このスレッドはでもにっしょんch発リレーSS「Fate/TV SHOW」シリーズまたは「聖杯大会本戦総合」を円滑に運用する為の雑談場所、相談場所になります。新規参加者大歓迎!!!
・他スレッドや他サイトへの宣伝はやめましょう。他の利用者の迷惑になります。
・当スレッドの特性上、製作したキャラクターやリレーの進行等について話し合う機会が多くあります。スムーズな進行のため、参加者は固定ハンドルネームやトリップを使用しましょう。
・当スレッドにはwiki(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/)が存在します。編集作業は人任せにせず自分で行いましょう。
・wiki内に詳しいローカルルールを載せています。参加者の方はご確認下さい
・次スレッドは>>950または>>970を踏んだ人がカテゴリー「その他」に立てて下さい。
・創作する上で関係のないネタバレを含む内容、ガチャ報告などは専門スレッドでお願いします。
・ネタバレ禁止期間は本編は開幕から二週間以降、イベントは終了後、新規実装サーヴァントや礼装など生放送系の情報については24時間後です。
・設定やストーリー展開のネタバレなどを含む雑談、相談では必要に応じてラフム語への変換をご活用ください。
・版権が絡むキャラクターを制作するのは禁止されております
・各作者たちはレンタルサーヴァント・マスターのページを編集してください。
聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/ドゥルヨーダナ「いや、そもそも五人の妻って状態自体が無理有るだろ……それはそれとしてカルナへの侮辱は絶許」
自分はマハーバラータのえぐ味は、口減らしの為に神々がこっそりと運命を仕組んでたが故と解釈してますね。
本人達に素養はあれど、悪い方向にそれが噛み合うように物事が進んでいく感じ。
実はネームド全員与えられた運命を忠実に果たしたので敵も味方も全員が天国に行きましたなんてパターンがあるそうですし。
此方の設定だと、ドゥルヨーダナ視点の某賭博は適当な所で切り上げる筈が、予想以上のギャンブル狂で素寒貧でも止まらないユディシュティラ、過熱し過ぎて制御仕切れなくなった弟達含む観客、止めようとした筈が何時も通りに誤解されて状況を悪化させたカルナ、気が付けば体面を保つ為に強気なフリをする以外の選択肢が吹っ飛んでた自分自身という残念な有様でした。
ちなみに、ユディシュティラを考えては居ましたが、とても描けそうにない完璧超人なメンタルが出来上がったので没になりました。今から投稿させていただきます~
《奇術の舞台(セカンド・ステージ)》
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~天魔山、第二会場~
対戦者が判明しつつ、一同は会場へ足を踏み入れた。
そんな彼女・彼らを再び女羅刹の司会と観客の歓声が迎え入れる。
「───さぁやって参りました、フェス英霊七番勝負!第二幕!!先ずは無事一戦目を突破した、チーム・カルデアぁーーー!!」
「「「ワァアアアアーーー!!!」」」」
「そしてぇ!第二ステージの主!我に抜け出せぬものは無し!グランド・マジシャンとは彼のこと!ハリーーー・フーーディーーニーー!!」
「ワァアアアアー………?」「あ、あれ?」「ステージにいないぞ?」
紹介されたものの舞台上に彼の姿はない。
ざわめく会場内。>>5
「……!!マネージャーさん、上を見てください!」
すると、頭上には鎖つきの箱が吊るされており、スポットライトが集中する、
その中でフーディーニが皆に対しにこやかに手を振っていた。
……そこへ突如、大小様々な武器が箱の周囲に出現する。
「なんだ?刀やら槍やら現れやがった!」
異変をいち速く察知した丸目が声を荒らげる。
武器に囲まれてしまいあわてながら箱の中に逃げ込み蓋をしめるフーディーニ。
だが、逃がさぬとばかりに凶器たちの切っ先が箱に向く様子を、ザミエルの目は捉えていた。
「……っ、まずいぞ!」
上下左右あらゆる角度から無数の武器が箱に襲いかかる。
中には明らかに『中身』を貫通しながら激しく突き刺さるものもあり、観客たちは突然の惨劇に悲鳴を、あるいは興奮の声をあげ見つめる。建て乙
クリスマスプレゼント……。
ざっと頭に浮かんだので、こうなる。
周公旦:世界平和
ビオランテ:クレヨンしんちゃんの原作漫画単行本完全版(未収録エピソードすべて収録)
リディア:StG44とAA-12なんか小話ネタが書けたので投下しますね。ちょっと頭スカサハに毒されちゃったのかな……。
「カルデアで何か不満はないかって? 強いて言うなら、この状況に不満を隠せないね」
「そこは申し訳ないと思ってるけど、彼女今は君にしか懐かないし。いっときでいいから父親代わりになってやってくれないか────ノルナゲスト」
女神の祝福を受けたであろう美貌を顰め、カルデアのマスターことフェリーペの言い分に遺憾を示すライダーのサーヴァント『ノルナゲスト』。
彼の腕には何故か嬰児化したシグルドが抱えられており、小さくなっても眼鏡をキランとさせる姿に微妙な表情を作る。
事の発端はスカディによる(ry。
「俺に白羽の矢が立つのはおかしいよね? 普通ならシグルドの旦那の嫁さんに預けるのが正解だよね?」
「最初はそうだったけど、赤ちゃんになったシグルドでも勇士判定が出ているらしくてね、色々危ないという判断のもとブリュンヒルデは候補から外されたよ」
「いやね、それにしたってもグスルーンのお姫様や、旦那の兄弟とかいるでしょ?」
「グズルーンもブリュンヒルデとは違った意味危ない判定受けちゃって……ヘルギや、シンフィヨトリは兄弟といっても面識はないし、何よりシグルドが何故か懐かない。そんなこんなな経緯で、ある程度面識もあって気安い仲のノルナゲストが良いと……」
「それならスタルカドの老師でも……」
「あの人はそっち方面不器用そうだし……」
どう足掻いても逃げられない事を察したノルナゲストは、観念して期間限定の子育てに身を乗り出した。
実のところ、先程挙げられた人物の他にアスラウグも候補に入っていたのだが、赤児化した父親の育児をする娘という訳わからない上に誰かの性癖をぶっ壊す光景を生み出し兼ねないので、候補から外されたという裏話が存在する。
結局、一番の安牌枠であったノルナゲストにお縄が回ってくるのは必然だったと言えよう。>>19
____________
| |
| |
|M0) ジー ジー(0M|
(親子の時間……)
(汝による、至高なる戦士育成計画……)
(シグルドとの赤ちゃんプレイ……(ガチ))
ナズェミテルンディス!────と、視線に気づいたノルナゲストは叫びそうになるも堪えた。
上からシグムンド、スタルカド(ランサー)、グズルーンの思考である。一人を除いて碌な事を考えていない。
視線を合わせたら絶対にウザ絡みをされると確信しているので、隅から覗く彼らを無視するに限る。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ理論でいけば、こちら側からアクションしなければ何事も起きない訳で。
「俺が子育てねぇ……」
こうしてノルナゲストは一時的に一児の父となった。
そんな彼の姿を目の当たりにし、何かを刺激されたサーヴァントたちは挙って原初のルーンを扱える者たちに群がり────空前絶後の育児ムーブが勃発した。
嬰児、幼児の退化させられたサーヴァントは数知れず。幸いな事に特異点やら異聞帯の案件はなかったので、人理を守る英霊たちのベイビー化による戦力減少での壊滅には至らなかった。>>21
Case.3 マラジジ&十二勇士
「あっひゃっひゃっひゃっひゃ!」
鬼! 悪魔! マラジジ!
これが人間のやることかよぉぉぉぉぉ!(後天的に人間をやめている)
最悪なのが、あえて幼児化の範囲に留まらせて大人の思考をそのままにしている点である。
ローランは激怒した。必ず、かの邪智暴虐なる外殻装甲を小悪魔で偽装した中身妖精(罵倒)に聖剣天誅せねばならぬと決意した。
オリヴィエの目は死んだ。ああ、結局こんな役回りなのだと、ふりふりの少女趣味全開の衣装を着せられて諦観した。
アストルフォはか〜卑しかばい。無自覚なのか、分かっていてやっているのか真実は彼のみぞ知る案件だが、非常にあざとい仕草でちやほやされていた。
リナルドは反転した。悪虐非道なる従姉の悪戯に天元突破してしまい反転の水を飲み干してしまった。
ブラダマンテは消えた。この姿ならロジェロに会えるのではないかという希望を持って。無論それは叶わない。
テュルパンは咆哮した。幼児では好物のワインが嗜めないと、さながら竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)の如し声量で痛みを詠い、嘆きを奏でた。
ガヌロンは期待した。この状態から元の年齢へと成長を遂げれば生前の黒歴史が無くなると、無意味な決意を露わにした。>>22
Case.4 カライス&オルフェウス
「え、あ、へぁ、は、はは、はぁはぁ……」
「……これって止めた方がいいのかしら?」
絵面がすごく妖しげだった。
Case.5 グレンデル&マスター
「可愛い……食べてしまいたいくらい」
「誰かー! 貞操的な意味と生命的な意味で二重の危険を感じるから来てくれー! Help me! Socorro pela amor de Deus!」
瞳孔が開き、頬が紅く高揚させながら幼くなったフェリーペに近付くグレンデルの姿は、まさに青い果実に手を出そうとする新撰組案件か、肉食怪獣が獲物に食らいつかんとする捕食寸前の光景であった。
当然救出された。グレンデルを引き取りに来たベオウルフに首の後ろを掴まれて猫のように連れ去られた。
その後、メンテーの自室に連れ込まれて一日まるまる出てこなかったらしい。今更ながら、スレ立て乙です~
サンタさんに欲しがっていたモノリストですが、
ロゼ:サンタさん(プルフラス)と一緒に料理して一緒に食べたい
プルフラス:本当か?本当にそれで良いのか?もっと我が儘を言って良いのだぞロゼ???
理仁:俺もう21だしプレゼントなんて……って言ったらサンタさん(両親)が悲しそうな顔をしたので慌てて考えた結果、スマホカバー
大我 :本格的なローストビーフ作りに挑戦したいので、牛肉が欲しい→サンタさん(野紀)や零央くんたち、こう兄に振る舞った
学:気になっていたデパコス
メレク:気になっていた魔術的素材
みたいな!>>16
「少なくとも我が友の秘められた輝きを見抜けるだけ、其方より目は良いつもりだが?」
案の条、仲悪いなこいつら。
こうなるのが解ってるのでドゥルヨーダナもカルデアだと可能な限り離れてる。
ちなみに、ドゥルヨーダナが英霊になっても許してないのはクリシュナ、ビーマ、ドラウパディーのみだったり。《奇術の舞台(セカンド・ステージ)》
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「♪~~~……よし!」
「だぁー!なーにが『小』道具だ!デッケぇ人形地獄じゃねーか!」
「まあ、おかげで狙いやすかったですが……」
独特の雰囲気と威圧感漂うお手伝い人形型エネミーに襲われるも返り討ちにした一同。
「頑張れニーアちゃーん!」「今のサビ、良かったよー!」
「声援ありがとうございまーす!……どうですか、フーディーニさん!」
声援を受けながら再びフーディーニに向き合うニーア。
その顔に先程までの戸惑っていた気配は微塵もない。>>36
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「フーディーニさん、あの、ありがとうございました!」
「こちらこそ。楽しいステージだったよ、ありがとう。他のフェス英霊たちもそうだが、負けたからといって担当するステージを追い出されるわけではない。もし余裕が出た時、是非とも私のショウを見に来ておくれ。」
「……それから、身につけたその素敵な度胸と愛嬌と余裕、失くさないように!」
「はい!」
こうして、第二ステージを後にする一同であった。愛込
配る側に回る為にサンタクロースになりたい。
座にはサンタクロースが登録されていると聞き何かの間違いで召喚されないかと考えている。
くじら
釣り竿を貰ったが経験が無かったのでフォーに教わった。
サンタとフォーは顔は似ているが感情が別物なので別人だと思っている。
十五
同僚が欲しいと思っているが以前要介護者を連れてこられた経験から決して口にしない。
サンタの邪魔をしない為に鯨にはサンタを名乗る人物はVIP待遇を命じている。>>40
二人ともどちらかを子供にして……なんて性癖は無かったので、事態の解決や事案起こしかけてるサーヴァントの無力化に奔走する羽目に。
同じ大きさで暮らせる事に幸せを感じてる二人ですし。
ちなみに、スルトちゃんとシンモラが子供化した場合、アルテラ同様にリリィじゃなくてラーヴァ表記になります。鄭成功「ふむ。酒とつまみでも頼みましょうか!皆を誘ってパーっと飲んでしまいましょう!」
藤原千方「むぅ。綺麗で丈夫な……具体的には鬼の腕でも千切れない程度の強度のある布であれば……欲しい……な」
ヘリオガバルス「神殿に飾るいい感じのデコとか?」
風魔忍群「サンタは人の家に忍び込む存在……つまり実質忍者です。故に要求する事などない!……の、ですが……朝起きたら枕元に新品の忍具が置いてあって……」
果心居士(小)「サンタさんはよいこのところにくるものなので、ここにはきませんよ」
果心居士(中)「……お前……そんなもの信じてるのか(笑)」
果心居士(大)「……あのなァ。サンタっつーのは親g………に、愛される!良い子のところに来るもんなんだぜ……?俺が願ってどうなるよ」
プリンス・イン・ザ・タワー「ボードゲームかな……誰かを誘ってやってみたいんだ」
新九郎(姉)「あげる側ですけど!人妻ですけど!!……あ、でもくれるっていうならもらうわね!手芸セットとか!」
(本物)「さんた殿のおすすめの本でもあれば、それで。良い暇つぶしになりますので」
端島「え!?もらっていいんでありますか!?では園芸セットをお願いします!一度やってみたいと思っていたので!」
ハーデース「プレゼントかぁ……あげる側になってみたいなぁ。なんとかならない?……無理だよねぇ」
ヘルマプロディートス「一人の時間をくれ……」「うーん、欲しいものはもう持ってるしなー。ペアリングとか欲しいかも?」
テスピス「まだ見ぬ名台本が……欲しい……!……目を逸らすなカルデア時空ならいくらでもなんとかできるでしょこんちくしょう……!」
ブリタニア「アタシの分はロンドンかそこらの子供にでも追加でやっときなさい」
エンペドクレス「権能」
お百「あらまぁ、なにかをいただけるだなんて、そんな……ここは謙虚に現金で」>>42
ダイアナ・アッシュコット「ナイトスタンドが古くなってきているので、新しいものをいただければと」
西行・シャルロット・千鶴「かわいいドレスの、かわいいお人形さん!……あれ、でも、これならパパに作ってもらったほうが早い気がするのです……」
高円寺零央「あ、師匠。今年のプレゼントはプレ●テ5ってどうですやろ。……無理?えー」
アンゼリカ・K・シェリンガム「ぬいぐるみをくださいな。寒い夜に抱きしめて寝られるような、大きいのがいいわぁ」
アレクサンドル・ベロノソフ「広義の信仰の対象に物をねだるのは……いや、しかしいつも朝になると何かしら置かれているからな……。今年は安めで手軽に扱えるデジカメが欲しい。両親に写真を送りたいんだ」
エレーナ・スミス「欲しいものなら新しい弓ね。どうせ自分で買うから良いのだけれど」
カイ・ゲオルギエフ「サンタ?……あはは、来たことないな。なんでもくれるっていうなら調理器具で」
李逹龍「一度たりとも来てくれたことのないものに要求する事などありませんが?」
海棠あまね「できるだけ家計に負担のかからない……えーと……マフラーとか……?」
帆村昭治「サンタさんかぁ。……はぁ……昔は良かったなぁ………自力で買うか、S●itch」
多米椰宵「ここにバ●ダイクリスマスおもちゃ特集があるじゃろ?」
九泉シノン「クリスマスプレゼント……ふふ、もう十年は聞いていなかった言葉だね。駄菓子パックを頼めるかな?」
劉紫琳「そもそもサンタさんが見つけてくれますかネ?」クリスマスのプレゼントかあ……形のあるプレゼント欲しがる人少なそうだけどちゃんと考えてみようかな
あ、更新しました
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%90%B8%E8%A1%80%E9%AC%BC%E3%81%A8%E5%B0%8F%E4%BA%BA%E3%80%80%EF%BC%92便乗
趙雲「プレゼントか…。己に打ち勝てる強さ…は貰えないだろうから…そうだな、トレーニング器具が欲しい。」
周瑜「本かな。兵法の本を読みたい。(願わくば太公六韜を拝読したい…!!)」
許褚「プレゼント?よく分からねえが貰えるなら飯だな!!大量の飯を食いてぇ!!」
黄忠「酒じゃな。当世には日本酒、ビール、ワインだの色々あると聞くからのう。要は利き酒ってモンを試してみたい訳じゃ。」
獅音「ゲームだな。親父がゲーム大好きだったから、平時によくやってた。正直あまり上手い訳じゃねえが、たまにやると楽しいんだよな。」嘘予告投下します
もし世界に守ってはならない物があったとするならば、お前はどうする?
その聖杯戦争に、正道は無い。
7騎の英霊と数多の軍勢が鎬を削り、工業都市は破滅の嵐に覆われる。
その軍域にて獅子は、運命に出会い、宿命と相対する。
Fate/Immortal Bullet
その弾丸で、「宿命」を撃て。山中鹿之介「ははは、いい歳した男が物をねだったところでサンタ殿を困らせるだけであろうよ。どうしてもと言うなら握り飯のひとつでもあればよいさ」
ロベスピエール 「サンタクロース? それは架空の人物だろう。そういった存在に願う品など私にはない」
イカロス「サンタっつーと……ああアレか。毎年やってるやつか。ならソリとトナカイくれ。あれも空飛べるんだろ?」
リデルフ「マーリン」
はやぶさinイカロス「特にありません」「あー袋いっぱいのお菓子で渡してやってくれ。無表情でもぼりぼり食うから」
スネグラーチカ「聞いても意味ないよ。わたしあげる側だもん。ま、サンタだけどサンタじゃないようなものだから、いい子にも悪い子にもプレゼントあげちゃうけど」
エウラリア「色違いで、きれいなカップをふたつ欲しいです。オルタにもおそろいのものをプレゼントしたいんです」
ルサールカ「ウ、ウゥ……ゥア!(訳:分裂する全員分のプレゼントなんて大変でしょうから、無くとも……本当は我が子に会いたいと言いたいのですが)」
サラディン 「プレゼントか! それならもちろん子らが喜べる物がいいだろう。特別な一品にするか、みんなで遊べる玩具にするか悩むところだが………………なんと、あげる側の話ではない?」
イチキシマヒメ「ほうじゃねぇ、最高級の土鍋とかええね。鍋ならみんなで食べれるし、サンタさんにもあったかいもの食べさせてあげられるじゃろ?」
ロスヴァイセ「対象:サンタクロースへの要望。受諾しました。本機は現代兵器の資料集を要望します」クリスティーナ「そうだな〜ビキニを着た美女とかビキニを脱いだ美女とか……あ、ダメ? じゃあ妥協して花の都でいい」
毛利隆元「拙者……平時では手の届かぬような特別な書物を所望したく。具体的にはこ◯亀全巻など」
コシチェイ「い、いいのかい? サンタさんのプレゼントなんて。いや、いいとも。いいに決まっている。もうコシチェイは悪い子じゃない。良い子なんだからプレゼントだってもらえるさ。だからコシチェイは嬉しい。だからコシチェイは喜んでいる。喜びを隠しきれないコシチェイは、サンタさんにキミとおそろいのものを、お願いしたいな」
ツバキ「みんなでいっしょにねられるベッド。おっきいのがいい」
コナモン「尻から頭が生えた人間でもくれないものだろうか」
ハクト「サンタさんって……来ないに決まってるだろそんなの。僕なんかいい子ってわけでもないんだからさ」
ジャック「レトロゲー。俺が持ってないヤツな。世界の半分でもいいぞ。全部はいらん」
ルナ「ん〜、んん〜、魔導書とか魔眼とか欲しいものはいっぱいあるけどサンタさんに頼むものじゃないし……ここは望遠鏡で! 星を眺めるのにピッタリなやつ!」
シメオン「金くれ金。借金返せるくらいの金がほしい。いっそサンタさんに借金プレゼントしてあげたいぜ」
カヴン「ハムスターがカラカラ回してるオモチャあるでしょ? アレが欲しいわ。最近、運動不足なのよ」久しぶりに書いたな…ってキャラもそこそこいたのでこういうのはちょくちょくやった方がいいかもってなりました
イチキシマヒメの広島弁エミュとか久々だと手こずったりしましたしわぁ、クリスマスプレゼント全員分書くとなると大変そう(wikiを見て目が死ぬ)
サンタ・マルタってサンタクロースから取ってるんだろうけど、名前的には聖マルタって言ってるようなものですよね(現実逃避)うちはキャラが多いので、プレゼントいらないって奴以外で
道灌「うーん、そっすねぇ…皆で遊べるゲームが欲しいっす!睦月…睦まじき月を迎えるにあたって必要不可欠っすから!」
ポー「金…やっぱ金ですね。クリスマスって聞くとちょっと思うところがありまして…その度に欲しくなりますね、金」
人麻呂「何処でもいいから旅行券が欲しいね。小生ほら、旅行好きで通ってるし。サンタ殿の御国なんてちょべりぐでは?」
ローゼン「夜食にぴったりのカップラーメンを所望したい!…あ、いや違うよ?最近夜食禁止期間で食堂から閉め出されたからとか、そう言うわけじゃ決してないよ?」
石燕「ぶっしゅどのえるというものが食べてみたいですねー。しゅとーれん?とかも!そして叶うなら、サンタさんとも一緒に食べたいですね!」
カスパー「…いりませんよ、別に。僕、子供じゃありませんし…え、子供も大人も関係ない…?…………なら、その…ウマのぬいぐるみを…やっぱり、良いです」
ジョン「私のような存在にもプレゼントが…素敵なお話ですね!サンタさんのお手を煩わせないもの…うーん………縄…特注の縄が欲しいですね、はい!」
京丸「それはもちろん、とびっきりのハッピーなロマンス小説を!カルデアの作家さんたち、みんな悲劇にしがちだし…ねぇ、これってどう思う?」クッチー:子供の頃は人体模型とか死霊魔術師っぽいモノを欲してたりしたが、親死亡で「いらね(貰う資格ないわ)」になった。
誉さん:兄貴によく手製のぬいぐるみをねだる。
刹那:寝てたのでクリスマスプレゼントの概念をあんまり知らない。
ポルカ:生ハムの原木とか燻製器など、食べ物関連。
鳳蝶さん:ちょっとした金券とか貰えればそれで満足な人。クッチーに食事の奢りを頼んだ経験アリ
迅龍:プレゼントは不要だし、あんまりクリスマス自体を認識してない。
メインはこんなところですかね。・表編
黒野「何でもって言われてもな。今だったらラノベや漫画の最新刊欲しいし、それ全部買えるだけの金も欲しいし。いやでもここはいっそ親の為になるものでも頼むか…?」
千早「最新の訓練用竹刀! 今使ってるの大分ぼろくなってきたから! あ、でも何でもって言うならシューズとかジャージも欲しいしうーんうーん」
加々見「思う存分昼寝してられる時間。え?そういうのは違う?うーん…せやったらどないしようか…」
マチルダ「わ、私は特にそういうのは…。後で何か要求されるのが怖いですし。…そういうのはない? いえ、でも――」
ユウキ「ケーキ! クリスマスケーキがほしい! いつもヘルパーおねえさんが作ってくれてるんだけど、あの人いつも作るばかりでたべないから! だから、あの人もいっしょに食べられるケーキがほしい!」
ジル「…よりによって教会関係者である私にそれを聞く? まあいいけど。――そうね。何でもというのなら、クリスマスの一日くらいは馬鹿な自己犠牲人間が出てくれない事を祈る程度かしら」>>60
・裏編
三上「要らん。興味もない」
ニキータ「そうねー。昔どっかでそういうの聞かれたような気もするけど……ま、今はとりあえず上等なお酒とつまみがあれば充分かな」
ジェイド「欲しいもの? 何でも? じゃあ金払いがよくて、人脈もそこそこ以上にあって、なおかつ騙されやすいお得意さん! なーんちゃって♪」
黒江「新鮮で上等な生贄――なんて、冗談よ。まあそっちも欲しくないと言えば嘘になるのだけど。そうね、香水とかどうかしら。身にかけるだけで人を惹きつけられる、とびっきり強烈な逸品とか」
オーブ「かのギリシャ神話に名高い、プロメテウスが齎したとされる叡智の燈火。もしも何でも叶うというのなら、是非ともこれをお目にかかりたいものだね」
ゆーれいさん:――そうですねぇ。僕も特に欲しいものはありませんね。だって。望めば大抵自力で手に入れられますから。
モンスターメーカー(モリソン)「究極の獣。あえて言葉にするならば、こういった所だろうか? 根源にはさほど興味もないが、怪物を生み出す生業の者としてはいずれ辿り着いてみたい所だ」
黒野(IF)「…もう一度、あの笑顔とぬくもりを――いや。やっぱり何でもない」
千早(IF)「あいつとの殺し合い、その機会。それだけでいい、それ以外なんてもう要らない」>>61
以上、うちの子クリスマスプレゼントQ&A
サーヴァントの方はその手の物欲が薄いor欲しければ自分で手に取る系のが多いので割愛>>57
カトカ「…………母の、遺品を…む、無理ですよね…」
耿実「何もいらないからさ、ソリの仕組みを教えて欲しいね。もっと言うとちょっとバラさせて欲しい」
グランデ「いらない…何もいらないわ。贅沢も言わないわ。…だから、だからね、私とお話しして欲しいの。サンタさんとお話なんて、とっても素敵じゃない?」
郁「せめて一夜だけでもいいので…聖夜くらいは、魘されない睡眠が欲しいです…」
■■■(アリス)「今更施しなんて…って言いたいけど。あったかいブランケットが欲しいね。真冬に外にずっといるの、寒いから」
レッドア「ソリってあるだろ?あれに一度でいいから乗ってみたいんだ。一夜で世界中を巡るんだぜ?一体どんだけ速いんだろうな」
緒十「暖房費浮かせたい…から、流氷精の冬バージョンが良いなぁ。嵩むんだよね…」
綰「サンタってフィンランドの人だろ?フィンランドの地酒が呑みてぇな、一回は」
黎「……………………先生、先生の…何でもないです…」
笑加「サンタさんに会いたいです!それで、今一度今までのプレゼントのお礼をさせて欲しいです!」他は物欲なかったり(一刀斎等)、誰かに施されるのは許せなかったり(三鳥等)、自分なんかより他に渡してと言ったり(阿弖流為、ワット等)、クリスマスをわかってなかったり(鵺)、色々です。
スィレンは「僕は良いよ。幸福だからね、施す側じゃない」って言う。サンタさんに施そうとする勢い
>>25
幼児化はやはり危険…でも幼児化した皆さんをみてみたいとも思う…ジレンマ…
あとノルナゲストさんの蝋燭不死身がロマンチックで良いなと。グラム使えるのは相当怖いですが…
>>38
アイドルがフェスで勝ち抜け、というとグレイルライブを思い出しますね。ニーアさんの随所に見えるアイドルへの情熱がスポ根らしくて好きです!
フーディーニさんのはフェスってかショーっぽいですが…盛り上がるから大体一緒だね!()
>>45
台湾行きの理由、四方が決めたのか…でもこういう形での旅っていうのは一度は憧れますよね。日本全国ダーツの旅、とか。
台湾フードは美味しいイメージですけど、実際書かれるととても食欲をそそられる…そして絵に描いたような小人との邂逅!おとぎ話みたいな導入でいいですね
>>51
やだ格好いい…硬派な雰囲気のする聖杯戦争ですね。とても気になる…虚構より出し魔の手は、北の幻想より来たる。
忘れ去られた神秘。
暴かれる事のなかった深層。
肥大化した空想は現を侵食す。
Fate/Grave Order 深奥虚数海境ウルティマ・トゥーレ
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。21時にイベント続きを投稿させていただきます~
《巧夫の舞台(サード・ステージ)》
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
『巧夫』とは、「物事に対し注いだ時間や鍛練、努力などの蓄積」という意味である。
そこから運動や中国武術(にかける蓄積)を指す言葉となり、
更には「カンフー/クンフー/コンフー)」と言う言葉が派生し、中国拳法やそれらをメインとした映画の一ジャンルを指す言葉として使われるようになったという。>>73
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
───第一、第二ステージを終え、運営の用意したホテルで休むことにした一同。翌日になり、いざ第三ステージへ向かう。
「はぅわ~~~……昨日のエステやスパは最高でしたねぇ……疲れが全部飛んでいっちゃいましたあ……。」
「休息を取りしっかり疲れをリセットするのも立派なことですからね。」
そう、休みだからといってダラダラ怠ければ良いというものでは無い!
なので施設内の贅沢な時間を有意義に満喫しまくったのだ。
「朝食のバイキングも良かったですよねぇマネージャーさん!目の前で作ってもらったふわふわのオムレツ……新鮮な野菜サラダとヨーグルト……焼き立てのパンにバターにベーコン……」
「和食も完備されてたよなあ。炊きたての白米、豆腐と葱の味噌汁、焼き魚にだし巻き卵、海苔や漬物と来たもんだ。昼はあそこまで戻って食べても良いかもなぁ。」>>72
お役に立ちたい…けど、面子見るに中華&イギリス系で自分の出る幕はなさそう…
>>77
天下一武闘会か何かで…?でも、ナイスミドルなお爺さんがワイルドに敵をボコしていくって言うのは確かに盛り上がりそうだし見てみたい…
耿実「あっはは、ごめんごめん。こう兄にとっては大我君はいつまでも子供に見えるからねぇ。…あ、それアタリか…大我君、変なとこ運いいよね。もっと色々ある予定だったのに…どうせなら全部食べてみない?」
>>79
なるほど…?色々な英雄と共に生きた…ということは色々な冒険譚を生きてきたというわけで…そう考えると、強いのも納得…
幼児化…?幼児化…なるほど…()
監獄長さんのホラー個人的にサラッとした文体で好きなので、その手の物だったらなんとなく嬉しみ…実際自キャラで幼児化させて面白いやつって誰だろう…彼らの幼少期とか考えたことなかった…
只今wikiに《奇術の舞台(セカンド・ステージ)》を登録させていただきました!
>>88
きっと漢らしい展開が待っている、はず!
つまりルナとメレクはお互いweakが取れるクラス……(fgo脳)「聖杯大会Radio(めっちゃいい発音)
はーい今夜も始まりました聖杯大会ラジオ。お相手は永遠の美少女ことカナディアちゃんが務めます!まずはカナディアの一問一答のコーナー。このコーナーではリスナーの皆から送られてきたお便りにズバズバ答えていっちゃうよ!」
「最初のお便りです。ラジオネーム“爆音スピーカー”さん。『貧乳を煽ってくる輩は死んだって仕方ないですよね?』
うーん、どっちもどっちかなぁ!嫌なやつのことは無視しちゃえ無視」
「続いてのお便りです。ラジオネーム“邪眼の力をなめるなよ”さん。『友人に彼女が出来たけどデキ婚しないか心配です』
そうだねぇ、そういう時は避妊具とかプレゼントすればいいと思うよ」
「続いてのお便りです。ラジオネーム“目標をセンターに入れてドリャア”さん。『契約すれば“お願い”を叶えてくれるって本当ですか?』
おっとっと、これは別口の話になるねぇ。という訳でお口チャック」
「それでは本日最後のお便りです。ラジオネーム“万年発情猫娘”さん。『俺の床[とこ]来ねぇか(イケボ)』
ってバカか!ラジオネーム見た時点で嫌な予感してたよ!態々(イケボ)って書いてまで上手いこと言ったつもりか!」
「はぁ、はぁ…それでは聖杯大会ラジオ。本日もお別れの時間がやって参りました。それでは皆さん、また次回〜」突発的に思いついたネタ。続くかどうかは分からない。どのラジオネームが誰か分かるかな?
久しぶりのコソコソ小話
自鱒のメシマズキャラにはグランデがいる(独断でアレンジという名の殺人未遂を施す)のですが、逆にメシウマでいえば実は耿実入ったりします。レシピの手順守る&分量めっちゃキッチリする、で。本人は積極的に厨房には立ちませんけど。
これに少しでも料理としてではなく工作としての創作意欲(という名の好奇心)が混じるとダメになる。普通の味の唐揚げのはずなのに何故か髪がめっちゃ伸びたりする。何を入れたかは不明>>105
他が酷すぎでござるぅ…。思えばうちのWASPっ子達も風花ちゃんは四肢どころか全身パーツ取りだし小夜子さんは心臓移植されて体質が変わっちゃったし今書き上がったssにチョロっと出てくる新キャラも生まれた時から施設だしなぁ。
ナニカに補食された経験持ちは流石にいないだろ~、と探ってみたら薬物による改造もちゃんといたし自我崩壊は2名もいたという闇深。
ヴァニティちゃんとかも体で色々払ってそうだし……。や施ク
朽崎くんがまだ起きてるか分からないけどとりあえずss投稿しとくね。「ん────今何時だ?」
ふと目が覚めて時計を見ると時刻は深夜0時を指していた。
「あー、うーん…」
目が覚めた理由は至極単純、空腹だ。でも時間的に食堂には誰も居ない。どうしようか少し悩んだ後にベッドから起き上がる。
「何か作り置きの料理を残してくれてるかなぁ」
ガロさんがおにぎりか何か用意してくれてるかもしれない。最悪お菓子でも腹に入れよう。>>110
食堂に行くと既に明かりが点っていた。どうやら先客がいたようだ。
「ありゃ、ソラさんじゃないですか。ソラさんも夜食ですか?」
戸棚を漁っていた長身の女性、小夜子さんが立ち上がった。その手にはカップ麺が一つ。
「うん、お腹が空いて目が覚めちゃって。小夜子さんも?」
「や、小夜子さんはちょっと夜更かししててぇ…」
「また何か描いてるの?」
そうやって雑談しながら小夜子さんは慣れた手つきでカップ麺、きつねうどんの封を開けていく。私もなにか無いかと戸棚を開けるもののカップ麺は残っていなかった。どうやら最後の一つだったらしい。残念。
「このカップ麺はこの間日本に行った時に小夜子さんが買い溜めした物ですからねぇ。個人で買ったものだから数も少ないのです」
「そっか。私も今度買おうっと」
冷蔵庫の中に何かあるかなと思っていると不意に小夜子さんが話しかけてきた。>>111
「そういえばソラさん。実は小夜子さん、火の魔術が使えるようになったんですよ」
「へぇ、それは凄いね」
簡単なものですけどとはにかむと小夜子さんは徐にカップ麺を手に持った。そういえばお湯を沸かしてないっぽいけど…?
「すぅ…はぁ…すぅ……エレレレレレ」
「!?!?」
数回深呼吸(小夜子さんのドラゴンブレスの予備動作)をしたと思ったら口から湯気が立ち上る熱湯を吐いてカップに注ぎ始めた。
あまりの絵面にずっこけ…はしなかったけど開いた戸棚の扉に頭をぶつけてしまった。
「いやー便利ですよね。魔術と併用したら小夜子さんのドラゴンブレスがお湯になるんですよー」
「いや絵面ァ!」
まだ痛む頭を摩りながら突っ込む。なんというかマーライオンとか水を吐くフグみたいだ。
そういえば砂漠での仕事があった時小夜子さんって皆の分の水筒の補充とかしてたような………考えるのはやめよう。>>112
そんな事をしていると食堂に新しい客が入ってきた。
「こんな真夜中に騒がしいね」
「オリビアさん」
分厚いレンズで目が見えない所謂瓶底メガネをかけた白衣の女性、オリビアさんだ。彼女は施設で生まれた実験体でもあり成長した後に大人達に混ざって施設の研究にも参加していた研究員でもある。ちなみに今はあのアンドリューの助手をしている。
「お腹が空いて目が覚めて、カップ麺は小夜子さんの持ってるので最後だったからなにか無いかなって」
「そっか。なら私の夜食を分けてあげるよ」
おお、これは僥倖。アンドリューの助手をしてるとは思えないいい人じゃないか。手の先まで白衣の袖が垂れている萌え袖で器用に冷蔵庫の扉を開けて中からサンドイッチが乗ったお皿を取り出した。あれ、なんだか嫌な予感が…。
「お口に合うか分からないけど。はい、私特製『タルタルサンド』だよ」
「やっぱり!」
そうだった、この人重度のタルタルソース中毒なんだった!>>113
どうする…食べるか…アレ[タルタルサンド]っ。いや、サンドイッチって普通ハムとかタマゴとか挟まってる物じゃないの?レタスとたっぷりタルタルソースでサンドイッチってありなのっ?
「ふふ。無理しなくていいよ、これが万人受けしないってことは分かってるし」
「あ、うん…。せめて何かハムとかが入ってたらなって」
この前日本で食べたタルタルソースが塗られたバンズに別途で買ったフライドチキンを挟んで食べるバーガーは美味しかった。あんな感じにタルタルサンドにも何か挟めたらなぁ。
「ソラさんは贅沢ですねぇ。せっかくオリビアさんがくれるって言ってるんだから貰えばいいのに。ねー」
「ねー」
そんなことを言いながら小夜子さんはきつねうどんを啜り始めた。あ、すごいいい匂いが……。
って時間見たらもう1時だ!早く何か食べて寝ないと明日に響く!
「はい、お土産どうぞ」
そう言うと同時に私の頭の上に何か箱のようなものが置かれた。いくら今が日常で気を張ってないとはいえ私が気配で気付かないとなると────>>114
「椿さん!」
「はーい、皆のお兄さん椿さんですよー」
紙袋で顔を隠した椿さんがおどけて見せる。そういえば椿さんはタゲリアさんと仕事に行ってたんだった。今日帰りだったのか。
「仕事中に会った人に貰ったプリンなんだけど僕にはちょっと甘過ぎてね。全員分には足りないから困ってたんだ」
「そういうことなら、いただきます」
椿さんのお土産を食べてみると確かに物凄く甘かった。誰がこんなに甘ったるいの作ったんだろうってくらい甘かった。
翌日調べてみると椿さん達は聖堂教会の代行者と共同戦線を張ってたらしい。なんか納得した。
おわりです。
オチ?そんなの無いよ。強いて言えばキャラシまだ作ってないキャラのお披露目的な。
オリビアさんに関してはそのうちキャラシ作ろうとは思ってます。今のところは瓶底メガネの萌え袖白衣さんとだけ。>>117
そう言ってもらえると、星雪を作成した甲斐があったって実感できるとです。ひっそりと私の中で「緒十は海洋魔術(オーラ・マギア)を時と場合と条件が揃えば使えるだろう」と思っていたり…
たぶん使いすぎると海になる(文字通り)(神秘共鳴による器の融解)昔やってたクイーンズゲイトというゲームを思い出し、あの衣服破壊システムをどうにかサーヴァントに組み込めないものかと考え中(最低の発想)
うぉおおお
20時~20時15分の間にイベ続きを投稿させていただきますうぉおおおあと多分今後WASPにはクッチーの弟子的なナニカが加入する可能性アリ。
ところで全く性質の異なる魔術刻印をテキトーな人間に複数ブチ込むのって可能なんだろうか?多分アルフレドが嫁さん(宝石ランクの魔眼持ち)見つけた時すごいウッキウキだったんだろうなぁって。口説き落とすのにかなり時間かかったけど。
>>134
アンドリューはほんと上手く施設からWASPに鞍替えできたのにそれで大人しくせずに好き勝手おしゃべりしまくるから…。《巧夫の舞台(サード・ステージ)》
~天魔山、第三会場~
「ハッハッハァ!!まだまだ序ノ口よ、なんなら飛び入りの力競べもバシバシ受け付けるぞ!」
ニッカリと笑いながら歓声をあげる観客に余裕を見せつける黄忠。
「……ほんとによぉ、フェスっていうもの勘違いしてないかこの特異点」
───この地、このフェスでは、どう愉しんでも良い
改めてそれを実感し、丸目の脱力した言葉に頷く一同。
そこへ、黄忠が目敏く遠巻きに様子を眺めていたカルデア一行を発見する。
「おお!!待っておったぞ、かるであ!!」>>146
趙兄の女性苦手設定直すか…>>149
ありがとうございます~!>>153
「あーこれ、儂のフェス結界の効果じゃよ、蘇生効果。楽しい祭りなんじゃから故意に人死が出まくるのはアレじゃろ?お主が倒れても甦る仕様でもあった。」
「まっ、敗けは敗けじゃ。ほれバッジを持っていけ」
「……おう、ありがたく貰ってくぜ」
「……いやぁしかし!儂もまだまだ巧夫が足りないし改善の余地と伸び代が見える、というわけじゃなあ!」
「お、おう」
「というわけで、達者でな、かるであよ!……さぁ、鍛練あるのみじゃ!!我こそはという武人はおるかー!!この老兵に挑もうというモノはおるかー!!」
「「「イェアアアアア!!!」」」
ついさっきの激闘のダメージも何処へやら。
観客席へコール&レスポンス(闘)を行う老将であった。ちょっとネタが書けたので投下します。
ゆらり、ゆらり、ゆらり────闇夜の中、月に照らされた静寂なる海の上で、水夫たち怪談に花を開かせていた。
安いながらもラム酒を嗜み、この辺り一帯で伝えられている迷信を順番に語り合う。
『さまよえるオランダ人(フライング・ダッチマン)』のヘンドリック・ファン・デル・デッケン、『さまよえるユダヤ人』のアハシェロス、『ヨナの亡霊』たるデイヴィ・ジョーンズの監獄と……。
そこには恐れもあり、しかしながら海の藻屑となった魂たちへの揶揄いも混じっていた。
「最近聞いた話なんだけどよ、半年前からここら辺で船乗りたちが神隠しに遭ってるんだとよ」
「何だってそれは本当かい? 確かに漁師やらが行方不明になってるって噂は聞いてたが……」
「どうせ根も葉もない噂でしょう? 大方、事故で浸水して魚の餌になった話が尾鰭背鰭ついて港に広まっただけでしょう?」
心底つまらなさそうに現実的な意見を言う女性。
そんな発言に「夢がないなー」と愚痴る男二人。
男はいつだって夢いっぱい、πいっぱいを抱く少年なのだから冷めた発言にはブーイングを飛ばしてしまう。
しかし当の女は肩をすくめて仕方ない奴等め的な反応をする……が、よくよく見れば忙しなく足をトントンさせているので、内心ビビっているのかもしれない。>>158
「で、話を戻すけどよ、実は神隠しあった奴等には共通点があってだな……なんと、消える前に“海の神隠し”の話をしてった事だ。今の俺たちみたいにな?」
この情報に聞き入っていた二人は驚愕の表情をし、それぞれの反応を示した。
一人は「まさか、嘘であっては欲しいな」と不安げな心情を零し。
一人は気丈な振る舞いが一気に崩れて涙目で震え出した。
「ちょ、ちょっとちょっとちょっとぉ!? なんで今それ言うの!? それフラグ! foreshadowing! 本当にありがとうございます die bitch!」
ついにはキャラ崩壊も辞さない程の取り乱しっぷり。
右手で中指を立てながら左手で「Die(死.ね)!」のハンドサインをしつつ、この二つを組み合わせて十字を作るなど悪魔合体宜しく侮辱の極みを相手に披露する始末である。
さすがの反応に男たちは引き気味になり、語り部は若干呆れ半分、申し訳半分の割合で謝罪して怪談ではお決まりのオチを付け足した。
「まあ真相は船底をデカい岩にぶつけて沈没したってオチだけどな。船乗りの間ではよくある結末だよ」
「随分と現実的なオチだな。浪漫の欠片もない」
「そんなもの無くていいわよ。大体ね、今の世の中非現実的な事が起きる訳なんか────」>>159
────ぴちゃり、船内に音が響いた。
まるで濡れた足で徘徊するような、気味が悪い程に粘着質な気配を感じさせる。
この音一つで静寂が訪れ、三人は言葉を失う。
硬直し、緊張で思考が乱れ、呼吸すら怪しくまる感覚。
恐怖────それがこの場を支配しているもの。
ただの物音一つ……されど、余りにも現実味のない泥濘みを帯びた音の心臓を鷲掴みされたのだ。
無音の空間に、心臓の鼓動だけがドクンドクンと発せられる。
一体いつまでこの時間が続くのだろうと憂いた彼らであったが、ある程度経ってから次の反応がなかった事で脱力する。
「……ただ水滴の音だったんだろう。まったく脅かしてくれる」
「いやぁ、マジで焦った。まさか噂が本当で、神隠しの話をしたら……なんてな」
「ほんともう勘弁……」
精神的に疲れてしまった三人はさっさと寝てしまおうと各自の寝床へ向かう。
すると女の肩を叩く者がいたので、彼女に煩わしげに振り返って「何よ」と不機嫌に言い放った。>>160
だが、そこには誰もいなかった。
先程のこともあってこめかみを引くつかせ、誰かの悪戯だろうと────この時になって彼女は気づいた。
他二人の足音が聞こえない。床を踏み、板を軋ませるような物音がまったく無いのだと。
「ね、ねえ? もうふざけるのはやめましょう?」
震える声で訴えるも、誰も答えない。
再発した恐怖心で呼吸困難を思わせるほどに息を乱れさせ、泣き噦る少女のように膝から崩れ落ちた。
そして、そんな彼女を煽るかのように────ぴちゃり、ぴちゃりという粘着質な音が鼓膜に入っていく。
その音は徐々に早くなっていき、徐々に大きくなってこちらに近づいてくるではないか。
誰かは走ってくる、何かが近づいてくる……限界に達した恐怖心で女は後退った。
「やだ、やだやだやだやだやだやだやだやだやだ……!」
必死の懇願を口にし続け、おさまることの無い恐怖から逃避しようとした。
背に壁がついても尚後退りをやめず、追い詰められた小動物のようにもがく。
そして、もうダメだと心が折れた彼女は身を縮こませ、呪詛のように「やだ」と「ごめんなさい」だけを連呼した。
正気を失おうが、床を温かい液で濡らそうが構わない。唯一それだけが彼女に許されているものなのだから。あ、そうだ。朽崎くーん、いますかー?
>>166
今回はエンジョイ勢寄り武人テイストで書いてみました
>>あと丸目さん好きです(唐突)
ヒュー!ぐふふ、ボックス周回してたらこんな時間でござる。
まだ起きてる人っているのかな?
>>179
うーんこの手の救いようのねぇ輩ってのはどこにでも居るんだな感。夜は寝れへんn……はよ寝たい
人が多そうならオリビアさんのキャラシ貼ろうかなとも思ったけど明日にした方がいいかな?でも朝も人がいるとは限らないし…。
>>186
朝イチで確認はする。ただバイトなんで即レス出来るかは不明。うーん、やっぱり貼るだけ貼っとこ。どの道今回のは表向きデータだから不明や未定の欄が多いし。
【氏名】オリビア
【性別】女性
【年齢】20代前半
【出身】施設生まれ施設育ち
【身長・体重】165cm・71kg
【肌色】白【髪色】金【瞳色】不明
【外見・容姿】瓶底メガネに萌え袖白衣、後ろ髪が左右に跳ねたショートヘアが特徴。
【令呪の位置】右手
【属性】中立・中庸
【魔術系統】不明
【魔術属性】不明
【魔術特性】不明
【魔術回路】質:C 量:C 編成:正常
【起源】未定
【所属】WASP(研究班)>>189
【魔術・特殊技能・特性など】
不明
イメージカラー:白
特技:意外と足が早い
好きなもの:タルタルソース、整理整頓
苦手なもの:無計画な浪費、乱雑な部屋
天敵:神羅=オトギリ(苦手な訳では無い)
願い:不明
【性格】
理知的でマイペース、お茶目な一面もあるが所々で変人。WASPの仲間からはいい人や優しい人という印象を抱かれているが怒ると怖いとも思われている。
タルタルソースをこよなく愛し何にでもタルタルソースをかける。マイタルタルを常備しており酷い時には「白身フライはタルタルソースを食べるために頼んだ」とまで豪語するほど。
流石にタルタルソースを直飲みするのは不健康だからとしない。────今更では?
袖が手の先まである萌え袖だが実は改造白衣で袖に切れ込みがあって指を使う作業をする際はそこから手を出せる。
何故萌え袖にしてるのかと聞くと趣味だと答えるが実は袖の中に色々隠し持ってるのでは?と考えられている。実際鎮静剤入りの注射器がスっと出てきたことがある。>>190
【来歴】
施設で生まれた実験体で成長後は大人達に混ざって施設の研究を手伝っていた。その事に関しては負い目もあるが気にし過ぎても仕方ない、それ以外に選択肢が無かったと割り切っており過去に何をしたかよりも今何をするかを重視している。
今はアンドリューの助手をしており彼との相性は悪くない様子。ただ多少なりとも思う所はあるようで時折鋭い毒舌をぶちかます。
実は雲月風花の眼の片割れを所持している。既に片割れはカレイドスコープへと改造されソラへと移植されているがもう片方はアンドリューが使わないように隔離&管理している。
彼女が望めば返すつもりだが片目だけ戻ることで余計に他の部位を渇望するようになってはいけないと様子見し続けている気遣いの人。
オリビア自身が施設でどんな改造を受けているのかは不明。しかし瓶底メガネを絶対に外そうとしないことから魔眼を移植されていて瓶底メガネは魔眼殺しなのではと推測される。
台詞例
「ハァイ、私はオリビア。よろしくね」
「ガロ君の料理は美味しいよ、自信持って」
「まあ別に嫌いって訳じゃないし?むしろ好きだよ、あの人の無駄話[おしゃべり]」
「うわぁ…何回見ても凄い部屋だね。ねぇ、お願いだから片付けさせて?せめて種別毎に分けよう?」
「これ?チキン南蛮定食だよ。チキンはタルタルソースの下に埋まってるケド」
「はーい、いい加減に黙ろっか」プスッ
「経費無駄遣いした悪い子は誰かなー?いや怒ってはないよー?ホントホント」伊織「すまぬ」(←経費使った女)
椿「チマチマした事は苦手で……。足の踏み場が無いぐらい荒れてないと誰かが侵入してきた時の準備がですね…」(部屋が汚部屋気味の男)
割と後遺症無さそうだけど、どうせ厄ネタあるんやろなぁ……。>>196
これで初期案でははわわも追加する予定だったという事実。属性バランス的な意味でボンキュッボンボンキュッボンのパツキンお姉さんになったけど────あ!身長修正するの忘れてた!もうちょい高いです。>>203
>>204
では条件が整い次第に運命力介入皆無な戦闘をおっぱじめるといった感じになりそうですね。
バフは既にスキルで増し増しになっているのでこれ以上は……。
大神の戦士:B
オーディンの養子にして神々選定されし戦士。神性の亜種スキル。常時バフがかけられている状態で、全ステータスがランクアップ。また、このスキルにおける神性は「戦神」と同じ括りとなり、戦闘時にのみデフォルトで『勇猛』スキルが付与される。
巨人脈路:A
巨人の血脈、破壊を伴う災害の権化。混血、怪力、天性の肉体、魔力防御、等との複合スキルとされている。魔力防御はに肉体表面を覆うシールドとしての役割を持ち、取り分けスタルカドは触れた物質を凍結させる「冷気」の性質を有している。また、家系図を辿れば妖精との血縁にも行き着く。
これでもう大幅にバフが入っているので……。皆さんボックスガチャは何箱開けられましたか?私は途中別ゲーに浮気してて22箱止まり。一括開封快適でちた。
そして今回のイベントでの食材エネミーの自我についてエミヤが魂云々言ってた時にギクッてなってました。特に大鳳の使い魔関連。
一応フィルニースには魂喰いで得た擬似人格→人間を喰ったことで魂獲得、シャリーファは元々ミイラになってた人の魂ってことにしております。はい。>>207
ですデス。今はまだ我慢です。>>208
スマホ勢は周回してたらssとか書くのが止まってしまうジレンマ。折りたたみ出来る二画面スマホとか買おうかなと割と真剣に考えるくらいには悩ましい。>>135
ですねえ。体内で完結する術式…というのが自分どこまでのものか区別はついてませんけど、魔術回路の駆動域はかなり広いですものね。
「海水」である以上、「侵食」は避けられない概念…岩が波に当たって削れるように…
>>144
>>156
一対一の闘争において、老若などというのは些事たること…二人の強者同士の対峙が格好良かったです!
黄忠おじさま、単に戦闘好きってだけじゃなく豪快で、だけど抜けなくて…あまりいなかった系統のイケおじだわ…トゥンク…
>>164
やったー!まさかこんなに早く拝読できるなんて…嬉しみ…嬉しみ…
話をすれば何とやら、と言いますか、怪談をしていたら怪異が近くに…っていうのはホラーとしては定番で、その分いかにもな描写が実に良い…最後の得体の知れない呼び声も底の見えない“海”って感じがして…
>>192
タルタルソース良いですよね…銀◯の某マヨネーズさんを思い出す入れ込みっぷり…
少し複雑な過去を持ちながらも、仲間として世話を焼く少女。容姿もそうですが正統派な感じがして可愛いですね
>>211
!!!ご新規様だ!囲え!()
ようこそいらっしゃいました、大歓迎ですよ!只今クリスマスの続きをwikiに登録させていただきました~
>>215
新鮮なイケオジは健康に良い……>>222
どうもどうも、改めましてレージュと申します。
ちょっとお絵描きが好きなだけでお話作りは苦手ですが、お見知りおきを~>>219
ゴドフロワ、ハーラル王、いいですね!
マイナー強豪サーヴァント作成志望でしたら、うちのイオラオスとかスブタイとか立花道雪はいかがですか?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/イオラオス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/スブタイ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/立花道雪そういえば、ムンクさんはタイプムーンやfateで好きなキャラクターは誰かいらっしゃるのかな?
>>233
なるほどなるほど、良いですよね王様系サーヴァント>>195
>部屋云々は風花ちゃんのなんでもコレクション部屋のこと
あーやっぱり?でもまぁ椿さんの私室は整理整頓出来て無い寄りで椿さん自体も家事苦手、という事になりますた。
伊織さんとのCPでバディ同士で得手不得手が真逆というのは気ぶれると思ったので。
伊織は見てる自堕落系女子で、椿さんは見えない私生活ポンコツ系というか。
>まあ施設で生まれたって時点で、ねぇ。
厄ネタの開帳も楽しみにしていよう。多分聖杯戦争ってよりも「この2人……主従として良いよね……良い……」みたいな鯖鱒コンビのダイマSS二なると思うので自薦他薦はいくらでも受け付けます
「ジョーンさんとこのマスター/サーヴァントならこの子が似合いそう」みたいな推薦、してもいいのよ?(チラッチラッ)
>>123
ごめんなさい……貸してくださいって言った手前あれなんですがライダーで動かしたいやついたの忘れてました……その代わりと言ってはあれですが年末のぐれおファイナルを楽しみにしていただきたく……
>>124 >>126 >>180
御三方ともありがとうございます!
>>127
あ゛っ(モルガンと羅刹女は組ませるマスターが決まってた顔)(申し訳ない……)(今度レッドアさんとアーサーの話書きます……)
>>146
来年は張姫に青いビキニを着せます(鋼鉄の意思)
そういえば趙雲兄貴って京極さんの中では何歳くらいなんですか?
張飛は張姫の父親ですが、兄ちゃんポジションってことは五虎大将軍の中でも若かったり?>>236
楽しさ至上主義剣士としてエリー・ロイマンと自分とこのフォルカー・フォン・アルツァイどうすか?とか言ってみる。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A1%E3%82%A4>>225
なるほど!でも自分、その言葉遊び好きです!
これはアサシン(物理)ザバーニーヤ(物理)の予感…気がついた時にはこの人に絞め落とされてるのかな…こわっ
あと、鮭火さん的には阿弖流為(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E9%98%BF%E5%BC%96%E6%B5%81%E7%82%BA )とかは刺さるのかしらん…と思ったり…
>>236
あっ…(なるほどそうでしたか。それでは、楽しみにしております!)(えっマジっすか…?すごく楽しみですが、ご無理はなさらないでくださいね…?)
べイラさんと緒十とかどうなんだろうなーと考えたりはしたことあります。ていうか海系サーヴァントとは考えたこと多いです>>236
全盛期で召喚されるって事なので長坂辺りと考えると20代後半〜30代前半位かなと思ってます。
劉備達三兄弟より少し若いって感じのイメージです>>249
何がとは言いませんが心中お察しします…>>249
やはり日本で知名度がある偉人はヒットしますからね……マイナーばかり投げてる私ですが、直撃しない安堵と残念感があったり。>>249
何も言うまい...>>254
せっかくだからカバディしないと……。>>249
お察しします……。>>249
(ここのえさんのページを確認)あのさぁ……具体的な固有名詞を明言しなければ好きなだけネタバレ案件に触れていいってわけじゃないと思うんじゃよわし
その辺の緩みから馴れ合い特有のグダグダって始まるんじゃよというか新規来てたんか……初遭遇が苦言ってなんかアレだと思うけど一応よろしくですね、キャラ数の割に実働キャラ少ないのが難点の人間だから特に印象に残らないままになるかもしれないけども
あともう一つ付け足すと台湾で高級ホテルに泊まるなら台北の圓山大飯店か東部の山奥にある原住民系のがおすすめ
台湾の人たち西洋化ダイスキ、高級になるほど東洋感消エルネ
圓山大飯店トテモヨカッタネスタルカドの第一宝具に六つの能力が詰め込まれるけど、よくよく考えてもヘラクレスの十二のストックの方が単純で強いんだよなと再確認。
アーチャークラスだったらこれに加えてネメアの獅子の裘でしょ……?>>266
圓山大飯店けっこう迷ったんですよね…メレクが予約したって前提考えるといかにも、って感じがしすぎて別のにしたんですが
原住民系は…行けるかな、行きたいなぁ…>>247
目つき悪いの…良いよね…良い…レージュさんの所の理仁さんとか良いよね…()
>>248
無害そうに見えるからって正体不明の神秘初手で獲ったどーするとは…やっぱりルナちゃんはルナちゃんだな…若干たじたじなカランさんが可愛らしく見えて来る…
お願いには思わずキュンとしましたが、実際問題カランさんは一体どんな存在なのだろう…気になり所が止まらない…
>>254
ご新規様のイニシエーションだ、いずれは貴方もこうなる…(遠い目)
阿弖流為は、悪路王とはちょっと年代違う気がするなっていうのもありますし、何より坂上田村麻呂が助命を請うたくらいですから…個人的な「人間であってほしい」という願望も強いですが…
気に入ってくださって何よりです、無茶振りしちゃってすみませぬ>>269
時間になったので投下、投下、投下!
プロローグ:かくて魔の手は影を忍び寄らせる(2/2)・ダイジェスト
「実は異聞帯に近い特異点とか? 嵐の壁と空想樹がある以上、異聞帯なのは確定でしょうに。剪定される前に異聞帯になった、の方がよっぽど有り得そうじゃない?」
「……空想樹、あったのか?」
「言うのを忘れていたけど、チョーシチローがテレビ番組でホワイトハウスの近所にそびえ立っているのを確認したとハッキリ報告してくれたわ。……今後は気を付けるから」
ベリルの疑念を聞いて『その』可能性が頭をよぎりつつも、オルガマリーはより有り得る可能性を提示することで反論する。
空想樹がテレビで姿を堂々と晒しているのでは、異聞帯以外の可能性は無いに等しい。
「事後報告になりますが、この会議が進行している間に副所長の指示でローエングリンさん達が出発の準備を進めています。シャドウ・ボーダーも聖霊・白鳥戦艇(オーロラ・サンダー・クルーザー)に積み込み済みです」
「……それでスブタイ達がいなかったのか」>>272
マシュの説明を聞き、彼女以外の『パートナー』指定を受けたサーヴァントが一向に来ない理由を知って納得するデイビット。
道理でオトレーレまでいなかったのか、と思っているのがよく分かる表情でカドックも同じ反応をしていた。
『音声テスト、音声テスト。会議室の皆さん、聞こえますか?』
「どうしたの、アンティオペ? しっかり聞こえるけど。もう準備終わったの?」
『後はカドック達をローエングリンの宝具に乗せるだけですね』
何の問題も蟠りもなく業務報告するアンティオペ。
極普通のことと受け止めてそれを聞くオルガマリー。
この様子ではペンテシレイアとヒッポリュテも駆り出しているのは確定事項だ。
「所長。所長。オトレーレに強要したわけじゃないですよね?」
「ここのトップがわざわざ英霊に撲殺されるような真似してどうするのよ。副所長がセラフィックス生還組にも手伝わせていたから、オトレーレが見かねて人手を貸してくれたの」>>273
説明を聞いてようやく納得出来たので、カドックは黙り込む。
対照的にソフィは(トシマスは真面目に手伝っているのかな?)と考え、デイビットもデイビットで(スブタイが手伝えることとは……)と内心首を傾げる。
「…………」
「…………」
(……あの二人、パートーナー・サーヴァントに手を焼いてるんだなぁ)
そんな二人の様子を見た立香は、改めてそう思った。
そうこうしている内に、今度はオトレーレの声が響く。
『あー、テステス。もしもし? 聞こえてるなら返事をしてちょうだい』
「はいはい。ちゃんと聞こえてるわよ。今度は何?ひょっとして副所長が早く立香達も積めって言い出したの?」
『ゴルドルフなら、それを言おうとしたからスブタイにタイキックされてのた打ち回ってる真っ最中だよー』>>274
「……そう。じゃあ、1時間後に立香達の準備を終わらせて、そちらに向かわせます。何かあったら連絡入れるから、その時はよろしく」
『えぇ、分かったわ。そろそろ通信切るねー』
「はい。また後で」
オトレーレからの通信が終わると、オルガマリーは全員を見回す。
「そういう訳だから、一時間以内に準備を完了して、臨時ドックへ集合するように。では解散」
全員の表情を見て、無言の了承と即座に分かったオルガマリーは力強く頷いてから真っ先に会議室を退室。
ソフィとデイビットがそれに続き、カドックも会議室を後にした一方、残りは何故か退室に少しだけ時間がかかった。
それから一時間後。
立香達は準備を終えて臨時ドックへ集合していた。>>276
「全員揃ったわね?」
オルガマリーの確認に全員がそれぞれ返事をする。
そして、全員の顔を見回してからオルガマリーは話し始めた。
「これから、貴方達にはアメリカ異聞帯へ向かってもらうわ。目的は、ワシントンDCにそびえている空想樹の切除。ただし、相手はサーヴァントではなく人間の可能性大。だからと言って油断しないように。相手は、北米特異点とは違って20世紀後半のアメリカよ。それも汎人類史とは違って地球全土を支配するアメリカ。軍隊に魔術を導入している可能性もあるわ。絶対に油断しちゃ駄目よ」
『了解!』
立香達が一斉に返事をすると、オルガマリーも満足げに首肯した。
「よろしい。では、例の白鳥に乗船して。副所長が悶絶しながら首を長くして待っていたから。それと、今回は異聞帯が異聞帯なので、万が一『シャドウ・ボーダーがタイヤを吹っ飛ばされる』なんて危機的状況が発生した場合の機動力低下を阻止するため、貴方達にはスペシャルパワーアップ済みのモーターサイクルを各自配備します。7台全部、白鳥の車両甲板に入れてあるから、状戦後に確認するように。何か質問は?」
専用マシンが貰えると聞いて各自がそれぞれのリアクションを見せる。
そんな中で、デイビットは焦りが僅かに混ざった真剣な表情で質問した。
「所長。俺に用意されたのは…………」>>278
聖霊・白鳥戦艇の中を見てマシュは感嘆の声を上げる。
内部は超巨大スワンボートとしか言えない外観から想像できないほど豪華で、まるでホテルの一室のような内装だったからだ。
立香も同様のリアクションをしているところ、船内のスピーカーから声が聞こえてきた。
『ハロー、マイローズ! ようこそ、我が愛機『オーシャンズ・フライング・プッシーフット号(仮)』へ! 私はキャプテンのダ・ヴィンチだ。君達の旅路をサポートするため、この船の操舵を担当することになった。よろしく頼むよ。……と、ここで訂正事項を発表するね。オーナーであるローエングリンから「勝手に改名するな」とクレームが来たので、船名は渋々本来の「聖霊・白鳥戦艇(オーロラ・サンダー・クルーザー)」に戻すよ』
「…………」
マシュは思わず言葉を失う。
その様子に立香は苦笑する。
「……驚くのも無理はないけど、チヴィンチちゃんだからね」
立香は半ば諦め気味に捕捉する。
『乗船前に所長が言った通り、目標はアメリカ異聞帯のワシントンDC。空想樹はホワイトハウスの近所だ。嵐の壁の内側がワームホールだから、突入後の出発点が分からないけどこればかりはいつもの事だね。みんな、車両甲板に行きたいだろうけどまずは出航に合わせて、見送りしてくれる所長達に顔見せ。という訳で船尾デッキに集合!ああ、それと、全員分のヘルメットを用意したから、モーターサイクルに乗る時は装着を忘れないように。では、また後で!』
そこで音声が途切れた。>>280
立香の煮え切らないような態度が気にかかるゴルドルフ。
彼女の口から出た理由は、ある意味で必然だった。
「いや、ちょっと……、所長の合図ってなんなのかなー、って」
「それか。なーに。投影したワインボトルを所長が船尾に当てるだけだぞ。見たまえ、所長がボトルを手にして……」
確かにゴルドルフの言う通り、オルガマリーはボトルを手にした。
手にしたが、投げるフォームがどう見てもそれに見えなかったのである。ゴルドルフの説明が途切れた理由だ。
そしてそのフォームは、立香には全力で見覚えがあった。
「せーのっ!! 波動○!!!」
オルガマリーは掛け声と共に、投擲ではないフォームで思いっきりボトルを『発射』。
「「ちょ!?」」>>281
立香とゴルドルフが思わずすっとんきょうな声を出したのと同じタイミングでボトルは船尾に直撃・粉砕。
聖霊・白鳥戦艇も、思わず悲鳴をあげながら揺れた。
「グワー!?」
魔術による重力制御でもされているのか、振動は伝わったものの、船内にはボトルの直撃で生じた揺れは伝わらない。
船内の面々は驚愕したが。
「今の、投げていないですよね!?」
「ソフィもそう見えたのかね! どう考えてもあれは発射だよな!?」
ソフィとゴルドルフのやり取りはかなりの大音量だったらしく、耳に入ったオルガマリーは「え!?投げたじゃない! 両手で押し出して!」と主張。
どうやら本気で投擲のつもりだったようで、その事実に立香は呆れ返ってしまう。
(あー、そっか……。そう言えば所長はこうだった)>>282
今さらだが、改めて認識させられた。
オルガマリー所長はそういう人であると。
「……あー、諸君。気を取り直してくれ給え」
やや間を置いてから、ゴルドルフの仕切り直しの言葉で、一同はようやく冷静になった。
これを受けて、ローエングリンも号令をかけ、聖霊・白鳥戦艇も復唱する。
「聖霊・白鳥戦艇(オーロラ・サンダー・クルーザー)、出航!」
「ハイ! ヨロコンデ!」
この復唱を聞いてオルガマリーも「手を振るのよー!」と一緒に見送りに来た部下達に号令。
オルガマリーと彼らが手を振り、立香達も手を振り返す。
聖霊・白鳥戦艇はゆっくりと動き始め、臨時ドックを離れる。
これに併せて出航ゲートが開き、白紙化された世界が見えた。
海もない白い世界。>>284
「これで下が白紙じゃなかったら、文句なしの絶景だったのよねぇ……」
この感想に「言われてみたら」と同意してしまう立香達。
だが、ラクシュマナがそれに対する答えを明示した。
「白紙から元に戻すため、俺達は戦っている。元に戻った後でその絶景を見ればいいのだ」
「……それもそうね。うん、その通りだわ」
ペペロンチーノは納得し、ラクシュマナは「うむ」と満足げに微笑んだ。
そんな会話を交わしているうちに、聖霊・白鳥戦艇は更に高度を上げていく。
慶次とスブタイも下を見ながら談笑している。
「カルデアは小さくなっていくが、まだハッキリと見えるなぁ」
「まっすぐではなく斜めに飛んでいるからだろうな。まだ高度が上がっている途中だ」
「成程」>>285
そして聖霊・白鳥戦艇の高度は雲の上まで達した。
白紙化されても、空には雲がある。
それを突き抜ける格好となったため、なんともドラマチックな光景が出来上がった。
その後も立香達の専用マシン紹介(解説:ゴルドルフ副所長)などの色々なやり取りが終わり、各々が船内の各所で休息している頃。
船橋ではダ・ヴィンチにゴルドルフ、ムニエルを交えてオフェリアとローエングリンが今後のルートについて話し合っていた。
「高度は維持して、嵐の壁の真上に着いてから垂直降下で行きます? これならワームホールを真っ直ぐ通過できますけど」
ムニエルの案を聞き、オフェリア達もそれが最善だと判断する。
そう判断した上でダ・ヴィンチは気になる点を指摘する。
「しかし、このプランには大きな懸念が二つある。一つ目は、向こう側のサイズが同じとは限らない。二つ目は、ワームホールの先に何が待ち構えているか、だね。出口の方は、パナマ運河のゲートと同サイズでも可笑しくないから、ワームホールのど真ん中に飛び込んだ方が安全かな。二つ目に関しては、ひょっとしたらグランドキャニオンのど真ん中に飛び出すかもしれないよ」
「出口の状況が遠くからでも見えたら安心できるのだが」>>286
ゴルドルフもその点が気になるらしい。
この指摘にムニエルもハッとなる。
下手をしたら異聞帯で911をやらかしかねないからだ。
かといって、ワームホールに入ってから大きく旋回するのもハイリスクである。
「ここは、ローエングリンの強運に賭けましょう」
見かねたオフェリアの発言に、却ってゴルドルフ達は驚く。
一同を代表するようにダ・ヴィンチが尋ねたが、無理もないだろう。
「大丈夫なのかい?」
「ローエングリンには聖杯の加護による絶対の強運があります。亜種特異点で助けを待っていた間、ローエングリンが賭け事で生活費を稼いでくれました。終点がどれだけの危険地帯でも、彼がいれば必ず九死に一生を得られますから」>>287
ダ・ヴィンチの疑問に対するオフェリアの言い分を聞いて、ムニエルは納得したように何度も首を縦に振る。
「それもそうだな。 俺も、あの亜種特異点でローエングリンに助けられた。その幸運があれば、きっと何とかなるさ」
「……まぁ、僕としては、あまり危険な目に遭って欲しくはないのですが」
オフェリアの本音に、ローエングリンは苦笑を浮かべるしかなかった。
「根拠が理論的ではないが、ローエングリンの運の強さは文句なしだからな。では……ムニエル君の案で航路は決まりだな」
いつものようにからかおうとするも、一瞬間を置いてムニエルの名を間違わずに言う。
当のムニエルのみならず、オフェリアとダ・ヴィンチからも圧のこもった視線を浴びせられては、ゴルドルフも流石にわざと間違えることはできなかった。>>290
>>291
割と重要な箇所(オトレーレのスイーツ女子・ロールプレイに対するヒッポリュテ達のリアクション、デイビットとスブタイが結束を深めるやり取り、ディートライプの台詞など)を削りまくっても半分以上(KB換算で約56。完成当初は約82)あったんで、後半を後の話に回しました。(吐血)
>>292
何が待ち受けているのか、それは書いてるこっちもまだ分からない!(アホ)
>>293
あー、言われてみたら確かにローエングリンがネモ枠だ。
プロローグでは言及してませんが、白鳥もシャドウ・ボーダーを積み込んだ際に『レイシフト及び虚数潜行用の二重装甲』化してんですよね。
何で言及されるまでネモとノーチラス号を忘れてたんだろ?>>295
容量を削る際、デイビットが改めて人理を取り戻すと誓う→喜ぶスブタイ→互いの拳を静香に、確かにぶつけ合う二人、ってやり取りも削ってしまったのです。(ドゲザ)
ぐだチーム(仮名)の内、ぐだ子&マシュ以外の6組は救出されるまで別々の亜種特異点で生活してました。
ちなみに、オフェリア&ローエングリンが漂着した亜種特異点は、勘違いニッポンよりは真面目に江戸時代してる感じのとこでした。好みのイケメンが出来て歓喜の舞を踊る土曜の深夜
ショタ予定だったけど普通に青年にしてもいいかもしれん近況報告
falling moonの続きを書いてはいるんだけどあるキャラの進退に滅茶苦茶悩んでる本当に悩んでる>>289
こういう、少しずつ得た情報と仲間たちと勇気を振り絞って次なる戦地へ向かうって流れ、嵐の前の静けさみたいな…ひりつく感じ、ここでしか味わえない空気、好きですね…
文量もあって、臨場感が伝わってきました
>>290
あのどうしようもない目つきの悪さ、惚れ惚れしちゃいます!()
>>291
きゃ、覚えられてた…目は人体のパーツの内でかなり好きな部類に入るんで…夢がある…
情報開示、軽率にやるとなんか物足りなさがありますもんね…でも勿体ぶって時機を逃したくないと言う…あるある…
月並みですが、毎回冒頭に独白や演出入れてそこで情報仄めかし→終盤にドーン!でもアリだと思いますね
>>297
テラ気になるぅ…どんなイギリス系なのだろう…(偏見)
>>298
わかるます…(トリックとか考えられないのにミステリー調書くヤツ)(伏線に自分で躓くヤツ)(正直今でさえ修正加えたいヤツ)>>303
なるほど…ルート分岐系…
自分はそれでも全然OKだと思いますよ。「ここでこうしてれば実は〜」みたいな後日談も面白そうですし、実際選択肢あってその選択肢ごとの描写してた聖杯戦争SS書いてらっしゃった人が…いた…はず…(wikiから見つけられない人)>>299
嵐(物理)を越えた先にあるのは、闇か水圧か。プロローグ後半ダイジェストの削った箇所の内、『ゴルドルフによる立香達のマシン紹介』からゴッフの台詞を1個抜粋しておく。
なんか勿体無かったので。
「まずは立香のオクトラン・スポーツツアラー。赤のアクセントが入った、白と青の純正カラーが実にいい。次はオフェリアのホンダ・ワルキューレルーン。何がとは言わないが、これはもう、そのままだろう。三番手はペペロンチーノのツナグデザイン・ウロボロス。コンセプトに則ったネーミングが、何の偶然か有機的なラインのシルエットに良く似合う。第四弾、ベリルのクラウザー・ドマニ。個人的にカスタマイズしていて一番ワクワクさせられた。ナンバー5こそデイビットのBMW K1600GTL エクスクルーシヴ。こいつは、アスペンケードに負けないラグジュアリーなバイクだ。6号はカドックのヤマハVMAX1700。フロントのデザインは文句無しだが、何故か日本に正規流通していた分は最高速度にリミッターをかけられていたのが惜しい。そして、ラストを飾るのがソフィのBRPカンナムスパイダーRT。名前通りと思わせるフロントライトの配置に力を感じるぞ。以上、全7台。異聞帯に到着したら思う存分乗り回してくれ!」
なお、マシンのチョイスはオルガマリーとゴルドルフがぐだ達から事前に聞いたリクエスト通り。>>308
何か言いたげなお顔がベネ!キュート!《潮騒の舞台(フォース・ステージ)》
~第三ステージエリア~
「───いやあ、どうもどうも!突然のインタビューに応じていただき、恐縮でありまーす!今月の『月間エネミーの友~クリスマス特集~』の目玉にさせていただきますね!」
「はい!よろしくお願いします!」
屋台エリアで悪漢達を懲らしめ、更には二日目で三人のフェス英霊に勝ったというカルデアの活躍は特異点中に知れ渡っていた。
休憩と移動の間、話しかけられたりサインを求められることが多くなり、ついには期待の新人アイドルとして雑誌の取材が来たほどである。
ニーアは喜んで快諾し、今に至る。
「次のステージに響かない程度でお願いしますね(眼鏡クイックイ)」
「はいはい、そりゃあ勿論!では最初の質問ですが……」
ザミエルがスケジュールに目を光らせつつ、インタビューが和やかに始まった。>>326
メインキャラに据えてもらえるのめちゃくちゃありがたき……ありがたき……
そう!私の名前はお絵描きにハマりすぎて文章の書き方とエミュの仕方が分からなくなったマン!()
オイフェも張姫もニーアもですが他の方に描いて頂いた自キャラのイラストは健康にいい……>>333
ある程度。アサシンが仕掛けた三つ巴戦が終結して、次の動きに~って感じすね。今はドロテーアさん待ち。>>333
ああ、お久しぶりです~
自作のクリスマスイベントに、テルクシエペイアを御借りしています>>333
お久しぶりです。描写もセリフもないけれども、オルフェウスを幼児化させました。>>338
なる!ほど!更新しました~
今回のお話で書いた台湾の昔話的なものは考察と妄想の区別もついていないものですので決して真に受けないでください
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%90%B8%E8%A1%80%E9%AC%BC%E3%81%A8%E5%B0%8F%E4%BA%BA%E3%80%80%EF%BC%94>>345
・前回までのあらすじ
買出しの為、手近なスーパーを訪れたフェリーペ達
そこでフェリーペはこの特異点の一端を黒野に見せつけられ、改めてその異質さを思い知る
だが、そこに思わぬ人物が現れ…!?
そこからの動きは、一転して素早かった
身構えるフェリーペ、それを庇うように黒野と加々見が各々の得物を持ちながら前に立つ。
交戦の意志あらば即応戦。態度をもって示されたそれは、しかし対する相手の無関心な声音にあっさりと切り捨てられる。
「ずいぶんと警戒されたものだ。まあこの街にあっては道理でもあるが」
「――ああ、全くだ。昼間とはいえあんたが縄張りを出てうろつき回るなんざどういう風の吹き回しだ、三上?」
「……」
軽口の黒野と、無言の加々見。
対照的な二人だが、その顔には余裕の欠片もない。
一瞬でもこの男から目を離せば命はないとばかりに、三上と呼んだ男を睨み続ける。
フェリーペもまた、ただ見てるだけではいられず、
「おい黒野、今三上って……まさかこの人」
「そのまさかだよ。――NCバトル幕開けから早一ヶ月、地獄のような日々を戦い抜き、今でも生き残り続けてる奴らの一人。それがこの男、廃ビルの三上令司だ……!」
「ついでに言うとヤクザもん、外国語で言う所のジャパニーズマフィアっちゅう連中の一人でもあるけどな。まあ、ある意味ではうち等と同じ裏社会の側で間違いあらへんよ」>>346
「――――!」
マフィア、という単語を耳にした瞬間。フェリーペが纏う空気もまた一変する。
かつて裏社会の連中に身内を破滅させられたフェリーペにとって、マフィアあるいはそれに類する組織は嫌悪と敵意の対象でしかない。
たとえ。目の前に立つこの男が、彼の弟の破滅には何ら関わっていなかったとしても――
「っ!? おい!」
「ちょっ! フェリーペ――!?」
黒野と加々見が制止するも、一歩遅い。
低い姿勢からの突貫、庇う格好だった二人の間をすり抜けその勢いのまま三上に急接近する。
三上にとっては予想外の動きだったのか、立ち尽くしたまま微動だにしない。好都合と一発、まずは制圧の為の蹴りを側頭部に。
「……」
チャリ、と。金属と何かがこすれ合うような軽い音。
その正体が何であるか気づくより早く、フェリーペの五感が総毛立ち、直後予定していた全ての動きをキャンセルした。
だが遅い、否遅すぎた。
既に撃針は打たれた後で、三上もまた己への攻撃を正しく認識している。如何に無関心が常の三上だろうと、自らを害なさんとする行いにまで無頓着ではいられなかった。
スーツの腰元に佩いた長ドス。自然極まる動きの下、三上の利き腕が移動し柄に触れる。抜刀まで1秒もかからない、さながら計算し尽くされた機械のような精密にして合理的動作。
殺される、と。フェリーペは確信して。
しかし次の瞬間、いつかの夜のようにその身体は彼の意思が介さない力で引き戻された。>>347
当然、フェリーペがいた場所には何もない。放たれた切っ先は空しく宙を断つばかりで、何の成果も血潮も生み出さず――否。
「浅かったな」
フェリーペの胸元、カルデアから支給された衣服に綺麗な線が走る。
その線は正しく先程の斬撃。幸い生地を裂いたのみで皮膚にこそ至らなかったが、もし至っていればどうなっていたかなど語るまでもないだろう。
「かが、」
救援への礼は、加々見による無言の蹴りで返される。
黙っていろ、あるいは先程の無謀に対する憤怒の表れか。あるいはその両方か。
黒野もまたフェリーペには目もくれず、真っ直ぐ三上に対してのみ銃口と視線を突きつけていた。
「また随分と無鉄砲な輩を味方につけたものだ。それとも、最初から使い捨てるのが目的――では、ないな。ならば先程助ける道理もない」
「おうさ、こっちとしても想定外の極みでね……! で、もう一度聞くけどあんた何のつもりだ三上。縄張りを離れて遥々、こんな場所で何しに来た」
「何か、と聞かれてもな。スーパーでやる事など、買い物以外の他にあるのか?」
「……買い、物?」
それはまさに、先程までの黒野たちがやっていた事と同じ行為であり。
同時に、予想外ではあったが想定外ではない行いである事に、今更ながら黒野は己の甘さに舌打ちした。
「いくら俺でも飲まず食わずでこの修羅場を乗り切れるような力は持ち合わせていない。たとえ一時離れる愚行であっても、背に腹は代えられないものもある。それだけの話だ」
「ごもっとも。けどあんたの行き着けはここじゃないだろ? 俺の覚えてる限りじゃ、あんたがいつも利用してるのは縄張りのすぐ傍にあるコンビニだった筈だが?」>>348
黒野の問いに、三上は「何だそんな事か」と言わんばかりの顔で頷く。
「確かにそうだが――今日ばかりは事情が違ってな」
「事情?」
「昨日の夜、例の代行者と幽鬼が激突した。戦闘自体はそれほど長くもなかったが……その最中、俺が利用しているコンビニが入ってるビルに流れ弾が飛んだらしい」
あー、と。そこで黒野たちもようやく事の次第を理解する。
黒野たち参加者を除けば、この街に住む者たちは皆人形のようなもの。街中で銃撃戦が繰り広げられようが爆弾が爆発しようが、何なら建物が破壊されようと気にも留めない。
が、それはそれとして。戦闘で破壊された建物に限っては例外ではなく。
「所詮は一日経てば元に戻る程度の損耗だ。だがそれだけに備蓄へ手を出すのも躊躇われる。今日一日だけならと、こうして普段利用しない店にも足を運んで、そしてお前達に出くわした。これ以上説明が必要か?」
「いや、いい。こっちも早とちりした」
「そうか」
言い終え、三上は何事もなかったかのように長ドスをしまい、黒野たちに背を向ける。
撃ってこない事を確信しているのか、あるいは撃たれたとしても対処できる自信があるのか。
いずれにせよ、三上という男が完全に立ち去るまで黒野たちは動けないままでいた。>>356
あ、幽鬼=ユウキなのはわかってます。大丈夫です
むしろヤバいのとしか言わなかった私の方が言葉足らずだった感…>>360
なるほど。私的には本人も言っているように他に選択肢が無かったと他の元被検体達のように扱おうとは思ってるけどある事情でそうもいかず歯痒い思いをしてるって感じです。概ね一致?
あとオリビアの厄ネタはですねぇ…まあお察しの通り、魔眼です。この前ちょっとここでも相談した『封印するっきゃねぇって魔眼』です。そうです、またアンニャロウ案件です。
なんか魔眼持ちキャラばっか作ってるような気がするな私。クリスマスイベの続き、投稿しても大丈夫でしょうか?
一応返答書いた……。
けど若干作者の考えが出過ぎてしまった感も否めないなぁ……。
とりあえず確認よろしくです。>>373
へい。ちょくちょくもうちょい崩さない言い回しにした方がいいってなりましたがたまにはこれくらい崩すやろって感じでした。
クッチーの質問に答えるならシャリーファを引き剥がすのは至難の業ですが可能です。伸縮自在なので引っ張ったりするのは駄目ですが何かに閉じ込めてそのまま攫ってしまえばいけます。
ただフィルニースはほぼ不可能ですね。虚数空間に居るフィルニース本体が実数空間にいる飛鳥ちゃんを目印[アンカー]に顕現する形なので虚数空間と実数空間を遮断するレベルでないとどれだけ離してもまた生えてきます。魂の繋がりはそれ程強いのです。
>>374
歌声のプロフェッショナルとかいうフェスに有利な相手とか強敵ですわね。>>376
まあ人間の魔術師喰って以降の急速レベルアップが無ければそこそこ止まりだったことを考えると大鳳父の死がターニングポイントですね。あと飛鳥ちゃんがフィールドワークでガンガン生贄を入れまくってるからどんどんレベルが上がる。
あと個人的に飛鳥ちゃんの強さは使い魔ありきでフィルシャリを抜きにするってのは例えるならアルトリアからエクスカリバーとアヴァロン抜いたら魔力放出する華奢な娘になる的な話だと思うのよね。
「そうなのか?さっきまでの発言を思い返すと、お前は飛鳥の応援をしていたように感じたんだが。俺も飛鳥よりの立場だったから、てっきりお前と同じだと思っていたな」→「そうなのか?先程までの発言を思い返すと、お前は飛鳥の応援をしていたように感じたが。俺も飛鳥贔屓だったから、お前と同じだと思っていたが」
「全く、人の話を聞くんだな。というか今の、椅子が倒れてしまったら若干ダサいんじゃあないか?」→「全く、人の話を聞かないなお前は。しかし今の、椅子が倒れていたら格好付かなかったぞ」
「そうだな。まぁ簡単な助言なら出来るかもしれないんだが、黒魔術と死霊魔術では少し性質が違っている部分もあり得そうだから、そこまで当てにされ過ぎると困ってしまうぞ」→「そうだな。まぁ簡単な助言なら出来るかもしれないが、黒魔術と死霊魔術では性質が違っている部分もあるだろう、そこまで当てにされても困る」
さてはほぼ全部に修正入れてるな自分?とりあえず今日は寝ます。おやすみなさい突然ですがss貼ります。
>>378
物心ついた時から私の世界は施設の中で完結していた。他の被検体の中で比較的大きな女の人が子供の頃の私の世話係のようなもので、勉強とかはその人教わっていた。
そして私が10歳の頃
「は、話が違う!この子の世話をしてたら私のことは見逃すって────」
「そうとも。君のおかげでオリビアの頭脳はもう我々に混ざっても遜色無いレベルだ。なら教育係はもう要らないね?」
なんとなく「ああ、とうとう来たか」と思ったのを覚えている。一日一度の診察の時などに他の被検体がどんな扱いを受けているのかを見て幼心にそのうちこうなることは予期していた。
「オリビア、君には選択肢が二つある。我々と共に施設の研究に携わるか、この子のように何らかの実験の被検体となるかだ」
選択肢なんて、あって無いようなものだった。>>380
「はぁ………」
自分は何をやっているんだろう。
最近知ったことだけれどどうやらこの目が悪さをしているらしく私には迂闊に手が出せないらしい。この分厚い魔眼殺しの眼鏡はその封印の意味もある。
「人を魔眼の入れ物かなにかだと思って…」
ああもう、いっそ自.殺.してこの目を解放してやろうか。いや、解放するだけなら眼鏡を外せばいいのか。
そんなことを考えながら職員のロッカーから分捕って来た煙草を一本口に咥える。火をつけようとしたら煙草をスっと抜き取られた。
「駄目だよ、一度吸うと止められなくなる」
「あ、神羅さん」
丁度いい。私の魔眼被害者第一号にしてやろう。
「この施設をぶち壊さないかい?」
「はい?」
急な爆弾発言に呆気に取られ眼鏡を外そうとした手が止まった。>>381
「────はああぁぁぁっ」
昔のことを思い出しながら黄昏てたらいつの間にか日が沈んでいた。甲板のベンチの上で伸びをしながら肺の中の空気を吐き出す。酒気を帯びた吐息が白くなるのを見て自然と笑みがこぼれる。ふふ、今なら箸が転がっても笑ってしまいそう。
「随分機嫌が良さそうだね」
「そうですねー。施設で薬漬けにされてた元被検体の子の薬抜きが上手くいったところで、一人で祝杯です」
ゆらゆらと袖を振ると中から空になった瓶が数本落ちる。
「飲み過ぎは身体に良くないよ」
「そんなに飲んでませんよー。今の仕事はやり甲斐がありますし身体を壊すような真似はしないですよ」
実際これくらいなら飲んだうちに入らない。仕事にやり甲斐を感じてるのも本当だ。でも神羅さんは困ったように眉を下げる。
「アンドリューとは、上手くやれてるのかい?」
WASP設立後私は私を施設の研究員に引き込んだ男、アンドリュー・バックヤードの助手として彼の手綱を握っている状態だ。
「ええまあ、それなりには楽しくやってますよ。────あんなのでも一応、実の父親ですし」>>384
ざっくり言うなら大体コレ(画像参照)
まあ本人は見た相手の記憶を消す忘却の魔眼だと思い込んでますが。18時30分にイベントの続きを投稿させていただきます
>>393
漫画描けるスゴイ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「アッハハ!ほぉら、これはどう?」
「くそっ!刀が届かねぇ相手はちいとばかしキツいな!!」
奮闘する一同を空から見下ろし、時に残酷に、時に無邪気に、玩びにかかるテルクシエペイア。
そうして満たされたのか、哀れな犠牲者たちに死刑宣告を言い渡す。
「……ふふ。盛り上がってきたから、少しだけ本気で相手してあげる。私に溺れ、身も心も何もかも捧げなさい?」
「───『その歌は荒波のように(プランクティア・カタストロフェ)』───」
小波のような歌声、大波のような瀑布、そして荒波のような蹴りの三重攻撃。
その場の全てが呑み込まれ、荒れ狂いだす……!>>412
「どうしたの、マシュ?」
「いえ、何か斑点のよようなものが見えたので……」
「え?……本当だ、何アレ? あんなの今までなかったよね?」
立香も気づいて、空を眺めながら言う。
すると、他の者達もその異常に気づいたようで、皆一様に首を傾げる。
そんな中、デイビットが目を見開いて、声を絞り出した。
「まさか、またキリシュタリアが『撃った』のか?」
この一言で、あの『援護射撃』を思い出す一同。
もしやと思って立香は、肉眼でワームホールの縁を見るためにプロムナードから持ってきた双眼鏡越しに斑点をみる。
デイビットの勘の通り、斑点の正体は隕石群であった。
しかも聖霊・白鳥戦艇を追尾しているようにも見える。
「嘘でしょ。カルデアに落とした時より『弾』の数が増えてるわ、キリシュタリアめ!!」>>413
「先輩、落ち着いてください!」
「落ち着けるか!アイツ、今度こそ許さないんだから!!」
怒り心頭の立香を、マシュが慌てて宥める。
立香も怒り狂いつつ、マシュに双眼鏡を渡して隕石群を確認させた。
「マシュ、見える!?」
「はい、見えました! 前回より明らかに多いです! それに一体、どうやってこのタイミングで!?」
「そんなこと、今はどうでもいいから! とにかく、このままじゃまずいわ!何とかしないと!」
残りの面々も双眼鏡で確認しては驚愕する一方で立香は焦りの声を上げるが、その横で最後に確認したオフェリアが双眼鏡を持ったまま冷静に呟く。
「でも、どうするの? 撃ち落とせる当てはあるのかしら?」
「……ラクシュマナとローエングリンが頼みの綱ね」>>414
ペペロンチーノが言う。
確かに、現状ではそれが唯一の手だが、問題は……。
「シャドウ・ボーダーの電力であれを全部始末できるだけの魔力を作れるのでしょうか?」
ソフィの言葉に、誰もが沈黙した。
そう、いくら聖杯の加護を収束させた光と、インドラの権能であっても魔力が足りなければ宝具は撃てないのだ。
しかし、その時だった。
通信機からムニエルの声が響いたのだ。
『ブリッジから立香へ。船尾デッキで休んでいた副所長から、上空に大量の斑点が出現したから、双眼鏡持ってる人に確認してもらえって連絡があった!』
「双眼鏡で確認したところ、斑点の正体は隕石群です! キリシュタリアの仕業としか思えません!」
『マジか!?』>>415
立香からの報告を聞いて仰天するムニエル。
このやり取りを聞いて、聖霊・白鳥戦艇も「アイエー!?」とか「ヤメロー! ヤメロー!」とか悲鳴を上げる。
ムニエルはどうすればいいのかと焦るが、更なる報告を受けてあることを思い出す。
「ローエングリンとラクシュマナなら、宝具で迎撃は可能だけど、数が数だから、シャドウ・ボーダーの電力でどれだけカバーできるか……」
『シャドウ・ボーダーの……。そうだ! 何かあった時用にシャドウ・ボーダーは非常用リアクターを積んどいたはずだろ!? あれを起動すれば魔力の心配はなくなる!』
「あー、確かにあるけど魔力の発生量が凄過ぎて、却ってシャドウ・ボーダーに負荷がかかるからしばらく使うなってダ・ヴィンチちゃんが言ってたような」
『それでもやるしかないだろ! すぐに起動させてくる!』
「分かったー」
ムニエルのからの通信が終わり、立香達は再び空を見上げる。
隕石群は徐々にハッキリと見えてくる。
「こうなったらもう、やるっきゃないわよね」>>417
「行くぞ、ローエングリン。オレ達の出番だ」
「僕も、これの威力なら流石に自信はあるよ」
それぞれのマスターの号令と共に、2騎のサーヴァントは宝具を発動させる。
「偉大なる蛇の卍(アーディシェーシャ・スヴァスティカ)、……破壊神の弓(ピナーカ)!」
ラクシュマナが自身の第二宝具『偉大なる蛇の卍』を発動。
偉大なる蛇の卍は、聖者ヴィシュヴァーミトラから授けられた複数の神造兵器。
その中から迷うことなくシヴァの弓、『破壊神の弓(ピナーカ)を手に取る』。
「我が武具に伝承などなく、然れど聖杯の加護には一点の偽りもなく。数少なき我が誇りよ、どうか冬の太陽のように……。『聖杯武具・亜種白鳥礼装(ディヴァイン・セット・スヴァンフヴィート・ジ・オルタナティヴ)』!!」
ローエングリンが第二宝具『聖杯武具・亜種白鳥礼装(ディヴァイン・セット・スヴァンフヴィート・ジ・オルタナティヴ)』の真名を解放。構えた盾から何条もの破壊光線が飛び出し、隕石群を次々と撃ち落としていく。
しかし、まだ終わらない。隕石が追加されたからである。
そこで、今度はラクシュマナの出番だ。>>418
「不滅の刃よ、今この時は神の矢となるべし。『梵天よ、我らに集え(ブラフマーストラ)』!」
羅刹の軍勢を討つ破邪の刃、『梵天よ、我らに集え(ブラフマーストラ)』。
数百の羅刹を打ち倒す力を有するそれを、矢として隕石群目掛けて発射したのだ。
1発で隕石の数割が消し飛ぶ。
だが、それでも止まらない。
隕石はまだまだ追加される。
「ちぃっ、しぶとい! だったら次はこれで射ぬく! 神々の王の怒りを知れ。慈悲などなく、破滅への一矢とはこれの如し。雷鳴と謳われし羅刹を穿ったこの威、我が偉功に刮眼するがいい!天誅に震えよ!『帝釈天の雷虹(インドラダヌス)』!!」
ラクシュマナが、今度は『帝釈天の雷虹(インドラダヌス)』の真名を解放。
帝釈天の雷虹の実態は実体なく、インドラの権能というエネルギーの塊以外の何物でもなき、インドラの矢。
それが放たれ、隕石群の中で最も大きいのに直撃。
隕石群全体を飲み込む大爆発を起こした。
ローエングリンもそれに続く。
どういう仕組みかは知らないが、シャドウ・ボーダーの非常用リアクターから供給される魔力の量が膨大なのが分かる。
二人の後ろでこの光景を見ていたゴルドルフは、硬直しながら驚愕ししている。>>419
「な、なな、なんだアレは!? 英霊同士の戦いでも使っていい部類なのか!?」
まるで自分に質問するかのように捲し立てる。
だが独り言ではない。
船橋にいるダヴィンチと通信中の発言だ。
『まぁ、そうだね。サーヴァント同士の戦いにも使うような代物には見えないさ。だけど、あの二人の戦い方だと仕方がない。そもそも、サーヴァントってのは本来そういうものだろう?』
「そ、それぐらい、分かるさ……。父が聖杯大戦で召喚したアーチャーも、釣った大地を叩き付ける宝具を持っていた」
『それに、そういう部類を使わせているのは、他ならぬ立香ちゃん達じゃないか。私達が今まで何も言わなかった時点で今更だよ』
「…………」
完全に何も言えなくなるゴルドルフ。
ダヴィンチの言葉に打ち負かされたからではない。
納得できたからだ。
今までさっきのような光景は、立香のすぐ横で何度も見てきた。>>420
だから(確かに今更だな)と納得できたのである。
そして、それはゴルドルフだけでは無かった。
船橋にいるのスタッフ達も同様。
ただただ驚きつつも、モニターに映る二人の戦いに見入っていた。
『しかし、これは本当にしつこいな。どうやらキリシュタリアは、こちらの戦力を相当量削ぎ落とさないと気が済まないらしい』
「そのようだ。あー、迎撃手段があってよかった……」
ゴルドルフが安堵のため息を漏らす。
場面は白紙化した汎人類史に戻る。
聖霊・白鳥戦艇の屋上デッキで、派手な迎撃戦の一部始終を見ていた立香達は安堵していた。
「ふぅー、やれやれ。一時はどうなる事かと思ったけど、どうにかなったみたいだね」
「えぇ、本当に良かったです」>>421
立香の言葉に、マシュも同意する。
「しかし、まさかこのタイミングで隕石落としをやるなんてなぁ。流石に予想外だったぜ」
「まあ、そうよね。あんなとんでもないの、普通に考えたらやるとか思わないもの」
ベリルとペペロンチーノは、キリシュタリアがまたしても隕石落としに出たことに呆れ混じりで怒っていた。
「……」
カドックは黙って、隕石群が無くなった空を眺めている。
彼は、先程の光景を目にして一つの疑問を抱いていた。
それは、なぜキリシュタリアがこんな真似をしたのか? というものだ。
(確かに、二人の言う通り、このタイミングであんな手段に出るのはおかしい)
異聞帯へ向かうのをキリシュタリアが妨害しようと試みたのは、今回が初めてだ。
もし仮にキリシュタリアが本気で自分達を事前に潰すつもりなら、もっと早い段階で実行できたはずなのに。>>422
それこそ、カルデアが異聞帯へ突入する前に、自分達が汎人類史へ戻る前に、何としてでも阻止しようとすれば出来たはずだ。
だが、それをしなかった。
何故かと考えるが、答えが出てこない。
(推測できるのは、もっと後になってからか……。ホームズが同行してくれたらな……)
彼ならば、きっとすぐに答えを出してくれるのに、と思うが、ないものねだりしても仕方ない。
今は、とにかく生き残った事を喜ぶべきだろう、と自分に言い聞かせた。
その時、オフェリアが口を開く。
「あの人、一体何を考えているの?」
「さてねぇ。ただ、これだけは言えるわよ。キリシュタリアは絶対に何か考えがあって、このタイミングを狙ったわね」
ペペロンチーノは断言する。
「そうですね。この手の妨害は初めてですから」
マシュも同意見らしい。>>424
ちょっと暗くなった場の雰囲気をタイミングよく照らすように、まだ車両甲板にいるムニエルから報告が入る。
『こちら車両甲板。ダヴィンチからの指示でシャドウ・ボーダーの非常用リアクターを停めたぞ』
「了解! ありがとうございます!」
マシュが礼を言うと、通信の向こうでムニエルが苦笑した気配が伝わってくる。
『いやいや、気にしないでくれ。それより、そっちは大丈夫か?』
「はい。全員無事です」
『そりゃ良かった。こっちも船橋に戻る。中心点に到達したんで、急降下で嵐の壁を突破するって船橋から連絡があった。だからみんなも中に戻ってくれ。垂直に降りてるから、ワームホールに突入するまで時間は無いぞ』
本来、嵐の壁は簡単に突破できるものではない。
だが、今から突入するアメリカ異聞帯のものに限っては、ミーティングで立香が説明した通り何とも脆弱で、真上から落ちるように降下すれば容易く突破できてしまう。
この会話から、それが証明できるだろう。
ムニエルとの通信が終わると、立香は改めて皆に告げる。>>427
「キラウエア火山じゃありませんように」
割りと縁起の悪いことを言いつつ、ゴルドルフは覚悟を決めた。
それと同時に聖霊・白鳥戦艇はワームホールに突入。
周囲は真っ暗になる。
このタイミングでオフェリアとローエングリンも戻って来た。
それはそれとして、予想以上にワームホール自体が長い。
かれこれ、2分以上は降下し続けている。
口内サーチライトを起動しているのだが、それでも暗闇が広がるばかりだ
「先が見渡せないね」
「単純に長過ぎるのか、向こうが夜なのか、それとも地下……は流石にどうやって鍾乳洞にワームホールを持って行けという話だな。しかし、こう長いと、何年か前に暇潰しで読んだ日本のファンタジー小説を思い出すな」
真っ暗闇を見続けるのがあっという間に飽きたダヴィンチとゴルドルフは雑談に興じる。
そんな二人の横で、オフェリアとローエングリンも談笑していた。
「貴方がいるから宇宙空間はないでしょうけど、出口の立地が気になるわね」>>428
「五大湖の沿岸か、それとも海の底か……。聖霊・白鳥戦艇。防護フィールドの防水・耐圧機能を強化。足りない分は断熱をカットしても構わないから」
オフェリアとの会話でヒントを得たローエングリンは、防護フィールドに注ぐ魔力の配分バランスの変更を聖霊・白鳥戦艇に支持。
それに従って防護フィールドが調整されてから数十秒後。
ようやくサーチライトが前方を照らせた。
……照らせはしたが、暗く青く波打つ円状の壁が見えるだけ。
入り口と比べると針の穴だが、それでも1km前後はある。
「やっぱり水中だった!」
ローエングリンの独白と、水へ飛び込む音が骨伝導の要領で船橋に響くのと平行して、聖霊・白鳥戦艇はワームホールの出口を通過。
周囲は暗く、それでいて水中であるのは聖霊・白鳥戦艇の嘴から出てくる泡で分かる。
「コボボー!」
聖霊・白鳥戦艇の悲鳴が船橋に届き、聞こえ方から水中と気づいたダヴィンチは操舵によって動きをコントロールし、一気に海面へと向かわせる。そして、水面を突き破った瞬間、眩い光が差し込んできた。
「アバーッ!?」>>429
一足先に太陽を直視した聖霊・白鳥戦艇の更なる悲鳴を聞いて、船橋の面々は咄嗟に目を瞑る
やがて、目が慣れてきたところで瞼を開けると……。
そこは、陸地に近い海域。
左舷側には島が見える。
空には太陽が昇っており、雲一つない快晴である。
「ハワイか?」
「まさか。右舷側の光景を考えると、アメリカ本土じゃない?」
ゴルドルフの言葉に、ダヴィンチが即座に否定する。
「なら、あの島は……。って、あれはサンタ・カタリナ島じゃないか! 港の景観から間違いなくサンタ・カタリナ島だぞ! ホムンクルス達と一緒に、プライベートクルーズをした時に見たことがある。あの港はアヴァロン港と言う名前で、端にある円形の大きなのはカタリナ・カジノだ。まさか異聞帯でもほとんど同じ見た目だとは……」
ゴルドルフが驚くのも無理はなかった。
何故ならば、眼前に広がる景色は、かつて彼が見たものと殆ど同じだったからだ。それならば、右舷側の光景の正体はおのずと分かる。
「となると、右舷側から見えるのはロングビーチ?」>>430
オフェリアの質問に対して、ゴルドルフは迷うことなく肯定で答えた。
「そうなる。しかし、まさかここまで本土の近所なのは予想外だったな」
アヴァロン市という余りにも奇妙な名前の都市を有するサンタ・カタリナ島。
その沖合いで水深900mの深海とはいえ、まさかここまで近くにワームホールの出口があるのは意外過ぎる。
「上陸は……シャドウ・ボーダーを出す都合からロサンゼルス港近辺だろうな。この位置関係では、そのまま陸地目掛けて行けばLAに着く筈だ。ただ、この船の見た目を考えると上陸は、明日の早朝前がいいかもしれん」
魔力式の非実体型魔力モニタに、汎人類史のアメリカの地図が表示される。
そのまま使えるのは幸いであった。
ゴルドルフがサンタ・カタリナ島を指差し、そのままで人差し指をロサンゼルス港の近くにまで動かす。
「了解。進路決定。これより、ロサンゼルス港近海を目指す。その後は早朝前まで、海底で待機。そういえばローエングリン。この船って潜れるの? 見た目がデカいスワンボートだから、日中に水上航行は目立ち過ぎると思うんだ」
「防護フィールドの調整が今のままなら可能ですよ」
「じゃあ、頼むよ。このまま海の上を進む訳にはいかないからね」>>431
「分かりました。聖霊・白鳥戦艇。潜行! その上で指定の海域へ。到着後は先行状態を維持して」
ローエングリンの指示を受けて、聖霊・白鳥戦艇の船体船体がゆっくりと沈み始めたではないか。
同時に船首が下へと向き始め、まるで潜水艦のように航行しながら海中へ沈んでいく。
「おおっ!」
「凄い凄い!」
ゴルドルフとダヴィンチが驚きの声を上げる中、オフェリアだけは冷静に首を傾げていた。
(視覚的には有効だけど、この大きさだとソナー……だったかしら? それで見つかりそうな……?)
思案にふけるオフェリアだが、『巨大な白鳥が出現して、潜ったまま姿を消した』なんて通報が現実にあっても、沿岸警備隊は哨戒機を飛ばしてソノブイを投下するはずが無い。
結局は杞憂なのだが、オフェリアはそれを知らない。
やがて、聖霊・白鳥戦艇は完全に海底へと潜り込み、そのまま目標地点へと航行。
到着後は翌日の早朝前まで、海底に身を潜める。
その時が来たら、再び浮上してシャドウボーダーと立香達のモーターサイクルを上陸させる予定だ。>>432
問題はその間、立香達は暇を持て余すということだが、それは仕方がない事である。
ゴルドルフもその点は気になるようだ。
尤も、ローエングリンの捕捉を聞いて割り切ったが。
「よし、これで一先ずは安心か。明日の早朝前まで海の底で待機する以上、どうしても暇になるが」
「そこは仕方ありません。その分しっかり休息を取るべきかと」
「そうだな。明日の朝までは自由時間とする。各自、英気を養うように」
ゴルドルフの言葉に、船橋にいる全員が賛同した。
特に異論はない。
何しろ、これから先は今まで以上に過酷な戦いが待っているかもしれないのだ。
今の内に休める時に休むのが吉である。
「それじゃ、ここにいない人達には船内放送で伝えておくよ」
「頼んだぞ。しかし、えらいところの副所長になったもんだな、私は」>>433
ダ・ヴィンチの一言に相槌を打ってから、しみじみと言うゴルドルフにローエングリンが苦笑した。
「でも、オルガマリー所長がリツカの次に頼りにしているのは、副所長さんですよね?」
「……ふん、まぁ、そういう事にしておくさ」
照れ隠しなのか、そっぽを向いてしまうゴルドルフ。そんな彼に、オフェリアは微笑ましいものを見るような視線を向けた。
ダヴィンチもまた同じ気持ちなのだろう。
顔を見合わせて笑い合う。
車両甲板。
シャドウ・ボーダーの操縦席。
偶然混ざる格好となったベリル及びディートライプと一緒に、カドックとソフィが通信機でホームズと話し込んでいる。
シャドウ・ボーダーと、その開発に協力したとある人物に関してだ。
このマシンは謎が多い。
その最もたる物を聞かれたら、カドックは非常用リアクターと答えていたであろう。>>434
『以前のダヴィンチから聞いた話だが初代所長の死語、秘密裏に始まったシャドウ・ボーダーの開発にはWASPも一枚では足りないぐらい噛んでいた。Mr.オトギリはもちろん、外部協力者の一人もかなり積極的に協力してくれたという。その外部協力者、マスター候補の一人であったエイベル・エイマーズは、機械に関しては間違いなくカルデアで一番と所長から評されていた。私もそう思う』
「…………」
「…………」
黙って聞いている二人は、無言のまま考え込む。
自分達が知る限り、あれほど機械関連で優れている魔術師はいなかった。
それが、あの男。
「エイベル・エイマーズ。170オーバーの年齢にそぐわない、を通り越してパッと見は永遠の美少年ってとこだな。ムニエルが随分と血走った目で見てたことあるぜ。中身は俺の時とは別の理由で、ロマニが医務室から叩き出したレベルだけどな」
ベリルが若干引きつりながらも、場の空気を何とか和まそうと軽い口調で喋り出す。
甲斐性有り、性格良しなエイベルの欠点は、並外れた狒狒爺であること。
マシュにセクハラをしてロマニのみならず、オルガマリーも怒らせたことがある。
しかし、白魔術と改造魔術を極め、見た目も完全無欠の美少年で更に無限の魔力という圧倒的なアドバンテージもあってカルデアは彼を排除できず、犯行の度に空き瓶で殴るなどの暴力的制裁で妥協していた。>>435
『Mr.エイマーズは科学を「魔術と助け合って成長する」と極めて重要視していた。百年以上をかけて白魔術と改造魔術を極め、更に強めたからこそ、だ。カルデアの設備のアップデートに貢献し、「空間の歪曲による面積・体積を増加する」魔術の省エネ・高性能化にも成功している。その一番身近な例が、シャドウ・ボーダーだ。加えて、先ほど隕石群の迎撃を支えた非常用リアクターの開発者でもある』
「僕達が今いる、これか……」
カドックが呟く。
確かにこの乗り物は凄い。
当初の予定よりも室内空間が広大であった。
何せ倉庫内で、オルガマリーがホームズと一緒に暇潰しでテニスをやれるぐらいだ。
カドック達のモーターサイクルを搭載しても余裕である。
非常用リアクターも魔力の容量が底知れなさ過ぎる。
『あれだけの技術力を誇る彼がクリプター側というのは、担当する異聞帯の文明のレベル次第だか、脅威以外の何物でもない。もしも今回の異聞帯を担当していた場合、最悪の難敵だ』
「アドバイスと改造魔術だけで、異聞帯の技術力の進歩を早送りに出来るからな」
ホームズの説明とディートライプの相づちに、表情を固くするカドックとソフィ。
片や機械談義で親しくなり、片や同じWASPの一員だ。>>437
砂浜に船尾を向け、船倉及び車両甲板に直結しているゲートをオープン。
搭載しているタラップを展開し、それを伝ってシャドウ・ボーダーが下船する。
この光景を操縦席から見ていたゴルドルフは、思わず一言こぼす。
『ローエングリンや。やっぱり、この船ってかなりの未来から、君の生前の時代にタイムスリップしたのではないかね?』
「いえ。……信じがたいのは事実ですが、生前の頃は普通に小舟を曳ける力持ちの白鳥でした」
『そうなると、君が亡くなった後に何かがあったのか……』
首を傾げるゴルドルフとは対照的に、聖霊・白鳥戦艇は頭部を明後日の方向に向けて聞こえなかったふりをした。
『まー、どーだこーだと首を捻る場合ではないな。では、諸君。目指すはLAのリトルトーキョー。当面の目的はチョーシチロー・マツダイラ達との接触。では全車、イグニッション!』
ゴルドルフの号令を受けて、立香達はそれぞれのモーターサイクルのエンジンを起動。
シャドウ・ボーダー同様、タラップを降りてアメリカ異聞帯に上陸した。
立香達は新型の魔術礼装『ヴィルト・レイター』と、各員専用のヘルメットを着用している。
聖霊・白鳥戦艇もタラップを格納し、車両甲板用ゲートも閉じて再び潜航。>>438
『シャドウ・ボーダーのサイズ上、こちらは浅く虚数潜航しながらリトルトーキョーに向かう。それでは、作戦開始』
ダヴィンチの号令でシャドウ・ボーダーは虚数空間と実数空間の狭間に潜航。
それを見届けて立香が号令をかけ、オフェリアが復唱したのを合図とし、一斉にアクセルをふかす。
「Let's go to Little Tokyo!」
「Jawohl!」
それぞれのパートナー・サーヴァントと2人乗り(立香のスポーツツアラーは三人乗りなので、マシュは立香の後ろに、側車にはいつのまにやらフォウくんが乗車)で、7台のモーターサイクルは一路、長七郎がいる、リトルトーキョーを目指すのだった。
以上です。
AIのべりすとの助けを借りながら書いたら「うわっ……」ってなる長さに。(白目>>440
【カルデア・クリスマス・フェス!? ~冬天魔物見遊山~ -Intermission-】
「私に溺れ、身も心も何もかも捧げなさい?───『その歌は荒波のように(プランクティア・カタストロフェ)』───」
テルクシエペイアの歌がステージに響く。
神話において多くの人間を惑わし苛んだ妖婦(ジレーネ)の歌が、敵対者の心身を融かし砕くべく波と共に襲いかかる。
しかしながらザミエルはおおむね平静だった。とりあえず、未だ惑えるベン・ニーアに比べればずっと冷静に戦況を把握できていた。
(……特急耳栓サマ様だな。自信満々に売り出すだけのことはある)
スキル『悪魔憑き』の効果でザミエルは多少の精神攻撃耐性は備えている。されども音に聞こえしセイレーンの魔歌、それも宝具ともなれば準備無しに構えて良いものではない。出来る準備はするだけしておく。それがデキる悪魔、もとい狩人というものではなかろうか。
僅かに揺れた精神は脳裡の隅に追いやり、平静で余裕のある自分を舗装する。なあに、平生から斯く在るべしと思う己を演じるのには慣れたものだろう。ちょっとのボロは出ていようとも。いやいやその位はご愛嬌というものだ。
駆け出す数瞬前、ザミエルは改めて周囲を確認する。マスターの位置、安全圏。マルメというサムライ、自力でなんとかできるだろう。最後にベン・ニーア、あれは危ない。見惚れてしまっている。
(ジレーネの歌の、あの暴慢さは一種の強みと呼べるがね。我らがミス・ランドリー(注:Bean-nighe=洗う女)にはないモンだ。)
今己が優先すべきことを即座に判断し、ザミエルはベン・ニーアの救援に弾丸のように跳び出した。
(しかしだ。あの手のはミス・ランドリーには似合わないか。専門外だが、彼女の言うアイドルってそういうモノではないんだろう?)
テルクシエペイアの波刃がベン・ニーアを切り刻まんとする、その寸前で彼女を抱え離脱する。
「──────大丈夫ですか」>>441
************
「ほざくな狩人───!」
妖婦(ジレーネ)、テルクシエペイアの苛立ちを頭上からの刺すような視線で察した。
冷静さを失った獣は恐ろしくもありますが、ここは舞台でお前は『フェス英霊』として招かれた演者だろう。
ほら。俺程度のアクシデント、鼻唄ひとつで受け流したまえよ、”一流”。
しかし、俺は飛ぶ鳥を撃ち落とすのは忌々しくも得手ですから。お前は白く可憐な鳩じゃなしに、撃つのを恐れる筋合いもなし。
では、クリスマスらしく七面鳥撃ちといきましょう。
以上です 先程のシーンのザミエルSide空想です
レージュさんに多くの感謝を 本当にありがとうございました>>443
あげます。>悲鳴
ちょっと調べてみたら、日本のクルーズ客船の場合、『サンデッキ』と言う名称みたいですね。
思っていたよりも狭いですが。>デッキ>>393
>>394
>>410
イラストあるとシーン情景が浮かびやすい説、あると思います。
>>407
なんでも一人でやって一流になる必要なんてない。いろんな人に助けられて成し遂げてもいいじゃないか。そして表現や言い回しに悩むの分かりみが深過ぎる。
>>409
誰かがユージーンに「うちにアンドリューおるけどなんとかして」って連絡出来たら即「OKぶっ〇す!」と飛んできてくれるので。そこからWASPの子達の魔眼ケアは別途依頼する感じかなと。
アンドリュー討伐戦は契約があるから神羅は計画に携われない。だからWASPのメンバーが外部の人間を引き入れて神羅さんが介在出来ないタイミングでの電撃作戦でやる必要があります。ただし計画中にアンドリューに見られると計画がバレるという〇ソゲー。
まあでも今から飛鳥ちゃんに使い魔無しでやれって言っても使い魔ありきのビルドをしたところにそれは酷ってもんですね。要するに剣士に剣を使わない戦い方を覚えろって言うようなものですし。
>>439
やっぱりAチームの皆が一緒にドタバタしてるのは見てるだけで楽しくなりますね。そしてシャドウ・ボーダーがめっちゃ広くなっとる…。>>445
倉庫だけでテニスコート1個+バイク7台を積んでまだ余裕がありますからね。
ぐだ子とマシュ用のカップル部屋(仮名)なら下記リンク最下部の間取り図(運転席&助手席分を除く)と同じぐらいの広さ。
https://www.campnofuji.jp/mobilvetta/k-yacht-tekno-line-89/#>>453
多分この時に話し掛けてなかったらクーデターとは別の所で職員が数人廃人化する騒ぎが起こってましたねぇ。>>456
うふふ、私もその言葉遊び好きですよー。(悪魔でとあくまで)ささっと考えてみた飛鳥ちゃんの他の進化パターン。進化方法でこれだけ多様性があるとはさては飛鳥ちゃんもイーブイ族(いろんな可能性があるキャラ)だな?
IF飛鳥ちゃん(使い魔のすがた)
・ノワールと魂契約して常に連れてる&黒魔術にバフ
・カラスの使い魔を常に数匹周囲に飛ばして索敵範囲が広い
・桜花を習得するも特攻して死ぬ間際に使い魔の魂だけ回収とかいう訳わかんないことをやりだす
・切り札に京介産の毒蟲を数匹隠し持ってる
【進化条件】フィルニースと契約せず京介に師事する
IF飛鳥ちゃん(呪術のすがた)
・名前が大鳳飛鳥から玄上飛鳥になる
・相手の名前を書いた札で呪いをかけられるようになる
・識死の魔眼に『相手を呪い殺.す』という指向性を持たせて使えるようになる
・敵に回すと怖ーいお母さんが出来る
【進化条件】玄上家に引き取られて香澄さんに呪術を習う。現状唯一大鳳父が生きていても進化出来るルート>>460
この前のポケモンでの例えのように飛鳥ちゃんって周りの上位陣と比べて自分は大したことないと思い込んでるだけで中堅以上には出来る子ですので。
ただ呪術ルートはあくまで玄上の家業を継ぐ感じになるから直接戦闘になると多分一番弱い。
自我の無い呪いだった頃にフィルニースっていう名前を付けてくれた縁があるのでね。飛鳥ちゃんがフリーだったり力を求めたりすると向こうからモーションかけてくるレベル。深夜ですが0時45分にイベント続き、投稿させていただきます
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
パシャリと痩躯が水面に投げ出される。
「──────ぁあッ!!」
空を飛ぶものはいつか地に堕ちる。
セイレーン・テルクシエペイアもまた例外では無かった。
「幕引きですよ妖婦(ジレーネ)」
銃を構え、彼女にそう語りかけるザミエル。
「……あーあ。あの時……頭に血が上った時点で、私の負けだったわよ。」どらじっと「ついにオレの出番だイェーイ!!」
くらま「代わりにワシの霊圧が消えたんじゃがー!?」
みたいな!只今wikiにイベントの続きを登録させて頂きました~
……今この段階でストーリーは60~70%の進み具合かあ……ザミエルさんへ、
もし大丈夫だったら441と442を是非同じページに登録したいのですが、如何でしょうか~?>>479
誤字など直したのでこちらをお願いします
「私に溺れ、身も心も何もかも捧げなさい?───『その歌は荒波のように(プランクティア・カタストロフェ)』───」
テルクシエペイアの歌がステージに響く。
神話において多くの人間を惑わし苛んだ妖婦(ジレーネ)の歌が、敵対者の心身を融かし砕くべく波と共に襲いかかる。
しかしながらザミエルはおおむね平静だった。とりあえず、未だ惑えるベン・ニーアに比べればずっと冷静に戦況を把握できていた。
「(……特級耳栓サマ様だな。自信満々に売り出すだけのことはある)」
スキル『悪魔憑き』の効果でザミエルは多少の精神攻撃耐性は備えている。されども音に聞こえしセイレーンの魔歌、それも宝具ともなれば準備無しに構えて良いものではない。出来る準備はするだけしておく。それがデキる悪魔、もとい狩人というものではなかろうか。
僅かに揺れた精神は脳裡の隅に追いやり、平静な余裕のある自分で舗装する。なあに、平生から斯く在るべしと思う己を演じるのには慣れたものだろう。ちょっとのボロは出ていようとも、いやいやその位はご愛嬌というものだ。>>480
駆け出す数瞬前、ザミエルは改めて周囲を確認する。マスターの位置、安全圏。マルメというサムライ、自力でなんとかできるだろう。最後にベン・ニーア、あれは危ない。見惚れてしまっている。
「(ジレーネの歌の、あの暴慢さは一種の強みと呼べるがね。我らがミス・ランドリー(注:Bean-nighe=洗う女)にはないモンだ。)」
今己が優先すべきことを即座に判断し、ザミエルはベン・ニーアの救援に弾丸のように跳び出した。
「(しかしだ。あの手のはミス・ランドリーには似合わないか。専門外だが、彼女の言うアイドルってそういうモノじゃないんだろう?)」
「──────大丈夫ですか」
テルクシエペイアの波刃がベン・ニーアを切り刻まんとする、その寸前で彼女を抱え離脱する。>>482
うおおお…!ありがとうございます、只今登録させていただきました!>>484
祝いも呪いも文字からして似ているよね……というお話…
一体誰ドラジットなんだ……イベントこそこそ話
実はザミエル対テルクシエペイアのシーンは数日前まで全く無くて、「フェス対決のインタールード的な位置の話」で「頭文字D(evil)ごっこ」するというトンデモ小話を挟もうとしていました
何考えてんだ多人数が同じ場所で話す時に話し手を分かりやすく書くにはどういうコツがあるんだろうか……。
生存報告ついでに思い付いた脇役を。
時計塔現代魔術科三人娘
事件に関わる事こそないものの、情報通な仲良し三人組。
カリカ・クルアーン
金色の目で、赤髪をショートカットにした少女。
代数こそ浅いものの座学の成績が優秀で、クールそうに見えて以外と社交的。
人体発火をベースにした火の魔術を受け継いでるが、内心これで先祖はどうやって根源に行くつもりだったのかと困惑している。
「それは知ってる。要するに……」
網塚息吹
緑色の目で、黒髪を腰まで長く伸ばした少女。
おっとりとしていて、人当たりの良さ故に噂話がよく集まってくる。
相手が罪を重ねている程強力になる呪術の使い手。
「こういう話を聞いたのですけど……」ロレッタ・イーサ
青色の目で、金髪をオールバックにした少女。
所謂ヤンキー系だが、涙もろいのもあって周囲から親しまれている。
大地そのものに神秘を見出だした魔術を使うが、代数が浅いのもあって地面から岩石を隆起させるといった程度。
「えっと……どういう事だ?」と、まあこんな感じに事件の導入に使えそうなのを。
バゲ子みたいなの書きたい
バゲ子みたいな展開が書きたい
書く>>493
有言実行……!深夜のこそこそ話。
アメリカ異聞帯、ぐだチーム(仮名)が各々の専用マシンを選んだ理由はそれぞれ、
ぐだ子:ベリルに対抗した
オフェリア:名前で即決
ペペ:バイクの改造品ではなく最初からトライクとして造られたトライクを探して行き着いた
ベリル:マシュとのデート用も兼ねてルックス重視
デイビット:フィーリング
カドック:消去法&フロントデザイン
ソフィ:製造販売元のBRP(ボンバルディア・レクリエーション・プロダクツ)の所在地がカナダのケベック州(=公用語がフランス語)だから
となっております。>>489
一人称ってのは被りがちですからねぇ。口調で差別化することになることが多くなりますしその度に一人称変えるのは後々のために良くないかと。
その点“ヴァチキ”って一人称だけで分かる人には分かるピロクテテスは強い。レージュさんへ〜
以前投下したモルガンとニーアのSSをWikiに登録しようと思うんですが
クリスマス特異点の前日談として明記してもよろしいですか……?>>498
わー!まあ!勿論大丈夫ですよ~お待たせしました。拙作のサーヴァント第一号を投下したいと思います!
>>501
【固有スキル】
常道のカリスマ:B
ベルナドットの持つ変種カリスマ。
部下への福祉の充実、略奪行為の禁則、捕虜の丁重な扱いなど道理を遵守するその姿勢によって自軍に波及する浸透型。
通常のカリスマと比較して効果は遅効性だが、最高段階まで発揮された場合の効力はAランクのそれに届き得る。
善果の蕾:A
捕虜となったスウェーデン軍を厚遇したことで信頼を獲得し、巡り巡って王位継承権を獲得した逸話の具現。
善意による行動に"報われやすくなる"補正をかけるスキル。
この補正は善意と打算の比率によって大きく増減する。
トラッヘンベルク・プラン:A
ライプツィヒの戦いに臨んで、ナポレオンの脅威を知るベルナドットが提唱し、採用したとされる作戦。
ナポレオンとの直接対決を避け、その手足となる将を倒すという確固撃破の徹底。
転じて、敵対者の保有戦力を如何に削ぎ落とすかに焦点を置いた軍略・戦略スキルを兼ねる。>>503
【宝具】
『流転する戴冠王剣(エペ・ド・ライプツィヒ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ: 最大捕捉:
元帥任命の際ナポレオンから下賜され、後にはノルウェー王国のレガリアへ新調した宝剣。ライプツィヒの戦いでも刷剣したという。
前線に立って戦う場合は自軍の士気を跳ね上げる元帥剣、後方支援に徹した場合は自軍を繁栄の概念で保護する領域を作り出す王剣の二側面を持つ宝具。
ただし、王国の宝器として昇華されたことで宝具へと成立した経緯から、ベルナドットが何らかの要因で王としての力を失った場合、元帥としての能力も連動して使用不可となる欠点がある。
『世界精神の命運、我が掌中に(バタイユ・デ・ナシオン)』
ランク:B+ 種別:対人〜対国宝具 レンジ:1〜999 最大捕捉:1000人
ナポレオンの命運を決した諸国民戦争ライプツィヒの再現。「世界の運命を掌中に収めた」と評された男の本領。
盤面上、最も脅威度が高い対象を選び、他の戦争参加者がターゲティングし討伐へ動く流れを作り出す包囲網作成宝具。
いかなる規格外の英霊もサーヴァントとしての規格に当て嵌められる以上、それ以外の全騎が連合し、挑めば打倒できるという当然の摂理からなる必勝法。
あくまでも対象を打倒する流れを作る宝具であるため、その場の全員が共闘可能かはベルナドットの裁量にかかっている。また、二回目からは流れを生み出す力が激減するため、倒すべき黒幕が盤面に出て来ない場合、対抗策の一つを失ったとも取れてしまう。
なお、指定できる最大対象は国家。その場合、他勢力もその国の討伐に動かし得るため、特異点・異聞帯などの国家規模の戦場でこそ十全に機能する宝具と言える。>>504
【Weapon】
『擲弾』
【解説】
ナポレオンに仕えた元帥の一人にして、今なお続くスウェーデンのベルナドッテ王朝の開祖。ナポレオン・ボナパルトの覇権に終止符を打った一人として知られる。
元はフランス王国の一介の擲弾兵だったが、丁寧な働きぶりが評価されて順調に出世。革命勃発後も民衆に配慮し、自軍に略奪・暴行の禁止など規律重視の気風を徹底。同時に兵站の十全化、傷病兵の治療といった福祉にも気を配り部下の信頼を勝ち取った。
しかし、「自分が略奪を許した」という誤報(当時の将兵からすれば占領地での略奪は常識で、特別気にかけるようなことではなかった)に怒り訂正を要求する、支持していた自然国境説の観点から自然国境以上の無益な進軍とホームシックでやる気を失う、といった扱い難さから総裁政府に疎んじられ、イタリア方面軍に送られる。
ここで後のライバルとなるナポレオン・ボナパルトと初対面を果たす。当初は両者ともに高評価・好印象を持ち友好関係を築いていた。
しかし、ナポレオンのクーデター後は政策方針の相性の悪さが露呈し、仲は冷え込んでしまう。
ナポレオンの反対派を取り込もうとする思惑から元帥に任命されナポレオンの皇帝即位後は一応の和解を行い忠誠を誓った。>>505
その後はハノーファー駐留時に起こった飢饉の救済、ウルム戦役、アウステルリッツ、ハレ、リューベックなど諸戦争で軍功と統治実績を積み上げ、大陸軍上位の実力者として名声を馳せる。
だが、ナポレオンとの溝は依然として深くイエナ=アウエルシュタットやヴァグラムではベルナドットだけの責任ではない失態を厳しく追求され、ある時は血を吐くほどの体調不良の中、強行軍を強いられるなどの憂き目に遭う。ベルナドットもやはりナポレオンと馬が合わず公然と政策や戦運びを非難し、果ては自身の裁量で任地での侵攻を取り止めるなど反発を強めた。
そんな折に転機が訪れた。事故死したスウェーデン王太子の後継者にベルナドットを推す計画が浮上したのである。ベルナドットはリューベックで捕虜となったスウェーデン兵を厚遇し、占領地でも公平な統治を施行したためスウェーデン人の声望は極めて高かった。計画を持ち込まれたベルナドットは困惑したものの、「フランス皇帝とスウェーデン王からの了承があれば」と断らなかった。
結果としてこの試みはナポレオン及びスウェーデン王カール13世の許可を得た上での議会による圧倒的多数の賛同を可決された。ベルナドットは熱狂を以てスウェーデンへ迎えられ、一躍王位継承者としてデビューを果たした。
王太子としてカール13世の養子となったベルナドットは、カール13世が健康面に不安を抱えていたため、摂政及び陸海軍の元帥としてスウェーデン王国の全権を早々に任される。スウェーデンの悲願であるフィンランド奪回をロシアとの国力差と帰属意識の薄さから諦め、長期的な視野からスカンジナビア半島の世界情勢の均衡に関する重要性に着目。自然国境説の観点からもノルウェーと一体になることがスウェーデンの平和に繋がると考え、ノルウェー併合を新たな目標とした。ベルナドットはそのためにフランスに援助を依頼するが、断られたばかりかあのダヴーをスウェーデン侵攻軍として送り込まれるなど散々な結果に終わる。これを受けてもベルナドットはフランスとの敵対を選択しなかったがナポレオンとの完全な決別を覚悟。中立を宣言し、ロシア遠征の際にはアレクサンドル1世にナポレオンへの対抗策を助言した。>>506
ロシア遠征後は本格的に対フランスの姿勢を見せ、第六次対仏同盟に参画。対ナポレオンを期して消耗戦略トラッヘンベルク・プランを打ち立て、同盟軍に貢献するも、祖国フランスとその兵を攻撃することに葛藤し積極的攻勢を控えていたが、その消極的態度に不信を覚えたアレクサンドル1世が警告文を発したため覚悟を決めライプツィヒへ進軍する。こうして迎えたライプツィヒの戦いではその人徳を活かしてフランスに属するドイツ兵・ザクセン兵を少なからず寝返らせ、その勢いを駆ってライプツィヒ中枢へ一番乗りを果たした。
続くドイツ・フランス戦役にはノルウェー獲得のためにデンマークと戦ったために参加せず、一時国際的な立場を危うくしたがノルウェーの併合に成功し、スカンジナビア半島の統一を果たす。
養父カール13世の死去以降はカール14世ヨハンとして国王に即位。スウェーデン=ノルウェー連合国の王としてベルナドッテ朝を樹立する。ウィーン体制下では微妙な立ち位置にいたものの、内政・外交両面で八面六臂の活躍を見せる。結果として自国に平和を享受させ、国際社会でも緩衝国として地位を高め、債務の支払い、諸産業の活性化、医療体制・教育機関・交通網といった各種インフラの整備、国防の充実など荒廃したスウェーデン、ノルウェーを一気に繁栄させた。
晩年は台頭する自由主義思想、汎スカンジナビア主義の動きに翻弄されスウェーデン語の不自由さ故に対応に苦慮する。保守的姿勢を批判される日々が続き心痛から健康を悪化させるほど追い込まれたものの、農民層や中産階級からは依然として根強い人気があったという。>>507
【人物像】
軍服を纏う貴公子然とした美形の男。
少なからず打算的な面もあるが概ね善性の人物。
道理を弁え、それを遵守するのも「人徳という資産を得るため」「規範から外れることへの後ろめたさ」「虐殺、略奪、不正が横行した当時の世界で真面な人間に思われたかったという見栄」などの利己的な理由からそうしていた、とぶっちゃけるが敵国の軍人でも戦争が終われば人間として尊重する、荒くれ揃いの兵卒の行く末を案じ規律ある軍隊を心がける、戦争や革命の残忍性を嘆くなどの善良さも歴とした本人の資質である。
為政者としても頗る有能で民心の獲得、各種インフラ整備、経済活性化、平和の維持に長ける辣腕の持ち主。公私ともに平和志向の人物だが、長期的に見て平和に繋がるならば他国と干戈を交えることも辞さない一面も。
マスターにも一国の王だったとは思えないほど紳士的に接し、明確な悪行に手を染めない限り離反することはまず無いが、不当な扱いに異を唱えないほどのイエスマンではない。
ここまで書くと完璧超人や理想的な君主のように見えるが、根は小市民的な苦労人気質。ストレス耐性自体はあるが、表情や体調にダイレクトに出るタイプで生前は吐血することが多かった。サーヴァントとなっても胃腸の弱さは克服しきれなかったようで、苦境に陥る度に軽くコフる。
王としての振る舞いが薄いのはあまりにも重い責任と激務が伴う立場を死後ぐらいは忘れたいという本人なりに切実な思いから。根が小市民なため遵法意識が強く、規律重視の姿勢や国王としてのモットーの一つが法の守護者だったのはこの気質が影響している。
また、ナポレオンの無茶ぶりがトラウマになっておりブラック上司は大の苦手。マスターには生前の地位などを気にしない気安い関係を求めている。余談だが「ロマンスのヒーローめいた資質は皆無」と哀れまれたように恋愛に関しては鈍感そのもので、その手の相談相手としては全く役に立たない。
信奉する自然国境説の影響もあって国境線には一家言ある模様。
好物はゆで卵。スウェーデン料理に馴染めず晩餐会ではいつもゆで卵を食べていたため、いつしか精神安定剤代りになってしまったらしい。スウェーデン王時代はフランス料理を食べる機会も中々なかったので美味しいフランス料理店に連れて行くとすごく喜ぶぞ。>>508
【聖杯への願い】
「真にナポレオンと手を取り合えた未来」を見ること。ナポレオンの横暴さや何千万もの命を踏み躙って一顧だにしない英雄性の闇を目の当たりにしてもなお、その輝きは本物と認めざるを得ない。大概酷使された身だが、それでも良からぬ予兆を感じていたとはいえ、イタリアで邂逅した際に感じたカリスマ性には惹かれるものがあった。根の小市民性故に深層心理に確かに刻まれた英雄への憧れを消し切れず、心残りとなっているため聖杯にはそれを払拭する機会を求めている。しかし、平民から考え得る最高の出世を果たした以上、贅沢な願いだとは自覚しているためマスターが深刻な願いを抱えていた場合は快く譲る気はあり、優先順位自体はそこまで高くない。
【能力】
今日まで続くスウェーデン王朝の開祖というネームバリューと業績故に霊格自体はナポレオンにも引けを取らないが、セイバーとしては白兵戦能力の物足りなさが否めない。直接戦闘では大陸軍特有の強行軍で鍛えられた脚力で戦場を駆け回り宝剣による斬り込みや擲弾による援護(本人曰く「昔取った杵柄」)を中心に戦う。
充分に優秀な部類に入る戦術・戦略眼の持ち主だが、頭抜けた将才や華やかな用兵術の繰り手ではない。しかし大同盟の音頭を取る、共通の敵を他陣営と協調しながら打倒することにかけてはあらゆる英霊でも屈指の力量を持つ。宝具の性質も相俟って、聖杯戦争では最難関の敵や黒幕を見つけ出して包囲網を敷き、排除するのが基本戦略となる。ちなみに公共資産や人々の暮らしを労ってか大規模な破壊行為には難色を示す。>>509
【台詞】CVイメージ 井上剛
「サーヴァントセイバー、カール14世ヨハン。貴方の剣となることを誓いましょう。…ベルナドットの方が通りが良いでしょうかね?」
「かつてはまぁ分相応ながら王という高位に付けていただき、スウェーデンとノルウェーの差配などをしておりましたが…それも2世紀近く前の話。今の私は貴方の剣にして対等の友でありたいと願う一介のサーヴァント。遠慮は無用ですよ」
「まさか王にもなって最前線で武働きをやるとは……セリュリエさんじゃあるまいし。だが私は分相応にも最優の座を担う者。あの野郎のお陰で鍛えられた足もある……よし、やれる気がして来たぞ」
「私が王らしくない、と?言ってしまえば私、プライベートで来てるみたいなものですからね。死後何百年と経っても王として気を張り続けるのは私の様な小市民にはちょっと荷が勝つかなぁ、と。…あはは」
「兵站・士気…共に万全を期す」「堅実に詰めて往きましょう」「ゆで卵がうまい」(スキル発動)
「私に続け!」「足には少々自信がありまして!」「擲弾開始ィッ!」(攻撃時)
「落ち着け…落ち着くんだ私!これしきの局面、あの野郎にドレスデンまで走らされた時に比べれば何とm…ゴフゥッ!(吐血)」
「今貴様を敗死の運命へ追い遣っている計略はトラッヘンベルク・プランの流用だ。言ってしまえば直接対決の回避と各個撃破の徹底という使い古された手法ですが……効果は覿面のようだ。———華々しい戦で散れると思うなよ。貴様の様な外道に英雄めいた死を選ぶ権利は無い」
「これこそは欧州覇者の落日、その再演。摂理の檻に囚われ、終熄を迎えるべし!『世界精神の命運、我が掌中に(バタイユ・デ・ナシオン)』!」>>510
「ナ、ナポレオン…?あれが!?イメチェンしたネイさんでなく!?あ、失礼…お見苦しいところを…」(ナポレオン(原作)へ)
「違う、貴様じゃない。いや、正確には貴様だけじゃない、だ。ナポレオンは屍と残暴だけで語れる様な易しい生き物では断じてない。———断じてだ」(ナポレオン・オルタへ)
「ああ、貴女は実にナポレオンだ。チンケな神擬きに呑まれるようなタマでは無いとは予感していた」(ナポレオン(フォーリナー)へ)
「…あれで家族思いではあるんですよ。お子さんの教育もしっかりしてましたし」(ジョゼフ・フーシェへ)
「こここ、怖っ!あのお嬢さん怖っ!ナチュラルに人を化粧品と同列扱いしますか普通!?」(スクルドへ)わえ的基準では逸話の登場人物誰一人わかりゃんレベルのマイナー原典持ってくるなら細かく、アーサー王とか安土桃山とかみんなある程度共通認識ができてるレベルの原点ならざっくりだと思ふ
>>513
使う時に製作者のイメージした本来の人物像とずれたり、一々断りを入れたりしないといけなくなるから、性格や経歴の詳細や台詞例は要ると思います。
『聖杯惑星』を書くにあたって、エミュに一番難儀したのがフェレンツ2世(台詞例が無い)だし。>>512
ナポレオンに対する感情が何とも複雑にこんがらがってて良いですね
散々酷使され、最終的に決別を選んだ結果になってもなお振り切れないカリスマに魅了された心根と言いますか
サーヴァントとしての宝具も集団戦、あるいは軍団戦向きの性能って所が生前の功績を表してて面白いです今からイベント続きを投稿しても、大丈夫でしょうか?
>>522
fgo、月一くらいの頻度で汎用性高い場面を提供してくれる説
ありがとうございます、では~《????の舞台(????・ステージ)》
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~第四ステージエリア~
「離してくださーい!」
ニーアの悲痛な叫びが響きわたる。
「離してください!さっき勝手な行動してしまったのは本当にごめんなさい!けれど、もう平気ですし私はまだ歌えます!」
「「駄目だ」」
「うわーん!!なんでこういう時だけ息ぴったりなんですか!?」
ニーアをがっちり抑えこむ補佐役と護衛役とマスター。
周りの人々も一体何事かと足を止め、遠巻きにその様子を伺っていた。>>522
このスレにはGOサインの代わりにチェスト関ヶ原の画像貼る文化あるからな、再起動は減ったけど。だから問題ないのだぜ。>>524
そこへ、その見物人たちを掻き分けながらファン一号がひょこひょこと近づいてくる。
「突破おめでとう……と言いたいが、何やら騒がしいのう」
「少しばかりニーアの体調が優れないようでして。一旦、ホテルに戻って立て直すことになりました。」
「そんなことありません!」
「それにもう昼時だろ?俺、昼飯はあそこまで戻って食べても良いって話をしたし、そう決まってたんだぞ。」
「決まってないですよね!?マネージャーさん!!」
しかし、助けを求めたマネージャーもといマスターもこのまま進むことをよしとせず、ホテルに帰ることを賛成する。
「いーやー!!!離してくださーい!!!!」
抵抗虚しくズルズルと連行されるニーア。>>512
初めまして。
原典の内容をどこまで書くかというのは難しい問題ですね。
自分の場合はオリジナル設定が入る部分を重点的に書いてそれ以外は概略だけにしてますがそれが正解というわけでもないですし。地球の反対からメリークリスマス。
メリークリスマス!
お昼はサーモンハラス(生)でした。メリークリスマス
そういや獅音の元々いた軍は米国が拠点だし義父もファンキーなアメリカンだしでクリスチャン多そうだからクリスマスも陽気に祝ってたのかなーとか考えてました
どんなプレゼント貰ってたんやろなと自キャラに思いを馳せてみるメリークリスマス。明日のレイドは大騎士勲章がいいなぁ。
ちょっとしたモヤモヤがキッチリ半分晴れたのと、生霊って型月だとどういう扱いなんだろうか。
というのが気になったのが最近のめぼしい出来事。死霊魔術はあるけど、じゃあ生霊を術の対象で弄るのって出来るのかなぁ、と。>>551
時間になったから投下だ! HOOOOOO!
リトル・トーキョーでは……
アメリカ異聞帯。
カリフォルニア州、ロサンゼルス、リトル・トーキョー。
早朝、こじんまりとした食堂『ビーチェス』。
飲食店としてはこじんまりとしているこの店は、隣の雑居ビルでやっているフードデリバリー(日本で言う仕出し)がメインであり、朝が一番忙しいのだ。
お昼用の弁当を忙しなく作っている。
店主である女性が、獣人にしか見えない青年に届け先を告げながら弁当が入ったケースを渡す。
「チャイナタウンの『茶蓮華(チャレンファ)』さんとこにお願いね!」
「あいよ。でもさ、チャイナタウンなら食い物に困らないと思うけどな?」
「仕事中のお昼ぐらいは中華料理以外が食べたいって言ってたわ」
「飢えるのは腹だけじゃないんだな……。そんじゃ行ってきます」>>553
「気をつけてね、パツシィ」
そう言うと獣人にしか見えない青年……パツシィと呼ばれた彼は中華街へとバイクに乗って走り出す。
後姿を見送ってから、店主は手印印達の中でひときわ素早く動く小柄な女性に声をかける。
「ミツ! 市庁舎に届ける分を頼むわね」
「はーい!」
元気よく返事をする小柄な女性、結城みつ。
店主のこの掛け声を聞いて、みつは彼女の目の前に駆け足で近づき、それに合わせて二人の少女が持って来た複数のケースを受け取り、手押し式の荷車に積んでそれをゴム紐付きの防水シートで固定。
「それじゃ行ってきますねー! あ、ゲルダ、アーシャ。そろそろスクールバスが来ますよ!」
「うん、わかったよ」
「ありがとうございます、ミツさん」>>554
みつの言葉に反応して礼を言う二人。
一人は金髪碧眼の少女、もう一人は黒髪ロングヘアーを束ねた褐色の少女だ。
金髪の方がゲルダ、黒髪の方はアーシャと言う名前らしい。
この二人とパツシィは、この異聞帯で言う『ワールドストレンジャー』、それも『カテゴリーEW』である。
ワールドストレンジャー、それは時折平行世界から流れてくる異邦人達。
その中でもカテゴリーLWは、『Disappeared World(ディサピアード・ワールド)』のイニシャルの通り、例外なく『消滅した世界』の出身者である。
世界が消滅した瞬間の記憶もある。
だが、新しい人生が始まったからには生きるしかいないと、みんな前向きだ。
元からこの世界のアメリカ人たちの心配を他所に、『こうなったらこの世界で人並みの暮らしを手に入れるぞ』という目的からバイタリティに溢れている。
ゲルダとアーシャはそれぞれ手にした鞄を持って、店を出た。
程なくしてやって来たスクールバスに乗り込む。
その様子を見送りつつ、みつも配達物を積んだ荷車を押して店を出た。
人間とは思えぬ速さを出しながら。
「相変わらず人間離れし過ぎてるわねぇ……」
「それに甘えてる俺達が言えた義理じゃないけど、そうだなぁ」>>555
稲妻の如き速さを出して配達に行ったみつを見て、店主は夫である料理長と一緒に呆然と呟いた。
時折銃声が街のあちこちから響くが、この夫婦は気にも留めない。
ここはアメリカ合衆国。
だが、汎人類史のアメリカではない。
この世界では地球全土がアメリカの所領なのだ。
人々の営みは汎人類史と変わらない。
明確に自由が認められている。
信仰、思想、職業選択の自由がある。
そして…………銃を所持し、発砲する自由も。
アメリカが各国を征服した際、自分達のやり方を押し付けるような真似はしなかった。
少なくとも、アメリカという国が征服した各地に強制したと自覚しているのは、『銃社会』だけである。
以上。
これをクリスマスプレゼントと解釈するかは読んでくれるみんなに任せる。>>556
あ、推敲と修正をミスって「カテゴリーDW」のDがEとかLになってた。
すまなんだ。《????の舞台(????・ステージ)》
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~夕方、高級ホテル内~
「───調子はどうですか?」
解散してから数時間後。
コンコン、と控えめにニーアの部屋のドアを叩くザミエル。
「お待たせしました……大分すっかり、良くなったと思います!」
少しして出てきた彼女の様子を伺えば、昼過ぎに別れた時と打って変わり明るいものだった。うーんうーんうーん…思考が台湾に帰れない…どうしたもんか
>>564
自キャラだとダントツで強いのは間違いなく雪娘のスネグラーチカ
雪合戦に限りボス級の戦闘能力を持つので雪合戦チャンピオンに輝いたスネグラーチカをみんなでブッ倒そうぜ!なクリスマス用のSS出そうとしてたくらいには強いのですよ。まぁ余裕で間に合ってないんですが…>>564
凌振(雪玉を砲弾にして、大砲で発射)とマウイ(いざとなったら第二宝具で雪原を『釣り上げて』、擬似的な雪崩を起こす)辺りですかね?
雪合戦が破綻しそうなスタイルですが。>>568
───一体いつから単なる曇り展開突入だと思っていた?(愛染顔)>>340
出、出たー!神話やら伝承で必ず一回は滅ぶ人類!()
あと、カランさんからスイーツの気配を感じた…でもわかる、恋する人には幸せであってほしい…(しみじみ)
>>383
え、えぐい…WASP過酷な過去多い…
魔眼は後の画像見るにあまり覚えてないけど現実改変系?これ封印するのも大変そうですね…
>>512
格好いい…自分はこういう経歴ぎっしりも結構好きですよ。知らない英霊とかだと特に有難くて。カールさん自身も堅実ながらキャラが立っていて素敵です!
ナポレオン関係のサーヴァントは公式でも全然出ませんよね…掘り下げ甲斐がありそうなのにな…
>>519
我、短い宝具名に長めのルビ振ってある宝具大好き侍也。
監獄長さんは格好いい漢字を使った名前多いので、どっちも映えそうですよね
>>556
み、みんながいる…?これはマスターが会った時の反応気になる話ですね…救われる様な、でもやはり苦しい様な…いつもの連投
>>563
一通り拝読して参りましたー。
耳栓ってすごいんだなぁ…でも原典基準ですもんね…と特級耳栓を見て思ったり。原典(イメージ)に引きずられるって英霊らしいですね。
そして予想外の黒幕との接見と唐突なライブ踏破…一体どんな裏があるんだ…怖いなあ…
>>564
うちは…やっぱりアーチャーで雪国な阿弖流為でしょうかね…?場所によっては補正も貰えますし。
あと、雪合戦といえばアリウムさんとこの長尾為景さん(雪合戦宝具)思い出すなぁ…
>>572
乗り物なんかの作り物の場合は、概念的な「死」を以って召される感じですよね。それでも、人間のサーヴァントと比べれば異質でしょうが…
>>573
なるほど…あ、自分甲賀三郎さんお借りしたいなぁと思っているのですが、よろしいでしょうか…?
>>574
メンテーさんのロベスピエールさんは、マシュのギャラハッドみたいな感じなんですね…服、大丈夫ですか…?(ギャラハッドの風評被害を見つつ)>>580
この異聞帯、ぐだならどうする!?
そして攻略した先に待っているものは…………。>>582
気温が-100℃じゃない、殺戮猟兵なんていない、巨人とかいない、寿命が15歳に固定されてない、怪我した程度で消滅させられることはない。
いい意味でないない尽くし。
それでいて自由がある、便利な物がある、娯楽がある。
これじゃバイタリティMAXでアメリカに適応するしかないのかな、と。
ただ、パツシィ達が流れ着いたそこも異聞帯な訳で……。《乱舞の舞台(フィフス・シックス・ステージ)》
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~数時間前、第五会場前~
「───領域飛翔、完了ー!はい、到着したよ。」
ニーアが誘いに乗るや否や彼女を抱き抱え、真言の力で瞬く間に目的地についてしまうインドラジット。
夕方までには無事に帰してくれるというが、はてさて。今朝の朝日新聞、折々のことばがエドガー・アラン・ポーでしたね。思わず二度見して切り抜いてピンナップしてしまいました。
でもやっぱりデュパン「探偵」かぁ…役割上は確かに探偵だけど…だけど…
>>577
ありがとうございます!三郎さん、個人的に好きなんで…
>>578
えっあっそうなんですか…!?それはそれで、何の感慨も抱かないと考えると…
>>579
話せば話すほど、メンテーさんの戦闘服が気になってきてしまう…
>>583
キャスターは一味違うというか、一筋縄ではいかない人が多いですよね…うちのサーヴァントじゃないサーヴァントもポー(キャスター)だし…マリアさんは何だろう、普通に漂白された大地を歩き続けてるイメージ…
>>584
わぁ…(恥ずかしながら誰も存じ上げていない顔)(どれも力強いキャラになりそうで素敵ですね!)
>>591
おぅ…これは、美月様の努力を見たいちごちゃん…>>592
多分、困惑するぐだとマシュの反応を見て、パツシィ達も「自分達の知っているぐだじゃない」って気づいて愕然としながら気まずくなると思われ。(ド外道そもそもポーの時代には「探偵」という言葉、職業ははっきりとは存在してなくて、というかもし存在していたとしてもデュパンは職業探偵にはそぐわないっていうか。
やっぱりデュパンが探偵(職業)だと認識されたのは後発にして世界の名探偵のホームズが原因だと思うんですよ。それまで探偵(職業)と探偵(役)とは別にあって、というか「推理小説の主人公=探偵」という認識がなかったのを、探偵が推理小説の主人公になって、しかもそれが大ヒットしたために「推理小説の主人公=探偵」が定着しちゃって、本来前代の人間であったデュパンも推理小説という枠内に当たるために探偵のイメージが付いてしまったのだと思います。ホームズの方でも緋色の研究で言及がありましたし。ホームズって本当に影響力凄いですね。
まあそれはそれとして>>592の折々のことばで紹介されたポー(デュパン)の台詞は個人的にポーの「異常」への認知が垣間見得て素晴らしい紹介になっていると思いました。どこで何を言っているんだ私は>>592
うんうん、それもまたフェスカツ!ですねふひぃ、レイドに夢中になってたら数日経ってたでござる。色んな編成考えるの楽しかったです。
そうこうしてる間にクリスマスとかいう絶好のssネタを逃したアホが私です。>>594
こだわりがあるのはいいコトですわよ。そういう感じの積み重ねが自分の書きたい!に繋がっていくのです多分。そういうの無いとオレみたいに「自分は何が書きたいんじゃ!?」となってキャラメイクとかに手間取るのです。
最近だと自分の書きたいは「色々な”愛情”」が書きたいのかなぁ~、と思ってきた。
クッチーと誉さんの家族愛とか、鳳蝶さんの博愛にポルカの加虐愛、サタンの人類賛歌に刹那、デイヴィの友人愛みたいな感じで。ランサーのスタルカドも改修が終わったので投下します(小声)
【CLASS】ランサー
【真名】スタルカド/Starkad
【性別】男性
【身長・体重】327cm・416kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運C 宝具A++
【保有スキル】
対魔力:A+
魔術への耐性。ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術で傷付ける事は不可能なレベル。 オーディンの祝福により魔術に対してより耐性を獲得したので、このランクにまで引き上げられている。>>598
大神の戦士:B
オーディンの養子にして神々選定されし戦士。神性の亜種スキル。常時バフがかけられている状態で、全ステータスがランクアップ。また、このスキルにおける神性は「戦神」と同じ括りとなり、戦闘時にのみデフォルトで『勇猛』スキルが付与される。
雷神の呪い:B
トールに掛けられた呪い。本来であれば宝具に昇華する程の強力な呪いだが、オーディンの祝福と霊基の影響でダウンサイズされている。中立、または中庸のサーヴァントから反感をもらいやすく、一般人からも快く思われない。加えて、確率で反転衝動が発生する可能性を秘めており、幸運度判定次第で無効化されるか、正気度が徐々に失われてゆく。
戦闘続行:A+
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けても戦闘が可能。また、『仕切り直し』と同様の戦闘から離脱する能力がある。
魔力放出(氷):B
霜の巨人たる血脈が隔世遺伝してスキルとなったもの。霊核から漏れ出る魔力は外気を凍てつかせ、肉体から溢れでる血液さえも冷気となる。
巨人脈路:A
巨人の血脈、破壊を伴う災害の権化。混血、怪力、天性の肉体、魔力防御、等との複合スキルとされている。魔力防御はに肉体表面を覆うシールドとしての役割を持ち、取り分けスタルカドは触れた物質を凍結させる「冷気」の性質を有している。また、家系図を辿れば妖精との血縁にも行き着く。
老境の武練:A
永年の時を経て至った武芸の手練。その境地。戦場にて培われた戦闘技術・心技体は肉体自体が直接記憶される程に染み付いており、いかなる戦闘状態・精神的制約の影響下にあっても十分の戦闘能力を発揮出来る。>>599
【宝具】
時つ風の栄光(ガングレリ・ヴェイグ)
・ランク:A++
・種別:対軍宝具
・レンジ:-(能力により変化)
・最大捕捉:500人
大神オーディンより施された祝福が由来。
神々の集う間にて議決された祝福は曰く「三人分の寿命」「最高の武器と衣」「膨大な金銭」「勝利と名声」「叡智と詩才」「高貴なる者たちから見定められる」であり、スタルカドはこれらを以って幾多の戦場にて武功を挙げた。
一つ目の能力は「三人分の寿命」に対応した三つの命のストック。霊核を砕かれるような一撃を受けた際、それを復活させて完全再生する。
消費した分はマスターの魔力で回復可能だが、喩え一流の魔術師であっても一つ回復するのに生涯を費やす程の膨大な魔力を必要とする為、大抵は無理な場合が多い。
どんなに規格外な神秘度、威力を持つであろう一撃を受けてもストックの消費量は一つであり、その絶対数は変わらない。よってこの宝具を破るのでれば、最低でも三回以上は霊核を砕く攻撃を与えなければならない。
二つ目の能力は「最高の武器と衣」に対応したあらゆる状況にて対応できる多種多様の武装の数々と、神々が纏う衣。
全てが神造兵装と分類される代物であり、武器としてカテゴライズされるものであれば一通り用意されている。なので、ランサーでありながらもセイバー・アーチャーとして活躍する事ができる。
衣の方は神々が戦争する際に使用する神格の宿る代物で、戦闘時に様々な恩恵を受ける事ができる。しかし普段着用しておらず、スタルカド自身が最高と考える戦闘にのみ装備を決意する。
三つ目の能力は「膨大な金銭」に対応しており、所謂『黄金律』を獲得する。
金銭関連でいえば、スタルカドは贅沢はしないが一生金に困ることはない。>>600
四つ目の能力は「勝利と名声」に対応した“公平な戦い”の強制。相手と一対一の戦いに持ち込んだ際、幸運判定によって第三者、または運命力の介入といった事象の一切を遮断する状況を作り出す。ただし、そこまで制約が課さられる訳でもなく、魔術や宝具の使用は可能で蘇生能力すら機能する。あくまで一騎討ちのお膳立てをするのがこの能力の本質。
五つ目の能力は「叡智と詩才」に対応した『大神の叡智』を獲得し、かつて大神オーディンが片目を捧げて得たという大いなる叡智をベースとした、英雄が独自に所有するものを除いたほぼ全てのスキルを、B~Aランクの習熟度で発揮可能とする技能。スタルカドは特例で原初のルーンを十全に扱う事ができる。
これは余談だが、この祝福の影響でスタルカドは即興で詩を紡ぐ事ができるアドリブ強者。
六つ目の能力は「高貴なる者たちから見定められる」に対応した王族・貴族・神の血を引く者を限定とした『友誼の証明』。対象との戦闘を回避し、同盟を組む確率を上げて有利な状況を獲得する。舂ける死の宣言(アウズ・グングニル)
・ランク:A+
・種別:対人・対軍・対城宝具
・レンジ:1〜50
・最大捕捉:700人
ヴィーカルを刺し、神々への生贄とした槍が由来。大神オーディンから授かった武具が一つ。
グングニルとも、世界樹の素材から作成された姉妹槍とも、オーディンがグングニルを振るう以前に使われていた槍とも言われる代物だが、実際にはユグドラシルの影、世界の織物を縫い付ける嵐の錨、最果ての聖槍そのものである。
常時は杖のような茎に擬態し、その全貌を秘匿する。「聖槍抜錨」を唱える事で姿を現し、擬態前と後で異なる出力を発揮できる。
真名を開帳する事によって聖槍の能力を解放し、穂先から石突までかけて刻まれている18の原初のルーンを起動させ、ルーンに応じて種別を変動させる。最大解放は対城規模にまで上昇し、巨人の膂力を以って投擲されると爆発的な威力を叩き出す。
また、投擲した際には必中効果が備わっており、この宝具を回避するのは困難を極める。加えて、手元から離れても自動的に戻る機能も入っている。
本来この宝具は一対一の決闘で振るう武器であるが、広範囲の威力を誇るので結果的に対人・対軍・対城の種別となっている。
戦神宣誓(グングニル・ブロート)
・ランク:EX
・種別:儀式宝具
・レンジ:???
・最大捕捉:1人
ヴィーカルを神々へと捧げた逸話────“不可能”という事象を“可能”へと落とし込む儀式の再現。
スタルカドが最も大切に思っているものを供物として聖槍に捧げる事で効果が発揮される。
不可能・不干渉とされる事象の一切を干渉可能な次元へと落とし込み、勝利と栄光を確約させる。>>602
【解説】
北欧のサガにて数多の戦場を駆け巡った英雄スタルカド。
大神オーディンを養父に持ち、神々に祝福された屈強なる戦士。しかし一方で八腕の巨人スタルカド・アールドレングの血筋であった事から雷神トールから敵視され、名誉とは真逆の呪いも受けていた。
戦場を渡り歩き、数々の主君に仕えて戦果をあげた。そして北欧最強の戦士とも謳われているシグルドと一騎打ちを果たし、敗北を喫する。
そして後に戦場で死に場所を求めるも、いかなる戦士もスタルカドを討ち倒す事が叶わず、最期は高貴なる者の血筋であるハゼルの手により自身を殺させた。
こうしてスタルカドは英雄として名誉ある死を遂げる事ができず、しかして一人の人間として安らかな死を得たのだった。
【人物】
スタルカドの別クラス。ランサーの霊基で召喚されているので狂化が消失しており、高潔な武人としての側面を持っている英霊。しかしながらトールの呪いは健在。
ランサーとしての彼は「戦神」として名を馳せていた全盛期の姿であり、如何なる相手であっても敬意を表して全力で勝負を挑む。
戦士としての矜持を人一倍守る性格で、如何に無力な一般人であったとしても侮辱されたならば口論詩で相手を説き伏せるだろう。また、戦士でありながらも自らの誇りを守らない者に対しても顔を顰める。
一方で家庭的な女性、また淑女に対しては紳士的であり、逸話に「乳を待っている赤子のもとに帰った方がいい」という断りがある程女性の手を煩わせるのを嫌う。
バーサーカーの時は「過去の罪科の清算」のみに望みを託していたが、ランサーの場合はそれに加えて「シグルドとの再戦」を所望している。
【能力】
バーサーカークラスと比べてパラメーターは下がっているが、代わりにより卓越した技量を有している。加えて、大神オーディンの祝福より獲得した「三つの命のストック」「神々の手による複数の武器・武の祝福」「原初のルーン」等と多種多様の能力を備えている。
更に対人・対軍と戦術の幅も広く、正に一騎当千を体現する強さを誇り、そしてそれに対する魔力の消費量も動かすだけであればバーサーカーより少ない。ただし、全ての宝具を含めての運用を考えるのであれば魔力コストが格段に跳ね上がる。>>604
強い(再確認)
燃費、人間関係の不安、SAN値判定諸々を入れてもお釣りが来るレベルの強さ!これは優勝候補。
>即興で詩を紡ぐ事ができるアドリブ強者。
>侮辱されたならば口論詩で相手を説き伏せるだろう。
スタルカドさんはラッパーだった…?(アサシンクリードヴァルハラ感)
このナリで小粋なリリックやカッコいい詠唱口遊む魔法戦士スタイルとか呪いが無かったら完璧超人すぎません?パンピーとはいえ侮辱されても論破するだけで済ませるとか北欧戦士らしかぬ紳士ぶりよ…(エギル・スカラグリームスソンetc…のヒャッハーを見ながら)
…この人が「逃げるんだよォ!」せざるを得なかったシグルドis何?>>605
無限の魔力持ち。
冗談はさて置いて、『破滅の黎明』を魔剣の頂点に押し上げた男ですからね。
北欧異聞帯でのファイナルバトルにおける活躍と、その時のコンディションを考えると……。>>610
お許しヤッター!
あ、あと17時45分に続きを投稿させていただきます!>>612
山嶺に囲まれし黄魔の都。
黄巾の荒ぶりし兵集いし城塞都市。
無数の祭壇と無骨なる要塞。そして頂には、桃園や銅雀台等三国の栄華を集約したかの如き仙城。
仙城にて酒池肉林の栄華を貪るは丞相を名乗る謎の英霊。
この三国全てを嘲笑う領域にて、何が待ち構えるのか。
って感じのイメージです。
あともう書き切れるか分からなくなってきたんで黄都のアヴェンジャーそろそろ投下します。《乱舞の舞台(フィフス・シックス・ステージ)》
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~第五会場~
インドラジットに背を押されて会場入りすれば、丁度前の公演が終わり席を立つ客と入れ替わるところであった。
「これ以上観るのは危険でやんす、船長!ベラミー船長!……駄目だ、妙子さんの男装で座に還りかけてやがるでやんすぅ……」
「おのれ!おい、バルバロッサ!!船長がこうなると分かっていて誘いやがっ……こ、こっちも還り(しに)かけてる……!」
……ともかく、会場から出ていく人々は皆目を輝かせていた。
誰も彼も楽し気な様子であった。>>626
寒すぎて眠くなってまいりました……
どこぞの天狗「ルール無用のフェスバトルじゃ!(キリッ」
やった~、ありがとうございます~その男は、栄華を望む。
その憤怒は黒焔と成り、その渇望は炎腕と成った。
憤焔の暴君、復讐者と化して現界せり。
黄都のアヴェンジャー
真名 ???
クラス アヴェンジャー
性別 男性
身長・体重 170cm・75kg
髪型・髪色 正直まだ思いつかないので保留。とりあえず黒髪は確定
外見・容姿 史実の姿とは程遠い程に痩せ、筋骨も逞しくなっている強面の男。
イメージカラー
地域 中国>>629
解説(真名解放前にしては突っ込みすぎてるから俺もよく分からんけど後述の説明的には入れないといけやいのでここに入れます)
その男は、激昂した。
何故儂が殺されねばならなかった。くだらん争乱の末、あんな馬鹿な末路を迎えたのならば、儂の道が正しかっただろうに。
そして彼は憤怒と共に、野望を抱いた。
儂がもう一度支配者となる。そして儂が正しかったという事を奴らに知らしめてやる…!!
その野望と、三国への怨みに、生前より持っていた剣が応えた。
その怒りは黒き焔となりて彼の身を燃やし、脂を焼き尽くした。
その手中とせんとする渇望に黒き焔は応え、焔より腕を作り出せる様になった。
そして、魔神◾️◾️◾️◾️と邂逅した事により、彼は遂に野望を始める。
永劫の帝と成りて、真の支配を成す為に…!!>>630
ステータス 筋力:B+ 耐久:B 敏捷:D 魔力:C 幸運:D 宝具:B
クラススキル
対魔力:C
騎乗:C− 正しい調教が為された乗り物であれば乗りこなせる。しかし生前は体格故に乗馬が不可能だった故に、一般的なCランクのサーヴァントよりもその技術は劣る。
忘却補正:C 人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
weapon
大剣(銘:「獄」)
黒に銀朱色の線が入った大剣型の中華ガジェット。
持ち主の怒り、怨み等の悪感情が強ければ強い程黒い焔を放ち、思うがままに焔を操れる。
黒焔の弾を放ち炎上させたり、付近に火柱を噴出させる等の遠距離攻撃も可能だが、剣に黒焔を付与させて焔の斬撃を放つ事も可能。
斬撃を受けた相手の悪感情も吸収し、焔を強める事もできる。固有スキル
暴君特権:C− 皇帝特権の亜種(というより劣化)スキル。皇帝ではないが、実権を握り専横なる暴政で本来の帝を排斥する暴君と化した故に発現したスキル。本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。しかし、攻撃や属性付与等、攻撃関連のスキルしか獲得できない上、発動する度に己の防御ランクを下げていくというデメリットが付く。
憤炎生成:A 憤怒から黒き焔を作り出す。彼が死亡した時にその脂によって炎が1日消えなかったというが、それは彼の怨みが死しても続いていたからだと思われる。そしてこの黒い焔は、受けた者の炎への耐性を減らしていく。延焼等の状況になれば、死を覚悟しなければならないだろう。
第三スキル未定ですすいません>>632
宝具
???
ランク C
対軍宝具
レンジ 1〜500(黒焔の充填段階で変動) 最大捕捉 300
剣を地面に突き刺し、範囲全体に黒焔を出し、変化させて巨大な腕を作り出す。
焔腕が剣を持つと刀身が燃え上がり、それを振り下ろす事で攻撃範囲を全て焼き尽くす。
剣に宿した黒焔の割合が多ければ多いほど、黒焔の範囲と炎腕の大きさ、そして火力が上がっていく。
もし恐ろしい程の憎悪や魔力を持つ者を事前に斬り、黒焔が極端に溜まっていたならば…
アヴェンジャー本人も知らない程の更なる力が現れる可能性がある。
解説(2)
???
性格
???そういえば亜種特異点マターで生まれる英霊って大丈夫なんですかと思ったけどアビーとかいるし大丈夫かな…
と思ったけどあっちフォーリナーだからな…
どなたか助言頂けると有難いです>>636
幻霊って言い方良くないな
すみません
新宿のアヴェンジャーとか新殺とかいるなって言いたかったんです
変な言い方して申し訳ありません>>639
わー!まさかの採用、こちらこそありがとうございます>>641
真黄巾的にもインドラジット的にも色々できそうだなと思ったので祭壇作ってみました
四禍将それぞれとの決戦時は敵も味方もそれぞれの個性出していきたいなと思ってます!
あとレージュさんのクリスマスSS拝見してたらインドラジットの俺のエミュが割と落ち着きすぎてたなと思ったので今後気を付けてきたいなーって思ってます
>あっ(察し)>>605
それはもう大神オーディンが見込んだ人物ですから。逸話も割と紳士的な対応が多く見られるますからねぇ。
堕落した王様に「説教してくるわ」しに行って貴族達から汚ねえ身なりと侮辱されても手を挙げない人ですし……やらかしは大体トールの呪いのせいですしね。
シグルドは突然変異で生まれた所謂ブロリー枠(しかも修行済み)
>>606
ブームと言うよりかは、改修できる部分があったらする感じですね。能力面には不要でも、設定面で弄る必要があったらやるみたいです。
最近ではもっぱら出身地を調べてますね。結構大切。
スタルカドの戦闘面でのギャップは余り感じられない……でも安心感(主に命の危険の意味で)はランサーの方がダントツで上なんですよね。こっちも判定次第ではやらかしますが。
>>607
宝具はヘラクレス、牛若丸のように殆ど使えなくなり、スキルはディオスクロイのようにクラススキル扱いされるでしょうね。それでもラックされる場合は多いでしょうが。>>646
では上から
・強さ:まず飛鳥ちゃんが相性ジャンケンでグーとチョキを同時に出してるようなものなので相性負けするのは仕方ない部分があります。戦場等に素材(死体)漁りに行く関係上死霊魔術師に遭遇する可能性も高いのでその点でも死霊魔術師メタが多くなります。
ただお察しの通りクッチーは飛鳥ちゃんに向かって起源弾を撃てばそれで試合終了するくらいには切り札が飛鳥ちゃんメタになってたりと本気の殺し合いになればクッチーの方が有利。それに実戦での勘とかいざという時に自分が傷付くことも厭わないだろう所とかでここぞって時はクッチーの方が上だと思われます。
・思想面:飛鳥ちゃんが当初京介以外の年上男性に常時壁があるレベルだったのをある程度荒事になっても平気なくらいまで改善させたりとマイナスからニュートラルまで戻すのは出来てます。また飛鳥ちゃんとの交流でクッチーにも何かいい影響があればいいなって。
師弟として教わるのではなく相互に影響し合ってる感じじゃないかなって私は思います。
・死霊魔術師:識死の魔眼は多分思ってるほど便利なものじゃなくてまず未来視の使い方は普段使いしにくい使い勝手の悪いもの。魔力炉としての使い方も実は油断すると識死が暴発してしまう諸刃の剣。死霊魔術の修行で己の死を見つめ直すって工程には便利ってくらい。
クッチーに教わった死霊魔術のおかげでフィルニース(生物の死骸の集合体)を弾丸や武装に出来たり識死の魔眼の制御がある程度出来るようになったりと死霊魔術が無ければこの未来飛鳥ちゃんにはなってなかった。
総合的に言うとクッチーは飛鳥ちゃんの師匠としてちゃんと出来てるけど上位互換では無い。けどもし殺し合いになったらクッチーが勝つ。そんな塩梅ですね。
>>647
楽しみにしてますー。
>>648
こういうチョイ役で出てきても美味しい。
コンスタントに供給してやれば極悪非道な面は出てこないしネ>>650
飛鳥ちゃんの男性恐怖症の克服に必要なのは対話や交流だけでなく『やられたらやり返す』を実行出来る力と自信を持たせることだからクッチーに戦い方を教わるのが一番手っ取り早くて確実なのじゃ。只今wikiにイベント続きを登録させていただきました~
>>652
何でもアリ!なフェス?ですからね、此処では無法こそ法筋肉番付とごっちゃになってましたけど元はそれのスペシャル企画だったんですねぇ
>>655
筋肉番付は収録中の事故が原因で打ち切りになったんすよね。
調べてみたら片や脛椎損傷、片や一時意識不明+両足マヒという惨状。>>647
うちならリディア(強化薬膳で素の筋肉&スタミナが超強化済み)とエイベル(無限の魔力でバフかけ放題)がリアルTASできる。と、年明けまでに何か貼りたい…貼りたい…
>>664
一応補足しとくと描いた鯖は
張角 黄忠 許褚
周瑜 趙雲
って感じです
キャラデザ若干変えた奴もいるから分かりづらかったと思いますスイマセン>>664
いえいえ、此方こそ自作キャラたちがお世話になっております。
来年もどうかよろしくお願いいたします~エイベルの大令呪、どうしようか。
大令呪は使ったら確実に死ぬけど、エイベルがそのリスクをほっとくはずもないし……。最終再臨をイメージして描いたらいつになく格好良く描けた気がする、というより描けた(確信)
>>670
ありがとうございます!!
集合絵一度描きたかったんですよね…>>676
すみません
気をつけます>>686
訂正
盛って絵描かないと絵描けなくなるけど文書かないと文書けなくなるね。CM風さえ上手く筆が乗らない…
レスが落ち着いたので、requiem最新話(最終話)行きます!!!
「さぁてさてさて。それじゃあ、ステラちゃんの肉体回復を待って、彼女が復活したら聖杯に願い事して~、飛鳥ちゃんにステラちゃんの焼死体の写真を見せて~。で、諸々の処理を終わらせたら、とっとと終戦にしちゃおうか!」
カラカラと嗤う朽崎遥は、先ほど行った唐突な残虐を全く意に介したようなそぶりを少しも見せず、竹葉灯里に言葉を投げかける。彼の爽やかさすら感じさせる声を聞いた彼女は恐怖があるのか、ビクッと震えた。そして、相手がどういう動きを行うか伺いながら、慎重に言葉を選びながら質問を返す。
「あの、えっと、そのぅ……。クチサキさんは、聖杯でどんな願いを叶える、んですか?明確には聞いて無かった気がするので、確認したくて……」
彼女は、朽崎遥が願う願望次第では、巻き添えを食わないように今の段階で逃げるべきなんだろうなぁ……。と考えているようだ。その問いかけが意外だったのか、朽崎遥はん?と少し驚いたように言い返す。
「え、決まってるじゃん、君の燃える体質の治療だよ。バーサーカーの方も聖杯に対しての願いは無いって言ってるし、それでステラちゃんの治療?とかでもするかなぁ……。なんか姉と融合してるっぽいし彼女。だからまぁ、”頑張ったで賞”でもあげようかなぁ、って!」
アッハッハ、と笑う朽崎遥はさっきからずっと上機嫌だ。だが、今までの凶行からして、いつ地雷が爆発するのか、あるいは気分によって自分に牙が剥かれるかは全く判断できないので、やはり灯里は不安になるのである。灯里が不安で押し黙ると、朽崎遥も静かになった。そうこうしているうちに、先ほどまで焼けたまま蠢く肉塊だった赤峰ステラの体が足、腕、胴、頭という風に徐々に徐々に治っていき、最終的には人の形を取り戻した。するとそれを視認した朽崎遥はスキップしそうな勢いで彼女に近づき、満面の笑みで
「やぁやぁおはよう眠り姫!生憎白馬の王子様は居ないし、優しい魔女のおばあちゃんも居ないけど。目覚めのキスの変わりに聖杯の奇蹟はいかがかな?なぁに、払う代償はたった一つさ!」
と、そういった。>>692
私は今、遥さんに連れられて、とある雑居ビルの一室に入ろうとしている。
「じゃ、入るよ飛鳥ちゃん。鳳蝶さんも黒野くんもいい人だけど、それでも掴みは大切だからねぇ。しっかり挨拶考えた?緊張ほぐれて機嫌もバッチリ?あぁどうやらオッケーそうだ。では、ようこそ朽崎万能代行請負事務所へ、さ!」
笑顔がぎこちなかっただろうか、それとも体がガチガチだったのかな?兎にも角にも私は今から、新しい環境に身を置く事になるのだ。朽崎遥という不安定な人と過ごす訳だから、一癖も二癖もある生活になるかもしれないが、頑張っていかないとなぁ。まぁ朽崎さんはなんやかんやで極悪人ではない、のかもしれないが……。でもちょっと不安だ。
「ただいまー、鳳蝶さんに黒野くん!依頼の聖杯戦争はしっかり終わらせて、成果をもって帰ってきたよ!まずこの子!今日から俺の弟子になる大鳳飛鳥ちゃんで~す!あとはこの事務所の事務とかやって貰う予定だよ。あとはお金とかツテとか、って感じだね!」
扉を開けて部屋に入ると、そこには二人の男女が居た。黒い服を着たなんか無愛想な感じ…に見える青年と、柔らかな雰囲気を纏う和装の美人さんである。>>693
「オイオイ待て待て。その子が?お前の弟子になるって?なぁ、アンタ、大鳳飛鳥って言ったか?大丈夫か?コイツに騙されてないか?もしそうなら、俺がぶん殴って取り消させてやるから。……あ、挨拶と自己紹介が遅れたな。俺は黒野双介。ココじゃ戦闘雑務の担当だ。荒事関連を主に任されてやってる。で、アンタはなんだってコイツの弟子になるなんて妙な選択をしたんだ?」
そう、心配げに声をかけてきてくれたのは名前の通り?に黒い服を着た青年。自分よりは年上っぽくて、目には若干の隈。全体的にすれた雰囲気を纏っているけど、悪い人では無さそうだなぁ……というのはなんとなく肌で感じた。私がどう答えようかと逡巡していると、和装の女性が黒野さんを腕で遮りながら、私に挨拶をしてきた。
「もう、朽崎さんが無理矢理そういう関係性を構築したなら、もう少しこの子も抵抗していると思いますよ?大丈夫です、朽崎さんはいつも享楽的な訳ではないですから。さて、初めまして、ですね。大鳳飛鳥さん。私は常世鳳蝶と言います。このグループのお金の管理やお客様から受ける依頼の電話対応などがメインの業務ですね。貴方が今後簿記とかの資格を取るなら、アドバイスや教師役が出来るのではないかと……、と話がそれましたね」
あー簿記、簿記かぁ。やっぱ今後は、そういう公的な資格も勉強した方がいいのかなぁ、なんて思っているとそのまま彼女…常世鳳蝶さん、が続けて安心できる事を言ってくれた。
「黒野くん。誉ちゃんから大鳳飛鳥という人の事は聞いています、なんでも友人だとか。であれば、遥さんがこの方を無碍にするという可能性は低いのではないかな、と。どうでしょう?」
なるほど~、この女性は、誉ちゃんとも知り合いなんだなぁ、今後改めて誉ちゃんに詳しく紹介して貰おう、美人さんだし!と勝手に予定を立てていると、同じくその言葉を聞いていた黒野さん、が不本意そうに、しかし理解は出来たと言いたげな顔をしている。そして天上を仰いで納得。とつぶやいた。
「……盛り上がってるトコ悪いけど、俺ってそんなに信用ない?自分で言った事は割と遵守する方だよぉ、俺。全く嘆かわしいよねぇ」>>695
「それで、最近はどうなの?飛鳥さん。ていうか、湿布とか絆創膏とか結構貼ってるけど、危なくないよね?な、なにか危険な事やらされてるんだったら、クチサキさんに文句言ってやるんだから……!」
「んー……。あー。今は、、、まずは肉体的な鍛錬って事で、最近は近所の教会に併設されてる道場?みたいな場所で、組手とかやってるんだよねぇ。寸止めとか全然してくれないから、こうやって湿布とか沢山だけど、ちゃんと休憩はとらせてくれるから、スパルタなんだから優しいんだか……。まぁ充実はしてるかな」
そっかー、と安心したように呟いた灯里ちゃん。今、私達はとあるカフェで一緒にティータイムと洒落こんでいる。基本的には友達としての交流とかだけど、実はそれとは別にもう一つ目的がある。
「それで、灯里さん。最近はどう?熱くない?」
そう聞くと、彼女の顔はパアッと明るい笑顔になった。う~ん、やっぱり可愛いなぁ。
「うん、大丈夫だよ!もう全然!クチサキさんは怖いけど、治してくれた事には感謝しないとなぁ」
そう、聖杯戦争に参加していたマスターたちの現状の調査と、報告書の作成である。本来ならば遥さんが自分で纏めなければいけないと思うののだが。
「依頼人も居なくなっちゃたしー、面倒だしさぁ、飛鳥ちゃん代わりにやってくれない?ホラ、事務の一環だと思って。ちゃんとしたのはあった方がいいけど、雑でも問題ないから、ピッタリじゃない?」と押し付けられてしまったのだ。遥さんめ……、仕事に対してだいぶ不真面目だな?と思ったのは内緒である。>>696
ともあれ、今回の灯里さんに事情聴取?をすれば一通りはマスターたちの近況の確認は終了である。
セイバーのマスター、竹葉灯里は、人に悪意を向けられると発火してしまうという呪いのような体質が完治し、人生をもっとエンジョイできているようだ。
アーチャーのマスターらしい(遥さんに聞いた)、ランドルフォ・ジャンマルコ・ペーリは完全に消息不明である。痕跡を何も残さず、その行方は杳としてしれない。
ランサーのマスターである、リルガ・プッチ・デラルゴさんもまた、どこに行ったのかはわからない。私の実家に届いた言伝には、”魔術師をやめる事”と今後の東鬨の諸問題は任せた、というような言葉が簡単に書き連ねてあり、此処ではない、海が見える場所へ引っ越す、らしい。まぁそれを追いかけるのもおかしな話だし、デラルゴ家の諸々は大鳳家が継承する、という事で話がついている。
ライダーのマスター、赤峰ステラ、赤峰アテナも、灯里さんと同じで、”星”という異能?のようなモノの呪縛から解放され、姉妹仲良く赤峰家としてゆったりと人生を謳歌しているようだ。ただ、遥さんに対する恨みや苛々も多く。事情聴取にも苦労したなぁ……。戦争中になにしたんだろ、遥さん。
で、最後の一人はアヴェンジャーのマスター、クロナ・リングベルさん。聞いた感じだと、もっとも戦前と戦後で生活に変化が無かったマスターだろう。変わらず孤児院で子供たちの面倒を見て、世話を焼いているという。自らのサーヴァントとの別れはつらかったそうだが、それでもなんとか、頑張っているという。「ジャックのようになってしまう子供たちを少しでも減らすのが、今の私がやりたい事、やるべき事なの」と言っていた。>>697
私は朽崎遥の弟子になって、識死の魔眼に対する苦手意識もちょっとは減った、のかなぁ……?いや、怖いのは変わらない。でも慣れる事も出来たような気がする。
「さて!じゃあね、灯里さん、私、そろそろ行かないと。遥さんから、事務仕事の補助を頼まれちゃって……。あ、そうそう。遥さんから灯里さんに、コレ。色々教えてるんです、って言ったら『じゃあ孫弟子になるのかなぁ?お詫びみたいな感じだ。コレ。渡してあげてよ』って言ってたの。どうぞ」
と、私は遥さんから預かっていた袋を渡した。
「っと…、結構重いね。開けていい?……ありがとう。……わっ、コレもしかして、あの有名高級洋菓子店のケーキとかの詰め合わせ!?おぉ~、ホールで3セットも入ってる……。お金持ちだなぁ、あの人…。あ、保冷剤には魚卵とかの海鮮詰め合わせ。ん?メッセージカードも入ってる。『ゴメンね!俺のことは嫌っててもいいけど、飛鳥ちゃん経由で妹と関わる事があったら、仲良くしてあげてくれると嬉しいです』……。なんかクチサキさんらしいかも。自分よりも家族優先なの、ブレないなぁ……。うん、嬉しい、かも。お礼は言っておいてね、飛鳥さん」
お詫びの品、思ってたよりもお金をかけていたな、遥さん。意外だ……。っと、スマホにメッセージだ。黒野さんから”そろそろ戻ってきてくれ”か。
「それじゃ、灯里さん。また。また日取りと予定が合ったら、ショッピングとかへ一緒に行きましょう!」
OK!と快諾してくれた灯里さんと、そうして二人で笑い合って、私達は席を立った。うん、友人が増えて、魔眼への苦手意識も減って。あまり活躍はできなかったけど、私の初めての聖杯戦争は、いい経験だと言えるだろう。
「飛鳥さん!飛鳥さんは、今楽しい?」
別れ際に灯里さんにそう問われて、私は元気いっぱいに「勿論!」と答えて、前を向いて、そうして歩き出した。>>1乙
>>551
メリークリスマス>>708
ここでチラリとニーアに視線を向けるインドラジット
「っ……!」
しかし、それも一瞬で。
興味を失ったとばかりにすぐさまセイバーへと意識を戻してみせた。
「……君のステージを観て。是非とも、今すぐにでも、実力比べを!という気分になったのさ!」
「……なるほど、つまりこれは貴方なりの称賛と挑発であり、フェスへのアピールであると。───よろしい。」
セイバーはそう言うと剣を構える。
「おや。自分で言うのも何だけど、ノッてくれるんだ?てっきり『公演の途中に殴り込むとは言語道断!』なんて怒って断ると思ってたよ。」
「特異点(ここ)のルールがどのようなものか、理解しています。」
「それに、宝塚大劇場(わたしたち)のモットーが有りますから。」
「へぇ!どんなものだい?」しかし一旦タスクが伏神とペレスのリレーになったので、大分身軽になったなぁ…。キャラ構想や自作の粗筋を練るターンに心置きなく移れる……。
インドの激しいダンスを見たらこうなってました。ゴーラゴラゴーラゴーラゴラゴーラ♪
>>715
しょ、しょうげきのじじつだ~()
果たしてニーアちゃんはどうでるか……風呂に入る前のコソコソ話。
アメリカ異聞帯に突入したぐだ達、免許の有無を晒す。
異聞帯で汎人類史の運転免許の有無を気にする必要性など無いと言われたら、それまでだけど。
ぐだ、オフェリア、カドック、ソフィ:持ってない。4人揃ってオルガマリー&ゴッフ謹製のハードなカリキュラムをクリアする羽目になった。
ペペ、ベリル、デイビット:持ってる。ペペは自動車の免許しか持ってないけど、トライクは自動車免許で乗れるので問題なし。多分、真っ先に免許を取得したのはデイビットじゃないかな?>>720
ヘイ彼氏、チェスト島津!貼るぞ貼るぞ貼るぞ
「ここ、この教会が安全地帯って奴で、中にいるが監督役なんだ。さぁ行こう」
「私、教会に来るの初めてかも。うう、緊張する……」
夕日が沈み、少しずつ暗くなっていく中坂道を上っていき、理仁と経子は教会に辿り着く。三度目になる来訪ながら、理仁は言葉に出来ない圧迫感に足を止めた。既に二度ここへやってきているのに、今回は何故か一歩を踏み出すせずにいる。
きっとジョン・ドゥ神父のせいだろう。これまでは柳花が共にいたから良かったが、今回は彼と一対一で会話しなくてはならない。そこまで考えて理仁は自分が神父があまり好きではないのだと気付いた。
「理仁君、どうかした?」
「いやなんでもない、入ろう」
押し黙って教会を見つめる理仁に恐る恐る経子が声をかける。よほど深刻な表情をしていた様で、咄嗟に笑みを作って誤魔化し、不安を振り払うようにして扉を押し開く。古い木の軋みと共に長椅子が並べられた光景が広がり……まるで待ち受けていたかのように、カソックを纏った神父が理仁の目の前に立っていた。
「うおっ……」
「ひえっ……」
「おや、お久しぶりです間久部理仁。今日はどのようなご用件で?」
教会の主であるジョンはぐっと理仁へと顔を近付け、そう言った。これまでとは異なる異常な距離感に加え、待ち伏せまでされていた為に理仁は思わず顔を歪めこそしたが、すぐに傍らに立つ経子へと目を向ける。
「この子、七人目のマスターなんだ。でも一般人で、とてもじゃないが戦えない。だから棄権するんだ」
「お、お願いします」
>>724
経子はと言えば突然現れた男に度肝を抜かれ、理仁の背中に半身を隠してしまっている。加えて神父と会話するのも今回が初なようで、声もかなり上ずっていた。
ジョンは理仁の顔を数秒凝視した後に経子へと視線を落とした。暖かさに満ち溢れた眼差しが細まり、柔和な笑みが浮かぶ。
「そうですか、貴女が七人目の……分かりました。彼女はこちらで保護しましょう。さあ、こちらへ」
ジョンに誘われるままに教会へと足を踏み入れる。
幾つも並べられた長椅子、眩いステンドグラス、どれも現実離れした神々しさの現れだ。仁としてはどことなく息苦しさを感じるが、経子は好奇心に目を輝かせていた。
「令呪の除去は私にお任せを。理仁さんはこれからも参加者として頑張ってください」
ステンドグラスを背にして、ジョンが言う。口調こそ穏やかだが、その眼差しは理仁に向けられたまま動かない。
「あの、私これからどうなるんですか?」
経子が恐る恐る尋ねる。ジョンが「説明して良いか?」と目配せするのに理仁は頷き返す。
「令呪を取り除き、しばらく様子を見てから記憶を消します。そうすれば貴女は自分がマスターであった事など綺麗さっぱり忘れ、いつもと変わらない日常へと帰るでしょう」
「記憶を消すのって痛いんですか?」
「いいえ、あっという間に済みます。むしろ忘れた事にも気付かないほどに優しく消えますので安心してください」
「ものすごい物騒な口ぶりだけどなるほど……?」>>725
教会は不可侵領域であり、聖杯戦争参加者は戦闘を許されていない。それ故に敗北しサーヴァントを失った、もしくは戦う意思のないマスターを迎え入れるある種のセーフゾーンなのだ。(この知識は柳花に教えられたいわば受け売りだが、理仁はその事は経子に伝えていない)
経子の安全が保障された事確認し、あとはジョンに任せて理仁は踵を返す。敵マスターをさっさと見つけ、街をあるべき形に戻さねばならない。
と、重い扉に手をかけたあたりで理仁は経子へと振り返る。
「三義」
長椅子に腰掛けていた経子は名前を呼ばれ理仁へと振り返る。傍らに立つ神父に気圧されているようで、若干不安げだ。
「……じゃあな」
まるで最後の別れの様な言葉ではあったが、言わずにはいられなかった。経子が記憶を消されるのは今日で二度目になるが、今回は教会に来るまでに色々な事を話した。どうしてもそんな彼女とお別れするのが名残惜しいのだ。
「うん。ありがとうね、それと……また、明日ね!」
それは経子も同じだった様で、ぎこちないながらも笑みを浮かべていつもの三義経子らしいハツラツな調子で理仁に手を振ってくれるのだった。
教会を出たところで、理仁は両頬を強く叩いて弛緩していた意識を引き締める。改めて、聖杯戦争を止めるという覚悟が彼の中で燃え上がる。
と、見計らったように携帯がぶるりと音を立てた。電源をつけると、柳花からの電話だ。>>727
「……」
「……」
非常に気まずい。経子は神父と二人きりになってからというものこれと言った話題が見つからず、膝の上で手をモジモジとさせてしまっていた。
神父も別段話したい事があるわけでもないのか、経子を視界から外している。もうしばらくしたら令呪を取り除くそうなのだが、何か準備はしなくて良いのだろうか?
「あ、あの、何か手伝う事あります?座りっぱなしはどうかなって…….」
「いえ、特にありません。座っていてください」
こう言われてしまえばもう反論出来ない。経子はその場でぎゅっと肩を縮こませた。
「……すみません、棄権しちゃって。七人しかいないのに」
経子は自分でもどうかと思う発言をポロリと漏らしてしまう。
マスターに選ばれたところでロクな事がなく、むしろ棄権出来るだけ幸運だというのに、どうにも居心地が悪く感じてしまったのだ。>>728
「やめたい、そう決めたのは……失礼、お名前は」
「経子、三義経子です」
「三義さん。貴女は、貴女自身の意志で選択した。であるならばそれに誇りを持つべきです。本人の選択を、誰が咎めましょうか」
「や、えっと、私……なんていうか」
本人の選択。果たして、そうだろうか。
最終的に選択したのは経子自身の意志である。と言っても柳花にこれでもかというほどキツく言い渡され、理仁からも半ば突き放されるような形に追いやられての決断である。ハッキリ言って、経子本人が明確に棄権を選んだわけではない。
「……その口ぶりから察するに、貴女は望んでここにやってきたわけではないようですね」
「え、全然全然違います!私、足を引っ張るからやめろって言われて、あー言われてみれば私魔術とか全然分からないし、本当に邪魔にしかならなさそうだしやめておこうかなってちゃんと決めたんです!だから、だから……その……ちゃんと、自分で考えました」
必死に説明したものの、無理矢理そう思おうとしているのは明らかだ。納得できない、そんな気持ちがひしめくものの言葉に出来ずに経子は俯いてしまう。>>729
「なるほど、貴女からは迷いが見て取れる。その胸中で渦巻く想いによって苦しんでいるのなら……折角です、好きなだけ曝け出してください。ここには私と貴女しかいないのですから」
そう言って神父は微笑む。経子はそれまで身体を支配していた緊張が一気にほぐれていくのを感じ口元を綻ばせた。
神父はゆったりと経子の隣に腰を下ろすと、顔を覗き込む様にして目を合わせる。
「さぁ、どうぞ」
「……あの、それじゃあ聞いてもらえますか」
経子は一度はその視線から逃れようとしたが、やがて膝の上で拳を握り締め、ポツリポツリとつぶやいた。
────私、人を好きになっちゃいけないんですそういえば、アメリカ異聞帯って、何番目に位置するんだろ?
凪咲が負けた(=太平洋異聞帯の空想樹が切除された)後、ってのは決めてるけども。>>741
一先ずここまで~
ニーア、いっきまーす!お久しぶりです
引っ越し準備でここ一月程見れていませんでしたが何がありませんでしたか?>>744
あとクローディアさんやドロテーアさんも見ないですしねぇ……。年末で忙しいのかなぁ……。心配。>>750
しかも、年下の子にお金で縛られた関係という…………いけない子だわ!まぁTAIWAN、というか日本以外の温泉は基本水着で入る熱めの温水プールみたいな位置付けだから混浴がメジャーなのは当然アルよな
(今月二度目の設定で焼き払われる音)
>>755
躍動感とポップな色使いが好き!此方こそ来年もよろしくお願いします~
に、ニザ丸……トリオ……そろそろアレですかね、来年の抱負的なものを語るお時間
>>755
あ、アイドルものの伝統の構図……!↓
ザミエルさんにはイラストという面で大変お世話になりました……
来年もニーアと松明野郎ズをどうぞよろしく……今年もお世話になりました。
全然絵も小説も書けなかったし今後活動がどう出来るのか不安定で分かりませんが、来年もどうかよろしくお願いいたします。
来年の抱負ですか?エッチな絵を変わらず描いていきたいです!来年の抱負ですか。来年は誰かに刺さるキャラや話を書けたらいいなと思います。
今年もありがとうございました。失言など多々あったかと思いますが、来年もよろしくお願いします。
初期からいる身ですが、ようやく第一回聖杯大会が完結し、勢いで書き始めたダイジェストの特異点ネタも完結できたのでとても有意義な一年だったと思います。
クッチーさんもRequiemを完結させましたし、今年は何気に完結年では?
来年は絵の方も頑張ります……。来年こそはモチベを取り戻してえですわ
来年の抱負…抱負…
とりあえず頭の中にあるアイディア全放出してえ!今年初参加ですが色々とご迷惑をお掛けしました…
来年こそは迷惑掛けん様にして且つ熱いキャラやストーリー描けたらいいなと思います
来年もよろしくっす来年の抱負ねぇ…。
順当に行けば4月から会社員になるので、社会人デビューしてもココから疎遠にならないような生活リズムとかにしたい、って感じですかね。
創作的な話ならカリストーの改編とマスターキャラ一匹の制作をする!って所かな。
あとはRequiem完結させられたし(最終話もよくてよ貰えてよかった)、次の大型SS企画の始動はさせたいですね。今年はルナ周りに時間かけすぎたので来年はサーヴァントたちにスポットライト当てていきたい私。トップバッターはヤツ
そして何よりも銀髪っ子。来年は出せずじまいなストック中の天使か侍か褐色の誰かひとりを絶対出します(決意)
まずは台湾編の完結が最優先ですが!自分もぐれお完結編投げていいですかー!
去年から引き続き、『聖杯惑星』を絶筆させないのは勿論、挨拶もなしに死ぬのも回避しないとなぁ。
メンテー・プルトランプは消滅した。その象徴たる灯火の盾のみを残して。
フェリーペの心を埋めつくしたのは、呪いにも似た感情だった。
憎らしい。妬ましい。許さない。ゆるさないユルサナイ赦さない―――!
その感情を引鉄として、この特異点最後の英霊(ひとり)が現れた。
「嗚呼――ああ! 成った、成ったか!我がマスター!」
フェリーペの背後に立ったのは燕尾服の上から黒いローブを纏った紳士だった。
男の名はジェームズ・フレイザー。呪術という概念を語る上では欠かせない19世紀の魔術師である。
「貴様は……ジェームズ・フレイザー。お前に我が道を阻む資格があるのか。
貴様も私も、同じ人でなし(けもの)だろう」
「―――笑止。私と貴様を一緒にするな。私が愛するのは人類では無く人類の生む呪いそのものだ。
………貴方のような立派な生き方は、私には到底真似できませんよ」
そうして、人類悪の言葉を切って捨てた呪術師は、フェリーペの肩に手を置いて。
「心地よい、心地よい痛み(のろい)だったよ。
君は対価を払った―――故に私は、君の願いを叶えねばならない。
さあ行け、人類最後のマスター。我らの未来は、君に託された―――!」>>770
◆
「確かに……俺達人間は愚かなのかもしれない。でも、俺達は何度だってやり直せる。
例え幸せを失っても、もう一度幸せを求めるのが俺達人間なんだ。
お前は間違ってはいない。俺にはお前の気持ちが分かる……だからこそ、俺を信じて欲しい」
「そう、か……信じていいのだな。お前を」
「ああ。俺は欲深い人間だ。だってほら。俺が戦うのは、誰かのためなんかじゃなくて、これまで戦ってきた自分との約束を果たすためなんだからさ。
そう願う俺は、既に欲深いだろう?」
「……ああ。私の望みは、既に叶っていたのだな」
「……そういうことだ。だから、どうか眠ってくれ。セリオン」
「そうだ。そうだな……
フェリーペ・ジョージ・デ・サント。
お前の欲、確かに見届けた……嗚呼、本当に。悪く……ないじゃなあないか……」
死闘の末、フェリーペ・ジョージ・デ・サントは人理の獣を打ち破った。
誰よりも大切な先輩(ヒト)を犠牲にして。
フェリーペも、彼らの戦いを見届けていたカルデア一行も、メンテーを失った悲しみを隠すことは出来なかった。
――そう。ただ一人を除いては。>>771
「なあ、マスター。何を悲しむことがある」
フェリーペの背中越し、アレウト族の聖なるパイプから煙を吹かすフレイザーがそんなことを呟いた。
その手に握っているのは―――セリオンが後生大事に抱えていた魔導書ではないか?
「これか? 君と彼が戦っている間に拝借させて頂いた。
法の書(リベス・レギル)の真価は持ち主の望む法理の具現だ。その担い手であるセリオンがいない今、それを少し弄ることなど児戯に等しい。
私の『金枝篇(ゴールデン・ミストルテ)』にかかれば、この程度は造作もないさ」
法の具現。それをこの稀代の呪術師が扱ったのならば。
「上を見ろ、マスター。忘れ物がやってきたぞ?」
「 忘れ物? ―――まさか!」
「 ほら、お姫様(ヒロイン)の到着だ。しっかり受け止めて見せろ!」
「手を取れ! 後輩!」
「嗚呼―――ああ! 今行く! センパイ!」>>772
◆
全てが終わって。
フェリーペとメンテーは約束通り、カルデアの外を眺めにやってきていた。
見慣れたはずの雪景色、それなのに、今までよりも美しく、そして誇らしく見えて。
「生きていてくれてありがとう。戻ってきてくれてありがとう」
故に、フェリーペの言葉は、嘘偽りの無い真実なのだろう。
「私だってそうだよ、後輩。君がマスターで、本当に良かった」
「……そうだ。約束を守らないと。
なあ、センパイ」
「なんだ」
「俺とセンパイは、もうサーヴァントとマスターじゃないかもしれない。人理修復の間、俺はセンパイのマスターになる。そういう約束だったよな」
「ああ、そうだ」
「でも、もういい。もういいんだ」
告げると同時、フェリーペは彼女の華奢な身体をそっと抱きしめた。>>773
「一緒に生きていこう。センパイ。
サーヴァントとマスターじゃない。センパイと後輩としてじゃない。
フェリーペ・ジョージ・デ・サントと、メンテー・プルトランプとして。
俺は、君の隣にいたいんだ。メンテー」
「随分とわがままじゃないか。後輩」
「そうだよ。俺は欲深い人間だ。ビースト相手にそこまで言っちゃったんだ。正直になった方が良いだろう?」
「それもそうだ」
顔を見合せ、笑い合う。
汝、欲するままに欲せ。
人理の裁定を目論んだ獣の意思は、それを打ち破った人類最後のマスターに引き継がれた。
少年と少女はこれからも築いていくだろう。
自分が求める、輝きに満ちた未来を。
それが、彼らの―――運命に導かれた、二人にとっての生きる意味(Fate/Grail Order)なのだから>>774
◆
それは、現象にも近しい英霊だった。
『ブリトン人の歴史』に語られる中でも五本の指に入る吟遊詩人―――輝く額のタリエシン。
英雄譚ある所に必ず現れる伝道者(ディレクター)のサーヴァント。
少女と少年の旅は、語り継がれるべき英雄譚として彼の心を動かした。
「これより紡ぐは我が英雄譚。やがて人理の礎となり英雄に至る者。
彼の者の名はメンテー・プルトランプ! 役者は揃った、私の世界の幕を上げよう!
『詩人タリエシンの世界』!」
いつかは蘇る未来のブリテンの王。
その霊基(しゅくふく)は、未来を己の手で勝ち取った貴女にこそ相応しい。
稀代のオカルティスト、アレイスター・クロウリーの『法の書(リベル・レギス)』
呪術界の至宝、ジェームズ・フレイザーの『『金枝篇(ゴールデン・ミストルテ)』
そして、ブリテンの誇る詩人、輝く額のタリエシンの『詩人タリエシンの世界(ブック・オブ・タリエシン)』
彼らの宝具は、いずれも概念に干渉する高次の能力を備えている。
三重の真名開帳によって重複した神秘は、死者の蘇生を成し遂げた。以上です。
Fake/Grave Order、改め Fate/Grail Order、これにて完結です。
ぐれおでは記憶の引き継ぎはありませんでしたが、グレオでは引き継ぎありという形になりました。
多くのサーヴァントを貸して頂いたみなさん。
感想やよくてよをくださったみなさん。
そして、フェリーペ・ジョージ・デ・サントの生みの親、監獄長さん。
メンテー・プルトランプの生みの親にしてグレオを書くきっかけと許可をくださったアリウムさんのお二人最大の感謝を。
本当にありがとうございました!!!!来年は普通に木伽を進めたい&木伽の過去編を書きたいを目標に頑張ります
うお…完結してる…耳が痛い…
魔術師より、年末のご挨拶を申し上げます
節目に現れる幽霊部員のようでありますが、それこそ幽霊のようにスレを眺めることはしております
来年への抱負といたしましては『頭のなかにある物語を出来るだけ形にしていく』、
主にまだまだ設定の塊である人蓑祐輝をいろんな陣営から照らして行けたらと思います
『白痴の不死』とか、『世界のはじまりの女』とか、本物の『薔薇』とか、いろんな設定を……形にして、お出ししていきたいなあ……今年末に参入した新入りの霧雲狗です。
SSなどで力になれない分、「使いたい」と思わせられるようなサーヴァントを作っていけたらなと思います!あけおめです
ことよろ!!
p.s.ダイレクトアタックの危機に怯え始めましたあけましておめでとうございます!
今年は何とか時間とモチベーションを上げて三国志サーヴァントを完成させたいなぁ、と……。いや待ってくれ
ガチで動揺してるんだがあけましておめでとうございまーす!
さー今年はなにができるやら…あけおめでーす(こちらはまだ31日のお昼ですが)
>>786
ああそっかそうなるんですか
じゃあ12時間後にもっかいあけおめせねば…あけおめです あけおめです
落ち着きました
とりあえずあけおめです
今年は特に張角と獅音辺りを掘り下げていきたいなと思ってます
よろしくです!あけましておめでとうございます
私から新年のお年玉としてペレスの続きを投下しました、剣陣営はこれで一日目終了です
今年は出来るだけssの執筆速度を上げていきたいな・・・・・・!
使えそうなサイトも来たことだしね!(某ノベリストを見ながら)あけましておめでとうございます!
今年こそ満足できるお話が書けるといいなあ!あけおめです
今年の初自作鯖は世界的にかませ犬として有名なあの人になりそうですあけおめー。
アメリカ異聞帯、続きはいつになるのかやきもきしつつ、初詣に行ってきます。>>792
誰だろう……軍神アレス?おはようございます。そしてあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
新年明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!
ミスター・ウィンフィールドinビュザンティオンの話、グレオの続きとして温めてたので今年はその執筆を頑張ります!あけましておめでとうございます
結局またタスクを増やして抱えたまま年越ししてしまった火村の人です
今年こそはFate/CP、学園編外伝、Fate/NC。今年こそは一通り全て片付けたい…幕間の物語(上)ができたので貼っても?
>>816
どうぞ~>>813
良い…この中だと2Pが好みですが、少年漫画み溢れる3Pも捨てがたし───お姉ちゃん、お姉ちゃん、待ってよお。
───姉さん、姉さん、待って。
───置いていかないで、ひとりにしないで、ひとりじめしないで…
『……夢?』
また誰かの記憶を垣間見た。パスを繋ぎ契約しているサーヴァントとは、互いに意識を共有する事がある。夢の中で回想として彼らの記憶が流れ込んでくるのだが、今回はこれまでよりも不明瞭だった。
山の中で延々と少女の嗚咽が聞こえたが、誰のものであったか。寝ぼけた頭では思うように記憶を呼び起こせない。顔を洗い、朝食を食べてからにするとしよう。>>820
「おはようございますマスター、どうかしました?顔色悪いですよ?」
食堂の前でちょうどヒュギエイアと出くわす。ちょっとね、と返して食堂内に視線を向けると、いつもより妙な賑わいを見せている様だ。
『何か知ってる?』
「ああ、パナケイアが監修した期間限定メニューだそうで。いつもより倍美味しいキュケオーンだとか」
ヒュギエイアの妹、パナケイアが召喚されて一ヶ月が経過した。人懐っこい笑顔と穏やかな気性が個性的な英霊達に構成されているカルデアにおいては非常に希少で、メンタルケアなどで大変人気らしい。曰く、「ザ・看護師」だそうな。
「失礼しちゃいますよねー、私もザ・看護師だって言うのに。甘えられる相手がいるとメンタルケアには効果てきめんとは言いますけど」
何度かパナケイアの診察を受けた事はある。たしかにこれまでの医療系サーヴァントとは少々異なる温厚そのものな口調は戦いが続く生活においては心を癒してくれた。
「おや、マスターに姉さんじゃありませんか!どうです、特製キュケオーンです!オリジナルの味を尊重した上で色々バリエーションを増やしてみたんです!」
カウンターにエプロン姿で立っていたパナケイアはこちらに気付くと激しく手を振ってくる。だがヒュギエイアは肉親からの呼びかけだと言うのにちらりと目を合わたかと思えばすぐに視線を逸らし、>>821
「ああ、私は遠慮しておきます。いつもので」
「えー!キュケオーン嫌いなんですか姉さん、キュケオーンは良いですよ!」
パナケイアの外見は第一印象は怪しげなものだ。服装自体はヒュギエイアに近いが、頬から下半分をマスクで隠している。物腰が優しげだった為にすぐに慣れたものの、華奢な肢体に見合わないゴテゴテとした覆面には面食らったものである。
「マスターはキュケオーンいかがですか?期間限定です、ピックアップは当分来ないと思います!」
『それじゃもらおうかな』
「はーい!健康になってくださいねー、腹が減ってはなんとやら、栄養が足らなければなんとやら!です」
活発そのものである。キュケオーンの皿を受け取り、適当な椅子に腰掛けると真向かいに座っているヒュギエイアがなんとも言えない顔で見つめてくる。
「どう思います、あの子」
『どうって……』
「私は嫌いですよ。あんまり顔を合わせたくない、というか」
『なんで?』
「たまに白々しいんですよあの子、無理してるというかぶりっ子というか」>>824
「懐かしいですね、あんな事もありました」
「ええ、本当に懐かしい。まだ私達の仲が良かった頃です」
声に振り返ると、そこにはパナケイアとヒュギエイアの姿があった。一方はニコニコと微笑み、一方は顔を苦々しく歪めている。
『もしかして』
「そうですよ、ここは……」
「私と、妹の夢です」>>826
ふ、不穏さがひしひしと……あけましておめでとうございます。
あと一人のストックをどうにか書き終えたら、幾つか思い付いたSSに手を出したい所です。
それと、木伽進めたい。
凍結したstageのリベンジとしてソフィとスキュレー出しましたし。今年の初呑みはガーリックラスクとウイスキーのジンジャーエール割り(酔)
>>829
ありがとうございます。キチンとかけているか自信が無かったので、そう言っていただけて嬉しいです>>829
ふぅ、エミュも大丈夫だったか。
>>783 >>790
ドロテーアさんとクロさんを確認、ヨシ!!!(安心)
ペレス島更新確認しました。やっぱサタンの情報改竄スキル強い!しっかり描写してくれて嬉しい!
情報アドバンテージの差がドンドン開いていかせられるので、毎回有利な初見殺シとかが可能だし。
今回はやってなかったけど(すぐに被害が解りやすい状態だからやめたんかな?)、宝具は圧倒的質量の水による万能攻撃ですよ~。いやいや、毒によるグジュグジュ腐蝕呪詛です!とか可能な訳だし。
”現場に残った証拠から論理と分析”しなきゃなのに、その証拠を改竄・隠蔽可能なのはやはりズルだな。
ふと戦闘の舞台がサタンによる行動で変化した(攻撃の余波での破壊とか)も改竄・隠蔽出来るのでは?と思ったけどコレはやり過ぎだなどう考えても。リハビリがてら獅音の紹介兼ねた短編SSを書きたい…
ところで昨日の生放送の内容についてって22時から解禁で大丈夫ですか?山星さんや藩士さんお元気かしら……
コソコソ話
獅音の好物は坦々麺。もちろん激辛が好き。>>834
生放送から24時間後ですので、大丈夫かと>>833
直接描写はしなかったのですが、蘇芳ちゃんと剣兄貴はサタンの雷撃をかわす時に剣兄貴が蘇芳ちゃんを抱えて飛んでるからですね
あくまで改竄できるのはサタン関係だけで、蘇芳ちゃんと剣兄貴の行動まで改竄できるわけじゃないのでそこら辺からです
あとは廃工場に残った焦げ跡ですね、雷で残る焦げ跡と火や炎などで残る焦げ跡だと後者の方が広範囲かつある程度密集しているものですが、焦げ跡が明らかにバラバラだったのでそこで判断した感じですね>>837
獅音「有難いが、俺は恩を返さないといけないんだ。誘いは受けられない。ところで美味しいな…何か身体が身軽になったみたいだ。お代わりいいか?」
どっかで知り合ってたら面白そうと思ったんですが聖堂教会とWASPって関係性どんな感じなんだろ…
まあ代行者ではないから融通は効きそうですがおれは よいが さめた!
>>840
便りがないのは良い便り、なんて言いますが心配です……少なくとも今年三国鯖増えそうな予感がするので期待と恐怖で拙僧は昂っておりまする
>>843
確かに凛々しい東洋系戦士っぽいですよね!Hey!年末年始遊ぶ用に買ったゲームが思いの外夜やっちゃダメなタイプだったから撤退マン参上!
ペレス更新見ましたー。
そしてちょっと訂正というか認識の違いがありそうなところなのですが飛鳥ちゃんは蘇芳ちゃんにこうガツガツ行くというよりは可愛い女の子と仲良くなりたい、仲良く出来たらいいな。とグイグイいく感じです。
レズの気とありますがあれって男より女の方が一緒にいると安心する、パーソナルスペースが近いって感じの意味でこう…性的にどうこうってのにはならない感じです。
実は未来飛鳥ちゃんも『私とこのやべぇ女キャラは性耐性無し』の法則に当てはまりますのです。
>>843
鳥は隣の人が上げた手に乗ってるのかもしれない(シルエット疑心暗鬼)◆
カルデアの通路を一人歩く。目的地である食堂では、パーティーの準備が慌ただしく行われていた。
足取りは軽く、達成感と充実感からかいつもよりも調子がいい。目の冴えも耳の聞こえもはっきりとしていて……だからこそ、彼はそれが目に入ってしまった。
もう使われることの無いブリーフィングルーム。当時の喧騒が嘘のように静まりきったその部屋で、彼はある男の声を確かに耳にした。
“「“遥かには栄えあり”。家の家訓ってやつだ。俺がお前達を助けるのに、それ以上の理由はねえ。
未来は、お前達みたいなやつらが背負っていくものだからな」”
それは、誰よりも未来を夢見ていた人だった。
それは、誰よりも明日を夢見ていた人だった。
それは、誰よりも二人を信じていた人だった。
涙を堪えるのが随分と上手くなったなと思う。
目頭に奔る熱を抑えながら、少年は、今はもうどこにもいなくなってしまったこの部屋の主への言葉を口にした。
「さようなら。ドクター・アレキサンダー」
どうかこの先の未来が、貴方の夢見た栄えあるものでありますように。
Fake/Grave Order.END>>848
以上!
これで本当に終わり!獅音の食満さんへの呼称、クリスチャンだし先生にしようかなと思います
獅音をwikiに追加しました。
追加設定
食満の事は兄の様に慕っており、「先生」と呼ぶ。
魔術師は義父の遺言故警戒しているが、嫌っている訳ではなく、善良な者であれば共闘も肯定する。食満と同じく聖堂教会の中では穏健な方。
銃の扱いも慣れていて、スナイパーとして援護する事も、重火器を使い制圧する事も可能。
逃亡生活時に中隊を1人で壊滅させた経験もあり、対非魔術師の多人数戦ではかなり強力な戦力。並の魔術師相手ならば、相手の魔術によっては互角に渡り合える。搦手には弱い。
普段は少し荒めの口調、任務時は軍人の様な口調となる。
追加台詞
「魔術師をどう思うか?まあ危険な存在だとは思うが、全員が全員悪い奴じゃねえのは知ってるさ。」
任務時
「ミッションスタート…行動を開始する。」
「代行者じゃないからって甘く見た様だな。これでも肉弾戦なら得手だ。敵を見誤ったお前の不覚だ。」
「先生や代行者達の手を煩わせる訳にはいかない。俺が相手だ。」
「…オールクリア。こちらの任務は完了した。帰還する。」>>861
こ。暦や月齢なんかの周期とかによる魔術……?>>861
めでたい正の感情や祈願、感謝、信仰パワーをうんぬんかんぬん……?>>861
年の切り替わりを利用した大魔術、的な……コソコソ話
アスクレピオスいいよね…いい…っていうキャラ作ったせいで自分までアスクレピオスいいよね…と侵食されるようになってきたお正月は寝過ぎてダメですね。今年こそは色々なイラストを完成させたいです。
コソコソ話
とうとう推しの神霊が好きすぎてかつあんま掘り下げこなさそうかつ実装されそうにないので、鯖化して別の場所に投稿しました>>871
時間過ぎたんで、投下しますえ。(推奨BGM:サブタイトルだコノヤロー)
再会というシチュエーションは並行世界が絡むと一気にややこしくなる
カリブロ・ビーチからサウス・ガッフィー・ストリートへ、それを経てハーバー・フリーウェイに入って立香達は制限速度ギリギリでリトル・トーキョーを目指している。
「おぉ~!これがアメリカの高速道路かぁ……!!」
時速100kmオーバーのスピードで走る立香のオクトラン・スポーツツアラー。
その風圧を感じながら、運転している立香は感嘆の声を上げる。
立香達のモーターサイクルは、単位自動切換え式デジタルメーターだけでなくオートリミッターも装備しているので、7台すべてがカリフォルニア州におけるフリーウェイの制限速度である時速65マイル(約104.6km)で、走行速度を固定しながら走っている。
「先輩、危ないですよ?ちゃんと前を見てください」
「セーフドライビング、フォーウ!」
後部座席から、立香の腰に手を回し抱きつく形で乗っているマシュが注意する。
フォウくんも側車側の席から安全運転を要求してきた。>>872
『マシュ。俺ならいつだって安全運転できるぞ! ちゃんと勉強して試験に受かった上で、免許持ってるからさ』
魔力式の通信システムがオンラインなせいか、今のやり取りを聞いていたベリルが茶々を入れる。
流石にムッとしたのか、立香は即座に言い返す。
「うっさいわね!? 冗談でスタント運転とかやりかねないんだから、黙ってなさいよ!」
『ひでえ言い回しだな、オイ。』
ベリルはそう言うが、彼の場合、性格や前科を考えれば仮にマシュとデートできても、その真っ最中で本当にスタント運転をしかねない。
そんな会話をしているうちにも、立香達のモーターサイクルは順調に走り続ける。
(……それにしても、この異聞帯は本当に不思議なところよね)
立香は内心で呟く。
文化も文明も、汎人類史における同年代との相違点が無いに等しい。
それまで見てきた異聞帯とは余りにも違う。
行き詰まりも無ければ、行き過ぎた管理社会といった感じもしない。>>873
事前に空想樹の存在を知らされていなければ、『パラレルワールドの汎人類史』だと思ってしまっただろう。
『それにしても、車は角ばった感じのデザインが多いな。ライトのカバーもそんな感じだし』
『この異聞帯は1990年代に入ったばかりだからね。マツダがコスモの最終モデルを出した年だよ。まん丸だらけになる前兆、まともな言い方をするとカローラがデザインの絶頂期をこちらが迎えるのは来年あたりだから』
VMAXに乗れて上機嫌ながらも、20数年前のデザインの車が道行く光景を珍しがるカドック。
虚数と実数の間を潜行中のシャドウ・ボーダーにいるダ・ヴィンチが、その点に関して捕捉してくれた。
メーカーを問わず、日本車が随分と走っているが、この点も汎人類史と変わらない。
『アメリカは車大国だと聞いていたけど、ここまで多いのね……』
オフェリアが、呆れたように言った。
確かに彼女の言葉通り、フリーウェイを走る車の数は凄まじいものがある。
ポルシェ911を筆頭にヨーロッパの高級車も見受けられるが、やはり走っている車の大多数は国産車と日本車だ。
「それにしても、マツダやスズキ、ホンダのロゴとか見ると日本車の人気を実感できるなぁ……」
『そらなぁ。所長もコスモを4台、自室のガラス張りガレージに飾ってるし』>>874
日本人である立香の呟きに、ムニエルが驚きの珍情報を交えつつ同意する。
これには立香だけでなく、他の面々も思わず驚愕の表情を浮かべた。
「えぇ!? 所長って、車好きだったんですか?」
『うん。俺達が初めて会った時、彼女はバイクも乗り回しててさ。乗り換えても結構大事にしてるみたいで、当時乗ってた青いバルカン2000も同じガレージに保管してるし。見せてくれた時、車とバイクは日本製じゃないと安心できないってぶっちゃけてたよ。一時期、マツダを買収して5代目コスモを作らせるって息巻いた事もあったぞ』
立香の疑問に、更なる珍情報を追加しながら極普通の状態で答えてくれるムニエル。
その時、マシュが何かに気づいたのか、立香の耳元で囁く。
「先輩、あれを見てください」
「ん?……あー」
立香が視線を向けた先では、追い越し車線を明らかに蛇行しながら走るミニバンが見える。
そのバックドアには、メーカー名や車名と思われる文字が装飾されていた。
余りの危険運転に、ペペが毒づく。>>875
『危ないわね。事故ったらどうするつもりなのよ!』
『そこまで考えていたらあんな運転はしないだろうよ』
ラクシュマナはそう言うが、現実問題としてあの速度で蛇行運転を続けたらいずれは大事故を起こしてしまうだろう。
「そういえば、バックドアに名前らしきアルファベットが付いていますね、あのミニバン。……シー・エー・アール・エー・ブイ・エー・エヌ。キャラバンって読むのでしょうか?」
『キャラバンか。となると、ミニバンとか言ってたのを加味すると、その暴走車はダッジ・キャラバンだな。クライスラー傘下だった頃のダッジが出したミニバンのパイオニアで、クライスラーの経営難脱出の立役者となった名車だぞ』
デミ・サーヴァントだからこその動体視力で何とか読み取ったマシュの言葉に、ゴルドルフが補足した。
彼はそこから更に続け、デイビットが同意する。
『それにしても、もったいない使い方をする』
『あんな運転では、副所長がそう言うのも当然だな』>>876
デイビットのこの相槌には、スブタイのみならず、立香達も内心賛同している。
ミニバンはそのまま法定制限以上の速度まで急加速して、そのまま走り去っていった。
『何がしたかったんだろうな、アレに乗ってたのは』
『無意識でやっていただけじゃないのか?』
ディートライプの一言に、中々辛口な推測を返すスブタイ。
それを聞いて、デイビットは表情を変えずとも軽く肩をすくめた。
立香達はそのまま何事も無く、フリーウェイを出てリトル・トーキョーへとたどり着く。
だが、ここで予想外の事態が起きる。
北ゲイリー通りで、チンピラ連中に道を塞がれたのだ。
よく見ると、この連中は先ほどハーバー・フリーウェイで蛇行運転をしていたミニバンにたむろしていたのである。
その中のリーダー格が、如何にもな態度で話しかけてきた。
「おい姉ちゃんたち! 金持ってそうなモーターサイクル乗ってんじゃねぇか!」
『うわぁ……典型的なカツアゲだぜこりゃ……』>>879
「しかし、まさか工員達に工場を締め出されるとは……。一応私はあの工場のトップなんだぞ!」
「一度も休みを取らなかったら、心配の余り締め出すに決まってるだろ。アイスクリーム工場だからって、エラー品のバニラアイスで三食済ませやがって」
同じタイミングで、中央通り(こういう名前だが、リトル・トーキョーの東端)からどう見ても堅気に見えない二人組みが和やかな感じで雑談しながら歩いてきた。
片方は寡黙そうな感じの、お洒落にスーツを着こなす痩身の男。
もう片方は肩幅が広くて背もそれなりに高い、笑顔が似合いそうな男。
「おいおい君達、この店に何の……って、リツカ達じゃないか!」
「やっと来てくれたのか!」
堅気ではない二人組みが大声を出して喜ぶ。
何事かと思って立香が二人を見ると、彼女の見知った顔がそこにあった。
「ルチアーノさんとカポネさんだ!」
ようやくラッキー・ルチアーノ&アル・カポネと再会できて喜ぶ立香。>>880
それはマシュ達も同様。
「込み入った話はあるだろうけどさ、早速チョーシチローにも伝えねぇと! 今の時間帯ならこのビルでちょこまか動きながら働いてるぜ」
大喜びしながらカポネが立香達をビル内へと案内する。
中では店員達がアレコレ動き回って作業している。
そこに、カポネが大声で挨拶した。
「おはようさーん! 社長さーん、ミツはいるかなー!?」
「あら、ガブリエルさんじゃない。おはよー。ちょっと待ってねー。誰か、ミツがどこにいるか知らない?」
社長である中年女性が元気よく挨拶を返し、従業員達に『ミツ』がどこにいるかを尋ねた。
だが従業員達は揃って「そういえばいませんね」「もう配達に行きましたよ」と返すばかり。
そこに、社長の夫と思しき、調理服を着こなした中年男性が時計を見ながら口を開いた。
「ミツなら、ロス・アラミトスの州兵基地へ配達に行ったよ。とんでもなく脚が速いから、そろそろ帰ってくると思うけど」>>881
その言葉を聞いて、ルチアーノが目を丸くして驚く。
ルチアーノ曰く、 ロス・アラミトスまではフリーウェイでも車だと往復50分オーバーの距離だという。
「彼女は確かに70マイルオーバーで走れるが、誰が予約注文を受け付けたんだ?」
ルチアーノが半ば本気で呆れながら呟くと、噂をすれば影とばかりに一陣の風を纏って、彼女が帰ってきた。
長い黒髪をなびかせて、猛禽類のような鋭い目つきを緩めて小柄な女性が、息一つ乱さずに店内へ入る。
「配達してきましたー。……り、立香さん!?」
淡々と報告するも、立香の姿を見るなり驚いて感情を露にする女性。
彼女こそが『ミツ』こと結城みつ、即ち松平長七郎その人である。
「長七郎さーん!!」
立香もまた驚きつつ喜んで抱え上げてから抱き着く。
みつの方も満更でもない様子である。
これにはマシュ達も素直に喜ぶ。>>882
「ミツの知り合いだったのねー。……となると、皆さん全員ワールド・ストレンジャーってこと!?」
立香達とみつの再会を素直に喜びながらも、数秒の間を置いてビックリ仰天する社長。
更にタイミングがいいのか悪いのか、遅れて配達に行っていたパツシィまで帰ってきてしまう。
「戻りましたー。…………!!」
立香とマシュの顔を見るなり、パツシィは大急ぎで靴を脱いで土足禁止区間へと上がって階段を上る。
何事かと思った立香達が呆然として十数秒後、パツシィはゲルダとアーシャを連れて大急ぎで戻って来た。
ゲルダとアーシャはまだ寝巻き姿で寝ぼけ眼だが、立香の姿を見て一気に目が覚める。
「お前達もここに流れ着いたのか!?」
ゲルダやアーシャと一緒に喜色満面で近づきながら、立香とマシュに話しかけるパツシィ。
だが、立香もマシュも余りにも親しげなパツシィ達の様子を見て困惑する。
そんな二人の様子を見てパツシィもおかしいと思い、混乱。夜明け前のこそこそ話。
アメリカ異聞帯の2節でムニエルが言及した、「オルガマリーはマツダ・コスモを4台所有している」というのは、初代(コスモスポーツ)から4代目(ユーノスコスモ)まで所有している、という意味。只今wikiの方にイベントの続きを登録させていただきました~
>>889
んんん?
ん~……あ、トリップ忘れたので新しくつけときますね。
PS.
太公望とかジャック・ド・モレーとかもろもろおめでとうございます。
とりあえず太公望とメリュジーヌは確保しました。モレーさんは……ナオキです……(そもそもゲームに復帰したのが年末だった)>>893
まあ私は教えてくれた友人もそうしてくれていいと言った事だし見間違いの勘違いだったと思う事にします
友もここ見てたら(割とよく見てるらしいからそのうち見るやろ)君のせいじゃないんで気にしないでな>>901
すみませーん!このモレーさんなんか四騎士にも弱点ついてくるんですけどー!
おおお!!!ありがとうございます!!!!
>>902
こちらこそはじめまして!近代鯖フリークの猫の藩士と申します!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/オードリー・ヘップバーン
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/エルヴィス・プレスリー
だいたいこの2人みたいなサーヴァントばっかり作ってます。座右の銘は「愛は地球を救う」「人類みな強大」です、よろしくお願いします。>>906
やっぱりないよね…違い
ヒュギエイアは衛生パナケイアが健康らしいけどかなりフワフワしてるよこれ!>>913
>>コンセプトは「不良+クリスチャン+軍人÷3」「代行者ではないので一目で教会の奴だって分かりにくい服」「一人だけ格ゲーみたいな雰囲気してる奴」
ほうほう、なるほど……良きデザインですねぇ!ニュースはなんだろと思ったら俺関係なさそうなヤツだった。
猫さんと山星さんもレス嬉しみ。あとアリウムさん辺りかな?ガイさん小鳩さんはちょっと前にレスってたし。イコマさんはまだ忙しいだろうしなぁ……。>>912
う〜〜〜〜〜〜んなるほど!もしも出すとしたら他のアスクレピオスドゥターズは合体した方がいいな!>>917
では
「年越しの瞬間」「〇〇初め」「着物」「師走」「こたつに〇〇」「正月といえば、このサーヴァントだ!」
組み合わせても一つだけでも大丈夫です~>>917
ポルカ・ドラニコル、ネムレス・ウォーフリークとユーさん選別の誰かで三つ巴バトルSS書くとか?>>920
いえいえ、お役に立てたら幸いですでは俺も、お題を募集してみますか。
「あー、疲れた…」
人類最後のマスター、フェリーペ・ジョージ・デ・サントが種火周回を終え、マイルームへ戻るといつの間にかマイルームがお正月仕様に変わっていた。
「ああ、そういえばそんな時期か」
掛け軸に襖、そして部屋の中央に鎮座する畳と炬燵 。当然のようにコタツの上には籠いっぱいのミカンが入っている。
「へー、今年は日本式かぁ。確かこれはコタツっていうんだっけか」
相次ぐイベントで自室が突然模様替えされていても軽く流すようになったフェリーペ。某悪魔からは「随分カルデアのマスターらしくなったね」等と言われている。
「どれどれ……おお、これはいいな…」
フェリーペがいそいそとコタツに入ったところ忽ちその暖かさの魔力に取り憑かれてしまう。
「ああぁぁ……なんだかこのまま眠ってしまいたくなるなぁ」>>928
周回の疲れもありフェリーペが仰向けになり睡眠欲に身を委ねようとしたその時
「それは危険だよマスター!」
「うわぁっ!?」
突然声とともにコタツ布団が捲り上げられる。コタツの中に篭っていた熱が外に逃げ代わりに入ってきた冷気によりフェリーペの下半身が一気に冷まされる。
「え、ば、獏…?」
「ハーイジョージィ、なんてね。皆の夢の番人、獏さんだよ」
急な大声、急な冷気、しかしフェリーペが最も驚いたのは獏の現れた場所であった。
何を隠そう捲り上げられた布団はフェリーペが入っている辺。つまり今はコタツで横になっているフェリーペの腹の上から獏が顔を覗かせてている状況なのである。
余談だが現在獏は他の者と円滑に会話できるよう白黒のナイトキャップにパジャマを着たダウナー系の少女の姿に変化している。>>929
「人は睡眠中体温が下がるものなんだ。でもコタツで寝ると下がるはずの体温が下がらず睡眠の質が悪くなって疲れが取れない。
それだけじゃなく汗をかくことで脱水症状を引き起こすし口の中が乾燥してウイルスにも弱くなる。つまり風邪をひきやすくなってしまうという訳なんだよ」
早口でくどくどと説教をする獏。獏としては別に詳しい理由を理解されなくともコタツ寝は駄目ということを分かってもらえればいいのでとにかく説教といったスタンスであるが当のフェリーペにはそれどころではない。
「その…分かったから、できればそこを退いて貰えないかな?」
「うん?────ああ、そういうこと」
フェリーペの意を理解し悪戯っぽくニヤけ顔をする獏。しかし態度とは裏腹に素直にフェリーペから離れると本来の獣の姿になってコタツから出てくる。
「まあ寝る時はちゃんとベッドでね。なんなら私の背中で寝てもいいよ。いい初夢を保証するよ?」
「いいや結構ですっ」18時からイベント続きを投稿させていただきます~
>>940
ありがとうございます~
具体的な内容を言えるのは明日!明日なのです!>>947
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【インドラジット・フューリーとのバトル】
勝利条件:ニーアと高峰妙子だけの出撃。インドラジット・フューリーを撤退させること。
インドラジット・フューリーはターン毎にチャージは増えず、高峰妙子(ラーマ)の攻撃を受ける度にチャージが1増える
【フェス結界】
『演目:ラーマーヤナ』味方全体に魔性特攻特防状態を付与。解除不可能。
【インドラジットの支援】
『怒れるオレを頑張って鎮めてくれ』フューリー化する前のインドラジットからの支援。幻術スキルによる無敵付与&スター発生率をアップ&敵全体のクリティカル発生率をダウン
【ニーアの支援】
『マイ・スイート・ヴォイス』毎ターン、インドラジット・フューリーのチャージを1減少させる&強化状態を1つ解除
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇一流目指しておりますので立ててきましたぞ〜
>>952
多分赤黒いオーラを纏ってるんですよ……>>936
先月辺り、今後の方針を監獄長さん、中納言さん、ここのえさんと相談してアサシン戦後、セイバー陣営とランサー陣営が退場したあとからスタートさせるとことになりました。
そこで猫さんが参加していただける場合について相談させてください。
・アサシン戦後のスタートはセイバー陣営とランサー陣営の脱落は確定。猫さんによって脱落までの過程をSSで書いていただく。
・猫さんによってセイバー陣営の続投のままアサシン戦後を動かす。
後者の場合、監獄長さん、中納言さんの承諾があれば、ですが。
あるいは猫さんご自身の事情を鑑みて長く継続してリレーの参加が難しいという見込みがありましたから、後者のほうはあまりおすすめはできません。
>>949
インドラジット・フューリーの語呂の良さがいいですね。過激にファイヤー!>>954
果たしてニーアとセイバーは過激にファイヤー(会場破壊)を防げるのか……!深夜の特番ネタ……夜のカルデア(または英霊の座)を除いてサーヴァントが何をしているのかインタビューする……軽いネタではないですね。
>>956
大体どのキャラでも出来そうなネタって案外難しいんですよね……>>957
クエスト内容、地味に頑張っていたのでそう言っていただけて嬉しいです>>956
>IFルート
もう半ばやってるようなもんなんですけど、それでもよければ
ルーカス・ソールァイトが聖杯大会に参加するか否か(人蓑祐輝の生死)そういえばグロラインはなんとなく理解したけどwikiに貼れるエロラインってどこまでなんじゃろう
ロリは許されるのか個人個人においては別に18禁に反する年齢ではないと思うので問題はないと思いますが、ここ自体が18禁版じゃないのでそっちの規制が問題になりますね多分。
おおチラホラ出るもんですねIFルート
私もなんか考えてみようかな、ハクトくん自殺ルートとか>>967
一番書いてみたいIFルートが諸事情で手がつけられないけど私も残弾がいっぱいあるぞ!それなりに!>>966
ガチ描写かます時は、投下しないでwikiに作ったアングラページに登録する感じ?>>975
全キャラ相関図は無理でも自キャラだけでもと思ってちょっと考えてみたら京介の交友関係がどえらい広い事になっててワロタァ。コイツもしや大鳳母の死後オールウェイズ金田一少年の事件簿状態だったんじゃ?ツングースカから2週間、12月16日から始まったアケ版バビロンも広義ではネタバレ自粛期間過ぎている(レイド開始時は23日ですが)ので、ちょっくら感想をば…
〇臨界繁栄都市バビロン
ね、ネッブ……!(ファースト・インパクト)
ここのえはネッブをソロモンの子供っていう設定をどうしても使いたくて、それ自体は破綻してしまったので別人化。さらに英雄王の蔵を開いたバビロンのニトクリスを拾うとそれ女性になるから聖書の「黄金の杯」「バビロンの女」というネッブ統治時代のバビロンの例えから引っ張って、大淫婦バビロンッ!というネタの構造をしていたのが、
ネブカドネザル2.5世(体ギルガメッシュ)と妖妃ドラコーという、公式しかできない大胆な構造をしてきたので、ずるいなァ!それアリなら自分もしたかった!
〇非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ
た、太公望……!(セカンド・インパクト)
通常霊基で打神鞭・四不相・金色白面特攻の宝具二つ持ってくるのか流石グランド候補
シルエット時点でデザインが出来ていたってことは、最低でも一年+製作で半年前から設定はできていたってことか~
彷徨海(エピローグ含め)と山嶺法廷という二大神代組織にもある思想鍵紋の使い方が描写された、というのは大きいですね。これが現代の魔術関係の天井にもなるという意味で。え?これを現代でできる奴が最低十人いるのマジか??
コヤンのグレートマザー化、太公望とか、色々とぶっ刺さってしまった
あと複乳。複乳ね>>984
うむ……うむ……!(何がとは言わないけれども非常に満足度が高い)>>979
(小さいけどわりと大事な箇所を修正……)まさか人類悪になれる人材(?)は多いけれども、ビーストに該当するやつは冠位よろしく此方も条件があるとはね……人類悪とビーストはそのまんまイコールではないという事が分かってよかったです。
そしてビーストⅣは人類・自然の関連する事とは……。1000ならお正月おっぱい描く
彷徨海については認識が変わるような新情報が出ない限り私はノータッチでいきます。スケール違いすぎる
やっぱ遊ぶなら時計塔ですよ!所在地がはっきりしていて行き来もしやすくて現代文明にそこそこ馴染みがあって強い人も弱い人もいる時計塔!地下には未だ攻略中の迷宮もある!最高!魔術組織間でのマスター候補の絡みや立ち位置
最近はナチス残党のアーネンエルベとか使いたい……なんて。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#203
1000
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています