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ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/夏だ!海だ!海の家だ!
エルルーンと共に海の家を経営し、QPを貯めて特異点を攻略しよう!
配布サーヴァントはもちろんエルルーン!
夏の勢いで羽目を外し、ゲロを吐くからアーチャー!
こうですか?????……なんかグダグダ書いてるうちにスレがまた進んでいたわ、やっぱり休日深夜ですからかしら
夏イベはねぇ……使いたいなって思ってるネタは、まぁ一つはあるんですの。ただね……それ以外を考えるのがめんどくせぇでございますので……こう、一人1カジノ担当みたいなのを数人で書くラスベガスみたいな感じにならねぇかな(てきとう)なんと、無知を晒してしまった
申し訳ない…面倒くさすぎるぜカシンチャン……。
でもそういう"やりたいこと"と"出来る事"を両立できないキャラとか好き。>>5
正月はお屠蘇を飲んでリバースし
春は花見でリバースし
夏は海水浴でリバースし
冬はクリスマスでリバースし……………………………
秋ならセーフ!!!!島術さんへ
あっしもそう思うけど999でよかったね
これ1000だったら大変に可笑しいことになってたよ
これ1000だったら深夜なのに声出て笑ったよ999でも大概笑ってしまったけど
ルーカス「僕山派だから」
灯里「私海……ていうか山育ちだからわざわざ山に行くのって……」
ひとみの「えっ?夏といえば海じゃないの?」
ル「この島国人共め」(ブーメランさくっ)そういえば去年の夏は御伽剣豪とかやってたな私…………
というかここに来てもう1年経ってるのか私……………プリンセスは物理がデフォ(このスレ限定)
「ここに沢山の敵性エネミーがいます」
「いるわね」
「シンデレラさん、宝具を使わずに倒していただけますか」
「もちろん!」
妖精の杖からポンポンと魔力の砲撃をぶちかまし続けて遊び遊ばせられる町娘のシンデレラはエゲツないなと思いました。ガトリングみたいに連射したり大砲みたいに巨大な一撃をぶちかましたりとまさに人間砲台。
「シンデレラさん、次は第一宝具でステゴロしてください」
「もちろん!」
周囲の敵を先が鋭いガラスの靴で蹴り飛ばしたりガラスのグローブで殴り飛ばしたり、地面からガラスを生やして串刺しにしたりとあいも変わらずエグい戦い方でした。妖精の加護が生前より薄い分あまり力は発揮できてないとのことです。マジで?
マルガレータ(白雪姫)「魔力放出と剣技で戦ってます」
かぐや姫「羽衣で敵を潰したりしますね」
ペルシネット(ラプンツェル)「髪で相手を斬り裂き焼き尽くす」
ナーサーリー(おやゆび姫)「プリンセスは物理が必須なのかしら」
ナーサーリー(アリス)「そんなの童話の可愛らしいお姫様じゃないわ!子供が夢見るお姫様じゃないわ!」
ごもっとも「確かに私はディオニュソスさんに狂気の色々を伝授しましたよ?はい。でもほら、マイクとスピーカーになって帰ってくるとは思わないじゃないですか」
「本当に?じゃあどんな教え方をしたんですか?」
「自分の強みを活かして相手の正気を壊すようにしてあげるということ。信者に狂気を分け与えるのであればそこにあるのは邪な心ではなく純粋無垢な愛の力であるということ。神たるもの偶像たれ……ですかね?」
「やっぱりお前のせいであのぶっ飛びアイドル酒神が出来上がってんじゃん」
ライブで敵の思考を壊して魂を弄くり回して正常な人間の状態からマイナデスやサテュロスと言った異形の信徒にするライブを行なっているディオニュソスを隅で見ながらキュベレーとマスターが話す。
「場の雰囲気を酔わせたあげく元の人の原型をぐちゃぐちゃに壊すとか尊厳破壊じゃない?」
「一つなぎの秘宝を探す旅が始まるんでしょうか。楽しみですね」
「ふふふ……なんならこっちにまで脅威が向きそうで怖いぞ」
「大丈夫ですよ。そうなったら私もマスターの魂を正常な形に戻し続けるので」
「えっなにそれこわい」
ディオニュソス「キュベレーはねー。自分の息子のアッティスを去勢したあげく最終的には同化して雌雄同体になったりした割とエグい女神様なんだよー。それを踏まえて信者の司祭は祭りで自分のブツを切り落としてたしね」
マスター「どうしてそんなひどいことするの」
キュベ「信者の皆さんがこぞって私の逸話の真似をし始めるものですから……あんまり痛いと可哀想だし狂気の権能を使って……」
マスター「どうして」
ディオニュソス「伊達に狂気の女神してないんだよね、コイツ」>>11
自分もサボテンやミントが何故か腐ったり枯れちゃったんですよ~~~~~夏イベか……サーヴァントだと在原業平が活躍するかな?
私はマルチタスクとか器用万能な人が好きなので、その方向性を目指しつつリレーに出してもパワーバランス乱さないように考えて生まれたのが在原業平で、彼は同じアーチャーでもエドワード黒太子と同じくらい気に入っているんですよ。
イケメンで、歌って踊れて演奏も作詞もできる。コミュ強でいつの間にか心を許させると、戦闘以外で自分の好きな方向性を目指したらこうなりました。>>9
〜植物の観察日記で見るキャラクターの性格〜
・ひとみの
日の当たるところに置いて水やりする以上のことはしません。ちょくちょく事件に首を突っ込んでは帰って来れなくなって水やりと記録を忘れます。でも枯らしたくはないので最低限は気を付けます。
・ミカエラ
基本的に日向に置いて水やりするのは同じですが、彼の場合は絶対に同じ蛇口から出した水を与え続けるというこだわりがあります。職務で観察ができない場合は同僚に頼んで記録してもらうので観察記録に歯抜けは出来ません。
・灯里
めちゃくちゃ高頻度で記録をつけています。夏休みを一緒に過ごすお友達とかいらっしゃらないのでしょうか。最後の方には植物に名前がついて観察日記ではなく交換日記の様相と化すでしょう。
・ルーカス
エンジョイ&エンジョイ。レポートを課したのに論文が返ってきます。日記提出後も勝手に子世代孫世代の観察を続けて、最終的になんか魔術触媒に利用できないかを考察し始めます。
(実は各キャラのSGを一部反映させています)私のマスターで一番エンジョイ勢だけど一番闇深かもしれない
「私が戦ってきた中で一番厄介な敵?そうね……いくら解体しても死ぬことがなかった奴かしら」
「どんなの?」「いくら心臓を抉り出しても生えてくるし、いくら胸を開いて肺を分解しても息してるし、身体を100ぐらいに解体しても再生するのよ」
「メアリーの殺人スキルでそれなわけ?時間をかけたわけじゃないんでしょう?」
「初手二秒で首をもいで心臓と肝臓ぶち抜いたけどピンピンしてたわね」
「すごいね……いったいどんなやつだったんだろう……」
「私のプロトタイプ」
「えっ」
「所詮プロトタイプよね。まともな知能もない猿だったから相手が根を上げるまで解体し続けたらなんとかなったけど。いやー面倒だったわー。なまじ意志が未熟だと諦めて死のうなんてこと思ってくれないのよね」
「今あなたのプロトタイプって言った?」
「おっと、なんのことかしら。メアリー・アンスフィールドは至って普通の女性よ」
「闇を見た気がした」
「というかあなたの偽りの姿の和鹿もさ、オタクというよりはただのウザいやつだよね」
「私のスタンス的に絶望エンドもいけるマーリンだから仕方ないわね(ファサッ)
「長い髪をファサッてしても大してカッコよくはないんだわ」
「境遇的にそうなるのも仕方ないんじゃないかしら(ファサッ)」
「ファサッやめろ顔にかかる。てか嬉々として面白そうな相手を混乱に巻き込む奴がなにを言うか。アレン君が可哀想だと思わないの?」
「……可哀想………?」
「駄目だこりゃ」オチなしの短編終わり。1レスでも毎日書いていけば上達につながるんじゃないかと思った
>>20
物理で戦うお姫様がそうポンポンと居てたまるかと
あとこれは童話のお姫様で縛ってるので、甲斐姫はちょっと……ちなみに私は童話のプリンセスとか自分から戦ったり脅威に挑む強さがなくとも不幸を「耐え凌ぐ」強さがあるからプリンセスはみんな強いって思ってます。別に肉体的強さだけが強さの定義ではない
乙女は強くなくっちゃね!>999→>1000
これは激重感情夏イベってことかい!?青春だあーーー!オイ。
オイ、なんだよこれ。
「何って…………盛り塩?」
これが何かなんて聞いてねぇんだよ馬鹿野郎みりゃ分かるわ!!!!
俺が言いたいのは何が悲しくて夏休みの朝飯を塩分塩分アンド塩分で過ごさなきゃいけないのかって事だよ!!!!
「いやー、でも夏場だし…………いるでしょ?塩分」
塩分オンリーだとマズいし水分やらなんやらも要るんだよなァ!?!!?
「あたしも出勤なんだから、早く食べなさいよ鍾太郎」
ちくせう……なんで姉貴に料理を任せたんだ……恨むぞ兄貴ィ…………くそう……いろんな意味でしょっぱい…………塩だけに…………おのれ…………補習さえ無ければ……補習さえ無ければァァア…………!!!
書きかけで放置していた学園ssの一部をドーン!>>28
この後、更に知り合いから追撃のキャンプとか海水浴の画像が送られてくる模様。
☆鍾太郎、キレた!
長女はね……衣食住のうち衣と住が100%で食が小数点以下%な人だから…………(白目)
兄貴は朝食当番が長女と知った瞬間ノータイムでさっさと出て朝マックキメた模様。とりあえずふわふわと考えてみた聖杯戦争がこちら
剣:カイホスルー・アードゥル&飯岡幸。さっちゃんは近々性格面にテコ入れを入れようと思うのですが、それを省みるとカイホスルーが良さそうなので。紳士なんだけど紳士紳士してない紳士がちょうど良かったり。ダメ探偵はその辺アウトです。
弓:
槍:壬生竜胆&バフォメット/ジャック・ド・モレー。脳内でスルオフェ化しているコンビ。この2人に関しては敗退シーンが書きたい。もっと言えば敗退後地獄に落ちた竜胆とそれに付き添うバフォジャックが書きたい。書く(決心)
騎:マリー・アントワネット・ドートリシュ&間久部理仁。盾マリーと引きニート。バフォ竜と同盟を組ませたい。マリーに「めっ!」って言われるバフォジャックが書きたい。相手が理仁じゃなくてもいい?せやな!(思考停止)
術:アッシュールバニパル&ユリナ・リベル。前々から書こうとしていてタイミングを逃していたコンビ。本が好きな女の子と書架の王ということで相性は悪くないのではないかと。キャスターやるには強い? それな! 主従の順番が逆? ははは、そんなまさか()
殺:志村千早&宮本武蔵。剣士&剣豪コンビ。「剣を持たないことが剣士としての到達点だった」ということを知った千早がどう思うのかが書いてみたかったり。あと剣豪のおじさんと剣士の少女ってのが凜と卍さん味があっていい……卍さん剣豪じゃねえけど……
狂:
監督役:ミソラ・オオガミ&エルヴィス・プレスリー。
お ま た せ。
い つ も の。
親 の 顔 よ り 見 た ミ ソ ラ。
どなたかアーチャーとバーサーカーにおすすめの人材はおりませんかー!!!!昨日言っていた「究極の聖女」を僕鱒スレッドに投稿しました。
世界が求める甘やかしの最終到達点。
全人類に寄り添う、人類の敵!『Fate/Oriental Amarant』におけるキャラクターたちの役割を考えましたぞ!
各役割:サーヴァント編
・黒幕に取り込まれる役。好き勝手暴れて途中敗退する。
・黒幕に取り込まれる役。好き勝手暴れて途中敗退するが、最後の瞬間に厭な存在(黒幕)を嗅ぎ取りながら逝く
・黒幕に取り込まれる役。真実に近づきすぎてしまい消される。
・黒幕に取り込まれる役。優勝候補だったが、黒幕には歯が立たず敗退。生き残っている参加者たちに絶望と異常さを教えてくれる。
・レイドボスと化した黒幕を倒す。主人公を導きつつ勝ち残る。
・レイドボスと化した黒幕を倒す。途中でラスボス枠から主人公たちを逃がそうと立ちふさがり、敗退。
・レイドボスと化した黒幕を倒す。勝った後、単なる膨大な魔力プールとなった黒幕を利用しようと、主人公たちと対立するラスボス枠。>>47
どんなに強力なTRPGのキャラクターだってゲームマスターには逆らえないように、
黒幕は召喚されたサーヴァントに対しそういう権限を持っているよう小細工をしているのです。
ただし、この絶対的な力はサーヴァントを吸収すればするほど効力を失っていきます。
4騎吸収した段階で、絶対に倒せないゲームマスターからレイドボスになるくらいには立場が変わってます。>>37
某所で見た「生物としての構造上、自害できないアサシン・ギュスターヴ」を思い出しましたよし、今は人いるかな。
『Fate/Oriental Amarant』に登場予定のマスター1人目が出来たので、お披露目したいのですが……>>51
ありがとうございます!では、
「恋をするって素敵なことよ。こう、毎日が楽しくなって、心も体も生き生きするっていうのかなあ。とにかくすっごい素敵なことなの!」
【名前】美藤 (みふじ )
【性別】女性 【年齢】高校生~大学生あたりに見える
【身長・体重】158cm・50kg 【方針・属性】混沌・恋
【回路・質】E 【回路・量】A+++
【魔術系統】- 【魔術属性】- 【起源】- 【代数】-
【魔術礼装】-
【魔術回路を起動する際のイメージ】「目の前で火花が散る」
スリーサイズ:B86(E)/W58/H86
イメージカラー:パステルピンク・パステルグリーン 特技:トランク一つで放浪
好きな物:恋愛話、友達とのショッピング 苦手な物:夜独りぼっちで過ごすこと
天敵:宗教関係者
髪の色:薄茶色 瞳の色: 肌の色:黄色
どこにでもいるような普通の女の子。年頃ゆえか、恋愛についてかなり憧れや拘りがある子。
いつの間にか聖杯戦争に巻き込まれたらしいが、自身の「恋を叶えたい」という願いをかなえるべく、優勝を目指す。>>52
……彼女の正体は、魔術師によって死徒として改造されてしまった一般人。
本来ならば使い魔・兵器として運用されるはずだったが、強靭な意思の力によって主(魔術師)の支配に打ち勝ち、そのまま撃破。
以降は自身に目をつける他の魔術師や代行者たちを時に返り討ちにしつつ、逃亡生活を送ってきた。
鉄や人間を容易く引き裂く、スポーツカーに追いつけるほどの脚力、など死徒らしい運動神経を持つが、いわゆる「霧へ変化する」のが最大の能力。
その場から撤退したり、攻撃を避けたりすることは勿論、目に見えない微生物レベルに分散させた体の一部を、
対象の内部に侵入させ、吸血や攻撃、支配するといった芸当すら可能。
また、死徒であるため吸血によるエネルギー補給(肉体の劣化防止)が必要なのだが、
彼女の場合は単なる養分の摂取だけにとどまらず、自身の死徒としてのステータスを増強する効果もある。
魔術回路の異常な量はこの影響によるもの。(そもそも回路自体は美藤の主であった魔術師のモノだったりする)
しかし本人は魔術師を目指しているわけではないので、質自体は何も弄ってはいない。>>53
このように凶悪な能力を所持しているが、性格は善良な一般人であり、自衛以外で使うことは無い。
意志だけで吸血衝動や人外になってしまった負担を抑え続けているが、
無意識に獲物を求めるような行動を取ったり、凶暴性が発露してしまうこともあるため、
やはり元の普通の人間に戻りたいと強く思っている。
「恋を叶えたい」という願いは、死徒になってしまった彼女を唯一人間足らしめている願望であり、それしか残ることの無かった記憶でもある。
……ちなみに外見こそ高校生~大学生あたりに見えるが、
死徒になってからかなりの年月が経っており、ぶっちゃけマスター達の中では最年ちょ【此処から先は血で汚れて読めない】
「恋をするって素敵なことよ。こう、毎日が楽しくなって、心も体も生き生きするっていうのかなあ。とにかくすっごい素敵なことなの!」
「もう家族の事とか、一番幸せだったことや嫌な目に遭ったこととか、思い出せないけど……憧れていた人の事は、忘れてないんだよね、えへへ……」
「こんなところで終わりたくない……!私は生きてあの人に気持ちを伝えるんだから……!」
「もう!服を汚さないで!(敵の使い魔たちを殴打で潰しつつ)」
「…………あっ。ごめんね。お腹が空いて、ちょっとぼーっとしちゃった。……でも大丈夫だよ!」>>58
好きだった人、生きてた!※>>13で書いた衣装を着た蘇芳ちゃんを想像しながら、皆さんが思う海のイメージを思い起こしながらお読みください
「ま、待ってください……っ!はあっ…はあっ…はあっ…ん、は、あっ……、はあ……。もう、そんなに急がなくたって海は逃げたりしませんよ?……私の水着が早く見たいから?も、もう!そんなお世辞、言わないでくださいっ!わ、私なんかの水着なんて見たって面白くもなんとも……け、謙遜なんかじゃありませんよ!?嫌味でもないです!そ、それに、私、海で泳ぐよりは海の近くを歩く方が好きで……泳ぐの苦手ですから(ボソッ)。だから、その、浜辺をお散歩しませんか?潮風がきっと気持ちいいですよ?……え、その代わりにちゃんと水着を見せてほしい?そ、それは、その……うう……は、恥ずかしい、です……っ!!せ、せめて水遊びくらいなら……い、いいですけど……。え、それでもいい、ですか……?い、いえ、なんでもないです!そ、それじゃ行きましょう!」
「はああっ……潮風が気持ちいいですね……。夏の暑さは苦手ですけど、風の気持ちよさだけは他の季節よりも暖かくて好きなんです。水も、夏が一番心地よく感じて……私はそれだけで幸せな気持ちになれるんです。……わ、きゃっ!?もう!いきなり何するんですか!今が一番水が心地いいって言ってたからかけてあげただけだよって……もう、そういう意味じゃ、きゃっ!?もう!お返しです!それっ!どうですか?少しは私の気持ちが分かりま────はわわっ!?み、水鉄砲は卑怯ですよっ!?やっ、やめっ、やめてくださいっ!きゃっ!?も、う、くすぐったいです……!やっ、めっ、てーーーーっ!!」
「はあ……すっかり服がびしょびしょです。……ワンピースが肌に張りついていて色っぽい?も、もう!またそんなお世辞を言って!……楽しかったから、今回は許しますけど。でも次は絶対に言わないでくださいね?言わないって約束してもらえるなら……つ、次は海で泳いであげます。はい、絶対です。私、嘘をつくのは嫌いなので。……そろそろ帰りましょうか。─────ありがとうございます。こんな私と一緒に来てくれて。……次も、ここに来られたらいいですね?」突然の短文だけど許してほしい、頭の中に降って湧いたから書き連ねてしまったんだ……相手が誰かは皆さんのご想像にお任せします
いいよね、こういう夏の青春シチュエーション……肉体的にも精神的にも苦痛を感じない上、現世に一つも執着がない状態って、仏教的に考えたらベストなコンディションですよね。
いわゆる「解脱」というやつです。
釈迦の教えが唯一の方法ではないことは釈迦自身が説いていますし、最初から最高到達点に立っていたというだけのことです。
我思う故に、ではないですが、自分が認識している世界が唯一の実在する世界なので、そこに苦しみが無ければ幸せな生を送れるわけですから。
委員会さんがおっしゃったとおり、悟りの境地です。
私自身悩める身である故に、なんとなく「表に現れない悪辣さ」みたいな要素を組み込んでしまいましたが、本物の聖人なのかもしれないなと、僕鱒スレッドに投稿してから考え直している私であった。>>64
よかった……のかな!?
美藤さんに生前の記憶とともに忘れてしまったから……というのを妄想しているのですがどうなんでしょう?とりあえず名前は「美藤 由愛(みふじ ゆな)」にしようかな
あと、自分でもちょっと勘違いしかけていましたが、「恋する善良な一般人」というよりは「恋する善良な脳筋乙女」という感じです。
「えーい、恋の為なら一直線だ!><」とか言いながら障害をぶち破って進むタイプ。>>73
まずはイラストありがとうございます!服装、チャイナ!!って感じで好きです。
刀装備もありがとうございます!なんとなく腰に二刀揃えてるって想定でしたが、腰と斜め掛けってのもいいですね!居合攻撃での選択肢が広がって対応力上がりそう(紐ホールドだからいざとなれば外せそうですし)。
あっ、死想魔術の人形も持ってる!嬉しい。。。
こっから修正して欲しい部分です。長めですいませんが…。
全体としてスラッと、長くしてほしいですかね(足とか)。現デザインだと180㎝じゃなくて何だかちびっちゃい印象を受けてしまったので……。
あとやはり顔面に貼られてるお札が欲しいです!!
キャラ属性の記号というか、イメージとして「キョンシー=顔にお札!!」ってイメージが強くありますし。いやキャラデザお願いして実質的な顔の描画範囲が少ないのはアレなんですが。。。キョンシーのお札というと、ギャグパートだと梵字っぽい字体で「あたりまえだのクラッカー」とか「ちくわ大明神」とか書いてあるイメージ。
>>77
由愛「勿論あります。……恋占いとか!!」>>83
ありがとうございます。
では、以下連投失礼いたします「──先生」
「…なんでしょう」
「おとなになるって、どういうことなんでしょう」
「……そうですね。大きくなる、ということでしょうか」
「…でも、小さくなる人もいますよ?」
「それは…ふむ。では、言い方を変えましょう。大人になるということは、“変わる”ということですよ」
「変わる、ですか?」
「えぇ。背も、考え方も、好みも…色々なものが変わるのです」
「………なら」
「はい?」
「…なら、おとなになんて、なりたくないです」
◇◇◇
「カスパーくん、カスパーくんやーい!」
カルデアの無機的な廊下を軽やかに蹴る音がする。はっきりと聞こえる明るい声は、自分を───アサシン、カスパー・ハウザーを名指ししていた。音は段々と大きくなっていき、建物の雰囲気に違わぬ簡素な音を立てて扉が開く。人工物特有の不自然な光が、己のマスターと共に入ってくる。
「部屋暗いけど大丈夫?というかカルデアにもう馴れた?これ種火だから、じゃんじゃん使ってね!」
カスパーが何を言うより早く物がパンパンに詰まった段ボールを二箱ほど手渡し、まくし立てるように気遣いをつらつらと口にし、せわしなく部屋を去っていく。つむじ風のような勢いだ。>>85
段ボールの隙間から漏れ、部屋をぼんやり照らす種火の光を眺める。マスターはなんでも現行中のイベントに精を出しているらしいが、そんな中で自分のような三流以下のサーヴァントを育成しようと時間を割く気概が一周回って笑えてくる。しかも、イベントで巡っているクエストでカスパーの霊基再臨と呼ばれるシステムに必要としている素材を回収しているというのだから辟易してしまう。
カスパーがカルデアに来て今日で4日目。マスターはいやに自分を気に入っているようで、召喚された時に小躍りをしていたのには驚かされた。それからは、結構な頻度でこうやって種火を貰ったりスキルのレベル上げをしてもらったりした。もしかしたら特異点かなにかで会ったりしたのかも知れないし、そこでマスターに感銘を与えたりしたのかも知れない。でも、残念ながらカスパーは───「この」カスパーはそれの記憶がない。覚えていないことで人に甲斐甲斐しくされるのは、正直不気味だし怖い。だからと言ってマスターにわざわざ原因を究明したりするのも七面倒で、結果こうして黙って世話になっている。
誰かから恩を受けるのは、嬉しいしとても有難い。だけど同時に、薄気味悪い。これはマスターがどうこうではなく、恐らく生前のことから来ているのだと思う。
鮮明な記憶の中で一番古い、心配して手を伸べてくれた靴屋。親身になってくれた警察の人。そして、誰よりも思いやってくれた「先生」。どれもカスパーにとって優しく暖かな思い出だ。でも。
好奇の目で、「見世物」を見る人々。実験動物のように扱ってくる研究者たち。鮮明な記憶の中で一番新しい、自分を侮蔑し謗る男。どれもカスパーにとって痛ましく冷たい思い出だ。>>86
「なにもかも、お前の作り話だったんだ。暗闇から出てきたのに、馬術が異常に上手いことも。騎馬の一族の血が流れているとか、どんな推測も違う。」
違う。
「貴族とは何の関係もない。お前は、ペテン師だ。第一の襲撃は、お前の本が発行された直後だった。監禁をつづった本の内容のせいで、監禁者たちに襲撃されたとでもいうのか?」
違う。でも、
「違う。あの本は売れなかった。お前は本を売るため、話題作りのために自らを襲ったのだ。そして今、お前のことを世間は忘れようとしている。だから、また自分のことを刺した。注目されるための演技だ。それが、思い余って深く刺しすぎてしまったんだ。そして死にかけている。そういうことだろう?お前は、ペテン師なんだ!」
わからない。わからない。自分が何者だったかなんて。本当の、本物のカスパー・ハウザーが何者かなんて。知らない。知らない。そんなこと。訊かないで欲しい。
色々なことが変わっていった。変わっていってしまった。だから、怖い。マスターの態度もいつか変わってしまうのではないかと。今は一時の情動や好奇心に動かされているだけで、何れ彼らのように褪めていってしまうのではないかと。そうして何より、そう思っている自分が変わってしまうのではないかと。それが今は怖くてたまらない。
変わりたくない。何もかもが今のままであって欲しい。人も、自分も、自分が持つ記憶も。だから人と関わらないようにしている。「人が苦手な自分」であるために。だから暗い場所にいる。「明るい場所が嫌いな自分」であるために。でも、或いはこうしていることがもう変わってしまっているのではないかと、そう思うと、どうしようもなくて。何も、わからなくて───。>>88
「────おい、おい!」
気づけば、外に出ていた。そして話しかけられていた。誰だろう。低く厚い知らぬ声。マスターじゃない。
なんでしょう、と訊くついでに振り返ってみると、やはり知らぬ姿がある。意志の固そうな金の瞳に、それと同じ色合いの装飾を随所にあしらった濃紺の偉そうな風体に見合ったマント。着せられているわけではなく、きちんとそれらを「着ている」独立自尊を絵に描いたような男。カスパーが声をかけられるような存在ではない彼が、神妙な面持ちでカスパーを見ている。
「なんでしょうも何も、お前、泣いているではないか」
え、と顔に触れてみると、確かに指が濡れた。目が潤んでいる。頬を、温い水が伝ってきた。これは涙というんだ。知っている。止まらない。
「お、おいおい、どうした?」
いよいよ心配に堪えられなくなったか、男が恐々とカスパーの顔をを窺ってくる。嗚呼、その表情は、その目は、「先生」のものに似ていて。どうしようもなく、涙が止まらない。止まらなくて。
「こ、こら!どうしたんだ一体、泣き止め!泣き止めってば!落ち着け!」
豪奢な装飾をガチャガチャと慌ただしく揺らして、初対面とは正反対のおろおろとした調子で周章てている男の姿がボヤけて見える。大丈夫です、と言いたいのに、言葉が上手く出ない。音にならない。尚も涙は止まらない。
「あァもう!仕方のない!」
何かが切れたように男は叫ぶと、カスパーを担いだかと思うと転がるように、それでいて慎重に周囲を用心深く窺いながら何処かへ向かっていった。これは、男なりのカスパーへの心配りからなのだろうか。己のメンツの保守からなのだろうか。>>89
◇
暫くして着いたのは、今まで見てきたこの施設の中ではそこそこな大きさと珍しい有機的な暖かみのある部屋。長机が何卓も置かれているが、今現在やって来たカスパーたち以外には、奥にいる少女しか人もサーヴァントもいない。
「な、なんスか?一体」
「気にするな!それより、至急料理を作ってくれ。極上の…おい、お前なに食べたい」
パン、と答える。人としての生活を送ってある程度の時の経った頃のカスパーならまだしも、今の姿のカスパーはそれ以外に食べられない。
「ならパンだ!極上のパンを用意しろコック(イオラオス)!」
イオラオス、又はコックと呼ばれた、紅茶色の髪を蓄えた明朗で澄みきった雰囲気を侍らせた───というか、己から生じさせている少女は初めは困惑していたものの、何事かを察したようで男に元気よく返事をして奥へ入っていく。どうやらここは食堂のようだ。
下ろされて席に座らせられる頃にはカスパーの涙はもう渇いてきていたが、それでも正面に座った男は気が気でないといった様子で、腕を組みしきりに足を鳴らしている。やがてコックの少女が料理を作り終えると、労いの言葉をかけカスパーのいる机まで持ってきてまた腕を組んで座した。カスパーが食べている間も、落ち着きなくこちらを見遣ってはすぐに視線を外すのを繰り返していた。
パンは焼きたて。カスパーは舌が特別肥えているわけではないが、頼まれてからほんの少しの間で拵えたとすると相当なものであるのはわかる。中はふわふわしていてもちもちなのに、外は程よく芳ばしく歯ごたえがある。柔らかさと暖かさが惜し気もなく籠められている。素朴な風味の内で輝く愛想の良いバターの香りが食指を進ませてくる。
そうしてカスパーがパンをひとしきり堪能し終えたのを確認すると、男はひとまず安心して腕を解き足を組み直す。
「…美味かったか?」
えぇ、まぁ。と煮え切らない返事をする。きっとこの男は、もっと良いものを食べてきただろうから。ここで変に反応したら負けた気がする、というのは、もしかしたら幼稚な考えかもしれないが。
「そうか。それは良かった。後でコックに伝えんとな」
ちらと目を遣ると、コックの少女はいなかった。>>90
「……それで、そのだな。何があったんだ?」
言い淀みながらも真剣な眼差しをカスパーに向けてくる男からは、少なくとも野次馬精神のような下心は見えない。それに、ここで話さず帰ると食い逃げをしたようでばつが悪い。だけど、思っていることをそのまま言うとそれはそれで恥ずかしい。だから、事実をなるだけオブラートに包んで話した。男はその間も真剣な姿勢を崩さないでいた。
◇
「───なるほど。“変わりたくない”か…」
思案顔で黙する男に、馬鹿げてますよね、と薄く笑う。だって、英霊は過去の者のはずで、今さら変わる変わらないなんてない話なのだから。実際カスパーもそうは思っている。どれだけここで得難い経験をしようと、座に還れば記録は残っても記憶は残らない。変化も灌がれる。それだけのことなのに。
男は首を振り、口を開いた。
「…我はそうは思わん。お前がそう感じるのはきっと真実だ」
名前は、と続けざまに問われ、カスパー・ハウザーですと答えた。訝るように男は眉をひそめたが、すぐに得意げな表情をした。
「ふむ。では我を知らぬわけではないだろうな。ルクセンブルク家第二皇帝にして、ボヘミアの父。世界初の文人皇帝にして黄金の都の担い手、聖王ヴァーツラフ1世の後継者───キャスター、カール4世の名を!」
知っている。が、正直知らない。聞いたことがあるとかその程度だ。知っている風を装ってはボロが出そうな気もして、素直にカスパーが首を振ると、カール4世は驚いたような、それでいて納得したように悔しげに口を歪ませるも、すぐに平静を取り戻す。
「…まぁ、良いだろう。我が死.んで随分経った頃だしな…と、そういう話ではなく。お前の考えることは、決して間違いではないぞ」>>91
そうは言われても、と口にする。カスパーにとって“おとな”であるカール4世が、変わる変わらないを気にするようには見えず、なんだか宥められているように感じて良い気はしない。
「……では訊くが。お前は変わっていない“今”以上の幸福がないと、幸せがあり得ないと思っている…つまり、今を愛しているか?」
少し考え、別にそういうわけじゃない。ただ変わるのが怖い、と伝える。今よりも当然昔の、生前の───先生と一緒に暮らしていた時が一番幸せで、今にそれはないこともわかっている。瞑目し、顎に手を添えていたカール4世が声を出す。
「…わかった。お前は、要するに、「今が大して好きじゃない。けどこれからさらに酷くなるだろうから変わりたくない」と思っていて、それが「怖い」になっているのだ」
すとん、と腑に落ちる音がした。ずっと言い得ずにいた「怖い」が形になった。でも、それがわかって何になるんだ、という反骨心にも思える疑問が落ちる瞬間に生まれる。結局怖いのは変わらない。
ならどうすれば良いんですか、と投げやりに問う。カール4世はそれこそ皆目理解できないといった顔でカスパーを見て、そして答えた。
「そんなの、我が「酷くなるわけない」とするだけだが?」
首を捻ると、カール4世は胸を張って言葉を継いだ。>>92
「そも、変わる変わらないは自分でどうこう出来るものじゃない。お前にとっては辛いことではあろうが。しかし、だからといって変わった先が酷くなると限られているわけではないのだ。お前の生前からすれば、一人で考えていればそう収束してしまうのも仕方ないものかも知れない。」
「だがな。今のお前は一人でも独りでもないのだ。そりゃ、グラマー教授のように確実に信用できる奴らばかりではないが…」
「それに、仮に変わってみて、もし酷くなってしまったら。辛くなってしまったら。苦しくなってしまったら」
席をおもむろに起つと、カール4世は今まで以上のオーバーな身ぶり手振りをして、一際はっきりとした声を上げる。
「これだけはせめて覚えておけ、カスパー・ハウザー。」
「腹が痛くなったら医者に行け。」
「腹が空いたら食堂に行け。」
「それでも、どうしても痛いとき。空いた時。或いは、それらへすら行けなくなった時。そのときは!」
くるりと一回転。濃紺のマントがひらりと舞い、カスパーの前に戻ってきた時、カール4世はとびきり穏やかで、自慢気な笑みを湛えて、胸に手を当て、
「我や、我らのマスターを信じろ!お前が思っている以上に、お前を思っている奴がいると何時だって信じろ!」
「一度変わってみて、ほんの少しでも変わってみて、それを我に見せてみよ!」
そう話すカール4世の姿は、やっぱり先生に似ていた。>>93
◇
「あ、カスパーくんいたー!探したんだよ、大丈夫?」
カール4世と別れ、自室に戻ろうとして、扉の前にいたマスターが相変わらずの大声でカスパーに呼びかける。手には、種火とは別のものが詰まった段ボール箱を持っている。
「それでさ、その、嫌じゃなかったら、だよ?嫌じゃなかったら…霊基再臨の準備が出来たから、来てほしいなぁ、って…」
普段の押しの強い態度とは正反対に、恐る恐る訊いてくる。もしや、カスパーの耳に霊基再臨の準備をしているという話が入っていないと思っているのだろうか。
可笑しさに笑いそうになるのを堪え、ぎこちないのは百も承知ながら、口角を上げてみて、未だに恐々とした様子のマスターに喋りかける。
「───えぇ。行きましょう。変わってみせますよ」
◇◇◇
「……おとなになりたくない、ですか」
「…怖いんです。変わるのが」
「そうですね。確かに、怖いことでしょう。でもね、カスパーくん」
「…?」
「先生、いつかカスパーくんがおとなになって、いろんな人と仲良くなって、いろんなことを知って、変わったところも見てみたいですよ」
「………」
「それにね、カスパーくん。私は何時だって、カスパーくんを見守っていますから。…だからね。きっと、大丈夫ですよ」>>68
ヒロインかもしれない(なお攻略難易度)>>59
悪用はしない…
じゃあ顔なじみの家にこっそり忍び込んで驚かしたりとかはセーフ?
>>95
カール四世カッコいい…。男前とはまさにこの事
そして変化を受け入れたカスパーがどう変わっていくのか、希望を感じさせる結末でした
>>87
剣聖以外のサーヴァントと出会ったらどうなるのかも気になるところ
よし。募集しよう(即断)
てなわけで
【ゆるぼ】志村千早と組ませてみたいサーヴァント
剣豪に限らず広く募集します。」善悪問わず「この鯖と!」というお勧めしたいキャラをどうぞ
応募の暁には送られてきたサーヴァントとの簡単な相性・付き合い方についてお返しします
千早のデータに関しては以下リンク先にて
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%BF%97%E6%9D%91%E5%8D%83%E6%97%A9>>110ありがとうございます!ではでは
【名前】リアム・アンブローズ
【性別】男性 【年齢】18歳 【身長・体重】178cm・70kg 【方針・属性】秩序・狂
【回路・質】 【回路・量】
【魔術系統】封印刻印術式、及び刻印操作術式 【魔術属性】火
【起源】狂信or妄信or憧憬or執着or固執or模倣or潔癖
【代数】-
【魔術礼装】魔術髄液
【魔術回路を起動する際のイメージ】「」
イメージカラー:シトロングリーン 特技:鍛錬、努力
好きな物:掃除 苦手な物:堕落、人外
天敵:セルレア・フォーサイス
髪の色:白髪 瞳の色:濁った黄緑 肌の色:青白
かつてのセルレア・フォーサイスの部下で、封印騎士団に所属していた青年。
優秀とは言い難い神秘への才能を、ひたむきな向上心と血の滲むような修練で補う努力の人であり、
周囲からも一目置かれる存在だったが、数年前に突然として姿を消した。>>112
実は、上司であるセルレアを異常なほど神聖視しており、「人外と協力するのならばこちらから歩み寄ることも必要」という信条から、主従関係を結んだ人外たちと絆を深めるセルレアに、ひそかに心を痛め苦悩していた。
……絆を深める、というのは何も言葉による交流だけでは無い。
中には彼女と肉体関係を持ちたがるモノや、口にするのも憚れるような要求を出すようなモノもいた。
清濁飲み込む器の持ち主であるセルレアは「それで協力してくれて、人々を守ることが出来るならば」と容易くそれらに応えていたが、側にいた彼には耐えがたかった。
忌まわしい魔性のものと触れ合い、穢されていく清く美しい輝き。
しかし、彼女は汚濁に塗れながらも、組織の長として皆を導き、人々を守ろうとする道を進むであろう。
そもそも五体満足ならば良い方で、戦場で無惨に蹂躙され、散ってしまう可能性だって有る道を。
……それを、自分は黙って付き従うだけで良いのだろうか?
―――良いわけが無い。
――――――良いはずが無い……。
―――――――――あの人は、強く美しいあの方は、そんな醜い終わり方をして良いはずが無い!!>>113
そうして、リアムは彼女の元を飛び出し、聖杯戦争へ挑む。
「この世に蔓延る人外(バケモノ)どもを一掃し、彼女に平穏をもたらす」
その願いをかなえるためなら、例えどんな犠牲が出ようと、例え彼女を敵に回そうと、彼は止まらないだろう。
普段の彼は真面目で模範的な好青年といった感じだが、魔性の類を目の前にすると豹変する。
元々、人外に対し良くはない感情を抱いていたが、離反後には酷く悪化しており、
聖杯戦争に願う他に少しでもこの手で滅ぼすべく、日夜そういったモノに関する仕事を請け負って生計を立てている。
また、以前よりも寿命を削るほど過酷な修練と戦闘経験を自身に課しており、今回の聖杯戦争参加者でも場数の数はトップクラスに入るであろう。
封印刻印術式・刻印操作術式に関する腕前は平凡なものだが、体術に関しては「セルレアの戦闘スタイルを余すところなく模倣、習得」していて、
かつての彼とセルレアの事を知る人間が見れば、絶句するレベルの模造っぷりである。その狂信っぷりはサーヴァントクラスの精神操作すら跳ね除けるほどで、セルレアを、あるいは存在を無碍にするような真似をすれば、誰であろうと容赦なく鉄槌を下しにかかる。
なお、鍛錬の他に魔術髄液の過剰な摂取のせいで、髪色など風貌は変わり果ててしまっている。
更になお、「セルレアに惚れてるんだ」と彼に言ってしまうと、「尊敬をはき違えるような恋愛脳は黙ってろ」的な答えが返ってくるぞ!>>109
自分の道を見つけられない悩みを抱えているところから、何をなしたいと目的を持ちそれを目指して人生を完遂させたイオラオスはどうでしょうか?
「願いを見つけてそれで終わりじゃあないんですけどね。願いを持って、希望を見つけても、それでも駄目ってことはあるッスよ。そういうときは心はいつも揺れ続けるものッス。それでもマスターが望むならばあたしがお手伝いしましょう!」
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%82%B9わぁい、ご感想たくさんありがとうございます!
>>106
共感しやすく、ゆえに答えが出しにくいものでどう着地させるべきか悩んだところもありましたがうまく終わらせられたようで良かったです。
カールおじさん…今や西日本限定となった菓子のパッケージにいそう…
>>107
「ポケットにファンタジー」を聞いて、泣いて、書きました。
このマスターの下でなら、きっと幸せになれるでしょう。
>>109
カール4世は同名の彼のような程高潔ではありませんが、その分人らしい王をイメージしました。
ちょっとずつでも、カスパーは光の下に歩けるでしょう、これから。
>>110
何より身近な話ですからね。最近は自分もよく実感させられます。
カール4世の良さというか持ち味が皆さんに伝わっていたようで嬉しい限り。ボヘミアの父は伊達じゃねぇぜ!()>>124
数多の子供キャラでは珍しい、「見た目は青年(ぐだおたちと同い年代)、中身は子供」なサーヴァントですけどね。しかも子供と言われると否定するけど大人と言われると嫌な顔する面倒なお年頃。
外見子供でも、中身が大人なサーヴァントは結構いるのでそんな人たちの問答は確かに見てみたいですね>>109
感だよりの千早ちゃんと機械のホメロスとかどうでしょう?
ふふ、おねしょた……!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%82%B9>>130
一寸法師の性質上マスターが人間である限りどんな畜生が相手でも必ず逆らえないんですよね……内心○したいほどにムカついてても
同じ童話勢のシンデレラなら「いや知らんが」とマジレスかました後に非道徳的なことさせようとしたら「私を再び抑圧せしめんとするなら力を見せて」ってハイキック決めちゃう。サーヴァントとしての己を構成する信仰の種の違い故なのです
召喚した相手が純粋な魔術師ならうっかり殺しちゃうようなうちの切り裂きジャックを見習って欲しい()
だからアレよ、外道系マスターが主人だとそういうの際立つよわー勢ぞろい
では順繰りに回答をば
>>111
「私の物語、か。……どんな風に歩めるかまだ分からないけど、貴女に胸を張れるような自分になれたらいいな」
こんな感じで、手探りながらもシンデレラの背中を追っかけていくような関係
その先が背を追い抜くことになるのか、隣に並び立つのか。あるいは摩耗の果てに忘れ去ってしまうのかはまた別の話
>>115
「あ、愛とか恋とか、そういうのはまだちょっと馴染みがないというか…///」
「――でも、そうだね。私は貴女にかけられる言葉を持ってないけど、貴女の創作に少しでも励みになるようなマスターでいられたら、とは思ってる」
大体こんな感じですね
気遣って深入りはせず、けれど決して誠意は欠かさない。そんな距離感のある関係になります
長くなったので分割>>136
>>120
「う、嘘…。ヤマトタケル? あの古事記に出てくる? ほ、本物!?」
勉強はからきしでも、有名どころの知識は最低限押さえている千早
なので相当驚くと思います
あと主人公力が強そうなので、少年漫画的な王道関係になりそう
ところで個人ページの方にリンク先の記載なかったんですけど、こちらの日本武尊で間違いないでしょうか?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%AD%A6%E5%B0%8A
>>121
「ありがと、イオラオス」
「それで……その。よかったら、何だけど。あの大英雄の話とか、聞かせてくれない?(もじもじ)」
とりあえず仲を深めたら第一に聞きそうな案件
特別ヘラクレスに対し思い入れがある訳ではありませんが、有名人の知り合いって知れば大体こうなりますよね>>137
>>123
(雷電に対し)「相撲取り……え、相撲取り? こういうサーヴァントもありなんだ……」
(ダレイオス1世に対し)「え、ええと……その。ふ、ふつつかものですがよろしくお願い致します」
前者は困惑しながら、後者は王者の気風に押されてカチカチに固まりながらこう答えます
雷電の方はジャンルは違えど武芸者として惹かれる所も。ダレイオス1世に関しては、最後まで主従としての関係を崩すことはないと思われます
>>128
「ナノ、マシン…? え、何それ。昔のギリシャってこんなだったの!?」
自己紹介時の情報に驚き、さらにホメロスから明かされた神代ギリシャの情報に度肝を抜かされる二段構え
おねショタというより機械音痴とSi〇iな関係になりそう
そして最後の消滅(という名の機能停止)シーンで泣きながら離別する>>138
>>131
「新島八重子…。ええと、確か大河の題材になってたような。ご、ごめんなさい勉強不足で」
「それで、あの――その大砲、どうなってるんですか? 幕末の日本ってそんな超兵器あったの?」
まあ初めて宝具の大砲見たらこうなるかと思います
あと鵺混じりとかは特に気にしませんね。「私も魔術とか何とかの血が流れてるみたいなんで」てな感じでスルーします
最終的には疑似的な姉妹めいた関係築いてそう
>>132
「…………(警戒心MAX)」
気が休まらないというか、最後まで心の底から通わせるのは難しそうですね
千早自身、冤罪かもしれないという情報は把握しますが当人の底知れなさと殺人を起こしかねない気性からどうしても警戒を緩める事は難しいと思われます
以上、長々と失礼しました。こうしてみると困惑してばっかですねこの少女…ちなみにセルレアに遭ってしまった時、「会話での説得で棄権したり大人しくなるなり、そういった平和的な可能性」が有りましたが、
「セルレアがこんな感じのゲス野郎と契約とか結んだら絶対嫌だなぁ」と思っていた理想(?)のサーヴァントと見事に契約していたのを見て「あー!!!私の思った通りになってしまった!!!これじゃあ彼女絶対ロクな死にかたしないなって思っていたのも実現しちゃう!!!」ってなったのと、
そのサーヴァントが「なるほど、それで3Pはお嫌いかな?」とか「彼女の初めて(の契約)が己(オレ)じゃなくて非常に残念だよ」とか煽ってきた結果、
より発狂が進んだという設定があったり。
ロクでもないサーヴァントだねえ>>97
以前投下した学園モノSSのBADルートを前スレの>886〜890に投げました
微エロを含みますが読んでくださった後に感想でもいただけると嬉しいです>>148
「これがあの、孫悟空…」
「って、こら! すぐに暴力を振るうな! 君の力で殴ったら、怪我じゃすまないでしょ!」
「祟りたいなら祟れば? 私は、これ(=令呪)や緊箍児で無理やり言う事を利かせるような真似はしたくない――けど。やりすぎて他人様に迷惑がかかるのを見過ごすくらいなら、躊躇なく使ってやるから。そこの所、よろしくね」
「私の、事は、気にしなくていいから……全力で、やっちゃえ! バーサーカー!!」
どうしよう、スラスラ書けて困る
何というかちょっと前のラノベヒロイン&主人公みたいな関係築けそう。破天荒な主人公に暴力でツッコミ入れるアレ
まあ斉天大聖の身体をぶっ叩いた日には逆に大怪我しそうですが>>137
「お、兄の話聞きたい? オッケー!今日は寝かさないぜ?(どや顔)」
ヘラクレスのことに話題に料理作って振る舞って食べながら話す、みたいにして兎に角飽きさせず話しますかと思います。
>>138
雷電「嬢ちゃんは剣術を嗜んでるのか。極めた武芸は違うが先達として何か残せればいいんだがな」
ダレイオス「はははは、大王(マグヌス)の威光にひれ伏すのは仕方ないことだな。此度の世にも稀なる戦は余の近侍としてその眼に焼きつけよ。魔術師と古今東西の豪傑たちが大望を抱え現世に集う、闘争の渦。そなたの人生においてよい経験になると思うぞ」
雷電は先達として何かを残したいなと兄貴分な行動しますね。千早が惹かれてくれるならば嬉しいです。
ダレイオスとは主従の関係固定ですか。そういう路線ならばイスカンダルとウェイバーみたいな感じを目指したいですね。>>151
ダレイオスでこういうペアのパターンもあったらいいなと考えていたパターンなんですが、士郎とアルトリアとかザビとネロみたいに恋愛的な関係性が持てそうな王様や皇帝系(あるいは王子とか王族も含む)サーヴァントはいますか?>>137
ごめんなさい。
登録し忘れてたみたいなので、改めて登録しました。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%83%AB>>155
やるとしたら
・話はカルデア形式?それとも学園系でマスター・サーヴァントなんでもありにしちゃう?(多分カプ推し書いてる感じの人なら後者の方がやりやすいんじゃないかなって)
・一本のシナリオとして成立させるなら、主人公が必要。誰にする?
→水着イベントならやっぱり水着サーヴァントだよね!誰を水着枠に入れる?
・それぞれの関門に何を入れたい?(これは参加者の厚意で一人ss一本分ぐらいが速度を保てる限界ではないかと)
・起承転結はどんな感じ?黒幕は誰でオチは何?
っていうのを決めないといけないのでそれはそれで大変なんですよねぇ……
多分あらゆるリレー小説が止まり遅れる原因である「誰の手番かわからない」「先の展開どうするんだっけ?」「単純に飽きた」っていうのはこのやり方で最初から最後までガッチリ決めた上で「では〇〇さんは何話を、同時変更で我々もそれぞれ書きます」ってやればできるんじゃないかなぁと思うんですけど、それもやっぱり参加者がいないとどうにもなりませんし……
もしある程度興味ある方がいるんでしたらみんなが都合つくような時間作って、ここあるいはwikiに作った特設ページで話し合いを主導できると思うんですけど……あ、学園モノSSをwikiに登録しました
ついでに選択肢分岐も作ったよ!
……いっそのこと残りの七不思議をここでバラして他の人達に書いてもらおうかしら?>>163
一応このペース使えば手間少なく会議は出来るんじゃないかと。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%8A%95%E7%A5%A8%E6%89%80%28%E6%9A%AB%E5%AE%9A%29
問題はメンバー集めですかね?既存リレー参加してない人ってあんまりおらんし。。。
アメリカ大会、シドニー、伏神、名もなき人工島(完全に現在更新一時停止中枠へ移動?)とかすれば手が空く人は増えそうですが、どうなのかなぁ……。>>167
私も今週はちょっとデスマーチなんですけど来週からならまぁ……
>>168
うーん、私としては「他のリレーとの兼ね合いが…」云々による進まぬ地獄(実際私が参加してるやつぜんっぜん進みませんしね)を解消するために、
・準備期間として片手間、あるいは真面目に全員がいっちょ噛みしてストーリー展開を最初から最後まで決める期間(あらかじめ期限を区切っておく、事情があって参加者の一部が出られなくなったとしても進める)
・各自一本書き上げて提出、整合性を保つ期間
っていう状態にできればいいかなって思うんですけど……これだとなんか「必ず自分の担当は書き上げてくださいね」っていうある種「リレーssスレ」よりも合同誌的な義務感が生じてしまうんで皆さんがそれでいいかどうかわからないんですよね。
止まってるリレーは「タスク管理ができてない」「手番来ても書かない」「途中で何も言わず来なくなる」とかが災いしてると思うので、短期決戦ができるかどうかの実験がしたいところなんですけど……>>166
く、屈指じゃないもん。まだ多分いっぱいいるもん!
リアムの最期はブシャアアアッ!!てなってリアムが「あ……申し訳、ありません……騎士長、殿……顔に血が……汚れて……」とか最期までセルレアの事しか頭にないこと呟いて逝く予定バフォジャック→セルレア←リアム
とか乙女ゲーみてえだなぁ(戯言)第■回も忘れないでね。
>>173
前スレの795とこちらをご覧ください。(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%80%8EFate%2FOriental%E3%80%80Amarant%E3%80%8F)
ネムレスさんちょろっとお借りしようかと思っています!セルレア関係で思いついたんですけどうちのアドニス・メルクーリって子の中にいる通称ジェラール君っていうアドニスLOVEの純情ビッチ系長身イケメンがいるんですけど
彼の魔術的呼称は『ジェヴォーダンの獣』なんですよね。フランスで発見されたとある魔獣の欠片を組み込まれたとかなんとか>>173
うふふ、少なくとも私がやったことなんて長編嘘予告(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%2F%20MemoiRandom の事でしてよ)を完結させて残り重要タスクが二つとちょっとに減ったってぐらいなので特に述べられることはありませんわねぇ
ちなみに、>>163>>169あたりで言及してる形態のリレーについて「参加したいよ」「めんどいからやだよ」「SSまでは書きたくないけどアイデア出し合うなら混ぜて欲しいよ」っていう意見の方だったら今どれが一番皆さんの意見に合う感じでしょうか>>153
「あのー。よろしければ、なんですけどその刀ちょっと見せて頂いても……え? 駄目? 危ない?」
「ちょっ! 落ち着いて、落ち着いて姫様! ステイ、ステイクール!」
こんな感じで、ウィリアムズとは別な意味で気の休まらない関係になりそうです
でも決して相性が悪いわけではなく、むしろ凸凹コンビ的な感じで楽しくやってそう
>>155
黒野以上に善性より、かつ弊製作鱒では生粋のヒロイン属性ですので
必然的に主人公力の強いサーヴァント程好相性になります(今日気付いた)
>>156
どの関係も悪くないかと思います
Ⅱ世よろしく、王の影を追い続ける千早ルートも…?
>>157
千早もただ振り回されるだけではなく、自分の意見はしっかり口にするタイプなので斉天大聖相手にどこまで通用するのか興味深いです>>182
けもけも「何か知ったような顔で惚気られたんだが(ムスッ)」
>>184
無言でコッソリ(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%9F%B3%E7%94%9F%E5%8D%81%E5%85%B5%E8%A1%9B%E4%B8%89%E5%8E%B3)を推そうなんというか、これは本当に私個人の意見ですので本気にせず聞き流してくださいね。
……これは本当に私が書いてるやつが偶然全然進まんやつばっかりで現状進んでるリレーssの話になると私がTHE☆KAYANOSOTO、且つ私の性格が卑屈なせいで「キャラ同士絡ませようぜ!」って感じの雑談になんとなく混ざりづらいから感じることだと思うんですけど、なんというかSSや設定が核家族化してるんすよ。
(内輪ネタの局地みたいな長編嘘予告書いた私が言うのもなんですけど)あのキャラはあのキャラとこう絡む、みたいなのが割とスレ内言及にしかなかったりss一つだったりで、多分私が後から追う立場だったら諦めてぶん投げるかもしれないっす。
でも、もし、そういう雑談する労力を「こういうシナリオがあるので合うキャラクターを出して、その上で各キャラクターの動きを推測してください」っていう方向に持ってって少し集中することができたら一本ぐらいシナリオになるんじゃないかと思ったんですよ。まとまった作品になればそれはもう内輪じゃなく作品ですし。
大事なのは、予め全部決めてss書き担当は「決まったことを綺麗に出力するだけ」っていう状況にしておくことで、後から「やっぱこれがしたいので追加で」とかはなしにしたいんですよね。だってこんがらがるじゃないですか。オチが見えててそれに向かって進むだけ、って方が伏線とか綺麗に入れられると思うんですよ。各自最初にノルマを決定して、それを満たせばあとは好きにしていい感じで。
>>182
やるとしたら「夏イベントで」って言ったので来月から再来月ぐらいが理想ですね……これがダメなら別に秋にやるハロウィンイベントでも冬にやるクリスマスイベントでも問題ないんで確実ではないですけど
>>185
形式は……もしできるのならもう少しちゃんと考えたいですけど、やるなら普段の「」の応酬をあるテーマに基づいてやってもらって、それをシナリオが完成する量貯めた後に分担を決めて短編の形に直してもらう感じでしょうか只今、昨日紹介したマスター達やお借りしたキャラクターたちを『Fate/Oriental Amarant』のページに登録させていただきました~
>>45ですが、
・黒幕に取り込まれる役。好き勝手暴れて途中敗退する。→ジェヴォーダンの獣
・黒幕に取り込まれる役。好き勝手暴れて途中敗退するが、最後の瞬間に厭な存在(黒幕)を嗅ぎ取りながら逝く→黒龍
・黒幕に取り込まれる役。真実に近づきすぎてしまい消される。→菅原道真、潜影のハサン
・黒幕に取り込まれる役。優勝候補だったが、黒幕には歯が立たず敗退。生き残っている参加者たちに絶望と異常さを教えてくれる。→柳生十兵衛三厳、メネス、アッシュールバニパル
・レイドボスと化した黒幕を倒す。主人公を導きつつ勝ち残る。
・レイドボスと化した黒幕を倒す。途中でラスボス枠から主人公たちを逃がそうと立ちふさがり、敗退。→バフォジャック
・レイドボスと化した黒幕を倒す。勝った後、単なる膨大な魔力プールとなった黒幕を利用しようと、主人公たちと対立するラスボス枠。→バフォジャック、アッシュールバニパル
とか候補が浮かんだり浮かばなかったり>>181
ではネムレス視点から見た反応を
美藤由愛ちゃんですがネムレスは死徒にはあまり食指が動きません。これはネムレスが望んでいる削り合い(殺し合い)が「命の削り合い」であって削る命が無かったり無尽蔵だったりする死徒には積極的に絡みません。ただし何らかの方法で死徒を殺.す手段(聖別済みの武器など)を手に入れたら「これで奴らと削り合いが出来る!楽しみだなァッッ!!」みたいになります。
次にリアム・アンブローズさんですが正にフルフルニィってなります。高確率でロックオンして追い回して相手にされなかったらわざと地雷をスタンピングするような言動も辞さないでしょう。ファイッ!
>>182
多分リアムさんと同じくロックオンすると思いますが封印した人外の数によりますね。上述の通りネムレスは命の削り合いがしたいので無限に近い軍勢を相手に延々と戦ったりはめ殺されたりするのは好まないので複数ある手札で倒されたら消耗するとかなら嬉嬉として人外をなぎ倒しながら突き進んで来ます。
実はネムレスの効果的な撃退方法は「こいつとは削り合いにならないな」と思わせることなんですよね。そうしたら興味を失って二度と追ってきません。
>>184
うーん、ここは敢えての田中新兵衛さんで!この人斬りサーヴァント実は仕事で人を斬るので逆説的にマスターが命じなければ斬らないので善寄りなマスターと組ませても上手くいく可能性もあるのですが、どうです?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%96%B0%E5%85%B5%E8%A1%9>>198
ネムレス・ウォーベジータさん……
了解です、ありがとうございます~セルレアに対して何かご質問ありますか
あと、最後のマスターである双子ちゃんが出来ました。(由愛とリアムに比べたら薄味ですが)
今人っていらっしゃるかな?それなりにいらっしゃる!というわけで投稿させていただきます~
【名前】ベルティーナ・ガウフレディ/クラウディオ・ガウフレディ
【性別】女性/男性 【年齢】共に15歳
【身長・体重】162cm・50kg/167cm・56kg 【方針・属性】共に中立・悪
【回路・質】A/C+ 【回路・量】C+/A
【魔術系統】降霊術、錬金術 【魔術属性】火、風/地、水
【起源】- 【代数】-
【魔術礼装】
【魔術回路を起動する際のイメージ】「鳥籠から小鳥が飛び立つ」
スリーサイズ:B84(D)/W58/H86(※ベルティーナのもの)
イメージカラー:黒・紫/黒・黄緑 特技:……魔術かしら?/……魔術かな?
好きな物:弟、ミルクティー/姉、ココア 苦手な物:家族愛
天敵:自分たち以外の人間
髪の色:金色 瞳の色:灰色 肌の色:白
魔術師一族であるガウフレディ家が、亜種聖杯戦争に参加・優勝させるの駒として生み育てた双子。>>204
敷地内に籠り、常識を踏みにじるような魔術と聖杯戦争に関する知識を叩きこまれる日々は、二人にとって拷問に等しく、
それらが消極的な態度として現れてしまい、時には親を怒らせ、酷い折檻を受けることもあった。
……もしも、教わるもののどれかに興味を示すことが出来れば、受け入れきれたかもしれない。二人が人間らしい倫理観を持っていなければ、違う未来が待っていたのかもしれない。
だが、双子たちはこの生活によって『姉/弟以外、この世に誰も味方なんていない』『聖杯に自分たちだけの幸せな楽園を願う』という考えに至ってしまう。
それからは両親たちに歯向かいもせず、与えられる教育の全てを吸収・習得し、反逆の時をひたすら待った。
―――そうして、花総の聖杯戦争を聞きつけたガウフレディ家によって、双子たちは満を持して送り出される。
―――双子の初めての反抗は「身内に対する絶縁宣言」であり、「自分たちのことを知らん顔でいる世間を蹂躙するという宣戦布告」であった。
見目麗しい外見に、歴史ある一族として恥じぬ礼節さと凛々しさを持った少年少女。
しかし、他人を欺くための見せかけに過ぎず、本性は極度の厭世家で人間不信、冷酷な双子である。
互いが互いを分かり合い心許し合っており、二人っきりの時は年相応な面をのぞかせることも。>>205
ガウフレディ家はとある筋から、「変則的な契約によるパスの分割」技術を買い取っており、双子に習得させている。
これらのおかげでバーサーカーなど魔力消費量の多いクラスとの契約にも対応が可能。
更に、拒絶反応の低い双子であることを利用し、魔力回路なども霊的なパスを繋いで、互いの魔術行使を補助し合っている。
独自の降霊術を用いることにより、長い年月使われた念のこもっている道具に宿る、使い手の経験や記憶を自らの肉体に降ろし、
加えて、錬金術によってその道具を変転・強化・補強を施して質を高めることにより、
自身を「一流の武器を装備した達人」まで高めることが出来る。
つまり、戦闘が得意なのでは無く、「魔術による戦闘技術の再現」が得意なわけであり、
それが使えなければ無力な人間に過ぎない。>>206
「ねぇ見てクラウディオ、お客様がいらしてくださったわ。」
「それも大勢で盛大にね、どうもてなそうかベルティーナ。」
「―――鋼鉄糸で身体を真っ二つに切断するのはどうかしら!」
「―――それとも肉切り包丁で手足を叩き切ってあげようか!」
「えぇ、たくさんの死人が出るでしょうね。たくさんの人たちが悲しみ、怯えるでしょうね。」
「でも、それが?僕たちを気にもしなかった人たちを、どうして気にしなきゃいけないんだ?」
「私たちは自由になるの。そのためならいくらでも犠牲者を増やすわ。」
「僕たちは幸せになるんだ。そのためならどんな手段だって構わない。」
「私たちは、優勝できるかしら?」
「優勝できるよ、僕たちならね。」
というわけで今見返せばあんまりサイコキラー感が無い気がする双子ちゃんたち、今回の聖杯戦争では最年少の予定。
ちょっと能力や経歴が薄いと思いますが、感想等いただけると幸いです~連休中、生憎の悪天候でGO TOできず、映画館へ遊びに行った方もいらっしゃると思います。
映画といえば、旬は「今日から俺は!!劇場版」ですが、彼らのような方々を指す「ツッパリ」という言葉、実は平安時代に端を発するものだというのはご存知でしょうか。
源頼光様が酒呑童子の討伐を言い渡された時のこと。
天皇様は噂に名高い頼光四天王をひと目見て、その容姿の奇抜さに大いに驚かれました。そして、彼らの腕前に疑問をお持ちになられたのです。
そして、おもてなしの宴会の折、天皇様は酔いから、つい言葉を滑らされました。「相応に腕の立つものにしか酒呑童子は倒せん。余には、その方らが此度の任務に堪えるようには思えんのだが」
「お言葉ですが、天皇様」これに対し、頼光様はにこやかに言を返されました。「ここに集うは、平安一の強者共にございます。今からそれを証明して見せましょう」
頼光様の名を受け立ち上がったのは、頼光四天王筆頭、綱様でした。綱様はパッと玻璃(=水晶)の盃を頭上へ放ると、刀を抜き、宙を舞うそれを突きました。
薄くて心許ない玻璃のこと。常であれば粉々に砕けてしまうでしょう。
しかし、綱様の技の冴えはあまりに素晴らしいものでした。刀は玻璃の盃の中心を、ひび割れさせることすらなくスッと刺し貫いてしまったのです。
この武勇は「通玻璃(つうはり)の武」として後々の世まで語り継がれ、自らの力を誇示したい者たちが、こぞって綱様の装束を真似ました。
今ではこの者たちのことを「ツウハリ」、転じて「ツッパリ」と呼ぶようになったそうです。
甲斐姫「ということなので御座いますよ!」>>211
絶え間なく「材料」が供給されることで沢山の人におもてなしができて、沢山の人におもてなしをする良いきょうだいは幸せになる!
まさにサーキュレーションオブハッピー!>>202
傷はどのくらいか→レージュさんのさじ加減でどうぞ!
使役する奴ら→ほぼほぼ尽きない。魔力や魔術の格が神代クラスと定義したら軍団を作り出せるぐらいにはたくさん
しかし低ランクの魔獣や低級霊ならまだしも高ランクの幻想種や大怨霊などを現代の魔術師が易々と扱える道理は中々にないので力の一端を写したもの(分霊みたいな感じで本来の存在からパワーダウン)を召喚して戦ったりする
>>191
セルレアは割と合理主義なんでネムレスが「正々堂々削りあう状況」とかじゃないと初見殺し織り込みまくるから割と相性は悪そうかもしれない
やっぱりメアリーの方がネムレスは好きそうかもしれない
>>207
壊れた双子とかいう王道のシチュ好き>>218
なんで現代人のくせにこんなに怪物共を隠し持ってるんだ?って言われると別にセルレアが全部やってきたわけじゃないので……今までの積み上げでたくさん居るアルネ
むしろ現代だと幻想種の類も少ないからセルレア的には魔術師とか魔術使いとかの人間の討伐歴の方が多かったりする。他には霊とか死徒とか>>218
了解です~、ありがとうございます!!
ふふふ、双子は聖杯戦争どころか魔術や倫理観の無い奴らに初めて触れるであろう主人公が最初に倒す敵薬だったりします。気を取り直して別プロジェクトです
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/FTV%253A%20Servants%20and%20Masters%20Material
いちいち画像上げてると無駄にレスを埋めることになりそうなので最初からwiki直載せにしました
最終的には全員分やるつもりですが「〇〇を優先してほしい」等ございましたら言ってくださいますと私が喜んで優先します(サーヴァントの場合は再臨差分、マスター枠の場合は別衣装差分も用意するつもりなんで長引くかもしれませんが)
とにかく、こっちに集中すれば「特に理由もなく無駄に絵を描きたい」という衝動が無駄にならないはずですよろしくおねがいします>>188
ではうちからも
そうですね……アンブロジウスとか如何でしょう
木蘭と組ませようかとも思いましたが、家族関係が地雷になりそうなので彼の方に
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%82%B9
>>191
「ひ、人斬り…? そんなクラスもあるんだ…」
「何だろう……いい人そうに見える……けど、何か時々ゾッとするような気配を感じる」
「私、やってけるかな…」
こんな感じで、良し悪しはさておき剣士の本能的な何かが危機感を促します
あとそういえば、個人SSの方で彦斎の力借りてましたね(Fate/CP参照)
>>207
うーんどことなく某黒い池を思わせるような双子
約束されたバッドエンドというか、どうあがいても幸せになれなさそうな匂いがしますねこれはなんか変なssが出来上がったんで貼っても…良い流れかなこれ
ええーいなんかノリで書いたssだ喰らえーー!!
ヒッポメネスは可能な事ならすぐこの場を離れたかった。別に大ピンチという訳ではないし、戦場を離れなければならない事情がある訳でもない。周囲を囲む兵士達は離脱を許すほど寛容には見えない。
では何が彼をそこまで駆り立てるのか。それは背中合わせになっている男のせいである。
「あのー、もしもーし、聞こえてますかアルゴー船。聞こえてたら返事ください、どーぞ」
『聞こえている。どうかしたかヒッポメネス、救援が必要か?』
気だるげに持っていた通信用の札に呼びかけると、まだ幼さの残る少年の声が返ってきた。指揮を執っているオデュッセウスのものなのだが、ヒッポメネスは心底嫌そうに顔を歪めながら、
「あー、いや全然困ってる訳じゃねぇんだけどさ……配置換えしてくんねぇかな。オレ、こいつと一緒は嫌なんだよね」
忌々しげにヒッポメネスが背後を振り返れば、槍を携えた青年がそれはこちらのセリフだと言わんばかりに睨み付けてきている。同じ『アルゴノーツ』のメンバーであるランサー、小アイアスである。
とにかくヒッポメネスと小アイアスは反りが合わず、チーム結成から終始険悪な仲でいるのだが、両者共に足の速さを見込まれてコンビを組まされてしまっている。文句を言うのは今回が初めてでは無いが、オデュッセウスの返答は決まってこうである。
『お前らはちょうど良いんだよ。性格的にな』
「はー! はー! 聞いたかよ小!アイアス。俺ら性格的にちょうど良いんだとよ、お似合いコンビだってか」
「オデュッセウス、異議を申し立てる。俺は英雄アイアスだ、こんな卑怯者と同列に扱われるのは心外だ」
ぴくり、と小アイアスの言葉にヒッポメネスの獅子の耳が跳ねた。それは彼がムカついた時のサインであり、同時に激怒寸前も表している。>>238
「おいなんつった今、誰が卑怯者だって?」
「はっ、そう盛るな獣人。俺は事実を述べただけであり、お前が怒る理由など何処にもあるまい。女との競争に勝ちたいが為に卑劣な手を使っただけなのだからな」
「おーおー、言うね言うねいっちょ前に。女のコ無理矢理襲う男は面の皮が厚いったら無いぜ。アソコは小さいのに態度だけはデカいのな」
ギリリ、と小アイアスの持つ槍が僅かに軋んだ。言うまでもなく、彼が激怒しかけている証拠である。
「……色狂いはどちらだ。強引に娶った妻と乳繰り合って獅子に変えられたのは何処の愚か者だったかな? あと誰の何が小さいだと」
「偉そうに神様に喧嘩売ってカワイそうにおぼれ死んだのは何処の性根チビかな? お前のナニが小せぇっつってんの」
敵陣ど真ん中、かつ退路を断たれた四面楚歌にありつつ今、二騎の英雄の不毛な口げんかの幕が切って落とされようとしていた。敵兵達は一触即発状態にある二人に攻めあぐね、どうしたものかと視線を彷徨わせてしまう。
>>239
目に見えてヒッポメネスの勢いは削がれていく。このままでは敗色濃厚、潮時だろうと考えたらしく敵兵の一人が槍を掲げて意気揚々とヒッポメネスの背中目がけて動き出す。他の兵士達も釣られて今だ今だと雄叫びをあげ、一斉に駆けだした。
瞬間、ヒッポメネスの姿が掻き消え瞬きの内に数十人ほどの兵士達は斬り伏せられていた。その速さたるや彼の通常時を遙かに凌駕するもので、小アイアスの眉間に皺が寄った。
「あーあー、はいはい、口げんか『は』俺の負けだ。お前の言う通りだ、俺はロクな奴じゃないよ」
「……」
「んで、さ、俺を馬鹿にするのはまぁ良い、受け入れる。ケイローン先生に関しても、ギリ認める。俺なんか拾い上げるなんてあの人、見る目無いよマジで。けどな……誰が野蛮だって?」
殺気。敵兵の背筋が粟立ち、先程までの威勢が跡形も無く消し飛んでいく中で小アイアスは口元を歪めた。
「お前の妻は、さぞかし野蛮だったろうなと、言ったのだ」
「そうかそうか、アイツがか。アイツが野蛮か……」
大地を踏みしめ、蹴る。爆発にも近い轟音と共にヒッポメネスは駆け出し、小アイアスの首目がけて剣を薙いだ。およそ目では捉えられないはずの攻撃を小アイアスはしかし槍で防いで見せ、口元を更に歪めた。
「妻を罵られるのは気に入らないか。俺も、名前に小とつけられるのが心底嫌だよ。ソイツの舌を引き抜いちまいたいほどにな」
「わざと言ってるに決まってるだろうが……アルゴノーツだろうが人理だろうが知った事かよ、ここでテメェをぶちころしてやる」
「俺は人理の方が大切だ。だがその前に面倒なケダモノを少し調教してやりたい気分だ」
悪口から始まった些細な喧嘩は敵地を巻き込み大きな嵐になろうとしていた。夏美とのパートナー評を回答します!
>>227
芥川龍之介
「わあ! 芥川! 作家の英霊がいるだなんて、文化英雄ってカテゴリなのかな? アタシさ、あなたの『芋粥』好きなんだ♪」
読書家の夏美としては感銘を受けます。人付き合いが難しそうな人柄も生前のエピソードから察していたので大して驚きません。どうコミュニケーション取ろうかなと前向きに考えます。
>>200
パンダロス
「ディオメデスとの戦いか……結構熱い思い持っているんだね。結構、じゃあ失礼か。これからの戦いはとっても大変だろうけどさ、一緒にがんばっていこーね♪」
願いを聞いてから彼女のほうから距離が縮まるかもしれません。やり残したことがあったら解消させたほうがいいよね、という感じです。
>>209
ルドルフ2世
「ライダーはカフェとか興味あるんだ。コーヒーとクッキーの組み合わせとか最高だよね。今度クッキー作ってあげるね!こー見えてもアタシ、家庭的な女子なんで♪」
コミュニケーションはちゃんと取れると思います。芸術とかおしゃれとかがフックになって話題が広がりそうな予感。>>246
>>222
ラムレイ
「ちょっとなんで裸なの!? 『このままの方が身軽でいいです』って……だ、ダメ!却下!そんなの絶対やらせないし!させないし!」
かなり戸惑いますね。ただ悪い存在でもないので地道にコミュニケーションとろうと律義な態度になります。
>>229
アンブロジウス
「色々と話してくれるけど……ん~なかなか本心を教えてくれないなぁ。……何か前に拾った猫に似てる、かも」
人柄的に距離感を掴めずに苦労するかもしれません。意思疎通が難しいというよりも、どこまで踏み込んでいいのかな?という判然としない思いを抱きます。
>>230
人麻呂
「キャスターって言霊を使うんでしょう? 色々とお話聞かせてよ、アタシの魔術も言霊を使っていてさ。案外参考になりそうなのがありそうじゃん?」
術系統やその素性からも興味深い相手。頓珍漢な言葉遣いにはツッコミを入れます。問題なく絆レベルを上げれそうな人。
挙げていただけたサーヴァントではこんな感じです。まだまだ募集してますよ。>>232
あー……なるほど。それでは伊勢様をお願いできますか?>>207
うーんこの環境が生み出してしまった非業のモンスター感。嫌いじゃないわ!話し方とかちょっと改修版フィアナ&デクスターの参考にさせて頂きます。
あと便乗してうちの子で魔術回路を起動する際のイメージで特徴的なのを一つ。ミリアルカは『鎖に繋がれた獣が解き放たれる』です。ちなみに獣は五匹います。
>>218
ですね。ただメアリー本人より彼女がお膳立てしたフィールドで誰かと削り合いする方が喜ぶかもしれない。人が紡ぐ物語のヴィラン役として配置されるのも構わない、それで思う存分戦えるのならば!みたいな。
>>223
ハ様!ショタフォルムと大人フォルムと可能なら真体機神状態も見たーい!
次点で李くん。あわよくばうちの子も隣に並べてもらえるかもという打算もあるけど純粋に見たい気持ちもあるのよ。信じて。
>>229
「いやいや、アサシンってのはあれだろ?外国の暗殺教団が語源だろ?だったらあの時代の日本の暗殺者の呼び名に相応しいのは『人斬り』って訳さ」
でも仕事以外では気のいい兄ちゃんだしマスターが人斬りを依頼しなければ危険人物って訳では無いですよ。他サーヴァントに襲われた時に「守って!」って頼まれたら「向いてないんだけどなー!」って言いながらも戦ってくれますし。────手段は相手を斬る事になりますが。
何かと人斬りに縁がありますわね。>>245
んん、そうだったんですか。
じゃあSS内に登場するオデュッセウスというのは…、ああクロさんの所のキャラか。>>242
いやいや、小アイアスを使っていただきましてありがとうございます。原典からあんまり美化させないで出したおかげでこういう嫌なやつの役回りができるのは美味しいと思います。これでまともな役回りもやりはじめたらイベントでの黒ひげみたいな使い勝手の良さを発揮しそう。
ヒッポネメスもそうですがお互いの煽り方が低次元で似ているのが采配した者の判断は正しかったと思います。
メディア枠は彼女とは直接的な関係ではありませんが彼女の師匠が孤島の魔術師というところから、プロスペローはどうでしょうか?分割並行型リレーSS
1. 主人公と大まかなストーリーラインを決める(プロットラインはFGOにおける時限開放式イベントのような『複数の関門を超えてラスボスへ』というものを想定)
2. それぞれの「関門」にライターを割り振る
1. できればwikiのページで(スレだと多分また新キャラやらなんやらで流れて会議がめんどくさいため)どうするか話し合い、内容に被りが起きないようにしつつ、できる限りそれぞれの書きたい内容で仕上げる。この時、アドバイスを出す立場の人々は登場キャラクターや細かい展開について推薦することができるが、あくまで最終決定権はそのパートの担当者が持っていることを留意すべき。
3. 各自がその「関門」の部分だけを短編ssとして書き上げ、それぞれの理解の行き違いにより描写に矛盾が出た場合は後から指摘しすり合わせる
4. GMがつなぎの部分を作って完成
☆禁止事項
・この企画のために当て書きでキャラを作る事。あくまで今いる中での化学反応が見たいんだ私は(ただし、既存キャラクターの水着バージョン差分はありとする)
・唐突にその週の週刊漫画に影響されたりしてストーリー展開をそっちに寄せる事(事前に決めてある範囲を離れない程度の描写ならばアリ
こういう感じで。
いやぁ、なんというかリレーSSって誰かの手番で止まるとそのまま一生(当社比)進まないことと参加してないリレーSSとかの話で盛り上がられるともうできることが何もなくて見てるしかない事がすごく重くのしかかるような気がするので、いっそ最初の熱意があるうちに「全員が手番です、はいどうぞ」ってやった方がちゃんと終わるんじゃないかなぁと思いまして。あと、基本みんな自分のキャラが参加してる話が好きでしょう?これなら一応、ちょっと噛みレベルでもやろうと思えば全員参加気分は味わえるんじゃないかなと
d@zxe0qdzea9zsj5jw@「SSuitewm0qdt@xytdwue3;b;kx@zq@yw@ut@;.…p@zqeuyiytijd@w@NGx;w.……」zw6mzwqdu俺カルキノスの活躍ガンガン書きてえ!攻めも守りも出来るし決して友を見捨てない熱いハート持ってるんだぜ!蟹なんだぜ!無限の可能性を秘めていやがる!
>>253
(なんとなく)話は聞かせてもらった!イイ案だと思うんだぜ!でも
>興味ないキャラの事は扱わん
じゃなくて扱いたくてもエミュれない、深く理解できてないってケースでそこまで無情ではないと思うんだぜ!>>253
いいと思います。特最初の熱意があるうちにやり遂げてしまおうってのが特に有効だと思います。この形式ならわたしもちょっと参加してみたいかも。>>247
「えー」(´3`)
ラムレイも律儀ですしコミュニケーションに応じそう、性格の癖も悪くはないですし。>>234
良かった良かった。それでは着色していこうと思いますが、配色の点での要望(というか大まかなイメージ)(髪色とか目の色とかイメージカラーとか)ございましたらお教えください。「こういうキャラの~」とかでも構いません。
>>247
人麻呂「良いぜ良いぜ、じゃんじゃんいっちゃっちぇー!」
人麻呂としても、まさか言霊がこんなに長く続く思想になるとは(素性も相まって)思っていなかったでしょうから、楽しみだったりしそうです。覇久間の方でもそういった方向で交流できると良いのですが…
>>253
おぉ、すごくきっちりした企画案…!
覇久間があったり現状が忙殺状態だったりですが、8月入ればかなり猶予が出来そうなので参加してみたい…>>260
設定自体は「複数のサブクエストを繋げる事がメインプロット」という話であればどうとでもなるのでなんならラスボスは存在しなくても……
たとえば「夏イベント」というお題で作るのであれば、適当な例で例えるなら「(どっかの適当な超越者の名前を入れよう!)が始めたサマー聖杯オリエンテーリングに参加することになった黒野くんが各チェックポイントで試験官からお題を出される」みたいなストーリーにすればラスボスに相当する部分は「結局優勝ができるか?できないか?」という話だけになりますし、関門はもう糖蜜災害ちゃんが出てきてスイーツ大食い対決を始めようがオードリーが出てきてアクタージュが始まろうが「先に進む事ができる」という最低限の整合性さえ守ってもらえればなんとでもなるわけです。だから、多分その辺はある程度融通がきく場面なんじゃないかなぁと。>>253
いいと思いますぞー!なんかそれっぽくていいですぞー!たとえばですね、ラスベガスであれば「新しいカジノに到着した。カジノの主に勝負を挑んだ。カジノの主を倒した。小太郎くんはかわいい」、Requiemイベントであれば「新しいゲームを見つけた。ゲームをクリアした。小太郎くんはかわいい」、鬼ヶ島であれば「門番と鬼がいる。倒さないと進めない。門番と鬼を倒した。次に進もう。小太郎くんはかわいい」、クリスマスイベントであれば「プレゼントを渡しに行こう。トラブルが発生した。プレゼントを渡した。小太郎くんはかわいい」という風に、イベント形式のシナリオには単純化できる部分があるわけですよね。
シナリオの中ではそれぞれ北斎ちゃんの在り方、エリちとの確執、人と人外のいろいろ、サンタってなんだ?という疑問とかが繋ぐ事でメインストーリーとして繋がっていますが、構造自体は繰り返しになっていると思います。ですので、その部分であればそれぞれが(もちろん、ある程度のノルマのある範囲内で)自由に書いても困らないと思うんですよ。
なのでこれをやる場合一番難しいところになるのが最初に「これはどういうストーリーにする?」っていう部分だと思うんですが、そこさえ決まれば結構スムーズになるんじゃないかと思います。>>261
そこは意見の相違ですかねー、私の考えるメインプロットっていうのは例えば水着剣豪なら「北斎が七人の水着剣豪を倒すためにラスベガスのカジノを攻略する」でサブシナリオっていうのは「本筋とは全く関係のない楽市楽座やカジノで稼ぐ天草」みたいなものなんですよ
あくまでもサブシナリオっていうのは「やらなくても本筋は進むお話」であって、「それがメインとして扱われるのは短編集」というのが私の認識なんです
どのみちメインプロットを作るなら目的は必要ですし、どこに何を、誰に何をで一悶着しそうだなあと
>>262
敵をやらせるにも違和感があったりするのは避けたいなって
例えばですけど普通のジャンヌが「あなた達は私の家族ではない、つまり敵なので倒しますね」って言ってきたら違和感バリバリですけど、水着ジャンヌが「あなた達は私の家族ではない、つまり敵なので倒しますね」だったら後者の方が違和感はないじゃないですか>>247
「距離感、か。俺としちゃ、そこまで置いてるつもりはないんだがな。むしろ近づけたいくらいで――いや、やっぱ何でもない」
「にしても猫。猫、かぁ…」
当人的には生前のやらかしがあるので、出来るだけ傍にいて見守りたい
けどそうなると、必然的にトラウマに触れなきゃならないので難しい所という
あと猫には微妙な思い出があるとかないとか(某キャスパ猫案件的な意味で)
>>249
千早本人は人斬りとかそういうのは嫌いというか駄目なタイプなんですよね
いわゆる現代剣士の倫理観的なやつです
でもそういう事なら、一度腹を割って近づける機会があれば何だかんだ上手くやれそう
>>253
大分すっきりしてるし、各々の役割分担が明示化されてて良いと思います
これなら流れと割り当てが決まればエタる可能性も低そうですし>>265
(`・ω・´)?
と思ってたらそういえば一連のイベント小太郎くん全部出てますね。requiemコラボはちょっと出番少な過ぎですが。
>>266
まだマシレベルで後者でも「おまえは何を言っているんだ」な発言で草ァ。
まあ敵対する理由などは最初に決まる大まかなストーリー、それこそ「北斎が七人の水着剣豪を倒すためにラスベガスのカジノを攻略する」みたいなのと書き手がGMから聞いた事件の真相等によりますね。
>>267
でもそういう運用すると新兵衛の強みが全く活かせないというね(一度撃退すれば再度襲ってくるのが分かるのはギリ利点)
なんだかんだで上手く行きそうですわね。別れ際に「次に俺を召喚したら「あいつ斬ってきて」みたいな仕事で頼むよ」と軽く言って去りますね。
もう寝りゅ…とりあえず島術さんの企画に参加したい旨だけ表明しときます。書き手が多かったら辞退してアイデア係にシフトします。>>266
うーん、サブって言い方がよくなかったですね。「同じ構造のミニストーリーの反復」って言った方がよかったかもです。
私が思うに、多分メインキャラやラスボスを誰にするかとかはそんなに揉めないと思うんですよ。このスレッドの、特に今いる人たちがオールキャラ大人数イベントを個人SSで書くとしても、「主人公」として選ぶのは誰になる?って訊いたら多分、そんなにバリエーションは……
あと、「関門」で敵に回る理由(というか、そのキャラクターが関わってくる理由)については、各担当にに「あなたは誰を選んでもいいです。ラブコメ展開を見せつけてもいいし、ギャグに振り切ってもいいし、一人だけ超真面目でもいいです。代わりに出てきて関わる事のしっくり来る理由はあなたが考えてください」ってする所というか、そこまで縛ると逆に進まないというか……
それぞれ「うちはこの人出すんで」って事だけ先に被りなく宣言しておいて、その描写に違和感があるようなら>>253の三番で指すところの「行き違い」としてすり合わせをする事になるんじゃないかと。それこそ「違和感」っていうのがすり合わせで修正すべき点ですし。>>31のさっちゃん改訂版が出来たんですけど今貼って大丈夫ですか
むむ
・大筋のラスボスになるキャラ(ゲーティア)、シナリオの候補を出し合い採用された人(きのこ)が総括する
・各章、イベントの案(zeroコラボ)を出し合い採用された人(虚淵)が担当する
・総括、各担当から依頼された人が更に細かく自キャラ、書けるキャラのエピソードを用意する(桜井、めておetc..
こういう分業と理解してるけど合ってる……?とりあえず人がいないうちにポイ
元はこの子です
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/飯岡幸
【身長・体重】167cm・52kg
【スリーサイズ】82(C)-53-87
【属性】中立・悪(人)
【CV】和久井優
【イメージソング】いつだって僕らは/noctchill
【人物】
触れれば折れそうな華奢な四肢に色素の抜けた髪、純白の和装に身を包んだ百合の如き佳人。容貌だけならば大和撫子という形容が似合う女性だが、男の加虐を刺激する色気を併せ持っている。
しかしその振る舞いはというと沈着冷静かつ皮肉的で常に嘲笑を湛えたもの。
針鼠がその身に棘を纏うように、彼女はその身に絶対的な防衛圏を展開している。
それは棘のような受動的なものではなく、射程圏内に入ったもの全てを切り裂く居合の如き能動的なもの。紫電一閃と呼ばれるその切れ味は自らの放つ秘剣にすら勝る。
その胸中にあるのは人間不信、性悪説―――そして自己嫌悪。臓腑(にく)の内まで汚れきった果てに自死を選んだ彼女は今自分が二度目の生を得ていることに耐えられない。そのため、座頭市伝説、ひいてはそれを生み出した作家という人種を蛇蝎の如く嫌っている。
現代社会の人の生気の強さに嫌悪感を抱いており、その心の内には深淵の如き虚無が拡がっている。
自身も、他人も、何者をも否定するその在り方は『無』と呼ばれるものであり―――剣士としての彼女は完成されている。
ただし―――今の彼女にとって剣とは重みにすぎない。人を信じきっていた愚かな自分の象徴、穢れ無き青い春の煌めき―――いわゆる黒歴史というもの。
ただし、かかる火の粉は振り払う主義であるため敵対者に対し刀を抜くことはためらわない。剣は彼女にとって手段でしかない。だが、それを手段としてしか使わなかったことを今は悔いている。あの日自刃しなければ得られたものがあったのではないかと、胸の深奥で静かに考えている。
かつて取りこぼした未来を感じさせるマスターと出会えた時、彼女の在り方は変わるかもしれない。>>273
趣味:睡眠 特技:剣、賭博
好きなもの:睡眠 嫌いなもの:座頭市伝説
天敵:自分、他人
一人称:私 二人称:貴方 三人称:貴方達
「サーヴァント、セイバー。そう、貴方が私を呼んだの…………せいぜい、夜道には気をつけなさい」
「近づかないで、人を呼びます」絆1
「距離が近すぎます。目が見えないからわからないと思いましたか? 最低ですね」
「物好き? 被虐趣味? それとも……いえ、なんでも。不快と思うなら令呪でも何でも使えばいいですよ。どうせ私は貴方に逆らえない」絆3
「距離が近い? そうですか。よくわかりません。あいにく、目が見えないもので」絆4
「触媒が無いのに、なんで私を呼べたのでしょうね……人を疑わない甘いところも、情に厚いところも、理想主義者なところも……本当に、大嫌い」5
「『狂輪の月』―――こんなのに騙されるなんて、本当、人間って馬鹿よね」
「戦闘中ですから、刃先が逸れても恨まないように」
「貴方達は被害者感情を考えない。人を楽しませられればなんでもいいの? 偽善ね、反吐が出るわ」作家サーヴァントに対して
「可能性の眼―――その境地に至れた貴方の剣。本当に、なんて羨ましい」柳生十兵衛三厳に対して
「―――剣に、意味なんてないわ。剣術は所詮殺人術。でも、それをまだ知らないでいる貴方が、少しだけ羨ましい」宮本伊織に対して
「林崎甚助……別に、話すことなんてありません。貴方みたいな人にとって、私は不快でしょうから」林崎甚助に対して
「貴方が二天一流……近づかないで。斬られたいんですか―――ええ。貴方に斬られて事尽きるなら、此度の生は多少はマシだったと思えるでしょうね」宮本武蔵に対して設定画一人追加しておきましたが他のリクエストついてる方々については「実質二人分」「実質でもなく普通に二人分」「若い男の子の私服わかんねぇ」「締め切りが今週末の原稿が真っ白」等の事情により遅れが予想されます。
マジすみません。若い男の子の私服はわかんねぇ。ふんわりと考えている聖杯戦争でフランティナちゃん改めフランティナくんを出せば良いのではないか?(一人称が俺様の高校生)
>>242
そう!カルキノスは大きくさえあれば、強くて優しくて友情に篤い蟹なんだ!!75mの化け物蟹設定が魅力的すぎる……その辺、可変でいきましょう!
作ったキッカケは一発ネタだけれども、ライオンさんのおかげでとても好きな子の一人になりました。しばしば使ってくださって感謝しかありませぬ。
ヒッポメネスと小アイアスの相性の悪さ(良さ)よ……
敵がただの邪魔者になっているあたり、この配置を考えた人は天才的ですねっ!>>247
驚くほどかっこ可愛くおしゃれをプロデュース!
ルドルフ2世ほど審美眼のある者はそうそういないのだから、安心して任せるが良い!!>>275
うっへへー。作家なんて話題になってナンボだぜ。エンターテイメントは真実より重>>291
小松昌平さんをお呼びしなきゃ……………エルルーンを母さんって呼んでもらわなきゃ……というか本日7月28日はエルルーンの誕生日(作成日&投下日)です!!!!
ハッピーバースデー!!!!
プレゼントとして理仁が脱ぎます!!!!(適当)>>293
お願いしますっ!いつも途中でIDが変わる呪いを膝に受けてしまってな……
「フラッシュ」
「フォーカード」
「フルハウス」
「………驚きですね。そのような人心を利用した駆け引きが?貴女、ホムンクルスでしょうに」
「錬金術の家系の召使をさせていただいておりますので。このような児戯はそれ相応に鍛えています」
「おやおや。へぇ、なるほど。私がわからなかったイカサマは片手の指にしか満たないですよ。自慢に思って結構」
「まさか。イカサマなど、ああとてもとても」
ヴィヴィアン・ヴィリジアンのホムンクルスであり、どうやらデミ・サーヴァントであるというナチョス・アミーゴスなる女とポーカーをしているのはアレクサンドル・野紀・ヴィヴラメント。ナチョスの繰り出す大きい手に敗北し続け、今や圧倒的イニシアチブを取られていると言っても差し支えはない。
「困りました。これでは負けてしまいますね」
「サレンダーするのも一つの勇気にございます。みっともなく服から人権の一片に至るまで身ぐるみを剥がされて嘲笑の中で惨めに土下座をするよりは、ここで屈辱を受けるのも手かと」
「そうですねぇ。……いやはや、どうにも運が悪いものです。私も、貴女も」
「………はぁ、さて?何を………っ、!」
「ストレートフラッシュ。……さあ、何ゲームだって繰り返しましょう。私も些か甘すぎた。トランプの悪魔殿をもてなすならば其れ相応に力を見せるのが礼儀でしょうに。なに、別段おかしいことではありませんよ。ただ少し、私はマジックが得意なだけです」
相手の手がおかしいなどといった話をした直後に最強の手を引き当てる野紀。勿論、これは単純な運の話ではない。どちらもどちらでイカサマを仕込んだというだけ。あちらがわからないようなイカサマを仕込むならば、こちらもそうやって仕込めばいい。どうせわからない。
「……私は、しがないメイドですから」
「顔のニヤケが隠し切れていませんね。主人がいないからと悪魔としての己を隠すことなく曝け出すのはあまりよろしくない。ねぇ、■■■■■■■■■」
「そちらこそ、おおよそ人ならざるものが浮かべる殺気は閉じ込めた方がよろしいかと」「童話のお姫様って良いご身分だね。何もしなくても幸せじゃん。世の男達みたいなのじゃない、素敵な素敵な王子様達が助けようと、幸せにさせようと1から100までエスコートしてくれてさ。自分で動こうとしたとこなんて、ないんじゃない?」
「じゃあ貴方は、幼い頃から森の中でずっと暮してその後に毒林檎を齧って死ぬ覚悟はあるの?
茨の姫のように自分のせいで大勢の他人を巻き込んで、自分と他人の人生を百年間ほど棒に振る気はある?
物心ついた時からずっとずっと、助けてくれる男の人がくるまで髪を伸ばし続けて塔の中で暮しても良いっていうの?
彼女達は確かに自分でヴィランを討ち滅ぼそうとしたんじゃないかもしれない。王子様という機転があったからこそ変われたのかもしれない。だからってそれまでの彼女達を羨ましいで済ませられるほど彼女達の人生は輝かしい訳でもないのよ。
もちろん、私も。………あなた、妖精さんに魔法をかけられるまでの数年間。女の子としての大事な大事な少女の人生を全部小間使いとして消費できる?消費した後に王子様と妖精達が幸せにしてくれるのを待ち続けられる?
────────童話のプリンセスを舐めないで。私たちは命や人生を喪いかけてるの。最終的にハッピーだからってそれまでの道程を無視して良いわけじゃないのよ」
「それでも、最終的には幸せだ」
「へぇ、そう。じゃあ貴女は幸せじゃないのね。多くの人に囲まれて、褒められて、細やかな幸せはあるはずなのにそれでも自分は不幸だって嘆くんだ。
馬鹿を言うのも大概になさい。貴女は酔ってるの。可哀想な自分にどこまでも酔ってるの。何も言わず、男が怖いから女らしくいようとしたいのをやめて、引きこもって閉じこもって褒めてくれる人たちが沢山いるのにそれでも不幸だ不幸だって嘆いて。馬鹿にしないでよ、貴女の方がよっぽど女々しいわよ。
自分が不幸だとか、自ら不幸を背負うなんてね、そうすることで自己弁護をして心を軽くするだけの現実逃避に過ぎないの。それを小さく挟むならまだストレス発散の範疇だけど、何もかもに食ってかかるのはただの厄介な女でしかないわ。おわかり?」>>300
いえいえ。
ゲルトさんに関しては、ハクマSSが(手軽に確認できる範囲で)最新の投稿だと考えて参照すると半月ぐらいレスが無い、って状況なのかな、と思います。>>308
狸爺は負けても負けないような対抗策を考えるんですね?
>>309
嘘発見器な鬼の腕
野「確かにあいつは嘘が嫌いでしたね……」
殻を破って変わるのかもしれない
>>310
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/不湯花・アルフグラン
をどうぞ。ちなみに普通の不湯花も実は「他者に自分の命を預けてるだけで自分から幸せを得ることは失うのが怖いから避けてる」ので普通の不湯花もシンデレラに「なに逃げてんの?自分だけが苦しければ周りは幸せだと思ってるの?自分も労われないような奴が他人を救えると思う?」ってぶちかまされます
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/山星冬縁香
こちらその進化した最終進化系みたいな不湯花になっておりますフォークスさん>>313
「ギャンブラーとか下らないですよ。魂をかけたギャンブルをするぐらいならそんなことせずに相手を破滅させます」って吐き捨てるぐらいにはリアリスト
もし仮に彼らとすることになったら……どうなるんでしょうね?
>>314
そうなんですよ。優先順位に「自分」がなかった不湯花に「自分を愛すること」を教えたのがうちのシンデレラなんですよ。硝子の靴でヴィランを蹴飛ばして正論で相手の心を叩き折るだけなプリンセスじゃないんです!
5ジョーカーを仕込むまでの相手の間の時間で相手のイカサマの証をその瞬間にこそ突きつけるように仕込んだりとかして勝負そのものをノーカンに持ち込むとか野紀はするよ
ナチョスさんも中身メフィストフェレスだしただでは折れないだろうから相打ち気味になるでしょうけど>>312
理仁「ほらよ脱いだぜ、さあ煮るなり焼くなり好きにしろよエルルーン。
…………おめでとう。それから、俺なんかと出会ってくれて、ありがとうな。(なお格好)」
30分前後で描いた理仁すぁん。おめでとう、エルルーン!ハッピーバースデー、エルルーン!>>326
>>324
想定されるようなシチュエーションでも闇落ちしない強キャラばかりですね……メンタル強すぎた。あ、でもフロームンドはいけるかも?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%BD%E3%83%B3>>330
わぁつよーい(白目)
もうちょっと詳しい立ち回りを説明すると、
「美藤由愛(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%BE%8E%E8%97%A4%E3%80%80%E7%94%B1%E6%84%9B)のサーヴァント。死徒と言うことで戸惑うかもしれないが、何だかんだ仲良くなって絆を深める」
「しかし、由愛は対死徒兵器によって灰になり消滅。(最後の力を振り絞り、全令呪を使ってサーヴァントが現界を維持できるようにする)また、悪いタイミングで好き勝手暴れる現代の人々を目の当たりにしたりして、なんやかんやすさんでいく」
「最後レイドボスと化した黒幕を生き残った参加者たちと倒す。勝った後、「一応願望機としての機能が残っているけど、使ったら周囲にとんでもない被害をもたらす黒幕』を利用し由愛の願いを叶えようと、主人公たちと対立することになる」
って感じです。私は来た!
私は>>334見た!
全体的に低い露出度から繰り出されるズボンのスリットに死んだ>>333
闇落ちなしのそのパターンならば大嶽丸やスブタイはどうでしょうか?
スブタイ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%B9%E3%83%96%E3%82%BF%E3%82%A4
大嶽丸
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E5%A4%A7%E5%B6%BD%E4%B8%B8>>349
んじゃ、お願いしますかねラスボスムーブできそうなサーヴァントはいないし、ロルム先生と組ませて面白くなりそうなマスターもいない…
層が……層が薄い……! いや薄いというか偏ってる……!>>358
ラルドは地下深いところで結晶化するとかいう話を大昔に聞いたことがあるから富める者さんの贈り物としてはかなり合ってるかもしれない>>358
緑系ならば若草色や柳色もいいと思います。>>357
病魔認定は要するに病原菌扱いなので人に対しては滅多にしませんね。混血の影響でとかなら特異な生まれに起因する病気扱いなのでまあ治療に変わりはありませんが。
>>358
つエメラルドの宝石言葉
幸運・幸福・夫婦愛・安定・希望
あと宝石言葉とは別に『愛の成就』という意味もあるらしいですよ。これは決まりでは?
>>359
こちらからの提案としてはジャックさんとか絡ませてみたかったり。不死に対してどんな反応をするのかとか。病気になるのかとか色々質問攻めにして最終的に「私が追い求めるものと違う」となってスン、となったり。
>>360
でも悲しいかな「この中に殺人鬼が居る!」となった時にロルム先生みたいな見た目の人がいたら真っ先に疑われそう。
>>363
募集したのはマスターだけどぉ!多分片っ端から治療(物理)でゲンコツかましていきそうな愚患者ばかりで草ァ!今ちょこちょこ弄っていますが、こちらは花総の聖杯戦争での各役割:サーヴァント編です
・黒幕に取り込まれる役。好き勝手暴れて途中敗退する。→バーサーカー・ジェヴォーダンの獣
・黒幕に取り込まれる役。好き勝手暴れて途中敗退するが、最後の瞬間に厭な存在(黒幕)を嗅ぎ取りながら逝く
・戦闘中に黒幕に取り込まれる役。強力な英霊だったが、黒幕には歯が立たず敗退。生き残っている参加者たちに絶望と異常さを教えてくれる×2騎
・レイドボスと化した黒幕を倒す。主人公を導きつつ勝ち残る。
・レイドボスと化した黒幕を倒す。途中でラスボス枠から主人公たちを逃がそうと立ちふさがり、敗退。→バフォジャック
・レイドボスと化した黒幕を倒す。勝った後、一応願望機としての機能が残っているけど、
使ったら周囲にかなりの被害をもたらす黒幕を利用しようと、主人公たちと対立するラスボス枠。
→キャスターorアサシン大獄丸(仮)
……自分で決めていてなんですが、バフォジャックの立ち位置がこそばゆし島術さんに触発されて設定画のような描く時の覚書みたいなもの簡単にまとめたんだが需要あんのかい
3枚ある>>370
もっと親の顔見て…。
まーたこの子は聖杯持ってるからって聖杯戦争起こして!お兄ちゃんに言いつけるからね!
ミソラ「やめてー!ゲン兄呼ばないでー!」息抜きに前からこっそりストック用に作ってたサーヴァント完成させて「被ってるかな」って僕鯖スレとかざっと見てきたんですけど、なんと被りが一つも見つからなかったんですよね
なんでだろう……別にマイナー神話から引っ張ってきてはいないのに……>>381
YES!【CLASS】フェイカー
【真名】□□□□
【出展】史実?・古代□□□□
【性別】男
【身長・体重】可変(基本形は170cm・63kg)
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力 - 耐久 - 敏捷 - 魔力 - 幸運 - 宝具 EX
【クラス別スキル】
・□□作成 B++:キャスターのクラススキル「陣地作成」の亜種スキル。どんなところであろうと、彼がいればそこが□□□□!…らしい。
・□道具作成 D:□□に使用するための道具を作るスキル。後述の宝具と併せることにより、その力は本物にも匹敵するものになる。……が、肝心の腕前の方は「ちゃんとした職人に任せた方が絶対いい」との本人談。
【保有スキル】
・□神の加護 E: 自らの活躍の代名詞とも言える□□□□□□□□の祭神・□□□□□□□神由来の加護。特に神に寵愛されているというわけでもないのでこのランクだが、ある程度の精神干渉であれば激流に身を任せ同化する要領で受け流すことが可能。副作用は軽度(?)の精神汚染。
・高速詠唱(□□) A:高速詠唱の亜種スキル。魔術師としての実力の証である本来のものとは違い、これは「□□□を噛まない」という能力であり、特定分野限定の高速思考でもある。
・人間観察 B:人々を観察し、理解する技術。感情移入による□□□□□□の使い手である彼にとっては、必須スキルである。>>383
【宝具】
『この□、この□を神々にこそ捧げん(□□□□□□□・□□□□□□□□)』
ランク:A 種別:対人(自分) レンジ:1 最大捕捉:1
彼というサーヴァントの核をなす宝具。自らをその□□の□□□□□□へと変質させる。効果時間は彼の気力が持つ間。
本来は□□□□□□□□である彼だが、英霊化により「原初の□□□□」、ひいては□□の祖、□□□アンとしての風評が追加されたことにより宝具の効果範囲が「□□として□じられたことのある者」全体まで広がっている。
そのタネを身もふたもない言葉で言ってしまえば「自身を変容させ、物理法則を歪めるほどの強烈な思い込み」。ただそれだけを突き詰めることにより、限定的ではあるが神の権能にまで届きうる能力を発揮することができる。
『まさかの時の□□□主義!(□□□・□□□・□□□)』
ランク:EX 種別:対運命宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
「□□□・□□□・□□□」とは、古代□□□□の□□においての特定の状況を表す言葉。自身の召喚を「□□への登壇」と捉え、置かれている状況を「複雑な□□」と置き換えることで、彼は「□□を□□に□□□□□ための神」となる。これにより、あらゆる因果関係をガン無視し運命を恣意的に捻じ曲げることができる…という、使いようによってはこれ以上なく凶悪な宝具。ただし、あまり大きなことをするのは「□が破綻する」として拒否されるため、最大効果はせいぜい「不可能を一つ可能にする」ぐらいである。
ただし、これが出てくるというのはすなわち□の□□を意味するため、これを使用し次第彼は消滅する。
【weapon】
木や紙でできたハリボテの武器を大量に持ち歩く。>>384
【解説】
地味で落ち着いた性格の、基本的に大人しく主張の少ない青年。
その正体はトランス状態になることで二重人格レベルの変貌を遂げる、天性の□□□□□(□□□□・□□□□)。一度「モードに入った」瞬間、正気を疑うレベルにハイテンション極まりない状態で「□□□□」中を駆け回る。この変貌は、彼が信奉しその演技を捧げるとしている神が□□を司る□□□□□□□神である事にも起因している。サーヴァントとして表に出るときに現れるのは主にこっちの方。
□□□□を最も得意としている。
【セリフ】
「……あ、どもっす………今、プライベートなんでほっといてもらえると……」
「んー……後世ではそんな感じなんですねぇ……確かにより多くには見てもらえるでしょうけど、私としてはアドリブの一体感も捨てがたいというか……」
「ヒィィィィイヤッハァァア!待たせたな野郎ども!ここで主役の登場だァ!」
「観衆よ踊れ!コロスよ歌え!!私が!神だァーッ!」
「フェイカー?なんじゃそりゃ!私を呼ぶのならグランド□□□ーとでも呼ぶ事だな!」>・高速詠唱(台詞) A:高速詠唱の亜種スキル。魔術師としての実力の証である本来のものとは違い、これは「セリフを噛まない」という能力であり、特定分野限定の高速思考でもある。
>【クラス別スキル】
・舞台作成 B++:キャスターのクラススキル「陣地作成」の亜種スキル。どんなところであろうと、彼がいればそこがステージ!…らしい。
・小道具作成 D:舞台に使用するための道具を作るスキル。後述の宝具と併せることにより、その力は本物にも匹敵するものになる。……が、肝心の腕前の方は「ちゃんとした職人に任せた方が絶対いい」との本人談。
もし会ってたらこんな感じですかね。はーい、では正解発表しまーす
CLASS】フェイカー
【真名】テスピス
【出展】史実?・古代ギリシア
【性別】男
【身長・体重】可変(基本形は170cm・63kg)
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力 - 耐久 - 敏捷 - 魔力 - 幸運 - 宝具 EX
【好きなもの】熱気にあふれる舞台
【嫌いなもの】役者頼り一辺倒の脚本
【クラス別スキル】
・舞台作成 B++:キャスターのクラススキル「陣地作成」の亜種スキル。どんなところであろうと、彼がいればそこがステージ!…らしい。
・小道具作成 D:演劇に使用するための道具を作るスキル。後述の宝具と併せることにより、その力は本物にも匹敵するものになる。……が、肝心の腕前の方は「ちゃんとした職人に任せた方が絶対いい」との本人談。
【保有スキル】
・酒神の加護 E: 自らの活躍の代名詞とも言えるディオニュシア祭の祭神・ディオニュソス神由来の加護。特に神に寵愛されているというわけでもないのでこのランクだが、ある程度の精神干渉であれば激流に身を任せ同化する要領で受け流すことが可能。副作用は軽度(?)の精神汚染。
・高速詠唱(台詞) A:高速詠唱の亜種スキル。魔術師としての実力の証である本来のものとは違い、これは「セリフを噛まない」という能力であり、役を演じるための人格エミュレーションという分野限定の高速思考である。
・人間観察 B:人々を観察し、理解する技術。感情移入によって演じるメソッド演技の使い手である彼にとっては、役に入り込むための必須スキルである。>>392
【宝具】
『この詩、この舞を神々にこそ捧げん(ディオニュシア・トラゴーイディア)』
ランク:A 種別:対人(自分) レンジ:1 最大捕捉:1
「原初の俳優」「あらゆる英雄神格の影法師」である彼というサーヴァントの核をなす宝具。「役にのめり込む」ことにより、自らをその舞台のキャラクターへと変質させる。効果時間は彼の気力が持つ間。
本来はギリシャ悲劇役者である彼だが、英霊化により「原初の悲劇役者」、ひいては演劇の祖、セスピアンとしての風評が追加されたことにより宝具の効果範囲が「演劇として演じられたことのある者」全体まで広がっている。
そのタネを身もふたもない言葉で言ってしまえば「自身を変容させ、物理法則を歪めるほどの強烈な思い込み」。ただそれだけを突き詰めることにより、限定的ではあるが神の権能にまで届きうる能力を発揮することができる。
ただ、当たり前ではあるが彼は人間なので全力で演技をすれば疲れる(演技中は疲れを知らぬほどのハイテンションに見えるが、あくまで脳内麻薬で疲れ度外視の動きをしているだけである)。その上、「アキレウス」を演じれば「踵を穿たれれば死亡」しなければならず、「マクベス」を演じれば「女の股から生まれたものに敗北」しなければならない……という風に、役の範疇を超えた行動をとることは不可能。それをすれば、それはもう「本人」ではないからである。
また、一度役に入り込んでしまえばマスターの命令であっても抜け出すことが困難となるため、何らかの事情で役から抜けて欲しい時は彼が役をシフトさせるための「台本」を事前に用意しておくか、令呪か何かによる強力な干渉で引き戻す必要がある。
有効な攻略法は彼の即興演技の矛盾を突き演技を続けられなくすること。………もっとも、心から「本人」になりきっている彼の振る舞いに本人らしからぬ矛盾が存在するかどうかは、かなり不明なところがあるが…………後ろから本物が登場すれば、モノマネ芸人はモノマネ芸人として認識されざるをえないのだ。>>393
『まさかの時の御都合主義!(デウス・エクス・マキナ)』
ランク:EX 種別:対運命宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
「デウス・エクス・マキナ」とは、古代ギリシアの演劇において「こんがらがった状況を突然降りてきた神が唐突に解決する」というシナリオを表す言葉。自身の召喚を「舞台への登壇」と捉え、置かれている状況を「複雑な演劇」と置き換えることで、彼は「舞台を強引に終わらせるための神」となる。これにより、あらゆる因果関係や「伏線」をガン無視し運命を恣意的に捻じ曲げることができる…という、使いようによってはこれ以上なく凶悪な宝具。ただし、あまり大きなことをするのは「劇が破綻する」として拒否されるため、最大効果はせいぜい「不可能を一つ可能にする」ぐらいである。
ただし、「機械仕掛けの神(デウス・エクス・マキナ)」が出てくるというのはすなわち劇の終演を意味するため、これを使用し次第彼は「舞台を終え」消滅する。
【weapon】
木や紙でできたハリボテの武器を大量に持ち歩く。>>394
【解説】
ギリシャ悲劇の「原初の役者」として知られる人間。古来神々に捧げるための演劇として用いられていたのは神々を讃えるための合唱歌のようなものであり、彼はそこに「特定のキャラクターになりきった人物の演技」という概念を導入した者だという言い伝えが残っている。
……とはいえ、これ以前から様々な作家が「キャラクター視点」と似たようなものを導入していたという学説もあり彼が完全な「演劇の祖」であるとは言い切れないのだが、とはいえ彼が西洋世界に名を残した中では最初の「著名な役者」であるということは事実だろう。
地味で落ち着いた性格の、基本的に大人しく主張の少ない青年。
その正体はトランス状態になることで二重人格レベルの変貌を遂げる、天性の憑依型役者(メソッド・アクター)。一度「モードに入った」瞬間、正気を疑うレベルにハイテンション極まりない状態で「ステージ」中を駆け回る。この変貌は、彼が信奉しその演技を捧げるとしている神が狂気を司るディオニュソス神である事にも起因している。サーヴァントとして表に出るときに現れるのは主にこっちの方。
即興演技を最も得意としており、一度演技に入れば男であろうが女であろうが「らしい」事を全力で行う。
【セリフ】
「……あ、どもっす………今、プライベートなんでほっといてもらえると……」
「んー……後世ではそんな感じなんですねぇ……確かにより多くには見てもらえるでしょうけど、私としてはアドリブの一体感も捨てがたいというか……」
「ヒィィィィイヤッハァァア!待たせたな野郎ども!ここで主役の登場だァ!」
「観衆よ踊れ!コロスよ歌え!!私が!神だァーッ!」
「フェイカー?なんじゃそりゃ!私を呼ぶのならグランドアクターとでも呼ぶ事だな!」>>403
う~む、みっちり緻密な衣装設定がすごい…。ホントのFGOマテリアルみたいな感じで好き。。。。>>403
島術さんのもそうだけどこういう設定集的なのを見るとワクワクするなぁ…!今って、人います?
……蘇芳ちゃんのお兄さん出来たけど、見る?>>407
【魔術・特殊技能・特性など】
・黒魔術
黒鳥家の扱う魔術系統。西洋においてはウィッチクラフトと混合されることもあるが性質的には別物である。
千寿は黒魔術を扱えこそするものの、あくまでも初歩レベルであり控えめに言っても実力は凡百である。
・交換
物を新しいものに取り換える魔術特性。決して使えないというわけではないが、妹の蘇芳と比較するとただ新しい物を用意出来るだけの特性のため、黒魔術向きとは言い難い。
【礼装・装備など】
・魔術薬
魔術の性能を底上げする薬。魔術髄液と異なり後遺症は無いものの、回路の増加などはないため魔術髄液には一歩劣る。これ以外の装備を千寿は持たない。
【外見・容姿の詳細など】
黒髪ショートで乱れ髪で明るめでつり目の鼠色の瞳を持つ青年。外見は爽やかな好青年そのもののため、悪事を暴露されたとしても暴露した側の人間が疑われ裁かれてしまうほど。学生時代は生徒会長を務め、大学の入学式では新入生挨拶を務めるなど外面はとても良い。妹の蘇芳同様、どんな服も基本的に似合う。
【人物像】
黒鳥家の長男。黒鳥蘇芳は自身の妹にして奴隷。外面は礼儀正しく爽やかな好青年であり、仲間内では残忍で狡猾な青年であり、妹の前では主人のように振る舞う。
文武両道かつ前述の好青年の面も併せて外では常に人が周りにおり、多くの信頼を受け信用されているため彼の残忍な面は知られることはなく、そういう面があると暴露されても誰も彼を疑わないレベルの人望を持つ。また彼に対して好意を寄せる者はもちろん、周りに自慢するために同衾をしようとしてくる者も多い。>>408
蘇芳のインドアで内向的な特技・趣味とは真逆で、千寿の特技はバスケ、趣味は対人バイトとサプライズととにもかくにもアウトドアかつ外向的。
元々は黒鳥家の跡取りとして将来を期待され父母から愛情を一身に受け厚遇をされていたが、10歳の頃に妹の蘇芳の魔術への才能が開花したがために父母は千寿に見向きもしなくなり蘇芳ばかりを溺愛するようになり厚遇されていた立場は一転して全て蘇芳のものとなってしまう。
それだけならば、彼も「仕方がない。自分ではなく蘇芳の方が優れていただけの話だ。」と割り切っていただろう。あるいは蘇芳が蔑みの目を、見下しの目を、嫌悪の目を千寿に向けていたのなら。
けれど千寿の目に映った蘇芳は、兄を蔑むでもなく、見下すでもなく、嫌悪しているでもなく、ただ兄を心配し申し訳なさそうに悲しみの目を浮かべていたのだ。
(どうしてそんな顔をする?どうしてそんな目をする?どうしてそんな申し訳なさそうな態度を取る?お前は俺より優れていて、俺はお前より劣っていた。ただそれだけの話だろう?なのになぜそんな顔をする?それじゃあまるで仕方ないと思っていた俺が馬鹿みたいじゃないか!俺の立場を奪ったのなら、俺の席を奪ったのなら、それに恥じない態度を取れ!でなきゃ、俺がどれだけ惨めになるのかわかっているのか!?)
だから千寿は妹に、蘇芳に問いかける。
「お前に、魔術の才能が無ければ良かったのにな。そうだったら俺はこんな腫れ物扱いをされずに済んだし、お前も魔術で苦しむことは無かった。でも仕方ないよなあ。お前が全部奪ったんだから。なあ……兄貴から奪った居場所にいるってどんな気持ちだ?」
歪んだ問いかけだと理解している。それでも言わずにはいられなかった。ただ妹の気持ちが知りたくての問いかけだった。だが蘇芳から返ってきた言葉が千寿を大きく歪ませる。>>409
「……ごめんなさい。私、兄さんから居場所を奪うつもりなんてなかったんです……。ただお父様とお母様に、ちゃんと自分を見てほしくて……祭器だってたまたまそこにあったから作っただけなんです。私は、魔術師になんて向いていません。だから、その……に、兄さんさえ良ければ私、お父様達と話そうと思います。私なんかよりも兄さんを魔術師の後継にした方がいいって─────」
蘇芳の言葉を全て聞き終える前に、千寿は反射的に蘇芳の顔を殴っていた。殴られたにもかかわらず、千寿を呆けたような顔で見る蘇芳。
「──────ふざけるな」
口から出たのは怒りの言葉だった。蘇芳は何も理解していない。どちらが優秀でどちらが劣悪なのか。父母が望んでいるのは兄なのか妹なのか。そんな単純な話を何一つとして蘇芳は理解していないのだと。その上で『自分は魔術師に向いてないから、父母と話して兄さんを後継にしたい』?ふざけるな、これ以上の侮辱があるか?自分よりも高い才能を持っていたからその立場になれたのに、それを捨てて兄に立場を譲りたいだと?
「お前に俺の何が分かるって言うんだ?なあ蘇芳!!」
蘇芳を再び殴る。何度も、何度も、何度もだ。普通なら泣き叫んで父母を呼ぶ場面だ。なのに蘇芳は叫ぶどころか涙を浮かべこそするが泣きもしない。誰にでも優しい妹。何を言われても、何をされても、反論も反抗もしない妹。多くの人が美徳に感じるそれは、千寿には薄気味悪くて仕方なかった。けれど千寿が蘇芳のことを恐ろしく思うようになったのはその後だ。
食事や待遇の格差が明確に決まっていた15歳の頃。妹の蘇芳が浴室にいることを理解した上で無理矢理に浴室へと押し入った。一応の彼の名誉のために言うと、間違っても子供から大人になりつつある妹の蘇芳に欲情したわけではない。ただこんなことをされても、兄を嫌わずにいられるかどうかを試しただけだ。
「蘇芳。俺にはお前しかいないんだよ。お前がいなきゃ、俺は幸せになんてなれやしない。」
千寿の口から出たでまかせの言葉。お前しかいない?いなきゃ幸せになれない?嘘に決まっているだろう、蘇芳がいなければ生きていけないほど千寿という男は弱くはない。むしろ蘇芳がいなくとも一人で生きていけるくらいだ。そうしている間に強かに魔術式を組み上げる。どれだけ歯切れの良い言葉を並べようと嫌悪されて然るべき行動だと千寿は思っていた。>>410
だが予想を裏切るように蘇芳はそれを受け入れた。隷属関係を結ぶ魔術を行使した時も批難も何もせず、ただ「どうしてこんなことをするの?」と疑問を浮かべた目を千寿に向けた。
それが千寿は恐ろしかった。人がみな善人であると信じる人間はいるが、常日頃から暴力を振るう人間を信じる人間がどこにいる?その上、蘇芳は嫌がる素振りこそ見せるがどんな命令でも従った。蘇芳が命令を受け入れれば受け入れるほど、千寿は妹が、蘇芳が、人ではない何か恐ろしい怪物のように思えた。蘇芳の兄への想いが、愛が、千寿にとっては怪物の胎に呑みこまれているようにしか感じられなかった。
もし、蘇芳がここで受け入れるのではなく拒絶をしていたのなら、千寿は迷いなくこの家を出奔していた。自分を嫌えるということは、自分がいなくても大丈夫だという証拠だからだ。歪んでこそいるが、千寿のこの感情だけは、想いだけは嘘ではない。
だが決して噛み合うことのない二つの歯車。もし、この二つが噛み合うことがあるとすれば……それは二人が殺し合う時だろう。
イメージカラー:鼠色
特技:バスケ
好きなもの:対人バイト、家族以外の人間との触れ合い
苦手なもの:妹にそっくりな奴、父母のように無視をしてくる奴
天敵:黒鳥蘇芳
願い:妹に拒絶されたい>>411
【一人称】俺 【二人称】君、お前、あなた 【三人称】あいつ、あの男、あの女
台詞例
「こんにちは。黒鳥千寿です、どうぞよろしく。良かったら、そこのカフェでお茶でもどう?」
「あはは、嫌だなあ。君が思ってるほど俺は善人じゃないよ?でも、そう信じてくれるのは嬉しいなあ……これも日頃の行いってやつかな?」
「ああ、千寿って名前?確かに響きはいいけど俺は嫌いだな。えーと……マリーゴールドって知ってる?そそ、聖母マリアの黄金の花。あれ、日本では千寿菊って言うんだけど、花言葉が縁起でもなくてね……『絶望』『嫉妬』『悲嘆』ってロクでもないものばっかりなんだよ。もちろん良い意味もあるんだけどね?」
「ああ、いつもお前はそうだな蘇芳?俺が何を言っても、何をしても、黙りこくって口を開いたかと思えばただ『ごめんなさい、ごめんなさい……』って謝ってさあ……そんなんで俺に償いをしてるつもりか?ほら、また『ごめんなさい』って謝った。なあ、蘇芳。そんなことで俺が満たされるわけないだろう?ほら、こっちに来いよ。──────今日もたくさん可愛がってやるからな?」>>412
【来歴】
0歳。黒鳥家の長男として生まれる。
5歳。父母から魔術を教わり始める。
10歳。蘇芳の魔術の才能が開花する。この日以降、父母からは冷遇されるようになり、魔術は教わらなくなり、蘇芳に暴力を振るうようになる。
15歳。高校に入学。この年から蘇芳に対して暴力に加え、性的虐待も行うようになる。
18歳。高校を卒業し、大学に進学する。
【性格】
普段は善良な好青年だが、聖杯戦争時は幼き日に培った魔術師の精神に切り替える。もしサーヴァントや魔術の行使を一般人に見られた場合は神秘の秘匿のために口封じを行うことも厭わない。
【行動規範・行動方針】
聖杯戦争時は怪しまれない程度に大学に通いながら、慎重に情報収集を行う。積極的に一般人を巻き込みはしないが、蘇芳とは違い必要とあらば一般人を犠牲にすることも他者を傷つけることも被害を出すことも仕方のないことだとして選択肢として受け入れる。サーヴァントが多少悪人でも許容するため、多くのサーヴァントは蘇芳よりも千寿の方が相性がいい。
【参戦理由】
何でも良い。
【サーヴァントへの態度】
基本的にどんなサーヴァントでも許容する。さすがに過度な犠牲が出る場合は咎めるが多少の犠牲は戦いだから仕方ないとする姿勢のため、それを嫌うサーヴァントも多いが、多くのサーヴァントはその姿勢を好ましく思う。ただし、妹の蘇芳に対してしていることが明るみに出た場合はどうなるかは分からない。サーヴァントによっては即刻首斬りをされるかもしれない。
【役どころ・コンセプトなど】
良くも悪くも魔術師らしい魔術師然とした一般人枠。某SSにて名前を出してしまったために急遽作成してしまったというのは内緒だゾ☆
黒鳥蘇芳のク ズな兄という設定は割とそのままだが、その代わりに心理状況を少し盛った。まあ盛ったところでどのみちク ズであることに変わりはないのだが、兄の何もかもを受け入れる蘇芳ちゃんとそれに対して恐怖を感じる千寿ではどっちの方が共感出来るかは意見が割れると思う。
ところで誰か、この二人の殺し合いを書いてくれないかなー?(チラッチラッ今真名当てクイズをやっても大丈夫ですかね
>>415
同情というか、ああいう行動を取るにも理由は必要だと思いましてね
千寿も悪いですが蘇芳ちゃんにも悪いところがあったからこうなったってやつですね、しかも蘇芳ちゃんの性格上こっから良い方向に発展する見込みは……
ちなみにこの二人で殺し合いをした場合、フォルヴェッジ姉弟みたいになります(どちらがどちらなのかは言うまでもない)とりあえず投下
【CLASS】キャスター
【真名】■■■
【出典】史実・日本
【性別】女性
【身長・体重】155cm・42kg
【スリーサイズ】83(C)-53-88
【属性】中立・中庸(地)
【ステータス】
筋力D 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:C
自らに有利な陣地を構築する能力。
自らが作業を行い、■■■■■■“■■”を作成可能。
道具作成:C
魔力が込められた道具を作る能力。
■■、■■、■■など■にまつわるものと■や■、■など■■■にまつわるものならばなんであろうと作成可能。>>418
【固有スキル】
自己改造:EX
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。
■■は■■として生まれ、■■され、■■され、■■され、最後には■■に浸からせられるもの。
元々多くの姿に形を変えるキャスターは破格のランクを有している。
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
世界中で人気を博する■■■であるキャスターは高いランクを有している。
専科百判:B
■■に関わるものとして獲得したスキル。■■、■■■■、■■、■■、■■■■、■■、■■、■■、■■■、その他総数32種類に及ぶ■■系専業スキルについて、Bクラス以上の習熟度を発揮できる。>>419
【宝具】
『■■■夜(■■■■■■■や)』
ランク:EX 種別:■■宝具 レンジ:内部の人間の数、力量に応じて可変 最大捕捉:レンジ内の人物
固有結界・■■■■■園。
無限にも思える■畑が続く大規模な■■に、照りつけるように燃える夏の太陽が浮かぶ大空を展開する。
内部に取り込んだ人物に■■ターンをかけた大規模な■■の■■■■を強制させる。
■■から始まり■■■、■■■、そして■■までを行わせる。
最後には彼ら彼女らが摘んだ■■を使って■■を振る舞うことで敵意と戦意を解く。
『■は人の心を和ませるもの』という理念が形となったもの。
『■■■■■■(■■■■■のこしらえ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:自身のみ
■■■の短着、けだしに脚絆に手甲、前掛けに■■の襷、手拭いと■■■。
■■と呼ばれる人々が身につける作業用の■■一式。
『■■■■■■■■■■■■■を止血に使っていた』という逸話から小規模のHPとMP回復、Dランク相当の自陣防御、対魔力を発揮する。
性質としてはワルキューレの纏う白鳥礼装に近い。>>420
【解説】
京都の■■■、福岡の■■■など世界で愛される■■■(■■■■■■■■)の一種。
明治2年に開拓が始まった■■■■■で作られたもの。
多くの■■■■を差し置いて■■■が選ばれたのは、■■■を生みだした地が『■■』と呼ばれるものの発祥地であるため。
元より人に近しい概念と密接な関係にあった■■■は英霊となった。
■■の衣装に身を包んだ小柄な少女。温和で人当たりもよく、人を和ませる振る舞いを欠かさないまさに■■■の英霊に相応しい人物。
ゆったりとしたマイペースな口調が特徴で、ほんわかしたという形容が何よりも当てはまる。外見通り素朴な人となりをしており、その身に纏う■■の装束と比較するとどこにでもいる少女そのもの。
マスターに対しては終始「マイペースにやった方が上手くいく」という指針の元に接する。
それが高じて上手くいくことが多々ある辺り彼女も紛れもなく英霊なのだろう。
また、■■■に捧げる情熱と熱意は本物で、世界全土に「今よりも■■■を広める」ことを目的としている。
「どうも〜、サーヴァント、キャスターです。まずはお近付きのしるしに……1杯、どうぞ〜」
「何事も地道に、コツコツと、着実にが一番です。農耕も、人生も、同じですよ〜」
「まあまあ、まずはお茶を飲んで落ち着きましょう。焦れば焦るほど失敗しやすいですから」
「戦うのは苦手ですけど、戦わせる気をなくすのは得意ですよ〜」
【脳内CV】関根瞳
【BGM】oriental wind/久石譲>>422
わかりますよ。僕鯖スレにも投稿してた日本茶の擬人化ですよね?宝具は八十八夜で。
>>403
えらい!(直球)
>>414
うーんこのマイナススパイラル
>>397
だって正直「デウス・エクス・マキナ」って名前を真に使えるのってギリシャ悲劇関係者ぐらいじゃない?ギリシャ悲劇の化身的な概念ならもう申し分なしじゃない?
>>400
全てを注ぎすぎてクラウザーさんと化してるけどな!
>>401
なんか、神の加護とかもらってるより純粋な頭のおかしさから派生してる方が逆にディオニュソス信徒っぽいなって思った(小並感)
>>402
持つべきものはモンティ・パイソンですわ!
……いやー、なんというか突然デデーン!って出てくるイメージから語感でつけたんですけどね、あの名前>>423
日本茶は日本茶ですけどもう少し細かいですね
真名「日本刀」じゃなくて真名「鬼切安綱」みたいな感じです>>429
わ た し で すhttps://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/鬼一法眼
「剣術極めたら人間止めてたわ」をテーマに全面的に改修しました
胎蔵曼荼羅(キアラではなく黒桜由来の呪層)は皇帝特権というより、リミテッド・ウィッシュ(D&D)のイメージです。クラピカの絶対時間とか、イリヤの魔力分で願いを叶える魔術特性みたいな>>436
【固有スキル】
自己改造:EX
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。
茶葉は植物として生まれ、伐採され、乾燥され、粉砕され、最後にはお湯に浸からせられるもの。
元々多くの姿に形を変えるキャスターは破格のランクを有している……………変化の方がいいかもしれない。
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
世界中で人気を博する日本茶であるキャスターは高いランクを有している。
専科百判:B
農耕に関わるものとして獲得したスキル。耕作、害虫駆除、放牧、収穫、刈り取り、施肥、開墾、栽培、種付け、その他総数32種類に及ぶ農耕系専業スキルについて、Bクラス以上の習熟度を発揮できる。>>438
【宝具】
『八十八夜(はちじゅうはちや)』
ランク:EX 種別:産業宝具 レンジ:1190ヘクタール 最大捕捉:1178戸
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みじゃないか
茜襷に菅の笠(唱歌『茶摘』)
固有結界・牧の原大茶園。
無限にも思える茶畑が続く大規模な農園に、照りつけるように燃える夏の太陽が浮かぶ大空を展開する。
内部に取り込んだ人物に88ターンをかけた大規模な茶葉の育成事業を強制させる。
種蒔から始まり虫取り、水やり、そして収穫までを行わせ、最後には彼ら彼女らが摘んだ茶葉を使ってお茶を振る舞うことで敵意と戦意を解く。
『茶は人の心を和ませるもの』という理念が形となったもの。
『茜襷に菅の笠(ちゃむすめのこしらえ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:自身のみ
絣木綿の短着、けだしに脚絆に手甲、前掛けに茜色の襷、手拭いと菅の笠。
茶娘と呼ばれる人々が身につける作業用の和服一式。
『茜と呼ばれる染料で染めた襷を止血に使っていた』という逸話から小規模のHPとMP回復、Dランク相当の自陣防御、対魔力を発揮する。
性質としてはワルキューレの纏う白鳥礼装に近い。>>439
【解説】
京都の宇治茶、福岡の八女茶など世界で愛される日本茶(NIHONCHA)の一種。
明治2年に開拓が始まった牧の原台地で作られたもの。
多くの有名な茶を差し置いて金谷茶が選ばれたのは、金谷茶を生みだした地が『茶娘』と呼ばれるものの発祥地であるため。
元より人に近しい概念と密接な関係にあった金谷茶は英霊となった。
茶娘の衣装に身を包んだ小柄な少女。
温和で人当たりもよく、人を和ませる振る舞いを欠かさないまさに日本茶の英霊に相応しい人物。ゆったりとしたマイペースな口調が特徴で、ほんわかしたという形容が何よりも当てはまる。
外見通り素朴な人となりをしており、その身に纏う茶娘の装束と比較するとどこにでもいる少女そのもの。
マスターに対しては終始「マイペースにやった方が上手くいく」という指針の元に接する。
それが高じて上手くいくことが多々ある辺り彼女も紛れもなく英霊なのだろう。
また、日本茶に捧げる情熱と熱意は本物で、世界全土に「今よりも日本茶を広める」ことを目的としている。
「どうも〜、サーヴァント、キャスターです。まずはお近付きのしるしに……1杯、どうぞ〜」
「何事も地道に、コツコツと、着実にが一番です。農耕も、人生も、同じですよ〜」
「まあまあ、まずはお茶を飲んで落ち着きましょう。焦れば焦るほど失敗しやすいですから」
「戦うのは苦手ですけど、戦わせる気をなくすのは得意ですよ〜」
【CV】関根瞳
【イメージソング】Oriental Wind/久石譲(伊右衛門のCMソング)そういえばファミ通で開示された情報の解禁っていつにします?
金曜日?それとも一週間後?
>>442
声はこんな感じなので癒し度倍率ドン(当社比)YouTubehttps://youtu.be/UtP9qoUsTcQ
>>443
ああー納得(納得)!>>403
デザインセンスが良すぎる……!!
元々好きなキャラクターな上、リレーでも使われていただいて思い入れもMAXなので、こうやって新衣装を見ることができるのはありがたいの極み。ありがとうございます!>>374
首回りの襟がスーツっぽい感じではなくてフードだったことへの衝撃!>>376
一時期流行って、wikiには何人か既に登録されてますね……
ネッド・ケリー【水着サンタ】!>>456
そっちも読めんのです……
ありがとうございます!やめてなの……特に問題といえる点もなくただただ強いキャラのことを議論して私にその存在を意識させるのはやめてなの……見ないようにしてるの……
前回(ここが始まるよりも前)直視してしまった時は罪のない「堅実に強く善良で優勝候補筆頭と名高いマスター」と「正統派の実力者で最優と名高いサーヴァント」がラスボスに小学校一つを人質に取られ投降した挙句「みんなの為に自分を投げ出したって満足げな感じが気に食わない」って理由で動きを封じられたまま目の前で小学生を物理的に食い散らかすところを見せつけられた後生きたままじっくり貪り食われたの……
私はこの「カタログスペックがものすごく強いキャラを卑怯な手とかトリッキー能力の効果であっさり退場させがち」という性癖を西尾維新症候群と名付けているの……でも私は、めっちゃ強いキャラクターをいろんな方法で貶めてやってやったぞボケ!と鼻っ柱に叩き込んでやるのは嫌いじゃないですよ。
高飛車なキャラだと軽く尊厳破壊できるし。>>465
嫌いなわけではないんです!
ただ「君は強くていい人だし全然かわいそうでもないからこれぐらいなら大丈夫だよね…もうちょっと痛めつけよ……」ってやってるうちにいつの間にか大変なことになってるだけなんです!>>465
ギルもそうなんですけど自分的にはアトランティスのカイニス戦が近いですね。
強い!なんか偉そう!ってキャラに予想外の戦法で虚を突いて喰らえぃ!みたいな。滅茶苦茶見下してくる相手にスパッと勝つとかじゃなくて「なんで?負ける?マジで?」みたいな屈辱と敗北感を味合わせる感じ。ワニと単眼猫がいっぱいだあ……
まあパラメーターに縛られてなんぼなはずのサーヴァントが「他者との差異を測るパラメーターは意味のないものと化す」はちょっとさすがに……とも思います
自らを設定厨と謳うここのえさんらしくないというか、その辺の基礎的な法則は遵守すると思っていたので意外というかというか、私創作においてそのキャラクターがどういう目に遭うかはそのキャラが好きか嫌いかでは決めませんよ。例えば私とある公式サーヴァントのマテリアルの、あるスキル欄に書いてある一文がどうしても許せなかったりしますけど、そのキャラが不幸になったとしても別に喜べはしませんしね。
なんというかなんとなく、不幸な人間がさらに不幸になったり幸福な人間が幸福であるのはただの予定調和な気がして気が進まないんですよね。
あと基本的にシリアスを書くと全キャラ対抗心身耐久テストみたいになりがちなので、元が幸せだったり高潔だったりするほどに不幸のどん底に落としがちというか……>>470
うーん……そこが自分でもよくわからないんですよね……
なんか…なんというか「ギリギリで頑張って踏ん張るのって素敵」っていう気持ちが溢れると全員をギリギリにするために状況を詰ませてしまうというか……なんだろ、「みんなのHPゲージを赤にするためにはHPが多い人をより多く殴らなきゃいけない」みたいな感じになっちゃうんですよね
一応「それ見てる側からしたらたまったもんじゃないな」っていうのはわかるし私だって過剰に不幸な人間を見れば心は痛むんで、プロットを書く時は何回か修正して最低でも「まだ救いはある」か「これなら立ち直れる」レベルまで扱いを向上させるようにしてるんですけど……というかあれだわ、「無傷だから特別痛めつけてる」わけじゃなくて、傷だらけの人間に同じダメージ与えると普通に死ぬだけだからむしろ「傷ついた人には手加減してる」の方が言い方としては正しいかもしれない私
別にその人が幸せだったり恵まれてるから死ぬようにしたわけではなく、結局の理由はその人が生きてると有能すぎてストーリー上邪魔だったからだし>>478
あー、なるほど。自分は100から99を引いて残り1になってからの方がいいな、と思ってしまう方なんでその考えはなかったです。
一気に転がり落ちて、それからどうすっかなみたいな。
何も失っていないならとりあえず全部行くか!みたいな。>>476
これは身体能力抜群のアイドル(すっとぼけ)
ともかく承りました!責任重大だあ>>478
その理論を適応するなら、私が初手でぶん殴るタイプであることの理由は「殴られ慣れてる75→50の反応よりも今まで苦痛を知らなかった100→75の反応の方が新鮮だし、失ったことによるドラマも作れるから」って事になるかもしれませんねぇ
私は多分100から1奪うより20から1奪うことの方が罪悪感感じるタイプなので今北
なんか難しい話してるみたいなので私の持論を一つ
主人公とかがボスに二度三度とボコられてもギリギリで踏ん張って反撃して倒すやつ見ると「いやボスの方も一回や二回くらいギリギリで踏ん張れや」ってなるんですよね。
そもそも真っ当に強いってタイプに真っ向勝負で勝つってのが受け入れ難いというかポケモンで例えたらすばやさの種族値50のポケモンをどれだけ鍛えても種族値150で鍛えたポケモンより早くなる事は無いというか、でんこうせっかでも使わないとその間は埋められない訳で。そして向こうにもでんこうせっかを使われたらまた放される訳で。
何が言いたいかと言うと努力する天才>努力する凡人≧努力しない天才>努力しない凡人であるべき。https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/FTV%253A%20Servants%20and%20Masters%20Material
ついかしました
言及されてるだけの奴のデザインの方は、ちょっとクリーチャーデザインとか学んでからじゃないと無理そう♡(白目)ふむん…
「こういうキャラは絶対○○しないとダメ!/○○しちゃダメ!」ではなく色んな可能性を含んでいるべきだと思うんだ。
根幹の部分を蔑ろにするのとはまた別だけど、広く選択肢がある状態が好ましい。物語を作るにしても多くの事柄が固定されてるキャラは話が膨らませ難い>>481
(絵を想像する)
ひひ……
うひひひひ うぇっひひひひ うひひひひ (恍惚)>>481
ハハハ。自分初めて見たときセイバーだと思ってたんですね。
剣術極めたっておっしゃってましたし、ステータスもハイレベルであぁ、セイバーらしいなぁ。と。
で、女性CVでしたのであ、女性なんだと上に戻ったらまさかのアサシン(笑)
私も『他者との差異を測るパラメーターは意味のないものと化す。』って一文を強調するならステータスは低い方が良いんじゃないかとは思いました。それならステは低くとも技量でトントンに持ってくから確かにステータスはそれだけではないなって納得出来ます。
ステの暴力でやってもそりゃ意味ないよだって技量工夫以前に袖に出来るぐらい強いんだものって感じましたし。
それはそれとして俄然興味が湧きました。剣の座ではなく暗.殺者の座でこれなら剣になったらどんな感じになるのでしょう?
ランスロットみたくむしろ剣の方がステータスは低くなったり?殺は魔性入ってるから精神生が変わったりするのでしょうか?キャラがどれだけダメージを受けるか、って各々の意見に関してはまぁそれぞれの感性や人生観なんかも含まれてて全員が共有できる結末って出ないんだろうなぁ、と思いつつ。
私はストーリー登場時の心身が100%なら進行と共に一つ一つなら耐えれる程度のダメージを受けつつちょくちょく回復、偶に危険域のダメージ受けるけども最終的にはストーリー参加時点から成長するなり何かしら利益を得て欲しいという論の人が私だ…。
いやまぁストーリー上必要なら死亡だったりはしてもらうんだけども。あと多分ここのえさんとは想定や認識の違いがあると思い直しまして聞いておきたいんですが、(そういう意味では>>452は擦り合わせをせずに叩いてしまった面もあると思うので気を付けます)
(俺の受け取った限りの)鬼一法眼ってサーヴァントのスペックを纏めると
「敵の攻撃は全て回避。鬼一法眼自体の攻撃は全て致命的な命中(クリティカル)をする。それは近距離限定だが、スキルによって神速と称せるレベルで距離を詰める事が可能。その上、相手は攻撃を見切れず、鬼一法眼の命中精度は下がらない。更に宝具を使えば神仏であろうと躱せない。また、耐性があっても焼き尽くす天狗の炎を使用でき、遠距離は物理的に在り得ない動きで高速で撃ち出す飛鉢法である程度対応が出来る。性格にも際立って悪い部分はない」
というキャラクターである、という認識でいいのでしょうか?
ここのえさんの想定と一致しているのか知りたいです。
また、鬼一法眼の性能推測はココが違うよ(読解ミスやもっと強い、ココは弱い)などの修正点があれば教えてください。>>495
覇久間の監督役パートを投稿してます。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%99%BA%E7%94%9F
覇久間ですが、槍、弓、騎の晩餐会をするならば誰か一人が代表して書いてバーサーカー暴走イベントへ繋ぎますか?何か色々と会話を回したいならば何度かバトンを回そうかと思いますが。
最近ではありませんが、新作のキャスターを作りました。(イオンさんには既にお見せしてたかな?)
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E9%9B%B7%E9%9B%BB%E7%88%B2%E5%8F%B3%E3%82%A8%E9%96%80>>496
うーん、なんというか私としては「役割的には『フェイカー』なんだろうけど、『フェイカー』というのは心無先生とへファ子の特別な名前な気がするからそう簡単に使うのもな……」みたいな葛藤を経ての決定なのでちょっと意外だったというか
……ま、まぁ一度決めたことを覆すのは私の望むところではないので私はこれが果たして本当に正しいギリシャ式の服飾なのか、手元の服飾資料本を眺めながら頭を抱えるだけの作業(?)に注力する事にするヨ!>>501
サーヴァントは元がデカいから容量分けした分体って考えるの凄く大事ですよね。
短くそれぐらいしか活躍してない1クラスぐらいにしか該当しないよー、って人ならともかく。
いくつも沢山活躍してて2つも3つも該当するよって人なら必ず切り捨てなきゃいけない活躍、要素は有りますし。
……実は鬼一さんってどこら辺がアサシンなのかな?って分からなかったのでござる。
農民って超例外中の例外で普通に剣を極めて剣の要素をメインにした武蔵ちゃんが順当にセイバーでしたので。フランくんほぼ出来たけどまた17歳のゴリラになっちゃったあ……(死んだ目)
>>502
正統派はうちに多いからよろしければ選抜の参考にしてください!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF>>513
佐藤太郎>>507
い、いやじゃ!今後こんな感じで(個人的に)結構大きく考えて動かす聖杯戦争なんてこれっきりかもしれないのじゃ、ならば色んな属性英霊を集めたいのじゃ!
>>510
ちなみに役割は、
・「ネムレス・ウォーフリーク」の契約サーヴァント。黒幕に取り込まれる役。好き勝手暴れて途中敗退するが、最後の瞬間に厭な存在(黒幕)を嗅ぎ取りながら逝く
・「キリク・レナ」の契約サーヴァント。戦闘中に黒幕に取り込まれる役。強力な英霊だったが、黒幕には歯が立たず敗退。生き残っている参加者たちに絶望と異常さを教えてくれる
・「リアム・アンブローズ」の契約サーヴァント。戦闘中に黒幕に取り込まれる役。強力な英霊だったが、黒幕には歯が立たず敗退。生き残っている参加者たちに絶望と異常さを教えてくれる
となっています。この条件で良ければどなたでも、というかマスター側の製作者さんが良ければ。>>513
ボブ・アラン>>515
!
【名前】間久部フランティナ(仮)
【年齢・性別】17歳・男性
【身長・体重】176cm・67kg
【国籍】日本
【所属】無し(時計塔予定)
【職業】魔術師、学生
【趣味】筋トレ、ランニング
【特技】絵本の読み聞かせ、子守り
【好きなもの】母親の料理、家族
【苦手なもの】父親の説教、妹の小言
【魔術系統】ルーン、宝石魔術
【魔術回路】質:C/量:B/編成:正常/刻印:-
【CV】内田雄馬
【容姿】
虎、あるいは狼を思わせる野性味を持つ青年。肉体は鍛えられておりボクサー筋が浮かび上がっている。
母譲りの蒼い髪に父譲りの青紫の瞳を持つ。昔は染めていたが母が「別にあのままでもいいのに」とこぼしていたのを見てやめたらしい。>>513
ジャン・ピエール>>520
【人物】
自信過剰で自意識過剰、我が強く気も強いその態度は妹にも影響を与えている。
自身を天才と断じてはばからない。事実天性の才とそれに驕らず研鑽を重ねられる在り方をしているため、言葉通りの実力を有している。
むしろ、自身を天才と呼ぶことで周りの視線を引き、言葉に違いない実力を得るように自身を追い込んでいる節すらあるのが実際のところである。
本質的には魔術師としての高みをどこまでも目指すストイックな人となりをしており、その在り方は周囲の存在をプレッシャーに変える狂気的なものにすらなっている。
思春期の頃は距離をとっていたが高校生となって落ち着いてからは母親に対しては丸い態度を見せる。なお父親に対してはお察しである。
妹を溺愛しておりその愛情深さは父のそれにも匹敵する。
傍若無人でわがままなように見えて目端が利き細かいところでのフォローを無意識に交えるタイプ。
自身から生まれる自意識過剰とも言えるその態度は周囲からすれば実力の証明となり、それは転じて彼への信頼とリーダーシップにも変わる。
第一印象こそ良くはないが慣れると話題の中心に居座るタイプ。無自覚に人を惹きつける才を持つ。
ちなみにかつての父と同じオラオラ系のヤンキーだが、父と違ってよくモテる。
現状妹が最優先なので誰かと付き合う気は無いが。>>522
彼の在り方は妹の存在に起因する。
彼の妹はワルキューレとしての要素を濃く受け継いでおり、結果的に「時計塔には通わせられない」という結論を間久部夫妻は決定づけた。
この結論を聞いた時彼はひどく後悔した。当時の彼に魔術師として大成する気は毛ほどもなかったが、自分が妹の可能性を奪ったことを本能的に理解してしまった。
愛する妹の未来を無かったことにしてしまった罪悪感は彼に重くのしかかり、彼を魔術の頂を目指す求道者へと変えてしまった。
魔術師としてはルーン魔術と強化を多用する近接型。狼のルーンと呼ばれる決着術式を持ち、文字通り獣の如き身体能力を得る。
父親に対しては自身が目指すべき理想像として捉えており、心の奥底では尊敬の念を抱いている。
父に対する辛辣な態度はそれを受け止めてくれるとどこかで思っているためのもの。いわゆる彼なりの甘えである。
「雑魚が。顔を洗って出直しやがれ」
「上等だ。雑巾みたいにズタボロにしてその辺引きずり回してやんよ」
「変わりでもなんでもいいんだよ。知らないのか? 妹の夢は兄貴の夢なんだぜ」
「これでも落とし前はつけるタチでね。妹の夢を奪った俺がプラプラしてたんじゃ筋が通んねえだろ」>>513
佐藤大輔>>518
NG項目を守っていただければ良いのですが、トップサーヴァントが多いから黒幕に取り込まれ役もインパクトはあるかもしれませんね。>>513
佐藤太郎佐藤さんが多過ぎる…
>>513
主人 公そういえば気付いてしまったのです…新規の鯖全然使っていない事に…!
ペーネロペーが最後になるのかな…そういや登録結局悩んでしていないな…。>>513
池沢 裕也>>513
只野瑛訓(ただの えいくん)
遠里 傑(とおり すぐる)
優木凛凛(ゆうき りんりん)>>509
ダイスにしますかぁ!(投げやり)
ぶっちゃけるとアーチャーのエミュに自信がないんですよね。そこさえどうにかなれば多分いける…かも…
でもわかんない……聖杯問答し始めるかも……>>512
よく考えたら一週間から二週間強かかっ……
>>513
佐藤太郎とか…??
>>519
鬼一法眼の得意な分野で勝負しようとしている前提が、既に間違っているんですよね。得意な分野ならそりゃ強いに決まっているじゃないですか
属性(対応可能な範囲)の多さは強みですが、それは同時に弱みでもありますし(魔性とか特に)
そういうのを突く能力がないのなら、そもそも倒そうと思うべきでは無いともおーもーうー
>>530
剣が常時使えない、天狗としての異能も魔力消費で使えない、徒手空拳で一撃必殺を狙うテクニックタイプが一般人マスター。元々、自分が考えていたのは「小次郎山門タイプ」「マスターが変人奇人で振り回されるタイプ」とかですね
>>537
キリクは「後の御判断は王にお任せいたします――」という王様の側近ムーブとかもござれ
そして魔術師としての常識ゆえに振り回されて「う、うわぁーマジかー!?」する鬼一法眼さんのクリ判定って要は原作で言う『ゲイボルグは必中』みたいなもので、進行の都合上、こうこうこうして防ぐよ(参加者)→了承(ここのえさん)ってなれば大丈夫だよって感じかと見受けられたんだけですがあってますかね?(横からで申し訳ない)
ここまでずっと忌憚ない意見が並んで、その上で作者さんに設定を変えるつもりがないのなら、もういいんじゃないかなって。
関わる場面のある人は納得するまですり合わせするべきだけど……
空気がよろしくなくなる割には非生産的?>>547
助かるー!!ありがとうございます!>>551
おお!ゲルトさんお久しぶりです!!あぁ~。超心配だったけど一安心。良かったぁ~~~、。ザミエルくん、ナイフも持ってたのか……狩人だもんね。そりゃそうか。
きっとこれでライノのエサを捌いてくれてたんですね。もう同盟組んでフルボッコにしたらいいんじゃないすかね、鬼一さん(思考停止)
というかグランドとかビーストとか鬼一さん以上にどうすんのこれって言う人いくらでもいるでしょ、もし議論するならまずはそっちからでは。私は両方作ってますけどやるなら対応しますよ。動かせって言うなら動かすし(言ってもまだちゃんと動かしたことないの1人だけだけど)
ここって「インフレしてもリレーごとに調整すればいいじゃない」って主張の方と「リレーでするならインフレは良くない」って主張の方がいると思うんですけど
多分お互いに平行線上の上にいると思うので議論しても……みたいな部分があるというか
私が見てる限りここのえさんはリレーごとにちゃんと調整してくださってるし譲歩もしてくださってると思いますよ(じゃないといくら聖剣使いとはいえオードリー・ヘップバーンがネブカドネツァルに勝てるはずがない。神秘の核が違う)
前にどなたかが「強いサーヴァントよりもリレーでどう考えても詰んでるのにこのサーヴァントは倒されません!ってごねる作者の方がタチが悪い(意訳)」っておっしゃってましたけどここのえさんは「作るサーヴァントは強いけど倒される時は大人しく倒される」方だと思うのでリレーという意味では問題ないかと思います>>556
あすますプレッシャー!待ってください……今、今しっかり「師匠っぽい強そうなサーヴァントですね()」って褒められるようなキャラに仕上げるので(己の首を絞めて退路を断つ)
『一を遮る魔縁()』
ランク:EX 種別:対救済宝具 レンジ:? 最大補足:1人
対セイヴァー宝具。今回の聖杯戦争では使われない
って使わなそうな宝具考えている時点でもう……>>559
HELLTAKER というパズルゲームです
Steamで無料です 白髪赤シャツ黒スーツおっぱいが好きならおすすめです
短いのでサクサクできます 自分のイチオシはジャスティスさんです天狗……TEN-GU!?? そしてフェイカーデウスエクスマキナ???
件のキャラに関しては設定追いきれないし、紛糾する議題に時間的に付き合えないから見ていないのだけど
度々起こる強さ問題に関しては問題提起する人の方がバランス感覚失ってるケースというか。他者を信じられないからフレーバーテキストまんま受け取って物語上の柔軟さを欠いてるの多いなって>>573
見たい!!>>571
了解です!
>北欧組一番動かし慣れていそうなのは藩士さんだし、その方が良いかなって……
あれっ、そんな馬鹿な()
でも言われたらそうかも知れぬ()>>572
ですです。それとセイバーのステータスランクを少し下げました。
ディートリッヒ系列を分別すると
セイバー B+CCBC+ 神秘殺.しB 宝具が剣が二つと鎧 戦闘経験小~中
ライダー ABBCA 神秘殺.しA+ 宝具が剣と鎧と馬戦車 戦闘経験大
バーサーカー A+BBAA+ 神秘殺.しA++ 宝具が鎧と剣(真明開放不可) 戦闘経験喪失
オルタは基本正史では出てこないので割愛>>582
〜前回までのあらすじ〜
俺の名前は三木輝。
今日こそはバイト先の先輩に告白しようと街を歩いていたら、なんと誘拐されてしまったんだ!いやー!そういうのってもっと美少女とか金持ちが狙われるもんだと思ってたんだけどな!
佐藤太郎(明らかに偽名だろこんなん)を名乗るそいつは、なんとサーヴァント?とかいう奴に魂食い?とかいうものをさせたかったらしく、なんやかんやで俺は脳死状態!しかも、なぜか幽体離脱をしてしまった!
生命維持装置を切るための選択を迫られ泣き崩れる両親を見て途方に暮れていた俺に話しかけたのは、幽霊を見る事ならこれ以上なく得意だという「ランサー」を名乗る子供。そいつ曰く、なんと佐藤太郎(仮)が聖杯戦争に勝利すればこのあたりの街一帯は焦土と化すらしい!なんてこったい!
「今を生きるものの意思が死せる者の戦いのために消費されるのはこの世の理に反するね」とかなんとか言ったあと勝手に納得したランサーは、なんと上下ともチョコミント味のレギュラーダブルアイスを報酬に、佐藤太郎(仮)を倒して愛しの先輩、ひいては両親を守る手伝いをしてくれると言い出した!
そんなこんなで実は魔術使いとかいう奴だったらしいマブダチのレオを味方につけつつ幽霊のまま聖杯戦争に参加する事になった俺は、とうとう佐藤(仮)を打倒する事に成功したのだった……>>583
***
「……それで?これで、全て終わったことになるけど……君はどうするの?」
なんでもなさそうな声で話しかけてきたランサーに、「そういうお前はどうするんだよ」と返事をする。
「僕?僕は……もうここですることもなさそうだし、帰ろうかな。
あの、今はもう塵になったどこぞの不届き者に僕が召喚できた事……自体が、多分佐藤(仮)って奴の願いを止めるための抑止の働きか何かだと思うし。仕事が終わったら帰るものだろう?」
……さらっと何回聞いても明かしてくれなかった「本来のマスター」の顛末が明かされた気がするが、余計な事をつつくのはやめておこう。
「……そうか」俺は大きくため息をつき、眼下で眠っている状態の『俺』を見下ろす。実体がないらしい幽霊がどうやってため息をつくのかはわからないが、少なくとも俺はそう感じているのだから問題ないだろう。
「俺は……そうだな……たぶん、うちはそんなに金持ちでもないし、この状態も長くは続かないだろ」
「うーん。あの高円寺って子の師匠だったら何かしらできるかもしれないんじゃない?知らないけど」
「バカ。友達にこれ以上借りなんて作れるか」
窓の外を眺め、今は汚染された聖杯の後処理を手伝わされているはずの友人のことを思う。唐突に現れた子供の言葉を、その子供の持ってきた「幽霊の書いたメモ」だけで信じるに足ると判断してくれたいい奴だ。あいつは、多分俺が死んだ後もうまくやっていくのだろうと思う。
両親も……多分。なんだかんだで図太い人たちだから、立ち直ってくれると思う。
心残りがあるとすれば、先輩のことだった。明日こそは告白しよう、また明日こそは、と思って後回しにし続けているうちにこんな事になってしまって……結局、この奮闘だって自己満足だ。
ああ、たとえフラれたとしても告白しておくんだった……>>584
「……まぁ……お前からしたら悟ったこと言おうとしてる痛い奴に聞こえるかもしれないけど、なんだかんだでいい人生だったんじゃないか?」
「そう」
言って、ランサーがまたアイスをひと舐めした。上下段ともチョコミントって約束のはずだが、よく見ると下の方の段はスーパーチョコミントだ。意地汚い奴め。
「そういやさぁ……結局お前の名前、なんてーの?ランサーって役職名なんだろ?」
「えー」と口をすぼめながら、ランサーが溶けてきた下段と残り少しの上段のどっちを食べるか逡巡している。「それは名乗ると君のためにならないって言っただろ?」
「ためになるもならないもねーよ。俺もう死ぬんだぞ?解消できそうな疑問とか心残りはできる限り少なくしておきたいわけ」
「そっか。そうだね、じゃあ、教えようかなぁ」
ようやく溶けかけのアイスクリームを安定させる事に成功したランサーが、ホッとしたように胸に手を当てた後こちらに向き直った。
「僕の真なる名は–––––」
突如、特大の銅鑼の音と共に窓から何かが飛び込んできた。
「NOBODY EXPECTS THE HERMONICAL TRAGEDY(誰も予定調和の悲劇なんて求めてねーよ)!!!!」
突然横合いからぶっ飛んできた謎の影に押しのけられ、溶けかけのアイスクリームが宙に舞う。
珍しく「わーーーーー!?」と大声をあげながら器用にアイスをキャッチしているランサーを横目に、俺は入ってきたものを見据えた。
「こんにちは!!!!ぼくアポロン!!!!」
「……いやお前フェイカーだろ。なんでここにいるんだよ」>>585
目の前に立っていたのは、すでにマスターが退場した事でいなくなったはずのフェイカーだった。
「何を言ってるんだゴーストくん!私はアポロン!アポロンといえば弓!弓といえばアーチャー!そしてアーチャーのクラススキルは単独行動だ!アポロン神ともあろう者がマスターがいなくなった程度で存在を保てなくなるわけないだろう?真面目に考えろよ!」
「そ、そうかな……そうかも……」
言われてみればそんな気もしてきた……が、こいつが数日前は別の名前を名乗っていたことを俺は知っている。
とうとうアイスクリームも形を保つことができなくなっていたらしく、しばらく黙ってクリームを舐め舐めしていたランサーが肩をいからせながらフェイカーを指差す。
「騙されないでねミキくん!そいつ一欠片もアポロンではないから!」
「……お、おう。知ってるのに一瞬騙されかけた……すごいなサーヴァント」
「何を言う少年。神は必要に応じて化身で出てくるんだから、君が知っている存在と違うものだって神である可能性はあるだろう?決めつけはいけないな。私がアポロンでないと言う証拠はどこにあるというんだ?」
ドヤ顔で胸を張るフェイカーを見て、ランサーが「見ればわかるんだよ…」と蛙の潰れたような声で抗議する。頭痛が痛いといった様子で頭を抱えたランサーの肩をアメリカンジョークのモノマネでお笑い芸人がしているような高笑いをしながら鷹揚に叩くと、フェイカーが俺––––––寝ている方の俺を手で大げさに指した。
「で!今もそこらへんで話を聞いているのであろう、君のマスターであるはずのこの少年!彼の世界に対する功績は多大である!
しかし悲しきかな今や彼はヒュプノスの囚われ………その働きを考えると、この結末はあまりな末路といえよう!
世に演劇は数あれど、観客が喝采で迎えるのは全てが悲壮に終わる悲劇よりも、一縷の希望ある結末の方なのだから!」
「……何が言いたいの?フェイカー」
疲れた顔で本題に入るように促すランサーの方に顔をぐぐいと傾けたフェイカーが「んんー??フェイカーってなんの話かな??ちょっとよくわからない!」と首を傾げた。
しばらく悩む様子を見せた後、呆れたように「……アポロン神」と言い直したランサーの肩を満足げに抱き、目の前の自称神は「今から彼を治療しよう!」と高らかに歌い上げた。>>586
「……はぁ!?」
幽霊であるとかそれ以前に目の前の男のテンションに全然ついていけないがゆえに会話に全然入れない俺の代わりに、ランサーが100%のリアクションをしてくれた。
「………あのさぁ、いくら……アポロン?であったとしても、現世にこうやって干渉するのはマナー違反なんじゃないの?」
「あっはっは。青いな少年。オリュンポスに座す偉大なる神々に不可能はない。ゆえに若者一人を治療するぐらいならわけはない!当たり前だろうそんなこと!」
得意げに胸を叩くフェイカーの言動に、ランサーが若干たじろいだ。
「……い、いや、それは、そうだけど………」勢いに物理的にも精神的にも押し切られそうになっていたランサーが、ぶんぶんと首を振って「……できるかどうかとやるかって別だからね!?」と姿勢を正す。
「心配するな。彼はまだほぼ死にかけとはいえ生きている状態なのだから、冥府(ハデス)だってその肩に手をかけてはいまい!」
「かけてるんだよねぇこれが!」
「なぜそう断言できる?悲観主義は良くないぞ!それに、今死んだとしても空はもう星々でいっぱいだからなぁ!そぉい!!なんかすごい神ビーム!!!」
「え、うそ、そんな雑な方法で…………おい何をする待てってば貴様ァ––––!」
半ば泣きそうになりながら悲鳴を上げるランサーの声を耳にしながら、俺の意識は遠のいていった。
***
体が泥のように重い。少しでも気を抜けば眠ってしまいそうだが、もう一生分眠ったような気分でもあった。
身体中に砂を詰められたような感覚をこらえつつ指を動かすと、遠くから若い女性の叫ぶような声が聞こえてきた。
「––––––––生!先生!急いでください!305号室の患者さんが!奇跡です––––!」
もう一度眠りの奥に沈んでいく耳元で、「……まぁ、結局死んだことはないわけだし…これぐらいは許すとするか。お疲れ様、ゆっくりおやすみ」と誰かが囁いた気がした。>>588
***
「……んー。それは妙な体験やったな。全く、ミキは変な所で運がええわぁ」
俺が目を覚ましてから一週間。病室の枕元で目が覚める少し前の出来事を洗いざらい聞いていたレオが、一区切りついたところで剥いたりんごを差し出し「ふふ」と笑い声をあげた。
「さんきゅ。…………こういうのってさ、普通美人の先輩とかがやってくれるもんじゃね?」
「告白もしてへんのに図々しいこと言ったらあかんよ。明日バイト先の店長さんが店員さん連れて見舞い来てくれるらしいから、それで我慢し」
「ちぇー」
久々のみずみずしい果物の感覚に舌鼓を打ちつつ「そういえば」と話を続ける。
「そういえば、なんであいつは最後に俺なんか助けて消えたんだと思う?」
「さぁ?そのフェイカーってやつ、役者やったんやろ?なら、綺麗なオチがつかない舞台が許せなかったとか?」
切ったりんごを自分でも口に含むと、レオがつまようじを回しながら人差し指を立てた。
「ほら、唐突に現れてオチをつける………機械仕掛けの神ってやつ!」【元ネタ】イーリアス【クラス】ランサー/ミネルヴァ
【真名】ディオメーデス【性別】女性
【身長・体重】185cm・70kg
【肌色】白【髪色】瑠璃【瞳色】マルーン
【外見・容姿】鎧を着た際には威圧感漂う大男、それを外せば美しい美女
【属性】混沌・善【天地人属性】天
【ステータス】筋力:B+耐久:C敏捷:A魔力:D幸運:D宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
【固有スキル】
使い魔(鳥):B ランサーが率いた軍はランサーが国への帰還を許されなかった際、神の業によって小鳥と化したという。彼らの王であるランサーは召喚した小鳥を諜報の他、魔力を纏わせ突撃させたりと攻撃にも転用する。
美神の呪:EX ランサーは生前、大男に見間違われる程の体格を持ち、周囲からも男として扱われていた。内心女の美しさに焦がれていたような彼女が美神アフロディーテを傷つけた際、『絶世の美しさと肉体を得るがランサーはそれを知覚できず、また王としてある限り他者も知ることは能わない』と言った嫌がらせ全開の呪いを受けたのであった。
神性:C 死後にアテナに神に召し上げられたためこのランク……なのだがとある宝具を使うことでこの神性はアテナのそれと等しい『女神の神核』となる
【宝具】
『神威裂罅の乙女槍(カロス・イェネオス・ニーケー)』
ランク:A 種別:対人/対神宝具 レンジ:1〜12 最大捕捉:2人
ディオメーデスがその槍にて女神アフロディーテを傷つけ、またアテナの加護ありきといえども軍神アレスを退散させたことからの宝具。
真名開放をすることによって①強力な神性特攻②槍に染み込んだ美神の力③槍に染み込んだ軍神の力を使い分けることができる。①神を傷つけるという快挙を二度も成したディオメーデスの逸話から成立する神殺しの力。サーヴァントである霊基では神霊、神に対してそれほどまでの絶対性を持つわけではないのだが、神霊サーヴァントや高ランク神性サーヴァントを相手とするならば真名解放をしたこの槍は強力。また、神の力を持つ対象(純粋な神、神霊要素しかない存在は不可能)に対して『神性のみ』を貫くことができる。
②美神を傷つけることによって槍に宿った美神の権能の一端。権能と言えるほどの全能性は発揮しないが、この状態の槍は肉体に傷をつけるのではなく思考、感情などの魂に類するものに対して攻撃を行う。また、攻撃が当たっていくたびに対魔力を貫通した強力な魅了効果が発動する……のだが此方はランサー自身と相性が悪いことで十全な性能を発揮しない。
③軍神を傷つけることによって槍に宿った軍神の権能の一端。権能と言えるほどの全能性は発揮しないが、この状態の槍は単純に攻撃力が増加する他、精神高揚、身体能力などの恩恵がある。フン族の王アッティラが放つ『軍神の剣』とされる宝具の劣化版を再現することができる……が、『アテナという存在がアレスを抑圧する』性質から十全な性能を発揮しない。
『難攻不落の戦女神(インカーネーション・パラディオン)』
ランク:A+ 種別:変生宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ランサーが『ランサー・ミネルヴァ』たる所以の女神像(パラディオン)の宝具。ランサーは死後、自身が信仰しまた自身が寵愛も受けていた女神アテナに神に召し上げられたが……それは少し違う。
彼女が戦ったアイネイアース(アフロディーテ)のように。彼女もまた、女神アテナの写し身。正確には生まれに何もアテナとは関連性のなかった彼女が、人生の中でかの女神と深く深く関わる毎に女神と同調、力を受け取るたびにパイプが太くなっていく。最終的にはアテナの加護(アテナの写し身)となることにより端末といえどアレスやアフロディーテを退けさせることを可能にする、と言ったように彼女はアテナの代行者となった。宝具を使用することにより女神像がランサーの体の中に吸収され、それにより効果を発揮する。神性は女神の神核となり、戦女神のような装束となる。そばに飛ぶ梟はアイギスを発動させる遠隔機(浮遊する盾)のようなもの。
デメリットとして、やはり元は何の縁もない存在だった人間(サーヴァント)が一時的に神霊サーヴァントになるのだから展開時間が短いこと。長時間展開はいわばランサー本来の霊核を砕くことに他ならない。
【Weapon】槍
【解説】
アルゴスの王。トロイア戦争においてアカイア側の三本の指に入るほどの強者。テーバイ七将の子ら「エピゴノイ」の1人であり、後にエピゴノイでテーバイを攻め、勝利した。その後アルゴスの王となり、祖父であるオイネウスへの献身を挟みトロイア戦争へと参加する。
──────歴史上では男とされていたディオメーデスだがその正体は女性。では何故男として伝わっているかというと国の都合と、そして本人の体質である。
………彼女の体格は女のそれではなかった。基本、人間という生物は男と女で成長していくにつれて「体格や体の特徴の違い」がどうしても現れてしまうものだ。筋肉のつき方、肩幅の広がり方、骨の太さなど如何なるアスリートであろうともどうしても避けられない。それは人間という種に絶対にあるものだから。
がしかし。一体これはどういうことだろうか。法則が違う神代だからかはたまた単なる遺伝子の異常か。彼女は裸体を見ねば男と見間違うほどの戦士としては恵まれた体を備えて生まれてしまった。肩幅も、筋肉も、胸も、身長も、体重も。本来であれば女性相応だったはずのものが一流の戦士の男に相当している。これはおかしい。
しかし、彼女が備えた王としての才能と武才を「女だから」と潰えさせるのは惜しいと考えたのか、その体を逆手にとって事情を知るものたちは彼女を「男」として祭り上げた。
彼女は誠実であったから、もちろん己は女であると言おうとした。がしかし、どうすればいいものか。手っ取り早いのは衆人の前で裸体を晒すことだが、血筋として正当なものを引いている自分がそうするのは父に申し訳が立たない。しかし、己がいくら何を言おうとも何も知らぬ周りは冗談と聞き捨てるし何より信じたものは己を男とさせていたい者達に潰されてしまうではないか。ああ、どうするべきかどうするべきかと考えに考え抜いてあれやあれやとトロイア戦争。己が信じるものに誠実に戦い……しかして本当に誠実でありたい性別は偽って。アフロディーテには「己の性すらも満足に生きることのできない哀れな娘」と嘲られ。愛した妻には不貞を疑われ、国も失い己についてきた部下も鳥へと変えられて。
─────もし次があるのなら、次はちゃんと、何から何まで自分に正直に………
【人物像】
誠実で、愚直。己が判断してやろうと決めたことは周りも見ずに猪突猛進してしまう癖があるほどには自分の考えたことに忠実すぎた頑固者。誠実ではあるが公正に非ず、清廉ではあるが慈愛に非ずといった召喚者の想像以上に芯が固いサーヴァント。生前の後悔もあってか自分が決意したことに恥じず、悔いず、突っ走ることを決めたため更に磨きがかかっている。
国に残した妻とのすれ違い、そしてそれにより故国に帰れなかったことから他人の愛を尊び応援することはできるも己に関する愛に関しての話題は苦手。不器用で真っ直ぐすぎる自分は恋愛なぞ幸せにさせられないのだから仁義と友愛だけでいいと思っている。
死後に己にかけられたアフロディーテの呪いを知り、今までは「顔すら男よりも醜く女とは思えぬような容姿」と兜と鎧で隠し恥じていたものを「借り物ではあれど確かに私」とおどおどながらも兜鎧を外し顔を見せるようになった。
女子らしいことをしたいと思うも女子力皆無の残念ガール。化粧は下手くそ、ファッションセンスも鍛えてない、女の子らしいことが何一つ思いつかない……などまだまだ手探り。
特技:投げ槍・天敵:アフロディーテ
好きなもの:オリーブ・嫌いなもの:意志を曲げること
願い:妻に謝りたい
【一人称】私【二人称】お前、貴方【三人称】彼、彼女「ランサー、ディオメーデス。……予め言っておこう。私は女だ。そこを履き違えないように」
「……どうやって男だと誤魔化していたのか。ふ、ふふ……私は誤魔化したくて誤魔化していたわけじゃないんだ。本当は言いたかったんだ……まあ、今更あとの祭りだがね」
「なんだ、マスター?……その髪型は合っていない?や、やはりそうか?私としても何かおかしい、アフロディーテにもたらされたこの顔があまり映えないということは髪のセットアップが失敗したということで……その……教えてくれはしないだろうか」
「戦いは好きだ。血湧き肉躍る。王としての自分を恥じたこともない。誠実だの仁義に熱いだの言われているが、ようは自分がしたいことに忠実なだけでね。殺し合いだってしたいと思ったなら喜んで槍で相手を貫くさ」
「女神アテナは私が最も敬愛する神だよ。……あまりにも同調しすぎて、死後は彼女の化身として属神になったとは私も思わず笑ってしまったが。だがまあ、そこまでしなければアレスやアフロディーテなどの神を傷つけることはあたわなかったと思うから」
「……私は別に、恋愛はいいかな。いや、うん。女性だろうと男性だろうと抱こうと思えるし抱かれられると思うんだが……うん、それはそれとして人を愛するのは少し怖い」
「アイネイアース?……いや、うん。あの美しさは羨ましいかもしれない。しかし……私の方が強いぞ!ふふん!」
「メムノーン……あのアキレウスと互角に争った英雄……戦いたい……不思議に思うか?私とて戦士。命と命をかけた死合は心から渇望するものの一つでもある。もちろん、それだけでは世界は回せないが」
「ヘレネー……ああ、そうだな。私は彼女が望んでいたことを知らぬ存ぜぬと。己のことで精一杯などといった言い訳では許されることもあるまいよ。どう思うにせよ、それを甘んじて受けるしかないな」
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/無常昇華惑星%E3%80%80アルゴル
に出てきたマイ、ディオメーデスちゃん。今のところwiki登録するつもりはありませんけど、一度物語に出してしまった以上プロフィールは作っておくべきかなって
もし登録するならキュベレー特異点の用語解説のとこに載せておきます>>557 >>558
ありがとうございます……!!
疲れた心にスゥーッと効いてく…!
>>587
エミュ苦手だから良かった…!
致信さんには「私も天狗になりたいなー、コツとかある?」
>>592
うふふ爺ショタ師匠すこ(どうしても「一条堀川の陰陽師」と「鞍馬山の天狗」が繋がらないんですわね。義経記も鬼一法眼三略巻も、鬼一法眼は自死するし)とレスしようとして…
そ、そう来たかー!!仏敵の解釈!!
ちょっとレ―ジュさんに聞きたいんですが、鞍馬天狗の真名を「鞍馬山魔王尊」あるいは「鞍馬山魔王大僧正」にすることはできますか?できなくても問題はないです~
>>601
既存の、あたりで心のアイネイアースが「ちょちょちょ」しましたね
アイネイアース「ディオメーデス? ……ああ、彼女の強さには憧れるし羨ましくも思う。けど、綺麗さなら私の勝ちだから」>>604
ごめんなさい、完全にぶっ飛んでた……!
「パンダロス……ふむ、アレかな。私とは違うディオメデスに対して怒っていると聞いたが……何はともあれ私は君に敬意を。願うことなら、神の力も何一つ絡まないまま雌雄を決したいものだ」
>>605
セイバー・ヴィーナスとランサー・ミネルヴァで女神化身英雄コンビ!
……アーチャー・○○(ローマ神話名の女神)も……?
>>606
「アテナ様。貴方様の寵愛、忘れたことはありません。ペーネロペー嬢……ふむ……いや、すまない。オデュッセウスとは、少し仲が……」
ちなみにディオメーデスはアラクネと仲がわりと良かったりする。片方が中指立てて片方が青筋立てながら遠慮なしで殴り合うからなおチョコミン党のランサーがどうやって病室でアイスを食べていたかについては「病院のそばに31がある」とでも脳内補完しておいてください
>>592
この「神様」、こんなノリだけどこれと引き換えに自分は消滅してるから割と命がけで頭おかしいんだぜ
>>593 >>606 >>608
この話の何が一番ギャグかって、理性と中道を重んじ悲劇的恋愛の象徴とされるアポロン神を名乗る狂気の神ディオニュソスの信徒が「神を信じろよ!!」ってよりにもよってランサー相手に説教してるところなのよね
>>594
やったことは伏線ぶん投げだけどな!
>>603
だって高円寺の学区内でこれってことは「西行さんでも単独で解決できない、あるいは今は動けないかメタられてる案件」ですよ……?>>580
私は大丈夫ですよ。どのタイミングでそれをいれますか?
あと平将門の蘇生宝具、これを使いたいのですが話の流れで将門公に覇久間の参加者たちで殺ってもらえませんか?>>595
ほんじゃあ行きます
■セイバー
飯岡幸
剣陣営のサーヴァント。もぎたて♡にーちゅなセイバー。近づかないでください、人を呼びます。ビジネスライクに接してれば関係は崩れることは無いのでカイホスルーとの相性は上々。あのダメ探偵すぐに「君は美しい」とか言い出すからな……
カイホスルー・アードゥル
剣陣営のマスター。胃痛枠&薄毛枠。サーヴァントにはビジネスライクに、それでも良きマスターとして接するのでさっちゃんとの相性はいいと思いたい。弓陣営とは同盟組んだり戦ったりする。
■アーチャー
ワルキューレ(ムスペル)
弓陣営のサーヴァント。委員長型ワルキューレ。愛が重い。清姫とサロメを足して二乗にしたくらい重い。でも根っこの部分は王道ヒロインなのでフリードとの相性はいい。ヤンキー&委員長は私の性癖。
間久部フリード
弓陣営のマスター。理エルの息子。ぼくのかんがえたしゅじんこう。お前主人公感歪んでないか? それな!()ワルキューレが母という縁の元の縁召喚でムスペルを引きます。
■ランサー
バフォメット/ジャック・ド・モレー
槍陣営のサーヴァント。地獄の案内人で悪魔な騎士。竜胆とは犬猿(ただしチワワとマウンテンゴリラ)の仲。どっちがチワワかはご想像にお任せします。敗退後彼女との契約に引っ張られて2人で地獄めぐりするよ。
壬生竜胆
槍陣営のマスター。剣術ゴリラ。呪いを解呪出来そうなやつを探した結果召喚したのは悪魔でした\(^o^)/。敗戦後は死亡して地獄に落ちるよ。呪いを解くためにいいことも悪いこともやってきたからね。仕方ないね。>>621
■ライダー
マリー・アントワネット・ドートリシュ
騎陣営のサーヴァント。光の王妃様。スキルの効果でライダーとして召喚されたシールダー。元々は理仁とのコンビだったけどフリードとの兼ね合いのためにマスターが消えました。次は組ませる。
未定。騎陣営のマスター。巻き込まれ枠を所望します。第一候補は島術さんとこの三木君。
■キャスター
アッシュールバニパル
術陣営のサーヴァント。ドS王。マスターに首輪をつける系サーヴァント。私はこいつを扱い切れるだろうか……エミュに不安しかねえ……
ユリナ・リベル
術陣営のマスター。文学少女系魔術師。バニパル王との仲は意外と長かったりします。ムスペルが王道ならこちらは正統派ヒロイン。正統派です! ……正統派……です……(小さくなる声)
■アサシン
宮本武蔵
殺陣営のサーヴァント。天下無双の大剣豪。基本的には千早の尻に敷かれている()剣術の稽古はとりあえず型は見てやる主義。手合わせ? いくら手加減しても素手でガラス真っ二つにする人相手に稽古はちょっと……
志村千早
殺陣営のマスター。剣士の卵系マスター。基本的には武蔵を尻に敷いている。無限の住人の卍さんと凛みたいなのが書きたい……卍さん別に剣豪じゃねえけど……千早の剣の到達地点ってなんなんですか火村さん。>>622
■バーサーカー
許仲琳
狂陣営のサーヴァント。琳ちゃんはどのクラスにもなれるってなんか言ってた気がする……たしか……メイビー()彼女の狂気とはなにか? それは太公望の消失にほかならない。つまりバーサーカーの琳ちゃんの宝具は「魔力の続く限りの太公望の軍勢の創造」です。加減しろバカ!
姜子牙
狂陣営のマスター。ずるっこマスターにずるっこサーヴァント。勝ったな!!!!ガハハ!!!!と思ったじゃろ? そうでもないんじゃよ(術陣営と相打ちになるので)
■セイバー2
マルガレータ・フォン・ヴァルデック
剣陣営2のサーヴァント。今回はRequiem(公式)に近い時空なのでなんかいっぱい居ます。(なぜならどうせ召喚シーンと敗退シーンしか書かないから増やしても大した手間にはならないから!)
未定
剣陣営2のマスター。イコマ君かジャメルかシリウスで悩み中。>>623
■キャスター2
金谷茶。かなやちゃんとお呼びください。ふわふわした癒し系キャスター。でも強制労働を強いるぞ!逃げて理仁さん!
■ランサー2
オデット。満を持して推参した銀盤に咲く雪華(アイドル)。とりあえずフレデリックと組み合わせてみたい。
■バーサーカー2
フレデリック・ミラー。ペンギンバカ。賑やかし担当。真夏が産んだ悪夢。「ジェネリック〇〇を作れば〇〇が引ける」教を生み出した元凶。
■監督役
ミソラ・オオガミ。
聖杯を集めに集めた上に「聖杯戦争が恒常化してサーヴァントが一般市民と同じように存在出来ますように!」って願ったらこうなった(聖杯内部に結界を展開して街をまるまる一つ飲み込んだ)まミ壊(またミソラか壊れるなあ)
エルヴィス・プレスリー
伝説のロッカー。とんでもねえマスターと召喚してしまったと思いつつもミソラの人となりは嫌いではないので悩み中。世界としては完成されてるし聖杯戦争はあるけどそれ以外の紛争とか貧困はないしこれはこれでとなりつつある。しっかりして!!!!>>619
タロス「…………」むしろ同じ女子力同志親近感が湧いていると言いたげな表情>>629
レーソスは本当トロイア側のアキレウスみたいな人なんですよね
義理堅いし優秀だしで本当に戦場にいたら頼りになったんだろうなって感じだけど戦場の無常さですよね>>625
カイホスルー(よし、楽しく話せたな)と彼にはコミュを頑張ってもらいたいです。サーヴァントとの恋愛とかも禁止していませんが、ビジネスライクで付き合うほうがしっくり来る三十代後半独身魔術師。(メンタル強いけど胃と頭髪は弱い)
白雪姫にはケーフェンヒラーはどうでしょうか?美男美女で絵になるかなと。
>>632
「おうよ、俺もいい加減学んだ。神前では控えるさ。……それにしても、アンタも当世の価値観にならう側か。まあ、アンタらしいかもな」
神前での行為で怒りを買ったのでもうやらない、といいう小アイアス。そこを抜きにしたカッサンドラへしたことは「お前(ギリシャ英雄)らだってやっていること」なので、その部分についてギリシャ英雄が糾弾してもちっとも響いてないですね。
こう、原典にあるギリシャのワイルドなところをそのまま持って来るとこうなりました。>>627
直近で成分を補充したので……癖がない男の子をマスターにしたいなって……
>>629
おおジャメル……書けるかな……やるなら白雪姫かな……
>>633
コンセプトは「圧がやばい王の軍勢」です。スペック的には葛の葉の宝具での受肉後晴明とトントンだけどそれが1000人とかいるのでもう地獄()
>>634
チワワは竜胆なんだよなあ……バニパル王のエミュ頑張りますね……大丈夫よ理仁さん!フリードがいるってことは働いてる世界線だから!ミソラワールドの中だけど!
>>635
各地のミソラちゃん所有の聖杯が同時に起動してこうなったので画像みたいな町になってます
コンセプトは馬鹿の考えた東方project
>>637
下手な情を見せない相手の方がさっちゃんとは上手くいくので!ケーフェンヒラーか……いいですね……候補に入れておきます……>>639
画像をわすれるなど>>637
カッサンドラ云々は王としての自分は「まあ、うん。非難されて然るべきだけどお前らもって言ったらまあ、ねぇ?」みたいにちょっと納得してる
それとは別にカッサンドラ云々は「女として」許せないから腹立ってる。これはアキレウスのペンテシレイア云々もそう。同じ女としての話
>>639
ジャメルはですねぇ、①人殺しするぐらいなら自分が死ぬ②内心は自他ともに罵倒ばっかり③取る行動と言動は気持ち悪いぐらいお人好し、で行けると思いますよぉ
ジャメルが無理ならオデットと紫音で……癖がないよ紫音は……
というかあれなんですかね?藩士さんは王妃様とのペアより白雪姫とのペアの方がお好き?
>>640
「アキレウス ……嫌いじゃないぞ。あの武勇、そしてあの性格は好ましい。一度争ってみたいものだが。……しかしなあ!生前は『後に槍でも交わそう』なんて言ってたのにこの容姿になって女だとわかってからアレだ!全く!」
「オデュッセウス?……すまないな。パラディオンを巡る云々のせいで、彼には苦手意識が……有能なのは私も知っているよ」
「アガメムノンか。私はヘレネーへの誓い故に参加したが……DVがあったとか、なんだとか。ふむ、私は……どうなのだろうな、彼は」
「輝く兜のヘクトール!ああ、知っているぞ。彼には随分と困らされた。え?坐骨神経痛?……はぁ。英霊が?」
「パリス ………ああ、いや。アカイア側も随分と死んだ。何が言いたいかというとだね。アレは神々による英雄の間引きだったんだ。彼がどの女神を選んでも。あるいは別の選択肢があっても。どうあれ私たち(英雄)はたくさん死んだだろうさ」こっそり水着パラス・アテナの宝具貼っとこっと。
『汝、星を砕く鉄塊[ストライク・イーリオス]』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:1〜9999 最大捕捉:星1つ
水着パラス・アテナの宝具。アテナの機能の一つである『格納庫から装備を射出、換装する』を利用した戦法で巨大な破城槌のようなモノを高速で射出して対象を粉砕する。その正体は機神の装甲を補修する為の予備金属であり規格外の硬度を誇り、それが高速で衝突することで途方も無い威力を発揮する。速度と大きさを調整する事で小回りも効くという。
パラス・アテナは語る。「『神の杖』。神を冠するだけあってそのコンセプトはスマートで好きよ」────誰だこの女神に神の杖教えた奴。
>>636
弁明も許されない分オジマンよりひでぇや…。
>>639
そら(あれだけあったら)そう(なる)よ。>>645
あっちほど歪み捻じれて爛れてないから……ごく普通の拳で会話する親子だから……>>647
なるほど
型月ではそのあたりどうなるのかきになりますよね暴走するといわれてた総大将しかりヘレネー周りの情報だったり
最近ヘクトールの出番も色々増えてるし期待ですねそろそろ自作キャラ以外のキャラも書いていかないとなぁ、と思ったので
↓のルナと絡ませてみたいってマスターがいたら教えてほしいなんて言いつつ私は寝ます
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ルナ・アードゥル>>622 >>625
>千早の剣の到達地点ってなんなんですか
良い質問です
wiki記事にもチラッと書きましたが、千早が剣道を引退した事には特段深い理由も意味もありません
言うなれば思春期にありがちな迷い。さらに言えば、ある種の『飽き』にも似た衝動的行為です
剣が嫌いになった訳ではなく、事実私生活においても鍛錬を組み込む辺りに現れています
では彼女にとっての剣の到達点とは何か
それはずばり、『彼女の人生の到達点』そのものです
・もしも聖杯戦争/大会に巻き込まれず、平穏な一生を送っていたら
・もしも聖杯戦争/大会に出くわして、様々な英霊と出会っていたら
・もしも何かの間違いでカルデアないしそれとよく似た科学と魔術の合同秘密機関に招かれたら
・もしも一度きりの、神秘絡みの騒動に巻き込まれていたら
・もしも――――怨敵と出会ってしまい、剣鬼の道に堕してしまったら
それがそのまま、彼女にとっての『剣の到達点』になります
つまり何が言いたいかというと、ぶっちゃけそちらの自由に決めて結構です。自分も好きなように導きますので(無責任)>>652
吸血鬼絡みという事で、うちの聖堂教会代表ジル・セレナードをば
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89
出会った瞬間殺し合いが始まりかねない?
そこはそれ、勘違いとかそんな感じで誤魔化してですね>>658
奴のヤバい所はミソラちゃんの状態を「死体が喋っている」と判断したら「死体の居場所は墓場だけだよ?(ズドン!)」ってなる確率が九割九分(残りの一分は消滅させられる前に言いくるめ判定を成功させた場合)で、「まだギリ生きてる」と判断したら好感度稼ぎで空前絶後のクリティカルでも出さない限り「生きた人間を導くのは僕の役割じゃないしなぁ」ってたとえ破滅するとしても(明らかなルール違反には手も口も出すとはいえ)なんの指摘もせず黙って見守るって所だから、その点をうまくクリアできればなんとかなりそうではあるんですわよ
かの方と関わる場合のおすすめポイントは、どこぞの妖術師よろしく一般人より神格存在に近く生まれる事で「これは異教の神同士の外交のようなもので神と人との関係や役割理論は考慮に入れる必要がない」と認識させる事なんじゃないかな(????)
……私何言ってんの?>>663
そうなったら荒れに荒れてしまうぅ…。でも荒れた後のメンタルケアちゃんとしたらワンチャン真人間になる可能性があるんだけど、そこまでしないかなぁやっぱ。
普通の人はそんな事続けてたら絶対どこかで破錠しますからねぇ。監獄長生きていた。良かった、良かった……
>>577
なん、だと……!?なん??!
このメッ○○○はもー、ご主人様どこに追いてきちゃったんですかもーそれでは、生存確認できた所でタイミング悪いのですがよしなにお願いします
願わくば自分がいないことで皆んなが伸び伸びエンジョイできたらいいと思います>>671
……折角ですし、8月の半ばから時間に余裕が出来そうなので、参加できるようであれば参加したいです>>675
枠は……多分ある程度は空くと思います。形態上足りなければ増やせますし(まとめるのが面倒だったり出したいキャラが競合しないかは問題になってくるとはいえ)。
相談はこちらでも大丈夫ですが、その場合はwikiのページの方に現在決まっていること・現在議論されていることをメモして逐次更新した方がいいのではないかと思います。
普通のssのように「現在の手番がわからない(実際私今獣国の手番が誰のものなのかよくわかってません)」が発生しない形態にはなっているとは思いますが、ここのレスは(特にモバイル版で見ていると)遡るのが面倒です。
議論を主体にするならば議事録のような「二日ほど空けていてもここだけ見れば話題に追いつける」という場所を用意した方が親切だし、アドバイスだけ勢や久々に来た人もわかりやすいと考えました。
他の方がサーヴァントを投稿した後にやっているような「見てないはずの人が来るたびに現況を報告する」って形態はちょっとレス使っちゃいますし、確認義務を課すみたいになっちゃいますから、少なくとも議論の段階においては全員「頑張らなくても」「ゆるく」「やりたいと思ったら」同じ視点と情報を共有できる状態を維持したいと思います。
もしそうするならおそらくGMの立場になるであろう私がそれは担当しますから、他の方々には負担はかけませんが。>>676
確かにおっしゃる通り、本当に暇な時くらいしか、なかなかレスを遡らないかも……
りょーかいです!>>669
あな嬉しや、あな嬉しや!
迅龍くん、別にムースみたく暗器隠し持ってるわけでもないのに色々隠してるんですよね…ぶかぶかしてるのに、抱いたりするととっても細そう…
>>670
やったー!ありがとうございます!
何故か死を考えるとピエロが出てきまして…首吊り縄なんかも入れさせていただきました。細かく見ていくと不気味で、人外だなって思えるように…あ、ハイライト一応入れてますけど消した方が良いですか?
パンダは中華っぽさを出すための苦渋の策です…でもお気に召されたようで何より。
あ、パターンは今のところ思い付いていないので、requiemさんがよろしければこれで採用していただけると…(引き出しの少なさからの悲劇)
逆に、「迅龍くんこの配色どう?」っていうのを皆さんに訊いてみたい…なって…>>673
ローザとか考古学科によく行ったりしますよ。見た目十代精神性も十代と言ったらアスタムも
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/スピルバーグ教室の問題児達
>>671
わたしも参加しとうございます日本酒の肴に塩……思った以上にいけますねこれ!
そんな飲み方しないでしょーって思っていたので意外。
色々買ってきてみたけど、私は通な純粋塩よりも、旨味の入ってる塩が好みかな……>>678
安直ですがキョンシーといえば、カプコンのレイレイカラーあるネ!>>673
一応、カイホスルーの教え子の設定は考えているんですよ。山さんのSSのお返しにもちょっとだけ出した子なんですけどね。十代の女の子です。各マスターの家系とか人物同士の関係性を纏めねばなあと思いつつ何も手をつけられていない悲しみを抱えた私が来た!
亜紀ちゃんのお兄ちゃんとお父さんとかね、ユリナの兄貴とかね、纏めたいんですけどね、まとまんないですね()>>691 >>692
では早速!
短編SS:江が毒に染まった日
私の両親は、善良な人たちだった。
冷血非情が何より求められる黒魔術師でありながら、中途半端な所で優しさを捨てきれない。そんな人々。
生贄に捧げた動物たちを、簡単に弔ってはまた捧げる。息の根を止める瞬間、心からつらそうな顔をする癖に決してやめる事も欠かす事もない。
子どもの頃、私は母に問いかけた事があった。
『どうしてそんなつらそうなのに、魔術の鍛錬を続けるの?』
すると母は苦笑しながら、こう答えた。
『これが、魔術師の務めだからよ』
サラリーマンが会社で身を粉にして働くように。
軍人が、国家の為愛する人の為戦地へ赴くように。
私たちも、どんなに嫌でつらくても為さねばならないのだと。そう母は締めくくった。
その姿を見て、私は――。
「――ぇさん。黒江ちゃん?」
「……?」
「あ、起きた? もう、早くしないと次の授業始まっちゃうよ」>>693
状況を理解できず、辺りを見回す。
見慣れた教室、教科書や筆箱を手に取り移動する同級生、刻一刻と針を進める時計。
それらを見て、ようやく自分が学校にいる事を思い出した。
同時に、次の授業が移動教室であった事も。
「ほら、早く教科書出して。もたもたしてたら遅れちゃう」
「ご、ごめんなさい。貴女だけでも先に」
「何それ、映画みたい。心配しなくても一緒に行くよ、友達でしょ?」
朗らかに笑う級友に謝りつつ、必要なものを取り出す。
それから二人で教室を出、少し余裕が出来ると、ふと先程の夢を思い出した。
(我ながら、懐かしい夢を見たわね)
まだ両親が健在だった頃。私が、魔術師ではなくいたいけな少女だった時の記憶。
今でこそ笑い話にもならないが、当時の私はいわゆる『良い子ちゃん』だった。
魔術師の後継ぎとして生まれながら、後継ぎに足る回路も魔力量も持ち合わせていなかった自分。
普通の家なら外野から適当な養子を招き、私は万一のスペア程度に扱われていただろう。
けれど、私の親は違った。
お金や伝手がない、というのもあったのだろうが。それを差し引いても目立って私をのけ者にしようという意志はまるで見られなかった。
同じく魔術に関わる親戚や他所の魔術師から勧められても、困ったような顔で辞退してばかり。
そんな父や母に呆れたり、馬鹿にする人も少なくなかったけど……私は決して嫌いじゃなかった。
むしろ、父と母にこんな思いを味わせてしまい申し訳ない。そう、あの頃の自分は考えてすらいた。>>694
少なくとも、あの頃はまだ。
「ねえ。黒江ちゃん聞いてる?」
「えっ?」
「もー、またぼーっとして。わたしの話聞いてなかったでしょ」
「ご、ごめんなさい。何だったかしら?」
「相変わらずなんだから。でもまあ、そういう所嫌いじゃないけどね」
級友が肩を軽く叩く。私もそれに応え、二言三言とりとめもない話を重ねていく。
無垢で人畜無害、何を考えてるのか今一つ分からない不思議ちゃん。
それがクラスにおける私の評価であり、この環境で築き上げてきた扱いだった。
時は流れ、あっという間に放課後。
帰宅に塾に部活動に。各々の理由で散らばる生徒たちに混ざって、私は一人繁華街へと足を運ぶ。
私にとって、この場所はおもちゃ箱だ。
さんざめく路上、年齢・性別・時には国籍さえも異なる人の流れ、そして統一感があるようでない店舗の数々。
雑多で、それ故に可能性に満ち溢れた場所。ちょっと掘り返せば、すぐに新たな楽しみが見いだせる素敵な世界。
さあ今日も張り切って――と、そう決意と共に路地裏へ入ろうとした瞬間。
「――じゃねえかよ、ちょっとぐらい」
「だから――結構ですから」
「そう言うなって! 俺ら、色々楽しいコト知ってるからさ! 一緒に遊ぼうぜ?」>>695
「……?」
何やら騒々しい気配を感じ、声の方角を見やる。
するとそこには、私と同じ制服を着た少女が青年三人に絡まれている姿があった。
嫌がる少女に、しつこく絡む男たち。何ともコテコテの構図だが、この辺りではさして珍しい光景でもない。
周囲の人たちも時折視線を送ったりするが、率先して助けに行く人はいない辺りお察しと言えた。
やがて、先に業を煮やした少女が青年の一人を振り払う。
「――っ。いい加減に、して! 私はもう、帰る所なんだから!」
「うはっ、いいねえその反応!」
「ますますやりがいがあるってなもんだ!」
が、青年たちに諦める様子はない。
どうやら拒絶されると盛り上がるタイプの人間だったらしい。見た所、中々真面目そうに見える少女には荷が重いタイプだろう。
このまま見物に徹してもいい、けれど。
「…………」
意を決し、私は四人の下へ近寄っていく。
私を見とがめた人たちが何か言おうとするも、一切気にせず近寄って。
「ねえ。少し、いいかしら?」
「ああん? んだテメェ?」
「おいおい、空気をよめっつーの……」
「ヒーロー様はすっこんで――」>>696
お楽しみを邪魔された三人が、振り向きながら突っかかろうとする。
が、その途中で三人とも言葉を失ったかのように呆然と立ち尽くした。
それもそうだろう。今の彼らには、私が絶世の美女であるかのように見えている。そして、そうなるように仕向けていたのだから。
容貌、声、吐息、立ち振る舞い。どれをとっても、彼らの五感を快く刺激し最初からそうであるかのように映る。映って、しまう。
それを心底から可笑しく思いつつ、私は笑いをこらえて誘いかける。
「あなた達……とっても素敵。私の好みだわ。惚れ惚れしちゃう」
「え、あ」
「ひゃ、ひゃい」
「はの……」
「よかったら――あちらで、ちょっと遊んで下さらない?」
手近な路地裏を示し、猫なで声で語りかける。
たったそれだけの動作で、男たちは壊れたように自らの首を上下させる。
そのまま、虜にした男たちを連れて路地裏の奥へ進み、やがて外から完全に見通せない程の奥に来たところで――第二の術を発動した。
「へあ?」
「はえ?」
「ふへぇ?」
何とも気の抜けた声とともに、男たちが全員その場に崩れ落ちる。
別に命を奪った訳ではない。軽く悪い魔力を当てて、一時的な昏倒状態に陥らせただけだ。
今の季節であれば凍死の恐れもなく、またこの狭い路地裏には車も入ってこない。自転車が来る可能性はなくもないが――そもそも、こんなゴ.ミだらけで薄暗い所を通るなど余程の変人か小学生くらいなものだろう。>>697
三人を放置しつつ身にかけた術を解除し、路地裏から出る。
見ればいくらかの見物人と、先程の少女がまだ立ち尽くしていた。
私は少女の手を取り、その場から走り出す。
「えっ、ちょっ……」
「長居は無用よ。変に拗れる前に逃げましょう」
最初は当惑していた少女だったが、私の言葉に頷いて走り出す。
そのまま手に手を取り合って現場から逃げ去り――気づいた時には、繁華街の出口を軽く通り越していた。
「あ、ありがとう……。その、助けてくれて?」
「気にしないで、ただの気まぐれだから。それよりも貴女、怪我はない?」
息を整えつつ、改めて助けた少女の顔を見る。
ショートポニーの髪型に、そこそこ整った顔立ち。鍛えているのか、制服のスカートから覗く足には筋肉がついており、女子高生とは思えないたくましさを感じさせる。
けれど、決して色気に乏しい訳ではなく――むしろ、磨けば光るといってもいいタイプだった。
私の言葉に少女も頷き、ようやく安心したように笑顔を浮かべる。
「うん、大丈夫。……でも、よかったぁ。あなたも無事みたいで」
「あら。自分の事より私の心配?」
「そりゃするでしょ。私を庇ってあいつらを連れてったようなものなんだから」
(私を庇って、ね……)
「ほんとに大丈夫? あいつらに何かされなかった? 何か……その……い、嫌がらせとかさ」
ほんの少し頬を赤らめながら、私の事を心配してくれる少女。>>698
その善良さと初心さがたまらなく愛おしく――思わず、地の笑顔を浮かべそうになってしまう。
魔術で鍛えた鋼の精神でどうにか堪え、私はいかにもな善人顔で応えていった。
「ええ、心配しないで。ちゃんと、あの人たちの事は片づけたから。だから、貴女が気にするような事は何もないわ」
「けど……」
「そんな、いつまでも気にしないで。それより、貴女の方こそ何もない? 見た所、ずいぶんしつこく言い寄られてたようだけど」
「あ、うん。大丈夫。何ともない。はぁ、でも助かったよ。あいつら本当にしつこかったもん。危うく手が出るところだった」
「まあ怖い」
それからも少女といくつか会話を重ね、互いの情報を交換していく。
どうやら私と同じ学年だったらしく、クラスは違えども極めて近い環境にあった事が判明した。
会話中もコロコロと表情が変わる彼女は見ていて面白く、久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来た。
だが、どんな物事にも終わりはある。
いよいよ本格的に日没が近づいた頃、私と彼女は会話を止めそれぞれ別れようとした。>>671
自分やりますよ!やりますよ!つかふとメモ見てたらヒュギエイアとジョンハンターのss書く事ってあってギョッとしてます…完全に忘れてた…
>>687
FGO方式がいいです>>710
あ、あと臓物ポロリとか四肢欠損とか「今すぐその行為を止めろ、ころしてでも止めるぞ」→「ではどうぞ殺してください」とか大丈夫ですよ~https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%88%86%E5%89%B2%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E5%9E%8B%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BCSS%EF%BC%88%E4%BB%AE%EF%BC%89
一応仮まとめしておきました
タイトルは後から変えます。つきましてはよろしくネ!
>>701
>>707
続きを求められるのは「因縁の始まり」って書くと「因縁の続き」を期待する心が湧いてくるからではなかとかなぁ……レージュさんはいらっしゃいますか?大嶽丸のキャスターとアサシンの設定が出来たのですが、いらっしゃればご一読お願いします。
>>716
まずはキャスター
【ステータス】筋力B+ 耐久A++ 敏捷A 魔力A 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A 道具作成:B
【固有スキル】
鬼種の魔:A+ 不壊金剛:EX 呪術:B 美食家:A
【宝具】
(名称未定)
広大な範囲に黒雲で覆って豪雨を降らせる宝具。
黒雲と激しい豪雨によって結界内の視聴覚を妨げることで、千里眼や直感などのスキルは判定を失敗させやすくする。固有結界やそれに似て非なる魔術を妨害・解除する。さらに太陽や太陽神に由来する加護や恩恵の類いを失効させる。
さらに大嶽丸自身はこの雨水を氷の如き剣や矛を変えて相手への攻撃・防御に利用することもできる。
三千大千世界
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
近海の水海の蛇の尾より取りし剣「顕明連」。鈴鹿御前が所持している宝具と同一である。バーサーカー時と同じもの。>>717
つぎはアサシン
【ステータス】筋力A 耐久A++ 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:B
【固有スキル】
鬼種の魔:A+ 不壊金剛:EX 呪術:B 変化:A
【宝具】
(名称未定)
身体に雷を纏い高速移動を行う宝具。フィールド上に障害物があっても速度は鈍らない。鬼種としての強靭な体躯と運動性能、生来のしなやかさと残虐性、それらを併せ、身体に雷を纏わせて繰り出される、変幻自在の乱打。具体的には、瞬間移動と見紛う超高速移動による殴る蹴る斬る突く。
移動には雷を纏うので、行使する際には火花が走る兆候がある。緩急の制御、飛行するかのような大跳躍を行うことができる。放電しながら体当たりして相手を感電させたり、電撃を放って遠距離から攻撃できる。
20分以上続けて使用すると身体に負荷がかかり、それでも限界を超えて使い続けると反動で半日はこの宝具が使用出来なくなる。また、移動中は不壊金剛による肉体的な頑健さが低下してしまい、通常よりも打たれ弱くなってしまう。
才知の祝福(さいちのしゅくふく)
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
文珠師理菩薩に打たせた通力自在の名剣「小通連」。普賢菩薩の慈悲の剣とする文献もある。鈴鹿御前が持つ宝具と同一である。>>712
了解しました!ばっちし行きます!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/口喧嘩の果て
あと小アイアスとヒッポメネスの喧嘩まとめした
貼った時は忘れてた部分足してます。あとでもう少し細かく書き足したいと思います。うーん、今の所FGO方式(FGOパラレルかぐれお)が優勢なのでそっちの方向で考えていこうかな
夏イベントだし多分誰をボスにするかさえ決まればあとはスムーズにいくはずと信じてる……第■回投下しましたー
今日か明日に改修した鞍馬天狗をお見せできると思いますが……うん……
主人公のサーヴァントじゃない気がする>>723
田村麻呂と鈴鹿が倒すのに年単位でかかったボスキャラですからね!コンセプト的にはどのクラスでもスキルがメインで、それで攻めて来ます。なので基本はアメリカ異聞帯のような戦いかたはどのクラスでも共通化してます。(アサシンだと変化による搦め手も使えます)
宝具の名前はまだまだ募集中です!天狗要素をフォースにしてジェダイに、とか色々考えたけども
鬼一法眼、調べれば調べるほど逸話がめちゃくちゃで混乱してきたぞ~これ>>729
リンちゃんの宝具チェックお願いします
「天は流る、人は回る、地は巡る。金烏と玉兎は西また東へ、寒さが来れば暑さが過ぎ去り陽は暮れる。竹馬に乗った若い男を覚えている。瞬く間に彼は白髪の老人となった―――『崑崙至法・養命太公霊壇』。出番ですよ。全部もっていっちゃってください、お師匠様」
崑崙至法・養命太公霊壇(こんろんしほう・よくめいたいこうれいだん)
ランク:EX 種別:結界宝具
許仲琳が狂戦士となった時に獲得する宝具。
霊殺鉄鋼・神珍鉄を用いた道術結界。
その効果は天気、地気、人気の三気を用いた生命の創造で、それだけならばランサーの時と大差はない。
その本質は神珍鉄を核とするという一点にある。
神珍鉄とは魂食いの鉱物、オリハルコンと同一視されるそれは霊体ではなく霊基自体に多大なる影響を与える。霊体殺し、霊基殺し、神秘によって神秘を穿つ破魔の鉄器。
それを術の核とすることは霊子法則の崩壊を意味する。
秩序を乱し、乾坤(天地)を開き、陰陽を分かち、四象を治め、道へと至る。
本来はその鉄扉を固く閉じ、万人を等しく排斥する道への経路を神珍鉄のゴリ押し一つでこじ開ける。まさに霊殺鉄鋼の面目躍如とバーサーカーは語っている。>>730
道とは時間軸、世界の壁を越えてあらゆる真理が集う情報の渦。
バーサーカーはそこにアクセスし、無限にも等しい情報圧の中から「太公望にまつわるもの」のみを吸い上げ、それを元にした生命体創造を行うことで「平行世界、あらゆる時間軸を無視した太公望の軍勢」を展開することが可能である。
あらゆる情報を手に入れられる無敵の能力にも思えるが、バーサーカーの行為は「太公望にまつわるもの」という型にはめられており、それ以外の情報を手に入れることは不可能となっている。端的に言うとアクセス禁止を食らっている。
いくら彼女とは言え本来ならばこのようなゴリ押しは理論として可能であるだけで実際に行おうとは思わない。
英霊・許仲琳―――彼女の狂気とは、太公望の不在という現象そのものである。いない、ならば作ればいいとは誰の言葉か。彼への愚直なまでの愛によって狂戦士としての霊核を手にした彼女は奇跡を成し遂げた。
そも道とは万象の真理ではあるが、それと同時に己の内にしかないとも言われ、つまりは己の道を得ることで万象の真理へと接続する権利を得られるということ。
太公望という男は、許仲琳の女にとっての全てなのだろう。
創造されるのは人種、性別、時間軸を超えた太公望その人。女かも知れず男かも知れない。人の姿をしているかもしれなければ人の姿からかけ離れているかもしれない。
その一人一人が英霊・太公望と同等同格の霊基を持つ。千を越え万にも届こうとする道士の軍勢は正しく狂気的な様相を生むだろう。
以上です
本当に……本当に……この子はもう!!!!大嶽丸はセイバーだと大通連・小通連・顕明連の3振りの剣を持つことで発動する宝具がある!と妄想してます。
>>722
黒江オリジン……むう、悪くない
何か最終的にものすごく悪い笑顔で表紙飾ってそうなイメージありますが、それはそれ【真名】鞍馬天狗(正式なものは「鞍馬山魔王尊」)
【性別】男性 【身長・体重】150cm・45㎏ 【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力A+ 幸運B 宝具EX (※陣地内ならば全てに+~+++の補正が付く)
【クラス別能力】
陣地作成:A++
キャスターの場合、山地に設置すれば「神殿」を上回る「異界」を生みだすことが出来る。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成可能。
六道より外れし者:EX
仏教では迷いのある生命は死後、六つの世界(六道)のいずれかに転生し生死を繰り返すというが、
半端な知識と傲慢な精神を持つ天狗はこの六道輪廻から外され、
一切の救いが訪れない道に堕とされるという。
誰からも悪しき干渉を受けない代わりに、誰からも良き影響を受けとることは無い、デメリット付きの対魔力のようなスキル。
ただしサーヴァントである以上は、令呪による干渉を弾くことは出来ない。>>741
【固有スキル】
験力:EX
魔術理論と山岳信仰を習合した日本独自の魔術……「修験道」の元となったと言われているスキル。
魔法一歩手前の空間移動にも近しい跳躍術(いわゆる縮地)や、ビルすら一瞬で覆い尽くす大火から暖を取るレベルまで自由自在に炎を操ったり、
多重分身、変化・変身、配下である下級天狗の召喚、遠見、などが可能。
天狗の兵法:EX
剣術、弓術、槍術などの近接戦闘力及び軍略や対魔力などにボーナスがつく。
かの牛若丸も習得した戦闘補助スキル。キャスターの場合、気に入った者にこのスキルを教え込むことができる。
呪術:B
魔術:B
嗜み程度に習得した、とのこと。
千里眼(魔):B
千里眼としてのランクは低く、遠くを見通せるものではない。ただし、目の前の人間の欲望や真理を見抜き、暴きたてる。千里眼(獣)と似て異なるスキル。
欲の権化たる大天狗を前に、人は己が欲を隠し通すことなど出来ない。>>742
【宝具】
『天狗ノ羽団扇・ 』
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大補足:300人
アサシン・牛若丸と同じく効果は暴風(あからしまかぜ)を巻き起こす、だけではなく、
他にも天狗の羽団扇は分身、飛行、縮地法、火焔操作、魔の調伏……と多岐にわたる能力を持っている。
実は、弟子である牛若丸がこっそり拝借したり、人間に騙されて交換した天狗の逸話の影響からか、
「無条件で他人(サーヴァント・人間問わず)が使うことが出来る宝具」だったりする。
―――今日から君も、鞍馬天狗だ!
『外法ノ太刀・三障四魔』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:1~90 最大補足:1人
業魔剣、邪魔剣とも。この宝具を発動中のキャスターと斬り合った対象は、
欲(雑念)を掻き立てられ、今まで培ってきた信念や技術などが揺らぎだし把握できなくなり、弱体化してしまう。
精神防御スキル等で無効化や緩和は可能。
しかしキャスターを始末するか宝具を収めさせない限り、毎ターンの間、心の隙をつけ狙われるのでうっとおしい。
魔が具現化しやすい「異界」級の領地内ならば条件はより酷くなり、
精神のほかに耐久値による抵抗ロールにも成功しなければ、効果にかかってしまう。>>743
『娯楽天・外道遊戯(ごらくてん・げどうゆうぎ)』
ランク:EX 種別:対欲宝具 レンジ:- 最大補足:-
天狗とは、魔縁―――仏道修行を妨げる魔、の総称であり、即ち、欲界を支配する第六天魔王にも通ずるものである。
そしてこの世に存在する以上、どんなものであろうと欲の一切を棄てることなど出来ない。
天魔たるキャスターの誘惑を受け、対象の内側に潜む欲が肥大化・暴走していく。
肥大化した欲はやがて「自身の悪しき影」となり、最終的に対象を内部から蝕んでいく。さながら仏道修行者を妨げる魔のように。
自制の効くもの・欲の薄いものは「影」の成長具合は緩やかなものであり、長時間かけてダメージが蓄積される。
反対に欲に溺れやすいもの、異常な欲を持つものは、急激かつ際限なく「影」が成長し、対象の内部を喰い破りながら、外の世界(現世)へ生まれ出ようとする。
この誘惑は行為や言動だけではなく、五感全て(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の一つにでも引っかかったり
あるいは「斬り合いたい」「戦わなければ」など、どんな些細な事でもキャスターを意識するだけでアウト。即、欲の肥大化が始まる。
『一を遮る魔縁』
ランク:EX 種別:対救済宝具 レンジ:? 最大補足:1人
対セイヴァー宝具。今回の聖杯戦争では使われない>>744
誕生日:不明 血液型:不明
イメージカラー:濡羽色
特技:遊戯・飛行
好きな物:成長する人間・山・高い場所 苦手な物:成長しない人間・退屈・低い場所
天敵:牛若丸、覚者
和装を纏い、人ならざる神秘的な雰囲気を持つ、中性的なサーヴァント。
真名は「鞍馬天狗/鞍馬山魔王尊」。かの日本を代表する英霊・源義経こと牛若丸の兵法の師であり、強大な神通力を持つ妖。
鞍馬山の天狗達を束ね、今も人々に慕われている大天狗。
その性格や特徴を簡単に説明すると『上から目線オカン』、『常に余裕のある態度……悪く言えば、遊んでいるような態度が目につく』。
いわゆる「ショタ爺」キャラであり、口調も振る舞いも底知れぬ老人といったところ。
人間は「脆く弱いが活気に溢れており、想像以上の成長を見せるから好き」で、
特に無数の可能性を秘めている子供や何かを習得しようと真剣になっている人間が好き。
逆に「成長を失い停滞した人間。弱さを捨てたつまらない存在」……英霊などは嫌いだそうだ。>>745
また、自身にその気が無くとも、誘惑や障害になるような神気を振りまくこともあり、
それによって人々を悩ませたり、道から外してしまったりしたこともあったという。
が、反対にその障害を乗り越え、大成した人間もいるのだとか。
「とある覚者の一人が悟りに達する際、不要なものとして捨て堕としたモノ。掌から零したモノ。人を誘惑し、破滅させるモノ。
……それが、儂の正体だとしたら、お主はどうする?
……くっふふふ、冗談じゃ。それに破滅だけではなく、導いたことだってあるんじゃぞ。」
興味を示した者に自ら稽古をつけるのも好きだが、
天狗(人外)流のソレに最後までついてこれたのは牛若丸ただ一人。
やはり天才だった。
そんな牛若丸に逢えばどういう風に接触するかと思いきや、「生前ならばともかく、もう死に絶えた未来の無い存在ならば別に?」と割とドライな感じである。
しかし、一切気にならないという訳では無いので、ちょこちょこ様子を覗いては「未熟者め」と苦笑したりしている模様。>>746
多芸であり、どのクラスになっても優れた強さを誇る。
「日ノ本一の妖だからのう、これくらい造作も無いことぞ。ほれ、存分に讃えよ。」とは本人の弁。
聖杯にかける願いは「特に無し。強いて言うならば暇つぶし」
「遊びこそ修行よ。どれ、儂も一つ戯れるとしよう。」
「よく言うじゃろ?『魔が差す』とな。」
「『天狗じゃ!天狗の仕業じゃ!』……そう人間たちは、よく言うではないか、悪しきことは全部儂のせいじゃと。」
「うむ、うむ。今日も修行日和じゃな。精々血がにじむ程度に抑えてやる、さあ参れ。」
「愉快、愉快。久方ぶりの娑婆は相変わらず目まぐるしいのう。一切不変たる儂には、それが眩しいわ。」
「では甘味巡りと往こうか。すいーつ地獄とは如何なるものじゃろうなあ♪」
「さあ、天魔と戯れ、溺れようぞ?」
「――――――やめておけ。『そのよう』にこの鞍馬山魔王尊と戯れようなど、考えるな。快楽天でなくとも、法悦を与え逝かすことは出来るのじゃぞ?」
「儂は覚者の敵じゃ、しかし人類の敵ではない。……味方でも無いがな。」
「はっきり言えば、今の儂はますたーの味方じゃ!大船に乗ったつもりで任せるは良い。」
以上、これが花総の聖杯戦争における、主人公の相方サーヴァントどすえ。宝具名募集中でんがな。こいつで大獄丸に勝てるんかのう。
感想等いただけると幸いです~>>747
多芸多才でデバフが多いキャラが主人公の相棒というのは公式では見なかった傾向だったので新鮮に感じました。性格から立ち位置的には保護者のようにも思えますが、実際は本人が矢面に立つんですよね。
外法ノ太刀・三障四魔の発動条件は斬り合うだとつばぜり合いでも斬りつけるのも効果は一律化よりも与えたダメージによる、みたいに何か変化があってもいいかなと思いました。
同じ人外の大嶽丸、修験道の開祖で本人も天狗として別格である役小角、仏教を日本で普及させた厩戸皇子とかどう思っているのか気になりました。
天狗ノ羽団扇……実は役小角がスキルで持ってきているんです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BD%9C%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9>>753
いえいえ、大丈夫ですとも。
イコマさんが別場面の伏神書いてくださってるようですからストーリー進行はしてますし、リドリーさんも最近は顔見せ少なかったりするので、アサシンさんだけが止めてる、って訳じゃあないですから。
リアル優先ですし、最近の情勢もあります。体調や他のタスクと相談しつつ、納得いくものを作って下さればと。勿論、今日みたく(偶にでいいので)ココで発言とかしてくれると嬉しいですが。>>755
魔境じゃない聖杯戦争って何だろう……
うーん、公式と被らない切り口の夏イベ……んー……夏休み納涼地獄巡が使えたらそれを提案したかったところなんですけど、なんか公式が「ガチでやると苦手な人にはとことん嫌になるのでマイルドにやらなきゃいけない」ジャンルの夏イベントをやる予定があるって聞いてしまったがゆえにちょっと警戒がなぁ……
>>764
神性:E
「今の私は一人の祭りの参加者。神も人もありゃしないわ」と断じているのでこのランクになっている。生まれが生まれなので流石に放棄することは出来なかった。
宴を仕切るもの:A
エールのルーンを意味するワルキューレ。
彼女の存在理由(レゾンデートル)そのもの。
宴、ひいては祭りという場においての彼女は無敵にも近く、判定の際に必要な数値を半分にする。加えて、出した数値の余剰分を最大10までストックが可能。必要に応じて加算することで出目をある程度操れる。
魔力放出(吐):A
魔力のジェット噴射。
アサシンの場合は口腔内に溜め込むことでさながら竜種のブレスのような……ようするに、噛み砕いていえばものすごいゲロである。
ただのゲロとは侮るなかれ。悪臭によるマーキングとヘイト操作、胃酸によるスリップダメージまで狙えるあたり割と高性能なゲロである。>>765
【宝具】
終末幻想・断罪執行(ラグナロク・ヴェグタムル)
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜15 最大捕捉:1人
光の神にして断罪の神・バルドルを思わせる裁きの一閃。
祭りの場においてなんらかの罪を犯し、逃走をしたもの―――食い逃げ、喧嘩、売上の窃盗犯などに対して使用可能。
両手に持ったグングニル()を交差させ、首を掻っ切ることで対象にラグナロクの「破壊」とバルドルの「断罪」という権能にも近い概念を叩き込む。相手は死ぬ。食い逃げ犯にするにはオーバーキルである。
祭・大神宣言(ユールス・グングニル)
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:20人
大神オーディンから授かった武具。大神宣言(グングニル)の仕様変更版。
真名開放して投擲すれば必中機能が発動する。
此度のグングニルは鉄ベラである。柄が断熱材であるためどれだけ振るっても手が熱くなることはない高性能な鉄ベラである。
おまけにオーディン謹製のルーンの効果で振るえば振るうほど、これを用いて料理を作れば作るほど料理の腕前が上がっていく。>>766
祭・白鳥礼装(スヴァンフヴィート・ユールス)
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:自身のみ
大神オーディンから授かった白鳥の衣―――その仕様変更版。
青いTシャツにデニム生地のホットパンツ、サンダルに黒いエプロン。エプロンの真ん中には白い糸で丸の字にエという屋号が記されている。どこに拘ってんだじじい。
【解説】
夏イベントで別霊基を得たエルルーン。
「焼きそば エルルーン」の店長兼店員。
旗をヘラに持ち替えて、宴の戦乙女は人々に美味しい焼きそばを振る舞い続ける。
祭という大義名分を得たのか常に酒を飲んでおり、常にベロベロになっている。
明るく朗らか、自堕落でいい加減で適当でフリーダムな振る舞いは、かつての我々が良く見知ったものになっている。
あっぱらぱーでダメ人間、自称女神のダメキューレだが、祭にかける情熱は本物。
年に一度、人間も英霊も何もかもの垣根を越えたこの大きな宴を成功させるために彼女は東奔西走する。
属性が秩序に変わっているのもそのため。
この祭りを乱すものは何人たりとも許さない。この祭りを成功させる部品であろうとしているあたりも根は真面目な彼女らしいと言える。
そのため祭りの秩序を乱すものは許さない。喧嘩とか食い逃げとかもってのほかである。魔力放出(油)はどうでしょう?(かぼちゃ)が有りますし
>>768
ゲロがキツいなら、普通に魔力放出(酒)なのはどうです? 調味料としてのお酒もありますし。魔力放出(酒):A
武器に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。いわば魔力のジェット噴射。
海の神の血を引くアサシンの魔力は本来ならば水を宿しており、放出の際には水の波涛として顕現する……のだが、霊基変更の影響で水から酒に変わっている。
北欧神代の酒であるため至近距離で浴びればその手の逸話がない相手でなければ泥酔は必死である、ついでによく燃える。
これでどうですかね(あ、スリーサイズが変わってちょっとぽっちゃりしたのは飲みすぎ&食いすぎって書くの忘れてた)
>>775
なんなら、神代から現代までにおける全ての酒を放出できる……無論、スピリタスさえも。とかはどうです?……よし!わかりました!私がパターンをいくつか考えたのでそれに投票するという形にしましょう!いくら合議制とはいえあまりにも選択肢が広大すぎると困りますよね!GM権限で狭めます!こんな感じで!これで投票を呼びかける感じでどうでしょうか!
1. メインキャラについて
A. FGO式(藤丸マシュ) B. ぐれお式(フェリメン) C.その他(この選択肢の場合は推薦をセットで)
2. 何をするか(面倒なんで前提として舞台は微小特異点ってことにしましょう)
A. 夏祭りのステージイベント・お料理聖杯トーナメント(チーム戦での料理対決。ライターはそれぞれ対戦一回分担当)
B. 夏休み納涼地獄巡り(要は死後の世界風味のお化け屋敷。ライターはそれぞれ驚かし(?)一回分担当)
C. 宝探しレクリエーションゲーム (ポイントを巡っていくタイプ。ライターはそれぞれ関門一回分担当)
D. 世界お祭りガチンコバトル (なんかよくわかんない理由でそれぞれなんかの祭りを象徴したエリアを支配している。ライターはそれぞれ祭り一種類分担当)
E. その他 (この選択肢の場合は簡単な説明をセットで)
3. ちなみに上記イベントで選んだ内容の「ラスボス」相当の存在に心当たりってあります?>>780
1はB
2はBかD
3は『やりそう』ではなく『出来そう』ならツクヨミとか。事の当事者になりたがらない性質さえどうにかすれば。それから第二宝具を
『外法ノ太刀・三障四魔(げほうのたち・さんしょうしま)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
天狗とは、魔縁―――仏道修行を妨げる魔、の総称であり、即ち、欲界を支配する第六天魔王にも通ずるものである。
そして天狗たるキャスターと対峙し続けるということは、自らそういった欲たちと戯れ、今まで歩んできた道を外れるという意味でもある。
業魔剣、邪魔剣とも。
発動開始から数ターンの間は何も影響は無いが、キャスターと戦う時間が長くなればなるほど、
欲(雑念)を掻き立てられ、今まで培ってきた信念や技術などが揺らぎだし把握できなくなり、弱体化してしまう。
精神防御スキル等で無効化や緩和は可能。
しかしキャスターを始末するか宝具を収めさせない限り、毎ターンの間、心の隙をつけ狙われるのでうっとおしい。
魔が具現化しやすい「異界」級の領地内ならば抵抗条件はより酷くなり、
精神のほかに耐久値による抵抗ロールにも成功しなければ、効果にかかってしまう。
という感じにしようかと。>>789
でもシルヴァのこれは「母の一方的な思い」なんですよね……娘的にはそれすらも全部受け入れた上で「諦めない」つもりなので……
でそこもシルヴァは分かってるし何より自分は魔術師という生き物だから死に物狂いで根源を目指すっていう>>793
そう聞くと、
地元の案内人「ダイスケ!アレを見てみろ!」 ダイスケ「えええええええ!?」
という某番組を彷彿しますねえ>>780
1はB
2はB
3は……ラスボスは無理ですけど、協力者という立場ならうちの平賀源内がいけます
大体こんな所ですね〜北欧コソコソ話〜
バニ上とかいるしキャラ的にルーラーでもよかったのではってちょっと思っているよ
よく考えたらこれで北欧鯖基本クラス全コンプなのではとも思ってるよ
(数える)……うん、コンプですね>>780
1:B
2:AかC
3:動機が無いし手持ちには居ないかな。只今、鞍馬天狗をwiki内に登録させていただきました~
>>780
1B
2B
3聖杯があれば、誰でもラスボスになりますよ!>>796
こちらこそ、種々のアドバイスありがとうございました。そして別カラーパターン思い浮かばず(というかアレが自分の中で一番しっくりきてしまっていた)…ということで、アレで完成ということで登録のほうお願い致します。
袴ブーツ嬢の方はじき完成ですので、その折はどうぞよろしくお願いいたします!
>>795
今考えると、3はイベントがBの肝試しであった場合ホレスがいました。ラスボスというよりは黒幕っぽいですが…
そして、本戦の方に覇久間術陣営の更新を致しました。これでフラカンさんレイド戦への下拵えは済んだはず…!
あと、覇久間についてで質問ですが、ぶっちゃけ今どういった流れが受理されていたり許可待ちですか?聖杯問答とか、三つ巴とか…ディックさんへ、花総の聖杯戦争のラスボスを大獄丸(アサシン)にしようと思います~
あとザックリとした聖杯戦争での動きなのですが、
・美藤由愛に偶然召喚される
・何だかんだお互い仲良くなる
・その後、単独行動を取っていた由愛は他マスターに襲われ消滅、その際全令呪を使って大獄丸まで消滅しないようサポート
・黒幕討伐に参加
・由愛の願いを叶えるために、主人公たちの前に立ちふさがる
こんな感じで行こうかと。1日が……終わろうとしている……
何も……出来なかった……
明日から修羅期に入るのでしばらく顔見せできそうにありません……
何かありましたらwikIのページまでお願いします……
それでは早ければ土曜にはまたお会いしましょう……☆ れんらく ☆
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/FTV%253A%20Servants%20and%20Masters%20Material
↑ 追加しておきました
>>780の投票については現在
1. 満場一致でぐれお式
2. A 1票/ B 4票 / C 3票 / D 3票
となっております。ばらけるねぇ……自分に関わることで何かありましたでしょうか?
あ、間違えましたごめんなさい
>>828
中納言さんが覇久間聖杯戦争を更新しました。あと
>816に覇久間聖杯戦争の案件について簡単まとめたものがあります。リレーに出すならストーリーをあらかじめ決めてないキャラがいいなぁ、なんて思ったりしてます
実際のところ私ってば今「元冠位の現封印指定」でストーリーガッチガチな魔術師考えてますけどそれはこの前予告した短編集の主要キャラだから、ってことですから
元冠位魔術師現封印指定とかリレーに出されても困る一択だしそこらは個々人の折り合いとストーリーの考え方やんね>>821
ん〜そうですねぇ……
明日の朝までに他の参加者の人が票投じるかもしれないんでまだ仮ですけど、一応お化け屋敷で考えておきましょうか
これが終わったら次の話題「フェリメンにプラスアルファするメイン随行鯖(水着配布枠相当)はだれ?」になる予定なんで>>841
シドニーで「執行者や代行者のような戦闘特化の奴らどもと殺しあえるマスター」を、九終で「インチキレベルの術を起こしまくる化け狸とその魔力を充分に賄えるコンビ」で参加してあまり咎められなかったのって周りの環境も含めそういうことなんだろうって思うんですよね
周りとちゃんとやりとり出来てたんじゃないかって>>848
はい。あ、そうだ。私に関する事で何か質問等ありましたか?
>>838
>彼女の戦争の方針
逆らうことはありません。ありませんが甘さやらなんやらについて皮肉やきつい冗談とかは言います。拠点があまりにも残念だと勝手に模様替えするかもしれません。
注意点としては行動が中途半端にブレたり、「生き方がダサい」みたいに心象を持たれることがあると好感度が下がります。>>851
羽の隙間から魔神柱の眼がチラ見してるのGoodよね。ほんとこのアイデアすこ…感謝…。寝る前なので書きおいたらそのまま寝ちゃうんですけれど、うちは基本的にキャラクターを物語の中の役割ありきで作ってます。
というかキャラクターシートを作ってから『はい、じゃあ君はこの役割だからこの通りに動いてね』って台本を渡してるイメージです。言ったら生きたキャラクターっていうよりは所属俳優みたいなもんだと思ってます。
例えば(あんまりこいつばっかりなのも良くないんですけど)ルーカス。
こいつには『とにかく目立て、一流に相応しい実力を発揮しろ。盤面次第で主人公より先に黒幕に辿り着いてそのままボコってラスボス取っても構わないぞ。ただし、絶対に絶対に確実に、黒幕と主人公にだけはなるな』ってメモられた台本が渡されているようなものです。
一応他のキャラのもあるんですけど書いてたらキリないのでとりあえずこいつだけ。
キャラクター作成の考え方はいろいろあると思うのですが、役割割り振り型もそれなりに良いんじゃないかなと書き置いておきます。皆んなが寝静まったのを見計らって、東鬨SS更新しますね。
風が鳴る。
がらんどうの空間に建ち並ぶ柱の間を通る風の音はまるで大地の地鳴りか、化け物の腹の音だ。
聖杯を保管する現代の神殿は招かれざる来客に唸り声で出迎える。
思わず足が竦みそうだったけれど、玲亜は努めてそれを表に出そうとはしない。
畏れを少しでも見せてしまえばそこから全てが瞬く間に崩れてしまいそうだったからだ。
意を決して、化け物の巣に足を踏み入れる。
周囲を注意深く見回すが敵らしい影は見当たらない。
サーヴァントはおろか、使い魔の影さえも皆無。逆に、その無遠慮さが薄気味の悪さを演出する。
「聖杯の知識として街の大まかな地理は頭に入っていましたが、実際に目の当たりにすると、何というか圧倒されますね」
「国内最大級の地下放水設備だって触れ込みだけれど、恐らく実際の広さは公称を遥かに上回るわ。
元々聖杯を包み隠す目的のもとに建設されたものだから、魔術的な空間歪曲が施されてる」
真っ当に進むだけじゃ絶対に聖杯に辿り着けない、そう玲亜は強調した。
市街の観光スポットとして見学ツアーも催される放水路は、ただ闇雲に歩き回るだけでは全容を露わにしない。
魔術的な綻びを読み解きながら正規の道順を辿る、そうする事で初めて聖杯に対面できる仕組みとなっている。
「まるで迷宮(ラビュリントス)だな」>>858
「そうね。御三家が聖杯を隠す為だけに創り上げた合作魔術工房みたいなもの、なんだけど」
余談ではあるが、聖杯へと繋がる道順は御三家のみが知る情報だったりする。
外様の魔術師が万が一にも聖杯を勝ち取る可能性を摘み取る、そういった魔術師らしい真意が透けて見える。
だが御三家の一角が聖杯で街を滅ぼそうとしている今となっては、最早聖杯の囲い込み云々など言っている場合じゃない。
東雲玲亜は懐から特殊な形をした金属製の器具を取り出した。
取手からU字状に分かれた金属棒は俗に音叉と呼ばれる物に酷似しており、本来の用途は楽器の調音や発声練習の際の基音を確認する為のものである。
だが彼女が持つソレは魔術具として用いる特別製だ。
片手に握られた音叉を叩くと音の波が空間内に波打ってゆく。
ひろく、薄く。空洞内の隅々まで浸透し、やがて、反響して。それらを拾い集める様に玲亜は音叉を天に振りかざしたままだ。
金属棒は振動を強弱させながら、次第に動きをピタリと止めた。
そんな行為を数回程繰り返したあと、不満気にため息を漏らした。
「……絶対おかしい、魔術的な正解の道と、以前御父様から教えてもらった道順が全然違うのだけれど」
訝しんだランサーは籠手を外して指環の付いた手をかざす。かつて友から譲り受けたとされる変身の指輪は、こうすることで魔術を感知する探査器としても使えるらしい。
「所々真新しい魔術の痕跡がありますね。やはりあのシスターが術式を上書きしてるのでしょう」
「だけど現代の魔術師に過ぎない彼女が書き換えられる範囲なんてたかが知れてる筈。
どうしよう、音叉を頼りに進むのも良いけど。それだととてもじゃないけど間に合いそうにもないし………」
うんうんと頭を捻る玲亜。>>859
「貴様の鼻で聖杯の場所は掴めんのか?」
アーチャーからそう問われて、亥狛は目ならぬ鼻を凝らす。瞳を閉じて、鼻先の方に意識を集中させるも、残念げにかぶりを振るう。
「此処にきて妙なニオイは感じるけど、今一つ判然としないと言うか………もう少し近づければ正確な座標も掴めそうだけれど」
「だが貴様の嗅覚に加えて玲亜の知る情報、そして魔術探知用礼装が数点。これだけ判断材料が揃えば上出来だろう、少なくとも手当たり次第という訳では無いのだから悲観に値はせんよ。
念の為、余も探知スキルを取得しておくとするか」
「因みに道を間違えた場合はどうなるんだ?」
「ザッと魔術の解析をしてみる限り、恐らく初期地点に強制移動とかだろうな。ひょっとすると暗闇に取り込まれたまま一生────だなんて可能性もなきにしもあらず」
「それは、責任重大だ」
「カ、ハハハ!そう気負うな、別に即死するでもあるまいに。
それに良く考えてもみろ、失敗は許されんが、例え万が一誤ちを犯したとて誰が貴様を咎められる?」
呵々と笑うアーチャー。この戦いは魔術師だけが知るもの、転ずれば市街の人間はこの一連の出来事を知る由はない訳で。
失敗すれば自分諸共皆居なくなってしまうのだから、そもそも咎める人間などいやしない。
確かにそれはそうなのだが────何故だろう、冗談を言わないタイプの人間の冗談は唐突かつ変化球過ぎて笑えない。
いやコレは笑うべきなのか?俗に言うブラックジョークという奴なのか?と、亥狛は複雑な表情を浮かべるばかりだ。
「アーチャーの冗談は冗談になってない」
そう玲亜が助け舟を出さなければこの場が微妙な空気に満たされていたことだろう。
尚、アーチャーに反省の色は皆無である。>>860
人狼を掌の上で踊らせていたアーチャーだったが、放水路を半ばを越えた辺りで突如表情が硬くなった。
アーチャーは立ち止まり、奇しくも同じタイミングでその雰囲気の異質さに気付いたランサーは纏う魔力と雰囲気を気色ばませ、亥狛と玲亜の行手を遮るように前へ出た。
その実、道を遮ったのではない。
マスターを守る盾として待ち構える障害に立ち向かおうとせんが為である。
敵が放つ重圧は目眩を起こすほどに濃く、鈍く。
いつも薄ぼんやりとした霧の様に姿を隠す『死』が、ここにきて明確に形を成す。
武人が戦闘時に纏う気迫。
その規模は尋常ならざる異常。
ギリシャ神話を駆け抜けた英傑達、その中に於いても突出した大英雄の一角だからこそ放てる規格外の戦意が、周囲の人間はおろか空間さえもヒリつかせる。
「……此処で出迎えか」
がりがりと槍の穂先が床を削り、歯軋りを鳴らす。
黄金色の虹彩は闇の中でも明瞭で、獲物を捕捉する猛禽を彷彿とさせる双眸。
自分は狩る側の存在、その絶対的原則が覆ることは有り得ないと物語る貌。
だがその自信を裏付ける戦闘力の高さは、ライダー自身だけでなく、この場の全員が認めるところである。
「よう」
振るわれた槍が風を斬り、薙ぎ払われた風は玲亜の髪をさらう。
鋭利な刃が鳴らす音は、敵対者の戦意さえも削ぎ落としそうだ。
「待ちわびたぜ、随分遅いお出ましじゃねえか」>>861
見渡すとライダーの他に人影はない。麗奈は彼とは別の場所にいるらしかった。
刺客は英霊一騎のみ────どうやら此処で決着を付けるつもりは毛頭ないらしい。
安全圏からの高みの見物か、自分達などライダー一騎で事足りるという信頼の表れか。
何方にせよ、亥狛達の行手を阻むこのライダーというサーヴァントは生半な覚悟で敵対して良い相手ではない。
全戦力を投入してもなお分が悪い勝負。
それだけは間違いなかった。
「───それはどうも、ひょっとしたら来ないんじゃないかと心配したんじゃなくて?」
精一杯の虚勢を張る。突貫工事に等しい誤魔化しだが、ライダーは精一杯気丈であろうと振る舞う相手を嘲笑うタイプではない。
「いやそれは無い、お前らは絶対に来ると確信してた。道に迷いこそすれ、敵前逃亡する軟弱者じゃねえとは思ってたからよ。
……まぁ仮に順路に難儀するのなら此方から出向いてやろうとは考えてたがな」
まじまじと敵対者達を眺めるライダー。
この地点まで迷わず無事に来られたことに対する称賛も含んだ眼だ。
だが視線の奥に滾る戦意を隠そうともしない。
精々“そうでなくては、殺し甲斐がない”といったニュアンスなのだろう。人間として相手を賛美することはあれど敵としての立ち位置は揺らぐことはない。
そんなある種の歪さが、彼を迷いの無い戦士に仕立て上げている。
迷いのない戦士ほど恐ろしいものはない。ましてや、死に臆せず闘争を純粋に愛する戦士など百の兵よりも勝る脅威と言えよう。>>862
そんな戦闘狂と呼べる男が執着している、とすれば、血が流れない道理なんてない。
「さてどうするよ?二人纏めてでも良いし、一騎討ちも大いに結構だぜ」
「このまま素通りって訳には……いかないよな」
「馬鹿か、それじゃあ俺が聖杯に喚ばれた意味がなくなっちまうだろうが。
……純粋な闘争。それこそが俺の欲するモノ。戦い無しに俺の仮初の生はありえねぇんだよ」
亥狛がつい溢した発言が気に食わなかったか、声を荒げて吐き捨てる。
ここまで待たせたんだ、それ相応の死合いを所望する。彼の目が、槍が、全身がそう叫んでいる。
膠着する空気。
この場で全戦力を割いたとして、果たしてその後はどうすればいいか。
セイバー陣営の対処は。
麗奈の相手は誰がするのか。
そもそもライダーの戦闘に時間を掛ける余裕なんてないのでは。
そんな事をああでもないこうでもないと思案しながら、それでいて答えを見出せずにいた玲亜と亥狛を見かねるように。
「では、余が相手するとしようか」
「アーチャー」
なら私も残る、そう言おうとしたマスターをアーチャーは遮る。
「玲亜は先に行け。そこの男とランサーだけでは聖杯には辿り着けん。行って、修道女の凶行を止めてこい」>>863
考えれば、最善とは言えないが最も現実的な判断に思えた。
此処でサーヴァントを一騎失うのは大きいが、ライダーを前にして損失無しで通過するのは不可能。
ならばランサーとアーチャーの何方かのカードをここで切るしかない。
理屈で考えれば、それが最良。分かってはいる。
だが人間は全員が理屈で動ける者ばかりではない。
とりわけ今迄行動を共にして来た仲間を失うとあっては、自然と決断は揺らいでしまう。
「でも………それじゃあ貴方が」
あぁ、弱い。
自分は何て、弱いんだろう。
冷酷な魔術師として彼をただの使い魔だと認識していられたのならどれ程楽になれるだろうか。
真っ当な人間として育ってしまったが故の心の余分が彼女の首を絞めつける。
そんな彼女の苦痛をほぐそうとしたのか、アーチャーは玲亜の肩を叩いて。
「何、心配は要らない。コイツを片付けたら直ぐに加勢に向かう、それなら文句はないだろう?」
ひゅう、と口笛が聞こえた。ライダーが鳴らしたものだった。
「良くほざいた。今の言葉、大言壮語にならなきゃいいがな」
毛先から爪先に掛けて、全身に闘志を巡らせるライダー。
その迫力に思わず息をするのも忘れてしまう、そのまま彼の雰囲気に飲まれてしまいそうだ。
だが彼に相対するアーチャーは眉一つたりとも動じない。あるがままに、悠然と、王気を放つ。その威容たるや騎兵の威圧感に引けをとらない。>>864
睨み合う虎と龍。
衝突し合う劇物と劇物。
どんな結末であれ、尋常ならぬ戦場となるのは此処に確定した。
後はいつ爆けるか、それが一秒後か、十秒後かは本人達でさえ知り得ない。
残された面々がなすべき事は今すぐにでもこの場を離れて、早く巻き添えにならない場所へと退避するのみ。
マスター二名を護るようにしながらランサーは二騎の横を駆け抜けようとした。
「ランサー、頼んだ」
「───────」
ただ、首肯で応じる。
彼の決意に、主を案じる姿勢に、返すべき言葉のどれもが無粋に思えたからだ。
「────、アーチャー!!」
そう叫ぶと玲亜は握り拳を自分のサーヴァントの方に向けた。
それは令呪の行使でもなんでもない、ただの激励だ。
無事に帰ってこい、と。信じているぞ、と。
そう無言で訴えかける無力(ちっぽけ)な拳。
だがその拳が、主従抜きにした繋がりが、何よりもチカラとなる。>>865
“大丈夫だ、玲亜。お前が俺を信じる限り、俺はお前が信じる俺でいられる”
玲亜は亥狛達と共に暗闇の中に溶けて消えていった。
さらなる過酷が待ち受ける先へと、でも彼女ならばきっと大丈夫だ。
例え幾度となく膝をつく場面に出会そうと、しっかり己の脚で立ち上がり、前へ前へと。
着実に進み続けるだろう。
根拠はないけれど確信があった。
何故ならば、玲亜が自分を信じているように、アーチャーも────────
「やれやれこれじゃあ俺が悪役だ、こんなでも一応英雄なんだがな。
それにしてもえらく信頼されてるな。皇帝さんよ」
一触即発な状況下であろうと彼の口調は変わらない。
そして纏う戦意も同様に、彼の表情が変ろうとも不変だ。
そんな彼の気質に当てられたのか、アーチャーもこんな状況だと言うのに軽く笑みを浮かべた。
「らしいな。全く、余の出自を知って尚あれだけ懐く輩はそうはいない。
本当にあのマスターは超絶怒涛の愚か者だ。我が愛しき祖国(ローマ)を探し歩いてもあの類の人間はそうはおるまい!」>>866
遠く、延々と続く闇の遙か先を見る。
もう既に見えなくなった、でもたしかに感じる繋がりを胸に。
「………しかし存外悪くないものなのだな。信頼、時にソレは身を滅ぼす重石にもなると言うが─────今の俺には、その重さすら心地好いよ」
「……イイね、その『誰にも負ける気がしねぇ』って面(ツラ)。それでこそ、ぶち壊し甲斐があるってもんだ」
空洞内に、一際大きな音。
最後の戦い。その開戦の狼煙は荒々しく鳴り響いたのであった。>>873
ありがとうございます。
ではキリク君のサーヴァントは魔剣使いのセイバーDA!>>816
ご感想ありがとうございます。かなり間隔が空いていますが、一応夢での経験からのちょっとした変化ですね。食満さんも出したかったのですが折り合いが付きませんで…
ありがとうございます!ふむ、確かにwikiの方にも書いておいた方が参加者も進めやすそう(個人の主観)ですね。
そして、聖杯問答どうしましょう…?
あと、レイド戦の方はどういう形式で進めましょうか?各々で進める?それとも、誰かが担当したりします?ふと気になったのですが、聖杯戦争の開催期間てどれくらいが丁度良いんですかね?
勝手に2週間前後くらいかなって思っていたのですが☆ ごれんらく ☆
>>780の投票ですが、おそらく投票する気のある方はもうしている気がするのでここで一旦締め切りとさせていただきます。
つきましては、イベントの形態は「ぐれお式」の「夏休み納涼地獄巡り(要は死後の世界風味のお化け屋敷。ライターはそれぞれ驚かし(?)一回分担当)」でひとまず決定となります。
……これなら多分うちのキャラで元凶を「できそう」かつ「やりそう」なのがおりますけど……どないしましょ。
とりあえずあらすじは私がざっと考えていた感じだと「微小特異点が発見された。『踏破した人間に商品として聖杯が与えられるらしい(≒クリアすれば解決)』という内容が読み取れるアミューズメントパークじみたビラが回ってきたのだが、どうやら難易度が高すぎるらしくカルデアからもサーヴァントが挑戦しに行っているものの踏破者も帰還者もいやしない。解決に向かうぞ!」って感じの奴があるんですけど、そこもまた協議にかけた方がいい感じですかね?>>850
勿論勿論。リレーは参加者が全員、「これならOK」って良い感じにやりたい事出来るのが一番ですな。>>882
どうぞ~いくぞー
錫久里亥狛達が襲われる五分前、生徒会室にて。
九重海音、黒江凪咲、鬼灯和澄の三人が話をしていた。
「ねえ九重さん?あの子達、どうするの?」
「放っておくわけにはいかないわ。何とか学園から追い出しましょう。」
「あらあら、えらい気持ちが逸ってるんちゃいますかあ?そんなに、他の子達を巻き込んだのを悔しい思わんでも、だあれも責めまへんて。ねえ?」
「そうよねえ。勝手に首を突っ込んだのはあの子達ですもの。所詮は噂、確かめようとさえしなければ自然と消えるものなのに。」
クツクツと笑う黒江凪咲と鬼灯和澄。まるで魔女のように、事の真相を知っているかのように。はあ、とため息を吐きながら九重海音は言葉を紡ぐ。
「……ええ、そうね。それが噂として終息するなら、それに越したことはないわ。でも、もう解決する以外に手はないの。」
「へえ……?」
「それは七不思議が"目覚めた"さかいどすか?」
首肯する海音。そして、学園に伝わる七不思議を口に乗せる。
「校庭で啼くルーガルー、暗闇に嗤う髑髏面、煉獄へと誘う演奏者、夢に嘶くホラ吹き騎士、生者を求め彷徨うミイラ、天より来たる乙女─────」
あと一つの七不思議を残し、海音は口を噤んだ。それに疑問を持った黒江が問いかける。
「あと一つは?」
「……それは言えないわ。貴女が七不思議を全て解決してくれると約束してくれるなら話は別だけどね?」
「冗談。私は人を破滅させる趣味はあっても、自分が破滅する趣味は持ってないの。」
「でしょうね。貴女はどう?鬼灯さん?」
「うちも堪忍やわあ。九重会長が口を閉ざす時は碌なことがあらへんどす。それに、言霊ちゅうもんもあるんや。言の葉力持つのんは避けたいどすなあ。」>>889
「─────逃げろ!」
三人に向けて叫び全速力で校舎内に走り、何とかヤツを撒いて二階の三年生の教室に逃げ込んだ。
「な、何なの……アレ……!?アレが、ルーガルー、ってこと……!?」
息をきらしながら比並さんが疑問を投げかける。当然といえば当然だ。何せ、今までの話では『人狼を見た』という話だけで『人狼に襲われた』なんて話は一つとして聞いたことがない。それは黒鳥さんから事の始まりの話を聞いた俺ですら同じ気持ちだ。
「ていうか、さ……。これ、あいつ、まだ、外にいるってことよね……?私ら、あいつから、逃げれんの……?」
不安げな声を上げる香坂さん。それは最もだ。奴から逃げない限り、俺達は学園からは逃げられないのだから。だが手がないわけじゃない。手がないわけじゃないが─────
「(けど、やるにしても誰かに見られるのはまずい……)」
俺が、人狼としての力を使って奴と相対すること。恐らくは現状では最も有効な手だとは思う。だが、『普通の人間』としてこの世界で生きていこうと思っている俺にとってそれは悪手だ。いや、最悪と言っていい。それに俺は魔術を使えない。見られた後に記憶消すなんて芸当は無理だ。
「(でもいつまでも隠れることはできない)」
奴も人狼だ、その嗅覚をもってすれば俺達を見つけることなど容易い。なおかつ奴の膂力は凄まじいものだ。見ただけで分かる、アレは間違いなく同族ではあっても同類ではない。真っ向からやりあって勝てる保証のある相手ではない。それにもし、アレが真に"ジェヴォーダンの獣"であるとするならば、そもそもの矛盾が起きる。ここがフランスならまだ話は分かる、あるいはここがキリスト教かなんかの宗教学校であったのなら。 だが18世紀に現れた怪物が何故現代の、それも日本の学園に現れる?不思議を通り越して不可解だ。>>890
「(何よりも、コイツが現れたのは一度や二度じゃない。)」
黒鳥さんの話を鑑みても七不思議となる前からコイツは複数人による目撃情報があった。そして七不思議として数えられるようになってからもだ。自然的か、人為的か。どちらにせよ、何の目的かは分からないがアイツは何らかの意図によって存在しているということは間違いない。
「(それに狙われるとするなら、恐らく……)」
"ジェヴォーダンの獣"が狙うとするなら、まず間違いなく比並さんか香坂さんが狙われるだろう。黒鳥さんは狙わないし襲わない。もし仮に俺が同じ立場でもそうする。どんな肉食獣にしろ、たとえ薄くても血の匂いのする相手は狙わない。目の前にその相手しかいない状況ならともかく、他に狙える獲物がいる状況でわざわざ血の匂いがする相手を狙う道理はない。狩りの基本は『強い獲物を狙い追い込み狩る』のではない、『弱い獲物を狙い追い込み狩る』のだ。『弱そうだから狙う』、『大人しそうだから狙う』、『無害そうだから狙う』。そんなことをして生き残ることが出来るのはこの現代の人間社会の仕組みあってこそのことだ。
そうでなくとも、だ。野生の獣と相対すること自体、この現代社会において数少ないことだろう。よほど辺境の地でもないのなら、そもそも野生動物と出会うことすら稀のはずだ。そんな簡単に対処なんて出来るはずもない。>>891 「グルルルウウウウウウ……!!」
「───────ッ!」
奴の声が耳に聞こえた。そう遠くない距離だ。一つでも選択を間違えれば、死は免れないだろう。
「(どうする?このまま隠れ続けることなんて出来やしない。なら─────)」
俺は立ち上がり、扉の前に手を掛ける。
「す、錫久里君…?」
「おい、錫久里、お前一体どうするつもりだ!?」
「……俺がアイツを引きつける。その間に、みんなは校門まで走って逃げろ。」
「そ、そんなの無茶だよ!」
「そうだって!隠れてやり過ごせばなんとか────」
「やり過ごしてどうにかなる相手じゃない。見ただろ?アイツの姿を。」
「「それは……」」
口籠る比並さんと香坂さん。二人も他に打開策がないことは薄々気づいているのだろう。対して黒鳥さんの目はどこか悲しみに満ちていた。
「……錫久里先輩。」
「何?黒鳥さんも俺のことを止めるのか?」
「いえ、そうではなく……。その、不器用な方だなって思って……」
「不器用?俺が?」
確かに不器用と言えばそうかもしれないが……何が言いたいんだ?
「お二人を……いいえ、私達のことを考えて、思いやって、ご自分を囮として使おうとしている。」
臆病な私には出来ないことです。そう、語尾に意図が込められていたような気がする。>>892
「……だったらどうするんだ?」
「その、よければこれを持っていってください。」
そう言って黒鳥さんは小さなお守りを俺に渡して、俺の耳元に顔を近付ける。彼女の髪から恐らくは彼女が普段から使っているだろうシャンプーの甘く芳しい桃の匂いが鼻をくすぐり、耳元に彼女の吐息がかかるのがこそばゆく、それ以上に彫刻の如き美貌が眼前にまで迫ってくることへの緊張感が体を包む。
「ちょっ─────!?」
「……錫久里先輩はもうお気付きかもしれませんが、私は魔術師です。そして、今お渡ししたお守りは一度だけ身を守ってくれる護符型の魔術礼装。きっと錫久里先輩の身を守ってくれるはずです。」
耳元で小さな声でそう囁く黒鳥さん。比並さんと香坂さんの視線がかなり痛いが、今の会話は聞かれてないらしい。
「……任されて、いいんだな?」
「はい、任されてください。」
上目遣いに俺の目を見て微笑む黒鳥さん。今は、その顔がとても頼もしく思えた。
「おーい、お二人さーん?いつまで見つめあってるつもりですかー?私達を放置しないでほしいなー?」
「そうだぞー?お熱いのはいいけど状況考えろー?」
「っ、べ、別に熱くもないし見つめあってもいない!」
「ええー?ほんとぉ?」
「つーか、初対面の後輩の女の子をオトすとか、錫久里も意外とやるねえ?」
「オトしてねえ!」
二人の冷やかしにツッコミを入れる。気のせいか、そういうやりとりをしたおかげで体の緊張が解れたような気がした。>>893
「はあ……とにかく、だ。俺がアイツを引き付けるから、その間に逃げてくれ。」
「……無茶しちゃダメだよ?」
「無茶なんかしない。俺だって死にたくないしな。」
「言ったな?帰ってこなかったら、今度何か奢ってよね!」
「……帰ってこなかったら、そもそも奢れないんじゃ?」
「こ、言葉の綾ってやつよ!ともかく、きちっと戻ってこないと許さないからね!」
すう、はあ、と息を整える。扉に掛けた手に力を込め、
「─────行くぞ!」
ヤツの、"ジェヴォーダンの獣"の前に姿を晒す。
さあ、デッドチェイスの始まりだ────!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「オラァッ!!」
ルーガルーに飛び蹴りをし、不意打ちの一撃を見舞う錫久里先輩。咄嗟の防御も出来ず、ルーガルーはただ地面を転がる。
「ガルウウウウウウッ!?」
それでもルーガルーはすぐさま体勢を立て直し、錫久里先輩を睨みつける。>>894
「グルウウウ……ッ!!」
錫久里先輩はルーガルーが自分に注目していることを察知したのか、踊り場を出て上の階への階段へと駆け、ルーガルーに向かって
「さあ!こっちに来やがれ!」
と叫ぶ。それに呼応するようにルーガルーもまた、
「ガァアアアアアアアアアアウッ!!」
と吠え、錫久里先輩を追う。今この階には私と比並先輩と香坂先輩しか残っていない。
「……行きましょう。」
「もちろん!錫久里君の頑張りを無駄にしないためにもね!」
「校門までさっさと行くよ!」
鞄を抱えて隠れていた教室を出て、一気に一階まで駆け下る。そのまま脇目も振らず校門へ。
「よしっ!あと少しで外に出られる!」
「あとは錫久里が来れば、もう用はないね!」
もう少しで逃げられる。そんな事実に歓喜している二人。だから───────
「──────ごめんなさい。」
魔術刻印を励起させ、二人に手をかざす。
「Conscientia somnum,Libro memoriam, cadere de caelo.(意識よ、眠れ。記憶の帳よ、空から落ちよ。)」
「……っ!?す、おうちゃん……何を……!?」
「なに、これ……っ!あた、まが、割れそう……!」
校門の手前で足を止めて苦しみ悶える二人。もう一押しだ。>>895 「Oblitus et sine phantasmate.(忘却せよ、そして彼方に幻あれ。)」
「ぅ、ぁ……」
「ぃ、ぁ……」
二人は事切れたかのように虚な目になり、物言わぬ人形のようになる。
「……あなた達は今日、夜遅くまで遊んでいただけ。だから今日、七不思議の調査なんてしていない。今日、人狼とも出会っていない。いいですね?」
幼子に『他人に迷惑をかけてはいけない』と言い聞かせる母親のように、生徒に『悪いことをしてはいけない』と道徳の授業で教える先生のように、二人に暗示の魔術を掛けていく。
「「はい……分かりました……」」
「では、早く家に帰りこの夜の出来事を今言った出来事に置き換えて眠りなさい。」
虚な目のまま、二人は幽鬼のような足取りで学園を去る。
「……これでいい。これでいいのよ。あの人達は、こちら側の世界に関わる必要なんてないのだもの。」
アレは間違ってもこの世にいてはいけないモノ。けれど、一人で立ち向かうにはあまりにも相手は強大だ。私では荷が勝ちすぎる。それに──────
「……生徒会長達に任せればいいのよ。あの人達なら、きっと、」
きっと何とかしてくれる。そう言いかけて、
「きっと、なんやって言うん?」
「…………ひゃっ!?」
背後から突然話しかけられて、私は飛び上がりそうになった。振り返るとそこには昔ながらの大和撫子な風貌をした三年生、鬼灯和澄が立っていた。
「なぁんや、まるで人をお化けかなんかや思うたような声は?うち、そないに怖いの?」
「ほ、鬼灯先輩……ですよね?」
「あら、うちのこと知ってるん?ああ、知っとって当たり前か。千寿先輩の妹はんやさかいね。」
「………っ。」>>896
兄の名前が出たことに体が強張る。私を見定めるように見る鬼灯先輩は、私の瞳の奥をジッと見据えると、
「ほーん……。まあ、そないな事情は誰にだってあんでなあ。ましてやうちらは魔術師や、ここは二人だけの秘密にしとこかあ?」
カラカラと蛇のように笑う鬼灯先輩。それでも私は緊張を崩せないでいた。まるで蛇に睨まれたカエルのよう。
「なあんや。千寿先輩の妹はんだっちゅうのに、えらい性格違うねや?あの人は明るかったけど、あんたは大人しいねんな?」
「あ、ぅ……ご、ごめんなさい……」
「別に責めてはいーひんよ?ただうちが先輩やから緊張してるっちゅうなら──────」
鬼灯先輩は私の顔に手を添え、体を寄せると、
「ちょい、体でも合わせてみましょかあ?」
金色の瞳で私の心を見透かすように誘惑してくる。背丈はほとんど同じだというのに雰囲気も何かもが私とは真逆で、善くない道へ堕とそうという意図を含んだ妖しく微笑む彼女に熱と恐怖を覚えた。
「け、結構です!」
咄嗟に断りを入れる。鬼灯先輩は私から離れると肩を竦める。
「あら残念。せっかく美人さんと戯れられる機会やったのに断られてもうた。やっぱり慣れへんことはやるもんちゃうわ。」
「あ、あの……それで鬼灯先輩は一体何を?」
「ああ、そやったわ。といってもあんたが全部やってもうたけどなあ?」>>897
鬼灯先輩の言葉からある程度の推測は立てられる。恐らく、ルーガルーに出遭ってしまった私達を逃すために行動していたのだろう。あるいは彼女達だけを逃がそうとしたか。ともかく、無駄足を踏ませてしまったことに罪悪感を覚える。
「ごめんなさい……お手間を取らせてしまって……」
「謝らんでええ。ともかく無事なら、それで問題あらへんよ。もう一人の子も……とりあえずは無事そうやしね?あんたも薄々は気付いとったんやろう?あの子は、他と違うって。」
「それ、は────────」
どう答えるべきなんだろうか?鬼灯先輩の言う通り、私は錫久里先輩に違和感を持っていた。見た目とか仕草とかそういったところではなく、纏っている雰囲気から何となくそう思っただけ。
まるで、違う何かに変わろうと無理矢理に本当の自分を抑えつけて表面を上手く繕っている……ような、そんな曖昧模糊とした言い表しづらいものだ。不用心なことは言えない。
「……わ、私には背が大きい以外は他の人と変わらないように見えました。ほ、鬼灯先輩の勘違いではないでしょうか……?」
だから私は嘘を吐くことにした。きっとこの人に本当のことを話せば、それは錫久里先輩を損なわせてしまうかもしれない。
「そやなあ……そんなんにしときまひょかあ。ふふっ、ここに来たのがうちで良かったなぁ?他の二人やったら、こうはならへんよ?」
鬼灯先輩はくるりと校舎の方へ向きを変え、こちらに振り返ると。
「ほな、ここであんたを待たせとる先輩を待っとこか?」
そう告げたのだ。
私は明かりの消えた学園の校舎を見遣り、手を組み祈る。
「……錫久里先輩。どうか、ご無事でありますように。」>>898
「ガァアアアアアアアアアアウッ!!!」
「─────────っ!!」
背後から迫るヤツの声を聞きながら、全速力で学校内を走り回る。振り返る余裕はない。少しでも気を抜けば、こちらが喰われる側なのは明白だ。その上で少しでも彼女達へ意識が向かないようにヤツの前から消えないように走らなければならない。
「力を、セーブしながら、走る、ってのも、意外と難しい、もん、だなっ……!!」
体の疲れはない、問題は体力だ。力をセーブすることに頭も体も使っている以上かなり消耗が激しい。頭をフル回転させて、今、必要な手段を限定する。
「────Ander(変質せよ)……!」
まずは嗅覚を鋭敏に強化する。彼女達の匂いは頭の中にインプットしてあるため、それを逃げながら追跡する。
「(……黒鳥さん以外はいない、か。……いや待て、嗅いだことのない匂いがある。校門側に一つと、今、逃げている方向に二つ───────)」
増えた匂いに疑問を持ちながら角を曲がり、そのまま走ろうとした刹那、
「死にたくないなら跳びなさい!もしくは全力で伏せて!」
凛とした声が廊下に響き、
「Ander(変質せよ)──────!!」
俺は咄嗟に脚力を強化し横向きに体を捻り跳躍する。>>899
「戒めよ、呪いの腕!」
瞬間、声の主が唱えたであろう魔術詠唱によって黒く禍々しい無数の腕がヤツに向かい、ヤツに絡みつき動きを封じ込める。
「ガァッ……!?」
ヤツが苦悶の声を上げる。それでもそれは不意打ちだったからこそだ、同じ手に掛かるほどヤツも馬鹿じゃない。俺は受け身を取り、なおも前へ進む。
「黒江!」
「はいはい、分かってますよ!」
凛とした声の主の言葉に続くようにどこかやる気なさげな声が前へ出る。
「Get caught(囚われろ)──────!」
腕を媒介に辺り一帯を『黒』が染め上げる。直感が告げている。アレは危険だ、と。凛とした声の主が叫ぶ。
「今のうちに逃げるわよ!校門を出ればヤツは追ってこない!」
「そうなのか!?」
「え、そうなの!?」
「後輩君はともかく、黒江にはここに来る前に一応の説明したはずなんだけどなあ!?」
「ごっめーん!話聞いてなかったや☆」
「よーし、後でぶん殴ってあげる!ついでにその性根も叩き直しましょう!」
眼下の階段を高速で降り、まっすぐ校門へ走り向かう。
「錫久里先輩!こっちです!」
「あらあ?えらい焦ってるみたいやけど、なんかあってん?」
こちらに向け、手を上げる黒鳥さん。それともう一人はかなりのんびりしてる気もするが、さっき嗅いだ校門側の匂いだ。金木犀に近い甘ったるく、けれどそれ以上にどこか誘蛾灯のようなわざとらしい匂いだ。まあ俺みたいな人外じゃなきゃ気付かないだろうが。>>900
「ガァアアアアアアアアアアウッ!」
「「「「「!!」」」」」
ヤツの声が学園にこだまする。振り返ると囚われていた二階の窓を突き破り、ヤツは地面に足を付けようとしていた。
「黒鳥さん!全力で走って!」
「和澄!早く学園から出なさい!」
凛とした声の主とほぼ同時に叫ぶ。二人とも状況を理解したのか、有無も言わず校門へと疾走する。
「(あと少し─────)」
「ガァアアアアアアアアアアウッ!!」
迫りくる声。けれどもう、校門ではあと少しだ。逃げき──────
「あっ……!」
「──────っ!」
校門まであと一歩のところで躓き倒れる黒鳥さん。もうすぐ背後にはヤツが迫っている。迷う余地なんてない。
「Ander(変質せよ)─────ッ!!」
腕力と脚力を瞬間的に同時に強化する。黒鳥さんの手を掴み引っ張りあげ抱き寄せるようにこちらに引き寄せると、そのまま背面に飛び退く。
「ガァアアアアアアアウッ!!」
「っ……!」
だが僅かに一手、ヤツの方が早い。振り下ろされる爪。その爪が俺と黒鳥さんを捉える─────>>901
「ガァウッ……!?」
ことはなかった。すんでのところで、べちんっ、と見えない壁にヤツがぶつかったからだ。俺はというと、黒鳥さんを抱き抱えてそのまま地面に尻もちをつく形で倒れていた。
「グルウウウッ……」
ヤツはそのまま学園内へと戻っていく。まるで『学園から出ることは許されていない』かのように、ゆったりとした足取りで学園へと戻っていった。
「……っ、は、あぁぁぁぁっ……!」
疲れがドッと体に押し寄せ、そのまま体を地面に預ける。体の強化を全て解除し、体の何もかもを投げ捨てる。正直に言って気分は最悪と言っていい。自分から首を突っ込んだこととはいえ、まさか本当にいるとは思わなかった。
「あ、あの……錫久里先輩?」
何よりもあの姿だ。アレは確かに紛れもなく"人狼"……いや"ジェヴォーダンの獣"と考えて相違ない。ただそうなると何故ここにいるのか?ということが問題になってくる。この学園は別に元々がフランス学校だとか宗教学校だとか、そんな側面は過去に遡っても無い。そもそもそんな歴史があるなら学校紹介のパンフレットに載るだろう。
「(ダメだ、さっぱり分からない。そもそも始まりからして意味が分からない。)」
「す、錫久里先輩……あの、そろそろ……」
狼を見たから教師に報告をした。これは分かる。その後に何人も見たという報告があり猟師と協力し狼を退治しようとした。これも分かる。
問題はその後だ。狼、いや"ジェヴォーダンの獣"は何をするでもなく遠吠えをして消え去ったということだ。不可解にもほどがある。現に今、俺達は襲われた。黒鳥さんの話の中に狼に襲われたなんて話は一つもなかった。黒鳥さんが嘘をつくような人間だとは思えない。となると考えられるのは。>>902
「(意図的に情報を隠してるか、だな。)」
何のためかまでは流石に分からない。ただ、何かの目的があって、アレはいる。この世界に存在することを許されている。そんな印象を受けた。
「あ、あの!錫久里先輩!そ、そろそろ離してもらえないでしょうか……?」
「……ん?」
思考の海から戻り、黒鳥さんの声の方を見る。俺の手は黒鳥さんの頭を撫でるような形で添えられている。そして黒鳥さんは顔を赤らめている。俺は状況を思い出す。
……ソウイエバソウデシタネ。
「ご、ごめん!逃げ切れたことが嬉しくて、つい、その……忘れてしまってたというかなんというか……!」
「い、いえ!は、跳ね除けられなかった私にも、せ、責任がありますから……!」
黒鳥さんは体を起こすと、ぱたぱたと手を振りこちらに非はないと言う。いや、だとしても無意識のうちに女の子の頭を撫でるとか失礼すぎるし、好きでもなんでもない奴にそんなことされたって嬉しくも何ともないだろう。
「んんっ!そろそろいいかしらお二人さん?」
「「は、はいっ!」」
二人して肩をビクッとさせ、凛とした声の主の方に体を向ける。
「とりあえず自己紹介が必要よね?私は九重海音。この学園の生徒会長を務めています。こっちの左隣の不思議な雰囲気をしてるのが副会長の黒江凪咲。そして右隣にいるのんびりとしてる方が会計の鬼灯和澄よ。」
「よろしくー。まあ、ほどほどに仲良くやろうね?」
「よろしゅうお頼みもうします。」
「ど、どうも……」
金木犀に似た甘ったるい匂いの人物が鬼灯和澄というのか。そして不思議な雰囲気をしてる方が黒江凪咲で、真ん中に立ってるのが生徒会長・九重海音と。
「(けど、だいぶ匂いが違うな……。九重会長はどこか水っぽいというか、清流の木々の香りが混ざった澄んだ水の匂いだが、黒江副会長のは邪悪というか……人の血の匂いが濃すぎる。腐った肉でも嗅いでるみたいだ。九重会長の方にも鬼灯会計の方にも血の匂いがしないわけじゃないが、黒江副会長は特別濃い匂いがする……)」
警戒心は解けないがひとまずは信用できる相手と考えていいだろう。俺の方も自己紹介するべきだろうな。>>903 「……えと、錫久里亥狛、です……。」
待て、何だその、恐る恐るな自己紹介は?せめてもう少し堂々と出来ないのか?こんなの『どうぞ怪しんでください』と言っているのと同義だぞ?
「わ、私は黒鳥蘇芳と言いましゅっ!」
一方の黒鳥さんは盛大に噛んだ。噛んだのだが、九重会長はというと黒鳥の名前を反芻していた。
「黒鳥……って、まさか黒鳥先輩の妹さん!?」
「は!?え!?千寿さんの妹さんなの!?嘘でしょう!?雰囲気違いすぎない!?」
「……よく、言われます……」
「あはは!まあそないな反応になんでなあ?うちも最初聞いた時は驚いたで。」
……どうやら、黒鳥さんのお兄さんは有名人らしい。でも確かにこんな美人の兄なら有名にならない方が難しいだろう。でも黒鳥さんの表情は明るくない。話題を切り替えた方が賢明だろう。
「あの、それよりも助けていただいてありがとうございました。助けていただかなかったら一体いつまで走っていたか……」
「ああ、そのことは気にしないで。さっさと下校をするように促さなかったこちらの不手際だもの。助けるのは当たり前のことよ?」
「私は放っとけばって言っ──────たぁっ!?ちょ、海音、いきなり踏みつけるのは─────」
「二人とも怪我は無いかしら?あれば、すぐに手当てしてあげるわ。」
「や、俺は大丈夫です。黒鳥さんは?」
「わ、私も大丈夫です……」
そう、と言って思案する九重会長。言おうとしていることの当たりはなんとなくついているけど。
「悪いのだけど───────」
「今回のことは黙っておきますよ。こんなの明るみに出たらロクなことにならない。」
「いえ、そうではなくて。貴方達、これを解決するのを手伝ってくれないかしら?」
「……………はい?」>>904
「私達が……ですか?」
黒鳥さんと顔を見合わせる。いやいや解決を手伝うとかどういうことだよ?
「もちろん何のお礼も無しに、とは言わないわ。私達……いえ、私の方で出来うる限りのことはさせてもらいます。」
「待ってくれ。そもそも放っておけば消えるんじゃないのか?」
「……そう。表向きの話は知っているのね。」
「表向きだって……?」
てことは、やっぱりルーガルーの話には何か裏があるのか?だがだとしても、そこまでして隠したいことってなんなんだ?
「あの、九重会長はこの件について何か知っておられるのですか?」
「ええ、貴方達よりも遥かに詳しいわ。だからこそ、この件に関しては頭を悩ませているのよ。ルーガルーのことが知れ渡れば神秘の凋落にも繋がりかねないもの。生徒会長としても、魔術師としても、解決出来るものは解決しておきたいの。たとえ他人の手を借りることになってもね。」
「……ずいぶん簡単に魔術師だって明かすんですね。」
「明かさない理由はないもの。黒鳥……先輩の方と紛らわしいから蘇芳さんと呼ばせてもらうけれど蘇芳さんは魔術師の家系だし、貴方だって一般人というわけではないのでしょう?」
「それは───────」
「何者であるかまでは問いはしないわ。それでも今は手伝ってほしい。」
正直に言えば、悩んでいる。もちろんルーガルー……"ジェヴォーダンの獣"を放っておくべきではないと思う。だがそれ以上に手伝うべきなのかどうか。正体がバレるかどうか。まさしく分水嶺というわけだが──────>>905
「……分かりました。黒鳥さんもいいよね?」
「は、はい!私なんかでお力になれるのでしたら喜んで……!」
心なしか目がキラキラしている黒鳥さん。もしかして意外とヒーロー願望持ちだったりするのか?ひとまずそんなことは頭の片隅に置いておいて九重会長に問う。
「それでどうすればいいんですか?」
「詳しい話は明日にしましょう。今日はもう遅いわ。」
「……それもそうですね。」
「まあ、確かに……」
「明日、生徒会室に来てちょうだい。そこで話しましょう。それじゃあね。」
「んじゃま、お疲れ。逃げないでよー?」
「ふふ、それじゃあ逃げろ言ってるのと変わらへんで?まあ、また明日会いまひょ?」
三人はそれぞれ街へと下りていく。俺と黒鳥さんはしばらくその姿を見送った。
「(さて、どうするか……さすがにこの時間帯で女の子一人で帰らせるのは危ないし……)」
なんてらしくもない思案をしているとスマホのバイブ音が響く。その音が凄まじく嫌な予感を俺に知らせる。恐る恐る着信主を見ると、
「げ」
そこには『朽崎誉』の文字が表示されていた。画面を操作し電話に出るしか選択肢はない。無視したら野宿確定だ。>>906
「…………………………もしもし?」
『もしもし?じゃなーいっ!イコマ君?今、何時だと思ってるわけ!?なかなか帰ってこないから晩ご飯先に食べちゃったんだけど!?』
「いやー、その、野暮用というか急用というか…………」
『言い訳は家に帰ってからしてね!と・に・か・く!早く家に帰ってくること!9時回ったら晩ご飯片付けるからね!』
ブツッ、と電話が切れる。…………これはもう誠心誠意、平伏しながら謝るしかないか。
「…………俺達も帰ろうか。」
「す、すみません……私がこんな提案しなければ……」
「いや、黒鳥さんのせいじゃないよ。連絡入れなかった俺も悪いし。」
黒鳥さんの近くに置いてあった自分の鞄を手に取る。
「よかったら家まで送ってくよ。こんな夜遅くに女の子一人は危ないしな。」
「え、でも、それは……錫久里先輩にご迷惑ではないでしょうか……?」
「さすがに女の子を家まで送ってたくらいは許容してくれるさ。少なくとも学校で七不思議の調査をしてたって言うよりはね。」
黒鳥さんは目を左右に動かし逡巡すると、
「そ、それじゃあお言葉に甘えて……近くまで、お願い、します……」
おずおずとそう答えたのだ。>>907
「けど、黒鳥さんが魔術師だったとはね。」
帰り道。街灯に照らされた夜道を歩きながら、そんなことをふらっと口に出す。
「錫久里先輩は違うのですか?」
「生憎とね。まあ知り合いの影響で知識だけはあるって感じ。」
嘘ではない嘘をつく。正体を知られるわけにもいかないし、距離感を保つためにもこう答えた方がいい。
「黒鳥さんは?九重会長達の言い方だと、お兄さんの方が跡取りって感じっぽいけど──────」
「………………それは。」
黒鳥さんの表情が一気に暗くなる。……どうやらこの話題は彼女の地雷らしい。
「ごめん、突っ込んだことを聞きすぎた。」
「い、いえ。私がどう答えればいいか迷っただけですから……」
そうは言うが、表情は未だ暗い。恐らく兄関係で何か上手くいかないことがあるのか、あるいは何か魔術関係で何かあったか、だ。
そうこうしているうちに十字路にたどり着く。黒鳥さんは俺から離れ左の方へ駆けていく。
「ここまでで、大丈夫です。錫久里先輩、送ってくださってありがとうございます。」
「いや……別に、当たり前のことをしただけだよ。」
「はい。それが嬉しいんです。それではまた明日。」
「…………ああ。また明日。」
お互いに手を振り、黒鳥さんは左の路へ、俺は右の路へと分かれ、それぞれの家の帰路へと着く。明日は七不思議について話し合う日だ。聞きたいことは山ほどある。山ほどあるが…………だがその前に。
「どうやって言い訳すっかなあ……」
俺は朽崎誉への弁明手段を探すことになるのだった……。数えてみたら今のSSだけで計21レス使ってて我びっくり
こいつほんとSSになると異様に長くなるな……心理描写が多いから自然と文も長くなっているんだろうけど>>922
一旦メモ帳からコピペしたせいか変なところで切れているのに気づきました
・他作者様からキャラクターを借りたい場合は各自打診をお願いします
・地獄(というか死後の国?)モチーフであれば東洋・西洋どちらでもどこでも構いません。コキュートスの隣に針山地獄があってもいいです。
・雇われた方は一応お化け屋敷風ツアーのスタッフとして参加者をもてなすことが目標ということにはなっていますが、雇い主の性格と方針が「は?死後の世界だよ?簡単に踏破したり帰ったりできるわけないよね?」なせいで全員総合するとやってることは「引き止める」になっている感じです
・↑こんな感じなんで、「驚かす」人はクラシックなホラーで来る者を追い払っても、物理的に襲いかかってきても、なぜか妙な無理難題を出してきても大丈夫です
・「帰還者がいない」と書きましたが、出られなくなってる人はだいたい道に迷うかなんかの理由で捕まってます
こんな感じでOKでしたらwiki更新しようと思いますのん……にしても本当に何故学園ミステリーになってしまったのか……当初は普通の学園モノを書こうとしていたはずなのに
あとミステリーのギミック考えるのめんどくさい……ルーガルー=ジェヴォーダンの獣とかほぼ思いつきなのに逆によくここまで広げられてるな……その結果として他の七不思議も増えたけど(白目)所で次回作(requiemはストーリーっつーか大まかな流れ?は決まってるので)に登場させる鯖鱒を募集したいんですが、いいですかね?
>>924
百鬼夜行シリーズの榎木津みたいなキャラならミステリーでは禁じ手のような能力を持っていてもいいかもしれませんが、夏美は普通ですからね。人でないものが見えるわ魔術が使われる予兆やら魔術回路や魔術刻印の反応も見えるわで便利な眼だな……あ、よくてよついてる。じゃあ条件だけでも出しとこ。
舞台設定(現時点の構想)…荒廃した孤島が舞台。もとは「施設(WASPのアレ)」であり、現在はクーデターを生き残ったり新規に入ってきた魔術師たちによる新しい(以前よりも人道的)な実験場となっていた。
そして今、孤島で聖杯的な魔力反応が確認され、同時に孤島は暴走した!
新「施設」のモノ達が千界樹的な独走の可能性を排除する為、様々な勢力がチームを組み、孤島を踏破しようと挑む事となる…、みたいなそんな感じです。
サーヴァント…基本的には史実の軍人とか伝承の戦士、騎士、名のある魔術師とか。ある程度マジな推薦だと嬉しい(近代だったり擬人化系だと俺が扱えるか解らんし)
マスター…学生とか一般人ではなく、新生「施設」に加入しそうな研究家肌の魔術師とか獅子劫さんみたいな傭兵魔術使いとかが嬉しいです。第■回投下しました。
連絡事項も本スレに。☆ 今再びのごれんらく ☆
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%88%86%E5%89%B2%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E5%9E%8B%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%83%BCSS%EF%BC%88%E4%BB%AE%EF%BC%89
また更新しておきました。
こちらの内容は(皆様もそれぞれ忙しいだろうし)一・二週間ぐらいで片付けばいいかなって思ってます。「ある程度書きたい事決まったよ!」という方は使いたいネタとサーヴァントをwikiかスレッドの方にちょちょいと載せていただければ、「血の池地獄スイミングネタが3人もおるやんけ!」みたいな事態が避けれていいかなぁって思う私です。アイデアだけ出そうかなって方も、「うちのキャラはこういうところでこんなことしてそうだな」とか「うちのキャラだったら喜んで挑戦しに行ってそう/おばけ嫌いだから嫌がりそう」みたいな雑談のダシに是非是非使っていただいて。はい。
元凶が誰か……はまぁ>>922の画像の左下あたりを見ればだいたい察せるんじゃないかなぁとは思うんですが、「自分の書く範囲の中でボスについてとか言及したいよ」とか「その辺ちゃんと知っておきたいよ」という方がいらっしゃれば仰っていただければちゃんと包み隠さず開示いたしますのでよろしくおねがいします。ねこです。
一応これは人がいる時を見計らって再告知させていただきます。大嶽丸の宝具を命名しました。
アサシンの宝具→「幽玄雷舞・天獄の厳霊(ゆうげんらいぶ・てんごくのいかづち)」
キャスターの宝具→「鬼哭啾啾・群闇洪霖(きこくしゅうしゅう・むらやみこうりん)」
酒呑童子のボーンコレクターみたいなネーミングが閃かなかったです。
あと業平の聖杯を求める理由を「高子が業平へ送ったものの彼のもとに届かなかった手紙を復元させること」に変えます。前のはネタっぽいのでロマンチストな方向性で考えました。>>936
管理者どうするのか凄い悩んでいるんですが、アキレウス化→気絶させる、という雑な対応でも良いのでしょうか??ちょっとした変更点をこっそりアナウンス
花総の聖杯戦争に出てくるバーサーカーをジェヴォーダンの獣から構想中のバーサーカーへ変更します。
理由としては、「仮にも優勝を狙っているベルティーナとクラウディオの親たちが、神秘の薄い時代のサーヴァントの触媒を用意するわけないよなあ」というものです。また、Cutrotomさんはよろしくお願いいたします。貴方の作るサーヴァントやマスター、SSを楽しみにしています。
スレッドでも話したりしましょうね!!>>946
個人ページに僕鯖wikiから来たって書いてあったところを見るにでもにっしょんのサイト経由ではなくてfcwiki経由で見つけてきたのではないかな。
ともあれ新しい参加者さんは良いことなので良いと思うけれど。>>952
ありがとうございます。うまいはったりが効いたネーミングセンスが欲しいです……
Cutrotomさんのページを覗いたら将門公を発見!将門もディートリヒ族のごとくぽこじゃか増える枠になりましたね。兎も角、Cutrotomさん歓迎します。今後ともよろしくお願いします!Cutrotomさんがこちらを読んでいらっしゃるかわかりませんが、下記のリレーSSで自作の将門公を登場させています。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E8%A6%87%E4%B9%85%E9%96%93%E8%81%96%E6%9D%AF%E6%88%A6%E4%BA%89>>958
よくてよ!>>960
よくてよ付いたので投げます!
私の両親は、善良な人たちだった。
黒魔術を受け継ぐ家系でありながら、夫婦揃って謙虚堅実を絵にかいたような性格。外向けの演技などではなく、心の底から善性というものを重んじてさえいた。
魔術の鍛錬に励んでいたのも、そんな善性故の真面目さ――『実態はどうあれ、先祖が代々受け継いできたものを絶やしてはならない』という心根が大きかったようだ。
『いいかい、凪咲』
『私たちの魔導は、血に汚れた、本来であれば許されざる類の所業だ』
『だがそれでも。私のご先祖様はこの魔導を究める事を選び、根源へと至る道を望んだ』
『私の在り方とこの魔術が相反するものである事は分かっている。だが、それでもお前には――』
学校の昼休み。
食事時を迎え、ほとんどの教室では自前の弁当を取り出すか、同級生との会話に花を咲かせる生徒が見られている。
そんな中、私――黒江凪咲は、とある生徒を探して隣のクラスを訪れていた。
「ねえ。ちょっといいかしら?」
「?」
「志村千早さんに用があるのだけれど……今、話しかけても大丈夫そう?」因みに考案された聖杯戦争面子ってのはコレですね。
セイバー 薬丸兼武&彩藤優希
(覚悟キメてそうな女性と死を避けたい男子)
ランサー ラモラック&ルナ・アードゥル
(騎士と令嬢の組み合わせっていいよね)
アーチャー ヴァルキュリア/砲兵&レゼルヴァ・プレストーン
(時計塔からの出向者枠)
ライダー デイヴィ・ジョーンズ&グランデリニア・グレーヴェンマハ
(能力偏重、肉体面が弱め。荒らし枠)
キャスター 岡崎正宗&ネムレス・ウォーフリーク
(戦闘の火付け役。バトルジャンキーだし)
アサシン ヘズ・ホズルズ&朽崎遥
(く、黒幕・暗躍枠です…)
バーサーカー ナポレオン・オルタ&ジェイド・トンプソン
(バーサーカーに暴れてもらって自分は隠密すりゃいーじゃん!)>>962
手近な生徒を捕まえ、確認を取る。
人の好さげな生徒は、私からの問いかけにすぐ応じてくれた。教室の中ごろにいた彼女へと呼び掛け、私を指し示す。
そのやり取りで彼女もこちらに気づき、取り出していた弁当を手に近寄ってきた。
「凪咲、どうしたの? 急にこっちに来たりして」
「あら。迷惑だった?」
「そ、そんな事ないけど……ほら、昨日の今日だから。ちょっと、驚いちゃって」
ああ、成る程。どうやら昨日の出来事――繁華街でのやり取りが引っ掛かっていたらしい。
別に私からしてみれば大した事でもないのだけれど。彼女にとっては色々思う所があったのだろう。
見た限り、私好みに真面目そうだし。
ともあれ過去の話をしに来たつもりもない。右手に携えていたモノを持ち上げ、私はこう誘いかけた。
「大した事じゃないわ。ただ――ちょっと、貴女と一緒に昼食を取りたくて。よかったら、一緒に食べない?」
所変わって、学校の屋上。
この学校では自殺・事故防止に備えて厳重な施錠が施されており、滅多な事でもない限り学生や教師は立ち入りできない。
ではどうやって私たちがいるのかというと――何のことはない。開錠(アンロック)の魔術を扉に施しただけの話だ。
無論千早には見せていない。あくまで事前に用意しておいた針金を示し、持ち前の鍵開け技術で開けたと説明済みである。>>964
その千早はというと、白昼堂々の校則破りにおっかなびっくり付いてきていた。周囲をきょろきょろと見まわし、人に見られていないか確認する様は何ともいじらしい。
「ね、ねえ。やっぱりよした方がいいんじゃ……。先生に見つかったら大目玉だよ?」
「あら、ここまで来てそんな事言うの? だったら、貴女だけ置き去りにして帰っちゃおうかな」
「そ、そんな!」
「やぁねえ、冗談よ冗談」
コロコロと笑い、如何にもおどけてると言わんばかりの姿を見せる。
からかわれてると気づいた千早がふくれっ面になるが、それもまた愛おしい。実際やろうと思えば千早の頭をいじって私に都合よく改ざんできるので、かなり自重した提案だったりするのだが。
「いいじゃない、貴女だって何だかんだ見逃してくれてるんだから。それに、もうこうして忍び込んだんだから立派な共犯よ?」
「うう……」
「この場所なら階下から見られる心配もないし、屋上を見張る人間なんて早々いない。だったら、今だけの特権を楽しんだ方が得ってものよ。千早」
「……」
千早はなおも何か言いたげな様子だったが、私の言い分に圧されたのかそれ以上言い返してくることはなかった。
その間にも私は着席場所を決め、昼食の支度を整える。
千早もまた渋々といった態度ではあるものの、私の隣に座り自分の弁当を開いた。>>965
――風が吹きつける。
屋上という事もあり、地上にいる時よりも強く風圧を感じる。
とはいえさほどつらくはない。真冬であればさぞかし堪えただろうが、5月も中ほどまで過ぎた今は少々日が照りつけてくる程度の感覚だった。
「いい風ね。やっぱり、いつもと違う場所で浴びると気分も違ってくるわ」
「……」
「まだ拗ねているの? もう、いい加減観念して楽しめばいいのに」
「別に。そういうわけじゃ」
「そんな風にしてるとますます子どもっぽく見えるわよ。貴女、ただでさえ童顔なんだから」
「んなっ!?」
聞き捨てならない、と言わんばかりに千早が反応する。
「だ、誰が童顔よ誰が! そりゃ、同い年の子とかと比べたら幼げに見えるって言われるけども」
「しっかり言われてるじゃない」
「こ、子どもじゃない! ちょっと子犬っぽいとか、人懐っこいとか言われるだけだもん!」
「そういうところよ、貴女。あと子犬っぽいって言われてる時点で子ども扱いと同じだからね?」
「ぐぬぬ……!」
あっさりやり込められ、千早は悔しげにこちらを睨んでくる。
もっとからかいたい欲求に駆られるが、下手すると一線を越えかねないので我慢する。
そこで話題を変えるべく、別口の方向から斬りこんでみた。
「そういえば。貴女、最初から私の事を名前で呼んでくれてるわね?」>>966
「ふぇっ?」
「いえ別に、それ自体は好ましくて良いのだけれど。もし理由があるなら、聞かせてくれないかしら?」
実際、私からすれば名前で呼ばれようが名字で呼ばれようが大差はない。
故に千早からの返答もさして期待はしていなかったのだが……。
「そ、そう言われても……。ただなんとなく、凪――じゃなかった、黒江ちゃんの事は名前で呼んだ方がらしいかなって」
「――あら。そう」
似合う、でも自然、でもなく。らしい。
その言葉が引っ掛かり、自然と眇めるような目で千早を見据えてしまう。
「それはつまり――私と殺.す殺.さないの関係にまで行きたい、と受け取っていいのかしら?」
「ぶはっ!?」
あ、いけない。私としたことが、興奮のあまり一線を越えた言葉を漏らしてしまった。
咄嗟にその場を取り繕うべく、手を振ってみせる。
「やぁねえ、これも冗談よ。あくまでものの例え、本気で殺し合いなんてする筈がないじゃない」
「そ、そうだよね。ごめん、思わず驚いちゃって……」
「いいのよ。私も軽率だったわ」
そう。あまりにも今の言葉は軽率だ。
どこまで仲を深めた所で私は魔術師、彼女は一般人。互いの道が本当の意味で交わる道理はなく、この関係もよくて卒業までだろう。>>967
その先は、真に分かたれた道を歩むことになる。
だからこそ、私の『裏側』を気取られる訳にはいかない。それが道理、なのだが――
「けど――そうね。思い出すから、かしら。貴女を見てると」
「思い出すって、何を?」
「私の両親。今はもう、この世にはいない人たち」
この世にはいない。その言葉に、千早の顔が凍りつく。
私にしてみればとうの昔に受け入れた話でしかないのだが、彼女にとってはショックが強すぎる内容だ。
案の定、聞くべきではなかったと言わんばかりに申し訳なさそうな顔になる。
「……ごめん。立ち入った事聞いちゃって」
「気にしないで、私がはじめに漏らした事だから。それに――なんとなく、だけど。貴女には知ってもらっても構わないと思って」
そうして、私は語っていく。
父と母がどれ程善良で、人の事を思いやれる存在であったかを。
私の事を心から愛し、常に気遣ってくれていた事を。
魔術師として生きるには――あまりにも、優しすぎた二人の在り方を。
「立派な、ご両親だったんだね」
「ええ。そうよ。私なんかにはいっそ、もったいないくらい」
実際、今になって振り返ってもそう思う。
当時はただ状況に流されるだけでしかなかったが、今ならば多少なり私もどうにかしようと動けただろうに。
成長後となってからは、それだけが本当に悔やまれてならない。>>968
「でも、あの人たちのおかげで私は今日も元気でやれている。だから、私は二人に恥じない人間のままでありたいの。いつか――いつか、あの世で再会した時に真っ直ぐ向き合えるように」
「凪咲……」
ずず、と鼻をすするような音が響く。
見れば、千早の両眼からは涙がこぼれていた。相当私の話が響いたらしい。
「ご、ごめん。みっともない姿見せちゃって」
「大丈夫よ。むしろありがとう、こんなにも私の両親を思ってくれて」
と、そこでふと左腕の時計が目に入る。
針が指していたのは――昼休み終了五分前。
つまりあと五分以内に戻らないと、午後の授業遅刻大確定である。
「いけない、もう戻らないと。施錠の方は私がやっておくから、千早は先に戻ってて」
「え、そんな! 私も何か」
「貴女、鍵開けの技術使えるの?」
「うぐ」
「元々私が提案したことだから気にしないで。さ、早く早く」
名残惜しげではあったものの、千早は屋上から退出する。
階段を下りていく音を聞き、彼女が完全に姿を消した事を確認してから、私も改めて施錠(ロック)の魔術をかけ直した。
魔術、といっても体それた技ではない。あくまで元から備わっている鍵の機能を、魔力などを用いてそのまま動かすだけ。実に単純なものだ。
二度、三度取っ手をいじくり、完全に閉まった事を確認する。
そうしてふっと息をついた私は――自然と、笑顔を浮かべていた。>>969
魔術の成功に対するものではない。
見立て通り、良い獲物であることを確かめられた事について。
「……やっぱり。私の思った通りの子ね、千早」
私の親について、千早に語った事に嘘はない。
両親は紛れもない善人で、正直黒魔術師としては落第と思ってしまう程に優しすぎた人たちだった。
そう――――優し、すぎた。運命のあの日までは。
『すごい、すごいぞ! なんて事だ! こんな事が起こるなんて!』
『魔力量、回路が両方とも向上してる……。嘘でしょう!?』
『奇跡だ。いや天恵だ! 私は、私たちの人生は、今ここに報われた!!』
忘れもしない、生まれて初めて魔術を行使した日。
厳密に言えば魔術回路を開いた日だが、その日を境に私の人生は一変した。
展開前までは極めて脆弱。魔術師の平均にすら届かず、明らかに劣化を示していたかに思えた魔術回路。
私自身でさえ申し訳ないと、幼心に罪悪感を抱いていたその本質は想像もつかない可能性と――――恐ろしい厄(バグ)を秘めるものだった。
そして。その日を境に、少しずつ私の日々は壊れていった。>>970
『さあ凪咲、教えた通りにやりなさい。迅速に、的確に。ちゃんと手順に従ってやれば、こちらが傷つくことなく片づけてやれるからね』
『弔い? 何馬鹿な事を言ってるんだ。そんな死骸(モノ)、そこのごみ袋にまとめておきなさい』
『いい凪咲? これは生贄、ただ捧げられる為だけに今日まで生きてきたモノ達。私たちがどう弄んだところで、何も責められる道理はないわ。だって、ただの道具なのだから』
『もっと、もっとだ。凪咲の力は素晴らしい、これさえあれば何の心配もいらない。嗚呼、ああ、アァAaaa亞あ阿唖――』
日々理性を失い、狂気に堕していく父母。
最初こそ恐怖を感じたものの、それも魔術を行使していくにつれ薄れていき、ついには路傍の石ころにさえ及ばない程無感情になった。
……いいえ。訂正しましょう、無感情ではなかった。
だって。あの頃の私は、確かに。
「愉しんでいた。愉しかった、のだから」
興奮のあまり、思わず口に出してしまう>>971
だけどそれさえ気にならない。否、気にしてさえいない。
あの日を境に、私の人生は確かに変わった。
無垢で無実だった頃の私(こども)は消え、代わりに悪意と邪心で満たされた魔性が誕生した。
その悪意は実の両親に対してすら例外ではなく。むしろ最後の方では、進んで玩具扱いすらしていたようにさえ思う。
ああ、でも――だからこそ、反省せざるを得ない。
何しろ、両親を早死にさせてしまったが為に、今両親に負わせる筈だった苦労もしているのだから。
(ほんと、それだけは失態だったわね)
魔術を扱い慣れた今ならば、程よく人格を壊して都合のいい傀儡にするという道も選べるというのに。
だが、所詮は過去だ。当時の未熟な自分に望みすぎるのは、酷を通り越して傲慢というものだろう。
幸いにと言うべきか、両親の死後我が家を食い漁ろうとしてきたハイエナ共は問題なく駆逐できてきた。
元より魔術師としては異端寄りの家系。そんなモノすら食い漁らねばならない連中の程度などしれている。
めぼしい輩は駆逐したし、時折訪れてくる連中も問題なく撃退できている。
これから先もこの好況が続く保証はないが――まあ、その時はその時だ。あと次スレですが、クロさん気づいてないようでしたら自分が建ててもよろしいでしょうか?
ちょうど>970踏んだので>>976
問題ありませんよ。そういう方のために他作サーヴァントのレンタルシステムはあります。
ただ、ここに載せる以上は個人ssなりリレー参加なりで使うという意思表示なので、そのうち何らかのss書いたりする予定がなくただ投げたいだけであれば僕鱒スレをお勧めします。>>976
マスターオンリーでも全く問題ありませんよ!ようこそ!!
基本的に自分達で聖杯戦争を書こう!ってグループなので、物語書きたい!って気持ちがあれば十分ですとも!
実際にサーヴァント数<マスター数って人やマスター*マスターな関係とかもありますしね。
兎にも角にも大歓迎です!ではお言葉に甘えて
名前:チランジアセスカ Tirandiasesca
愛称:セスカ
性別・年齢:女・17歳
身長・体重:169cm・57kg
出身・魔術:長崎・透明な日(チルアウト)
氷像の如き美貌を湛えた美女。『庭園』出身。氷の魔女。雪の魔女。魔術遣い。
黒船来航の際に出島に訪れた魔術師の子孫の一人。庭園と呼ばれる魔術師の互助組織で育った女性。
機械的。無感情。内向的。自虐的。何処までも他者を寄せつけない外見通りの人物。
生まれた時から人間の感情がわからず、そのためか彼女なりに気を使った言葉でも相手にとっては刃となる。
悪気のない一言に傷をつけられた相手に拒絶され続けるうちに自身も相手を拒絶するようになった。
ほんの少しのボタンの欠け違いが大きな歪みになったという実例。コミュニケーションに向いていないため人との接点を絶っているが、人との会話は嫌いではないという難儀なキャラクター。
・透明な日(チルアウト)
セスカの使用する魔術。「自己実現」のために魔術を収める『庭園式』の使い手。
目指すものは「氷のような自分」
基盤となったのは元素変換、結界、錬金術など。
触れたものに凍気を送り込む。シンプル故に使い勝手のいい代物。名前:コルベット Corvette
愛称:コル
性別・年齢:女・17歳
身長・体重:161cm・54kg
出身・魔術:長崎・光のような(ヒーローショー)
ひまわりを思わせる笑顔が特徴の女性。『庭園』出身。炎の魔女。光の魔女。魔術遣い。
黒船来航の際に出島に訪れた魔術師の子孫の一人。庭園と呼ばれる魔術師の互助組織で育った女性。
明朗活発。天衣無縫。能天気。時折母性的。いつも誰かの輪の中心にいる人物。
セスカの美貌に目を奪われ、何度となくコミュニケーションを測った結果彼女の初めての友人となる。
物覚えの悪い猪突猛進型。魔術師としては見習い程度だが、多少のことではへこたれない心の強さが何よりもの彼女の強みである。
セスかとは同じアパートで同居中。見る人が見れば姉妹のようにしか見えず、見る人が見ればカップルのようにしか見えない。
・光のような(ヒーローショー)
コルの使用する魔術。「自己実現」のために魔術を収める『庭園式』の使い手。
目指すものは「誰かにとっての光」
基盤となったのは元素変換、神楽など。
触れたものに炎を送り込み、声に魔力を乗せて対象を鼓舞する。自己完結した氷であるセスカとは真逆の在り方。>>984
これは……これは……正反対なのに仲良しな組み合わせとは、また良いご趣味で……!(興奮)>>974
魔術師らしい重油みたいなドロッドロな感じいいですね。うちのキャラなんかサラダ油ですよ。神野はあれはちょっと例外かもしれませんが。>>990
【固有スキル】
心眼(偽):C
直感(凶):B
戦闘時、つねに相手にとって不利な展開を「感じ取る」能力。また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。
無害の皮:A
自ら害ある行動を取らない限り、敵対者あるいはサーヴァントだと感じさせず、信用を得やすい。
これは雰囲気だけではなく、姿形すら無害そうな人間のものに見せかけることが可能。
更に、対象の精神状態やそれに対するバーサーカーの行動によっては、敵対行動をとった後も信用を維持することが出来る。
苦悶の毒鎧:EX
体内に宿るとある猛毒によって耐久のステータスは最低ランクまで低下・固定されているが、
逆に言えばこの毒がバーサーカーの体調全てを支配しているために、他の毒や呪い、魅了や威圧など、肉体精神問わずあらゆるバッドステータスを弾いてくれる。
……しかし、好みの異性による魅了の場合、女好きのバーサーカーはあえて受け入れてしまうことも。>>991
【宝具】
『○○す百頭(ハーキュリーズ・ベイン)』
ランク:B~A+ 種別:被毒宝具 レンジ:1~50 最大補足:1~100人
自身の死因にもなったヒュドラの毒がバーサーカーの血には残っており、これを操作することで攻防一体の宝具と化す。
霧状に薄め、広範囲に振り撒けば、猛毒の結界として大勢の対象を毒殺・弱体化させたり、神秘の薄い遠距離攻撃を毒で腐食させ無効化したり、
あるいは、血(毒の成分)を濃縮しつつ矢のように飛ばすことで対象を攻撃したりする。
たとえ不死身であろうが神代の強靭な肉体を持っていようが、この一撃を受ければ無効化は出来ず、毒のダメージを受ける他にない。
なお弊害として、毒の濃さを引き出している最中は活性化した毒により、痛みが猛烈に増し、理性を保つことが出来なくなってしまう。
更に、毒に苦しめられたり、毒が原因でしんだ逸話を持つサーヴァントには、この攻撃に追尾効果が付属される。
―――さながら狩るべき獲物に食らいつく蛇のように。
誕生日:不明 血液型:不明
イメージカラー:栗色
特技:軽妙なトーク、早駆け
好きな物:女性、恋愛 苦手な物:毒
天敵:特に無し>>992
真名はネッソス。野蛮な種族で知られるケンタウロス族の青年であり、英雄ヘラクレスとその妻デイアネイラを(間接的にだが)死に至らしめた人物。
夫婦と彼にまつわる神話については省くとして、真相は少し異なる。
ネッソスに担がれながら激流を渡っていたデイアネイラは、聞き上手で人の良さそうな彼につい、夫に対する小さな不安を口にしてしまった。その愛情を、疑ってしまった。
「―――じゃあ、俺の妻になってよ。」
彼もまた好色で知られるケンタウロスの一人であり、目の前のそれを好機と見て彼女を略奪しようとするが、神話にある顛末の通りヘラクレスの怒りを買い、
放ったヒュドラの毒矢で絶命する。
「……本当に夫の愛情が信じられなくなった時、俺の血を使うと良い。愛多きケンタウロスの血には、媚薬効果があるから。」
息絶える寸前に放ったネッソスの嘘は、気弱になっていたデイアネイラにはひどく響いてしまい、そして―――
明るく毒気の無い雰囲気や、大らかでポジティブな接し方で、誰とでもすぐ打ち解けてしまう陽気な青年。
第一印象は「ノリと口と頭が軽い、人生楽しそうなバイト先のマイペースな後輩」といった感じか。
だが、極悪非道という訳でも無いが欲に忠実な性格であり、欲しいと思った女性や敵に対しては、恐るべき話術と弱さを見抜く観察力を発揮する悪漢でもある。
サーヴァントとしては、紹介した通り悪属性のマスターと相性は良いが、あまりにも無計画であったり異常な野望を持つ相手には、ついていけずに謀反を起こす可能性もある。
とは言え、ある程度手綱を取ってくれる善良なマスターも嫌いではないらしい。……半分、馬だから?
命令が無い普段の彼は、スキルによって完全な人型になり、夜の街などに繰り出しては朝帰り、というのが彼のお決まりのパターン。>>993
聖杯にかける願いは「えー!どうしよっかなー……『ヒュドラの毒をなかったことにしたい』し、『世界中の美女と遊びまくりたい』でもいいし……悩むなコレぇ!」とのこと。
「初めましてー!自分、ケンタウロスのネッソスって言いまーす!バーサーカーなんすけど、めっちゃ喋るんでうるさいと思ったら遠慮なく言ってくださいっす!」
「好きなものぉ?……そりゃあ勿論、女の子に決まってるじゃないですか、マスター!ところで、彼氏募集中の良い子、いたりします?」
「いやー、まさかあの大英雄を結果的に倒せるなんて、大金星っすよねー!これは一生、自慢になるわー。」
「俺、こう見えてかーなーり、打たれ弱いんで。ちょっとショック受けただけで死んじゃう可哀想な生き物なんですよ。うさぎちゃんですよ、うさぎちゃん。」
「え、もしかして俺に話しかけてた?……いや、嬉しいっすよ。逆ナンなんて初めてですし!……それで、どこか落ち着ける場所に移動します?」
「えー、ひどーい!俺は誰彼構わず抱いたり暴れるようなノータリンじゃないっすよ、マスター!!」
「『たかが使い魔風情』ねえ?―――その使い魔風情に、あんたの妻が味方してくれたんだよなあ。……結婚してから、触ることすらしなくなったんだって?酷い旦那もいたもんだ。」
「この使い方するとマジ死にそうになるんだけど、贅沢言ってられないよなあ……!宝具、開放……――――――ぐっ……ぅ……■■■■■■■■■―――!!」
以上です。ご感想などいただけると幸いですし、例の如く宝具名募集中です!>>994
『射堕とす英雄(ハーキュリーズ・ベイン)』>>994
ヘラクレスと因縁のあるケンタウロスだ…
息絶える直前に放った言葉は、一体どんな思いで口にしたのか
あと宝具が地味に厄介な効果をしてますね
ヘラクレスを筆頭に、少なくない数の英霊が毒による死を迎えてたりもするので結構な数の該当者が出るのではないでしょうか
ちなみに宝具名ですが、「毒殺.す」と「死蝕す」の二パターン思いつきました質問回&カップリング談義
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#160/旧聖杯大会予選
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