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聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/なんか寝て起きたらスレ変わってた…GW恐るべし…
あとルナちゃんアイドル計画は正直言ってすごい楽しみです()シャルルとリンネも書きたいな……今週の目標だな……
リンネのファンの子が言及セリフでいてくれたような……誰だったか……リンネを書くとなると「好みの顔と体と性格で一番好みのアプローチばかりしてるんだから愛されないわけがない」とかいうきもちわるい思考を降霊させねば
>>4
そうだ四方ちゃんだ、ありがとうございますスレ建て乙です
自分の見た目に自信が無いネガティブなマスターと契約して「見た目がブサイクなのは後からいくらでも変えられるけど、中身がブサイクなのはどうにもならないわよ? あんまり卑屈になるのはおやめなさい?」って背中叩くサーヴァントやりたいなって思ったけど考えれば考えるほどメイヴじゃなくてマツコ・デラックスみたいになる……休みボケかな……スレ立て乙です~
なんだって?自分に自信が無いネガティブな卑屈マスターを推せですって?!(言ってない)(間久部理仁を用意しながら)>>9
ロドピス!!エジプトの!!!!
「諦めなければ夢は叶うと言うけれど、それは一分一秒も妥協せず夢を掴もうと全力を出している人のこと。
遠い遠い未来でいつか必ず叶えてみせるからと今燻ってることを良しとしてる奴はただの夢見がちな甘えた怠惰」
とか言ったりする2人ですからねローザとシンデレラは>>15
性的な意味でも奔放なのでそっちの意味でも振り回されそうだぁ>>16
ギリシアっぽい>>16
おっぱいのホクロ!!>>21
カエル、美女だとヴォジャノーイが人に化けたとか?と連想しました。そういえばアレイスターやメイザースみたいなエレナ以外の近代の魔術師は型月ではどういう扱いだとかわかっていましたっけ?
>>16
ワンポイント原典要素コーデ、いいですね
フリュネはうちのストックにもいましたね……
黄金像の話とか「アレクサンドロスにより破壊され、娼婦フリュネによって再建された」云々の話とか興味をそそる逸話が多い>>34
気付かなかったけれどそういう小ネタはガンガン入れて行って欲しいしじゃんじゃんオープンにしていってほしいですよ>>34
気付かなかった…しゅごい…>>27
ありがとうございます。ほとんどわかってないんですね。>>39
ロイヤルなゴールデンボンバー……!
この美しさには絶対があるっ!シンボリ(ックなカブたちと)ルドルフだよ。夜露死苦ゥ!!背景なし
>>34 ヤッター! 伝わったー!(か、完全にレスにコメントするタイミングを逃した……)
な、何も更新なければ単発ssを投下したく…!「幽霊学校?」
「そう噂されていましたね」
「なるほど、例えばスィレン君の言葉で云うならば“死,んでいると自覚した者は不幸だね”といった具合だろうか」
奇妙な組み合わせ、しかし共通点を箇条書きにするならば、ある程度は、という但し書きが必要ではあるが納得はできるだろうか。
人間は大別して二系統二属性、創る者と探す者・壊す者と使う者に分類されるというが、少なくとも彼ら三人は、探す者に属すると思う者も多いだろう。
「いやだな、死者という自覚を持っている時点でその人は生者でしょう」
「そこ重要なんですか??」
「重要も重要。対象の定義がズレると幸福の定義もズレるからね」
「ん~??」
魔術協会の最大派閥、時計塔の一学部である考古学科(アステア)の異端、早駆けの放浪者(ゴースト・ランナー)などという畏まった称号を持っているドリィ・ブライランド。しかし表面上の彼は理知的な、アイドルに熱狂している人だけのように――ブライランド家の魔術理論はもっと深智の域であろうが――感じる。
そしてスィレン・ヌフクロッシュ。ラウから見ると最も距離感を測りかねるのが彼だった。花盗人とも揶揄されることから大体の予想は付く。ドリィさんも千年単位で継続する魔術回路の持ち主であり優秀な人物ではあるが、この男の破綻した香りの具合には遠く及ばない。
(ぶっちゃけ、超怖いんですけど!)>>45
もし透視の魔眼の類があったのならば、極めて危険な状況に置かれていただろう。
透視の亜種、対象の過去を視る『積悪の魔眼』は心を見る眼ではないのが不幸中の幸いだ。
現代魔術科から考古学科の人脈に渡りを付けた、カイホスルー・アードゥル、アードゥル一級講師はよくもまあ、このような個性豊かな魔術師達を見つけてくる。と、かの有名な略奪公を抱える現代魔術科の人間が言えたものではないが。
なまじ、人類史の中で生まれた概念(神秘)を下敷きにしているだけはある。
「そろそろテリトリー前に待ち合わせした人が…」
「久しぶりですね、ラウ君~」
にこやかに三人組の一人に声をかける。
荒屋敷まきな。英国時計塔にあってはマキナ・シスタールと過去を改竄して入学した女。
(やっべ、これ“外行き”の顔だわ)
まきなという人物は、要約すると猫かぶり。その擬態は外見に露骨に出、制服(当然ながら私服である)のコーデの内、白縁の黒のブラウスを着崩していないことですぐ分かる。
「ああ、マキナさん……でいいんでしたっけ?」
「やだなぁ、年上にさん付けされても困っちゃいます。マキナでお願いします、ドリィさん」
「……んー、それじゃマキナ君で」
「えー、固くないですかぁ?」
「僕達ぐらいの年齢になると、年下に対してもある程度の生真面目さは必要になるのさ」
それに対してはスィレンも頷く。
「そういうもんですかね」>>46
「ラウ君にも分かる時が来るさ、何かあったら即事案になる世の中だからね」
「いやそっちの意味で……?」
「ともかく、これで当初の予定通り、現代魔術科(ノーリッジ)の二人と考古学科(アステア)の二人が合流したんだ。本題に移ろうか」
「はーい。
ちらっと潜入した限りだと、完全に地球とは違った秩序(ルール)、異界常識で動いていそうだなーというのは思いました。これに関しては後々共有したいと思います」
「ん、了解」
「第二に、異界を異界として成立させるための錨、塔、槍。その空間の魔力の使用方法を決める法、聖杯(アートグラフ)が存在するのは確かだと思いました。怪しそうな礼拝堂にはまったく近付けなかったので推測ですが」
「そこはおいおい詰めて行こう。戦闘もできるスィレン君がメイン気味だね」
「単一化された概念だとどうかな。まぁ、頑張るでしょう」
「探索系は全部ラウ君が」
「おっと最後がすげー雑ぅ!!」
亡霊。
死後もこの世に姿を残す、卓越した能力者の残留思念。またはその空間の記憶。焼き付いた未練や怨念の痕跡。あるいは魂や記憶が焼き消えてもなお生き続け、世界に溶け込んで一人歩きをした優秀な魔術回路。
精神だけの存在としてさまよう死者のデータ、精神体(ゴースト)ならば脳が焼き切れるという身体的制約を受けずに巨大な魔力を、魂の限界が来るまで生み出し、扱えるという。
「肉体が無いから薪みたいなものだよ」
「本当ですか~?」
幽霊学校というのはその実、亡霊の巣窟であるということを意味していた。
が、それだけならば幽霊学校と呼称される必要はない。学校という体系を保つだけの秩序がある。>>47
「魔術理論・疑似霊子(ムーンセル)……うん、第三要素なら物質的制約は排除できるからね。これは大きな利点だ。例えば仮想運営されたことで証明された異世界であっても違和感なく、そこにあることができる」
「あ、意外ですね。スィレンさん、疑似霊子は現代魔術科(ノーリッジ)か創造科(バリュエ)、応用される賢者の石に関しては鉱石科(キシュア)の領分ですけど」
「錬金術の分野ではあるよね。西洋錬金術ではないけれど」
「要するに霊体状態が異変ではないよう認識が操作されている、とか?
いやループしているとしたら面白い。繰り返されることで集中する怨念、逆流する魔力を一箇所にすることで霊基再臨、異なるカタチへの変化を誘発する可能性もある」
「しかるに、亡霊をNPCとして再構築して、彼らを用いて世界……異界の魔力を回して吸い上げている?」
などと魔術理論の談義で盛り上がる才人を余所に、未成年達はこそこそと。
「ねぇ、何言っているか分かる……?」
「降霊術が専門分野のお前に分からなければ俺も分かんねえよ」
「……でもあれだ、簡易的な地獄みたいな場所ってのだけは分かる――――」なんかこう、「強くないけど運が良くて良いとこ行く鯖鱒による聖杯戦争珍道中」みたいなのが書きたい……
例えるならば「イアソンと慎二」とか「アストルフォとウェイバー」みたいな?>>30
高校生組
・九重海音→クラスの中心的存在、リーダー役
・比並鏡香→クラスの中でもトップカースト、男女共に人気がある
・鬼灯和澄→目立ち過ぎず目立たな過ぎず、でも立場的に高嶺の花となっている
・黒鳥蘇芳→クラスの中でも特に華があるため嫌でも目立つ、「届かない高嶺の花」と思いつつも密かに想いを寄せる男子多数、そしてそれを良く思わない女子も多数
・黒鳥蘇芳(IF)→その存在と空気感からクラスからは浮き気味、ただそれでも人を惹きつけるため周りには誰かしらがいる
・狭霧優→ほどよく真ん中、想いの寄せられ方も真ん中
大学生組
・ドロテーア・イルゼ・エンブリック→まあまあ良い位置、友人も多い
・黒鳥千寿→全体的にスペックが高いので中心にいることが多い、サークルの勧誘も多数受ける
・中見唯名→真ん中より少し上くらいの位置、こちらもなんだかんだサークルの勧誘は受けやすい
・深淵幽歌→色々と独特すぎるためやや真ん中より下め、ただそれでも理解ある友人は多い
うちはまとめるとこんなもんかな?>>55
新規ご参加大歓迎ですよー!
僕鯖スレからというのはどういったキャラかによりますが、基本問題なしですので、お気軽に投下してお聞きくだされば!>>55
カマーン・ニュービー!あまりアイドルとかに関して、語れる引き出しの無さが悔やまれる(スレを遡りつつ)
ここのえのアイドルはバーフバリとかのカリスマ性になってしまう...王(アイドル)を称えよ...
>>52
たぶん書いた人、ダンジョンアタックめっちゃ好きなんやと思いますねえ!(D&Dから始まりソドワ、最近ならダンジョン飯とか)
「ハッタリ重視で特異点って言いましたがこれはどう考えても微小特異点」という懺悔>>55
おや、ご新規さんが来たとです?(ニョキッ)
どうもどうも、歓迎しますよ。あちらで作った設定を使うのも大丈夫だと思いますよー。>>55
どうぞどうぞ~!皆さんありがとうございます!
じゃあ鯖置きます
三国の寡黙だけど優しいタフガイです
演義
ランサー 趙雲子龍
男性
184cm・76kg
筋力:A 耐久:B 敏捷:B+ 魔力:D+ 幸運:C+ 宝具:B+
対魔力:B
騎乗:C
長坂の単騎駆:A 長坂の戦いにおいて単騎で味方と主君の家族を救出した逸話からのスキル。己に敵の注目を集め、かつ己が不利な状況になる程に力を発揮する。
無窮の武練:B+ 国としては敗北に終わったが、将として一騎討ちに敗れた事は無いという彼の武芸の手練。心技体の合一により、いかなる地形、戦術状況下でも十全の戦闘能力を発揮できる。
一身是胆:EX 主君である劉備に「趙雲は一身これ胆なり」と賞賛された程の規格外の胆力。その胆を発揮する時、己に向けられた精神への干渉等の弱体を無効化し、逆に己の力を高める。(FGO風に言うと自分に精神異常系のデバフを当てられた時に、逆に攻撃力と防御力を上げる。)【宝具】
「涯角槍(わがやり、むはいのがいかく)」
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:7人
決して一騎討ちに敗れた事の無い趙雲が、常に使用していた名槍。
周囲の風のエネルギーを吸収して、それを装填する事ができる特殊な構造を持ち、使い手により任意で出力を解放する事ができる。風を一点から噴出させ、その勢いで攻撃速度を常人には見切れない領域まで上げる事が可能。また、最大出力で暴風を巻き起こす事もできるが、再装填まで時間が掛かる為あまり使用していない。
趙雲はこの槍と後述の剣を使いこなし、蜀の将として後世に名が残る程の英傑となった。
「青紅剣(せいこう、ばんぷをたつ)」
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
彼が長坂の戦いの時に手に入れた名剣。かの覇王・曹操がかつて所有していた一対の剣の片割れ。
出力を解放する事で本来の刀身を覆う程に赫き雷が溢れ出し、必殺の一撃を繰り出す事が可能。>>66
ふむふむ、確かにこれは安定感のあるお強さ…それでいて気のいい兄ちゃんのようで、とても頼りになる人ですね。特異点などでも、良い先導役になりそうです。
絵も、片目包帯隠れで無骨さがあって素敵ですね!
そこで、何ですが、ここには特設のwikiがあるのですが、そこに僕鯖の方と同じようなテンプレートがあるんです。それに沿って趙雲子龍さん纏めてみてはいかがでしょう?イラストも込みで、よりキャラ像が詰められると思いますよ!好きな物 仁君、仁を成す物、瞑想、乗馬
嫌いな物 己の弱さ
少し苦手な物 女性(生前、妻や劉備の姫君等とは関わった事があった物の女性と関わる機会は然程多くなかった為)>>61
見てみましたけど、僕鯖の方にここ産の鯖が投下されてwikiに登録されていたりしますし、その逆もOKなのではないかとー>>81
京極さんですね!改めてよろしくお願いします、正親中納言と申します!
何かあれば何なりとお話しくださいな、私じゃなくても他の人がぱぱっと問題を解決してくれますから!(他力本願)>>77
ふむふむ、良い感じのパワーバランス。。。戦ってると描写が楽しそうなタイプな気がしますね。
よっしゃ!えー自分の持ち鯖はですね。
大熊座のカリストーさん。(宝具が一点集中型の7連射天空狙撃。…もうちょっと敏捷上げるかも…)
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC
海系王の財宝持ち邪悪ショタなデイヴィ・ジョーンズ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA
弱いものいじめ系チャラ男コンキスタドール、エルナン・コルテス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%B9
ドS円卓戦闘狂女騎士mパロミデス(宝具構成が趙雲さんと似てる)、パロミデス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%91%E3%83%AD%E3%83%9F%E3%83%87%E3%82%B9
人間大好きかなりハレルヤ系ご機嫌ライトニング悪魔のサタン
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%B3
がメインです。誰と戦いたいですか?>>83
イコマさん、前スレに話していた小野小町を下記に登録しました。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%B0%8F%E7%94%BA
>>80
おお!ありがとうございます!あと勝手に第一再臨という設定にしてしまってすみません。
>>81
京極さん、よろしくお願いします。ディックと申します。
何かありました力の及ぶ限りご協力させて頂きます。私が作成した足利義輝とかと趙雲がぶつかるお話とか作れたら嬉しいです。>>30
誉:高校生。クラスの中心人物的な感じ。クラスメイト全員に好かれる訳ではないかもしれないが、それなりに友達いるし、学校祭なんかでも積極的に動く。生徒からの評判はいいモノの、兄貴の所為で教師陣からは不安視されてたりしてことも。
鳳蝶さん:大学生ぐらい。家の関係でぼっち気味。でもいじめとかあからさまに避けられてる訳じゃない。学校で話す人もまぁいるが、裏でビッチ呼ばわりされている(それなりに事実的な部分もあるし)。過去に彼氏持ち疑惑(クッチー)があり、飲み会に参加したりする際に「紹介してよ」と言われた。>>81
よろしくお願いします、京極さん。
こちらも中華系が何騎かおりますので、対戦カードに困った際には是非。>>67
リディア当人は自分を『ギーク』(大学でのヒエラルキー-日本で言うスクールカースト-の下層)と認識してますが、見た目と性格と腕っぷしがギークらしいキャンパスライフを許してくれないという罠。>>66
逆境に強いのがまさに護りの人って感じでいいですね。
ステータス以外の部分で、マスターの護衛が上手そう!あとコミカライズSE.RA.PHに今回出てきた気怠げ女性、ポーが女体化したらこんな感じだろうなって見てからずっと思ってました(近況報告)
>>81
了解しました!
それじゃ京極さん、これからよろしくお願いします!ところでご新規さんからの自己紹介が一段落したっぽい所で何ですが
秋特異点SSの続き投げてもよろしいでしょうか?
結構長くなると思うので、今の内にご新規さんに挨拶したい方はお願いしたいですクッチー「やっほー、はすみーん。遊びに来たよ~。あ、コレ今回納品依頼があった古書ね、特に重要なヤツなんで、直接持ってきた。お、この魔術書と触媒欲しかったんだよね買うわ。…さて、帰ろう」
あ、コレ言及じゃなくて日常の一幕じゃん。と、いう事で
朽崎遥から蓮見静香へ「ん?蓮見ちゃん?可愛いよね。年下だからかな、割と甘やかしたくなる時、あるんだよね。ま、それも多分今それなりに良好な関係築いてるからで、敵対関係あるいま無関係だったらとりあえず虐めてたと思うけど。ああいうコって泣くと結構いい表情を、…っとととっ…なんでもない。あー、んー?まだなんか聞きたいの?え~。ま、彼女が色々と良くしてくれるのは割とガッチリ有難いと思ってるよ。俺に関してはどうでもいいけど、誉の事、可愛がって大事にしてくれているしね。兎に角にも、僕が今安心して人生を浪費出来てるのは、蓮見ちゃんに宗二くん、京介とかアンジェリーナさんみたいな人がいるお陰だよ。あの人達が居るから、僕は今死ん/でもいいって思える。だって、残された誉の事を大事にして、キッチリとケアくれるに決まってるからね」
こんなもんでどうっすかランチャーさん!>>105
「ふむ、どうやら挑む事に決めたようですね。今回ばかりは避けて通るかとも思いましたが」
所変わって魔王城。
こちらでは、バフォメットとベルゼブブが仲良く見物に興じていた。
「避けて通るも何も、元よりこの道しかオレの城に通じるルートはなかろうが。何を今更」
「いえいえ、仮定の話ですよ。実際、もし本当に彼らが引き返すなりして別ルートの探索にでも励んでくれたら、それはそれで無駄な努力と愉しめましたからね」
「成る程。大した趣味だよ、お前は」
そう言いつつも、スクリーンからは目を離さないままのベルゼブブ。
映像には、現在進行形で立ち向かうフェリーペ達の姿がありありと表示されていた。
ある場面では巨大果実の砲弾が飛んでくる中、一本道を渡り、
ある場面では襲い掛かるクッキーモンスター(某テレビ番組のアレではなく、本当に身体がクッキーで出来ている怪物)を撃退し、
またある場面では降り注ぐタケノコミサイルの雨を耐えながら、トロロの沼地を突破していた。
「……」
「どうしたバフォメット。何か言いたげだな」
「いえ。一つ気になったのですが、何故どの仕掛けやエネミーも食べ物モチーフなので? 普通の砲弾や罠でもよろしかったのでは」>>106
「何だそんな事か。そりゃお前、此処が『暴食』をモチーフにした特異点だからに決まってるだろう」
特異点――人理修復の妨げとなるその世界は、基本的に要となる聖杯を手にした者、あるいは世界そのものに招かれた者と因縁深い形で形作られる事もある。
例えば、ハロウィンやクリスマス等の特定行事において聖杯を手にした者であればそうした行事が色濃く反映された世界に。あるいはその世界の基となった時代や土地を生きた者であれば、どれ程変質しようと根幹はその時代や土地を反映したモノに――。
今回の場合、『暴食』に関わるベルゼブブが聖杯を手に生み出した事で、このように各地で『食』と絡めた試練や罠が見られるようになったのだと。ベルゼブブはそう締めくくった。
「理屈は分かります。ですが……」
「ですが? 何だ、言いたいことがあるなら言ってみろ」
「では遠慮なく。――それはそれとして、わざわざ罠にまで『食』にこだわる必要はありませんよね?」
確かに特異点である以上、その大本になった存在の影響を受ける事は避け得ない。が、それはそれとしてベルゼブブが特異点の要を担っているのであれば、わざわざこんなトンチキ極まりない仕掛けにせずとも普通の罠を配置できた筈である。
だというのに、何故ここまでこだわったのか。
「そんな事か。くだらん、ちょっと考えればわかる事だろう」
「と、言いますと?」
「……はぁ。本気で分からないのか、お前?」
「ええ。残念ながら」>>107
やや本気で失望したような顔で、ベルゼブブはバフォメットを睨みつける。
一方のバフォメットからすれば、本当に理解できない問題なので睨みつけられても困るだけなのだが。
渋々、といった様子でベルゼブブはため息を吐き。
「仕方ない、そこまで言うなら教えてやる。別に大した秘密でもない。ただ――こっちの方が絵面的に面白そうだ、と。そう考えただけだ」
「……それ、だけですか?」
「ああ。それだけだ」
話は終わり、とばかりにベルゼブブが完全に打ち切りモードに入る。
その姿を見て、バフォメットは心中でのみこう呟いた。
――ああ。これが芸術性の違いというやつなのだろうか、と。
そんなやり取りが本拠地で交わされてるとは露知らず。
フェリーペ達は、相変わらず苦労しながら目の前のアスレチックを乗り越えていた。
「マスターさん、危ない!」
「うわっ!?」>>108
飛んできた円盤パイをエウラリアが打ち払い、あわや直撃を避ける。
毒や直接的なダメージこそないが、食べる事を期してない故か味は壊滅的に不味い。
先程凌ぎきれず顔面で受け止めてしまったメンテーとヒュギエイアも、心底嫌そうな顔で警戒していた。
「アレは二度と食らいたくないな……」
「同感です。一体どんな職人が作れば、あんなにも不味く仕上がるというのでしょうね」
そんな中、マグダラのマリアはといえば涼しげな顔で試練に臨んでいた。
「うーん」
「どうかしましたか? ルーラー」
「いえ、ふと思ったのですが……『食』がテーマの特異点なのにこうも食べ物を粗末にするような仕掛けばかりなのはどうなのかと」
「え。今、それ言います……?」
改めて指摘されると、正直フェリーペ達も否定しがたい所はある。
というか、この試練に入ってからというのも大体そんな感じの仕掛けばかりだった。>>109
「まあ、悪魔が考えた試練ですし。深く考えても仕方がないのでは?」
「……そうですね。ある意味では、これも悪魔の奸計なのかもしれません」
「いや。多分嫌がらせしたいだけだと思うぞ?」
「真顔でなんて事言うんだ先輩。俺もまったく同感だけど」
そんな風に雑談していられたのは、これまでの試練を乗り越えた自信か、あるいは余裕故か。
手こずりつつも着実に進んでいった一行が、『それ』の前にたどり着いたのは間もなくの事だった。
「……こいつはまた、険しそうな岩山だな」
目の前に立ちはだかったもの。それは、見た目千メートルを優に超える岩山だった。
山肌はごつごつしており、昇れない訳ではないが、自力で登るにはかなり苦労しそうな険しさである。
加えて、先程までの仕掛けを思うと登ってる間のリスクも考えねばならない。
「どうにかして突破できそうな道は……」
「あ! 皆さん、あそこを見て下さい!」
エウラリアの言葉に、他の面々が一斉に振り向く。
その先にあったのは、『入って下さい』と言わんばかりに用意された洞窟の入り口と。>>110
『この先、近道! 利用おススメ!』
『手っ取り早く踏破したい人は是非!』
『怪しくないヨ! 普通の洞窟だよ!』
あからさまに怪しい立て札群だった。
「…………」
「……なあ、センパイ」
「いや……入るか? 入るのか、アレに?」
どう見ても、どう贔屓目にみても罠である事を否定できない露骨ぶり。
だが他に通れそうな道はなく、引き返すにしてもこれまでの仕掛けを思えばその気も湧かない。
悩みに悩んだ一行だったが――最終的に、選んだのは洞窟の方だった。
「毒を食らわば皿まで、か。……つくづく、この試練を作った奴らはいい根性してるよ」
「センパイ……」
「安心しろ後輩。何があったとしても、私が必ず守り抜いてやる」>>111
洞窟の内部は、予想以上に複雑怪奇な作りとなっていた。
上下左右、あらゆる方向に道が伸び、一種の迷路めいて侵入者を惑わせる。
また、通路自体もそこまで幅広いわけではなく、必然的に固まって移動せざるを得なくなっていた。
その代わり――
「何というか、外から見た時より狭苦しくない感じだよな。センパイ」
「恐らく空間魔術でも使われているんだろう。道そのものが限られてる代わりに、空間そのものを最大限に活用してるというわけだ」
「ですが……思っていた以上に、敵と出くわしませんね。この洞窟に入ってからだいぶ経つのですが」
ヒュギエイアの言う通り、洞窟内には敵影や仕掛けらしい仕掛けもなかった。
進めど進めど、単調な道程が続くばかりでこれといった気配もない。ただ、フェリーペ達の声と足音だけが反響している。
それでも警戒するに越した事はない。幾度か小休憩も挟みつつ、フェリーペ達は奥へと進んでいく。
「それにしても……うう、寒いです。外もですけど、この中ももっと寒い気がします」
「大丈夫か、エウラリア?」
「何でしたら、こちらの霊薬をどうぞ。一時的にですが寒さを和らげる効果があります。フェリーペさんとメンテーさんもどうぞ」
「ああ、すまない」
「それじゃ、お言葉に甘えて――っ!?」>>112
ヒュギエイアから霊薬と水を受け取り、一息に飲み干す三人。
その瞬間、突如として今いる道の両側から何か巨大なものが現れた。
驚く暇もなく、そのナニカはフェリーペ達のいる場所めがけ倒れてくる。
咄嗟にメンテーとエウラリアに庇われ、どうにか避ける事に成功したが――倒れてきたものの正体を見て愕然とした。
「これは、触手!?」
「しかもこの大きさ……普通じゃないぞ! こいつは、まさか――!」
それは、大木めいた太さを持つ触手だった。
見た目の大きさもさることながら、その威力が尋常ではない。叩きつけられた場所は、ただの一撃で破壊され完全に寸断されていた。
そして。さらに絶望を示すように真下の水面から触手の大本が現れる。
「お前は――クラーケン!」
「やはりか……! よりにもよって、こいつまで招かれていたとはな!」
「あら? 何も彼女だけじゃないわよ」
「っ!?」
クラーケンの攻撃に続き、再び何者かの声とともに攻撃が降り注ぐ。
壊された道の向こう側より現れたその姿は。>>113
「スキュレー、人魚姫……の、姉!?」
「ちょっと、なんでそんな中途半端に区切るのよ。ぶち殺.すわよ?」
「まあまあお姉ちゃん、落ち着きなさいな」
「誰がお姉ちゃんよ。妹でもない身で姉呼ばわりするんじゃないわ、貴女も殺.されたい?」
「あら、怖い。冗談のつもりだったのに」
「笑えない冗談ほどふざけたものはないわ。無論、くだらないという意味でね」
スキュレー、そして人魚姫の姉。片やギリシャ神代にその名を知られる悲劇の怪物。片やアンデルセン童話のヒロインの身内にして、その悲劇を誰よりも憎む者。
奇しくも水に縁を持つ二騎であり――クラーケンも含めれば、三騎の戦力が立ちはだかっていた。
「ここにいる、という事はお前達も……」
「ええ、その通り。あのク.ソッタレな魔王様からの命令でね。貴方たちをここで排除しろと差し向けられてきたって事」
「正直、貴方たちに恨みはないのだけれど……これもサーヴァントの運命ってね。諦めて頂戴」
「GURARARARA!!」
「あ、そうそう。この子――クラーケンもそういう意味では同じだから。むしろあの魔王が理性を奪って怪物化させてる分、私たちより性質悪いかもね」>>115
「ちょっとした、お手製催涙玉です。といっても、サーヴァント相手には目くらましになれば上等ですが……!」
フェリーペ達のすぐ後ろに、再びクラーケンの触手が振り下ろされる。
催涙玉を喰らわなかったのか、あるいは元から効果がないのか。いずれにせよ猛り狂い襲い掛かるその様は、完全な怪物のそれだった。
何とか紙一重で躱し、避け、出口を目指すフェリーペ達。
だが――フェリーペ達とて、これまでの罠やエネミーとの戦いで少なからず疲労している。ましてこの洞窟は、外以上に冷たさの厳しい空間。小休憩を取った所で癒される体力などたかが知れている。
そして。その影響は、まさに絶体絶命たるこの状況にこそ最悪の形で表れた。
「きゃっ……!」
「エウラリア!?」
パーティの最後尾。殿を務めていたエウラリアが、触手攻撃の余波を受け脚を踏み外す。
そのまま落下しかけた瞬間、フェリーペが咄嗟にエウラリアの腕を掴んだ。
「マスターさん!? ダメ!」
「え――?」
「後輩! 上だ!」
エウラリアとメンテーが、ほぼ同時に警告する。
その理由を理解するより早く、二人のすぐ傍にクラーケンの触手が再度振り下ろされ――巻き込まれたフェリーペとエウラリアはひとたまりもなく吹き飛ばされた。>>124
どうぞどうぞ~>>124
どうぞ、是非とも拝読したいです>>124
是非ともどうぞ!!!一緒に出来る人増えるの、超嬉しい!!表記事で監獄長(グレンデル)さんの話が(割と仔細に)上がってる…面白いもんだなぁ…
>>124
おぉ、どうぞ!見ずらいかもですが貼りますね
クラス:セイバー
真名:エレイン
出典:湖の乙女伝説、アーサー王物語など
属性:秩序・善
身長/体重:154cm/42kg
性別:女性
ステータス:筋C 耐D 敏B 魔A 幸B 宝A
保有スキル:
対魔力:A
騎乗:B
魔力放出(水):A
魔力放出の亜種スキル。セイバーの魔力には水が宿る。
妖精:A
星の触覚であることを示すスキル。自身と縁深い地とパスを繋ぐことで魔力を補給することが可能。セイバーの場合は湖である。
カリスマ:C
後述の宝具によって手に入れたスキル。>>130
宝具:
『王権示す選定の剣(カレドヴルフ)』
ランク:A 種別:対軍 レンジ:1~80 最大補足: 800人
エクスカリバーの原型。湖の乙女によってアーサー王に手渡された聖剣のモデルになったもの。
約束された勝利の剣よりランクが低い。
原典こそこの宝具だが、人々の信仰によって聖剣としての格はエクスカリバーより下回っている。
贋作が真作を凌駕するという実例である。
『霧風結界(インビジブル・ミスト)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1個
霧の鞘。幾重にも折り重ねた冷気を含む霧の層。屈折率を変化させることで刀身を透明に変え、間合いを曖昧にさせている。
解放することで収束した冷気を周囲に放ち、大半のものなら凍結させられる。
この剣で切った傷は重度の凍傷になる。厄介度では本家よりあれかもしれない。
解説:
アーサー王伝説に登場する湖の乙女と呼ばれる妖精の一人。
ヴィヴィアン、ニミュエ、ニニアン、ニマーヌ、ニニュー、ニヴィアン、ニムエなど様々な名を持つ彼女達の一人。
ランスロットの育成、マーリンの監禁、ペレノアとの恋など様々な逸話を残す彼女達だが、エレインはエクスカリバーをアーサー王に授けた乙女である。>>131
設定:
エクスカリバー・ヴィヴィアンのヴィヴィアンはエクスカリバーを返還した相手である。
エレインはカレドヴルフを作り出し、エクスカリバーをアーサー王に授けた。
カレドヴルフは王権を示す剣であり、それを振るうエレインは妖精の女王である。
白いドレスの下に純銀の鎧を纏う少女騎士。
髪の色は銀で、肌の色も陶磁器のような白である。瞳だけがアーサー王と同じ深翠を称えている。
(グレイが銀髪なのは彼女に由来する)
王らしく凛々しく勇ましく、平素においては物腰の柔らかい穏やかな女性。鷹揚で器が大きく、大抵の事は「それもまたいいでしょう」ですませてしまえる。
世界に名高い聖剣を鍛造しただけあって職人肌で頑固者という一面も。自分の定めたルール内では好きにやって構わないが、一線を越えた際には荒れ狂う大波のようになるだろう。
王様らしく規律にはうるさいが、それは聖剣を生み出したという責務から来るもの。
本質的にはただそこにあるだけの、何物にもとらわれない自然そのものである。
纏めるなら「羽目を外したがってる委員長属性」の女の子。>>134
更に言うと、カレドヴルフはカラドボルグと同一存在とも言われております。休日にダラけてよく寝てしまうのは悪い癖だ……そして表の記事にどう反応すればいいのやら。
御新規さんの方々がいるようですね。ようこそ、お越しいただきました。現在進行形で黒歴史を生産し続ける監獄長デス(白目)>>133
アーサー王伝説から意外な人選。カレドヴルフはエクスカリバーの公式の扱いからすると設定はまだまだ持ち上げることができそうですね。魔力放出(水)の使い方の例とかあると知りたいです。
ちなみにうちには妖精である彼女の天敵になりそうな人がいるんです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AD%E3%83%BC
あと聖剣ではありませんが魔剣を使うヒロインになりそうなセイバーならうちにもいます
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%BD%E3%83%B3>>55 >>118
あっ、ご新規さんいらっしゃってたんですね
はじめましてアリウムと申します
『Fate/Grave Order』というスレ産サーヴァントが出演するオリジナルの人理修復SSを書いたりしてます〜
(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%2FGrave%20Order)
また都合があえばお二方とも短期リレーとか出来たらなぁと思いますユージーンにクッチーのことを「ネクラマンサー」と呼ばせてみたい。普段人を食ったようなあっけらかんとしたクッチーに一見似つかわしくない根暗の文字ですが根っこの部分の暗い部分を指してそう呼ぶ感じ。
ユ「喧しいこのネクラマンサー!」
ク「ネクラマンサーっ!?」
みたいな。
>>66
趙雲だぁー!守りに長けたランサーってコンセプトは私大好きなんですよ。
改めてよろしくお願いします京極さん。私のことは気軽にユージーンと呼んでください。
>>117
水辺の怪物オンパレードじゃあ!
またクラーケンさん理性奪われてる…。まあその方が怪物枠として使いやすいものね。そしてお姉ちゃんがころすころす言ってる時は結構機嫌悪い時なのでよほどベルゼブブに命令されるのが癪な様子。
フェリーペ達の運命や如何に。
>>133
おお、ご新規さんが二人もいらっしゃるとは今日はなんていい日なんだ!
そして星の聖剣周りの設定が出る度にやべぇと噂される湖の乙女ですか。妖精については六章でいろいろ明かされそうでその辺ちょっと不安ですね。せっかく作ったキャラがいくらもしないうちに設定的にひっくり返されたりしそう。
キャラ的には大好物です。自分ルールの範囲内なら寛容でそれを超えると怒り狂う本質的には自然そのものってのが特に好き。>>145
周公旦(腕っぷしは今一だが幸運EX)聖杯に賭ける願いは「今は失われた故郷の湖を取り戻す」こと。この故郷という言葉は、王達にとっての「自分の国」に等しい重みを持つ。
その願いは、マスターとの契約によって果たされることになる。
マスターがイギリスの湖と縁があるので士郎とアヴァロンとセイバーの関係が出来る感じです
。
プロットには「私の故郷は貴方だったんですね」って書いてあった。無理があるぞ自分。
>>137
どーもどーもはじめまして。
詳しくは存じ上げませんが自分も考えてたサーヴァントがみーんな実装されて(しかも正統派)る黒歴史が量産されてるので大丈夫ですよ(白目)
まあ普通に考えたらビリー・ザ・キッドもジークフリートも男だよなあ……
>>139
え!?イラスト!?いいんですか!?
>>140
個人で人理修復を……すごい……
>>141
割と慣れてるので適宜修正しようと思います。実装されたらその時はその時で。
委員長は怖くないとね(個人的な委員長観)
>>143
あ、じゃあジョーンって呼んでやってください。伸ばすのめんどくさかったらジョンでもOKです。>>149
了解です、ジョーンさん。
こちらはあやかと申すものです。
現在、『Fate/Planetary System of Holy Grail~聖杯惑星爆現~』(URLが長過ぎるので、Wikiの『個人SS』を参照してください)という、実在の都市を舞台としたギリギリなSSを連載しております。>>149
はい、よろしくお願いしますジョーンさん。
実を言えば、表のひむてん記事に出てるグレンデルは……私が応募して当選されたやつでして。
でも黒歴史生産が止まらないのはどうしようも無いサガですよね……。相も変わらずメモ状態ですけどせっかくなのでマスターも
トーマス“トム”・マードック
15歳。156cm/50kg。金髪に眼鏡の少年(青年?)
河の流れと錬金術の『流動』を習合した魔術を操る。ある湖を根城にする竜種を遠い祖先に持つ。幼い頃に妖精の取り換え(チェンジリング)を経験した影響で先祖返りの兆候が見られる。心象風景が湖となっている。
穏やかで聞き分けが良い。年の割には落ち着いているが、友人とは普通に会話を楽しめるし、時には男の子らしい話に花を咲かせることもある。それでもレディファーストを欠かさない紳士の卵。読書が趣味で愛読書はシャーロック・ホームズ……これらは、過去の彼とは真逆の人格。本来は活発だったが文字通り「妖精に入れ替えられてしまった」
『あちら』から戻ってきた両親の反応がトラウマになっており、今は「本物のトーマス」として振る舞うように務めている。
>>150
ごめんなさいどうせ一人でやるしと思って「銀髪のアルトリア顔」としか決めてなかったですちょっと参考資料探してきます「他スレッドや他サイトへの宣伝はやめましょう。他の利用者の迷惑になります。」って事なんですけど、
表で聖杯大会運営本部とかここのスレの宣伝バンバンするのはセーフ……なんでしょうかねあれ……?
杞憂とか勘違いならば申し訳ないです>>162
ほうほう、中々に良きご趣味をしていらっしゃる
自分(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/レージュ)はなるべく広い出身地のサーヴァントを手掛けているつもりです~
推しサーヴァントはジークさんやニトクリス、魔神さんのような褐色ナイスバディや、アポロン様や鬼一師匠のような人間味持った人でなしキャラですよろしくお願いいたします~
>>163
もう私の中で監獄長さんはレゲエとドレッドヘアーな褐色肌の神父姿のブラジル人というイメージ図が(嘘)>>162
私は神話・伝承に偏っておりまして、特に聖書・北欧が強く、時点でケルト・ギリシャ・その他諸々ですね。本当にマイナーなやつも取り扱っておりますので、気になったら是非とも拝見してくださいまし。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/監獄長
>>164
な、なんて典型的なブラジル人イメージなんだ(棒読み)
いや本当に、褐色肌が多いですよね創作物でのブラジル人は。>>168
ほほう……これは自分がデザインを手掛けたショタ鯖を推すべき時か……!(なおすべて人様の子の模様)どうもっす
趙雲の設定追加です(ぼく鯖に入れた時から変更した点あり)
生前
趙雲は、最初は公孫瓚の配下として三国時代を生きていた。しかしある時に公孫瓚と親交を持っていたという劉備やその義兄弟と出会い、彼の運命は変わる。
彼の仁君たり得る懐の深さ、抱く大志を見た趙雲は心を打たれて劉備に忠誠を誓う。
その後は劉備軍の将の一人として、時には敵将と戦闘し、時には要人を護衛する等、様々な活躍をした。
そして彼らは遂に蜀という国を手に入れるが…>>170
しかし、三国の戦いが終盤に向かっていくにつれて蜀の勢いに陰りが見え始める。
彼の主君の命運を決めたのは夷陵の戦い、そう。関羽の弔い合戦を劉備が仕掛けた時である。
趙雲は劉備を諌めた。この勢いを失った状態で挑むのは愚策と。しかし、我を失った劉備は拒絶し、戦闘を仕掛けるも敗北。孔明に後を託し消滅し、その後趙雲は三国の決着を見届ける前に没する。
趙雲はサーヴァントとなった後も、それを悔いている。
「俺があの時もっと強ければ…もしあの時、劉備殿を守れていたのならば。…俺のせいだ。俺の弱さが…憎い。」
彼は弱い者を侮る事はしない。だが、唯一、彼の弱さだけは許せずに今日も、鍛錬を重ねる。
いつか、もし彼の様な主君に出会えたならば、その時こそ。
最後まで護り抜いてみせると、胸に誓いながら。問題になったら困るので表の記事で触れるのはやめて欲しい所です。
ご新規さんですね。
よろしくお願いします。>>180
監獄長〜
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/悪鬼羅刹と現人神
にディオクレティアヌスの掘り下げとかあったりするんで見てみてくださると嬉しいです〜起きてみたら表記事の云々で色々あったみたいですね…自分も我が事のように舞い上がってしまっていたかもしれません…自制しなければ。
とりあえず監獄長さんはおめでとうございます!私の中では監獄長さんのイメージはペストマスク被った鳥さんでしてよ
そしてご新規さん、ジョーンさんようこそ!欧米と日本の西暦以降文化人しか作れない正親中納言と申します!気になることがありましたら何なりとどうぞー!ご新規さんがおられると?
はじめまして〜これからよろしくお願いします〜>>102
ンンンン可愛いッ!!()そうかぁ、ちゃんづけか、海が本当は苦手か、そうかそうか…
しからば私からも…
グランデ「デイヴィくん!私の一番のお友達!砂漠に花を咲かすのは誰だって出来るはずのことだけれど、彼は違ったの。もう、空から虹が降ってくるみたいだったわ!それでね、私は何処かで死ぬはずだったの、青い鳥みたいに。でも、デイヴィくんのお陰で、花びらになれたの!…ああ、もう一度会えたらなあ!」
>>117
怒涛の水属性クリーチャーサーヴァント勢揃い!…あ、人魚姫のお姉さんは別ですよ?
フェリーぺさん、エウラリアさんはまた別の艱難辛苦が待っていそう…水の次は空…とか…
>>154
チェンジリング来ましたね…フリをしている、ってところに薄闇を感じる…ホームズとか喚べたら反応が良さそうで気になりますね>>191
ちなみにシモンはガイナ立ちが似合う理想主義者です。
道理を吹っ飛ばす概念ドリルの使い手です。改めましてジョーンです。
好きな原語はウェールズ語。
好きな漫画は魔法使いの嫁。
好きなゲームはWizardry。
好きな小説はハリー・ポッターシリーズ。
好きな俳優はベネディクト・カンバーバッチ。
だいたいこんなやつですどうぞよしなに。
出典別とレンタルサーヴァント・レンタルキャラクターを一通り見てきました。
そうか……キャラを纏める時はテンプレートを使えばいいのか……頭いいな……お借りしよう……
ヴィクトリア女王とブリタニアとワットがいる……ひええ……
>>193
「ある日を境に別人になった男」
「身体のどこかが常に崩れかけてる砂で出来た人形」
だいたいこんなコンセプトの人です。見た目のイメージは賢者の石の頃のダニエル・ラドクリフ君。ホームズはがっつり触媒用意してないと召喚されなさそうな気もしますね。公式だとメイヴとかナーサリーとか呼びそう。
>>195
おお。ありがとうございます。感慨深いと言ってくださるのは嬉しいですね。ケルト神話とアーサー王伝説は割といる気がしますねこのスレッド。>>201
>好きな俳優はベネディクト・カンバーバッチ。
実は外見イメージがベネディクトさんのキャラクターがうちにいるんです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%89
イギリスのサーヴァントだとエドワード黒太子が結構力を入れて作りましたね。>>191
了解です
東鬨の設定を借りつつApoろうとダーニック枠を捩じ込むつもりだったのでウサミミだったらアサシンに1人覚えが……
>>202
どーもどーも、こちらこそよろしくお願いします。
カレドヴルフに関しては「偽物が本物に敵わない道理なんてない」ってのがめちゃくちゃ好きなんですよね……Fateのテーマだと一番好きかもしれない……
トム君は時計塔に行ったおかげで新生活がスタート出来たタイプの人ですね。学科は創造科です。
>>203
カンバーバッチ、素の振る舞いが英国紳士でめちゃくちゃ好きなんだ……
>>204
自分のキャラだとキャスターのルガイドがいますね。強化の魔術の達人な男バゼットみたいなやつ。
>>205
ワット!星の開拓者!めちゃくちゃいい……
女性と接してる時以外は常に精神不安定というかモヤモヤしてる子なのでね……>>188
なるほど。それもアリっちゃアリかな?まぁでもデイヴィくんて能動的に人理救うぞ!的なキャラじゃないのよね。まぁそこら辺はマクガフィン…はちょっと違うか。ですから、まぁとりあえず戦ってその流れで実は味方だったかやっぱ敵なのか?を決めていく感じですかねぇ。
>>201
魔法使いの嫁、いいよね…。アニメも良かった。
自分はRequim(もうちょいしたら改名するかもですが)。派手さは無いけど強いぜ!みたいなキャラを製作する事が多い気がしますね。
>>211
ショタ…。ウチには概念ショタと邪悪ショタがいるぞ!!!
無邪気な沈没系邪悪ショタ、デイヴィ・ジョーンズ!!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA
タッパが長くてぼんやり奉仕!項羽様と同期な強々キョンシー、迅龍くん!!!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E8%BF%85%E9%BE%8D%28%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%29
どっちも可愛いぞ!!>>213
では。
これから名前を挙げるサーヴァントの作者の皆さま、勝手な宣伝をお許しください……
イカしたメンバーを左から紹介するぜ!
もふもふな身体にとげとげな子供心、山星さんちのヴィーザル【オルタ】!
「………うるさい、ばかぁ!ばかばかばかばか!そんな風にしても、許したりなんてしないんだからな!………オムライスとハンバーグでこの場は収めてもいいけど」
穏やかに見えて性能も在り方もただならぬヤベーショタだ、同じく山星さんちのバロール(バーサーカー)!
「好き、好き……好き、かぁ。あの子なら、きっと真っ直ぐに想いを伝えてその上で俺の女/男になれーって言うんだろうね。ふふっ、どうしようか、マスター。今なら貴方の願いをなんでも叶えてあげられそう。そう、なんでも。………嘘、だよ」
小さな体に秘められたのは海の恐怖、広大さ、そして浪漫!小鳩とランチャーの人さんちよりクラムボン!
「お誕生日おめでとう……その、今度一緒に出かけないか? 綺麗な夕日が見える海岸を知ってるんだ。君さえ良ければ……だけど」
見た目はショタ!中身はおっさん!その名も初代神王(ファラオ)・メネス!中途半端なデザインで登場だー!()
「礎(よ)だけ扱い雑ぅー!?どーもどーも、エジプト王朝の方から来たアーチャーである!」>>211
うちは100歳オーバーのエロショタシジイがおります。>>154
本物が別個にいるって訳じゃないってことかな?>>209
ワットは産業革命の立役者なんだから当然星の開拓者クラスだよねって…もっと増えろ文明史星の開拓者…ケビンとかアークライトとか前島密とか…
あと概念ショタで構わないならうちにはカスパー・ハウザーというドイツの伝説的な孤児がいますね。生前の最期から捻くれた性格で、けれど星が好きな少年です
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%83%BC>>219
ケビンちゃうケルビン卿や…ごめんなさい絶対零度ファンの皆さん…おのれホスト規制…
>>209
ウサミミアサシン…もしかして、ヴォーパルバニーでは?>>223
みんな、ヴィオランテ(170cm)どころかリディア(158cm)よりも低いな!自己弁護させていただくとちゃんとこの通り170超えの男もいるのである
180越え?…………(静かに目を逸らす)
>>223
わかりづらいかもしれんがそのリストは「0」のメモリが0〜9cmを表しているのでそこに並んでる人は左から138、156、158、159、162で過半数158cmライン超えてるでよ>>225
うちにも見た目がショタなサーヴァントがいますよ~。ショタだけど強いです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%80%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B91%E4%B8%96>>226
>>227
ではでは。
レージュさん、それでお願いします!
【氏名】トーマス“トム”・ジェイコブ・マードック
【性別】男性
【年齢】15歳
【出身】スコットランド・ハイランド地方
【身長・体重】157cm・45kg
【肌色】白【髪色】ハニーブロンド【瞳色】アクアブルー
【外見・容姿】ハニーブロンドの髪を切りそろえたあどけない顔立ちの少年。視力が悪く眼鏡をかけている。イメージとしては蘭陵王リリィ。もしくは賢者の石の頃のダニエル・ラドクリフ氏。黒いローブに白いブレザー(FGOの魔術協会礼装の色違い)を纏う。
【令呪の位置】右手。
【イメージボイス】小野賢章さん(ハリー・ポッター『ハリー・ポッターシリーズ』)
【属性】水
【魔術系統】流動に特化した錬金術
【魔術回路】質:A 量:B 編成:やや異常(竜種のものと相似点が見られる)
【所属】時計塔・創造科
【階位・称号・二つ名】小公子(リトル・プリンス)
【契約サーヴァント】セイバー/エレイン>>231
【魔術・特殊技能・特性など】
○マードック家について。
河の流れ、ひいては水の流れが持つ神秘に、錬金術の持つ『流動』の特性を組み合わせた魔術。
流体操作を極めることによって根源から流れ出た下流の一つである『魔術』から、事象の源泉である「」に至ることを目的としている。
錬金術の家系のため「己にとっての当代の結晶」である礼装を作り出すことが課題になっており、『流れ』という汎用性の高いものに神秘を見いだしているためか礼装を作る家系としてかなりの知名度を持っている。
○トムについて。
幼少期に『妖精の取り換え(チェンジリング)』によって妖精郷に連れ去られた過去を持つ。
マードック家は土着の竜種と交わった過去を持ち、チェンジリングによって先祖返りの兆候が見られるようになった。
魔力回路の調子が良ければ良いほど、彼の肉体には竜種としての肉体的要素が励起する。鱗はBランク以上の神秘を通さず、咆哮は吐息(ブレス)となって現代人には不可能な破壊を生み出す。
性格すらも変容し「幻想種の王」たる竜としての側面、人間を歯牙にもかけない超越者としての要素が現れるため本人はあまり好んでいない。
心象風景も竜種の住処たる湖に変化している。本人は固有結界を会得していないが、湖と縁深い存在なら感知が可能。>>232
【礼装・装備など】
『七曜の衣(セブンス・ヴェール)』
マードック家に伝わる礼装の一つ。オスカー・ワイルド著『サロメ』がモチーフとなっている。
魔力を流すことで周囲の空気の流れが停止するという機能を持つ。
この状態は画家にとっての真っ白なキャンバスのようなものであり、流体操作のエキスパートであるマードック家の魔術師にとっては最適な環境である。
『純潔と不貞(クラレント)』
トムが作り出した礼装。ブラックオニキスとダイヤモンドの微粒子によって形成された二振りの剣。某坂凛が見たらキレること間違いなしの一品。
アーサー王伝説に登場する剣・クラレントがモデルになっており、その性質も流用されている。
クラレントは聖剣/魔剣という真逆の要素を持ち、この礼装は二対の概念を再現することが可能。
本来なら善悪や生死といったものすらも再現可能だが、本人の適性から流体に属する『炎と水、上昇気流と下降気流、負の電荷と正の電荷』が関の山と言ったところである。>>233
【人物像】
穏和な顔立ち通り穏やかで聞き分けのいい人物。
時期当主として落ち着いた人柄をしているが、当主としての責務を意識していない時はどこにでもいるシャーロキアンの青年である。そのためホームズシリーズについて語らせると話が長くなるという悪癖を持つ。ついでにシェイクスピア作品も愛好している。礼装からも分かるようにアーサー王伝説も守備範囲である文学青年。
イギリスという国に生まれたことを誇りとする愛国者。古き良きイギリス人(ジョン・ブル)であることを自身に課している英国紳士の卵。
魔術師、というよりも人として気位が高い。
生まれながらにして『貴族の義務(ノブレス・オブリージュ)』に近い精神を持つ。
特に女性に対してはレディファーストを徹底しており、近衛や従者のように振る舞っている。
好みのタイプは自立心と克己心がある女性。外見は可愛いよりも綺麗系……ようは、単なる面食いである。
……これらの人格はチェンジリングによって文字通り「妖精と交換されてしまったもの」である。
本来はこの真逆の人となりをしており、元々のトーマスの人格は今も妖精郷で妖精として暮らしている。交換された妖精は自分が妖精だったという自覚はなく、交換当初は両親も含めた周囲の全てから奇異の目を向けられていた。
現在は時計塔の創造科に所属しており、過去の自分を知らない土地で穏やかな日々を送っている。
イメージカラー:パールホワイト
趣味:読書(イギリス文学全般)
特技:陸上競技(短距離走・長距離走)
好きなもの:イギリス
苦手なもの:旧知の知人全般
天敵:妖精
願い:無し>>234
【セリフ】
「僕はトーマス・マードック。親しい友人にはトムと呼ばれています」
「ホームズシリーズはいいよね。僕はあのシリーズの一番の魅力はホームズ以外のキャラクターも個性的なところだと思うんだよ。ワトソンにハドソン夫人はもちろん。アイリーン・アドラーやモリアーティ教授は今でも語られることがあるくらいだ。そうだろ?」
「僕はイギリスの国民であることを誇りにも幸せにも思っている。アーサー王が統治した騎士の国に住む人間ならこれくらい当然さ」
「お手をどうぞ、レディ。エスコートは『私』にお任せを」
「風よ、吹け(Blow.Blow.Blow)」
「風よ、狂え(Blow.Blow.Rages.Winds)」
「風よ、巻け(Blow.Set)。令呪を以て命じる―――来い、セイバー!」
「―――疾く頭を垂れよ。王の御前である」
【コンセプト】
「ある日を境に別人になってしまった男」
「常に身体のどこかが崩れている砂で出来た人形」
「アーサー・ペンドラゴン・リリィ」
【製作者】ジョーン>>243
いえいえ
そういうのを気にしてくれるのはうれしいですよ>>40
やべ、リディアの大学でのヒエラルキーで勘違いしてた。
ギーク(コンピュータ系の技術関連のオタク)じゃなくてサブカル系のアザー(正式名称が分からなかった)だった。
でもジョックやクィーンビーに言い寄られるレベルのモテモテに変わりは無い。>>251
了解しました
そういえば趙雲の口調について話してなかったっすね
こんな感じです
「…趙雲子龍、推参。」
「…マスター。心配する事はない。俺が、貴方を護ってみせる。俺で良ければ存分に使ってくれ。」
「劉備殿について聞きたい?…そうだな、話せば長くなるが…いいか?」
「嫌いな物…か。特に無いが、強いて挙げるならば…己の弱さ、だな。…いや、何でもない。あまり気にしないでくれ。」
「…マスター、あまり根を詰めすぎるな。何かやるべき事があるのなら、俺も手伝おう。」
「主に手を出すのならば…覚悟してもらうぞ。」
「紅き稲妻宿す刃よ、万夫を穿ちて凱を叫べ!!切り裂け、青紅剣!!」
まぁ典型的な武人タイプですね。駄文の為余り寡黙感出せてないかもしれないです、すみません>>254
いえいえ大丈夫ですよ~、見落としは自分もたまにやってしまいますし
色の件、了解しました!30分くらいで塗ってきますね~!>>257
じゃあやりますか!リレー形式になりますので、場所はこちらですね。
https://bbs.demonition.com/board/6193/
さて、バトルフィールドは山の湖畔って事ですが、それ以外の条件どうします?特異点の状況とか。
あ、三国志ぐらいの年代で色々なサーヴァントが群雄割拠してる特異点で、デイヴィくんは赤壁の辺りを支配してる海魔で、それなりに影響力を持つ(川氾濫させたりとか)のでそういう迷惑をなんとかする為+存在見極める為に趙雲が、って感じ、がパッと思いついた。
京極さんも「こんな特異点どうです!?」などあれば~。
ワートリの辻ちゃんみたいな感じかな?>趙雲は余りにキャラとして隙が無いので女性相手だとコミュ障にな>>>264
なんてあざとい人なんだ趙雲さん…>>264
よし、ではそのシチュエーションだと、趙雲さんがまず接触する感じになるので、まずは京極さんに火蓋を切って貰う感じになるかな?と思うので、いきなりですいませんが、初手はお願いしていいでしょうか…?
ちなみにデイヴィくんの口調ですが、大体ボイジャーくんみたいな風のフワフワ系ショタをイメージしてくれれば、と。
「こんにちは。僕、デイヴィ・ジョーンズ。君が、僕の友達(マスター)?…わぁ。よろしくね?」(首コテン)
「はじめまして。ぼくは、海の恐怖。だ。だけど君、は。ぼくと仲良くしてくれると、嬉しいな。そしたら、ぼくのたからもの、とか。色々見せる、よ?」
こんな感じですかね。あとは自分で書いたモノでないのですが、此方のSSとかを参考にしていただければと思います。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%BE%8E%E5%91%B3%E3%81%97%E3%81%84%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9
>>268
人外系趙雲ですか…趙雲にも色々あるなぁ。>>269
了解しました、修正しますね!
>>271
こ、こういうのです
【CLASS】ランサー 【元ネタ】三国志+民間伝承 【真名】趙雲子龍(白龍) 【性別】男性(雌)
【身長・体重】184cm・78㎏(→165cm・55㎏→170cm※体高・450㎏)(第三再臨で人馬形態となる)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷B+ 魔力B 幸運C 宝具C+
【クラス別能力】
対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
神秘に対する適性や対応力が身についているため、ランクが上がっている。
騎乗:EX
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
ランサーの場合、自身が乗り物という概念でもあるためか、このような特殊なランクにある。
どんなクラスでもとりあえず備わっている初期スキル。>>273
【固有スキル】
仙術:A
仙人が扱う秘術。扱うものは不老不死や変化、天候制御、鬼神調伏、飛行術、護符・霊薬作成など多岐にわたる。
森羅万象・宇宙の真理を知りそれらと同化することが目標だが、
Aランクではまだその域まで達しておらず、ようやく「修得した」と言えるレベル。
千里疾走(馬):A+
長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力。
また「敏捷パラメーターの一時的な急上昇、全力疾走時の耐久及び筋力パラメーターの上昇」といった効果を発揮できる。
経験投影:A+
対象の技術・経験を模倣するスキル。ランサーは主である趙雲の武力や行動パターン、宝具すらも完全にコピーしており、
彼を良く知る関係者であっても、本人だと錯覚するほどの模倣ぶりである。>>274
『子龍池(しょうがいをともにいやすべし)』
ランク:C 種別:治癒宝具 レンジ:1~10 最大補足:100人
愛馬や時に兵士たちと共に、戦いの傷を癒したとされる、趙雲の家の敷地内にあった池。
ある程度の広さ(最低でも浴槽一杯分)を持つ水場の水を、一時的に回復効果のある清らかな水に変える。
英霊はもちろん人間に対しても使用すれば傷は後一つ残さず癒え、疲労や状態異常も消える。
ただし、生まれつき持った疾患や障害、高ランクの呪詛などはこの宝具では癒すことは出来ない。
水の効果は半日ほど経つか最大人数まで使ったところで、元のものに戻ってしまう(そこからまた宝具を発動することは可能)。
『涯角槍(しょうがいにかなうものなし)』
ランク:C++ 種別:対人・対軍・対城宝具 レンジ:- 最大補足:1人
長さ九尺(約3m)もある槍。普段は折り畳まれており片手で扱えるサイズだが、真名解放で全貌が明らかとなる。
趙雲の力を余すことなく活躍できるよう、上司でありながら友にして稀代の軍師・諸葛孔明が考案し、その妻である黄夫人が開発した超兵器。敵の戦力や状況を自動で分析し、それに合わせて担い手の能力を強力に底上げしてくれる。
解放時、ランサーが相手すべき敵の数・質にあわせて、「直感・第六感による危険回避」「視覚妨害による補正への耐性」「瞬時に活路を導き出す戦闘論理」「どんな肉体的、精神的なダメージも物ともしない不屈の闘志」といった現状に必要な戦闘技術(スキル)を付与、あるいはすでに所有している戦闘技術が数段ランクアップされる。
たとえ無数の大軍に囲まれようと一体一体を的確に捌き、たとえ無双を誇る大英霊が襲ってこようと遅れを取ることなく立ち向かえる。
派手では無いがランサークラスらしく堅実な戦いが出来る宝具。>>276
『刺繍針』という、趙雲とその妻・孫軟児に関する民間伝承がある。
ある日、戦から帰ってきた趙雲の為に、孫軟児は風呂を沸かし、そして趙雲が風呂に入ると、傍で彼女は刺繍を始めます。
ふと全く怪我を負っていない夫の背中を見て、彼女は尋ねます。
「貴方は長年戦場で戦っているのに、何故傷一つない透き通るような白い肌なのでしょうか?」と。
すると趙雲は笑って、こう答えました。
「私は皆から常勝の将軍だと言われているから、それは君が織ってくれた服に守られ、君が汲んでくれた風呂に浸かっているからだよ」と。
その返答に孫軟児は悪戯心を起こしたのか、はたまた照れ隠しか、「それでは常勝将軍様に傷を負わせてみましょうか」
と刺繍針で趙雲の肩を軽く一刺しします。
すると瞬く間に血が噴き出し、止まらなくなってしまいました。
慌てて手当てをしても一向に血は止まりません
最期を悟った趙雲は妻に今まで尽くしてくれたことを労いながら、そのまま趙雲は亡くなってしまったのです。
孫軟児はひどく嘆き悲しみ、家族の制止を振り切って、自らを責めながら自刃してしまいました。>>277
……これらは全て真実では無いが、さりとて偽りでもない。
妻には生まれながら特異な「眼」が備わっていた。
それは『直死の魔眼』のように「物の死」を読み取れるもののようで、しかし今まで発動したことは無く、その脅威を把握し切れていなかった。
上記の逸話は何気ない夫婦の日常の中で、夫の「違和感が存在する箇所(死の点と思われる箇所)」に触れてしまい、起こった悲劇を元に創られた話である。
───見る見るうちに精気を失い、礼を言い遺しながら静かに息絶える主。
───なんて事をしてしまった、と夫に縋りつき泣き叫ぶ妻。
───何が起きたのか分からず、騒然とする周囲。
そんな悲劇の一部始終を、白龍は見ていた。見ているしか出来なかった。
愛する主と奥方の痛ましい最期を変えようと仙術を習い、人の姿や器用さを身につけ、趙雲の武術すら習得し、聖杯戦争に挑む。
分け隔てなく人に接し、快活で善良な性格、いわゆる「オタクにも優しいギャル」ポジションのキャラ。
真面目な趙雲を演じてはいるものの、精神年齢が若く更に人の姿に変化したて故か、
様々な物事に対しての好奇心が警戒心を上回ったり、トラブルに巻き込まれたりすることも。
しかし腕も魔術も立つため、強引に切り抜けるストロングスタイル乙女だったりする。
事あるたびに趙雲の凄さをアピールする忠犬ならぬ忠馬。>>278
スリーサイズ:B89(E)・W61・H87
イメージカラー:碧色 特技:長距離移動、ランニング
好きな物:趙雲夫婦、薬味が利いた料理 苦手な物:肉(出汁に使われる程度ならば大丈夫だが、馬肉だけは絶対食べない) 天敵:悪路
髪の色:黒 瞳の色:青緑 肌の色:黄色
「ランサー・趙雲子龍、馳せ参じました。どうか宜しくお願いいたします。」
「───そこだ!切り込む!」
「推して参る!!」
「えーと……うん。はい、この通り、色々と偽ってましたぁ……。覚悟はできてるし、煮るなり焼くなりどうぞ好きなように、……え。『全然気にしてない』?
……ほんと?……あ、ありがとう、マスター!」(第二再臨時)
「馬なのに仙術を使うのはおかしいって?ふっふーん♪実はけっこう、人間ではない仙人キャラって多いんだよね!
……ま、まあ、大抵は本性を隠して悪さする敵役だったりするけどさぁ。」
「人や物の寿命が読み取れるという、『直死の魔眼』……おそらく奥様は、無自覚にそういったモノを感じ取れる目を持っていたんじゃないかって思うわけ」>>270
「黒旋風…聞いた事がある。天殺星の生まれ変わりで、相当な手練れらしい。梁山泊には関羽殿の子孫もいたらしいから、話は聞いたことがある。それにしても、本当に女性だったとは…」ランチャーさんいらっしゃいますでしょうか?童話憑き作ってみたんでご精査していただきたいのですが…
>>266
ウレシイ……書いた文字読んでもらえてウレシイ………>>297
ピポグリフが印象的過ぎて気付かなかった(白目セイバーが最優とかランサーが最速とか指標でしかないのでその辺あんまり気にならないですかねー
>>292
完璧です!
完全に俺の趙雲のイメージ通りです!
それでお願いします!【氏名】夏秋冬 禁目(はるなし とどめ)
【性別】男性
【年齢】17歳
【出身】日本、N県
【身長・体重】176cm・65kg
【肌色】黄色人種【髪色】黒(鶯色のツートンカラー)【瞳色】紅梅色
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】
【令呪の位置】首筋付近。丸窓が半開きになったような紋様
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】厭勝術
【魔術属性】地
【魔術特性】禁則、積重
【魔術回路】質:EX 量:C+ 編成:異常(起源、憑き物に依存)
【起源】『見るなの座敷』>>304
【所属】司書協同組合
【階位・称号・二つ名】
「先生」
【契約サーヴァント】
【魔術・特殊技能・特性など】
『童話憑き』
『見るなの座敷』の童話に憑かれた存在。
昔話における「見るなのタブー」を取り扱った代表的な話で、禁目の場合はそれが色濃く現れている。
即ち、12羽の鶯型の使い魔の使役。
12羽の鶯たちは本物の鶯と違わぬ美しい鳴き声を持ち、その声は聞く者に種々の絶景の幻覚を見せる。しかしこの幻覚は決して悪しきもの、相手を害するものではなく、むしろ聞いた人間の精神的、肉体的疲労や負荷、傷病を癒す力を持つ。
ただし聴者は一人限定で、それ以外には鶯の鳴き声はただの鳴き声にしか聞こえない。
また、鶯は1羽ずつしか鳴かず、そしてその鳴き声も時間の経過によって効果が薄れていく────要は、飽きていく。だが鶯は鳴き続ける。命の絶えるまで、聴者がどれだけ飽きようと。>>306
そして飽きが到った時、聴者にはある感情、思案、或いは欲望が浮かぶ。
「もっと聞きたい(みたい)、さらに暴きたい(しりたい)」という知識欲が。
命が絶えるまで鳴き続けるというなら、その命を絶えさせれば良い。そうすれば、別の鶯が鳴き始める。また新たな声がする。また新たな座敷が見える。
使い魔といえど力は弱く、捕まえられさえすればただの鶯と変わらない。そうして、1羽殺し、新たな座敷を開き、飽き。また、1羽殺し、新たな座敷を開き、飽き。次いで、1羽殺し、新たな座敷を開き、飽き────。
聴者の耳には、鶯の鳴き声以外にも「見るな」という声がする。しかし、一度開いて(ころして)しまえば、それはもはや意味のない忠言であり、聴者を思いとどまらせることは叶わない。
さて。12羽すべてを殺した(ひらいた)聴者は、最後の1羽を、奥座敷を開こう(ころそう)とするだろう。そうして、手を伸ばして────
「見 る な」>>308
────何千羽何万羽もの鳥に啄まれたような痕を残し、絶命してしまう。
古くは、この『見るなの座敷』という憑き物はここまで凶悪なものではなかった。前述したような依存性はあれど、憑依者を開こうとした(ころそうとした)際に絶命してしまうようなものではなかった。
しかし、禁目の何十代も前のこと。童話憑きを利用しようとした魔術師によって当時の『見るなの座敷』の罹患者の女は虐げられ、純情を玩ばれ、挙句に手に負えないと判断されるや毒を吐かれ殺された。この時に溢れた女の怨嗟が、男の好奇心により純情を手放すこととなった憑き物の原典と共鳴し、本来ならば有することのない凶暴性を会得した。
その怨嗟はやがて好奇心によって開かれた(ころされた)鶯たちにも流布していき、隔年のうちに段々と積もっていった怨嗟とその産物たる呪詛は粗雑でこそあれ呪物としては相当のものとなっている。
その呪詛は今や13羽すべてを開いた者のみならず、1羽開いただけでも適応されるようになっており、それから1羽開く毎にその者への呪詛はより濃く、より増していく。最終的には一般人を殺.す程度には造作もなく、英霊級の神秘にも手傷を負わせられるほどのものとなる。>>310
『厭勝術』
禁目が、自身の憑き物とそれが持ち日々溢れてくるような怨嗟、呪詛を有効に処理するために編み出した魔術。
人を傷つけるために生まれた物────ナイフや鞭、刀などにその呪詛を乗せ、それらを呪詛に感化させ「物質」から「概念」寄りの存在へと変じさせ、また人を傷つける力を強める。定義的には強化や変化、或いは呪術と似通っている。
これにより、一時的に神秘を強め、且つ物理的な攻撃に防御力を持つものに対しても優位に立ち回れたりする。その性質上、怨霊などの憎悪の感情を多分に含む相手や呪詛を素とした魔術神秘などに対しては殊有力。場合によっては対魔力にも阻害されないため、サーヴァントにも対応できる、かも知れない。
しかし、術を施した物は呪詛に食まれていき、内部から浸食され、やがてボロボロに朽ち腐れ、「物質」とも「概念」ともつかない状態で果てる。ここは変化とも同じ危険性である。
憑き物あって出来る芸当であるため、罹患者である禁目以外は扱えない代物。本人も呪詛の掃きだめになるくらいならと苦肉の策で考案したもので、使う機会は日常において滅多になく持て余し気味。
【礼装・装備など】
【外見・容姿の詳細など】
切り揃えられた長めの前髪と、ややずぼらに一つ結びにされた鶯色の利いた黒髪。紅梅を模したような、鮮烈で、それでいて涼し気な空気を湛える眸。制服をきっちりと着こなすその姿はどこか旧時代的。
家やプライベートでは塩沢紬の和服を着ている。制服よりそちらの方が似合っていると専ら評判。>>311
【人物像】
理知的な身なりにそぐう生真面目な性格。遅刻は学校でもプライベートでも一度たりともしたことがなく、図書館の返却期限も宿題の提出期限も過ぎた日はない。
反面、どこか頼りなさげな、浮世離れしたような、超俗的な空気を持っていることも事実。周りの空気というものを気にすることがなく、しばしば間の抜けたことを言ったりする。
基本和好みなのだが、最近修学旅行で食して以来タピオカミルクティーが好物になっている。タピオカが何であるかは知らず、「干しブドウ」だと思っていたりする。
イメージカラー:鶯色
特技:押し花作り、クロスワードパズル、家事
好きなもの:鶯餅、近代文学、粕汁、タピオカミルクティー、庭に咲く蠟梅
苦手なもの:エレベーター、偏見、炭酸飲料
天敵:特になし
願い:本當の春(さいわい)について明かす
【一人称】僕 【二人称】貴方、君、○○さん、○○君、○○、○○様 【三人称】彼、彼女、あの人、○○さん、○○君、○○、○○様、○○氏>>312
台詞例
「夏秋冬禁目と申します。以後、お見知りおきください」
「知りたい。見たい。聞きたい。……素敵な欲であると存じます。…それだけ、ですが」
「敬語を止めろ。…無茶を、仰らないでください。此れは個性にして、我が父母の忘れ形見に御座りますれば」
「タピオカミルクティー、美味しいですね。初めは、何と複雑な名前の水物と思っておりましたが…此の、干しブドウの食感が、何とも…」
「童話憑きとは、不幸なることなのでしょうか。誰かを勾引かし、惑わし、殺むるのは。曲事なのでしょうか。僕は、相は思いません。何故と言うに。僕を殺さんと為た人は皆、心底に悦し相だったのですから」
「一呪詛、如何ですか?」
「本當の春(さいわい)とは、何なのでしょう。…知らないことなのでしょうか。見ないことなのでしょうか。聞かないことなのでしょうか。僕は、其れを明かしたいのです」
【来歴】
N県の郊外にて古くは園芸業を成していた家の長男。
夏秋冬家は昔は使用人もそこそこいたほどの大きな家であったが、太平洋戦争終戦後、農地改革により貸していた土地を失ったことや園芸の斜陽により今は住宅地から離れた丘に建つ屋敷と種々の実りを見せる木々がその名残りを知らせる。
この経歴からわかる通り、夏秋冬家は魔術や神秘とは全く縁のない一族であった。童話憑きも突然変異────或いは遠縁の先祖返りといったもので、家の伝えにもその存在を知ることはできない。>>313
そんな中で憑き物筋となった禁目の両親は仲が悪かった。愛は彼が生まれる前から冷めきり、禁目が物心つく頃には毎日罵り合い、いがみ合い、恨み合っていた。
けれど、それは禁目に対しては向けられないものだった。父も母も、優しく、愛情深く、思いやりをもって禁目に接していた。大抵、父が禁目を可愛がる時は母がおらず、母が可愛がる時は父がおらず、というようなものであったが。
そんな境遇の下幼少期を送った禁目は自然と若くも世の中を俯瞰するようになり、結果として幼稚園の同級生たちなどに馴染むことができず、友人も出来ぬままに、憑き物の影響で生まれた鶯の使い魔たちと遊んだ。
そんなある日、いつものように喧嘩をしていた両親だが、不意に加減が利かなくなり父が母に怪我を負わせてしまう。だが面子を気にする父は病院に連れて行こうとせず、任せていた家事を自分がするから自分で勝手に治せと母を突き放した。
とはいえ怪我は浅からぬものであり、一向に回復する気配がない。幼心にも不安を覚えた禁目は、せめてもの慰みにと鶯を差し向けた。
それでどうなったかというと、上述の『見るなの座敷』の通り、母は次の座敷を求め、求め、求め、禁目の首に手をかけたのを最期に、悦楽に浸りきった笑いを見せて息絶えた。
何が起こったか理解できなかった禁目は父に相談したが、時を同じくして父もまた料理中に不注意によって怪我をしていた。そこでまたも禁目は鶯を生み出し差し向け、同じように、今度は腹に包丁を刺され、父が哄笑を上げながら死.んでいく様を見た。幸いにも包丁の刺さり具合が浅かったため警察に「空き巣がいて、両親が死.んでいた。自分も刺された」と話し、包丁は辻褄合わせのために警察が到着する前に桜の木の下に埋めて隠滅した。その後の警察の事情聴取なども子供という立場を利用し虚実を混ぜた発言をし搔い潜り事なきを得た。幼いながらも自分が異常を宿していると初めて知覚したのはこの時であった。
その後、自分の裡の異常について調べていくうちに同じような境遇にある者たちの互助会「司書協同組合」に至り、参加することになる。それからは自身の憑き物について知り、憑き物が持つ怨嗟の捌け口を厭勝術の開発によって生み出すことに成功する。>>314
司書協同組合に所属する人々の悲願は憑き物との絶縁。だが、禁目は違った。もしかしたら、父母の殺.害まで行かなければ、その目標も有り得たかもしれない。
しかし、彼は知ってしまったのだ。父母の、死ぬ間際に見せた笑みを。父も母も、そんな表情一度だって見せたことはなかった。どころか、幼稚園の同級生たちも、先生も、警察も、組合の人々だってしていなかった。
十にも満たぬ子は考えた。この笑みこそが本などに書かれた「幸」なのではないか、と。しかし証拠はない。けれども、笑顔こそが幸せの証左であると物の本に書いてあったのだから、これも幸せで、そして通常では見せないようなものなのだから、この鶯たちが連れてくるものが春(さいわい)なのではないか、と。
この出来事とそれに基づく考えは幼童の脳に焼き付いて貼ついた。鶯たちの持ってくる春(さいわい)とは何であるか。引いては、何物が「本當の春(さいわい)」であるのか。
父の遺した本には書かれていない。それに旧い。もっと広い範囲で訊くべきだ。そう考えた彼は、退院し小学校に上がってからは見違えるように交友関係の発展や信頼関係の建築に尽力し、斯くして「少し間が抜けているところもあるけど親しみやすい」というポジションに落ち着くことになった。
【性格】
優等生より優等生してるのに優等生じゃない、という奇妙な評価が教師の間での見解。言ってしまえば「授業態度は優等生だけど引率力がない」というような感じ。
悪口や陰口を言わず、頼られれば誰に対しても相応に応え、分け隔てなく接する。そんな姿勢は集団生活の場である学校では何かと多感な同級生たちの緩和剤であり、一方で古本から出てきたような古めかしい口調や屡々見受けられる空気から外れた道徳的で哲学的な疑問提起(往々にして「本當の春(さいわい)」のこと)は一度見えれば忘れがたい、しかし不快感は感じられない「個性」であり、そんな態度もあって同級生たちからは面白半分親しみ三割尊敬二割に「先生」と呼ばれていたりする。>>315
また、この古式ゆかしい慇懃な口調は曰く「母からの「誰に対しても敬意をもって接しなさい」という教え」と「父からの多くの文学書架の賜物」であり止められるのは不本意であるとのこと。父母が死没していることは少し調べれば知れることであるため、皆この忘れ形見たる口調についての不干渉は言わず語らずのうちに定まっていたりする。
────というのは、総て禁目自身の打算演算から生み出したもの。どうすれば人に好意の過不足なく、ほんの少しの親しみを持ってくれるかというのは幼少期に続けていた人間観察と読書の末に導き出されたもので、それも隔年のうちに磨かれていった。
但し表裏で変わらぬ部分もある。それは「悪口陰口を言わず分け隔てなく接する」という姿勢。彼にとっては周りの人間は皆須らく「春(さいわい)について知るための情報源」であり、そしてその情報を引き出せれば皆等しく「情報を出し切った用済み」であるため。事物に対する好悪こそあれ人や生き物、生命へのそれは希薄であり、善悪といった価値観による定規もない禁目にとって人を測る物差しは「自身の目標の得になるか否か」のみ。
そのため、どれほど親しくしていた学友も損になると考えれば屈託なく殺むることができ、また一方でどれほど非道に手を染める悪人であろうと得になると判断すれば躊躇なく助けることができる。状況に応じて今まで積んできた計算もご破算にする不規則人間。規則があるとすれば、それはやはり己の目標唯一つ。
普段人の和から外れるようなことをしないのも今後の自分の安全を考慮してのことであり、道徳的に見えてその実道徳なんていうのは存在しないような性格をしている。
【行動規範・行動方針】
聖杯狙い。前述のとおり非論理的で非人間的な思考を持っているがそのくせ頭の回転が速く「どうすれば損をしないか」の勘定を幼年期からこなしているために大変演技派。
目標のためなら裏切り暗殺讒言脅迫人質等々の悪行も為す。クラスメイトだろうと先生だろうと近所のおばあちゃんだろうと組合の人だろうとお構いなし。
戦闘は厭勝術を使い家の隠し部屋にあった刀を強化し用いる。流派や構え、技などは知らず、どう振ればいいか、どう叩きつければ痛いか、そういったことを意識して練習していた。その時も真剣であるため真剣の重みを知っており、型という概念がないため予測のしづらい行動をすることも。>>316
また、多少の傷なら鶯を使っての回復が可能。鶯は曲がりなりにも使い魔であるため物見にできる。無論、憑き物の効果をあえて知らせず相手を助けるふりをして溺れさせたりもする。とにかく使えるものは使っていくスタンス。
【参戦理由】
前述通り。そのためここでは聖杯への願いである「本當の春(さいわい)について明かす」の補足を入れる。
この「明かす」というのは「誰かをさいわいにする」というわけでも「自分がさいわいになる」というわけでもなく、ただ「さいわいを知る」ことを意味する。要は、究極の菓子を誰かに与えるでもなく、自分が味わうでもなく、ただどういったものか知るだけ、といったようなもの。魔術師や多少の欲を持つものであれば、その非生産性に失笑してしまうだろう。
また、禁目は春(さいわい)を知りたいだけでそれが好きなわけでもなんでもない。
【サーヴァントへの態度】
他の人間と変わらない。使うだけ使って、要らなくなったら、損になったら捨てる。
【役どころ・コンセプトなど】
完全悪役。ある意味研究畑の、魔術師に近しい感性の持ち主。
彼の「見るなの座敷」での立場は13番目の奥座敷────ではあるが、その春(さいわい)への貪欲さは、座敷を開いてしまった男にも似ている。実はここだけの話、趙雲のカラーリング緑にしたのって三国無双とかに影響されて趙雲って多分イメージカラー緑が一番しっくり来るよなって思ってたからなんですよね…
なのでこの趙雲は三国無双リスペクト入ってるので
ディックさんが無双ゲーで使いたいと言ってくれて嬉しいです…(俺じゃなくてレージュさんが描いてくださったから自分が喜ぶ所ではないですが…)こんばんはーって来たらもしかしてご新規の方がいらっしゃいます?
どうもこんばんは魔術師/宣教師と申します
だいたい協会側のキャラを動かすときには魔術師、教会側のキャラを動かす時には宣教師のネームを使っています
よろしくおねがいしますー自分の鯖鱒関係のものを整理しながら眺めて思う
「こいつ、内心で自分を責める女の子と頭がイカれてる奴を書いてる時ほど筆が乗ってるな?」と、そしてそういうのを書いて出した時ほど皆さんの反応が良いと
直近だと人物像と台詞例が過去最高の西園寺さんとか、クトゥルフ成分が構成要素に入ってるとはいえ食いつきすごかったからね……>>324
最高です!
ご厚意が有り難すぎて申し訳なくなる位です
本当にありがとうございます!こんばんちゃー(・ω・)ノシ
会話に入るタイミング掴めずにまごまごしてたらスレが進んでてビビってるユージーンです。
何かss書こうと思って貯めてる『書こうと思ってるssリスト』を開くものの特定のキャラだけが自然に動き出して別のssが始まる不具合。「…まさか人理の危機とはいえ、再びこの地を拝む事があるとはな。」
そう一人零しながら、ランサー・趙雲子龍は湖畔に足を踏み入れた。
時は三国時代。厳密に言えば三国時代の特異点。何らかの原因により黄巾が復活、否、黄巾を付けてはいるが、実際の黄巾党とは似て非なる魔が跳梁跋扈し、混沌を呼び起こしている地。彼は、この地にはぐれサーヴァントとして召喚された。
まだ鍵となるであろうマスターにも、他のサーヴァントにも遭遇できていない為、放浪の身となっている。
この地は赤壁。嘗て覇を唱えんとして常勝に近い戦果を挙げていた曹操軍を、孫権と劉備の連合軍が下した運命の地。
この周辺で川が氾濫する、どこか恐ろしげな声を聴いた、等の噂を小耳に挟み、その歩みを赤壁に進めてはみたものの…一見、黄巾の魔は見当たらず、長閑な地の様には見える。
…だが、黄巾どころか、鳥の鳴き声一つすら聴こえない。数多の戦場を経験した趙雲にとっては、どこか不穏な空気を感じざるを得なかった。
(…何かが妙だ。)
そう感じた時だった。少年の歌声が、彼の耳に入ったのは。
「…?」
どこか惹かれる様な、あどけなさが残る声。しかし、これは…
趙雲は、音を出さない様に、歌声の源がいると思われる浮島に近付く。
木々の生い茂る小島の崖の上。そこには、黒い特徴的なフードを被った少年がいた。彼は此方に気付いたらしい。歌うのを止め、不思議な顔で偉丈夫を見る。
「…わぁ、大きいお兄さんだ!!」
警戒もせず、子供らしい明るい顔でこちらを見る。どこか妙な感覚を覚えながら、話しかける。
「……少年。…申し訳ないが、一つお聞きしたい。」
「…なんだい?お兄さん。」
そう言って、少年は此方を見つめる。
…その時、気付いた。
…奇妙な線が入った目。そして服の裾から見える、触手の様な物に。こっちは『聖杯惑星』の執筆につきっきりですよ。
>>290
それ+太らない筋肉つかないの体型が気になるあまり常に体型がはっきりしないオーバーサイズだけ着るようになったという裏設定があるのです……バロール「UKとぉ!アイルランドはぁ!一緒じゃねぇ!!」
そういうとこはひ孫のクーフーリンと一緒ど、どうにかGW終了前に第五の試練編書き終わった…
今投下しても大丈夫ですか?>>334
あ、ジョーンさんお先にどうぞ!>>337
実はボレアズの宝具が既に北風神の神核に接続して発動する宝具なので……うん。すみません火村の人さんお待たせしました!!!!
剣 純白のドレスを纏う女騎士。真名をエレイン。エクスカリバーを鍛造し、アーサー王に授けた湖の乙女。
弓 深緑の外套を羽織った若々しい青年。真名をロビン・ロクスレイ。森の義賊ロビン・フッドの一人。基本的には気のいいあんちゃん。本家との違いはリチャード獅子心王とのエピソードを語ることが多いこと。
槍 白いエプロンドレスを着たクラシカルなメイド服姿の女性。真名をメアリー・ポピンズ。メリー・ポピンズとしても知られるスーパー家庭教師兼スーパー家政婦のモデルになった人。宝具は空を飛ぶパラソル。
騎 赤毛をお下げにしたチュニック姿の少女。真名をネッサン。勝利の女王ブーディカの娘の1人。姉と母とは違って戦車の下敷きにあったため死の実感がなく、ローマへの恨みも2人と比べるとやや薄い。それ故に彼女は愛する家族がこれ以上血に染まるのを止めたいと願っている。死因故に自分の宝具である戦車が苦手で、普段は馬に乗って戦う。
術 ケルトなタイツを着込む戦士。真名をルガイド。フィオナ騎士団の魔術師にして戦士。強化魔術の達人でステゴロのプロ。考え方は戦士なのでキャスターらしい搦手も得意。本人曰く「勝てるならそれでいい」とのこと。
殺 腰に指したとナイフと八重歯が特徴の少女。真名をキラーラビット。モンティ・パイソンやWizardryなどで語られるヴォーパルバニーと同一の存在。惰性的で退廃的、全てにおいて投げやりな態度のアンニュイな女の子。
狂 犬の毛皮風のコートを着たバンクファッションの青年。真名をチャーチグリム。またの名は墓守犬。守ると決めた墓に縋り付く狂気からバーサーカーになった。ただし墓に近づかなかったから聞き分けのいい男。本気を出すと犬に変身する。たまに気を抜いて犬耳を生やしたりする。
弓 貴族風の衣装に身を包む青年。真名をオーベロン。前回からの残留組。妖精の女王ティターニアの夫である妖精王。今回の聖杯戦争のサーヴァントを『受肉した自分を消滅させかねない脅威』と捉え裏で暗躍する。
こんな感じの八騎による聖杯戦争はどうでしょうか!「後輩――ッ!!」
土煙と衝撃波に阻まれ、向こう側にいた筈のフェリーペとエウラリアの姿は見えない。
だが――直前に見えた、二人の姿。それだけでメンテーの理性を吹き飛ばすには十分過ぎた。
眼前の危機すら無視し、土煙の先へ飛びこみかけた瞬間。メンテーの腕をヒュギエイアが強く引き留める。
「はなせ、放してくれ! 後輩が、後輩が……!」
「落ち着きなさい! 駄患者!」
スパン、と。甲高い音が洞窟内に響く。
ヒュギエイアが、空いたもう片方の腕でメンテーの頬を引っ叩いた音だった。
「あ――」
「今貴方が行った所で何ができます!? 見たでしょう、お二人の傍に叩きつけられたアレを! 今更行った所で手遅れです!」
「っ! だけど!」
「分かっています! でも、だからこそ落ち着いて、確認してください! ――フェリーペさんとの魔力経路(パス)は途絶えていますか?」
「……!」>>346
言われて、メンテーは初めて気づいた。
弱々しくはあるが、フェリーペとの繋がり――すなわち、魔力供給のラインは途絶えていない。
それはつまり、まだフェリーペだけは確実に生きているという事を示していた。
ヒュギエイアも確信を抱いたのか、強く頷きメンテーを見つめ返す。
「どうやら、その様子を見る限りまだ大丈夫のようですね。私自身、一刻も早く駆け付けたい所ではありますが……っ!」
巨大触手が振り下ろされる。
間一髪で避けるものの、またしても来た道が破壊され、引き返す事もままならない。
だが、この場で迎撃するには――。
「あら? なんか減ってるみたいじゃない。さっきの一撃が当たったのかしら?」
「……ふん、他愛のない。たかが巨大イカが暴れた程度でこの様なんて、ずいぶんと脆いのね」
態勢を整えたスキュレーと人魚姫(姉)がにじり寄ってくる。
上からはクラーケンの触手、正面には攪乱と直接戦闘に通じたサーヴァント二騎。
状況の不利は、どう見ても明らかだった。
砕けんばかりに歯を食いしばり、唇の端に血をにじませながら、メンテーは決意した。>>347
「……行くぞ、迎撃可能な場所まで撤退する。後輩たちの事は、ひとまず後回しだ!」
さて。先程吹き飛ばされたフェリーペとエウラリアはどうなったのか?
結論から言うと、メンテーの思った通り彼らは『まだ』死.んではいなかった。
幸いにも振り下ろされた触手は直撃せず、二人のすぐ傍の足場を砕いただけで済んでいた。
だが、大木にも匹敵する巨大質量の打撃は直撃せずとも被害をもたらす。衝撃波と破片、その両方を間近で浴びた二人はひとたまりもなく宙を舞い――そのままの勢いで、真下の水面に落下した。
破片の方はエウラリアが庇った事で致命的になるような負傷はない。
だが。
「マスターさん! マスターさん! しっかりしてくださいマスターさん!!」
落下から数分、あるいは十数分。
フェリーペはエウラリアに助けられ、近くの岩場に運び込まれていた。
身体はぐったりしたまま動かず、顔色も極めて悪い。事前に霊薬を飲んでいた事で凍死こそ免れていたが、本来であれば即死してもおかしくない冷たさの水。
放っておけばどうなるか――医学知識のないエウラリアにも、容易に想像できた。>>348
(わたしのせいだ、わたしの――)
絶望と後悔、恐怖がエウラリアを襲う。
自分が遅れてなければ、そうでなくともあの時足を踏み外しさえしなければ。
目の前が真っ暗になりかけたが、ギリギリの所でサーヴァントとしての使命感が踏み止まらせる。
「と、とにかく何とかしないと。ええと、確かこういう時は」
その時、ふとヒュギエイアから教わった事を思い出す。
道中の雑談に、豆知識だと伝えられた応急処置の術。いざという時、覚えておいて損はないと与えられたもの。
その記憶を手繰り、思い出すと――エウラリアは意を決した顔で自らの装備を解除した。
――落ちていく。否、沈んでいく。
暗く、冷たい場所だった。前後は元より、上下左右何も分からない。
自分は死.んでしまったのだろうか。朧気な意識のまま、フェリーペは上を見る。
遠ざかっていく何かを掴もうと、わずかに残った力を振り絞り手を伸ばし。
その手を、誰かが掴み取った。>>349
「――――っ!?」
「きゃっ!?」
掴まれた感触、その温もりが半ば衝動的に突き動かした。
どうやら気を失っていたらしい。半身だけを起こし、フェリーペは周りを見る。
そうして飛び込んできたのは、殺風景な岩場と、驚き目を見開いたままのエウラリアで。
「えーっと……エウラリア、大丈夫か?」
「――!」
「うわっ!? お、おい!」
「よかった……マスターさん……生きてた……!」
感極まり、フェリーペの胸元に飛び込んできたエウラリア。
その様に驚き戸惑うフェリーペだったが、小さく震えている事に気が付くと、宥めるようにそっと抱きしめた。
「――ごめん、エウラリア。心配かけた」
「……はい、はい! 本当に、よかった……!」
泣きじゃくりながらも、喜びを露わにするエウラリア。>>350
フェリーペもまた、心配させた事に申し訳なさを抱きかけたが……そこでふと、違和感に気がついた。
妙に身体がざらざらする、というか地面の感触が直に感じられる。
どういう事かと身体を見下ろすと、その答えはすぐに分かった。つまり、自分が真っ裸であるという形で。
「っ!? え、あれ!? なんで俺、裸!?」
「あ、待って! 今動いちゃダメです!」
「へ?」
その時、フェリーペはようやく気がついた、
目の前にしがみついていた少女、自分が見降ろしていたその姿もまた、完全に全裸であるという事に。
「う、うわぁああああ!?」
「き、きゃあああああ!!」
気づいたのは、奇しくも同時。
お互い反射的に飛び退り、手近な岩に隠れる。そうして動揺する心臓が落ち着くか落ち着かないかといったタイミングで、フェリーペから問いかけた。
「え、ええと。その。な、なんで俺、裸になってるんだ? ていうか、服は?」
「そ、それはその。マスターさん、全身ずぶぬれでしたから。あのままじゃ、風邪をひくんじゃないかって」>>351
「あ、ああなるほど。それで」
「ですです!」
とりあえず、自分が全裸だった理由は理解できたフェリーペ。
だが、それはそれとして。何故にエウラリアまで素っ裸なのか?
「そ、れは……その、ヒュギエイアさんから教わった知識の中に、『雪山、あるいは寒冷地帯で遭難した際は人肌で温めるのが良い』とあったので」
厳密に言えば、低体温症に罹った時の対処法である。
凍えきった身体を急に温めようとすると、かえって肉体を傷つけてしまったりショック死してしまうリスクがある。その対策の為、なるべく少しずつ温めるという手法があるのだが。
「…………」
「…………」
沈黙が場を満たす。
何とも言えない空気のまま、どちらも先に切り出す事ができず。ついでに置き去りにしたままのメンテーたちの事も一時的に忘れかけたその時。
「――――ぉい、おぉい。誰か、そこにいんのかぁ?」>>352
「「っ!?」」
予想外の声に、二人揃って正気に戻る。
声の方向に振り返ると、岩場の奥に道らしきものが見えた。
エウラリアが一瞬で装備を展開し、フェリーペもまた近くに干してあった自分の衣服を手に取る。乾いているとは到底言い難い状態だったが、今は贅沢を言っていられる状況でもなかった。
着替えながら、慎重に奥へ進む。その先で見つけたのは――。
一方その頃、はぐれたメンテー達はというと――率直に言って、大ピンチだった。
あれからクラーケン達を振り切るべく努力したものの、元より道は限られ退路も断たれている厳しい状況。
じわじわと嬲られる状況に消耗は避けられず――とうとう、とある曲がり角で包囲されてしまった。
「く……!」
「やっと追い詰めた。よくもまあ手こずらせてくれたものね、お嬢ちゃん達」
「悪いけど、これで終わりにさせてもらうわ。……クラーケン」
人魚姫(姉)の指示を受け、クラーケンが触手を振り下ろす。
流石のヒュギエイアとマリアも、この巨大な攻撃を凌ぐ術は持ち合わせていない。メンテーの守りをもってしても、足場が耐えきれず崩れてしまえばそれまでだ。>>353
「後輩――――すまない」
せめて意地だけは貫こうと、振り下ろされるその触手を睨み据えて。
「――いいや! 諦めるにゃ、ちょいとばかり早すぎだぜ盾の嬢ちゃん!」
その触手が、突如割って入った声とともに吹き飛ばされた。
「……えっ?」
愕然とするメンテー達の眼前、巨大触手たちが次々と断ち切られていく。
斬撃ではない、それは純粋にして圧倒的な暴力。ただ『強すぎる』その現実(チカラ)だけを前にして、北海にその名を轟かせた巨大触手がぶっちぎられる。
あまりの暴威に、スキュレーと人魚姫(姉)も絶句する中、その原因たる『彼』は一瞬の隙にメンテー達の前へと降り立った。
「よお! 危ねえところだったな、テメエら! ケガはねえか?」
「え――あ、ああ……その、何とか」
「おいおい何だ何だ。この斉天大聖様がせっかく駆けつけてやったってえのに、腑抜けた顔しやがって。そこは『ありがとうございます! 助かりました!』って礼を言うところだろうが!」>>354
腑抜けるも何も、先程まで死を覚悟していたメンテー達にとって、今の状況は目まぐるしすぎた。正直、ついてけてないというのが本音である。
そんなメンテー達とは対照的に――離れた場所のスキュレーと人魚姫(姉)は揃って渋い表情を浮かべた。
「ねえお姉ちゃん、もしかしなくてもあいつって……」
「此処に封印してたとかいう、あの山猿でしょうね。後お姉ちゃんとか言うな、しばくわよ」
「あぁん?」
スキュレー達のひそひそ声に、斉天大聖が耳ざとく反応する。
メンテー達に向けた(一応)笑顔に対し、その表情は一転してヤンキーめいた敵意に満ちたものに変わっていた。
「誰かと思えば、希臘(ギリシャ)んとこの怪物姉ちゃんと北国だかのシスコン人魚姉ちゃんじゃねえか。……へーえ、テメエらもあのク.ソ魔王に鞍替えしたって感じかい?」
「か、怪物姉ちゃん!?」
「……シスコン人魚姉ちゃん。面白い事言うじゃない」
「あー別に言い訳とかいらねえから。どうせアレだろ? あの魔王んとこにホイホイ招かれてって、その挙句に出された料理をうっかり口にした的な感じだろ? ったく、うちのお師匠といい八戒といい、どうして見ず知らずの奴が差し出した食い物を疑いもせず食べようとするかねえ……」
何やら一人納得し、ややうんざりした様子で過去を思い返す斉天大聖。スキュレー達がそれぞれ怒りをためているにも関わらず、その態度は呑気を通り越して清々しいものがあった。
一方、状況に追いつけていないのはメンテー達である。>>355
「え、ええと。その……斉天大聖?」
「あん? なんだよ――って、あ! そうだったそうだった! テメエらにも、会わせなきゃならねえ奴らがいるんだった!」
「え?」
「おい筋斗雲! そいつらも下ろしてやれ!」
斉天大聖の指示を受け、上空に留まったままだった筋斗雲が降下する。やがて地面に触れるか触れないかといった高さまで近づくと、生き物が吐き出すような素振りで内側にしまっていた『彼ら』を降ろした。
「おー出た出た。お前ら、大丈夫かー? 急いでたんでちょいと無理させちまったけど」
「い、一体何を……えっ」
何を降ろしたのかと、メンテー達が恐る恐る覗き込む。
そして――再び絶句した。何故なら、そこにいたのは。
「うう……目が、目が回るスター……」
「Gが……Gがきつい……きつすぎる……」
離れ離れになってしまっていた、エウラリアとフェリーペだったのだから。>>356
時は一旦遡り、およそ数分前。
フェリーペとエウラリアが道の奥で見つけたもの――それは、石牢の中に幽閉・拘束されていた斉天大聖だった。
「せ、斉天大聖!? どうしてここに!」
「どうしてもこうしてもあるかっつの。あのク.ソッタレなハエ野郎に封印されたんだよ。騙されかけた上でな」
聞けば斉天大聖もまた、他のサーヴァント同様にこの特異点に招かれていたのだという。
『美味い飯を、好きなだけタダで食わせてもらえる』と、そんな触れ込みに釣られ興味本位で訪れた――そこまではよかった。
が、蓋を開けてみればそこはベルゼブブが牛耳る魔境そのもの。サーヴァントの霊基に押し込められど、斉天大聖として強い力を持つ彼は刃向かったが、一歩及ばず敗北。その後はずっとこの岩山の中に封じ込められていたのだと、そう語った。
「あの野郎、お師匠に手ェ出してんじゃねえだろうな……もしそうだとしたら、八つ裂きにしても飽き足りねえぞ畜生が!」
怒り猛る斉天大聖だが、封印されたままではどうしようもない。
どうにかエウラリアの助けを借り、脱出する事は出来たが――
「チッ、やっぱ封印の影響が残ってやがるか……。この分じゃ、そう長く現界してられそうもねえ」
「なら、俺と契約を――」
「いらねえよ。テメエ、どんだけ契約してると思ってんだ。それ以上供給先が増えたら、冗談抜きに干上がっちまうだろ」
「けど!」>>357
「ハッ、心配すんな。俺様を誰だと思ってやがる、天上天下にその名を轟かせた斉天大聖・孫悟空様だぞ? 消えるにしても、あの野郎にこき使われてる奴らを道連れにする程度の事はしてやるっての」
余裕たっぷりの笑顔で言い放ち、斉天大聖は筋斗雲を呼び出す。
「さあ乗れ! こいつを使えば、テメエらの仲間んとこまで一飛び――いいや、半飛びにもならねえな! ちゃっと助けてやるから、テメエらは先を急ぎやがれ!」
そして現在に至る。
「と、いうわけで。俺様のスーパーな操縦テクのおかげで、こいつらを無事連れてきたって事だ! はっはっはっ、好きなだけ感謝しやがれ!」
「何が感謝ですか、何が!」
スパコーン! と。ヒュギエイアが斉天大聖の頭を引っ叩いた。
「何しやがるテメエ! 恩義ってもんがねえのかコラァ!」
「ええ、助けてくれた事には感謝しますとも! でもアレを見なさい、完全に二人ともグロッキーじゃないですか! どんな運転をしたらああなるんです!」
ヒュギエイアの言う通り、フェリーペとエウラリアは筋斗雲から降りた後も今一つしゃっきりしてない様子だった。
実の所、半分くらいは冷たい水に浸かり、あわや凍死しかけてた所もあるのだが、斉天大聖が語っていない為知る由もない。>>358
というか、我を忘れたメンテーによりそれ所ではなかった。
「後輩……後輩……! よく、よく生きて……!」
「折れる……っ! セ、センパイ、骨が折れ……!」
「ま、マスターさーん……」
「あらあら、まあまあ落ち着いて」
そんな状況を、怪物の咆哮がひっくり返す。
「GAAAAAAA!!」
「クラーケン!」
「っち、あんだけ派手に吹っ飛ばしてやったのに、もう元通りってか? 大した再生能力持ちだなおい!」
怪物化したクラーケンの目は、人型時のそれではなくダイオウイカとしてのものになっている。
だが、それでも目に映る憤怒の感情だけははっきりと理解できた。
「筋斗雲、特別サービスもう一丁だ! そいつらを連れて、この洞窟の出口まで案内してやれ!」
「斉天大聖!? 貴方はどうするんです!」
「見りゃ分かんだろ。誰かが引き受けなきゃならねえ局面だ、ならこの中で一番つええ俺様がまとめて請け負ってやるよ」>>359
「――ハ。大口叩いてくれるじゃない、東洋の山猿が」
「テメエのでけえ口には負けるがな。人間一、二人くらい、余裕で丸呑みにできそうじゃねえか」
そうこう言っている間にも、筋斗雲は主の命に応えフェリーペ達を再度格納する。
去り際に、斉天大聖は一度だけフェリーペ達の方を振り返り、不敵に笑った。
「心配すんな。言っただろ? 道連れにする程度の事はしてやるってよ」
筋斗雲が飛び去り、辺りには斉天大聖とスキュレー達のみが取り残される。
既に場の空気は温まり、いつ始まってもおかしくない状態だった。
「……大したものね。今にも消えそうな霊基の癖に、それだけの大口を叩けるなんて」
「生憎と、昔っからこういう修羅場には慣れっこなんでね。哪吒や二郎真君に比べりゃ、テメエらなんぞ雑魚みてえなもんだしな」
「ほざいたわね、山猿。その大口、どこまで全うできるか見せてもらいましょうか」
「見せてもらう、ね」>>320
マイアさん、物語性の強い人好きそうですもんね…日本の学生と封印指定で通常なら会えなさそうな間柄なのが実に惜しい
>>321
そうですね。裏切りも出来てヘイト集めもできる、そういうキャラに出来ればなと思っていました
>>324
童話憑きがどういったものか詳細は自分でも詳しくはわからないので何とも言えませんが、少なくとも禁目は憑かれるべくして憑かれたような存在ですね。同じ憑き物筋な綰や黎とは違って
>>325
どうやら現実で「春夏冬」であきなしさんはいらっしゃるそうなので、じゃあ春なくてはるなしも良いだろう!と。
春(さいわい)がないって意味でもはるなしです
ブレザーですね。ブレザー日本刀…浪漫ある…
>>332
実際呪詛ですからね…和風ホラーを重視しましたのでそういった感想はすごく嬉しいです!
>>342
怨霊…確かに…呪詛を祓うで言えば巫術系にも弱いですね。憑き物ってったら大体そんな感じですが。
鶯って春でも夏でも秋でも冬でも鳴くよな…と思いまして。あれが使い魔だったら面白いなと>>373
もちろん大々的なことはしたら執行者に見つかるので色々とコソコソと世界中を飛び回ってます
「2015年の時計塔」の橙子さんみる限り同じ場所にしかずっと居れないぐらいガチガチではなさそうというか
「あの事件は俺のやつを勝手に獲ってったやつが悪りぃんだもん!!俺のせいじゃないしぃー!………そりゃあ面白かったけど、俺基本ハッピーエンド主義だし」>>371
多分主に再会したら勝手に名乗り振る舞ったところとか恥ずかしくて顔あわせることも出来ず逃げ回りますねえ……>>378
いつかわしもむせきにんなおうえんをおくりかえしてやるぅ……獣性魔術をいじくってるとついついギリシャ方面に偏ってしまう
これは良いのか悪いのか>>385
「実際そこら辺の地域で伝承の混入はあるし文化の混入もわりとある。ので、イギリス周辺なら俺は文句は言わない。
けどUKと、アイルランドを、一緒には、するな。誰がブリテンだ」
だいたいこんな感じらしいっすうちの巨人王かにちゃんこと可児才蔵(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/可児才蔵)の大まかな全体図
>>385
漢なら背中で語るべきって赤いオカンが言ってた!バロール語りをさせてもらうとバロールの聖杯への願いは「愛した家族を普通の目で見て抱き上げること」
なんせ最後にバロールが見た家族の姿は自分に突撃してくるバカ孫(ルー)なんですからね
願わくば魔王も光神も一族同士の争いもない普通の形で抱きしめてあげたかったとかなんとかロゼとプルフラス(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ロゼ&プルフラス)の二人組アイドル、的な~
なお眼鏡に魔眼に巨体なマネージャーが恐ろしくてスキャンダルな話は無いらしい景清のステータス、敏捷を上げたほうがよかったかな?(ボソッ
ちょっとお尋ねしたいんですが。
オリジナルのモザイク市を舞台にした二次創作ってありですかね?
折角の合作する場なのでプロスペローとかワットをお借りさせて頂きたいなと思うんですが……>>399
アリですよ。
今までモザイク市舞台SSってのはそんなに無かったけど、偶に「こんなモザイク市いいよね…」とかモザイク市出身のキャラとかも居ますので!……常に清く正しがモットーのお絵描大好きマンですよ?
>>402
趙雲の言動は大体あんな感じで大丈夫です!>>409
大丈夫ですよ~どうぞどうぞよかった…キワッキワの露出衣装で歌って踊るアイドルコンビはいなかったんだね…
ところですいません、キャラクター作成で相談したいことがあるんですけれどちょっといいですか?
ざっくりとあらすじというか序文が書けたので貼っても大丈夫ですか。
レージュさんへ。
なんかジョン・ハンターにセリフが生えました()お先どうぞー
ではお言葉に甘えて。
かつてこの街は、人工の六割がサーヴァントと呼ばれる種族によって構成されていた。
サーヴァント。人類の歴史に名を残す偉人・英雄が使い魔となった存在。
今でこそ落ち着きはしたものの、青年が訪れるまでの新宿は魔界と呼んで差し支えない混沌が広がっていた。
空には亡霊が飛びかい、妖精達のいたずらによって高所から環状列石や巨人達が降り注ぐ。
円卓の騎士が徒党を組んで警備を始め、それと対立するかのように魔女と竜が同盟を組む始末。
両者が火花を散らし合うのをあざ笑うかのように、連続殺人鬼が犯行を繰り返す。
深い霧と煤に覆われた街は数メートル先が見えない有様だった。
かのウィリアム・シェイクスピアが「明けぬ夜はない」と語ったように、この街も今では平穏が訪れていた。
しかし、当時現界していた英霊の影響は、今もなお残っている。
例えば、現界の継続を希望するサーヴァントを労働に従事させる『特例措置』
例えば、既に退去した英霊を擬似再現する『外科医の写真』
前者はこの街の正の側面として、後者はこの街の負の側面として今もこの街を形成する一つの要素となっている。>>421
「ここは病室で、彼女は病人で、僕は医者です。ここまで揃ってるならやることは一つでしょう。
ああ、安心してください―――万が一死ん.でも、死体はこちらが引き取りますので」
「この力に頼りきりというのも業腹ではあるが……家族を守るためだ。手段なんて選べんだろう」
「ほっとけないんですよ、あの人。気づいたら変なもの食べてそうじゃないです?」
医者―――バーサーカー、ジョン・ハンター。
情報屋―――キャスター、プロスペロー。並びにランサー、アグネス・ホト。
舞台は英霊が、当たり前のように風景へと溶け込む街―――モザイク市<新宿>
物語は、トム・マードックがこの街を訪れたことによって動き出す。
「サーヴァント・セイバー。召喚に従い参上した。これより我が剣に賭けて、貴方に勝利をもたらすことをここに誓おう」
彼は多くの英霊との出会いの中で己のルーツを紐どいて行くことになり……
「問おう―――貴方が私の、マスターか」
―――その日、少年は運命に出会う。>>425
ほいほいー!>>429
プロスペローの宝具に精霊エアリアルを考えてましたが、追加しようかどうか考えていましたがこれ使えそうでしたら、特異点でもご活用ください。
エアリアル
ランク:EX
種別:精霊宝具
レンジ:?
最大捕捉:?
高度な術式の構築や力の配分など、繊細緻密な作業を行うプロスペローに補佐をすることで、魔術の増幅・補助・強化を行うことができ、エアリアルの補佐によってプロスペローは瞬時に儀式魔術を行使する。精霊に強い支配力を発揮することで五つの元素を用いて一時的に神代の真エーテルを擬似構成する。
エアリアル自身もプロスペローのように精霊や妖精に対して支配力を発揮するので、妖精郷の住人が適応できる場所にいるときならばあちらの住人を一時的に現世へと召喚できる。高位の魔術師でも容易ではないことである妖精郷への転移も、エアリアルやそれを使役するプロスペローは精神集中と多量の魔力で行える。>>390
学生時代西遊記にめっちゃハマってたので、個人的にイチオシのサーヴァントだったりするのです>斉天大聖>>429
イギリスという意味なら
アイザックニュートンが。
弓
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3
術
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3%28%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%29
ブリテンそのものなら
ベイリン
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%B3
変則ですがブリテンで最重要な長城を築いた皇帝
ハドリア.ヌス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%8F%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8C%E3%82%B9
が居ますよ。>>429
ウチには円卓騎士のパロミデスが居ますね。敵キャラにも味方キャラでもどっちも行けます。クラスも結構融通利きますし(セイバー、ランサーアサシンにバーサーカー出来る)
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%91%E3%83%AD%E3%83%9F%E3%83%87%E3%82%B9>>429
ブリテン関係のサーヴァントでしたからイングランドの英雄エドワード黒太子とロビンフッドがうちにいますよ。
エドワード黒太子
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E9%BB%92%E5%A4%AA%E5%AD%90
ロビンフッド
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%89>>429
Requiem…あ、めてお氏の方のやつですね!(こちらにもFateなRequiemはあるから一瞬戸惑う)アレ風っていうと惹かれがいっとう惹かれる…あのファンタジックでダークネスな世界観好き…
えっワットを!?嬉しすぎる…全然構いません!むしろありがとうございます!
あと、ブリテン出身の鯖でしたらうちではワットのほかに
・イギリス初代首相ロバート・ウォルポールの三男でゴシック文化、ホラー文化の牽引役となったアーチャー、ホレス・ウォルポール
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB
・切り裂きジャック以前に起きた未解決連続殺人事件「ラトクリフ街道殺人事件」の犯人…とされたアサシン、ジョン・ウィリアムズ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%BA
がいますね。二人ともそこそこブラックな造形してます…………やっぱブリテンって歴史的にも文化的にも存在感でかいんだな…神話抜きだと日本の次に多いんじゃないか…?
グルヴェイサ・グローティア/Gullveisa Grótier
年齢:16歳
性別:女性
身長:150cm 体重:46kg
スリーサイズ:B85W56H84(Fカップ)
特技:暗記、摘み食い、山勘当て
趣味:読書、食べ歩き、勝負事
好きな物:食事
苦手な物:勝負事に負ける、就寝時に耳元に来る蚊の羽音
【解説】
アイスランドを根城にする魔術の大家。
人里離れた生活圏外にある、氷河地帯に居を構えており、その景色はヴァトナヨークトル氷河を連想させるが、寒風が年中吹き荒れる環境なので決して生活できる場所でも、迂闊に足を踏み入れられる場所でもない。
自然の嬰児と呼ばれ、北欧の人工生命体(ホムンクルス)と呼ばれるミストカーフだけで構成された魔術家。
北欧由来の魔術である「ガルドル」と「セイズ」を扱う家であり、同郷であるヤルンテイン家とはミスリルを売買する間柄。>>438
元々は北欧の神々を祀る神官(ゴーズィ)たちの一族だったのだが、ある年にて天然の願望機である「グロッティ」をアイスランド近辺の海域から発掘し、それを元に失われた北欧神話の基盤を復活させようと画策していた。
しかし永年が経過して肉体の活動限界を感じた神官たちは、自身らの代わりとなるミストカーフを製造して後を託した。これがミストカーフたちによるグローティア家の創立に繋がっている。
残されたミストカーフの工房は、創造主の目指した神代基盤の復活の為に現在まで稼働している……訳ではなく、生産元である「グロッティ」に込められていた呪いにより理想が捻じ曲げられ、一体一体の個体が自由奔放になる程度には中身が変貌している。
魔術協会には属さず、またお互いに関係を持たなかった事から時計塔からの認知度は薄かったが、北方戦争の折に母国から逃亡を図った魔術家をアイスランドに招き入れるという介入をした事によって、その存在が知れ渡るに至った。
しかし、これ以降においても外界との交流は殆どない。
神代基盤の復活は「グロッティ」に貯蔵された魔力のリソースを使ってのもの。
ある時、聖杯戦争という儀式を風の噂で聞いたグローティア家は、その有用性に目をつけて「グロッティ」に儀式の術式・英霊降臨の際の七つの器・令呪等の情報をインストールさせ、聖杯戦争の模倣を企てた。これこそが『北方聖杯戦争』である。>>439
【人物】
プラチナブロンドの髪、乳白色の柔肌、アメジストを思わせる紫色の瞳の少女であり、人間離れした造形美を持つ。愛称は「エイサ」。
高飛車で我が強く、思っている事を即座に口に出す性格。自信に溢れていると言えば聞こえがいいが、それ故に敵を作りやすい。しかし、グローティア家ではエイサに口答えする人物がいないので敵という敵は特にいないのが現状。よって攻めが強い反面打たれ弱く、反論されたらしどろもどろになるので人付き合いは得意とは言えない。
『人類掃討の代行者』を自称しており、人類に憎悪を覚えているような言動を取っている。だが、人間に対して論う時は書物で蓄えた知識を使い、如何に人類史が悪辣が捲し立てるものの、知識を振り翳すだけで感情的に罵倒する節が見られない。
他の魔術家との外交問題を務めており、それなり外向的だが高飛車な性格が祟って交渉術は高くない。
勝負事で勝ち負けに拘らないと表向きには言っているが、実際は勝負事が好きで勝つ事はもっと好き。ただ負けたら文句は言わないものの、不貞腐れた顔が出るので内心では不満たらたら。
家柄のせいか契約書などはきっちり読む派で、仮に待ち合わせを約束したら時間通りに到着するタイプ。尚、相手にもそれを強要する。
食には関心があるようで、何かと都市に繰り出しては食べ歩きをしている。華奢に反して大食漢、と言われれば食いしん坊扱いされていると感じて羞恥心に見舞われる。だが、食べるのだけは止めない。そして、自分が注文したメニューに対する独占欲は凄まじく、手を伸ばす不届き者は絶対に許さない。ただし、食べ物の物々交換であれば妥協する。>>440
【能力】
自然の嬰児たる北欧の人工生命体(ホムンクルス)なので特級の魔術回路を有し、マスターとしての資質も最高峰のものとされており、魔力の燃費が悪いサーヴァントを使役しても長時間活動させる事が可能で、仮に土地と接続している状態なら蘇生宝具のストックすら回復できる。
反面、魔術師としての実力は余り高くなく、出力の差で押し切れる場面はあるものの技術においては他と比べて劣り、肉体強度も並の魔術師より低くいので人によっては擦り傷で済ませてしまう怪我も負担になってしまう。それを分かっていてか、当人は余り前線に出ようとはしない。
戦闘・支援には主に北欧の咒歌である「ガルドル」を使用し、歌声を聴かせた対象の魔力を乱して“体調不良”、“魔術の不発”等の影響を与える。逆にサポートとして使えば、味方の“魔力効率を上げる”、魔術の出力を上げる“等の効果を及ぼす。
家柄の影響もあってか魔術刻印を持たない。ガルドルの他に「セイズ魔術」も習得はしているが、当人はそこまで必要性を感じていないので熟練度は低い。
余談だが、逆上がりができない。>>429
こちらからは
・クリスティ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%EF%BC%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%8A%E3%83%BC%EF%BC%89
・ロケット号
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E5%8F%B7
の二騎を推します。>>441
【セリフ】
「北欧の大聖杯を知っているかい?
否、神代が残した贈り物。万能の願望機たる輝ける臼器を知っているかい?
彼方の海から引き上げられ、伝説と共に溺死したと思われていた呪いの杯。
アインツベルンの器とは異なる、星が生み出した天然物。
私たち自然の嬰児の始まりであり、最終的に帰する間だよ。
おおっと、無駄話が過ぎたね。
では本題だ。君たちへ贈られた紹介状、その内容は至極簡単なものだ。
聖杯戦争────中でもとびきり大規模な催しになる大戦へのお誘いさ。
時は満ちた。機は熟した。頃合いだ────君たちには喜劇なる血讐の詩を吟じよう。
役者も、観客も、人数が多い程喝采もまた大きくなる。
鈴なりの聖杯大戦。来るものを拒まず、去るものも拒まない。
互いの内に秘める果てしない願いの為に、切磋琢磨していこうじゃないか……殺戮という名の劇場でね」>>407
任されたぁ!またちょっと戦況変わる感じにしちゃおうかな。
趙雲さん合っててよかった。ちょいちょいレスポンス遅くてゴメンです…。>>451
というか設定的に七騎確定で揃うんや。イレ枠も確定してるしで。
後ね。
私が槍使い超好き。(集中線)>>448
どういうタイプの奴が欲しいか此処に投げてみては?>>455
面子はこんな感じ。
セイバー:サハデーヴァ マスター:カエリ・イムヌス・ユーツェゴヴィナ
アーチャー:オルヴァル・オッドル マスター:謂綱刻葉 御三家『束縛』
ランサー: マスター:
ライダー:ピュタゴラス マスター:ミカエラ・ミシェル 『監督役』
アサシン:傀儡のハサン、悔来のハサン マスター:月咋 三鳥 御三家『召喚』
キャスター: アポロニウス マスター:比良坂 学
バーサーカー:ビーア・カルロフ・ドニア マスター:オーギュスト・エルポワ
性癖はねぇ、性癖はそれが自分でも分からんのよなぁ!(笑)
最悪ストックにいる鯖でも良いのではとも思いだした。>>429
ブリテン関係はうちならギネヴィアとギネヴィア〔オルタ〕ですかね
イギリスまで範囲を伸ばすなら弓ジャック、術ロビン、ダーウィンもかな?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ギネヴィア
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ギネヴィア%E3%80%94オルタ%E3%80%95
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ジャック・ザ・リッパー%28アーチャー%29
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ロビンフッド%28キャスター%29
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/チャールズ・ロバート・ダーウィン>>456
キャスター: アポロニウス マスター:比良坂 学
……うちの子、なんか凄い大物キャスターさんと組んでません?>>456
自作はいないようで残念!なのでうちのランサーを推薦しておきます
ダレイオス1世
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%80%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B91%E4%B8%96
ニール・アームストロング
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0
小アイアス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E5%B0%8F%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9
アステロパイオス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B9>>464
そうなると自分が出せるのはパロミデスですね。まぁウチにゃランサー出来るのパロミデスしか居ないんだけど。>>429
だいぶ出遅れましたが、うちでブリテン系というとアンブロジウスがいますね
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%82%B9
あとブリテンと言っていいのか微妙ですが、ウィリアム1世も
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A01%E4%B8%96
>>444
うーむ何でしょう。設定だけ見ればラスボス感あるけど、実際に動かしてみたら何やかんや色々あってそれどころじゃなくなった挙句、ギャグ堕ちしてそうです
あと何か主人公的な少年と知り合いそう
>>449
まあ本人的にも「用意された料理を食べたら、奴隷化させられた」という詐欺案件ですしね
人魚姫(姉)のように態度に表れていなかっただけで、内心では激おこだったのかもしれません>>456
(黒幕枠って言ってたから精神状態やばそうなのよねーうちの子……)
ところで>>418の相談なのですけれど
ざっくり言うと『酷い目に遭わされて復讐鬼っぽくなった女の子』を作りたいんですけれど、どんな目に遭うのが程よくパンチが効いて、なおかつ悪趣味になりすぎないかの調整がしたいんですよ
とりあえず要素が、
○巫条の血筋で感応能力を使える
○没落と相まって母娘で行き場を失う
○母が二流魔術師に能力を売る形で家食を抑える
○6歳で母が姿を消し魔術師の元に置いていかれる
*
○10年間血や涙等の体液を魔術触媒として搾られる
○16歳で踏み躙られる被害者ではなく踏み躙る側の加害者になりたいと行動を始める
だいたいこんな感じの子なんです
6歳〜16歳の間にとりあえずひどい目には遭ってもらおうと思っているのですが
婉曲な言い方として桜や琥珀さんっぽくすると悪趣味ではあるんですけど既存を抑えすぎてチープになっちゃいそうで
逆に暴力や恐喝関係だけだと「被害者じゃなくて加害者になりたい」ってところに微妙にパンチが弱くなっちゃいそうで
なにか良い感じの境遇は浮かばないものでしょうか?>>474
設定読んで恋心拗らせてウチのウチのノエルは凄いんだ!本家以上に完成された聖杯にしてやる!って感じ……。
なんなら御三家全員(謂綱はまぁ、家全体的な?)嫌ってるのにお前ら鏡見ろ案件なので……。似た者同士は引き合う……。>>477
ぶっちゃけそういった過去や現在が明確なメインじゃなければ悲惨な境遇はマクガフィンって奴ですよね。>>472
お誕生日おめでとうございます
自キャラを祝う気持ち、見習いたい
>>474
・一度心を壊すレベルまで追い詰めて、そこから「加害者になりたい」と思わせる
・非道な実験も行うけど、それ以外の時は人並み程度の暮らしを保証してた
とりあえず自分が思いついたのはこの二つですね
前者は典型的な復讐者パターン、後者はより魔術師らしさを強調した路線です
いかに魔術師と言えど、完全に市井と隔絶された暮らしを維持するのは現代社会において非常に難しい。ならば型月魔術師特有の「必要とあればどんな非道も厭わないが、必要でなければ普通に過ごす」というある種サイコパス的な観点を強めた感じです
実験の際は徹底してモルモット扱いするけど、それが終われば一般家庭と大差なく温かく扱ってくれる
この矛盾が加害者としての価値観を生み出した――では厳しいですかね?まあなんというか「被害者じゃなくて加害者側になりたい」ってのが複雑化してる原因だと思うのだな
これが例えば「こんな目に遭わせた魔術師に復讐する」とかならキャラクター像としてスッキリとまとまるんだけど、「被害者が加害者になりたい」って思うような過程にするにはどうしたって露悪的な方向にいってしまいそうになりますし
あとは母親に対する感情……ですかね?
なんか、恨むにしても魔術師側はそういう前提で引き受けたのだから恨まれるべきは母親なんじゃないかとちょっと思わなくもなかったり>>492
まだ未完だけど完成像から見てもとことん相性悪いなぁって……。
扱いが下手踏んだ、というか龍之介の居なかった切嗣になるのは申し訳ないな、と。>>474
本人が被害者と加害者って認識してなかったパターンとかどうでしょう?
例えば魔術師に血や涙などを採られてたって部分ですが確かに魔術師は魔術触媒として採血してるけど同時に普段の食事で鉄分等の栄養管理をきちんとして傍目には養娘の食生活を管理してる親という構図にしたりとか。
あと型月的に女性の髪の毛は神秘の塊なので1、2年毎にヘアドネーションみたいにザックリ持っていくとか。
学校とかにも普通に通わせてて周りもその境遇に気づかなかった。それである日自分の境遇が一般的に『被害者』に分類されると知って〜みたいな。
髪の方とか伸ばしてる期間に学校のク.ソガキに意地悪されて髪を引っ張られたりした時にめっちゃ怒って学校まで乗り込んで来たとかの過去を入れれば周りが気づかなかった(親バカな養父と思ってた)のにも説得力が出来そうですし。名探偵コナン世紀末の魔術師なんとなく見てたらキャラに「香坂夏美」が出てきて瞠目したのですが…ディックさん、夏美さんてこのキャラがモデルなんですか…?
>>502
【宝具】
『金枝篇(ゴールデン・ミストルテ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:可変 最大補足:可変
キャスターが生涯を掛けて作り出した最高傑作。
古今東西、彼が収集したあらゆる呪術・あらゆる秘術の真髄が記された魔術書。
それ単体で魔術刻印・魔力炉心として機能し、使用者の魔力はもちろん大気中のマナを吸収することでオドを生成することも可能。
生成したオドを使用者に還元することで魔力タンクとしての運用も可能である。事実上、この宝具を保有するキャスターはEX相当の単独行動を有しているのに等しい。
1936年以前に生み出された呪術が記載された一種のアカシックレコード。相手が魔術を操る戦士だとしても、所蔵する術式によって相殺が可能。おまけに相手の術式がこちらのものになる。
万能一歩手前の宝具だが、1936年以降に生み出された魔術に関しては初見殺しに合う可能性があり、耐久自体は普通の本なので炎でよく燃える。
ディルムッドの槍のような神秘殺しにも弱い。
『廻り巡る黄金樹(アリキア・ネモレンシス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:自身 最大補足:自身
キャスターが『金枝篇』を生み出す由来となった祭祀儀礼の擬似再現。
人の負の側面を源泉とする呪術の中でも最上級におぞましい効果を有する呪い。
その効果は、相手を殺めることによって相手に成り代わるというもの。王殺しによる新たな王の誕生という儀式が由来となったもの。棒状の物体を媒介として黄金の枝を生み出し、それを相手の心臓に突き刺すことで自身の霊基情報を相手に流し込んで霊核を奪い取る。
極めて優秀な効果ではあるが、媒介となる『棒状の物体』の生成に手間がかかり、こればかりは道具作成でも製作出来ない。
この媒介は『召喚された時代と地域における最大の禁忌を犯すことで入手しなければならない』
主の冒涜であれば鋳溶かした十字架が必要になるし、殺人であれば自らの手で殺めた相手の骨でなければならない。>>503
【解説】
イギリスの社会人類学者。
古典学・人類学・民族学・神話学に精通しており、生涯をかけて『金枝篇』を記した。
世界各地の呪術・魔術・儀礼・祭祀などを数多く収集し、現在では民俗学・神話学・宗教学などの教科書的存在となっている。
また、現在では常識となった類感魔術・感染魔術という種別を作り出したのも彼である。
【設定・人物像など】
フレイザーは生前より魔術師だった。当然魔術協会にも所属しており、当時から呪詛科と伝承科を掛け持ちしていた。
彼は一般家庭に生まれた突然変異(正確には遠い先祖の魔術回路が隔世遺伝した)の魔術師で、その出自から協会からも路傍の石のように扱われていた。
……が、彼は『呪術に分類されるものならなんであろうと再現可能。ただし文献として残っているものや、自身が見聞きした口伝・見伝したものに限る』という特異な魔術特性を有していた。
幼い頃から興味のあるものには一直線であった彼は魔術―――もっといえば呪術の世界にのめり込んでいき、晩年には多くの呪術を会得していた。
彼は会得した呪術を書物として後世に伝えようとしたが、それにはあまりにも時間が足りなかった。
そこから先は面白みのないありきたりな話だ。
上述の宝具の由来となった『成り代わり』の呪術を用いて若い肉体を得た彼は、魔術師でも呪術師でもない社会人類学者として『金枝篇』を上梓した。>>504
礼服(どことなく魔術協会のそれに似ている)を着た10代前半の青年。一人称は私。嫌味なくらいに礼儀作法が完璧な人物。生前ナイトに叙されただけの振る舞いを欠かさない紳士。ちなみに、三三七拍子なども当たり前のように行える。郷に入っては郷に従えの権化のような男。
ただしこれらは魔術師によくありがちな表向きの態度であり、本来の性格はまったく異なっている。
彼の本質とは―――筋金入りの呪術馬鹿、である。東に丑の刻参りが行われた神社があれば釘抜きを携えて駆けつけ、西に呪われたと喧伝する人間がいれば筆記用具を抱えて詳細を聞きに行くような男。
呪いというものを、ひいては人間の信仰・感情の変化が生み出す現象を愛して止まないでいる。「私が一番好きなのは人間なんだ」みたいな感じのラスボス臭のするセリフを平気で吐ける人。宝具の凶悪さを見るとラスボスでもいいかもしれない。
聖杯に賭ける願いは「受肉し、約八十年分の遅れを取り戻す」こと。最初の目標は混沌魔術。現在の時計塔に存在する現代魔術科に興味津々である……Ⅱ世よ、ファイトだ。
ちなみに、呪術としての『成り代わり』は彼に近しい相手であればあるほど効果を発揮するもので、彼が生前に『成り代わり』を用いたのは晩年に入籍した実の妻である。
彼は、そのためだけに呪術とは無関係の妻と入籍した。
どれだけの言葉で取り繕っても、ジェームズ・フレイザーという男は筋金入りの魔術師(ひとでなし)である。
【コンセプト】
「『魔術師』のサーヴァント」
「ラスボスからトリックスター、解説役までもなんでもござれな人」
「行動力の権化・物語の始動役」
「ホームズにおける依頼人、ハリーポッターにおけるハグリッド(うっかり口を滑らせる時限定)」
以上です。自分なりにテンプレを使って作ってみました。
キャスターに関しては多分神話よりも史実の方が豊富ですねイギリス……魔術師もいるし発明家も小説家もいるしね……そうなんだ、へー!スゲー!>類感魔術・感染魔術という種別を作り出した
対応力の高い第一宝具+一発逆転を狙える第二宝具…。呪術特化型だからどんな相手でもかなり幅広く戦えますし、変身や宝具効果の単独行動で暗躍も万全。
肉弾戦が弱そうとかもあって"自分の土俵に持ち込めばメチャ強"なキャスターって属性を正統派に強めたサーヴァントですね。
呪術大好きな所も好き。あとコレ思ったんだけど、割と現代まで生き残ってそうな印象もあったり…。北欧を擦っていたらイギリスの話を書いていた。アサクリヴァルハラが悪い
そんなssを投下してもよろしいでしょうか~およそ八世紀後半、ブリテン島を大火が襲った。
イースト・アングリア王国、マーシア王国、ノーサンブリア王国、ウェセックス王国。イングランドの諸国を壊滅寸前までに追い込んだ大異教軍(グレート・ヒーゼン・アーミー)と呼ばれるそれは、北欧、スカンディナヴィア半島に暮らすノース人によるヴァイキング、海賊たちを中心に結成されていた。
「オーディンに魂を! 我らに銀を!」
「おおおぉお……!!」
戦場の咆哮が、鼓舞するウォークライが、響き渡る。
伝説のヴァイキング、ラグナルの息子達(ラグナルスソン)に率いられた軍勢は、明らかに従来の略奪とは異なり、統一された指揮系統によってことごとくを侵略していった。
「――これで、あのヴァイキング達がロンドンに入れば、貴様ら魔術師は詰みか?」
「……本気で、本気でもう一度エーテルを満たそうというのか!
人理定礎が壊されればどうなるのか知った上での狼藉か!」
「――それは知らん。さして興味もない」
「馬鹿な! 英霊が、人理の担い手が……!」
「――その定義は、貴様達のそれだな」
神秘が途絶え、世界の基盤が人間に渡って早幾年。
アーサー王の崩御とともにブリテンの神代という区切りは完全に終了した、とされていた。しかし、ブリテン島には神秘がいまだ色濃く残っているという。
何故ならば、そこは惑星(ほし)の臍。神秘に生きる者達にとっては心臓部にも等しい聖地。だからこそ神代最後の痕跡にして、世界をひっくり返すための支点にも成り得る。そういう土地だった。
第五真説要素、真エーテルはもはや人類種にとっては毒。
エーテルで世界を満たすことは、意味のない試みであると言えた。はずだった。>>513
「なぁにをノロノロとしてやがるんだ?」
「止めろ、イーヴァル。骨無し(ボーンレス)」
「お前は狂戦士、狂戦士の英霊(バーサーカー)だと云うから召喚したんだ!
死,体の山を築け! 流,血の河を開け!」
大異教軍を率いる“ラグナルの息子達(ラグナルスソン)”の一人、イーヴァルが捉えた魔術師は生きたまま背中を切り裂かれ、肋骨は折られ、それを肺に突き刺さされた。羽根に見立てた処,刑法を人は“血の鷹(ブラッドイーグル)”と恐れた。
凄惨な光景を、バーサーカーと呼ばれた者は黙って見ていた。
好んでいるわけではないが、さりとて助ける理由もなかったからだ。
「おお、おお、我らが母アスラウグよ!
ヴォルスングの血脈、偉大なるシグルドの子! 大神の娘ブリュンヒルデの子!」
周囲のヴァイキング達が一斉に盾を打ち鳴らす。
戦勝の合図だ。
「我らが父ラグナルの復讐だ!」
「「「「おっ! おっ! おっ!」」」」
荒々しい気性は、確かに蛮,族であると言われても仕方ない面もあるのだろうが、狂戦士の英霊たるファヴニールにとっては悪くはない、と思える。
天地を割らんとするかのような角笛の音さえも、懐かしい。>>514
「イーヴァル。息子。バーサーカーの調子は」
ウェセックス王国のロンドンを臨む、即席の陣営に女王がいた。
正確には連合軍の首魁が女王と崇める人物が、いた。
ラグナルの息子達は皆が皆、後々に王位に就くようなカリスマの持ち主が、服従するような手合いだった。親だから、子だから。そのような甘い関係性では北欧の冬を乗り越えられるべくもない。
脅威の、七騎の英霊召喚を果たした、マスター。
人類史に名立たる英霊を兵器と扱ってみせる。
「……偽臣の関係なだけはある。まぁ面従腹背の輩だぜあれは」
「もう少しだけ我慢をしなさい。あれはお前の……シグルドから受け継いだ賢さ……を知る機会がまだ無いだけなのだから」
「いや、俺に賢さっていうのは違うんじゃないか?」
「叡智ではない、戦いの遺伝子というものがある。お前は母の言葉を疑うのか?」
人の身の丈以上もある、原初のルーンを食らい竜種さえも上回る巨体を手にした魔狼の毛皮を飾った、女性。二十、三十の息子達がいるとは思えない若々しい美貌。光さえも飲み込む魔性さえ感じさせる深い、深い銀髪。
はるか大神オーディンの末裔にして特級の魔術回路を遺伝した、魔女。
「あいあい、っと」
焼かれた町を、灰が積もった野原を、丘の上に築かれながらも大異教軍によって壊され崩れ落ちた監視塔から眺める。
ファヴニールと呼ばれていた者は伝説上の小人(ドヴェルグ)でも、竜種(ドラゴン)ではなかった。女性の姿、邪竜の心臓を食したことで手に入れた残酷さを体現するかのような眼光を除けば、深窓の令嬢といった装いの。生前のシグルドの知人ならば、グリームヒルドの奸計によって結ばれたグートルーネの身体であることが分かっただろう。
何らかの宝具によって、ファヴニールは自らの竜種の巨躯とは異なる姿を引き出しているのである。>>518
うおおお!!野蛮な言葉めっちゃ使ったらNGワード引っかかりましたぁああ!!エレインがアルトリア・ペンドラゴンと千子村正と古手川唯だったり、トムが衛宮士郎とハリー・ポッターと両面宿儺(呪術廻戦)だったりと自分のキャラは割とモデルというか参考元がいるんですが。
フレイザーのモデルは渚カヲルと五條悟とマーリン(男も女も)です。これはろくでなしですわ。
>>506
自力でも魔術を使える術ジルみたいな人です。超物騒。
>>508
エレインとのギャップを出すのもちょっと念頭に置いて作りました。文化観察ですか……いいかもですね……
>>509
おっしゃる通り肉弾戦に関してはお話になりません。
エミヤの剣技を真似だした初期士郎と殴りあってで10回中10回負けるレベル。志貴でも直死が英霊に通じて英霊が退魔の本能が目覚める判定なら士郎よりも余裕を持って倒せます。
式?無 理 で す。
>>510
ここのえさんよろしくお願いします〜!
イングランド寄りのイギリス推しのジョーンと申します!
型月の魔術師ですからね……アヴィ先生もパラPも最初はやばかった……アルバもケイネスもやばい。
>>511
詳しく伺っても?(気になる)
>>518
型月の魔術師って割とこういうギャップあると思うんですよね。その辺を自分なりに再現したかった。
見た目もちゃんと練らないとな……青年か少年かあやふやになっている……レージュさんはどっちがいいと思いますか……(無茶ぶり)>>521
それだ!ついでに女性にもなる!
男の時が櫻井さんで女の時が川澄さんの欲張りセット!少年モードの時は沢城さん!>>520
自分、朽崎遥って一番最初につくった超大好きな子がいましてね…。以下URL。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%9C%BD%E5%B4%8E%E9%81%A5?pc
大雑把なキャラクター性としては折原臨也+言峰綺礼+ライナー・ブラウンで、端的に言えばサイコパスだったけど外付け良心回路がぶっ込まれてバグった感じの面倒臭くて可愛い子です。>>524
ちなみにアダ名はクッチー。
他人に酷い事するの楽しい!(ため息)って感じの狂人系トリックスターにして超弩級のシスコンです。>>524
>唯一不変の地雷は家族や友人であり、彼らに危害を加えたり、その可能性があるモノには容赦しない。その理由としては、自身が発端となった事故で父母を亡くした事がトラウマになっているから。彼は残った家族である妹を溺愛する重度のシスコンである。
ここが特に好きです。一見取り付く島がないように見えて譲れない一線・共感出来る価値観があるのっていいですよね。もちろん逆もまたいい。トムはまさにその逆のキャラです(一見普通に見えて相互理解不能な側面(竜種としての振る舞い)があるキャラ)
自作マスターにアシュヴァッターマンと森くんを足したみたいなシスコンヤンキーがいるんで絡ませたいな……あと家族思いでお姉ちゃん大好きのサーヴァントもいるんでそいつとも絡ませてみたい……
……うん。モザイク市のSSでクッチーお借りしていいですか?突貫作業で『聖杯惑星』の7話が完成したよ。
今回は後半部の出来が結構不安。
人がいるなら2:15に投下しますよー。>>528
まあ竜の眼のシグルドにはこう高々と語れる逸話はありませんね……故に盛るのです。ぐっさんパイセンのように!
竜の眼を持って生まれたのなら、それ即ちシグルドの先祖返りであり、彼の才能、竜の炉心、そして勝利と栄光を齎した事から栄光の竜種への転身宝具を持つ等と捏造するのです!>>531
では投下開始。
今あかす聖堂教会の陰謀
南区で壮絶な潰し合いが繰り広げられている頃(前回のラストより少し前)。
東区の人工島にあるアイランドシティ中央公園。
すぐ隣にある、唐人町から移転したばかりの小児専門の病院内。
ヴィオランテとソフィアは総合受付の椅子に微妙に間を置いて、赤面したまま座っていた。
何故病院の受付で座っているのか?
それは、死に物狂いでビートルを撒いて緊張の糸が切れたことで、2人して花摘みを余儀なくされたからだ。
ヴィオランテは大慌てで目に入った病院の駐車場にフィアット500を停車、ソフィを抱えて早足でトイレに駆け込んだが、個室が1個しか空いていなかったのである。
背に腹は代えられぬと、ヴィオランテはソフィを抱えたままで空いてる個室に入った。
その後は語らないでおく。
物理的に間が空いた事をどうしたものかと考えるヴィオランテだが、マナーモードにしたスマホが震える。
着信が来たのだ。
画面に表示された名前を見て、また懐かしい人からかかったと一瞬思いながらも電話に出る。>>533
『もしもし。それと久しぶり、ヴィオランテ』
「久しぶりね、切嗣。どうしたの? また救援要請? 長くて来月一杯までこっちにいるから、福岡県内なら助太刀できるわよ?」
音量を抑えつつも、一転して上機嫌になるヴィオランテ。
相手はWASPの存在及びソフィが同組織に所属しているのを知った際の一件と、よく似た経緯で知り合った友人-衛宮切嗣-であった。
挨拶も兼ねた冗談に対し、切嗣も軽い感じで返す
『そっちは綺礼と綾香ちゃんがいるから当分大丈夫だね。ところで、今どこにいるの? 僕は暑さに参って、咄嗟に近くの病院へ飛び込んで涼んでるけど』
「私達も病院の受付よ。ひょっとしたら同じ病院だったりして」
『まっさかー。流石にそれは……』
「? 切嗣? どうしたの?」
『その……。正面を見てくれない?』>>534
首を傾げながら、切嗣に言われた通りにしたヴィオランテの視界には、当の切嗣がいた。
分かり易いぐらい気まずそうに苦笑している。
本当に同じ病院内にいたと知って、ヴィオランテは面食らう。
「どう例えたらいいのかしら?」
それから数分後。
売店で飲み物を購入してから『ひだまりギャラリー』へと移動し、ソフィを交えてヴィオランテと切嗣は談笑に興じていた。
「一度、バレンシア(※州や県ではなく市です、念のため)で絶体絶命のピンチになってさ、偶々出くわしたヴィオランテに助けられたんだよ」
「私も切嗣と出会ってなかったら危なかったわね」
笑顔でファーストコンタクトの思い出話をする2人に対し、ソフィは何とも言えない気分になる。
「個人で危ない橋をストリーキングしながら全力疾走する人って、ヴィオランテさん以外にもいたんですね」>>535
凄まじく失礼な言い回しであり、当然ヴィオランテも切嗣も「そんな例え方しなくても」と言わんばかりの表情をしたが、ソフィの紛れもない本音である。
直後、切嗣はヴィオランテに接触した理由を即座に思い出し、表情を引き締めて話題を変えた。
「そういえば、ヴィオランテとソフィちゃんに伝えないといけない事があったんだ」
直後、外から車の衝突が轟く。
1回だけではない。
ヴィオランテたちが聞き取れただけでも13回は連続して轟いた。
何事かと思って窓に視線を移したヴィオランテたちが見たのは、戦車か何かに体当たりして自滅したとしかか思えないレベルで破壊されたプリウスと、それを取り囲む10台以上のビートル。
更にビートル達が廃車確定のプリウスの中からドライバーらしき、柄の悪い人を引きずり出した挙句、車体から伸ばしたアームで引き千切りながら惨殺。
「「目を閉じて!」」
ヴィオランテと切嗣から同時かつ咄嗟に言われたソフィは慌てて目を閉じる。
窓越しでも断末魔が届く。
余りにも凄惨だが、同等の異様さを醸し出す光景に、ヴィオランテだけでなく切嗣すら絶句。>>538
前回のラストと同時刻、南区の例のコンビニ。
まだ妖怪大決戦の真っ最中。
周辺は交通規制が敷かれ、機動隊が包囲している。
そのような状況下で、リディアとアーチャーが対峙する。
「この野郎! せめてハイウェイウーマンって言え!!」
「『ウー』を付ければいいという物ではなーい! おい! まずはあの小娘から殺 せ!!」
リディアもアーチャーも完全にヒートアップ。
双方に呆れと「バカじゃないでしょうか」という心境を込めた冷たい視線を向けるメレクを他所に、アーチャーの命令を受けて数体の使い魔がリディアに襲い掛かる。
使い魔の内、真っ白な肌でパンツ一丁の少年の姿をした個体がいの一番に突撃したが、アルターエゴが立ち塞がった。
その使い魔は肩に飛び乗って首を折ろうとするも、アルターエゴの首はいとも簡単に外れる。
アルターエゴは呆気にとられた使い魔の全身に髪の毛を絡み付かせて拘束。
生(?)首の状態で使い魔を見下ろし、七孔(※耳と鼻の穴、両目に口)から血の様な液体を出して浴びせた。
超の付く強アルカリ性らしく、使い魔は断末魔を上げながら上半身が骨だけになって絶命。>>539
余りにも奇怪かつ惨たらしい光景に場が凍りつく。
その隙を見逃すアルターエゴでもなく、胴体の方の首からミサイルを発射。
ジャベリン(※そういう名前のロッキード・マーティン製対戦車ミサイル)のトップアタックモード(※一旦上昇してから、装甲車両の上部目掛けて飛び込む)よろしく他の使い魔の一体に直撃。
周辺の仲間諸共吹き飛ばした。
続いて、脚部全体を切り離し、残った部分が頭部共々ホバリング。
それでもって両手の指先と口からビームを発射する。
アルターエゴの十字砲火で仲間達が吹き飛ばされるのを見て我に返った使い魔達は、気を取り直して散開しながら一斉に突撃
「妖ではないのは確定事項ですけど、何て言えばいいのやら……」
「名状し難い御婦人としか言えませんね」
アルターエゴの無茶苦茶さにキャスターもポアロも困惑。
和澄や妖怪達は完全に絶句。
アーチャはリディアへの殺意・敵意が先行しているせいか、怯まずにすぐさま使い魔を追加して攻勢に充てる。
「何でそんなの召喚したのよ!」
「そのお言葉、謹んで貴方にお返ししますよ」>>540
節操の無いアーチャーを召喚したメレクに対して吼えるリディア。
だが、メレクしにしてみれば怪奇千万を絵に描いたアルターエゴを召喚したリディアには言われたくなかったので、本心から不機嫌になりながら言い返す。
思いっきり癪に触ったのかリディアはメレクに銃口を向けようとするも、アーチャーの使い魔が大挙して押し寄せてくるので、そちらに弾を使わざるを得なかった。
かくいうアーチャーの使い魔たちもキャスターが召喚した妖怪達や、ポアロの猛攻もあってアルターエゴとリディアだけに注力とは行かなかったが。
このように完全な大乱戦となっている中、更に混乱を招く自体が発生する。
真っ黒ではないが夜の帳のような甲冑を身に纏った、人とは思えぬほど白い肌をした侍-セイバー-が着地。
「……何やら混沌とした状況ですが」
逃げるのも億劫になり、迎撃しようと着地したセイバーだが周辺を見回して少々困惑する。
考える間もなくドップラー効果を伴って70台ものビートルが警察の包囲を飛び越えながら追跡。
アーチャーの使い魔達は再び気を取り直して、70台のビートルと一緒にセイバーにも襲い掛かる。
セイバーは瘴気を凝縮して弓矢を生成し、矢を発射。
瘴気の矢が直撃した1台が爆発炎上。
爆風に巻き込まれた使い魔数体が吹き飛ばされる。
爆発してもなお、矢が直撃したビートルは再生するが、志賀島で破壊した時と比べてその速度は大幅に遅くなっている。
「早射ちぃいいいいいい!」>>541
それを見てセイバーは更に矢を発射。
今度はより多量の瘴気を凝縮していたので爆発の範囲は拡大。
数台のビートルと更に多数の使い魔がまとめて吹き飛ばされた。
その爆風に紛れ込む形でランサーが飛び出し、宙にいながら横薙ぎを見舞うが、左手の逆手持ちで痣丸を抜刀して刀身で防ぐ。
ランサーは防がれても怯むことなく、穂先を揺らしながらセイバーを睨む。
「仕切り直しはここからだ!」
「それでは返り討ちに!」
抜刀しきっていない痣丸をそのまま納刀し、セイバーは突撃。
フルフェイスタイプの兜越しとはいえ、鉄拳をランサーの横っ面に食らわせる。
それでもランサーは足を踏みしめ、胸板目掛けて突きを当ててみせた。
相当に力を入れたようで、セイバーはダメージらしいダメージを受けず、倒れもしなかったが吹き飛ばされる。
両者の間に距離が生じ、そこへ割り込むようにポアロがランサーへと殴りかかる。
槍で拳の起動をずらし、鳩尾に一突きを当てる。
「ぬあ゛~!」>>542
ポアロが思わず悲鳴を上げた瞬間にランサーは高速バックステップで距離を取る。
輪入道が援護とばかりに突っ込んできたが、ランサーは至極冷静にカウンターかつオーバーヘッドシュートの要領で顔面に蹴りを入れてダウンさせた。
「ランサー!」
「危なーい!」
フィアナとデクスターが咄嗟に大声を上げたのを聞きつけ、ランサーはセイバーフライング袈裟切りに気付いて慌てて回避。
続いてアルターエゴからの銃撃を全力疾走で回避し、ミサイルも槍で弾き飛ばす。
それに呼応するかの如く、69台のビートルも妖怪達目掛けて突撃。
10台以上が海坊主とダイダラボッチに踏み潰されるが、突如として爆発して両名に少なくないダメージを与える。
続いて、20台が大ジャンプしながらガシャドクロに接近して一斉に自爆。
これには耐え切れず、流石に各部が粉砕骨折となったガシャドクロはKOされてしまう。>>544
その頃、都市高速道路を走行中のヴィオランテのフィアット500。
幸い、ビートルの追跡に遭うことなく現時点では無難にホテルへと向かっていた。
ようやく緊張の糸がほぐれたようで、3人とも安堵が表情に出ている。
同時に、ソフィが切嗣のある一言を思い出した。
「そう言えば、病院で『伝えないといけない事があった』って言ってましたけど、どういうことですか?」
「今なら落ち着いて言えるかな……。前置きとして、今から言う話は、かなり信じがたいことだ。けれど、事実でもある」
この前置きを聞いて、ヴィオランテもソフィも表情を引き締める。
そして、切嗣の口から出た言葉は、彼の言う通り信じがたいものであった。
「……今回の聖杯戦争で用意された大聖杯は、爆弾に改造されている。この国で起爆させるためだけに」投下し終わったから寝ます。
ではおやすみなさいー。>>548
宝具:
『約束されざる守護の車輪(チャリオット・オブ・ブディカ)』
ランク:C 種別:対軍 レンジ:2~40 最大捕捉:50人
本人が戦車を苦手としているため、この宝具は滅多に使われない。担い手でもないためランクが下がっている。
『約束されざる守護の戦馬(ホース・オブ・ブディカ)』
ランク:B 種別:対軍 レンジ:2~30 最大補足: 30人
『約束されざる守護の車輪』を率いる白馬。神獣一歩手前の幻想種。ケルトの神々の加護によって飛行能力を持っている。
征服不可能、という意味を持つアンドラスタの加護を宿すことから進路上のあらゆる障害物を踏み砕く『馬力』を持つ。
『約束された守護の疾走(エスケープ・オブ・ネッサン)』
ランク:A 種別:対人 レンジ:1〜99 最大補足:10人
生前授かった死と復活の神スケッルスの加護。母と姉よりも先に死ぬことによって結果として拷問から逃れ得たという逸話の具現。
現在では雷神タラニスのものが加わっており、逃走時のみ『雷速』の速さを得る。これは本来の速度に加えられるもので、この宝具を『約束されざる守護の戦馬』に使用することで驚異的な速度の強化が得られる。>>549
解説:
勝利の女王ブーディカの娘。
戦車の下敷きになったことで二人よりも先に亡くなり、結果として二人が受けた拷問を受けることはなかった。
設定:
母譲りの赤毛を三つ編みに結ったチュニック姿の少女。
姉と母とは違って戦車の下敷きにあったため死の実感がなく、ローマへの恨みも2人と比べるとやや薄い。
それ故に彼女は愛する家族がこれ以上血に染まるのを止めたいと願っている。
風と日差しの心地良さを好み、草花を愛でることを楽しめるような素朴な感性をした温和な少女。
戦場においてもそれは変わらないが、時折凛々しさと芯の強さ、そして彼女に眠る戦士としての側面が顔を出す。
普段は感じられないが、彼女は確かに勝利の女王の血統を受け継いでいる。
死因のせいで戦車が苦手で、普段は白馬に乗っている。
馬もそうだが動物全般が好き。好きな動物は犬と猫と蝶と馬、あと亀。
以上です。
クッチー君とは家族思い同士意気投合して欲しいし、へらへらしてるクッチー君の隣で「真面目にしてください!」ってやってて欲しい。
あと妹さんとも絡ませたいですね。サーヴァントとマスターとその家族との絡みはFateには不可欠と思うので……(大河とセイバー、マッケンジー夫妻とイスカンダルみたいな)>>510
初めましてー
武人系大好きな新参です。
よろしくお願いします!
ところで、涯角槍の設定を少し調整してみました。
趙雲の武器であり、ほぼ常時発動型の宝具(武器を取り出す時に多少詠唱が必要だが)、涯角槍。生涯敵う者無しと言われた槍に偽りなく、之を振るう趙雲は、まさしく虎の如き威を放つ。
しかし、この槍には更なる力が存在する。
涯角槍には、風を吸収し、風属性のエネルギーに変換させるガジェットが備わっている。
それを一定量消費する事で、一点に風を噴出させる事で身体能力にブーストを掛けたり、小さいが周囲に竜巻を起こす事ができる。
ジェットの如く槍から風を噴出させる事で槍捌きの勢いを増す事も跳躍力、速度を上げたりする事が主な使用方法だが、機転により幾らでも活用法を生み出す事が可能。
しかし、これらの風の速度を噴出しながらの技を使うという事は、自らがその速度に対応しなければならないという事。鍛錬故に活用できるとはいえ、使い過ぎれば体力をかなり消費する為、タイミングを見極める事が必要である。
ちなみに無風地帯でも自動で少しずつエネルギーは充填されるが、フィールドの風が強い程に充填速度は速くなる。
要はゲージ使用による能力強化(ゲージ自動回復付き)の様な物。
書いてて思ったが割と格ゲー感ある宝具だな…>>553
了解しました!さらばパソコンが使える環境……
>>559
メトロイドプライムとか、バイオハザード0とかも。>>558
まぁ設定考えると良くも悪くも影響力はあるタイプだろうし…。
>>550
ヒット&アウェイ型のライダー…。単純にサーヴァントとして見ても結構優良枠っぽい。
クッチーとは”家族が危険な目にあうの嫌!”ってトコとか、かなり合いそうな予感。でもクッチー側は多少胃痛だろうなぁ…。
クッチー(温和…。くっころ属性女戦士…泣かせ、って馬鹿!)みたいな理性と起源の板挟みになりそうなので。年下系女子なので特に。
>へらへらしてるクッチー君の隣で「真面目にしてください!」
そういうの…好き…。
クッチーの妹の名前は朽崎誉。妹だけど姐さん属性なので、ネッサンさんとも仲良く出来そう。お姉さん風ふかすかも?外見イメージは画像のキャラです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%9C%BD%E5%B4%8E%E8%AA%89皆さんほんとにありがとうございます、参考になります
>>477
ああ……中華マフィアのドンが居ましたね。そちらは立場を確保して組織内で成り上がった(むしろ成り代わった?)という感じでしたね。
被害は明言しないっていうのも手っちゃ手なんですけれども、それって明言してないだけで実質上は書かなくても類推からバレちゃうんで同じことなんですよ。無理して詰めないってことの方を優先させるべきってことかな……うーん。
>>479
あーーなるほど、ちょっと見えてきました。あーーーそのまんまじゃないですけれど、順序を逆にしてそれに近い形を仕込んで見ます。とりあえず6歳までは普通に生きられてるんで、辛い目→良い夢を、普通の幼少期→監禁の成長期っていう風にすれば、アメムチの順番を逆にして似たことを起こせそうですね。
>>480
これはうちの考え方なんですけれど、魔術ちゃんとやれてて楽しいって思えるのって一定ライン超えた『余裕ある組』と、下方ラインに満たっていない『始めたばっか組』だと思うんです。なんで相手側が元気いっぱいっていうのはちょっとストップかけさせてください。
あと、魔術効果増幅の巫条なので、二流さんのところなら他所の人には見せたくなさそうかなぁ。
>>481
唯名ちゃんの捨て子からの養子の流れはそれなりに近しいものがあるんですけれど、いくつかある『変わらない前提』の一つが『引き取った先の魔術師は彼女を娘としては扱わなかった』なのでフックが掛からないんですよね……。紹介してもらってるのにごめんなさい、ありがとうございます。>>484
そこが違うポイントなんですよ。自分を捨てたおかんのようになりたくないのではなくて、自分も捨てる側になりたいんですよ。そこなのですよ。そこが重要なのですよ。
>>486
あっ、アリですね。良いです、すごく助かります。そこの調整は盲点でした。
>>487
まさしくそういう発想が抜けていたので助かりました。たぶん人外化っていう感じとはちょっとズラすと思うんですが活用させていただきます、ありがとうございます。
>>488
ですよねー…………とりあえずの大枠は決まっているので、中身の詳細を詰めすぎると重くなりすぎると思うのでほどほどで抑えておきます。
>>490
一般家庭と大差なくって要素を入れちゃうとですね、その採血とかの加害要素が、温かい扱いへの対価になっちゃうと思うんです。つまりは「がまんしていれば優しくしてくれる」っていう代償行為になっちゃって、ある種の真摯な取り引きになってしまうんですよ。そこを詰めてある設計が繰丘さんちの椿ちゃんなので、被虐待児の可哀想さが強く出てしまうかなと自分は考えます。
>>494
それはそれでアリです。本人の業って部分もなきにしもあらずなのでその要素は多少は入ると思いますね。バランスの問題ですよねー、「結局お前の性根じゃん」と「見ててかわいそう」と「おい待てそっちに行くな止まれ」の3方向を揃えたいんですよ。
>>495
うーん、どこかの地方都市でグルジアあたりの出の若奥様が遠さ…ゲフンゲフン地元の魔術師にお金を握らせて戸籍を買えているので、区画単位ならともかく親子相手くらいなら消せちゃうと思うんですよ。相手が没落した退魔四家とかいう宙ぶらりんに神秘の側ならなおさら立場ないですし。
ただ多分髪はショートですね。ほどほどに伸びたらさくさく収穫されてると思います。>>562
自分でも神野さんとストックランサーの組み合わせが劇薬すぎて顔面蒼白になってる。
参戦しただけで黒幕の計画根底部を卓袱台返しにした上にレイドとラスボス兼ねるのってなんかやっぱシュールすぎるなって。アルゴノーツvsワルキューレのスーパー神話大戦とか浮かんでしまった
スレ産なら数の上ではいい勝負しそう>>498
なるほど。面白いところから取ってきますね。どことなく雰囲気も似ているような…
>>505
うおーろくでなし()
作家は表の顔で…というのは斬新で面白い設定ですね。トリッキーでピーキー、それでいてトラブルメーカーというのは動く様が今から浮かぶようで実際どう動くのか楽しみです!
>>517
猛り狂った熱狂の空気が蒸せ返るほどに充満したSSだ…
>>546
リディアさん、使い魔による数の暴力も避けてダメージ入れられるとかパワフルすぎでは…?ポテンシャルが今回「ウー」を付けられなかったことから覚醒したのでしょうか…ホレスもめちゃくちゃな奴だな…それでも英国紳士かよ…
あと「あかす」が平仮名なのは何かダブルミーニングがあったりして…?と余計な勘繰りを入れる中納言でした
>>550
赤毛で三つ編み…そばかすあったりしません?
ブーティカさんがアヴェンジャー適性持ってるのは知ってましたが、まさかそれほどまでに凄惨だったとは…争いの歴史だな…死に方一番悲惨そうなのにその実まだマシだったとか…今回こそは幸せであって欲しい…
>>564
どういたしまして。どんな可哀想な子が出来るか楽しみだなぁ(ろくでなし)>>558
神野さん安定したメンタルと強さ持ってますからね…組み合わせによっちゃそりゃそんな風にもなりそうだなぁと
でも私、そういう「うわ、強い」って人物が運の悪さとか相性とかであえなく序盤あたりに脱落する展開好き(隙自語)>>574の続き
>>570
もう、ご厚意に甘えてかなり好き放題書きました。銃が苦手って設定だけでよくここまで三下ぽく書けたなぁ、と思う現時点。>英国紳士
ちなみに『斬り捨て御免!』ファイナルシーズンのOPとEDYouTubehttps://youtu.be/qwzWHp8vQPE
自キャラのメモを漁ってたらヤンキー君と真面目ちゃんのコンビが2組発掘されました。正気か。
>>562
ブーディカさんの娘さんなんでスペックはそれなりにあってもいいかな、と。
起源の板挟みを越えて身内判定になるのを書きたいですね。Wikiのサンプルセリフみたいにネッサンに喝を入れさせたい。
>>568
やべえやつって感想が頂けて嬉しいですね……
そうですよ。型月の『魔術師』はやべえやつなんですよ……
「主人公にはなれないけど、主人公以外ならなんでもなれる」がコンセプトです。
>>570
生前から魔術師のキャスター好きなんですよ……アヴィ先生もパラPも好きです……
赤毛のアン、かな……?三つ編みって書いたんですけどヒッポリュテみたいな編み込みヘアでもいい……(優柔不断)
侵されて犯されて汚されて穢されるよりはマシな最期と思いますね。はい……>>574
あー、なるほど。まあホレスも神秘浅めな存在ですしね。それでもやはりリディアさんにはパワー系の潜在力がある…
斬り捨て御免!ググってみましたけど、世代に擦りもしてませんね…鬼平とやらも…時代劇で知ってるのが水戸黄門くらいだからな…
>>576
ホレスはホラーにおける主人公以外の登場人物何にも適していそうな奴ですからね、パニック系の三下だって似合う
>>573
誰が倒せんだよそんなん…(絶望)
死が効かないから反対の生の否定から入る…?植物状態…?ってことは浮かんでもそれに持って行けそうにない…頭がスケールに追いつけない…
>>575
そういうのはノリでやってる節がある…ので全然決めてないですね…「幸運」の具合とかでどうこう…無理くり設定こじつけて…()
あと格云々は自分は教科書に載ってるか否かで判断してるようなものなので格に関してもわからないことだらけです…だってアキレウスとか知らないもん…知らなかったもん…
>>580
ほう、ならローゼンクロイツ…と思ったけれど彼は魔術師じゃありませんでした、すいませぬ
赤毛で三つ編みって来たらアンになりますねーシニヨンも素敵ですけど個人的には素朴なおさげも可愛いと思います。太い三つ編み(個人の好み)ポケモンさんで言うなら
くさ→みずは相性優位、じめん→でんきがメタです
この認識でしゃべってますよ>>584
>>501に貼らせてもらった人でなしキャスターですね。自分の思う「型月の魔術師」を詰め込んだサーヴァントです。
サーヴァントシステムメタは霊核を乗っ取って霊基を奪うって宝具です。呪術なので対魔力ガン無視。原理的には呪腕先生のアレなので防御も回避も不可能。
やっぱ悪役だなこいつ……()
リーズバイフェのあれほどでかくないけどパイルバンカーですね……
少し前に監獄長さんの項目を覗いたんですが、制作キャラのイメージ的に礼装名がカルタフィルスといえば伝わるでしょうか。
>>585
ローゼンクロイツいるんですかここ……すごい……(史実の魔術師好き)
お下げでも一房でちょっと大人っぽくしようかなとは考えてます。身近なところだとパラPみたいな。>>585
魂が濃いとそれを知覚して半ばオートかつ隙のない形で反撃してくるのでエーテル体で魂が常人の数十万分なサーヴァントという概念だと読まれます
逆にサーヴァントと戦うことで魂を知覚する能力がサーヴァントの魂に惹かれる&平常時と違って五感喪失で世界を別の次元視点から俯瞰しながら戦っているような感覚なのでサーヴァントよりも小さい魂……つまり人には気づかず一手遅れることはあります
よって倒すならサーヴァントと戦闘中に割り込む人間(マスター)が好ましいです。人間が令呪を使用して想定を超える能力をサーヴァントが叩き出すとかでも読みきれず攻撃を喰らうことも
あとサーヴァントの攻撃で有効手なら魔眼の知覚外からぶちころがす(原典での神話の通り光神ルーの投槍などで貫く)と死因補正で倍のダメージが与えられます、あと死因補正で太陽系や光系に少し弱いかもしれません
魔王はちっぽけな人間の覚悟に弱い
ので、頑張りましょう>>590
りゃうかいです~>>575
死因や逸話に関する弱点なら神秘や格の差を無視して効く(当たるとは言ってない)くらいの気持ちでいってますね。例えばアキレウスの踵やジークフリートの背中みたいに有名な弱点ならそこを攻撃出来れば有利になれるけど二人のような大英雄がそう簡単に弱点を攻撃させるとでも?みたいな。メイヴちゃんもチーズが頭に当たれば死ぬけど足で蹴り返してますしそもそも当たらなければどうということはないのです。
なので当たる時は物語的の都合で『当たる必要がある』場合ですね。強すぎるサーヴァントを弱体化させたりしたい時とか。
アトランティスでアキレウスは踵を射抜かれて心臓を貫かれてもまだ戦ってたので弱点を突けだからと言って勝てる訳ではないですしネ!>>595
条件(というかルートという運命分岐)がハマった場合のラスボス…という認識で合ってますかね?黒桜とかキアラみたいな。
あと言い忘れてましたけど、弱小な人間が逆転の一手になるっていうのはとても「魔王」らしいなと思いました。
物語でも現実でも、正義と悪が仕分けられていくのは変わらない…その時のそれぞれの扱いも…
>>596
何でブリタニアさん太陽神海洋神メタなんだろうって思って程度制約の項で産業革命からの霧の街とテムズ川の汚染が由来かと気付きました…
そういえば、テムズ川の汚染による種々の感染病の到来を揶揄った風刺画でその病気たちと対峙してたの、あれイギリスの擬人化女性だしブリタニアさんだったのかな…>>563
ふむ……それなら、対外的にその魔術師の家にその子と母親が入ってきたのがどう思われたのかとか、その辺から詰めるというのはどうでしょう?
いくら魔術師といえど社会的な繋がりはよっぽどでなければ断ち切れませんし、周囲の反応から埋めて突き詰めるというやり方を試しみるといいかもしれません
>>575
必殺級はなかなか無いかなあ……
手持ちの特攻持ちは数あれど弓&騎ジャックは条件が限定的かつ存在が近代すぎて地力で負けかねないし、ダーウィンはそもそもいくら特攻があっても物理攻撃しか出来ないから宝具とかで防御されたらそれだけで詰みますし、術ロビンは色んな意味で手間に対して効果が見合わないという
それこそ擬人化ロンギヌスが一番強いかな?こと神性相手なら基本ほぼ負けませんよ>>598
そうですねぇ。無理やり作り替えるとかじゃない限りは本人が自分の望みで魔王ムーブをすることはまずないので素で魔王ムーブするのであればバニキのマスターが「魔王として振る舞え」と命令する思いの覚悟を見せたりすることでしょうか
彼好みだったら笑って受け入れてくれるし敵対する全てに対して容赦のない振る舞いをします
倒された魔王は笑いながらそのちっぽけな人を「英雄」であると褒め称えたりします
誇れ、胸を張れ、己は世界屈指の神殺しの巨人を討ち取ってみせた勇者なのだと高らかに叫んでみろ
他の誰もが「まぐれやサポートでしかない」と蔑んでもこの巨人王たる俺がお前を「英雄」だと称えてやる。他の誰にも異議異論など言わせはしない
そうやって人間の頭を撫でて大笑いしながら消えていくでしょうね。悪い魔王は最後まで笑うか無表情で死ぬべきだと考えてるので>>600
あっそっかドレイク船長…すっかり抜けてました…そうですよね、大航海時代にドレイク船長がいたのがイギリスの躍進の第一歩とも言えますもんね…
と思ったけれど反応的に怪しいぞー?
>>601
マジですか。牡蠣の生息環境に詳しくないんですが生き物が獲れるくらいいたってことは結構綺麗だったんだな…
>>602
愛…じゃないな、なんか、信頼が重い…というか。恐らくそういった命令をする人はそれを重いと思ったりしないしやりすぎとか考えたりしないんでしょうが…でも聖杯戦争に参加する人には世界破滅させたいって人もいますし、全然いないとも言い切れないのが恐ろしい…
魔王からのものとは言え、その「英雄」の称号は今まで一般人であったりした存在には大きいですね。バロールさん自身が魔王の魔王としての在り方を理解していらっしゃるのはもう、流石としか言えない…悲しいとか思ってはいけないというか、思えないというか
>>603
魔術が無理なら技術で行くんだよ!理論ですね…投下した時同じローゼンクロイツでも宣教師さんのローゼンクロイツが凄く神秘理論詰まってて驚きました…
ジョーンさん、ここではでんでらさんなんて可愛く思えるくらい、ご長寿さんはいらっしゃいますの。詳しくは参考情報データベースの年齢のページを見てみてくださいですの。
明治生まれなんてちゃちですよ…そういえばメタとか特攻ではないのですがカスパーが「神が何なのか生涯理解出来なかった=神を知覚できない=神性からの干渉に制限がかかる」的な拡大解釈スキル無神論者を持ってるんですが、これどっちかっていうと不可知論者なのではと思ったり。
元ネタはなんかの日本の古典にあった仏教について理解出来ない子供が親を質問攻めして仏の矛盾を指摘して辟易させてしまうとかそういう話>>609
ウチのマスターだと。項羽様と同年代から活動してる迅龍(だから大体2千年ぐらい?)、数百年級の眠りから最近目覚めた刹那・ガルドロットが長生き系マスターかなぁ。
迅龍
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E8%BF%85%E9%BE%8D%28%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%29
刹那・ガルドロット
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%88%B9%E9%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88サーヴァント投下していいですか?
>>607
テムズ川の河口では大量に獲れたとか。>>607
……オルタ(英国アンチ視点)がね……第■回投下しました。
ランサー陣営と遭遇する場所・タイミング等は山星さんにお任せします。>>596
ハ様の絶対命令権やべぇ。サーヴァントになってる時点で条件達成してるようなものだし。
>>597
弱点をそのままにしてる訳が無い的な意味でも普通は狙っても出来なかったりしそうですものね。そうじゃない属性メタという意味ならうちの赤君の干将莫耶が神でも魔性でもズンバラリン(公式)な人外特効持ってますね。人外は特効で斬れる、人間はそもそも剣だから斬れる、硬い人間のローランは斬れない、みたいな塩梅です。攻撃性能はめちゃ高いのよ赤君。
>>603
割とご長寿キャラは居ますね。まあ型月的に居てもおかしくないみたいな感じですし、「長く生きてるからそれだけ強い!たかが数十年しか生きてないひよっこに負けるわけない!」とか暴論振りかざさなければ基本的に受け入れてくれますよ。
かく言ううちには何百年も生きてる人間はいませんが齢80を超えたロリババアはいます。青字になったし投げます
【CLASS】スイマー(自称)
【真名】エウペモス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・75kg
【出典】ギリシア神話
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
騎乗:B+
【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
海神ポセイドンの血を引く半神の英雄であることを示す。
加護により海の上を足を濡らすことなく走ることが可能だが、泳者としてこの能力を好まないため、基本的には使用されない。
遊泳:A++
海中や水中を自由自在に泳ぐスキル。
エウペモスはアルゴノーツ随一の泳ぎの名手であり、水中であれば障害物があっても移動速度に影響を受けず、敏捷値にプラス補正がかかる。>>617
使い魔(鳩):D
鳩を使い魔として使役できる。契約は必要なく、思念を送るだけで可能。
魔術師ではないが預言者ピーネウスの助言に従って鳩を放ち、アルゴー号の窮地を救った逸話からこのスキルを獲得した。
【宝具】
『大海突き抜けし無窮の水練(タイナロン・スイマーズハイ)』
ランク:A 種別:対海宝具 レンジ:2〜50 最大捕捉:300人
父たる大海(ポセイドン)を凌駕せんとするエウペモスの全力泳法。
凄まじい速度で泳ぎ、自らの泳ぎで波濤を生み出しながら突貫する。
自身と海との一体化を目的とし、波に身を任せる柔軟さと波に逆らう豪快さを併せ持つ独自の泳法によってエウペモスが受ける波の影響は最小に抑えられている。
その破壊力は同じく海神を父に持つとされる天馬の突撃に比肩する。
【Weapon】
『戦車』
何の変哲もない二頭立ての戦車。
エウペモスはアルゴノーツの帰還後に行われたペリアスの葬礼競技で戦車競走に参加し優勝したとされる。>>618
【解説】
タイナロン(マタパン岬)の英雄にして海神ポセイドンの息子。
イアソンが率いるアルゴー号の遠征に参加した乗組員(アルゴノーツ)の一人として知られる。
エウペモスはアルゴノーツ随一の泳ぎの名手として知られている。
また、アルゴノーツが航海中に遭遇した両側から迫ってくるシュムプレーガデスの岩の間を抜ける際には、予言者ピーネウスの助言に従ったエウペモスは鳩を飛ばすことでタイミングを測る役割を果たしたという。
海神の息子であり、海の上を走ることが出来る加護を持ちながら、彼は泳ぎに執心した。
海(父)に対する敬念はある。しかし、その偉大なる父を超えなければ自身は英雄を名乗れない。
生まれながらに抱いていたその思いはアルゴー号に乗船したことでより強くなった。
────大神の子として生まれ、栄光と共に非業の運命を背負った比類なき大英雄
────王となる理想を失わない英雄達を束ねし船頭
────海神(父)に魂を砕かれながら、神核を得て生まれ変わった不遜なる王>>619
彼等をはじめとする偉大なる同乗者(なかま)達。
己のみが、未だに何も背負っていない。
このまま海神の加護に甘んじていては、己は誇り高き彼等と並び立つことは出来ない。
故にエウペモスはより水練に特化した。己のみの『究極の一』を見出し、己もまたアルゴノーツの一員であると示すために……。
【性格】
明るく楽観的でフレンドリー。誰とでも仲良く出来る好青年……というのが表向きの顔。
実際のところは「あの人の業が渦巻く船の中で自分が一番背負ってないから周りの分まで明るく振る舞う」ことを意識して行っている。
フレンドリーなのも生前に「どうしても友人になれなかった英雄」がいたため。
戦闘力や逸話など他の英雄に劣っている点に関しては割と自嘲的。
しかし、だからこそ泳ぎに関しては自信があり(アルゴー号随一の泳者が他に劣っては彼らに示しがつかないため)、自らを“泳者(スイマー)”の英霊と名乗るほどである。
アルゴノーツ箱推し八方美人キョロ充。>>620
召喚「ポセイドンの息子にしてアルゴノーツの英雄 “泳者(スイマー)” エウペモス。召喚に応じ馳せ参じた。貴公の力となることを我が父とアルゴノーツの称号に誓おう。……と堅苦しいのは得意じゃないんだ、よろしくなマスター!」
絆1「主従ってのは苦手だからなー、今ぐらいの距離感で頼むよ」
絆2「たははは!マスターといるのは楽しいぞ! アルゴノーツ以来だ! 誇っていいぞ!」
絆3「居心地が良すぎて調子狂うなー! 俺に出来ることなんてたかが知れてるのに……期待されると応えたくなっちゃうよ……」
絆4「あー、俺なんかでホントによかったのか? それこそヘラクレスにしろイダスにしろ、俺より出来るヤツなんて……いや、この考えはよくないか。 俺を選んでくれたんだもんな」
絆5「まぁ、その……一緒にいてくれて、嬉しいよ。 こんなに良くしてもらったんじゃ、友人として相応しい活躍しないとな。アンタの為なら大海(我が父)だろうと超えてみせるさ……!」会話1「ヘラクレス!相変わらずのデカブツだな! まったく頼もしい限りだな!」(ヘラクレスについて)
会話2「イアソンまでいるのか? アイツは自分のことは空回りしがちなのに、他人に対するアドバイスは的確なんだ、世話になった。本人を前にして言うのは気恥ずかしいけどな!」(イアソンについて)
会話3「麗しのアタランテ! 俺は海を往くがアイツは野を駆ける。フィールドこそ違うが憧れるアスリートさ!」(アタランテについて)
会話4「アタランテ!? その姿は例の……え、問題ない? ならいいが……」(アタランテ〔オルタ〕について)
会話5「アスクレピオス先生か? 俺たち英雄は身体が資本。当時は随分迷惑をかけたもんさ」(アスクレピオスについて)
会話6「カストロとポルクスは相変わらず……俺としてはカストロともっと仲良くしたいんだがなぁ」(ディオスクロイについて)
会話7「トリトォン! いやはや、彼には随分世話に……なんかイメチェンした?」(ネモについて)
会話8「カイネウス、いや今はカイニスか……俺はお前と対等な友人に……ううん、何でもない」(カイニスについて)>>622
会話9「メディア嬢か……出来れば俺も彼女に使い魔の扱いを学びたいところなんだが……」(メディア・メディア〔リリィ〕について)
会話10「イダスが此処に? うーん、別に苦手ってわけじゃないけど……まぁ、ポセイドンの息子として負けられない相手っていうかなぁ……」(イダスについて)
会話11 「ヒュラスなぁ、アイツについては俺よりももっと適任がいるというか……俺が行くと煙たがられそうだし……」(ヒュラスについて)
会話12 「ボレアス? まぁ、イアソンの奴は高く買ってたな。ピーネウスの助言もアイツらあってのことだし、それについては俺も感謝してるよ」(ボレアズについて)
会話13「匂いでわかる。ピロクテテスがいるな。あのハジけっぷりは見てる分には悪くないんだけど」(ピロクテテスについて)
会話14 「メレアグロスは友達だぞ。一緒に猪狩りに行くくらいには」(メレアグロスについて)
会話15「俺は孤独(ヒトリ)で海を往くが、ティピュスは船員の命を預かる英雄だ。尊敬出来るヤツだよ」(ティピュスについて)
会話16「俺以外のポセイドンの息子か……俺以上に海神の加護を使いこなせてると見える。無論、泳者の俺にとってアレは無用の長物だけどな」(オリオン・超人オリオン所属時)
【備考】
クラス別スキルを見ればわかる通り、本来の適正クラスはライダー。エウペモスは八方美人だけど他のアルゴノーツメンバーから嫌われたくないから個々人の事情に深入りしない(アルゴノーツ間ではその後殺し殺されの関係が普通にあるので)
多分乗組員に聞いたら過半数から「知人or友人」って返ってくると思うけど特別仲のいい一人がいるわけじゃないという距離感の持ち主
『天上引き裂きし煌々の船』には余程の危機でない限り「まぁ、〇〇と〇〇が行くなら行くよ」のスタンス
>>625 >>629
ポセイドンの息子(海の上でアメンボ出来る)と泳ぎの名手の二要素で逸話の八割が埋まっちゃうのでこういう造形になりました
>>627 >>628
水辺ではライダークラス並の機動力とランサークラス並みの敏捷性を誇り、宝具自体もそこそこの威力を叩き出します。
陸上では基本水泳で鍛えた筋肉と体幹による徒手空拳、スイマーを自称しているため使いたがりませんが戦車も出せます
>>626
宝具は逸話の少なさから悩んだので技系宝具となりました
同じ海神の子であるペガサスに出来るならエウペモスにもできない道理はない>>632
ありがとうございます!
【氏名】ディアナ・グレイヴ
【性別】女性
【年齢】20代前半に見える
【出身】イングランド・ロンドン
【身長・体重】172cm・48kg
【肌色】白【髪色】シェリーカラー【瞳色】アメジスト
【スリーサイズ】美乳/くびれあり/でっっっけ
【外見・容姿】白いセーターとスカートを着たモデル体型の女性。服装がシンプルなだけにアメジストの瞳とハーフアップに纏めたシェリーカラー(薄い赤系統)の髪が際立っている美女。通り過ぎるだけで甘いバニラの香りを周囲に残していく。怪我が治りにくい体質らしく、所々に巻かれた包帯が庇護浴をそそる。
【令呪の位置】右手
【魔術系統】死霊魔術
【属性・特性】地・創造
【魔術回路】質:B 量:A 編成:異常(量は多いが並びが均一すぎる)
【所属】無し
【階位・称号・二つ名】墓標の魔女(ウィッチ・グレイヴ)
【契約サーヴァント】バーサーカー/墓守犬(チャーチ・グリム)>>635
【魔術・特殊技能・特性など】
死霊魔術の使い手。彼女は死体の加工、特に魔道生命体(ホムンクルス)の生成に特化している。
剣を持った兵士、弓を持った兵士、槍を持った兵士など彼女が生成するのは人型に限られる。
これは本人の美学に基づいたものであり、魔術師として至るべき極点にも通じるらしい。
「魔術師本人が強い必要はない」を地で行くゴリゴリの後衛型。
人型という制約があるため飛行や毒の散布など「人間以外の生物が持つ機能」は行使できないが、地上戦や人海戦術に関しては他の追随を許さない。
最大のメリットは死霊魔術によって生み出されたホムンクルスということ。
例え心臓を貫いても、彼らはその死体を素材として肥大化する。
また、彼女自身も死体を自身の肉体と融合させることで延命を果たしてきた一種のホムンクルスである。
前述の包帯は肌の色の差を隠すためのもので、バニラの匂いは死臭をごまかすためのもの。
【礼装・装備など】
『死者の行軍(ワイルド・ハント)』
イングランドに伝わる伝承を模倣したホムンクルス達の総称。
歩兵、弓兵、槍兵、騎兵、工作兵、衛生兵、戦車兵、投擲兵などなど様々な兵科を備えた軍勢。
外見通りの攻撃手段しか持たないため魔術師の使い魔としては華に欠けるが、実践での能力は折り紙つきである。>>636
【人物像】
誕生は18世紀末、御年200歳オーバーの大魔女。常に物憂げな表情を浮かべており、実際に長き生の中で達観してしまっているのかもしれない。
「険しい丘を登るなら、ゆっくり歩くことが大切だ」を座右の銘とするゆったりのんびりとした癒し系お姉さん。
一人目に生まれた息子が名前をつける間もなく早逝しており、いつか息子との再会、あるいはホムンクルスとしての蘇生を目指している。その時のために、自身の身体を死体に変えて延命を続けてきた……という経歴を感じさせないほどの穏やかな女性。
子供を尊び、善人に手を差し伸べ、悪人に対しては障害として立ちはだかる。そんな女性。とにもかくにも、死霊魔術の使い手というイメージからは真逆の人物像をしている。
現代に蘇りし、18世紀のイギリスを生きた貴婦人。普段は現代の空気に気を緩めているが、必要とあれば礼節を知り尽くした完璧な振る舞いを見せることも可能。疲れるから滅多にはしないらしいが。
当時としては珍しく高度な教育を受ける機会に恵まれ、本人も小説の執筆を嗜む才媛である。
イメージカラー:アースカラー
特技:香水の調合(特にバニラ)、小説の執筆(怪奇ホラー)
好きなもの:子供、湿気の多い場所、日の差さない場所、総じて冷暗所、墓場など。
苦手なもの:海水浴、プール、夏、総じて肌を露出せざるを得ない場所。あと、ネグレクト。
天敵:―(未定)
願い:死に別れた第一子と再会し、名前をつけてあげること。
【サーヴァントへの態度】
聖杯を求める同志。
墓場犬に関していうなら動物は好き。墓場犬は墓場から離れられないが、彼女自身も離れる気はないので意見が一致している。>>637
【役どころ・コンセプトなど】
「癒し系お姉さん」
「蒼崎橙子属のやばい長寿人間(と思っていた時期が俺にもありました)」
「死霊魔術と温厚な美人というギャップ萌えいいよね。はははは(乾いた笑い)」
魔術師は本名を容易には明かさない。これは生きた時代の違うディアナとて違いはない。
ディアナ・グレイヴという名前はあくまでも『現代を生きる彼女』を指す言葉。
ディアナ・グレイブ。
本名―――メアリー・シェリー。
SFというジャンルの源流とも呼ばれるゴシック文学の傑作『フランケンシュタインの怪物』を書き上げた女流作家であり―――彼女自身もヴィクター・フランケンシュタインと学派を同じくする死霊魔術師である。>>623
忘れ物
【人物像】
特技:遠泳・潜水その他水上・水中技能全般
好きなもの:アルゴノーツ・泳ぐこと
嫌いなもの:怠惰・鬱屈・絶望など自他のマイナス感情
天敵:カイニス
願い:父(ポセイドン)に打ち勝つ
【一人称】俺
【二人称】お前・アンタ
【三人称】アイツ、彼/彼女
>>633
まぁ、イピクレス本人も兄との隔絶については思い知ってるところあるのでその辺はともかく(女がなれるわけがない云々は引っかかりますが)
どちらかと言うと『娘の鋭気を鎮め身の程を弁えさる為に彼女を(ヘラクレスの)御者に推挙した。』って辺りが……(イピクレス自身、ヘラの呪いによる狂気とはいえ娘を兄に殺されてるのに、その張本人に娘を預ける!?)
>>638
ワイルドハント系か〜と思ったら完全に不意打ちでビックリしました
そうか、フランケンシュタインが実話の世界観ならこういう事もあるか……>>644
実際ダーニックとかもかなり精神ヤバい状態だった筈。あちらは赤子だけど、ホムンクルスも似たようなモンですし。実は私もサーヴァント作ってたので投下してもよろしいでしょうか…!
穆王八駿
【CLASS】ライダー
【真名】穆王八駿
【性別】不明
【身長・体重・スリーサイズ】-cm・-kg(個体による)
【時代】西周時代中期
【地域】中国
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:EX 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:C 宝具:B
【クラス別スキル】
○対魔力:A
○騎乗:EX
あらゆる乗騎を乗りこなす。しかし、ライダーとして現界した瞬間に人馬一体状態であるため、これ以上の騎乗を必要としない。
【固有スキル】
○千里疾走(馬):EX
長時間・長距離移動を可能とする無尽蔵の体力。
また、敏捷パラメーターの一時的な急上昇、全力疾走時の耐久及び筋力パラメーターの上昇といった効果を発揮できる。>>649
○戦闘機動(馬):B
騎乗状態での戦闘に習熟している。
騎乗状態での攻撃判定及びダメージにプラスボーナス。騎乗していない状態での戦闘力が減少するというデメリットが存在するが、常時人馬一体状態であるためデメリットにならない。
○西王母の加護:A
徂彼西土、爰居其野(かの西土に行き、いまこの地にいる)。
虎豹為群、於鵲興処(虎や豹は群れをなし、鳥鵲とともに住む)。
嘉命不遷、我惟帝女(されど天帝の命を守って動かぬ、われこそは天帝の娘)。
彼何世民、又将去子(あれはどの君主の民か、またあなたと別れようとしている)。
吹笙鼓簧、中心翱翔(笙を吹き簧を鳴らしながら、心は駆け巡るばかり)。
世民之子、惟天之望(譜代の民の子孫こそ、天の望みとするもの)。
「至于西王母之邦(西王母の邦に至る)」
道教思想に語られるところの仙人であり、不老不死ゆえの自己再生能力。受肉した動物霊、生きながらに英霊へと至った仙界の真人として、不死を体現する。
生命力の発露である魔力放出を除き、あらゆる概念をAランク分削減して矮小化させる。>>650
【宝具】
『周王遊行(ただ、かなたへ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:900 最大捕捉:1~50
同時展開された穆王八駿、八頭の駿馬による突進(チャージ)。
攻撃力を上げるため衝突時は体当たりではなく、飛び蹴りとなっている。
霊基の同調による全個体の同一化。一頭一頭が有していた個性を全員が持つことになり、それを発揮することができるようになる。すなわち、重力を無視し、空気抵抗を退け、無尽蔵の体力を有し、光速を超え、美しく、十の分身ができるほど機敏になり、雲さえ足場とし、翼によって空を駆け巡る。
その様は瞬間的に最高速度に達する空間転移に等しい。
【解説】
一名絶地、足不踐土(足が大地に着かないほど速く走る)。
二名翻羽、行越飛禽(空を飛ぶ鳥を越すほど速く走る)。
三名奔宵、夜行萬里(夜に一万里も走ることができる)。
四名起影、逐日而行(太陽を追い越して影を越えてしまうほど速く走る)。
五名踰輝、毛色炳耀(その毛色は光り輝く)。
六名超光、一形十影(一頭しかいないのに影が十も見えるほど速く動ける)。
七名騰霧、乗雲而奔(雲に乗って走れる)。
八名挟翼、身有肉翅(身体に羽根が生えて飛べる)。
これぞ穆王八駿。
穆王はこの八頭の駿馬を馬車に繋ぎ、造父を御者にして西方の国々を巡行し、西王母と会見した。そこでは都に帰るのも忘れるほどだったが、東夷、徐の偃王の反乱が起こると一日千里の長駆で周に戻り、偃王を征伐したという。>>651
身長/体重:171cm・非公開(人間よりは重い)kg・B93/W61/H88
出典:『穆天子伝』『拾遺記』など
地域:中国
属性:秩序・善 性別:不明(何の因果か女性体をしている)
データは自称「スーパーライト」な超光。葦毛の灰髪(アッシュグレー)が特徴的。
一形十影。結果として「自分が十人分になる」ことで、いかなる問題にも計画的かつ論理的に解決方法を導き出してきた。脳は筋肉、体も全て筋肉。つまり全身が脳なのだからとても賢い(小並感)。
頭頂部に馬の耳、臀部に馬の尻尾が生えているのだが、側頭部に人間の耳があるかどうかは頑なに見せようとはしない。着ている制服は、挟翼の背中を開いたアレンジなど個々人ならぬ馬の性質や性格によって多少異なるが、基本的にお揃いである。
『列子』「周穆王」においては、こう記述されている。
「命じて八頭の駿馬で引く二台の馬車に馬を付けさせ、驊騮(かりゅう)という駿馬を右の服馬とし、綠耳(りょくじ)という駿馬を左の服馬とし、さらに赤驥(せっき)という駿馬を右の驂馬(さんば、副馬)とし、白犠(白????)という駿馬を左の驂馬とした。穆王が主として馬車に乗るときには造父が御者で、????????(たいへい)が右乗だった。次の予備の馬車には右を渠黃(きょこう)、左を踰輪(ゆりん)、左驂を盜驪(とうり)、右を山子にし、柏夭(はくよう)が率いて、參百(さんはく)が御者となり、奔戎(ほんじゅう)が右乗を務めた」
紅色の赤驪、黒色の盗驪、純白の白犠、浅黒い踰輸、灰色の山子、黄土色の渠黄、黒髪黒尾な灰褐色の驊驑、青みがかった黄色の緑耳。この八つの名前は、かつて野獣ランクであった時の名残である。
『昆吾割玉刀』
ランク:C 種別:対人宝具
レンジ:1 最大捕捉:1
長さ一尺、玉を切ること泥を切るが如し。>>652
『火浣布』
ランク:B 種別:対人宝具
レンジ:0~1 最大捕捉:3
かかんぷ。
西戎を討伐した際に献上された、防火の魔術礼装(神代なので魔術が自然としてあった)。
火の中に投げ込むことで真っ赤になり、垢が取れて元の布の色に戻るという。
崑崙の墟は大地の支点である。天帝の下都でありその周囲には弱水が巡り、南を炎火山に取り囲まれている。その山中では鳥獣や草木はみな炎の中で生長し繁殖する。火浣布はこの燃え尽きることのない草木の皮。火の中に暮らす重さ一千斤、毛の長さ二尺余りで、絹糸のように細く、洞穴の中では赤く、外に出ると白くなり、水をかけると即死する鼠といった鳥獣の毛を織ったもの。
「それって有用ですかとは愚かなことを。時にマスターを空気の断熱膨張から防ぐのに必須になります。意味が分かりませんか?
――――大気圏突入です。我らの身を隕石の如くして」
崑崙山、瑤池といった仙境に至ることで人身(変化)を得道した仙馬。源流をたどれば西王母に捧げられた神馬であり、その速さに関しては既に竜種に達している。
英霊となった穆王八駿は、その真名が意味している通り、八つの霊基・霊核を有していようともそれで一騎のサーヴァントとして構成されている。一つの霊基に八つの霊核を収めることも、八頭全員が同時に現界することもできる(魔力消費は騎乗系宝具に相当する)のである。
基本的には人型を取るが、馬形態になることも、また自在。>>653
○超光のみのデータ
特技:走ること(「それしかできないって言わないでくださいね!?!?」)
好きなもの:舗装された道
嫌いなもの:泥濘んだ道
天敵:穆王姫満
願い:背に乗せても良いと思える“漢”を見つける
【一人称】私
【二人称】あなた/○○さん
【三人称】彼/彼女
【台詞例】
召喚時
「召喚に応じ参上しました。穆王八駿が一頭、超光。
そう、光速を超えるからスーパーライトちゃんなのです」
会話
「穆王という主人は決して、民草にとって良い天子ではありませんでした。私達は馬、畜生だったので何も出来ませんでしたが……人の形を得た今生では、その身を呈して諌めてみせましょう。マスター、貴方の道が誤った時は刺し違えてでも」
会話
「有史以来、どのような困難があろうと数が揃えば不可能はありませんでした。
だから、私が10人分になる……!」ぶぉん!>>654
会話
「私は、姉妹たちに言わせれば頭でっかちなのだそうです。
自分では自覚がありませんが……そうなってしまった時は、どうか導いて下さい」
宝具
「水火に焼かれようとも溺れようとも、ただ、ただ! 『周王遊行(ただ、かなたへ)』!
この惑星(ほし)の果てに、私達は――!」
「若赴水火、入焉焦没耳。私達は不退転! 『周王遊行(ただ、かなたへ)』!」
【因縁キャラクター】
ネッソスに対して
「半分が人であるだけでなくチャラ男とは、馬界に対する挑戦と見ました。
ならばどっこい、この神速でその性根をぶち抜いてみせましょう」
ラムレイに対して
「むむむ! かの騎士王を背に乗せたという名馬ではないですか!
い、いいえ。ライバル意識なんてしていませんとも。ちょ、ちょっと主人の格が高いぐらいで、そんな……そんな……」
ハイメに対して
「馬に騎乗する英霊は数あれども、馬を育てた英霊は多くはないでしょう。何故なら、戦場において馬とは友ではなく道具だったのですから。
馬友リスペの育ての親であり御主人であるというのならば、私達の友人も同じです」登録したら気合で寝ますね…
なお解説の⁇⁇は文字化けです…wikiに載せるとたぶんもっと文字化けする…>>638
追記:
ディアナはケルト神話における月の女神であり、月とは魔術の世界において死を象徴する要素としても使われる。
グレイヴは文字通り墓場であり、ディアナ・グレイヴという名は「死を司る墓の主」という意味を指す異名である。
メアリー・シェリーは駆け落ちによって想い人と結ばれた。当然、彼女は結婚式を挙げていない。
白い服に身を包むのは、彼女が持つウエディングドレスへの憧れの無意識の表れである。
彼女が伴侶を求める怪物の物語を記したのは、必然だったのかもしれない。
>>641
型月世界だとゴリゴリに絡んでそうですしね。死霊魔術とフランケンシュタイン。
>>643
虞美人とかプレラーティもいますし『現代に生きる英霊に等しい偉人』はありかな、と!
>>644
メアリー・シェリーであることを明かさずにどこまでメアリー・シェリーの逸話を盛り込むのに悩んだので全文好きって言って頂けるのは嬉しいです……(わかりにくいところだとお子さんに名前をつけられずに先立たれたり18世紀末の生まれだったりは完全に史実が元ネタです。髪の色と目の色、身長体重は公式フランと同じです)
死霊魔術スレイヤー……コワイ……>>657
だから、私が10人分になる……!でゴレイヌかな?って思ったら下にゴレイヌが居て腹が捩れるほど笑い転げました。生前は馬だったから主人を諌めることが出来なかったけど今生はってなってるのが個人的にいいなって思いました。
>>660
十八世紀末、死体のツギハギって辺りでなーんかどこかで見たことあるような…ってなってたのが全部繋がってアハ体験しました。
死霊魔術師スレイヤー、こんな子なんですがね。ざっくり説明すると家族が次々と死霊魔術師に殺.されてその死体も魔術触媒として持っていかれて何も残らなかった人です。だから人の死体を利用すること全般を憎んでいます。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E6%96%B9%E5%96%B0%E8%8F%AB
ちなみに私のキャラの何人かは私がここに来る前に書いてた話のキャラをリメイクしたものになってますがこのキャラのリメイク前はオジマンディアスを召喚して即ネフェルタリの遺物を返還し「この世の盗掘品を全てあるべき場所へ還すため」と懇願してオジマンディアスを説得しました。>>667
なるほど了解です~キャラシに仕込んだきり公表してなかったネタもう1個あったの忘れてた。
トムの祖先が交わった「土着の竜種」はネッシーです。
型月世界にネッシーはいます!!!!
>>663
〇〇生存説って個人的にロマンというか人々の願いを感じて好きなんですよね。あー、この人はこんなに愛されてるし、これを信じてる人達はこの人がそんなに好きなんだなってなる。そういうのがやりたかった。
>>664
トランス状態入るのが気持ちよすぎてやめられないとめられないすぎる……
閃いた!自分自身をホムンクルスと定義して死霊魔術による「新生」の概念付与!これだ!(事件簿アニメで「切断の概念を行使する死霊魔術」があったので概念をどうこうするのも死霊魔術由来の要素なら行けるはず)
>>665
史実ネタから逆算してつくりましたからね……上手いこと繋がって良かった……
なるほどこういうキャラが……この経歴は確かに恨みを持っても仕方ない……>>668
ちょっとだけチンピラ気質が入ってるハイメの兄貴好きって言ってくれるのかー!(歓喜)>>668
いやぁせめて文字だけなら耐えられたんですが画像付きだったもので耐えられなかった。しかし改めて考えると雲を駆けたり羽が生えてたりとこやつも中々のUMAでは?
>>670
型月版とはいえ(ひむてん)と付きますがね。コロンブスやアーサー王の例もありますしそこまで意識して設定を寄せたり変えたりする必要は無いかと。
>>671
魂についてはあとは欠けたり摩耗したりした端から継ぎ足していったから大丈夫とかもどうでしょう?死体に残った微々たる魂[残留思念]を漂白して自分の魂の形に作り替えて継ぎ足せばリスクは減ると思います。
ここでちょっとした隠し味として本人が知らないだけで自分の家が実は死霊魔術師だったというのを入れる辺り当時の私愉悦部だなぁって(今はそうじゃないとは言ってない)>>681
はい、おかしいです。近いうちイオラオスの来歴部分は変更されます。やべぇそろそろ寝ないと本格的にまずい。という訳で今のところの返信書いたら寝ます。おやすみ。返信来てたら起きてから返します。
>>673
ガフッ……リビュエって調べたら関連人物にパラス(娘)って出てきた……。嘘やん、パラスやトリトンから調べても一言も出てこなかったから半神にしたのにこんなのってある?(画像略)
えー、この設定をなんとか採用するとしたらその夢で会った娘はパラスちゃんの姉妹ですね。異母姉妹ですらない。
まあ私キャラ沢山作ってますし動かせてないキャラもいますし我慢我慢。とか言いつつssのネタが浮かぶのって動かしやすいキャラに偏ったりするんですよねー!今も浮かんだのユージーンの話だし!
>>675
実際神様ってそれぐらいのチート持ってて然るべきですよね。うちの月神も使用制限かかってるだけで使った瞬間問答無用で現世からボッシュートとかありますし。
>>676
だからこそ何かしら切っ掛けがあれば殺し合いに発展するレベルの曲者達をひとつの舟に乗せて航海してたイアソンが凄いってなりますね。
アルゴナウタイのキルスコア一位ヘラクレス説
>>680
お酒で頭回らない時は水を飲んで少し寝て起きたらお味噌汁を飲むのです。レトルト?のやつでもいいのでとにかく味噌汁を飲むのです。アサリのやつとかオススメです。>>683
ネッシーじゃないけど恐竜ならば作り出したり、自分が恐竜に変身できるサーヴァントならうちにいますよ。ヘンリー・フェアフィールド・オズボーンっていう学者です。ここだけの話
エウペモスは「島嶼型要塞にも変形出来る土塊系美少女引き連れた泳ぎが得意な青年」として暖めていたといたことも有りました>>676
その節だと、ヘラクレスが一番イアソンに迷惑をかけていたことに(白目>>687
置き去り事件のこと、本気で根に持っていた模様。(イアソンはヘラクレスを待っていた)こんにちは、昨夜のリビュエショックからなんとか立ち直ったユージーンです。
いきなりですが昨日言ってた小ネタが書けたので投稿します。>>700
「多かれ少なかれ、口にするものには不純物が含まれてるんだよ」
コップに入った水を眺めながらそう呟く。少し揺らすとカラコロと氷の音が心地良い。
「例えば俺たちが普通に飲んでる水道水にだってカルキとかの消毒薬が含まれてる。でも俺たちはそれを飲める。飲んでも平気な量だから、気にならないから。
例えば貧困に喘ぐ国の子供が泥混じりの水を命懸けで飲んでる。そんな水しかないから、飲まなきゃ死ぬから」
ぐいっとコップの水を飲み干す。空になった胃に冷たい氷水が染み渡る。
「つまるところ不純物の一切無いものなんて無いってこと。濾過に濾過を重ねた純水だって口にするまでに埃とかが入るかもしれない」
ブツの入った袋を慣れた手つきで処理しにいく男を眺めながら一息つく。>>699
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/悪鬼羅刹と現人神
にニーナとインドラジットのやつの続き更新してます〜ss書いていて念頭に考えること
戦闘シーンでは澤野弘之か梶浦由紀サウンドが流れる様な感じで
未だ実行できておらぬわ『聖杯惑星』の7話、一部加筆修正してwikiに登録しましたー。
>>708
ディオニュソスとは良さそうだけれどこちらの術式と喧嘩しそう>>711
月の油みたいな性格の悪さが特徴なハロウィンネキ。道化は許すけど不敬は許さないタイプ
テムズトロルvsルゥくんみたいに規格外の神秘差かサーヴァントなどの一部存在が持つ対魔力でなければ特定条件を満たせば魔術防御関係なしに引き込むという>>696
まず、一つ。
神野さんって自分の呼んだサーヴァントって邂逅一番、平伏してない、無礼だ、疾くシネとか言って殺しに来たり身体捌きで憲兵か?なら皇帝のワタシに頭垂れろよお前ワタシと対等だと思ってるの?とか宣ってきたらどうします?
それと二つ目。召喚シーンくらいしか書かないから関係は無いのですが、脳内シミュレーションしてて凄い気になってので。
神野さんって聖杯戦争だとどういうムーブするんでしょう。具体的には魔術師側の事情を組むというか空気読めるかとか。
行動比切嗣なんですが、アレ普段やってるようなただの魔術使いとしての仕事なら良いんですが〝魔術儀式”聖杯戦争としては全然セーフではないので……。ヘレナ・クロフォードさんお借りしてもいいですかね?バニキ(バロール)と絡ませたい
書けねえ…他様のキャラの視点難しい…!
>>624
アルゴノーツがまた増えた!今度は水泳選手かぁ!
英雄に憧れて、それへ一歩でも近づこうという情熱が伝わってきますね…「水泳」という海の神秘に対して限りなく人間的な抗い方を極めているというのが特に好きです
>>639
ぐえー!メアリー・シェリーッ!?生きとったんかーッ!?
ジョーンさんの新鮮な切り口から作られるキャラたちほんと凄い…良い刺激になる…髪色が「シェリーカラー」なの、正体を仄めかしているようで良いですね。
しかし、ゴシックかぁ…SFかぁ…怪奇ホラーかぁ…そうかそうか…()
>>657
ウマ最近どんどん増えてません…?いやまあ、時流に乗れるのは素晴らしいと思うけど!(ついて行けてない人)
>>703
成人になりたてですからね、お酒は節度を持って!というのは難しいもんですよね…自分のアルコール耐性って意外と掴めない。成人して何年経っても掴めないものがある…>>719
小さい頃は少しの間食べてたんですが味が苦手になってしまって。
アサリ貝とかかまぼことかは食べられるんですがな。>>726
あ、お久~っす。えっと、近況報告としては新規さん増えたよ、ですね。
京極さんとジョーンさんって方です。
ハクマは進んだらしいけど俺は詳しく知らんのでディックさんなりゲルトさんなりに聞いて下さい。>>726
お疲れ様です!
まず、新しく京極さん、ジョーンさんが参加になりました!このスレからですので、遡れば色々見れますよ!
リレーは、ハクマはバーサーカーレイド戦の打ち上げのところですね。手番はまだ…なはずです!
私が把握してるのはこれくらいです!すみません!
あと個人SSで聖杯戦争始めました(超私事)>>703
自分の酒量がわからないとミスしちゃいますよね。酔って正体は失いたくはないですね。
>>713
それが悪を効率的に滅ぼせることなら耳を傾けるし、従うこともあります。常に合理的に動き最短で敵を排除するので、聖杯戦争に参加している時点でサーヴァントとのコミュニケーションは必要だとわかります。ただ、頭を垂れるかで言えばそのサーヴァントが神野にどういう心象を持たれるかによりますね。
聖杯戦争のムーブは切嗣を比較に使うなら、ホテル全壊みたいな教会の懲罰対象にされそうなことは避けますね。本人は元々はエリートの自衛官で真面目な男なのてま、理知的で悪を滅ぼすことに筋が通らない行動はしません。
>>714
うちのマスターだと食べれない人はいないです。エウペモス、登録完了です
>>726
お久しぶりです
ハクマの手番は一応今はディックさんですけど手詰まりなようなら書ける人から書いちゃっていいんじゃないですかね?(一応バーサーカー撃破後から後にアサシン戦が控えてる感じなのでここのえさんとかと時間が合ううちにその辺を詰めちゃってもいいですし)
あ、あとナディアさんとヘップバーンさん借りました
Fate/Grand Balancer【https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%2FGrand%20Balancer】ディアナのお尻が大きいのは四人の子宝に恵まれた経産婦という理由があったり
>>698
ですよね()
自分も荒耶宗蓮みたいな長生きしてるタイプのキャラが好きです……
>>714
マスターがみんな英国人なんで積極的に食べる人はいませんね。一人だけ海マニアがいるんでその子は食べるかな……
>>718
ふふふ……それだけ驚いてくださると嬉しいですね……メアリ・シェリーであることを匂わせつつ最後まで明言しないようにめちゃくちゃ調整したので……
新鮮な切り口ですか……? ありがとうございます。素直に嬉しいです。
お気づきになりましたか(髪色も匂わせの一つです。正確な色は公式フランのあれです)
イギリス周りの文学キャラはだいたい公式がもうやっちゃってるんですよねえ……>>733
人妻系長命者…。今まで型月だといそうでいなかった気がする。
新規さんが居るとやはり今まで無かった視点が増えるのでやはり楽しいですねぇ。>>727
主人公や…一回挫けるところが本当主人公…そこから喝入れられて復活&パワーアップ限界突破しちゃうところが本当主人公…山星さんの文体で是非読みたい展開…というかもう投下してたりします?
あと誰かって誰なんだ…
>>733
自分もポーで色々ぶっ飛んだことをしましたが、シェリーさんでこう来るとは一寸も予測してなかったし想像もしてなかったんで…虞美人ショックと同系統の驚き食らいました…
箱入り鎖国精神で中々新しいものに触れて創作意欲が…というものがなかったので…ありがたやありがたや…
へえー、フランちゃんの髪色ってシェリーカラーって言うんですか。新知識。
> イギリス周りの文学キャラはだいたい公式がもうやっちゃってるんですよねえ……
まだ詩人がいる…桂冠詩人がいる…!()
>>734
海とか水泳とか好きなんで惹かれちゃいますね…もうそろそろ海開きの時期…今年はどうなることやら…>>738
バニキとショタバニキの関係ってようは「内側に『両儀式』が在ることを知覚している式」みたいな感じなのでね……
なので多分ショタが「こっちを見たなぁ」と思ってる時はバニキも「アイツを見たんだなぁ」って感じ取ると思います>>739
書きたいなぁとは思うんですが灰津は少しキャラが多すぎた感があるのでダイジェスト版に練り直してますね……もしかしたら紫音成長秘話としてそういう感じで大事な部分だけ抜き取ったストーリーを書くかもしれません
ノア・ヘリカラーク・インヘリタンスっていうフォーリナーさんとこの救世主なロリです
このあとジェーンは覚醒した魔術回路Aな紫音に追い詰められて最終的に運営に派遣された某封印指定さんに礼装にされる
あと覚醒した紫音のメンタルすごいっす。仲間を助けるために「後で生やせるから」って自分の片腕簡単に諦めたりするし「俺は英雄じゃない」って廃人寸前になった自分のサーヴァントを「お前は俺の英雄で、親友だろうが!」って叩き直したりする>>737
神野もサーヴァントを見定めるので彼の第一印象とか、対話次第ですかね。サーヴァントがマスターを品定めするようにマスターもサーヴァントを品定めしているという剣呑な関係。
自重することも悪を効率的に滅ぼせるならやりますよ。そこはZEROで度々感情的になって不合理なこと(セイバーとの没交渉とか)してしまう切嗣よりかは合理的で理知的にやりますよ。まあ、切嗣とは違う意味で神野は困ったさんですけど。久々にサーヴァント投下しても良いですか?
黒くなったんで、投下します。
【真名】シモン・ボリバル
【元ネタ】歴史、ラテンアメリカ全域
【CLASS】ライダー
【性別】男
【身長・体重】183cm 76kg
【属性】中立・善・人
【好きなもの】友情・努力・勝利、歌舞伎
【嫌いなもの】不自由、諦観
【ステータス】筋力 D+ 耐久 B 敏捷 B 魔力 E 幸運 A 宝具 A+
【クラス別スキル】
対魔力 E
騎乗 A+
【固有スキル】
カリスマ B
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。Bランクであれば国を率いるに十分な度量。>>748
解放者 EX
エル・リベルタドール。ラテンアメリカ各国を欧州の支配から解放した実績より獲得した英雄独自のスキル。
魔術的・概念的呪縛、支配に対して高確率でレジスト効果を発揮する。令呪による強制に対しても作用し、対魔力が低い近代英霊でありながら一画程度の強制ならば容易に棄却可能。
……余談だがこのスキルの恩恵で聖杯による祝福(呪詛)も無効化でき、第一次東鬨聖杯戦争では聖杯の干渉を跳ね除けてオルタ化することもなく自由気侭に暴れ回った。
不屈の意思 B+
あらゆる苦痛、絶望、状況に絶対に屈しない極めて強固な意思。
理不尽な搾取や掠奪を決して許さず、「仕方ないさ」と殻に閉じこもる生き方を善としない。
無理を通して道理をブッ飛ばす彼の生き様が表れている。>>746
いえいえ、展開としては王道なんで好きなんです。
ただコチラは機雷や魚雷って札を一度出したので、さてどう攻めたものか…。で一旦想像がストップしちゃって。
まぁ同じくしういった装備乱射って流れになるかな…?>>749
【宝具】
「大同団結・大団円(グラン・ログロ)」
種別 対軍~対国宝具 ランク A+ レンジ 2~50 最大捕捉 800人
「───団結せよ、グラン・ログロ!」
「───されば俺達無敵なり!!」
彼が夢想した南米諸国解放計画───生前幾度となく謳った『団結の力による解放』、その要となる筈だったモノ。欧州特攻。
侵略を繰り返す欧州国に対抗する為に、遠い海から流れ着いた異なる文明圏の遺物をベースに創り出した最終兵器。
勇気を意味する真紅の躯体に、忠誠を意味する青の翼、正義を貫く黄色の瞳が特徴的な男の子の浪漫過積載な巨大人型ロボ。
一致団結を重んじる彼の思想を反映してか彼単体では躯体の真価を発揮できず、マスターやサーヴァントなど共に搭乗してくれる朋友が必要不可欠。
搭乗数が多く、搭乗者同士の心が共鳴することで力を増す特性をもち、規模も対軍から対城、対国へと変遷してゆく。
真名解放によって両腕に内蔵された魔力炉から黄・青・赤の三色極光を撃ち出して射線上にある全てを焼き払う掃討攻撃を繰り出す。
生前はこのオーパーツ丸出しの遺物に国の代表達を搭乗させ欧州列強国と本気でやり合うつもりだったらしいが、各国首脳陣の理解を得られずに御蔵入りとなった。>>751
【weapon】
日本刀。
生前では縁もゆかりもない武器だが、何処かの時間軸の聖杯戦争で日本文化にどハマりした結果座に持ち帰った逸品。
サーベルの取扱はお手の物なので、日本刀の手前も中々に見事なもの。
武闘派英霊のように一騎当千の手腕は持たないが、後方に下がって援護をするようなタマではない。
【解説】
ラテンアメリカ独立運動の指導者。
十九世紀初め、南米諸国の独立を指導し当時スペインの植民地であったベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアの5カ国を植民地支配から解放。
また前述の国々の連合にパナマが自発的に加わってできた共和国グラン・コロンビアの推進者となり、初代大統領を務め上げた。
人呼んで「南米解放の父」或いは「解放者(エル・リベルタドール)」。
こと南米の歴史を語る上で彼の存在は必須と言って過言ではない。
しかし彼の謳った「南米諸国の統合・集合政権による欧州支配からの解放」は理解を得られず、失意のまま病死。
命懸けで築き上げた共和国グラン・コロンビアはシモンの死後不和や内紛が起きた結果、分裂という哀しき末路を辿った。>>752
私財を投げ打ち、解放戦線で得た資金は全て国の為、貧しき民衆の為に使った。
「私は自由と栄光のために闘ってきた。しかし、個人的栄達のために闘ったことは一度だってない。
自由と栄光のために働く者は、自由と栄光以外のいかなる報酬も手にすべきではない。」
そんな理想に殉じる彼に誰もついて行けなかったのか部下は次第に彼の元を去っていき、最期には人も財産も何も残っていなかったという。
困難に並び立つ朋友が居てくれさえすれば、理解者さえ居れば、南米の辿る歴史は違うものになっていたかもしれない。
英霊となってからの願いは『義兄弟(ダチ)に巡り逢うこと』。
南米は欧米諸国の支配から解放され、野望は叶わずとも目的は達成された。
けれど世になお理不尽は蔓延り続け、「助けてくれ」という声は消えやしない。
───そんなフザけた世の中に風穴を空け、立ち塞がる敵や困難を共にぶち当たっていけるダチがいれば愉快痛快間違い無し!
情熱的で野心溢れる快男児。
軍服を風にたなびかせ、咥えた葉っぱがアクセントの兄貴肌。
無闇に浪漫を追い求め何事も気合で解決する悪癖を持つ傾奇者だが、同時に人を強く惹きつける魅力を持ち合わせている。>>753
【台詞】
「花は桜木人は武士、男はシモンと決まってンだ。文句ある奴ァかかってきやがれ!」
「なーにが“最優”のサーヴァントだ、こちとら“最高”のサーヴァントシモン・ボリバル様だッ!
たかだか“最優”程度が“最高”に叶う道理はねーんだよ!!」
「おうよ、俺は天下一の大馬鹿野郎よ。俺に並ぶ馬鹿野郎って言ったら世界中でもドン・キホーテとキリストくれぇのもんサ」趙雲の裏設定投下とか書き忘れてた設定をば
キャラのモデルはアルスラーン戦記のダリューンやジャスワントとかヒプマイの理鶯辺り。
聖杯に掛ける願いは無い。過去の激戦の果ての蜀の敗北に関しては後悔は少なからずあるが、再びやり直したい等と言えば人類史、そして劉備への冒涜になると理解している故に、聖杯に頼る事はしないと決めている。
当世の文化も一度ハマればのめり込むと思う。趙雲はウマ娘見て硬直してほしい。
生前の五虎大将軍や、他の将との関係は良好。多分擬似鯖の孔明と会えば依代含め良好な関係作れそう。
敵国の将への恨みはない。だが珍しく、曹操に関しては、本人もあまり好きではないと言う。
ちなみに2騎目の鯖も作ろうと思ってます。多分三国鯖か平安鯖になりそう>>757
wikiの語録を見て頂くとお分かりになると思いますがリアルシモンですよこの方。>>755
あとロボが軍神似のフォルムならば、トラヤヌスと遭遇したときの反応が面白そうです。>>758
続き
ちなみにうちの鱒はこんな感じ。
グリフィン:中学卒業のお祝いで行ったハワイの寿司屋で初めて生の魚を食べた。夜半の逢瀬の一員となってからは時々回転寿司で好きなだけ食べる。
エイベル:昭和初期、商談で日本に行った時に度胸試しで食べてから好きになった。
桃夢:元々生まれ育った場所の都合で、魚を生食することはあったので寿司も食べれる。川口中華街で知り合った臓硯の奢りで寿司屋に行った時も問題なく食べれた。
ヴィオランテ:スペイン人だから元々魚介類を積極的に食べるという下地があり、それもあって日本に留学した時に行った回転寿司でドハマリする(生魚を食べるようになったのは日本に留学してから)。
リディア:日系で更に家業の店舗兼実家に近くに、LA一と評価されることもある老舗の名店『鮨元』があり、両親共々そこの常連。逆に回転寿司は『怪しい中華系が多いから』と警戒しており、2012年に行きつけのアニメショップの向かいにくら寿司がオープンするまで行かなかった。>>755
カミ……シモンの兄貴!
前向き、というか驀進的な快男児ながら、英霊としての願いも切実なギャップがいいですね
前回の東鬨ライダー、中南米枠ですよね……参考になる……>>755
源氏ロボの同類がここにも…!
本気で実現してたら聖堂教会と魔術協会がガチで潰しに来てたんでしょうか…。否でも見た目はメカだからギリセーフ?
仮に実現してたら異聞帯レベルでその後の歴史変わってそうだなーと思いました>>726
お久しぶりです
そちらとは特に関係ありませんが、秋特異点SSの続き(第五の試練編)を>106~>117、>346~>362まで投げております
よろしければどうぞ誰もミリアルカ(16歳)の飲酒に突っ込まないのは何度かスレで話してるドイツの飲酒年齢的にミリアルカは飲んでるって話が周知されてるということでいいのだろうか。
>>726
お久しぶりです!実は手番についてなのですがただただ単純に私が書けない病[スランプ]に陥ってるせいで獣国が進んでおりませぬ。
つきましてはやっぱり猫さんに書いていただきたく…
>>755
私、不屈の意志持ってる男大好きちゃん!ヒャッハー!新鮮な快男児だァ!
ギリシャロボが流れ着くのはともかく年代が近代過ぎでは?とも思いましたがこまけぇこたぁいいんだよ!多分流れ着いて埋まってたのを発掘したんじゃい!オーパーツロボを発掘とかロマンじゃい!
彼の死後このロボはどうなったかが気になりますね。>>772
ミリアルカ嬢は雰囲気大人っぽいからハタチ未満飲酒の可能性が抜けてた。よくてよ付きましたので投稿します。
霧雨が降る、滅んだ基地に。そこはとある特異点にある皇帝に反旗を翻すサーヴァント含めたレジスタンスの拠点。サーヴァントも人間たちも敗れていなくなった家々の焼け跡に。
まるで散歩のついでみたいに現れたこの特異点に君臨する皇帝は、シールダーのサーヴァント、ウィーラーフを一目見て、自分に従うサーヴァントや兵を下がらせた。
皇帝は切り株に腰を下ろすと、地面にくの字にくずおれるウィーラーフを見下ろす。ウィーラーフは死闘のあとで装備も随分とみすぼらしくなってしまった。腰に佩いた剣や偉大なる王から下賜された盾は皇帝に仕えるサーヴァントに捕まったときにとられ、離れたところに意地悪く放られた。
皇帝──マルクス・ウルピウス・トラヤヌスは、ん、と言ったきり、何か考え事をした。
「選べ。命か? それとも俺に仕えるか?」>>775
ウィーラーフの顔色は疲労ゆえの鉛色をしていたが、両眼には静かだが穏やかな生色があった。
「皇帝陛下、俺はあんたの才能や器量を高く評価しているつもりだ。すげえ人だと思う。だけど、あんたの臣下にはなれない」
自分はこれで殺されるな、そう思いつつもウィーラーフは言葉を続ける。
「俺が誰かの臣下になることはもうない。俺は誰かの臣下ではなく、誰かにとってのよい友人でありたいと思う。だからこそ、あんたと俺はおなじ旗を仰ぐことはできない」
トラヤヌスは平然とした風情で、霧雨で濡れた髪を鬱陶しげに払った。
「面白い。死に様くらいは選ばせてやる。俺が看取ってやる。羽の折れた弱弱しい烏に、末期の水くらいはくれてやろう。暇が余ったしな」
げっとウィーラーフは呻いた。……見誤った。最期の時間をこんな悪辣な皇帝と過ごすはめになるとは。
死にかけの敗残兵を前に、トラヤヌス帝は座興の如く面白げにしている。何て最低な皇帝だ。
「大地を人の手に取り戻す、なるほどそれは恐らく正解なのだろう」>>776
「……」
「だがな、いくら完璧な正解でも、それが気に喰わん奴は世の中に必ずいる。俺がお前たちを滅ぼしたようにな」
トラヤヌスはこの特異点に召喚されたとき、一つの国を乗っ取り、さらに隣接する国々を併呑していった。国が大きくなるほどにトラヤヌス帝を讃える人々も増えていく。それもこの特異点に住む人々、より多くは平民たちだった。
──皇帝のおかげで俺も家族たちも餓えることはなくなった、子どもたちは読み書きや計算を覚えることができた。
──領主や貴族どもは俺たちからは奪うばかりだった。皇帝は俺達のために領主どもの荘園を解放してくれた。
──故郷に流行り病が広がったとき、皇帝陛下は医者を寄越してくれた。
恐るべき皇帝は破壊と殺戮で血に濡れた手で、人々を慈しむことに何ら矛盾も葛藤も持たなかった。
トラヤヌス帝が君臨することを望む者が増え、次第にレジスタンスへの敵意が増加した。その土地に生きる者のために立ち上がったレジスタンスは、守り救いたいと願う者たちから憎まれ、迷走することとなった。
(他らない皇帝に『お前は正しい』と認められるだなんて。痛烈な皮肉だ……)
視界の端で、膝に頬杖をついて、皇帝がウィーラーフを見つめていた。虚無の目で。>>777
(骸骨の帝王)
多くの白骨を積み上げて、歩けばガラガラと骨の音がする。
この覇者の中には、何が詰まっているのだろう。何を求めて歩いているのだろう。たった一人で。征服王イスカンダルのように何かを見たくて駆け抜けることもなく、女王メイヴのように欲望のままにこの世を跋扈するわけでもない。
骸骨の帝王が、運命を嘲笑うように告げた。
「来たようだな」
トラヤヌス帝は傲然と明後日の方向を見据えた。
「カルデアのマスターたちがこの特異点に現れたようだ」
カルデア、と嗄れた咽喉でウィーラーフは言った。特異点を修復して人理を取り戻そうとする勢力があるのは知っている。彼らが訪れたのか、もう少し早ければ、と思ったがそれは考えても仕方のないことだ。
自分を殺.すか、と思いウィーラーフはトラヤヌス帝を見上げたが、手を下す気がないのがありありとわかる傲岸さで、見下ろしてきた。すると、気が付けば自分の怪我が癒えており身体に活力が取り戻されていた。>>726
お久しぶりです。
第■回は三日目の戦闘が、キャスターの宝具でフォーリナーが倒されて終わりました。
今は四日目で、ランサー陣営とアサシン陣営の戦闘が始まる所ですね。今更言うのも何ですが>>724で郁が寿司苦手なのはとある夢でフカ…寿司を食べてしまうことがあったから。眠る度に苦手なものが増えていく難儀な男です
>>742
なるほど…それではこれからのご執筆を楽しみにさせていただきますね!
ノアさん…見てみましたけどこの人凄いですね…ノアの方舟か…全人類ママか…
某封印指定…一体なにイアさんなんだ…でも実際切り裂きジャックって礼装にしがいありそうですよね。物語性強いし…それも、現代まで生きた切り裂きジャックが一人の青年に追い詰められるっていう…
やっべー…つおい()
回復振りのキャラってなんか、自分の身体欠損に頓着ないってイメージなんですが、そのドンピシャですね…しかもサーヴァントの精神も立ち直せるとか名医やん…
>>755
アメリカンロボ!でもたしかに、日本に流れ着くくらいなら大西洋通ってアメリカの方に漂着してても不自然ではないですよね。……いやそれでもアレですけど…カオス…
台詞がどれも小気味良くて勝気な兄貴肌という人物像がよく伝わってきます。江戸っ子気質な売り言葉に買い言葉といった感じ。好きなんですよねこういうの…
>>757
虞美人さんは…凄かったよね…何もかも…()
他にもワーズワースとか、コールリッジとか、バリーとか…あと、公式が出す前にドイルとか!(後の公式発表で死ぬヤツ)
あとページお作りになったんですね。それでイメージボイス見たんですが、メアリー…もとい、ディアナさんがCV早見さんなのは少し意外でした。アレですか、フランのママだからですかううん
fallingmoon最新話貼ってもいいですか?よっしはろう
「ふっふっふ……いやあいいなあこのファミレスとやらは。これを押すと店員が来てくれるのだろう。呼び鈴いらずじゃないか」
学校からの帰り道、理仁は待ち伏せしていた柳花に連れられ何処にでもあるチェーン店へとやってきていた。別に腹は空いていないのだが、知った事かと柳花はうきうきでメニューを品定めしている
「オレ達、目ぇつけられているんじゃないか。さっき会長に睨まれちまったぞ」
「ん?ああそうかもしれんな。だが今は一緒に食事を取っているだけだろう?なら気にする要素は何もない。お前は何を食べる」
昼にあれほどパンを食らっておきながらまだ腹に入れるつもりらしい。全くもって行動が読めず理仁はコップに注がれた水で唇を湿らせ、
「聖杯戦争を壊すとか言ってたけど、何か思いついたか?」
「いやまったく。あの神父に一発ガツンとやりたかっただけなのだ。それはそうとよし、このステーキを頼もう。ポチっとな」
果たしてこんな調子で街に巣食うマスター達を見つけられるのだろうか、一抹の不安がよぎり理仁は言葉もなくまた水を飲んだ。柳花の言葉は何故か信じてしまう、ある種のカリスマを有している。どうにも引っ張られても否定が出来ずに受け入れてしまうのだ。
「お前、またオレを庇ったのか?」
「事実を言ったまでだ。だと言うのにあの学校の教員共と来たら、俗物ばかりだな。張り倒したいのを堪えるので大変だったぞ」
「……オレも同じ事言ったから先生に怒られちまったよ。ちぇっ」
と、テーブルの上で指を組んでいた柳花は眉を潜める。
「お前も?何故だ」
「いや、そりゃ、そうした方が良いかなって思ったからさ」
「ふぅーん……なかなかいい根性じゃないか。先程の啖呵と言い、婿候補に入れてやらんでもない」
「婿?」
理仁が首を傾げると、柳花はふふんと鼻を鳴らした。そこで彼は昨夜聖杯戦争に参加する理由とは何か、と問いかけて「婿探しだ」と返されたのを思い出した。
「アレ、マジで言ってたのか」
「そうだが?伴侶を求めるのはおかしいか?」
「おかしいというか、なんていうか……」>>791
未だに理仁は柳花という人間の性格を理解しきれていなかった。まるでアニメや漫画から出てきたかのような快活な性格が、あまりにも現実離れしているからだ。
「お待たせいたしました〜」
言葉に詰まる理仁をよそに、呼び鈴を聞いて店員がやってくる。燕尾服の様な制服を着て、可愛いと言うよりカッコいいを押し出したデザインをしていた。
「注文を頼みたい、これとこれを……どうした理仁」
理仁の目線は店員に釘付けであった。というのも見知った顔であったからだ。理仁を灰色と称した不思議な雰囲気の生徒である。
「あっ」
相手も客が誰か気付くや否や、持っていたトレーを思わず抱きしめて声をあげてしまう。名前は確かナギサと言ったか。
「ん?なんだ知り合いか」
「というかクラスメイト、だよな?ええと」
「凪咲、黒江渚」
「黒江……はここでバイトしてるのか」
「最近ね。そういう二人はどういう関係?秘密の会話中?」
理仁はどう言えば良いのかと柳花に目を向ける。好きにしろ、と肩をすくめて返された。考える時間を作ってしまえばすぐに勘ぐられてしまう、理仁は即座にナギサへと顔を向け、
「友達なんだ。それで腹が空いたからここに」
「ふぅーん……それでご注文は?」
「このステーキをセットで頼む!理仁、お前はどうする」
明らかに怪訝な顔をする凪咲、それを意に介さず注文するだけでなく空気を読まずに促してくる柳花、理仁は頭を抱えたくなるのを堪えながら小さなサラダを頼んだ。>>792
「ご注文承りました。……気をつけてね、生徒会長さんに目をつけられてるから」
不穏な言葉を残し、凪咲は厨房の方へとひっこむ。理仁は頬杖をつき、
「お前、生徒会長とバチバチしてるらしいな」
「バチバチなどという事はしていない。ただリーダーらしい立場にあるというから、私がもらうと宣言しただけの事だ。そしたら勝手に祭り上げられてしまってなあ」
「俺達、厄介者として見られてるみたいだぞ。あんまり悪目立ちしない方が良いんじゃないか?」
我ながらぶつぶつと後ろ向きな事を言う理仁に、柳花は特に顔をしかめる訳でも無く、
「まあ良いだろう。それよりこうしてお前と飯を食おうというのには理由がある。実は、提案があってな」
「なんだよ改まって」
「私と一緒に暮らさないか?」
「……うん?」>>795
題材被りはそれなりにあるから大丈夫。テオドリックとか○○のハサンとかがそうかな?一応公式との被りもあるし。(ナポレオンオルタとか、項羽とか)>>795
自分もペーネロペーで被っちゃっているんで割とまあ大丈夫かとやべ、リディアの年齢設定をミスってた(LAの学年の区切りは小中高でそれぞれ5年、3年、4年。なので14歳ぐらいで中学を卒業していないとおかしい)。
風呂上がってから書き直さんと。>>795
俺も投下一発目がモロ被ってましたからね。
フィーリング的にダメ、ではなかったらやってみるのも一興かと。覚悟完了。参ります。
「おはようございます、マネージャーさん! ニーアです! アイドルをやっています! どうか気軽に、ニーアちゃんと呼んでくださいね!」
【クラス】アイドル?
【真名】ニーア(バンシー。ベン・ニーア)
【出典】スコットランドの民間伝承
【属性】秩序・中庸
【身長・体重】155cm・48kg
【スリーサイズ】中々……中々……/きゅっと/ドン!
【性別】女性
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
単独行動:‐
後述の『妖精』スキルがあるため所持していない。>>801
【固有スキル】
妖精の歌声:A
戦士の雄叫びの亜種スキル。士気恒常スキルの一種。自身の歌声を聞いた相手に精神的調整を施す。
千里眼:A
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。透視、未来視、過去視さえも可能とする。
アーチャーは死の運命を察知することが出来る。ケルト神話の大英雄・クー・フーリーンの死すらも予言したその眼にはわずかな狂いもない。
妖精:A
星の触覚であることを示すスキル。自身と縁深い地とパスを繋ぐことで魔力を補給することが可能。アーチャーの場合は高原であるが、基本的に地面であれば問題なく機能する。
専科百般:C
歌、踊り、振り付け、作詩、作曲、楽器の演奏、ミックス、動画作成、動画配信、セルフプロデュースなどその他総数32種類に及ぶアイドル系専業スキルについて、Cクラス以上の習熟度を発揮できる。>>802
【宝具】
「メイク良し、振り付けの最終確認良し、喉の調子良し! 行きますよ! みなさん! 『世界に響け、私の愛(マイ・スイート・ハート)』!!!!」
『世界に響け、私の愛(マイ・スイート・ハート)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~80 最大補足: 800人
妖精系アイドル・バンシーの歌声。
宝具になったことで妖精の性質が強化されたためか強力な魅了効果を持つ歌となっており、聞いたものの精神をぐずぐずに溶かしきって再起不能の廃人に変える。
ただし、既にバンシーに好感を抱いているもの、特にバンシーを心から愛しているものにはバフとなる。
「許されざるこの想い、秘されるべきこの願いよ……どうか、どうか―――『貴女に届け、私の恋(マイ・スイート・キッス)』」
『貴女に届け、私の恋(マイ・スイート・キッス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1個
妖精系アイドル・バンシーの口づけ。伝承において『交わったものに奇跡を与える』と語られるもの。
メディアが葛木にかけてた強化魔術のすごい版。
第一宝具のバフは相手がどれだけバンシーを愛しているかに由来するが、こちらの場合はバンシーが相手をどれだけ愛しているかに由来する。
ランクがやや低いのはご愛嬌。本来アイドルに恋愛は御法度である。>>804
正確な真名はバンシー、あるいはベン・ニーアだが、可愛げが無いのでニーアで通している。
グレーのダッフルコートに緑を基調とした学生服に身を包む黒髪ロングの清楚な少女。
伝承においてバンシーは灰色のマントと緑のドレスに現れるという。それを現在風に置き換えたと彼女は語る。
学生服の理由は「アイドルといえば未成年だから」とのこと。成人後もアイドルをしている色んな人に怒られてしまうがいい。
前職(?)が前職なためか根は生真面目で誠実な人柄。真面目な人が弾けるととんでもないことになるという生き見本。
声は枯れ、目は血走り、濃密な死の気配を漂わせていた頃とは比較にならないほど落ち着いている。
「死の運命を知らせる」という役割から外れたことで、妖精の本質である「人々に愛され親しまれる存在」という要素がプラスに働いている。
清楚、楚々、それでいて愛らしくチャーミング。可憐で華やか、それでいてどこか儚げな魅力(オーラ)を放つ千年に一度の逸材(いいすぎか?)
老若男女誰にでも優しく語りかけ、塩対応とは無縁の心優しい女性。それでいて盛り上げるところはキチンと盛り上げるプロ。
アイドルに対してはストイックで些細なことでも妥協を許さない。レッスンをサボったり、深夜にお菓子を食べたりするなどもっての他。
マスターに対してはマネージャーさんと呼びかける。生前は異性と縁がなかったため、優しくされるとすぐに惚れるチョロイン。
アイドルは恋愛禁止と思っているので出来るだけ隠しているが、周りにはモロバレである。
聖杯に賭ける願いは「受肉して、ついでに戸籍も得て、現代でアイドルになる」こと。
アイドル道、ここに極まれり。
以上です……
なんかごめんなさい……特にアリウムさん……>>794
なんて気になる終わりなんだ……一応、休日中での投稿は出来たかな…。
これからは趙雲さんが青紅剣使って逆転とか、実はカウンターみたいな感じでデイヴィくんにダメージ、デイヴィくんが逃げるかまだ続けるか、みたいな想定をしております。武器欄が抜けてたので書いておきますね
【Weapon】
『Hofner Club40』
アーチャーがリスペクトを捧げるイギリス最大の偶像(スター)、ジョン・レノンが愛用していたものと同じモデル。
アーチャーは魔力を流すことでアンプを使わずに爆音を奏でることが出来るほか、たまにこれで直接殴ったりする。
もしかして:ジミヘン
>>806
バンシー……バンシー……アイドル……バンシー……これや!となり産まれた産物です()
>>807
とても……良いイベントでした……
こうなんというか、某Xさんには全く寄せる気がなかったんですけど。
なんか気づいたら史実の服装がめちゃくちゃ寄ってたという……(原典のバンシーは白いアウターに緑のインナーを着込む)
>>808
ある意味本職?みたいなところありますからね……
「バンシーは音波攻撃(曲解)スキル持ち妖精女子」→「これアイドル出来るやんね」ってなりましたね……
>>814
マクロスいいですよね……Fは個人的思い出のアニメベスト10に入ってます……
>>818
(ジェームズがジェームズ・フレイザーを指すのであればスキルで女性になれます)おし、リディア(とグリフィン)の年齢設定を修正したぞ。
お詫びといっては何だが、割とどうでもいいオマケ。
リディアの一日の一例
早朝
ラノベやそのコミカライズ、アニメグッズにゲーム、銃火器が綺麗に並ぶ部屋。
リディア、起床。
↓
キッチン兼食堂。
朝食の準備。
味噌汁作っている間に、後から起きた両親が他の食材とか包丁とかまな板をひったくって朝食を作り始める。
数分後、朝食が出来たので食べる。
使った食器を洗うとするも、通学の準備をするよう言われて断念。
(続く)>>822
続き
↓
チアリーダー部に拉致られ、特別コーチの名目で愛でられながら(この点に関しては迷惑している)練習に付き合わされる。
ユニフォーム着用で。
これも日常風景。
↓
新入部員に付きまとうストーカーが刃物を持って襲い掛かってきたので、咄嗟に股間を蹴る。
無力化したストーカーを、警察が来るまで尋問(黙秘したらその都度、喋るまで殴る蹴るのリンチ)。
↓
帰宅。
合間に夕食をとりながら、閉店まで自主的に店の手伝い。
以上です。
お目汚し、失礼しました。ワルキューレ……アイドル……スコグル……
スコグル「私の歌を聴けー!!」>>823
役割というか職能的なものなので。昔取った杵柄とか、弓使いだけど武者なので武芸全般得意、みたいなイメージです。
性能に関してはまだちょっと漠然としてますね……すみません……>>829
まあ、作家とは違いますからね。作家に近いのは在原業平や小野小町とか歌人しかいない!>>829
了解ですバンシー→ニーアの変化をビジュアル変化をわかりやすく言うとバンシー時代が実写貞子でニーア時代が萌えキャラとしてイラストになった貞子です()
>>829
>変化:B
> 自身を変化させるスキル。
> 自分の肉体を素材にする業を極めたキャスターは変化のスキルも高ランクで使用出来る。
> どのような相手にも変化出来るが、対象は人間に限る。
> また、英霊に変化してもスキルや宝具は変動しない。
ふふふふふ……どうぞどうぞジェームズをご贔屓に……
再臨でCV沢城さんのショタとCV川澄さんの小悪魔系美女とCV櫻井さんの胡散臭いイケメンに変化する欲張りセットでございます……もう少ししたらSSを投げます
製作キャラ的な話をすると、テキスト量≠製作日数だと思うのだな
最近だとうちのクトゥルフ世界観から型月世界にやってきたような出来になった西園寺彩羽さんとか、あれだけのテキスト量で実は製作に1週間も掛かってないという>>834
図書館関連か、だったらプトレマイオスも推したいけど作家ではないしなぁ。>>834
作家系なら、うちはクリスティと西湖(生前は結構本を書いてる)がいるな。じいじいと蝉が声を挙げる。一説によればアブラゼミはその声が油で揚げる音に似ているがゆえにアブラと名をつけられているらしいが、それが今現在何をじいじい温めているのかと問われれば、間違いなく俺の臓腑と答えるだろう。
兎にも角にも、暑いのだ。
蝉に当たっても仕方がないのはわかっている。事実、今脅威になっているのはどこか狂気的なまでに煩い蝉の鳴き声ではなく、社用のバンの冷房が壊れている事。そして、それにより山道に漂うじっとりとした熱気が静まるどころか増幅すらされて俺を襲っている事だ。とうに走行距離も寿命を大幅オーバーしていると思われるボロ車がいまだに現役なのは、ひとえに我が社の財政がそこまでよろしくない故だった。
何が悲しくて真夏に孤独なアウトドア体験などしなければならないのか。
いや、わかっている。わかっているとも。俺、帆村昭治が務める出版社の(曲がりなりにも)看板となっている雑誌はオカルト情報をウリとしている。だからこそ、夏は心霊スポット需要が最高潮に達する夏は最高の稼ぎ時だ。新鮮な怪奇現象(ネタ)を求め、編集部がこうして部下をどこぞの廃墟へと派遣するのは今回が初めてと言うわけでもなかった。もっとも、毎度毎度何も起こる事はなく、締め切りまでの残り期間を「どうやってオーブにそれっぽい曰くをつけて心霊現象と言い張るか」という問題で頭を悩ませることになるのが習慣だけれども。
今回行くように言われたのも、そんな廃墟の一つだった。もう何年も前に廃村になった山村の、そのずっと前に使われなくなっていたらしい廃校。病院であったことも、墓地であったこともない。なんてことない、どこにでもある過疎化の結果だ。むしろ、車が通れる広さの道路がまだ残っていたことを幸運に思うべきかもしれない。本当に、なぜこんなに道の整備が保っているのか。もしや誰かが定期的に墓参りに来ていたりするのだろうか。
万が一にも遭遇して目的を尋ねられたりなんてしたら怒られそう(俺だって、相手の立場ならきっと怒る)だし、警戒して進むことにしよう。
森の切れ目、少し開けたところにポツポツと見え始めたかつて家だったであろうものの残骸を横目に見つつ通り過ぎる。心なしか蝉の声が少なくなってきたなぁと思いながら、俺は垂れてきた汗を乱暴に拭った。>>839
ぎいぎいと床が音を立てる。目的の廃墟は、拍子抜けするほどに通行可能だった。梅雨を筆頭に湿気と災害には事欠かぬ我が国のことであるから、最悪内部は諦めて外からざっと外観をまとめる形にする所まで予測していた。けれども、この元・小学校は今でも多少掃除をすれば使えるのではないかと思えるほどにその形をしっかりと保っている。マスク越しなので詳しいことはわからないが、心なしかホコリの量まで一般のそれよりは少ないように思えた。
手元に持ったスマートフォン(うちにちゃんとしたカメラを用意する予算などないし、最近のカメラは十分に高性能だ)で、いわゆる「それらしい場所」を撮影していく。
まずは理科室。やっぱり人体模型と骨格標本、それにホルマリン標本なんかは学園ホラーの基本だ。……まぁ、実物は運び出されてしまったのかあるいは最初から無かったのか、影も形もなかったわけだが。
次に、音楽室。勝手に鳴り出すピアノ、動き出す壁の絵。こちらも定番ネタだ……が、ここにも何も見当たらない。こんな山奥では運び出すのも一苦労だろうに、随分念入りに引き払ったらしい。
ちなみに、階段は12段でも13段でもなく踊り場に鏡もなかったのでスルーだ。
最後にトイレ……が、校舎内のどこにも見当たらない。しばらく考えた後、ようやく「この手の古い学校は外に汲み取り式を置くことも多いんだったな」と思い当たって外に出た。予想以上に入れる場所が多く時間がかかってしまったせいか、空は既に黒の滲む茜色に染まり始めていた。どっちみち夜の外観を撮る必要があるので今夜は泊まりになるのだが、辺りが暗くなってくるにつれ「熊とか出ないよな」と不安になってきた。念の為した事前調査によればこの辺りで獣による殺傷事件が報道されたことはないけれども、それで人里離れた山奥での安全が保障されるというわけもない。
覗き込んだトイレ(多分)が薄暗すぎて写真を撮れそうもない事を確認してから、俺は夜の作業に備えるべく仮眠を取りに戻った。>>840
チリチリとホームセンター産の安物ランタンが周りを照らす。いつもならバンの窓越しに集ってくる羽虫は、今日に限っては影も形もなかった。
目的だった写真はとっくに撮り終え、今は原稿を考える段階まで入っているところだ。今回ももちろん怪異のかの字もない取材で終わってしまったため、なんとかして面白げな曰くをつけないとこの取材そのものが無為に帰してしまう。情報の捏造は情報を提供するソースたる雑誌のライターとしてどうなのかと思わなくもないが、「そもそもうちの雑誌を読んでいる人間にエシカルで事実に即した情報を求めている人間なんていないんだよ」「そんな事より面白くて暇潰しになるネタだ」とはうちの編集部において金言として扱われる言葉である。給料のためには遵守せざるを得ないのだ。十年ぐらい前の俺が見たらきっと泣く。
バンの後部座席を上げたスペースに寝転がりつつ、ぼうっとノーパソの画面を見つめど書く内容は思いつかず。「このまま帰ったら怒られるよな」と考えつつぢっと手を見る。
ようやく何かが浮かんできたなと思いキーボードに数文字を打ち込んだところで、ノーパソの画面がぶつんという音とともに暗くなった。
「–––––––は?」
電源ボタンを押しても、閉じたり開いたりしても、電源が復旧する様子はない。
「やばいやばいやばい……仕事中の事故で云々ならともかく原因不明の故障とか下手したら自費で補填させられる……!えっと、パソコンが壊れた時の想定される原因と直し方………」
大急ぎでポケットのスマホに手を伸ばす。ホームボタンをカチカチと押したところで、もう一つ異変が起こっていることに気がついた。スマホも点かない。
ワンチャン「経年劣化じゃないすかね」で押し切れるかもしれない備品の旧型ノートパソコンならまだしも、こっちは俺が決して高くない給料により築いた貯金を崩して新品を買った決して安くはない正規品スマートフォン。画面が割れたりするような乱暴な使い方もしていないし、壊れる理由が本当に思いつかない。方向感覚も記憶能力もそんなに優れていない俺にとっては、帰りの道を記録している生命線でもある。幼少期のほとんどを民話聞いたりして過ごしたけども、俺はバリバリの現代っ子である。故に、メモやノートなんかも持ち歩いていない。>>841
・・・・・・・・・・・
むしろ、俺の場合紙を持ち歩く方がまずい。
「どうすんだよこれ……」と、空を見上げてみる。辺鄙なド田舎を指す表現としてよく使われる表現に「満天の星空」というものがあるが、今の空は俺の心模様を表しているかのように星一つない––––––––
––––いや、流石におかしいだろこれ。
そう思った瞬間、思わず車の外に飛び出た。
飛び出なきゃよかった。
外は満天の星空だ。心霊スポットよりも、流星群なんかを眺めるための観覧スポットとして売り出した方がいい線いく気がする。ならばどうしてそれがバンの中の俺から見えなかったのかと言われれば、答えは単純。窓が塞がれていたのである。
文章力が無さが決め手で文壇を諦めた我が身がつくづく恨めしい。もう少し小粋なボキャブラリーが捻り出せれば、目の前でうごうごしているそれに対し「煤と墨汁が集まってできた蜘蛛みたいななんか」以上の、なんというかその場の「嫌な気配」が伝わってくる冒涜的かつラヴクラフト的な何かしらを手記に残したりできたのではないか。
目も鼻もないのに「こちらを見ていて、しかも危害を加える気マンマン」という事だけは嫌なぐらいに伝わってくるそれを真っ直ぐに見据え(度胸があるわけではない。単純に目を逸らしたらその瞬間噛みつかれそうだと思っただけだ)、俺は虚しい逃亡の試みとしてとりあえず数歩後ずさった。
ああダメだこれ死んだわ俺。せめて一回ぐらい女子とデート行ってから死にたかった。すいません行方不明扱いでホーム(あそこ以外に俺の身元引受人になってくれそうな所ないしな)に連絡行って捜索に苦労かけるの嫌なんでせめて身体の一部ぐらいは残してさっさと諦めさせてあげてください。あと怖いんで顔?を近づけたり話してみたりするのやめてください。あれですか?食べる前に獲物を弄んどこうみたいなやつですか?
いよいよもって、相手は俺が「食べても大丈夫そうなもの」であると認定したらしい。ははぁ、これはもうすぐ口が迫ってくるやつだなと思いつつ、見るのが怖いので目を閉じる。>>842
かぁん、と音が響いた。
「………闇は人類にとってもっとも原始的な恐怖であり、それを元に伝承の存在である物の怪を人工的に創り出せば根源的存在に近づける……ってのは着眼点としちゃあ悪かねェけどさァ–––––––」
来ない痛みに恐る恐る目を開けると、急に開けた視界に月に照らされた影が見える。どこか作り物めいた雰囲気はあるが、こちらはちゃんと人型なようだった。
「–––––––恐怖(ソレ)に自分が食われてちゃあ世話ねーんだわ」
吐き捨てるように言って、人型–––声からして、多分女性だろう–––が手に持っていたハンマーのようなものを振り下ろす。すると、何を打ち込んでいるようにも見えないにも関わらず鉄が打たれる音とともに怪物の体が深く沈んだ。
二、三回怪物を足で弄び、「こんだけやりゃあもう動かないか」と呟くなり、女性はズカズカと大股でこちらに歩み寄ってくる。そして、何を考えているかわからない真顔で俺を上から下までジロジロと見始めた。相手の顔がどうやら暗闇で眺めても分かるレベルでかなり整っている部類に入るらしいとかそういう要素を考慮に入れても、日曜大工ぐらいでしか使わないようなトンカチを左手にしっかり握った謎の人物がこちらを無言で見つめてくるという状況にはただただ恐怖を覚えるばかりだ。
たっぷり逡巡した後「……あの、何かご用でしょうか」と声をかけると、女性は「……人に呑気に話しかける元気があるなら大した怪我はないか」と舌打ちした。
「あのなァ。普通霊脈上ど真ん中にあるにも関わらずどこの管理下にも置かれてない場所なんて厄ネタ、実質禁足地だろ。たまたま俺が昔ここ使ってた奴の残してたモン欲しさに押し入ってなきゃ、お前は今頃挽肉パーティーのメインディッシュだ。野紀ん所の預かりのくせにそういう常識も弁えてないわけ?」
あれ?>>843
「……あの、すみません。もしかしてホームの方でお知り合いだったりしましたでしょうか……あっ昔会った事あったりしたらすみません本当に心当たりが一片もないですトンカチで叩かないでください」
とりあえず気になった事を(相手が明らかに不機嫌なことにびびりちらしつつ)尋ねてみると、女性が一際大きくそれでいてわざとらしいため息をついた。
「……ッチ。「視た」所これっぽっちも特殊性のない凡人ってわけでも無さそうだからちょっと見に来たってのに、よりにもよってそういうパターンかよ助けなきゃよかった。
…………ああ、貴方が気にするような必要があることは何も。この虫は……なんか、旧日本軍の研究の遺物とかそういうアレじゃあありませんこと?ワタシもただの何の関係も無いただの通りすがりですから何もわかりません、ええ。……あ、でも、コレを雑誌に載せたりするような事は避けた方が良いでしょうね。こわーい人に追いかけ回されるので」
なんとなく馬鹿にされているのは感じる。というか、なんか一瞬恐ろしい言葉が聞こえた。え、俺そんな気まぐれ程度の理由で助かったの?自分より大きいものを燃やした経験なんて10歳を最後に一切ないから咄嗟にコントロールするとか無理ゲーだし、億が一怪獣に食われる前になんとかできたとしてもバンのガソリンに引火して大爆発エンドが関の山だったんだけど??
色々とキャパオーバーになりつつも「……えっと、もう一つ質問なんですけど」と声を捻り出すと、不機嫌そうに「なんだ」という声が返ってくる。あれ?この人以外と付き合いいいな?
「……俺のノーパソとスマホが壊れてこのままじゃ帰れないんですけど、なんとかなったりしません?」
俺の言葉を聞くなり–––いや、正確には「しません?」の「せ」のあたりまで言ったところで、女性が「寄越せ」という声とともに素早く俺からスマホを奪い取る。
「……ケッ。ンだよ、機械(ハードウェア)的要因からの故障じゃねーならバラして遊べねーじゃあねーか。んなもんただの電波障害みたいなもんだ。単にアレが塗り替えようとしてたこの場の法則が現代的テクノロジーを許容してないから落ちただけだろ。朝までほっときゃ勝手に治る」
ノーパソも同じだろ、と言いつつ女性が興味をなくしたように放り投げたスマートフォンを慌ててキャッチする。よし、傷はない。>>845
※ ※ ※
「よっ……と。お前も災難だな。………そんな風に生まれたくて生まれたわけでも無かろうに」
「––––––––––、–––––––––––––」
「駄目だ。あのカス一族だけならどうでも良かったが、関係ない奴襲うのはライン越えだろ。ここで解放して後で責任問題とか言われても面倒だし」
「–––––––––––––」
「駄目なモンは駄目。お前、この辺一帯の動物も丸ごと平らげたな?流石に、この俺がうろついて鳥1匹の気配すら見つからないなんていくらなんでもありえない。そろそろ空腹も限界なんだろう?」
「––––––、––––––––––––」
「あーはいはい。合成獣やら死霊術やら色々手ェ出してたみたいだが、その辺のはさっき物盗りついでに使えないようにしといたよ。第一、いくら物陰でコソコソ動き回るばっかりのダンゴムシみたいな習性してる魔術師どもでも、十年も一切の音沙汰なきゃ流石に気づくだろ。どっちみち遅かれ早かれ廃校地下の魔術工房には誰かしら辿り着いてたし、そいつがお前を始末してた。この話は終い」
「––––––––」
「ったく、面倒な再生機能まで付いてんのかよ。他人苛めて愉しむようなド三流趣味はねェしな………––––しゃーない。ちょっとだけ、奥の手を見せてやる。跡形もなく異空間送りだ」
「––––、–––––––––」
「…………………そう、だな」
※ ※ ※>>846
「帆村くんさ。まだ出来ないの?」
「……いえ、あ、はい!後もうちょっとで出来上がりますので!あとちょっとだけ猶予を!」
「…………三十分が限界だからな」
額を押さえ溜息をつき、そうして去っていった先輩の背中には哀愁が漂っている気がする。多分、先輩も先輩で上司に「さっさとレイアウトと記事をまとめろ」とどやされた上で催促に来たんだろう。先輩の中間管理職的奮闘に応えるべく、ここは俺も気合を入れて仕上げなければなるまい。
そうやって入力中のファイルに目を戻すと、丁度「亡霊校舎の曰く」についてのコラムのところで文字入力のカーソルが点滅していた。曰く、あそこでコックリさんをやった生徒が霊を帰すのを忘れた結果怪事件が多発したのが廃校になった原因らしい。狐は邪悪。許すまじ。……って、昔よく俺に民話とか教えてくれた人が言ってた。
……あの「何か」の件は、ネタにする気になれなかった。あの女性の「怖い人」云々の脅しに意味がわからないながら若干ビビっているのは当然として、まずあれがネタに困りすぎた俺が見た夢であった可能性が捨てきれないのだ。
朝目が覚めたら、俺はバンの後ろでノーパソを抱えたまま熟睡していた。硬いところで何も敷かずに寝たせいで、体が猛烈に痛かった。
そうか、これがいわゆる、よく某ドラマシリーズで聞くところの「あれは一体、なんだったのでしょうか」という奴なんだな。
いい加減逃避はやめて仕事をしなければいけない。ルーティーン的に指をゴキゴキと鳴らすと、俺は再びキーボードを叩き始めた。
窓の外では、蝉がじいじいと鳴いていた。>>847
終わりです。
地味キャラ君の使い道を考えた結果「ホラー映画の最初の方で死ぬ被害者Aやな」って思ったけど流石に死なすのはかわいそうだったので死なないようにした結果こうなりました。ついでに。
Q:なにかちゃんって何ですか?
A:廃校周辺の霊地を根城にしてた魔術師一族の研究成果です。作中で言及されていた通り、闇への恐怖ひいては闇の中に想像力で獣を生み出すという原初の魔術的イマジネーションを研究の主題とし作り出されましたが、完成度の高さに作り手達自身が恐怖してしまったため「恐怖を糧にする」怪物の捕食対象とみなされジ・エンド。いわゆるお約束というやつなのだわ。
Q:なんでなにかちゃんは帆村くんを即食べなかったの?
A:帆村くんは感情が昂ぶると無意識で放火し出すタイプの超能力者であるため、感情コントロール技術をある程度仕込まれています(反動で危機的状況に陥ってもたまに異様な呑気さを発揮するようになってしまったのはご愛嬌)。なので、恐怖心を感知しづらく食べていいかわからなかったのではないでしょうか。
Q:K(S)さんは何しに来たの?
A:なにかちゃんを作った一族が死に絶えてるのは察知してたので、火事場泥棒ならぬパニックホラー場泥棒しに来てました。死者のもんなんてその辺に落ちてるものと同じだから問題ないそうです(なお、友人の遺品から追い剥ぎする奴が出た場合なんかにキレ散らかさないとは言っていない)。
Q:奥の手って何ですか?
A:秘技・テクスチャ送りの術です。K(S)さんの特技ですが、厳密に原理を辿ると根源とか超能力みたいな「説明がつかない」彼的には非常に気にくわない理論に辿り着いてしまうし単純に大技なので普段は普通に殴ったり作中でやってた丑の刻真拳による拘束術とか使います。なにかちゃんをじっくり確実に殺さず、ワンチャン適応すれば生きられるこっちにしたのはひとえに魔術師に人生めちゃめちゃにされた被造物同士のシンパシーってやつでしょう。>>849
Q:シンパシーを感じるんですか?あれに??
A:K(S)さんが生物を見るとき重視するのは意思疎通ができるかどうかであって種族でも外見でもないので、見ただけでSANチェック発生しそうな生き物でも意思のやり取りができるなら問題はありません。逆に自分の話を聞いてくれない人間やなんかいっつも上から目線で知ったような口きく神・妖怪なんかは「意思疎通ができてないので逝ってよし」ぐらいの認識で、下手したら優先度が野良犬にも劣ります。ちなみに、なにかちゃんとの会話は純ヒトには不可能でした。ヒトがもっとも恐れる怪物は得てして意思疎通ができないものだからです。
Q:帆村くんの会社の雑誌ヤバくない?
A:業界ではカルト的人気を誇っているので廃刊になることはないでしょうが、あれに比べたらザ・クィブラーの方がまだ真面目に真実を書いてます。お久しぶりです。理由あって顔を出す余裕がありませんでした
なんでもご新規さんがいらっしゃったとか
京極さん、ジョーンさん、よろしくお願いします
地域を問わず民間伝承が性癖のランチャーと申します。良ければランチャーさん、あるいは小鳩さんと呼んでくだされば
中納言さんへ。童話憑きを確認しました。設定的には問題ないです。起源に人生を台無しにされてる感じがいいですね!
まあ理由あってというかイベントがあってという感じなんですが
蓋を開けたらミス・クレーンよりもえっちゃんの方が刺さっていたというオチ
いやあいいイベントでしたね!!!!
強いて苦言を呈すなら公式は自分の作ったキャラをメインに据えるのはいい加減やめて頂きたく!!!!
心臓に!!!!悪いので!!!!アイドルイベを経て私が考えついたのはペスト医師のマスクをつけた覆面アイドルヒュギエイアだった…!(衝撃の展開)
なお無言ガンつけタイムは単純に怪我してないか見てただけです。一言聞けば済む話だろって思うかもしれないですが彼の経験則上人類とは大怪我をしていても「大丈夫!」とか「かすり傷だぜ!」とかのたまう訳のわからん生き物だから自分の目で見る方をより信頼して優先するのも仕方がないですね。
>>851
流石に編集部も鍛えられた故にネタにしたら抗議が来そうな場所は避ける勘がついてるみたいですし、もはや読んでる読者の方すらフィクションだと思った上で面白がってるので平気ではないでしょうか。
>>852
Q:丑の刻真拳って何ですか?
A:天才じゃなくてもやり方が理解できてればわりかし使えるレベルの普通の呪術です。特殊加工を施した金槌を振り下ろすことで「金槌が振り下ろされた」→「なにかを打ち付けている」という因果を定め、物理法則無視で「何かを縫い付けた」という結果が発生するピン留め攻撃を発動します。丑の刻に使った場合が一番効果が高いです。
>>855
>>バシルーラ
幻術の奥義をテーブルにマスキングテープを貼り付けることに例えるのであれば、テクスチャ送りの術はテーブルの上の汚れをマステに転写してそのまま剥がしてポイする行為になるのでバシルーラと言われればバシルーラです。
ですが発動までに時間と手間と体力が必要というか本来自分がショトカ移動するため以外の用途を想定していないので、乱戦の中で使うような用途は(特に相手をピンポイントで狙いたい場合は)実現性が低いでしょうね。
>>856
設定上は探索者とかに向いてますからね、彼Waltzイベは
ミス・クレーンの「希望、希望、また希望!」の決め台詞を叩きつけられてプロは発想力が違うな…!と
どんな田中天ロールプレイをしても、ここで引き締まるからズルい
こういう演劇的な決めを目指したい。そんな思いを新たにしたようなイベントでした~とりあえず自分のページ追加しましたー
未完成なのは悪しからず…https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/穆王八駿
『八駿馬圖(はっしゅんめず)』
ランク:B++ 種別:対城宝具 レンジ:2~900 最大捕捉:400
行天莫如龍(天を行くものでは龍に及ぶものはなく)、
行地莫如馬(地を行くものでは馬に及ぶものはない)。
我らは龍駒。この世に及ぶものなし――――
宝具として八駿が繋がれた『馬車』の実態は、異なる特性を同時運用するために御者・造父が製作した大型の乗騎。すなわち、重力を無視し、空気抵抗を退け、無尽蔵の体力を有し、光速を超え、美しく、十の分身ができるほど機敏で、雲さえ足場とし、翼によって空を駆け巡る。その様は瞬間的に最高速度に達する空間転移に等しい。
真名解放によって召喚されれば、巨人にも似た殲滅形態に変化する事で大破壊をもたらすだろう。
以上のように穆王八駿の宝具を変更しました。
『周王遊行』が全員同じ恰好になるのだとしたら、こちらは八人がシンクロすることで本領発揮するモビルスーツorモビルファイター(馬車)https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ワルキューレ・ユグドラシル
におけるワルキューレ・ラグナロクの基礎クラスをバーサーカーに色々と性格プロフィール追記、ヘルフィヨトルの擬似クラスをランサーにしました
最初の設計設定からしてフィジカルもメンタルも「ワルキューレではない」のだからワルキューレとしては初めから狂っている、という
>>866
大地を駆けて大地を割る8匹……天衣無縫・鶴恩惜別歌[てんいむほう・つるのえにしなみだのわかれ]
いやー公式には一生勝てないと思った瞬間ですな!宝具名って中々浮かばなかったりすることもあればいきなりカチッとハマるのが降ってきたりもするのですがやっぱり公式のセンスには驚かされますわね。
>>850
>>862
いやぁ夜に見なくて良かった!(PM9:00)
ホラーな展開の描写力がスーって効いてきてちょっと今夜お風呂に入れないかも…。
なにかちゃんが何言ってるかK(S)さんに通訳頼みた……いややっぱりSANチェック入りそうだから遠慮します。
あとなにかちゃん成り立ち的に大鳳さん家のフィルニースに似てるなって。名付け前の礼装として使ってた時期だったら十中八九「これだから魔術師ってやつは」ってなると思いますが名付けしてペットとして「それでいいのか意志を持った呪い…」ってなるレベルで餌付けされたフィルニースを見たらどんな感想を抱くのでしょう?
>>861
ペストマスク、つまりロルムP爆誕やな!
密を避けてライブの入場を制限、保護衣の下の露出を許さないマネジメントでファンが神秘性を見出して局所的な需要が生まれるやつ!
>>870
近所(同じ街的な意味で)の大鳳さんと知り合いになっておけばGPF[グローバル・ポジショニング・フィルニース]で居場所を教えてくれますぜ。
ここでちょっとした裏話。京介はクッチーのことは朽崎と呼んで誉ちゃんのことは誉ちゃん(たまに呼び捨て)と呼びます。何故苗字呼びなのかは一応理由は考えております。気づけばスレが凄く進んでいるのはどういう現象なのでしょうね……?
>>877
ユグドラシルメンバーはしっかりと偶像(ワルキューレ)してるからね!
ハイテンション、クール毒舌、変人博士系で構成されているくせに内面はかなり機械な非戦闘要員ワルキューレ
ラグナロクメンバーはだいぶ戦闘寄り>>883
私は神隠しにあっていたのか……。>>889
そこで私は考えた。仕事終わりで疲れてる所に酒を一杯引っ掛けてから選別すれば適当にぽいぽいするんじゃないかと。結果はいる物といらない物をより分けただけでもう限界、眠い。と放り投げて逆に散らかったという。
>>890
でもでも組みかけのガンプラ(しかも改造しようと中途半端に加工済み)とかもう使い道ないでっしゃろ?完成品も塗料が固まって動かせなかったり折れたりしたものはポーイよ。
出会った時期にもよるけど朽崎家の事故後だったらそうかも。こっちの想定では大鳳母死亡の一年前(七年前)くらいと考えてる。中学生くらいかな?
>>一人で大魔王バーン軍団
悪いことは言わないからフレイザードかバーン様だけに絞りなされ。過重積載は持て余しの元じゃぞ。>>874
牛若以外は別時空(エクステラだとジャンヌ、まんわかだとエレナ)で関わってるけど、そちらとはまた別の良さが有りましたね。
カルデア百合の会はメンバーすらろくに考えてない(少なくともスルトちゃん、シンモラ、自作のヤマトタケルは確定)けど、女性限定なので……。
パラスちゃんとか水着パラスとか招待状が届いてるかも。>>891
大丈夫でーす!と言いたいところですが眠気が限界なので明日感想書きますね。
>>893
個人的に家系の背景考えるのはかなりスラスラ出てくる方だったり。特に日本の魔術師だったら二度の大戦をどう切り抜けたのかとか。帝都で都合良く利用されて始末されてるのとか見ると魔術師も生きづれぇなぁと思います。
絵はまだいいじゃないですかぁ。データに保存すれば嵩張らないしぃ。はっ、そうだ。部屋片付いたらPC買おう。絵が描けるタブレットPCとか。
>>894
だから私は組み立て済のプラモは殆ど捨ててフィギュアは弟の部屋に放り込んだ。ギルガメッシュとエルキドゥを並べるんだよォ!って言ったら背中合わせに配置してこいつ、出来る!ってなった。
戦闘的な意味での全部乗せじゃないならいいと思うぜよ。マスターに召喚されて数日。眠りから芽が覚めた私が見たのは、ホイッスルを構えじスポーティな服装に着替えたマスターの姿だった。
「ま、マネ……マスターさん……? その格好は一体……」
「マネージャーでいいわ。なりたいんでしょう? アイドルに。やるならトップを目指さない? 私に出来ることなら手伝うわ」
驚く私にそう言い放つマスター、否、マネージャー。
そこから、私達の特訓(たたかい)が始まった。
/
「……どうして。マネージャーさんはここまでよくしてくれるんですか?」
「アイドル、じゃなかったけど。私も昔似たようなことがあってね。かなり久しぶりだったけど、トレーニングメニューとか案外覚えてるものね」
子供の頃の思い出話をするように、マネージャーさんが過去を教えてくれた。
マネージャーさんは昔バレリーナを目指していたこと。
ロイヤル・バレエ団というバレエ団に入りたかったこと。
事故に巻き込まれて亡くなったお姉さんの代わりに、マネージャーさんが刻印を継ぐことになったこと。
―――刻印を継いだせいで、脚を切断したこと。
―――そのせいで、バレリーナの夢を断たれたこと。
「……話しすぎちゃった、かな。」
顔を伏せてそっぽを向くマネージャーさん。その表情はわからなかったが―――この時間は、私が覚悟を決めるのに十分な時間だった。>>898
/
「……ねえ。提案があるんだけど」
「提案?」
多くの英霊を打ち破り、最終決戦に向けてつかの間の休息を得た私達。たまにはということで思い立ち、テーマパークで朝から遊び倒した日の夕方。
私のマスターは信じられない言葉を口にした。
「辞退、しない? 今辞退すれば貴方は消滅せずにすむ……人として、改めてアイドルを目指せばいいじゃない。私も手伝うから。戸籍とか」
縋りつくような彼女の悲痛な表情に、私は思い出したくないものを思い出した。
眼が澱んでいる。現実を見ていない。自分に自分で嘘をついている―――アイドルになると決めた頃の私と同じ瞳。
「……嘘をつくマネージャーさんの言葉は聞けません」
―――だからこそ、私はなんとしてでも彼女を止めないといけない。
「う、嘘なんて……」
「ついてるでしょ? 何日一緒にいたと思ってるんですか」
「……貴女に、貴女に何がわかるっていうの! 使い魔でしかない貴女に!」>>899
わかる、わかるよ。貴女の気持ちは痛いほどわかる。
何もかも懐かしくて楽しい、と嬉しそうに話していた貴女とは全然違う。
今となってははっきりとわかります。私は、そんな貴女だからこそ召喚に応じたんです。
マネ……ううん。マスター。我がマスター。ブリジット・ゼニス。
お願い。貴女は……貴女だけは、絶対に私のようにはならないで。
志はなく、野望も夢もない。誰かに愛されるというだけでアイドルを目指した私は、英霊になった後で強く後悔した。
アイドルは、ファンがいないと成り立たない。
歌も、踊りも、笑顔だって。受け止めてくれる人があるから、私達は少しでも多くの練習を重ねようとするんだ。。
こんなに簡単で、こんなに大事なこと―――それを教えてくれたのは貴女でしょう。マスター。
「言ってよ怖がり! リズの本当の気持ちは何!?」
だから、私は絶対に引いてなんかあげない。
アイドルの一番の存在理由はファンに希望と夢を見せること。
マスター、マネージャーさん……私の、初めての友達。
私は私の一人目のファンに、最後まで夢を見ていて欲しい。
「私……私……勝ちたい。貴方に、ニーアに勝って欲しい……」>>900
/
聖杯戦争が娯楽となり10数年。
娯楽と化した聖杯戦争が多様化し5年。
今ここに、新たな聖杯戦争の決着がつこうとしていた。
聖杯戦争におけるルーカス・ソーラァイトの役目は、ステージプロデュースだ。光で照らし、人を惑わせ、英霊としての魅力を浮き彫りにして世に知らしめる。
本来は辞退もありえるようなイレギュラーな状態だが、彼の負けず嫌いな一面に思わぬ形で火が点いた。
王道を王道たらしめる光こそが我が本領―――虹彩輝く光素魔術(スポットライト)―――その光を受け、湖の乙女は煌めいた。
無数の英霊からの中から最高の偶像(アイドル)を決めるティアラ・ライブ。
聖杯(グレイル)ではなく聖冠(ティアラ)を賭けて戦う新たな形の聖杯戦争。
共に多くのライバルを倒してきた彼女達に取って―――目の前の男女はあまりに強力だった。>>901
端的に言えば上位互換、それに尽きる。
ルーカスもリズも、ライブでは演出を担当する。リズは両の義足に宿る竜を解放することでステージに華を添えるが、ルーカスのそれとは比較にすらならなかった。
光素を元に生み出す映像に上限も加減もない。視覚情報の操作に関して、ルーカス・ソーラァイトは他の追随を許さない。
(ま、ずい……! マスター……このままだと……)
(このままだと……負ける……!)
2人の脳裏に、敗北という2文字がよぎった瞬間―――ニーアは、右手の指を高々と掲げる。
それは、作戦Xといういざとなった時のためにとっておいた、彼女にとってのとっておきだった。
『このポーズを取ったら壇上に』
それを覚えていたリズがニーアに駆け寄ったその時、『専科百般』の内包スキル・ドレス作成によって作られた衣装が彼女の身体を覆っていく。
「え? なに? なんなの?」
困惑するリズが、真っ赤なドレスをパタパタとはためかせ慌てる。
そうして、そんな彼女をニーアは抱き寄せ――
「親愛なるマスター。貴女に、我が魂を捧げます。
どうか、どうか―――『貴女に届け、私の愛(マイ・スイート・キッス)』」
赤くなったリズの頬に、そっと口づけを落とした。>>903
この聖杯戦争では、視聴者が抱いた好感情をポイントとして計測することで勝敗を決める。
当然、瞬間的に心を揺さぶられれば揺さぶられるほどポイントは増大し―――このティアラライブの主要層であり20代~40代男子は、今とてつもないほどの感情をリズとニーアの2人に向けていた。
角度の問題から、先ほどの口づけは美少女2人の濃厚なキスシーンにしか見えない。
そしてその口づけこそが、作戦X―――宝具の発動である。
ニーアの宝具は口づけをした相手を強化するというもの。その強化は、相手の持つ潜在能力を引き上げる。
踊りが踊れないということはない。この振り付けを考えたのはリズである。
歌詞の内容が飛ぶということもない。この曲を作ったのだってリズである。
笑顔が作れず、表情が堅いということもない。笑顔はリズの最大の武器だ。
足取りは軽く、ステップは優雅に、それでいてしなやかに。
動く、私の身体が。動く、私の心が。
私は今、全力で生きている。
義足ということを感じさせない彼女の動きは人々を魅了した。
義足だからと諦めた、手放したたった一つだけのかけがえのないものが、今、彼女の掌の中にある。
そうして、今この場においては、その義足すら美しい。>>904
「私はいい。ニーアが願いを叶えて―――私はすごく楽しかったから」
すったもんだを経て、リズとニーアの2人はどちらの願いを叶えるかを決定した。
結局は、アーチャー・ニーアが折れた形になる。
「……じゃあ。そこまで言うなら。我、勝利者・アーチャーの名において、聖なる冠に願う。
―――我がマスターに平穏を、我がマスターに安寧を。我がマスター、ブリジット・ゼニスが、生を全う出来ますように」
その意外な願いに、リズは形容し難い顔を浮かべた。
驚きが半分、嬉しさが半分、表情筋が随分と面白いことになっている。
「そういえば……真名は言ったことなかったですっけ。
私の真名はバンシー。死告妖精、死の乙女。本当は、アイドルとは最も縁遠い存在なんですけど……私の本当の夢はもう叶っちゃいました。マネージャーさんのおかげで。
私は死を予言する。死に関する私の言葉には、万の一つも狂わない^―――だから、最後くらいはそれらしいことをさせてください。貴女が、末永く長生きできますように」
一方のニーアは真剣そのものな表情を浮かべている。普段が普段なだけはあるが、やはりその本質はこちらなのだろう。>>905
/
「……ありがとう。私、本当に出会えて良かった」
「私の方こそ。ありがとうございました! マネージャーさん!」
「……まあ。いつかは家を継がないといけないから。人材管理の練習にはなったわ」
「そうですか……よかったです。お役に立てて」
「うん……ごめん。別れが辛くなるから、もう行くわ」
背を振り向き、どこか扉のような場所へ向かうリズを……ニーアは背中から抱きしめた。
その腕をリズは振りほどき、改めて真正面から抱きしめる。
「大好き。私のサーヴァント。私のアイドル。貴女は私に新しい夢をくれたの。ニーアが私を選んでくれて本当に良かった。貴女を信じてきて本当に良かった。本当に、本当にありがとう」
「大好きです。私のマスターさん。私のマネージャーさん。私の初めてのお友達……貴女のおかげで私は夢を本当の意味で叶えられました。
アイドルは、誰かに夢を与えるもの―――私、リズの夢になれてよかった」……………これ先に言うべきでしたね。
魔術師/宣教師さんからルーカス・ソーラァイトさんをお借りしました。
この聖杯戦争の形式的に彼がドンピシャだったんです。あとイギリス・ロンドン出身ってのも趣味に刺さりました……
契約したのはジョーン作のエレインです……寝れないからss投下します~
魔術世界には錬金術によって作られた嬰児が存在した。人体模造の魔術概念によって鋳造された、人体の神秘を解き明かすことで根源に至ろうとした過程の副産物。
ホムンクルス。人の精と幾つかの要素を以って育てられる、子宮を用いない生命の誕生法によって生まれる者達。その肉体はエーテルによって形成されており、年齢の概念はなく、誕生した段階で必要な知識と存在意義を自然から引き継いでいる。とされる。
いわゆる魔術回路を人間にした存在である。
遺伝子工学で作られた対象もまたホムンクルスと呼ばれることがあるという。
「なら逆に、電子回路を人型にした人工知能もまた、人造人間(ホムンクルス)と呼ばれて然るべきだという話さ。もちろんこれは例えば、なのだけれど。君に保存されている戦闘用プログラムは、そのように体を動かせるようになる魔術とも言い換えられるわけだ」
文明は新しい進化を選択した。
循環から消費へ、神秘から物理へ。
電脳世界の知的生命体が人類の定義を受け継ぐ、新しい霊長となるのであれば新人類といえるのであろう。まして魔術理論と検証された最新科学技術によって作られた、電脳世界に対応した魔術師ともなれば。
「私の用途(クラス)はディーヴァ、歌姫として製造されました」
「うん、うん。知っているとも。脳波パターンが乱れたということは自身の定義(プライド)が損なわれてイラッとしたね。流石は量子コンピュータを搭載した最新型AIだ。無色でありながら魂もプログラムされて“有る”。君の心の機微を何らかのリアクションでボディに反映できたらより、人間らしいが」
人工知能(artificial intelligence)とは要するに、受肉した精神データであると。
研究者の男は考えていた。
もちろん理想論であり、大抵は機体性能によって再現以前の問題で不可能であったが。これを魔術師は魔力や術式の不足と認識するらしい。科学に出来ることを魔術と呼ぶのにしろその基盤、根っこに変わりはない。資源(リソース)の不足である。>>911
「私は何をすれば良いのでしょうか」
「歌姫ならば製造理念に従って歌を歌うべきだと思うが、ちょっと頼まれ事をしてくれないだろうか」
「頼まれ事とは何でしょうか?」
「はぐれサーヴァントの要石(マスター)になってもらいたい」
「はぐれ……サーヴァント……マスター……?」
「ああー……用語の意味自体は覚えなくても平気だ。相手が知っている。来てくれ」
「私は穆王八駿が第一位。“足不踐土”絶地と呼ぶが良い!」
随分と可愛らしい少女が出てきた、と。
それが第一印象だった。自信満々の笑みに鼓膜が弾けんばかりの大声などは些細な問題だろう。まだ情操が未熟なAIであってもそう思うのだから、きっと研究者の男は(性的嗜好が合っていれば)よりそう感じたはずだ。
頭頂部から生えた、人とは異なる耳が。スカートの中から覗く、人にはありえない尻尾が。彼女をヒトではないと告げていたがそれは重要ではない。自分もまた、ヒトではない。ヒトと同じ挙動を振る舞うだけの機械なのだから。
「なんだ! 我がご尊顔を拝して声も出ないか!」
「今日は絶地か。超光か踰輝あたりだと話も早いんだが」
「だーまーれー! 私の言葉が穆王八駿の言葉だ間抜け!」
「うおお、この覇嵐蛮嬢さが耐えられない! せめて統一個体が出て来て欲しい!」
「統一個体こそ話の通じん度合いが高いだろうが!?!?」
「え、あの、その……」
私が話題に入れずにいると、絶地と名乗った少女は顔をこちらに向けて、満面の笑みを浮かべてこう言った。>>914
同性同士のくそでか感情のぶつかり合いがやりたかった……
最後のリズの独白はこれ。
Fateでオマージュされるのが一番最初の『運命の出会い』なら、グレイルライブのオマージュ先は一番最後の『友への呼びかけ』じゃい!の精神!!!!追ってるラノベの新刊を読んでのたうち回り、見てはいないけど某国擬人化モノで好きな国に好きな声優さんが声当ててたの知ってのたうち回り、他にも色々な理由でのたうち回り、もはや全身打撲状態で気づいたらスレも最終盤ですが今から追ってこようと思います
考えてみれば水着アビーの表記は「水着」ではなく「夏」だったし、これはつまり水着は英霊にとって夏に則したものであるということで、夏のイベントならば大抵どんなものであっても水着はその季節に合ったものを着用しているというだけなのだから海とか山とか出てこなくてもセーフなのでは?(支離滅裂な思考)
>>850
じめっとした空気感が伝わってくるよう…発火してしまったら色々と危なかったですねコレ
Kさんは読者側からすれば安心材料なのに当事者側からすれば不気味…というか怪異の一種に付随してそうなのがこう言っては何ですか面白いなと思いました
>>908
昔夢を語った親友の夢を継ぐ…いやあ、良い展開ですねえ!ニーアさんのアイカツ!的サクセスストーリーを追って行きたくなる…
>>914
ひぇええ序文から理解の範疇を悠々と越した…ここのえさんの文体だと型月の設定の作り込みがより鮮やかに伝わってきますね…アイドルといえばティアラ、古事記(アイマス)にもそう書いてある。
創作する上で自分の基盤になるのがTYPE-MOONみたいな伝奇路線とアイマスのキャラ造詣なので今回のイベントはめちゃくちゃ刺さりました……
>>916
こういう横紙破りというか、『だがここに例外がある』展開好きなんですよね……
聖杯戦争がきっかけでライフワークが定まるのいいよね……
>>919
せっかく「聖杯戦争がテレビ番組になってる」っていうスレッドの設定があって、公式でもレースとか色々してるのでこれを活かさない手はなかった……
>>920
アイカツ……いいよね……(アイドルアニメ大好きおじさん)
アポのジャック主従とかまさにそうなんですけど「サーヴァントとマスターが主従以外の関係を構築する」展開めちゃくちゃ好きなんですよ……>>923
サッカー……ら、ラモス瑠偉とか中田英寿とかキングカズとか……(無知)ちょっとした裏設定。
リディアはアームストロング船長の後輩(偶然にも出身校に通っている)。>>923
ポアロ「私はUKとベルギー、どちらの代表になればいいのでしょうか?」(※ポアロはベルギー出身です)>>920
Kさんてば在り方的には「人間側の怪異」の分類やから……
タイプ的には時空のおっさんやから……wikiの俺のページ更新して趙雲のページ作りました。
>>923
トンチキイベ…
夏ならロックフェスとか甲子園辺りとかもありそうですかね…?ちょっと2レス分くらいスペースいただいてss投げさせていただきやす~
かつてインド亜大陸で教義を作り上げた者達は、王君(ラージャ)をこう呼んだ。
“人の中の虎”と。
「各地の王の頂点に立つのであれば、王の中のインドラ。ああ、この表現は神々の中の王インドラに掛けているのさ。戦士の中の戦士ならば、人の中の雄牛。勇者ならば獅子。ただし、獅子と語り表されているのは知っている限りはインドラの御子アルジュナだけだね」
インドラジットという人ならざる異形は空を何気なしに飛ぶ。
特に詠唱もせず、魔力の流れを感知させることも一切ない。
確かに神代に生きた羅刹は空中を自在に飛行していたというが、通常、魔術において人が単身で飛行するのは難易度が高いとされているのを、こうも余裕がある顔をして行う。生命としての基準(スペック)が違う、だけではない。
洗練されているのだ。
「何の話をしているのか分からないな」
「いや何、ただのアイドル談義だよ」
「アイドルのアの字も無かったが!」
インドラジットはいくら斬りつけられても傷一つ付かなかった。
たとえ神代の魔術とはいえ幻術は、しょせん摂理(せかい)を歪ませるだけの魔術でしかない。神域の奇門遁甲と高い対魔力、女神の神核を有している越女には無意味であった。無意味であるのに、まるで幻に化かされたように剣が通らない。
(お姉様、これは――――)
(話には聞く、シヴァ神の御業。闇をカタチにしたターマシーと呼ばれる法)
(この様子だと消滅させるにはやはり、伝承通りに儀式を中断させる他にないのですね)
「人類種には王権神授説っていうのがあるだろう? あれは、面白い」>>932
「それには同意しようか。こちらにも天命が選んだ天子という存在がいる。どの世界にも“人を整理する”ために必要とされた者の行いは、免罪符に神を求める。
そしてそれは事実になった。そういう信仰が生まれた」
「そう、現代にあって王はアイドルなのさ。
神が遣わした特別! 偶像! そして王聖!
…………ただし、その神は既にいないという事実を除いて!」
「いいえ。その神は、人気。信仰というカタチになったのではありませんか?」
「えっ……素女の方がなんか私より詳しい……」
「そう、信仰が人間霊を英霊にまで祭り上げるように。
ただの人を共通幻想たる“夢”を物質化したが如き、偶像(アイドル)へと変生させる」
「集められる霊子、霊基数値(ポテンシャル)がなければそれは不可能でしょう。
ならばやはりアイドルとは天性のカリスマであり!」
「我らが振るうのは武器ではなく!」
「「そうペンライト! サイリウム!!」」
「行こうか、いざ武道館へ!」
「推しが武道館いってくれたら誰だって死んじゃいます!!」
「身も心もアイドルになった者はう○こもしない!」
「ええー……それはもう魔人だろう??」
ハイタッチすら決める二人、インドラジットと素女の盛り上がりを余所に、ただ玄女だけが取り残された……falling moonの幕間的な奴+リメイクしたキャラ案が出来上がったので相談がてら貼ってもいいですか?
よっしゃちゃちゃっと貼るで!ここのえさんすぐ感想書くかんね!
「黒鳥さん、おやめなさい。貴女の願いはきっと叶わない。叶ったとして、その課程で貴女は取り返しのつかない喪失を招く事でしょう」
ジョン・ドゥ神父は、もう何度目かになる警句を黒鳥蘇芳へと向けた。咎めている、と言うよりは懇願していると言うのが最も正しい表現だろう。今にも崩れ落ちそうな弱々しい声で神父は彼女に何度も、何度も、語りかける。やめなさい、と。
蘇芳は教会が好きだった。静謐が好きであったし、何よりある種の清潔感を漂わせていた。けれどもジョンに己の願いを告げてからと言うもの、お気に入りだった場所は出来れば行きたくない場所へと変貌してしまった。
けれども家にいるよりかは、両親と話すよりかはまだ哲学者気取りの神父とくだらない問答をする方が気を紛らわせてくれるのだ。
「何度も言わせないでくれるかしら。私はもう覚悟を決めている。そんな事より呼び出した理由をさっさと教えてくれる? 暇じゃないの」
「……まだ定かではありませんが参加者、もしくはそのサーヴァントが暴走しているものと思われます。既に一般人に被害が出ています。ニュースは見ましたか?」
「ああ、不良グループの話。前から私のところにも話は来ていたけれど……そう、殺されて当然だったから特に言う事は無いわ」
「故人にその様な事を、言わないでください」
ジョンは顔をしかめ、蘇芳を咎める。けれども何に怒っているのかまるで理解出来ず、彼女は切れ長の瞳を更にほそめて神父をぎらりとにらみ返した。
「何故?生きていてもどうしようもない、文字通り悪党だったのに」
「いいえ。その様な人間はこの世には存在しません。誰もしんで良い理由など持ってはいないはずです」
また始まった、と蘇芳は長椅子に腰掛けたまま神父の弁舌を待ち受ける。話し相手になってやらないと彼はいつまでもぐちぐちと呪文の様に説教してくるからだ。>>937
「人は誰しも生まれ落ちた時から自由なのです。アダムとイブも神より自由を与えられていました。神は彼らを愛し、信じていたのです。自由とは愛であり、愛とは信頼と言えるでしょう。愛しているから信じる、信じるから愛する。……ですが神の愛は裏切られてしまいました。アダム達が自由を履き違えた為です。良いですか黒鳥さん、私も貴女も自由を与えられています。勿論殺された少年達も。ただ彼らは、自由を誤っていただけなのです。本当の自由を得るチャンスは残されていた、けれど……哀れにも命を奪われてしまったのです」
耳障りの言葉をよくもまぁ並べられる。蘇芳は神父の言葉を適当に聞き流そうかと思っていたが、今日はちょっとしたトラブルがあってか言い返してやろうという気持ちが湧いてきていた。椅子の上で足を組み替え、
「じゃあその自由を履き違えた人々が誰かを傷つけたとしても貴女は許すのかしら。たとえば事故で兄を突き飛ばして殺した私は裁かれるの?それと無関係な人々に危害を与えるだけでなく手にかけるような奴はどうするの?さっきの口ぶりからして、なんとかして欲しいというニュアンスだったみたいだけど裁いて良いという事なの?」
「それは……それは」
神父は口ごもる。自分に酔っている男の言い分など儚く脆いものである。議論に値しない、どうでも良い話だ。ジョンはなんとか言い返そうと試みるが、もごもごと口を動かすだけだ。
すっくと立ち上がって蘇芳は踵を返す。用件はおおむね理解した、頼まれるまでも無く暴走しているのなら止めなくてはなるまい。殺さなければなるまい。>>938
「待ってください黒鳥さん」
「良い反論が見つかったの?」
振り返った蘇芳はジョンがこれまでに見せた事の無いほどの苦い表情を浮かべているのを見た。責め苦を受けているかの様な苦悶に満ちた面持ちは尋常では無い。
「そうではありません。考え直してください、貴女の兄を……死者を蘇らせるなどやめてください。きっと貴女は自身の選択を後悔する」
「何を根拠にそんな事を言うの」
「私も、同じ事をしたからです」
蘇芳はしばらく言葉が出てこなかった。ジョンが月見市にやってきたのは一年ほど前である。それでいて彼女は目の前の神父のプロフィールというものをさして気にした事は無かった。今まで何をしていたのか、ただ監督役を任せられているのだからその身元は確かなものであろうと考えていた。
「私は以前、こことは違う地で亜種聖杯戦争にマスターとして参加しました。……妻を蘇らせる為に」
ジョンはそう言うと右目に指を突き入れ、眼球を引きずり出した。義眼である。
「私は勝利し、聖杯を得ました。けれども妻を蘇らせる事は叶わず……この右目は戒めです。決して届く事の無い星に手を伸ばそうとした、己への」
「……ッ」
蘇芳は応えなかった。今度こそ教会を出るべく神父へと背を向け、足を速める。背後からは泣き出してしまいそうな声色で、
「聖杯を得たとて時は戻せない。聖杯を得たとて在りし日は取り戻せない。黒鳥さん、貴女は明日を、未来を見るべきです。何故なら聖杯を用いて私が蘇らせようとした妻は……ヒトの形を……!」
もう十分だった。聞きたくも無い話は、もういらなかった。【氏名】ジョン・ドゥ(本名不明)
【性別】男性
【年齢】34歳
【出身】不明
【身長・体重】182cm・67kg
【肌色】白【髪色】茶【瞳色】黒
【外見・容姿】カソックを身に纏った痩躯の男性
【令呪の位置】背中
【属性】混沌・悪
【魔術回路】質:B 量:B編成:通常
【起源】許諾
【所属】聖堂教会 第八秘蹟会
【魔術・特殊技能・特性など】
治癒魔術 気功法による肉体強化だけでなく治療
【礼装・装備など】
黒鍵
【外見・容姿の詳細など】
カソックを身に纏った男、実年齢より老け込んでおり34という歳でありながら老人の様な雰囲気を醸し出している。>>940
【人物像】
穏やかでよほどの事がない限り大声もあげない、しかしそれでいて芯のある強かな男。誰とでもある程度は仲を深める事ができ、この能力故か容易に人の輪に溶け込める。
人は誰しも自由であり、自由には正しい使い方と間違った使い方があるという持論を持っている。ただし割と穴だらけの持論ではあるが、彼自身は自分の掲げる理論が正しいものだと信じている。
イメージカラー:白
特技:ゲーム(テレビゲームが趣味で例え話の際に引用する事がある)
好きなもの:静謐 平和
苦手なもの:争い 苦しみ 功利主義
天敵:黒鳥蘇芳(IF)
願い:全ての人々に祝福あれ
【一人称】私 【二人称】彼 彼女 【三人称】貴方 貴女
台詞例
「人は自由であらねばならない。自由である事が、まず人が持つべき最も大切な事なのです」
「良いですか、急ぎなさい。具体的に言うとタイムアタックレベルで急ぎなさい」
「レベルが低い状態ではスライムにも勝てません。まずは経験を積むといいでしょう」>>941
【来歴】
聖職者の一族に生まれすくすくと育ち、聖堂教会所属となった。そこにいたるまでは模範的とまで言える地道な努力があり、磐の如き精神をこの際に築いた。
一時期は代行者となり熱心に活動していたが、妻を娶った事で心境に変化があったのか脱退する。妻が不幸な事故に遭い命を落とすのはその五年後の事である。愛する妻は、彼が言う「誤った自由」を行使した悪漢によってお腹の胎児と共にその命を奪われたのである。
彼は悪漢を責めなかった。怒りに身を任せて悪漢を殺めもしなかった。それこそ「誤った自由」であるからだ。
そうして彼は妻と子を喪いながらも聖職者としての道を貫こうと鍛錬に努め、しかしある日突然亜種聖杯戦争への参加を決意した。誰が見ても妻と再会する為である事は明らかだった。
彼は戦いに勝利し、片目を失いながらも聖杯を得た。けれども本来の聖杯ならいざ知らず、模倣の器を以て人間を蘇生させるなど出来るはずもなく、生まれたのはヒトとも言えぬ何かであった。
喪失を積み重ね、それでも彼は変わらぬ様子で今も生きている。あるべき自由を掲げて。
余談であるが、彼の喪った右目は「未来視」の魔眼であったと言う。>>936
ここのえの書く「とりあえず記録したいこと優先でssにしたけど自分でもどこに面白味を見出していいかよく分からない」タイプは無理して感想書かなくても……よくてよは2ぐらい欲しい(強欲)けどそれ以外は特に……
暗躍系神父が、なんか凄く良い人に…頼れるタイプに…!
蘇芳さんとのやり取り、神父ムーブが溢れてて良い…好きだ…>>919
スルトちゃん「……それは……別の機会……」
シンモラ「御義姉様の晴れ舞台ですし、次が有れば……」
まあ、常にレーヴァテインズを連れ回してる訳ではないですし、無表情でペンライト振り回してる二人が居るかどうかは……。
遊園地ネタでもレーヴァテインズ呼んでないし。>>952
とりあえず0:45まで起きてるつもりなので、その頃までのスレ進捗具合と見比べて建てるかどうか決めますじゃあスレ終わるまで適当に埋め……埋め……なんか出せるものあったかな(ガサゴソ
(埋めというとあれなんですが、40分くらいにバンシーのマスター貼ってもいいですか)
>>927
良……我同性同士莫大感情愛好……嗜好共感非常歓喜……多謝……多謝……やっぱりぼちぼち進んでるみたいなので、今建ててきます
建てました
皆さん承認よろしくお願いいたします>>960
ラーサ。>>961
こっちも勘違ってた気がする。埋め埋め
【氏名】ブリジット・ゼニス
【性別】女性
【年齢】17歳
【出身】イングランド・コヴェントガーデン
【身長・体重】167cm(義足込み)・52(義足込み)kg
【肌色】白【髪色】カーマイン【瞳色】アンバー
【スリーサイズ】ひかえめ/ずぶとい/なまいき
【外見・容姿】ポニーテールに結った赤毛がひときわ目を引く美人。膝から下が義足になっており、それを隠すために季節を問わずタイツやニーハイソックスを履いている。
【令呪の位置】右の太もも
【魔術系統】魔女術
【属性・特性】水・流動
【魔術回路】質:C 量:A 編成:異常(神経の機能を阻害するレベルで密集している)
【所属・職業】ロイヤル・バレエ団・バレリーナ
【階位・称号・二つ名】絢爛舞踏(レイジングウェイブ)
【イメージボイス】雨宮天(ルリナ『ポケットモンスターソード・シールド 薄明の翼』)
【契約サーヴァント】アーチャー/ニーア>>964
【魔術・特殊技能・特性など】
秘薬、術式の付与された道具……いわゆる魔道具などの取り扱いに長けた家系。
魔術特性の『流動』は何者にも囚われず、何者にも留まらないという意味を指し、彼女の家系は自らの思考を溶かすことで世界と同一化し、その源泉である「」を目指している。全は己、己は全の体現、
そのため、彼女達の現行の悲願は『感情の消滅』である。感情を飛ばし、理性を飛ばし、完全なる無我に至ることを夢見ている。
代々両足付近に魔術刻印を移植している。量が多いため神経系を阻害することになり―――ゼニス家の当主は、刻印を継ぐ際に自らの両足を切り落とす。
自らのいた世界とは完全に決別を済ませることで、彼女達は魔術師として初めてスタートラインに立つ。
【礼装・装備など】
『罪業・大蛇(サーペンタイン)』
感情を燃料として起動する義足。
サーペンタインは総称であり、正式には左右で『ファスティトカロン/アスピドケロン』という固有名称がある。あだ名はケロンとカロン。
『流動』の魔女術によって形状を義足に変えられているが、本質的には「浮島」に例えられることがあるほどの巨大な亀と蛇。
本来であれば一介の魔術師に制御出来る代物ではないが、彼女達が供給する燃料が量・質共に優秀であるため契約を結んでいる。協力関係にあると言い換えてもいい。
その燃料とは嫉妬、そしてそれから生じる激情。焦りや怒りなどの衝動的な感情を以て彼らは義足として機能する。>>965
【人物像】
ロイヤル・バレエ団に所属するバレリーナ、兼、ゼニス家の次期当主。愛称はリズ。
華やかな容姿同様に、その感情表現も含めて芸術品のように思える。普段は聡明で落ち着いた振る舞いを欠かさないが、本質的には気が強く我が強い、おまけに負けん気も強い。
当主として、バレリーナとしての両立を完璧にこなすバイタリティの持ち主。自分のパフォーマンスで使う曲の作詞・作曲までこなせてしまう。天が二物も三物も与えすぎた生き見本。
芯が強く、当主としての風格を備えた才媛に見えるが、存外打たれ弱く抱え込みやすい。自分ではなく他人を優先させがちなのは、当主として務めようとする責任感から来るものか。
重圧に耐えられず潰されそうになることもある年相応の少女であり―――家督を継ぐため、両足を自ら断つこと選べる価値観を持った紛れもない魔術師である。
魔術師とは精神的に瑕疵があるものではない。世間一般とはずれた価値観を持ち、その異常を異常と認識しないのが魔術師なのだ。
ロイヤル・バレエ団のお膝元に産まれた彼女は、幼い頃から自然とバレリーナを夢にするようになった。
しかし、本来家督を継ぐ予定だった姉が事故死し、彼女が代わりになることになってしまった―――すなわち、バレリーナを諦めることになってしまった。
後にとある人物と出会ったことで再び夢を目指すことになるのだが、それはまた別の話である。
イメージカラー:スカーレット
特技:ストレッチ、作詞作曲
趣味:音楽鑑賞、自主トレ
好きなもの:バレエ。
苦手なもの:強いて言うなら過去の自分
願い:友との再会。根元への到達も、バレリーナとしての大成も、彼女にとっては聖杯に賭けるべき望みではない。!!ふわー!!
ロカセナ(ロキ)と対をなす、というわけじゃないけど良いサーヴァントを閃いたかもしれない~
ぱ、パソコンプリーズ!!>>971
補足
大体2番Aメロ以外は趙雲っぽいなと思いました。>>973
ジャスワントって例えはなんかわかります。田中芳樹先生、中国史が好きなので趙雲の影響をジャスワントにもあるかもしれませんね。
アルスラーン戦記ならば、見た目のイメージとしてはアルスラーンの容姿はうちのダレイオス1世も影響受けてますよ。三世のご先祖ですが巨人でもないしハゲでもないです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%80%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%B91%E4%B8%96
ちなみに私が一番好きなアルスラーン戦記のキャラはギーヴです。悪いんだけどそういうリレーssから乖離した100パーの日常雑談はTwitterあたりで繋がっててやってもろて
>>969
とりあえずメモに纏めてますが、文字きったな(自虐)>>983
そうなの…やっぱり綺礼始めとしたプロが描く神父勢みんなすごいなあと作りながら痛感しましたわ。ガッチリとしたキャラを作るのがいまだに難しくて辛い。なのでもっと勉強しまする。アンデルセン方、本人ではなく作品って言ってるので何となく「本人ではなく自身の著作の影響を受けて」って話だと思ってました
>>943
さすがIFの蘇芳ちゃん、頭ではどうなるか分かっていても求めることをやめられない感じが最高ですね!(製作者の笑顔)
ジョン神父はもうちょっと頑張ろう?もういっそアガサ(クローディアさんとこ)とアガサさん(あやかさんとこ)を共演させてしまrば良いのでは…?というかこの二人どういう関係なんでしょ…
>>997
クローディアさんとこがSN世界、うちのがPT世界、と思っていただければ。1000ならサーヴァントから他作者のサーヴァントへの台詞
>>996
土方歳三もそうですけど、沖田は司馬遼太郎の影響が大きそうですよね。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#188
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