〈〈〈ほぼ日刊エレナ・ブラヴァツキー〉〉〉
【第853回】彼女の言葉を信じるようでは二流
エレナ・ブラヴァツキーの経歴を調べるにあたって、1エレナさん本人の言葉を信じてはいけません。なぜなら彼女の言葉は聞くたびに二転三転するからです
はじめは「7年間チベットで修行していた」と言っていたのに次聞いた時は「7ヶ月チベットに居た」になり挙げ句の果てには「その時期はヨーロッパをうろうろしていた」に差し変わります
そもそもエレナさんは17歳で旦那の元から脱走してから10年ほどの間、どこで何をやっていたのか分からず自ら記憶を改竄し放題でした
ある時は「イギリスでとある魔女と過ごしていた」、またある時は「土着のシャーマンとチベットを目指した」などです
なんと1853年に「日本に来て山伏と旅をしていた」という話もあります。しかしながら1853年の日本といえば浦賀にペリー提督が来航し、開国を迫ったかどうかという頃、日米和親条約も結ばれていない時期にロシアから単独でやって来た女性が好き勝手に旅ができたとは到底思えません
しかし、エレナさんの著作「夢魔物語」という本には日本の京都を舞台にした話が掲載されており、東大寺や清水寺などの建造物や詳細な地形が"実際に見て来たかのように"記述されています
一体彼女はどのようにして京都の情報を知り得たのでしょうか?このように彼女の話すまるで嘘のような突拍子のない話の中にはいくつかの真実が混ざっていたのかもしれません
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