例え極東の島国であろうとジョージアで召喚された場合と同等のパラメーターで召喚される。
真名解放することで刀身が眩い輝きを放ち、共に戦う味方を賦活、能力を向上させ、さらにバッドステータスも解除する。
【Weapon】
『極点に煌めく真白き剣』
通常武装としても選択される。【解説】
ジョージア黄金時代の女王タマル。
父ギオルギ3世により共同統治者に任命され、父の死後は女王として単独で統治を行った。
タマルの治世でジョージアはセルジューク朝を駆逐し最大版図を現出させた、その繁栄は「農民は貴族のようであり、貴族は王子のようであり、王子は王のようだった」という格言が生まれるほどであった。
セイバークラスで現界した彼女は人々によって理想化された戦士女王としての側面が強調された存在。
生前は自ら戦うことはなかったが、可能性の光と宝具の効果で最優のクラスに恥じぬ高い戦闘能力を発揮する。
【人物・性格】
気高く聡明で美しい凛然とした女性。
外見からは冷徹で近寄りがたい氷のような印象を受けるが、その性格は一言で言い表すなら面倒見の良いお姉さん。
その面倒見の良さ故に生前はトレビゾンド帝国の建国に助力した。
そんな彼女だが一人目の夫であるルーシの王子ユーリをコンスタンティノープルに国外追放している。
理由はユーリが大酒飲みで野心家、加えて性的悪行、拷問、男色行為に関わっており、さらに妻であるタマルを虐待していたから、追放されて当然である。
なおその後ユーリはタマルに反乱した、一度目はユーリを赦したが二度目は赦さなかった。
女王という立場であるため、人前で口にする事はないが『豹皮の騎士』のような冒険に憧れている。イメージカラー:雪のような白
特技:頑張る人を応援すること
好きなもの:冒険譚、ワイン
嫌いなもの:一人目の夫、反乱
天敵:モンゴル帝国
願い:ジョージアに再び黄金時代を
【一人称】私(わたくし) 【二人称】貴方、貴女、○○(名前を呼び捨て) 【三人称】彼、彼女、あの人
【コメント】
リクエスト鯖。
主人公のサーヴァントのつもりで作成、黒海から引き揚げたズスカラを持たせる案もあったけど没にした。「ゆるさねぇ...絶対ゆるさねぇ...俺をこんな姿で召喚されるようにしやがって...!」
「まじで...絶対に...アポロンを...ぶん殴る!!」
【原典】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】フォルバス
【異名・別名・表記揺れ】フォーバス、ポルバース、ポルバス、Phorbas
【性別】男性
【身長・体重】130cm・25kg(装備重量を含まず)
【肌色】褐色【髪色】黒【瞳色】赤
【外見・容姿】近未来的なデザインの巨大な籠手(ガントレット)を両腕に装備した、少女と見紛う幼い少年
【地域】古代ギリシャ・ロードス島
【年代】神代
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・子供・機械・
【ステータス】筋力:B+ 耐久:C 敏捷:A 魔力:B 幸運:B- 宝具:A
https://picrew.me/ja/image_maker/43864>>28
【クラス別スキル】
対魔力:A-
魔術への耐性を得る能力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
蛇竜殺しの英雄であるフォルバスは蛇竜が吐く毒炎を浴びても傷付かない、高い対魔力を持つが、アポロンの趣味と憎しみが困った呪いのせいで霊基が幼化し、精神干渉系の魔術に対する抵抗力が著しく減少してしまっている。
これにより竜殺しの英雄にあるまじき痴態を晒すことも。
畜生アポロン絶対許さねえ。
騎乗:A++
乗り物を乗りこなすための能力。騎乗の才能。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
A++ランクでは本来騎乗スキルでは乗りこなせないはずの竜種を例外的に乗りこなすことが出来る。
フォルバスの場合、宝具により召喚される「ロードス島の大蛇竜」を乗りこなす。
竜種としての位階自体はそれほど高くないが、かなり強力。>>29
【保有スキル】
男神の愛憎:A
太陽神アポロンの加護と呪詛が合わさった特殊複合スキル。
伝説ではフォルバスはアポロンに愛された恋人だったとも、憎らしき恋敵であったとも語られている。死の原因もアポロンであるとも。
具体的にアポロンとどの様な関係を築いていたのか、フォルバスは多くを語らない。
何れにせよ、フォルバスがアポロンからドロドロした感情を向けられている事は確かである。
幸運を除くステータスのランクアップや保有する神造兵器の機能強化などの絶大な恩恵を得られるが、幸運ステータスが減少し、精神的に未熟な幼い少年の姿で召喚されてしまう。
竜殺し(群):B+
竜種を仕留めた者に備わる特殊スキルの一つ。
竜種に対する攻撃力、防御力の大幅向上。
これは天から授かった才能ではなく、竜を殺したという逸話そのものがスキル化したといえる。
フォルバスの場合、退治した「ロードス島の大蛇竜」の竜種としての格はそれほど高くはない。
しかし、その配下である蛇竜を悉く殺し尽くしたという伝説から亜竜や雑種竜(デミドラゴン)の群れなど、繁殖力と数の暴力で攻めるタイプの竜には絶大な優位を誇る。
話を途中で途切れさせる間もなくワイバーンの群れを殲滅できるレベル。
継戦時の魔力負担の軽減と一対多の戦闘への適応能力も含まれる。>>30
蛇使い(厄災):A
アスクレピオスが持つ蛇使いスキルとは似て非なるもの。
フォルバスもまた、蛇使い座のモデルの一人とされる英雄である。
こちらは厄災の象徴である蛇竜を使役し、また戦闘に用いる技術。
宝具により召喚される大蛇竜と蛇竜の大群を支配下に置き、自在に操り、竜種に騎乗する事を可能としているのも、このスキルの効果による。
霊基混濁:D
幼児化に伴う霊基異常。
"フォルバス"という英雄は、ギリシャ神話に於いて同名の存在が非常に多く、時に混同されている。
実際にライダーに複数の"フォルバス"が複合されている訳ではないのだが、精神攻撃を受け、弱っている状態が続くと、自分の原典(ありかた)を見失い、霊基が弱体化してしまう。
この状態ではスキルやステータスのランク低下に加え、宝具使用にも不全が発生する。>>31
【宝具】
『蛇竜滅尽・灼熱火葬(スファギ・サウロクトノス)』
ランク:A 種別:対人/対城宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:500人
アポロンの寵愛を受けた英雄であるファルバスがロードス島に蔓延る蛇竜を一掃した伝説から。
サウロクトノスとはアポロンの異名の一つ『蜥蜴殺し』を意味する。
具体的にファルバスがどの様な武器で蛇竜を一掃したかは諸説あるが、その実アポロンより授かりし神造兵器を保有していた、と本稿では定める。
基本形状は上腕部までを覆う巨大な籠手(ガントレット)だが、武具として加工・機能調整された太陽神の権能極小集合体(アポロン・クリロノミア)であるこれは、自在に形状を変化させる万能武装である。
時に剣となり首を両断し、時に槍となり心臓を穿ち、時に弓矢(レーザーキャノン)となり飛行する蛇竜を撃ち落とすなど.....単身で一つの島に巣食う蛇竜の群れに挑み、これを根絶できる脅威の対応力を発揮する。
宝具そのものが擬似的な第二種永久機関としての機能を持つ為、総合的な燃費も良い。
最大火力はアポロンが大地の蛇竜ピュートーンを貫いた一撃を再現する
『汝、竜を葬る黎明(インシネレーション・デュロス)』
両腕を併せて構える巨砲形態へ以降し、竜鱗をも容易く穿つ超高熱の光線攻撃を放つ。
竜種に対しては強度を無視して生体組織を強制分解する、擬似権能級の概念攻撃として作用する。>>32
『蛇竜顕現・蹂躙跋扈(ドラコネス・ロディオイ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:900人
かつてフォルバスが討伐した竜種「ロードス島の大蛇竜」を一時的に召喚する。
翼と一体化した巨大な前脚で飛翔し、多層構造により丈夫さと柔軟性を両立させた竜鱗を持ち、強烈な毒炎を吐き出す、ロードス島に恐怖を振り撒いた厄災である巨大な蛇竜。
特筆すべきはその"繁殖能力"であり、自分の周囲に瞬く間に蛇竜の群れを"発生"させ、大群暴走(スタンピード)を引き起こし数の暴力で敵陣を圧殺.する。
生み出せる蛇竜は基本的に下級竜クラスのものに限られるが、それぞれが防刃、防弾、対魔などといった"個性"を有して生まれてくる為、対応を難しくしている。
【解説】
フォルバス。ギリシャ神話に登場する竜殺しの英雄。
かつてロードス島は「蛇の国」と言われるほど大量の蛇が跋扈しており、とりわけ巨大な蛇竜により多くの人々が殺されていた。
その為、島から殆どの人は姿を消した。
絶望の淵に立たされた島民たちは蛇竜を撃退する方法を求め、デルフォイの神託に伺いを立てた。
すると、太陽神アポロンは彼らにフォルバスという男を呼ぶように指示した。
(別の説では、フォルバスは船に乗っている時、嵐によりロードス島に流れ着いたという。)
呼び出された若き英雄、アポロンの寵愛深きフォルバスは大蛇竜を撃退し、その配下である蛇や猛獣も悉く一掃した。
ロードス島の人々は感謝の意を込めてフォルバスを英雄として崇め、島の一部を贈与した。
フォルバスはロードス島に住み、そこを統治することになったという。
フォルバスが蛇竜を退治した功績は星座として夜空に記録された。
これこそが蛇遣い座であるとも伝えられている。>>33
また、初期の記述によるとフォルバスはアポロンの恋敵であったとも、後世の記述ではアポロンの恋人であったとも、アポロンに殺.害されたとも伝えられている。
ただし、これらの伝説はアポロンに関連した"フォルバス"という名前の人物がギリシャ神話の伝承に余りにも多かった事により混同された結果であるともされている。
(例を挙げると、豚に似た姿をした野蛮なる巨人の王フォルバスなど。彼はデルフォイの富を略奪しようとし、老人や子供を誘拐し、若い男たちをボクシングで打ち倒しては首を切り落としたという。残酷な仕打ちに怒ったアポロンは、若い男性の姿で豚王フォルバスとボクシングの試合を行い、一撃で彼を殺した。)
【人物・性格】
内向的・陽気だが弱気・能動的。
本来のフォルバスは竜殺しの英雄としての武勇に加え、蛇竜に苦しむ民を見捨てぬ、偉大で善良な精神性を持つ人物である。
一方で悪きもの、滅ぼすべきものと判断したものには恐るべき冷酷さを持ってこれを殲滅する、苛烈さで容赦のない面もあったとも。
だが、アポロンに幼児化されてしまった今となってはその面影は無い。
アポロンへの怒りに燃える、ちょうど思春期を迎えるか迎えないくらいの年頃の、中性的な美貌を持つ幼い少年。
自己認識としては「青年として召喚されるはずだったが、アポロンの呪いのせいで後天的に霊基を幼化された」というもの。
一応、生前の記憶も粗方有しているのだが、やはり幼い身体に引っ張られて実感は薄くなっている。
竜殺しの英雄としての誇りはあるが、幼い姿で侮られまくる事に歯噛みしている。
子供扱いされると怒るが、「どう見ても子供じゃん」と正論で押し切られると何も言い返せずに黙って塞ぎ込んでしまう。
伝承によれば妻も子も居るはずだが、女性耐性も下がっており、魅力的な美女に言い寄られると顔を赤くして俯いてしまう。押しに弱い。
尚、魅力的な男性に言い寄られても恥ずかしそうに俯く。そこは古代ギリシャ人。>>34
悪きものは滅ぼすべきと考えているが、その判断に自信が持てずに思い悩むこともある。
可愛くて女装に適する為、召喚される場所によってはなすがままの着せ替え人形にされてしまうことも。
色々と難しいサーヴァントであるが、根本的に善性の英雄なので、何処まで屈辱を晒そうとも、邪悪に堕ちる可能性は低い。
思い悩みながらも、最終的に自分なりの「正義」に辿り着き、それを成し遂げる。
彼を一人の英雄と認め、過剰に子供扱いせず、かといって目を離さずに心を配り、適切に信頼関係を築く事が出来ればマスターの強い味方となるだろう。
イメージカラー:やや自信なさげに輝く小さな太陽
特技:蛇竜退治
好きなもの:平和、肉料理と甘いもの、綺麗な女の子/男の人
嫌いなもの:アポロン
天敵:アポロン、未熟な自分
願い:アポロンの呪いを霊基から断ち切る。あと出来れば一発ぶん殴りたい
【一人称】俺【二人称】お前【三人称】呼び捨て「月の女神が従者にして、清廉潔白なるハンターとはこのアタシの事!つーわけでよろしくねマスターくん☆」
【元ネタ】ギリシャ神話、『変身物語』、『鳥類の系譜』
【CLASS】アーチャー
【真名】ポリュフォンテ
【性別】女性
【身長・体重】164cm・54kg
【外見・容姿】ギャルっぽさとワイルドっぽさを兼ね備えた女狩人
【地域】欧州
【年代】神代ギリシャ
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】女性、神性、人型、魔性
【ステータス】筋力:C++ 耐久:D 敏捷:B 魔力:B+ 幸運:E 宝具:B
【クラス別スキル】
単独行動:A
マスター不在でも一週間ほど行動できる。
ただし宝具の真名解放などの膨大な魔力を使用する場合はマスターのバックアップが必要。>>40
【解説】
ポリュフォンテ。
ポリュポンテ、ポリュポンテーとも。
恋愛を忌避していた彼女は、処女神にして山と狩猟の女神アルテミスの従者に加わった。
愛の喜びを軽んじるこの行為は恋愛と性欲を司る女神アフロディーテの怒りを買ってしまい、女神は熊への狂った恋心をポリュフォンテに吹き込んだ。
そのため彼女は熊と交わってしまったのだが、当然アルテミスはこの悍ましい性交に激怒し、裏切り者のポリュフォンテを殺.すべくあらゆる野生動物をけしかけてきた。
妊娠していた彼女はなんとか父の家まで逃げ帰り、やがて双子の男児アグリオスとオレイオスを出産する。
常人離れした体格と膂力を持った息子たちは、しかし、人間どころか神々をも見下し、出会った者を家に連れ帰っては食べるという野蛮な人喰い巨人に成長してしまう。
これにはゼウスも見過ごせず、彼らを罰するためにヘルメス神を遣わした。
ヘルメスは罰として双子の手足を切り落とそうとしたが、それを彼らの祖先にあたるアレス神が止めに入る。
双方が話し合った結果、アグリオスとオレイオス、そしてポリュフォンテら親子三人をそれぞれ不吉な鳥類に姿を変える刑に落ち着いたという。>>41
【人物像】
快活でさばさばとした乙女。
異性や女らしさを意識するのは苦手な上に自分に言い寄るような男は歯牙にもかけないが、反面、そういう目や価値観有りきで男性を値踏みしないため誰に対しても気安く接してくれる、所謂「オタクにも優しいギャル(っぽい)」枠。
……しかしそれは発狂し、無自覚に“かつての幸せだった頃へ逃避している状態”へ逃避しているに過ぎない。
一度自身が封じていた記憶を思い出してしまったならば、発作的に生前のトラウマや憎悪を口にしたり、いきなり泣き叫んだりと心身ともに不安定で危険な状態と化してしまう。
この時の立ち振舞いこそポリュフォンテの本当の姿である。
fgoならば第三再臨で外見も性格も豹変してしまうタイプ。
軽装の女狩人だった見た目も、鳥と魔性を思わせる凶悪そうな怪人風へと様変わりする。>>42
【関連キャラクター】
アフロディーテ:
(第一、第二再臨時)
「ごめんねマスター……その名前、二度とアタシの前で口にしないでもらって良いかな。……なんでか、腹立つんだよね」
(第三再臨時)
「──────ころして、やる……それこそ、聖杯に縋ってでも……!!」
アルテミス:
(第一、第二再臨時)
「あー、うん……本当はまた一緒に遊びたいけど、なんでかな……今は近寄っちゃ駄目な気がするんだよね。はは……」
(第三再臨時)
「ごめんなさい……ごめんなさい!……誓約を破ってごめんなさい……だからどうか、許してくださいっ……!!」
【wiki登録】可【元ネタ】北欧神話
【CLASS】ライダー
【真名】ヘル
【性別】女
【身長・体重】172cm・56kg
【容姿】ブリュンテルデの霊基情報を利用している金銀妖瞳の黒髪
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:B - 耐久:A 敏捷:A 魔力:EX 幸運:E 宝具:EX
【クラス別スキル】
対魔力:EX
魔術に対する抵抗力。ただの魔術に傷つくことはない。
騎乗:EX
騎乗する才能。神獣さえも乗りこなす。……乗せるてくれるだけにも見える。
女神の神核:A -
神性を含む複合スキル。肉体、精神の絶対性を示し、生まれながらの女神であることを表す。
ライダーの場合、僅かな縁を手繰り、既存の英霊の霊基を上書きしているためランクは低下している。>>44
【保有スキル】
冥界の護り:EX
大神オーディンと交わした契約。死者の支配の権能。
その危険性を予言されたライダーは、冥界に閉じ籠ることで生き永らえた。すなわち、冥界に護られたと言える。
魔力放出(氷):B
ライダーの領域は、冥府領域ヘルヘイムとされるが氷凍領域ニヴルヘイムと同一視されることもある。よって、ライダーの魔力はニヴルヘイムの寒風となって放出されるわけではなく、上書きした霊基が有する魔力放出(炎)のスキルが反転したもの。
黒鳥礼装:A
ワルキューレの宝具、白鳥礼装を反転させたもの。飛行能力や高速機動を可能とするが、「大神オーディンの加護」が反転するため、ダメージや精神異常に弱くなる。>>45
【宝具】
『冥府の番犬 (ガルム)』
ランク:A 種別:神獣宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
魔犬の神獣。冥府の出入り口に繋がれて、無闇に近づくモノは追い払い、逃げ出す死者を見張るとされる。ライダーの兄の巨狼と同一視されることもあるが、「犬のうち最高のもの」とも評される。ラグナロクでは軍神テュールと相討ったとされる。
ライダーを背に乗せることができる巨大な狼犬の姿をしており、胸元は乾いた血で赤黒くなっている。死者の血だとされるそれが、ガルムが冥府の加護を有している証であり、特に強固な神秘防御として働いている。その効果は、冥界の外であっても胸元であれば無敵となるほどであり、胸元でなくとも神性または神造兵装を持たない者の攻撃を無効化する。
ただし、番犬なのでお散歩はしたがらない。餌で釣る必要がある。魂喰い。
『冥府の館 (エリュズニル)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
ライダーが展開する領域結界。冥府領域ヘルヘイムの限定再現。ライダーが暮らす館。
冥界と同等の概念で満たされており、ガルムが無敵になる他、ライダーの半死半生の特性も解放される。そのため、黒鳥礼装のデメリットが無効化される。ダメージも精神異常も死者には無意味だ。
強力な結界だが、一度展開すると移動が著しく困難になる。
『竜骸級境界航行戦艦 (ナグルファル)』
ランク:EX 種別:騎乗宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
北欧神話の終末ラグナロクにて、死者の軍勢を乗せて攻め込むための戦艦。死者の爪を材料としている。
舵を取るのはライダーの父である悪神ロキまたは霜の巨人王フリュムとされるためか、ライダーはこの宝具を召喚直後は有していない。召喚後、地道に爪を集めて製作していくことになる。設計思想は『境界竜』らしく、爪を材料とするのは鱗に類似しているため。よって、竜種の鱗であれば代替素材となり得る。
完成したナグルファルは、エリュズニルをコクピットとして動く冥界として猛威を振るう。擬似竜種魔力炉心をエンジンとし、冥府の護りが無敵の装甲として機能する。この宝具の破壊を試みるより、ライダー本体を狙った方が勝率は高い。攻撃手段は特に搭載されていないのが救いか。ライダーの使い魔が溢れ出てくるのだけど。>>46
【解説】
北欧神話の三大魔性。最強の怪物と最大の怪物の二体を兄に持つ末妹、最悪の怪物。悪神ロキと女巨人の心臓アングルボザの間に生まれたとされる地獄の女王。その名は、「秘密」を意味する。
兄二体が母の破壊性や成長性など殆どの権能を継承したため、自我の薄い人形のような存在として生まれた。
ロキの当初のコンセプトは、地獄の戦乙女であったのかもしれない。三大魔性とはロキが、大神とそれに従う兄弟の傲慢で不名誉とされた人類を救うために、チャンスを与えるために製造したのかもしれない。
「ごめ〜ん!なんか造り方、間違えたみた〜い!」
ライダーの初期の記録にはそのように笑う父の姿があるとか。
一応、辛うじて、なんとか、責任という概念を持っていた父が助命することによって三大魔性たちはそれぞれに命だけは長らえた。そして、人形のようなライダーだけは憐れんだ大神オーディンは役目を与えることで自我の成長を促した。
神霊であるため原則なら召喚されないが、仮に召喚された場合、マスターの指示に従順である。結局、ライダーの自我は成長せず、本質的には人形のままなのだ。
wiki登録可「では、聴いて欲しい。世界の滅びと、それを乗り越える希望の歌を」
【原典】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ケラムボス
【異名・別名・表記揺れ】ケランボス、Cerambus、Kerambos
【性別】男性
【身長・体重】170cm・61kg
【肌色】白【髪色】茶【瞳色】緑
【外見・容姿】羊飼い用の丈の短いヒマティオンを身に纏った、素朴だが整った顔立ちをした青年
【地域】古代ギリシャ・オトリュス山
【年代】神代・デュカリオンの洪水以前~不明
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性・機械・虫・
【ステータス】筋力:D 耐久:A 敏捷:D 魔力:A+ 幸運:D 宝具:A+
https://picrew.me/ja/image_maker/1011016>>49
【保有スキル】
神性:B++
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。
ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
海神ポセイドンとオトリュス山に棲むニンフであるエイドテアーの子、エウセイロスの間に産まれたケラムボスは高い神霊適性を持ち、山や海といった自然環境との親和性が高くなる。
...それに加えて、何故か最高神ゼウスの神性も有している。
牧神の加護:B-
ギリシャ神話の牧神パーンの加護を受けている。
牧畜に纏わる行為に大きなボーナスが入る。
牧草は青々と繁り、家畜は健康に大きく育ち、沢山の高品質な畜産物を齎す。
ケラムボスの場合、更に大規模な自然災害───敵対者からの悪意ある環境改変も含む───の発生が事前に忠告される啓示スキルの効果も含まれているが、あまり信用していない為、マイナス補正が付いている。
至高の音楽家:A++
当時最高の歌い手として名を知られ、牧笛を発明し、初めて竪琴の演奏を行い、多くの田園詩や牧歌を作詞作曲したいうケラムボスの音楽家としての総括的な演奏・歌唱技術を表すスキル。
その調べは山のニンフたちを惹き寄せ、牧神パーンの心をも動かすレベルに到達しており『治癒の竪琴、魅惑の美声、精霊の狂奏』などの多種多様な音響系スキルの効果を発揮可能。>>51
【宝具】
『埋もれ逝く厳冬の調べ(ヒュノスティエラ・オトリュス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
牧神パーンが予言した、あらゆる生命を凍結させる厳冬を再現する結界魔術であり大音楽魔術。
真名解放(えんそうかいし)により、レンジ内の気温を急速に低下させ、霜を降ろし、水を凍り付かせ、大吹雪を発生させて、何もかもを雪の下に埋め尽くす。
全ての家畜は死に絶え、木々も残らず枯れたという厳冬結界は内部の生物の生命力を消耗させ、血肉を冷凍し、無残な氷像へと変える。
魔術・能力・鎧を無視した持続ダメージを与えつつ、近接ステータスも徐々に低下させる。
また、ケラムボスがニンフを激怒させたという逸話も宝具に組み込まれており、荒れ狂う精霊たちが襲い掛かり、外部への脱出を困難にする。
演奏にアレンジを加える事で自分や味方陣営を影響下から逃す事も出来るが、完全に影響を無効化する事は出来ず、長時間の宝具展開は極寒による自滅を誘発する為、注意が必要。>>52
『闇天超克:光殻新星(ワールドビヨンド・ケラムビュクス)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具/対粛清宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:600人
ニンフの手により甲虫に変化したケラムボスが、万物を無に帰す神々の人類絶滅計画を生き延びたという伝説から。
純白の外骨格を持つ、カブトムシやクワガタの特徴が混ざり合った巨大甲虫と変身を果たす。
その実態はデュカリオンの大洪水を生き延びる性能を持つ肉体融合型・対終末用甲虫型強化外骨格であり、防御に徹すればワールドエンド級の攻撃にも耐える対粛清甲殻、高速飛翔を可能とする機械翅、ケラムボスの演奏を拡散する音響兵器である頭角、魔力を収束し電撃を放つ大顎などの機能を備える。
小型ではあるが、冠位の騎兵が保有する「方舟」に匹敵する堅牢性と縦横無尽な機動力を兼ね備える破格の宝具。
ただし、粛清から逃れられるのは基本的に自分とマスターのみ。マスター1人程度なら外骨格内部に収納して保護できるが、大人数を災害から守る事は不可能。
【Weapon】
『牧笛』
ケラムボスが発明したという、家畜に合図をするための笛。
強力な音楽魔術の礼装として機能し、一度に大量の家畜に指示を出し、自在に操る事が出来る。
『竪琴(リュラ)』
ケラムボス手製の竪琴。
素朴な作りだが、心に染み渡る音色を放つ。
弾き鳴らして音の刃で敵を斬り刻むといった剣呑な魔術攻撃を行うことも可能。>>53
【解説】
ケラムボス。ギリシャ神話に登場する牧人、音楽家。
海神ポセイドンとオトリュス山に棲むニンフであるエイドテアーの子、エウセイロスの間に生まれた。
ケラムボスはオトリュス山の麓で羊の世話をしながら暮らしていた。
彼は当時最高の歌い手として名を知られており、牧笛を発明し、初めて竪琴の演奏を行い、多くの田園詩や牧歌を作詞作曲したと言われている。
その為、オトリュス山のニンフたちは彼に好意を寄せ、近くまでやって来て演奏に耳を傾けていたという。
また、優れた田園詩に心を動かされた牧神パーンはケラムボスに忠告し、次に来る冬が非常に厳しいものとなるので、山を下りて平野で牧畜することを勧めた。
しかしケラムボスは音楽家としての栄光に溺れ、傲慢になっていたので下山しようとしなかった。
さらにニンフたちの父が偉大なる大神ゼウスではなく、河神スペルケイオスとデイノーの間に生まれたと歌ったり、またポセイドンとオトリュス山に住むニンフの一人であるディオパトラーの恋物語を弾き語り、嘲笑した。
これを聴いたニンフたちは激怒し、ケラムボスを木を齧る甲虫(ケラムビュクス)に変えてしまった。
その後、オトリュス山に突然の霜が降り、雪が降り注ぎ、河川が凍り付いた。
これがパーンの予言した厳冬の始まりであり、家畜はすべて寒さで死に絶え、木々も枯れ果てたという。
また、別の神話によると、ケラムボスはデュカリオンの大洪水が発生した時、ニンフからの助けで翼を得た事により、大空に舞い上がり、波に飲まれる事なく生き延びたという。>>54
海神ポセイドンの二大権能が一つ、
『汝、星を濯ぐ海嘯(オーシャンモディファイ・カラウレイア)』による超規模の海洋操作を始めとした、神々の環境改変機能の総動員による、万物を無に帰す人類絶滅計画───後にデュカリオンの大洪水と呼ばれる大厄災。
超規模の気象操作の副作用、或いは皺寄せとして、計画実行に至るまでの準備期間中にも"滅びの予兆"となる災害が多発した。
その一つこそが「オトリュスの厳冬」
大気中のマナバランスが崩壊した影響による、異常気象。オトリュス山の全生命を凍結させる、氷獄の大寒波である。
牧神パーンは恐るべき厳冬の到来を、優れた田園歌の作曲者として目を掛けていたケラムボスに伝えたが、十二神ではない彼の権限では来たるべき大厄災の事までは忠告する事は出来ず、後ろめたさを感じながらもオトリュス山を去って行った。
そして、忠告を聴いたケラムボスは山を降りず、オトリュス山で最期の時を過ごす事を選んだ。
───忠告を聴くまでもなく、ポセイドンとニンフの血を引き継ぎ、大自然の囁きすらも感じ取る境地に到達していたケラムボスは、大厄災の予兆すらも聞き取り、察知していたのだ。
どうせ世界が滅びるのならば、慣れ親しんだ牧草地で、歌いながら死ぬのがいい。
ケラムボスは厳冬が訪れる日まで、オトリュス山のニンフたちと共に歌い、騒ぎ、飲み、喰らいながら過ごしていた。
気温が低下していくのに連れて、酒を仰ぐ量は増え、狂宴は激しさを増していく。>>55
酒に酔った勢いでケラムボスがニンフの血筋や恋物語を嘲笑した歌を作って袋叩きにされたり、ベロベロになったニンフたちが「まぁ実際ウチらは河神の娘だけどゼウスの子でもあるんよ。テオス・クリロノミアを受領してなぁ...」と、どうせ世界滅ぶんだしいいか、というノリで神々の機密をバンバン暴露しまくったりなど。
そして、宴は終わり、酒も食糧も尽きて、後は滅びを待つのみとなる。
しかし、そこでニンフの一人が「ウチらの身体からゼウス・クリロノミア抽出してなんやかんやいい感じにすればケラっち生存ワンチャンあんじゃね?」と言い出す。
そして他のニンフも「マジで?あーし変身術得意だしいいよやってやんよ」「飛べるし硬いしカブトムシにしようぜカブトムシ!」「ウチぃ風の噂で聞いたんだけどゼウス神の後継者って変身の権能持ちらしいんだわ...これ行けるわ」「実はアタシ、ポセイドンのおっちゃんと一緒に寝たことあってな...ちょっとだけ"設計図"教えてもらったんよ。これ使えね?」
あれよあれよと話は進み、死ぬ気満々だったケラムボスもこうなってはどうせ死ぬならいっちょやってやるかぁ!という気になり、全面協力体制に。
最高峰の音楽魔術により強化されたニンフ達による、ゼウス・クリロノミアを用いた大変身術の行使は大成功を収め、対粛清防御を備える巨大甲虫と化したケラムボスは大空へ舞い上がり、滅亡を逃れ、生き延びたという。
外骨格の隙間に流体化して潜んでたニンフ達も。>>56
【人物・性格】
外向的・陽気・能動的。
風の囁きを聴き、海の聲を知り、星の響きを理解する天性の音楽家。
良き明日、良き未来を愛する、素朴で穏やかそうな雰囲気の美男子だが、内面は割とロック。かなりグイグイ来るタイプであり、気になった人間には地雷をあまり気にせずにガンガン踏み込んでくる。
腹を割って話してこそ仲良くなれるよね!という考えに基づく行動だが、高確率でキレられる。キレられてもそれはそれで面白いと思っている。さわやかひとでなし。
マスターに対してはどの様な人物でも気さくに接する。馴れ馴れしいが、対応は真摯であり、余程アレな願いの持ち主でない限り最後まで付き従ってくれる。
のどかな牧歌や田園詩がメインであるが、楽器やジャンルを選ばないオールラウンダー。テクノポップすら守備範囲。
ただし、コンサートホールで行う大々的な演奏よりは街角や草原の片隅での即興演奏を好む。
聞き手の感情や気分、自然環境すら加味された完璧な演奏はまさに至高。
演奏中に事故やハプニングが発生しても、それをネタにしてどんどん独自の音楽観を構成し、場の空気を支配する。
イメージカラー:新しい世界の青空と草原
特技:音楽、牧畜
好きなもの:乳製品、ノリがいい奴ら
嫌いなもの:ノリが悪い奴ら
天敵:なし
願い:受肉して音楽活動
【一人称】僕【二人称】君、呼び捨て【三人称】彼/彼女>>57
【因縁キャラ】
オトリュス山のニンフたち:
山精(オレイアデス)に分類される精霊、下級神性たち。
前述した通り、土着の神性である河神スペルケイオスとデイノーの娘たちがゼウス・クリロノミアを受領する事でギリシャ神話体系に組み込まれた存在。
何故かギャル口調。曲がりなりにも精霊の一種のくせに人間味が強く、享楽的。
ノリはいいが、絡まれるとそれなりに危険。
ケラムボスに取っては良き友人達であり、命の恩人。第一宝具で召喚されるのも彼女たちである。
気心の知れた仲間の様に接するが、偶にライン超えの発言をして激怒され、叩きのめされている。【元ネタ】ギリシャ神話、変身物語、オデュッセイア
【CLASS】バーサーカー
【真名】スキュラ
【異名・別名・表記揺れ】スキュレー
【性別】雌
【肌色】濁った青 【髪色】濁った青 【瞳色】赤
【外見・容姿】鱗が付いた狼のような上半身に魚の下半身を持つ異形の怪物。ところどころに蛸のような触手が生えている。再臨すると最終的に首は6つに増える(わかりやすく言うと第一:首は1つ→第二:首が3つになる→第三:伝承と同じ首が6つ)
【地域】メッシーナ海峡
【年代】神代
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】魔獣、超巨大、ヒト科以外
【ステータス】筋力:A++ 耐久:B+++ 敏捷:C 魔力:B 幸運:E 宝具:A+>>62
【宝具】
『悪魔海峡地獄(カリュブディス・レイジング・デストロイ)』
ランク:A++ 種別:大海 レンジ:10〜100 最大捕捉:1000
メッシーナ海峡にはカリュブディスとスキュラが棲んでおり海峡を行く手を阻み蹂躙した
────それの心象風景を展開する。
真名開放と同時に相手を雷雨が激しい海峡へと引きずり込む。危うく波に飲み込まれそうな陸地に、宝貝により強化された魔犬の首や触手などの海魔達が対象を蹂躙し、渦潮の怪物カリュブディスが敵対者を飲み込む。どちらかに気を取られると残りが襲いかかるなど油断禁物レベルである。
対界持ちや怪物特攻や魔獣特攻持ち、水上戦や水中戦、空中戦が得意なサーヴァントでもない限り完全に攻略することが難しくまさに危険な宝具。────だが、バーサーカーのクラス特性により魔力消費は悪く水辺や水中、海上でもない限り発動場所によっては変動するかもしれない。>>63
【Weapon】
呪われた自身の肉体を駆使して戦う
【解説】
ギリシャ神話に出てくる怪物であり、そして悲劇の乙女である。
かつては美しいニュンペーのひとりだったが、だれからの愛を拒んでいた。その中のひとりである海神グラウコスは恋に諦めきれずそのことを魔女キルケーに、相談した。だがキルケーはグラウコスに惚れてしまい、スキュラを嫉妬した。そして彼女を怪物になるよう呪った。すると彼女の体の下腹部に多頭の魔犬の首、下半身が魚に変化し、背後に蛸の触手が生えてしまった。そのショックのせいか、かつて乙女だった頃の性格から人を襲う凶暴な性格に変化してしまった。
それを知り絶望したグラウコスは、キルケーとは絶交し、どこかに消え去った。>>64
伝承では上半身が美女、下半身が魚、腹部に犬の首と足が生えていたり、下半身がタコのようになってたりするが、残念ながら本稿のバーサーカーにおいての彼女は人の原型すらない。かつては大人しく、友達と一緒にいるほうが好きな乙女だったが、今においては誰も関わらず、魔女を嫌悪し、見つけると暴走する危険なサーヴァントとなっている。
なぜこの姿のままなのかは不明だが、完全に魔獣として狂ってしまったのか、或いはこの姿のほうが誰も近寄らず落ち着いて過ごせるのか、バーサーカーの狂化と打ち消し合いにより、一周回って落ち着いてる方であり、ちゃんと接すればなつくだろう。マスターが執着に近い偏愛を向けず、他者に危害を加えるほど嫉妬深くなければの話だが。
ちなみに、自身と同名のメガラの王女スキュラがいるが、彼女とは別人であり、赤の他人である。ギリシャ神話でありがちだからね…
好きなもの:青い海
嫌いなもの:嫉妬深い奴、魔女(特に鷹の魔女は絶許)、偏愛に近い執着を向ける奴
天敵:キルケー、オデュッセウス
願い:自分をこんなふうにした奴らを報復し、蹂躙すること>>65
【因縁キャラクター】
キルケー
自分を怪物にし、狂わせた忌まわしき魔女。捕まえたら、今までの分の尊厳破壊と屈辱を与え、呪い殺.す。
もしどこかで見つけ次第、マスターの制御が完全不可能になるほど暴走する。宝具も即発動するレベル。
グラウコス
自分の悲劇となった全ての元凶
なぜ自分を求めたのかわからないし、なぜ諦めようとしなかったのもわからない
二度と会いたくないし、もし出会ったら、その神性(プライド)ごと蹂躙してやる。
オデュッセウス
彼の乗ってる船を襲い、船員たちを喰らった話を持つ。何故襲ったのかは不明だが、怪物としての本能なのか?───キルケーの気配を感じたのか?
メディア
キルケーの気配を感じるので、暴走する
メドゥーサ
生前互いの面識も無く絡みもないが、なぜか、異様に落ち着くとのこと。
やはり、運命によって狂わされた者同士なのかもしれない>>66
【他クラス適性、変化傾向】
アサシン
伝承通り、人型を見せる…かもしれない
【コメント】
魔女は滅ぶべし(特にキルケーとグラウコスは絶対殺.す)雌モンスター
すでに登録されてるのを見ると違う方のスキュラだったので、ガチモンスターの方のスキュラが見たかった。
wiki登録可能です。「聖杯そのものには、さして興味はない。俺は運命に打ち勝つ為に此処に来たのさ」
【原典】ギリシャ神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】デイピュロス
【異名・別名・表記揺れ】デーイピュロス、Deipyrus
【性別】男性
【身長・体重】182cm・74kg
【肌色】白【髪色】赤【瞳色】黒
【外見・容姿】大剣を背負った、癖のある赤い髪をした若き偉丈夫
【地域】古代ギリシャ
【年代】神代
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B+ 魔力:D 幸運:D 宝具:B-
https://picrew.me/ja/image_maker/15994>>68
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術への耐性を得る能力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
神代の武将である為、それなりに高い。
騎乗:B
乗り物を乗りこなすための能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
ディオメデスの戦車の御者であった友人、ステネロスには劣るが、中々の腕前。
しかし...>>69
【保有スキル】
海神の激励:B+
アカイアの船団がトロイアの攻撃を受けた時、船陣を組み一時休息していたテウクロス、レイトス、ペネレオス、トアス、デイピュロス、メリオネス、アンティロコスら七人の諸将の前に海神ポセイドンが現れ、臆病者のように振る舞わずに反撃するよう激励し、全軍に戦意を吹き込んだという逸話から。
同ランクの勇猛の効果に加え、肉体的な疲労を徐々に癒して活力と魔力を漲らせる、自然回復力促進効果を得る。
これらの恩恵は僅かながら味方陣営全体に伝搬し、進軍・継戦能力に大いに寄与する。
直感:B
戦闘時、常に自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。
また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。
兵士として優れた直感力を持つが、アポロンに予言、或いは未来視の力を授かったヘレノスに先を読む能力で上を行かれ、敗北を喫した。
気配察知:A
気配を感じ取ることで、効果範囲内の状況・環境を認識する。
近距離ならば同ランクまでの気配遮断を無効化する。
歩哨としての優秀な警戒・監視能力により、逸早く危機を察知し、冷静に対処できる。純粋な人間としては最高クラス。
しかし、予言、或いは未来視の持ち主による「あらゆる発見される可能性を排した完璧な奇襲攻撃」には効果を発揮しない。というか出来ない。>>70
【宝具】
『耀け、天命の大剣よ(トラーケー・ランボ・クシフォス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人
アポロンより予言の力を授かったトロイアの武将ヘレノスが所有していたトラキア製の大剣。所謂死因宝具。
優れた直感能力を持つデイピュロスの兜を一撃で叩き落とし、命を奪ったこれは、アポロンの加護を宿したある種の呪詛礼装である。
真名解放により、かの太陽神の運命干渉機能の一部が剣に宿り「この剣は必ず対象を斬り裂き、この剣で斬られたものは必ず打ち砕かれる」という因果補強が展開される。
攻撃対象の回避を不可能とし、確実な致命(クリティカル)攻撃を与える。城壁や武器、装甲への破壊判定も発生する。これらの影響から逃れるには幸運を用いた判定を必要とする。また、宝具のランク以上の予言や未来視、運命・因果干渉能力を持つものには通用しない。
ランクはそれほど高くなく、絶対的な死を齎す域には至っていないが、その分燃費が良く、取り回しが良い。
...しかし、この宝具は前述した通り、デイピュロスの死因に由来する呪詛礼装である為、真名解放による因果補強の展開中は彼自身の運命力にも悪影響を齎してしまう。
具体的に言うと、クロスカウンターを喰らったり、殺し切れなかった対象から即座に反撃を喰らったりすると、その攻撃に対するあらゆる防御判定は致命(ファンブル)し、より甚大なダメージを受けてしまう。まさに諸刃の剣。>>71
『嘶け、神馬の血族よ(トロース・アロゴ・アポゴノス)』
ランク:B- 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人
ディオメデスがステネロスと協力してアイネイアスの馬を奪ったとき、デイピュロスがステネロスから馬を受け取り、ギリシア軍の陣営まで引いて連れて行ったという逸話から。
アキレウスの不滅の馬に次いで、アカイア陣営の中で二番目に優れた二頭の名馬を召喚し、騎乗する。
アイネイアスの二頭の名馬はトロース王がガニュメデスが攫われた引き換えにゼウスより授かった神馬...その子孫であるとされる。
つまりは、貴き血統を引き継ぐ魔獣・聖獣ランクの幻想種である。
神秘の純度はかの神馬より薄まっているものの、水上をも駆ける駿足は受け継がれており、目にも止まらぬ速さで敵を踏み砕き、蹂躙する。
...しかし、この宝具は前述した通り、デイピュロスが乗り熟したのでは無く、ただ引き連れていた名馬を召喚するものである。
そして、セイバーのデイピュロスの騎乗スキルでは魔獣ランクの幻想種である神馬の子孫たちを完璧に御する事は出来ず、力尽くで無理矢理乗りこなす形になる。
騎乗中は筋力を用いた制御判定を行う必要があり、判定に失敗した場合、セイバーは盛大に落馬し、大きなダメージを受ける。
なお、ライダークラスで召喚された場合は、ちゃんと乗りこなす事が可能であり、この様なデメリットは解消されるらしい。>>72
【解説】
ディピュロス。アルゴスの王の一人であり、ディオメデスの戦車の御者を務めたステネロスの友人。トロイア戦争の際にはアルゴスの武将として参加し、アカイア勢を率いる指揮官の一人として活躍した。歩哨として警戒任務を務めたとも。
ディオメデスがステネロスと協力してアイネイアスから馬を奪った時、デイピュロスはステネロスから馬を受け取り、ギリシア軍の陣営まで引き連れて帰還したという。
その後、ヘクトールがアカイア勢の防壁を破り、トロイアの軍勢と共に雪崩れ込むように陣営に侵入し、大混戦となった時、アカイア勢の苦難に哀れみの心を起こした海神ポセイドンは予言者カルカスに化けて姿を表し、二人のアイアスを杖で打ち、力を与え、ヘクトールを撃退するようにと戦意を昂らせた。
そして、船陣で休息していたテウクロス、レイトス、ペネレオス、トアス、デイピュロス、メリオネス、アンティロコスら諸将を激励し、アカイア全軍に戦意を吹き込み、猛烈に鼓舞した。
かくして苦境から立ち上がったアカイア勢は両アイアスを中心に陣形を整え、トロイア軍と激突する。
ディピュロスも勇猛にトロイア軍に立ち向かったが、トロイア王プリアモスとヘカベーの子であり、カサンドラの双子の兄妹、アポロンより予言の力を授かったヘレノスにトラキアの大剣でこめかみを打たれ、兜を引き裂かれ、弾き飛ばされて命を落とした。【人物・性格】
気さくで、友情に篤く、人付き合いのいい軟派な若者に見えるが、その実優秀な武将としての闘志を内に秘めた強き戦士。
半神の大英雄たちには劣るものの、人間の英雄としてはかなりの実力者。
指揮官としての戦況把握能力や軍団指揮能力にも優れ、多くの兵力が動員される大混戦の最中でも焦る事なく適切に行動し、窮地を切り抜けられる。
ただし、予言や未来視による完璧な奇策を前にすると流石に後手に回らざるを得なくなる。
聖杯そのものへの願いは無く、戦いを求めて召喚に応じるタイプの英霊。
予言者ヘレノスに敗北した過去、あれは神の下した運命なのか、単なる己の未熟さなのか...聖杯戦争を戦い抜き、勝利し「かつての敗北は己の未熟さによるものではなく、予言の神が下した運命である。そして、今その運命を乗り越えた!」そう高らかに宣言する。
戦士として、男としての意地。それだけの事であるが、彼にとっては命を賭けるに値する動機(ねがい)である。
その性質上、勝利を目指して真面目に聖杯戦争に挑むマスターであれば、概ね良好な主従関係を築ける。
大殺戮は好まないが、勝利に必要な分だけなら魂喰いも許容し、余程悪趣味でない限り、狡猾な策略も巡らせる。
巻き込まれ一般人など聖杯戦争参加に消極的なマスターには苦言を呈するが、非力なりに生き残る為に全力を振るうのであれば、戦友としてサポートする。
イメージカラー:静かに燃える赤
特技:周辺警戒、馬を宥めること
好きなもの:ステネロスを始めとする戦友達、馬
嫌いなもの:予言や未来予知系スキル持ち
天敵:予言者ヘレノス
願い:聖杯戦争を戦い抜き、勝利する
【一人称】俺【二人称】あんた、お前【三人称】あいつ、奴「人々の未来を脅かす病巣は、この私が切除しよう」
【原典】ギリシャ神話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】イアピュクス
【異名・別名・表記揺れ】Iapyx
【性別】男性
【身長・体重】149cm・43kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】赤
【外見・容姿】白衣を身に纏った静謐な雰囲気の少年
【地域】古代ギリシャ
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:B 幸運:A 宝具:A
https://picrew.me/ja/image_maker/191322>>75
【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術への耐性を得る能力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
Bランクでは魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
イアピュクスの場合、医神アポロンの加護もあって病毒の類には特筆すべき抵抗力を持つ。
騎乗:C+
乗り物を乗りこなすための能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Cランクでは正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせ、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
かの"木馬"によるトロイア陥落から逃げ延びたイアピュクスの場合、撤退・逃走時にはランクが上がり、乗騎の限界を引き出してその場から離脱できる。
道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成可能。
Aランクとなると、擬似的な不死の薬すら作成可能。
アポロンから薬学と医術を学び、その道を極めたイアピュクスは高性能な医療器具と医薬品を作り出す。>>76
【保有スキル】
老練:A+
精神が熟達した状態で召喚されたサーヴァントに与えられるスキル。
いかなる状態でも平静を保つと同時に、契約を通じてマスターの精神状態を安定させることができる。また、医師としての役割から患者の精神状態もある程度安定させる事が可能。
アポロンの趣味で美少年の姿で召喚されているが、内面は老成しており、多彩な技能スキルと経験を活かし、的確な施術を行う。
男神の寵愛:B
アポロンからの寵愛を一身に受けている。
魔力と幸運を除く、他全てのステータスがランクアップしている他、医療行為にボーナスが入る。
また、偶にマスコットのような蛇型端末が現れて絡んでくる事もあるが、真面目で冷静なイアピュクスの事をあまりいじり甲斐がないと思っているのか、干渉度合いは低め。
割と迷惑であるが、イアピュクスは適当に遇らう。
ディクタムヌス・プレパレーション:A+
アイネイアスの傷を癒した、クレタ島のイーデー山で採れた薬草ディクタムヌスと神食アンブロシア、そして万能薬パナケイアを調合した秘薬。
死者の蘇生は不可能であるが、大体の傷や病気を瞬く間に治癒し、呪詛の類も消滅させる最高級の霊薬。
しかし、この薬を調合したのは美神アフロディーテであり、イアピュクスは知らぬ間に薬を使用しただけに過ぎない。
故に、サーヴァントとして持ち込める量には限りがあり、何度も使えるものではない。
更に、自分自身の傷を癒すのには使用できないという制限がある。>>78
【宝具】
『闇を切除す黎明執刀(エクトミー・トラフマティスモス)』
ランク:A 種別:対人施術 レンジ:1 最大捕捉:1つの病巣
イアピュクスが至った医術の境地。
伝説に於いて、彼の医術ではアイネイアスの身体から鏃を摘出する事が出来ず、結局は神の秘薬の助けを借りて傷を癒す事しか出来なかった。
だが、今は違う。
神の御業にて痛みが消え去り、出血は止まり、自然と異物が抜け落ち、傷が癒やされて行く過程を目に焼き付け、その領域に至らんと医術を磨き上げたイアピュクスの執刀技術は魔剣と同列の絶技として結実した。
超絶的な技巧と速さで振るわれる手術刀(メス)は狙いを定めた「病巣や異物」に対してピンポイントで「切開」「摘出」「縫合」の工程を"全くの同時かつ一瞬"で行う。
完璧なる執刀により齎されるのは、一切の手術跡無く病巣のみを体外へと取り出すという、奇跡の如し結果。
呪毒の類も切除して体外へと取り出せるが、毒素が全身に転移してしまっている場合には、基本的に手の施しようがない。ただし、何らかの呪詛の「核」がある場合はそれを取り除く事で悪影響から救い出す事が出来る可能性もある。
つまりは体内にあるものを自在に「摘出」する絶技であり、攻撃に転用すれば心臓などの主要臓器を体外へと「摘み出す」、恐るべき殺人技となる。>>79
『穿ち蝕む痛癢の鏃(アイネイアス・リューペー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10(無理矢理イアピュクスが使用した場合の有効射程) 最大捕捉:1人
イアピュクスが神の秘薬の助けを借りて摘出した、アイネイアスの身体にめり込んだ鏃。
誰が射手なのか、どのような気勢で放たれたのか、如何なる素材で作り出されたのか、何一つ物語中で語られる事は無かったが、半神の英雄であるアイネイアスに傷を付けたこれは恐るべき呪弾であり、命中すれば体内で悪性腫瘍のように同化。激痛と呪詛による継続ダメージを与え続ける。
更にこの宝具のランク以下の回復や手術による治癒や摘出を阻害する効果もあり、少しずつ対象の生命を削り減らして行く、悪辣な宝具。
なお、イアピュクスはこの宝具を十全に扱える程の弓矢の腕や投擲技術を持たない上、長年共に付き従った仲間を傷付け、命を脅かした代物でもあるため、あまり使いたがらない。
「誰の物であるか定かでは無い」という性質から、双方の合意があれば他者に譲渡する事も可能。>>80
【解説】
イアピュクス。ギリシャ神話に登場する医師であり、トロイア人イーアシオスの子。
イアピュクスは太陽神アポロンから多大な寵愛を受けており、アポロンは彼に数多くの贈り物、弓、矢、竪琴、そして予言の才能を与えようとした。
しかしイアピュクスは、病弱な父の寿命を延ばしたいという願いから、他のすべての才能よりも、薬草の知識と医術を学ぶ事を選び、その道を極めたという。
トロイア戦争の期間、イアピュクスは軍医としてアイネイアスに付き従い、治療者として活躍した。
後にかの"木馬"を用いた奇策によりトロイアが陥落すると、すでに老齢に達していたイアピュクスはアイネイアスが率いる船団に乗り込み、イタリアへと渡った。
その後、アイネイアスがトゥルヌスの軍勢との戦いで、どこからとも無く飛んで来た矢の一撃を受けて傷を負った時、苦痛に耐えながら身体を槍で支えながら歩き、仲間に傷を切開して鏃を取り出し、早く自分を戦場に戻すよう頼んだ。
長年アイネイアスの治療者として働いたイアピュクスは直ぐに彼の元に駆けつけたが、鏃を引っ張っても、傷を開いて取り出そうとしても、如何なる処置も効果がなかった。
しかし、アイネイアスの母である美神アフロディーテは息子の身を案じ、クレタ島のイーデー山に赴いて薬草ディクタムヌスを摘み取り、傷を洗うためにイアピュクスが汲んだ川水に浸し、更にアンブロシアとパナケイアを振り撒いた。
イアピュクスがその事に気づかないままに薬効が溶け込んだ川水でアイネイアスの傷口を洗うと、痛みは消え去り、出血は止まり、自然と鏃が抜け落ちたという。
イアピュクスはこれが神の御業によるものと直ぐに理解すると、アイネイアスを激励し、戦場へと送り出したという。>>81
【人物・性格】
一見すると大人しい少年にしか見えないが、その内面は老成した熟練の医師そのもの。
トロイア戦争、そしてルトゥリ族の王トゥルヌスとの激戦を経験しただけあって、生半可な事では動じず、慌てない。
ちなみに、トロイア陥落時に"木馬"の殲滅形態を目撃した時は流石に驚愕したらしい。
医者らしく人を救う事に直向きであり、新しい技術も柔軟に取り入れて施術に役立てる。
ある種の主治医として、長年共に過ごして来たアイネイアスから受けた影響は大きく、彼が築き上げ、守ろうとした人々の未来を脅かす巨悪に対しては、医師としての矜持を曲げてでも「切除」しようと奮起する。
イメージカラー:闇を斬り裂く銀
特技:医術全般
好きなもの:平穏、アイネイアス
嫌いなもの:戦争、苦悶、どう足掻いても手の施しようがない患者
天敵:アイネイアス、病、戦争
願い:未来を守る、より多くの命を守る
【一人称】私【二人称】君、〇〇さん【三人称】彼/彼女【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】ランサー
【真名】グラウコス
【性別】男
【身長・体重】173cm・73kg
【容姿】青髪の美青年。再臨すると人魚化し、肌色まで青く染まる
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:C 宝具:B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術に対する抵抗力。
神性:B
ただの漁師から神に迎えられたとされている。>>83
【保有スキル】
予言(海):B
神性に由来する世界の声を聴く能力。海神として、海の声を聴くことに限定される。
紳士的な愛:C
一目惚れしたスキュラへの対応はギリシア神性にしては穏健なものであった。紳士であるというより、田舎者として純朴だったというべきか。結局、魔女の惚れ薬に頼ろうとするのだが。
癒えぬ恋心:EX
アンニュイな気分。スキュラを失った悲しみ、惜しみ、自責などの感情の表れ。海神であるランサーの感情は、雨となって降り注ぐ。
【宝具】
『海は故郷と囁く霊草 (メタモルフォーゼ・アンテドーン)』
ランク:B 種別:強化宝具 レンジ:ー 最大捕捉:ー
ランサーを海神に変えた薬草。その正体は超科学ナノマシン「テオス・クリロノミア」。ランサーが摂取したのは主に「ポセイドン・クリロノミア」である。
神性を得るほどの魔力供給、肉体性能の強化を基本効果として、ポセイドン独自のものとして海での戦闘力を大きく向上させる。
『汝、海を護る畏怖 (トライアングル・メッシーナ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:3
ランサーの銛。痴情のもつれが引き起こした痛ましい事案に対するランサーの感情の爆発。八つ当たり。
怪物となったスキュラと、渦潮の怪物カリブディスが棲みつくメッシーナ海峡と、魔の海域バミューダ・トライアングルの概念を、拗らせた恋の三角関係をベースとして重ね合わせることで、海流を召喚して対象を溺死させる。>>84
【Weapon】
『銛』
漁師であることに由来する武器。トライデントの劣化量産品みたいなものらしい。
【解説】
ギリシア神話の海神の一柱グラウコス。元は漁師の生まれであり、アンテドーンの浜辺で発見した霊草を摂取することで神に迎えられたとされる。習合された土着神性だと推測されるが、召喚に当たって漁師だったことを真実にしているため、ランサーから証言を得ることはできない。
彼の逸話は、なんといっても童貞ヘタレ野郎な恋物語であろう。あるとき、スキュラに一目惚れをしたグラウコスは、必死になって口説き落とそうとした。しかし、グラウコスの異形に怯えたスキュラは走り去ってしまう。
どうしても諦められなかったグラウコスは、あろうことか魔女のキルケーに相談する。惚れっぽい大魔女は案の定、グラウコスを気に入り、自分に乗り換えろと迫った。グラウコスはこれを素気無く拒絶し、これに怒ったキルケーは嫉妬の炎に炙られるまま、一方的な恋敵であるスキュラを得意の霊薬で怪物に変身させてしまった。グラウコスは、キルケーと絶交し、スキュラの姿に悲しみ、スキュラに対して責任を取るでもなく心の海底に沈んでいった。
諸説によっては、海王ポセイドンやその妻アムピトリテが関わっていたりするが、真実を語るのは憚られる。>>85
【因縁】
キルケー:
話をややこしくした大魔女。グラウコスは悲しむのに忙しいので憎悪は燃やしていない。興味が無い。
彼女の噂はニンフたちから聞いたらしいが、肝心の惚れっぽさは聞かなかったらしい。
ポセイドン:
直属の上司。対面したことはない。使い魔を増やすのが趣味。ランサーもやられたし、スキュラさえもそれに巻き込まれた可能性がある。
スキュラ:
怪物となってしまった恋焦がれる相手。外見が変わっても受け入れようとはしたが、怪物化してもなお彼女から拒絶されてしまった。喰い殺されるのは嫌らしい。
スキュラ(メガラ):
憧れと同名の別人。キルケーに似てる気がしなくもないが、フラれたモノ同士、気が合う可能性が微妙に存在する。恋人関係にはならない。お互いになりたくない。
魔性系サーヴァント:
スキュラには敵わないと割と失礼な発言をする。フルボッコの刑。
オリオン:
上司の息子。繊細なランサーとは正反対だが友人関係にはなれる。スキュラが一番だが、それはそれとして下ネタが嫌いなわけではない。
wiki登録可「"木馬"の最終調整は完了した...行こうぜ、冒険野郎!」
【原典】ギリシャ神話
【CLASS】グラップラー
【マスター】
【真名】エペイオス
【異名・別名・表記揺れ】フォキスのエペイオス
【性別】男性
【身長・体重】189cm・90kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】青
【外見・容姿】近未来的な作業服と溶接マスクを身に付けた筋骨隆々な工匠(エンジニア)
【地域】古代ギリシャ・フォキス地方
【年代】神代
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・機械
【ステータス】筋力:B+ 耐久:B+ 敏捷:C+ 魔力:D 幸運:A 宝具:B++
https://picrew.me/ja/image_maker/80783>>87
【クラス別スキル】
グラップラー:B+
格闘士としての適性・練度の高さ。
巨人の如し、と評されたエペイオスは優れたボクシングのパワーファイターである。
更に、工匠(エンジニア)としての技術の粋を集めた機械装甲(ボディプロテクター)を身に纏う事で、人智を超えた戦闘スタイルを展開する。
【保有スキル】
戦女神の天啓:A+
戦女神アテナより齎された、多大なる技術提供(しゅくふく)。
魔力と幸運を除く全ステータスが上昇する他、本来であれば人の手など到底及ばぬ、神々の超技術(オーバーテクノロジー)の一端を理解し、それを取り扱う知識と権限が与えられる。
ゴッドアームズ・エンジニアリング:EX
神々より与えられた知識により超進化を遂げた、道具作成や概念改良の亜種スキル。
生前の文明レベルを遥かに超越した機械装置を自在に作り出す。
神の鋼体(からだ)を構成する神鋼(アダマス)すら加工し、権能の極小集合体(テオス・クリロノミア)を利用したナノレベルの精密機械を製作する技術と製作の成果物は神秘の域にある。
ただし当然ながら、提供された技術の限界、資源の不足、莫大な開発期間などの問題もあり、兵器開発に特化した陣地作成スキルを持つキャスターやブラックスミスのクラスで召喚されたのならともかく、グラップラークラスの身でゼロから巨大兵器を作り出す事は不可能に近い。
基本的に小型の戦闘機械の作成、既に完成済みの兵器に対する補修作業(メンテナンス)や部分改造(モディフィケーション)に止まる。>>88
神体結界・格闘兵装:B+
アイギス・インファイトカスタム。本来は宝具。
正確には"木馬"作成時の余剰部品から作り出した機械鎧であり、極めて精巧な模倣改造品。
しかし、女神アテナの技術と権限で作成されている為、基本的な性能は殆ど変わらない。
正規品よりも概念防御は薄くなっているが、その分軽量化が施されており、機敏な回避を可能とする。
無敵になりつつ回避も行い、隙を逃さず拳撃を放ち敵をKOする近接戦闘特化型機械装甲(ボディプロテクター)。
【宝具】
『撃滅の大木馬(トロイア・グロスィヤ)』
ランク:B++ 種別:対国個人宝具 レンジ:2~80 最大捕捉:1個体
かつてエペイオスの主導の元、アカイア軍の技術者たちと女神アテナのバックアップを受けて作り出した強大な超兵器を召喚する。
即ち、"トロイの木馬"。女神アテナによるアイギスの祝福を思わせる、神鋼の装甲に覆われた大型乗騎である。
グラップラークラスで召喚されたエペイオスの場合、顕現する木馬はケンタウロスを彷彿とさせる、如何なる地形にも適応し、踏み込みを強化する機械四足と城壁を一撃で崩落させる巨大な腕を持つ"拳撃特化型・適性個体粉砕形態"として改造されており、光線兵器の類はオミットされている代わりに、あらゆる機能と絶大なエネルギーの全てを"近づいて敵をぶん殴る"ことに特化・一点集中した機体は、神獣にさえも立ち向かい、殴り飛ばす事も可能な格闘性能を発揮する。
【Weapon】
『拳』
『神代の工具』
『携帯可能な神代兵器群』>>89
【解説】
エペイオス。アイギーナ島の王アイアコスの子、ポーコスの子であるパノペウスの子。
トロイア戦争に参加した武将の一人。
優れた拳闘家、工匠であり、かのトロイの木馬の設計・建造者として知られている。
また、一説によると、キュクラデス諸島の軍勢三十隻を率いてトロイア戦争に参加したと言われている。
エペイオスは巨大な力を持つ巨人という評判があり、パトロクロスの葬礼競技では拳闘でエウリュアロスに勝利したが、後に行われたアキレウスの葬礼競技では、テセウスの息子アカマスと戦うも膠着状態に陥り、勝負が付かなかった。
戦争では目立った活躍をしなかったエペイオスであったが、トロイア戦争の末期、オデュッセウスが木馬作戦を提案するのを聞き、胴体の内部が空洞になった強大な木馬を建造した。
曰く、オデュッセウスが作戦会議で木馬作戦を提案した夜、エペイオスの夢に女神アテナが現れて木馬の建造を命じ、女神自身もそれを手伝うと述べたという。
エペイオスは木馬の構造を知り尽くしており、特別な仕掛けが施された扉は彼だけが外し、開閉出来たという。
当然、木馬作戦にも参加し、馬の中に同行する29人の兵士を選定した後に、最後に乗り込んだ。
かくしてこの奇策は成功を収め、トロイアは陥落した。>>90
【人物・性格】
戦うシステムエンジニア。
ボクサーとしての燃える闘争心とエンジニアとしての精密な器用さを兼ね備える稀有な人物。
機械装甲に身を包んでのパワフルなボクシングスタイルに神鋼(アダマス)すら加工する神代の工具による直接攻撃を織り交ぜる全く新しい戦闘法で敵を撃退する。なかなかにえげつないが本人に残虐趣味はない。使えるもんは使う主義なだけである。
私生活ではやや粗野ではあるが、ロマンを解する気の良いオジサンであるが、兵器製作時には「神憑った様な」機械的な集中力を発揮し、人知を超越した恐るべき超兵器を製造する。
イメージカラー:暗闇を引き裂く青
特技:エンジニアリング、ボクシング
好きなもの:物作り、機械いじり、ロマン機能
嫌いなもの:材料不足、予算不足、技術限界
天敵:オデュッセウス
願い:自分が作り出した兵器を思う存分活躍させる。あと自分も活躍する。聖杯に願う事は特にない。
【一人称】俺【二人称】あんた、お前【三人称】あいつ「――――世界は、俺の物だ」
【出典】インド神話、『マハーバーラタ』、『本生経』など
【CLASS】プリテンダー
【真名】マーンダートリ/Mandhatri
【表記ゆれ】マンダータル/Mandhatar(仏典などのパーリ語表記)
【性別】男
【身長】598cm
【時代】神話時代(トレーター・ユガ以前)
【地域】インド
【属性】秩序・善
【その他の属性】星・人型・神性・王
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:A++ 宝具:EX
【クラススキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Aランク以下の魔術を無効化する。>>92
単独行動:A
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
マスターを失っても一週間は現界を維持できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
騎乗:A+
騎乗の才能。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
獣であるのならば幻獣・神獣ランクのものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
神性:B+
神としての性質、あるいはその体に神霊適性を持つかどうか神性属性があるかないかの判定であり、ランクが高いほどより物質的な神霊に近いとされる。
かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残であり、これを持つ者は様々な異能ボーナスが与えられる。
インドラ神より乳を与えられて育った者として、また『ジャータカ』において頂生王(マンダータルと呼ばれる)は、仏陀・釈迦如来の過去世に位置付けられているため神性を有する。>>94
神々の王の玉座:A
“インドラ神の座の半分(シャクラスヤールダーサナム/sakrasyardhasanam)”。
シャクラスヤ(シャクラ、インドラ神の)・アルダ(の半分)・アーサナム(座を)。
ひとつの座に坐るマーンダートリ王とインドラ神の間に違いは認められなかった。
背格好、皮膚の色合い、声の質はまったく同質。ただ、インドラ神が瞬きをしないことのみが差異であったという。
『マハーバーラタ』でスカンダ神に聖仙たちが語るところによれば“神々の王(インドラ)”とは生類に力と威光と幸福を授ける。善行を成す者たちにはあらゆる贈り物を与える。生類をそれぞれの仕事に従事するよう導く。太陽がない時には太陽となり、月のない時には月に、場合によっては火、風、地、水となる。それがインドラであるという。
マーンダートリ王は父親から生まれ、母親がいなかったためにインドラ神から乳を与えられて育った。これは『女性』の権能もまた有していたから可能であったのだ。と定義する。
未来を見通し、万象の流れを操作する、全能神の権能。
マーンダートリ王は時にかの神のように雨を降らしたという。>>95
【宝具】
『天輪聖王(チャクラ・ヴァルティン)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:9999
転輪聖王とは古代インド・ヴェーダ時代における理想の王のこと。
『スッタニパータ』などの仏典では、仏と王には同じ偉人の相を三十二備えた転輪聖王(理想的帝王)の姿を持つという。32相を具えている偉人にはただ二つの道があるのみで、その他の道はありえない。もしもかれが在家の生活を営むならば、かれは転輪王となり、正義を守る正義の王として四方を征服して、国土人民を安定させ、七宝を具有するに至る。しかしながら、もしもかれが家から出て出家者となるならば、真の人・覚りを開いた人となり、世間における諸の煩悩の覆いをとり除くという。
輪の中にいる対象へ光の矢を放つ、全天包囲型・自動移動砲台。
光輪(チャクラム)は大輪と小輪とに分かれている。
大輪は上空に展開する直径70kmのリング。輪の範囲内となる領域を「神域」として強制的に指定する。これは最高ランクの工房作成スキルと似て非なるもの。工房や神殿とは違い、輪(所持者)の行動に伴っての位置移動が可能。歩く多重結界、歩く要塞である。輪が廻転する度にマナやオドをはじめとする魔力を蒐集するため、攻撃に魔力を必要とする魔術師やサーヴァント、生存に魔力を必要とする精霊などには天敵と言える。反面、世界とは切り離されつつある生物(大気の魔力をあまり使用しない人間)には劇的な効果はない。ターン経過に応じて最大で七つの輪に拡大する。
小輪は頭上に展開する直径7㎞のリング。迎撃宝具であり、武の王・転輪聖王が持つとされる七つの武具を模した質量兵器、バンカーバスターを有する。すなわち、『金輪宝(チャッカラタナ)』『白象宝(ハッティラタナ)』『紺馬宝(アッサラタナ)』『神珠宝(マニラタナ)』『玉女宝(イッティラタナ)』『居士宝(ガハパティラタナ)』『主兵宝(パリナーヤカラタナ)』の七宝である。
とある並行世界では、事象選択樹・剪定機構チャクラ・ヴァルティンとも。
【weapon】
『破壊神の弦音(シャイヴァ・アージャガヴァ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1
シヴァ神の(物)、アージャガヴァ弓。
通常武装としても選択される。>>96
【解説】
“陽王統(スーリヤヴァンシャ)”に属する、王仙(ラージャリシ)。
ユヴァナーシュヴァ王の息子。ユヴァナーシュヴァ王には長い間、子供がいなかったので彼のために聖者たちは子供を得るための祭祀を始めた。その祭祀の中に、祭壇に水をいっぱいにした器を置いておくように定められているところがあったが、夜中、喉が渇いたユヴァナーシュヴァ王はその器の水に子供を生じる力があるとは知らず、それを飲んでしまった結果、一人の男の子が彼の右脇から生まれ出た。生まれた子供を養うためにインドラ神が現れ、自らの指を与え、「“彼は私を吸うであろう(マーム・ダースヤティ)”」と言ったことから、マーンダートリと名付けられた。
『頂生王故事経』などの仏教説話では、父の頭から生まれたことから頂生王と呼ばれる。七宝と四神通とを持ち、拍手すると七宝が雨と降るという福分をもつ転輪王であった。南閻浮提の王で満足せず、東勝身洲、西牛貨洲、北倶盧洲に進軍して支配し、それにも飽き足らず三十三天に昇る。四天王も彼と戦って退けることを望まず、忉利天に行かせる。帝釈天は彼を歓迎して半座を提供し、二人で天界を支配する。長い期間が過ぎた後、マンダータル王が帝釈天を滅ぼしてひとりで天界を支配しようという欲望を持つやいなや、地に落ちて命終する。仏陀の前世であり、「月と太陽が運行し、四方を照らしつつ輝く限りの大地に住む生類は、すべてマンダータル王の下僕である。カハーパナが雨と降っても諸欲が満たされることはない。賢者は、諸欲は喜びではなく苦であると知る。マンダータル王は天界においても諸欲において楽を得ない。正等覚者の声聞は渇愛の滅尽を喜ぶ」と締めくくられる。>>97
【人物像】
上帝マーンダートリ王。
パーリ語で「マンダータル」、漢訳で「頂生王」「曼駄多」。
母なき異常出生によって誕生した、13腕尺(キシュク)……約598cmある異形の王。
青色の長髪と黄金の瞳、褐色肌が特徴的な男性。
古代インドの服装の他に、縫い合わせない一枚布を肩掛けた格好をしている。
求道者の顔をして、その実、極めて利己的な人物。
自分が求めない解答・行動は時に暴力的な手段を用いて封殺.する理想主義。
イメージカラー:サフラン色
特技:扇動
好きなもの:(自分にとっての)平穏無事
嫌いなもの:
天敵:覚者
願い:人間が知りたい。しかし、満足する解答のハードルは非常に高い
なぜならそれは人間≒マーンダートリ自身。自分の本性を知りたいということ>>98
かつて世界に実在していた神。自然、概念と深く結びつき、世界を構成する事象そのもの。神話体系における神々の王とはすなわち、本来的な意味での“星の支配者”に最も近い存在である。この神々の王の領域に定命でありながら辿り着いた、生まれながらの王聖。
故に、世界に優先的に愛され、およそすべての特権を行使することができた。万物万象は、文字通りの物でさえも、彼に奉仕する。生まれながらにしてこの世のあらゆる苦痛とは無縁であったのだ。当然ながらそれは“マナ(神秘)”に満たされ、想像し得ることは死者の蘇生であろうと可能であった神話時代においても例外的な事例である。マーンダートリ王は人々が、民衆が思う「善き事」を行うことが出来るが、それが何故「善き事」なのかは理解できない。すべてを与えられているのだから、欠けた状態になったことが無いのだ。
世界の広さ、認識を拡大する度に手に入れることで再度、満たされる。これを繰り返すことで神々の王の座を獲得するまでになる(独占することはなかったのは意味がなかったからだ)が、最終的に自分一人の方がより良く世界を運営できると確信し、天を失う。
このマーンダートリ王の最期を、仏教系の説話では「自身の利益のみを求めたため、一切の苦を脱せなかった」ことを示していると解している。
物質的な“世界”が提供できない精神的な充足がもたらす領域(悟り)があることを、その時にはじめて知ったのだ。
マーンダートリ王の“人間”としての生は、ようやく始まり――同時に終わった。>>99
【真名転生】
正しく人々の憧れとなり、時代を導いた達成者である『英雄』。善を成立させるものとして必要な障害、英雄のカウンターである『反英雄』。その中には偽ること――人々を騙し、欺くことで偉業を成す者もいただろう。
魂まで騙ることで本物以上の力と功績を残した“誰か”。
それが『役を羽織る者(プリテンダー)』。人や獣相手ではなく、世界を敵に回す詐称の英霊。
霊基の金型とも言える七つのクラスにも、エクストラクラスにも該当せず、特定できない霊基パターンを持つ。
地上のみならず天上を征服して『インドラ神と玉座を分かち合った』という輝かしい逸話、偉業はマーンダートリ王という個人を塗り潰し、人々は“役”を後付けした。すなわち『神々の王インドラと成った者』、『覚者の前世』という信仰である。結果としてマーンダートリ王はインド神話体系の“神々の王(インドラ)”と、覚者という二名の『詐称者(プリテンダー)』としての資格を得た。
【wiki登録】可「正雪先生に学びし武芸の真髄……冥土の土産となさいませ」「んだんだ! 悪党どもめ、年貢の納め時だべ!」
【元ネタ】碁太平記白石噺 姉妹達大礎など
【CLASS】ランサー
【真名】宮城野・信夫
【性別】女性
【身長・体重】154cm・42kg 147cm・37kg
【外見・容姿】白装束に身を包んだ姉妹。姉は鎖鎌と手裏剣、妹は白柄薙刀を得物とする。
【地域】日本
【年代】江戸時代
【属性】中立・善・地
【その他属性】人型 女性
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B+ 魔力E 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。Cランクでは、魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。>>101
【固有スキル】
烈女の武芸:B+
仇討ちの為に由比正雪より学んだ武術。
姉・宮城野は鎖鎌と手裏剣を、妹・信夫は薙刀を得手とするが、宝具の発動により得意とする武器を入れ替えることができる。
復讐者としての逸話に由来して報復攻撃の威力を向上させる効果もある。
姉妹の絆:A
姉妹の血縁とその絆に由来するスキル。宮城野・信夫の場合、スキル:コンビネーションに似た連携能力も発揮される。
孝女の誉:EX
彼女達の孝心に心打たれた多くの人々から協力を受けてきた事に由来するスキル。
悪属性以外の人間、英霊から好感を持たれやすくなり、交渉や同盟に有利な補正を得られる。
また日本での召喚された場合に限り、姉妹たちが強く憎む敵に対し、人類の集合無意識(アラヤ)による有形無形の緩やかな妨害が与えられる。>>102
【宝具】
『姉妹達大礎 (あねいもとだてのおおきど)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:2人
「「今こそ無念を晴らさせたまえ! 『姉妹達大礎 (あねいもとだてのおおきど)』!」」
彼女たちの仇討ちが日本全国に物語として広まった事と、作品によって姉妹の得物とされる武器が入れ替わっているパターンがある事に由来する宝具。
姉妹の霊基を部分的に入れ開ける事で、得物――すなわち鎖鎌・手裏剣と薙刀と各々が習得した武芸の習熟度を交換する。
宮城野・信夫の姉妹はこの宝具とスキル:姉妹の絆を駆使して阿吽の呼吸で連携し、敵の目算を外して虚を突く戦いを得手とする。
奥の手として、投擲した手裏剣を命中する直前で薙刀と入れ替え、擬似的な徹甲弾と為さしめる秘技が存在する。
【Weapon】
『鎖鎌』『手裏剣』:姉・宮城野の得物。鎖鎌の鎖は金、分銅は鉛。手裏剣はいわゆる棒手裏剣。
『薙刀』:妹・信夫が得物とする白柄の薙刀。>>103
【解説】
江戸時代、父の仇討ちを為し遂げた孝女として知られた姉妹。
最古の史料では享保3年(1718年)の頃の出来事とされ、事実かどうかも分からないとも記されているが
浄瑠璃、歌舞伎など様々な芸能で舞台となる時代や人名を脚色されて広まり、北は津軽、南は琉球にまで語られる伝承となったという。
†
最古の史料は月堂見聞集とされる。
それによれば田辺志摩なる武士に親を殺された姉妹が伊達吉村の剣術師範に武芸を習い、ついにこれを討ち果たしたというが、著者である本島知辰は真偽は知らないとも記している
しかし、民間の芸能家に別の時代の物語として潤色され、由比正雪とも結び付けられた勧善懲悪の物語として世に広まっていく事となる。
多少の相違はあるが大まかなあらすじは以下の通り。
奥州白石の農村で家族と共に暮らしていた姉妹であったが、父が些細な事から志賀団七の怒りを買い、斬殺.される。
この事にショックを受けた母もその晩に病没。
やがて姉妹は田んぼを売り払って路銀に変え、志賀団七を討つために武芸を習わんと一念発起する。
志賀団七に仇討ちを目論んでいる事を悟られぬ為に、遠く江戸まで脚を運んだ姉妹は、当時名の知れた兵法家であった由井正雪に弟子入りを頼み込んだ。
姉妹の事情を知った正雪は「三年の内に敵を取れるようにしよう」と約束し、彼女達の名を宮城野・信夫と改めさせる。
そうして、三年とも五年とも言われる修行の末、姉・宮城野は鎖鎌の、妹・信夫は薙刀の達人となった。>>104
姉妹の腕前に満足した正雪は、門弟をつけて仇討ちへ送り出す。
伊達家重臣・片倉重長の取次を経て、公式に志賀団七との決闘を挑んだ姉妹は、立会人が居並ぶ中にあって妙技を見せ、ついに団七を討ち果たした。
その後、仇討ちであろうと武家を殺した罪を償う為に自刃しようとしたが、片倉家の役人や聴衆に説得され、尼となるという形で贖罪する道を選んだという。
後に由井正雪は叛乱を企てた大罪人として処断されたが、姉妹はかつて受けた恩を返すためにその首を譲り受け、菩提を弔ったのだという。
【人物像】
サムライレムナントの由井正雪に武芸を学んだ弟子たち、と本稿では設定する。
この姉妹が生きたのは剪定事象の世界であり、汎人類史において行われた大本の逸話とは直接的な関係を持たない。
(大逆を犯した正雪の首を供養した逸話は汎人類史に存在する物語上のものとする)
姉は吉原の遊女とするパターンの物語もある為か、嫋やかでありながら優雅な美女。
妹は東北弁混じりで喋る、素朴だが人の庇護欲を駆り立てる少女。
姉は手管も込みで、妹は自然体で、他者に「助けになりたい」と思わせる人種であり、かの授かりの英雄が如く有形無形の支援を得られる。
基本的に己に対する害意にはさしたる恨みも抱かないが、近しい者を悪意により害された場合、激しい怒りと憎しみを向け、蛇のように執念深く付け狙うだろう。
単体での能力はさほどではないが、人間としての美質から多くの人の助けを自然と受けるという点が厄介。
彼女達の恨みを買うという事は、必然的に周囲の社会全体の敵意を買うという事なのだ。
特に日本で召喚された場合、彼女達のスキルは人類の集合無意識(アラヤ)にさえ働きかける為、この姉妹に憎まれた相手は徐々に世界そのものに追い詰められていく事となる。>>105
【関連人物】
由井正雪:仇討ちの為の武術を教わった師。恩義と敬意を抱く相手であり、叶うならば恩返しをしたいと望んでいる。
【Wiki登録】可>>107
【クラス別スキル】
狂化:A-
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。幸運と魔力を除くステータスが上昇するが、言語能力を失い複雑な思考が不可能となる。
常時興奮状態に陥っているが、全裸の若い美女を目視させれば深く恥じらって暴走を停止し、一時的に意思疎通が可能になる。
露出の多い服装も多少は効果がある。
神性:B
神霊適性を持つかどうか。ランクが高い程、より物質的な神霊との混血とされており、Bランクは半神の領域である。
その身に流れる血がケルト神話の太陽神・ルーに由来する事に変わりは無く、彼自身の在り方が歪んだ訳でもないのでランクは維持されている。
………………外見からは想像も出来ないが。>>108
【保有スキル】
魔力放出(血&炎):A
自身の血液及び身体に掛かった他者の血液を媒介とし、魔力を帯びた超高熱の赤黒い蒸気を広範囲に放出する。これを浴びた者は熱によって焼き焦がされ、迂闊に吸い込めば体内から爛れる事となる。
また、その性質上霊基の損傷具合に比例して威力と射程範囲が増大する特性も併せ持つ。
バロルの魔眼:A++
見つめた相手の身体に負荷を掛け、ダメージを与えると共に行動を阻害する邪視。眼球に魔力を収束させて&ruby(レーザービーム){光の奔流}を放つ事も可能。
対抗するには同ランク以上の『対魔力』スキルが必要となる。
ルーン魔術:D
北欧の魔術刻印ルーンの所持を表す。
この状態では精々同ランクの『対魔力』として機能する程度である。>>109
巨人外殻(矢避け):B
巨人種の肉体を構成する強靭な外殻。
きわめて特殊な組成を有しており、攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換する。吸収限界を上回る攻撃については魔力変換できず、そのダメージを受けることになる。
バーサーカーの場合は元々保有していたスキル『矢避けの加護』も内包されており、遠距離攻撃であれば「限界を上回った分のダメージを体外に逸らす」という形で対応可能。
弱体(水):C
怪物化したクー・フーリンを鎮めるには大樽三杯の冷水を必要とする……という逸話から。
水属性の攻撃に対する抵抗力を恒常的に低下させるデメリットスキル。
また、大量の冷水に放り込まれた際に全ステータス及びスキルが強烈に弱体化してしまう。
反面「『狂化』スキルのランク及び現界に要する魔力消費量も大幅に減少するので制御が容易になる」というメリットも存在する。>>110
【宝具】
『響き砕く狂霊の咆哮(ドウェルグ・アギ・アムラー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5~70 最大捕捉:1000人
地に眠る精霊達を目覚めさせ、敵味方問わず戦士達を恐怖に陥れる「ねじれた」クー・フーリンの唸り声。
バーサーカーが発する轟音と震動、そして莫大な魔力を宿した咆哮は霊脈の共鳴・暴走を引き起こし、土地その物には過剰供給された魔力の噴出に伴う大規模な地震と地形破壊を、咆哮を耳にした生物には本能的な恐怖と重圧を齎す。
『裂け抉る死棘の槍(ゲイ・ボルク)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
英雄クー・フーリンの象徴とも呼べる魔槍………なのだが、槍に宿る水属性の魔力と「ねじれた」クー・フーリンの相性が悪い上に『狂化』の影響で力任せに振り回すだけ………とやや持ち腐れ感が漂っている。
故に本来の性能を発揮出来ているとは言い難く、威力と速度こそ上昇している一方で「槍捌き自体は単純なので動体視力が追い付けば簡単に避けられる」という弱点が産まれてしまった。
ただし、因果逆転の呪いと内部破壊効果は残っているため油断は禁物。
【Weapon】
『ゲイ・ボルク』
クー・フーリンを象徴する真紅の魔槍。最早説明不要である。
『魔眼&巨人外殻』
「あらゆる武器が通じない身体」と「見た者を全て滅ぼす邪眼」を持つクー・フーリンの曾祖父バロールの血が齎した異能。
代を重ねて血が薄れたにも関わらず、未だに最上級の神秘を宿している。【解説】
言わずと知れたケルト神話のアルスター伝説における大英雄クー・フーリン………が、高まる戦意によって変貌した姿。
この現象は「ねじれの発作」と呼ばれており、いわく『骨が皮膚の下で回転して筋肉は膨れ上がり、英雄の光を放つ頭部から血が滴る逆立った髪を生やし、片目は頭部に埋没しもう片方の目が肥大化した悪鬼のような姿で敵味方の区別なく戦場を蹂躙し、血を撒き散らした場所を濃霧に閉ざす』クー・フーリンを戦士達は悉く恐れたという。
これを鎮めるには若い美女と冷水で満たした大樽が必要であり、裸になった若い美女でクー・フーリンを羞恥させ、その隙に大樽へと彼を放り込むという方法が用いられた。
この時も一度や二度では水の方が沸騰する為、三度樽に浸けて水がぬるま湯になってから漸く理性を取り戻したとか。
【人物・性格】
信念と義を重んじる生粋の武人………どころか人間としての面影も失われ、最早「クー・フーリンの名を持つ怪物(モンスター)」と化している。外道働きも厭わないが味方やマスターに牙を剥く事も厭わず、静止されても勝手に暴れ続けるので非常に危険。
高ランクの『狂化』と後天的に獲得した曾祖父バロールの形質故に全体的なステータスが大幅に上昇しており、理性の無い暴れぶりと相まって戦場では猛威を奮う。
しかし「大量の冷水」「裸になった若い美女」という明確な弱点が2つも存在しており、上手に突く事が出来れば脅威度はガタ落ちする上に味方として扱う際もアッサリ手綱を握る事が可能なので実はそこまで扱い難い英霊ではない。
尤も、この外見から彼の真名を見抜ければの話なのだが。
イメージカラー:赤黒い血液
特技:敵味方を区別しない広範囲殲滅
好きなもの:強者との戦い、戦場
嫌いなもの:特になし
天敵:水着など露出過多な服装の女性サーヴァント(一部例外有り)
願い:強者と激しく戦い、戦場で命を散らす事
【一人称】俺【二人称】お前【三人称】アレ、アイツ>>111 >>112
【因縁キャラ】
クー・フーリン・オルタ:聖杯で歪められた果てに産まれた「狂戦士のクー・フーリン」。
外見だけなら向こうの方が正式な「クー・フーリン(狂)」っぽいのだが、伝承に忠実な姿は此方である。
セタンタ:まだ若く、そしてねじれていない自分自身。
「I am you!(俺はお前自身だ)」
「Noooooo!!!(嘘だーーっ)」
……というやり取りが有ったかどうかは不明。
女王メイヴ、スカサハ:目の前で全裸になってても躊躇無く殴り飛ばせる稀有な美女たち。
ゼノビア:モロに天敵。バーサーカーが理性を取り戻し、意思疎通を行える数少ない相手でもある。
「服ヲ………マト、モナ……服ヲ着ロオオオオオオ!!!!! 」
外道麻婆神父:直接の面識は無いが、仮にこの姿の『クー・フーリン』が現れたら彼に街を徘徊させるつもりだったのだろうか。魔女グラニア
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%CB%E2%BD%F7%A5%B0%A5%E9%A5%CB%A5%A2
ヤコブ
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ヨルムンガンド(2)
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ハデス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%CF%A5%C7%A5%B9
ワルキューレ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%EF%A5%EB%A5%AD%A5%E5%A1%BC%A5%EC
エルキュール
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A8%A5%EB%A5%AD%A5%E5%A1%BC%A5%EB
ヘイズレク(バーサーカー)
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D8%A5%A4%A5%BA%A5%EC%A5%AF%28%A5%D0%A1%BC%A5%B5%A1%BC%A5%AB%A1%BC%29>>115
ポリュフォンテ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DD%A5%EA%A5%E5%A5%D5%A5%A9%A5%F3%A5%C6
ヘル
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D8%A5%EB
スキュラ(怪物)
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B9%A5%AD%A5%E5%A5%E9%A1%CA%B2%F8%CA%AA%A1%CB
グラウコス
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マーンダートリー
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宮城野・信夫
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%B5%DC%BE%EB%CC%EE%A1%A6%BF%AE%C9%D7
クー・フーリン(ねじれ)
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%AF%A1%BC%A1%A6%A5%D5%A1%BC%A5%EA%A5%F3%28%A4%CD%A4%B8%A4%EC%29
以上wiki登録完了しました。>>116
ポリュフォンテ、ありがとうございます!【CLASS】キャスター
【真名】メングロズ/Menglǫð
【性別】女性
【身長・体重】168cm・57kg
【スリーサイズ】B93/W57/H89(Gカップ)
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力A++ 幸運EX 宝具A
【保有スキル】
陣地作成:EX
魔術師として自ら有利な陣地である「工房」を作り上げる能力。炎の牆壁たるガストロープニルの砦を自由に顕現させるからこそ、規格外のランクを有する。
道具作成:A+
魔力を帯びた道具を作成する。癒しの女神であるメングロズは、ミーマメイズの枝に生る黄金の果実があれば蘇生の霊薬すら作成を可能とする。
女神の神核:A
生まれながらに完成した女神であることを表す固有スキル。神性スキルを含む複合スキル。精神と肉体の絶対性を維持する。精神系の干渉を弾き、肉体は成長・変化しない。
医療の女神:EX
医療を司る女神としての権能の断片の発露。心身に対する癒し、回復行為に大きなボーナスか入る。高ランクになると不可逆な損傷すら「元どおり」に戻すことすら可能。【宝具】
生命の館(リル)
・ランク:A+
・種別:対死宝具
・レンジ:0〜50
・最大捕捉:100人
巨人領域ヨトゥンヘイムの一角、メングロズの支配領域である炎の牆壁にて囲われたガストロープニルの内部、霊峰リフャベルグに建てられた館を具現化する。メングロズが権能を十全に発揮する為の領域を作り出す宝具。
効果範囲の中で、メングロズが認めた存在には祝福が施され、如何なる損傷を受けようとも不死身の如き治癒能力が得られる。
この宝具の主な能力は治癒ではあるが、防衛機能がない訳ではなく砦の門番であるフョルヴィズの手や足がどこからもなく叩きつけられたり、また原初のルーンが飛来してくる事もある。
九神の侍女(リルディース)
・ランク:A
・種別:侍女宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:9人
メングロズの仕える侍女たち。全員もれなく女神であり、医療に関連付けられた権能を持つ。宝具扱い兼女神なので自由に顕現可能。
・フリヴ/Hlif
その名は「救援」を意味し、北欧においては女性たちの助けになる女神。全ての妊婦を助力を施し、不妊に関する問題解決に取り組むとされ、安全な出産の為に権能を振るう。また、乳児を保護する役割を持っている。
侍女の中では一番バブみを感じる女神であり、そっちの趣味の男性陣には変な意味で人気だとか。>>119
・フリヴズラサ/Hlifthrasa
その名は「呼吸する者の救援」を意味し、名前が示す通り呼吸に関係する女神。酸素不足や、肺に何かしらの疾患を抱えた患者を救う力を有し、また呼吸器官にのみだが外的要因からなる有害物質を取り除く役割を持つ。
侍女の中で実は一番キスが上手い。
・ショズヴァラ/Thjodvara
その名は「人々の守護者」を意味し、肉体の療法を司る女神。肉体に関する専門知識を豊富に有しており、筋肉の動きを阻害する疾患や、骨に巣食う疾患を取り除き、これを助ける役割を持つ。また、その他にも皮膚の病を治す力も持つ。
落ち着いた性格で、マッサージ師のような相手をリラックスさせる声と話術を持っている。
・ビョルト/Bjort
その名は「明るい」という意味を有し、体温を司る女神。高体温や低体温に陥らないように体温を調節する役割を持っており、それに伴って発症するであろう病気を未然に防ぐ。また、温熱療法と冷熱療法を使ってでの体調管理も行う他、名前の由来である「明るい」から太陽光を制御して医療に利用している。
名前を体現するかのように朗らかな性格で、相手を嫌な気持ちにさせない太陽のような人物。
・ブレイク/Bleik
その名は「白」を意味し、体内に巣食う病原菌の浄化を行う女神。つまりは白血球を司っており、外から摂取してしまった細菌を排除して身体の免疫力を上げる役割を持つ。
やや潔癖症のきらいがあり、仕事とプライベートでもゴム手袋やマスクを常備している。偶に「気安く触らないでください」と冷たい声で言って相手をMに目覚めさせる事も。
・ブリズ/Blith
その名は「幸福」を意味し、脳や精神における障害を取り除く女神。精神疾患に罹ってしまった人々を助け、心を安定させる役割を持つ。特に睡眠療法に力を入れており、睡眠がメンタル回復に一番効果があるので、不眠症などのといった睡眠阻害の対応にも当たっている。
仕事柄、心を開かせて患者の中に踏み込むせいか、相手に気があるかのように勘違いさせてしまう場合が多い。>>120
・フリズ/Frith
その名は「秩序」を意味し、診断して適切な療法を行う女神。所謂肉体を安定させる機構、肉体の異常検知能力であり、肉体のバランスを保とうとする役割を持つ。
侍女たちの中でリーダーシップを取る立場だが、役割が役割なので影が薄いと思われているのがコンプレックスだったりする。所謂リーダーだけどセンターじゃない的な。
・アウルボダ/Aurboda
その名の由来は不明だが「提供者」という意味が含まれており、薬学に長けた女神。多くの薬草についての知識を持ち、それらを調合して薬にも毒にもなる秘薬を作り出す技術を有している。
侍女たちの中では一番インテリな雰囲気を纏う女神。眼鏡を使用している。
余談だが、ギュミルの妻であり、豊穣の神フレイの妻であるゲルズの母親とは同名だが、別人である。
・エイル/Eir
その名は「慈悲」を意味し、北欧神話においても最良の医師と称される女神。戦場にて負傷者を手術する外科医であり、死の淵に瀕した者の前に姿を現すとされている。執刀医なので肉体の切開など熟知しており、それを利用した戦闘も可能。
侍女たちの中で一番能動的で行動的。理論を大切にしているが実践はもっと大切だと考えている女神で、職場ではエース的な立場にいる。
余談だがワルキューレのエイルと同一視される。【解説】
北欧神話における医療の女神。巨人領域ヨトゥンヘイムの一角であるガストロープニルのの実質的な統治者。
記述の少ない女神であり、その存在は『スヴィプダーグの歌』のみに語られている。
ミーマメイズの枝に生る黄金の果実を使用して女性たちを助ける女神。
女神の中では稀な善良な性質を有しており、メングロズ自身の出生は不明。
女神ではあるが他の神々との接点は少なく、メングロズの人となりを知るのは、助けを求めて訪問してきた女性たちか、その性質を知る数人程度。
スカディが「麗しき花嫁」と認識されているのであれば、メングロズは「庇護すべき女神」、か弱き存在と認識されている。
後に運命の人であるスヴィプダーグと対面し、結ばれた。
【人物】
人間体であればそこそこ長身の女性で、非常にワガママなボディをしている。
威厳のある立ち振る舞い、仕事のできる女の姿勢と、遠目で見る分には非の打ち所がないように映るが、その実仕事以外の事柄に関しては何もかもがダメダメである。
プライベート時の私生活はだらしがなく、侍女に身の回りの世話をしてもらわなければ、溜まった洗濯物の下に埋まる生活を送る可能性がある程に自堕落。
本人曰く「一度やってみたけど、ダメだったわ」と供述しており、それ以降は諦めてしまった様子で侍女に任せている。
夫のスヴィプダーグは、表面上クールに接しているが、内心は好き好きオーラで溢れていて、周囲に気づかれていないと思っているが、普通にバレている。だが、これ以上あって無いような威厳を崩壊させる訳にもいかず夫、侍女、門番の全員が敢えて目を瞑るのが暗黙の了解。
しかし、医療に取り掛かる際にはより「神らしい」一面を見せるので、決して威厳がない訳ではない。
【能力】
医療を司る女神だけあって、その能力に右に出る者はいない。大神オーディンが原初のルーンを用いても、メングロズの権能の方が確実と言っていい程。
荒事は苦手で、戦闘などはフョルヴィズやエイルに任せているが、女神なので人間より普通に強い事を忘れてはいけない。>>122
【関連人物】
スヴィプダーグ
夫。英雄と予言の巫女との間に生まれた、生まれながらの英雄。聖婚の儀を交わした後に神々の座へと招かれた。
フョルヴィズ
ガストロープニルの砦にて門番をしている巨人。スヴィプダーグと問答した。
実はその正体はオーディンであり、フョルヴィズという名前はオーディンの別名である事が「グリームニルの言葉」で確認できる。
【Wiki登録】可>>116
ありがとうございます「光栄に思うがいい。私の地獄に招待してやろう」
「燃えろ、燃えろ、燃えろぉ!!」
【元ネタ】北欧神話、聖書
【CLASS】バーサーカー
【真名】ヘル
【性別】女
【身長・体重】166cm・44kg
【容姿】鉄仮面と喪服
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:B 幸運:E 宝具:B
【クラス別スキル】
狂化:EX
破壊衝動に従っている。会話は成立するが、交渉にはならない。
神性:ー
失っている。>>126
【保有スキル】
地獄の女王:B
地獄の支配者が有していて当然の暴力的なカリスマ。
無辜の怪物:A
カタチとしては鉄仮面として現れている後世のありもしないイメージに捻じ曲げられた姿・能力。
バーサーカーの真名は、そのまま地獄の名詞の語源となった。
怪力:B
魔性が有する人外の膂力。
【宝具】
『藁の死 (ゲヘナ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:666
地獄の業火とともに暴れ回るバーサーカーの全力闘争。
藁の死とは、北欧神話における寿命死や病死など戦の外での不名誉な死を意味する。
【解説】
北欧神話における冥界の女神。その名が地獄の語源となったことに伴う神性の喪失した霊基。地獄の支配者が、神のはずはないという信仰の産物。>>127
曰く、度々地上に現れ、殺戮のかぎりを尽くした。死者たちに労役を課し、爪を剥ぎ、船を造った。
しかし、それは地獄のイメージに引き摺られた偽りにすぎない。本来の北欧神話の冥界は、ただ何も無い極寒世界。ヘルが何もしなくとも死者たちが苦しむ領域だった。ヘルが地上に向かうことなど一度もなく、命令を下したことなど一度もない。死者たちは自ら爪を剥ぎ、船を造った。遥か希望の未来に漕ぎ出すための船を。
【因縁】
オーディン:
冥界をくれた義理の伯父。
ロキ:
父。反抗期かな?
ヴァナルガンド、ヨルムンガンド:
兄。誰?会ったことがない。
バルドル、ナンナ:
父と伯父が送り込んできた義理の従兄弟の夫婦。友人や家庭教師的な役割を期待されていた。バルドルの表面的な部分だけを見るとルシファーに似ているかもしれない。
ワルキューレ:
要警戒対象と認識されている。妹扱いもされる。
アルテラ:
姉か母か。おとなしくなる。
メディア:
別の神話の魔女。ボトルシップに興味がある。向こうからは師匠みたいな気配なのに、妹みたいで調子が狂うと認識されている。
キルケー:
師匠と勘違いされた。 【wiki登録】可>>125
作成者じゃないけど
テトゥリ:თეთრი(tetri) - グルジア語で「白」
デドプアリ:dedop'ali - グルジア語で「女王」
シャシュカ:中世でグルジア人などが用いた刀剣>>125
上の人が書いてくれた通りなので作者から言うことは何も無いです
ちなみにデドプアリは英語版ウィキペディアを翻訳すると出てきます、タマルの宝具名はロシア語で妥協してはいけないと思ったので頑張ってジョージア語調べました。>>131
死の女神という点のみ。そこまで深く独自設定を妄想したわけではない。でも、暴れる姿は、たいまつ振り回す姿と重なるかもしれない。「もし叶うならば、運命的な出会いより、莫大な富より、私達に完全な平穏を····」
「お願い、止めないで……!あいつは許しちゃいけないの·····!この世にいちゃいけないの!!!」
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【真名】ベアトリーチェ・チェンチ
【性別】女性
【身長・体重】156cm・44kg
【肌色】蒼白 【髪色】薄いブラウン→白 【瞳色】ダークブルー
【外見・容姿】セミロングヘアの憂いを帯びた儚い令嬢
第一∶貴族だと思わせる服装。髪型はハーフアップにしてる
第二∶全身白尽くめの服装。髪を結い上げ、その上にヴェールを被っている
第三∶髪を下ろし、白髪になっている。長さは腰ぐらい伸びている。
首から胸元までの部分が赤黒く染まっている
【地域】ローマ
【年代】1577〜1599年
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】ローマ、死霊
【ステータス】筋力:D++ 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:D 幸運:E 宝具:B
https://picrew.me/ja/image_maker/1394187>>134
【宝具】
『我ら、報復の時なり(ベアトリーチェ・マーダーペイン)』
ランク:C+++ 種別:対人 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
自分達の苦痛や悲劇、地獄を終わらせるべく殺.人を犯した報復劇……それの再演。
真名開放と共に毒霧が対象者を拘束し自身と三人の幻霊(ルクレツィア、ジャコモ、ベルナルド)始めとする様々な武器を持った怨霊たちが対象を襲撃し跡形もなくリンチする。権力者、支配者系に対する特攻を持ち、相手の権力が強ければ強いほどこの宝具は強い威力を得る。
【Weapon】
金槌
報復の際に使われた凶器とされている。
サーヴァントとして現界した際に何故か戦斧とウォーハンマーが合体した武器になってる。>>137
【人物像】
良家出身の令嬢故に物静かで穏やか。物腰柔らかく今どきのものを好む少女らしい性格の少女。彼女を知らないものからはこう思うだろう「こんな優しく可憐な美少女がこんな悲惨な経験をし本性がヤバすぎるはずがない」と。
…まあ、あながち上記の性格は偽りの性格ではないが。
だが本質は精神を破綻しており、一度暴走すると手につけられないほどの危険性を持つ。生前ここでは言えないが暴力だけでは済まされないひどいことされたのか、それ的な話題やそれ目的に関しては異様に厳しく、例え軽い冗談でも血祭りにしたり、悪い事を起こした敵対者が命乞いしても完全に息絶えるまでやめないし、マスターの性格や行動、自身を含むサーヴァントたちの対応によっては、自分たちを傷つけた父(あく)とみなし、令呪ごと命を葬るだろう。
たとえマスターが子供や女性であっても油断はいけない。
生前、自分達家族が受けた苦痛を聞き入れてくれなかった教皇や裁判所には信用していないが、自分たちを罰したことに関してはあまり気にしていない。本人曰く「私たちは罪を犯したから罰せられるのは当然」とのこと。
もし自分と同じ境遇の人や、それに似た人、巻き込まれてしまった人がマスターだった場合、その人の幸せを守るべく彼女は力を振るうだろう。>>138
特技:作法、ポーカーフェイス
好きなもの:家族(但し、父を除く)、平和な時間、読書
嫌いなもの:父、虐待、権力や金を使って自分がやった罪をなかったことにする悪人、それを受け入れた無能な裁判共
天敵:金や権力を持つ外道、金にがめつい教皇
願い:虐待の根絶/もっと、幸せに生きたかった
【一人称】私【二人称】貴方/お前(嫌いなものに対し)【三人称】あの人、あの子、あの方/あいつ、奴(嫌いなものに対し)
【因縁キャラクター】
ロムルス
「建国神話の話を聞きましたが、まさかご本人に出会えるなんて···!あの方が私達の父だったら………、いえ、申し訳ございません!」
シャルロット・コルデー
「あの子、私に似た気配を感じるわ。」
たった一度の殺.人を犯したこと、処刑された点に関して共通点がある。そして本好きなため、暇があったらお話したいと思っている。
ヨハンナを含む教皇サーヴァント
「ふん…!どうせ奴らと同じ権力や金を持った悪人どもの味方をするのでしょうね…!」
生前バーサーカーたちを助けずフランチェスコに味方した経緯からか信用しないし、信頼しない。そのため近くにいると暴走する恐れがあるので注意が必要
【コメント】
人物像に書ききれなかったけど肉体の全盛期は本格的な悲劇が始まる前(14か15)の状態
報復したのに救われなかった経緯からかアヴェンジャーになれなくもないある意味悲しき悪役>>139
wiki登録可能です
載せきれなかった通常版>>142
【保有スキル】
魔城の殺人:B
陣地内のみ無条件で先手を取れる。
暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者の彼は被害者の相手に対して常に先手を取れる。
████や████だらけの陣地内で的確に被害者を追い詰める空間把握能力も内包する。
███████の悪魔:A
今なお████史上初の███████として恐れられているアサシンの精神性がスキルとなったもの。
相応のランクの無力の殻、詐術、精神汚染、黄金律(凶)の複合スキルであり、掠奪行為や魂喰いの効率化などの恩恵も獲得する。
可能性の闇:B
胡乱なる自供と██が昇華した、変化に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分を構成する証拠も、実際には関わりのない被害者も、全てを魔城に受け止めた殺人鬼が[真名封鎖]であり、現界した彼は「恐怖」と「可能性」の具現として振る舞う。>>143
【宝具】
『魔城は絢爛に隠伏せり(████・███・███)』
ランク:C+ 種別:陣地宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:200人
[情報封鎖]>>141
HてH・ホームズ>>141
ヘンリー・ハワード・ホームズ>>147
【クラス別スキル】
天地の開豁:D
世界を切り開いた功績を持つ者に与えられるスキル。エクストラクラス・ハービンジャーのクラススキル。
自身の相対した未知であるもの、不可能であるもの、非常識であるものの属性を打ち消し、それによって効果を発揮する神秘を消滅させる。
実際に「不可能を不可能のままに可能にした」者に与えられる特級スキルが『星の開拓者』であるが、こちらはそれに類似した効果を持つ。
「未知性・不可能性・非常識性を一部でも解明・解体し、それらを損なわせるきっかけとなった」者に与えられるスキルと言える。
サラ・ベルナールは一つの文化圏を越えて活躍し、国際的スターの先駆けとなったことでこのスキルを保有する。>>148
【保有スキル】
魅惑の美声(黄金):A
人を惹き付ける天性の美声。魅了系スキル。
文豪ヴィクトル・ユーゴーは彼女の声を『黄金の声』と評した。
異性に対して魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても、抵抗する意思を持っていればある程度は軽減できる。
黄金律(富&体):C
二種の「黄金律」が複合した特殊スキル。
第一に、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命を示す。
富豪として充分にやっていける金ピカぶり。
第二に、生まれながらに有する女神の如き完璧な肉体を示す。
出演続行:B
「戦闘続行」スキルが変化したもの。
例え片足を失おうとも舞台に立つ事を諦めない。
激昂の一撃:D
怒りを攻撃力に変換するスキル。
大女優と言えど怒りを抑えきれないこともある、怒りに身を任せて放つ一撃はステータス以上の威力を叩き出す。>>149
【宝具】
『煌めくは劇場の女帝(ラ・プルミエール・エトワル・パルフェ)』
ランク:E~A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
サラ曰く、『劇場は“よぞら”、女帝は“ほし”と読むのよ』とのこと。
他者を演じる者であるサラ・ベルナールは英雄の逸話・能力を舞台衣装として身に纏う、これによりパラメーターの偽装と本来持ち得ないスキルを獲得することが可能。
神秘の薄い時代の女優であるサラ・ベルナールが神話時代の英雄達とも渡り合えるのはこの宝具の効果によるもの。
獲得出来るスキルに制限は無いが自身が演じている人物が持ち得ないスキルは獲得することが出来ない、例としてジャンヌ・ダルクを演じている状態で『嵐の航海者』を獲得することは不可能。
また、自身が演じるのに相応しくない人物(例、ヘラクレス)のスキルはランクが低下する。
この宝具の真価は第二宝具との同時使用で発揮される。>>150
『千客万来、私の素敵な大劇場(テアトル・サラ・ベルナール)』
ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1000人
自らの名を冠した劇場、サラ・ベルナール劇場を魔力で構築する宝具。
自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、固有結界とは似て非なる大魔術であり、自身の魅力を最大限引き出す劇場(せんじょう)を作り出す。
劇場内では劇団員や舞台装置からのサポートにより戦闘を有利に運ぶことが出来る。
また、演劇という形で英雄の逸話を再現し疑似宝具として展開することが可能。
但し疑似宝具の使用は一つの演目に付き一回であり、別の疑似宝具に変更するためには劇場を一から再構築する必要がある。
【Weapon】
『ジャンヌ・ダルクの旗』
『ハムレットの剣』
いずれも劇の小道具だが宝具の効果で本物にも劣らぬ武装として機能する。>>151
【解説】
劇場の女帝や聖なる怪物の異名を持つ19世紀の大女優。「ベル・エポック」と呼ばれる時代を象徴する人物。
母親は「ユール」の源氏名で知られる高級娼婦ジュディト=ジュリー・ベルナールだが父親については良く分かっていない。出された。
その後サラはオデオン座に入座、1872年ヴィクトル・ユーゴーの戯曲「リュイ・ブラス」の女王の役を演じ成功を収める、この成功がきっかけでかつて所属していたコメディ・フランセーズに呼び戻されるが1880年に退職。
自身の会社を設立し、国内のみならず海外でも興行を行う、テアトル・ド・ラ・ルネサンスの座長を経てテアトル・デ・ナシオンの座長になった際には。劇場の名前を自身の名を冠した「テアトル・サラ=ベルナール」と改称している。
晩年には出演中の怪我が原因で骨結核になり右足を切断する事になるがそれでもサラは舞台に立ち続けた。
1923年死去、フランス政府はサラに対して国葬を執り行った。>>152
【人物・性格】
演技力、美貌、美声を兼ね備えた自他共に認める完全無欠のトップスター、女性役はもちろん男性役もこなす。
トップスターなだけあって台詞を覚えるのは早い、但し台詞を忘れるのも早い、具体的には台詞を覚えている必要がなくなった瞬間に忘れてしまう。
役を演じている時はその役に完璧になりきっているため本来の人格を伺い知ることは出来ないが素のサラ・ベルナールはクールでミステリアスな女性、全て計算尽くで動いているかと思えば何も考えていなかったりで彼女の考えは誰にも読めない。
数多くの恋人が居たことからも分かるように恋愛好き、表情一つ変えず「愛しているわ」と囁くなどの素直クールな言動で多くの男性(希に女性も)を虜にしてきた。
また恋愛と同じくらい動物が大好きで犬、ライオン、チーター、オウム、カメレオンなどを飼っており自宅がちょっとした動物園のようになっている。
もし幻想種などを見かければ子供のように大はしゃぎして抱き付こうとするだろう、それほどまでに動物好きなのである。
女優としての活動の他に芸術家としても活動しており彫刻や絵画の製作をしている。>>153
イメージカラー:白
特技:彫刻、絵画
好きなもの:世界旅行、動物、恋愛、芸術
嫌いなもの:時代遅れと言われること
天敵:特に無し
願い:世界を巡る為に授肉する。
【コメント】
イメージソング『Lies op P』facination
YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=leSiBkOm8c4>>152
修正
【解説】
劇場の女帝や聖なる怪物の異名を持つ19世紀の大女優。「ベル・エポック」と呼ばれる時代を象徴する人物。
母親は「ユール」の源氏名で知られる高級娼婦ジュディト=ジュリー・ベルナールだが父親については良く分かっていない。
14歳でフランス国立音楽演劇学校の演劇科に合格し、演劇やフェンシングを学ぶ。
高等科では喜劇で2番目の成績をとってそこを卒業し、コメディ・フランセーズに入座した。しかし、正座員のマドモワゼル・ナタリーに平手打ちを食らわしてしまい、追い出された。
その後サラはオデオン座に入座、1872年ヴィクトル・ユーゴーの戯曲「リュイ・ブラス」の女王の役を演じ成功を収める、この成功がきっかけでかつて所属していたコメディ・フランセーズに呼び戻されるが1880年に退職。
自身の会社を設立し、国内のみならず海外でも興行を行う、テアトル・ド・ラ・ルネサンスの座長を経てテアトル・デ・ナシオンの座長になった際には。劇場の名前を自身の名を冠した「テアトル・サラ=ベルナール」と改称している。
晩年には出演中の怪我が原因で骨結核になり右足を切断する事になるがそれでもサラは舞台に立ち続けた。
1923年死去、フランス政府はサラに対して国葬を執り行った。【出典】術士アブラメリンの聖なる魔術の書
【CLASS】キャスター
【真名】アブラメリン
【性別】男性
【身長・体重】178cm・75kg
【肌色】黄褐色 【髪色】白 【瞳色】碧
【外見・容姿】腰ほどまで白い髪を伸ばし、白いガラベーヤに身を包んだ老人。
【地域】エジプト、アラチ
【年代】不明。少なくとも、原典の記述は1458年ごろのものである。
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:A+ 幸運:C 宝具:EX
典型的すぎる魔術師・宝具特化ステータス。
【クラス別スキル】
陣地作成:B
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。「工房」の形成が可能。アブラメリンの工房は「自身を清め、強化する」側面が強い。
道具作成:A
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。アブラメリンはとくに「護符」の製造に長け、護符を介した「水中歩行」「未来予知」「金属の生成」などを可能とする。>>156
【固有スキル】
マジックスクエア:A
アブラメリン魔術において用いられる、特殊な魔法陣。
所謂魔法陣としてイメージされる複雑なものではなく、ラテン文字を仕切られた正方形のマス目に配置しただけの非常にシンプルなもの。言葉の力を用いる点ではルーン魔術にも近い体系。
アブラメリンの戒:C
アブラメリン魔術を用いるための取り決め。春分から秋分まで6か月間砂漠で過ごし、「肉食禁止」「日中の睡眠禁止」「病気の治療目的以外の欠席禁止」「薬物禁止」「物乞いを断ってはいけない」「1日2時間は魔導書を読まねばならない」などなどの戒律を守ることで神性を得て神秘を生み出す。これらを守り続ける限りアブラメリンはCランク相当の神性を得て魔力値が向上するが、破れば大きな弱体化を受ける。
【宝具】
『我が聖なる魔術の書(ブッシュ・アブラメリン)』
ランク:EX 種別:召喚宝具 レンジ:10 最大捕捉:12柱
自身の聖守護天使を介し、「ルシファー」「リヴァイアサン」「サタン」「ベリアル」の上位君主、「アスタロト」「マゴト」「アスモデウス」「ベルゼブブ」「オリエンス」「パイモン」「アリトン」「アマイモン」の下位君主からなる12の大悪魔を召喚使役する。
1柱1柱がサーヴァントに匹敵する大悪魔を12体も召喚する極めて強大な宝具。魔力負担も重いが、下位君主8柱は上位君主がそれぞれ2柱ずつ召喚しているため、4柱ぶんの維持で済み、相対的には軽い。
さらに、12柱同時でなくとも上位君主1柱と下位君主2柱の3柱ずつの召喚も可能であり、アブラメリンの戦術は「工房を作り魔力を溜め、大悪魔を召喚する」という古式ゆかしいキャスターの戦術に則った者になる。
【Weapon】
万年筆:魔術によって浮遊する12の万年筆。インクはアブラメリンの魔力から作られたもの。
これそのものは一切の戦闘機能を有さないが、マジックスクエアを物体、あるいは虚空に描くことで強大な魔術を発揮できる。
……ちなみに、万年筆は953年のエジプト発祥である。>>157
【解説】
「術士アブラメリンの聖なる魔術の書」において語られるエジプトの老魔術師。この書は近代の魔術の中核となった一冊であり、魔術的意義としてはソロモン王の「レメゲトン」に匹敵する。
術士アブラメリンの聖なる魔術の書は、ヴォルムスのアブラハムというドイツ人魔術師が息子ラメックに宛てた書簡の形からなる。
ドイツの魔イエンスで魔術師の子として生まれたアブラハムは魔術の探究のためオーストリアやハンガリー、さらにはギリシャやイスタンブールに入り、続いてアラビア、パレスチナと旅する。
最後にエジプトに旅をした際、ナイル川流域の町アラチ、その付近の砂漠の小高い丘の上に住む大魔術師アブラメリンを見つける。
アブラメリンはアブラハムに「偽りの教義を棄て」「貧しい人々を救うため10フローリン(中世イタリアの金貨)の金貨を喜捨する」ことを要求した。アブラハムがそれに応えると、アブラメリンはアブラハムに2冊の魔導書の写本を渡し、どこかへ立ち去った。
15日後に帰ってきたアブラメリンは、アブラハムに「神に仕え、神を畏れ」「神の律法に従い生き、死ぬ」ことを要求した。アブラハムがそれに応えると、アブラメリンはアブラハムに魔術を授けた。
……エジプトに存在する、圧倒的に強大な、そして人々の救済を願う魔術師であることからアトラス院と関係している可能性が。また、ソロモン72柱の悪魔3柱を含む悪魔召喚からソロモン王と関係している可能性がある、謎多き人物。
典型的な大魔術師の老人。というか「魔術師の老人」のイメージ元の一人。
wiki追加可能です。>>158
魔イエンス⇒マイエンス ですね ドイツの都市です。「お前がマスター?………なーんかトロそうな見た目してんネ。本当に大丈夫か?」
「ま、いっか。私はギリシャ随一の盗人アウトリュコス。よろしくネ。」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】アウトリュコス
【異名・別名・表記揺れ】盗みの名人、狼そのもの、オデュッサメノス
【性別】男性
【身長・体重】176cm・71kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】赤/緑
【外見・容姿】悪知恵の働きそうな顔をしている男
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型、神性、アルゴー号ゆかりの者、ギリシャ神話系男性
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:A 幸運:EX 宝具:A
【イメージ画像】https://picrew.me/ja/image_maker/413428/complete?cd=9MG37y8yOM>>161
【固有スキル】
神性:B
伝令神ヘルメスの子の1人。神々の座には至らなかったためBランク止まりとなっている。
巧妙なる偽誓:A
嘘を付くことに長けた者としての功績。
アウトリュコスは目的のためならば、相手を平然と騙しにかかる。
狡猾話術:A-
相手を欺く在り方の象徴。
相対した者は、アウトリュコスの言葉巧みな話術で戦意を喪失するだろう。
ただしシシュポスとの智慧比べに敗北した経緯により、一度でも頭脳戦で負けるとこの話術は効きづらくなる。
伝令神の教え:A++
アウトリュコスは父であるヘルメスから盗みに必要なあらゆる術を学び、身に着けたとされている。
この経緯から、マスターの同意さえあれば味方に盗みや偽誓の術を授けることができる。
他にもヘラクレスにレスリングを教えた逸話から、筋力をワンランク向上させることが可能。>>162
【宝具】
「惑い、迷い、舞い踊れ。」
『目に映るもの、全てを騙れ(ヴィジョン・ディセイブ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:100人
アウトリュコスがヘルメスから受け継いだ術を宝具として昇華したもの。
黒いものを白いものに、白いものを黒いものに視えるようにしたり、動物の角などの部位を取り替えて相手を欺くという術。
これを応用し、相手にとって過去一番のトラウマとなった者や畏怖する者に変身したり、手に触れたものを相手の視界から消すように仕向ける。
得られる効果は基本的に敵への精神攻撃のみだが、それでも場の状況を引っ掻き回すには十分といえる。
【Weapon】
徒手空拳:ヘラクレスにレスリングを教えた経緯から、武具を使わずとも戦える。>>164
【人物像】
マスターに対して小生意気かつ飄々とした態度をとる男。
取り繕っている時は「私」、素が出ている時は「儂」、おちゃらけたり調子に乗っている時は「俺様」、と一人称がコロコロ変化する。
伝令神ヘルメスの盗みの側面を色濃く受け継いで産まれた人物であるため、味方にあれやこれやと悪いことを仕込もうとしたがる。
あくまでアウトリュコス自身は「これから先何があっても生き抜いていける為の術を教えるだけだ」と宣っている。
だが気を付けたほうがいいだろう。
この男は伝令神ヘルメスから偽誓の術を叩き込まれた者であり、平然と嘘を付くかと思えばそうでもないようにも見えてしまうのである。
「教えるだけ教えていい駒として取り扱おう」と試みているのか…。
「本当に心の底から相手のことを想って」教えてくれているのか……。
マスターに理解するのは至難の業である。>>166
【因縁キャラクター】
シシュポス
「シーシューポースーだぁーー?ああ嫌いだネ!アイツは、この俺様を降参させやがったとんでもない奴だからな。俺様より狡賢い奴など、他には要らんというのだ!」
といいつつ、シシュポスとは弄り弄られの関係性であるため仲が悪いわけではないみたいだ。
オデュッセウス
孫のオデュッセウスの名付け親はアウトリュコスであるものの、その名付けの経緯はあまり良いものではない。
「だって儂が憎まれものとして称された「オデュッサメノス」を使って名前にしたからネ。憎まれ者っていう意味でオデュッセウスって名前をつけてもいいんじゃないかなって思ったワケ。」
このジジイ、理由が最低である。
それはそれとして財産を分けてあげたりしている。
イアソン
「アイツ儂の孫なんだけど、中々おもしれー奴だよなぁ。頭の回転が早いのに儂の技はまるで身につかないときた!目が離せねぇってのはこういうことなのか?」
ヘラクレス
「おー、元気してたか?またレスリングやりたかったら声かけてくれヨ。」
シノン
「木馬をトロイアの城内に通すためアカイア軍を裏切ったフリをして、トロイア軍の捕虜になったんだよな?アイツよくもまぁ損な役回りを引き受けたもんだネ。アウトリュコスお爺ちゃんが褒めて………ああ!?何でそんな嫌そうな顔してんの!?」>>167
アルゴノーツよりアウトリュコスでした。
【wiki登録】可【元ネタ】史実、クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】榎本武揚(■■■)
【性別】女性(本来は男性)
【身長・体重】158cm・44kg
【容姿】
毛先が灰色になっている黒髪ロングに右目灰色、左目黒のオッドアイの少女、肌は西洋人のように白い。
服装は白いセーラー服に白いズボン。
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:C 魔力:E 幸運:B 宝具:C【クラス別スキル】
領域外の生命:A
外なる宇宙、虚空からの降臨者。
邪神に魅入られ、権能の先触れや片鱗を身に宿して揮うもの。
神性:B
フォーリナーのクラススキル。神霊適正を持つかどうか。外宇宙に潜む高次生命の先駆となり、強い『神性』を帯びた。計り知れぬ脅威を、彼らはその身一つで封じ込めている。
【保有スキル】
鋼鉄の決意:A++
痛覚の全遮断、超高速移動にさえ耐えうる超人的な心身などが効果となる。複合スキルであり、「勇猛」スキルと「冷静沈着」スキルの効果も含む。
邪神の狂気すら物ともしない鋼の精神力、精神干渉の完全無効化。
火力支援(砲):C
作戦行動の支援として行われる強力な遠距離攻撃。
榎本武揚の場合、この攻撃は開陽丸からの艦砲射撃の形で行われる。軍略スキルの効果を含む複合スキル。
航海:C-
船の操舵技術。海のみに特化しているため、馬や戦車は乗りこなせない。
榎本武揚の場合、開陽丸を座礁・沈没させているため悪天候ではランクが低下する。【宝具】
『流星刀(ステッラ・ズワールト)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
自身が刀工に依頼し作らせた隕鉄製の刀。
元々は特殊な素材で作られたという点以外はただの日本刀だったが、邪神の影響により生物を狂気で蝕み生命力を吸い取って死に至らしめる妖刀と化した。
生命力を吸い取られた生物は灰色に変色し崩れ去る、対生物に特化した能力であり無機物に対しては効果を発揮しない。
この宝具の影響を最も受けるのは所有者であるフォーリナー自身だが、特殊な召喚によりこの弱点を克服している。
【Weapon】
『16cm鋳鋼施条前装砲』
『無銘・サーベル』【解説】
幕末・明治期の軍人、政治家。
幕府海軍の軍艦開陽丸の発注のためオランダに留学、船舶運用術、砲術、蒸気機関学、化学、国際法を学ぶ、帰国後は戊辰戦争で幕府海軍を率いて戦う。
箱舘戦争では旧幕府軍が蝦夷を占領し建国した蝦夷共和国の総裁に就任するが新政府軍に敗北、降伏後2年半投獄されたが、敵将黒田清隆の尽力により助命され、釈放後明治政府に仕えた。
明治政府では大臣を歴任、72歳で死去した。
史実では榎本武揚は男性であり、性別を偽っていた、女装趣味があったなどのエピソードも存在しない。
しかし、フォーリナーの榎本武揚は「榎本武揚の人格を有する開陽丸」という状態で召喚されているため女性の姿になってしまった。船の性別は女性とされていることからサーヴァントになった開陽丸も女性なのである。
榎本武揚の隕石から作られた刀に対する強い憧れにより外宇宙の邪神と縁が繋がりフォーリナークラスの適性を得てしまった。
榎本は邪神の持つ生命力を奪うという能力に抗うため、無機物である開陽丸を霊基に取り込み、さらに開陽丸を榎本武揚として召喚させるという変則的なサーヴァントとすることで邪神の力をほぼ無力化することに成功した。【コメント】
クトゥルフ側の神格?は宇宙からの色(The Colour Out of Space)
フォーリナーらしく女体化させてみた、セーラー服と日本刀の組み合わせって良いよね。
ウィキ登録可【元ネタ】フランス史
【CLASS】フォーリナー
【真名】マリー=ジャンヌ・ベルタン
【性別】女
【身長・体重】160cm・48kg
【容姿】マリー・アントワネットと瓜二つ
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:B 幸運:B 宝具:EX
【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
外なる宇宙、虚空からの降臨者。邪神に魅入られ、その権能の片鱗を身に宿して揮うもの。
陣地作成:B
本来はキャスターのクラススキル。仕立屋としての工房。
道具作成:B
本来はキャスターのクラススキル。仕立屋としての針など。
神性:B
外宇宙に潜む高次生命の先駆となり、強い神性を帯びた。>>174
【保有スキル】
温故知新:A+
フォーリナーの名言「新しいものとは忘れられたものに他ならない」に由来するスキル。人間の本質を観察し、忘れ去られた過去を推測する観察眼がスキル化したもの。彼女が覗いたのは、混沌とした不浄だった。
王妃の美:EX
フォーリナーの理想を体現した王妃。彼女の存在こそが、邪神の狂気に対するリミッターとして働く。世界などどうでもよく、ただ彼女を着飾ることこそが自身の役目。
モード大臣:A
フォーリナーに与えられた称号。王妃に重用されたファッションデザイナーとしての技量のスキル化でもある。
【宝具】
『我が愛の巣窟 (オ・グラン・モゴル)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜? 最大捕捉:?
ムガル帝国と名付けたフォーリナーの経営した服飾店舗。奇抜なファッションを次々と生み出したホームにすぎないはずだが、まるで奈落の底無し穴のような異空間に招待され、次々と展示された作品の数々にお客様は感情を揺さぶられてしまう。>>175
【解説】
フランス革命前後、フランス王妃マリー・アントワネットと同じ時代を生きた女性。ローズ・ベルタンの愛称で知られるモード商で、ファッションデザイナーの先駆けとなる人物。服飾系芸術のアーティストであると同時に、それを販売する商売人でもある。
才能と巡り合わせに恵まれて、ベルタンは出世街道を駆け上がった。当時のフランスにおけるファッション業界のトップ、モード商協同組合の初代代表となり、モード大臣の称号を下賜される。その背景には、ベルタンの人生における最高の奇跡、フランス王妃マリー・アントワネットとの邂逅がある。ベルタンの美的感覚に全くもって理想的であった王妃との邂逅は、彼女の才能を狂おしいまでに開花させ、それを微笑んだ王妃の愛が庇護となった。ベルタンの作品は瞬く間に流行となり、彼女はファッション業界のトップに躍り出たのだ。フランス革命後、タンプル塔の王妃に納品し続けたベルタンの感謝と執着は常人に想像できるものではない。
王妃の愛をもって庇護されたベルタンの才能は、人間が忘れ去ったモノを覗いてしまっていた。王妃に出逢い、狂おしいほどの美の衝動の発散先がなければ、ベルタンは邪神の尖兵となっていただろう。>>176
wiki登録可「目の前で喪われていく命を見過ごすのかと?またマスターは奇妙なことを言うね」
「この乱数を選んだ方が救われる総数が多くなる。ほら、天使様もそう思うってさ」
【出典】西洋オカルト、ホノリウスの誓いの書
【CLASS】キャスター/■■■■■■
【真名】ホノリウス
【異名・別名・表記揺れ】テーベのホノリウス/■■■■■■■■■
【性別】男性
【身長・体重】166cm・49kg
【肌色】白 【髪色】黄色(「金」ではない) 【瞳色】黄色
【外見・容姿】黄色い長髪を伸ばし、清潔な純白のトーガを纏った聖者のような青少年。
【地域】エジプト、テーベ~ギリシャ、アレクサンドリア
【年代】B.C.300頃
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:B 宝具:A
典型的な魔術師ステータス。近接格闘には能力的にも技術的にも不向き。>>178
【クラス別スキル】
陣地作成:A
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。「工房」の形成が可能。
魔法陣を刻み、香によって環境を仕切ることでホノリウスは神殿クラスの工房を作成可能。
道具作成:B
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。
ホノリウスは形あるものを作るのは苦手とするが、「印章」と「香」という形なき道具を介して強大な魔術を用いる。
【固有スキル】
分割思考:A
アトラス院の基本技能。思考を分割し、相乗させることで高い演算能力を獲得、未来視までも可能とする。
ホノリウスの分割思考の数は8。アトラス院の歴史でも数人しかいない過去最高の水準である。
これは「魔術師としての才能」というよりは、母親譲りの「数学者としての才能」の発露であった。
811の集積:A
ホノリウスは「誓いの書」の編纂に当たり、当時の最高峰であった811人の魔術師の知識を引き継いだ。
……これは一子相伝の魔術師からすれば異常もいいところであり、当時もそうであったことを裏付けるように、この「書」自体にも1人に付き3冊以上の写本が禁じるなど、魔術の拡散を禁じる旨が書かれている。
本来一子相伝の知識を自身除き810人分引き継いだホノリウスは「発火」「天候操作」「テレポート」「軍団召喚」「城の生成」「霊体操作」など多様かつ強大な魔術を用いる。>>179
【宝具】
『誓いの書(リベラ・イウラティス)』
ランク:A 種別:召喚宝具 レンジ:1 最大捕捉:1柱
ホノリウスの誓いの書。代表的なグリモワールのひとつとされる。
錬金術と言うよりはソロモン系の召喚術に傾倒した内容であり、その真髄は天使の召喚。
ホノリウスの誓いの書を編纂するのを助けた天使「ホクロエル」を召喚し使役する。
ホクロエルは書に記された多様な下級天使の噴出点となり、あらゆる季節、あらゆる月、あらゆる属性に対応した能力を獲得できる。
五大属性(アベレージ・ワン)の天使を使役する宝具、とも言い換えられる。
【Weapon】
水晶の杖:賢者の石、あるいはフォトニック結晶で作られた杖のようなもの。「王の書庫」と同質、と言うかぶっちゃけ同一のもの。アレクサンドリア図書館の一部。
武器と言うよりは保存媒体であり、宝具「誓いの書」の正体。>>180
【解説】
中世オカルティズムにおいて、エジプト、テーベに存在したとされる魔術師。
当時、キリスト教の教皇たちが魔術を弾圧していた。
しかし、その当時の魔術師たちは「天使の魔術を用いることは悪しき黒魔術に対する最大の対策になる」と考えていた。
故に、ナポリ、アテネ、トレドなどから来た811人の魔術師は、エウクレイデスの子である魔術師、テーベのホノリウスにそうした天使の知識を集積、一冊の魔導書として編纂させた。
実際にはキリスト教成立以前であり、中世に編纂されたオカルティズム書籍出典なので時代考証は甘い。ホノリウス自身も実在しないとする説が非常に有力である。
……ただし。「プトレマイオス1世がアトラス院と関係した」という魔術世界の歴史を知ると話が変わってくる。
エウクレイデスはプトレマイオス1世の同時代人であり、その子であるホノリウスもまたアトラス院の魔術を扱えたとするならば。
未来の弾圧を予期して魔術を集積することもまた、不可能な話ではなかったのである。
【人物像】
魔術師と言うよりは聖者、あるいは探究的な数学者のような青年。
よく言えば温厚で清廉、悪く言えば他人に興味がなく頭でっかち。
人類を救うことを考えているが、人類が数字と確率にしか見ていない。机上論における天才。
……そして、その才能は、人間としては破綻していても、数学者としても魔術師としても、あるいは聖者としても理想に近いものであった。
【因縁キャラクター】
エウクレイデス:母。エウクレイデス、ユークリッドと言う数学者は連名で複数人いたともされるが、テーベのホノリウスの親はFate/Requiemのユークリッドその人である。>>182
【出典】西洋オカルト、史実
【CLASS】キャスター/プリテンダー
【真名】ホノリウス
【異名・別名・表記揺れ】テーベのホノリウス/教皇ホノリウス3世
【固有スキル】
神性:C
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ホノリウスは「教皇」としてそれなりの神霊適性を有する。
教皇論議:A
後世において、「魔術師教皇」として教会の腐敗問題や思想に関連する議論の俎上に載せられた逸話。ヨハンナのそれと似て非なるスキル。教皇としての聖性と魔術師としての邪性、そのどちらもがホノリウスの魔力の源泉となる。
【宝具】
『教皇ホノリウスの奥義書(レ・グリモワ・デュ・ぺーぺ・ホノリウス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
由来:「ホノリウスの誓いの書」の著者が後世に13世紀のローマ教皇ホノリウス3世に取ってかわられた逸話。
過去の数学者にして魔術師ピタゴラスの「転生」の逸話をホノリウスが再現したもの。不完全であったため、次に蘇った際には1000年以上が経過しており、結果的にはローマ教皇になってしまった。
不完全な蘇生宝具。聖杯戦争で敗北、消滅した際、復活する「ことがある」。確率は3割程度、1回限りの奇跡であるが、こうして復活した際は「教皇ホノリウス3世」の霊核を獲得することで全ステータスが1ランク向上するとともにCランク相当の神性を得る。>>183
【解説】
中世オカルティズムにおいて、ギリシャの古代人「テーベのホノリウス」と同一視されたローマ教皇、ホノリウス3世。
本名をチェンツィオ・サヴェッリというローマ貴族の子であったが、順調に教皇にまで上り詰め、第五次十字軍を派遣した。
また、学問的にも誉れ高く、教会法を初めて体系的に編纂した教皇としても名高い。
やや頭でっかちなきらいがあり、学問的評価とは裏腹に、第五次十字軍は惨敗するなど政治的評価は微妙。
……が、「教皇ホノリウス三世の奥義書」というグリモワールにおいては一転、世界中の妖術師を集め魔術の研鑽に勤しんだ邪宗の徒とされる。
それは、テーベのホノリウスと勘違い・混同された結果と思われている。
その正体は、不完全な「転生の法」を実現したテーベのホノリウスが1000年の時を経て転生した姿。
そもそもテーベのホノリウスは魔術師でありながら「天使」を取り扱い、「世界の救済」を掲げたアトラス院の魔術師であった。
そうした彼が転生を経て、世界を救うため宗教の頂点に立ったこともまた、何も不思議ではなかった。
というわけで、中世オカルトの眉唾魔術師ホノリウスです。ふたりのホノリウスが混同された逸話を元に「ホノリウスふたりミックス」で。ロアと似た理屈。wiki追加可能です。「...はぁ、やはりこの姿で召喚されるのか...」
「まぁいい。貴殿が私のマスターか?」
【原典】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】エウリュピュロス
【異名・別名・表記揺れ】Eurypylos
【性別】女性(伝承では男性)
【身長・体重】151cm・43kg
【肌色】白【髪色】赤紫【瞳色】黄
【スリーサイズ】85/55/87
【外見・容姿】未熟な葡萄の果実の様な若々しさと、たわわに実った葡萄の房の様な豊満さを兼ね備えた美少女
【地域】古代ギリシャ
【年代】神代
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・機械・神性
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:A- 宝具:B++
https://picrew.me/ja/image_maker/2158832>>185
【クラス別スキル】
狂化:-(E~A+)
理性と引き換えに各種ステータスをランクアップさせる能力。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。
また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
エウリュピュロスの場合、宝具である『箱』に込められた莫大な狂気により、本来の狂化スキルは相殺、或いは代替されている。
『箱』を開かない限りは完全に自己の理性を保ち、明確な判断能力を発揮するが『箱』を開き、その機能を行使すればするほど、淫らなる狂気に霊基を侵蝕される。
さらに『箱』を最大解放した場合には最高ランクの狂化が発現。恐るべき狂奔の獣と化す。
また、酒神ディオニュソスの祝福(のろい)により、霊基構造が狂わされており、美しい少女の姿で召喚されている。
【保有スキル】
神性:C++
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。
ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
エウリュピュロスの場合は神々の遺物に触れてしまった事による、後天的な神性付与。
宝具である『箱』の真名解放時には、まさにディオニュソスの化身の如し、強大な神威を顕にする。>>186
剛毅なる勇将:B+
主要なアカイア軍の戦士の多くが戦闘不能となった大激戦。かの大アイアスさえも負傷し、撤退を余儀なくされた時、エウリュピュロスは大アイアスを守護しながら勇敢に戦い、追撃しに襲い掛かった敵兵アピサオーンを返り討ちにし、パリスの弓矢を脚に受けて負傷するも逃げ延びる事ができたという逸話から。
不屈の意思、仕切り直し、守護の誓約が複合されたスキルであり、とにかく劣勢に強く、如何なる絶望的な状況からも生還できる可能性がある。
生半可な追撃は返り討ちにし、負傷の痛みをものともせず、仲間と共に撤退できるレベル。
霊基を蝕まむディオニュソスの狂気にも屈する事無く、頑張って耐える事が出来ているのもこのスキルのおかげ。
トロイア戦争の大英傑は淫らなる狂気なぞに絶対に負けない。
泥酔快楽メス堕ちする事などないのだ。多分、きっと、メイビー。
...でもちょっとは覚悟はしておいた方がいいだろう。
果実の酒気:A+
声色や吐息に蕩けるような果実の酒気が香り、視線だけでも対象を泥酔させる、カリスマと魅了の複合スキル。
対象が魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考を蕩けさせる。
サーヴァント相手でも防御手段がなければ魅了を受ける可能性がある。
最終的には対象を狂気に陥れることも可能。
エウリュピュロスの場合は『箱』の機能を一部を引き出し、濃密なワインの酒気を漂わせる事でこのスキルを使用している。
酒気を蔓延させればさせるほど、エウリュピュロスのカリスマ性と肉体的魅力も強化されるが、使い過ぎると自分自身もほろ酔い気分になり、淫らなる狂気に蝕まれてしまうリスクがある。>>187
変身の権威:B
酒神ディオニュソスの持つ変身の権能の断片の限定行使。
通常の変化、変身スキルよりも強大な存在に成る事が出来るが、これは『箱』の機能の一部を引き出す事で成立しているスキルなので、使用すれば使用するほどディオニュソスの狂気が霊基に染み渡り、変身の精度が弱体化して行く。
その為、男性の姿に戻ろうとしてこのスキルを使用すると、自分の元のカタチを見失ってしまい、必ず失敗する。
ディオニュソスの『混沌とした狂気』という属性による変身能力である為、出力は強いが微調整は困難であるという事。
深刻な変身事故が発生する可能性もあるため、あまり濫用は出来ない。
エウリュピュロスは主に霊基の一部分の獣化、神鋼(アダマス)の刃を構成するといった形でこのスキルを活用する。>>188
【宝具】
『開放せよ、溢れ堕ちる混沌衝動(ファンダズマ・リュアイオス)』
ランク:B++ 種別:対軍宝具/変身宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:800人
トロイア戦争後、エウリュピュロスが戦利品として手に入れたという『箱』
それはアイネイアスがトロイアから逃げ去る時に捨て置かれた物であるとも、カサンドラがアカイア勢の誰かがそれを開ける様に呪いをかけ、意図的に放置した物であるとも言われる。
曰く、その『箱』はゼウスがトロイアに贈ったものであり、内部には鍛治神ヘファイストスによって作られたディオニュソスの像、或いは幻影が収められていたという。
かくして、これを開けてしまったエウリュピュロスはディオニュソスの幻影を直視してしまい、狂気へと堕ちたのだ。
...伝説に語られぬ『箱』の正体。それはゼウスがヘファイストスに依頼して製作させた大規模な精神汚染兵器。
トロイア陣営が長期間の膠着状態に陥った際に起動し、ディオニュソスの幻影を投影、拡散する事で広域に熱狂を齎し、強制的に戦争を終結させる為の装置であったのだが、結局は起動される事はなく、エウリュピュロスの手に渡る事となった。
本来であれば、一国家に狂乱を巻き起こす酒神の神気を一身に浴びたエウリュピュロスは狂気に堕ちると同時に、強大な権威を身に宿し『若きゼウス』『両性を持つもの(アルセノテリュス)』と称されし神、その少女としての身姿へと変身したのだ。
宝具としての外見は手のひらに乗るほどの、極めて緻密な構造の機械製の箱。違法改造部品の様にエウリュピュロスの霊基に強固に組み込まれている為、略奪系スキルや宝具などで奪う事は出来ない。
スキルにもある通り、真名解放をせずとも『箱』を開く事でディオニュソスの権能の一部を行使する事ができる。>>189
真名解放により『箱』は完全に開け放たれ、内部に秘められたディオニュソスの絶大な神気、狂気がエウリュピュロスの霊基へと収束される。
その結果、最大級の狂化が発現したエウリュピュロスの霊基は途轍もない強化を得て、『箱』を擬似的な神核(コア)としたディオニュソスの化身へと変貌する。
蠱惑的な肢体を曝け出し、溢れ出る獣性に身を任せ、脳を蕩かす酒気を蔓延させる恐るべき狂奔の獣。
全ステータスに「++」の補正を獲得、魔眼すら構成可能な変身の権能による細胞の再設計(リデザイン)による多彩な攻撃で敵を蹂躙し、噎せ返る様な葡萄酒の酒気は生物を酔わせて魅了するだけに留まらず、一定範囲内の「世界」すらも酔わせる事であらゆる感知スキルを無力化、全損させ、何らかの方法で酒気を除外しない限り、撤退を不可能とする。
圧倒的な性能を誇るが、マスターへの魔力負担は甚大であり、完全な暴走状態に陥っている為、基本的に制御不可能。
剛毅なる勇将としての最後の意地か、自分からマスターを攻撃する事はないが、それ以外のあらゆる存在を酔わせ、狂わせ、殺し尽くすか、令呪を使用して正気に戻さない限り、この状態は解除されない。>>190
【解説】
エウリュピュロス。テッサリアーの都市オルメニオンの王であり、エウアイモーンの息子。
テーレポスの子エウリュピュロスとは別人。
ヘレネーの求婚者であり、トロイア戦争ではテッサリアー軍を指揮し、40隻もの大船団を率いて勇猛果敢に戦った。
彼はイードメネウス、ディオメデス、大アイアスにも並び立つ、ギリシャ勢で特に優れた英雄の一人として数えられている。
ヘクトールとの一騎打ちの挑戦を受けた数人のうちの一人でもあったが、挑戦者を決めるくじ引きで外れた為、戦う事は叶わなかった。
その後、大アイアスが負傷し、激しい戦闘で疲労して戦闘から退かざるを得なくなった時、エウリュピュロスは大アイアスを助けに向かい、追撃して来たアピサオーンを殺したが、パリスの矢を脚に受けて負傷し、戦闘不能となり、撤退した。
その戦闘は他の主要なアカイアの英雄達も負傷して撤退を余儀なくされる程の、大激戦だったという。
そしてパリスも戦場から退いたので、彼の傷はパトロクロスに手当てされた。
パトロクロスが傷の手当てをしている間、エウリュピュロスは、アキレウスが戦闘に加わることを拒んだとしても、パトロクロスは戦闘に加わるよう説得した。
また、エウリュピュロスはトロイの木馬に乗り込んだギリシャ人の一人でもあった。>>191
戦後、生き延びたエウリュピュロスは戦利品の一つとして宝箱を手に入れた。
その箱はアイネイアスがトロイアから逃走する際に放棄されたとも、カサンドラがギリシャ人の誰がその箱を開ける様に呪いを掛けて故意に放置したものであるともされる。
その箱はゼウスがトロイアに贈ったものであり、箱の中には鍛治神ヘファイストスによって作られたディオニュソスの像、或いは幻影が収められていたという。
エウリュピュロスがその箱を開けると、彼は発狂した。
時に正気に戻る事もあったので、彼は狂気の治療法を求めてデルフォイの聖域を目指した。
デルフォイの巫女はエウリュピュロスに珍しい生け贄を捧げる民を見つけ、そこに定住するようにと言った。
やがてエウリュピュロスはアロエ(後のパトラ)の地に辿り着き、そこでアルテミスの祠を汚したコマイトーとメラニッポスの罪を女神に償わせるために、少年と少女を生け贄として捧げている人々を見つけた。
町の人々はエウリュピュロスを予言された指導者であると認め、自分たちの王として迎え入れた。
というのも、かつて神託により『異国の神の姿と文化をもたらす者が来る時、この生贄は終わるだろう』と予言されていたのだ。
その後、エウリュピュロスは正気を取り戻し、パトラの人々は人身御供を捧げる必要がなくなった。
エウリュピュロスの墓はその町の中にあり、この出来事の後、この地域の人々はディオニュソスの祭りの際に、偉大なる英雄であるエウリュピュロスに動物の生贄を捧げ、讃えたという。>>192
【人物・性格】
外向的・陽気だが弱気・能動的。
勇猛果敢なる将軍であり、個としての戦闘能力だけで無く兵を指揮する能力や味方との連携能力にも長けた、非の打ちどころのない英傑。
特に劣勢時の粘り強さはトロイア戦争の英雄の中でもトップクラス。
人前では生真面目で、遊びのない、凛とした振る舞いを心掛けているが、打ち解けた仲間には柔らかな表情を見せる。
また、かの"木馬"に乗ったギリシャ軍の英雄の一人であり、その影響からかそういったメカニカルな物品を好む傾向にある。
オリュンポスの神々に由来するものも、近現代の機械文明の産物も、ロボットアニメもジャンル問わずに見て楽しんだり、欲しがる。
...かの『箱』を手に入れて、迂闊に開けてしまったのも、カサンドラの呪いだけでなくこういった嗜好が原因だったと思わしい。
以上の人物・性格評はトロイア戦争参加時の...『男性』としてのものであり、『女性』と化した際の人格は色々と変わってくる。>>193
生前に後天的な性転換を経験したタイプであり、女性の姿で召喚されても取り乱す事はないが、よく見るとちょっとげんなりしている。
この状態でも凛とした勇将として、毅然とした態度を貫こうとしているのだが、現状を深く見つめたくないからか、若干投げやりな態度が増える。
なお、姿に対する侮りや性的な視線、スキルを使う毎に身体を蝕む快楽と狂気はとにかく全部押し込んで我慢しようとしている。
当然、ずっと我慢し続けられる訳もなく、戦闘中は死ぬほど頑張って耐えているが、非戦闘時には愚痴を溢したり、激怒したり、個室で一人になりたがったりする。
こういう時に男性マスターに優しくされると、やばいかもしれない。
実のところ、勇ましい男性の英雄である事に固執せずに、女性としての自分を受け入れればある程度感情は安定するのだが、中々に難しい問題である。
その一方で、ディオニュソス神の力で自分好みのサイバーでメカニカルな衣装や武器を構築し、ノリノリで着こなして自撮りして楽しんでいる事も(画像)。もう駄目かもしれませんね。
イメージカラー:ワイン染めの真紅
特技:撤退戦
好きなもの:甘いワイン、ブドウのお菓子、格好いいロボ
嫌いなもの:子供の死、我慢出来ずに自分の口から溢れる嬌声
天敵:ディオニュソス、身体の奥底から這いずり出てくる様な快楽
願い:男に戻りたい
【一人称】私、わたし(精神不安定時)
【二人称】貴方、貴殿
【三人称】彼、彼女>>116
マーンダートリのwiki登録ありがとうございます
ルビまで…!「他人を害する魔女は皆、滅ぶべし…!」
「あのさ、ここにあのク.………いや、■■■■いないわよね?…もしいたらあたし暴走し、なにしでかしちゃうかわかんないしさ。だからさ、あいつを近づけないで」
【元ネタ】ギリシャ神話、変身物語、オデュッセイア
【CLASS】アサシン
【真名】スキュラ
【異名・別名・表記揺れ】スキュレー
【性別】女
【身長・体重】150cm・37kg
【肌色】少し青白い 【髪色】薄水色 【瞳色】赤
【外見・容姿】裾の長い服を着た目付きの悪い犬耳の少女
再臨すると体の至る所に鱗が増え異形感が増す
【地域】メッシーナ海峡
【年代】神代
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】魔性、魔獣、ヒト科以外
【ステータス】筋力:C+ 耐久:B 敏捷:B 魔力:B 幸運:D- 宝具:A>>198
【宝具】
『魔女の呪い毒(キルケー・ポワゾン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
キルケーがスキュラを呪った際に使用したと思われる霊薬
毒薬自体の効果はそんなに強い方ではなく死に至らしめる可能性は低い。…だが本質はここからである。
この毒薬は相手を怪物に変えてしまう危険な呪い薬である。
たとえどんな存在であろうとこれをうけたものは肉体が魔獣に変貌し、その他属性に魔獣が付与される。
この毒薬はただそのまま使ったり、生前受けた仕打ちと同じようにするだけではなく、一種の地雷として設置する、毒薬を飲食物に盛る、毒を凝縮し投擲して炸裂弾とする等、状況に応じての活用の幅は広い。
尚、すでに魔獣と化した存在や最初から魔獣である存在には効果がないので注意。>>199
『自己変貌・六頭海魔(メタモルフォーシス・スキュレー)』
ランク:A 種別:変貌宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:6人
ニンフとしての最後の名残を放棄し、憤怒、憎悪、狂気、怨念、絶望……あらゆる負の感情と、自らの体内にあるあらゆる魔獣の因子、それら全てを瞬間的に暴走させ変貌。自身の目に付く者すべてを蹂躙しはじめる。
変貌したその姿は伝承と同じ上半身が美女、下半身が魚、腹部に犬の首と足が生え、背後からタコの触手が所々伸びている。その姿をタコの下半身に変化させたり、肉体の一部を様々に形状に変化、他の魔獣と融合する事により戦闘技術を変える事も可能とする。
猛スピードで魔犬や触手などの連続攻撃や、人型の引っかきや肉体の一部を変化しての攻撃、目につく存在全てを攻撃し、無惨に喰らい尽くす様子は、まさしく神話の再演である。
だがこの宝具の使用中は狂化Aに上昇するだけでなく❲在りし日の水精❳の喪失、理性が崩壊し、殲滅するまで対象を無差別に襲撃してしまうので注意。対象の中に、ある特定の系統がいた場合、更に悪化し制御不能になってしまうので注意。
ちなみに確率でバーサーカーと同じ姿に変貌したりするらしい
もしかして→fgoでいうレア演出宝具
【Weapon】
鉤爪や背後の触手、ニンフの名残なのか魔術も使える【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ビーストⅣ:C
【真名】クロノス
【性別】男性
【外見・容姿】長い年月を経て擦り切れた襤褸をまとった黒髪黒瞳の剣士
【属性】秩序・悪
【天地人属性】獣(地)
【ステータス】筋力:EX 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:D 宝具:EX
【クラス別スキル】
・獣の権能:A
対人類とも呼ばれるスキル。
人間、およびそれと関わりのあるものへのダメージを増大させ、また相手からの干渉を容赦なく斬り捨てる。
・単独顕現:C
単体で現世に顕われるスキル。
また、存在が確定しているため、即死耐性、時間操作系の攻撃に対し耐性を持つ。【固有スキル】
・ネガ・ブレイド:A
クロノスはかつて機神ウラノスを自らの大鎌で討ち果たしたがゆえに、刃の何たるか、神殺しの何たるかを心得る。
あらゆる刃物によるダメージを削減し、「神殺し」をはじめとした対神性特攻を無効化する。
・アダマスの大鎌:B
屈折延命。
生命と豊穣を司る旧き農耕神の権能を反転させた回復阻害スキル。
相手の不死系スキル・宝具は無効化され、またクロノスによってつけられた傷は自然ならざる回復・復元ができなくなる。
・自己進化:D
自己改造を上回る、自身への改良スキル。
目的遂行の如何なる障害も乗り越えられるように、自身を秒単位で進化し続ける。
神は不変の存在であるが、クロノスは苛烈なまでの――自己否定めいた――意思によって自らの変革を追求する。
・奈落の帰還者:EX
永遠の奈落であるタルタロスからの脱出を成し遂げたもの。
クロノスは時空の歪みをつぶさに感じ取り、剣でもってこれを斬り開くことができる。
この技能をもってすれば剪定事象や異聞帯、数多くの並行世界を単独で自由に渡り歩くことさえ可能となる。・クリュセイオン・ゲノス:×
旧き神々の王。始源の平穏たる黄金時代を導くものとして纏う威光。楽園の階。
もはや自分には相応しからぬとして、とうの昔に切り捨てたもの。
【宝具】
『機神、墜つべし(スターブレイカー・ティタノマキア)』
ランク:- 種別:対神魔剣 レンジ:1~5 最大捕捉:1柱
機神ウラノス殺し。
農耕、大地を司る神による天空神の両断。即ち、天地断絶。
神々の王として認められた全権能を純粋なエネルギーへと転化し、これをただ一撃に込めて標的を叩き斬る。
神の放つ、神を斬る極大魔剣。史上最大の力技。
現在のクロノスは神々の王という立場を自ら否定しているが、結果として形を失ったエネルギーは今なおその身の内で渦巻いている。
【Weapon】
『収奪機構・幽明界橋(グリムリーパー・アダマス)』
ランク:A+ 種別:対神宝具 レンジ:1~15 最大捕捉:1柱
神性鋼鉄であるアダマスで構成された大剣。
神話においては大鎌として語られるが、その実態は注がれた魔力に応じて自在に形を変える無形兵装。
現在は大剣の形状を主としている。
農耕神の武装として魔力・生命力の回収機構を備えており、レンジ内における滞留マナの収奪を可能とする。【解説】
ギリシャ神話における農耕神。時の神クロノスとしばしば混同される。
ティターン神族の王であり、オリュンポス神族の父祖にあたる巨いなる神。
父たる天空神ウラノスを討ち果たして王座を奪うも、自らも子らに殺されるという予言を受けて恐慌を来す。
生まれた子を次々と呑み干し続けたが、ついには末子ゼウスによって討たれた。
さらには神族を率いて大戦争ティタノマキアを引き起こすも敗北。タルタロスの奈落へ幽閉されたという。
オリュンポス神族は遥かな宇宙、異星からの来訪者であったが。ティターン神族は異なる。
ティターンは先史時代の地球における自然神、より旧き神々であった。
しかし機神たちが現れ、人々がこれを新たな神として受け入れたがために対立。ティタノマキアへと至った。
――この時、人々は二つの派閥に分かれて対立した。
新たな神を迎え入れた、変化と発展を望む者たち。そして、今まで通りに旧き神の下で変わらぬ日々を望んだ者たち。
巨いなる神々の戦い、ティタノマキアの陰に隠れた小さな、しかし見過ごせない人類戦争。
結果、ティターン神族を選んだ者たちもまた敗れ、滅び去った。黄金時代は黄金の人種たち諸共に終焉を迎える。滅びの淵に在って、誰かが神に問いかけた。
――神様、神様。私たちは間違っていたのでしょうか。
神は答えない。敗北したのだから、返せる答えなど持っていなかった。
変わらぬ平穏を変わらぬままに与え続けることができなかった神は、詫びることもできず。
自らの脆弱に絶望しながら、クロノスは神々の王座から失墜した。
クロノスをはじめ、ティターン神族は奈落の冥界タルタロスに堕ちる。
神々といえど這い上がることも叶わない深淵にあって、クロノスが始めたのは剣を振るうことだった。
――弱いから敗れたのだ。弱いから失ったのだ。弱いから、護るべき民にあのような疑問を抱かせてしまったのだ。
不変の神でありながら、まるで人間のように、強くなることを求め。深淵という悠久の中でクロノスは報われる見込みもない鍛錬を繰り返した。
転機は人理漂泊。そして大西洋異聞帯、機神たちの出現。
全能神ゼウスが敗れ、消滅したことでタルタロスの深淵がわずかに揺らいだのだ。
この一瞬の隙を突いてクロノスはタルタロスより脱出。純白と化した地球上への帰還を果たした。やるべきことは決まっている。
自分たちを選んでくれた民、黄金時代の肯定。彼らは間違ってなどいなかった、正しい選択をしたのだと証明する。
そのために、それ以外の全人類を鏖殺.する。
汎人類史、異聞帯、剪定事象、並行世界。一切の例外なく、そのことごとくをひとり残らず殺戮する。
クロノスを選ばなかった者たちはクロノスによって誅された。間違っていたからだ。そう高らかに宣するために。
以上の狂乱をもって彼のクラスは決定された。黄金時代の神王など偽りの栄冠。
其は巨神が成り果てた、人類史を最も丁寧に殺戮する大災害。一人ずつ、一人ずつを自ら見定め、糾弾し、自らの手で斬り捨てる。
その名もビーストⅣ:C。七つの人類悪のひとつ、『比較』の理を持つ獣である。
(CはCut、Classic、Coffinなど。Lが消極的に、兵器を好み、自己の領域に籠もるのに対し。Cは積極的に、剣ひとつで己の民の正当性を訴える)
【コメント】
wikiのリクエストページから作成させていただきました
コヤンがLならこっちはCだ!だったり、自己進化の結果として時の神要素も盛り込みたかったけど感触が掴めなかったりです
wiki登録可>>200
【解説】
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%b9%a5%ad%a5%e5%a5%e9%a1%ca%b2%f8%ca%aa%a1%cb
バーサーカーの別側面でありかつてのニンフ時代がそのままサーヴァントとなって召喚された姿。
普段はおとなしい方ではあるが引っ込み思案ではなく割と気さくであり、仲良くなれば自分から話しかけに行くなど積極的な面も見られる。
だが本質は、過去のトラウマからか一人でいたがることが多く、自身の在り方に嫌悪しながらも報復のために魔獣の力を使う自身のあり方に自嘲したり、仲良くなったはずのマスターの命を奪いかねやしない程の危うさと情緒不安定さを持つ。
特に自身のトラウマである魔女と恋愛関連に関してはあたりが強く、それに触れてしまうとバーサーカーと同類の状態になって暴走する可能性があるので、少しでも容易にその話題を出そうとするのなら、命は保証されない。
ちなみにキルケー以外の魔女の件に関しては負の感情自体は消えず嫌な表情を浮かべるものの、バーサーカーに比べ暴走せず襲ってもいいやつなのか判断し、無差別に襲わない等の冷静さが見られる。マスターが彼女との絆を上げてちゃんと克服すれば、一部の魔女に関しては心を許すかもしれない。>>207
また、グラウコスに一方的な感情を向けられたのか自分のことを知らずに一方的に執着が強く、いきなり言い寄り、強引に自分のものにしようとする人を嫌っており、もし容易に近づこうとするのなら、毒薬付きの鉤爪で粉々になるまで切り裂くだろう。
キルケーとグラウコス、それ関連さえも絡まなければ良好な関係を築けるだろう。
聖杯への願いは元の完全な状態に戻ること。彼女の肉体は一見、我々の知るニンフそのものだが、彼女の体内には、呪われた魔獣の因子と魔女の呪いが染み付いており、いつあの出来事に相対し、暴走してもおかしくないのだ。だから彼女は願う。魔女の呪いの完全除去を。あの日楽しかったニンフ時代に戻ることを。
好きなもの:青い海、一人でいること
嫌いなもの:魔女(特に鷹の魔女)、グラウコス
天敵:キルケー、オデュッセウス
願い:元の完全な姿に戻る
【一人称】あたし【二人称】お前、あんた【三人称】あいつ、罵倒+魔女(キルケー限定)>>208
【因縁キャラクター】
キルケー
自身を化け物に変え狂わせた忌まわしき魔女(元凶)。アサシンになってもその怒りや恨みは消えない。
たとえ、魔女嫌いを克服するための特訓したり、令呪で制御したとしても、キルケーに関してだけはそれができず令呪を重ねて命じたとしても自身の内にある殺意が勝り暴れてしまう。
そのため絶対に近づけさせてはいけない。
もし彼女がアサシンに対しグラウコスやあのときのことについてどう口にするのか…?そして彼女のことをどう思うのだろうか…?
オデュッセウス
生前の出来事から互いに相容れない関係であり(クラス相性も兼ねて)近づけてはならない。(あのときはこうでもしないと先に進めなく、仕方なかったとはいえ)彼の乗ってる船の乗員の一部を失ったのか彼本人からは『なぜあの怪物が召喚されているのだ…?済まないがあまり近づかせるのはやめといたほうがいい。少し、嫌な記憶を思い出してしまってね…』と恐怖を向けられてる。
そんなことより、よく見るとキルケーの気配を感じるから引き裂いてもいいわよね?
キルケー以外の魔女
キルケーじゃないのはわかっている。頭ではわかっていても、魔女という言葉に反応し、暴走してしまう恐れがあるので、それを克服するための特訓をし、絆を上げればちゃんと落ち着いて判断し、無差別攻撃はやめてくれるだろう。
ただし、メディアなどキルケーに縁深いものや、嫉妬深く他者を魔獣とかに変貌の呪いかけたりするやつは無理!
カリュブディス
両親や事情、経緯は違うもののかつては元女神であり、アサシンとともに海峡に住み海峡を進むものを襲撃した。
アサシン自身からの言及は少なくどういう存在で、その関係性は不明。>>209
メドゥーサ
バーサーカー時と同様心を許してる。
剣メドゥーサに関してはなぜかあたし、あんたのひ孫判定されてるし、あんたの末裔だなんて記憶がないんですけど?
グラウコス
「お前さえいなければ、お前さえ出会わなければ、お前があたしのこと完全に諦めていればあたしは化け物にはならず、ずっと幸せのままで入れたのに…!!!」
【コメント】
バーサーカーのときに書き忘れたがちなみに名前の意味は犬の子
バーサーカー投稿時に、密かに練ってました。
wiki登録可能です。
急な駄文、一日おきの投稿、ごめんなさい…【元ネタ】水滸伝 封神演義 西遊記など Fate/grand order
【CLASS】アーチャー
【真名】項充(+哪吒)
【異名・別名・表記揺れ】八臂哪吒
【性別】男性
【身長・体重】132cm・27kg
【外見・容姿】幼年期の哪吒少年の肉体そのまま。蓮の身体になる前なので男の子。
【地域】中国
【年代】宋代(+殷代以降)
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型 神性
【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。Cランクでは、魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
無頼漢:A
騎乗スキル・単独行動スキルの複合スキル。オマケとして宴会に強くなるなどの効果を持つ。
「おいおい。その年格好の姿で酒を飲むのはまずくないか?」とは梁山泊の同胞の言。>>211
【固有スキル】
地飛星:A
災いを為すという百八の星が転生した者たちの一人。魔星の生まれ変わり、生まれついて災厄と業を背負う。
項充の場合、投擲攻撃を行う際の判定に有利な補正を受けるという恩恵がある。
乱戦の心得:B
敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
多対多、一対多の戦いに項充は慣れている。その実力は九紋龍・史進らが率いる軍勢を退ける程。
神性:E-
三教源流捜神大全において哪吒が托塔李天王の子とされる事、インド神話のナラクーバラを源流とする事から神性スキルを有するが
封神演義での李靖は人間である為か、はたまた項充と融合している為か、微弱なランクに留まる。>>212
【宝具】
『乾坤圏(けんこんけん)』
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:2~30 最大捕捉:1座
哪吒の両腕に嵌められた圏(ブレスレット)。真名は乾坤圏(ジャイアント・ロケットパンチ)とも。
ランサークラスの哪吒の場合は射出、誘導、帰還などといった機能が備わっていたが、項充の場合は弓兵のクラスで現界した事で宝具としても発動可能となった。
すなわち、伝承において大きくも小さくもなると言われた逸話の通り、込めた魔力の量によってサイズが変化する宝具となったのである。
最大まで魔力を込めた乾坤圏は、伝説の通り山を砕き龍王の子をも即死させる超巨大兵器と化すだろう。
『八臂哪吒・羅仙投(はっぴなた・らせんとう)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:2~20 最大捕捉:27人
哪吒の宝具『三面六臂 羅仙獣』が八臂哪吒と呼ばれた項充の投擲技能と組み合わせられた事で変化し、投擲術に最適化されたもの。
頭の数は増えず巨大化も身長六尺(約181cm)程度のものとなるが、代わりに腕の数は八本に増加。
所持している飛刀(短刀)と標鎗(投槍)の全てに魔力を込めて八本の腕で連続投擲し、トドメに巨大化させた乾坤圏を食らわせて元の形態に戻る。
その破壊力は凄まじいものだが、発動後は乾坤圏以外の全ての武器が回収するまで使用不能となる。まさに奥の手。>>213
『混天綾(こんてんりょう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:????
伝承において海を震撼させて龍王を激怒させ、敵を拘束する力も発揮した赤い布。
接触した対象から運動エネルギーを奪い、周囲の何かに付与するという宝具。
対象に混天綾が接触していると“哪吒が認識している”間、運動エネルギーをゼロとして位置・形態を固着させる。
同時にそれが本来発揮するはずだった運動エネルギーを周囲の何かに移し替える。
項充は運動エネルギーの移し替えを攻防に利用する他、投擲武器に運動エネルギーを付与し、敵の予想外の軌道で射出する奇襲戦法も用いる。
真名を開放すれば、大海でさえも強制的に形取り、海流が本来発揮するはずだった運動エネルギーによって大渦をも作り出せる。
生前の哪吒は意図せずしてその力を海に用いてしまい、海域の潮流を狂わせ、海中に存在する龍宮に破壊と惨劇をもたらした、とか。
【Weapon】
『24本の飛刀』『標鎗』:項充が用いる投擲武器の数々。近接攻撃でも使用可能。投擲後は回収しなければ再使用不可。>>214
【解説】
水滸伝に登場する好漢の一人。地殺星のひとつ地飛星の生まれ変わり。団牌(楯)、飛刀、標鎗(投げ槍)に優れ八臂哪吒の異名を取る。
樊瑞、李袞とともに芒碭山で山賊となっていたが、梁山泊軍に敗れ、生け捕りとされる。
その後、命を救われた恩義から梁山泊に入り、度々活躍したが、方臘軍との戦いで敵将を深追いして取り囲まれ、衆寡敵せず討死した。
†
芒碭山の山賊の第二の頭領として登場。
北宋末期の混乱に乗じ、第一の頭領である混世魔王・樊瑞、第三の頭領である飛天大聖・李袞と共に三千の手下を率いて暴れていた。
やがて彼らは梁山泊を併呑してさらに勢力を拡大しようと目論んだが、この計画を察知した梁山泊の軍勢に逆に襲撃を受ける事となる。
この時、梁山泊の軍勢を率いていたのは九紋龍・史進を筆頭に朱武、陳達、陽春といった頭領達が率いていたが、項充は李袞と共にこの軍勢を散々に打ち破る活躍を見せる。
しかし、翌日になって軍を再編した梁山泊との戦いでは、公孫勝の妖術もあり完敗を喫し、李袞共々捕らえられてしまう。
二人は死を覚悟していたが、かえって縄を解かれ、礼を尽くした上で梁山泊に誘われた。
これに感銘を受けた項充らは梁山泊入りを快諾し、仲間である樊瑞も説き伏せて梁山泊に合流させた。
以後、項充は梁山泊の歩兵軍将校の一人として李袞と共に度々活躍を見せる事となる。
梁山泊の豪傑として名高い李逵などと共に戦陣に立つ事も多く、団牌によって彼を守る事もしばしばであった。
梁山泊が朝廷に帰順した後もその武勇が衰える事はなく、様々な形で武功を挙げ、失態は喬道清の妖術によって敗北し捕らえられた事ぐらいであった。>>215
しかし、方臘軍との戦いで敵将の鄭魔君(鄭彪)を李袞、李逵と共に追撃した折に深追いし過ぎてしまい、谷川を渡ろうとしたところで敵軍に背後を断ち切られてしまう。
後背を塞がれた事に気づいた項充は李袞を呼び止めたが、李袞は川に脚を取られて転倒し、討死。
項充は急いで川から這い上がったが、敵勢に取り囲まれて滅多切りにされた。
【人物像】
他の水滸伝の英雄と同じく幻霊であり、八臂哪吒という異名ゆえか、幼年期の哪吒と融合する形で英霊としての霊基を得ている。
人格のベースとなっているのは幼年期の哪吒。ただし記憶は項充のものであり、価値観や社会性はその影響を受けている。
幼児的な残酷さ故に殺生に対する忌避感が薄い哪吒と、項充の記憶に由来する侠気が組み合わさった人格は、無頼を通り越して野生の獣の如きもの。
良かれ悪しかれ感情のままに動き、気に入った者には惜しげもなく力を貸す一方、己を侮ったり、機嫌を損ねた者は躊躇なく殺める。
恩義にはきちんと報いる義理堅さもあるが、その判断基準は社会秩序や人倫による善悪ではなく、主観的な好悪のみで定める。
まともな人格になりやすい三騎士のクラスで召喚されてこれなのだから、元の性格は推して知るべし。
幼稚な行動を取る一方、項充の記憶に由来する武人・将校としての視点・知性を有する為、戦い(特に集団戦)に関しては意外と頭が回る。
尤も、だからこそ危険な英霊なのだとも言えるが。>>216
【関連人物】
哪吒(ランサー):「気に入らないね! あんなのがもう一人のボクだなんてぜーったいにありえない!
偉そうだし片言だし説教臭いし女の子になってるし……ああ気持ち悪い! 腹立たしい! 今すぐ殺っちゃいたいぐらいサ!」
長尾景虎・上杉謙信:「毘沙門天の化身? って事は托塔李天王(ク.ソオヤジ)の化身って事? ……よーし、ブッコロ確定!」
九紋龍エリザ:「うっわ何それ! 竜通り越して玩具になっちゃってんじゃん! マジ笑えるー!
おい、そこのチビ女、ちょっと退いてなよ! ……え? 『この子から離れる気はない? お前の変わりようも大概? まるで李逵みたい?』
……史進の癖に生意気だな。そこのガキンチョもろとも殺っちゃおっかなー」
呼延灼:「そっかー……女の子になっちゃったかー……。そりゃさすがに同情するよ。ボクだってランサーのボクがあのザマだもの。
でもあんまグチグチ言うなよ。ウザい奴って潰しちゃいたくなるからサ。……あーもう、泣くなよ!」
燕青:「あ、盧俊義(ろくでなし)の従者だ。お前の姿は変わってないのなー。中身も……ま、そんな変わってなさそうだ。
相変わらず損な役回りばかり演じてるみたいだけど、助けが欲しければいいなよ。これでも、お前の事は割りと気に入ってるんだ」
【Wiki登録】可
【蛇足】紫禁城(八臂哪吒城との異称あり)と哪吒のどっちと融合させるかちょっと迷った。【元ネタ】王書(シャーナーメ)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ロスタム
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男性
【身長・体重】305cm・290kg
【肌色】褐色 【髪色】黒 【瞳色】緑
【外見・容姿】
巨象の如き体躯の褐色肌の大男、鎧の上に重厚な外套を羽織り、身の丈ほどもある大剣を軽々と振り回す。
【地域】イラン
【年代】神話時代以降(アーラシュより後)
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A++ 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:B 幸運:B 宝具:EX>>218
【クラス別スキル】
対魔力:B
騎乗:EX(A+相当)
並みの馬ではライダーの騎乗に耐えられない。
【保有スキル】
戦闘機動:EX
騎乗状態での戦闘に習熟し、騎乗状態での攻撃判定及びダメージにプラスボーナスするスキル。
本来であれば騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットが存在するが、EXランクでこのスキルを保有するライダーにはデメリットが一切存在しない。
勇猛:A+
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
雄魔の血統:A
英雄と魔性、本来交わることのない両者の血を引くロスタムはあらゆる面で規格外の肉体を持って産まれた。
特に筋力は人間では絶対に不可能なランクに到達している。
天性の肉体、怪力、戦闘続行の複合スキル。>>219
【宝具】
『無双の竜馬(ラクシュ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:100
巨象と見紛う体躯の戦馬、ライダーの騎乗に耐えられる唯一の存在。
獅子や竜種とも戦える戦闘力を有し、一度疾走すれば大地を踏み砕き軍勢を蹴散らす無双の英霊馬。
ロスタムと共に七つの試練を乗り越えた事でラクシュも主の宝具『七つの武勲(ハフトハーン)』の恩恵を受けることが出来、蘇生や能力値ブーストが可能。
騎馬として最高の能力を誇る一方で燃費は最悪、ラクシュを現界させるのに必要な魔力はサーヴァント一騎分に相当する、そのため余程のことがないと呼び出さない。
『七つの武勲(ハフトハーン)』
ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
七つの試練を乗り越え王を救出したロスタムの偉業が昇華された宝具。
サーヴァントとしてのロスタムは莫大な魔力を貯蔵した七つの擬似霊核を保有する。
その効果は主に二つ。
一つ目は擬似霊核が破壊されることで内包した魔力が溢れ、その魔力を用いて自身に最大で七回蘇生魔術を掛ける蘇生能力。
二つ目は擬似霊核を一つ消費することで自身の爆発的な能力値ブーストを可能とする自己強化能力。
また一つ目の能力の応用でマスターを失っても霊核を消費しその魔力で現界し続けることが出来る。
七つの擬似霊核と真の霊核を持つロスタムを倒すには最大で八回殺.す必要があり、加えて一度見た技であればほぼ確実に見切ることが出来る超一流の武人であるロスタムを八度も殺.すのは容易ではなく、マスター殺しに成功しても数日は生き長らえて暴れ回ることが可能。>>220
【Weapon】
『バブレバヤーン』
火、水、武器への耐性を有する外套、中東圏であれば宝具となる。
『ティゲヘンディ』
ライダーの振るう大剣、こちらも中東圏であれば宝具となる。
【解説】
ロスタム、ペルシャ最大の英雄、西アジアでは最強のサーヴァントの一騎。
霊鳥に育てられた白髪の英雄ザールと蛇王ザッハークの曾孫ルーダーベ姫の間に生まれたロスタムは英雄と魔性の血が交わったためか規格外の肉体を持っており、母親の胎内で大きくなりすぎたため帝王切開で出産。
生後一日で成人男性と同じくらいの背丈があり、幼少期には片手で持ったメイスの一撃で巨象を倒している。
成長したロスタムは英雄としての資格を全て兼ね備えたイランに並ぶ者のない戦士となった。
有名なエピソードとしては互いに正体を隠したまま実の息子ソフラーブと三日間の死闘を繰り広げたこと。
青銅の体を持ち自らと同じく七つの試練を乗り越えた英雄イスファンディヤールとの一騎討ちなどが挙げられる。
中でもロスタム最大の偉業とされるのが白鬼に囚われたイラン王カーウースを救出するための冒険「七道程」である。
ロスタムはラクシュと共に、獅子、灼熱の砂漠、龍、魔女、闇の世界、悪鬼アルザング、そして白鬼の七つの試練を征しカーウースを救出した。
向かうところ敵無しの無双の大英雄ロスタムだったが、腹違いの弟シャガードの落とし穴の計略により致命傷を負い七百年の生涯を終えた。
死の間際、ロスタムは木の後ろに身を隠すシャガードを木もろとも撃ち抜いてシャガードを殺.害し息絶えた。>>221
【人物・性格】
性格は高潔にして勇猛、強者との戦いを至上の歓びとする根っからの武人。
自身の武芸には絶対の自信があり、全ての宝具を失った状態で他の六騎を相手取ることになったとしても敗けはしないと豪語するほど。
但し話し合いで何かを解決することは苦手。
また自らの名を隠すことを嫌っておりクラス名ではなく真名を名乗る。
イメージカラー:錆びた鉄の色
特技:武芸全般
好きなもの:ラクシュ、強敵との戦い
嫌いなもの:トゥーラーン、落とし穴
天敵:特に無し
願い:ソフラーブのために霊薬を手に入れる「清原家のドラ息子。花盗人の舎弟。…独武者。何とでも好きに呼んでくれや。俺は俺だからよ」
【元ネタ】史実、『古事談』、謡曲『大江山』
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】清原致信
【性別】男性
【身長・体重】175cm・75kg
【外見】脱色した髪にピアス、咥えタバコ、無精髭。一見痩せぎすのチンピラだが、覗く肢体は屈強そのもの。
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具E
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。>>223
【固有スキル】
直感:C
戦闘時、常に自身に最適な展開を感じ取る能力。
このサーヴァントの場合、主に味方の戦闘をアシストするタイミングを計るとき、抜群の勘の良さを発揮する。
一人武者:A
独武者とも。
戦列から単身離れて遊軍としてはたらき、機を見て友軍を補佐する立ち回り、戦術。または個人で遊撃役をこなすほどの精強さを表す。
単独行動の効果を含む複合スキル。どこぞのライダー/アヴァンジャーのスキルとは内実が大きく異なる。
尼天狗の眷属:D
自らの死に様が『清女伝説(清少納言落魄譚)』と結合したためか、あるいは彼が妹の悪評を少しでも肩代わりしようとした結果か。
セイバーは天狗の魔性をわずかばかりだが使いこなす。>>224
【宝具】
『最後通牒・大江山(クルーエル・アルティメイタム)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:7人
生存競争開始の合図。本能を刺激することによる強制的な士気高揚。
本来は味方の一団にかけるものだが、現在は自身の精神と調子を武人としての最盛の瞬間に立ち返らせる号令、自己暗示として使われる。
謡曲『大江山』の一幕。
『鬼神に横道なきものを(鬼神は邪なことをしないのに)』と諺を引用する酒吞童子に対して、頼光でも、保昌でもなく、独武者が
『あら空言や などさらば、王地に住んで人を取り、世の妨げとはなりけるぞ(ウソつけコラ! 人食ってんだろうがテメェら)』と応ずる場面の再現。
彼は言う。『われをば音にも聞きつらん、保昌の内に一人武者、鬼神なりとも余すまじ(俺は保昌の旦那の一の子分だ! 鬼神がナンボノモンじゃ!)』
諺の「鬼神」は大陸で冥官や地神を指す言葉であり、零落した怪物である日本の「鬼」とはそもそも別物、というツッコミはさておき。
人と鬼の決裂の言葉は、誰かが言うべき/言わざるを得なかったもの。
だから、重い。それを口にできなかったものたちにとって、その言葉は。
【Weapon】
『無銘・太刀』:いわゆる『蜘蛛切』は持たない。致信と同じく名もなく冥加なき太刀を唯一の武器とする。>>225
【解説】
藤原保昌の郎党。きよはら の むねのぶ。大宰少監を務めたことから「清監」の名がある。
歌人・知識人として知られる清原元輔の子で、かの清少納言の兄弟に当たる人物だが、現存する限り伝記には乏しい。
唯一伝わるのが、藤原保昌と源頼親(源頼光の弟)の抗争により、頼親の郎党に私邸を囲われ、白昼堂々殺.害されたという逸話であろう。
『御堂関白記』時点でのこれは単に源頼親の「殺.人上手」を称えた小話であったが、
伝説化・誇張された『古事談』のバージョンでは下手人が頼光四天王となり、巻き込まれそうになった清少納言が局部を晒して難を逃れたことになっている。
ときに、謡曲『大江山』では頼光・保昌が五十余名で酒吞童子討伐に向かう設定なのだが、この中の独武者という謎の人物が頼光に匹敵する活躍を見せる。
独武者が何者なのかは長らく不明であった。藤原保昌その人か、保昌の部下であろうと理解されていたのみだった。
解決は、陽明文庫所蔵『酒天童子物語絵詞』(香取本、逸翁本とも呼ばれる絵巻物『大江山絵詞』の詞書の写し)の研究による。
元々香取本は、より広く流布した古法眼本系の伝本と異なり、源頼光と四天王に藤原保昌を加えた6人チームではなく、
藤原保昌の不明な郎等1名を加えた「7人」を酒吞童子征伐メンバーとすることが指摘されていた。
そこに『絵詞』に残されていた香取本の欠落部に独武者の名があり、また征伐メンバー紹介の下りに「保昌の■■■■■■■宰小監」とあったことから、
独武者の正体が藤原保昌の郎党で大宰少監の清原致信であることが判明したのだ。独武者(一人武者)とは四天王(四人武者)に対応した呼称だったのである。>>226
【人物】
頼光と四天王(と保昌)のイツメンに加わる幻の7人目ポジション。追加戦士ロンリー・サムライ。
普段の言動・服装は完全にチンピラのたぐい。だが態度に見合わず状況の客観視に優れ、狂気が支配する修羅場でも冷めた思考を保つ。
気を抜くと良識と教養を覗かせ、どちらかといえば落ち着いていて内省的なのが本性。その仕草は、極上の文化人が揃う身内への反発から来るものか。
ファッションヤンキーなので本物のヨタモノとの相性は微妙。金時とは一周回ってウマが合うとか。
頼親なり頼光なりに殺されたのは(いくさの結果だから)仕方ねぇ。
敬愛する主や自分の影が伝承から薄くなっていくのは(源氏の時代だから)仕方ねぇ。
だけどよ、お前が悪し様に言われるのは違ェだろうが――!!
…という感じで戦うおにいちゃん。
一人でやりたがるし、一人で好きにさせたときに最も高い成果を上げるタイプ。レンジャースタイルなので包囲で機動力や隠密性能を潰されると弱い。
適正クラスはアサシンだが、「一人武者」の武名が辞書上で一人歩きした結果微妙なセイバーとしての召喚を強要されている。気配遮断が切実に欲しい。>>227
【因縁キャラ】
藤原保昌:御大将。清原致信にとっての当代最強、平安無双。この致信にとって、藤原保昌は精悍な偉丈夫であった。
源頼光/丑御前:狂人。怪物。”あっち側”。頼親との遺恨以前に、同じ人間だと思っていないのであまり近づきたくない。
清少納言:最愛の身内。なのだが、ヤニ臭いので避けられる。あ、愛はないんか?
頼光四天王:次は勝つ。 「とはいえ怪童丸のガキには借りができちまったか。…都合よくピンチにならねぇかな、アイツ」(彼はこの手の露悪を好む。)
※3つめのスキルは他所ネタのパクリ。
平田篤胤は、清監邸の襲撃で、胸を晒せば済んだにもかかわらず女性器を使って生き延びた、なる驕慢を理由に、清少納言を尼天狗と断言したという。
彼女が天狗道にあるとすれば遠因は彼にあり、また彼女が天狗道に墜ちたとすれば冥路を共にしないはずがないのが彼であった。
【Wiki登録】可【元ネタ】海の伝承
【CLASS】プリテンダー
【真名】デイヴィ・ジョーンズ
【性別】男
【身長・体重】213cm・105kg
【容姿】トリコーンを被る海賊船長らしい姿
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:D 宝具:B
【クラス別スキル】
対魔力:B
本来はライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。
騎乗:A
本来はライダーのクラススキル。騎乗の才能。
気配遮断(海):B
本来はアサシンのクラススキル。海上において神出鬼没の存在として語られる。
道具作成:B
本来はキャスターのクラススキル。魔力を帯びた道具を作成する。
陣地作成:B
本来はキャスターのクラススキル。魔術師にとっての工房を構築する。>>229
【保有スキル】
嵐の航海者:A+
カリスマを含む荒海を征く船長としての複合スキル。宝具の影響もあってランクは超一流。
海賊の掟:B
海賊が、海賊による、海賊のための秩序をカタチとしたモノ。孤独な極悪人ならいざ知らず、それで生計を立てていた大悪党たちは悪の社会のためにそれなりに遵守した。
大海魔:EX
海は広大にして深淵なる神秘の巣窟。数々の怪物の逸話を取り込む霊基補強。魔性となって、怪力や吸血などのスキルを獲得する。
【宝具】
『海賊王 (キング・オブ・パイレーツ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1
海賊の中の海賊たる概念。悪の社会秩序にあるとはいえ、悪党だからこそ彼らは海賊共和国を自称した。
この宝具は、海賊系サーヴァントを服従させるのではなく、彼らのあらゆる能力を上回るという効果を発揮する。すなわち、海賊の王に相応しい能力を保証するのだ。>>230
『魔海大監獄 (バミューダ・イース・ロッカー)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:999 最大捕捉:999
デイヴィ・ジョーンズの監獄とは航海民話で語られる海底の渾名である。そこは海で溺死した船乗りたちの眠る場所。すなわち、海の冥界。
宝具としては、固有結界。船乗りたちの心象風景。魔の海域バミューダトライアングルに代表される恐ろしき海域や沈没都市イースに代表される栄華と堕落の海底世界の概念を取り込んでいる。
『彷徨える幽霊船(ゴーストシップ・フライングダッチマン)』
ランク:B 種別:船舶宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
決して沈むことのない幽霊船。その代表であるフライングダッチマン号の名で刻まれた航海民話。
『深淵に誘う大海魔 (カリブディス・クラーケン)』
ランク:B 種別:魔獣宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
海の怪物クラーケンを召喚する。それは代表的なイメージである大蛸ではなく、あらゆる海の怪物の姿・能力を取り込んだモノである。ギリシア神話の怪物カリブディスのように渦潮を発生させ、海獣ケトゥスのように巨大で、聖書の怪獣リバイアサンのように鱗に覆われ、外宇宙の邪神のように触手を生やしている。一部分だけの召喚も可能。>>231
【Weapon】
『カトラス』
反りのある西洋剣。
『ピストル』
鉛玉を射出する銃火器。小型から大型まで使い分ける。
『大砲』
フライングダッチマン号の大砲。これのみを召喚することも可能。
『マスターキー』
斧。船乗りたちの間で扉をこじ開ける概念となっているためか、鍵の代わりになる。
【解説】
多くの航海民話を習合し霊基として成立させられた海の男。メイン霊基がデイヴィ・ジョーンズであるため、怨霊・魔性としての性質で固定されている。
海は、人類が長らく征覇できていない未開の領域。深海ともなればそれは現代でも変わらない事実。未だ明かされない領域には神秘が凝り、数多の逸話・伝説を生み出し続けている。>>232
【真名釈放】
彼の真名こそは『海のロビンフッド』。数多いた海賊の一人。名前の記録されていない無銘の藻屑。
海の神秘をもって根源を目指した魔術師であったモノ。数々の宝具は全て彼が航海民話の神秘から構築した魔術である。すなわち、『航海民話』という一つの宝具の派生にすぎないとも言える。
海に憧れ、囚われた少年は、魔術師としてはあまりにも不器用だった。人類は繁栄の基盤として地上を選び、争いの舞台の多くもまた地上であった。海上でこそ真価を発揮する魔術に如何ほどの価値があっただろう。それが己の起源であったことが彼を海賊の道へと走らせた。
人類にすぎない彼が生きていくには、地上に戻らねばならず、その隙を突かれ、海上で無双した魔術師は呆気なく弑された。その死体はまるで惹かれるように海に流された。
【wiki登録】可https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/Fate/Three%20Fragment
ss使用可らしいので使用してみた、勝敗はご想像にお任せします。「敵対者(ターゲット)は一つ残らず地獄に堕ちるべし…!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【真名】コローニス
【異名・別名・表記揺れ】コロニス
【性別】女性
【身長・体重】161cm・40kg
【肌色】蒼白 【髪色】黒に両サイド赤 【瞳色】右∶黒左∶深紅
【外見・容姿】バーサーカーと同じだが、髪型はポニーテールにし、服装も現代的になっている
【地域】テッサリア
【年代】神代
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:A++ 魔力:A 幸運:D 宝具:A>>236
【クラス別スキル】
対魔力∶D
単独行動(執念)∶A+
アーチャーになってさらに、執念が増した。
狂化∶EX
アーチャーになっても据え置きであり、生前の悲しみと怒り、そして殺意は健在である。
【固有スキル】
使い魔(鴉)∶B-
鴉を使い魔として使役できる。
契約は必要なく、思念を送るだけで可能。
マイナス補正がついているのは、思念を送られたカラスはひどく酷使され、最後に鉄砲玉になってしまうから。カラスに対しての報復なのだろうか…。
太陽神の供養(弓):EX
バーサーカー時と同じ。それのアーチャーVer。生前は弓矢を使ってはおらずその逸話もないが、彼女がアーチャーになったのは生前の死因とこのスキルのおかげかと思われる。>>237
【宝具】
『不和呼びし黒羽根の矢(コルウス)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:1人
能力はバーサーカーと同じだが、アーチャーになったことで命中率や精密性がアップし、更に厄介度が増した。魔力を消費すれば擬似的な連射も可能。
『悲憤の銀閃(アルギュロトク.ソス)』
ランク:A++ 種別:対軍/対神宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人/1人
ある出来事のせいで自身を撃ち殺してしまった悲劇と夫の別名を冠する。
発動と同時に天上から無数の閃光が目にも止まらぬ速さで降り注ぎ、辺りを血と火の海に沈めてしまう。
魔力を凝縮し対象を絞ることで威力が倍増し、あのときの悲劇のように透明な銀閃が敵を貫き、死に至らしめる事が可能。>>238
【Weapon】
弓矢
自身の死因となった武器がそのまま担っている。聖杯の知識からなのか、スナイパーライフルなど現代銃に変化可能。ちなみに両端に刃が付いてるので接戦も可能。皮肉なことにそのデザインに関してはカラスの羽やアポロンの一部のモチーフが使用されている。
翼
バーサーカー時と同様であり、飛行も兼ねたサブウエポンと化している。
不和呼びし黒羽根の矢
アーチャーにおいては魔弾の一種となっており、弓の両端に呪われた鏃を仕込んだり、魔力を辺めればカラスのような魔弾にもなる。
【解説】
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%b3%a5%ed%a1%bc%a5%cb%a5%b9
何故かアーチャークラスになったコローニス。
基本的な性格や情報はバーサーカーと同じであり、嘘や真相のわからない言葉とアポロンとカラス嫌いは変わらないものの、アポロンと同類の太陽系神性やアポロンの加護や寵愛持ちを見ても暴走が 起こらず落ち着いて対応するなど親しみやすく、生前に近い性格になっている。(それでも向こうから近づいてきたら嫌な顔うかべるが)
【コメント】
アポロン絶対(物理的に地獄へ)撃ち落とすウーマン「俺は、とぉ違った違った。やり直しやり直しと。オッホン、わたしは元興寺の法師、道場。ランサーとして貴殿の元に馳せ参じました。貴殿のために我が剛力を振るいましょう!」
【元ネタ】『日本霊異記』
【CLASS】ランサー
【真名】道場法師
【異名・別名・表記揺れ】道場,八雷神(やおいかずちのかみ),元興神(がごぜ)
【性別】男性
【身長・体重】156cm・50kg
【肌色】黄色系【髪色】黒,八色で構成された横向きに巻き付くようなメッシュ【瞳色】赤
【外見・容姿】白い布衣を頭から羽織り、鬼の仮面を被った少年。その手には大きな鉄製の鋤が携えられている。
【地域】日本,尾張国
【年代】飛鳥時代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型,神性
【ステータス】
筋力:B+ 耐久:C 敏捷:B+
魔力:C+ 幸運:C 宝具:A>>240
【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、ランサーを傷付けるのは難しい。
また、雷属性の魔術はその生まれ故に無効化し、自らの魔力に変換することが可能。
【固有スキル】
鬼神の顕:C
鬼やその混血が持つ『鬼種の魔』スキルに似て非なるスキル。本来は『神性』スキルや『変化』スキル、『怪力』スキルなどから成る複合スキルである。
ランサーは雷神の天恵を受けて産まれた雷神の化身であり、その死後は「八雷神(やおいかずちのかみ)」「元興神(がごぜ)」として信仰されている。
天性の肉体:B
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
ランサーは生まれつき剛力を有しており、10歳の時点で力自慢の王に勝てるほどで、100人余りの人間で引くような岩さえも1人で取ることができた。
四方の魔照燈:C
鐘堂の幽鬼を退治する際、その姿を照らすために用意した四つの燈がスキルとなったもの。鬼を捕まえたら待機していた童子がこの燈の蓋を取りその姿を照らす算段であったが、いざ捕まえたら恐ろしさのあまりに童子は蓋を開けずに逃げ出してしまった。
スキルとしては指定した陣地の中に入り込んだ者の存在を照らし出す能力として働く。この燈に照らされた中では正体隠蔽能力どころか、気配遮断さえ無効化することが可能。
だが、逸話の都合上、発動には陣地の中に対象が入り込んだ後に4つの蓋を開く第三者を必要とし、第三者を危険に晒すこともあり使い勝手はそこまで良くはない。>>241
【宝具】
『天恵蛇黶・八色雷公(てんけいじゃえん・やおいかずちのかみ)』
ランク:A 種別:強化/対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
産まれた際、頭に二重に巻きついていた蛇にして、雷神の力の顕。
普段は首から背中にかけて残る痣の形をした魔術回路の形をしており、ランサーの魔力に稲妻を帯びさせ、ガルバニズムの要領で筋力ステータスを著しく強化し続けている。この宝具の影響により、マスターを失うなどの現界が危ぶまれる極限状態にあっても高水準の筋力を保持し続けることが可能。
真名開放によって、魔術回路は雷神たる口縄として姿を現し、ランサーの攻撃と共に稲妻の一閃として放たれることで相手を穿つ。また、この二重の一撃を耐えた者はランサーに掴まれ、さらに纏わりつく雷神の雷によって拘束される。ランサーの筋力ステータスと雷神の魔力を基準に拘束するため、単純な対抗判定で脱出を試みることは困難を極める。だが、元興寺の幽鬼がそうしたように掴まれている身体の一部を切り離すことで脱出することが可能。
『寺田引水・稚雷鋤犂(じでんいんすい・わかいかずちのすき)』
ランク:C 種別:対地宝具 レンジ:1〜500 最大捕捉:500人
王族が建てた水門によって堰き止められた田の水を、鋤によって水門を崩すことで水が流れるようにした逸話の再現にして、豊穣をもたらす雷神の権能が形となった宝具。
手に持つ鋤に雷神の稲妻を纏わせ、霊脈へと突き立てることで霊脈を活性化させる。そして、任意の陣地へと霊脈の魔力を流し込むことで陣地、ならびにその場にいる味方陣営を強化する。この時、敵の陣地に霊脈の魔力を届けないようにすることも可能。
また、物理的、魔術的に閉じられてしまった龍穴を開き、そこを起点に霊脈を広げることさえも可能とする。>>242
【Weapon】
『鋤』
王達が建てた水門に突き立て、寺の田んぼへと水流を流した逸話を持つ、十人がかりでやっと運べるような鉄製の鋤。
本来農具であるはずのそれは、突き刺せば容易く門を崩し、少し振り回せば敵軍を容易く蹴散し払う。そして、魔力が昂ると共に鋤には雷が纏わり付き、ランサーの筋力が乗った攻撃と共に敵を焼き切る。まさにNOUGU。
だが、これはあくまで水門を壊すために作られたもので、本来の武器ではない。
『拳』
ランサーの本来の武器たる自らの腕(かいな)。八尺四方の石を投げ、幽鬼を拘束し、100人掛りで引っ張るような岩さえも手にとってみせるなど、雷神より齎されたその力を振るう様はまさに怪力乱神。とはいえ、イタズラに振るうものでもないと普段は鋤を振るっている。それはそれで危険では?
だが、一度拳を振るえば、雷鼓が如き轟音を鳴らす一撃を放ち、人を脅かす魔を握り潰すその様はまさに雷神たる口縄の如く。
【解説】
『日本霊異記』(正式には『日本国現報善悪霊異記』)に登場する、飛鳥時代、敏達天皇の代に活躍した僧。多くの剛力譚を有し、主なものとしては元興寺(がんごうじ)に現れた幽鬼を退治した逸話が語られている。>>243
その産まれは奇異なもので、頭に蛇が二重に巻きついていたという。これは道場が父が地に落ちてきた雷神を助けた礼として授けられた子であるが故の特徴であり、つまり雷神の化身とも呼べる子であったのだ。
そんな雷神の化身たる道場は並ならぬ怪力を有しており、10歳になった頃に朝廷には力の強い者がいると聞き、力試しに向かった。そして、その噂の王族と力比べをし、道場はこれに勝利する。
それから、道場は元興寺の童子となる。この頃、元興寺の鐘堂では鬼が現れ、毎夜鐘つきが殺されていた。これを聞いた道場は鬼退治を買って出る。それから、道場は鐘堂に待ち構え、夜明け頃に鬼が現れたところ、その髪を掴み引きまわした。鬼はこれにたまらず頭髪を引き剥がし逃げ出した。それから残された血痕を追ってみたところ、かつて悪事を行っていた男の墓に血痕は続いていたという。それから、残された鬼の頭髪は元興寺の宝物となり、この鬼の名は後に「元興寺(ガゴゼ)」と呼ばれるようになった。
その後、道場は優婆塞となり、寺の田に流れる水を王族たちに堰き止められたりしたが、これを解決し、数年後にこれらの功徳が認められ「道場法師」の法名が与えられた。
また、後世の元興寺において道場法師は「八雷神(やおいかずちのかみ)」、「元興神(がごぜ)」として神格化されている。
ランサー時は僧侶としてだけでなく、そうした神格化された側面が強く現れているようだ。>>244
【人物像】
外交的・能動的
蛇のような鋭い目つきとは裏腹に明るい性格で、コロコロと表情が変わる天真爛漫な人物。
素の一人称は「俺」で軽い口調だが法師としての立場やTPOは弁えており、普段の一人称は「私」で僧侶として丁寧な口調を心掛けている。
雷神の力を得て誕生してはいるが、その精神性は意外と人間離れしておらず、常人のそれに近い。自らの力に自信を持ち、かといってその力で意図せず誰かを傷つけてしまったら罪悪感を抱き、その人ならざる剛力を持つことから来る隔絶性ゆえの孤独感に寂しさを覚える。とはいえ、そうした孤独感はすでに割り切っており、僧侶として仏の教えのもと善なる行いを為すために力を行使することを誓っている。それはそれとして力比べを行うことは好きだったりする。
ランサーが現界する理由としては僧として衆生を守るため、というものである。だが、それ以上に常人とは異なる、尋常ではない力を有する者、つまりかつての自分と同じような人物を僧として、神として、そして何より同じ境遇であった者として、善き方向へと導くために現界している。
こうした理由から、自らの特異性に苦しむ者、悩む者の元にランサーは召喚されやすい。寂しくとも、悲しくとも、その特異性には意味があったのだと、いつかそう思える時が来る、そうランサーは主に語り、寄り添って共に歩んでくれるだろう。
特技:力技,物運び,田畑仕事
好きなもの:米,力比べ
嫌いなもの:田に害を成す輩
天敵:先輩僧侶
願い:特になし。
【一人称】俺(素)/わたし(TPOを弁えまえた時)【二人称】お前,アンタ(素)/貴方,貴殿【三人称】アレ(素),アイツ(素)/彼,彼女>>245
【因縁キャラクター】
坂田金時:雷神の子。雷神の力を与えられて産まれたランサーとは違い、正真正銘雷神の子として産まれた金時に対して強い興味を持つ。とりあえず角力をしに行く。
源頼光:平安最強の神秘殺しにして、天神の子。その境遇には同情の念を抱いている。
玄奘三蔵:唐土の僧侶。天竺まで経典を取りに行ったそのガッツに驚愕し、感銘を受けている。
余談として実は年代的にはランサーの方が年上だったりする(ランサーは6世紀後半の敏達天皇の代に生まれた人物で、玄奘三蔵は7世紀初頭に生まれている)。
大黒天:三宝を守護せしめる神、に支えるネズミ達。神の使いである彼女達に対しては敬い、育てたお米を提供していたりする。
俵藤太:大百足を退治した強大なる武士。彼の宝具に興味津々。>>235
感想ありがとうございます!
前スレのお気に入りwiki登録鯖があの二人だったのはss書いてたからでした。
スリーフラグメントなのであと二回更新されるはずですが期待はしないでください。メングロズ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%E1%A5%F3%A5%B0%A5%ED%A5%BA
ヘル(バーサーカー)
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ベアトリーチェ・チェンチ
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アブラメリン
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アウトリュコス
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榎本武揚
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マリー=ジャンヌ・ベルタン
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ホノリウス
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スキュラ(怪物)〈アサシン〉
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クロノス
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項充
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清原致信
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デイヴィ・ジョーンズ(プリテンダー)
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以上wiki登録完了しました>>248
メングロズの登録ありがとうございます。>>248
アウトリュコスの登録ありがとうございます。>>249
クロノス登録ありがとうございます>>249
スキュラ(怪物)〈アサシン〉登録ありがとうございます>>248
榎本武揚の登録ありがとうございます「へぇ~、貴族さまに口答えするんだ。いいわ、子豚のように殺.してあげる」
【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】バートリ・エルジェーベト
【異名・別名・表記揺れ】エリザベート・バートリー、血の伯爵夫人
【性別】女性
【身長・体重】160cm・44kg
【肌色】白亜のような白 【髪色】ピンクのメッシュが入った白髪 【瞳色】ピンク
【外見・容姿】
白髪ピンクメッシュにして少し成長したエリちゃん、角や尻尾などのドラゴン要素は無い。
服装は赤と黒を基調としたゴシックパンク風のドレス。
【地域】ハンガリー
【年代】16世紀~17世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:E 魔力:C 幸運:C 宝具:C+【クラス別スキル】
狂化:E++
通常時は狂化の恩恵を受けないが、その代わりに正常な思考力を保つ。
その精神は常に不安定で時おり狂化ランクが上昇することがあるが、いつ何がきっかけでランクが上昇するのかは誰にも分からない。
【保有スキル】
血の伯爵婦人:EX
バーサーカーの異名に由来するユニークスキル。
オスマン帝国との戦争で不在がちな夫に代わって領地の管理をこなす領主であり、残虐行為を好む殺人鬼でもある。
カリスマ、頭痛持ち、加虐体質を内包する複合スキル。
拷問技術:A
卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
バーサーカーは捕まえた人間をアイアンメイデンに閉じ込めて血を絞ったり、 指折り器や拘束器具で苦しめて狂わせたり、時には思いついたように指や腕、首筋、乳房に噛みついてそれを食いちぎったりと、その残虐行為は多岐にわたる。
魔術:D-
黒魔術を習得してはいるがランクは低い、また血の伯爵婦人に内包される頭痛持ちによって時々ランクが下がる。【宝具】
『鮮血魔城(ブラッドバス・チェイテ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:50 最大捕捉:1(600)
由来:バーサーカーの生前の居城チェイテ城。
惨劇の舞台であるチェイテ城を再現する結界、この結界が展開された場所はチェイテ城と定義されバーサーカーに最大の知名度補正を与える。
結界内では自由に拷問器具を召喚でき、バーサーカーの意のままに操ることが可能。
チェイテ城の伝承補正により女性への攻撃時に有利な判定を得る。
また、結界内で流れた血は禍々しい装飾が施されたバスタブに集められバーサーカーの魔力に還元される、バスタブに浸かっている限りバーサーカーの魔力は回復し続け、傷も癒えていく。
【Weapon】
『拷問器具』
宝具によって召喚される拷問器具達。
トラップとして使われることが多い。
【解説】
経歴・逸話等は公式のエリザベート・バートリーと同じなので割愛。
あちらと決定的に異なるのはアイドル文化に出会わなかったこと。またドラゴン要素もない。【人物・性格】
残虐行為で有名なエルジェーベトだが、全盛期の若くて美しい姿で召喚されたためか生前の残虐性は鳴りを潜めており基本的には理知的で教養豊かな貴族令嬢として振る舞う。
実際にエルジェーベトはラテン語とギリシャ語の読み書きが出来たと伝わっている。
但し、それは血を浴びる必要性を感じないからであり領民でもない娘の命を奪うのは気が引けるから、必要とあらば彼女は何の躊躇いもなく殺人を犯すだろう。
残虐性が無くなったのではなく表に出ていないだけ、例え若く美しくても彼女が血の伯爵婦人であることに変わりはない。
加えてバーサーカークラスで召喚されたことによる精神の不安定さも相まって、ほんの些細なことで制御不能の殺人鬼になる危険性を秘めている。
名門貴族の生まれ故に家事などをしたことがなく生活力皆無。彼女に家庭的なことを期待してはならない。
当然ながら料理の腕前も不明、作ってみるまで分からない。
【一人称】私(アタシ) 【二人称】貴方/夫に対してはダーリン/○○(呼び捨て) 【三人称】貴方達/○○(呼び捨て)
イメージカラー:鮮血の赤
特技:拷問
好きなもの:美しい自分、美容、読書
嫌いなもの:老化、孤独、暗闇
聖杯について:永遠の美
天敵:シャルル=アンリ・サンソン
【因縁キャラ】
ナーダシュディ・フェレンツ二世:「かっこいい……すてき、あいしてる」
バートル・オポシュ:「私のご先祖さまね、ええ、もちろん彼の功績はよく知っているわ」
エリザベート・バートリー(公式):「何あれ……何をどうすればああなるのよ……ああ、頭痛くなってきた」「家族を護るための戦いならば、今度こそ私も身を投じましょう」
「あの人は優しくて酷い人でした。マスター?あなたは私を置いていかないでくださいね」
【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】ライダー
【真名】アンドロマケ
【性別】女
【身長・体重】147cm・34kg
【容姿】ヴェールで容貌の知れぬ女性
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:A 宝具:A>>259
【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術に対する抵抗力。
騎乗:B
騎乗の才能。
【保有スキル】
黄金律:B
金回りの良さ。どれだけの財産を手にするのかを示す。悲劇的な人生にありながらライダーは物質的な不足に陥ることはなかった。
動物会話(姫):C
物語のプリンセスのように心優しく、夫の軍馬の世話を熱心に行ったとされる。長年の経験によって大まかな感情を把握できるが、具体的な対話とはいかない。
祈りの機織り:B
神代欧州の文化圏にあって機織りは女性の嗜みとして認識され、運命の女神の権能を表現するものとしても用いられる。それは祈りにすぎないけれど、戦場に赴く夫とその仲間たちの無事を引き寄せていたのかもしれない。>>260
【宝具】
『兜輝く偉人の花嫁 (ヴェール・アンドロマケ)』
ランク:A 種別:防衛宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:99
ライダーがヘクトールとの結婚の折に、女神アフロディーテより授かったヴェール。
美の女神が授けたそれは、ライダーを護るバリアーである。特に精神攻撃への完全抵抗を発揮し、ライダーはいかなる誘惑にも屈さずその貞淑を違えることがない。さらに、ライダーが家族と認識した者たち、すなわち、トロイアをも護っていた。
【Weapon】
『夫の軍馬』
クサントス、ポダルゴス、アイトーン、ラムポスの四頭。熱心に世話をしていたため、指示がなくともライダーを護るために自主的に行動する。誰が乗せるかで喧嘩もするほどの慕いようである。
『機織り機』
運命の糸による魔術的支援を可能とするが、ライダーは神性を有さないので劇的な効果はない。>>261
【解説】
ギリシア神話におけるトロイア戦争における人物。トロイア側の最高の英雄ヘクトールの妻、アンドロマケ。その名は、「男の戦い」を意味する。それは逆説的にライダーが「女の戦い」の体現者であることを示すのかもしれない。
女神アフロディーテに祝福された貞淑の花嫁。美しき心の持ち主。あったの軍馬を熱心に世話し、機織りや糸紡ぎなど妻としての務めを真面目に果たしてきた。
しかし、その人生は悲劇の連続にあった。トロイア戦争前に、父母と兄弟はことごとく他界していた。トロイア戦争が始まれば、苦戦の報を聞き、不安に苛まれ、涙で頬を濡らす毎日だった。そして、最愛の人は戦死してしまった。そればかりかその遺体は見るも無惨な仕打ちに辱められていた。その様にライダーの心は悲鳴を叫び、女神から授かったヴェールを投げ捨ててしまうほどであったと伝わる。敗戦に終わり、幼い息子は後継となることを危惧されて始末され、ライダーは憎き仇の息子ネオプトレオスの奴隷とされた。
その先がどうなったのかは諸説あるが、ライダーがヘクトールを忘れることはなかっただろうことだけは確かである。>>262
【因縁】
ヘクトール:
最愛の人。優しい人。酷い人。
パリス:
夫の弟。トロイア戦争の原因。可愛い義弟ではあるが、ぬいぐるみに埋もれているときに馬に蹴ってもらうぐらいは良いのでは?と思っている。
ヘレネ:
運命に翻弄されたトロイア戦争のある意味で原因。息子の死にあって思わず呪いの言葉を叫んだ相手ではあるが、その境遇への同情はある。
ヘレノス:
ヘクトール、パリスの兄弟。予言者。後の夫。感謝はしている。
アキレウス:
仇敵。どうせ不死身なのだから引き摺り回しても大丈夫ではないかしらと狙っている。
【wiki登録】可「はじめまして!私はケイローンの娘、オーキュロエーです!サーヴァント名はケレリス・オーキュロエとなっていますが、オーキュロエーなりヒッペーなり好きに呼んでください!」
『皆様、はじめまして。私はケレリスです。…はい?なぜ彼女とは無縁なはずなのにともに召喚されているのかって?それは…星座の逸話ゆえの縁ですかね?』
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】ケレリス・オーキュロエ
【異名・別名・表記揺れ】ケレリス・ヒッペー、オキュロエ、ヒッペー
【性別】女性
【身長・体重】159cm・46kg
【肌色】健康的な白 【髪色】栗色と金色を混ぜた色 【瞳色】エメラルドブルー
【外見・容姿】ケイローンに似たポニーテールの馬耳少女。傍にミニチュア化された二足の天馬アンドロイドがおり、戦闘の際に実大化する
【地域】古代ギリシャ
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:C 宝具:B+>>265
【固有スキル】
賢者の叡智∶B
賢者の娘の一人であり父に教えられた数多の叡智
英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにC~Bランクの習熟度を発揮できる。
千里疾走(天馬)∶B
長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力。
また、敏捷パラメーターの一時的な急上昇、全力疾走時の耐久及び筋力パラメーターの上昇、といった効果を発揮できる。
なお、彼女本人由来のスキルではなく複合された幻霊由来とされている。
千里眼∶A-(EX)
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
ライダーの場合透視、未来視さえ可能であり彼女はそれを使って未来を占ったが悲惨な結末を見てしまったのか、見てしまいどうすることもできなかった後悔によるものなのか、ゼウスによる罰なのか、罰されたトラウマなのか、未来予知に関してはあまり使いたがらない。>>266
【宝具】
『暗夜駆けし子馬の星(キタルファ・ヒッペー)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~100 最大捕捉:200人
諸説あるがペガサスの弟でありやがて星座になった逸話とゼウスによって子馬になりやがて星座となった逸話が融合し、宝具と化したもの。
真名開放とともに自身の姿がケレリスと融合しペガサスに変化。ペガサス座やその周辺の星座達の加護によりパワーアップしリミッターを解除。そのまま敵対者風辺に超突進を以って対象を粉砕する物理攻撃。
また、他の星座に比べ目立たないのか宝具使用時は限定的に『気配遮断(夜)∶B++』発動し暗夜の奇襲も可能
もしかして→人馬一体
【Weapon】
『パンクラチオン』
父から教えてもらった格闘術。意外なことに、彼女はそれをマスターしており、 かなりの武闘派である
『ケレリス』
実大は、薄水色の天馬機械獣であり、彼女の支援攻撃や、そのまま彼女を乗せて突撃することも可能。本来の主はどうした>>267
【解説】
ギリシャ神話に登場する半人半馬の賢者ケイローンの娘。
ある日彼女は父が預けられた赤子アスクレピオスの未来を占ってほしいと頼まれる。
それに応じた彼女は彼を占った。すると彼は他者を救う世界的な名医になると安堵の表情浮かべたものの、彼女は見てしまった。一回の死者蘇生に成功したのか無謀に死者蘇生を計画しそれの罰により命を落としてしまうことを。
彼女は見てしまった。父親は彼の弟子であるヘラクレスの毒矢にあたり、やがて死より辛く苦しい苦痛を受けることを。そして自身が持つ不死性を放棄することを。
彼女はそれを見て発狂した。未来を見てしまった後悔と、自身も罰を受けてしまうことを。どの理由で罰を受けたのは不明だが予言を多用してしまったのか、神々による禁じられた深淵(ナニカ)を見てしまったのか。
それに触れられてしまったゼウスは怒り、彼女を父と同じ半神半馬でなく完全な子馬に変えてしまったのだ。
ケイロンはアポロンにオーキュロエを人間に戻してくれるよう頼んだ。しかし、この変身はゼウス自らのしたことで、アポロンにはどうすることもできなかった。ケイローンは仕方なく彼女をヒッペーと名付けた。
その後子馬となった彼女がどうなったのかは、それは神のみぞ知る運命である>>269
【人物像】
本来は幻霊でありサーヴァントに登録されるほどの逸話持たないが、座に至った際に諸説あるがその中の一つであり子馬座となった逸話をもつケレリスと複合し、ヘシアン・ロボ式にサーヴァントとなって召喚された。利発的で父親譲りの性格を持つ女性。父親から医療などの教えてもらったのか文武両道な穏やか姉さん気質であり、彼女を知る父親の弟子たちからは慕われ、時には恐れられている。
生前の出来事に関してはあまり口にしたがらずそれを出されると目に光がなくなる程根に持っており、決してヒステリックにはならずとも誰もいないところで一人で愚痴ったりゼウスに対し恨み言に近い言葉を呟くなど結構闇深いことがうかがえる。
尚、星座ゆえの縁なのか共に召喚されたケレリスは兄弟機であるペガサスと似た性格をしている。メインである彼女を乗せたり、サポート攻撃したりコンビネーションを取るなど相性は割といい方。ちなみに生前の相棒との絡みはない
特技:占い、家事全般
好きなもの:家族、父のお弟子さんたち
嫌いなもの:悲劇
天敵:ゼウス
願い:なぜ自分が罰された理由を知る
【一人称】私【二人称】〜さん、〜様【三人称】彼、彼女、皆さん>>270
【因縁キャラクター】
ケイローン∶
自身の尊敬する父親。父様と呼び慕っている。彼女は父の様な存在になりたいのだ。
なお、父の命を奪ってしまったヘラクレスに関しては、座に至った際にその経緯を知ったのか恨みはない。
アスクレピオス∶
彼女が占った赤子であり、後に医神として名をあげた男。彼女はその偉業に讃えている。
それはそれとして、1回ゼウスに罰されたのに懲りず蘇生薬で人を蘇らそうとするのは良くないかなー。あのときのように命を落とすだけでなく神性剥奪されても知りませんよ?
ペガサス∶
遺伝子上は兄弟とされているが、ペガサスからは記憶がないそうだ
『申し訳ございませんが、我々が知る兄弟はクリュサオルのみ。ケレリスに関しては存じません』byペガサス
メドゥーサ∶
ペガサスの母であり、ケレリスの事実上の母とされているらしい。それはそれとしてなぜ彼女の操るペガサスが全身機械じゃないのか気になるらしい。
「これが本場の天馬ですかー。少しだけ触れてもいいですか?」『ふむ、このペガサスの見た目と我々の見た目とは違うのはなぜでしょうか?』
wiki登録可能擬人化鯖がたくさん登場するSSを書いてみたいんですけど深海探査艇トリエステを使っても良いですか? もし良ければSS使用可タグをお願いします。
「わたくしの”目”の届く限りにおいて。わたくしは、皆の安寧のために微力を尽くしましょう」
【元ネタ】史実、酒呑童子伝説、『宇治拾遺物語』他
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】藤原保昌
【性別】女性
【身長・体重】184cm・69kg
【外見】四つ目の鬼面を被った、背の高い女。大鎧をまとい、髪は結う。仮面の穴から覗く瞳は退魔の力を帯びて金色である。
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
気配遮断:A
自身の気配を消す能力。
完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
対魔力(霊):A
魔除けの神性を持つため、ほとんどの魔術をキャンセルしてしまう。
霊体の侵入・憑依等にも鉄壁。>>273
【固有スキル】
盗賊打破:B+
大盗賊・袴垂を畏怖させた逸話、盗賊としても認識される鬼・酒吞童子の誅殺に関わった逸話により、高ランクで有する。
反英霊、特に海賊や盗賊の経歴がある相手に有利な戦闘ボーナスを獲得する。
彼女の場合、相手が人外だと追加補正があるようだ。
花盜人:B
気配遮断と詩歌系スキルの複合能力。恋愛成就の効果もあるとか。
墓守の眼差し:A
魔眼スキルの亜種スキル。
一睨みで破邪・魔除けを成し、対象に霊的な守護さえ与える。
頼光がライコウ=雷公=雷神の化身であるように、保昌はホウショウ=ホウソウ=方相氏の体現者として生まれた。
諜報:A
敵組織に潜入し、強い信頼を得ることができる程度の技量。
『前太平記』の山伏に変装して大江山に潜入するシーンでは、チーム最年長の保昌がリーダー役となり、鬼王を口八丁で言いくるめる。>>274
【宝具】
『大儺招霊・天網恢々(たいなしょうれい・てんもうかいかい)』
ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:200人
鬼面を召喚して三方に飛ばし、特定エリアを四方位から方相氏の目で睨めつける――つまり、浄める。強力な概念攻撃であり、対霊結界。
本質的に「英霊の具現」たるサーヴァントに対しては相性が良い。魔性を持たない英雄であっても無条件でスタン(麻痺)を受け、致命的な隙を晒すだろう。
正しき凝視の渦に巻き込まれたのが仮に怪物、魔物、特に霊体であった場合、その効果はより破滅的なものになる。
この結界の本来の用途は、都市の霊的防衛だ。最大規模では町一つをすっぽり覆う。
言うなれば個人で行う四角四堺祭のようなもので、数百の雑霊を一挙に消し飛ばし、積念を祓い、土地の歪みを正す効果がある。
大勢の市民に魔術をかけたり、霊脈に干渉しようとする術者にとって、この宝具は思惑を一挙に打ち砕いてくる強烈なカウンターとなるだろう。
【Weapon】
『無銘・矛槍』:方相氏としては干戈の代わり、武人としては刀剣の代わり。錫杖と薙刀が一体になったような形状を取る。
『方相氏の面』:四つ目の鬼面。アサシン曰く、召喚される3つの面は道長四天王の他三名を模しており、その眼差しを借り受けているとのこと。>>275
【解説】
平安中期の中級貴族。ふじわら の やすまさ。藤原南家の出自で、藤原道長の有力な家司の一人。
兵家(武士)の生まれではないが勇武の人として知られ、道長四天王の一人に数えられる。
盗賊・袴垂(後の伝承では袴垂の正体は藤原保昌の弟・保輔であったとされる)を畏怖させ家に上げ、衣を下賜した逸話を持つ。
説話文学で名高い女流歌人・和泉式部の最後の夫であり、自らもまた歌人であった。
鬼退治の伝説では源頼光と並称される。
史実での頼光-保昌は親類で、保昌の姉妹が満仲の妻の一人なので、頼光にとって保昌は義理の母の兄弟(義理のおじ?)にあたる。
このためか伝承では保昌を酒吞童子征伐メンバー中の最年長者と設定するケースもあるが、実際には頼光のほうが保昌より10歳ほど年上のようだ。
源頼親(源頼光の弟)と藤原保昌の間で抗争が起こるなど平易な関係でもなかったようである。
説話における頼光-保昌のペアは南北朝時代の成立らしく、『梅松論』『異制庭訓往来』では田村-利仁に並んで頼光-保昌への言及があり、
金刀比羅本『保元物語』には「田村・利仁が鬼神をせめ、頼光・保昌の魔軍をやぶりしも」の一節があるという。
頼光が雷公、保昌が方相に通じるという名前の縁起の良さ、親戚関係、保昌と頼親の抗争関係という史実上の関係性がペアリングに寄与したらしい。
ちなみに田村-利仁(坂上田村麻呂/田村麿と藤原利仁/俊仁)のペアは頼光-保昌よりやや早く鎌倉時代に説話への登場が見られる。>>276
【人物】
――源頼光ではなく藤原保昌が怪物/女性であった世界の人物。彼女の知る源頼光は貴公子然とした美丈夫で、頼光四天王では金時のみが女性であったとか。
幾度となく首都を襲うタタリ禍を回避するため、朝廷と陰陽寮が画策した「方相氏受肉計画」の唯一の成果。
はじまりの方相氏と後世に呼ばれた〈嫫母〉の因子によるものか、大方の予想に反して女性として生まれ、常人の数倍の時間をかけて成長。
彼女を運用する専門チームとして、道長四天王は組織された。「四天王」は仏教タームだが、実際には、方相氏のフォーマンセル制を再現するに当たっての偽装と思しい。
『周礼』によれば、方相氏とは家から疫病を、墓穴からグール(方良という妖怪)を追い払う四人組の役職という。その原型は廟の四隅に安置された魔除けの偶像だとか。
鷹揚な楽天家。特殊な育ちからかなり浮世離れしたところがあるが、一本気で善良。
自分の出自や能力についてはポジティブに捉えており、善意から能力をやや濫用するきらいがある。人間一般が好きで、面倒見がよい。
源頼光や和泉式部は「自分が普通の生まれだったらこう生きたかった」という憧れと庇護欲を掻き立てられる相手だったらしい。
追儺の驅鬼神の受肉――その歪みによってか、京城は『朱点童子』なる極大の魔に直面することになった。
童子を称するソレは、日照りと疱瘡を操る、狒々のような巨躯の魔王であったという。>>277
【因縁キャラ】
清原致信:かわいい妹分。なのだが、反抗期的な振る舞いには苦笑い。大江山当時の致信は、ツインテールで三白眼の少女だったとか。
源頼光:政治的には手強いライバルの一人であり、軍事的には最も心強い盟友。「個人的には、その、なんでしょう…。ええ、弟のようなもの、です!」
和泉式部:詩歌の道における憧憬の対象。「……。やはりあなたの笑顔には禁裏を侵す価値がありますね……」そんな相手と結ばれたせいか、やや陶酔気味。
酒吞童子(FGO):全く初見の存在にも関わらず、直感的に来歴と脅威を感じ取れる相手。油断ならぬ魔性である。
酒吞童子伝説の基本ストーリーは『補江総白猿伝』『陳巡検梅嶺失妻記』等中国妖猿説話の換骨奪胎に依る、というのが今日知られ、
酒吞童子の討伐役が頼光-保昌と両郎党のタッグチームであるのは、彼らの作劇上のモデルが
『失妻記』において紫陽真君に派遣され、鬼役のサル(斉天大聖)を縛り上げる2人の神将であるからと一般にいう。
『吾妻鏡』の田村-利仁や『失妻記』の神将ペアのように、当時、二人組のヒーロー構成が普遍的な型(人気のテンプレ)であったということは、つまり、ある意味でこうも言えるだろう。
頼光-保昌という「二人組にしやすい」勇者が存在したからこそ、酒吞童子は他のどの時代でもなく、一条天皇の御代に暴れることになった、と。
【Wiki登録】可「ひっ、男性……!近づかないでください……!!」
「ステージで踊っている間だけが、唯一、楽しいって思えるんです……」
【元ネタ】ギリシャ神話、、サーヴァント・ユニヴァース
【CLASS】フォーリナー
【真名】アペモシュネー
【性別】女性
【身長・体重】154cm・45kg
【外見・容姿】細身でおどおどした薄幸の美少女
【地域】サーヴァント・ユニヴァース
【年代】?
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】女性、神性、人型
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:EX 魔力:C 幸運:E- 宝具:B>>279
【クラス別スキル】
単独行動:A
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
マスターを失っても一週間は現界を維持できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
領域外の生命:C
外なる宇宙、虚空からの降臨者。
──────即ち、サーヴァントユニヴァースから来た、アイドルである!
【固有スキル】
神性:D
主神ゼウスの末裔である。
銀河疾走:A+
伝承によれば、アペモシュネーはあの伝令や体育、盗賊などを司る男神ヘルメスも追いつけないほど、足が疾かったという。
そんな汎人類史由来のものが、サーヴァント・ユニヴァースのスキルとして拡大解釈された結果、アペモシュネーは銀河でもトップクラスの俊敏性を発揮できる。>>280
仕切り直し:EX
戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。
また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。
アペモシュネーがかつて自身に惚れていたヘルメス神の求愛を拒み、逃げ延びていた逸話が昇華されたもの。
しかし結局は罠を仕掛られ、捕まってしまったため、EXランクの不安定な効力となっている。
星のアイドル(舞):B-
元々は王女という出自故か常人には出せぬオーラ、更には並外れた足捌きと磨き上げたセンスによる人々を惹きつけるユニヴァース・アイドルとしてのカリスマ性。
ただし、人見知りがはげしく引っ込み思案なアペモシュネーがその真価を発揮するためには、まだ誰かの支えが必要である。>>281
【宝具】
『狡猾なる偏愛の獣皮()』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
由来:ヘルメスが逃げ回るアペモシュネーを捕まえるために、道に敷いて彼女を転ばせた生皮。
アストルフォの宝具『触れれば転倒!』のように、殺傷力は無いが触れたものを転倒させることができる。
実際に疾走中のところを転ばせたわけではないが、それでも神霊より足の速い彼女を転倒させた逸話から、如何なる俊敏性を持つ対象であっても必ずこの宝具に触れた瞬間、運動エネルギーや魔力の流れなどの一切が強制的に千々に乱され、転倒状態となる。
【Weapon】
『狡猾なる偏愛の獣皮』
触れたものを滑らせるという特性は生き物やサーヴァントだけでなく、武器や攻撃も対象となるため、こちらに放たれた宝具をかざした『狡猾なる偏愛の獣皮』で別方向に滑らせる(逸らす)、といったカウンターに使う事も可能。
無論、『狡猾なる偏愛の獣皮』のランクを上回る神秘や範囲が広すぎる攻撃は、滑らせるのが不可能だったりする。>>282
【解説】
ギリシャ神話に登場する、非業の死を遂げた女性。
元々はクレタ島出身の王女で、あのミノス王の孫にあたる。
ある時、父カトレウスは自身の死因が気になり、神託を求めると『自分の子供に殺される』という応えを受け取ってしまう。
この件は極秘にしていたが、これをアペモシュネーの兄アルタイメネスが知ってしまい、父を殺めないように妹を連れてクレタ島からロドス島へ去った。
そんなある日、アペモシュネーにヘルメス神が恋をして、彼女を追い回すようになる。
求愛を拒み、神よりも速い足で逃げ去る彼女に、業を煮やしたヘルメスは奸計を企てた。
彼は、アペモシュネーが泉から帰る道に獣の生皮を敷き、それに足を取られて転倒した彼女を襲って、純潔を穢したのだ。
彼女はこの卑劣な行いをアルタイメネスに話したが、兄は話を信じずにそれどころか嘘をつかれたと激怒。
なんと、アペモシュネーを蹴り殺してしまった。
なお後に、アルタイメネスは神託通り、父と分からぬ状況でカトレウスも殺めてしまい、絶望した彼は神に祈り、地に飲み込まれたという。>>283
【人物】
カラミティ・ジェーンのように、汎人類史ではなくサーヴァント・ユニヴァースからやって来た存在。
しかし、神話上の壮絶な人生はもはや魂レベルで刻みつけられており、性格は汎人類史のアペモシュネーとほぼ変わらない(と推測される)。
極度の男性恐怖症であり、また、人間不信な性格。
陰険でも他人に攻撃的でもないが、「どうせ信頼してもらえない」「ふとしたきっかけで責められるんじゃないか」という想いが根底にあり、進んで人付き合いするタイプではない。
誰かに誘われれば、基本的に付き従うが、それは断って気分を損ねて、危害を加えられないか不安なため。
ただ一つ、異なる点があるとすれば、それは───『アイドル文化、特にダンスに出会えたこと』。
リズムや歌に合わせて身体を動かしている時だけ、人が変わったように活き活きと、全てを忘れてひたすら楽しいという感情が沸いてくる。
そうして、元から兼ね備えている並外れた足捌きや、コツコツ磨き上げたセンスによって、今の彼女は人々を惹きつけるユニヴァース・アイドルとしての可能性が開花しはじめた。
内気で人を信じる事をやめてしまったアペモシュネー。
もしも、そんな彼女に「それでも」と寄り添い、支え続けてくれる人間が現れたならば。
きっと彼女は、はじめて心の底から晴れやかに笑える日がくるだろう。>>284
【因縁キャラクター】
ヘルメス、アルタイメネス:
ユニヴァース界の彼女にすら、トラウマとして刻みついている存在たち。
例え向こうが罪悪感を抱いていたとしても、もう顔も見たくもない、と断言するほど拒んでいる。
謎のヒロインX〔オルタ〕:
ユニヴァース出身の先輩アイドル。
アペモシュネーも、ダンスアイドルとしてゆくゆくは大成していきたいような、衆目を集めるのが怖いような……そんなゆらゆらした気持ちでいる。
キルケー:
彼女から声をかけられ、ヘルメス被害者の会仲間となった。
……まあ、キルケーの逸話(ヘルメスからオデュッセウスに渡された霊草が彼女の魔術を防いだ件)がヘルメスの被害者と主張できる代物か?と言われれば怪しいし、恋愛好きでトラブルを起こしがちな彼女には、たまに目を逸らしながら苦笑いしているが。
【Wiki登録】可
と言いたいところですが、宝具の読み方を大募集させてください「もし叶うなら、カインをどうか許···いや、何でもない」
「本当に正しいのは、どっちなんだろうね」
「黙れよク.ズ。俺等兄弟のこと知らないくせに!真意なんてわからないくせに!!!」
「テメェ等が奪い、全て壊したんだからその倍以上ひどいことされても文句言えねぇよなぁ゛!!??」
【元ネタ】旧約聖書『創世記』
【CLASS】バーサーカー
【真名】アベル
【異名・別名・表記揺れ】人類最初の被害者
【性別】男性
【身長・体重】
【肌色】蒼白 【髪色】くすんだプラチナブロンドに所々赤【瞳色】右∶黒赤 左∶ブラッドオレンジ
【外見・容姿】ローブのフードを目深く被り顔の右半分を始め所々包帯を巻いた男性 右目の包帯の隙間から悲哀と狂気、憎悪が宿っている
【地域】中東
【年代】神代
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】死霊、死者、人型
【ステータス】筋力:B 耐久:C- 敏捷:C 魔力:B+ 幸運:D 宝具:A>>287
【固有スキル】
慟哭の血∶A++
魔力放出(血)、吸血の複合スキル。
血液を武器や肉体に纏うだけではなく、流れた血を一時的に具現化したりレーダーがわりにしたりと応用性は幅広い。
バーサーカー故に一見消費が最悪そうなスキルだが、相手の血やエネルギーを吸収したり、吸収しなくてもそのまま魔力として使用したりするので意外と魔力消費は良好である
鮮血の追撃∶B+
忘却補正を含む複合スキル。血塗られた記憶は忘れることができず 癒えることはない。
自身を害した者への追跡、報復に対しプラス補正がかかり、そして敵対者に対し腐蝕などの様々な呪詛やデバフをかけることが可能
神の祝福∶-
詳細不明。本来アベルは神に選ばれ、祝福されたことに由来するスキルと思われる
だが残念ながら、狂化の影響なのか、或いは神のお言葉を受け入れられずどこか許さないのか、スキルは使用不可>>288
【宝具】
『死霊の魂よ、我が血に集え(カース・ベル)』
ランク:B++ 種別:対軍 レンジ:10〜200 最大捕捉:血が届くまで
カインに殺.害された際に、流れ出した血が染みわたり天に訴えた逸話と、人類最初の被害者兼死者としての逸話が一つになり宝具になったもの。
発動において、自身の流れた血を触媒とし様々な死霊やアンデッド、怪物などを生み出し軍勢を使役し敵全体を蹂躙する
『神への憎悪、絶たれし愛(ゴッド・ブレイカー)』
ランク:EX 種別:対加護宝具レンジ:不明 最大捕捉:1
アベルが神の結果に絶望し神を呪い、世界を呪った、その呪詛の具現化である。具現化した呪詛は傷つけた対象のあらゆる加護や寵愛を切り離してしまう。
それが組織との繋がりであれ、魔術による契約や縛りであれ、「価値の重い繋がり」ならば種類は問わず、更にはその繋がりを元に修復することは出来ない。
それ自体による物理ダメージこそ浅いが、マスターとの契約が命綱となるサーヴァントにとって致命傷になりうる宝具
また、神性や神霊など最高位的な存在に対しては強い特攻を得ることができ他者への恩威を与えることを不可能にしてしまう。
【Weapon】
『杖剣』
柄頭に羊かヤギの角の装飾が施された杖剣
羊を捧げる際につかわれたとされてる。バーサーカーと化した今は、所々血で錆びてはいるるものの斬れ味は異様によく、杖そのもの打撃武器として使える
『凶器』
自身の死因となった形状従いナニカ。大半は棍棒などの鈍器によるものだが、戦闘時には何故か釘バットだったり、大きな鉈だったりする。>>289
【解説】
旧約聖書『創世記』第4章に出てくる人物。アダムとイブの子にして兄にカインを持つ。そして人類最初の殺人事件の被害者である。
ある日兄弟二人は、神に供物を捧げるべく、兄は自身が育てた作物を、弟は自身が育てた羊の群れから肥えた初子を捧げた。それを見た神は、弟の方だけを喜び、兄を無視した。
その出来事が原因で、兄に襲撃され絶命してしまう。その際に流れた自身の血が大地に染み込み訴えた
あいつが、俺を殺したんだ!
カインを罰してくれ
カインを許さないでくれ
と、必死に訴えた─────はずだったのに
神はカインを農作業が完全にできなくなる不毛の呪いとノドの地に追放と同時にカインを殺.す者に7倍の報復の加護を与えたのだ(或いは誰かに殺されることを恐れたカインが訴え、神が与えたとされている)>>290
バーサーカーは失望した。
何故兄の方の供物を見なかったのですか?
バーサーカーは問う。
兄にお咎めの言葉でも助言でもなくこのような言葉をかけたのですか?
バーサーカーは問い続ける。
何故やつにそのような加護を与えたんですか!?奴はまた、そのような事件を起こしてしまうかもしれないのに!?その子孫が悪事をいずれ起こしてしまうかもしれないのに!?
バーサーカーは叫ぶ
もし同様の悪人がそれを願ったときカインと同様の加護を与えるのか!!!
果たして本当に悪いのは、ちゃんとした供物を選別せず捧げる態度に問題があり、逆上したカインなのか?
あの言葉を理解せず祝福を独占し、兄の心や心情を理解せず慰めようとしなかった自分が悪いのか?
或いは、全ては自身の信仰の為にそのー環としてその計画を目論んだ神が悪いのか?
··········答えは闇の中である
特技:遊牧、謝罪
好きなもの:···思い出せない
嫌いなもの:理不尽、神、自分
天敵:カイン、例の加護
願い:真実を知り、本当に悪いのは誰かを知り、それの完全消滅>>291
【コメント】
他のオリ鯖のところでカインはちょくちょく見かけるのに、アベルがあまり見かけないから作った。実はセツ、セス或いはセトのほうが非常に少なかったりする(エジプト神話じゃない方)。
型月の聖書ってどうなってるんでしょうねぇ?
【wiki登録】可能>>285
『狡猾なる偏愛の獣皮(すってんころりんカーペット)』「星空を見上げるたびに思い出すんです、彼等との冒険を」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】プリテンダー
【マスター】
【真名】ティーピュス
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女性
【身長・体重】162cm・45kg
【肌色】日に焼けた褐色肌 【髪色】黒 【瞳色】水色
【外見・容姿】
白いキトンを着た褐色肌のお姉さん、編み込んだ髪を後ろでまとめている。
【地域】ボイオーティア、地中海、黒海
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・アルゴー号ゆかりの者
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:D++ 魔力:D 幸運:B 宝具:B【クラス別スキル】
騎乗:-
航海スキルの獲得と引き換えに失われている。
対魔力:D
【保有スキル】
航海:A+
船の操舵技術。海のみに特化しているため、馬や戦車は乗りこなせない。
ティーピュスの場合、アテーナーから推薦されるだけあって腕前は天才を通り越して神懸かっている。
神体結界(海):B
プリテンダーに贈られたアテーナーの祝福。
航海中のあらゆる危険からプリテンダーを護る概念防御、きわめて強力な結界の類。
但し、効果が発動するのは航海中であるため地上では機能しない。
皆と征く遥かなる海路:B++
かつてアルゴー号に乗った者を勇気凛々にする。
乗ってない者はなんとなく勇気づけられた気がする。
超限定的な亜種カリスマ能力といえよう。【宝具】
『蒼海斬り拓きし地の星々(アストラプスィテ・アルゴナウタイ)』
''ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:50''
かつて自身と冒険したアルゴナウタイ達の召喚。
イアソンの持つ宝具と性能的には同一だが呼び掛けるのがイアソンではなくプリテンダーであるため驚くほど集まりが良い。
アルゴー号の船員にプリテンダーを嫌っている者はいないと言うことなのだろう。
プリテンダーの召集に応じるか否かはアルゴナウタイ達の自由だが、船長であるイアソンだけは強制的に呼び出される。
【Weapon】
『無し』【解説】
金羊毛を求めて冒険に出たアルゴナウタイの一人、アルゴー号の初代操舵手。
優れた航海術を持っていたためアテーナー自身の推薦でアルゴナウタイに加わったとも。
アルゴナウタイがマリアンデューノス人の王リュコスのもとを訪れたとき、予言者イドモーンがイノシシに襲われて死んだが、イドモーンを埋葬した日にティーピュスも急な病気で死んだ。
【人物・性格】
快活で明るい性格、おしゃべり好き。
アルゴナウタイ全員と会話したことがある。
女性が操舵手を務めることに異を唱える英雄達を実力で黙らせるほどの航海術を持っており、それだけが彼女が誇れるものだった。
病死したことでアルゴナウタイ達の冒険に最後まで同行できなかったことを悔やんでいる、だから次は最後まで。
イメージカラー:大海原のような青、あるいは夜空に煌めく星々
特技:航海
好きなもの:アルゴナウタイ、おしゃべり、担がれること
嫌いなもの:座礁、沈没、難破、悪天候
天敵:特に無し
願い:もう一度みんなと冒険がしたい
【一人称】あたし 【二人称】あなた 【三人称】彼等、あいつ【真名解帆】
「さぁ、出航だ!」
真名:アルゴー、またの名をドードーナの物言う木、すなわちアルゴー号の船首像。
何よりも雄弁にアルゴナウタイの伝説を騙る者。
アルゴーはアルゴナウタイの一人、操舵手ティーピュスと同じ願いを持つが故に彼女の霊基を借りて現界した。
アルゴーにとって金羊毛を求めた航海はどんな財宝にも勝るほど素晴らしくて楽しいものだった。
だからこそ同じ願いを持つティーピュスにも英雄達と最後まで航海して欲しいと願った。
例え、その願いが、その詐称が世界を敵に回すことになろうとも。
なお、ティーピュスの操舵技術はアルゴーの記憶にも刻みつけられており本人と変わらぬ操舵技術を発揮する。【因縁キャラ】
イアソン:船長、役目を終え、皆に見捨てられてなお最後まで側に居てくれた人。
「あなたが死ぬならあたしも死ぬ、だって船は船長と運命を共にするものでしょう?」
アスクレピオス:船医、船には興味が無いらしく、いくら話し掛けても相手にしてくれなかった。
シュムプレーガデスの岩に船尾を壊された時も。
「あれ、人間で言ったら片手が無くなるくらいの怪我だと思うんだけど」
ヘラクレス:船員、ギリシャ神話最大の英雄、アルゴーにとっては砂漠で自身を担いでくれた人。
ほとんど彼一人で担いでいたため周りの人は暇そうにしていた、その時イアソンは船室で寝ていた。
「あの時の、またお願いしたいな」
アルゴス:船大工、自身の生みの親、アルゴー号の名は彼の名から取られた。
「お父さんなんだけど、そう呼ぶのはなんか違うような……」
宇宙飛行士、宇宙機サーヴァント:新時代の航海者達。
「アストロノーツか、星の海を航海するなんて考えたことも無かったよ」【コメント】
初プリテンダー、突貫工事で作った鯖なのでクオリティに不安はある。
あと、個人的に【真名解帆】は気に入ってる。
wiki登録可、ss使用可>>294>>295
アペモシュネーの作者です。ありがとうございます採用させてください!
『狡猾なる偏愛の獣皮(ブラックアイス・エリウーニオス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1人
由来:ヘルメスが逃げ回るアペモシュネーを捕まえるために、道に敷いて彼女を転ばせた生皮。
アストルフォの宝具『触れれば転倒!』のように、殺傷力は無いが触れたものを転倒させることができる。
実際に疾走中のところを転ばせたわけではないが、それでも神霊より足の速い彼女を転倒させた逸話から、如何なる俊敏性を持つ対象であっても必ずこの宝具に触れた瞬間、運動エネルギーや魔力の流れなどの一切が強制的に千々に乱され、転倒状態となる。
エリウーニオスとはヘルメスの別名「幸運をもたらす者」。
そしてブラックアイスとはスリップ事故を発生させる凍り付いたアスファルトの事。
エルメロイの事件簿シリーズではグレイの実家の村の沼に仕掛けられた自動反撃するタイプの罠も攻性防壁(ブラックアイス)と呼称されている。これは「見えざる罠」的な意味合いだろう。
「アペモシュネーの不幸」はつまり「ヘルメスの幸運」。
転倒事故という不幸をもたらす宝具に、「幸運をもたらす者」たる神の名前が冠されているとはなんたる皮肉か。【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】ルーラー
【真名】ヘクトール
【性別】男
【身長・体重】180cm・82kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:B 幸運:B 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:B
騎乗:B
【保有スキル】
トロイアの守護者:A
理不尽の権化がいなければ護国を果たせたと言わしめるほどの防衛戦に特化した軍略。
友誼の証明:B
敵対者との話し合いに状況を移すスキル。クラス補正でランサー時よりランクが高い。
九偉人の正道:A
ルーラーとしての適性スキル。模範とすべき存在として選出された九偉人の一人として、カリスマ性を発揮する。しかし、その言動は相応しくなければならない。>>304
【宝具】
『愛にて輝く我が兜 (アンドロマケ)』
ランク:A 種別:防衛宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:99
トロイアを守護した城壁であり、女神アフロディーテがルーラーの伴侶に授けたヴェールであり、ルーラーを賛辞する異名。
変幻自在のバリアー。ルーラー単体でも、任意の複数を対象としてもその防衛力は変わらない。ただし、その防衛力はルーラーの愛に左右される。
【Weapon】
『ただの投槍』
ランサー時の宝具ではなく、なんの変哲もない槍。バリアーを張ったまま一方的に投げることができる。城壁の上から投げているという屁理屈みたいなもの。
【解説】
トロイア戦争におけるトロイア側最高の英雄。本来はランサーで召喚されるべきサーヴァント。
なんらかの事情で霊基が変質してクラスがルーラーに再設定されてしまっている。その影響で、本気であることを隠す政治家としての側面を発揮し切ることができない。ルーラークラスでは飄々とした態度はなりを潜め、常に堂々とした人格者の気風で、つまり、民衆に見せるべき気を張った姿で存在している。だからといって油断を誘う言動がこなせないわけではない。それならそれでやり方もあるわけで……。
「護ってみせるとも。俺が生きているかぎりは、俺の愛するものに傷一つとして許すかよ」
【wiki登録】可「だからいったはずだ。僕は優しくないし、生前のように甘くはないと」
「じゃああの時、どうすればよかったんだろうね。どうすれば・・・和解できたのかな」
【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】セイバー
【真名】ダビデ
【性別】男性
【身長・体重】181cm・72kg
【外見・容姿】髪をハルキゲニアサイドアップリバースへアー?にし、ある程度成長した公式ダビデ。ただしどこか冷徹さを感じ、目つきが冷たい
【地域】古代イスラエル
【年代】紀元前
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:B++ 耐久:C 敏捷:B 魔力:B 幸運:A 宝具:A>>306
【クラス別スキル】
対魔力∶A
騎乗∶B
神性∶D
【固有スキル】
神の加護∶A
名望のカリスマ∶B
カリスマの亜種とされている。
ゴリアテ戦のその後、ダビデは出陣の度にことごとく勝利をおさめ人々の人気を博し、彼の後をついていくものは増えていったとされている。
盟友の擁護∶B++
自身の盟友であるヨナタンをはじめとするダビデに味方した者達の加護。
武功を上げ人気を博すその姿に嫉妬の炎を燃やしたサウルが奸計を仕掛けるようになり、遂には家臣にダビデを討伐せよとの勅命を下し 襲撃しようとした矢先、ダビデと深い交友を結んでいたヨナタンから事前に密告を授かっており、辛くも逃亡に成功した。絆が強ければ強いほど、加護の効能がアップする。>>307
【宝具】
『巨首取りし大刃(ゴリアテ・ブレイカー)』
ランク:B+ 種別:対巨人、対巨大宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
ゴリアテの首を斬り落とした大剣。本来はゴリアテの通常武装だが、それを奪い彼にとどめを刺したことから宝具となったもの。
真名開放とと同時に一本の紫炎に包まれた巨大剣となり敵を斬りあげ、空中で連続で斬りまくり、トドメにさらに巨大剣になり敵を一刀両断する
巨人に対し強い特効を持ち、宝具の使用においては筋力がアップしプラス補正がかかる。ちなみに巨人ほど超強力ではないが超巨大にも特攻が含まれている
『燔祭の火焔剣(サクリファイスソード)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:600人
アーチャー時代の宝具『燔祭の火焔』がセイバーverに変化したもの
由来や詳細はアーチャーと同類だが、発動時に紫煙に包まれた業火の剣が大量召喚され対象めがけて投擲、放出。刺さった場所から発火、 炎上し、対象を血の一滴残さず焼き尽くす。
一本の炎上範囲は対して広くはないものの、複数突き刺さり延焼を起こしたら大火災レベルのある意味危険な宝具。
真名開放しなくても、魔力放出と同類の使い方したり量産剣を生み出すことが可能。>>309
【解説】
羊飼い時代と王様時代の中間ダビデ。解説や基本的な性格は公式とほぼ一緒。
ただセイバー時は死生観が異なり勝利のためならある程度の手段はいらないし、数多の戦闘の経験からか多少の犠牲もマーダー行為もためらわない冷徹感が見られる。
だが完全な戦闘狂でもなく戦いに関してはセイバー曰く「戦いは相変わらず嫌いだ…。けど、守るための戦いだったり話で解決できないときの最終手段なら躊躇わないさ」と答えており、たとえ嫉妬で敵対視し、命を狙った存在でもとどめをさせず躊躇うなど完全な冷徹にもなりきれない複雑過ぎる感情を持ち、それに葛藤している場面が見られる。
それはそれとして女癖の悪さは完全には治りきってはいないものの、誰に対しても一線以上距離を起き、出会った女性を即口説こうとはせずアビシャグ判定しないなど、アーチャー時代に比べ、落ち着いてるほうである。
【コメント】
公式で適性明言されてないけど、ゴリアテの首を斬り落としたんだし、王に狙われるまで戦士長として活躍してたかもしれないし、その剣は後にある騎士の所有武器になり自分と同じ名前つけられたからセイバーになれなくもないかなって。
w iki登録可能【元ネタ】フランス史
【CLASS】プリテンダー
【真名】マリー・アントワネット
【性別】女
【身長・体重】160cm・48kg
【容姿】黒いマリー。ただし、金髪碧眼
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:B 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:C
騎乗:B
単独行動:C
独り歩きがお得意なのね?
狂化:EX
王権を貶めながら、王権に縋る矛盾した狂気の発露。
【保有スキル】
甘美なる罵声:B
甘い毒の声。衆愚を煽る無貌の声。
豪奢なる姫君:A
誰もが想う理想の姫君。なれど、欲に塗れた理想の側面。手に入れるために守るモノあれば、成り代わるために傷つけるモノもある。>>311
青き血統:B
高貴なる血が齎らす特権の象徴美。ランクが高いほど精神が破綻する。
プリテンダーは、狂化により精神影響を受けない。
【宝具】
『百合の王冠に翳りあれ(クリスタル・ブレイカー)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:50
理想を希求しながら、瑕疵を求める衆愚の在り方がカタチとなった宝具。
王族系サーヴァントあるいは指導者、社長、統治者などトップであったサーヴァントへの特効効果を有する黒馬ナイトメアに騎乗して敵に突撃する。
『届かぬ輝きは永遠に(プリズン・パレス)』
ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:1000
御伽噺に出てくるような呪われた宮殿。人々が浅ましく欲する栄光を閉じ込める宝箱。新しきパンドラの匣。
悍ましい想念が彷徨い英雄の栄光に縋りつく。サーヴァントとして成立している時点で、この想念から逃れることはできない。何故なら彼らは輝かしい存在だからだ。その輝きに彼らは集る。>>313
【真名開花】
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない?」
腐敗した国家の象徴。誰もが想う悪の華。独り歩きした噂の火元。
ジャン=ジャック・ルソーの著作『告白』にて登場する「ある王女」。実在したかどうかも定かではない無銘のサーヴァント。
彼女は、腐敗者であると同時に、王権を引き摺り堕ろすための大義、すなわち、革命家たちの象徴でもある。結局、人類とは浅ましく己の特権を叫ぶモノなのだということを背負った誰か。
天地から訣別した人類に支配者があるとするならば、それは自らの幸福を認められない悪い夢なのかもしれない。
空に神が。地には王が。
ーー人に、悪夢が。
【因縁】
マリー・アントワネット:
欲しい、穢したい、愛してる、憎い、眩しい……。
プリテンダーが借りている霊基の大元。あちらは満開の笑顔で対応してくる。……怖い。
シャルル=アンリ・サンソン:
ナイトメアの要素には彼の開発したギロチンも含まれている。彼からすれば、プリテンダーこそ処刑すべきマリー・アントワネット。
マクシミリアン・ロベスピエール:
革命家はテロリスト。大嫌い。
【wiki登録】可【元ネタ】アーサー王伝説(『円卓の騎士』『第二の円卓が成せる功業、その記録』他)
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】王子セグラモール
【性別】男性
【身長・体重】191cm・81kg
【属性】秩序・善
【副属性】地
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
彼の姿形はある幻術の影響下に置かれており、
他の幻や惑わしに対する耐性として機能する。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。>>315
【保有スキル】
流転の子:-
伝承によりその出自・経歴を大きく違える
“円卓の騎士セグラモール(サグラモール、サグラムア、セグレモルス)”。
この霊基の主体はごく浅い歴史しか持たない幻霊“王子”だが、
他のセグラモール達が混入する事で一騎のサーヴァントとして成立させている。
懲罰の聖痕:D
『危難の席』に座った折に槍で罰せられた、聖杯を見るまで塞がらぬ胸の傷。
不適格な着席者を殺すか地獄へ呑み込む『席』を生き延びた微妙な運勢の証、
神性からの敵対干渉に対して幾らかの耐性を発揮する。
動物会話:D-
鳥の言葉を解する事ができる。自分から話す事はできず、常人並の意思伝達に留まる。
湖水の鏡:A+
短時間のみ父の基本能力値・保有スキル・武技のいずれかを借り受ける事ができる。
普段の彼は幼い頃から慣れ親しんだ姿で過ごしているが、
本スキル使用時にのみ『毒』の影響を抜けた姿が現れる。>>316
【宝具】
『継嗣集う残照の星(プロイーズィス・ダ・セグンダ・タヴォラ・レドンダ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:13人
この霊基第二の主成分、“セグラモール”のひとり
『第二の円卓』主催者サグラモール・コンスタンティーノに由来する宝具。
彼自身と、また共に戦う者に円卓の騎士のギフトを与える、
『真円集う約束の星(ラウンド・オブ・アヴァロン)』に類似した効果
……なのだが、無論、主宰者の彼も『第二の円卓』構成メンバーも
先代王アーサー世代のそれには神秘と知名度において格段に劣り、
そのため効果の大きさもそれに準じたものとなる。例外となるのは彼自身、
“セグラモール”の多重着名を受ける事が可能なセイバーのみである。>>317
サグラモール・コンスタンティーノは
近世、十六世紀後半のポルトガル作品
『第二の円卓が成せる功業、その記録』にて
アーサーの娘セレウキアを娶り、王国を継いだ男性。
円卓の騎士サグラモール(セグラモール、サグラムア、セグレモルス)と、
多くの作品でアーサーとその王国の後継者として描かれる
コンスタンティン卿の名・役割を結合したものと思われる人物。
先王アーサーの死後『第二の円卓』を結成し、
ランスロと王妃の間に生まれた双子フロリスマルテとアンドロニアをはじめとした
著名騎士の“第二世代”を率いて侵入サクソン人に抗戦、王国を防衛した。
名と“アーサーの(義理の)子”の共通点を以て、本霊基第二の主成分となっている。
【Weapon】
『無毀なる湖光(アロンダイト)』
宝具としての効果は発揮できない。>>318
【解説】
ニ十世紀前半、ジャン・コクトーの戯曲『円卓の騎士』の主要人物。
アルチュス(アーサー)王とグニェーヴル(ギネヴィア)妃の間に生まれた息子、
王女にしてゴーヴァン(ガウェイン)卿の婚約者ブランディーヌの兄弟、
堕落した宮廷においてなお生真面目さを貫く王子セグラモール。
と(本人にも)思われていたが、実はランスロとグニェーヴルの子。
王妃がメルラン(マーリン)に真実の隠蔽を依頼して行われた魔術、
真実を覆う『華やかな毒』によって隠されていたが、実父に生き写しの風貌。
宮廷を堕落させてもいた『毒』がガラアド(ギャラハッド)に拭い去られ
真実が明らかになると王はランスロを殺し、グニェーヴルも死を迎えた。
当人には何ら罪無きセグラモールは、そのまま宮廷に残された。
健全な状態に戻った宮廷を祝うが如く歌う小鳥たちの鳴き声を
訳すようアルチュス王は願い、鳥の言葉を解するセグラモールは答える。
鳥たちはこう繰り返しています、「償え! 償え! 償え! …… 」「今の自分にローマと名乗る資格なんてない···!」
「もしあの日、ちゃんと結果を受け入れていれば、兄者を受け入れていれば自分もローマ神話の一員に···なんて、今思えば無理なんですけどね」
【元ネタ】史実・ローマ神話
【CLASS】ランサー
【真名】レムス
【異名・別名・表記揺れ】ロムス
【性別】男性
【身長・体重】186cm・50kg
【肌色】薄い褐色→蒼白 【髪色】薄い青 【瞳色】濃赤
【外見・容姿】わかりやすく言うとローポニーにしていて髪の向きが違うロムルス=クィリヌス そして胸元に傷がある
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:B 耐久:C- 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:E 宝具:A++>>321
【固有スキル】
天性の肉体∶C
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
さらに、鍛えなくても筋肉ムキムキな上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。その姿はロムルスにそっくりである
浪漫の闇∶B+
自分はロムルスとは違い、神にもなれず王にもなれずなんの逸話も残せず一つの烙印を残してまい散ってしまった。
自身にまとわりつく負の感情が、時にランサーを鼓舞し強くする力となり、時にランサーを蝕む一種の呪いとなっている
また、ローマに対しての交流、交渉などに関しては不利になりやすくなってしまっている
ポメリウム越え∶A-
アルカディア越えとは似て非なるスキル
敵を含む、あらゆる障害や城壁、果には隔離されし境界を飛び越えて移動することができる。
ただし、この出来事が死因となったのかこのスキルを使用するたびに自らの霊基に軋みダメージを受けやすくなってしまっている
生前の黒歴史かつ後悔もあり、自ら進んでこのスキルを使用することはあまりない>>322
【宝具】
『我が槍は虚無へと還す(マグナ・ウォルイッセ・マグヌム)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ∶1〜99 最大捕捉:900
国造りの槍。·····それのなり損ない。
宝具としては樹木操作の能力を有しており、真名解放の際には槍が大樹型のブラックホールとして拡大・変容し「帝都ローマの過去・現在・未来の闇」を映し出し、槍から伸びた怒涛の侵蝕によって触れた対象のあらゆる魔力や文明を吸収し無に返す。廃棄孔兵器ネガ・ローマ
『我が憎悪は境界を通ず(リース・リーテム・パリト)』
ランク:A 種別:対境界宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:200
血塗られた憎悪の一撃
憎悪と怒りに囚われたランサーが境界を乗り越え挑発し、それが死因となった宝具。
都市の境界は聖域とされており、これをまたぐことは重大な冒涜と考えられていた。
真名開放の際、自身を始めとする周囲にある負の感情が自身の周囲に集合、紅黒い閃光とともに包まれ、特攻機のように突撃する。防御兵器だろうが障害物だろうが、数多の敵対者が阻もうがそれを貫通し、対象もろとも爆発を起こす。
だがこの宝具の使用は、冒涜の再演でありそして自身の死の再演───つまり自身の霊基消滅、自爆宝具である>>323
【Weapon】
レモリア
名前の由来は自身が埋葬されている場所
ロムルスの持つ大樹とは対となる存在
どこか青黒く禍々しい
【解説】
建国神話に登場する神祖ロムルスの双子の弟。
産まれたときからロムルスと同様に狼に救われ、羊飼いに拾われすくすくと育ち、やがて成長した二人は仲間を引き連れ悪しき王を倒し祖父ヌミトルを王位につかせ、母シルヴィアを救った。ヌミトルは報酬として王位継承権を与えようとしたが、兄弟は王位につかず新たな国家の建設と王になることを目論んだ。
この計画を聞いたヌミトルはそれを支援し、アルバの人々の一部や仲間の牧夫たちを連れて二人は自分たちの育ったパラティヌスへ向かった。
だがこの出来事が、二人を完全に袂を分かつことになってしまった。
国を建国する際にロムルスはパラティヌスをレムスはアウェンティヌスに建国するか口論となってしまい、国の名前をレモラとするかローマとするかの名祖を巡り、更にはどちらが王になるかでも対立が生じた。
争いは鳥占いで決することとなり、ロムスはアウェンティヌスで、ロムルスはパラティヌスで鳥を待った。
ロムルスはロムスを欺き、自分がすでに鳥を見つけたと伝えこちらへ呼ぶようアウェンティヌスに使いを送ったのだがこの報告を聞く前にロムスは瑞兆とされていた6羽のハゲタカを見つけた。
その後ロムスがパラティヌスへ赴いたときになってロムルスは12羽のハゲタカを見つけ、見つけた時間か数かでやはり争いとなり長引いてしまう。(あるいはこの占いに勝利した)ロムルスはそんな結果やレムスに目もくれず自身の勝利だと確信し城壁を築き上げていった。
それを受け入れたくなかったのか、あるいは負けと認めたくないのかレムスは建国途中だった城壁を飛び越え挑発し冒涜を犯してしまう。その出来事がロムルスの怒りに触れてしまい悪化、ロムルス自らの手によって命を落としてしまった。享年18であった
そしてロムルスの心に深い傷跡(後悔)を残してしまったのだ………。>>324
【人物像】
ロムルスに似ているが覇気がなく死霊のような男性。
かつてはロムルスに似た性格であり、彼と同じく自分の国を作ろうとするなど好戦的で野心家だったのだが、今となってはネガティブかつ自虐、自傷気味自己肯定皆無レベル、なにかしでかしてしまうとすぐに自爆し詫びようとする某追加戦士のように扱いが非常にめんどくさい人物。
こんな悲惨な最期を迎えたにも関わらず意外なことに兄含むローマに対して愛憎入り交じった感情や複雑な負の感情は向けるものの、恨みなどの感情はない。
もしマスターがそんな彼を見捨てず積極的に関わり、絆を上げれば自己嫌悪に浸りつつも兄のように誰かのために戦う姿を見せるかもしれない。
イメージカラー:淀んだ青と銀
好きなもの:「しいていうなら··ローマ?···いや、なんでもない。何もないから」
嫌いなもの:ローマ、自分
天敵:ローマ、ロムルス、ブーディカなどのローマ特攻・ローマに因縁持ち鯖
願い:もし可能なら兄者とともにローマ神話(過去)のやり直し(不可能なら自分(レムス)という概念の根絶)
【一人称】自分、我(レモラ(ごくたまに))【二人称】貴殿、貴様【三人称】○○、貴様ら>>325
【因縁キャラクター】
ロムルス、ロムルス=クィリヌス
自身の双子の兄であり、自身にとっての光であり、憎き怨敵。名前を出しただけで見るからにテンションが下がり己を卑下し始め、暴走してしまう。ロムルス=クィリヌスに対しては自身と比較してしまいさらに暴走が悪化する。
「やっぱり兄者は神々しくてかっこいいな····それに比べ、自分は、自分はあァァァァァァ!!!!!」※ロムルス=クィリヌスに対して
ローマ関連鯖
面識や絡みはないがローマの末裔たち
上記同様であったら暴走しかねないので出会わないようにとマスターに警告をしている。
もし自分を知ったらどんな反応をするのだろうか······?
ブーディカ
ローマに悪い因縁をもつもの繋がり
基本的に仲は良く、調理や買い物の手伝いに同行していることもある
だが、ローマ特性はないとはいえ、ランサー自身もローマに関わるので、複雑な関係になっている。そのため、彼女に胃腸薬を送りがち。
【他クラス適性、変化傾向】
バーサーカー、アヴェンジャー
【コメント】
個人的なレムスのイメージ。もしレムスが実装したらロムルス(とクィリヌス)はいつも通りなのか?もしくは内心複雑な感情なのか?
個人的には少し曇ってほしい>>326
「嗚呼、思い出した。自身の本当の必要性を。自分はローマに必要とされ愛されてるってことを!···もう自分は悔やみ続け、絶望する資格なんてない!」
【宝具】
『我ら、失われた双神建国神話を歩む()』
ランク:EX 種別:克己宝具 レンジ∶?最大補足∶?
今や失われた、結果を受け入れ、困難に見舞われながらもロムルスとともに勇敢に立ち向かい建国し、王になりそして、神になった有り得ざるifの可能性。
発動と同時にロムルス=クィリヌスが限定召喚されると同時に自身の姿が変化し(わかりやすく言うとロムルス=クィリヌスの第三再臨の色違い、翼?の形が違う)、世界を廻翔 する。
敵対者周辺に無慈悲なる殲滅を放ち、味方に慈悲深き加護を与え、辺り一面を真なるローマで満たすだろう。
通常では発動せず、マスターどころかランサー自身も認知できない。
仮に認知したとしても、本人が全て受け入れ肯定し、自身もローマと認めればの話だが
wiki登録可能と言いたいところですが、他と同じく宝具の呼び名募集させてください!>>328提案ありがとうございます!
いいですねその響き、採用させていただきますね!
『我ら、失われた双神建国神話を歩む(シーク・イートゥル・アド・アストラ )』
ランク:EX 種別:克己宝具 レンジ∶?最大補足∶?
今や失われた、結果を受け入れ、困難に見舞われながらもロムルスとともに勇敢に立ち向かい建国し、王になりそして、神になった有り得ざるifの可能性。ラテン語で「こうして人は星々に向かう」、「こうして人は天に昇る」と訳されている。
発動と同時にロムルス=クィリヌスが限定召喚されると同時に自身の姿が変化し(わかりやすく言うとロムルス=クィリヌスの第三再臨の色違い、翼?の形が違う)、世界を廻翔 する。
敵対者周辺に無慈悲なる殲滅を放ち、味方周辺に慈悲深き加護を与え、辺り一面を真なるローマで満たすだろう。
通常では発動せず、マスターどころかランサー自身も認知できない。
···仮に認知したとしても、本人が全て受け入れ肯定し、自身もローマと認めればの話だが
改めて、wiki登録可能です。【元ネタ】史実(欧州・五世紀)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ブレダ
【性別】男性
【身長・体重】165cm・59kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:D+
所属部族の性質上、一箇所に腰を据えた本格的陣地の形成は不慣れ。
即席陣地の形成や自身を中心とした移動式簡易陣地の展開に長ける。
道具作成:B
魔術により様々な道具を作り上げる能力。
フン族としての馬具やより近代的な騎乗用道具のほか、
砂漠での生存・探索用礼装の作成を得意とする。>>330
【保有スキル】
構造解明:A
物理的・魔術的な構造を解明し、またこれを修復する技術。
魔術師一般の、魔力と魔術回路を駆使しての構造把握能力と
彼個人が修めた技術によるもの。破壊の為の活用も可能だが
所要時間のため面と向かっての直接戦闘には役立て難い。
星の紋章(偽):B
偽造/模造紋章。
本物と比べ魔力消費量と身体負荷が大きく、
また直感スキルの効果は備わっていない。
本物に近づけようと研究への協力を要請した時
大変な怒りを買った …ような気がする。
死の間際の記憶なので曖昧だ、と本人は語る。
■星の紋章(偽):E-
研究途上も途上、片鱗と言うのもおこがましい。
奇妙な形の自己改造スキル程度の領域に留まる。>>331
英雄作成:?
長老たちと共に“破壊の大王”を育て上げた主要な一人。
ただし影響力の大小は今一つ不明。
【宝具】
『星の涙、剣の軍神(アルテラ)』
ランク:A 種別:特殊宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
彼の契約者が彼へ全権を委託した時、もしくは
彼自身が消滅を迎える際にのみ発動する宝具。
単独行動能力を備えた英霊アルテラが現界する。
ブレダが王である時アルテラもまた王であり、
ブレダが死したる後もまたアルテラが王であるためだ。
現界したアルテラはあくまでサーヴァントであるため、
戦闘・破壊以外へ意識を向ける事稀であった生前よりは話が通じる
……協力してくれるかはまた別問題なのだが。>>333
共同統治からアッティラ単独統治となる際、ブレダは亡くなったのだが、
古代の著作家は揃ってアッティラがブレダを殺したとする。またしばしば
ブレダは無能、でなくとも凡庸、そして嫉妬深い男として描かれているが
記録上には彼の能力が著しく欠けていると判断できるだけのものは無いという。
ブレダの方がアッティラを殺そうとし報復されたのだ、とすら時に書かれるのだが
アッティラ単独統治への経緯に“納得”する為に想像されたものとも考えられる。
【解説(捏造)】
サハラ砂漠でのアルテラ発見において多大な功績をあげたことで
一族内の発言力を飛躍的に高めた魔術師。みんなうまいこと考えるな
【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】デュードネ・ド・ゴゾン
【性別】男
【身長・体重】170cm・65kg
【肌色】白【髪色】白髪【瞳色】黒
【外見・容姿】甲冑姿で髭の長い老人。どこか騎士団総長の肩書きに見合わない控え目さを感じる。
【地域】フランス
【年代】1346年~1353年まで在位
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】愛する者
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C+ 魔力:E 幸運:A 宝具:C
【クラス別スキル】
対魔力:D
騎乗:B
神性:E 聖騎士ではあるが、既に神秘が薄い時代のためこんなもん。>>337
【宝具】
『汝、竜殺しの聖騎士也 (イクスティンクトール・ドラコニス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
竜殺しの騎士として讃えられた栄光の象徴。
常に基礎的な戦闘能力を底上げし、竜にまつわる者への特効を得る。
ゴゾンの死後、飾られていた竜の頭骨を調べたところ、大きなワニではないかと鑑定された事を伝え聞いており、本人が自分の成した竜殺しに対して懐疑的になっているためかランクは低い。
「アレほんとに竜じゃったかのう…?
実はデカめのワニかなんかかもしれんわい」
『竜狩騎馬・勇心(エクゥス・フォルティトゥード)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
竜殺しのため特訓した戦馬。
自分よりも大きな相手にも怯まず突き進み、無理な疾走軌道にも対応する。
『竜狩猟犬・智慧(カニス・サピエンティア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1~2人
竜殺しのため特訓した2匹の犬。
素早く動き回って翻弄しつつ、固い表皮にも噛みついて動きを止める。>>338
『貴様は必ず仕留める。(イクスティンクトール・ドラコニス)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
妄執スキルが有効になった時、『汝、竜殺しの聖騎士也』はこの宝具に変化する。
通常の効果に加え、相手を竜属性とみなす。
また『竜狩騎馬・勇心』のランクを2段階上昇させ、騎乗中の敏捷はA+となる。
そして『竜狩猟犬・智慧』のランクを2段階上昇させ、2匹同時に噛みついている相手の動きを強制停止させる効果を追加する。
加えて、以下の宝具を得る。
『極限鍛錬・仮想戦場(ギュムナシウム・アルターロドス)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1~2人
ゴゾンの本質である、異常なまでの執着による狂気じみた訓練。
自分とマスターのみ入ることができる固有結界。
内部の環境は自在に設定でき、標的を模した影と戦闘訓練を行える。
標的の再現度は、収集できた情報次第で上がっていく。
ここで霊基と宝具を『その標的を倒すためだけのもの』に作り替えていく。
最大の再現度と熟練度ならば、逸話をなぞると同じレベルの特攻効果が得られる。>>339
【Weapon】何の変哲もない鉄槍 場合によっては現代武器
【解説】
フランス王国ラングドック出身の貴族で、ロードス騎士団の総長。
ロドスの街と教会の間に竜が現れ、これによって長年通行ができない上、田畑を荒らして民を困らせていた。
当時一介の騎士だったゴゾンは総長に退治の許可を願うも、危険であるためこれを却下された。
憤ったゴゾンはフランスへと帰り、自宅でひたすら訓練に明け暮れた後、ロドス島へと戻り勝手に竜を退治してしまった。
戦っていた時の記憶が飛んでいるためか、竜殺しとして讃えられ総長となった壮年期を全盛期と考えている。
【人物像】
敬虔な十字教徒であり、どこか特徴に欠ける。謙虚なあまりともすれば卑屈とさえ見える。
だが一度標的を定めると異常なまでに執着し、必ず殺さねば済まない狂気を生まれ持っている。
特技:訓練、分析
好きなもの:普段は特に無い。執着時は標的をジワジワ追い詰めていくこと。
嫌いなもの:普段は特に無い。執着時は標的に逃げられること。
天敵:なし
願い:はて…何じゃったかのう(殺したくなるような標的が欲しい)
【一人称】ワシ【二人称】お主・貴様【三人称】あやつ・そやつ
【セリフ例】
「竜殺しの英雄?い、いや、ワシはただの騎士でして…ハハ」
「仕留める。倒す。滅ぼす!戮す!!」>>340
【因縁キャラクター】
ゲオルギウス
「聖ジョージ様…先達などと呼ぶのもおこがましいが、本物の竜について一度話を伺ってみたいものだ」
マルタ
「怪物さえ傷つけず、ただ言葉のみにて説き伏せる…まさに聖者。
きっと争いなどとは無縁な淑女であろうから、血の匂いをさせるワシなどは嫌われてしまうかな。ハハハ…」
【他クラス適性、変化傾向】
バーサーカーとして召喚された際は、最初から妄執EXを獲得する。
戦闘能力も底上げされて良い事づくめだが、彼の狂気を知らぬ後世の人間が聖騎士ゴゾンをわざわざバーサーカーとして呼ぶかは不明。「こんにちわ。貴方が、わたしを呼んだひと?わたしの名は、ばつ。わたし、あなたのために頑張るから、これからよろしくね」
「それと、わたしには、触らないないほうが、いいかも。たぶん、やけどじゃすまないから。………ん?……………あ゛ッ!?べ、別にそういういみじゃないから!?」
【元ネタ】中国神話,中国伝承
【CLASS】アーチャー
【真名】魃
【異名・別名・表記揺れ】妭,旱魃,魃(ひでりがみ),旱母
【性別】女性
【身長・体重】152cm・49kg
【肌色】褐色【髪色】焦茶【瞳色】金
【外見・容姿】蒼いボロボロの漢服を着た片目隠れの少女。身体の所々に獣の要素が現れており、多くの呪符が張り付いている。また、片足片手は存在せず、呪符で構成された義足義手を有する。
【地域】中国,日本
【年代】神代
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型,魔性,猛獣,神性
【ステータス】
筋力:C++ 耐久:D++ 敏捷:D++
魔力:EX 幸運:E 宝具:EX>>342
【クラス別スキル】
対魔力:D
アーチャーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。一工程(シングルアクション)の魔術を無効化。魔力避けのアミュレット程度の耐性。
本来女神であるアーチャーは最高位の対魔力を有する筈だが、魔性と化しているため、Dランクにまで低下している。
単独行動:EX
アーチャーのクラススキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
強力な魔力炉心を持つアーチャーは基本的に魔力供給を必要としない。
【固有スキル】
狂化:D+++
本来はバーサーカーのクラススキル。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。意思疎通は可能だが、アーチャーに内包された膨大な熱によって言語機能は単純化し、複雑な思考を長時間続けることが困難となっている。
また、彼女の熱が高まれば高まるほど狂化のランクは上昇していく。このため、アーチャークラスでありながら同時にバーサーカーのような性質を有する。>>343
神性:E−
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
アーチャーは本来は五帝三皇の一人とされる黄帝の娘であり、女神であったとされる。そのため、本来ならば「女神の神格」スキルを有する筈だが、魔性に堕ちているため神霊であった名残り程度たる最低ランクの神性を保有する。
魔力放出(旱魃):EX
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。 いわば魔力によるジェット噴射。
アーチャーのそれは強烈な光と熱を孕み、ただ存在するだけで周囲に干ばつをもたらしてしまう。移動に転じれば全てを薙ぎ倒す熱風の如く、攻撃に転じれば遍く命を燃やし枯らす。普段は後述のスキルでCランク相当にまで封じられている。
変転の魔:C+
英雄や神が生前に魔として変じたことを示す。
過去に於ける事実を強調することでサーヴァントとしての能力を著しく強化させるスキル。
女神と魔性の狭間の状態で呼ばれたことからCランクで留まっている。が、宝具の使用によりランクが上昇する。
坎卦・係昆山:C−
係昆山に幽閉された逸話がアーチャーを束縛する呪符として形を得た拘束スキル。
これは水の気を持って熱を中和するものとなっており、周りへの被害を抑えると同時に、彼女の脳、しいては精神が膨大な熱に侵されすぎないようにする効果を有する。そのため、破壊力は抑えられるが、代わりに係昆山としての性質を得ていることから、耐久性が上昇している。また、普段は失われた片手片足を構成している。
のだが、時折係昆山から中原へ降りてくる逸話から、アーチャーの意思であっさり解く事が可能。また、許容量を超えた熱であればこの拘束は焼き切れてしまう。再び拘束する場合は「神よ、北へ帰りたまえ」とマスターに唱えられる必要がある。>>344
【宝具】
『风雨天誅・旱魃為虐(てんやくさいかはうごうのごとく)』
ランク:A+ 種別:対天候宝具 レンジ:3〜350 最大捕捉:1000人
天燒く災禍は烏号の如く
女神としての魃の宝具であり、涿鹿の戦いにおいて風伯と雨師が作り出した暴風雨を消し去った力を矢に変換したもの。
父たる黄帝が所持した「烏号」を模した弩に番え、真名開放することで五行相生、相剋を無視した森羅万象あらゆるものを燃やし枯らす一撃を放つ。
この一撃は一矢でありながら対人ではなく、暴風雨という自然災害へ向けた一撃であるが故に対国クラスの被害をもたらし、自然に由来する存在への特攻として働く。また、天候を強制的に快晴へと変更する。
ただし、力を使いすぎて天へと帰れなくなったように、この宝具の乱用は自らの霊基を傷つけ、後述する炉心の暴走を招く可能性がある。
『我心憚暑・憂心如熏(わがみ、ちゅうげんをからす)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:400人
我が身、中原を枯らす
アーチャーの心臓にして膨大な熱と光を生み出す魔力炉心。呼吸で魔力を生み出す竜の炉心に類似したものであり、魔力供給の問題は殆ど無縁。
しかし、逸話からも分かるように涿鹿の戦いが原因で魔力の生成に歯止めが効かなくなっており、過剰生成された膨大な魔力は周囲に干ばつなどの影響を及ぼしてしまう。そのため、普段は「坎卦・係昆山」スキルで制御している。
また、この宝具は獣としての魃の宝具でもあり、心臓の活性によって熱が高まっていくほどアーチャーの体は獣としての魃へと変貌していく。
これによりアーチャーの「狂化」「魔力放出(旱魃)」「変転の魔」は強化されていき、「アルカディア越え」に類似した移動能力を得る。こうなったアーチャーを捉えることは困難を極め、風のような移動速度を維持したまま、熱と光を持って敵を焼き枯らし、魔性の怪力によって敵軍を薙ぎ払うといった、バーサーカーさながらの蹂躙を行う。
この宝具の欠点としては「狂化」ランクの上昇により発生する理性の喪失が挙げられる。他者への渇望心と獣性が合わさった狂気性は止まることを知らず、干ばつをもたらし続ける。そして、炉心より生成され続ける魔力は最終的に暴走し、最悪の場合は霊基が耐えられず最終的に周囲に干ばつを齎す大爆発を引き起こす。>>345
元に戻すにはスキル「坎卦・係昆山」を再生させる必要がある。しかし、理性を持たない状態にあるため令呪などを用いて理性を取り戻させ、ある程度熱を発散させないといけない。
【Weapon】
『弓』
アーチャーの父、黄帝は弓の開発者であったとされ、その娘であるアーチャーもまた父に倣って弓を用いる。また、片手だけでも使用できるように当時は存在しなかった弩に近い形となっている。
用いる矢は自らの魔力で構成された熱光の矢。
『腕』
宝具使用時は弓を用いることはなく、獣のそれと化した片腕を用いる。強烈な熱を伴った一撃は甚大な被害を相手に与える。
【解説】
‘’一名を旱母といふ もろこし剛山にすめり その状、人面にして獣身なり 手一つ足一つにして走る事、風の如し 凡此神出る時は旱して雨ふる事なし”
鳥山石燕著作『今昔画図続百鬼』より
中国神話に登場する黄帝の娘たる女神、あるいは獣。どちらも干ばつをもたらす存在であり、彼女の名前は「旱魃」の語源となったという。>>346
中国神話に登場する黄帝の娘たる女神、あるいは獣。どちらも干ばつをもたらす存在であり、彼女の名前は「旱魃」の語源となったという。
黄帝と蚩尤が戦った涿鹿の戦いにおいて、蚩尤が風伯と雨師の二柱に作らせた暴風雨に黄帝軍は苦戦する。そこで暴風雨を消し去るために向かわせられたのが魃である。彼女は身体の内に膨大な光と熱を秘めており、風伯と雨師が作り上げた暴風雨を見事消し去ることに成功した。その後、黄帝は無事蚩尤を討ち取ることに成功するが、魃は力を使いすぎたことで天界へ帰る事ができなくなってしまっていた。そのため魃は地上に留まることになったが、彼女が秘めた熱と光によって雨が降らなくなり、干ばつに見舞われる事態となってしまう。これに困った黄帝は家臣の上申もあり、彼女を北方の彼方にある係昆山に幽閉する事にした。そうして幽閉された魃は寂しく思うのか、係昆山より脱走し中原へ時折現れることがある。そうするとその地は旱魃に見舞われるので人々は水路を作り、「神よ、北へ帰りたまえ」と言って、魃を帰すのだという。
魃は元来は「妭」という字を充てられており、「美しい婦人」を意味する名前であったが、地上に害を為すようになったことから、鬼偏がついた「魃」と記されるようになったという。
そんな魃であるが上記の女神としての魃以外にも獣としての魃に関する記述が存在する。
『三才図絵』においては「鳥獣」の項目に記されており、剛山に住むとされ、その形は人面獣身で、手も足も一つであり、それがいるところには雨が降らないという。
また『神異経』に曰く、南方には「か」と呼ばれる存在がいる。身長は40〜60センチメートルで、目が頭の頂上にあり、風のように走るという。これが現れると大旱魃になるが、厠に投げ込むと死に、旱魃は発生しないという。
日本においては江戸時代に活躍した浮世絵師「鳥山石燕」によって上記の特徴を有する「魃(ひでりがみ)」が描かれている。
今回現界した魃は係昆山に幽閉された女神であり、自らの力を使いすぎたことで天に帰れず、地に厄災を齎す魔となった、という逸話から召喚が可能となっている。今回は女神と魔の境目の姿で呼ばれている。>>347
【人物像】
能動的・内向的
髪の毛で片目が隠れた、文明性と野生性が入り混じったような雰囲気の人物。近づく程ボイラー室にいるような熱気を感じる。
狂化の影響もあるが自らの熱により言語機能や思考回路に影響があり、話し方が辿々しくなっており、いささか感情が表に出やすくなっている。
何処か弱気で控えめな性格だが、意外と法に縛られない野生的な気軽さや強かさを有しており、いざという時は黄帝の娘らしい気高さを発揮する。他者との触れ合いを好んでいるようで、対話は積極的に行う。また、楽しい時は呵呵大笑とする性質ではなく、そっと微笑みを溢すタイプ。頼られることを好み、失敗したり褒められたりするとすぐに頬を染めてしまうような照れ屋な一面を持つ。
その内面には父の命令で幽閉され、外に出ても拒絶され続けてきたことから来る深い孤独を抱えており、人間関係に酷く飢えている。そのため、物理的な距離感には気をつけるが、一度受け入れられると精神的な距離感が一気に近いてしまうことがある。
1人になることを嫌い、そして拒絶されることをひどく恐れているが、同時に拒絶され続けてきた彼女はそれに傷つきはするが慣れてしまっており当然のことだという諦観の念も抱いており、そのためかなり悲観的。弱気な性格になっているのはこれが要因。
聖杯に託す願望は「歯止めが効かなくなった心臓を治す」というもの。また垣根なく他者と触れ合いたい、穏やかなは日々を過ごしたい、そして治ったのなら天界にいるはずの父も受け入れてくれる筈、という思いから来る願い。>>348
特技:雨を止ませる,物を温める
好きなもの:父,誰かと接すること,冷たいもの,冷えた夜
嫌いなもの:孤独,熱
天敵:黄帝
願い:歯止めが効かなくなった心臓を治す
【一人称】わたし【二人称】貴方【三人称】あのひと,あのかた
※人称だけではないが、時折漢字表記になったりならなかったりする
【因縁キャラクター】
黄帝:父。大好きだが、自らを遥か北へと幽閉したことに思うところはある。仕方ないことだとは理解しているが、それでも一緒にいてほしかったと思わずにはいられない。
始皇帝:三皇と五帝を混ぜ合わせた称号である皇帝を初めに名乗った人物。凄い人間だとは思うが、それはそれとして父の方が偉いが?と思っている。
太歳星君:掘り起こした者に祟りを齎す凶つ神。彼が穏やかに過ごしていることに驚きつつ、同時に羨望を抱く。
メドゥーサ:女神から怪物へと堕ちた存在。大切な家族を守るため、その末に怪物に堕ちた彼女には思うところがある。また、同じように自力では制御できない力を有する(アーチャーは自らの熱、彼女は石化の魔眼)こともあり友人になりたいと思っている。
静謐のハサン:触れた者、近づくものを殺してしまう毒の娘。自分と似ていることから親近感を感じる相手。アンドロマケ
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ケレリス・オーキュロエ
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藤原保昌
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C6%A3%B8%B6%CA%DD%BE%BB
アペモシュネー
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A2%A5%DA%A5%E2%A5%B7%A5%E5%A5%CD%A1%BC
アベル
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ティーピュス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C6%A5%A3%A1%BC%A5%D4%A5%E5%A5%B9>>350
ヘクトール
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ダビデ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C0%A5%D3%A5%C7
マリー・アントワネット
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レムス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%EC%A5%E0%A5%B9
以上wiki登録完了しました。リクエストページに来てる最後のハサン(仮)は公式19代目の百貌とは違う世界線のハサンってことでいいのかな?
>>351
登録ありがとうございます>>351
アペモシュネー、ありがとうございます!【元ネタ】アイルランド聖人伝説
【CLASS】ライダー
【他クラス適性】ルーラー、キャスター
【別名】遵守のライダー
【真名】シェナーン
【表記揺れ】セナン(・マック・ゲイルシン)、セナヌス
【性別】男性
【地域】アイルランド
【属性】秩序・善
【副属性】地
【その他特性】人型、ヒト科
【ステータス】筋力:D 耐久:EX 敏捷:C 魔力:A 幸運:A 宝具:A
【クラススキル】
対魔力:A+
ライダーのクラススキル
魔術に対する抵抗力を示し、このランクでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術儀式すら完全無効化してしまい、現代の魔術師ではライダーに傷一つ付けられない。>>
騎乗:EX(A++相当)
ライダーのクラススキル
乗り物を乗りこなすためのスキルであり、「乗り物」という概念に属すれば生物・非生物を問わず発揮される。
EXランクであるため、本来の「騎乗」スキルでは対象に含まれない筈の竜種ですらも例外的に騎乗可能である。しかし、ライダーの場合はドラゴンライダーとして騎乗するというよりも聖女マルタと同様に、寧ろドラゴンを伴い必要時に指示を与えて戦ってもらうテイマーの形をとる。
神性:D
神霊適性を持つ者が有する神霊適性の程度を示すスキル
アイルランドの地の聖人伝説に登場する聖人であり、アイルランド十二使徒の1人として、他の著名な聖人、聖キアランや 聖コルンバ、聖ブレンダンなどと共に並び尊ばれている。
正道遵守:A+
シャルルマーニュの持つスキル「王道踏破」に似たタイプのスキル
清く正しい善の行いを重ねることで効果を発揮する自戒系スキルで、自身の掲げる信念に従う限り、一部ステータスの向上に寄与し続けるが、その信念に反する真似をしてしまうと逆に弱体化してしまう。
ライダー自身の信念や魂の色に基づく戒めであること、また加えて聖人系のサーヴァントであるため通常の聖杯戦争では召喚できない、つまり一般的な魔術師をマスターとすることがほぼ無いことから、滅多なことではステータスの弱体化は起きない。>>356
大天使の加護:C
大天使ミカエルによる加護を示すスキル
ライダーが宝具で喚び出す隻眼翼竜カサハの住処としていた島に教会を建てることになったのは、そもそも大天使ミカエルの伝による啓示であり、ミカエルは教会建立に際しライダーを建立地点に導き、当時まだ凶暴であったカサハを説き伏せるにあたって様々な加護をライダーに授けた。
【固有スキル】
啓示:C
お馴染みのスキル
「直感」スキルと同等であるが、直感・第六感とは異なり、目標へ至るまでの最適解を選べるスキル
明確な根拠に基づく行動としてとれないため、集団行動の際はやや使いにくい場合がある。
奇蹟:C
マルタと同様のスキル
時に不可能を可能とする奇蹟を齎すことができることを示すスキルで、本質的には異なり、適用される物事についても異なるが、「星の開拓者」スキルと似た部分がある。>>358
すいませんミスです
洗礼詠唱(対竜):A
天草四郎と同名のスキル「洗礼詠唱 」の派生スキルにしてライダー固有のスキル
通常は教会流に形式を変化させた魔術を示すが、ライダーの場合は本人の逸話・伝説にある通り、荒ぶる竜をも説き伏せる聖言を示しており、通常の「洗礼詠唱」とは異なり対霊や対魔性よりも、対竜戦闘において特化する。ライダー自身の逸話・伝説に強く紐づく固有のスキルである。
小さき老賢者:EX
ライダーの真名の由来。
ライダーはまだ幼少ながらに既に、賢人の如く正しく生きるための律心を有しており(授かっており)、そのための戒律を自身に敷き、他者が正道から外れようとすればそれを説き諭すことにより正させて導いた。
心を有している他者、ましてや自身の行いが悪である自覚を持っている他者がライダーと相対すると、例え言葉が通じずともあるいは狂乱の内にあろうとも、強制的にライダーの発する説教を(言語的に)理解するようになり、少なからず行動に迷い・葛藤を生じることとなる。>>359
【宝具】神に改悟誓いし隻眼竜(イニスカシー・カサハ)
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:200人
シェナーンが聖言を以て鎮め、その後も彼の聖言に従い誓いを守り通したといわれる隻眼の飛竜にして海竜「カサハ」を喚び出す宝具。
翼を持ち、灼熱の息を吐き、毒の竜鱗に覆われた凶暴で獰猛な隻眼の海竜「カサハ」は、かつてシェナーンの聖言により鎮められ、島を立ち退き、金輪際誰一人として傷つけることなく外で生き続けることを承知して、その約定を生涯守り通した。
シェナーンの命により、誰一人として害さぬという約定は限定的に解かれ、赦免を約束された上で、今一時そのかつての暴威を振るうことを許可される。そしてカサハによる灼熱の業火のブレスは討つべき敵を悉く焼き尽くす。
【宝具】不浄清めし大波濤(クレイグ・アン・ドルイド)
ランク:A+ 種別:粛清宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:300人
カサハを島から退けた後にシェナーンを陥れようとした島の酋長の策略によって、近海の島に送り込まれたドルイド達に向けて襲い掛かった神の罰たる津波を再現する宝具。
シェナーンが示す神意を阻むものを悉く飲み込み、魔術による呪いなど最初から無かったことにすらしてしまう大波による奔流を放つ。神話や聖書に語られる終末の大洪水には遠く及ばず、精々敵の大軍を丸ごと流してしまう程度に過ぎないが、それでも神罰の名に違わぬ、多勢に対し壊滅的な大ダメージを与えるだけの高い威力を持つ。
【Weapon】聖杖>>360
【因縁(のありそうな)キャラ】
マルタ&ゲオルギウス…ドラゴンの伝説を持つ聖人繋がりであり先輩。特にマルタとは悪竜を説き伏せて鎮めたという点で近似しており、シェナーンは男版マルタとも言える。但し、彼女の場合は実際用いた手段は物理的な祈りという名の鉄拳であったのに対し、シェナーンの場合は確かに言葉によってのみで文字通り説き伏せたという点で対になる。
ジャンヌ・オルタ…聖人繋がりであり後輩の聖女の別の姿。聖女としての在り方は既に無く、特異点では竜の魔女として在ったが、聖人の要素と竜を伴うという要素で共通している。
ヨハンナ…聖人繋がりであり後輩。主に聖言を以て戦場に神の威光を示すという戦い方がシェナーンと共通している。
その他の聖人・聖女系サーヴァント…ドラゴンスレイヤー系サーヴァント…シェナーンは正確にはドラゴンスレイヤーとは言い難い部分もあるが、ドラゴンに対して有利なスキルを持ったサーヴァント繋がり。特にニキチッチは、ドラゴンと有利に戦えるスキルを持っており、自身もドラゴンを乗りこなすことが出来、当然宝具もドラゴン、尚且つブレスによる範囲攻撃であるという点でスタイルが似ている。>>361
マルタ&源頼光(水着)&バーソロミュー…規律に厳しいと思われているサーヴァント繋がり。マルタとは聖人としての繋がりもあるが、他2名に関してはやはり規律に厳しいことよりも強烈な性格の印象が強く、その分シェナーンの方がイメージとして委員長気質が強く、そういった意味合いでもやはり同じ聖人であるマルタの方が近い。あちらと違って姉御肌的な番長的気質は持ち合わせていないが。
キアラ&カーマ&メイヴ…正道とは凡そ正反対のサーヴァント達。禁欲もまた重んじたライダーからすれば常ならば敵対は必至。無垢なる者、純粋な心を持つ者が彼女らに惑わされ毒牙にかかり堕落させられることが無いよう目を光らせる。特にカーマなどは人間の堕落自体を主義として行動することも少なくないため警戒度は高め…と思いきやカーマ本人が思っているほどシェナーンは危険視していない。
ドラコー&(ノア&ギルガメッシュ(プロト))…洪水伝説繋がり。洪水と言ってもシェナーンのは精々が島一つ覆う津波程度であるのに対し、彼らのは最早一テクスチャを丸ごと飲み込むワールドエンド級の洪水であり、並列に扱っていいレベルではないが。
モードレッド(水着)&カイニス…大波の宝具繋がり。また、彼彼女らもまた規律などとはすこぶる相性の悪いサーヴァントである。やはりマルタと同じというか寧ろ彼女以上に、シェナーンも彼彼女らがヤンチャをし過ぎないか見張っており、他のサーヴァントにちょっかいかけようものなら直ぐさま説教しに飛んでくる。>>362
【解説】
聖シェナーンはアイルランドの聖人伝説の一つに登場するキリスト教の聖人であり、アイルランド十二使徒の1人としても数えられている。
シェナーンはアイルランドの修道院で学んだ後にアイルランドに属す島々に修道院を建て、中でも特にイニスカシー島またはイニス・キャタイ島は有名であり、5つの教会と修道院を建て、そこで初代司教を務めた。
彼と同じくアイルランド十二使徒に数えられ同時期に活躍したとされる聖キアランや聖ブレンダンも聖なる導きにより彼の修道院を訪ねて来たこともあった。
シェナーンには主に2つの伝説があり、どちらもイニスカシー島に関わるものである。
1つ目はシェナーンがイニスカシー島に辿り着き、そこで教会を建てるきっかけとなった話であり、ある時彼は神あるいは大天使ミカエルの啓示を聞き、教会を建てるべくイニスカシー島に訪れたが、そこには地元の人々に子どもの頃より恐れられていた凶暴な独眼の人食い海竜カサハが棲みついていた。
しかし、そこでシェナーンは大天使ミカエルにより導きの助けも借りつつ、カサハに対し島を立ち去ることを命じ、今後人を襲うことを固く禁じた。
そしてカサハはその言葉に従い、別の地へと移り、もう一つの約束通り無害化し誰も人を襲わない獣になったという。>>363
2つ目はその後の話になるが、シェナーンは教会や修道院を建て島全体に女人禁制の戒律を敷いた。
シェナーンには聖女コネインという義理の妹がいたが、彼女が死去した際遺言にシェナーンの身近に埋葬してほしいと遺した。
たとえ義妹の遺言であろうと自ら定めた規律戒律を破ることは頑なにしまいと決意したシェナーンであったが、それでもなんとか義妹の願いを叶えてやれないものかと悩んだ結果、島の干潮時を見計らい、その間に彼女の遺体を埋葬した。
島と地続きでありながら正式には「島」としての範囲に含まれない地で埋葬することで女人禁制の島でありながら、自らの近くに義妹を埋葬する矛盾を乗り切った。【元ネタ】史実 【CLASS 】キャスター
【他クラス適性】ルーラー
【別名】光陰のキャスター
【真名】ホノリウス三世
【性別】男性
【地域】ローマ(イタリア)
【属性】秩序・中庸
【副属性】人
【その他特性】人型、ヒト科、ローマ
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:D 宝具:EX
【クラススキル】
陣地作成:B
キャスターのクラススキル
魔術師にとって有利な陣地を作成するためのスキル
キャスターの場合は、教皇として祈りを捧げるための聖堂を作成する。
道具作成:E
キャスターのクラススキル
魔力を帯びた器具を作成するためのスキル
最低ランクであるため最低限のものしか作成できない。>>365
対魔力:A
魔術に対する抵抗力を示すスキル
Aランク以下の魔術を無効化する。
ローマ教皇であったキャスターは極めて高いランクで対魔力が備わっている。
洗礼秘蹟:A-
主の加護を願う癒しの祈り。対象の持つ「信仰」が異教の教えにより道を見失った時、その過誤を正しい在り方へと戻すという、即ち洗礼を与えるスキル。
教皇としての威が不安定であるため真にAランクには届かない。
【固有スキル】
洗礼詠唱(原):A+++
お馴染みのスキル
教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対して絶大な効果を及ぼす。サーヴァント相手にも十分に効果を発揮し、霊基ごと昇華させるまでには至らないものの、霊核にまで影響が及ぶ程の深刻なダメージを与えられる。
同名スキルを有する天草四郎や言峰綺礼の扱う聖堂教会流の源流のようなものであり、現代より死徒やそれに類する魔性が活発化していた時代に彼らと戦う手段として用いられていたものであるため、全体的により強力な質となっている。
キャスターの召喚する悪魔たちにとってもこのスキルは極めて脅威となり得るものであり、令呪の持つサーヴァントを従えるための鎖としての機能を担っていると言える。>>366
召喚術:C
ソロモンと同様のスキル
過去、あるいは未来から霊体を喚起する魔術。彼の魔術王の持つそれとは異なり、キャスターが契約を交わした霊的存在“悪魔”たちは7体+4体であるが、4体というのは本命である7体を無事に召喚するための補佐役としのためだけに契約を交わしているため実質的な戦力としてカウントされず、どの道キャスターの霊基で同時に8体以上の召喚は不可能である。また、そもそもが飽くまで利害関係により成立している“契約”である以上、悪魔たちは完全な使役関係にはなく使い魔とは異なる存在であるため制御力の点においても(本来の)魔術王と比べ劣る。
教皇論議(世俗):D
女教皇ヨハンナの持つスキル「教皇論議」の派生スキル
ホノリウスは彼女と異なり、幻想の存在ではないものの、彼の逸話には後付けの幻想が色濃く混在しており、魔術に関連して様々な噂・俗説が飛び交ったことに由来している。幻想に依った伝説を持つことが禍して、教皇としての名誉が失われ、教皇としての信仰も失われる危機に遭ったことで獲得している。しかし、ヨハンナとは異なり、キャスターの事情に至ってはキャスター自身の行いが招いたものであり、全くの出鱈目とは言い難いためランクの安定性に乏しい。>>367
皇帝擁立:A-
お馴染みの「皇帝特権」スキルとマーリンの持つ「英雄作成」スキルの複合に近いスキル
皇帝でないものを人為的に皇帝へと開花させるスキルであり、皇帝として相応しい力を授ける。通常の「皇帝特権」スキルで獲得できるスキルをキャスターが選出し授けることができる。
編制督促:C
多人数で交戦する戦場において、味方の戦意や士気を向上させるわけではないため戦闘力に直結するものではないが、出来るだけ余計な行動は避け、迷う心があろうと目的遂行を最優先させるように思考を誘導するスキル
【宝具】教皇の聖誓(グリモア・ユーラタス・ホノリウス)
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:― 最大捕捉:7人
生前のキャスターが著したとされる魔導書『教皇ホノリウスの奥義書』に、そのオマージュ元であるにも関わらずキャスターの死後最早彼の伝説の一部となった、彼と名前を同じくした魔術師が作成に関わったとされる魔導書『ホノリウスの誓いの書』が組み込まれた形で新生した魔導書型の宝具。
魔導書により顕現するは聖なる霊にして邪なる霊たち。7惑星のそれぞれに対応させた7体の強大な力を持つ悪魔を、聖杯戦争の基本7クラスに準え、サーヴァント召喚の要領で降臨させる。即ち、セイバー:ルシファー、アーチャー:ナムブロット、ランサー:アスタロト、ライダー:アキム、キャスター:ベヘト、アサシン:キロン、バーサーカー:アキオトを召喚する。>>368
なお、基本的には1体ずつを順にしか召喚できず、1体増えるごとに魔力の消費量も膨大になっていく。しかし、聖杯の魔力リソースに匹敵するバックアップさえあれば一度に一斉に召喚することも可能である。なお、召喚は聖杯戦争における英霊召喚を基軸としていることと、キャスター一人とマスターの魔力を以てしても賄える魔力量に限界があるため、霊基の出力としては実際より大幅にダウンサイジングされた状態での現界となっている。その他、基本の7クラスに当てはめられてこそいるが、正当な手続きによるサーヴァント召喚ではない違法扱いであるためクラススキルは一切有していない等の制約が課される。
第1の剣士ルシファーは神無き世を司る。他者の思考や意図を盗み、綴られた言葉を噤み、水を枯らす。
第2の弓兵ナムブロットは醜悪を司る。平和、繁栄、創造といった生命・文明の営みを封じる。
第3の槍兵アスタロトは感情無き空疎を司る。国の壁、大陸の壁、海の壁を隔てた遠き地の出来事を見据え、ありとあらゆる真実を陰の下へ隠蔽する。
第4の騎兵アキムは敗北を司る。上から見下ろし命じるものに憎悪や辛苦を与え、また、剣や槍、弓など武器も授けて、そして奪う。
第5の魔術師ベヘトは残酷を司る。悲しみや孤独、空虚を与え、戦士から憎悪を向けられるように仕向け、槍を授ける。
第6の暗殺者キロンは汚辱を司る。喜び、快楽、愛情を消し去り、足元を沼地と化し沈下させる。
第7の狂戦士アキオトは堕落を司る。憎悪と貧困、脆弱さを与え、また、天より灼熱の光を浴びせ、全ての武器を奪い去る。>>369
7体の悪魔による無尽蔵と思える程の大質量の魔力と権能によって立ち塞がる障害を大地ごと蹂躙し尽くす。
7体の悪魔が召喚されると、彼らと魔力パスを繋ぐことによってキャスターは一度だけ第二魔法と第五魔法を限定的だが実現できる。すなわち、並行世界のキャスター自身の魔力を収束させることができ、また、サーヴァントであるキャスターは過去のみ、それ以外の他者に対しては過去・未来の時間を借りたり、時間分を魔力へと変換させることができる。その上第二魔法と第五魔法を掛け合わせて実質的に無限といえる魔力を獲得し運用することが可能。
また、この宝具においては魔導書にて行使される魔術及びソロモン系魔術こそが真の魔術であり、それ以外は全て贋作魔術、違法魔術、あるいは本来の用途を弁えない未熟・稚拙な不完全魔術であるとしている。そのため、この宝具を含め宝具により行使された全ての魔術はソロモン系魔術以外に属する魔術(道術や呪術、陰陽道など)による影響の一切をシャットアウトできる。
【Weapon】聖杖、魔導書『教皇の聖誓』>>370
【関連(ありそうな)人物】
ヨハンナ…教皇繋がり。一応教皇としては先輩にあたる。ホノリウスは教皇としての正当さを疑われ批評という名の論議が交わされたが、ヨハンナは教皇としての実在性そのものを疑われたため根本的には異なる。
モレー…十字軍関係者繋がり。ホノリウスの魔導書の噂が世間に出回ったことに関して、その原因としてモレーの率いた第23代目のテンプル騎士団が、ほとんど事実無根の内に異端者に仕立て上げられ断罪を被ったことへの、庇護の意味があったのではないかとも謂われる。
ハサン…聖地を奪還戦とする十字軍とは真っ向から対立したイスラム世界の宗教暗殺者集団。十字軍を主導する立場にあった教皇であるホノリウスとは基本的には思想的に相容れない。
言峰綺礼&天草四郎…洗礼詠唱を扱う神父(サーヴァントとしての言峰は洗礼詠唱のスキルの表記は無く、ガワとなった人間は使えるはずだが使った描写が無いためあくまで人間としての言峰)とサーヴァント。
聖人系サーヴァント達…教皇もまた聖人系の括りに含まれるため、所謂聖人繋がり。
(ソロモン)…召喚系魔導書繋がり。ホノリウスとの繋がりは薄いが、宝具としても取り込まれている、「教皇ホノリウスの奥義書」の元となっているとされる魔導書「ホノリウスの誓いの書」はソロモンの魔術を手本として意識している。>>371
ジル(&プレラーティ)…召喚系魔導書繋がり。
アストルフォ…魔導書繋がり。そもそも召喚系ではない魔導書の方が魔導書としてはやや珍しい用途なわけだが、「破却宣言」の対魔術防御能力と、「教皇の聖誓」によるソロモン系魔術以外の魔術を無効化する防御能力だけは類似している。
(エウクレイデス)…ホノリウス自身とは逸話においても直接的に関係無いが、魔導書『教皇ホノリウスの奥義書』の参考元となった、魔導書『ホノリウスの誓いの書』の原本を最終的に一つの書として著した本人とされる「テーベ人のホノリウス」は、エウクレイデスの息子。近未来世界戦のモザイク市にて確認されているエウクレイデスが何故フォーリナー適性を有するかは現段階で不明だが、その他多数のフォーリナーと同様であれば、本来の「ホノリウスの誓いの書」に記される「天使」と呼ばれる存在とはあるいは…?
ヴラド三世&ダレイオス三世&イスカンダル…三世繋がり。正直それ以上でもそれ以下でもない。寧ろホノリウスだけは王ではないため他3名とは比べ異質。
【解説】
ホノリウス三世は13世紀初期の第177代目ローマ教皇である。
教皇としては主に十字軍の活動を先導するのに注力していた。彼が関わったのは第5、第6回十字軍であり、特に第5回までは十字軍は教皇主導で行ってきていたため、ホノリウスは丁度教皇主導で行った最後の十字軍を担ったわけである。
しかし、第5回十字軍は、原因には当時の神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世が十字軍に対し比較的消極的であったとする説など諸説あるようだが、ともかく結局軍を率いたフランス・ドイツ諸国らと教皇側の使節が揉めて対立構造が生じたことにより失敗に終わった。>>372
続く第6回では、ホノリウスは依然として十字軍に消極的であったフリードリヒ二世に対し破門を脅迫めいた条件として突き付けるとしたやや強引な手段にも及ぶなどして働きかけ、そしてそれは実を結び、目論見通りフリードリヒの腰を上げさせることには成功した。
しかし、ホノリウス当人は十字軍遠征直前に死去することとなり、以降を教皇グレゴリウス九世が引き継いだが、彼はまだフリードリヒと友好関係を維持していたホノリウス以上の強硬手段を講じ、フリードリヒを破門。
フリードリヒは破門を解いてもらうべく十字軍遠征に臨むも、第6回十字軍は彼が破門のまま遠征が行われたことで、以後「破門十字軍」の名で呼ばれることとなった。
サーヴァント・キャスター「ホノリウス三世」は神に対する信仰を持ちながら、神が良しとする世界を、かつて神より天啓を授かった魔術王と名高いソロモンがそれを為さんとしたように、神に背いた敵対者「悪魔」の力を以てしてでも実現しようとする、教皇としては破綻した“異端の教皇”である。
ホノリウスには魔術と関連した逸話も存在しており、彼の没後から約400~500年後に『教皇ホノリウスの奥義書』と呼ばれる魔術書の存在が発見された。
曰く、ホノリウスは世界中より魔術師やそれに連なる者を招集し、彼らから魔術の秘奥を聞き取ったのだという。
しかし、後にホノリウスが魔術師達から聞き出した秘奥を記したものをアダモのジェロームという男が盗み出したことがきっかけで世に流出したものだとされている。
それが元となり、ホノリウス自身も魔術師であったとか、彼が魔術師達の恨みを買ったことにより捏造された出まかせであるなど、様々な憶測や噂が飛び交った。「道を開けい! 日吉山王のお稚児様、天下無法の童子様のお通りじゃあ!」
「・・・あん? ワシじゃぁ、ワシ! どっちもワシのこと!」
【元ネタ】絵巻物『大江山絵詞』(香取本)、謡曲『大江山』
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】酒天童子
【性別】男性
【身長・体重】132cm・29kg
【外見】紫色の艶のある禿(かむろ)、着崩した水干。紅顔のにやけ顔。はだけた白磁の肌は本性を見せるとともに血のような朱に変わる。
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B++ 耐久A+ 敏捷C 魔力EX 幸運A 宝具A>>375
【クラス別スキル】
陣地作成:A
元より一つの山のヌシであり、居を構えたならばたちまち異界・魔境の主として振る舞う。
精霊種としての生得能力に根ざし、同じ陣地作成スキルではあるが、魔術師の陣地作成とはかけ離れている。
道具作成(偽):A
居城の蔵から摩訶不思議な道具を取り出す。
ある種の鬼は人間に名楽器をもたらしたり鍛冶業に手を染めたりするのだが、
彼はあくまで支配下の鬼やヒトが作り出したものを蔵める、与えるだけである。……使うどころか、壊しさえしない。興味がないのだ。
【固有スキル】
鬼門の化身:EX
平安京の鬼門に位置する比叡山の権化。
鬼門とは北東、艮(うしとら)の方位であり、陰陽道において鬼の出入りする不吉な方角という。
王城の凶方位から生まれ、かつそれを体現するがゆえに、聖帝・大帝が立つ時代において無類の暴力を発揮する。
京の繁栄は、そのまま京の鬼門が力を増すことと同義であるからだ。人理のカウンターパート、とも。>>376
魔王:A++
生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。所有者は能力や姿が変貌してしまう。無辜の怪物とは似て非なるスキル。
真実の「酒天童子」は鬼種とはやや毛色の違うモノだったが、生前から鬼と交わり、鬼を真似、果ては鬼王として認識されるに至ったという。
このサーヴァントの場合、元々の「受肉精霊」スキルが歪んだ形で複合されている。
仕切り直し:A
戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。
酒狂い:C
アルコール依存症。
精神スキルの成功率を著しく低下させるマイナススキル。
人が作り出した多くに興味を持たないキャスターだが、例外として、酒の味には明確に価値を見出す。
そして、それ故に、大江山からは『逃げ損ねた』。>>377
【宝具】
『神骸魔境・大穢山(じんがいまきょう・おおえやま)』
ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:200(内部の広さ) 最大捕捉:5000人
大江山の深奥にあった魔界を仮初に作り出す。ちなみに精霊種が「自然の延長」として形成する異界であるため、維持コストはゼロ。
伝説によれば酒天童子の魔城は四季折々の花が一同に咲き乱れ、さらわれた女が二百年も端女として働く、時間流の発狂した仙境・龍宮のたぐいであったという。
民俗学的には一種の冥界に分類され、魔術師には星の内海の部分的現出と解釈される。内部は全盛の鬼ノ城そのまま。無数の鬼種も徘徊する。
鬼の王の征伐を望むものは、この楽土の如き地獄を攻略せねばならない。
『麒麟無極・邪見極大(きりんむごく・じゃけんごくだい)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:500人
生前、頼光へ放とうとして失敗した大技。
神性を象徴する光を右手、魔性を象徴する闇を左手に燈して両拳を一挙地面に打ち付ける。
相反する魔力がバンカーバスターめいて撃ち込まれた後、地脈を巻き込んで大爆発を起こす。
破壊力は無法の一言。地盤崩壊を誘発するほどのドラミングとも考えてよい。
まともに使えば山一つを平らげてしまう「自然に有害なレベルの威力」を持つため、自然環境の中ではあまり使おうとしない。>>378
【Weapon】
『素手』:武器・道具の有用性を理解し、その使用に足るだけの知性を持ちながら、自らを”使う側”とは微塵も認識してない。並の宝剣は軽々へし折る。
『逃げ足』:機を見るに敏。出典で差はあれど、高僧や堕落僧(天狗)に追われて山々を移ってきた、とは酒吞童子伝説では必ず語られる来歴である。
【解説】
しゅてん(酒吞・酒天・酒伝・酒顚etc)と呼ばれる鬼神の一つ。あるいは一側面。
この鬼の出自には諸説ある。
近世の主要な出典である渋川本『御伽草子』、『前太平記』は越後国出身の「鬼子」が鬼に転じたもの、あくまで「人から成った鬼」という見解で一致し、
奈良絵本『酒典童子』、御伽草子『伊吹童子』などは伊吹大明神ないし伊吹弥三郎の子という半神的な由来を載せる。
対して酒吞童子伝説最古伝本である『大江山絵詞』(香取本、逸翁美術館本)、『酒伝童子絵巻』(古法眼本、サントリー美術館本)系列の古い伝承では
伝教大師に追放されて大江山に流れ着いた元・比叡山(平野山)のヌシ or 弘法大師に追放されたが舞い戻ってきた伊吹山千町ヶ嶽の鬼神、と人間要素ゼロである。>>379
大江山系と伊吹山系の伝承では大江山系が先行するとされ、さらにその伝承の成立には渡辺党の伝説や聖徳太子信仰、延暦寺の縁起などが複雑に関係するという。
『大江山絵詞』、およびその影響の強い謡曲『大江山』に説かれる(最古形と推測される)酒呑童子伝説によれば、
かねてより平野山(比叡山)に住み着いていたところ、伝教大師がやってきて根本中堂を建てたので、酒天童子は大楠に化けて対抗したが、
仏の力には敵わず敗走して山々をめぐり、最終的に大江山に落ち着いたのだという。
また酒天童子は最初、一丈(約3m)の童子の姿で頼光一行の前に現れる。
これらは諸々の叡山開闢譚に登場する「楠の霊木を守護する二匹の鬼」、「枯れ木を見守る青鬼」、「稚児の姿で現れる地主神(一稚児二山王)」といった要素に
対応している、と指摘される。(ちなみに『伊吹童子』では、クスノキではなく杉の巨木の姿をとるが、やはり最澄に一蹴されている。樹の種類の問題ではなかった。)
酒呑童子伝説はおそらく叡山開基の説話と親密な形で成立したが、足利将軍家の祖先説話として受け入れられていく途上でこれが忘れられていったのだろう。
足利家は河内源氏の権威(嫡流意識)を相対化するため、源氏の系統が分かれる前まで遡って源満仲とその廟墓である摂津多田院を厚く崇敬した。
摂津源氏の始祖というに過ぎない人物であった源頼光が南北朝~室町時代に強く伝説化されたのは、彼が満仲から多田荘を継いだ人物だったのが大きいという。
余談だが、『叡山大師伝』によれば父母が日吉神社に祈願してもうけた子が広野(ひろの)、後の最澄であるという。
これを信ずるならば最澄は日吉大神(大山咋神)の子、比叡山の申し子であり、彼もまた平野山(ひらのやま)のヌシとなる資格を有していた、と言えるだろう。>>380
【人物】
比叡山・比良山地から伊吹山の一部にまで、琵琶湖周辺の山岳に広く根を張っていた、古い、古い精霊。その受肉・堕落・転化した結果。
精霊種だから、と片付けるにも異様なまでの「道具」への無関心は、その起源が植物性だったがゆえか。大技を打つ時環境に配慮してしまうのも同じ理由だろう。
魔術師には肉食性の強大な精霊種、比良明神の荒御魂が魔物に零落した形態、あるいは神の依代たる霊木が成長しすぎてバグったもの、などと解釈される。
属性ツリー(?)を大樹→土地神→水神→竜神の系統で伸ばしているのでおぞましいほど器用。稚児の姿は伝教大師入滅後の比叡山で盗んだものらしく、
彼が稚児の肉体を乗っ取って受肉した出来事が、「堕落した稚児が酒吞童子になった」という伝承のヴァリアントを生んだようだ。
◯性格:
一説に、酒「天」から酒「吞」への表記の変遷は、「しゅてん」童子が伝説上で次第に神性を失っていった結果の反映という。
天(かみ)を称する酒天の人格は実際、古代の神々さながらに傲慢不遜だ。人を取って喰らうを当然の権利と見なし、反撃されると被害者面してわめき出す。
ある意味で神様らしい、幼児並み…見た目年齢以下の精神年齢の持ち主だ。たかがCランクのマイナススキルが死因になったのも、その在り方ゆえか。
◯マスターへの態度:
自分の命綱、現世にとどまるための錨だと正確に認識しており、傍若無人さを子供のわがままレベルに抑えてくれる。
腹減ったから女連れてこいとかの無茶ぶりはせず、お菓子を買ってくれないと腹いせに通行人をどうかしちゃうかもな~と脅してくる程度だ。かわいいね。
人間に馴れない、自分の欲望にのみ従う、というのは神/魔なれば当然の振る舞いだが、酒天の場合は元が植物的存在だったためかそれが甚だしい。
主従・忠誠の観念はもとより動物的な序列意識さえ希薄であり、刹那的に生存や欲求充足に必要か否かだけですべてを判断する。
……令呪をチラつかせると三下口調で媚を売ってくるぞ!>>381
イメージカラー:珊瑚色
特技:山の支配、仕切り直し
好きなもの:弱者
嫌いなもの:強者
天敵:神便鬼毒酒
願い:強くてニューゲーム
【一人称】ワシ 【二人称】オヌシ 【三人称】カヤツ/ソヤツ/コヤツ 【マスター呼称】あるじどの
【因縁キャラ】
酒吞童子(原作):「パチモンじゃー! ワシのパチモンがおるww …ギャハハハハWWWW」→「ハイ…。おさけおいしいです…。なんでもします…」
茨木童子(原作):「なんじゃぁワシのファンか? 悪いのう、字は書けぬゆえサインはやれんぞ」
最澄:「ク ソ ボ ウ ズ !!」(絶叫したあと走り去る)
源頼光:「(ピャッ」(男であろうと女であろうと頼光の気配を感じた瞬間真顔で逃げ出す。酒天を誅戮した頼光は男性らしいが…)
【Wiki登録】可【元ネタ】スラヴ神話、スラヴ・ロシア伝承
【CLASS】ランサー
【他クラス適性】アーチャー、キャスター、バーサーカー
【別名】天頂のランサー
【真名】ポルドニッツア
【表記揺れ】ポルードニツァ(本来日本ではこちらの名前の方で馴染んでいる)
【性別】女性
【属性】中立・悪
【副属性】地
【その他特性】人型、悪魔、死霊、浮遊
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:D+ 魔力:B++ 幸運:C 宝具:C
【クラススキル】
陣地作成:C+
本来はキャスターのクラススキル。
魔術師として有利な陣地を作り上げる。麦畑に現われるとされるポルドニッツァは何も無い土地から麦畑を作成することに特化している。しかし、麦畑自体は特段聖杯戦における陣地や、ましてやポルドニッツァ自身の強さに然程影響を与えず、精々が兵糧確保か、見晴らしのいい平地を大きな麦の原が広がる視界の悪い土地へと変えるくらいの用途しか無い。>>383
対魔力:C
魔術に対する抵抗力を示すスキル。
ランクCとなると二節以下の魔術を無効化できるが、大魔術・儀礼呪法などの大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
受肉精霊:A
虞美人(アサシン)と同様のスキルであり、受肉した精霊種であることを示すスキル。
自然界とマナを共有できるため、自身の中に魔力を貯蔵しておくのではなく、外界から魔力を無尽蔵に汲み上げることができる。ポルドニッツァは後述するスキルにより人型に形態を完全には縛られていないため、魔力の出力は完全な無限でこそないが、インターバルを挟むことによる回復を待てば枯渇の心配無く魔力を行使できる。完全に人型の英霊の域は超越した魔力量を担保できる。
正午の悪魔:A
所謂「無辜の怪物」スキルの亜種スキルであり、生前の行いから生まれたイメージが強く反映されて能力・姿が変貌してしまっていることを示すスキルであるが、特性上ガウェインの固有スキル「聖者の数字」にも近しい。
ヌーンレイス。あるいは正午の悪魔。ポルドニッツァは精霊種でありながら同時に、魔女などの姿として伝聞されていることも多いが、一部において亡霊や悪魔としても伝わる。
亡霊を思わせる腰に届き目元も覆い隠すほどの長髪に白い寂れた衣の他、浮遊している半透明な体と神出鬼没さ、そして悪魔を思わせる角や羽、尻尾など随所に特徴が見て取れる。
ランサーにとって悪魔・魔女・亡霊といずれの姿で語られる場合においても「午後」は欠かせないカギとなる要素であり、最早切っても切れぬ祝福あるいは呪いのようなもの。
正午、つまり太陽が最も天高く位置する時、時間にして12時/0時から13時/1時にかけてまでの1時間の間、ランサーはこのスキルの影響により強化され、全ての体力パラメータが格段に上昇する。ガウェインのように流石に3倍とまではいかず、それでも倍近い上昇の恩恵を受ける。>>384
完全粒体:C
ラムダリリスの「完全流体」の亜種スキルで、権能レベルではないが、それに近い形の精霊種としての能力のスキル。
自らの身体を粒子状に変化させ、周囲一帯の空間を土埃で満たし対流する。
月天の踊り:B
ランサーは太陽の照らす午後だけでなく、星月の照らす夜にもまた別の試練を課す。ランサーはダンスを好み、また誰にも負けぬ程の特技としており、夜の間、夜が明ける暁まで徹して共に踊り続けることを日没後の楽しみとしている。
ランサーにより選ばれたものは、ランサーにその身体の支配を奪われ体力の続く限り強制的にデュエットを踊らされることになるが、見事ランサーの満足いくまで付き合うことが叶えば、ダンスによる疲労は嘘のように取れ身体は軽くなる他様々な恩恵を受けられる。夜であればその恩恵の効果も増す。
【宝具】炎天に焦がれるライ麦刈り(スウォンツェ・ホロバ)
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
ポルドニッツァの存在そのものである日射病という概念を、これまで人類が抱いてきた日射病への恐怖と共に大鎌へと集約させ纏う力として、その威を大鎌を振るうことで斬撃の形で示す宝具。
天高くから振り下ろした、太陽の魔力を帯びた大鎌の斬刃によって、敵対者の首元を正確に捉え、焦熱を伴いながら農夫がライ麦畑の麦を刈り取るが如く、その首を刎ね落とす。
【Weapon】大鎌、太陽の炎熱、土の粉塵>>385
【因縁(のありそうな)キャラ】
ガウェイン…太陽が出ていると本来の力以上の力を引き出せるもの繋がり。あちらと違いポルドニッツァが太陽の恩恵を受けられる時間は極めて限られている。
玉藻の前&オジマンディアス…太陽の化身としての側面繋がり。彼らは太陽を司る神すなわち太陽神の側面を持ち合わせているが、ポルドニッツァは厳密には太陽そのものではなく日射病という太陽の人体に対する有害な部分としての側面の化身たる存在。
アナスタシア(ヴィイ)…スラヴ地方という同郷の精霊繋がり。ヴィイ自体は単に透視の魔眼に由来する眼を持った精霊でしかないが、アナスタシアとの精霊契約により凍結の魔力を備えており、夏の精霊であるため寒いのが苦手なポルドニッツァとは相性が悪い。
虞美人&アーキタイプ:アース&テノチティトラン&ワンジナ
…精霊繋がり。ポルドニッツァは悪魔や魔女としても扱われることから精霊としては格が少し落ちている存在だが、元は虞美人と同等格、もしくは近しい格の精霊であった。アーキタイプ:アースやワンジナに関してはポルドニッツァにとっては精霊としての大先輩にあたる。
(ペイルライダー)…日射病の化身たるポルドニッツァは、病や死の概念そのものに他ならないペイルライダーの一部を成しているといっていい関係性。
アシュタレト&オジマンディアス(アモン・ラー)
…元々超自然霊的存在であったが後世の伝承などによって悪魔に落とされた存在繋がり。ポルドニッツァはアシュタレトやアモン・ラーなどとは異なり、神霊ではなく精霊であるため悪魔という格へ落とされたことによる影響がどう及んでいるかにも多少違いがありそうだが…?
(マックスウェル)…悪魔繋がり。厳密に在り方は異なるが、ポルドニッツァが日射病の化身としての役割があるのに対し、マックスウェルには思考実験としての唯一つ与えられた無限の心臓を動かす為の存在としての役割があり、悪魔であると同時に明確な一つの役割を与えられた存在である点で共通している。>>386
アンリマユ&メフィストフェレス&モレー…本人たちが特に望まないところで悪魔に関わる伝承や逸話が付け足された経歴を持つサーヴァント繋がり。メフィストフェレスやモレーに関しては、ポルドニッツァ同様にサーヴァントとしての霊基にも「無辜の怪物」スキルやそれに派生したスキルなどにより影響が及んでいる。
ジャック・ザ・リッパー(バーサーカー)…悪魔繋がり。なお彼の場合は宝具によって悪魔らしい見た目に変貌するため、通常時にはそれほど接点は無い。
メドゥーサ(アナ)&グレイ…鎌を獲物とするサーヴァント繋がり。特にメドゥーサについて、特異点Fにて遭遇した反転した黒化英霊であったランサーのメドゥーサとは、鎌を持つランサークラスのサーヴァントで、長髪の長身女性であるなど接点が多い。
メディア&キルケー&モルガン…魔女繋がり。但しポルドニッツァに関しては、その見た目が東欧の民話などによく見られる魔女に似ているからであるのか魔女と呼ばれてはいるが、実際に何か魔術らしきものを用いたなどとする伝説は特にない。
オジマンディアス(スフィンクス)…スフィンクスと言っても、ここで言うスフィンクスはギリシャ神話にみられる魔獣としてのスフィンクスに限定されるが、遭遇した人間に対して難しい問いかけをふっかけるという伝説をもつもの繋がり。スフィンクスがふっかける問いかけは所謂なぞなぞが有名であるが、ポルドニッツァがどういう類の問いかけをしていたかは不明である。
(アフロディーテ&アルテミス)…他者の精神を狂気へと誘う権能を持つもの繋がり。ポルドニッツァの場合は当然神霊クラスではないため権能と呼べるレベルには及ばないが、元々精霊ポルドニッツァという存在に備え付けられた能力であることに変わりはない。また、神霊サーヴァントと同格ともいかないため、ポルドニッツァはサーヴァント化するにあたりその能力を使用できない場合もある。>>387
マタ・ハリ&メルトリリス&カーリー他インド系サーヴァント
…踊り好きor得意系サーヴァント繋がり。ポルドニッツァは誰かと踊るのが好きなので、彼女たちのような存在はポルドニッツァにとってはありがたく、比較的楽しいテンションで居続けられる。しかし、ポルドニッツァは踊ることにおいて勝る者無しの実力者として語られており、誰が最優かを競うのであれば一切の容赦はしない。
バーソロミュー…単純に変態海賊紳士のメカクレセンサーにヒットした。
【解説】
ポルドニッツァは東欧諸国のスラヴ神話やスラヴ地方の伝承などに登場する精霊である。
と言っても、悪魔や魔女として語られることもしばしばあり、怪物やルサールカのような悪霊などと近しい類の存在として語られ、子どもが無闇に畑に近づかないための戒めとしても扱われた。
実はポルドニッツァは三人姉妹であり、姉と妹を持つ姉妹の真ん中である。
「夜の星」の名を持つノクニツァが長女であり、「朝の星」の名を持つゾーリャが末の妹となっている。
午後の日中の時間帯にポルドニッツァに遭遇すると首が強烈な痛みに襲われるという特徴があり、所謂熱射病の擬人化として人々から、「午後の悪魔」、「午後の魔女」、「ヌーンレイス(午後の亡霊的な意味)」など様々なあだ名で恐れられてきた。
外見的特徴としては、白い服を着た細見で長身の美しい女性というのが基本で大抵は若年であることが多いが、老婆の姿で語られることもある。
その他地域の伝承によっては、赤い服を着ていたり、あついは何も身に纏っていなかったり、髪色まで語られている場合があり、それも黒髪や白髪、赤毛などのバージョンが存在し、実に多種多様のバリエーションが存在する。
ポルドニッツァに関する伝説も様々みられるが、多くの場合夏の昼真っ盛りに畑付近に出現して通りがかる人を呼び止め、質問をし、それに答えられなかったり無視しようしたりすると、彼女はその手に持つ大鎌で首を切り落とす。
彼にもし命が助かっても何らかの病に侵されるとされている。>>388
ロシアなどの地域では、ポルドニッツァはライ麦に関わり深く、手に持つ巨大フライパンで真夏の灼熱の日光からライ麦を守るために日光を反射させたり、開花の時期ではそのフライパンでハーブと一緒にライ麦を日光の反射により燃やしたり焼いたりすることもある。
また、午後の日中にのみ現れるとされる場合もあれば、真夜中にも出現することもあり、暗く見えない中で花の場所を教えることがある一方、一緒に踊ろうと誘い、相手がその誘いに乗ってしまうと夜から明け方まで一晩中踊りに無理矢理付き合せる。>>383
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【元ネタ】史実、戯曲『マクベス』
【CLASS】バーサーカー
【真名】マクベタッド・マク・フィンレック
【異名・別名・表記揺れ】マクベス
【性別】男
【身長・体重】200cm・86kg
【肌色】青白 【髪色】モスグリーン 【瞳色】白(黒白目)
【外見・容姿】胸当てなどの装甲付きの服の上に、王族らしい金刺繍入りのコートを羽織った巨漢。狂化の影響で目や肌が本来のものから変化している。
【地域】スコットランド
【年代】11世紀
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型、王
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:C 幸運:C 宝具:C>>392
【固有スキル】
四大悲劇:A
無辜の怪物の亜種。シェイクスピアの著作のモデルとしてそれに対する信仰の影響を受ける。
リア王、ロミオとジュリエットなどといったシェイクスピアの創作の登場人物の中でも、明確なモデルが存在するマクベスは幻霊に留まることなく、戯曲における己と混ざることによってサーヴァントとして現界する。
二重召喚:B
バーサーカーとアサシン、両方のクラス別スキルを獲得して現界する。極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。
バーサーカー要素は戯曲の影響が強いようだ。
騎乗:C
大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
計略:C
物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。戦闘のイニシアティブ判定において有利な修正を得る。>>393
バーナムの森は動かず:EX
四大悲劇から派生した、一種の因果律。約束された栄枯盛衰。
召喚されてから一定以上の戦果を得るまで、概念的に死ににくくなる。このスキルは「女の股を通らずに生まれた者」であれば影響を受けにくい。
戯曲にて、マクベスがコーダーの領主になると予言した三人の魔女はこう告げた。
「女の股から生まれた者には負けない」「バーナムの森が動かない限りは安泰」
その言葉はまさしく事実であった。
侵攻してきたイングランド軍は枝を隠れ蓑にすることで「動く森」と化しており、 マクベスを討ち取ったファイフ領主マグダフは帝王切開にて──つまりは女の股でないところから──生まれた男であった。>>394
【宝具】
『奪冠を告ぐ血刃(ダンカンズ・デッド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
史実においても戯曲においても、マクベスは当時のスコットランド王ダンカンに下剋上して王に即位した。
この刃は彼の成り上がりの逸話が武器の形で結晶化した宝具である。
史実のダンカン1世が「悪血(イルガラヒ)」と呼ばれていたことから、刀身から染み出る毒素が傷口を介して対象を侵食する。
毒素に侵された状態でマクベスの攻撃を受けた場合は耐久判定を行い、失敗するごとにスキルによるステータスの恩恵をマクベスに奪われる。
『世継を告ぐ銀環(グルオフズ・ハンド)』
ランク:C 種別:対人宝具(自己) レンジ:0 最大補足:1人
史実におけるマクベスの妻グルオフとのペアリング。
スコウシア(スコットランド)で最も高貴な血筋を引くとされる彼女は、戯曲のマクベス夫人とは似ても似つかない存在である。
そんな彼女との愛の証は、史実における賢王となったマクベスの在り方の証でもある。
この宝具がある限り、マクベスは完全な暴走状態に陥ることはなく、非戦闘時であれば狂化の影響を一時的に封じ込め、会話や冷静な思考を可能とさせる。>>396
【解説】
十一世紀スコウシア(スコットランド)王国の王。
先々代の王マルカム二世の次女ドウナダとマリ領主フィンレックの息子。
『破壊王』マルカム二世は、候補者の王族から大長官(モーミュール)らの支持を受けた者を次期王に選び出す従来の形式を廃して長子継承へ移行しようとし、長女ベソックの息子である ダンカン一世へと王位を継承させた。
1039年、イングランドのクヌート王に大敗したダンカンは北に目を向け、マクベスの異父兄であるオークニー伯トールフィンに貢納と納税を要求する。
これを拒否されると王は軍を発したが、道中マクベスの領地を荒らし回り、彼の挙兵を招いた。
トールフィンに敗れたダンカンは同盟相手のダブリン王に援軍を要請し、これを受けた王は西方から略奪を繰り返し進軍する。
マクベスは両者の合流を阻むべくダンカン軍を追撃し、会戦での一騎打ちで両者とも負傷したが、
『悪血(イルガラヒ)』と渾名されるダンカンは 恐らくは血友病であり、より重傷でもあったためにそのまま回復する事なく亡くなった。
大長官らの支持のもと即位した新王マクベスは、国内統治に優れた手腕を振るう。
マクベス法典を定めて司法制度を整備し、コルンバ教会を援護してその支持を得た。
スコウシアで最も高貴な血筋をひく妻グルオフへの気遣いか、彼女が前夫との間になした長男ルーラッハを尊重して高い継承順位を認める器量も見せ、マクベスの治世は十七年に渡る。
王たるマクベスが国元を離れ、ローマ巡礼に赴く事が可能な程に国内は安定していたという。
最後にはイングランドの援助を受けたダンカン一世の私生児『大頭(カンモア)』マルカム、後のマルカム三世にランファナンの戦いで敗北し、討ち取られた。
シェイクスピアの戯曲『マクベス』は、このマクベタッド王をモデルとしている。
こちらでは、野心に取りつかれ王位を簒奪したマクベス将軍が次第に狂気に落ちていく様と、その栄枯盛衰を描いている。>>397
【人物像】
基本的には史実のマクベタッド王の冷静さと度量に満ちた人格で、バーサーカーながら非常に物静か。
しかし、戯曲で野心に突き動かされて王を討ち、自らが王と成りながらも不安などから狂気に侵されていくマクベスの要素を色濃く取り込んでいるため、戦場ではまさに魔獣のごとき暴威となって敵に襲い掛かる。
自らをモデルとした戯曲については思うところがないわけではないようだが、こうして力を得ている以上、いまさら取り消すわけにもいかないとも考えている。
あと、史実での妻グルオフは今でも愛してはいるが、戯曲でのマクベス夫人は正直あまり好きになれないらしい。理由は「人格が別物過ぎてちょっと…」ということだとか。
特技:司法全般、ダメな主君の排除
好きなもの:(史実での)妻、スコッチパイ
嫌いなもの:森
天敵:女の股から生まれなかったもの
願い:シェイクスピアに自分を主人公にした喜劇を書かせる>>398
【一人称】某(それがし) 【二人称】オヌシ 【三人称】アノ者
【セリフ例】
「真名、マクベタッド・マク・フィンレック……。イヤ、"マクベス"ト名乗ルベキカ?」
「今ノ某ニトッテハ、オヌシハダンカンノヨウナモノ。コトゴトク簒奪シヨウゾ!」
「ホムンクルス…、ツマリ女ノ股ヲ通ラズニ生マレタ…。恐ロシイ…!!」
「戯曲ノ妻、キャラ違イスギダロウ」【因縁キャラクター】
ウィリアム・シェイクスピア
自分をモデルに悲劇を書いた男。名作なのは認めるが、もうちょっとジャンルは何とかならなかったのか?とそのあたりはやや不満げ。
新宿特異点で自身をモチーフとした創作幻想が『ラーマのシャドウサーヴァント』という粗雑さで済まされたと聞いたときは、かなりショックを受けていた。
オベロン
自身と同じく、シェイクスピアの創作の影響が強い存在。確証は持てていないが、うさん臭さを感じている。
ジーク、フランケンシュタイン、モードレッド、ジャック・ザ・リッパー
とある世界線で繰り広げられた聖杯大戦で参戦していた、『女の股から生まれなかったもの』
その世界でシェイクスピアを召喚したマスターは本来マクベスを召喚するつもりだったようだが、仮に召喚されていてもかなりの数の天敵がいたことになる。【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】冨田 勢源(トダ セイゲン)
【性別】男性
【身長・体重】163cm・55kg
【外見・容姿】剃髪をした老人。瞳は白く濁り、光が通っていない。
【地域】日本・越前
【年代】戦国時代(16世紀)
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・男性・ヒト科のサーヴァント
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:D+
暗殺者ではないが、武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。
眠り猫スキルにより、自身に戦闘の意思がなければCランク相当となる。>>402
【固有スキル】
心眼(偽):A+
視覚妨害による補正への耐性。
第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知。
眼病を患い、ほとんど盲目となりながらも他流派の達人を圧倒するほどの剣の冴えを保持する。
眠り猫の如し:B
逸話では美濃国の大名 斎藤義龍からの厳命を受け、神道流の達人 梅津某なる剣士との決闘に臨んだとされるが、
仕合前には龍虎の如く猛る梅津に対して、アサシンは牡丹の花の下で眠る猫のように感情が凪いでいたという。
しかし、いざ試合が始まると梅津の体中が血に染まってしまうほどに薪のような短木刀を打ち付けたとされる。
太平の象徴として芸術作品にも用いられる「眠り猫」だが、実は寝ているように見せかけて、いつでも飛びかかれる姿勢をしているとも言われている。
剣士として瞬時に自らを造り替える技術であり、本来は陰陽交差スキルの亜種。
また軽々しく他流仕合を行わないという制約を持ち、マスターからの厳命がない限り決闘を拒絶する。
老練:A
精神が熟達した状態で召喚されたサーヴァントに与えられるスキル。
いかなる状態でも平静を保つと同時に、契約を通じてマスターの精神状態を安定させることができる。
眼病を患い、剃髪して身を引いたアサシンだが、神道流の達人を一撃で下したという逸話から「盲目の剣豪」として評価され、老齢の状態で召喚されている。>>403
【宝具】
『剣轟抜刀・瞠目晴眼(けんごうばっとう・どうもくせいげん)』
ランク:A 種別:対人奥義 レンジ:0〜5 最大捕捉:1人
抜刀の直前、刀の柄を掴んだ瞬間に自らを造り替え、気合術により剣気を増幅させ、抜かずして己を一本目の刀と為す。
相手の気勢を削いだ後に、無双と謳われた小太刀による虎切り──燕返しの源流とも呼ばれる中条流の剣技によって斬り伏せる。
晴眼とは本来ははっきりと見える眼を意味し、盲目の剣豪 冨田セイゲンの名には何の因果か、「晴眼」の字を宛てがう場合が存在する。
眼病を煩い、閉ざされたはずの視界の中でも確かに見えるモノ────即ち、「究極にまで削り落として、それでもなお残る“何か”」を捉えて斬る……盲目という苦難の果てに得た「 」の概念。
天眼の剣士が求めた究極の斬撃、それを一刀/小太刀で行う絶技。
凄まじき剣法ではあるが、必ずしも天眼の剣士が振るう“零の剣”と優劣を競う代物ではない。
アサシンにとっての畢竟たる快刀(解答)がこの形態をとったというだけである。
生前、他流仕合を行わないという制約を持つアサシンがこの奥義を振るうことはついぞ無かった。
『薪の木刀(まきのぼくとう)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:0〜1 最大捕捉:1人
神道流の達人、梅津某との決闘に用いたとされる、皮を巻いた一尺二、三寸の短木刀。
対する梅津は長刀を持った巨漢とされているが、アサシンはリーチの差をものともせずこれに圧勝した。
本来はアサシンの技量によるところだが、逸話が誇張された結果、巨人特攻の特性を帯びるに至っている。>>404
【解説】
戦国時代の剣豪。中条流を修めた小太刀の達人であり、本人は名乗る事は無かったが彼の弟子は冨田流と称した。
朝倉氏に仕えていたが、眼病を患ったため剃髪し、家督を弟の冨田景政に譲ったという。
主君であった朝倉義景の叔父・朝倉成就坊のいる美濃に寄寓していた際に行われた、神道流の達人・梅津某との仕合の逸話が有名である。
梅津は美濃に中条流の小太刀の達人がいると聞き、勢源に仕合を挑むが、中条流は他流仕合を禁じているため、一度はそれを拒んだ。
これに腹を立てた梅津は仕合を拒む勢源に暴言を吐くが、その拍子に「自分は仕合ならば主君であれ容赦はしない」と口にしてしまう。
このことが美濃の国主である斎藤義龍の耳に入り、自身が軽んじられたと感じた義龍は勢源に梅津と仕合を行うように厳命を課した。
流石にこればかりは拒むことが出来なかった勢源は梅津と仕合を行うこととなるが、長さ三尺五寸の長木刀を構えた梅津に対して、
勢源は一尺二、三寸の薪の持ち手に革を巻いたモノを得物として決闘に臨んだ。
龍虎の如く猛る梅津に対して勢源は牡丹の花の下で眠る猫のような悠然とした態度でいたが、
いざ仕合が始まると勢源は気合を掛けて相手の一瞬動きを鈍らせ、一撃で梅津を倒してみせる。
義龍は勢源の見事な技量を見て褒美を与えようと告げるも、もとより望まぬ仕合であった故に勢源はこれを固辞したという。
弟子に一刀流の流祖・伊藤一刀斎の師である鐘捲自斎、東軍流の流祖・川崎鑰之助等がいるとされ、
更にはあの佐々木小次郎も勢源の弟子であったとする説も存在する(勢源の弟子である鐘捲自斎の弟子とも)。>>405
【人物】
家督を弟に譲り、剃髪した後の姿での召喚のため老境に達した落ち着きを持つ。
とはいえ、気が弱いわけでも腑抜けたわけでもなく、口調からはむしろ抜刀後に見せる気性の荒さが滲み出ている。
眼病を患った事で単純な剣技の完成による剣豪への到達を断念し、自らそのものをひとつの剣とし……抜くべき場面で抜き放たれ、斬らぬ場面では何も斬らず、佇まいで持って相手を圧倒する、そんな在り方を体現する。
【台詞】
「はぁ? アレが佐々木小次郎? 俺が眼ェ見えねぇからって莫迦言うんじゃねぇよ。 どうやってあんなデタラメなヤツに剣を教えるってんだ」……佐々木小次郎に対して
「俺が至らず半ばで留まった、空の位まで登りきっちまった阿呆がいるって? なるほど……アレが天元の花、ね」……宮本武蔵に対して
「あれま、花かと思ったら天魔の類だったか……俺の目も存外節穴かね────なんだよ、笑うとこだぜ、今の」……宮本武蔵(水着)に対して
【コンセプト】
宮本伊織に対するライバル的な造形をイメージ。
武蔵の弟子に対しての小次郎の師匠、二刀の燕返しに対しての一刀での零の剣。
【Wikl登録・SS使用】可
「───我が絶技、骨身に染みさせてやろう」
【原典】中東伝承『山の翁』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】"威骨"のハサン
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男性
【身長・体重】210cm・???kg
【肌色】骨【瞳色】橙
【スリーサイズ】肋骨/腰椎/骨盤(いずれも、とても立派な骨格)
【外見・容姿】白い髑髏の仮面に黒いマントを羽織った男...ではない。黒いマントを羽織った、肉も皮もない"屈強な男性の骸骨"
【地域】中東
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・骨
【ステータス】筋力:C 耐久:B+ 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具:C>>407
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
特殊な骨格を霊基の主要要素としている為、完全な無機物ではないが、生物的な気配が薄くなっている他、衝撃を和らげる軟骨により、骨が擦り合わさる音も一切しない。
骨の色を変化させる事で姿を隠蔽する事も可能。【保有スキル】
自己改造(骨):B
自身の肉体に別の要素、特に骨を付属・融合させる適性。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。
威骨のハサンは自己改造の果てに天性の才能を覚醒させ「一部の主要臓器のみを残して他の肉を削ぎ落とし、情報伝達機能を持つ骨で構成した骨格を皮膚や筋肉に変わる主体要素とした骸骨の魔人」へと変貌し、己の「御業」を得た。
骨は鋭い剣や鞭、高速射出される弾丸や針、より強固で分厚い鎧など様々な形状に変化させて戦闘に活用出来るが、短時間に乱用し、消費し過ぎるとステータスが低下してしまう。
消費した骨は魔力と引き換えに形成させるか、時間経過で再生する。
他の生き物の骨や生体鉱物(バイオミネラル)を取り込んで加工し、自分の骨格に取り入れる事も可能。
骨格理解:A
生物の骨格構造を正確に把握している事を現す。人体理解をより専門的にしたスキル。
関節や骨格の脆い部分を極めて正確に狙い、致命的な損傷を与える事を可能とする。
被攻撃時には被ダメージを減少させる。
整体・整骨技術として活用する事も可能。
また、自分自身が"骨格"であるアサシンの場合、より精密に骨を操る際にも補正を得られる。
分割思考(暗殺):C+
思考中枢を複数に分割し、高速かつ並列的に動かす技術。
情報処理能力が向上し、戦闘においては演算による未来予測を可能にする。
アサシンの場合、先祖返り的に習得した異能。
正式な訓練を受けていない為、活用出来るタイミングは限られているが、暗殺教団の長として磨き上げられた殺人思考技術は恐るべき武器となる。>>409
【宝具】
「───命脈を絶て」
『塵想散骨(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10人
骸骨の魔人と化したアサシンが骨身を削りて習得した、骨に刻みし暗殺の業、骨格操作能力の真骨頂。
使用時には先端が鋭く尖った「骨の触手」を構成し、攻撃対象へと伸ばす。これは一度に何本も生やす事ができる。
対象に突き刺さった「骨の触手」は体内に潜り込み、骨に接続。接続された骨は"アサシンの骨格操作能力"の対象となる。
基本的に対象の骨の形状を"ヤマアラシの様に四方八方に棘を隆起させる"事で体内を引き裂き、大きなダメージを与えるといった形で攻撃を行う。
操作範囲は然程広くないが、肋骨付近に突き刺されば心臓や肺が致命的な損傷を受けまず即死。頭蓋骨の場合も同様。手足は致命傷になり辛いが、骨を滅茶苦茶に変形される都合上、治療も難しくなり、当分は使い物にならなくなる事は確実。
これは呪術というよりも特殊な骨細胞を持つアサシンの"生態"に近い能力である為、対魔力などでは防げない。
骨に接続されない体表の強度を持つか、骨そのものに神秘が宿っているかどうかなどの要素で軽減可能。
高度な幻想種などの場合、骨に接続出来ても骨そのものの神秘が強すぎて操作対象外になる可能性があり、混血の類にも効き辛くなる。
【Weapon】
『骨刀(アズム)』
ハサンであるが、ダークは持たない。
自分の骨を刃や弾丸状に変形させ、高速で射出して攻撃する。>>410
【解説】
イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」
山の翁は歴代19人いるとされ、その全てが開祖「ハサン・サッバーハ」の名前を継承している。
彼らはそれぞれが特別な技を極めた達人であり、その秘技に応じて「○○のハサン」という通称で呼ばれることもある。
"威骨"の通称で呼ばれたこのハサンは肉を削ぎ落とし、骸骨の魔人へと変貌した鬼才の持ち主であった。
暗殺教団に入団する前の彼の経歴はこうである。
特殊な骨異形成症らしき症状を示して生まれて来た"彼"は、成長不全と異形の骨格からなる奇形を疎まれて故郷を追われ、各地を転々としながら隠れ潜む様に生活していた。
骨が軋む痛みに耐えながら日々の糧を盗み取り命を繋ぐ毎日。
だがある日、町外れで盗賊達の抗争に巻き込まれ、暴行を受けた事で生死の境を彷徨う。
しかし、生命の危機に"彼"が先天的に持っていた異能が覚醒。異常な思考速度と身体の内側から生じた凶器...鋭敏なる"骨の剣"を振り回して盗賊集団を撃退するどころか殲滅する。
その後、盗賊集団を追っていた暗殺教団に確保された"彼"はそこで自分の出自を知ることとなる。
とある魔術組織の分派を源流とする"はぐれ錬金術師"。その中でも「自らの体内でのみで動作する魔力を産む」特殊な体細胞を持ち合わせる希少種。
穴蔵より這い出て、破滅を回避する解に至る事もなく、死に絶えし者たち、その生存個体である。>>411
己の異能を自覚し、暗殺教団の一員として修行に励み、骨格操作能力に磨きを掛ける内に「肉体は骨を操る枷に過ぎない」という解答に至り、中東呪術による肉体改造を決行。
結果、特殊な骨細胞を皮膚や筋肉の代替としつつ、頑強かつ柔軟な骨格を持つ「骨の魔人」として新生。
新たなる身体を得た事で極まった骨格操作技術を御業(ザバーニーヤ)と認められた事により、教団のトップに着任。
顔を剥ぐまでも無く、髑髏を己の素顔とした男は数秒先の未来をも演算する思考能力と骨を凶器とする技術で多くの暗殺を成し遂げた。
全身の骨が変形し、肉体が引き裂かれた無惨なる変死体は罪深き者どもに多大な恐怖を齎したという。
最期は老化と骨格の酷使により、骨形成能力が劣化した為、未来予知能力を活用してやるべき事後処理を終えた後に、逃れられぬ「生命の終わり」を受け入れ、首を断たれた。>>412
【人物・性格】
動く骸骨の魔人。血の通わぬ死神じみた風貌であるが、思いの外口数は多く、丁寧な口調で話す。
お喋り骸骨。
何かと「骨」に絡めた表現を使うのも特徴。
マスターに対しては非常に忠実。暗殺の専門家として状況に応じた献策をしつつも、司令(オーダー)を聞き入れて迅速に任務を遂行する。気骨な男。
かの"穴蔵"との関係については自分は逸れも逸れであり、異能のルーツであると認識はしているが、さして関わろうという気はない。
だが、そこから生じた存在としての"さが"なのか「世界の破滅」には敏感な面がある。
その様な事態を引き起こしかねない陣営には露骨に警戒を強め、大ごとになる前に排除しようと試みる。「英雄なんて碌なモノじゃないわ」
【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】プリテンダー
【真名】デーイアネイラ
【性別】女
【身長・体重】148cm・38kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:D 魔力:B 幸運:A 宝具:A
【クラス別スキル】
復讐者:A
忘却補正:A
自己回復(魔力):A
狂化:EX>>415
【保有スキル】
対英雄:C
大英雄ヘラクレスの死因となった女として、英雄に対する優位性を発揮する。英雄の剣が、心が、僅かに鈍る。
フェロモン:B
男女の区別なく警戒心を溶かし、好意を引き寄せる魅力。ある諜報員とは異なり、デーイアネイラはこれに振り回された。
豊穣の角:B
コルヌコピア。このように呼ばれる器物は複数あり、原典によっては宝具として編み出されるが、デーイアネイラの有するそれは、河神アケローオスの角である。
苦毒のトゥニカ:EX
デーイアネイラが自ら着ている肌着。ヒュドラの毒が塗り込まれたあの肌着。自責の念は毒の痛苦を上回り、かの毒が不死身を苦しめた逸話が、彼女に偽の不死性を与える。
【宝具】
『愛憎深き毒の沼 (レルネー・デーイアネイラ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:50
こんこんと湧き出でるヒュドラの毒。大地を腐らせ、瞬く間に不浄の沼へと変える恐るべき滅死の呪毒。
宝具発動中、デーイアネイラは沼の中心にあるため一切の行動不能に陥るが決して死ぬことはない。そして、デーイアネイラがその毒を媚薬と信じていたがために、毒の沼は奇妙な魅惑の引力さえも持ち合わせている。>>416
【Weapon】
『豊穣の角』
確かに角に見える。
『トゥニカ』
凡庸なデーイアネイラが、本当に毒に耐えられるだろうか?
【解説】
カリュドーンの王女。ヘラクレスの三番目の妻。その名は、「夫を殺めし者」を意味する。
少女時代に、河神アケローオスに求愛されたが、父の意向で婿候補となったヘラクレスが、アケローオスと争い勝利したことでヘラクレスの妻に収まった。この時、アケローオスは角を折られたとされている。
その後、ある渡河にあって、渡し守のケンタウロス、ネッソスに襲われかけたが、ヘラクレスの放った毒矢によって事なきを得る。このとき、瀕死のネッソスは、自身の血は媚薬となると、デーイアネイラに語った。
やがて時は経ち、英雄色を好むとはいえ、ヘラクレスはイオレーという王女に恋慕した。少なくとも、デーイアネイラはそのように聞いた。そこで、ネッソスの血を、媚薬と信じて、トゥニカに塗り込みヘラクレスに届けさせた。当然、ネッソスの血は、ヘラクレスの放った毒矢に侵された代物、すなわち、ヒュドラの毒である。ヘラクレスは無限の苦しみに耐えかねて自身を火葬し、それを聞いたデーイアネイラもまた首をくくった。
女は、憎悪と後悔と絶望に侵された、自責の毒で霊基を編み上げた。>>417
【真名解毒】
「碌でなしの英雄さん?怪物退治のお時間よ?」
真名:ヒュドラ。
首塚に封じられた完全なる不死のヒュドラが、なんらかの歪みにより聖杯を手に入れた。そして、ヘラクレスへの復讐を願ったが故に生まれたアヴェンジャークラスを内包するプリテンダーである。
豊穣の角は、擬態した完全なる不死の首が目を閉じた姿である。デーイアネイラの不死性は、ヒュドラであるが故のモノである。
人格は完全にデーイアネイラのモノであり、至上命題、存在意義だけがヘラクレスへの復讐というヒュドラのモノ。本来のデーイアネイラであれば、それはネッソスへの復讐であったかもしれないが、真偽のほどは定かでない。
【因縁】
ヘラクレス:
殺.すべき相手。愛すべき相手。憎むべき相手。恋すべき相手。狂化の影響もあり、ただのヤンデレと化している気がしないでもない。
ネッソス:
顔も見たくない相手。
リカース:
伝令使。ヘラクレスにトゥニカを届け、巻き込まれた男。気まずい相手。
ゴルゴーン:
復讐の蛇神。似通った性質と考え、女友達と思っている。
アンドロメダ:
英雄の妻、その代名詞。夫の御先祖様でもある。あまり会いたくないが、無碍にもできない。
【wiki登録】可【元ネタ】ナルト叙事詩
【CLASS】ライダー
【真名】ソスラン
【異名・別名・表記揺れ】ソスリュコ、ソスリコ
【性別】男
【身長・体重】200cm・90kg
【肌色】白 【髪色】金【瞳色】青
【外見・容姿】鎧を身にまとった大男、肩に少女を載せている
【地域】コーカサス地方
【年代】神代
【属性】混沌・善
【天地人属性】天
【その他属性】愛する者、巨人
【ステータス】筋力:A 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:B
騎乗:A
神性:C 羊飼いが孕ませた石を鍛冶神が割って生み出した。いわば半神。>>420
【宝具】
『堅固なるは我が肢体(クルダレゴン・サタナ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
鍛冶神によって鍛えられ、豊穣の母神に育てられた彼の肉体はほぼ無敵に近い。
ただ鍛えきれなかった膝のみを除いては。
生まれながらの無敵の肉体に加え、冥界の旅で不死性を手にしたために
そのしぶとさは並外れているが、桁外れに巨大な相手や神性A以上の敵に
対しては防御力がいくらか落ちてしまう。
ちなみに弱点を露出する必要が無いという大きなメリットがあるが、
後述の宝具のためにそのメリットは薄い。
『死出の旅さえ我らが道程(ドゥルドゥル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
海神の娘が精霊の騎馬との間に産んだ神馬。
ソスリコと死の世界を巡ったため、その走破力と不死性は極めて高い。>>421
『冥府より運ぶ愛の証左(アザ・バイラス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:
太陽神の娘アツィルフスとの婚姻の条件として出された、傷を癒す伝説の葉。
彼は冥界を旅してこれを手に入れ、アツィルフスと住む城の四隅に植えた。
真名解放によって木を生み出し、そこから葉を採取できるようになる。
ソスランだけに限らず、いかなる者の傷も癒せる万能の傷薬。
『知に絡め取られし力の遺呪(ダイイングエッジ・オブ・ムガラ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:30人
かつて手に負えない巨人ムガラを倒すため、海神に祈って氷漬けにさせ、自害を迫った。
ムガラは『私は自分の剃刀でしか死ぬことができない。持ってきてくれ』と言ったが、
これを怪しんだソスランは2本の木に挟んで直接触れないように持ってきた。
呪い殺せなかったムガラは観念して死んだが、その間際に『私の脊椎を腰に巻け』
と言った。これも怪しんで木に巻いてみると、木は一瞬で朽ち果てた。
仕方ないので大量の木に巻いて呪いを発散させた後、戦利品とした。
…という逸話から生まれたこの宝具は、先端が刃になった骨の鞭である。
強力な呪いを帯びており、巻き付かれるか斬り付けられれば、そこから朽ちる。>>424
【Weapon】大剣
【解説】
ナルト人で最強の英雄とも呼ばれ、実際凄まじい武勇を持つが、どちらかと言うと
悪知恵が働くタイプ。
彼の生涯は「自分より強い奴らと戦い続ける」というものだったが、その度に
工夫・慎重さ・神頼みを駆使してなんとか生き残ってきた。
好色であり、既に妻がいるのにもう1人を娶ろうと、冥界の旅までしてみせた。
しかし最後は女の恨みを買い、刺客に弱点の膝を切断され、しばらくの間追い掛けるも
転んで逃がしてしまい、そのまま息絶えた。
【人物像】
・ソスラン
比肩する者がまず存在しないほどの英霊でありながら、生前は例外のような連中と
ばかり渡り合ってきたため、油断は決してしない。
女が死因に絡んでいるので、さすがにもう懲りた。いや本当に懲りたんだって。
とはいえ隣に幼女がいるわ炎の車輪が飛び回るわで、まともにナンパもできない現状は
なんとかしたいと思っている。>>426
【一人称】俺【二人称】君/アンタ【三人称】そいつ/そちらさん
【セリフ例】
『ライダー、ソスラン!召喚に応じ参上した!こっちの娘と車輪野郎は気にすんな!』
【因縁キャラクター】
バトラズ
「あん時はギリ引き分けたけど、たぶん次は無理だな!うん、絶対無理!」
サロメ
「ヨカナーン?この車輪が?
…良かったなグルグル野郎!お似合いの美人さんだぞ!じゃ俺帰るから!」
アキレウス
「弱点のハッキリしてる者同士、仲良くやろうぜ!
こっちの神馬は余計な事言わないから、俺の勝ちだな!」
【他クラス適性、変化傾向】
屈指の大英雄バトラズの魔剣と打ち合って引き分けたため、セイバーの適正あり。
ただ搦め手の宝具が使えなくなるので、ライダーの方が良いと本人は思っている。>>414
冒険の最新ネタの取り入れ方がスマート。素晴らしい……【元ネタ】ケルト神話+民間伝承
【CLASS】アルターエゴ
【真名】ダヌー・ディーナ
【異名・別名】妖精女王ダヌー
【性別】女
【身長・体重】170cm・55kg
【外見・容姿】流れるような黒髪を腰まで伸ばした美女。半透明のひらひらとしたドレスを身に纏っているが、戦闘時には収束してケルティックタイツになるという謎機能を有している。
【地域】アイルランド
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型、妖精、王
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:C 宝具:A++>>429
【クラス別スキル】
・騎乗:B
……乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
『英雄妖精』として戦士の側面を有するディーナ・シーとしての彼女は戦馬や戦車を自在に操る。
・対魔力:B
……魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
【固有スキル】
・神性:-
……かつては所持していたが、妖精(ディーナ・シー)の相を得るにあたって破却された。
「悔しくなんかないしー? 特攻刺さらなくなってむしろお得だしー?」とは本人の談。
・英雄妖精:A
……かつてトゥアハ・デ・ダナーンであり、フィアナ騎士団であったディーナ・シーは戦士としての面影を強く残し、騎士としての側面を有する。
勇猛・武芸百般・無窮の武練・妖精魔術等を気分によって取得する。
・妖精眼:C>>430
【宝具】
『在りし日の四至宝(ワンス・アポン・ア・タイム・エリン)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~70 最大捕捉:100
かつてトゥアハ・デ・ダナーンの神々が有した四つの至宝、すなわち運命の石・ダグザの巨釜・ルーの槍・ヌアザの剣を仮想再現・疑似展開する宝具。
運命の石に収束する魔力をダグザの巨釜で増幅し、ルーの槍・ヌアザの剣に注ぎ込むことで真ならざるも真に迫った威力を発揮する。仮想展開故に長時間の運用はできないが、いざとなれば壊れた幻想で豪快に使い潰すこともできる。というか大体そうする。
『妖精たちの夢騎行(ディーナ・シー・タイム)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:30
自らの領域である『ディーナ・シーの妖精国』への門を開く鍵型の宝具。地面に突き立てると一定範囲を妖精国と置換する。
範囲内では配下の妖精騎士団を召喚し、自然を操り傷の治癒もたやすくこなす。ただし長時間の展開は現世の法則を侵し、大きなゆがみを生み出すことに繋がりかねない。
【Weapon】
・妖精銀の槍
軽く、朽ちず、加護を持たぬ鎧をたやすく貫く妖精が鍛えた槍。>>431
【解説】
ケルト神話に登場するトゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)の女神であり、ダグザ、ディアン・ケヒト、リル、ゴヴニュ、ヌアザといった神々を生んだ神母。しかし子供たちの活躍とは裏腹に、彼女自身について語られることは多くない。
紛れもなく古き神々の一柱であり、本来ならばサーヴァントとして召喚されるはずもないが、そこで彼女は一計を案じた。
トゥアハ・デ・ダナーンの神々はミレー族との戦いに敗れた後地下の世界で暮らすこととなり、その中で勢力が衰え、やがて妖精ディーナ・シーへと零落していったとされている。
この伝承を利用し、妖精として自身を定義することでダウンサイジングに成功し、彼女は女神ダヌーではなく妖精の女王ダヌーとして召喚されることを可能とした。
【人物像】
『神々の母』としての立場と責任から解放された開放感から大変にはっちゃけており、元々享楽的な妖精の相とあいまってノリがよくハイテンションな性格になっている。それでいて母としての面倒見の良さも持っており、ちょっと絡みがうざい。
尊大で、気前がよく、面倒見がよい。一方で大変こちらに期待しており、「これぐらい余裕だろ?」と平然ととんでもない無茶ぶりを振ってきたりする。
【一人称】妾【二人称】其方【三人称】あれ、〇〇
【関係人物】
・マナナン・マク・リール
ダーナ神族の一員。記憶と大分違う彼女の様子に戸惑っている。また「与える神」だが、勢いと立場から押し切られて飴ちゃんを押し付けられる。
・クー・フーリン
彼女の子供であるディアン・ケヒトの孫が太陽神ルーであり、その息子であるクー・フーリンは玄孫にあたる。そのためあれこれと構おうとするが、妖精のお節介の恐ろしさを知っている彼からは逃げられている。
・モルガン
・ノクナレア
自身とは異なるありかたの妖精女王たち。出会えたことに大変興奮しており、三人で盛大な夏至祭を開こうと提案している。「ふーん...ボクを楽園の天女(フーリーヤ)と見間違えたのかな?」
「残念。キミは、地獄行きだ」
【原典】中東伝承『山の翁』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】七楽(ならく)のハサン
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女性
【身長・体重】156cm・44kg
【肌色】褐色【髪色】銀【瞳色】橙
【スリーサイズ】81/55/84
【外見・容姿】一部が赤く染まった銀の短髪、怪しげな橙の瞳を光らせる、滑らかな褐色の肌をした快活そうな少女。戦闘時には背中から三対の節足が展開され、頭部から悪魔の角...ではなくとある蟲の顎が突き出し、赤き魔性の脚を顕とした異形と化す
【地域】中東
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・魔性・悪魔・妖精・虫
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:B 宝具:B
https://picrew.me/ja/image_maker/1446612>>433
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
罠(トラップ)による暗殺の達人である"七楽"の場合、気配を現すことすら暗殺の仕込みの一環である事も。
アサシンの奇襲に対応できても安心は出来ない。
彼女を迎撃し、追い詰めたと思っても、誘い込まれたのは自分の方であるかも知れないのだから。
【保有スキル】
他己改造:C
自分や他人の肉体に別の肉体を付属・融合させる人体改造技術。
暗殺教団に伝わる秘奥により、拒絶反応を抑圧した処置を行う事が出来るが、本人曰く「先代と比べたらこのくらいは児戯みたいなものさ。...ボク、自分がどうやって作られたかぜーんぜんわかんないもん」とのこと。
破壊工作:B++
戦闘を行う前、戦闘の準備段階で相手の戦力を削ぎ落とす才能。トラップ、特に"落とし穴"の達人。
進軍前の敵軍に三割近い損害を与えることが可能。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。
二つの宝具を活用し、入念な計画を立てれば、単身で敵軍を殲滅させるという常軌を逸脱した戦果を上げる事すら不可能ではない。>>435
【宝具】
「───蒙昧に惑え」
『幻想七楽(フーリーヤ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:50人
人体改造技術の極みにより作り出された、楽園ならざる地にて舞う、紛い物の天女(フーリーヤ)。
基本的に"ハサン・サッバーハ"が保有する宝具は一つのみであるが「先代のハサンの暗殺道具」として作り出された経歴を持つ"七楽"は例外的に二つの業を宝具として所持する。
その肢体から放たれるあまりにも蟲惑的な、それでいて自然体な魅了は対象の判断能力を麻痺させ、アサシンが如何なる行動を行っても、それが自然な事であるように思い込ませる。
例え深い森の中で一人で居ても、ナイフを持ったまま近づいてきても、初対面のはずなのに貴重な友人の様な態度で接してきても、それに"違和感を抱けない"。
...生命を奪われる直前、などは例外であろうが。
サーヴァントである、という事実すらも判断不可能となるが、あまりにも多くの違和感を誤魔化していると相手に気付かれる可能性も上がる。
アサシンに対して強い警戒心を抱いていれば効果は減少するが、それでも致命的に"一手"を遅らせ得る効果を持つ。>>436
「───無間へと去れ」
『構想陥穽(ザバーニーヤ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:30人
異界を闊歩せし忌まわしき魔神、悪性精霊シャイターンの両脚。
精霊種...星の触覚としての能力の残滓により、脚が触れた部分を起点に壁抜けバグじみた現実テクスチャの綻び、規模こそ違えど"陥穽の終末装置"などといったものと同質な『異界への入り口』を作り出し、現実から異界への不可視の落とし穴へと犠牲者を突き落とす。
ここで言う"異界"とはシャイターンが保有していた妖精領域...固有結界の成れの果てであり、煉獄の業火、硫酸の海、底無しの奈落、生命を絡め取る電撃の網、串刺し引き裂く刃の山などが無秩序に乱立する、万死が蠢く地獄である。
固有結界として現世に展開する事は叶わないが、アサシンはこの破綻領域へと繋がる権限を制御し、恐るべき廃棄路(ダストシューター)へと昇華した。
『入り口』は基本的に地面へと作り出すのだが、空間そのものに対して設置し、近づいたものを飲み込む、相手を蹴り飛ばした瞬間に『入り口』を作り出し、そのまま突き落とすといった事も可能。
これに対抗するには足を踏み外しても復帰できる並外れた身体能力、『入り口』の位置を把握出来る高度な直感・感知スキル、落下後も生還可能な異界に於ける行動能力、現実世界から"外れ落ちない"高い幸運などが必要となる。
なお、レンジ及び最大補足は"落とし穴"として設置した際の最大直径と展開した瞬間に一度に落とせる人数であり、例えば多くの敵兵が傾れ込んでくる直前で使用すればより多くの人間を落とすことが可能>>438
【解説】
イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」。
山の翁は歴代19人いるとされ、その全てが開祖「ハサン・サッバーハ」の名前を継承している。
彼らはそれぞれが特別な技を極めた達人であり、その秘技に応じて「○○のハサン」という通称で呼ばれることもある。
"七楽"の通称で呼ばれたこのハサンは、魅了と陥穽という多彩な"罠"を用いて多くの異端と異教徒を地獄へと墜落させた、恐るべき暗殺者であったという。
───"彼女"の事を語るには、先ずはその"先代"のハサンから語らねばならない。
"先代"..."異植"のハサンは「他者へ人体改造を施し、その性能を大幅に強化する」という御業(ザバーニーヤ)の使い手であり、失敗なく、継ぎ目なく、拒絶反応なく、魔術回路といった神秘すらも増設し、優れた暗殺能力を持つ"道具"を作り出し、それを手駒として操る事で"山の翁"の地位へと登り詰めた男であった。
多くの"道具"を拵え、暗殺教団のトップとして盤石に近い権力を手に入れた"異植"だったが、この男の野心はそれだけでは満たされない。
より優れた、究極の道具を。
謂わば、"第二の御業"である己が技術を注ぎ込んだ最高の暗殺道具を作り出すべく"素材"を求め、"山の翁"の責務の合間に各地を巡っていた。
───そして、とある貧民街で"運命"と邂逅する。
それは99.9%の凡人の眼にはただの死に掛けた、穢らわしい貧民の少女にしか映らないだろう。
だが、御業を体得した到達者である"異植"は"彼女"こそが己が求めていた"素材"であると気付く。
『同化』の起源の持ち主。数多の人体改造に拒絶無く耐え得る、至高の器(からだ)。>>439
半ば攫うように"異植"は"彼女"を保護し、そして己の御業(ザバーニーヤ)の全てを揮った。
溶かし、混ぜ、継ぎ接ぎ、切除し、培養し、置換し、輸血し、投薬し、剥がし、歪曲し、移植し、縫い合わせ、流し込み、砕き、再生させた。
歴代の翁が遺した希少な遺物も惜しみ無く使い、そして完成したのだ「最高の暗殺道具」が。
"道具"は歴代でも狂信的な思想の持ち主であった"異植"の理想通りに働き、多くの任務を成し遂げた。
異端を殺.す異教徒を殺.す敵対組織の所属者を殺.す人ならざる者を殺.す。殺.す、殺.す、殺して、ひたすらに殺した。
その後、"異植"が心身の衰えにより劣化し、初代による断罪が下された後も"道具"は生き続けた。
「自らの技を磨き、教団に尽くせ」という最後の命令に従い、自己研磨の末に単なる起動能力の向上用の部品(パーツ)であったシャイターンの脚の利用法を極め『異界への入り口』を開く御業を体得し、次代の山の翁へと着任した。
...しかし、その時点で"道具"として残された耐用年数はごく僅かであり、数年の任期の後に、肉体の限界を迎え...晩鐘は響いたのであった。>>440
【人物・性格】
外交的、陽気、受動的。
快活とした、健康的でボーイッシュな少女。
饒舌でコミュニケーション能力が高く、気安く、やや馴れ馴れしいが、その態度を不快と感じさせない。
しかし、その本性は暗殺の為に作られた「殺戮機構」であり、必要とあれば一瞬にして自身の意識を"暗殺道具"のものへと切り替え、無慈悲に生命を葬り去る。
殺しに快感を覚える機能は無く、あくまで道具として淡々と殺人を行うが、他者を上手く罠へと嵌める事には喜びを感じている様だ。
自己判断能力もあるが、基本的にはマスターの指示に忠実に動く。
誰であれ殺.すし、如何なる手も使うし、死地であろうと平然と赴く。
自身を道具ではなく、個人として信頼を寄せてくる善良なマスターに対しては、口では甘い、お人好しと苦言を呈するが、悪い気分ではない、満更でもないといった態度を表す。
そういった感情は終始道具として生涯を全うした自身には、まるで向けられた事のないものであったが故。
聖杯に託す願いがあるとすれば「普通の人間として受肉して生きて死ぬ」
これは正確には"七楽"ではなく、その材料となり、肉体も人格も切り刻まれた"誰か"が抱いた願いの残滓でしかない。
道具として生きた人生に悔いはく、"もしも"を夢見ることも浅ましい願望であると理解はしているが、この願いを捨てる事はない。>>441
イメージカラー:蟲惑的な橙と赤
特技:罠作り、穴掘り
好きなもの:先代、誰かを罠に嵌めること、蟻
嫌いなもの:先代
天敵:飛行能力、直感・感知スキル持ちなど罠が効きづらい敵
願い:普通の人間として受肉する
【一人称】ボク【二人称】キミ、お前【三人称】彼/彼女/アイツ
【コメント】
星四サーヴァント。星四モンスター。「警告する。僕の前で家族の話題は避けていただきたい。特に、父上に関しては絶対だ」
「嗚呼、父上(ダビデ)よ見ているか!?お前のせいで非行に堕ちた愚かなアブサロム(俺)を!本当に愛するものならば、非行に堕ちた息子を罰するのも王(父)である貴方の役目でしょう!?!?!?」
【元ネタ】旧約聖書
【CLASS】セイバー/アヴェンジャー
【真名】アブサロム
【異名・別名・表記揺れ】平和の父
【性別】男性
【身長・体重】172cm・56kg
【肌色】白 【髪色】暗い青緑 【瞳色】黒がかった深緑
【外見・容姿】顔立ちは父に似ているが少し中性的であり腰まで届くロングヘアーが特徴のイケメン。ただし、その奥には憎悪と狂気、愛憎が入り混じっている
【地域】古代イスラエル
【年代】紀元前
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:D- 宝具:A>>443
【クラス別スキル】
歪曲∶A
本来呼び出したクラスが強制的に歪められ、別のクラスの特性を付加された証。
引き換えに、元のクラススキルが低下している。
セイバーの場合騎乗が消失しているが、本人は気にしていない
対魔力∶B
復讐者∶D
忘却補正∶A
【固有スキル】
麗しの貴公子∶B
麗しの姫君の男性版。彼は子供達の中でも美しかった。自身に有望な人材を引き寄せる。
カリスマ∶C
軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。稀有な才能。
アブサロムのカリスマは、体制に反抗するときにその真価を発揮する。
頭痛持ち(凶)∶C+
彼の場合、とある事件以降によるストレスによるもの。
慢性的な頭痛持ちのため、精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。
せっかくの芸術の才能も、このスキルがあるため十全には発揮されにくい。また、狂化も含まれており長引くと暴走してしまう恐れがある>>444
【宝具】
『呪い紡がれし闘諍の咎(アーヴォーン)』
ランク:B+++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜12 最大捕捉:1人
とある出来事が原因で呪われた悲劇の具現化。その一端が宝具となったもの。セイバーにおいては魔剣と化している。
対象を攻撃し傷つけばつけるほど攻撃力が上がり、対象を葬れば更に効果が上がり、魔力も回復する。
ただしこの宝具を使用するたび、自身の肉体が蝕まれていき、幸運が削れていく。
『我が父に向けし叛逆の愛憎(リベリオンダヴィデー)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:800 人
生前行うことすらできなかった制圧、そして殺.害の再演。
真名解放と同時に敵対者周辺に無数の悪霊たちが蹂躙し、赤黒い呪詛と炎で敵対者周辺を燃やし尽くし、敵の総大将めがけて呪いの一撃を放つ。>>445
【Weapon】
『呪い紡がれし闘諍の咎(アーヴォーン)』
【解説】
旧約聖書に出てくるダビデの三男であり『平和の父』という異名を持つ。その姿は美しくイスラエル一のイケメンと言われるほど。
そんな彼がなぜ歪んだ思想を持つようになったのは、長兄であり異母兄であるアムノンが、自身の妹であるタマルを穢し、そして捨てたのだ。そんな妹の惨劇を知った彼は、父であるダビデに訴えた。ダビデはアムノンの行為に激怒し咎めたものの、罰することはしなかったのだ。
何故、愚兄を罰さなかったのですか?
何故、奴を、庇うのですか?
父上は、アイツの味方をするのですか!?
この出来事がセイバーが狂う引き金となり、後に復讐を実行を行い彼にとどめを刺したものの、父との関係に亀裂が入ってしまった。その贖罪として母方の故郷に身を寄せることになる。
やがて故郷に帰還したものの、関係は収まらないどころか悪化。そして反逆を起こすことになる。
最初は順調に進んではいたものの、父側の兵士と自身の兵士の歴戦の差や実力など、徐々に押されていき敗走。
自身の最期に関しては皮肉なことに敗走の際に、自分の長い髪が枝に引っかかってしまい『討つな。』と命じられた敵将ヨアブの手で討たれてしまった
このことを知ったダビデは「あの子の代わりに自分が死.ねばよかったのに」と、慟哭するほど後悔している。あの命令を出した意味はやはり父としてけじめを付けるべく自らの手で葬ることだったのか………?>>446
【人物像】
容姿は父に似て髪色は母譲り、髪色を変えれば長髪にした父にそっくりの美青年。自身の美しさは自覚しているもののナルシストではない。中身もイケメンであり普段は好青年だが、彼の地雷に触れると激情し、場合によっては怒りを見せ暴走を起こし、対象を殺しにかかる。
特に自身の父に関してはあたりが強くこじらせており相対するとさらに悪化してしまい、最悪の場合父と話題に出した元凶を息絶えても、原型留めずにしてしまうほど。下手すると、バーサーカーよりも危険なサーヴァントかもしれない
反逆を起こしたのは、富や名声が欲しかったわけではない、チヤホヤされたかったわけでもない。ただ父に罪を償ってほしかったから。言葉でわからないなら行動でわからせるしかないと。それが全ての救済じゃなかったとしても。タマルが心からそれを望まなかったとしても
ちなみに自身の最後に関しては、根に持っているのか気にしており黒歴史なのか語りたがらず、キレる。本人曰く「人の無様な最期を絵にするなんてとんだ不謹慎野郎ですよ!」
好きなもの:妹、美しさを褒められること
嫌いなもの:人を手籠めにして捨てる奴、髪の毛が絡まってしまうこと、父
天敵:ダビデ
願い:タマルの救済(と、そう言っているが、それが本心なのかどうかはわからない)
【一人称】僕(通常)、俺(激情)【二人称】お前【三人称】お前達、○○>>447
【セリフ例】
「アブサロムだ。まず用件を言う。父上はいるか?いるならば、あまり僕に会わせないでほしい」
「報復や叛逆、今までやったことに後悔や反省なんてない。·······ただ、妹の心を救えなかったことが心残りだけどね」
「わからない·····、俺は父上を殺.すことだったのか?もしくは、父上自らに殺されるべきだったのか??自分の死因を変えるべきだったのか?·····誰かを救うべきだったのか?」
【因縁キャラクター】
アムノン∶
憎き異母兄。兄呼びさえしたくないほど嫌悪している
タマルに好意を寄せてることは知ってはいるものの、とはいえそんなひどいことしたなんて今でも許さない
「人を平気で暴行し、そして捨てる愚者に兄とでも言えるのか?」
タマル∶
自分の可愛い妹。そしてかわいそうな妹。彼女のことを聞くと嬉しそうに語るシスコンじみた一面も見せるが、彼女のその後の件に対しては、ただ悲しそうな表情を浮かべ意味深に口を閉ざしている。
「彼女の笑顔を、幸せを守れないなんて僕はお兄ちゃんとして失格だよ」>>448
ダビデ∶
自分が最も尊敬する偉大な王(ひと)であり、そして最も憎む父(ひと)
何故あの時俺を自ら殺さなかったのですか、何故あの時アムノンを庇ったのですか!?
本当に平等に愛するつもりならば、俺を殺.せばよかったのに、ちゃんと厳正な罰を与えればよかったのに、あの時アムノンを厳粛に罰せればよかったのに、
───あのときの罪(過ち)を自身のあらゆる生命すべて捧げて償っていれば、家族みんな不幸にならずにすんだのに
モードレッド∶
直接の絡みや繋がりはないものの、
・父が九偉人の一人
・父を尊敬(あい)し、憎んだ
・(経緯が違うとはいえ)叛逆を起こした
などの共通点を持つ
【コメント】
名前の割に全然平和じゃない正統派イケメン
コンセプトはデレ期のない闇深モーさん
wiki登録可能【元ネタ】インド神話、史実(フランス・15-6世紀)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ムシカ[バルトロネ・シャスネ]
【性別】男性
【身長・体重】167cm・65kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A+ 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
二節以下の詠唱による魔術を無効化する
大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。>>450
【保有スキル】
神性:E
元ガンダルヴァ、また神の乗騎としての神霊適性。
疑似サーヴァントとしての現界のため、本来より低下している。
扇動:B+
大衆・市民を導く能力。
依り代が持つ法学者・弁護人としての弁舌・論述能力、および
無知雑念の鼠(群衆)を制する神(ガネーシャ)の属性の片鱗。
天上の調べ:C
ガンダルヴァとして具えていた奏楽能力。
鼠姿では困難であったが、疑似サーヴァントとして人型をとった事により
かつての能力を取り戻している ……ブランクによる劣化は否めないが。
効果的に用いるならば、扇動スキルの効果を大きく増す事が可能。
象を運ぶ鼠:A
星の開拓者とはまた異なる“不可能を実現する”特性。
文明・種族を進歩させるものではなく、個人的な事象に限定される。>>452
【解説(ムシカ)】
聖仙(リシ)の呪いにより鼠姿に変えられた元ガンダルヴァ、
悪戯が過ぎてガネーシャ神に捕らえられ乗騎(ヴァーハナ)にされた存在。
【解説(バルトロネ・シャスネ)】
16世紀フランスの法学者バルトロネ・シャスネ
(バルテルミ・ド・シャスヌーズ、カッサネウス・ベルタラン)。
鼠を弁護し事実上の無罪を勝ち取ったことで大いに名をあげ、
鼠のムシカの依代となる疑似サーヴァントとして現界した。
各地で穀物を食い荒らして大損害を与えた、と鼠が起訴された。
しかし、なんということか、被告の鼠たちは法廷に現れなかった。
シャスネは主張する。彼らは市・町・村を頻繁に移動する、
法廷への召喚状を受け取る事が叶わなかったと考えるのが妥当であろう。
だが、仮に、受け取っていたとしてみようか。出廷できるものだろうか。
道中の護衛もつけることなく、猫の恐怖に耐えてこの場に現れる事が。>>453
召喚上の不備(法廷側の落ち度)、
そして自衛上の正当な恐怖による止むを得ない欠席。
結局、鼠の罪は罰せられる事無く終わった。
いわゆる『動物裁判』最初の記録は13世紀半ばの北フランス、
16・7世紀に最盛を迎え、ごく真剣に訴え・弁護・裁定が行われた。
親豚は人を殺したが子豚は血に塗れていても殺害に関与した証が無い、
と親豚が絞首刑執行人に吊るされる一方で子豚は無罪放免になるなど、
たいへん真っ当… かはともかく真面目な裁きが行われていたものだ。
なお『動物裁判』の根本は人に動物を治める権利を認めた聖書への違背、
また聖書が定めている所の、それに対する罰である。別に当時の人々が
人と動物の扱いをごっちゃにしていたのではないし、動物に対して
理性と責任能力を認めた上の『裁判』をしていたのでは全くないという。【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【他クラス適性】ライダー、キャスター
【真名】アッシュールバニパル
【異名・別名・表記揺れ】アッシュルバニパル、アッシュール・バニ・アプリ
【性別】男性
【身長・体重】167cm・57kg
【外見・容姿】
深紅の瞳の中性的な容貌の美男子、髪型は金メッシュの入った黒髪を肩まで伸ばしており、中性的な容貌も相まって女装すれば女性と間違えられるほど。
肉体的には最初のエジプト遠征を行った十代後半の姿。
金細工が散りばめられた豪奢な古代オリエント風の衣装を着ている。
【地域】中東、新アッシリア帝国
【年代】紀元前7世紀
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・ 王
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:A 宝具:A++【クラス特性】
単独行動:C
対魔力:C
騎乗:A
【固有スキル】
神の代理人:A+
古代アッシリアに於いて人間の王は真の王であるアッシュール神の代理というイデオロギーに由来する特殊スキル。
アッシュール神に由来する宝具を持ち込むことが可能。
カリスマ:A
大軍団を指揮する天性の才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
獣殺し:B
魔獣や野生生物に対する特効効果を示すスキル。獣の性質をよく知るアーチャーは、獣の殺し方を知っている。【宝具】
『嗜虐王の叡知(ナブー・アヒ・エリバ)』
ランク:E~A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
由来:ニネヴェの大図書館
見た目はアーチャーの周囲を取り巻くように展開された楔形文字の刻まれた光の板。
人類のあらゆる叡知を収めたニネヴェの大図書館と接続し収蔵されている万を超える粘土板を召喚、その知識や技術を自らの霊基に刻み込み自身のスキルとして使用する。
アーチャーの場合、収蔵されている粘土板を矢に変換して放つことが可能。
日食の記録であれば周囲を暗闇に、攻城戦の記録であれば矢が破城槌の如く巨大化など、粘土板の内容に応じた効果を発揮する。但し一度矢にした粘土板は失われる。
なお、ギルガメッシュ叙事詩だけは厳重にロックが掛けられており取り出すことが出来ないようになっている。
また、図書館内には『神代禁呪書庫アサルヒヒ』と言う神代の魔術が記された粘土板を収蔵した領域が存在するがアーチャーの霊基ではアクセス出来ない。
『荒天の神弓(イムフル)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:60 最大捕捉:10人
暴風を宿すアッシュールの神弓。
風を思わせる紋様が刻まれている以外には装飾等は無く実用的な形状の長弓。
番えた矢に風を纏わせ、矢の飛距離、精度、威力を向上させる。
ただ振り回すだけでも台風並みの突風が発生する。『天地創世す颶風の箭(エヌマ・エリシュ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
由来:マルドゥク神がティアマトを射.殺.した伝説。
アーチャーの最大最強の切り札、一度限りの第三宝具。
『嗜虐王の叡知』内の創世叙事詩の記された粘土板を全てを英雄王の所有する乖離剣エアに酷似した巨大な矢に変化させ『荒天の神弓』に番えて放つ。
創世叙事詩を矢として放つ宝具故にその真名はエヌマ・エリシュ。
回転する円錐形の鏃に空気を取り込み圧縮、着弾と同時に圧縮した空気を解放し荒れ狂う暴風による破壊を齎す。
原初の海の女神ティアマトを屠った逸話から海神そのものや海神に由来する神性を有するモノに絶大な威力を発揮する。
【Weapon】
『無銘:チャリオット』
『憤怒の蛇頭獣(ムシュフシュ)』
アーチャーのチャリオットを牽く蛇頭の幻想種、神々の随獣として知られる神獣ムシュフシュ。
厳密には宝具ではなく、アッシュールバニパルを示す武装の一つ。【解説】
当時世界最大の帝国だった新アッシリア帝国に君臨した帝王、新アッシリアの黄金期最後の王。
アッシリア美術の最高傑作と名高い獅子狩りのレリーフやアッシュールバニパルの図書館の建設で知られる。
アッシュールバニパルは父であるアッシリア王エサルハドンにより13歳で王太子に指名され、16歳で王位を継承しアッシリア王になる。
王となったアッシュールバニパルはエジプトへの遠征を皮切りに二度のエラム遠征など各地へ遠征を行い、徹底的な破壊と虐殺により敵対勢力にアッシリアへの恐怖を植え付けた。
治世17年目にはアッシュールバニパルの兄でバビロン王のシャマシュ・シュム・ウキンの反乱が起きるがアッシュールバニパルはバビロンを包囲しシャマシュ・シュム・ウキンを死に追いやった。
しかし度重なる反乱や遠征により帝国は疲弊していき治世末期にはアッシュールバニパルと言う圧倒的な王の存在でなんとか国を維持しているというのが現状だった。
そして紀元前631年、偉大な王の死と共に帝国の黄金期は終わりを告げた。
『アッシュール神』
古・中アッシリアの首都であった都市アッシュールが神格化された神。
アッシリアではアッシュール神こそが真の王であり人間の王は神の代理に過ぎないと考えられていた。
また、アッシュール神はエンリルやマルドゥクとも融合・同一視されているため、アッシュールバニパルはマルドゥクの伝説に由来する宝具を持ち込むことが可能なのである。【人物・性格】
嗜虐的だが明朗快活な俺様系、学問を愛する文化人。
知識欲と好奇心の塊であり、学術論文からスーパーのチラシまで文字の書いてあるものなら何であれ一度は目を通さなければ気がすまない読書狂。
粘土板文書を手に入れるためなら略奪も辞さないほどの熱心なコレクターとして恐れられていた。
但し文書一辺倒の人物と言う訳ではなく獅子狩りのレリーフに描かれているように、戦車を駆り、弓や槍でライオンを仕留める勇敢で屈強な戦士としての一面もある。
また、敵対者には一切の容赦無く殺戮する苛烈さを合わせ持ち実の兄だろうと敵対者であるならば躊躇いなく始末する。
イメージカラー:深紅
特技:獅子狩り
好きなもの:文書、学問、タブレット端末
嫌いなもの:反乱、戦争(自身に歯向かう者がいるという事実)
天敵:強いて言うならギルガメッシュ
願い:特に無し
【一人称】余、オレ 【二人称】お前、アンタ、○○(呼び捨て) 【三人称】お前ら、彼、彼女、○○(呼び捨て)
【因縁キャラ】
ギルガメッシュ:ギルガメッシュ叙事詩は何度も読み返した、よく知るからこそ戦いたくない相手。
エンヘドゥアンナ:イシュタル(イナンナ)の神官であり作家、彼女の書いたイシュタルの二次創作神話を何としてでも読もうとしている。
サルダナパロス:アッシュールバニパルの別名とされることもある人物「オレとあんな奴を一緒にするな」公式にいる鯖と同じ題材でも公式とは違う解釈も見れてとても見ていて楽しい
>>401
追記事項
wikiでの項目名は「マクベス」でお願いします【霊衣開放】
「私、こう見えて負傷兵の手当てとかしたことあるのよ?」
【霊衣名】保健室の女帝
【サーヴァント名】サラ・ベルナール>>147
【フレーバーテキスト】劇場の女帝が袖を通せばただの白衣が煌めく衣装に早変わり。
【外見・容姿】銀色フレームの眼鏡をかけ、ベージュのセーターの上に白衣を着ている。
【コメント】
養護教諭のサラ・ベルナールさん。
別クラスで作るほどではないので霊衣にしてみました。【元ネタ】第一王朝の王印章
【CLASS】アーチャー
【真名】メルネイト
【異名・別名・表記揺れ】メリトネイト
【性別】女
【身長・体重】171cm・65kg
【肌色】褐色 【髪色】黒 【瞳色】青
【スリーサイズ】B93 W65 H92
【外見・容姿】長髪を髪飾りでまとめている。黄金の装飾は少なく、象牙の首飾りと獅子の皮の服を纏っている。
【地域】エジプト
【年代】第一王朝期
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】なし
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:A 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:A
単独行動:B
神性:B 狩猟、軍事、家事の神にして母神ともされるネイト神の強い加護を受けている。>>465
【宝具】
『猟神の矢は波濤の如く(シェセト・ネイト)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
狩猟の神であり水神でもあるネイトの加護を受けた彼女は、水を強力な矢として放つことができる。
ただの水も触れるだけで矢にできるが、魔力を消費して水を生成する事も可能。
微細な飛沫を針にして放ったり、大量の水を圧縮して強烈な一撃にするなど、応用も効く。
『原初の水、万魔の母(ムト・ヌン・ケト・ネベト)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:100人
原初の水からセベクやアポピスといった怪物を生み出したネイト神の力。
魔物を大量に産み出し操ることができるが、キャスタークラスでない事もあって魔力の消費は激しい。
『永遠なる蛇の葡萄酒(ジェト・イレプ)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
彼女の墓から大量に出土したワインは、液体の状態を保っていたという。
それは神代の魔術を溜め込んだ至高の美酒だったための現象であり、不純物が混じっていなければ永遠の鮮度を保っていただろう。
夫である永遠(ジェト)の名を冠したこの酒を飲む事で、毒や精神干渉を消し去る事ができる。
また、効果中は再生力と集中力が極めて向上する。>>467
【解説】
エジプト第一王朝の王妃であり摂政。『エジプト最初の女王』とも呼ばれる。
息子の代わりに政治を執り行っていたが、王印章の中にその名が記されており、ファラオであってファラオでないという独特の立ち位置にいる。
その権勢は間違いなくファラオに匹敵しており、それを示すように同時代のファラオと同等の墓に埋葬されていた。
【人物像】
内政の細やかな巧みさに反して、豪快で快活。
仕事のストレスは酒と狩りでこまめに発散させていたため、女王らしからぬ無邪気さを残している。
望まれれば女王らしい態度も取るが、よほど真剣にお願いしないとすぐ飽きる。
英霊としてのスタンスは、『ファラオとしての再誕を迎えられなかったのは残念だが、それならそれで楽しませてもらう』というもの。
そのためファラオらしく振る舞うのは意図的に避けており、1人の狩人としてマスターに従う。
だが無関係の者が巻き込まれるのはよしとせず、邪悪なマスターに対しては表面上従いつつ、隙を見て殺そうとする。
それとは逆に、自ら聖杯戦争へ参加した者は誰であっても殺す。>>468
特技:内政、的当て、飲み比べ
好きなもの:狩り、酒
嫌いなもの:国の秩序を乱す者、辛気臭い雰囲気
天敵:無し
願い:また狩りをしたい。
この願いは聖杯戦争に参加できた時点で叶っているため、聖杯に願うのは受肉。
受肉した後は現世観光をしつつ狩りで生活しようと考えている。
【一人称】私/あたし【二人称】あなた/キミ【三人称】彼・彼女/あの子
【セリフ例】
「アーチャー、メルネイト。ファラオたるこの私を呼んだからには、無様を晒す事は許しません。
…みたいな感じでどうですか!あっいや本気で畏まられても困る、困ります!」
「船を用意しました!ほら早く乗りなさい!
2人でババーっと行ってビュビューっとマスター全滅させれば勝ちですよ!」>>469
【因縁キャラクター】
オジマンディアス
「うわ、すごい偉そうだ!あたしの方がはるかに先輩なのに!
いやまぁ…今となっちゃファラオのつもりも無いし、別にいいんだけどさぁ!」
ニトクリス
「あ、その名前!あたしと同じネイト神に由来してるんだっけ!
ネイト神の加護を持つ者どうし…え?ホルス神?
…なんか釈然としないんですけど!」
クレオパトラ
「ん~と、そうですね。私から言うとすれば、『お疲れ様』。それくらいかな?
あっ、あと美脚の秘訣を…」
その他ファラオ
「おや、ファラオなんですか、キミたち。
よしよし、古きエジプトの女王としてサインのひとつでも書いてあげましょう!
…ああもう動かないで!ヒエログリフがズレちゃうでしょ!」
【他クラス適性、変化傾向】
キャスター、ライダーの素質あり。
キャスターの場合、ネイト神の化身としての側面が強く出る。主要宝具になるのは魔物召喚。
ライダーの場合、ファラオとしての側面が強く出る。主要宝具となる太陽船も強化される。【元ネタ】アーサー王伝説、イギリス妖精史
【CLASS】ルーラー
【真名】ファータ・モルガーナ
【異名・別名・表記揺れ】モルガン・ル・フェ、妖精女王モルガン
【性別】女
【身長・体重】170cm・56kg
【外見・容姿】基本的に異聞帯のモルガンと同じ容姿だが、赤と銀がベースのドレスに身を包み、彼女と酷似した八人の妹たちを引き連れている。
【地域】ブリテン
【属性】中庸・悪
【天地人属性】地
【その他属性】妖精、王、人型
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:A 宝具:EX>>471
【クラス別スキル】
・真名看破(妖精):A+
……直接遭遇したサーヴァントの真名とステータスが自動的に明かされる。自身の妖精眼と併せることで偽装・隠蔽スキルを無効化することも可能となっている。
・神明裁決:B
……聖杯戦争に参加したサーヴァントに対して、令呪を2回を行使できる。
・対魔力:A+
……Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
・道具作成:B
・陣地作成:B
【固有スキル】
・妖精女王:A
……林檎の島としてのアヴァロンの女王であることを示すスキル。全て遠き理想郷の側面の一つであり、妖精郷としてのアヴァロンの支配者が彼女という存在である。
・泉の加護:D
……泉の乙女・ヴィヴィアンとしての側面を示すスキル。妖精女王としての相が強く出ている現在は低ランク化している。
・妖精魔術:A
……通常の魔術とは体系の異なる妖精の魔術。傷を癒すことも、また呪うことも呼吸のように当然に行う。
・同行従者:-
……独立した従者を伴って召喚されるスキル。従者が消えても自身は消えないが、自身が消えれば従者も消える。
後述する宝具に統合され、スキルとしては消滅している。>>472
【宝具】
『楽園の九姉妹(アヴァローナ・ナイン・シスターズ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:9
常時発動型宝具。本来は自身の妹たちである八人の魔女妖精・モロノエー、マゾエー、グリテン、グリトネーア、グリートン、テュロノエー、ティーテン、ティートンを一時的に召喚する宝具だが、彼女は前述の同行従者スキルを使い潰すことで彼女らを常時顕現できるようにしている。
妹たちはそれぞれ異なるクラス適性を持つサーヴァント級の使い魔となっており、独立した意思をもって活動することができる。性格にはばらつきはあるが八人全員が長姉たるモルガンを慕っており、結束は固い。
『久遠に閉ざす理想郷(タワー・オブ・アヴァロン)』
ランク:EX 種別:封印宝具 レンジ:1~10 最大補足:10
姉妹たちと共に描いた五芒星を陣として、範囲内にアヴァロン、そしてマーリンを幽閉した塔を再現する。囚われた対象は空間ごと現世と一切の繋がりを断たれ、永久の牢獄へと囚われる。
宝具が発動すると陣の中には花が咲き乱れ、どのような暗闇・地獄であろうと暖かな陽差しが差し込む。……そして直後に塔が落ちてきて、対象を圧し潰しつつ内部へと閉じ込める。
【Weapon】
・王笏
女王としての権能を示す妖精銀製のロッド。魔術の触媒としても扱われる。>>473
【解説】
モルガンがブリテン国を得るという執着を持つことなく、ブリテン島の神秘の化身・楽園の妖精としての役割を全うし、林檎の島・妖精郷アヴァロンへと帰還した妖精女王としてのモルガン・ル・フェ。あるいはこの彼女こそがモルガンの本来辿るべき姿であったのかもしれない。
人と妖精のハイブリッドだが妖精女王に就任したことで妖精の相が強くなっており、また妖精郷が現世から切り離されて久しいため汎人類史に対しての興味はあまり持っていない。
戦闘においては九姉妹の司令塔として連携を統制し、自身も強大な妖精魔術を持って戦う。また魔術触媒としてカリバーンを仮想召喚することも可能。
【人物像】
尊大・厳格・ひねくれものと良くも悪くも妖精らしからぬ性格。冷酷無比に、気まぐれに暴虐を振るう暴君のように振舞うが、水面下では策略を巡らせて事態を望む方向へ誘導する冷酷な策略家。
一方で手放しに称賛されるとひっそり調子に乗り、わざわざ妹たちを常時現界できるようにしていることからもわかるように身内に対しては甘い一面がある。また妹たちという支持者・理解者が身近にいるため、異聞帯のモルガンよりも幾分か「わかりやすい」性格になっている。
【因縁キャラクター】
・モルガン(汎人類史)
「こういう私もあるか」と否定も肯定もしない。ただ、アルトリアのコピーを作ろうとしたことにはドン引きしている。
・モルガン(異聞帯)
「こんな私がいたのか」と否定も肯定もしない。ただそのわかりにく過ぎる愛情表現はちょっとどうなの? と突っ込みを入れている。
・アルトリア・ペンドラゴン
彼女と対立する事はなく、致命傷を負った彼女を看取り、アヴァロンへと送り届けた。故に負の感情はないはずだが、なんか顔を見てるとむくむくと盛り上がってくる感情がある。
・キャスター・アルトリア
彼女からすれば「なにこれ」な存在。その上謎のオベロン魔術を使う彼女をしばらく眺めた後、鼻で笑った。【元ネタ】『吸血鬼ドラキュラ』
【CLASS】キャスター
【真名】ドラキュラ
【性別】男
【身長・体重】185cm・76kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】赤みがかった黒
【外見・容姿】
オールバックの髪 筋肉質の肉体 タキシードの上からマントを羽織る 顔はどう見てもベラ・ルゴシ
【地域】トランシルヴァニア
【年代】1890年
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:B 耐久:A 敏捷:B 魔力:A 幸運:C 宝具:EX>>476
【宝具】
『吸血の伝説(レジェンド・オブ・ヴァンパイア)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
常時発動型の宝具。
『吸血鬼』という存在の象徴として、世界中のありとあらゆる吸血鬼の伝承を体現する。
エンプーサの如く幻惑し、ヴコドラクのような牙を持ち、ノスフェラトゥめいて死者を操る。
それと同時に、全ての弱点も体現してしまう。
【Weapon】魔術、体術
【解説】
かの名高き吸血鬼、ドラキュラは実在する!
私こそ、かつてドナウ川の戦いにて勇名を馳せた将軍ヴォイヴォド・ドラキュラであり、トランシルヴァニアの吸血鬼ドラキュラ伯爵である!
――――――――――――――真 名 改 訂――――――――――――――>>479
【宝具】
『夜明けの祓魔(ヴァン・ヘルシング)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
エイブラハム・ヴァン・ヘルシングという名に集まった、『近代の悪魔祓い』というイメージの具現。
通常時は闇を暴き魔を祓う暁光として使用されるが、その真髄は調査によって正体を明かし、知識によって力を封じ、術によって追い詰める3段階の宝具。
その高度な観察眼が相手の弱点を見抜き、そこから最適な武器を作成、浄化の術式によって逃げ場を奪う。
暗示や感知能力などを用いた敵の追跡にも長けている。
本来は魔性を狩る宝具だが、霊である以上サーヴァントにも効果がある。
【Weapon】魔術、体術、概念武装、ウィンチェスター銃・リボルバー・ククリナイフ>>480
【解説】
小説『吸血鬼ドラキュラ』が、そのあまりにも大きな知名度と影響力により英霊となったもの。
多くの人物の日記や手記という形で進められる作品であるため、主体となる人格が発生せず、作者ブラム・ストーカーの魂を核とした。
真名が明かされると吸血鬼としての力が薄まってしまうが、代わりに悪魔祓いとしての性質が強くなる。
これは、ブラム・ストーカーがとある代行者による死徒退治に同行した事から小説の着想を得たためである。
【人物像】
小説家ブラム・ストーカーその人。
ただの小説家に過ぎない自分が吸血鬼や悪魔祓いとして力を行使する事に困惑してはいるが、かなり楽しんでいる。
見栄を張る性格と、友人である名優アーヴィングへの憧れもあるため、ドラキュラを演じる事にはこだわりがある。
特技:スポーツ、マネジメント
好きなもの:身体を動かすこと、ロマンあるオカルト
嫌いなもの:オカルトを利用した詐欺、迷信
天敵:身体を動かせなくなる事にトラウマがある
願い:ヘンリー・アーヴィングを主役とした戯曲を作り、蘇った本人に演じてもらう
【一人称】私/僕【二人称】貴公/君【三人称】彼・彼女>>482
エレナ
「ブラヴァツキー夫人!このような所でお会いするとは!
ええ、アーヴィングと一緒に居た者です。
相変わらずお元気そうで…いや、見た目は少し…というかかなり変わったご様子ですが…」
作家系サーヴァント
「いやはや…名だたる文豪がこんな所にも…!
いかんな、どうにもミーハーな気分になってしまう。自戒せねば!
あ、サインいただけますか?」
【他クラス適性、変化傾向】
ストーカー自身が呼ばれる場合はキャスタークラスとなる。
吸血鬼の幻想を召喚できるが、プリテンダーで呼ばれる時よりははるかに出力が低い。>>365
少し訂正入れます
道具作成:E
キャスターのクラススキル
魔力を帯びた器具を作成するためのスキル
最低ランクであるため最低限のものしか作成できない。
↓
道具作成:―
キャスターのクラススキル
宝具による召喚能力の代償に失われている。「え、アサシン? いやたしかに隠れるのは得意だけどさ、人殺しとかちょっと……」
【元ネタ】スコットランド民間伝承
【CLASS】アサシン
【真名】ギリー・ドゥ
【異名・別名・表記揺れ】黒い若者
【性別】男
【身長・体重】165cm・45kg
【外見・容姿】苔の生えた衣服を身に纏う、浅黒い肌の少年。人好きのするような、あるいは軽薄にも見える笑みを浮かべている。
【地域】スコットランド
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型、妖精
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:C>>485
【クラス別スキル】
・気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
暗殺者ではないためランクは低いが、後述スキルにより自然環境下ではAランク相当の隠密能力となる。
【固有スキル】
・樺の樹の住人:A
森の妖精ギリー・ドゥは鬱蒼とした藪を住処にしている。森や林などの自然に同化し、食用の木の実やキノコを見つけたり危険な獣――敵を遠ざける判定にプラス補正がかかる。
・帰路の提示者:C
迷える者を導き、道を示すスキル。ただし帰り道限定。どこに行けば元居た場所に戻れるのか、適切な手段を思いつく。「言っても徒歩圏内だからね?! 頑張って自転車!」
・妖精眼:C
ヒトが持つ魔眼ではなく、妖精が生まれつき持つ『世界を切り替える』視界。高位の妖精が持つ妖精眼は、あらゆる嘘を見抜き、真実を映す眼と言われているが、彼の妖精眼は「善い・悪い」がぼんやりと見える程度。>>486
【宝具】
『妖精の案内人(ナビゲート・フェアリー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1
行きたい場所、到達したい地点への到達を助ける宝具。対象となったものに対して囁き、視覚情報、引っ張られるような感覚などで干渉し、最も安全に目的地にたどり着けるルートへと誘導する。誘導干渉はさほど強くはなく、無視しようと思えば無視できる。その際は解除しない限り、すぐに別ルートへの誘導が始まる。
彼の性格の影響からか、提示されるのは「最短の道」ではなく「最も安全な道」であり、場合によっては大きく遠回りしたり立ち止まったり後ずさったり謎の行動をさせられることもある。
使用対象が仕様を理解していれば、リスクを最小限化しつつ最短距離を突っ走ることも可能。
本人は「道案内しかできないんだから期待されても困る」と愚痴るが、実は多数の可能性を取捨選択し、最も安全なルートへと誘導するという並行世界の観測に近いことをやっており、どんな地獄でも可能性さえあれば安全な道を示すことができる。ただし困難な道であるほどに魔力の消費は増え、使用者への負担も増していく。
【Weapon】
・樺の木の杖
丈夫で長持ち、下草を払うのにも便利だし、つっかえ棒にも最適さ! え? 武器? 何言ってんの? こわ……>>487
【解説】
イギリス、スコットランドの民間伝承に伝わる、樺の木の森に棲み、孤独だが心優しい妖精。ある夜、一人の女性が森で迷っていると彼が現れ、無事に家まで送り届けてくれた。その後、彼女と結婚した男が何を考えたのかギリー・ドゥを殺そうと仲間を連れて森に入ったが、ついぞ彼を見つけることはできなかったという。
「ひどい話だよねぇ。助けてくれた相手を殺そうとするとかさぁ! いや、彼女が悪くないのは知ってるけどね?」
妖精らしく気まぐれで日和見なところがあり、無自覚な残酷さを持ってはいるが、善人の幸福を喜び、理不尽な不幸に憤慨する親しき隣人(グッドフェロー)。「人助けなんてこりごり」と嘯くも、なんだかんだで放っておけない善良な妖精。>>488
【人物像】
軽薄でお調子者だが、困っている相手を放っておけない善性を持つ妖精。特に道に迷う人間に対しては何かと世話を焼きたがる。根っこの部分で臆病者であり、圧力をかけられると結構簡単に折れたり曲がったりする。
彼にとって善悪は「観ていて気持ちが良い/悪いか」であり、妖精眼に映る色が基準であって大義や正義といったものには興味がない。
【一人称】俺【二人称】キミ【三人称】〇〇ちゃん(女性)
【関連人物】
・モルガン
ハベトロットと親しくしているところを見て「妖精にやさしい女王様だ!」と馴れ馴れしく話しかけたら塩対応で心を折られかけた。
・妖精騎士ガウェイン
なにあれ、デカい、怖い、近寄らんとこ
・妖精騎士トリスタン
そもそも妖精騎士って何? 中二病? あ、ちょっ、やめっ
・妖精騎士ランスロット
……あれ、妖精じゃなくない?
・主人公
善き隣人。悪友のような態度で接する。
「もしも全部嫌になったなら言いなよ、帰り路ぐらいなら都合してやるさ」【元ネタ】『王書(シャー・ナーメ)』
【CLASS】ライダー
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】タフムーラス
【性別】男
【身長・体重】210cm・98kg
【肌色】褐色 【髪色】白 【瞳色】真紅
【外見・容姿】稲妻のように逆立った髪、巨岩のような体躯
【地域】イラン
【年代】不明
【属性】秩序・善
【天地人属性】 人
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:C 宝具:EX
【クラス別スキル】
騎乗:EX 彼に乗りこなせない存在は無い。
対魔力:A+ 悪しき神の呪いさえ、彼には届かない。>>490
【固有スキル】
悪魔の智慧:EX
縛り上げられた悪魔たちは命乞いをし、解放してくれた礼に彼に文字を教えたという。
そのため彼はあらゆる文字言語に精通し、読み解き、書き記すことができる。
獣冠抑止:EX
獣を人の道具へと変え悪魔を縛った彼に与えられた権能。
人類が対処できるようになるまで、ビーストの発生を抑制する。
『ビーストを未然に封じる』力を持つものの、同時に『ビーストを打倒できない』ため冠位を持たない。
すなわち、冠位英霊が対応できない場合を想定した時間稼ぎの使命である。
対邪悪:A++
あらゆる悪魔を縛り付ける彼は、その身ひとつでこの世全ての邪悪を食い止めていたに等しい。
悪属性に限らず、タフムーラス自身が悪と断定した者に対して特攻を得る。
勇猛:A+
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する事が可能となる。
また、敵に与える格闘ダメージを向上させる。
たとえ神の手であろうと、外部的な要因では彼の精神は揺るがない。>>491
【宝具】
『悪神繋ぐ聖威の鎖(シーダースプ・ザンジール)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:30人
悪魔を縛る力を持つ宰相シーダースプの名を冠した、悪神さえ縛る鎖。
タフムーラスはこの神呪の鎖によって、アンリマユを始めとする多くの悪魔を縛り付けた。
また、この鎖に絡め取られた者は神であろうと身体の制御を奪われ、乗騎にされる。
神性を持つ者、悪しき者、動物に由来する者に特攻。
『天地尽く我が騎馬となれ(タクマ・ウルパ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
タフムーラスの名より更に古き伝説に、アンリマユを馬の姿に変えた王がいた。
これはまさに源流を同じくする存在であり、触れた者を全て馬の姿に変える宝具へと昇華された。
文字通りほぼ全ての対象に有効だが、素手で触れてから真名解放する必要がある。
ちなみに、馬に限らずバイクやフォーミュラカーなど、1人乗りの乗り物にならなんでも変えられる。>>493
【解説】
王書にその名が記されている古代イランの王。
拝火教の聖典『アヴェスター』にある聖王イマの父であり、野生動物を戦争に用いた最初の人物。
悪魔を縛り付けて騎乗する力を持っていたが、それは彼がいかなる恐怖も感じなかったからである。
しかし妻に『エルブルス山を通りがかると不安になる』と漏らしたのがアンリマユに伝わり、
山を通った際の隙を突かれて死んだという。
―彼は死の間際に悟る。あの山を通りかかる度に感じた言い知れぬ不安は、己の死に場所を予見して
いたが故だったのだと。
だがこのままでは死ねない。忌まわしき悪神をこの世に留めておく訳にはいかない。
彼は抑止力と契約し、アンリマユをダマーバンド山の地下へと封じ込めた。
それ以来、彼は人類悪の覚醒を阻む者としての使命を背負ったのである。
【人物像】
その威圧的な容姿に反して、かなり話の分かる接しやすい人物。
これは、不寛容や権威の誇示を悪と捉えているからであり、よほど無礼な態度を取らない限りは
対話に応じてくれるだろう。
ただしひとたび邪悪と見做せば己がマスターであろうとも容赦なく処断する。
行動基準は常に『善』であり、聖杯戦争に参加していようとも忖度や加減は決してしない。>>496
坂田金時(ライダー)
「ほう、其方の乗る…そう、ゴールデンベアー号?だったか。
なかなか良いではないか、実にイカしておるわ!」
船のライダー
「ほう、船旅というのも良いな…よし、今度は海路で世界周遊の旅に出るぞ!
さあ行こうマスター!なあに、吾輩が操舵すれば1日で充分回れる!
まあ其方は胃の中身を全て出し切ってしまうかもしれんが!」
オデュッセウス
「なんだ…なんだその馬は!めちゃくちゃイカしておるではないか!!
1時間で習熟してみせるから操縦を教えよ!」【元ネタ】アーサー王伝説(『エスカノール』ほか)
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】アンドリヴェート
【性別】女性
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】秩序・善
【副属性】地
【ステータス】筋力E~C 耐久D~B 敏捷D~B 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:C~A
騎乗の才能。
馬はどちらもよく訓練されているため、Cの時でも御するに支障は無い。>>498
【保有スキル】
変容(ゆかいなケイ卿一家):C
子供達の基本能力値・技能を一時的に借り受ける事ができる。その際
人格はやや貸主寄りとなり、同意のもとであれば発言権も行使される。
『キルッフとオルウェン』での戦士と女人の列挙で挙げられた
戦士カイ(ケイ)の息子『白脛』ガランウィンと娘ケレモン、
『エレックとエニード』にて列挙される円卓の騎士数十名の一人、
家令クゥ(ケイ)の息子『邪なる』グロノシス。
黄金の舌:B
交渉や舌戦、反応(印象・感情)操作に有利な修正。
ディナダン卿と口で渡り合い、感嘆した彼から
「貴女はまったく、ケイ卿にぴったりの御婦人だな!」
と称賛 …称賛?を受けた能弁。罵倒にも長けるが、
真の“黄金の舌の騎士”達には交渉能力で一歩譲る。>>499
責められざる瑕瑾:B
状態異常、ないし各種の属性による不利な修正を軽減する。
殆ど種類を問わず適用されるが、無効化にまでは至れない。
「衆を抜きん出ようと足掻かぬそなたなればこそ、俺は惚れているのだ。
試しに失敗した事で悪く言う奴は、悪魔に首を吊るされるがいい!」
異様に厳しい基準で“信義と貞節の試し”を行う外套に、
彼女も「他人の頼みに応じ過ぎる」からと失格したのだが、
ケイ卿は動じる様子を見せず、堂々と、声高に宣言した。
他の(失格者の夫・恋人の)皆も賛同し、誰をも責めぬ誓いが立てられたという。
頸垂布の加護:E
かつて大蛇の首に巻き付けられた、聖カランノグの頸垂布(ストラ)。
何故か“アンドリヴェート”の首にマフラーのようにして巻かれている。
ランクは格段に落ちるものの、聖人スキルに作成される聖骸布に
類似した効果を発揮する。>>500
【宝具】
『塒巻く鱗の家族(ドライグワルセグ)』
ランク:B 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
円卓の騎士ケイ卿自身ならばいざ知らず、
アンドリヴェートらは英霊として成立するに不足である。
サーヴァントとしての彼女(達)は幻想種の助力によって成立している。
翼と鋭い爪牙を持ち、首回りは七歳の牡牛と同程度の太さがあり、
十二の地区を荒らし回るも聖カランノグ(カラントクス)に調伏された存在。
『聖カラントクス伝』にてカト(≒戦士カイ=ケイ卿)の城で食事を与えられ、
後々の一部翻案においてはそのままケイ卿に飼われる事となった大蛇(竜)が
一家への返報として霊基貸しをしているのがこのサーヴァントの実態である。
カランノグは「この大蛇は罪人を罰するべく天主に遣わされたもの」と語り、
役割が済んだ今後は二度と人間を傷付けぬよう制約を課した上で解放した。
この制約の当て嵌まらない状況、
人間以外の属性を色濃く持つ相手との戦闘においてのみ
大蛇(竜)の本性を表して戦う事が可能となる。>>501
【Weapon・Item】
家長ケイ卿所縁の品々を最大二つまで用いる事ができる。が、
宝具としての格を持つ品であっても彼女には解放できない。
名剣トレンチフェル、巨人の短剣、真鍮竜の旗、黒馬モリアル、
白い鎖環と赤い鋲の鎧、名馬グウィナム・ゴズウフ・ヒル等
【解説】
ケイ卿の愛妻アンドリヴェート(アンドリヴェーテ)。
また幾つかの作品で言及される名を語られない妻/恋人。とその子供達。
『エスカノール』は物語主軸の一方を彼女とクゥ(ケイ)卿の恋と結婚に置く。
彼女の父、ノーサンバーランドのカドル卿は娘の結婚相手を見繕うべく
大馬上槍試合を開催、その最優秀者ケイ卿は彼女と互いに恋に落ちた。
だが恋情を打ち明ける事の無いまま、ケイ卿はアーサー宮廷へと戻る。>>502
カドルの死後、その弟アイグリンは彼女を一般市民と結婚させようと企んだ。
身分不相応な、領主資格を持たぬ者と娶せて相続権を奪おうとの陰謀である。
噂を聞いたケイ卿は、カドルの忠臣ヨネットに対してアンドリヴェートへの愛と
結婚して彼女を生涯守る意思を語り、アーサー宮廷の王と騎士に助力を求めた。
アンドリヴェートはアイグリンの手の内から脱出を果たしたが、アイグリンは
ヨネット名義の偽手紙と噂を用いて「アンドリヴェートは既に結婚した」と
ケイ卿に思い込ませた。すっかり信じた彼は、失意の態でアーサー宮廷へ戻る。
一方、自分の貞潔よりもたわ言を信じた想い人に、アンドリヴェートは激怒。
既にアーサー宮廷まで来ていながら名を伏し、自分が近くにいる事を彼に隠した。
その傍ら、エスカノールに攫われた円卓の騎士グリフレットの情報を対価に
「自分が望んだとき力になる」約束をガウェインと交わし、今後に備える。
『巨漢』『美男』二人のエスカノールは彼女の親族、また彼女の親しい従妹は
『美男』の姉妹であり、グリフレットの身柄を預けられてもいたのである。
その女性が治めるトラヴァース城砦攻防戦とグリフレット卿の解放を経て、
「心の底から悔いるまで」と放置されていたケイ卿はようやく真実を知る。
彼とアンドリヴェートは結婚、王とガウェインは二人の領地相続を保証した。>>503
アーサー軍出動の準備がなされる中、アイグリンは不審な行動と横暴な振舞から
ノーサンバーランド市民と親族・諸侯の信頼をすっかり失っていた。最終的に
彼はアーサーへ降伏するよう全方位から圧力を受け、戦いは起こらずに終わる。
以後、ケイ卿とアンドリヴェートは実に睦まじい夫婦として過ごしたという。
『頭韻詩アーサーの死』にて死の間際にあったケイ卿は、アーサーの腕の中で
「良き妻、我を苦しめた事の無い者」への挨拶を託して亡くなった。
Garden of Avalon でのアルトリアによればFate世界のケイ卿はタラシ、
女性に対し不誠実な点においてマーリンと双璧。正式な妻はいないか、
いたとしても不仲か、或いはそのザマをも超えて仲の良い夫婦なのか。「あなたに女神の加護のあらんことを」
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】エンヘドゥアンナ
【性別】女性
【身長・体重】144cm・30kg
【外見・容姿】
ギンバイカの髪飾りを着けた黒髪ショートボブの少女。
服装は緑色のワンピース風の衣装の上にライオンの毛皮を纏ったもの。
【属性】秩序・善・人
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:A 幸運:C 宝具:C~A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。
Aランクとなると「工房」を上回る「神殿」を構築する事ができる。
道具作成:C
魔力を帯びた器具を作成可能。
キャスターの場合、推しのグッズの作成に特化している。【保有スキル】
信仰の加護:C++
一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。
ランクが高すぎると、人格に異変をきたす。
高速神言:B
神代の言葉。魔術を発動するとき一言で大魔術を発動させる、高速詠唱の最上位スキル。
エンチャント:A+
名文付与とも言い換えられる。他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
キャスターのエンチャントは人類最古の作家としての特権、B〜Eランクの宝具まで作成可能。
但しCランク以上に至るには武器自体に相応の霊格が必要。【宝具】
『最推し女神への賛歌(ニンメシャルラ)』
''ランク:C~A+ 種別:対軍(自軍)宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:500''
イシュタルを讃える文章を記した粘土板を天に掲げ、軍神としてのイシュタルに祈りを捧げることで発動する軍勢強化宝具。
伝承ではキャスターがニンメシャルラを書いてイシュタルに祈ったことでナラム・シンは9つの戦いに勝ち抜いた。
個人に対して使用する事も可能だが強靭な肉体の持ち主で無ければ女神の祝福に耐えきれず体が爆散する危険性がある。
強化の度合いはイシュタルの気分次第なのでその都度ランクが変動する。
ある意味究極のファンサ、だけど神対応(グガランナ)は遠慮します。
【Weapon】
『粘土板』
ただの粘土板と侮るなかれ、キャスターの兄弟は粘土板で暗殺されているのだから。【解説】
アッカド王サルゴンの娘エンヘドゥアンナ。
月神シンに仕える神官、ごく一部の人間しか読み書きの出来なかった時代にアッカド語とシュメール語の読み書きが出来た。
また、作者の名前が判明している作品を書いた人類最古の作家であり一人称視点の物語を書いた最初の作家。
代表作に『イシュタル女神賛歌(ニンメシャルラ)』『イシュタルとエビフ山』など。
【人物・性格】
イシュタルガチ勢のトップオタク、普段は物静かで落ち着いた印象の少女だがイシュタルの話になると延々と語り続ける。
現代日本のオタク文化にすっかり染まりきっており同人作家として活動している、現在執筆している作品のテーマはイシュタルとエレシュキガルの姉妹百合。
人類最古の作家として他の作家鯖からも一目置かれる存在。
イシュタル好きは生前からでニンメシャルラでは冒頭の65行をイシュタルを讃える文章に費やしている。
ほとんど神代と言っていい紀元前23世紀に生きた神官でありAランクの陣地作成、Bランクの高速神言、A+ランクのエンチャントと強力なスキルを有し魔術師としても優秀なのだが性格故か魔術師扱いされることは少ない。
イメージカラー:エメラルドグリーン
特技:執筆、イシュタルグッズ作成
好きなもの:イシュタル、適度な神対応
嫌いなもの:イシュタルアンチ
天敵:ギルガメッシュ、エルキドゥ
願い:イシュタル推し増えろ【一人称】私 【二人称】あなた、○○様 【三人称】彼、彼女
【因縁キャラ】
イシュタル:キャスターが最も信仰する女神。
「イシュタル様!? ちょっと待って、尊い、好き。
尊すぎるので一旦退去してよろしいで——え、ダメ?
……………………………………………
……はい、落ち着きました。
顔が良いのは当然なので敢えて触れませんが、布面積の少なさからは「わたしは着飾らなくても美しい、むしろ全裸でも構わない」という絶対的な自信を感じさせます、さすが美の女神です、
今のイシュタル様は依り代になった少女の影響を受けていますよね、純度100%のイシュタル様に比べて人対応が多くなりましたね。
つまり依り代次第でイシュタル様の色々な姿を見れると言うことです。イシュタル様の可能性は無限大なのです。
そう言えば都市伝説めいた話になるのですがシュメール人が日本人の起源という説があるんですよね、逆に日本人がシュメールに来ていたというバージョンもあるのですが。
日本人の少女がイシュタル様の依り代に選ばれたのもそういう理由なのかなって考察しちゃいます。
ギルガメッシュも何かと日本に縁があるようですし。
あぁ、そうだイシュタル様にばかり目が行きがちですが天舟マアンナにも注目して欲しいですね、あの優雅な曲線美、ラピスラズリのような美しい青、まさに神の乗り物に相応しい造形だと思いませんか!?
ん、スペース・イシュタル? なんですかそれは! 詳しく聞かせてくださいッ!!」ナラム・シン:キャスターにとってはかわいい甥、手助けはしてあげたいと思っているが自身の神格化については思うところがある様子。
坂田金時:「あなたも金星がお好きなのですね、安心してください私は同担歓迎です」
清少納言:著作の中で金星について言及した女性作家。
「ところで彼女、どうしてアーチャーなんですか? 飛び道具の使い手には見えませんけど……」【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】アニケトゥス
【性別】女
【身長・体重】167cm・61kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】黒
【スリーサイズ】B84 W63 H90
【外見・容姿】サフラン色のローマ甲冑を着た優美な少女
【地域】古代ローマ
【年代】西暦50年前後
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:D 幸運:A+ 宝具:B>>511
【クラス別スキル】
気配遮断:- 後述の『斬奸状』スキルにより失われている。
【固有スキル】
斬奸状:EX
彼女の暗殺はただの強襲ではなく、逆賊を討つという大義名分と皇帝の命令によって実行された。
彼女による殺人は常に正当性が保証され、堂々とすればするほど成功率が上がる。
これに抵抗する者は『叛逆者』属性を付与され、アニケトゥスの攻撃には『叛逆者』特攻が付与される。
扇動(悪):A+
自他問わず、名誉を貶める事に特化した弁舌のスキル。
ネロに『妻と離れるため、彼女と不倫していた事にしてほしい』と頼まれたアニケトゥスは、必要以上に名誉を汚す形で不倫を告白した。
その結果としてネロの妻オクタヴィアを自殺に追い込んだ。
黄金律:A
彼女は幾度も職を失ったが、その度に新たな地位と金が舞い込んできた。>>512
【宝具】
『灼き熔す鍍金劇場(マリディクトゥス・ドムス・アウレア)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:30~60 最大捕捉:100人
ネロの宝具『抱き蕩う黄金劇場』を歪に真似た物。
血塗られ炎上する大劇場に敵を閉じ込める大魔術だが、一部が崩落し抜け道となっている。
その先はアグリッピナが殺された邸宅となっており、ここに誘い込まれた相手はもはや抵抗できない。
『暴君嘯く血の帝政(マルス・アモル・クラウディウス)』
『錬り熔す鍍金劇場』展開中のみ使用できる、処刑の剣技。
暴君ネロの代行者として振るうその剣は、皇帝の権威と同等の重みを持つ。
『叛逆者』属性を持つ者には致命的なダメージを与える。
【Weapon】グラディウス剣>>513
【解説】
解放奴隷の少女で、初めにネロの家庭教師をしていた。
そこで互いに意気投合したが、身分の問題で教師を外されてしまう。
次に任されたのは艦隊の指揮で、これもそつなくこなしてみせたものの、また突然解雇される。
しかし今度はネロお付きの兵士に抜擢され、忠実に仕えつつ交流を深めた。
この頃からだろう。ネロが彼女の異常性に気付き始めたのは。
だがその上で傍に置き続けたのは、ネロが己の人類愛が破綻している事を無意識に察し、シンパシーを覚えたからだ。
そして運命の日、ネロは公衆の面前でアグリッピナの罪を告発し、切り捨てた。
倒れ伏すアグリッピナにトドメを刺したのが、アニケトゥスである。
その後ネロの依頼を受け、嘘の不倫を告白してオクタヴィアと離婚させる。
これによってオクタヴィアは自殺へと追い込まれ、アニケトゥス自身も追放される。
約束の報酬を受け取っていた彼女は、追放先のサルデーニャで悠々自適の生活を送り、平穏の内に老衰死を迎えたという。>>514
【人物像】
他人の成功を自分の事のように喜び、他人の絶望を他人事として嘲笑う。
自分の成功を当然の事として誇らず、自分の絶望を当然のように受け入れる。
喜び以外の感情も理解していながら、この世の全てを娯楽として面白がる人格破綻者。
忠実な部下として命令に従うが、命令に背かない範疇で悪意的な解釈をし、最悪の事態を引き起こす。
かと思えば、いかなる自己犠牲も厭わず主の幸福を優先する事もある。
ネロに対しても上司兼友人として親愛の情を抱いていたが、同時にその苦悩を『なんかウケる』と面白がっていた。
いわば最強最悪の『遊び気分』の持ち主である。
その性格ゆえに現代への適合も早いため、さっそく文明に染まりつつある。>>517
ローマ皇帝
「正直生前はネロ陛下以外の王族には興味が無かったんだけど…
実際顔を見ると面白そうな人ばかりだなぁ…特にあのY字ポーズの神祖様!」
ソドムズビースト/ドラコー
「おうおうネロ陛下、行くとこまで行きましたね!
いや~生きてる間に見たかったなぁ、その姿!」
ドラコー天動説体
「す、素晴らしい…っ!こんな美しい悪(あい)があるなんて!
この芸術を完成させたアーティストはいったい…なんと!マスターの作品なのですね!
ええ、ええ!このアニケトゥス、ネロ陛下とマスターに全身全霊をもってお仕えします!!」サーヴァント募集ページに楠木正行を追加させていただきました
どなたか作成してくださると嬉しいです「血を喪えば人は死ぬ。当然の摂理でしょう?」
【原典】中東伝承『山の翁』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】閃血のハサン
【異名・別名・表記揺れ】閃く血河のハサン
【性別】女性
【身長・体重】165cm・44kg
【肌色】褐色【髪色】黒【瞳色】赤
【スリーサイズ】78/51/83
【外見・容姿】漆黒の剣を帯びた、黒衣を身に纏った細身の女性
【地域】中東
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:A++ 魔力:D 幸運:C 宝具:C
https://picrew.me/ja/image_maker/1293856>>520
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。
完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。
アサシンの場合、巧みに殺気を抑制し、独自の歩法と無音の抜刀術を駆使する事で、判定に成功すればランクを落とさずに攻撃態勢に移ることすら可能。
【保有スキル】
暗夜の武練(剣):A+
世代を経て練り上げられた暗殺技術。
特に、素手や武器を用いた白兵戦闘に長けていることを示すスキル。
更には、低光量環境下での戦闘、特に夜間戦闘に対するボーナスを受ける。
Aランクとなれば完全な暗闇や視覚を失った状態でもペナルティを受けずに行動できる。
アサシンの場合は剣技に特化しており、その腕前は三騎士とも渡り合える域にある。
心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
剣士として、暗殺者として磨き抜かれた眼力は如何なる死地でも曇る事は無く、迫る脅威を紙一重で躱し、一瞬の隙を見極めて鋒を届かせる。>>522
【宝具】
「───刹那に眠れ」
『無想血開(ザバーニーヤ)』
ランク:C 種別:対人魔剣 レンジ:1 最大捕捉:1人
アサシンが体得した魔剣(ザバーニーヤ)。
音も無く繰り出される突きが肉体に侵入し、引き抜かれた瞬間、傷口が破裂したかのように夥しい量の血液が体外へと噴出される。
これは中東の屠殺儀礼と一体化した、極まった「血抜き」の一撃であり、魔の域に達した剣は命中部位を問わずに大量出血を引き起こす。
常人なら一瞬で致死量の血を抜かれ即死、死を免れても継続的な出血ダメージを与え続け、血を大量に喪った事による意識混濁や魔力の低下による大幅な弱体化を発生させる。
恐ろしい事にこの魔剣は通常攻撃のような気軽さで連発可能であり、一撃で血が抜け切らない相手には容赦無く二撃目、三撃目を喰らわせて生命を奪う。
何なら"全く同時に"とは行かないものの、複数箇所の急所をほぼ同時に貫いて血の海に沈める事すら可能。
血の通った生物全般に効果があるが、肉体を持たない霊体や完全なる無機物には威力が落ちる。>>524
【解説】
イスラム教の伝承に残る暗殺教団の教主「山の翁」。
山の翁は歴代19人いるとされ、その全てが開祖「ハサン・サッバーハ」の名前を継承している。
彼らはそれぞれが特別な技を極めた達人であり、その秘技に応じて「○○のハサン」という通称で呼ばれることもある。
"閃血"の通称で呼ばれたこのハサンは剣術を極め、恐るべき「血抜き」の業(わざ)で屍山血河を築き上げた稀代なる剣士であったという。
教団に所属していた、暗殺手段として代々剣術を磨き上げ、発展させた一族の出身。
教主の座を得る為に、血族間での血を血で洗う苛酷な鍛錬も辞さぬ彼らの悲願の果てに産み出された最高傑作こそが"彼女"である。
中東の屠殺儀礼から着想を得た「血抜き」の魔剣を体得し、共に修行をしてきた弟妹の「処理」を完遂して教主の座に至った"彼女"は歴代で最も多くの血を流させた翁として畏怖されている。
【人物・性格】
内向的・陰気・受動的。
穏やかな雰囲気をした、丁寧な口調で喋る女性。
華奢な体格も相まって儚げな印象を受けるがその実、冷酷な剣士であり、無慈悲なる暗殺者。
信心深いが、同時に合理主義者。
同じ一族には「天命を下す初代の剣」の再現を目論んだ者も居たらしいが、彼女の魔剣は「血を流せば人は死ぬのだから、一撃で死に至る量の血を抜き出せばいい」という理論により構築され、論理的に行使される、確実な出血死を齎す殺人剣である。
サーヴァントとして召喚された自分の事を「ただの一振りの刀」と定義し、マスターには忠実に従う。
殺しに感情を動かすことはないが、剣士としての性なのか強者との闘いには心惹かれるものがあるようで、アサシンの癖して三騎士を斬りたいと思っている。
剣呑極まりない恐ろしい剣姫だが、面倒見が良い一面もあり、丁寧に血抜きされた美味しい肉料理を振る舞ってくれる事も。イメージカラー:血の濁流
特技:血抜き、肉料理作り
好きなもの:子供、他人に肉料理を食べさせる事
嫌いなもの:血の通わぬ者
天敵:"山の翁"
願い:なし。強いて言えば「山の翁」との斬り合いを望むが、聖杯戦争を通して自分の性能を発揮できればそれで満足する
【一人称】私(わたくし)【二人称】貴方、貴方様、〇〇様【三人称】あの方、あの人
【因縁キャラ】
"山の翁":上司
あろう事か最後の最後に真剣勝負を挑んだ相手。
自身の剣術の全てをぶつけたが、当然ながら全て遇らわれて首を斬られた。
深く尊敬しているので、また機会があれば斬り合いたいと思っている。
"弟妹":
多くは語らない。
幼い頃より共に過酷な鍛錬を乗り越えて来たが、天才であるアサシンに追い付こうと限界を超えた修行を行った結果、不可逆的な肉体の損傷、呪法の代償による人間性の喪失、薬物の濫用による廃人化などにより暗殺者として再起不能となり、全てアサシンの手により「処理」された。
【コメント】
BLOOD LOSS>>303
ブラックアイス、サイバーパンク関連の作品に出てくる攻性防壁の名前だったような
ハッカーの脳を焼ききるICE【元ネタ】ブリタニア列王記
【CLASS】キャスター
【真名】ブレイダッド
【異名・別名・表記揺れ】ブレドッド、ブラドゥード
【性別】女
【身長・体重】165cm・52kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】赤
【スリーサイズ】B83 W57 H82
【外見・容姿】理知的な目つきの美女 鎧とローブが合わさったような赤い装束
【地域】ブリタニア
【年代】紀元前9世紀(?)
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A 温泉を神殿とする事で、癒しを得ながら魔術を準備できる。
道具作成:B 死霊術によって死体から物品を作れる。>>529
【宝具】
『永遠に癒せ、女神の火よ(カール・バルドゥム・アテナ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:-
ブレイダッドはカール・バルドゥムという街を建設して魔術で温泉を沸かせた。
そして魔術で炎を灯し、その永遠なる事を祝して女神アテナに捧げた。
この炎は不滅であり、消えゆく時に石球に変わり、そこに温泉と新たな炎が生まれたという。
後にバースと呼ばれるこの温泉街は、英語の『風呂(バス)』の語源でもある。
すなわちこの宝具は炎の形をした『温泉という概念』そのものであり、これによってどこでも温泉を作成できる。
たとえ水脈が無くても、周囲の霊脈や魔力源に接続して湯を沸かせ続ける。
その温泉に入ればいかなる病毒や傷も癒え、気力や魔力が満ちた状態に戻るだろう。
『太陽まで飛べ、死獣の翼よ(トリノヴァントゥム・アポロン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
彼は死霊術を用いて翼を作り、トリノヴァントゥム(現ロンドン)のアポロン神殿まで飛ぼうとしたが、壁にぶつかって(あるいは落下して)死んだ。
逸話ではそこで終わりだが、彼は死後も魂となって地上に留まっていたため、術が改良されている。
少なくとも墜ちて死ぬ事はないが、縦横無尽に飛べるのでむしろ操縦は難しい。
【Weapon】死霊術>>530
【解説】
『ブリタニア列王記』にその名が記された、ブリテンの伝説的な王。
若い頃勉強のためアテネに送られ、帰郷するも感染症に罹っていたため閉じ込められる。
彼はそこから逃げ出し豚飼いとして生活していたが、豚たちが皮膚病に罹らない事を発見し、豚の真似をして泥に浸かると病はたちまち癒えた。
この泥風呂に目を付けたブレイダッドは、帰国し王となった後に病んだ者たちのため温泉を作る事にした。
そうして建設したのがカール・バルドゥムという街であり、ここに魔術で炎を灯し温泉を生み出した。
これをもってブレイダッドは温泉の王として後の世にまで伝わり、カール・バルドゥムがバースと名を変えた現在も、温泉には彼の像が設置されている。
また彼はネクロマンサーでもあり、伝説によると死霊魔術を用いた羽で飛ぼうとしたが、壁に激突して死んだ。
…とされているが、実際は死霊術で魂のみ逃げ出すことに成功し、孫娘の1人であるコーデリアに憑り付いていた。
ブレイダッドはコーデリアに色々と世話を焼き、彼女は鬱陶しがりながらもそれを受け入れ、他の姉妹とは違う行動を選ぶようになる。
それによって、後にシェイクスピアが『リア王』の題材として取り上げるような激動へと繋がっていく。
コーデリアに憑依した状態で召喚されているが、基本的に表に出るのはブレイダッド。>>531
【人物像】
ブレイダッド:王らしく公平で万民を想う、健康的な精神の好漢。
世の中の大抵の問題は教養と温泉が解決してくれると信じている。
ただ、たまに孫娘の身体なのを忘れて風呂上りに全裸のままうろつき、コーデリア本人にキレ散らかされる。
その気性に似合わず死霊術を修めているが、これは死を知る事で人を生かす技術に繋がると考えたため。
特に降霊による占いを得意としており、知らない場所や時間の情報を知ることができるが、『じゃあ翼が失敗するのは分からなかったんですか?』と聞くと拗ねる。
コーデリア:聡明で気が強い末っ子。
家族の事を大切に想っているが、それを素直に口にはできず、そのせいで勘違いを招くところがある。
教養に富み、良き治世を敷いた祖父を心から尊敬しているが、飛んで死んだのは本気で「バカじゃないの」と思っている。
特技:ダウジング、死霊術
好きなもの:温泉、新たな学び
嫌いなもの:身内の争い
天敵:術の失敗
願い:全人類が浸かれる温泉を作りたい>>532
【一人称】ワシ/私【二人称】お主/あなた【三人称】そち/そなた
【セリフ例】
「温泉王ブレイダッドとはワシの事よ!
ワシを呼んだからには、至高の温泉に浸からせてやろうぞ!な!」
「マジ信じらんない…ちょっと聞いてくださる!?
あのクソお爺様、またすっぽんぽんで歩き回り散らかしてましたの!私の身体で!
次やったらこの身体から追い出してやりますわっ!」
【因縁キャラクター】
アルトリア系
「ブリテン王という事は…お主、ワシの子孫だろう!
え?家系図ちょくちょく途絶えてる?…そ、そうか。
…いや謝るな!やめよ、やめよってば!」
ブーディカ
「なんだ、不景気そうな面をしよって。
ま、そういう時は温泉に入って頭をスッキリさせよ。
過去に心を囚われると、明日を思い描けなくなるぞ」>>533
シェイクスピア
「お主さぁ…『リア王』ってあれ、ワシの息子の話じゃろ…?
ワシの身内のゴタゴタ題材にして名作書くのやめてくれんか?
家庭の恥が全世界に公開され続けとるんじゃが…」
ジャガーマン
「聖杯温泉じゃと!?なんじゃその素敵な響きは!
く、詳しく聞かせぬか!!」
ギルガメッシュ(幼年体)
「ワシの温泉を貸してほしいと?…ふむ、レジャー施設か。
よかろう、では最大の効能を持つ泥沼温泉を…え?やっぱいい?
なぜだ!一番効くのだぞ!?」「我が名はヤマタノオロチなり。貴様が我を喚んだ者な のか?…まあいい、まず貴様に問う。何故我はプリテンダーなのだ!?」
「スサノヲについてどう思うのかって?確かに我は奴に倒された。とはいえそのような感情はない。時が過ぎればそのようなものはやがて失せるからな…。」
【元ネタ】日本神話
【CLASS】プリテンダー
【真名】ヤマタノオロチ
【性別】女性
【身長・体重】160cm・47kg(第二再臨以降)
【肌色】所々ひび割れた白 【髪色】黒に毛先がグリーンのグラデーション 【瞳色】ほおずき色(第ニ再臨)
【外見・容姿】皆がイメージする八岐之大蛇そのもの→頭に角が生え、大蛇を想起させる和服を身にまとった女性。肌の一部が鱗のように割れ、目が蛇のように縦に割れており、何処か虚ろになっている
【地域】日本
【年代】神代
【属性】秩序・悪
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:C+ 耐久:A 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:EX>>537
【宝具】
『泥酔神酒、八塩折之酒(でいすいしんしゅ、やしおりのさけ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:400人
プリテンダーの死因の元凶となった酒。相手を物理的に酔わせる。樽から零した酒が一面に広がり、それに触れた対象を泥酔させる。
この酒は神代由来のものなのかアルコール濃度は遥かに濃く、通常の人間や生物に対し高濃度のアルコール中毒に陥り死に至る。サーヴァント相手に対し確実に泥酔させ、様々なデバフをランダムで付与させる。本気を出せば戦場を酔わせることもできるらしい。
そのまま飲ませなくても、炎と併用して炎上範囲を広げたり、効果は減少するものの毒霧に近い使い方などをするなどの活用の幅は広い。
『裡剣、天叢雲(アマノムラクモ)』
ランク:A+ 種別:対軍/対城宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:600
自身の体内に内蔵された神剣であり、後にスサノヲによって首を切り落とされた際に発見されアマテラスに献上したとされている。
真名解放の際に斬撃を1度に8本放つ絶技。蛇のようにうなる斬撃は、さながら八岐大蛇を彷彿とさせる。その一斬たるや、八つの谷と峯を切り拓き、八つの大河を新たに生み出す恐るべきもの。
開放しなくても、普通の斬撃や引っ掻きなどで発動することも可能だが、効果や威力は減少する。
『???(???)』
ランク:? 種別:? レンジ:? 最大捕捉:?
詳細不明>>538
【Weapon】
『天叢雲剣』
『様々な属性のブレス』
『妖術』
【解説】
古事記、日本書紀に出てくる怪物であり、年に一度地に降り立ちあらゆるものを蹂躙し、生贄を食らったとされている。
高天原を追放されたスサノヲは鳥髪に訪れた際に泣いているアシナヅチ・テナヅチ夫婦とその娘クシナダヒメを見つける。話を聞くと毎年、オロチの怒りを鎮めるべく自分たちの娘を捧げてきたが、今年は自身の末娘を捧げなければならないとのこと。それを聞いたスサノヲは結婚を条件に退治を受け入れ、夫婦に8つの生け垣を作り、その門の先に強い酒を置くように指示した。
その頃、ヤマタノオロチは最後の一人である櫛名田比売を喰らおうとした際に八つの酒樽を見つけそれを飲んでしまう。そのあまりの美味しさに全て飲み干し泥酔してしまう。
だがこれがスサノヲの策にハマってしまい、泥酔されたその隙に体を切り刻まれてしまった。クシナダヒメを助け、尾に内蔵された剣は後にアマテラスに献上したとされている。>>539
基本的に厳格・冷酷無比に暴虐を振るう暴君気質で尊大な性格であり上から目線口調だが、時折性格が変わったのか位しおらしくなり何処か全て受け入れ諦めたかのような口調になる。
プリテンダーとして召喚されたヤマタノオロチに関しては何処かおかしいところがあり、例えば自身を討伐したスサノヲに対して恨みはない発言をしたり、愛する者のためならば命を捧げても構わないなどの自己犠牲精神を見せるなど通常ではありえない一面を見せる。
また、自身に子供はいない発言をしており、本来のヤマタノオロチを知る伊吹童子からは「私の知ってるパパじゃない!」とコメントしており、何処か互いにギクシャクな感情を向けている。
「暗いよ・・・怖いよ・・・誰か助けて・・・!!」>>540真名供犠
「もう嫌だ…ずっと暗いところに閉じ込められるのも、何もできずにまた“アイツ”に全て食われるなんて嫌!!」
真名『八稚女』
正式には個人名ではなくアシナヅチ・テナヅチ夫婦の八人の娘達の総称であり、末妹のクシナダヒメ以外全員ヤマタノオロチに食われ名前を奪われてしまった七人の姉の怨念の集合体。
サーヴァントとなったもの皮肉にも喰われ、名前を奪われてしまった負の逸話しか持たずそのせいか自らを食らった怪物“ヤマタノオロチ”の役柄を羽織られてしまった哀れな女性たちである。
………逆に考えてみるとその強大な力を身に宿しその役柄を羽織ることで誰かを守り、誰かのためになら怪物の力を振るうことも構わないことを受け入れ、それを演じるその姿は矛盾しておりある意味狂ってしまった存在である。
以下の開放で判明される情報
■■■■∶?→七娘の念∶EX
クシナダ以外食われてしまった姉たちの悲しみ、ヤマタノオロチに対する怒りと恨み、そしてクシナダに対する幸せが具現化し、スキルとなったもの。
味方には加護を、敵には呪詛を与える。何故か不明だが、味方全体に竜特攻の加護も与えられている。>>541
『自己供犠、八岐之大蛇(じこきょうぎ、やまたのおろち)』
ランク:EX 種別:顕現宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
自身のかつての悲劇を再演する禁断の宝具
自身の霊基を犠牲に、自らを食らった怪物八岐之大蛇を顕現し、あたり一面を蹂躙する。
その姿は第一再臨より遥かに大きく、伝承通り「一つの胴体に8つの頭、8つの尾を持ち、目はホオズキのように真っ赤であり、体にはコケやヒノキ、スギが生え、8つの谷と8つの丘にまたがるほど巨大で、その腹は、いつも血でただれている」と。
巨体であらゆるものを押しつぶし様々なブレスを吐き、権能に近い能力を振るうその姿は、まさに厄災と言えるだろう。
だが代償はあまりにも大きく一度顕現してしまうと、全てが喰らい尽くされるまでマスターでも止めることができず、スサノヲが行った方法で倒すか、ドラゴンスレイヤーなどの力を借りて力ずくでも倒さない限り攻略は難しい。
当然抑止の対象となるため、一度使ったが最後、誰もこの怪物を倒さなかった場合、星の修正力によって排斥される一度きりの宝具である。
例え自身が犠牲になっても、強大な敵を倒すならば、助けるべき命を守るためならば、皆を救うためならば、怪物の力を逆手に取り、この宝具の使用を躊躇わないだろう。>>542
【人物像】
日本神話風にアレンジされた巫女服を身にまとい様々な髪飾りをつけた黒髪翡翠色の目をした女性。
第一、第二とは違いドラゴン要素は失っており生気のある表情を浮かべている。性格は良くも悪くもお姉ちゃん気質であり面倒見のいい女性である
だが自身の逸話は殆ど無く、戦うために自身を食らった憎き怪物の力を借りなければならない事を自虐しており、もしクシナダが召喚された際に怪物となった自分をみて怯え、拒絶されてしまうことを恐れ、誰に対しても何処か距離をおいている。そんな彼女たちを気にせずそれを受け入れ絆を上げれば、誰かを守るためにその力を振るうだろう。
また、八岐之大蛇に喰われたのかは不明だが名前さえも失っており、自分たちの名前も思い出せないなど、根に持っていることがうかがえる。そのため聖杯への願いに自分達の名前を取り戻すことも視野に入れている。
好きなもの:クシナダヒメ、平和な日常
嫌いなもの:蛇、竜、暗くジメッとしたところ
天敵:八岐之大蛇、伊吹童子、ウリドラ
願い:みんなの幸せ………あとわがままかも知れないけど、自分たちの名前を取り戻す
【一人称】私達【二人称】あなた【三人称】あなたたち>>543
【因縁キャラクター】
八岐之大蛇∶
私達を喰らい、あらゆるものを奪った憎き怪物。その言葉を聞くだけで恐怖に怯え発作を起こしてしまうほどのトラウマを抱えている。例え別個体だろうが分霊だろうが、転生体だろうが冗談抜きで来ないでほしい
クシナダヒメ∶
私達の可愛い妹
スサノヲ∶
うちの妹を助け出してくれた英雄であり義弟にあたる。私達の救済とクシナダを助けてくれてありがとう。………それはそれとして妹を泣かすようなことをしたら、お姉ちゃん達は許さないからね!まず、言葉遣いからのスパルタ教育から始めるわよ!
ジークフリートやゲオルギウスなどのドラゴンスレイヤー関連∶
もしあなた達のような人が早く来てくれてたら、私達は助かったかもしれないわね…。>>544
アンドロメダ∶
事情は違えど生贄にされたもの。彼女の場合、ペルセウスに助け出され、食べられずに住んだ。貴女は英雄に助けられたのね。いいな…。
伊吹童子∶
伊吹童子は型月においてヤマタノオロチの子供であり、「八岐がうちの一箇(ひとつめ)の分け御霊(首)」にあたるため、一方的に嫌悪している。てかこないで。
ウリドラ
在り方に恐怖を覚えてしまうのと、上記同様大蛇の怪物を思い出す為嫌い。ほんとこないで。
源頼光
なんか…スサノヲに似た神気の気配を感じる…
wiki登録&ss使用可能です。「ボクのことはピエトロではなくアポネンシスと呼べ」
【元ネタ】史実、オペラ『ピエトロ・フォン・アバノ』
【CLASS】キャスター
【真名】アポネンシス
【異名・別名・表記揺れ】アバノのピエトロ、ピエトロ・ダバノ
【性別】男性
【身長・体重】145cm・35kg
【肌色】白 【髪色】紫 【瞳色】紫
【外見・容姿】
明らかにサイズの合っていない大きな白衣を着て巨大な本を背負った少年。
頭の上には謎の天使と悪魔が飛んでいる。
【地域】イタリア、欧州
【年代】13~14世紀
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:E 魔力:B 幸運:C 宝具:C【クラス別スキル】
陣地作成:C
道具作成:C
【保有スキル】
無辜の怪物:B
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。
生前の意思や姿、本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。
賢者の石:A-
強力な魔力集積結晶、フォトニック結晶を操る技術。ランクは精製の度合いで大きく変動する。
ランク次第で様々な効果を発揮するが、Aランクともなれば擬似的な不死を任意の対象にもたらすことも可能。
キャスターの賢者の石は自身で精製したものではなく無辜の怪物の影響で手に入れたもの。
医術:C
迷信が蔓延っていた当時の医療技術より数段優れた近代的医術。
なお、このスキルは現代の基準で比較するのではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判定するものとする。【宝具】
『異端なる者の黒書(エレティック・グリモワール)』
''ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:10''
魔導書『ヘプタメロン』を核にキャスターの異端者としての逸話がミックスされた宝具。
魔導書自体が魔力炉を内蔵しており、魔術の素養の無いキャスターでも魔術を行使することが可能。
使える魔術は天使・悪魔の使役や身代わりの人形の生成、賢者の石の使用など多岐に渡る。
一つ欠点があるとすればキャスターの体に対して大きすぎると言う点か。
【Weapon】
『異端なる者の黒書』
キャスターはこの魔導書を鈍器としても用いる。【解説】
イタリアのパドヴァ近郊の町アバーノ・テルメ出身の医師であり哲学者であり占星術師、マルコ・ポーロは友人。
生前は医師・占星術師として名を馳せた人物で、魔術とは縁の無い生活を送っていた。
コンスタンティノープル、パリ、パドヴァと各地を転々としており、コンスタンティノープルではギリシャ語とアラビア語を学び、ガレノスやアヴィセンナの原典を研究した、またギリシャ語、アラビア語の科学文書のラテン語への翻訳も行っている。
その後はフランスのパリに移り住み、そこで哲学と医学の博士号を得た。
医業で成功をおさめた彼はパリで「大ロンバルド」と呼ばれた。
パドヴァでは大学で講師として働いていたが悪魔を使役し支払った金銭を取り戻した、賢者の石を所持していたと言う罪でピエトロは異端審問所によって2度裁判にかけられた。
最初の審問では無罪とされたが、2度目の裁判が結審する前に亡くなった。
この裁判は有罪となり火刑が宣告されるが、彼の友人が密かに遺体を持ち去ったため人形を代わりに燃やすことになった。
ピエトロが記したと伝わる『ヘプタエメロン』が天使を呼び出す魔導書なのに対してオペラ『ピエトロ・フォン・アバノ』では従者の悪魔と共に死者を生き返らせる死霊術師として描かれている。イメージカラー:紫
特技:翻訳作業
好きなもの:占い
嫌いなもの:異端審問
天敵:特に無し
願い:???
【一人称】ボク 【二人称】キミ、○○(呼び捨て) 【三人称】アイツ、○○(呼び捨て)
【コメント】
リクエスト鯖、性格は無くても良いそうなので皆さんで自由に設定してみてください。「国を傾けるしか能の無い女にございます」
【元ネタ】史実、『封神演義』など
【CLASS】プリテンダー
【真名】妲己
【性別】女
【身長・体重】160cm・49kg
【容姿】どこぞの狐と瓜二つ、瞳孔が縦に割れることがある
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:A++ 幸運:E 宝具:A
【クラス別スキル】
狂化:EX
高度な意思疎通は可能だが、その言動は一致しない。属性は善であるが、その性質はあくまで言葉に宿るのであり、行動は聞きしに勝る悪女振りである。
騎乗:EX
乗りこなせない男はいない。
神性:-
喪われている。>>551
【保有スキル】
誘惑の術:EX
テンプテーション。魅了の呪術であり、対象の性別は問わない。これ以外の術も使えるはずだが自己封印しているとのこと。
変化:A
借体成形。術とされるが、この霊基では性質としての当然の能力であり生態。
天性の肉体(美):A
絶世の美貌と謳われるほどに完成した肉体。生まれながらにして得た天稟であり、食事や運動に気を使うことなく体型を維持することができる。ただし、美貌を損ねる鍛錬も御法度であり、武芸には若干の不利である。
【宝具】
『演舞・傾城傾国 (さけをもっていけとなし、にくをかけてはやしとなし、くにやぶれてさんがあり)』
ランク:A 種別:対国宝具 レンジ:1〜90 最大捕捉:300
酒をもって池と為し、肉を懸けて林と為し、国破れて山河あり
税をもって為す贅としてこれ以上はないだろう『酒池肉林』の宴。魅了した存在の魔力を徴収し、舞踏とともに儀式を成して国家を傾ける因果への誘惑。ついぞ、生前には成立させることのなかった運命操作の一種である。
そんなことをせずとも、殷は滅びた。諸行無常・盛者必衰の理にある人界には珍しくもないことではあったが、狐の所業が果たしてどれほどの影響になったのだろうか。>>553
【真名憑依】
真名:蘇妲己
なんともいえない話であるが、妲己は化けたとも、憑いたとも、どうにかして妾の地位に辿り着く。なれど、王の妾となれば、そこには相応の身分が必要であり、何もないところから美女に化けたところで身分は手に入らないのであるからして、元となった女性がいたはずである。
プリテンダーとしての霊基において、妲己は悪辣なる狐ではなく、元となった娘が、その役を羽織って召喚に応じているのである。
もはや、役を羽織っては悪辣に動かねばならないが、彼女は救国を望んで愉しげに微笑むのだ。
「嫌われたってかまわないのです。これは私の自己満足、ただの英雄願望なのですから」
【因縁】
太公望:
節穴朴念仁。プリテンダーなので別人です。
玉藻前:
調子狂うのでやめていただけますぅ!と拒絶の反応。
タマモキャット:
世話焼き。
コヤンスカヤ:
愛玩の獣。調教しときます?
女媧:
狐を送りつけた女神。人の傲慢も、神の傲慢も、どうしようもないことだと割り切っている。
胡喜媚・王貴人:
妲己の義理の姉妹。同じく女媧の送った妖物であり、僅かに楽しかった記憶がある。 【wiki登録】可>>546
こちらサーヴァント募集でリクエストさせていただいた者です
彼をモデルにしたオペラに存在は知らず、そちらもモチーフとして組み込んでいるとは!
非常に素晴らしい仕上がりで大変嬉しい限りです!ありがとうございます!!マカオン&ポダレイリオスを作成した人に質問します。
マカオン&ポダレイリオスの特技、好きなもの、嫌いなもの、天敵、願い、【一人称】【二人称】【三人称】があれば教えてください。>>556
マカオン:
特技/外科医療
好きなもの/新鮮な患者
嫌いなもの/(たとえ治った礼を言うためであっても)傷病もないのに病院へ来る人間、父と比較される事、戦争
天敵/アスクレピオス、荒んだ時の弟
願い/戦争で傷つく者が1人でも少なくなるように
【一人称】俺【二人称】お前、◯◯(名前呼び捨て)【三人称】アレ、あいつ、あの患者
ポダレイリオス:
特技/内科医療
好きなもの/平穏、完治した患者とその家族の笑顔
嫌いなもの/戦争
天敵/不機嫌な時の兄
願い/戦争で傷つく者が1人でも少なくなるように
【一人称】私、(身内など親しい相手ならば)僕【二人称】貴方、貴女、◯◯さん、◯◯くん【三人称】彼、彼女ら、あの方
です【元ネタ】『フロームンド・グリプスソンのサガ』
【CLASS】セイバー
【真名】フロームンド・グリプソン
【性別】男
【身長・体重】176cm・70kg
【肌色】白 【髪色】赤 【瞳色】青
【外見・容姿】筋骨隆々だが女性に見える顔立ち 長髪が獅子のように逆立っている
【地域】アイスランド
【年代】不明
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:B 魔力:E 幸運:A 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:C 宿敵が魔術師だったため、気休め程度には対策している。
騎乗:C>>558
【固有スキル】
黄金律(望):A
彼の人生は常に財宝や栄誉と共にあった。
また、一度は水底に捨てられた魔剣が、釣られた魚の腹から出てきたため、取り戻す事が出来た。
彼の望むモノは、巡り巡っていつかは彼の手に渡る。
フロームンドの冒険:EX
狂戦士を打ち倒し、悪霊の王を滅ぼした冒険の足跡。
バーサーカーと魔性の存在に対して特攻を得る。
戦闘続行:A
瀕死の重傷を負ってもなお、戦闘の続行と生還を可能にするスキル。
彼は剣で腹を突き刺されてもなお攻撃の勢いを止めず、そのまま敵を殺した。
その後は傷を縫ったものの憔悴しきっていたが、魔剣を取り戻してその柄に口づけすると、瞬時に元気を取り戻した。
雲隠れ:B
追手から逃れるために、煮えたぎる大鍋に身を潜めたり、女装姿で家事をして紛れた。
低ランクの『気配遮断』と変装能力を持つ。>>559
【宝具】
『鈍り無き狂乱(ブリントヴァリ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ベルセルクの勇士フロンヴィドの持っていた名剣。
所有者の肉体を賦活し、狂戦士の如きタフネスを与える。
『栄光討つ魔王の劒(ミスティルテイン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1~300人
亡霊(ドラウグル)の魔王スレインを倒して奪った魔剣。
細い刀身に無数の怨念が織り込まれており、斬り付けたモノは凄まじい『重み』によって弾き飛ばされるか叩き潰される。
真名解放によって刀身が解け、圧縮されていた呪詛が爆発的に放出される。
直撃すれば肉体が消し飛ぶが、かすっただけでも命を蝕まれる。>>560
『煌光屠る非力の枝(ミスティルテイン)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
北欧神話において光の神バルドルを殺した矢。
バルドルの死を予知した母フリッグは、万物と契約して『バルドルを傷つけない』事を約束させたが、ヴァルハラの西に生えたヤドリギの芽だけは、非力なあまり契約を怠った。
これを知ったロキは、バルドルの弟である盲目のヘズを騙し、ヤドリギの枝を投げさせてバルドルを殺した。
上記の魔剣の源流にあたる投擲武器であり、神を殺す能力を持つ。
刺さっただけであらゆる者を死へと引きずり込む宝具だが、本来の使い手ではないフロームンドはそこまでとは行かず、死を帯びた極大威力の矢として使う。
【Weapon】『鈍り無き狂乱』と『栄光討つ魔王の劒』>>561
【解説】
アイスランドの伝説的物語『フロームンド・グリプスソンのサガ』の主人公である勇士。
ベルセルクの勇士フロンヴィドや、亡霊の王スレイン、強大なるヘルギと魔女のカーラ夫妻などを下し、美女と黄金を手に入れた。
悪しき亡霊や並み居る勇士を倒し美姫スヴァンヴィトと結ばれる、という英雄に相応しい栄華を得たフロームンドだが、別の伝説では『邪悪なるヴァイキングの王』として扱われている。
それも無理はない。そもそも彼が仕える王はヴァイキングであり、彼もまた略奪者なのだから。
例えば、故郷を守るべく立ちはだかった『狂戦士フロンヴィド』。
フロームンドはこのベルセルクを無慈悲に棍棒で殴打し、頭蓋ごと脳を砕いて殺した。
そして戦が終わった後、その弟であるヘルギを見つけて、これを逃がす。
悲劇な愛の末に死に別れた英雄と戦乙女の生まれ変わりである『ヘルギと魔女カーラ』。
戦場で再び相まみえ、兄の仇を取るため復讐に燃えるヘルギを、魔術の歌声で守るカーラ。
だが、ヘルギが誤ってカーラを傷つけてしまった隙に殺した。
サガには『偶然そうなった』かのように書かれているが、フロームンドは意図してそれをやったのだ。
つまるところ、彼は善悪ではなく己に従う生粋のヴァイキングだった。
相手が何者であろうと、阻むなら無慈悲に殺して奪う。身内を傷つけられれば、血をもって償わせる。
それだけが大英雄フロームンドの在り方である。>>562
【人物像】
功名と財宝に心を躍らせる英雄らしい豪傑。ただし女はスヴァンヴィトただ1人と決めている。
戦いにおいては、相手が何を背負っていようとも、敵ならば即座に殺す。
人質や特殊な罠で駆け引きしようとする者も即座に殺す。
背を向けて逃げ出した者も殺す。
彼が殺さないのは『戦が終わった後の敗残兵』のみであり、聖杯戦争が続く限りは全員を抹殺するだろう。
特技:鎧兜ごと敵を斬り潰す、戦に入る前の啖呵
好きなもの:財宝、戦、栄誉、魔剣、妻
嫌いなもの:弱いのに無駄に突っかかってくる味方、小細工が得意な魔術師
天敵:ない
願い:胸躍る戦い、そしてその先の栄光と報酬
【一人称】俺【二人称】お前【三人称】あれ>>564
メディア・イアソン
「小細工の得意そうな奴らだ、全く嫌になる。
しかも伴侶をないがしろにしているようではな。
…おい聞いているのか!目の前で喧嘩しだすのをやめろ!」
宮本武蔵
「もう一度女装してみろだと?断る。
おい纏わりつくな。やめろと言っているだろうが!」
【他クラス適性、変化傾向】
ヴァイキングとしてライダーに適正あり。>>557
ありがとうございます。>>387
ちょこっと訂正です
ジャック・ザ・リッパー(バーサーカー)…悪魔繋がり。悪魔としての側面を持つポルドニッツァに対し、片やこちらは宝具で悪魔の姿へ変貌する。ポルドニッツァは大概、各地に伝わる伝承によって外観的特徴に共通点は多くみられるが、それでも年齢や髪色など地域によってはかなり違い、定まりきらない部分も多く、サーヴァントとしても多少の容姿の変化が可能。ジャックの方がかなり多様性に富んでいるが変身能力という点でも共通はしている。「バクナワ、それがボクの名だ。教えるのはそれだけ。…うるさい、あまり話しかけてくるな。オマエ達人間は、嫌いだ。」
【元ネタ】フィリピン神話
【CLASS】ムーンキャンサー
【真名】バクナワ
【異名・別名・表記揺れ】Bakunawa,Vakonawa,Baconaua,Bakonaua
【性別】男性
【身長・体重】149cm・46kg
【肌色】蒼白【髪色】碧と桃がメインのユニコーンカラー 【瞳色】群青
【外見・容姿】海洋生の竜種の特徴を有した、身体の様々な箇所に刺青を入れている少年。
【地域】フィリピン,ビサヤ諸島,セブ島
【年代】神代
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型,竜属性,ヒト科以外,超巨大,神性
【ステータス】
筋力:B+ 耐久:C+ 敏捷:C
魔力:EX 幸運:D 宝具:EX>>568
【クラス別スキル】
対魔力(月):A+
魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。月に纏わる魔術であれば無効化ではなく,魔力リソースとして吸収する。
陣地作成:EX
自らに有利な陣地を作り上げる。バクナワは冥府の神であるが故に冥府を作り上げる。が、最高神バタラによって追放されたことで神核を失っており、一定の条件を満たさなければ作成不可能となっている。
復讐者:C+
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにバクナワの力へと変化する。
復讐よりも優先すべきことがあるためCランクに収まっている。ただし、月への渇望が最高点に達した際はそのランクが上昇し、再び復讐の道を走ることとなる。
【固有スキル】
神性:B
本来であれば「冥府の神格」を保有するが、最高神バタラによって追放されたことで神核を失っており、神性スキルのみとなっている。
バクナワはインド神話の蛇神ナーガや、蝕の原因とされる羅刹ラーフなどの影響を受けているとされる。
竜種:A−
最強の幻想種たる竜種である事の証。人型の頭脳体を現界させているが、自らの影と繋がっている虚数空間にその本質である竜体(本体)が封じられている。>>569
月魄六魂:EX
最高神バサラが作り出した7つの月の内、6つの月を呑み込んでしまった逸話に由来するスキル。
呑み込んだ六つの月はバクナワに吸収され、六つの霊核として存在している。また、六の衛星の内包を可能とするバクナワの霊基は逆説的に膨大なスケールを有している。この膨大な霊基にものを言わせて大地を揺るがし敵軍を蹂躙することさえ可能とする。
夜間になると内包した月の魔力は活性化し、バクナワのステータスを強化する。
死滅海竜:B+
海竜にして冥府の神であるバクナワが有する権能の残滓。
命あるものを巻き込み、昏き死が渦巻く水底へと導く終わりの奔流。
主に攻撃手段として用いられるが、加護としての転用も可能であり、味方が保有する武器を強化し、稀に即死させる効果を付与する。
ムーン・ストラック:A+
美しく輝く月に対する渇望精神、延いては月の縁者への執着。月の属性を有する者へ精神的ペナルティを付与し、クリティカル率を上昇させる。
しかし、冷静さを失い周りが見えなくなることから、精神対抗、真偽判定に多大なペナルティを得る。
弱体化(音):E+
月を食べてしまったバクナワから月を取り返すために人々は音を立てて、驚かせる事で月を取り戻した逸話を由来とするペナルティスキル。
一定の高音を聞いた際は確率でスタン状態が付与されてしまう。ただし、スタンさせるには月がある遥か空まで届くような大きな、甲高い音である必要があるため、弱点としてのランクは低い。「ムーン・ストラック」発動時はランクが上昇し、ステータスの弱体化も追加される。>>570
【宝具】
『仰ぎて鯨呑せよ、月に焦がれし溟海(アン・ブラン・ナモン・グイン・カオン・サン・バクナワ)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:500 最大捕捉:レンジ内全て
Un blanc namon Guin kaon san baknawa
六つの月を喰らい、残った最後の月を呑み込むことで発生する月蝕を由来とする宝具。
神秘ではなく物理法則が支配する現在に加えて、サーヴァントの身では月そのものを食べることはできない。その代わりに限定的に励起させた海竜の顎をもって月光そのものを呑み込み、夜を照らす光という概念を消し去る。また、月の属性を有する者への特攻としても働き、月明かりに由来する権能、魔術を無効化し、魔力リソースとして吸収する。
更に月を呑むこととは夜を統べる王権の簒奪にも等しい行いであるが故に、月の光を失った夜はこの世としての性質が失われバクナワのテリトリーである冥府と化す。バクナワの冥府は水底にいるような重積と、空中に浮くような不安定さが両立した空間であり、バクナワ以外の存在がこの空間で自由に行動することは困難を極める。また、この空間においてバクナワは竜体を虚数空間から完全に現すことが可能となる。
とはいえ宝具発動の使用条件としては満月である必要があり、「弱体化(音)」によりスタン状態になった際は月光を吐き出し、無効化されてしまう。
【Weapon】
『テネグレ』
フィリピンに伝わる剣の一種。その剣の柄頭にはバクナワの意匠が掘られることがあった。
サーヴァントとしてのバクナワが有するのは自らの牙が剣として具現化したもの。
『海流』
権能の名残。命を奪う冥府の海流であるため、稀に巻き込んだ敵軍を即死させる。>>571
【解説】
現フィリピン共和国にあるセブ島の神話に登場する海竜の姿をした神。その名は西マヨラ・ポリネシア語で「曲がった蛇」を意味し、赤い舌、ヒゲとエラ、体の下部に生えた灰色した大小二対の羽を有する。
バクナワの主な神話としては月を食べる事で月蝕を引き起こすものが挙げられる。
フィリピン神話において月とは最高神バタラによって生み出されたもので当初は7つの月があったとされた。だが、海蛇バクナワが7つのうち6つの月を呑み込んでしまったことで、月は一つとなり、その最後の月が呑み込まれることで月食が引き起こされるのだという。
バクナワが月を呑み込んだ理由は幾つかのパターンが語られている。月が砂糖玉のように甘そうだったからというものや、月を妬ましく思ったから、月に恋焦がれたから、あるいは妹である海亀もしくは恋した人間の少女を殺されたことへの復讐心など多岐にわたる。どれをとっても結果的にはバクナワは月を呑み込み、七つあった月は一つになってしまう。
古代フィリピン人は残りの月を食べられないように月食時には笛を吹き太鼓をならし、これに驚いたバクナワは月を食べるのを止めた(あるいは呑んだものを吐き出した)。もしくは人に見られたことを恥ずかしく思い食べるのをやめたともされる。その後、バタラ神は月に竹を植えることで輝きを抑え、バクナワに見つからないようにした。また、復讐を動機したパターンでは最後の月を食べようとした時、バタラはバクナワを追放したとする話もある。
近隣にも類似した存在が語られており、ルソン島のタガログ族の間ではラホと呼ばれる蛇が、ミンダナオ島のバゴボ族の間ではミノカワと呼ばれる巨大な鳥が月や太陽を喰らい蝕を引き起こすとされる。バクナワや彼らを含めたこれらの存在は、南アジアとの交易で東南アジアに伝わったインド神話の蛇神ナーガや日蝕、月蝕を引き起こす羅刹ラーフの影響を受けているのではないかと考えられている。>>572
多くの逸話のパターンが語られるバクナワであるが、本稿に記述されたバクナワは人間の少女と恋人関係にあったがその関係を疎んだ部族の長によって恋人を殺され、その復讐がために月を呑んだ世界線を辿ったバクナワである。
六の月を呑み込んだ末にこのバクナワはバタラ神によって虚数空間へと追放されたと本稿では規定し、厳密には座に登録された存在ではない。バクナワの現界理由は復讐の完遂、ではなく愛した人間の少女に再会する、というもの。
因みに、召喚されるには条件があり、日食が起きた際に英霊召喚の術式が行使されていたらそれに相乗りする形で召喚される。あるいは、特異点内で日蝕が起きたら召喚される可能性が生じる。これらは日食はバクナワが故郷や亡くなった家族の下へ戻ろうとしているから発生しているという伝承を元にした裏技のようなもの。
【人物像】
能動的・内向的
奇抜な髪色の雰囲気に反してムスーっと不機嫌そうな表情の少年。
騒がしいことを嫌う偏屈な人物だが、意外と無邪気かつ好奇心旺盛で、好きなものに対しては独占欲が強い性格。また、甘いものに目がなく、甘味を見ては目を輝かせ、口にしては表情を綻ばせる(人に見られたらすぐさまスン、と何事もなかったかのように表情を戻す)。普段はよく飴玉を舐めている。子供っぽいなどとは言ってはいけない。
過去の経験もあって極度の人間嫌いではあるが、積極的に襲うことはなくどうでもいいものとして認識し、基本的に寄せ付けることはない。マスターは現界するための要石程度の認識でしかなく、気分を損ねれば喰らうことに躊躇はしない。だが、自らを恐れず純粋な善性と好意で接して来る者に対しては蔑ろにすることは出来ず、そうした人物だけがバクナワと関係を築くことができるだろう。仲が深まった相手に対してバクナワは素直に返答することはないが、積極的に守ってくれるようになる。また、時折どこか寂しげな表情を向けることがある。>>573
月に対する思いとして、皆に愛される美しい月を嫉み嫌うと同時に、その白い無垢な輝きに焦がれ自分のものにしてしまいたい、などと相反する思いを抱いている。だが、かつてはその思いを忘れることができており、それが愛する人間の少女と過ごしていた時間だった。炉端の石に過ぎない脆弱な生命体である少女こそがバクナワにとっての運命であり、彼女こそがバクナワにとっての月であった。
故にこそ、愛しい少女を燃え殻にされ奪われた時、怒りに飲まれ人々が愛する月を奪うに至った。奪い呑み込んだ月は砂糖玉のように甘美であり、人間が嘆く様は何よりも愉快であった。だが、かつて欲した月の甘美さも、返せと喚く人間の叫びも、欠落した何かを埋めることは決してなかった。
その後、虚数空間へと追放されたバクナワが願ったのは復讐の完遂ではなく愛した人間の少女との再会であった。もう二度と失わないように、何処かへ消えてしまわないように、欠落してしまったモノを取り戻すために、バクナワは再びこの世に顕現する。
とはいえ、バクナワは呑み込んだ月の甘さを忘れることができずにおり、真祖で言う吸血衝動のようなものを抱えている(スキル「ムーン・ストラック」はこの衝動がスキルとなったもの)。飴玉をよく舐めているのは甘いものが好きだから、というだけでなく月への執着を抑えるために甘味で紛らわしている意味もある。故にバクナワは執着に飲まれてしまった場合、再び復讐の念も蘇り、文字通りの月そのものを神話通りに手に入れようとしてしまう。
特技:丸呑み
好きなもの:愛した人間の少女,真っ白な満月,甘いもの
嫌いなもの:月,人間,騒音
天敵:バタラ,爆音
願い:愛した人間の少女との再開/最後の月を喰らう
【一人称】ボク【二人称】オマエ,キサマ【三人称】アレ>>574
【因縁キャラクター】
アルテミス:遠い異郷における月の女神。月の女神であるため、惹かれる存在であり、甘そうに感じている。だが、金属の匂いも同時に感じているようで、不思議と食べようとは思わない。なお、それはそれとしてやはり気になるので、オリオンにはかなり警戒されている。
カリギュラ:月に狂わされた者。彼の宝具はバクナワの衝動を悪化させてしまうため相性は最悪。
ティアマト:虚数空間へ追放された者同士。共感できることもあるが、人間を嫌っているのに愛しているという二律背反は理解できない。また、彼女の子供扱いはかなり苦手で、反抗期の子供のような態度を取る。
へシアン・ロボ:妻を殺され復讐の念を抱いた狼。人間の手で大切な者を失った者同士であるため彼の気持ちは理解できる。とはいえ、バクナワの場合は愛した者が奪った者達と同じ人間であった事からロボほどの拒絶性を持てていない。妹を殺された世界線のバクナワであれば彼に近しい性質となると思われる。
坂本龍馬,お竜さん:共に在り続ける2人ぼっちの竜と人。愛した者を殺され、復讐をした竜としなかった竜。愛しい者と共にいられる彼らのことは羨ましく思い、あまり顔を合わせようとはしない。
アーキタイプ・アース:同クラの真祖。1人の人間の手によってバグった者同士でもある。星から生まれた存在であるはずだが、何やら月の香りを感じている相手。
BB:同クラのAI。大切な人のために月を侵した癌。大切な日々にかまけて本当に大切なものを守る事ができなかったバクナワには、彼女の行いは少しだけ眩しく見える。>>575
【コメント】
リクエストより。日本語Wikiだけ見たら飴玉大好きドラゴンのあざとい印象が強かったのですが、英語Wikiとか見たら逸話のパターンが思った以上に多く、動機がたくさんあるからどれをメインにしようかとかなり迷いました。最終的に神霊がサーヴァントとしてわざわざ現界するならどの逸話になるか、と逆算して復讐譚の逸話を採用しました。思ってたのと違う、感じでしたらごめんなさい。
余談として宝具ルビの元ネタは月蝕の際に子供たちが歌うヒリガイノンの歌の一部から引用。(以下英語版Wikipediaに記載されたもの)
Un blanc namon sans una, sans una (Our moon long ago, long ago.昔々、私たちの月)
Guin kaon san baknawa,(Was eaten by the bakunawa.バクナワに食べられた)
Maro oi ka man, y uri, y uri(Please have pity, return it, return it.どうか私を憐んで、返して、返して)
Corona san amon hari.(The crown of our king.我らが王の王冠を)【元ネタ】史実
【CLASS】フォーリナー
【真名】ジョン・フォン・ノイマン
【性別】男
【身長・体重】?cm・?kg
【容姿】電子機器の画面に映る無個性な顔
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:- 耐久:- 敏捷:- 魔力:EX 幸運:A 宝具:EX
【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
特例クラス適性。ノイマンは邪神の尖兵ではない。電脳世界の住人として、あるいは、「火星人」の渾名によって得た人理の外側である。
単独行動:EX
電力を魔力に変換することでマスターが不在でも霊基を維持することができる。>>577
【保有スキル】
電脳の怪物:EX
無辜の怪物の派生スキル。「悪魔の頭脳」と渾名された驚異的な思考能力とそれに付随する功績に合わせて捻じ曲がったイメージ。
人類から外れ電脳存在として定義され、凡ゆる機械類に対する特効能力を有し、天賦の叡智などのスキルを複合する。
セル・オートマトン:A
自己増殖スキル。生前に創出した概念。一度、召喚されれば自身を複製することで存続を図る。半自動的に行使され、複製体は休眠状態で待機する。駆逐には全ての記録媒体の破壊か、同位存在に影響する宝具またはスキルを必要とする。
短期決戦主義:C
戦時中を生きた影響もあり、非常に好戦的な思考様式を有する。これは驚異的な思考能力による合理性、効率性に過ぎなかったが、スキル化によって遊びの思考がなくなった。>>578
【宝具】
『1,000分の1インチの精度で噛み合う歯車を持った完璧な機械 (デウス・エクス・マキナ)』
ランク:EX 種別:電脳宝具 レンジ:文明による 最大捕捉:文明による
当時、自身が開発したコンピュータに勝った生体コンピュータと称すべき能力が電脳の怪物によって拡張された宝具。
凡ゆる機械類に対する優位性を有して、電脳世界に実在することでネットワークを介して、世界中の機械類とそれに制御された器物を操作することができる。操作された器物は、本来の相性を超克して神秘を宿し、サーヴァントに対しても有効である。ただし、これは最低でもネットワーク技術が実用化された文明世界に召喚された場合の話である。
【解説】
ノイマン型コンピュータの開発者として知られる超天才。IQ300とも言われるその頭脳は人外として畏れられた。
興味のないところは全くと言っていいほど記憶しないような生活破綻者であったが紛うことなき人類であった彼がこのようなカタチで召喚されるのは、人類の脅威に他ならないからである。
生前より過去に召喚されたなら人類規格に収まりキャスターあたりに嵌め込まれるかもしれないがそれでも文明を進歩させることを躊躇わない特異点発生待った無し。ネットワークに接続されれば、最短ルートで人類救済RTAに挑戦することに迷いはないのである。生前の思想はともかく、サーヴァントとなっては無辜の怪物によりそのようにしか動けないためのセーフティなのだ。>>579
【因縁】
科学者たち:
認め、蔑み、敬い、愛した。それは凡人と変わらない人間関係。
オリュンポス十二機神:
その真体は貰った。神代ギリシアに召喚されるとそうなる。
源為朝、出雲阿国(斬ザブロー):
えぇ、マジかよ。わざわざ遊びの振る舞いを模倣して反応する。
メカエリチャン:
どうやって動いてんの?ホントにメカか?
【wiki登録】可「キミは、強いな」
【元ネタ】古事記、日本書紀
【CLASS】バーサーカー
【真名】大碓命
【性別】男性
【身長・体重】165cm・54kg
【外見・容姿】
ヤマトタケルと似た風貌だがこちらはより男性的。
古代日本的な服装、翡翠の勾玉の首飾りを身に付けている。
【属性】中立・善・地
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:C 幸運:E 宝具:C
【クラス別スキル】
狂化:E
バーサーカーは通常時に狂化の恩恵を受けない代わり、正常な思考力を保つ。
ただし、弟に関する事柄になると制御不能になる。【保有スキル】
無冠の武芸:-
様々な理由から、他者に認められることのなかった武具の技量。
剣、槍、弓、騎乗、神性のランクを本来のものより一段階低く見えるようにし、属性を真逆のものとして表示するが、真名が明かされた場合この効果は消滅する。
神性:D
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
三思後行:C
バーサーカーは慎重である。何事も良く考えて行動するため相手に先手を取られやすい。
敏捷のパラメーターが低下するが、危機回避能力は高まる。
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を断つ能力。隠密行動に適している。
バーサーカーはアサシン適性を持たないため気配遮断のランクは低く、サーヴァントならば立ちどころに気配を察知するレベル。
バーサーカーの気配遮断は草むらに逃げ隠れた逸話に由来するスキル。【宝具】
『火神(カグツチ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
自身の死因を宝具にしたもの、ただ死因を再現するだけではなくバーサーカーはこれを独自の絶技へと昇華させた。
相手を掴み地面あるいは壁に全力で叩き付けた後、内に秘めた負の感情を爆発させながら怒濤のラッシュを叩き込み、最後に四肢を引き千切り止めを刺す。
宝具の発動中は戦闘続行状態になり、霊核を破壊されてもなお攻撃を止めない。
その特性上、格上の敵が相手でも掴むことが出来れば相手に規格外の耐久力や回復能力がない限りほぼ確実に相討ちに持ち込める。
また、対ヤマトタケルを想定した『猪突式火神』という派生技が存在するらしいがヤマトタケル以外の相手に披露することはないだろう。
【Weapon】
『蛇行剣』
宝具では無いが皇族が持つに相応しい業物。【解説】
日本神話の大英雄、小碓命(ヤマトタケル)の兄。
日本書紀と古事記で母親が異なるが古事記においては12代景行天皇と針間之伊那毘能大郎女の間に生まれた皇子とされる。
日本書紀と古事記共に良い逸話が記されていない不遇な人物で『古事記』によれば、景行天皇が
美濃国造の2人の娘、兄比売・弟比売姉妹が美人であると聞いて妃にしたいと思った。
そこで大碓命を派遣したが、大碓命はその美人姉妹と密通し天皇には偽って別の女性を献じた。天皇はこれを恨んだと言う。
なお大碓命は美人姉妹との間に二人の子を設けており、一人は牟義都国造の祖となった。
最後は天皇の「教え諭せ」と言う言葉を勘違いした小碓命によって厠で待ち伏せされ、地面に押し倒され、手足をもぎ取られ薦に包み投げ捨てるという方法で殺.害される。【人物・性格】
自虐的かつ内向的、日本神話最底辺を自称する自己評価激低男。
「石橋を叩いて渡る」を地で行く慎重な性格、それゆえ周囲の人々からは臆病者扱いされることも多々あった。
大碓命は良くも悪くも凡人だった、一方弟のヤマトタケルは非凡な英雄。事あるごとに弟と比較され、その度に劣等感から自己嫌悪に陥り、弟に憎悪にも嫉妬にも似た感情を向けていたが家族の一員としての愛情を捨てきれずにいた。
また、英霊となり弟の成し遂げた偉業と悲劇を知り、自分が東国への遠征に同行していれば悲劇は避けられたかも知れないと思うようになった。
それはそれとして古事記に記される自身の最期に納得いっておらず、例え敵わずとも「弟への仕返しがしたい」と言う願いのために召喚に応じる。
なぜ狂った逸話の無い大碓命がバーサーカーなのかと言うと慎重過ぎる自分には狂ってるぐらいがちょうど良いと言う理由から。
ちなみに左利き。
イメージカラー:灰色
特技:大食い
好きなもの:綿密な計画、堅実な勝利
嫌いなもの:弱い自分、勝算の無い戦い
天敵:ヤマトタケル
願い:弟への仕返し
【一人称】俺 【二人称】キミ、○○様 【三人称】彼、彼女、アイツ
【因縁キャラ】
ヤマトタケル:弟、殺.したいほど大嫌いだが何かと気にかけてしまう。
大碓命はヤマトタケルとは呼ばず「小碓」と呼ぶ。
【コメント】
リクエスト鯖、宝具名は弟に合わせてみました。シェナーン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B7%A5%A7%A5%CA%A1%BC%A5%F3
ホノリウス三世
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DB%A5%CE%A5%EA%A5%A6%A5%B9%BB%B0%C0%A4
酒天童子
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BC%F2%C5%B7%C6%B8%BB%D2
ポルドニッツア
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DD%A5%EB%A5%C9%A5%CB%A5%C3%A5%C4%A5%A2
マクベス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%DE%A5%AF%A5%D9%A5%B9
冨田 勢源
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%C9%DA%C5%C4%20%C0%AA%B8%BB>>586
デーイアネイラ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C7%A1%BC%A5%A4%A5%A2%A5%CD%A5%A4%A5%E9
アブロサム
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A2%A5%D6%A5%B5%A5%ED%A5%E0
ヤマタノオロチ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%E4%A5%DE%A5%BF%A5%CE%A5%AA%A5%ED%A5%C1
妲己(2)
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%D5%A7%B8%CA%A1%CA2%A1%CB
ジョン・フォン・ノイマン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B8%A5%E7%A5%F3%A1%A6%A5%D5%A5%A9%A5%F3%A1%A6%A5%CE%A5%A4%A5%DE%A5%F3>>587
以上wiki登録完了しました。マカオン&ポダレイリオスの解説の後半にある
「マカオンは治療に熱心な医者であり、~」
「対するポダレイリオスは~」
の文は人物像に該当すると個人的には思います。>>591
【保有スキル】
カリスマ:B
人々を導く魅力、人望。ローマ帝国で君主、皇帝として当然のスキル。
皇帝特権:A
固有の逸話に由来しない、サーヴァントのスキルを任意に取得、行使することができる。臣下の能力もまた、統治者の能力のうちなのである。
最大幸福:EX
人類史上、最も幸福であった時代とも称されるルーラーの概念がスキル化したもの。ルーラーの言葉に説得力を持たせ、また、幸福感を感じさせる。
【宝具】
『後世想う夢の帝政 (パクス・ロマーナ)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1〜300 最大捕捉:100,000〜
最も幸福な時代と称されたそれは、人類史上、最も楽園に近づいた時代とも言い換えられる。理想郷ユートピアを固有結界に似て非なる領域として顕現させる。
内部に取り込まれた対象は、その土地における犯罪行為を禁じられ、強制的に幸福感を叩き込まれる。
【Weapon】
『長城の盾』
五賢帝の一人、ハドリアヌスがブリテン島に築いた長城に由来する全自動防御兵器。宝具の一部で、『後世想う夢の帝政』は、この兵器が覆う領域に展開される。>>592
【解説】
人類史に燦々と輝く文明文化の繁栄国家、ローマ帝国にて皇帝を務めた者たちのうちで、長く続いた平和な時代にそれを担った五人の皇帝。すなわち、ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス=ピウス、マルクス=アウレリウス=アントニヌスの集合体。
ローマ帝国最大領土を築く常勝とそれを維持する穏和な内政統治を成し遂げた誇るべき歴代皇帝たちであり、一人一人で英霊として充分に成立するはずなのだが…
「死.んでからも働くとかやってらんないわ!」
平和を作ることよりも、平和を維持することの方が大変であるが、それを知るモノは少なく、それを評価するモノはもっと少ない。責任感と愛国心でもって生前は役目を熟したが、死後まで働かせられる道理はないとボイコットしたのである。彼らは、『五賢帝』として集合し、パクス・ロマーナの概念を核として、記憶ではなく追憶ではなく、記録として機構としての英霊登録を希望した。
よって、そのクラスはルーラーと定義された。無私の統治機構であり、人類の基盤国家として、人理に奉仕する存在として確立したのである。
【因縁】
ロムルス:
神祖。ローマの象徴という意味では似たような存在であるが、そのスタンスは異なる。ロムルスは護るべき子として、ルーラーは治めるべき民として、人類を見つめるため温度差がある。
ネロ:
暴君。楽しそうだなぁ。
カリギュラ:
狂気の皇帝。封印しとくか?
カエサル:
政治家。ダイエットさせるか?
【wiki登録】可>>589
姉妹を娶った件については罪悪感を感じてはいるがきちんと謝れば許してもらえると判断しての行動、大碓命は熟考に熟考を重ねた結果、欲望に従うことにした。
景行天皇:尊敬する人、いずれ自分もこうなれたらと密かに目標にしていた。目標にするのにちょうど良いレベルのすごい人。
また、口には出さないが人に頼まず全部自分で行っていれば良かったのにと思っている。
自身の死の原因を作った人物だがあまり悪く思っていない、言っていることは真っ当だから。
悪いのは天皇の言葉を勘違いして自分を八つ裂きにした弟の方と考えている。【元ネタ】『ウガリット神話』
【CLASS】ライダー
【真名】バアル
【異名・別名・表記揺れ】バール、ベル
【性別】男
【身長・体重】不明
【肌色】大地の褐色 【髪色】雷雲の黒色 【瞳色】雷光の金色
【外見・容姿】長髪を数束に分けて編み込み、末端から稲光を迸らせている巨躯の男 巨大な2本の角を備えている
【地域】メソポタミア北部からシリア、パレスチナ
【年代】紀元前3000年期
【属性】中立・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:? 耐久:? 敏捷:? 魔力:? 幸運:? 宝具:?
【クラス別スキル】
対魔力:EX 神に通じる魔術など無い。
騎乗:EX 神に乗れないモノは無い。
嵐神の権能:A++ 主要な権能。天候を支配し、嵐を発生させる。
主神の神核:EX 兄弟神と争って手に入れた、主神としての存在。>>596
『駆逐せよ、我が颶風(ヤグルシュ)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1人
工芸神コシャル・ワ・カシスによって作られた、神を打ち破るための武器。
振れば嵐が巻き起こる棍棒であり、投擲しても自ずと手元に戻る。
神の権能を打ち消す力を持つ。
『叛逆せよ、我が霹靂(アイムール)』
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1人
工芸神コシャル・ワ・カシスによって作られた、神を打ち破るための武器。
振れば雷が降り注ぐ棍棒であり、投擲しても自ずと手元に戻る。
神の権能を奪い去る力を持つ。
『君臨するは勝利の神王(アリーン・バアル)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
バアルが七頭の海竜ロタンや海神ヤム、死神モトと戦った時に用いた戦闘法。
両手の棍棒を投げ続け、局所的な天変地異を発生させる。
神が一撃でもこの宝具を受ければ、権能を失った上で無防備に引き裂かれるだろう。
【Weapon】『駆逐せよ、我が颶風』『叛逆せよ、我が霹靂』、雷電で形作られた稲穂>>600
【解説】
イスラエル王国ひいてはサウル王朝の第二代王。
ダビデ王との戦争で親兄弟を失い、四男だった彼のみが生き延びて将軍アブネルに擁立された。
国の実権を握っていたのは優秀なアブネルであり、彼は傀儡の王に過ぎなかったが、彼は王としての責務を果たすべく奮闘した。
ある時、アブネルが父サウル王の側女だったリツパという女と情を交わしたのを知り、これを非難すると、アブネルはそれをきっかけにダビデ側へと裏切った。
しかし、そのアブネルもまたダビデの部下の独断によって殺され、喪失感に押しつぶされた彼は、守る者1人いない王宅で茫然と昼寝に耽る。
略奪隊長レカブとバアナの兄弟は、これをチャンスと見てイシュバアルを暗殺し、首を手土産にダビデ側へと寝返った。
当然ダビデがこれを許すはずもなく、この兄弟は処刑された。
これにてサウル王朝は滅亡し、ダビデがイスラエルの王となった。
全てを失い惨めに死んだ彼を憐れんだのは、バアル神であった。
バアル神で有名な逸話と言えば、その名が多くの悪魔の基にされている事であろう。
旧約聖書にて『悪魔』とされて徹底的に貶められ、『異教の神』の代名詞として扱われた。
そして『バアルの人』を意味する『イシュ・バアル』も、『恥の人』すなわち『イシュ・ボシェト』に書き換えられたのだ。
同じく名を歪められ貶められた者として、バアル神は己の名前をイシュバアルの霊基へと被せ、化身に仕立てて送り込んだ。
プリテンダーとしてのイシュバアルは、バアル神の力を色濃く宿している。
崇める主神からの期待に応えるため、そして自分を召喚してくれたマスターに報いるため、彼はその力を大いに振るうだろう>>601
【人物像】
一度は王となったが、生前に己は王の器ではないと悟ったため、サーヴァントとして主に忠実に仕える。
とはいえ最優先の基準は『バアル神』であり、その名に恥じる事はしないが、生前のトラウマから『見捨てられること』に恐怖を感じており、マスター次第ではその一線も超えうる不安定さがある。
今回のマスターはそういう事をせず、動機にも大義があるので安心して心から忠誠を誓っている。
だがマスターが有能だったり高潔だったりすると、それはそれで引け目を感じてしまうため、定期的に中のバアル神がメンタルチェックをしている。
特技:ない
好きなもの:バアル神、マスター
嫌いなもの:アブラハムの宗教、裏切り者、自分
天敵:大概のものは苦手
願い:バアル神の名誉回復、アブラハムの宗教の廃絶
【一人称】我/僕【二人称】お前/あなた/貴様【三人称】アレ/彼
【セリフ例】
「我はバアル!嵐の主、豊穣の慈悲、神々の王である!!
世界の破滅に挑まんとする者よ。勝利を欲するなら我に祈れ!!」
「真の名を隠していたこと、お許しください。
未熟者ゆえ、恐れ多くもバアル神の御力を借りて現界しております。
イシュバアルです。どうぞご自由にお使いくださいますよう」>>602
【因縁キャラクター】
ダビデ
「平然としているな。いや、お前はそれでいい。アレは戦争だった、お前は王としてすべき事をしただけだ。
許せないのは、配下の暴走を許し、僕のアブネルをむざむざ死なせた事だ。
殺すなら法律に則って処刑すべきだったし、そうでなくても独断で動いたその部下は罰するべきだった。
…まあ、それだけかな」
キリスト教系
「『蠅の王(バアルゼブブ)』だったか?それとも『屎の王(バアルゼバブ)』だったか?
どうした?我が名を呼んでみろ、小虫めが…!」
メルトリリス
「あれっ、僕が…じゃなくてバアル神が殺したロタンだ。レヴィアタン、とも言うんだっけ?
でもどうしてそんな女の子の姿に…あ、人違い!?し、失礼しました!」>>603
ドレイク、アルトリアランサー[オルタ]
「嵐の王?バアル神は嵐の『神』ですよ、『神』!
恭しくリスペクトしてもらっていいですかー?」
神霊系
「あうう…本物の神がこんなにいるのか…!
で、でも!僕だってバアル神の期待を背負っているんです!
絶対に役立ってみせるので、最後まで見捨てずに!どうか!」
【他クラス適性、変化傾向】
名を貶められた者として、アヴェンジャー適性を持つ。【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】ルーラー
【真名】ヘラ
【異名・別名・表記揺れ】ヘーレー、パイス、テレイア、ケーラー、ユーノー(ローマ神話)
【性別】女
【身長・体重】155cm・44kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】黒
【スリーサイズ】非公開
【外見・容姿】清楚な美神
【地域】ギリシア
【年代】神代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・機械・神性
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:C 宝具: ?>>605
【クラス別スキル】
女王の神核:EX
神性を含む複合スキル。肉体、精神の絶対性を保持する。ギリシア神話における「神々の女王」としての神核を有している。
星の海を渡るもの:A-
真名看破(偽):B
裁定者としてではなく、権能の応用によりサーヴァントの真名を看破する。ギリシア神話系のサーヴァントであれば、そもそも知っている。
【保有スキル】
アルゴスの瞳:A
監視の権能。カメラ機能付きドローンに見える。待機状態では孔雀である。
カナートスの泉:EX
契約更新。状態を契約締結時に戻す。サーヴァントとしてはマスター契約を結んだとき。
制裁の権能:A
正妻の権能とも。契約不履行に対する罰則。対象への優位性の獲得である。>>606
【宝具】
『汝、星を結ぶ契約 (マインドネゴシエーション・ズュギア)』
ランク:? 種別:? レンジ:? 最大捕捉:?
怪物たちを従えた逸話の由来、結婚の神格を得た由来となった大機能。
精神感応で直接、コミュニーケーションを図ることによる星間外交である。どのような生命体であっても、交渉することを可能とするが、抵抗手段を持たない相手には洗脳となる。
【Weapon】
『素手』
浮気撲滅拳。
【解説】
ギリシア神話における主神ゼウスの伴侶、神々の女王たる女神ヘラ。
オリュンポス十二機神たる真体、星間航行船団における役割は『星間外交用大型端末および霊子情報戦型攻撃機』。アフロディーテとは別のアプローチで製造された同型機である。
嫉妬深く貞節で、女神一の美貌を誇る婚礼の女神。伴侶としての理想像。
夫の浮気相手に対して、その子どもも含めて攻撃するが、これは妻の正当な権利であり、その権利が形骸化しないための事務的な権利行使であった。
なお、十二機神で最も融通の利かない性格であり、テュフォンを生んだという逸話は、ヘラが、旗艦ゼウスによる星間航行船団としての役目の放棄を、ガイアに通信報告したことにより飛来したからかもしれない。>>607
【人物・性格】
契約を遵守する融通の利かない性格あるいは機能。妻としての性格を付与され、それを人格として模倣したために言動は嫉妬深く、愛憎重い、女性である。しかし、その根底には、模範足らんとする性質やルールすなわち契約を絶対とする義理堅い側面がある。
イメージカラー:黒白
特技:浮気発見
好きなもの:オリュンポス十二機神、人類
嫌いなもの:契約不履行
天敵:無し
願い:人類よ、誠実であれ
【一人称】私 【二人称】汝 【三人称】名前の呼び捨て
【因縁キャラ】
ゼウス:
夫。ヘイトがこっちに集中してるのはどうにかしてほしい。
エウロペ:
夫の浮気相手。被害者。異聞帯では神核を融合していたようだが、気が抜けるとのこと。
ヘラクレス:
試練で鍛える必要のあった英雄。恨まれても仕方ないけど、世界ヤバかったんだわ。許せ。
パールヴァティ:
インド神話の主神の伴侶。別側面とされるが多妻を許容している。でも、友達になれる。パーフェクトコミュニーケーション。
【wiki登録】可【元ネタ】英国伝承
【CLASS】セイバー(プリテンダー)
【マスター】
【真名】アーサー/アルトリア/アンナ
【性別】女性
【身長・体重】154cm・47kg
【属性】中立・善
【副属性】地
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:E-
聖剣を力の源に、円卓を礎として城塞都市をこの世に顕す
……などという力は円卓を宝具として現界した場合に限られる。
この霊基の彼女に魔術的な陣地を作成する能力はほぼゼロ。
対魔力:A(C)
妖精の鎖帷子ウィガールと雁白の兜ゴズホィットにより向上、
A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師では彼女を傷付けられない。>>609
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
双星の竜:A
双子がそれぞれ持ち得る能力が一部統合されている。
宝具による王気増幅を受けなければこのスキルは成立せず、
一方に偏るか、さもなくば霊基の崩壊を迎えてしまう。
直感(拡張):B
目標の達成に関する事象に最適な展開を感じ取る能力。
富や繁栄、霊感に通ずる名を持つ“アンナ”の直観力と
“アーサー”が有する戦闘時の直感との複合。
アンナの名はエリンの神々の母アナやアルモリカの聖女アンヌ、
ゲール語アナ(富、繁栄)、ウェールズ語アナウ(詩的霊感)、
サンスクリット語アプナ(生産物、所有物、富)に繋がるという。>>611
『勝利すべき竜星の剣(カリベオルネ・パンドラギュス)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:470人
『ブリタニア列王史』第八巻第十五章、
アウレリウス・アンブロシウス王の死を示す星が流れたその時
メルリヌス(マーリン)がウーテル(ウーサー)へ語って曰く―――
あの眩い星、そのもとにある炎の竜は貴方自身を示す。
ガリアへ伸びる光は貴方が勢威ある息子を持つ事を示している、
あの光が及ぶ領域、その王国全てを手中に収めるほどの子を。
いま一つの光は娘を示す、その息子ら孫らがブリタニアを継いでゆく娘を。
ウーサーの息子の栄光、それに
ウーサーの娘と彼女から続く血脈を示した星を再現する概念結晶宝具。
輝く炎の竜を顕し敵勢を薙ぎ払う。とてもまぶしい。
ところで後の章に書かれたアルトゥールス(アーサー)の次もその次も、
「ブリタニアを継いでゆく」王は彼女の血筋ではない。例えモードレドゥスを
王の勘定に入れたとしても、その次は違う。おいメルリヌス。>>612
【解説】
『ブリタニア列王史』等に描かれる、
アーサー王の父母共に同じくする妹アンナ(アンヌ、アンネ、エンナ、アン)。
ウーサーと王妃イグレインの間に生まれた娘、ロット(ロス、ロト)王の妻、
ガウェインやモードレッドの母。であったが、アーサーの甥・姪の母として
ゴルロイスの遺児姉妹が導入されると殆どの作品で書かれなくなった女性。
ウーサーが姿を偽りイグレインを抱いたその夜にアーサーが宿った、とされ
後の場面で「二人の間にはアーサーとアンナが生まれた」と『列王史』は語る。
そのため兄と歳の異なる妹、父母の正式な結婚の後に受胎した娘だと思われる。
後発作にははっきりと彼女の誕生が兄よりも後に起こった事と書くものもあり、
兄のような神話英雄的“特殊な受胎/誕生”をしない“普通の王女”と言える。
……のだが、近世悲劇『アーサー(ユーサー・ペンドラゴン子息)の悲運』は
彼女を兄と共に生まれた双子とし、しかも兄との間にモードレッドを産ませた。
他方、近世スコットランド偽史は、父母の正式な結婚後に受胎したアンナが
正式な結婚によって産んだ息子こそがアーサーより遥かに正当な王だ、とする。
反英感情丸出しで描かれた“法的に正当な継承者モードレッド”の姿であった。>>613
【解説(捏造)】
双子として生まれた――生まれる筈であった――兄弟、アーサーは死産であった。
男子継承者を欲する父王ウーサーは、生き残った女児を“アーサー”だと主張。
“アンナ”はここに歴史から消失し、“ロット王の妻、ガウェイン兄弟の母”の
役割もまた、この世界においては別の女性へと移し替えられる事となった。【元ネタ】北欧神話
【CLASS】ライダー/ムーンキャンサー
【真名】スコル・ハティ/マーナガルム
【性別】雄(スコル)雌(ハティ)
【体高・体重】183cm・127kg
【容姿】二頭の巨狼
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:A 耐久:A+ 敏捷:A- 魔力:C 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:A
単独行動:A
騎乗:EX
【保有スキル】
天性の魔:EX
神でもなく英雄でもなく、怪物として生まれたことを示すスキル。
太陽狼:A
幻日という気象現象の擬獣化とされるスコル・ハティのペアスキル。相互に存在を証明し、同時に討滅されない限り、何度でも復活する。
自己改造:B++
融合によってマーナガルムに霊基を変化させる宝具の応用。>>615
【宝具】
『月に喰らいつけ、朔の犬 (ゲルギャ・マーナガルム)』
ランク:A 種別:融合宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
スコル・ハティの融合によって二倍の巨躯となるマーナガルムに霊基を変化させるだけの宝具。
新月の夜に、充分な魔力を溜め込んでいることを条件に発動する。発動後、効果は永続し、ステータスが変化する。一族最強の狼として、筋力はA++、耐久はA+++、月に追いついたことで、敏捷はA+、月を喰らうことで、魔力と対魔力はEX、太陽狼と自己改造は使用不可となる。
『貪天に狂え、魔性ども (ギョッル・マーナガルム)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1〜
天と空を血で染める第二宝具。マーナガルムに変化後に使用可能。
遠吠えとともに空を赤く染め上げ、魔性の存在にAランクの狂化、それ以外には抵抗力次第のランクの狂化を付与する結界を展開する。なお、自身も魔性としてAランクの狂化が付与されるが、狼であるため獣性と相殺.する。
『破壊を超えて滅せよ、蝕の牙 (スヴィティ・マーナガルム)』
ランク:A 種別:対星宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1〜
星を喰らう牙による最大出力の攻撃宝具。空を閉ざすが如き、回避不能、防御不能の噛みつきである。>>616
【解説】
北欧神話における二頭の巨狼。太陽たる女神ソールと月たる男神マーニを追いかけ、喰らうとされる怪物である。黄昏に暴れる破壊者ヴァナルガンドの子どもともされる生粋の魔狼。
そして、その一族最強とされるのがマーナガルムである。死者の肉で腹を満たし、月を喰らい、天と空に血を塗って、太陽から光を失わせる月の犬。しかし、この狼は、誤認(エラー)から生まれたとされる。北欧の民俗信仰に『月を喰らう狼』はなく、太陽の前後に光る斑点という気象現象の『幻日』は『太陽狼』と表現される。よって、スコル・ハティの本来の司る現象は『幻日』だともされる。それはそれとして、『蝕』なる稀な現象が神話に組み込まれないとは考え難くこちらも司る。だが、一面を取り上げ霊基を編むサーヴァントになっては『蝕』の側面はマーナガルム、『幻日』の側面はスコル・ハティが担うこととなった。誤認(エラー)の産物たるマーナガルムは通常、召喚されないが、なんらかの事情により違法召喚されてしまっている。>>617
【wiki登録】可【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【真名】プロテシラオス
【異名・別名・表記揺れ】イオラオス
【性別】男
【身長・体重】172cm・66kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】筋肉質だが爽やかな青年
【地域】ギリシャ
【年代】紀元前1000年期
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:C 幸運:D 宝具:EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
騎乗:B
神性:C 彼自身が引く神の血はごく薄いものだが、英雄崇拝の対象として盛大に崇められていた。>>620
【宝具】
『英雄聖域-応報大墓(テメノス・エライウス・ピュラケー)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:神殿内においては∞
彼は英雄崇拝の対象として、莫大な財宝と共に神のごとき聖域に祀られた。
故郷ピュラケーの墓とエライウスにある大神殿が概念的に組み合わさって出来た、移動型の聖域(テメノス)。
この神殿は英雄を讃えるための物であり、周囲に害を及ぼす武装はまるでない。
だが堅牢な防御術式と呪詛を備え、許可無くあるいは悪意をもって立ち入った者には災いが降りかかる。
『禁じられし葬宝(ゲート・オブ・テメノス)』
ランク:E~A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
エライウスの神殿には人々の尊崇が集まり、凄まじい量の財宝や神具が奉納されていた。
聖域の外にいる状態でも、プロテシラオスはこの宝を取り出して使用できる。
この財宝を持ち出した者が最終的に処刑され、これがプロテシラオスの裁きであるとされた事から、この財宝はプロテシラオスの許可無く他人が使用する事は出来ない。>>621
『戦端開くは我が死なり(プローテシラーオス)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
一説によると、彼の本来の名は『イオラオス』であるという。
だが誰もが躊躇ったトロイア上陸の第一歩を担って散った彼を讃え、『最初に跳んだ者(プローテシラーオス)』の名で呼ぶようになった。
この逸話に由る宝具であり、聖域から出た状態でなければ使用できない。
発動した瞬間に死の運命が確定し、霊基が崩壊し始めて10分後に完全消滅する。
また、『英雄聖域-応報大墓』と『禁じられし葬宝』は使用できなくなる。
だがアキレウスやオデュッセウスなど名だたる英雄ですら成し得なかった『最初の一歩を踏み出す』事をやってのけた事から、一時的に彼らを超える能力を得られる。
そしてトロイア戦争の火蓋を切って落とした者として、その壮絶な戦火を身に纏う事ができる。
『愛しき人よ、嘆く事なかれ(ラーオダメイア・ノストス)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
彼が死んだ時、まだ結婚して1日だったため、嘆き悲しむ妻ラーオダメイアを憐れんだ神々によって、3時間のみの帰還が許された。
一時的に帰ってきたプロテシラオスを見て喜んだラーオダメイアだったが、夫が消えた後の喪失感に耐えきれず、自ら命を絶ったという。
彼は霊基を失っても、3時間は魂だけで残る事が出来る。ただそれだけの宝具である。
【Weapon】『禁じられし葬宝』で取り出した武器>>622
【解説】
『ヘレネーの夫となった者が結婚で被害を被った場合、求婚者は必ず助力しなければならない』という誓いに則り、トロイア戦争に参戦した者の1人。
テッサリアの都市ピュラケーの王であり、俊足で知られるイーピクロスの息子。
アカイアの軍勢がトロイアに到着した時、真っ先に上陸し真っ先に殺された。
ちなみにこの時新婚1日目で新築のマイホームを建てている途中だった、という死亡フラグの塊のような男。
とはいえこれには事情があり、女神テティスが『最初にトロイアに上陸した者は必ず死ぬ』と予言したため、トロイアに船が付いた時に全員が降りるのを躊躇っていた。
そこでプロテシラオスが自ら最初に跳び降りてトロイアの攻撃を迎え撃ち、ヘクトールの槍を受けて斃れたのである。
最初にやられたため実力が分かりにくいが、かつてはアキレウスとタッグを組んで敵と戦い、第一の戦功者とされたほどの猛者でもあった。
【人物像】
とにかく爽やか、非の付け所が無いほどの好漢。
生き様にも死に様にも一切の後悔は無く、ただ妻を悲しませた事だけが心残りというナイスガイだが、恨みの感情がなさすぎて若干デリカシーに欠ける所がある。
正々堂々と正面から勝負を挑みたがるが、絶対防御の聖域と相性が悪すぎて噛み合わない。
また相手が大英雄の場合、血が滾ってすぐ自爆宝具を使おうとするため、根本的に聖杯戦争に向いていない性格。>>623
特技:一番槍
好きなもの:妻、英雄たちと競うこと
嫌いなもの:ない。どんなモノでも探せば良い所が見つかるだろう?
天敵:ヘクトール
願い:妻の魂に安らぎを与えたい
【一人称】俺【二人称】君【三人称】彼・彼女/アイツ
【セリフ例】
「我こそはプロテシラオス!イーピクロスの子、ピュラケーの王!
この首、容易く獲らせはすまいぞ!一命を賭してかかってこい!」
「なぜあの時真っ先に飛び出したか?…あー、なんでだったっけ?ぶっちゃけなんとなく?
そりゃあ神の予言だからな、絶対当たるだろうとは思っていた。
ただ、誰かが死なねばならないなら、俺がそれを担うべきだと思ったんだ。
まぁ俺が死んでもアキレウスとかパトロクロスとか居たしな!」>>627
【宝具】
『愛しき人よ、永遠に在れ(プロテシラオス・ノストス)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
ラーオダメイアは夫と離れた時、寂しさのあまり蝋で夫の人形を作ったという。
また、3時間だけ蘇ったプロテシラオスと再び別れた後、その喪失感に耐えきれず夫の銅像を作り、本物の夫にするようにキスやハグを繰り返した。
これに驚いた父親が像を壊して燃やすと、ラーオダメイアはその火に飛び込んで自ら命を絶ったとされる。
その溢れんばかりの愛を『夫を模した像』として具現化する宝具。
ただし材料は実物を用意する必要があり、作ったところで何の効果も無い。
だが、もしその場にプロテシラオスの魂があれば、それを核としたゴーレムになる。
更に工学的、魔術的加工を加えることで『わたしのかんがえたさいきょうのだんなさま』へとカスタマイズできる。
ミサイルとかビームとかも出せるようになる。多分。
【Weapon】なし>>628
【解説】
イオルコス王アカストスとアステュダメイアの娘。
プロテシラオスの新妻であり、貞淑だが激しい愛の持ち主で知られている。
サーヴァントとしての現界はせず、プロテシラオスのスキルにのみ応えて召喚される。
ただし出現場所はプロテシラオスの消滅地点から半径10㎞圏内のランダムな場所であり、毎回夫の魂を求めて彷徨う事になる。
【人物像】
夫が好きで好きで仕方ない。
生前のエピソードからも分かるように、気持ちを抑えきれずに奇行に走る節があるものの、根は善良な女性。
一流の『旦那様造形師』でもある。
特技:モデリング
好きなもの:プロテシラオス、夫、旦那様
嫌いなもの:戦争
天敵:
願い:旦那様に名誉ある戦いをさせてあげたい
【一人称】私【二人称】あなた【三人称】彼・彼女>>630
ヘクトール
「まあ戦争ですので特に恨みは無いですが。
しかし旦那様のお身体をあんなバラバラにしてしまったのは許せません!
この世で最も美しいあの玉体を無残に破壊するなんて!」
パリス
「あなたのせいで……いや、よしましょう。
戦争は男の物、女の私が口を出しても詮無き事です。
そもそも、こんな幼い少年に怒鳴るとか大人げないですし…」【元ネタ】史実 太平記など
【CLASS】アーチャー
【真名】楠木正行
【異名・別名・表記揺れ】小楠公(尊称) 多聞丸(幼名) 楠木金吾、楠木帯刀(通称) 正連(誤記)
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【外見・容姿】目元涼やかで美々しい若武者。良くも悪くも自然体のままで厳粛な雰囲気を漂わせる。
【地域】日本
【年代】南北朝時代
【属性】秩序・善・人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間は現界可能。【固有スキル】
忠士の相:B
マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。
忠孝の鑑として祀り上げられた楠木正行は高いランクでこのスキルを保有する。
勢い破竹の如し:C
軍略の亜種スキル。多人数を動員した戦場において、勢いを殺さず兵を猛進させることができる。
高師直に破れるまでの快進撃は、北朝の洞院公賢をして「不可思議事也(人知を超越した事だ)」と評された。
大楠公の遺訓:A
父・楠木正成に遺された訓戒がスキルにまで昇華されたもの。
実際に『桜井の別れ』伝説のような会話があったのかどうか、そもそもその内容がどのようなものだったのか、正行は語らない。
しかし、父の遺した言葉は正行の心底に刻み込まれ、意思の堅固さを支えている。精神干渉への抵抗判定にボーナス。>>633
【宝具】
『小楠公二十六将(しょうなんこうにじゅうろくしょう)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
四條畷の戦いで正行と共に戦死したとされる二十六将との霊基の一体化。
英霊・楠木正行は共に死んだとされる二十六将の英霊・幻霊と一体化した存在として確立されており
一体化している者のスキルを行使できる他、自らの霊基を一時的に分割することで個々の将を瞬間的に実体化させる事が可能。
『返らじの鏃(かえらじのやじり)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
辞世の句を如意輪寺の門扉に彫るのに用いた矢。四條畷の戦いが昇華された、発動の代償に自らも命を落とす玉砕宝具。
真名そのものの詠唱ではなく「返らじと かねて思へば あづさ弓 なき数にいる 名をぞとゞむる」と和歌を詠む事で発動する。
宝具としての効果は、二十六将と自らの霊基そのものを破滅の矢へと変換して射出するというもの。
その威力は対城宝具にも迫るものであり、さらに対象の運命力を削り取る(恒久的にファンブルしやすくなる)効果も発揮する。
つまり、対象がダメージで倒れなかった場合も、運命力の低下により後々破滅しやすくなる。>>634
【Weapon】
『梓弓』
【解説】
南北朝時代の武将。大楠公こと楠木正成の子で小楠公とも呼ばれる。
父の没後、十二年を経て挙兵し、寡兵を率いながら連勝して北朝・幕府を脅かすも、高師直率いる大軍に敗れ自刃した。
その生涯は、後世、忠孝の鑑として伝説化された。
†
幼少期は桜井の別れをはじめとする伝説に彩られているが実態は不明瞭である。
後村上天皇が即位した翌年から史実に姿を現すが、後の武略が嘘のように戦に関わらなかった。
理由については力を蓄えていたためだとも、本願は和睦にあったためだとも言われるが、いざ初陣を迎えると寡兵で以って北朝・幕府の軍勢を圧倒。
細川顕氏、山名時氏などの北朝方の名将をも打ち破り、度重なる戦勝と兵站・情報網の回復に鼓舞された各地の南朝方も息を吹き返した。
連戦連勝の戦いぶりは北朝の洞院公賢をして「不可思議事也」と神仏の域にあるものが如く扱われるほどであり
事態を重く見た北朝の重臣・高師直は幕府の総勢を挙げた大軍を発して正行を討つ事を決意する。>>635
両軍は四條畷の地で戦いに望んだ。
一時は正行の軍勢が圧倒的な兵力差を覆して優勢を保ったが、決定打を与えられずに力尽き、最終的に壊滅的な損害を受けて敗北。
正行は進退極まった末に弟や親族と共に自害した。
(伝説によれば敗北を悟った上での玉砕戦とされるが、史料に基づく研究ではこれまでの戦い同様、勝利を狙っていたという説が有力)
正行の敗死によって南朝方は一時、滅亡の危機に瀕するが、彼を破った高師直の増長を契機に幕府は内紛状態に陥り、南朝は命脈を保つ事となる。
その短いながらも鮮烈な生涯は、名将であった父・楠木正成ともども伝説化され、忠孝の鑑として、仁徳に優れた武人としての説話が大量に残された。
特に父との離別を描いた『桜井の別れ』、溺れる敵兵を救助した後、衣服を与え敵陣に送り返した『救敵伝説』、
後村上天皇に命を大事にするように命じられながらも、死を覚悟して如意輪堂に辞世の句と遺髪を残した『梓弓』の説話が有名である。>>636
【人物像】
傍目からは高潔かつ忠義の人。実態は、自らの在り方を頑なに貫かんとする一徹者。
「早死する」と知りながら英雄としての生き方を選んだクーフーリンに近いタイプの英霊。
三徳兼備と評された父・楠木正成に倣ってか、知、仁、勇の三徳を貫く事を固く誓っており、何事にも惑わず、憂えず、懼れない。
一方でそれはあくまで己の生き様にのみ課すべきものであると考えており、他者にそれを押し付ける事はしない。
この思想は現実に貫こうとすれば生命を危うくするもの。
無用の死を強いるのは仁にあらず、という理屈で、正行は理想主義者にありがちな他者に理想を押し付ける偏狭さを免れている。
敵に対しては必要ならば戦うが、必要がなければ折り目正しく、慈悲を持って接する。(史実でも溺れる敵兵を助け敵陣に送り返したエピソードがある)
その行為の本質は他者への共感や哀れみに端を発するものではなく、あくまで「かくあるべし」と己を律している事に起因するのだが、それ故に他者からは軟弱と受け取られず、むしろ超然とした大人物であると敬意を払われる事が多い。
【関連人物】
由井正雪:「南木流軍学……父上の軍略に端を発し、恩地左近らが伝書を残したというが……まあ後世の人々が夢を見るのは勝手か」
千子村正:「伊勢桑名の刀工か。聞けば弟の後裔が門人であったそうな。これも何かの縁、それがしの刀も打ってはくれんか?」
牛若丸:「聞けば九郎判官は怨霊と化した父上らと轡を並べた事があったとか。ああ見えて闇深き御仁なのかもしれぬ」
平景清:「あざ丸……父上が求めし三毒の剣の内の一振り。思うところがないではないが、それがしが歩む道には無用のものか」
【Wiki登録】可。リクエストにあったので作成してみました。>>632
正行をリクエストした者です
自分では宝具になりそうな逸話が見つからなかったので作成を依頼しましたが、『返らじの鏃(かえらじのやじり)』の逸話については知りませんでした
色々と新たな発見があり面白かったです ありがとうございました「アーサー王」(モンティ・パイソン)に男性タグが無かったり一本だたらに混沌・中庸のタグが無かったりするんだけどタグの追加・修正は勝手にやって良いものなんだろうか
「······他人と無駄なおしゃべりしてる暇があったら、鏡とでも話してろよバーカ」
『·····あたしの声、届いているの―·····?』
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【真名】エーコー
【異名・別名・表記揺れ】エコー、木霊の擬人化
【性別】女性
【身長・体重】150cm・41kg
【肌色】健康的な白い肌 【髪色】薄緑 【瞳色】黒がかった緑
【外見・容姿】フードを目深く被ったおさげの少女、どこか他者不信のオーラが強い
【地域】古代ギリシャ
【年代】神代
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:E+ 耐久:E 敏捷:B++ 魔力:A 幸運:E 宝具:B++
【クラス別スキル】
気配遮断∶EX(A+++相当)
自身の肉体が滅んでも、誰にも気づいてもらうことができず、ただ言葉を返すことしかできなかった
狂化∶D-
女神に呪われ、想い人に冷たく振られた彼女の心は壊れてしまった。>>640
【固有スキル】
森林の乙女∶A
水辺の乙女の森林バージョンであり亜種スキル
森林の魔力を体内の魔力へ変換、蓄積する事が出来る。
近場に木や森林があれば実体のない攻撃を自然の力で相殺し、無効化する事も可能。また、ダメージを負った際、周囲のエネルギー量に応じて回復も行える。
また、森林内においてあらゆる行動判定に有利が出る。
神性∶B
彼女もまた、森のニンフの一人であった。
女神の呪詛(言語)∶C(A)
ヘラにかけられた呪い
自分から話すことができず相手の言葉をそのまま返してしまう呪い。
自身の必死な努力と後述のスキルによって、喋ることが苦手にランクダウンしているものの、相手の言葉を鸚鵡返しの悪癖(呪い)はそのままだけどね・・・。
哀れみの言霊∶A-
生前の悲惨な出来事を見たゼウスはヘラの目をかいくぐり密かに与えたスキル
言霊を武器にするだけではなく、彼女に付与された呪いを少しでも多く減少する効果も含まれてる。
このスキルがなければ、彼女は完全に喋ることができない。>>641
【宝具】
「お前も、あたしと同じ喋れない呪いを味わってしまえ!」
『呪われし木霊、届かぬ言の葉(エーコー・シンドローム)』
ランク:C+++ 種別:対言語宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:200人
ヘラにかけられた呪いを応用し、それが宝具と化したもの。
効果はおもに2つでありそれのどちらかを選び任意で発動できる
1∶あらゆる攻撃に込められた言葉や宝具、詠唱を反復、反響させ、対象めがけて攻撃する。
意思が強ければ強い程に宝具の威力は増加するが、EXランクの宝具の様な規格外の力を全て反響させることは出来ない。宝具を反射する場合、ちゃんと相手の宝具を回避するか、耐えきらないと発動が難しい。
また「言葉」の力をオリジナルの様に出力出来る訳ではなく、結果的には元の攻撃の約半分程度の威力に減衰してしまう。
2∶対象を自身と同じ呪いを付与し、サーヴァント相手には真名封印、魔術士相手には詠唱を封印し、言語などの会話を困難にしてしまう。
扇動などの対話持ちや言語持ちに対しては更に呪いが悪化し、意思疎通不可に近い状態にする>>642
「お前も自分という名の狂気に囚われ、溺れ死ぬがいい…!あの愚か者のように···!」
『神罰.自己陶酔鏡面狂気世界(ネメシス・ミラードラウン・ナルシズム)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:400人
アサシン含む、ナルキッソスの被害者達の怨念が集い、ネメシスによって実行された鏡のように映る巨大な湖とアサシンたちが過ごしていた神代の黄昏の森を再現する固有結界。
この固有結界の中においてアサシンは神代の森林により魔力が補給され気配遮断の効果をEXより限界突破、自身の全ステータスアップ。森林の自然が彼女に味方し敵対者を襲撃する。
ここから恐ろしいのは、鏡のように映る湖が湖面に写った対象を鏡のように映る水の腕が湖の底へ引きずり込む。
自身の容貌を憎んでいたり、愛しているほど脱出は難しく溺死する可能性が高くなる。例えそのまま対象を引きずらなくても湖のフィールドを増長し、津波のように引き起こすことも可能。
この固有結界にはもう一つ特徴があり、魔力消費は通常の固有結界と同類だが、発動場所が森林やそれに近い場所だった場合、魔力消費がカットされ、持続時間も長く、世界の修正が行われづらい性質を持つ。発動場所によってはある意味最強と言えるだろう>>643
【Weapon】
森林の恵みや魔力、超音波や言霊、鏡を使って戦う。
【解説】
ギリシャ神話に出てくる森のニンフであり、木霊となった存在。伝承ではパーンとの物語もあるが、本稿ではナルキッソスとの悲愛の方について紹介する。
彼女は森のニンフの一人であり大のおしゃべり好きであった。ある日ゼウスの浮気相手である他のニンフを救うため、その妻であるヘラと長い時間をかけて対話し、逃走を助けた。
しかしヘラはそれに気づき怒りを買ったエコーは、「自分から話そうとすることができず、誰かが話した言葉を繰り返すことしかできない」という呪いをかけられてしまう。自分はゼウスとそういう関係ではないと訴えたもののときすでに遅く自分から喋ることができず、どうにもできなくなってしまった。
前から想いを寄せていたナルキッソスが森にやってきた際に告白をしようとしたが、呪いのせいで喋ることができず、言葉をそのままオウム返ししてしまうせいで結局相手にされることはないどころか、冷たく捨てられてしまう。
残酷な仕打ちを受けたエーコーは振られたショックと悲しみのあまり、体はやつれ、肉体を失い声だけの存在になってしまった。
後にナルキッソスはエーコー含むナルキッソス被害者達の怨念を聞いたネメシスにより水面に写った自分自身に恋をし、それに触れ、愛そうととすべく湖の中に落ち命を落としてしまう。
ちなみに仮にヘラの呪いがなかったとしても、それ以前のナルキッソスの性格の問題もあり、悲劇は免れないだろう…。>>644
【人物像】
伝承どおりかつては明るく天真爛漫でおしゃべりが好きな少女だったが、女神に呪われ想い人に告げられず冷たく捨てられたため末期の他者不信になっている。そのため言葉遣いが少し悪い。ナルシストが苦手であり、その人を見ると鏡をそのままぶつけるほど。口がうるさかったりおしゃべりだったり自身に似たようなやつを見かけると物理的に喋ることを不可能にするほど暴力的になっている。
お喋りすぎて人の地雷を無自覚に踏み抜いてしまう悪癖があり、そのせいでヘラに呪わせてしまったとここでは設定する。もしそういう人がいたら暴力してでも止めるタイプ。
なお、ナルキッソスの件については失恋の出来事から冷めてしまったのか、一周回ってどうでも良くなったのか割と未練はないものの、辛辣な発言をし、鏡をぶつけるなどぞんざいな対応を取る。···でもやっぱイライラするから滅べ。もう一人の自分(鏡)とDキスしたまま滅べ。
特技:ポルターガイスト
好きなもの:昔は、お喋りが好きだった
嫌いなもの:口煩いやつ、喋れなくなること
天敵:ヘラ、ナルキッソス、パーン
願い:呪いの完全解呪
【一人称】あたし【二人称】お前【三人称】あいつ>>645
【因縁キャラクター】
ヘラ∶
自身に呪いをかけた元凶。ここでは過度のおしゃべりだけでなく、彼女の地雷を連続で踏み抜いてしまったためアサシンは呪われてしまった。
「だから違うって言ったのに…!次あったら呪う。」
ナルキッソス∶
「·······やっぱりあいついるんだ。へー········。
········そんなとこにいるより、一生もう一人の自分(鏡)しか喋ることしかできず座ごと消滅すればよかったのに」
パーン∶
別の伝承にて自身に惚れ、振られた逆恨みに八つ裂きにした神
「·····てか誰?あたしこんなやつ知らないし違う人(エーコー)じゃない?」
【コメント】
仮に呪いがなかったとしても、悲恋は逃れられない不幸な女
wiki登録可能です。「どなたでも編集可能」ってことだし、このスレに投下した人が直接wikiに登録追記してもいいと思う
大丈夫だよ、wiki編集は全然怖くないよ!>>649
【クラス別スキル】
対魔力:EX 民衆の圧倒的な支持が、彼女に聖人クラスの対魔力を与えている。
真名看破:C
神明決裁:A
【固有スキル】
彩色兼利:EX
彼女のヴェールは、その色によって表す利益が変わる。
色を変える事で能力を切り替える事ができる。
カリスマ:A
今まさに信者を増やしているため、現代人に対しては特に強い影響力を持つ。
土俗聖人:A+
フォーク・セイント。
正式な聖人ではなく、民衆によって聖人として信仰されている者の証。
サンタ・ムエルテは元となる人物すらいない、完全なる幻想の存在である。
その能力はサーヴァントとして召喚された時に「宝具の効果範囲拡大」「NP自動回復」「『カリスマ』を1ランクアップ」「スキル『奇蹟』の獲得」の中から、ひとつ選択される。>>650
【宝具】
『我は死なり(ラ・ムエルテ・ミズマ)』
ランク:EX 種別:? レンジ:? 最大捕捉:?
死と同等の絶対者として、万能なる利益を信者にもたらす無際限の慈悲。
『彩色兼利』の状態によって効果が変わる。
効果の併用は2つまで。
白:至高の存在として悪霊や負のエネルギーを払いのける。
魔性に特攻効果を持つ光明によって攻撃と防御を行う。
赤:家族・恋人・ビジネスなど、人の縁を結ぶ。
他者と契約を結び、令呪の譲渡や、スキル・宝具の効果を分け与えられる。
青:知恵を授け、ビジネスでの人間関係を円滑にする。
相手の記憶を読み取り、分析する。
黄:閃きや活力を与え、ギャンブルの運を司る。
一時的に『幸運』を2ランク高め、『直感』をAランクで獲得する。>>653
【人物像】
サンタ・ムエルテちゃんは生まれたばかりの信仰です。応援してくださいね☆
お友達にもここを教えてあげて下さいね。
という訳でどうも。今最先端をいくアツい信仰こと、サンタ・ムエルテがお送りしております!
異名が『可愛い少女』の時点で、美少女なのは確定的に明らか!こりゃ信仰するしかねぇ!
皆さんもどうです?いっちょ信仰していきませんか?
死(わたし)は他のお年寄りと違って、いちいちうるさい事を言いませんよ?
願い事に応じて信仰を使い分ける必要もありません。全ての利益を一括で請け負います!
悪魔じゃないから、代償も求めません。全品無料です!
ただ、死を信仰してくれればいいんです。
ほら、死はあなたのすぐ傍にもいますよ。
あなたが今まで気づいていなかっただけ。
でももう大丈夫。どうぞ手を取ってください。
死の。
手を。>>657
聖人
「なんか文句ありますぅ?こちとら望まれて生まれた存在なんですぅ~!
ま、彼らはあなたたちじゃ救えなかったんですから、黙って見ててくださいよ!」
山の翁
「…なんか、デザイン被ってない?」
【他クラス適性、変化傾向】
鎌なので一応ランサーも可能。セイバー、ランサーのタグ追加完了、国名タグが無い鯖が多いように感じた。
あとトロイア戦争タグを追加してトロイア戦争関連の鯖を探しやすくしてみました。【元ネタ】英国伝承、アーサー王伝説
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】モルフィズ
【性別】女性
【身長・体重】150cm・46kg
【属性】中立・善
【副属性】地
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:D(変容時B)
騎手というより使役者であり、騎乗能力はそう高くない。
猟犬に自ら騎乗して戦闘に参加する時があっても、
口頭指示の他は必死にしがみついているだけである。>>664
変容(交換):C-
少女姿で活躍した逸話を持つクノン=カログレナンとの入れ替わり。
外見はそのままに肉体的な基本能力値と直接戦闘能力が向上する。
ただし宝具を解放できなくなり、またクノンであった猟犬の中身が
モルフィズとなるため、そちらの戦闘能力は著しく低下する。
【宝具】
『狭間より吠え来たるもの(ヒィド・イ・ギヴァルスヴァ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:60人
『母親の猟犬(クーン・ママイ)』群の使役。
『異界の妖犬(クーン・アンヌン/アンヌヴン)』とも。
死者・霊体への特攻と、可視光域における透明化能力を持つ。
赤い耳をした白犬、しかし普段はその姿を見られないという。
いわゆる幽霊狩猟(ワイルドハント)に現れる怪物群の一端ともされ、
主に死者を狩るが、連れてゆくべき死者が眼前にいないのであれば
洗礼前の赤子や懺悔しない不信心者を攫って行くと語られる。>>665
【Weapon】
『クノン』
常時従えている、ひときわ大きな体格をした猟犬。
“ブリテン島で最も情熱的に恋する三人の男性”の一人クノン
(『偉大な猟犬』、語源を辿るならば『神の犬』の意を持つ)、
モルフィズを恋したとされる者が、その真名を通じて
彼女の宝具へ強引に割り込み現界している。犬姿で。
【解説】
レゲドのイリエン(ウリエン、ユリアン、ユリエンス)王と
異界王アヴァラハの娘モドロンとの娘モルフィズ(モルヴィズ、モルヴィド)。
オウァイン(オワイン、イヴァン、イウェイン、ユーウェイン、
伝説上ではいわゆる“獅子を連れた騎士”)の双子の姉妹。
母を同じくする他の兄弟に大司教アナウン、狩人マボン。
アヴァラハ、アヴァスラッハの名は『林檎(アヴァル)』
『林檎の島(イニス・アヴァスァッハ=アヴァロン)』に強く関連し
モドロンはまた、“モルガン”の原型候補となる神性である
(言うなれば“アヴァロンの娘モドロン/モルガン”である)。>>666
ウェールズ北東部スランベルレス教区に『咆哮の浅瀬』なる地があった。
吼え狂う犬どもの声が毎夜響く、とされていたためについた呼び名である。
イリエン王がこの怪異を究明すべく浅瀬にやって来ると、犬の姿は見えず、
ただ洗濯女がいるだけであった。アヴァスァッハ王の娘だと名乗った娘は
ここでずっと洗濯をし続ける運命から、彼と子を成す事で救われるという。
「今年の終わりにまたお出で下さい。貴方の息子をお見せしましょう」
そして彼は約束の時、息子オウァインと、更に娘モルフィズを受け取った。
クリドゥノ・アイディン王の子クノン(ケノン、カイノン、キニョン)、
『ゴドディン』の謳うカトラエスの戦いから唯一生還した不屈の騎兵は
後にアーサー伝説に取り込まれたが、彼はモルフィズへ激しく恋したという。
『ゴドディン』成立は600年頃、オウァインの戦死が595年頃であるため、
もしもモルフィズが実在したのなら、この三人は現実にも近い年頃で、
モルフィズとクノンは実際に恋をしたのかもしれない。>>667
【解説(カログレナン)】
仏語作品での、クノンを原型とする登場人物の名。英名コルグレヴァンス。
『オウァイン(泉の貴婦人)』の発端となるケノン(カノン、クノン)が
『イヴァン(獅子を連れた騎士)』においてはカログレナンの名で記され、
以後仏語ではこの名で(殆どは端役、下記のものは例外側)語られていた。
『クラリスとラリス』にて囚われのラリスらを救出すべく活動していた頃、
「中に入った者は、城市で最初に見た者と同じ姿になってしまう」城へ入り
そこで初めて見た相手、大変美しい少女の姿になった円卓騎士カログレナン。
姿は変わったが強さは元のままだった、という彼は、ラリスを捕えた王や
アグラヴェインらを捕虜にした砦の者達を相手にその姿を生かして交渉し
面目と捕虜の身の安全とを保ち、そして救出準備中の仲間と合流に向かった
……のだが、モードレッドは美少女カログレナンに欲情して襲い掛かった。
どうにか逃げ出した彼は「世界最高の三人の騎士を見れば解ける」条件を
三人目ガウェインと会って満たし、元の姿に戻った。後からやって来た
モードレッドは、目の前の同僚が先程の美少女とは露知らず嘘話を並べ、
そして既に事情を聞いていたガウェインは笑顔で言う。「この嘘吐き!」【元ネタ】『北斉書』『魏書』『梁書』など
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】侯景&王偉
【性別】女?
【身長・体重】174㎝ 66㎏
【肌色】白 【髪色】緑 【瞳色】緑
【スリーサイズ】B92 W66 H94
【外見・容姿】翡翠のように艶やかな髪の美少女、明らかに地球の文明にない衣装を身に纏う
【地域】中国
【年代】南北朝末期
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:A 魔力:EX 幸運:B 宝具:EX>>670
【固有スキル】
傀儡権威:A+
侯景は多くの皇帝を擁立し、これを傀儡として権威を振るった。
権力にまつわるスキルを簒奪し、自身の能力として操る。
また、『皇帝を殺した者』として皇帝に対し特攻を得る。
軍師の忠言:B+
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることが出来る。
主を生かし続けてきた、王偉の『人間としての』能力。
宇宙大将軍の指揮:A
軍師系サーヴァントに与えられる『軍師の指揮』が変化したもの。
侯景の『宇宙大将軍』『都督六合諸軍事』としての権力と、王偉の指揮能力が融合している。
自己を強大に変容させ、更に軍としての力を最大限に引き出す。>>671
【宝具】
『宇宙大将軍(ジェネラル・オブ・ジ・ユニバース)』
ランク:EX 種別:対界・対星宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人・または∞
過去・現在・未来全ての時間、天地四方全ての空間を司る者を意味する、究極の権威。
王偉の正体や能力を知らないにも関わらず、侯景自らが考えてぶち上げたトンデモDQNネーム役職である。
しかしサーヴァントとして融合している今では、文字通り全世界を呑み込みかねない強大な宝具と化している。
宇宙存在としての真体を解放し、周囲を翡翠に変えて呑み込みつつ、翡翠で武器と兵士を生成して攻撃する。
侯景と王偉が合体した状態のため、本来の姿ではなく、中国における権力の象徴である龍に似た形態をとっている。
中国では翡翠が不死の象徴とされているため、装飾品として権威と結びつき、翡翠化させた空間内で『一度でも中国で皇帝になった者』は強化される。
本気になれば地球全土を巻き込めるが、それではつまらないので王偉が制限を掛けている。
【Weapon】翡翠生成、真体限定解放>>672
【解説】
・侯景
始め北魏の将として頭角を現し、北魏分裂後は東魏の高歓の下で働くも、高歓は息子の高澄に「侯景を信用するな」と言い遺して死に、それを知った侯景は命の危険を感じて離反する。
軍勢を引き連れて南下し南朝梁の武帝に帰順するが、置いて行かれた妻と長男は処刑された。
さらにその後も反乱を起こして大国であった梁の都を落とし武帝を幽閉する。
武帝が憤死した後、簡文帝を擁立するがこれは完全な傀儡で、自身を『宇宙大将軍・都督六合諸軍事』に任じて全権を握る。
なんとか独立しようとする簡文帝を王偉に暗殺させ、別の帝を立てて、その帝に禅譲を強要してついに皇帝となる。
その5か月後に武帝の血を継ぐ蕭繹によって追い詰められ、息子2名を殺して部下と逃げるが、捕まって処刑された。
刎ねられた首は城門に掛けられ、手足は切断されて宣文帝の下に送られ、胴体の肉は民に食いつくされたという。
端的に言えば「戦が上手いだけのチンピラ」。
目先の利益だけを優先し、自分以外は妻子さえも切り捨てる。
本来もっと早くに死んでいたはずが、王偉の献策によって何度も生き延び、時代を荒らすだけ荒らして死んだ迷惑モンスター。
誰かに思い入れを抱く事も無く、ただ自身の出世のみを追い求めるが、その先のビジョンは全く無い。
彼はただ、中国で一番偉くなりたかっただけだ。>>673
・王偉
許昌の県令である王略の子。
彼は若い頃からその才能を示し、やがて侯景の部下となる。
それ以降は侯景の側近として、彼の行きあたりばったりを支えた。
侯景に多くの諌言をおこなう一方、主を皇帝にするため自ら現皇帝を暗殺するなど献身的に助けたが、最後の諌言は聞き入れられず、逃げられてしまう。
敵に捕らえられた彼だが、この国の皇帝は彼の才能を惜しみ、助けようとした。
しかし王偉を憎む者たちによって嵌められ、残虐極まる手段で処刑された。
だが『南史』によると、「王偉の舌は柱に釘付けにされ、生きたまま腸を引きずり出されたが、彼は平然としていた」という記述が残っている、
…それもそのはず、王偉の正体は5万年前に岫巖へ落ちた隕石に乗って地上に降りた宇宙生命体である。
落下地点の岫巖と言えば翡翠の名産地だが、それは彼の能力によって周囲の物質が全て翡翠化したからである。
そして、そこから1500㎞離れた許昌に行き着き、県令の王略の子に寄生した。
当初王偉は自分の能力が回復次第、世界全土を翡翠化させて自分の生息域にしようと考えていたが、「ただ強いだけのバカ」である侯景と出会い、彼を世界の王とするゲームを思いつく。
侯景は愚かだが扱いやすい人物だったため、自分の『人間としての才覚』を試してみたくなったのである。
処刑される際も、やろうと思えばいくらでも暴れられたが、ゲームを楽しんでいた彼は敗北を受け入れた。
…ちなみに散々『彼』と言ったが、本来の性別は地球で言うところの『雌』に近く、物質の翡翠化も繁殖のようなもの。
今回女の姿で召喚されたのも、それが理由である。>>674
【人物像】
・侯景
出世欲や名誉欲が強く、ほどほどに頭も回り、ほどほどに戦の才能もある。
そこそこの反乱で名を挙げ、そこそこの所で死んで歴史に名を刻まれるハズだった。
そんな彼を、王偉が生かしてしまった。
勝てば勝つほどもっと欲しくなり、出世すればするほどもっと偉くなりたい。
一番最初、主の下を離反したその時から、もう止まる事など自分でも出来なかった。
その行き着く先が宇宙大将軍であり、皇帝の座だった。
最後には無様を晒し、『自分は最低だった、次はこうはなるまい』と己を呪いながら死んだ。
だがサーヴァントとして召喚された彼は、依然名誉欲に憑りつかれ、非道な行為もマスター殺しも辞さない。
最後に別れた時悪しざまに罵った王偉に対しても、生前通り忠実な部下としての働きを要求する。
結局何一つ反省していないのか、それともやはり自分の死に様に思うところはあるのか、それは彼自身と王偉にしか分からない。
ただ、王偉と融合しているので少なからず精神が穏やかになっている事は確かである。>>675
・王偉
生前は人間に寄生していたため人間に寄った思考をしていたが、英霊となった今は人外寄りの思考回路。
ただし侯景の事は主として認めており、忠実に従う。
気分は『ゲームのコンティニュー』であり、また侯景を皇帝にしようと画策している。
マスターの事は『味方プレイヤー』と捉えているため、忠実ではないにしろ裏切る事は無い。
侯景がマスター殺しをしようとすると、頭痛や腹痛を起こして止める。
特技:侯景は「戦争」、王偉は「人を思い通りに動かすこと」
好きなもの:侯景は「名誉」、王偉は「ゲーム」
嫌いなもの:侯景は「邪魔な奴」、王偉は「特に無し」
天敵:侯景は「逃走戦」、王偉は「なし」
願い:侯景は「全宇宙の皇帝になる」王偉は「侯景を全宇宙の皇帝にする」
【一人称】私・アタシ/ボク【二人称】君・テメェ/あなた【三人称】アイツ/彼・彼女>>677
【因縁キャラクター】
始皇帝
「ほう!君が歴史に名高い秦の嬴政かね?
…ンだよその目は!アタシの事舐めてンのか殺すぞ!!…うッ」
「いや~失礼いたしました陛下!ボクはご尊敬申しあげておりますので!
あっ!皇帝として長続きするコツとかあったら教えていただけないですか?
何しろ5か月天下なもので!」
武則天
「あァ?こんなガキが皇帝だァ?
よっぽどしょうもねえ王朝だったんだろうなァ!?
…おい無視してンじゃねえよテメェ!
宮廷育ちだか何だか知らねえがお高く留まりやがってよォ!…あ?頭が…」
「あ~すいません!ずっとこういう人なんで、大目に見ていただいて!
それより人材登用のコツとかお聞きしてもいいです?」>>678
項羽・虞美人
「旦那がメカで、嫁が精霊?
…い、いやいや、だからなんだってんだよ!
こっちの腹心は宇宙人だぞビビり倒せや!」
「でも侯景様、生前はその事知らなかったじゃないですか」
「お前が言わなかったんだろうが!!」
蘭陵王
「あァ、テメェが高澄のガキかよ!
…元はと言えば、全部テメェらが悪いんだよ!下らねえ遺言なんぞ信じやがって!
アタシがあんたら一族のためにどんだけ尽くしてきたと思ってんだ!?
アタシは本当に、高歓のオヤジを裏切るつもりなんてなかったのに…!」
「あ~はいはい。すいませんね、謝らなくて結構なので。
というか、蘭陵王さんも困りますよねぇ?祖父の代の恨みなんて言われても。
人間はどうしてこう、親子という関係に固執するんでしょうか?
侯景様も、高歓さんの事を父親のように慕ってたみたいですし…」「アサシン、ダナイデス。長女ヒュペルムネストラが代表して挨拶を。」
「我ら50人の姉妹。奈落へと堕ちたこの身で構わないのであれば、あなたの力となりましょう。」
【元ネタ】ギリシャ神話、「ヒュギーヌス」、「パウサニアス」
【CLASS】アサシン
【真名】ダナイデス
【異名・別名・表記揺れ】ダナオイの娘たち
【性別】女性
【身長・体重】170cm・67kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】青
【外見・容姿】アンニュイな雰囲気の女性
【地域】欧州、タルタロス
【年代】神代
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型、神性
【ステータス】筋力:C+ 耐久:C 敏捷:B 魔力:B+ 幸運:E 宝具:B>>682
【固有スキル】
ドリュアス:E
木の精霊、ニンフの娘であることを示す神性の複合スキル。あらゆる精神系の干渉を弾く他、森林がある場所において様々な恩恵を受ける。
ナーイアス:E
水の精霊、ニンフの娘であることを示す神性の複合スキル。あらゆる精神系の干渉を弾く他、水辺がある場所において様々な恩恵を受ける。
主人亡き者、逃がす者:A
長女のヒュペルムネストラを除く49人の姉妹が、夫をこの世から去らせたという逸話がスキルとなったもの。男性としてカウントされる相手への攻撃力を上昇させる。
「ヒュペルムネストラは夫を逃した」という伝承により、ヒュペルムネストラが表に姿を表している時は相手を匿うことに特化するスキルへと変化する。
ダナオスの娘:EX
ダナオス王の娘は50人いるという伝承より。
ダナイデスは、事あるごとに姉妹が入れ替わる形で現界している。そうすることで、彼女らなりに魔力消費量を抑える考慮をしているようだ。
ナーイアスやドリュアスとしてのスキルを所有しているのも、姉妹のうちの何名かがニンフの娘であるということから由来している。
奈落の圧:A
奈落を神格化した存在である原初の神の一柱であるタルタロスが、罪人であるダナイデスへと送り込む神威。
現界した役割を果たすまで、帰還することは許さぬという圧力。彼女たちの周囲には神々さえも畏怖する風や霧が度々舞うことがあり、敵を恐慌状態へと陥れる。>>683
【宝具】
「これは終わりなき水の調べ。幾度注げど溢れぬ甕。」
『終わりなき懲戒(アイオーニオン・タルタロス)』
ランク:B 種別:刑罰宝具 レンジ:10 最大捕捉:50人
ダナイデスに与えられた刑罰。冥府の最奥タルタロスにて、ダナイデスの行う水汲みの再現をしたもの。
「穴の空いた水甕を模した結界」へ敵を閉じ込め、冥界の河の水を注ぎ続けてダメージと窒息を与える。冥界に流れる河は、生者であろうと神であろうと関係なく、激しい痛みを与えるだろう。
「顕現せよ、レルネーの泉。我らはこれより、水蛇へと変貌する。」
『泉の樹木(レルネー・プラタナス)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5 最大捕捉:50人
姉妹の一人であるアミュモネが海神ポセイドンに救われ、トライデントを投げた着地点で泉(もしくは川)が現れたという逸話がある。
これは後にレルネーの泉(アミュモネの川)と呼ばれ、その周辺にあった樹木の下でヒュドラが育ったとされる。
この宝具は、その逸話の中にある説の1つである「ダナイデスはレルネーの泉の水を供給していた巫女たちであり、ヒュドラとは彼女たちのことなのではないか」という内容が昇華されたもの。
姉妹全員を一時的に集合させることでダナイデスはヒュドラへと変貌し、敵へと襲いかかる。
それと同時に、彼女たちの周辺に存在する水辺は極めて強力な毒性を放つ沼地へと変わり果てるだろう。>>684
【Weapon】
短剣
49人の夫を刺した短剣。
トライデント
アミュモネがポセイドンと関わりを持っていた事から、現界するにあたって特別に海神からこの鉾を授かることになった。
【解説】
ギリシャ神話に登場するダナオスの娘たち。
その人数は50人にもおよび、伝承次第では好戦的な女戦士たちであったともされる。
父親の命により、一晩で49人の夫を殺 害したとされるが、長女ヒュペルムネストラ
だけは夫を憐れみ、逃したとされる。
これが原因で彼女たちは重罪人と神々に認定され、冥府の最奥であるタルタロスへと送り込まれた。
そして彼女たちは「水をどれだけ流しても底から出ていってしまう甕」に、川から水を汲み続ける刑罰を与えられたという。>>685
【人物像】
プロフィールは長女であるヒュペルムネストラのものであり、姉妹50人とも異なる容姿をしている。
中にはドリュアスやナーイアスから産まれた娘もおり、その娘たちは姿が一際輝いて見えるだろう。
生前に行ってしまった事が原因で、父親と称される相手に対して懐疑的になる節がある。
もし彼女たちを召喚した「あなた」が「妻子を持つ父親」であった場合は、コミュニケーションを取る難易度が上がるかもしれない。
そのため女性マスターのほうが接しやすいだろう。
50人で現界しているが、霊核はヒュペルムネストラにのみ与えられている状態であり、彼女を倒せば他の姉妹たちも現界を終えるだろう。
特技:変装(姉妹限定)
好きなもの:姉妹、蛇
嫌いなもの:水汲み
天敵:タルタロス、ヘラクレス
願い:刑罰の終了
【一人称】私【二人称】あなた【三人称】彼、彼女>>688
ダナイデスリクエストありがとうございます!
一見、百ハサみたいな群体系かと思いきや、50人の霊基を一つにまとめ、霊核は長女のみの、プロフィールが長姉メインだとは…。それもいいと思います!【元ネタ】アステカ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】チャルチウィトリクエ
【異名・別名・表記揺れ】『翡翠のスカート』『緑の貴婦人』
【性別】女
【身長・体重】181cm・72kg
【肌色】白 【髪色】緑 【瞳色】緑
【スリーサイズ】B95 W68 H97
【外見・容姿】翡翠のように艶やかな髪の美女、煌めく鱗の模様が施されたワンピースを着ている
【地域】中南米
【年代】不明
【属性】混沌・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:EX 幸運:B 宝具:EX>>692
【解説】
生命を生み出す母にして、第四の太陽の時代を終わらせた滅びの神。
トラロックの妻または姉妹とされ、始まりと終わりを体現する。
その正体は他の南米の神と同じ宇宙からの飛来物であるが、少し性質が異なる。
こちらは周囲の物質を翡翠化させる能力で自身の生息域を無理やり拡大し、単独で地球を取り込んで生殖しようとする生命体である。
だがその際に振るった猛威を民が『神の怒り』と解釈したため、その認識に影響されて変化した。
また、最終的に他の神々によって弱らされたため人間に寄生した事で、人間の心を知って落ち着きを得た。
【人物像】
卑屈な元ヤンのお姉さん。
自分が暴れ過ぎた事をかなり反省しており、他の神々と顔を合わせると土下座モードに移行する。
そのためいくら自分がバカにされても決して怒らないが、自分以外が貶められた時はその限りではない。
特技:素早い謝罪
好きなもの:自分に人の心を教えてくれた民
嫌いなもの:ダチに舐めた真似をするシャバ僧
天敵:他の神々
願い:地球の神として末永く存在させてもらいたい
【一人称】ウチ【二人称】アンタ【三人称】○○サン>>694
テノチティトラン
「あれ…トラちゃん見ない間にだいぶ雰囲気変わった…?
え、プリテンダー?はあ~…そんなんもあるんスね。
ていうか後輩?マジ?今度焼肉奢るわ!」
ククルカン
「マヤの方の姐さん!お疲れ様っス!
ウチって生態としては、ちょっとそっちの方に似てますよね!
まあさすがにそんなトンデモ出力はしてないっスけど…」
【他クラス適性、変化傾向】
自身が守護していた都市の長が他都市の長に殺された際に、そこで洪水事故を発生させたため、アヴェンジャーの適性がある。>>696
道具作成:A
キャスターのクラススキル
魔力を帯びた器具の作成ができることを示す。
主にコンピュータを始めとした電子機器類(の内蔵プログラム)に特化しており、あまりにも未来も含めて近現代以降の時代と相性が良く、召喚先の時代・文明の科学が発達していれば発達している程、良質なものを作成する。
忘却補正(偽):A-
本来であればアヴェンジャーのクラススキル「忘却補正」の派生版。
生まれつき持っていたキャスターの記憶能力がスキルとして形となった結果獲得したもの。
しかし、自分が興味関心を持てるものしか碌に記憶できないという極端ぶり。
【固有スキル】
無辜の怪物:C
お馴染みのスキル
生前の行いからのイメージによって、その過去や在り方を捻じ曲げられて変貌した能力・姿を示す。
キャスターの場合、生前の比類無き圧倒的なまでの天才的頭脳から「悪魔の頭脳」、「1/1,000インチの精度で嚙み合う歯車を持った完璧な機械」などと評されたことに起因する。
悪魔のような尖り耳と山羊に似た角が生えており、その耳も角も含めた頭部は全体的に悪魔的でもありどこかサイバネティックな雰囲気も交じり合っており、一言で言えばサイバーデーモンとでも呼ぶべき様相をしている。>>697
天賦の叡智:EX
お馴染みのスキル
並ぶもの無き天性の叡智を示す。
肉体面での負荷やサーヴァント特有のものを以外の多くのスキルを、A~Bランクの習熟度で発揮できる。
星の開拓者:EX
お馴染みのスキル
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル
特に後の時代におけるコンピュータ分野のプログラム開発において多大に貢献しており、コンピュータによる計算などは数学分野に留まらず、物理学や工学、気象学、経済学など多数の分野の研究においても多大な影響を残している。
また、キャスターはそれまで表の人類史においては忌むべきものとされていた、人の手によって生命を生み出す行為を「人工生命」として世に広めたきっかけを生み出した人物[「人工生命」分野における父]であるとも評されている。
数学的思考:A+++
ジェームズ・モリアーティ(ルーラー)と同様のスキル
冴え渡る計算により、常に最適最善の戦闘行動がとれるスキル
まさに近現代において天才数学者として名を轟かせたキャスターは、通常人間の思考回路では実現不可能な域の規格外のランクで獲得している。>>698
高速思考(算):A
「高速詠唱」スキルとは似て非なるスキル
アトラス院の錬金術師が基礎技能の一つとして備えている、その名の示す通り思考速度を上げるスキルであるのが本来であるが、キャスターの場合思考内容は全て数字や数式、記号に置き換わっており、計算(暗算)に特化しているものとなっている。
当然であるが、このスキルはありとあらゆる計算式を頭に入れることができる記憶能力を前提としているため、「天才」と称されるような頭脳無しには扱いきれない。
子供時代から周囲の人間を常驚愕させてきた、どれほど難解で高等な数式であろうと一瞬で答えてしまうキャスターの雷光の如き計算速度に関する逸話の数々がスキルとして結晶化したもの。
分割思考(偽):―
後述する宝具により実現している疑似スキルであり、プトレマイオスと近似したスキル
キャスターの場合アトラス院の分割思考と似て非なる能力でありつつも、同時に生まれついて身に着けていた能力でもない。
【宝具】伝令使の電子炉心(インフォーミング・アーキテクチャ・ストアード)
種別:対象宝具 ランク:B レンジ:―(1~99) 最大捕捉:―(レンジ内の全ての事象)
キャスターによって考案された、現代のコンピュータにおいて基本的構成となっている動作原理のプログラムを由来とした宝具。
普段からキャスターの傍に浮遊する立方体型の大型電子演算装置。通称IAS。
通常時は搭載されたウェポンシステム・多目的複合型兵装と呼ばれるギミックによってキャスターの主な攻撃手段として用いられたり、キャスターの戦闘サポートを行う。
しかし、宝具としてのその本質はあらゆる外部情報の計測から始まり、解析、数値化して情報を全て蓄積し、あらゆる数値情報を動員し精密な演算を行う超高性能処理演算システム。
簡単に言ってしまえば、フルメカニクスの「月霊髄液」のような代物。>>699
(続きから)
これにより物理的な事象においては全て演算処理を行い、必中の未来予知とほぼ変わらない超高精度予測演算を実現する。
下記の宝具と組み合わせることで処理演算の速度を底上げし、結果算出までに要する時間を圧倒的な差で短縮し、乱戦であっても全く隙の生まれないレベルで運用することができる。
直接戦闘が苦手なキャスタークラスの戦闘補助として理論上は機能するものであるが、たとえ未来を知っていようと、キャスターのフィジカルスペック自体がそれに追いつけないため、お世辞にも直線戦闘での不利をカバーできるとは言えず、キャスター自身も承知している。
【宝具】幹へ返る分枝の方程式(マージソート)
種別:対回路宝具 ランク:C レンジ:― 最大捕捉:―
データ処理における計算作業の並列化による効率化を図るためキャスターにより考案された、分割統治法を取り入れたアルゴリズムを由来とする宝具。
キャスターの傍らに浮遊する、もう一つの立方体型小型装置。
キャスターの「分割思考(偽)」スキルはこの宝具の影響により獲得されている。
あらゆる他者に対してその者の脳の計算処理を並列に行わせて処理速度を格段に上げ、分割思考を実現させることができる。
また、上記の自身の宝具と併用することができる。
さらに、人のみならずあらゆる電子計算機器即ちコンピュータに対しても作用させることができ、計算処理の並列化によりいかなるコンピュータであろうと処理速度を全てスパコン並みに改造してしまう。>>700
【宝具】自動細胞増殖機巧人(セル・オートマティカル・ライフ)
種別:対人宝具 ランク:E~A レンジ:1 最大捕捉:1人
キャスターが生前に同僚と共に創り出した分野の一つで、生命現象や結晶の成長、乱流などの自然現象の微小構造をシミュレーションするのに用いられる離散数学の計算モデルを由来とした宝具。
それはもう一人のキャスターと言うべき存在で、宝具発動直後はキャスターと瓜二つの姿をしている人工生命体。
魔術世界における人工生命と言えばホムンクルスに代表されるものだが、この宝具における人工生命体はナノマシンで構築されたアンドロイドという表現に近しい存在。
キャスターの生き写しの姿こそ最初期の状態であり、スペックもキャスターとは機械の身体であるためダメージによる痛みは無く、精神干渉系の攻撃が無効であり、部分的な自己修復が可能である点を除けば完全同一であるが、この宝具の最も特筆すべき点は目的や環境・状況に応じた最適なアップデートを魔力の続く限り行える適応力にある。
パワーやスピードが必要であればそれらを補助する最適な追加機構を作成・改良し、空中や水中などの場所を移動するのであればそれを可能にする最適な追加機構を作成・改良、高熱地帯や寒冷地帯などの特殊環境下であれば耐熱や耐冷などの最適な追加機構を作成・改良することにより対応する。
勿論戦闘面においても発揮し、相手の基礎戦闘力・武器・戦闘法・能力などに応じて、相手を打倒する目的であれば相手の戦力を上回ることを重点とし、相手から撤退する目的であれば攻撃の回避を重点とするなど、目的も加味しつつ多様で最適な追加機構の作成・改良を重ねていく。
【Weapon】巨大コンパス、メジャー、ディスク、車、
『伝令使の電子炉心』
【因縁(ありそうな)キャラ】
BB…ムーンセルより生まれた上級健康管理AI。彼女たちが関わった月の聖杯戦争における舞台にして聖杯であり、且つ異星の存在により作り上げられた古代遺物が「ムーンセル・オートマトン」と呼ばれる元々は地球生命の観測を目的としていたスーパーコンピュータ。故に電子演算装置、人工生命分野の先駆者であったノイマンとは切っても切れぬ縁がある。>>701
(続きから)
項羽&始皇帝…中国異聞帯における高速演算能力を持つ仙術サイバネティクスの人造人間と、それを設計し自らも太乙真人のロストテクノロジー、霊珠子技術による肉体の機械化を拡張し続けた王。どちらも異聞帯であったからこそ成し得た技術の結晶であるが、実用性などについてはともかく単なる演算装置とだけ見ればノイマンも目を見張る計算機科学に映る。とりあえず項羽とは演算性能の差で勝負をつけたいと考えている。
バベッジ…コンピュータ科学分野における偉大な数学者繋がり。というか先輩。コンピュータの父とも言われ、彼が開発した「階差機関」や「解析機関」は後のコンピュータ科学を大きく躍進させる一助となった。「階差機関」と「解析機関」はどちらもデジタル計算機であるが、特に「解析機関」については世界初のデジタルコンピュータとも言われることがある。
ジェームズ・モリアーティ(アーチャー/ルーラー)(&アルキメデス)
…数学者繋がり。四者四様にして共に天才的頭脳を持つが、計算速度に関してはノイマンが最速を誇る。モリアーティの宝具「終局的犯罪」にせよ、アルキメデスの「殺戮技巧(道具)」にせよ、ノイマンの頭脳・力と組み合わせれば更に恐ろしい兵器が誕生してしまうのはほぼ明白であるが、彼ら三者の内それを見越して手を組むことを提案し出すとすれば、それはおそらくモリアーティ一人であることもほぼ明白だろう。>>702
(続きから)
プトレマイオス(&シオン)…分割思考繋がり。ノイマンはサーヴァントとなった後宝具の産物として身に着けたスキルであるが、プトレマイオスのそれは先天的なもの。また、『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』作中において、プトレマイオスの偉業を説明するのに奇しくも引き合いに出された例え「原爆の設計図を作り上げた学者」に、長崎に投下された原爆に取り入れられた技術である爆縮レンズの開発に携わった経歴から、ノイマンは該当者に近い人物と言えよう。シオン、というよりアトラス院の錬金術師に関して、彼らは人体を演算装置とする術に特化しており基礎技能として高速思考と分割思考を求められる。サーヴァントとなったノイマンは人体の演算装置化こそ実現していないが演算装置の事であれば誰より熟知しており、高速思考と分割思考の両スキルを扱える。そのため、生前は魔術とはかなり縁遠かった彼だがアトラス院の錬金術師となる素養は持ち合わせている。
(マックスウェル)…悪魔の名を冠した(実際悪魔なのだが)学者(立場や職業的な意味ではなく価値観や性質、所謂「学者肌」の意味合い)系サーヴァント繋がり。
学者系サーヴァント達…ノイマンは魔術に関しては全くの専門外だが、実に多くの学問分野にも精通しているため、常人にはとても理解不能な難解な議論を日夜交わしては楽しんでいる。
ヴラド三世&ナポレオン&ドレイク…悪魔の異名繋がり。特にドレイクとは同じ「星の開拓者」スキル持ちという共通点もある。
機械系サーヴァントたち…サーヴァントのノイマンの機械部分は霊基の凡そ半分程度に相当するが、彼らと混じっても然程違和感は無い。特に果心居士に関しては、元々(生前)普通の人間だが、サーヴァントとして召喚された姿では改造人間のようになっているもの同士。また、ノイマンの宝具「自動細胞増殖機巧人」により造られる人工生命体は、謂わば人造人間であるため、フランケンシュタインや加藤段蔵に類似した存在。
ボイジャー…ノイマンの発明した流体力学の計算手法「人工粘性」は後の時代にロケットエンジンやジェットエンジン開発における発展にも起因した。
(稗田阿礼)…優れた記憶能力を有していたという逸話を持つ人物繋がり。>>703
(デュマ)…宝具により物の性能を上げることができるサーヴァント繋がり。実際デュマはスノーフィールドで行われた偽りの聖杯戦争にて一般的なコンピュータをスパコン並みの性能へと格上げしていたが、それは単に応用の一つに過ぎず、単純構造の武器であろうと宝具化させられる高い汎用性が強み。その点はノイマンの宝具「幹へ返る分枝の方程式」では真似できない。
超人オリオン…セクハラ好き繋がり。超人オリオンの方は露骨なセクハラをするタイプではなく基本的に見境なく女性を口説きに行くナンパであるため厳密には違うが、女性を困惑させる常習犯という意味ではほとんど似たような扱いを受けることは間違いないだろう。
メドゥーサ…ノイマンは車好きの一面もあったとされ、メドゥーサは乗り物の類で特にスピードが出せるようなものなら基本的に何でも好きというストライクゾーンの広さであるが、車に限定すれば多少話は合うかもしれない。
【解説】
20世紀前期において幅広い分野の研究で活躍し、特にコンピュータ開発の分野において偉大な業績を遺して世界の歴史にその名を刻んだアメリカのユダヤ人天才数学者ジョン・フォン・ノイマン。
アメリカで活躍したが生まれはハンガリーであり、その出生と当時の世界状況により数度改名を行っており、元々はノイマン・ヤーノシュという名であった。
数学の分野ではモンテカルロ法や第二不完全性定理などを発案しており、直接的な偉業とは関係無いが、フォン・ノイマン環やフォン・ノイマンの不等式、フォン・ノイマン宇宙、フォン・ノイマンエントロピーなど彼の名に因んで名付けられたものが多数存在している。
また、現代社会にも馴染み深いコンピュータ科学の分野にも大きな影響を与えており、離散的計算モデル「セル(セルラ)・オートマトン」分野のスタニスワフ・ウラムとの共同創出、「ノイマン型コンピュータ 」とも言われる「プログラム内蔵方式」の発案、ソートアルゴリズムの一つ「マージソート」の発明などを手掛けた。>>704
(続きから)
特に「セル・オートマトン」分野の創出に関して自己増殖理論は後のコンピュータウイルスの先駆けとなり、また人工生命分野の発展にも関与し、「ノイマン型コンピュータ」に関しては、現代使用されるコンピュータのほとんどで方式を採用されている。
その他、「人工粘性」など数々の数式を発明している。
幼い頃より両親の指導の下英才教育を受けていたが、ノイマンは学齢期には既に8~9桁の掛け算を暗算するなど驚異的な計算能力を見せ、11歳の時に先生から数学の才能を見出されてからは高等数学を学び、徐々にその天才的な数学の才能を開花させていった。
ノイマンの数学における天才ぶりを示す逸話にはとにかく枚挙に暇が無く、特にその計算スピードにおいては他の追随を許さぬ程の圧倒的な速さであったとされ、他の数学者と競う時も誰も彼に太刀打ちできず、遂には当時試作された高性能なコンピュータの計算性能実験として計算勝負をした際にも、彼の計算速度はそのコンピュータを凌いだ。
他にも優秀な物理学者がある複雑難解な積分問題に頭を抱えていたところ、偶然通りかかったノイマンがその場で瞬時に解答を書きとらせたこともあったという。
数学以外においても、英才教育を受けていただけあり語学も堪能であり、実に7カ国語を流暢に話せる域まで修めていた。
そもそも記憶能力からして驚異的であったため、小説の冒頭1章の暗唱を求められた際は完璧に10~15分程度かかる1章分暗唱してみせたという。>>696
Wiki登録お願いしますシルウェステル2世がリクエストページの未完了と完了を行ったり来たりしてるけど何かあったのかな
>>707
すいません色々編集しようとしてたのは自分っすね・・・
シルウェステル2世リクエストした当人です
結論から言うと、作成未完状態に復活させたくて拙いながら編集してたんですけど・・・
折角リクエストページのとどなたかが作成したのをリンクするよう編集していただいたのに申し訳ないんですが
私がリクエストしたのとリンクしてあったページの作品のとは同一人物ですけど多分別もので、
多分あちらのシルウェステルを作成された方はこちらのリクエストに対するアンサーのつもりで作成したわけではないと思った次第です「主命故わたしは、そなたを斬る……」
【元ネタ】史実、「御伽草子」「太平記」「吾妻鏡」「丑御前の本拠地」
【CLASS】セイバー
【真名】源頼光(みなもとのよりみつ)
【性別】男性
【身長・体重】175cm・58kg
【肌色】白 【髪色】黒、紫 【瞳色】紫
【外見・容姿】
SFチックな黒いボディスーツの上に着物、または鎧を着込んだ無表情で色白な青年。
髪型は黒髪の紫インナーカラーでおかっぱ頭。
【地域】日本
【年代】平安時代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・源氏
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:D 幸運:C 宝具:B+【クラス別スキル】
騎乗:C
対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
セイバーは時に妖術魔術を切り伏せる。
【保有スキル】
無窮の武練:A+
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
武装を失うなど、たとえ如何なる状態であっても戦闘力が低下することがない。過度の修練により肉体に刻み込まれた戦闘経験ともいえる。
神秘殺し:A
平安時代最強の神秘殺しと謳われた在り方がスキルとなったもの。対神秘への特攻として働く。
魔力放出(斬):B
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
セイバーの場合、研ぎ澄まされた魔力が刃となって放出される。
黄金率:C
身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
国守を歴任したことで得た財力、多少の浪費ではお金が尽きることはない。【宝具】
『鬼哭啾々・童子切(きこくしゅうしゅう どうじぎり)』
ランク:B+ 種別:対人/対神秘奥義 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
怪異との戦いの果てにセイバーが至った一つの答え。
初見の敵であっても瞬時に討伐の最適解を導き出し、無念無想の境地から放たれる神速の斬撃を叩き込む絶技。
怪異殺しに特化した童子切安綱とセイバー自身の技量が合わさることでいかなる怪異が相手でも必中必殺を実現する。
怪異との戦いは一期一会、二度同じ相手と戦うことなど無い、故にこの技は無形、使う度姿を変える千変万化の宝具である。
『星甲(ほしかぶと)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
セイバーが酒呑童子討伐の際に神の化身から授けられた兜。
切り落とされてなお襲いかかる酒呑童子の首からセイバーを守った。
と、「御伽草子」などでは伝えられているが実際には源氏の技術者の手によって作られた摂津式大具足の小型版。機神の残骸をレストアした鎧兜である。
機神を素材としているだけあって鬼種の一撃にも耐えうる頑丈さを有する。
アサシンクラスで真価を発揮する宝具であるため、セイバークラス時は真名やステータスの隠蔽は不可。
【Weapon】
『童子切安綱』
ランク:B 種別:対神秘宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
天下五剣の一つ童子切安綱、酒呑童子の討伐に用いられた名刀。
この刀で試し切りを行った際には六体の罪人の遺体を両断し台座にまで刃が届いたという。
童子切の名の由来から鬼や魔性に特攻効果。【解説】
源頼光。
源満仲の長男としてこの世に生を受け、成長してからは坂田金時、渡辺綱、碓井貞光、卜部季武といった平安武者達と共に土蜘蛛や酒呑童子の討伐を成し遂げた平安時代最強の神秘殺し。名は「みなもとのらいこう」とも読まれる。
史実においては摂津国の多田に本拠地を置いた摂津源氏の祖、藤原家に仕えた武士であり伊予、但馬、美濃の国守を歴任し莫大な財を得た。
藤原兼家が新邸を造営した宴において馬30頭を送る、焼失した藤原道長邸の新築に際し家具・調度の一切を献上し人々を驚かせたなど非常に裕福であったことを示す逸話が残る。
また、史実の頼光は弓射を得意としていた。
【人物像】
未だ怪異の蔓延る平安時代、京の人々を怪異から守るための戦力を求めた父、源満仲によって怪異を斬る刃となるべく育てられた。
十数年にも及ぶ鍛練と実験の日々の果てに大具足の操縦、呪術への耐性、鬼種とも互角に戦える戦闘能力、怪異と戦うために必要なものを全て兼ね備えた最強の神秘殺しが誕生した。
浅草寺の丑御前を斬った時は丑御前が自身の弟だと知った上で表情一つ変えぬまま斬った、その精神性は神秘殺しとしてあまりに完成され過ぎていたのである。
多くの怪異を屠ってきた源頼光だが史実、伝説共に人を斬ったことは一度もなく、人と戦うのは不得手と語るが剣豪・剣聖クラス、あるいは神話の大英雄でもなければいとも容易く首を落とされるだろう。
寡黙で冷静沈着、感情が希薄で如何なる時も喜怒哀楽が表に出てこない人物。
どのような怪異を前にしても恐れることも迷うこともなく、与えられた役目を淡々とこなすロボットのような人間、それが源頼光である。
人間味の薄い頼光だが意外にも甘味好きな一面があり何かと甘いものを食べている、最近のお気に入りはプリン。
他人とのコミュニケーションは苦手、というより他人と関わること全般が苦手であり、彼にとっては怪異より人間の方がよっぽど分からないのである。
当然、軍を率いることや他者に指示を出すことも苦手としており、自ら考え行動出来る頼光四天王は彼にとって理想的な部下だった。
また、母親の顔も名前も知らぬまま育てられたため母親という存在に憧れがあり、母上と呼ばせてくれる女性には本当の息子のように振る舞う。イメージカラー:濃紫
特技:特に無し
好きなもの:甘味、平穏な日々
嫌いなもの:他人とのコミュニケーション、
天敵:酒呑童子、藤原道長、安部晴明
願い:無し
【一人称】わたし 【二人称】おまえ、そなた、○○殿、母上【三人称】彼、彼女、あの者
【因縁キャラ】
源満仲:一応父親、自身を怪異を屠るための兵器として育てたことについては特に思うところはない。
源為朝:後の時代の源氏。なぜだろうとても話しやすい、メカだから?
酒呑童子:人生最大の強敵、次見えた時は正々堂々討ち果たいと思っている。
鬼童丸:斬った鬼の一人、彼女の言う母上が酒呑童子の事だとは知らない。
ところで弟はなぜ彼女を縛っていたのだろう?【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】エルナン・コルテス
【性別】女(男)
【身長・体重】181cm・64kg
【肌色】白 【髪色】白 【瞳色】赤
【スリーサイズ】B95 W67 H97
【外見・容姿】顔の片側を黒い仮面で隠したケツァルコアトル スペイン風の甲冑を着ている
【地域】スペイン
【年代】15世紀
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:A+ 宝具:EX>>714
【クラス別スキル】
復讐者:A
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
コルテス自身は復讐者ではないが、虐殺者としての強い印象から、負の感情を集めやすい。
忘却補正:B
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
彼は、己に染み付いた血と悲鳴を忘れないだろう。
自己回復(魔力):D
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
女神の神核(偽):B
アステカの主神ケツァルコアトルとして扱われ、一時は信仰された事を表す。
『神性』スキルを含む複合スキルでもある。
自ら偽った訳ではないので、自分の意志で姿を戻す事ができないが、同時に民の崇拝によって成立した能力であるため、大元のケツァルコアトル寄りの肉体を得ている。>>715
【固有スキル】
不屈の意志:C
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。
コンキスタドール:A+
スペイン語で「征服者」を意味する。大航海時代、航海の果てに未開地を征服した者のスキル。
未開の地への侵攻、支配、略奪、奴隷化などの手際を示す。
ミシュコアトルの赫星:EX
トラスカラ王国の王から与えられた赫い光。
アステカ帝国に虐げられた国々の憎悪と、生贄にされた者たちの怨念が形となったもの。
アステカと敵対していた者たちが信仰していた神ミシュコアトルの力を基にしている。
ミシュコアトルは、同じ役割を持つ太陽神ウィツィロポチトリ以前に信仰されていた星の神である。>>716
【宝具】
『白き偽神の凱旋(セーアカトル・ファルソ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
アステカ神話には、白き顔の神ケツァルコアトルが『一の葦の年(セーアカトル)』に帰還するという伝説があった。
そしてちょうどその年に白人のコルテスらが訪れたため、アステカ人は彼をケツァルコアトルと思い、歓待したという逸話が宝具になったもの。
この効果で常時ケツァルコアトルの姿になっており、偽りの神性を得ている。
またその他にも、ステータスを偽装する効果を持つ。
『悲しみの夜を越えて(マス・アラ・デ・ラ・ノーチェ・トリステ)』
ランク:B 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:500人
アステカ人の大反抗によってスペイン側が大半の戦力を失った『悲しき夜』事件を生き延び、追跡してくるアステカの軍勢を敗走させて自軍を立て直した、不屈の精神と怜悧な判断能力が宝具となったもの。
敵の物理的・戦略的な罠を瞬時に察知し、時に絶体絶命の状況を突破する力を与える。
自軍全体に使用すれば、士気や突破力が格段に向上する。>>717
『汝等の神に殺戮を捧げよう(アルタール・デ・マタンザ)』
ランク:A 種別:対軍・対都市宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1000人
『チョルーラの虐殺』に代表される、コルテスの軍勢が行った破壊行為と殺戮の具現。
兵士を表す刃、疫病を表す毒、アステカ帝国への怒りを表す炎が一帯を滅ぼし尽くす。
徹底的に神殿や偶像を破壊したため、神性に特攻を持つ。
『蛮神の骸よ、征服の礎となれ(カテドラル・エチャ・デ・カダーヴェレス)』
ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:1~∞ 最大捕捉:∞
テノチティトランの征服後、破壊されたウィツィロポチトリ神の神殿の石を流用して建てられた『メトロポリタン大聖堂』が宝具化したもの。
大聖堂の周囲を自分の領地とし、その内側では敵が著しく弱体化する。
領地は魔力によってどんどんと拡大していく。
ただ、宝具の発動には莫大な魔力リソースと、相手の肉体や武装の残骸を核として取り込む必要がある。
【Weapon】剣、クロスボウ、アーキバス小銃>>718
【解説】
アステカ帝国を征服したスペインのコンキスタドール。
教養家であり、多くの武器と騎乗技術に精通している優秀な騎士であったとされている。
黄金や財宝への執着より、支配者として土地を統治する事にこだわりがある人物とも言われており、過度な殺傷や略奪を窘めるような行動も記録されている。
また、悪名高い『チョルーラの虐殺』も、敵の奇襲を予見した先制攻撃であり、虐殺はアステカに恨みを持つトトナックとトラスカラの軍勢によるものと示唆する資料もある。
にも関わらず多くの死者と破壊の被害を出したのは、アルバラードを始めとする部下の暴走に大きな一因がある。
ただ、生贄や食人などの文化と、それにまつわる現地の信仰には断固として拒絶しており、宗教施設を徹底的に破壊している。
当時アステカ帝国は厳しい税制と『花の戦争』による生贄の徴収を強いており、周辺の国々は憎悪を覚えていた。
そのため多くの国がコルテスに恭順し、軍勢へと加わった。
その内の一つであるトラスカラ王国がコルテスに降伏した時、王は条件として『褒賞』と『復讐』を望んだ。
そして秘術によって作られた赫い光をコルテスに与える。
敬虔なキリスト教徒である彼が異教の術を施される理由も義務もなかったが、彼はそれを受け入れ、アステカ帝国への復讐を請け負った。
そして彼の名は、『偉大なる征服者』『悪逆なる殺戮者』として歴史に刻まれた。
アヴェンジャーの霊基で召喚されたコルテスは、『繁栄に対する復讐』を体現する。
アステカ帝国の繁栄を中心として完成していた文明圏に訪れた異物であり、アステカへの復讐を仮託された者として存在している。>>719
【人物像】
厳格なキリスト教徒だが、ギャンブル好きでもあり、教養とユーモアがある。
良識を持ち合わせてはいるが、必要と判断すればどんな残虐非道も躊躇い無く実行する冷徹な指揮官。
征服とアステカ文化の破壊については『すべき事をした』と考えているが、同時に『自分はその傲慢さ故に地獄へ落ちるだろう』と考えている。
アステカへの復讐を代行したのも、これから統治すべき土地の因縁を全てを背負おうとする傲慢さの現れであり、神への裏切りと分かった上で決断した。
また、部下を制御できていなかった事は、『指揮官失格』と悔いている。
しかしこれは生前の性格であり、サーヴァントとして召喚されてからは、姿が異教の神に変わった事もあって悪辣に振る舞う。
それに伴って人格も変質しており、文明を破壊し繁栄を終わらせる者としての一面が強く出ている。
とはいえこの振る舞いも『神に背いた愚か者らしい態度』を意識しており、根底のどこかにはかつての信仰心が残っている。
特技:破壊、征服
好きなもの:ギャンブル
嫌いなもの:独断専行
天敵:ない
願い:覚えていない
【一人称】ワタシ/私【二人称】アナタ/君・お前【三人称】彼・彼女/呼び捨て>>720
【セリフ例】
「ハ~イ!お待たせしました!皆殺しの征服者、エルナン・コルテスが来てあげたわ!
…まぁ、ちょっと凶暴になっても仕方ないわよね?
だってこんな姿で喚ばれてしまったんだもの!」
「さぁ、無様に逃げ惑いなサ~イ!今更神に祈ったって無駄デ~ス!
おいおい被害者ヅラすんなよ、お前らだって散々やってきた事だろうがよォ!
そのツケを払う時が来たって訳だ!何も奪わず誰も殺さずに繁栄したヤツなんていねぇもんなァ!!」
【因縁キャラクター】
ケツァルコアトル
「¡Qué sorpresa!そんな怖い顔しないでくだサーイ、生贄を辞めさせた優しい神様なんでしょう?
アレレ~?でも変ねぇ?ワタシがケツァルコアトルとしてアステカを案内された時、ハッキリ見たわよ?
神に捧げられた、銀の皿の上で脈打つ心臓!あれ、生贄の儀式デスよね~?
…いいか。これだけは言えるがな、奴らは何百年も同じ事をやっていたハズだ。
全て破壊でもしない限り、生贄なんて無くなるハズねぇだろうが!
お前じゃない、この私が生贄を辞めさせたんだよ!」>>721
テスカトリポカ
「ワタシ、アナタの事好きですよ?これでも戦士だからネ?
それにワタシの中で脈動するミシュコアトルからすれば、兄弟のようなものだし…ん?
あれ?親だっけ?そういう説もある?
…ま、アナタたちの神話なんてどうでもいいデ~ス!」
テノチティトラン
「とっても可愛いお嬢さんネ!確かに美しい都市だったし、その姿も納得デ~ス!
…また、蹂躙してあげましょうか?
神殿を平らげて、神像を打ち壊し、その上にシウダー・デ・メヒコを作っちゃおうかしら!アハハハハ!
おいおい、そう睨まないでくれよ!
だいたい波止場を2つ占領したくらいで食料の補給断てちゃうのはさぁ…普通に致命的な欠陥だと思うの。マジで」
ククルカン
「御心配なく。アナタにはそんなに興味ありまセ~ン!
マヤの方はちょっと専門外っていうか、あのクリストバルのテリトリーだし。
うかつに手を出すのは恐れ多いかな~」>>722
ジャガーマン
「……???
アナタ、日本人デスよね?…だよね!?
ハッパは…キメてない?食人もしてないの?生贄は?それも無い?
じゃあもうアステカ関係ねぇよ、好きにしてくれよ!」
コロンブス
「おお…本物デスね。クリストバル・コロン。
ワタシと違い、略奪と殺戮は意図的に実行したと聞いてマス。
部下の1人も満足に制御できない愚かな指揮官とは違う、偉大なる征服者ネ」
【他クラス適性、変化傾向】
騎兵隊の指揮官としてはライダー、神を騙る者としてはプリテンダーもありうる。2月頃にSSを書いた者です、そろそろ続きを書こうかなと思ったのですが、皆さんはあのSSに登場して欲しいサーヴァントっていますか?
>>725
【保有スキル】
概念改良:A+
古今東西のあらゆる道具に長所を付け足す反則特権。
術理解明:EX
なんか術式が解るレアスキル。幼少にインド錬金術を学ぶことで得た能力。
天賦の叡智:B
天性の叡智を示すスキル。
軍師の陰:EX
才媛として知られ、夫の逸話にはアーチャーの功績が含まれるとされることに由来するスキル。諸葛亮孔明のスキル・宝具を行使できる。
【宝具】
『奇天烈発想力 (サラスヴァティ・シャクティ)』
ランク:EX 種別:自己強化 レンジ:- 最大捕捉:-
ヒンドゥー教における知恵の女神サラスヴァティの名を冠する自己強化宝具。インド錬金術を基盤とするアーチャーの学術体系とその応用にすぎないが、思考の高速化や分割は当然として、スキルの行使に補正を加算し宝具級の神秘に昇華する。
シャクティは、女性原理を意味する用語であるが、これをインド思想における根源として見るならアーチャーは到達者なのかもしれない。しかし、西洋魔術とは関係のなかった彼女にはよく分からない。
【Weapon】
『諸葛弩』
アーチャーとして持ってきた発明品。孔明が改良した連弩とされるが、アーチャーの発明品とされることもある。宝具の応用により、宝具級の威力を発揮する。>>726
【解説】
中国史は三国時代の大軍師、諸葛亮孔明の妻。黄月英の名はあくまで創作における便宜上のもので、正史記録上には黄夫人とされるのみ。
才知に秀でた女性として語られる反面、その容姿は父親も認める醜悪さだったとされる。しかし、召喚に応じたアーチャーは、インド系美女である。
醜女の噂は、アーチャーがその知性から恣意的に流布したモノで、その才覚を遺憾無く発揮するための行動だったと推測される。当時の女性の社会的地位を考えれば、その才知が記録に遺る時点で孔明がアーチャーの思惑通りのパートナーであった可能性は高い。
発明家とされるアーチャーだが、その由来に中国神代の発掘品などは無関係である。醜女の噂を補強したアーチャーの特徴的な容姿は、インド人との混血児であったことに由来し、さらに、インド錬金術を継承したことにより、アーチャーは発明家としての基礎を築いた。
なお、悪戯好きで人生楽しんだもん勝ちな価値観なため、夫を立てる伴侶の鑑という逸話のわりにマスターの言うことは聞かない。>>727
【因縁】
諸葛亮孔明:
生前のパートナー。サーヴァントとして再会した場合は、その合理性に納得する。それはともかく、依代は息子のように扱う。
レオナルド・ダ・ヴィンチ:
時代、土地、性別なにもかもが違う万能の天才。意気投合しそうな、喧嘩しそうな、相性の良さであり、悪さ。第一声は、「この変態!」である。性転換に対するモノでもあるし、才能の方向性に対するモノでもある。
エジソン、テスラ:
犬猿の仲の電流発明家一号、二号。どちらとも仲良くなれるし、喧嘩仲裁も可能。
エレナ・ブラヴァツキー:
天才キャスター。意気投合して、やらかす。混ぜるな危険。
メルトリリス:
サラスヴァティのエッセンスを有するハイ・サーヴァント。その優美について褒めちぎる。向こうは、全肯定してくるアーチャーに引き気味。
【コメント】
醜女解釈におけるインド人俗説を採用。異なる価値観があれば、発想も別視点になるのが自然な流れみたいな。
【wiki登録】可>>725
水着化
【元ネタ】史実、『三国志演義』など
【CLASS】キャスター
【真名】黄月英
【性別】女
【身長・体重】173cm・42kg
【容姿】赤髪褐色のインド美女
【属性】混沌・夏
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:A 宝具:EX
【クラス別スキル】
単独行動:C
道具作成:EX
陣地作成:B
工房を展開する。アーチャーのときは面倒くさいと放置していたが、本格的な発明には必要なのだ。
【保有スキル】
真夏の自由研究:EX
概念改良、術理解明などを含む複合スキル。夏だ、海だ、宿題だぁ!ロマンを優先した発明品を作成する。効率なにそれ楽しいの?
スポンサー企業NFFサービス:EX
大企業から受ける潤沢なバックアップ。たとえ、それが罠であっても資金確保のためには仕方ない。>>729
奇想天外策:A
夫を驚愕させた、予測不能の悪戯。天才が合理性を逸脱することはないだろうという確証バイアスを利用した奇策である。
【宝具】
『弁天よ、夏を刺激しろ(サラスヴァティ・シャクティ)』
ランク:EX 種別:自己強化 レンジ:- 最大捕捉:-
アーチャー時と変わらない宝具。あくまで定石化した使い方が違うだけである。
具体的には、水上バイク型虎戦車で突っ込む。
【Weapon】
『虎戦車』
火を吹く戦車。発明品の一つとして記録があるが、今回はコヤンスカヤが使役していたアレである。
【解説】
夏の魔力にやられた天才は、資金繰りに難儀して借金に手を出しました。契約は絶対遵守の敏腕経営者のバニーの注文に応える、夢の発明ロマンライフが幕を開けた!
「孔明様はどのように、貴女を制御なさっていたので?」
【wiki登録】可「■■■■■───!!!!」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】タンタロス
【性別】男性
【身長・体重】195cm・???kg
【肌色】土気色 【髪色】白 【瞳色】黒→黒赤目
【外見・容姿】長い年月を経て擦り切れた拘束服のようなものをまとった痩せぎすの狂人。目は常にかっぴらいており、据わっている
【地域】リディア
【年代】神代
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A++ 耐久:EX(B-) 敏捷:C- 魔力:B 幸運:EX 宝具:EX
※耐久がEXなのは不死性によるもの。防御力自体に関してはそんなに高くない>>731
【クラス別スキル】
狂化∶EX
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる
喋ろうと思えば喋ることも会話も可能だが、相互理解はできず、彼の在り方はもう、イカれており、意思疎通は完全に不可能。
神性∶E-
両親や出自について諸説あるがゼウスの子供とも、半神とも、習合以前の存在だったとも言わていれるが、神々の怒りを買い、僅かな不死性を残し剥離された。
満たされぬ罰∶EX
自身が今も受けている終わらない罰。自身の望むものが届かない呪い。通常のバーサーカーよりも消費が激しく、あらゆる行動に伴う魔力消費が倍増し、回復にも支障が出てしまい、その効果を受けるとダメージが発生する。マスターからの魔力供給も例外ではなく、現界し続けるだけで傷ついてしまう。
この呪いはいかなるスキルや令呪でも解呪する事ができない。そして本人は気づいてないかもしれないが、その呪いを認知する事ができず、呪いの解呪を「決して遂げられない」。まあ、仮に何らかの出来事で呪いの詳細がわかったとしても、それの完全解呪が聖杯に届くのかは別だが>>732
【固有スキル】
神々の食事(呪 )∶A
バーサーカーは神々の飲食であるネクタルやアムブロシアーを食べることを許され同席も許可されていたのだが、それを持ち帰り人々に与えたとされている。
本来は治癒や不死に近い効果を与えるはずなのだが、その罪を犯したバーサーカーが使用した場合、効果が反転し、食したものの生命力をケガレへ変換し、死に至らしめる。サーヴァントに対し、呪詛を与え、生命力を奪う。
屠殺の刃∶B++
自身の息子ペロプスを解体したとされている凶悪な刃物。
相手を攻撃した際に、相手の体力や魔力の10%を吸収し、それを自身のものとして使用可能。
だが、前述の呪いのせいですぐ打ち消されてしまうので実質それの打ち止め程度の効果でしかない。
神性、加護や寵愛持ちに強い特攻を持ち、効果とダメージ量が上がる
血塗られし罪の系統∶EX
呪われた一族アトレウス家の始祖。
自身の出来事のせいでペロプス以降の人間が神に呪われ、罪に苛まれたとされている。
後に彼の玄孫であるオレステスがその負の連鎖を断ち切ったとされている。>>733
【宝具】
「お前も、俺と同じ苦しみを味わえ・・・!!!」
『永遠に届かぬ飢渇地獄(スュプリス・ドゥ・タンタルス)』
ランク:A+ 種別:神罰宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:2000
自身が今も責め苦を受けている地獄を再演する固有結界
発動により対象をなにもない荒れた荒野に放り込み、あらゆる行動に不利補正を与え、魔力消費を悪化させる。真水が対象の行動を鈍らせ、頭上にある様々な果実の枝が対象の判断力や理性を狂わせ、たとえそれを得ようとしても遠ざかってしまい、自身と同じ罰を、それを永遠に繰り返す苦痛を味合わせる。
その行動を繰り返し、限界が来たとき、タルタロスから流れる真水が飲み込み、枝がすべてを貫き、一時的に呪いが開放されたバーサーカーが目に付く存在すべてをを切り刻み、とどめを刺す。
その効果はバーサーカー自身も含まれているが、前述ノ呪いの効果に矛盾が起きて打ち消し合い、固有結界内において無敵に近い状態になっている。
【Weapon】
『屠殺の刃』
ペロプスを屠.殺.する際に使われていたとされている巨大な刃物
真っすぐ伸びた巨大な鉤爪だが、分離して投擲したり、ナタとして使うことも可能
『鎖』
サーヴァントになった今でも自身を拘束している神鉄製の鎖
特に能力はないがムチのようにしたりハープーンのように敵を引き寄せて攻撃することも可能。>>734
【解説】
呪われた一族アトレウス家の始祖。
フリギア、あるいはリディアの王であり、出自は諸説あるものの、ゼウスを父とする半神とされている。
人の身でありながらゼウス達に愛され、オリュンポスで神々との同席を許されていたが、アンブロシアとネクタルを盗んで定命者に分け与える、神々の秘密を暴露するといった愚行を犯す。
ある日神々を食卓に招いた際に、神々の全知を計るため息子ペロプスを殺して解体し神を試すつもりだったのか、善意からだったのか、それをシチューにして食事に出し、神々をもてなした。だがデメテル以外の神々はみな料理の正体に気づき、それに口をつけることはなかった。
こうしてペロプスの件とそれ以前の蛮行がバレてしまい神々の激怒を買ったタンタロスは、冥府より遙か下の地獄タルタロスに幽閉され、なにもない荒れ地に閉じ込められた。
沼の水は満ちてきてあごまで届くが、タンタロスがそれを飲もうとして身をかがめるとあっという間に引いてしまう。果樹の枝にはさまざまな果実が実っているが、タンタロスがこれに手を触れようとすると、たちまち一陣の風が吹き起こって枝を舞い上げてしまう。こうして、永劫の罰を受けることとなった。
タンタロスは皮肉にも、出自ゆえなのか、その食事を摂取してしまったのか、既に不老不死に近い状態であり、餓死することもできず飢えと渇きに苛まれつづけている。
尚、ペロプスは後に神々の手によって生まれ変わった。ちなみに左肩に関してしてはデメテルがペルセポネを失った失意のあまり食してしまったのでデメテルは変わりに神鉄製の義肩を与えた。>>735
【人物像】
頭のネジどころかプレートが外れてる系常時狂ってる意思疎通不可能バーサーカー
常に苦痛を帯びた唸り声を上げており、何を考えているのか認知できず、通常は意思疎通ができない。
まあ、喋ろうと思えば喋ることも可能だが、自身がやったことに罪悪感を感じてはおらず、あのときのことを良かれと思っており、どんな凶行もためらわない悪い意味でヤバいヤツ。まさにサイコ。
バーサーカーの通常の魔力消費に加え、自身の呪いのせいで魔力消費が非常に悪く、定期的に魂喰いか、かのイリヤスフィールのような規格外の魔力を持つマスターでないと無理。そのため通常の聖杯戦争ではかなりの玄人向け。まあ、呪いや内面の問題もあって優勝は無理だろうけど。
何故彼は神々に愛される身でありながら、そのような凶行を繰り返したのかは
元から、内面は神々に恭順していなかったのか、今の神々のあり方に疑問や不満を抱きそれを試そうとしたのか、神々の寵愛やコネを利用し、自身も神々の一員になろうとしていたのか・・・?
───だがそれを語ろうとはせず、もうすでに狂ってしまったバーサーカーが語ることはないが
ちなみに、同名の人物が複数いるのはギリシャ神話あるあるだが、クリュタイムネストラの前旦那タンタロスと同名だが、全くの他人である。
特技:無し
好きなもの:無し
嫌いなもの:焦らされること、眼の前で焦らすやつ
天敵:ペロプス
願い:自身を地獄からの開放、或いは自身の不死性を破棄し、安楽死
【一人称】俺【二人称】お前、貴様【三人称】貴様ら、神(神霊に対し)>>736
【因縁キャラクター】
ペロプス
自身の息子であり、彼を屠殺し神々の前に出したが、それがバレてしまい、タルタロスに送られた。 そしてペロプスは神々の手によって美しく蘇った。
何故そのような凶行をしたのか不明だが、バーサーカーは実は彼を嫌っていたのか、あるいは自身より神々に愛され偉大な存在になるのを恐れていたのか…?
バーサーカーの前で少しでも彼の話題を出してしまうと暴走してしまうので注意。もし何処かでペロプスが呼ばれ相対した際に接触はしてはならない。
ゼウス
一説では自身の父ともされている。
かつてバーサーカーはゼウスたちに愛されていたが、様々な罪を犯し、タルタロスに送られたので、たとえバーサーカーがそれを訴え救済を望んだとしても、その慈悲は届くことは無い…。
加護、寵愛持ち鯖
ペロプスを思い出すのか暴走する
【コメント】
他の皆が地獄の罪人たちを投稿してそれに乗ろうと思ったことと、他の鯖のところでタンタロス見かけないから作った。
wiki登録可能です「わが誠心のままにお仕えいたします。――願わくは、君子として相応しきことをなさってくださいませ」
【元ネタ】史実、『源平盛衰記』『古今著聞集』『前太平記』ほか
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】源頼光
【性別】男性
【身長・体重】175cm・75kg
【外見】腰まで伸ばした黒髪の、凛とした美丈夫。大鎧は黒地に金塗り。女性的な容姿と物腰だが、笑い声は雄々しい。
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C+
詠唱が二節以下の魔術を無効化。
大魔術や儀礼呪法など、大掛かりな魔術は無効化できない。
ただし、呪詛耐性は素でセイバー級である。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。【固有スキル】
魔力放出(雷):B+
かつて丑御前から押し付けられた呪い(力)。
古浄瑠璃『丑御前の御本地』によれば丑御前は頼光の同母同父の弟で、北野天神(菅原道真)の化身という。
宝具『雷上動』との相乗効果でランクが上昇している。
慧眼:A
「天眼」の近類スキル。智慧の眼とも。
光学的な視覚機能(肉眼)ではない、超自然的な眼識を漢語で千里眼や天眼通と呼び、一般に天眼・慧眼・通眼などといえばこれを指す。
魔眼としての天眼が「結末を定める視線」「目的を果たす力」とすれば、魔眼としての慧眼は「結末から辿る視線」「目的に至る力」である。
目的の達成に必要な道程を見極め、無限の可能性から望む未来を『見つけ出す』能力。実用上は啓示スキルに極めて近い。
王権護持(大内守護):EX
古来、武芸と故実を保持する武士の家系には、鎮護国家に寄与する一種の霊力が宿るという。対逆徒、対神秘スキル。
摂津源氏「大内守護」職祖たる彼は、EXランクで獲得する。(本来は高僧の持つスキル)>>739
【宝具】
『雷上動(らいじょうどう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:2人
神仏の弓。退魔の力≒雷電を矢として番え、放つことのできる超常の弓。
『平家物語』の異本『源平盛衰記』には水破・兵破の鏑矢と雷上動という弓が登場する。
元々の持ち主が養由(養由基)で文殊菩薩から授けられたとか、養由が文殊の化身だとか、養由の娘・桝花女が頼光に伝えたとか、
ノイズが激しいので実際の伝来は定かでないが、同書によれば、頼光から頼政に伝えられ、「鵼」と呼称された怪物を射落としたのがその弓矢という。
(ちなみに『前太平記』は頼光の幼名・文殊を引き合いに出して、実は源頼光も養由と同様に文殊の化身であった、とする。なんと荒唐無稽な!)
『童子切(どうじぎり)』
ランク:A 種別:対神秘宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
人の為の剣。尋常の剣。童子切とは酒吞童子の首を取った刀という意味だが、実はその正体には定説がない。
酒吞童子伝説は刀剣伝承と一体に発展しておらず、決定版も無い為、説話の童子切には常に『平家物語』や『太平記』、『剣巻』に出てくる名刀の影がある。
大原安綱の作だとか、坂上田村麻呂公の太刀だとか、名は血吸だとか、綱が鬼の手を切った鬼丸が童子切だとか、伝本で錯綜が激しいのはこのためだ。
宝具としての童子切は、逆説的に、そのような不確定性を以て不確かなもの≒妖異を斬る剣として完成している。
何物でもあり得るために何者でも討ち得る、対概念、対神秘宝具。>>740
『天部来迎・四大王衆天(てんぶらいごう・しだいおうしゅてん)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
詳細は異なるが、この「源頼光」にとっての『牛王招雷・天綱恢々』に相当する宝具。
四大天王――多門天・持国天・増長天・広目天をかたどった大神像を喚び出し、それぞれが得意武器で攻撃した後、頼光が止めを刺す五連撃。
最後の一撃は、四大天王の加護によって明王のごとく気炎逆巻き、神力を帯びた強大なものとなる。
【Weapon】
『雷上動』『童子切』
退魔の霊器としては童子切に引けを取らない豪弓と、それはともかくとして持ってきている名刀・童子切(その時時で安綱だったり髭切だったりする)。
通常攻撃が雷速で残弾無限のお兄さんは嫌いですか?
なお、水破・兵破(文殊の双眼の精より作られたという2本の鏑矢)は「智慧の眼」スキル習得に当たり、既に消費されている。
『四大天王』
特に頼光四天王との絆の具現とかそういうのではなく、普通に平安時代の現物。(並行世界の大具足か何かであろうか?)
余談だが、『大江山絵詞』は頼光を大威徳明王、綱を多門天、公時を持国天、忠道(貞光)を増長天、季武を広目天の化身とした。
一方、『酒伝童子絵巻』系列写本は頼光を毘沙門天の化身とする。四天王の本地に言及はない。
ちなみに、一説によれば、大威徳明王は文殊菩薩の化身なのだとか。>>741
【解説】
平安中期の武家貴族。みなもとのよりみつ。あるいは有職読みで「ライコウ」。源満仲の嫡男で、藤原摂関家に仕え家司的に振る舞ったという。
史料においてはあくまで受領を歴任して富裕で鳴らした貴族的人物であり、初期の説話では弓の名手で文武両道の士として登場する。
時代が下ると頼光五代の孫・源頼政に接近した渡辺党の伝承が合流し、『古事談』に初出とされる「頼光四天王」という概念も形成されていく。
(渡辺党の祖・渡辺綱は元々頼光とは別系統の説話の主人公とされる。『今昔物語集』で言及される頼光の有力郎等3人の中に、綱の名はない。)
鎌倉中期~南北朝時代にかけて、『古今著聞集』『剣巻』等の軍記物・説話集では《渡辺綱と一緒に》土蜘蛛や鬼同丸を討った猛者とされた。
南北朝時代に入ると藤原保昌とペアリングされた。先行する鬼退治の英雄ペア「田村-利仁」と「保昌-頼光」は複数文献で併称されている。
ときに、源頼朝は「曩祖将軍」源頼義の権威によって「武家の棟梁」となり、鎌倉幕府を開いた。足利氏は勢力伸長とともに、頼義権威の超克を必要とした。
足利氏は元々源義家の傍流である。彼らは嫡流諸系統と自分たちを相対化するため、権威を義家より古い世代――満仲・頼光に求めた。
「清和源氏の鼻祖」満仲の廟である摂津多田院には「室町幕府の開祖」尊氏・義詮の遺骨が分骨され、三位一体の宗廟として将軍家の信仰をあつめたという。
室町幕府における満仲・頼光への崇拝は、説話世界において花開く。『太平記』には満仲の鬼切りや田村将軍から頼光への武器継承が描かれる。
酒呑童子伝説もまた、ここにはじまる。
香取本『大江山絵詞』はまさしくこの時代に生まれ、多くの派生作品を生み出し、源頼光が藤原保昌と四天王を従えての鬼退治伝説は世に広く名を得た。
源頼光といえば今や大江山征伐の大英雄であり、多くの妖物を滅ぼした平安の妖怪スレイヤーであり、今日なお伝承世界屈指の武士である。>>742
【人物】
楚々とした武士。
貴公子然とした振る舞いは剛勇を連想させずいっそ典雅で洒脱であり、内心の激情の一切を覆い隠している。
生前、ヤンデレ妹・丑御前とTS四天王(悪友系・綱、子犬→大型犬・金時、クーデレ・貞光、自称ママ・季武)のハーレムルートを完走し、
筋肉系後輩・保昌との友情ルートまでコンプリートした強キャラで、主人公属性が強い。
TYPE-MOON本流世界からはやや離れた次元の出身。
本来は父・満仲から授けられた宮城守護の使命に燃える男なのだが、生まれ持った慧眼のために『成すべきこと』が見えてしまい、
資金繰りや人間関係づくりのため、権力者に媚びたりギャルゲまがいの女性遍歴をたどった。
痛み、迷いを呑んで忠烈。倦まず、人知れず気炎を燃やす勇士。だが酒伝童子(酒傳)には欺瞞・疲弊・憤懣を見抜かれ、動揺のうちに討伐したという。
最終目標を一度設定すると、RTA走者めいてルート攻略を高速でこなしていくことだろう。心折れぬ限りは。
アーチャーなので、室町時代以降の伝承(清和源氏のルーツとしての伝説)より以前の説話(頼政の先祖としての伝説)の影響が強調されている。
【因縁キャラ】
源頼光/丑御前(原作):驚愕の表情で2度見、3度見し、「……他人の空似のようだ」と結論づける。
藤原保昌:年下の義理のおじ。長身屈強な親友枠。正直いなかったら発狂していたかもしれないので恩義を感じている。
酒天童子、酒吞童子(原作):リスクマネジメントと利害一致があるかぎり口は出さないが、裏では可及的速やかに滅ぼすチャートを練る相手。
酒伝童子:次に会ったら口を開かせずに滅ぼしたい。暇を見つけては脳内で再戦シミュレート中。
【Wiki登録】可【元ネタ】アーサー王伝説(主に『クラリスとラリス』)、ブルターニュ伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】マドワーヌ
【性別】女性
【身長・体重】162cm・56kg
【属性】混沌・悪
【副属性】地
【ステータス】筋力E 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C~A(宝具効果により)
自らに有利な陣地を作り上げる。
宝具効果のもとでは『不帰の谷』再現を可能とする。
道具作成:B~A(宝具効果により)
主が作り上げた数々の品を真似できる。
……陣地ともども、独創性は乏しいのかもしれない。>>744
【保有スキル】
妖精眼(欠落):C
通常の視覚では捉えられない真実を映す眼。なのだが
その逸話から、嘘や隠された本音を見抜く力は全く持ち合わせていない。むしろ節穴。
或いは生前には持っていて、ラリスの方に特殊な力があったのかもしれないが。
幻術:A
人を惑わす魔術。精神への介入、現実世界への虚像投影などを指す。
マドワーヌは術者として主に最も近い実力を備えていたという。
湖の加護(紅):C
モルガンが殺した妖精六姉妹の血で六夜染まった『妖精の鏡』の湖水、
またその血から作られた、六姉妹に殺された騎士を蘇生させた薬の伝承。
与ダメージの一時的強化、治癒薬作成時の効果上昇、
同時に亡き六人の呪詛による1D6日間の幸運値低下。
期間中に再使用したならば、低下効果は重複する。ただでさえ低いのに。>>745
【宝具】
『鏡よ鑑(ミロワール・オ・フェ)』
ランク:C 種別:対魔術宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
妖精/精霊としての彼女の本体、ブロセリアンドの小さな湖、
密集する木々が風を阻み水面を揺らさせなかったという『妖精の鏡』。
モルガンをはじめとする妖精が集まる場所としての伝承を持ち、
モルガンの陣地『不帰の谷』へ至る門ともされた場の名。
彼女が持つ性質、目撃・体験した神秘を映し再現する力をもたらしており、
自身の魔力で可能な範囲に限り、原理・術式の理解を経ずして駆使できる。
異なる神話伝説系の神秘や宝具の起こす現象をも模倣し得るが、
神や大父・大母が有する“権利”を真似る事まではできない。>>746
【解説】
モルガン・ル・フェイが最も信頼する(していた)配下、女妖精マドワーヌ。
騎士(のちに円卓の騎士)ラリスを愛して彼の子を孕み、しかし捨てられ、
度々復縁を迫って恋と冒険の妨害を繰り返していたが、果たされなかった。
モルガンが騎士クラリスとラリスを罠にかけて自らの陣地へ軟禁した時、
モルガンはクラリスを主に相手し、ラリスの世話はマドワーヌに委ねられた。
主に仕える妖精のうちでも、主に術を学び、主に迫る力を持つ女性である。
二人の若者はアーサー王宮廷へと修行に向かう所だったのだが、モルガンは
「弟の所に行く必要などない、自分が安全かつ確実に鍛え、巨人でも竜でも
派手な武勲の相手を与えてやろう」と主張していた。生活は快適そのもの、
マドワーヌも主の意思を受けて丁寧に世話し、またラリスを愛してもいた。
しかし所詮は軟禁である。ラリスは彼女を弄んで脱出に利用しようと企む。
そして彼女は、魔力の檻を破る指輪を、偽りの恋人に見せてしまったのだ。>>747
騎士達は脱走し、主の怒りを受けた彼女は二人の仲間と共に追放を受けた。
彼女は自らの力を以て主の宮殿・陣地と見た目も力も瓜二つのものを作り上げ、
二度目のアーサー宮廷行き途上にあったラリスを攫い、そこへ再び捕らえた。
なにも残忍な復讐をしたいのではない、ただここで幸福を味わってくれれば、
と話す彼女。その心はまだ利用できる、と考えたラリスは前回同様に企むも
二度目は上手く行かず、クラリスによる救出まで愛人生活を続ける事になる。
イヴァン(ユーウェイン)の妹マリーヌをラリスは恋し、だが彼女とその父は
横柄な求婚を断られ逆上したふられ男のデンマーク王タラスに攻められていた。
ラリスとクラリス、またアーサー騎士らは当然その救援に向かうが、その途中
マドワーヌがまたも現れ、従える魔物と術を駆使し様々に彼らの道行を妨げた。
しかし結局は望み叶わず、ラリスはマリーヌを娶りデンマークの新王となる。
彼女の名マドワーヌ(Madoine)は『女主人(domina)』の組み換えであり、
執拗なまでに男性を支配しようとする貴婦人の典型像だという。【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】河上彦斎
【異名・別名・表記揺れ】河上彦次郎、高田源兵衛
【性別】男
【身長・体重】151cm・50kg
【肌色】黄 【髪色】黒 【瞳色】黒
【外見・容姿】少女と見紛う美青年 よれた着流しを着ている
【地域】日本
【年代】幕末~明治
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:E 幸運:C 宝具:C>>751
【解説】
幕末四大人斬りに数えられる、尊王攘夷派の熊本藩士。
多くの学者に師事して教養を積んだが、生粋の排外思想の持ち主でもあった。
息をするように人を殺す異常者として知られていたが、師である佐久間象山を暗殺した事をきっかけに暗殺を辞める。
しかし以後も攘夷思想を捨てる事は無く、高杉晋助や久坂玄瑞らの下で戦役に参加したが、帰郷の際に投獄された。
出獄後は明治の世になじめず、新政府幹部として開国を進めるかつての同胞らを非難する。
そして『有終館』を設立して兵法や学問を教えつつ、殖産新興のために交易にも着手するが、藩に解雇されて潰える。
最後は暗殺事件を起こした同胞を匿った罪で、かつての同胞たちに裁かれて斬首された。
【人物像】
穏やかだが頑固、冷静にして苛烈。
家族と仲間を第一に考え、優しく接する。
だが同時に、人間を野菜に例えて剪定するように軽々しく殺すサイコパス系人斬り。
とはいえ元来の強い人間で、藩に何度裏切られても脱藩せず、死した同胞の意志を継いで終生攘夷を諦めなかった。
基本は全盛期の無慈悲な人斬りとしての性格だが、佐久間象山を殺した以降の苦悩も記憶にあるため、人を斬る事が腑に落ちないような感覚もある。
現代に召喚されて攘夷思想が意味を成さなくなった事もあり、その在り方には迷いが見える。>>754
武市瑞山
「ええ、久坂さんの所にいました。
…お互い、頑固過ぎましたかね?
こっちは木っ端侍だったもので、目を付けられず生き延びてしまいまして。
最期は結局切腹もさせてもらえませんでした」
田中新兵衛
「僕も蛇だなんだと渾名されてはいますが、あなたの執念には負けます。
僕はただ生き永らえただけ…あれだけ学んだ事も、役立たせることなく終わったらしいので。
そんな僕にとっては、攘夷を愚直に守り続けるより他になかっただけですから」
新選組
「池田屋。やったのあなた方でしょ?
申し訳ないけど…宮部の仇なんで、大人しく死んでもらえます?」
【他クラス適性、変化傾向】
セイバーでは象山暗殺以降の姿で現界する。「新選組馬術師範、安富才助────参る!!」
【原典】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】安富才助(やすとみさいすけ)
【異名・別名・表記揺れ】安富才輔、安富才介
【性別】男性
【身長・体重】176cm・75kg
【肌色】薄黄【髪色】黒【瞳色】黒
【外見・容姿】黒い短髪の、やや日に焼けた肌を持つ屈強な青年
【地域】備中国(現在の岡山県西部)・江戸
【年代】1839年~1873年5月28日
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B+ 魔力:E 幸運:C 宝具:C>>756
騎乗:C++
乗り物を乗りこなすための能力。騎乗の才能。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
Cランクでは正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
新選組が騎馬を駆って活躍したという逸話は無く、申し訳程度のクラス別補正である───否。
大坪流馬術の遣い手であり、新選組の馬術師範も務めたライダーは一流の騎馬技術を持ち、馬であれば一部の幻想種にも騎乗できる可能性すらある。
対魔力:E
魔術への耐性を得る能力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Eランクでは、魔術の無効化は出来ない。ダメージ数値を多少削減する。
幕末という神秘の薄い時代の英霊であるため、申し訳程度のクラス別補正として得ている。>>757
【保有スキル】
大坪流:A
「鞍上に人なく、鞍下に馬なし」...即ち、人馬一体を説いた日本の古典馬術である大坪流を修めている。
騎馬状態での戦闘に習熟し、騎馬状態での機動力、攻撃判定及びダメージにボーナスが入る。
また、新選組の馬術師範でもあったライダーの場合、任意の対象に馬術を伝授し、騎馬技能を付与、強化する事ができる。
新選組に所属した事のあるサーヴァントであれば、大体は生前にライダーの指導・訓練を受けている(はず)なので、ごく短時間で効果を付与可能(ライダーの助言を受けた瞬間に、生前教わった馬術のコツを「思い出す」という形で)。
勘定方:C+
勘定方とは幕府や諸藩で財務に携わる事務職の役人全般を指す。
組織の財政を預かる上で必須となる算術技能、経済知識に習熟しており、召喚された地域の経済システムにも素早く順応する。
ミスが許されないプレッシャーにも耐える集中力も発揮し、金銭面で真面目な態度を貫いた結果として、他者からの信頼を獲得し易くなる。
ライダーは新選組の勘定方を担い、かの土方歳三にも信頼されたという。
誠の果て:A+
己の誠を貫いた戦場の鬼。その壮絶なる最期を看取ったいう逸話に由来する特殊スキル。
ライダーは血気盛んな隊士の多い新選組の中でも怜悧で温厚な人柄であるが、いざとなれば己の霊基を燃やし、猛り狂う事を躊躇わない。
果てなき誠に殉じた、一人の男の様に。
限界を超えて己を奮起させ、一時的に「理性ある狂化」と「戦闘続行」を発揮する。
体力が低下している、毒などの弱体に侵されている、人数的に不利な状況であるなど、劣勢であればあるほど、その効果は向上する。>>758
【宝具】
『早瀬越え(はやせごえ)』
ランク:C 種別:対人絶技 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
「早き瀬に 力足らぬか 下り鮎 」
これはライダーが土方歳三へ贈った追悼句とも、土方自身が詠んだ辞世の句とも言われている。
宝具としては、ライダーの騎馬技術を総動員した騎乗突撃となる。
早き瀬を泳ぎ、数多の障害を乗り越え、深く傷付いてなお止まる事なく遡上して行く鮎の如く、眼前の敵を撃ち砕きながら猛然と突き進む。
土方歳三の宝具である『不滅の誠(しんせんぐみ)』にも似た性質を持ち、宝具の発動中は負傷による身体能力の低下を軽減し、障害を乗り越えれば乗り越えるほど、その威力と速度は加速して行く。
『誓いの羽織』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
幕末に京を震撼させた人斬り集団「新選組」の隊服として有名な、袖口にダンダラ模様を白く染め抜いた浅葱色の羽織。
サーヴァントとして行動する際の戦闘服と呼べるもので、装備する事によりパラメータを向上させる。
ライダーの場合、騎乗する馬にも多少の強化が付与される。>>759
『誠の旗』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~200人
新選組隊士の生きた証であり、彼らが心に刻み込んだ「誠」の字を表す一振りの旗。
一度発動すると、かつてこの旗の元に集い共に時代を駆け抜けた近藤勇を始めとする新選組隊士達が一定範囲内の空間に召喚される。
各隊士は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。
また、魔剣の域に達した剣術を使える隊士も居り、総合的な攻撃力は高い。
ちなみにこの宝具は新選組の隊長格は全員保有しており、効果は変わらないが発動者の心象によって召喚される隊士の面子や性格が多少変化するという非常に特殊な性質を持つ。
会津戦争の時、副長となり、函館渡航後は新選組隊長並として隊を率いた安富才助の場合、召喚されるのは「騎馬状態の新撰組」であり、騎乗スキルが強化された状態で現界する。
だが、性に合わないのか、結構な人数が召喚されるや否や馬から飛び降りて普通に斬り合いを始める。解せぬ。【Weapon】
『無銘・刀』『無銘・騎馬』『長銃』
【解説】
安富才助。新選組隊士であり、勘定方、馬術師範。戊辰戦争時は副長を勤めた。
足守藩士安富正之進の次男として足守で生まれる。
父、安富正之進は、足守で川場方、年貢収納役を勤めていたが、1846年に江戸詰となり、才助も江戸に移住した。
その後、正之進は勘定方に取り立てられるも1852年に亡くなり、才助が家督を相続した。
家督相続後の足守藩での才助の記録は残っておらず、詳細は不明であるが、新選組に加盟する1864年までに足守藩を離れたと思われる。
1864年10月、江戸での新選組隊士募集に応じて入隊。斎藤一の四番隊に配属される。
四番隊伍長となり、その後調役に転属となるが、大坪流馬術を修めていた才助はその腕を認められ、馬術師範も勤めている。
1867年、新選組は幕臣に取り立てられた。
この時、才助は見廻り組並となる。
戊辰戦争では、鳥羽伏見、甲州勝沼、白河、会津と転戦して函館へ至る。
1868年四月に新選組局長近藤勇は江戸板橋で断首され、会津戦争では斎藤一が新選組隊長となる。この時、才助は副長となり、函館渡航後は新選組隊長並として新選組を率いた。
榎本武揚が総裁となった函館政府においては、土方歳三が陸軍奉行並となり、才助は陸軍奉行添役となっている。
1869年、新政府軍との戦闘で土方が函館一本木にて戦死した際にはその最期を看取り、土方家に詳細を手紙で知らせている。
同年五月、函館政府軍降伏後、才助は投降、収監され、足守藩に移送の後に謹慎処分となる。
1870年に謹慎を解かれるも、1873年に没する。>>761
【人物・性格】
外向的・陽気・行動的。
馬術と算術の才を持つ文武両道の人であり、怜悧かつ礼儀正しい好人物。
新選組隊士の中では穏やかな気質だが、重要な交渉の場や戦場に於いては冷酷で現実的な優れた判断力を発揮する。
かの鬼の副長の側近を勤めていた事もあって、掟破りにも厳しい。穏やかな表情を崩さずに違反を咎め、淡々と処罰を下すタイプ。別ベクトルで怖い。
剣術の腕前は魔剣に至った他隊士には劣るものの、それなりに高い。馬術については天賦の才があり、新選組が甲陽鎮撫隊へと再編された後には西洋式馬術も取り入れていたとか。
冗談めかして「新選組最強の馬術使い」を名乗る事も。
函館での戦いにて、土方歳三の壮絶な最期...「死に際でも己の誠を貫き、逝く」さまを看取るも、自分は狂い切れずに死にぞこなった事に若干の後ろめたさがあり、サーヴァントとして召喚されてからは最後まで自分なりの誠を貫す事を重視して行動する。
...なお、カルデアで召喚された場合、他新選組隊士が騎乗スキルを「申し訳程度のクラス補正」としてしか保有してない事をたいへん遺憾に思っているらしい。
イメージカラー:屈強な黒馬の毛並み
特技:騎馬、計算
好きなもの:馬の世話
嫌いなもの:金銭面でだらしない人
天敵:土方歳三
願い:新選組隊士全員に馬術の再訓練をさせたい。騎乗Cになるまで
【一人称】俺【二人称】貴方【三人称】〇〇さん、〇〇君「人財か……。うん、これはよいことばだ。現世では人財王とでも名のり……」
「…ん?誤解?ブラック?」「………???」
【元ネタ】史実、謡曲『小鍛冶』、絵巻物『大江山絵詞』『酒伝童子絵巻』
【CLASS】ルーラー
【マスター】あなた
【真名】懐仁(一条天皇)
【性別】男性
【身長・体重】134cm・32kg
【外見】髪も眼も碧天(=空色)の高貴そうな子供。白い束帯をし、猫耳があり、澄ました無表情をしている。
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運EX 宝具A+>>764
【固有スキル】
満月下の聖君:EX
人に恵まれた王としての天運とカリスマ性。
自ら主体的に動かずとも(あるいは自らの意志とは関係なしに)心強い味方が現れ、万事を都合の良い方向に導いてくれる。
ストラテジーゲームであれば偉人ユニットの排出率が超絶上昇するパッシブスキルの類。
スキル名の「満月」はもちろん藤原道長が由来だが、彼が「望月の歌」を詠んだのは後一条時代なので、ルーラーはあまりピンときていない。
普天率土の勅命:A+
「普天率土」とはあまねく空とすべての大地、全世界の意味である。
「普天率土の勅命」とはそのような全世界を束ねる天子の命令、という意味合いであろうか。出典は、謡曲『小鍛冶』。
味方全体に神仏の加護を与え、バフを山盛りにする。
魅惑の美笛:C
笛の名手。
男女を問わずに魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力がなくても抵抗する意思があれば軽減できる。>>765
【宝具】
『人の海よりのぼる星(アヴァターラナ・アヴァターラ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~200 最大捕捉:1~100人
ルーラーの権限とその王徳が一体化し、極まったもの。
対象に「聖杯戦争の裁定者」としての役割(ロール)を与え、それに相応しい絶倫の「力」を抑止力の如くに注ぎ込む。
対象が一人か複数かはその時々だが、選ばれるのは概ねマスターとなった人物や現地の善良な人々だ。ちなみに、誰にどのような力を与えたら良いか解る鑑識眼(天眼)も付属する。
一条天皇のイメージ――
「人に恵まれた聖帝」「摂関家の傀儡」そして「慈尊の下生(弥勒菩薩の化身)」。
絵巻『大江山絵詞』は御門を「弥勒」に結びつけ、御代の人材輩出を「慈氏の化儀(弥勒菩薩の教化)」によるものと説明した。
で、あるならば。彼は『偶然』として人材豊富な時代に生まれたのではなく、各界に巨星を生み出すような『なにか』を具えていたことになる。
聖代を生み出すもの……それつまり、王徳である。
聖代、空のごとし。
君よ、星となりて其処に輝け。>>767
【解説】
平安中期の天皇。やすひと。一般に、藤原定子・彰子の夫という以外は影が薄い。
数え年7歳にして幼帝として即位し、藤原兼家、ついで道長の権勢下で過ごし、25年の在位の末に崩御された。
在世中、朝野に人材が出て宮廷文化は栄え、特に『枕草子』『源氏物語』の成立によって、女流文学はその最盛を見た。
『十訓抄』『神皇正統記』が一条天皇に自賛させたように、「人を得たること、延喜・天暦にもまさる」彼の治世はある種の聖代と認識されたらしい。
『中外抄』逸文から『古事談』に引用された「民が寒がっているのに、わたしだけ暖かくして寝るのは不憫だから・・・と寒夜にわざと衣を脱いだ」という美談は、
同じ逸話が『大鏡』や『平家物語』で醍醐天皇(延喜帝)に帰されているのを見ても解るように、一条が聖主であることを示した。
帝徳賛美の文脈では、謡曲『小鍛冶』、絵巻『大江山絵詞』(香取本)といった室町時代の伝説がこれに連なっている。
酒吞童子伝説の初期作品『大江山絵詞』『酒伝童子絵巻』ではいかにも中世的に登場人物の本地を設定開示するくだりがあるのだが、
一条天皇は「慈尊の下生」「弥勒の化現」といずれでも弥勒菩薩の化身とされ、第六天魔王の化身である酒天童子/酒伝童子と対置されている。
鬼退治をする源頼光らはあくまで護法善神の化身であり、酒吞童子(魔王)と対になるのは一条天皇(仏)その人であるという。
もちろん、ここまで荒唐無稽な称揚は後世の伝説に限られ、平安末期から鎌倉期の説話集には微妙な逸話も載る。
政治権力が藤原氏に牛耳られた事実を露悪的に示す意図があったのだろう、こと『古事談』は帝の無力と兼家・道長の専横を描くのに腐心した。
『古事談』を読むと、藤原為時の書状に感動し、しかし帳の中でただ涕泣することしかできない力なき帝王の描写には哀れみすら起こる。
また天皇が内心道長を疎んじて愚痴めいた内容の反故を残し、後に道長がそれを見つけて焼き捨てた、なる逸話は細部を変えて複数の書籍に伝わるが、
道長を聖人視する文脈では「そんなものを書いたから一条院は早死したのだ」と苦言された。(『愚管抄』)>>768
【人物】
◯性格:
おとなしい子供、といったところ。…表面上は。
自分からはあまり喋らず、猫耳を動かしながら表情を変えずにそこら辺をうろちょろする。
再現された精神年齢は幼いものの賢帝と言えるだけの分別と見識をすでに有し、しかしそれを表に出す必要を認めず、自分が付くべき相手を静かに見定める。
「普天率土の勅命である。――みんなを助けてあげて」
あなたは物静かなその子から、初めてお願いをされ、気づくだろう。全身にみなぎる、途方もない力に。
◯設定:
聖帝、無垢(無力)なるもの、天魔と一対の菩薩…といった側面が強調されたサーヴァント。清く、賢く、神のようだが、自立心は芽生える前。
ルーリングを他人にぶん投げるルーラーという異端児。とはいえ鑑識眼が万全なのでなんとかなっている。
通常召喚されるのはやや陰のある優しげな青年で、Bランク程度の支援強化宝具と平安文化アタックで戦うサーヴァント。
たぶんキャスターかセイバー。愚痴を書いたり、壺が地面から出て来る(『続古事談』)と致命傷を負う虚弱君主。
こちらはちょっと鬱屈してはいるがちゃんと反抗期を経ているので、「任せましたよ!」「あなたの力を引き出します!」とか言ってくれる。
ルーラーは言わない。無言で光る。それでキミも光る(パワーアップする)。かなしい。>>769
イメージカラー:天色
特技:笛、なにもしないこと
好きなもの:猫
嫌いなもの:無し
天敵:藤原兼家、藤原道長
願い:無し(正規のルーラーとしては当然だが、彼の場合は我欲が未発達な点も影響している)
【一人称】わたし(感情的になると「ぼく」) 【二人称】そなた(気安い相手には「おまえ」)、マスター 【三人称】あれ、あのもの
【因縁キャラ】
源頼光、頼光四天王、藤原保昌etc:見覚えのあるもののふたち。特に気負うことなく、しかし当然のように上司面で接する。
紫式部&清少納言:この姿では妻たちの思い出に実感がわかない、という理由でやや気後れする。
藤原道長:「たぶん、大人の姿で召喚されていたら、おまえに思うところがあっただろうな」
酒天童子:「またおまえかぁ……。ちがう?ラスボスは別?ふーん」>>770
【余談】
日本の神話伝承において、水神(龍)は童形で現れるという。天童・龍神・鬼神が高僧に童子=護法童子として仕えていたという逸話は数多く、
道場法師や金太郎(坂田公時)の怪力の逸話が少年時代に限定されるのは偶然ではない。
此等護法の中には気性荒い個体もいたらしく、人を殺めて放逐された事例も知られる。元稚児・龍神の子とされる酒吞童子は、このうちの最悪の例か。
酒吞童子と一条天皇を一対の童子と見るとき。『大江山絵詞』に出てくる法華経を誦読する「あの子供」は、出自からして道命に比定されつつも、
しかし神仏に守られて鬼王と対峙する一点において、一条帝の影でもなかったか。
【本音】
ネコミミクーデレショタヤッター!
【Wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【真名】水野勝成
【異名・別名・表記揺れ】国松藤十郎、六左衛門
【性別】男
【身長・体重】171cm・67kg
【肌色】黄 【髪色】黒 【瞳色】赤
【外見・容姿】牛を模した漆黒の鎧兜 面頬の奥から真紅の眼光が覗く
【地域】日本
【年代】安土桃山~江戸
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:B 魔力:C 幸運:A+ 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:C
騎乗:C
神性:D 神道において聡敏明神として奉られ、徳川二十八神将に配祀された。>>772
【固有スキル】
精神汚染(兇):B
『精神汚染』の亜種。戦場において発揮される異常な精神性。
マスターを含めあらゆる対象との正常な意思疎通が困難となり暴走する。
残虐性が強化され、敵を殺しつくすか己が死ぬまで戦い続ける。
鬼日向の治世:A+
明智光秀が名乗っていたため忌避されていた『日向守』の名を平然と背負った勇猛さから、『鬼日向』と呼ばれた。
しかしその不敵さからは想像もつかないほど、その治世は安定して優れていたという。
『勇猛』と『カリスマ』の複合スキルであり、精神干渉への耐性と他者を惹きつけて動かす能力を示す。
真通之位:A
じきつうのくらい。
二天一流にも通じる、圓明流の極意。
決まった型ではなく、相手に応じて望む勝ち方を組み上げる境地。>>773
【宝具】
『圓明流・倫魁不羈(えんめいりゅう・りんかいふき)』
ランク:A 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:300人
二天一流に至る前の武蔵から伝授された圓明流の奥義と、『倫魁不羈(強すぎて誰にも縛れない)』と称された彼の武勇が融合した殺戮の剣法。
手裏剣や鉤縄などの武器術を用いて縦横無尽に暴れ回り、武蔵直伝の技で斬り伏せる。
『渡唐天神像(ととうてんじんぞう)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
若かりし頃に敵城から略奪し、以降大切に身に着けて持ち歩いたという菅原道真の図像。
その加護によりBランク相当の『魔力放出(雷)』と同じ力を得る。
『銅簫・不絶(どうしょう・ふぜつ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:10人
勝成愛用の笛。吹けば癒しの音色が流れ、体内で反響して残り続ける。ゆえに『不絶』。
しばらくの間、音色を受けた者はわずかに体力が回復し続ける。>>774
【Weapon】左文字、日向正宗
【解説】
安土桃山から江戸に掛けて活躍した戦国武将。
始め織田信長の家臣となった父忠重に付いて出撃し、齢16にして初首級を上げ、城内の神社を破壊して本尊を強奪する。
そして19歳で数百の手勢を率いて1万の軍勢に飛び込み、300人斬って帰還するなど、異常な強さを誇った。
それ以来多くの戦に参戦しては戦功を挙げるも、とにかく言う事を聞かないので勘当され、「奉公構え」を出されてどの大名にも仕えられなくなった。
浪人になってからも喧嘩をして人を斬りまくったり、垢を薬と偽って売ったら本当に病が治って礼金を貰ったり、好き放題の限りを尽くして、数々の大名の下を転々とした。
やがて三村親成の下に落ち着いて妻子を作るも、秀吉の死を知って血が滾り、再び戦場へと赴く。
素性を隠してこっそり家康の門番になるが速攻でバレたり、その家康によって父と和解させられたり、宮本武蔵を召し抱えたりと多くの事があったが、大坂の陣でも家康の命令を無視して大きな功績を挙げ、次々と出世し福山藩初代藩主となる。
なんとここでは水道整備や寺社仏閣の修復など善政を敷き、領民から慕われた。
その後は島原の乱にも参加しここでも大暴れしたが、幕府への配慮として軍功を記録されず、不満を抱いて隠居した。
これだけ暴走に次ぐ暴走を行い、誰にも縛られない生き方を貫きながらも、88歳で大往生したやりたい放題の男であった。>>779
【他クラス適性、変化傾向】
誰の命令にも従わずに大暴れし続けた生涯なのでバーサーカーで呼ばれる事が多い。
光秀の朱槍を賜ったのでランサー、作らせた軍船『大転輪丸』に乗って戦ったためライダーもありうる。
また、87歳にして鉄砲の扱いに長けていた逸話から、アーチャー・ガンナーも適性あり。【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】グランドバーサーカー
【真名】リュカオン
【性別】男性
【身長・体重】200cm・95kg
【外見・容姿】
【地域】ギリシャ・アルカディア
【年代】神代・青銅の時代
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】人型・王・猛獣・ケモノ科のサーヴァント
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力B+ 幸運EX 宝具A++
【クラス別スキル】
獣化:A+
神罰により与えられた獣としての凶暴性。
全パラメーターを2ランクアップさせる。
狂化Aランクに匹敵する強さだが、理性を奪われることはなく、冷静な思考を保ち続ける。
ただし獣としての論理を構成し、そこからはみ出ることもなくなる。
宝具『我、地を喰らう天狼』により理性の大半を消費して神獣クラスの魔物へと変転する。>>781
凶化:A
「狂化」とは似て非なる論理的な凶暴性。
一見理性的に見えるが、『直感』による独特の感性のせいで、常人とはかけ離れた異質な思考回路をしている。
その論拠は未来を感じ取れぬ常人には理解不能である。
【固有スキル】
直感:EX
常に最適な展開を「感じ取る」能力。
最高位の直感の場合、保有者個人ではなく、人類史における最適な展開・ターニングポイントを予見する。
また視覚・聴覚、更には精神に対する妨害を半減させる効果を持つ。
カニバリズム:A
禁忌中の禁忌。人肉食者、アントロポファジー。
魂食いによる魔力摂取に加え、捕食者として『人間』に対し有利な補正を得られる。
眷属作成:A
人を喰らう幻想種たるラミュロス種を作成出来る。>>782
【宝具】
『我、地を喰らう天狼(リインカーネーション・リュカイオス)』
ランク:A++ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
バーサーカーに与えられたゼウスによる神罰による変転。
ゼウスに食人を否定させたことで食人主義のゼウスの化身である狼『リュカイオス』の神格を簒奪しており、
ゼウスの神性に由来する雷霆の行使を可能とする。
人でありながら人ではなく、獣でありながら獣でない狼頭人身の異形。
人と獣、そして神の要素を持ちながら、その全てに相容れぬ存在であるバーサーカーはそれらにかけられる制約や性質に対する特攻を無効化できる。
【解説】
ギリシャ神話に登場する悪名高きアルカディアの王。
旅人に扮した大神ゼウスに、その正体を知りながら人肉を提供したことで神の怒りを買い、共謀した息子達を雷霆によって焼き払われ、自身もまた狼頭の異形へと変じる呪詛をかけられた。
神話においては狂気・愚行とも言える、彼の行いだがその裏には隠された真意があった。
未来予知にも近い優れた『直感』を持った王であった彼はその感覚に従い、アルカディアに地上で最初の都市リュスコラを建設するなど、着実に文明・人の時代を築いていた。
そして、ゼウスが旅人としてアルカディアを訪れた際に彼はある未来を『感じ取った』。
人類史のターニングポイント。それは即ち、人と神との間の分岐点。
彼は意を決して、神々を試し続け、人が神と袂を分かつための楔を打ち込んだ。
結果としてリュカオンが起こした数々の不敬が神々と人の関係に亀裂を入れ、デウカリオンの洪水という転換点を引き起こす結果に至った。>>783
また、後の人類史において己とは異なる『獣』──人類悪の誕生を予期した彼は人が内に秘める『獣性』ごと命脈を奪う怪物であるラミュロス種という眷属を生み出し、人類史を監視した。
姿を変えられた怪物としての凶暴性、神罰による雷霆・洪水による数多の犠牲を予期しながらも人類史の発展の為にそれを容認した妄執という二重の狂気とその事績を以て、彼は冠位の狂戦士の適性を持つに至った。
【人物像】
特技:プランニング
好きなもの:人類史の発展
嫌いなもの:山脈の神々
天敵:人類悪(ビースト)
願い:人類の恒久的発展
【一人称】我 【二人称】汝【三人称】彼奴
【Wiki登録・SS使用】可【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】コローニス〔イースター〕
【性別】女性
【身長・体重】139cm・31kg
【外見・容姿】
カラスの着ぐるみを着たオッドアイの少女
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】人型・子供
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:B+ 幸運:E 宝具:B
【クラス別スキル】
陣地作成:E
道具作成:C【保有スキル】
慟哭祭装:B
イースター仕様に変化した慟哭外装。
見た目はカラスの着ぐるみだが、飛行能力や鈎爪、翼による戦闘能力は健在。
太陽神の教え(医術):D
アポロンから授かった医術の知識。
軽い怪我なら簡単に治してしまう。
ひだまりのまどろみ:A
太陽の光を自身の魔力に変換するスキル。
太陽の光が当たる場所では自動的に発動する、なおスキルの発動中は眠気に襲われる。【宝具】
『春の祝福、立ち上がれ不屈の命よ(アニステーミ・コローニス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
沸き上がる負の感情を他者を傷付けるのではなく次の犠牲者を出さないために用いる宝具。
キャスターの負の感情とアポロンの医術、そして春の生命力を凝縮した血塗られたイースターエッグを生成する。
このイースターエッグは所持者が倒れた際に一回分の蘇生魔術として機能し所持者を復活させる。
【Weapon】
『不和呼びし黒羽根の矢(コルウス)』
何故か漆黒の二丁拳銃に変化している、アポロンの趣味なのかも知れない。
【コメント】
リクエスト鯖。
キャスターでイースターでロリでおねむでガッツ宝具なコローニス。
wiki登録、ss使用はご自由に、人物像等の追加も可能です。【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】フォーリナー
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】ライラプス
【異名・別名・表記揺れ】おおいぬ座α星
【性別】女
【身長・体重】164cm・60kg
【肌色】褐色 【髪色】青 【瞳色】金色
【スリーサイズ】B84 W66 H88
【外見・容姿】犬耳が生えたメカっぽい少女 光を纏って巨大な猟犬形態へと変わる。
【地域】ギリシャ
【年代】不明
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:EX 魔力:A 幸運:D 宝具:EX>>790
【解説】
その強い輝きから多くの神話・伝承において役割を与えられ、現実でも自然の異変を察知する基準として扱われた恒星『おおいぬ座α星』が、中でも最も有名な伝承である『ギリシャの猟犬ライラプス』を核としてサーヴァント化したもの。
ライラプスはヘファイストスによって作られた魔法の猟犬であり、雌犬ともされている。
ゼウスからエウロペ、エウロペからミノス王へと受け継がれ、その娘プロクリスから夫ケパロスへと与えられた。
『絶対に獲物を逃がさない』ことをゼウスによって運命付けられていたが、怪物である『テウメッソスの狐』を狩るために放たれた時、この狐は『絶対に捕らえられない』ことを運命付けられていたために矛盾が起き、ゼウスが両者を石に変えた。
…どこかバグの修正を棚上げした感があるが。>>793
ゼウス
「ありがとうございます、石にしてくださって!
ボクの『絶対に獲物を逃がさない』運命を尊重してくださったからこその判断だと、ライラプスは信じております!」
エウロペ
「お、お久しぶりですエウロペさま!
えへへ…こうして撫でていただけると、なんだか昔に戻ったみたいで…ぐぅ…」
アステリオス
「あっ、ミノス王のご子息の!
ここではとっても幸せそうで、安心いたしました」
オリオン
「おおいぬ座は、オリオン座の猟犬ともされているそうです。
なんだか親しみやすいというか、ずっと一緒にいたような不思議な気分ですね」【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】ライダー
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】テウメッソスの狐
【異名・別名・表記揺れ】タマモディケ・コヤントス
【性別】女
【身長・体重】170cm・61kg
【肌色】白 【髪色】赤 【瞳色】金
【スリーサイズ】B91 W64 H90
【外見・容姿】玉藻の前そっくりだが、古代ギリシャ風装束を着ている。駅員風の姿になる事もある。
【地域】ギリシャ
【年代】不明
【属性】混沌・悪
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:EX 魔力:A 幸運:D 宝具:C>>798
【解説】
デュオニソスによってテーバイに遣わされた、極めて巨大な牝狐の怪物。
逃避を運命づけられているため誰にも倒せず、子供を生贄として捧げていたが、摂政クレオンが一計を案じて猟犬ライラプスを呼んだ。
『絶対に獲物を仕留める猟犬』と『絶対に狩る事が出来ない狐』。
互いに矛盾する宿命を持つために、ゼウスは両者を石とせざるを得なかった。
その正体は、神々によって作られた模造のビーストである。
幼体としてビースト候補になり得る存在ではあったが、肝心の人類愛どころか愛情をそもそも知らないため、真体になる事は無かった。
あえて愛を知らぬままビーストとして造る事で、幼体のまま制御できるという設計思想だった。
玉藻の姿をしているのは、『同じ狐のよしみ』『石になった』という一方的な共感から。
今ではその姿で私設鉄道会社『TFR』を経営している。
TFRは『Teumessian Fox Railway』の略。>>800
【セリフ例】
「テウメシアン・フォックス鉄道…TFR代表取締役社長、タマモディケ・コヤントスでございます。
さぁ、どうぞ目的地を仰ってくださいな。どこへなりともお連れいたしますわ♡」
「列車が参ります、黄色い線の外側で裁きをお待ちください♡
…捧げよ、その命。贖え、その罪。我が腸は都市を呑む神罰。
不滅の獣に頭を垂れよ!『解束咎光・不可触天罰贄殿(かいそくきゅうこう・ふれるべからずてんばつのにえどの)』!」
【因縁キャラクター】
ライラプス
「あら~?なんだかこの辺り犬臭くございませんこと~?
野良犬を上げてはいけませんよ、付け上がりますからね」
玉藻の前
「あら…玉藻様。ええ、姿をお借りしておりますわ。
何を隠そう、私あなた様にシンパシーを感じておりますの!
どうでしょう、後でお茶などご一緒しても?」>>801
コヤンスカヤ
「獣…私もあなた様のようになるハズでしたのに。
ひとつ秘訣でもお伺いしたいところですわね。
えっ!?あ、愛…ですか?
いや、それはその…私怪物ですし…よく分からないと申しますか…」
エウロペ
「…お、お久しぶりですわね。
そ、そのような慈愛に満ちた目で見るのはお止めくださいまし!」
【他クラス適性、変化傾向】
彼女は本来情が深い。愛に目覚め、それが人類愛となれば、ビーストになり得る。【元ネタ】史実
【CLASS】プリテンダー
【真名】平清盛
【性別】男
【身長・体重】172cm・71kg
【容姿】禿頭の大男
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:C 魔力:EX 幸運:A 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:A
本来はセイバーのクラススキル。
騎乗:B
本来はセイバーのクラススキル。
神性:D++
神霊適性の有無。ランクが高いほど物質的な神性に近いとされる。
清盛は、龍神の一族だとか、天皇家の落胤であるとか、眉唾な噂はあれど、それを確かに示すものはないはずである。>>804
【保有スキル】
平家にあらずんば人にあらず:B
天下を掌中に治めて、権勢を最大とした平家を表す慣用句。カリスマの亜種。
人属性を平家と看做し、士気を昂揚させる。しかし、その驕りに対して平家以外から敵意を集めてしまう。
呪術:B+
日招き伝説に代表される清盛が身につけていたとされる呪法。『源平盛衰記』曰く、ダキニ天法なる権力を得る秘術をもって、清盛は一代栄華を開く。
魔力放出(太陽):A-
武器、ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
人の身とは思えぬ膨大な魔力でもって数々の難事を退けた。ただし、代償は熱病というカタチを成して取り立てられた。
【宝具】
『小烏丸 (コガラスマル)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1
平家一門に継がれる伝家の宝刀。伝説の刀匠アマクニの鍛えし、烏と縁深き名刀である。
天照大神の使い魔、八咫烏の御神体として熱と相性良く、その斬撃は熔断と言って差し支えない。しかし、清盛の腰に鞘が見当たらない。
【解説】
平安時代末期、日本を掌握せし平家棟梁。その権勢は、一代栄華の夢物語。不自然極まる天命が如き泡沫の夢。盛者必衰の理に沈んだ憐れなる人のの子かな。>>805
【真名簒奪】
真名:ヤタカラス
平家一門は隆盛悲願の成就を願い続け、その薫陶を受けた清盛は外法に手を伸ばす。
「何故、手段を選ぶのか。丁度良い道具もあるではないか」
生来からして、ヒトとしてのナニかを欠損していた清盛は、朝廷よりの拝領品『小烏丸』を自らの身に埋め込んだ。それは外付けの魔力炉心となり、日本主神の加護となって、清盛は人のまま人を外れたのである。
天皇家の落胤?否、天照大神の加護がそのような噂を齎した。
龍神の一族?否、太陽の魔力炉心が竜種のそれと遜色ないモノであったが故にすぎない。
分を超えた外法に、平清盛という存在は焼き尽くされた。故に、英霊の座に刻まれていない。ここに召喚されたのは、天照大神が、縁を通して戯れに造った人形、すなわち神使たる『八咫烏』の一つにすぎない。
【宝具偽装解除】
『神使・八咫烏 (ヤタカラス)』
ランク:A 種別:対勝者宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1
烏の濡れ羽色の大具足。全身凶器のどこか近未来チックなジェットパワードアーマー。
盛者必衰の概念を帯び、勝者にこそ最高の威力を発揮する下剋上御用達の神造兵装である。
【wiki登録】可【元ネタ】シャーナーメ
【CLASS】ライダー
【真名】グルド・アーフリード
【性別】女性
【身長・体重】167cm・50kg
【肌色】白 【髪色】黒 【瞳色】橙色
【外見・容姿】
メカニカルな兜を被り重装備の鎧を着込んだ黒髪ロングの美女。
【地域】イラン、トゥーラーン国境
【年代】神代以降
【属性】中立・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:C 宝具:B【クラス別スキル】
対魔力:C
騎乗:A
【保有スキル】
一騎討ち:A
敵味方入り乱れる戦場において敵と一対一で戦う状況を作り出す能力。
ランクが高いほど他者に横槍を入れられなくなる。
武芸百般:B
多岐にわたり培われた戦闘技術により、あらゆる戦闘状態に対応することが可能。
空中戦や水中戦と言った尋常ならざる戦闘や、未知・未経験の状況にさえ、培われた技術と経験を駆使することで即座に対応してみせる。
黄金律(美):C
どのように育とうとも、女神の如き完璧な美貌を有する存在へと成長する宿命を指す。
白城の戦いの時のグルド・アーフリードは正に女神と見紛うばかりの美を具えていたという。だからこそ、兜を剥ぎ取ったソホラーブは……。【宝具】
『白城遁路(アルブム・フォレース)』
ランク:B 種別:対軍(自軍)宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:200
由来:白城と秘密の抜け道
ライダーの生前の居城、白城の門を召喚する。
この門は宝具として成立するに当たり城内の抜け道と融合しており、Bランクまでの対軍宝具を防ぐ防御壁としての用途の他に自軍を安全な場所に転移させる転移ゲートとしての能力を有する。
但し、転移するには転移先となる土地をあらかじめ確保しておく必要がある、また転移ゲートは一方通行であり元の場所に戻ることは出来ない。
【Weapon】
『ポダルゴス』
ライダーの愛馬。
『無銘:武具』
ソホラーブとの戦いで用いた弓矢、槍、剣。
ライダーは弓をメインウェポンとして用いる。
『ギリシャの兜』
メカニカルな兜、普段はフルフェイスだが顔出しモードに変形するギミックを搭載している。【解説】
シャーナーメに登場する女勇士。
イラン、トゥーラーン国境の白城の副将で、騎射に長けた戦士。
大英雄ロスタムの子ソホラーブと一騎討ちを行い、矢の雨を降らせるなどの活躍を見せるが、戦いに敗れソホラーブに捕らえられる。
しかし、グルド・アーフリードはソホラーブを知略で騙し、白城に逃れることに成功する。
そして、白城の隠し通路を使い城の軍勢ごと逃げ延びた。
その後の彼女の行方を知る者は誰もいない。
【コメント】
リクエスト鯖。
二次創作に使うなら人物像は作者に決めてもらった方が良いかなと思った。
馬の名前は適当に決めた、元ネタはヘクトールの馬。
wiki登録、ss使用可。「キャスター、ん? ランサー……なのか?
では、改めて……ランサー:マアムーンである。
預言者の代行たるカリフであった私だが、此度においては歴史の、智の最前線にて探求を続ける君達の庇護者となろう。」
【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】マアムーン
【性別】男性
【身長・体重】177cm・70kg
【肌色】褐色 【髪色】白髪 【瞳色】碧眼
【地域】中東
【年代】8世紀末から9世紀初頭
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・王
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:B 魔力:B 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:B
回教の預言者、その代理人(カリフ)としての抗魔力。
カリフによってランクはそれぞれ異なり、ランサーである彼の場合はBランクとなる。>>811
【固有スキル】
学識百般:B
多岐にわたり培われた学識。
ランサーは最も教養が高く、学問を愛したカリフと謳われ、詩を愛好し、
天文学・数学・医学・ギリシア哲学・ユークリッド幾何学に精通したという。
優れた知能を用いてあらゆる状況下で対応することが可能な他、
新たな知識を通常より早い速度で修得する。
蔵知の司書:A
『智慧の館』の膨大な蔵書を読み切るために習得したスキル。
過去に知覚した知識、情報を、たとえ認識していなかった場合でも明確に記憶に再現できる。
智の求道:B
治世において、より多くに知識を拡げることに尽力した者たちに付与されるスキルの一つ。
精神攻撃に対する耐性をある程度獲得する。>>812
【宝具】
「蒐集せし智慧はより見識を広げるべく。 我等は智識と教養を以て、狭き世界の常識という壁に風穴を開ける」
『智慧の館(バイトル・ヒクマ)』
ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:1〜… 最大捕捉:???
ランサーがバグダードに設立したという大図書館を召喚する。
この宝具によって召喚される『智慧の館』は智の探求を求めるランサーの心象風景の具現化した、固有結界の亜種にあたる。
諸学問の知識を記憶という形で収納しており、味方全体に智慧を広めることが可能。
天文台が併設されており、占星術を用いた周辺事象の把握も行う。
またランサーが新たに見聞きした情報を『翻訳』し、図書館内部に収蔵する。>>813
「生憎と、鑓働きの逸話はないが……求められるのは得物の形状ではなく得られる結果、“穿ち貫いた風穴”こそがランサーの本懐ならば、紛れもなく私に相応しい位階だろう」
『坑を拓く、掘鑿の焔(マリーファ)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1基
ランサーがエジプトを訪れた際にピラミッドに穴を開けたという経歴に由来する宝具。
槍の逸話を持たない彼がランサーで召喚されたのも、この宝具により「穿つ者」と定義されたため。
別名『金字塔破り(ピラミッド・ブレイカー)』とも。
穿ち、掘り進めたという逸話が昇華されたものあり、本来は無形の宝具だが、
今回の現界に際しては「探掘に火と酸を用いた」という伝承から螺旋を描く火焔という形で顕れている。
ピラミッドに穴を開けたという来歴から建築物・人工物に対して特攻と防御無視・無敵貫通の効果を持つ。>>814
「私が蒐集した蔵書は灰燼に帰したが、それでも遺した智慧は確かに未来へ繋がった。 旧き神王(ファラオ)の金字塔(ピラミッド)の秘奥を私が掘り返した時のように、な」
『蒙を啓く、蔓延の焱(アブドゥッラー)』
ランク:EX 種別:対国・対史宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
ランサーの死後、バグダードの戦いにおいて、『智慧の館』は徹底的に破壊され、灰燼に帰したという末路を攻撃的に解釈したもの。
『智慧の館』の蔵書を『坑を拓く、掘鑿の焔』の焔に焚べることで周囲を焼き尽くす業火を齎す二重融合宝具である。
当時の智慧の粋を集めた大図書館と都市を焼き払った終焉の災禍。
『智慧の館』が固有結界に近い性質を持っていることから、それを焼くことはランサー自身の霊基に火をつけることに等しく、
二つの宝具と一つの霊基を用いた『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』とも言える。
焼却した蔵書や記録のカタチは失われるものの、情報として業火に宿り
その焔を受けた対象の脳裏や延焼した周辺環境にランサーが記憶した情報を断片的に焼き付ける。
『智慧の館』を滅ぼしたバグダードの戦いは、バグダード包囲戦とも呼ばれており、
何の因果か『智慧の館』を建てたランサーの配下もまた過去にバグダードを包囲している。
【解説】
アッバース朝第7代カリフ。 アル=マムーンとも。
彼の治世中には多くの反乱があったものの、文化の発展に力を尽くしアッバース朝でもっと教養高いカリフと言われる。>>815
詩を愛好し、天文学・数学・医学・ギリシア哲学の造詣が深く、ユークリッドの幾何学に精通していた。
ギリシアの学問を尊重し、ギリシアの文献を集め、アラビア語への翻訳を奨励した。
『アルマゲスト』の翻訳や、緯度差1度に相当する子午線弧長の測量なども命じた。
そして優秀なギリシア語学者を多く集め、バグダードに図書館『知恵の館』を建てた。
そこはギリシア文献翻訳の本拠地とされ、立派な天文台も併設され、経緯度の測定、天体の運行表の作成、大地の大きさの計算なども行われた。
またエジプトに行った際にはギザの大ピラミッドに穴を開けさせ、内部の調査もさせたという。
伝承では火と酸を使って掘られたと言われている。
【人物像】
先進的ながらも慎重派という矛盾しているようなしていないような統治者。
先代のカリフを相手に反乱を起こしてその位に就いたため、弁えているように振る舞ったかと思えば、
後継者の指名に際して、旧来のアッバース朝に対して反対の姿勢を見せていたアリー家の者を指名し、
アッ=リダー(神の嘉せし者)という称号を与え、アッバース家の色も伝統の黒から
アリー家の緑に変更するなど大胆な行動に出ている(当然、反感を買い、アッ=リダーは暗 殺 され、反乱も招いた)。
また、同時に上述する通りの学問と学者の庇護者であるという点も併せ持っている。>>816
これらの点は全て既存の伝統や凝り固まった常識に一石を投じ、狭まった視野を広げるべきとする彼の思想を発端とする。
彼にしてみれば伝統から逸れた後継者の指名という試行錯誤も、学問によって修得する出来る知識も
伝統や常識、無知や偏見という視野を狭める要因を穿つための矛であると認識している。
槍を持たない身ながらも穴を穿ち、貫き、掘り、進むという在り方からランサークラスに当て嵌められた。
本人的にはキャスターがインテリっぽいし最適なクラスだと思い込んでいるが、実はランサークラスの方が性分にあっている。
『智慧の館』の焼失については残念であるものの、モンゴル軍を恨んでいるわけではない。
これは物質的な蔵書よりもその後のイスラム文化の発展に影響を与える知識が遺ったことの方を重要視しているため。
また、正直自分もピラミッドに穴を開けたりしてるので、強く言えない部分もあり、
ピラミッドから自分が糧を得たように、後世の糧になったならそれでいいと割り切っている。
現界に際しては只人が学問を享受し、知見を広められる現世にある程度好感を抱いており、
基本的にはマスターを常に情報が更新される現世という智の最前線を進む者として敬意を払っている(人類最後のマスターであるカルデアのマスターには特に好感度が高い)。
聖杯への願いは宗教的な立場上存在しないが、叶うならば自分の失策で毒殺されてしまった
後継者候補であるアリー・アッ=リダーに謝っておきたい、とは思っている。>>817
特技:学習、掘削
好きなもの:読書、智の継承
嫌いなもの:非合理的な伝統、凝り固まった思考
天敵:モンゴル
願い:アリー・アッ=リダーへの謝罪
【一人称】私【二人称】君【三人称】彼
【因縁キャラクター】
・プトレマイオス
ギリシャの先進的な学問の数々を尊重し、先人として敬意を払っているが、
似たような宝具構成のため対抗意識も抱いている。
まぁ、私にはとっておきの第3宝具があるが……え?それも被ってる?
・紫式部
『偉大にして恐るべきされど可憐なる紫式部図書館』の主。
「なるほど、アレが偉大にして恐るべきされど可憐なる紫式部であるか……」と感嘆を洩らしている。
本人が目の前にいたら恐れ多さに卒倒する。>>818
・オジマンディアス
宝具『光輝の大複合神殿』に興味津々。
穴を開けて中を覗いてみたい!と思っており「先っちょだけでいいから!」といかがわしさ全開の交渉を行い、無下にされた。
・虞美人
「徹底的して神秘を暴き征服せずにはいられない人間の獣性」の化身のような男であるため、なんとなく相手から距離を置かれている。
当人は読書趣味に眼鏡ならインテリに見えるらしいので、今度自分も試してみようと思っている。
【他クラス適性、変化傾向】
キャスタークラスの適性あり
【Wiki登録・SS使用】可
【コメント】
リクエスト鯖からマアムーン。
型月っぽく人の智慧と知識が未来を拓く槍になる系のエルキドゥやクィリヌス系のランサー。
インテリなのにどことなく抜けてる感じのキャラ付けになってしまった。>>819
マアムーンをリクエストした者です、作成していただきありがとうございます。
プトレマイオスみたいな能力の鯖になるのかなと思っていたのでほぼ予想通りでした。
アッシュールバニパルと組ませたら面白そう。【元ネタ】ペルスフォレ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ベティス・ペルスフォレ
【性別】男性
【身長・体重】170cm・70kg
【属性】秩序・善
【副属性】地
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A
魔術師教団駆逐の功から高い抗魔力を有し、
事実上、現代の魔術師ではセイバーを傷付けられない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。>>822
堂々とあれ、我が懐しの宮殿:A
陣地作成の亜種。
大広間フラン・パレを擁する宮殿ヌフシャステル、その疑似再現。
集った仲間を『フラン・パレ団(ロルドル・デュ・フラン・パレ)』となし
基礎能力強化と装備品へのエンチャント相当の効果を発揮する。
召喚条件次第では第二宝具として登録されるが、
あくまで“陣地作成の亜種”に留まるセイバー霊基においては
一旦付与した効果であっても陣地外へ持ち出す事ができない。
フラン・パレ団は、無論、円卓騎士をあからさまに予示するものである。
弱体化(単独行動):D
生前に主君を失った際に陥った無気力病。
契約者を失った際の現界可能時間が通常の四分の一となり、
再契約への意思も薄いものとなる。>>825
インド王の戴冠式に招待されたアレクサンドロス一行は嵐に流され、
魔獣ひしめき悪しき魔術師が支配する昏い森の島、ブリテン島へ着いた。
一行は戦って島を切り開き、ブルートゥスの王統と文化が衰退した島に
新たな王国と秩序を築く。ベティスは森を支配する魔術師一族と戦って
長ダルナンを討ち、『森(フォレ)を切り拓く(ペルセ)』名を得た。
森を拓き、神殿を築き、島最良の戦士を集めたフラン・パレ団を結成し、
と精力的に活動していた彼。しかしバビロンでアレクサンドロスが死ぬと
十八年に渡り無気力病となってしまった。彼は息子に王位を譲ると
ダルナンの森に隠棲するのだが、長子はローマ人の少女を熱烈に恋し、
結果としてカエサル軍の侵攻と二つの王国の破壊を許してしまう。
フラン・パレ団も壊滅した決戦の中で彼は重傷を負い、兄弟の妻に、
術を学び妖精女王となっていた女性に導かれ『生命の島』へ去った。
子・孫世代による王国の復興と、新たな侵略による再度の破壊があった。
やがて彼の曾孫ガラフュール二世(アレクサンドロスの血もひく)が、
アラン・リ・グロ(ヨセフの縁者、パーシヴァルの祖先)に教わった
キリスト教の福音と共に『生命の島』を訪れ、先祖たちに教えを説く。
ベティスらは洗礼を受け、ブリテン島へと帰還しそこで亡くなった。「あたしの力貸してほしいと?嫌よ。どうせ真実を言っても言わなくてもみんな聞かないし信じないくせに」
「もしあたしがあの時結末を拒まずちゃんと受け入れていれば、あの人の正体を知りその人よりもっときれいに努力していれば、原因を知ることができていれば、あの方は怒らずに少しでも悲劇を回避できたかもしれないのに·····!どうせ、無意味なんでしょうけど」
【元ネタ】ギリシャ神話,イーリアス,トロイア戦争
【CLASS】キャスター
【真名】カッサンドラ
【異名・別名・表記揺れ】カサンドラ
【性別】女性
【身長・体重】148cm・40kg
【肌色】少し青白い 【髪色】グレージュ 【瞳色】濁った朱色
【外見・容姿】王族らしい服を纏い、フェイスヴェールで顔の大半を隠している。
素顔は美少女だが、他者不信のオーラを放っている。そして背後に禍々しいナニカが憑いてきている
【地域】トロイア
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:D 耐久:E 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:A>>828
【固有スキル】
不吉な姫君∶B
麗しの姫君とは似て非なるスキル。
彼女もまた美しく太陽神も見惚れるほどの美貌を持つ。だがその美しさもまた、自身も他者も不幸になってしまった。
太陽神の眼(凶)∶EX
アポロンそのものから授かったとされている権能の一端。直感、第六感による危機回避。それに加え、高ランクの未来視が可能。本来であれば予言者にふさわしい能力であるはずだった。
しかし、呪いのせいで対処しきれない情報量と精神的な負担から、使用するたびに凶暴化し、他者や周囲との関係に支障が起き、コミュニケーション等の交流が不可能になってしまう
太陽の怨念∶EX
キャスターにまとわりつくあらゆる負の怨念や呪いがスキルとなったもの
上記の呪いに加え、あらゆる怨嗟や怨念、負の感情が彼女を苦しめるものの、キャスターはそれを応用して、呪術や千里眼封じや予言妨害を行う。
スキルなのかどうか真相は不明だがどこからか憎むものや、某太陽神からの毒舌や罵倒などが聞こえるらしいが…?
「…もしかして、新たな嫌がらせ?」>>829
【宝具】
『破滅の大木馬(トロイア・イポス)』
ランク:B- 種別:対国宝具 レンジ:2〜90 最大捕捉:300
かつて彼女が見た予言の一端でありそれを訴えたものの、誰もその予言を信じず、その結果滅亡してしまった。それの再演である。
真名解放と同時に、周囲は黒い霧に包まれた色違いの木馬が敵陣地に侵入。それと同時に殲滅形態に変化させた木馬があたり一面を蹂躙する。また、黒い霧は高ランクの予言,千里眼妨害の効果を持っており行動を看破するのは難しい。
ちなみに本来の宝具の持ち主ではなく、騎乗スキルも持ち合わせてないため、自身に反動のダメージが入る可能性があるので注意が必要。
···パクリだとか盗作だとか言ってはいけない
『神罰・戦女神大憤怒(ラース・アテネー)』
ランク:A 種別:天罰宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:300人
後の彼女の悲惨な出来事を見た女神の怒りがアカイア軍の一部に対し、不運を降りそそぎ、罰した。その出来事が宝具に昇華されたもの。
発動時に限定的にキャスターに『戦女神の加護(偽)∶A』が付与される。対象がキャスターに危害を加えた際に、その度合いに応じて対象の運命力を奪い、女神による支援攻撃とともに敵対者に報復する。
限定的とはいえ、アテナ手ずから授けた加護なので、彼女を超える存在か、或いはそれを上回る規格外の神秘を用いなければ、完全な回避・軽減はできず、影響下から免れない。
なお、生前と同じ蛮行を行おうとするとEXランクで速攻で自動発動し、即死レベルの神罰が下される
【Weapon】
『戦闘斧』
『怨念』
何故か羊のマスコットとして変化し、ついてきてる。ちなみに兄とは違い全身が黒く、目付きが悪い>>830
【解説】
兄に九偉人の一人ヘクトールとトロイア戦争の元凶になってしまったパリスを持ち、双子に同じく予言者でありながら武将を兼任しているヘレノスを持つトロイアの王女であり悲劇の予言者である
ある日彼女は、アポロンに見初められ、その報酬として予言の力を授けられる。彼女は早速それを使って自身との行く末を見てしまう。そこで目に写ったのが“アポロンが自身に冷め、遠ざかっていく未来。”それを見てしまい憤慨し、恐怖を覚えてしまいアポロンの愛を拒絶してしまう。
だが、人間に一度与えた贈り物を取り消すことは出来ず、神と契約を交わし贈り物を受け取ったにも関わらず、自身は一切対価を支払わず拒絶するなど、あまりにも身勝手で神を侮り、恩を仇で返す行為に激怒したアポロンは呪いをかけた。
「ならばその言葉は、その予言は誰も信じなくなる」
そのような呪いを与えられた彼女は、
生き別れの兄弟であるパリスが王室に帰還し、ヘレネーをトロイアに連れてきた時も、罠だと知りながらも皆がトロイアの木馬を運び込もうとした時も、それを未然に防ごうと幾度も破滅を予言し抗議したが、誰も信じず遠ざけられ、孤立してしまった。
誰も信じることがないままやがて言葉通りに国は滅ぼされ、敗戦者ゆえの悲惨な出来事を味わい、敵国の報酬として総大将アガメムノンの妾にされて連れてこられた際に、彼を憎むクリュタイムネストラの復讐に巻き込まれ、悲惨な最後を遂げてしまった。>>831
【人物像】
かつては明るく誠実な美少女だったが、生前の愚行と悲惨な経験を味わったのか末期の人間不信になり心を壊し口を閉ざしている。
仮に口を開いたとしても、誰に対しても毒舌暴言吐きまくり、敗戦国者の末路故にトラウマを目にすると発狂し、癇癪を起こして暴走するなど問題の多いサーヴァント。口癖は「〜どうせ信じないくせに」「誰もあたしのことなんて信じないけど」が多い。予言系などに関しては重度の地雷であり、少しでも見たり聞いたりするとキレてその人物を物理的に信じなくなるようにするだろう。
生前信じてもらおうと訴えたものの空回りし、誰も遠ざかってしまったのか、意外なことにそれを受け入れており、そのため自身の予言を信じてもらうことを押し付けたり、強要しない。仮にマスターが彼女の予言を信じてもらおうと奮闘しても「いいよそんなことしなくても。もしそれ続けたらあんたも、あたしと同じ孤立してしまうから」といい、止める。
もしマスターが呪いとか損得にとらわれず彼女を最後まで受け入れ、信頼を向け必要とするならば、不器用でありながらも彼女は誰かのために力を振るうだろう。
特技:「そんなの聞いてどうするつもり?」
好きなもの:しいていうなら、平和
嫌いなもの:性格が悪く乱暴で横暴、傲慢な奴、自分自身
天敵:アポロン、アキレウス、オデュッセウス、その他の予知、予言千里眼持ち鯖
願い:もし、赦されてるのならばその呪い(加護)の完全解呪。赦されてないのならアポロンに神罰で殺してもらう
【一人称】あたし【二人称】あなた、あんた/お前、蔑称(嫌いなものに対し)【三人称】あの子、あの人/あいつ、蔑称(嫌いなものに対し)>>832
【セリフ例】
「カッサンドラ・・・期待しないで」
「呪い(これ)がまだあるのは、まだあたしを許してないんでしょうね。きっと死すらも許さず長く苦しめって願ってるでしょうね」
【因縁キャラクター】
ヘクトール
九偉人の一人であり自分の大好きな兄、呪われた自分を軽蔑せず、最後まで心から信じてくれたことに、どこか申し訳ない気持ちでいる。
パリス
上記の彼の弟であり、トロイア戦争を引き起こした元凶。キャスター曰く、嫌いではないものの色々と問題の多い兄。…それでも大事な兄
サーヴァントとして現界した際に、何故か自分より幼くなってることにどう対応すればいいかわからないほど困惑している。
尚、謎のマスコットとしてパリスについたアポロンに対しては、どこぞのスナギツネの如く軽蔑した目で見ている。いないところでどこぞの魔法少女のごとく蜂の巣にしてるとかしてないとか。
ペンテシレイア
トロイア軍における勇士の一人であり、アマゾーンの女王の一人である
キャスターは彼女を見て、予言を信じてもらうより力をちゃんとつけていればよかったな、と、内心後悔している
ヘレネー
戦争を引き起こしたもう1つの元凶でありキャスターにおける義姉である。兄が連れてきてしまったときには対立してはいたものの、なぜ連れてきたのか、神々に利用されていたことと、その理由や経緯を知った際に恨みや憎しみは失せ、複雑な感情が勝ってる。だから恨みなど負の感情はない
それはそれとして、時折クリュタイムネストラをおもいだすから少し苦手>>833
アキレウス
自分たちトロイアを苦しめた強敵。思うことはあれど、複雑すぎる経緯を知ってからは、特に恨みはない
オデュッセウス
アキレウス同様恨みはないものの、木馬の件について色々言うのやめてほしい
アポロン
キャスターに惚れ、同類の力を授けたものの、その後の行動に激怒し呪いを与えた元凶。
そのことを根に持っており暴言や恨み節を吐いているものの、ある時は全ては受け入れず逃げてしまった自分が悪いと後悔し、慟哭するほど根に持っているので完全には恨んでいない。
アガメムノン、クリュタイムネストラ
自分の最期に関わった人物。願わくば、あまり会いたくない
クリュタイムネストラに関してはトロイア戦争が始まる前から、本来の大切な人を奪われ、大事な子供を奪われ、やがて自身の子供に報復を受けてしまったことに関しては哀れみに近い感情を抱いている>>834
【他クラス適性、変化傾向】
バーサーカー
アポロンにまた愛して/許して欲しい気持ちが強調されており、そのためならどんな行動も厭わないし、トラウマを目にした際にそれが滅ぶまで暴れ、言うことを聞かない奴らは物理で聞かせる暴走気味
アヴェンジャー
誰も信じてくれず、心身穢されて命を落とした大人(破滅)の姿としての現界。自身にとって最後の存在であるアポロンに完全に棄てられ絶望。全てを憎み、呪い、殲滅する復讐の厄災と化している
【コメント】
女版オベロンに近いっぽいなにか。
公式では言及されてないけどアポロン様は彼女のことをどう思ってるんでしょうねぇ
wiki登録可能です。>>836
登録ありがとうございます。>>836
ありがとうございますジョン・フォン・ノイマンからカッサンドラまで登録完了です
>>839
お疲れ様です。
ありがとうございます。質問なのですが、補足事項とかで
外見などのイメージに関して他の版権キャラの名前を使うのって大丈夫でしょうか?
もし前例があったらすみません【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】グランドアーチャー
【真名】ヘラクレス
【性別】男
【身長・体重】253cm・300kg
【属性】混沌・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:A++(A+) 耐久:A++(A) 敏捷:A+(A) 魔力:A(C) 幸運:C 宝具:A++ ※括弧内は冠位でない場合
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。【固有スキル】
勇猛:A+
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
神魔鏖殺:B+++
神性、魔性に対する優位。神、巨人、魔あらゆるものをアーチャーは打ち倒してきた。
その伝説から、幻想種・魔性・巨人に対して強い効果を発揮する。
聖闘士:A++
類まれなる才覚と死を乗り越えるほどの経験を経た者だけが辿り着く戦士の極地。
このスキルをもつ者に対して二度同じ攻撃は通じない。また、習得できる技能であれば模倣することができる。
アーチャーが生前経験した攻撃は、召喚時からスキルに適応される。
直感:A
戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
神性:A
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
英雄神ヘラクレスの加護により、反英霊と魔性に対してスキルの効果をワンランク向上させる。【宝具】
『十二の試練(ゴッドハンド)』
ランク:B 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:1人
神の祝福(呪い)によって得た不死性。肉体を屈強な鎧と化す。ランク・B以下の攻撃を全て無効化する。
隠された能力。死亡しても自動的に蘇生がかかる。 蘇生のストック数は十一回。つまり、アーチャーは十二回倒されなければ消滅しない。
『射ころす百頭(ナインライブズ)』
ランク:C~A++ 種別:不明 レンジ:- 最大捕捉:-
状況に応じて様々な型に変化する万能攻撃宝具。強力な武具を複数保有するアーチャーだが、その中でも彼が最も信頼する宝具。
十二の難行の際、光明神アポロンより賜った弓である。更に、数多の怪物や巨人を倒し、最期まで使っていたことで神弓へと昇華している。
アーチャーは生前、この弓を模して、様々な武器で放つ事ができるように昇華させた。いわば流派・射ころす百頭というべき宝具である。
『不滅の槌矛(コルネフォロス)』
ランク:A+ 種別:対人 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
ヘラクレスを象徴する棍棒。オークの棍棒と山を割った鎚矛、そして東洋における執金剛神の逸話が混在した棍棒(鎚矛)。
名の通り、決して壊れず折れず如何なるものよりも丈夫な武具。
ヘラクレスの伝説が広がっていく過程で執金剛神の金剛杵と同一視されたことで、雷を纏い魔を払う効果を得た。
また、ヘラクレスと寝食を共にし、人の身を焼いた際に一緒に燃やされたことで神霊ヘラクレスの権能の一部となった。宝具を開放していことで神霊としての力を顕現させることができる。『神獣の皮衣(ライオンハート)』
ランク:C+ 種別:対人 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
十二の難行で打倒したネメアの獅子より得た毛皮の鎧。
獅子は人理を否定する獣であった。その毛皮はあらゆる人の知恵(武具)を無効化する。また、長い間アーチャーと共に在ったことで新たな神秘を獲得し、纏ったモノを不死にする力が備わった。
効果は、毛皮を纏ったモノの耐久を倍加させる。この効果は衣を脱いだ後も継続する。
かつてこの衣により、オリーブの棍棒は不滅の矛となり、大アイアスは無敵の体を得た。
『踏破る難行(ハーキュリアンタスク)』
ランク:EX 種別:対人 レンジ:100 最大捕捉:∞
あらゆる難行、あらゆる苦難、あらゆる戦場、その全てを踏破したヘラクレスの生涯の具現化。
敵の属性・スキル・宝具によって、アーチャーの全ステータスが倍加し、スキルと宝具のランクが向上する。
属性・スキル・宝具の数や敵の数に応じて、宝具の効果が増加していく。
冠位でない場合、状況に応じてステータス・スキルのうち1つを倍加させる宝具となる。解説】
ギリシャ神話最強の英雄。後に英雄神となり、さまざまな救世主に勇者や戦士、そして志ある者たちを見守った。
アーチャーであるためか、ステータスよりもスキルや宝具で押すタイプ。また、三騎士であるがレンジャーとしての属性もあるアーチャーでもあるため、アサシンめいた立ち回りも辞さない。
騎士というよりも戦士。戦いには真摯であるが潔癖ではない。
戦闘スタイルはシンプルで、接近戦なら棍棒・鎌・パンクラチオン、中距離~遠距離は弓矢や投石で戦う。アーチャーのクラスであるためか戦い方は狩人的である。
皮衣と十二の試練を越えるような攻撃に対しては、わざと攻撃を受けて耐性を付加させていく。下手に攻めると二度とダメージが通らなくなる。
英雄が人の形をとったような存在である。強さと知識を備え、強靭でありながら苦悩があり、情に厚いが凡庸を理解しない理不尽さをもつ。
約束を守る分には誰よりも頼りになる存在だが、体よく利用しようとするとしっぺ返しが100倍くらいになって返ってくる。
本人の評価として、アーチャーが最も自分の力を発揮できる。セイバーが安定して強い。ランサーが最も神に近い力を発揮できる。
【因縁キャラクター】
カストロ:かつて武器の扱いを学んだ師。何かと気難しい男だが、胸の奥底には道なき道をゆく者たちの標となる炎を宿すと知っている。
ケイローン:謝罪しかない。
ギリシャの神々:恨みはない。神とは理であり不道徳である。雨が時に森を育て時に家を押し流すようなものである。恨みはない。が、腹が立つことだってある。
ギルガメッシュ:天敵。戦闘スタイルの相性もあるが、英雄としての在り方が自分の源流にあたるため、英霊の身では不利にならざるを得ない。
ラーマ・燕青・ベオウルフ・李書文等素手で戦うタイプ:ぜひ裸一貫で戦わせていただきたい。
アルトリア・アヴァロン:その剣、生き物を切る分には便利だが、土地や山を拓くのには使いにくいから気をつけなさい。【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【真名】菅原道真
【性別】男
【身長・体重】174cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:A
セイバーのクラススキル。現代の魔術では傷つかない。
騎乗:B
セイバーのクラススキル。生前、乗馬を好んで出勤していたとされる。あくまでも通常の乗り物を操るランクであり、幻想種は対象外。
神性:B
神霊適性を持つかどうか。その出生にしても、死後にしてもセイバーは、不可思議な逸話を有する。
【保有スキル】
仁徳のカリスマ:B
カリスマの亜種。仁徳をもって人望となし、正きことに殉ずることを善しとする在り方。根本的な善悪ではなく、一つ一つの正邪でもって論ずる姿は、利害で動き権謀術数による掌握を良しとする者と相性が悪い。反して、妖怪変化のような刹那的なモノとは友好を築くこともある。
魔力放出(雷):A
その神性は雷にあるとされて獲得したスキル。>>847
神守:EX
『心だに 誠の道にかなひなば 祈らずとても 神や守らん』。生前に詠んだとされる和歌。誠実であれば特別に祈らずとも神の加護が得られるという意味合い。啓示や信仰の加護などを複合して有するが、マスターに恵まれなければ早々に失効するだろう。
【宝具】
『天満大自在天神 (テンマンダイジザイテンシン)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:万
死後、祀られたセイバーの神号。クラスによって性能は変動するが、セイバーの場合は電磁をもって自在に金属、すなわち、刀剣を複数同時に操ることを得意とする。雷速の思考で放たれる剣舞に、雷威の暴力が合わさっては、力押しあるいは業前、どちらか一方のみでは抗い難い。
【Weapon】
『天國』
『天息』
『猫丸』
『小猫丸』
『無銘』
『菅原公御佩用の御太刀』
『銀の太刀』
複数の刀剣を所持する。挙げた七本以外にも持ってきている。ただ最も威力があるのは、『天國』と『天息』であるのは確かである。>>848
【解説】
学問の才に恵まれた平安時代の日本貴族。詩歌や家族を好み、善良な政治思想に覚る賢人であったが、欲が足りず、政治家としては失格であった人物。最期は左遷され、怨霊として化けて出たとか。
荒ぶる霊魂は、神格化して鎮め祀られ、現代でも受験祈願にて有名どころとなっている。
剣を振るった逸話を挙げるならば、河童斬り、大鯰斬りなどがある。
【クラス適性】
ほとんどのクラスに適性がある。雷を槍と見ればランサー、大蛇射ちの逸話からアーチャー、乗馬好きと雷獣を合わせてのライダー、雷獣と見做され同じく清涼殿を襲った不明なる鵺との習合によりアサシン、学問として神秘を実践したことや雨乞いなどに成功したことでキャスター、怨霊としてバーサーカーである。そして、欲足りぬとは願いがないゆえにルーラー、怨霊としてアヴェンジャー、『天神縁起』の出生によるならフォーリナーにさえもなり得るかもしれない。
【wiki登録】可【元ネタ】『対比列伝』等
【CLASS】キャスター
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】ヌマ・ポンピリウス
【性別】男
【身長・体重】176cm・63kg
【肌色】白 【髪色】白 【瞳色】黒
【外見・容姿】
【地域】欧州
【年代】紀元前753~673年
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:A 幸運:A+ 宝具:A+>>851
【宝具】
『永遠に閉ざされし平和の扉(テンプルム・ヤニ)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
彼は好戦的なローマの民に対し、信仰を通じて平和を尊ぶ心を学ばせるために、ヤヌス神の神殿を建立した。
その扉は閉じ続ける事で平和を象徴し、彼の治世中は一度も開かなかった。
神殿を形成し、周囲を結界として『戦闘行為の厳禁』を強制する。
これに抵抗するには、ヤヌス由来以外でAランク以上の神性が必要となる。
『女神の聖典(コンシリウム・サンクタ)』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:-
彼がエゲリアやミューズといった神から受けた助言を書き留めた聖典。
死後は棺に納められて埋葬されたが、400年後に掘り起こされた際、その内容が『宗教上重大な危険』を孕んでいるとされ、焼却された。
神代の魔術を納めた魔術書として宝具化しており、極めて広範囲に効力を持つ。>>853
【解説】
ロムルスが建国した王政ローマの第2代王。
神祖ロムルス亡き後、元老院によって後継者探しが行われ、サビニ人の姫と結婚しながらも森の中で質素に生活していた彼に白羽の矢が立った。
王に推挙された時にこれを固辞したが、占いをおこなったところユピテル・マルス・クィリヌスの三神が即位を同意したため、王となる道を選んだ。
戦争に勝利して国を豊かにしたロムルスとは対照的に、内政に徹して国内の平和を保ち、治世中は一度として戦争も内紛も起きなかったという。
周辺都市から『野蛮人の集団』と見なされていたローマを、一大文化都市に発展させ、彼の1人の娘と4人の息子はいずれも名門一族の創始者となった。
【人物像】
哲学と瞑想を好み、姫を妻としながらも森の中で暮らしていた事から分かる通り、穏やかで全てを見通すような賢者。
戦乱を厭うが同時に精通しており、その全能力を平和のために注ぐ、超がつく平和主義者である。
大神ユピテルと争うほどの知恵を持ち、相手はいつの間にか気づけば『戦えない』状況にされてしまう。
王でなくなった今は、他者の戦いまで否定するつもりはなく、マスターの力となる事を拒まない。
が、可能な限り死者を出さない方針で行動する。>>856
ネロ
「愛深き暴君…か。
哀れみはせん、皇帝になるとは全ての責任を負うことだからな。
だがこれだけは言っておく。
君の愛は伝わっていた…その末路がいかなるものであろうとも、それだけは確かだ」
ローマ皇帝
「私は時と人に恵まれたな。
君たちのような激動を征する力は、きっと私には無かっただろう」
【他クラス適性、変化傾向】
王としてライダーの適性を持つ。
あるいは、ユピテルの盾を持つためシールダー適性もある。https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/bbs/30881/l50
wikiの掲示板の方でちょっと質問したんだけど、そっちを頻繁に見てる人はあんまり居なさそうなので…
良ければ聞かせて貰えると嬉しいです【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【真名】菅原道真 【性別】男
【身長・体重】174cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A++ 魔力:B 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:A
神性:B++
ランサーでは特に神霊としての性質に寄っている。
【保有スキル】
魔力放出(雷):A
学識眼:EX
人間観察と自然観察、双方に優れたことを示すスキル。理解の及ぶ在り方として言葉に表現し、舌鋒鋭く格付けを為す。
万物流転連鎖:EX
ランサーの哲学思想の具現。「万物の均質化」や「存在の連鎖」と表現されることに起因してか、何故か実際に鎖があらゆる存在と繋がった状態となる。これにより雷電が回避不能。
【宝具】
『天満大自在天神 (テンマンダイジザイテンシン)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:万
ランサーの場合、回避不能の雷槍が心臓を撃つ。それはあたかも、ランサーの言説に胸撃たれたかのように。>>859
【Weapon】
『もくげんじゅ』
大乗経を埋納すると生えたとされる樹木。雷槍を撃ったところから生えてくる。
『笛』
嗜み程度。ランサーはお喋りだが、言うことのない相手には奏で聴かせる。
【解説】
神霊に寄った菅原道真。武具はないが、その不利を帳消しにするほどの権能で猛威を振るうことが可能。ただし、勝つことよりも試すことを優先する。
【wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【真名】菅原道真
【性別】男
【身長・体重】174cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
単独行動:A
アーチャーのクラススキル。電力を魔力変換可能。
神性:B
【保有スキル】
魔力放出(雷):A
天賦の武芸:B
武芸にも優れ、特に百発百中の逸話があるためか、アーチャーの霊基では、修練で身につけることのできる戦闘スキルを任意に取得できる。
動物会話:C
愛犬や愛鳥に助けられた逸話から、特に自然と親しむアーチャーの霊基で発現する。>>861
【宝具】
『天満大自在天神 (テンマンダイジザイテンシン)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:万
アーチャーの場合、若い頃に大蛇を射ち斃した逸話のため、竜種に特効の雷矢を放つ。
【Weapon】
『弓』
ただの弓。
『猫丸』『小猫丸』
自作の名刀。
【解説】
最も若き日の道真。この頃から聡明な少年であったらしく、理知的で怜悧な気配を漂わせている。ただ好奇心も旺盛であり、少々油断が目立つ。>>858
自分はずっとwordですね
途中まで作成して作りっぱなしのやつがたくさんあって整理しないとやばいとは思ってます【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】菅原道真
【性別】男
【身長・体重】174cm・64kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A++ 魔力:B 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:A
騎乗:-
ライダーのクラススキル。天神乗りを伝えた馬術の師としても祀られている。下記のスキルに変化。
神性:B
【保有スキル】
天神乗り:EX
雷獣に乗り、振り落とされることはない。騎乗スキルと互換する。
神守:EX
黒煙:C
雷獣の纏い発する黒い煙。足場になり、姿を隠す。>>864
【宝具】
『天満大自在天神 (テンマンダイジザイテンシン)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:万
ライダーの場合は、雷獣による突撃である。
【Weapon】
『雷獣』
犬か猫か馬か鳥か、判然としない眷属。
『弓』
【解説】
少し荒々しい道真。乗馬好きとはつまり、早きことの解放感に浸る性分だったことを示す。テンション高め。
【wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】菅原道真
【性別】男
【身長・体重】174cm・64kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
気配遮断:-
神性:B-
【保有スキル】
清涼殿の鵺鳴き:A
清涼殿を襲った怪異と習合したことを示す。正体不明であった鵺に由来して、気配遮断、情報抹消、黒煙などのスキルを複合する。
水遁の術:B
水気に潜み渡る。河童の一種とされる兵主部を助けたり、白石山の乙姫に世話を焼かれたりと水怪との友好により得た妖術。
無辜の怪物:B
怨霊としての逸話によりて捻じ曲がった在り方。上記のスキルを獲得するに至る理由。猿面を被り、爪は鋭く尖っている。>>866
【宝具】
『天満大自在天神 (テンマンダイジザイテンシン)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:万
アサシンの場合は、するりと爪を立てて雷威を見舞う。
【Weapon】
『爪』
魔性の爪。
【解説】
無辜ってる道真その一。まだ、善性は保っているが、容赦を知らぬ。
【wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】菅原道真
【性別】男
【身長・体重】174cm・64kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:B++ 魔力:A 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
陣地作成:EX
神域かな?
道具作成:A++
呪符の作成に特に優れる。
神性:B
【保有スキル】
仁徳のカリスマ:B
学識眼:EX
菅原氏の祖業:A++
遣唐使であった祖父の代から受け継ぐ知識、儀式の合一、日本独自に発展させた呪術秘法の類。雨乞いや呪詛返し、呪符作成に伴う神聖文字、神代文字の記述方法など多岐に渡る。>>868
【宝具】
『天満大自在天神 (テンマンダイジザイテンシン)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:万
キャスターの場合は、シンプルに天候が荒れる。
【Weapon】
『呪符』
神秘の宿る紙片。魔力を事前に込めることで、使用時は消費しない。術式も事前に組んでおくため発動も早い。
【解説】
学者としての道真。日本の神秘に筋道を立て洗練させた、神域の天災である。
【wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【真名】菅原道真
【性別】男
【身長・体重】274cm・164kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:A 魔力:A 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
狂化:A+++
狂を発しており対話不能。
神性:B--
荒御魂とされるため、魔性を得たとしても日本神霊は高ランクを維持する。
【保有スキル】
無辜の怪物:A
凶相に染まり、体躯は大きく靭くなり、爪牙は獣の如く。
魔力放出(雷):A
黒煙:B
姿を隠し、足場になる黒い煙。>>870
【宝具】
『天満大自在天神 (テンマンダイジザイテンシン)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:万
バーサーカーの場合は、縦横無尽に暴れ回る。
【Weapon】
『爪』
【解説】
無辜ってる道真そのニ。子孫でもなければ召喚した時点で鏖殺される。
【wiki登録】可【コメント】
少し無理の出てるクラスもありそうですが、基本七クラス全ていけそうな道真公。突貫仕事で書き上げたので、弄って整えたり、追記したりされるの希望。日本三大怨霊が右大臣。神域の天災呪術師。鬼神の如き角ぞありけり。
【元ネタ】史実
【CLASS】ビースト
【真名】天満大自在天神(菅原道真)
【性別】無
【身長・体重】300cm・243kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:A+++ 魔力:EX 幸運:E 宝具:?
【クラス別スキル】
単独顕現:A
天神乗り。落馬しないとされたその馬術は権能として昇華され、一度でも召喚されれば、その座標から落ちることのない権能として確立した。
【保有スキル】
ネガ・マリス:A
ビーストの大権能。『悪』の否定。悪をもってビーストを制すること能わず。>>873
天変地異:A+++
ビーストの権能。この世全ての厄災を統べる。すなわち、霊脈を乱し、魔性を化現させ、それらを随える。
天下無敵必勝利運:A++
後世、元寇に際して祈祷により見事に神風を吹かせて天満宮は敵船を沈没させた。これに対して天皇が贈った額。
武神としての側面が誇張され、戦闘に際して多大な補正を得る。特に、神性を帯びた存在に対しては絶対的な優位性を持つ。これは生前には、実戦の逸話がないためである。格付け勝負の神性ならばともかく、実戦経験に富む人間には負ける可能性を常に孕む。
萬法帰一:EX
全ては『一』に始まり終わる禅の思想。森羅万象の掌握をなす大権能であり、ビーストの霊基状態を巻き戻す。
【宝具】
『菅家文草・神守 (テンジンノカゴ)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1(自身)
『心だに 誠の道にかなひなば 祈らずとても 神や守らん』。生前に詠んだ和歌の一つ。左遷の折、陰陽道祭なる呪詛を受けるも、これを絶つ術を知り、神と成っては子孫を守護したという逸話と結び付き、あらゆる魔術・呪術による影響を跳ね除ける。
『梅花無尽蔵・火雷天気毒王 (トビウメタタリ)』
ランク:? 種別:対怨敵宝具 レンジ:世界 最大捕捉:八百万
清涼殿に落雷ありて、道真の祟りに違いないと噂されたことに由来する大権能。世界の何処にあっても必ずや怨敵を見つけ出し、神罰を届ける雷神の呪詛である。>>874
【Weapon】
『天國』
驟雨を呼ぶ宝剣。伝説の刀工・アマクニの作と伝わる。ビーストの巨躯に合わせて巨大化している。
『天息』『猫丸』など
数多の刀剣がビーストの周囲を浮遊している。電磁で操り、半自動的に敵を撃つようにプログラムされている。
【解説】
平安時代初期、日本にて学者の身から右大臣の地位にまで昇り詰めた学問の徒・菅原道真。
その出生は不可思議の一言。天女より生まれたとか、父母なく忽然と現れた少女であったとか。
ともあれ、道真は菅原氏の子として史実に刻まれた。詩歌や家族を愛し、天皇によく仕える忠臣、善良にして叡智溢れる才人であったとされる。その才覚は、祖父より継がれた祖業、日本独自の神秘の発展を成し遂げるほどであった。雨乞いを成功させた逸話は数多い。
なれど、道真は人としては欲が足りず、かと言って根本的な善悪にも興味はなく、一つ一つの出来事に対して正邪を論ずる、およそヒトを外れたようなカミの如き心根であった。これに利害で動き権謀術数にて掌握せんとする人は、不気味がり、排斥した。讒言によって、遂に左遷される運びとなる。
愛する家族と逢えず、詩歌を吟ずることも禁じられた、道真は苦しんだとされ、死後、怨霊となってしまった、否、自らの練り上げた神秘でもって怨霊となったのだ。復讐は果たされ、道真の霊魂は消えるはずであったがしかし、民たちが道真を崇めてしまった。道真は、神霊として不滅となってしまったのである。自らの存在ごと消滅させねば、消え失せることのない怨讐の雷炎をその身に宿したまま。>>875
以上の業績を以て彼のクラスは決定された。天満大自在天神など偽りの神格。
其は人類を信じ、怨恨を晴らさんと襲い来る厄災の具現。必罰機構のフリをした私怨の荒御魂。
それこそが冠位クラス七騎を以てしか対抗できない人理を喰らう抑止の獣、原罪のⅤ・ビーストⅤ・R。七つの人類悪の一つ、『信愛』の理を持つ獣である。
【因縁】
安倍晴明:
日本最強陰陽師。生前から、道真はもちろん人としては死.んでいるが、親交のあった人物。師弟のような、親子のような、心地良くも相容れぬ関係。術者として最高なのは儂の方と、最強を認めつつも張り合っている。
源頼光:
彼女の出生に関わっているとされる。子のように想い、故にこそ、儂がやったのではないが、儂のせいでもあるのであろうなと自覚する。
【wiki登録】可【元ネタ】ブルターニュ民話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】モルガン・ル・ノワール(アーサー王の御子息)
【性別】男性
【身長・体重】160cm・55kg
【属性】中立・善
【副属性】地
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
正しい調教、調整がなされたものであれば万全に乗りこなせる。>>877
【保有スキル】
妖精の加護:B
妻の妖精代母(フェアリーゴッドマザー)、森に住む妖精女王の加護。
危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。
時により、良かれと思って妙な惑わしを仕掛けてくる可能性がある。
豊穣の角:D
魔力貯蔵上限の拡張、またそれに伴う現界時初期魔力の増強。
『耳無し犬の冒険』にて狩途中の父王が若者に貸し与えていた角杯は、
乾き切った五十人を潤すに足る飲料を容れる事ができたという。
黄金錬成:C
剣で傷付けた相手を、徐々に黄金へと変えてゆく力。
傷を受けた者はターン終了時に頑健STによる抵抗を行い、
失敗する毎に傷口から周辺へと黄金化が進行していく。
この効果は宝具により呼び出した武器にも適用される。
傷の完治によって進行を止める事ができるが、
既に黄金化した部位の復元は通常の治癒・再生力では叶わない。>>878
【宝具】
『門出寿ぐ刎頸の七(カレドヴルフ・サイスヴェッド)』
ランク:C(写し身については個々の武器に準じ、ただし本体よりランクダウンする)
種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:7人
全ての頸を一息に刎ねねば倒せぬ、七頭の魔物を屠った一撃。
自身の熟知する六種の武器/攻撃を召喚、自らの剣と合わせ七回攻撃を行う。
彼の場合、父王や騎士の有する武器の写し身を顕して用いる。
仕様上、呼び出せるのは刃を持つ(首を刎ねられる)武器に限られ、
また全ての斬撃は同時に発生し、時間差攻撃を行う事ができない。
【Weapon】
『侵食黄金(アウルスァウ)』
城門を守る魔物を殺す為、妻(予定)の代母が与えた剣。
黒き聖母の短剣『侵刃黄金(イロウシェン)』とは異なり
肉体に対する効果に限られ、肉から精神・魂を剥がす力は持たないが
刃自体が黄金化の能力を持つ他、宝具をなす召喚器として機能する。>>880
森で狩りをしていた王子は妖精の惑わしを受けて迷い、大きな城へ辿り着いた。
七つの頭と鋭い爪を持つ魔獣が城門を守っていたが、そいつは中に入るよう促す。
城の主である美女ヨランド姫は、自分は城から出る事ができないと語るのだが、
妖精代母が百年前に彼女へ言った事には、一人の王子が連れ出してくれるとの話。
百年前だって? じゃあ何歳なんだこの人は。
そう思いながらも王子はこの女性を愛するようになり、一方で行方不明の自分を
父王は案じているのではないか、と悩んでいたある日のこと。件の妖精が現れ、
城門を守る魔獣を倒す剣を与えるからそれで七頭を一太刀で刎ねなさい、と言う。
これまで城を出ようとした者は、一人の例外も無く魔獣に喰われて来たのだ。
王子は魔獣を倒し、大烏が「姫をお救い下さった、アーサー王の御子息万歳」と
叫び声をあげる。婚礼の祝宴では、黄金に変わった魔獣の七頭が盆に乗せられて
運ばれてきていた。そして妖精たちはまた、これから王子とヨランドの間には
七人の王子が生まれ、洗礼の祝いとして黄金を一つずつ授かると予言する。
王子とヨランドは、大勢の孫に囲まれて亡くなるまで幸福に過ごしたという。「ルーラー、菅原道真。召喚に応じ参上しましてございます」
「おやまぁ、此の身の容姿が気になりますか?ふふ、実のところ此の身も忘れてしまいました。此の身は本当はどちらだったのでしょう?」
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【真名】菅原道真
【性別】女
【身長・体重】163cm・42kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:C 耐久:C 敏捷:B++ 魔力:A 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:EX
左遷の折、政敵に掛けられた呪術を跳ね除けている。さらに、死後、神霊となってからは子孫をも守護している。
狂化:C
学問の神として理性的であろうとしてはいるが、ルーラーは怨霊である。
陣地作成:EX
天神として祀られるルーラーの陣地は神域となる。
道具作成:A+++
刀工や作家でもあったと伝わる。
神性:B
死後、天神として祀られる。>>882【保有スキル】
菅原氏の祖業:A+++
遣唐使であった祖父の持ち帰った知識と菅原氏に伝わる儀式を合一し、日本独自の神秘として練り上げた魔術・呪術。
学識眼:EX
人間観察、自然観察に優れる眼。確かな予測によって過去、現在、未来さえも言い当ててみせるが、千里眼ではない。
兵主部の加護:A
ルーラーが左遷された折に助けた河童の一族。一説には、兵主部とは古代中国の兵主神に由来する。兵主神とはすなわち蚩尤であり、軍神の類である。
仁徳のカリスマ:B
カリスマの亜種。根本的な善悪ではなく、一つ一つの正邪でもって論ずる清廉潔白な人望。妖怪変化のような刹那的な存在との友好を得やすい反面、権謀術数でもって清濁併呑するモノには倦厭される。
【宝具】
「未だかつて邪は正に勝たず」
『和魂漢才・仙桃人形 (モモタロウ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:1
ルーラーが讃岐守であった際に編纂したとされる御伽噺『桃太郎』に由来する宝具。
祖父が持ち帰った仙桃を核として組み立てた式神であり、桃太郎の鬼退治とルーラーの思想に基づき魔性、悪属性に対して特効性能を有する。
「此の身は咎なくて死すれども、何人も裁きを逃れること能わず」
『望郷月光・真澄鏡 (ムーンライト・ジャッジメント)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:2,000
正式名称『和魂漢才・代月答 (カグヤ)』。ルーラーが自身の出生伝承から執筆したともされる作者不明の日本最古の物語『竹取物語』と、月光を心の奥底を照らす光とした思想に由来する宝具。
真名解放により、範囲内を月夜にして月光を増幅する。月光を浴びたモノは、本心を剥き出しにされ、また情動を封じられる。すなわち、戦闘意欲を喪わせて自白させる。>>883
【Weapon】
『天國』『天息』
自身で振るう刀剣。斬りかかった方が速いとか言い出す。
『猫丸』『小猫丸』
『和魂漢才・仙桃人形』が振るわせる刀剣。斬れ味鋭く、余計なモノまで斬れそうなため自身ではあまり使いたくないらしい。
【解説】
『天神縁起』によれば、管より忽然と現れた少女こそが後の菅原道真である。この伝承をもって、道真は『竹取物語』の作者の有力候補とされ、また、讃岐守であったため『桃太郎』の作者ともされている。
史実によるならば、道真は男性として記録されており、召喚された当人は忘れたとはぐらかす。
ルーラーの霊基にあっては、学問の神としての性質が誇張されたようで、キャスターの性能に近い。おそらくは、キャスターをベースとしたアルターエゴこそがルーラーの道真なのではないかと臆測することもできなくはない。分霊化にあたり、乖離のため性別を反転させることは珍しいことではない。>>884
【因縁】
安倍晴明:
これ逃げるな、晴明。
源頼光:
はて?……よしよし、よう頑張ったな。
玉藻前:
……ほどほどに願います。
平将門:
三大怨霊仲間。コメントは控えさせていただきます。
かぐや姫:
本物。綺麗な人ですねぇ。
桃太郎:
本物。……強すぎます。
モルガン:
神域の天才ですか。あのくらい此の身もできますが?
【wiki登録】可【元ネタ】『トリスタンとイゾルデ』『アーサー王伝説』
【CLASS】アサシン
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】モーホルト
【異名・別名・表記揺れ】マーハウス、マロルド、モルオルト
【性別】男
【身長・体重】178cm・75kg
【肌色】白 【髪色】青 【瞳色】赤
【外見・容姿】甲冑と癒着した黒い竜の外殻を被った騎士。
【地域】イングランド
【年代】不明
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A 敏捷:C 魔力:A 幸運:E 宝具:EX>>886
【クラス別スキル】
気配遮断:C
【固有スキル】
黄昏へ至る栄光:EX
ガウェインとの決闘で示された能力。
夕方へと近付くにつれてその力が増し、夜へ変わる直前に最大となる。
穢された白き盾:EX
12人の少女が、モーホルトの吊るしておいた白い盾に泥を投げていた。
ガウェインたちが理由を聞くと、「この盾の持ち主はこの世全ての女を憎んでいるから」と答える。
そこに持ち主であるモーホルトが現れ、行き違いからガウェインと決闘を行う。
そして互いの武勇を認め合い、モーホルトは「彼女らは偽りの妖精(あるいは魔女)である」と弁解した。
『12人の偽りの妖精』から受けた呪いであり、彼とその周囲の者に破滅をもたらす。>>887
【宝具】
『非業の毒槍(ロン・トリストラム)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
トリスタンを死に至らしめた、毒を塗った槍。
その毒は宝具に昇華された際『英雄の悲劇的な末路』を象徴するものとなり、幸運値の低い者ほど解毒しづらくなる。
『未だ消えぬ終末の影(シャドウ・オブ・ヴォーティガーン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1000人
己の中にあるヴォーティガーンの力を解放し、その身に纏う。
闇が濃くなるにつれて肥大化し、異形へと変わっていく。
その力は限りなく広がっていき、最後には自壊して制御不能の怪物が生まれる。
本人は出来る限り使おうとせず、生前もガウェインとの決闘や巨人タウルルドの討伐などやむを得ぬ場合のみ解放していた。
【Weapon】『非業の毒槍』>>888
【解説】
『トリスタンとイゾルデ』においては、マルク王の騎士・イゾルデの縁者の王族としてトリスタンと決闘し、そこで毒槍を用いた卑怯者として描かれている。
対して、トリスタンが『アーサー王伝説』に組み込まれると、彼もまた円卓の騎士とされ、真昼のガウェインと互角に争う『最も優れた騎士の1人』と呼ばれた。
『12人の偽りの妖精』にまつわる誤解でガウェインと戦った後に友誼を結び、ガウェイン・ユーウェインとともに冒険を繰り広げる。
そしてトリスタンとの望まぬ決闘を余儀なくされ、ここで突然なぜか毒槍を使ってしまい、敗れて散った非業の騎士とされたのである。
その正体は、力を求めて終末装置ヴォーティガーンの残滓を宿してしまった青年。
本体が既に討伐されているため衝動は控えめになっているものの、時折抑えがたい悪意に蝕まれる。
その悪意ゆえに恨みを買い、『12人の偽りの妖精』に呪われて各地を転々としていた所、ガウェインたちと出会う。
彼自身は常に高潔であろうとし、ギリギリまでそれを保っていたが、最後の最後で毒を使ってしまった。>>889
【人物像】
高潔かつ清廉たる在り方を自分に課していた青年。
最後に悪意を御しきれなかった己を『騎士失格の外道』としており、アサシンかバーサーカー以外での召喚に応じない。
自分の意志を封じて傀儡のごとく振る舞い、ただ主の命令に従うだけの道具であろうとする。
それが最も被害を出さずに済む方法と信じているからだ。
特技:無し
好きなもの:無し
嫌いなもの:自分
天敵:トリスタン
願い:自分の存在を世界から消し、最初から無かった事にする
【一人称】我/俺【二人称】貴様/キミ【三人称】奴/彼・彼女
【セリフ例】
「我が名は…モーホルト…悪逆の…殺人者なり。
外道の刃…を、貸してやろう…」
「俺に、再び正しいと信じられる使命を与えてくれた事…感謝する」>>891
モードレッド
「ハ、魔女の小倅か…反抗期は、終わったか…?
何だと…?そうか、それは…良かったな。
本当に、良かった…」
マーリン
「貴様は、どこでも上機嫌だな…不愉快極まりない…。
精々、陛下とマスターの側を…離れぬ事だな…それが貴様の責務だろう…」
オベロン
「この匂い…我と同じ破滅の…そうか、貴様が…」
【他クラス適性、変化傾向】
アサシンの他はバーサーカーでしか召喚されない。
だが、もし騎士としての在り方を取り戻す時がくれば、ランサーやセイバーとして召喚される事もある…かもしれない。【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】菅原道真
【性別】男
【身長・体重】300cm・264kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:A+++ 魔力:B 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
復讐者:C
讒言により左遷に追い込まれた当然の権利。なれど、復讐は果たされ、鎮魂されているためランクは低め。
忘却補正:B
神霊であるため、他クラスでも実は有している隠しスキル。
自己回復(魔力):A
雷神の権能により、発電によって増幅されている。
対魔力:EX
プロセスが異なる呪術さえも跳ね除ける。>>893
【保有スキル】
鬼神の顕:EX
神性、変化、怪力の複合スキル。鬼種の魔に似て非なる文字通りの鬼神の顕れ。
怨讐の雷炎:A
魔力放出の亜種。自らの精神をも灼き焦がす怨讐から発される雷炎。
天賦の武芸:B
並ぶものなき天性の武芸を示すスキル。鍛錬により取得可能な戦闘スキルを発揮できる。
【宝具】
『和魂漢才・春雷転身 (セイリュウ)』
ランク:A 種別:対城宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:300
怨霊となって祟り殺.すとき、青竜に化現したという伝承に由来する宝具。
青竜となって雷雨とともに襲い掛かる。紛うことなき竜種として、存在そのものが強大となる。
【Weapon】
『巨躯』
鬼神としての側面によって巨大化した強靭な体躯こそがアヴェンジャーの武器である。
【解説】
日本三大怨霊が一柱、天災・菅原道真。アヴェンジャーとして召喚された霊基は、人としての姿を捨て、鬼神としての在り方を強く顕にしている。
アサシンやバーサーカーと異なり、無辜の怪物スキルを有していないように見えるが、いずれかに複合されているのか、隠されているのか、はたまた、本当に持っていないのかは不明。
【wiki登録】可「ムーンキャンサー、阿呼だ。ところでマスター、ムーンキャンサーとは何だ」
【元ネタ】史実、日本伝承
【CLASS】ムーンキャンサー
【真名】阿呼(あこ)
【性別】不明
【身長・体重】140cm・35kg
【肌色】白 【髪色】黒髪 【瞳色】ピンク
【外見・容姿】
梅の花色の水干を着た、肩まで届く黒髪の少女/少年。
【地域】日本
【年代】平安時代
【属性】中立・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・子供
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:A 幸運:A- 宝具:C+【クラス別スキル】
対魔力:B
陣地作成:E
【保有スキル】
神性:B
その体に神霊適性を持つかどうか。
ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
ムーンキャンサーの場合は様々な出生伝説、あるいは死後に神格化されたことに由来する神性。
雪月花の詩歌:B-
唐の詩人、白居易に影響を受けたムーンキャンサーは雪月花を詩歌の題材として好んだ。
魔性退治の逸話を持つムーンキャンサーの詩は悪鬼をも退ける。
なお、彼/彼女の歌は「此の度は 幣も取り敢へず 手向山 紅葉の錦 神の随に」で、小倉百人一首にも採られている。
神代文字:C
ムーンキャンサーの生きた時代ですら過去の物となっていた神代文字の使用。
一文字一文字が神秘の塊であり正しく使えば大規模な呪術すら跳ね退ける。【宝具】
「月の光よ、正邪を照らせ」
『月輝如晴雪(まそかがみ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:50 最大捕捉:1000
竹取物語の終盤、かぐや姫が月に帰る場面を再現する固有結界。
阿呼は竹取物語の作者とされることからこの宝具を有する。
展開される心象風景は梅の花が咲き誇る月夜の庭と邸宅。
夜空の満月から地上に月光を照射し、ムーンキャンサーに敵対する者の動きを強制的に封じる、また悪属性の者は月光による追加ダメージを受け続ける。
固有結界内におけるかぐや姫であるムーンキャンサーは敵を固有結界に閉じ込めたまま月に登り、そのまま結界内から脱出することが可能。
【Weapon】
『無し』【解説】
菅原道真リリィ、阿呼とは道真の幼名である。
幼い頃から才気溢れる子供だったようで、五歳で和歌を詠み、十一歳の時には漢詩を詠んで周囲の大人たちを感嘆させたという。
その後は順調に出世を重ね晩年には右大臣にまで登り詰めるも藤原時平の讒言により太宰府へ左遷、その地で非業の死を遂げた。
死後は広く知られているように怨霊として恐れられ、また学問の神として祀られている。
一説によると菅原道真は竹取物語の作者と考えられている、もしかすると道真は自身の境遇をかぐや姫に重ねたのかも知れない。
イメージカラー:梅の花
特技:詩歌作成
好きなもの:白居易の詩、梅の花
嫌いなもの:藤原時平、太宰府
天敵:まだ無い
願い:未来の自分が幸せになること
【一人称】ぼく 【二人称】きみ、○○様 【三人称】あの人
【コメント】
宝具にかぐや姫要素が含まれるのでムーンキャンサー、ちょっと無理がある。
フォーリナークラスで作り直すのもありか?【元ネタ】『アルスター年代記』など
【CLASS】バーサーカー
【マスター】主人公 (Grand Order)
【真名】ブリデイ3世
【異名・別名・表記揺れ】ベリの息子ブリデイ
【性別】男
【身長・体重】250cm・300kg
【肌色】白と緑(?) 【髪色】? 【瞳色】?
【外見・容姿】王冠のような形状で6つの覗き穴がついたフルフェイスヘルム 異形化した巨人
【地域】不明
【年代】7世紀
【属性】中立・善
【天地人属性】
【ステータス】筋力:A 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:A+ 宝具:A>>900
【宝具】
『至上なる叛逆の王(レクス・ポテンティシームス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
当時ノーザンブリアの歴史書において『最も強力な王』として記された、ブリデイ3世の圧倒的な力の具現。
Bランク以下の宝具とスキルの効果を完全に無効化し、A以上のものに対しても大幅に軽減される。
また、あらゆる傷病が瞬時に回復・再生する。
『滅亡刻む魔神の咆哮(オーケデス・デリーテ・スント・ラ・ブルーィデ)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1000人
ブリデイ3世は、アルスター年代記において『オークニー諸島を破壊した』と記録されている。
その壮絶な破壊をもたらした、人ならざる叫び。
魔力を圧縮して放出するだけの宝具であり、ただひたすらに高い威力は空間をも切り裂く。>>901
【解説】
7世紀後半に存在したフォルトリウとピクト人の王。
ノーザンブリア王国の王族の血を引き、その宮廷で育ったが、ノーザンブリアの支配に反旗を翻した。
ノーザンブリアの庇護下で同盟と征服を繰り返して連合を結成し、親族であるノーザンブリア王エクフリスと対立するが、ダン・ネクテインの戦いでエクフリスを討ってノーザンブリアによる大規模な支配を終わらせた。
圧倒的な戦略と戦闘力をもって叛逆を完遂し、新たなる時代を切り開いた王である。
【人物像】
圧力に対しては異常なほどの嫌悪を見せるが、それを押し隠し面従腹背を続けられる高い理性を持つ。
巨体任せの破壊を得意とするが、同時に戦術面でも優れており、彼の対応に集中しているといつの間にか大勢の有利を奪われている。
ピクト人の傭兵体質がサーヴァントシステムと上手く噛み合い、マスターの命令をしっかり聞いてくれる。
優れたマスターには忠実だが、戦慣れしていないマスターに対しては助言を行う事もある。
油断すると突然殺されることもある。>>903
【因縁キャラクター】
円卓の騎士
「キャメロット、ブリテン、恨みはないが種族の因縁。
倒させてもらおう」
ニトクリス
「ナニ…第6特異点…?
悪いが、それはワレの軍勢じゃないので言われても困る。
だが想像はつく。どうせ『キャメロットと戦えるならコチラから金を払う』とか言って払えなくなったのだろう。
ワレワレはそういうところがある」
スパルタクス
「オマエ、見どころがある。絶対に部下にはしたくないが」【元ネタ】史実、『月の裏側』など
【CLASS】ムーンキャンサー
【真名】ラニ=VIII
【性別】女
【身長・体重】157cm・45kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:D 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:EX 幸運:A 宝具:EX
【クラス別スキル】
単独行動:C
本来はアーチャーのクラススキル。効率的運用によって、マスターなしに活動できるようだ。
陣地作成:B
本来はキャスターのクラススキル。工房を設置する。
道具作成:A+
本来はキャスターのクラススキル。錬金術により、高度な魔道具を作成可能。ただし、要求素材も高度である。
神性:B
神霊適性を持つかどうか。どこかの神霊の依代として召喚されたようだが、当人はその正体を把握していない。>>905
【保有スキル】
占星術:A++
星を詠み、観測することで根源を目指す魔術体系。ムーンキャンサーに心得はあるものの、本来の技量よりも高ランクとなっている。
ヘルメス・ハート:EX
ムーンキャンサーの心臓。第六世代型量子コンピューター。賢者の石とも。錬金術師として当然の高速思考、分割思考などの演算を補助している。
ゴッドフォース:B
ムーンキャンサーが月の裏側で召喚したサーヴァントの宝具に与えた銘ではなく、偽装された神霊由来のスキルのようだ。
【宝具】
『北天に舵を (モード・オシリス)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
ムーンキャンサーの心臓、最後の平行変革機としての機能。魔術回路の臨界収束による炉心融解による自爆によって、月の裏側から『勝者を失わせる』ための最終手段。本物の第五真説要素でもあるらしい。自爆のわりに、ケロッとした様子で爆発後も佇んでいる。>>906
【解説】
違法クラス、ムーンキャンサーの擬似サーヴァント。依代の名は、ラニ=VIII。アトラス院製のホムンクルス、新人類。性能は旧人類以上、心も搭載されているが、教育はされていないため、感情表現に乏しかった。現在は、月の裏側での経験により、徐々に学んでいるとのこと。
今回の召喚事由での責任は、全て神霊の側にあるとは違法AIの供述するところである。AI曰く、私は技術提供しただけ。
【偽装解除】
神霊『天満大自在天神』。すなわち、日本の大英霊、菅原道真。
菅原家の祖業の一つ、占呪法のなかには当然に東洋占星術もあった。これを縁の一つとして、性能面、特に演算領域などの近似値を部分照合、相違点の調整、無視を重ねることで、神霊規格のまま一つのチートスキルを霊基情報に添付することに成功する。
そのスキルとは、ゴッドフォース、否、真の名を萬法帰一。森羅万象は『一』に生じて帰するというこの思想スキルは、ラニの宝具を使い回せるような効果に調整されている。
なお、大自在天とはインド神話の破壊神シヴァの別名でもあり、破壊的な彼女の最終手段とは相性が良いのも無関係ではないのかもしれない。
宝具の効果は、特定条件下において変化する。特異点などの閉鎖時空間においては、状況をリセットすることが可能である。つまり、道真は初見殺しによる敗北が前提で、自身が無関係ではいられない事態を観測したのである。
【wiki登録】可【元ネタ】史実
【CLASS】アルターエゴ
【真名】菅原道真
【性別】女
【身長・体重】163cm・42kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:A 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:EX
騎乗:A
神性:B
【保有スキル】
仁徳のカリスマ:A
学識眼:EX
真澄鏡:B
正邪を照らす神宝。道真は、月の光とこれを同一視したとされる。>>908
【宝具】
『日本太政威徳天 (ニホンダジョウイトクテン)』
ランク:A 種別:対悪宝具 レンジ:1〜 最大捕捉:八百万
必罰なる神鳴の具現。悪を撃つ雷威。道真が晴れやかに放つ迷いなき神罰である。
【Weapon】
『猫丸』『小猫丸』
【解説】
怨霊、菅原道真。そのオルタ。左大臣のif。怨霊を鎮めるにて、朝廷は死後の道真に左大臣の位を贈ったとされる。
どのクラスであっても、付き纏っていた怨讐の雷炎から解放されたある意味で本来の菅原道真に最も近い霊基である。その善性に妥協なく、彼女の生涯は善道に成功をおさめたこととなっている。
【wiki登録】可>>910
魔力放出(雷):A
雷神トールの神獣タングリスニとタングニョーストの肉と骨髄を口にした為、その力の一端である雷の力を行使する事ができる。シャールヴィは攻撃に使用する他、電気ショックなどといった緊急医療にも転用するが、知識はないに等しいので腕は余り期待していけない。
雷神の従神:B
雷神の従者、それに伴う神性の亜種スキル。魔力と幸運を除いたパラメーターをワンランク上昇させ、雷に対する特防と対巨人の特攻ボーナスが与えられる。更に召雷と勇猛スキルの効果も有しており、自らを基点として雷雲を起こし、雷を落とせる他、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効にする能力と、格闘ダメージを向上させる。
二核一神:A
シャールヴィは後述の宝具により、例外的に霊核を二つ有している。これにより霊核を砕かれるような一撃を受けようとも、一度だけ復活する事を可能にしている。>>910
【宝具】
雷霆万鈞の轟駆け(オク.ソール・スレール)
・ランク:A+
・種別:対軍宝具
・レンジ:2〜99
・最大捕捉:300人
雷神トールの従者たるシャールヴィが駆る二頭立ての戦車が由来。オク.ソールはトールの異名である「戦車を駆るソール」を意味し、スレールは北欧に存在していた召使い・奴隷を指す。
神獣であるタングリスニとタングニョーストからなる戦車で、本来は雷神トールの所有物なのだが、従者であるシャールヴィが御者として手綱を取っていたので例外的に持ち込めている。
シャールヴィが騎乗兵たる由縁の宝具で、静電気などといった彼から放出される電力を合図として落雷と共に召喚される。
空中・地上と、水中以外であればどこでも走行可能で、雷を迸らせながら車線上のあらゆる敵を蹂躙する。神獣は常時帯電状態なので、放電する事により驚異的なまでの加速ができ、飛躍的な推力上昇で段違いの破壊力を生み出せる。加えて、御者席は電力によるエネルギーフィールドが展開されているので、多少の攻撃あれば寄せ付けない。
その他の運用は、雷撃にものを言わせた天災と形容する程の破壊行為と、神山羊の肉を食してダメージを回復するヒーリングのどちらかであるが、後者はミョルニルがないと復活できないので実質雷撃の一択しかない。
・タングリスニ
黒い神山羊。黒い毛に雷のような青い紋様が特徴的。念話で人間と喋る事ができるが、主人である雷神トールに似たのか荒々しい性格で、とても口が悪い。
・タングニョースト
白い神山羊。白い毛に青染めの角が特徴的。念話で会話はできるものの無口で、喋る事は滅多にないのだが戦闘になれば荒々しく雄叫びをあげる。正に青天の霹靂。>>913
稲妻の紅涙(レイ.プト・レスクヴァ)
・ランク:B
・種別:対人宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:1人
シャールヴィの妹レスクヴァが由来。レイ.プト(leiptr)はアイスランド語で「稲妻、閃光」を意味する。
上述の『二核一神』のスキルはこの宝具の副産物であり、一つの霊基に二つの霊核が備わっている。
真名を開放する事により、霊核の一つを介して英霊の座へと接続し、レスクヴァをサーヴァントとして召喚する。本来、違法であるサーヴァントによるサーヴァントの召喚を合法にしたもの。
これにより、二人一組で構成される特例サーヴァントのような連携を取る事が可能。加えて、レスクヴァが消滅しても宝具として扱われている為、シャールヴィが連鎖消滅することはない。ただし、『二核一神』のスキルは失われる。
この宝具の運用にあたって、主に使われる戦法はシャールヴィが地上で駆け巡り、レスクヴァが戦車を駆るというものである。しかしながら、シャールヴィ、レスクヴァ、戦車と実質サーヴァント三体分の魔力を消費するので燃費は非常に悪い。
・レスクヴァ
赤毛の美少女。どこかしら艶やかで、思わせぶりな言動をする。物腰も柔らかく、粗暴な面があるシャールヴィとは正反対の性格と言える。ただ、シャールヴィの事を「お兄(にぃ)」と呼ぶ程度にはお兄ちゃん子。
盾の乙女、もしくは戦乙女を連想させる盾と槍を装備している。>>914
天雷と響かせし鉄鎚(ヴィングシャールヴィ・ミョルニル)
・ランク:A+
・種別:対巨人宝具
・レンジ:1〜99
・最大捕捉:700人
巨大土人形モックルカールヴィを破壊した逸話が由来。ヴィングとは「武器を振るう者」を意味し、雷神トールの別名でもあるヴィングトールに由来する。
雷神トールの神造兵装ミョルニルを自身へ擬似投影する。俺自身がミョルニルになる事だ。
真名を開放する事で、自身の神核を励起させ、高出力の雷を身体全域に纏わせ、雷速の速度をもって突撃し、斧を振るう。
物質と霊子に対して根源的な破壊を齎す巨人殺しの一撃。屋外で発動すると雷を呼び込んで出力を上昇させ、対城宝具規模にまで拡大する威力になり得る。電流に対して耐性を持つシャールヴィだからこそ使用できる攻撃方法。
この宝具はモックルカールヴィを破壊した逸話で構成されたものだが、元々はトールと泥人形を模したフルングニルとの対決が原型とする説があり、これを統合した結果シャールヴィの逸話として組み込まれたとある。故に彼にとっては自らの虚像を表す宝具であると同時に、自らを証明する宝具ともなっている。
【WEAPON】
無銘・斧
シャールヴィの武装。トールの従者になるにあたって与えられた武器。>>915
【解説】
北欧神話に登場する人物で、「ギュルヴィのたぶらかし」などで登場する。人間ではあるもののアースガルズの住民で、農家の出の者であった。
ウートガルズに遠征中であったトールとロキが農家へ立ち寄った際、タングリスニとタングニョーストの肉を食べる機会を得たシャールヴィは骨を傷つけないように忠告を受けるも、骨髄が大好物だったので骨を破ってしまい、トールの怒りを招く事態に陥る。しかし両親の必死の謝罪姿を哀れに思ったトールは、シャールヴィとレスクヴァを従者とする事で許した。それ以降、シャールヴィとレスクヴァが従者として常に付き添っている。
実は骨髄についてシャールヴィは自重していたのだが、ロキに誑かされてしまい髄に手を出してしまったのが真相だったりする。
ウートガルズではフギンと競争する事になるも完敗する。ただ付記すると、競争相手の正体はウートガルザ・ロキの思考であったので勝てる勝負ではなかった。
その後も従者として華々しい活躍をする。特にトールが巨人フルングニルとの決闘する前夜で、フルングニルに謀略をかける事で勝利の貢献している他、巨大土人形モックルカールヴィを破壊している。
【関連人物】
トール
雷神・農耕神であり、アースガルズ随一の戦神。シャールヴィにとっては上司で、粗暴な彼でも頭の上がらない神。
ロキ
狡猾なる神。シャールヴィが神山羊の骨髄を食べるように誑かした張本人であり、従者になるきっかけともなった神。性根がアレ過ぎる性格のせいか苦手らしい。
スキールニル
神の従者仲間。シャールヴィがトールの従者であるのに対し、スキールニルはフレイの従者。スカしたイケメン風貌がちょっと気に入らないらしいが、別に仲は悪くない。>>916
【人物】
赤髪とやや目つきが悪いのが特徴的な青年。
前向きな性格で素直なのだが、単純過ぎるきらいがあるので騙されやすい一面があり、煽てられただけでやる気を出す乗せられタイプ。何事にも物怖じない大胆な人物だが、唯一レスクヴァの泣き落としには弱い。
主人の影響のせいか少々粗暴で、割と欲望に忠実。自分本位で動く姿勢があるので誰かが手綱を握らないといけない。なので「騎乗兵のくせしてマスターに手綱を握られている」という主従関係とは違う不思議な構図になる事が多々ある。
俊敏さに自信を持っており、戦闘においてもそれは強みとなって現れている。戦いでは兎に角走って、殴って、切って、放電するスタイルを貫いていて、戦車を駆ることはあるが大体の場合はレスクヴァに任せっぱなし。
聖杯への願いは第一に「タングリスニとタングニョーストの骨髄を腹一杯しゃぶりたい」。それが無理なら第二案として「ミョルニルを振り回してみたい」。それも無理なら「女神級の美女を抱かせろ」と俗な願いが多い。
【wiki登録】可>>919
【固有スキル】
天機星:A
災いを為すという百八の星が転生した者たちの一人。
魔星の生まれ変わり、生まれついて災厄と業を背負う。
機密を暴く知恵を持つ天機星である。
軍師の忠言:C
軍師系サーヴァントに与えられるスキル。
状況を把握、分析する事により味方側に正しい助言を与える事が出来る。
ランクが上がる程、その助言の正しい確率は上昇する。
呉用は巧みな戦術を用いるが、肝心な所でいつも失敗するのでランクは低め。
全ての物語の王:A+
アナンシが父である天空神ニャメ(=オニャンコポン)から授かった、あらゆる物語を司る権能。
本人ではないためランクは低めだが、物語の登場人物を実体化できる力を持つ。
ただし、その人物の詳細な情報を収集し、肉付けをする必要がある。>>920
【宝具】
『梁山招来・英雄史大戦』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:108人
多くの勇将・豪傑を梁山泊へと引き抜いた呉用の手腕と、依代となる少女の趣味が融合した宝具。
知恵の女神グナーの力によって英雄の物語を収集し、全ての物語の王アナンシの力で実体化させる。
疑似的な英霊召喚システムのように多くの英雄を使役できる。
が、もちろん本人ではなくアーケードゲーム『英雄史大戦』のキャラクターとして召喚される。
『万界征く霊馬の奇譚(アナンセセム・ホーヴヴァルプニル)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ- 最大捕捉:1人
天と海すら足場にして駆け、北欧神話における九つの世界を自由に行き来するグナーの騎馬が、物語を司るアナンシの権能で強化されたもの。
天どころか、物語なら本でもゲームの中でも入って行ける規格外の宝具である。
【Weapon】鎖分銅、軍師ビーム、氷室ドリル>>921
【解説】
呉用は、『水滸伝』に登場する一〇八星の生まれ変わりである侠客。
孔明や陳平などの大軍師に例えられる策士だが、目的のためならばかなり残虐な手段を取り、肝心なところでは失敗するキャラとして扱われている。
依り代である氷室鐘の『優れた策士だが割とやらかす時の方が多い』一面に呼応した。
アナンシは西アフリカの伝承におけるトリックスター。
太陽や月の創造に関わり、人類に知恵を授け、父である天空神さえ欺いて『全ての物語の王』の称号を得た。
氷室鐘の『物事を俯瞰的に見る立ち位置を取る』一面に呼応した。
グナーは北欧神話の女神。
女神フリッグに仕える下位神であり、ホーヴヴァルプニルを駆って伝令としてあらゆる国へと赴いた。
氷室鐘の『自ら行動し情報を集める調査力』という一面に呼応した。
成立の経緯は諸葛孔明のような疑似サーヴァントと同様と目されるが、現界にあたっての性質は英雄の複合体であるハイ・サーヴァント、そして強烈な自我の抽出としてのアルターエゴのそれと同質に当たる。
依り代となったのは冬木市市長の娘である女子高生、氷室鐘。
霊基を構成する英霊(神霊)は中国の呉用、西アフリカのアナンシ、北欧のグナーの三柱だが、霊基として登録される真名は呉用。
これは依り代である少女たっての希望だが、そのせいでうっかり属性が前に出過ぎている。>>922
【人物像】
内なる英霊(神霊)たちに全く接点が無く、気まずい沈黙を作り出しているので、ほとんど氷室鐘自身の人格が前に出ている。
冷静だが思い込みが強く、急にスイッチが入って熱くなるタイプ。
学業や芸術、運動から格闘に至るまで平均以上にやってのける才女だが、実力を発揮できるタイミングでは徹底的に相手をやり込めようとする残酷さも併せ持つ。
憧れの呉用を宿したのは嬉しいが、うっかり度も2倍のためいつか何かデカい失敗をしそうで戦々恐々としている。
また、複数の世界の記憶が重なっているためたまに混乱する事がある。
特技:これといってなし
好きなもの:人間観察
苦手なもの:級友の蒔寺楓、猫
天敵:蒔寺楓
願い:特に無いが、うっかり癖はなんとかしたい
【一人称】私【二人称】汝【三人称】呼び捨て・○○殿・○○嬢など>>926
【因縁キャラクター】
燕青
「かの燕青殿と会えるとは…この身体に感謝しなくては。
しかし良いのですか、直接お話しになった方が…
え?たぶん嫌われてる?意外と繊細ですな呉学人殿!」
呼延灼
「…こちらが、あの天威星の?
くっ…同級生に居なかったタイプの性格だ、接しづらい!
呉学人殿、代わってください!
えっ、前からこういう性格では無かったと?
エンプーサと混ぜた結果?もう無茶苦茶ではないか…」
九紋竜エリザ
「…私からも呉学人殿からもコメントは控えさせていただく。
エリザベート・バートリーが幼女化して九紋竜史進と合体したとか、どう反応すればよいのかもう分からん!」「...ヘラクレス、ごめんなさい.....!私はあなたを殺.すつもりはなかったの!ただ、純粋に私を見てほしかっただけなのに…。ごめんなさき…ごめんなさい…!!どうか、許さないで」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【真名】デイアネイラ
【異名・別名・表記揺れ】デーイアネイラ
【性別】女性
【身長・体重】167cm・55kg
【肌色】少し青白い 【髪色】黒に紫苑色のインナーカラー 【瞳色】バイオレット
【外見・容姿】黒いギリシャの喪服の上に蟲惑的な紫色のヴェールを羽衣のように羽織る。再臨するとヴェールの両端と服の裾が燃え、自身の両手足が猛毒のように侵食されている。
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:C 耐久:E++ 敏捷:C 魔力:B 幸運:E 宝具:EX
【クラス別スキル】
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
本来は暗殺者ではないためランクは低く、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
ただし、毒を忍ばせる場合はこの限りではない。>>928
【固有スキル】
精神汚染(罪過)∶B
精神汚染の亜種であり異常な精神性。
一見穏やかで無害に見えるランサーの胸の内は、今になっても癒えぬ後悔を引きずっており、かつて側にいたヒトに対する只ならぬ罪過が蝕まれており、ふとした拍子で正常な意思疎通が困難となり暴走する危険性がある。また、生前自身と関わったものに相対した場合、悪化してしまう。
大英雄への後悔∶A
サーヴァントとなった今でも消えぬ自責の念。
対英雄含む複合スキル。彼女の名前の意味は皮肉にも「夫を殺めしもの」であり、後の行動を予言してたかもしれない。
サーヴァントになった今でも後悔は消えず、その胸の内で激しく燃える後悔の念は、時に彼女を動かす力となって奮い立たせ、時に彼女を蝕む呪いの枷となる。
神毒の衣∶A+
ヒュドラ.ヴェール 。本来は宝具の一種
相手を拘束したり、魔力を込めてどくづきにちかい攻撃を行う。
また、アサシンをあらゆる毒から守る防御となっており大抵の毒は速攻で吸収される。>>929
【宝具】
『射滅ぼす神毒(ナインライブス・ヒュドラー)』
ランク:A 種別:絶技宝具 レンジ:不明 最大捕捉:不明
夫の持つ宝具『射.殺.す百頭』の技の派生版
技は近距離と遠距離があり、状況に応じて使い分けが可能。
近距離だと猛毒をおびたとくづきのラッシュを放つ。一発自体の威力は高くないものの、その一発が猛毒を帯びており、例え一回回避や防御を行ったとしても八回それを行わなければならない。
遠距離だと猛毒のホーミング弾を放つ。上記同様九回回避や防御を行わなければならず、当たった回数が多ければ多いほど、毒のダメージが深刻になる。
『自責の紫炎、私達を呪え(メタニオ・ディリティーリオフロガ・タナトス)』
ランク:EX 種別:対英雄宝具 レンジ:1〜2 最大捕捉:2人(自身含め)
ヘラクレスが私を再び見てくれると思っていたアサシンが毒がこもった衣類を渡してしまいそれが原因でヘラクレスは苦しみだし、他者に頼んで生きたまま自身を燃やした。それを知ったデイアネイラは絶望し命を絶った。その出来事が宝具になったもの。
発動と同時に最大濃度に凝縮した毒の衣が対象を拘束し、最大濃度の猛毒が対象を蝕み、強大な毒煙が燃やし尽くす。不死身と言われたあのヘラクレスを苦しめ、死に至らしめたかのように、いかなる加護や寵愛、回復や再生、不死身に近いスキル、不死系や蘇生宝具でも消すことはできず、強大な毒に侵されて死 ぬか、紫炎に包まれて焼き尽くされるか。
・・・仮に生き延びることができたとしても、解呪不可に近い猛毒がダメージを与え続け、やがて死に至らしめるだろう。
だがこの宝具の使用は 自身の行動に絶望、後悔し、自らの命を絶ってしまったかのように対象は自身も含まれており、一種の道連れ宝具となっている為、発動する際には注意が必要。>>930
【Weapon】
『石斧』
ヘラクレスが持ってた武器と同様。
『神毒の衣』
【解説】
大英雄ヘラクレスの妻の1人であり名前の意味は❲夫を殺めしもの❳であり、皮肉にもヘラクレスの死の原因となってしまった女
ある日ヘラクレスと子どもたちと一緒にでエウエーノス川を渡河するさい、渡し守をしていたケンタウロスのネッソスにのせていってもらう。その途中でネッソスに襲われかけたが、それに気づいたヘラクレスが放った毒矢に救われた。
だが死の間際にネッソスは、ディアネイラに「自分の血は媚薬である。夫の寵愛を取り戻したい時に使え」と唆し、嘘を吹き込んだ。
当初は疑ってはいたものの、魔が差したのか無心でその血を採取してしまう。
しばらくしてその後、ヘーラクレースが捕虜としてかねて求愛していた王女イオレーに恋慕したと知り、衣類にネッソスの血を塗り、ヘラクレスのもとに送った。デーイアネイラは信じていた。これを使えばヘラクラスはきっと私を見てくれると、私を愛してくれる…はずだった。
自身が思ったそれとは逆にネッソス血の毒によってヘーラクレースは重態に陥り、他者に頼んで自らを生きたまま火葬してしまう。その現状を見てしまいその顛末を聞いたデーイアネイラは絶望、自身の行いに後悔し、自殺した。>>931
【人物像】
蟲惑的で一見人を惑わしてしまいそうな美女だが、自己主張が控えめのおとなしい方であり、常にになにかに謝り、なにかに怯え、なにかに拒絶する見た目とは真逆の人物。
生前の出来事のせいか誰に関しても疑い深く、少しでも想起してしまうと暴走し。それをそそのかした元凶を葬ろうと暴れてしまう心身不安定さを持つ。
果たしてデイアネイラはそのままネッソスの嘘に騙されてしまったのか?嘘だとはわかっていても魔が差してしまい、ヘラクレスを自分のものにしたかったのか?………或いは彼を憎む女神ヘラにそそのかされてしまったのか?
だが彼女自身の口からは語ろうとせず、真実は神のみぞ知る運命である…。
好きなもの:ヘラクレス
嫌いなもの:野蛮で好色的な奴、ケンタウロス、自分
天敵:ネッソス、イオレー
願い:ヘラクレスに謝る事
【一人称】あたし【二人称】あなた【三人称】あの人、あの子、あいつ>>932
【因縁キャラクター】
ヘラクレス
自分が最も謝らなければならない相手。彼に関しての感情は特別というわけではなく、ただ純粋に愛していた。もしどこかの聖杯戦争で相対した場合、アサシンは彼に罰してもらうべく聖杯を手に入れるよりも彼に向かって裁いてもらうべく暴走するだろう。
イオレー
自身が凶行に陥った原因。彼女自体は嫌いじゃなかった。ただ、彼女に奪わたくなかった。どこの馬の骨がわからない女に寝取られたくはなかった。彼女の境遇や経緯に同情しており恨み自体はないけど、もしどこかで出会ったら言葉にできない複雑な感情を向けるだろう。
ネッソス
私を襲おうとし、その後は謝ってくれたは良かったものの、嘘をそそのかし(間接的にとはいえ)私とヘラクレスを死に至らしめた元凶。それを飲み込んだ私も悪いけど、もう二度とあいたくないし、顔も見たくない。本当に来ないで
ケイローン
ケンタウロス嫌いの彼女が心を許す数少ない存在。それはそれとして出来ることならば 人間態で接してほしい。…いや、彼の死因である毒を宝具に持つ私が言うのもなんだろうか
ヘラクレスに友好的な者たち
「もしあたしがヘラクレスを死に追いやった人間だと知ったらきっと厭悪を向け蛇蝎のごとく唾棄するのでしょうね…。あたしからは何も言わないし言えないけど。」
赤兎馬
何なのこの謎生物は!?…て、この毛深さは……ケンタウロス…、う、頭が…。
wiki登録可能【元ネタ】小説『巨匠とマルガリータ』
【CLASS】マスター
※クラス:マスター…歴史に名を刻んだ死者の天へ召し上げられた魂を現世に喚び出す召喚士のクラス
【他クラス適性】キャスター、バーサーカー
【真名】ヴォランド
【性別】男性
【地域】ロシア?、イスラエル?
【属性】混沌・善
【副属性】地
【その他特性】人型、悪魔
【ステータス】筋力:C+ 耐久:D 敏捷:B 魔力:A++ 幸運:EX 宝具:A+
【クラススキル】
令呪刻印:A
マスタークラスのサーヴァントの基本クラススキル
通常の英霊召喚の場合とは順序が異なり、英霊召喚を行う度に同時に身体のいずれかの部位に令呪を宿すことができるスキル
召喚したサーヴァント1騎につき刻印される令呪の画数はランクによって異なり、Aランクだと5画となる。
英霊召喚に伴い令呪が刻印されるため、召喚サーヴァントの霊基消滅に伴い余った分の令呪も消える。
また、令呪の用途は通常のマスターのように魔力ブーストとして用いることもできる。>>934
召喚術:B
ソロモンと同様のスキルであるが、マスタークラスのサーヴァントにとってクラススキルと化しており、同ランクの陣地作成スキルも兼ねている。
スキルランクにより、召喚・契約可能なサーヴァントの特性、且つその数が変わり、Bランクだと最大8騎まで人類に属するサーヴァントを召喚・契約可能。
生前一度召喚した経験のあるサーヴァントに関しては詠唱無しで召喚・契約可能。
また、スキルランクにより、新たに召喚するサーヴァントである場合に必要となる触媒の条件が変わり、Bランクだと目的の英霊に関係する触媒の位置情報を把握できる。
縁次第ではそもそも触媒を必要とせずともよい。
単独行動:EX
本来であればアーチャーのクラススキル
マスターからの魔力供給を断っても暫くは自立行動が可能な能力を示す。
EXランクであればマスター不在でも行動できる。
詳細不明であるが、おそらくヴォランドが悪魔であること、またはマスタークラスであること、或いはその両条件に属することから獲得していると思われる。
道具作成:D+
本来であればキャスターのクラススキル
魔力を帯びた器具を作成できる。>>935
対魔力:A
本来であれば三騎士のクラス共通のクラススキル
魔力に対する抵抗力を示す。
Aランクでは、事実上、現代の魔術師では魔術で傷一つ付ける事すら出来ない。
創作物の存在であるが、魔力の塊である悪魔として有するスキル
異邦人:EX
一種の認識阻害スキル
ヴォランドの相貌は見る人によって見え方がまるで異なり、国籍に関わらず誰から見ても必ずどこかの国の外国人に見えるという呪いのような特性を示す。
敵対組織にヴォランド自身の視覚的情報を共有させて少し情報を攪乱させるくらいしか使い道は無く、基本的に戦闘などにおいて役に立たない。
【固有スキル】
天性の魔:A
アステリオスと同様のスキル
英雄や神が魔へ堕としたのではなく、始めから怪物として生まれ落ちたものに備わるスキル
人の手により作られた被造の存在ながら純正の悪魔であるヴォランドは人の身では到底辿り着けない驚異の魔力と近現代出身とは思えぬほどに高濃度の神秘性に至っている。>>936
千里眼(偽):E
お馴染みの「千里眼」スキルの派生版
一種の未来視に近い意味合いでの「千里眼」を有している。
但しそれは外から一般人が見た場合のヴォランドにとってはただの見せかけに過ぎず、実際はヴォランド自身が、相手に予言した通りの出来事が実現するように裏で色々仕込んでいる。
一言で言えば「タネあり仕掛けありの予言」であり、「インチキ占い師」。
魔術(暗黒):B+
お馴染みの「魔術」スキルの派生版
ヴォランドは悪魔が扱う魔界の黒魔術をメインとする。
見ただけでは魔法と一切区別がつかない程の高度な魔術も使用する。
破壊工作(演):EX
お馴染みの「破壊工作」スキルの派生版
本来の「破壊工作」スキルのように戦闘前に敵戦力削り落とす才能ではなく、ヴォランドの場合は演出目的として、用意した脚本を最初から最後まで盛り上げるために背景装飾や背景音楽に至る舞台上のあらゆる背景要素を、諸所の場面に応じ調節する演出家気質。
ヴォランドは特にそれが、破壊と幻想に彩られて混沌とした終末的世界観という好み・拘りに依っているというだけの事。
本質は異なれど在り方としては蘆屋道満の「破壊工作」の上位互換スキル「リディクールキャット」に近い。>>937
強き者への願いの果て:EX
ヴォランド曰く、他者に自らの願望を期待すること、中でも特に強者に対して願望を期待することは絶対にいけないのだという。
なぜなら、ヴォランドは知っている、もしそうしてしまうと・・・。かつて彼自身で招待した女性が、彼の前で自らの願望を口にしたことで、どのような結末を迎えたのかを・・・。
一種の呪いのようなもので、ヴォランドを前にすると徐々にだが自分の心の内に秘めた願望・欲望を曝け出してしまうという話術とは全く異なる魔性の引力。
【宝具】今宵、魔の一座が送る舞台は(ウィッチクラフト・リビール・ザ・シークレット)
ランク:A+
種別:対陣(自陣)宝具
レンジ:―
最大捕捉:―(4人)
ヴォランドの仲間の悪魔の魂を同行させる常時発動型宝具。
小説の中でヴォランドが率いて、各所で暗躍した悪魔たちや使用したアイテムを召喚できる。
主に、巨大な黒猫の姿に変身するベゲモート、魔弾による射撃を得意とするアザゼロ、催眠など精神干渉系の魔術を得意とするコローヴィヨフといった悪魔たちをヴォランド自身の召喚と同時に同行させる。
もう一体ヘルラという魔女も存在するが、彼女は裸同然の恰好を好み、且つヴォランド自身がコンプライアンスなど割と俗的な事を気にする性分のため現界させるのを極力避けている。
但し、本人自体を現界させずとも、手など一部だけ現界させ、彼女の持つ軟膏の魔具を、彼女を介して取り出すといった使い方をとる。
この軟膏は所謂「魔女の軟膏」と呼ばれるものであるが、現代魔術師たちが扱う軟膏とは比べ物にならない程優れたものであり、箒とセットであるとやはりより安定した飛行を行えるが、軟膏単体であっても箒以外のどんな騎乗物であれ質の高い飛行を実現する。>>938
【宝具】蘇る総督の苦悩夢譚(ドラフト・ノット・バーン)
ランク:D~A+ 種別:対人宝具/対心宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
小説の中で元は巨匠が執筆したが焼却し、後にヴォランドがマルガリータの願いを聞き届け、巨匠と共に復活させた原稿に由来する記憶改変型仮想具現宝具。
対象が過去のある瞬間に脳裏に浮かんだ、有り得たかもしれない最悪の可能性を強制想起させ、ヴォランドが一連の記憶を読み取ることで、その後に続く展開を書き上げる。
そして対象の記憶を一時的にヴォランドの書いたシナリオを基に上書きし、精神世界にてシミュレーションさせた後、ifを辿った先の姿に対象を転身させる。
ヴォランドは全体的に悲劇的にしか書けない性分のため、対象の精神に干渉して不安定さを加速させる、または狂わせるデバフとして運用する。
その上ifを辿った姿に対象を転身させる性質上、対象の霊基に直接影響を及ぼし、霊基出力減衰や最悪幻霊レベルに格落ちさせる可能性もある。
大変悪趣味の極致にして、「失意の庭」に近い能力、またはシェイクスピアの宝具【開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝さいを】とアンデルセンの宝具【貴方の為の物語】をかけ合わせたような宝具。
また、稀に鋼鉄の精神を持つ人物や「失意の庭」を克服できる強靭な精神力を持つ人物などに対しては、不発や精神的ダメージが不十分となる場合もあり、さらにまたその中で、逆境を飲み干し有り得たかもしれないifを辿った別側面、即ち「オルタ」の存在へと転身させるバフとしても機能する。
敵へのデバフは勿論だが、使い勝手の悪さに目を瞑れば、荒療治ではあるが味方に対してバフとして用いることも可能。
その人の精神の強度によりバフ、デバフ、不発のどう作用するか変わるが、ヴォランドはこれを悪魔的な人間観察によって見極めている。
以上のように少々ピーキーな性能であるが、予め真名が判らずとも対象の過去の記憶情報を読み取れる効果を備えている点で真名に繋がる重要なヒントを掴める確約のメリットもある。
【Weapon】暗黒魔術、【今宵、魔の一座が送る舞台は】で召喚される悪魔による援護>>939
【関連(ありそうな)人物】
カリギュラ…『巨匠とマルガリータ』にてヴォランドが召喚したことのある英霊。
イヴァン雷帝…『巨匠とマルガリータ』にてヴォランドはイヴァン雷帝の親衛隊にして殺戮猟兵「オプリチニキ」の隊長を生前務めていた人物を召喚した。
藤丸…複数の英霊を従えられるマスターとしては圧倒的トップクラス。
ギルガメッシュ(キャスター)&虞美人&渡辺綱&源頼光&酒呑童子&紫式部&宮本伊織&由井正雪…etc.
…異聞帯の存在も含め、生身の時代にマスター経験を持った英霊繋がり。特にギルガメッシュ(キャスター)以外は第三次聖杯戦争以降導入された令呪も与えられての、完全にサーヴァントと運命を共にするマスターとして聖杯戦争(※虞美人は異聞帯生存競争)を駆け抜けた。
メディア&ジル(キャスター)&ギルガメッシュ(キャスター)&モリアーティ(アーチャー)&天草四郎(アヴェンジャー)&オデュッセウス&アキレウス&蘆屋道満…etc.
…いずれもこれまで英霊召喚を行ったことがある英霊という繋がり。特にメディアとオデュッセウス、アキレウス以外は聖杯の魔力を用いた場合もあるが複数召喚を行っていたりする。また、ギルガメッシュ(キャスター)と天草四郎(アヴェンジャー)、オデュッセウスに関しては各特異点、異聞帯の存在であり、死を迎える前の生身(※天草四郎(アヴェンジャー)は特殊で、単純な生身とは言い難い)の時代に英霊召喚を行っている。
(間桐臓硯)…聖杯戦争における「始まりの御三家」である「間桐家」当主にして、聖杯戦争の始まりに深く関わった当人であり、サーヴァントシステムを考案した魔術師。ヴォランドが英霊召喚を行うにあたり、手段は定かではないが聖杯戦争における英霊召喚システムを参考にしたことから、ヴォランドは臓硯の事は一目置いている。
マルタ&(ルシウス・ロンギヌス)…生きていた頃のイエスを実際に見たことのある人物繋がり。もしかすれば、ロンギヌスあたりとも当時どこかで顔を合わせていた可能性はある。>>940
ネロ&モリアーティ(ルーラー)…ヴォランド達は劇場で天井から大量の札束をばら撒き降らせたが、他方ネロは黄金劇場で天井から窒息する程の量のバラの花びらを降らせ、他方モリアーティ(ルーラー)は宝具にてなぜか燃える紙幣を頭上から大量に降らせている。
マーリン&プロトマーリン…人間が紡ぎ出す物語を好む魔族繋がり。物語に対する価値観はやはりまるで違い、彼らは物語の結末・エンディングに対する考えこそ全く違うがそこへ至る過程として、物語が輝かしいものであることを望むスタンスは共通している。しかし、ヴォランドの場合は物語の結末・エンディングに関してはマーリンと近いスタンスだが、そこへ至る道程は苦難に満ちた悲劇であることが彼にとって何より重要なのである。要するに解釈違い。
ヴリトラ…物語に対する価値観というか、人間に期待する特殊な感性が似ている魔に属する英霊。彼女はそもそもヴォランドと違い物語的感性を持つわけではないが、所謂少年漫画的な王道展開好きなスタンスは、ヴォランドの悲劇的な運命を辿りつつ最終的にはハッピーエンドを迎えて報われる展開好きと一見近い部分はある。
オベロン&マーリン…物語に対する好き嫌いの差こそあれど、物語的感性を持つ英霊繋がり。
メフィストフェレス&(マックスウェル(の悪魔))&(ジャック・ザ・リッパー(バーサーカー))
…架空としての悪魔繋がり。メフィストフェレスは悪魔として語られるホムンクルスであり、マックスウェルの悪魔は仮想理論の中でのみ存在する悪魔で、ジャック(バーサーカー)はその真の正体が誰なのか不明であることを核とした「ジャック・ザ・リッパー伝説」が本質となっており、幻想種としての仮初の悪魔の姿へ変貌する宝具を有する。因みに『巨匠とマルガリータ』に登場するヴォランドのキャラクター造形はメフィストフェレスがモデルないし参考にされているらしい。
聖人・聖職者系サーヴァントたち…決して相容れない敵同士。特にジャンヌ・ダルクはとある世界線における聖杯大戦時にシェイクスピアの宝具を受けトラウマレベルに苦手意識を植え付けられているため、彼女からの警戒度合いが特に高い。>>941
シェイクスピア&アンデルセン…宝具にそれぞれ似た要素を含む二人の英霊。宝具【蘇る総督の苦悩夢譚】においてはヴォランド自身も筆を執るが、そもそもこの二人と違いヴォランドは作家ではなくただの悪魔であり、作家としてはその真似事をしているだけの素人同然であるため、彼の綴る物語を駄作と批評しており、当然作家としても認めていない。しかし、ヴォランドからは悲劇作家のシェイクスピアとして作品の(厄介)ファン目線+上記のジャンヌ・ダルクの件でヴォランドにとっては厄介者でしかない彼女にかつて一矢報いたことがあることから羨望?を向けられている。
ゼノビア…どちらが先手を打つかにもよるが、ヴォランドの宝具【蘇る総督の苦悩夢譚】は彼女の宝具【砕けよ黄金の枷鎖、黄金の恥辱】とは絶望的に相性が悪いと思われる。
ギルガメッシュ…魂の強度に定評がある英霊筆頭。通常のサーヴァントと比べても魂の総量が桁違いであまりにも自我が強過ぎるためヴォランドの宝具を始め精神攻撃系などものともしないだろう。通用している姿が全く想像できない。こちらも相性最悪と思われる。
藤丸&アルトリア・キャスター…ブリテン異聞帯において「失意の庭」を克服した者たち。ヴォランドの宝具【蘇る総督の苦悩夢譚】が効かない可能性が高い。
巌窟王&ナイチンゲール…鋼の精神に定評のある英霊たち。以下同上。
シェヘラザード…亜種特異点において彼女は聖杯による魔力のバックアップもあったとは言え、サーヴァントに彼女が物語る別の人物の役柄を被せて変質させており、創り上げた物語を通してサーヴァントの霊基を変質させるという経緯はヴォランドの宝具による能力と少し似ている。
(カマソッソ)…英霊をオルタ化させる繋がり。巷では南米異聞帯において次々とオルタ化サーヴァントを量産した言わずと知れたオルタ職人。オルタ化させるまでの経緯は全く異なるが、彼は元々藤丸のものであった令呪をしようしており、マスターの要素が絡んでいるという共通点がある。そして一応オルタ化させたサーヴァントに関して、100%元の本人由来のオルタであるという点も押さえておきたい。
(リチャード一世)…同行者を現界させる常時発動が可能な宝具繋がり。>>942
モリアーティ(アーチャー)…彼が霊基に複合させている幻霊“魔弾”マックスはザミエルという悪魔から魔弾の製法を授けられたという。ザミエルは同じく“魔弾”の異名を持つアザゼロと何か関係があるのかもしれない・・・
武則天…大の猫嫌いであるため、彼女にとって常に猫の姿でありながらしかも巨体のベゲモートは悪魔と分かっていてもまさにトラウマ級の存在でしかなく、したがってヴォランド諸共一切最大レベルに避けられている。
シャルルマーニュ十二勇士(ローラン)…裸でいるのが好きな部下がいる組織・団体繋がり。自分たち以外にもそういう組織・団体が存在することに呆れ半分で驚いている。
【解説】
ロシアの小説家ミハイル・ブルガーコフにより20世紀前半に書かれたモスクワを中心とした舞台の長編小説『巨匠とマルガリータ』に登場する外国人風の謎の怪人物。
その正体は悪魔であり、複数の仲間を率いて時に物語の主要人物たちと関わるが、時にパフォーマンス芸人として劇場で黒魔術ショーを開いたりしながら、登場人物たちを次から次へと恐怖と混乱の渦へ巻きこみ、同様にモスクワの街中を引っ搔き回したトリックスター。
作中のヴォランド一行の目的・行動原理は不明に見えるが、彼の行動の発端として、そもそもは巨匠の書いた「イエスとポンティオ・ピラト」の書きかけの原稿を読み気に入ったことがきっかけだった。
そこで、巨匠に彼自身が書いた小説の中のポンティオ・ピラトの境遇を夢の中で追体験させることによって、彼が原稿の続きを書き素晴らしい作品を完成させるためにインスピレーションを得るように画策した。
しかし、巨匠は耐え切れずに精神を病んでしまったため、ベズドームヌイと精神病院の入院先で遭遇するように仕掛けた。
その後ベズドームヌイはどのような顛末に至ったかは不明だが、巨匠は失踪し自ら命を絶った。>>943
ヴォランドは小説の中のポンティオ・ピラトと同じ経験をした巨匠を、ヴォランドにとっては不完全とは言え物語を生み出してくれたことへの感謝も兼ねて救済するため、そして物語が不完全であるがゆえに完全な完成形へ導くための参考としてポンティオ・ピラトと同調した巨匠がハッピーエンドを迎えた先どんな表情を見せるかを目撃するため、マルガリータを利用することにしたのであった。
【人物像】
基本的には混沌主義の生粋のエンターテイナー気質であり、且つ独善的な厄介悲劇マニア。
普段から態度は落ち着きがあり口調も穏やかで丁寧だが、口を開くと実際にあるようでどこにも無い、別々の単語同士が無造作に無秩序に組み合わさった意味不明な言葉遣いで話す。
但し、別に普通に話そうと思えば出来、ヴォランドの一種の演出作りの一環としてただ狂人を振舞っている。
ヴォランドの思考は常に最高のエンタメ作りとそのための演出で占めており、より最適な演出の為とあらば、何を犠牲にすることも厭わない。
ヴォランドは悲劇や物語に関する自身の考えを周囲に受け入れられなかったり、批判的な意見を述べられると、穏やかで丁寧な口調はそのままに、ただ静かに、しかし明らかに食い気味に力説して相手を納得させるまでどこまでも食い下がる。
さながら突然初めて会ったよく分からない人にインチキ呼ばわりされたカリスママジシャンかカリスマ占い師かの様に。
悲劇の物語には一定の拘りを持っているが、はっきり言ってかなり拗らせている。
悲劇はそれだけでも好きなのだが、その結末は主人公が救済されるハッピーエンドである方がなお良いという考え。
しかし、厄介なのはヴォランドにとってその悲劇がより濃厚で芸術的な悲劇であればあるほど、それをただの悲劇では終わらせまいとする我慢が利かないことにある。
決して、許せないという感情などではなく、溢れ出す欲望の蓋が利かないという意味。
ヴォランドにとって悲劇のまま結末を迎える悲劇の主人公を自身の手で救済することこそが何よりも至上の悦びである。
だからこそヴォランドは完璧な結末を迎えた悲劇であろうと、その結末が主人公にとってハッピーエンドでないのであれば自ら手を加え、彼の思う主人公にとって最高のハッピーエンドを完成させる。>>944
ヴォランドのその悲劇の主人公を救済する思いは確かに本物で心からのものである。
しかし、ヴォランドは悪魔。
決してその救済が人の価値観で同じ尺度であると思う勿れ。
ヴォランドに思う救済とは“悪魔の契約”であり、即ちその人間の心からの願いを炙り出し、叶える代わりにその願いに見合う対価を貰うことである。
たとえ命を投げ打ってでも叶えたい願いを手にし、生への執着を一切捨て手放した瞬間を目にし耽美することがヴォランド最大の対価である。
また、非常に身勝手且つ独善的で、自身で構想した演出や二次創作脚本を無碍にされてもやはりキレる。
wiki登録お願いします。「ところで何故私はアサシンなのですか?隠密とかアサシンらしいことした記憶がないのですが。」
「だから私は知りたいのです。自分は何処で生まれ、どのように生きて、いつ何処で最後を迎えたのかを。」
【元ネタ】史実、伝承
【CLASS】アサシン
【真名】小野小町
【性別】女性
【身長・体重】166cm・48kg
【肌色】白 【髪色】濡羽色 【瞳色】撫子色
【外見・容姿】大和撫子の様に美しく、退廃的な雰囲気を醸し出し、何処か近寄りがたい女性
第一∶和洋折衷の地雷服
第二∶和とゴシックを混ぜ合わせた服
第三∶黒を基調とした十二単
【地域】日本
【年代】平安時代前期
【属性】混沌・善(自己申告)
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:A+++ 幸運:EX 宝具:EX>>946
【クラス別スキル】
気配撹乱∶A
気配遮断の亜種スキル。小町自身は隠密自体はしていないが、その真偽不明の出生や様々な雰囲気からアサシンになったとされているらしい。
相対した場合、ラック判定が起き、成功した場合、相手の判断や認識を鈍らせ警戒力を失わせる。まるで幻想と会話してるように。まるで小町が最初からいなかったかのように。
陣地作成∶C
本来はキャスターのスキル。
自身に有利な陣地を作成可能。
穴無き女∶A
絶世の美女なのにもかかわらず、誰にも靡かなかったとされている。魅了を無効化し威圧であれ口説き落としであれ、あらゆる精神干渉に強い抵抗を持つ。
スキルなのか無自覚なのか不明だが、確率で言い寄ってきたり、口説いてきた奴の心をへし折ってしまう。>>947
【固有スキル】
歌仙の詩歌:A+
六歌仙に女性として唯一選ばれ、三十六歌仙、女房三十六歌仙にも選ばれた小野小町の和歌の才は最高峰の物である。そのあり方は、怨霊や悪意も見惚れるほど
「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」
黄金律(体)∶A-
生まれながらに彫像の如き完璧な肉体を有する。
どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
日本においての絶世の美女とされており、クレオパトラ・楊貴妃と並び「世界三大美人」の一人される。
ちなみになぜマイナスなのかというと、アサシンを世界三大美女に入れてるのは日本だけであり、開催場所が海外だったり、相手が海外だと場合によっては効果が減少する。······そもそも効果がなかったりする。
そして下記のスキル同様それを維持したり維持のための努力や鍛錬などを侮ったり怠けたり滞ることで劣化してしまう。
可能性の華∶A
可能性の光の亜種スキルであり、星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、すべてを一身に受け止めた偶像が英霊小野小町であり、現界した彼女は「期待」と「可能性」の具現として振る舞う。
可能性の光、平安のごとく。彼女と出会った者は、その立ち姿に栄華を極めし大和撫子を幻視する事になるだろう。
………そして美しく咲く花はやがて散る定めの様にその栄華もまた、衰退していく姿も目にするだろう。>>948
【宝具】
『絶対零度・百夜少将(ぜったいれいど・ひゃくやしょうしょう)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
小町伝説の一つ「百夜通い」が他の伝説の一部が合体し、宝具になったもの。
深草少将を始めとする小町に敗れた数多の亡霊たちの集合体が極寒の冷気を撒き散らしながら敵対者を襲撃し蹂躙、トドメに絶対零度の冷気を持つ怨霊となった深草少将が敵を一刀両断する。
真名開放しなくても怨恨を身に纏い、冷気として操る事ができる。
『死屍叫喚、小町九相図(ししきょうかん、こまちきゅうそうず)』
ランク:EX 種別:対生命宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
実際にアサシンはこういう最後を迎えてはいないが、生命は死ぬと、やがて朽ちていくものであり最終的には白骨となる。その死骸が朽ちていく有様を描いたもので、どんな美しい存在であっても死すれば醜く朽ちて変貌していくという事である。 それを再現する固有結界。
発動と同時に結界の内部は“死”で満ちた終末の世界であり、九つの相を想起する異形の怪物と化したアサシンが、様々な呪詛を巻き散らかし、生命あるものすべてを蹂躙する。万夫不当の勇者や人倫を蹂躙する魔術師であろうと並大抵の精神構造ではこれと向き合っていられるのは難しい。小町が怪物に変貌するたびに精神判定が置き、失敗してしまうと無条件に生命力を奪われ脱出が困難になる。勇猛や透化のような精神防御、精神干渉の無効などには出来ず、囚われた者たちの精神と魂の強靭さで耐え忍ぶしか抗う方法がない。
結界内において、強制的に概念的な死を付与されるため、治療や蘇生、再生や復元も無効化にし、複数の命を以てしてもすべてを失うために生き延びることはできない。端的に言えば、相手が何であっても寿命があるなら攻撃されていなくても死に至らしめる。
この宝具を攻略するには異形と化した小町を攻撃して倒すか、結界の魔力が切れるまで囚われた者たちの精神と魂の強靭さで耐え忍び抗うしかない。
だがこの宝具は自爆宝具とされており、アサシンにとっての最終奥義みたいなものである。>>949
【Weapon】
呪術、怨霊
【解説】
小野小町は平安時代前期の女性歌人であり、仁明天皇・文徳 天皇、或いは二人に加え、清和天皇両の後宮に仕えたとされている。
女性でありながら六歌仙に撰ばれた天才であった。が、彼女自体その出自や逸話については不明な点が多く、それらの大半が後世の能楽や歌舞伎における創作だとされる。
現在でも特定の分野や地域で活躍する美女を指して「〇〇小町」と呼ばれるのは、彼女がきっかけである。
【人物像】
ミステリアスな美しさを具現化したようなオーラを放つ才色兼備の女性。一見誰に対しても八方美人であり傲慢な美女感を醸し出すが、誰の手も取らずにもしかしたらと思わせてキープをしつつ、どこか遠くへ消えるかのように去っていくなど、どこか近寄りがたく空気がつかめない人。彼女の発言する言葉自体に棘はないものの、どこか冷淡な本音が対象を貫く。
何故ならば小野小町自身の心はもうすでに人とはかけ離れており失っている。まるで人に対する愛などはなかったかのように
其の為本来の自身の人生も、晩年の記憶も所持しているはずだったのだが、様々な伝説の影響と、空想の自身と現実の自身が混濁し、自身の本当の記憶、自分が何者なのかわからないのだ。
そのため聖杯にかける願いは[自分のすべての人生、そして真実を知ること]である。たしかに私は平安の世の中で栄華を極め、称賛など正の感情も与えられてそれを生き抜いてきた。けど、あらゆる負の感情も向けられるときもあったし、時が過ぎれば今までの出来事が衰退し、私達の知る人物はいなくなってしまったし、幸せだったとは言えない。けど、自分はどうなっても構わない。何故なら私は小野小町(私)なのだからだ。
ちなみに、多くの男に言い寄られながらも、誰にも靡くことは無かったが、別に男嫌いとかそういうわけではない。
あとちなみに世界三大美女に小野小町を入れているのは日本だけであり海外では諸説あるものの、大半は小野小町の代わりにヘレネーが入る。その事に関し疑問があるらしい
「他の二人は史実の人に対し、ヘレネー様に関しては神話時代の人でしょ?」
【コメント】
個人的に思う小町のイメージ。私的には素性不明のミステリアス美人
wiki登録可能です「マスター、いいか?人の話はちゃんと最後まで聞くんだ。そして容易に信じず、容易に疑わずちゃんと考えるんだ。そうしないと悲惨な目に遭っちまうぜ?……生前の俺のようにな。……いや、俺が言うのも何だがな」
「俺は、お兄ちゃん失格だ…。あの日ちゃんと、妹の話を最後まで聞いていれば、少しだけ信じていれば、悲劇が起きる前に悩みはないか?って声をかけていればアペーモシュネーは悲劇に合わず幸せに過ごせたのに…!なんであんなことしてしまったんだろう…」
【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】キャスター
【真名】アルタイメネス
【異名・別名・表記揺れ】アルタイメネース
【性別】男性
【身長・体重】174cm・56kg
【外見・容姿】虚ろ目をしたネガティブオーラを放つ男性
【地域】クレタ島
【年代】神話
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:B+ 幸運:E 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力∶C
陣地作成∶A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
地脈を掌握することで“神殿”を上回る“聖域”を形成することが可能。>>953
【宝具】
『山頂雷帝聖域(アダピュロス・テメノス・ケラウノス)』
ランク:A+ 種別:創設宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:600人
ロドス島に降り立った際に、山頂にゼウスの聖域を創設し祀ったことから宝具となったもの。それらを魔力で再現する。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持できる。周囲にはゼウスの神獣である鷲が周囲に徘徊・飛翔し、敵対者を逃さず襲撃する。聖域内において魔力放出(雷)の効果がアップし、それの魔力消費が大幅にカットされ、実質0に近い状態になる。また、大幅に劣化してはいるものの雷霆などゼウス由来の権能の一端を使用可能。
『神よ、我を大地に沈め(アルタイメネース・ローグミスト・エダフォス)』
ランク:B 種別:対都市宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:500人
キャスターが父親を殺めてしまった際に、神に自身の処罰を、断罪を願ったところそれに答えるかのように大地が彼を飲み込んだとされている。それが宝具に昇華されたもの。
発動と同時に自身の周辺にブラックホールが発動し、自身を含め辺り一面の生命を飲み込む。発動が終わるまで脱出も可能だが、距離によっては拘束力が変動しキャスターの近くにいた場合、脱出は困難を極める。
水中や空中でも発動は可能だが大幅にブレがかかってしまうかもしれないので地上が最適性とのこと。
また、一種の自爆宝具であり使う場所など考えないと無駄死にで終わってしまうので注意が必要。>>954
【Weapon】
槍∶無銘
雷の模様が施されたデザインの槍。武器としてだけではなく杖兼用として使う
肉体
キャスターとはいえ意外と物理で戦える方でありそのままでも強いが、魔力放出(雷)駆使し肉弾戦のパワーを上げて戦う。主に蹴り技がメイン
【解説】
クレタ島出身の王族であり、すれ違いにより二人の肉親の命を奪ってしまった悲劇の人物
あるときアルタイメネスは父カトレウスが自分の子に殺される運命であると知り、神託どおりにならないようアペーモシュネーと共にロドス島に去り、アタビュロス山にゼウスの聖域を創設した。
しかしアペーモシュネーがヘルメスに偏愛的な感情を向けられており、その日泉で転んでしまいへルメスに穢されたと訴えたとき、話を聞かず嘘だと考えてしまい、アペーモシュネーを蹴り殺してしまった。
後に年老いたカトレウスがアルタイメネスにクレータ島の王権を与えたくなって、密かにロドス島にやって来たとき、カトレウスは海賊と間違われて島民と争いになり、やって来たアルタイメネースは老人が父であるとは知らずに殺してしまった。後になってカトレウスだとわかると、アルタイメネスは絶望し神に断罪を望んだところ大地に飲み込まれた。>>955
【人物像】
常に陰鬱そうな表情を浮かべ己を卑下する自己肯定感皆無の男性。
カルデア内においては誰ともかかわらず霊体化するか部屋の端っこで体育座りしうずくまることがしばしば。
生前は正義感が強く不言実行を体現したような男だが元から猜疑心が強く人の話を最後まで聞かず言葉より手が出てしまうほど。そのせいで家族二人の命を奪ってしまったのかトラウマになっておりその状態より悪化してしまう。
絆を上げれば、自己嫌悪に浸りつつも生前のように誰かのために戦う姿を見せるかもしれない。マスターに対してはあくまで対等に接し、意思を尊重しつつも、言うべき事ははっきり言ったり正しくないと思うときは異議を唱えたりする。
聖杯への願いは家族に謝ること。
自分のことを永遠に許さなくてもいい、許してくれとは言わない。呪っても罵っても構わない。ただそれでも口にして謝りたいのだ
『あのときは信じようともせず殺してしまってごめんなさい』と。>>956
【因縁キャラクター】
アペモシュネー
自身の妹であり最も謝らなければならない相手。座に至った際に妹の話の真相を知ってしまい絶望。名前を出しただけで元からネガティブなのか更にテンションが下がりドンヨリムーブが悪化し、言葉にならないほどの状態になる。そのせいかヘルメス及びそれ関連にトラウマを持っている。
ちなみにヘルメスの件が起きる前までは普通に仲が良かったとのこと。
カトレウス
自身の父であり妹の次に謝らなければならない相手。上記同様トラウマとなっており、あのときちゃんと名前を聞いておけばよかったと後悔している
wiki登録可能です。「隻眼については触れるな。孟徳や我が師を侮辱する事も許さん。それを弁えている限り、俺の槍は貴殿の力となろう」
【元ネタ】史実 三国演義
【CLASS】ランサー
【真名】夏侯惇
【異名・別名・表記揺れ】元譲(字) 忠侯(諡) 盲夏侯(渾名)
【性別】男性
【身長・体重】177cm・71kg
【外見・容姿】隻眼の将軍。眼帯や包帯などはしていない。
【地域】中国
【年代】後漢末期~三国時代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力B 耐久C+ 敏捷A 魔力E 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。>>959
【宝具】
『精血不棄(ふぼよりうけしものなれば)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
「父精母血不可棄也!(父母より受けし物なれば、棄てるべきにあらず!)」
矢傷を受けた目玉を「捨てるわけにはいかぬ」とその場で喰らい、より猛々しく戦った逸話から。
傷を受け失った血肉を魔力として不可逆的に変換し、自身の霊基の強化・再定義に充てる宝具。
被ダメージと同値分、最大HPが削減されるが、HPが0に近づく程に戦闘力が向上する。
最大まで宝具の効力が発揮されれば(保有スキルとの相乗効果もあり)大英雄以上の戦闘力を発揮できるが
反面、因縁のある者の怨霊を見た程度のショックで、昏倒・死亡しかねないほど脆くもなる。
副次的なものではあるが、ドレイン系の攻撃の回復分を無効化する効果もある。(失った血肉が即座に自身の霊基に転換される為)
【Weapon】
『槍』演義における初登場時、夏侯惇は槍棒の術を修行した結果、人に優れる武芸を身に着けた人物とされる。>>960
【解説】
後漢末期~三国時代の曹魏の武将・政治家。曹操に厚く信頼された忠臣。
曹操の挙兵当時から付き従った古株だが、正史では目覚ましい武功はなく、諸将・諸臣の纏め役としての功績を評価された。
演義では武勇に優れた猛将である一方、軽率で短慮という欠点から失態を重ねることも多い。
†
若くして師を侮辱した人間を殺した事もある荒い気性の持ち主だったという。
曹操が挙兵するとその副将となり、勢力を広げるに連れて重任を担うようになっていく。
曹操が徐州との戦いで留守にしている隙に、呂布、陳宮、張邈らが反乱が起こすと、一時は呂布の軍勢を撃退するも、張邈に内通する兵士達によって捕虜とされ、濮陽を失う。
その後、韓浩の果断によって救出され、帰還してきた曹操と共に呂布との戦いに励み、長きに渡る激戦の末に呂布の軍勢に勝利を収めた。
この時の戦いで受けた矢傷により片目を失い、以後、盲夏侯と呼ばれるようになったが、夏侯惇自身はこの渾名を嫌い、銅鏡で自身の顔を見ると、怒りに任せて鏡を投げ捨てたという。
戦いばかりではなく農政にも従事しており、堤防の再建や稲作の指導などの功績を残している。
徐州牧の劉備の下に落ち延びていた呂布が劉備を裏切り徐州の支配者となると、夏侯惇は劉備の救援に差し向けられたが、呂布の配下の高順に撃退された。
その後は河南尹として洛陽の政に従事し、後詰めや調略、大軍の統括などを主任務とするようになり最前線での活躍は少なくなっていく。>>961
劉備と戦った際には「伏兵の恐れがある」という李典の諫言を無視して大打撃を受けるという失態も演じたが
曹操からの信頼は変わらず、法令に拘束されない特権を与えて独自の判断での行動が許され続けた。
曹操は夏侯惇の功績を古人になぞらえるだけでなく、同じ漢王朝の直臣として不臣の礼を取るほどであった(曹魏は形式上、漢王朝の傘下の組織であった)が、夏侯惇が固辞した為、曹魏の官位を与えたという。
曹操の没後、曹丕が後を継ぐと大将軍に任じられたが、程なくして死去した。
余財が出る度に人々に分け施していた為か、副葬品は剣一つしかなかったという。
†
演義においては三国志平話などの民間伝承を取り込んだ事もあり、曹操の幕下にあって優れた猛将の一人として描かれる。(さすがに平話のように呂布にさえ勝利するほどの武勇ではないが)
また、片目を失った逸話は徐州での戦いにズレ込み、目玉を捨てずに食らうという孝心の強さも見せる。
一方で知謀の点では他の諸将に劣るのは否めず、敵の計略によって失態を演じる事もしばしばある。
その最期は、曹操が危篤状態に陥った折に駆けつけるも、曹操が殺してきた者の怨霊を目の当たりにして昏倒し、程なく死去するというものになっている。>>962
【人物像】
忠義に厚く、富貴を求めず、鍛錬・勉学を怠らず、民草の為に身を粉にする好漢。
政戦両面で実務能力を発揮できる一方、感情に任せて度々失敗するという近視眼的な一面もあり
長期的な視点での戦略・政略を考えるのは不得手。
衛臻を拘禁した時のように、一時の負の感情で過ちを犯す事もあるが、過ちの責任を人に押し付けず、改める事ができる。
そうした人間性が諸将・諸臣をしてその命令に服する事を受け入れる土台となった。
また、堅実でありつつ鋭敏さに欠けた人柄は、かえって主君・曹操に信頼される要因ともなった。
人望はあれど謀反する確率は低く、万一謀反をしたとしても脅威にはなりにくい──そうした夏侯惇の立ち位置が曹操の名代を担わせるほどの信任に繋がったのである。
もちろん、当人の人間性が曹操に好ましく思われたのも確かだが。
才人を愛する曹操をして、ただ忠義と奮励の故に愛されたという点で、夏侯惇は特異な存在と言えるかもしれない。
聖杯への願いは霊基に刻まれた隻眼のイメージを覆し、片目を治す事。儒教道徳において父母より賜った肉体を傷つける事は不孝とされる為である。>>963
【関連人物】
張角:黄巾賊の首魁、民草を甘言で惑わす外道と敵意を露わにするが、曹操が青州黄巾党を引き込んだ事を指摘されると押し黙ってしまう。
呂布:自身が孝心の強い人間なだけに、儒教道徳を無視する呂布を「反覆常なき虎狼めが!」と忌み嫌う。
一方で、許褚・典韋・夏侯惇・夏侯淵・李典・楽進の六人がかりで戦っても防ぎきった力量については認めている為、これで人品さえ伴えば──と惜しむ気持ちもある。
陳宮:曹操を認めず、あまつさえ裏切った軍師として呂布に対するもの以上に凄まじい怒りを向ける。
陳宮は「呂布殿が虎狼ならば、元譲殿は犬ですな。武勇は世に冠絶するほどではなく、智謀は凡将にも劣ります。後世に名を残したのは飼い主が曹操だったお陰でしかありません」と酷評。
諸葛孔明:博望坡の戦いで大敗を喫した相手。なぜそれだけの才を持ちながら、曹操ではなく劉備に付き従うのかと不満顔。
周瑜:赤壁の戦いで曹操の覇道を阻んだ大敵。「お前さえいなければ天下は孟徳の下に帰していたものを……」と苛立ちを見せる。
司馬懿:曹魏を支えたと同時に滅ぼす遠因を作った相手。その働きに感謝しつつも簒奪の道筋をつけた事に対して憎しみを向ける。
【Wiki登録】可。次スレ
https://bbs.demonition.com/board/11450/
ぼくの考えたサーヴァント20「ふと思うのです。もしあの子がどれも選ばず逃げていれば、りんごを拾わなければ、自身の出生を知らないままでいれば、どれほど互いに幸せだったんでしょうね…」
「仮にパリスがアフロディーテを選ばず、ヘレネーを連れてこなかったとしても、他の女神を選んだとしても、どれも選ばず逃げたとしても、みんな滅ぶ運命しかないじゃない!!」
【元ネタ】トロイア戦争
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】ヘカベー
【性別】女性
【身長・体重】156cm・50kg
【肌色】少し白い 【髪色】深青色に所々白い 【瞳色】濃紫
【外見・容姿】ギリシャの王族の身にまとった憂いを帯びた王妃
【地域】欧州
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:E 耐久:C 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:A+++>>967
【固有スキル】
精神汚染∶C+++
普段は正常な精神状態を保つが、過去のトラウマを思い出すと精神が錯乱状態になる。
錯乱状態になると他の精神干渉系魔術を中確率でシャットアウトするようになる。
復讐の妄念に取り憑かれるようになり、正常な判断をする事ができない。またアヴェンジャーが相対した相手を憎んでいればいるほどランクが上昇する。
母の献身∶B
王妃でありながらも、母としての在り方を努めたスキル。
味方に様々なバフやサポートを与え、実家のように他者を心から安心させる。
天への怨嗟∶EX
十二神による計画のせいで国は滅び、大事なものは奪われてしまった。
今でも彼女の胸のうちに残るその怨念が、その慟哭が、その怒りがすべてを焼き焦がす。>>968
【宝具】
『破滅呼びし厄災の樹(アレクサンドロス・カタストロフェ)』
ランク:A+++ 種別:対国宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:5000人
自身が夢を見たとされている燃える木を生み出し、それが燃え広がってイーリオスが焼け落ちるという夢とそれがやがで現実になり滅亡してしまった出来事が融合し、宝具に昇華したもの
真名開放と同時に敵対者周辺に燃えるような大樹の根や枝が伸び相手を貫き、対象の体力や魔力、運命力を吸い上げていき、成長。そして、成長した大樹が燃え広がりイーリオスが滅亡したかのように相手ごと火の海にする。
ちなみに名前のアレクサンドロスの意味は、パリスの出生名とされている。
【Weapon】
『破滅呼びし厄災の樹』
宝具の一端
根を地面から伸ばし、相手を貫く。神代の大樹のため相応の強度を持っており、攻撃のほか防御へ転用することもできる。
それだけではなく燃えた葉を苦無として飛ばしたり、枝を伸ばして攻撃することもできる
ちなみにそのまま丸太を武器にして戦うことも可能。
もしかして→みんな丸太は持ったな!>>969
【解説】
ギリシャ神話に出てくるトロイア王プリアモスの妻であり、ヘクトールとパリス、カサンドラ達の母である
彼女自身の出生については様々な説があるものの、幸せや愛を受けて育ち、王様と結婚し、子供も生まれ、一見幸せである…はずだった。
アレクサンドロス…後のパリスを生んだ際に、ヘカベーは、自分が燃える木を生み出し、それが燃え広がってイーリオスが焼け落ちるという夢を見た。ヘカベーが夢占い師にこの夢のことを告げると、夢占い師は「この子はやがて災厄の種になる」として、殺.すことを推奨した。そこで、プリアモスは家来に、アレクサンドロスを連行して処分するように命じた。家来は赤子を見て何を思ったのか、殺.すにしのびず、イーデー山に捨てた。やがて羊飼いによって拾われたアレクサンドロスはパリスと改名された。…これで一見落ち着くはずだった
数年後にパリスが自身の家族として、王族として王宮に迎え入れられた際にしばらくしてアカイアの女を連れてきたときが、悲劇の始まりだった。
当初は謝罪も兼ねて返すようにと抗議をしたものの、それを行おうとはせずそのまま大戦争が開戦されてしまった。長きに渡る戦乱の末、争いの末に失っていく命、失っていくものが増える中、ヘカベーは己の非力さに嘆きつつも、家族の安全を、国の勝利を、国の和解を祈ることしかできなかった。
十年に渡る戦争の結果、敗戦し、国は滅亡、男たちは死に、女たちは捕虜としてギリシャにつれてこられ、彼女もまた奴隷としてオデュッセウスのもとへ連れてこられたとされている。
その後について諸説あるものの、彼女はどの物語も悲惨な結末を迎えており、絶望は免れないだろう。
もしパリスがアフロディーテを選ばず、他の女神を選び、どの報酬を得ても戦争の発生が免れなかった可能性が高い。
だからといって戦わなければ報酬の受け取りを拒否された女神から逆恨みを買うだろうし、そもそもどれかを選んだ時点で別の2柱からは恨みを買っているので手遅れ。かと言って選ばず破棄すれば当然、パリスを裁定者として選んだゼウスに恥をかかせ、顔に泥を塗る事になる訳である。つまり、裁定者に選ばれた時点で悲劇は免れない。要するにどうあがいても絶望である。>>970
【人物像】
通常時はアヴェンジャーとは思えないほどお淑やかであり、王妃としては物腰低くおだ母親としての側面が強い。だが彼女の心情は驚くほど不安定でありふとした拍子に周囲が驚くほど発狂して暴走することもしばしば。
肉体は夫と結ばれたときが本人にとっての全盛期とされているものの、記憶は国が滅亡し全てを失ってしまった出来事を覚えており、ふとした拍子に記憶を思い出してしまったならば、発作的にいきなり生前のトラウマや憎悪を口にし泣き叫んだり、敵対者を完全に息絶えるまで破壊し尽くすなどと心身ともに不安定で危険な状態と化してしまう。
子どもたちのことは今でも愛してはいるものの、またなにかしでかしが起きてしまうかもしれないので、誰を偏愛し、誰を異様に厳しく接せず、平等に愛し、平等にしつけをして叱る。
果たして彼女が本当に憎むべきものはすべて引き起こしてしまった無責任なパリスを憎むべきなのか、戦争の舞台装置として争いを招き、数多の犠牲者をヘレネーを憎むべきなのか、自身の大事なものを奪い、壊したアカイアを憎むへ巻きなのか、一一一全ては自身の一環として人類の人口を削減すべく大戦争を計画し、パリスに責任を押し付けた神々を憎むべきなのか…?
特技:基本的な家事全般
好きなもの:夫、子供達
嫌いなもの:悲劇、なにかしでかしたときの子供
天敵:オリュンポス十二神、ヘレネー
願い:あの日、パリスが女神達による裁定のりんごに選ばれなかったことにする/オリュンポス十二神を始め、神々の滅亡>>971
【因縁キャラクター】
ヘクトール
長子であり後の子供達の長兄。愛しく自慢の子どもたちの中で頼りにしている
肉体の全盛期が異なるせいなのか、ヘクトールが年上に見えてしまうことも少なくない。
パリス
自身が生んだ子であり、トロイア戦争を起こした元凶。愛してはいるものの、それと同時に強い愛憎を向けている。
自身が腹を痛めて生んだ一人の子として愛すべきなのか、戦争を生み出してしまった元凶として憎むべきなのか、答えを出せないままでいる。
もし、何処かの聖杯戦争で相対した場合彼女はまっさきにパリスを葬りにかかるだろう
これ以上被害が拡散しないように、災厄の引き金を生んでしまった母の責任として。
…それはそれとして、なんです?このへんな羊の生物は??どこか遠くおいてきなさい!
ヘレネー
存在が戦争を招き、トロイアに不幸を招いたもう一つの元凶であり、アヴェンジャーが最も愛憎を向ける女。それと同時に神々の手によって戦場の舞台装置の一つとして作り出された存在であり、利用されたことに関しては哀れみと同情も向けている。
アカイア軍全般
アヴェンジャーが今でも憎んでいるもの。だが過去の事についてはどうこう言うつもりはないし、完全には憎みきれない。彼らもまた、神々によって狂わされた者達なのだから…。それはそれとして過去の出来事もあり、関わりたくないため距離をおいている。特にアキレウスとかオデュッセウスなど有名なのに対してはあたりが強くなるほど。>>972
オリュンポス十二神
自分たちの計画の一心としてパリスに女神の裁定と責任を押し付けた憎き存在
何故あの子を選んだの!?
もしあの子がアフロディーテを選ばなくてもどうするつもりだったの!?
もしあの子がどれも選ばず裁定を破棄し、逃げてたらどうするつもりだったの
もしどこかでそういうことを起こそうとするのならば、私はお前たちを一柱残らず滅ぼしてやる…!
【コメント】
書き忘れたけど後世にて悲惨な結末を見た人々によって復讐を望まれた系アヴェンジャー
wiki登録可能です【元ネタ】アーサー王伝説(主に流布本『続メルラン』『ランスロ本伝』)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】グエンバウス
【性別】男性
【身長・体重】188cm・82kg
【属性】中立・悪
【副属性】地
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:-
陣地宝具の保有と引き換えに失われている。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。>>974【保有スキル】
魔術:A
広範な魔術知識を有し、夢魔の教えを受け、実践にも長ける ……のだが
全面的に趣味であり、“魔術師”ではないどころか魔術使いとも言い難い。
無駄に実力だけが身に付いた迷惑の塊。
高速詠唱/分割思考:E+
魔術詠唱を早める技術。
呪文を噛むような師を持ったためか、さして速くはない。のだが、
近接戦闘等の他行動と並行しての詠唱にペナルティを受けない。
軍略(偽):A
実際の戦闘ではなく、多人数の戦闘を模した遊戯に用いられる戦術的判断力。
軍略スキルの効果は持たないが、思考力・集中力・洞察力へと反映される。
名手として知られるギネヴィア妃さえ打ち負かした、自動チェス盤の製作者。
使い魔(駒):B
自動チェス盤と共に作り上げた象牙と黄金の駒、それを模したゴーレムを使役する。
現界時点で二陣営分の駒を保有するが、同時に複数の駒を動かす事はできない。
また、誰かとチェス盤の勝負が行われる際には一陣営分の駒が使用不能となる。>>975
【宝具】
『還る者無き舞踏の場(バル・サン・ルトゥル)』
ランク:C 種別:対人・対陣宝具 レンジ:10~60 最大捕捉:陣地内にいる全て
グエンバウスが生前に恋した相手、
テール・エトランジュ・ストゥニュの姫君の為と称してしでかした愚行
『不帰の森(フォレ・サン・ルトゥル)』、その部分再現。
陣地への侵入者は舞踊を強制され
“踊り続ける為に必要な行動”以外の行為を行う事ができなくなり
彼や主に対する敵対行動は勿論、陣地からの脱出も禁じられる。
とは言え、舞踊の巧者であれば“舞の一部としての戦闘行為”を可能としよう。
また生前の逸話における解放条件を満たす者に対してこの陣地は効果を持たず、
チェス盤との勝負を望み王手積みを果たす者が現れたならこの宝具は停止する。>>976
【Weapon】
戦場の兄弟と同じく騎士装備に身を固めている
『自動チェス盤』
アーサー王伝説群においてガウェイン、パーシヴァル、ランスロットらが
度々巡り会い勝負する事になる“独りでに駒が動くチェス盤”、その一つ。
ブリテン島13の宝『グウェンドロウのグウィズブイス盤』にも類似する。
【解説】
ランスロ王の子、バン・ボールス・ネストルら四兄弟の一人グエンバウス
(ギヌボー、グウェンバウス、グイネバウト、グィネバル、グエンボース)。
バン王の子ランスロとエクター、ボールス王の子ライオネルとボールス、
ネストルの子ブレオベリスとブラモアらから見ればおじにあたる。
熟達した戦士にして賢者、聖職者でありながら魔術愛好家、
そして彼の魔術知識に感嘆したマーリンの一時的な弟子。>>977
兄弟と共にウーサーと、後にはアーサーと同盟し各地で戦っていたが
ある日『危険な森』を通り掛かった時の事。異国の美しい姫君がおり、
グエンバウスは一目見て彼女に恋をした。人の踊りを見るのが好きだ、
という彼女へと彼は求愛し、同時にこう、とんでもない事を申し出る。
「この場所へとやって来る者は、誰でも輪舞に加わって貰う事にします。
食事・就寝・休息の時を除けば踊り続け、誰もこの場を去り得ません。
恋において裏切りをした事の無い『最高の騎士』が現れ
私のチェス盤を打ち負かすその時が来るまで、ずっと」
そして彼の魔術師としての実力は、これを実現させた。……させてしまった。
『危険な森』は以後、悪名高い『不帰の森』と呼ばれるようになり、
彼自身が亡くなった後も長きに渡って大勢を捕らえ続けるのである。
事の次第を語って聞かせたマーリンに、バン王は質問をする。
「その馬鹿げた輪舞を終わらせる者は誰なのです?」「まだ生まれていないよ」
偶然、或いは運命か。『その者』は、質問者バンの未だ産まれざる子なのだ。
妃エレーヌ(エレイン)が産む彼の息子、ランスロが解放を果たすのである。【いつもの総括タイム】
①お気に入り他作鯖
②お気に入り自作鯖
③お気に入り宝具名(自他作)
④お気に入りwiki登録鯖菅原道真セイバー~バーサーカー登録完了
このスレももうすぐ終わりだから言わせてもらうけど、これからは鯖のwiki登録は人任せにしないで自分達で登録するようにした方が良いと思う。
全部やれとは言わないから新規ページ作成とタグ付けだけでもやってくれると助かる。>>980
おそらくwiki管理人氏がやってると思われるしな
余計なお世話かも知れないが、負担は軽減した方が良いかもしれないしね①お気に入り他作鯖
>>196 スキュラ(アサシン)
スキュラは昔オリ鯖設定を作ったことがあるくらい好きな神話の人物なので。
スキュラは人間体から怪物に変身するのが好きなのでこちらを選ばせてもらいました。
次スレでは自分の考えたスキュラを投稿したい。
>>591 五賢帝
五人の皇帝を一人のサーヴァントにするアイデアは面白いと思った。
>>811 マアムーン
初めて作ってもらったリクエスト鯖、想像以上のクオリティで大変満足しています。
プトレマイオス実装前にリクエストしていたらどうなっていたのか。
>>847 菅原道真
基本7クラス+エクストラクラスの道真を作った作者の努力を評価したい。
ところで追記ってどこまでして良いんですか?②お気に入り自作鯖
>>23 タマル・バグラティオニ
セイバーでリクエストされていたのでとにかくセイバーらしい鯖にしようと思って作った鯖。
宝具も最優のクラスに相応しいものになったんじゃないかと思う。
あと、ルーラークラスだと可能性の光が無くなり宝具が味方の強化に特化したものになる、という裏設定があったりする。
>>147 サラ・ベルナール
某死にゲーの影響でベル・エポックについて調べていた時に出会った人物、ちなみに私の推し鯖。
これから別クラスを増やしていきたい。
>>255 バートリ・エルジェーベト
史実要素強めのエリちゃん、貴族令嬢という点を強調してみました。
>>505 エンヘドゥアンナ
因縁キャラの長文のために作ったと言っても過言ではない鯖。
ちなみにギンバイカはイシュタルの聖花で、ライオンはイシュタルの聖獣、ちゃんとイシュタル(イナンナ)の神官らしい服装をしている。
>>709 源頼光
能力も人物像もかなり気に入っている鯖、魔力放出(斬)ってカッコいいよね。③お気に入り宝具名(自他作)
自薦『煌めくは劇場の女帝(ラ・プルミエール・エトワル・パルフェ)』
宝具名は直訳すると完全無欠の一番星、サラ・ベルナールらしさが出せていると思いたい。
劇場の女帝を夜空の星と読ませるのもお気に入りポイント。
自薦『嗜虐王の叡知(ナブー・アヒ・エリバ)』
オリ鯖アッシュールバニパルの図書館宝具ってだいたいルビが「○○・オブ・○○」なので他との差別化が出来て良かった。
他薦『天の梯子(ヤコブズラダー)』
シンプルなネーミングが初期Fateっぽさがあって良い、あと固有結界で殴るという発想が好き。
他薦
『塵想散骨(ザバーニーヤ)』『構想陥穽(ザバーニーヤ)』『無想血開(ザバーニーヤ)』
オリジナルザバーニーヤは良い。
『仰ぎて鯨呑せよ、月に焦がれし溟海(アン・ブラン・ナモン・グイン・カオン・サン・バクナワ)』
マイナーな神話の登場キャラの宝具ルビを現地語で作るのは凄い。④お気に入りwiki登録鯖
ドブルィニャ・ニキーティチ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%c9%a5%d6%a5%eb%a5%a3%a5%cb%a5%e3%a1%a6%a5%cb%a5%ad%a1%bc%a5%c6%a5%a3%a5%c1
フォワ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%a5%d5%a5%a9%a5%ef
大土蜘蛛・田油津媛
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%c2%e7%c5%da%c3%d8%e9%e1%a1%a6%c5%c4%cc%fd%c4%c5%c9%b2
なんでこの三名なのかって? 次スレで分かるよ。>>982
道真公の作者です。『阿呼(道真リリィ)』以外のエクストラクラスの道真公をwiki登録しました。(阿呼は別の方の作で、登録可の記載もないので)
なお、追記については、元の文章が消滅しなければいくらでもしてもらってかまいません。
お気に入り鯖
ヘル(ライダー) 自作
感情に乏しいという設定で見ると、ガルムなんかは情操教育のためのワンコにも思えて箱入り娘っぽいかなぁと後で連想したり。召喚後に建造が必要なタイプの宝具があるのも既存のセミラミスがあるとはいえうまくハマった設定かなぁと
ティーピュス 他作
アルゴー号のプリテンダー。真名解帆は秀逸だと思います。
ヤマタノオロチ 他作
大雑把に知っているために詳しく調べることもない八岐大蛇に喰われた娘たちのプリテンダーというのは、盲点でした。娘たちのこと知らなかったので。
お気に入り宝具
黄月英『奇天烈発想力(サラスヴァティ・シャクティ)』 自作
それっぽいかなぁって思えるヤツ。
マアムーン『坑を拓く、掘鑿の焔(マリーファ)』 他作
穴を開けたからランサーなのに感心。①お気に入り他作鯖
>>36ポリュフォンテ
一見最初はワイルドなギャルっぽいけど、(言い方はちょっとアレで申し訳ないけど)再臨するとバーヴァンシーとはちょっと違う別ベクトルの闇堕ちっぷりが刺さる。
>>44ヘル
金銀妖瞳の黒髪、コンセプトが地獄の戦乙女……なんか、邪気眼みを感じる!かっこいい!
>>255バートリ・エルジェーベト
公式とは違う、無辜の怪物要素なしの史実要素強めのエリちゃんの発想、その残忍さがいい!
>>464メルネイト
エジプトのマイナー女王様を鯖にするなんて、その発想はなかった。
>>681ダナイデス
リクエスト。一見ワルキューレや百ハサみたいな群体系や分身するやつかと思っていたら、五十人分の霊基を一つにまとめた事と、宝具のヒュドラ関連についてのその発想はなかった。②お気に入り自作鯖
>>264ケレリス・オーキュロエ
オーキュロエを作成すべく検索したり子馬座について調べたりしてるうちに、ケレリスの案も出てきたので試行錯誤してるうちに、ヘシロボ式で召喚され宝具で相棒と合体する闇深元気っ子姐さんができた。見た目の割に意外と武闘派なのもいいぞ。
>>286アベル
他のオリ鯖でカインのほうが多かったのでアベルの方も少しでも増やすべく作りたかった。血を操ったり死霊を操ったり、一見落ち着いてるように見えるが、過去の矛盾が強く触れられると暴走して敵味方問わず殲滅しちゃう系の闇系ができた。逆にそれがいい。
>>320レムス
兄である口ムルスとは対をなす感じで作った。
常時ネガティブで自己肯定皆無だけど、自身もローマを認めれば、すべてを肯定すればパワーアップして覚醒し、隠し宝具も開放する。こういう覚醒系も追加した。そういう系熱いしかっこいいよね。
>>946小野小町
“自分のすべての人生を、自分の真実を求める”史実と空想が混濁した感じのミステリアス美女が作りたかった。個人的に満足。③お気に入り宝具名(自他作)
>>150『煌めくは劇場の女帝(ラ・プルミエール・エトワル・パルフェ)』
他作。宝具名が美しくかっこいい!
>>171『流星刀(ステッラ・ズワールト)』
他作。ただの隕石刀だったものが邪神の影響で生物に対し驚異的な特攻を得ることに発想と驚きが隠せない。
>>289『死霊の魂よ、我が血に集え(カース・ベル』
自作 アベルは多分人類最初の死者?っぽい感じと、自身の血でアンデットや死霊を生み出し敵全体を襲撃し蹂躙する厨二的な発想を考えた。後悔もしてない。
>>323『我が槍は虚無へと還す(マグナ・ウォルイッセ・マグヌム)』
自作。兄の持つ宝具『すべては我が槍に通ずる(マグナ・ウォルイッセ・マグヌム)』とは対を成す感じ、要するにオルタっぽいの作りたかった。
>>523『無想血開(ザバーニーヤ)』
他作。名前がかっこよく、技の内容が残忍過ぎる…!でも両方かっこよく邪気眼味を感じる…!
>>787『春の祝福、立ち上がれ不屈の命よ(アニステーミ・コローニス)』
他作。明るいイースターの割に闇深い背景。血みどろの割にその負のオーラで他者を救う…。こういうの、嫌いじゃないですよ!
>>830『破滅の大木馬(トロイア・イポス)』
自作。他のカサンドラの宝具にこういうのなかったので作った。死因が宝具になったやつがあるのなら、敵の兵器や策略のせいで滅亡した出来事を宝具にしてもいいじゃない!!④お気に入りwiki登録鯖
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他作 黒雷神
イザナミエイトの中で自分が初めて見かけた。イザナギに対するヤンデレ感逆にすこ。
残りの二人が気になる。特に大雷神が非常に気になる。自分の力じゃ思いつかないし、思いつけないので誰かこの二人を作って下さい
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B3%A5%ED%A5%CB%A5%B9
他作 コロニス
自作のコローニスとは別ベクトルのアポロンに対する憎悪と殺意、アスクレピオスに対する愛、死因や自身が忌み嫌うカラスに似た能力を使わなければならない皮肉っぷり、宝具の力で異形に変貌し対象を蹂躙するその姿は、どこか自作のコローニスに似たシンパシーを感じる。
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%AF%A5%EA%A5%E5%A5%B5%A5%AA%A5%EB
自作 クリュサオル
初めて作成したサーヴァント。セイバーのイメージが強いが、マイナーさと影で生きたことからアサシンっぽいなと思ってアサシンで作った。いずれセイバー版も作りたいし、兄弟であるペガサスも作りたい。······まあ、自分のやる気と知恵、いつ作るのかが問題だが。シャールヴィ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%B7%A5%E3%A1%BC%A5%EB%A5%F4%A5%A3
デイアネイラ
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C7%A5%A4%A5%A2%A5%CD%A5%A4%A5%E9
小野小町(2)
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%BE%AE%CC%EE%BE%AE%C4%AE%A1%CA2%A1%CB
アルタイメネス
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%A2%A5%EB%A5%BF%A5%A4%A5%E1%A5%CD%A5%B9
ヘカベー
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%D8%A5%AB%A5%D9%A1%BC
以上wiki登録完了しました。>>979
①お気に入り他作鯖
23タマル・バクラティオニ
気高い女性っていいよね。まさに理想の女王という感じでかなり好きです。
68デイピュロス
運命に立ち向かおうとする英雄らしい英雄。宝具のピーキーな性能も相まって好きです。
383ポルドニッツア
精霊のような神秘的な存在が好きなのと、伝承に語られる特徴を上手くスキルとして再現されてて良いと思ったので。
649サンタ・ムエルテ
ハイテンションで明るいキャラクター性の中に死の不穏さが隣り合っていてそのギャップが良い。
918呉用 学究
擬似サーヴァントとしても、ハイ・サーヴァントとしても綺麗に纏められていて凄い。宝具効果もとてもユニーク。
②お気に入り自作鯖
342魃
初めは召喚されただけで自らの熱で周囲を焼き枯らすバーサーカーでしたが、流石に地雷すぎるかなと思い、拘束具で熱を緩和したアーチャーになりました。暴走して暴れる中ボス枠でも、熱暴走に耐えて最後まで共に戦うヒロイン枠など自由に動かせるキャラクターになったのではないかなと思います。>>992
③お気に入り宝具名(自他作)
>>378『麒麟無極・邪見極大(きりんむごく・じゃけんごくだい)』他薦。鬼の名前として伝わっているものが実は大技の名前だった、というのはかなり面白くて好き。
>>421『死出の旅さえ我らが道程(ドゥルドゥル)』他薦。冥府でさえも通ってきた旅路の一つでしかない、といった豪胆さが感じられてカッコいい!
>>571『1,000分の1インチの精度で噛み合う歯車を持った完璧な機械 (デウス・エクス・マキナ)』他薦。淡々とした、機械的な雰囲気が感じられて好きです。
④お気に入りwiki登録鯖
ディナダン
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C7%A5%A3%A5%CA%A5%C0%A5%F3
表向きには軽薄なお笑い担当だけど、実は王直属の密偵を担っている実力者っていいよね。
あとアンカー忘れてました。すみません。
>>23タマル・バクラティオニ
>>68デイピュロス
>>383ポルドニッツア
>>649サンタ・ムエルテ
>>918呉用 学究
>>342魃乙!
埋めがてら次スレ再掲
https://bbs.demonition.com/board/11450/埋めましょう
最後の失速を何とかする方法は思いつかないな
埋め埋まら 埋まり 埋まる
埋め梅産め
埋めましょう
ぼくの考えたサーヴァント19
1000
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