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ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/すゥゥゥゥ────
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!スレッドが変わって(割愛)
いやね、わざとやってる訳じゃないのよ?何故かタイミング悪く変わるタイミングを逃すだけなの………悔しいから鱗滝の弟子喰う…
さて、推しの紹介ですか。実は特に隠してた訳では無いですが亥狛君とムアイちゃんが好き。あとケルトハルは何処かで使わせていただきたい推しの紹介ですか、推しキャラ四天王を挙げます!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ディートリッヒ・フォン・ベルン
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/錫久里亥狛
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ヘグニ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ユージーン・バックヤード
自鯖も推したいけれど、自分の子はみんな可愛いから誰を挙げたらよいのやら。>>9
剣聖ならば居合の開祖林崎甚助がいます。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/林崎甚助
あとは侍は立花道雪、那須与一、平将門
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/立花道雪
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/那須与一
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/平将門
他に日本人サーヴァントだと厩戸皇子、在原業平
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/厩戸皇子
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/在原業平>>9
おるいるいしかいない……。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E7%B4%AF
構想にだったら長政君がいる。>>9
あとすみません、忘れてました。修験道の開祖である役小角がいました。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ディック作の登場人物
それと日本人ではないけれど日本の鬼である大嶽丸。日本のおとぎ話の兎がいます。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/大嶽丸
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/かちかち山の兎>>18
yes。その長政君。私の一番好きな戦国武将。
キャラとしてはサリエリに近いけど、ガチで半端に当人の自我が残ってる分、ノッブが真顔で解釈するぐらいには支離滅裂になってる。
ノッブが絡まなければただの好青年。スレ立て乙ですのー積んでた乙女ゲープレイしたら新たな扉をこじ開けてしまった気がしますのー
>>9
意識高い系努力家!伊東一刀斎!
人々の願いを背負って戦う君!淡路廃帝!
ノリは軽いけど尻は重いよ!太田道灌!
妖怪は友達!鳥山石燕!
故郷の為に、仲間の為に!阿弖流為!
ひむがしの のにかぎろひの たつみえて!柿本人麻呂!
源氏は許さん!即・斬!藤原泰衡!
今や忘れ去られし秘境!京丸!
多いね!>>29
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる
【固有スキル】
武芸百般:B
剣術、弓術、槍術、馬術、薙刀術、杖術、棒術、抜刀術、鍵縄術、骨法、柔法などの武芸全般をBランク相応の習熟度で発揮可能。
信仰の加護:C
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
武の血統:A
優れた剣客・剣豪の血。血統遺伝によって心·技·体のうち体が完成されていることを示す。
Bランク相当の縮地、心眼(真)、宗和の心得の複合スキル。
佐々木小次郎の息子である彼は高ランクでこのスキルを所持している。>>30
淵の太刀
種別:対人魔剣 ランク:- レンジ:2 最大捕捉:1人
ふちのたち。
「貴方のお父様は燕を斬ったのよ」と言う母からの言葉が結実したもの。
燕を返すのではなく燕を斬る。
燕返しが一瞬参斬であればこちらは一瞬玖斬の太刀である。
通常縦、斜め、横の三太刀を持って完成とする燕返しを三度同時に放つ正真正銘の魔剣。
上から見れば三つの三角形が描かれているように見える。
燕どころか父がそれを体得した場所と言われる滝すらも断って見せると言う自負から淵の太刀と言う名を自ら名付けた。
滝を断つ、故に淵の太刀。
古く、言葉には意味が宿るとされる。剣神である布都神(ふつののかみ)と似た音であるためか、神域に至るほどの絶技となった。
人の手によって多重次元屈折現象を起こす文字通りの魔技。
生前に至りアサシンが間際の時まで愛用した文字通りの必殺技。>>31
【解説】
巌流・佐々木小次郎の息子。正確に言えば佐々木小次郎のモデルとなった剣士の1人の息子というべきか。
伝承曰く佐々木小次郎にはユキという異人の妻がおり、子供を設けていたとされる。
クリスチャンの母に育てられた彼は模範的な教徒として育つが、十五の齢に父である佐々木小次郎の話を聞かされた。
その時、彼の心に火が点った。男なら誰しもが夢見る天下無双の称号、最強の座を目指す戦いがその日幕を開けた。
剣、弓、槍、その他多くの武芸を独学で身につけ、武士を志したその数年後には淵の太刀をも獲得。多くの剣豪・剣聖との死合に明け暮れる日々を送った。
その際には、佐々木としか名乗らかったことも多々あり―――彼もまた、佐々木小次郎伝説を形作る一つの要素となった。
派手な外見同様武者とはかくあるべきを体現した豪放磊落な人物。小次郎と言うよりもパブリックイメージの宮本武蔵に近い人となりをしている。
傾奇者で酔狂人。父のような雅さは無いが風流を介する伊達男。
季節の風景を愛し、美女を愛で、酒を好む物臭な男。
母に躾られて育ったためか意外なことに礼儀作法はしっかりと身につけている。しかしそれを他人に強要することはほとんどない。強いて言うのなら「みんなで使う場所は迷惑にならないように使おう」程度のもの。
基本的に飄々とした空を浮く雲のような御仁。行雲流水、泰然自若、天衣無縫―――雪之丞という男にはこれらの言葉が良く似合う。
しかし、その根底にはかつて見た夢が今も煌々と燃え盛っている。
すなわち「日ノ本一の漢」「天下無双の益荒男」「偉大なる父を越えること」―――最強という座への飽くなき渇望である。
そのため、今でも強者との立ち会い、引いては死合を望んでいる。傾いた容姿や言動も「佐々木雪之丞ここにあり」と示すためのもの。
日ノ本一の剣士ではないのが味噌で、彼は剣というものに頓着していない。
卓越した剣腕を誇るが、それはそれとして剣以外もそれぞれ一級品である……流石に人の域を越えた絶技は体得していないが。
彼にとって武とは手段であり目的ではない。
いつかその頂へと至るため、彼は武を振るい続けるだろう。>>32
特技:剣術、酒の飲み比べ
趣味:利き酒、手合わせ
好きなもの:鏡、花、水、月、酒、美女
嫌いなもの:
天敵:宮本武蔵
願い:受肉。当世にて最強の座を手にする
【一人称】俺
【二人称】あんた、お前、貴様ら
【三人称】貴様ら
【セリフ例】
「アサシン、佐々木雪之丞。戦働きに仕った。よろしくお頼み申すよ。マスター殿」
「ほう。居合の開祖か。遠間から眉間を撃ち抜けばそれで仕舞だな……なんてな。そこまで無粋なことは言わんさ。いざ、一つ御相手願おうか」林崎甚助に対して
「雷切ねえ……あんたを斬ったら俺もそう呼ばれるようになるのかね?」立花道雪について
「ありゃあ本物だ。俺とは訳が違う。俺は弓が撃てるだけだ。比べ物にならんさ」那須与一について
「あの将門公がこれほどの益荒男とはねえ。いざ、一つ御相手願おうか」平将門について
「あの武人が聖徳太子ってか。へえ、世間ってやつはどうして広いぜ」厩戸皇子について
「ああ、兼平か。向こうがどう思ってるかは知らんが、俺は奴さんが気に入ってるよ。良い女に目が無いのは男に生まれた宿業ってな! カッカッカッ!」在原業平について>>33
「佐々木小次郎……どうやら、俺も佐々木小次郎の一部らしいな? ……ったく、どうなってやがんのかね」佐々木小次郎について
「宮本武蔵、親父殿に土を付けた大剣豪。奴を斬れば俺も親父殿を越えたってことになんのかね……は? 武蔵が女?」宮本武蔵について
「俺と同じような魔剣を振るう侍……沖田総司か。別嬪さんだが、ただの別嬪さんってわけじゃねえな。いいね、美人は好きだ。強い女ならなおいいってもんだ」沖田総司について
「ここが、勝負所ってやつか」
「避けてもいいぜ。避けられるもんならな」
「秘剣―――『淵の太刀』」
「『淵の太刀』―――ああ、惜しかったな。あんたが燕なら良かったのに」
【他クラス適性、変化傾向】セイバー
【製作者】ミカド
以上です。
初の和鯖ということでオーソドックスな剣豪に仕立ててみました。
感想・意見など頂けると幸いです。>>9
江戸時代最強の剣士寺田宗有
その弟子白井享
フォーリナー剣豪オキタサン・アルデバランと中村半次郎がいます>>39
エル・シッド嬉しい……………
私はガレスちゃんとイコマくん推したいですね建て乙です。スレの流れが早いんだぜ
前スレ985
あー起源が空欄なのはアレです、ハクトくんのキャラがそっちに無意識に引っ張られそうな気がしたのであえて未設定にしました
当時入れようとした起源は「弔う」です。今設定したとしても変わらないと思います
前スレ986
じゃあ聖杯戦争でドンパチやるよりRequiem世界線とかで日常を楽しんでもらう方が良いっぽいですかね
でもあの世界の魔術師とかどうなってるんだろ…ルナのキャラ自体大きく変わりそう…
前スレ988
ヤダ、いろんな役ができる…ある意味なんでもできる…
というかフォルカーさんもそうなんですけど鯖との組み合わせでも「なんでもできる」感じなんですよねルナって
わりと誰とでも合いそうなんだけど、ドンピシャでハマりそうな人はいないという…ちょっと北欧の王道サーヴァントを見せたいのですが、OK?
>>35
あっ(ステータスいじるの忘れてました)
筋力C 耐久E 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具-が正しいですね。
雪之丞のモデルは鱗滝さんじゃなくて画像の彼ですねえ。
>>36
私も調べるまで知りませんでしたね……(燕返し×3→重なり合う三角形→トライフォースがやりたかった)
>>37
戦上手な人が作りたかったですね。
武芸十八般って言葉があるくらいですからせっかく和鯖にするなら器用な人にしたかったです。
>>41
佐々木小次郎 妻で検索したら奥さんが身ごもってたことがわかったのであとはスラスラと行けました。
データベースと言いますか、基本的に私の作るキャラクターはモデルがいるのでサーヴァントの場合はそのモデルに合う偉人・英雄を探してきてます。
例外はF先生くらいですね。>>50
火炎踏破:A
フレイに代わって女巨人ゲルズに求婚する旅に出た際、炎渦巻く火山地帯、別種の火炎領域を突破した逸話がスキル化したもの。ランク以下のあらゆる炎を無効化し、更にAランク以上の攻撃でもその威力を大幅に減少させ、Aランク分の防御数値を差し引いたダメージとして計上する。これは宝具であっても例外ではない。
ルーン:B
北欧の魔術刻印、ルーンの所持。豊穣由来の生命に関するものと、他者を呪うルーンを主に使っており、その他にもパラメーターを上昇させる効果も使用している。
豊穣の分身:B
豊穣神フレイの分身。神性の亜種スキル。周囲から魔力を収集する事ができ、且つその魔力を生命力として他者に譲渡するが可能。更にフレイの加護と呼べる男神の寵愛をも有しており、パラメーターの向上に加えてフレイがこっそりついてきてるという迷惑仕様になっているが、スキールニルは気にしていない。おまけ能力と言えるかは定かではないが「輝く者」を意味する者として、いつ如何なる時でも美男子でいられる。【宝具】
勝利せし太陽が如き剣(ガンバンテイン)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:1〜20
・最大捕捉:1人
豊穣神フレイにより授けられた剣が由来。
『太陽の剣』と『魔法の杖』が習合した武装で、終末にて神が振るう筈だった神造兵装。太陽剣と呼ばれるだけあって太陽の神核────所謂、擬似太陽が埋め込まれており、剣自体に神性が宿っている。
この宝具は太陽光の熱線を宿し、放つ他、自律機動の遠隔操作を可能にしており、手元から離れてもスキールニルの意思を剣とリンクさせる事によって扱うことができる。種別は対人宝具だが、生命に対する特攻効果も備わっている。
実は剣の中にフレイの意識が入っているとか何とか……スキールニルが剣と喋っている姿が目撃されているとか。
遥けし太陽より耀け、勝利の剣(ファグラヴェール・ガンバンテイン)
・ランク:A++
・種別:対城宝具
・レンジ:1〜99
・最大捕捉:1000人
スキールニルが生み出した『勝利せし太陽が如き剣(ガンバンテイン)』の最大解放。
剣に込められた太陽核のエネルギーを極限まで集束し、その熱量が炎の輪となって放出、刃の周囲を回転するまで発熱循環させる。渦巻く炎は大気の魔力を引き寄せて回転に加算し、時間が経過すればするほど規模が拡大され、更に回転速度も増していく。
真名を開放する事で蓄積された魔力の熱を一気に放出し、対象に太陽の威光によって灼き尽くす。
これは終末を齎す剣とは異なるベクトルの炎であり、世界諸共焼却せしめるのがレーヴァテインなのであれば、ガンバンテインは太陽の輝きにて世界を照らし、そして不要な悪性を灼き尽くさんとする勝利の光である。>>52
【解説】
北欧神話における人物で、エッダの「スキールニルの歌」や「ギュルヴィの誑かし」などに登場する英雄。
ヴァナヘイム・アルフヘイムを統治する豊穣神フレイの幼馴染みであり、その名は「輝く者」を意味する。
出自は不明だが、少なくとも神でも妖精でもなく、高貴な身分ではないと言っている事から人間と思われる。
スキールニルは、ある日女巨人ゲルズに恋をしてしまったフレイの代わりに求婚する旅に出かけ、ヨトゥンヘイムのギュミルの館に足を運んだ。
少々いざこざがあったものの、スキールニルは無事にゲルズと会う事ができ、フレイとの婚約を取り付けようとする。しかし、ゲルズは頑なに拒んでいたので、スキールニルは仕方なく呪いのルーンで脅しをかけて、ようやく逢引のセッティングに成功した。
他にも、スキールニルにはオーディン命じられてドヴェルグの国に使者として出向き、魔法の鎖グレイ.プニルを作成させて持ち帰るエピソードが存在する。
ただ、ラグナロク後の生存は語られていない。
【関連人物】
フレイ
豊穣神であり、ヴァナヘイム・アルフヘイムの統治者であり、スキールニルの幼馴染み兼上司。スキールニルには弱音を吐ける間柄だと思っており、自身の剣と馬を旅路への褒美として与えるなど結構甘々。実は剣に意識を忍び込ませている。
ゲルズ
ヨトゥンヘイムの女巨人で、フレイが惚れた相手。スキールニルの旅の目的は彼女。
シャールヴィ
同じ神の従者仲間。スキールニルがフレイの従者であるのに対し、彼はトールの従者。昔ヘマやらかした結果従者になったが、雷神の神獣肉を骨までしゃぶる程食った為か、強靭な肉体と雷が出せるようになったらしい。>>53
【人物】
黄金の軽鎧と軽装を身につけた金髪碧眼の美男子。
優男のような風貌に反し言動は四角四面で、仕事に関しては一切手を抜かない堅物。しかしプライベートでは一変して風貌通りの性格になる。要は仕事とプライベートの切り替えができるタイプ。
サーヴァントとして現界した時は、基本的に仕事人として徹するので無愛想な返答が多い。仮にフランクに接してもいいと言われた場合は、言葉自体の堅さは余り変わらないものの情が感じられる声質になる。
生まれた時から神々と育ってきた影響か、価値観は人のそれではないので心の機微に疎いところがある。よってその人にとって言われたくない事をズケズケと口に出してしまう事が多々ある。ただ、この言葉の剣はプライベート故の言動で、仕事人でいる時は余計な口出しはしない。
仕事人かプライベートか、選択するのはマスター次第。
戦闘スタイルは端的に表すと魔法剣士。手元にある剣を振るう事もあれば、自律機動で遠隔操作をしながらルーンで魔術戦もするある種のオールランダー。どちらも高い能力と精度で繰り出すので、臨機応変な戦闘を可能にしている。
聖杯への願いは太陽の剣をフレイに返却する事。ラグナロクでの最期が尾を引いているらしい。
セイバーの他にライダークラスの適性もあり、ライダーで召喚された場合はフレイの妖精馬、グレイ.プニルなどの宝具を持ち込める。
CV:平川大輔>>54
【セリフ】
「サーヴァント・スキールニル。此度はセイバーの霊基で現界した。聖杯戦争にて確実な勝利を得たくば、オレの方針に従うが得策だ」
「もっと肩の力を抜けと? マスターがそう所望するのであれば……では、行くとしよう。何処へと問われれば、目見麗しい美女が囀る場所へだ。戦いの士気を上げるには、これが一番手っ取り早い」
「悪竜現象(ファヴニール)殺しのシグルドとお見受けする。成る程、天才などと形容するのも烏滸がましいほどの逸材だ。大神オーディンはさぞ、ヴァルハラに迎え入れられなかった事を残念に思ったことだろう」(シグルド同行時)
「大神の使いが何故……否、愚問であったな。これだけの勇士が揃っているのだ、自らの職務を全うしているのだろう」(ワルキューレたち同行時)
「彼奴の魔剣……どこかで見た記憶がある。否、魔剣自体は記憶にないがその中身、骨子を担っている核がだ。しかし、使い手に迫る得物とは物好きな奴よ。オレぐらいだと思っていたからな」(フロームンド・グリプスソン同行時)
「……なあ、あの似非ワルキューレは────」
(しっ! 気づいても気づかないフリしてあげて)と太陽の剣に脳内で言われる。
「────度し難いな。ノリ良く振る舞える、あの在り方が。ああ否、元からそうであったな」(ロカセナ同行時)>>61
リヴァイアサンは炎系メタを超えて武器メタ疑惑。
しかしながらトライフォースアタックを同時……映像として見てみたい気もしますね。拙作のサーヴァントだとテオフラトゥスが魔法戦士というか魔法剣士ですね。
キャスターなのにクラス適正にセイバーがあるというね。Wikiを眺めていたら作ろうとしているサーヴァントがもう作られていた……そんな馬鹿な……
>>85
コンスタンティン3世がまた曇らせられてる……。>>89
そうそんな感じ。中国にも虞美人という真祖みたいな吸血種がいたんですから、北欧にもいたっておかしくはないかなって。>>93
無難にランサーでロンギヌスの槍とか聖遺物セットですねー
アダムハウプトがコンスタンティノープルなので、彼らの決戦兵器的なイメージで作りたいんですわよ
覇久間は受け身なので他陣営の初動待ち、■回は小聖杯の開示待ちでリレー何も書けないというのもあるんですが>>96
あのロキですら「ぐぬぬ」となる性格の悪さですからねぇ。躊躇なくロキの息子(ヨルムンガンド)すら利用するという。
競った皆んなは褒められてもいい。シャールヴィ君なんか純人間なのによく頑張ってる。質問なのですが、日本の「龍神」って幻想種なんでしょうか、神霊なんでしょうか、それとも両方?
>>99
ご解答ありがとうございます。参考にさせていただきます!
日本の宗教観って捉えづらいなぁ…それが面白いのだけど多忙だったけどどうにか帰ってこれた。
>>59
炎属性であり炎属性メタでもあるスルトちゃん
。>>102
よかですよー。どんとかむ!じゃあ貼っちゃいますねー!
【氏名】エリー・イゼルカント
【性別】女性
【年齢】34歳
【身長・体重】165cm・43kg
【肌色】白【髪色】銀【瞳色】淀んだ青
【スリーサイズ】86/58/89
【外見・容姿】淀んだ目をした未亡人。いつも傍らに犬をベースにしたキメラを従えている。
【令呪の位置】
うなじ
【魔術回路】質:C 量:C 編成:通常
【起源】縫合
【魔術・特殊技能・特性など】
魔術師としてではなくキメラの『製造者』として高い素質を持ち、高度な知能を持つキメラを多数作り出している。
【礼装・装備など】
獣呼びの笛
キメラに事前に仕込んである魔術を起動させるための木製の笛。吹き方によってキメラを自在に操ることが可能。>>106
【人物像】
常に笑みを浮かべ、誰であろうとも優しく接する人に好かれるタイプ。
作ったキメラ達もまるで子供の様に可愛がっており、使い魔ではなく家族として一緒に食卓を囲むほど。
幼い頃から別々の生き物の体を縫い合わせるなどと言った行為を続けており、これがそのままキメラ製造技術へとつながっている。
街のどこかを渡り歩き、死にそうな猫や犬を見つけては家に持ち帰り「治す」事を繰り返していた。これは単に善意からであったし、内心では生物の体を組み合わせてちゃんと動くかどうか、という知的好奇心によるものでもあった。
25歳の春。運命の人と出会ってすぐ恋に落ち結婚、男の子を授かった。名前はエル、両親に似て穏やかな性格をしていた。
魔術師という特異な存在でありながら夫と息子に恵まれたエリーは、自身の幸せな未来を疑わずにいた。33歳の時、彼女達を狙い殺し屋が家を襲撃するまでは。夫の一族と権力争いに巻き込まれたのである。
運良く、もしくは運悪く無傷のエリーが目にしたのは虫の息の夫と息子の姿であった。
このままでは二人は息絶える。命も、夫の大切な魔術刻印も…恐怖からエリーは考えられる限り最善の、しかし最悪の方法を選んだ。
夫とエリー、そしてエルの体の波長は非常に近かった。ならば、夫と息子の一部を自分に埋め込めばいい。魔術刻印を失わない為にも、愛する我が子の為にも、そして家族の為にエリーは愛する人達の肉体を自分の体に「縫い付けた」。>>107
手術自体は成功。エリーの体を基点にして夫とエルの生命活動は止まらず、家族は一つの肉体で共に生きられる様になる。
しかし肉親と言えど「最適化」された肉体を埋め込む激痛と雪崩れ込む思考はエリーから正気と正常な判断を見事に吹き飛ばす事となった。
縫い付けられた夫と息子に既に意識はなくただ生き続ける肉塊に過ぎないのだが、エリーからすれば愛する家族がずっと自分のそばにいる。ずっと語りかけてくるのである。
この事を指摘すると最初は困惑し、そして次に襲いかかってくる。エリーの愛する者達がこう囁くのだ。「あの人を家族にしてあげよう」「家族にしたらきっと僕らの声が聞こえるよ」
そうだ、それはきっといい事だ。家族は多ければ多いほどいい、沢山いれば楽しい。みんな一つになろう。
夫は胸部、息子は背部に顔が埋まっている。>>109
台詞例
「こんにちは、エリーっていうの。よろしくね。ふふふ、なぁに貴方、ええそうね。優しそうな人よ。うん、うん、わかってるわかってる。あとで一緒にお昼でも食べましょうね」
「あら、いやだエルったら。人前なんだからそんなにベタベタしないの。お母さん恥ずかしいわ…なんてね、嘘よ。いっぱい甘えてね」
「何を言ってるの?ここに彼とあの子はいるわ。ほら、ね?……ああ、ああ!いけない私ったら!鈍いんだからもう!家族が羨ましいのね、家族になりたいのね!いいわ、一緒になりましょう。愛すべき家族はいつも一緒なんだから!」
【参戦理由】
夫と息子を蘇生させるための肉体…のはずだったのが最早そう考えていた事さえ彼女は忘れている。現在の目的は「家族を増やす事」。>>120
エギルは北欧サーヴァントを作りたいときに調べて候補に挙げたことがありました。変身能力が魅力的に思えました。祖母じゃねえ、祖父だった……。
>>116
>>117
>>118
なるほど…
いえ、急かすつもりで言った訳ではありませんので。皆さん用事だってありますし、もう自粛期間も終わりに近づいてますからね。遅くなるものですよ。
ただキャスター陣営のパートが只今進んでいないので、自分がこれからの展開とか詳細を忘れそうになっているだけです。まぁ、遭う陣営が少なかったし、やってることも単調なのがありますが…(30日の観光シーン詰めようかな…)
>>120
おぉ、万事万三郎ですか!これは阿弖流為と話が合いそう!(マタギ系漁ってた時に見つけた人)やっぱり狩人らしいクレバーでドライなキャラになるんでしょうか?
>>123
うーん、このキャピキャピ感。女子同士の絡みは良いですねー。この人たちが争いあうのは想像したくないですが…ブリュンヒルドさんは巻き込まれだしワンチャン争わずに済…まないですね(29日を思い出して)
つくづく覇久間のマスターは悲しい目にあってほしくないし痛い目見てほしくないなぁ…>>154
うーん、私の場合はKが屑ですね。バプ様もやってる事はアレなので枠組みには入るかな?>>94
ぶちぶち文句を言いながら、きっちり援護や攻撃は果たしていく姿が見える見える
口は悪いけど仕事はちゃんとやる子なのです。兵器ですから
>>111
ソルサクに出てきそうな人だ…
ホラーというかスプラッタといいますか、こういうタイプのマスターはまた珍しいですね
あとこの人、死の間際に夫と息子の姿を見失いながら息絶えそう(酷)
>>132 >>150
悪い方向にク.ズっぽくするから難しくなる説
ここはいっそ、このすばのカズマさんとかみたいな「笑えるク.ズ」路線で行くのはいかがでしょう?
例えばこんな風に↓ですね
・「悪徳商法で荒稼ぎだぜヒャッハー!」→後に当人のポカからバレて破綻。警察などから散々に追い回される
・「(道端で肩ドン)おいコラァ! どこに目ェつけて歩いてやがる!?」→ぶつかった相手が強面→「スイマセン何でもないでーすアハハハ」>>154
うちの子だとジョージ・キリザキですね。反省しないタイプのくず>>154
鯖であればジョリー・ロジャー
鱒であればゆーれいさんやジェイド
鯖の方は本人が海賊ロールガチ勢なので、必然そういう悪逆非道も厭わない
鱒の方は前者が(自分の異能故の不遇もあるとはいえ)、生きる為なら犯罪や違法行為も何のそのなロクデナシ
後者は面白い事と美味い汁を吸えると判断したら手当たり次第に(計算した上で)付いて回る爬虫類
どっちにしても分かりやすいク.ズデス>>154
間久部理仁ですね>>154
私作キャラだとジャックですかね
楽しそうだと思ったら善行でも悪行でも構わずやる愉快犯思考野郎>>167
ありだと思います
じゃあ行くわよー!前回までの話は
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/無常昇華惑星%E3%80%80アルゴル
を必読よー!もうリンク先に載ってない最新話からアタシ載せちゃうんだから!>>159
ドワーフのフリした別物か…あとシンプルに獣の槍みたいな感じでダーインの怨念が篭った感じでもいいかも醜く生えた山羊の角。乱立する十字架。神の子羊の七つの目。そして満ちゆく呪いと欲望と退廃の美酒。
黙示録にあるバビロンの大淫婦を、十の獣を。バベルの塔の王、ニムロドの母であり妻である天の女王セミラミスを、そしてアレイスター・クロウリーが記した女神ババロンを想起させるその姿は、以前藤丸達が戦ったバプロディカとはまた違った……以前の神聖さに禍々しさ、吐き気を通り越して心臓が止まりそうなほどの淫気を放つ。
「………漸く。漸く至りました。永く永く遠い日々。カルデアのマスター、私はついにこの域まで手を伸ばしたのです」
「そんな、バプロディカさん…………何が、目的なの」
「勿論、人類の救済を。この世に人は我一人。終末の刻に救われるべき清き人は私のみなのですから」
天気も、大地も、全てが暗くおぞましい冒涜的な世界へと変わっていく。それはつまり、この世界の所有権がバプロディカに移ったことの証左。
「キュベレーはユダ、そしてディオニュソスの統治する世界をあえて容認していたようですが……私もそうはいきません。私は私の愛でこの世界の全てを包み、全ての欲と一つになると決めたのですから」
バプロディカが掌を握り込むだけで人々の姿は蕩けていく。皆の欲望は彼女に集約し、彼女の意志で世界は終わりを迎えていく。
「キュベレーの手は世界全体を除いても、並行世界の域にまで届いていたようですね。かの大奥が徳川を中心に特異点を縦に広げたのであれば、キュベレーは横に広げていった、なるほど。確かにその通り。……だからこそ、私はまずこの世界を救いましょう。そして、その後は我が運命に基づいて並行世界にも手を伸ばしましょう。なに、獣の欲は尽きぬもの。故に私は終わりません。何より、以前の神としての在り方よりも、神と悪魔が混ざったこの霊基の方が馴染みます」
その発言の後、彼女はここに立つ唯一の人間……ナディアと藤丸を見つめる。
「ああ、けれど。このような浅ましい体では、只人相手でも蹂躙され尽くすしかないでしょう。故に─────
──────藤丸さん。ナディアさん。どうか、御容赦を。私をか弱い女だと。私を共に歩んで来た仲間だと申されるのであれば、どうか、歩み寄ってくださいませ」
知恵ある者、欲ある者は何人たりとも抗えない。そう思わせるが如き淫婦の誘惑は、さながら炎に集う羽虫のように。彼等を魅惑し心を引きずり……「あら、それで終わりですか?マスター?」
「マスターさんってそんな尻軽さんなんですかぁ?」
頭にかかったモヤが打ち消されるように。藤丸の前に二人の女が立ち塞がる。
かたや、醜く肥え太った魔羅の角。破戒僧を思わせるほどに淫らで邪悪な僧衣。それは最新の魔神たる姿に他ならない。
かたや、激しく燃え盛る両手足。宇宙が透ける豊満な肢体。身体無き者は今こそ欲望の権化として力を奮わんとする。
「キアラさん……カーマ……二人とも、その姿は……!」
「あら、マスター。私のことを……セラフィックスでのことを思い出していただけたのですね!」
「鬱陶しいですねぇこの年増。マスターさん、こんな牛女は気にかけるだけ損かと。それよりも……ほら、早く。私たちが時間を稼ぎますので」
バプロディカの放つ欲望を煽り、自らに集める権能が発動していない。……いいや、打ち消されているのか。
「アイネイアースさんはアフロディーテから継いだスキルで打ち消そうとしたようですが……それもどだい無理な話。サーヴァントとなった時点で権能は触れられない物となる。仮に権能を収めたとしてサーヴァントの霊基では欠片しか使えない」
「ですが、私達はカルデアのマスターを助力するがためにこそ、己の禁を……獣の断片は見せないという禁を一度だけ破ることに決めたのです」
「私はマーラ。菩提樹の覚者に対し欲望の快楽を説いたもの。仏敵であり欲望そのもの。私の前では欲望は存在しない。何故なら私は全ての欲望を満たす愛なのだから。……というわけで、私の目の前ではあなたがマスターさんから吸い取るほどの欲は発生させないようにしてます。マスターさんは……ほら、いわゆる賢者モードに近い状態なのでは?」
「私は魔性菩薩。この世全ての欲を抱きしめ心から愛し尽くすと誓ったもの。マスターが抱く残った淡いながらの欲望は全て、私が頬張らせていただきました。なに、万色悠滞により少し心に忍び込んで齧っているだけですので、お気になさらず。私も今ここであなたを堕としたいというわけではありません」
二人の手により、完全にバプロディカの放つ欲望の権能から解放された藤丸は慌てたように頬を叩き集中する。そうだ、こんなことをしている場合ではないと。「………と言っても、私たちも本来の獣の霊基ではないので。このままではどうにも」
「ええ。なので、あとは貴女にお願いしますね?」
「──────承りました。さあ、参りましょう、カルデアのマスターさん」
ふわりと現れた彼女は、先程バプロディカに心臓を貫かれたはずの女神。……そんな彼女からはとっくに悪魔の気は抜けていて。
「怖がらないで。私の身体からとっくにアルゴルの霊基は抜けています。私はもう、ただ純粋なる地母神であるキュベレーでしかありません」
次の瞬間、その体は転移によって他のサーヴァントと共に消えていた。
「さて、私達の出番はこれで終わり。……あとは、私を逃してくれない貴女の攻撃で大人しく退散するといたしましょう。バプロディカさん?」
「………全くもって解せません。あなた方は人類悪……人類愛、とも言いますか。とにかくビースト、世界を滅ぼす存在です。己の欲に従い世界を蹂躙するあなた方が、命の危機にあるマスターを手籠にもせず逃すだけなど、理解できない。……特に貴女、殺生院と言いましたか。虫ではありますが、私と同じ考えでしょう」
「貴女と、同じ………ふ、ふふ、うっふふふふ………そう、ならば高らかに叫びましょう。それは間違いです。
貴女はきっと、私たちが獣と目覚めていなくとも、獣に目覚めることはない。何故なら貴女は、他の存在に絶望をした後に、彼等を憎んでいるから。自分の体を食い潰そうとした虫どもに唾棄すべき程の嫌悪を抱いている。……いいえ、迷える仔羊として憐みを抱いているのか。
しかし私は、愛しているのです。私にとって人間は私だけ。私は私を愛している。私だけを人として愛している。……しかし、私は他の全ても愛しているのです。だってそうでしょう?あんなに面白くて気持ち良くて美味しい玩具(良い物)他にありませんものねぇ?」そう、殺生院キアラの中で人間はキアラのみ。彼女は彼女のみを人として愛し続ける。だがしかし、彼女が他人に捧ぐ愛も、慈愛も、確かに存在するものなのである。それは人に対するものでなく性玩具に向ける愛の類ではあるのだが、その献身は本物。
それらは全て、最終的には自分に向けて帰ってくる愛。他の者に向けた愛は最終的に己の快楽、自己愛として帰ってくるのだから。
「故に、私は思ったのです。私を打ち倒したカルデアのマスターの、行き着く先を見たい。私に堕ちぬよう、見守っていたいと」
「あー嫌だ嫌だ。年増は趣味が悪くて困りますねぇ。……私ですか?簡単な話ですよ。マスターさんってば、私の誘惑を簡単に蹴っちゃってくれたんですよねぇ。頑張ったね、良くやったね、だからもう休んで良いよーって慰めてあげようとしただけなのに。
…………なら、ねぇ?愛の女神、欲望の悪魔の誘い(愛)を絶ったのならば、それ相応の頑張りを見せてくれないと。それに、もし堕落するなら私に堕落してもらわないといけないですからね」
ようは二人がやりたかったからやったのだと。確かに単純明快だ。それで許すはずもないと言わんばかりにバプロディカは極大の一射を放つ。それは愛欲の獣の欠片である二匹を容易く打ち消すもの。
「アストラル・ザヘッテ……もう二度と、会いたくはありませんね」
「ええ、お互いに」「カルデアなんかに来ないでくださいね」
ひとまずこれで今のパートは終わりです。この四人(キュベレー、バプロディカ、キアラ、カーマ )の組み合わせは書きたかった……抑えきれんかった……!解釈違いも辞さない方向性
注釈するとビーストⅢとしてはちゃんと原作の二人が座についてます>>158
アガメムノンは問題児ではあったけど無能ではなかったのでは?>>169>>170
わかった、では
※※※
西行華恩は困っていた。
何に対してかといえば、目の前で哄笑する男である。
「………あのさぁ。確かに自分の体を操って動かすってのは疲れとか損傷を無視できるいいアイデアなんだが、俺前それ友達にめっちゃ怒られてやめたし、お前もやめたほうがいいと思うぞ」
「フハハ–––何を言うキャスリーン!今やめたらお前との削り合いが楽しめないだろう!」
最低限かつ最高効率の糸で手足を縫いとめられた目の前の男が、至極楽しそうに体を揺らし拘束を抜け出さんと試みる。
「い––––(いやなんでお前俺の名前知ってるんだっけ?どっかで会った?)」と言おうとした西行だったが、先に「どこかで会っていたとしても、こんな気持ち悪いやつに名前を教えるような失態をする俺ではない」という発想に至り一度口をつぐむ。
細い眉をぴくりぴくりと動かしながらしばし考えた後、記憶を遡りとある仕事を手伝った時の映像まで思い出したあたりで(ああ、そういえばそんな奴もいたっけ)とようやく納得した。
ネムレス・ウォーフリーク。そういえば、当時の仕事相手(?)が自分のことを執拗に追ってくる戦闘狂だとか言っていた気がする。なるほど、あいつの周辺を探った結果俺の名前に行き当たったのだろう。別にこっちの名前は隠しているわけではないから仕方ないな–––と得心いった顔で頷く西行だった。
興味ない人間の話は今ひとつ頭に入らない(正確には「見聞きしたものは全て頭に入っているが、優先順位が低すぎて必要な時以外思い出せない」と言うのが正しい)のが彼女–––いや、地の文でまであえて隠す必要はないだろう–––「彼」の悪癖である。
「はいはい削り合いねェ。………あのね?俺の仕事はもう終わって、それにお前と戦う事は別に入ってないわけ。そこでじっとしててくれればお前はそれ以上怪我しない、俺も面倒事ナシで帰れる。ウィンウィンだろう?」
「今!ここで強者と刃を交わす!それ以外のウィンがあると思うか!?」
「えぇ……」>>178
諸費用も取らずに人殺しなんてできるかよ、というのが彼の信条である。加えて、この後の飛行機を乗り逃すと弟子を新作映画に連れて行く約束がパァになりかねないので、心底めんどくささで呆れているのが現状であった。
そもそも今目の前で男が縛られているのは自分が瞬殺したからであり、これ以上戦ったからといって面白いものが見られるとは思わない。
強いていうならマンベレの類をメインウェポンにする人間は面白いなぁとは思うが、それだけである。西行的には刹那で忘れる。
なお、戦闘狂具合では西行(正確に言えば、その中でも人外じみた一側面)もあまり人のことを言える立場ではないのだが、彼本人の立場から言わせて貰えば「俺は面白い技とか新しい発想が好きなのであって、殺したり殺されたりは好きじゃねーし!野蛮な奴らと一緒にすんな!」と頬を膨らませるところなので今まで指摘された事はない。
「……いや、ほんとさぁ……やめようぜ?今時そういうの流行らないから」
西行がため息混じりに魔術を発動し、ネムレスの意識を落とす。精神に干渉する類はあまり好きな術ではないのだが、この場合は本当に面倒臭いので仕方がない。
無駄に疲れてしまった精神にげんなりしながら、「えーと、今からなら急いで街に出て電車乗り継げば十分間に合うな…」と足を外に向ける西行だった。
この後、全治4ヶ月の怪我を治した戦闘狂に自宅凸を試みられてキレるのはまた別のエピソードである。
※※※
瞬殺してとのオーダーでしたが、考えても見れば西行さんは自分が一般的モラルから外れがちな自覚はあるので「殺してきてね」って依頼がない時の対魔術関係者対応は酷くて「欲しい部分をもぎとって帰る」とか「魔術刻印をめちゃめちゃにする」止まりだろうなぁと思ったのでこうなりましたごめんね>>149
厩戸皇子と同じ声帯を持つ魔剣か!>>195
フラカン戦、諸事情で「ゲーティアがいない」ので防御力が紙なので範囲攻撃で詰みます
宝具を使うことで幸運を占った安全地帯が消える(フラカンの意識が向く)→死!です。大丈夫ですとも山さんはいらっしゃるかな~?
>>208
そのラインを守るならばいいと思いますよ。ちょっと気になったので確かめたくなりましたから、書かせてもらいました。>>219
いやあわかんないなー?6月ってことは梅雨だから雨合羽とかかなー?(棒読み)>>223
なんか色々と絡み書いてたら、スキールニルとレーヴァテインコンビって案外相性いいのではと思い始めたぞ。
勝利の焔と終末の焔。二つが合わさって最強に見える!>>220
占いを逆探知しているのではなく、ネッブが占星術を使って星からの情報を得ていたら知ることができます。夏美の妖精眼は魔術の気配、魔力、魔術の構成を、明確な形や動きとして視覚できるので魔術である以上彼女は見ることができます。
ゲーティアと指輪はソロモンからの継承したと推測します。ここら辺はアレンと同じ結論に至ることになります。真名の秘匿に関してですけど、同名相手のライダー陣営にはバレてもいいと思いますよ?故意に誰かに漏らすということはありませんし、そもそも答え合わせに彼女へ問いかけてみるタイミングがあるか今のところわかりませんよ。ライダーとマスターが話し合って他の参加者サーヴァントの真名考察するときに挙げる予定です。まぁ、ひっかけ問題に誰も引っかかってくれなかったら寂しいしね……
「無難に考えるとソロモン王だけど剣とか武技とかが引っかかるから決めかからない」ぐらいの塩梅がいいんでは?プレイヤーとして〜ってここのえさんが言っている以上、参加者の一人の要望として幾らか意志を汲んであげても……って部外者のくせに思いました
>>228
仮想敵に合わせて特攻つけるよりは逸話に沿った能力つけた方がいいと思いますけどね……
オリオンも能力自体は愛玩の獣特攻だけどどちらかといえば理自体は愛欲の対(女神と愛し合った人間)に近い気がするし
バイバルスは『邁進』の概念アローだから理的には『回帰』の対になるのかな
・アサシンは占星術の使い手
・要素は揃っているがソロモン王かは怪しい
ぐらいまではともかく、ネッブって答えまで至るのは……
アレンの看破は探偵という個性とセイバー陣営との因縁の補強って物語上の意味合いを持たせているけど、ライダー陣営が今、他の対抗陣営がいるのにわざわざ同盟を結んでいるアサシンの真名を真っ先に特定することにそこまで意義ある?って思いますね
せいぜい、「ギアス結んでるけどどういう隠し玉があるか分からんし警戒しとこ」ぐらいでは?>>229
仮想敵もなんとなく属性としてイリヤーのメタになりそうだったと思ってあの二人を挙げたのですよ。オリオンは「女神と愛し合った人間」以外にも狩人という属性もメタになってそうだなと考えてます。
>「ギアス結んでるけどどういう隠し玉があるか分からんし警戒しとこ」ぐらいでは?
そこは方針の違いですね。真名考察はネッブだけじゃなくてその日遭遇した、アーチャー、ランサー、キャスターの考察もするのでアサシンの真名を真っ先に特定するわけじゃないです。同盟相手とはいえ、潜在的な敵であるアサシンだけ考察しないというのはおかしな話です。真名看破だってスキルによる後押しもありますからおかしなことにはならないと思います。夏美のほうが罠に引っかけられる折衷案でいいんじゃないかと思います。まあ、それはここのえさんとの相談次第ですが。端から見てるとなんでもかんでも事前にわかってるのはつまんないなぁって感じです
>>230
いや、だから属性・能力としてのメタは魔性・獣であるコヤンに対しての狩人としてのオリオンだろうけど、それはそれとしてオリオンの在り方は『愛玩』という理の対たる概念ではないのでは……?って話をですね……
スキルまで用いた理屈の通った真名看破を可能としてしまうと今度は逆になんで夏海がその意見を採用しないのかって話になりますし……受け入れると結局折衷案になってない気がしますが……まぁ、これ以上はまたこっちが拗らせてしまうからやめときます>>235
たまには言ってもいいかなと思いまして
いっつも我慢してイライラするのも良くないので>>238
知らないのか? 新しいエリちゃんが生まれる。
という冗談はさておき。千里眼で未来を読みあっても結末は変わらないかもしれない。ギルもバビロニアでウルクの滅びは予期していてその通りになったし。
それか、互いに未来を置き換え過ぎて次々と新しい未来(分岐点)が更新されそう。>>238
互いに同じものが見えるのでは?
あるいは武蔵ちゃんの天眼から考えるとIFの未来として分岐するか
というかセイバー陣営にはネッブ側から直々に「ソロモンの指輪」ってヒントがあったけどライダー陣営にはないから普通にライダー陣営の方が真名看破難易度高くない……?(指輪の魔術礼装持ってるサーヴァント、別にソロモン以外にもブラダマンテとかアンジェリカとか、このスレだとアポロニウスさんとかもいるし)受動喫煙だからバイアスはかかってるかもしれないけど以前のフラカンの件も含め、
"ライダー陣営はなんでも知ってるし強さの面でも無双状態!他の参加キャラは誰も勝てない"
みたいな方向に持っていってるって感じはあるかなと思う。……参加者さんのご意見はわかりました。それでは真名考察の際には夏美がソロモン説を挙げるが、ライダーがそれに否定的だけれどネッブという答えには届かず、ということにしますがよろしいでしょうか?
この真名考察についてですが、ネッブ以外で今の段階で特定されたくない、という方は教えてください。
>>241
そうですね。ネッブが視界に入ったときならわかります。あと、これはネッブの占星術の使い方にもよりますが、ハクマの上空全体にソナーみたいに術が広がって星から情報を得るようであれば、魔術が行使されたと確認できます。そのときは聖杯戦争という時期もあってキャスターかアサシンではないか?と想像を広げることになると思います。>>242
当然、そのような意志はありません。GMとPLを両立するためにも、贔屓がないように、こうして事前にご相談しているんです。
>>237
久しぶりです。業平を改修してみました↓
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/在原業平山さんへ、こんな感じの礼装で考えてみたのですがいかがでしょうか~?
【泥濘の夜明け】
プルフラスとロゼが契約したサーヴァント・バロールに深い影響を受け、新たに生まれた戦闘礼装。
魔眼を封じる知的な眼鏡と、アクティブさを表わすポニテと大胆な背中部分の露出が特徴。
黒死の胎衣:神代の黒死病(ペスト)を体に纏わせ、攻撃してきた(触れてきた)敵へ送り込んで苦しめる。
FGO式に表すならば「自身を攻撃した対象に、毒・スタン・混乱などの状態異常をランダムで付与(1T・無制限)」
巨人の武錬:神域ともいえるバロールの戦闘技術をその身に宿す。
FGO式に表すならば「自身にスター集中状態を付与(1T)+攻撃力大アップ(1T)」
直死の魔眼(偽):バロールが所持している、能力、権能、そして確定された事象や未来……あらゆる物を屠る規格外の魔眼。
それを劣化再現したスキル。目に入った対象を死にやすくする。
FGO式に表すならば「自身に無敵貫通付与(1T)+敵単体の即死耐性ダウン(1T)」おはようございますのー覇久間で色々あったみたいですけど何がどうなって結局どういうように纏まったのかてんでわかりませんのー良ければ教えていただきたいですのー
>>276
思い込む系だとうちにいる自分をジャンヌダルクだと思い込んでいる偽物みたいな様子ですね。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BD%9C%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9
>>271
どうしましょう……公家装束でも真名には辿り着けないし……でも市民から「一緒に撮ってもらっていいですか?」とかされてるキャスター見せると夏美に心労がかかりそうだし……キャスターは現代の服ってことでいいですか?
>>273
わかりました。暴走はアーチャーが察して動きますか?それとも夏美か教会から連絡いれますか?>>277
ナディアちゃんが無理やり歪ませられるのは百弾でやったでしょう!
バニキ「俺のマスター(ナディア)に何か用か?」
キュベ「バロールさんがいないあとは私が引き継ぎますよ」
最強のセコムがここに……じゃあ行きますわよ! 先に言っておくけど公式でこれやられたら「いやいやいや、それはないやろ」って類の奴だから大目に見てネ!
【 クラス 】キャスター
【 真 名 】グリモワール
【表記 揺れ】ブラックブックス、魔導書
【 出 展 】史実
【年代・地域】中世・ヨーロッパ
【 属 性 】中立・中庸
【副次 属性】魔性
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力C+ 幸運- 宝具EX
【保有スキル】
陣地作成
*儀式を行う為の空間を作り出す。
道具作成
*儀式を執り行う為の道具を作り出す。但し生贄は除く。
魔術(偽)、呪術(偽)、召喚術(偽)
*一様にそれっぽいモノであって本来のそれではない。
宝具の一端であり連続や長時間の行使は出来ない。【 宝 具 】
『大魔導書(グラン・グリモワ-ル)』
ランク:EX 種別:空想具現化 レンジ:不明 最大捕捉:不明
*使用者の想い描く全てを現実に創出する大魔術を超えたもの。
規格外(もしくは規格落ち)の特殊サーヴァントが持ち込めた唯一の戦力と言っていい宝具。
但し長時間の使用も連続しての行使も可能にするだけの力はないため使い所を見極める必要がある。
【 解 説 】
*グリモワール、またはブラックブックスと呼び習わされる魔導書というジャンル、または概念を核にした特殊なサーヴァント。
キャスター「ナーサリーライム」が童話を愛する子ども達によってカタチを得たのと同様の理屈で人々の魔術に対する憧憬や畏怖、不安と期待がサーヴァントとして結実した。
故に魔術の盛衰が知名度補正に直結し、人に必ず存在する「幼年期」からの安定した信仰を得られるナーサリーライムと違い21世紀以降に召喚されたグリモワールは能力低下を免れない。
凡そであるが20世紀の内に召喚されれば魔力ランクB+、当時聖杯戦争という概念が存在しない事を度外視して19世紀以前に呼ばれたのなら魔力ランクA+で召喚される。
マスターの想像する「魔術っぽいこと」を実現させるグリモワールは正しくマスター依存のサーヴァントである。
であるのにこのサーヴァントを狙って召喚するという状況・条件のあり得なさから高いギャンブル性を持つ。
願いは虚飾の塊である自己を正当な存在に昇華すること……なのだが概念系サーヴァントであるグリモワールの自我・自己主張は極めて薄い。
行動指針はマスターの呼び声に応えるという単純なものである。
従順とも取れるが言われたことしかやらないため指示待ちのロボットという方が適切。【ビジュアル】
召喚したマスターや土地・時代に左右されるが概ね分厚いハードカバー。
マスターによっては対話用のインターフェースとして人型の精霊などが出現する可能性があるがはたして……
【 セリフ 】
基本的に発声する事はない。
ひとりでに頁が捲られ、白紙の中に文字が浮かび上がる事でマスターとコミュニケーションを取る。
【 触 媒 】
出版された魔導書や怪しい蔵書を多く持つ古書店や書斎……本来の魔術師なら偽物と鼻で笑うモノが該当する。
敢えて他クラス適性を挙げるのならば「フェイカー」が妥当だろう。
【コンセプト】
・正体不明のキャスターと思わせてマスターでしたのトリック枠
・実質キャスター組を主従の2人ではなく1人に集約する文章的低コスト案ネッブの真名云々で思ったのが、女体化してるから伝承から考えてもわかんねー!だった。
ソロモン関係だとシバの女王?に行き着いちゃうかもしれない。
ネッブってソロモン関係は与太伝承?(wikiみたからソロモンの記述見つからなかった)っぽいですし。
空中庭園の方が有名ですしのー。
男でいるメリットとはいったい……。魔術師のブースターにしてキャスターごっこするもよし、巻き込まれ主人公に泥臭い戦い方させるもヨシなトリック型サーヴァントですわー!
ヘレネーが更新されてる……!
七士さん見てたら
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/無常昇華惑星%E3%80%80アルゴル
にヘレネー(アヴェンジャー)とか出てたので暇でもある時に見てみてくださいね……!
>>286
なるほどこれ面白いですねぇ!!すげぇ好きだぁ!
……サーヴァント自体は聖杯戦争由来でもないし、仮に神代に召喚とかだったらどうなるんだぁ>>289
えぇ! 決戦術式でグリモワールを!?で、ででできらぁ!(できない
神代で召喚されたら魔術ブーストしてくれるけど……これいる??みたいな状況になりそう
主人公「ペア」って形式にどうしてもなるfateモノで主人公をどう描写するか…の苦肉の策的な遅くなりましたがルナをwiki登録しましたー
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ルナ・アードゥル
>>286
あーなるほどこれは難しい…
大部分がマスターに依存しちゃうのが面白そうでもあり判断しにくくもあり…
個人的にはナシではない、と思います>>298
そんな感じですね
ライダー陣営がセイバー陣営に会うならバーサーカー陣営はその後かなランサー陣営とアーチャーどこで会わせようかな…。教会いこうかな…
>>309
ええやん(ええやん)>>308
わかりました。
バーサーカー暴走以降はどうしようかな……夏美を精神的に追い詰めてみたくもなるけど。- 313名無し2020/05/31(Sun) 15:59:46(19/45)
>>309
大丈夫さりっひー
再臨で白いウエディングドレスにもなるから
マルベリーのドレスはいわゆる彼氏水着枠さ
ちなみに白無垢、マルベリーのドレス、白いウエディングドレスって順の再臨さ>>317
市街地ですね、わかりました。セイバー陣営はセイバー陣営で案内とか行動を書いたSSを投稿しますか?その後にライダー陣営との遭遇を書きましょうか?>>321
玉兎の最後の叫びが可愛い…ハァ、好き。(確認しました。問題ないです。5/1に入ります)
もう明日で六月か…>>317
30日の夜、バーサーカー陣営との交戦入れて貰って大丈夫ですかね?
後、聖からの連絡で芽衣が来てること知るとかで繋げてもいいかなって……
芽衣の姉の猜野 聖の詳細プロフィール出来たので載せますね
多分、参戦とか盤上への影響はほぼないフレーバーテキストになると思うので追加大丈夫かなぁーと今回の投稿分は夏美の描写に頑張りました。美人の描写は努力したくなる。
自分も考えますが、皆さんのスケジュールを1日以降を更新したほうがいいですね。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E8%A6%87%E4%B9%85%E9%96%93%E8%81%96%E6%9D%AF%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AESchedule名前:猜野 聖(アベノ )
年齢:27歳
性別:女性
属性:混沌・中庸
身長:170cm
体重:54kg
特技:ダメ絶対音感
好きな物:声優、オカルト、妹、サブカルチャー
嫌いな物:結婚報告、人付き合い
国籍:日本
所属:某県超常現象研究所
魔術:──
属性:風と水
編成:正常
質:B-
量:B-
高めの身長に長く伸ばしたスレンダーな黒神ロングストレートの女性。
祖先はかの名高き陰陽師、安倍晴明だと言い聞かされており、本人はそれをしっかり信じ込んでしまったためオカルトの方面へ突っ走ってしまっている。
今は某所で超能力の研究をしながら、ライターの真似事をしているようで実入りはそれなり。>>325
妹の芽衣曰く「私に出来て、聖に出来ないことは人付き合いぐらい」と言われる程には何でもそつなくこなせる人物。
実は魔術師としての適性も芽衣より高い(但し、芽衣のような異能を持たない正真正銘の一般人)。
そのため、芽衣からは劣等感も忌避感の籠った複雑な感情を抱かれているが、聖自身は全く気にしていない。
美人でなんでもこなす完璧超人のようだが、オカルト趣味が行き過ぎて周囲と話が合わなくなってしまったため、学生時代から人付き合いが大の苦手。
そのため、数人の仕事関係者と妹の芽衣ぐらいしかまともな人脈がない。
「自分を出さずに見ているだけでいい」と言う理由でアイドル声優に入れ込んでおり、収入はもっぱらライブの遠征費とかグッズ費とかに消えている。
こんな感じで……個人ページ作るほどではないので芽衣のページに追記しようと思ってるんですが>>313
あの……差し出がましいのですがこういう個人のイラストとかは自作でもない限り出展を貼るかそもそも載せない方がよろしいかと
https://twitter.com/shirotoki/status/919540733559705600>>330
いえ、今回の場合はTwitterの方拝見したらプロフ欄に日本語英語併記で「転載禁止」とあったので指摘したまでです
ただ、厄介ごとになるようならその手のは避けた方がよろしいかと>>335
【クラス別スキル】
狂化:C
筋力と敏捷を除いたパラメーターをランクアップさせるが、言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。
【固有スキル】
魔力放出:C
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。いわば魔力によるジェット噴射。
直感:C
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。
魔術:A
かつてハンガリーの騎士アリーが最も優れた騎士が傷口を調べてくれるまで決して治らないという傷の呪いを受けた際に、アリーの傷を治そうとした円卓の騎士110人のリストにバーサーカーは含まれていたという。
その出自から魔術に対する高い適正を持つ。
耐久以外は円卓の騎士としてはお粗末に思えるステータスをある程度補うことが可能。
得意な魔術は強化、治療、投影など。>>336
【宝具】
『仇に手向けし葬送の剣(ピクトゲネス・インテルフィケレ)』
ランク:A 種別:対人絶技 レンジ:0〜2 最大補足:1人
―――ピクト人を殺.す剣。
ブリテン最大の怨敵と呼ばれたピクト人を討つべくバーサーカーが磨き上げた剣技。
初太刀で対象を宙に打ち上げた後に自身も跳躍。
身動きの取れない空中で十五連撃を叩き込んで最後の一振りで地面に叩き落とす。
ピクト人は全身に刺青を彫っており、その刺青は土着の精霊から力を借りるものだったと想定された。
初太刀で打ち上げることで大地との接続を断ち、無力・無防備となったところに連撃を叩き込むまさに『ピクト人のための技』と言うべきもの。
バーサーカーが生前磨き上げた剣技と、バーサーカーの残した功績が習合されたもの。
そのためか例え狂化していてもこの技に関しては十全な精度・威力で使用可能。
『現身顕す勝■の剣(■クスカリバー)』
ランク:B 種別:投影宝具 レンジ:1〜50 最大補足:500人
―――光の剣、を作り出す能力。
投影宝具とあるように、かの錬鉄の英雄の如く約束された勝利の剣を製造する。
後述のバーサーカーの存在意義と、彼の持つ憧憬が宝具となったもの。
真名解放は可能だが、あくまでも投影ではある以上真打ほどの威力は出ない。
しかし投影であるため補充が効き、世界最高ランクの聖剣を『壊れた幻想』として使い捨てが出来るというある意味では恐るべき宝具。この度は身勝手なことをしてしまい申し訳ございません。
>313と>318は報告の「著作権侵害」で消していただきたいです。>>337
【解説】
アーサー・ペンドラゴン。騎士王。騎士の中の騎士。
ブリテンの王であり、円卓の騎士たちを率いて戦乱の時代を駆け抜けた騎士道の体現として知られる騎士王。
…………………を自称する、円卓の騎士。
真名をコンスタンティン3世。後世においてアーサー・ペンドラゴンの後継者と呼ばれた騎士である。
アーサー王の没後、彼の後継者としてピクト人と鎬を削り、気高い騎士として王国を統治したとされるなど彼個人も功績を残している。
そんな彼がアーサー・ペンドラゴンとして振る舞うにはある理由があった。
コンスタンティンの正体は、エクスカリバー無き世に作られた人造の聖剣、それを振るう担い手たるホムンクルスである。
自身をアーサー・ペンドラゴンと自称するのも『アーサー・ペンドラゴンほどエクスカリバーの担い手として相応しいものはいない』から、更に言えば彼自身にアーサーとしての記憶が植え付けられているからである。
『孤独な王』であった彼女の後を追うかのような厭世的で物静かな男性。
騎士としては伝承通り気高く誇り高き人物だが、私人としての彼は消極的で繊細、不器用な青年だった。
その理由は彼の出自にあった。聖剣の担い手として作られた彼だったが、そのスペックはアーサー・ペンドラゴンには程遠かった。魔力放出と直感のランクが本家に比べて低いのもそこに起因しているほど彼と騎士王には超えられぬ壁があった。
加えて、隠者として過ごしていた十人の円卓の騎士の勧誘に失敗するほどに彼には人の心を掴む力が欠けていた。
彼は『孤独の王』ではあったが、それは自らが望んでそう成ったのであり、人の信仰の結末として孤独となったアルトリアを慕った彼らにはその在り方を認めることは出来なかった。カリスマを所持していないのもこれらのことに起因する。
何よりも、彼自身がアーサー・ペンドラゴンを唯一至上の王として崇拝していた。
そのためか、今も彼の心には『アーサーになりたい/アーサーになれなかった/王になりたい/王になれなかった』という感情が燻っている。
聖杯にかける願いは無く、サーヴァントを呼びかける声に応じて召喚される―――が、本来は聖杯に捧ぐにふさわしい願いを持っており、その真実には聖杯戦争を経て至るだろう。>>340
「俺の名はコンスタンティン。円卓の時代に作られた、ただのホムンクルスだ」
「答えは得た―――俺は、君の騎士(サーヴァント)としてこの世界を生きよう。騎士王(げんそう)を追いかけるのはもうやめだ」
「俺に一国の王という立場は重すぎた。今の俺に出来るのは君を守るくらいだ。君と出会って色々と考えたが……やはり俺は、自分のために戦っているんだ」
「限界を超える―――!」
「朽ちよ、滅びよ、この世界に貴様らの居場所などない―――『仇に手向けし葬送の剣(ピクトゲネス・インテルフィケレ)』」
「ああ。決着をつけようか」
「束ねるは星の光、輝ける命の潮流―――『現身顕す勝■の剣(■クス■リバー)』!!!!」
【他クラス適性、変化傾向】セイバー、キャスター、フェイカー
【製作者】ミカド
以上になります。
感想・意見など頂けますと幸いです。ヒィ…ヒィ…ふぅ
久々にイベントガチってたらスレに全然来てなかったぜ…>>347
ブリュンヒルドでした、ごめんなさい>>352
はい、大丈夫です。仕事も落ち着いたので、そろそろ第■回も再開しようかと。
という訳で、二日目夜の乱戦に参加する陣営は、各自突入シーンをお願いします。
時系列的にはほぼ同時刻となるので、特に順番は設けません。
小聖杯を最初に獲得したい陣営があれば言って下さい。
なお、小聖杯自体は屋敷の一室に保管されており管理者が見張ってますが、複数の陣営が同時に侵入した為に混乱してるので、見つけさえすれば楽に管理者を無力化出来ます。
ちなみに、特に問題が無ければセイバーはリメイク版を適用しようと思ってます。>>354
SNでも先ずはそっからでしたしね。今では特徴的な朱い槍も、誰もゲイボルクとは思わなかったですし。
外見、後は出された能力から判断して真名を当てていくみたいな。>>299
未熟な主人公が身の丈に合わない強力な武器や仲間と共に序盤の危機を乗り越え次第に成長する……士郎に限らず色んな主人公の類型ではあるけど……今回は敢えてハードモードに突き落とす感じで
>>300
マスターに左右される性能……つまり作者力が試されるとも言う!
一介の魔術師が使えば固定観念からブースターにしかならないかもだけど魔術常識のない一般人が使えばどうなるか……みたいな
灼血→吸血の発想すこ。相反する属性を併せ持ちながらデメリットましましで厨二心くすぐりますよこれは
公式だとヴラド公とか無辜った吸血鬼枠の人が呼び寄せられそう
>>301
こう聖杯戦争に巻き込まれた主人公くん/ちゃんがな?主人公くん/ちゃんがな?
鯖戦を目撃したって理由で口封じされそうになって逃げた先で出会ってその場は撃退する……みたいな
あと追い召喚装置にして擬似ぐだプレイも出来なくもない……?うへぇいヘグニのssが出来ましたぁ
>>356
そうなります、かね(事件簿マテリアル記述だから間違いでは無い筈)。一応家柄にも階位がついてたりするそうですが、コレはルナちゃんの経歴的には関係ナシ、でいいっぽい。
令呪気にいって貰えてたらwiki登録しようか…、なんて企んでたが、あんまり黒鹿さんがビビッとくるデザインは出来んかったっぽい。残念。やっぱレージュさんやマトゥーさんって凄い。今頭の中にあるキャラ
・表社会だと超有名なモデル
・元々時計塔未所属でかなりの腕前を持った魔術師だったのだがなぜか最近時計塔に入学
・美しくあることを重要視する美のカリスマ(自称)
・この世で一番美しいのはだあれ?勿論、私に決まっているじゃない
・彼女の美しくあれとは美貌は勿論のこと性格、指針、能力、その他全て……つまるところ「その人間を構成するもの全て」を見た上での判断
・たとえ容姿や能力が美しくなくとも本人は必死に全力で挑んでいるならある種の存在として認める
・効率よく楽して、というのには否定的ではない。楽をして空いた時間に寝たいとか娯楽を貪りたいというのも否定しない。彼女が一番嫌うのはただ何の意思も持たずずっとふらふらと生きているやつである
・言わせたいセリフ「あなたの顔は確かに美しいわ。私には劣るけど。でもねぇ……醜いながらも必死に頑張っているこの子に比べれば、その美しさに怠けている貴方の方が醜いわ!有り体に言えば性格がブスなのよ!おわかり!?」
・体は男、心は女であり男。使う魔術は魅了特化>>367
よくてよじゃあいくぞ!
「さて、あの王サマは何処にいるんですかねぇ、っと」
敵の足元までやってきたというのにロドモンの顔には緊張の色は見られない。あの恐ろしい女王を思い出すだけでも藤丸は膝が震えるというのに、やはり彼は強いのだ。
一週間前、マスター達を逃す為にヘグニは身を挺して敵を食い止めてくれた。彼との魔力ラインの繋がりは未だ健在、つまりまだ生きているという事だ。囚われの身か、それとも元気にやっているのか。
そんな時、王国から少し離れた街でヘグニらしき男がいるという噂を聞きつけた。真相を確かめるべく、藤丸はロドモンとヒャルティを連れて街に向かった、という次第である。
「あんまり目立たないようにねロドモン」
「あー平気平気、オレこういう賑やかなとこに紛れんの超ウマいから。さっさとあの堅物野郎見つけたら帰ろうぜ。ヒャルティちゃんあたりがさっさと見つけてくれると助かるんだけどなぁ、北欧サーヴァントの絆とかねぇのかな」
ロドモンなりにマスターを励まそうとしてくれているのだろう。大袈裟に背中を叩きながら歩くスピードを押し上げようとしてくれる。藤丸が微笑みで返そうとすると、人混みの奥から突然歓声が聞こえた。>>373
「おーい!今日も来たぞー!!」
先程まで和やかだった住民達が一斉におかしな笑みを浮かべて広場に流れていく。お祭りか何かでも始まるのだろうか、と藤丸はロドモンと顔を見合わせたのちに騒ぎの中心へと向かってみる事にした。
「さあー!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!哀れなデカブツが皆さんに詩を聞かせてくれますよお!」
人混みをかき分け、ぽっかりとあいた中心部へと近付く中で少女の声が聞こえる。何処かで聞き覚えのあるそれに藤丸が眉を潜めながら進んでいくと広場の中心へと辿り着く。そこには見知った顔があった。
「……は?」
理解できない、と言いたげにロドモンが声を上げる。それもそのはず、人々の視線を一身に受けながら広場に立っていたのは探しているヘグニだったのだ。
ヘグニは藤丸の知るいかめしい鎧ではなく、色とりどりの生地で作られた道化の様な服を身につけ、両手には弦楽器を握っていた。とてもではないが威厳溢れる彼とは似ても似つかない馬鹿げた佇まいにしばらく思考が追いつかず、藤丸は呆然とヘグニを見つめてしまう。
ヘグニの傍らに立っている白い衣の少女がよく通る声でこう言った。>>374
「───はい」
少女の言葉にヘグニはうなずき、楽器に指を置くと明るい曲を奏で始めた。
『私の名前はヘグニ とってもとっても無様な国王
昔は偉大な王でした けれど娘を男に奪われ大激怒
娘を追って三千里 やっと見つけた愛しい娘
だのに娘は私を拒絶 私は怒り刃を振るう
ああ娘よ娘 どうして私を嫌うのか
盗人め許さぬぞ エンドレスな殺し合い
結局娘は我が手に戻らず 私は死ぬまで殺し合い
やってきたぞラグナロク 私は何も為せずにはいおしまい』
ひどく、ひどく醜い詩だった。一人の男の人生。ヘグニ自身の物語。ハッピーエンドではなく、惨たらしい末路を彼自身にふざけた調子で歌わせる。
藤丸は言葉が出ずに拳を握りしめる。戦闘の中で恐怖する自分に大丈夫だ、と微笑みかけてくれたヘグニが今、人々の目の前で馬鹿げた詩を歌っている。
「無様な奴め!」
「ほれ!これでも持ってさっさと帰れ!」>>375
市民達は爆笑すると懐から取り出したコインを次々にヘグニへと放り投げていく。ヘグニは楽器を手放すと無様に膝をつき、地面を舐めるほどの低さまで頭を下げながら放り込まれてきたコインを大事そうに拾い上げていく。
「皆様!ありがとうございます!ありがとうございます!こんな私めにお恵みをくださってありがとうございます!」
眼前の光景が信じられない。どんな反応を取ればいいのか、絶句するばかりの藤丸をよそにロドモンは静かに懐の剣を引き抜く。
「何、やってるんだアンタ」
ロドモンとヘグニは初対面から反りが合っていなかった。軽い性格と堅物な性格とで正反対だったからだ。けれど藤丸はロドモンが内心でどんな感情を抱いていたか知っていて、故にいつもふざけた調子の彼から噴き出す怒りを瞬時に感じ取る事が出来てしまった。
「何、やってやがるんだアンタはよぉ!!!」高身長アルトリア顔はキャラマテモードレッドを想像して頂ければ大体あってるかと思います。
>>343
グレイのようなというよりは完全に聖剣を欲した結果の産物ですね。
アーサー王が崩御した→ブリテンから聖剣が失われた→諸国への抑止でもあった聖剣が失われたのは痛い→無ければ作れば良い→聖剣の担い手といえばアーサー・ペンドラゴン という感じで作られたのがコンスタンティンですね。
>>346
性能としては騎士というより魔法戦士という方が的確かもしれませんね(またかよ)
ディートリッヒに対してというかこれに関しては王様系全般なのですが彼は基本的にアーサー王以外は歯牙にもかけません。
「興味無いね」の一言で済ませます。
>>355
「偽物と本物」はTYPE-MOONの二次創作をする上では欠かせないと思うので私なりの解釈を取り入れてみました。好評のようで何よりです。
>>364
あ、あの……>335にコンスタンティンを投下させて頂きました……(恐る恐る)>>362
実は前回感想レスしたのですが、どうも伏探さんとは生活サイクルがすれ違うようで……改めてですね
新エピソードで出てくる新キャラ、加えて探偵ってジャンル?から事件性もあり虐待とかとてもつらい…
あとクリスの内面に踏み込んで貰えて、これからもガシガシやってくれそうなのでとても嬉しい&贅沢な気分!
というかンン!ぶっきら棒相手袖クイクール美少女とか卑怯ですゾ!
でもひとつだけ訂正したくて…Dダークコーリングは「暗黒の闇の雷の貴公子」なんです
ミドルネームネタはガンガン増やしてくれて良いんですが、これはフォークスさんが考えてくれたネタなので何卒、何卒…
>>369
これはネタキャラに見せかけた大正義アニキアネキキャラの予感……!
>>377
そっかあ…ヘグニって阿修羅みのある人だったのかあ(今更(好感度の上がる音あと追加ですけどここ異聞帯で王はジークフリートの死体を貪った結果悪竜現象起こしてドラゴン娘になったクリームヒルトです。
クリプターは二人で一人のプロビデンス兄妹、二人とも死にます。>>383
実際超絶美形だし仲がいい子には「今日の貴方、ファンデのノリが悪いんじゃなくて?スキンケアの怠りは魂を鈍らせるわよ」とか言いながらメイクの指導とかしてくれる
「男だとか、女だとか、関係ないのよ。だって私は美しい!そうでしょう?」
でもこれだとこのキャラのモデルそのまんまなので変化球は入れようかと
・このモデルさんは実は本人ではない
・本体はモデルの付き人(男)。この付き人の精神性(美しさを探求し続ける心、女性的面)を切り分けたもう一人の俺(私)みたいなの
・本体も美の探求者。表舞台に立たない理由は「自分自身の美そのものと言える存在を実体化し美しくあらんと磨き続ける……これこそ究極の美だろう!」頭おかしい
・魅了の究極系の一つとされる魔眼を持つ>>286
うーむ確かにこれは勝つには難しい…
何気にサーヴァントでの召喚、というのがミソになってると思いましたね
ゲーティア(魔神王の方に非ず)やレメゲトンはじめ、世界中に有名な魔導書は色々ありますがいざ実際に動かすとなると有名すぎて逆に難しい
その点サーヴァントとしての召喚ならば気後れせず存分に動かせる……そんな印象を受けました
>>341
バーサーカークラスでの召喚はじめ、全体的にどことなく悲壮感を感じました
何となくですが、どんなにボロボロになろうと召喚者の為に全霊を尽くす姿が目に浮かぶようで…
>>377
これは鬼畜の所業…。こんな扱いに誰がした(白目)
そしてロドモンの憤怒ぶりが猶更つらい
普段おちゃらけてる方が多いサーヴァントがここまで怒りを表すって大概ですよクォレハァ…>>401
基本的にイケメンが出てくるやつに弱い。しかも童話モチーフにも弱いからもう役満
しかもみんなちゃんとキャラ立ってるから消し飛んだ。なるほどディズニーのヴィラン像をそうやって解釈するかぁってなった>>403
おお見せておくれ!
アメリカ異聞帯は後にしよう>>404了解
「徹底討論!朝までカシンチャン会談ーっ!わーぱちぱち」
「……タイトル、ダッサ」
ゼーレじみた雰囲気の会議室の中に、シンプルな椅子が三つ。
目が笑っていない微笑みを浮かべ体を揺らす白銀の女と、呆れたように髪を弄りながら遠くを見つめる黒髪の女。そして、俯き顔前方にかかったくすんだ金髪の間から、不服げな表情でその二人を見つめる褐色の青年の三人分である。
「………もーぉ。あたしだってこんなところでこんな面子とお話するの嫌なんだから。ちょっとは配慮してノッて欲しいわぁ?」
「俺だってお前みたいな淫婦と会話なんてしたかねェ。この顔の良さがわからないってのがなお最悪だな」
「一人称あたしかわたしかハッキリしろ雌蛇。あとお前に他人をどうこう言う資格はないし俺の将来がこんなんだって信じたくないぞボケじじい」
「あ゛?やんのか万年厨二野郎」
「あははっ!あなたがそれ言うのぉ?」
小動物ぐらいならショック死させる事ができそうな圧が部屋全体に広がり、黒髪の女以外の前に置かれたグラスが粉々に砕け散った。
天の声視点から解説すれば、本当であれば三人とももう少しテンションが低いのだが「中途半端に自分と似ているくせに許せないところで違う」存在に遭遇した事で苛つきが限界値に達している状態である。
このままではチェンソーだか呪術だかわからないような血で血を洗う争いが始まりそうなので、ここで作者権限を以って思考を軌道修正し本日の主題に入らせていただきたい。>>406
「……お前らと雑談するだけ時間の無駄。さっさと今日の本題(メインテーマ)に入るぞ」
褐色の男が投げやりに指を鳴らすと、室内奥のモニターに「神代の神秘とか神について」という文言が表示された。
「……言っとくが、戦国時代は当然神代じゃねーし、ゆえに俺もその辺に対する見識は有しねェぞ。……神とか根源とか、そんな現代人が言うところのその辺のコンビニみたいなもん目指したって楽しくもなんともねーよ。」
一部の魔術師に聞かれたらその辺のものを手当たり次第に投げつけられそうな言い草ではある。
「俺も会った事ないから知らなーい。………と、言いたいところだが、俺は全時空の派生を統合したスーパー西行さんなので三人ぐらい面識があるんだよなぁ、神的なの」
黒髪の女(中身は男)が言いたくなさそうに紡いだ言葉に、白銀の女が勢いよく食らいついた。
「えーうっそぉ!いいご身分だわね。どう?美味しそう!?」
「……他人を美味しそうかどうかで判断するのはお前だけだ」
「いい男は美味しいのよん♡」
「はーァ…………一人は俺のダチだから手ェ出したらコロス。どーせお前なんて返り討ちだけどな」
「どうかしら。わたし達、男の好みは一緒だものねぇ?我慢できなくて食べちゃうかも♡」反省も恐怖も見えない笑顔で白い女が笑った。「……あら?じゃあ、他の子はいいのかしらぁ」
「も一人は愛妻家だからお前なんて眼中にも入れないだろうし不死特攻も持ち合わせてるからお前なんて瞬殺。残った一人は…あいつを神の区分に入れていいのかはちょっと謎だが、下手に死なれると俺が責められそうで困るので手を出そうとしたら先に俺がお前を婆あ汁にしてやる」>>407
「……もう!煩わしいのは嫌いよ!もっと他にお手軽につまみ食いできそうな奴いないわけぇ?」
「えー。アイドルをプロデュースしてるあいつは多分お前でも食えるだろうが神って感じかは微妙だしなぁ……あとお前に喰われると経済とかにちょっと影響出そうで嫌だし……じゃあそのいも……弟?どっちだ?………は多分俺もお前も好みではないよなァ………あ、あとあの女……は宿ってるだけなんだっけ……」
両手をくるくると捻るようなジェスチャーでブツブツと呟いていた黒髪が、「………つかなァ!神格をお手軽につまみ食いできてたまるか!乳に栄養吸われてんのかボケ女ァ!」と叫び、同時にどこからともなく取り出した小さな鉄の棒を投擲する。銀髪の女は、鉄塊を手のひらで受け止め(正確には手に突き刺さっているが、それを気に止める様子は特にない)そのまま握りつぶした。
「あら。少年はいつだって荒野を目指すし、あたしはいつだって荒野を目指す男を食い荒らすのよん。試しもしないで諦めるなんてナンセンス♪」
けらけらと笑う女の手が開き、くしゃりと小さく丸められた鉄の塊が床に落ちる頃には、白の女の掌には傷跡一つ残っていなかった。
「–––ハ!ばっからし!」一連のやりとりを冷めた目で見つめていた金髪が、吐き捨てるように声を荒げた。「カミサマだかなんだか知らねーが、神代(てんか)が終わったんだから大人しく朽ち果ててりゃいいのに。そんな屍どもと随分仲良くしてらっしゃるようで!随分と手緩くおなりなんだな俺って奴は。本当に嫌ンなるぜ!」
黒髪の顔が、ぴしりと固まった。しばらく目を泳がせ、口元をモニョモニョと動かす。
「はァーーーーー!?仲良くしようとしてしてるわけじゃないですからー!」
「うっせェ!なんだお前!他人とわかり合うとか仲間を見つけるとかそういうのは五つの時には諦めただろ!なに目標再開してんだバカ!バーカ!」
頰をつねり髪を引っ張り、ついには掴み合いを始めた二人をみて、白銀の女が静かにため息をついた。
「あーあ。これだからお子ちゃまは嫌なのよぉ」基本的にゲームといえばコンシューマーゲームなのでソシャゲは本当に数えるほどしかやってない……
今はマリオ64をやってます(多分7周目くらい)あ、あとこれはおまけです
・西行さん(黒髪ロングストレート色白美少女絡繰)
コンセプトはKUSOYAROU。自己評価が地に沈んでおり(というか目標値が高すぎる)、「役に立たなければ捨てられる」と思い込んでいるため、積極的に他人に好かれに行かない。役に立てば大事にしてもらえると思っているので、とりあえずひたすらに努力して上を目指しがち。はやくちゃんとした人間になりたいけど、ちゃんとした人間が何なのかは実はよくわかっていない。とにかくみんなの役に立つんだと思う。
・若気の至り(褐色金髪)
コンセプトはKUSOGAKI。精神が最大限グレてる時の人間との交流を諦めてる(間合いに入らなければ斬られないよね的な)状態で固定されてるので、↑の英雄すこすこ侍的姿勢には否定的。でも根っこでは人間が好き。自分の言動が嫌われるってことにまだ理解が至ってない。
・プロトカシンチャン(銀髪人外露出狂おっぱい)
コンセプトはKUSOAMA。好きな相手を食べる事で物理的に合体し、同時に踊り食いによる尊厳破壊で自分のいるところまで引きずり落とす事を趣味とする。好みのタイプはオトナなイケメン。嫌いなタイプは黒髪ロング。
>>413
>>西行さんのお友達な神様は異聞帯の王かなぁ?
(口笛を吹く)
>>411 >>414 >>416 >>421 >>425
キャラ立ちは大事。
ただし全員似たようなスタートポイント(人肌恋しい的な)から別々の方向に爆走大暴走してるので引き合わせるととにかくギスる。C級ホラー映画の主人公グループ並みにギスる。「この方法が一番いいに決まってるのになんでそうしないんだ!」みたいな。
>>420
イケメンであればあるほど美味しいんだゾ(サーヴァントで例えるならガウェインとかオデュッセウスとか好きだと思う)
ただ、そういうタイプになればなるほど尊厳を破壊するのが難しいからプロトちゃんもついつい熱が入っちゃうんだぁ……今北サンダースマッシュ!
>>428
ハクマ、アメリカ更新感想募集中
新キャスター登場
島さんのss>>432
………あ、でもこれ本人曰く「男の趣味が合う」西行さんが、神の名前挙げるところで謎のワルキューレL以外に「お前の好みじゃないと思う」ってコメントを付けなかったあたりで結構バレバレな情報でしたね!てへぺろ!>>429
じゃあまた後で説明します>>434
私は「作りたいキャラ属性」先行で作るよりも、逸話とかから当てはめて「この人はこういうキャラクターなんだな」って考えて作るようにしています。
あとあからさまなオマージュは元ネタの印象に引っ張られてキャラ自体の力が弱くなると(個人的に)考えているので、基本的には頭の中でその人がその人たりうるまで組み立てる事を先にします。
あとはまぁ今いるキャラのSSを書きますね。先に今いるキャラクターで描けることを最大限にやった方が、キャラ性の分散による「キャラクターの個性薄すぎ症候群」が避けられると思いますし……何より作ったキャラクターのことを作者が考えてあげられなければ、今の環境では絶対に埋もれてしまって作る意味がないので。あーあと書きたいキャラプラスそれに合う感じ!で何体か作ったっけ…ロドモンなんてチャラ男系が作りたい→シャルルマーニュ関連で行こう!なんか敵側に変な奴いるこいつにしよう!で完成したし
>>442
そうだよ
可愛いだろ〜?
誰かゴスロリモーさん描いてくれる人いないかな?(他人任せ)>>447
聖杯凄いアピールはガッツリ持っても困る人はいませんからね!神龍を呼べるくらいの心持ちで争って欲しい。ギャルのパンティ要求したら夏美が被害受けそうだけど。あとアレだぜ!既存キャラ動かすにしてもお気に入りに全力投球しまくると自分でも悲しくなってくるからバランスよく出番作るとか!
見てくれよ一時期の欲求のままに作り上げたこのヒュギエイア曇らせるか死ぬかのどちらかばかりのssをよぉ!この「マスターを描写する為にサーヴァントのキャラを極薄にする」コンセプトはグリモワールに行き着くまで最初は
ダインスレイブ:持ち主よりも魔剣としての逸話が有名で自我を持った剣として座にありそう……セイバー枠潰せたとしてもマスターがサーヴァントと正面戦闘とか正気じゃねー!
村正:同上妖刀。狂気に侵されている…
とコッソリ寄り道してたり>>423
なるほど。お答えいただきありがとうございます。やっぱり根源は凄いなぁ(小並感)
>>422
見ましたー。緊張感のある会談ですね。緊迫感が文面からよく伝わってきました。
思ったんですが、夏美さん身長でかいですね…ヒールも加えると180届くぐらいになるかも?あと美人なのは良いことなのでどんどん美人な描写は入れると良いと思いますの。ただ郁は美人(高APPのNPC)にいい思い出がないので余計警戒しますが。
>>434
そのキャラの信念とか所謂「道」を明確にして作ります。それで、自分がその「道」に沿った行動や思考の出来るキャラを考えます。ぶっちゃけTRPGのPCを作るようにして作っています。愛着ありすぎて沢山出来るのに全然動かせない(自分の中で解釈違いが起こる)という酷い泥沼に嵌まってます…
自分が言えた口ではないけど、量より質を意識して作っていくと良いと思いますの。>>445
ギクリッ
ま、まあ私は消化を試みている方ですし?(精一杯の言い訳)
他にも別のサーヴァントがネタ帳にいるとかでもないし?(嘘である。実はライダー:シャールヴィ、キャスター:ヘイミル、ランサー:ラグナル・ロズブローグなど結構いる)>>447
聖杯凄いアピールはガッツリ持っても困る人はいませんからね!神龍を呼べるくらいの心持ちで争って欲しい。ギャルのパンティ要求したら夏美が被害受けそうだけど。我もここ最近短編ばっかでぬあん…となってしまう…
じゃあそれでリレーの回転率高めっか!ってしても参加者のリアル都合辺りもあるんで難しい面はある訳ですものなぁ~。
仮にストーリーの描写削る(こういう事があった、ハイ次!的ブツ切りダイジェスト)だと”一緒に物語を創作してる感”が湧かないんじゃないか、みたいな疑惑も…。>>470
上で言ってますけど少人数リレーとかこの前やってたみたいな雑談リレーとかがそれっぽいんじゃないですかね
男連中雑談リレー!とか>>460
ぼくの考えたサーヴァント10
https://bbs.demonition.com/board/5192/
ぼくの考えたマスター
https://bbs.demonition.com/board/2248/
まとめwiki
ttps://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/
ウェルカム。一度投稿する事で改善点や魅力が解る事もあるかも知れませぬ。>>475
あの映画のアクションはカッコ良すぎてやばい>>476
少し席を外すので(もしかしたら寝る)リレーするならこれとかどうだろうみたいなネタが島術さんにあるならここに安価つけてくれると!>>480
では!
■VRゲーム「グレイルウォーズ~聖杯大戦争~」
「聖杯と呼ばれるアイテムによって召喚された歴史上の英雄・偉人を戦わせる」というコンセプトのもと作られた対戦格闘パーティゲーム。
「ゲームを通して歴史学、民俗学、神話学、ひいては人類の築いてきた文化に触れる」ことを目的とした教育ゲーム。そのため文科省がプレイを推薦している。
プレイヤーはマスターと呼ばれ、サーヴァントと呼ばれるキャラクターと共にその腕を磨いていく。
この手のゲームとしては少し変わっており、
・HPを削り切るのはもちろん、ステージの外に落とす/吹き飛ばしても倒したことになる。
・ルールとしてHP制はもちろん、1〜9の残機制というものも。
・HPを削れば削るほど吹き飛ばしやすくなる。
・ステージごとにギミック、アイテムが存在し、それらを使った駆け引きも肝となる。製作者曰く「アイテムのないグレウォはグレウォではない」とのこと。
・マスターはゲーム内通貨を用いて自身を強化する能力を手に入れることが出来る。
・使用キャラクターであるサーヴァントだけではなくマスターもまた戦いに挑むキャラクターである。
・基本的には4人対戦が主流で、その中でもマスター2人/サーヴァント2人が最も遊ばれている。
・キャラごとにパラメーターが決まっておりそれぞれ筋力/物理攻撃力の強さ、耐久/ふっとばされにくさ、敏捷/移動速度、ステージ外からの復帰のしやすさ、魔力/特殊攻撃力の強さ、幸運/HPが低ければ低いほどより強力なアイテムを引けるようになる、宝具/宝具と呼ばれる大技の強さ、となる。
・攻撃を当てる/受けることでゲージが溜まっていき、マックスになった際には宝具と呼ばれる大技が撃てるようになる。>>487
総じてランダム性、ひいてはパーティ性が高いゲームと言える。
また、サーヴァントはまるでデータとは思えないほど表情、あるいは個性が豊かで、架空の存在でありながらサーヴァントと恋に落ちることも珍しくない。
人口減少、人種や性別の多様化が進むグレウォ世界ではサーヴァントにも人権が与えられており、互いの合意があればサーヴァントを『受肉』させパートナーとして歩むことも可能。
また、歴史を学ぶということがコンセプトにあるようにいかにマイナーな存在でも歴史に名を残していればキャラクターとなりうる。
加えてキャラクターとしての枠を超えて完全に独立した自我を持つ存在としての人格を持つため、一度契約を結んだサーヴァントを乗り変えるということがほとんどない。
そのためかゲームでありながら同キャラ対戦がほとんどありえないようになっている。
以上になります。
今後私の作るキャラクターは基本的にこの舞台で動かしていこうと思います。……ごめん嘘だよ本当は「才能を持ちながらもそれを嫌悪しその道を歩むことをよしとしない主人公。ある時、ひょんなことから目的のため嫌々ボケ老人を介護することになるも、老人に「かつて戦争で亡くした家族に雰囲気が似ている」と気に入られて不思議な友好関係を築くことになる。同僚等と交流するにつれやがて主人公の心にも変化が生じ、かつて捨てた道を歩むかどうかの瀬戸際へ……」っていうハートフルロマンスと並行して「愛する者を失い、目的も見えぬまま灰色の毎日を過ごす主人公。ある日、ひょんな事から自分の下に訪れた幼い子供にかつて失った者と似たものを見出し、年齢差を超えた不思議な友好関係を築くことになる。子供の夢に触れ、やがて日常に訪れた大きな変化により、失いかけていた情熱に火がつき……」っていうヒューマンドラマも書いてるんだ(嘘ではない、嘘では)
>>494
みんなみたいぞ(無茶振り)
>>493
だってきみがかけっていったろうグレウォはざっくり言うと『嫁/旦那に出会えるVRスマブラ』です。
>>490
VR娯楽であり、文字通りの運命の相手に出会える場所ですね。
>>491
Wikiを確認しました。その宝具だと石臼から色々出てきて当たった相手が吹っ飛ぶって形になりますね()
ぶっちゃけちゃうと宝具=最後の切り札なので……
>>492
ゲームと言う体裁を保ちつつカルデアみたいな自由度の高さを目指したのでそう言って頂けると嬉しいです!
>>494
コンスタンティンだとこうなりますね。
1.「私の名はアーサー・ペンドラゴン。君を守り、世界を守る騎士だ」
2.「私は本来貴方との契約が許されるうなサーヴァントではないんだ。本当だとも。私には貴方が眩しく見えるよ」
3.「……俺の名はコンスタンティン。円卓の時代に作られた、ただのホムンクルスだ」
4.「俺に一国の王という立場は重すぎた。今の俺に出来るのは君を守るくらいだ。君と出会って色々と考えたが……やはり俺は、自分のために戦っているんだ」
EX.「答えは得た―――俺は、君の騎士(サーヴァント)としてこの世界を生きよう。騎士王(げんそう)を追いかけるのはもうやめだ」
なんでこいつサンプルセリフに大半が出ているんだ……>>503
私んとこはベストパートナー!がボイス5(恋愛で言えば恋仲、友達でいえば親友)で
EXは「行き過ぎた好意」「手遅れ」「逃げなきゃ良かったのに」「あなたは選択肢を間違えた」「もう二度と逃げられない」っていう本当の意味でのextra(余分なもの)なifルートやねんな……>>500
ジャンヌとは意外なところを突かれた思いです。彼女ならばこんな感じかな
1, サーヴァント ジャンヌ・ダルク。旗を持つ者としてあなたの傍らにいましょう
2, 聖女たるわたしは、常にあなたに主のご加護をあることを祈ります
3, あなたとならば、いかなる苦難も乗り越えられることでしょう。さあ、頑張りましょう!マスター!
4,わたしの出会ったのですから、あなたは死.んではいけません
5,あなたが悪いのですマスター。何もかもがあなたのせい……
EX, あなた…… 素敵なお方…… あなたの傍らに居場所が欲しい──わたしをお側に置いてくださいませ
4辺りで「聖女ジャンヌ」が軋み初めて素のただの女が出て来て、EXになると歪んだ仮想現実が破綻しないギリギリで固着してしまう……そんなイメージです。>>506
ボーイ・ミーツ・ガール/ガール・ミーツ・ボーイ、いいですね。厩戸皇子、ダレイオス1世、イオラオス、フロームンドとかでそれをやりたいなと思ってます。>>509
あと野紀!野紀も見てみたいですアメリカ異聞帯読んでもらえているのかな?
批評とか感想とかもっと欲しい(強欲)人物項目でのキャラ説明で、まさか「コイツはこうやって倒せ」と説明する日が来ようとは……。
デレデレシリーズ、だと…?面白いそれ…
>>520
面白いかなぁ、なんて。キャラ性の広げる一因にもなりそうだし
ちなみにあくまで私のデレデレベルだと段階5がベストパートナー(恋愛的でも友愛的でも)
EXが好感度は段階5と同じだけど道を踏み外した、選択を間違えた……BADルートみたいな想定で作ってます
でもみんなEXはなんか自由に書いてるんでこだわる必要はなさそう。自分が思うEXでいいんじゃなかろうか>>522
了解です〜!是非喜んで!デレデレシリーズか〜、自鯖はあんまし設定してないなそういうの。物語の最初から好感度クライマックスなヤツ(女王ニトクリス)とかそういう気質じゃないやつ(キャプテン・キッドなど)とか生前からのパートナーを想い続けてるやつ(弟橘媛やヤマトタケルや田村麻呂)ばかりだから、絆の深め方がわからぬ…
あ、ウェルズだけだ設定してるの。マスターへの好感度がEXになると一人だけシュタインズ・ゲートし始めますちまちま書いたのをちまちまのせていきます。先ずは女好きDT狼伊達男・ラーズ(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ラーズ・リュングベリ)とサディスティック美少年・メレク(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/メレク・アルマソフィア)から
ラーズ・リュングベリ
1:「やあ、お嬢さん。ご機嫌如何かな?」
2:「これは俺の番号だ。困った時や日間を持て余した時は是非かけてくれ。」
3:「お待たせ、レディ。それでは早速、買い物へ行こうじゃないか。荷物持ちなら任せたまえ。」
4:「あぁ、夜遅くにすまない。……え?珍しいって?……そう、だな。なんだか急に君の声が聞きたくなってね……はは。」
5:「こんな俺の側にいる事を選んでくれた君に誓おう。決して君を傷つけないと。必ずこの忌まわしい呪いを解いてみせると。」
EX:「俺から出来るだけ離れてくれ……!」そう言い残し去っていった彼が心配で、
その警告を無視して探す貴方の目の前に、何かが猛スピードで飛び込んできた。
狼男としか思えないような怪物だ。……灰色の艶やかな毛並みに金色にギラギラと輝く双眸、…………まさか。あなた、は……
────最悪の答えがはっきり浮かぶ前に、貴方が最後に見た光景は、剃刀のように鋭い怪物の牙が自分の喉に食らいつく瞬間だった。
メレク・アルマソフィア
1:「……どうも。」
2:「あぁ、先日の。確か名前は……」
3:「何って、見たままですよ。ただのお茶会です。おすすめはアールグレイなのですが、他に気になる茶葉はありますか?」
4:「年下のくせにですって?これでも結構、甘えているつもりですよ、僕」
5:「こんな風に素直に甘えてはいけないのですか?……ふふふ、いつまでも見守っていたい人だ、貴方は。」
EX:「……言ったでしょう。魔術師が真に心を開くことなど無いと。────お別れです。……もう会うことは無いでしょう」お次に可児ちゃんこと・可児才蔵(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/可児才蔵)と無辜ることで有名な隻眼剣豪・柳生十兵衛三厳(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/柳生十兵衛三厳)
可児才蔵
1:「共に戦いましょう」
2:「しゃらくせぇぞ、雑兵どもォ!!……ごほん、失礼。驚かせる気はなかったのですが」
3:「いやぁ正直なところ……あんたのような人が大将で良かったと思っているぜ?」
4:「……どうやら、此度の俺は随分な幸せ者らしいですね。何のことかって?……ふふ、さぁ?」
5:「この槍、この命は全て我が主君の為に────あんたの命令ならば、神様の首だって取りに行くぜ、大将!」
EX:「そうですか、戦う意志は無い、と。……じゃあな、元・大将。とっとと逃げな、次に会う時はきっと命を狙うだろうよ。」
柳生十兵衛三厳
1:「ま、気軽によろしく頼むぜ。俺もゆるぅくやっていくからよ!」
2:「なるほどなるほど、いいねぇその作戦。乗ったぜマスター」
3:「むっふふふ、実はいい酒が手に入ってな。これから一杯どうだい?」
4:「……善い月夜に、好い酒に、良い肴。────そして隣に……いや、何でもねえ」
5:「剣士としては月並みの告白かもしれんが……この刀、お前の為に振るわせてくれ、マスター」
EX:「────すまんな。もうこれ以上、お前の暴走に付き合いきれん。……許せなどとは言わん。俺の癒えぬ傷になってくれ。」>>530
>>531
ありがとうございます。ローガンと夏美の会談でもちょっとした伏線として書いたんですが、彼女は根源へ到達したいという欲がないんですよ。先代からの願いだから聖杯を求めてるだけ。なので、願いの内容(それと成就したときの影響)、マスター同士のコミュニケーション次第で手に入れたあとに譲渡するなんてこともあるかもしれません。そのため、聞いてみました。
生前に伴侶がいるとしても、ガウェインみたいにそれはそれ、これはこれの人が多いんですよ。業平みたいに別格みたいに愛している人がいても、やっぱり恋愛を謳歌してます。
業平「僕が高子を愛するのにも関わらず、他にも女性たちと愛し合うことは何もおかしくはないよ。だってこの在原業平に愛を紡ぐことをやめさせるなど、猛禽を檻に閉じ込めるようなものじゃないか」デレ度差分か……本格的にギャルゲー染みてきたね。元々がエロゲだったとはいえ。
>>528
大嶽丸ですか、わかりました。考えておきます!>>536
いや、状況が違いますね。
可児君は気にいりつつあった相手が「棄権するわ」って言いだしたのに対して、
十兵衛は気にいりつつあった相手が暴走してとんでもない事をしでかそうとするところです>>533
そうなんですよ。でも、例えばポーなんかは妻であるヴァージニアの早世に衝撃を受け、『大鴉』や『ライジーア』なんかを書くようになっています。人麻呂なんかも同じで、万葉集には妻を偲ぶ詩歌が多く載っています。謂わば人生上の大きな転機になった訳です。彼ら以外にも、結婚や恋愛なんかで人生が大きく変わったサーヴァントはいるでしょう。
だからこそ、それから動くことがあり得るのか…という疑問が有りまして…いや、きっとあるでしょう。Fateってそういう作品ですし。それが肝ですし。
ただ、自分は本当に恋愛関係で、業平さんやドン・ファンみたいなそういうエピソードがない限り人として生きた一代とサーヴァントとしての一代を地続きに見てほしくないというか…
長々とすいません。本当にこういう点では毛色が合わないんだろうと…「所詮フィクション」で終わる話なんでしょうけど…アタイ別にデレ度=恋愛だなんて一言も言ってないよ
デレ度=友人としての打ち解けあいとも解釈できるだろうしそう言う感じのキャラだって私のところに沢山いるわよ。そこは履き違えないわよ
私のふと思いついたネタで不快にさせてしまったのならばそれは申し訳ないんですけど。って考えたら書くのやめた方がいいわね……?ぬわ~!とりあえず書き切ってしまったのであげるじょ!性悪キューレことワルキューレ(??)(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ワルキューレ%EF%BC%88%EF%BC%9F%EF%BC%9F%EF%BC%89)
ロカセナ(ロキ)
1:「大船に乗ったつもりで私に任せてくださいね、マスター♡」
2:「……面白れぇ人間。……いえいえ、独り言ですよぉ☆」
3:「ちぃーっすマスター☆……え?今回の騒動について話せって?
…………いやぁ、マスターの暇つぶしになるかなって思ってぇ」
4:「お前さぁ、散々俺に揶揄われたり、正体を知った上でなお側に置こうとするの、どうかと思うぜ?…………え?特に気にしてない、だって?
…………ふぅん、あっそ。」
5:「覚悟しろよ。悪神を側において、そしてその悪神に気にいられるとどんな目に合うか……。死ぬまで離さねぇからな、マスター」
EX:「何だよ、そんなに怯えて。お前の情報を参考に兵器を生み出そうってだけだぜ?いやぁ楽しみだなぁ、なにせ俺とお前の子供だ。
────さぞや、可愛く悍ましいモノに違いない。……そうだろう、愛おしい人。」
言い忘れてましたけど、うちんとこのロキって「オーディンとアイツに関わる全ての物事を滅茶苦茶にする」ということに文字通り全てを捧げ狂っているんですよ、起源レベルで。
だから本当に気に入った人間も愛おしい我が子たちもそういうのに躊躇なく当然のように利用することだってある。そういう感じの結果がEXです。デレ度ね…
エルシッドのリドリーに対するデレ度は5ですかね。
主従がそれ以外動いている中ではいない。今北産業
聖杯戦争起きないかなあ…
マスターとサーヴァントの主従関係を書きたい気分があるんです。
リドリーとエルシッドて実のところほぼ完結しちゃったから、発展性が生まれにくくてラー・アメンって区切らずに読むとラーメンになるよね!(ちょっとした話題逸らし)
>>544
extra形式の聖杯戦争で描写すれば、割と話がスムーズに進められると思いますよ。多分。>>541
いや、なんか、ほんと、些細な発言でそういう風な雰囲気にさせてしまって申し訳ない。納言さんは悪くないというか、その、考え方は人それぞれで別に納言さんの考え方も間違ってないですし大丈夫かと……
最近自分の行動がなにかと裏目ってる感覚がすごい……環境の変化もあるのだろうけど……最低でも今日一日は自発的な発言は控えます。何かしらあればそれに受け答えはしまふリアルでも思わず調子こいた発言して、なんか人間関係に罅入ったような音が聞こえるここのえ参上!
リアルは地獄!
『呪術廻戦』で海の領域展開出て(先週の話)、安徳天皇の参考になりそうだな~とか!
あ、ガッシュをリスペクトした性格アップデートしました(「仇に思うな、知盛」がしたかったのよ)
『チェンソーマン』で宇宙の悪魔が出て来てディオニュソス様ちゃんの狂気ってこれよこれ。エウオイ!
してたり、ジャンプにシンクロニシティを感じる…!以上!!また改修とリレーを書く旅に潜ります>>550
ロカセナ「(無言で塩を撒く音)」>>541
公式でも生前からのパートナー溺愛系鯖とか何人も居ますし、そういう方向性で創作してますで良いと思う。>>547
好きなおっぱいの話!?とりあえずリクエストのやつまとめたページを作りました
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%B3%B6%E7%B7%A8%E8%A1%93%E9%99%A3%E5%96%B6%EF%BC%9A%E5%88%9D%E5%A4%8F%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E6%B6%88%E5%8C%96%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3
それと質問なんですが大我くんって学校のレベルと成績的な意味での学力はどれぐらいでしたっけ
あ、私はかわいい男の子のおっぱいが好きですもはやおっぱいに貴賎なし、我が乳よ許したまえ(書きたかっただけ)
>>561
いいよね、全方向に向けての胸部は。揺れないエレパイもまた良し。>>563
学校のレベルは「可もなく不可もなく」!学力の方は長い目で見れば「そこそこ」なのですが、前回はこことここがダメで今回は良かったけど別の部分が出来て無くて……といった感じで不安定というか何というか。体育と家庭科は安定していてかつ優秀かな?そしてアッシュ(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/アッシュールバニパル)のデレ具合がかけましたわゾ。
アッシュ
1:「気安く話しかけるな」
2:「手短にしろ、王(おれ)は忙しい」
3:「許す、存分に寛げ。……なに、貴様も良くやっているのだ。偶には良いだろう」
4:「……どうした、眠れないのか?ならば、王自ら物語でも朗読してやろう。……貴様だけ、特別だぞ?」
5:「王の横に立つことを許そう。王への意見を許そう。王に触れる無礼を許そう。────その代わり、王(おれ)だけを見ろ、……良いな?」
EX:「王(おれ)の側を離れようと言うのか。
────では二度とそのようなことが出来ぬように、手足と理性を潰してやろう。
案ずるな、貴様が息絶えるその時まで王自ら面倒を見てやる。」
EXはみんな大好き?監禁ルートだよ☆>>571
その二人まだ人に対して情はあったから……こっちのはガチで自分以外を見下してる。他の歴代ファラオですら。アームストロングとか自鯖ページの誤字を訂正するため更新しました。あと、偽ジャンヌのデレ度を追記しました。
第■回ライダー陣営、更新しました。
とりあえず管理者邸宅に突撃までです~
肉体が宇宙理論を、実質的な五条悟概念と繋がったことでアリアドネーもちょくちょく修正しました~ss書いてて思うのは、語彙力ない人間にss書くのきついぞ…
心理描写は下手だけども、視界情報の言語化がくっそ出来ないから
覇久間のネッブvs他陣営のシーン、オチの他陣営の見せ場だけ書いて過程端折りたい>>578
ネブカドネツァルが常時幸運状態(クリティカル判定連発)なので出禁組な感じです~
他はここのえ版安徳天皇が、何されているか分からないので「(にこにこ)」しながら金を巻き上げられる30スレぐらい使いそうなの書き終わったんですけど投下していいですか……?
カルデアのミーティングルームにて、技術担当のナウマンが四番目にあたる特異点について説明する。
『時代は1871年、位置は中米のユカタン半島だ。それ以外は一切不明だ。鬱蒼とした大森林の何処に人類史のターニングポイントがあるのか、皆目検討もつかない』
だが、とナウマンは続ける。
『だからこそ、読めないからこそ危険だ。何より自然は人の理に従わぬモノだと相場が決まってる。二人とも……気をつけろ』
「「あぁっ!!」」
ナウマンの忠告を受けてフェリーペとメンテーの応答が重なる。
──アンサモンプログラム スタート。 霊子変換を開始します。
レイシフト開始まであと3.2.1……
全行程 完了(クリア) グランドオーダー 実証を開始します──
二人とカルデアにとって四度目の、人理修正において折り返し地点となる特異点攻略が開始される。
「着いたか……」
目覚めたのは緑が生い茂る、自然豊かな半島。
とりあえず、この特異点の異常を突き止める為に周囲を見渡すが人の気配はない。
しばらく探索するが多種多様な野生動物こそいれど、人らしき姿は見当たらない。>>586
「森林とはいえ、こんなに探しても見つからないなんて……んっ、あれは……?」
ようやく、二足歩行の影を見つけ声をかけようとするフェリーペだが……
「後輩、危ない!!」
メンテーがフェリーペと人影の間に割って入る。
ガギンッ、と金属音が響き渡る。メンテーの構える『灯火の盾』に何かがぶつかったのだ。
盾にぶつかったそれは獣の如き鋭さを持つ鉤爪だった。
「チィッ、不用意に近づいたところで喉笛を引き裂いてやるところだったが、勘がいいな人間め……」
現地の人間だと思っていたその人影は獣の特徴を取り込んだ……獣人の類だった。
「……一撃が重い、バーサーカーのサーヴァントか」
メンテーとフェリーペは戸惑いながらも相手を見据え、冷静に現状を分析する。
「どうあれ、噛み潰す!!」
人影……バーサーカーは再度爪を立て、牙を剥く。メンテーも応戦しようとするが……
「そこまでだ!」
新たに二つの人影が現れ、バーサーカーの前に立ちはだかる……。
片方は黒曜石で出来た石器ナイフを持った少女、片方は近代的なシーフナイフ少年だ。
「退け、獣よ……それともここで狩られるか?」
「ふん、多勢に無勢か……」
バーサーカーは完全に獣の姿に変じると、茂みの奥へと消えていった……。>>587
「助かった……アンタ達は……?」
フェリーペ達の問いかけに少女が応える
「私はアサシンのサーヴァント ナイア。そしてこっちは」
ナイアに続いて、もう一人のサーヴァントが応じる。
「僕はカスパー・ハウザー。どういう因果か……アサシンとして召喚されました。これからよろしくお願いします」
第肆特異点 生存戦略島嶼 ユカタン
『ナイア……ユカタン半島で発見された旧き人類の一人、1万2000年前を生きたアメリカ人の祖か……恐らくはこの地に由来する連鎖召喚だろうが……』
「カスパー・ハウザーは私でも知ってるぞ。19世紀、ドイツに突如として現れ、多くの謎を遺しながら世を去った伝説的な孤児。しかし、まさかアサシンのクラスで現界するとは……」
「それについてはボクが一番驚いていますけどね……」
各々の紹介を終え、本題に入る一行。
「ともかく、現地の人ではなかったとはいえサーヴァントに出会えたんだ。事情を聞こう」
「あぁ、どこから話したらいいものか……」
ナイア達の話ではこの特異点に現地の“人間は”居ないようだ。
そして、ナイア・カスパーと同時期に召喚されたサーヴァントの推測によるとこの時代のこの地には明らかに存在しない生物種がいるらしい……
恐らくは人が意図的に排され、代わりに獣が召喚されたのがこの特異点……獣達の中には英霊となっているモノも中にはいるとの話だった。>>588
「人を消して、他の生物を……黒幕は此処に動物園でも作る気なのか?」
「いきなり襲ってくるあたりそんな穏やかなモノじゃ無さそうだが……」
「加えて言うならば此処の獣達は縄張りを争うように潰し合っている……かといってその地に巣を作るわけじゃない……“争うために争っている”ような、そんな異質さだ……」
「ひとまずは拠点に戻りましょう。」
「拠点?」
「あぁ、私とカスパー、それに残り二騎のサーヴァントは洞窟を拠点にしているんだ。とりあえず、君達と出会ったことを報告しないとな」
そう言って駆け出す二騎を伴って、フェリーペ達はその拠点へと向かう。
道中に現れる新たな魔獣。
それは二対の大鋏を持つ怪物であった。
「■■■■■■■■■■■ーーー!」
「蟹!?」
「だが、コイツ……見た目以上に力が強い……」
75cm程度の大きさでありながら、その魔蟹は凄まじい力を発揮し、またその頑強さはナイアとカスパーの刃を完全に防いでいた……。
いきなりの窮地、だがそこに現れたのは……
「長時間戻ってこないから何事かと思えば……新手の魔獣に手こずっていたか」
「子供……と紳士?」
昆虫の要素を持った老声の少年と知性を感じさせる壮年の紳士だった。>>589
「英霊クラスの魔獣……加えて、蟹の姿となれば推測される真名は一つ……ギリシャ神話に名を残し、死して夜空にその姿を写したモノ……レルネーの化け蟹、カルキノスだろう」
少年の言葉に魔蟹──カルキノスは応えない。ただその両鋏合わせ鳴らすのみだ。
「英雄(ヘラクレス)の成した偉業の上に成り立つ人理が憎いか……或いは己のための楽園を求めたか……いずれにしてもその侵攻をもって人理を否定する君に……我々が与えるのは反撃のみだ……では頼むよ恐竜博士」
「やれやれ、学者に怪物退治の依頼とは……とはいえ我が子の活躍を拝みたいというのであれば無下にも出来まい……。ナイア、カスパー……それに坊や達。離れているといい」
少年の声を受けて壮年の紳士が木に手を触れ、何か指示を出すように指を動かす……すると巨大な影が一帯に覆いかぶさった。
「なっ、恐竜……!?」
「ペンタケラトプスだ。さて、カルキノスか……神代の魔獣、恐ろしくはあるが……お前ほどその死を語られたモノもいないだろうな。つまりは、今から踏み潰す!」
ペンタケラトプスの力強い脚がカルキノスを襲う。
カルキノスはその脚を挟み、抵抗するが……その後為す術もなく甲羅を踏み抜かれた。
「ヒ■■……ド■■■……」
「カルキノス、小さき勇者よ。この地に護るべき君の同胞(ヒュドラ)は降りていない……だから、安心して眠るといい」
神話の再現(リフレイン)により倒されたカルキノスはそのまま消滅していった。>>590
カルキノス撃破によってようやくナイア達の言っていた拠点にたどり着いた一行。
「さて、申し遅れたね。私はジャン=アンリ・カジミール・ファーブル。しがない学者だ。クラスはランサー。よろしく頼むよ」
「俺はアサシン。ヘンリー・フェアフィールド・オズボーンだ。俺自体には腕っ節を求めないでくれ。本来そういうのはそこのレディが専門だ。」
先程あれだけの知見と能力を晒しておきながら二人は大したことでもないというような態度であった。
いや、ヘンリーの方はあくまで腕力沙汰に巻き込むなと言っているだけで態度は大きいままだが……。
『ファーブルにヘンリーどちらも近代の学者か……片や古生物、片や昆虫、専門は違えど、大まかな括りでは生物に対する知見を持ったサーヴァント。聖杯によるカウンター召喚と見た方が良さそうだな……』
ナウマンが二人を見比べながらそう告げた。
「それで、探索の結果はどうだったんだ?そこのカルデアの二人以外に何か収穫はあったのか?」
ナイア達はその場で最初に出会ったサーヴァントについて話そうとするが……
「おかしいな……交戦した記憶はあると言うのに能力や容姿を思い出すことが出来ない……」
フェリーペ・メンテー・ナイア・カスパーの四人はそのサーヴァントに対する明確な情報を完全に喪失していた。
「誰も覚えていない、と……情報の改竄あるいは消失に関するスキルか宝具を持った英霊の可能性もあるな、対策は考えておこう」
「とりあえずは休息を取ろう。安心しろ、洞窟暮らしだがそこの昆虫学者の『陣地作成』である程度は住めるカタチになっている」
こうしてカルデア一行は今回の特異点で戦う上での拠点と頼もしい仲間を得たのだった。>>591
拠点での就寝を迎える夜……どうにも寝つけなかったフェリーペが洞窟の外に出てみると、そこにはカスパーの姿があった。
「カスパー、どうしたんだこんな時間に……」
「あぁ、カルデアのマスター。いえ、少しばかり周囲の警戒をする……ついでに星を眺めていました……」
「カスパーは星が好きなのか?」
「えぇ、とても綺麗で。僕の願いは……『もう一度星空が見たい』、ただそれだけでしたから……」
フェリーペがメンテーから聞いた話ではカスパー・ハウザーという人物は暗殺という悲劇的な末路を迎えた人物だった。
だというのに星を見上げるカスパーの姿はとても澄んだ……幼童のようだった。
「なら、カルデアに来ないか?俺は詳しく知らないが……カルデアは星見の意味合いを持つらしいし……きっと色んな星について知れると思うぞ」
フェリーペの問いかけにカスパーはキョトンとした表情を浮かべる。
「いえ、まさかそんな理由で僕を誘ってもらえるとは思っても見なかったので……えぇ、まぁ考えさせて貰います」
カスパーは珍しく屈託のない笑顔でそう返したのだった。>>593
その先で三人が見たものは真っ赤な髪に真っ赤な着物という特徴的な要素を持つ美女だった。
「ごきげんよう……」
人を惑わすような美貌と美声でフェリーペの側に語りかけてくる。
「気をつけろ……コイツもサーヴァント。恐らくは人外の怪物だ……。」
ヘンリーがヴェロキラプトルを嗾けるが……
「フフっ」
赤い槍使いはサーヴァントらしく素早く対応し、ラプトルの襲撃を交わしながら、手に持つ得物でラプトルを数度刺して見せる。
「動きが鈍ったか……気をつけろ、奴は毒の類を持っているぞ」
「私も加勢する!後輩、毒に気をつけろ!」
メンテーとヘンリーの使役する恐竜の連携によって赤き槍使いを退けることに成功する。
「ふぅ、先ずはこんなところかしら……次に会う時は……私の本当の姿を見せてあげる」
不穏なセリフを口走りながら、毒槍使いは消えていった。
探索を経て、ナイア達と合流する。
どうやら、そちらは初日に襲いかかってきたサーヴァントと再度交戦したようだが……>>594
「情報抹消の能力があるということを警戒してね──『見ることは知ることだ』。記憶に残せないというのであればこうして絵として残してしまえばいい」
「なるほど、流石は昆虫記の作者。観察記録は得意というわけか」
ファーブルが他の二騎がサーヴァントと交戦している間にちゃっかりその姿を写生していたのだ。
そこに写されていたのは……二足歩行の赤黒い狼であった。
「情報操作の能力を持つ人狼……獣……」
考え込んだ末についに一つ、真名の有力候補に絞り込んだ。
「真名が分かったのならば、対策の使用はある……。そのためにカスパー、君の力を借りたい」
隠して、獣の討伐戦が開始される。
「今宵は満月──朝陽を拝むことなく滅びろ、人間共!」
満月の夜、拠点に襲撃をしかけてきた獣人サーヴァントとの三度目の邂……逅そして決戦。
「コイツ……以前より強く……その上、回復も速い……ッ!」
「奴の牙に気をつけろ!狩人の勘だが……噛まれるとヤバい!」
数の不利を踏まえた上で来ただけあり、その力は凄まじいモノだった。
噛み跡から人狼化の呪いを発するため、ヘンリーも恐竜の使役に踏み切れずにいる。
そんな中、ファーブルがそのサーヴァントを見定める。
「情報改竄の能力と人狼の要素を持った獣……人を憎悪し、その歯牙にかけんとする有り様……となれば、君の真名はただ一つ。18世紀のフランスに現れ、恐怖を伝播させた伝承の魔獣……」
『正体不明の獣害、ジェヴォーダンの獣か!』>>595
「それが分かったトコロで……どうなる!」
「非力な学者の身であれど、見聞きし、知ることが叶えば対策ぐらいは練れるモノだよ、人狼」
「何を……グァァ!!」
ファーブルに気を取られている隙を突きカスパーの刃がジェヴォーダンの獣を貫いた。
即座に立て直そうとするが傷は深く、他の傷よりも遥かに修復が遅れている。
「銀で出来たナイフです……。生憎、金属の材質に関しては詳しいので……」
ファーブルとヘンリーが収集し、カスパーが見極めることで得た銀によって作られた武器。
それは人狼としての特徴を有してジェヴォーダンの獣には致命的な特攻武器。
「このまま畳み掛けるぞ!」
カスパーの付けた傷により弱ったジェヴォーダンの獣は追い詰められ、ついに撃破される。
「よもや、こちらが狩られる側に回るとはな……せいぜい生き足掻いて見せろ、脆弱な人間共」
恨み言を吐きながら獣は光の粒子と化して消失した。
戦闘終了直後にナウマンからの通信が入る
『さっそくで悪いが……逃げろ。付近でトンデモない魔力反応が検知された。どんどん近づいてくる……直ぐにその場を離れ──』
「■■■■■■■■■――ッ!!」>>596
通信を捕食者の咆哮が遮断する。
体表は鱗に覆われ、力強く地を踏みしめる巨大にして恐れるべき異様。
それは人以前の世界の覇者の姿。
「アレは……もはや獣なのか……」
「そもそもサーヴァントかすら怪しい……すぐにでも退却したいところだが……」
狩人であるナイアすらたじろぎ、冷静なファーブルにすら動揺が起きる。
「──我らが生涯をかけて追い求めた、太古の幻想をこの目に焼きつけることになろうとは……」
ヘンリーだけが自然と口角を釣り上げて、感嘆の言葉を吐いた。
『なんて事だ……アレは人の歴史より遥かな過去に君臨した覇者、ティラノサウルス レックスだ!そんなヤツが「座」に名を刻んでいるとは……いや、ヘンリーのような人間達のことを考えれば「人々の夢想」を受け入れる器として英霊に至ったというところか……』
「とにかく退却だ……そこで惚けてるヘンリーは私が担いでいく!走れ!」
ナイアの声によって正気に戻った面々はすぐさま駆け出すが……
「■■■■■■―――ッ!!」
「クッ、速すぎる……」
その巨躯で如何にしてその速度を叩き出せるのか、ティラノサウルス レックスは即座に逃げる一行に追いつかんとする
「ッッ■■■――! 」
しかし、直後にティラノサウルスレックスの足が止まる。
よく見れば鱗に覆われたその足には一本のナイフが突き立てられていたのだ。>>597
「カスパーッ!!」
「ここは僕に任せてください……皆は拠点に退却を」
「カスパーを置いてはいけない!」
「どの道、全員でこの場から退却するにはこの怪物は強すぎる……誰かが引き受けなくてはいけないなら僕がやります」
それがサーヴァントとして召喚された義務だとカスパーは語る
「僕はあのジェヴォーダンの獣と変わらない……最期には社会に受け入れられなかった異端です。そしてそれに対する怨みだってないとは言えません……」
「でも……だからこそ、受け入れてくれた人達への感謝もあります。マスター フェリーペ、カルデアに来ていいと言ってもらえて嬉しかったです」
「きっと、また会えます」──そう言って、カスパー・ハウザーはフェリーペ達とは逆方向へ、ティラノサウルスレックスを引きつけて森の中へと消えていった。
「カスパー……」
カスパーの献身により何とか巨獣の脅威から脱するに至ったフェリーペ達。
しかし、感傷に浸っている余裕はない。
『あれほど強大な存在を留めるには相応の魔力(リソース)が必要だろう。そして、こちらで観測した限りだとアレが恐竜という規格外の存在だとしても異様な数値の魔力を確認している』
「つまり……聖杯はあの怪物の裡にあり、アレを倒さねば特異点は収束しない、ということだね?」
『あぁ、そういうことになるな……そして、アレが元凶だとすれば……今までの特異点のようにカウンターとして強力なサーヴァントが召喚されているハズだ』
そのサーヴァントを探すため、再び一行は探索に赴くのだった。>>598
カスパーの離脱後、最も多く行動を共にしていたナイアの表情は沈んでいた。
「ナイア、大丈夫か……?」
フェリーペは心配から声をかける。
「あぁ、私は……彼に我が子を重ねていた。狩りに出掛けた私の帰りを待ち続けた……今は顔も思い出せない私の宝……今も私の心を占める願い……」
ナイアの表情は少女の外見には似つかわしくないくらいに母性に溢れていた。
「だが、私は……彼が行くのを見過ごしてしまった……。私を送り出した我が子達も、こんな気持ちだったのやもしれないな……」
「心配をかけたなフェリーペ。私が英霊として召喚された理由、為すべきことを為す。それが彼に、我が子らに対する報いになるだろう……」
そう、ナイアが自身に言い聞かせ、気を引き締めた。
──GRrrrrrrrrrrrrrrrr !!
再び探索に赴いたフェリーペ達に襲いかかる新たな脅威。
それは二つの頭を持つ巨獣 ギリシャの怪物 オルトロスである。
「新手の魔獣の類か……それも幻想種に相当する……」
『サーヴァントではないがケルベロスと出自を同じくする神代の強力な獣だ……気をつけろ……』
ヘンリーが恐竜を、ファーブルが昆虫を使役するがオルトロスの強靭な顎がそれらを食い破る。
「巨神の仔たる魔獣か……人類の繁栄に貴様らは不要だ、狩られよ」
「同郷の番犬ねぇ……咎人たる俺としては触れたくないが……邪魔だぜ、お前」
苦戦する一行を助けるべく、飛んできたのは二筋の炎だった。>>599
「弧は、アーチャーのサーヴァント ニムロド、星の巡りを人のもとへ手繰る者だ。故に原初の狩人としてこの地の獣を狩り尽くそう」
紫炎を振り撒くアーチャーが名乗り上げる。
『ニムロド、旧約聖書に語られるバベルの塔を築いた涜神の王か……なるほど、それならばティラノサウルスにも劣らないサーヴァントと言える』
続いて燃え盛る車輪を背負った男が名乗る。
「俺はライダー、イクシオン。獣に支配された世なんて穢しがいのない世界は真っ平だからね、力を貸すよ」
「ギリシャ神話の罪人イクシオン、コッチはあんまり信頼出来ないサーヴァントだな」
「酷いこと言うなぁ……流石の俺もこの緊急時に裏切ったりしないって……むしろお嬢さんの気の強そうなところは好みだよ」
「センパイに手を出したら許さないぞ」
「おお、怖い怖い……しかし不必要な衝突は避けたいからね……『我慢するよ』」
ともあれ、これでティラノサウルスと戦う戦力は整った。
新たにニムロド・イクシオンを加えた一行は一時的に拠点に戻ろうとするが……
前衛として周囲を警戒していたヘンリーの恐竜が突如、倒れる。
「気をつけろ、毒の類……恐らくは以前遭遇した槍使いのモノだ」
周囲を警戒するがサーヴァントの姿は見当たらない。
「うふふ、言ったでしょう。次会う時は本当の姿を見せてあげるって」
それは地の底より這い出でるような声、その声に呼応するように足場に毒が広がる。>>600
「これは……今すぐ歩いてきた道を引き返すぞ!」
「うふふ、逃しはしないわ」
ヘンリー・ファーブルの両名は何かに気づいだように逃走を促すが、毒が退路を防ぐ。
『まさか、この反応は……フェリーペ達が立っている地そのものがサーヴァントの霊基か!!』
「海流を揺蕩う島擬き(ファスティトカロン)、それに類する毒性を持つ何者かの性質も備えているようだ……」
巨大すぎる敵に手を焼く一行、そんな中でニムロドは声を発する、
「弧は対城報具を保有している。忌々しいモノではあるが……人理の為であれば利用しよう。その間、時間を稼いでくれ」
「皆!ニムロドを守っていてくれ!」
その言葉に応え、サーヴァント達は各々ニムロドの守護に徹する。
「神聖四文字現象(テトラグラマトン)、照射座標地点固定完了。呪いの残滓よ、人ならざる台地を穿て。『虚なる千年王国に人世は汪溢する(カーヴォード・メレフ・イエヒー・オール)』!」
ニムロドが空高く放った矢、それに対して現れた魔法陣から放たれた光が 赤ゑい(ファスティトカロン)を貫いた。
「あぁ……此度の現界はあまり優雅ではなかったわね……」
もう少し、ハメを外して遊びたかったのだけど……と呟き、巨大生物は消滅した
撃破こそ果たしたものの、ニムロドは宝具行使の影響で酷く消耗していた。
その為、対ティラノ戦闘ではニムロドを後衛として弓射による援護に徹してもらうことにした。
「遠方の狩人が力を示したのならば 、次は私が為すべきことを為す!」
「俺も、1対1ならともかく、仲間がいるならやりようはあるってもんさ」
ナイアもイクシオンが張り切り、決戦の時が近づいていた。>>601
「■■■■■■■■■――ッ!!」
「来たぞ、総員配置につけ!」
二度目にして、最後の邂逅。今こそ巨竜を討つ。
「■■■■■■■■――!!」
ファーブルの昆虫、ヘンリーの恐竜を噛み潰す。その歯牙が前線に立つナイアにも迫るが、ニムロドの矢がそれを弾く。
「白亜の時代の女王様……お高く止まるのはいいが……足元には気を付けた方がいいぞ?」
「■■■ッッ!?」
更にイクシオンが『破壊工作』にて成した落とし穴(トラップ)が発動し、ティラノサウルスは体勢を崩す。
「今だ、ナイア!令呪によって命じる……『獲物を狩れ』!!」
令呪によりナイアがティラノサウルスの頭上に転移する。
「これぞ我が死、我が末路。黒き棺の内にて、汝らに永遠の眠りの与える―――『生命よ、黒き淵へと沈め(ラ・ドルミール・オヨ・ネグロ)』」
宝具解放。ナイアとティラノサウルスの周囲に異空間が展開され、二騎はその「黒き淵(オヨ・ネグロ)」に吸い込まれていく。
「汝も私も、今は亡き、亡骸から紡がれた死霊だ。ここで我らが朽ち果てようとも全てはやがて次なるモノ達に繋いでゆく……私と共に眠れ、永遠に……
ナイアの犠牲によって、最強の獣の撃破に成功した──だが、
『ユカタン半島上空に超巨大な魔力反応……これは、隕石!?ティラノサウルスの宝具か?』
「死後、発動する宝具……!自身の死を以て絶滅の要因たる因果を引き寄せたか!!」
巨大隕石が衝突すれば、特異点となったこの地は大打撃を受け、人理定礎は崩れ落ちる。
「であるならば……弧の出番であろう。人類の繁栄、その真髄こそが我が宝具『偽神の摩天楼(エテメナンキ・バベル)』!」>>602
ニムロドの宝具解放により鬱蒼とした大森林が古代の建築物へと塗り変わる。
至高天に届かんと挑んだ聖塔とそれを囲う都市こそがニムロドの心象風景──固有結界である。
「天上に人を滅ぼす厄災があるならば、弧は人の王として聖塔の上に立ちソレを墜して見せよう!」
塔そのものに匹敵する規格外の毒炎が迸り、ニムロドの矢と共に隕石に向かっていく。
対国規模の威力を内包したソレは、隕石を焼き尽くした。
「此処までか……フェリーペ、メンテー。カルデアなる戦友よ。我は信じている、いずれ人類はあらゆる災厄、森羅万象を踏破し、天に自ら伸し上がるのだと。征け、必ずや世界を救うのだ」
残存魔力を使い果たし、ニムロドはカルデアを激励しながら消滅していった。
聖杯回収を間近にして、イクシオンがその聖杯を簒奪する。
「いやぁ、助かった。流石に俺一人じゃああの怪物共は討てなかったからね。しかし楽しかったぜ、おまえらとの人理修正(ヒーローごっこ)はよぉぉぉ!!」
本性を見せたイクシオンは聖杯と接続し、宝具『哮る野蛮な我らの仔(ケンタウロス・ブリゲイド)』を使用し、圧倒的な物量でフェリーペ達を始末しようとする。
「くっ、結局は野蛮な咎人の性根か!」
「なんとでも言ってくれ。学者二人に擬似英霊(できそこない)だけでこれだけの危機を乗り越えられはしないさ!」
余裕綽々なイクシオン、苦戦していくカルデアの面々だったが……>>603
「僕らは玩具。日を見る事なき退屈しのぎ。ならば嘯こう、世迷い言を…『憂世に浮き惑う名(レーツェル・ユンゲ)』!」
突如、飛び出してきた銀色の光がイクシオンの脇腹を貫いた。
「グッハァッッ!!?なんだ、俺の計画は完璧なはずだ……誰だお前は!?」
イクシオンは明らかに狼狽する。しかし、フェリーペ達は現れた存在の事を知っている。
「カスパー!生きてたのか!?」
「言ったでしょう?きっとまた会えるって……」
カスパーはそのままイクシオンから聖杯を取り上げる。
ケンタウロスの群れはそのまま残るが、無尽蔵の回復は無くなった。
「反撃だ!このまま責めるぞ!!」
「あぁ……チクショウ、人理に仇をなし、ケンタウロスの楽園を築き上げる……とても唆る内容だったんだがなぁ……」
四騎の活躍にして遂にイクシオンを撃破した。
『聖杯回収を確認、これで第肆特異点は収束……いや、ちょっと待て、これは!』
──今度は何だって言うんだ!、そう発言しようとした瞬間、周囲の空気が変質したことが魔術に疎いフェリーペですら理解する。
振り返ればそこには、ローブを纏った老齢の男が佇んでいた>>604
「不具神子 ヒルコ。慟哭乙女 バンシー。黎明火神 プロメテウス。そして暴竜女王 ティラノサウルスレックス。」
「皆、只人には恐ろしき脅威だったろう。故に讃えよう汝らの健闘を。大したモノだ、たかだか四つを修正するのに此処までかかるとはな……」
荘厳な声でカルデアの軌跡を皮肉る男。
フェリーペとメンテーは男を睨みつけるが、その圧倒的な存在感に気圧される。
『これまでの特異点を知っているサーヴァントだと。フェリーペ達のように特異点を渡り歩くか、あるいは一点から全ての特異点を俯瞰出来なければ知りえないはずのことを……。お前は何者だ……?』
圧倒されながらもナウマンは現れた男に問いかける。その存在の正体に直感的にアタリをつけながらも……。
「あぁ、そうか……今更語るまでもないと思っていたが……まぁ、形式上と言えど名乗りは必要か。では我が宣言を拝聴する栄誉を許す。」
「我は貴様らが辿り着くべき終着点。無尽の智慧を以て、戯れに人類を整頓する者」
「名はスレイマーン。凡百雑多の英霊ども、その至高に坐する七つの冠位の一柱であると脳髄に刻み込むがいい」
スライマーンを名乗る男は、告げる。自身こそが人理消却の首謀者なのだと。
『スライマーン……中東の伝承における幽精(ジンニーヤー)を使役した預言者にして王……魔術王ソロモンと同一ともされるが……』
ナウマンの言葉をスライマーンが否定する
「魔術王だと……違うな、何とも愚かしい認識だ。我は魔を術とする有象無象に非ず。この世すべての魔を玩弄し、翻弄し、嘲弄する者──故に、我はこう名乗ろう、魔弄王 スライマーンとな!」
あらゆる魔術に携わる者、或いは魔力を有するモノを見下す上位存在としてスライマーンはその異名を謳いあげる
「そんなことはどうでもいい……」
「………後輩?」
スライマーンの名乗りを聞いたフェリーペの瞳に怒りが灯る。>>605
「スライマーン、お前が人理消却の首謀者だって言うのなら……なんでこんな理不尽を成し遂げた!どんな理由があって人類史を消し去った!!」
フェリーペの怒りを受けながらもスライマーンは飄々とした顔で返答した。
「一つ、大きな思い違いをしているなフェリーペ・ジョージ・デ・サント。人類史が悪であったから消されたのではない。消え果ててしまったことこそが人類史の罪なのだ」
「己から生まれた存在によっていとも容易く滅びゆく脆弱な世界。滅びを避けられず劣化を重ねる蒙昧な歴史。よもや、この星の頂点は、人類に対して重荷でしかない。」
故に、とスライマーンは続ける。
「我は人類史を消し去り、新たな段階(ステップ)へと進む。安心するがいい、人類史は我が最も有効に再利用してやるのだからな……」
「そんなことは許さない!!」
スライマーンの理不尽にして傲慢なる態度にフェリーペの怒りが爆発する。
「ふん、ならば力づくで止めてみせるか?いいだろう、少し遊んでやろう」
スライマーンは獰猛な笑みを浮かべ、フェリーペ達を指さした。>>606
「ハハハハハァ!一介のサーヴァント如き、我が前には塵に等しい。」
「ぐぅッッ!」
「ファーブルッ!!」
スライマーンの圧倒的な力を前にファーブルは倒れ伏した。
「なるほどな、俺達とは在り方そのものが異なるか」
そんな中、ヘンリーが何かに気づいたように呟いた。
「ほう、学者風情が我が霊基に気づいたか……面白い、聞かせてみろ」
スライマーンはそれに興味を示したようだった。
「魔術に関してはサーヴァントとしての格でいえば、ニムロドやティラノサウルスレックスとて相当なモノだった……しかし、俺自身を含め、あくまでもサーヴァントとは座の英霊のコピーに過ぎない。故にクラスという相応の規格に当てはめられる……」
「だと言うのに、貴様のその力は英霊そのものに近い……ならば、それは元より規格そのものが異なっていると考えるのが自然だろう。環境や天敵の有無によって同種であっても有り様の違いがあるようにな……そうだろう?」
ヘンリーの言葉を聞き、スライマーンは愉快そうに口角を釣り上げる。
「あぁ、そうとも。魔術に縁ないその身でよくぞ、そこまで突き詰めた。我は人間の都合で使えるよう格落ちさせたサーヴァントではく、ある害悪を討つ為に遣わされる御使いなり。」
「即ち、キャスターの中のキャスター! グランドキャスターである。」
ヘンリーが言い当てた通り、スライマーンは文字通りの規格外であった。
「では、褒美として……我が宝具を見せてやろう……第一宝具『■■■■■■(アルス・アルマデル・サロモニス)』」
突如として、スライマーンの上空に巨大な黒い環が浮かび上がる。
『なんだ、アレは……総エネルギー量は計測できないが……アレは間違いなくティラノサウルスレックスの宝具である隕石と同質……星を滅ぼしかねない類の宝具だ……!』>>607
環を構成する内の一筋、黒閃がフェリーペ達に迫る。
「『かつて途絶えし太古の神秘
(ジ・オリジン・アンド・エヴォリューション・オブ・ライフ)』!!」
その瞬間、ヘンリーがフェリーペ達の前に出ると、自身に宝具を使用し、恐竜へと変異することでスライマーンの宝具を受け止める。
「ほう、自身を幻獣か或いは神獣する宝具か面白い──だが、無意味だ。我が宝具はブラックホールにも似た情報帯。触れればたちまち分解されるぞ」
スライマーンの嘲笑を聴きながらも、ヘンリーは完全に霊基が崩壊するまで宝具を受けきった。
「ふん、坊や達を護らねば先に逝った祖(ナイア)に顔向けできんからな……」
そう告げた後、ヘンリーの霊基は完全に崩れ落ちた。
「さて、では戻るとしよう。カルデアの者達の確認も終えたしな……」
その一部始終を見ていながら、さして気にかけることなく、スライマーンは立ち去ろうとする。
「待てっ!!」
フェリーペ達が引き留めようとするが、彼我の距離は一切縮まることはなく、その手は届かなかった。
「あと、三つ。全ての特異点を修正してみせよ。その時になれば、我も相手をしてやろう」
高笑いをしながら、スライマーンは消えていった。>>608
特異点にはフェリーペとメンテー、それにカスパー・ハウザーだけが残されていた。
聖杯を回収し、スライマーンも去ったことで今度こそ収束を迎え、退去が始まる。
「召喚されたモノ達は僕以外みんないなくなってしまいました……でもきっと、彼らは後悔していないはずです。だって彼らは皆、自身の智慧を、願いを繋ぐ、人だからこその継承を信じた人達ですから……」
「あぁ、ここではみんなの知識に力に助けられた。それは決して忘れない。」
「僕も、マスターにかけてもらった言葉を忘れません……いつかまた、今度はカルデアでお会いするかもしれませんが……その時はどうぞ、よろしくお願いします。」
第肆特異点 生存戦略島嶼 ユカタン 人理定礎:A──────人理修正>>609
用語・展開解説
生存戦略島嶼 ユカタン
ユカタン半島に出現した特異点。
聖杯こそティラノが保有していたものの、本人に保有者としての自覚が無かったため、担い手を求めた聖杯自身によって多種多様な生命が召喚された。
人が排されているのはティラノの心象が影響したものだと思われる。
赤ゑい(ファスティトカロン)
ユカタン特異点に召喚された人外サーヴァントの一騎。
デカァァァァァいッ説明不要!!
本来は穏やかな性格だが、生存競争を基盤とする特異点の影響で少し積極的で荒っぽくなっている。
とはいえ、マスターのいない特異点では気乗りしない様子。
イクシオン
裏切りラストバトル枠。ククク……な〜んちゃって。
特異点に召喚された当初から聖杯を求めていたが、自分ではティラノを倒せないことを察し、他者を利用しようと考えていた。
ニムロドに同行していたのは神に対する叛逆者故のシンパシー。>>610
カスパー・ハウザー
バナーサーヴァント&配布枠。
ナイアと共にフェリーペ達が最初に遭遇したサーヴァントであり、最後まで共にあった唯一のサーヴァント。
社会に受け入れられなかった怨みこそあれど、同時に多くを教えてもらった感謝もあり、人理を護るために奮闘した。
カルキノス
スターキャンサー。人外サーヴァントの一騎。
聖杯に呼ばれ、自身と盟友ヒュドラとの安寧を願いとし、召喚に応じた。
ジェヴォーダンの獣
ユカタン特異点に召喚された人外サーヴァントの一騎。
人に馴染めず、野性にも成りきれない身で一人、虎視眈々と聖杯を狙い続けた獣。
自身の万全の状態で奇襲を仕掛け、優勢に立つも、弱点を突かれ消滅。
ジャン・アンリ・ファーブル
生物種への豊富な知識からカウンターとして召喚された学者系サーヴァント。
僅かなヒントを元に相手の真名と弱点を見抜き、一行の勝利の為に尽力した。>>611
ティラノサウルスレックス
ユカタンに召喚されたサーヴァント。
実は本来の聖杯の保有者ではなく、最初に聖杯を授かった存在を喰らったことで聖杯を獲得、それ故に無自覚であった。
強大な暴力の化身として一行を蹂躙するも、複数騎のサーヴァントの連携、何よりナイアの命を賭けた特攻により相討ちとなった。
ナイア
ユカタンという土地との縁により召喚されたサーヴァント。
カスパーに自身の子を重ね、共に行動していたところでフェリーペ達と遭遇し、力を貸すことになる。
最期はティラノサウルスに対する捨て身の宝具行使により、後を託す存在を信じながら消滅した。
ニムロド
ティラノサウルスレックスへのカウンターとして召喚された狩人のサーヴァント。
強力無比の力を誇り、島程の大きさを誇る赤ゑい(ファスティトカロン)とティラノサウルスレックスの宝具『約束された終わりの日(エックスデー)』を穿つ活躍を見せる。
人の世の繁栄を信じ、フェリーペとメンテーを激励し、後を託した。>>612
ヘンリー・フェアフィールド・オズボーン
ファーブルと同じく、その知識量からカウンターとして召喚された学者系サーヴァント。
頭脳労働だけでなく、恐竜を使役する能力によって戦闘面でも一行をサポートした。
最期はカルデアの二人とカスパー・ハウザーを魔弄王スライマーンの宝具から庇い、消滅した。
魔弄王 スライマーン
恐るべき偉業、人理消却という大災害の首謀者にして冠位(グランド)の魔術師(キャスター)たる男。
超越者としてカルデアと彼らに協力するサーヴァントを「下」に見た態度で接し、自身の存在を語り聞かせた。
魔術王と呼ばれることを嫌い、あくまでも自身は「魔術を玩弄、嘲弄する王」として「魔弄王」を名乗る。
存在のそのものが規格外であり、戯れ程度の戦闘でもファーブルを屠り、断片的な宝具行使でヘンリーを始末した。
七つの特異点を修正した後、再度姿を現すと告げるが……
以上、お目汚し失礼しました!>>616
ではでは!
招かれてない来客は彼自身の起源を示すようにこの場をこれでもかとかき乱した。
縦横無尽に飛ぶ蛾の群れは命欲しさに我先にと逃げていき、部屋に残ったのは無残な魔獣の遺骸と憔悴した修道女だけだ。
つい数十秒前に死を覚悟していただけに修道女こと巫和は激しく動揺している。ただ来客者はそんな彼女の気持ちなんて知った事ではないらしい。
朽崎は巫和の手に掛けられた手錠を魔術で編み込まれた刃で引き千切ると、右手を差し出す。
「立てるかい?」
柔らかい笑みだ。だがその底は計り知れない怖さがあった。
差し出された右手を掴めば後ろ手に隠したナイフで喉を掻き切られるのでは……そう想像してしまう危険な匂い。
「……助けていただき感謝します。ですが何故助けたのですか?」
「ありゃま、もしかして死にたかったクチかい」
巫和は反射的にふるふると首を振って喉につっかえていた疑問を口に出す。
「……この修道服を見知った上でワザと言ってるんですか?
先程の戦闘をみるに貴方は魔術師か魔術使いですよね。敵対する筈の魔術師から命を救われる理由も縁もない」
それだけに緊張を解く様子はない。面識のない人間に恩を売られたということは得てしてその対価を求められるものだ。
少なくとも彼女が生きてきた環境はそういった打算的な世界だった。無償ほど高い買い物はなく、恩は売り付ける物で与えるものではなかった。>>617
そしてその無情な世界で生きてきた少女は肌で感じ取っていた、目の前で微笑む魔術師も間違いなくそういった類いの性質の人間だと。
行き場を失った右手をにぎにぎしながら、朽崎はバツの悪い顔をしている。
「……警戒させちゃったかなぁ、まあ打算が無いって言えば嘘になるんだけどさ。
でもみた感じ君の場合そういう距離感の方が気兼ねしなくて良いらしいね。うん、じゃあそういうアプローチで行かせて貰おう。俺もボランティアは趣味じゃないし。
君に求める対価は聖杯戦争の修正、その協力だ」
「話は分かりました」
朽崎から事の顛末とこれから起こりうる話を聞いた巫和は、彼が驚くほどすんなりと協力を受け入れた。
朽崎からすればもう一合二合ほど言葉の応酬を繰り広げた後に渋々受け入れるものだと思っていたものだから、ある種拍子抜けした気分だ。
つい素の声色で「え、本当にいいの?」と聞いてしまうくらいに。
「てっきり魔術師だの代行者だののこだわりが強いタイプだと思ってたよ」
「無論。魔術は悪ですし、それを使う魔術師は例外なく外道と思っています。
神の奇跡を信奉する我々が魔術師と手を組むなんて言語道断、ウチの激甘党のOBが聞いたら打ち首ものですよ」
「ひっどい言われようだなあ!」
朽崎は大袈裟にショックを受けてみせる。
「ですが、そうも言ってられる事態じゃないみたいですし。……おもう所はありますがここは呉越同舟とシャレ込みましょう」>>618
「つれないね、素直に仲間になるって言えば良いのに」
「それは世界がひっくり返っても有り得ません。正直魔術師キライですし、それに師匠の教えにも反しますし。ですから一時的な同盟って事でどうか一つ」
見知らぬ他人に対しては師匠にみせたふざけた丁寧語はなりを潜めるようだが歯に絹着せぬ物言いは健在な巫和であった。
そうして今度は彼女の方から右手を差し出したので、朽崎もそれに応じる形で握手をする。
「ま、それでもいいよ。んじゃあこんな湿っぽい場所を出ようか。
どうせこの部屋の主には今の会話も筒抜けなんだろうし、さっさと此処を離れた方が良い」
そういって挑発的な目で何もない虚空を見つめる。監視カメラらしきものは部屋の中に見当たらないが、遠見の呪具や使い魔など監視カメラの代わりの手段は無数にある。
その知識に於いては巫和よりも朽崎の方が数枚上手だ。きっと何もない風に見える空間に魔術的な綻びを見出したのだろう、そう巫和は自己解釈した。
「どこかアテはあるのですか?」
「あるよ、密談にはうってつけの場所さ」
「そうですか……と、その前に少し時間をいただけますか?」
そう言った理由は彼女の視線ですぐに分かった。駆け寄った先には無残な人間の死骸が宙吊りにされたままになっていて、死体を運ぼうと四苦八苦する彼女の姿がなんともいじらしい。
「ああ、なるほどね。手伝おうか?」
「………お願いします。では足側、持ってもらえますか」
死体には脚に当たる部位は完全に欠損していた。なにかヤスリのようなもので刮ぎ落とされた傷痕がそこらかしこに散見される。
昔聞いた話によると蛞蝓のような生き物の口はヤスリのようになっていて石や葉を刮ぎ落とすようにして食事をするらしいが。
何も言わずに朽崎が腰を持ち上げると、彼女の口がかすかに動いた。声は余りにも小さくて聞き取れなかった、けれど「ありがとう」と動いたような気がした。>>619
外は丁度夜明けだった。
教会は街を見下ろすほどの高さの丘の上にあって、標高がやや高い分市街地よりも朝の到来が早い。
朝焼けは東鬨の街全体を黄色に染め上げる。薄闇が次第に赤、オレンジそして黄色へと移り変わり、同時に街全体が目覚めて活気立ってゆくのだ。
その光景が何とも愛おしくて、思えばあの人もここから眺める朝が好きだったなと思い出す。
「この朝陽を見るとさ、今日も今日とて乗り切ったなって感じがするんだよ」
つい数日前に彼が言っていた言葉だ。
「俺達の仕事は聖杯戦争を秘匿し見届ける事であって街の事は二の次だってのは分かってるんだけどね。
……でもこの街が普段通りでいられるのも、俺達が陰ながら聖杯戦争を隠し通した結果でもあるんだよな。
だからさ、俺はこの街が朝陽を迎えていつもと変わらない一日が始まるこの瞬間が一番好きなんだ。『あー良かった、今日も街は平和なんだ。飯が美味い!』ってさ。」
その時はなんの感慨も抱かなかった言葉なのに、今さらになって心を引っ掻く。>>620
よく考えれば、鐘架の背中に背負わされた責務のなんと重いことか。
戦術兵器に匹敵する英霊(バケモノ)達の戦いを観測し続け、数十万にも及ぶ人の目を欺き続け、仮初とはいえど平穏を演出してみせるなんて並大抵の労力では釣り合わない。
それこそ与えられた時間全てを割り振ってなお十全には程遠い。
目の前に広がる朝焼けは一人の男が血反吐を吐いて支え続けた平穏だ。
──────絶対に守り抜いてやる。
丘の上、教会の庭に眠る師匠を前に誓ってみせる。
「無問題(モーマンタイ)ッスよ。明日も、明後日も、そのまた次の日も鐘架さんに変わらない一日をお見舞いしてやるっすよ。だから安心するっす」
そういって穏やかに目を閉じると、辿々しくも一句一句丁寧に心を込めて祈りを紡ぐ。
あの人が無事に天国へと召し上げられるように。自分の中に燻る感傷にお別れを告げる。
「我らの父なる神、独り子、聖霊に。信仰をもって今共に祈る。
我らの祈りを聞き給え。
我らの心にある凡ゆるとりなしの祈りを、我らの主の憐れみの故に。
御名によりて、います御手に委ねる。
我らの祈りを聞き給え。
────休息は汝の手に、救済は神の名の下に。
受肉した私が誓う。この魂に憐れみを(キリエ・エレイソン)」>>621
祈りを捧げる為に組んだ手を解く頃には、もやついていた気持ちは嘘みたいに明瞭となっていた。
元々気持ちの切り替えは得意な方という自覚はあったが、これは流石に自分でも驚くほどだ。
だけど悲しくないと言えば嘘になる。悲しいし泣き出したいけれど、なんとか前に進む気力が湧いたという感じだろうか。
きっとあの人が背中を押してくれたんだ、そう思う事にしよう。
さようなら。私の優しくて強かった鐘架さん。
照れ臭くてついぞ素直に口にすることは無かったけれど。人として貴方が大好きでした。ちなみにこぼれ話ですが、朽崎はムアイに鐘架の余剰令呪を譲り受けるよう入れ知恵しましたが、彼の余剰令呪は何者かの手によって既に奪われた後でしたとさ。
>>585
キリシュタリアがあれだけの力を振るえたのも、キリシュタリア以外のものが、漂白と異聞帯の用意をしたからですからね。惑星轟、というか天体衝突もオルガマリーが使っていたようなものがせいぜいなのかもしれませんね。>>623
悲しい別れだけどそれでも前を向こうとする、ムアイちゃんの強さが素敵なシーンだァ……では投下します。
>>634
私は聖歌、賛美歌から色々と引用してますね。オリジナルの洗礼詠唱を作りたかったら、そちらを参考にしても宜しいかと。>>637
神性:A
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。彼の場合は「アテンに愛される者」の意味を持つアクエンアテンに改名し、そして自身と同一視させて唯一神として崇拝させた経緯から、高いランクを得ている。
皇帝特権:A
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、と多岐に渡る。Aランク以上の皇帝特権は、肉体面での負荷(神性など)すら獲得が可能。
アマルナ革命:B
革命の亜種スキル。アマルナ革命により多神教を撤廃し、一神教を布いた逸話が具現化したもので、アテン神を至高神として他の神を否定・習合させた。よってアテン神の写し身とされるアクエンアテンは神に関連するスキルを無効化、または自らに取り込む事を可能にする。しかし、唯一神と同位である「最高神」に関わるスキルには干渉できない。
夕光の腕:EX
アテン神より放たれる光の腕。神の化身と称し、そして写し身として体現しているアクエンアテンは、虚空からその光の熱線を放出する。これは後述の宝具と繋がっており、アクエンアテンがアーチャーの霊基を有している理由でもある。>>638
【宝具】
天衣無縫なりし余光の写し身(アテン・イクナートン)
・ランク:EX
・種別:対神・対城宝具
・レンジ:1〜99
・最大捕捉:1000人
アクエンアテンがアマルナ改革を成し、凡ゆる神性を否定してアテン神を唯一神とした逸話が由来。
古代エジプト神話における神々の否定、それを行った巨大都市神殿アケトアテンを固有結界として展開する心象世界の具現である。
都市は概ね14の境界碑に囲まれた状態で、碑にはヒエラティック文字による守護結界が展開されており、アクエンアテンを傷害から守っている。
都市内部の北部は王宮、玉座が設立されている場所で、スタート地点から最も遠い位置に存在し、尚且つ近づけば近づく程に複雑な迷宮と化す構造となっている。そして都市の中心部にはアテン神を祀る大神殿が設置されており、祭壇にはかつてアクエンアテンが思い描いた神体が鎮座している。
・夕光輻射習合神体アテン・アメン
造形は光の球体。さながら日輪と呼ぶに相応しく、人の認識の範疇を超えた存在。内包する熱量は太陽のそれに等しく、触れるもの全てを一瞬にして焼き尽くしてしまう紅炎を凝縮し、無数の光線として放出する事が可能。また、球体を通して都市内全域を透視する事もできる。
しかしながら、この球体の真価は在り方にあり、アクエンアテンはエジプトの神性を否定……ではなく、アテン神に全てを集約させている。よって、神殿の球体はエジプトの神々を複合させたスーパー神様であり、ランクがEXなのも規格外な神格から来ている。加えて、アクエンアテンの写し身なので、アクエンアテンと神体は一心同体・表裏一体であり、これが現存する限り都市内でアクエンアテンは不滅となっている。>>639
【解説】
古代エジプト第18王朝・紀元前14世紀ごろに活躍したファラオ。またの名を「アメンホテプ四世」とも。
アマルナ革命を行い、多神教の撤廃した後にアテン神を唯一神とした異端なるファラオ。その背景には、権力を増しつつあったアメン神官団の力を削ぎ落とす為とあったが、実際は不明。ただ、アメン神官団の権力増大の件は事実であったようで、ファラオに対しても不当な要求をしていたとか。
戦争などといった目ぼしい活躍らの逸話がなかったものの、多国と外交政策をしていたとされており、ミタンニ、バビロン、アッシリア、ハッティ(ヒッタイト)との交流があったとされる。
芸術において、現代まで呟かれているアマルナ様式美術を生み出した芸術家。しかし、基本的に王としては民衆に重労働を強い、年端もいかない少年たちを使い捨ての労働者として扱った暴君。
アテン神の信仰強化を図ったアクエンアテンは、アケトアテン巨大都市の建設を計画し、途中まで成功を納めるも、アクエンアテンの逝去をもって建設は完全に破棄されてしまった。
そして次代のファラオであり、息子でもあったトゥト・アンク・アメン────またの名をツタンカーメンによってアマルナ革命は廃止され、元の多神教に戻されたとされる。>>641
【人物】
褐色の肌に長身痩躯、夕日色の瞳を持つ男性。一人称は「汝(なれ)」。
尊大な態度、民衆を人とも思わない冷血にして傍若無人。自らの絶対性、唯一無二である事を不思議に思わない横柄ファラオ。これはファラオに対しても同様で、多神の内の一柱の化身を称する弱者として見下している。
能力はあるのに、その苛烈さで誰も付いてきてくれない典型的な例。人使いが荒いのに加え、アケトアテンが早急に完成しなかったのを「労働能力が低い無能ばかり」と宣うなど、暴君の中暴君と呼べる人物。
戦闘時には「夕光の腕」を用いた戦法を取る。相手に不要に近づかず、遠距離での攻撃に徹する。魔力をふんだんに消費できる環境下であれば、常時固有結界を展開し続ける方針を取り、王宮の間で踏ん踏ん反り返るだろう。しかし、固有結界の都市内でアクエンアテンは不滅なので、いくら攻撃しても意味がない。唯一、都市内で打倒する方法は霊核を含めた霊基全体を消滅させる一撃を与えなければならない。
マスターに対するスタンスは、一貫して「下々」。戦闘に駆り出したい時に、一々提示された難題に応えなければならない程度には弩級に面倒くさい。いっその事、令呪を全部使ってでも完全服従させた方がいいのかもしれない。
聖杯への望みは「アテン神の絶対性の証明」。これを成す事で、自らの絶対性にも繋がるからである。
余談だが、ファラオは死後、冥府アアルに向かうので英霊の座に登録されないのが普通なのだが、アクエンアテンはそれを否定した側なので行けなかったらしい。>>642
【セリフ】
「ここに唯一にして、至高の神ありき。あらゆる神性を一つとし、天より臨する光こそ我が写し身。さあ、畏れ多くも刮目するがいい。これぞ、光である!」
「唯一無二のファラオとは汝である。それ即ち、その絶対性を体現し、如何なる時も畏怖されなければならない。特に、権力を手に調子づく愚か者にはな」
「愚民共よ、唯一無二たる汝にひれ伏す小さき者共よ。崇拝せよ、奉仕せよ、献身せよ、然れば冥府(アアル)への道は開かれん……などと嘯けば、愚民共は摩耗してでも汝に尽くすだろう!」
「神は人の為に在らず、しかして人は神の為に在り」
「いいであろう。爾(うれ)を愛玩動物に昇格してやろうとではないか。精々、汝に従順であれよ?」
以上になります。唯我独尊悪辣な王です。この子の改訂版を投下してもよかでしょうか
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/フー・ファイター
>>613
とても……良きものでした……
ガスパーとナイアか……なるほど……なるほど……
母として、狩人として、とても素晴らしかったです……ティラノと相打ちとか光栄の極みです……
>>629
嬉しみ……>>651
【クラス別スキル】
対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。
事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることはできない。
神秘の外に存在するライダーは極めて高い対魔力を持つ。
騎乗:EX
乗り物を乗りこなす能力。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
“自分”に“自分”が騎乗する人騎一体の一つの形。
【固有スキル】
情報抹消:A
対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶からライダーの能力・真名・外見的特徴などの情報が消失する。『対戦相手』と『目撃者』という対象の条件さえ満たしてくれればその射程距離は無限に等しい。
ライダーは現存する英霊の中でも最高クラスの情報隠蔽能力を持つ。
スイングバイ:B
戦闘中の特殊な起動。
相手の持つ運動エネルギーを奪う、あるいは付与し、性能限界を超える加減速を行える。>>652
可能性の光:EX
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自身にまつわる偉業も、実際には関わりのない伝説も、すべてを一身に受け止めた偶像がライダーであり、現界した彼女は「期待」と「可能性」の具現だとされる。
可能性の光、流星の如く。
彼女と出会った敵対者は、いずれ夜空に輝ける流星群を見る事になるだろう。
環境適応:A+
特殊な環境に適応する能力。天体の存在法則(コスモス・メソッド)ととも。
Aランクであれば気候や大気の組成、結界の効果などの影響を完全にシャットアウトする。
いわば対結界に特化した対魔力と言うべきもの。
地球外の存在とされるライダーにとってはこの地上の全てが特殊な環境と言えるため、耐久と魔力、加えて対魔力に補正がかかる。>>653
【宝具】
『彼方からの来訪者は煙のように揺らめく (スモーキー・ストーヴァー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:自身 最大捕捉:1人
『まるで煙のようだ』と例えられたという逸話が宝具となったもの。
俗に未確認飛行物体と称される小型の飛行用円盤。
ライダーの乗騎であり、半身と言える存在。いわゆる未確認飛行物体が擬人化されたライダーにとっては
反重力装置(ディーンドライブ)によって『不可思議なゆらめき・曲芸すれすれの不規則な機動』と称された飛行能力を実現する。
海洋生物を思わせる流線型の構造をしており、ライダーはこの宝具を『糸巻魚(マンタ)』と呼称する。
偵察用の小型船舶であり後述の宝具以外の戦闘能力は持っていない。
この宝具の周囲は常に空間が歪曲しており、実像と思われるものは空間に投影されたホログラムである。
そのため、この宝具に対する直接攻撃は文字通り煙のように透過されて躱される。
『火球、砲火、光、球電(フー・ファイター・トゥルース)』
ランク:B 種別:対人~対軍宝具 レンジ:自身を中心とした半径50m 最大補足:100人
ライダーの正体として候補に挙げられた数々の現象。
通常時は火砲を有していない第一宝具の武装として運用されている。
プラズマカノン、焼夷砲、レーザーライフル、そして質量弾を連射するガトリングガン。
武装としては極めて剣呑であり、物理攻撃であるため対魔力も意味を成さない。
真名解放によって全ての武装を一斉解放する。『何の変哲もない光や砲火は兵士達の精神を乱した』という逸話から『ライダーに対して脅威を感じれば感じるほど』威力が増す。逆にライダーを「所詮近代の英霊」と侮るような相手には豆鉄砲程度の威力にしかならない。>>654
『くそほどイカれたご覧の有様(ファック・アップ・ビヨンド・リペアー)』
ランク:A 種別:対物宝具 レンジ:
フー・ファイターの語源の一つとなったもの。
米軍俗語の「フー(FUBAR、修理不可能なほど無茶苦茶)」。
文字通り対象に不可逆の破壊を加える能力。
ライダーの触れた物質に『破壊』という属性の魔力を流し込み粉微塵に粉砕する。
表面上は『理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)と呼ばれるものに酷似しているが本質的には全くの別物。
物体に宿る本来あるべき寿命を表層に浮かび上がらせ、対象の寿命を毒素として置換し侵食させる。
バロールの眼、アトラスの秘奥と呼ばれるモノと同等の性質を持つ。
ライダーは高速・旋回起動から対象に肉薄し、すれ違いざまにこの宝具を叩き込むことで対象に致死ダメージを与える戦法を得意とする。
しかし、これらの現象はどれも「修理不可能なほど無茶苦茶な状態」と言う語源に由来するものである。
そのため、生命体にこの宝具を使っても額面通りの効果は発揮しない。
あくまでも致死ダメージであり、即座な消滅までには至らない。
ただしその特性から有形の宝具には極めて相性がいいと言える。
対宝具・対物宝具として強力な効果を発揮する告死の異能。>>656
【解説】
第二次世界大戦中の連合国軍、特にアメリカ合衆国空軍の航空パイロットたちが目撃した未確認飛行物体や空中の奇怪な光球などを指した言葉。
目撃者の多くが軍人であり、彼らは戦時中の極度の緊張状態にあった。
「ドイツの新型爆撃機だ」「大日本帝国が秘密兵器を飛ばした」「近海に日本の大艦隊がいる」「ついにドイツの科学力と日本の航空技術が結ばされてしまった」などの荒唐無稽な噂が続出したことからも当時の合衆国空軍は精神的な疲労が蓄積していたとされる。
また、19世紀末〜20世紀初頭のアメリカ合衆国では謎の飛行船と呼ばれる未確認飛行物体が多く目撃されていた。
目撃されたものの多くが光や砲撃、砲火の反射と結論づけられた。
しかし、戦時中という特殊な環境、加えて当時の合衆国の流行として『冒険家の主人公が繰り広げるスペースオペラ』というものが存在したため、目撃されたものを「宇宙人の船だ」と思い込む人間が多かったのも不思議なことではなかった。
戦後、フー・ファイター伝説は当然のように『UFOブーム』と結びつけられるようになった。
ケネス・アーノルド事件を始めたとした第三種接近遭遇。
遊星よりの物体X、宇宙戦争、未知との遭遇、スターウォーズ、E.Tなどの宇宙を舞台とした数々の作品。
それらによって生まれた宇宙、あるいは宇宙人に対する人々の信仰が形となったもの。
宇宙には知的生命体がいるという幻想の具現―――それがフー・ファイターと言う英霊である。>>657
【人物】
性別は女性。これは古来より「船は女性である」とされてきたため。英霊となるにあたり宇宙『船』である彼女にも適応された。
星の煌きを思わせる長い銀髪に宇宙の輝きを思わせる蒼い瞳が特徴の少女。武骨なフライトジャケットに軍用と思しきブラウスとカーゴパンツを身につけている。
物静かで機械的。発言の先頭に肯定/否定を示すやー/ないんを付けることが多い。ドイツ語なのは彼女の正体の一説であるドイツ空軍の戦闘機・メッサーシュミットに影響を受けている。
儚げな外見、未確認飛行物体が擬人化した故に希薄な反応を示すが、人との交流には積極性を示す。それは、彼女が『宇宙人は人間と交流するために地球にやってきている』という幻想の具現であるため。
人間に対しては総じて友好的であり、特に最も身近なマスターという人間に対しては極めて強い好意を寄せる。
基本的に口数少なく感情表現も控えめだがコミュニケーションを取ること自体は苦手ではない。
人類の文明に興味を持っており、特に宇宙開発と映画産業に強い関心を示す。
これらの嗜好もその出自から来るものだが、彼女自身は頓着していない。
自分は今ここにいる、姿も形もない自分だけど英霊として今ここに存在している。
「わたしはここにいる。人々の夢を担う存在として」
その誇りを胸に、彼女は今日もサーヴァントとして戦い続けるだろう。
自身と第五種接近遭遇を果たした地球人(マスター)とともに。>>658
趣味:天体観測、機械いじり
特技:空を飛ぶこと
好きなもの:甘いもの、マスター、映画鑑賞
嫌いなもの:マスターを傷つける人
天敵:映画・宇宙関係のサーヴァント
一人称:わたし
二人称:あなた
三人称:あなたたち
「びすと、どぅ、まいん、まいすたー?」
「やー、わたしはあなたのサーヴァント、あなたはわたしのマスター。わたしは、あなたの力になります」
「ないん、わたしはあなたのサーヴァント、わたしがあなたを裏切ることはありません。マスター、どうかわたしを信じて」
「はやぶさ……ほしのかけら……会えて嬉しい……」はやぶさに対して
「アームストロング……星の開拓者……会えて嬉しい……」ニール・アームストロングに対して
「あなたも宇宙を……そう……あなたの見ているものは、本当に宇宙……?」エドガー・アラン・ポーに対して
「チャップリン……喜劇王……会えて……嬉し……人類悪? ……どうして?」チャップリンに対して
「オードリー・ヘップバーン……ハリウッドの妖精……会えて嬉しい……あなたは、本当に綺麗……」オードリー・ヘップバーンに対して
「起きて、マンタ。出番だよ」
「輝き……煌き……閃き……それが、私……! 『火球、砲火、光、球電(フー・ファイター・トゥルース)』!」クルサースパ
1.「サーヴァント、ランサー。名をクルサースパという。よろしくな、マスター!俺はお前の英雄だ!」
2.「マスター、俺ハンバーガー食べたい!………あ、いや、すまん、忘れてくれ。……いやいや、いいって!そんな、俺の立場上、子供みたいにねだって食事なんて……くっ、恥ずかしい……」
3.「……マスター。なんで勝手に出てきたんだ?危険だって言ったろ!お前は人間なんだ、黙ってサーヴァントの俺に任せておけと……あ?どうしてそんなに護りたいのかって?当たり前だろ、俺は英雄だ。英雄は力無き者を守ることこそが務め。そうだろ?」
4.「友達……やめろ、違う。俺はお前の友達なんかじゃない。俺はお前の従僕(サーヴァント)で、俺は『みんな』の英雄なんだ。だから、俺にそういう風に話しかけないでくれ。俺に手を差し伸べないでくれ。俺は、独りでみんなの希望を背負って輝き続ける英雄でいなくちゃならないんだ────だから、俺に優しくしないでくれよ!頼むから!」
5.「俺らの前に敵なんていねぇよ、だって俺とマスターは最強で最高のコンビだからな。なっ、マスター!……お前が俺と歩いてくれる、共に傷を負いながらも本気でぶつかり合おうって言ってくれたから、俺の背負った罪も今なら幾らか飲み干せそうな気がするんだ。だから、な?頼むぜ、相棒!」ヴィーザル
1.「ヴィーザル、と申します。クラスはランサー。……僕のことをご存知である?それは僥倖」
2.「無口のアース?ああ、僕の異名ですね。……なんてことはないんです、ただ神族の方々には神ならざる己は話すことすらおこがましい、と。そして、父上の命令。ただそれだけ、だったのですから」
3.「ずっと疑問だったのです。なぜ僕だったのだろう、と。例えば北欧最高峰の戦士シグルド。彼ならばきっとなんだって出来る。例えばヘグニ。北欧の強大な王としてはこれ以上ない。なのに……なぜ、僕なのです?」
4.「使えなければ価値がない。僕はただ主の命を実行し続けるだけの機会であればいい、と。そうやって生きてきました。それこそが正しいから。……なのに、あなたは僕に強さを求めないという。それが僕にはわからない。ルーンも無ければ巨人としても出来損ない。そんな僕に……そんな、そんな僕には何の価値もないじゃないか!だって、だってそんな僕────誰も見てくれない!誰も褒めてくれないじゃないかぁ!」
5.「あ、あはは……先日はお見苦しいところをお見せいたしました。マスターの慈悲、誠に感謝いたします。……そう、ですよね。父上は確かに僕のことを愛してくれていて、神族の皆様方も僕を気にかけていてくれて。何より、終末が明けた僕のそばには消え果てるまで大事な友達だっていたというのに。……改めて、あなたをどうか慕わせてください。僕は、僕自身の意思であなたの槍となりたい」EXクルサースパ
「なあ、マスター……いや、○○。……へへっ、呼んでみただけだ。し、仕方ねぇだろっ?友達、なんてもう出来ると思ってなかったし……」
聖杯戦争から数ヶ月後。すっかり現代に馴染んだ彼は以前より笑うことが多くなった。本人曰く「現代が思ったよりも楽しいからかな!俺だって、もうサーヴァントでも英雄でもないんだし!」と笑っている。
「俺、さ。英雄であることは嫌じゃないんだ。でも、その、そこらの少年と同じように振る舞ってみたいって、思うこともあってさ。……ほら、それに!俺の親友はお前だろ?そう思ったら、聖杯に、クルサースパとしての人生を捨ててみたい、だなんて……思ったんだよ」
そんなクルサースパの頭を優しく撫でる。自分が思っていたよりも、この人は年頃の子なのかもしれない。
「……うん、そう!そうだよな!やっぱりお前は俺の大事な大事な親友だ!だから……これからもよろしくな、相棒!」
抱きついて、俺の元マスター……最高の親友と喜びを分かち合う。これほどの幸福があるだろうか。俺はこいつを守る。何があっても守る。傷つけない。もう二度と友は失わない。戦わせたりなんかするもんか。こいつを傷つけようとする奴はみんな滅ぼしてやる。
今の俺は英雄じゃない。英雄クルサースパなんかじゃないんだから。
(──────そうだろ、俺の親友?)
EXエンド:ずっと一緒な最高の友達(絶対に離さない)EXヴィーザル
「どうして?なぜマスターは僕に何もしなくていいなんて言うんですか?僕が、要らなくなったんですか?だから、僕は何もしないでいいって……そんな、ふざけないでくださいよ!ねぇ!」
違う、そんなつもりで言いたかったんじゃない。ただ自分は、ヴィーザルにもっと自分を労って欲しいと……そう言いたかったのに、それを言わせないようにヴィーザルは矢継ぎ早に言う。
「僕だって頑張ったのに……こんなにこんなに頑張って、努力したんだぁ……!ルーンが使えない、セイズも使えない自分は未熟者だから、だから僕、頑張った。終末の時にフェンリルに喰らわれる父上も、ソールも、予言の通りだからと助けたかったのを堪えたんだ!……そんな僕を、今度は、今度も、また認めてもらえないのか……!!」
──────ああ、どうして、そんなにも哀しそうな顔をするの。
「マスター。どうか、どうか僕を捨てないで……!どうか最期まで─────来い、フェンリル」
「─────おはようございます、マスター。今日はお寝坊さんでしたね」
………長い夢、悪夢を見ていたような気がする。
「それはそれは。随分と夢見が悪かったようで。……ハーブティーでも淹れましょうか。森暮らしでしたので、香草薬草の類には些か自身があります」
……うまく頭が回らない。何かを思い出そうとしても凍てついたように、動かなくなる。けれど、そんな自分を気遣ってくれる従者に対して、いつものように礼を述べる。ありがとう、と。きっと、そのままでいい。
「………はい!勿論。僕は、あなたの最優のサーヴァントですからね!」
凍てついた従者は今日も主人を助ける。主人の道具であり続ける。きっと、この二人はこのままなのだろう。
EXエンド:二人だけの凍った世界(ラグナロク)EXクルサースパ→自分は『みんな』の英雄だから自分が弱い人……つまりマスターを守るべきという考えとマスターは大事な大事な友達という考えが中途半端に混在したままの結果、「英雄であることを捨て、マスターの友であることを選んだ」……といえば聞こえが良いが段階5の時と違いマスターを「共に駆け抜け助け合う相棒」でなく「自分が何をしても守るべき親友」となった
EXヴィーザル→自分がマスターに対して「一生涯を以て使えるべき相手。最愛の主」と思っていたところに何もしなくて良いと言ったマスターの言葉を受け取り「何もしなくていい=何もしない自分に価値はない。それほどまで高尚な存在ではない=お役御免」と捉え忠愛が暴走した。フェンリルの氷結の権能でマスターの記憶や意識を凍てつかせ……今の主従として意外に踏み込ませないようにした。停滞を望んでしまった
段階5との違いはマスターが常日頃からちゃんと「ヴィーザルを愛するひとがいたこと」「ヴィーザルに何もなくてもヴィーザルであるだけで幸せになれる人がいること」という話を交わしてなかったため
実は〜の地雷な二人でした。地雷を踏んだとしても別に大して不幸なモノではないのですがね。それはそれとして踏み違えたところあるよね。これも全部二人とも変なところでコミュ力に異常があるからだよ──黙示録の刻は来たれり。
魔弄王との邂逅を経たフェリーペとメンテーが挑むのは中世後期のヨーロッパ。
策謀渦巻く欧州の地に解き放たれた黙示の騎士がカルデアの前に立ちはだかる。
それは運命られた終末と運命に抗う愛と信念の物語。
Fate/Grave Order 第伍特異点 蒼極光黙示録 ハプスブルク 麗しの皇后
というわけで、第伍特異点ですねー
テーマは……「騎士道」とか「愛」……とかですかね……?
とりあえず欧州を舞台に史実サーヴァントとかでイ・プルーリバス・ウナムみたいなことしたいなぁと
>>669
4章の異名呼びいいよね……ってことで捻出した各章ボスの即興異名……気に入っていただけたなら何よりです>>671
うちのEX解釈は好感度が段階5(天元突破)と一緒もしくはちょっと上。何が一番違うかというと対象の些細な、あるいは大きすぎるミスにより生じた暗めのエンド……みたいな感じなんですねぇ。ディックさんのは好感度が超すごい……なんでしたっけ?
「守られ続けるばかりなのは、友達じゃねぇだろ」とかマスターが戦争中に言ってたら段階5に行ってた
槍組(クルサースパ、ヴィーザル)と一番何事もなく付き合うならただ「主従」でいればいい。けれどさらに先に踏み込みたいならそれでも大抵は「良い関係」のまま。何が一番変わるかというと
「槍組の弱いところの感情を吐露させるほど仲が良い」上で「それに真正面から向き合い続けない、徹底的に拒絶するのでもなくただ中途半端に寄り添う」こと
最高の友達に、最高の主人になりたいならチキらず踏み込めよ!さぁほら!ということなんじゃ
どうでもいいけど槍組は監獄長のキャラと割と絡みがあるのよね
>>672
史実サーヴァントがほとんどいないワイ氏爆死する>>674
貼り忘れです
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/エドワード黒太子
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/在原業平
史実サーヴァント縛りだと騎士道や愛関連が少なかった。>>672
愛、史実、そして欧州……
この人を推薦させて頂くしかあるまい
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/マリー・アントワネット・ドートリシュ>>672
史実で騎士道……彼しかおるまい。
つ「ウィリアム・マーシャル」>>675
モデルケースがジャンヌだけしか今はありませんが、彼女は好感度が極まったものですね。本当なら仮想現実が歪めば存在そのものが自壊するはずなのに、愛というか執着で新境地へ到達してしまいます。ダヴィンチ辺りが知見を求められたら、「わからない。ただ、奇跡というものが起きただけだ」と匙を投げるレベル。>>682
この子を改訂しました(>>651)(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/フー・ファイター)
>>672に鯖募集>>672
縁壱のような「全てが愛しい」みたいな愛ならば、厩戸皇子、ダレイオスも該当するかな。>>672
ハプスブルクとヨーロッパ、騎士道と愛ならコイツしかいないね。
ジャン・バール
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AB
史実・騎士(シュヴァリエ)・ハプスブルク帝国の敵対者・飢餓よりフランスを救った英雄と属性ありますが、どうでしょう?>>690
フーフーフー、フー子、フーちゃん、色んなあだ名があると思いますがなんと呼ばれても喜ぶと思いますよ
あだ名をつけられるということが彼女が求める人類との交流が成功したことの証明なので>>686
………つまり愛の神を惚れさせて超絶熱々カップルになったプシュケーや村娘の愛の力によって邪竜から良い王へとなったリンドヴルムとかどうだろうか
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/リンドヴルム%28雷星%29
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/プシュケー
キュベレーも全部愛してる系女神だし悪魔と繋がらなかったらガチ良いお母さんなんだけどサーヴァントとしてのパワー値がなぁ>>693
よくてよ>>693
よくてよ【元ネタ】マハーバーラタ
【CLASS】アルターエゴ
【真名】ドリシュタデュムナ
【異名・別名・表記揺れ】ドラウパダ
【性別】男性
【身長・体重】179cm・64kg
【肌色】褐色 【髪色】鉛丹色 【瞳色】碧
【外見・容姿】
やや浅黒い肌に青を基調としたゆったりとした衣服を着た青年。首に黄金の装飾をかけている。
【地域】インド
【年代】紀元前3009年
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:D+ 幸運:E 宝具:A+>>698
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
復讐者:C
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
【固有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
ドリシュタデュムナは父ドルパダが特殊な儀式を行い、その祭火から生まれ出でたという。
即ち地上における火の象徴。火神アグニの化身(アヴァターラ)である。
Bランク以下の炎系神性サーヴァントに対して強力な防御耐性を得る。>>699
因果収束:EX
id_es(イデス)。
『気配遮断』が進化・変質したチートスキル。
気配遮断としての性能はBランクであるが、化身として“裁き”の性質が強まっており、死の影として相手の辿るべき運命を指し示すままに撃ち留めることが可能になっている。
逆に言ってしまえば、自身の運命からも逃れる事は出来ず、死すべき運命が来れば死に逝ってしまう。
魔力放出:A+
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
いわば魔力によるジェット噴射。
ドリシュタデュムナは矢を射出する際のブーストに使用し、その威力は大型のミサイルにも匹敵する。また、取り巻く炎は残り火として相手に追い縋るだろう。
【宝具】
『宿業よ、運命を刻め(ブラフマーストラ・アグネヤストラ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~90 最大捕捉:700人
ブラフマー神が授けし、クシャトリヤが修める弓術奥義。
ドリシュタデュムナの場合はアグニ神の力を帯びており、その火力は同じブラフマーストラ系列の中でも最大火力を誇る。
さらに、レンジ内対象者の業(カルマ)値に応じて特攻ダメージを与える。>>700
【解説】
インドの叙事詩「マハーバーラタ」に登場する人物。
パンチャーラ国の王ドルパダが自身の国を奪ったドローナを殺.す為だけに特殊な儀式を行い、神にその苦行を捧げたことで、祭火から生まれたという。
双子の妹にドラウパディーが存在し、彼女はパーンドゥ五兄弟の妻となった。
クルクシェートラの戦いではアシュヴァッタ―マン戦.死の誤報を信じてしまったドローナがユデシュティラによって捕虜として囚われ、瞑想にふけていた彼を背後から暗.殺.した。
このことが切欠でアシュヴァッターマンが憤怒の念に囚われパーンヴァダ陣営への夜襲が勃発することになる。
ちなみに、ドリシュタドュムナは夜襲の際に真っ先に狙われ打倒されている。
【人物像】
自身の根幹を成す「ドルパダの憎悪」以外に自身の持ち得るものが無く、その憎悪すらも他人から与えられたモノとしてどこか他人事のように虚無を抱えている。
ただ初めから抱えていたものに従うがままに復讐の代行を成し、それによる達成感も感慨もなく。当たり前の因果応報により、抵抗することもなく自身の仇によってその生涯を終えた。
英霊となったドリシュタドュムナは召喚の声に自分とは何なのか、その答えを知る為に旅をし続ける。
憎悪ベースであるように、喋るとどこか相手の敵意を煽るかのような口調になってしまい自覚はしているものの、直る気配はまるで見えていない。その為、生前でも軍として必要な分野以外の対応が持ったことはなく、下の兵士からも距離を感じていた。>>701
特技:自分探し
好きなもの:妹
嫌いなもの:これから探す
天敵:キングプロテア
願い:自分を見つける
【一人称】俺
【二人称】お前
【三人称】あの男、あの女、あの○○
【セリフ例】
「サーヴァント、アルターエゴ。召喚に応じて現界した。俺はお前がどの程度の魔術師であるかなど興味はない。ただ一騎のサーヴァントとしてこの聖杯戦争を戦うだけだ」
「この憎悪は俺のものではない。ただ他人から与えられたモノ。故にか、どうにも実感が薄くてな。やはりどこか他人事のように思えてくる」
「BB、パッションリップ、メルトリリス……。あのエゴとその大本には申し訳ないが、あまり言及したくはない……。身内の騒動というか、過去のトラウマというか……」
「シカンディンか。アイツは良いおとう……、妹だった。が、やはり、か。俺達は常に誰かの期待を背負って生まれてきた。俺は親父殿の憎悪。ドラウパディーはラクシュミー神。そしてシカンディンは前世の己。誰も彼も、縛られる生き方しかしてこなかった」
「マスター。何もないお前は、うべきモノを持たないお前は。何のために生きていくつもりだ?」
【因縁キャラクター】
ドラウパディー
儀式の祭壇から生まれた双子の妹。
五等分のドラウパディー……。増える妹達……。
うっ、頭が……。>>684
ありがとうございます。フー・ファイター…初めて聞く名前だ…()
ポー「人によって宇宙なんてのは変わるものですよ。……まぁ。私も不定形の存在が跋扈する世界を宇宙とは思いたくありませんが……」
>>685
お気遣いありがとうございます。上手く折り合いをつけていこうと思います。
>>613
ファッッ(蒸発)
危ない危ない…素晴らしかったです。とっても…カスパーが輝いてる…それも綺麗な輝きだ…他の方々も…眩しすぎる…田舎者が見た都会の夜みたいに…舞台田舎どころか未開拓地だけど…
そしてついに頭角を現した魔弄王…圧倒的ラスボスミーム、ぞくぞくしますね。これから一体どうなってしまうんだ…どうか、良い旅を…!
>>686
愛といえばこの男は外せないでしょう!ドン・ファンですよ!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3
あと、フランスということでリシュリューも…愛とか騎士道とか微塵もないけど…いやでもリシュリュー騎士道物語の殿堂『三銃士』に出てるしな…(なお敵役)
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC
>>643
これは紛うことなき傲岸不遜傍若無人。でもそれに魅力というかカリスマを感じてしまう自分もいる…王系のサーヴァントや英雄然としたサーヴァントとは反りが合わなさそうですが、特にうちの廃帝なんかは厭うでしょうね…>>704
カリスマ感じちゃうのか……まあこれは所謂「俺様系」の極限と言いますか、天元突破したやつですから好きな人には刺さる……のかな?>>704
一応未確認飛行物体界隈では有名な名前ですね……()私、猫の藩士
こっちは筆慣らしに書く予定の嘘予告からセリフを抜粋したもの
「彼の身体に平将門の亡骸を封印させる……正気ですか……?」
「過去には色々ありましたけどね。今の私は教育者です。私が彼を守らずにどうするのですか」
「帰命頂礼南無八幡菩薩―――!」
「魔術、秘術、色々な言い方があるが―――俺には呪術という名が一番馴染みがある」
「呪う術と書いて呪術、お前に人を呪う覚悟はあるか? 黒野双介」
「呪術は学問、基本的なものなら誰にだって使うことが出来る……そこから先は、貴方のやる気次第よ」
「壬生竜胆よ。忘れていいわ。どうせ貴方はここで死ぬのだから」
「悪いが、俺の命はお前にやれるほど安くはないね」
「神楽坂さくら、現着しました。これより特級怪異・安徳天皇を討伐します」>>703
自分探しをする過去の英雄ほんとすこ
今fgoとは別のソシャゲの新章のストーリーで心の中がアラビアン昼ドラになってる限界化概念夢女子なんでキュベレー特異点の続き遅れそうやねんな……ディードリヒのオーディンとの関係性、wikiに追記しました。
>>715
動かしてみると将門公は真っ当に英雄として振る舞ってましたからね。藤太にも恨み言は言ってなかったし。
オーディンとディートリヒについては、セファールを滅ぼした聖剣使いを再現したい超人兵士計画を発動!しかし、思った出来映えではないので廃棄したのがディートリヒ。刀語の全刀・錆のような立ち位置なのがディートリヒ。>>720
オーディンは「内々で争い(ラグナロク)が起きた。身内に犠牲者(ロキ)も出た。自分は止められなかった」って今でも後悔してるから北欧神話の登場人物に負い目があるし、出来る限りの償いはしようと思ってるからヴィーザルに対してもだだ甘と言うか普通に親というか親戚のおじさんみたいに接する……父上って呼んできても否定しない……
殺されても仕方ないと思ってるし殺されるつもりで接する相手から好意を向けられたらその分誠意を示そうってなる
だから拝さんにとってはローズル様とヴィーザルは特別な相手ですねえ……ローズル様マジでチャンスしかないわよ
ロなんとかさんはそもそも兄弟なので特別具合がなんかカンストしているというか……>>728
こうなったらもうヴィーザルってば有能な秘書と化すわよ
「父上」から「拝さん」呼びになるし「もう少し趣味の発露を抑えてください!まったく、貴方が作ったワルキューレ達の設定も閲覧しましたが……色んな方向全振りじゃないですか!」とか割と遠慮なく言ったりする
有能マネージャーもしくは秘書なんだけど天然で人の悪意善意に疎い感じの子が出来上がる。あと拝さんに対して忠犬>>727
ヘルギ「なーんてな!」
フロールヴ「不敬だろうが、大神を揶揄えるチャンスだと思ってな」
スタルカド「████████(申し訳ない)」
スクルド「チッ」>>732
ツクヨミ
1:「キミがどうなろうとボクは観てるだけさ」
あくまで傍観者を決め込む構え。マスターより他の参加者(サーヴァント含む)の方に興味が向いている。
2:「キミと一緒に居ると色々なものが見れて面白いね」
マスターがドッタンバッタン大騒ぎしてるのを見るのが楽しくなってきた段階。次はどんな面白いリアクションを見せてくれるだろうと期待している。
3:「大丈夫、キミが死なないようにくらいは取り計らってあげるからさ」
死なない程度には守ってくれるようになる。この時点でツクヨミの行動指針的にはかなり異例だけど本当に死にそうな時以外はやっぱり見てるだけ。
4:「ほらほら、がんばれ♡がんばれ♡」
敵サーヴァントから全力で逃げるマスターに並走しながら応援してくる。転んだり追いつかれそうになったら助けてくれる。見事逃げ切ったらムフフなご褒美があるかもしれない。
5:「立ち止まっている暇はないよ。さあ、手を取って」
観測者としての役割?なにそれおいしいの?マスターの手を取り導くようになる。ここまでツクヨミをデレさせた貴方、おはようから次のおはようまで暮らしを見守られる事でしょう、覚悟してください。
EX:「これが、キミの結末かい?ここがキミの終わりだと?────それは、少し…見たくない」
魔眼発動ルート。死なせてくれません。やったね!各オーディン像ですか……私の中では智識に貪欲で死の神らしく冷徹。けれども人情家でもあり、認めた相手には手厚い加護とか授けるし、基本的には人間賛歌する神。
>>735
ありがとうございます、見ましたゾ
……良い、特にEXも良いですが4の慟哭も凄い胸に来ましたね……!https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/キリク・レナ
改修しました~お坊ちゃま風ボケが出てれば良いなあ
離れている内にssと鯖がめっちゃ投下されている…!
>>702
ドリシュタデュムナ…!
運命のために生まれたのに、栄誉ある形に運命を叶えられなかった辺りがお辛い奴…というかマハバ全体でそういう奴多すぎ…山さんへ、
247の礼装をロゼのページへ載せようと思うのですが、折角ですしこのお話(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/巨人は出来損ないを抱く)をリンクさせていただいても大丈夫でしょうか?>>732
特異点SSでアバドンをお借りしてよろしいでしょうか……?>>746
ありがとうございます~!では早速色々追加してこようっと。>>748
スっと差し出せる適任(イケニエ)がいない私のキャラ達。強いて言うなら警官の竹中良悟かな?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E7%AB%B9%E4%B8%AD%E8%89%AF%E6%82%9F>>741
>>746
正確には亡霊が現世に影響を及ぼそうとすること自体には否定的(死者が生者に関わるのはよくないよネ!理論)なので、例えば「亜種聖杯戦争世界線で快楽殺人鬼のサーヴァント(あるいは殺人鬼マスターのサーヴァント)に殺されなんやかんやでゾンビィとして復活した主人公が、犯人を捕まえ成仏するために暗躍する」とかだったら普通に力貸してくれると思う。向こう側にも「死者が生者に影響を及ぼしてる」っていう非があるから……
>>743
ハデス様とメンテーは多分仲悪くないしミントになった云々は属性変化的なあれなので神的には配置換え以上の意図はなかった(ふんわりした答え)って感じの内容を以前協議したことがありますねぇ
ただハ様は霊基をサーヴァント規格に収めるにあたって自分の側面を色々削ってるから、特別ペルセポネーすこすこマンだぞ>>756
地元出身の英霊がいるだけいいじゃない!>>753
ちなみに、多分カシンチャン自身は生家(?)よりも自分に(曲がりなりにも)(石投げられたけど)名前付けてくれた寺の方を出身地と見なすから、その手のアンケートには「奈良出身です」って書くナ>>756
元親チャンをうまく扱えない、ダメや!お蔵ドーン!ってしてすまない。
最近はショタが来ている気がする(FGOと別の無料ゲープレイング中な人)でもこのゲーム自分だけじゃ手詰まりになってもうた…。悲しみ。実況プレイ動画でも見るかね。>>762
>本物の怪談は途中で気絶することすら許さない、じわじわとゆっくりゆっくり深みに沈ませて気づいたらもう最後まで聞くしかないものになってるのさ
ヒエッ……>>764
すまないイメージが先行してすまない
で、どうします?思いっきり恐怖体験させます?それともお話聞いてブルらせます?
>>765
狸。隠神刑部として色々な経験に触れてきたし人間の痴情のもつれも見てきたので「本当に怖いのは人間」系も「ガチで怖い怪談話」系もしてくれる
「百物語を最後まで?……いーんや、俺は試したことないからどうなるか、わかんないなぁ。……本当さ」
割と立候補してくれる方多かったのでwikiページを作るほどでもないですけど語り部的キャラを出すことにさせてもらいます。原案はあったけどリレーで使えない性能してたからお蔵入りしてた子
・考古学科と降霊科の掛け持ち
・怪談を語ることこそが重要な魔術。故に怪談話をして人を怖がらせることも魔術師として必要な業務なのだ
・↑の話は間違いではない。間違いではないけどそれはそれとして愉しんでるのも事実。よく周りの仲良い時計塔学生からは「怪談テロしてくる。やめろ」と言われる
・まるで登場人物が乗り移ったかのような劇を行う。本人は「一子相伝の技術にて秘密にござる」とかなんとか>>770
思いっきり恐怖体験で
フィジカル大してないしメンタルも微妙に常人寄りなので全然行けます。形になってないマスター案だと
・無自覚に転生を繰り返すマスター。黒髪長髪美少女。YAMA育ちで退魔の生まれ。セーラー服と日本刀
・超巨大ブロンズリンクマニュピレーターを操るロボット好きの魔術師。魂が小3。顔は良い。苗字は富野
・丑の刻参り、結界、式神を操る典型的な呪術師。口癖は「呪っちゃうぞ♪」プロトカシンちゃんみたいな奔放な美女
・建造物をゴーレムに変えるばあちゃん。玄海師範+ビスケみたいな人。切り札はロンドン橋と万里の長城。
・ロビンフッド伝承、エルフ伝承、ガンドを組みあわせた「弓を射る魔術」の使い手な現代の弓兵。銀髪貧乳長身スレンダーお姉さん
・千夜一夜物語をモチーフにした術式の使い手。ジプシー衣装が魔術礼装な男。女装クラウドとか女装リンクみたいな感じの人(?)
こんなのがいますね……
>>765
どうぞー>>782
あるあるぅ……あるあるぅ……
マスターで言えばうち全然日本人いないなあって……>>775
まあ、百物語より百物語に参加している鬼と人外のほうが怖いですよね。創作する以上ネタ被りは避けられぬことゆえ……ゆえ……
「遥か未来、宇宙開拓団の娯楽として始まったサーヴァントVSサーヴァント」を考えてたら公式に似たような世界観、更に大規模な感じにされたこともありましてね……Fate/EXTRAって言うんですけど……>>795
1 タオロー兄貴とルイリーみたいな様子をイメージしました。1番:1人
2番1人
3番:2人
…ふむふむ、結構ばらけますなぁ……>>806
ぶっちゃけると私が西行さんエミュが上手くいくかどうかとか調子に乗って変な情報まで(西行さんに)話させてしまいそうと言いますか。とりあえず開示する情報まとめてきますね。なんか兵器の生足と鼠蹊部に興奮したHENTAIを見たような……?(おはようございます)
>>809
ん──────────────────分かる。獣国の情報、とりあえずこっちに貼りますね
ミュンヘンから聞ける情報
・ミュウとミュンヘンの一番の違いは『外へ出る頻度』と『外で活動する際の服装』でミュウは頻繁に軽装で外を出歩いているのに何ともない
・この異聞帯の主な種族はウェアウルフ、ハルピュイア、ケンタウロス、リザードマン、アラクネ(蜘蛛に限らない)の五種
・変異種は元になった人の種族によって姿が変わる(ハルピュイアなら鳥、ウェアウルフなら狼など)
・変異種は人を優先的に狙う傾向にあり通常の魔獣より数段強い
・数年〜十年に一度程度の頻度で変異種が発生するが基本的に王都の軍隊か地元の自警団が対処する
西行さんが気付くこと
・↑の事から少なくともミュンヘンは国に対して悪感情を抱いていない
・ミュウやミュンヘンは自分達の事を一度も『人間』と呼称していない(後で更新分見直して修正します)
メタ的ヒント
・西行さんがシルトグリューンをパニック映画みたいと例えたのがすごく惜しい。パニック映画にありがちな不思議植物が出てくる背景はどんな感じ?
・王都にはここより大きなシルトグリューンがありますがミュンヘンのような症状は稀です>>816
私んとこの有翼姉妹はまあイアソンをダシに使えば……聞くね、うん。>>814
"銀の卵"とやらがポセイドン・クリロノミアで出来たクローニングユニットかなにかだったとか...?第■回投下しました。
槍陣営及び剣術陣営も、乱戦に参加するなら出撃シーンの投下をお願いします。>>816
イアソンとはヘラクレス、いいよね……で繋がってそうなイオラオス。↓みたいなことをイオラオスとイアソンでやってそう。わんわわんわわーん、ssができたわーん貼っても良いですカァん
眠いんでもう貼ってしまいますね真夜中のミッドナイト
「ミア、逃げろッ!」
なんて健気な青年なのだろうか。愛する妹を守るべく、大声を張り上げ、懐から不釣り合いな拳銃を取り出して立ち向かおうとする。
追跡を逃れるべく大事な武器である香水を使い果たし、魔術師としての禁を破り銃器に持ち替えてもなお守りたいものがあるのだ。それは彼のすぐ後ろを走るまだ幼い少女に違いない。小さな背中、自分に何が起こっているのかわかりもせず兄の怒号に突き動かされる形で走っているだけ。
なんて弱そうなのだろう。かわいそうに。青年も、妹も、自分達の一族から逃げなければこんなに苦しむ事なんて無かったはずなのに。
「ああ──でも大丈夫」
犬の形をした合成獣を三匹放つ。青年の拳銃が火を噴き、鉛玉が合成獣達の頭や胴に叩き込まれる。だがその程度で生き絶えるほど柔くはない。弾丸を喰らったにも関わらず合成獣は体勢を立て直し再度青年へと迫る。今度は引き金を絞る事さえ許さない、目にも止まらぬ速さで三匹は青年の手足と胴にくいついた。>>828
「ぎぃっ、ぁぁっ…!」
青年から発せられた悲鳴に思わず目を背けてしまう。合成獣の牙と爪には返しがついている為に一度引っかかれば暴れても外れはしない、それどころか獲物に絡み付こうとするたびに凸凹になっている刃先が肉を断ち激痛を与えるのだ。
「離せっ、くそ、ひっ、ぃぃぃぃっ!」
手と言わず、足と言わず、死なない程度にと言う命令の通りに合成獣は青年の体を噛みちぎっていく。そう、死なない程度。一族は出来る事なら二人が帰ってきてくれる事を望んでいるのだ。それに死にそうになったら治してあげれば良いだけだ。
しばらくして地面に血の池が広がり始める。もう良い、と笛を吹くと青年の血に塗れた合成獣達はくぅん、と鳴きながら駆け寄ってくる。
青年は真っ赤な円の中で呼吸をするのもやっと、という状態で寝転がっていた。四肢は裂け、うっすらと骨が見えている。臓物はわざと狙わなかったが、そこ以外の大体の部分を噛まれている様だ。
と、突然一匹の合成獣が跳んだかと思えば額を何かで撃ち抜かれ、頭蓋の中身が薄汚れた地面に飛び散った。
「……あら、魔術は使わないんじゃなかったの?」
視線の先、少女が人差し指をこちらへ拳銃の様に突きつけている。ガンド、しかし威力は既知のものとは大きく異なっている。先程の弾丸よりもずっと上だ。>>829
「ミ、ア……逃げろ、逃げ、てく、れ」
「……いや。そんなの、いや!」
少女の叫びが反響する。青年が目をむいて驚いているのを見るに、こういった感情の発露は今まで無かった様だ。
「やだ、やだ、やだ……一人はやだ!一人は寂しい、一人は怖い……家族と一緒にいたい…!」
「───ミア」
なんて、美しいのだろう。こんなにも美しい愛は久しぶりだ。大抵は見捨てて逃げるものなのに、この年端もいかない少女は兄を、家族と離れたくないと叫んだのだ。
思わず目を覆うほどの眩さに微笑みが止まらない。救ってあげたい、この兄妹を救ってあげたい。一族に戻ったところで二人はきっと幸せになれないだろう。なら、なら、なら……!
「ねぇ、あなた。お兄さんは好き?」
問いかけに少女は魔弾で応える。また合成獣が盾となり吹き飛ばされる。けれどその陰からもう一匹が駆け、少女の首を捉えた。
「きゃぶっ……」
「頼む、やめ、やめてくれ……!」
合成獣は少女の首に齧り付いたまま暴れ回り、ぶらぶらと肢体が振られた挙句壁に打ち付けられる。近付いて確かめてみると、幸い首の骨は折れていない様だ。ひゅー、ひゅー、と今にも消えてしまいそうな息遣いが聞こえる。>>831
「俺ならころして良い。でもそいつだけは、妹だけは殺さないでくれ、頼む……!」
「心配しないで、あなた達は殺さない。一族には『二人の抵抗は思いの外激しく殺さざるを得なかった』と説明しておくわね」
「は……?」
少女の体に治癒術式をかける。合成獣による傷がみるみる内に回復していくのを青年は目を丸くして見つめている。先程まで自分の命を狙っていた女の突然の行動が理解できないと言った様子だ。
「気が変わったの。あなた達は殺さないし、一族に引き渡すつもりもない。兄妹仲良く生きていくべきよ。誰からも追われず、二人きりで」
「……アンタ」
「そう、二人きり。誰にも別つ事なんて出来ない様に。ずっと、ずっと、死ぬ時まで離れない、家族だもの。ふふふ、あはは、家族、そう、家族」
『そうだよお母さん。この子達を家族にしてあげようよ』
『きっと喜ぶはずだ。お前なら二人を幸せに出来るはずだ』
「兄弟、家族、いつも、一緒」
ああ、とても嬉しい。新しい家族が出来るなんて。>>812
どうぞーできた……やっとできた……
すいません、こんな時間に何ですが外伝SSの続き上げてももよろしいでしょうか?>>841
同じく限界なので投げます
・前回のあらすじ:巨大ロボが必殺技を発動しました、ヤバい。以上
雷の牢獄。端的に言い表すならば、そうとしか形容できなかった。
巨大ロボを中心に、周囲一帯へと降り注いだ大雷撃。閃光が目を焦がし轟音は鼓膜を叩く。
その破壊力は、遠く離れていた筈の俺たちですら例外ではなかった。
「ぐっ……がっ!?」
衝撃波に吹き飛ばされ、俺を含めた全員が地面に転がる。
起き上がろうにも目と耳を同時にやられた為、自分が今どうなっているかさえもおぼつかない。
それでもどうにか建て直し、壁の向こう側へ目をやって――次の瞬間、声を失った。
巨大ロボの周囲、その一帯にあった筈の構造物が跡形もない。建物という建物は軒並み消し飛び、灰燼と化した荒野だけが広がっている。
その中央に、巨大ロボは悠然と佇んでいた。あれだけの攻撃を放った影響か、先程までの暴れ様が嘘のように微動だにしない。
『…………』
けれど、誰一人として動こうとする者はいなかった。
誰もが呆然として停止する巨躯を見つめ、立ち尽くす。恐怖、困惑、絶望――表情はバラバラだが、その場にいたほとんどが諦めに支配されかけていた。
ただ、一人を除いては。>>842
「――」
「ま、またれよ! 何処へ行きなさる!?」
傍にいた足軽が異変に気付き、制止を試みる。
が、一歩遅かった。足軽を振り切り、俺は全速力で引き返した場所――つまり、城壁の向こう側へ駆けていく
遠くの巨躯に動きはない。俺の存在に気付いているのかいないのか、どうとも判断はつかなかった。
だがどちらにせよ構わない。この隙に、少しでもあいつらの傍に。
『向かって、どうする?』
聞き覚えのある声が、耳元で響く。
いつの間にか、あの白蛇――クユリドウガンが首筋付近に現れていた。
『今更貴様が駆け付けたところで何とする。元より足手まといの役立たず、着いた所で屍が一人増えるだけでしかなかろうに』
「……それは」
『時既に遅しとはまさにこの事よ。尻尾を巻いて下がりながら、いざ己に窮地が迫れば逆に立ち向かう。何とも矛盾だらけな生き物よな』
クユリの言葉は正しい。
今になって駆け付けたところで、俺のできる事などたかが知れている。助けに入るにも、ただ割って入るにも、何もかもが遅すぎだ。
だけど――。
「俺にも、やれる事はまだある」>>843
右手を掲げ、そこに刻まれた令呪を見せつける。
サーヴァントに対する、三画限りの絶対命令権。魔術回路を持たない自分でも行使できる、使い捨ての神秘。
通常は命令手段として用いるものだが、使い方次第では回復にも攻撃のブーストにも転用できる。
現状、二人が生き残ってる可能性は限りなく低い。生きていたとしても、既に満身創痍で消滅を待つだけの身かもしれない。
けれど、それでも、この令呪さえ間に合えば。そんな、一縷の望みに縋らずにいられなかった。
クユリはもう何も言ってこない。完全に愛想を尽かしたのか、あるいは単にどうでもよくなったのか。
いずれにせよ俺のやる事は変わらない。二人が戦っていた場所まであとわずか、残る距離を全力で走り抜けようと――。
「待ちな。そこの兄ちゃん達」
「ぐっ……く、ぅ……」
「あ、主様……うぐっ!」
所変わり、こちらはアサシンたちが戦っていた場所。
黒野の予想通り、二人は絶体絶命の窮地に陥っていた。
直撃こそ免れたものの、降り注いだ雷撃はあまりにも広く、また大きい。まして防御や回避手段に乏しい二人にとって、掠めただけでもそれらは充分過ぎる程の痛手になっていた。
「燭台切……まだ、戦えそう、ですか……?」
「は、はい……何と、か――っ!」
二人共地面に倒れ、起き上がる事さえままならない。
既に痛い・苦しいと言える領域は過ぎていた。>>844
総身に奔る激痛は理性の境界を溶かし、最早自分がどうなってるのかの判別さえままならなくなりつつある。
四肢がまだちゃんとくっついているのか。それさえも今の二人には分からなくなっていた。
(この状況で仕掛けられては不味い……! せめて、何処か身を隠せる場所があれば)
不可能な相談だった。
先程の雷撃で建物は悉く砕け、跡形もなく消し飛んでいる。
かろうじて残った残骸も身を隠すには到底足りず、一人どころか幼子の姿を隠す事さえ困難そうに思えた。
最も。目の前にいる巨人がそれを許す筈もなかったのだが。
「万事休す、といったところでしょうか」
アサシン――政宗の顔に、恐怖はない。
元より生前からして数多の窮地を乗り越えてきた戦国武将。今更死の恐怖など、味わい尽くして余りある。
今、恐れる事があるとすればそれは――
「燭台切。お願いがあります」
「主様……?」
「私の代わりに、彼を守ってあげて下さい。これは、私から貴方への最期の『お願い』です」
「主様、何を!?」
「ごめんなさい燭台切。最後まで、自分勝手な主で」
燭台切の返事を待たず、アサシンは立ち上がる。それだけで何度目かの激痛が奔ったが、今の彼女は意に介していなかった。>>845
「――灯火は生命。蝋燭は人生。我が身命は松明にして、戦場を払う焔なり」
朗々と紡がれる文言。
その内容を聞き、意味を悟った燭台切の顔が青ざめる。
「まさか――! 駄目、駄目です、主様ぁ!」
燭台切の制止も、今のアサシンの耳に届かない。
ボロボロの身体で、今にも消えそうな霊基で、眼前の敵へ距離を詰めていく。
その異様は追い詰めている側の巨人でさえ畏怖を抱かせるに足るものだった。
「其は余命を定めし一振り。汝の生を我が手に、汝が未来は我が刃に」
――いつしか、彼女の周りに火の粉が踊り始める。
右手に握られた刀を中心に、揺らめき出すは炎の影。大気すら焦がす灼熱は、彼女と外界を隔絶するかのように燃え上がっていく。
だが、何よりも目立つのはその片目。長髪の奥に隠されたそれは今や小さな太陽めいて光り輝き、負傷すら覆う勢いで強まっていく。
これこそはアサシンの宝具、『灯火は生命、蝋燭は人生、燭台は定命となりて(しょくだいきり)』。片目の魔眼と愛刀燭台切光忠の逸話が融合した対人宝具であり――自らに仇名す全てを斬り伏せる彼女だけの絶技。
今や自らをも焼き尽くす勢いで炎上するその姿は、かつて愛刀が経験した災禍を再現したようですらあった。
「主様――主様ぁ!!」
燭台切が叫び、巨人が剛腕を振るう。>>846
全てが緩やかに見える世界で、アサシンは最後に微笑み、別れを告げる。
「後は任せます、燭台切。さような――」
「その一撃! ちょっと待ったぁ!!」
「――えっ?」
アサシンの宝具が発動する、まさにその直前。
彼女たちの目の前で、大きな変化が二つ起きた。
一つは、満身創痍だったアサシンの完全回復。雷撃で焼け焦げた肉体が瞬く間に元通りとなり、無傷の状態にまで巻き戻る。
そしてもう一つは――巨人の頭部に咲いた、大輪の花火。
予想だにしなかった攻撃に巨人は大きくバランスを崩す。同時に、アサシンへ向けた巨腕も大きく狙いを外し、明後日の方向に着弾した。
「い、いったい何が……?」
「ぃようし、命中命中! どうだデカブツ、俺様の花火は! 目ん玉ひん剥いて腰ぬかしやがれ!」
「馬鹿、気を抜いてんじゃねえ。喜んでる暇があるなら、とっとと次の弾ねじ込めってんだ」
呆然とするアサシン。その後ろから、何とも対照的な声が響いてきた。
振り返ると、そこには見た事のない二人組が立っていた。はだけた浴衣姿の青年と、厳めしい顔をした中年男性。
どちらも片方に立派な木筒を携えており、そこからは白い煙が昇っている。>>852
そういえば伊吹くんの人となりがだいぶ変わったんですけど今の酒呑的にどうなんでっしゃろ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/立海伊吹>>854
うーん見る限り物理法則単位でシルトグリューンに縛られてるっぽいので本当に治せるのでせうかという懸念が
ここは大天才人形師に頑張ってもらうしかないのではなかろうかおれは しょうきに もどった
やたらとグロを推し進めるのはやめや!今日あげる予定だったssは書きたかった別のに変える!イメージ払拭!心の洗濯!!エリセのセリフを自分用に纏めてるんですけどめっちゃ和風伝奇書きたくなる………………
しょうきにもどったss第一弾ができたぞ
信じてくれ真っ当なssだぞ貼ってもいいかい長くなるけど貼るぞ!心機一転!気分回転!!
「ここにいたのか、探したぞ」
「うわ、一番来て欲しくない奴が来たわ」
夜空の下、石畳に座り込んでいたロドモンは酒樽を担ぎながらやってきたヘグニを見るや否や眉間に皺を寄せ、わざとらしく舌打ちする。彼の秘密の場所であった砦の隅っこについては誰にも言わずに隠していたのだが、一体この大男はどうやった見つけてきたのやら。
ヘグニは樽と共にどっしりとロドモンの傍らに腰を下ろすと、ずい、と杯を突きつける。
「どうだ。酒でも」
「いらねぇし、どうせサーヴァントだから酔わねぇし」
「お前らしくないな。いつもはすぐに飛びつくだろう」
「そういう気持ちじゃねぇし。つか何しに来たんだよ、うぜぇよ」
ロドモンらしからぬ刺々しい口調にヘグニは口の端を歪めると、一人杯に酒を注いでがっぷりと一息で飲み干す。その豪快な姿にロドモンはじっとりとした恨めしそうな視線を送る。
「なあロドモン。マスターは、お前の事を心配している。何も言わずに消えたのだからな」
「オレだって一人になって考える事があるんだっつの。一人にしてくれよマジで」
「ヒッポメネスが死んだのは自分のせい、とでも考えているのか」
ロドモンは口を結んだまま、答えない。膝を抱えたまま俯き、ただただ無言を貫く。
昼に起きた戦闘の最中、ヒッポメネスが市民を庇って消滅した。兵士達を率いて市民の避難に努めていたロドモンは不幸にも目の前で相棒が倒れる場に居合わせていたのだ。
誰が何を責めるというのか。ヒッポメネスは必死に戦った。宝具を用いて可能な限り敵を倒し、見事に人々を守ってみせた。賞賛すべき事だ。>>866
けれどロドモンは自分がもっと速く行動していればこうはならなかった、と言う感情に支配されている様だ。どんなに辛い時でも笑顔と軽口を絶やさなかったと言うのに、今は号泣寸前だ。
「自分を責めるな。お前はよくやった」
「……せぇよ」
「―――――」
「うるせぇよ、偉そうに説教かよ。テメェには関係ねぇだろ! テメェみたいなご立派なサーヴァントにはよ!」
「調子が出てきたな。もっと吐け」
ロドモンは声を荒げるが、ヘグニはまた酒をがっぷりと飲み干す事で答える。くそ、と毒づきながらロドモンの口は溜まりに溜まっていた感情を一気に吐き出し始める。
「オレがもっとちゃんと出来ていたら、アイツは死ななかった。オレじゃなけりゃ、オレ以外のサーヴァントだったらヒッポメネスを助けられたはずなんだ! ああ、くそっ、なんでオレなんだ。なんだってオレみたいなくそ弱ぇ奴が召喚されるんだよ……」
「弱い、お前が。随分と自分を卑下するな。いつもの調子はどうしたんだ」
「アンタは良いよな、そんなに図体デカくて魔剣まで持ってるんだ。でもオレは人から奪った馬だけ。大それた宝具はねぇし、他人に誇れる何かがある訳でもねぇんだ」
「そうでもない。私が見るに、お前は役に立っているぞ」
「だから、そういう説教をやめろよ! 何なんだよマジで、かわいそうなオレを助けてあげたいってか? 勘弁しろよ、一番腹立つんだよマジで!」
これでもかというほど怒号を飛ばすロドモンに、しかしヘグニは至って真剣な面持ちで見つめ返す。赤い双眸に射貫かれ、ロドモンは急に怒鳴り散らす気が失せた。
「今回の戦闘、私とビャルキではとてもではないが対処しきれない数が一斉に襲ってきた。だが街中に怪物が侵入していったと言うのに、市民の被害は最小限に抑えられた。誰のおかげだと思う? お前だ」
「……」
「お前が兵士達を鍛え上げ、統率力を高めた。私はお前が語っていた言葉は忘れん。『良いか、みんな英雄じゃない。人間だ。一人では到底敵には敵わない。仲間と戦え。肩を並べ、一心同体となって戦え。ズッ友になれ』とな」>>867
ヘグニは杯をあおり、口を手で拭うと砦の内側を振り返る。敵襲があったと言うのに家屋のほとんどが原型を留めている。兵士達が力を合わせ、守り切った証だ。
「はっきり言おう。お前の性格は最悪だ。口は軽く、態度は悪く、他人への敬意など欠片もない。敵として現れたらとりあえず頭を潰してやりたくなるほど腹が立つ時がある」
「さらっっとひっでぇ事言わなかった今」
「まぁ聞け。今述べたように性格は最悪だが、不思議な事にお前は王として申し分ない。私は発狂してしまうから、他者を導く事など出来ん。かと言ってビャルキに任せては外からの守りが薄くなる。お前でなければ、この結果は導き出せなかった」
街を見下ろし、ヘグニは口元を歪めながら杯をあおる。先程まで鋭い刃の様な目つきでいたロドモンはすっかり毒気を抜かれ、じっと横顔を見据える。
「サーヴァントにも出来る事と出来ない事がある。私は道を切り開く事しか能が無い。螺旋は、前にしか進めないからな。だがお前は誰かを率いて戦える、そうだろう」
「……まぁオレ、王だし。王サマやってんのにカリスマ無しとか、ありえねぇし」
「それが強みだ。お前は弱さを知っている。一騎当千の者では測りきれない人の弱さを、お前は理解している」
「―――――ん、まぁ、まぁ、うん」
照れくさくなってきたのか、ロドモンは頭をガリガリと掻いて紅潮する顔を隠そうとする。ヘグニはまるで息子と接している様な穏やかな口調のままで、
「何故、自分が召喚されたのかと言ったな。決まっているだろう、必要だったからだ。この大地に生きる者達がお前を求めたのだ。我々はサーヴァント、人類史に刻まれた影法師。……人々の祈りの結晶だ」>>868
煌々と照らす月を見上げ、杯が掲げられる。月光を浴び、くすんだ色が一瞬だけ金色に光っている様に見えた。
「ロドモン。お前がここにいるのは、誰かがそう願ったからだ! その意味があるからだ! 胸を張れッ!」
轟音、と称しても良いほどの声に大気がびりりと震えた。気圧され、ひっくり返りそうになりながらロドモンは呆然とヘグニを見つめる。「つい声を張り上げてしまったな」と気恥ずかしそうに呟きながら、ヘグニは最初と同じように杯をロドモンへと向けた。
「どうだ、叫んで少しは気が楽になったろう。一杯付き合え」
「あー、まぁ、別に構わねぇよ。寂しそうな頑固オヤジの晩酌くらい付き合ってあげやるよ。たまには老人も労らねぇと……つか、この酒樽どこから持ってきたんだよ」
「うむ、ここに来る道中美味そうだったので拝借してきた」
「それ完全盗んできたんじゃねぇか!? 何してんだしマジで、いやマジで!!」
正反対の二騎のサーヴァントの小さな宴の席は、夜明けまで続いたと言う。>>810
こういう事を言うと反論っぽくなっちゃうけど、なんやかんやで自分が”好き・書きたい”ってキャラは作ってると思うんですよね、自分。キャラの完成度に対するハードルが高い、という点には同意ですが。
自分のスタンスの関係かなぁ。こういう意見はまた頑迷・頭でっかち、等と思われそうですが(笑)、
個人的にやはり「このスレッドは”キャラ作成をして、ストーリーを創作する場所!”」って意識がかなりウェイト占めてるトコはあって。
鯖鱒を「好き!」で作って一旦ヨシ!じゃなく、皆に「このキャラはこういう所が素敵なコなんです~!」って伝えたい、みたいな?折角”好き”を形にしたんだし、一人一人と長く付き合っていきたい。
で、その為に”この子はこういう性格、能力で、こんな思考回路をしている”をちゃんと把握できる!って少数精鋭思考になるんですかね。
一応常にキャラメイクは1から10までキッチリすべき!という訳では無いんですが…。>>878
YESYES
……もしかして治療法じゃなくて病弱の原因を聞いたら正解してたパティーン?今って人居ますか?
>>886
【黒魔術】
大鳳家が研究してきた魔術の一つ。儀式と生贄により効果を発揮する所謂『血で奇跡を起こす術』。先代当主(京介達の父)が得意としていた為か京介は積極的に使ってこなかったが魔術刻印の継承や[[山星不湯花VS大鳳京介]]を経て普通に使うようになった。
後述の使い魔魔術と組み合わせて使い魔に命を賭した特攻を仕掛けさせる業『桜花』を奥の手として持つ。命を代償に使い魔の能力を飛躍的に上昇させる。
【使い魔魔術】
大鳳家が研究してきた魔術の一つで京介が得意とする魔術。動物と契約を交わし使い魔として使役する。契約した動物の意思はある程度理解が出来る為意思疎通が可能で使い魔として、そしてペットとして名前をつけて非常に可愛がる。そのため使い魔からの信頼と忠誠心が高く上述の『桜花』を使用する際は必要に応じた使い魔達からの志願制で行われる。京介の意向で強制ではしない。
余談だがネーミングセンスが壊滅的であるが若干改善傾向にある。
【虚数属性】
架空元素・闇。光を奪い暗闇にする闇属性を扱う。また、虚数属性である事から虚数空間への接続等も行う。使い魔達もこの虚数属性を持っている為虚数空間を経た長距離移動や待機が可能であるが京介本人か京介の礼装の一つ『闇の宝珠』をアンカーに浮上する必要がある。
【礼装】
フィルニースは大鳳飛鳥(IF)の欄にある状態に進化している。その他は基本的に大鳳京介を参照。>>887
【人物像】
イメージカラー:黒
特技:指パッチン・動物に好かれる
好きなもの:白米、白米に合うおかず
苦手なもの:豆ご飯
天敵:山星冬縁香(色々な意味で)
願い:神獣の作成(一族の悲願)
【一人称】俺 【二人称】名前呼びorお前 【三人称】彼、彼女
【話し方】標準語で話そうとして硬く感じる口調。意図的に標準語を止めると関西弁になる。
「──アホウ。俺がいきなりこーんな喋り方したらビックリして腰抜かしてまうやろ」
【対人関係】
表情筋が硬く口調も硬いがコミュ障という訳ではなく寧ろノリがいいコミュ強。具体的にはうちの子魔術師の横の繋がりは全て京介を元に繋がっている=うちの子魔術師長男長女と仲良く出来る。>>888
【個性豊かな使い魔達(刻印継承後に契約したもののみ紹介)】
ノワール(前:にゃぶ郎):[[今宵、骸にて血を捧ぐ]]にて山星冬縁香から勧められ契約した黒猫の使い魔。この頃はネーミングセンスの改善がされていなかったが後に妹の大鳳飛鳥がゴリ押ししてノワールと改名した。猫らしく自由気ままでフィルニースとは某スティック状の猫用おやつを取り合う仲。
黒狼号:大鳳京介が作成した使い魔。蠱毒を用いて強力な毒虫の使い魔を作ろうというコンセプトの元作られ────生き残ったのはゴキブリ(コックローチ)でした。蠱毒によって生み出されたソレは強力な呪詛と毒を内包し同族を眷属化する事でターゲットに疫病を齎す災厄の蟲となった。奥の手として爆発四散し周囲に呪詛と毒を撒き散らすというものがある。
虫でありながらユージーンをして「心が読める…余計に気色悪い…(震え声)」と言わしめており人間で例えると『ひょうきんかつ紳士的な性格』でフィルニースに同じ蠱毒の概念を持つ使い魔としてシンパシーを感じている。
余談だがユージーンに「そいつ連れてる限りうちの敷居は跨がせねぇ!」と出禁を食らっている。
サイクロン:大鳳京介が大型動物を使い魔にしようと試み契約した雌の黒犀。風属性の魔力を持っており突進の際に擬似的なソニックブームを巻き起こしたり角で突き上げた相手を上昇気流で更に高く飛ばしたりとサイクロン(暴風)の名に恥じない破壊力を持つがそれ故に神秘の秘匿等の関係で普段使いには向いていない。
他の使い魔と違い同族が近くに居ないため番を持てず、人間で例えると『婚期を気にするOLのような性格』をしているらしい。
サイレン:サイクロンの為に京介が頑張って調達した二頭目の黒犀の使い魔。サイクロンと同じく風属性の魔力を持つがこちらは風と言うよりも音を扱うのが得意で轟音を轟かせたり逆に音を小さくする事が出来る。それ故にサイクロンとの相性が良くまた性格的にも相性が良い。
上述の通りサイクロンと仲睦まじく人間で例えると『仕事を頑張るOLとそれを支える年下主夫のような感じ』らしい。『謎のヒロインXXとぐだ男』とも言う。>>889
まさかの文字数制限…
ワトソン:大鳳京介が契約したドーベルマン。元警察犬だったが怪我により引退した所を引き取られ契約&魔術による治療で快復。名前の由来は言わずと知れた名探偵の相棒だが名前の頭と最後を取るとワンになるという遊び心もある。
元警察犬という事もあり人間で例えると『正義感が強いお巡りさんのような性格』をしているらしい。
パンチ:大鳳家が所有する山に住んでいた猿たちの群れのボス猿で人里に降りて悪さをした所を退治(契約)された。大鳳京介の事をボスと認めており普段は山の取りまとめ役をしている。名前の由来はモンキーパンチから取ったというもの。猿(モンキー)のパンチ。
ボス猿だった事もあり人間で例えると『極道ものに出てきそうな仁義でケジメな悪人面』をしているらしくワトソンとは文字通り犬猿の仲。誰ーかおひーといまーす?
異聞帯ss投げたいのですけど、人いないから後にしますねぇ……(小声)
>>899
名前的にデカい馬か黒い狼を想像するところに叩き付けられるゴキブリ!インパクト大!!
あんなにデカくないですが確かにデザインモチーフに入ってますよ、恐怖公。ユージーンの場合は普通の虫が心が読めない&見た目が気色悪いで意思疎通の取れないエイリアンみたいなタイプの嫌悪感ですが黒狼号の場合は虫なのに心が読める&蠱毒でドロドロした呪いなのに性格がこんなのってのが不気味さを掻き立ててる感じですね。
>>901
大鳳家が所有する私有地で山菜やジビエ等がちょっとした収入源になってたりします。あとは鷹匠したりとかで稼いでます
なお山の実態は使い魔を飼う庭兼実験場だったしします
やってる事が似てるんですよねぇ。是非技術交流してお互いの役に立てて欲しいです
>>902
もうちょいで落ちるけどまだかろうじておりゅよ>>903
いえ、後で改めて投げますわ。登録したはいいけど使ってなかった吉備津彦命、雑なところあったからちょいちょいイジろうかなーと思いつつ何もできていないガッデム。
ここ足りなくね?とかあったら言ってください。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/吉備津彦命>>906
型月的発想で盛るor追加するなら、桃太郎伝説との統合で、桃源郷から流れた仙法の桃の化身という感じで不老不死的な何とか、天皇の直系なので神性を追加するとか、温羅を討伐した際に獲得した財宝は、刀の元となる神鋼だという説から取って無限の刀製みたいな大量刀宝具を持たせるなどなど。
後は犬、猿、雉子は動物にも人形にもなれるトランスフォーマーか、仙人擬きになるとかですかね?>>906
吉備津彦命が桃太郎伝説の影響を受けているならば、可能性の光のほうが似合うかなと思います。吉備津彦命+桃太郎伝説なのか、ナポレオンが英雄の偶像になるように桃太郎伝説によって生まれた英雄の偶像になる、というのも良いかと思います。>>906
あと怪異殺しのような対魔性スキル系は、鬼滅の弓術をもっと盛ってもいいと思います。吉備津彦命や桃太郎と言えば頼光と同じかそれ以上に日本では妖怪退治のイメージが強い人だと思うのです。北欧異聞帯ssを投下しますが、今度こそ人います?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ダイジェスト2
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/太古の記録
こちら二つの続きとなります。では、投下します。「これがこの異聞帯の辿った歴史。神々によって人類が繁栄する前、時代が人のものへと移行する終末(ラグナロク)さえも起きず、巨人たちに覇権を掌握された世界こそが、ここなのです」
フェリーペは、告げられた過去が壮大過ぎて唖然とするしかなく、遊星や白い巨神などといった存在用語を理解できなかった。
相方であるメンテーも、新所長のローリーも困惑するばかりで、西行は難しい表情で訝しんでいた。
「じゃあこの世界は、宇宙人に侵略された結果だっていうのか?」
「大雑把に例えるのであれば、その通りになります。宇宙(そら)から飛来した者────セファールはこの星を侵略し、成し遂げた宇宙人と言えましょう」
宇宙人なんてSFだけの存在だと思っていたフェリーペであったが、これまで既に類似した事案に立ち会って来たのだから今更だ。
しかし、今回も他の異聞帯と並んでスケールが違いすぎる。異星からの侵略者など、どうすればいいと言うのか。
空想樹すら発見できていないこの状況で。
「つまり化け物共を一掃すればいいのだな! であれば、この栄誉あるドン・キホーテに任せるがよい! 騎士として見事に駆逐してみせようぞ!」
神妙な雰囲気の中、老騎士の脳天気な宣言が響き渡る。
いつもなら空気の読めない場違いな言動と取られるが、今回ばかりは良い薬になってくれていて、下がっていた士気を元に戻してくれた。
そうだ。敵は正に強大そのものであり、神々すら蹂躙した巨人で、本来であれば戦わずして絶望するような相手なのだろう……しかし、これまでだって挫けて、躓いて、何度も迷った末に戦ったのだ。
この異聞帯でもそう。やる事に変わりはない。
残された者として、汎人類史の人間として世界を取り戻さなければならないのだ。>>928
気を取り直して、次の話題に移る一行。
「クリプター……そうですか。彼の汎人類史の魔術師はそう呼称されているのですね」
「グリーマさん、お伺いしたい事があるのですが、漣爻智が蝶新星なる大魔術を使用できる理由についてを────」
話は進み、漣爻智について順を追って説明していく。
メンテー曰く、掴みどころがない男。
ローリー曰く、記録通りなら時計塔で典位を授かる程の逸材。
西行曰く、『輝血界繋(カイメラズ・ブラッド)』と呼ばれる異端児。
そしてグリーマ曰く、ユミルの血を体内に受け入れた狂人。
これらの情報を総合した結果、サーヴァントすら打倒した爻智の大魔術はユミルの血を媒介に発動できたものと推定し、魔力の負荷に耐えられたのも巨人由来の強靭さと、神代に肉体が適合したからだろうと考えた。
正気の沙汰ではない。そんな自滅する可能性が高い道を進んで行くなどと。
そして、次にやるべき事を話し合う。
「私たちの目的は空想樹の切除。けれど、この異聞帯に入ってから一度も目撃がないのですが、やはり隠匿されているのでしょうか?」
「空想樹……彼方より根を張った異物は隠匿されていません。ですが、目視できないのも事実です。それは万華鏡のように複雑で、屈折した次元のもの。近すぎて見えず、遠すぎて見えない」
「……どういう事だ? 少し抽象的すぎないかね?」
「そうですね。歌い言葉は不要でしょう。ここに必要なのは直線的な真実のみ」>>929
グリーマは語る。
「巫女が観測した記録の証明────大樹が星となった北欧の台、ユッグドラシルと呼ばれたものは既にあらず。私たちの世界……ユグドラシルそのものが、同化した空想樹なのです」
「な……」
皆、絶句するしかなかった。
空想樹とは、世界に根を張って異聞帯を存続させる為の維持装置。
けれども、この北欧異聞帯は違う。世界そのものを侵食した来寇の跡地。嵐の外側に広がるまっさらな地獄とは異なった地獄の在り方だった。
「灯台下暗しね。笑えませんけれど」
「それが本当なら、俺たちに今立っている場所は……空想樹の中だっていうのか……!?」
「はい。文明が消え去り、星そのものの法則も置き換わった世界がここです。抑止力は過去のものとなり、稼働する抗体は僅かのみ」
「抑止力が働かないと言いましたけど、そうなりますと彼の存在に説明がつきません」
グリーマの説明に、西行が不審な点を指摘し、老騎士に視線をやった。
「そ、そうだ! 彼はどう見てもサーヴァントではないか! サーヴァントが自然召喚されたとなると、抑止力が未だに動いているとした考えられんぞ!」
「はい、その点も説明致します。先程も仰った通り、抑止力が過去のものなのは変えようのない事実です……ですが、巨人の軍勢に制圧される直前、大神オーディンは置き土産を残してくれました」>>931
天辺神殿・展望台フリズスキャールヴ
「戻ったよ、王様」
夜の星空が浮かぶ景色。さながら宇宙空間の中にいると形容するしかない天(ヒミン)の神域。
どこか異星のテクノロジーを思わせる意匠が施された神殿内にて、漣爻智は自宅に帰ったかのような気軽さで声を出す。
「カルデアには逃げられた。まさか、巫女(ヴォルヴァ)の生き残りがいたとは思わなかったよ」
『────そうか』
神殿内で声が反響する。しかし、姿は見えない。
「それと、サーヴァントが一人召喚されていたよ。情報分析の結果、霊脈が召喚した抑止のサーヴァントである可能性が高い。これも巫女(ヴォルヴァ)が絡んでいると見てもいいのかな?」
『────否。巫女(ヴォルヴァ)は所詮星詠みしか能のない一族だ。吾々巨人に対抗する力も無ければ、星に干渉する手段すら持ち合わせていない』
「じゃあ、サーヴァントの証明は誰の手に?」
『────おそらくは、オーディンめの仕業だろう。小賢しい手品は彼奴の十八番よ』
「成る程ね。既に滅ぼされた身でありながらも、保険の一つや二つはかけていたか。さすがは死の神と称賛すべきかな」
『────余り吾の前で老いぼれを褒めてくれるなよ。拒否反応が出るあまり実態を顕にしてしまいそうだ』
「おっと、それは大ごとだ。王様の姿を視認したら漏れなく夢の中なんて洒落にならないからね」>>932
まるで上下関係のない間柄。
姿が見えなくとも、声音から発せられる重圧感は、人間という種族に対する畏怖になり得る筈なのに、彼には一切その気配が感じられない。
加えて、幻声そのものであろう主も、爻智の態度を咎める様子はない。
「それで、王様の理想を潰す為やって来た汎人類史の代表はどうするの? また僕が直接行こうかい?」
『────ふふ、同じ時間軸の人間とは思えない発言だな。更に言えば、汝は自室に篭って趣味に没頭したいのが本音だろうに。思ってもない事を口にする』
「おや、王様に隠し事はできないね。まあ、できれば働きたくはないね。態々僕が繰り返し下りる事もないだろうし」
『────その通りだとも。汝が労力を割く事もあるまい。汎人類史の対処は『死の聖者(ヘルギ)』に一任する。彼奴ならトチ狂った螺旋の王も巧く使うだろう』
「自分で狂わせといてよく言う」異聞帯ネタも考えてはいるけど、ふと、「おたまじゃくし銀河を内包した空想樹」は「空想樹おたまじゃくし」になるのか……?と思ったり
うーん……リレーのやつよりリクエスト?のssが先にできちゃって気まずいから投げて逃げよっと!
「––––そんなこんなで『師匠が言いそうなBLEACH巻頭ポエム選手権』優勝は『人は皆、猿のまがいもの 神は皆、人のまがいもの』に決定したんよ」
「…………それは流石に尖りすぎじゃないか?」
「いやいや、これぐらい尖ってる方が師匠の中身にはピッタリなんよ––––––あ、あったあった」
薄暗く奥まっているにも関わらず埃一つ落ちていない本棚をかきわけ、少年が脚立の下で待機している連れに一冊の本を手渡した。
「はい、お師さんのメモにあったやつはこれで全部」
***
ここは西行家書斎……という名は付いているが、実質のところはちょっとした図書館のようなものである。もっとも現在中にいる二人の少年の片割れ–––高円寺零央からすれば、「地上地下含めて4階もあるくせに、難解だったり需要が不明な本の比率があまりにも高いのは如何なものか」という話になるのだが。
二人が現在いるのは書斎の中でもマニアック或いは希少な書物が収蔵されている地下書庫であり、普段は鍵がかけられているものを特別に開けてもらっている状態だった。
「にしても……西行さんが鬼種と混血関係の本をこんなに持ってたなんてな。本人から、自分が強くなる以外のことは興味ないって聞いてたのに」本の束を抱えながら階段を登り切った紺青色の少年が、訝しげに呟いた「それも、鬼種の本能を抑え込みつつメリットだけ得る方法とか……」
「あぁ、昔一緒にそういうこと研究しとった人がおったんやって。もう役立てたい相手もいない癖に、なんか集めてまうから好きに使えーって。中の本見たいって言うたら二つ返事で鍵貸してくれたわ」
「なんか、意外」
地下書庫の施錠を確認し終わった「西行さん」の弟子が、首を傾げた大我を見て軽く苦笑した。
「……………まぁ、なんだかんだ言って他人のために動く方が多いんよ、あん人」
「うーん……確かに……口で言ってるよりはだいぶ、態度の方が親切なような……うーん?」
「ふふ。あの人、優しいって言ったら怒りよるし。俺がこういうこと言ったってお師さんに教えたらあかんよ」>>941
***
「………うぇー。くずし字が全く読めない………」
大我が、リビングルームのテーブルに突っ伏してうめき声をあげた。
書庫から持ってきた本は半数ほどが古書であり、ゆえに使われている文字も博物館以外でそうそう見ないようなものである。……なお、作者は本を所蔵している本人だったりする。
向かい側で別の本をペラペラとめくっていた零央も、軽く上を向いてため息をついた。
「うーん……うちの書庫の本、レアもんなのはいいけどその分読む難易度も高くてなぁ……俺はまぁ師匠の字ぐらいは読めるけど、つきっきりで翻訳するわけにもいかんし……そっちのお師匠さんに聞くってのはどう?」
「いや……一応これ、魔術使い宅の門外不出の品を特別に貸してもらってる形になるわけだろ?『野紀社長』に内容が伝わるの、あの人が許すか?」
「せやなぁ……別に怒りはせぇへんと思うけど。多分体質の話とかも考えれば師匠は怒れないと思うし……」なんだかんだで子供には甘い師匠の顔を思い浮かべ、零央が微妙な笑みを浮かべた。「ま、いざという時は多分俺がちょっと叱られるぐらいだから、大我くんは気にせんでええよ。………そもそも、あれや。野紀さんやってこんぐらいの本は持ってるかもしれへんし。知らんけど」
そんなに適当でいいのか?と言いたげな相手の顔を見た零央が「まぁ見とってや」と笑ったところで、最近流行りのゲームの主題歌が鳴り始めた。笑顔…というには少々困ったような顔でスマートフォンのスピーカーホン機能を起動すると、女性の声が流れ出した。
『別に他人にバレて困るような研究でもねェから好きにしろ。ただし、現物持ち出すのはまずいからコピーを取ること。あと流石にヤツとヤツがOKだと判断したヤツ以外には見せないようにすること。汚さず、俺が帰る前に元の場所に戻せ。以上』
事務的、かつ端的に言いたいことだけを言って切られた電話を再びポケットにしまうと、零央が「………な?」と息を吐いた。
「……なぁ。あの人、いまどこにいるんだっけ?」
「今はバンコクやね。こないだお土産の限定ポテチの画像送られてきたし」
「うん。それはこの家にお呼ばれした時点で知ってる」大我が、半ばドン引きしているような顔で言葉を続けた。「……俺が言いたいのは、なんであの人がここの会話をリアルタイムに把握できてるのかってことなんだ」>>939
普通に英語のテッドポールでいいんじゃ……?立てました
スレ画忘れました
申し訳ない
自害の準備はよろしくてよ……ちなみにおまけ画像で全員の答えが食い違ってるのはそれぞれ「なんだかんだで他人を喜ばせることが一番好きな人」「神様みたいな上から目線のやなやつ!」「気になる相手の全てを知りたいパラノイアだが別に悪い奴ではない」「ただの寂しい子供」って観点で見て選んでるからだし、全部真実だから全部正答なんだぜ!
多分BLEACHポエム選手権でも全員違う答え出すよ!
>>945
私は他に似合う奴なら「罪無きあなたは 太陽のよう 罪深きあなたも 太陽のよう」か「私に翼をくれるなら 私はあなたのために飛ぼう たとえば この 大地のすべてが 水に沈んでしまうとしても 私に剣(つるぎ)をくれるなら 私はあなたのために立ち向かおう たとえば この 空のすべてが あなたを光で射抜くとしても」か「世界一嫌いだと言ってくれ」あたりを推すですね
>>951 >>953 >>954
まぁ自宅は普通に警戒するよね……というか一応「地下書庫でうっかり『俺がやばいと思ってないだけで一般人にはやばい』本読んじゃったら危ないな」って善意で監視してただけなんですよ?本当ですよ?
>>948
(似た者って言われると西行さん拗ねるけどな)……まぁ、ヤツの精神性から発動する能力って技集の案から探すと【「黒闇天・大運天中殺」:現実を塗り替える大妖術の、形態の一。「自分は誰も幸せにできない、自分は皆を不幸にする」という思い込みから発生した擬似心象風景。展開されたが最後、術者以外の敵味方問わず幸運値がマイナスを振り切り、運が必要とされる行動は全て必ず失敗する上に普通のアクションも不運によって邪魔が入る。ただし、運も何も関係ないフルパワーでごり押しする方法は有効。なお、性質上術者が味方がいる状態でこの術を発動させることは出来ないため、かなり追い込まない限りは封印された技。】とか出てくるんでやっぱり外に発露させないかさせる前に一旦カウンセリング通すのが最善手なんだけどね(小声)
>>961
そうかしら?ちょっと不幸だけどそんなに重くはないと思うのだけれど
>>959
ああ、偽物しか作れない出来損ないの願望機だから……>>969
一応自分の才能のせいで心折っちゃった一般人とか、ちょっと思考回路が違うせいで「何もしてないのに壊れた…」以上把握できなかった一般人とか、あとなんか死んだ友人の事を普通に気にしてるからこそ心象風景じみたもの創造しちゃうレベルの思い込みになってるので、発動するとその辺の事を思い出してメンタルゲージがゴリゴリに削れるのが弱点ネ
敵味方みんなボロボロになる壮大な自爆技だよ>>965
真面目な話をすると私の中に「異能バトルでもフィジカルを鍛えてないやつは三流」って考えがあってですね
サーヴァントはそうでも無いですけどマスターにはだいたいこの法則に従って作ってるので必然的に物理も強めになって、物理を強める理由付けとして過去が暗めになる感じです
だって真っ当な魔術師なら別に肉体性能をあげる必要ないわけですしね
でもそれってどうなのと思うのでうちのマスターは基本フィジカル強者よ>>972
( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン>>975
うちは特にサーヴァントは一切の曇りなき人達が圧倒的に多いですね……。ピカピカ三銃士を紹介しよう!
・日本史屈指のチャラ男在原業平
・モデルが始皇帝+キャスギル 厩戸皇子
・ペルシアの大王ダレイオス1世
厩戸皇子は始皇帝がモデルですが、始皇帝と違って多様性を尊重したり王のワンマンを嫌ったりとスタンスが結構違うんですよね。うーんあれやぞ、私の基準でいえば私が作ったキャラの重いところは多分過去ではないんだ。
他の人がどう思うかはわからないけど。
私作のキャラで重いって見られるかもしれない人を>>981を少し踏襲して例えるなら、「ヒーローは永遠に助けに来ないし、倒せば全てが解決するような魔王なんてものも存在しない。素敵な魔法をかけてくれるお助け妖精もいないし、そもそも自分はお姫様でも主人公でもない。だから諦めて絶望しながら現実を生きよう」って状態なのね、多分。
過去はもちろんまぁ辛い事もあるし、人によってはちょっと地上波で放送が厳しかったり世が世なら人権団体に助け求められるレベルだったりはするんだけど、そこは問題じゃないの。誰も助けてくれないから自分で手探りで切り抜けるしかないのが問題なの。
確かに過去に誰も助けてくれなかったのは現在誰にも助けを求めない理由だけど、根本的に解決すべき問題があるのは過去より今。だから重苦しいのは過去ではなく多分今。あと心の栄養失調の症状。適切なビタミン(愛情)とミネラル(肯定感)を与えればなんとかなる。はず。
……なんか自分でも主張が迷子だけども……こういうのって譲れない部分というか哲学が出るなあって
重さに意味を持たせる方のキャラなら必然的に過去は重くなるだろうなって感じはします
多分私のマスターはこれからも基本的にゴリラだろうし>>983
つまりあれですよ。重いのは本体なの、背景ではなく。
人間はみんな等身大の地獄に生きてるの。その中を生き抜く上で支えになる「自己肯定感」とか「満足感」ってものを本体が得られないうちは、どれだけ強くなっても無駄なんですよ。どれだけ柱が太くたって、足場がグズグズじゃ倒れるでしょ。
例えば「強い」って言われてるキャラだって辛い過去がないわけではないだろうけど、そこでてやんでぇって立ち上がれるから強いのです。
私作のキャラの場合問題がある人は立ち上がる力か足がそもそも存在していないから、それを手に入れるのが本人の物語になるのでしょう。たぶん。きっと。
そう、きっと重いのではなく弱いのですね。フィジカルとかメンタルとかそういう区分ではなく、たぶんもっと奥底の何かが。ひさしぶりに書き込める気持ちと時間がそろってみたらおもたいはなしをしている…………
思いのほか重いキャラクターはあんまりまだ作っていませんね。ストックの都合上キャラクターの絶対数が少ないのはあるんですけれど、それでも作ってないのは自分でも意外です。
自分はそういう重たい過去よりも、『本質』の方が重要だし、そういう『本質』は変わらないと思っているタイプなのでわざわざ悲惨にはしていないのかもしれません。
例えルーカスになにか悲惨な設定追加したとしてもたぶんこいつは変わらないでしょうし、ミカの悲惨設定はなくもない(故郷が死徒に喰われて身寄り無し&聖堂教会裏側育ち)けれど特に作劇上重要でもなく、(自分が書けてない子の中で本当は一番書きたい子の)ひとみのは未来永劫ヒーローのままです。
逆にそういう『魂の芯』とか『属性』とか『真の意思』みたいなものに反して、妥協と諦めに染まっていくことの方がよほど彼らにとって悲惨というか苦痛というか……まあ最低でも作中そうした子に成功はあげませんね。よほどでない限りそんなことはさせませんけれど。本当は『目を逸らさずに、前を向いて、一歩を踏み出す限りは絶対無敵』のひとみのこそを動かさなきゃいけないんだよな……こいつがいちばん物語を作る上では重要なのに……
でもこいつがいちばんリレー向きじゃないんだよな…………だから個人ssで舞台を作ったのに書けてないし…………ほんとごめんな……>>961
うちはそんなハードコアな過去持ちはいないかなぁ...この感覚がサーヴァントの波乱万丈に慣れて麻痺ってるかは分からない
「どうしてそんなキャラになったの?」を第三者に説明するために突き詰めていくと重厚感のある過去・原風景が必要になるよね、という感覚は分かる〜>>974
鍾太郎の『異星人が先祖』って割とキツめの過去だと思うの。
あと轟一って虚数属性だから…………ゾンビとかのクリーチャー系が苦手でも幽霊とかのスピリット系が苦手で無い理由がね…………。>>898>>990
遅ればせながら確認させていただきましたよー。良いですね、フルスペック。こういうの見ると『作成した段階で固定』ではなくて、物語が進んだ故の成長後状態というのが出てくるのもこの場の醍醐味だと思います。
うちのとの天敵如何はまちまちですね。本当に状況次第で食い合う感じです。
京介さん本体に光素変換の通常魔術は効きが良くないというか天敵(吸われる)なのに対して、具現化まで切れば物質化するので吸われないと思います。でもそうすると、今度は使い魔には具現化がかからない(物質化影響を受けてくれないのですり抜ける)のでそっち方向への対策が必須になってきます。
手堅く撃ち合うならたぶん山星さんとやっているように天体と天使ガン積みでガッチガチの魔術モードになる気もしますが、意地を貼って光属性のまま視覚情報の騙し合い読み合いで勝とうとする絵も見えてきますよ。
本当にどうなるかわかんないやつですこれ。あとそうだ、言わねばならないことでした。
山星さんへ
今やらなきゃいけないことをため込んでいるので、それが片付く来週の週末、あるいは週末明けたあたりにこちらの出番を投下しようと思います。
今回の出番で鱒鯖が2組とも合流するまで書くつもりですがかまいませんか?>>998
了解です1000なら日本古来の魔術について
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】 #155/旧聖杯大会予選
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