このスレッドはでもにっしょんch発リレーSS「Fate/TV SHOW」シリーズまたは「聖杯大会本戦総合」を円滑に運用する為の雑談場所、相談場所になります。新規参加者大歓迎!!!
・他スレッドや他サイトへの宣伝はやめましょう。他の利用者の迷惑になります。
・当スレッドの特性上、製作したキャラクターやリレーの進行等について話し合う機会が多くあります。スムーズな進行のため、参加者は固定ハンドルネームやトリップを使用しましょう。
・当スレッドにはwiki(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/)が存在します。編集作業は人任せにせず自分で行いましょう。
・wiki内に詳しいローカルルールを載せています。参加者の方はご確認下さい
・次スレッドは>>950または>>970を踏んだ人がカテゴリー「その他」に立てて下さい。
・創作する上で関係のないネタバレを含む内容、ガチャ報告などは専門スレッドでお願いします。
・ネタバレ禁止期間は本編は開幕から二週間以降、イベントは終了後、新規実装サーヴァントや礼装など生放送系の情報については24時間後です。
・設定やストーリー展開のネタバレなどを含む雑談、相談では必要に応じてラフム語への変換をご活用ください。
・版権が絡むキャラクターを制作するのは禁止されております
・各作者たちはレンタルサーヴァント・マスターのページを編集してください。
聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/建て乙でーす
>>2
私は参加者というより見てるだけの人だったのでクローディア嬢が最高の噛み合い方したー!ってはしゃいでた記憶
全滅エンド避ける話し合いも終始楽しんでました>>2
これ収拾つくのかなぁと思っていたところ、白羽の矢が私に立った思い出……だったと思う、多分、きっと。ほんとうにお待たせしてすみませんでした……。
>>2
最初しばらく理解ができなかったですね。
なんて?の時のメリュジーヌと僕フラット顕現のファルデウスくんの中間くらいの気持ちでした第三回……第三回……あはは……
ところでクローディアさん、2月ほど前のお話ですがクローディアのお姫視点でのエピはどうなさいますか?
わたしが遅れたせいで有耶無耶になってしまいそうな雰囲気なのですが、もとはわたしの次にという話だったと思うので確認をさせてください建て乙
第1回が完結か……。
それ以降は、触れないでおく。(目反らし
凄く誰得だけどアメリカ異聞帯突入に備えてぐだチーム(仮名)に用意された個別のモーターサイクル(あえてバイクとは表記しない)を晒す。
ぐだ子:オクトラン スポーツツアラー
オフェリア:ホンダ ワルキューレルーン
ペペ:オートスタッフ末広(ツナグデザイン) ウロボロス
ベリル:クラウザー ドマニ
デイビット:BMW K1600GTL エクスクルーシヴ
カドック:ヤマハ VMAX RP22J
ソフィ:BRP カナムスパイダー人が余りいない内に、ユーさんから頂いたテーマの短話を投下します。
「チーズを焼こう」
そう呟いたのは、焚き火の前で黄昏ていたフォアベイであった。
事の発端は、深夜の怪談話にておつまみを何にするかとの話し合いだった。
正直、焼き魚は昼食に出たし、狩りで確保した牡丹は晩飯で食したので繰り返し食べるのも何か違う……というか、夜食にしては若干重い上に酒のつまみに適してないという事で却下された。
こうした長々な議論の末に、フォアベイがふと発した呟きに繋がる訳だ。
「イイじゃんイイじゃん! チーズならお酒のつまみにサイコーだし、手間暇かからなそうだし!」
「という訳で賛成派は……言うまでもないか。ではフォアベイ、例のブツを」
否定意見が挙がらなかったので、円滑に話が進んでいく。
フォアベイの出した数個分のチーズを受け取ったベルセルクは、木の枝を使って串焼きにしようとし────問題が起きた。
「……刺さらないですね」
作業を眺めていたアクハトが全員の気持ちを代弁する。
彼女が言った通り、枝をチーズに刺そうとしてもびくともせず、逆に枝が折れてしまう程にチーズは固かった。
「……マジ? アタシたちにこれを提供しようとした訳? ないわー、乙女と歯が折れちゃうわー」
「ていうか、どう見ても件の女王様を殺ったチーズよね?」>>10
ドン引きしたカライスとゼテスに返す言葉も見つからないのか、フォアベイは困った様子で首筋に手を当てる。
仕方がないので、各々の所有する獲物で串刺しにするので妥協した。
「じゃあ、チーズが軽く蕩けるまで軽いジャブと洒落込みますか」
「あら、ハロウィンの元ネタ国がジャブだなんて楽しみだ」
「別に起源なだけで現代みたいなホラー要素は殆ど無いんだけどな。しかもドルイドの儀式だから、俺あんまり関わりないし」
準備が整ったところで怪談話が始まった。
フォアベイが先兵を務め、時計回りの順番でアクハト、ベルセルク、カライス、ゼテスに回っていく構図となっている。
アサシンクラス特有の気配の無さを利用してか、ちょっとした雰囲気作りをしてから彼は口を開いた。
「これはつい最近の出来事なんだが、シミュレーションルームで日課の投擲トレーニングを終えた俺は真っ直ぐ自室に戻ったんだ。
その日は投擲用チーズの点検日だったからな……それで、部屋の扉まで到着した俺は不穏な気配を感じた。
生前、散々肌で感じてきた……死の気配を。それで俺は警戒体制に入り、気配を遮断して霊体化で扉を開けず素通りした。
部屋の中は真っ暗で、誰かが扉を開けた形跡もない……つまりは完全密室の中での侵入と結論付けた俺は、いつでも迎撃できるように警戒を怠らず部屋の明かりをつけた。
そこで俺は見てしまったんだ────チーズの側で門歯をへし折られ、白目をむきながら痙攣する数匹のネズミを……!」>>12
「これは我が君(マスター)に伺ったお話と、実際に目の当たりにした実話なのですが、ある日我が君(マスター)の御部屋にお邪魔した時です」
この時『此奴、さり気なく一定の女性サーヴァントには爆弾になり兼ねないセリフを吐いたぞ』とベルセルクは思ったが、敢えて口にはしなかった。
「その日の我が君(マスター)は少し心労気味だったのか、胸の内に秘めていた悩みを打ち明けてくれました。
何でも部屋の私物が消えていたり、知らない物が増えていたりと……どこか怯えた様子でした。
特に下着やヘアバンドが消えた日には部屋を飛び出したそうで、眠れない時が幾つか続いたと零していました。
そんな我が君(マスター)の力になりたいと奮い立った私は添いを申し出ました。気休めですが、少しでも安堵を与えられたらなと……結果的に、我が君(マスター)の緊張を取り除けたと思います。
私たちは問題の部屋に行きました。我が君(マスター)は若干震えていましたが、一度たりとも止まらず、扉の前まで到着しました。
いざ行かんと扉を開けようとして、私は何か危険な信号を受信しましたが既に後に退けない状況だったので、我が君(マスター)の部屋に足を踏み入れたのです。
そして、そこには目を疑うような光景が広がっていました。
机の上に積まれた各国言語で編集されているゼ◯シィの山。
オムツ、ベビーカー、その他多種多様の乳幼児製品の数々。
何かシミュレートした形跡が見られるベッドの乱れ具合と赤児の人形。
極めつけは、存在しない筈の記憶、思い出がさも現実にあるかのように貼られていた夥しい捏造写真の枚数。
さすがの私もこれには恐怖しました。ここは危険だと、一刻も早く我が君(マスター)を避難させなければという使命感に駆られ、急遽私の部屋に匿いました。
一体あれは誰の仕業で、何をしていたのでしょう……未だにその謎は解けません。我が君(マスター)もまだ、私の部屋で寝泊まりしています……」「なー『魔導士』ー」ポチポチ
「なにさ僕の『英雄』」ポチポチ
「お前このゲームだとどのヒロインがタイプとかあんの?」ポチポチ
「主人公がとか無しで僕の好みだろう?うーん」ポチポチ
「……」ポチポチ
「うー……、消去法で妹かな」
「なんで消去法なんだよ」
「人外はナシ、聖職者も価値観が合わないからナシ。使用人の姉妹は、なくはないけどうち普通に使用人が居るからなんかへんなリアリティがあってイマイチ、だからかな」
「ふーん」ポチポチ
「いいじゃないか、妹。血は繋がってないし、品性もある」ポチポチ
/
「ねえ僕の『英
「先輩」ポチポチ
「…………」
「…………」ポチポチ
「……もう少し悩めば?」ポチポチ
「いいじゃんシスターさん、かわいいじゃん」ポチポチ>>16
/
「……まさか僕
「先生もあり」ポチポチ
「────」
「…………」ポチポチ
「知り合いの性癖が心配な僕」ポチポチ
「いいじゃんシスターさん。なんとかしてあげたいって思うじゃん」ポチポチ
/
「緩み切ってるけど」
「いいじゃん竹葉さん。3人で対戦やろうよ」ポチポチ
「君が1番本編のデータが進んでいないんだから、早く読み進めたまえよ」ポチポチ
「…………」ポチポチ
「…………」ポチポチ
「……」ポチポチ
(おとなしく同級生にしとけばいいのに)ポチポチ前から言ってましたうちのキャラの世界線ごとの違いと分岐ポイント、あとそれを説明するために必要なわたしの頭の中にしかない聖杯戦争もどきのまとめが出来たので投下しておきますね。
「今回はこっちの方のキャラ使います」的な宣言もあるかもしれないので設定解説と思って目を通していただけるとありがたいです。
☆第一回世界線とそうでない世界線でのルーカス・ソールァイトおよび、人蓑祐輝の差異
○時系列
弥一市神代回帰事件→第一回聖杯大会
時間の空きはほぼありません。第一回に参加することになる分岐では、日本からイギリスに帰ってきてひと月以内にエントリーして次の月にはアメリカに行っています。
○共通項
どちらの世界でもルーカスは竹葉灯里と人蓑祐輝と面識がアリ。
ルーカス→人蓑祐輝は、
「僕の『英雄』」呼びして付きまとった挙げ句、個人の事情で裏切っていくつかの小細工をぶつけたのち、最終的に正面から撃破するしかないとして決戦術式までぶつけた」
ルーカス→竹葉灯里は、
「非常に珍しい呪いと彼女の保有する極めて古い、現存する神代の祭具に興味を示してオマケ扱いで確保しようと動く」
ここまではどちらのルーカス・ソールァイトも行った挙動です。>>18
*前提情報その1
○ルーカス・ソールァイトの決戦術式について
端的にいうと、『総体としての人類がコモン・センスとしてもつ「世界の終わり」の情景を映像として出力し、それを観測者・観劇者経由で阿頼耶識を通して具現化し一定範囲内に叩きつける』というものです。
ここからここまでと区切った範囲内に「世界の終わり」をぶつける超超超高火力全体攻撃10連打だと思っていただければだいたい合っています。
この術式の強みは、阿頼耶識(人類総体)に対して本物の世界の終わりであると騙した上で発動ができていることにあります。
つまり、阿頼耶識に属する(人間として存在している)限り、防御・回避等の挙動を一切合切無視して『ある日突然天が降ってくる』『世界を一新する浄化の洪水』『天体としての太陽寿命による膨張大熱波』等の終わりを受け続けることになります。総体として認められた破滅を、個人では凌げないという理屈です。対粛正防御持ってきてください。
逆に、人間でないもの、阿頼耶識の規格から外れたものに対してはこの決戦術式は意味をなしません。
もともと具現化攻撃は対人間用という設定をお出ししていましたが、コレも同じ理屈で『人の理』に属していない対象にはすり抜けてしまいます。単純な映像威力として精神弱体攻撃とスタン判定をかけられますが、必殺技の括りとしては相応しくない威力でしか発動されないでしょう。
人蓑祐輝「だって。オマエは何かを造るような魔術師なのに、そんなオマエの最後の切り札が世界を滅ぼすなんて。ちゃんちゃらおかしいだろ」>>19
*前提情報その2
○結局、弥一市神代回帰事件ってなんだったの?
長くならないよう省略しますが、つまり『聖杯の存在しないイミテーション聖杯戦争』です。聖杯戦争の体裁を取ることで、やんごとなき方再臨のための儀式を隠蔽している、と言い換えたほうがより適切ですね。
平安時代から鎌倉時代への過渡期で各地に散った敗北者のうち、京における英霊の存在を理解していた術者とそれを擁していた一党が内陸の産地に隠れ築いたのが弥一市の前身となる山林集落でした。
彼らは龍脈やどる山の地下に水道と大渦を作り上げ、やんごとなき方(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/安徳天皇)の英霊の座と、現実に存在する山をリンクし、『集落そのものがやんごとなき方の英霊の座となっている』状態を作り上げて機会を待ちました。
いつか真の王が、水の神と習合し、関東を討ち滅ぼして。
水神王皇子として再び/今度こそ、平家の絶頂を/愛子に健やかなる君臨を、取り戻してくださるよう集落を維持し続け拡大して……そのうち集落の安定と維持が彼らのいちばんになってしまいました。
その後700年以上、地下水道の大渦は土地に気を循環させ地下から恵みを地上に溢れ出させ、悪い気は押し流して自然のサイクルに戻してしまうという治水のためだけに使われていました。そこを某大戦時末期にいじくりまわしてその歪みが50年以上経った後に吹き出してきたのです。
そのような事情があり弥一市はそれそのもの自体が土地としてやんごとなき方の英霊の座であったために、
『英霊の座 = 根源の渦の一部』で「この戦いに聖杯が存在しない」という仮説を立てていたルーカスは、確信を得ると地下水脈へと向かいました。なにしろ具体的かつ現実的に根源へと通じたルートが存在したのですから魔術師としてこれを見過ごすわけには行きません。そこからは早かったのです。
組んでいたバーサーカー担当の相手を不意打ちで撒き、行かせるわけにはいかないと通せんぼをしたライダーの担当とキャスターの担当を退け、意見の相違から原因であるアヴェンジャーの担当と食い合ったアサシンの担当にトドメを刺し、地下水脈の最下層の祭壇でやんごとなき方に憑いた身に覚えのない復讐の意思である多頭の荒水神と戦うセイバーの担当を始末して街を手中に収めようと地下へ地下へ潜って行きました。>>20
○分岐点
最下層一層前で、一度撒いたはずのバーサーカーの担当にかち合ったルーカスは、
「どうか帰ってはもらえないだろうか。例え僕がこの祭壇を手にしたとしても、即日街の人間を皆殺.しにして儀式を始めようというわけではない。もともと何百何千年もかけるはずのものをショート・カットできるのだから、儀式準備のための5年でゆるやかにこの土地から人払いを済ませようじゃあないか。きみ、このことをこの僕から聞いたのだから、ここで帰って友人とでも誘い合わせて、どこへなりとも引っ越してゆけばいい。そうだ、君がどいてくれ」と、最後の譲歩を行いました。
人蓑祐輝は、「俺は最初からずっと、家に帰りたくて突っ走ってきたんだよ。また来週って挨拶をして別れた知り合いに、いつも通りおはようって挨拶がしたくて今もまだ帰り道なんだ。ここはそのくそ長げえ寄り道でしかないんだ。俺が通る帰り道なんだから、テメェが退けよ」と返しました。
少年との正面衝突を避けていたルーカスはここでようやく覚悟を決めて、目の前の相手を滅ぼすことは世界を滅ぼすことよりも困難な課題であることを宣言し、その上で目の前の個人を討ち滅ぼすために世界を滅ぼそうとも宣誓し決戦術式を発動しました。
打ち出される「世界の終わり」を、人蓑祐輝はインフィニティーで踏み躙って駆けました。
第一から第七までの滅びを「無限」で押し潰し、第八の滅びである太陽寿命による極大熱波をその右腕で吹き散らしてお互い残りの距離が2歩になったところで分岐点が発生しました。
人蓑祐輝担当バーサーカー・ベルセルクの宝具である、ベルセルク・バスターコマンドの射程圏内です。
残りの距離は2歩。相手の残弾は推定2つ。
宝具を発動しますか?
・あと2歩……!
>ここで決める……!>>21
「ここで決める……!」
踏み込んだ左足に力を込めて、右腕の外付けである魔術回路に気合を入れて、残った2画の令呪の一画で、人蓑祐輝は宝具を発動しました。
この距離ならば絶対に当たる。残りに何が来ようと、無限の魔眼による判定無効と単純に英霊の神秘は魔術師の神秘を上回るという他ならぬ目の前の相手から教えられた事実が少年の決断を後押ししました。
すでに第九の発動段階に入っており、カウンターの容量で直撃は免れ得ない、そういう状況でした。
それには、魔力過剰流入による抵抗負荷で右視神経と連結した魔術回路が爆発しなければという前提が必要になりましたが。
ルーカスのめのまえで、彼が英雄と呼んだ少年が崩れ落ちました。その顔は半分が失われており、爆発の起点であったくせにそれだけは無傷な右の瞳が濡れた石畳を転がっていました。
『第一から第八までは前座(だろう)、本命は九と十だ(のはずだ)』
奇しくもそれはお互いに分かっていたことでした。どちらも第八までは前提条件で、そこから先を見据えた勝負だったのです。見せたがりの魔術師が仕込んだ最大の仕掛けと、ブラフと、手品は、観測者がいなくなったことで空を切りました。具現化は見ている人間がいなければ実体化しない、がルールでしたから。
前のめりに突っ伏した少年を、魔術師は手を前に掲げたまま見下ろしました。何分間かそうしていたのでしょうか。おそらく5分はなかったはずなのですが、地下水脈全体に流れる魔力の質が変化しました。
主人公(セイバーのマスター)がやったのです。不安定で合ったが故に開いていた根源への可能性も、50年強振りに閉ざされて、街はまたやんごとなき方ひとりの座として安定しました。
「この街に、もう得るべきものは何もない」
魔術師はそういうと、少年だった抜け殻と転がっていた無傷の瞳を抱え、拾い上げると無傷のまま街から去って行きました。
→第一回聖杯大会の時系列へ>>22
>あと2歩……!
・ここで決める……!
「あと2歩……!」
第九の終わりと第十の終わり、そしてそれに隠された本当の本命であった『第十一の死』を人蓑祐輝は見切りました。
宝具でこそないものの、バーサーカーの筋力の直撃です。生身の魔術師が耐え切れるものではありません。
ルーカス・ソールァイトは綺麗に全部出し切った上でこの上なく人蓑祐輝に完敗しました。
その後『無限』の反動で人蓑祐輝が気を失ったり、最下層から上がってきたセイバーのマスターがルーカスの首を刎ねとこうと言い出したので納得できなくて剣対狂の最終決戦をやったりと、もろもろあった末3者全員(とついでに物珍しいからお持ち帰りのためにしまっちゃいましょうねーされていた竹葉灯里の全員)が地上に復帰しました。
竹葉灯里は誰も殺傷することなく日常へ帰還し、水底清一郎は彼と黒幕であった彼の祖父の望み通り身を焦がす覚えのない怨讐からやんごとなき方を切り離し、人蓑祐輝は包帯ぐるぐるで翌月曜日に友人へおはようを言って、ルーカスは何かすんっ……と消えました。
バーサーカーの右腕の直撃を受け負傷したルーカスは実家で聖杯大会への参加を見送り、携帯端末の連絡先欄にある日本語4文字の名前を眺めてにこにこ出来る生活への復帰に成功しました。
→コテ魔術師名義によるロンドン追いかけっこ回やマジカル☆ココナ舞台裏、魔眼蒐集列車拉致からのフランス編などへ続く
設定としては大まかにこういう風になっています。
要するに両方とも生きてりゃ上で挙げたような呑気空間も展開されますが、ルーカスが無傷で不戦勝するとなんやかんやあって足悪くしたり片眼無くなったりするわけですね。
キャラクターの取り扱いに関することなのに本来本編があるべきところをダイジェストで解説しただけですので「ん?」となる部分もありましょうが、そういうところは言って下されるとお話はできると思います。
以上、うちのキャラにおける世界線ごとの取り扱いの違いでした。>>2
楽しめてはいたかもしれないけど、同時に(俺は自キャラの設定練り込みが甘いんかもな)っていうのと、「自分には圧倒的な”暴”を持つキャラは上手く動かせないのでは…?」ってなり始めた感じはあるかなぁ、と。対策会議に対しては聞き専だったような覚え。
完結に関しては伏神聖杯戦争は今の状態じゃなかったら多分完走は行けるぐらいまでは到達できたと思う。おのれコロナ。しかし改めてめでたい……
描き終えたは良いけどなんかちゃうなこれ…と思いつつもss貼っていいですか?
>>28
どーぞ。よしじゃあ貼るしかないべ…
「で?わざわざ教室に呼びつけて俺に何の用だ?香水はこの前渡したばかりだ、まさか使い切ったとか言うんじゃないだろうな?」
「まっさか、そんな事ナイナイ。ちょっとした提案?っていうのをしたくてさ」
夕日が差し込む教室、荒屋敷まきなは長机の端に腰掛けたままでラウに微笑みかけた。愉悦が溢れないようにとするものだから、不自然に口の端が歪むのだ。こういう場合に彼女が考えている事は大体がろくでもなく、そしてラウからすれば迷惑だ。
「あっ、もしかして信用してない?ひどいなあ」
「お前が人を呼びつけるなんて無理難題か嫌がらせのどっちかだろうが。さっさと本題を話せよ、最後まで聞いてからきっちり拒否してやるから」
ラウは苛立っていた。その理由をまきなはよく知っているし、苛立っていると知っているから呼びつけたのだ。
細い脚をわざとらしく組み、上目遣いでまきなの視線がラウへと向けられる。
「妹さんを助ける為の香水、出来た?」
「……」
問いかけにラウは口をつぐむ。先程までの落ち着きのない態度があっという間に鳴りを潜め、まきなへと向けられていた視線が逸れた。
自身に関する記憶を失い、肉体が崩壊しかねない危険を孕んでいるラウの妹、ミア。彼は愛する妹を救うべく、ヒトの記憶を遡る事が出来る香水を作り出そうと試みていた。まきなと交流を持つ事になったきっかけも、彼女が持つ魔眼が人間の記憶に接触する類のものであったからだ。>>32
「ダンマリじゃわかんないよお〜。いつも威勢が良い事だけが長所なんだから、胸張ってよ」
「……まだ、完成してない。理論上は間違いないんだ。あともうちょっとで」
「もうちょっとっていつ?デッカいパトロンが来たり?思わぬ奇跡が起きたり?誰の目にも留まらない口だけの男に、誰も見向きもしないんじゃない?」
「っ、それは……」
ラウはみるみる内に萎縮し、がっくりと俯いてそれきり何も言えない。一方でまきなは愉悦を抑えきれずにニッコリと笑っていた。
「でもね、そんなアンタに良い提案があるの。思わぬ奇跡って奴を起こしてあげる」
「奇跡……?」
まきなは「よっ」と声をあげて机から降り、ラウへと歩み寄る。裂けんばかりの笑みを目にしながらもラウは声も上げずに呆然と近づいてくるまきなを凝視するばかりだ。
体が密着し、互いの吐息が交わりかねないほどの距離まで近付いて、まきなは囁いた。
「簡単だよ。私の魔眼で、ミアに新しい記憶をあげちゃえばいい」
「新しい、記憶?」
「記憶がないせいで自己の確立ができないんでしょ?じゃあ、別の記憶を植え付けてしまえば解決するじゃん」>>33
まきなの魔眼は過去を改変する力を持つ。彼女の目に睨まれたその時に対象の脳内には存在しない記憶が生まれ、そしてその記憶を対象は真実と信じて疑わなくなるのだ。
そしてそれを用いれば、ミアの不安定な自我を固定する為の記憶を生み出すのは容易い。
ラウとてこの方法を考えなかったわけではない。だがそれが本当に正しい方法なのか、答えが出なかったのだ。
「それでお前にどんなメリットがあるんだ?どうでも良いんだろう、俺達の事なんて」
「私そこまで冷たい女じゃないんだけどなあ。親切心だよ、親切心」
ラウは知っている。まきなに親切心などという言葉は存在しない。他者を踏み躙る事に快感を覚える彼女は、決して誰かを思いやらない。
「記憶を戻す香水は出来ない、きっかけさえ得られない。妹を助けられずにグダグダするくらいなら、妥協するのだって大切でしょ?」
「……ダメだ。だって、それは」
「本当の記憶じゃないからダメ?」
ぐっとまきなはラウに迫る。鼻先がぶつかりかねないほどの距離で、彼女の魔眼が爛々と光っている。
「そもそもあの子に記憶なんてあるの?根源を目指す為に作られた器に過ぎないって言うのなら、最初からあの子には記憶なんて……」
「ある、あるに決まっている。ないわけがない……!」>>34
ラウの瞳が揺れる。自らの選択に悩み苦しんでいるのは明白だった。
「諦めろって言ってるわけじゃなくて、あくまでも提案だよ?こっちの方が良いって。それに嘘の記憶でも、最終的にはそれが本当になる。無理して長い時間をかけて失敗するなら、最短で最善の方法を選べば良い」
「……ふざけるな、そんな事、認められるか!」
意を決してラウはまきなを突き放し、踵を返して教室を出て行こうとする。その背中に、続けて追い討ちが投げかけられた。
「じゃあ頑張ってよ。その前にミアちゃんは壊れちゃうかもしれないけど
ラウは振り返る事なく教室を出て行った。けれど動揺し、迷っているのは誰の目から見ても明らかだ。
正しいと信じている行為が、本当にミアの為になるのか。
そもそも、前提が誤っているのではないか。
それなら、それならいっそ目を瞑ってしまえば……。
「あと一押しくらいかなあ」
まきなは、心から楽しげにポツリと呟いた。>>30
きっとこたつむりになってぬくぬく幸せになりそう
そしてもう出たくなくなるむぅ……いつもは女の子大好きチャラ男くんだけど裏の顔は極めて冷静に異端を処理する代行者くん……Ⅲ階梯のJKをナンパして路地裏に連れ込んで異端審問した後処理するチャラ男概念……オタクくん概念はわからん
>>39
ギャップ萌えかあ……(?)>>2
最初はそんな深刻な事態だと思わず見当違いな事言ってたら、徐々にヤバさが理解できてプチパニックになってたのが当時の私です
何かと出遅れる事が多い自分にとって、あの時に立ち会えたのは今振り返ってもほんと奇跡みたいな偶然でしたレージュさん、ソフィの相棒となる鯖として前田慶次もお借りしてよろしいでしょうか?
>>49
嬉しみ〜!
ホスト規制中に猛練習したけどキャラデザは全然ダメだ……>>53
ユニバース時空から先に来たカラミティ・ジェーンに相談DA!(くっそ無責任)ところでジェーンさんへ、
ニーアちゃんについて幾つか質問がありますがよろしいでしょうか?>>60
なるほど、ありがとうございます~!
フフフ……クリスマスが近づいたある日のカルデア。
……だが、一部の所属サーヴァントが行方をくらますという謎の事態が発生、更には見知らぬ謎のサーヴァントの侵入を許してしまう。
「───やあやあ皆の衆、儂の名前は鞍馬天狗。かるであに招待状を届けに参った。」
「『そちら側のとある筋』からの協力もあり、儂の山にて『ふぇす』なる催しを開くことになってな。見事ふぇすに最後まで勝ち残り、儂を愉しませることが出来たならば……この鞍馬天狗、かるであの軍門に降り、更には聖杯も差し上げようぞ。」
なんかフェスについて色々勘違いされてる気もするが、とにかくマスターは事態解決のため、選ばれた新米アイドル系サーヴァント・ニーア、護衛のザミエル、丸目長恵と共にレイシフトを敢行、鞍馬天狗主催にして各国のフェス英雄が集うフェスに挑む……!>>68
わーい!ザミエル君と拙宅のキャラにまたご縁が!嬉しみ!>>58
黄忠爺ちゃんとかどうでしょうか?
被ってますが弓術とか老人とは思えない怪力で何かする(SASUKEによく出てるダンベル持ち上げおじさんちたいな事するとか)みたいなのできますよ!
設定完全版は早めに出します!よし、今人はいらっしゃるかな?
イベントのメンバー、整ったので披露したいです洛陽の本編進んでない割に他の色んなモンだけ完成していく男
今日ある物を見て突発的に思いついた洛陽CMの別ナレーション版置いていいですか?
ちなみにキャラは伏せます何故人は投下してから塗り忘れとか色々なものに気づくのか……それがわからない……
修正版置いときますね……
>>75
自分は大丈夫です!よくてよ付いたので投げます
投稿遅くなりそうなのでこれで考察してほしいっす
これが、俺の望んだ道か…?暴虐の黒焔が黄都を包む時、渇望の帝が戴冠する。Fate Grand Order、epic of remnant 黄魔動乱。まだ、やるべき事が残っている…!!
ちなみに趙雲ではありません。多分これだけで予想できる奴は少ないです。>>79
丸目さんvs黄忠爺ちゃん…!!
荒っぽい鯖同士の面白いカードになりそうっすね!!>>85
なるほど、ありがとうございます
キワドーイ!!グレンデルの設定更新しようかしら。
怪物であれと育てられ、ママの器になるように調整されるも当人は人間大好き。しかしながら怪物としての性質上、好きである程に殺戮衝動が高まってしまう反転衝動が備わっているどう足掻いても幸せになれない怪物(おんなのこ)……。>>94
分かりやすくした奴
左右の鎧のデカさが違うのは弓と斧の使い分け考えたからっすね>>42
実はチーズが食べれない私。
ホラーなんて難題、わたしには到底無理だったんです……。>>98
そっすね…
とりあえず鎧のカラーリング考え直しますとりあえず黄忠爺ちゃんの宝具辺り完成したので投下します。
「アーチャー、黄忠。召喚に応じ参上じゃ。…待て。お主、今儂を老兵と侮ったか?…儂の勘違い?まあいいだろう。少なくとも儂がただの老兵ではないという事は、共にいれば分かってくるだろうからのう…!」
真名 黄忠
クラス アーチャー
性別 男性
身長・体重 189cm・80kg
髪型・髪色 白のオールバック
外見・容姿 茶色と黄の重装備じみた鎧を着たイケメン爺さん。
イメージカラー 黄、茶色
地域 中国
ステータス 筋力:A 耐久:B 敏捷:C+ 魔力:D 幸運:C 宝具:C+
クラススキル
対魔力:C+
騎乗:C+戦闘スタイル:弓兵でありながら近接で闘う系アーチャー。弓と斧の二形態に変化する三国ガジェットを使い前線で闘う。
固有スキル
心眼(真):B− 彼のその長年生き、戦場にて戦った故の勝負勘から来た心眼。窮地において自身の状況を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。しかし、その血気で少しばかり正確性が下がる事がある。
老黄忠:A 老いて尚盛んな者を中国では老黄忠という。その元となった彼の武勇を体現するスキル。自身の筋力を上昇させ、肉体的なダメージが多ければ多いほど一定時間筋力が強化される。
老将の闘気:EX 老将でありながら他の五虎大将軍に劣らない武勲を挙げた彼は、恐ろしい闘気を宿していたという。目前の相手を威圧する事で俊敏さを下げ、自身より若い相手なら更に身体強化系のスキルを弱体化させる事ができる。
weapon
弓斧「玄武」
威圧感を感じさせる巨大な弓。引き絞るのに相当な力を必要とするがその分早く重い一射を当てられる。その上弓兵ながら前線に立つのが好き故にこの重さの矢が至近距離でブチ込まれる事が多いから脅威に拍車がかかる。
その上変形して戦斧の様な形態で暴れ回ったりもする。
遠距離もいけるパワーファイターお爺ちゃんとかいうチート。
宝具
「空矢必貫」か「空矢一閃」(どっちかにしようと思ってるが未定)
ランク C+
彼の必殺とする空気撃ち。真名解放する事で一定時間真空の高速、剛力の矢を放つ事が可能となる。そして力を最大まで溜めて放った矢は威力が絶大な物となり、敵の防御系のスキルを一定時間無効化、宝具のランクも一段階下げる事が可能。人おらん時間に投下するのが最近のブーム。
グレンデルの改修版をポイ。【CLASS】アサシン
【真名】グレンデル/Grendel
【性別】女性
【身長・体重】173cm・55kg
【スリーサイズ】B90/W57/H88
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具B
【保有スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を絶つ。 隠密行動に適している。自らが攻撃行動に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。>>116
罪咎の血脈:B
アサシンの肉体に刻まれた模様。咎人カインの血族である証。文明(人)の利器である攻撃なら一切のダメージを遮断する。しかし神性を保持する対象、神造兵装、素手による攻撃は適応されない。
天性の魔:A
英雄や神が魔獣に堕としたのではなく、怪物として産み落とされたものに備わるスキル。アサシンは、常人では到達不可能な筋力と耐久力を有している。
無形の幻想:A+
種として特定の個体を示さず、不定形の幻想を示すスキル。幻想種を含めたあらゆる血統を宿しており、怪物独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにB~Aランクの習熟度を発揮できる。外見により色濃く反映されているのは巨人、水魔、竜種の要素で、対魔力スキル、怪力スキル、竜の息吹スキル等は意識せずとも常時発動している。ある種の混合スキルとも言える。【宝具】
虚像映す鏡像(アントゥルー・フィギュア)
・ランク:B
・種別:対人宝具
・レンジ:0
・最大捕捉:1人
伝承曰く、グレンデルは巨人の怪物である。しかしながら文献によっては姿形の異なる怪物として記されており、この不定形さから姿を変える怪物と解釈される。
この宝具は真名開帳を必要とせず、一度見た相手の記憶を読み、その中で最もその人物が信頼、または恐れいている存在に変身する。変身後、時間が経過する毎に変身した対象の記憶・言動・能力を完全にコピーしていき、長い時間を与える程に判別が困難になっていく。
ヘオロット城の殺戮において、誰一人として悟られずに侵入できたのもこの能力があったからこそで、グレンデルという反英霊をアサシンたらしめている宝具でもある。
我が麗しき母の憤怒(グレンデレス・モードル)
・ランク:A-
・種類:対人宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:1人
ベオウルフとの戦闘で重傷を負い、母親に助けを求めた逸話が具現化した宝具。発動すればその身に“母たる怪物(グレンデレス・モードル)”の力を宿して全能力を向上し、Aランク以下の宝具を無効化させる。
この時のステータス表記は全て表記不可になり、グレンデルのクラスであるアサシンから黒で塗りつぶされた別記のもの置き換えられるなど、不可解な点が多い。加えて、発動した瞬間から少しずつ意識が怪物としての側面に引っ張られ、制御不能の暴走状態を引き起こすが、更に時間が経過すると今度は理性的に淑女然とした言動に移り変わっていく。
実はこの宝具は母親の力を宿すのではなく、霊基が徐々に“母たる怪物(グレンデレス・モードル)”のものに置換される仕組みで、本来の効果はグレンデルのという器を以って「グレンデレス・モードル」という反英霊を顕現させる。
完全に意識が置換された場合、グレンデルというサーヴァントは消え去り、真名もグレンデルから「グレンデレス・モードル」に挿げ替えられる。
その実態を知ってか知らずか、本能的にこの宝具を使わないようにしており、仮に発動するとなれば令呪による強要となるかもしれない。>>118
【WEAPON】
無銘・巨人の剣
グレンデルの住処にあったとされる剣。巨人が振るう武器なので、刀身だけでも彼女の身の丈と同等の長さを誇る。また、宝具ではないが古き神秘を内包している強力な礼装としても使用できる。
【解説】
北欧の叙事詩「ベオウルフ」に登場する怪物。
デンマーク、ライレにてヘオロット城を建てたフロースガール王は、毎夜宴を催したが為にグレンデルの恨みを買ってしまい12年もの間、城の住人を毎晩一人ずつ食い殺される事態に陥った。
しかし、グレンデルの噂を聞きつけたベオウルフは部下たちを率いてデンマークへと向かい、フロースガール王の警護に就く。そしてその晩、城の住人を虐殺.すべく再び侵入したグレンデルはベオウルフと戦闘となり、グレンデルは腕を捥がれて敗走する。
畳みかけるように追跡を行ったベオウルフは怪物の住処へと到着し、グレンデルを母親共々討伐する事に成功した。>>119
怪物たるグレンデルの出番はここまでであるが、勇者との最終決戦での内容は少し異なる。
あの時、ベオウルフが魔剣フルンディングを使って住処を発見した際、そこにはグレンデルの姿しかおらず恐ろしいと噂されていた母親の存在がなかった────何故なら、“母たる怪物”は既に精神体となってグレンデルの身体を乗っ取っていたからだ。
元々、グレンデルという怪物は生まれながらにして「怪物であれ」と望まれ、母の受け皿となるべくして造られた存在。幻想種を含めた数多な血統を織り込まれているのは、肉体的に完全な生命体に近しいものを手に入れようとした為。
故に重傷を負い、怪物としての自我に殆どのまれていたグレンデルは“母たる怪物”に肉体を乗っ取られた。
最早そこにグレンデルの意識は無く、薄れてゆく自我の中、奇跡的に戻った理性で怪物は求めた……人間を、愛しき彼らを。
【人物】
一対の角を持ち、竜種を思い起こさせる尻尾を生やした美麗の女性。
物静かで会話がなければ口数がゼロに等しく、何より自分から話しかける事がほぼない。これは怪物特有の冷酷さという訳でなく、単に恥ずかしがり屋な上に受動的で内向的な性格なので、自分から話題を振れれないだけ。
生まれた時から『怪物であれ』と育てられ、調整された経緯があるにも関わらず人間に憧れや、好意といった感情を抱いている。
自らの目標に「人間のお嫁さん」を掲げているだけあって炊事・洗濯・掃除等を高い練度で習得している。
ただし、これらの努力は無意味なもの。グレンデルには人間を好きになる程に、その好意が完全に反転して殺戮衝動に置き換わる『反転衝動』なる怪物の性質を備えている。
よって彼女の想いが実る事はなく、願いが成就される事はあり得ない。滑稽なまでに健気だが、それが逆に仇となって自らの首を絞めていることに、グレンデルは気づいていないのかもしれないし、もしくは気づかないフリをしているのかもしれない。>>127
ぎゃー!!!!
かわいい!!!!かわいい!!!!
ありがとうございます!!!!>>126
パワー系爺さんいいよなと思ったのと豪快に戦ってほしいなと思ったので斧系アーチャーにしました。
宝具は漢字と少し違う物の方がかっこいいかなと思ったのでお願いしてみた感じです。
スキルは心眼は少し変えようかなと思います。それ以外は説明分かりやすくしときます。>>129
ヤッター‼︎
もし使う時は是非何でも聞いてください!>>135
なるほど、ありがとうございます!ひぃー!また間隔空いた!ひぃー!SSも何も出来てねえ!そんな今日!
第一回は本当におめでとうございます、そしてお疲れ様でした。自分の現状を鑑みると、リレーを最後まで続けるって本当に凄いことだなって…ハクマも木伽も頑張らないとなぁ…>>15
ジャブは本当に軽い(けどカルデアにネズミがいるって時点で結構とんでもない?)ホラーだったけれど、その分後とのギャップが激しすぎる…某フォーリナーの気配を感じる…マスターは頑張って欲しい…
>>36
蠱惑的なお誘いだ…道理には反してる、けれどそのことは二人以外誰も知らない…そこいらの魔術師なんかは喜びそうな話ですが、ラウ君は果たしてどこまで耐えられるのだろう…
>>67
げえー!?ハロウィンの次はクリスマス!?どれだけ精力的なのですか…?羨ましい…
各国代表の動きもすごく気になる面子ですね…楽しみです
>>112
オールバックなイケおじ!活発なイケおじ!筋力Aなイケおじ!最高すぎでは…?
>>127
髪型が…目が…服が…雰囲気が…好き…好みです…そっか…もうクリスマスイベの準備しなきゃいけない時期かぁ
急がないと台湾でクリスマス過ごすことになっちゃうな私…急げ私…走れ私…>>141
京極さんのお宅の方々の、爽やか系闇深なそこが好きなのですが!()
あと黄忠さんの宝具名、三国志に詳しくないので完全に雰囲気ですが「空矢必貫(これよりのがれるものはなし)」みたいな…シンプルな感じなんてどうでしょ…
>>142
凄い…なんて崇高なお姿勢なのだろう…そして描きたいものは描くのが一番です…心の赴くままに筆を走らせるのです…情動こそが最上のエネルギー…
マジですか…?で、では、石燕でこんなのを…
レア度未定『百鬼応援隊』
効果:
攻撃時に自身に精神異常状態無効を付与(2T/1回)
イラスト:「ファイト!」や「決まってるよ!」などのプラカード、ポンポンを持った妖怪たち
テキスト:
とある画人の知己たちが結成した応援隊。
声高らかに、舞台の上の彼らに届くように、遮二無二プラカードを振って、妖たちはふぇすを楽しむ。ほら、歓声の中に、妖たちの声援が聞こえるでしょう。
──あか勝て、あお勝て、どっちも負けるな。たのしんだ奴こそかんぐんだ!サーヴァントデザインしててスキルとか設定とか詰めるの忘れてた……あたしってほんとバカ……
>>151
確かにそうですね…>>154
考えてみたら私作のサーヴァントって皆んな答えなり、納得できる何かを得て満足しているので、一人くらいどうしようもなく救えない設定を作ろうと思いまして……。>>162
【クラス別スキル】
狂化:EX
通常時は狂化の恩恵を受けない。マスターとは問題なく意思疎通は出来るが「あるがままに、思うがままに振る舞う」ことに思考が固定されている。
バーサーカーとマスターの思考が一致しない限り、令呪の効果が大幅に減退する。その代わり、思考が一致した際に受ける効果は通常の倍となる。
【固有スキル】
無冠の武芸:-
様々な理由から他者に認められなかった武具の技量。父である張飛に並ぶ武勇を有していたと語られる逸話の具現。
相手からは剣、槍、弓のランクが実際のものより一段階低く見える。
真名が明らかになると、この効果は消滅する。
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
「1人で1万の兵に匹敵する」と語られ、かの英雄関羽と同格に扱われる父・張飛の血を継ぐバーサーカーは、最高ランクでこのスキルを保有している。
果実の酒気:B
声色や吐息に蕩けるような果実の酒気が香り、視線だけでも対象を泥酔させるスキル。自身のマスターを除く対象が魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち思考を蕩けさせる。サーヴァント相手でも防御手段がなければ魅了を受ける可能性がある。最終的には対象を狂気に陥れることも可能。本来はカリスマと魅了の複合スキル。
天性の美貌と酒に慣れ親しんだ逸話が複合されて獲得した能力。>>163
【宝具】
『武示世現』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:自身 最大補足:
わがぶ、うつしよにしめす。
「不世出の女傑・張姫はその武勇を知られることがなかった」という逸話の具現。
常時発動型宝具であり、自身より後世の英霊を相手にした時筋力・耐久・敏捷のパラメーターにプラス補正が加わる。
『酒名呑世』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
めいしゅ、よをのみほす。
バーサーカーが生前より保有する瓢箪。無尽瓢箪とも。
見かけだけならただの瓢箪だが、その本質は当時の中国に技術の髄を集めて開発された仙道サイバネティクス瓢箪。
現代で言うナノマシンに類似した技術が採用されており、空気中の酸素と水素にから水を生み出し、おまけに酒に変換することも可能。
当時の軍師達が水計に用いていた一品であり、真名開放によって高濃度高純度、混ざり気無しの酒を大津波として対象に叩きつける。
【Weapon】
無銘・蛇矛>>164
【解説】
関羽、趙雲などが名を連ねる三国志演義きっての英傑・五虎大将軍が一人、張飛の設けた二人娘の内一人。張皇后、とも。
良くも悪くも男らしい張飛の娘とは思えぬほどの美貌に優れ、その上父同様の武才を持っていたと語られている。
普段は勇ましい武人という側面で召喚されるが、バーサーカーというクラスでは私人としての性格が色濃くなっている。
カラッとした気質、という形容詞が良く似合う女性。
美味しい酒と美味しいご飯があれば世に苦は無し、を地で行っており、戦闘中はともかく、普段は暇さえあれば一献傾けているレベルの酒好き。
気さくで親しみやすくフレンドリーな性格。狂化ランクがEXなこともあってバーサーカーと思えないほど良好な関係を築きやすい。
……しかし、主従と言っても上から目線での対応は、彼女を物分りのいい女戦士から狂戦士へと即座に変貌させるだろう。
その際には、仮にマスターであろうとも不躾な輩として即座に首を跳ね飛ばしてしまう。>>165
生前、彼女は戦場に立つことが適わなかった。
張飛の娘として皇后として嫁ぎ、一度もその武勇を振るうことなく生涯を終えた。
その経緯から、彼女は束縛されるということを嫌っている。
誰かに縛られるのなんてごめんだ。何かに縛られるのなんてごめんだ。
だって、私は私。張姫は張姫でしかないんだから。
「自分らしくありたい」
誰もが一度は抱く願いが、今も彼女を縛り付けている。
とにもかくにも自由奔放。じゃじゃ馬という言葉が相応しい豪放磊落な振る舞いを常とするが、締めるべき時はキチンと締めるタイプ。
一応空気は読めるし、根本的に自分が配慮される限り相手への配慮を欠かさないタイプなので、バーサーカーというクラスに付きまとう燃費の問題を除いては抜群の安定感がある。
比較的燃費のいい『武示世現』のみでも充分に戦えるため、もしかしたら、巻き込まれマスターの方が相性がいいのかもしれない。
ちなみに、こんなんでも皇后と呼ばれるだけあって身持ちは高い。
現世での恋愛には肯定的だが、性に奔放というわけではないのでその辺には配慮が必要だ。>>166
特技:武芸全般、料理
趣味:飲み歩き、飲み比べ
好きなもの:父、母、酒
嫌いなもの:束縛、堅物、忠義を理解しない野人
天敵:父
願い:自信を理解してくれるマスターと出会い、忠誠を誓うこと
【一人称】あたし/己
【二人称】あんた/貴殿
【三人称】あの子、あの人/彼、彼女
【セリフ例】
「貴殿はさぞ名高き英雄とお見受けする。己は五虎大将軍が一人、張飛が娘張姫。いざ尋常に、参る!」
「これは警告、あたしに命令しないで? わかってくれた? 次はないよ、いいね?」
「ま、魔力供給でもさ! そういう手段は最後に取っておくべきだって思うな! あたしは!」
「あたしは、自分でいたい。自分の認めた主に忠誠を誓って、最後まで戦い抜くの。これがあたし、これが張姫……面倒な女でごめんね? でもさ、あたしやっぱ皇后とか向いてないよ」>>171
董卓でも出すのかしら。
いや愉悦ならもっと違う感じかな?温泉かぁ…いいなぁ行きたい…
温泉イベとかやりたい>>179
いいですよね温泉……
人里離れた温泉郷特異点で日頃の疲れを癒そう!ビバ!湯屋巡り!>>182
なるほど、ありがとうございます!>>182
へへへ…お許しでたぞへへへへ…時にpicrewの規約は各ジェネレータで違うから詳しいことはわからないんだけどここの人たちちゃんとそういうの確認してから使ってるんだろうか
ときどき「キャラデザです!」って言って上げてる画像明らかにpicrew製なのに何も表記ないと規約違反とかしてないかめちゃくちゃ気になるから、使うなら使うで確認できるようにどれ使ったか或いは「規約に記載の必要はないと書かれているので記載しません」ぐらいは教えるようにして欲しいんだけども>>170
張飛譲りの武勇を有していた美女ってのは割とある解釈みたいですね〜
>>171
一体何が始まるんです!?
>>176
趙雲兄貴と聖杯戦争で絡んでもらうことを考えた結果バーサーカーになりました
バーサーカー、宝具の自由度高すぎて考えるの難しいですね……
「趙兄! 趙兄じゃん! 趙兄もここに来てたんだね! またよろしくね!」
張姫→趙雲は張飛繋がりで趙雲とは顔見知りだから趙兄って呼んでるっていう脳内設定があります
>>177
わー!可愛い!ありがとうございますー!
>>178
なんとなくですが死生観的にケルトのそれにも通じるものがある気がしますね
>>180
戦い続けることが戦う理由になってるのっていいですよね
>>183
張姫、公式だと虞美人くらい情報ないんで「基本的には武人だけど父譲りで酒が好き」って落としどころになりました非商用○なやつは大体セーフであるが説明文読んで二次配布防止のためにリンクは貼るのがベターであろうな。
それさえ守ればガンガン使うべきだわ!第一回聖杯大会が終了した訳だが、もうメニューのリレーSSから完結SSのページに移動させて大丈夫なのかな?
>>204
☆4『百鬼応援隊』
効果:
攻撃時に自身に精神異常状態無効を付与(2T/1回)
イラスト:
「ファイト!」や「決まってるよ!」などのプラカード、ポンポンを持った妖怪たち
テキスト:
とある画人の知己たちが結成した応援隊。
声高らかに、舞台の上の彼らに届くように、遮二無二プラカードを振って、妖たちはふぇすを楽しむ。ほら、歓声の中に、妖たちの声援が聞こえるでしょう。
☆3『マイ・スイート・マイク』
効果:
刻印されたカードによる攻撃時に、自身のNPを3%増加&スターを1個獲得
イラスト:
[[ニーア]]のマイ・マイク
テキスト:
駆け出しアイドルたるニーアが愛用しているマイク。
彼女の歌声をより引き立ててくれる相棒でもある。>>209
マジでございますか、楽しみにしています……!>>195
曹操としては趙雲を高く買っていることもあってちょっかいかけたり、何か至らない点を見つけても若干ウザい絡み方だったとしてもフォローとかしてくれます。あの髭は趙雲のその反応も楽しむことでしょう。>>212
二人で瓶の牛乳飲んだり、卓球したり、秋~冬の味覚を楽しんだり、もう一回入浴したりするんだあ>>214
あー!お客様!「上着の下にホルスターかくしているアレ」!
「上着の下にホルスターかくしているアレ」はズルいですよ!お客様!!ライダー・ザミエルのページをとりあえずでつくりましたよろしくおねがいします
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B6%E3%83%9F%E3%82%A8%E3%83%AB%EF%BC%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%EF%BC%89
聖夜の妖精もこもこベンニーア(未認可)描きました>>219
荒川!(あらかわいい、の略)アメリカ異聞帯、やるのが確定してる『ぐだ&マシュ+α救出戦』で助太刀&作戦成功後にぐだと契約するはぐれ鯖のバーサーカーがなかなか決まらず、結局自作の百目鬼で妥協。(殴
何か書こう…書けない。
あれ描きたいな…描けない。
なら今後のためにお勉強しよう…字に脳が追いつかない。
少し落ち着いてみよう…今に至る。
そんな最近でした。
>>169
中国…三国志はマジに詳しくない民ですが、良いですね快活女傑。涼やかな容姿とのギャップも。
中華特有の謎テクノロジーも中々乙で好きです。オーバーテクノロジーは浪漫…
>>185
あやぁ京丸!京丸じゃないですか!袴ブーツ良きですね…こういう格好は非常に安定感のある好きみを供給してくれます…
良いインスピレーションを貰えました、ありがとうございます!
>>206
スーツ霊装って、一定層に思いっきり刺さる奴じゃないですか…私がそれです…()
そしてコマンドカード採用していただきありがとうございます!ビーストカーマちゃんとかアキバの超高難易度に役立つ…はず…ニンニクたっぷりの焼肉丼ウマーイ!してて、ふと吸血鬼設定のあるルナはこれを食べれないのではと気づいてしまったのです
そうだとしたら私はなんて残酷な設定をつけてしまったんだろう…この味に美味いとも不味いとも言えないなんて…>>231
そっかぁ…
じゃあ出すなら星4か3ですかね…?>>237
鬼のブラックジョークとか何それ怖い。
それに対する碓井の回答はちょっと的外れなツッコミ。安徳天皇は少し呆れつつも、こちらもズレた反応をしたり。ちなみに正式なイベント名称は
『カルデア・クリスマス・フェス!? ~冬天魔物見遊山~』
になりました&wiki内にページ作らせていただきました
>>239
大我「すごい ぶっそう !!」何の気なしにキャッシュをクリアしたらアルトリアさんの宝具が終わってもずっとホワイトアウトで辛い。何しても効果ねぇ……。ぐだぐだ完走できるかな??
考えてみると「ガチャ回したくなる悪役」ってすごく難しいなぁ…
>>243
コロンブスを召喚しちまった際には思わず「うわっ」ってなった。でも吐き気を催す邪悪のキアラ様とリンボは人気者だし……。
>>248
荒みかわいい……>>250
あれ、黒鹿さんもですか?
実は自分も数時間前からちょこちょこ繋がりにくかったのですが、おま環だと思って気にはしていなかったんですけど……今日はダメな日ですね
2、3度、多めに見積もってリロード5度繰り返して502が出たらサーバー側の問題です>>252
なるほど……アメリカも終わったし夜中にこそこそと。
ルーカスvsクッチー。全身朽チ裂ク九相図じゃあなくて、全身改造クッチーが腕とかを分離起爆とかによる屋上爆破の卓袱台返しならもいちょっと良かったんだろうか、という考えがふと浮かんだという話。これはちょっと実験なんですけど、word上で文字化けしている文字がスレで正しく表現されているかの確認です
神䱞>>255
これは太公望の短SSで出す、竜吉公主の宝具の真名なんですが
いけてるな…(文字化け前提の設定を組んでいた顔)
ちょっとwikiの方でも確認させてもらいますね19時にクリスマスイベ、投げます
-カルデア内、廊下にて-
「♪~」
廊下を軽やかな足取りで歩くのは、かつてインドラ神や聖雄ラーマたちを圧倒した羅刹の英雄、インドラジットである。
人に仇なす反英霊の彼とて、クリスマスが近いこの時期となれば心浮かれ鼻歌の一つ口ずさみたくなるほど、心浮かれていた。
降誕の日を尊ぶ信仰深さからではなく、娯楽として消費尽くす喜びから、ではあるが。>>266
『いやあ誰にも見つからない自信があったんじゃが羅刹の中の羅刹相手ではバレたかあ、あっはっは』
あっはっは、そんなにヤバい相手じゃありませんよぅ>>269
作者はなんか大天狗ならそれくらい出来そうだと思ったとかなんとか……
とはいえ人様から御借りしたキャラ故、マジ切れヘイト待ったなしレベルにはさせませぬ~(刃を向けないとは言っていない)インドラジット君は不死の儀式を破られると「絶対に死ぬ」儚い生き物なのであった…
自分もSS書けたので、投下します~「周公旦殿は英霊になっても事務仕事ですか」
「太公望!」
カルデアに召喚された、周公旦は執務室としての体裁を整えたデスクに多くの時間を向き合っていた。
人類史から見れば、周公旦は太公望を中央から遠く離れた斉国の王に封じ、さらに警戒態勢の布陣を作り上げた、いわば太公望排斥派である。建国の重臣をそのように冷遇するのだから、両者の間には埋められない溝があるのが普通、なのだが。
太公望と周公旦にそのような感情はない。
それどころか、かつての旧知の友という間柄は変わることを知らない。
「カルデアの監視機構が完全に生きていないということもあってか、レイシフトの無断使用や、カルデア内での使用備品などの諸経費の計算をしていた。
性分だと笑うかね」
「まさか。貴方のような馬鹿正直な人がいるから、国は国という体面を保っていたのだから。
私には無理だよ。なにせ日頃、ぐうたらして黄庭経を読む仙人的生活を良しとするのだから」
「天齊至尊がよく言う」
「あれは他称だ」
「ふむ。そうだったかね」>>272
外見こそ全盛期という若々しさで召喚された二人とはいえ、彼らは根本的に自らの生をまっとうした老人である。
集まれば自然と、生前の共通の話題となる。
「周公謹君が太公兵法の要諦を知りたそうにしていたが、彼には会ったかね。
何ら、吾輩が会談の場をセッティングしようかと乗り気なのだが」
「仮に会うとして、私に先生の真似をしろと? 彼ほどの頭脳があれば真作の六韜三略を隅々まで読めば“軍師太公望”が何を考えているか、再構築(トレース)できるだろう。
それに彼の軍略は、彼の生きた時代において一流だ。“古い”考え方はむしろ思考の邪魔になる」
「会っていないにしては、どうも断言的ではないか」
「私は軍師であり、魔術師だからな。彼の魔術回路(さいのう)もおおよそ把握している」
「ならばあれは? 奇門遁甲、風水魔術でもどうだろうか。
生前ならいざ知らず、サーヴァントと成った以上は“そういう手”があるのは無駄にはならないだろう」
「……やはり頭が回るな、周公旦。これは難しい問題に踏み込む」
「ほう?」
「そも古代中華における“兵法”とは、魔術回路を用いない奇門遁甲なのだ。
黄帝による魔術体系を、魔術の魔の字も知らなかった私が“原理が分からないから人や物で代用するか”と苦心した結果が、六韜三略の基礎だ。要するに神霊・九天玄女の権能をダウングレードした魔術を、さらに技術にダウングレードしたのだ。
もっともダウングレードとはいえ、異なる過程で同じ結果を出せるようにしたものだ。東の方に渡って“天下に秘蔵されたる兵法の窮極”などと称されるのも宜なるかな」
それはつまり、“理解し得ぬものだった”魔法を“時間と資本があれば再現可能な”魔術にするという行為と本質的には似ている。>>273
「そして次の問題だが。私は魔術師としては平凡な身の上でね」
「…………そ、そうか」
言葉の響きには自嘲も入っているが、評価基準の尺度がおかしいだけで、一般的には謙遜の類である。
本来ならば、四百年かかる魔術…道術と呼ばれる思想魔術…の修得を四十年で終わらせたのが、天才でなくて何と言うのだろうか。通常の魔術師の家系ならば、四代から五代の継承を必要とする年数であるのだから。
だが、そのような人域の天才であっても、千年単位を基本とする仙界の諸氏には遠く及ばない。吐息から涙すら神秘の塊と成すような者たちには。
「私の扱う道術も、宝具で底上げしてようやくサーヴァント戦に追いつけているようなものだ。魔術の技で英霊の座に迎えられた本職の魔術師(キャスター)には遠く及ばない。
故に指南役としては不十分になるわけだ」
太公望は自らの宝具、彼らは宝貝(パオペイ)と呼ぶのだが、を取り出した。
道教における頂点の一角、かの元始天尊自らが造り出した霊脈閉塞型礼装。
その名も、『封神榜三百六十五位正神台』。
天界・仙界・下界の他に、神界を加えたテクスチャの新設のための錨である。
この『封神榜三百六十五位正神台』の子機、『打神鞭』は二十一節に四道の符印が施され、最大で八十四ブロックの結界の最小単位「方陣」と、複数の方陣を使用することで相互作用に強度を上げる「符陣」を形成可能で、365の真名の内84に限り、封神された神を結界という形で降ろすことができる。>>275
瀟瀟灑灑、密密沈沈。
瀟瀟灑灑、如天辺墜落明珠。
密密沈沈、似海口倒懸滾浪。
初起時、如拳大小。
次後来、甕潑盆傾。
溝壑水飛千丈玉、澗泉波浪万条銀。
西岐城內看看満、低凹池塘漸漸平。
真是武王有福高明助、倒瀉天河往下傾。
美しい、女性(ひと)だった。
身に着ける大紅白鶴絳綃衣、神性の宿る金。雨風を受けても一切が乱れることのない白金色の髪が、目を奪う。
およそ人間的な弱さなど欠片も見られない、人型だった。
それもそのはず、天界を統べる昊天上帝と女仙の頂点である瑶池金母、西王母を親にして生まれて来たのが彼女だった。
竜吉公主。
鳳凰山の青鸞闘闕の主。
「公主(コンジュ)、こちらにいらっしゃったのですか」
「太公望か」>>276
鳥類の幻想種である鳳凰の近縁、青鸞に騎乗する竜吉公主は西岐城の上空に留まっていた。道術の使い手の太公望といえど、五色の雲を掴んで飛ぶ四不像に騎乗しなければ、届かない高さだ。
「公主、お体に障ります。三関分けが控えている身でもあります」
「小雨程度、ことさら問題ない。私とて仙人仙女の端くれだからな。
それに夫がいるのだから、傍にいてやらないわけにはいかないだろう?」
「夫……ああ、洪錦殿が?」
「ほら、あそこだ」
竜吉公主は自分達よりはるか上空、黒く染まった雨雲を指さした。
よく目を凝らせば、暗雲の中を泳ぐように魚の鰭のような姿が見え隠れする。
太公望が眼を強化して視力を上昇させなければ、変化にも気付けなかったことだろう。
「洪錦殿は、もしや妖怪なのですか」
「ああ。先の戦いでは原型を利用したり、晒したりというのは無かったからな。私しか知らなかっただろう」
「なるほど。それで人形を得る前の姿は鳥……ですか? 彼は」
「いいや、竜種だ。鯨龍と呼ばれている」
龍の頭と魚の体を持つ、その姿は鯨とよく似ている。
おそらくそれが鯨龍の由縁なのだろう。>>277
200メートルを超す巨体を震わせる度に、雨が視界を覆うほど強く降り出す。
鯨龍が雨雲を呼ぶのか、それとも雨雲が鯨龍に応じるのか。竜種ともなればその炉心の呼吸は大気のマナに匹敵するのだから、その発露の結果であるのは間違いなかった。
「佳夢関を攻める右軍の総兵が我が夫だったな。ならば、私よりも奴が英気を養わなければなるまいよ」
竜吉公主は自らの宝貝(パオペイ)、四海瓶と霧露乾坤網を取り出した。
一度は西岐の全域を覆ったこともある霧の網が雨露と化して、今度はまるで網取りのように鯨龍目がけて広がっていく。
霧露乾坤網は、道術によって発せられる真火と同じくする真水である。火気には絶対的な優位を得られるが、鯨龍もまた水気に属する幻想種である以上、その性質は意味を成さない。
前に見せた鎮火は、火気に勝る、すなわち蒸発揮発しないという“強度”を利用していた。そして霧網から雨露へと形質を推移、気体・液体・固体の三態を自在に変更する能力を組み合わせることで、あらゆる状況へと対応可能となるのだ。
例えばそう、今のような時には。
全長200mの鯨龍を覆うほどの霧が、一瞬にして固体となることでその体積を縮小。さながら檻のように捕らえ、そのまま起点となった竜吉公主に引っ張られ墜落。大地に叩きつけられる。
その様子は、後に太公望の弟子である許仲琳が著した『封神演義』にて記されることになるが、鯨龍を降す猛魚、神䱞に噛みつかれたようにも見えた。>>287
果たしてこれから先彼は何を起こしてくれるなか……ただいま、wiki内にストーリーを載せました
人間三人分の人生ってどれくらい生きれるんでしょうかね……?
>>298
ほうほう! 興味深いですね。
色々考察したところ、スタルカドってもしかしたら紀元前一世紀〜西暦一世紀から西暦5〜6世紀まで生きたかもしれないんですよね。
スタルカドが最初に仕えた王様の中に、ティルヴィングを使った一族(アンガンテュール、ヘイズレクなど)の先祖がいましてね。仮にヘイズレク・ウールヴハムをエルメンリヒと同一視するなら四世紀以前の人物になりますので、それから逆算して考察すると……。>>287
曹操に対して「曹操ねぇ…俺は奴の音が聞こえ次第遠ざかる様にしてるよ。俺も生前の事は割り切ってこそいるが、それでもめんど…関わりづらいんだよな。マスター、あいつ絡みで嫌な事があったら言ってくれ。対策するから。」
面倒とか言って申し訳ないとは思ってますが生前的にこの位避けてそうだなと。銅雀台とかはガチで根に持ってそう。あと女マスターだったら前のディックさんの話的に曹操の絡み聞いて周瑜が独断で策打って軽くドンパチしたら面白そうと思ったり。
黄夫人に対して「孔明の嫁さんにはバチバチしないのかって?そりゃしないさ。俺の嫉妬や敵愾心を当人以外にぶつけるのは違うだろ?まあ、孔明の奴もいい人と巡り会ったんだなとは思う。彼女の発明は凄いし、あんな才女そうそう見つかるモンじゃない。まあ小喬が一番可愛いんだけど。別に張り合ってないぞ。うん。」
黄夫人に対しては普通に接してそうだけど周瑜は孔明の事で少しムキになるからワンチャン苦笑いされてそうかなとか思ったり。でも俺の中の趙雲が月英殿は苦笑いなんてしないと言ってます。あと昨日の周公旦と太公望のSS見てその二人が主体のイベント(去年の影の国イベみたいな訓練系を俺の中でイメージしてる)をもしやる時はその二人の補佐というか周瑜自身の志願で師事してそっち側につくとかしてくれたら結構嬉しいなと思ったり。
男だらけだと「男だらけだな…」ってなるけど、だからって女を一人入れるとそれはそれでむしろ男だらけという感が強くなってしまう…気がする…
>>265
ふ、不法侵入ー!なんだか本家の鬼一法眼さんを思い出す流れだなぁ…第一発見者の対応が正反対だけど…
しかし、放っておいたらヤバい鯖同士が出会っちゃったよこれ…ですね…
>>268
…………そういえば、世の中のサンタさんの大半は糖尿病などを患っているらしいですね…(渡そうと思ったお菓子を仕舞いつつ)
>>280
(規模が)デカすぎんだろ…
中華的ビッグスケールを破片でも横溢するくらい感じてしまいましたね…もう「パオペイってPayP◯yみたいだなぁ」とかいう頭悪いことしか浮かばなかったなです…>>309
あ、2日目じゃなくて1日目だわw
うっかりうっかり。>>312
でぇじょうぶですでぇじょうぶです!
その考察で大丈夫です!
あと「○○はそんなことしません」「今のは○○なら余裕ですね」系のもの、実は割りと好き!聖杯くん…ヒュギエイアとパナケイアの掘り下げのつもりなのにプロメテウスがパナケイアにモツクチャしてるよ聖杯くん…わかんないよもう…
タリエシンについて投下してもいいですか
サーヴァントとして登場させたいけれど、スキルとか宝具とかうまく決まらないという人物がいて、考えた末に特異点で出会うNPCサーヴァントとして出して動かせばいいのかと思いました。山南さんとかアッくんみたいな枠ですね。
>>300
生前に縁があればめんどくさいと思われても仕方ないですよ。曹操は喉元過ぎればな性格なのでそこら辺が周瑜には思うところも出てくるでしょうね。やっぱりこいつ、レジライとかの部類なのかも……『さて、私はこれから隠居生活を送ろうと思うんだ。私も色々やってきたつもりだけど、流石に今回ばかりは少し堪えたからね。
君が望むなら私と共に来てほしい。流石に話し相手がコイツだけと言うのも味気ないからね。』
「悪いが楽園には一人で行ってくれ。私はまだこっちでやる事がある。」
『一応、確認の為に君の口から聞かせて貰おうか。
君はこれから何をするつもりだい?』
「アーサー王。いやアルトリアを幸せにする。
私はまだ諦めたくない。彼女を失いたくない。こんなふうに終わらせたくない。
だって、あの人は幸せになってないだろう。何が王の幸せだ。ブリテンは終わった、王の責務は終わった。だったらこれからは人の幸せを享受すべきだ。
それを掴ませるまで私は楽園になんて行くつもりはない。」>>320
『一応は自分で選んだ道だ。そんな事は望まないかもしれないし、ひどい言い方をするならきっと君にそんな事は求めていないだろう。
彼女にとってはありがた迷惑で終わる可能性だってあるんだよ?
それでも、君はやるのかい?』
「それがどうした?あくまでこれは私のエゴ、忠義の為にやるつもりなんて欠片ほども無い。求めるのはアルトリアの幸せだけで、彼女に嫌われようと恨まれようと関係ない。
彼女が拒むなら受け入れるまで続けるだけだ。
考えてみれば私は魔女の子、神の子でね、わがままなエゴイストなのは当然だったんだろう。」
『分かった。それでは私から餞別代わりの助言をしよう。
今から君がすべき事は詩人として歌う事でも、彼女の騎士として戦う事でもない。これから君が行うべきなのは……聖杯探索だ。』ふと思ったこと、文章自動作成ツール(例:AIのべりすと)ってここじゃNGなのかな?
>>311
ペコ…人数を盛るペコ…男女の比率を合わせるために盛るペコ…
あかんこのままじゃ30人くらいの聖杯戦争になっちゃうペコ…それはそれとして私は貧乳派ペコ…削ぐペコ…
ヴッッッ…も、もウクリスマスナノカー(おめめぐるぐる)
>>313
なるほどなるほど、了解ですー。弓陣営は結構最初から大きく動きそうな感じしますね。術陣営今後練りつつ待機しときますー
>>321
マスターを動かす予定…今のところなかった…はず…?です。少なくともネッブさん戦では。三つ巴の時確か玉兎さんの魔眼で狂って云々があったはず…肝心のランサー陣営担当さんが居ないので詳細には言えませんが…
ダイス了解ですー
>>323
タリエシンさん、覚悟のキマってるお人だ…聖杯の泥さえ弾く精神性はすごいですね>>327
そうだったんですね
致命傷与えたのでてっきりアサシン陣営の敗退描写が挟まれてそこで終わりだと思ってましたじゃあこれの続きですかね?
といっても特に書くことも見当たりませんが……アサシン陣営の二人っきりにしてその場を離れる感じでも書こうかな
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/戦乱:崩れる均衡、届かぬ力?pcクリスマスイベの続き、12時に投稿させていただきます
《招かざる客人(インベーダー)》
~カルデア内、食堂にて~
「────もうすぐクリスマスですね、マネージャーさん!」
「(ムキムキ)……アサシン、煎餅の粉屑を落としてくれるなよ。」
「(ガサガサ)……そっちこそ蜜柑の汁飛ばしたら承知しねぇぞ、角野郎。」
「もー、喧嘩しないでください!あっ、お茶のおかわり貰ってきましょうか?」
「(パリパリ)……ついでで悪ぃが今日の日替りメニューも見てきてくれねぇか、酒と肴の方のよ。」
「(ムグムグ)……自堕落な。」
「あ゛?なんつった?」
「もー!」
食堂の隅っこに設置された炬燵スペースにてニーア、丸目長恵、ザミエル、そしてマスターの偶々居合わせた四人は仲良く……仲良く?団欒していた。>>336
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ミーティング・ルームで待っていたダ・ヴィンチちゃんに先程の侵入者について説明すれば、驚愕(そして、こうなったらセキュリティをとことん弄ってやろうかなあ!と憤慨)しつつも、呼び出した内容について説明をしはじめた。
「カルデア内の複数人ものサーヴァントが数日間の間に突然姿をくらましてね、今現在も行方が分からないんだ。」
「……あ?行方不明だぁ?」
……稀に、召喚されてもカルデアに馴染むことなく姿を隠すサーヴァントや気ままにふらつくサーヴァントもいることはいるが、行方不明となった面子の性格からして急にそんなスタンスに切り替わったとは考えにくい。
これは明らかな異常事態と判断したダ・ヴィンチはマスターを召集したのであった。>>337
「それで、事態の元凶と思わしき影から渡された封筒とやらを見てみようか。測定したところ、魔力や呪詛が仕込まれている反応は無いみたいだし、普通に開けても大丈夫だよ。」
「あ……じゃあ、私が開けます!」
ニーアが封筒を開ける様を見守る一同。
入っていたのは招待状と何処かの地図、そして手紙……。
彼女の口からその内容について語られる。
『前略、かるであの皆の衆。今回、『そちら側のとある筋』からの協力もあり、儂こと鞍馬天狗の所有する山にて『ふぇす』なる催しを開くことになってな。
見事ふぇすに最後まで勝ち残り、儂を愉しませることが出来たならば……この鞍馬天狗、かるであの軍門に降り、更には聖杯も差し上げようぞ。』
「鞍馬天狗って、確か京の鞍馬山の……はん、あの胡散臭ぇ影はそいつだったつーことか。」
「カルデア内のとある筋だって?うーん、誰であろうと困ったぞ。」
「……俺の知っているフェスと違う……」
一人納得する丸目と一人あれこれ思案するダ・ヴィンチちゃんに一人何とも言えない表情を浮かべるザミエル。>>338
更に手紙の続きをニーアが読む。
『イェーイ、マスター見てるか~い?『そちら側のとある筋』こと、インドラジットで~す!』
これにはなにしてんだぁアイツゥと突っ込み、或いは遠い目になるマスター。
「どうか気を確かに、マネージャーさん!……『今頃、行方不明になったサーヴァントたちのことで騒いでいると思うけど、あれは対戦相手となるフェス英霊って立場で参加してくれるように俺が引き込んだんだ。あぁ、でも安心しておくれよ?拉致や洗脳ではなく、本人たちの意思で此方側についてもらったから。じゃ、また現地で逢えるの、楽しみにしているとも。』……以上、です。」
やっぱりなにやってんだアイツゥという空気に包まれる一同。>>339
ともかく、とダ・ヴィンチちゃんは咳払いしながらも言葉を続けた。
「新たな特異点の発生も行方不明サーヴァントの所在も判明した。それで、ご指名されたニーアちゃんは、……ふふ。聞かなくとも、その顔はもう答えが決まっているみたいだね。」
「はい!私、マネージャーさんと一緒にフェスに参加します!新米アイドルの身ですが、是非とも、このステージに立ってみたいです!!」
「なら俺も同行させてもらうぜ。大天狗を斬れる機会なんざ、滅多にないからな。」
「……こういうのは引っ掻き回しにいくのが“らしい”行動かねえ。」
「丸目さん、ザミエルさん……!皆さん、よろしくお願いします!」
こうして、なんか勘違いしたフェスが開催されている気配が漂いつつも、事態解決のためマスターと選ばれた新米アイドル系サーヴァント・ニーア、護衛のザミエル、丸目長恵と共に、鞍馬天狗主催にして各国のフェス英雄が集う特異点フェスに挑む……!>>328
わかりました。私もなんですが、リレーしていてマスター側の出番が少なくなりがちな印象なので、一応確認させていただきました。
対アサシンのところからセイバー陣営、ランサー陣営のサーヴァント、マスターそれぞれでダイス振ってそれを反映してみます。
1D:6でいいですかね?>>348
僕は与太るよ、かなり与太る(ダビデ並感)
果たしてインドラジットはどう出るのかそもそも戦うのか……>>350
とりあえずやってみた。requiem最新話の続き。
「あぁ~。スッキリしたなぁ……やっと終わったよ僕の聖杯戦争!!」
という非常に気分がよさそうな声がかき乱す。
「ようやくアイツら殺/せたよ。じゃあ灯里ちゃん。ステラちゃんの回復を待って、諸々ハッピーエンドにしちゃおうぜ」
いっそ清々しい程無邪気な笑顔で、そんな事を言う。なんて答えたモノか、どうすればいいのか逡巡する。
「アレ。どうしたの?あ~、もしかしてなんで僕がこんな事してるか分らんかったの?君ならもう理解できると思ったんだけど。まぁいいか。じゃあステラちゃん待ちの暇つぶしを兼ねて、種明かし、といこうかな?」
悪戯ッ子みたいで逆に、でもストレートに怖かった。
「僕はねぇ、あの二人を殺/したいほど憎んでいて。だからその願いを叶えるためにこの世界に来たんだよね。何せあいつらは死/んじゃったから、もういないから。復讐ができないから。だからやり直してやろうと思ってね。それが最初の動機だよ。うん、我ながら単純だよねー」
うふふっと笑うクチサキさんの目は全然笑ってなくて。
「次は何だと思う?実はさ、さっき殺/した二人は僕にとって本当に邪魔者でしか無くて。本当言うと最初に殺/した奴なんか殺/しても満足できないんだよ。だからもっともっともっ~と殺/したいわけなんだよね。次は誰にしようかなぁ……。そうだ!今度は女の子同士にしてみようか!?きっと楽しいだろうなぁ!」
そう言ってまたケラケラ笑いだす。
「お待たせしましたわ」
後ろから聞き覚えのある声がかかる。振り返るとそこにはステラちゃんが立っていた。
「えぇと、そちらの方が赤嶺さんですの?」
「はい、初めまして。ステラ・ルフェーブル様。私は赤峰と申します。以後よろしくお願いいたしますね」
「こちらこそ。では早速始めましょうか。『クラスカード』起動!!セイバー、ランサー、アーチャーの三枚同時展開ですわ!!」
突然現れた金色の光を放つ三枚のカードを握りしめ、彼女は叫んだ。
「行きなさいサーヴァント達!!」>>352
「わかりました」「了解した」「承知致しました」
そういうなり、手に持っていた武器を振りかぶって男性に向かっていく。
「ひぃ、な、何をぉ!!」
慌てて逃げ出す男性だったが、あっという間に追いつかれて、そして、殺されてしまった。
「さて、これで終わりでしょうか」
「はい、ステラちゃん、ありがとうございます」
「いえ、これが私の役目なのですから。それより、これからどうしますの?まだ続けるのでしたら、協力させていただきますけれど」
「あ、それは大丈夫です。元々私の目的って、聖杯戦争を止める事だったんです。だから、もう目的は達成できちゃいましたので」
「そう、残念ですわ。せっかく貴方のような強敵と戦う機会ができたと思いましたのに」
ステラちゃんが少しだけ寂しそうな顔をして、呟く。
「あ、でも、もしよかったら、時々遊びに来てもいいですか?ステラちゃん、強かったから、戦い方とか教えて欲しいなって思って」
私がそう言うと、パッと表情が明るくなる。
「もちろん構いませんとも!いつでも歓迎いたしますわ!!」
なんか雑にクラスカードが出てきて赤峰親父に追撃が入りましたな。もしかしたらクッチーが死んだのかもしれない!この人でなし!>>355
侮れないですな。
そう言えば、ハリウッドじゃ脚本家がその手のツール(無論英語)を仕事で使うこともあるとか。ハクマのランサー陣営、セイバー陣営の行動。ダイス判定を考えてみましたが中納言さん、監獄長さん、ここのえさん、こんな感じでどうでしょうか?不備等ございましたらご教示お願いします。
ランサー
玉兎 1D:8
1.ある程度戦って撤退(ダメージ軽微)
2.深刻な負傷により戦術的撤退
3.ある程度戦って撤退(無傷)
4.戦死
5.他サーヴァントによって救われる
6.ある程度戦って撤退(ダメージ軽微)
7.ある程度戦って撤退(無傷)
8.アサシン消滅まで戦い続けて帰還(ダメージ、魔力損耗大)>>360
ローガン 1D:8
1.サーヴァントたちが戦うところを遠方で確認しつつ待機
2.ランサーとともに突撃!
3.ランサーとともに突撃!
4.サーヴァントたちが戦うところを遠方で確認しつつ待機
5.他のマスターと接触(1D2 1.交渉 2.襲撃)
6.サーヴァントたちが戦うところを遠方で確認しつつ待機
7.判断に迷い行動できない
8.サーヴァントたちが戦うところを遠方で確認しつつ待機
セイバー:オードリー 1D:8 ※アサシン戦後
1.セイバーの武勇を見せて勝利の凱旋
2.アサシンの最期の抵抗を受ける
3.セイバーの武勇を見せて勝利の凱旋
4.アサシンの最期の抵抗を受ける
5.アサシンの最期の抵抗を受ける
6.セイバーの武勇を見せて勝利の凱旋
7.セイバーの武勇を見せて勝利の凱旋
8.マスターを庇って……黄忠爺ちゃん完全版できたので載せます
>>366
戦闘スタイル:弓兵でありながら近接で闘う系アーチャー。弓と斧の二形態に変化する三国ガジェットを使い前線でも援護としても戦える。
固有スキル
老兵の心眼:B− 彼のその長年生き、戦場にて戦った故の勝負勘から来た心眼。窮地において自身の状況を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。更に敵が分身、変化して兵の中に紛れ込む、一時的に身を隠す等の行動を行った場合、歴戦の勘よりそれを看破する事も可能。
老黄忠:A 老いて尚盛んな者を中国では老黄忠という。その元となった彼の武勇を体現するスキル。自身の筋力を上昇させる。肉体的なダメージが多ければ多いほど倍率が上がる。
老将の闘気:EX 老将でありながら他の五虎大将軍に劣らない武勲を挙げた彼は、恐ろしい闘気を宿していたという。目前の相手を威圧する事で身体強化系のスキルを弱体化させる事ができる。己より筋力のランクが低い相手なら更に俊敏のランクを下げる。
weapon
弓斧「玄武」
威圧感を感じさせる巨大な弓。引き絞るのに相当な力を必要とするがその分早く重い一射を当てられる。その上弓兵ながら前線に立つのが好き故にこの重さの矢が至近距離でブチ込まれる事が多いから脅威に拍車がかかる。
その上変形して戦斧の様な形態で暴れ回ったりもする。
遠距離もいけるパワーファイターお爺ちゃんとかいうチート。>>367
宝具
「空矢必貫」(これよりのがれるものはなし)
ランク C+
彼の必殺とする空気撃ち。真名解放する事で一定時間真空かつ、当たった場所から直径1mの円状の範囲に衝撃波を起こす矢を時間内であれば制限無しで放つ事が可能となる。更に力を溜める事で制限時間中に一回のみ威力が絶大な矢を放てる。それを命中させた敵には防御系のスキルの一定時間ランクダウン効果と多大なスタン効果を与える事が可能となる。
そして弓術では五虎将の中でも随一と言われる黄忠は、その矢を外す事は無い。
(FGO風に言うと敵単体に強力な攻撃+スタン付与+2ターンヒット数が上がる)
解説
蜀の五虎大将軍の一角にして歴戦の老将。かつては太守漢玄の元、長沙を守護していたが劉備軍の侵攻に伴い彼の運命は大きく変わる。
敵将の関羽との激突、漢玄の疑念、そして魏延の反乱による漢玄の死亡。それらを経た後に劉備に見込まれた彼は、その人柄に心を撃たれ劉備軍に参加する。
その後は老齢にして勇猛なる武勇を発揮し、漢中攻略戦等あらゆる戦いにおいて活躍した。
故に彼は老齢ながら関羽、張飛等に並ぶ五虎大将軍にその名を刻んだ。
しかし、彼の最期は自身の老兵としての立場故の焦燥からの無謀な突撃であった。
現界した彼はその最期に、何を思うか…>>368
性格
端的に言うならば血気盛んで豪快な親父といった所。
豪放で荒っぽく、少し頑固でもあるが、若人に対しては面倒見がいい一面がある。しかし老齢と侮られる事を何よりも嫌い、侮られたら自身の力を示してでも発言を取り消させようとする。(カルデアではシミュレーションルームに連れ込んだり力勝負を仕掛けたりする等。)
また、相当な酒豪で大食漢でもある。現代の物では牛丼が好きだと言う。
また、同じ五虎将である関羽や張飛、趙雲や馬超の事は認めてもいるしライバル視もしている。関羽とは出会い頭にバチバチしてはいるが仲が悪いという訳では無かったという。趙雲とは仲が良好でよく自身の酒に付き合ってもらっていた。
マスターへの対応は基本的には厳しい。しかし、若人がマスターならば、頑固でありながらも何だかんだで面倒見の良さを見せる。ツンケンしてる様でなんだかんだで気にかけるその様は少し不器用なお爺ちゃんみたいで少し面白い。
…実は黄忠は息子が早逝していたという。彼がマスターをやけに気にかけるのは、ひょっとしたらマスターに息子を重ねているのかもしれない。>>369
絆1「儂は確かに年季が入ってはいるが、それでもし侮ったりしてみろ。主とはいえ、その時は…分かるな?」
絆2「ふむ…なかなかどうして、お前は中々鍛えているのだな。だがまだ足りんな。よし!!儂が鍛えてやる!!着いて来い!!」
絆3「主!丁度良かった。今から酒宴をするから、お前も一杯やらんか?なに、まだ酒が飲めん?そんな事はいい!こういうのはどれだけ楽しめるかって話だからな!!ガッハッハ!!」
絆4「…儂は、功に逸り、焦り奇襲を仕掛け、戦死した。思えば、無謀だったとは思う。落ち着く事の大事さを、まさか英霊になってから知るとは…六十にして耳順うとは、よく言ったものよ。」
絆5「主も、中々いい顔付きになった。…若いモンが成長していくのを見守り、それを最後まで導くのが儂ら大人の役割。それは生前も、今も変わらんな。のう、黄叙よ…」
戦闘ボイス
「五虎将、黄忠!!出陣じゃァァァァ!!」
「あまり老骨と侮らん方がいいぞ。無駄な傷を増やすのみじゃからな!!」
「行くぞ、玄武よ!!」
「剛斧!!両断!!」
「閃弓!!必中!!」
「数を射れば軍を討ち、気を込め射れば将を討つ。五虎将、黄忠が弓、受けてみよ!!空矢必貫!!」>>371
剛毅な爺さまー!スキー!!太古に投下したチンギス・ハンの、チンギスハン=宝具は狼のイメージを覆すような斬新なアイデアは無いかー!?って考えていたら日曜日の投下に遅れる始末よ
>>363
個人的には、いない人の分は脱落扱いにして「残り三騎になった」の状態から始めるというのも手かと
これなら後で帰って来た時に、追加でSS書けたりするので只今、wikiの方にストーリーを更新しました
火村さん、お手数ですが修正した長恵の台詞を確認していただけると幸いです~
>>374
まだまだ、彼から目が離せませんぞぉ>>377
お疲れ様です、それでOKです自分。
強いて追加注文をするならセイバーは嗜虐的な女騎士だったな、ランサーは軽薄なはんぶんこ怪人でしたね…、蘇芳さんはキョンシーって英雄になるっけ…?飛鳥ちゃんが音楽による斬撃!?みたいな、陣営ごとじゃなくて個人個人で認識がズレてる状態だと嬉しいです。
ちょっと尺を取っちゃうかもしれませんが……。>>377
お疲れさまです。そう簡単な話ではないのかもしれませんが休める時にはしっかり休んでくださいね。
身の上話というよりかは前話ラストの飛鳥ちゃんの紹介でなんとなく察した的なのを少し挟んでもらえればと思うのですがどうでしょう?>>364
いえいえ、まあ相手がザミエル(悪魔)である事を考えると納得な対応だったかもですし
コツとしましてはチンピラとチャラ男を足して二で割り、尚且つそこからDQN成分を差し引いた感じで意識すれば何とかなるかと。不良は不良でも、態度が悪いだけで根は付き合いやすい系の不良と言いますか
参考までに、キャラ記事にいくつか台詞が置いてあるのでどうぞ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E4%B8%B8%E7%9B%AE%E9%95%B7%E6%81%B5
>>371
老いてなおこの猛々しさよ。伊達に蜀の五虎大将軍を張ってた訳でないとよく伝わってきますね
戦斧にもなる弓という武装も素敵です。やはり型月中華はギミック満載な武装が売り…>>371
五虎大将としてだと確かに関羽はオールラウンダーですね。
サーヴァント全体だと対軍勢に特化していて、神代の大英雄や剣聖クラスの対人戦特化型のほうが一対一だと強かったりします。>>377
お疲れ様です。
身体には気を付けて下さい。サーヴァント幕間シリーズ第三弾はヘグニ書きたいと思います
なんでヘグニって戦う時発狂するの?という部分にズームインしたい…>>384
お約束だけど、視界に入れた奴を即死させるとか?>>384
うーん……伝達というかなんというか、「人の感情や感覚を周囲に伝えてしまう」魔眼?>>384
型月的には「テスクチャを認識しちゃう」とか?可視化によってイマジナリーに具現化、テスクチャがガンガン削れる引き裂かれる、みたいなの。>>384
対象をスケスケみるみる出来ちゃう
スケスケすぎて服の下とかそんなの超えて分子レベルまで見えちゃうから脳がおかしくなる>>384
眼の中にブラックホールが入ってる
…………は、まあともかくとして。
封印するってことは害はあるけど潰したくは無さそうなので凶運の高純度版とか。>>384
感度3000度。某対魔忍者のせいでネタにされがちですが、感度3000度は触覚以外にも視覚、聴覚、嗅覚、味覚すらも3000度となれば……。おお、皆さんありがとうございます。
個人的に魔術師さんの封印するってことは害はあるけど潰したくは無さそうってのが確かにってなったのでそういった感じでノウブルカラーの高純度版みたいな感じで考えてみます。【あくまで補佐役 バトル台詞幻覚 =読みごたえがない=】
※1:眼鏡=かしこい=丁寧 というロジック(半端)で一部組まれている
※2:ちょっとはしゃいでいるかもしれない
※3:ネタにも真面目にも振り切れていないのはすまないと思っている
開始1「事務処理から伴奏、そして荒事まで。なぁに、お任せあれ! なんてね」 2「Die show beginnt!(※) おとなしく並びなさい。 痛快に処理して差し上げます」※注)ショータイムだ
スキル1「次のスケジュールは……っと」(手帳をめくる) 2「デキる男に見えます? なら良かった」(眼鏡をクイってする)
コマンドカード1「Jawohl.」 2「承りました」 3「”巻き”で行こうか?」
宝具カード「ジングシュピールはお好きかい?」 注)ジングシュピール=歌芝居、音楽劇
アタック1「撃(て)ーッ!!」 2「安心しろ(?)、アドリブだ」 3「余所見か? 余裕だな」 4「割り込みお断り!」 5「丸腰だって、油断しました?」
エクストラアタック1「無作法者は、ここで!退場!願!おう!か!」 2「お前には、矯正が!必!要!デス!ね!」
ダメージ1「くっ」 2「So ein mist!」注)畜生が!
戦闘不能1「一旦ハケるわ後よろしくぅ……」注)ハケる=舞台袖に引っ込む 2「しくじりました…これは…予定、外…」
勝利1「お疲れさん。後は俺が片付けておくから、先に上がんなさい」 2「書類もコレで始末できれば……いえ、妄言です。忘れろ下さい」>>392
これはDu bist cool!!>>392
ちょくちょく口悪くなるのが私に刺さります。今って人いますかね?
難産だった短編が書けたのですが流石に平日の深夜はやめといた方がいいかな。朝になったので投稿しまーす。この時間なら監獄長の方はいい感じの時間のはず。
あ、ちょっとアレな逸話を拾ってますので注意です。今年の夏は海だ!屋台だ!夏祭りだ!
「────という触れ込みでやって来たのですが…」
夏の装いに着替え[霊基変換]た安徳天皇を連れてこちらも夏の装いに着替え[霊衣開放]た碓井貞光が周囲の屋台を見回して頭を抱える。
「あっちもこっちも妖怪化生の類ばかりではないですか!」
「当たり前だろ、ここは『妖怪エリア』なんだからよ」
屋台の一つから顔を出した一人の鬼、酒呑童子が知らぬ仲ではないからと説明し始めた。
「顔を合わせちゃいけねぇ組み合わせってのがあるだろ?妖怪と見るや退治しにかかる奴とか神を嫌ってる妖怪とかな。そんな奴らをグループ毎に分けちまってるって訳さ」
「伊吹お兄ちゃんも屋台やってるのですか?」
「おうよ!お一つどうだい?」>>397
「まあいいでしょう。一つずつください」
「あいよ、ちょっと待ってな!これをこうして…これを挟めば、俺特製ケバブサンドの出来上がり!言仁にはちょいと辛いだろうからチリソースはやめてバーベキューソースだ」
「うん、感謝します」
安徳天皇と碓井が差し出されたサンドイッチを受け取ってほぼ同時にかぶりつく。
「んーっ」
「確かに辛いですが、美味しい。意外ですね」
「ははは、屋台とか経営するのが得意なヤツ[狸]の監修だからな。美味くて採算取れねぇと出させてくれねぇのさ」
「ところでこの“けばぶ”というのはどんな料理なのですか?」
「あー、それはな」
そう言うと酒呑童子は屋台の一角に鎮座している銀色の箱のようなものを開いて見せた。本戦の方に飛鳥ちゃんVS迅龍くんの続きも投稿してきました。
18時にクリスマスイベの続き、投稿させていただきます
《いざ、お山へ(ランブリング)》前半
~天魔山、入り口~
「此処が会場となる、特異点もとい天魔山ですね!」
無事にレイシフトを終え、巨大な山を見上げる一同。
「険しいわけでは無い道だが、肝心の目的地まで距離がある。……俺たちとマスターのペースを考えると一時間はかかると思って良い。」
「おお、流石は野山のスペシャリスト。」
「(なんとも言えぬ照れ顔でVサインをつくる)」
マップによれば、天魔山は頂上までなだらかな山道が九十九折に続いており、入り口から中腹までは普通の山道だが、途中からフェスエリアが広がっており、七つのライブステージと各ステージの周辺に多くの屋台やら露店やらが軒を連ねているという。
歩きながら今回の特異点の巡り方についておさらいする一同。>>414
ぎゃん重ね重ね申し訳ない!!(五体爆散)
山羊頭「己(オレ)のためにネットリ心を込めてくれたって?嬉しいね。」そういえばここのスレ、アポカリプス・フォー・ホース・メンの半分(レッドライダーとブラスレイター)が登録されてたな。
ブラックライダーは、アバドンがその代わり?>>404
もしも反転衝動が無かったら人と共に歩む和製ギルガメッシュになってたからチクショウ
>>405
早い話がシャリーファ(布)にフィルニース(血)を染み込ませることで両者のいいとこ取りをしたフォルムですね。それを体に巻き付けるのではなく周囲に浮かせてる状態なので攻撃にも防御にも即転じれる状態です。
長所はシャリーファの死霊特攻とフィルニースの生物特攻の両方を併せ持つこと。短所は高い集中力が必要なので長時間使うと粗が出始めること。
そしてこれは後で描写しようと思うのですが現在飛鳥ちゃんの識死の魔眼は魔力炉心として稼働中で魔力には余裕があります。
それと普段フィルニースはシャリーファのことも気に食わないと思うくらいに飛鳥ちゃんに対して独占欲を見せますがこの形態の時は他の使い魔も認めます。なので京介の使い魔の中で仲のいいものたちを召喚出来ます。主に黒猫のノワールと鳥達ですね。
ノワールは『魔女の傍らに黒猫』という信仰の概念補正でそばに居るだけで魔術の行使がスムーズになります。
総評するとこの状態の飛鳥ちゃんは攻防一体の黒い羽衣と使い魔の召喚。ノワール&フィルニースで魔法陣を作って即席儀式魔術をしたりと更に手数と手札が増えた状態です。
>>411
この胡乱とシリアスの混じった空気が正にイベントって感じでいいですね!《いざ、お山へ(ランブリング)》中編
~天魔山、入場門~
「───確かに、招待状を確認しました。」
「ではどうぞ、このままお進みください。」
中腹にはフェスエリアのゲートと壁が設置されており、門番である屈強そうな天狗と羅刹が一行を通してくれた。
「あー……もしかしてよ、観客だろうが関係者だろうが、黒幕たちの種族からして今回の特異点に人間は少ないかもな。」
「と、というか!こういうのって関係者用の入り口から入るんじゃ……!」
「野生動物の侵入を防ぐ目的もあるかもしれないが、カルデア(おれ)たち専用の扉だったのでは?」>>424
「ん、何だありゃ……?」
何やら屋台前で人集りが出来ている。
気になって近づいて見れば周囲の人たちが以下の様に囁きあうのが耳に入った。
「一体どうしたんだい……?」
「タチの悪い酔っ払い集団が、小さい子相手にイチャモンつけているんだと。」
「嫌だねぇ、ハダリーの姐さんがいない時に……」
「むしろあの人がいない隙を見計らってデカい顔してんじゃねえの。」
「み、見廻りが着く前に暴れそうじゃないか……?」
その囁き通り、一同の目に数人の妖たちが誰かに絡んでいる光景が飛び込んだ。
「あぁ!?『躾がなっていない』とは何様だチビ!!」
「あーあ、コイツ怒らせるとやべぇんだよなあー……おい、なにため息ついてんだよ、なめてんのか?」最近ピアス穴を開けてちょっとしたお洒落が楽しい。フェリーペにも穴開けとけばよかったかな……。
>>439
ご、剛の者!拙者もSSぶん投げます~
「主(オレ)が思うに、この星のすべてを手にした者は誰もいない。
だからこそ、面白いんだ。この星の支配者の座を決めるゲームはよォ」
燃え上がるような赤髪を、見事に反らした“王流罵亜苦(オールバック)”を輝かせて、彼に宛がわれたカルデアのマイルームにはアイラグと呼ばれる馬乳酒の空き瓶が散乱していた。
語るところのゲームとやらの参加者たる資格である、王。
その一人は滔々と話を続ける。
「自慢じゃないが、その椅子取りゲームの中で主(オレ)は首位独走ってやつよ。イギリスのヴィクトリアだかジョージ5世だかは“惜しい”がなァ」
(……一般的には逆なのでは??)
「だから、おめェーも主(オレ)のマスターならな。英霊全員とダチになるぐらいのことはして貰わないとな?」
「…………っス!」
「はっ! 良い“覚悟(返事)”だァ!」
その荒々しい口調は、まるで不良か、極道かという気迫。
自らが仕留めた、身の丈以上の巨大な灰色狼の毛皮を、背を覆うように纏う彼の名は。
テムジン。
後の世にチンギス・ハーンとして知られる、モンゴル帝国の建国者だった。
◇◇◇◇>>443
「あの男がテムジンと呼べ、と?」
「はい。なんだか称号は表記ゆれがあるみたいで」
「ああ……確かに。多くの人は奴のことをチンギス・ハーン、チンギス・ハンなどと呼びますが、正確にはカアン。中国では可汗と書きますね。
それにしてもマスターはあの史上最悪の恐王を相手に、まるで友達のように語るのですね」
「そうかな?」
「そうですよ。いえ、これは私の故郷の地理的な問題点でもあるのでしょうが、突厥などの北部の民族は中華にとって慢性的な敵対勢力でした。
彼ら遊牧民族は農耕をしない。これはつまり季節の影響を直接的に受けるということです。牧畜と狩り、それにともなう物々交換が成り立たない冬季が訪れれば、食糧を生産できない彼らは基本的に飢えるしかない。そこで備蓄を得るために南下して来るのです」
「だから始皇帝とか、中華で著名な王朝は万里の長城みたいな対騎馬用の壁を作った」
「そうです。マスターは多くのことを学んでいますね。その通りで、歴史の多くには必然性があります。
彼らの南下は死活問題であり、故に私達とは恒常的な戦争の火種になった。唐の李世民なども突厥対策をしていますし、彼らは常に恐ろしい相手だったのです」
木蘭(ムーラン)はそう語って、思い出すかのように目を閉じた。
化粧っ気のない男装の姿であっても、睫毛の細長さは美しい女性像を想起させる。
「チンギス・ハーン。テムジン。
彼はモンゴル帝国(イェケ・モンゴル・ウルス)そのものです。
騎馬民族の機動力を用いた、究極の上意下達の王権。国は肉となり、民は血となる。
彼らの脅威を知る者からすれば、それは恐怖そのものです。
なぜなら、総体であるはずの国のすべてが単体の王の力を顕すのだから」>>444
最後に、「気を付けてくださいね」と。木蘭は言葉を結んだ。
◇◇◇◇
かの王の王宮とも見間違うばかりの図書館、それも最古の、の建材である煉瓦はその主の威光を受けて、まるで黄金のように光り輝いていた。
主とはすなわちアッシュールバニパル王。
叡智を佳しとする、人類史において無上の王君の一角である。
彼は無数の本の山の奥、玉座を模した専用の椅子に座り踏ん反り返っていた。その後ろで司書として雇ったのであろう、グズルーンがせわしなく動いていた。
「なんだ、悩み抜いた先に王(オレ)に答えを聞くという楽(ズル)をしたさそうなマスターではないか」
「その……ライダー、チンギス・ハーンのことなんですが」
「ふむ。なるほど話には聞く、恐王のことか。確かにあれは、難物だろう。
だが、先に言っておくが王(オレ)は奴のことを多くは知らない。一般的な交渉術の話になるぞ」
「それで十分です~」
「生前の奴は王だ。部下に無礼られてはならない立場だ。それに聴くところによると王としての矜持、信念があるタイプだな。
信念があるということは、揺らがない行動理念が一本芯、通っているということだ。その部分に関しては何があろうとも信頼できる。上手く話題を誘導すれば、そこを利用してコントロール出来るだろう。もっとも相手が貴様を“話を聴くに値する相手”だという前提があるがな」>>445
「ふむふむ……?」
「第二に何を求めているかだ。極端な例を挙げれば、世界征服などだな。それさえ分かれば、後は御するのにはそう難しい話ではないだろう」
キャスター・アッシュールバニパルは、パタンと本を閉じた。
多くの場合、これで話は終わったという合図であり、これ以上を引き延ばそうとすると王の不興を買う。
(後は自分で考えろってことか~)
◇◇◇◇
「くくく、随分とまあ、嗅ぎまわっているじゃないか。マスターァ!」
「いやあ、ほうぼうから危険だ危険だと焚き付けられまして」
「アホンダラァ」
ぽこん、とテムジンは軽くマスターの頭を殴った。
サーヴァントの膂力で本気で殴られれば人間の頭部は無事では済まないのだから、相当に手加減したのだろうが、それでも中々に痛かった。>>455
おお!復活のアリウムさんだ!!いえいえ、顔出して発言してくれるだけでありがたいものですよ……。ぐだぐだは礼装が最終的に7枚落ちた思い出……今ここに運を使うか~
あとあらためてチェストって凄いんだなあと思いました(小並感)>>464
こっちは最後の最後でやっとダーオカを召喚できたのう。私が北欧鯖でよく名前をあげる彼の王と対立する王を投下したいと思います。
>>458
ではそんな感じで。迅龍くんも無茶な深追いはしないでしょうし、お互いのほどほどな消耗の引き分けぐらいな〆?がいい塩梅ですかねぇ。【CLASS】ランサー
【真名】アディルス/Adils
【性別】男性
【身長・体重】190cm・80kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷A 魔力A 幸運E 宝具EX
【保有スキル】
対魔力:A
魔術への耐性。Aランクならばおよその魔術が通じず、現代の魔術師では敵わない。
騎乗:A
乗り物を乗りこなす能力。Bランクで魔獣・聖獣ランク以外を乗りこなすことが出来る。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。>>468
神性:B
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。アディルスは大神オーディンの直系であるユングリング家の血族なので高いランクを得ている。
輝王臨界:B
生前より黄金を蒐集したアディルスは、それを配下の力ともした。所謂「カリスマ」のスキルとして機能すると同時に周囲から魔力を集束・蓄積し、自陣に配ることを可能にする。ある種の決戦術式であり、最大限に展開されたそれは宝具級の魔力集束率を叩き出す。
悪竜現象:A
大欲を抱いた末に竜種へと変生した姿。北欧神話の悪竜現象(ファヴニール)を原点とする変転の魔。竜種として魔力炉心の形成、竜の息吹のスキルを有し、霊基そのものに竜種の特性が組み込まれている。よってサーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能だが、隠れ効果として敵対陣営に狙われやすくなる。
黄金の腕輪:EX
スヴィーアグリス・アンドヴァラナウト。北欧の黄金。欲望の根源たる神秘。神々すら逃れられなかった黄金を原点とするもう一つの破滅。所有するだけで永遠の富を手にする事ができ、尚且つ黄金を精製、または金品が勝手に集まってくる規格外の黄金律。加えて蓄積された黄金を魔力に転換する事も可能で、財があればある程に力を増幅させる。これは他者へ譲渡できるが、装備者には一種の精神汚染が付与される。>>469
【宝具】
黄金を抱擁する者(グルヴェイグ・ファヴニール)
・ランク:EX
・種別:対人(自身)宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:1人
黄金なる竜種へ転身する。生前においてフロールヴ・クラキと、その配下たる十二のベルセルクとの決戦時に発症した悪竜現象の再現。
その体躯は黄金そのものと形容できる程に輝かしく、両翼を広げた姿は天を覆ってしまうくらいの巨体を誇る。サーヴァントとなって出力は下がってしまったが、竜化しても意識を保てる程度にはコントロールが可能になっている。
黄金への執着と蒐集した経緯からなった変化なので、その性質上「魔力収集」の能力が備わっている。加えて、魔剣の光を喰らうことで相手を無力化し自らの力に変える。
竜体となったアディルスから放たれるブレスは対城宝具を超える規模であり、全力の一撃は地上を優に焼き尽くせる。>>470
束ねし破滅の閂錠(レギン・グリソリズ)
・ランク:A
・種別:対人・対陣宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:-
生前において北欧のあらゆる黄金を納めた宝庫。
宝庫と言えども実際に扉を出現させて取り出すのではなく、アディルス自身が念じる事で必要なものを取り出す宝具となっている。
黄金の甲冑を装備していない時は宝庫に保管されている状態。得物や、名馬スレングヴィルも普段はこの宝具に収納されており、状況に応じて取り出して使用する。加えて、この宝具に収納されている黄金を設置する事によってある種の『陣地作成』を可能とし、スキルである『輝王臨界』と合わせて発動させることで強力なバフとして機能する。
また、収納されている宝物は以下のものである:
・『戦猪の黄金兜(ヒルディゴルド・ヒルディスヴィーン)』
猪の頭部を象っている黄金の兜。神猪ヒルディスヴィーニの名を関しており、装備するだけで戦闘能力の向上と相手のパラメーターをワンランク下げる「重圧」の効果を発揮する。
・『冠絶なる光輝(フィンスレイヴ)』
当時の北欧にて至高とされた黄金の鎧。あらゆる武器を弾く程の防御力を誇り、仮に鎧が損傷しようとも魔力を込める事で復元することが可能。
・『スレングヴィル』
当時の北欧にて最速を誇ったとされる名馬。神の血を引くグラニと並ぶ速度を持ち、飛行能力を持たないが魔力の足場を作る事で跳躍を可能にするので、実質空中を疾走することができる。
【WEAPON】
無銘・隕鉄の槍
黄金の意匠が為された槍。彼方からの来訪者の一部が素材として使われ、それを巨人が鍛えたとされている。>>471
【解説】
「輝王」の異名を持つウプサラの王。スウェーデン王家であるユングリング家の血筋であり、北欧の神々の直系である。
北欧最古の叙事詩『ベオウルフ』でもその名は登場し、ベオウルフの助力を得て叔父オネラから王座を簒奪したとされている。
ライレの王フロールヴ・クラキの最大の敵ともされており、数々のサガにおいて登場している。
偉大な王であると同時に傲慢で強欲な王ともされており、各地の財を蒐集して自らのものとしていた。
ある時ノルウェーの王アーリとの戦争の際、フロールヴに助力を要請する。フロールヴは自身の最大戦力とである十二人のベルセルクを貸与し、後にその見返りとして一部の財を要求したが、アディルスはこれを拒否した為両者との間に確執が生まれ、やがて戦争へと発展した。
ウプサラの城塞を侵攻され、戦場はフューリスの河原まで続く。黄金を持ち出されたので、それを追跡したアディルスはフロールヴ・クラキと十二人のベルセルクたちに追い詰められる。しかし黄金への執着と、有り余る欲望の影響により悪竜現象を発症させ、その身を黄金の竜へと変身させた。
魔剣の魔力を喰らい、星の奔流であるマナさえも喰らって形成を逆転させ、全滅寸前へと追い込むも、起死回生の反撃を受けて動きを封じられてしまい、最後には正式拘束解放されたスケーヴヌングによって討ち滅ぼされた。>>472
【人物】
人類に心操領域に眠る支配欲の権化。神の血を引き、地上の神とならんとした頂上の傑物。北欧神秘末期に生まれた最後の竜。
北欧における黄金とは生命・欲望・破滅等といった万の概念を司る物質であり、それらを蒐集した黄金の化身こそがアディルスという王である。そして同時にあらゆる神秘を一集させ、北欧に留まっていた神代の残滓の消失に結果的にだが一役買っている。
人間形態では黄金の鎧姿。所持品は猪を象った黄金の兜ヒルディゴルド・ヒルディスヴィーン、如何なる刃も通さない黄金の鎧フィンスレイヴ。当時は最速を誇り、神馬の血を引くグラニと並ぶ名馬とされたスレングヴィル。そして黄金を引き寄せ、造り出す黄金の腕輪スヴィーアグリス・アンドヴァリ。
「輝王」の名に恥じない非常に眩しい黄金の王である。
性格は傲岸不遜にして大胆不敵。自らを地上の王と言って憚らない覇者。王としての手腕は当時の北欧にして敵知らずと言わしめた程であり、各地のベルセルク 、幻想種、巨人をまとめ上げ手中に収めた。しかし反面、余りの傲慢さと強欲さで敵を作り過ぎてしまい、その結果としてフロールヴ・クラキという王を生み出せている。
「全ては王のものであり、地上の神たる世(オレ)に従うべし」という思想のもと、弱者に対して苛烈に振る舞い、強者にはその身に見合うだけの地位を与える。しかし自身に逆らう者は何人たりとも許さず、潰れるまで徹底的に制裁を加える。
金はいくらあっても困らないと豪語する拝金主義者。永遠の富を手にしても集金を欠かさない守銭奴。
【能力】
一言で表すならば「金は力なり」を能力的な意味でも、財力的な意味でも体現してみせる大富豪。ある意味北欧版ギルガメッシュとも呼べる人物。
ランサーとしては珍しく馬上槍形式で戦闘を行い、スレングヴィルに騎乗して戦う。槍の腕前も一級で、騎行しながら指環程の小さな穴に槍の穂先を通す絶技をやってのけている。>>479
吉に出ると……イイナー……自分もSS貼っていいですか?
>>484
どぞー。「認めん……認めん、認めん、認めん認めん認めん認めん認めん―――!!!! 何が可能性だ。何が希望だ。何が未来だ―――私とて、私とてそれを持った! 希望を、未来を、その結果がこれだ!」
憐憫の獣が吠える。その感情をあらわにして。
人類への愛を―――人類への悪を、あらわにして。
強ばるフェリーペと裏腹に……メンテー・プルトランプは安らかな表情を浮かべていた。
それはまるで、己の理解者を見つけたかのような……手のかかる弟に呆れるような、おおよそ戦場に相応しくない表情だった。
すまない、後輩。
私は、彼の言葉に共感をせずにはいられないんだ。
プルトランプ家は魔道の家系。その積み重ねてきた叡智は、私にとって害しか産まなかった。
母の顔は写真でしかわからず、私自身カルデアに居着くまでは腫れ物扱いだった。
哀れだろう、人間は。
愚かだろう、人間は。
共に逝こう、セリオン。
君が……いや、貴方こそが。
我が宿敵、我が怨敵、我が運命なのだから―――>>495
了解です~)ゞ>>455
お久しぶりです。
木伽で一日目どう動くかという話になっているので、行動予定だけでも出していただければ……。>>509
トラヤヌス、曹操、将門→眼力で威圧
小アイアス→牙を剥いた以上ぶっ○す!(チンピラムーブ)
ダレイオス→手懐けるかボコる(ルフィが修行中に獣を手懐けるみたいなあれ)
こんな感じですかねぇ。>>512
人の皮を被った竜……!>>513
>普通の動物みたいに可愛がる組の方がヤベー奴感あるかなって。
ダレイオスがそのタイプですね。王者系じゃありませんが、厩戸皇子だとキメラとか猛獣系エネミーは画像みたいな構図になります。>>509
家綱:スキルで武装した浪人一個師団を実体化させて黙らせる。>>526
分かりにくくて申し訳ないです……!
もうしまむらでよくねーかアイツ???チンギス・ハーンという事で、私も前々からジャンガル・ハーンを作ろうと思ってはいるのですが、いかんせん手が動かない……。
ぐちゃぐちゃになったのでリセット兼ねて、SS投下しまーす
――黄金の輝きに触れてはならない。
――その光は、神々さえも虜にする。
「……ッ」
「どうした、グズルーン」
「……ちょっと痛みが走っただけよ。もう収まったから、気にしないで」
「ほう。サーヴァントである身で、内臓の痛みか?」
レクリエーション・ルームを改装して、テムジンが主宰するサロン。
カルデアには叡智の怪物であるアッシュールバニパル王がいるが、テムジンもまた知識欲の塊だった。もっとも彼は“どう相手を崩そうか”という戦略・戦術の延長であったが。
多くの場合は、英霊となった知識人などを呼んで歓談するのがメインであったが、いつからか暇を持て余した一部サーヴァントたちのたまり場となっていた。
食事を好きなだけ食べた後、美しい造りの暖炉でぬくぬくしているだけの者もいる。
今、グズルーンが座っている文字通りの高級そうな椅子を含めて、その全てがテムジンの目利きによる私物だった。どうやって持ち込まれたのかはテムジンだけが知ることだが、何十万、何百万するのかなど考えたくもない、古風かつ優美な木造の調度品に囲まれていた。
「――内部の痛みではない。共鳴(テレパス)の類だ」
「げっ、ファヴニール!」
「おめェーが出張るってことは邪竜って奴のかァ」
「――今しがた、悪竜現象に発症した英霊の一騎が召喚された。アディルスという」
「そいつは厳ちいなァ。主(オレ)の記憶が確かなら、マスターちゃんの前回のレイシフトした特異点の元凶だった奴だ」>>533
「は? なんでそんなこと知ってんの」
「おめェーよぉ、少しは報告書とか読め」
「雑魚に興味あるなんて真面目ちゃんか~??」
「――それは構わないが。来るとしたら、此処だ。黄金の輝きに引き寄せられて、な」
「うっそぉ!? ベイラちゃんベイラちゃん、私の盾になって!」
「貴様、袖を引っ張るな巫山戯るな。しかしだな、どういう奴なのか見定めるまではいてやる。マスターにまで影響を及んだら面倒だからな」
「そうだなァ。こっちも“脳”を一つ増やしておくか。という訳だ、スブタイ」
「参上した。だが、俺はあんたと違って、漫才(しゃべり)の才は無いが」
「うわ、びっくりしたあ!」
「ははは。それは知ってる」
一族郎党の壊滅的状況という、ほぼ0からの立身出世を果たしたハーンの才覚の中で突出しているのは、人を見極める、という能力である。
ほぼ一瞥しただけで相手の底を知ることができる異能は、約3300万km²という広大な土地を破綻することなく治めることを可能とする体制の、いわば基盤でもあった。
だが、それでもテムジンという一個の価値観(フィルター)を通すことになる。
それは公平ではない。
(アディルスねえ。報告書を読んだ手前、どういう“手合い”か、っていうのは既に知っているんだが。“狗”と“馬”は違う生き物だ。他の奴らなら良い反応を見せる、というパターンもあり得るからなァ)
(……こういう時の、ハーンは謀略を考えている。表向きはさも単純明快のごとく振る舞いながら、奥底では昏い感情を抱いている。そういう“個”なのは間違いない。だが、俺では何を考えているかを察することはできない。視野が違う。だから“王”であり、俺は“狗”か)>>534
「というかベイラちゃんだったら、どうするの。この怪人・毛皮男はケラケラ笑ってるけどさ」
「グズルーン、貴様も大概だな? だが、その召喚された男…」
「――アディルス。輝王アディルスだ」
「そう、そのアディルスとやらが害を成すようであったのなら制裁も止む無しだろう。我らは皆が人理という土台にあって存在している。輝王と呼ばれるほど、欲があるということは奪うことはあっても滅ぼすことはない。そういう手合いだと認識しているが。御身はどうだ」
「主(オレ)か? ……言いたいことの大半は言われたからなァ。
要するに黄金が大事なら、黄金でコントロールできるっていう意味ではある。問題は、こっちに利(黄金)が無くなった時が縁の切れ目でもある、っていうことでもあるんだが。それ以上に、ヒトは理に合わない動きもする。こいつは“性に合わない”とか、な。
その辺りの“癖”は、何となくで察するしかないんだが…」
「――つまり、危険視はしてないのだな?」
「ああ。そうなるな」
「――そうか。なら、奴と戦争になった時は儂を止めろよ。竜殺しの英雄ならざる、あの手の小さな世界しかない愚か者は辟易しているからな」
「そうかそうか。いいとも、任された」
◇◇◇◇
「この世(オレ)を、槍兵の英霊(ランサー)という枠組みに押し留めるか、下人」
英霊召喚後の霊子光と共に現れたのは、黄金の鎧を纏った、輝きの王。
万物を睥睨するかのごとく、威光を以て現界する……《いざ、お山へ(ランブリング)》インタールード
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~天魔山、エリア外・運営側~
「アッハハハハハ!!何だよそれぇ!」
会場に設置している監視網の映像を見て、インドラジットは腹をかかえて笑っていた。
映っているのはカルデアの面々───これから戦う相手に、更には何気無い顔でそれらに接触している『黒幕』。
決して特異点の運営・維持を放棄したわけではないし、自分がいなくともやっていけるようには整えている。
しかし、インドラジットという存在がいかに危険なものかを知りながら、鞍馬天狗はこの場を抜け出したのだった。「はあい、皇帝陛下。こうして顔を合わせるのは初めてね」
ビュザンティオンに多く存在する回廊。
その一つですれ違った女は、その男に気安い態度で声をかけた。
「奇天烈な女だ。主(オレ)の貌(かお)を見て畏怖も嫌悪も抱かぬか」
用兵家としての男の手腕は本物だ。当然審美眼にも卓越した男は、女が自分を恐れていないことを直ちに看破した。
燃え上がるような緋色の髪を反らした“王流罵亜苦(オールバック)”。
狂気に侵されているとも思える双眸。
両肩にかけて掛かった灰色の狼の毛皮。
全身に存在する無数の戦傷。
腰には裏面に防寒具としての毛皮を縫い付け、金属甲片を綴った小札鎧の重装。
その姿を見た者は、誰しもが恐王と畏れる……のが常であるが、女は意に介してなかった。
「やぁね。顔なんかで判断出来るんなら苦労はしないわよ。あなたと同じタイプの強面なら、親父の同僚の人達を漁ればいくらでもいるわ」
彼女が生きた時代と彼が生きた時代にはおおよそ1000年の開きがある。
サーヴァント・バーサーカー。真名を張姫。
三国志演義に名高い英傑張飛、その娘である。
あまりにも見覚えのある漢服に、己と対面しても一切たじろわぬその剛毅さ。
男は、彼女の真名におおよそのアタリをつけた。>>546
「なるほど。おめェーのことはおおむね理解した。それで、一体何の用だ? 挨拶以外にも何かあるんだろう?」
「そうそう。あたし今、世界中の酒を味見するのにハマってるの。貴方なら蒙古の古酒の一つや二つ持ってるでしょう?」
「我が始祖ながら情けない。人界に堕ち世俗にまみれたか」
「違う違う。あたしのこれは元々よ。で? あるの? ないの?」
「知識とは共有して然るべきものだ。ここに来た当初から作らせている。現代の製法にはなるがな……主(オレ)の部屋に来い。樽で良ければ分けてやる」
「さっすが皇帝陛下! そう来なくっちゃね〜」
鼻歌交じりで廊下を先導する張姫を見て、男……テムジンは、確かに面白いと思った。
この女には壁がない。
それでいて、不快と思うことも無い。
容姿同様、涼やかなこと風の如き女。
人類史上最大の征服を成し遂げた男の関心は、一人の女に向けられた。
以上です。べイラを使ってくださったのでテムジンを動かしてみました
エミュはWikiの「この世の最大の愉悦は〜」をメインに据えた感じで>>550
平和が一番だネ!今人いないしリメイクサーヴァントを投下する。
【CLASS】セイバー
【真名】フォルカー・フォン・アルツァイ
【性別】男
【身長・体重】185cm・77kg
【出典】ニーベルンゲンの歌
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力 B+ 耐久 B+ 敏捷 C+ 魔力 D 幸運 A(自己申告) 宝具 A
【クラス別スキル】
対魔力:B 騎乗:C
【固有スキル】
勇猛:B++
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。
魔弦の妖音:A
フォルカー・フォン・アルツァイの音色を通して周囲の魔力を調律して行う魔術じみた干渉力。
闘争心の抑制や戦意を向上させる、強制睡眠や肉体への束縛・操作など、演奏可能な楽譜は多種多様。
自分の魔力では無く、周囲の魔力に対して働き掛ける為、演奏時間による効果の強弱などは存在するが、詠唱による神秘の再現に比べ魔力消費は格段に少ない。また、厳密には魔術ではないので、対魔力による無効化もされ難いという利点もある。
詩人の:A
「ニーベルンゲンの歌」を書いた詩人自身の分身という説がある故に持ち得たスキルであり、同時に「友誼の証明」「扇動」など、コミュニケーション系スキルの複合。自身の気配ではなく、サーヴァントとしての気配を覆い隠し、言論によって他者の感情を左右する。他者を魅了したり、挑発や戦意の抑制が出来る。話し合いに持ち込めれば、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る事も可能。その演奏と合わせればより強力になる。>>552
【宝具】
『戦慄楽章・血風奇譚(フィデル・オン・ディヒター)』
ランク:E~B+ 種別:対人宝具 レンジ:5~100 最大捕捉:1人以上
フォルカー・フォン・アルツァイの演奏技術、その極地。魔弦の妖音をより攻撃的に扱って奏でる魔曲であり、“音そのもの”による攻撃、すなわち遠距離まで届く斬撃攻撃や大音響の爆音による衝撃波、この弦を弾くことで空気を震わせ生み出す“真空の矢”など、やはり様々な攻撃種類が存在する。攻撃速度や攻撃密度が尋常ではない為、全攻撃をかわすのはかなり至難である。またあくまで”演奏技術”の宝具であるので、楽器として使えるモノならばなんでも攻撃の媒介にする事が可能。
更に、この宝具の真価は、演奏に使う楽器を半強制的に「自身の宝具」扱いに出来る事。楽器の価値によって威力は増減するものの、ある程度無制限に『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』を行使出来るのは他のサーヴァントではあまりない強みであろう。
【Weapon】フィーデル(ヴァイオリンに似た弦楽器)と無銘のロングソード。実力はハーゲンと同等とされる。
【真名】
真名…フォルカー・フォン・アルツァイ(フォルケール)。叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に登場する楽人剣士で、ハーゲンの親友。 勇壮にして快活、己の思うところを巧みに語るフィーデル(ヴァイオリンに似た弦楽器)の名手にして、ブルグントの国の勇士の一人。詩人らしく優雅に振る舞うことができ、礼節を重んじる。作中では人々の口から彼の名が多く出るあたり、彼の社交性が優れていたことが伺える。
普段は穏やかで、失った息子を思い嘆くリュエデゲールとその妻に、自作の歌を奏でて慰めるなど優しさも持っているが、人曰く「恐れを知らず」、温厚なだけでは無く、戦う時は野猪のように戦い、その時の嵐のような旋律は血の調べを奏でると言う。
彼は不思議な人物で「ニーベルンゲンの歌」のもとになる、いかなる物語にも原型となる人物が見当たらず、いつから登場するようになったのかは不明。一説によれば、この「ニーベルンゲンの歌」を書いた詩人自身の分身だともされる。>>553
【解説】
伝承通り勇壮で快活な紛れもない戦士。常に無邪気で楽しそうに笑うが、若干の胡散臭さを感じさせる雰囲気も同時に纏っている。楽しい事、愉快な事が好きで、享楽的で刹那主義的。
マスターに対してもそういった姿勢を隠さず、自分の好きに忠実で、「面白そう」と感じたら即断即決で行動する。マスターが善人ならばその下でも笑いながら戦うが、必ずしも忠実という訳でもなく「こっちの方が展開として美味しいじゃないか」とマスターの指示通りに動かない事も多々ある。それでいて割と良い結果を持って帰ってくる。
逆にマスターが悪人でも「悪の剣士として戦う僕……」とまぁ楽しそうではあるが、悪人と断じた時点で「もしかしたら僕ってば貴方のことを見限るかもしれませんので~。覚悟はしてった方がいいかもね?」と裏切りの可能性を正直に伝える。もっとも、多少の悪事では動じないので、「マスターとサーヴァントとしてどっちがより優位に立つかという競争」のような認識で動こうとするようだ。
また、全体的に芝居がかっているかのような言動であり、オーバーリアクション気味で黒幕とか主人公など、役者のようなセリフを使う事も多く見られる。
総じて饒舌で楽しい事が好き、礼節も兼ね備えた気のいいお兄さんで、従者としてはどんなマスターともフラットに接する事が出来る器用で優秀なキャラクター。
【聖杯への願い】
フォルカー・フォン・アルツァイは、ニーベルンゲンの歌における脇役である。
”ジークフリートが王宮で受け入れられる切欠となった戦いでは旗手を務める”とか、”息子を亡くした夫妻を自作の歌で慰める”とかいう活躍をしたような覚えはあるが、ソレは自分じゃなくても出来たのでは?とか。ニーベルンゲンの歌という物語の中で、自分はサブキャラだとかネームドモブぐらいじゃないか?と思っているので、聖杯戦争ではメインキャラクター、主人公的な活躍がしたい、と強く思っている。
聖杯戦争への願いが強くある訳ではなく、縁や求められたという理由でマスターと共に戦う。
聖杯への願いは『自身の過去を知る事』あるいは『ジークフリートとハーゲンの和解』である。自分はハーゲンの本心(「ジークフリートとの殺し殺されの関係等望んでおらず、ただ彼と宴を囲んで馬鹿話をしていたかった」)を知っている。お互いにわだかまりは解いてくれると自分も嬉しいと思えるだろう、きっと。>>556
とりあえずリメイク前よりもキャラは固まったと思う。
requiemの次の作品で出せるといいなぁ。>>558
家が一応断熱だから、まだそこまで寒くないので対策はしてないっすね。>>558
我、スマホ侍。流派はフリップに非ず、タイピング流にて候。ペンタブが恋しいのう……
アメリカ異聞帯のプロロール・後編を執筆中。
……なのだが、
オルガマリー「今度は何?ひょっとして副所長が早く立香達も積めって言い出したの?」
オトレーレ『ゴルドルフなら、それを言おうとしたからスブタイにタイキックされてのた打ち回ってる真っ最中だよー』
とかいうやり取りをノータイムでタイプして「!?」となったで候。一応フォルケールへの感想質問募集中だよ!まぁリメイクだからあんまり疑問ないのかもしれないが、多少能力に変更は入ったので、確認ぐらいはしといてください。
>>566
>スマホはいいぞォ。FGOとかのゲームやりながらss書いたり出来ないのがたまにキズだけど。
ですかねぇ…。俺はスマホ二個持ちなんで、FGO同時に出来ないってことはないんだけど。
>範囲は理論上は何処まででも
>速さはそこそこ速い
ふむふむ。まぁ流石に迅龍くん以上という事はないだろうし、全速力で退避しつつトラップやらをガン投げして~って感じですかねぇ。
明日投下出来るといいけど。(積ん読積みゲー少なくないマン)
根性出せねば……。>>569
おっと、そんな感じでしたか。記憶力ってあてにならんなー(完全に忘れてたです)>>570
加減はしてます。
悶絶で済む程度に。>>577
私「イベントより先にポケモンやろっと」
友人「FGOに田中新兵衛出たで」
私「嘘ぉ!?」
からのNPCという二重の極みをね…。
>>578
やめて…もうお金無いの…やめて…。
そういえばポケモンやってて思い京介と飛鳥ちゃんの能力値的な比較を思い付いたんです。
ズバリ、ガブリアスとフライゴンなんです。
あ、やめて。フライゴン好きの皆さん石投げないで。
いやね、ガブに比べると種族値は劣るけど全部が低い訳じゃなくて同値の部分もある。そして他と比べて低い訳でもないんですよ。
そしてとくせいや技範囲で差別化はされてて京介は努力値を振ったガブリアス、無印飛鳥ちゃんは努力値を振ってないフライゴン又はビブラーバ、未来飛鳥ちゃんは努力値を振ったフライゴン(じわれ持ち)なんです。
飛鳥ちゃんをポケモンのタイプで例えるとどく・ゴーストタイプなんだけどなぁ。というか次の舞台がロシアっぽいからと言ってロシアン柳生が浮上するのは草なんだあ
>>582
世の中(世の中ではない)の均衡は、脆い……>>586
もう一人の自分…話す事、話す事あるかなあ!俺作成者だけど思いつかないよお!?>>582
俺のキャラだと珍しい陽気で善タイプな人ですねぇ。
詩人と音楽家の要素だとどっちがより強いかなぁ?>>589
特に煌めくお目目が良い~>>597
あーそっちもありますねぇ、実は某オサレ死神漫画の人が前に描いた作品からだったりします
ニチャア……『新統一言語(ポスト・ゴドーワード)』
バベルの塔が崩壊し、人々の言語が分かたれる前に使われていた世界単位の言語体系統一言語(ゴドーワード)の、有史以来の再定義、新開拓。幾多にも分裂した言語を、その分裂のままに「翻訳」という行為を通して一つの総合的言語へ昇華させようというとある一族の計画と、その最新版。
神代はとうに過ぎ去り、人類という種族が躍進し異常なまでの成長、世界の支配を行い、「人類史」というテクスチャが地球の表面を覆う現代において、人間の扱う言語の全てを扱い、それら一つ一つの概念を溶解、鋳造し生み出した新言語は、正しく新統一言語の額面に相応しい。
だが、その実態を指し示す正式名称こそは『新生異言(アンダーライング・ゼノグロシ―)』。この魔術の実態を知らない人間からは専ら新統一言語(ポスト・ゴドーワード)の名で呼ばれているだけである。
世界各地の人間が独自に扱う言語体系、言語文化を均等に注ぎ合い錬成されたこの言語は、その響き、文法、字体、いずれもがどの文明にも属さず、しかし一方で、それを聞いた人は一様にその言語に「聞き覚え」を感じる。言語というコミュニケーションツールを土台としながらも多種多様な形としてきた人間の世界はいうなれば「言語の世界」。それに語りかけることを可能とする、万人共通でありながら何れとも相容れぬ言語、それが『新生異言(アンダーライング・ゼノグロシ―)』の真諦である。
しかし統一言語とは違いその語りかけによる世界改変には強制力は低く、場面的承認力を条件とする。例えば、私立高校の体育館にて「私の手元に/剣が一本/ある」としても、それは「体育館は剣があるような場ではない」という人間の意識(=世界の意識)に否認されるため効果はない。但しこれが、武器屋や戦場であった場合は「そのような場所ならば、剣一本くらいあるだろう」という意識から容認され、ないはずの剣を手元に出現させる世界改変を行える。
こういった点では本家統一言語に大いに劣るが、一方で「人類史」という未完のテクスチャ、世界そのものの言語であるために人間が領域、最果てを広げていくたびに、言い表せる範囲物体が増えるほどに新生異言の効果範囲、応用性は高まる。将来的な成長性という点ではこちらに軍配が上がるだろう。
いつかに言っていた新統一言語。扱いきれそうにないので、設定に問題なければフリー設定のとこに>>616
はーい。ぬいぐるみ待ってますねー。
こっちが欲張っただけですんで⁉️謝る事じゃないっす。>>618
そろそろ寝るけども。反応返せるかは微妙。>>618
い、一応……それじゃあクロケルの幕間を思い付いたので書いてみたので投稿します。
Part1
「突然だけど僕と一緒にレイシフトしてもらうよ」
>え?
「話が早くて助かるよー、早速行こっか」
>まだ何も言ってないよね!?
>流されて来てしまった……
「よし、無事に来れたようだね。それじゃまずは状況把握だ」
>元魔神柱に特異点に連れてこられましたー
「うんうん、冷静かつ的確な認識だ。ちょっと補足しておくとここは第七特異点があった場所。特異点を人理というシーツの染みだとするならば染み抜きが不十分だった部分さ」
>あれ?カルデアと連絡が取れない?
「よくあることじゃないか。そのうち繋がるだろうからそれまで探索でもしようよ。ちょうど魔獣も彷徨いてることだし」>>625
「上手くいったぞ!魔神柱の残穢を取り込み、霊基の再臨を────」
>クロケルーッ!!
GRAND BATTLE
クラスビーストⅠのクロケル戦
ドンッドンッ
「ちょっ、痛い痛い!」
>いつかやると思ってた
「早とちりも甚だしいよ!ってか僕って君に殴られると普通に効くんだね…統括局の影響かな」
>カルデアに戻ったらお仕置きだから
「ちょっとー?僕は善意で強化しようとしてたんだけどー?ちょっとテンション上がって魔神柱はみ出ただけだし」
>はみ出るって…
【スキル強化】
高速詠唱E→悪魔の囁きA
自身のNPをチャージ(75)→味方単体のNPをチャージ(75)、【クリティカル不発状態】を付与(3ターン)(デメリット)、毎ターンスターを獲得状態を付与(10×3ターン)>>632
クロケル「ありゃ、怖がらせ過ぎたかな?」
一見するとツンデレに見えなくもないクロケルです。どうぞよろしく。
おやすみなさい。requiemさん、いらっしゃいますか~?
あと、自作鯖のアンガンチュールのスキル変更を考えたので投下させていただきますアンガンチュール(セイバー)の新スキル構成
【固有スキル】
戦闘続行:AorB
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。
8日間以上に渡り壮絶な一族同士の争いに身を投じ、一時は追い詰められるも決して退かず、相手方を鏖殺し尽くすまで止まることはなかった。
狂戦士のカリスマ:B+
代々受け継いだ狂戦士としての性と、自らが持つ王としてのカリスマ性がミックスされたスキル。
団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させ、更には自身を含めた味方の闘争心を極限まで高める。これによって恐怖心や苦痛を忘れ、どこまでも戦い続けることが可能。
血濡れの加護:A
魔剣ティルヴィングを用いたスキル。勝敗に対する運命的な補正値の付与。
自身の幸運力を上昇し、逆に相手の運を降下させる。勝利をもたらす恩恵であり、戦禍を呼ぶ呪いである。ちなみに画像ってデジタルじゃなくてアナログですよね?影とか無いような撮影?(画像取り込み?)ってどういう風にやった感じです?
>>647
大丈夫ですよ~トロールの扱いは地域によって違う……けど私の中では巨人の括りにしてしまおうかなと思うこの頃。
北欧の巨人が自然界における破壊の権化であるなら、トロールは呪術や、神隠し等の摩訶不思議を司る方面。>>649
エッダ『巫女の予言』には「太陽を飲み込む狼スコッルはトロルの姿をしている」という文がある、という専門書の説明を見て自分の中でトロルはケモ耳説がむくむくと……言うてヴァルナガンド(フェンリル)自体巨人の姿をしているという説もありますし、その息子たちの姿もさもありなん。
ただ、型月時空の狼家族はそのまんまの姿をしていると思われ(ラスアンのヴァルナガンドを見つつ)>>654
まあ俺も曇らせるサーヴァントはあまりいないというか趙雲がちょっとだけ曇る位で他は少しセンチな部分がある位であまり曇らないです>>607
私除く参加者三人中二人が支持していますし、ここのえさんの案を採りましょう。アサシン戦以降からのパートではセイバー陣営とランサー陣営は敗退した前提で進めて、アーチャー陣営、キャスター陣営、ライダー陣営で聖杯戦争を続けましょう。
マスターの生存やその後については明確にする必要があれば応相談でどうでしょうか?聖杯戦争で魔術師が魔術で移動するなら日中の魔術使用は秘匿の関係上NGですかね?ビルの屋上を飛んで移動する感じです。
「戦闘続行」はBランクにして、wiki内のアンガンテュールのスキルを変更させていただきました~
>>627
ヒャッハー魔神柱の再来だぁ!
素材置いてけ!素材置いてけ!お前魔神柱だ、お前魔神柱だろ!?
いかん。ついうっかり昔採集決戦に参加しそびれた時のトラウマが…>>651
私が好きな曇らせは
・言ってる本人は特に思う所もないし本心から口にしてるだけだけど、聞いたor目にした周囲がやり場のない義憤と慟哭で曇るパターン(うちで言うと木蘭とか)
・その場におけるベストを尽くして、取れる限りの最適解を選んだつもりでいて、それでもなお報われず無慈悲に踏み躙られ慟哭&憤怒するパターン(昔書いたヒュギエイアのSSとか)
こういうのが好きです
単純に不幸になるのではなく、どちらも怒りという要素が関わってるのがミソ>>676
ンマァ~華やか!!>>671
なんかてきとうに書けばそれっぽくできます
少なくともルーカスを書く上で気をつけてるのは上品めにすることだけです>>668
世界観というかサーヴァントのバックボーンは変えず、キャラの違いはクラス違いやオルタにすべきかな?とも思いましたし、批判もあるかなと思いましたが私が来たときには既に監獄長さん、愉悦さんではっきり区別されていたので思い切りました。ガチの育ちの良さはナチュラルに人を下げるような言動をしないことだと思うよ
なんというか生きているという行為に割けるエネルギー量とその行為に対する余裕が心の貧しい人とは違うんだ>>681
育ちのよさとセレブな雰囲気を結べる場合かにもよるよね
極端スネ夫みたいなイヤミなやつでもなんか育ちの良さを感じさせることもあるし
いい人な描写を合わせてしたい時はまさにそんな感じだね>>675
難しく考え過ぎて悩むくらいならその認識で十分な気がしますよワールドトリガーの来馬さんはガチの育ちの良さを感じさせるキャラクターだなと思いました。
個人的にセレブ感があるっていうのがどういうのかはわからないけど、育ちの良さって点で言えば、礼儀を忘れない(いただきます、ごちそうさまを言う)、人にお礼を忘れない、というのがまずあってそこに個人問題ではあるけど「生きるのに必要なもの」を自分できちんと選別して必要と感じたものにはお金をかけるような人が、ぽいなと思いました
曇らせはあくまで手段でしか無いと思うので、それを目的に書く気は無いですね。
書きたい事への過程に必要になったから書くのであって、曇らせ自体を書きたいとはならない感じ。
>>671
必要な事は大体上で出てるので、その辺りを意識しながらセレブな雰囲気が描かれてる作品を読み込むと良いんじゃないでしょうか。
触れやすいのだと、悪役令嬢もの辺りから探してみるとか。おセレブに対して、各々の見解が違うのが割と面白いですね
超個人的な見解としては「余裕のある人」
金銭的な余裕があるので生活にも余裕がある。この人生的な余裕・余剰をどういう配分するかによってだいぶ人物像は変化しますが、向上心に行くと漫画的なプライドの高いセレブ人。環境に割り振ると深窓の令嬢、教養に割り振ると優雅なお姉様、になる…とか…>>688
それで大丈夫です〜
彼のことは落とし前つけるなり構わないです(データのないNPCなので)ついでに昴さんは趙雲兄貴とも組ませたいなーと画策していたりしていなかったりします
>>692
目的と手段の逆転っていいよね…。23時にクリスマスイベの続きを投稿させていただきます~
>>694
チェスト島津ぅ!《いざ、お山へ(ランブリング)》後半
~天魔山、第一ステージエリア~
助けた天狗の子供曰く、
「連中が道の真ん中で酒盛りしていたから、場所を移せと進言したところ絡まれてのぅ。助かった助かった。」
「そうだったんですか……。とにかく、無事で何よりですよー!」
「(……随分ジジくせぇ口調の子供だな。)」「(コクコク)」
その直後、駆けつけた運営側の見廻りに事情を説明し、周囲の証言や称賛もあって何のお咎めも無く解放される一同。>>698
一人のサーヴァントが声をかけてきた。
行方不明になっていたうちの一人、輝かしき美貌のアルターエゴ・ハダリーである。
「ハダリーさん!……!っ、もしかして、フェスで戦う相手は……」
「いいえ。ステージに立つより屋台方面で働く方(兼もしも飲食店を切り盛りされる殿方と添い遂げると決まった時のための女将役のシュミレーション)に惹かれまして。」
「(……何か今)」「(凄まじい意味合いも)」「籠められていたような。)」
「おうおう、そちらが今噂のかりすま美人女将かえ。……ふむ。知人の店ならば安心して飲み食いが出来ると思うが、そなた達は如何か?」
「天地神明に誓って、毒物を盛るような真似はしませんでしてよ?」>>699
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そういうことで。
話の流れ的にハダリーの屋台へ行くことになった一同。
居酒屋を出すことを決めた彼女だが、目を見張るような美人でメニューも金額も接客も文句無しで良心的。アレな客でもきっぱりぴしゃりとはね除け、喧嘩も滅法強いとなれば瞬く間に評判は広がりに広がり、気がつけば屋台・露店衆の姐さん的な立場にまで上り詰めていたという。
「本当、その場にいなかったことが悔やまれるわね。……さて、そんな奴らのことは忘れちゃって。いらっしゃいませ皆様、ご注文をどうぞ。」
流石に他のお客様そっちのけには出来ないからと調理場に戻りつつも、一行のために店内の飲食席を貸し切りにしてくれたハダリー。
「(手早く切り盛りしながらもサービスと笑顔を絶やさない姿勢……なんてアイドル力、見習わずにはいられませんっ……おいしい~!)」
そんな彼女を見つめて学ぼうとしながら注文したお汁粉を口に運ぶニーアであった。>>700
「ん~やはり、冬のおでんは良いのう~……しかしそうか。儂は物見遊山のためじゃが、そなた達はふぇすに参戦するために来たとな。」
「俺たちというか、こっちの嬢ちゃんが主だけどな。」
「はい!新米アイドル系サーヴァント・ニーア、どうぞよろしくお願いします!」
「ほうほう新米とな。しかし、ふぇすに出るということは、さぞかし実力があるのじゃろ?」
「……その、駆け出しも駆け出しといいますか、まだ営業も知名度も全然と言いますかぁ……」
「なんと?では、らいぶもすてーじの経験も?」
「こ、これから積む予定と言いますか、今から積もうとしている状況と言いますか。……うぅ、何で招待状はまだ無名の私に届いたんでしょうか……?」ちなみに最後の渾名は『薔薇の大輪皇帝』とな『薔薇の浪漫皇帝』とか「薔薇の○○皇帝」にしようとしたけど良いのが出ずに『薔薇の皇帝』にしたとかなんとか
>>705
人間ではないのでセーフセーフ、人間だったらミンチってレベルじゃなかったあ>>707
戦って企めて運営もプロデュースも完璧……!む、無敵……!
下っ端天狗を自称するショタ爺「果て?何のことかのー??」更新なければ、ちょろっとだけ自分もSS投げます~
「敵襲だ――っ!」
「馬鹿な、開戦には早すぎる。まだ夜だぞ!?」
「俺が知るかっ。とち狂った奴がいるんだろうが!」
寝静まっていたはずの陣営の中から、多くの怒号と悲鳴が聴こえる。
「“無抵抗の親父殿を後ろから斬りつけた時の気分はどうだったか?”」
「さてな。俺は、俺の生まれた役目を果たしただけだ。
お前はどうだ? こそこそと夜陰に紛れて寝込みを襲うために、生まれたのか?」
生命を失った肉体が、死体となって地面に倒れる音が聴こえる。
戦士たちの鎧や剣から発する鉄の音、地面を響かせんばかりの大きな足音。
無数の、無数の、音。
その地で戦死した者は例外なく天界へと迎え入れられるという聖別が成された、クル・クシェートラにて行われた戦いの十八日目。本来ならば、日没以降の時間帯は停戦となるはずの両軍間での条約を破り、アシュヴァッターマン率いるカウラヴァ軍は夜襲を決行した。
聖仙が語るところによると、夜襲によってパーンダヴァ軍が壊滅するのは因果応報だ。象のアシュヴァッターマンを屠殺したのを、ドローナの息子アシュヴァッターマンが亡くなったと誤解させるようにして、間接的に恩師のはずのドローナを殺めたのだ。
アシュヴァッターマンが卑怯であると憤るのも仕方のないことだろう。
だが、それが夜襲を正当化するという訳ではない。
業(カルマ)は種子のごとく芽吹く。
結果としてアシュヴァッターマンは、生まれ持った額の宝石を降服の証としてアルジュナに受け渡し、クリシュナは永遠の苦痛という呪いを与えた。>>710
◇◇◇◇
「ドラウパディー、あなたはドリシュタデュムナとサハデーヴァに会いましたか」
「ア……いいえ、クリシュナ様。このカルデアには兄上も夫もいらっしゃるのですか?」
「ええ。身辺整理が落ち着いたら会って見ると良いでしょう」
「身辺整理……?」
「一度、サーヴァントとしての自身の立ち位置を見直しておくべきであろうと。特にあなたはあまりにも多くの責務を生前に背負っていたのですから」
「…………それについて、クリシュナ様は自分が亡くなった当時のことを覚えていますか」
「ええ、もちろん」
「詳しくは思い出せますか?」
「老い(ジャラー)という狩人に足の裏を矢で射抜かれました。もっと面白い死に方をすると思ったのですが、案外、劇的な最期ではありませんでした」
「私はヒマラヤ山を歩いていました。そして道半ばでナクラ、サハデーヴァと共に倒れた」
眉一つ動かさないというのに、ドラウパディーの両眼からは滔々と涙が流れる。
その記憶は彼女にとって“悪い”記憶に分類されるものだった。
腹を痛めて生んだ息子達をすべて戦争で失ったという悲しみ、カウラヴァが自分にした仕打ちの数々への怒り、そして自らの過失による罪業。それらが綯い交ぜになった複雑な感情を、再び想起する呼び水であった。
理性を捨てて狂える獣のように、憎しみだけで生きられたらどれだけ救いになるだろう。
だが、憎しみにまでは届かない。これらが必要であったことを、彼女は理解しているから。>>711
「聖雄ラーマでさえ、最愛のシータを己の罪によって永遠に失いました。
誰であってもその人生に瑕はあるのです。
それに罪は生前のもの。死を過ぎた以上、恨み続けるのは道理に反します」
「はい……それは、そうなのですが……」
「で、考えました! あなたはきっと同郷のサーヴァントを見れば、今みたいに思い出す切欠を与えられて、すぐにメンタルが落ち込んでしまうのではないかと。
なので、先生(メンター)には幅広い人材を呼んでいます!」
「え、メンターとは??」
「その霊基をコントロールするための指南役です。とぅ!」
おそらくは真言(マントラ)なのだろう、魔力で空間に書かれた梵字とともに煙が立ち込め、少し間を置いてから視界が晴れた。魔術師の英霊(キャスター)とはいえ、神の詩(バガヴァッド・ギータ―)を物語った話術に長けた側面で召喚されているのがクリシュナであるので、この演出は完全に余分である。
「戦術戦略なら任せろ、アヴェンジャー・テムジン!」
「瞑想と麻薬は古来から紙一重! キャスター・ヒュギエイア!」
「作業効率化の達人、ライダー・黄夫人! この自己紹介、ちょっと恥ずかしくないです?」
「彼らの手助けを借りて、ドラウパディーの霊基にある五つの神性の運用を最適化する。アシュヴァッターマンのスダルシャンチャクラのように、これは生前に無かった性質だからサーヴァントとして召喚されてから学習するしかなくてね!」
曰く、ドラウパディーは幸運の女神ラクシュミー(シュリー)の化身である。
またプラーナ文献に曰く、ドラウパディーは法神ダルマの神妃シャマラー、風神ヴァーユの神妃バラティー、雷神インドラの神妃シャチー、アシュヴィン双神の神妃ウシャの化身であるという。>>715
ありあとあす〜
煙の中から出てきて自己紹介なので、完全に特撮の登場のノリなのだな...テーマとサーヴァントを希望します。
>>696
いや違うのだ
曇らせすぎると頭のネジが外れてしまうのだ
だんだんとこれは…性癖…になってしまうのだ!物語のための曇らせじゃなくて曇らせのための物語になってしまったら
いろいろ見つめ直した方がいいとわえ思うただいまwiki内にクリスマスイベの続きを登録させていただきました~
まあそれはそれとしてわしも程々に頭のネジが外れとるから曇らせじゃなくてダメージ方面に飛ぶんじゃがこれがなかなか…色々書いてはみたけどこれはダメじゃ!目的が違う!となりましたわ
まあアレっすよ
別に咎めるわけではなくて冗談混じりと言うか、ただ曇らせ痛めつけに頭乗っ取られそうになってる自分みたいにならずに頑張ってください!というわけですよ>>726
では、
テーマ:炬燵or鍋パor温泉orサウナor雪遊び
サーヴァント:自作鯖からとりあえず、アンガンテュールorアイタリデスorテレフォス
みたいな~。薔薇の皇帝の二つ名をちゃま帝が持っていったまんま返してこない問題
>>728
なるほど、ありがとうございます~
うーんうーん……あまり代わりばえしてないけど『薔薇の爛漫皇帝』に変えます>>726
温泉掘りに行きましょ(思いつき)>>726
格付けチェックとか芸術査定(プレバトみたいな)とかのバラエティー路線?
GACKT枠は厩戸皇子、在原業平
へっぽこ枠はイオラオス、倭健命、足利義輝>>726
サーヴァントは思い浮かばないけど、テーマでダンスってのがふと思い浮かんだ。>>726
いつかのアイドル企画再び…>>737
では!―――これはどこにでもある、語り尽くされた物語。
西暦2021年。コーンウォール半島沿岸、セント・マイケルズ・マウントにおいて、新たな特異点が確認された。
理想郷アンヌヴン。アヴァロン以前、ヴェールズの伝承に語られたその地を支配する女王がいた。
女の名はモルガン・ウーゼルソン。
かつてのブリテン王、ウーゼルの血を引く娘である。
彼女は美しき女王だった。
彼女は優しき女王だった。
捻じ曲げられた伝承によって巫女から魔女へと堕ちた彼女は、自身と似たような境遇の者を配下とした。
太陽神の血を引くが故に人界に有り得ざる熱を振りまく騎士ガヴェンナ。
生まれながらに隻腕で、それを理由に迫害を受けてきた騎士ベドヴィル。
後世においてその生をねじ曲げられ、あらゆる悪名を欲しいままにした騎士メドラウド。
善き人であろうとしたが、そうなることは叶わなかった者達。
人々の悪意によって、善良なる騎士として生きることを許されなかった者達。
彼らを掬い上げることで、女王の治世は長きに渡る繁栄を得た。>>741
女王は彼女を4人目の近衛として掬い上げた。
家を与え、教育を受けさせ、一人の淑女として育て上げた。
それでも女王は、満足していなかった。
ああ。いらない。いらないぞ。
この子を守れるなら、私は何もかもを捨てることになっても構わない。
お前は愛されるべきなのだ。
お前は救われるべきなのだ。
世界がお前を否定するのなら、私がお前を肯定します。
私は最初から、お前のようなものを一人でも多く救いたかったのだから。
終わりは近い。この完成された世界で生じた歪み、それは特異点の消滅を予期している。
……私は、結局正しい女王にはなれなかった。
妹のように理想を貫くことは出来なかった。
―――赦されよ。赦されよ。我の罪を赦されよ。なんかこう……バン・シー(ザミエルさんに描いて頂いたアイドルになる前)は普通に初期から実装されてて、特異点を経てベン・ニーアが配布として実装されたとか、そんなイメージ
>>726
ではこちらからはマウイで。
お題は、『カルデアで不便なこと』>>752
了解しました、
ありがとうございます&我が儘言って申し訳ないです~>>756
女性苦手な成人童貞の癖に3人も美人と関係持ってる
その展開、稀によくあるよくある~俺の発言でこのスレの雰囲気悪くしてすいません…
曇らせというか暗い展開は軽くに留めておく事にします…
というより趙兄とか闇持ち鯖とかは皆闇が晴れたりしたらいいなとか考え直したので曇らせはやめます…
すいませんでしたふっふっふー、年末にまた予定詰め込みやがったよアンニャロウ。まあボーナス結構出るからいいけどさ…。ってなってるユージーンです。近々またWASPでなにか書こうとか考えてます。
>>714
特撮っぽい演出…もしや聖杯くんがまた変な知識をインストールしたのかな?
キャラシで性能や説明調での性格とかを出すよりも先にssを書く因果逆転!それは動かしてるうちに「あれ?こいつ実は〇〇では?」とかなってそれはそれで美味しいやつ。
>>745
終わっても残るものは確かにある。そんなエンドがエモエモのエモですわ。
>>756
>>女性苦手な成人童貞の癖に3人も美人と関係持ってる
おや、飛鳥ちゃんも入ってるのかな?
>>しかも全員と同衾的な事した経験ある
謎のお兄ちゃんX「少し話を聞かせて貰おうか」>>766
そ、そんな立て続けになんて……はい、してましたね
この無計画スタート野郎!(自虐)>>760
>またWASPでなにか書こうとか考えてます。
や っ た ぜ 。
>おや、飛鳥ちゃんも入ってるのかな?
>>しかも全員と同衾的な事した経験ある
謎のお兄ちゃんX「少し話を聞かせて貰おうか」
自鱒なんで飛鳥ちゃんはノー関係!健全?な師弟関係よ!
具体的に言うと
「エントリーナンバー1番!朽崎誉!兄貴と一緒に幸せになりたい。その為なら……っ!兄妹なんだし、添い寝ぐらいはするでしょ」
「エントリーナンバー2番!常世鳳蝶!朽崎遥の幼馴染(4歳差)!資金援助有難いですね。公式で泣かせました。こういうのもおねショタって言うんでしょうか」
「エントリーナンバー3番!ポルカ・ドラニコルだ。オレはクッチーの奴の魔術刻印とかの調律を頼まれてやっていますの。悪友、みたいな関係かなぁ♥️アイツとはマウントポジション争いながら騎乗位リョナしあった仲だ。あの人が死んだら、眼球を貰う取引をしていて…。あー早く嘗めたーい。荒んだ瞳の色が最高に美味しそうでさぁ」
以上です。>>763
嫌な…事故だったね…(感情の玉突き事故)
パラスちゃんは姫の侍従に貴族の娘を付ける的なサムシングで女神アテナと引き合わされた半神なので礼儀は正しいですが如何せんこの子武器と宝石なら武器の方が喜ぶような子なので根は男勝りというかね。>>755
あれだ、5人に対応するために、ツンデレなドラウパディーちゃん、小悪魔ドラウパディーちゃん、真面目ドラウパディーちゃん、ほんわかドラウパディーちゃん、知識魔ドラウパディーちゃんに分たれた的な……。(性格設定は適当です)飛鳥ちゃんへのクッチー死霊魔術講習というかは、まず自分の古巣というかな伏神市学園(朽崎家経営)の中の武術部(通称喧嘩部)に飛鳥ちゃん突っ込んで「基礎体力とか基本的な戦闘能力を鍛えてね★」
って感じなんだが、これ大鳳兄的には大丈夫なんだろうか。>>781
https://bbs.demonition.com/board/6193/
の350ぐらいかな?wikiに載ってないヤツは。
Requiemは
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%88%A6%E3%81%AE%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%80%81%E6%88%96%E3%81%84%E3%81%AF%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A
と
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%8B%82%E9%AC%BC%E3%81%8C%E5%97%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E5%AE%B3%E3%82%92%E7%82%BA%E3%81%99
でしたかね。>>784
すごい!すごい上手!ありがとうございます!!!
この歌、私すごい好きなんですよ。幻想的で良いですよね。
足掻いた過去を捨てられずに今日を笑って誤魔化すルドルフ2世!>>788
ものすごいイケメン……!
社会に揉まれながらも信念の刃を携える現代のサムライですね!ちなみにザミエルさんちのザミエルくんのスーツ姿と対になる感じをイメージしながらスーツ着せましたとかなんとか
>>798
んあ~~~このキッチリ着込み具合がタマランチ~23時15分にクリスマスイベの続きを投稿させていただきます~
《薔薇舞う舞台(ファースト・ステージ)》
~天魔山、第一会場~
「『薔薇の爛漫皇帝』ねぇ。行方不明の奴でそれっぽいのと言やあ……。」
「まあ十中八九、あのサーヴァントだろうな……。」
「ともかくいよいよステージに……。き、緊張してきました……。」
「さて。ふぁん一号になったとはいえ、儂は観客として舞台を観させてもらおう。では皆の衆、らいぶ終わりにまた逢おうぞ。健闘を!」
こうして天狗もといファン一号と別れ、関係者入り口から進む一行。
すると、運営側の妖が話しかけてきた。>>804
ひとまず此処まで。
そして780、798に至る~!>>759
お久しぶりです。>>800
同類は居そうですよね。
クッチーも起源由来でテロ組織とのコネ(による死体確保ルート)あるし。
誉さんの起源は"接続"な訳なので、クッチーがやらかす(具体的に言えば「誉の為」つって"死ん安"するとか)すると暴走するんだよな誉さん……。>>807
やったぜ、蘇生成功だぜ
でもまあいつものレージュクオリティなので期待しないで、期待しないで……!寝る前にこっそりと木伽で名前だけ出してたセーレイズ家の使用人二名を投下しますね。
>>759
お久しぶりです。マーガレット・シジフォス
黒色の目で、金髪をツインテールにした少女。
明るく活発で、周囲に笑顔を振り撒いている。
代々セーレイズ家に仕える家系の出身で、セーレイズ家前当主テレンスの暴走に心を痛めて病死した母に代わって使用人になっている。
最も、現当主クラリスとは幼馴染みな事もあって親密で、クラリス自身も家事をこなす事もあり、その実態は使用人というより同居人といった状態だったりする。
むしろ最近はセーレイズ家が営む雑貨屋で店番を勤める事のほうが多いのだとか。
「えへへ、お買い上げありがとうございます」
「どう呼んで欲しい?御嬢様とか、当主様とか、それとも何時も通りクラリスとか?」
メアリ・アヴロン
茶色い目で、セミロングにした茶髪の少女。
物静かで落ち着いている一方、可愛らしいものに目がない。
衰退していく魔術師の家系に産まれ、家の没落を回避するために非道な扱いを受けていた所をとある事件を切欠に救出され、実家から遠く離れたセーレイズ家に住み込み使用人という名目で匿われている。
手芸が得意で、セーレイズ家が営む雑貨屋は彼女が手作りした品も多い。
魔術回路は一本しか持っておらず、無理な修練を受け続けたトラウマも有って最低限の魔術しか使えない。
ちなみに、実家は事件を切欠に没落したものの、その遺産を巡ってハイエナ共による抗争が続いており、故郷を離れた理由の一つもそれなのだとか。
「これ、明日の分の商品」
「可愛い……抱き締めても?」>>813
あー、とっくに潰れてます。起源被りについてそういえば島術さんがまとめ作ってくれてたやん!ってなって調べてみたら『繋がり』『繋がる』『繋ぐ』が7人もいて笑う。その内のKの血縁者率に更に笑……笑えねぇ。
すいませんディックさん
聖堂教会のキャラを作ってはみたのですが、食満さんに助けられて食満さんを慕ってる設定にしたいんですが大丈夫でしょうか?フォルヴェッジさんちというか降霊科のフィオレお姉ちゃんが部品に動物霊を複数降霊させていて、他だと自分自身に降霊や憑依させるのが降霊術だとかなんとか
カウレスくんも豹か肉食獣の霊を使役させていたかな?>>822
霊媒体質で霊を憑依させて~的な
……アリだと思ったけどコレ大体メンテ―ちゃんですね……降霊科とか云々の学科分けを見てるとうちの子が時計塔行ったらどこになるの?となる。特に大鳳兄妹。やってることの幅が広すぎるんじゃ。
>>821
宝石魔術は経費がね…。あと公式のイメージから宝石魔術師って格闘しそうな感じが拭えない。
死霊魔術師が絡まないorストッパー(カナディア)がいれば大人しいいい子なんですがねぇ。>>826
今日はそばの気分なのでそば一票>>826
赤いきつねうどん一択。>>826
ごんぶと(うどん)ー!>>826
自分は夜食文化は経験無いですが、家族は夜食にはよくラーメン食べてますね。>>826
冬以外ならうどんかラーメン。
この時期はカップ蕎麦かな。
ここ数年、カップ蕎麦はインスピレイション聞きながら食べてる。綺麗に別れた。うどんが優勢かな?
絵の練習する時間が欲しいしもっと言えば画力が欲しい……あゝ無情……
>>826
うどんですかね>>832
一応迅龍くんvs飛鳥さんへの返答を書きました。コレであとは飛鳥さんが対応して終わり、って感じですかね?23時にイベント続き、投稿させていただきます
唐突に始まっちゃうんだなぁ、これが!
というわけで台湾編スタートです
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%90%B8%E8%A1%80%E9%AC%BC%E3%81%A8%E5%B0%8F%E4%BA%BA%E3%80%80%EF%BC%91>>826
夜中に食べるチキンラーメンはうまい
なのでラーメンに一票《薔薇舞う舞台(ファースト・ステージ)》
~天魔山、第一会場~
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ステージに立った一同を、観客と進行役の女羅刹が盛大に迎える。
「───さあさあ此処でぇ!いよいよ今回のフェス一番のぉ!メインイベントのお時間がやって来ました!!フェス英霊七番勝負、第一幕!先ずは挑戦者たる、カルデアチームの登・場・だぁーーー!!」
「「「ワァアアアアーーー!!!」」」」
「(す、すごい熱気……!)」
「(呑まれんなよ、嬢ちゃん)」「(自分のペースで行けば良い)」
「(……はい!)」
「そしてぇ!迎え撃つのは!第一ステージの主!キューティーでタイラントな、この方だァーーー!!」>>842
「……普通のフェスではないとは分かっていた。分かっていたが、ここまで無法地帯とはな。」
「こんなの、……こんなの、フェスじゃありません……!」
「あー、特級耳栓さまさまですねぇ……。ええ、そうですね。『この地、このフェスでは、どう愉しんでも良い』。それがインドラジット様と鞍馬天狗様が設けた絶対のルール。貴方がたの知るフェスでは無いでしょう。」
何とも言えぬ表情のザミエルと憤るニーアに対し、冷徹に答える女羅刹。
───元よりこの地は人の理の外、物の怪蔓延る魔の山。
───歌うのも、踊るのも、味わうのも、また一興。奪うのも、壊すのも、乱すのも、それもまた一興。
───それに、異を唱えたければ。>>845
しかしすぐにニコリと微笑みながらマイクを持ち直し、
「……ボクの親衛隊、出てきてー!」
バーサーカーの合図で屈強な兵士たちが舞台に躍り出る。
「ま、今はどうでもいいしまだ盛り上がりきってないからね、ボク!───さあ、たくさん乱れあおっか?」
「は!そうこねぇとな!んじゃあ俺たちは、」「全力で伴奏(サポート)を行う!」
こうして新米歌姫・剣客・狩人対暴君の戦いの火蓋は切って落とされた……!
【兵士系エネミー×8、ヘリオガバルスとのバトル】勝利条件:全て撤退させること
【フェス結界】『迸る狂乱』毎ターン、全体の攻撃力をアップ&混乱状態を付与
【ニーアの支援】『マイ・スイート・ヴォイス』毎ターン、フィールド上の味方全員の弱体化を1つ回復>>849
もっと知的な台詞を言わせたかっけど、書き手のレベルが浅かったとかなんとか……あと、ニーアのクリスマス霊衣の名前を「聖夜の妖精」から「マイ・スイート・キャロル」に変更しようと思います
名称の統一的な!>>851
ありがとうございます!
じゃあ投下させていただきます。灼崎 獅音 ひさき れおん
身長体重 190cm 80kg
性別 男
年齢 20
国籍 アメリカ
実の親の事は覚えていないというが、恐らく日本とアメリカのクォーターだと思われている。
好きな物 機械いじり(滅茶苦茶才能アリ)、登山、ボクシング
嫌いな物 外道
見た目 赤髪のスポーツ刈りをした不良っぽいナリの男。ある時に食満に救われた事を恩義に感じ、彼の元で聖堂教会の信徒として護衛や戦地の偵察、情報収集等を行っている。クリスチャン。
身寄りが無く、戦地で捨てられていたがある傭兵部隊の大佐に拾われる。子供の頃から軍の駐屯地で育てられ、義父である大佐や軍の仲間達に学問、体術等あらゆる物を叩き込まれた。環境は劣悪ではなく、むしろ皆陽気に接してくれる為、軍が彼にとって家族だった。
ある時から彼は、軍人として戦う事を望む様になる。親父がやってくれた様に誰かを守りたい、正義の為に戦いたいと。
故に義父はそれを認め、彼を厳しく訓練し始める。彼の肉体的センスはかなりの物で、あらゆる格闘技や武器を極め、稀に見る天才と呼ばれた。
…しかし。>>854
ある時、その軍は日本のある都市に赴いた。彼も共に行くが、後方待機を命じられる。そして父が重篤な負傷をしたとの報告を受け、向かった先で見たのは明らかに武器等ではない妙な傷を負っていた瀕.死の父の姿であった。
謎の感覚を覚えた獅音は秘密裏に情報を探り、そこで見つけたのは…
魔術師、聖杯戦争、根源、サーヴァント…謎の単語の羅列であった。
そしてそれが何者かに割れ、彼は命を狙われ追われる身となる。
そして義父殺.害の容疑を掛けられ、命からがら逃げ延びた獅音に発信者不明のメッセージが届く。
…それは父からの最期の言葉。そして彼の任務の真相だった。
彼の上官は、ある魔術師と組んで聖杯戦争に参加し、聖杯によって新たな国家を作り上げようとしていた。
義父は上官の命令により魔術師の援護をしていたが、本心では愛国心と息子への愛故に、そんな事は望んでいなかった。
…そして、それを伝えた時に魔術師によって呪いを受けたという。
レオン、お前と共にいたかった。仇は取らなくていい。お前は、お前の道を行け。…誰かを、守れる男になるんだ。愛している。>>856
性格
クールで男らしく、ストイックな性格。
義理堅く、一度借りを作ったら返さないと落ち着かないタイプ。食満には返しても返しきれない借りがあると考えている。
普段は食満の教会で彼の補佐をし、共に過ごしている。
食満の事は兄の様に慕っている。
「どんな奴にあってもLOVE AND PEACEを第一にしろ。敬意を関わってみればそいつの本質が見えて来る。敵か味方か、善か悪かを判断するのはそれをしてからだ」という義父の教え通りに、誰にでも最初は敬意を持って接する様にしている。敵であろうとそれは変わらず、一度見極めてからスタンスを決める。
能力
偵察、ハッキング、トラップ製作技術、サバイバル技術等聖堂教会としては珍しい能力を持つ。
軍仕込みと我流を交ぜた強力な格闘術も持っており、マーシャルアーツとボクシングを主軸とした攻撃的なスタイルを取る。徒手空拳の殴り合いなら並の代行者にも劣らない程。
これ故に代行者の素質もあると言われている。
魔力は一般人より少しある程度。>>857
台詞
「俺は灼崎獅音。よろしくな。」
「When you beat your weakness,then,you'll be stronger than before. 親父の口癖だ。テメエの弱さに打ち勝った時、お前は更に強くなるってな。」
「元々軍で育った身だからな、エグいモン見るのは慣れてる。…何も感じねえ訳じゃないが。」
「代行者じゃないからって甘く見たな?これでも肉弾戦なら得意なんだ。敵を見誤ったお前の不覚…ってなぁっ!!」21時にイベントの続きを投稿させていただきます~
《薔薇舞う舞台(ファースト・ステージ)》
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
『♪~~~』
「───きゃあ!?」
親衛隊を全て倒され、更にはニーアの歌によりフェス結界が打ち破られたヘリオガバルスは、その反動で盛大に尻餅をついてしまう。
「っ、うぅ~……あーもう!!メイクも衣装もぐしゃぐしゃじゃん!!……やーめた!ライブやめー!」
急なその発言にポカンとする会場内。
女羅刹が恐る恐る彼女に尋ねた。
「え、えっと……ヘリオガバルス様……?つまり、勝負は……?」獅音はストリートファイターとかKOFとかの格ゲー見てたら思い付いたキャラっていう割とどうでもいい情報を投下してみる
ちなみに最初は代行者の予定でしたが設定盛りすぎじゃね?と思ったんでこの位にしました
>>870
良かったです。傭兵出身のキャラって割と希少ではと思って作ったんですが受け入れられるか心配だったので安心しました…
>>871
いずれその軍の首脳が一枚噛んでる聖杯戦争に参加して因縁に決着着ける話とかも作るかもしれないです…!
ただ基本的には聖堂教会側の人物の仲間ってイメージで作ってるので扱いとしてはサブキャラを想定してます。
ただ代行者見習いと代行者ではない設定のどっちにするかは実はまだ迷ってます…強いて言うならこんな人とこんな絡みが出来そうだよ~ってセリフとかをそれなりの数提示すると今後のキャラ相関図が広がりそう感が出せるのでいいと思う。
>>874
くくく、インドラジット=サンも後方プロデューサー面だけさせるわけはないのゼ
フフフ……^^>>878
ちょっと逸般人位のレベルにしたかったのでこんな感じにしてみました。
そしてとりあえずアドバイスを受けて獅音の過去部分の後半書き直しました。
向かった先で見たのは明らかに武器等ではない妙な傷を負っていた瀕死の父の姿であった。
謎の感覚を覚えた獅音は秘密裏に情報を探り、そこで見つけたのは暗号化された謎の文章。それを解読しようと思った時、それが何者かに割れ、彼は命を狙われ追われる身となる。
そして義父殺.害の容疑を掛けられ、命からがら逃げ延びた獅音に発信者不明のメッセージが届く。
…それは父からの最期の言葉だった。
「すまない、レオン。お前と共にいたかった。仇は取らなくていい。お前は、お前の道を行け。あと、これだけは伝えておく。…魔術師には気を付けろ。誰かを守れる男になるんだ。愛している。」
そんな最後のメッセージを受けた彼は、命懸けの逃亡生活を行った。
軍の追手と戦い、逃げ、ある時遂に彼は倒れてしまう。
が、彼は食満に命を救われる。スタルカドを再編集して、逸話はより正確に、より見易くしたのですが投下してもOK?
【CLASS】バーサーカー
【真名】スタルカド/Starkad
【性別】男性
【身長・体重】347cm・495kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A++ 耐久A+ 敏捷A 魔力B+ 幸運B+ 宝具B
【保有スキル】
狂化:A++
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。トールの呪いによって凶暴性が全面的に表面化されているので意思疎通はおろか制御すらままならない程に暴走する恐れがあるので、普段は暴走と魔力消費を控える為にランクが抑えられている。召喚直後に令呪を用いればマスターに牙を剥く事はなく、凶暴性も敵対勢力のみに向けられ、戦闘時にはランクが元に戻り、受命する時もより機械的にマスターの指示を実行する。>>884
戦闘続行:A
名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。また、『仕切り直し』と同様の戦闘から離脱する能力がある。
魔力放出(氷):B
霜の巨人たる血脈が隔世遺伝してスキルとなったもの。霊核から漏れ出る魔力は外気を凍てつかせ、肉体から溢れでる血液さえも冷気となる。
巨人脈路:A
巨人の血脈、破壊を伴う災害の権化。混血、怪力、天性の肉体、魔力防御、等との複合スキルとされている。魔力防御はに肉体表面を覆うシールドとしての役割を持ち、取り分けスタルカドは触れた物質を凍結させる「冷気」の性質を有している。また、家系図を辿れば妖精との血縁にも行き着く。
老境の武練:A
永年の時を経て至った武芸の手練。その境地。戦場にて培われた戦闘技術・心技体は肉体自体が直接記憶される程に染み付いており、いかなる戦闘状態・精神的制約の影響下にあっても十分の戦闘能力を発揮出来る。バーサーカーの場合は8本の腕を駆使した技術を披露する。>>885
【宝具】
時つ風の終生(ガングレリ・ヴェイグ)
・ランク:B
・種別:対人宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:1人
大神オーディンより施された祝福が由来。
神々の集う間にて議決された祝福は曰く「三人分の寿命」「最高の武器と衣」「膨大な金銭」「勝利と名声」「叡智と詩才」「高貴なる者たちから見定められる」であり、スタルカドはこれらを以って幾多の戦場にて武功を挙げた。
バーサーカーとして召喚されているので、この祝福の内一つ目の「三人分の寿命」しか機能しておらず、宝具として昇華されたこの能力は霊核を砕かれるような一撃を受けた際、それを復活させて完全再生する。
ストックは全部で三つ。消費した分はマスターの魔力で回復可能だが、喩え一流の魔術師であっても一つ回復するのに生涯を費やす程の膨大な魔力を必要とする為、大抵は無理な場合が多い。
どんなに規格外な神秘度、威力を持つであろう一撃を受けてもストックの消費量は一つであり、その絶対数は変わらない。よってこの宝具を破るのでれば、最低でも三回以上はバーサーカーの霊核を砕く攻撃を与えなければならない。>>886
呪わしき禍つ怒雷(ヨトゥンクムル・アータハンダ)
・ランク:B−
・種別:対人宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:1人
雷神トールより植え付けられた呪いが由来。
神々の集う間にて、スタルカドに祝福を与えられる事が決定された中トールのみが反対し、呪いをかけた。曰く「人生に度に悪虐に手を染める」「土地も領土も持つ事はない」「決して欲を満たす事はない」「戦いの度に重傷を負う」「自らが綴った詩を記憶する事はない」「全ての民から憎まれる」の呪いである。
また、ベルセルクから巨人の生まれ変わりであると侮辱された逸話があり、その傷跡は八腕の巨人スタルカド・アールドレングのものに違いないと言われている。
これらの逸話が習合され、バーサーカーのクラスで召喚されたスタルカドはこの宝具が原因で8本腕の異形と化している。
この宝具の効果は、対峙した相手が“中立”である程に敵愾心を抱きやすくなる呪いの影響を受けやすくなってしまうものであり、絶えず垂れ流している状態なので一般人には毒となる。
隔世無双(スクム)
・ランク:B
・種別:対軍宝具
・レンジ:1〜40
・最大捕捉:50人
大神オーディンより授かった武装の一つ。分離剣とも呼ばれる神造兵装。
刃毀れする事がない剣であり、スタルカドの巨人の膂力を以ってしても折れることはなかった。元々は一本の身の丈以上の大剣で、仮にセイバーのクラスで召喚されれば四本の剣の分離させて振るう宝具。
生前では軍勢に向けて使用していた完全なる対軍使用の宝具で、特殊な能力はないものの不毀の性質によってスタルカドの全力を発揮させていた。>>887
【解説】
北欧のサガ『ガウトレクのサガ』『ある古き王のサガ断片』『ノルナゲストの話』『デンマーク人の事績』といった数々の舞台に登場する英雄で、名前だけなら『ベオウルフ』『ヘルヴォルとヘイズレク王のサガ』『スカルド詩』『ユングリングのサガ』にも記される遍歴の戦士。
その名は「強き者」を意味し、伝承においてもスタルカドに勝る肉体を持つ戦士はいなかったと言われている。
八腕の巨人スタルカド・アールドレング(アラの戦士を意味する)を祖父に持ち、巨人と妖精の混血たるストルクヴィドの息子。
大神オーディンによる祝福で長い年月を生き、戦場を渡り歩き、そして数々の詩を残した。スタルカドの格言は後世の戦士たちに多大な影響を与えており『ベオウルフ』でも諫言として使われている。
スタルカドは多大な勝利と栄光を残してきたが、それと同時に雷神トールによって拭えぬ罪科も立てた。一つ目はヴィーカルへの裏切り、二つ目はアーリへの裏切り、そして三つ目は己への裏切りである。>>888
【生涯】
・ヴィーカルとの出会いと始まりの罪科
南ノルウェー、アグデルの王ハラルドに仕えていたストルクヴィドの息子として生まれたスタルカドは、父親の死後王室に引き取られて育つ。
ある時、ホルダランドのヘルショーヴ王の反乱によってハラルド王は殺.害され、アグデルは征服されてしまった。この時スタルカドは敵将グラニに養子として引き取られ、戦士としての教育を受ける。
成長したスタルカドは、自国を取り戻さんと立ち上がったハラルド王の息子ヴィーカルと邂逅を果たし、巡洋を経て集った十二人の勇士たちと共にヘルショーヴ王へ戦争を仕掛け、これを打ち破った。
この凱旋からヴィーカルはアグデルの王となり、常勝の指導者として海を渡って遠征し、王に仕える最強の戦士としてスタルカドは各国の屈強な王や戦士たちを打ち倒した。
やがてノルウェーに留まらず、スウェーデンの有力な王をも味方につけて領土を広げたヴィーカルに、スタルカドは15年間仕え続けた。
しかしある日、航海の途中で悪天候に見舞われてしまい小島に留まらざるを得なくなる。この難航を解決するには生贄が必要であると悟った船員たちは、くじ引きで生贄を決めようとする。結果、全てヴィーカルが指し示された。
その夜、養父のグラニに他の島へと連れられたスタルカドは、謎の集会所に辿り着く。そこで発覚したのが養父の正体がオーディンであり、連れられた場所は神々が集う間であった。
ここでスタルカドは大神オーディンから祝福を授かり、逆に雷神トールから呪いをかけられる。
神々の議決を終え、オーディンはスタルカドに王の生贄を求める。これはくじ引きで予め定められた贄であり、祝福を受けた恩もある事からスタルカドは了承し、ヴィーカルを島まで連れ出した。
生贄と言えども模擬的な儀式であり、擬似的な死を再現するものであった。しかし人身御供は為され、ヴィーカルは儀式に使用された松の木の中へと消えていった。
これこそがトールにかけられる呪いの一つであり、栄光と引き換えに課さられるスタルカドの悪行。
この事実によりスタルカドはホルダランドを追放され、スウェーデンのウプサラへと身を寄せる。>>889
・遍歴の傭兵
その後、放浪の身となって数々の王に仕えた。スウェーデンのウプサラ王エイリークとアルレクを始めとし、(ここからは『デンマーク人の事績』にのみ描かれている)デンマークのヴァイキングの長べモンに仕えロシアへ侵攻、デンマーク王のハキに仕えアイルランドへ侵攻、そして北欧を出てスラヴの王子ヴィンに仕えクロニア人、サンビア人、セミガリア人と戦うなど、数多の強敵と相見えた。
長々と放浪し、スタルカドはスキョルドを祖に持つデンマークの王フロージに力添えし、サク.ソンの戦士ハマとの戦闘では代理として戦った。だがサク.ソン人の裏切りによってフロージ王は殺められてしまい、息子のインギャルドが王位を継ぐ。
襲名したはいいものの、インギャルドは父親を殺めた者の娘と結婚し、血讐を為すどころかサク.ソン人と混じって怠惰に過ごしたという。その姿に憤りを感じたスタルカドはインギャルドの下を去る。
暫くの間、スウェーデンに身を置いていたがインギャルドの妹であるヘルガが不義を働いていると聞きつけたスタルカドは老夫へと変装して近づき、これを説教した。
そんなヘルガを嫁に欲しいと言う詩人ヘルギと出会ったスタルカドは彼に助力し、婚約成立の為にライバルであるアンガンテュールと兄弟たちの九人を相手に代理決闘した。
重傷は負ったものの勝利したスタルカドは、子持ちの下女の助けを「乳を待っている赤子のもとに帰った方がいい」と断り、通りかかった高貴に生まれの男の手当てを受けながらスウェーデンへと帰還した。>>890
スウェーデンの王ハールヴダンが敵に討たれ、その息子であるシヴァルドが王位を継ぐと、スタルカドはデンマークへ向かった。堕落したインギャルドを説き伏せる為だった。
デンマークに到着し、相変わらず宴会ばかりの情勢にスタルカドは足を踏み入れるも、身なりを見た妃によって嘲笑の的にされてしまう。この時偶然居合わせなかったインギャルドが帰り、妻を叱ってスタルカドを歓待するように命じた。
この状況、この待遇、この堕落に満ちた国の姿にスタルカドは王に諌言した。何故、正しき王を殺めた仇を討たないのかと。
このくだりの演説は「ベオウルフ」でも使われており、北欧の勇気ある戦士の在り方を示しているとされているが、ここは省略する。
かくしてインギャルドを奮い立たせ、宴会に来ていたサク.ソン人たちを鏖殺し、敵国の妃との婚姻を取り消させて送り返す事に成功した。>>891
・ブラーヴェリルの戦い
八世紀『ブラーヴェリルの戦い』にてスタルカドはデンマークの屈強なるアーリに仕える形で戦争に参加した。
150歳と老齢に達していたハラルド戦歯王は名誉ある死を得たいと訴え、甥であるスウェーデン王のシグルド・フリングに戦争を申し込んだ。
シグルド・フリングはハラルド戦歯王によってスウェーデンを支配領として与えられた王で、後にデンマークとスウェーデンを支配したラグナル・ロズブローグの父親とされる人物。彼の最重要戦力こそがスタルカドを配下に持つ屈強なるアーリであった。
戦場にはフリスランドの無敗のウッビを始めとし、楯の乙女ヴェビオルグといった数多の強者が集い、スタルカドは最前線でこれらと戦った。
戦いはハラルド戦歯王が腹心であったブルーニーに背後から殴打され、落馬する事によって終戦した。
余談だが「デンマーク人の事績」でのスタルカドの立場は屈強なるアーリの配下ではなく、シグルド・フリングの配下という事になっており、また戦歯王の腹心ブルーニーの正体はオーディンだったとされている。
・竜殺しとの邂逅
「ノルナゲストの話」では、ギューキ王の元に身を寄せていた『悪竜現象(ファヴニール)』殺しのシグルドが、シグルド・フリングの配下として戦いを挑んできたスタルカドとの戦争が描かれている。このエピソードでスタルカドは歯を二本斬られるなどの傷を負い、敗北を喫している。
これにより、シグルドはスウェーデンに勝利した偉大な英雄として新たに名をあげるのだった。>>892
・王の堕落と第二の罪科
『ブラーヴェリルの戦い』で無事勝利したシグルド・フリングはデンマークの大部分を楯の乙女ヘイズに配分し、屈強なるアーリにはスコーネだけを分け与えた。しかし、女に統治される事を不満に思った男たちはアーリに訴えかけ、それに応えたアーリは脅しによってヘイズから領地を奪い取った。
これで男たちが望んだ通り、アーリが王となったのだが、残虐の限りを尽くす暴君と成り果てたので即座に後悔する事となった。
これ以上の狼藉を許せまいと、アーリ王の配下である十二人の戦士たちがスタルカドに協力するように説得し、風呂場で闇討ちするように仕向けた。
この時、風呂場に踏み込んだスタルカドはアーリ王の視線────『恐怖の兜』と同じく対象を恐怖状態にする視線に晒されてしまい、動けなくなってしまう。自身の眼力の事をよく知っていたアーリ王は視線ごと顔を覆い隠し、スタルカドに要件を伝えるように言うも剣を突き立てられて絶命する。
王の殺.害を以ってスタルカドは報酬として金貨を獲得するが、自らの行いを恥いて弑逆を提案した十二人の戦士たちの内数名を殺.して回った。>>893
・旅路に疲れた者と最後の罪科
数多の戦場を駆け巡り、その全てに生還したスタルカドは年老いて疲れてしまい、病や老衰で命果てる前に誉れある生まれの者に殺されようとした。
アーリ王を殺した報酬金を首から下げ、自らを金で着飾って襲うように仕向けるも、多くの賞金稼ぎ、戦士、騎士を悉く返り討ちにする。
暫くしてそこへ、猟をしていたハゼルという青年が通りかかり、部下二人を使って馬で老夫を脅かすように嗾ける。しかし二人は逆に反撃を受けて落馬し、命を落としてしまう。
この様子を目にしたハゼルは恐怖しながらもスタルカドに近づき、剣と馬車の交換を持ちかけた。
不埒な行いをしておきながらの取り引きに侮辱されたと感じたスタルカドはハゼルと口論詩に発展する。
この時スタルカドは老いによって視力が失われいたが故に相手の素性を知る由もなかったのだが、口論の果てにハゼルがアーリ王に仕えて戦士の息子だと気づくと態度を一変させ、金貨を支払う代わりに首を切り落としてほしいと頼んだ。
金目欲しさにそれを了承したハゼルはスタルカドの剣を振るって首を落とす。すると切り落とされた首は地面へと噛みつき、倒れ伏した巨体は大地を揺らしたという。
一歩間違えれば押し潰されていたかもしれないハゼルであったが、死した老兵への弔いとしてローリュングと呼ばれる場所に埋葬した。>>894
【関連人物】
ヴィーカル
南ノルウェーのアグデル王。スタルカドが最も敬愛した人物であり、また逆に王に最も信頼されていた。
スタルカドが犯した始まりの罪科の犠牲者であり、神への生贄としてその身を捧げられた。この件をきっかけにスタルカドは罪悪感を生涯募らせる。
しかし当人は自身の死を予感していて、スタルカドに殺されるつもりで儀式を行った。
オーディン
北欧神話の大神。グラニという人間に扮してスタルカド養子に取り、神の戦士として育成して祝福を与えた張本人。
実はスタルカドが向かう数々の戦場で暗躍していた。
トール
北欧神話の雷神。戦闘能力でいえば北欧の神々でも最強で、巨人たちの敵対者。スタルカドにとって呪いをかけられた相手であり、祖父と因縁のある神。
シグルド・フリング
スウェーデンの王。「デンマーク人の事績」「ノルナゲストの話」でのみの記述だが。スタルカドが兵士として仕えた事もある相手で、ラグナル・ロズブローグの父親。
シグルド
ヴォルスング・サガに語られる大英雄。『悪竜現象(ファヴニール)』を討伐した偉大なる竜殺しであり、スタルカドが生涯培った技能を用いても敗北を喫した北欧の天才。最初で最後慄いた相手。娘のアスラウグは後にラグナル・ロズブローグの3人目の後妻。>>895
【人物】
屈強な肉体と、巨人の末裔たる証の巨躯を持つ、蒼灰色の肌の男性。
バーサーカークラスで召喚された影響で、人間の姿ではなく異形の姿で現界を果たしており、鬼のような凶相と8本の腕はその証左。
狂化している為、理性は確認はできず巨人由来の凶暴性と雷神トールの呪いにより生前の人格が表に出ることはない。本来であれば高潔な武人で、戦いにおいては相手と全力の剣戟を楽しみながらに殺し合いを望む人物。だが、バーサーカークラスで召喚された彼は只々破壊を撒き散らす災害でしかなくなっている。
その凶暴性故に召喚直後は令呪で動きをコントロールしなければ制御不能となり、反転衝動の影響でマスターにすら牙を剥く可能性があるので、令呪一画の消費は必須となる。
制御できれば従順なサーヴァントとなり、敵対勢力を刈り取るだけの殺戮マシーンと化す。元々仕える相手には真摯となる人物なので、狂化されていても内面の影響が少なからず残っているかもしれない。
聖杯へ望む願いは「過去の罪科の清算」。生前の仕えた最初の王であり、盟友でもあったヴィーカルを神への供物として捧げた事への罪悪感を生涯感じていた。本来であれば神に身を捧げるのは名誉な事だが、それでも罪に意識を感じられずにはいられなかったので、聖杯に願ってヴィーカルと再開し、懺悔して向き合おうと考えている。>>896
【能力】
戦闘能力は圧巻の一言。巨躯からは想像もつかない程に縦横無尽に素早く動き、8本腕という圧倒的な手数で暴力の権化とも言えるほどの白兵戦を誇る。
巨人の膂力で剣を振るうだけで宝具と見紛う程の破壊を撒き散らし、魔力放出(氷)の効果で動き回るだけで周囲を凍結させ、魔力防御で常時バリア(冷気)を展開している鉄壁状態で、正に攻防兼ね備えた城砦に等しい戦闘力を有するバーサーカーだが運用するにあたっての魔力消費が激しく、一流の魔術師であっても召喚した瞬間に干からびて生死を彷徨うハメになる程の燃費をしている。
バーサーカー故に理性がなく技量も失われているように思われがちだが、スキルにより生前培った技術を狂化影響下でも発揮する事が可能。
別クラスとして、セイバー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン等の適性を有している。
最も適したクラスはランサーで、オーディンから授かった槍と、原初ルーンを合わせたマジックランサーがスタルカドの本領であり、8本腕は失われてしまうがより洗練された技量を発揮することができる。>>899
召喚した瞬間から命懸け。ある意味バーサーカーらしい……ですかね?>>859
銃火器とか色々使えることもあってマスターかその助っ人としてはかなり強力な存在になりそうですね。
いいキャラクターだと思いますし、食満に弟分が生まれるとは感激です。
食満本人としては当初、代行者とかの仕事とは関係なしに人生送ることを望んだけれど、それでは彼の自由意思を尊重したいという思いとも相反してしまうので悩むところもあっただろうな、と考えます。そして最終的に彼の意思を尊重して現在のポジションになった……と想像してみました。
>>875
設定がメイトリックス大佐とかランボーみたいに凄い!とか考えてたら元自衛官(特戦群出身)という設定の神野も大概だった。
>>898
最近の監獄長さんによるスタルカドの掘り下げや設定構築の熱心さとその成果に驚かされます。バーサーカーらしい呼吸する破壊衝動のようなキャラクターは物語での立ちはだかる強敵になってくれそうです。
単独で彼を妥当できるサーヴァントは少なそうですし、snのヘラクレスポジションになれそう。>>875
なんか、ビオランテと気が合いそうなキャラだ。(ビオランテの嫌いなもの:悪人、獅音の嫌いなもの:外道。二人とも悪者が嫌い)アメリカ異聞帯のプロローグの後半、完成はしたけどAIのべりすとの助けを借りながら書いたら文字数がダイジェストじゃなくなったんで、削れるとこは削る。(ゴッフによるぐだ達の専用マシン紹介とか、ダブルベッドで昼寝するぐだ&マシュとか)
>>902
まあなんて素敵な特異点なんだー
これは今までにないほど楽な特異点に違いないー
……そういえば私も昨日のSSでぽんとカヴン出したけどキャラ設定とかも出した方がいいのかな…
ランサー・スタルカドの技量宝具廃止して、グングニル宝具追加になるかもしれない……。
聖槍抜錨(通常)
聖槍抜錨・大神拘束全貌解除(EXランク)
と言った具合に変わるかも。ただいまwikiの方にイベントの続きを登録させていただきました~
「キャラ増えたなぁ……」となってきたら撤回調整なりの整理というか仕分けはしてもいいと思う。
・SSとかで結構書けてるキャラ
・活躍の場は決めたので後は書くだけのキャラ
・全然書けてないキャラ
・練り直した方がよさそうなキャラ
・一旦撤回するキャラ
みたいな。
>>916以前投下したサーヴァントをブラッシュアップしたキャラシを貼っていいですか?
>>925
では!
「サーヴァント、セイバー。ウーゼルの子モルガン、召喚に従いここに推参致しました。これより我が剣と輪が命、契約者たる貴方に捧げましょう……イメージと違う? ……そうですか。なら、良かった」
【出典】イギリス妖精史、『マーリンの生涯』、古代イギリスの伝承
【CLASS】セイバー
【真名】モルガン・ウーゼルソン/Moragn Utherson
【異名・別名・表記揺れ】ウーゼルの子モルガン、妖精妃モルガン、モルガン・ル・フェ、烙印の魔女モルガン
【性別】女性
【身長・体重】175cm・58kg
【肌色】白【髪色】グレイ【瞳色】ライトブルー
【地域】ブリテン・アヴァロン
【年代】5世紀以前
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】女性、妖精
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:B 魔力:A 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力A:
騎乗:C>>926
【固有スキル】
無辜の怪物:EX
悪しき魔女モルガン。後世の伝承によって過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
セイバーの場合、悪しき魔女という伝承が一人歩きした結果、その肉体が汚染されている。
静謐さを湛えた普段の美貌は偽装の魔術によるもの。
偽装の魔術を解いたその下は、全身に黒い瘴気を纏う屍のような姿になっている。
このスキルによってセイバーはセイバーでありながら古くからイングランドやケルトに伝わる魔女術や原始的なまじないを使用可能になっている。彼女が使用出来るのは治癒や回復、支援に類するものが多く、他者を害する魔術は極めて不得手である。
ただし自身の肉体に関してはその限りでは無く、背中に翼を生やして飛行することが可能となるレベルでの変化を行える。
また、滅びと災いの魔女という側面から魔女でありながら、『破壊をもたらす魔の聖剣を戴く聖剣遣い』という在り方を与えられている。
それによって本来は適性を持たないセイバークラスでの召喚が可能になっている。
カリスマ:B+
理想郷の女王としてのセイバーが有する、軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
その出自と活動区域から妖精を指揮する際にはプラス補正が入る。
魅惑の美声:B
天性の美声。人を惹き付ける魅了系スキルであると同時に、王権による力の行使の宣言でもある。
『妖精郷の女王』として現界しているセイバーは、歌声ひとつで王権の敵対者へと魔力ダメージを導く。>>927
【宝具】
『振るわれぬべき勝利の剣』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大補足:1000人
エクスカリバー・モルガーン。
光の剣。人造による武器ではなく、星に鍛えられた神造兵装。
聖剣というカテゴリーの中では頂点に立つ宝具である。
人々の“こうであってほしい”という想念が地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された“最強の幻想(ラスト・ファンタズム)”
真名解放によって所有者の魔力を光に変換し、収束・加速された光を剣先から放出することで万物を焼き払う。
後世に置いて、エクスカリバーを作った湖の妖精と結び付けられたことから得た宝具。
破滅をもたらす魔女モルガンという性質、そしてエクスカリバーが保有する「味方にとっては勝利をもたらす必殺の聖剣であっても、敵にとっては破滅をもたらす必滅の剣でしかない」という側面が組みあげられ変質している。
その規模、その威力はかの聖剣にすら劣らないが、使用する度に『魔女モルガン』の霊基が失われていく。
完全に使い切ったその時、彼女はもはやサーヴァントですらない只人となるだろう。>>928
『約束された理想郷』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜30 最大補足:9人
アヴァロン・ル・フェ。
妖精の九姉妹の長女・女神モルガンが統治したとされる理想郷を限定的に顕現する。
あらゆる罪が赦され、あらゆる罰を赦され、あらゆる傷とあらゆる病、あらゆる怨恨が癒される妖精達の故郷。
風と土と生命、歌と雨に愛された理想郷。
『あらゆる傷がたちまちのうちに治るのだから、あらゆる戦場において倒れることがない』という理屈によって成立する、守りという概念の一つの究極系。
セイバーはこの宝具を体内で常時展開しており、霊核を傷つけられない限りあらゆる傷や呪いに対する強力な抵抗・治癒能力を発揮する。
また、自身に触れた相手に対してもその癒しを付与出来る。
上述の第一宝具とは異なる、セイバーの固有宝具。>>929
【解説】
最初期のアーサー王伝説、古代ブリテン、あるいは古代ケルトの伝承に語られる女性。
アヴァロンと呼ばれる妖精達の国を統治する女王であり、ペリノア王のように外部の人間でありながらブリテンへ神託を告げる役割を持つ巫女でもあった。
その本質は、アヴァロンという土地が生み出した一種の触覚。全員が美しいとされる9姉妹の中でも最も美しいとされた妖精の中の妖精。アヴァロンを愛し、アヴァロンにも深く愛された妖精の女王。
キャムランの戦いにおいてメドラウド(史実のモードレッド)によって討たれたアーサーをアヴァロンに連れていき、その亡骸を手厚く弔ったアーサーの異母姉。
アーサーが『後世に蘇る伝説の王』と呼ばれる所以になった人物の一人。
前述の通り、生来の彼女は魔女などでは決してなかった。
神を敬い、祖国を愛し、家族を愛した女性。それがモルガンという女の全てだった。
愛深き女は、後世の物語……トマス・マロリー著『アーサー王の死』や、彼の物語に心を惹かれた人々の手によって魔女に堕ちた。
サーヴァントとなった今、無辜の怪物という名の魔女の烙印は、彼女を強く蝕んでいる。>>930
【人物像】
彫像のような面持ちをした容姿端麗な女性。怜悧な外見通り静謐とした佇まいを崩さない深窓の美女。
白いフードを深く被った無機質で存在感の希薄な外見、口数が少なく、事務的な発言が多いこともあって機械的な印象を与えがちな人物。
が、その実態は厳しくも慈悲深い、強さと優しさを兼ね備えた女王。
絵に描いたような優等生タイプだが周囲に目端が効き、多少の忖度なら苦もなくこなしてみせるリーダーでもある。
アーサーをして「彼女は私よりも自分の治める国土を愛し、国土にも愛された女王」と言わしめる女傑である。
ちなみに、幼少期から多忙な両親の代わりにアーサーの面倒を見ていたため、家事全般はお手の物。
根本的に他人、特に彼女の基準で守護対象として認識した相手の世話を焼きたがるお姉ちゃん属性持ち。年の差があれば母親属性にも転じるだろう。
生前は公人として生を全うしたため恋愛らしい恋愛を知らない奥手、かつ奥ゆかしい女性だが、いずれは良妻賢母になる素質を秘めている。ちなみに自覚は無いが、プライベートではやや天然かつ脳筋の気がある。妖精とはいえ彼女もまたブリテン生まれの蛮族なのであろう。
前述のように公人としても私人としても欠点らしい欠点を持たない才媛ではあるが、今の彼女は無辜の怪物に呑まれつつある。
烙印の魔女。貴様に破壊と破滅以外は相応しくない。
落ちろ。堕ちろ。全てを飲み込む嵐となれ。
汝の名はモルガン。騎士王の栄誉に満ちた人生にとっての、最大の障害である。
後世の伝承によって過去や在り方をねじ曲げられた怪物。
魔女という烙印。呪詛にも似た歪な信仰は、巫女としての、女王としての彼女を今も蝕んでいる。
そんな彼女の願いはただ一つ。魔女としての自身の伝承の消滅である。>>931
特技:診察、治療、神託、家事
趣味:旅行、料理
好きなもの:ブリテン、妖精、家族
嫌いなもの:作家
天敵:トマス・マロリー
願い:魔女モルガンとしての逸話を無かったことにする
【一人称】私
【二人称】貴方、お前
【三人称】彼、彼女
【セリフ例】
「私は魔女モルガン。既にお前の知っている姉ではありません。気安く近づかないように……私の手で貴方を破滅させるなど、あってなるものか」アーサー・ウーゼルソンを含むアーサー・ペンドラゴンに対して
「口を挟むべきでは無い、と当時は考えていましたが。この天文台では話が別です。当時の食が困窮していたとはいえ、お前はあまりにも細すぎる。食堂にいらっしゃい、サー・ガヴェンナ。私で良ければ温かいスープを振舞って差し上げましょう」ガヴェンナ(史実のガヴェイン)に対して
「混ざりものがいますね。燻蒸消毒をせねば……ブリテンに、神秘などというものは不要です。幻想なら幻想らしく、物語の中に閉じこもっていればいい」マーリンに対して
「槍騎士ベドヴィル。お前の槍技と私の魔術があれば契約者の守りは万全です……残念です。私がキャスターであれば、再会の記念に聖槍の一つでも授けたものですが」ベドヴィル(史実のベディヴィエール)に対して
「久しいですね、タリエシン。お前も召喚されていましたか……未だ英雄を求めて止まないとは。飽きませんね、貴方も。まあ、私を巫女(わたし)だと知る者が一人でも多くいることは悪くありません。何かあったら声をかけるように。力になりますので」タリエシンに対して>>932
「あれがもう一人の私。魔女として多くの愛を踏みにじった女は、愛を知ったことで破滅の道を辿った……随分と、皮肉なものですね」モルガンに対して(2部6章クリア後)
「ブリテンの生んだ終末装置……いえ? 私からは特に。かの国を終わらせるものという意味では、私も同じ穴の貉ですので。それに、作家を嫌うという意味でも他人には思えません」オベロン・ヴォーディガーン(2部6章クリア後)に対して
「息災で何よりです、バン・シー……そうですか、今はニーアと。いえ、人々に希望を与えなさいと言ったのは私なのですから。それがお前の思う希望の形であるならば、私からは特に……ふふっ。いい夢を見つけましたね。どうか幸せに、ニーア」バンシー(ベン・ニーア)に対して
「ニーアが世話になっていると聞きました。どうか出立の際にはお声かけを。貴方の獲物の尽くを薙ぎ払ってお見せいたしましょう……狩人が地形ごと獲物を薙ぎ払っちゃ世話が無い……? ……失敬。忘れてください」ザミエルに対して
「まずは整地から。都市計画は、その後に」
「よろしい。決着と致しましょう」
「……はい。貴方がそれを望むなら。少しだけ乱暴に振る舞うとしましょう」
「其は破壊の極光。遍く全てを喰らい尽くす、白き光。焼き尽くせ! 振るわれぬべき勝利の剣!!!!」
「……真名、開帳。これぞ我が国、我が世界」
「其は風と土と生命、歌と雨に愛された我らが故郷。
顕現せよ! 約束された理想郷!!!!」
【他クラス適性、変化傾向】キャスター、バーサーカー、アヴェンジャー
【製作者】ジョーン19時にイベントの続き、投稿させていただきます
>>934
人々の願い(のろい)によって堕とされた美人……良い《奇術の舞台(セカンド・ステージ)》
~天魔山、第一会場~
勝利の興奮冷めやらぬ一同の元に、運営スタッフの天狗が声をかける。
「第一ステージ通過、おめでとうございます。さて、これにより特別施設の入場と使用権も解放されました。」
「特別施設、ですか?」
曰く、運営側が管理する宿泊施設やスパが無料で用意されており、フェス英霊たちはステージ活動が無い時間は基本的にここで過ごしているという。>>937
「皆の衆、中々の立ち回りであったぞ!」
「一号さん!ご無事でしたか?」
「うむぅ、そなたの歌声のおかげでな。」
と、ザミエルがササッと二人の間に割り込む。
「───おっと。ファンの方は適切な距離を保ちつつ接するように!」
「(……すっかり芸能関係者振るのがくせになったな、コイツ)」
「おお~!そうであったな、失敬失敬。……で?もしや、もう次のすてーじに向かうつもりか?」
「えぇ、立ち止まってはいられないとそう決まりました。ニーアは漸くのぼりはじめたばかりのようなものですからね、はてしなく遠いアイドル坂を、ね…」
「おい悪魔、未完になりそうなことを言うんじゃねえ。」
「???……と、とにかくそういうことになりました!」>>941
チラ!チラーーーッ!
頑張って動かしますゾォ!>>941
見れるなら見たい。今後もルナちゃん冒険譚で出番あるかもだし。いいっぽいですね。投下しまーす
【氏名】カヴン・プラミア
【性別】女性
【年齢】不明
【出身】霊墓アルビオン
【身長・体重】149cm・87kg
【肌色】乳白色【髪色】赤紫【瞳色】橙色
【外見・容姿】なっっっがいスカートを愛用している魔女っ子。スカートは下半身の全容がわからないほど長くてふんわりしており、中身が体重の8割を占める。
【令呪の位置】下腹部
【属性】秩序・悪
【好きなもの】こども
【嫌いなもの】人が『親』と呼ぶモノ
【魔術系統】黒魔術
【魔術属性】地
【魔術特性】出産
【魔術回路】質:C 量:C++ 編成:異常(下半身の一部にのみ集中している)>>948
魔術・特殊技能・特性など
『黒魔術』
魔術系統のひとつ。生贄を捧げることで、特定の対象に対する災厄の招来及び呪殺、悪魔召喚、儀式による精神集中を目的とした魔術。
プラミア家の黒魔術は数多の呪詛を、特に人の悪意と呼ぶべきものを収集し操作するものである。が、カヴンの使う黒魔術は本人の好みと適性の問題で使い魔に関するもののみに特化している。
扱う使い魔は基本的にその場で産み落としたものを使用する。例外は猟犬型、カワウソ型、鷹型、ネズミ型の四体の使い魔。
"リトドゥ"
霊墓アルビオンに巣食う魔獣を産み直して造られた猟犬型の使い魔。ギザギザの牙と角が特徴。全長は3mを超えるという犬にあるまじきビッグサイズを誇る。
生まれながらにしてDランクの対魔力を備えている。そのため生半可な魔術よりも物理的な攻撃が有効。
"タリエス"
カヴンが初めて産んだカワウソ型の使い魔。とくになにもできないが、思い入れがあるお気に入り。
"マーシャ"
魔眼持ちの魔術師を産み直して造られた鷹型の使い魔。通常の目に加えて"硬化の魔眼"を額に備えた三つ目の鷹。
鷹の目ならぬ鷹の魔眼という言葉遊びだけで鷹の使い魔にされた。名前は素材にした魔術師と同じものだったりする。理由は「響きが気に入った」のだとか。
『硬化の魔眼』
見た者の身体を硬くし動きを鈍らせる魔眼。効果としては石化の魔眼の超劣化のようなもの。
身体が硬くなった者は動けなくなるかわりに耐久力が上がる。>>949
"名無し"
時計塔の生徒になる場合のみ使われる自分の髪の毛を産み直して造ったネズミ型の使い魔。
最低限の五感さえあればいいので特別な性能はない。
使い魔ではあるが我が子と認識していない例外的存在。時計塔で過ごすための分身代わりなので使い魔(こども)としての名前はない。
『[[鯨憑き]]』
極めて特異な憑き物とそれに代々憑りつかれている人間。
通常の憑き物が犬や狐のようなサイズならばカヴン・プラミアの憑き物は『鯨』のように巨大で底知れぬソレである。
個体名アマルハプル。
ダイオウイカと同じくらいのサイズでおおよそ9mほど。
その姿は上方向に巻いたオウムガイの外殻じみた下半身と、ポンプ状の触手に覆われている鯨に似た頭が顔を出している。
カヴンの『受胎工房』に住み着いているコバンザメのような存在。出産に失敗した残骸を餌にしている。
基本的に眠っており、宿主の危機ですらめったに目を覚まさない。
特別な能力を持たないがその分、憑き物としての『留まる』力は非常に強い。本気で引き剥がすには数年、ことによっては十年近い時間をかける必要がある。>>950
『受胎工房』
カヴン・プラミアの下腹部に存在する異能にして異形。その正体は異界化した雌雄同体の生殖器官である。
この『胎』に取り込まれた者は中で使い魔(こども)として造り替えられ、出産という形で外界へ出る。
造り替える際の使い魔(こども)のデザインはカヴンが自由に調整できる。ただし、その生まれゆえか完全な形の人間だけは作れない。
カヴンはこの胎の中に多数の使い魔(こども)をストックしている。使い魔(こども)限定の虚数空間のようなもの。
また、カヴンは自分の身体を定期的に丸ごと産み直すことで超長期間の生存を実現している。その際、不要と判断した記憶情報を濾過しており精神的な変化は最小に抑えられている。
来歴
霊墓アルビオンという名の迷宮がある。
その深部を目指す魔術師がいて、その深部に潜む怪物がいた。
カヴン・プラミアは霊墓アルビオンの深部で交わった魔術師と怪物の間に生まれた子である。>>951
生まれ落ちた時、母体となった怪物はすでに息絶えていた。"それ"はそのまま餌になった。
種を吐き出した魔術師は己の魔術刻印だけでも残そうと必死だった。刻印は問題なく子へと引き継がれた。
刻印に刻まれた情報から怪物の子はそのまま魔女を名乗るようになる。魔女を名乗ってから初めて行ったことは目の前の魔術師を食べて自分の使い魔(こども)として産むことだった。
そこからは長い時間を霊墓アルビオンで過ごした。数年、数十年、数百年、あるいはたったの数日。地上とはまるで違う時間の中で彷徨い続ける内に自分の内側に巣食う呪いに気づいた。どうやらそれは魔女の魔術刻印に付随するものであったらしい。
当時は知りえないことであったがその呪いは鯨憑きと呼ばれるものだった。
魔女はこの呪いさえも使い魔(こども)として産み出そうと考えた。が、これは失敗だった。一介の使い魔(こども)にするにはその存在は巨大すぎたのである。つまりは難産だった。
魔女は出産のため迷宮のごく浅い層で動かず準備をしていた。そんなタイミングで局所的な裂け目(ポータル)が発生し地上へ放り出されてしまったのはまさしく不幸だったと言えよう。
初めて訪れた地上。どこへ行けばいいかもわからず右往左往しているうちに時計塔のネストリスと名乗る魔術師に拉致拘束監禁の三連コンボをくらう。
魔女の身動きを封じ、その命を握ったまま魔術師はこう言った。
「おや、言葉は通じるのかい。これは都合がいい」
「君の目的はその呪いの出産、と。ならば歩み寄れるだろう」
「必要な環境は私が提供しよう。その代わりに君は私の生徒になる───どうかな?」
選択の余地なんて贅沢なものはないと諦めながら魔女は申し出を受け入れた。
この後カヴン・プラミアの進む道は大きく三つにわかれる。>>952
→出産に成功する。
肉体を持ってしまった鯨憑きに母体を食い破られて終了。最速で死ぬルート。
→出産に手間取る。
予定通り時計塔の生徒に。本体が動かせず使い魔にしたネズミで動くルート。
→出産を諦める。
鯨憑きは体内に放置して時計塔から去る。聖杯戦争に参加するルート。
人物像
無意識のうちに世界は自分のためにあると考えている自己中。人を愛する行為が結果的に害になるはた迷惑な魔女。
生まれつき持っていた母性本能のようなナニカと断片的な魔女の情報を元に、人を愛でるだけの生命活動を続けている。
争っていても、眠っていても、襲われていても、とかく人がなにかしているだけで面白い。それは子猫の一挙一動を人が愛おしく思うのとどこか近しい感情。
その存在が人と離れているからこそ視点。同時に眺めるだけでは足りず、人を我が子のように手元に置いて愛でたいという欲求がある。
いいや違う。我が子のように、ではなく。我が子として、他人を産み落として飼いならしたいという欲を持っている。
彼女が漏らす「食べたい」という言葉は心からの愛情表現である。>>953
魔女が己を魔女と定義するのは、単にそれが自分のすべてだから。
雛が最初に見たものを親と思い込む現象に近いだろうか。プラミア家の魔術刻印によってもたらされた情報だけが教え導く親であり、知覚できる世界であり、つまりは自分を構築するすべてだった。
魔女にとってはそれでよかった。自分が何者であるかなんてわからない、怪物、悪魔、半人半妖───どんな呼び方だって変わりはしないが、それでも『魔女』というわかりやすさだけは、心地よかった。
このため口調はそれなりに意識した"魔女っぽいもの"がすこーしずつ入ってくる。
サーヴァントに対する態度はぞんざいの一言。使い魔のくせに自分の子供として産めない欠陥品という認識。
聖杯戦争に参加する理由は『人を眺めるため』と『新しい使い魔(こども)を見つけるため』の二つ。聖杯そのものは興味がない。召喚したサーヴァントを気に入れば受肉させるために聖杯を使うかもしれない。
時計塔で過ごす場合は基本的に使い魔のネズミだけしか動かしていないので無力かつ無害。
同じ考古学科の小さな教室に通う後輩たちを眺めては「食べたい」と思いつつ授業をぼんやり聞き流す日々を送っている。>>954
【一人称】アタシ【二人称】アナタ【三人称】あの子、あれ、あいつら
台詞例
「キェッ、キェッ、キェッ、キェッ、この壺はよぉ~く磨くんだよぉ…………なんか違うわね」
「現役最古参? ああ……そういうことになるかー。アタシはずっと卒業できないからねぇ」
「はぁ……食べたい……あの元気そうな子とか、アタシの中に誘い込めたりしないかしら」
「産む時の感覚? そうねぇ、手のひらから骨を突き出す感じって言えばわかる?」
「箒を持ってると魔女っぽいって? それだけで? へぇ…………へぇ」
「そう、愛でるの。産んで、愛でて、まぁた産んで、まぁた愛でる。この世にこんな幸せなことってないでしょうね?」
【製作者】黒鹿ファンスレ建てましたー
久々な気がする…>>958
あんまりお綺麗なキャラでもないし…と寝かせてたら三年経ってました。びっくり。新キャラ特有のフレッシュ感はもうない
こういう鯨憑きってアリなんでしょうかあかん、アメリカ異聞帯の幕間(前日談その2)を書いてたら、米軍の特殊部隊(オッペンハイマー直属)がいきなりミレニアムみたいになってきた。
書き直そう。>>964
>>965
Yes、まさかのフーディーニ!詳しい面子は↓に乗ってたり
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%80%8E%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%EF%BC%81%EF%BC%9F%20%EF%BD%9E%E5%86%AC%E5%A4%A9%E9%AD%94%E7%89%A9%E8%A6%8B%E9%81%8A%E5%B1%B1%EF%BD%9E%E3%80%8F?pc>>968いいよ
そしてこれは特に隠していないカヴン周りの裏設定
『プラミア家』
魔女のように振る舞い、魔女に向けられる悪意を束ねて、魔女の存在を疑似再現し"魔法"に辿りつこうとした一族。黒魔術の中でも特に呪詛に扱いに長けており、使い魔の扱いは基本的なものしかない。
この一族の当主となるものは性別、年齢に関わらず"カヴン・プラミア"を襲名する伝統がある。これは"魔女に向けられる悪意"を分散させないための処置のひとつなのだが、魔術師の悲願とは関係のない現在のカヴン・プラミアも刻印に刻まれた情報をもとに自発的にそう名乗るようになった。6代目の当主が霊墓アルビオンで魔術刻印と共に消息不明になったので実質的に滅んでいる。
余談ではあるが、プラミア家の根幹には魔女ケリドウェンの存在がある。
『プラミア家6代目当主』
魔女の家系なのに男が当主になってしまったレアケース。
"魔女"というだけあって男では諸々の効果が通常より下回っていた。それを補うため男は魔女よりも魔女らしく悪意を向けられるようつとめた。
その方法はありとあらゆるメスをファックするというサイテーなもの。こんな方法でも効果はそこそこ出てしまったので男は調子にのった。守備範囲を人外に広めたのである。
まずは使い魔の黒猫を。次は野良の大型犬を。その次は瀕死のウサギを。そのまた次は浅瀬に迷い込んだイルカを。そんな具合で徐々に守備範囲を広げ、ついには哺乳類の枠を飛び越えた時点でもう後戻りはできなかったように思う。
勢いのままに男は異界の怪物をファックせんと霊墓アルビオンに乗り込み────運命に出会う。
『怪物』
霊墓アルビオンに生息する。
プラミア家6代目当主にファックされてしまった被害者にしてカヴン・プラミアを産んだ"母体"である。
陸上をすいすいと動き回る触手がうにょうにょした貝類のような化物。牡蠣のようにもヒトデのようにも見える五枚貝の姿らしい。なんだそれは。
カヴン・プラミアが持つ『受胎工房』の完全上位互換能力『受胎工場』を持っている。>>977
食いしん坊なタゲリアさんとか顔隠しの椿さんとかかな推薦するなら。ついでに言うと6代目は存命中です
カワウソのタリエスくんとして生まれ変わってカヴンと一緒に時計塔にいます>>982
なにかできたらなにするかわかったもんじゃないので…いやわかりきってるんですけどサーヴァントを投下するタイミングが、このスレ変わる前しかない…!
更新なければ投げます~【CLASS】キャスター
【真名】ドラウパディー/Draupadi
【性別】女性
【身長・体重・スリーサイズ】157cm・49kg・B93/W60/H90
【出典】『マハーバーラタ』
【地域】インド
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】神性
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:C 魔力:A 幸運:EX 宝具:A+
【クラス別スキル】
〇陣地作成:A
魔術師として自らに有利な陣地を作成可能。
自身の宝具として、神殿を造りだす事ができる。
〇道具作成(偽):A
魔術師(キャスター)のクラス特性。
魔力を帯びた器具を作成可能。
本来、魔術師ではないためこのスキルを持ち得ないが、宝具の存在によって同等の能力を得ている。作り出される(宝具から現れる)道具はすべて「インドラプラスタに存在するもの」である。このスキルによって、さまざまな魔術の道具や霊薬などを使用する。>>986
【固有スキル】
○狂化:EX
骰子賭博後にはカウラヴァの百王子の次兄ドゥフシャーサナの胸を裂き、その血を飲むというビーマの誓いが果たされるまで、ドラウパディーは髪を解く、切る、結ぶ(いずれも怒り、憎悪、恨みの象徴)ことはなかった。
ドラウパディー・アンマン派では、この行為をドラウパディーに化身した破壊の女神カーリーの相の発露であるとしている。
すなわち規格外の憤怒、である。
○女神の神核:A
生まれながらに完成した女神であることを現す。
神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉への耐性を獲得し、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。
ドラウパディーの肉体は人間のものでありながら、幸運の女神ラクシュミーの化身として、英霊ではなく神霊サーヴァントとしての霊格を有する。
〇カリスマ:B
王妃(ラーニー)のカリスマ。
軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。>>987
○黄金律:EX
身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
時に天界の如しとさえ謳われた、パーンダヴァの財産(お財布)事情は彼女が一手に管理している。
すべての財産を失い、森林で十二年の間を追放されていた時期には、アンクシャ・パトラ(Akshaya Patra)という太陽神の壺を授かり、彼女と夫であるパーンダヴァのみならず従者達の暮らしを支えた。
クル・クシェートラの戦いにおける戦没者の葬式が、ドゥリーヨダナが使い果たしたクル王国の国庫では賄えないことになった時、マルッタ王の埋蔵金を手に入れることができた。
呪いのように積極性でもない限り、何かに不足することはない。
〇(空き)
【宝具】
『天から灌がれる火群(ヤジュニャ・セーニー)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ドルパダ王に望まれ、シヴァ神の手によって祭壇から現れたという逸話。
自他の区別なく人の祈りを叶える性質を一時的に制御して、限定的に願望を実現する。
イメージを誤れば、暴走の可能性もある危険な宝具であると言える。
義母クンティーが知らずの内に言葉にした「五人で分け合いなさい」を真摯に受け取ったアルジュナの願いを叶え、ドラウパディーはパーンダヴァ五人共通の妻となった。否、伝説では記されていないが、文字通りに五人に分身したのだ、とも。
自らの霊基を触媒にユディシュティラ、ビーマ、アルジュナ、ナクラとサハデーヴァを使い魔として顕現させる。共に現れる王冠、棍棒、剛弓、直刀は彼らの魂を象ったもの。
法神の子ユディシュティラの化身をシャマラー、風神の子ビーマの化身をバラティー、神々の王の子アルジュナの化身をシャチー、双医神の子ナクラとサハデーヴァの化身をウシャと呼ぶ。この名前は『ナーラダ・プラーナ』や『ヴァーユ・プラーナ』で言及される、ドラウパディーの部分的化身である各々の父神の神妻に由来する。>>988
『天下に君臨する天上(インドラ・プラスタ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:300
ドラウパディーの象徴武装。
飛行し、恐ろしく、巨体で、怪力で、赤眼か黄色の眼をした羅刹の一派、キンカラの八千体が守衛隊に命じられたインドラプラスタの集会場。これはアスラ神族の工芸師マヤが手掛けたもの。つまり神の乗り物(ヴィマーナ)であることを意味した。
黄金の舟ヴィマーナ。またの名を輝舟、黄金帆船、天翔ける王の御座。天翔る戦車にして船。神々の乗機にして宮殿。宇宙にすら至るという、“神が空を飛ぶための何か”。黄金とエメラルドで形成されており、水銀を燃料とする太陽水晶により太陽エネルギーを発生させて駆動する。叙事詩において「思考と同じ速度で天を駆ける」と謳われ、その挙動は通常の航空機の縛りには捕らわれず、物理法則の範疇外。搭乗者を守る機能として数十の迎撃宝具が搭載されている他、ヴィマーナに関する科学技術書『ヴィマニカ・シャストラ』には、ジグザグ飛行、翼を広げての高速機動、ヴィマーナ同士の激突を防ぐ緊急回避能力の他、光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、はてはレーザー光線や生物兵器の使用までも可能という記述が存在するという。
このヴィマーナは機動ユニットである本体と、集会場として使用されている施設ユニットに分かれている。射程範囲内に存在する対象に魔力光弾を撃ち放つ質量兵器として、また一定距離に限り空間支配力(マナの支配圏)を確立する拠点としても機能する。
【Weapon】
王冠、棍棒、剛弓、直刀。
五人の夫を連想させる武器や技を使用することもある。>>989
【解説】
古代パンチャーラ王ドルパダの娘で、クル族の王パーンドゥの五王子ユディシュティラ、ビーマ、アルジュナ、ナクラ、サハデーヴァの妻となった。
父ドルパダは自身を打ち負かしたアルジュナと結婚できるような娘を望み、祭祀によって誕生。ドラウパディーが成長すると婚姻のための自選式を開き、各地から集まった王族が武芸を競う。その中で唯一成功したのがアルジュナとされる。その後、五王子たちの母クンティーの一言で五王子全員の妻となるが、聖仙ヴィヤーサ曰くドラウパディーの前世である女性が夫を得るために、シヴァ神に対して五回「夫を下さい」と願ったために来世で五人の夫を得ることになった。また幸運の女神ラクシュミー(シュリー)の化身であり、五王子は全員がインドラの化身であるため、実質的に一人の夫なのだと伝説では語る。
ラージャスーヤ祭で五王子の長兄ユディシュティラがインド神話世界の皇帝となると、それに嫉妬したカウラヴァのドゥリーヨダナは叔父シャクニと共謀して骰子賭博のイカサマを仕掛ける。不当に賭けられた彼女は潔斎中であるにも関わらず、公衆の面前に連れて来られ衣服を剥ぎ取られるという憂き目に遭う。だがヴィシュヌ神の化身クリシュナへ祈りが届けられ、その度に新しい衣が出現したことで辱めから解放される。カウラヴァの百王子の父王ドリタラーシュトラの取り成しで五王子たちを自由にし、その後ユディシュティラはまた賭博に敗け、12年を森で最後の1年を匿名で(露見した場合はまた同じ13年間を繰り返す)過ごさなければならなくなった。
18日に渡ったクル・クシェートラの戦いが終わり、ハスティナープラに入城し、五王子たちと共にクル王国を治めた。やがて王位をパリクシットに譲りヒマラヤ山からメール山までの道程で、「五人を平等に愛さなければならなかったのに、アルジュナを特に愛してしまった」という罪で倒れ死去した。死後、彼女たちは罪を先に浄めた後に天に昇ったという。>>990
【人物像】
パンチャーラ王の娘(パーンチャリー)、祭祀によって生まれし者(ヤジュニャセーニー)、五人の夫を持つ者(パンチャミー)、常に若き女性(ニティヤヤウヴァニー)、プリシュタの孫娘(パールシャティー)などの異名を持つ。
また、生まれた時から黒衣を身に着けていたことから黒き女性(クリシュナー)とも。
バーラタ・ヴァンシャ、すなわち当時の世界(インド亜大陸)の覇権を握った世界皇帝(ラージャスーヤ)ユディシュティラが治めるクル王国の王妃に相応しい、気品と貞淑さの持ち主。
父の悲願を叶える娘として大切に可愛がられてきたためか、育ちが良く、分別があり、物静かな、ゆるふわお姉さん。まさに絵に描いたような、天使のごとき。
しかし、有事の際にはクル王国を運営している敏腕を振るい、凛とした気高さと威厳を発揮。周囲の状況や他者の言動を冷静に見定めて行動するその姿は、高いカリスマ性にあふれた才女そのもの。
天性の魅力を前にして、抱く印象の良し悪しに関わらず、ドラウパディーを無視できる者はいない。それはつまり味方を作りやすいということだが、同じぐらい敵も作りやすいということに他ならない。
特技:帳簿作成、石鹸作り
好きなもの:自分磨き、家族
嫌いなもの:賭け事
天敵:アルジュナ
願い:家族・祖霊(ピトリ)に捧げる>>991
夫達の王という社会的地位を利用されないよう過不足なく国庫を運用する、出来るキャリアウーマン。王妃だけあり扱う財産の桁が一般家庭とは遥かに違うだけで、その鍛えられたメンタルの強さはむしろ雑草寄り。
なぜならアルジュナの手によってパンチャーラ王国の外に出てからというもの、彼女の人生の半分を占めているのは、亡命生活をしている夫達とのあばら家であり、クル王族の先祖ですら諦めたカーンダヴァプラスタの開拓に付き従った記憶であり、賭博で財産を取られてから十二年を森林で過ごした苦行者のような暮らしであり、使用人サイランドリーとして身分を偽った一年間の労働である。
それに加えてインドラプラスタにいた頃は、パーンダヴァの家財管理という膨大な仕事を毎日のように行っていた。宮中に訪れるすべての人々と、すべての従者たちについて牛や羊の番人にいた るまで、彼らの行動をすべて把握して、ただ一人だけで王の収入と支出の一切合財を管理した上で、あらゆる時に五人よりも最初に目覚めて、五人よりも最後に寝る。この常に夫達を優先する(古代インドの美徳もあるが)生活が、彼女にとっての当然だった。
あまりにも暇であると、逆に不安になるワーカーホリック。
各々が神々の息子であるパーンドゥの五兄弟、パーンダヴァ全員の妻としてクル・クシェートラの戦いを引き起こす原因の一つとなる。
これは神々が滅ぼした羅刹が人間に転生したことによる大地の女神プリティヴィーの重荷、すなわち人口増加を和らげるために仕組まれた、神々の遊戯(リーラー)の一環であった。
……ドラウパディーは自分を偽っている。
それは怒りと結び付きやすい自分を戒めるためかもしれないし、パーンダヴァの五人を平等に愛するべきであったのにアルジュナを殊更愛してしまったことへの罪悪感からかもしれない。
ともあれ、召喚された彼女は本来の自分とは大きく異なる。浮世離れした理想的な女性であろうとすることに固執。花嫁修業のやり直しを思って現界しているのである。>>992
【台詞例】
一人称:わたし/私
二人称:あなた/貴方
三人称:彼/彼女/あの方
脳内CV:
「サーヴァントで、キャスターな、ドラウパディー。それが今の私ですね。よろしくお願いします、マスター」
「どの辺りが詠唱(キャスト)か、というと……帳簿の速記、とか?」
「実は、石鹼作りが得意なの。可愛いのを作ってあげようか? それとも格好良いのがいいかな?」
「マヤースラの眷属たち、お願いしま~す!」「インドラプラスタ守衛隊、ふぁい、お~!」
「天上にも等しい輝きを、此処に。『天下に君臨する天上(インドラ・プラスタ)』!」
「シャチー、あそこを狙って」「炎神の咆哮(アグニ・ガーンデーヴァ)!」
[[クリシュナ]]に対して
「ジェイ・シュリー・クリシュナ。蓮の目をした御方に祝福あれ」
[[サハデーヴァ]]に対して
「サハデーヴァ! 彼は私の夫の一人です。アシュヴィン双神の息子として医術に秀でているだけではなく、とても賢いので、王宮時代はユディシュティラの宰相を担当していました」
[[シカンディン(アーチャー)]]に対して
「兄上ですね。一時期、兄上は女性なのではないかという噂が流れたこともありましたが、けっきょくは何事もなくて良かったです。と、いうことにしておいてください」
[[ドリシュタデュムナ]]に対して
「兄上ですね。ユディシュティラの冠を飾るこの魔尼の宝珠は……兄上の仇に対して、殺める代わりに受け取ったものです」次のスレというか1時30分までには続きをあげたい……!
1000ならサンタ霊装(コス)が流行る
>>998
第三者の一言で始まる系ヒロイン……!キャラがサンタさんにプレゼントとして欲しがったモノ一覧大公開。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#202
1000
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています