このスレッドはでもにっしょんch発リレーSS「Fate/TV SHOW」シリーズまたは「聖杯大会本戦総合」を円滑に運用する為の雑談場所、相談場所になります。新規参加者大歓迎!!!
・他スレッドや他サイトへの宣伝はやめましょう。利用者の迷惑になります。
・当スレッドの特性上、製作したキャラクターやリレーの進行等について話し合う機会が多くあります。スムーズな進行のため、参加者は固定ハンドルネームやトリップを使用しましょう。
・当スレッドにはwiki(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/)が存在します。編集作業は人任せにせず自分で行いましょう。
・wiki内に詳しいローカルルールを載せています。参加者の方はご確認下さい
・次スレッドは>>950または>>970を踏んだ人がカテゴリー「その他」に立てて下さい。
・創作する上で関係のないネタバレを含む内容、ガチャ報告などは専門スレッドでお願いします。
・ネタバレ禁止期間は本編は開幕から二週間以降、イベントは終了後、新規実装サーヴァントや礼装など生放送系の情報については24時間後です。
・設定やストーリー展開のネタバレなどを含む雑談、相談では必要に応じてラフム語への変換をご活用ください。
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/スレ変わったので、ペトロ小話を投下。
設定詰めてないけどアルターエゴで配布鯖の事件簿ナディアってよく考えたらクラス相性的にグレイたんより小回り効きますね……
「人類を救う為、君は邪魔だ」
聖なる遺物を振るい、迫りくる魔性の攻撃を打ち消しながら聖者は宣言する。
立ち塞がるのであれば、例え堕ちる事を強制された大英雄であろうとも討つと。
「そうか。ならば、神々の兵器として資源を喰い潰す癌ごと貴公を消し去ろう。ここに立つは人理を否定せし六つの獣。これを避けなければ貴公らに未来はない」
光のない眼で鎖を引っ張り、魔獣たちを従える男────羿と嘗て呼ばれた弓兵(アーチャー)が、世界の守護者を拒絶する。
「いや、俺────私がいる限り、人類は終わらせん。人理焼却の元凶の好きにはさせんよ。この星はまだ、終局を迎える運命ではないのだからな」
「世迷言を。星は既に見放されているというのに、まだ終わるべきではないと豪語するのか」
「ああそうだとも。天と地を繋ぐ者として断言しよう────人類史は終わらない」
その言葉で火蓋が切られたのか、魔獣たちが一斉に咆哮した。
対峙するセイバー────シモン・ペトロは聖鍵を構え、六つの災害を迎え撃つ。>>4
「『過ぎ去りし大禍に手綱を(ケモノ、ワレニシタガエ)』……さあ、ここに粛清の儀を上げよう。神に吼え、狂気を遂げ、霊を喰らい、空を扇ぎ、波を打ち、人理を否定する者たちよ、お前たちの餌は目の前だ」
開戦。魔獣はペトロを滅ぼすべく各々動き出した。
最初に仕掛けたのは、長く赤い竜体を持ち、頭部には怒髪天のように逆立った長髪が特徴的な魔獣『窫窳』。
太陽の如き熱を身に纏いながら高速で対象に接近する。
「主よ、我らを守りたまえ」
突進する窫窳に対し、ペトロは跳躍して回避。その後、獣の背面に聖鍵を突き刺して完全に飛び越えるに至った。
しかし相手の猛攻は終わらず、聖者の着地点にとぐろを巻いて待ち伏せする『九嬰』の姿があった。
「九頭の竜種か! 狡猾な獣よ!」
首を伸ばしての四方八方の攻撃。
強烈な毒牙を向けられ、ペトロは咄嗟に窫窳に突き刺さったままの得物を呼び戻し、鍵を構える。
先ずは落下地点に待ち構える頭部の一つ。顎が閉まる直前に鍵を間に挟んで噛砕を防ぎ、得物を足場にして他の頭部からの攻撃を次々と回避していった。>>5
「主の加護を!」
一通りの猛攻が止むと、ペトロは透かさず鍵を使った反撃に入る。
口の間に挟まった鍵は聖なる光を発し、それが斬撃となって口内から獣の首を切り飛ばした。
これを機に九嬰のとぐろから脱し、別の魔獣と対峙する。
鏨のような長く鋭い牙を持ち、両手に矛と盾を構える魔獣『鑿歯』。
その出立は余りにも異質。魔性でありながら獣のような蹂躙ではなく、まるで武人のような佇まいをしているのだから、ペトロでも少々面食らっていた。
しかし、直ぐさまカマイタチの横槍が入り、身を捻って全て回避する。
「おっと、驚く暇さえも与えてくれんか」
全方位から魔獣たちが包囲し、逃げ道を塞いでしまった。
先程までペトロに攻撃していたのに加え、カマイタチを飛ばした『大風』と、6体の魔性の中で随一の全長を誇る『修蛇』がフィールドを囲む。そして真後ろには巨大な猪の姿をしている『封豨』が鼻息を荒くしていた。
いくら奇跡を起こした聖人であっても絶体絶命の状況下。
魔獣たちを操作して傍観している弓兵は、さっさと終わらせる為に手綱を振るった。たて乙ですー
アルターエゴかぁ。フロンティアの続編に出すつもりのが何人か居ますが何年後になるのやら…
あ、クロケルはタマモキャットのようにセイバーだけど実はアルターエゴみたいなカミングアウトとかどうでしょう?>>8
ハイ・サーヴァントなアルターエゴは中々使い所が難しいけど、分霊系アルターエゴ (FGOヘルプ曰く一つの霊基から摘出、あるいは分離し、変化した存在)はいくらいてもいいと思う。アルターエゴ……あんまし目立たないけどウチのコロンゾンさんとかアルターエゴですよってささやかながらアッピルしてみる。
黒幕ロールなのにピーキー過ぎて使いづらいコロンゾンさんをどうぞ宜しく。アルターエゴなら私めのイデス(グレンデルママ)がおりますよ。英霊・反英霊とかじゃなくてもうバケモンだけど。
>>12
聖人は皆んなヤバいですよ……。立て乙。
まぁ超人思想抜くとじゃあなんで三人が合体したの?って疑問が出てくr、其処ら辺は今後練るんだと思うのでその時また質問なり意見なりすればいいか。
んー、やっぱ勿体無いと思うなあの三人を合体させるの。勿論年代・神秘・戦力の問題で個人としてサーヴァントにするが楽じゃない、とか言った諸々の事情も分かるけど。むしろどう頑張ったって軍人サーヴァント化のアイデアが沸かなかったから三人で上手いこと纏められた猫さんには尊敬の意を示します
ツァラトゥストラ(便宜上)は猫さんあじだと思うので
自分では出来なかったことにエールを贈るのだわ
あと絶賛は繰り返せばぬるま湯に沈めることになるけど批判も繰り返せば戦争よ。いちどでいいスレ立て乙ですのー。
Requiemさん、お気に召されたようで何よりです。要望も理解しました。自分なんかの絵でよろしければ、頑張らせていただこうと思います!配色などに何かご要望はございますか?
アルターエゴ…エクストラクラスはてんで思いつきませんわ…第三稿出来ましたー
【CLASS】アサシン
【真名】グンソー・フクダ
【宝具】
『無銘にして至高の一(ネームレス・オンリー・ワン)』
ランク:EX 種別:再臨宝具 レンジ:自身 最大補足:自身
アサシンが―――アサシンというサーヴァントを構成する3人の戦士達が成し遂げた奇跡。
『リアルチート』『大戦が生んだ世界三大軍人』と呼ばれた彼らが集めた信仰を具現化する。
すなわちそれは神秘の不足によって不可能とされていたもの―――彼らの英霊化である。
英霊となった彼らはアーチャー、ランサー、ライダーの霊基を獲得し、クラスに応じ最大Bランクのステータスを得る。
『一個師団相当の個人戦力』『日本最後のサムライ』『白い死神』などと謳われた彼らの功績を英霊の規格として実態化する。
宝具発動前とは比較にならない戦闘力を得るが、比例して魔力消費も著しいものとなる。大変だ!!!
銭ゲバ守銭奴関西弁魔術使いに更にお調子者クラスメート属性が付与されそうなんだ!!
どんどん原型を留めなくなってやがる…!>>21
【解説】
本名フクダ・シムナ。
アンガウル島に住む日系アメリカ人で、アンガウル島の戦いで日本陸軍に協力した人物。
彼がいなければ日本陸軍は全滅していたという。
上記の情報は嘘っぱちのものである。
…………………その正体は、不死身の分隊長と言われた人物が捕虜にあった際に実際に使っていた偽名。シムナというのはあるフィンランド人スナイパーのあだ名である。
加えて表記上は書かれていないがソ連人民最大の敵と言われた爆撃手も混ざっている。
死後幻霊となった分隊長は座で意気投合し、自身も「名に大きな意味は無い」と語っていたフィンランドのあるスナイパーと融合した。
融合し、サーヴァントと1人分の霊基数値を得た彼らはグンソー・フクダとして新たな戦場に赴くのであった。
そこに戦場がある限り、彼らは武器を取り戦い続けるだろう。
……………………ちなみに、かのシュトゥーカ閣下は気づいたら混ざっていたとはシムナ少尉とフクダ軍曹の談。
以上です
ルーデル閣下ならやる。これくらいは絶対にやる。というか偽名で参戦とか絶対にあの人なら賛同するこの流れだとどうしてもグランドアサシンフグ田軍曹くんに見えちゃうのよね…
< ンマスヲクゥゥン>>25
やだぁタイミングミスったぁ()
3人纏めてって言うのは勿体ないという意見もあるでしょうけど私が軍曹を作った最大の理由の1つとして「この3人の共闘が書きたい」ってのがあるんですよね……
そんなの夢の共演やんけ……冠位なぁ……作ってみたいけど情報が足りなくてなあ
あるたーえご……?うちにはいないよぉ絵に描きたいよぉ
>>31ではでは
【元ネタ】史実・説話
【CLASS】アサシン/グランドアサシン
【真名】提婆達多/デーヴァダッタ
【性別】男性
【身長・体重】178cm・64kg
【外見・容姿】ボロボロの袈裟を纏い、痩せこけた剃毛の男
【属性】秩序・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:B 耐久:A 敏捷:A 魔力:C 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
気配遮断:B
アサシンのクラススキル。サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を絶てば発見は極めて困難。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
単独行動:B
本来は弓兵のクラススキル。
覚者に逆らい、彼のもとから去ったアサシンはマスターからの魔力供給無しでの活動が可能。>>34
大逆の徒:A
本来は裏切りを礎とする位階の持つ、悪名の大きさに比例して知名度補正を強化するスキル。
アサシンは『キリストにユダ、釈迦に 提婆達多』と呼ばれるほど悪名高き裏切り者の代名詞である。
【固有スキル】
カラリパヤット:A+++
才覚のみに頼らない、合理的な思想に基づく古代インド式の武術。
覚者には及ばぬものの、 最高級の腕前を持つ。
戦闘続行:EX
戦闘を続行する能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負っても戦闘が可能。
今も尚、生きたまま無間地獄にて責め立てられ続けるアサシンは損傷・苦痛を受けてなお、その身朽ちるまで敵対者に爪を立てる。
三逆の業:EX
仏身を流血させ、教団を分裂させ、阿羅漢を殺した男の背負うカルマ。
聖人殺.しの性質を持ち、同ランク以下の神仏、信仰、或いは星の守護を打ち破り、その効力を大幅に軽減する。
対粛清防御たる『菩提樹の悟り』すら害する運命に定められた叛逆の意思。>>35
天熱:EX
生まれた頃より三逆罪を犯すことを予知され、その心に熱悩を生じるような極悪な様から「天熱」と名付けた彼の在り様。
前世より定められた因果が、或いはより上位の意思が、彼の殺.すべき相手を指し示す。
運命即死耐性に対抗する運命殺.害権利。
彼から、運命から逃れられるとすればそれは──人の域はおろか生命の苦しみすら解脱した解答者のみである。
【宝具】
『無間より至る転生(アヴィーチ・アッティサラ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:零 最大捕捉:1人
アサシンは地獄の最下層にして八大地獄で最も苦痛に満ちるという無間地獄(阿鼻地獄)に生きたまま落下したという。
無間の苦痛に苛まれた末に地獄から脱し、悟りに至るという。
この宝具はアサシンが地獄にて味わった苦痛の年月を毒炎というカタチへ圧縮し、対象者へと解放する。
対象者は自身の罪に応じた時間だけ責め苦を追体験した末に解脱する。
【Weapon】
『狂酔戦象(ナーラーギリ)』
アサシンの小宝具。生前覚者を暗殺.するの為に酒により酔わされた象。
酔いによって暴走させているだけであり、アサシンに従っているわけではないため、特定の相手ではなく周囲の全てを破壊する性質を持つ。
鼻や脚のみを限定的に実体化させることも可能。>>36
『毒爪』
覚者暗殺のため、毒に浸されたアサシンの爪。
アサシン自身が無間地獄にて味わった毒炎を纏わせ、その効能を強化している。
【解説】
釈迦の弟子にして従兄弟にあたり、その意思に背いたとされる人物。
驕り高ぶった男は教団を率いる釈迦を憎悪し、新たな戒律を提案すると共に教団を率いる立ち位置を欲した。
しかし、釈迦はこれを良しとしなかったが為に釈迦教団を出て、分派活動を行った。
その際、複数の釈迦の弟子を引き込むも、同じく釈迦の弟子である高僧の説得を受けて自身の元を離れてしまう。
業を煮やした男は酒に酔った象を嗾ける、頭上から石を落とすなどの策を弄するも、象は釈迦の神通力により説き伏せられ、投石も釈迦の足の指を傷付けるだけであった。
釈迦の弟子は男の凶行を止めようと説得しようとするも男によって殺されてしまう。
男は毒に浸した爪によって釈迦に強襲を仕掛けようとするも、その際に地から炎の暴風が巻き起こり巻き込まれる。
そのまま男は仏教における五逆罪のうち三つを冒した者として、最も過酷なる無間地獄(阿鼻地獄)に生きたまま落下していった。>>38
【人物像】
覚者に対する敵愾心を除けば高潔な人物とされているため、不用意に他者を傷つけることもなく、挑発に乗ることも無い。
本来は地獄にて焼かれ続けている最中であり、未だ悟りには至っていないため覚者に対する感情は消えていない。
だが、生前の自身の行いを愚かだと断じてもいる。
地獄にて罰を受ける彼がサーヴァントとして顕現するのは一重に「未だに世が生の苦痛に満ちた地獄」であるが故に、地獄であるならば即ち、提婆達多/デーヴァダッタは其処にいるという理論だとか。
冠位としての役割は生命の輪廻から解脱した覚者に代わり、衆生を護る役目であると認識している。
信仰の果てに救世者に至った獣、信仰を編み神となった獣、彼/彼女らの前にこの男は現れ、その天命に傷痕を刻む。
特技:地獄巡り
好きなもの:節制
嫌いなもの:傲慢なる者/己
天敵:覚者
願い:異教の杯に縋る理由など無い。ただ天熱のままに。
【一人称】私
【二人称】貴様
【三人称】奴>>39
【セリフ例】
「命あるもの、それが故に滅びゆく。強き獣よ、あらゆる王を凌駕する刃(ヴァジュラ)を得ようと、生命を失わぬ限り、貴様は苦しみの輪廻の中だ。災害の獣よ、人類より生じた悪よ。原罪という貴様の解は世の末、生命の真理には未だ程遠い。」
「私の名は提婆達多/デーヴァダッタ。三逆の業、我が心に宿る天熱に従い、地獄の底より貴様への罰則を嗾けに参った。」
「全身全霊……我が骨と命をもって、解脱に至らん……『無間より至る転生(アヴィーチ・アッティサラ)』!」
「冠位の暗殺者か……異教徒なれど磨きあげられた技量とその根底に存在する恐ろしきまでの信仰よ……驚嘆に値する」(山の翁所属時)
「覚者の加護を受けし者、私の地の風穴を覗きし者……こうして巡り会うことがあろうとはな……」(玄奘三蔵所属時)
「む、貴様は……そうか、やはり貴様もアサシンに分類されてしまったか……お互い出来てないのにな……」(荆軻所属時)
「アレは覚者を妨げたという仏敵……伝え聞く姿とは異なるな……むしろアレは我々の……」(カーマ所属時)
「貴様は狂おしき愛憎の果てに、私は醜き傲慢の末に……お互い度し難い業よ」(イスカリオテのユダ所属時)
「仏教徒がいるか、私は仏敵。あまり顔を合わせたくはないが……」(仏教関係者所属時)
以上、翁と覚者を参考にした結果ぶっ壊れた冠位アサシンです
比較対象が比較対象なので盛り放題だぜ!イェイ!!というかもしかして冠位アサシンは初?
術・弓は複数いるけど、狂だってアッシュくんいたのにちょっと感無量>>41
この人、厳密にはまだ地獄なのでマーリン的な抜け穴がいるよねって……理論的にはメッフィーに近いけど
>>42 >>44
ビーストといい、冠位といい胸踊る設定だし、公式で出た分はこっちでも考えていいよねって
三逆の業については、ようは強化解除とか無敵貫通とかそっち系なので特効ってわけではないのよ、あくまで同じ土俵で戦わせるだけで
>>43 >>45
暗殺者で有名人かつ格が高いとなるとこの人かなって……失敗してる?荊軻さんも一緒やろそんなん!
愚かな裏切り者と書かれがちだけど場合によっては悟りに至ったりもしてるらしいので超然とした感じに
>>47
ヴァンプ・チェイテはむしろメカエリチャン出したさで書き上げましたからね……(半分は異聞帯で『カーミラ』やりたかったのがあるけど)
だってメインストーリーで絶対出番ないんだもん……>>51
怪獣総進撃すぎる…………(震え声)>>56
――関東地方。江戸。
現代において東京と呼ばれるこの土地は、安土桃山時代後期までさほど重要視されていなかった。
交通の要衝として多少なり発展こそすれ、全体的には地方の一都市一地域めいたもの。それがこの時代における江戸の立場である。
その江戸は、しかしこの世界において大きく形を変えていた。
まず規模からして違う。都市の周囲には堀と防壁が築かれ、外敵への防御が整えられている。
その奥には無数の建物が並び立ち、江戸時代さながら――あるいはそれ以上の活況を呈していた。
だが、それらはあくまで都市としての特色でしかない。
真に異常なのは、その景観だった。
防壁の上に敷かれた鉄条網、複数の物見台に併設されたサーチライト、そして何より煌々と輝く電気の光。
江戸時代には望むべくもない、現代的な設備の数々が備え付けられていた。
これこそは関東の中心にして、この特異点に君臨する新たな江戸。
すなわち――雷電革命新都・第弐江戸である。>>57
「……話には聞いてたけど、ほんと目を疑うような光景だな」
第弐江戸より離れる事およそ五キロ。
拠点である仙台城を出立した俺たちは、長い道程を経てこの地にたどり着いていた。
無論観光旅行に来たわけではない。
俺たちがここに来た理由は――。
「本当に、あそこを攻め落とせば元の世界に帰れるのでしょうね」
『正確には、その第一歩といった所だがな。城でも説明したであろう?」
白蛇曰く。この世界には『楔』と呼ばれる箇所が複数存在し、それらが相互に機能する事で特異点としての形を維持している。
逆に言えば、その『楔』が失われたり機能しなくなればこの空間は維持できなくなる。
よって、元の世界に戻りたければ各地の『楔』を破壊する他に手段はない。
大まかに言ってしまえば、白蛇が伝えた内容は以上だった。
「報告! 兵の戦闘準備が整いました! 各隊いつでも動ける状態です!」
「分かりました。しばし待つよう伝えなさい、直に我々も向かいます」
「はっ! ただちに!」
命令を受け取った伝令が、再度の伝達に戻るべく駆け出していく。
現在俺たちは、本城にわずかな兵を残し、主力を率いてこの地に進軍してきている。
その数およそ五千から一万。現時点でのほぼ全力であり、負けたら確実に後がなくなるだろう軍容である。>>58
「……実際、負けたら俺たちどうなるんだろうな」
「縁起でもない事言わないでください。その舌斬り落としますよ?」
傍にいた燭台切が、しれっと恐ろしい事を口にする。
いや怖いわ! 舌切すずめか!
前々から思ってたけど、こいつ俺に対する当たり強すぎないかこいつ。
「ま、怖いのであれば本陣に引っ込んでおく事です。主様の守りは私一人でも十分ですし」
そうしたいのは山々だけど……いや駄目だろう。
曲がりなりにも俺はあいつの――アサシンのマスターだし。出来る事が何もなくても、全部任せて隠れっきりというのは申し訳なさすぎる。
無力だというのなら、せめて見届ける事だけでもなさねばならない。そう俺は考えていた。
「……まったく、臆病なんだか勇敢なのだか。そういう所だって言ってるんですよ、私は」
「?」
燭台切が何やら小声で呟き、そっぽを向く。
何を言ったのか聞き返そうとしたその時、俺の左手に何やら別のぬくもりが重なる。
振り向くと、いつの間にか傍に近寄っていたアサシンが俺の手を優しく包み込んでいた。
「あ、アサシン?」
「大丈夫ですよ。黒野くんは、私が守り通してみせますから」
「――――」>>59
俺とアサシンの身長差は二十センチ。必然的に、アサシンがコチラを見上げる格好。つまり、上目遣いで迫っている状態になる。
そんな姿で、俺に向けて先の言葉を放ったわけであるから――破壊力が半端じゃない。
正直、こんな状況であるにもかかわらずかなりドキッとした。
何というか不意打ちにもほどが――。
「……(じとーっ)」
「ハッ!?」
瞬間的に己が身を貫いた殺気に、思わず振り返る。
するとそこにはいかにも不機嫌です、と言わんばかりの顔をした燭台切がこちらを睨みつけていた。
「い、いや待て燭台切。これはだな」
『貴様ら。状況が分かっておるのか?』
慌てて言い訳しかけたタイミングで、白蛇までもがこちらを責めるように睨んでくる。
一方、当のアサシンはといえば、状況がまるで分っていない様子できょとんとしていた。
「あの。私はただ、サーヴァントとしてマスターを励まそうとしただけなのですが」
「ええ、分かっておりますとも主様。その上で、この節操なしに呆れかえっているだけです」
いや今のはちょっと動揺しただけであってだな!? ていうか、今のを平然と返せとか無理だろ!?
「当然です。むしろ何も返さないようであれば、それこそ無礼と見なし手打ちに処す所でした」
「理不尽すぎる!?」>>51
ポップコーン片手に特等席で眺めよう(やけくそ)>>67
マーダーゲームのはなんぞ?…(検索中)…ほう!これは面白そうですね!とりあえずユージーンは出禁なスレ変わったんですね
今北サンタマリア白式殺神剣(つくもしきさつじんけん)
【刻印・代数】あり・17代め
【属性・特性】識・否定
【魔術 系統】解析魔術
【魔術 回路】質A・量C
【編成・位置】通常・丹田を中心に分布
【 解説2 】
*上記の項目は西洋魔術の見地から「もし」診断や判定を行ったら?という物であるため本人や彼女に近しい人間が把握しているものではない。
魔術系統も解析魔術が最も近しいというだけで本質を表しているとは言えない。
解析魔術(の様なもの)で対象を把握し、否定の魔術特性によって意味消失させる。そういう術理である。
これには対象を正確に把握・理解・認識する事が肝要になるが、それを可能にする要素は後述する。単純に言えば事前把握を必須とする異能を無効化能力であるがそれは発生する現象に限られる。
但し、この異能の判定は上緒菖蒲本人の認識に依るもので魔術が研鑽と勉学の先にある技術であるという事実は含まれない。
重ねて但し、雷に類するものは無効化できない。>>73
魔術属性「識」
【 解説3 】
先ずは魔術属性についておさらいをしよう。
五大元素……地(solid)・水(liquid)・風(gas)・火(plasma)・空(ether)はこの物質界に於ける在り方を示し、この属性の何れかに属しているかでその人間が魔力・魔術をどのような形態で運用すれば効率的かが分かるというもの。
この基本となる五元素以外に架空元素として無と虚(または虚数)がある。これは物質界に存在しないが理論上ある「はず」の概念を指す。この虚数属性を持つ人間は希少ながら実在する。
他にも特定の何かに高い適性を発揮する突然変異的な属性も存在する。(ex剣属性)
では識属性とはなんなのか。これは五元素に属さず且つ架空のものではない現実にあるもの……精神(Geist/独)である。
仏教思想に於いて世界を構成する五大(地大・水大・火大・風大・空大)に加えられる六大・識大から識属性と命名する。
つまり現実に在りながら目に見えない精神、魔術的に言えば情報にこそ適性を持つ魔術属性である。何故今まで確認されてこなかったと言えばこれが西洋思想では除外されがちな概念であるからと思われる。
この識属性を操る上緒菖蒲、殺神剣は(魔術的に)接触する事で異常とも言える速度と正確さで対象を把握する事が出来る。
この識属性はその性質から理解に長けるため、方向性の如何では根源到達の近道になる可能性があるが、担い手である本人の「否定」による二律背反で到達には至っていない。
これも上述した剣属性と同様に突然変異的に発生した属性ではあるが後述する方法で(形式上は)子々孫々へ受け継がれている>>74
死刀・上緒菖蒲
【 解説4 】
*名も無い山村で歴代上緒菖蒲が受け継いできた日本刀。その正体は初代上緒菖蒲である■■■■が妖刀となった姿であり、代々の後継者に取り憑きいつの日か悲願を果たすことを夢見ている。
つまり無生物に成ることと、後継者の精神を乗っ取ることで不死性を獲得した妖刀というカタチの死徒。
だが魔術、妖術、陰陽道…その様な術に疎かった■■■■が執念で至った道理なき変貌は精神の在り方を歪ませ、多くの記憶を取り零してしまったため欠片ほどしかその自我を保てていない。
その悲願が誰の為であったかすらも忘れて妄執に取り憑かれた妖刀である。
ひたすら鍛錬を積み、偶に思い出したように外界をフラつき適当な人外を狩っては戻っていく程度で人間、人外ともにほぼ無害。他の死徒たちからは半端モノと揶揄され、或いは無視されることが常で敵対も友好関係も存在しない
次代への継承の度に当代後継者を「喰らう」ため、それが擬似的な魔術刻印として作用している。>>76
白式殺神剣・剣能(つくもしきさつじんけん・けんのう)
【解説5】
無残
*残るものなど無く。識の魔力を纏わせて対象を切り無効化する。もし術者本人が傷を受ければ所謂魔術の行使が不可能になる。
物凄く簡単に言えば傷跡から侵食した識の魔力が対象の中で魔術を行使しようとする意思に対して反作用を引き起こし相殺してしまう…という仕組みである。
無間
*間など無く。古武術に於ける縮地に該当するもの。
無見
*見ること無く。気を発する事で五感以上に周囲の物事を察知する気によるソナーのようなもの。パッシブソナーの様に常時展開しつつ、必要に応じてその強弱を変えるアクティブソナーの様に使うことも出来る。
神下ろし
*過去無効化してきたもの。つまり把握してきたものの術理を再現する要はコピー技。上緒菖蒲の理念としては禁術に他ならない。
コピーすると言っても出力スケールは自身に依存するので100%同じ事が出来るとは限らないのだが。>>79
■■ ■■
【 解説7 】
源頼光に仕えた武士。頼光四天王にも勝るとも劣らない傑物であったのだが主である頼光へ信仰に近い妄念を抱いていた。
至上である主の苦悩を見て見ぬフリをしてただ自分が一番の家臣である事を望んだ愚か者は坂田金時に嫉妬を抱く。
その性格は真面目一徹の堅物。例えるなら生徒会長の頼光から不良なのに目をかけられる金時に嫉妬する副会長といった関係性。思い詰めた■■■■は闇堕ちししてしまい歴史からその存在を抹消され、死徒に成り果てたことで英霊の座に刻まれることはなかった。
自らの過ちにより求め続けた頼光と永遠に引き裂かれたのである。
死徒になってまで抱き続けた彼の悲願大願は源頼光を死なせないこと。しかし至上の光を消さぬ為に天寿すら克服しようと凡ゆる術・法を探している間にその光は潰えてしまう。
それに心が壊れる寸前、自らの行いを無為にしないため人類・生命よ死の克服というお題目にすり替えたに過ぎない。>>80
死徒・上緒菖蒲
【 解説8 】
本来なら当代の上緒菖蒲を取り込み次代への継承を行う筈がイレギュラーによりそれが出来ないと判断した際に行われる緊急措置。当代の肉体を喰らうのではなく裡に潜り込み汚染する。
これにより完全に死徒化し意識も大幅に塗り替えられる事になる。
この塗り替えられる意識は倫理観もさる事ながら物事の認識の変化が大きい。
今までは「人間に出来る筈のないこと」=異能としてきたリミッターが外れ自分が否定したいもの全てに殺神剣の適応範囲が広がる。
そう、つまり殺神剣は理屈を付けてセーブしてきた死徒としての能力で剣術剣法ではないのである。
だがこの状態に至っても雷に類するものは無効化できない。それは源頼光を否定することに繋がるからである。
肉体としては死徒に成り立てでまだ吸血種特有の能力は使えず単純な身体能力の強化に留まっている。
但し凡そ千年分の吸血衝動に襲われるためとても冷静とは言い難い。>>81
一式殺人鬼剣・剣現(ひとしきさつじんきけん・けんげん)
【 解説9 】
死徒草(しづれぐさ)
*得物であった死刀をその身に宿してしまった故に無手となった死徒・菖蒲が必要として生み出した武器。
自身の血から刀を作り出す。その形、数は自在だが基本的に太刀一振りがやりやすい。
死徒桜(しだれざくら)
*スーパー干将・莫耶的な。
不死見不生見(しみずしょうみず)
*彼岸花の別名、葉見ず花見ずから取った刃の形態変化の極致。相手が避けるなら避ける場所も無いほど刃を分裂させてしまえば良いという最高にあたまのいい発想からなる技。見た目が彼岸花に似ている。
鬼灯(かくりほおずき)
*斬った対象を生きたまま人の頭大の鬼灯に似たナニカにする技。生きたままという事が重要であり保存食を求めたから生まれた技と思われる。
朽果華火(くちはてはなび)
*中空に飛ばした自身の血を拡散させ周囲を襲う無差別攻撃技。>>83
固有結界『死司神剣』
*赤い月の浮かぶ平安京が展開される固有結界。この中では■■■■が正に死神の如き姿で実体化し生殺与奪権を握る。(大鎌ではなく太刀を持つが)
この死神と化した■■■■に斬られたものは例え致命傷でなくとも凡ゆる防御・治癒・再生能力を無視して絶命してしまう。
固有結界『朧華屋敷』
*菖蒲の生家である花に包まれた古い屋敷を中心に展開される固有結界。この中では凡ゆる武器が花となる。
残雪
【 解説0 】
山村に伝わる宝刀。平安時代の作りで所謂大きく反り上がった太刀。
頼光から■■■■に贈られた物であり
その真の銘を切切。切ることなく切る、頼光から真面目で心優しいと評された■■■■に授けられた護剣である。
破邪・退魔の力を宿すため死徒となった■■■■は触れることが出来ない。
切切(きりきり)→斬切(きりきり)→斬切(ざんせつ)→残雪…と名を変えたのはその出自を隠す為。あ、山星さんとレージュさん。私のページの方にちょっと話題書いたので確認よろしくお願いします
(SS投下してよかですかって聞きに来たら聞ける空気じゃなかった)
七つの地獄に蠢くは七つの科。
穢れを禊ぎ癒す泉は、ある時を境に堕落と失墜に人々を酔わす毒となった。
天とも取れし情動沈みし泥下の獄に嗤う影。
決戦は七夜。望月の欠けたる砌に、地に降り立つは魔か人か。
──『獄楽往生湯元オオイタ』
………という、壮大に何も始まらない前口上。
温泉郷だったら大分より道後とか城崎のほうが良いだろうけど謂われ的にぽいかなと>>75
検索して一番上にきたのがマーダーゲームじゃなくマーダーミステリーだけどこれは結構盛り上がりそうですね!・マーダーゲームをやる
・「これはかの戦国の〇〇の祟り…!」「いやあいつそんな事しないと思うけど」、「これはこの地に伝わる妖怪の仕業…!」「自分たちで滅ぼしたくせにこういう時だけ頼るのよくないと思うぞ」から始まり、そこからみんなに理解してもらえる根拠を頑張って探していくエセミステリー
・修行編(よいこの魔術&合戦の心得教室)
・ハ様、ペルセポネーを讃える絵付きポエムノートを作ったら読んだ者のSANを削る魔の書物になったの巻
……ネタだけならいっぱい思いつくんだがどれが面白くなりそうなのかがさっぱりである!>>96
では!
彼女がそのサーヴァントと出会ったのは、本当に最初の頃だった。
騎士や侍、様々な時代の英雄に混ざって召喚されたそのサーヴァントは、自らを兵士と名乗った。
グンソー・フクダと名乗った彼らは、3人で1人のサーヴァントだった。
『閣下』と呼ばれた彼はレイシフトを繰り返し、マスターを悩ませると共に資材面で大きくカルデアに貢献した。また、マスターに戦うということを教えたのも『シュトゥーカ閣下』と呼ばれた彼だった。
『少尉』と呼ばれた彼は、マスターの忠実な兵士だった。その技量・実力をマスターは最後まで信頼していた。戦力という意味では一番信頼を置いていたのが『白い死神』とも呼ばれた彼だった。
『軍曹』と呼ばれた彼は、マスターの精神的な支えとなった。同郷の出身でもあった彼は、マスターと意気投合し、彼女を支え続けた。
三者三様、様々な面でマスターを支え続けた3人の英霊。
彼らとの別れが、その日のカルデアに訪れた。>>98
「さて、別れの言葉とのことだったね。
私は特にはない。マスターとは散々訓練で語り合った仲だ。
良いかマスター。出撃とは前に進むということだ。未来を向き前に進む―――誇るといい。君は、立派に私の訓練を乗り越えた……日々の牛乳を忘れずにな」
嗚呼、この人は本当に変わらないと彼女は思った。
その奔放さに悩まされ続けてきた閣下。
気づいたら混ざっていたと聞いた時には心底驚いたものだが―――『前に進め』と迷いなく言いきれる彼は、本当に英雄なのだろう。
「自分も構わない。自分は命じられたことを命じられたままにこなしたまでだ。そこに感傷は……
いや。だからと言って嘘をつくのも良いことではないか。不要な感情とは思っていたが、貴方との日々は悪いものではなかった。感謝する、マスター……君はいいのか。軍曹」
少尉もまた、変わらないと思っていた。
独断専行の多い閣下や、閣下ほどでは無いにしろ稀に単独行動に出る軍曹と比較すると少尉は本当に安定感があった。
常に彼女の側にあり続け、彼女に忠実なサーヴァントという姿勢を貫き続けた。
最後に軍曹に見せた気遣いも含めて、少尉は本当に変わらなかった。>>99
「……マスター。俺達は……いや、俺はあんたに感謝してる。
俺はあんたという今を生きる人間に出会えたことを嬉しく思うし、あんたの未来を守れたことを誇りに思う」
「軍曹……うん……」
軍曹は常に実直だった。
その真っ直ぐで一本気な性格は彼女には好ましくあったし、それでいて他人を思いやる優しさも含めて彼女は彼を何より信頼していた―――だからこそ、彼女にとって彼との別れは、半身を裂かれるような思いだった。
「ああ……そんなに泣かないでくれ。マスター。我が親愛なる上官殿。学校とかでやらなかったか? 俺達『英霊』―――ああ、サーヴァントって意味じゃない。あの戦いで散ったやつらは星になって空から見守ってるって話をさ」
「私……それ知らない……」
「おいおい本当かよ……どうなってるんだ今の教育は……」
涙するマスターの頭を撫でながら、深くため息をつく軍曹―――そういえば、軍曹は生き残った後日本の教育を良くするために本屋を経営してたって聞いたっけ。やっぱり、軍曹は英霊なんだ。
「まあいい。例え必要とされなくなっていたとしても、戦場ある限り俺はそこに立ち続けるさ。それが……『英雄』と呼ばれた男の責任だ」
「責……任……」
そうだ、と答え、軍曹は彼女の手を取る。
小さな手―――人理修復という偉業をその背中に背負ってきた少女の手は、折れそうなくらいに小さかった。
「マスターにも責任がある。この戦いを生き残ったものとしてな」
「それって……どんな……?」
その言葉に、軍曹と呼ばれた男はニッと笑って。
「―――生きろ、マスター。
生きて、前に進み続けろ。俺や少尉、閣下がそうしたように」>>100
「軍曹……わかった。私、やってみるよ。すぐになにか出来るかは分からないけど。必ずやる」
「ああ、マスターなら出来るさ。なんせソ連人民最大の敵に白い死神。おまけに不死身の分隊長を従えていたあんただ。出来ないことは無いだろうさ」
「そ、そんなぁ……うう、プレッシャーがすごい……」
「大丈夫だよ。あんたなら出来るさ。なんなら閣下と少尉に聞いてもいいぜ? 閣下、少尉、終わったぞ」
「なんだ? 質問か? 効果的な筋肉トレーニングについては教本を残したぞ。机の引き出しを開けてみるといい」
「べ、別に質問は―――あ……」
ないといいかけて、彼女は気づいた。彼らの身体が消え始めていることに。
3騎の英霊は、襟をただし一列に並んで―――
「さようなら(näkemiin)―――マスター。貴方に幸運を。貴方の習熟が、貴方を裏切ることがありませんように」
「さらばだ、戦友(Auf Wiedersehen.kamerad)―――人生とは出撃だ。君の戦いに多くの戦果があることを願っている」
「人理継続保障機関所属福田軍曹! これより出撃する!
それでは! 上官殿の人生の成功を祈って万歳三唱!
万歳! 万歳!! 万歳!!!」というかこれだけやってもインフレエントリー組じゃ早期リタイアの目が消えないから本当にオカシイんですよーう!
無限魔力砲とかやめてくださーい!昨日相談した銭ゲバ魔術師の完成版投下してもよかですか?
>>108
ページに投下しましたおし、投下します。
【名前】不二 裕鴻(ふじ ゆうこう)
【年齢】17歳
【性別】男
【属性】混沌・悪
【身長・体重】177cm 65kg
【特技】スリーサイズ当て(勝率8割4分)
【好きなもの】金
【嫌いなもの】貧しいということ
【国籍】日本/世界最貧国
【魔術系統】黒魔術
【魔術属性】風
【魔術特性】透化
【魔術回路】質:C 量:B+ 編成:─
【起源】渇く
【所属】学生/魔術使い・元少年兵
【解説】
聖杯戦争が開催される土地にある学校の生徒。胡散臭い関西弁を話すが、エセで実際は国外出身の帰国子女。
基本的にお調子者にして、どうしようもない俗物。
「飲む・打つ・買う」という三大堕落欲求を学生の身でありながら網羅したと豪語する駄目人間だが、本人はなんら気にしてない。>>113
中東の血が混じっているらしく目鼻立ちのはっきりした美丈夫だが、口を開けばアラ不思議。本人の駄目加減がたちまち露呈する為、女生徒の気配は皆無である、合掌。
常に錆びた硬貨を肌身離さず持ち歩いており、両親から護符代わりにプレゼントされた所謂「幸福を呼ぶ硬貨」とのこと。
将来の夢は「金持ちになること」。
基本的に魔術や聖杯戦争とは一切関与しない、良くも悪くも日常の中の存在である。
「……ま、コレも仕事やし。別に恨んでくれても構へんで?
先、地獄逝って待っといてくれや」
その正体は聖杯戦争に秘密裏に潜伏した、貧国出身の魔術師。
魔術協会とは殆ど関わりがなく研究でなく実利的な用途で魔術を用いる、所謂『魔術使い』と揶揄される存在。
幼い頃内戦で両親を失い少年兵として訓練を受けてきた彼だが、内戦終結後も生活が何一つ好転しない現実を憂い、世の中は金が全てだと信じるようになる。>>114
自他共に認める拝金主義者。
どんな事でも金さえ積まれれば引き受け、目的を達成する為なら血が流れることも躊躇しない非情な性格。
だが嗜好で殺人はしないと公言しており、殺しを愉しむ輩に対しては相手が英霊であろうと嫌悪感を露わにする。
使用魔術は魔術特性『透化』を反映した隠蔽魔術を好んで使い、身体や所持品に透化処理を施して戦闘を有利に立ち回る。
詠唱は「peek-a-boo(いないいない、ばあ)」や「bye-bye-boo-boo(いたいのいたいのとんでゆけ)」など、お呪い由来のものが多い。
聖杯に願う願望は「億万長者」。
溺れる程の金を持ち貧しさから脱却し、使われる側から使う側の人間になる───それこそが唯一絶対である幸せのカタチ。
そう自分に言い聞かせながらも、頭の中では極普通の幸福な家庭を夢想する。
【台詞】
日常編
「いやいや、パッドはギルティやろ。
イタズラに夢を魅せる虚偽申告は死罪やで、全国の男性諸君にごめんなさいせな────アガッペェ!!?(顎をクリーンヒットする音)」
「何でも願いが叶う……それなんてド○ゴンボールやねん。
でもそやな、もし願いが叶うってんなら俺は間違いなく金を欲しがるやろなぁ。酒池肉林、満漢全席、此の世の有りと凡ゆる贅を満喫するやろねー」しかし、またクロさんアサシンさん忙しくなったんかな?寂しみ。
でも公的タスクがほぼ無いのでレイド沢山できるわーい。
伏神って今なんか進められる事あるかな……?>>118
潜伏するからには組織的な後ろ盾が…とも思ったけど御三家的なクライアントをその都度見繕えばいいのか
悪友みたいな枠で場を賑わしつつ良いところでひっくり返す、刺激になるキャラだなって>>121
カインはグランドというより、プラ犬感がありそう。人類に対する絶対殺.害権とか。言ってしまえば死2そうになるので死徒化する
死神化する■■→結界内で実体化、つまり菖蒲と分離する
死徒であった本体から解放されるが時すでにおすし、菖蒲本人も死徒化している
死徒化しているから固有結界を持つ!
死司神剣で限定的絶対殺Guy権を持つ■■を朧華屋敷内で華散らす……って文脈なんだよにゃあ
自分で禊したみたいな雰囲気出すけどこの時点でお察しなんだがね!>>129
>>カシ虐タイムだ!!行くぞ!!
草生える。でも適任だから困る>>129
慈悲はないのか…
思ったんだけど大まかな台本を参加者で予め作って置けば揉めることもなくサクサクリレーが進むのでは?>>124
書いてて英霊には出来なくとも英雄なんだなぁと思わされましたね……
>>128
とりあえずこんな感じなんですよね
―――注射くらい静かに受ければいいのに。
と、尾裂3号は思った。
尾裂シリーズ―――カルデアの技術顧問、西行・キャスリーン・華恩が作った絡繰達の中でも、彼女はかなりの強行(タカ)派だ。
彼女にとってカルデアの面々は守るべき、癒すべき患者であり―――自分達に立ちはだかる特異点・あるいは異聞帯の存在は、すべからく怨敵だ。
資材も無限じゃない。異聞帯なら尚更。
何故貴重な注射針を異聞帯の住民に―――しかも、注射一つで泣き叫ぶような者に使わなければならないのだろう。
今の状況が、3号には不可解極まりなかった。
これに追加して諸々の検査結果の考察って感じでいいです?>>134
サイコの発想ですよぉー!>>143
いえいえー、こちらとしてもみっちゃんが思っていたよりタカ派だったと分かったのでちょっくら太公望内で扱う仙人について、ここのえの自論が含まれますが以下のようにしたいと思います
①真人→人間や動植物が神(高次元生命体)化したもの。故に受肉した精霊も含める
②道術とは、道教の価値観による、自然(根源)と一体化することを目標とした神秘学
③符陣→宝貝を核にして霊子法則を根底から書き換える、仙人たちにとっての「権能」
心象風景の具現化である固有結界とは異なり、魔術の積み重ねによる異界化
分かりやすく言うと領域展開。
太公望のは『封神傍三百六十五位正神台』の効果(術式)による領域展開『封神演義』を使う、ということ
基本的に、「太公望の設定を語る時にはこういう脳内設定で行きます」宣言ですが、純粋なホムンクルスはエーテルで受肉した自然の触覚だし、琳ちゃん的にも問題ないはず……猫さん的にはどうでしょう…>>148
ここのえさんいましたか……しかし、人の気配がしなさそうなので、やっぱり後ほどに。
こっちは今深夜だけど、お昼なそちらの時間帯でオンラインの人は早々いないよね……。>>147
俺が!ここに!いるぜ!個人的のビーストだから角はもっと派手にしてもよかったと思ってるけど、どんなモチーフの角にしたらいいか分かんなかった……。
>>153
ウンパくんがすごいことに………
改修お知らせ
バビロニアを見た影響でキュベレー/アルゴルの真体はSAN値消滅必至な怪物に仕上がりました。というかチャタル・ヒュユクに近しい地母神とかいうソレの設定でいいのだろうかとも思います
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/キュベレー%2Fアルゴル
真体を見てSAN値がなくなりかける藤丸君の参考文
瞳の奥に『それ』はこちらに背を向ける形でいた。ずたずたで、ぐちゃぐちゃで、けれどしっかりと天空を飛ぶ腐れた翼。それとは逆にびちびちと、生気溢れるように跳ねる魚のヒレと鱗。そして体の節々に見られる獣の特徴。
女性体のような乳房や箇所が見られるも、男性体のような箇所も多く存在する。そして、その顔の周辺は黒くてでもキラキラとした不定形な泥でそれを見ることを避けようとするも動けなくて彼女もしくは彼が振り向けば想像通り顔は黒い何かでなのに確かに確かに顔のパーツだって────
「おーい、マスター?大丈夫ですかー?精神に異常、きたしてませんかー?」
「────っ、はぁ、はぁ。今の、もしかして……!?」
「はい。私の真体です。本物じゃありませんよ。顕現なんて出来やしないんですから」
ちなみにキュベレーからしてみたらティアマト含む多くの古い地母神は姉妹的な考え>>153
わぁい可愛いマスコットとえっちっちなお姉さんだぁ!個人的にはもっと禍々しくしてもいいと思うの
あとフェリメン時空にはフォウくんの代わりにこの子が居るんだよなぁと考えると怖さ半分興奮半分…>>153
頭の異形仮面(?)と下の露出のギャップが凄いですね。>>146
呪術読者にはありがたい例えが来た……(わかりやすい)
琳ちゃんなんですけどスキルちょっと変えようと思っててですね
茅山術:A
道教に伝わる術の代名詞とも言えるもの。
前漢の景帝の時代に、茅盈、茅固、茅衷という三兄弟がいた。
彼らは曲山(現在の茅山に相当する土地)で道術の修行を行い、奥義を窮め、道術によって多くの人たちの病気を治療した。
人から霊的位階を昇華させた存在が操る仙道とは異なる人の手による人のための人の術。
その結晶たるランサーは道術を自在に使いこなす。
道術とは、道教の価値観による、自然(根源)と一体化することを目標とした神秘学。
茅山術はその一流派で、茅山の術とも書くように大地を根幹に置き龍脈に流れる地の魔力を行使する術を得意とする。
ここのえさんの説明も足してこんな感じで行こうと思いますわよ
グンソー殿を詰めてるけど宝具でそれぞれの霊基が別物になるからこれ実質的に4人分の労力が必要ですね……私ってほんとバカ……第■回次手番=猫のさん?
フォークスさんがHALをビースト化する!って話していたのが盲点だったんですよ。でも合点も行くし
それでですね、自分も人のキャラを……知的好奇心、探究心的な意味の理で鰐さんのルーファスをビースト化したいんですよね
ツノ増し増しのメカゴジラ的な銀色の竜がビースト(核ビーム)とか燃えません?ベルリンは燃える>>183
ありがたや……助かります……>>184
あの光輪ツノ一番すき…霊衣くだちい>>190
(ええんやで)(ワシも乗っかっただけだったりするのじゃ)
>「割り切るか振り切れてしまえばよかったのに」
全くもっておっしゃる通りすぎる…………(割り切ったらトゥルーエンドである十年後天パになる)あと2人……あと2人の詳細詰めたら性格設定とセリフ考えてとりあえず完成じゃ……(遠い目)
よっし、今人いないみたいなんで今のうちにss投下しちゃうぞ
>>194
「あ、いたいた。おはよう。今日も機嫌が良いんだか悪いんだかわからないね」
「………俺、今煽られてるのか?」
カルデアの奥にはとあるサーヴァントが管理している図書室がある。そのひときわ奥、あまり人気のない所を好んで座り読書を進めていたキャスターの背後に、一人のサーヴァントが立って話しかけた。……いや、この場合は一柱、と言うべきなのだろうか。
孤高の読書ライフに邪魔が入り白けたような顔で振り返ったキャスターに対し、声をかけたランサーが笑顔で「全然煽ってないさ。僕はこれからちょっと楽にするから、君も力を抜くといいよ」と返す。(補足。ランサーは元来の生真面目で遊びがゼロの性格のままあえて気楽な美少年エミュに挑戦し、キャスターは元は無表情無機質に見えがちな所を努力で胡散臭いリアクション芸人風に見せているという点で双方無茶をしているので、ここでは少し力を抜こうという話である。)
勝手に向かいに腰掛けてきた少年に対し、女性がぶん、と頭の横で一つにまとめた長髪を揺らしてため息をついた。
「………で、なんの用だよ」
諦めたように机に肘をついた黒髪にもう一度、今度はあまり快活そうには見えない類の笑顔を向けた後、少年が「実は、今日は僕の書いた妻を讃えるポエムノートを読んでもらいたいんだよね」>>195
「…………は?」一度素の無表情で言った後、これでは感情の込め方が足りないだろうと思い返したキャスターが改めて「……………はァ?」と言い直す。
「ほら、色々試してみようと思って……歌は何故か歌うなって言われてしまったから、今度は文章方面を試してみようと思ったんだよね。それで一冊作ってみたんだけど……詩を書くのも絵を描くのもほとんど初めてなものだから、出来の良し悪しがわからなくて」
「それならマスターに––––––––」
「マスターくんに試しに読んでもらったら、どうやら体調が悪かったみたいで読んでる途中で倒れちゃったんだよね。医務の人を呼んだ後、邪魔になっちゃ悪いから他を当たろうと思ってここまで来たわけなんだけど」
「………もっとマシな他を当たれよ………」
「うん。君も忙しいだろうと思って他も一応考えてみたんだけど……親戚に見せるには照れ臭い内容だろう?それに、ほら。同業者とか他神話の主神級にもちょっと恥ずかしくないかなって思いはするけど、かといってあのワルキューレの子とか狸やってる子みたいな系統だと…………結局君が一番ノリいいんだよね」
真面目に話聞いてくれそうな子を当たったら君になったんだ、と言いながらうんうんと頷くランサーを見て、キャスターが頭を抱えた。大方最近の自分のイメージのおかしさに悩んでいるのであろうが、彼は元来同格かそれ以上がいるフィールドでは「ちょっと生意気でツンデレ属性のガキンチョ」ぐらいの見方をされがちであることを考えれば、妥当な評価を受けていると言える。
「……わかったわかった、見れば帰るな?俺は今作家サーヴァントの新作を読破するので忙しいから手早く現物を渡せ」
「やった!ありがとう!」そう言って、ランサーが手元に抱えていた紙袋から一冊のノートを取り出した。
「……なるほど?」
キャスターが端正に作られた顔を歪め、ノートを一ページ一ページ見分する。
「ん、ぬぬ–––––素人に–––––ヴォイニッチ手稿とシュルレアリスム期ピカソの絵を渡して「好きなように真似してごらん」って言ったような––––––––––独自の世界観を持った幼児の落書きのような–––––––––––––––」
…これでもかなり言葉を選んでいる。
「こんな常人だったら一ページめくるたびに1D6の正気度減少判定入りそうなポエムノートがあってたまるか–––––!!!!」>>196
図書館であることを考慮し頭をかきむしりながら「小声で叫ぶ」という器用な真似をしているキャスターに感心しつつ、ランサーが口をすぼめた。
「えー。通りすがりの……なんて言ったっけ。アルハザードさん?は『俗に叙述トリックはオチを知って読むと面白くないと言うが、オセアニアの人は腐りかけの肉にマグロを見出しカラスを生贄にウサギを崇めるだろう。なべてこの世は春高バレーなのだ』って多分高評価だったけどなぁ」
「う……うーん……なんとなく『なにその魔道書!超初見!貸して貸してー!』的なことを言われている気がする」
無論キャスターが真に狂気に陥ったり異邦人としてのあり方を受け入れるのはこの時空での話ではないので、言っていることを理解できているわけではない。勘である。
だが、もしこの場にバーサーカー等がいたとしたら肯定していただろう。
何も、キャスターはこのノートの作者が素人であることに対して怒っている訳ではないのだ。いや、単に素人なだけならばどれだけ良かったか。
第一にこのノート、見た目がまず禍々しい。普通の大学ノートであるはずなのだが、何やら情念のような呪いのような不可視の瘴気が立ち上っているような気配である。……そこはまぁ、「神が心を込めたらこんな感じになるのかもな」と許せていた。
真の問題は内容である。読者が皆古代ギリシャ人でないことを考慮して英語で書かれたポエムは接続詞から形容詞まで破茶滅茶なのだが、何やら有無を言わせぬ気配を醸し出している。うまい文章は人の心を打つというが、こちらはその名状しがたき雰囲気で忘れられなくさせてくるタイプだった。
そして、絵。「何故この色を選んだ」としか言いようがない、基本12色の中からは見つけることができない不思議な色で引かれた主線に、パースも何もあったものではない構図。色は丁寧に塗られているが、一箇所も現実に即していないように見える。そもそも何が描いてあるのか理解できない。混沌の渦から一部をおたまで掬い上げたような前衛芸術。いや、これを芸術だと感じられる人間はおそらく正気度が尽きているのではなかろうか。
全く理解できないわけではないのだが、半ば理解できるだけに思考が揺さぶられる一品である。>>197
「……先ずは……じゃあ、ここの絵………?絵なんだよなこれ。これはなんだ?」
「それかい?野原で花を眺めるペルセポネーだね。下の詩に対応してるだろう?」
「対応……」ページ下部を眺め、実際に花の話をしている(と思われる)一節を見つけ、今一度絵を眺めるキャスター。「……してるのか?これは」
キャスターは「見えるものすべてを理解する」というプロセスにこそ興奮を見出す類の変態ではあるのだが、こういう方面で理解の範疇を超えれると少しばかり不気味である。それでも、説明をされればなんとなく理解できてくる自分が一番恐ろしいとの感想だったが。
「うん。………あー………うん。じゃあ、この画面中に走ってる線は」
「見たまま描いてるだけさ。見えない?」
空中に目を泳がせ何かを撫でるような動作を見せるメッシュ髪の少年の目が怪しげに輝いているように感じたキャスターが、「じゃあそこはそのままでいいか」と目を閉じた。
「………ここを出るぞ。紙とペンを調達したい」
「……?」
「文章はもうラブクラフト的なあれとして割り切ろう。それはそれとして絵だ。何故ブラクラを生み出せるのか、その法則はわからないが、今のままでは人に見せられん」
頭痛を堪えるような表情で少年の腕を掴み、図書室の外へと引きずるキャスター。
……この流れがのちに「恐怖!三回見ると死ぬ絵事件」と呼ばれる新たな惨劇への引き金になることを、彼はまだ知らない。【悲報】PCさん、逝く
>>203
PC「まだだ、まだ終わらんよ!」>>207
怪文書おばさん「~~~~~~~~~~~~~ッッッ!!!!」顔真っ赤でダウン
独身な上に◯女(というよりもともと男)なんだよなぁ…………なお、元からラブコメ耐性は低い模様。ヤベえ!怪文書おばさんの出てるイベントssほったらかしなの思い出した!サンキュー島さん!ちょっと書いてくる!
>>215
それどころか先に6減ってるからワンチャンほっこりする前に発狂してるんですよねぇ!(一度に5以上削れたら判定次第で発狂)
でもその文体や絵を直接見てない私はSAN値回復だけ貰っておきますね!>>215
あれですよね、一見「対照的な美少年たちが仲良くおしゃべりしている」って風に見えるけど
その実、一方がもう一方を悪意無く追い詰めている、という駄目な図……
死んじゃう……グンソーが出来たので投下して良いですか……
(人がいないうちにひっそりと投下しようそうしよう)
【CLASS】アサシン
【真名】グンソー・フクダ
【出典】史実・フィンランド/史実・日本/史実・ドイツ
【性別】男/男/男
【身長・体重】152cm・52kg/165cm・70kg/175cm・80kg
【CV】鈴木凌太(狙撃手)/小林親弘(分隊長)/三宅健太(爆撃手)
【属性】中立・善(人)
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
気配遮断:E
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
ただし、アサシンを構成する3人の幻霊は抜群の知名度を誇る人物であるため、その効果はあまりにも薄い。>>219
【固有スキル】
複合霊基:A
文字通り、複数の霊基が融合していることを示すスキル。アサシンは近中遠の距離に応じて狙撃手、爆撃手、分隊長の霊基を使い分ける。
一意専心:A
一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。アサシンの場合狙撃行動に補正がかかる。本来は狙撃手が有するスキル。
不屈の意志:A
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。本来は分隊長が有するスキル。
戦士の雄叫び:B
カリスマと軍略を併用する特殊スキル。後世の悪魔のサイレンと呼ばれる伝承が混ざっており、アサシンの叫びは自身を含む味方の士気を向上させる。本来は爆撃手が有するスキル。
【宝具】
『無銘にして至高の一(ネームレス・オンリー・ワン)』
ランク:EX 種別:再臨宝具 レンジ:自身 最大補足:自身
アサシンが―――アサシンというサーヴァントを構成する3人の戦士達が成し遂げた奇跡。
『リアルチート』『大戦が生んだ世界三大軍人』と呼ばれた彼らが集めた信仰を具現化する。すなわちそれは神秘の不足によって不可能とされていたもの―――彼ら単独での英霊化である。英霊となった彼らはアーチャー、ランサー、ライダーの霊基を獲得し、クラスに応じ最大Bランクのステータスを得る。
『シュトゥーカの悪魔』『日本最後のサムライ』『白い死神』などと謳われた彼らの功績を英霊の規格として実態化する。
宝具発動前とは比較にならない戦闘力を得るが、比例して魔力消費も著しいものとなる。>>220
【CLASS】アーチャー
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D(A)
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。ただしアーチャーは雪を友としてきたため氷に属する魔術に関してはAランク相当の対抗を得る。
単独行動:A+
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクA+ならば、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合ではない限り単独で戦闘できる。狙撃手というのはもとより孤独を友とする者。英霊として現界してもその在り方に変わりはない。
【固有スキル】
一意専心:A
一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。アーチャーの場合狙撃行動に補正がかかる。
地形適応:A++
特殊な環境に対応する能力。
Aランクであれば気候や大気の組成、結界の効果などの影響を完全にシャットアウトする。
いわば対結界に特化した対魔力と言うべきもの。狙撃手である彼は高いランクを持ち、場所が雪山や雪原などの積雪地帯であればむしろ狙撃行動に対する補正を得る。
千里眼:A
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。透視、未来視さえも可能とする。
生前スコープに頼ることがなかったアーチャーは、英霊となって人ならざる眼を獲得した。>>221
【Weapon】
『モシン・ナガンM28』
アーチャーが愛用した狙撃銃。
「弾丸を装填し、射撃体勢をとり」狙いを定めて、引き金を引くという工程のうち「」の内容をコンマ0.01秒に圧縮して行う能力が宿っている。
そのためアーチャーは生前成し遂げた「1分間に16発の狙撃」以上の連続攻撃を可能としている。
アーチャーに対する信仰が形となった紛れもない異能の武器だが宝具には至っていない。
『スオミKP31』
アーチャーが愛用したサブマシンガン。
接近戦のみで使われたことから、使用時にCランク相当の勇猛を発揮する。
モシン・ナガンと同様宝具には至っていない。
また共通して弾薬数は魔力が持つ限り制限が存在しない。>>222
【宝具】
『その日、奇跡の丘に白き死神が舞い降りる(コラー・ホルム・ベラヤ・スメルチ)』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1?400 補足:4000人
災いなすものと呼ばれたアーチャーの偉業を再現する宝具。
寒波と猛吹雪が吹き荒れ気温-20度?-40度にも達するフィンランド・コラー川の周辺地域を具現化する固有結界にも似た大魔術。
地形適応の究極系。自身が地形に適応するのではなく自身に地形を適応させる魔業。
フィンランドの冬を体現するアーチャーにしかなし得ない奇跡。
スキルの延長にあるものであるため魔力消費はごくわずか。結界宝具としては異例なほどの低燃費を誇る。
内部では世界そのものと同化すると言われるほどの気配遮断能力を発揮し、アーチャーの存在が悟られることは無い。
卓越した狙撃能力を持つアーチャーにとって鬼と金棒となる宝具ではあるが、冬の性質を持つ結界であるため春や太陽、炎に類する性質を持つ存在が内部にいる場合は結界を維持出来ないという致命的な弱点が存在する。>>223
【CLASS】ランサー
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D(A)
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
不屈の意志:A
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。
肉がえぐれ身体に穴が空き、医者に見捨てられても一矢報いようとしたランサーの在り方がスキルとなったもの。
心眼(真):A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
戦闘続行:EX
往生際が悪い。
霊核が破壊された後でも、幸運判定に成功すれば霊核が再生し蘇生する。>>224
【宝具】
『英霊咆哮・もののふはここに(はらきり・かみかぜ・さむらい)』
ランク:EX 種別:特攻宝具 レンジ:可変 最大補足:可変
「全身に手榴弾を巻きつけて敵施設に突撃し、首を撃たれた後蘇生した」という逸話が宝具となったもの。
常時発動宝具であり、いかなる傷を負っても魔力ある限りランサーの肉体は再生する。
ランサーは戦後日本の教育に大きく貢献し、彼は日本という国土から大きくバックアップを受けていた。
そのため不死殺しやそれに類する回復阻害系の効果も意味を成さず、彼を害するには一国の未来を変えるほどの因果による攻撃が必要となる。
真名解放によって己をただひたすらに走る一振りの“槍”と化し、自身が敵と見なした対象に向けて自爆攻撃を行う。
『必ず殺.す。死ん.でも殺.す。俺はそのために生き延びてきた』というランサーの執念が形になったものであり、これを防ぐにはランサーと同等の『死ん.でたまるか』という執念が必要となる。
【Weapon』】
『関の孫六』
ランサーが所有していた日本刀。
かの革命家が自決した時に使われたもので『意思ある人を殺.した』という概念が宿っているためランサーを害せる数少ない武器となる。
『銃剣・小銃・拳銃』
ランサーが所有していた各種武装。
当時の軍人が使用していたもので、これといって特徴はない。
ただしランサーの捨て身の戦闘に耐えうる強度を有している。>>225
【CLASS】ライダー
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。ランクが低い? だってこの人が竜とかに乗り出したら悪夢以外の何者でもないし……
【固有スキル】
矢よけの加護:A
飛び道具に対する防御。視界外の狙撃手からの攻撃であっても投擲武装であれば、対処できる。
ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。
戦士の雄叫び:B
カリスマと軍略を併用する特殊スキル。後世の悪魔のサイレンと呼ばれる伝承が混ざっており、アサシンの叫びは自身を含む味方の士気を向上させる。本来は爆撃手が有するスキル。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。>>226
【宝具】
『極大飛行・魔王君臨(ジェリコボンベ・オーヴェルロート)』
ランク:EX 種別:空爆宝具 レンジ:1~300 最大補足:戦艦一隻
シュトゥーカボンバー・オーバーロードとも。
当たったという結果を作ってから放たれる急降下爆撃。
急降下し、敵を捉え、爆弾を投下し、それが敵に当たったという結果を作ってから放たれるため、いかなる宝具であってもこれを迎撃することは不可能。
質実にして剛健、魔王が下す破壊の鉄槌。
【Weapon】
『Ju-87 シュトゥーカ』
ライダーが生涯愛用した急降下爆撃機。
速度や機動力は当時の最新鋭の機体の半分程度しかなく、それに37mm対戦車機関砲を後付けしたためさらに性能が低下しているという代物。
急降下爆撃に耐えうる構造をしているため非常に頑強。
急降下中は『自陣防御:D』を獲得する。
『37mm対戦車機関砲』
ライダーのメインウェポン。ライダーはこれを素手で振り回す。
この人は本当に筋力Dなのだろうか……?>>227
【解説】
本名フクダ・シムナ。
アンガウル島に住む日系アメリカ人で、アンガウル島の農業に大きく貢献した人物。
特に酪農に対する手腕に優れており、数多くの牛を屠殺した結果アサシンとしての霊基を得た。
…………………その正体は、不死身の分隊長と言われた人物が捕虜にあった際に実際に使っていた偽名。シムナというのはあるフィンランド人スナイパーのあだ名である。
加えて表記上は書かれていないがソ連人民最大の敵と言われた爆撃手も混ざっている。
死後幻霊となった分隊長は「名に大きな意味は無い」と語っていたフィンランドのあるスナイパーと意気投合し融合した。
融合し、サーヴァント1人分の霊基数値を得た彼らはグンソー・フクダとして新たな戦場に赴く道を選んだ。
そこに戦場がある限り、彼らは武器を取り戦い続けるだろう。
己が国を守るべく立ち上がった彼らは、マスターを守るべく再び立ち上がるのだろう。
しかし、マスターが度し難い外道であった場合躊躇なくその命を奪う側面もあり、彼らはどこまでも『義』のために生きている。
……………………ちなみに、かのシュトゥーカ閣下は気づいたら混ざっていたとはシムナ少尉とフクダ軍曹の談。
クラスがアサシンなのは戦闘方法が異なる3人の間に「敵は殺.すもの」という共通認識があるため。>>228
【人物】
『狙撃手』
フィンランド軍所属の少尉。兵種は狙撃兵。
白い死神、災いなすものと呼ばれた人物。
スコープを使わず、肉眼での射撃で300m以内なら必中の腕前を誇り、当たる確証を持った時にのみ射撃を行ったため的中率はほぼ100%だった。
耐寒性に欠けるギリースーツという装備1つで-20度?-40度の極寒の中を活動しており、彼を含めた32人の狙撃手で4000人の兵を全滅させるなどの偉業を残した。
またサブマシンガンの名手でもあり、狙撃銃とのスコアも合わせれば1000人以上を倒したとされている。
慎み深く謙虚な性格。自身の技術を「習熟によるもの。自分はただ言われたことをやっただけにすぎない」と言ってはばからない。
マスターに対しては一丁の銃として接し、その多くが機械的な言動や行動となる。
ただし感情の類がないわけではなく、どちらかといえば温厚な部類でささやかな気遣いを見せることも。
「人生とは習熟の積み重ねである」という信念を持ち、その生き様を持ってマスター……ひいては現代に生きる人々に継承しようとしている。
後者2人と比較すると単独行動も行わず、マスターの命令に忠実であるため扱いやすい部類のサーヴァント。>>229
『爆撃手』
ドイツ空軍所属の大佐。兵種は急降下爆撃隊隊員。
閣下、シュトゥーカ大佐と呼ばれ、かの『総統閣下』に直談判した数少ない人物の1人。
戦車 519輌、装甲車・トラック800台以上、火砲150門以上、装甲列車4両、戦艦1隻、嚮導駆逐艦1隻、駆逐艦1隻、上陸用舟艇70隻以上、航空機9機などを単独で撃墜し、出撃総数は2500回を越え「一人で一個師団の価値がある」と言われた男。
右足が吹き飛んだ6週間後に戦線復帰し、30回撃墜されても戦線復帰し、1度は入院命令を無視して戦線復帰し、それらは2500回のうちにカウントされていないため正確な撃墜数や出撃総数は今も不明。
穏やかで紳士的な性格。ただし根っからの戦士で強敵との戦いを歓喜し、戦えなくなったら涙するような部分も持つ。
マスターに対しては指導者と接し、自身に付き添えるよう訓練を行う。
また、生前と同様に独断先行が多く、マスター不在のまま戦闘に出かけ、傷だらけになって帰還するということも多々ある御仁。
贔屓目無しに問題児だが、その独自の哲学は間違いなく英雄だと思わせられる人物。
「人生とは戦いである」という信念を持ち、その生き様を持ってマスター……ひいては現代に生きる人々に継承しようとしている。
牛乳をこよなく愛し、強敵相手には手合わせを懇願する一面も。>>230
『分隊長』
日本陸軍の軍曹。
不死身の分隊長、鬼軍曹と呼ばれた人物。
22000人の米兵を相手にした島の防衛任務を任せられたが、敵の奇襲によって左足以外に穴が空き肉がえぐれる大怪我を負う。
医者からも匙を投げられ、手榴弾6個をくくりつけ敵に突撃して自爆を図る。当然発見され首を撃たれ計画は阻止される。
首の傷が致命傷となり死亡したが3日後に息を吹き返し、捕虜とされた基地の飛行場を2回燃やそうとする。
米軍から「勇敢なる兵士」「これがハラキリだ。日本のサムライにしか出来ない死に方だ」と称えられて、戦史叢書と呼ばれる歴史書に唯一個人として名を残す。
勇猛果敢、日本男児と呼ぶに相応しい一本気な性格。
義理人情に厚く、謹厳実直な人物。基本的には温厚で穏やか、心優しい性根の持ち主。
しかしマスターを守ることを信条とし、そのためなら誰であろうと容赦なく手をかける苛烈な一面も。
そのため敵の本拠地に単身で突撃するなどマスターを思っての問題行動を起こすこともある。
「人生とは前を向いて進むことである」という信念を持ち、その生き様を持ってマスター……ひいては現代に生きる人々に継承しようとしている。>>231
【セリフ例】
狙撃手
「サーヴァント・アーチャー。名をシムナという。これより自分は貴方の指揮下に入る。さあ指示を、マスター」
「さて―――仕事の時間だ」「習熟を発揮する時が来たか」
「『その日、奇跡の丘に白き死神が舞い降りる(コラー・ホルム・ベラヤ・スメルチ)』――作戦完了。これより警戒行動に入る」
「言われたことを言われたままにやる。実に単純なことだ」
爆撃手
「こんにちは(Guten Tag)! 私はライダー。人は皆私のことを閣下と呼ぶ。さあ、出撃だ! マスター!」
「さあ! 出撃だ!」
「『極大飛行・魔王君臨(ジェリコボンベ・オーヴェルロート)』!!!! ふはははは!!!! 我に勝利を与えたまえ!!!」
「牛乳はいい。マスターも牛乳を飲みなさい」
分隊長
「我が兵種は槍兵、召喚に従い参上した! あんたが俺の上官殿ということで間違いないな? ……ば、ばーさーかーじゃないのか? 何の話だ?」
「今こそ出陣の時!」
「『英霊咆哮・鬼神はここに(はらきり・かみかぜ・さむらい)』!!!!俺は!!!!不死身の!!!!分隊長だぁぁぁあああ!!!!」
「殺していいやつは殺される覚悟があるやつだけだろ?」
「親愛なる上官殿。俺はあんたに召喚されてよかった。玉砕島の戦いに比べれば、あんたの指示は実にやりがいがあるし、生き残ることもできる。これからもよろしく頼むよ」>>234
>趣味を盛りました(率直)
正直でよろしい(謎の上から目線)>>233
ありがとうございます。これで真人と仏を結びつけられる。あとはこれで聖杯戦争に召喚できる規格にするだけ……>>239
ありがとうございます!
御三方の偉大さをご存知のディックさんにそう言っていただけて嬉しいです
銃や兵器に関しては英霊の攻撃を防げて英霊に傷を与えられるということ以外は既存のスペックと同じですね。爆撃の範囲が広がってたり、火力が上がってたりってことは無いです
この御三方は個人的に理屈が通るなら誰もが英霊にしたいと思うような人と思ってましてね
それを私1人で英霊にするということでかなり気合を入れました
いわば日本で言う宮本武蔵と織田信長と風魔小太郎を1人で作るようなものですからね。生半可なものは出せないなと熱が入りましたね
レッドバロンとかジャック・チャーチルが来てしまったら閣下が荒ぶってしまいますぅ……()
>>241
なんか気づいたらこうなってましたね……わたしってほんとバカ……>>234
スキルも宝具の内容もモデルとなった人物への敬意が感じられて、とても素晴らしいと思います
少なくとも、この内容だけで生中な思いで製作された訳ではないという事が分かるほどに
……その上で。その上で、言わせていただきたい
いややっぱりこれは駄目じゃね?と。理由としては以下の通りです
・時代が現代に近すぎる
・その界隈での知名度が高すぎる
あと何より、ご遺族の方々が「あまり神格化めいた扱いはされてほしくない」とおっしゃられているのもあります
僕鯖みたいに、一発限りの流されネタなら問題ないのです。いつかは流れ専用wikiに消えるものですし
でもここのスレで扱うという事は、いずれ本編にも出すかもしれないという事
その時人の目に触れて、下手な取り扱われ方をしたら取り返しがつかなくなると思うのです
出来自体は良いだけに、せめてあと半世紀ほど時間が経っていればなーとは思いましたが…
あくまで私個人からの意見ですので、お気になさるなさらないはそちらのご自由で結構です
お騒がせしました【連絡】
前々から言っていた鱒鯖NG表現の内、サーヴァントのNG表現を先程wikiに追加しました
ご利用を考えてらっしゃる方はご一読よろしくお願いしますえっと、IF飛鳥ちゃんこと三年後飛鳥ちゃんの使い魔フィルニースの設定を詰めてwikiに載せたのですがこっちにも載せてよろしいです?
>>243
率直な意見と感想ありがとうございます。
1.文中で個人名を特定するようなことはしていません。経歴、宝具、功績を見れば誰かは一目瞭然でしょうがそれでも個人名を出してはいません。これは私なりの対策です。
2.概念サーヴァントではありますが近代どころか現在進行形で語られている物語がサーヴァントとしてwikiに登録されているので時代に関しては問題ないかと思われます。
3.本編というのがリレーSSを指すのであれば私が率先してグンソーで参加することは無いでしょう。リレー参加を待つサーヴァントはまだいるからです。それが対応として不足ならば個人SS専用にしても構いません。
4.遺族問題に関してですが公式のFateは大きなコンテンツです。その公式が未だかつて遺族に訴訟や言及を公的に受けたことは無いのです。個人名を明言していないのもあるので仮に遺族の方が名前で検索してもここが見つかる可能性は相当に低いでしょう。モシン・ナガン 宝具で検索しても他サイトが見つかる可能性が高いと思うのです。そもそも遺族の方が自ら率先して祖先の名前 漫画などで検索するでしょうか。
私からの意見は以上です。>>250
フィルニース
【正式名称】呪血の孤独壺
【身長・体重】不定・不定
【所属・役職】大鳳家・使い魔
【趣味・特技】捕食吸収・変化
【好きなもの】生物の怨嗟や断末魔、神秘の濃い物質(生命だと尚いい)、某スティック状の猫用おやつ
【嫌いなもの】白魔術、洗礼詠唱、お預け
【外見的特徴】黒い液体で構成された泥のような礼装で人型に変化する時はステレオタイプな魔女のような姿や飼い主(飛鳥)が好みそうな少年や少女の姿を取る。
【解説(人?物】
大鳳京介及び大鳳飛鳥の礼装兼使い魔。成り立ち等は大鳳京介の礼装欄を参照。
普段は二人の髪飾りや試験管等の道具に収まっているが割と自分の意思で出てくる。魔術師同士の戦い等になると耳元(髪飾り)から「オイシソウ…」と声が聞こえるとか。
京介の元に居る個体と飛鳥の元に居る個体は厳密には同一個体であり魔術的にも繋がっており互いの連絡手段として用いられる事も多い。また、それぞれ人型になる際に形が違い、それに合わせて言動等も違う。
【解説(能力】
基本的には大鳳京介の礼装欄の物と同じであるが全体的に纏う神秘がレベルアップしており自身で魔力を生成し思考して動くようになっている。これにより使用者はオートでの防御や攻撃が可能となっている。
運用論は月霊髄液(トリムマウ)と似通っているが『生命を喰らう呪い』という性質上索敵時にはこと生命体相手には無類の精度を誇る反面『生物の血液を材料にした呪い』であるが故に白魔術による解呪や怨念を浄化する洗礼詠唱が天敵となっている。
また、生物の特性を持つが故に月霊髄液よりも不規則で生物的な動きが可能かつ魔術や生命体に対する高い優位性を誇る。しかし意志を持つが故に神秘の濃い使い魔等を走らせるとそちらに気を割かれ自動防御が間に合わなくなる等好物に釣られることも稀に起こる。
人型に変化するとそれぞれ箒による飛行や簡単な黒魔術の行使、自身の一部を動物型の使い魔として放ったり高い家事能力等を発揮するようになる。また、人型になってもペット根性が抜けないのか飼い主に某スティック状の猫用おやつを催促したり箒に乗りながらちゅうちゅう吸っている姿が目撃されている。>>251
【サンプル台詞】CV真堂圭
京介版、人型(参考キャラ、セミラミス)
「精々足掻け。その苦悶が私の糧となる」
「どうした?使い魔が人型になって魔術を使うのがそんなに不思議か」
「忌々しい。一部とはいえ私の呪いを解呪するとはっ……」
「主よ、ち〇ーるを所望する」
飛鳥版、人型(参考キャラ、リーリエ)
「わーい、いただきまーす!」
「はいはいネズミさん達、行ってらっしゃーい」
「痛っ!?酷いことするね……。死んじゃえばいいよ」
「えへへ、偉い?撫でて撫でて」
非人型(参考キャラ、エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ(口唇蟲無し))
「オイシソウ…」
「イタダキマス…」
「イタイ…イタイ…イタイィッ…!」
「ユルサナイ…オマエダケハ…!」>>254
ふふふ、この魔女らしい見た目の女性がもの欲しげに某スティック状の猫用おやつを要求してくるんですぞ。普段の呪いらしい言動からのギャップ萌えというやつです
ちなみに人型になってるからと不用意に接近戦を挑むゴッドイーターの神機の捕食形態みたいなのでバックリいかれちゃいますぜ
>>255
使い魔は使われてこそみたいな感じでいるので出来るだけ使わないようにとしまい込まれてるテリアルに「どうだ自分達はは普段使いして貰ってるぞ」みたいな勝ち誇ったような顔(非人型時もそんな雰囲気醸し出す)しますねぇ。でも相手にされないから京介版はつまらんとそっぽを向くけど飛鳥版は突っかかろうとして京介版に止められますねぇ
これだけ個性と自由意志を持つようになったのはいっぱい色んな生き物を“いただきます”してきたからなので通常版の京介の奴にはこれは適用されないです>>258
それに関しては、グンソーの方は近代戦争っていう特大の荒れ要素になりうるものが絡んでるから単純に年代だけでは語れないと思うの>>258
アームストロングさんの方は公式がEXTRAでやってますし…
あ、もしや大砲の方ですかね?>>257
なるほど……なるほど……やぁ。今の流れどころか新スレでなにが起きてるかもよくわかってない私が通りますよ
ついでにホワイトデーのSSなんかを投げちゃってもいいかな?よーしいきまーす
『────これをやる』
そう言っていきなり渡されたバレンタインの贈り物。
渡されたのはどこにでもある市販のチョコレートだけど、店先に並ぶだけじゃ篭らないものが詰まっていて。
だからこそ素直に受け取れない。
僕は、そんな暖かいものを受け取っていい人間じゃない。
『お前はよくやってくれている。これはその礼だと思えばいい』
礼であるのならなおさらだ。今すぐ死ぬべき人間が礼をされるなんておかしいだろう。なのに引いてはくれない。
生きろと、そう言うのか。
あなたも、僕の父親のようにこの世に害を撒き散らす選択をするのか。
『心配するな。もしもお前が死霊魔術師として魔道に堕ちた時は───』
───殺して、くれるのだろうか。
それなら、うん、それなら安心できる。…………安心して、あなたにお返しができる。
殺してもらう、その前に。>>272
そして、後日。
陽が沈みかけた夕暮れ時。山間の奥深くにある忘れさられた墓地で男が一人、女が一人いた。
男の名前は錫凪ハクト。
女の名前は方喰菫。
二人共に魔術師であり、二人共に死霊魔術を扱い、そして二人共に死霊魔術によって行く道を狂わされている。
そんな二人が人気のない場所でなにをしているか───別に逢瀬を楽しんでいる訳ではない。行われているのはマンツーマン指導の戦闘訓練だ。
わざわざ人気のないない寂れた墓所で訓練をする理由は、銃を使うから。音や光、そして臭いと隠すべきものはいくつもあり、それらを人の目にふれされないためには小細工で隠すよりも視界の外に置くのが確実だ。万一を考えて消音と遮光の魔術はかけてある。
魔術師は隠れ生きるべき存在で、目立つようなことは極力避けなければならない。魔術師にとっては基礎とも呼べない至極当然の常識である。
この二人が魔術師として真に正しいかと聞かれれば否であるが。それはまた別の話。
なにより今回の主題は、魔術とはいささか離れた位置にあるのだから。
「よし。今日はここまでにしようか」
その一声が終わりの合図。
同時に、始まりの合図だった。>>273
「お疲れ、さま、でした……」
言いながら座り込む。師匠───菫さんのことだ───の訓練はけっこうなスパルタだ。疲れないわけがない。
その師匠はというと疲れている様子がまるでない。指導する側とされる側の差もあるだろうが、そもそもの根本的な体力の差があるように思う。男としては情けないことこの上ない。
「何かあったか? 今日はあまり集中できていなかったようだが」
こちらの内心を知ってか知らずか、訓練時よりいくらか緩めた調子で師匠が聞いてくる。普段つけている仮面はない、訓練の時はいつもこうだ。
さて、集中できていなかったという師匠の指摘は正しい。
そして、何かあったかという疑問は正しくない。
何かあるのは───これからだ。
「師匠」
「ん?」
「……師匠」
「な、なんだ、どうした?」
師匠を見つめたまま目的の物を出そうとして……出せない。
銃を使ったからだろうか、右手が震える。頼む、頼むからじっとしててくれ。取り出して渡す、それだけだろうが。しゃんとしろ僕の右手。>>274
どうにかこうにか苦労して取り出したチョコレートを、
「どうぞっ!」
勢いのまま師匠に渡す。
渡したチョコレートは市販品だ。それもこの前師匠が買ってきたものとほとんど同じ。違いなんてホワイトデー専用の飾りがついてるくらい。
手作りは無理だとわかりきってたから、あっちこっちのお店を回った。
どんなチョコレートなら喜ばれるだろう。金額か、量か、限定品か。あれこれ考えて考えて考えて、とにかく気持ちが篭るものに決めた。
だから、同じ。
師匠があのチョコレートに篭めてくれたものを、気持ちを、少しでも同じように返したくて。
手抜きと思われるかもしれないけど、それでもこれが今の僕が考えられる精一杯だ。
師匠は動かない。受け取った姿勢のまま、鳩が豆鉄砲を食ったような顔で固まっている。
……なにか、間違えたかもしれない。
「き、今日なんだろ、ホワイトデーって。だから、この前のお返し」
「…………お前が?」
「うん、そう」
「…………私に?」
「だからそうだって」>>275
そっちから先に渡したクセに、そんなに不思議そうにしなくてもいいじゃないか。
ただ、借りを返しただけなんだから。
「ふっ…………はは、はははは。あぁ貰うよ、貰うとも。
思わぬ不意打ちだったが嬉しいものだな、うん───嬉しい。ありがとう」
「……どう、いたしまして」
「ちゃんと伝わったよ」
そう言って、少女のように師匠は笑う。
その笑顔を見てたら、今更恥ずかしさがこみ上げてきた。顔が熱い──くそ、自覚するな。
成功と思っていいんだろうか。わからない。わからないけど、悪いようには思えない。
なら、良しとしよう。
「だが私とまったく同じというのは芸がないな」
「うぐっ」
「よし、来年は真似できないよう手作りのものをくれてやる」
「……え」
「む、なんだその反応は。今は無理かもしれんが来年までには手作りの一つや二つ───」Requiemさんいらっしゃいますか?
>>277
この二人の関係性の儚さがよく伝わる、その上で今の細やかな幸福を……というのが読者にもひしひしと伝わるssでした>>283
いえいえ、元気だと分かるだけで十分ですとも!
執筆が出来ないの、なんか分かる。
リドリーさんの件もありますし、ゆっくりでも問題無いかと。
またなんかあれば催促したりするかもですが……。(明日エイプリルフールなの完全に忘れてた顔)
(なにも考えてない)
>>286
感想ありがとうございます!
「こここうしたら?」という悪魔の声で比重がハクトくん寄りになってしまったのは良いのか悪いのか、たぶん悪い
反省点かなー…>>301
マスターが特にそうなんですけどどんなに悪人でも「過去に不幸があった/無知故の行動で改善の余地がある」ってなってしまうんですよね……
2人の人類悪ですら無知故の行動が原因ですし
純粋な悪がいない……ぶっちゃけ未成年のワックス(暗喩)が児ポに触れるなら大抵の人は児ポに触れてしまってるわけで……(学生時代の知人達を思い返して頭を抱える)
>>313
「!!おいバカやめろ、」
裏ページにコメント投げました~
あと長くなったと思うので、自分の箇所は消していただいて大丈夫です~……てかプロトタイプが「そそる要素があるなら老若男女区別なく物理でも意味深でも食べちゃうわよん」っていうこの世のそういう意味での楽しみを味わい尽くしたタイプであるのに、完成品の絡美肉おじさんは書物と医学・生理学知識から得られる知識は豊富だが生々しいのは「そういうのって添い遂げると決めた相手と子孫を残す時だけやるものじゃん!!じゃん!!!」って言う人になってるの超謎だな
七不思議のひとつだわ本当はオメラスのシナリオで出番が来た時に……と思っていたんだけど、今出すべきな様な気がして
という訳で?唐突な真名当てクイズです!
○にはカタカナ、□には漢字が入ります!【 クラス 】キャスター
【 真 名 】○○○・○○○○・○○・○○○○○○・○・○○○・○○○・○○○○○・○○○・○・○○・○○○○○○・○○○○○・○○○○○○○・○・○・○○○○○○・○○○○○○・○○○・○・○○○
【 出 展 】史実
【年代・地域】西暦19世紀後半〜20世紀(A.D.1881〜1973)・欧州
【 属 性 】混沌・善
【副次 属性】星、男性、人間、人型、愛する者
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具E++
【保有スキル】
陣地作成E、道具作成E
*□□□ではないキャスターは特別効果のある物を作り出すことはない。○○○○を作りはするが魔術的な意味のある工房ではない。
□□による破壊、破壊による□□
*生前の言葉「□□□□は□□を飾るためにあるのではない。闘争のための武器なのだ」やその思想を受け、キャスターが作った□□□□は命を得たかの様に動き出し敵対者を攻撃する。移り行く時代EX
*キャスターは□□が生涯を通して目紛しく変化した□□として有名であり、それぞれの時期を〜〜〜の時代と呼び習わす事から発生したスキル。
実際の効果としてはその時代時代をダメージを肩代わりするリソースとして使用する戦闘続行の亜種スキルとして機能する。
以下はスキルとして適用される計12の時代。
・□の時代
・□□□の時代
・○○○○□□の時代
(中略)
・□□□の時代
本来は全盛期の肉体で召喚されるサーヴァントだがキャスターは時代毎に容姿が変化する。
但し、9つめの□□の時代までの各時代は最大1日までしか維持出来ず、召喚された時の時間を境に自動的に変化する。
童心B
*キャスターが晩年に至った□□□としての境地。凡ゆる誹謗中傷を受け流し□□に没頭したことから精神干渉系の攻撃を遮断する効果を発揮する。
○○○ホルダー
*人類史上最も□□な□□として○○○○○○に登録された事から得たスキル。知名度補正にボーナスを与えるスキル。召喚された時代で自分の記録が塗り替えられていない場合宝具以外の各ステータスを1ランクアップする。【 宝 具 】
『其は君が描いた地獄(○○○○)』
ランク:E++ 種別:固有結界 レンジ:1〜20 最大捕捉:X
*指定した対象が過去に殺 害した人々、破壊したもの、傷付けた全てが怨嗟を上げ対象を襲う心象世界を固有結界として発動させる。
対象に固有結界を発動させる宝具、つまり結界を維持する魔力も対象に消費させる究極の自罰攻撃。
故に元々固有結界をサーヴァントや死徒などには発動出来ない。
但し、発動するにはスキル「移り行く時代」によって変化した状態が9つめの□□の時代以降でなけれらならない。
みんなが知ってるあの人です!知らない人はいないはず!【 クラス 】キャスター
【 真 名 】パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンディシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ
【 出 展 】史実
【年代・地域】西暦19世紀後半〜20世紀(A.D.1881〜1973)・欧州
【 属 性 】混沌・善
【副次 属性】星、男性、人間、人型、愛する者
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具E++
【保有スキル】
陣地作成E、道具作成E
*魔術師ではないキャスターは特別効果のある物を作り出すことはない。アトリエを作りはするが魔術的な意味のある工房ではない。
創作による破壊、破壊による創作
*生前の言葉「芸術作品は部屋を飾るためにあるのではない。闘争のための武器なのだ」やその思想を受け、キャスターが作った芸術作品は命を得たかの様に動き出し敵対者を攻撃する。移り行く時代EX
*キャスターは作風が生涯を通して目紛しく変化した作家として有名であり、それぞれの時期を〜〜〜の時代と呼び習わす事から発生したスキル。
実際の効果としてはその時代時代をダメージを肩代わりするリソースとして使用する戦闘続行の亜種スキルとして機能する。
以下はスキルとして適用される計12の時代。
・青の時代
・薔薇色の時代
・アフリカ彫刻の時代
(中略)
・最晩年の時代
本来は全盛期の肉体で召喚されるサーヴァントだがキャスターは時代毎に容姿が変化する。
但し、9つめの戦争の時代までの各時代は最大1日までしか維持出来ず、召喚された時の時間を境に自動的に変化する。
童心B
*キャスターが晩年に至った芸術家としての境地。凡ゆる誹謗中傷を受け流し創作に没頭したことから精神干渉系の攻撃を遮断する効果を発揮する。
ギネスホルダー
*人類史上最も多作な作家としてギネスブックに登録された事から得たスキル。知名度補正にボーナスを与えるスキル。召喚された時代で自分の記録が塗り替えられていない場合宝具以外の各ステータスを1ランクアップする。【 宝 具 】
「これを描いたのは私ではない。あなただ。あなたたちだ。
『其は君が描いた地獄(ゲルニカ)』
ランク:E++ 種別:固有結界 レンジ:1〜20 最大捕捉:X
*指定した対象が過去に殺 害した人々、破壊したもの、傷付けた全てが怨嗟を上げ対象を襲う心象世界を固有結界として発動させる。
対象に固有結界を発動させる宝具、つまり結界を維持する魔力も対象に消費させる究極の自罰攻撃。
故に元々固有結界を持つサーヴァントや死徒などには発動出来ない。
但し、発動するにはスキル「移り行く時代」によって変化した状態が9つめの戦争の時代以降でなけれらならない。
【 解 説 】
*パブロ・ピカソは20世紀を代表する芸術家のひとりである。生涯にわたり創作活動を行い10万点以上の絵画を製作した。この記録はギネスブックにも登録された人類最多のものである。
ジョルジュ・ブラックと共にキュビズムの創始者としても知られるが、ピカソの作風はひとりの芸術家としては余りに目紛しく変化した事でも有名である。
と……ここで滔々と語るべき事はピカソの芸術家としての功績ではないだろう。
彼は反体制思想の持ち主であり、その創作活動を通して戦争の醜さを描いた。
平和の尊さを訴えるために。
だが訴え虚しく、人類は争いの歴史を改めることはなかった。
本来ならピカソを聖杯戦争に招くことも、その招きに応じることもないだろう。だが「慚愧」の理を持つ獣に同調した彼は人理■■の戦いに身を投じる。
平和を勝ち取るために───。>>335
私知ってる! 異様に名前の長い人だ!ピカソか……そういや上の方のssに偶然ピカソの名前出してたな……ダリと悩んだけど
>>349
前委員会さんがおっしゃってたように「作りこんで納得させる」ってのは1つの打開案と思いましたしい本気で敬意を持って接してその対象を落としこもうとすれば自然とそれが「作り込み」になるんだなってのはエルヴィス改訂した時から感じてはいましたね……
バンバン動かして認知・受容してもらえるのが一番なんでしょうけどね。それこそ今の拝さんみたいにそれこそ真っ当なサーヴァントにはブっ刺さる仕様なのだけど(尚ヘラクレスにはランクにより弾かれる模様)ビーストの手先だから流れでエルヴィスとエンカウントして何もせずに「人類素晴らしい……」キラキラ....な可能性だってあるにはあるんだ…
エルヴィスとの差異は
反体制思想↔体制という枠を超えて平和を愛した
戦争を描いた絵画によって戦争の醜さを直接的に訴えた↔平和を示した歌によって戦争の醜さを間接的に訴えた
戦争が醜いからこそ聖杯戦争には召喚されない。彼は戦争を避けている↔戦争が醜いからこそ聖杯戦争に参加する。目の前の闘争を止めるために
こんな感じですかね。真逆というかなんというかこれまで倒した敵が復活やべえな……200人のアタランテとかどう対応したらええんや……スカスカワルキューレにも限度はあるのよ……
>>357
宝具強化済み兄貴……スカスカ……何も起きないはずがなく……
ジークフリートとスパさんとアタランテとアヴィ先生が大群でおしよせてくるとか悪夢ですわね……
アポのレイドだけでもこれなのに修練場のギル様とかアルトリアとか含めたらどうなってしまうんだ……>>367
神様が幼女攫ってんじゃないよ!!!…………と、思ったがギリシャ神話だと割とやってたような…………(震え声)>>357
素ざ…レイドの為にN…キャスターを酷使しなかった者だけが私に石を投げなさい
>>360
これはローズル様が滅茶苦茶可愛がるやつー!
>>362
プロフにも書いてるバルバロッサ。理由は船に乗せとくとネズミを退治してくれるから
>>366
>>367
実はうちにも警察キャラ居るんですよねぇ。竹中良悟ってんですが
竹中「ちゃんと話聞くから二人とも落ち着け、な?」
>>371
ジト目でズモモモ…って効果音とオーラを発するCV釘宮理恵の美少女
なおそれを見たユージーン「間違っても口に出すんじゃねぇぞ。振りじゃねぇぞ!?」呪術師の言葉には少なからず力(言霊)が乗るからね、嫉妬(負の感情)の篭ったものだとどうなるかって話よね>>380
刺さりおった!>>377
呪詛はディアくんじゃなくて相手の方に向かうんだよなぁ、ヘラ的に考えて。守護精霊さん頑張って
実はこの言霊って元々別キャラでやろうとしてたのをリンクくんちゃんに統合したやつなのよね。こういったわざわざ別キャラにしなくとも出来ることは既存キャラに統合していくスタイル(京介の白米好きとか)
>>378
最初にバプ様だ!ってなって次にメンテーちゃんが目に入って、必然的に間にいるイコマくんに目が止まって爆笑。そしておや?この尖り耳はもしや…?となってたら監獄長の発表にギュエッて変な声出た。嬉しい…
>>379
ノリノリで話すんだろうなぁ。扱いが完全に姪っ子とかに対するそれ
>>385
大丈夫、一回止めれば冷静になって葛藤タイムになるから。どうしても無理なら師匠の師匠(カナディア)に記憶処理して貰えばいける
油断すると勝手に死ぬ師弟……>>378
縦セタ着るとよりぐっさんみの増す先輩……
エウラリアオルタと陸章Introをwikiに更新しましたー>>400
最後のは現在作成中の京介アフターが当てはまるかな?
他薦だと渋くて強くて「※主人公です」が付きそうな神野さん>>387
ワルタハンガ作ったし、海洋魔術使い掘り下げたい……
海洋魔術は神(ワルタハンガ)が残した遺物で当時ソロモン諸島に辿り着いた西洋人が「ソロモンの秘宝」と称したのは実は砂金ではなくその魔術のことであり、探検家の一人は海洋魔術を持ち帰って時計塔の門を叩いた……って裏設定があってな……>>387
ドリルを武器に使いたい!→ライオンさんからベグニ借りたらいいじゃん
中華英霊を動かしたいな→監獄長さんからコウゲイ借りたらいいじゃん
と思って設定を破棄したこともありましたね。
>>399
だけど太子様の一番は犬なんですけどね?雪丸という名前でその犬が亡くなったらお寺を建立して愛犬の像を作って寄贈するくらい愛してました。
>>402
戦国鯖ですか、加藤清正、真田昌幸、蒲生氏郷を作りたいなと思っているんですけど、武士のサーヴァントでやりたいことは立花道雪、平将門、那須与一でやりきった感があって創作意欲が湧きません。
>そして随分前に言ってた皆さんから色々なご意見をいただいて出来た魔術あげて良いっすかね?
はい!>>408
・アクタイオン→狩人なため殺してきたのはただの獣。けれど彼自身の肉体スペックは高いので獣如きに負けるはずもない
・リンドヴルム→誰も殺していない。ムカついて娘達をコールドスリープさせたことはあるけど後に解放した
・キュベレー→女神ですから。彼女を信仰するもの達が儀式で自殺したのを殺しや破壊と取るか否か。まあそれでも私神ですし
・灰被りのエラ→殴り飛ばしたけど殺してはいないわ!
・アラクネ→アテナに殺されましたけどねぇ!
意外といたそして青になりましたので投下ー
『交錯魔術』
感情と魔力を掛け合わせ、物体などに糾うことでその物体に概念を付与し強化する魔術。
信仰心などを使えば理論上は神降ろしなんかも可能。但し理論上であって、それを完遂できた者は確認されていない。
また、体内に入るもの(食物や刃等)にこの魔術を使った場合、摂取したものに感情を伝えたり概念によって影響を与えたりも出来る。
この魔術は、術者の感情が強ければ強いほど良く、その点で國登は素質がない…はずだが、それを補えるほどの魔術回路の質の優秀さ(交錯魔術では、魔術回路の質は優先度で量を上回る)を持っている。
先代担い手は、起源という欠点を補う魔術回路の優れ具合に惹かれた。>>412
酔ってる時はタメ口
酔ってない時は敬語
イメージとしては酔ってない時はセイバーリリィとかマシュとかP5の芳澤かすみちゃんとか
酔ってる時はノリスケおじさんとか銀魂の長谷川さんとかこのすばのアクア様とか考えてもらえると大体あってます>>415
以上です。
魔術について有り体に言うと「エンチャントとか概念付与をする魔術」。かなりごり押しなんでボロが多いと思われますなんだよ、意外といるじゃねえか……(宝具特化キャスターが消滅する音
>>413
喜怒哀楽等にどうやって信仰心を乗せるのか、嫉妬や憤怒で七大罪の悪魔でも呼ぶのか。広範な分やりようは沢山ある魔術ですね!仕込み刀はロマン!あ、異界化とか空想具現化もありなら割と増える
>>423
なるほどー。心象世界を展開出来るか否かなら空想具現化とか異界化はあてはまりませんねぇ嘘予告投げていい?ミリンダ異聞帯の予告なんだけど
>>430
良かねー>>433
……入手経路については企業秘密ですねぇー……青になっていたので載せまーす
◇◇◇
♪ゼーツボーノ)
そこは退廃により荒廃した電子の街。
(進撃の巨人みたいな街。を飛行機から見下ろすアメリア=イアハートとライト兄弟)
人は夢に満ちていた。されど宇宙(ソラ)は広大すぎて、人は夢を手放した。
(華やかなステージのような所で紙吹雪を舞わせるフーディーニ。ギターを奏でるエルヴィス・プレスリー。)
享楽と戯言に染まったこの世界で
(一転して廃墟のような町並み。そこで激しく戦うマッドガッサーとジャック・ザ・リッパー『達』)
幻術師は紫煙を揺らし
(憂いを帯びた顔でタバコを吸うミリンダ・クレイドル)
英雄はただ、届かぬ月を見つめ続ける。
(月の浮かぶ夜空。から下にカメラが移動して巨大なロケットからケーブルが伸びた部屋に佇むノイマン)
Fate/Grand Order
Cosmos in the lost belt
狂宴電脳文明 ワシントン
(我らがマシュの振り返りカット。マシュの目線の先にはモニター。そこに一瞬映る宇宙服)
さーて、面倒だけど、最後の夢を叶えましょう。>>440
前に雑談スレッドで独自キャラのイラストが出た事があって、そん時に「こんなサーヴァント考えたよ!」「聖杯大会スレ行ったら?」「あ、もうそのキャラクターいるんですよ」
的な流れを見かけましてね。因みにその独自キャラは乳の親だった。なので案外wiki見てる人とかいるんじゃないかな、と。(失礼ながら乳の親の言及ってあんまり無いので、wikiとか見てないと分からん筈)>>439
ライト兄弟&アメリアの夢のタッグが見られるんですか
プレスリーVSアームストロング船長っていう近代アメリカを代表する2人が戦っちゃうんですか和鯖なら一条長成さん作りたいかな……史実じゃなくて歌舞伎ベースで
>>445
畜生! 守銭奴じゃなくて悪女のアサシンとでも書くべきだった!
…いや、これだけだと候補多すぎて分からないか(撤回)えー?征夷大将軍なんて源か足利か徳川って言っときゃ当たるじゃないですかー
>>452
うちでアームストロング船長以外のアメリカ鯖だとヘンリー・フェアフィールド・オズボーンかテカムセしかいないですね。(範囲が10人以上あることに対するツッコミ待ちである旨書いときゃよかった……なんか急にイキリ出す人みたいだもの……)
あと魔術についてのコメントありがとうございます。
皆仕込み刀はロマンって言ってて草
あと信仰心は感情だと私は思っています(強情)
>>452
アメリカ出身かつネアカ系なポーがいますがそもそもポーなんて呼ぶかと>>468
【解説】
鎌倉幕府初代征夷大将軍にして、清和源氏棟梁。
平治の乱で父義朝を失い、弱冠十三歳にして伊豆配流の身となる。されど最終的には仇敵たる平氏を滅ぼし、武士の世の礎を築き上げた出世人。
厳めしい顔つき故に初対面の人間からは「冗談が通じない」「生真面目な人」と思われる事もあるが、当人の気質は至って苦労人のそれ。
幼少期より流人として過酷な日々を過ごし、挙兵してからは源氏の棟梁として荒くれ揃いの武士をまとめ上げる毎日。
妹の義経には生まれ故の世間知らずさから翻弄させられ、強かな後白河法皇の対処に心を砕く…。
そんな日々を送り続けた彼は、いつしか己が在り様に迷いを抱くようになっていた。
――最早、率いる家臣団も守るべき幕府もこの世にはない。
――仇敵平氏も既に滅ぼし、己を脅かすものは英霊としての敵のみだ
――ならば。私(おれ)はどうあるべきなのか?
かくして今日も彼は迷走し続ける。
己があるべき「武士(もののふ)」の姿を求めて。英霊として、己が真に為すべき事を追い求めるが故に>>470
【解説】
鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の正室。
元々は伊豆国の豪族の娘だったが、周囲の反対を押し切り当時伊豆に流されてきた頼朝と結婚。
その後頼朝が台頭していくに従い、自らもまた正室としての存在感を発揮。将軍の妻として頼朝を支え続け、その死後も尼将軍として鎌倉幕府の屋台骨を担ったとされる。
……と、ここまで書けば武士の妻、その鑑と取れる来歴だが。
実際の所、彼女にも落ち度が全くなかったわけではない。
頼朝に対する愛の深さは、同時に頼朝に近づく女への嫉妬心でもあり。必然的にというべきか、その憤怒は『頼朝に側室を持たさせない』域にまで達していたという。
当時武家において後継ぎの問題は死活問題であり、それ故に一人の夫が多数の妻を持つことは半ば義務とすら考えられていた。
だが、政子はそんな当時の常識を一切良しとせず、頼朝の愛は自らが独占するものと固執し続けたのであった。
その姿勢は、英霊となってからも変わる事はなく――むしろ、英霊となり武家の常識に縛られなくなった事で一層悪化した側面すらあった。
まあつまり。何が言いたいかと言えば。
「サーヴァントバーサーカー、北条政子。罷り越しましてございます。……早速ですが、頼朝様はいずこにおられるでしょうか?」
バーサーカー
ご覧の有り様である。>>472
【解説】
室町幕府末期の将軍、足利義政の正室。
応仁の乱を利用して莫大な財産を築き上げたとされ、その総額は現代換算で数十億ともされる。
気に入らない側室たちを追放した、戦乱の裏側で陣営問わず大金を貸し付けた、関所を構えその通行料全てを独占した……等々、彼女にまつわる話は決して良いものとは言えない。
室町幕府の滅亡を速めたとの評価もあり――一部では、彼女を『日本三大悪女』の一人としてみなす意見もある。
が、当の本人はといえば。
「は? 金の亡者? 守銭奴? いいじゃない、言いたい奴には言わせておけば」
「所詮この世は銭、銭を集めた者こそ正義。穀潰しに明日を望む資格なんざない」
「だからあたしは、今日も稼ぐわ! 一銭でも多く、一金でも高く! 稼いで稼いで稼ぎ上げてやるのよあーっはっはっは!!」
この通り、今日も安定の銭ゲバ奥様であった。山星さんへ
日付変わるくらいにオデット投げていいですか
猫よりそういや北条氏と後北条氏の繋がりって超遠縁の親戚なんですよね……
>>478
>「源氏のアーチャー」
与一「え?」第陸特異点 明らかに長すぎるので前後編になりました(報告)
日を跨いだら前編投げます>>492
エッッッッッッッッデルワイスマハラジャのキャスター
将軍のセイバー
隻眼のライダー
結構難しいかな?特に隻眼のライダーは厳しいかも。>>500
両方違います
上から順に
イギリス?(北欧神話)
イギリス・クリミア戦争の時期
ギリシャ神話・ペルセポネー関係者>>505
あと恐妻家のランサーもいました山星さんはいらっしゃるかな?
>>481
政子「それは……何とも感慨深いものがありますね。幾星霜の時を経てなお、受け継がれるものがあったならばあの方の奮闘も報われたというものです」
ここで鎌倉コソコソ話
バーサーカークラスの政子様は鎌倉幕府を源氏とか北条で捉えず『源頼朝』が築き上げたものとして捉えているよ!
……ある意味それは、後継者たる息子を育てきれなかった事と源氏の血を繋げられなかった事への悔恨なのかもしれないと言われているが。真実は藪の中
>>482 >>483
物騒な関係ではありますが史実だと政子様、静御前の事を結構庇ってたりするんですよね…
むしろ殺伐としてたのは頼朝の方だったり
>>484
政子「鬼や蛇とはひどい言い様ですね与一殿。私はただ、頼朝様に近づく悪い虫を駆逐してるだけなのに」
頼朝「……政子。自重せよ」
>>485
案外土壇場で政子様が割って入るかもしれ――いやないか?
基本的に幣作頼朝はやる時は躊躇なくやる男なので、割とバッサリ行くかもしれません
復讐者の脅威は自分がよく知っていますし>>512
あ、鰐さん!!お久しぶりです!!あ、そうか…エイプリルフールか…何も用意してねぇや
とりあえずストックと今思いついたので何騎か
磁石のアーチャー
カリブ海のライダー
赤十字のバーサーカー
自由のルーラーSS投げていい?駄目?
>>522
そしてこちらは男性向け(キャラクターはワルキューレ(無銘))となっております。
内容ですか?そりゃあ二冊ともムフフでアハンな……
ともかく完成したらどうぞよろしくお願いいたします。!>>520
チェスト────では
場所を移して、エウラリアに自分達が体験してきたこと、そしてこれからの目的を伝えた。
「なるほど、特異点……それに人理消却ですか。あなたたちはそれほど迄に過酷な旅を……」
「あぁ、でも話したとおり色んなサーヴァントに助けてもらった旅だったよ。それで、今度はエウラリアの方からこの特異点について教えてくれないか?」
「えぇ、わたしが召喚されたのもつい先程なのですが……どうやら、先程のような騎士、そして『極刑円卓』と呼ばれるサーヴァント達が民草と王達を苦しめているようなのです。」
「最近呼ばれたという割には詳しいな……」
「はい、実はあなた方と出逢う少し前に他のサーヴァントと顔を合わせる機会があって……それで詳しい話を聞くことができたんです。」
「なるほど、エウラリア以外にも聖杯によるカウンター召喚がなされていたわけだ。合流したいんだが、そのサーヴァントは今、どこに……?」
「隣街のいたはずですが……わたしも同行してよろしいですか?」
「もちろん!協力者が多いに越したことはないからな!」
エウラリアの協力を得て、他のサーヴァントがいるという隣街を目指すが……
『敵性反応だ!サーヴァントじゃあないが、数が多い!!気をつけろ!』
粛清騎士達とは様相の異なる兵士達がフェリーペ達に襲いかかる。
「この服装、それに銃兵に擲弾兵……この時代の兵士じゃない……サーヴァントの宝具か?」
「コイツらは……ぐっ、私の霊基が、反応して……っ!」
「センパイ!大丈夫か!」
「メンテーさんは私が……、ダメです!数が多すぎて……」
兵士達に阻まれ、メンテーの助けに向かえないエウラリア>>528
他者乗っ取り宝具は(あの映画がモチーフなら)相手によって抵抗値があって10代の少女なら最も抵抗されないとか浮かびました>>529
絶対絶命の危機を救ったのは二騎のサーヴァント。
「我こそはフィオナ騎士団のキールタ・マックローナン。義を見てせざるは勇無きなり!これよりカルデアに加勢する。」
「私が信じ、従うのは『あの御方』のみ……。だが、この地での暴虐を見過ごすことも出来ぬ。手を貸そう」
セイバーとランサー、二騎の加勢によってなんとか敵性兵士を追い払うことに成功する。
「どうして、彼等が此処に……」
「アンタ達がエウラリアの言っていたサーヴァントか……しかし、なんで俺達のことを」
「此処に召喚されて間もなくのこと、『ある男』からの忠告を受けてな。盾を持った乙女のサーヴァントとそれを連れたマスターがこの地に現れる、と」
「そこの騎士はともかく、私は真偽を疑ってはいたが……、粛清騎士の勢力と戦っているということはまず間違いないだろうと思ってな。」
「その『ある男』ってのが誰なのかは分からないが、話が早くて助かったな後輩。それにしても、あの軍勢に対して抱いた……あの感覚は一体」
メンテーは戸惑いながらも、一行は次なる目的を定めようとしていた。
『まず、この特異点では三つの勢力が存在する。ひとつは民を虐げ、王に反旗を翻す粛清騎士の勢力。もうひとつはそれに対するカウンターとして呼ばれ、王都を守護する王政側のサーヴァント。そして最後がエウラリアやお前達のはぐれサーヴァント。この認識であってるか?』
「そういう話だと聞いている。」
「なら、王政のサーヴァントとは組めるかもしれないのか?」
「だが、王都の警備は厳重だ。不用意に近づけば敵と間違われて、退治されかねん」
「でも、話し合える可能性もあります。今の私達は敵がどれほど強大かも分かりません。力が必要です」
「危険を冒して王都に近づくか、今の戦力で粛清騎士を迎え撃つか……俺は騎士だ。そこのマスターの指示に従おう。」
フェリーペは思い悩む。確かに戦力は重要だが、戦闘の機会が増えればメンテーへの負担は大きくなる。先程の出来事を鑑みても不安は避けたいところだが……。>>532
「後輩、私のことは気にするな。君の甘いところは嫌いではないが…私は足でまといにはなりたくない。だから私は私の意思で困難に立ち向かう。理不尽なんてもう慣れっこだしな」
メンテーの言葉にフェリーペは奮い立つ。
「あぁ……ミケランジェロ、エウラリア、キールタ、トマス……、それにセンパイ。王都に向かいたい。力を貸してくれ!」
サーヴァント達は無言で頷き、一行は王都へ向けて駆け出した。
パリを訪れたフェリーペ達、王の元に向かったフェリーペの元に凶刃が迫る
「コイツらは……アサシン、“山の翁”の類じゃない……むしろシャドウサーヴァントに近い。」
漆黒の闇を纏った、幻想──ニンジャが其処にはいた。
「「然り、我等は影。霊基を持った夢想と幻想の集積体──故に、忍びとしての責務を果たそう。王の元に不用意にサーヴァントを近づけさせはしない」」
「待ってくれ、俺達は……!」
「「凌いで見せろ、異邦の者共!!」」
ニンジャもとい影の軍団は連携を活かし、フェリーペを護る四騎を相手に互角に立ち回る。
「よい、影の軍団よ。王命だ、その者共を玉の元へ通すがいい……」
そこへ荘厳な声が響き渡った。その言葉に影の軍団は困惑しつつも、その刃(ジャパニーズサムライソード)を収め、無言でフェリーペ達を王城まで導いた。>>533
「控えおろう。王の御前だ。」
迎えでたのは絢爛豪華という言葉が良く似合う煌びやかな服装の男。
「我が真名は太陽王 ルイ=デュードネ。この地の王たる英霊の一騎よ」
「アンタがこの国の王、なのか……?」
「いいや、今現在においてこの仏蘭西(ワタシ)を統べるのは我(フランス)ではない。我(フランス)は所詮、聖杯に呼ばれたサーヴァントに過ぎぬ」
太陽王の後ろから小柄ながらも気品に満ちた風貌の少年が姿を現す。
「よくぞ参った。私がこの国の国王 シャルル九世である。」
高貴な雰囲気こそ漂うものの、隣の太陽王と比較するのは不憫な程の若き王であった。
『まぁ、この時代なら14歳だからな……即位して四年。まだ実母カトリーヌが実権を握ってた時代だ。無理もない』
ナウマンの通信が耳に入ったシャルルはそれに対して鎮痛の面持ちで返す。
「あぁ、だがその母上は賊共によって討ち取られてしまってな……。」
「庇護を失ったシャルルを我(フランス)とそこのアサシンで護衛してやっているというわけだ」
「おい、王のセリフを取るでない!!というか後輩の癖に態度がでかいのだ貴様は!仮にも従者であろう。」
尊大な太陽王とそれに翻弄されるシャルル。不可思議な関係性の二人のやり取りを一行は呆然と眺めていた。
「とにかく、奴らの狙いは王(わたし)の首だ。私を守るがいい、カルデアとやら」
シャルルはあくまでも王として上から目線で命じるが……
「先程までは話も聞かずに拒んでいながら、今度は護衛につけとはどういう風の吹き回しだ……?それにカルデア、と言ったな。何処でその名を……?」
「先程までいた者に教わってな。最初は粛清騎士共々拒んでやるつもりでいたが、旅の楽士の一曲を聴いて、話に耳を傾けてやるのも一興かと思ってな」
どうやら、ここでもカルデアを知るサーヴァントが現れていたらしい。誰なのかは知らないが、フェリーペ達は説明の手間が省けた事にひとまず感謝した。>>534
「王よ、御報告が。」「王城に向けて複数の部隊が進行中、恐らくは粛清騎士の手勢かと。」「また敵方に“円卓の騎士”を三騎確認。」
影の軍団のうちの数人が索敵から帰還し、敵襲の報せ告げた。
「なっ!?いきなり三騎もだと!?」
「功を焦ったか……,或いはこの場に敵勢力が集まる機会を伺っていたのか……。どちらにせよ、こちらとしては格好の機会だ。シャルルを護るがいいカルデアのマスター。未だ頼りないがこの王は仏蘭西(ワタシ)に必要な存在だ」
「あぁ、任せてくれ」
「ホントーに任せて大丈夫なんだよな!?」
「えぇ、あなたはわたしが護って見せます。」
「ん、あぁ……期待して、るぞ」
エウラリアの返した慈愛の微笑みにシャルルは若干動揺したようだった。
敵兵は通常の粛清騎士に加えて、先程邂逅した混成部隊、更に様相の異なる鉄の鎧を纏った騎乗兵達によって構成されていた。
更にそれを率いる三騎のサーヴァント達。
キールタとトマスは騎乗兵達を率いる首なしのサーヴァントと会敵する。
「この時代のモノではない馬を駆る鎧の騎兵に首を無くした将……国王殺.しのクロムウェルか」
「なるほど、どうやら彼奴等は本気で太陽王とシャルルを潰すつもりらしいな……」
迫り来る鉄騎兵達を斬り捨てるキールタ。仮にも神秘の時代を生きた騎士は近代の兵士に遅れをとることは無い。>>537
「この程度の手勢、ガヴラの戦いに比べれば大したものではない。」
「キールタ、見よクロムウェルの姿が……」
「───────(私の首は何処だ)!!」
自軍を殲滅されたクロムウェルは頭部を失っているにも関わらず、咆哮を上げ、宝具『森羅の頂に座す獣(ベヒモス)』によってその姿を巨大な神獣へと変貌させる。
「よもや、このような怪物に成ろうとは……伝え聞くタラスクにも劣らぬ異様よ」
「確かに驚嘆に値する暴威だ。しかし、兵力を捨て、獣となったのは失策だったな国王殺.し!私は英雄、魔物の類に対抗するすべも持ち合わせている!宝具解放──『驀地の石菖(ヨンダァー・ティーフ)』!!」
それは魔猪を討伐した獣殺.しの一斬、対象を必ず仕留めるという執念の極地。
「───────!」
強大なる獣(ベヒモス)の霊核をキールタの剣が貫き、呻き声を上げながらクロムウェルは消滅した。
一方で太陽王ルイを伴ったエウラリアは苦戦していた。
目の前に現れた円卓の騎士……騎士というよりかはむしろ魔術師(マーリン)か魔女(モルガン)に近いであろう女の魔術が的確にエウラリアを傷つけていた。
「一つ一つが対魔力ですら防げない高威力の魔術……だなんて」
「そうでしょうとも。私の魔術は女性にはより効きますもの。加えて、彼女から頂いた罪行(ギフト)の力によって幼き者にほど効果は増す。見たところ13歳といったところの貴女ならばより響くでしょう」
「随分と得意げに話すな異端の魔女よ。貴様の成した罪、そしてその顛末を忘れたか?ラ・ヴォワザンよ」
「いえ、忘れられるはずないでしょう。ルイ十四世──私達を焼いた王様。」
キャスター:カトリーヌ・モンヴォワザン。フランスにて悪名を上げた魔女。
奇しくも、ルイ=デュードネの時代の魔術師であり、彼の寵姫を惑わせた因縁の相手である。>>538
「二対一だが、悪く思うな。貴様の厄介さは身に染みている。手加減は出来ぬ。」
「生前は国を上げて魔女(わたしたち)を捕らえた者が何を言いますか。そこの若き聖女と共に惑わしてさしあげましょう」
昏き魔力が周囲を覆う、対するルイはその異名に違わぬ太陽の如き魔力を解き放った。
如何にエウラリアに対する優位性があれど、キャスターの身でセイバー・ランサー二騎を相手にするのは無謀だったか、ヴォワザンは追い詰められる……しかし
「感謝するわ、ルイ=デュードネ。私を“魔女”として焼いてくれて、私の憎悪を呼び覚ましてくれて。お陰で私は魔女になれる……『灰と散るは愚かな女、かくして魔女は受胎せり(ラ・ヴォワザン)』!」
魔女が灰となって朽ちる──それと同時に彼女の裡の悪魔が堕胎した。
「これが、ヴォワザンの宝具……。」
そのおぞましき悪魔の姿にエウラリア達が一瞬怯む。その隙をついて『呪煤灰の悪魔』は己が異能を発現した。
「気をつけろ、奴の灰は我等の身を焼く呪詛の類だ……なにより」
「ここは、貴方(フランス)ではない。でしょう?」
悪魔の異能は周囲の異界化。フランスという領域において最強の力を振るっていた太陽王も悪魔の世界ではその補正を失ってしまう。
たが、そうなってなお、この悪魔を祖国(フランス)に解き放ちはしまいと太陽王は吼える。
「この世に地獄が顕現しようとも、我(ワタシ)がいる限り、仏蘭西(フランス)は此処にあり!女の願い、民の憎悪になった魔女(あくま)よ。若き聖女よ。汝らに我が宝具を拝謁する権利をやろう。」
「民の歓び、国家の歩み──今、連なりて太陽となる。可能性の光は今、我に収斂する『王威を示せ、遍く世を照らす陽光の剣(ジュワユーズ・グラン・シエクル)』! 」
可能性の光が悪魔を穿つ。
「度し難い……。私(あくま)も貴方(たいよう)も人の身勝手な祈り/呪いの産物だと言うのに」
「かもしれぬな。我々の本質は同じ。であるが故に背中合わせ。我(フランス)は貴様を理解できない。これは二度目の身勝手な排斥だ。悪く思え」>>539
魔女/悪魔の肉体が朽ちて逝く。
王は魔女を理解せず、魔女もまた王を拒む。さながら相容れぬ朝と夜。
これもまた、同じ時代を生きた英霊同士の在り方だった。
太陽王達から少し離れた場所でフェリーペとメンテーはミケランジェロと影の軍団を伴って、敵陣を相手取った。
「露払いは任されよ。ニンジャの誇りにかけて、貴公らを陰ながら支援しよう」
影の軍団の忍術が敵陣を撹乱し、ミケランジェロが強化に努め、メンテーがシールドバッシュで吹き飛ばす。
「センパイ!この前の混成兵だ!気をつけてくれ!」
「ぐっ……大丈夫だ。このまま、守りきって見せ──ッ!?」
……王家に死を。彼女に自由を。
メンテーの応答を描き消すかのように声が聞こえる。それは地から響くような声であった。
「馬鹿な!?雑兵達が、強く……!?」
その声に応じる形で混成部隊や粛清騎士達の能力が向上している。>>541
「そんな、まさか……あれは……」
メンテーはその声を知っている。忘れるはずもない。その声はかつて自身に語りかけ、今なお自身に力を貸す者の声。
霧が晴れるかのように、目の前の英霊と自身の内側の亡霊の真名が脳裏に浮かび上がる。
「…………マクシミリアン、ロベスピエール」
フランス革命の首謀者にして恐怖政治を行った者。粛清の末に自身も断頭台に送られた革命家。極刑円卓の筆頭がカルデアの前に立ちはだかった。
「センパイ!大丈夫か!?しっかりしろ!」
ロベスピエールの登場によって動揺するメンテーを支えながら、フェリーペが叫ぶ。
「……嗚呼、すべてに、あらゆるすべてに、粛清と死を!」
ロベスピエールの声に応じて混成部隊──『混合旅団(アマルガム)』が一気呵成に責め立てる。
『粛清』。その罪行を召喚者から与えられたロベスピエールはただ王家に死を、民に恐怖をもたらすテロリストの祖そのものであった。
「このままじゃ……不味い」
メンテーは行動不能、影の軍団も押され始めた状態でフェリーペは恐怖に呑まれかける。が、その時>>542
「Ledies&Gentleman!! Boys&Girl!!」
ギュイイーンという雷の如き音が響き渡る。一瞬にして恐怖によって染められた戦場が塗り替えられる。
皆の視線がその音に、ギターを持って立つリーゼント姿の男へと向けられる。
「遠き過去の先達よ、遥か彼方から来た放浪人よ。俺は君達のように戦う力も武器も持たない。だが、代わりにいい音楽は提供出来る!こいつでこの場は収めてくれないか?」
言っていることはめちゃくちゃだ。戦をただの娯楽で終わらせようとしているのだ。それは自己満足と否定する者も現れるはずだ。
だというのに、戦場に似つかわしくないその演奏姿に敵味方問わず惹き込まれてしまっていた。
やがて、ロベスピエールが声を上げる。
「進軍を中止する。彼女の元へと帰還する。」
その言葉に粛清騎士達は抗議するも、ロベスピエールはそれを受け入れずに撤退の準備をした。
「奴相手に我が扇動は無効化される。既に『極刑円卓』が二騎落とされた。深追いはしない。革命は来たるべき日に必ず訪れる。」
そう捨て台詞を吐いてロベスピエールは消えていった。
フェリーペは戦場に突如として現れたアーティストを呆然と眺めていた。>>543
「申し遅れたな。俺はアーチャーのサーヴァント。エルヴィス・プレスリー、ちょっとした野暮用でこのフランスを訪れた、一人のロッカーだ」
「エルヴィス、プレスリー!?」
自身すら知っているロックンロールの原点たる音楽家の登場にフェリーペは目を丸くした。
どうやら、王城に行く際にシャルルにカルデアとの協力を提案した楽士、というのもエルヴィスのことらしかった。
『エルヴィス・プレスリーだぁ!?なんでそんな奴がサーヴァントに、しかもアーチャーだと!?』
アメリカに関してはやたらと詳しいナウマンもまた仰天していた。
『っていうか、おい!この霊基の反応は冠(グラ──』
「無粋なこと言わぬが花ってやつさ、技師さん。」
ナウマンが何やら言おうとしたところで、エルヴィスの演奏がそれを掻き消した。
「とにかく、そう長居は出来ないが……一時ばかし君達に俺の音楽を提供させてもらうよ?いいかな?」
伝説のロッカーを味方につけたカルデアだったが……。
「メンテーさん、大丈夫でしょうか」
エウラリアが心配そうに伺う。メンテーはロベスピエールとの対立に対して思うところがあるようであった。
無理もない、自身やマスターを守ってきてくれた者と同じ存在が、人理消却に加担しているのだ。ショックは大きいだろう。
そんなメンテーにエルヴィスが駆け寄っていく。>>544
「メンテー、と言ったか?与えられた力の本質を知り、どうしていいか分からなくなった。そんなところかい?」
「アンタは……」
「俺もさ、実を言うとこの音楽(チカラ)は人から貰ったモノだった。銃を強請る俺に母さんが楽器を買ってくれてね。それに俺の師は黒人だった。俺はその音楽を取り入れた。」
「でも、俺は確信してることがある。母さんは俺がここまでの音楽家になるとは思ってなかっただろうし、師の音楽だけでは俺のスタイルには辿り着かなかった。与えられたモノであっても、それを持って駆けた旅路は確かにそれに意味を与えてくれるのさ。君はどうだい?」
「旅路が……意味を……。」
「ここからは俺ではなく、君のマスターの出番だろうね。」
エルヴィスがフェリーペの背を押し、メンテーに突き出した。
「センパイ、俺は……最初の特異点の時もその後も、ここに来てからもセンパイに救われてきた。それはセンパイが盾を振るう力を持ってたからだけど、きっとそれだけじゃない。俺は……メンテー・プルトランプに救われたんだ。だから胸を張ってくれ」
フェリーペの言葉にメンテーは奮い立つ。
「後輩に、ここまで言われて立ち上がれなかったら先輩失格だな……。情けないところを見せたな後輩。敵が私の中の英雄と同じ存在だろうと、構うもんか。たとえ私の力が借り物でも、紛い物でも私と後輩の旅路を本物なんかに否定されてたまるか!」
一度は折れた盾の少女は再度立ち上がり、より強固にその心を保つ。
「今まで守ってきたモノか……少し、羨ましいですね……」
メンテーの様を眺めながら、エウラリアはボソッと呟いた。>>545
「先程の戦いから時間も経っていないというのに悪いんだが、どうやら村や街に対して襲撃を与えるサーヴァントが現れたらしい。その襲撃を止めて欲しい」
持ち直したメンテーとフェリーペが玉座の間へいくと、シャルルとルイがそう告げた。
「私は王。王あっての国である故、私は優先的に守られるべきだろう。だが、民なくして国はない。民衆の危機に目を瞑っては王として示しがつかん」
「我(フランス)としても即座に向かいたいところではあるが、先のヴォワザンとの戦闘で既に霊基の2/3を損傷している故にシャルルの護衛で精一杯なのだ。頼まれてくれるか、フェリーペ・ジョージ・デ・サントよ」
サラッととんでもない事実を吐きながら二人の王はフェリーペ達に問いかける。
「もちろん、人々が傷つくと知って放ってはおけません!」
「おぉ、流石は聖女エウラリアだ!よろしく頼むぞ」
シャルルはエウラリアに向けて期待感マシマシで告げる。何処と無くフェリーペ達とは対応に差があるような……。
「もちろん、俺達も行くよ。」
「あぁ、私の盾の名誉挽回の機会だ。」
フェリーペ達の訪れた街にあったのは、隕石でも直撃したかのような、巨大な破壊痕(クレーター)。そしてその付近に佇む槍を持った一人の少女であった。
『敵性サーヴァントの反応を確認……だが、この魔力の出力は……』
ナウマンは冷静に情報を分析していくが、一方のフェリーペ達はただ呆然としていた。
それは目の前の破壊に対してでも、サーヴァントの力に対してのモノでもない。
漆黒の鎧に螺旋を帯びた渦巻く槍、くすんだ灰色の髪、細部こそ違っているがそのサーヴァントの外見は明らかに……>>546
「私……?」
「あら、遅かったわねもう一人の私。」
驚愕するエウラリアの姿をケラケラと嘲笑うその姿は、確かにエウラリアと瓜二つであった。
『気をつけろ!魔力反応からしてソイツは……“聖杯を保有している”!!』
「何、ってことは……!?」
「えぇ、はじめましてカルデアの皆さん。私はサーヴァント、エウラリア〔オルタ〕。民と権力によって処された者を代表して人理を断罪するサーヴァントです」
驚くカルデアの面々に対して、わざとらしく優美に振る舞うエウラリアオルタ。
それに対してエウラリアは咄嗟に否定する。
「私は……そんなことを望んではいません!」
エウラリアが突き出した槍を同様の槍で抑え込むエウラリアオルタ。
「じゃあ、貴女の望みって何かしら?聖人とされた貴女が一体、どれだけ崇高な願いと祈りを掲げているのかしらね?」
「それは……くぅぁ!」
エウラリアが思わず、口を噤む。その隙を突いて、オルタが槍の柄でエウラリアの腹部を叩きつける。
「私は貴女の根底にある怒りであり、怨み……私こそが貴女の願い!」
「そんなわけありません!わたしはただ、誰かを……」
「もう結構よ、悪いけど私の断罪の邪魔をするなら消えてもらうだけだから。十三拘束、強制解放──唸れ『最果てにて(ロンゴ』ッ!?」
エウラリアオルタに魔力が集中し、宝具が解き放たれる……そう思った瞬間、トマスの指先から発射された赤い線がオルタの攻撃を阻害し、そのままオルタを狙う。
オルタは鎧によって防ごうとするも、線は防御を貫通して、オルタの霊核を狙わんとする。それを受けて咄嗟に防御から回避に転じる。
攻撃は回避されてしまったものの、何とか宝具発動を防ぐことが出来た。>>547
「なるほどな、先程の攻防で見えてきたモノがある。聖者を騙る愚者よ……真に貴様が聖エウラリアであるならば、この『聖槍』の能力に咄嗟に察しがつくはずだろう。主の加護を受けた聖人を語りながら 貴様はこの段階になってなお、このトマスの指の正体に気づかなかった。」
疑心の炯眼が黒き甲冑の乙女の看破する。
「バレてしまいましたか……もう少し、彼女の動揺する様が見たかったのですが……」
少女は観念したかのように両手を開いてなお嗤う。
「しかし、愚者と来ましたか……えぇ、そうですとも。私は衆愚の具現。民衆の暴走と権力の横暴によって、13歳にして命を奪われた者。」
「我が真名は『四月の愚者(エイプリル・フール)』!虚実を以て、人理を侵食する呪いである!!」
AD.1564 第陸特異点 虚栄円卓領域 プワソン・ダヴリル 人理定礎:─>>549
刑死者の魂:A
権力に絡め取られ、惨たらしい死を迎えた者の魂。
自身を死に追いやった全てに対する復讐心が固定された精神スーパーアーマー状態。
【宝具】
『此処より新年は始まり、虚より真実は生まれ落ちる(エイプリル・フールズ)』
ランク:EX 種別:対民宝具 レンジ:― 最大捕捉:計測不可
世界中から信仰を得た『エイプリル・フール』が宝具と化したモノ。
霊長の意思によるバックアップを受けた彼女の嘘は必ず事実となって現照する。
霊基改変、空想具現化、固有結界、権能行使……本来であれば排斥を受けるであろう事象でさえ、彼女は口先一つで叶えることが出来る。実質的な願望器に等しい能力。
ただし、この宝具を使用した瞬間からきっちり24時間後に、この宝具によって発生した起こった被害は全て虚数事象として処理され、“何事もなかった”事になる。
それと同時に彼女の霊基は崩壊する。
【解説】
エイプリル・フールにまつわるエピソードに関わる13歳の少女。
その昔、ヨーロッパでは3/25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1シャルル九世が1月1日を新年とする暦を採用した。
これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた。>>550
そして13歳という若さで処刑された少女への哀悼の意を表して、113年ごとに「嘘の嘘の新年」を祝い、その日を一日中全く嘘をついてはいけない日とするという風習も生まれた。
以上が彼女の出自にまつわるエピソードだが、しかしこれは事実として確証のとれないデタラメ、でっち上げの類であった。
電子の海、その虚構の記述から生まれた彼女は本来であれば幻霊にも満たない存在であっただろう。
しかし、『エイプリル・フール』という真実と虚偽の狭間を曖昧にする風習が彼女の薄れゆく存在を繋ぎ止めた。
聖エウラリアの騙ったのはその宝具が有用であったから、という点もあるだろうが、なにより「わずか13歳で処刑された少女」という共通点から何か感じ入るものがあったのかもしれない……。>>551
【行動指針】
完全なる虚構になりきれず、かと言って事実でもない……曖昧模糊な彼女の中には確かに処刑の恐怖と痛みの記憶のみが残っていた。
自身の存在が嘘から生まれたのであれば、この苦痛も何もかもが他者の娯楽の為に付加されたものなのか。
少女は憤慨した。英霊として確立されず、世を揺蕩う存在でありながら、確かに怨みだけが霊基に灯った。
そして、運命の時が来る。聖杯が彼女という霊体を選んだのだ。
聖杯転臨により霊基を拡張した彼女はその宝具を用いて、一日限りの悪逆を企てる。
───其は虚構からの復讐。
わざわざ、第肆と第伍すっ飛ばして第陸特異点書き始めた理由がコレだよ!!
目指せ、今日中に後編完結!!>>552
これは確かに紛れもなく時事ネタですねぇ!
………うん。うん。私はもう少し後にしよう。恥ずかしくてなんかもうむしろ悲しくなってきた>>552
この展開、素晴らしい!まさかエイプリルフールに掛け合わせてくるとは…!すごく足元掬われた感覚です
しかも今日中に完成予定とは、どうぞご自愛ください…>>558
やったーナルキッソス当たってたー真名看破良いぞー!((>>552
まさか時事ネタだったとはこのリハクの目をもってしても...!>>563
虚実融合:A
複数の霊基が融合していることを示すスキルの1つ。ランサーの場合は現実にいた人間と虚構の存在が混ざっている。
幻霊が持つイメージ補正によってランサーのステータスは大きく上昇している。
また、白鳥にまつわる逸話との習合も果たしている。
ランサーがこのスキルを得たのは彼女が『オデットとオディールを演じるのは同一人物』という慣例を作ったのが大きい。
舞台作成:A
キャスターの陣地作成に類似したスキル。自身が真価を発揮する舞台を作り出す。
陣地作成で作り出されるのが自身を守るための陣地としたら、こちらが作り出す自身が攻め込むための陣地。
かの森の賢者がその異名の如く森での戦いを得手としたように、自身にとって有利となる環境を作り出す。
ランサーが作り出すのは吹雪に閉ざされた真冬の湖。
内部では敏捷がA+になり、逆に敵対者に対しては雪による視覚阻害と気温低下による敏捷・筋力・耐久の1ランクダウンというバッドステータスを付与する。>>564
【宝具】
『白鳥輪舞(グラン・フェッテ・トレンタドゥーエ)』
ランク:A 種別:対人演舞 補足:1人 レンジ:1〜5
ランサーが生前成し遂げた32連続回転技巧。
英霊となってからは更に昇華しており、跳躍した後に空中で32回転し、それによって生じた運動エネルギーを纏めて相手に叩き込むという絶技となっている。可憐にして華麗、その見事な演舞は美を理解する感性を持つ者に強烈な魅了効果を与える。
『舞・白鳥礼装(スヴァンフヴィート・イースフォグル)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:自身のみ
大神オーディンから授かった白鳥の衣。
これにより、ランサーは飛行能力を有し、高速機動を可能とする。舞台作成を使用していない状態では、この宝具に機動性の大半を依存している。
この宝具の真価は「大神オーディンの加護」である。この加護によりランサーの精神と肉体は絶対性が保たれ、精神に影響を与える魔術や能力の類をシャットアウトし、肉体はCランク以下の物理攻撃を弾き、カロリーを大量に摂取しても体型はほぼ変化しない。
―――これはスキルによって獲得したものであり、大神オーディン自ら賜ったものでは無い。
そのため本来の『白鳥礼装(スヴァンフヴィート)』からはランクも効果も低下している。
【Wepon】
『白嘴(ビッケ・ビアンコ)』
ランサーが両足に纏う銀のバレエシューズ。
バレエシューズと言う割には大きく、堅く、鋭く、重く、どちらかと言えば具足のような様相を成している。>>565
【解説】
イタリア、ミラノ出身のバレリーナ。
ロシアのサンクトペテルブルクにあるマリインスキー劇場に存在していたロシア帝室バレエ団で『プリマ・バレリーナ・アッソルータ』というバレリーナの中でも最高位の肩書きを9年もの間保持していた。
それまで14回が限度とされていたフェッテという回転技巧を32回まで引き上げグラン・フェッテ・ロン・ドゥ・ジャンブ・トゥールナンという技にまで昇華させた人物。本人曰く「足の裏ではなくつま先で回るんです」とのこと。
また彼女を象徴するバレエ演目の一つ『白鳥の湖』。は当初は踊り手や指揮者、振り付け師に恵まれず、衣装や照明の欠品や破損などの理由から作曲者であるヒョードル・チャイコフスキーの書斎で埋もれていた。
それを振り付け師・マリウス・プティパと共に演じきり『白鳥の湖』を『くるみ割り人形』や『眠れる森の美女』に並ぶ「世界三大バレエ」にまで押し上げた。
彼女がいなければ、世界三大バレエという概念は存在しなかったのかもしれない。
バレエ団を引退した後も、自身の母校であるスカラ座バレエ学校の運営委員会に20年間所属し、死の4ヶ月前までバレエに関わる人生を送った。
また『オデットとオディールを1人2役で演じる』という慣例を作り、それも含めて現在に至るまで『白鳥の湖』というバレエは彼女の演技が基準となっている。
白鳥の湖、ひいてはバレエという文化に大きな貢献を果たし、死の間際までバレリーナの育成―――もっと言えば、バレエの発展に生涯を捧げた偉大な女性。
本来であれば彼女単独で英霊と成り得たが、現在では幻霊であるオデットとの融合を果たしている。
オデットは彼女の中でも特別な存在であり、彼女と出会えたことは英霊の座に召されてからの出来事の中でも最も大きな出来事であった。
「あの子を置いていくことは出来ません」
そう感じた彼女はオデットの融合を果たし、その霊基の名に彼女の名を刻み込んだ。
今もなお、彼女はオデットの名を名乗っている。
自身の半身とも言えるその名を後世に残すために。>>566
■オデット
『白鳥の湖』のヒロイン。悪魔ロードバルトがかけた真実の愛の呪いにより深夜のある時間を除いて白鳥に替えられた悲劇の女性、
狩猟に訪れたジークフリート王子に見初められ、彼に永遠の愛を誓われるが、悪魔の策略によってその愛は彼の娘であるオディールに奪われる。
ロードバルトの仕打ちに激怒した王子はオデットに許しを乞い、自身の誠意の現れとして悪魔ロードバルトを打ち倒す。
悪魔は倒れたが呪いを解けず、そのことを嘆いた王子とオデットは湖に身を投げ来世で結ばれることを願った。
ピエリーナにとって最大の理解者で、姉のような親友のような関係性を築いている。
今の彼女の戦闘力はオデット由来のものが多く、彼女が3騎士として選ばれるような武勇を身につけたのは「自分が悪魔を倒していたら呪いは解けていたのかもしれない」という後悔から来るもの。
今はピエリーニャの中で眠りについているが、オデットの魂は今も彼女の中で生き続けている。>>567
【人物】
白く凍りついた湖面のような髪にアイスブルーの瞳を持つ純白のドレスを纏う美少女。
一言で言えば偶像(アイドル)という概念を象徴するような人物―――銀盤に咲く真白き花、清廉かつ可憐な心持つ白き乙女。
明るく朗らか、誰にでも愛想よく接する物腰柔らかな女性。
努力家でひたむき、何に対しても物怖じすることなく挑むチャレンジ精神を持つ。
基本的に前向きかつポジティブで何事にもへこたれないが、マチルダ・クシェシンスカヤと言うバレリーナとのバレエ団内における勢力闘争に疲弊してバレエから身を引くような繊細な一面も。
当時の彼女はバレエを闘争の道具とすることは避けたかったのだろう。
また、バレエに人生を捧げたためか恋愛関係での情緒が未成熟。オデットの影響もあって恋に恋するロマンチストとなっている。
ただしオデットの最期から王子やそれに準ずる人物にはやや抵抗があり理想のタイプは「王子様とか特別なことは求めないから優しくて思いやりがある男性」
一度の恋に人生を捧げたオデットの影響もあって生前の自分に思うことがあるため、サーヴァントとしての身体を得た現在では現世での生活を満喫している。
甘いものに目がなく、少女漫画が好きな女の子――今の彼女を端的に説明するならその言葉が一番的確だろう。
総括すれば「どこにでもいる普通の少女」
そんな彼女がステージの上で人々に笑顔を振りまき魅了する―――それは、どこまでも偶像(アイドル)というのにふさわしい在り方と言えるだろう。
聖杯に賭ける願いは「過去に戻ること」
オデットとの出会いで彼女の意識は変革を遂げた。
過去をやり直すのではなく、自らの意思を持ってのマチルダとの決着を彼女は望んでいる。
それが、人々に惜しまれるのが分かりつつ自らのエゴでバレエから身を引いた己に出来る最大の償いと信じているため。
その結果として自身が再び引退することになっても構わない。
それが、彼女が彼女を愛する人々(ファン)に偶像(アイドル)として出来る全てであると信じているから。>>568
好きなもの:バレエ、クラシック音楽、甘いもの、少女漫画
嫌いなもの:辛いもの、女性同士の水面下での戦い
天敵:マチルダ・クシェシンスカヤ、オディール
趣味:バレエ、鼻歌、マスターとのお喋り
特技:バレエ
一人称:私
二人称:貴方
三人称:貴方達
「サーヴァント・ランサーよ。貴方が私のマスターかしら?」
「私は一人では踊れない。振り付け師というパートナーがいるからこそ、踊り手(わたし)は輝けるの。これからも、良きパートナーであってちょうだいね。マスター」
「シンデレラがいるのか? 私もかつてはシンデレラだったの……私が演じたオデット以外の人と知り合えるなんて嬉しいなぁ……」灰被りのエラに対して
「ベートヴェンがいるのにチャイコフスキー先生がいないなんて……」ベートヴェン/トルネンブラに対して
「ワルキューレ……このドレスは貴方達の服が下になったのよね。素敵な衣装を本当にありがとう」
「ドン・ファン様がいらっしゃるの? ええ、彼はバレエの題材にもなっているから。私が踊ることはなかったけれど。話通りの素敵な殿方だわ」ドン・ファンに対して
「さあ、ご覧遊ばせ? 膝を曲げて(プリエ)……足を伸ばして(タンデュ)……そして、飛ぶ(ロンドゥ)! 『白鳥輪舞(グラン・フェッテ・トレンタドゥーエ)』!!!! 少し、はしたなかったかしら」
「オデット、私に力を!」「さあ、ここからが本番よ!」
「刺すわ!」「貫くわ!」「ええ!」
「もうカーテンコール? まだ踊り足りないのだけど」(エイプリルフールのアプリダウンロードすらできないし、いい加減誰も見てないだろうから貼るか………)
嘘をつくということができなかったので、四月馬鹿の馬鹿要素に振り切れました>>572
スター☆トゥインクル 鯖キュア 第46話 「世界を包む闇!ほんとにほんとの最終決戦!?」
〜前回までのあらすじ〜
太古の昔より世界を混沌の渦に巻き込もうとしてきた巨悪・フォーリーン帝国。その魔の手は今、地球へと伸びようとしていた!
そんな中、集められたのが伝説の力を使うことができる選ばれし5人の戦士、鯖キュア。
なんやかんやで協力することになった凸凹な五人だが、これまたなんやかんやで試練を乗り越えとうとう最終決戦へと足を進めるのであった……
(以下 ヘルマプロディートス=(マ)、サルマキス=(サ)、謎の隠密X=(X)、カシンチャン=(カ)、ハーデース=(ハ)、ヘリオガバルス(ガ))>>573
(X):「とうとうここまでやって来ましたね皆さん!この調子で悪と風魔以外の忍を一人残らず根絶やしにしましょう!」
(カ):「ワタシ、忍びは滅ぼさなくてもいいと思うのですが!」
(ガ):「あはっ。またやってるよあの二人ー!」
(ハ):「みんないつも通りでいるのはいいことルン。緊張し過ぎてもろくなことがないルン!」
(マ):……ちょっとカメラ止めろ
(ハ):どうしたルン?
(マ):まず大伯父上。その口調はなんなんですか?
(ハ):………オヨー?
(カ):台本読んでないのか?そいつは設定上そういう口調なんだぞ
(ハ):出身星の訛りだから、細かいことは気にしなくていいルン
(マ):いや……それならカメラ回ってない時までやる必要はないような
(ハ):役作りの一貫ルン。仕事と言われれば真面目にやらねばならない性分ルン
(ガ):マーくん大丈夫?まさか急に記憶喪失になっちゃったの?
(X):頭、殴ったら治ります?
(ハ):彼は別にロボってわけじゃないから無駄だと思うルン
(カ):てか精密機器を殴るな!この!蛮族どもが!>>574
(マ):なんで全員ちょっと親しげなんだ!?………いや大伯父上はともかく!他の奴ら!元々俺様と全然関わりないだろ!
(サ):やぁだ、ダーリンおっかしー!一年一緒にやってきた仲じゃん?
(マ):むしろ一年でようやく疑問を抱けるレベルに頭が追いついたんだよ!
(X):落ち着きなさい。疑問があったところでもう手遅れです
(カ):ここでポシャると先代どもに何言われるか………俺あいつらちょっと苦手なわけ!付け入る隙を作らせたくない!わかってくれるな?な?
(マ):先代ども………いや待て待て待て!?もしやこの呪われた儀式、毎年やってるのか!?
(カ):……さては渡した企画書読んでないな?俺たちは14代目だぞ
(ガ):複雑な関係性と厨二ハートに響く設定ワードの数々で大きなお友達層を中心に絶大な支持を集めた北欧兄弟feat.子世代の『魔法つかい』、主演たちが手がけた楽曲の芸術的価値から各ショーでリストマニア現象を起こした音楽家さんたちの『スイート』!……そんな話題作に比べると、ボクたちはメンバーが女の子を3人と女装もいけそうな美少年3人の五人組になってる時点で「逃げるな」って言われちゃってるんだよ!
(カ):おい待て俺を女子枠に入れるな
(X):説明台詞をご苦労様です。いやぁ、会場外にまであふれてしまい戦争が始まりそうだった観客たちをステージ外ゲリラライブで鎮めたエルヴィス殿には真のロック魂を見ましたね
(カ);ヴァイオリンの方は聞いたやつ数人死にそうになってたけどな?
(ガ);まぁ、『スマイル』なんかは一寸くんが敵役の鬼とついうっかり本気で殺しあっちゃって放送事故になった方で話題になったけどね!
(サ):カッシー、どっからどう見ても女子じゃん?
(カ):………>>575
(マ):こんな……こんなアホみたいなことを……十四回も………!
(ハ):まーくん。適応するルン。この世界はもはや常識の通じるところではないルン
(X):そうですよヘルマ(以下略)殿。ここを切り抜け次回作ヒーリングっど♥鯖キュアに繋げる以外に我々にできることはありません
(マ):ヒーリングっどすべきは作者の頭だ!
(サ):愛で癒せる境地じゃなくね?ウケるー
(マ):あと、エンディングのダンス!なぜ毎回踊る必要があるんだ!録画したものを流すんじゃダメなのか!?
(ガ):ダメだよー!そういう所の手抜きって、見てる側にすぐわかっちゃうんだからね!
(カ):一回練習で完璧に踊れた分を覚えて、それを毎回繰り返せばいいだけだろう?何が問題なんだ?
(X):おいそこ、天才基準で語るな>>576
スタッフ:スミマセーン、ケツカッチンなんで早いとこ再開お願いしまーす
(ガ):あれ?次の予定なんかあったっけ?
(X):このスタジオにはあります。これが終わったら即座に撤収して次の『覆面ライダー』の撮影開始ですからね!
(ハ):ああ………飛行機だった前回を経て、今回は燃える牛なんだっけ?
(X):今回はスタンドバトルを採用して『覆面ライダー・アルコール』以来の衝撃作になる予定です!
(カ):………なるほど。そりゃお前は肩入れするよな、くそガキ。じゃあしゃーない。さっさと片付けるか!
(ガ):うぇーい!
(ハ):おーぅ!ルン!
(マ):ちょっと待て!……ちょっと待って!
(マ):俺様の意思はーーーーー!?
後数話の辛抱。そう説得され最終的には撮影に参加することとなったヘルマプロディートス。
かくして。3月32日の朝、最終回は我々のお茶の間に届けられた。
だが、彼は知らなかったのだ。この悪夢には続きがあることを………
〜「映画 鯖キュアオールスターズ! 宇宙(ユニヴァース)に届け!奇跡の魔法!」に続く〜……よし(賢者モード)
じゃ、私ムキムキのドラゴンを殴らないといけないんでさよなら……あと恥ずかしいので掘った穴に死にます……>>427
カルナさんはちょっと分からないけどアキレウス、アキレウスコスモスの話なら
先に張られてたら当てられない、横槍できない
効果発動中にコスモスしたら……するのか?誰に?想像できないけど神秘ランクで負けて弾かれてしまうかもですね
>>435
長いのは知ってたけど長過ぎですよ先生ェ…
まぁ普通の人はピカソを呼ぼうとか思わないだろうけど。軍人ネタの後で反戦ネタは出す意味があるかなって
>>450
真の芸術は人の心を動かすもの!「画家のサーヴァント」であるピカソの宝具により他者の心象風景を「塗り替える」!
カテゴリーを固有結界にしておくことで固有結界になるほどの「確たるもの」は芸術家と言えどおいそれと塗り替えられない!
っていう理屈と調整なんですな>>583
あぁ、結界勝負的な話かと思って見落としてました
確かに神性皆無なのでシャットアウトですね。>505>508に書いたマハラジャのキャスター、将軍のセイバー、隻眼のライダー、恐妻家のランサーですがそれぞれ正体は
マハラジャのキャスター → チャンドラグプタ
マウリヤ朝の初代王。王の軍勢で召喚されているマハラジャは恐らくはこの人。
将軍のセイバー → 足利義輝
剣豪将軍。甚助と師匠が同じ同門。イメージは戦国BASARAの義輝。
隻眼のライダー → アンティゴノス
ディアドコイの一人。アンティゴノス朝の初代王。隻眼であることからモノフタルモスと呼ばれていた。
恐妻家のランサー → 戚継光
中国明時代の武将。倭寇やモンゴルと戦ってともに戦果を挙げた水陸両用有能将軍。戦場では勇者よりも奥さんが怖い人。
とこういう人たちでした。隻眼のライダーだとヤン・ジシュカと被りそうだなと反省。おはようございます。先日進級を果たし大納言になった正親大納言です
明日には降格していると思います>>586
私が挙げた>585は嘘ではありませんが創作するためのインスピレーションが足りないので設定作りたいなという候補に入ってます。新シリーズ
『若女将は中学生!?〜孤独美少女の血濡れた争い〜』
『儂の子供も仲間も死んだのはどう考えても儂ら(人類)が悪い!』
『サヴァドルマスター SideM』
『バプライブ!』
近日公開予定!!>>595
……そのアクション監督「今の動き、腕の角度3度だけ上にずらしてやり直せ。他は変えなくていい」とか言ってきそうだけど大丈夫なのです?>>595
メカニック制作は黄夫人にお任せあれ~>>595
スポンサーはダレイオス一世にお任せを!>>605
やったぜ!見逃してた
>>581
本来はナチュラルに狂ってるだけでユニヴァース案件ではないよ
劇場版だからスケールが大きくなってるんだよ
正確には、いくら劇場版とはいえ主神級とグランドが少なくとも一人以上いることが確定してるチームに共闘させるには、それぐらいのトンチキな規模が必要であると私は考えるよ>>601
おめでとうございます。
雑誌買ってないから募集気付いてすらないとはいえ、発想力そのものに難がある自分には出来そうにない。>>612
いいですよ。てか、グランドアサシン!?
い、一体何処に?>>611
とうぞ!>>618
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において、その場に残された活路を導き出す戦闘論理。
戦後の契:C
敵対サーヴァントとの戦闘後、話し合いに持ち込む事で同盟を組む確率を上げるスキル。これは英雄ヒャールマルとの戦闘後、義兄弟の儀を執り行った逸話が昇華されている。
天性の肉体:B
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。加えて、特殊な血統であるせいか、Bランク以下の物理的・霊的・精神的弱体を無効化する。
巨人の血:A
超常自然霊の一つであるヨートゥンの血脈。混血、怪力、魔力防御、等との複合スキルとされている。【宝具】
(グシスナウタル)
・ランク:
・種別:対人・対軍宝具
・レンジ:
・最大捕捉:
父グリームルから授かった三つの魔法の矢が由来。
勇者殺しの矢であり、矢そのもの魔力が宿っている武装。射る瞬間に魔力によって爆発的な出力が出てしまうので常人には扱えず、巨人由来の膂力を有しているオッドルのみに扱えていた代物。
自動追尾機能が搭載されており、発射する直前に各矢に『3』に関連する概念を付与する事で、様々な効果を使用できる。
オッドルは北欧の出なので、主に自国の神話概念を使用する。ユグドラシルの三階層、三つの泉、ユミルを引き裂いた三神、対立する三種族、運命の三女神など。
魔銀装甲(イシルディン)
・ランク:
・種別:対人(自身)宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:1人
アンガンチュールとその兄弟たちの戦いの際に使用した防具が由来。
頭部以外に覆われた魔銀(ミスリル)の防具。重鎧ではなく、動き易さを重視した帷子形式の軽鎧。
元来の強固さは無論健在で、更に魔力を通す事で防御力が上昇する仕組みとなっている。魔力量によってはAランクの宝具さえも凌ぐ。
概念防御を有しているので全体的な防護を可能にしているが、それはあくまで魔術的要素にのみ作用し、物理的な攻撃に対して覆われていない部位の防護は対象外となっている。>>620
【解説】
北欧の叙事詩「弓の名手オッドル」に登場する英雄であり、「ヒャールマルの歌」「ヘルヴォルとヘイズレク王のサガ」にも登場する。
英雄ケティルの孫、グリームルの息子で、巫女(ヴォルヴァ)により自らの馬に殺される未来を予言され、オッドルは回避する為に馬を予め殺生し、地面に埋めた。
しかし、それだけでは不安だったので国を出る事に決めたオッドルは数々の冒険を体験し、その果てにヒャールマルと相対する。
双方とも一歩も譲らない戦いの末に友情を見出し、契の儀を以って義兄弟となった。
その後、インゲボルグを巡って争いとなったアンガンチュールとその兄弟たちと戦闘が勃発し、ヒャールマルと共に勝利するも、この時ヒャールマルは重傷を負ってしまい、インゲボルグに最後の歌を贈るようにオッドルに頼む。そして友の望み通りインゲボルグに全てを伝えると、彼女は悲しみの余り自ら命を絶ってしまった。
因みに、アンガンチュールと魔剣ティルヴィングは戦後オッドルが埋葬している。
以後はオッドルの実弟ソードの仇を討つべく、オグムンド・ツソックを探していたのだが、航海途上で海の怪物ハーヴグーヴァとリンギバクと遭遇してしまうもこれを回避する。
難を逃れたオッドルは無事にヘルランドに到着する。そして老人の姿に扮して入国し、後々に英雄としての姿を顕にして毛皮の国の王を倒した。
やがてオッドルはシルキシフの王女と結ばれて次代の王となるも、ふと恋しくなった故郷に出向き、死の運命を覆したと予言を嗤った瞬間、馬の頭蓋骨に躓いてしまい、そこから現れた蛇に噛まれて命を落とした。>>621
【人物】
白縹の髪を持つ、魔性の瞳の青年。
クールな風貌だが自由気ままで冒険家。意外にアウトロー。純銀のように滑らかで、誰に対しても先ずは友好的な態度で接しようとする。しかし、裏ではいつでも対象を殺.せる姿勢を取るなど生存競争に関しては現実主義者。
運命に翻弄される事を何よりも嫌っており、自分から動かず何もかも諦観している相手にはキックを入れる。
マスターに対しては、生きる気力があるかどうかを大前提として自身のマスターに相応しいかどうか定めており、仮に無い場合は早々に契約を破棄して鞍替えする。だが、生きる気力がある場合だと、最後まで生還できるようにしっかりとサポートしてくれる。
プライベートの時はフラつく癖があり、取り敢えず初体験のものには何でも飛びつく。時には禁域に入っておまわりさんのお世話になるかもしれない。
戦闘スタイルは基本的に弓を使った遠距離攻撃。弓の名手の名に違わない命中精度を誇っており、その膂力と剛弓から放たれる矢は強力無比。破壊力より貫通力を重視した射撃なので、無駄に周囲を壊す事なくターゲットのみ風穴をあける。
聖杯への願いは「受肉」。時代が移り変わった世界で再び旅をしたいというのがオッドルの願望である。>>624
個人的には「趣味に走ってタッパのデカい女」がいいです!>>624
趣味に走った方がいいと思うです!!!>>633
・前回までのあらすじ
四月一日、カルデアにて一つの特異点が観測された。
それは規模こそ小さいものの、妙に時空へ干渉しているという微小特異点。
人理の危機を抱えた現在、放置するわけにもいかずカルデアの一行は特異点解決に向かったのだが――。
第一話
やあどうも。皆さん初めまして。
俺の名は黒野双介。人理継続保障機関フィニス・カルデアに所属するマスターの一人だ。
ちなみにカルデアとは何なのか、マスターとは何かについては公式サイトやwikiで調べてみてほしい。
何しろこれ、短編なので。執筆時間も尺も押しているのだ。
さて、それはそれとして。現在俺たちはとある微小特異点の解決に来ている。
瀬戸内海の片隅に浮かんでいるという孤島型特異点。
何だってそんな場所に特異点が? とは思ったものの、そこはそれいつもの不条理設定(イベント)。
気にするだけ仕方なく、ちゃっちゃと解決する為顔なじみのメンバーと共にレイシフトしたのだが――。
「ギシャァアアア!」
「ふんっ!」
「アギャー!!」
はい。いつも通り、エネミーに絡まれております。>>635
第4話
どうも、黒野双介です。
ワイバーン達を処理しつつ、島内の探索を進めていった俺たちは島民さん達からある程度情報を手に入れていた。
曰く、この島は『暗院様』なる人物が牛耳ってるという事。
曰く、『暗院様』は島の中央にある天守閣にこもっており、めったな事では人前に姿を現さないという事。
曰く、『暗院様』の下へ辿り着くには四つの鍵を集めねばならないという事
曰く、その鍵は守護者と呼ばれる怪物たちがそれぞれ守っているという事――
何かどこかのRPGみたいな話だが、とにかくにも解決の道筋は手に入れた。
という訳で。早速全員で一人目の守護者がいるという館を訪れたのだが。
『怖いか人間よ! この威容に恐れ慄くがよい!』
そこにいたのは。
魚(秋刀魚)の頭を持つ、小学生くらいの小人でした。
あ、そうそう。この島の名前だが、何でもミカン島と呼ぶらしい。
道中にやたらミカンの木が生えてたんで、多分蜜柑島というのだろうが……何とも風変わりな島である。>>636
第八話
「さあ来い人間よ! 実は私は見た目通り魚なので火とかに滅茶苦茶弱いぞォ!」
「ギャアアアアア!」
「クク……サンマジンがやられたか……」
「所詮奴らは我ら四天王の中でも最弱」
「人間如きにやられるとは我らの面汚しよ」
「はい建物ごと宝具ドーン」
「「「ギャアアアアア!!」」」
どうも。黒野です。
何だかんだ色々ありましたが、無事鍵を四つ集める事ができました。
……え? 鍵を持ってるのに宝具ぶっぱしてよかったのかって?
大丈夫大丈夫。この手の重要アイテムは簡単にぶっ壊れないのがお約束みたいなものだから。
ともあれ、無事晴れて暗院様とやらの城に乗り込もうとしたのだが。
「よくぞここまで来たな人間!」
「だがその快進撃もここまでよ! 何しろここには、暗院様お気に入りの凶悪な怪物が待ち構えているのだからなァ!」
「おうともよ! 何しろ凶悪すぎて、部下である俺たちですらお構いなしに喰っちまうんだからな!」
「なのでこうして、普段は出てこれないよう厳重に施錠してあるのさ!」>>638
第11話
罠や強敵を退け乗り越え、ついに辿り着いた最上階。
俺たちはこの微小特異点の黒幕、暗院様と対峙した。
「くくく……よくぞここまで来たな、人間」
「あんたが暗院様とやらで間違いないんだな?」
「その通り。私がこの島の支配者、暗院だ。ようこそ、私の島へ」
追い詰められている状況にもかかわらず、微塵も動揺を見せない暗院。
訝しむ俺たちを前に、奴は突拍子もない事を切り出し始めた。
「ところでお前達……今が何話目か知っているか?」
「?」
「第11話。そう、1話目から数えて11話目だ。飽きっぽくサボりがちな作者にしてはよく持った方だとも言える」
「何を――」
「本来であれば、この回か次の回で私を倒し最終話を迎えるのだろう。同時に、この微小特異点も解決する。――だが、それはあり得ない」
「何故だか教えてやろう。この作品は、今回で打ち切りだからだ」
「……はぁ?」
「知らんのか? 漫画や小説によくあるアレだよ。人気低迷、もしくは作者都合により齎されるものだが、本作に限って言えば少し違う」>>639
「そう。この作品は――――エイプリルフール企画のSSだ」
「何……だと……!?」
「最初から最後までが全て嘘。お前たちに関する設定も、この私も、ついでにいえばミカン島などという特異点も存在しない。というかあったらぶん殴られるレベルの与太話だ」
「そしてこの作品は――最初から、完結しない事を前提として書かれている」
「故に、この島の名はミカン島。蜜柑の木が生えているからではなく、最初からどこにも終着しない無駄話。すなわち、『未完島』なのだよ」
「……そんな。そんなふざけた話を信じるとでも?」
「お前の信じる信じないなど関係ない。元より我々はただの操り人形。創作者の書くがまま、操られるがままに物語を繰り返す舞台装置なのだから」
「さて、話も終盤だ。いつも通り、畳みにかかるとしよう。これでもう何度目、何十度目か……あるいは、一回目になるのかな? 『最終』決戦の始まりだ」
「――我が名は暗院。延々と物語を繰り返す舞台装置、暗院(クライン)である」今北産業(山星です)
流石に昼のアレじゃあ味気ないのでエイプリルフールネタ投げて良いですか「「「「─────俺(僕)らがアイドルにぃ!?」」」」
2032年……今より少し昔の年に召喚された四騎のサーヴァントがいた。
無口の賢人ヴィーザル、希望の勇者クルサースパ、そして氷狼の継子ヴィーザルオルタ(以下ヴィルタ)、殺戮の怨嗟クルサースパオルタ(以下クルタ)
彼等は聖杯を求めこの時代に召喚された筈なのだが────
「そう!今どき殺し合いで聖杯を求めるなんてナンセンス!時代は無血で勝利すること。英雄なら大衆の心ぐらい掴んで見なさいということです!」
「……そういうわけなんだなぁ、これが。色々と文句はあるだろうが、まあ頑張ってくれ。……ったく、なんで俺がこんな仕事を」「………私も聞きたいですよ……」
プロデューサーの野紀、マネージャーの西行さんから命令されたアイドルレッスン。しかし、そのレッスンは過酷を極めるものだった……!
ヴィルタ「僕疑問なんだけどさぁ!アイドルに勉強って必要なわけぇ!?」
西「馬鹿言え。クイズバラエティとかあるだろ」
クルタ「……俺は体なんて張りたくありませんが。リアクション芸人?アホらしい」
野「そうやってお高く止まってると足元掬われますよ」
ヴィ「………これは、その、ちょっと、童貞の僕には難易度が高いというか……クルサースパは?いけますよね?」
クル「………俺も、その、この霊基じゃあほぼ未経験みたいなもんだし……いやでも、これってあの、アレだろ?」
二人「枕営業とか、そういうエッチなやつじゃん!こういうのズルじゃん!」
秘書のババロン「コーチである余(わたし)に失礼な言い方はいけないのだわ!れっきとしたファンへの健全なアプローチなのだわ!」数多の死にそうなレッスンを乗り越えた先にあったのは、過酷なアイドルの登竜門……!
マルガレータとエラによって構成される新進気鋭のバーチャルアイドルコンビ:ウィンターグラス
「はぁい、妖精さん達!バーチャルメイド兼バーチャルアイドルのエラよ!楽しんでいってねー!」
「同じくバーチャル雪の騎士兼バーチャルアイドルのマルガレータといいます。私たちの歌で笑顔になって貰えると嬉しいですね」
バロール、バフォメット/ジャック・ド・モレーにて構成されたアイドルユニット:Six night!
「やあ、子猫ちゃん達。今宵も己(オレ)は君たちに魅惑の時間をお届けしよう」
「隣の変な奴は置いといて……おう、仔犬共。俺の目を見て死ぬんじゃねぇぞ」
そしてさらに待ち受ける試練はあえて触れずに隠されていた互いの確執……!
「僕はさぁ、お前のそういうとこが気に入らないわけ。同じ僕なのにお高く止まってさ。なんなの?本当にムカつく」
「……僕は君のように思ったことはないけれどね。君の方が自分の本心を隠して駄々を捏ねる赤子のようだよ」
「何言って……!お前、お前だって自分の心から逃げてんじゃん!あの親父のこと恨んでるくせに!」
「……お前に僕の何がわかる」「わかるさ!僕もお前だからな!」
「俺は仲間など必要ありませんよ。ワンマンで充分です。……無論、あなたもだ。もう一人の俺」
「……そうやって逃げるのか。また仲間を失うのが怖いから、最初から自分一人で行こうとしてるのか」
「……足手纏いだからですよ。そんなわけありませんから。あなたこそ、自己犠牲がすぎるのでは?次こそ自分が英雄らしく、という夢物語に酔ってるんです?」
「……俺はお前を俺と認めない」「奇遇ですね。俺もあなたには反吐が出る」─────そして、ついに最大の敵が……!
「ちち……うえ?なんで、なんで……!」
「ッ、テメェ!許さない、どの面提げて僕の前に出てきたぁ!?」
野「来ましたね……アイドル界の大御所P……大神と称される拝羽々丸!」
「お前は……まさか、そんな、嘘だろう!?」
「……しぶとい。俺たちが殺したというのに未だこびり付いているのか」
西「新星Pでありながら今超話題の売れっ子アイドル輩出者……人呼んで、魔導王ザッハーク!」
かつて話題になったアイドル成長アニメ
『マスサヴァドルスターズ!』の次回作が満を侍して登場!
『マスサヴァドルスターズ Fate!』がついにやってくる!
20XX年に聖杯大会本戦スレで放映予定。みんな、応援してね!
ザッハークはキャスターの方です。『マスサヴァドルスターズ!』の前作主人公側が拝さんとこでライバル側がザハキャスのとこだったり。実はその二人の担当アイドルも考えてたりします>>644
マイナーなとこで、更に言えば神々が介入したとかそんな話がないから、より解説に力を入れないといけないのね……。ちょっと長くなっちゃったんですけど……エイプリルフールネタ貼っていいですかね……
>>653
では!
ある日のこと、カルデアの技師である拝羽々丸は、なんの前触れもなくレイシフトに巻き込まれた。
そこは、幻想に華やぐ神秘の世界―――7人の魔女っ子英霊が君臨する、魔法の国。
この地で召喚を試みることになった拝は、あるサーヴァントを引き当てる。
「召喚ありがとうございます!
私はサーヴァント・キャスター!
真名をロカセナ〔リリィ〕と申します!
まだまだ未熟者ですが、マスターに誠心誠意仕えさせて頂きま……あ、兄上!? お、お会いできて嬉しいです……ぐすっ」
涙ぐむ少女は北欧の戦乙女の1人であるロカセナが子供の姿になったサーヴァントであった。
彼女と契約した拝は7人の魔女っ子英霊を倒し、特異点の修復を試ることとなった。>>654
妖精郷代表・魔法騎士(マジックナイト)マルガレータ
「食らえ! 氷の剣!!!! なんなんですかねこの味気ない名前は」
中国代表・封神娘々☆マジカルリンリン
「さあ行きますよ! お師匠様!」
「かえりたい」(CV福山潤の喋る杖)
アイスランド代表・魔法乙女隊ワルキューレ
「爆!!!!発!!!!」
「我が名は水の女神!! ……あの、本当に私達が魔女っ子でいいんですか? 決めゼリフとかおかしくないです? 私女神って言ってしまってるんですけど。というか1人足りなくありません?」
フランス代表・オシャレ魔女ドミニク&マリー
「さあ、みんなに愛を届けましょう!」
「いやあの私なんかが王妃様と一緒とか恐れ多すぎるというかなんで私の名前が先に来るんですか!? あと性別的に私がいたらまずいのでは!?」
ヨーロッパ代表・ナースエンジェルロルムSOS
「ナースではない。医者だ。というか男だ。私の何がどうなれば魔女っ子になるんだ。は? マスクしてるからセーフ? もしくはタキシード仮面的な立ち位置? は?」>>655
日本代表・かみちゃまかしん
「いや確かにぶっちゃけ俺って神様みたいなもんですけどー……ここにいていいのか?」
イギリス代表・撲殺女神ナディアちゃん
「この槍で世界をやり直す。というか私が撲殺は無理がありませんか? 槍で殴り殺.せというんですか? というか、どうせ殺.すのであれば腹上死させる方が好m(ry」
ドイツ代表・新白雪姫伝説ゾフィア
「新白雪姫伝説プリーティアとかマイナーすぎじゃない? というかウチが新白雪姫とかマジで荷が重いんですけどー!?」
ロシア代表・終末のオデット
「終末のイゼッタが魔法少女アニメって知ってる人がここに何人いると思ってるの? いいわ、私の踊りで貴方たちを魔法にかけてあげましょう―――」
エジプト代表・新本格魔法少女エルァ
「作者の説明でエジプトって書いてあるからってエジプト出身ってわけじゃないわ! あとエルァも名前おかしいし! 3文字にしたかっただけでしょ!?」>>656
「明らかに7人より多いんですけどぉ!?!?」
作者が思わず熱が入った魔法少女パロディ、その負担を一身に背負った拝が叫んだ時、真の黒幕が現れる。
「はっ、ようやく根をあげたかおっさん。大人しく帰っていれば良かったもの……ばー!!!! なんだそいつは!!!!」
「お、お前は! ロカセナ!」
「ロカセナ!? ということは、あれが大人になった私……なんて綺麗な……」
「や、やめろ!!!! というかじじい!!!! なんてもの呼んでんだてめえ!!!!」
「はー!? 魔法少女には力が宿る世界を作ったお前が悪いんじゃないですかー!?!?」
「だまれだまれ!!!! ふん、お前が倒した魔法少女達の魂がようやく聖杯に溜まった! これでラグナロクを再開する!」
「またかよ! 何度目だよお前! ラグナロク芸人みたいになってるぞ! ―――とはいえ、そんなことはさせない! 行くぞ! キャスター!」
「はい! マスター! あ、あの……お姉様と呼んでもいいですか?」
「やめろぉ!!!!」
Fate/status night スペシャルイベント
特異点 禁忌魔法庭園ガンドルヘイム
かつて魔法少女と悪神は敵対していた
20020年、4/1よりスタート。>>660
【宝具】
『兄に捧ぐ乙女の献身(アストエルスカ・オーディン)』
ランク:E 種別:媒介宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
キャスターが保有する杖。キャスターのルーン行使をサポートする。
―――その最大の機能は後者の宝具を起動させることにある。
『神々の詩篇(スカンディナヴィア・エッダ)』
ランク:E〜A+ 種別:再演宝具 レンジ:1〜100 最大補足:500人
北欧神話と呼ばれる物語が宿ったカード。
『兄に捧ぐ乙女の献身(アストエルスカ・オーディン)』に読み込ませることでそこに記された事象の再現を可能とする。
ただしあくまでも再現であるため、実際のものよりは大きく規模が落ちる。
『虚・雷神の鎚(イミテーション・ミョルニル)』
『雷(スルマ)』を示すカード。
雷神トールが持つ神鎚・ミョルニルを呼び出し、重い打撃と共に電を帯びた衝撃波を放ち、周囲のあらゆるものを破壊し続ける。
『虚・慈悲なき金枝(イミテーション・ミストルテイン)』
『木(アスク)』を示すカード。
不死身の神バルドルの命を奪った弓矢の複製版。不死や神性由来のあらゆる恩恵を無効化し、更にその恩恵のランクの高さに応じて大ダメージを与える。>>661
『虚・砲・大神宣言(イミテーション・ロプトル・グングニル)』
『炎(エルドル)』を示すカード。
戦乙女にして炎の巨人ワルキューレ(ムスペル)が持つ杖の複製版。一度射出されれば着弾場所を中心に劫火が燃え広がり、周囲を焼き尽くす。
『虚・宴・大神宣言(イミテーション・グングニル・スンブル)
『水(ラーグ)』を示すカード。
水の戦乙女エルルーンが持つ槍の複製版。一度射出すれば着弾場所を中心に大海嘯が現れ、周囲を押し流す。
『虚・境界を踏破せよ、冥府の船影(イミテーション・ナグルファル)』
『霧(ニヴル)』を示すカード。
冥府の女王ヘルが持つ戦船の複製版。目標がどこであれ境界越えという概念を利用して到達し、異なる領域、異なる次元に位置する場所に侵攻するための移動手段。しかし、今回のケースではキャスターのクラス制限上、『船』ではなく『霧』として定義される。
使い方としては「霧がキャスター自身を包み込み、あらゆる障害や結界を無視して目標に移動する」といった感じで使用する。
『虚・永えに坐す泪の氷城(イミテーション・スネードゥロニンゲン)』
『氷(イース)』を示すカード。
氷の女王ヴィルギナルが持つ居城の複製版。しかし、今回のケースではキャスターのグラブ制限上『城』ではなくそれを象徴する『鍵』として定義される。一度射出すれば着弾場所を中心に吹雪が吹き荒れ、周囲を凍てつかせる
キャスターは杖にカードを読み込ませ「解放(レリース)!」の詠唱でこれらの現象を具現化する。>>662
【解説】
ロカセナ〔リリィ〕。無垢なる戦乙女。
フリルが着いた古典的(クラシック)な魔法少女服(マジックドレス)を身に纏う9人目の魔女っ子英霊(リリカル・サーヴァント)
特異点禁忌魔法庭園ガンドルヘイムにて召喚されたサーヴァント。
魔法少女には力が宿るという世界法則に従い『まだ兄を慕っていた頃のロカセナが少女の精神のままに戦乙女となった』存在として召喚された。
【人物】
兄のために、ひいては兄が愛した人間を守るためにマスターに献身的な姿勢を見せる少女。
健気で純粋、可憐で可愛らしい女の子。
戦乙女でありかの悪戯の神その人であるため、魔法少女としての戦闘力は申し分ない。
イベントで貰える配布サーヴァントであり、宝具5レアリティ星4Buster単体宝具でBBAAQ構成の優秀すぎるアタッカータイプのキャスター。
戦闘能力も性格も、ゲーム上の性能も申し分ないが「ワルキューレであってワルキューレではない」「ロカセナであってロカセナではない」という悩みを抱えている。
、
「あ、兄上が……赤ずきんに……?」ヴォーダン=ロートケプヒェンに対して
「あ、兄上が……女神に……?」女神ヴォーダンに対して
「あれが、大人になった私……あんなに美人になるんですね……!あ、あの……お姉様とお呼びしても?」ワルキューレ(ロカセナ)に対してジャーマネに魔法少女(おっさん)……なぁんだ!!けっこうカシ虐の民っているんじゃないか!!私もそんなに罪悪感感じなくてよかったんだな!!!!
それはそうと登録するしないはともかく真名当て(昨日いっぱい名前並べる流れの時に一人しかストックいなかったんでいっそ作っちゃおうと思って)って今大丈夫っすかね!!追記:ロカセナなら元の男の姿になってロリセナから逃げているよ
>>664
ねぇこれってカードキャプターさく…………──────────えぇっと……青になったからセーフだな!投げまぁす!!
【クラス】セイバー
【真名】□□□
【出展】史実□□・「□□□□□」
【性別】女
【身長・体重】176cm・69kg
【属性】秩序・善
【好きなもの】潮風
【嫌いなもの】野蛮な人間
【ステータス】筋力 A 耐久 B 敏捷 B++ 魔力 C+ 幸運 D 宝具 A
【クラス別スキル】
・対魔力 C
・騎乗 B+>>672
【ユニークスキル】
・カリスマ B-
セイバーは軍を率いて戦った経験のある為政者であり、偉大な祖神として祀られることもある王族である。ただし、セイバー本人は「真に王として上に立つべきものは他にいる」としているためランクが少し落ちる。特定地域の出身を対象に効果が上がるらしいが……
・忠士の相 B
マスター・サーヴァント間の信頼関係が築きやすくなるスキル。セイバーは生前主君に与えられた「□□である□を名乗る名誉」を畏れ多いとして固辞し、後の世にもその謙虚な忠義を示すエピソードとして伝えられた。
・鉄の軍規 A
セイバーが「義のある行い」をしている時にはステータスおよび各種判定にプラス補正が働くが、代償として法を侵すような行為に手を染めればステータスは大幅にランクダウンすることになる。セイバーが率いていた軍の規律は非常に厳しく、略奪の類は厳しく罰せられた。
【宝具】
『□□□□□(うつしよをうがてちゅうぎのはなし)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:-
セイバー……正確には□□□と呼ばれたセイバーによく似た誰かの逸話を基にし、自他の改変を行う。分類的には逸話再現宝具。ただ闇雲に戦っていればこの宝具は何の役にも立たない。しかし、一度セイバーが仕えるべき主人、あるいは果たすべき目的を定めればその効力は時に運命の改変すらしうるだろう。
セイバーが終ぞ叶えることのなかったその願いは、物語の中で叶えられた。多くの人がその結末の幸を祈り、そして見届けた。ゆえに、この宝具は時に不可能すら可能にするのである。>>673
【台詞】
「セイバー、□□□。……呼びづらければふくちゃん、とでもお呼びください。幼少の折はそう呼ばれておりましたゆえ」
「この形ですか。なにぶん人生の半分以上このように過ごしたものですから、もうすっかり此方が板についてしまいました。」
「ゆーちゃん……こほん、妃には随分と苦労をさせてしまいました。……まさか、先に自分が死ぬとは、微塵も思っていなかったのです……」
「双方が争っているところを素早く掻っ攫う。漁夫の利、でございまするな」
「攻城戦ならお任せください!経験者ですので!」
「……おお、貴方様は……このような所でお目にかかれるとは!真なる姿を隠すことなく戦う姿のなんと眩しいことか……共に肩を並べて戦えるなど、光栄の限りにございまする!」(FGO実装済サーヴァント)
「あの方は……紳士的で、とても良い方ですね。秩序をちゃんと敷いているという点に好感を持てます。生業も私の父と同じようなもので、とても懐かしく………え?前髪?……伸ばしたら前が見えぬでしょう?」(FGO実装済サーヴァント)
「ええ……彼女の物語は生前も聞いたことがあります。私も、親近感を覚えなくもないですが……向こうはどうなのでございましょうね」(ムーラン)>>676
早いほうがいいわ、ゴーゴーよ『四月の愚者……シャルル九世によって断罪された少女だと……?』
エウラリアオルタ改めエイプリル・フールの言葉はカルデアの一行に強烈な衝撃を与えた。
「だが、それは本来存在しない嘘の類だったはずだ……」
シャルル九世は知っての通り実権を握れるほどの年齢ではなかった。故に独断による大量処刑も存在しなかったはずだが……。
「えぇ、でもでまかせの嘘が時として真実となる──それがエイプリル・フールでしょう。言うなれば私は聖杯の魔力によって人類が積み上げてきた“嘘”という概念が外殻を得た存在というわけ」
エイプリル・フールは得意げに説明したが、その根底にはドス黒い執念が渦巻いていた。
「私という悲劇さえ後世の人間の娯楽に過ぎなかった。故に私は世界に復讐する。私という嘘が埋もれるほど、世に満ちた処刑制度(システム)を断罪すると決めました」
それは虚構がそれを生み出した現実に対して起こした叛逆である。
「その為に、無辜の民が犠牲になってもいいと言うんですか!?」
エウラリアがエイプリル・フールに詰問するが……
「えぇ、当然でしょう。こんなもの、ただ一日だけの気晴らしに過ぎないのだから……」
返ってきたのは意外過ぎるほど素っ気ない、冷めた答えだった。
「一日だけ……?」
「そう、如何に聖杯の力といえど私という存在を繋ぎ止められるのはただ一日だけ、24時間の猶予が赦される代わりに、私の先には何も存在しない。破壊も、創造も続かないの。」
だから、とエイプリル・フールは続ける。
「私は一日で世界を完結させましょう。魔弄王が人理消却を以て、瞬く間に人を滅ぼしたように」
「そんなことはさせません。たとえ一日後に元に戻るとしても……貴女の非道を見過ごせません」
「それは誰のための義憤?民のため?それとも貴女自身の願いのため?」>>679
「……それは」
「早く答えを出さないと……その前に私が世界を滅ぼしちゃうよ?」
そう告げて、アヴェンジャーはその場を立ち去ろうとする。
「待てっ!?」
「次はこちらも“円卓の騎士”を連れて相手をしてあげる。まぁ、今日中には会えるでしょう」
フェリーペ達の制止を無視して、アヴェンジャーは消えていった。
「空間転移……ただ一日のみならば魔法級の力も発揮出来るというわけか……」
ひとまず一行は王城に撤退したのであった。
「帰ってきて早々悪いが、密偵として送り出した影の軍団より報告が入った。『極刑円卓』の拠点を突き止めたとのことだ。」
「もう慣れたが、忙しないな……」
『何せ、一日しか持たない特異点だ。仕方ない』
「敵対勢力はオルレアンに集中しているらしい。奇しくも聖女に縁のある地だな」
決戦の地はオルレアン。今度はこちらから総戦力で襲撃を仕掛けるとの事だった。
太陽王の報告を受けた後にナウマンからフェリーペに向けて通信が入る。
『フェリーペ、よく聞け。今までの特異点を人類史という巻物にできた染みに例えるなら、そこは染み付いてすらいない……上に被っただけの埃みたいなもんだ。』
『風に吹かれて散ってしまうような脆い歪み。お前らが戦わなくても、恐らくは明日には虚数事象として処理され、跡形もなく消え去る。それでも、戦うのか?』
「あぁ、これは俺達が選んだことだから……中途半端に投げ出したりしたくは無い。」>>680
「それに、今回は負けたくない相手もいる」
ロベスピエール、彼に勝つことが擬似サーヴァントとしてのメンテーの一つの終着点とも言える。
『七つ目の特異点に、魔弄王との戦いも控えている。本来は止めるべきなんだろうが……乗り掛かった船だ。最後までサポートに徹するよ。ミケランジェロ、お前もしっかりやってくれよ』
「ふん、何故俺が……。まぁ、しかしお前達が手のかかる奴等というのも事実だ。俺の才能を貸してやる。好きに使え」
これまでの旅路で絆を深めたカルデアは第陸特異点の最終決戦に満を持して望む。
「エウラリア、大丈夫か?」
決戦前に各サーヴァントに最後の協力要請を行っていたフェリーペはアヴェンジャーとの接触で動揺したエウラリアであった。
「は、はいっ!ま、マスターですか……すいません、少し考え事をしていて……」
「アヴェンジャーに言われたこと、気にしてるのか……?」
「……はい。マスターはわたしの逸話をご存じですか……?」
「あぁ、少しだけ」
聖エウラリア。キリスト教徒迫害により、わずか13歳で殉教した聖人。
ローマ兵からの拷問にも屈することなく信仰を守り抜いた、敬虔な信徒。
「でも、わたしが守り抜けたのは信仰心“だけ”でした。他の守護聖人の方々と違って、わたしは誰一人として守れなかった。だからわたしは『自分以外の誰かを守りたい』、そう願ったんです。」
でも、とエウラリアは続ける。
「わたしはこの特異点で戦うことで自分の願いを叶えようとしたのかもしれない。自分の願いのためにこの国の人達を利用したのかもしれない。わたしはエイプリル・フールと変わらない。そう彼女に言われて……わたしは否定できませんでした。そんなわたしが彼女に勝つことが出来るんでしょうか……」>>681
エウラリアは葛藤する。相手が自身に近しい経歴を持つが故に彼女の言葉を否定出来なかったのだ。
「エウラリアは今、どうしたいんだ?」
「わたしは……今もこの国のみなさんを守りたい。それだけは嘘じゃありません。」
「なら大丈夫だ。俺もセンパイも、シャルルや他の皆だってエウラリアに守ってもらってきた。アヴェンジャーが好き勝手に暴れてるならエウラリアだって好きに守ればいいんだよ」
「そんな我儘が、ゆるされるんでしょうか……?」
「エウラリアだって13歳の女の子なんだから、それぐらい許されて当然だよ。」
「むぅ、子供扱いされた気がするんですが……でも、ありがとうございますマスター。おかげで吹っ切れました。」
エウラリアは一度頬を膨らませてから、とびきりの笑顔を見せた。
メンテーとエウラリアも持ち直し、遂に決戦の準備は整った。
夕陽の射すオルレアンの地に特異点のサーヴァント達が集結する。
敵は首魁であるエイプリル・フール、『極刑円卓』のサーヴァントが二騎に加え、配下の軍勢。
対するこちらはキールタ、トマス、影の軍団、ルイ=デュードネ、エルヴィス、ミケランジェロ、エウラリア、メンテーの八騎だ。
キールタとトマスが軍勢を請け負い、メンテーはロベスピエール、エウラリアはエイプリル・フールに向けて駆け出す。
フェリーペもまた二人を支援のため同行しようとするが……。
「──『耽楽、喝采、処刑場より(リディキュール・オブ・ジ・アノニマス)』」
不意に闇から聴こえた声によって、フェリーペの視界は遮られた。>>682
(……ここは、俺はいったい……。敵サーヴァントの攻撃を受けたのか……。)
フェリーペの意識が覚醒し、視界が晴れると其処は……
「処刑場……か?」
数多の処刑道具、見渡す限りの観覧客……そこはまさしくと言った感じの風景です。
「ご名答です。そこは“貴方の”処刑場ですよ」
闇から聴こえた者と同じ声がフェリーペへと届く。目を向けて見ればそこには澱の溜まったような笑顔を侍らせた青年が立っていた。
「はじめまして、カルデアのマスターさん。極刑円卓の一騎、アサシン:ジョン・ウィリアムズと申します」
「不意討ちで攻撃を仕掛けてきた割にやけに丁寧だな」
「貴方を殺.すのは私ではありません。私の宝具は対象に『冤罪』をかけるモノ。罪人である貴方を裁くのは、そこにいる『正義』ですよ」
『殺.せ!』『処刑せよ!』『赦すな!!』
アサシンが観覧客達に目を向けると、観覧客達は血走った眼でフェリーペに対する刑の執行を望んでいた。
愉しみの為に処刑を望む、その悍ましい人の性に当てられ、恐怖が身を走る
「くっ、センパイ!エウラリア!!」
「叫んだところで誰も気づきはしませんよ。貴方に恨みはありませんが貴方を落とせば、我々の勝利に近づく。では、サヨウナラ」
刑場に拘束されたフェリーペに向けて『正義』の鉄槌が下されようとした、その時
「おっと、処刑(ソンナモノ)よりももっと良い娯楽があるぞ」
弦を弾く音がフェリーペの耳に届いた。>>683
「エルヴィス!!」
「やぁ、マスター。彼女達じゃなくて悪いが……このおっかない陰鬱な世界にトビキリの音楽を届けに来た……聴いてくれ、『美しき我らの世界(ウィー・アー・ザー・ワールド)』!!」
エルヴィスの音楽が、処刑という娯楽に取り憑かれた人々の心を呼び覚ます。
風景は変わらぬまま、その演奏を以てエルヴィスのステージとなった。
『冤罪の犯罪者』『処刑を望まれた者』という信仰を打ち破られたアサシンはエルヴィスの不戦の在り方を前に力を失う。
「同じ大衆から望まれた者だと言うのに……この違いはなんでしょうね……。つくづく人間は度し難い」
力を失ったことでもはや此処に繋ぎ止められることはなく、消滅していくアサシン。
「今度はこんな形じゃなく、アンタに音楽を届けたかったよ。さようなら、望みに応じた哀しくも優しい紳士」
「こんな形ではなく音楽を……ですか……。処刑以外の見世物というのも、悪くはないかも知れませんね。」
エルヴィスの言葉を受けて、ジョン・ウィリアムズは先程までとは異なる柔らかな笑みを浮かべ、消えていった。
「ありがとう、エルヴィス!助かった!」
「なに、俺は音楽家としての仕事を果たしたまで……って言いたいところだが、ここまでだな」
フェリーペはエルヴィスの方へ駆け寄るが、既に彼の周囲に光の粒子が舞い、退去が始まろうとしていた。
「“この霊基”じゃあ聴かせられるのはこの一曲だけらしい。君と彼女達の行く先を見届けられないのは寂しいが……君が人理消却に立ち向かうならば、またすぐに出逢えるはずだ」
メンテー達にもよろしく、とギターを片手にエルヴィスは告げた。
「ありがとう、キング・オブ・ロックンロール。アンタの音楽、ちゃんと心に響いた」
自身を送り出すエルヴィスのギターを背に受けて、フェリーペの元へと向かった。>>684
術者を失い、消失しかけの固有結界の中でフェリーペは迷っていた。
何しろ知らない世界な上に、導き手(サーヴァント)もいないのだ。
「お困りのようですね、フェリーペ・ジョージ・デ・サント。道案内をしましょうか?」
そんなフェリーペの前に現れたのは現代人そのものなスーツ姿の男性であった。
「お前は……誰だ。いや、何処かであったことがあるような……いや、でも」
不気味な容貌、初めて出会ったはずなのに起こる謎の既視感……何から何まで怪しい男だった。
「私はどこにでもいて、どこにもいない、誰もが見たことがあり、誰もが私を知らない、夢の世界を渡る者です。人々は私を『夢に出てきた男(ディスマン)』とそう呼びます。貴方も気軽にそう呼んでください」
This Man(ディスマン)。近代に発生した都市伝説。何人もの人間が夢でその姿を見たと噂された存在。
現代の夢魔とも言える存在が語りかけてくることに警戒するフェリーペだが……
「警戒せずとも、私の力は夢を渡る、ただそれだけです。危害を加えたりは出来ません。戻るまでの道すがら、少しお話をしませんか?」
あくまで機械的に無感情に告げるディスマン。フェリーペは警戒しつつも、闇雲に探るよりも彼の導きに従うべきだと判断し、その後に続いた。
「アンタはなんでこんなところに……?」
「エイプリル・フールか、或いは魔弄王の性質が私に近かったのでしょう。それによって私はこの世界(ユメ)に引き寄せられました。人間が私を見るように、私も人間を見てきました。貴方のこともずっと見てきましたよ。」
「なんで、俺に協力してくれるんだ?」
「純粋に興味が引かれたからです。私とは異なる手段で世界を渡る者。だと言うのに私よりも大胆に干渉を続けるもの。何故、先程もこれまでの旅路も──その前からずっと人類の醜さを知っていながら、尚も進むのですか?」
その言葉を受けたフェリーペの脳裏に去来するのは先程の処刑場での光景や特異点で見た惨劇の数々。そして、最愛の弟の死に様だった。>>685
「そりゃあ、俺だって人類の全部を信じられるわけじゃない。現に俺は人の身勝手な欲望によって奪われたモノがあった。世界の全部を憎んだこともそりゃああったけど……」
「でも『人類(セカイ)は醜い』だけで切り捨てたくなかった。だって俺が大切に思っていたモノもそこにはあった。大切だと思えるようになるモノにこの世界で出会えた。だから俺は……この俺の選んだ道を進むんだ。」
ディスマンは黙った。フェリーペの答えに満足したのか、それとも不満だったかも分からない。
ただ、静かにフェリーペを導き、メンテー達の背が見える場所まで連れてきた。
「フェリーペさん。私とは異なる夢の放浪人。私は貴方と……貴方の紡ぎ出す物語(ユメ)を陰ながら応援していますよ」
いずれまた会いましょう、とだけ告げるとディスマンはそのまま消えていった。
「後輩!!無事だったか!」
帰ってきたフェリーペをメンテーが受け止める。
「あぁ、センパイ。でもエルヴィスが俺を助けるかわりに退去した。」
「そうか、キチンと礼を言えなかったのは心残りだが……」
しかし、エルヴィスが去り際にジョン・ウィリアムズを退けたことで残る極刑円卓は二騎のみとなった。
「今度は私が気張る番だ。頼ってもいいか、後輩?」
「あぁ、センパイのバックアップは任せてくれ」>>686
「粛清を……死を以て、吊られた彼女への手向けとする。彼女の死に尊厳を!!」
ロベスピエールが宝具『混合旅団(アマルガム)』を展開する。
無数の銃兵、擲弾兵、更には4問の6ポンド砲が召喚される。
弾丸の雨が戦場に降り注ぐ。その中にメンテーは盾を以て飛び込んでいく。
『混合旅団』には新兵同然の者から熟練の兵士までが召喚される。戦慣れした兵がメンテーの道を阻む。
「っらアアァ!!」
しかし、メンテーとて数々の特異点を擬似サーヴァントとして乗り越えてきた力がある。強引に盾で障害を押し退け、弾丸を弾き、砲弾を逸らす。
メンテーの執念が指揮官であるロベスピエールまで迫った。
「後輩!!」
「令呪を以て命ずる!ロベスピエールに向けて跳べ!!」
メンテーの叫びに応じて、フェリーペの令呪が輝く。空間跳躍によってロベスピエールの手前まで辿り着く。
「ッッ負けぬ!自由を民に、革命をこの手に!」
ロベスピエールは銃では間に合わないと判断し、サーベルを抜き放つ。
盾と剣、二者が交錯する。
ロベスピエールのサーベルがメンテーを捉えるより僅かに早く、メンテーの盾がロベスピエールの霊核を打ち砕いた。
「私の勝ちだ……ロベスピエール!」
「ふっ、かのシュヴァリエにも劣らぬ希薄……何者かと思えば、私の力を得た擬似サーヴァントとはな……だが、人の身でありながら、我が亡霊に屈することなく英霊である私を穿つその様は……紛れもなく強者を討つモノ……革命の兆しだ。」
「ここまで戦えたのは貴方の霊の力あってだ。だから、これ以上特異点で貴方に非道を重ねるのを見逃せない。」>>687
「非道か……確かにそうだ。だが、私はあの悲劇の少女を見逃すことが出来なかった。故にその復讐に加担した。生憎と革命までは得意だったものでな……」
願わくば、彼女に自由と救いを。ロベスピエールは自身を継ぐ少女に見送られながら、願いを託し、消滅していった。
最後の『円卓の騎士』は破れ、ついに残すは『極刑円卓の主』エイプリル・フールのみとなった。
「あら、結構残っているのね……まさかここまで辿り着くなんて」
追い込まれたというのにエイプリル・フールは何処吹く風と言った雰囲気で佇んでいた。
「えぇ、先程の答えを持って来ました」
エウラリアが一歩前へ踏み出す。その顔つきは数刻前にエイプリル・フールに立ち塞がった者とは別人のようだった。
「へぇ、いい顔になったね。聞かせて貰おうかな。答えってやつを」
エイプリル・フールはその変化に興味をひかれたのか、少しばかり喜んだ表情で彼女と向き合った。
「はい。やっぱりわたしは誰かを守りたい。その心に嘘はつけません。なによりわたしの守りたいという願いを受け入れてくれるみんながいるから」
「嘘はつけない……ね」
「えぇ、わたしはこの特異点の皆さんを……そして、あなたの尊厳を守って見せます!」
「……私を!?」
突如、自身のことを振られたアヴェンジャーから抜けた声が出る。
「そう、あなたの物語は確かに悲劇だったかも知れない。虚構であったかも知れません。けれどそれだけじゃなかった。あなたの死を悼んだ人がいた。あなたの冥福を祈った人がいた。だからこそ、あなたの世界(エイプリル・フール)を哀しい復讐だけで終わらせたりしない!」>>689
その言葉にフェリーペも応じる。
「あぁ、お前の気が晴れるまで……俺達が付き合ってやる。だから、人理を滅ぼさせたりしない!!」
二人の声に対してエイプリル・フールは笑った
「ハハハハハッ!こんな痛快な返しが返ってくるとは思わなかったわ!いいでしょう!なら、世界に代わって貴方達に相手をしてもらいましょう。貴方達を滅ぼし尽くしたら……私もその後消えてあげる!」
エイプリル・フールの周囲の魔力が歪む。聖杯が起動し、魔力が収縮する!
「『此処より新年は始まり、虚より真実は生まれ落ちる(エイプリル・フールズ)』!十三拘束強制解除(パージ・サーティーン )、『最果てにて輝ける槍(ロンゴ.ミニアド)』 !!」
聖槍に束ねられた光の奔流が解放される。しかも……
『この反応は……宝具による霊基改変により『個体増殖』と『投影魔術』を獲得……!アヴェンジャー及び聖槍の反応が13倍に……!不味い、何とかして防げ!』
13騎に増えたエイプリル・フールと13本に増えた聖槍。
世界を滅ぼしかねない力が、ただフェリーペとエウラリアだけに向けて放たれる!
「聖槍、か……ならばこちらも出し惜しみ出来まい!この指はかの百卒長(ロンギヌス)の槍と同じモノ 『至聖こそ神の真理(へーレム)』!!」
「ふん……これこそは我が才覚の極地!大理石の意思を此処に示す……『神の如く(ホモ・ディヴィヌス)』!!」
トマスの指から放たれた赤線とミケランジェロの削り出した大理石の巨像が聖槍の一撃を食い止める……が、それも一瞬のこと、通常の十三倍の威力を伴った聖槍の一撃が全てを砕き進む。>>690
「真名開帳──私は帝国の門の番となる」
だが、その一瞬が希望を繋いでいた。
それはロベスピエールと対面したことで、遂に真名開放に至ったメンテー・プルトランプが辿り着いた絶対防御。
「それは平等と不可侵を保証する安息地──顕現せよ、『いまは眠れ死者の帝国(カタコンブ・ド・パリ)』!」
英霊(ロベスピエール)と平民とを分け隔てなく納骨した、死後にて何者にも侵されぬ果たされた平和と平等、その象徴たる納骨堂(カタコンブ)。
如何に聖槍の輝きを以てしても、それを破壊することは叶わない。
「エウラリア!今だ!!令呪を以て命ずる──彼女の尊厳を守り抜け!!」
令呪によるブースト、それによって一時的に聖槍は本来の担い手と同等の威力まで引き伸ばされる。
「くっ、ならば……もう一度『此処より新年は始まり、虚より真実は生まれ落ちる』を使って防御を……」
「そうはさせん!」
エイプリル・フールが宝具を使おうとするが、それを遮る声が響く。若き王 シャルル九世のモノだ。
「国王命令だ。貴様の説話上、私の命令には逆らえまい早く、行け!エウラリアよ!汝の願いを果たす時だ!!」
ここまでの旅路で培ってきた者達に背中を押され、エウラリアは突き進む。
「聖槍、抜錨!!これは……世界(あなた)を救う為の戦いである!『最果てにて輝ける槍(ロンゴ.ミニアド)』!!」
聖槍の輝きが四月の愚者に向かって走る。それを本人は何処かで晴れやかな顔つきで受け入れた。
「さようなら、有り得たかもしれない……もう一人のわたし」
「えぇ、さようなら。私の憧れた、成りたかったもう一人の私」
四月の愚者は、悲劇の少女の霊基は消え去り、此処に第陸特異点は終息した。>>691
「ありがとうございました。おかげでわたしは夢を叶えることが出来ました。」
今にも崩れ落ちそうな世界で、エウラリアとの別れの挨拶を交わした。
「こっちこそ、最後まで守られっぱなしだった。ありがとうエウラリア」
「この記憶は座には持ち越せないかもしれませんが……私の力が必要であれば、何時でもまた喚んでくださいね」
少女の笑顔を見届けながら、フェリーペ達もまた帰還する。
時間にしてみれば、たった一日の短すぎる旅路。
それでもきっと、駆け抜けた彼等にとっては忘れることも出来ない、そんな物語。
第陸特異点 虚栄円卓領域 プワソン・ダヴリル 人理定礎:─ ──────人理修正すげぇ……特異点の終わりとともに四月一日が終わった……すげぇ……
本当に滑り込みだ……素晴らしい……ブラボー……一日限りの特異点という着眼点ほんま素晴らでした……
私の中でのメジャーとマイナーの線引きがクッッソ曖昧なせいでどこまで隠せばいいかわからない……というか私視点だと伏せ字部分は全部名前そのままか見た瞬間名前わかるキーワードなのぉ……
>>698
………ああ、そっかこれを宣言しておかないと厄介なことになるのか
女体化です>>698
ムーラン折角だし出したい……でも中国は枠が決まってる……
裏剣豪として出せばいいのよ!!!!(あほづら)
そしてプラネットガーディアンっていうドンピシャなタイトルの魔法少女作品を見つけたのが最後の決め手でしたね……>>699
ロリィ「何言ってるんですかお姉様!いえお兄様!他はともかく、私に貴方の嘘は通じないんですからね!」
元が自分だからね、仕方ないね
そして4/2になったので元ネタの解説を
■魔法騎士(マジックナイト)マルガレータ
元ネタ:魔法騎士(マジックナイト)レイアース
>「なんなんですかねこの味気ない名前は」
元ネタの必殺技が「炎の矢」「水の龍」「癒しの風」などシンプルなものが多かったことに由来するもの
■封神娘々☆マジカルリンリン
元ネタ:無し。強いて言うならDr.リンにきいてみて
>「かえりたい」(CV福山潤の喋る杖)
ご存知許仲琳の師匠こと太公望、魔法少女アニメによくある喋るパートナー枠。もっと言えばリリカルなのはのデバイスポジション
■魔法乙女隊ワルキューレ
元ネタ:魔法少女隊アルス
>「というか1人足りなくありません?」
元ネタでは3人組でした
■オシャレ魔女ドミニク&マリー
元ネタ:オシャレ魔女ラブandベリー>>704
■かつて魔法少女は悪神と敵対していた
元ネタ:かつて魔法少女は悪と敵対していた
■プラネットガーディアンムーラン
元ネタ:プラネットガーディアン
■風魔忍X!
元ネタ:対魔忍アサギ……対魔忍は魔法少女じゃない? 語呂がいいから……
■魔法陣(シギル)クロケル
元ネタ:魔法陣グルグル
■解放(レリース)!、CV:丹下桜
NHKは大変なものを歪めていきました……私の性癖です……本当はプラチナにしたかったけどロリィのコンセプト的にレプリカかなって……
■スカイウィッチーズ☆アメリア
元ネタ:ストライクウィッチーズ
>「パンツじゃないから恥ずかしくないわ!」
ストライクウィッチーズの名言「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」ちなみに彼女達の世界ではこれがズボンらしいですよ。どう見てもバンツです本当にありがとうございました↓
これにて私の四月馬鹿は本当におしまい!
ありがとうございました!
>>703
「命の価値に区別はなく!」>>707
そして秘書ババは今日も今日とて飲んだくれるのであった…………なお、ダニエラの店。
ダニエラ「カエレー!」(切実)(返信に関して了解です)>>556
ナウマンは英霊には敬意を払いつつも立場上サーヴァントを戦力でカウントしないといけないポジションなので……音楽家が英霊そのものになるならともかく戦闘向きに調整された使い魔(サーヴァント)になるとか清少納言がアーチャーになるようなとんてますよ
>>583
意識していたわけではありませんが、確かに盾サーヴァントを導く音楽家というポジションは近いかも知れませんね
>>577
エルヴィス&ハイフェッツの時点で予想は着いてましたがやはりスイート、そしてガバルちゃんがソレイユ(太陽ポジション)なのがいいですね
キラキラ鯖キュアアラモード、何処……?(推し作品感)
>>587
ロベスピエールはセリフ悩んだ結果、デオン幕間の改変程度に……後半ではもうちょい喋るので御容赦を
>>581
虚構→フィクションの産物であるNINJA!!
という連想ゲーム
ハサンポジとして便利に使わせていただきましたあ、なお真名当ての方は、リアル知り合いに聞いてみたところ「しらねぇよボケ(意訳)」との旨返信が来ましたので
・女体化鯖
・カリスマの効果上昇対象になるキャラクターは、少なくともwikiには鯖鱒含め未登場(その地域出身がいないため)
・出身は東アジア
・あえて仮名をつけるなら「紅朱のセイバー」
・宝具で触れられている「物語」は日本のもの
・オランダスレイヤー
等開示して、あとはメジャーとマイナーの境目について考えながら眠ります。
あと、ムーランについては「国家試験とか受かれるぐらいの秀才なら古い伝承とか知ってるかな」ぐらいの気持ちで決めたので直接深いつながりはないはずです
>>711
ソレイユは最初に決まったの。そっから「宇宙人はオヨルンにしよう」「宇宙人みたいな思考してて変装とか得意だから青にしよう」「アーチャーは弓担当にしよう」「赤いからピンクでええやろ」って決めた結果そうなったの
あとすまない……スイーツ縛りで集められる男が思いつかなくて……もしもオールスターを書くことになったらちゃんと全員考えるから……あー、後あれだ!近松門左衛門!それぐらいはヒントにしていいかもしれない!
……難しいわね、回答が来るレベルの隠し方って!鄭成功……地味に許仲琳と薄く接点がある……(鄭成功と同列に扱われてる偉人にまつわる史跡の1つが許仲琳の出身地である鐘山にある。いうなら聖剣使いくらいには繋がりがある人の地元の英霊)
>>726
【ユニークスキル】
・カリスマ B-
セイバーは軍を率いて戦った経験のある為政者であり、偉大な祖神として祀られることもある王族である。ただし、セイバー本人は「真に王として上に立つべきものは他にいる」としているためランクが少し落ちる。台湾出身の相手にはランク上昇。
・忠士の相 B
マスター・サーヴァント間の信頼関係が築きやすくなるスキル。セイバーは生前主君に与えられた「国姓である朱を名乗る名誉」を畏れ多いとして固辞し、後の世にもその謙虚な忠義を示すエピソードとして伝えられた。
・鉄の軍規 A
セイバーが「義のある行い」をしている時にはステータスおよび各種判定にプラス補正が働くが、代償として法を侵すような行為に手を染めればステータスは大幅にランクダウンすることになる。セイバーが率いていた軍の規律は非常に厳しく、略奪の類は厳しく罰せられた。
【宝具】
『国性爺合戦(うつしよをうがてちゅうぎのはなし)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:-
セイバー……正確には和藤内と呼ばれたセイバーによく似た誰かの逸話を基にし、自他の改変を行う。分類的には逸話再現宝具。ただ闇雲に戦っていればこの宝具は何の役にも立たない。しかし、一度セイバーが仕えるべき主人、あるいは果たすべき目的を定めればその効力は時に運命の改変すらしうるだろう。
セイバーが終ぞ叶えることのなかったその願いは、物語の中で叶えられた。多くの人がその結末の幸を祈り、そして見届けた。ゆえに、この宝具は時に不可能すら可能にするのである。>>727
【解説】
明朝末期の中国および台湾で活動した軍人。
武装船団の主でもあった中国人の父と平戸藩士の娘である母の間に生まれ、幼少の折に日本から福建へ移り住んだ。
明王朝の衰退に伴い、清の支配に抵抗する中で隆武帝に気に入られ、「朱」という苗字を賜るも、主君の苗字を名乗るのは畏れ多いとし生涯「鄭」と名乗り続けた。当時の中国において皇族が使う苗字を賜るというのはかなりの名誉であり、この逸話は「国主から姓を賜ったもの」––––––即ち「国姓爺」という二つ名の元となっている。
清王朝の権勢が強まったことにより中国大陸からの敗走を余儀なくされ、台湾島へ渡る。当時台湾を統治していたオランダ人勢力を一掃し自身をトップとする政権を樹立し明王朝復興への足がかりへしようと狙うも、程なくして38歳の若さで病死した。
台湾においては、基本的に植民地かどこかの領土としてしか見られていなかった台湾に独立政権を築き発展を進めた始祖として現在も祀られている。
死した後「反清復明」の誓いは息子へと受け継がれたが、そちら(鄭氏政権)も結局は清に滅ぼされたため永遠に叶わないものとなった。
………が。のちにその生涯は「国性爺合戦」という物語としての形で脚色され、人々に広められた。
鄭成功––––––いや、「和藤内」というその主人公は、最後まで忠を貫き、ついには皇位を取り戻してみせた。
現実では終ぞ叶わなかった夢は、物語という形で救われたのである。>>728
【キャラクター】
ぱっと見「細身の男性」でも通る容姿をした、長身の女性(CV:衣川里佳)。基本的には厚手な明朝記の中華服を着て長髪を一つにくくっている。
幼少の折より女らしさに欠けた性格で、その体格と文武の才覚ゆえ「女にしておくには勿体無い」と言われ続けた。ので、「いっその事男として過ごしてやろう」と男として生活をしていたが、なんと誰にもバレなかったのである(そのことについては、本人は若干不満に思っている)。
ちなみに、性別は両方いける方。
理不尽な悪事を許せない性格だが堅物というほどではなく、一度懐いた相手に対しては大きな黒いゴールデンレトリバーのようについていくタイプ。基本的にネアカで、初対面の人相手でもガンガンいける。………が、そのある種大雑把な性格が「女らしくない」と言われる所以であることに本人は気づいていない。というか、気にしていない。
明王朝の復興が叶わなかったことは残念に思っているがそれは主に「自身が力不足だったこと」「途中で死亡してしまったこと」についてであり、ゆえに召喚されるに至った願いは「今度こそ、最後まで自分で戦い抜きたい」である。
戦闘は主に刀と砲を使う。基本的に自己強化しかできない性能だが、主人次第で化けるタイプ。>>729
【台詞】
「セイバー、鄭成功。和藤内でも構いません。……呼びづらければふくちゃん、とでもお呼びください。幼少の折はそう呼ばれておりましたゆえ」
「この形ですか。なにぶん人生の半分以上このように過ごしたものですから、もうすっかり此方が板についてしまいました。」
「ゆーちゃん……こほん、妃には随分と苦労をさせてしまいました。……まさか、先に自分が死ぬとは、微塵も思っていなかったのです……」
「双方が争っているところを素早く掻っ攫う。漁夫の利、でございまするな」
「攻城戦ならお任せください!経験者ですので!」
「……おお、貴方様は……このような所でお目にかかれるとは!真なる姿を隠すことなく戦う姿のなんと眩しいことか……共に肩を並べて戦えるなど、光栄の限りにございまする!」(秦良玉)
「あの方は……紳士的で、とても良い方ですね。秩序をちゃんと敷いているという点に好感を持てます。生業も私の父と同じようなもので、とても懐かしく………え?前髪?……伸ばしたら前が見えぬでしょう?」(バーソロミュー・ロバーツ)
「ええ……彼女の物語は生前も聞いたことがあります。私も、親近感を覚えなくもないですが……向こうはどうなのでございましょうね」(ムーラン)うーむ。ミアの設定作り直そうと想ったのは良いんだけどなんだかピンとこない。
感情がない、って言うのなんか変だよね…。>>733
ご当地では有名じゃけん……
台湾では歴史の教科書に載ってるけん……
日本で例えたら源頼朝程度の知名度はあるけん……次の偉人発表で許仲琳とかマルガレータとかエルルーンとかが採用されたらきっと私です
あの漫画の傾向的にパロディ混ざってると採用率高くなりそうなんですよね(水の駄女が……ダメキューレを見ながら)
ジュディにメタ取るように考えたグランド、チャップリンにも刺さると思うので見て欲しいんじゃが委員会さんと次タイミングが会うのはいつになるやろか……>>742
じゃないや。アヴァロン>>748
メリエスの月世界旅行(画像の元ネタ)のファンタジーな世界観は実は実際の月を描いたものだったんだよ!!!!(飛躍する発想)
かつて月は神秘によって形成された星だった
しかし文明の発展によって神秘が薄れ、月は存続が危ぶまれる
月という惑星を延命させるべく、人類の文明によって月のテクスチャを再定義する計画―――それが『アポロ計画』と呼ばれるプロジェクトであった
アポロ計画陰謀説は「そもそもこれが魔術的な案件ってバレたらやばいんじゃね?」って考えた魔術師達による陰謀説である
そんなことバレるはずがないのにね!ヴァカめ!>>758
言ってみるもんだ……楽しみにしてまーす!ああ、あとそうだ忘れてたわ。
>>573で名前をお借りした複数名。
文章だからわからないだけで、絵面は割と悲惨でやばい事になっている事でしょう。
改めてお詫び申し上げます。ところで、解説等が分かりにくいとあった北欧のアーチャーに解説文を追加、人物像もちょい改修、そして関連人物についての項目も書いたので、再度投下していい?
>>773
わぁ、やはり外した日が日なだけあってたくさんありますねぇ
>>570
うっわぁ嬉しい…嬉しい…コメント嬉しい…(語彙力)ドン・ファンは紳士的なんで、多情なところを除けば素敵な人ですよねぇ
普通の女の子ってのが良いですね。アイ○ツとか思い出しました。なんとなくですけど
>>641
ミカンで未完でループとは一本取られた!発想が大変面白かったです!よく思いつくなぁ…
>>693
へ、あ、あぁ!?え、フランスSSにウィリアムズって出てたんですか!?これは作者としてあるまじき失態!そしてありがとうございます、救いがあった…!エルヴィスさんの「音楽」で負けるところが何とも…感慨深いですね
にしても終盤の怒涛の盛り上がりが熱い。皆が皆出番があり、かつその人となりがよく表されていて胸アツでした。他所様のキャラをこんなに素敵に動かせるなんて羨ましい限りです…素敵なSSを、エイプリルフールをありがとうございました!
>>623
北欧…これまた露とも知らない人が来ましたね(何を知ってるんだ)
クールな風貌と中身のギャップが好きです!宝具名は思い付かないっす…
>>731
げえ、国性爺合戦!先越されたぁ!((
無辜の怪物がプラスになるとは発想の転換ですね。何より性格がかわいい。元ネタもですが推しになっちゃいそう投下します。
【CLASS】アーチャー
【真名】オルヴァル・オッドル/Örvar Oddr
【性別】男性
【身長・体重】179cm・75kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具B+
【保有スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:A+
マスター不在でも一週間以上は行動できる。ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。>>787
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において、その場に残された活路を導き出す戦闘論理。
戦後の契:C
敵対サーヴァントとの戦闘後、話し合いに持ち込む事で同盟を組む確率を上げるスキル。これは英雄ヒャールマルとの戦闘後、義兄弟の儀を執り行った逸話が昇華されている。
天性の肉体:B
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。加えて、特殊な血統であるせいか、Bランク以下の物理的・霊的・精神的弱体を無効化する。
巨人の血:A
超常自然霊の一つであるヨートゥンの血脈。混血、怪力、魔力防御、等との複合スキルとされている。【宝具】
三射三様・嚆矢濫觴(グシスナウタル)
・ランク:B+
・種別:対人・対軍宝具
・レンジ:1〜50
・最大捕捉:11人
父グリームルから授かった三つの魔法の矢が由来。
勇者殺しの矢であり、矢そのもの魔力が宿っている武装。射る瞬間に魔力によって爆発的な出力が出てしまうので常人には扱えず、巨人由来の膂力を有しているオッドルのみに扱えていた代物。
自動追尾機能が搭載されており、発射する直前に各矢に『3』に関連する概念を付与する事で、様々な効果を使用できる。
オッドルは北欧の出なので、主に自国の神話概念を使用する。ユグドラシルの三階層、三つの泉、ユミルを引き裂いた三神、対立する三種族、運命の三女神など。
魔銀装甲(イシルディン)
・ランク:B+
・種別:対人(自身)宝具
・レンジ:-
・最大捕捉:1人
アンガンチュールとその兄弟たちの戦いの際に使用した防具が由来。
頭部以外に覆われた魔銀(ミスリル)の防具。重鎧ではなく、動き易さを重視した帷子形式の軽鎧。
元来の強固さは無論健在で、更に魔力を通す事で防御力が上昇する仕組みとなっている。魔力量によってはAランクの宝具さえも凌ぐ。
概念防御を有しているので全体的な防護を可能にしているが、それはあくまで魔術的要素にのみ作用し、物理的な攻撃に対して覆われていない部位の防護は対象外となっている。>>789
【解説】
北欧の叙事詩「弓の名手オッドル」に登場する英雄であり、「ヒャールマルの歌」「ヘルヴォルとヘイズレク王のサガ」にも登場する。
英雄ケティルの孫、グリームルの息子で、巫女(ヴォルヴァ)により自らの馬に殺される未来を予言され、オッドルは回避する為に馬を予め殺生し、地面に埋めた。
しかし、それだけでは不安だったので国を出る事に決めたオッドルはフィンマルク、ビャルマランド、ホルムガルド(ノヴゴロド)、コンスタンティノープル、ヨートゥンへイムと数々の冒険を体験し、その果てにスウェーデン王直系の英雄ヒャールマルと相対する。
互いに5隻の船を使った戦いを二日間続け、双方とも一歩も譲らない戦いの末に友情を見出し、契の儀を以って義兄弟となった。
その後、ヒャールマルとかねてより好き合っていたインゲボルグを巡って争いとなった、ベルセルクのアンガンチュールと11人の兄弟たちと戦闘が勃発する。
ヒャールマルが魔剣ティルヴィングの担い手アンガンチュールと対峙し、オッドルは残りの11人の兄弟たちを相手して勝利するも、この時ヒャールマルは重傷を負ってしまい、インゲボルグに最後の歌を贈るようにオッドルに頼んで息を引き取った。
戦後、死.んでしまった戦士たちを埋葬していったオッドルは、再び魔剣の惨劇を起こさせまいとアンガンチュールと共にティルヴィングも埋めたとされる。
埋葬が終わり、ヒャールマルの遺体を故郷のウプサラに連れ帰り、インゲボルグに全てを伝えると、彼女は悲しみの余り自ら命を絶ってしまった。
こうして死んだ二人を、オッドルは手厚く埋葬した。
以後オッドルはオグムンド・ツソックという人物を探していたのだが、航海途上で海の怪物ハーヴグーヴァとリンギバクと遭遇してしまうもこれを回避する。
難を逃れたオッドルは無事にヘルランドに到着する。そして老人の姿に扮して入国し、後々に英雄としての姿を顕にして毛皮の国の王を倒した。
やがてオッドルはシルキシフの王女と結ばれて次代の王となるも、ふと恋しくなった故郷に出向き、死の運命を覆したと予言を嗤った瞬間、馬の頭蓋骨に躓いてしまい、そこから現れた蛇に噛まれて命を落とした。>>790
【人物】
白縹の髪を持つ、魔性の瞳の青年。
やや古風な言動が印象的な人物で、生存競争に関しては手段も選ばない現実主義者なせいか、冷血なイメージを持たれやすい性格。初対面の相手には距離を取った無愛想な対応で接してしまうので、第一印象の悪さに拍車をかけてしまう事が度々ある。
これは過去に運命に死を定められた影響で、それに抗うも結果的に滅びを避けられなかった事から来ている。故に諦観している相手には無関心。
しかし、情が湧いた相手には手厚くサポートし、最終的に持ちつ持たれつな関係に発展する事が多い。
マスターに対しては、生きる気力があるかどうかを大前提として自身のマスターに相応しいかどうか定めており、仮に無い場合は早々に契約を破棄して鞍替えする。だが、生きる気力がある場合だと、最後まで生還できるようにしっかりとサポートしてくれる。
プライベートの時はフラつく癖があり、取り敢えず初体験のものには何でも飛びつく。時には禁域に入っておまわりさんのお世話になるかもしれない。
戦闘スタイルは基本的に弓を使った遠距離攻撃。弓の名手の名に違わない命中精度を誇っており、その膂力と剛弓から放たれる矢は強力無比。破壊力より貫通力を重視した射撃なので、無駄に周囲を壊す事なくターゲットのみ風穴をあける。
聖杯への願いは「受肉」。時代が移り変わった世界で再び旅をしたいというのがオッドルの願望である。
余談だが、目つきの悪さ……というより、人の情を感じさせない魔性の瞳がコンプレックスだったりする。>>791
一人称「吾(われ)」
二人称「汝(なれ)」
三人称「彼奴(きゃつ)め」
【関連人物】
ヒャールマル
北欧叙事詩「ヒャールマルの歌」の主人公。スウェーデン王家のユングリング王朝の生まれで、ユングヴィを祖に持つ。大神オーディンの直系。
決闘の果てに友情を築いた相手で、オッドルが出会った中でも英雄らしい人物とは彼を示すとの事。
しかし後の抗争にて死別し、手厚く埋葬した。
アンガンチュール
生前相対した魔剣ティルヴィングの担い手。ベルセルク。
彼の弟がヒャールマルの恋人インゲボルグを巡って争い、最終的に命を落とし、オッドルに魔剣共々埋葬された。
しかし後に、アンガンチュールの娘ヘルヴォルが魔剣を掘り返している。
オグムンド・ツソック
オッドルの実弟ソードの命を奪った仇敵。
半人半妖という特殊な出で立ちで、魔獣を操る力を持っていた。航海中に海魔(クラーケン)のハーヴグーヴァとリンギバクを操作していたのは彼で、オッドルを亡き者にしようと画策していたが、失敗に終わっている。
伝承によれば血塗られた戦いがあったとの事だが、実際の真実は不明。>>792
【セリフ】
「汝(なれ)が吾を召喚した術者か。一つ問おう……汝に、生きる活力はあるか?」
「ふん……余り無様な姿は見せてくれるな。所詮は脆弱な人間、無理をせずとも生き残る事のみ考えていればよい」
「何を言う! このファクシ二世は既に吾の物だ! 手放す道理がどこにあろう!」(無断で拾ったバイクを抱えながら)
「何処の愚か者が、魔剣を掘り返した模様。あのような代物を表には晒してはおけん。再度、吾直々に奈落へと埋めてやろう」(魔剣ティルヴィング使い同行時)>>797
監獄長とはジャンルこそ違いますが私も割とマイナーな人をサーヴァントにすることが多いと思うんですよ
でもそれに対する感想はいただけてると思うんですね
なんでいただけてるのかを自分なりに分析するとどんな人物かをわかりやすく細かく書くように気をつけてるのが大きいのかなって
例えばアーラシュさん、彼もマイナーな英霊だと思うんですけど
「アーラシュ・カマンガー。スプンタ・アールマティによる奇跡の一射を成し遂げた」って書くよりも「アーラシュ・カマンガー。またの名をアーラシュ・ザ・アーチャー。ペルシャにおいては弓兵の代名詞とも言われる存在であり、自身の矢を用いて国境を築き上げた」って書いた方がその凄さは伝わると思うんですよね
普段から度々コメントの少なさに悩まれてるように見えたので「マイナーならマイナーで伝わりやすくする」のは大事かなって>>807
ぎゃー!!!!(まさかの被り)
これはプランBを発令させるしかない……>>810
うん?話が見えてこない…いや、後で読もうと思ってた監獄長のサーヴァントの事かな?
↓
ファーーっ!!まさかハーヴグーヴァが出てくるとはぁぁぁ!!←今ここ>>807
うちはメンタルの脆さや瑕を持つサーヴァントが少なかったので、テンプレからの脱却も兼ねて脆さとかを持つサーヴァントは徐々に増やしてますね。
ウィーラーフ、プロスペロー、フロームンド、業平、作成中のディードリッヒはそういう人たちです。ひむてん勢めっちゃおるやん…みんな凄いな。凄いからここに集ったというべきか??
>>740>752
ははーん?さてはハーブでもキメてらっしゃる?
イイねb スゴくイイ発想だと思います!自分が先に思い至はなかったのがグヤジイ!!>>818
【固有スキル】
戦闘続行:EX
往生際が悪い。霊核が破壊された後でも、幸運判定に成功すれば霊核が再生し蘇生する。
映画という文化が存在する限り、彼女は生き続ける―――人の夢は、終わらない。
専科百般:A
演技、ダンス、歌、楽器、照明、撮影、脚本、殺陣、その他自身に刻まれたハリウッドスター達が有する技術を十全に使いこなす。
可能性の光:A
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、すべてを一身に受け止めた偶像がアサシンであり、現界した彼女は「期待」と「可能性」の具現だとされる。
「スタン・リーは登録されている」「じゃあクリス・エヴァンスも登録されるはずだ!」
こういう人々の憧憬が形になったスキル。
可能性の光、流星の如く―――彼女と出会った敵対者は、いずれ夜空に輝ける流星群を見る事になるだろう。
星を統べる者:A
アサシンの在り方がスキルとなったもの。
多くの業界人の名が刻まれたアサシンは一種の英霊の座と同様の性質を有している。自身が有する業界人の名が記された星を砕くことでその対象の業績を否定し、対象の霊基を著しく弱体化させる。
これは過去にチャールズ・チャップリンの星が一時的に撤去された逸話に由来するスキルである。>>819
【宝具】
『列して称えよ、輝かしき銀幕の星々を(ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム)』
ランク:EX 種別:報奨宝具 レンジ:5km 最大補足:2500人
アサシンの真名がそのまま宝具の真名となるもの。
ハリウッド大通り沿い東西に、ガワー通りからラ・ブレア通りまで、ヴァイン通り沿い南北に、サンセット大通りからユッカ通りまで伸びている歩道を展開する大魔術。
歩道の各所には茶色の正方形の中央に、真鍮で縁どりされたテラゾ製のピンクの星型プレートが配置されている。
ピンクの星の中には、顕彰される人物の名前と、その人物が貢献した分野を表した5つのシンボル―――映画、テレビ、音楽、ラジオ、演劇のいずれかが刻まれている。
真名解放によって「ロサンゼルス・ハリウッドの町並み」を再現し、自らの霊基(カラダ)に刻まれたハリウッドスター達を呼び寄せる。
召喚された彼らは自身にまつわる作品群に関する能力を行使する力を持ち、アサシンが一度命じれば人食い鮫や未来から現れた殺人ロボット、放射線で進化した古代の恐竜などが跋扈するパニック映画さながらの様相を見せる。
ただしアサシンが“攻撃”のためにこの宝具を使うことはなく、もっぱら“迎撃”のために使われる。
その真価は『文化の肯定』というものにある。
真名解放を行うことで『文化に貢献した英霊』を強化し、それと同時に『自身の功績を否定する所業をなそうとする英霊』に全てのステータスを3ランクダウンさせ、宝具を封印するバッドステータスを付与する。
『文化とは人類を豊かにするもの』『文化を担う存在が人類に害をなすなどありえない』というアサシンの信条が形になったもの。>>820
【解説】
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェー厶。ハリウッド名声の歩道とも。
アメリカ合衆国カリフォルニア州ハリウッドの、ハリウッド大通りとヴァイン通り沿いの歩道。
約5kmの道に、エンターテイメント界で活躍した人物の名前が彫られた2,000以上の星型のプレートが埋め込んであり、観光名所となっている。毎年星の数は増えており、追加する際のセレモニーには本人も参加する。
ロックの帝王、エルヴィス・プレスリー。
アラバマの風、タルラー・バンクヘッド。
ハリウッドのセックスシンボル、マリリン・モンロー。
永遠の美、オードリー・ヘップバーン。
喜劇王、チャールズ・チャップリン。
伝説の子役、ジュディ・ガーランド。
ミスター・スーパーヒーロー、スタン・リー。
キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャク.ソン。
月の開拓者、ニール・アームストロング。
ロックバンドの頂点、ビートルズ。
などなど数多くのエンターテインメントに貢献した人物の名が刻まれている。
多くの故人が並ぶことから「人の死を蒐集した」としてアサシンの霊基を得た。
設立は1960年と早く、未だ50年ほどの歴史しか経っていない。
それにも関わらず英霊となれるほどの信仰を得たのは、アサシンが『映画』という文化を一身に背負う存在であるからだろう。
ちなみにサーヴァントとしてはイーディス・ヘッドがデザインしたドレスを纏うアン女王―――合衆国を代表する映画作品の一つ『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンを模した姿を取る。>>823
まぁ本人?がコロした訳ではないですしね。
個人的には場所属性によってギリ英霊なキャスターって印象でしょうか。
斜め調べした感じ、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム自体が擬人化みたいな形で親しまれたりってのも無いみたいですし。>>828
ロルム「新型のウイルスだと!?すぐに向かうっ!」
まさにこんな時じっとしない人>>828
それよーするに
ペイルライダーでは。>>828
ペイルライダーならぬペイルアサシン的な?アサシン
ロータレイター
表記揺れ:レッドライダー、赤の騎士
ヨハネの四騎士(フォーホースメン)に数えられる第二の騎士。
人間に戦争を起こさせる権能を持つと伝えられる黙示録の騎士。
戦争とは…人類が集団生活を営むようになって必然として行ってきた生存のための多対多の暴力行為。
住むために
食べるために
より良い生活を手にするために
生きるために
守るために
どんな御題目を並べようと全ては絵皿事だ
家族を、恋人を、仲間を、国を守るために
どんな言葉を並べようとそれは殺人を肯定する欺瞞に過ぎない
命を奪うことを肯定する最悪を以って黙示録の騎士は暗殺者の霊基を持って人類に立ちはだかる>>828
ペぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺペぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺペイルライダー…………アサシンというかビーストっぽい?
愛の名の下に殺人を肯定する欺瞞、「○○」の理を持つ獣……的な
ビーストを大災害と言ったり粛清防御った種類の宝具があったり……聖四文字さんも大概厄ネタだと思うんですよね病気のならないはずのサーヴァントが病気になって看病するシチュエーションの話ですか?(幻聴)
>>718
そこは割とお気に入りというか、原作におけるいまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)ポジションなんで気合い入った分嬉しいですねなんで絵空事が予測変換ボケボケなんです?カッコ付きませんよ赤騎士さん
>>828
飽食の果てに人理を自壊させるディザスターのサーヴァント...ライブスタイル・ディジーズ(生活習慣病)!!てのはストックにいたりする。うーむ、特異点SSって面白そうだし一つポッと案が浮かんだけど他所様のサーヴァントを動かせる自信がない…そもそも書ききれるのか…?
ところで、私の起源ってなんなんでしょう?詰めると言ったとはいえなぜすでに3000文字を超えてるんですかねぇ〜(詰めるって言ってから原稿用紙2枚分追記。なお人物設定とセリフ設定はまだの模様)
>>844
嘘予告…なるほど、なるほど。そんなものが…((
ちょっと考えてみます。誰それを使用したい或いはこういう趣旨に沿ったキャラを使いたいというのがあったら随時コメントも出します
でもこれ大丈夫かな…かなぁりナイーブな案件だけど大丈夫かな…>>828
いやホント忙殺されそうでシャレにならないから…人理を守るグランドであってたまりますかって…(関係者並感)ピンポンパンポーン(通知音)
レージュさん山星さん猫さん、私のページに話題を書いたのでご確認ください>>828
生活が死ぬ……本当に死ぬ……今月給料死……ひえええなんか出来たはいいけどピンと来ないミアリメイク案貼ってもよかですかあ
>>850
お返事かえしました~亥狛「まて、待ってくれ。俺を椅子に縛り付けてどうしようってんだ。一体、キッチンで、何を煮込んでるんだ…ッ?!」
ガレス「ソパデマニです!!!(満面の笑み)」
エイプリルフール用のギャグSSを考えてたけど、ここで挫折しました。
後は煮るなり焼くなり好きにして下さい。よーし貼っちゃうぞお
【氏名】ミア・プロビデンス
【性別】女性
【年齢】13歳
【身長・体重】154cm・47kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】青
【スリーサイズ】72/60/73
【外見・容姿】魂が抜けている様にずっと虚空を見つめている長い黒髪の少女
【令呪の位置】うなじ
【魔術】兄であるラウはミアが普通の少女である事を望んでいるので一切教えられていない。プロビデンス一族の誰も魔術方面で触れさせないようにしている……はずである。
【魔術回路】質:A量:B 編成:通常
【起源】無垢
【所属】プロビデンス一族
【階位・称号・二つ名】無垢の少女
【人物像】
重度の人見知り。生まれついて感情の機微が薄く、自分の意思を表現する事が出来ずにいる。肉親であるラウにさえも完全に心を許しておらず、一人でいる時が一番楽しそうと言われるほど。
友達も作れずぼんやりと生きる彼女を何とかしてやりたいとラウはさまざまな体験をさせようとするが、これもなかなかうまく行っていない状況である。
物心ついた時にラウからもらったライオンのぬいぐるみが友達。誰も見ていない時に会話しているらしい。>>842
一旦メーカーでイメージ作った方が早い事に気づいた>>858
特技:なし
好きなもの:ぬいぐるみのレオン
苦手なもの:大体のもの
天敵:グイグイ来る人
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】あの人
台詞例
「私……一人で良い」
「兄さん、放っておいてよ」
「私、あの人嫌い」
「レオンはね、とっても可愛らしい子なの。鳴き声なんてもうメロメロになってしまうのよ。がおーんって、ね、可愛いでしょう?」>>871
落ち着くのよ
纏まらないなら一旦寝かせるのもありよ
よくてよ>>871
ど、どうぞ~生まれついて感情が希薄。殆どの事に興味を示さず、自分の範囲の事柄を黙々とこなす、すなわち機械の様な少女。
喜びも、怒りも、悲しみも、楽しみも、全てに平坦に接し何の影響も受けない。
そんなミアは、本質では他者と交わる事に恐怖を抱いている。誰かとの触れ合いによって『自分』が塗りつぶされてしまうのではないか、そんな恐怖感から逃げる様にミアは機械となって全てを跳ね除けているのだ。
唯一心を預けられる肉親のラウはこれを重く受け止め、なんとかしてミアと友達になってくれる人間を作ろうと努力している。
特技:なし
好きなもの:兄
苦手なもの:やたらと哀れんでくる人 グイグイ来る人
天敵:兄以外の全て
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】あの人
台詞例
滅多に喋らない。喋るとしても一言二言。
「…私に、何か用?」
「……そう、そんなに私がかわいそうなんだ。でもね、私は貴方の満足感の為に生きているんじゃないの」
「やめて、入ってこないで…一人にして!」感情が希薄、というワードから出てきたのがスキゾイドっていう精神疾患の一種で、それを参考にざっと書き上げてみました。
これ以上踏み込むと心理学とかそういうややこしいのにまで首突っ込まにゃならんのでここらで一旦切り上げです。
大体こんな感じかな?>>876
あんな見事なメンテーの覚醒見せられたらこっちもやりたくなるじゃありませんか……!>>875
なるほど、兄だけが心許せる存在と……
なかなかドラマチックな話が展開できそうな子ですね!用語・展開解説
極刑円卓領域 ■■■■・■■■■
またの名を虚栄円卓領域 プワソン・ダヴリル。
アヴェンジャー:エイプリル・フールに聖杯が手渡されたことで発生した人理定礎に抵触しないただ一日限りの特異点。
宝具により召喚された刑死者のサーヴァントと生み出された無数の粛清騎士によってフランスを滅茶苦茶にした。
あくまでも復讐の末に世界を滅ぼすことが特異点の首魁の目的であったため、制限時間が刺し迫ろうとも隕石落下による星の滅びのような大規模な嘘は発動せずに、ただ其所にいる人類を蹂躙した。
聖エウラリア
バナー&クリア報酬のベディヴィエール枠。
フェリーペ達が最初に出会ったサーヴァント。聖杯の持ち主が彼女の名を騙ったことでカウンター召喚された。
誰かを守りたい。という願いの本質に気づかれ、時に落ち込むも、フランスで出逢った人々の想いを受けて、立ち向かい続けた聖女。
聖エウラリア〔オルタ〕
聖女の名を騙った四月の愚者(エイプリル・フール)。
宝具の力により自身を偽装し、聖槍と円卓を得て、フランス……ひいては世界そのものに対する復讐を行った。
最期は満足いくまでカルデア&エウラリア相手に自身の復讐心をぶつけ、刑死してもなお自身の真実(こころ)を守ったエウラリアに対する憧憬に気付かされ消滅した。>>882
エルヴィス・プレスリー
言わずと知れたキング・オブ・ロックンロール。一体グラ何霊基なんだ……。
フェリーペ達が特異点に辿り着く前から、独自に動いており、ギターを弾きつつ円滑に進むようサポートしていた。
音楽家として、民衆を扇動するロベスピエールやジョン・ウィリアムズの能力を音楽によって無効化した。
オリヴァー・クロムウェル
極刑円卓のサーヴァントが一騎。
シャルル九世とそれを守護するルイ=デュードネを始末するために送り込まれたサーヴァント。
首がなく、意思疎通が難しいために「王殺」のギフトを与えられた上でエイプリル・フールの命により宝具を使用し、王を喰らう怪物として暴れ回った。
影の軍団
エイプリル・フールの虚構、という要素を元に連鎖召喚されたサーヴァント。
同時期に召喚されたルイ=デュードネの嘆願を受け、シャルル九世を守る王家付きのサーヴァントとして契約した。
情報収集から戦闘までを忍術で行い、王政及びカルデアを支えた。>>883
カトリーヌ・モンヴォワザン
極刑円卓のサーヴァントが一騎。
シャルル九世とそれを守護するルイ=デュードネを始末するために送り込まれたサーヴァント。
与えられたギフトは「異端」であり、善性を抑制し、生前の行いから「幼い者」と「女性」の特徴を持つものに対して魔術の威力・制度が引き上げる。
因縁あるルイ=デュードネと相対し、宝具により悪魔/魔女に至るもルイの宝具攻撃を受けて消滅。
キールタ・マックローナン
特異点に召喚されたはぐれサーヴァント。
「虚偽を口にしない」誓約を持ち、エイプリル・フールへのカウンターとして召喚された。
騎士としてマスターに仕え、ベヒモスと化したクロムウェルを撃破する等の活躍を挙げる。
極刑円卓
エウラリアオルタの宝具により召喚された「刑死、あるいはそれに準ずる死を遂げた英霊」。
円卓の主から騎士として席次と強化能力である罪行(ギフト)を与えられている。
アヴェンジャーの性質上、苛烈な側面が強調して召喚されやすい。>>884
シャルル九世
自身の後ろ盾である母を失い、混乱し太陽王の尊大な態度に振り回されながらも共に国を想い支えた、現地の少年王。
エウラリアの真摯にして純真な在り方に心をときめかせたりもした。
最後は自身の危険も顧みず、エイプリル・フールの宝具を逸話特攻により封じ込め、エウラリアの宝具開放へと繋げた。
ジョン・ウィリアムズ
極刑円卓のサーヴァントが一騎。
ギフトは「冤罪」。効果は宝具の射程の延長及び気配遮断の強化。
自身の宝具を使い、フェリーペを一行から隔離し、仕留めようとするもエルヴィスの音楽によって無力化され、消滅した。
ThisMan
夢を歩く者。その性質から真偽が曖昧な第陸特異点という夢に近い世界に限定的に現界を果たした英霊もどき。
同じく世界を渡るモノであるカルデアのマスターに興味を抱き、彼を導きつつその根底を探った。
ちなみに、キールタとトマスに事前にカルデアの存在を告げたのも彼である。
トマス
神の子の復活を疑問視した、疑心の使徒。
その来歴から嘘を見抜く能力を買われ、カウンター召喚された。
エウラリアオルタの正体を看破し、聖槍の一撃をロンギヌスの槍の性質を得た指を以て、防いだ。>>885
マクシミリアン・ロベスピエール
極刑円卓のサーヴァントが一騎。
与えられたギフトは「粛清」。効果は他者に畏怖を与え、自軍をより攻撃的に強化。
権力と民衆に翻弄されたエイプリル・フールを哀れみ、自身の「革命を成す力」を捧げた。
自身と同じ力を宿したメンテーと相対し、敗れながらも彼女の革命家としての資質を讃え、消滅した。
ミケランジェロ
カルデアのスタッフ。病み上がりのメンテーを支えるためにカルデアから特異点に同行した。
自身の宝具を用いてエイプリル・フールの攻撃からフェリーペとメンテーを守り抜き、希望を繋いだ。
ルイ=デュードネ
国王シャルル九世を支えるサーヴァント。
フランス国王としての先達であるシャルルを気遣いながらも尊大に振る舞う太陽王。
因縁あるヴォワザンとの戦いで霊基の2/3を損傷するも最後まで自身の愛する祖国(フランス)の為に戦い抜いた。第肆特異点予告
聖杯を巡る争いは鬱蒼とした大森林へ
四つ目の特異点は数多の生命が息衝くユカタン半島。
島に集められた生物達はただ一つの勝利を追い求め、争い続ける。
フェリーペとメンテーは特異点で出会った『伝説的な孤児』カスパー・ハウザーと共に森の中を進んでいく
其は真なる星の覇者となる種を求める闘争と淘汰の輪廻。
Fate/Grave Order
A.D.1871 第肆特異点 生存戦略島嶼(バトルファイト) ユカタン 浮き惑う野生児 人理定礎:A+
というわけで次回のテーマは生存競争と野生ってところですね
(種としての)人外、及び野性に関係するサーヴァントを募集したいと思います
あと、中納言さんからカスパー・ハウザー、猫さんからナイア、レモネードランチャーさんからティラノサウルスをお借りしたいと思うのですが、各製作者さん方、よろしいでしょうか?>>887
バロール
リンドヴルム(雷星)
ジャック・ザ・リッパー(主従)
隠神刑部
私としては提供できるサーヴァントはこれぐらいでしょうか>>887
人外で野生、となると…うちの野生生物[ナマモノ]ことヴォーパルバニー・ジャバウォックなどどうでしょう?>>887
>(種としての)人外、及び野性に関係するサーヴァント
うーむ、こりゃ出番なさそうですな
第弐、第参と連続で採用もらえましたし、今回は諦めます>>887
自分のところからは
長靴を履いたネコ(人外要素)
ジェヴォーダンの獣(人外・野生要素)
アドニス(野生要素)
ですかね>>896
【固有スキル】
戦闘続行:EX
往生際が悪い。霊核が破壊された後でも、幸運判定に成功すれば霊核が再生し蘇生する。
映画という文化が存在する限り、彼女は生き続ける。
―――人の夢は、終わらない。
専科百般:A
演技、ダンス、歌、楽器、照明、撮影、脚本、殺陣、ボクシング、作詞、作曲、プロデュース、その他自身に刻まれたスター達が有する技術を十全に使いこなす。
いわばハリウッドの英霊とも言える彼女の在り方を示すスキル。
鋼鉄の決意:EX
映画文化を守るべく、または映画に関わった人々の尊厳を守るべく、その心を血に染めることを肯定したアサシンの鋼の精神と行動力とがスキルとなったもの。
獣の権能にさえ耐えうる超人的な心身などが効果となる。
複合スキルであり、本来は勇猛スキルと冷静沈着スキルの効果も含む。>>897
可能性の光:A
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自分が手掛けた偉業も、実際には関わりのない伝説も、すべてを一身に受け止めた偶像がアサシンであり、現界した彼女は「期待」と「可能性」の具現だとされる。
「スタン・リーは登録されている」「じゃあクリス・エヴァンスも登録されるはずだ!」
こういう人々の憧憬が形になったスキル。
可能性の光、流星の如く。
彼女と出会った敵対者は、いずれ夜空に輝ける流星群を見る事になるだろう。
星を統べる者:A
アサシンの在り方がスキルとなったもの。
多くの業界人の名が刻まれたアサシンは一種の英霊の座と同様の性質を有している。
自身が有する業界人の名が記された星を砕くことでその対象の業績を否定し、対象の霊基を著しく弱体化させる。
これは過去にチャールズ・チャップリンの星が一時的に撤去された逸話に由来するスキルである。>>898
【宝具】
『列して称えよ、輝かしき銀幕の星々を(ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム)』
ランク:EX 種別:宝具 レンジ:5km 最大補足:2500人
アサシンの真名がそのまま宝具の真名となるもの。
ハリウッド大通り沿い東西に、ガワー通りからラ・ブレア通りまで、ヴァイン通り沿い南北に、サンセット大通りからユッカ通りまで伸びている歩道を展開する大魔術。
歩道の各所には茶色の正方形の中央に、真鍮で縁どりされたテラゾ製のピンクの星型プレートが配置されている。
ピンクの星の中には、顕彰される人物の名前と、その人物が貢献した分野を表した5つのシンボル―――映画、テレビ、音楽、ラジオ、演劇のいずれかが刻まれている。
真名解放によって「ロサンゼルス・ハリウッドの町並み」を再現し、自らの霊基(カラダ)に刻まれたハリウッドスター達を呼び寄せる。
召喚された彼らは自身にまつわる作品群に関する能力を行使する力を持ち、アサシンが一度命じれば人食い鮫や未来から現れた殺人ロボット、放射線で進化した古代の恐竜などが跋扈するパニック映画さながらの様相を見せる。
ただしアサシンが“攻撃”のためにこの宝具を使うことはなく、もっぱら“迎撃”のために使われる。
その真価は『文化の肯定』というものにある。
真名解放を行うことで『文化に貢献した英霊』を強化し、それと同時に『自身の功績を否定する所業を成そうとする英霊』に全てのステータスをダウンさせ、宝具を封印するバッドステータスを付与する。
また、ステータスダウンの値は対象がどれだけ『文化に貢献したか』によって定められ、最大で4ランクダウンする。
『文化とは人類を豊かにするもの』『文化を担う存在が人類に害をなすなどありえない』というアサシンの信条が形になったもの。
スキルである『星を統べる者』と合わせれば大幅な戦力の削減が可能である。
もし仮にその相手がビーストとなれば、『殺した』と言っても過言ではないほどの弱体化となるだろう。>>899
【Weapon】
『倣・小道具(プロップス・アソート)』
剣、銃、槍、ナイフ、チェンソー、ロケットランチャー、その他様々な小道具と呼ばれる物品をを実体化する。
ただし実体化できるのは自身に刻まれたスターにまつわる物品のみ―――ただし、逆説的にスターにまつわるものであれば、架空の存在であっても実体化可能。
【解説】
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェー厶。ハリウッド名声の歩道とも。
アメリカ合衆国カリフォルニア州ハリウッドの、ハリウッド大通りとヴァイン通り沿いの歩道。約5kmの道に、エンターテイメント界で活躍した人物の名前が彫られた2,000以上の星型のプレートが埋め込んであり、観光名所となっている。毎年星の数は増えており、追加する際のセレモニーには本人も参加する。
ロックの帝王、エルヴィス・プレスリー。
アラバマの風、タルラー・バンクヘッド。
ハリウッドのセックスシンボル、マリリン・モンロー。
永遠の美、オードリー・ヘップバーン。
喜劇王、チャールズ・チャップリン。
伝説の子役、ジュディ・ガーランド。
ミスター・アメリカン・コミック、スタン・リー。
キング・オブ・ポップ、マイケル・ジャク.ソン。
月の開拓者、ニール・アームストロング。
ロックバンドの頂点、ビートルズ。
などなど数多くのエンターテインメントに貢献した人物・グループの名が刻まれている。>>900
「星」に名が掲示されるためには、映画・演劇・ラジオ・テレビ・音楽業界のいずれかで顕著な功績を上げているという申請が必要である。
申請は誰でも行うことができるが、適性や受賞歴のリスト、コミュニティーへの貢献度などを5ページ以内のプロフィールにまとめた上で、申請費4万ドルを払って申請が行われる必要がある。
近年では、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームを模して、セントルイスやトロント、香港など、他の都市でも類似したウォーク・オブ・フェームが作られている。
アメリカ合衆国、ロサンゼルスはハリウッドを代表する観光スポットであり、リュミエール兄弟から始まりダニエル・ラドクリフに至るまで映画という文化の歴史が詰まっている。
実在、非実在、役者、スタッフ、その他エンターテインメントに関わる全ての人が時代を越えて名を連ねるいわば1つの『英霊の座』のようなもの。
多くの故人が並ぶことから「人の死を蒐集した」としてアサシンの霊基を得た。
また、性質が座に酷似しており、1つの文化を象徴することから本来はキャスターに近かったが、千里眼の未所持と戦闘続行:EXの保持、鋼鉄の決意:EXを保有するほどの『殺意』を持つことからアサシンとなった。>>901
設立は1960年であり、未だ50年ほどの歴史しか経っていない。
それにも関わらず英霊となれるほどの信仰を得たのは、アサシンが『映画』という文化を一身に背負う存在であるからだろう。
―――かつて、並行世界にすら通ずる英霊の座は獣による大災害を観測した。
回帰、愛欲快楽、比較、そして―――憐憫。
文明より生まれ文明を食らう人類悪の獣―――彼らに対抗すべく、抑止は文明を象徴する英霊を冠位の座に押し上げた。
1人はエルヴィス・プレスリー。『音楽』の文明を司るもの。
1人はニール・アームストロング。『技術』の文明を司るもの。
そしてもう1人がハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム。『映画』の文明を司るものである。
エルヴィス・プレスリーが世界に音楽を広げるが故に弓兵の冠位を獲得し、
ニール・アームストロングが1つの星に新たな織物(セカイ)を構築したが故に聖槍を司る槍兵の冠位を獲得したのとは対称的に、
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームは映画文明より生まれし獣を淘汰するが故に暗殺者の冠位を得た。>>902
【人物】
サーヴァントとしてはイーディス・ヘッドがデザインしたドレスを纏うアン女王―――合衆国を代表する映画作品の一つ『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンを模した姿を取る。
ただし性別は無性。元より道である彼女に性別は存在しない。
オードリー・ヘップバーンに酷似しているのは彼女が『永遠の美』と呼ばれるほど、ハリウッドにおける『美の象徴』であったため。
人としての姿を彼女が取るのなら、モデルとしてヘップバーン以上にふさわしい人物はいないだろう。
淑やかでありたおやか、淑女らしい柔らかな笑みを崩さない絶世の美女。
常に落ち着いた振る舞いを欠かさず、その美貌も相まって貴婦人のように見える。
映画という文化を愛しており、映画の話題に関してはいつもより多弁になる。はしたないとは分かっていても、自身を形作る文化への愛情を抑えられずにはいられないらしい。自身の名の長さもあり、普段はオードリーと呼んで欲しいとか……本当は、憧れの相手と同じ名前で呼んで欲しいだけなのだが。
―――その本質は人間というよりも機能(システム)に近い。
自浄作用、映画文明の抑止力、自己の内より生じた悪性を悪を持って淘汰する者。
いかなる悪性にも揺るがず、目の前の対象の駆逐に文字通り命をかける鋼鉄の女。
俳優、女優、監督―――その他映画にまつわる人物が悪行を成す時、彼女は容赦なく対象を屠るだろう。
その功績(ほし)を砕き、その霊基(ありかた)を否定する。
―――彼女はそういう英霊である。
ただし映画という文化に関わらぬ獣に対しては通常のサーヴァントの規模からは逸脱しない。あくまでも、映画文化を根底とする獣に対して絶対的な有利を誇るサーヴァントである。
もしチャールズ・チャップリンが獣になったとしたら。
もしジュディ・ガーランドが獣になったとしたら。
その後のことは語るまでもないだろう。
その力の全てを持って、彼女は文明の獣を打倒する。>>903
趣味:映画鑑賞、演技、ダンス、歌
特技:映画知識全般、どんなにマイナーなものでも1時間は軽く語れる
好きなもの:映画、特にマーベル・シネマティック・ユニバースは近代の作品の中でも至高と思っている、映画泥棒
嫌いなもの:惰性で作られた続編、原作へのリスペクトを感じられないメディアミックス
天敵:映倫、ゲーティア、カーマ、その他『映画にまつわらない獣』
一人称:私
二人称:貴方、○○さん
三人称:貴方達
「サーヴァント・アサシン。召喚に従い、ハリウッドより参りました。映画のこと以外ではお役に立てませんが、どうかよろしくお願いいたします。ところで―――マスターは、映画はお好きですか?」
「エルヴィスさん。ここでお会い出来るなんて嬉しいです。貴方がいればきっと百人力ですね。どうかよろしくお願いします……共に、マスターを守りましょう」エルヴィス・プレスリーに対して
「アームストロング船長……映画人あらざる身でその名を私に刻んだ英雄……お会い出来て光栄です」ニール・アームストロングに対して
「タルラーさん、アラバマの風と呼ばれた偉大な名女優……貴方の名前も私に刻まれています……」タルラー・バンクヘッドに対して
「エジソン、発明王エジソン……! ああ、なんてこと……父にも等しい御方にお会い出来るなんて……! あ、あの、その頭は一体……?」トーマス・エジソンに対して
「照明良し(ライツ)!撮影良し(カメラ)!始め(アクション)! さあ参りましょうみなさん、素晴らしき映画を作るため。貴方達にはそれが出来ると信じています。何故なら貴方達は―――『列して称えよ、輝かしき銀幕の星々を(ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム)』!!!!撮影終了(カット)!いい出来です」
「Welcome to Hollywood!」「ようこそ! 映画の都へ!」>>887
ウチからはアーチャー:新島八重子とランサー:ラムレイを推しますわゾ。描き直したからちったぁマシになったでしょう……( https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/鄭成功 )
あとどうでもいいかもしれないけど私これで基本7クラス揃ったんだ
>>877
鄭和は絶対つよつよライダーでしょうねぇ……
>>887
うちの人外枠ならハ様(神)、端島(島)、チカタチャン(鬼?)、カシンチャン(なんなんだお前は)ですけど獣はいませんねぇ。そもそも登場済みの人いますし。>>908
(あ、獣って書くと紛らわしいけどこの場合は「政治とかじゃない野生的な生存競争と深く関わりがあるようなキャラ」「野獣的な人」って意味での獣です)>>914
本質は「映画文明を守り、映画文明から生まれた獣を滅ぼす」システムなのでそんな感じです
映画に愛着があって「あいつ映画のことになると早口になるよな……」なのも含めてシステムの範疇ですね
自作で例えるなら「人間くさいワルキューレ」としてプログラムされたエルルーンみたいな
こいつ芸風変わんねえな!>>887
人外サーヴァントという事なので、グレンデル、イデスはどうでしょう?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/グレンデル
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/イデス%EF%BC%8Fグレンデルズ・マザーまぁ、なんというか冠位ありきの能力及び解説になっちゃってるのが勿体ない気はしますかね
千里眼:EXを持たない故に〜とかは千里眼を持つ魔術師がグランドキャスターに選ばれるんであって、グランドの資格者が千里眼持ってるからキャスターを割り当てられる訳じゃないですし
冠位ってその時代最高峰の七騎が選ばれるのであって、獣に特攻だけならビーストIIIのLRの打破したメンツや通常キャスター霊基のソロモンでも可能なわけですし
ハサンを殺.すハサン的な内部処理システムは好みですが
あと「可能性の光、流星の如く。彼女と出会った敵対者は、いずれ夜空に輝ける流星群を見る事になるだろう。」ってフレーズがすごく好きです
終局特異点の副題が「極天の流星雨」なのとも重なって米国映画史における英霊集結感が強くて熱い!何かそれは違くないです?という反論をしようと思ったけど部外者だから止めた
ソロモンの第三宝具で語られている、やり残したしたことが轍となって人類史が出来るって
最初から完成しているのなら人類史を「続ける」必要がそもそも無いってことだ!その時点で全員消えても支障はない訳だ!
うおーまた菌糸類の解像度が上がった!こいつ主張が一貫してやがるぜ…
完成してしまった世界は先がそもそも無いから自動的に消えるやんけ!>>905
んー、設定的には冠位よりも映画関係専門の抑止力の鉄砲玉とかそんな感じっぽく見えなくもないですが、設定自体は面白い方だと思いますね「─────ああ、カトリーヌ。麗しのカトリーヌ。どうか僕たちの声に応えてください。僕たちはあなたを愛しているのだから」
また声が聞こえる。私を悔い(喰い)散らかそうとする子供たちの声が。
「ねぇ、カトリーヌ。愛してるんですカトリーヌ。僕たちのMaman(お母さん)、どうか僕たちに意識を向けて」
「愛してるんだ。こんなにも愛してるんだよカトリーヌ。だから、僕たちのことをちゃんと見て」
「……どうした、ヴォワザン。体調でも悪いのか?どれ、少し診せて見ろ」
「っ……いえいえ。この魔術薬作成の魔術式を考えていただけなのでお気になさらないでください」
目の前にいるペストマスクをつけた医師……シャルル・ド・ロルムはヴォワザンの顔色の様子を見て訝しむ。かなり顔に現れていたらしい。
「そうか。困ったことがあるならいつでも相談してほしい。メンタルケアも医者の仕事だからな」
「ええ、ありがとうございます。……まあ、シャルルさんは式の組み上げ方が丁寧ですね。間違いがないようにというのはお医者様らしいかと。……それにしても、なぜ私に?ヒュギエイアさんの方が薬学的にも医術的にも優れているのでは?」
「そうでもない。ヒュギエイアが神代の……今よりも遥かに古い神秘に基づいた薬学の極致を行使するなら君もまた民間の呪や洗練された神代以降の神秘に基づいた一つの薬学の極致だ。実際こうして話を聞いてみると色々と違う部分が多い。ならば私が両者に話を聞くのはおかしいことではないだろう」
「だってカトリーヌは僕たちとの契約でズルしたもんねー?そのおかげで君の魔術薬学は神代以降の存在なのに神代の大魔女にも引けを取らないんだもんねー?」
「かわいそうなMaman(お母さん)。せっかく褒められたのにそれは自分自身の力じゃないなんて。そうやって僕たちからも何もかもからも逃げ続けたから娘にも見捨てられたんだよ?」
「……ええ。ありがとう、シャルルさん。そうやって私のことを褒めてもらえるのは嬉しい。それならば喜んで、私の全てをもってあなたに知識を教えたいわ」ちなみにどうでもいいかもしれないが端島を美少女化したのは「船はShe(女性名詞)なので軍艦島って言われるぐらいならSheでいいと思う!!!!」っていうクッッソ頭悪い理論からなんだぜ!!
>>924
どうぞどうぞやはりこの声と姿は私にしか見えない。私の傍には沢山の子供達が纏わりついているのは私にしか映らないようだ。
私の膝の上には男の子が座っている。そして、ただひたすらに私に抱きついている。その顔はどこかカルデアにいるバフォメットという存在に似ていて。
私の真後ろには青年が立っている。腕を回して私を後ろから抱きしめている。その顔もまた、バフォメットという存在に似ていたし、何よりあの人の顔は私の夫に似ているのだ。
「ああ、本当に面白いね。僕らから逃げようとしてるんだ。けど無駄だよ。僕たちはMaman(お母さん)と契約しているから逃げられないのさ」
「そんなに強張らないで、カトリーヌ。僕たちはただ君を愛しているだけなんだ。母である君を愛しているだけなんだよ。だから、一つになりたいと。母の体に回帰したいと思うのは子の本能としておかしくないよね?」
「そう、そうですよシャルルさん。ここでこの植物を使うんです。医学的な根拠はないんですけど、呪術学的な根拠はある。この例に慣れてきましたね」
「ああ、なんとなくだがな。……しかしなるほど、学べば学ぶほど魔術も学問であるという言葉が身に染みるな。あなたもそんな風に?」
「違うよね。カトリーヌはただ契約しただけだもん」
「ええ。それなりの研鑽と学習は積んできました。そうでないとそれで商売はできませんから」
「嘘をつくんだねMaman(お母さん)。でも可愛いよ」
意識を向けない。向けてしまえば私は己の罪と向き合うことになる。それをする勇気は私にはなかった。弱いと詰られてしまうかもしれないが、私にはそれが出来なかったのだ。逃げて、逃げて、逃げ続ける。そうしないといけないから。─────順序は、最初の順序は違ったのだ。私は魔術を学ぶ女として生まれはしたが当主ではなかったし、スペアとして少しかじっただけだった。だから普通に夫と出会い、普通に娘ができ、普通に暮らしていただけなのだ。
愛していた夫が死んだ。なるほど、それはよくある話だろう。だから私は効率よく日銭を稼ぐ方法を探す。なるほど、これもよくある話だろう。
そこで私という女はなぜ、道端に蹲って泣いている悪魔(子供)に手を差し伸べてしまったのか。その同情が、憐みが、そしてその後の契約に乗ってしまった自分の愚かさに腹が立ってたまらない。
そこからは、あゝ、考えるのも恐ろしい日々。多くの悪虐を為しました。多くの子を殺しました。時には王の寵姫を誑かしました。後世には私は名だたる悪女の一人として数えられていると聞きます。ああ、なるほど。それは確かでしょうね。だって、私はこんなにも─────
それでも、嫌。皆は私を魔女と呼ぶ。皆は私を悪魔と呼ぶ。けれど、私はそれを受け入れない。受け入れられない。受け入れたくない。だから今夜も、私は魔女である自分から逃げるのだ。
「そうやって逃げ続けた君だからこそ、己(オレ)としては堕としがいがあるのだがね」
「………私としては、一番会いたくなかったですよ」
だからこそ、私の罪を真っ向から突きつけるような悪魔とは出会いたくもなかった。「ああカトリーヌ、震えているの?大丈夫。僕たちが君を愛している。あんな色情魔(ビッチ)は要らない。君に手出しはさせやしないよ」
「煩いですよ。今は特に貴方達の声は聞きたくありません」
「そんなこと言わないでよMaman(お母さん)。僕たちがこうなったのは君のせいでしょ?」
「違いますよ。貴方達と契約したというだけで、別に私が貴方達を作ったわけじゃない」
「「「それは嘘だろう」」」
悪魔達がそれぞれ口を挟む。女を追い詰めることだけは息が合うらしい。
「確かに最初はそうだった。僕たちは頼りない悪魔とは名ばかりの怨みだった」
「けれど、僕たちが成長したのはMaman(お母さん)が多くの子供を殺し、女を誑かしたから」
「そのように逃げ続けては己(オレ)の後ろで磔になっている君のマスターすら救えない。なぜなら君は嫌なことから逃げ続けるから」
「僕たちのMaman(お母さん)を喰らおうとするそこの悪魔と意見が重なるのは嫌だけれど、実際そうだよね?……なら、どうすればいいかわかるはずだ」
「カトリーヌ、僕たちとの罪を受け入れよう。黒魔術を使うんだ。君の魔術はあの男にも引けを取らない」
──────さあ、僕らを受け入れて。
………目の前の悪魔の後ろに磔になったマスターを見る。ああ、可愛らしい人。私の業を知ってなお、私を信頼してくれていた。私に友愛を注いでくれた。そんな彼がどこぞの馬の骨とも知らぬような悪魔に喰われかけている。ならば、それを止めない道理が何処にあろうか。
………そもそも最初から。最初から私は逃げていたのかもしれない。別の稼ぎようだってあったはずなのに、屍山血河を築いて作り上げる財の山を選んだのは私の逃げだろう。その上で耐えられないことがないように人としての心を売り払い逃げたのは私だろう。私はいつも逃げてばかり。けれど、今だけは。「私の全部、貴方達にあげる………だから、レオナール。貴方達が私の子供だと言うのなら!」
『Oui Maman(わかったよお母さん)』
悪魔としての名を呼ばれたことでヴォワザンを包むように彼女が積み上げてきた子供達の呪詛が、鮮血と煤色と闇が混ざったようなおぞましい色の羽が咲き誇る。名を呼ばれた彼等はヴォワザンにしっかりと抱きつき狂ったような笑みを浮かべる。
『ようやくだ!ようやくあなたが手に入るカトリーヌ!』
『長かった……長かったよMaman(お母さん)!僕たちはあなたと契約したときからずっとあなただけが欲しかった……!』
『僕らに目をかけてくれたから』
『僕ら(怨念)に新しい僕たち(子供)を注いでくれたから』
『────愛してるんだ、僕たちの愛しいカトリーヌ!僕らの愛しいMaman(お母さん)!』
『灰と散るは愚かな女、かくして魔女は受胎せり』……彼女の宝具は契約した悪魔レオナールとの高次の融合により己を偽物の悪魔として堕天させる業である。本来の聖杯戦争での彼女はこの宝具に気付かず、気付かぬまま生きる為に黒魔術を扱い悪魔としての、魔女としての己に堕ちるが定め。
しかし、この彼女はレオナールとの高い同調率によりこの宝具を知覚、その上で更にレオナールから力を引き出している。それはつまり、己が悪魔へと変生する時を早めているのみなのだが。
「────ほう。己(オレ)の使い魔を焼き、槍を腐らせ、炎を取り込むか。知っているかな?正しく今の君は魔女そのものだよ。己を蝕む処刑を出し抜く様などはね」
「知っているし、私は今その選択肢を選んでいる。だから煩い。レオナール、貴方もよ。私の全部をあげるんだからもっと力を出しなさい」
『嗚呼、あゝ、わかっているよカトリーヌ。ああ、たまらない。Maman(お母さん)と繋がってる。僕たち、Maman(お母さん)と一つに交わってるんだ!』一歩進むことに、体が火刑の再演で焼き焦げていくことがわかる。炎を取り込み己が力とする度に、自分の身が呪いで焼け灰になるのがわかる。それと同時に、魂もレオナールと溶け合うのがわかる。
………ああ、下手なセックスよりも深く深く感じ取られるほどの快感。魂が溶け合い喰らい合い、より高みに昇る悦とはこのようなものをいうのか。このまま完全に融けてしまえばきっとずっと気持ちがいい。けれど、けれど。
「私は止まらないわよ。もう逃げないから。最期の最期だけど前を見て歩くの。もう逃げない。逃げてばかりではあの子(マスター)を幸せになんて出来ない……!」
進む事に肺が焼ける。進む事に体が炭化する。
進む事に魂が融ける。進む事に私が変生する。
だからなんだというのだろう。こんなもの、〝既に一度味わった〟のだから。一度浴びた苦痛や快楽に溺れるほど生娘ではない。そのような生娘であれば悪逆非道に溺れず耐えきれず狂っている。
「……まさか、なんと。君は本当に己(オレ)のところまで……」
『あああああっっっっっ!!!素敵、とても素敵だよMaman(お母さん)!さあ一緒になろう。僕たちにあなたの全部を犯させてほしい!僕たちもあなたに全部食べさせてあげるからぁ!』
魔女を焼く極大の業火の後、ほぼ炭であろうヴォワザンはバフォメット/ジャック・ド・モレーの肩にナイフを突き刺していた。そう、それ自体は大した損傷にもなりはしないものなのに─────
「っ………!!これ、は。そうか、そういうことか」
「ええ。私は確かに悪女だもの。逃げないとは言ったけれど、それは逃げてはいけないものだけ。逃げてもいいものは逃げるわよ。それが私だもの」
そのナイフはヴォワザンの霊核そのものだ。よく見ればヴォワザンの心臓がある部位にぽっかり穴が空いている。つまり、心臓(霊核)を抉り取りそれをナイフへと物質変換をしたのだろう。……無論、彼女の心臓(霊核)に巣食っていたレオナールもそこにいる。『あ、ああ、あああ………どうして、どうしてどうしてどうしてどうしてええぇぇぇ!!!
どうして僕たちから逃げるのさ、Maman(お母さん)!もう少し、もう少しだったのにいいぃぃぃ!!』
自分に抱きついていた美少年と美青年は、黒い黒い烏のような、焦げ堕ちた鳥のような異形の風貌になり叫んでいる。幽霊の正体見たり、とはこういう時に使うのだろうか。きっと違うだろうけれど。
「……私はあの子(マスター)を救いたいと思う。多くの罪を犯した私だけれど、多くの咎から逃れたいと思った私だけれど、取り敢えず、この人生での目標はそれ。どうせ私は幼子を殺めて女を破滅させることしか能がない魔女だもの。なら、ただ一つの目的の為に自分に纏わり付く死体を懐かしまずに投げ捨てるのはおかしいことじゃないでしょう?」
悲しいけれど。痛いけれど。死ぬ恐怖が待っているけれど。もうあなた達は要らないよと。勝手に怨念(子供達)を拾って、勝手に契約して、勝手に他の子供達を殺して、勝手にその怨念(悪魔)を膨れ上がらせた魔女は、これまた勝手に悪魔(子供達)を捨てると吐き捨てた。ああなるほど、これが魔女でなくてなんだというのだろう。
「私はカトリーヌ・モン・ヴォワザン。確かに私の所業は悪女で、どうしようもない魔女のそれだけれど、悪魔ではないの。だからバフォメットさん。貴方にあげます。お互い黒魔術を司る悪魔なんですし、仲良くしたら?」
「カ、ハッ─────なるほど、狡いレディだ。けれど、その忠告を受け取るとしよう。そうだな、折角だしお言葉に甘えてこの子供達も己(オレ)がもらおう」
『許さない……許さないよカトリーヌゥゥ!!僕たちはあなたを離さない!絶対に抱き縋るからなMaman(お母さん)!』
「ええ、待っているわ。いつか互いに地獄の炎で焼かれ合いましょう。一つになるのはごめんだけど」
バフォメットは消える。またマスターを狙うだろうが、一先ずはこれでいいだろう。既に崩れ落ちて第三関節しかない人差し指で魔術を行使し、マスターを十字架から下ろす。マスターの意識を覚醒させる魔術を行使したと同時に、体が耐えきれずに地面に崩れ落ちる。「……ヴォワザン!?ヴォワザン、しっかりして!今すぐカルデアに通信を……いや、応急治療を」
「いいんですよ……マスター……私、もう心臓がないですから……助かりません。それに、こんな傷じゃあ、ね?」
四肢は右腕以外既に炭となって崩れ落ちている。顔も半分は焼き焦げているし胴体も四割ほど欠けていた。なぜ声が出ているのか不思議なくらい。
「最期の最期に認めるのも馬鹿な話ですけど……私は魔女です。どうしようもないエゴイストで、救いようのない馬鹿な女。子供を愛したくせに死んだ子供しか抱けず、女として誇りを持っていたのに死体よりも腐った女の性を煽った。紛れもなく悪女で、魔女ですよ」
「いいや、私は知ってる。あなたは私を助けてくれた。あなたは、とても優しいお母さんだよ………!」
「……そう?そうですか。ああ、そう言ってもらえただけで私は救われた気がする。………再召喚になるのか、ここでお別れかはわかりませんが。あなたの幸せを祈っています、マスター」
もう何も映していない目で、マスターの頬があるであろう場所に炭となって崩れ落ちる右腕を必死にあげて……
「ああ、やっと母として、あなたを愛してあげられる……」
最期まで魔女として殉じた女は、聖母のような笑みで灰になった。
猫さんとヴォワザンを書いていただいたアリウムさんに届け!なssでした。久しぶりに長めの短編()なので感想が欲しい……これ幕間では?>>940
打ちミス
×でも、穏やかな表情の最期で良かった……ヴォワザン……
○でも、穏やかな表情の最期で良かった……ヴォワザン……(幕間ということに目を逸らしつつ)>>944
マスターの心は……マスターの心は大丈夫なんです…………?(もう更新されとる…………でも明日が仕事なのでちょっと泥吐きはおやすみですわゾ)
(おやしみ)>>905
詳しい歴史を知らないのでwiki知識なのですが
>チャールズ・チャップリン・ジュニアが、父親チャールズ・チャップリンの名が含まれていないとし、訴訟を起こして問題となった[7]。
>現在まで設置された星が撤去された事例はない[7]
とあるのでスキル星を統べる者の効果に疑問。
加えて
>『文化とは人類を豊かにするもの』『文化を担う存在が人類に害をなすなどありえない』というアサシンの信条が形になったもの。
これは見方によっては文化に寄与した人間の人間性を否定・無視し、都合の悪い事実を隠蔽しに来た…とも受け取れてしまいます
消費文明を享受する中で、その消費される側の声を不快だから揉み消す。そんなムーブです。アラヤに寄ったシステムという個性がよりその点を誇張している設定に見えます
こう見えること自体がnyさんの作風・心情から乖離しているのは分かるのですが、そういうカタチになっている。と言わせてくださいあと私の中のランサーチャップリンは自作の映画を裏切った訳ではありません
チャップリンの作品を民衆・人類がただの喜劇として消費したからこそ慚愧の獣になったのです
そういう立場のチャップリンに映画界の権化みたいな奴がヘップバーンのガワ使って喧嘩売りに来たら負ける事になっても改心できません。未来に希望も感じられません
寧ろ自分が獣になった正しさの証左として笑って消えます噂のBLEACH無料を読んじゃったせいでオサレなセリフ書いてみたくなる奴〜
あの漫画の構図とセリフほんとにかっこいい>>962
レオナールはアレです。もう簡単にエミュのコツを言ってしまえば
「愛しい愛しいMaman(お母さん)!僕たちはあなたと一つになりたい!あなたが僕たちを拾ったんだから責任をとってよ!」
ようはヤンデレ。自分たちと一緒に融合して破滅しようというヤンデレ
んでヴォワザンは過去の自分の所業が嫌で嫌で魔女と謗られることから逃げ続けてる人みたいな感じです
誰だって自分がやった悪いことを糾弾されたり、その悪いことからついたあだ名で呼ばれるのは嫌ですよね?それに、過去を悔やんでるならまた同じような悪行に手を染めるのも嫌。だからヴォワザンはそれから逃げてる人と思ってくれていいです
ようは自分がした悪いことから逃げている女性って感じですかねぇ。覚悟を決めて向き合ったら上のssみたいになります。レオナールはそんな彼女に逃げられないぞって言いながらあなたと合体したいって言ってくるたち悪いヤンデレ悪魔です>>928のssのもう少し詳しい解説というかヴォワザンの解説というか
ヴォワザンは夫が亡くなって精神的に病み病みしてた頃に自称悪魔のなんか変なやつと契約します。これがレオナール
この自称悪魔はもちろん真性悪魔じゃない偽の悪魔でヴォワザンは偽物の悪魔憑きになったけれどその悪魔の正体が子供たちの怨念的なそれ(ジャックちゃんが近い)
で、ヴォワザンの悪行で子供を殺め続けたことから怨念がさらに肥大、悪魔は力をつけていく
その悪魔がヴォワザンの火刑の時にヴォワザンの精神を犯し、ヴォワザンに喰らわれ、一体化しそうになった時にヴォワザンが土壇場で契約拒否、生前は悪魔(子供たち)が受肉せず終わったよ……という
レオナールというのはバフォメットと並ぶ、というか同一化もされる黒魔術を司る悪魔。人理にヴォワザンが登録された際に自分たちも「こういう伝承の悪魔である」と定義しただけにすぎないんですねぇ
>>967
レオナール「このビッチ。お前さえいなければ僕たちはMaman(お母さん)と一つに慣れたんだ」
レオナール2「そうだそうだー!責任取れバーカ!」>>967
今の私「お前はロカセナをリリィにする」
数ヶ月前の私「↓」>>973
子ギルならぬ子アッシュールバニパル(術)に水着に着替えたアッシュールバニパル(弓)とな?根本的にこの場所はリベラル傾向だけど俺は保守気質ってのは色々衝突しちゃう原因としてあるよなぁ。
変える・変えられる気はしないけども。>>980
例えばですけど、半天狗は「お前が悪い」って言われたら「儂じゃなくて○○が悪い」って責任転嫁するじゃないですか。そしてそれが当然であるとの行動をとる。そうしてまた悪行を重ねる
けどヴォワザンは「お前が悪い」って言われたら何も言い返せません。だって自分が多くの子供を殺したことも魔女と罵られても仕方ないのはわかってるから。けれどそこで責任転嫁したり開き直って悪行を繰り返したらそれこそ自分が拒否してる「魔女」そのもの
だからヴォワザンは何も言い返さない。否定もしない。できない。その上で生前の罪から目を背けたいからこの現界中は良い人でいようとする
大体こういう感じです。半天狗ほど清々しく割り切れたりしてないんですよ。自分は悪女じゃない
、悪くないって言い張りたいのに自分が悪女で悪い奴ことは理解してるから苦しんでる今の話題は?
>>984
絵面が百合ィ……何はともあれ猫さんの思うようにやっていただいて!私はなんでも美味しくいただけますので!>>981
そう言われると分かりやすいです。私もヴォワザンが救われる形での話を書きたいですね。理解者と救済手段を用意しなくては。
例えば霊核を補填して死を免れる場面ならば将門が命のストックを一つ潰して霊核に変えて彼女へ渡すとか。あるいはもっと前の段階で死を回避させる方法も考えておかないと。みんながヴォワザン救済ルート考えてくれてるの嬉しい
ここが大事!ヴォワザンを破滅させないポイント!
1.黒魔術を扱う度魔女化は進行するので魔術薬オンリーで生き抜く術を見つけないといけない。この性質上、聖杯戦争系では致命的
2.ヴォワザンのメンタルの追い込まれ具合で魔女化は進行するので細かにケアしましょう
3.母や女としてちゃんとした価値観を確立したやつ以外があまりドストレートにずかずかいうと
「確かに私は最低な女で母親だけど女や母としての土俵に立っていないあなたに言われる筋合いはない!」ってなります
反例を挙げるとエラは女として確かな価値観があるので女としての喧嘩が出来てこうなりません
4.いっそ魔女化させた後に救うのもあり。マスターの男の子を救うために黒魔術を使いまくって魔女化して、結果その後にマスターの愛が魔女ヴォワザンに届いて二人でラブラブENDというssを前に投下したことがあります>>990
あと逃げ続けるだけじゃなくてちゃんと向き合えるようにするのも大事ですねぇ
私?私はこのめんどくさい女を完全無欠のハッピーエンドに持ち込める自信がないから破滅してもらうの……私が書くのであれば救いようは絶対ないから……>>996
獣にもなる未来があった少女が親から愛を受けて、成長した果てに多くの子供達に愛を与える存在になるのいいなって>>997
クッチーの契約鯖が最初からヴクだった系。リアルの状況が変わったりしたので。
狗飼さんからアゲハさんにチェンジした事で死骸聖杯の調整役をザッハークに担当して貰う必要が狭まる(蝶魔術による変化でなんか行けそう)
氷室の天地でそれなりに活躍してるっぽいのでちょっと気持ち的な続投がしにくい(レアさんもひむてんへのコンモドゥス参入で鯖変したし)
あと単純にザッハークが悪い意味で強すぎる&扱い難過ぎる。
故にパワーバランス・描写力といった面で調整が必要で……(プロット的にほとんど「ザッハークじゃなくても問題無い」場面多い)。リメイク
聖杯大会予選会場#144番目
1000
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています