ロンドン☆スターの予想していた通り聖杯戦争が娯楽番組にまで堕とされてしまったifの世界。
優勝賞金1千万$と聖杯を目指して頑張ってください!
《当聖杯大会について、並びにルールと注意事項》
・開催地はスノーフィールド。誠に勝手にながら交通費は自己負担でお願い致します。
・参加中はカメラが同行します。御了承ください。
・魔術師でない方のために運営から魔力負担する用意があります。ご利用される場合は事前に御連絡ください。
・武器の持ち込みは自由ですがマスターの●害は禁止です。未遂であっても悪質な場合は失格となります。
・大会の進行は参加者が相互にレスを行う形で進みます。
・各陣営の行動に寄る大きな流れは参加者間で相談して決めることがあります。
・令呪消費や無視出来ないダメージ等はマスター役作成元の参加者が最終決定します。〜現在第一回聖杯大会進行中〜
参加者
セイバー陣営ーロバート・ボラゾン、デュオニシオスⅡ世 脱落
アーチャー陣営ーゲルト・リスコフォス、后羿
ランサー陣営ー黒野双介、山中鹿之介
ライダー陣営ールーカス・ソーラァイト、アイエーテス
キャスター陣営ークローディア・スチュアート、ルドルフ・クラウジス
アサシン陣営ースティード・メリエール、ヴィルヘルム・テル
バーサーカー陣営ー朽崎遥、ザッハーク
乱入アーチャー陣営ー蓮見静香、ツタンカーメン
運営アサシン陣営ージェームズ・ヘンダーソン、影の軍団
前スレ https://bbs.demonition.com/board/1901/?res=956
まとめwiki https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/〜現在第一回聖杯大会進行中〜
参加者
セイバー陣営ーロバート・ボラゾン、デュオニシオスⅡ世 脱落
アーチャー陣営ーゲルト・リスコフォス、后羿
ランサー陣営ー黒野双介、山中鹿之介
ライダー陣営ールーカス・ソーラァイト、アイエーテス
キャスター陣営ー
クローディア・スチュアート(大会終了まで昏睡)、
ルドルフ・クラウジス(マスター権はルーカスへ移動済み)
アサシン陣営ースティード・メリエール、ヴィルヘルム・テル
バーサーカー陣営ー朽崎遥、ザッハーク
乱入アーチャー陣営ー蓮見静香、ツタンカーメン
運営アサシン陣営ージェームズ・ヘンダーソン、影の軍団
前スレ https://bbs.demonition.com/board/1901/?res=956
まとめwiki https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/剪定スレがあるからこっちは続きに専念できますな
乱チャー陣営さんにバトンが渡った状態だっけ?>>7
となると、後は乱チャー陣営とキャスター陣営の書き込みが終われば2日目終了ですかね?長い二日目だったな…三日目には何が起こるのやら
>>10
ロードE「胃 が い た い」成田さんのフェイクが長いからって、こっちまでこんな長くしなくても……(面白いからばっちこい勢)
まあ企画段階の方が誰でも参加しやすいからね
>>14
作家陣がなんらかの動きを投下してくれない事には視聴者も反応がしづらいというか…>>18
だから今は乱チャー陣営さんのSS待ちですが、乱チャーさん、2回目もマスター出馬(小鳩で)する!って言ってる。応援するようなレスしたから手のひら返すようでアレだが、やっぱ同時参加は無謀だと思う。明日から絶対忙しくなるし。>>18
俺もう2日目は動かしきったからねー。
あとはのんびりと待機中あ、ライダー陣営さんに聞きたかったんだけど気配遮断してるニンジャが祭壇に忍びこんだらバレるのかな?
今は各陣営にニンジャが情報収集するために向かってる段階なんだけど同盟結ぶと各陣営のからみが面白いけど時間がかかるようになるね
「ふう……」
溜息をつきソファーに沈み込む。どうやら事は無事に終わったらしい。
「はあ…」
隣に座るアーチャー。さっきは気丈に振舞っていたけど、彼にも耐えられるものではなかったらしい。
少年王ツタンカーメン。古代エジプトを統治した偉大なるファラオ。彼が民として見るということはそういうことで。
「アーチャー。彼女をどう思う?」
私は確かめなければいけなかった。
この優しい王が、彼女をまだ救いたいと思っているかを。
「王に二言は無い」
驚いた。即答だった。
「余はキャスターのマスター……いや、元マスターを守ると言った。そのことを曲げるつもりはない……無論。あの少女が我らに牙を向けるのであればかわるがな」
余の矢の錆に変えてくれよう、と。黄金の王はそう宣言し。
「そう、よかった……」
安心した私は、意識を手放した。普通にスレの進行見逃してました
以後気をつけますあと、まだ運営側としては起源ディアちゃんを察知していない(ニンジャが到達する頃には術後だろう)なので、騎術乱同盟から運営にメッセージを送るか送らないかが1つの肝かも
そもそもニコラスがジェームズを頼ろうとしたのはバーサーカー陣営の大暴れが原因なので他陣営に対する警戒心は彼ら程高くないのです>>29
あー誤認しました。
じゃあ事案は目撃してるから運営に伝わってますね。ニンジャがことの真相を把握できるかはさて置き>>31
んーじゃあ三日目午前中にTVショーからのニコラスシーンやって各陣営さんにバトンする形ですかね
9時くらいまでには投下できたらなーと思うのでお待ちをー三日目午前中
【セイバー陣営】
入院中のロバートに回復次第インタビューが行われると通達。
【アーチャー陣営】
一般女性宅には恰幅のいい黒人女性スタッフ(既婚・二児の母)が向かいました。長時間、変装によるカメラから姿を消していたことに注意勧告。以後はドローンに反応するGPS装置を参加者全員に携帯するよう配布。
【ランサー陣営】
GPS配布以外には特にありません。
【アサシン陣営】
セイバー脱落の通達とGPS配布。
【バーサーカー陣営】
セイバー脱落の通達とGPS配布に加えド●キで売ってそうなコスプレグッズを届けました。
【騎術乱同盟】
同盟関係を結びライダー陣営の拠点に集まっているのを対策室は察知しているのでドローンが向かいました。(精神汚染対策で)セイバー脱落を手紙で通達と人数分のGPS配布以外に特にありません。おさらいしようと思って#3見てたんだけど全然見つからねぇ!まさか…と思ったら#2で投下してた内容で戦慄したのは内緒だ
しばらくお待ちください〜>>38
おう、お前もwikiに残るくらいのやらかしをしたことは決して忘れてやらんぞ>>37
あの3時間は色んな意味で楽しかった
またやりたいなぁ- 42名無し2018/04/01(Sun) 19:50:07(1/2)
このレスは削除されています
>>42
申し訳ない、スレを間違えました。削除要請してきますDay3(Mon) AM08:00
フェエエエエエイツティビィショオオオオオウウオウウ(軽快なBGMと共にタイトルコール
「グッモーニン、スノーフィールド!月曜の憂鬱な朝をいかがお過ごしかな?」
「今朝はビッグなニュースがあるのよねアンソニー?」
「そう、昨日はライダーとバーサーカーによる激闘に続きセイバー対アーチャーランサー同盟の決着を伝えて終わってしまったけど、実はそこで終わりじゃなかったんだ!」
「なんとバーサーカーを撤退させた後、ライダー陣営はキャスターと乱入したイレギュラーと同盟を結んだの!」
「それだけじゃない! なんとキャスター陣営のマスター、クローディアちゃんがマスター権限を放棄してルーカスがライダーとキャスターのダブルマスターになったんだ!」
< BOOO
ーcont.ー「まったく驚きの展開ね。それで長い長い二日目はこれで終わったのかしら?」
「そうそう、敗退したセイバーのマスター、ロバート・ボラゾン氏の右腕が行方不明らしいから見つけた方は局か中央病院に電話してくれよな!」
< OH....
「それじゃあ聖杯大会三日目、これからの戦いも目が離せないけど今日は月曜日!しっかりお仕事とお勉強に励んでね?」
「シーユーネクスツタァ〜イ」
フェエエエイ↓ティヴィ↑↑ショオオオオオ↓ォォォオオウウ↑!!!(軽快な
《対策室》
ニコことニコラスは仮眠室で一眠りした後、午前六時には対策室入りしていた。
いつになく上機嫌な彼に対策室のメンバーは心労が祟ってとうとうオカシクなったんだと近付こうとしない。副室長のキャロラインを除いてだが。
そんなキャロラインも冷たい目線を向けるだけで特に何かを言ってくる様子はない。
そんな視線を知ってか知らずかニコラスは事態がここにきて自分のコントロールできそうな範囲に収まりそうな流れに安堵していた。
要警戒対象だったクローディア・スチュアートは何故かマスター権限を委譲しリタイヤ。
ジェームズがすんなりと協力してくれたお陰で情報の精度もこれからグンと上がるだろう。
ーcont.ーそして二日目に各陣営が同盟関係を結びに動いたのはあの朽崎に対してのことだろう。
このままアイツが脱落してくれれば後は大きな波乱もなくこの聖杯大会は幕を閉じるだろう。
そんな青写真を描きながらコーヒーの中にドーナッツをじゃぶつかせていると背後の影が突如実体を持って耳打ちする。
(((全対象を捕捉したと主からの伝言で御座る)))
実際に話しているのか念話なのか判然としないあやふやな声がするのは未だに慣れないが、これだけ有用な手段を手に入れられたのだがら文句も言えまい。
文句を言いたいのはコチラから忍者に話し掛けても無視されるし、結局はジムと連絡を取るしかないことだが…まぁそんな事は今までと比べたら些細なことだ。
(ククク、見てろよ役員のF●●K'N外道共め…お前らの望むような展開は絶対に阻止してやるからな……)
そんな考えを巡らせるニコラスを読心するキャロラインの表情に気付く人間は対策室には誰もいなかった。
聖杯大会三日目、次の波乱を知っているかのように街はひと時の静けさの中にあった。
《スノーフィールド某所》
ガラス瓶の中に何かの薬漬けにされた誰かの右腕が浮かんでいる。
そのガラス瓶を弄びながらほくそ笑む人物は頭上を見上げる。
クリスマスを待ちわびるこどものように、初恋に浮かれる少女のように。
ーoverーOH、右手どうする気なんですかね〜。
右手どうなっちゃうんだ……
あと今のところ不動の人気があったクローディアちゃんの謎の敗退とか視聴者がどうなっているのか気になるところだ……>>51
こういうのは励みになりますねえ
追い付かれてるのでは…って気もするけど完結目指して頑張りましょう!
栄光を掴む筈だった賢者の腕(ロバ-ト ズ ライト ア-ム)は悪いことには使わないよホントだよ運営の方、お疲れ様でしたー
さて、早速なんですがアーチャー陣営の方。三日目って何か同盟がらみで相談したい事とか動きたい事ってありますか?
もしそうなら、こっちもそれに合わせたSS投稿するので、お手数ですがご返答お願いします>>54
マジか。今2スレ目の中盤くらい(ライダー&キャスターVSバーサーカーが終わったところ)だけど戦闘が盛り上がってて楽しいですあぁ、クリンタ事件の場面ですね
それじゃ追い付かれるまで少し猶予があるかな2日目がとてつもなく長いからな…
あわや2日目にして世界存亡の危機でしたからね…。あの3時間は楽しかったけど、しばらくはいいかな…。
うちはあわや関係破綻の危機でしたからね……
まあ皆様のおかげでそれだけは回避できそうだったけど、正直あの展開は自分でもきつすぎて書ける自信がなかったです
ちなみにもしあのルート(関係破綻)に進んでた場合、仮に生き残れたとしても二度と一般人の世界には戻れません
むしろ経験を糧にして(あるいは呪いともいう)、裏社会であれこれやらかしてひっそりと息絶える模様
その間際にかつての大会を思い出すとかださなかったとか
ただし、その頃にはもうランサーの顔も声も思いだせなくなってますが記述欄同盟は郊外の拠点
弓槍同盟は今後の擦り合わせ
狂陣営は潜伏継続
暗陣営はそろそろ動き出す?
予想の半日遅れて膠着状態がきたかな>>61
先日にまさかの救済ルートが提示されてからのアリエスっちまっただからね
あそこで無理に進めてたらもう終わっていたと言っても過言ではない>>60
その可能性は高いですね。魔術的なつながりは薄いでしょうけど、何かと薬物や武器を斡旋してもらってるかもしれません
ちなみにさらっと書いたイメージシーンがこちら
――かつて、かけがえのない日々を経験した。
北米の一都市を舞台にした、■■大会。■人の参加者と、■騎の■■達。
一ヶ月にも満たない、わずかな時間。一瞬一瞬が濃厚な日々だったはずなのに…………もう、何も思いだせない。
ただ、それでも焼きついているものはある。
月光を受けて輝く美貌、鎧甲冑の上からでも分かる鍛え抜かれた肉体、何より右手に携えた無骨な長槍。
嗚呼。あいつは誰だったっけか。何か、何か、とても大事な記憶だったような気がするのに。
けど思い出せない。思い出そうとすると、ノイズめいた頭痛が止まらない。
「……鬱陶しい。邪魔だこんなもの」
返り血にまみれた上着を捨て、部下が待機している表口に向かう。
後には、見慣れた骸だけが残された。正午より少し前辺りに行われるロバートの敗退インタビュー。
病院のベッドに転がってる、無気力状態の老人相手だし、短くこんな感じのを。
「さてと、ロバートさんの意識が回復されたので、インタビューを始めたいと思います。というわけでロバートさん、いまの気持ちは如何でしょうか?」
「ワシの夢は潰えた……もう気力が無くなったわい」
「そうですか。敗因は何だとお考えでしょうか」
「最初から集中攻撃を受け続けたらどうしようもない……ワシが何をしたと言うんじゃ」
「最後に何か一言ありますか」
「最早死を待つだけの身……何もないわ」
「そうですか、ありがとうございました。そして最後に、お疲れ様でした」
というわけで、セイバー陣営はこれでおしまい。
以降、一視聴者に戻ります。昨日から読み始めた者だけど、やっと追いついたわ。これからはリアルタイムで観戦できるぜ。
クローディア救済ルート確立!?→アリエスくん渾身のミス→世界滅亡を防ぐための盛り上がりの流れがとても面白かった。これがFate(運命)……追い付かれてしまったぞい
平日なのもあるけどコッチは小康状態続きそうかな、引っ掻き回し役の狂陣営がスリープモード入っちゃったし
そろそろスティードさんが動きそうな気もするけど一騎減っただけの現状だとまだアサシン動き出すのは早そうな気もする>>72
遊びまくってるバーサーカー見つけれたらワンチャンあるかも。バーサーカーだけならクローディアさんの会議で出てたように本気で探せば見つけるのは容易だったか
とりあえずこっちは一本SSできてたりします
ただ、弓陣営との連携によっては多少修正しなきゃならないかもなので上げるかどうか悩んでる所でして
ちなみに内容は弓陣営ほぼ無関係な、黒野の物資調達話です
いや、でもゲルトにとってはちょっと不確定要素増えるかも
まあせいぜい執行者にとっては誤差修正の範囲内レベルでしょうが>>77
あんな量を一気に投下することはもう無いだろうな......
3日目の午前中はまた書きますね>>77
長い、長い一日だった…>>80
感謝...圧倒的感謝...ッ!午前7時、安宿の食堂にて。
パン、豆の煮物、野菜スープという簡素な食事と共に、アサシン陣営は最終確認を行っていた。
「さて、ランサー陣営の拠点とバーサーカーを追い払った陣営、どちらにしますかな?」
そういうアサシン。
地図と照らし合わせながらの分析に数時間を費やした結果、前者の位置はある程度絞り込め、後者はめぼしい建物を幾つか見つけている。
後は、どちらを優先するかの問題だ。
「ランサーを倒す準備もしておきたいが、今は情報が欲しい。謎の陣営を探ってくれ」
「では、私一人で行きましょう」
宝具は使いにくくなるが、偵察ならアサシン一人で向かったほうが安全で効率的との判断だった。
「しかし、今日は不機嫌な客が多いようですが、一体何が?」
「この宿唯一のテレビが壊れたらしい。揉め事になる前に部屋に戻ったほうが良さそうだ」
そう返すスティードの視線の先には、砂嵐しか映さなくなったブラウン管テレビがあった。
というわけで、ダイスで行動決めた結果、そうとは知らずに騎術乱同盟への偵察に決まりました。
三日目朝のテレビを見るとまた穴熊して膠着状態になりそうなので、テレビには壊れてもらいました。一難去ってまた一難……(騎術乱同盟)
>>84
三日目に下調べして四日目にランサー陣営襲撃との二択でしたが、アサシン陣営にとってもより危険なこちらになりました。
展開次第では、アサシン陣営敗退するかもしれません。実際気配遮断あるし本人直々の偵察は理にかなってる。あいつ殺し屋というより猟師だしね。
下調べは基本。
というかアサシン当て逃げ戦法に特化しすぎてちょいと動かすの面倒だな…墳墓要塞起動させないと静香さん死んじゃいそう……
そういえば一射目当ててたね
マスター殺しは反則負けなのでは?
最優のセイバーが最初に脱落するくらいだからね……
>>92 キャスターあたりだと逆に戦力や性格で「こいつとなら同盟組んでも問題ないじゃろ」みたいな考え方されやすいし、同盟組みやすいのよね
聖杯大会3日目。現在午前11:30分。
「フーーーーー、とりあえずはこれでいいかな」
知らず、こめかみに手をやりながらため息をつく。
ーーー"クローディア嬢の魔術的性質とそれを抑えるアプローチ"についてのレポートは運営の使い魔に渡した。7時に起きて4時間200ページ書き上げたら流石に疲れるな......
今日、というより僕の陣営は基本的に拠点を動くことはない。ここの中で無ければ竜召喚が出来ない為である。
ーーークローディア嬢は寝室で眠っている。
やはりここを動くつもりはない。というよりも、動けない。
ーーーハスミは結局ここで眠ったようだけど、彼女たちはどう動くのか。
やることはある。またため息をつくと、右手の、五画ある令呪に僕の◼︎◼︎◼︎◼︎を◼︎◼︎する為の◼︎◼︎◼︎◼︎を開始した。
うちの午前中シーンですね、うちは今日は出ませんよ。つーかあんだけやってまだ2日目かよ!!(n回目)>>104
まあそれはわかってた
マスターの能力も闇討ち向きではあるのにそういう道に進まないのはひとえに根が善良だからよね
ある意味他の人らよりよっぽど一般人してる人だと思うにしても賽子め……ってなる目ばかり出てない?とても大きな力に介入されているのではウゴゴゴ.....
うーむアーチャー陣営の方から返事が来ない……
正直な話同盟相手としてはどう行動するのかまだはっきりしていないだけに一度相談しておきたいのだが
二日目の戦闘後はそのまま別々に拠点へ戻ってそれきりだし、連携とか避けておいてほしい事とかあったら話し合っておきたい所である
いやもちろん、投稿主の都合は重々承知の上で、の話ですがしかし、ダントツの一番人気のクローディアがリタイアして、今の人気ランキングはどうなってるんだろう。
今回のクローディアの一件で少女を助けるムーブとともにキャスターと令呪得て勢力を増したライダー陣営、セイバーを撃破したランサー陣営とアーチャー陣営、真アーチャー陣営は元の実力的にも安牌かな
危険性高いが此度のライダー陣営襲撃やらやることは派手で他の陣営に脅威に思われるほどの行動をとってるバーサーカー陣営は一部の層には人気ありそう
乱入アーチャーはライダーと同盟を結び令呪も得たものの現在の動きはあまりないし特に変動なし、票は流れる可能性も
アサシン陣営も二日目は黙々と作戦会議だし上に同じ
こんな感じかな?夢を見ていた。
砂塵舞う金色の大地で陣頭指揮を取る男性がいた。
彼は強く、猛々しく、勇ましく。
戦場を統べる王としてあまりにも相応しくて。
その美しさに心を奪われ、目が覚めたら涙を流していた。
「……シズカ?」
次いで実体化するアーチャー。夜が明けたら自分のマスターが泣いていたのだから無理もない反応だ。
サーヴァントは英雄だ。それぞれがそれぞれ偉業を成し遂げてきた偉大な人々だ。
彼らを十全の状態で戦わせるのがマスターの役目なら、私には────いや、私達にはやるべきことがある。
私の顔を不思議そうにのぞき込むアーチャー。
私は彼に一言でこう告げた。
「アーチャー。ライダーとキャスター、そのマスターも呼んできて
────作戦会議をしましょう。私たちにはそれをやらなければいけない義務がある」
ライダー陣営キャスター陣営の方々よろしくお願いしますクリンタで攻めきれなかったのを奥の手を使っても倒せなかったから逃げたと見るか、まだまだ底知れないと思うかで評価分かれそうだけもバーサーカーに突っ込んだ層はかなり増えてそう
間違いなくクリスは買ってる>>115
スポーツバーで登場した有り金全部溶かした顔したダニエルの友達>>116
と思いましたが、どうやら騎術乱陣営に動きがありそうなのでやっぱり明日にしておきます
明日の16時頃には上げられるかと目の前のエサを取り上げられた飼い犬の気分
私は声もなく叫んだ>>120
あーいや、勝手に期待して勝手に焦れてるだけなんで気にしないでください
続き楽しみにしてます!>>112
正午、客間にて。
「僕はここから出るつもりはないよ。外に出るよりもここの方が出来ることが多いからね。メインは観測台でバーサーカーとそのマスター、アサシンとそのマスター、アーチャーとそのマスター、この順番の優先度で他の陣営の捜索をするつもりだよ。君たちが外に出るなら、通信手段があれば視覚支援や射撃支援は出来るよ。キャスターにはクローディア嬢を見ていてもらうつもりだ。用時になったら念話で呼ぶよ」
「私も動くことはないね。そもそも私の宝具の関係でここを動く事はないのさ。君たちはどうするのかい?」
〜メタ視点です〜
キャスター担当さん、繰り返しますが基本はキャスターを動かすのはよろしくお願いします。
ランチャー陣営作成担当さんそちらの意見をまたください。外に出るならオペレーターとスナイパー、あとスポッター支援は出来ますよ>>123
外れです。令呪を別のものに転換するわけではありません。
あくまでも令呪は令呪として活躍します。
そしてID変わってないとはいえ、コテつけるの忘れてましたごめんなさい三日目、午前11時半。スノーフィールド市内のショッピングモール。
運営からGPSを手渡された後、俺達はこのショッピングモールで「あるモノ」を調達に来ていた。
「なんとも大きな市場だな、ここは」
「この国でも1、2を争う大手チェーンのお店らしいからな。こっちとしては有り難いよ」
開店から1時間以上経ってる事もあり、店内は買い物客でそれなりに賑わっている。
どこの国もこうした風景は変わらない。妙な既視感というか、親しみを感じつつ目的地を目指した。
ふと、何の気なしに胸元のGPSへ視線を向ける。今朝取り付けたばかりのその装置は順調に機能しているらしく、定期的に赤いランプを光らせその存在を示していた。
「やはり気になるのか?」
「まあな。TV番組だから仕方ないっちゃ仕方ないが、こうしてピカピカ反応されてるのは面白くない。なんというか、刑務所の囚人にでもなった気分だ」
実際初日の連中みたいにやらかした奴もいるだけに、運営側としても切実な問題なのだろう。GPSを持ってきた運営関係者の態度からも、事態が思うように進んでない事は薄々見て取れた。
(ま、俺も人の事は言えないけどさ)
昨日の戦いを思い返す。セイバー討伐の為、同盟関係となったアーチャーのサーヴァント。そのデタラメな戦闘ぶりは遠目からでも良く見えた。
(破壊力もそうだけど、射撃速度とかチート過ぎるだろアレ。何をどう鍛えたら弓撃ちがガトリング並みの速度になるんだよ。しかも矢弾に至っては完全にレーザーだし。腕力とかそういう次元の問題じゃねえよ)
最高の使い魔と呼ばれる所以が良く分かる。いや、そもそもこいつらは使い魔というレベルで済ませていいのか?
英霊の座といい死後の世界というより、まるで人間に手に負えない事態に備えて用意された最終兵器のような――――ぐぇっ!?>>125
「な、なにすんだランサー!」
いきなり襟首を掴まれ、悶絶する。
危うく転びそうになったがどうにか押しとどまった。
一方ランサーはといえば、訝しげな表情でこちらを見ている。
「何をするも何も、お主こそどこへ行こうとしている。目当ての場所は、あそこではないのか?」
「え? …………あ」
いかん。思考に没頭するあまり肝心の目的を忘れる所だった。
ランサーに軽く詫びつつ、今度こそ俺は目的地へと足を踏み入れる。
「ここは――――武器市場、いや鉄砲売り場か? ずいぶん様々な火器があるようだが」
「そりゃアメリカだからな。銃火器くらいいくらでもあるだろ」
伊達に銃社会だの世界一の武器商人だの呼ばれていない。
S&W、スプリングフィールド、そしてレミントンにコルト・ファイヤーアームズ。アメリカの歴史は、ある意味銃の歴史と共にあった。
「……まさかとは思うが黒野。お主、拙者達の戦いを援護しようと考えてるのではあるまいな?」
「アホか。サーヴァント相手に銃火器なんざ通用しないって初日に散々説明されたっての」
というか、あの戦いを見た後だと下手な手出しをしようという考えすら沸かなくなった。
あんなバトルアニメみたいな戦場に俺のような常人が関われるか。干渉しようとした瞬間吹っ飛ばされるわ。>>126
「それに、用があるのはここじゃない。こっちだ」
「む?」
銃器販売コーナーの右隣、そこに設置されてあったコーナーへ移動する。
看板にはこう書かれていた――――「スポーツ用品専門店」と(なお字はもちろん英語である)。
販売所の奥に入り、目当てのモノを探す。すると十分もかからず、「それ」は見つかった。
「これは…………弓、か? 拙者が知っている物とは、若干形が異なるようだが……」
「アーチェリー。要は西洋式の弓だよ。俺も詳しくは知らないけど、まあ和弓と同じ、競技に昇華された戦争の道具って奴さ」
最初はこっちに来てから適当な拳銃でも購入する予定だったのだが、ネバダ州の法律―――というか、アメリカの法律で外国人の銃器購入は原則ビザなしだと購入できない事になっていた為、やむを得ずこちらにしたのだった。
観光客だとビザは下りないし、かといって日本はビザ免除国だし。
いっそ直接運営に頼んでみるか? いや、やっぱり駄目か。いくら運営でも、この国の法律を無視してまで提供してくれるとは思えない。
「これを買いに来たのは、マスター対策の為だよ」
「ますたぁ? ……ああ、成る程。そういう事か」
今更な話だが、自分には飛び道具系の攻撃手段がない。というか中・遠距離攻撃の手段がない。
手持ちの装備は今も持ち歩いている木刀とスタンガンだけだし(なお木刀は袋にしまってある)、魔術も使えないのでいざ戦うとなれば必然接近戦メインになる。
続きます>>127
本当に今更な話だが、我ながらこれは非常にまずい状態だ。何せ相手に銃火器なり魔術なりの遠距離攻撃手段があればそれだけで一方的になってしまうし、俺は太刀打ちすることも出来ない。強いてあげるなら木刀やスタンガンを投げつけるくらいだが、そんなもの一瞬の嫌がらせにもならないだろう。
と、いうわけで遅ればせながらこうして飛び道具――――すなわちアーチェリー弓の購入に来たわけである。
これなら免許なしで購入できるし、訓練だけなら矢弾さえあればいくらでもできるし、最悪そこらの木の枝を切って加工すれば手軽に矢弾の補充も出来るしいい事ずくめである。
アーチェリー協会の人間が見たら激怒されそうだが、まあ知った事ではない。こっちは半分……もとい、九割方命がけなのだから。文句なら運営に言ってくれ。
「しかしお主、弓の心得はあるのか?」
「いや全然? 自慢じゃないが、俺は中高生時代共に文化部所属だったし」
ちなみに中学時代が放送部、高校時代が文芸部だ。高校は一度剣道部にも入ってみたけど、練習がきつすぎて1ヶ月も持たず諦めた。
当然、弓道の心得なんてある筈もない。
まともに扱ったことのある飛び道具なんて、せいぜい縁日の射的用ライフルくらいである。
するとランサーは呆れ顔で、俺に問いかけてきた。
「……お主、弓を舐めているのか?」
「しょうがないだろ。実際他に頼れる手段がないんだから。それに――」
「それに?」
手頃な弓を選別し、これぞという弓を選ぶ。
それと矢筒と矢を手に取った所で、俺はランサーに返事した。
続きます>>128
「自分だけ傷ついて退場、なんて笑い話にもならないしな。俺は無力で無能だけど、無害だなんて言った覚えも言うつもりもないぞ?」
狙うとすれば、足か腕。それか最悪、腹部にでも当てれば致命傷は避けられるだろう。
自分の腕前(と呼べるものさえないが)では至難の技だが、そこはこれからの特訓でどうにかしよう。
幸い、うちのランサーは戦国時代を生きた英雄。ならばそういう武芸にも通じてる筈だろう。
……いや、弓は弓でも洋弓なんだけどな。
「黒野、お主――」
「?」
何故かランサーが異様なものを見たような目でこちらを見ている。
はて、そんなおかしな事でも口にしただろうか? 俺は『ただ当然の事』を口にしただけなんだが。
が、程なくしてランサーは表情を崩し、今度は何かを決意したような顔でこちらに向き直る。
「……あいわかった。お主がそういう覚悟であるならば、拙者もできる限りの事をしよう。それで、如何する」
「如何するって?」
「鍛錬場所の事だ。あの拠点では手狭であるし、かといってこの街にもそんな場所は早々あるまい。では一体どこで――」
ああ、それか。確かにそれは問題だ。とはいえ、そういう場所の心当たりなら一つある。
俺は地図を広げ、ある一点を指差した。
「郊外の廃工場。この辺なら、人気もないしうってつけだと思うんだが」
完>>132
え、そんなに行った、早いですね。こっちはさっきやっと一節終わりました。とりあえず、パツシィさんかわカッコいい。新キャラが皆濃いキャラしてるぜ。勿論カルデア職員たちも。うちではプニキが獣殺しに恥じない活躍をしてくれてます
全クリしたら聖杯あげようかなあ>>122
「……ん、そうだな。外回りをとでも思ったがマスターがそう言うなら中に居させてもらうか。
俺の役回りは遊撃手なんだがな」ふいー。おまかせしましたー。あ、overです。
俺アナスタシア終わったんで、また書き手に復帰しますね。
もう終わったのかい?早い、早いよ!
やっと8節に追い付いたと思ったら終わっている人がいる、だと…
>>140
なぁに三個ばかしの金林檎を齧ったまでよちょっとライダー陣営さん
キャラも筆者も有能すぎませんか?>>139
まだ令呪がたくさん残ってるから強制帰還とかはできるはず…
まあどんなサーヴァントだろうと囲んで叩かれれば終わりよね念のため申告。ロストベルトNo.1、クリア。登場キャラクターみんな好き!
という訳で、何か書いて欲しいSSあれば書きますが。過去編とか。聖杯大会、ウチは一回休みですから、過去編とかかな?こっちもようやく2部1章終わったよ……
というわけで、明日からまたSS投稿しますねスマホで投稿してたんですが、4Gを使い切って多分頻繁に投稿できなくなりそうなんで……すいません。後二部楽しい。
これは、騎術乱同盟の会議待ちかな?
アナスタシア終わった……ボリューミーだった。後4Gが戻った。
>>149
膠着状態のところに獣国もきたからね…
本編終わっても余韻に浸る時間が必要だし、もうちょっとだけこの状況は続きそう膠着状態が続く様ならこっちから発破かけるのも吝かではない…と思ってたけど難しい
何より作中ではまだ三日目午前中、八騎中七騎存命な所にうまく介入する理由がねえ>>151
あっれ、そんなに生きてたんだっけ!?私のアーチャーオルタ化でもさせようかな……ほら、クッチーのバーサーカーってザッハークな訳で、一応アジ・ダハーカとの繋がりがあるじゃん?だから、その繋がりを利用して「この世全ての悪」みたいな泥を用いて反転する、とか。
まだ強くなる余地があるとかマジすか
泥アーチャーとか間違いなくアルケイデス系のチートじゃないですかやだー
燃費の良し悪しって描写難しいなって見てて痛感した
参加するときは気をつけよ>>157
消費量はアルケイデス並み多い。まあ、単独行動と、属性反転して悪になってるから魂食いとかまったく気にしなくなる(それでも足りるかどうかは知らん)。>>161
助けて騎術乱陣営!
……でも、もしそうなったら例の宝具解禁できるかも
今のままだと解禁にはもう一押し足りない感じですし
続きどうするかな。三陣営のSS待ってからにするか。それとも今日上げちゃうかまだオルタ化すると決まった訳ではない。真チャー陣営の動き次第だね。
>>161 大丈夫、ほんのちょっとだけだから。
追加される宝具はこれ。
過ぎ去りし大禍に手綱を(グアイウー・ジペイ)
・ランク:A++
・種別:-
・レンジ:-
・最大捕捉:-
反転して悪となった事で得た宝具。生前討伐した怪物たちを支配下に置き、強制的に使役する事を可能とする。
本来なら真っ当な英霊であり、善であるアーチャーが決して手にする事はない宝具で、彼の在り方を無理やり捻じ曲げて使用させている為か、魔力消費が通常の数倍に及ぶ。>>165
・『窫窳(アツユ)』
紅毛の人面牛を召喚する。元々は天神で、他の神々から理不尽に殺されてしまったのを黄帝が蘇生させるが、死が原因で精神が狂ってしまい、人々を脅かす堕ちたる神へと成り果てた。
燭陰と呼ばれる龍神の子であるので、怪物に変生した後も龍の属性と、神性が備わっている。
・『鑿歯(サクシ)』
鏨のような長い牙を持つ怪物を召喚する。怪物だが、矛と盾を武装しており、生半可な英霊では太刀打ちできない技量を持つ。
・『九嬰(キュウエイ)』
九頭を持つ蛇を召喚する。毒を含む焔と水のブレスを放出し、頭部が一つでも残っている場合は、破壊された頭部は即時再生する。また、全身の鱗は強靭で生半可な武器の攻撃を通さず、竜の因子も持ち合わせているので高い対魔力を保持している。
・『大風(タイフウ)』
巨大な怪鳥を召喚する。常時、アーサー王の“風王結界”と“魔力放出”を習合させた風を展開しており、対軍宝具並みの威力を誇っている。
・『修陀(シュウダ)』
頭部が青い巨大な黒い蛇を召喚する。全長は二十メートルを超える巨体で、移動の余波だけで衝撃波を発生させる。修陀から吐き出される体液は漢方薬とされており、それを用いて魔力を補給する事も可能。
・『封豨(ホウキ)』
双頭の大猪を召喚する。一度出現すればどのような天気でも忽ち雨模様となる。また、人間の作ったあらゆる文明の利器を無効化する特性を持ち、唯一の弱点は足部のみ。>>166
因みにこの時のアーチャーの状態は:
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷A+ 魔力B 幸運D 宝具EX
【保有スキル】
対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。
単独行動:C
マスター不在でも行動できる。反転した事によって魔力消費が更に増加した事により、ランクが下がっている。
千里眼:-
反転した事により、暴走状態になっているのでこのスキルは消滅している。
弓神の智慧: B
反転した影響により、神としての智慧の殆どが忘却してしまっているのでランクダウンしている。
神秘殺し:A
神を殺した後、数々の魔性等を打ち倒した謂れがスキル化したもの。神性や魔性を持つサーヴァントに対して特攻効果を発揮する。>>167
アサシンがアーチャーに勝てないのは、二射目より前に回避不能な攻撃が飛んでくるからなので、技量が落ちそうなこちらなら可能性が出てきそうですね。
それでもかなり厳しいのに替わりはないんですけど。>>170
ですね。座標さえ分かれば射程圏内。目視せずとも足音などから移動速度、歩幅などを演算して先読み設置もできる。
ただし、これには性格や思考パターンなどの情報無しでは無理。「いらっしゃいませぇー♪ベリーバーガーへようこそ!御注文がお決まりのお客様はパネルをタッチしてくださいね(はぁと」
ベリーバーガーはいち早く無人レジを採用したチェーンファストフード店だ。元々あったレジカウンターを覆い隠す様に設置された大型液晶の中では愛らしいウェイトレス姿のアバター店員が過剰に媚を売りながら画面の中を右に左に忙しなく動き回っていた。
忍び装束からTシャツとジーンズというラフな格好のジェームズ・ヘンダーソンはビッグベリーバーガー、プライドポテトとコーラのLサイズのビッグBBセットをタッチして注文。
「デザートに新しくなったチョコクリームケーキは如何ですかぁ?」
ポップアップしてくる追加表示を消し、携帯電話をかざして清算する。
月曜日の午前八時。店内はそこそこ賑わっている。
トレーに乗ったビッグBBセットが流れてくるのを受け取って窓際のテーブル席に向かう途中、大学生と思しき少年四人がスマートフォンから流れるフェイトTVショーをバックに聖杯大会について話し合っている。どうやら全財産溶かした少年ひとりを揶揄ったり慰めたりしているようだ。
席に着いてハンバーガーの包みを広げる。店内放送ではあのアバター店員の甘ったるい声が何事か話している。
そういう騒がしい中で朝食を取りながらもジェームズは聴覚とは別の領域で絶えずシャドウサーヴァントからの念話を受け取っていた。
参加者の位置や現状を耳に入れつつ自分が何をすべきか考える。
ニコの言う通り市民に被害を出すことは本意ではない。だがこの場だけを凌げば良いという問題でもないだろう。
このスノーフィールドが聖杯大会の舞台になる限り催眠により本当の自由を奪われた市民の人生はいつだって金儲けのために危険に晒されるのだ。
そんなことを考えながらジェームズは腹を満たす。
揶揄われている少年の全財産の半分を溶かした原因が自分にあるとは気付かないまま。
ーoverー小ネタを入れたいだけの幕間
后羿オルタvsアジダハーカなんて恐ろしいことになったらスノーフィールドがしんでしまう……あー!アナスタシアクリアー!
これから執筆戻れます!で、実際にオルタ化したら、蒼銀のライダーよろしく怪獣乱戦になると思われる。アーチャーも後方射撃し、CCCのクンダーラのように頭上注意攻撃を仕掛けてくる。
どっちに書き込むか迷ったけどこっちで
ロベスピエール&ツバキをwikiに載せてくれた誰かさん、ありがとう!
見つけた時は嬉しくなっちゃったよ複数の陣営を拠点毎潰そうと範囲宝具ぶっぱしようとするセイバー
強い上燃費が良くて理性的なバーサーカー。更に変身強化できる
大怪獣生産工場ロリビッチマスター
善玉だと思いきや黒化を残しているアーチャーNew!!
みんなでたのしいせいはいたいかい!企画の筈が殺意高すぎる…>>180
「やだやだやーだだやだやだやだやーだやだやだーやだやだやーだやだいやー!どこのくにかしんないけどー!よそのくにのとちとかやだー!!」
「アリエス、聞いていたのかい」
会議を開いている客間に、さっきまで木の上で足をぶらぶらさせていたはずの金色の(もこもこの)少年がいきなり現れた。
「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだー!ぜったいやだー!うわあああああああああん!!!!」
その様子は如何にも駄々をこねる子供のようで、今にも泣き出しそうでーーー
「うわあああああああああ!!!!ふー、ふー、ふぅぅー。......どうしても、どうしてもっておおさまがいうなら......」
ーーー前言撤回、寧ろこれはーーー!
「おおさまをころして、ぼくもしぬーーー!やれー!やっちゃえー!コリュキオーン!!!」
「わかったわかったわかったわかったわかった、わかったから落ち着いてくれ!アーチャー、提案済まないがやはり私はここから動く訳には行かなそうなのだが、どうだろうか」ーおさらいー
「金羊の皮A++」
ゴールデンフリース。金羊毛。コルキスの王権。
その能力は、コルキスの翼竜の召喚及び制御。
発動には条件があり、陣地作成で作成した結界内において中心の木に打ち付けられている必要がある。一度発動すれば後は結界の持つ限りは真名解放を一々する必要はない。
要求魔力量はそこそこ大きく、一般的な一流魔術師なら一度に軽く100頭程度、死ぬ気でいけば250頭程度なら召喚、制御可能。
金羊毛が"祭壇"内でしか使えない訳で、"祭壇"を張るのはライダーの「陣地作成」です。
"祭壇"でしか使えないのはアリエスが出てきてくれないからです。
アリエスの"出てきてもいい"基準は、"お気に入りのライダーが「ぼくのために」組んでくれた祭壇の中"です。
ライダーがお気に入りのアリエスは結構譲歩して、自分の神殿の中に人を入れてくれています。
アリエス
「ほかならぬおおさまのおきゃくさまだからねー!」
でも気に入らないと入るのに条件を付けます。
アリエス
「じぶんのいえに、どうぶつならともかく、こばえがはいってきたらさーなんかいやじゃない?」
でもあんまり無理に動かそうとするとキレます。
アリエス
「もしここでおうさまがぼくにいやなことするなら、おおさまをころしてぼくもしにます」
扱いめんどくさい?うん、めんどくさい限りなくキャスターに近いライダー
>>183
娘さんが娘さんだし仕方ないネ!>>185
あとはアサシンが偵察に動きだしたはず>>186
とても細かいことなんだけどランサー陣営も終わってたよとりあえず続きのSS書き終わった……けど、どうしよう
これ乱チャー陣営の動向決定待ったほうがいいですかね?>>190
ふむふむ
じゃあ、投稿してみますかねinterrude ―ランサー・山中鹿之介の胸中―
――こやつは一体何を考えているのだ。
現在、拙者は黒野と共に街郊外にあるという廃工場とやらに向かっている。
時刻は昼九つ(現在で言う午後13時)まで後半刻といったところ。この調子で進めばもうまもなくたどり着けるであろう。
我が同盟者――黒野は、地図と道順を照らし合わせ、目的地へと着実に歩を進めている。時折周囲を見回しているのは、昨日のような他参加者との不意の接触を警戒しているが故か。
……思えば、昨日の一件は拙者にとっても不覚であった。相手方のげると何某に敵意がなかった事もあったとはいえ、ああも近くに寄らせるまで何の手も打てなかった事は迂闊という他ない。黒野は特段拙者を責めるつもりはないようだが、それはそれ。これはこれ。
次に同じような事があれば、こやつの判断を得る前に動くべきか…………否、警告する方が先であるな。
ちなみに弓兵陣営の者達とは見ての通り、別行動状態である。結局あの後向こうから連絡を取ってくる事もなく、現在に至るまでそれらしい文も使いも来ていない。こちらから連絡を取るべきかとも思ったが、取った所でどうするかという問題もあった。
昨日の戦いで剣士陣営を潰し、残すは我々を含め七陣営。仕掛けようにも、こちらは初日に見かけた暗殺者と狂戦士陣営の陣容以外一切の情報がなく、その二者にしてもまともに仕掛けるには骨が折れそうな手合いである。
個人的にはいつ寝首をかかれるかも知れぬ暗殺者を仕留めておきたいところであるが…………ふむ、どうしたものか。>>192
続きです
ともあれ、それ以外にも気にかかっている事がある。
それはこやつ、黒野双介の本性だ。
最初に召喚された時は、凡庸な若者だと思った。こやつには悪いが、正直この大会に臨むべき人間ではないとさえ。
善良と言えば善良だ。それは初日に狂戦士の主が為した暴挙に対する態度と、その後の選択からも見て取れる。あの時はやはり不適格だと思いかけたが、実際今になって思えばそう悪手だったとも言えぬ。
あの戦いの推移を思えば、狂戦士なり剣士なりに仕掛けた所で潜伏していた他の参加者と思しき何者かに狙撃されていた可能性は高い。
どちらか片方を首尾よく仕留められればそれも阻止できようが、仮に片方を仕留められたとしてもう片方が素直に退いていたかどうかは怪しい所。もし、拙者が向こうの立場であったなら――――少なくとも、好機であると見做すだろう。撤退にせよ、追撃にせよ、それ程までに主がやられた状況というものは苦しい。何せ守るべきものがあるという点で相当な重荷と言えるのだから。
では暗殺者の陣営を襲っていれば? それもまた微妙だ。あの時こやつが自分で言ってたように、こやつには武芸の技量というものが微塵もない。否、こやつ『にも』というべきか。
同じ技量の者同士がぶつかった所で、それは消耗戦であり持久戦でしかない。となれば、肉体的に優れた方が勝るのは必然道理。
まして潜伏と隠蔽に長けた暗殺者まで加われば、思わぬ不利に陥りかねなかった。そう思えば確かにあの時こやつが選んだ選択は悪くはない。
……まあ。その後の状況で迷って動けなかった事は落第点だが。
続きます>>193
しかし問題はそこではない。
昨日のスキル看破もそうだが、こやつには常人とは思えぬ面を見せることが少なくない。初日の一件も普通であれば異常事態に凍りつき、動けなくなるのが自然というもの。にもかかわらず、こやつはあの状況で冷静に判断を下し、さらに自己分析を済ませてもいた。
その日の夜に呟いた時もそうだ。あの時、まるでこやつは別人となったかのように雰囲気が切り替わっていた。つい先程までは、拙者に翻弄されて疲弊しきっていたにもかかわらず、である。
そして極め付けが道具屋でのあの一言。
――あの時、こやつから確かに鬼気迫るような。あるいは、刀剣の鯉口を切った時のような冷たさが垣間見えた。
気のせいであれば良い。拙者の勘違いであったと。それならば笑い話で事足りよう。
だが。もしあれが、こやつが抱えている本性だとすれば?
拙者とて、戦国を生きた人間の端くれ。世の中には、人でありながら鬼種に引けを取らない凶気を秘めた者がいることも重々承知である。かの信長公や信貴山の松永弾正が、まさしくそれだ。
(だがあれは戦国という時代故のもの。昨日の忠誠が、今日には叛意に取って代わる。そんな時代の歪みが為し得たものだ)
こやつは違う。少なくとも、聖杯より授けられた知識が正しければ今の日ノ本は平和そのものであるはずだ。
で、あるならば。あのような鬼気を育む理由などあり得ない。
親から迫害でも受けたか? 否、それなら今まで朗らかに対応できる筈がない。ならば、何者かから暗示でも仕込まれたか? 否、市井の一般人にかような措置を施される所以などない。そもそも、真性の常人が何故そのようなものを仕込まれねばならない。
(ならば、こやつは……)
……問いたださねばならない。そうランサーは決心する。
事と次第によっては、不忠者の謗りをも覚悟して。
完>>194
黒野陣営幕間、ランサーの胸中でした
……書いた後でなんだけど、ここまで警戒させる程『外れた』面をまだ見せてなかったかな
一応アーチェリー弓調達の時点で伏線は張っておいたけど、微妙だったかも
ちなみに最後二行はランサーの独白ではなく、客観視点によるものですヒャッハー!新鮮な黒鹿コンビ(ほぼランサー)だー!
黒野君の一般人ムーヴがいよいよ終わりそう三日目だしそろそろ本性表してもいいよね
まぁ擬似二重人格については鱒鯖の繋がりとかそういうので思い至り易かったってことでいいのでは「休息は望めましたか?」
「まあ、休めたと言えば休めたかな。全快とまではいかないけど」
某所。
ゲルトは深夜の時間に口説き落とした女性の自宅から飛び出し、野宿してその日を凌いだ。
執行者の任を与えられた際、ホテルなどの宿を取れず野宿した事もあって、何の支障もなく過ごせていた。
しかし、身体の疲れは完全には抜けていない様子で、かったるげに首の関節を鳴らす。
「それで、今日はどうしようか。昨日みたいに誰か集中的に狙うという訳でもないし、俺は別段、ぶちコロしたい奴がいるわけでもない。仮に黒野くんたちが先制して動いたら、観察した後に加わっていもいいけど」
今日の動向については特にこれといった方針は決めていないようで、ゲルトは悠々とした気持ちでアーチャーに伝える。
だが、彼は自身のマスターによる提案を珍しく首を横に振って拒否の意思を見せた。
「マスター、私はバーサーカーを討とうと思っています。彼奴は余りにも危険だ。我々とっても、他マスターにとっても、この街に住まう住民たちにとってもです」
——朽崎の陣営か。
ゲルトは遠視でバーサーカーの戦闘能力を垣間見たが、技術はお粗末でもスキルや宝具が強力な部類だと分析して分かった。それはアーチャーも同じで、スキル無し宝具無しによる戦いなら難なく倒せる相手だ。
けれど、そんな戦いはあり得ないの。あり得ないが故にバーサーカーは厄介な相手足り得るのだ。
「……アーチャーが自分から主張するなんて、余程あの凶戦士が許せないと見た。よし、なら俺が今日提出した案は全部破棄! バーサーカー陣営へ一点集中しようか!」
自由で、放浪的な性格をしているゲルトは、即座にダーゲットを切り替えた。
「感謝します。私の我が儘を聞いてくれて」
「いいって。どの道、アイツらは今後面倒な相手になるのは確実だ。なら、早い内に面倒の芽は摘み取っても構わないかなってね。それに……」
彼の閉じられた瞼が細く開かれ、青緑色の眼光が姿を見せる。
「死霊魔術師(ネクロマンサー)だって? じゃあ、獅子劫のおっさんと比べてどの程度までヤレるか……試してみたいしな」弓→狂(マスター潜伏中)
槍:廃工場で訓練
騎術:祭壇で足止め←暗
乱:不明
こんな風に動き出した訳かな
蓮見ペアも祭壇に残って穴熊するのか、当初の目的のバーサーカー打倒に動きだすのかが鍵かな>>202
いやいや主人公いけるって、ぶっちゃけうちのは主人公向いてない。
結局は時計塔の魔術師だからね。紐解いていけばひとでなしの実験強よルーカスくんはクローディアちゃんが居なくなると途端に主人公力落ちるから……
黒野くんもヒロイン見付けれはええんや!日本に残した妹が追ってきたとかでもええねんで!(巽くん感ヒロインの有無は重要
黒野君にヒロインがいれば主人公力はピカイチですよ
ちょっとその辺で運命に出会ってみません?>>201
その展開ないかなぁ。今日朽崎の人間関係製作(なんとなくのだけど)したけど、ぶっ飛んでる人多くなったから…………。自分産み直しディアちゃんをルーカスが魔術師倫理で捨てた所に颯爽と黒野くんが!?
……ヒロインという守るべきものを得た瞬間に擬似二重人格が裏目に出て真っ当なヒーローになりそうにねぇなんか知らん間にすごい勢いでうちの子の外堀が埋められてってる……どうしてこうなった
でもまあそうした守るべき子と出会えた場合、黒野の運命は大きく変わったり
ぶっちゃけ、元々登場人物として書こうと思ってた小説だと大抵悪役になんだよね(激白)悪役が主人公になってもいい
私はそれをかいけつゾロリで学んだよ死が二人を分かつまでってやつですね、イエス!
>>213
そのルートだと朽崎がラスボスなんかね、やっぱ。>>216
アリエス
「ふざけんな、なんでぼくのいえにこばえにたかられてるがきいれなきゃ......いれな......おうさまのたのみなら......ぐぬぬ......!」
除霊は本当に最初から決まってたんだよね......朽崎くん(メタ)「やっぱアリエスが全部悪いんじゃないの?俺のクローディアちゃんへの質問は大体善意で言ったつもりだし」
>>210
どっこいそういう愛され系悪役じゃなくてマイペースな傍迷惑野郎なんじゃよ(爆弾追加)
基本的に自分第一で他人の事なんぞ知った事じゃあない。というかそもそも自分に関わる事以外無関心で、おまけに前に挙げたBE黒野よろしく善性も根こそぎ抜け落ちてるから対人目的で必要にならない限り見せないし使わない
自分で悪事を目論むような野心こそないけど、代わりにそういった悪党に誘われて利害が一致してればノリノリで協力する程度には人でなし。そんな悪役というか敵役になる予定でした
まあ本編は色々(主に出会い)に恵まれてだいぶまともなキャラになってるけどね!
そもそも本当にまともな一般人なら、いくら賞金が高くて何でも願い叶えてくれるったって、こんな危なげな大会には出ないじゃろ?>>218
アリエス
「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ......!でもでもでもでもでもでも!ぼくだってぼくだって!めっっっちゃゆずってるのに!これでもおうさまのためにがまんしてるのに!」>>221
自分は男女共に考えるの好きですね。ただ男性の場合はキザになる確率高いけど…>>224
了解です。
ルーカス君の支援で索敵、視覚情報、にバフが乗ります。
具体的にはワートリのランク戦のオペレーターがつく(狙撃も出来るゾ)ような感じですね自分はヒロインと主人公を割とセットで考えるから片方が浮かんだらもう片方も浮かびますね
ファラオの場合ファラオの方が先に思いついててファラオに合う子を考えてたら静香になりましたアリエス
「あとぼくはおとこだ、牡羊だ!」ファラオの目は節穴()
>>228
フェアリーテイルとか、牡羊座なのに女の子になってたし…大目に見てあげて…>>234
そりゃあ、雑談スレが大爆発を起こすまでは、特撮板が一番スレ数多かったようなサイトだし…。自分もニチアサは好きだし。>>234
自分はそうでもないかもだけど555は特別好き。
てゆか平成ライダーの設定はワクワクする>>234
静香のイメージがメズール様の少女形態に一番近いことにふと気づきました>>235
まぁ、クッチー両刀だけどねぇ……。ヒロイン的な存在は別にいるから、虎春ちゃんは妹感覚なんじゃねぇかな。いや彼、年下の姉妹か兄弟いるけど(姉妹兄弟の設定はまだ固まってないけど。島の方のクッチー視聴者SSで詳しく書く予定)>>232
じゃあ試しにイメージSSを
――地獄が、そこに生まれていた。
「ヒャッハーッ! いいぞいいぞ盛り上がってきたじゃねえかぁ!!」
槍を振るう。血しぶきが舞う。
ただの一振りで石畳が砕け、大地に深々と傷跡が刻まれる。
さらに運悪く逃れ損ねた敵の骸が重なり、脈々と血河が流れていった。
そんな風景には目もくれず、俺はランサーへと呼びかける。
「その辺にしておけランサー。悪いが、楽しみはここまでだ」
「ああ? 何言ってやがるマスター、楽しみはここから――」
文句を言いかけ、ランサーが口ごもる。
どうやらこいつも気づいたらしい。人間の俺でさえ感づく距離に、近づかれるまで気づけないのは如何なものと言うべきか。
まあそれも仕方ない。何しろこいつは掛け値なしの『戦狂い』なのだから。
続きます>>241
「よーお、いいところに来てんじゃねえか。人の楽しみを邪魔してくれてんだ。覚悟できてんだろうなぁ?」
……三騎士となってなお衰えない獰猛ぶり。正直、実はバーサーカーでしたと言われても納得できる。というか本当にバーサーカーじゃないのかこいつ?
まあどうでもいい事か。事ここに至っては、こいつの暴れっぷりがむしろ頼もしい。いや、『愉快』であるとさえ言える
紆余曲折の末、残る全陣営を敵に回したこの惨状。優勝狙いなら目も当てられない、という有様だが――――もう、どうでもいい。
「令呪をもって命ずる。ランサー、全力を持って蹂躙しろ」
「合点承知ぃ!! ハハ、最高に楽しいなぁマスターぁ!!」
「……ああ。全く、同感だ」
獣の如き咆哮を上げ、敵サーヴァントに特攻するランサー。
その後姿を、俺は愉悦のこもった顔でいつまでも見つめていた。
完黒野君に引きづられてランサーまでキャラが変わってる……これはこれで似合うな
と思ったら違うキャラだったでござる
>>246
ありゃ、さいですか
じゃあ朽崎さんの陣営は抜きで
個人的には蓮見さんかゲルトに出くわしたイメージで書きました乱チャーの人と遭遇してみようかな……どうせバーサーカー狙いは一致するかもだし……。
>>247
いえ、全くの別人(というか別鯖です)
鬼武蔵もいいかなーと思ってたけど、本編時点の黒野だと慎重肌が仇になって結局手におえなくなっちゃいそうでしたし>>251
聖杯大会なんかに参加してる時点で大概おかしい奴定期第一回に出ている人はヤバい人ばかりで
第二回に出ている人もヤバい人だらけで
予選で残ってる人もヤバい人しかいない
結局みんなヤバいんじゃないか>>256
まぁ、朽崎君は常識持ってればアウトですわな!
朽崎君は命の保証がされてる大会だから参加してるっぽいし、聖杯戦争ガチ勢にカチ逢わないのは楽だよね……。
人間関係の混沌的には聖杯戦争の方が上に思うけど。
というか、TV時空で聖杯戦争の方をやってるのっているんだろうか。そろそろ午後の行動を始めても良さそうなので、アサシン潜入開始します。
『幾つか候補はありましたが、やはり此処ですな』
あと少し近付けばその屋敷にいるサーヴァントの気配を感じ取れるという所でアサシンは念話でマスターに連絡した。
「ああ。頼んだぞ、アサシン」
マスターの返答を聞いたアサシンは、足跡を残さないよう、木等に飛び移りながら屋敷に近付いていった。>>258
正直盛りすぎたかな感はある>>258
あんまこのスレで話すのもどうかと思うけど、正直変態で性格がクッソめんどくさいキャスターと個性豊か(オブラートに包んだ言い方)な参加者に囲まれたダイアナちゃんの胃が大会終了まで保つか気になるよ>>259
いや、単にバーサーカーは素の性格が扱いにくかったのとアジという強化形態があっただけ。
子は親を優先するとはいえバーサーカーの性格はめんどくさかったからね。>>266
うん、思った以上にかかっちゃってるね、明日から向こうで召喚パートが始まるので召喚前になんとかして上げたいところです場合によっては対バーサーカー限定の5騎同盟が出来そう。
>>268
オペレーターが捜索力にバフかけてるしね。
アーチャーの出方次第ではあっさり見つかるかも知れないし、見つからないかも知れない。そっか二つある同盟が一つに可能性が……
またアサシンがハブられてる…(´・ω・`)最近極端に書き込み減りましたね…
もしかしてここの住人の大半は今、第一回と第二回の大会に参加している…?
何もしていない自分は超少数派だった…?4月に入って忙しくなっただけだと思う
後は動きが複雑化してるから手探りになってる
あっちも開始したばかりだからスムーズではあるけど速度自体は大差ないし召喚パートまでは絡みなしでも進められるけど戦闘始まったらどうしてもゆっくりになるから仕方ない
あと平日にガンガン進められると俺(ニコラスさんサイド)の対応が間に合わなくなることは必須…ッ!>>276>>278厳め、そのような楽しいことを……
宝具と言えば最初Tレックスは宝具なしの予定だったんだけど流石にそれは鯖のカテゴライズから外れ過ぎると思い一考
化石から想像するしかない恐竜に逸話なんてねーぞ! → 仕方ねえから隕石落とすか! → どうせなら約束された勝利の剣(エクスカリバー)に字面寄せよう
約束された滅びの日(エックスデー)爆誕! 第一回見てたら盛り過ぎたかな?って思うくらいやらないと中ボスにもなれないと思って……悪気はなかったんだ
>>279
一気に投下するなら問題ないと思いますよ
前後に分けて更新に間ができると他の人は最後まで読んでからどう自分の文章に組み込むか判断する、意地悪な言い方をすればそれまで無敵時間になっちゃいますし私も宝具スレにトゥルッフ・トゥルウィスの宝具を投稿したことがありますね。
ちなみにそのトゥルッフ・トゥルウィスの宝具は性質上、聖杯大会との相性最悪だったりする。EMP兵器の乱射とか絶対に大会に出禁。>>283
月の聖杯戦争できる数のネタ作ってた人はいたはず。ちなみに自分はもうちょっと練らないとキャラクターにはならないと思うので、第一回が終わったらしばらくは視聴者に専念する予定ですね。>>283
恥ずかしながら山中鹿之助の別クラスと中華セイバーくらいしかないのですこれが「君の名は」って奴か……
今は新しいネタより第三回(予定)セイバー陣営を煮詰める作業という名の妄想がメインかな
現状膠着状態だからってまだ三日目で、更に連日戦闘あったから運営から搔き回す展開に繋げられないし>>286
うん。そこの設定全部採用すると、現時点でも擬似的なAランク戦争続行とか持ってるのに、もっと死ににくくなる。さすがにチートすぎると思ったので採用は見送った。乾いた金属音が響き渡る。
もう何度同じ事を繰り返しただろうか。放たれた矢は的の中央…………のやや斜め右上に突き立ち、一拍の間をおいて地面に落ちる。
適当な壁に的を貼り付けて練習し始めたものの、あまりはかばかしいとは言えない。
とりあえず十数回撃って中心付近に当たったのが2,3回。ど真ん中的中となると最早絶望的で、正直練習すればする程命中率が下がってきてる気がする。
頼みのランサーによる教え方も、和弓と洋弓では撃ち方や形状が違いすぎて微妙にかみ合わない。なので結局最低限の撃ち方だけ習って後はひたすら我流で練習していた。
「その辺にしておけ黒野。一旦、休息を入れた方が良かろう」
「分かった。そうする」
ランサーからの制止を受け、素直に座り込む。
ついでに傍においてあったリュックサックを引き寄せ、中から昼食と飲み物を取り出した。
「また例のていくあうととやらか? 飽きぬものだな」
「これが一番手っ取り早いんだよ。味も安定してるしな」
こっちに来てから色々食べてみたものの、どうも自分にはアメリカのコンビニは合わないらしい。菓子類はともかく、軽食類は全然馴染めなかった。
なのでぶっちゃけ食事の大半をこのファーストフード食品で済ましてたりする。栄養学的には論外だろうが、今は聖杯大会。いざという時すぐ済ませられるようでなければ到底戦い抜けまい。
これはあくまで一つの苦肉の策なのだ。別にハンバーガー大好きだとかもうこれだけあればいいやみたいな適当な考えで済ませているわけではない。そう、断じて。
続きます最悪げきおこアランにルーラー軍団動員させて竜特攻するしかねぇ…
< アスカロン!!
< タラスク!!>>292
「さて。休息に入った所で、お主に聞きたいことがある」
「? 何だよ急に改まって」
神妙な声に振り向くと、ランサーはいつにない真剣な表情でこちらを見下ろしていた。
……心なしか、ぞっとする物を感じる。まるで、これからの返事次第で何かが致命的に変わってしまうような――
「聞きたい事は一つ、お主がこの聖杯戦争に参加した理由だ」
「参加した、理由……?」
「そうだ。拙者のように聖杯に縋ってでも叶えたい願いがあるのか、それともただの好奇心故か」
あるいは、ただ純粋に闘争を望んだが故なのかと。ランサーは俺に問い詰めてくる。
その表情は至って真剣で、駆け引きや算段など微塵もない。ただ純粋に、どのようなものであれ答えを求める意思だけが明確に感じられた。
「拙者の理由は昨日述べた通り、生前の主君との再会だ。それは今も変わらぬものであるし、これからも変わる事は無い」
だが、とランサー――――鹿之介は問う。
「お主はどうだ、黒野。この大会に参加し、優勝してでも叶えたい願いがあるというのか。残る七人七騎の願い全てを踏みにじってでも、果たしたい目的はあるのか」
願い全てを踏みにじる。その言葉に、刀で突き刺されたような痛みが胸を奔る。
ランサーの問いに、俺は――
続きます第三回なんていつになるやら……けっこう先の話になりそう
>>294
「ない」
「何だと?」
「ないよ。俺にはそんなものなんてない。願望機に縋らなきゃ叶わない望み、か。そんな大それたもの、俺には何もないさ」
――空気が凍る。先程までの雰囲気が清澄な修行場とするならば、今のこれは刑場の冷徹さ。
すぐにでも裁きを下されかねない、切迫した空気が場を満たしていた。
「……戯言はよせ。下手な言い逃れなど拙者には通じぬ。……この尼子十勇士筆頭を前に、小細工が通じるとでも思ったか」
押しつぶされそうな迫力に、思わず目をそらしそうになる。
だが、そらさない。ここで下手を打てば、それこそ致命的だ。大会に勝ち抜くどころか、戦うことさえままならなくなる。
真っ向から睨み返した俺に、ランサーは戸惑いを隠せずにいた。
「戯言でも偽りでもない、と? では何故、お主は戦いに臨む。闘争を求めるが故か、恐れ知らずの好奇心故か、それとも他者を踏みにじる事に快楽愉悦でも見出したか!」
「違う!!」
決然と、斬り返すように言葉を放つ。
思わず面食らったランサーへと、畳み掛けるように言葉を重ねた。
「――いや、ある意味では違わないかもな。でも単純な愉悦や好奇心ってわけじゃない。まして戦狂いなんか論外だ」
「どういう意味だ? それは」
遠い記憶に思いを馳せる。
それは、ある意味俺が変わらない事を証明する思い出だった。
完>>296
ひとまずここまでで一旦ストップ
続きはまた明日上げる予定ですおのれ気になるところで…明日よ、早くきておくれ
プロローグ以外の過去回想は危険よ黒野くん!(見せ場のノルマ消化的な意味で)
四月は忙しくてって人も居たし第三回は当分先でも……って第一回が四月中に終わるかも怪しい…
まぁそれまで色んな反省点改善点が見えてくるだろうし気長に>>285
まじか すごい偶然やね
ちなみにトゥルッフ・トゥルウィスの宝具デッドコートシャンゼリゼは投稿直前までデッドロットシャンゼリゼだったみんな結構ネタ持ってんのね。かくいう私も大戦ができる14騎くらいは妄想してるけどネ。ひむてんで採用されてたグレンデルもワシのじゃし。
今第二回に出してるやつ以外にも和鯖アサシンとヨーロッパバーサーカーがいるんだけども、どちらもちょっとテレビに写せない感じになりそうなのが問題
雷帝が……出た……!
>>300
こちら、ネタがあるのはセイバー2組、アサシンとキャスターが1組。
ただし、こういうテレビ形式じゃなくてガチの聖杯戦争になるとアサシン陣営以外は出せなかったり。
前回参加による自粛期間にあたるかどうか解らないので、参加するかどうかは人数次第で。第三回あるならGMもPLもいけるわよー。
もう物騒なのは止してチキチキ聖杯戦争でも開いた方が平和なんじゃ……なんて思ってきた。
チキチキ聖杯戦争でもイレギュラー混ざるんだろうなぁ…
ルール破る人も何人かいそう>>311
うちのライダーも幸運Eやで>>313
コテハンつけ忘れてましたすいません>>300
自分は視聴者で見物しようかと
それか今回出し損なった和鯖ランサーが居るのでそれ出してみたいと思います自分は次回まだ未定。
ところで、アサシンが屋敷を観察する所まで書いたほうが良いのでしょうか?
アサシンがそこまで近付けるか解らないのと潜入した時点でリアクションがあるかもしれないので、潜入した時点で止めてましたが、そのほうが書きやすいのであればそこまで書きます。>>318
ごめんなさい、めっちゃ誤字ってた。
リアクションをどう取るかの参考になります(祭壇の近くには気配遮断しながら張り込みしている忍者が居ますぞ……!)
>>318
了解です。多分明日以降になるかと思います。>>321
最悪偵察同士でカチ当たる危機>>300
初めてですが参加できたらなぁ、と思います
今中華キャスターを製作中です>>325
笛吹き男のssで擬人化妖刀幼女セイバーがヒロインのss知ってるからそんな感じじゃないかな>>300
参加はしたいけど知識がガバガバで心配ではあります。
とりあえずキャスターとそのマスターを考えております。>>300 中ボス系(討伐令出るタイプ)のアーチャー陣営とか、トリックスター系バーサーカーとか考えてますー
お待たせしました。続きです
「俺さ、昔から物語とかが大好きだったんだ」
子供の頃から、俺は創作物というものにのめり込んでいた。
漫画、小説、映画、ドラマ、ライトノベルにアニメetc。数を上げればきりがなく、思い出せば止め処ない程多くの創作物を愛してきた。
中でも愛してきたのは、冒険ものやバトルもの。要するに、『非日常系』に分類される物語だった。
今でもはっきり思い出せる。子供の頃から、俺はそうした創作物の彼ら――登場人物達の、一挙一動に見惚れていた。
彼らの活躍には心底から興奮し、苦境には同じくらい歯噛みした。悲劇に、大団円に何度涙したことか分からない。
……けれど。どんな終わり方であれ、どんなに愛おしい物語であれ、そこにはいつも同じ想いがあった。
――ああ。何故自分は『其処』にいないのだろう、と。
「馬鹿だよな本当。そんな事、当たり前の事なのに」
どれ程入れ込もうが、どれ程執着しようが、どんなに愛し恋焦がれようが。所詮創作物は創作物、己ではない他人が作り、他人が紡ぎ上げた『他人事』でしかない。
ましてや己の居場所など、想いを馳せるだけ時間の無駄。一方通行の片思いにすら劣る偏執狂に他ならない。
続きます>>331
望んでさえいれば、いつか報われるとでも思ったのか。
求めてさえいれば、必ず己にもその日が来ると考えたのか。
いずれにせよイカれた考えだ。どうかしてると、中二病だと、謗られても仕方がない。ドンキホーテじゃあるまいし、我ながら痛々しいにも程がある。
だからというわけでもないが、成長していくにつれ俺はそうした想いや一面を努めて人前に出さないよう最大限注意した。
同じ創作物で盛り上がる友人達に話を合わせつつ、あと一歩の所で引いた態度を取り。創作物関連のイベントに参加しその場を楽しみながら、どこか心の片隅で醒めた感情を抱いている俺がいた。
それでも潰しきれなかった部分はあり、それらは災害時の行動マニュアルを読み、その状況をシミュレーションする事で誤魔化していた。
……その内普通の有事では収まりきれなくなって、人類滅亡後だのタイムトラベルだの突拍子もないテーマまでシミュレーションしていたのはご愛嬌というものだが。
ともあれ、そんなこんなで俺は俺なりに平穏な日々を過ごしていた。創作物への過剰な熱意も少しずつ薄れ、周囲の連中と同じように進学・就職し、やがては年を取ってこんな若気の至りを振り返るのだろうと――――そう、ぼんやりと考えていた。
何の気なしに応募した、聖杯大会からの招待状を受け取るまでは。
続きます>>332
「最初はさ、本当に冗談だと思ったよ。何かの間違いか、でなきゃ余程ふざけた詐欺かドッキリかって」
それが日が経つにつれ冗談でもなんでもなく事実である事。自分が本当に選ばれたのだという事がわかり、歓喜と同時に疑問を抱いた。
『何故、聖杯は自分を選んだのか?』『俺以外にも有望な候補者はいただろうに何故?』『数ある候補者の中から、一般人である俺を選んだ理由は?』
何故、何故、何故――――考えれば考える程袋小路にはまり、やがて何も分からなくなった。
残ったものは一つ。――行かなければならない、ただそれだけ。
(これを逃せば、俺は本当に凡人/普通のままで終わってしまう。それでいいのか/いいに決まってる。無理して行く必要はない/いや駄目だ)
……本当は、参加しない方が賢明だったのだろう。莫大な賞金、万能の願望機。そんなものでっち上げに決まってる。百歩譲って賞金は手に入るとしても、何でも叶えてくれる奇跡などこの世にあるものか。絶対、何かどこかに致命的な瑕疵がある。
両親に反対された。当然だ、まともな親なら誰だってそうする。
妹にも反対された。何考えてるの馬鹿兄貴、と。反抗期でも口にしなかった言葉をぶつけられた。
何度も何度も説得され、何度も何度も諭されて。
それでも、俺はここにいる。その全てを拒んだが故に。
続きます>>333
「……だって。手放せるわけないじゃないかこんなの」
これを諦めるという事は、俺の半生を否定するという事。あれ程創作物に胸躍らせた日々も、創作物に費やした情熱も、初めて読み終えた時の感動さえ否定する事になる。
そうなれば何が残る? 決まってる。何も残らない、だ。それ以外全て『普通』の俺に、残る特別などあるものか。
俺の人生など平凡そのもの。ありふれていて、どこにでもあって、ごく普通の家庭に生まれ当たり前のように育ったもの。
……映画のエキストラのように、簡単に替えがきいてどうにでもなってしまうもの。
それでも、これこそが何より尊いのだという者はいるだろう。それこそ俺が愛した創作物の主役達のように、一番望まれる生き方と言えるのかもしれない。
まっとうな人生。ああ、そいつは素晴らしい。俺だって、心の底からそう生きられればと思う。平穏に勝る幸福などないし、平和を超える喜びなどない。
で? この胸に澱みめいて残る餓えは。ついぞ満たされぬ渇きは。望みに望んで、本当に転がってきた幸運への歓喜はどうすればいい。
なかったことにしろとでも? 間違いだから、かなぐり捨てて今までのように生きろと? この餓えを、この渇きを我慢して生きる事こそが正しいのだとでも?
「――ふざけろ。そんな暴言、万が一にでも吐く奴がいたら絶対に許さない」
湧き上がった激情に堪えかね、思わず本音がこぼれる。だが知ったことか。これが俺の本心だ。これが、俺の偽らざる全てだ!
「黒野……」
ランサーは最早言葉もなく、俺をじっと見つめている。
当然だ。こんな『異常者』、理解される筈も理解できる奴もいるわけがない。
続きます>>334
(知っていたさ、ランサー。お前が、俺の事を警戒してるかもしれないなんて事)
自分にだって自覚はある。初日、あんな惨状が目の前で繰り広げられてたのにすぐ動けた事。乱入者に対して、全く自然に敵意を抱けたという事。そして、この弓矢を人に向けられる決心と覚悟がついている事。
どれも一般人という枠組みから考えれば十分異常だ。壊れている、狂っていると言われても仕方がない。少なくとも、今を生きる日本人としては。
きっと、自分は何かが致命的にズレているのだろう。そしてそれは恐らく創作物との付き合いに起因しているのかもしれない。
けど、どうでもいい。今この瞬間、勝利の為に役立つのなら。益体もない衝動潰しが、本当に役立つというのなら、俺は全身全霊を賭して臨んでみせよう。
家族だとか他人だとか、理想だとか奇跡だとか、そんなものは二の次だ。
俺は――
「俺は、ここに立つ為に来た。普通の日常じゃ絶対に味わえない、非日常の為だけに。聖杯も、願いも、奇跡だってどうでもいい。そんなものただの結果だ、終わった後で好きなだけ整理してやる。俺は――――この瞬間の為にこそ、生きてきた」
完>>335
ひとまずここでまた区切ります。色々完成が間に合わなかったものですいません
明日にはとりあえず廃工場パートが終了できると思います
その後黒野達がどうするかは他陣営の動き次第という事で
場合によっては戦闘に参加したりもするかもしれません非日常に憧れるというより非日常こそ自らの居場所と言わんばかりだねこりゃ......
>>300
鯖は設定煮詰めるの難しいから、マスターの設定出すだけで良ければ参加したいかな
途中から覗きに来たけど、黒野君の創作物への憧れみたいなの少し分かるな…
流石にここまで行くとやばいけど、現実よりそっちに想いを馳せることの方が多いってのは共感する>>337
>非日常こそ自らの居場所
ええ、まさしくその通りです
前スレや上の方でもちらほら上げましたが、黒野にとって日常や家族とは紛れも無い『宝』であると同時に『箍』でもあります
『箍』が機能してる、つまり日常に留まってる限りは一般人として日々つつがなく過ごしていくのですが、そこから踏み外して『箍』が外れると完全に逸脱者となってしまいます
外れた後はもう完全に一直線です。自分が力尽きるか、さもなくば世界が終わるまで自由きままに生きていく事でしょう。BE黒野と同じ運命を辿るかは本人の選択次第ですが何故かマスターの案が先にできたのですが、wikiにマスターの情報を書き込めばいいのでしょうか
予選は前剪定じゃなかった?
>>342
予選は普通のスレとして立て直してあるんじゃ>>343
完成したものがこちらです。
https://bbs.demonition.com/board/1986/ちと気になったけど、第一回聖杯大会参加者をメンタルヤバい順に並べたらどんな感じになるのかな?
黒野くんも何気に変人って事がわかったし。>>347
しかも魔術師というよりは限りなく魔術使いに近い一般人だからね
すごく普通な人だからね>>347
自分もそんな考えでしたが、一個だけ異論が。朽崎は聖杯大会だと破壊に偏ってるだけで悪事しかしないイメージがあるけど、善行もするよ!………え?説得力無い?そんなー!そういえばクチサキ君まだ下水道?
そろそろ動かないと忘れられるんじゃ…「でも僕が狙撃でクチサキの右腕吹っ飛ばしにかかったの昨日のお昼だよ?」
自分に勝ち目があるなんて思ってない。予想通り怪物だらけのこの大会で、俺が勝てる余地など最初からある筈もなかった。
だから、せめてありったけ楽しんでやる。参加者という特等席で、現実の非現実をとことん堪能してやろう。
人生に二つとないこの好機。これを堪能しないというのなら――――俺は、本当に生きている意味なんてなくなってしまうのだから。
しかし、なんて馬鹿馬鹿しい理由だろう。なんて下らない理由だろう。なんて、なんて…………ふざけすぎた、理由だろう。
きっとランサーも呆れてる。いや、いっそ愛想を尽かしたか? それも仕方がない。真っ当な英霊なら俺みたいなマスターを気に入る筈もない。
最悪、契約破棄も覚悟してランサーに目を向けると
「…………」
「ら、ランサー?」
ランサーは、無表情だった。感情らしい感情が見て取れない。怒っているのか嘆いているのか、それすらも見通せなかった。
「……黒野。もう一つだけ問おう」
「は、はい」
突然の問いかけに、思わず敬語で対応する。
ランサーは相変わらずの無表情だったが、声だけはやたらはっきりと響いていた。
「家族や他人は二の次、と言ったな。それはつまり己が身内を見捨ててでも、このような場に在りたいということか?」
「…………っ!!」
「答えよ。返答次第では、ここがお主の終端となろう」
続きます>>355
想定外、というより完全に目を背けていた事実を前に、総身が粟立つ。
……ああ、そうだ。まさしくその通りだ。
非日常に足を踏み入れるということは、日常を捨て去るということ。安全である事を放棄し、自ら虎穴に足を踏み入れる事。――故郷にいる、両親と妹から決別するという事。
「それ、は……それは――――それは」
無理だ、不可能だ。その一言が、即座に脳裏へ浮かび上がる。
生活面など、身も蓋もない打算的な事情もある。だが決してそれだけではない。
――それをすれば、本当にお前/俺は戻れなくなると。心の奥底で何かが強く訴えかけている。今も大概な状況ではあるが、それでもまだ。
「まだ戻れる。そう思っているな?」
「!」
「そうとも。お主はまだ一線を越えたわけではない。ただ、拙者の戦いに付き添い見物しているだけだ」
だが、とランサーは続ける。
「お主がその思いを抱き続ける限り、いずれ再び選択の時が訪れよう。此度のように当事者の一人となるか、さもなくば何もかも諦めて日常に生きるか。そしてその時、元の居場所に戻れる保証はどこにも、ない」
続きます>>356
ぐらり、と。重すぎる一言に視界が歪みそうになる。
そうだ。全くもって当然だ。むしろ、こんな事ぐらい理解していた筈だろう。
大体、それを言うなら今回の戦いだってそうだ。こんな物騒極まる大会を開催するような連中が、法律規範を守り通す道理なんてどこにある?
一般人だからといって――――むしろ一般人だからこそ、その運営の都合で『排除』される可能性もあるかもしれないのに。
自分一人だけならまだいい。だけどもし、そこに両親や妹といった家族も含まれていたら? 俺の馬鹿げた行動で、家族丸ごと『始末』されるかも知れないとなったら?
――自分の能天気さに、吐き気を覚える。気づいていなかったのであればまだいい。どの道最悪なことに変わりはないが、それでもまだ改善の余地がある。
真の問題は、気づいていながら無視していた事。薄々自覚していながら、俺は無理矢理にでも見逃していた。
たかが自分の、身勝手極まる欲望の為だけに。
続きます>>357
(馬鹿だ。馬鹿だ。大馬鹿だ。我が事ながら、最低最悪にも程がある)
合わせる顔がない、とはまさにこの事。この大会が終わったらどんな顔をして故郷に帰ればいいのか、そもそもそんな資格なんてあるのか。何度目かも分からない自己嫌悪に、押し潰されそうになる。
「……お前の言う通りだ、ランサー。俺は、一番大事な事から目を背けてた」
何が餓え、何が渇き。そんなもの、俺の生き方次第でどうとでも解消できた事だろうに。
それもせず、俺は目先に吊るし出された人参にほいほい食いつき、あまつさえ今日までのうのうと過ごしてきた。
罪深いにも程がある。愚かというなら、まさにこれ以上の愚かもない。
「俺が間違ってた。……身内を切り捨ててまで、叶えていい願いなんてあるわけないよな」
「然り。ならば――」
「でも」
言葉を遮り、改めてランサーと向き直る。視界の歪みは、とうに収まっていた。
「だからこそ、この大会に全力を尽くす。曲がりなりにも、選ばれて自分の意思で参加した大会だ。最後までやり通さなきゃ他の参加者に合わせる
顔もないし、選ばれなかった奴らにも――――いや、違うな。こうじゃない」
深呼吸し、もう一度言いたいことを整理する。
そうして全世界に響くように、はっきりと宣言した。
「俺は、俺が生きてきた半生とこれから生きていく半生の為だけに戦う。これから先、同じように選択を迫られたとしても胸を張って拒めるように。同じ過ちを繰り返さない為に、今の戦いにけじめをつける。――もう二度と、親と妹に余計な心配をかけさせない人間になる為にも」
続きます>>358
我ながら虫が良すぎる言葉だとは思う。けど、実際今の時点で返せる答えはこれで精一杯だ。
参加してしまった事はもうどうにもならない。身勝手そのものである事も否定しない。
けれど、それでもこの思いは俺という人間にとってなくてはならないものだ。これを否定してしまえば、仮に五体満足、終生安寧に過ごせたとしても、俺はきっと一生後悔し続ける。
――最低ながら、それは物凄く嫌に思えてしまうのだ。退くという選択が、どれだけ周りの人々にとって為になる事だと分かっていても。
「……呆れた男よ。そこまで己が歪みと過ちを自覚しながら、まだ戦うと申すのか。今ならまだ引き返す余地もあり得ように」
ふっと、ランサーが薄い笑みを浮かべる。
次いで俺の両肩に手を置き、強い口調で言い放った。
「黒野双介、お主はやはり戯け者よ。そこまで己というものを理解しておきながら、最後の最後で選択を誤っておるのではな。だが」
痛い程に両肩が握り締められる。
具足越しでも、その両手にこめられた熱ははっきりと伝わっていた。
「その答えに、ひとまず及第点をやろう。お主がまだそのように葛藤できるのならば、まだぎりぎり真っ当よ。お主はどうしようもなく歪んでおるが……その歪みは、お主なりの求道故のもの。ならば所詮一介の亡者に過ぎぬ拙者がこれ以上深く問いただすべき事ではない」
兄が弟を諭すように、穏やかながらも熱い言葉でランサーは締めくくる。
「故に、一つだけ助言しよう。これから先、お主が非日常に寄らず生きていきたいのであれば、まずは何より非日常に勝るもの――――そうさな、己が『枷』を求めるが良い」
続きます>>360
「『枷』?」
「女子でも、地位でも、名誉でも何でも構わぬ。己にとって今愛するものよりなお優先すべきものを見つけるのだ。さすれば、非日常などに惹かれることもなくなろう」
今愛するもの……つまり創作物に、勝るもの? そんなの果たして見つけられるだろうか?
ていうか、今ある家族じゃ駄目なのか。
「見つけられるか、ではない。何としても見つけるのだ。第一その家族だけでは不十分だったから、お主はこうなっているのだろうが」
「うぐっ」
ぐうの音も出ない。痛いところを突かれるとはまさにこの事だ。
「とにかく、この大会が終わり次第探し出すことよ。さもなくば、再び此度の二の舞を招くと覚悟せよ」
そう言われると返す言葉もない。
ともあれ――
「とりあえずは、今まで通り戦ってくれるって事でいいのか?」
「思うところはまだまだあるがな。それでも、お主が進んで人を傷つける事を好むような輩ではないと分かっただけでも上々よ」
そう言うとランサーは快活な笑みを浮かべ、激励した。
「悩みもがいて歩き続けるが良い。その艱難辛苦こそ、後々のお主にとって最高の宝となるであろうさ」
完>>361
これでにて黒野陣営の廃工場パート終了です。後の動きは皆さんの行動次第という事で
長らく投稿させて頂き、ありがとうございました
ちなみにこちらはおまけといってなんですが、廃工場の死霊問題に関するSSです
おまけ
ランサー「それにしてもここは死霊が多いな。一体何が起こればこんなにも溢れかえるというのだ」
黒野「何か昔、聖杯戦争やってた時に参加者の魔術師が人を生贄にする儀式だか何だかやってて、その時の怨念が残ってるんだとさ。いや、俺も詳しくは知らないんだけど」
ランサー「なんと、そんな輩がいたとは。しかしお主よく霊共に脅えず堂々としていられるな」
黒野「まあお前に守られてるし。それに」
ランサー「それに?」
黒野「その、なんというかアレだ。上手く説明できないけど、恐竜見た後だとコモドドラゴンじゃびびらないというか。昨日一昨日の戦いの後だと、ただの幽霊じゃ怖くも何ともないというか……」
おしまい
ちなみに一連の会話パートでは事前に雑霊達を追い払っていたので、霊達も恐れて近寄らなくなっていたというわけでした。>>362
しかも片方は赤の他人が作ったキャラですよ
それをここまで上手くハメるなんて…なぜこうもツボを突いてくるのか>>366
ギルみたいな感じかと。社会的倫理と反するけど自分の善いと思った……、これは混沌・善だったか。
自分の為なら手段を選ばないから混沌・悪。まぁ、善人どころか悪人なのは確かですけどね。>>366
剪定される前に抑止力的な存在に排除されるから無問題
ぶっちゃけこういう主人公ムーブも楽しいけど、個人的にはもっと悪役ムーブで動かしたかった
……並行世界の視聴者枠として出してみようかしらゲルト一行はバーサーカー陣営を探してフードエリア周辺を歩いていた。
いくら何処かへ潜伏しようとも、食料問題は必ず出てくると想定しているからだ。まあ、携帯食料などを所持していたらそれまでだが……。
「現れるといいねぇ……あの朽崎くんがバゼットみたくサバイバル可能な人種でなければ、見つかると思うんだけど」
「……気になっているのですが、私はマスター周りの話を余り知りません。よろしければ伺っても?」
「え、俺はしがないただの執行者だよ? 強さも下から数えた方が早いし、これといった面白い芸もできないよ?」
「マスターでも、執行者の中では順位は下なのですか?」
「うん。正直、上の連中は化け物だらけ。さっき名前を出したバゼットは伝承保菌者(ゴッズホルダー)なんだけど、そんな彼女よりも規格外の強さを持ってる。後、執行者じゃないけど時計塔法政科の君主(ロード)バルトメロイ・ローレライは現代最強の魔術師と名高くてね、俺なんかじゃ足下にも及ばないくらい強いよ。上級レベルの死徒を何体も狩ったらしいしね」
何事もないように語るが、ゲルトの口調にふざけた様子は見られない。
彼の口から語られた事は全て真実なのだろうと、アーチャーは理解し、同時に現代においても未だ強大な力を持つ人物が存在する事に内心驚く。
「さーて、ざっと一時間は歩いてるけど……」
腹の虫が鳴き声をあげる。ゲルトは割と大食漢なので、腹ごしらえは済ませておきたかった。
「飯にしよう——おっと……?」
ふと、ゲルトが目を凝らす。視線の先には————
誰かな?>>371
そもそも、忍者は何人がどこに配置されてるのかがよく解らない。>>372
聖杯大会とは関係ないとこでバッドエンドになるからヤメテ!全九体の忍者がどこにいるかもちょいちょい明かさないとイカんですな
三日目お昼前後の時間帯は
1.2.ジェームズ(アパート屋上に一旦帰還)、ニコラス(対策室)の背後で霊体化して通信役
3.4.5.6.ゲルト、黒野、スティード、朽崎をそれぞれ尾行中
7.8.祭壇内で隠れ蓑術(木目調の布)で監視中
9.北部の渓谷地帯を偵察中(夕方からは東部の沼に移動)
※気配遮断スキルを使って情報収集に徹してるので攻撃は仕掛けません。もし看破されたら一目散に逃げ出します
外に飯を食べに行く朽崎とのエンカウント率が一番高いのかな忘れ去られないように上げ
地下下水道某所
朽崎遥は寝込んでいた。理由は簡単で、バーサーカーによる焼肉屋でのアルハラである。
「バーサーカーの奴………『男なら酒ぐらい浴びるほど飲めねぇとな!』とか言って、しこたま飲ませやがって。頭痛ェ………」
幸い、吐くタイプの二日酔いではなかったのは救いではあるが、頭痛が酷いのだ。とりあえずバーサーカーには薬を買いに行かせた。
「〜♪〜〜♫」
下水道に音楽が響く。電話だ。朽崎の頭痛がより酷くなった。
「もしもし?誰?」
『ようハル兄ィ。元気してたかぁ?二ヒヒ。んな事ねぇか!なんせ撃ちコロされかけたんだしなぁ!』
『兄さん、元気出す……』
「あぁお前達か。いきなりどうしたんだ?つか響くから大声出すの止めろよ」
『あぁ?どういう意味だ?………あぁ!二日酔いか?二日酔いだな!おし、奏!音楽流せ音楽!ロックな!』
『了解、姉さん。3……2……1……』
「おい、止める!死ぬわ!」
『冗談だって、お・兄・様?あ〜、寿司食べたくなってきたなぁ〜、チラッ?』
『お寿司、美味しい……でも、高い………』
「わかった、わかった。日本帰ったら奢るよ」
『やったぜ兄貴!太っ腹ァ!愛してるぜぇ!二ヒヒ』
『兄さん、センキュー☆』
「はぁ……で?何の用?」
-cont.->>377
『いや別に?TV見てたら、fate/TV showに兄貴が出演してたからさぁ、兄貴の奮戦を爆笑しながら見てたって訳』
『兄さん、無様だった。負け犬〜』
「全く、お前達は、嫌な事言ってくれるねぇ。でも、愛しの妹と弟の声援を聞いたら、元気が出てきたよ。ありがとう」
『ああん?なんだって今のが声援になるんだよ?全然わかんねぇ。変な思考回路してんなぁ、ウチの兄貴は』
『兄さん、変人?……今更』
「ハッ!俺には、お前達の思考回路の方が意味不明だよ。全く、誰の影響なんだろうね、お前達の性格は」
『『兄貴のせいだな/兄さんのせい』』
「そうかもね。まぁ、責任取る気は無いけど。で?他に用がないなら切るけど」
『あ〜、まぁ、兄貴をからかうぐらいだったしなぁ、要件。んじゃ、またな!頑張れよ、兄貴!』
『暇つぶしがメイン。楽しい。もう切る。ファイト……』
「ああ、それじゃ、また。あぁ、そっちはもう夜だろ。ちゃんと寝ろよ」
『分かってるっての、じゃあおやすみだな、兄貴』
『兄さん、心配性……?大丈夫。おやすみ……zzZZ』
-通話終了&cont.->>378
-朽崎目線-
いやぁ、意外だったな、あいつらから電話が来るなんて。さて、家族に格好いいトコ、見せなくっちゃねぇ。とりあえずは二日酔い治さなきゃな……。
「いやぁ、ビックリだぜ、マスター。アンタ、そんな顏もするんだなぁ?すっげぇ穏やかな笑顔だぜ?ギャップ萌えで女にモテるんじゃねぇの、オイ」
「バーサーカー。いきなり話しかけるの、驚くからやめてよ」
「そらよ、薬買ってきてやったぜ。お・に・い・ちゃ・ん?……そうだな、二日酔い治るまで、アンタの家族話とか、聞かせろよ。ギャンブルとか美味いモン食うのも大体満喫したし、そっちの方に興味出てきた」
「いいけど。長くなるよ?俺って割と饒舌なタイプだし」
「あ?余(オレ)は世界が終わるまで幽閉される予定なのやつだぜ?待つのは慣れてる。ほらほら、さっさと話せ」
「わかったよ。それじゃ、まずは僕の妹と弟の話にしようか。妹の名前は誉、弟は奏って言って…………」
-over.-
という事で朽崎の現状&家族の話をちょびっと。感想とか欲しかったり。なるほど、家族には優しいのね。ちょっとほっこりした。後はバーサーカーとの交流ももう少し見たいな。待つのは慣れてるってセリフが、もしかしたらただの悪役で終わらない展開のきっかけになるかもしれないって、ちょっと思ったから。まあ、これは基本的に、大体の人にハッピーエンドを迎えて欲しいって言う私の考えだから参考程度にどうぞ。
あと欲を言えば、キャラクターのモデル成分はもう少し抑えて、もっと毛色の違う作品から要素を引っ張ってくると思わぬ化学反応が起きるかも。視線の先にいた人物は、二日目の朝にゲルトへイレギュラーの召喚があった事を伝えようとしたピュアな青年だった。
一度限りの顔合わせだったものの、変装した際に最初にエンカウントした事と、中々面白い反応をくれたので、ゲルトの記憶に残っていた。
——もう一度、からかってみようか。
純粋な青年を弄ぶ、まさに悪魔の所業。ネット用語で喩えるなら「正に外道」と大大と執行者の背後に付け足されるであろう。
己のマスターが何をするか察したアーチャーは、嘆息するだけで止めようとはしない。表面上はやれやれといった様子を見せているが、内心はゲルトがどんな姿に変身するのは若干ワクワクしているのだ。前回の容姿が美女だっただけに余計に。
某アメリカンヒーローの超人の如く、何故か未だに設置された古いタイプの電話ボックスに入り、ゲルトはベルトの礼装を起動させて姿を変える。
「こんな感じでいいか」
電話ボックスの中から出てきたのは、身長147cm程度の少女。群青色の長いツインテールで、体型は正にトランジスタグラマーと呼ぶに相応しいボンキュッボンであった。
服装は黒と白の縞模様のカットソーに、上には黒色のベストを、下半身は健康的な足を魅せるような薄い青色のホットパンツと、ちょっと背伸びするかのような紺色のロングブーツ。
十人中九人が振り返るような少女に大変身した執行者(三十路手前)は、只々男心を弄ぶ為だけに、ピュアな青年の下に足を運んだ。
余談だが、少女を見た金髪の王子様風イケメンが「エクスカリバー・ガラティーン」と叫んだとかなんとか。またゲルトさんが燃やされかけてる...
気軽に変装出来るの厄介だな......
>>383
まあ、単なる礼装での認識阻害みたいなもんですから……アトラス院製の強力なやつだけど。体調崩してて遅くなりましたが、アサシン潜入の様子を。
アサシンは千里眼で屋敷の窓の内側を覗ける位置まで接近していた。
『此処までは順調ですな』
『ああ。それに、ライダーやキャスターのどちらかがアイエーテスだという事も解った』
『ええ、魔女メディアなら侵入した私を即座に見つけるような工房を作っているでしょうし』
『逆に魔術の逸話等無いイアソンなら、金羊の皮をあのように使う事は出来ないはずだ』
マスターの言葉を聞き、再び祭壇にある金羊の皮へと目を向けた。
どんな効果があるか解らない為手を出す気にはならなかったものの、真名を看破するには十分だった。
『しかし、忍者という者が二人も居るようですが、これは一体?』
疑問を念話で語るアサシン。
運良く木目のズレに気づいた事をきっかけに、祭壇に潜む二人の忍者に気付いていたのだ。
『キャスターが召還したか、日本の武者らしきランサーの宝具か』
『第二のイレギュラーというのも否定出来ませんな。ですが、前者でなければ利用する事も出来るでしょう』
そう言い、アサシンは確認する。
狙撃手をあの忍者だと誤認させる狙撃スポットも、逃走時に忍者を巻き込んで囮にする策も、既に考えてはいた。
後は、窓の中を覗いて次の手を決めるだけだ。
割と高めの確率でサーヴァント狙撃に移行する予定ですが、果たしてどうなることやら。何気にさらっとガウェインが現界してるのが怖い……。
忍者が罪を擦りつけられようとしている……汚い、流石ウイリアムテルきたない
朽崎妹がアッパーとダウナーの両極端とかイザヤリスペクトすぎる>>387
あ、妹と弟です。念のため。あと折原姉妹と似てることは認めるけど、性格とかは全然違ったりしますね。アイランド編では視聴者SSで登場させるつもり。正直妹と弟にしたのは消去法入ってる。両親・・・クッチー家出てるから魔術師の家系的に出しにくい。兄、姉・・・多分クッチーの悪行止めようとするから都合悪い。よって妹と弟に。性格とかは自分でもアレだなぁ、って感じになった。委員会の方、ピュアな青年って可愛い娘とか、ハニートラップとかにかかって情報を漏らしてしまうような子ですか?
情報伝達役だし必要最低限の情報しかなさそう
>>391
コテ忘れてましたー。ごめんなさい。>>396
個人的には「悲劇的な事も無くはないけどそんなの無くても歪んでたよ」パターンが一番好き「ねえ、そこの君ぃ〜」
メキシカンレストランで食事を取っていた委員会の青年は、真横から声をかけられた気がしたので、そこへ向く。
視界に映ったのは特盛。ビックバン。エヴェレスト。ジャッカの如き大きくたわわに実った果実。
思わず“デカイ”と発言してしまいそうになったが、ギリギリのところで踏み止まった。
逆に少女ことゲルトは、青年の視線が一瞬だけ胸部に行ったのを視認したので、より胸を強調するようなポーズで語りかける。
「少し、お訊きしたいしたいんですけどぉ」
ピュアな心を持つ青年は、余りの刺激の強い光景に、頰を真っ赤にして視線を逸らす。
——え、え? これってもしかして、逆ナン……!?
女性経験が皆無であるせいか、ただ単に声をかけてきた少女を逆ナンパしてると勘違いする。
なんというDTのような反応。世界中の男性もこうであれば可愛げがあるのに。
「私、今朝スノーフィールドに来て、何が起きているか把握できていないんですよ。ですから、少しお話しませんか?」
「え、あ、はい! よ、よろしければ!」
計画通り——と、一度やってみたかったゲルトは、内心ゲスの顔を作ってほそく笑む。
人を疑う事を知らないのか、何故ダイレクトに委員会の人間である自分に声をかけたのか微塵も考えていなかった。
偶然だったかもしれない。偶々だったのかもしれない。
しかし、現在テレビで配信され、尚且つ場所も発表されているのに、何も知らずにスノーフィールドに来たという少女の話を疑おうともしない。知らなければスマホで検索すれば1ページ目で出てくるというのに。
——いい子なんだろうけど、欺かれやすいのはいただけないな。
少女ゲルトは、苦笑しながらも同席し、情報を引き出す為に執行者時代に培った饒舌を振るった。
後に、メキシカンレストランでバイトしていた白髪ガン黒マッチョが、ピュアな青年に女性の扱い方が書かれていた紙を渡したとかなんとか……。お前はそんな所で料理の腕を奮うより先に(抑止力的な意味で)やることがあるだろう
ボ牙なんなの?別の聖杯戦争でも始まってるの?
>>396
自分は悲劇的、ていうよりかはどちらかっていうと「間違った方向に達観してしまってそのまま成長してしまった」イメージの方が強いですね
弟妹との関係見るにそこまでの過去があったとは見づらいですし、どちらかというならナチュラルの方が「らしく」ていいかと>>402
バーサーカーにきよひーもいるし......
なにこれみんな火属性じゃないか!>>407
そりゃそうだね。
伏せ字にした令呪の仕込みだよ。
光元素変換術の「あらかじめ用意した情報を超高速で伝達出来る」と言う特性を利用して、魔術刻印と連結することで「サーヴァントへの命令権」である令呪の中身を超高速で伝達するって感じ。
アサシン攻撃体制→気配遮断オフ→ルーカス君の方の探知装置→仕込み令呪起動の流れ
命令内容は
「コルキスの護竜を最速展開し身を守れ」
もともと相性的にアサシンを生かしておくのはライダーの宝具からして死活問題だったので、召喚直後、大会開催以前からライダーが対応について話を振ってきたり(やけに■で伏せ字にしていたアレ)、痛む頭を抑えながら令呪に仕込みをしていたやつです。
探知装置から令呪起動の流れはオートメーションになっていて、命令内容も作中昨晩に作成済みです。
(警報で引っかかったのはアサシンかどうかは本当は分からないけどいきなり工房内側に反応が出ることになるから候補は絞られる)>>409
いやいやこれについては最初からずっっとライダーと計画してたからね。
もしアサシンが明日来てたらキャスターも巻き込んで対応策を組んでたと思う。
思いの外アサシンが早く来て対応策の伏線仕込みがギリギリになって昨日の朝からヒヤヒヤしてたんだ>>413
動揺せずに気配遮断オンのままそそくさと逃げてくれたらたぶん追えない。
つい気配遮断をオフにしようものなら侵入のバレた正規のアサシン共々ポケダンのモンスターハウス状態だね。>>416
起源が起源なのでナチュラルボーンだと思ってます(起源覚醒はしてないだろうけど鮮花や式みたいに引き摺られてる部分はあるみたいな)
少なくとも自分が書かせてもらった時はそんなイメージでしたね>>396
ナチュラルボーンのイメージ、というか他の可能性があるとは思わなかった
まぁ自分がやりやすい方でいいと思います
人の目を気にしてると何もできなくなっちゃいますし>>405
どっちかというと、思いついたアイデアを採用すると、整合性とれるか・・・?って感じのアイデアだったので、皆さんの意見を参考にする、って感じですかね。最終的には自分で決める予定でした。でも、皆さんの協力で、矛盾無くアイデア採用できそうです。まぁ、こっち(第一回)で、描写するかorできるか、はわかりませんが。バーサーカーの夢って形で若干描写する程度になったりはするかも。とりあえず自分的には問題なく「平気で他者の命や尊厳を踏み躙る人格で、尚且つ自分の命は大事にする」人格に成長させられそうです(多分)。それに、悲劇的つっても、そこまでじゃないです。その出来事なくても、今の人格にはなってますし。自分の命を大事にする理由が少し変わる程度です。
p.s クッチーを「悲しい悪役」にするつもりはないんで、そこはご安心を。基本的にはナチュラルボーンな悪人です。
しかしこう記述でまとめてると、自分でも言いたいことがゴチャッとしてきた・・・。すいません。自分で聞いといてアレですが、流してくださって結構です。出演(召喚)されたサーヴァントごとに一定のファンクラブできてそう
>>421
だったら、忍者を巻き込もうとしたから部位まで狙えなかったというのもありでしょうか。>>426
了解ですー。>>428
>>429
なるほど、確かに
修正箇所なんですが、「ランサー陣営1日目」よりこの部分です
>「一応聞くけどランサー。俺が正面戦闘であのマッチョマンに勝てると思うか?」
>「…………」
>「別に怖気づいたとかじゃない。単純な肉体面での問題だ。
『お前はあいつを宝の持ち腐れって評したけど、逆に言えばそれはつまり宝と言えるだけの筋肉『は』持ってるって事だ。』
数々の修羅場を乗り越えてきたお前ならともかく一般人止まりの俺が真正面から挑んでも勝つのは正直難しい。いや、多分無理だ」
この三つ目、黒野の台詞なんですがよくよく振り返ってみると「お前は~」から「~って事だ」の部分(二重鉤括弧の部分)って時系列的に一日目夜以降の会話になるので、それ以前の時間帯であるこの場面で持ち出してるのはおかしくなっちゃうんです
先に一日目夜の会話を上げてしまった事で起きた、しょうもないミスですが出来れば個人的に修正しておきたい所なんです
無論、無理にとは言いません。勝手なお願いで申し訳ございません>>429
貴方んとこのバーサーカー、単体スペック最強じゃないですかやだー!
正当に評価された結果これだからね。>>429
あんたが攻撃して来たらこっちは専守防衛以外の手打てやんくなんねんぞ!!
あんたの所のバーサーカー間違いなく今大会近距離最強だからな!
あんたが思っている以上にこっちは警戒してんのよ!>>429
ハハッ、超コスパ良くて対城宝具バンバン撃てる上に鯵転生まで隠してるやつがぬかしおる>>429
これ以上の強化なんて袋叩き待った無しではうーん、まさにインガオホ-
朽ザハが初日からハッスルしなかったらジェームズだってフェードアウトしてルーラー呼んでる詐欺のまま進行してたんよまぁ、バーサーカーの強化は冗談というかなんというか。wiki見てると『脳漿貪る双肩の蛇(ドルグワント)』のランクがB~EXだったんで、『今Bだよな....アレ?Aランク状態ってどんなんだろ?』って思ったから言ってみただけ。というわけで、ドルグワントの宝具ランク、A~EXに変更してきます。これで強化はできぬ!そもそも強化する気はなかったんですけど。お騒がせしてすみませんでした。
乱チャー陣営さんしばらく見ないけどひょっとして誰とも会わずに街中でイチャイty……散策してるだけなのか…?
>>437
忙しいんじゃないかな。最新の書き込みから一日以上たったので、浮上も兼ねて現状確認。
ランサー陣営:廃工場?で戦力の補強。黒野の異常を主従ともに認識。
アーチャー陣営:情報収集中(変身中)
キャスター&ライダー陣営:陣地内で籠城。キャスターはアサシンに攻撃される可能性高し。ライダーのマスターは休憩中?
アサシン:鯖がライダーの陣地に侵入。キャスターへの攻撃準備完了。マスターは潜伏中
バーサーカー陣営:鯖、マスターともに地下下水道某所で休憩。マスターは体調が悪い
乱チャー陣営:街へ繰り出してる?具体的な現状は不明。中の人が忙しいのかも?中の人の現状報告は欲しかったり。
運営アサシン陣営:各陣営の見張り中
って感じですよね?
現時点では割と膠着状態。アサシンvsキャスターのSSは執筆中で、全体的な話を動かしやすいのは乱チャー陣営って感じですかね?一度はいと言った手前アレだが撃つ前に気配を察知されるのは狙撃手失格なのではと少し思ったり
狙撃手のアサシンはいないから参考になるのがいないのがな
それはそれとして忍者の気配遮断切れた場合セコム再発動するんです?>>442
より正確に言うと「撃つ瞬間」に察知可能になるだと思ってます。
情報伝達速度に於いて間違いなく最速の光ファイバーを使っているので「撃つ瞬間」には令呪は間に合います。
届いた令呪に対するライダーのアクションが放たれた矢に対して間に合うかどうか(それでも結果としては"令呪による瞬間移動"、ある時刻の瞬間から次の瞬間の間に別の場所に飛ぶのだけれど)はまた別ですが。ライダー陣営に質問なんですが、『金羊の皮』ってライダーの結界の中心に打ち付けられてる必要があるでしょう?その皮が壊れたり、打ち付けられてる場所から外れたらどうなるの?結界無くなるの?
>>444
打ち付けられている必要があるよ。
壊されたり外されたりすると宝具発動状態が解除されるよ。
宝具発動状態が解除されると竜の紹介が不可能になるよ。もうええわい正直に言おう。
「壊されたら終わり」
コリュキオンが守ってるのはライダーじゃなくて金羊毛だから金羊毛無くなったらライダー置いて消えてしまうから宝具無し状態になる。
そんで本体スペックはそこまで高くない上にまともな武器が無い(短剣があるけれど打ち付けるのに使ってる)から武闘派相手に戦闘が不可能になるよ。あと一応、本当に「壊されたら終わり」だから令呪内容の「身を守る」の中には金羊毛も対象になってるよ。
翼竜(コリュキオン)も自分の警護対象が狙われてるとなればライダー守るより本気出すし。遅くなりましたが、狙撃開始を。
偵察の結果、アサシン陣営はライダーがアイエーテスである事に加え、科学者らしきキャスターの姿も確認していた。
『同盟が二つに、化け物じみたバーサーカー。イレギュラーも居るとはいえ、やはり膠着状態になってしまうな』
『そうなってしまえば、突破口を探す内にこちらを見つける陣営が出る可能性は高い。故に、どちらかの同盟を弱らせて戦況を動かす必要があるでしょう』
『ああ。昨日の会議で準備はしている。アサシン、狙撃作戦に移るぞ。狙いはキャスターだ』
『ライダーなら対英雄スキルがあるので逃げるのも有利になりますし、それが良いでしょうな』
そう言って念話を終え、アサシンは窓の向こうのキャスターを見つめる。
(側頭部を狙えば一射で仕留める事も不可能ではありませんが、対策されている可能性は高い。なら、やはりこうするべきでしょう。部位狙いは出来なくなりますが、二射目を確実に射れるほうが良い)
そう考えると、アサシンは作戦通りの位置へと移動し、クロスボウを構える。
「始めましょうか、『解放の二矢(フライハイト・プファイル)』」
アサシンの狙いは、矢が片方の忍者の隠れ蓑を破く(あるいは風圧でめくる)軌道で飛び、窓の向こうのキャスターへと当たる事。
そして、思惑通りに矢は飛んで行く。>>448
5画ある令呪の、1画が消えた。
いや、それを令呪の持ち主が認識するよりも早く、令呪の内容が実行される。
白銀の翼竜が瞬間移動して不意の奇襲を防ぐ防壁となったのだ。
「っとお!?軌道からしてコイツはオレ狙いか?」
「なんでも良いよ、キャスター。重要なのは"僕たちが侵入に気がつかなかった"という事だからね」
そう、この時点で襲撃を行ったのが気配遮断が使えるものに限られる。そしてそれはーーー
「ライダー!」
「分かっているともマスター。聞こえているし、というかそこにいるねアリエス」
「うん。いるよ。じゃあ、やろっかおうさま!」
「ああ頼むよアリエス。指揮権をは私に寄越せ、数はフルオープンで100だ」
「"キャスター、後で話がある"」
「"ああ?なんだマスター、了解だが?"」
ライダーに任せて、キャスターに念話を送り作成を伝える。
「さて、じゃあ、やろっかアサシン。逃げられるなんて思わないでくれよ?」
右手の甲にまだ残っている4画を意識しながら、こめかみを抑えて脈拍を感じる。
体内を循環して、そこから流れて行く魔力のイメージを血流と重ねながら、2騎のサーヴァントを動かす為に大源を取り込む。
つい先ほどまでただの邸宅だった家が、次の瞬間、三桁の飛竜で埋め尽くされた。>>448
窓に書き入れた事象式が感応し、窓の外が発火する。
「アサシンか、あるいはアーチャーか……!」
即座に時間流を加速、身を伏せ、発火によって燃え尽きた炭を回収。窓の下の壁に張り付き相手側から姿を視認出来ないようにする。
(マスター。襲撃だ。焼け残った炭から見るに獲物は弓矢。クラスはアサシンあるいはアーチャー。材質は木製。近現代の狙撃手が呼ばれた可能性は排していいだろう。
神代クラスの狙撃手ならたかが俺如きの防御式は火力でぶち抜かれてお陀仏だな。となると中世期の英雄だろう。火で飛んじまった可能性も無きにしも非ずだが、毒の痕跡は見受けられなかった。その手の反英雄でもないな。正統派の英雄だろう。
ライダーが入れば大丈夫だろうが、気を付けろよ)まさかのブッキング……!?私、キャスターはクローディアの部屋で別行動待機かと思ってました。
>>450
ニンジャ軍団には気がついていないですね。
鯖二騎共にばりばりの武闘派、というわけでもないので矢の軌道から何かに気がつくということもないですね。
とにかく飛竜の数揃えて物理的に祭壇を囲ってとりあえず存在が分かっている不審者1名をすりつぶす方向で行動していきます。
前も言いましたが、ニンジャは動揺せず気配遮断したままそそくさと退散してくれたなら巻き込まれる事なく帰れると思います。
気配遮断解除してしまえば不審者として巻き込んですりつぶされるでしょうが。
あと、ライダーからしてアサシンは最重要警戒対象でルーカス君も重々承知の上なので、場合によっては令呪2画目を消費してでもアサシンを取りに行くと思われます。「曲者ッッ!!!?」
眼前を横切る矢の一撃に思わず隠れ蓑術を解いた忍者(以下忍者A)は十文字型の手裏剣を矢の飛んできた方向に三つ立て続けに飛ばした。
それが失策であるのは自分でも理解出来ながら身体は反応してしまった。
そしてキャスターを守る様に飛んできたドラゴンに手裏剣が刺さる。刺さってしまう。
「どらごんとは、なんと面妖な……」
(ええい、迂闊な…ッ!)
祭壇を見渡せるように少し離れた位置で潜伏していた忍者Bは内心毒吐く。感覚共有スキルによって事態は察せられたが自ら姿を表す愚を犯すとは。
突然の自体に他八人の思考が一気に雪崩れ込む中、祭壇を取り囲む様にドラゴンがその姿を増やして行く。
(もはやこれまでか……)
忍者Aの生存を諦めた忍者Bはせめて自分はことの顛末を見届けれるようにと身を隠すことに徹すると決めた。一体はうっかりしちゃったのでご自由に料理してくだされ〜
少しずつ参加者に認知されとかないとイカンしね、うん>>466
ご愁傷様です…
無事じゃなさそうだけど無事でよかった>>466
そうだったんだ……。いやほんと、事故りでもしたんじゃないかと心配で。アカウント復旧まで時間ある、という事は運営へは連絡したと。いやほんと………ご愁傷様です。「さて。屋敷を出た、はいいが。これからどうする?」
「そうね……適当に散策、とか? 今の私にはミスター・ルーカスに強化してもらった眼がある。そうね。高台にでも行きましょうか。今なら街中を見下ろせそうだし……っ!」
他愛ない会話の中、私はふいにそれを感知した。
アーチャーも同時だったのか。
私達は互いに目配せし合い。
「サーヴァントらしい人影が横切ったわ。」
「屋敷の方向だな?シズカ。余に抱きつけ。喋るでないぞ?舌を噛むからな!」
ライダーとキャスターに助力するべく、その場から最高速で離脱した。
というわけで合流します!
ファラオ初戦闘だー!
ファラオの神威を見るがいい!>>466
その、ご愁傷様です。
『おいおい、冗談だろ。コルキスの竜は何匹居るんだ』
念話から流れてくるマスターの驚く声を聞きつつ、その場を離れるアサシン。
このままだと、うっかりした忍者のように、翼竜の獲物になるはずだったが、この程度はアサシン陣営の想定の範囲内。
『いや、考えてる場合じゃない。予想とは違うが、やれるか?アサシン』
『ええ、お任せを』
『頼む。令呪を以て命ずる。全力で身を隠せ』
アサシンの気配遮断スキルが短時間だけ元のランクに戻り、そして、嵐が巻き起こる。
暴風雨がアサシンを覆い隠し、囮にするかの如く忍者の逃走や気配遮断を妨害する。
更に、風はもう一人の忍者の隠れ蓑を吹き飛ばさんとばかりに吹き荒れ、雨は翼竜の飛行速度を落とさんとする。
だが、それでも翼竜の物量の前ではいつまでも隠れるのは不可能だ。
(これで二射目の条件は満たせましたが、竜の群れが邪魔で窓どころか、屋敷が殆ど見えませんな。なら、見える所まで近付けば良いだけのこと。)
アサシンは二射目の矢をつがえると、嵐の中を屋敷に向かって駆け出した。
乱チャー合流は想定外でした。
嵐の範囲内に入った時点でアサシンが感知するけど、同盟を組んでいる事に気づいて無いのでかなり危険な状況ですね。改めて考えると三騎同盟はかなりエグいな…
がんばれアサシン>>471
強固な砦(ライダー)&純粋に威力高い射撃(乱チャー)&視認できない遠距離攻撃(キャスター)。厄介すぎる……。でも黄金の羊毛を破壊すれば結界は消えるから、真チャーが天敵なのかもしれませんね。「なによ……あれ」
屋敷を覆うほどの嵐に私は思わず愕然とした。
サーヴァントは一騎当千の英雄。彼らの手にかかればこの程度造作もないということか。
「ふむ……嵐には嵐で対抗するか。マスター。初陣だが宝具を使うぞ?いいな?」
「……ええ! 頼むわ、アーチャー!」
私の声にその言葉を待っていたと言わんばかりの笑みを浮かべるアーチャー。
それと同時。アーチャーの身体から迸る金色の魔力が彼の右手に何かを形作った。
「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!」
高らかな声で名乗りをあげたアーチャーが右手を顔にあて何かを……あれは、仮面?
ああそうか。あれは彼の代名詞である黄金の──
「ライダー、キャスターを襲撃した狼藉。許すことは出来ぬ。余の同朋に傷をつけるということは余の玉体に触れると同義。その罪、死を持って償うがよい。悪漢よ。最期に余の真名を聞いて逝け。
サーヴァント・アーチャー。古代エジプト王朝18代ファラオ──『王の紋章(トゥト・アンク・アメン)』!」
そして、彼はその名にふさわしい宝具を開帳し。
瞬間、今までの嵐がそよ風に感じるほどの暴風が周囲一体を支配した。はい乱チャー陣営が宝具を抜きました
さあ、聖杯戦争を始めよう──「"キャスター、アサシンの反応が消えた。嵐雨の発生過程を送信するからアサシンがこちらの暗殺を諦めてはいないという仮定で移動速度から潜伏位置を割り出してくれ。得意なんだろうそういうの"」
ーーーキャスターの考察からしてこのアーチャーは弓矢を使用する、中世の、嵐雨に関する英霊だ。
そこまでの情報が揃えば姿は見えなくても否応なく正体、真名は判明する。
ーーー森の狩人、ヴィルヘルム・テル。
背筋に悪寒が走ると共に、心底、安心する。
ーーーアサシンが仕掛けてくることで、僕が真名を把握する前に森に入っていたら終わっていたな......
「"キャスター、移動位置が割り出せたら先ずはその座標に拘束することを優先してくれ。仕掛けるならアサシンより先ずその周囲を囲むことを優先してからだ"」
こちらリアクションです。ランチャーさんのアクションの前に行われたと想定です。続きますね>>475
ーーーっつ!!??
「"マスターこちらはライダー。恐らく、アサシンとは別にこの拠点に潜伏していた者がいる。服飾から出自は極東と思しい。戦闘能力は極めて低いが気をつかせなかった時点で高ランクの気配遮断を発動出来るだろう。既に十七番と三十一番が食い潰したがこの手の間者はこの家の規模から2〜3人で潜んでいるのが基本だ。あと1〜2人残っている可能性が極めて高い、注意しろ"」
こちらでもはっきりと感知された。最も、数秒でロストしたが、いつから、誰が、どうやって、何のためにまた9体以上のサーヴァントを?
ーーーでもおかしい、はっきり言って寝首をかける機会はばっちり合ったはずだ。それをしなかったのは、なら、情報収集のみを目的にしているのか。
「......極東のアサシン?サーヴァントのマスターは誰だ?マスター権を持っているーーー!??」
ーーーあのニンジャ男は今どこにいる!??>>476
「ふむ、これは......」
いきなり感知された謎のサーヴァントを処理したライダーは、発生した嵐雨を見据えて思案を巡らせる。
ーーーベランダ(ここ)を狙撃出来かつ潜伏が可能はポイントは3カ所。正面と右手、左手には植物がまとまって植えられている。
「二十三番から二十七番は私の周囲を巡回、十七番と三十一番は潜伏していると思しい残りの間者の捜索、二十一番二十二番三十二番から三十五番の六頭は虱潰しにアサシンを捜索、一番から二十番は嵐雨の発生地点の上空を巡回し攻撃待機、三十六番から百番は敷地の周囲を低空巡回」
飛竜の操作を行う。その全ては手動操縦(マニュアル・パイロット)であり、操作に隙などは存在しない。
「護竜よ」
返答はない。沈黙は、言われるまでもなし、と告げている。
ーーーアリエスを初手で狙われていなかったのは幸運だったか、いや、マスターが手をうってはいたか。
視線を上から下に戻して、ライダーはアサシンを迎え撃つ。
とりあえずはここまでです。
というかランチャーさんの宝具でせっかく大枚はたいて買い取った別荘こわれちゃいそうねコレ天候を味方につけるアサシンのスキルに嵐を起こす宝具は相性悪そう
「肝心のアサシンを捕捉してないんだけどなぁ、俺は……」
それでもマスター命令だ、矢の着弾速度と衝撃から逆算、聖杯からの知識であるアサシンクラスの基礎ステータスを基準にワンランク程度の誤差を想定する。
「嵐とは実に好都合だよなァ」
より正確には付随する雨だ。元になる素材があるのと無いのでは魔力消費の桁が違う。
足止めに打ってつけであるのは第二宝具。ただ使ってはアサシンを倒してしまうし、ここで切って手の内を晒すのは惜しい。倒せと言われていないのだから断片展開で威力低下と効果隠蔽を謀り、雨も加えれば第一宝具――、通常攻撃と同程度に押さえられる。これでマスターは第二宝具の存在を“誤認してくれるだろう”。
「待て、雨だと……?」
アサシンが暗.殺を続行していると当然実体化している筈だ。霊体化していては暗殺も何もない。であれば。“雨が当たり、地面に自然落下するものとは違いが出る”。
―続きます。―>>480
つけ忘れました。ここまでです。忍者Bもバレてしまうのか……(白目
こちらもリアクション書きます。9時くらいまで待ってくだされ戦闘始まってる……開始場所どこ?
>>484
アリエスっちまう所だったぜ…>>485
ルーカスくん
「僕の別荘だよ!間も無くランチャーの宝具で吹っ飛ばされそうな感じだよ高かったのにいー!!」>>488
今回のアサシンについては(まだ令呪による瞬間移動が残っているので確定はしていませんが)選択死ミスですね。一手致命的に間違えた感じだと思います。>>488
そもそも屋敷が壊れる威力の対軍宝具が飛んできた時点で即死しかねないような。盛り上がってきた盛り上がってきた
あーこっちも参戦したいなー
でも距離的に遠いしなー
参戦して引っ掻き回したいなぁ(本音)>>494
いいえ。断言しますがうちのライダーの天敵はアサシン、もしくは「アサシンというクラス」です。
実際のところ、俺はアサシンの選択肢次第では投了する覚悟まではしていました。>>488
その一騎は最終局面でアゾる気満々なのを忘れてはいけない。>>492
高速移動か瞬間移動しよう(無茶振り「成る程ね」
少女の化けたゲルトは遠視を使用しながらココアを啜る。
ホットパンツで健康的な太ももをこれでもかと見せつけ、大衆の男性の視線を釘付けにするが、本人は然程気にせず、寧ろ悪戯心を満たしてるまでもあった。
純情な青年は、ゲルトの欲してる情報をそれ程持っている訳ではなかった。彼は所謂下っ端で、最重要機密などは知らされていない。
しかし、ぶりっ子を演じ、引き出せるだけの情報を引き出し、GPSの存在に着した。
『急に戦いが勃発するなんてこわーい。今後の回避の為に見せてくれませんか?』
『しょうがないなぁ〜、本当はいけないけど特別だぞ☆』
注意:ゲルト脳の回想です。
「ライダー陣営はキャスター陣営と行動を共にし、なんか知らない謎陣営がその近辺で待機。アサシン陣営は隠遁に徹しているからほっとくとして……」
ゲルトの脳にはバーサーカー陣営が隠れていた地下室。
「俺の標的は………こっちだからね。行くよ、アーチャー」
『御意』こんな感じにGPSで居場所を割り出した……ってのはオーケーなんでしょうか?
>>500
やっほい!やべ、場所バレた!?訂正っつーか一応補足を。地下室じゃなくて地下下水道っすね。あと、下水道&狂陣営の現状をば。
下水道…クッチーが潜伏先に決めた後、ある程度は罠とかは設置しております。あと監視用使い魔とか
狂陣営…ルーカスに狙撃された事の反省から、一定時間で下水道での休憩場所を移動します。そもそもゲルトさんがGPSを見た段階では地下にいるかもですが、地上に出ない訳では無いので発見できるかは五分五分って感じ?移動時間により確率は変動。
以上ですかね……。でもゲルトさん執行者だし、なんとかできる気がせんでもない。>>502
地下下水道っすね了解しました。投下します、が
もしかしたら読み込みが浅くて間違えてる所があるかも知れないので何かあったら言ってくだされとりあえず下水道が心配でならない
もしかしなくても崩れるのでは?傍らに忍者を従えたジェームズは高級マンションの屋上から嵐を見つめていた。
一騎失い、そしてもう一騎の隠れ身の術が破られようとしていることを知覚しつつ思案する。
影の軍団が複数人のサーヴァントであることが判明してしまうのは最悪のケースだが、バレてしまうなら行動を起こさねばなるまい。
そして如何に暗殺者のサーヴァントと言えど退路を断たれれば逃げるのは困難を極めるだろう。
密偵を始めまだ一日も経っていないが交流会での印象からジェームズは方針を決めていた。今ここでアサシン、同様に同盟の三騎を失うのも得策ではない。
「ジェームズ・ヘンダーソンの名において命ず、存分に忍びたるを示すがいい。同盟の拠点にいる者は雷遁の術で場を掻き乱せ。そして———
感覚共有によるネットワークで主の下命を受けた忍者Bは気配遮断を解き大凧の術で祭壇上空に舞い上がる。巻き起こる嵐に揉みくちゃにされながらも巻物を口に咥え印を結ぶ。
雷遁の術が発動するが目標はサーヴァントではない。嵐に向かって放たれた雷撃は暴風雨の中で連鎖を呼び現象としての雷を絶えず発生させ始めた。
竜が渦巻き暴風と雷鳴、そして雷光が場に満ちる中、その接近に誰が気付けただろうか
「あ、アーチャー……!」
「遠き地の王よ、どうかその怒りを納められよ。もし続けると言うのならば………彼女の命はない」
イレギュラーである蓮見静香とツタンカーメンを尾行させていた忍者(以下忍者C)がジャパニーズサムライソードを抜き放ち、背後から羽交い締めにした蓮見静香の喉元に刃を突き立てた。>>503 まーそもそもアサシンをガチで運営するとHFの呪腕ぐらいの暴れっぷりになっちゃいますからねぇ……
しかも火力的にもアサシンは擬似即死宝具あるとはいえ控えめですしね嵐によってTV的にカメラが機能しなくなった状況を利用して積極的介入に打って出ました
脅しといて怒りを納めろもどうかと思うけど>>507
ウホォ!聖杯戦争らしくなってきたぜぇ!「ここだろうね」
薄暗く、じめじめとした空気が肌に張り付く感触をゲルトは味わっていた。
ターゲットの朽崎遥は死霊魔術師(ネクロマンサー)だ。こういった環境が地の利を得易く、また小動物の死骸もあるので素材にも欠かない。簡潔に言えば相性がいい。
「くーちーさーきーくーん、あーそーびーまーしょー……!」
『よろしいのですか? そのような、ご自身から居場所を知らせるような……』
『ネクロマンサーってのは陰険な奴が多い。朽崎遥も、その例に外れずだ。なら、こんな所に篭ってジッとしている訳はない。故に、あちらから何らかの反応をしてもらおうと思ってね』
一歩を踏み出す。その瞬間——下水道の空洞にて爆発音が響き渡る。
『マスター!』
「慌てなくいいよ」
毒々しい煙から少量の擦り傷を貰ったゲルトが、ケロッとした表情で出る。
「こりゃ、死骸など使用して構築されたトラップ。効果は相手を内側から呪サツするものか……嘗められたものだ」
剽軽な口調はなりを潜め、閉じられた瞼を細く鋭く開き、瞳に込められた魔眼の眼光をギラつかせる。
「この程度、対策していないとでも思ったか。余り、執行者を侮るなよ」というか矢と嵐(林檎が有名な分そちらの知名度はそこそこ)だけで即座に真名までこぎつけて英名じゃなくドイツ語名が先に出てくるってさてはファンだなルーカスよ
ランサー陣営が蚊帳の外でちょっと寂しい
訓練中だからね、仕方ないよね>>513
スキルパワーで飛び上がり嵐宝具に殺されながら雷遁発動って流れ?
突き立てるはアレですな…映画によくあるNGシーンみたいになってしまいましたな!ハハッ
突き付けるに訂正でおなしゃす>>513
風遁の術・雨遁の術ってやつなのかな
台風や竜巻、暴風雨などを利用して追手から逃れる忍者にとって初歩中の初歩現状を分析する。
今私を羽交い締めにしているのは日本刀を持つ忍者だ。
クラスはおそらくアサシン……本来なら、山の翁に連なるものしかなれないはずの枠がこのサーヴァントは成り代わっている。
腹が立つ。
本当に腹が立つ。
このふざけた聖杯戦争も。
アサシンの名を汚すこのサーヴァントも。
なにより、もう一度サーヴァントに襲われかけている自分に腹が立つ──『心配しないで。自力でなんとかするから』
『な──!?』
予想通り驚愕するアーチャー。それに反応してアサシンの力が緩む。
ここまでは予想通り。アサシンの武器は自前のもの。ならば今からやることも通用する。
身体の密着度も十分。これなら『あれ』が成立する──。
「天地玄妙神辺変通力離──」
詠唱と同時。
私はアサシンの手をとり、喉元につけられていた刃を突き刺した──同時。私の背中に生暖かい液体がかけられたのを理解する。
効果はあった。今使ったのは傷の共有。
譲渡は化血刀を使わなければ不可能。転写できるものは周囲にはない。
だが、アサシンが使っていたのは自前の刀だ。
サーヴァントに通用する武器によってつけられた傷なら共有も可能──!
「がっ、なっ!?」
目の前の状況を理解できていないアサシンの手から身体を投げ出し、掌に格子模様を描く。
九字陣──魔を退け病を祓う紋様に魔力を通し喉元にあてると私の傷は綺麗になくなった。「マスター!」
声と同時に暖かい手が私を抱き抱える。
アーチャー。偉大なるファラオ。私のサーヴァント。
ごめんなさい、ありがとう。私、今度はうまくやったよ。
「心配するなって言ったでしょう?」
「……まったく」
苦笑し、そして破顔するアーチャー。
本当にこの人には、こういう顔がよく似合う。
「よい。許す。余と共に戦場に立つ以上、この程度の無理は通してもらわねばな
さあマスター。準備はよいか?───反撃の時である!」要約:ぅゎ呪術っょぃ
運営アサシンどんどん減ってる………。あ、ゲルトさんへの反応は考えてるのでちょっと待ってください。すぐには反応SSはあげれないと思います。
クッチーの性格的にゲルトさんからは逃げるんだけど、ストーリー的にはバトった方が面白いんだよね。どんないしよ。>>522
思うままにやりなされ(黒野くんあたりと鉢合わせしようとしてたけど速攻で屋敷にとんぼ返りしたやつ)>>523
むしろ聖杯戦争がポピュラー化してアポのように19人のハサンが割れてるこの世界だと呪文を弄ってハサン以外を呼ぶ方が当たり前まである。>>523
蓮見ちゃん的にHFルートが一番聖杯戦争として納得行く布陣なので……(イレギュラーの英雄王と小次郎は即敗退)>>514
ご要望にお応えしましょう
というわけで、どうぞ
『それ』を最初に感じ取ったのは、ランサーだった。
「……む?」
問答より1時間、鍛錬を再開ししばらく経った頃。不意に、ランサーは明後日の方向へ視線を向けた。
「どうした、ラン――」
問いかけの途中、俺も『それ』に気づき口を閉じる。
工場の外から聞こえてくる重低音。子どもの頃より、聞きなじんだその音は――
「雷鳴、だよな? これ」
「うむ。間違いなかろう」
割れた窓や天井に目を向けるが、見上げた空は至って晴天。白雲はいくつか浮かんでいるものの、雷雲らしきものは見当たらない。
天気予報でも今日は一日晴天と言っていた。となればこれは
「まさか……」
「いや敵襲ではない。それなら既にこちらを攻撃している筈だ。にもかかわらず、拙者達がこうしていられてるという事は」
「――どこか遠くで、戦闘が行われてる?」
「だろうな」
続きます>>529
ランサーに目配せし、俺は傍にあったリュックを拾う。程なくして的と矢を回収してきたランサーも戻り、二人揃って出口に向かった。
外に出て、周囲の様子を伺う。とりあえず付近に敵影らしきものはないが…………む、あれは。
「雷鳴の出所はあそこか。成る程、ずいぶん派手にやってるらしい」
同じく、雷鳴の発生源に気づいたランサーがその方向を見やる。
視線の先――――遥か上空のとある一点に、黒雲が固まって浮かんでいた。パリパリと紫の雷光を奔らせ、時折地面に向けて数条が放たれる。
その他の部分は至って晴天であり、同じような雷雲が発生する様子もない。明らかに自然現象とは思えない光景だった。
「宝具か、それともスキルか……」
「どちらにせよここからでは良く見えぬな。ひとまず陣を移すぞ、黒野」
「陣を移すっておわぁ!?」
「飛ぶぞ! 少々我慢せよ!」
急に首根っこを掴まれ、勢いよく身体が上昇する。
全力のGがかかり、一瞬気が遠くなりかけたがどうにか持ちこたえた。
「大事無いか、黒野?」
「あるわ! いきなり跳躍するな馬鹿! 初日といい今回といいコロす気かお前は!」
初日の出来事が甦る。あの日も救助活動を終えた直後こんな風に手近な建物の屋根に跳んだのだが…………正直、二度とごめんだと思っていた。思っていたと、いうのに。
「緊急事態だ、容赦せよ。次からは気をつける故な」
「……だといいけどな」
続きます>>530
なんとなくだが、叶わない予感がする。生前のこいつにも仲間はいたそうだが、何というか苦労が偲ばれる気がする。
憮然とした気分のまま双眼鏡を取り出し、雷雲の方角を注視する。
どうやら郊外の森林地帯上空に発生してるらしく、ちらほらと火事の煙が垣間見えた。
「確か、あの辺りにはいくつか別宅が在った筈ではないか?」
「別宅というか別荘というか。まあ金持ち向けのリゾート地になってるとか聞いたな」
ふと、あの偉そうな魔術師青年――ルーカスの事が思い浮かぶ。
そういえばあいつも名門だか何だかの出身だって言ってたような。という事は、あそこにあいつの拠点があったりするのか?
「その可能性は高いな。お主の情報通りであればあの辺りは市中からも離れた土地。周囲を顧みず一戦仕掛け、あるいは陣地を構築するにもそう悪くなかろう」
戦人だったランサーが太鼓判を押すとは、これはますます可能性が高い。
つまりあの雷雲は、ルーカス側に仕掛けた何者かが展開したものという事なのか? いや、陣地構築の面を考慮するとルーカス側の術なのかもしれない。
そうなると今から向かって飛び込むのは非常に危険だ。下手をすると無駄足どころか飛んで火にいる夏の虫になりかねない。
まあそもそも、ここから向かうにも距離がありすぎるのだが。単純に見て、5キロ以上離れてないか?
「如何する黒野。拙者としては、今から向かうのもやぶさかではないのだが」
「……流石に今からじゃ遅すぎる。それに、お前だって万全の状態ってわけじゃない。せめてあともう一段階引き上げられるか、ゲルト達と足並み合わせて仕掛けたい所だろ」
「では」
「一旦街に戻るぞ。流石に一度ゲルトと合流しときたい所だしな。あっちはあっちでほっとこう」
完ヒャッハー!新鮮なランサー陣営だー!
なんでも言ってみるもんだなぁ>>531
というわけで黒野一行は街に戻ります
うまくすれば、ゲルト達と合流できるかも
しかし蓮見陣営と鉢合わせか…………それはそれで、悪くなかったかも
実力的には絶望的な相手だけど、黒野の異常性を見せ付けるという意味ではある意味適役な人だと思ってたので(さしずめzeroの時臣と雁夜みたいな感じで)
ある意味、黒野にとっては逆鱗に触れられる相手かもしれません>>531
なんというすれ違い。聖杯戦争の醍醐味だネ!>>524
本来はファラオに抱き抱えられながら雷雨の化身と化したファラオと共にアサシンに突撃かますはずだったんですよ
自分の描写不足のせいでファラオが宝具使っただけで終わるのはかわいそうだったので……
しかし蓮見が鉄の女すぎる。月で生徒会とかやってそうさてこれからどうなるのやら
アサシンとしては足を香りづけにされた時点で令呪による撤退を要求したいところだが>>536
香りづけ→氷漬け
予測変換が狂った「ほう…?」
乱入者のマスターを人質に取った忍者が人質そのものから反撃を受け消滅したと報告を受けたジェームズは口では平然を装ってはいるものの内心驚嘆していた。
ニッポンの女人と聞いていたが中々やる…不意を突いた忍びを倒すとは……もしやクノイチか…?いったい如何なる忍術を持って、、ええい!気になる!
「如何致します主。四半刻もあれば他のマスターに付けた三人を差し向けることも出来ますが」
「それでは趨勢は決まっていよう。ここでアサシンを失うのは惜しいが……なに、彼奴も英霊。我らが助け舟を出さずとも生き延びる算段があっての襲撃であろう。それに監視を外すのは避けたい」
「ハッ……」
だがこれで狂戦士陣営討伐のお膳立ては失敗に終わった上に、影の軍団を参加者に晒してしまった。
「中々思い通りにはいかぬのが人の世の常で御座ルか」
屋上で独り言ちたジェームズであったが一番煮え湯を飲まされているのは協力関係にあるニコラスであろうことは完全に失念していた。そういやこの大会の場合、令呪は最低一画残すって定石はあるんだろうか?根源目的のマスターなら自害用に残しそうだけど、それ以外が目的(賞金目的)なマスターとかは使い切ったりできるのかね?
大凧で舞い上がった忍者Bは嵐なり竜なりにやられてしまったと言うことで
にしても久々に大きく動いて楽しいぞい!
ニコラスサイドは取り敢えず同盟対アサシン戦か弓狂戦、先に決着ついた頃にようやく膠着状態から抜けた感じ?
いやー長かった……無理がある所があるかもしれませんが、一矢報いるのを試みてみます。
キャスターの宝具は、アサシンを凍らせる事は出来なかった。
まず、風の音が、音楽家の英霊でも無ければ気付けない誤差を生み出し、狙いがズレた。
その上で、第一宝具と同規模で展開した為、アサシンがどうにか避けれる範囲の攻撃となった。
そして、どのような物か解らずともキャスターの攻撃を警戒していたアサシンは、脚が凍りつく前に木へと飛び移り、攻撃を回避した。
(危ない。しかし、この状況でどうやって私を……新手か!)
背後から膨大な魔力を感じ取ったアサシン。
最早、令呪での転移は間に合わない。
「なんのっ!」
アサシンは跳躍し、千里眼で見つけた近くの翼竜の元に飛び移り、その翼竜を即席の盾代わりとした。
炸裂する暴風に、断末魔を上げる翼竜。
だが、アサシンはその死骸によって直撃を避ける。
決してダメージは少ないとは言えないものの、まだ戦闘続行可能だ。
宝具による暴風を推力とし、翼竜の死骸ごとアサシンは屋敷に向かって飛んでいった。
ここから先の行動は屋敷の被害状況で決めます。>>542
避けられたかー。まぁ、一応オーダーは実行して貢献アピール出来るからもーまんたい。
次気張ってこー。
今の所寝室の窓割られたのと竜が何体か倒れたくらい?被害は。雨さえ、雨さえ降っていなかったら目眩しに火遁ジツで祭壇燃やすことも出来たのにっ!
アサシン陣営の無理ゲー感すごい
漁夫の利狙わないと勝ち目ない気が>>545
マスター暗.殺.取り上げられてる時点でアサシンの強み無くなってる定期。参加型SSでしゅんころ退場とか嫌じゃないですかー(数週間ぶり云回目
>>547
至極ごもっとも。だが詰ます、何故ならこれ以上アサシンに生き残られると心配極まりない故。
書きますねー。20:30までには一度以上投下します>>542
アーチャーの宝具と思しい大破壊は拠点を大きく巻き込み、壁が抜け、風雨が室内に吹き込み始めた。
「アアァアーチャーアアもうちょっと加減っつく!!」
ーーーまた、頭の中に、多分血管か神経かが、脳を握り潰すような、痛い、痛い、痛いーーー
「崩れるなぁ......右手ぇ......」
作成した魔術を右手に持って、外に出る。
アサシンがキャスターの足留めをすんでで躱し、ライダーの元へ突っ込んで行く姿が見えた。
「"ライダー、フォローよろしく"」
「光素(photon)・閃光(flash)」
左手の親指と人差し指に光素を生成。指鳴らしと同時に発光させる。
同時に右手に持っている"情報"を目線に合わせる。
"情報"とは映像。それもこの場と全く変わらない映像が、ーサーヴァント相手なことを考えるとーせいぜい2、3秒程度の物。
ーーーああ変わらない。実際の映像を見ている頭に寸分違わない写真を貼ったヘルメットを被せるようなものだ。
ただ違うのは、"角度"。この場の景色と全く同じ映像で、角度が向かって左に30度だけずれている。
いくらサーヴァントといえど、嵐雨の吹き荒れる戦場に於いての突然の閃光に異音、無視出来ようはずもない。
ーーーそして、僕の魔術の射線は
相手の、更に戦闘を行なっている相手の目に直接、変換(クラフト)した光を当てるのは当然困難を極める。狙って当たる訳がない。それがサーヴァントなら尚更のことである。
ーーー無いなら作ればいい。"こちらを見たその視線"こそが射線になる。
目と目が合った瞬間、アサシンの視界に直接映像を打ち込む。
アサシンはーーーこのタイミングで最前線に突っ込むうちの子
いやしくっても大丈夫な確率の方が高くなるようにライダーに頼んでるけどね
ここで「自分の魔術を決め手にしようとする」のがうちの子の明確な弱点ですねー
でもまあ参加動機からしてこれが目的なのでどうしようも無いですが>>552
アサシン突っ込んで来てるでしょう?突っ込む先をずらすのよ。
ちゃんと当たってたら多分、幻像だったと気がつく時にはもう遅いし、幻像だと気がつくには効果時間が短すぎるくらいの持続時間に調整してる。「……はぁっ!?」
アーチャーの物と思しき宝具。自身の足止めと“すれ違う”タイミングで放たれたソレは此方(屋敷)のことなどお構い無しに巻き込んでいく。
時間流を加速すれば多少のダメージは負っても逃れられるだろう。“キャスターが1人ならば”。
この回避手段は1対1ならともかく瞬間的な面制圧攻撃には対応出来ない。
――そう。
――またもやクローディア・スチュアートが足枷になっていた。
――決断は一瞬だった。
「この、ク.ソガキは……!」
眠っているクローディア・スチュアートの首根っこを鷲掴み、屋敷の外へ飛び出そうとし―。
――宝具の嵐はキャスターの半身を飲み込んだ。アサシンの宝具性能を察知してる訳ではないしそういうアクションとも違うやろ
あれ…?もしかしてスティードさん以外に知ってる人いる?キャスター、無茶しやがって……
>>558
ルーカスくん
「ごめん!壁とか強化しとけば良かった!」
でもそんな時間も余裕も無い(無慈悲)
アリエス
「しごとしてよコリュキオン」
護竜
「(吹き荒ぶアサシンの嵐とランチャーの乱気流から誰がお守りしているとお思いか)(でも言わない)」>>559
霊格(心臓と頭)は無事なのでまだギリチョン生きてる。>>559
アサシンに(撤退されるにせよ撃破しきるにせよ)あとどれくらい時間を割かなきゃ行けないかどうかかなー?
とりあえず霊体化してくれたら霊格無事ならなんとかなりそうだし(snのセイバーに初っ端から袈裟斬りにされたアーチャー参照)ここで大事な大事な再誕チャ〜ンス…?
大会をファッキン言ってた奴が一番お茶の間に笑いを提供する死.に方をするという皮肉よ。
霊格は無事だがダメージが深刻なのでやっぱり死.ぬ。遺言言えるかどうかの違いやね。
クローディア、やっぱり死.神だった件について。セイバー脱落から約1ヶ月…ついに二人目の脱落者が…
まさか同盟相手の宝具に巻き込まれ死にとは…
ファラオ、ちょっと反省してこれは面白くなって来ましたよ!
やっぱりキャスターは紙装甲じゃないとね!(何)>>575
キャスターは魔術師じゃないんで……。>>578
違う、違うんだ!どっちも参加させたいの!(ルイーセちゃんと麗奈さん)これも全部ダイスって奴が悪いんだ…
ルーカスくん
「ここまで僕の頭痛に誰も触れてくれない件(´・ω・`)」忍者)つバファリン
頭痛発生からまだ一日も経ってないねん…クローディアちゃんは寝てるし蓮見は早々に祭壇を出たから知ってる人間がいないっちゅう>>589
ただの偏頭痛か身に合わない魔術行使による代償かなって気にしてなかった……。
コントの流れでサーヴァントが脱落するって話題かっさらいが起こったからね……?あぁ、そうか。キャスターが脱落するからアジをメタれる存在が居なくなるのか。
もー!もーーー!!
忍者がバレて、まだ残したかったキャスターが脱落確定の上、下手したらアサシンまで脱落。
ニコラスの胃は駄目かもしれない。
ところで、翼竜の被害はどれくらいなんだろうか?>>577
もはや裏切りと取られてもおかしくない乱チャー
まあこの状況だともはや同盟も何もなさそうではあるが>>599
いいですよー枠が空いてたら参加させてもらいます>>596
アサシンは気配遮断戻してましたね。確か。これゴタゴタで生存か?気づいたら大変なことになっていた
こうゴニョゴニョすればなんとかならんでもないと思うんですけどね
キャスター生還の方法は一応あるので人が増える朝から昼間くらいに提案します>>596
宝具のダメージ考えると、気配遮断は切れてるかもしれません。>>606
抑止力によって権能が抑制されている状態で可能ならば。
権能の地球上での行使
上記の神霊クラスの降臨同様、物理法則の確定した現代で「そうだからそうなる」で力を行使する権能も抑止される。
ギルガメッシュ曰く、地球上で『天地乖離す開闢の星』を本気の全力全開で行使すると抑止力に目をつけられ、排斥されてしまうとか。
そしてこれに抵触することを分かっての事ならば、ワンチャンある?>>606
個人的な意見ですが、ちょっと厳しいと思います。
まず第一に距離があること。(少なくとも、乱チャー陣営とキャスターの距離は近くはなかったはず)
第二に、嵐で視界が良いわけでは無く、乱チャー陣営がキャスターのピンチを知覚できるのか?という事。
第三に、アサシンを完全に撃退できている訳では無いこと。
第四に、キャスターに単独行動、戦闘続行、といったスキルが無い事。
つまり、乱チャーがキャスターを復活させるには、視界が悪い中、キャスターの消滅の危機を察知し、それなりの距離をアサシンからの襲撃を警戒しつつ接近し、宝具で回復させる必要がある、と自分は考えています。アサシンへの警戒が必要な以上、移動速度は多少なりとも遅くなるでしょうし、そもそもキャスターのピンチがわかるか?といった問題もあります。さらにはキャスターは大ダメージを負った状態で長時間現界はできないので、今の戦況で乱チャーがキャスターを復活させるのは無理があるのではないか?と自分は考えています。>>608
ただ、アサシンは乱チャーには襲撃かけません。
だって返り討ちにあって死にますし。
それでもやっぱり厳しいですね。惜しいキャスターを亡くした…
乱陣営さんの「雷雨の化身と化したファラオと共に」って文章からもしかしてファラオが嵐に変身してる可能性が……?
そうしたらキャスターを不意に巻き込んでしまったくらいは察知できる?? ちょっとどうとでも取れるからわからんな>>612
そこらへんどうなんですかね?個人的にはキャスターが最期の力振り絞ってクローディアちゃんを逃した。とかだと胸熱。クローディアさんの説明が待たれる。それが無理でもルーカス君がどうにかするでしょ。魔術刻印埋め込んだままだし。
え〜、それから。妙に委員会さんが顕現をしたがってる感じがするので、無理だよ。という根拠を。
まず、現状からクローディアちゃんが生き残った場合、サーヴァント令呪も喪失状態なので、運営に保護される可能性が高いです。脱落者インタビューとかもあるしね(クローディアちゃんが答えられるかは別)。
そしてそもそも
>>573で説明された術式の存在。クッチーなら術式そのもの"破壊"できるかもしれませんが、それより運営の保護の方が早いと思う。そうで無くてもルーカス君が守るしね。>>616
すやすやしてますよ。この状況下で。>>618
物語的には一気に加速したから全然OKよ。
気にすることは有りませんって。むしろ軽率に宝具を展開したファラオが問題だった……本当に申し訳ないです…
>>621
こっちは別に、こちらから切ったりはしないよ。
バーサーカーなんとかしようって組んでるんだから、ルーカスくんはバーサーカー刈り取るまでは組むものと考えるよ。
ルーカスくん
「というかこういう状況で感情的に効率の良い手段を取らないのあんまり僕は好きじゃないかも。別に何も思わないわけじゃないけど、その思考が無駄だし」>>622
あっ!この人他人事だと思って愉しんでる!まぁ、同盟が継続or破綻はルーカス君と蓮見んの会話次第かなぁ。個人的にはどっちでもいいけど。破綻してくんないかなー(ワクワク)。なんか久々に覗いてみたら、面白いことになってらぁ……つまりありかな?アサシン襲撃で追い払ったは良いけど、宝具の余波でスペランカーだったキャスターがしんだ?……同盟がそう完璧に出来るわけがない……これが、抑止力か……
ある程度区切りがついたのでゲルトさん襲撃の対応SS投稿。
地下下水道某所
「そういえば、この世全ての悪(アンリマユ)ってどんな存在だったの?やっぱバーサーカーが心酔するぐらいの悪党?」
「いや、綺麗な女。余(オレ)がこの世で一番好きな女だ」
「ふ〜ん、バーサーカーがそんな事言うなんてね。バーサーカーって結構欲に忠実なタイプだし、妖艶でセクシーな感じ?」
「いや?孤独でロングヘアのクール系」
「うわっ、意外!バーサーカーってそういう趣味だったんだ」
「あ〜、どっちかってぇと、外見よりは中身に惚れた感じだな。あいつはスゲェ女だったからな。余はあいつを助けたいと思っただけだ」
「ふぅん、そっか。惚れた弱み、って所かな?ま、いいか。それじゃ行くよ?せーのっ!」
『「フルハウス!/フォーカードだ」』
「ま、負けた………ッ」
「はっ!余に勝とうなんざ、百年早いっての」(ドヤァ………)
『くーちーさーきーくーん、あーそーびーまーしょー……!』
とっさに立ち上がり、周りを警戒する二人。
朽崎は即座に探知用使い魔を起動させ、侵入者の確認をする。
「ゲルトさんかぁ………、とりあえず、ポチっとなっ!っと」
躊躇鳴無く呪詛系のトラップを起動。ーーー爆発音。が、ゲルトは無傷。さらには「執行者を侮るなよ」という発言が聞こえる。朽崎は即座に決断を下した。すなわち、逃走である。
「バーサーカー!逃げるよ。準備して」
「あぁ?それは、アレか?余が侵入者に勝てないって判断したってことか?俺を侮ってるって事かよ、オイ」
-cont.->>626
「違う違う。バーサーカーは勝つでしょ。事実君は最強だと僕は信じてる。もし、俺たちが負けるとすれば、原因は僕のミスさ」
「じゃぁ問題無いじゃねぇか。返り討ちにすればーーー」
「返り討ち?無理無理。バーサーカーは勝てるかもしれないけど、俺がゲルトさんに負ける。執行者ってのは、戦闘のプロだ。俺が勝てる相手じゃない。わかりやすくいえば、多少喧嘩慣れしてる不良な高校生が、プロの格闘家に勝てるのか、って話さ。神楽のやつならゲルトさんにも勝てるだろうけど……。という事で逃げよう。人質取られて敗退なんて、笑えないだろ?さっき使い魔越しに確認したけど、ちょうどいいタイミングで、ライダー陣営でも戦闘が開始してる。前みたいに狙撃される可能性は低いしね。とりあえず地上に行こう」
「了解。んで?逃げるにしても、何処行くつもりだ?」
「そこはまぁ、ブラブラと。適当にホテルでもとろうかな、と」
そうして彼らは地上へと逃走を開始した。完成した礼装をバックパックに入れ、梯子を上って地上へとーーー。
(そういえば………どうして潜伏場所が割れたのかねぇ?GPS?でも運営が一参加者に加担するとは考えにくいし………)
朽崎は疑問に思ったが、とりあえず逃げる事を優先した。
-over.-
という事でバーサーカー陣営は地上へ移動。ゲルトさんにはしばらく地下下水道を探し回ってもらいましょう。地上では、黒野君とエンカウントしたりするかも?あと、地下下水道にはゲルトさんとの会話用に頭蓋骨の通信用使い魔一個を残してます。ゲルトさんが見つけたら会話発生の可能性アリ。……あれ、もしかしてランサー陣営ピンチ?
先の展開が思いつかないので、とりあえず書ける所まで投下します。
「どうにか、生き延びましたな」
墜落した翼竜の死骸から離れるアサシン。
『無事か、アサシン?』
『ええ、まだ戦えます。それと、忍者の片方は翼竜に喰い殺され、もう一人も、身体の四分の三が失われたまま落ちていったのでまず助からないでしょう』
『そうか。あと、キャスターは熱力学関係の科学者だろう。ライダーが魔術を使えないのなら、凍結現象を起こす科学者の英霊となるとそのあたりのはずだ』
と、状況を整理していたアサシン陣営だが、ここでアサシンがある事実に気付く。
『マスター、問題が一つ。気配遮断のランクが令呪使用前と同等まで戻ってしまいました』
イレギュラーの宝具は、気配遮断に支障が出るほとのダメージをアサシンに与えていた。
アサシン陣営はここで敗退するか翌日に拠点を乱チャーに襲撃されて敗退するかのどちらかとは考えてます。>>631
ほぼそのまま①だよ。
「作成した映像」が一つしかないからかけられる相手も一人しかないね。
本当はクローディア嬢にしたみたいに相手の目を狙って撃つのだけと、流石にこの状態で狙っては打てないからアサシンの視線を射線にして目に打ち込む感じ。
物理効力は0(映像ってだけだから)だけど弾速は目があった瞬間に打ち出しても間に合うくらいの速度だよ。ちなみに、前も言ったけど、「物理干渉できる弾丸」は光素をそれを構成する魔力に崩しながら飛ぶせいで光の性質がだんだん失われていくからそこまで法外なスピードまではやくはならないよ。
初速度からだんだん下がって行って、くっちー狙撃した時は拳銃の弾丸くらいまでは落ちてたはず。修羅場スルーして戻ってきたら狼が待ち構えていた件
いやまあいずれ出くわす事は覚悟してたけど2日目に引き続きまたか、またなのか
ところで今のゲルトって相変わらず変装状態なんでしょうか? それとも既に元の姿に?
それ次第で合流時の対応が変わるかもしれません>>636
今はクッチーを倒そうとして地下下水道にいますな。クッチーは侵入者はしばらく地下下水道に閉じ込める為、色々仕掛けはしてる。あと単純にゲルトさんはクッチーがどこにいるか詳しくはわからない(迎撃はされたから、地上に行ったとは考えてないかも)ので、合流は難しいのではないでしょうか。変装は解いてると思う。クッチーが目視でゲルトさんって判断できたし。変装してるとうまく戦えない可能性もあるしね。>>634
まあ前提として、「攻撃目的での小石の投擲」としての「石ころ」だけどね。
光素が持てる最大コストが5→4になったから5+5連結で「(威力3+射程2)+(射程5)を五発」だったのが、同じ距離をぶち抜こうとすると4+4連結で「(威力1+射程3)+(射程4)が五発」になって威力が下がるって具合。
4+4+4連結で「(威力4)+(威力1+射程3)+(射程4)を三発」とかなら出来るけどね。>>639
即興ですが、こんな感じになりました。
再び屋敷を目指し動き出すアサシン。
その千里眼の視線はルーカスと合い、アサシンの視界に、ルーカスの用意した映像が映る。
千里眼を持つアサシンからすれば、数秒だけ急に遠くが見えなくなった事からそれが偽物だと判断するのは容易だ。
それ故、アサシンは進行方向を変える事はない。
しかし、それに気を取られ、アサシンは数秒程足を止めてしまっていた。
タイムロスが積み重なってますし、乱チャーが追いつくかもしれませんね。黒野さんに相談なんですが、クッチーと黒野君のエンカウント、どうしましょうか?タイミング的には街へ帰ってきたランサー陣営と地上に上がってテキトーに散策(宿探し)してるバーサーカー陣営なので、可能性としてはばったり会う可能性が無くはないんですよね。こっちで勝手に決める訳にはいかんので、黒野さんの意見が聞きたいです。
今、記述欄同盟で起こってる事は、キャスター脱落(ほぼ確定)。アサシン脱落(未確定)。って感じですかね?アサシンが脱落するなら乱チャーvsアサシンって形になるんじゃないかと思います(理由……ルーカス君がキャスター脱落を感知し、確認すると思うので、乱チャーvsアサシンには参加できなさそう)。>>642
なるほど了解。ちょっとシチュエーション考えてみます。遭遇SSは投稿するにしても、クッチーが黒野君に挨拶とか、ちょっと話しかけてバトンパスって形になりそうです。
あ、これはリアルの方の都合ですが、5月3日は午前中〜夕飯時前ぐらいまでは用事ができたので、でもにっchには参加が難しいです。一応ご報告させていただきますそういえば狂陣営って弓槍同盟のこと知ってたっけ?
騎術対狂戦と前後して弓槍対剣戦があったから直接は知らないハズ?騎術戦後は地下に潜伏してたし
三日目午前中の運営からの接触で同盟情報は伝えてないし>>646
と言ってもクッチーの場合、黒野君見っけ!面白そうだし話しかけてみよう!みたいなノリになると思います。あいつ割と快楽主義的な一面もありますし。あと、みなさん(特に黒野さんと黒鹿ファンさん)には気を悪くしないでほしいのですが、ランサー陣営とバーサーカー陣営が戦闘になった場合、多分バーサーカー陣営、割と勝てるんじゃないかな?という保険もあるし。
(マスター勝負……戦闘経験の差で勝てる可能性の方が高い。武装のバリエーションもクッチーの方が多彩だし。
サーヴァント勝負……バーサーカーとランサーの場合、技量的にはランサーが有利。ただしランサーには防御系の能力、及び遠距離攻撃手段がないので、バーサーカーが距離とってクリンタを連射すれば、ほぼ完封できる、と思うので)
>>647
時系列的には、騎術対狂→地下潜伏→使い魔で弓槍対剣を目撃、って流れですかね。どちらにせよ、弓槍同盟の事は知らないです。>>648
そうなんですよねぇ……ぶっちゃけうちの陣営が何故出くわしたくないかって、朽崎の性格もありますがそれ以上に現状のスペックだと勝ち目絶望的なんですよね
「見よ~」の宝具を解放すればワンチャンなくもないですが、それでもマスター戦という問題が残りますし
だからまあ敵対するとしてもゲルト含め他陣営の集中攻撃に便乗するか、さもなくば一度話し合いに持ち込みたかったり
私、というか黒野にとっては朽崎陣営の排除が要なのは重々承知だと分かってるけど、じゃあその後他の陣営どうすんの?ってな立場ですし
その辺も打ち明けたいと思ってます>>650
先言っとくとライダーではバーサーカーには勝てない。
鯵無しでも殺しきれないんじゃないかな。
じゃけんくっちー狙撃するね。>>648
バーサーカーは今大会でぶっちぎりに相性悪いから仕方ないね
戦っても倒すのは無理、逃げ切れても強化はされない、とメリット皆無
ランサー陣営には今すぐ逃げてほしいレベル>>653
アーチャーはファラオじゃない方ね。バーサーカー以外が勝つには、いかにバーサーカーを集中攻撃して倒すかな所ある。
多分アサシンも脱落するだろうし、残りの陣営が一つにならないと厳しいかな。うちのアーチャー神性魔性問わずの神秘絶対ムッコロマンだからワンチャンあるかもね。
自分的なバーサーカーの各サーヴァントとの戦闘相性
セイバー…自己保存が厄介。マスター戦の行方次第。
ランサー…先ほども書きましたが、距離を保てば完封できる。
アーチャー…神秘コロしが天敵で、能力的な相性は最悪。ただしアーチャーは周りを優先する性格、そうで無くとも民を守る英霊なので倒せる可能性が割と高い。
ライダー…本人申請的に勝てる。
キャスター…多分メタ殺.しされるが、魔力放出でとっとと接近し、一撃でも当てれれば倒せそうな気もする。
アサシン…勝率高し。何とか探し出してクリンタブチ込めれば勝てる気がする。
乱チャー…勝率は不明。自分でもどうなるかわからないですね。
自分の認識的にはこんな感じ。どうでしょうかねこれ?あと、黒野君とクッチーのエンカウントSSは早いうちに投稿できるよう頑張ります!>>658
まぁ、実際キャスターが事前準備できずにバーサーカーが普通に接近戦したら宝具使うまでもなく殴られて消滅なんですがね!(笑)
予め分かっている上でなら高速移動で避ける“だけ”ならギリギリ出来る。ただし本気出されたらふつーにアウト。>>661
槍陣営は今大会の主人公だった…?群像劇はみんな主人公なんやで(ヤベー連中から目をそらしながら)
しばらく聖杯大会はお休みでもいいんじゃないかなぁ………と思うのであった。たまに浮上させればいいでしょ。駄目?
一応クッチーと黒野君の邂逅シーンのシチュエーションは考えました。>>664
まぁ今日はしょうがない
サーバーが重すぎてすぐ戻ってくるかもしれないけどネ説明から漂う面倒臭い感が今からつらい
>>668
なあに、どうせ人類悪顕現するからヘーキヘーキ。実際人類悪になるのは初めてです(一周年番組見て始めた)。しばらくはここもアイランドも予選も沈みそうね
採集決戦の再来となれば仕方ないがGW中にここを見付けてしまった人のためにもwikiからSSを読みやすい様に時系列順に纏め直してます。取り敢えず戦闘開始前まで
これから用事の合間を縫って順次更新してくので直ぐには完了しないけどwikiの人にばかり頼ってられないからネ!がんばるサー1日目まで纏め終わりましたー
今日のノルマ終わりーおのれ人類悪…
>>675
了解しました
では後程多少修正させていただきます屋敷のほうは、乱チャー対アサシンで終わりかな?
>>679
節の代名がかっこよくて好きです。お世話になります。
しかし、今現在は狂気クール系のクッチーですが、蓮見んと戦闘した場合、流れ次第では怒鳴ったりする可能性が出てきました。参加者のSGみたいなの知りたいなー。(SGってなんだ?…CCCのあれ?)
2日目長い……ッ! 全然纏めて終わらんぞい
文として抜けてたタクシーで同乗する経緯を捏造しました。「それはないだろ…」って思ったらそれはロバートの人でもゲルトの人でもなく俺の責任なので二人を責めないでくだされ>>682
wiki編集、本当にお疲れ様です
こちらの修正作業も先ほど完了しました
とりあえず一日目の台詞を一部修正、最初の会話と違和感ないようにつなげた感じです
多分これで大丈夫だとは思いますが、もし違和感なり不具合なりがあったら教えてください。こちらの方で修正させていただきます>>684
そうだったんですか。それじゃ、お言葉に甘えて今後も修正させていただきます
もちろん、全体としての展開は決して変えませんので周回で忙しい中編集お疲れ様です
明日から金土日とこっちに手が出せなくなりそうなので〜〜…頑張って現行まで追い付いた(つもり)!
乱チャー陣営がルーカスの時間稼ぎに引っかかったアサシンに対してどう対処するのか
キャスターはこの後どうなるのか
黒野、朽崎は接触するのか
そもそもゲルトは追い付けないのか
まだ波乱に次ぐ波乱が待ってそうですねぇここ中身がねーぞ!とか○○が抜けてるぞ!とか見落としてる可能性はあるので見付けたら是非教えてください
一応第1回のGMとしてこれからは自分も率先して編集してくのであ、個人的には、ゲルトさんが、下水道入った後、どう動くのか?どれぐらいで地上に上がるのか?が知りたいですね。しばらくは捜索するでしょうけど、それもずっとじゃないだろうし。
>>691
まあウィリアムテルはロビンフッドと混同されやすいからな
彼もまた森の狩人だし、やったことは似てるしね採集大戦も終わって人心地ついた感があるので浮上浮上
とりあえず今は朽崎さんのSS待ちでいいんでしたっけ?
それとも三陣営激突の続き待ち?とりあえず、私の陣営は探索し続けますよ。
ご存知の通り戦闘中ですね。
アサシンの反応ssは貰えたので次の対処ssをまた書きますね。
もちろん投下前にはまたワンクッション置かせていただきます>>698
忍者の頭領になった気分から嬉しさが勝って割と強気な命令出してるのが悪い方向悪い方向に…
いや、サーヴァント(推定)に不意打ちくらってんのにやり返してくる蓮見ちゃん鋼メンタル過ぎる惚れんわちょい、わっちのアチャーに追加情報。
赫焉は頂く穹窿と倶に(トーン・ハオ)
・ランク:A
・種別:対魔宝具
・レンジ:1〜50
・最大捕捉:1人
天より授けられた赤い大弓。矢を用意する必要はなく、弦を引けば自動的に補充され、更に機関銃のように連射も可能とする。
また生前に使用したとされる宝剣は、この宝具と一体となっており、末弭から上関板、姫反、鳥打、胴にかけてと、本弭から下関板、姫反、大腰にかけての部位が刃となっている。こちらの刃部も対魔宝具としての効力を持っている。
つまりは白兵戦もばっちこい。>>700
ちゅよい……流石グランド弓候補のひとりそろそろ同盟相手のランサー陣営との戦力差がヤバイので宝具一つくらい追加してあげてほしい
三日月宗近とか思いついたので、浮上がてら三日目出撃前の一幕を投下してみます。
「もうすぐ作戦決行か。そういえば、アサシン。聖杯に何を願うつもりなのか?」
食堂のジャガイモのクリームシチューを早めの昼食としつつ、スティードは質問を投げかける。
「いえ、私は特に何もありません。助けを求める声に応じただけの事です。」
そう返答してから水を飲むと、アサシンはこう続ける。
「ただ、マスターの願いは叶えられるべきものです。人々の日常の為の切なる願いこそ、私がゲスラーを討つと決めた理由ですから」
それを聞き、感極まって言葉を失うスティード。
「ああ。必ず勝とう」
と、絞り出すように、告げるのであった。こんないい人達を倒そうっていうの……?
やはり王に人の気持ちはわからない>>704
ーメタ視点ですー
おうさま
「恨むならアサシンで現界してしまったことを恨んでくれたまえ」
アサシンが足を止める。
ほんの一瞬ではあるが、その一時はサーヴァント同士の対決に於いては致命的な隙となる。
屋敷を囲む飛竜は64頭、何とも接触せずに敷地の外に逃げうる位置など無い。
居場所が検知された事で必要度が薄まった上空から捜索していた飛竜、占めて26頭がアサシンに迫りーーー
ーメタ視点ですー
いったんここで止めますね。反応見ます。
あとランチャーが間に合うかって話もありますが、こっちはうちがこのまま仕留めきるつもりで進めています。よく考えたらこっち見ないといけないとは言え高速起動中のアサシンの目に直接当てられるのか
>>710
動体視力のまえに視力強化があるから視認する分には問題なかった弾丸じゃなくて照射ビームなら視界に入れないとかかなり難度高いよね
今回の光情報ビームとは訳が違うけど狙撃回避した朽崎何者なんだと纏めて直してた時にルーカスの気持ちトレースさせられたわ>>714
そろそろ狙撃がくるから〜って回避したからな
見てから回避ゆゆうでしたレベルじゃない。俺が参加者だったらどうやって倒せばええねんって頭抱える>>714
ライフル弾の速度でも充分な気がする
確か秒速1km近くよね?
拳銃の3倍程よ、音速を優に超えるよ。乱チャー陣営を待ったほうが良いのでしょうか?
ライダー陣営からの描写はアサシン追撃の補強だから次は乱チャー陣営のターンか?とも思うけどここでアサシン陣営を動かしとかないと本気で詰みかねないよね…
完全に脱出しましたーって描写をしない限り少しくらい進めるのはアリなのではいうてこっからアサシン脱出するなら令呪での離脱くらいでは
竜がバーッと群がって手応えがないから離れたらいませんでした的な
それか無惨に食いちぎられるも根性で強引に逃げるか>>719
死ぬか逃げるかの二択っぽいからこのシーンは乱チャー出番無しかな?
この後の動きにもよるけどアサシンにとって、敷地内に居る翼竜は問題ではなかった。
(これ以上は危険でしょうか。しかし、翼竜同士の間隔からして一度に来るのは三匹程度、嵐の中なら逃げれますな)
だが、上空に翼竜が待機していた事までは、アサシン陣営の想定にはなかった。
それ故、上空の群れが到達するまでに令呪で撤退するのは間に合わなかった。
(私の失態です。嵐の中とはいえ、令呪が発動するまで、持ちこたえなければ)
マスターであるスティードは、アサシンとの視界共有と念話でしか戦況を把握出来ず、突発的な令呪の使用だと通常時よりワンテンポ以上遅れてしまう。
アサシン陣営に最大のピンチが訪れた。
こんな感じになりました。これはアサシン&キャスター消滅か……?
一気に事態が動きますな。アサシン陣営vs三陣営の衝突がひと段落したら、黒野&朽崎陣営邂逅って感じですかね
さて、どうなるアサシン運命のダイスロールするんです?
どうなるかは、乱チャー陣営次第ですね。
スティードさん本業がカタギだからこういう所で一歩足りない感じなってしまうのは分かる。分かるが……!
くっ、忍者が何とかのハサンだったらこんなことには乱チャー陣営は中の人がファラオを凸らせるか凸らせないかで迷い中です
呪術とかいう世界内での定義が決まってない分基本原則を守れば割りとやりたい放題の系統
影とは言えサーヴァント1騎落とすとか蓮見自重して再び議論開始。さて、今度は何が原因で世界が滅びかけるか……。
>>730
取り敢えず消えるキャスターとスヤッてるクローディアに関しては除外して構わないな!(慢心)>>729
投下前に確認取って良かった。
どうなるのだろうか、一応こっちが書いたのは「撤退しようとするアサシンと詰めていくライダー」なのだけれど。あああと、「アイエーテスに勝てるのはヘラクレスだけだ」ってある一説における原典の記述を踏まえたライダーの生前スペックにも触れているよ
おそらく今後の流れは
「スティードが令呪を唱え切るまで生存しようとするアサシン、逃すまいと追撃するライダー、アーチャー」
って感じかな。ものすごく長い一瞬だ。今の時点で、かなり高い確率で敗退しそうですし、こちらとしては既に敗退前提で考えてます。
>>728
戦闘に介入するならここが最後のタイミングだと思うので、展開的にも介入したほうが良いかもしれません。
因縁も考えると、乱チャー陣営がアサシン仕留めるのが自然な気もしますし。因縁といっても令呪が間に合うまでにすぐ仕留めなければいけないからアーチャーはアサシンに特に何も思えないだろうし
ぶっちゃけアサシンそんな因縁とかストーリー作れるほどの活躍無い>>736
なんか刺々しくなった。ごめんよ。
乱チャーが追撃に来るとしたらどんな感じになるのかね
現在アサシンは竜の応戦してる感じであとほんの一瞬で離脱するわけだが
少し遠くからでも狙撃すれば仕留められると思うけどでも1日目も二日目もマジで気配遮断してたし、そう思うのもしゃーないと思う、一応因縁があると言えばある(アサシン蓮見ん襲撃事件)が、薄いからなぁ………。
一応スティードさんも敗退前提って言ってるし、離脱したところに運悪く乱チャーが!みたいな感じなら無理な展開ではないはず。あ、でも嵐の加護あるわ………。>>739
ちと言いかたミスった。ドラゴンsを捌く為に移動したら向かってきた乱チャーとばったり、て展開。と思ってもう令呪発動してるわ。とりあえず>>727で言ったssの中身はスティードが令呪を唱え切るまで生存しようとするアサシン、逃すまいと追撃するライダーってそのまんまな感じですよ。
イメージする作中経過時間は二秒くらい(鯖の戦闘だしこれくらい行けるよね……?)ですね。大会開始から約二ヶ月……剪定スレでひそかに保守してた時はこんなに続くとは思ってなかった
聖杯戦争が娯楽にされたと認識してる乱チャー陣営に対して、本気で願いを叶えるつもりの陣営の存在を突き付けるのを考えたので、致命傷を受けてから消滅するまでに話せたら良いかなって思ってました。
ちなみに、投下した範囲では、まだアサシンは方針を決めただけで、スティードに令呪を使って撤退するのを伝えれていません。
念話無しだとスティードが決断しきれないので、アサシンが念話で伝えてから令呪使用になります。2人とも家に責任ある立場で、王召喚の一因である義賊
美味しい、美味しいですよコレは>>745
他の人の願いなんだっけと思って返してみたら
ゲルトさんは寿命問題で、
クロノが中身自体はありきたりのやつ、
うちが特に無しで、
くっちーが直死(でも今は違いそう)で、
ハスミンが巻き込まれか。
ゲルトさんは兎も角スティードさんの願いは参加者の中でも結構生活かかってるやつだったね。>>747
八百長以前に渡す義理が無いというのがねえ
例えば同盟相手、共闘関係を結んだ、恩を売ったのなら譲っても違和感は無いのだけどバーサーカー陣営の願いはザッハークが受肉ですかね。クッチーはまだ確定してないかな。あ、でも賞金の方はクッチーもらったら即半分使いますね。浮上ついでに申告。
>>750
そちらみたいに心を折る方向ではなく、大会自体はふざけた代物でも、参加者が遊び気分で居るとは限らないといった感じにしようかと。
雷帝のは、概念的な意味での王になるための試練のようなので、真似のしようがありませんし。槍陣営と狂陣営の邂逅ってどうなったんだっけ……
>>752
たしか狂陣営の反応待ちじゃない?朽崎(変装中)の楽しそうな声が響く。
「バーサーカー、こっちこっち!早く早く!」
「なぁ、今こんなコトしてる場合じゃねぇと思うんだが………」
「大丈夫だって!ゲルトさんはまだ地下で俺らのコト探してるし、ライダー陣営+αはまだ戦闘中。ホテルも取ったし、今しかこれは出来ないからねぇ」
「だからってなぁ………、余(オレ)に荷物持ちさせんじゃねぇ!」
そう、現在バーサーカー陣営はお買い物中なのである。バーサーカーは両手いっぱいに大量の買い物袋を提げ、釈然としない顔をしている。
「でもさぁ、このタイミングじゃないと、誉や奏、霧の奴への土産買えないじゃない。おっ、あっちにグリぽんのぬいぐるみ。誉が欲しがってたヤツだな。お買い上げっと。あとは………、よし、もうない。バーサーカー買い物終わりだよ~、ホテル戻ろっか」
「やっとか………」
「あ、荷物半分頂戴。悪いね、付き合わせちゃって。あ、グリぽんは持つわ」
そして彼らは今後の予定を話しつつ、ホテルへと向かった。
-ホテルの一室で-
「で、これからどうしよっか?さっき確認したら、ゲルトさん達はまだ地下で俺達のことさがしてる。地上から近寄って、細くしたクリンタでアーチャー狙撃する?それともライダー陣営の所に殴りこむ?」
「あ~、どうしよっかねぇ?とりあえずホテル出てから近い方かな。あ、でもライダー陣営の方がいいかもなぁ。生き残って安心してる陣営に奇襲かけりゃあ、倒しやすいだろ」
「なるほど。とりあえず外出て、アーチャー陣営に接近しつつライダー陣営方面も狙う感じかな。ちょっと待ってて。用意するから。あ、そうそう。暇つぶしにバーサーカーが気になってた俺の今の資金源の話でもしよっか。大阪で………」
-cont.->>754
-ホテル内バーサーカー陣営部屋前で-
「・・・それで、その時彼女なんて感じの顔してかっていうと、すっごく悔しそうだった。いやぁ、楽しかったなぁ!」
「余が言える立場じゃねぇが、アンタも大概ク.ズ野郎だよなぁ」
『それじゃ、ランサー。まずはゲルトと合流して、あのリゾート地の嵐のコトを相談する』
「いやぁ、『悪』の象徴にそんなコト言われるとは………、褒め言葉として受け取っておくよ、バーサーカー。あっ!」
『了解した』
『まずはゲルトに連絡を………ん?」
「やぁ、黒野くんじゃないか。交流会ぶりかな?」
黒野双介とばったり遭遇した朽崎は、ヘラヘラした笑顔を浮かべ、彼に話しかける。
「お前………、何のようだ!?」
「やだなぁ、黒野くんってば。この遭遇はただの偶然。もしかして、俺がいつも何か企んでると思ってない?」
「そういう訳じゃ………、ここでおっ始める気か?」
警戒を隠そうともせず、黒野は朽崎を威嚇する。だがそんなのどこ吹く風、とでも言うかのように朽崎は彼にひとつの提案をする。
-cont.->>755
「違う違う!ちょっとお話しようよ。僕はまだ聖杯への願いとか、決めてないしさ。他の人のを参考にしようと思って。君も、こんな街中で戦いたくはないでしょ?ま、拒否権はないんだけどさ」
朽崎は懐からグロテスクな外見の拳銃を取り出し、黒野へと向ける。
「貴様………ッ!」
「おっとぉ…………ダメだって、槍の旦那。下手に動けばここで脱落だ。マスター共々死にたかぁねぇだろ?」
ランサーが朽崎を攻撃しようとするが、バーサーカーに阻止される。
「で、黒野くん、どうする?ここで脱落するか、俺とちょっとお話しするか。あ、不審な動きすれば即撃つからそのつもりで」
「ク.ソ………ッ、分かったよ。話すだけなんだな?」
「ようし、決まりだ!それじゃ、近くのカフェでも行こうか。俺が奢るよ、こっちのワガママに付き合ってもらう訳だし」
そして、ランサー陣営とバーサーカー陣営のお茶会が始まる。
-over.-という事でクッチーと黒野くんの邂逅SS投下。精神逸般人と狂気系の会話だし、どうなることやら。とりあえず黒野さんにしっておいて欲しいことは、クッチーが聞きたい事ですかね。クッチーは言ってるとおり、黒野くんとゲルトさんの聖杯への望みを知りたいと思ってます。あと、黒野くんに裏切る提案とかするかも。あとは好きに書いてもらって結構です。あ、クッチー割と甘党なんでコーヒーには砂糖とミルク多目にいれます。
執行者完全完璧に撒かれとるやんけ……
忍者とエンカしないとこんな時間なアイエエエ!?スティードさん、アサシンの脱落の可否とか方法とか決めときます?
竜orライダーor乱チャーに殺されるか、逃げ切るかとか。勿論他の可能性もあるけど
霊核砕かれても根性で耐えてれば少しは会話できると思うし翼竜の攻撃は避けれても乱チャーの矢までは避けれずに心臓を貫かれ、それがなければ避けれるはずだった翼竜の尻尾で乱チャー陣営のところまで吹き飛ばされ、そこで乱チャー陣営に最期に一言残すというのを考えてました。
みなさんに不都合がなければ久々にニコラス視点から一本入れようと思うけどどうですかね
早くても今夜10時には、遅くても明日の夜には…って感じですが>>761
こちらはまあ特に
まだまだお返事SS完成にかかりそうですしルーカスが用意した別荘で勃発した聖杯大会第四戦。ツタンカーメンの宝具が巻き起こした嵐に撮影ドローンは疎か使い魔すら全滅し内情の把握が困難になり、対策室では暴風の結界と化したそれを遠巻きに見守るしかなかった。
ところでみなさんはアメリカ合衆国についてどれくらい知っているだろうか?(唐突な森本レ○
国民の所得税の6割を注ぎ込み年間6,000$以上も軍事費に消費していること?
WWII以来負け戦続きなのに世界最強を信じて疑わないこと?
産休が有給休暇にならないこと?
今回みなさんにお話したいのは……
『ラスベガス、スノーフィールドの郊外に前触れもなく発生した竜巻は、その規模は小さいながらも全く移動せず、勢力を衰えさせることなくその場に———
車内ラジオから流れるニュースの音声に耳を傾けながらハンドルを握る男性、ダウニー氏は俗にストーム・チェイサーと呼ばれる人種だ。
この極めて稀な人種は主にアメリカ合衆国に生息し、竜巻と見るや何処だろうと何時だろうと駆け付ける習性をもつ。
ダウニー氏を始めスノーフィールド内外のストーム・チェイサーたちがサーヴァント戦が行われているなど露とも知らずに現場に向かう。到着まで最速で90分。
ーcont.ー時折雷により光る嵐を映すモニターのその隣、日本人男性三人と中東系の青年一人が相対している様子が映されている。
黒野と朽崎だ。それぞれサーヴァントを伴い睨み合う様子だけで音声は入らない。
朽崎が拳銃?のような?何だアレは??武器には違いないが…とにかく銃を向け黒野に何事かを話している。
銃を突きつけて……脅しているのか?確かに黒野双介は一般人だ。ネクロマンサーの朽崎相手に何かできるとは思わないが……
だが、マスター殺.害を禁じたセルフギアススクロールの影響下で成立しない脅しだ。それとも、やはりスクロールの誓約を受けていないのではないか?本来成立し得ない脅しが成立しているなら……
いや待て、そもそも何故こんな状況になっている?二人はまるでこの遭遇を意図していない突発的なものみたいな反応をしていたが(少なくとも黒野は)、サーヴァントはサーヴァント同士気配を察知し合える。唯一の例外がアサシンクラスであるとレクチャーでは聞いた。
察知できていたならランサーがマスターを危険に晒すなど無様は許さない筈だ。何かトリックがあるのかそれか——
脅されているように見えるのは演技で、我々が見ているのを承知で何か画策している……?
モニターをジッと見詰める後ろでジェームズから連絡係にと付けられた忍者が感覚共有しながら立ち寝するなんて器用なことをしてるとも知らずニコラスは昔指揮していた犯罪捜査チームの連中に手伝って貰いてぇなーなんて考えていた。
ーoverー同盟対暗戦は運営から感知できない状態なので朽黒遭遇でやっとニコラスサイドで動けました、な短めの内容
ストームチェイサーが向かってるぜぇ!!なんてだけやってもしゃーないしね
会っただけで朽崎と黒野くんに対する警戒心が倍率ドン!するニコラスでした>>766
あーんまーりだぁーw
ていうか聖杯大会開かれてる事ぐらいは知ってるだろうに、呑気にその現場へ向かってるチェイサー達命知らずすぎる
まあそうでなきゃチェイサーなんてやってられないのだろうけど
あ、それはそれとして返信SSある程度完成したので投稿させていただきます
ある程度、というのは朽崎の反応についてちょっと気になる展開なので――何故こんな事に。背中に流れる冷や汗を感じつつ、何度思ったか分からない独白を浮かべる。
あれから街に戻ってきた俺達は、ゲルトと合流すべくあちらこちらを奔走していた。何度かけても携帯は繋がらず、街の人に聞いてもそれらしい人物を見たと言う証言は出てこない。例の女装姿も合わせて聞いてみたが、全くもって徒労に終わった。
いい加減どうしたものかと考えあぐねていた挙句、よりにもよって今大会1、2を争う危険人物と出くわした。
それは――
「ねえ、それ飲まないの?」
空になったカップを振り、目の前の青年――朽崎遥が促す。視線は俺の手前に置かれているコーヒーカップに向けられており、相変わらずニヤニヤとこちらを見つめていた。
その傍らには彼の相棒にして召喚したサーヴァント、バーサーカー。服装こそ一般人らしい格好をしているが、その剣呑な気配は隠しようもない。俺の隣に座っているランサーの警戒ぶりも相まって、この一角は店内の雰囲気にそぐわない鬼気に満ちていた。
あ、ちなみに俺達が今いるのはホテル付近にあるカフェである。昼下がりとあっていくらか客が入っているものの、俺達のせいか平均的なカフェからするとやや少なめに見えた。
……さっきから店長と思しきおっさんが「早く出てけ」と言わんばかりの目で睨んでるのは気のせいだと思いたい。
続きます「別にいい。食欲がないからな。それより――」
「ん? 何かな?」
「なんであんた、女装姿なんだ?」
途端、バーサーカーが「やっぱり言うよな」と言いたげな感じに苦笑する。一方朽崎はさほど気にした様子でもないように平然と答えた。
「あーこれ? ちょっと、色々やらかしすぎちゃってね。怖いお兄さん達に目つけられてるんだ。まあ一種の変装ってやつだよ」
いや一種も何も変装そのものだろ。しかも色々って初日のアレ以外にも何か仕出かしたのかよこいつ。まだ始まってから三日経つか経たないかっていうのに節操なさすぎだろ。やりたい放題か。
大体なんで女装なんだ。変装なら適当にサラリーマンとか浮浪者とか他に選択肢あっただろうに。
「あんな気にすんなよ、ランサーのマスター。 余様(オレサマ)が言うのもなんだが、こいつ大概頭のネジが外れてるからよ。まともに相手しても疲れるだけだぜ?」
「ネジが外れてるってひどいなー。そういう君も人の事言えない癖に」
「英霊に、しかもバーサーカーに荷物持ちさせてる奴に言われたかねえな」
荷物持ちって……ああ、これか。確かによく見ると、朽崎達が座ってる席の傍らに大量の買い物袋が置かれていた。どれもこれもカラフルなラッピングに満ちており、俺が今朝寄ったようなショッピングセンターのそれとはまた大きく違っている。というかこれ。
「もしかしなくても、この近くにあるお土産屋の奴じゃないのか?」
「あったりー。いやー誉や奏達に買うお土産買い漁ってたらこんな事になっちゃって。あ、誉云々は弟妹達ね。こいつらがまた、可愛い奴らでさあ……」
おい、なんか身内自慢始めたぞ。さっき人に銃口突きつけてきたのと本当に同一人物かこいつ?
すると相方の方も思う所があったのか、呆れた口調でツッコんできた。
「おいおいマスターぁ、今は身内自慢やってる場合じゃねえだろ? なんか聞きたい事あるんじゃねえのか?」
「あ、そうだったそうだった。ごめんね黒野くん、身内話はまた今度って事で」
いや別にいいよ。そんな聞きたいわけでもないし。
続きます>>769
「で? 聞きたい事って何だよ」
「そんな警戒しないでよ。本当に大したことじゃないんだからさ。――俺が聞きたいのは二つ。まずそっちの陣営『達』の願いだよ」
「……願いはともかく、陣営達って?」
「とぼけちゃ駄目だよー? 君らアーチャー陣営と同盟組んでるでしょ。昨日の戦い、こっちだって見てたんだから」
バレてた。まああれだけ派手に暴れてれば当然といえば当然だが、よりによってこいつに知られてたというのが地味に痛い。まあ遅かれ早かれバレる事だし、この辺は今考えないようにしよう。
しかし、願い。願い、か。
「期待してる所すまないけど、俺はゲルト達の願いなんて知らない」
「……へぇー。それ、どういう意味?」
「言葉通りだよ。俺にとって他参加者の願いなんてどうでもいい。聞いてさえ、いないんだ」
七人の参加者の内、勝ち残れるのは一人だけ。それなのにわざわざ自分から問いかけた所で何になる?
もし、その願いが本当に切実なものだったとしたら。
もし、その願いが万能の願望機とやらに縋らざるを得ないほど深刻なものだったなら。
――――もし、その願いが、そいつの人生そのものを左右する程に重要なものだったとしたら。
「どうなるかなんてわかるだろ。一生後悔を抱えて生きるか、さもなくば最悪戦意喪失して大会どころじゃなくなる。いや、そもそも大会に挑む気すら失うかもな」
「なーるほど。それは確かに重要だ。けど」
手に持っていたカップを机に置き、心底意地悪気な口調で朽崎が問いかける。
その顔は、掛け値なしに悪魔めいていた。
続きます>>770
「それってさあ、卑怯だよねぇ。だって自分は願いを踏み潰しておきながら、そいつの人生も存在もどうでもいいって言ってる事になるじゃん? それは良くない、良くないよ黒野くん。仮にも叩き潰す相手なら、せめて筋とフェアは通さないとねー」
「筋とフェア、か」
初日に一般人を巻き込んだお前が言うか。不思議と、そう言い返す気にはなれなかった。
朽崎の発言は正論だ。こいつ自身の行動はともかく、こいつの言う通り俺は大いに筋を欠いている。この大会に出る奴全員がそうだとは思わないが、万能の願望機という謳い文句を本気にしてない奴がいないとも限らない。まして、それを差し引いても賞金一千万ドルはおいし過ぎる。むしろこれだけで世の中にある願いの大半が叶う事だろう。
だのに俺は、相手の事情を知ろうともせずただ叩き潰そうとしている――これが間違いでなくて何なのか? ……あるいは、惨めな思いをしたくなかっただけなのかもしれない。この大会に出る事態が目的の俺にとって、本当に願いのある他参加者は眩し過ぎる存在だ。なまじまともな願いを持っていない分、尚の事そう思う。
「まあ、そういうわけだからアーチャーの方も同じだ。ゲルト達の願いなんて、どう聞かれても答えようがないよ」
「俺に拷問されても?」
「……お前がサディストなら、その自己満足を満たせる程度に自信があるね」
さらっととんでもない事を言い放つ朽崎。咄嗟にブラックジョークを交えて返すと、朽崎は一瞬意外そうな顔をした後笑い出した。
「ッハハッ! そりゃあいい! 確かに、それなら俺も満足できそうだ!」
「言っとくけど、今のは冗談だぞ」
「分かってるって。それじゃ、もう一つの方だ。黒野くん、君の願いは何だい?」
続きます>>771
笑いを収め、今度は俺に向けて問いかけてくる。
その姿に若干面食らい、思わず本音がこぼれた。
「……ランサーの方はいいのか?」
「聞いてほしいのなら聞くけど? それとも、ハードモードがお好みかい?」
「いや、いい。俺は――」
そのまま答えようとして、ふと言いよどむ。まさか大会に参加して非日常を味わいたいだけでした、なんて事実。いくらこいつでも信じるのだろうか?
「どうしたー? 何か人前で言えない願いでも抱えてるのかなー?」
「別に、そういうわけじゃ」
「じゃあ、言っちゃいなよ。どういうわけだか、さっきからお客さんいなくなってガランとしてるしね。今言わないでいつ言うの、今でしょ?」
それはお前と俺の相方が物騒極まる気配を撒き散らしてるから……なんて、言い出しても始まらないか。ていうか、地味に古いぞそのネタ。
ええいどうにでもなれ、どうせ大笑いするか馬鹿にされるだけだ。一度恥を重ねるのも二度恥を重ねるのも同じ事。どうせ掻くなら、今日まとめて掻いてやる。
「俺の願いはない。強いて言うなら、大会に参加しているこの状況を楽しむ事、それだけだ」
「……はい? それだけ?」
「何と言われようが、正真正銘それだけだよ」
朽崎は一瞬ぽかんとするも、なおも立て続けにまくし立ててくる
「お金は? 名誉は? どんな願いも望むままだよ?」
続きます>>772
「いらないよ別に。どっちにせよ、身に余る願いなんて破滅の元になるだけだろ」
廃工場で説教されといて偉そうに言うのもなんだが。けどまあ、その辺はインタビューの時から変わらない。聖杯が本当に万能なのかどうか知らないが、それに縋った挙句人生狂わせるなんて願い下げだ。現実にだって一等宝くじを当てただけで人生パーにしてる奴もいるくらいだしな。
「だから、本当に俺がこの大会に参加した理由はさっき言った通りだよ。まあ、我ながら本当に馬鹿げた理由だと思うけども――――って、おい?」
朽崎の様子がおかしい。何故か顔を俯き、何かを堪えるように両肩を震わせている。
何かまずい事でも口にしたか? そう不安になりかけた時――
完
一旦ここで区切ります。この返答に対する朽崎の反応がどうにも書きあぐねたので
朽崎陣営担当の方、よろしければお返事お願いしますこうやって朽崎との絡み読むと凄いなーって毎回なるんよ。未だに人物像が掴めなくて俺が振られたら崩壊する自信がある。だから第2回のアリウムちゃんのアレとか驚愕ものでしたわ
未だに掴めないから外れ承知で考察とかしてた訳だが……朽崎ってさぁ、自分で自分のこと「破壊」してない?前から思ってたけど黒野くんの人って速筆よね
正直憧れる自分の納得する形で文章作るのって難しいよね…でも待つから、待たせればいいのさ!(極論
唐突っぽいけどジェームズ過去篇を少しだけ砂漠だ。砂漠の中を車…軍用車が列になって走っている。前方に一台、後方に一台。ちょうど挟まれる形だ。
見渡す限り砂と岩、地肌を晒した山々。緑らしきものは見えない。風が吹けば砂埃が舞い、降り注ぐ西日を避ける場所もない。舗装など勿論されていない不整地を揺られながら走る。
どれくらいそうしていただろうか。何時間も揺られていた気もするし、ほんの一瞬の出来事だったようにも感じられる。
だが、それは唐突に終わりを告げた。
夕日がその輪郭を歪ませながら地平線に沈みきる寸前、人間の腕ほどもある何かが白煙を引き前方の車の横っ面に突き刺さり爆発した。誰かが「RPG!!」と叫ぶ声が聞こえる。
火と破片を撒き散らしながら横転する車を避け急ハンドルを切り停車、即座に降車し展開する5人が2セット、10人がそれぞれ車を盾にしながら周囲の警戒と仲間の救出に向かう。
そうしている間にもどこから現れたのか自動小銃で武装した男たちが怒号を叫びながら突っ込んでくる。
銃撃戦が始まった。我々はよく応戦したが地の利は相手にあったし、何より数が多かった。闇が深くなっていくのと合わせるように仲間が一人、また一人とその命を落としていった。
私は腕に戦友を抱えながら叫んでいた。視界が涙で歪む。
「泣くなよジェームズ……スマイル、、ほら、"スマイル"だろ?」
そう言いながら口から血を噴き出す名前も知らない兵士の姿にこれが夢であると漸く気付く。
そう、これはジェームズ、ジェームズ・ヘンダーソンの過去を夢として見ているのだ。
腕の中で息絶える戦友をに意識が注がれる中、私は精一杯周りの状況を確認しようとした。先程まで銃撃戦をしていたのに静か過ぎる。
夢の中だから当事者の意識が反映されるのだろうとか、そんなことも考えたが微かに聞こえる異音がその考えを否定する。
この21世紀の戦場には似つかわしくない、そして聞き慣れた風切り音が一つする度に闇の中から小さな呻き声が届く。
矢だ。弓矢による攻撃で優勢だったテロリストが窮地に追い込まれている。
ジェームズがこのことに気付くのは少し時間が掛かった。
だが気付いた時にはテロリストはすべて始末された後で、更にはその謎の新手により即座に昏倒させられてしまうのだが。
ーcont.ー気付いた時には私…いや、夢の当事者であるジェームズ・ヘンダーソンは椅子に縛り付けられていた。
薄暗く、埃臭い部屋だ。拘束は完璧で一通り暴れてみるがビクともしなかった。
「起きたかアメリカ人。えーっと、、ジェームズ・ ヘンダーソン上等兵」
目の前に現れたその男は全身を黒い装束で身を包み、フードを目深に被っていて顔は判別できなかった。
「残念だが君の部隊は全滅した。基地に届けるこのトランクケースは私の手にある。任務は失敗だ、分かるな?」
流暢な英語で話しかけるフードの男。口振りからしてジェームズを助ける気はないのが分かる。これからトランクを開けるために拷問されるのだろうか…と夢の中とはいえ主を案じたが
「忍者!! 忍者!? どうして忍者がアフガンに!!? えっ?! すっご! えぇ!??」
「えっ、ちょっま、なになに!?」
フードの男は猿轡もすべきだった。戦場という極限状態から突然憧れの忍者(らしきもの)と出会ってしまった興奮でオカシクなっている。
余りの興奮で立ち上がろうとするも拘束のせいで上手くいかない。勢い余って横倒れになるも痛みすら感じていない興奮っぷりだ。
どこまで忍者好きなんだコイツ……。だからこそ我々の様な本来は英霊召喚に適合すらしない木っ端に"カタチ"を与えることが出来たのだろうが……大分歪められはしたが。
「ちょっと落ち着けって。どうしたんだ一体」
「うおおおお!! 忍者が! 忍者が俺の身を案じてるううううう!!」
また意識が暗転する。今度は恐らく興奮のし過ぎで………大丈夫かこの主……。
夢から覚醒しようとする気配を感じながら少しの後悔が去来した。
ーoverー取り敢えずここまで。あんまり長くても本筋を乱してしまうのでまたタイミングを見計らって……
続きは考えてます!ちゃんと考えてますから!-バーサーカー目線-
「ククッ、ふふふっ、あははははっ!あーはっははっ!」
余(オレ)のマスターはカフェ全体に響くような大声で笑った。………うるさい。
「ちぇっ、やっぱりお前も笑うのか。まぁ、そうだy
「素晴らしい!君はサイッコーだよ黒野くん!こんなふざけた大会に出ておきながら、そのマトモっぷり。それでいて非日常への適応力。なのに何処か危ういモノを抱えている所がとてもいい!あんまり見たことなかったタイプだ。うん、俺は君のファンになったよ。君がどこまで平穏を保てるのか、それとも闇に沈むのか、興味が出てきた」
だいぶ興奮してんなー。まぁ、クローディアとか言う一番興味あるヤツを見失って不満そうだったから嬉しいんだろう、多分。
「つまり俺はお前に付き纏われるって事か?金積まれてもお断りだ」
そんでこっちは嫌そう、と。まぁ、こんな狂人と自分から仲良くなろうとする奴はよっぽどのお人好しか同レベルの変人だろうが、今んとこコイツからはそんな感じしねぇしなぁ。
「そんなつれない事言わないでよ。お友達になろうってことさ。君が嫌でもこっちで勝手に認定するからよろしく。君がもし世界の裏側に興味あるなら、ぜひ言ってくれ。これでも俺は探偵、情報屋でね。非合法な遊びとか、裏稼業とかとはそれなりの縁がある。あ、これ名刺ね」
「貴様、黒野を引きずり込もうと言うのか?そんな事はさせん」
ランサーは朽崎を睨み、牽制するように言う。あのなぁ、こいつがそんな程度で止まる訳ねぇだろ。
「駄目だよ、ランサー。これは黒野くんが自分で決めるべき事だ。選択の自由は誰にでもある。取り返しがつかなくっても、後悔しようとも、その人間の人生だ。他人が口を挟む事じゃない。という訳で僕から君にイケナイ事へのお誘いだ。君、俺と組む気なーい?」
-cont.->>785
コイツ何考えてんだ?さっき自分でランサー陣営がアーチャー陣営と組んでるって言ったばっかだろうが。組む訳ねーだろ………。
「それは、ゲルトを裏切れってことか?俺が頷くとでも?」
「まぁ、そう言う提案でもある。ゲルトさんってプロだからねー。君が気を抜くと後ろから刺される可能性が高い。ゲルトさんから聞いてると思うけど、魔術師って連中は基本人でなしだからねー。自分の為に思いもよらぬタイミングで絶対君を裏切るし、それについて何とも思わないんじゃない?彼。その点俺は、ほら。君を友達になりたいから、誠意ってヤツを見せる為にも裏切る訳にはいかない。なんなら俺が勝ったら優勝賞金半分あげよっか?聖杯の方はサーヴァント次第だけど」
おいちょっと待て!余は聖杯を妥協するつもりはねぇぞ。ランサーにくれてやるのは余が願いを叶えてからだ!余が文句を言おうとしたと同時にランサーのマスターが口を開いた。
「信用できない。それがお前の本心だっていう根拠があるのか?」
「まぁ、こんな事いきなり言われても困っちゃうよねぇ。じゃ、本題行こうか。別に僕は君にゲルトさんを切って俺と組もうぜ、と言いたい訳じゃなくてさ。君が連絡役………もちろん、俺の存在とか僕の提案って事は伏せて…………になって、君達ランチャー同盟でライダー陣営同盟の陣地に攻め込んでくれないかな、という事なんだよねぇ。で、俺達バーサーカー陣営もタイミングを合わせて殴り込む。で仲良く一緒に倒そうぜ!って提案。あそこ、どうも複数の陣営が組んでるっぽいんだよね。バーサーカーでも潰すのには骨が折れそうだし、共同戦線といかない?まぁ、強制はしないけど。…………どうする?」
-over.-という事で黒野さんへの返答SS。なんか変だな、って思うところとかあったら言ってください。
>>791
だからしかひとしきり終わった後に
「キャスター!(呼びかけ)キャスター?(不審)キャスター!?(パスが切れてることに気がつく)」
となる公算が非常に、その……「逃げられましたね」
アーチャーが右目のみ瞬きさせながら呟く。千里眼を用いて僅かながら未来を見た結果だ。
「まあ、そうだよね。あーあ、無駄足だったか」
侵入者用のトラップを片手でいなし、ポリポリと頭を掻いて嘆息する。
派手な爆発音を響かせ、尚且つ宣戦布告とも取れる発言をあえて聞こえるように言ったのだ。朽崎遥も何かしらの行動を起こすに違いないと踏んで、それが逃亡であっただけだった。
「しかしながら、逃亡という選択肢は賢明と言えるでしょう。下水道などといった狭い場所では殲滅特化のバーサーカーの能力を十全に発揮する事はおそらく叶わないと思われます」
「あちら側が不利なフィールドにいたから攻め入ったのに、一筋縄ではいかないな」
残念そうに言うも、ゲルトはそれと同時に安堵していた。この環境においてアーチャーも力を発揮できるとは言い難く、破壊規模ならバーサーカーと大差ない。
——逃げてくれた方が好都合だ。
地上で戦った方が心置き無く全能力を使えるだろう。それは朽崎遥とバーサーカーも同条件だが、負ける気のないゲルトにとっては些細な事だった。
「上がろっか」
両者の邂逅はまだ遠い。>>794
現場にはクローディア嬢が転がってるしまあ「……共同戦線、か」
正直、魅力的な提案である。
ゲルトとの同盟を悪いとは言わないが、このまま順当に勝ち進んでいった所で最後には立ち向かわねばならないのが実情だ。そういう意味では朽崎も同じではあるのだが、封印指定執行者という分かりやすい実力者と、爆弾使いの人でなしであるこいつのどちらがマシかと聞かれると……まあ、朽崎だな。
バーサーカーは確かに強い。一部読み取れない所もあるし、未知数という意味でならゲルトのアーチャーにも引けを取らないだろう。だが単純なステータス勝負なら『まだ』こちらに分が…………ある、かな?
とはいえ、やはり手を組むにしても問題だ。推測でしかないが、こいつの本質は享楽主義者。今を楽しく、面白おかしく、それでいて自分の流儀を押し付けて生きるのが快感でたまらないタイプに見える。
ある意味ではゲルトの同類と言えなくもないが、人格的には比較にならない。駆け引きに長じてる事を考慮しても、手を組むには最悪の相手としか言いようがない。仮にゲルトを上手く説得して共闘したとしても、どさくさ紛れに不意打ちを叩き込まれる未来が目に浮かぶようだ。
ていうかそうでなくても、さっきから向こうのバーサーカーが凄い目でこっち睨んでるし。分かってるからその「断れ」オーラはやめてくれ。俺やランサーはまだしも、さっきからここの店主さんが可哀想なくらい縮み上がってるじゃないか。
大体、今の状況でこいつと共同戦線なんて旨みも何も――――ん? 待てよ、共同?
続きます>>796
「どうしたー? また、心ここにあらずな状態になってるよー?」
朽崎が俺の前で手を振るが、気にしていられない。
今――今。何か、天啓めいたものが…………っ!!
「もしもーし。……駄目だこりゃ。完全に気が早すぎたね。一旦お開きにでも」
「分かった。承諾する」
「そうそう、承諾承諾……って、え?」
立ち去ろうとした朽崎達が、驚いた表情で振り返る。隣のバーサーカーもぎょっとした表情で俺を見つめ、探るような視線を向けてきた。
最も、驚いていたのは朽崎達ばかりではなかったが。
「黒野!? お主、何を――」
大声を上げかけたランサーを制し、俺は努めて冷静さを装い話を続ける。
「正直、あの同盟相手をどうしたものか困ってたところだったしな。バーサーカーなんて強力なサーヴァントを揃えてるあんたと手を組めるなら、そう悪い話じゃない。……こっちの戦力はたかが知れてるけど、敵に回らないならそれに越した事はないだろ?」
「……へーえ、それは有り難い。けど、一ついいかな?」
「何だ?」
右手を机の上に置き、朽崎が真正面から俺を見据える。
対する俺も真っ向から見返し、座ったままじっと睨みすえた。
「どういう心変わりだい? さっきまでこっちの事を散々警戒していた癖に、いきなり承諾するなんて。それじゃ、腹に一物あると思われても仕方ないよ?」
正論だ。俺がこいつの立場なら、一言一句同じ言葉で対応するだろう
続きます>>797
だが、これも想定の範囲内。
俺は意地悪げな笑みを浮かべ、朽崎へと問い返す。
「なら逆に聞くが。ここで一物持たずに『はい、そうですか』なんて返事する奴を、あんたは信用できるのか?」
「…………」
「あんた言ってたよな、ちょっとやりすぎたとか何とかって。それってつまり俺みたいな雑魚を当てにしなきゃならない程、厄介な状況に陥ってるって事じゃないのか? ――例えばそう。どこぞの執行者を敵に回して、今も追いかけられてる真っ最中とか」
瞬間、カフェ内の空気が一変する。朽崎の傍にいたバーサーカーが臨戦の空気を纏い、平和だったカフェが戦場の真っ只中もかくやな空気に満たされる。遠くで店長が気絶しかけているが、気にしてる余裕などない。
今はただ、まっすぐに目の前の朽崎と向かい合うだけだ。
「……いいねえ、黒野くん。本当にいいよ。やっぱり君を見定めた俺の目は間違いじゃなかった」
「そりゃどうも。あんたみたいな狂人にそう言われても微妙なところだが。……で、どうなんだ朽崎遥。さっきの承諾、受け入れるのか受け入れないのか」
完
ここで再度打ち切ります
朽崎の方、お返事の程よろしくお願いします>>798
以上、うちの陣営からのお返事SSでした
お手数ですが朽崎の方、またSSお願いします
勝手に進めすぎるのも何ですし
廃工場であれだけ諭されておきながら、いざ土壇場となるとこのムーブ
うーんこのたわけ>>801
まあ、確かに黒野くんは魔術師とかではないから、選択肢一つでタイガー道場まっしぐらという……ここでは何道場になるかしら?ヘンダーソンニンジャスクール(違う)
暮雪虎春のカラオケボックス、なんてどう?なおプレイキャラがクッチーだとろくにアドバイスをもらえず叩き出される模様。
>>807
最後まで頑張ったらクローディアの温泉イベントが見られるんですか!?ふと思ったのだがクローディア嬢が聖堂教会に行けばどうなるのだろう
あそこ対霊用最強魔術(洗礼詠唱)あるし環境としてはいい感じな気がするが>>810
そういやイギリス王室の方のキリスト教はちょいと複雑なんだったっけか
あまり型月の方でのパワーバランスがわからんからどう転ぶか
マリアの生まれ変わりと言って教会側が強行手段に出ないとも限らんし>>801
なるほど。でもあの流れだと黒野くんがクッチーの地雷踏む事は多分無いと思う。あと、今返答SS考えてるんですが、黒野さん的に何かやって欲しい事とかあります?現状だと返答SS、クッチー受け入れる→じゃ作戦詰めようか?でほぼ終わるので、もうちょい何か欲しいなぁと思いまして。
>>800
今の所はランチャー同盟にバーサーカー陣営が加わって記述欄同盟倒そうぜ!みたいな流れだからそこまでピンチじゃないと思う。つか現在マイナス要素が起こってない俺が言う事じゃないかもだけどゲルトさんって強すぎんよー。執行者だからそもそも戦闘が強い&魔眼で相手の動きスロー&未来視可能とか万能レベルで弱点も見当たらないし。
あとみなさんに聞きたいんだけど、バーサーカーがアーチャー攻略?あいつ民を守る系英霊だし(セイバーが真名言ってた)、街中でクリンタぶっ放しまくってスノーフィールド住民を人質にして潰せばいいだろ?とかいう魔王的アイデア言ってるけど、コレってアリ?>>812
ランサー陣営がキレて覚醒しそうだから見てみたい気もする>>824
まあ、有効的でも“当てる”のはクッチーさんの力量次第になるから何とも言えません……。>>826
起源によっては弾丸に合わないのもありそうだ>>812
あんまし派手な事してるとうちに"見つかる"="狙撃される"よ?
ちなみにですが、うちの現時点での優先撃破順位は高い方から
アサシン陣営>バーサーカー陣営>=アーチャー陣営>>>ランサー陣営>>>ランチャー陣営
です。
アーチャー陣営とランサー陣営の開きに魔術師らしい慢心が見て取れますね。クロノ君には是非頑張ってなんとか攻略していただきたい所存。
ランサー陣営とランチャー陣営の開きは単純に同盟関連です。>>812
個人的にはすっげぇOK!(ズドン!)
英霊(特に反英雄)がルールを守って楽しくゲームしましょう!
人殺.すなよ!マスター殺.すなよ!
なんか守るはず無いんだよなぁって感じになるし。少年王が放った嵐の中で立て続けに3体の忍者を失ってしまったジェームズ・ヘンダーソンは拠点としている高級マンションの屋上で一人思案を巡らせていた。
増援に向かわせるかの提案を却下はしたが、アサシンと例の同盟の戦いの行方が追えなくなってしまったのは痛手ではある。
嵐の影響によってドローンや使い魔による監視も行き届かない。つまりこれはクライアントであり運営のニコラス・マイカルが本当に状況を知る術を失ったということだ。
スノーフィールド市全体の偵察に割いた1体を呼び戻して監視を引き継がせるしかないだろう。今後、地の利を得るためにも偵察は続けたかったがそうも言っていられない。
「主よ」
声をかけようとした矢先、忍者から報せが来た。
「ゲルト・リスコファスの襲撃から朽崎遥は逃亡、地上に出ました。トラップによる妨害はありますが本気で追撃しようとする様子はありません」
フム。燻り出して同盟関係にある黒野双介に襲わせる算段……いや、今まではどうか知らないが連絡を取り合ってる様子はなかったハズ…。
「逃げ出した朽崎遥は……どうやら変装して本格的に逃亡を図るつもりの様です」
ーcont.ーこのまま逃してしまうなら、今回の襲撃は忍者の言う通りそこまで本気のものではないのだろう。だがアーチャー陣営がバーサーカー陣営を倒そうと思っているのは確かな訳だ……。
先程ライダーたちの同盟に対してのアプローチは失敗に終わった………
「ゲルト・リスコファスはまだ地下にいるのか?」
「ハッ。朽崎遥の残したトラップを潰しながら以前として
「よし、彼にヤブミ-メッセージを残せ。コンタクトを取りたい。メッセージの内容は———
邪悪なる蛇を討たんとする者よ、その気があるならば市庁舎前のベリーバーガーにアーチャーと2人で来い。
「彼の同盟相手である黒野双介とランサーは呼ばなくても良いのですか?」
「言語道断ンン! こうやって呼びつける時に他人を呼ぶなどマナー違反で御座ルゥ!!!」
「あっ、はい」
ーoverー矢文といったけど矢は手持ちにないので手裏剣で壁に刺します
時間軸としては朽崎が黒野と接触する前で
ハンバーガー屋は人払いしてジェームズ単身で待ちます。チョイスは店員要らずのお店だから——キンとした音と共に壁に何かが打ち付けられた。
鉄製で、黒塗りにされた十字型の武器らしき物体——手裏剣であった。
ゲルトはキョトンとしたものの、別段驚きはしなかった。朽崎遥のトラップで散々派手な演出を見せられていたので、これもその一つであろうと思ったのだ。
「これは……」
しかし、手裏剣に取り付けられていた一通の紙切れ。解析を使用して危険がない事を確認した後、目を通してみたところ、そこには面白い内容が書かれていたので、ゲルトは思わず口先を三日月状に吊り上げる。
「へぇ、俺の行動を把握しているのか。魔術協会か、聖堂教会か、それともまた別の要因か。どちらにせよ、行ってみなくちゃ分からないか」
「罠という可能性も捨てきれませんが、相手の指定場所は人目があり過ぎる。よって——」
「嵌めようとする説は除外か……まだ何とも言えないけど。とにかく、会ってみようか。黒野くんとは、未だに合流できてないせいで詰まらないし、死霊魔術師(ネクロマンサー)には逃げられるしで今日いい事なかったから、これくらいは幸運であってくれよ」
疑念ははっきりとは払拭されない。だが、実際に会ってみなければ判断し兼ねないとの結論で、両者は差出人の指定した場所へ向かう事にした。
「ところで、あれ手裏剣?SAMURAI?NINJA?HA☆RA☆KI☆RI?」こんな感じで会ってみるぜ!
ジェームズ・ヘンダーソンはベリーバーガーのテーブル席……外のガラス窓からは死角になる席に着いてゲルト・リスコファスを待っていた。
ニコラス・マイカルに急いで人払いをさせた店内に人の気配はない。マスコットキャラのアバターである少女が店内のスクリーンに大写しになりながら甘ったるい声を響かせている。
何かしら注文しないと店内の飲食スペースには入れないようにゲートが設けられているため本日二度目となるビッグベリーバーガーセットがテーブルに広げられている。
(これは……いつ来るか分からない相手であるし先に始めているべきで御座ろうか……)
忍者はこの場にはいない。呼び出せば直ぐに駆け付けるが今この場にいないことか重要なのである。
突如、ベリーバーガーの人払いをして欲しいと頼まれたニコラス・マイカルは内心憤りに近い感情に支配されていた。
嵐の内部にいた忍者は全滅したと言う。勿論カメラやドローンでの把握も無理。その上、ジムのサーヴァントが露見したから想定していた暗躍も難しくなってくるだろう。
そして朽崎と黒野の不可解な接触……。どうしてこう次から次へと上手く行かないんだ……。
「f○○○○○ck......」
「そんな絞り出すように言ってもやめてください」
「fu○k..」ーoverー
付け忘れました
ジワジワ進めるよジワジワ
接触したら紙ナプキンを使ったオリガミ-アートジツで現状把握してる戦力図を説明したり、バーサーカー倒すの協力してくれない?って会話を進めます
コスプレ忍者だけど軍人(予備役)なので合衆国民が犠牲になるのは看過できないのでバーサーカー倒そう、協力してくれるなら助力は惜しまないけど君も被害が出るような攻撃はやめてね的な
まぁ基本的に戦場のセッティングできたら人払いはするけど朽崎視点
「受け入れるさ、勿論。ていうか、自分から提案しておいて、現状を当てられたらやっぱナシ!ってそれこそ筋が通ってないでしょ。んじゃ、これからヨロシク!仲良くしてね」
さてと。共同戦線も組めたし、あの嵐がおさまったらライダー陣営を潰しに行こうかね。強いて黒野くんの推理の粗を探すとすれば、俺ゲルトさんにはちょっかいかけてないから、目をつけられようが無いって事か。ま、聖杯大会とか言ってるけど、システムは戦争のまんまだから、結局全員敵みたいなもんだけどねー。
「それじゃ、作戦詰めようか。とりあえず、黒野くんはゲルトさんに連絡を取る。で、ライダー陣営の陣地を攻めないか?という提案をする。多分ゲルトさん的にも、ライダーの陣地は厄介だろうから、多分乗る気はする。もし渋ったら、僕を理由にすればいい。バーサーカー陣営がライダー達の同盟に加わったらしい。みたいな感じでね。で、連絡が終わったら結果とか教えて。ランチャー同盟がライダー陣地にいつ、どうやって攻め込むか、なんかの情報とか欲しい。それをもとに俺達は別ルートでライダー陣営の所へ行く。それで、全部上手くいってランチャー同盟+俺達vsライダー&どっか、になったらまずは確実にライダーを倒そう。で、次は………どうしよっか?ライダーの同盟相手を狙いつつ、ゲルトさんを倒したいなぁ、とこっちは思う訳ですが。で、ここまでで質問は?」
「無い。連絡は、今から取ればいいか?」
うーん、今すぐはやめておいた方がいいかなぁ?俺が近くにいれば、ゲルトさんに気づかれるかもしれないし。
「いや、まだいいよ。いったん解散にしようか。そろそろ荷物をホテルの部屋に置いておきたいし」
「分かった。じゃあ、また後でな」
「うん。あ、伝票ちょうだい。お代払っとくよ、じゃーねー」
さぁて、どうなるかなぁ?楽しみだ。
-over.-ということで投稿。流れの関係でこんぐらいしかかける事なかった。疑問点とかあればどうぞ。
>>842
アイサー「今回は変装しないのですね」
「多分だけど、あの連絡を寄越してきた相手はアサシンのサーヴァントを連れてるだろうから、俺の技術や顔は割れてる。なら、今回は堂々と行こうと思ってね」
「……理由はよく分かりませんが、貴方が自由人という事だけは再確認しました」
下水道を脱し、街中へ戻ったゲルト一行。
彼は指定されたベリーバーガーなる店に足を運びながら、念話でアーチャーと会話をする。
内容は別に戦術的なものとは関係ないもので、連絡用に使われた手裏剣を手に持ってゲルトはやや興奮した様子で、忍者についての話題をアーチャーに振っていた。
「神代の中国でも忍法に似た術とかあった?」
「いえ、忍法なるものはありませんでしたが、陰陽の両儀などの太極図——万物の根源に関した分野を中心に広まっていましたよ。これは、貴方たち魔術師が目指す根源の渦に近いものだと言えるでしょう」
「それは神代の後の話でしょうに。俺が聞きたいのは、アーチャーの時代の不思議技術だよ」
「……神代は、常に根源と共にありました。言っては何ですが、私は何故、現代の魔術師が根源を目指そうとするのか理解が及ばない」
「そりゃそうだ。一応、俺もなんで目指してるのか分からないし、アーチャーからすればもっと分からないだろうね……——お、見えてきた」
ゲルトの視界にベリーバーガーの看板が入る。
ただ確認の為に遠視を使用し、店内を覗き見る。
そして——
「見つけ——た」
言葉を詰まらせる。飄々とした、自由人であるゲルトが言葉を詰まらせた。
「……忍者」
だが、その目は、直ぐに新しいオモチャを見つけた子供のように輝きを発した。こんなんで合流。会合は任せた。
>>845
つけてるかなぁ………、多分。監視用っていうよりは連携用だけど。連絡手段が携帯電話なんかだと、何かの拍子にゲルトさんに狂槍共同戦線がバレる可能性もあるので、独自の連絡手段みたいな感じで。あと、黒野くんがピンチになったらクッチーが分かるようになってる機能とかついてるかもね。一応友達になった訳だし。>>847
了解です。「へえ、注文してから入るシステムなのか。仮に魔術師がここに入るとしたら、どういう反応をするのやら。チーズエッグベーコンバーガーをWと、チキンナゲット二十個、フライドポテトはビッグサイズで」
「……食べますね」
「いやぁ、俺の身体はエネルギー消費がよろしくなくてね。割とカロリーを取らないとやってられないのよ」
「そうですか。あ、私も注文よろしいですか? フィッシュ&ベーコンを五つ」
「人の事言える?」
オーケー?>>850
オーケーサー
ちょっと待ってねー来店を報せる電子音とアバター店員の声でゲルト・リスコファス、そしてそのサーヴァントが来たのを知ったジェームズ・ヘンダーソンは衣を改める。
考えればコーヒーだけで良かったな。これから来る相手もそうだろう…と勝手に思っていると執行者とアーチャーは現れた。トレーの上に大量のジャンクフードを乗せて。
「やぁ、キミが手紙の主かな? ジェームズ・ヘンダーソン」
「如何にも。こうして会うのは交流会振りで御座ルな。 ゲルト・リスコファス」
口では平静を装っているが予想外の注文の数々に面食らう。めっちゃ食うなコイツ。
「キミは脱落……ハラキリしてシんだって聞いてたけど。てっきり代わりのアサシンのマスター、メリエールが接触を図りにきたと思ったよ」
「生憎、命を落とす程の傷ではノー御座ッタ」
「ふーん……で、脱落した筈のキミが姿を現してまでしたい話しって言うのは?」
「貴殿が先程取り逃がしたバーサーカー、、いや、朽崎遥のことで候ウ」
ーcont.ー話をしながらも食事を始めていたゲルトの手が止まる。
「彼奴の暴挙は拙者も聞き及んで御座る。そして拙者を雇った人物は、朽崎遥が
この聖杯大会の大前提のルールを破っていると睨んでいル」
「大前提のルールって言うと……」
「殺人を禁止したセルフギアススクロール。それを何らかの手段を用いて欺いている、という事で御座る」
食事の手を止めたまま腕を組み、何事か考える素振りを見せるゲルト
ーcont.ー「未だ確証は掴んでおラヌ。そして確証を掴んだとしても退場させることは難しいと雇い主は考えておる故、拙者は声を掛けられたで御座る」
「退場……って、つまり雇い主は運営側の人間って訳だ。そして実力行使に訴えてでも朽崎を止めたい、と」
「左様。何より奴は無辜の人々を食い物にする外道。拙者個人としても野放しにするのは看過できヌ」
「ふむ……だがキミは召喚したアサシンを自害させたと聞いた。サーヴァントを失ったキミに何が出来る?」
「そうで御座ったな。紹介しよう……来い! 我が新しきサーヴァント、ァ
ふとジェームズ・ヘンダーソンは思った。既に新しいアサシンが召喚されている以上、アサシンクラスと紹介するのは混乱を招くだろう。では果たして何と言ったものか……。
忍者、サーヴァント、クラス……
「ニンジャー!」
ーoverー思わず噴き出すゲルトアーチャーって展開で良いならもう少し進めますけど
その前に質問とか動かしたかったらパスします>>857
知ってると思いますが、ゲルトの起源は「自由」なので、文字通り自由人です。理性蒸発したどこぞのピンク程ではないけど、割とその時の気分次第で行き先など変える事も。
ただ、執行者としての仕事は真っ当するので、おいたの過ぎる輩には鉄槌★を下すゾ。まあ、要するに……自由にやってよし!
>>859
あいよー(ニンジャー??、NINJAR!?www)
謎のエクストラクラス名で呼ばれた忍者がジェームズの隣に出現した瞬間、思わず噴き出したゲルト・リスコファスとアーチャーの内容物が真正面に座っていたジェームズ・ヘンダーソンを直撃すると思われたが寸前の所でそのニンジャーがかざした空のトレーによって防がれた。
「ブッwww うっ、ゴッホゴッホwwwwww」
「ま、マスターしっかり……w」
「二人とも大丈夫で御座るか? にしても二人して同時に吹くとは……魔術師のマスターとサーヴァントだとそこまでシンクロするもので御座るか」
(ウチの主、ちょっとピュア過ぎるのでは……?)
相手がどんな理由で噴き出したかなんて思いもよらないジェームズを置いてニンジャーと呼ばれた影の軍団の1体は汚れたトレーを無言で返却しに行く。
「す、すまないねニ、ニンジャー……ぶふぅwww」
そして戻ってきた影の軍団が着席することなくジェームズの傍らに立つ。忍者(大)と忍者(小)が並ぶ目の前の光景に口を開けて笑いそうになるのを堪えるゲルトを気にも止めず話は再開された。
ーcont.ー「このように拙者は新たなサーヴァントを得た。此奴の真価は分身を持つことで御座る」
指を鳴らすとゲルトとアーチャーの背後からもう1体、影の軍団が現れる。
「へぇ……」
((気配遮断スキル……やはりアサシンなのでは?))
((しーっ! アーチャーしーっ!!))
「だが拙者のサーヴァントの本領は間諜。単独であのバーサーカーを討ち取ることは到底叶わんで候ウ」
「それで僕たちの協力が欲しいって訳だ」
「如何にも」
ーcont.ー「………だけどキミがまだマスター権を維持しているって事は優勝を狙える立場だろう? こうやって協力関係や同盟を結ばなくても勝手に潰し合うのを待ってれば良かったんじゃ?」
「そのようなカタチで得た勝利など、我が師や友に顔向け出来もはん。 それに二度の召喚でハットリ・ハンゾーを呼べなかった拙者の力量不足も痛感致した。この状態で優勝しても虚しいだけで御座る」
「だから運営に雇われて危険なバーサーカーを倒す? 優勝する気もないのに? キミにどんなメリットがあるって言うんだい?」
「スノーフィールド市民、ひいては合衆国民の平和と安全を守れるなら拙者個人の益なぞ……ゲルト・リスコファス殿。どうか無辜の民を守るためにも協力しては頂けぬで御座ろうか」
ーoverー一旦パス、パスで御座る!
ジェームズの提案は悪くない。寧ろメリットしかないと言わんばかりの好条件だった。
NINJAについては思わず噴いてしまった二人だが、元軍人であり戦略性もある事から戦術の幅が広がるのも間違いなし。未だに信じていいかどうか定かではないが、聖杯を求めている訳ではないのもメリットの一つと言えた。
「……質問するけど」
「なんだ」
「君はセルフ・ギアス・スクロールの契約を結んだのか? 俺たちと接触した理由は本当にそれだけなのか? 仮に同盟を組むなら、そちらのサーヴァントの真名及び宝具を開帳していただきたい。だってに忍者すごい気になるし」最後は個人的な頼み事です。
(真名影の軍団とか宝具持ってませんとか素直に言ってるのに不信感マシマシになりそうで困ったで御座るな!)
いっそ没設定の守護者になった英霊ヘンダーソンにしてしまうか
・特殊な召喚で記憶を失っている
・宝具は分身忍法
・身長が低いのは更なる隠密性を求めて外科的に縮めた
・瞳の色が青いので日本人が見たら違和感に気付く(蓮見ちゃんが気付いてないのは瞳を見るまでもなく瞬殺したので
うーん、キワモノあ、この設定採用したとしても不信感の解消には一切なってないわ
真名と宝具は忍者とか気になって仕方ないから、別に不信感とか感じてませんよ。ただ、前述の二つは真面目に訊いていますが。
>>869
了解です「確かにモットモナ質問に御座る」
そして想定されうる質問でもあった。ジェームズは懐に手を伸ばすと一枚の紙を取り出しテーブルの上に置いた。
「拙者も諸君らと同様にあの交流会の日に このセルフギアススクロールに署名して御座ル。 改められよ」
「結構。」
素早く目を通したゲルトの言葉を聞き、セルフギアススクロールを傍の忍者に渡す。
「運営に返しておいてで御座る」
「承知」
ーcont.ー忍者が姿を消したのを見遣り話を再開する。
「ェアスィ..ゲフンゲフン、ニンジャーの真名は
((今アサシンって言おうとした!アサシンって言おうとした!!))
((マスター! 顔がニヤニヤしてるのが相手にバレますよ!))
「"影の軍団"。1人の英雄ではなく、ニッポンは戦国時代に猛威を奮った忍びの軍団が彼らの正体で御座ル」
(そんな説明、我ら一度でもしたっけ??)
「宝具は………実は拙者も知らぬので御座る。正規の召喚でなかったからなのか彼らはもしかすると宝具と呼ばれるモノを持っていないのかも知れないで御座る」
「宝具を持たない英霊?」
「拙者が宝具の内容を隠蔽するために嘘を付いている、と疑わしいのも道理。だがこれが拙者から語れる全てで御座る」
押し黙ったままのゲルトとアーチャー。もしかすると2人で念話しているのかも知れないが他者には知りようもない。
ーcont.ー「それと、接触した理由で御座ったナ。実は失礼な話、こうやって他のマスターと接触を図ったの初めてではないので御座る」
ゲルトの眉根がピクリと動く。ジェームズは気にせず紙ナプキンに手を伸ばすとそれぞれのサーヴァントを象ったチェスピースの様な何かを折りだした。
「郊外で発生した嵐のことは知って御座ろウ。あれはライダー、キャスター、そして新たなアーチャーの同盟に対してアサシンが単騎駆けを行った戦闘に寄るもので御座る」
3つのチェスピースめいたソレが固まった場所にアサシンのピースを加える。
「拙者としては対バーサーカー戦を前にこの四騎を失うのは防ぎたかった。もしこの四騎を味方に付けられたら戦いを優位に進めれると思い、戦闘を仲裁しようと介入したで御座るが……」
「失敗に終わったと?」
「恥ずかしながら」
(アレは仲裁って言うよりイニシアチブ取ろうとしてカッコ付け……いや、主に対して失礼な考えはやめよう……)
「トドノツマリ自分の失態が貴殿らと接触を図った理由で御座る。……かと言って貴殿らを軽んじている訳ではないと分かって欲しいで御座ルヨ」
ーoverーパスしまー
これで協力関係が成立したら今後の方針について話して解散かな
こちらとしては対バーサーカー優先、出来るだけ市民や施設に被害を出すことを避ける、以外の注文はないけどあとジェームズのセルフギアススクロールは他の参加者と"結果的に"差異があります
これはジェームズが意図した物ではないのでゲルトには態々言わなかった、ということで>>876
まぁ勿体付ける必要なかったね。そこ以外どこが変わるんだよと
禁止対象の追加が行われていません「ふむ、君程の人間が仲裁に失敗するなんて、よっぽど間が悪かったみたいだ。ああ、それと軽んじる軽んじない云々は気にしないから大丈夫。執行者なんて、軽んじられるのが常だし」
ゲルトはやれやれといった雰囲気で両肩を上げる。告げられた内容は決して嬉々するものではないが、彼に悲観などは全く感じられなかった。
「それで、同盟の件だが——俺は受けてもいいよ。君の思想にはどちらかと言うとアーチャーが賛同しているけど、ジェームズ・ヘンダーソンと組むのに異論はない」
「そうか。それは大変カタジケナイ」
同盟は双方の同意を以って了承された。片や元軍人で、片や現役の執行者。文字だけ見れば戦闘のエキスパートが同盟関係となった厄介な二人組に見えるだろう。
しかし、この二人が組まなければならない程に、バーサーカーの件で切羽詰まってるとも言える。
「後、質問ばかりで悪いけど、君のNINJAは諜報活動が主流であり、ライダー、キャスター、アサシン、そして謎のアーチャーを確認し、あわよくば味方につけようとした。なら、君のNINJAは四騎の情報をいくつか持っている筈だ。それらを提示してくれたら、こちらも、こちらの持つ情報を開示しよう。それで、どうだい?」
執行者は提案を持ちかける。ジェームズは——
はい。確かにゲルト・リスコファスが知りたがるのもムベナラヌ話しでアル。
戦さに於いて敵の情報は値千金。自分と違って彼はまだ聖杯に託す望みがあるのだ。……あるんだよな? まぁこの男は邪悪な望みなど持ってないだろうとタカをくくったジェームズは考える。
朽崎遥排除は合衆国市民、ひいては世界の平和を守るために必要な事と承諾した故にこうやって脱落した身でありながら秘密裏に動いているのだが……
(ここで他のマスターやサーヴァントの情報を教えてしまうのは極めて公平性を欠く行為なのでは御座ランカ??)
もしこの協力関係が上手く行き、バーサーカー陣営を首尾良く打倒出来たとしたら、ゲルト・リスコファス1人だけが有利過ぎるのでは?
だが協力してくれる以上何か見返りを求めるのも道理……。
うーん、うーん……
「失礼。主、お耳を」
答えがでるのか怪しい悩みに苦しむジェームズに影の軍団の1体が耳打ちする。
「なんと……」
「何かあったのかい、ヘンダーソン?」
「……ランサーのマスター、黒野双介が朽崎遥とバーサーカーに脅され喫茶店に連れて行かれたで御座る」
ーoverー>>879
ようし来た!
これでゲルトと合流できる! 忍者さんありがとう!
このまま普通に離別してたら合流前に鹿之介に説明する形で考えバラすべきかと思い始めてた所だったので、超有難いですここで時間軸の調整ー
距離的な問題と黒朽の話し合いが短かったってメタ的な理由を含めてこれから阻止、または救出に動いても2人一緒の場には間に合わないタイミングって事でひとつあ、直ぐに「黒野くんを助けに行くぞぉ!」とは限らないと自分では思ってます
ゲルト、アーチャーとしては対セイバー戦で黒野くんの胆力は知ってるし、脅されたと言ってもカメラに納まるような状況でころしたりはしないだろうし、寧ろ泳がした方が有用では?的な
だから会合を続けても全然よし
情報交換についてはファラオの真名と宝具がヤバいぞ、そしてマスターはクノイチ(と勝手に思っている)くらいは伝えて良いかなって思う
割りかし自分で真名名乗ってるしそれがデメリットになるよりツタンカーメンとしてのメリットにもなるから良い塩梅かなって
もし直ぐに助けに行くならジェームズは別行動を取ります。まだ朽ザハ相手には姿を隠していたいしね
別れる際、連絡用にプリペイド携帯渡す予定です>>882
ふむふむ、成る程
となると一旦ゲルト陣営の人からの行動SS待った方がいいですかね?
もし差し支えなければこちらも合流の為の行動SS投下しますが。とりあえず、うちも判断はゲルト陣営の人にパスします黒野双介が朽崎遥に連れていかれたという情報を聞かされ、一方と同盟を結んでいるゲルトは焦燥……する訳でもなく、呑気にテーブルに置いたハンバーガーとポテトを貪る。
その反応にジェームズは怪訝に問いただす。心配ではないのかと。
「心配ねぇ……黒野くんは心配されるようなタマじゃないよ。だって一般人でありながら、戦場と然程変わりないこの大会で怯えるどころかむしろ、立ち回って勝とうとしてるんだぜ? 肝っ玉据わり過ぎでしょ」
「しかし、対峙している相手は我々が討とうとしている朽崎だゾ」
「まあ、確かに神出鬼没で、破滅願望が強くて、頭がアッパラパーな死霊魔術師(ネクロマンサー)に連れていかれたら誰もが危惧するだろう」
ゲルトは「けれど——」と少しを間を置き、ナゲットにバーベキューソースを浸けて口に放り込む。
「——これは聖杯戦争ではなく、聖杯大会だ。面倒い事にマスター殺.害はおろか、死に直結するような直接攻撃さえもギアスによって認められない。だが、このルールは黒野くんとって好条件だろう。戦う術を持たない……戦術のカードが少ない彼に「殺傷禁止令」は俺たちと同じ土俵に立てる唯一の救済措置。これがある限り、彼が喩え死霊魔術師(ネクロマンサー)にばったり会って、強制的に会合の席に立たされても危険は少ないだろう。後、再度言うけど、黒野くんは肝っ玉が凄い据わってるから大丈夫」
最後の一本だったポテトを頬張り、ジュースで流し込んで食事を終える。丁度、相方のアーチャーも注文したハンバーガーを食べ終えていた。
「……まだ食べ足りないな」
「まだ食うで御座るカ!?」
「腹が減っては戦はできぬってあるでしょ?」
「拙者は見ているだけで満腹なのだが……」
「あらそ。じゃ、もっと注文してくるからちょい待ち」
「待テ。結局、黒野双介はどうするので御座るカ?」
席を立ってゲルトは、ジェームズの問いに振り替えり、ただウィンクだけをして——
「黒野くんは、ココが強いから心配はしてないよ」
親指で心臓部位を指差しながら言って、彼は注文カウンターへ向かった。
「……信頼、しているので御座るな。見かけによらず」
「——野郎でも、気に入る奴はいるからね」と、こんな感じで黒野くんを信じ、会合は継続します。
執行者から寄せられる信頼で黒野くんの逸般人感がテ-レッテレ-!
追加注文で何を頼んだか……雑に同じものとか、デザート山盛りとかそんな程度でも分かったら会話を続けます
ジェームズ個人が開示してもいいかな?って情報は乱入者の情報くらいだけどどうなんですかね?
運営経由で真名の把握も出来るからそれを開示できなくもないけどそれはやり過ぎだろうか>>887
了解了解
まぁ他の真名まではやり過ぎかな、メタ的に>>884
ヤダ……めっちゃ信頼されてる……!(トゥンク)
実際鱒コロなしルールはうちの陣営にとって数少ないアドバンテージ。これがなけりゃ今頃参戦してないか、さもなくば朽崎以上の破綻者として参戦してるかのどっちかになってたでしょうしあのバーサーカーが相手とは言え監視に割いている影の軍団を使えば黒野双介が脱出する隙くらいは作れるだろう。ランサーはサムライで御座るしな……。
再びトレーにジャンクフードを満載して戻ってきたゲルト・リスコファスが席に着くのを待ち会話を再開する。
にしてもベリーバーガーもアメリカンなサイズで提供する店。一体話し合いの間だけで何キロカロリー摂取するんで御座ろうか? 封印指定執行者?って奴はみんなこんな大食らいなのだろうか?
「情報で御座ったな。 この乱入者たちについてはある程度のことは分かったからそれは共有しとくべきで御座ろう」
アーチャーピースを象ったオリガミめいたソレを手に取るジェームズ。
「この2騎目のアーチャーは真名をツタンカーメンと名乗ったで候ウ」
「あの非業の死を遂げたって言う少年王?」
「然り然リ。単純な戦闘力で見れば今大会の中でも極めて強力な部類で御座ろうナ。何よりあの嵐を発生させたのは此奴で御座る」
「それは宝具か何かだったのかい?」
「そう見て間違いないで御座ろうな。ただ話しが通じない手合いという訳ではなさそうで御座る。理知的なオモダチだったで御座るよ」
「ふーん…」
ーcont.ー「だが真に警戒すべきはこのツタンカーメンのマスター、名を蓮見静香と申す者で御座ろうな。恐らくあの手際はクノイチ……忍者ガールで御座るよ!!」
「えっ! まだ忍者いるの!?w」
(多分違うと思うけどなぁ……)
「仲裁に差し向けた我が配下の1体を物の数瞬で屠った手際は驚嘆に値するもので御座った。何より相手は忍者。さすればソレを倒せた蓮見静香が忍者ガールであることは道理」
「なるほど……」
((それで納得するんですかマスター!?))
((笑っちゃうから突っ込まないでアーチャー!))
ーcont.ー「何より自分の首を刺し貫いた筈なのに最後に確認できた段階では傷を負った様子もなかったで御座る。如何なる忍法か……」
(的外れな考察は置いといて)サーヴァント相手に立ち回り仕留めることの出来るマスターであるというのは事前情報としては上出来な部類だろう。これで満足してくれるといいのだが。
「なるほど。それで他の3騎の情報はないのかな?」
「ライダーは無尽蔵かと思うほどのドラゴンを従えて御座ったが………キャスターとアサシンについては未だ詳しいことは分かり兼ネル」
態と言葉を濁したことに恐らくゲルトは気付いただろう。だがこちらとしてもこれ以上参加者の情報を与えて後々の展開を左右したくはない。
これくらいで納得して欲しいで御座るが……
ーoverーこちらから提示できる情報はこれが限度ってことで
こ、これは無辜ってる訳では御座らんから! ジェームズ視点から見たらこういう風に見えるのは仕方ないから!まぁ恐らくこのまま脱落しそうな術暗の情報を伏せてもなんだって話ですけどね
ジェームズはそこまで感知してないので乱チャー陣営には、主従そろってアサシンの近くにいる状態でアサシンに矢を撃ってもらえると助かります。
わざわざ翼竜に吹き飛ばしてもらわなくても最期の会話ができるので。>>895
了解しました
遅くとも明日の3時前には投下します雷雨が吹き荒れる中、少年王のマスターは意識を集中させる。
雨乞い、雷避け、風避け……古くから呪術とは天候とは近しいところにあった。
この暴風と轟雷に乗じれば、周囲の探知など難しい話ではない。
「見つけた! アーチャー! 距離は5! 12時方向! 角度は45!」
前持って決めていた言葉通り指示を飛ばす静香。
その言葉に彼女のサーヴァントは。
「心得た! 名も知らぬサーヴァントよ! 許せとは言わぬ! 恨むのなら汝の命運を弄んだ神々を恨むがいい!」
渾身の一矢で、それに応えた。
ログ読み返してたら3時過ぎてた申し訳ない
逃走中のアサシンに乱チャーがぶち込んだみたいな感じにしましたがいかがでしょうか書きためてた部分もあってこんな感じになりました。
多分次でアサシン消えます。
アサシンは、予め番えた矢を牽制として放つと、翼竜の攻撃を回避し続けていた。
衝撃を利用して逃げられるのを防ぐ為に、翼竜はリーチの短く予備動作の大きい噛み付きを多用していたのだが、それが攻撃を単調なものにしてしまっていたのだ。
(あれは、キャスターか?いや、考えるのは後です)
全身に掠り傷を負いながらも嵐に身を隠しつつ、木や翼竜を踏み台にして跳躍するアサシン。
千里眼が致命傷を負って消滅していくキャスターを視認しても決定的な隙を作らない彼を、このまま翼竜は取り逃がすかと思われたが。
『令呪を以て命ずる』
というところまでいった所で、ツタンカーメンの放った矢が、アサシンの胸に突き刺さり、その霊核を粉砕した。
嵐が止み、地に落ちるアサシン。
そして、興味を失って去っていく翼竜の群れとは対照的に、自分の死を確認するために近付いてくる二人を見て、アサシンはこう言った。
「ああ、貴方達を入れた三陣営の同盟だったとは、因果応報ですな」邸内の情報が手鏡の中に映し出される。
「ライダー、アサシンが落ちた。武器は矢、命中箇所は心臓、状態は貫通。形状から矢はこちらのアーチャーのものだ」
嵐雨が晴れていく。アサシンは放って置いても脱落していくだろう。だが。
「そうか、まだ消滅はしていないのだろう。ではとっとと止を刺すとしよう」
「そうだねライダー。さっさと息の根を止めてしまおう」
事ここに及んで、心臓への着弾を確認しているとしても、攻撃の手は緩めない。殺る。確実に、1秒でも早く殺る。
「竜は良いよライダー。キャスターを使うから。キャスター、聴こえて居るだろう?キャスター?」
「マスター?どうしたのだね?」
妙だ。キャスターと連絡が取れない。と言うよりこれは!?
「キャスターとのパスが切れている!!行動順位を変更するぞライダー!クローディア嬢の確保を優先する!!」
アーチャーの余波に紛れてキャスターが暗殺された可能性は無い!アサシンは常に補足していた!あの妙な侵入者に攻撃力は無い!
ランサーかバーサーカー、より可能性は低い!近づいてきて居たら気が付かない筈がない!
狙撃の可能性、無いことはないが狙いを絞れない筈だ!クローディア嬢が眠っている邸宅を正規のアーチャーが狙撃したとしてもギアスの効力が働く筈だ!
「僕が4〜5分目を離した隙に何が起きてるんだよふざけんな!!」ジェームズ「攻撃力はないとか舐められ過ぎワロスで御座る」
忍者「実際ほぼないですからね……」>>900
倒壊程度と言っても倒壊させた攻撃はサーヴァントの宝具ですからね。
まさか味方を巻き込みやしないだろうと高くくってた紙耐久に当たったらそらこうなりますよ。「成る程、情報提供感謝する。では、こちらもいくつかの情報を開示しよう」
三つ目になるトリプルベーコンバーガーを開封し、ケチャップをかけて頬張りながら情報を開示する。
「先ず、初日の戦闘を見るに、バーサーカーの正体は概ね検討はつくだろう? 奴は彼の王書(シャー・ナーメ)で悪い方向で名を馳せた反英雄——暴君ザッハークその人だ」
「存じている」
「そう、ならそっちの話はいいとして——」
ゲルトはポテトを一歩取り出し、テーブルの上に置く。
「——アーチャーの宝具を明かそう」
「……よろしいのですか?」
「等価交換だからね。どちらにも利益を齎さなきゃ」
そして、もう二本ポテトを取り出し、最初に置いたポテトと並べる。
「アーチャーの宝具は全部で三つ。一つ目は、右腕を覆う翡翠の弓懸。二つ目は、丹い大弓。そして最後が……」
「太陽を落とした、矢か……」
「ご明察」
ゲルトは一つ一つの宝具の説明をした。もちろん、外野に漏れぬよう結界も密かに張って。
どの宝具もアーチャーにとっては強力な兵装だ。しかし、強力であるが故もデメリットもある。
魔力供給などは礼装を使ってやりくりしているが、第三宝具を解放するとなると一日一回が限度になるし、周囲の被害も考慮しなければならない。
アーチャーが言うには、第三宝具の使用は破壊しても問題ないフィールドと、市民を避難させれば問題ないの事で、真名を解放するだけで市域一つは蒸発してしまうらしい。
説明を聞いたジェームズは「何だコイツ」的な視線をアーチャーに向け、取り敢えず情報の提供に————
これで妥協するか否か、お願いします。>>900
本来あの暴風はアサシンの嵐を塗り潰す形で出たわけだから家屋倒壊は最低基準っしょ
(ライダーらには翼竜の盾、アサシンは嵐の加護があったわけだし)
キャスターはクローディア嬢を庇って暴風の中に飛び出したからねえこんなに喋ってくれるとは
そら(なんだコイツ強すぎやろ)って忍者ですらドン引きしますわ!
返しは少しお待ちください。ちょっと今日は忙しくてアーチャーの宝具、そのどれもが強力だ。
古代の弓矢が現代の技術でも成し得ない弾数無限ホーミングレーザーとは何の冗談だろうか……アフガン時代に欲しかった。そして弓自体でチャンバラできる。
これだけでも十二分に強力なのに太陽を墜とす逸話を持った英霊だ。勿論それ相応の切り札まで持っている。
ところで后羿ってだれ……?? ニコラスからの入れ知恵で恥を掻かずにすんだが……昔は太陽が10あってその内の9つを墜とした? HAHAHA ナイスジョーク
………
……
…
何だコイツ反則か? チートか? バーサーカーもそうだが昔のトンデモ神話の時代に生きてた奴にまともなのはいないの?
つーかこっわ! サーヴァントこっわ!
「切り札である宝具の情報開示、誠に痛みイル」
合唱して深々とお辞儀をする。この顔を隠した忍者スタイルでなければ表情の変化も読み取られていたであろう。交渉相手にそれは不味い。こちらの不出来さえもフォローしてくれるとは忍者、やはり完璧なのでは? そして黄金の国ジパングの大忍者ならこのアーチャーに負けず劣らずの実力者であったんだろうなぁ、うん……。
((主、現実逃避してる場合ではありませんぞ))
むむ。現実逃避ではなく服部半蔵の偉大さを再認識しただけで御座る。
ーcont.ー「では人払いも余り長い時間は保つマイ。だがお開きにする前に……」
紙袋をテーブルの上に置く。
「これは?」
「携帯電話が入っているで御座る。拙者の連絡先が入っている故、何かあれば。コチラもバーサーカーの監視を続け、何かあれば伝えるで御座る」
ーoverージェームズ自身は(何だコイツ)って顔したのはバレてないバレてないセーフ!って思ってます
これで切り上げるか、もう少し話を詰めるかはお任せします乱チャー陣営の反応待ちでしたが、続きというか、最期の言葉言い終えて消えるとこまで書いたほうが良いのでしょうか?
何かしらのやりとりするかもしれないし、もう少し待ってもいいんじゃないかな?
紙袋に入っていた携帯電話を手で弄り、チョコレート味のソフトクリームを舐めながらゲルトは呟く。
「こんな旧式のガラケーじゃなくて、最新のスマホが欲しかった」
「贅沢を言ってはいけませんよ。というか、マスターは魔術師であらせられるのに、こういった科学の利器には詳しいのですね」
「そりゃあ、便利なものは使うでしょ。それに、俺は魔術と科学を複合させてた組織の元錬金術師だよ? 詳しくもなるって」
ジェームズと別れてから、ゲルト一行は朽崎が黒野を連れ去ったという場所にのんびりと向かっていた。
道中、赤銅色の髪をした少年が、なんでさと叫びながら金髪の美少女、黒髪の美少女、紫髪の美少女、銀髪の美少女、もう一人金髪のグラマーな少女に追いかけられている一部始終を見たが「青春だねぇ」と一言呟いてスルーした。
しかし、再び道中で茶髪の少年が小柄な金髪美少女と、ピンク髪の狐耳美女と、竜の角が生えた美少女と、白いヴェール被った褐色肌の美女との取り合いで忙しそうにしてるのを目撃し「リア充だねぇ」とこれまたスルーした。
「……この街は、少々痴情のもつれが多いのでは? マスターの事も含めて」とはアーチャーの談。
ハーレム状態の少年二人を間近で見たゲルトは只々笑い、ソフトクリームのコーン部分をかじって足を進めていると、見知った後ろ姿を確認した。
「あれは……おーい、黒野くん」後は……頼んだ(ガクッ)
>>913
こんな大きな地震だったんですね…
どうかご家族親戚の力になってあげてくださいこの街、というかこの世界はいつから人外が闊歩する世界に……今更ですね
ともあれこちらも待ちに待ったそちらからのSS、有り難く返答させていただきます。
聞き覚えのある声に、思わず振り返る。
するとそこには見覚えのある……というか、忘れようのない同盟相手がいた。
「ゲルト! あんた今までどこほっつき歩いてたんだ!」
「いやー、色々あってねぇ。もしかして、何かご用だった?」
「ご用も何も……いや、まあいいか。とにかくちょうど良かった、あんたに話したい事があるんだ」
俺はひとまず、今日一日目撃した光景を(廃工場でのやり取りは除いて)ゲルト達に報告する。
ゲルトは大人しく聞いていたものの、やがて何か得心したかのように大きく頷いた。
「別荘地帯の落雷に、バーサーカー陣営との接触か。成る程、確かにこっちが知らない間に大きく動いてたみたいだね」
「というか、あんたら一体どこにいたんだ。あれだけ派手に雷鳴が響いてたってのに、今までずっと気づかなかったのか?」
「まあそこはそれ、ちょっとした野暮用に集中してたって事で。……で、黒野くん」
スッと両目を細め、ゲルトがこちらを見下ろすように睨めつけてくる。
次いで、怖気がするような口調で問いかけてきた。
「バーサーカー陣営と接触したって話なんだけど――単刀直入に聞こうか。君、何を囁かれた?」
シン、と。周囲の空気が数度ほど下がったような錯覚を覚える。
封印指定執行者。その本質を垣間見せられ、思わず背筋を正す。傍にいたランサーが軽く身構え、時ならぬ緊張が奔った。
続きます>>915
「マスター、この場での戦闘行為は」
「分かってるよアーチャー。俺はただ、彼に聞きたい事があるだけさ」
それに、とゲルトが続ける。
「下手な裏切りや騙しすかしが通じる程、俺が甘い人間じゃないって事。まさか君に限って見抜けない筈がない。だろう?」
……ああ畜生。なんて奴だ。全くもって俺の本質を見抜いてやがる。
実際ランサーの手前ああは提案したものの、内心俺はこいつを上手く出し抜けないかと考えてもいた。
どの道やりあわなければならない以上、今後の交戦が鍵を握るのは必然。であれば、これからのライダー陣営やバーサーカー陣営との交戦で上手く立ち回り、なおかつ俺達が生き残って聖杯を掴むといった未来予想図もぼんやり描いていたのだが……
(完全に撤回だ。年季もスペックも違いすぎる)
相手が悪い、いや悪すぎたというべきか。流石に修羅場を幾度も潜り抜けてきた執行者は格が違う。
ともあれこうなった所で問題はない。むしろ、ある意味予定通りともいえた。
「……もちろんさ、ゲルト・リスコフォス。それに、そこまで言ってくれるのなら望む所でもある」
「へえ? というと?」
「バーサーカー陣営――朽崎遥とそのサーヴァントに関する、有益な提案がある。一つ、場所を変えないか?」
そう執行者に囁き、俺はどこからか見ているかもしれない朽崎の監視を警戒していた。
続きます(遡る事数分前。朽崎遥、退店よりしばらく後)
・ランサー視点
「――さて。問答をはじめるとしようか」
狂戦士の主、朽崎遥とやらの退転より数分経った頃。我が同盟者、黒野は疲労困憊といった体でいすに座り込んでいた。
あれ程の凶徒に鉄砲を突きつけられ、あまつさえ長時間にわたって話をしていたのだから無理もない。
だが、今はそれを差し置いてでも問いたださねばならぬ事があった。
「ずいぶんと、不機嫌そうな様子だなランサー」
気だるげな様子で黒野が問いかける。背もたれに寄りかかり、こちらを見るのも億劫といった様子だが、だらりと垂れた右手だけは何事か作業に励んでいた。
その気になれば覗き込む事は容易かったが、武士としての一分がかろうじて留めていた。
――最も。それどころではないという本音もあったのだが。
「無論不機嫌だとも。昼間あれ程説教されておきながら、拙者に何の断りもなくあのような不逞の輩と手を組むなどと宣言されたのだからな」
嫌味と当てつけも多分に含め、反論を叩き込む。拙者らしくないとは自覚していたが、文句の一つも言わねば気が済まなかった。
「そう言うなよ。実際、ゲルトとは遅かれ早かれやり合わなきゃならない立場だ。だったら、今の内に他の伝手を作っておくに越した事はない」
「それが迂闊だというのだ。確かに弓兵陣営は我らにとっての脅威ではある。だが、だからとてあのような凶徒達と手を組む道理など――」
不意に、黒野が作業をやめ此方に振り向く。次いで、拙者に向け何物かを見せ付けてきた。
思わぬ挙動に一瞬虚を突かれたものの、すぐに気を取り直す。そして差し出された物に目を向け――――絶句した。
続きます。>>917
『今喋ってる話は囮だ』
『本命はこっちに書いてある』
『このまま話は続けろ。他陣営に盗み聞きされてる恐れがある』
『こっちの内容も見落とすな。間違っても、変な声を上げるなよ』
『了承であれば両手を開け。不承であれば、両手を握れ。いいな?』
凶徒が去り、平穏を取り戻したかに見えた店内。その空気が、拙者と黒野の周囲のみ固く凍りつく。
書かれている内容。その意味するところを理解し、えぇてるの身体に冷たい汗が流れた。
「……いいだろう。そこまでお主がやる気なら、最早拙者とて止めはせぬ。だが――実際の所、どうするのだ?」
指示通り両手を開き、了承の意を伝える。
すると黒野は、右手に握っていた小さな板のようなもの――当世でいう所の「すまほ」なるものに指を当て、軽く下に振った。
続きます>>918
「そうだな。単純に朽崎とゲルトをぶつけるにしても、俺達が傍観してる訳にも行かない。十中八九、共闘するよう言われるだろう」
『まず最初に言っておく。俺は、ゲルト達を裏切るつもりは毛頭ない』
「重要なのはいかにゲルト達と離れつつ、なおかつ朽崎をゲルトに誘導するかだ。出来れば不意打ちが望ましいけど、百戦錬磨の執行者相手じゃそれも難しい……」
『理由は単純。朽崎より、ゲルトの方が人として信用できるからだ。確かに執行者なんて裏稼業に励んでる以上、ある意味じゃ朽崎より余程おっかない。けど、それでも朽崎みたいに極端な行動に走らない分まだ行動が読みやすい』
「となると、要になるのは例のルーカス達ライダー陣営とその他同盟陣営だ。いかにゲルトといえど、流石に二陣営以上の陣営を同時に相手取るのは難しい」
『それに、言っちゃあ何だが朽崎の奴は享楽主義者というか自分が面白ければそれでいいみたいな性格をしてるように見える。だから下手に手を組むのは悪手だ。最悪、二陣営との対立中に背中から漁夫の利を掻っ攫われる恐れもある』
此処で黒野はすまほを弄る手を止め、トントンと机の端を叩く。
恐らくは「何か喋れ」と言いたいのだろう。
拙者は少し考え、己が推測を口にする。
続きます>>919
「確かにそうだな。仮に拙者達が加わって攻撃を仕掛けるとしても、向こうの陣容が分からねば如何ともし難い。現状、拙者達が騎兵の陣営について存じてる事といえば昼間の落雷程度か」
その落雷にしても、騎兵陣営の手によるものなのか交戦相手の手によるものなのか。あるいは騎兵ないし交戦相手の同盟者によるものかさえはっきりしていない。
つまり、現状拙者達は何も情報を持たないに等しいのだ。
そこで黒野は満足したように頷き、再度すまほに指を伸ばす。
「だから、こっちも一つ手を回す。襲撃前、朽崎に頼んで使い魔なり何なりの手段を使ってライダー陣営にこう伝えるのさ。『もうすぐそっちにアーチャー陣営が攻撃を仕掛けるぞ』ってな」
『だから、こっちも先んじて手を打つ。まずゲルト達に今日あった事を全て話して、その上でこう提案するんだ。ライダー陣営およびその同盟者と手を組んで、包囲網を作ろうって』
「――――っ!」
偽りの計略と真の計略。それぞれの内容に、拙者は声を出さず戦慄する。
よもやこれらの考えを、先程の会談からずっと抱いていたというのか。あんな、たった一度の予期せぬ接触から。
拙者の衝撃など知る由もなく、黒野は言葉を重ね指を振り続ける。
続きます>>920
「そうすればライダー陣営達は行動を起こさざるを得ない。例え朽崎がそれまでに何か仕掛けていたとしても、信じなければ待っているのはゲルト達の襲撃だ。であれば、選択の余地は狭めざるを得ない」
『ああいう手合いを追い詰めるには、中途半端な戦力じゃ意味がない。朽崎だって、散々修羅場なり鉄火場なりをくぐってるんだ。保身の手管程度持ち合わせていて当然だろう』
「ゲルト達の襲撃に備え、真っ向から立ち向かうもよし。信用せず、むざむざ奇襲を喰らうもよし。どっちに転んでも、俺達に損はないだろ?」
『だからこそ、ここで逃げられないよう徹底的に包囲網を敷く。俺とゲルト、そしてルーカス達。この重厚な共闘戦線で一気に朽崎を叩くんだ』
「……もし、騎兵陣営達が逃亡の選択肢を選んだらどうする? 向こうとて、弓兵陣営の実力を知らぬ道理はあるまい。昨日の一件で、既に周知の可能性もあるぞ」
浮かんだ懸念を口にする。
続きます>>921
実際、騎兵陣営達からしてみればおいそれと従う理由もない。まして宝具の恩恵で機動力に長けている可能性もあれば、同盟者共々拠点放棄からの逃亡は優に有り得る事態だった。
まして、下手をすればこちらに牙をむいてくるやも――
「別に? 逃げられたって気づきようがないだろうさ。向こうだってサーヴァントがいるんだ。同じくらい強い英霊の気配が近づけば当然察知もする。ましてそれがあのゲルト達となれば、撤退はごく自然な結論だろ?」
『撤退はともかく、攻撃については賭けだな。実際問題、ルーカス達からすれば朽崎共々ゲルトも退場させられるチャンスだ。バーサーカーを首尾よく追い詰めた時点で、まとめて攻撃されてもおかしくはない』
「ていうか、昼間の件に関して言うならお前こそ迂闊だろ。マスターの朽崎はまだしもバーサーカーの接近にあそこまで気づかないとか、一歩間違えれば即退場だぞ?」
『だがまあ、その辺はバーサーカーの奮迅と俺達の行動次第だ。ルーカス達がどの連中と手を組んだか知らないが、相手によっては俺達でも対処できる可能性はある。もし万が一、ルーカス達が不意打ちを仕掛けてきたら――俺か、お前が何とかするしかなかろうさ』
「む……」
続きます>>922
手痛い失態を掘り返され、思わず口を噤む。
確かにあの一件は迂闊だった。昨日に引き続き、よもや二度も接近を許すとは。朝方に対策を誓っておきながらこれである。我が事ながら、要反省だな。
「で? どうするランサー。 ここまで聞いて、まだ何か反対する理由があるか? あるなら好きなだけ言ってくれ。ゲルト達に合流するまで、好きなだけ答えてやるさ」
『それじゃ選択だ、ランサー。今言った策と、ここに書いてある策。お前はどっちがいいと思う?』
『話した方なら両手を開け、書いた方なら両手を握れ』
『どちらにせよ後はお前の意思次第だ。少なくとも、表向きは話した方に賛同する調子で答えてくれ』
「――――」
目を閉じ、これまでの経験を絡めて黙考する。
弓兵とその主、そして狂戦士とその主の人格。現状此方が把握している騎兵陣営の情報。加えて、一連の黒野の計略を纏め上げ――
「いや、ない。お主の計略に従うとしよう。……上手くいくかどうか五分五分、いや、三七分といったところだがな」
拙者は、強く両手を握り締めた。
完>>923
以上、うちの陣営が考案していた対バーサーカー陣営のアイデアでしたー
ぶっちゃけ朽崎と組むのハイリスクすぎるからね、是非もないね!
まあ要するに『囲んで鯖(と戦闘可能な鱒)で叩く』だけのシンプルな包囲戦術です。
穴だらけな気もするけど、まあそれはおいおい修正という事で
なおこの後話し終わったと見た喫茶店の店長から、怒り笑顔で丁寧に「とっとと出て行ってくださいませお客様?」と柔らかくも迫力満点で追い出されたというオチ
後にこの喫茶店、しばらくの間「ジャパニーズお断り」と書いた張り紙を張って一悶着合ったとかなかったとか……いよいよバーサーカー包囲網がくるか……
というか黒野くん器用ねしぃいいんじてたぜ黒野くぅううん!!(CV田中正彦)
つーか包囲網までとは予想を超えてきおるわ。なんというやりおるマン…
もう蓮見ちゃんに殺される覚悟でジェームズを騎乱同盟にぶちこんで説得しようかと思ってたので……
既に脱落したって都合上スティードさんと蓮見ちゃんにはジェームズごろし禁止のギアスは掛かってないから本当に命懸けの作戦に出るところだったこれで本当に狂槍同盟ってなったら黒野くんはそこにどんな合理性を見出したの?おれわかんない!!ってパニックになるところだった
ジェームズとの同盟関係を明かすかはゲルトさんにお任せします
決死作戦に出ないで済んだので話しても黙ってても余り関係なくなったからクッチー「ひどいよ黒野くん!俺は君を裏切る気持ちは一欠片も無いというのに!え?残当?そんなー」
あと、クッチーが連絡待ち中にしてる事とかのSSを書くつもりなんですけど、クッチーの持ってる情報についての確認がしたいです。
クッチーが知ってるor推測できる情報………ライダー、アーチャー陣営は明確に敵。ライダー陣営はおそらく二つの陣営と手を組んでいる(体内を焼くのと嵐じゃ能力の性質が違う為。嵐の方と戦闘してるかもだが念の為警戒)。乱入陣営は非友好的(バーサーカー陣営のせいで物騒な事に放り込まれた為)。
他の、例えばアサシン、キャスター、ランチャーの明確な居場所、所属は知らない。何か違和感、問題があれば言ってください。どうやって乱入者が自分に対して好戦的かの推察が弱い気がするけど、どうやって巻き込んだのかを知ったかの視点が難しい
まぁ友好的な陣営は基本的にいないバトロワだしええんちゃう?>>932
うーん、読み直しても文章的には手榴弾に対する言及しかないし、どっちかと言えばアサシンがツタンカーメン召喚の原因に近いから運営からそんな小言は言わない気がするかなぁ
蓮見視点から見れば勿論街中で手榴弾ぽいぽいした朽崎はアウトだろうけど
バトロワ形式で今の同盟乱立状態が異常なのであって全員が敵って所に立ち還れば警戒するのは不自然じゃないと思う「あっはっはっはっはっはっは!」
提案された作戦を聞き、ゲルトは大いにに腹を抱えて笑った。
当の作戦立案者は内容のバカさ加減を笑われてるかと思い、笑っている執行者とは逆に不満そうな表情をする。
「いやいや、別に君を嘲っている訳じゃないんだ。やっぱり、君は面白い人材だと思ってね。俺の旅に連れ回したいくらいだよ」
「それは絶対にお断りだ」
一息笑ったゲルトは呼吸を整え、改めて双介に向き合う。
「君の作戦には少々拙いところもあるけど、俺はその案に乗ろう。面白そうだし、何より魔術師連中は君を無力な一般人ないし、頭脳も戦力も皆無だと思っている。それに一般人の発想てのは大概偏屈な魔術師には効くんだよこれが」
「……なんか、お前がそういう評価を下すとか気味が悪いな。しかも女好きの思えが男の俺に」
「そんなつれない事言うなよハニー」
「やめろやめろ! 鳥肌が立つだろうが!」
自身の身を守るかのように腕を抱いて後ずさる。
反対にニヤニヤしながらいやらしい手つきをしていた執行者は「冗談はこれくらいにして」と一言置き、普段は見せない魔眼を微かに露わにして真剣な口調で話し出した>>934
「黒野くんには話しておくけど、俺はジェームズ・ヘンダーソンとも同盟を組んだ」
「え、ジェームズって……召喚直後に脱落したあのエセ忍者?」
ゲルトはエセ忍者らの発言に内心疑問符を浮かべるが、話の腰を折らない為にスルーして彼の問いに肯定を示した。
「彼は復帰……というより運営に雇われて動いているみたいだ。サーヴァントも勿論召喚している」
「……それで、なんで組んだんだ。実力が一番下な俺が言うのも何だけど、俺だけじゃ不満だったのか?」
「別にそういう訳ではない。戦力は多いに越した事はないだろう? そういう事だ。それに、奴のサーヴァントは諜報活動を得意としていてね、朽崎遥の動向を探るにはもってこいなんだ」
ジェームズから渡された携帯電話を見せ、彼の連絡先がここにある事を伝える。
「成る程。朽崎の居場所を割れる情報網があれば、作戦の成功率が格段に上がる。本当に、一網打尽にできるかもしれない……!」
「そうかもしれないけど、忘れないでほしい。朽崎遥って男はね、魔術師である以前に人間としてある程度破綻している。いくら人間賛美を謳おうとも、その根底にあるのは破滅だ。変態度では封印指定に遠く及ばないが、気をつけた方がいい人物ではある」
「……分かった」
「それと、乱入したアーチャーと、守備的な態勢のライダーの情報もある程度入った」>>935
等価交換として受け取った乱入したアーチャーと、自陣から動こうとしないライダーの情報を開示し、真名や宝具らの情報を双介に与える。
「サーヴァントはサーヴァントに任せるとして、朽崎遥とは別のマスターの話だ。ルーカス・ソーラァイトはある程度知っているだろうから、途中参加したエキストラの情報を俺の知っている限りの事を教えよう」
ゲルトの推測によれば、途中参加のマスターは女性であり、自身の血肉を素材として術を発動させた事から呪術使いの可能性が高い。
呪術は対魔力を持つサーヴァントにも通用するので、仮に相対した場合は用心してほしいとの事だった。
「それじゃあ、ジェームズのサーヴァントの一人が、マスターにやられたってのか?」
「YES(ネー)。君も、君のランサーも油断しない事だ」
要注意事項を伝えたゲルトは満足そうに笑みを浮かべ、連れションに連れて行くような感覚で双介の肩に腕を回した。>>936
「な、なんだよ」
「嫌そうな顔をしなさるな。ギリシャじゃ、このくらい普通だぜ? なあ、アーチャー?」
「私に振られましても……」
突如として話題の矢先を向けられた弓兵は、困惑しながらも言葉を濁す。
「まあ、アーチャーは男同士の触り合いは御免だよな。ムッツリで巨乳好きだもんなぁ〜」
「マスター!?」
「アーチャー、お前……」
「落陽の大英雄も色を好むか」
双介とランサーのアーチャーへの尊敬度ダウン。しかし、代わりに双介からの親近感がアップした。
アーチャーは違うのだと弁解しているのだが、三人は既に聞く耳持たず。
ある意味見放されたのでショックを受け、小声で「嫦娥、貴女の胸が恋しいです」と零した。きっと、彼の妻は巨乳だったのだろう。
「で————君の作戦決行時間はいつだ?」
肩組みしながらの真剣な声音。
その問いに双介は————>>937
おまけ
「あ、あの二人あんなに密着してるよSUZUKA-CHAN! 糸目の人が攻め!? それとも意外性を取ってもう一人のお兄さんが逆転ドS攻めって展開も!」
「落ち着けMIMI! ここはもう一つの可能性であるどっち攻め——カウンター×カウンターもあるかもしれないぞ!」取り敢えずこんな感じに。
>>913
かしこまりました。
予選スレで、週末には書き込めるとの事だったので、待つ事にします。
これから大変な事も多いとは思われますが、どうか頑張って下さい。>>937
決行時間。改めて問われ、そこまで考えてなかった事に気づく。
ライダー陣営攻撃の段取りまでは朽崎との話し合いで大体決めてたけど、そういえばいつ仕掛けるかまでは話し合ってなかったな。
「お前はどう思う? ランサー」
「ふむ、そうさな。情報を顧みるに騎兵陣営達は敵襲を受けある程度損害を被っている。向こうの復興速度にもよるが、まず今日一日はこれ以上動けまい。仮に動けたとしても、本丸を蔑ろにして動く程軽率とも思えぬ」
かといって、とランサーは一拍置く。
「無闇に時を与えれば痺れを切らした狂戦士どもが何をしでかすか分からん。慎重を期すにせよ、もって明後日までが限度といった所か」
「なら間を取って明日の昼過ぎ……大体午後13時から15時の間に仕掛けるというのはどうだ?」
「それが妥当であろうな。少なくとも半日以上費やせば復興の目処も立とう。完全にとはいかずとも、陣営一つを嵌めるのに差し障る程ではあるまい」
ランサーの同意を得、アーチャー陣営の意見を求める
「こっちはこんな感じでまとまったけど、そっちはどうする?」
ここでまたパスしますみなさん現在、三日目の何時くらいって想定してます?
俺はそろそろ日が沈むかな?ってイメージだったんですけど「ねーねー、おっパブでも行こうよぉ黒野くん。君の童貞でしょ? チェリーでしょ? ヴァージンでしょ? 可愛い娘とフュージョンして新しい扉開きなよ」
「うるっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」黒野くん、見た目で入場拒否されそう…
>>943
そうそう、アサシン脱落後に
・ランチャー陣営との今後の話し合いとお願い(予定)
・運営に対して問い合わせとそれに伴う脅迫(予定)
は最低3日目中にするからノンストップ休みなし。えぇー、ジェームズは現在も入院してるんじゃないんですかぁ?(すっとぼけ
ちょっと1日目〜3日目まで予定を含めてまとめて見た
1日目・バーサーカーとセイバーの小競り合いに乱入、撹乱
・令呪への仕込み考案、準備
2日目・バーサーカーからの襲撃対処、宝具真名解放
・くっちー狙撃、礼装破壊
・キャスター陣営お迎え、クローディア嬢の発作対処
・ランチャー陣営合流、会議
・アリエスる、起源クローディア嬢の対処
・クローディア嬢に刻印移植
・令呪への仕込み完了
3日目・朝から運営への資料作成
・アサシン襲撃に仕込み令呪起動、戦闘へ
・アサシンへの妨害術式作成
・ランチャーによる家屋倒壊、キャスター脱落
・アサシンへの妨害実行
・アサシン戦決着後事後処理
・ランチャー陣営との話し合いとお願い(相馬さんスタイル)(予定)
・運営への問い合わせとお話し(相馬さんスタイル)(予定)>>949
ほんで4日目
・(多分)クロノ君からの接触、向こうさんとの話し合い
・対バーサーカー開始
やっぱり働き過ぎやと思うんですようちの子。
いや全然いいんですけれど。>>948
へーほーふーん?
じゃあ誰か謎の人間が聖杯にアクセスしてマスター権を得たんだ!?
大変だね!テレビ放映のエンターテイメントなのに謎の乱入者が裏で暗躍してるんだ!?
でも把握できてない訳ないよね?大会規約にある通りルーラーがいるんだよね?神明採決による謎のアサシンの分の令呪があるはずだもんね?そもそもルーラーなら座標は兎も角サーヴァントの存在は気配遮断してても分かるよね?
本当に乱入者なら大変だ!謎のアサシンの存在はほかの人にも伝えないとね!だって危険だもんね!殺しなしなのに謎のアサシンがウロウロしてては番組どころじゃないからね!
そもそも掌握してる聖杯にアクセスされてるのに気がつかないとか無いよね?気がつかないならそれはそれで責任問題だ!謎のアサシンを殲滅するまでは大会どころじゃあないぞ!
上記を踏まえて、「本当にルーラーなんているのか」「暗躍マスターには無理がある」「現在マスター権を持っているのはニンジャの人だけ」これだけ揃えば、
「大会側がニンジャの人を抱き込んで戦場管理(あくまでも管理、操作では番組が破綻する)をしようとしている」って推論は出るよ。>>951
もちろんルーカスが気付くのは何の不思議もないんだけど言葉の洪水でryそういえば委員会さんがクローディアにはまだまだ働いてもらうって言っていたけど目が覚める展開が来るってことなのか……。
あとルーラーはいまぁす!
アランが模造聖杯を守る以外の理由で動かさないだけ
色んなパターンのデータが欲しいから基本的に好き勝手やって欲しい。最悪都市催眠を最大出力すればどうとでもなるじゃろって考えてる
だからこうやってアランの手を離れて独自に動きだしたニコラスは場合によっては……是非もないよネ!>>953
だって折角の設定が……って思うのが人情じゃない?
勿論確定じゃないし難易度高いけど諦めないマン
あと人が集まって軌道に乗ったし、開催予定も溢れてるからスノーフィールド潰しても問題ないな!ってバーサーカー包囲作戦の時に重要な選択肢が出そうですねぇ
ふと思い付いたんだけどえぇ〜忍者はランサーの軍団宝具ですよぉ?って嘘は無理筋かな
日本人以外なら騙せなくも……同盟に蓮見ちゃんおるがなまぁ令呪の用意とかニコラス1人が裏でコソコソ用意出来るものじゃないんですけどね!
>>960
アンタなぁ!うちがどんだけ気配遮断にビビり倒してると思ってるんだよ!!
何回も何回も何回も何回も言ってんじゃん!
アサシン相手に選択ミスったら即乙るんだよ!!コツコツコツコツ準備して、令呪1画賭けて即乙だけは避けられる用意ができたと思ったら影ニンジャがワラワラワラワラ湧いてきて!!
もう疲れたんだよアサシンを相手にしたく無いんだよ!!みんなの心情
ジェームズ「聖杯? 知らん。次回以降の参戦時には服部半蔵呼べるように自分を鍛え直す。あと合衆国を守護るためにヤツは潰す」
ニコラス「市民や街の犠牲も厭わない犯罪者は止める。上が動いてくれないなら俺だけでも」
アラン「みんながんばえー!キャッキャッ」「えっ? 不安定な霊基が召喚されてる?なにそれおもろw」
こんな感じだから完全にターゲット絞ってるんだけ……まぁルーカス知りようもないしね!
盤石プレイなんて早々できんと言うことですわな>>945
むっつり……アーチャーと気が合うのでは?即乙するという点ではランサー陣営もなかなかにヤバい
>>951
本当にアサシンなのかな?
蓮見さんの判断はおそらくという類推だし
サーヴァントが並みの魔術師如きにやられるかな?
未だ詳細不明の誰かの宝具による雑兵だったりしないのかな?
(盛大な挙げ足取り)
それに当の蓮見さん達はドサクサ紛れの嵐によってキャスターを倒したかもしれないんだよ?
信頼できない相手なのにそれは本当に信頼できる情報源なのかな?
(まあ嘘をつくメリットが無いこと、その突拍子の無さまでを含めるとその事自体は本物にはなる)
あと運営には「他陣営の情報を無闇に開示するわけにはいかない」という必殺技もあるけど
(ゲルトに話しちゃったが)
まあ要するに情報として仮定はできたとしても不明点が多い時点で確証まではいたれないわけで
情報のすり合わせを含むと順序もさらに前後する可能性もある
場合によっては先にゲルト達からニンジャー陣営について話されるかもしれないという
…以上、失礼しました。何か癇に障られましたらお詫びいたします>>968
問題はこの提起を出来る人がその場にいないって所かな
もうルーカス蓮見、寝てるクローディアの三人プラス鯖ニ騎で情報が偏る偏る>>968
いえお気になさらず。
まず、必ずしもアサシンである必要はないです。
「謎のサーヴァント」と「想定される謎のマスター」に対して運営側が把握しているのか、から、
"把握していないかつ運営は関係ないと言い張る場合"
「じゃああのサーヴァントはなんなんだろうか、ルーラーはいるのに把握していないはないだろう」
"把握しているが運営は関係ないと言い張る場合"
「じゃあ隠密行動をとって大会運営に非協力的なサーヴァントは全員で排除するべきではないだろうか。運営側の責任問題も問われるぞ」
"宝具による雑兵であると言い張る場合"
「では他のマスターにも情報は伝えても運営に一切問題はないだろう。自陣営を知らないうちに誰かに見張られていい気がする陣営はないだろうししばらくニンジャ狩りが続くだろうね」
とりあえずこの辺が「ありそうな返答とそれへの回答」ですかねー。
あとハスミンについては次のレスで。>>968
あとジェームズがゲルトにバラしちゃったのはもう他に頼る当てがなかったから……変に渋って協力拒否されたら単騎じゃバーサーカーなんて無理ゲーだし
それにジェームズとニコラス/運営は完全な=関係じゃなくて少し認識に齟齬があるので、彼なりにギリギリの情報のつもりだったんだ
百戦錬磨の執行者にはそれだけで十分だったよ…>>968
ルーカス君からハスミンについて
結論から言うと「究極的にはどうでもいいです」
はなから対バーサーカーを謳ってうちと組んでいるので対バーサーカーが終わるまでは上手く運用しようとするでしょう。
キャスターが巻き込まれたことについては特に感情は持たないだろうと思われます。無駄なので。(でもキャスターの事故を口実に宝具の効果とレンジの開帳は求めるでしょう。事故防止と言えば断りにくいかと)
このあたりですかね、あと何か足りないところはありますか?アサシンが『何故か気配遮断系のスキル、或いは宝具を持つアーチャー』で謎の覆面ニンジャーが『真のアサシン』と考えれば運営乱入コースと同じくらい辻褄があう推理になるぞー
羿さん中々捕捉されてないからね、もしどこかでルーカスくんが真アーチャー見てたならすまない
気配遮断アーチャーにはロビンというわかりやすい例がいるし
まぁアサシンに警戒するという方針は変わらないんだけどね!Q.ルーラーは把握してるんじゃないの?
A.問い合わせてみます(ホントになんでルーラーと運営スタッフが接触できないの?なんで!?)
Q.ルーラー本当にいるの?
A.いると聞いてます(ホントに? ならなんで助けてくれないの?)
Q.忍者への対応、対策はしないの?
A.えっ
Q.運営が何もしないなら他の陣営と協力して忍者擁する謎の陣営潰すね。大会再開はそれからね
A.えっ えっ
A.危険なバーサーカー潰すために雇った再契約アサシン組だからお願い!黙ってて!寧ろ協力して!「大会参加の他サーヴァントの類推に当たる行為には受け付けておりません」と知ってるも関係あるも無いお役所仕事の如きテンプレマニュアル台詞を返させるという手もある
>>963
実際に使う場面になったら、SSにする前に、発砲する相手に聞いてみたらいいんじゃないかと思います。
「こういう行動をとりたいです。その時に〇〇さんに向かって発砲するつもりなのですが、扱いはどうしましょうか。くっちーの腕前としてはこんな感じで、銃の弾にはこんなものを使っています」って感じで。
何発か当てたいなら、そのことも相談すること。
小説や運営側ならともかく、参加者がマスクデータを持っていると、突然その設定が明かされたとき、周りの人は、わくわく感よりも理不尽に感じてしまいます。
みんなが作家で、みんなで展開を作っていくわけだから、みんなの知らないことがあっちゃだめですよ。
自分側のスペックも、そのキャラクターの出自や来歴と照らし合わせて、無理がないか考えてみてください。
最後に・・・・・・
クチサキさんは最初に比べて、だいぶ周りを気遣えるようになっていて、すごいと思います。
なかなか反省を生かしていくのって、難しいですよ。
四面楚歌ですが、最後まで頑張ってください!
こういういい方は上からっぽくってあれだなあと思うのですが、適当な言葉が見つからなくて。すみません・・・・・・
出すぎた真似、失礼しました。>>979
彼らは見た目通り「黒衣」だからなあ
そのまま何かあるまで裏方待機じゃない?>>977
アドバイス、ありがとうございます。そのやり方で行こうと思います。とりあえずは、クッチーの待機SSの投稿時に、持ってる銃のスペックなどを公開しておこうと思います。ですが、クッチーの待機SSの展開に無理がないか、にはちょっと自信ないので(クッチーが持てる情報だけで書けてるか不安)、投稿は次スレにしようと思います。問題ないか意見をいただきたい。
それと、お褒めいただき、嬉しいです。ちゃんとできてる事が実感でき、安堵しております。俺は、コミュニケーションにあまり自信無くて………。リアルの俺はコミュニケーション面では結構変なので。いや、他の面も変か。まぁそれはどうでもいい。とにかく、ありがとうございます。
ところで、ここの#5って立ってましたっけ?>>979 あーなるほど、消去法で決まるのですね
ぶっちゃけルーカスがアサシンを恐れる理由はなんなのだろう
単純な事項なら味方の裏切りも恐れるべきなのにそこに関しての警戒はないし
>>981
建ってませんね。建ててきましたマスクデータはアカンよ……。
マスクした結果、周りが何故か初日で六陣五営仲良しパーティー、2日目で六陣営仲良しパーティーになってそれからハブられたから、ろくに掘り下げ出来ずに理不尽系ラスボスになったってケースもあったから……。
アレは本当に思惑が担当以外全員分からず唐突にやべーことしだしたからなんとなく袋にしよう、だったかね。
掘り下げ出来るほどキャラが他人と関わらずぼっちヒッキーでそのサーヴァントが無言でスマホと金ぶん投げられた以外接点無いのに内面まで理解していて意味深な発言して消えるエスパー主従だったのもあるが。
マスターより他陣営のマスター(JK)の方がよっぽど会話してるのってどういうことよ(笑)>>984
経験者は語る(激重)
とにかく『理不尽』と『不自然』がないように動くのが一番ぽいね……聖杯大会をやる時はアサシン以外のクラスを出すってのはどう?
>>988
不意打ちしてもやられる時はやられるゾ
まぁパスした時点でカウンターされるのは覚悟するしかない
上にもあったみたいに案があるなら先に相手に話して通すとか、それくらい
最初はどーん!とぶつかって後は流れで!>>988
狙撃に関してはマスター殺し禁止ルールなども考慮すれば基本殺傷力の無いルーカスの方が便利まである(目さえあれば必中&特殊効果)>>991
活字派だけれどライダーの竜操作は漫画とかの画像に起こさないと動きのイメージ伝わんないかもしれないから複雑なところ。
あれ竜だけど機械を動かすように、戦闘機が編隊飛行をするように動いてるよ。生物らしさとかは廃したイメージだね。ふむコミカライズか……。
ルーカスくんとクローディア嬢のアレなシーンも描いちゃうんです?>>991
自分は漫画派ですね
バーサーカーのクリンタ掃射とかランチャーの宝具暴風とか、実際イラストで見てみたい場面が多すぎる
でも一番の理想はアニメ化(なお制作陣)>>993
あっはっはっナイナイw
あったとしてもすごいつまんないと思うよ。欲が無いとは言わないけど魔術師の後継者造りとか仕事だし。行為のえろさは置いといてコミカライズ担当が盛るから問題ないゾ(謎の自信
もうラジオ放送はされてるぞ
え? 〜壊れたカメラの映像記録〜 を期待していいんですか!?
まぁゼロでも人間オルガンしっかり描写してたし、なんとかなるじゃろ。
Fate/TV SHOW #4
1000
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