痛いと思われつつもやっぱりやっちゃうこの妄想!
インフレがどうとかそんなのは置いといて吐き出してみよう!
実際に登場しそうなものをガチで妄想するもよし、とにかく自分の趣味やネタに走るもよし
※あくまでも妄想なので他人の妄想へのダメ出しはなしの方向でお願いします
次スレは >>960 さんが建ててください
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《でもにっしょんch僕鯖僕鯖スレまとめwiki》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/
参考推奨サイト
本家ぼくのかんがえたサーヴァントwiki
http://bokusaba.wiki.fc2.com/m/
タイプムーンwiki〔特にサーヴァント(スキル)〕
https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/【出典】史実、『神曲』、中世ヨーロッパ伝承
【CLASS】キャスター
【真名】ウェルギリウス
【性別】女性
【身長・体重】152cm・38kg
【肌色】浅黒 【髪色】銀鼠 【瞳色】銀鼠
【外見・容姿】籠の中に引きこもった、ぼさぼさの髪と汚れたトーガの少女。
【地域】ローマ
【年代】B.C.70~B.C.19
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:E 耐久:E(籠はA+相当) 敏捷:- 魔力:A+ 幸運:B 宝具:B
敏捷値は0。籠の中から自力では移動しない。できない。
【クラス別スキル】
陣地作成(籠):A
キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。「工房」の形成が可能。
Aランクとなると「工房」を上回る「神殿」を構築する事ができる。
大魔術師ウェルギリウスの陣地作成スキルは極めて高いが、基本的にごく小規模の工房しか作成できない。自分がギリギリ入れる狭い籠だけを神殿化する。
マスターを守る陣地を作成できないのはデメリットであるが、担いで移動できる工房はメリットも大きい。>>2
道具作成(魔/詩):A+
キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成可能。魔術師としての魔道具作成技能、詩人としてのエンチャント機能の双方のスキルを極めて高ランクで兼ね備える。
魔術で作成したAランク相当の魔道具に最高位の詩人としてエンチャントすることで、Cランク程度の宝具を量産可能。
【固有スキル】
籠の中のパルテニアス:C
「ウェルギリウスが恋心を抱いた女性に騙され、籠の中に入れられたまま窓の外に吊るし上げられ、辱めを受ける」という中世の伝承と、「あまりにシャイであったウェルギリウスはパルテニアス(乙女)と称された」という逸話が形となったもの。またの名を箱入り娘。
籠の中から出ないことで敏捷値が0となる代わりに、圧倒的な強度の籠によって守られるスキル。工房への穴熊はキャスターの定石ではあるが、マスターが担いで移動することを強いられるのは変則的。
橅の木陰のティテュルス:B
ギリシャ・ローマにおける理想郷、「アルカディア」の概念は、ウェルギリウスの「牧歌」によって成立した。
単なる実在する一地方を美化し、天国の属性を与えるほどの詩才。陣地作成や工房作成というよりは、土地そのものへのエンチャントに近い技能。
土地そのものに「この詩人に従いたい」と認識させることで、魔術的に他者がオーナーである土地を己が先祖代々の土地であるが如く扱える。
魔術師というものは単に土地からの魔力供給が受けられるかどうかという次元ではなく、先祖代々の土地から離れることで多かれ少なかれ弱体化するものである。
が、キャスターに対してその常識は成立しない。>>3
【宝具】
『戦と勇士を私は謳う(アエネーイス)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1人 最大捕捉:1人
ウェルギリウスの「詩人が銅像に魂を吹き込む」最古のゴーレムの伝承や、ウェルギリウスが青銅の蠅を作ることでナポリの街からハエがいなくなった魔術師としての伝承。それが、詩人としての最後にして最大の作品『アエネーイス』と習合して形を成したもの。
半神の英雄アエネーアースを再現した青銅のゴーレム。トロイアにおいてヘクトールに次ぐ武勇を誇るアエネーアースの再現体であり、戦闘系のサーヴァントとも打ち合える強力な性能を誇る……
のだが、性質上『籠の担ぎ手』になりがち。
当然ながら、振り回してはならない病弱な少女を籠に入れて担いだ状態で戦う(敏捷はE程度に制限され、片手は塞がり、なんなら重心移動すら使わせてもらえないので本当に片腕の筋肉だけで、護衛対象を守りながら、本職の近接サーヴァント相手に戦闘しないといけない)という甚大なハンデを考えると、ヘクトールに次ぐ程度の武勇では全然不足で、ヘラクレスくらいないとお話にならない。
じゃあ地面にキャスターを置いて戦えるかと言うと、本職の近接サーヴァントはたいてい「ただ耐久がA+ランク相当なだけの工房」を破壊しうる手段を持っているので、とっさの回避ができない分それはそれで弱い。
もしマスター辺りが代わりに籠を担いでくれるなら、紀元前の魔術師によって使役される神代英雄ゴーレムと言う非常に強力な性能になる。
宝具名は『アエネーイス』の一行目より。
「あ、えと、宝具詠唱……ですよね、すいません、詩人ではあるんですけどこういう口唱みたいなの苦手で、魔術師なんですけど、呪文も得意じゃなくてぇ」>>4
「ですから……よそ見をしている暇はありませんよ。3日前に唱え終えてますから」
『なにが穀物を豊かに実らせ、いかなる星のもとで、
大地を耕し、葡萄を楡の木に結びつけるべきか(ソルテス・ヴェルギリアネ)』
ランク:B 種別:詩歌宝具 レンジ:100 最小捕捉:12時間後
古代から中世にかけて扱われた『ウェルギリウスくじ』という占い。即ち、文豪ウェルギリウスの言葉はすべてが予言であり、その一部を読み取ることで未来を予知できる、とするもの。
ウェルギリウスは大作家であると同時に中世においては魔術師として扱われ、神曲においては冥界、煉獄の案内人としても称された。
聖書の文字を読み解くカバラに近い魔術体系。ウェルギリウスの扱う言葉総てが魔術体系として成立する。統一言語のように言葉自体が意味を持つのではなく、ウェルギリウスが口にした言葉総てが「未来の方向性を固定するとともに」「魔術基盤となる」宝具。
雑談や詩作を重ねるだけで魔術基盤がどんどん強化され、過去の発言を引用することで魔術となる超・長期戦向きの宝具。未来に対する伏線を事前に発言しておくことで運命そのものに干渉できるが、急襲された際に即座に魔術として扱うことはできない。
宝具名の日本語表記はウェルギリウスの代表作『農耕詩』の一行目より。衝撃的な文字数を誇る。
【Weapon】
ヴィルガ:ラテン語で「杖」。中世においてはウェルギリウスが語源であると結びつけられた。駕籠の持ち手として接続されており、軽量化の魔術も含めて運用しやすくなっている。
【解説】
プブリウス・ウェルギリウス・マローは『牧歌』、『農耕詩』、『アエネーイス』などによって知られる、帝政ローマ最初にして最大の文筆家。
病弱で口下手で頭痛持ちで引きこもりだったウェルギリウスは、圧倒的な詩才によって初代ローマ皇帝アウグストゥスの寵臣マエケナスの目に留まる。マエケナスの潤沢な予算により助けられた詩人ウェルギリウス。この2人の関係は、「メセナ(裕福な芸術支援者)」の語源ともなった。
結果的に作り上げられた『農耕詩』、『アエネーイス』の2作の超大作は、初代皇帝アウグストゥスが遠征先からも絶えず進捗を気にするほどになり……そして、早々にローマ最大の詩人の名声を得た。>>5
人前に出ないことから『乙女(パルテニアス)』と称されるほど他人との関りが少なかったウェルギリウスは、同時代の資料も早々に失伝。
古代詩人としてはそれでも資料が多い側ではあったものの、ホメロスの例に漏れず、中世ヨーロッパにおいてはその偉大な詩才が魔術と結びつけられた。
曰く、父母の代から魔術師であったとか、イエス・キリストの誕生を予言しただとか。
魔法のダチョウの卵の上にカステル・デッローヴォというナポリ最古の城を建て、卵が割れない限り要塞は崩れないが、卵が割れればナポリごと滅ぶだとか。
あるいは、蠅の青銅像を作って町全体を害虫から守ってみたり、銅像に詩を吹き込んでゴーレム伝承の元祖の1人になってみたり。
ウェルギリウスの作品自体がカバラのように「文章の一言一句すべてが予言である」とさえ見做されるようになったという。
【人物像】
病弱な引きこもりの少女魔術師・詩人。インドア派にしたって駕籠から出ないのは狭すぎやしませんか?
『乙女(パルテニアス)』なので女体化だし、型月古代ローマなら許されそうだし、何なら史実で引きこもりだから性別が女性でもそこまで大きな影響はない。
聖杯戦争においては極端すぎるほどにキャスターらしいキャスター。直接戦闘能力どころか移動能力、外部への工房作成能力すら放棄した結果として、シェイクスピア並のエンチャントとメディアに匹敵する大魔術を両立可能。
【コメント】
リクエストサーヴァント「ウェルギリウス」。史実要素と神曲要素、どちらをメインとして採用するかお任せします、と書いてあったので……
どちらもメインとして採用しなかった。中世ヨーロッパ民間伝承において『魔術師として語られた』ウェルギリウス。
wiki追加・SS使用可能です。【元ネタ】日本伝承
【CLASS】プリテンダー
【真名】初芽局(八百比丘尼)
【性別】女
【身長・体重】153cm・38kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:A 幸運:B 宝具:A+
【クラス別スキル】
気配遮断:A
本来はアサシンのクラススキル。プリテンダーは多くの創作でくノ一とされる。
【保有スキル】
忍術(伊賀流):B
忍者たちが使用する諜報技術、戦闘術、窃盗術、拷問術などの総称。家康の刺客とされるプリテンダーは伊賀流と推測されるが、実際にはほぼ甲賀流と同じであるとも言われる。
人魚の肉:EX
食べたものを不老長寿に変生する霊肉。精霊種もどきとでも言える状態で非常に不安定。吸血衝動を抱えるが死徒ではなく、その衝動は人の側に留まるためのものでその衝動を抑えると完全に精霊種となって星に還る。
全国行脚:A
諸国を巡り、道路を直し橋を建てて回ったという逸話がスキルとなったもの。日本に限り霊地、霊脈を利用した転移術が使える。>>7
【宝具】
『化身・落花流水 (けしん・らっかりゅうすい)』
ランク:A+ 種別:対人/対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1〜99
プリテンダーが入定するとき、その命を椿に見立てたとする逸話と、三成との死別に由来する呪法。椿の花の落ちる様が武士の間で縁起が悪いとされることもあり、椿の木と化したプリテンダーの花が落ちることで対象を呪う。花落ちるとも椿の木は健在なように、プリテンダーを定命の人々は置いていく。
また、椿を枯らすことで味方に生命力を分け与える自爆宝具としても使用可能。
【解説】
安土桃山時代、豊臣秀吉の家臣・石田三成の愛妾として挙げられる女性。その実在性は極めて低く、歴史書などの公的資料では確認されない。ただ創作小説以前にも名を記す原型はあり、はっきりしない。召喚された彼女自身にもはっきりとした自覚はなく、名の異なる実在の愛妾や恋愛譚への幻想が混じり合っているのかもしれない。また八百比丘尼としての霊基が重く、初芽局としての霊基が圧迫されている可能性もある。
少なくとも、本世界線の初芽局は、『初芽局』という名前ではなかったかもしれないが、八百比丘尼として名を残した数あるうちの一人で石田三成の愛妾であった人物である。そのため、三成の愛妾であることをアイデンティティとするため『初芽局』と名乗るものの、真名は『八百比丘尼』であり、戦闘に対応するため初芽局のくノ一だったとする逸話を羽織るプリテンダーに定められた。>>8
【因縁】
石田三成:
彼の方にも確かにいた存在として覚えられ、愛されている。しかし、名は欠けており、ただ『ツボネ』と呼ぶ。
殺生院キアラ:
真名を騙られた尼僧。その色気に敗北感を覚える。
忍者系サーヴァント:
少し気後れする。抜け忍だったのだろうか?
【Wiki登録】可>>10
【保有スキル】
凡君のカリスマ:EX
同情や軽視からくる人望。担ぐ御輿は軽い方が良いという利己的な家臣をまとめ、国体護持に捧げられた象徴。
戴冠の器:A
歴代の英国王が眠るウェストミンスター寺院にて、プリテンダーもまた戴冠式を執り行った。偉大なる王たちの後継として新たなる王として歴史の重みを受け止めた。そこにはまだなにも無かったゆえに。
信仰の加護(王):B
信仰による肉体・精神の強化。エドワード懺悔王に傾倒したヘンリー三世の信仰は、あくまで神授王権を基盤とするため、通常の『信仰の加護』とは異なった効果を発揮する。 己の王聖を信じ、歴代イングランド君主のスキルを得る。
【宝具】
『王統憲章・凡庸なる君主 (コモン・ロー)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
ヘンリー三世が正式に承認することとなったマグナカルタを、信仰で歪曲した宝具。本来、王権を制限する“王を統べる”大憲章を、歴代王を綴った“王の血統”を記す『理想の王』として解釈し、かつてのイングランド王の幻想をヘンリー三世に授ける。国に必要とされた王から、人が必要とする王への変化の体現。
【Weapon】
『剣』
王として最優のクラスを詐称する。>>11
【解説】
プランタジネット朝イングランド王。悪名高き欠地王ジョンの息子。わずか九歳で幼くして王となり、その後50年を超える治世を敷くが政治的な成功も失敗もなかった。しかし、文化・信仰の側面では、信心深くエドワード懺悔王を好み、ウェストミンスター寺院の改築を開始した。
母イザベラの言葉に従うなど、意志薄弱で押しに弱く、王としては不向きであったが、精力的に領土問題や議会問題の解決を図ったものの報われてはいない。
サーヴァントとして召喚されるにあたり、その押しの弱さゆえに歴代イングランド君主の総意の影響を強く受けており、エクストラクラスに変質している。
良くも悪くも父ジョン・ラックランドへの感情が強い。愚王 (ちち)の汚名を雪ぎ、暗愚 (ちち)のようにはならず、父親のようになりたい。憧憬もある、憎悪もある、しかし、どちらにも届かない。何故なら、彼は凡愚だった。国を滅ぼすことも、発展させることもできない。できたのは、ただ父の遺した礎を使って国体を護持することだけだった。
「僕は繋ぎだった。きっと誰であっても良かった。父の遺した礎を使えば、誰だって為せた作業だったんだ」
【Wiki登録】可
【コメント】
誰でもよかった凡君であるがゆえに、何者にでもなれるという解釈で歴代英国王たちの詐称者であり、マグナカルタとはある意味で理想の君主を綴った代物であるとして理想の君主の役も羽織らせてみた。【元ネタ】史実、諸賞流の伝承、春日社縁起など鎌足伝説
【CLASS】アサシン
【真名】中臣鎌足
【性別】男性
【身長・体重】176cm・73kg
【容姿】黒髪の青年。全力を出すと狐の耳や尻尾が生えてくる。
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。>>15
【解説】
日本飛鳥時代の政治家であり、日本の歴史上最大氏族「藤原氏」の始祖。
大化の改新の中心人物であり、乙巳の変にて中大兄皇子と共に蘇我入鹿を宮中にて暗殺し当時全盛期の蘇我氏を滅ぼした。
その後は中大兄皇子の側近として動き、勢力を伸ばしていった。
後世には多くの伝説が残り、
蘇我氏に対抗する作戦の成就を祈念していた時に狐が現れ、鎌と兵法を授けられた事で柔術の流派である諸賞流の遠祖となったと言われる。
また赤子の頃に神の化身である白狐に鎌を与えられ、それゆえに「鎌」の名を与えられたとも言われる。
【人物】
数多くの伝説の影響を受け、今回は武人に寄った側面で召喚されている。
但し正々堂々といった戦いに拘らず、アサシンらしく不意打ちも容赦なく行う。
【コメント】
上記の通り伝説の要素強めでの作成。鯖作成のテンプレ
【元ネタ】
【CLASS】
【マスター】
【真名】
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】
【身長・体重】cm・kg
【肌色】 【髪色】 【瞳色】
【スリーサイズ】
【外見・容姿】
【地域】
【年代】
【属性】・
【天地人属性】
【その他属性】(人型、竜属性、愛するものなど)
【ステータス】筋力: 耐久: 敏捷: 魔力: 幸運: 宝具:
【クラス別スキル】
【固有スキル】>>17
【宝具】
『()』
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
【Weapon】
【解説】
【人物像】
特技:
好きなもの:
嫌いなもの:
天敵:
願い:
【一人称】【二人称】【三人称】
【セリフ例】
【因縁キャラクター】
【他クラス適性、変化傾向】
《詳細なテンプレ》
https://seesaawiki.jp/demonition-bokusaba-bokumasu/d/%A5%C6%A5%F3%A5%D7%A5%EC%A1%BC%A5%C8%BD%B8>>20
【保有スキル】
■■の神核:C
生まれながらにして完成した■■であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。
精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
■■■■■は、■■■■■の■■の■■■■■■■■としての神性を有する。
勇壮たる■■■■■・■■:A
■■■■■■■■■軍の女性部隊「■■■■■・■■」の■■■であったことに由来するスキル。
剣術、騎乗、射撃の技術に加え、女性に対してはカリスマのような効果を発揮する。
影灯籠:C
影そのものと同化するスキル。■■■■■の場合、その■に■す■■に由来する。
暗闇から周囲の魔力を得る為、実体化さえしなければマスターからの魔力供給はほぼ不要。
令呪を使われない限りマスターに対してもステータス隠避が可能になる。
但し、ランクの低さから長時間、影と同化していることは出来ない。
獣殺し:D
魔獣や野生動物に対する特攻。
■■■■■は特別獣に詳しい訳ではないが、獣の殺し方は知っている。>>21
【宝具】
『■よ、■■■■となれ(■■■■・キ・■■■■■)』
''ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人''
■■■■■・■■■■が■■■■■■・■■■■の■■者として■を■■■した逸話と、神霊■■■■■が■■■■■■■の完全な■■として■■■すら■いた神話が融合した宝具。
元々■■■■な■■目を、さらに■■■■■■と寸分違わぬ■■に■■させ、■■的、魔術的にも自身を■■■■■■・■■■■と認識させる。
また、自身の保有スキルが封印される代わりに一定時間、■■が持つスキル、『■■■■の■■■■』『■■する■■■■■』『■■■■■■の■■』などを借り受ける形で行使・再現する。
これらのスキルは■■と■■の効果を発揮するが、これはあくまで「■があるからこそ■■られる■」であるため、■■の■■■■■■が健在であれば■■と威力が増す。
また、■■■■■■が取り込んだ■■の特性も■■■が可能であり、本来であれば■■が■■はずの■■を自身が■■■りすることも可能。
『■■■えぬ■■の■■(■■■・■■■■■)』
''ランク:■ 種別:対軍宝具 レンジ:1~■0 最大捕捉:■00人''
■■■■■■・■■■■の保有する宝具と■■・■■■の宝具。
第一宝具『■よ、■■■■となれ』で■■したものではなく、彼女自身の『■■に■■を■■■■』という強い■■、■■が■になった、■■■■■・■■■■本来の宝具。
■■は■■者の■■・■■を■ぐ■■的な■■を■■させる■■宝具だが、■■■■■は■■に対する■■の■■を纏った騎馬突撃として行使する。
【Weapon】
『無銘:■■■■&■■■■■』>>23
ジャルカリ・バーイーは合ってますが、神霊はニルリティではありません
完全正解ではないけどジャルカリを当てられたし正解発表して良いかな?他の回答も無さそうなので正解発表
【出典】史実、インド神話
【CLASS】フェイカー
【真名】ジャルカリ・バーイー+チャーヤー
【異名・別名・表記揺れ】ラーニーの影
【性別】女性
【身長・体重】166cm・51kg
【肌色】褐色【髪色】白【瞳色】深い琥珀色
【スリーサイズ】B89 / W58 / H87
【外見・容姿】ラクシュミー・バーイーと瓜二つの容姿を持つ少女、ラクシュミーが白や赤を基調とした衣装なのに対し、彼女は黒や青の衣装を好む。
【地域】インド
【年代】19世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:E- 宝具:A>>26
【保有スキル】
女神の神核:C
生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。
精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
フェイカーの場合、ヒンドゥーの女神の疑似サーヴァントとしての神性を有する。
勇壮たるドゥルガー・ダル:A
ジャーンシー藩王国軍の女性部隊「ドゥルガー・ダル」の指揮官であったことに由来するスキル。
剣術、騎乗、射撃の技術に加え、女性に対してはカリスマのような効果を発揮する。
影灯籠:C
影そのものと同化するスキル。フェイカーの場合、その身に宿す神霊に由来する。
暗闇から周囲の魔力を得る為、実体化さえしなければマスターからの魔力供給はほぼ不要。
令呪を使われない限りマスターに対してもステータス隠避が可能になる。
但し、ランクの低さから長時間、影と同化していることは出来ない。
獣殺し:D
魔獣や野生動物に対する特攻。
フェイカーは特別獣に詳しい訳ではないが、獣の殺し方は知っている。>>27
【宝具】
『影よ、已己巳己となれ(ラーニー・キ・チャーヤー)』
''ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人''
ジャルカリ・バーイーがラクシュミー・バーイーの影武者として敵を欺き通した逸話と、神霊チャーヤーがサンジュニャーの完全な複製として太陽神すら欺いた神話が融合した宝具。
元々そっくりな見た目を、さらにラクシュミーと寸分違わぬ容姿に変化させ、視覚的、魔術的にも自身をラクシュミー・バーイーと認識させる。
また、自身の保有スキルが封印される代わりに一定時間、彼女が持つスキル、『ラーニーのカリスマ』『進撃するシパーヒー』『グワーリヤルの抵抗』などを借り受ける形で行使・再現する。
これらのスキルは本物と同等の効果を発揮するが、これはあくまで「光があるからこそ形作られる影」であるため、本物のラクシュミーが健在であれば精度と威力が増す。
また、ラクシュミーが取り込んだ女神の特性もコピーが可能であり、本来であれば彼女が被るはずの不運を自身が肩代わりすることも可能。
『侵奪怺えぬ拒絶の王国(ナヒン・デーンゲー)』
''ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:200人''
ラクシュミー・バーイーの保有する宝具と同名・同性能の宝具。
第一宝具『影よ、已己巳己となれ』で獲得したものではなく、彼女自身の『絶対に祖国を渡さない』という強い決意、願いが形になった、ジャルカリ・バーイー本来の宝具。
本来は敵対者の侵入・攻撃を防ぐ絶対的な領域を発生させる結界宝具だが、フェイカーは外敵に対する拒絶の概念を纏った騎馬突撃として行使する。
【Weapon】
『無銘:サーベル&ライフル銃』>>28
【解説】
ジャルカリ・バーイーは、1830年、ジャーンシー近郊の貧しいコリ族(織物職人のカースト)の家庭に生まれた。
幼い頃に母親を亡くし、父親の手一つで実の息子のように逞しく育てられた彼女は、幼少期から馬術や武器の扱い、格闘術に秀でていた。
ある時、森で木を伐採中に野生の虎に襲われたが、彼女は手斧一本でその虎を返り討ちにした、またある時には村の商人を襲撃した盗賊の“一団”を撃退したという、常人離れした武勇の逸話が残されている。
その後、ジャーンシー城の近衛兵であったプーラン・シンと結婚したことが、彼女の運命を大きく変えることになる。城の祭りの際、彼女の姿を目にしたジャーンシーの女王ラクシュミー・バーイーは驚愕した。ジャルカリ・バーイーの容姿が、女王である自分と驚くほど瓜二つだったからである。ラクシュミーはすぐに彼女を気に入り、女性だけで構成された精鋭部隊「ドゥルガー・ダル(女神ドゥルガーの軍)」へと勧誘した。
ジャルカリ・バーイーは部隊で頭角を現し、瞬く間に突撃隊長へと昇進、女王の絶対的な信頼を得る戦友となった。
1857年、インド大反乱(シパーヒーの乱)が勃発。翌1858年、ヒュー・ローズ率いるイギリス軍がジャーンシー城を包囲し、激しい攻防戦が繰り広げられた。
裏切りによって城門が突破され、ジャーンシー陥落が不可避となった時、ジャルカリ・バーイーは一つの決断を下す。彼女はラクシュミー・バーイーの軍服を身に纏い、自らが「ジャーンシーの女王」として敵陣の最も激しい戦区へと突撃したのである。
イギリス軍の将兵は、突如現れた「女王」に驚愕し、全戦力を彼女の捕縛・殺 害へと集中させた。その混乱の隙を突いて、本物のラクシュミー・バーイーは僅かな手勢と共に城を脱出。カルピの軍と合流し、反乱軍の象徴として戦い続けるための時間を稼ぐことに成功した。
ジャルカリ・バーイーは敵陣の中で孤軍奮闘し、最期は数多の銃撃と白刃を浴びて壮絶な戦死を遂げたとも、捕らえられた後に処刑されたとも伝えられている。
彼女の自己犠牲は、インドの自由闘争における最大級の英雄譚として、今なおブンデルカンド地方の民謡で深く語り継がれている。>>30
【人物・性格】
一見すると、冷静沈着で軍人気質な、凛とした大人の女性。しかし、その根底にあるのは「ラクシュミー・バーイーへの果てしない、狂信的とも言えるほどの心酔」である。
彼女にとって、ラクシュミーは自身の人生に意味を与えてくれた唯一無二の絶対の光であり、崇拝の対象。
マスターに対しても基本的には忠実だが、行動の基準は常に「この行動はラクシュミー様の誇りを汚さないか」「ラクシュミー様ならどうされるか」が最優先される。
そのため、例えマスターであってもラクシュミーを侮辱するような真似をすれば、即座に刃を喉元に突きつける危うさを持つ。
自身がラクシュミーの偽者として扱われることに対しても憤りは一切なく、むしろ「私はあの御方の影。これ以上の誉れがあるだろうか」と、至上の喜びとして受け入れている。
本来は虎を斧で退治するほどの豪胆な野生児なのだが、影武者としての任務を全うするために物静かで気品ある女王としての振る舞いを徹底的に叩き込んだため、普段は少し無理をして澄ましている。時折、素の姉御肌で大雑把な田舎娘の一面が覗くことも。
また、取り込んだ女神チャーヤーの影響から熱や光にある程度の耐性を持つ。
イメージカラー:漆黒、群青
特技:虎退治、ラクシュミーの声真似、
好きなもの:ラクシュミー・バーイー、祖国の夜空、温かいチャイ
嫌いなもの:裏切り者、無駄死に、東インド会社
天敵:ヒュー・ローズ
願い:ラクシュミー様の願いが私の願い
【一人称】私【二人称】貴方、おまえ、ラクシュミー様【三人称】彼、彼女、あの御方(ラクシュミーに対して)>>31
【台詞】
「あの御方のためならこの命惜しくはない、『影よ、已己巳己となれ(ラーニー・キ・チャーヤー)』、——ラクシュミー・バーイーは此処に居るぞ!」
「『私はジャーンシーを決して放棄しない』、あの御方がそう仰ったのなら、私もそれに倣うまで。『侵奪怺えぬ拒絶の王国(ナヒン・デーンゲー)』——!」
【関連人物】
ラクシュミー・バーイー:生前に仕えた主であり、崇拝の対象。
「ああ……ラクシュミー様! お姿を拝見できて、このジャルカリ、感無量にございます! 」
ヘファイスティオン(フェイカー):征服王に影武者として仕えた無名の英霊。
「なるほど、魔術的な影武者……、姿形は似ていなくとも影武者は務まるのですね」
【コメント】
ということで、正解はラクシュミー・バーイーの影武者ジャルカリ・バーイー+チャーヤーでした、影灯籠という大ヒントを用意しておいたけど難しかったか。
ジャルカリ・バーイーは日本ではマイナーだけどインドでは彼女の騎馬像が立つほどの英雄です。第一宝具の読みはシンプルに「王妃の影」を直訳したもの。「私はトロイアの人々のために救おうと抗議したのに、何故神々に罰されなければならぬのだあぁ───!?!?!?」
【元ネタ】ギリシャ神話、トロイア戦争etc.
【CLASS】ランサー
【真名】ラオコーン
【異名・別名・表記揺れ】ラオコオン、ラーオコオーン
【性別】男性
【身長・体重】187cm・85kg
【肌色】白 【髪色】所々白髪のグレー 【瞳色】ダークグレー
【外見・容姿】古代ギリシャの神官の服の上に海蛇の装飾が施されたのを纏う中年の男性。細身だが脱ぐと、ギリシャ彫刻のように鍛え上げられている
【地域】トロイア
【年代】神代
【属性】秩序・悪
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:B++ 耐久:C 敏捷:C 魔力:B 幸運:E 宝具:A>>34
【固有スキル】
直感:A
戦闘時に常に自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
研ぎ澄まされた第六感はもはや未来予知に近い。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
ランサーはこの危険性を察知し人々に諫言を行った。だがこの後自分が神々の怒りに触れ、殺されることを察知することができなかった。
ギリシャ魔術∶B-
ランサーはアポロン、あるいはポセイドンの神官であったとされている。故に二柱由来の魔術が使用可能だが、複雑な事情でうまく使いこなせない。
海蛇の猛力:EX
神々の怒りに触れ、ランサーは二人の子供もろとも海蛇に絞め殺された。サーヴァントの現界において、何故か知らないがそれらを力にしてしまっている。
Aランク相当の怪力を始め、幻想種と化した超巨大な海蛇を騎乗するなど操ることが可能。当の本人からは「なんでが知らんが、私らの最期となった海蛇が、スキルとなって操れるのかねぇ…」皮肉入り混じったため息を吐きながらコメントしている。皮肉だね。>>35
【宝具】
『神罰:愚者罰せし双蛇(レイジング・カウンターサーペント)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:3人
ランサーが槍を木馬に投げつけた話、そしてその出来事が神々の怒りに触れ、2頭の海蛇が
ランサーもろとも襲われて命を落とした悲劇が宝具に昇華されたもの。
真名解放と共に槍を投擲し、命中と同時に超巨大な双頭の海蛇に変化して対象を締め付けて捕食し、命を奪う。たとえ槍が外れたとしても上記のように変化して対象を地球の裏側まで追跡し襲いかかる。この海蛇は神々の手で祝福されたので幻想種相当のレベルを持ち、ランサーの任意で二頭の巨大な海蛇に分裂することも可能。
後述の宝具との併用が可能であり、反撃やカウンターの使用においては効果や上がり強力になる。───それ以降においては彼の技術力の問題だが。
『内滅の大木馬(トロイア・ズィアヴロスィー・イポス)』
ランク:B++ 種別:対国宝具 レンジ:3~80 最大捕捉:999人
自身がトロイアの木馬を見て危険と感じ人々に抗議したが神々の怒りに触れて海蛇に襲われて死亡、そして入りこまれて滅亡した悲劇が具現化し、巨大ロボットになったもの。
効果はオデュッセウスの持つ『終焉の大木馬』と同様。だがランサーの場合において、これら含め大蛇形態に変化し周囲を撹乱したり、木馬から巨大な海蛇型の兵器を放出し視覚妨害の呪詛を放ちながら内部に侵入して侵食したり、上記の宝具と合体して生前の出来事の再演も可能。
また、それらを融合した形態も可能だが、蛇とロボットと木馬のキメラじみた異形になっている。>>36
【Weapon】
『神罰:愚者罰せし双蛇(レイジング・カウンターサーペント)』
通常時は二又槍として使用する
『付き従う二匹の巨大な海蛇』
『"海蛇の猛力"による怪力』
『魔術』
【解説】
ギリシア神話に登場するトロイアの神官。トロイア戦争の終盤に差し掛かる頃、アカイア軍の智将オデュッセウスを始め軍による「トロイアの木馬」をトロイアの城内に入れて内側から滅ぼす作戦を実行した。それを見たトロイアの人々は女神への供物だと思い込み城内へ入れ込んでしまう。だがラオコーンはアカイア軍の策略だとその罠を見破り市民に諫言し、木馬に槍を投げつけた。
けれど彼の無謀な行動がアカイア軍を勝利し戦争を終わらせてほしいアテナを始め神々の怒りを買い、海辺から這わされた2頭の巨大な海蛇に息子たちと共に絞め殺される悲劇的な最期を迎えた。諸説は異なるが、アテナの他に神殿など聖地において妻と交わってしまったことでポセイドン、あるいはアポロンの怒りを買いこのような最後を迎えたとされている
当の本人にとっては神への冒涜は行っておらず、国や愛するものを守ろうと善意で奮闘したのに、神々の怒りで悲劇の運命を歩んでしまった不憫な存在である。>>37
【人物像】
常時顰め面をする男性。通常時及び元は信心深く真面目な男性だったが、上記のせいでやさぐれており、時折キレてしまう面もある。特にオデュッセウスなど一部のアカイア軍や、オリュンポス十二神に対しては当たりがひどく、殺意剥き出しで敵対心をむけている。
また、この悲劇の出来事が後世において様々な作品が生まれてしまい、彫刻作品のほうが有名になってしまっていることに一種の嫌悪を抱いている。「なぜ私にとって屈辱的な最期が彫刻されている作品が有名になるなんて…!!誰だよそれを作ったやつは…!!」
好きなもの:家族、平和
嫌いなもの:あの木馬、海蛇、あの彫刻作品
天敵:神々、オデュッセウス
願い:あのとき、あの木馬がトロイアに入りこまないようにする
【一人称】私【二人称】貴殿、貴様【三人称】皆の者、奴
【因縁キャラクター】
オデュッセウス
自身にとっての最大の天敵であり、トロイアの木馬を入れ込む発案をし、軍とともに運び込んだ者。もし相対したらランサーのキレ症が更に酷くなり、暴れまくる。
また、巨大ロボット同士で張り合おうかと勝負を仕掛けてしまうときもある。
「やはり、貴様だったか…!!トロイアにあの木馬を入れ込む発案を行ったのは…!!」
カサンドラ
トロイアの王女であり悲劇の予言者。彼女もまた、トロイアの木馬の罠を見抜き抗議したのだが、彼女の場合はあるしくじりによりアポロンの怒りを買い、自分の予言を信じてもらうことができない呪いを受けており、誰も聞いてくれることも信じることもなく予言どおりに滅んでしまった。
「今更私が言うのもあれですし、既に遅いかもしれませんが、あのときについては拒絶せずそれらを受け入れたほうが良かったのでは?」>>38
オリュンポス神を始めギリシャ系神霊
ランサーにとっては自身を罰した憎き神々。その中に自身が仕える神もいるのかランサーにおいては自分から関わろうとせずマスターにも警告し彼等に出会わないようにしているが、もしバーサーカーだったら理性失って暴走してたとのこと。
「すまぬが、顔を合わせないでくれ…!何故か無償にイライラしてしまうのだ…!!」
【他クラス適性、変化傾向】
キャスター、バーサーカー
【コメント】
リクエスト。他にキャスターやバーサーカーが似合いそうだけど、槍を投げつけた話を見てランサーにした。キャスターでバーサーカーな神官ランサー。【出典】史実、インド神話
【CLASS】アーチャー
【真名】マニカルニカ
【異名・別名・表記揺れ】マヌ、ラクシュミー・バーイー(リリィ)
【性別】女性
【身長・体重】138cm・34kg
【肌色】褐色 【髪色】白 【瞳色】琥珀色
【スリーサイズ】B65 / W52 / H68
【外見・容姿】肩まで届く白髪を三つ編みツインテールにした、まだあどけなさが残る顔立ちの少女、民族衣装のサルワール・カミーズを着ている。
【地域】インド
【年代】19世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・神性・子供
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C+ 魔力:D 幸運:E- 宝具:B>>41
【保有スキル】
未完の武芸:-
幼いが故に、未だ完成に至っていない武具の技量。
剣術、乗馬、射撃などのランクが一段階低い状態で召喚されるが、召喚後に鍛練を行うことでランクを上昇させることが可能、一芸特化型に成長させれば生前を超える技量を発揮することも。
女神の神核:C
生まれながらにして完成した女神であることを表す、神性スキルを含む複合スキル。精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
アーチャーの場合、ヒンドゥーの不運の女神「アラクシュミー」の疑似サーヴァントとしての神性を有する。ただし、完全な神霊ではなく少女の肉体に力を引き出されている状態のため、ランクはCに留まっている。
決して放棄しない:B
ナヒン・デーンゲー。本来は宝具。
精神的に幼いマニカルニカはこの宝具を十全に扱うことが出来ない。
よって、マニカルニカは敵対者の侵入・攻撃を防ぐ防御結界を発生させるスキルとして使用する。>>42
【宝具】
『黒闇よ、不運を齎せ(アラクシュミー・アストラ)』
''ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜80 最大捕捉:500人''
マニカルニカの身に宿る不運の女神アラクシュミーの権能を、矢に込めて呪いの魔矢として放つ宝具、厳密に言えばアストラとは異なる。
彼女が放った矢は、着弾と同時に周囲へ濃厚な黒い不吉な霧を撒き散らす。この霧に触れた者は、アラクシュミーの権能によって幸運値が強制的にE-まで引き下げられる。
結果として、敵味方全体のファンブル率が跳ね上がり、必中のはずの攻撃が何故か外れる、対魔力で無効化されるはずの魔術が何故か無効化されない、足元の小石に躓いて体勢を崩すなど、通常では有り得ない不運な出来事が連続して発生する。対抗するにはアラクシュミーの権能に負けない規格外の幸運が必要。
マニカルニカ自身は「これでもくらえー!」と必死に狙いをつけて放っているが、自身も弓の弦で指を切るなどの不運に見舞われる。
こんな効果のわりに無駄にレンジが広く非常に扱いが難しい困った宝具。
【Weapon】
『マラーターの短弓と小銃』
彼女の体格に合わせた小ぶりの弓と、イギリス製の古い小銃。アラクシュミーの神力によって、放たれる弾丸や矢には不吉な黒い魔力が纏う。>>43
【解説】
マニカルニカ(Manikarnika)は、後にインド大反乱の偉大な英雄「ラクシュミー・バーイー」となる少女の本名であり、幼名である。
1828年、バラナシの神聖な地でマラーター族の家系に生まれた。幼い頃に母親を亡くした彼女は、父親によって当時の男児と同様の教育を受け、乗馬、剣術、弓術などの武芸を仕込まれて育った。彼女はその活発さと利発さから、周囲から「マヌ(Manu)」という愛称で深く愛されていた。
14歳の頃、ジャンシーの藩王ガンガーダール・ラーオと結婚したことで、彼女は「ラクシュミー・バーイー」という新しい名を与えられ、妃としての道を歩み始める。
しかし、彼女を待ち受けていたのは、生まれたばかりの我が子の死、夫の急逝、そしてイギリス東インド会社による不当な領土併合という、あまりにも過酷な不運の連続であった。
サーヴァントとしての彼女は、大人の姿の時に宿していたヒンドゥー神話の不運の女神「アラクシュミー」の力を引き継いだまま、まだ何者でもなかったマニカルニカの時代の姿で現界している。
彼女は、自分がいつかジャーンシーの王妃になり、国のために戦って死ぬという大人としての記憶を持ってはいる。しかし、それはまるでとてもリアルな悪い夢を見ているかのような感覚であり、少女としての彼女にとっては未だ実感が薄い。>>44
【人物・性格】
基本的には前向きで活発、負けず嫌いな努力家の少女。
「将来は立派な王妃様になる」という理想を持っているため、背伸びをして大人っぽく振る舞おうとするが、中身はまだ年相応の子供であり、美味しいお菓子や可愛い動物を見るとすぐに目を輝かせてしまう。
アラクシュミーの神核が混ざり合っているため、彼女の周囲には常に小さな不運が絶えないが、彼女はそれを「自分の修行が足りないから制御出来ていないんだ」と勘違いし、健気にも毎日必死に弓の訓練に励んでいる。
自身や宝具がもたらす不運に対しては非常に申し訳なく思っており、戦場で味方が自分のせいでズッコケたりすると「わ、私、悪気はなかったのです! ごめんなさい!」と半泣きで謝り倒す。マスターに対しては、自分を導いてくれる高潔な師のように慕うが、アラクシュミーの呪いのせいでマスターの私生活にも不運が伝染しがちなため、常にハラハラしながら見守っている。
イメージカラー:紅、白
特技:乗馬、木登り
好きなもの:お父様、甘いラドゥー(インドのお菓子)、乗馬の訓練
嫌いなもの:イギリス東インド会社、自分のせいで起きる不運
天敵:特に無し
願い:ジャーンシーのみんなが、ずっと笑っていられること
【一人称】私(わたし)、マヌ(親しい者に対して)【二人称】貴方、マスター【三人称】彼、彼女>>45
【関連人物】
ラクシュミー・バーイー:未来の自分自身。
「……あ、あれが、大人になった私。……うわぁ、すっごく格好良いです! 剣も私よりずっと上手だし、背も高いし! ……でも、大人の私は不幸なことばかり起きて最期は……」
ジャルカリ・バーイー:自身の影武者を務めた人物。
「あ、ジャルカリだー! うわぁ、本当に大人の私そっくりです……あの、貴方は大人の私のお友だちなんですよね? と言うことは私のお友だちでもありますよね!」
ラーマーヤナ/マハーバーラタ系サーヴァント:寝物語で聞かされていた神話の英雄たち。
「わ、すごい本物だぁ! かっこいーなー、あ、そうだサイン貰わなきゃ! ……私もあんな風に戦えたらジャーンシーのみんなを守れるのかな?」
【コメント】
ジャルカリ作成のためにラクシュミー・バーイーの設定を眺めていたらアラクシュミーの力を引き出して戦うリリィを思い付いたので作成してみた。【元ネタ】『封神演義』
【CLASS】アーチャー
【真名】柏鑑
【性別】男性
【身長・体重】180cm・79kg
【容姿】ボロボロの衣服を着た男性。
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。>>47
【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。
封神され清福正神となった経緯を持つ為に取得。
黄帝の兵:A
神話的存在たる黄帝軍の総兵官たるが故のスキル。
悪天候の中でも平然と動く事ができ、場合によっては嵐が起き自陣営を護る。
これは黄帝に仕える応竜の助力でもあると考えられる。
流浪の魂:A
千年もの間彷徨える魂となった為に得たスキル。苦悩を耐える力。
その魂の耐久値を上昇させる。また単独行動の効果も含む。
百霊旗:A
アーチャーの封神台に魂魄を導く役目を示す物。
魂を呼び寄せる力を持ち、魔力を少し分けてもらう事も可能。
また聖杯戦争では敗退したサーヴァントが向かう先である聖杯の場所を把握する事もできる。>>49
【解説】
『封神演義』に登場する人物。はくかん。
かつては黄帝軍の総兵官を務めていたが、
蚩尤との戦いで火器により海に撃ち落とされ、千年間魂が彷徨っていた。
姜子牙(太公望)により助けられ、百霊旗を持ち封神台に魂魄を導く役目を負い、
封神されて清福正神となった。
【人物】
千年の放浪が半ばトラウマになっており、孤独を嫌う。
太公望には深い感謝の念を持っている。
【コメント】
結構わずかな情報から拡大解釈での作成です。リクエスト鯖
【元ネタ】水滸伝 ブロッケン現象
【CLASS】ランサー
【真名】石宝(&ブロッケンの巨人)
【異名・別名・表記揺れ】南離大将軍元帥 ブロッケンの怪物
【性別】男性
【身長・体重】190cm・92kg
【外見・容姿】黒髪を後頭部で束ねた青年武将。マニ教の影響で普段着は白衣白冠。戦闘時は純白の山文甲(鎧)を纏う。
【地域】中国
【年代】北宋末
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。>>51
【固有スキル】
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
殺戮技巧(度人):B+
「人生は苦。殺人はその苦から救う善。これは成仏に至る道だ」
喫菜事魔――すなわちマニ教団を率いて反乱を起こした方臘は、教徒にこう説いていたという。(単に貶められた可能性もあるが)
「対人」ダメージ値にプラス補正をかける効果に加え、人命を奪えば奪うほどに霊基数値が僅かに上昇する効果がある。>>52
ブロッケンの巨人:B+
霧中において敵の眼前にぼんやりとした巨人の虚像を出現させる。
実体を持たない虚像は触れることも傷つけることも叶わない上、敵の目を石宝の動きから逸らし、敵の回避や迎撃を著しく困難にする効果を発揮する。
看破するには対抗判定に成功する必要があるが、視覚・魔力感知を強烈な光輪が妨害する上、石宝自身が見破られないように宝具を巧みに併用する。
この為、直感や心眼(偽)など視覚妨害に対するスキルがない限り看破するのは難しい。
強力なスキルではあるが、石宝自身に霧を生み出す能力はない為、使用する前準備として何らかの神秘ないし地形の特性を利用して戦場を霧で満たす必要がある。
また、一度看破された相手や詳細な情報を知った相手には効果を発揮しなくなるという欠点もある。
史実(≠水滸伝)において方臘の軍は絡繰仕掛けで動かす巨人に矛や戟・旗指物を持たせ、鬼神のように装わせて官軍を威嚇したと伝えられる。
また水滸伝劇中においても方臘軍の妖術師が幻術を用いて鬼神を呼び出した事例がある
霧の中に光輪を纏う巨影を出現させるブロッケンの巨人と、方臘軍の妖術の逸話が照応した事で、スキルにまで昇華されたと思しい。>>53
【宝具】
『劈風刀(かぜたつやいば)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
石宝が振るった「三重の鎧さえ風を截つように断つ」と謳われた宝刀。
作中では形状が明言されなかった為、柳葉刀とも偃月刀ともはたまた日本の大太刀のようなものだとも解釈されるが、どれも真実の一面に過ぎない。
その正体は、時空曲率を制御する力を有する喫菜事魔(マニ教)の秘宝。
三次元空間のみならず、より高次の時空構造にまで跨って存在する異形の呪具――高次元構造体である。
観測者の眼からは、担い手の意思によって柳葉刀・偃月刀など形状を自在に変化する武器のように映るが、実際には石宝の魔力によって高次元構造体との接続状態を変化させ、三次元空間と交差する部分を選択しているだけである。
そして、いずれの形態においても、対象に刃が触れた瞬間、接触点周辺の時空に急激な曲率勾配が発生する。
結果、対象の内部空間そのものが引き裂かれ、劈風刀は“三重の鎧さえ風を截つように断つ”という伝承通りの切断能力を発揮する。
刃の軌跡上で時空構造そのものが先行して分離し、対象は存在している座標ごと切断される為、単純な物理防御ではこの斬撃を防ぐことは不可能。
ただし、高次元構造体との接続および時空曲率の制御は、あくまで石宝自身の魔力によって維持されている。
その為、魔力供給が断たれた場合、高次元構造体との接続は失われ、曲率操作能力も消失する。
また、世界の法則を書き換える固有結界や、因果律へ干渉する上位概念によって高次元構造体との接続状態を乱された場合も、同様に能力を発揮できなくなる危険性が存在する。>>54
『劈風流星・蘇露沙羅夷(するしゃーらい)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:5~10 最大捕捉:1人
劈風刀の真名開放形態。流星鎚の形態を取って行う空間破砕攻撃。
流星鎚もまた劈風刀とは別個の武器ではなく、高次元構造体が三次元空間へ露出させた別の断面であった――と本稿では定める。
魔力を込めて投擲された流星鎚は三次元空間を直進せず、高次元時空上の測地線を経路として通過し、三次元世界にはその経路の一部のみが結果として現れる。
その為、観測者には物理法則を逸脱した軌道として認識される。
投擲された鎚頭が途中で消滅し、別座標から出現する。
軌道が不自然に屈折する。
一つの打撃が、複数の方向から同時に到達する。
それらは速度や技量によるものではなく、高次元構造体が三次元空間へ干渉する位置そのものが変化しているために発生する現象である。
さらに着弾時には、周辺時空が急激に収縮し、曲率が特異点的な極値へ達する。
これにより空間そのものが圧壊し、対象は物理的破壊と座標構造の崩壊によって内部から粉砕される。
三次元的な予測が成立しない攻撃であるため、千里眼や未来視による回避すら極めて困難。
その上、直撃すれば対象の頑健さを問わず致命傷となる、石宝にとって最大の切り札である。>>56
【解説】(石宝)
中国四大奇書『水滸伝』に登場する方臘軍の将帥。
劈風刀と流星錘を操る武勇と梁山泊の作戦を逆に利用するほどの将才によって百八星の好漢を次々と討ち取った、同作屈指の強敵。
杭州防衛戦で梁山泊軍を苦しめるも、烏龍嶺の戦いで敗北。捕虜となることを拒み、自刎して果てた。
梁山泊の好漢たちが朝廷への帰順後、江南の反乱勢力である方臘を討伐する展開において立ちはだかる、敵側の大将の一人。
方臘軍には鄧元覚・厲天閏・司行方など様々な敵将が存在するが、その中でも石宝は南国四大元帥の一人に数えられる最重要戦力。
特に梁山泊の好漢の一人である関勝は「刀法においては自分と並ぶ力量」であると言わしめた上に、敗走を装い追ってきた相手を流星鎚で打ち倒すなど知略にも長けた実力者として描かれている。
将としても優れた器量を持ち、知勇を駆使して索超・鄧飛・燕順・鮑旭・馬麟・呂方といった梁山泊の多くの好漢を死に至らしめた。
彼の戦果は方臘軍側の将の中でも突出しており、梁山泊の敵将としては最強格の存在として扱われる。
だが、石宝が奮戦しても方臘軍全体の劣勢は覆せず、また援軍要請を断られた事に腹を立てて方臘の救援を行わなかった事によって戦友・鄧元覚を失い、追い詰められる。
最期は烏龍嶺の戦いで東西両方から責め立てられて敗北。
退路はないと悟った石宝は、敵に捕らえられて辱めを受けることを潔しとせず、自ら命を絶った。
【解説】(ブロッケンの巨人)
ドイツのブロッケン山の濃霧の中に現れるという巨人。ブロッケンの怪物とも呼ばれる。
その正体は山あいの霧や雲に人間の影が投影されて生み出される虚像であったが、巨大な影が光輪を纏って映し出される様は当時の人々を畏怖させたという。
幻霊としてのブロッケンの巨人は実態を持たない存在であり、霧の中において相手の姿を拡大して写し取る程度の存在に過ぎない。>>57
【人物像(独自設定)】
文武両道に優れた神官戦士。武勇に優れながらもそれに奢らず、必要とあらば知恵を巡らし、退く勇気も持ち合わせている。
やや理屈に偏重するところがあり、道理の分からない味方には苛立つ事もあるが、それを虚心坦懐に改めることもできる。
総じて、人品卑しからぬ好人物。マスターに対してもサーヴァントとして奢る事なく仕える。
また、喫菜事魔――宋代中国においてマニ教を源流としながら独自に変質した民間信仰――が持つ「万人の内に救済されるべき光がある」という思想の影響から、相手の身分や立場に囚われず個人と個人として向き合う。
悪事に対しては苦言を呈するが、それが戦略的に有効だと認めれば受け入れる柔軟さもある。
表面的には何ら人格的な欠点を持たない、優秀なサーヴァント。
――だが、敬虔な喫菜事魔の信徒であるという点が、彼の美質をそのままに危険な反英雄足らしめている。
彼の信仰は、方臘の反乱の中でさらに先鋭化した喫菜事魔の思想であり、本来のマニ教の教義からは大きく変質している。
その最たるものが「度人」――すなわち、人を殺.害する事で救済するという歪んだ解釈である。
マニ教の教えの底流には強い厭世観があり、本来、光の世界に存在した光が醜い現世に閉じ込められていると説く。
そして現世の肉体に囚われた光を本来の場所へと戻す為に努力する――というのが、本来のマニ教における救済の在り方である。
しかし、方臘による反乱運動の中で、その思想は革命的・終末論的な方向へと変質した。
「この世界は苦しみに満ちた牢獄であり、人々の内側にもある光をそこから解放することこそが救済である」という思想が、いつしか「肉体という束縛から光を解放することこそ慈悲である」という極端な解釈へと至った。>>58
殺生を避ける本来のマニ教とは異なり、方臘の思想によって歪められた喫菜事魔の宗教観では、時として殺.害すらも“救済の手段”として正当化される。
おそらくは反乱に際して敵を討つことへの心理的抵抗を減らし、信徒の結束を高めるための方便に過ぎなかった思想。
しかし、石宝はそれを大真面目に受け止めている。
すなわち、救済のための殺人を。
しかも、喫菜事魔における「光は万人の内に存在する」という思想を彼は強く信奉している。
故に身分、性別、年齢、民族の差異すら関係なく、全ての人間は救済されなければならない――彼は本気でそう考えている。
全人類に死をもたらし、肉体という牢獄から解放する。
彼にとってそれこそが慈悲であり、究極の救済なのである。
厄介なのは、石宝の知性や洞察力が並外れているという事である。
この思想が常人には到底受け入れられないものであることを彼は理解しており、また己一人の手では“救済”が実現不可能であることも把握している。
故に、この危険思想を表立って口にすることはない。
敵も味方もなく、誰もが最終的には“救済”されなければならない。
しかし、それを実現するには順序があり、自らの手で全てが成される必要もない。
彼はそう考えている。
だからこそ、近視眼的な殺.人鬼になることなく、世界そのものを救済へ導くために、冷静な判断と忍耐をもって行動するのである。
そして、その為の手段として有効であると判断すれば(生前そうしたように)自.害する事も厭わない。>>60
【関連人物】
燕青(&ドッペルゲンガー):
かつて方臘軍に仇なした相手ではあるが、恨みつらみは抱かず、ただその力量を評価する
だが、彼が持つ悩み(ドッペルゲンガーの影響)については物申したい部分がある。
石宝にとって肉体は光が一時的に押し込められた形態に過ぎず、自己が失われる事に恐怖する事そのものが的はずれな悩みに思えるからだ。
呼延灼(エンプーサ):
かつての敵将の一人。
呼延灼の承認欲求全開な態度に辟易しつつ「なぜ他者の評価に、そこまで己の価値を預けるのか」と本気で疑問に思っている。
ただし呼延灼が己の弱さを認めながら努力する姿勢については高く評価する。
九紋龍エリザ:
かつての敵将の一人と異国の殺人鬼の融合という理解しがたい存在だが「そういう事もあるのだろう」とあっさり受容する。
彼にとって肉体や外見は執着すべきものではないからだ。
しかし同時に「新しい姿を得たことを喜べる」という史進の精神性には、自らの姿形に頓着しないという点で密かに敬意を抱く。
武則天:
彼女は一時期、マニ教(摩尼教)を含む外来宗教に比較的寛容な政策を取り、宗教施設建立を認めたことで知られる。
石宝は武則天を「光の教えが中国に根付く余地を作った者」として一定の評価をする。>>61
アンリマユ:
アンリマユという役回りを背負わされたただの村人として憐れむ。
また“この世全ての悪”という役目を背負わせるという行為そのものをゾロアスター教の不完全性の現れであるとしてマニ教の立場から非難する。
だが、全人類の救済という目標を考えれば、彼を聖杯に焚べるのが最上の選択肢なのではないかとも思っている。
メタトロン・ジャンヌ:
天使メタトロンの源流の一つとして、古代イラン系宗教のミトラ神との関連が指摘される説がある。
マニ教はゾロアスター教・仏教・キリスト教など複数宗教の影響を受けて成立したため、石宝はメタトロンの存在を光の世界に属する高位存在だと認識する。リクエスト鯖
「言葉に囚われるな。文字に囚われるな。その本質を観たまえよ」
【元ネタ】史実、日本伝承
【CLASS】キャスター
【真名】通幻寂霊
【異名・別名・表記揺れ】通幻禅師
【性別】男性
【身長・体重】120cm・22kg
【肌色】黄色→白※ (死へと近づくほどに肌や髪の色は変わっていく) 【髪色】黒→白 【瞳色】青
【外見・容姿】竹箆を携える、幼い少年の姿をした僧侶
【地域】日本
【年代】十四世紀
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型、子供
【ステータス】筋力:E 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:C 宝具:B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。曹洞宗の僧侶として「寺院」を開く。また、対象にその覚悟を問う「活埋坑」を作成する。>>63道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成可能。自らの命を維持する「宝具」を消費することで、命を満たす「飴玉」を作り出す。
【固有スキル】
境界にて:C+
民話『子育て幽霊』にて墓の中で生誕した赤子はキャスターであったという伝承に由来する。死者より生まれ落ちたキャスターは「死」に慣れているため、即死耐性に加えて恐怖耐性も持つ。
修証一如:B
悟りを得るために修行するのではなく、修行こそを目的とし、修行と悟りを一体とする教義。
禅定へと至った精神は一つの物事への超人的な集中力を齎し、統一された精神の絶対性は精神干渉を無効化する。
文字点検:A
「不立文字、教外別伝、直指人心、見性成仏」
キャスターは弟子たちが文字言語に囚われないよう、書物、筆、硯等を没収し、これを焼却したという。
紙や文章を媒介として発揮する能力を焼却・無効化する。
正法眼蔵:A
五感にとらわれない超然とした霊的感覚。「生(はじまり)」と「死(おわり)」をその身に宿し、大悟に至ったキャスターは「命の在り方」を理解する。
それはさながら「浄眼」のようであり、霊体化したサーヴァント、隠蔽された魔力の道筋、果ては「どう生まれ、どう生き、いつ朽ちるのか」という魂の「路線」に至るまで、文字通りすべてが『見えて』いる。この心眼の前では、いかなる欺瞞や隠蔽魔術も意味をなさない。
その在り方は、終わりを見定める「直死の魔眼」に似て、異なるもの。>>64
【宝具】
『護生慈母・幽霊飴(ごしょうじぼ・ゆうれいあめ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
民話「子育て幽霊」において、母親の霊が我が子のために買い求めた飴。
母性の象徴にして、死の淵から生を繋ぎ止めた命の証。キャスターを英霊として留める「楔」であり、今でも飴は彼の生命力を賦活させ続けている。
キャスターはそれを飴玉として具現化させ、他者に分け与えることを可能にする。ただし、数は七粒までに限られ、霊基を削る行為に等しく、与えれば与えるほどキャスターは死へと近づく(還っていく)。
仮に、七粒全ての飴玉をただ一人に分け与えた場合、それはキャスターが生きた満七十年の運命を明け渡す行いと同義であり、サーヴァントを受肉させることすら可能とする。
また、この飴が六文銭を代価として買われた伝承から、逆説的に黄泉への通行料として機能させることもできる。六つの飴を対価として消費することで、自身、もしくは対象を黄泉へと送り届ける。
『黄泉戒壇・活埋抗(よもつかいだん・かつまいこう)』
ランク:B 種別:問答宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1人
意思と覚悟を問う問答。キャスターが生まれた土の下、死の胎内、黄泉が如き原初の心象風景を展開する固有結界。
「生(始まり)」と「死(終わり)」、その境界たる墓穴の中で、キャスターは相対した者にその信念を問う。
その信念が迷いなき「誠」であるのなら、対象は生へと進む。信念の表明により、己の在り方を証明した対象の精神に付随して霊格が強化され、多くの判定に大幅なプラス補正を獲得する。
反対に、その信念が未練と疑念に満ちた「偽り」であるのなら、対象は深い穴の底(死)へと墜ちていく。
だが、死へと落ちた対象はそのまま絶命するのではなく、死を目前とすることで自らのありのまま、そして「迷い」「欺瞞」と向き合うこととなる。これらに向き合い、新たな「信念」へと昇華した時、対象は死の淵から「新生」を果たすのだ。>>65
【Weapon】
『竹箆』
70センチほどの竹箆。修行者を戒め、指導するために用いられる仏具。未練、迷いを抱える霊体には特に効く。
【解説】
南北朝時代に活躍した曹洞宗の僧侶。峨山韶碩の弟子の一人であり、「峨山二十五哲」に数えられる。出身は諸説あるが、豊後国(現在の大分県)であったとされ、17歳の頃に定山祖禅について出家し、1340年に明峰素哲に、1352年に峨山韶碩に師事する。1368年には總持寺の5世に就き、1370年には細川頼之の庇護を受け、丹波国に永澤寺を開いた。
多くの弟子の育成に尽力した人物であり、彼の指導は苛烈なものであった。
弟子たちが文字や言葉の表面にとらわれないよう、硯や筆、書物を没収して焼き払った「文字点検」。修行の覚悟を試すため、穴の前に立たせて問答を行い、真剣さが足りなければ容赦なく穴の底へと蹴り落とした「活埋坑」。
だが、その厳しい修行もあって、悟り仏道を体得した弟子── 特に「通幻十哲」と呼ばれる十人の優れた弟子──を多く輩出し、仏道の流布、宗門の興隆をもたらしたという。
そんな彼の生まれには奇妙な伝承が遺されている。俗に言う「子育て幽霊」の伝承である。
ある夜遅くのこと。飴屋に一文銭を握りしめ、飴を買いに来る女がいた。それが毎晩続くのを不審に思った店主が後をつけてみれば、女は墓場へと消え、赤子の声が墓の中から聞こえてくる。店主が慌てて墓を掘り起こしてみると、そこには息絶えた女の遺体と、その腕の中で飴を嘗める赤子の姿があった。
と、概ねこのような話である。
そして、この赤子は後に高僧になったとされることもあり、誰であったのかという話には諸説あるが、その中には「通幻寂霊」の名も語られている。>>66
本来、未練を残すことのなかった通幻寂霊は、英霊として現界することはない。だが、民話「子育て幽霊」の子供が寂霊であるという伝承(因果)は、彼を英霊の座へと留め、その召喚を可能とした。
召喚された彼が子供の姿なのも、その伝承に引っ張られてのこと。
通玄寂霊という「記録」と、民話という「記号」に縛られた影法師にすぎない己に思うところはあるものの、彼はその状況さえも縁として受け入れ、再び母の愛によって、この世に現界するのであった。
【人物像】
受動的・外交的
目刺し髪をした幼い子供の姿をしており、現代社会にはあっさりと順応するが、どこか超然とし浮世離れした雰囲気を隠せない少年僧侶。
見た目に反した渋い声による語り口はどこか緩やかだが、口数は少なく冷徹で厳格(スパルタ)。たとえ子供の姿であろうと、決して彼の本質は変わらない。導くためであるのなら、一度死の淵に叩き落とすことすら厭わない苛烈さは健在である。
修行の際に、書物や硯、筆などを没収し、燃やしたというが、厳密には書物や何かを記すことそのものを悪と断じているわけではない。文字や言語に囚われることで、悟ったと誤認し本質を見失うことを彼は懸念しているのだ。
死者から生まれたという出自ゆえに、彼の死生観は極めて平然としており、悪く言えば「ゆるい」。
彼にとって、世界が滅びることでさえ「一つの結果」に過ぎず、過度に絶望もしなければ、感傷に浸ることもない。だが同時に、「死ぬはずだった命を拾い上げるのもまた、一つの結果である」と、彼は目の前の生を肯定する。
特技:指導、坐禅
好きなもの:梅干し
嫌いなもの:本質を見失うこと
天敵:母親
願い:なし
【一人称】私【二人称】君、お前、貴様【三人称】彼、彼女、アレ、奴>>67
【因縁人物(独自設定含む)】
母親
その命が尽きてなお、自らを産み、育てようとした母。
命の始まりから終わりを見据えることができた幼き寂霊は、「いずれ終わるのになぜ生きるのか」「なぜ、そこまでして自分を育てようとしたのか」と生まれた「意味(言葉)」を模索していた。
だが、仏道へ入り、彼は「生にも、死にも意味などない。それを文字言句に著し、理由を付けようとすることこそが無意味であった。我々はただ目の前の生をありのままに受け入れ、懸命に生きて、その果てに死ぬだけ」なのだと悟る。そして、その生を終えてもなお、霊となってまで自身を生かそうとした母の言葉なき「慈愛」を真に理解したのだ。
サーヴァントとして現界した寂霊は、ある意味で母と同じ立場となった。一度は天を踏み締めた僧侶は再び現世へと帰り、その死したる身で召喚者を助く。
そこにあるのは、かつての母と同じ、言葉なき「慈愛」であった。「富・名声・力。この世のすべてを手に入れた男こそが海賊王。うーん、至言だよな。てなわけで、俺が海賊の頂点ってことで、文句ねェよな!黒ひー!!」
【出典】史実
【CLASS】ライダー
【真名】バルダッサーレ・コッサ
【異名・別名・表記揺れ】海賊教皇ヨハネス23世
【性別】男性
【身長・体重】183cm・82kg
【肌色】白 【髪色】灰 【瞳色】灰
【外見・容姿】赤地に金糸のローブを纏い、純金の指輪に刺繍のストールを巻いた、成金めいた海の男。法王の法衣に聖ペトロの指輪を、最も着崩せる人物。
【地域】イタリア、ナポリ王国・フィレンツェ共和国
【年代】A.D.1370-A.D.1419
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:D 魔力:A 幸運:C 宝具:A++
根本的な話をすると、教皇というものは軍事指導者上がりも多く、比較的武闘派の多い役職である。海賊上がりだから教皇の中で上澄み、というわけではない。>>70
【クラス別スキル】
対魔力:A
ライダーのクラススキル。魔術への耐性を得る能力。
通常、ライダーの対魔力は三騎士と比べ低く、14世紀の海賊も同様である。
だが、彼はそれでも教皇であるため、異端の魔術に傷つけられることはない。特級の対魔力を誇る。
嵐の航海者:C+
ライダーのクラススキル「騎乗」が変化したもの。
「船」と認識されるものを駆る才能を示すスキル。船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。
コッサは元来海賊であり、2人の兄もまた海賊として死罪となっている。
だが、彼の才能は海の嵐を乗りこなすよりも、時代の嵐を乗りこなす方に向いていた。
【固有スキル】
俗世百般:B
コッサは無学な海賊から陸に上がり、女遊びと不道徳な暴力、強盗、ついでに男色etc……
を行いながら、その余剰でボローニャ大学に通い、教会法と民法の博士号を取得した。
さらにそのまま(強盗団による敵対者の脅迫と抹消を繰り返しながら)枢機卿まで出世し、メディチ家初代ジョヴァンニ・ディ・ビッチ・デ・メディチの後援を受けながら教皇にまで上り詰めた。
底なしの野心と、その野心を実現できるだけのバイタリティと頭の良さ。教皇として最も重要な「神秘」と「道徳」に関するものを除いたスキルを高速で習得できる。>>71
野望のカリスマ:B
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能なため、一国の王としてはBランクで十分とされる。
コッサは1海賊から金貸しメディチと親友になり、多くの裏社会の人物を率いて強盗団を組織し、そしてそうした悪のカリスマでありながら、たった30歳にして枢機卿に上り詰めるほどの聖性すら有していた。
通常のカリスマに加え、聖職売買の逸話から、自身の宝具の一部を他者に貸し与えることで「神秘を付与」することもできる、全体強化を兼ねたスキル。
教皇論議:A
海賊教皇の存在は、通した教会の腐敗問題や思想に関連する主義主張、あらゆる面において議論の俎上に載せられた。
……だが、海賊教皇は女教皇と異なり、(現在においては正当な教皇としては取り扱われないものの)実在することが断定されている。
3人の教皇が並立した教会大分裂の負の遺産そのものであり、教皇年鑑においては1958年までの500年以上に渡って「正規の」教皇としてすら扱われていた。
肯定と批判、神聖と卑俗、それらの議論そのものが知名度を底上げし、魔力の源泉となる。>>72
【宝具】
「宝の数が賊の格。粗暴や野蛮は「こう」使う。『教皇大掠奪(マグヌム・シスマ・オッシデンターレ)』!!」
『教皇大掠奪(マグヌム・シスマ・オッシデンターレ)』
ランク:A++(破壊力はB程度) 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:10人
教会大分裂、大シスマ。動乱の時代に、一海賊から教皇位を「略奪」した逸話が形となったもの。
巨大な黄金の逆十字架と、それに連なる黄金の茨、そして無数の宝物が雑に括りつけられ、最終的には錨のような形となった武器。
……彼が生前に略奪した秘宝、すなわち『教皇が担う無数の聖遺物』である。
敬虔な信者が見れば卒倒するような冒涜的な使い道であり、魔術師が見れば卒倒するような神秘の塊の無駄遣い。
あらゆる教皇が本来所有する代物でありながら、サーヴァントの武器として持ち込めるのは彼のみである。
簒奪物をすごそうな方から雑に括りつけただけの代物であり、20以上の宝具の集合体。
宝具それぞれが何らかの奇跡を産むようだが、いつどのような効果が発揮されるかはライダー自身全く把握していない。聖釘で作った釘バットみたいなもの。
海賊の掠奪物としては歴史上最上であるが、これを簒奪できたのは聖遺物を単純な暴力と権力の源泉としか認識できない彼だからこそ。
ゆえに、担い手でありながらその神秘の真価を全く発揮できない。『担い手が扱うのが一番弱い』という類を見ない性質を持った宝具。
【Weapon】
『教皇大掠奪』:宝具である錨。極めて高純度の神秘の塊であり、鈍器として振り回すだけで圧倒的な破壊力を生み出す。もっといい使い道がいくらでもあるが、ライダーはそうは思っていない。>>73
【解説】
ヨハネス23世。キリスト教の長い歴史においても唯一にして異色の『海賊出身のローマ教皇』。
コッサはナポリ王国の旧家の出、プロチダ島の領主ジョヴァンニ・コッサの子として産まれる。
プロチダは要塞化された島であり、100年後にはトルコの大海賊バルバロッサ・ハイルディンが一時拠点とするなど、海賊と縁深い島であった。
シチリア系のアンジュー=シチリア家とフランス系のヴァロア=アンジュー家の内紛が絶えない時代に、コッサはフランス側に立って海賊として名を挙げた。
もともと交易上の要地を収める貴族の出であったこともあり、戦後にはボローニャ大学で神学を学び、その圧倒的な行政手腕から30歳にして枢機卿にまで上り詰めた。
……とはいえ、この時代のキリスト教会は腐敗と不品行と買収の横行する時代であり、さらにコッサが生まれたころからは、教皇がローマからフランスのアヴィニョンに囚われたり、フランスとイタリアで2人の教皇が並立していたりなどの状態にあった。
事態の収拾のためピサで開かれた公会議においても……3人目の教皇が擁立されるだけという、事態を悪化させるだけの結果となってしまった。
この乱動の時代に、ローマ教皇庁の金融利権を狙う金貸しジョバンニ・ディ・ヴィッチ……名高き貴族メディチ家の初代と手を組んだコッサは、3人目の教皇アレクサンデル5世に毒を盛り、金銭と暴力と暗躍により教皇位に付いた。
「知恵が回る」「頭のいい」人間ではあったものの「賢い」人間ではなかったコッサは教皇位についてからもどんどん堕落。
かねてより支援していたローマ王ジギスムントや買収した数々のイタリア人出席者を味方に付けて唯一の教皇となることを目論んだが、コンスタンツ公会議の結論は、3人の教皇全員の廃位だった。その中でも、異端、聖職売買をはじめ、海賊、教皇暗殺……その他考えうるすべての罪で告発されたコッサは、逃げ出したものの捕まり、投獄されてしまう。>>74
……が、利用し合う関係だと思われたジョヴァンニとは真に親友であったようで、彼は教会と反目する致命的なリスクを負いながらも財産の大部分を擲ってコッサを保釈、彼が数か月後に死したときには芸術家ドナテロの彫刻を以て、教会から度重なる批判と削除の命令を受けてなお、墓碑にこう残した。
「前教皇ヨハネス23世、ここに眠る」と。
【人物像】
極めて粗暴で野蛮。海賊らしい海賊……
ではあるのだが、他の海賊と比較して地頭が良すぎる男。どんな海を乗り越えるか、どんな宝を手に入れるか……その答えが、「こう」だった。
演算能力や狡猾さがあるにもかかわらず、根が賊すぎるので賢くは見えない。
【コメント】
『海賊教皇』ヨハネス23世です。肩書がONEPIECEすぎる。
海賊とローマ教皇って1人の人間で両立することあるんだ……
wiki追加・SS使用可能です。【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【真名】イェスンゲ
【性別】男性
【身長・体重】190cm・90kg
【容姿】長身の美男子。
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。>>76
【固有スキル】
千里眼:B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
さらに高いランクでは、未来視さえ可能とする。
紅顔の美青年:B
人を惹き付ける美青年としての性質。
女性に対しては魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することが出来る。
紀功の碑:A
最古のモンゴル語資料であり、アーチャーの遠矢の記録、335アルダ、約530mを射たと記された紀功碑。
またの名をチンギス・カン・ストーン。
アーチャーの矢の威力、命中率を上昇させると同時に新たに文章を刻む事で能力を変化させる。>>77
【宝具】
『強弓引きの勇者(ハブトゥ・イェスンゲ)』
ランク:B+ 種別:対軍絶技 レンジ:5~40 最大捕捉:20人
父たるジョチ・カサルから受け継いだ遠矢の武勇。
父のそれよりも攻撃範囲が縮小しているものの威力は高く、
また紀功の碑スキルと合わせる事で矢の性質を変化させる事も可能。
【解説】
モンゴル帝国の初代皇帝チンギス・カンの弟であジョチ・カサルの息子。紅顔の美青年であったと『集史』にはある。
カサルには四十人近くの子供がいたと伝えられるものの、そのうち名を遺したのはイェグ、イェスンゲ、トクの三人のみである。
カサルの没後、最初にカサル家当主を継いだのは兄のイェグであり、イェスンゲとトクは配下として活動していた。
『集史』に曰くイェグの死後にその息子コルコスンが後を継いだが、彼もまた早世したためイェスンゲが新たにカサル家当主になったという。
イェスンゲはカサル家当主として東アジア方面の征服に当たり、
モンケ・カーンによる南宋への親征が決定すると、イェスンゲはカサル家のチャクラらとともに従軍した。
しかし南宋遠征中にモンケは病死してしまい、帝国ではモンケの弟クビライとアリク・ブケとの間で帝位継承戦争が勃発する。
イェスンゲは他の東方三王家当主であるクラクル、タガチャルらとともにクビライを支持することに決めた。
イェスンゲはクビライ側の先鋒として功績を挙げたが、『集史』によると戦争後、間もなくイェスンゲは亡くなった。
その当時のモンゴル人としては長命な75歳での死去であったという。>>78
【人物】
父ジョチ・カサルを誇りに思い、彼のような武を修めようと懸命に生きた戦士。
覇者の素質を見抜く能力にも長け、かつてはクビライにもそれを見出した。
【コメント】
以前作成したジョチ・カサルを意識しての作成で、単純スペックでは縮小版だが応用性がある感じのイメージです。【出典】史実
【CLASS】アサシン
【真名】フランツ・ヨーゼフ一世
【異名・別名・表記揺れ】不死鳥の皇帝、国父、フランツ・ヨーゼフ・カール・フォン・ハプスブルク=ロートリンゲン、フェレンツ・ヨージェフ1世、フランティシェク・ヨゼフ1世
【性別】男性
【身長・体重】178cm・68kg
【肌色】やや血色の薄い白肌 【髪色】気品あるプラチナブロンド 【瞳色】憂いを帯びたアイスブルー
【外見・容姿】白いフード付きのオーストリア軍服に身を包んだ若々しい麗人。常にフードを深く被り陰鬱そうな顔を隠している。
【地域】欧州(オーストリア・ハプスブルク帝国)
【年代】19世紀半ば~20世紀初頭
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・王
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:C 幸運:E 宝具:EX
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を断つ能力。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。>>80
【保有スキル】
不死鳥のカリスマ:A
治世当初は血に染まった若き皇帝と恐れられ、暗殺未遂事件や普墺戦争での敗北、度重なる身内の不幸などの苦難を乗り越え、晩年には帝国内のすべての民族に慕われたフランツ・ヨーゼフ独自のカリスマ。
68年間にわたり君主として君臨し続け、多民族国家を一つに繋ぎ止めた不屈の意志の具現。
皇帝特権:B
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、と多岐に渡る。
フランツ・ヨーゼフ一世はアサシンクラスの適性をこのスキルによって強引に獲得している。
一意専心:A
ひとつの物事に没頭し超人的な集中力を見せる。
朝4時に起床し、深夜まで「帝国の第一下僕」として政務をこなし続けた。>>81
【宝具】
『栄華極まりし黄昏の維納(フルーリヒェン・アポカリプセ)』
''ランク:EX 種別:対民宝具 レンジ:ウィーンの面積 最大捕捉:ウィーンの人口''
かつて古きウィーンの城壁を取り壊し、近代的な環状道路(リングシュトラーセ)を建設して「世紀末ウィーン」の狂騒と繁栄の舞台を作り上げた彼だからこそ持ちうる、一つの時代そのものを具現化する大宝具。
黄昏時の美しくも退廃的なウィーンの街並みを展開する固有結界であり。この結界内では、当時ウィーンに集った数々の偉人たちがマスター不在の独立サーヴァントとして召喚される。彼等は皇帝の命により様々な支援効果で味方の戦闘をサポートする。
しかし、彼等はフランツ・ヨーゼフの家臣ではなく、皇帝と同じ時代を生きたウィーン市民に過ぎないため広大な固有結界内に点在し自由に行動しており、全員の協力を得るのは容易ではないが、彼等が一堂に会した時の支援効果は驚異的。
但し、フランツ・ヨーゼフは音楽、美術、文学に疎く、性格も後述の通りであるため、本人の性格と宝具の性能とクラスが噛み合っておらず、宝具の持ち腐れ状態となっている。
召喚される主な人物と効果は以下の通り。
【画家】グスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、クリスティアン・グリーペンケール:広範な美術知識により対象の真名を看破。
【音楽家】ヨハン・シュトラウス2世、グスタフ・マーラー、ヨハネス・ブラームス:奏でる旋律によって敵の精神を狂わせ、状態異常を付与。
【作家】シュテファン・ツヴァイク、ペーター・アルテンベルク、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール、リヒャルト・ベーア=ホフマン:エンチャントによって味方を強化。
【精神科医】ジークムント・フロイト、アルフレッド・アドラー:精神分析により、味方に精神攻撃への耐性を付与、また敵の精神汚染を一時的に無効化。
【医者】テオドール・ビルロート、カール・フォン・ロキタンスキー、アドルフ・ローレンツ:等は傷の手当てを行い、負傷した味方の早急な戦線復帰を可能とする。
【建築家】オットー・ワーグナー、ヨーゼフ・ホフマン:戦闘で破壊された町並みの修復。>>82
【Weapon】
『無銘:猟銃』
狩猟を好んだフランツ・ヨーゼフとって最も使い慣れた武器。
【解説】
フランツ・ヨーゼフ一世は、欧州の名門ハプスブルク=ロートリンゲン家の直系であり、オーストリア=ハンガリー帝国の皇帝として68年という長期にわたり君主の座に君臨した人物である。
1830年8月18日、オーストリア帝国の首都ウィーンのシェーンブルン宮殿においてフランツ・カール大公とバイエルン王女ゾフィー大公妃の長男として生を受ける。
フランツ・ヨーゼフは将来の皇帝として、幼少期から苛烈な帝王学の教育を受けて育った、12歳の時には週50時間の授業を受けており、13歳の時には勉強のし過ぎによる極度のストレスから体調を崩す事態に陥ったが、彼はこの試練に対して並外れた努力と忍耐力で応えた。
1848年革命の最中、17歳のフランツ・ヨーゼフはイタリア戦線の老将ラデツキー将軍の元へ送られた。サンタルチアの会戦では、敵の砲弾が間近に飛来しても微動だにせず冷静沈着に振る舞ったとラデツキーの報告書に記されている。
同年12月、欧州全土を揺るがした諸国民の春と呼ばれる革命の嵐の最中、わずか18歳で皇帝に即位。
伯父フェルディナント1世の譲位、そして野心的な実母ゾフィー大公妃の強力な後押しによる、まさに激動の中での幕開けであった。若き皇帝に課せられたのは、崩壊寸前の帝国を絶対王政の力で再統合することだった。
彼は生真面目で官僚的な性質を発揮し、自らを「国家第一の官僚」「帝国の第一下僕」と定義。毎朝4時に起床し、軍服に身を包んで深夜まで膨大な書類を精査・決済する、狂気的とも言える禁欲的なルーティンを生涯にわたって崩さなかった。>>83
1854年、彼はバイエルン公家の次女エリーザベト(愛称シシィ)と結婚する。絶世の美女と謳われた彼女にフランツ・ヨーゼフは一目惚れし、母ゾフィーの反対を押し切ってまで結ばれたが、この結婚こそが彼にとって最大の幸福であり、同時に生涯にわたる贖罪の始まりとなった。
厳格なハプスブルク宮廷の儀礼と姑ゾフィーからの圧迫は、自由を愛するエリーザベトの精神を蝕み、彼女は次第にウィーンから逃避して旅を繰り返すようになる。
フランツ・ヨーゼフは妻を深く愛し、彼女の我が儘や莫大な出費をすべて許し、熱烈なラブレターを送り続けたが、皇帝という立場と宮廷の因習に縛られた彼には、妻の心を真に救い出すことはできなかった。
彼の治世における最初の大きな崩壊の予兆であり、彼自身の軍事的な限界を突きつけられたのが、1859年のイタリア統一戦争におけるソルフェリーノの戦いである。
北イタリアの覇権を巡り、フランス・サルデーニャ連合軍と対峙したハプスブルク帝国軍は、29歳のフランツ・ヨーゼフ自らが総大将として直接指揮を執った。しかし、近代化されたフランス軍の火力と戦術の前にオーストリア軍は惨敗を喫する。
戦場は両軍合わせて約4万人の死傷者が泥と血に塗れて転がる地獄絵図と化し、このあまりの凄惨さを目撃したアンリ・デュナンがのちに赤十字運動を発足させる契機となった。
自らの未熟さゆえに夥しい兵士を失い、さらに肥沃なロンバルディア地方を喪失したこの敗北は、若き皇帝の心に自らの統率力への不信という決定的なトラウマを刻み込むことになった。
さらに、帝国の覇権を完全に失墜させたのが1866年の普墺戦争である。ドイツ連邦の主導権を巡り、ビスマルク率いるプロイセン王国と激突したこの戦争は、近代的な鉄道網と最新式の針打式小銃(ドライゼ銃)を駆使するプロイセン軍の電撃的な進撃の前に、わずか7週間でオーストリアの敗北に終わった。これによりオーストリアはドイツ連邦から完全に追放され、中欧の盟主としての地位を失う。>>84
この度重なる軍事的敗北と国際的孤立は、帝国内部にくすぶっていた多民族の独立機運、特に強力な勢力を持つハンガリー人の反発を爆発させる。国家崩壊の危機に直面したフランツ・ヨーゼフは、 1867年、最大の政治的妥協である「アウスグライヒ(和解・妥協)」を決断せねばならなかった。これはハンガリーに対して独自の政府と議会、独自の憲法を認め、オーストリア皇帝がハンガリー王を兼任する形で一つの国家とする「オーストリア=ハンガリー二重帝国」への改組であった。
フランツ・ヨーゼフは妻のエリーザベトと共にブダペストのマーチャーシュ聖堂でハンガリー国王としての戴冠式を執り行った。
メキシコ皇帝となった弟マクシミリアンが銃殺刑に処されたという知らせを受けたのは、この祝賀行事の最中だった。
追い打ちをかけるように、彼の周囲では凄惨な家庭的悲劇が相次ぐ。1889年には最愛の皇太子ルドルフがマイヤーリンクで愛人マリー・ヴェッツェラと心中自殺を遂げるという未曾有のスキャンダル(マイヤーリンク事件)が発生。後継者を失ったハプスブルク家とフランツ・ヨーゼフの精神は決定的な打撃を受けた。
そして1898年、決定的な悲劇が彼を襲う。精神の均衡を失いながらも旅を続けていた最愛の妻エリーザベトが、スイスのジュネーヴにて無政府主義者のルイジ・ルケーニによって研ぎ澄まされたやすりで胸を刺され、暗殺されたのである。妻の訃報を執務室で受け取った皇帝は、「私がどれほど彼女を愛していたか、誰にも分かりはしない」と崩れ落ち、以後、二度と心から笑うことはなかったという。>>85
それでもなお、老皇帝はその頑ななまでの継続への執念によって、オーストリア、ハンガリー、ボヘミアなど様々な民族が混在する帝国を一つの形に繋ぎ止める精神的支柱であり続けた。
彼自身が「世紀末ウィーン」という退廃的かつ爆発的な文化の開花の舞台を作り上げたウィーン改造の張本人でありながら、本人はその華やかな文化には一切興味を示さず、質素な鉄のベッドに寝起きし、最後まで古き良き「軍人君主」としての義務を果たし続けた。
1914年、甥のフランツ・フェルディナント大公夫妻が暗殺された「サラエボ事件」をきっかけに、老皇帝はセルビアへの宣戦布告に署名。これが世界を焦土と化す第一次世界大戦の引き金となった。彼は戦争の終結とハプスブルク帝国の完全な崩壊(1918年)を見届けることなく、1916年、崩御。享年86歳。死の直前までペンを握り、机に向かって書類を処理しようとしていたという。>>86
【人物・性格】
生真面目、丁寧、そして底知れないほどに自虐的。
君主としての気品ある物腰を崩さないが、自信を喪失しており口を開けば「あの時暗殺されていればよかったのだ」「彼女に声を掛けなければ」と静かに自責の念を漏らす。
また、自らを時代の波に乗り遅れた骨董品と自虐するように、自動車・電話などの文明の利器を嫌っており、生前、自動車に乗ったのは一度だけ、という徹底ぶり。この事から同時代を生きた先進的な英霊達に対してコンプレックスのような感情を抱いている。
エリーザベトに対する感情は完全に破綻しており、口では「聖杯への願いは。あの日、彼女と出会わないようにすることだ」「私たちの結婚は間違いだった」と冷酷に吐き捨てる。……が、その実、未練と執着がカンストしている。
皇帝特権を使ってまで、本来適性のないアサシンクラスで現界している理由は「彼女に合わせる顔がないから隠れる」ためであり、同時に「彼女を影から守る」ため。但し、その事を指摘されると「私は彼女を嫌悪している。だが、あのような無防備な女を放っておけば、また不逞の輩に刺されるに決まっている! だから影から彼女を見守っているのだ、文句があるか!」と、顔を真っ赤にして逆ギレする。ツンデレというよりは、もはやストーカーの類いである。
イメージカラー:夕焼けのオレンジ色
特技:多言語会話、長時間のデスクワーク、エリーザベトウォッチング
好きなもの:軍隊、狩猟、エリーザベト
嫌いなもの:無政府主義者、文明の利器(自動車、電話など)、エリーザベト
天敵:エリーザベト、ルートヴィヒ2世、ルイジ・ルケーニ
願い:エリーザベトとの結婚を無かったことにする。
【一人称】私(わたし) 【二人称】貴方、貴殿、君 【三人称】彼、彼女、あの方>>87
【他クラス変化傾向】
アーチャー、ライダー、キャスター、ルーラー
【関連人物】
エリーザベト:最愛にして、世界で一番不幸にしてしまった女性。
「エリーザベト、自由なる鳥。彼女は私という鳥籠から解き放たれるべきだ」
ルートヴィヒ2世:エリーザベトと親しかったバイエルン国王。
「彼と話している時のエリーザベトは心から楽しそうな顔をする。あぁ、あれが本当のエリーザベトなのだな……」
オイゲン・フォン・ザヴォイエン:ハプスブルクの栄光を支えた英雄。
「私は貴殿の守ったハプスブルクを滅ぼした愚かな皇帝だ、合わせる顔がない」
【コメント】
リクエスト鯖、コンセプトがまとまったので作成、リクエスト内容から色々膨らませた結果、自虐的で面倒臭い性格の男になった。
イメージソングはOfficial髭男dism/Pretender「西王母様の代理として遣わされました。我らは三青鳥、ただの三羽の鳥にございます」
【元ネタ】『山海経』、中国神話、道教伝承など
【CLASS】ルーラー
【真名】西王母
※ 外殻こそ三青鳥という形を取ってはいるが、その内情は西王母の霊基情報が殆どを占めているため、霊基の真名自体は「西王母」のままで登録されている。
【異名・別名・表記揺れ】三青鳥(大鶩、小鶩、青鳥)、王母娘娘、金母元君、王母、瑤池金母、九霊太妙亀山金母、太霊九光亀台金母etc
【性別】雌(青)、雌(大)、雌(小)
【身長・体重】164cm・15kg(青・人型形態)/373cm・42kg(大)/30cm・400g(小)※ 大鶩と小鶩は非戦闘時にはサイズが縮んでいる。
【肌色】白(青鳥、人型形態のもの) 【髪色】碧 【瞳色】黒
【外見・容姿】碧い羽を纏う三羽の鳥。身体の大きさこそ異なるが、共通して首元は赤く、瞳は黒い。青鳥のみ人の姿を模すことができ、迦陵頻伽を思わせるような半人半鳥の姿をしている。
【地域】中国、崑崙山(三危山)
【年代】?
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型、神性、猛獣、非ヒト科
【ステータス】筋力:D+ 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:A 幸運:B 宝具:A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法を以ってしても傷付けるのは難しい。>>89
単独行動:A+
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
主人の元を離れ、その御言葉は伝えるために行動する三青鳥は高ランクで「単独行動」を保有する。
道具作成(偽):A+
三青鳥は道具を作成するのではなく、西王母より託された、あるいは何処からともなく入荷した仙郷の物品を迅速に運搬し、契約者へ「支給」する。
騎乗:-
三青鳥達自身が何かに騎乗する事はない。彼女達は西王母の意思を運ぶ遣いである故に、御言葉(霊基)をその身に乗せ、現世を翔る。
【固有スキル】
神性:C++
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
本来は最高ランクの『女神の神核』を保持するが、三つの霊基へと分割・弱体化しているため、現在のランクに劣化している。>>90
三青鳥:A
西王母に仕える三羽の鳥、即ち「大鶩、小鶩、青鳥」。
古く、そして強大なスケールを誇る神霊『西王母』の現界は、本来であれば不可能を極める。そこで西王母は自らの霊基情報を三つに分割し、自らの遣いである三青鳥へと託し代理とした。
西王母の霊基を内包して現界した鳥達は、三羽で一騎の霊基を共有・保持する。
また、西王母の有する汎用スキル(「怪力」「仙術」「陣地作成」など)を使用可能とする。
神の伝令:A
神の意思を地上へと伝えるメッセンジャー。青鳥は時代が進むにつれ、西王母に食事を運ぶ鳥から、西王母の言葉を伝える使者としての側面を強めていった。
神の使者として仙郷と現世を自在に行き来する権利を保持し、あらゆる境界や結界を無視した空間転移・通行を可能とする。
また、事前に言付けされた「神命」に従う際、限定的な権能の行使を可能とする。>>91
【宝具】
『崑崙青鳥・不熟蟠桃(なんじ、いまだせんきょうにとどかず)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
「你好。崑崙デリバリーの者達です。こちら、西王母様からの贈り物、『崑崙直送品目・蟠桃〈未熟〉(こんろんデリバリーひんもく・ばんとう〈みじゅく〉)』となります。どうぞ、ハンコはこちらに。はい、冗談です。」
汝、未だ仙郷に届かず
西王母が託した宝具の一つ。西王母が漢の武帝や周の穆王といった王に、蟠桃を下賜した逸話に由来する。
西王母の代理である三青鳥が与える蟠桃は、不老長寿を齎せない未熟な代物である。しかし、それでも仙郷に位置する蟠桃園で育った果実は高位の神秘そのものに相違ない。
これを口にした者は仙人にこそ至れずとも、一時的に「仙人一歩手前」──すなわち、霊格の強制引き上げによる超治癒・超活性状態へと変貌する。
とはいえ、未熟なものであれど、本来であれば蟠桃は選ばれた者にのみ口にする事を赦される仙郷の恩恵である。
対象が次の条件──「王の器である事」「高徳を持つ事」「仙縁を有する事」──に当てはまる者であるほど効果時間は伸びるが、口にしたものがこれらを持たぬ凡夫であるほど、効果が切れた後に激しい肉体的反動が対象を襲うこととなる。
そのため、三青鳥が西王母の許可(あるいはよほどの緊急事態)なく、この宝具を他者に受け渡す事は基本的にない。
──ちなみに。
口にすれば真の不老長寿を齎す成熟した蟠桃──真名『崑崙下賜・仙果蟠桃(なんじ、せんきょうにいたれり)』──も実は持ってきていたりする。>>92
『崑崙九門・陸吾開明獣(なんじ、こんろんにたちいることあたわず)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜60 最大捕捉:300人
汝、崑崙に立ち入ること能わず
西王母より託された宝具の一つ。崑崙の丘にあるという九つの門を守護する神獣「開明獣」、その影を召喚する。
『海内西経』に曰く、その身は大きく虎に似て、その顔は人面で九つの首を持っていたとされる。
影とはいえ霊格は極めて高く、並の英霊では抗うことも叶わぬ強大さを誇る。
また、九首は天地八方を常時観測しており、これにより死角を消し去り、敵の奇襲、幻術、気配遮断といった「認識外からの干渉」を無効化し、戦場そのものを開明する。
さらに、同一視される「陸吾」という神の権能を限定的に行使することを可能とする。
陸吾とは『西山経』に語られる神であり、崑崙の丘に在り、その姿は人面で虎身九尾、天の九部と帝の囿時──帝の御苑の春夏秋冬──を司るとされる。
その神性に由来し、周囲一帯の四季循環を一時的に変転させる。春であれば萌ゆる繁栄を、夏であれば身を焼く熱波を、秋であれば枯れゆく衰退を、冬であれば先を閉ざす凍結を齎す。>>93『天厲五残・星羅断獄(てんはなんじのつみをさばきたり)』
ランク:A++ 種別:対罪宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:500人
天は汝の罪を裁きたり
西王母への御饌を捧げ、分割して三羽の内にに組み込んだ西王母の霊基情報を励起させ、合体することで、「山海経」に記される古き西王母の荒ぶる御姿を擬似顕現させる。
大いなる巨躯を有す人面獣身、虎の牙と豹の尾、そして三青鳥の碧い巨翼を有するそれは、青鳥が告げる西王母の言葉そのものであり、罰を執行する神威そのものである。
西王母は咆哮と共に天に星々を巡らせる。その中でも一際赤く輝く五つの星は「五残」──墨、劓、剕、宮、太辟──、即ち「五刑」の具現となり刑を執行する。
まず、その前提として天の災いを示す「天厲」の具現たる星躔が対象を包み、対象が有する「罪」を暴き出す。白日の元に晒された罪の重さに応じ、以下の刑罰が自動的に選択・執行される。
『墨(ぼく)』
罪の刻印。隠蔽能力を強制無効化し、内に秘めた「悪性」や「弱点」を衆目の元へ引きずり出す「布告」を執行する。
『劓(ぎ)』
鼻削ぎ。呼吸(魔力供給路)を遮断し、その存在が持つ「アイデンティティ(面目)」の「剥奪」を執行する。
『剕(ひ)』
足切り。敏捷ランクを最低値に固定し、いかなる脱出も許さぬ結界内への「禁錮」を執行する。
『宮(きゅう)』
陰刑。男性、および『陰陽の理』において陽に属する存在へ、生命根幹の「完全遮断」を執行する。
『太辟(たいへき)』
死刑。天命の下、対象の存在そのものへ絶対的な「死」を執行する。
どの刑がどれだけ重ねて執行されるか、相手がこれまで積み重ねてきた「罪(カルマ)」の量に比例する。この宝具もまた西王母の許可なく発動することは不可能。加えて分割された霊基を一つに戻す不可逆性があるため、西王母は罪を裁いた後に退去する。
故にこそ、これは来るべき時にのみ、解放が受諾される宝具となっている。>>94
【Weapon】
『三青鳥』
大鶩、小鶩、青鳥の三羽によるコンビネーション。
青鳥がヘイトをコントロールして敵陣を翻弄し、生まれた隙を大鶩が力強く蹴散らす。そして、動揺した敵の死角から小鶩が鋭い一撃を放ち、確実にトドメを刺す。
多くの幻想種や神秘が跋扈した古き中原の地にて、神への供物を狩り、西王母へと捧げてきた彼女達の連携は、一騎当千の英雄であっても手を焼くこととなるだろう。
また、青鳥は西王母の「神命」さえあるのならば、対象の罪に合わせた災禍を引き起こす「天厲」、その権能の一端を行使することを可能にする。
【解説】
西王母とは崑崙を統べる仙女にして、全ての女仙を統括する女神である。
『山海経・西山経』には「玉山に住まい、人のようで豹の尾、虎の歯を持ち、よく嘯く。蓬髪に玉の勝(かんざし)を刺し、天厲と五残を司る」とあり、山に住まう荒ぶる異形の神として描かれている。
しかし、時が経つにつれてその在り方は吉神へと変化していく。『淮南子』では后羿に不老不死の薬を与え、『穆天子伝』や『漢武帝内伝』『漢武故事』などでは、穆王や武帝と対面し、宴席を設けたり、不老長寿の象徴たる蟠桃を授けている。
また、織姫のように一年に一度、希有という大鳥の翼に乗って東王父へ会いに行くされ、道教においては最高神「玉皇大帝」の配偶者となり、七柱の娘を産んだという。
このように西王母は時代が下るにつれて、「恐るべき人面獣身の荒神」から、「不老長寿を齎す最高位の吉神」として信仰されるようになった、多層的な神格を有する女神なのである。
──というのが大まかな西王母の概要であるが、此度、人理の危機に際して現界したのはその本体ではなく、代理にして彼女の忠実なる従鳥「三青鳥」であった。
元々は西王母のために食事を運ぶことを役目とする鳥達であり(『山海経・海内北経』)、三危の山に住み(『山海経・西山経』)、その名称はそれぞれ『大鶩』『小鶩』『青鳥』であるという(『山海経・大荒西経』)。
主人である西王母が時が経つれて在り方が変化したように、彼女達も役割が変化していっており、「西王母の意思・来訪を伝える使者」「吉兆」「手紙や知らせ」の象徴する存在として伝承されるようになった。>>95
【人物像】
碧い羽を纏う三羽の鳥。その内、人の姿を模した「青鳥」は、迦陵頻伽を思わせる半人半鳥の美しい侍女の姿をとる。他の二羽(大鶩・小鶩)は霊基のサイズを自在に変えられるため、非戦闘時はスズメのように愛らしいサイズで彼女の肩や頭にちょこんと収まっている。
・青鳥
受動的・外交的
常に微笑を浮かべた、真面目で献身的な人物。常に丁寧な物腰を崩さず、マスターからの配達や伝言の命には「ええ、喜んで」と速やかに、かつ完璧に遂行する。…….なのだが、お茶目というには少々浮世離れした、受け答えに困るような冗談を好むのが玉に傷。
三羽の中でも特に人間と関わりがあったためか、人間たちの泥臭く美しい「感情の揺れ動き」を観察することを娯楽としており、色恋沙汰の伝書鳩などを頼まれると露骨にテンションが上がる。
「『蓬山此去無多路 青鳥殷勤為探看』。ええ、恋愛関係の伝言ならば、より喜んで。そういった心の揺れ動き、私(わたくし)は大好物です」
近年は人間の感情が最も生々しく交錯する「SNS」という文化に深く傾倒しており、日々タイムラインの観察に勤しんでいる。
「何が、とは言いませんが、青い鳥のアイコンに戻らないでしょうか?」
しかし、吉兆の印とされようが、今はどれだけ忠実にマスターへ仕えてようが、その本質は人界離れた神域に潜む化性。古き時代は異形の鬼神であった西王母に供物を捧げていた鳥達だ。故にこそ、それに相応しい人ならざる冷酷さと残酷さを彼女らは等しく有している。
そして、どこまでいっても彼女達の真の主人は「西王母」。世の理にそぐわぬと判断した西王母の言の葉一つで、その者が誰であろう三青鳥は容赦なく命を奪うだろう。
「私(わたくし)達がなぜ三危という名を冠する山に住んでいたか、ご存知ですか?実のところ因果が逆なのです。私(わたくし)達という三羽の脅威が住んでいたからこそ、そのような名の山になったのです。……クスクス、安心してください。冗談ですので。ただ険しい山だったというだけですよ」>>96
・大鶩、小鶩
受動的・内向的(大)/能動的・外交的(小)
青鳥とは異なり、人の言葉を発する事はないが、西王母及びマスターの命令がない時に三羽はよく会話をしている。
大鶩は寡黙で、ドッシリとした態度を崩さない。マスターの様子をじっと観察していることが多い。青鳥曰く「今日の術者様の運勢を案じている」とのこと。しかし、戦闘になれば普段の寡黙さが嘘のように、誰よりも獰猛果敢に敵へとその爪を掻き立てる。
小鶩は好奇心旺盛で、よく青鳥やマスターの周囲をせわしなく飛び回っては、興味深そうに首を傾げている。青鳥曰く「西王母様への供物の吟味を建前にお菓子を要求している」とのこと。逆に、戦闘時は好奇心旺盛さは失われ、爛々と嘴を狙い定め、とどめの機会を伺う暗殺者が如き有り様となる。
特技:配達・配膳、伝言、狩り、エゴサ
好きなもの:感情の揺れ動き(特に恋愛関係)、SNS(青)/静寂(大)/菓子(小)
嫌いなもの:桃泥棒
天敵:孫悟空、東方朔
願い:特になし
【一人称】私(わたくし)、私奴(わたくしめ)ら、私(わたくし)達【二人称】術者様、貴方様、貴方、〇〇様、〇〇(※呼び捨ては下劣な悪人、不埒者のみ。基本的には誰にでも様をつける)【三人称】彼、彼女、アレ、ソレ、コレ
【因縁キャラクター】
太公望
封神を執行した名軍師にして、崑崙山の道士。顔を合わせると、お互いに意味深な笑みを浮かべる。何を考えているのか、何か互いに通じ合う深い思案があるのか。……あるいはどちらも、特に何も考えてないのかもしれない。>>97
黄飛虎
三青鳥達は彼が有する「金眼神鶯」と何やら会話している様子が見られるが、何を話しているか青鳥に聞いても「フフ、秘密です。知らない方がよろしいかと」とはぐらかされる。
玄奘三蔵
彼女の弟子、孫悟空は蟠桃園の管理を任されていながら蟠桃会に招待されなかった事に腹立てて、蟠桃園の桃を盗み食いし、不老不死を得た。そのことに酷く思うところがあるようだ。
大黒天
同じく主人の代行として呼び出されているサーヴァント。その在り方にはシンパシーを感じている。
嫦娥
西王母が后羿へと与えた不老不死の薬を独り占めにし、月へと逃げた女神。西王母はそんな彼女に仙薬作りに従事させる罰を課した。いざ会えば、「貴女様が地上に降りるなんて珍しいですね。今夜は月が十二個同時に昇りでもするのですか?」とかなり皮肉めいたもの言いをするが、サーヴァントとして地上へと現界した嫦娥を、三青鳥はその行く末を見定めるように見つめる。
雨女/瑤姫
ランサーのサーヴァント、雨女。その正体たる瑤姫は、西王母の二十三番目の娘、雲華夫人でもある。主人の娘にあたるため、三青鳥にとっては正真正銘の「お嬢様」である。地上へと降りていった奔放な彼女が、相変わらずの調子で過ごしているのを、彼らはニコニコと眺めている。
【一言コメント】
一羽でちゅん、二羽でちゅんちゅん、三羽揃えば牙をむくバルダッサーレ・コッサ等の作者です。
既存の自作鯖のwiki修正と、他作鯖も含む大規模なタグ追加を行ったため連絡しておきます。
1.「教皇」タグの追加。ローマ教皇のサーヴァントがwiki内に複数すること、しかも現行のキリスト教関連偉人に使われがちな「聖人」に該当しない存在もまた複数存在することから。
自鯖:バルダッサーレ・コッサ、ホノリウス
他鯖:ホノリウス三世、マロツィア、ボニファティウス8世、シルウェステル2世、シモン・ペトロ
2.自鯖の文章誤り・誤字脱字の軽微な修正・検閲除けで本スレ投稿版では「〇す」等から変更していた文等の修正、宝具詠唱などのカラーコードの変更
自鯖:バルダッサーレ・コッサ、舜天(水着)、ウェルギリウス、ハイレ・セラシエ1世、ペルーン
3.ウェルギリウスのその他属性「ローマ」を失念していたので内容追加
4.自鯖・他鯖のタグ修整
自鯖:舜天(水着)(+水着)、ウェルギリウス(+史実 神曲 民間伝承 ローマ キャスター 混沌 善 地 女性 女体化 魔術師 作家 ss使用可)
他鯖:温羅(夏)(+水着)、火雷神(夏)(+水着)、エリーザベト(夏)(+水着)、夏雷神(若)(+水着)、シャーロック・ホームズ〔オルタ〕(+オルタ)、アルゴー号〔オルタ〕(+オルタ)、アスタルト・オルタ(+オルタ)、イシュタム〔オルタ〕(+オルタ)、カルナ(オルタ)(+オルタ)、アスクレピオス・オルタ(+オルタ)>>99
wiki追加ありがとうございました!>>100
タグ付けせんくー「お前、どこの英霊だ?セグウェイで戦う騎兵(ライダー)なんぞ聞いたことがねえ。」
「手段を択ぶのが騎士道だと云うのであれば、貴公とは意見が合わないようだ。」
【元ネタ】ランスロ或いは荷車の騎士、散文ランスロ
【CLASS】ライダー
【真名】ランスロット
【異名・別名・表記揺れ】荷車の騎士
【性別】男性
【身長・体重】191cm・81kg
【容姿】襤褸布を身に纏い、ローラースケートを履き、セグウェイを担いだ紫髪のイケメン。
「いや、マジで聞いたことねえよ。どこの英霊だよ。」
【地域】イギリス/フランス
【年代】6世紀
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】円卓の騎士
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:A 魔力:C 幸運:B+ 宝具:A>>103
【クラス別スキル】
騎乗(オーバーロード):A
ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなすための能力。騎乗の才能。
また、英霊の生前には存在しなかった未知の乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、ホバーボード、エレベーター、ホッピング、果てはバケットホイールエクスカベーター)すらも直感によって自在に乗りこなせる。
『荷車の騎士』においてランスロット卿は馬2頭を乗り潰している。騎乗の過程でその乗騎の限界を超えた性能を発揮できるが、限界を超えた以上、当然その乗騎の寿命は大きく縮む。
対魔力:B
ライダーのクラススキル。魔術への耐性を得る能力。
自身に宿す精霊と妖精の加護により魔術を弾く。
気配順応:D
アサシンのクラススキル、気配遮断の変種スキル。「その場にいて当然」と思わせる認識改変。
襤褸布を被り騎士としての気配を遮断することで、「その場に人間がいる」ことにこそ気付かれても、「それが自分を攻撃する可能性がある」「それが英霊である」「それが円卓最強の騎士である」ことを悟らせないステータス隠蔽能力。
セイバー・バーサーカー時の宝具「己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)」が変化したもの。>>104
【固有スキル】
無冠の武芸:-
様々な理由から、他者に認められることのなかった武具の技量。
戦闘に関するステータス・スキルランクを1ランク低く見えるようにし、精神的な侮りも誘発する。
後述の通り極めて珍妙な格好をしているので、分かっていても侮る。
無窮の武練:A
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。極められた武芸の手練。
心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
扱ったことのない武装であっても十全に扱え、たとえ如何なる状態であっても……自分がどれだけ珍妙な格好をしていても、精神は揺らがず、戦闘力は低下しない。
精霊の加護:A
精霊からの祝福により、危機的な局面において優先的に幸運を呼び寄せる能力。その発動は武勲を立て得る戦場のみに限定される。
アーサー王伝説の騎士は、湖の乙女のみならず、小人や妖精などの加護を受ける機会も多い。>>105
【宝具】
『荷車の騎士(カリバー・デ・ラ・チャリオッツ)』
ランク:A 種別:対車宝具 レンジ:1 最大捕捉:30両
ランスロットは誘拐された王妃ギネヴィアを救うため、その行く先を知るというドワーフの駆る襤褸馬車に乗って移動した。不名誉を許さず自身の馬で移動したガウェインと異なり行く先々で嘲笑されるも、最後にはランスロットこそがギネヴィアを救ったのだ。
自身に付き従う鍛冶妖精(ドワーフ)の宝具。ドワーフが魔力を注いだ「非生物の乗騎」はいかなるものであっても宝具化する。
宝具化した乗騎は高ランクの「無冠の武芸」スキルを獲得し、宝具化していることすらを悟らせない。
別クラスの自身が持つ「騎士は徒手にて死せず」と同質の宝具であるが、この宝具は「いかなるものを宝具化しても性能が変わらない」という変則的な性質を持つ。
襤褸馬車でも三輪車でも、戦車でも伝承に名高い秘宝であっても区別なく均一にDランク宝具の性質を得るため、高尚な乗り物に乗る必要は一切ない。
現地調達した/ありふれた乗り物を使い潰すための宝具。
……なお、「いかなる乗り物を宝具化しても性能が変わらない」という事実は、状況によっては複数の宝具を保持できるということでもある。
例えばローラースケートは音速での蹴りを可能とし、竹馬は魔槍に匹敵する神器となる。セグウェイはハンマーに似ている。果てはラジコンカーやチョロQでさえ自走式の壊れた幻想爆弾と化す。
そして、その調達は非常に容易である。
そして、ランスロット卿という騎士、それも名誉より実利を取る荷車の騎士の伝承をベースとしたライダークラスの彼は、そういう手段を積極的に取る。>>106
『不撓燃えたつ勝利の剣(セクエンス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
「散文ランスロ」において、ランスロット卿が振るう、アーサー王より下賜された短剣。
王妃ギネヴィアを救い出したことで褒美として授けられたものとされ、その冒険が『荷車の騎士』である。
アーサー王が死闘の場にのみ携えたとされる名剣。……ダガー、短剣とは、刺すことと投げることに向いた剣である。これ単独で用いるのではなく、不意打ちや暗殺、武器を失うことを恐れるが故に携える剣であり……名誉を重んじる騎士が扱うのは、名誉を捨ててでも勝たなければいけないほどの強敵との死闘を覚悟したときである。
アロンダイトに匹敵する破壊力を持った神造兵装でありながら、刃渡りが40㎝程しかない。
直接戦闘に向いたものではなく、「セグウェイをハンマー代わりに使ってくる奴が聖剣を持っているわけがない」と油断したところにビームを打つかオーバーロードして刺すかするための宝具。
アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ライダー)は小銃として用いていたが、これはその改造前のもの。
【解説】
「ライダー」のクラスで召喚されたランスロット。
多くの物語に登場する英霊は、クラスや召喚時の性質によっては別の出典を得るケース(史実出典のカール大帝とフランスもの出典のシャルルマーニュ、史実由来のセイバー・ジル・ド・レェと「青髭」の側面が強いキャスター・ジル・ド・レェなど。)が存在し、今回のランスロットは「荷車の騎士」を出典とする。>>107
アーサー王の宮廷に現れたゴール国の王子メレアガンは、捕らえたログレスの民を解放する条件として王妃ギネヴィア(と護衛役として自分から捕縛されたケイ卿)を連れ去った。
ガウェインと、途中で出会った名を明かさぬ騎士が追跡したが、騎士は馬を失い、ついでにガウェインから借りた予備の馬も乗り潰した後、王妃の行方を教えるという小人の荷車に乗った。
荷車は罪人を運ぶ不名誉な乗り物であり、騎士も一瞬ためらったが、王妃への愛を騎士の名誉より優先した。ガウェインは荷車に乗ることを拒み、馬で追ったため、王妃の救出には間に合わなかった。
騎士は刃でできた「剣の橋」を傷つきながら渡ってゴール国へ入り、王妃を救った。しかしグィネヴィアは、荷車に乗る際の一瞬のためらいを愛の不足とみなし、彼を冷遇した。誤解が解けると二人は密かに結ばれた。
この騎士はうっかりこの時点で王妃に手を出してしまう。ベッドについていた血により、メレアガンにより、ギネヴィアがアーサー王の妃でありながら姦通したと非難される(事実)。ついでに護衛役だったケイに姦通の罪が被せられる(冤罪)。
この騎士……メレアガンがアーサー王の宮廷に訪れた際には馬を乗り潰して途方に暮れていた円卓最強の騎士ランスロットは、正体を明かし、王妃の謂れなき不名誉(?)を雪ぐためメレアガンと決闘する。
この決闘は勝負がつかなかったものの、ギネヴィア達は解放される。恨みを持っていたメレアガンはランスロットを騙して塔に幽閉するものの、メレアガンの妹を誑かしたランスロットは脱獄し、二度目の一騎打ちでメレアガンに勝利した。
【コメント】
ライダークラスで召喚されたサー・ランスロット。円卓の騎士はさまざまな物語を有するので、出典となる物語を変えるだけでここまでステータスが変わる、という例。
でも、「マンチ性能を持っていて手段を択ばない」という点では相当にランスロット卿らしいとはいえる。
wiki追加・SS使用可能です。【元ネタ】ギリシャ神話 『イリアス』
【CLASS】ランサー
【真名】アスカラポス・オルコメノス
【異名・別名・表記揺れ】アレスの子 アスカラポス、アスカラポス(ランサー)、英霊アスカラポス
【性別】男性
【身長・体重】195cm・105kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】紫
【外見・容姿】
筋骨隆々としたいかにも戦士然とした巨漢。鎧兜を身に纏った様は紫の眼光も合わせて機神アレスを彷彿とさせる。
【地域】ギリシャ
【年代】神代(トロイア戦争)
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性・アルゴー号ゆかりの者・ギリシャ神話系男性
【ステータス】筋力B+ 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。>>109
【固有スキル】
神性:B
軍神アレスの子として神性を持つ。
この神霊適正は神性がB以下の軍神・戦神系の英霊に対して、与えるダメージが増加するが、自身の被ダメージも増加してしまう。
軍神咆哮:A-
身体に流れる軍神アレスの血を呼び起こす咆哮。
戦士として共に立つ味方は、軍神に率いられたが如く、その叫びに勇猛さを与えられる。
ランサーが加勢した戦闘は奮い立つ自軍と恐慌する敵軍が入り乱れ、より苛烈さを増していく。
軍神の寵愛:B
息子として父である軍神アレスの寵愛を受けている。
ランサーが戦場で斃れた際には軍神アレスはその死を嘆き、
主神ゼウスの意思を無視して仇を討とうとして戦女神であるアテナに制されたという。>>110
【宝具】
『応酬の槍よ、彼我を穿て(カウンター・メーリオネース)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉: 1人
ランサーを投槍で討った敵将がその後に槍で傷つけられ撤退に追い込まれたという事象が昇華した因果応報の宝具。
対象がランサーを負傷させた際に同種の傷……槍で穿たれれば穿通痕、刃で斬られれば裂傷が対象にも浮かび上がる。
但し、“同種の傷”であって“同様の傷”ではないため、彼我のダメージ比は必ずしも均等にはならない。
そのため、受けた傷を倍返しはどころか、そのまま相手に返すことすらままならないこともあり、「報復」としてはどこぞの三流宝具にも劣る低級宝具。
しかし、その真価は軍神の子であり英雄たるランサーの傷つこうと衰えぬ武力が伴うことで発揮され、
ランサーを傷つければダメージの多寡はともかく必ず傷を負うという状況は相手に攻撃を躊躇させ、
その隙をランサーは見逃すことなく苛烈に攻め入ることができる。
『嘆きの父、軍神の槍(イレイザー・アレース)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉: 500人
第一宝具の基盤ともなっている事象の拡大解釈。
「ランサーを槍で討った敵将がその後に槍で傷つけられた」「軍神アレスはランサーの死を嘆き、仇を討とうとした」
という二つの神話的事実を結びつけることで、ランサーを傷つけた対象に向けて軍神の槍……アレスの象徴である巨大な槍と松明を体現する光の柱を突き立てる。
とあるフンヌ(匈奴)族の王が担う『涙の星、軍神の剣』にも似るが、こちらは反撃の性質上、
ランサーが受けた攻撃から対象の位置を逆算して発動されるため、ポインターにより攻撃地点を指定する必要がない。
そのため、殲滅範囲も縮小され魔力消費や小回りが効くなどの利点がある。>>111
ランサーはこの宝具を「戦場での命運を父神に委ねてしまうモノ」として使用には消極的だが、
自身の全身全霊……軍神の加護を含めた全てをぶつけるに値する存在と邂逅したならば、この宝具を自ら解放するだろう。
【解説】
戦争の神アレスの血を引く半神半人。
兄弟であるイアルメノスと共に都市国家オルコメノスを支配した。
また、兄弟共にヘレネーの婚約者の一人であり、一説によるとアルゴノーツの一人であるともされる。
トロイア戦争では自分達が統治するするオルコメノスと同じく都市国家アスプレドンから編成される
軍船30隻を率いて参戦し、アカイア勢として戦争に貢献した。
同じくアカイア勢の将軍イドメネウスがアイネイアスの義兄アルカトオスの遺体を巡って
トロイア軍と争っていた際に加勢したが、ヘクトールの兄弟である敵将デイポボスが投げた槍が命中し、
アスカラポスは討たれてしまった。
すると、今度はアスカラポスの遺体を巡って両軍が争い、
デイポボスはアスカラポスの武具を奪おうとした際にイドメテウスの従者に上腕を槍で刺されて傷を負ったため、味方に助けられながら戦場から離脱した。
アレスは息子の死を知ると酷く嘆き、ゼウスの意思を無視して仇を討ちに行こうとしたが、アテナがそれを止めたという。>>112
【人物・性格】
力を以て覇を唱える……よく言えば豪快、悪く取れば野蛮とも言える人物。
軍神の子に相応しく武力・戦力で決められたことには意を唱える脳筋戦士。
如何にもな豪傑であるが、一方でアルゴノーツやアカイア勢の英雄と比べて武功で名を馳せることはなかったことがコンプレックスでもある。
軍神の血を引く者として不甲斐ないと思っており、サーヴァントとして現界した際にも聖杯へよりも誇り高い闘いと華々しい戦果を望む。
イメージカラー:赤・紫
特技:武力統治
好きなもの:父・兄弟・戦場
嫌いなもの:敗走・犬死
天敵:デイポボス
願い:なし。ただ誉ある闘争を。
【一人称】我 【二人称】汝 【三人称】奴
【因縁キャラ】
アスカラポス(FGO):同郷同名のサーヴァント。神霊と英霊という差はあれどサーヴァントとして父神の力に依存していること、それでも己の使命を全うする様に共感を覚えている。>>113
ペンテシレイア:自身と軍神アレスを父に持つ女王。同じ父を仰ぎながらもトロイア戦争では互いに敵対陣営についたことを皮肉に思いつつも、戦の神の縁者としての必然であるとも受け止めている。
ヘラクレス:共にアルゴー号に乗り込んだ英雄であり父神アレスと渡り合った大英雄。自身の力のみで神と肩を並べる彼はランサーにとって理想の英雄像そのもの。
ディオスクロイ:共にアルゴー号に乗り込んだ英雄。相変わらずのカストロに呆れつつ、兄妹で一つの霊基を成す絆の強さに、英雄の兄弟(イアルメノス)を持つ者として感嘆している。
【コメント】
アスカラポス違い。
1回誤ってデータが飛んでしまったのでリクエストに投げたが、自分で一から作り直した。
【wiki登録・SS使用】可【出典】史実、および4世紀の教会史(ルフィノス、ソゾメノス、ソクラテス・スコラスティクスらの記述)
【CLASS】ランサー
【真名】マヴィア
【異名・別名・表記揺れ】マウィッヤ(Mawiyya)、マオウィヴァ(Maowiva)、ムアーウィヤ(Mu`awiya)
【性別】女性
【身長・体重】159cm・51kg
【肌色】小麦肌 【髪色】夜を溶かしたような黒髪【瞳色】ディープパープル
【スリーサイズ】B76/W54/H78
【外見・容姿】ウェーブした黒髪の小柄でどこか幼さの残るダウナーな雰囲気の少女。ゆったりした砂漠の民の民族衣装を纏い、額にはきらびやかな金細工の額飾りが乗る。
【地域】シリア、パレスチナ、エジプト
【年代】4世紀後半~5世紀初頭
【属性】中立・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・王・ローマ
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:C 幸運:B 宝具:C>>117
【宝具】
『戦塵濛濛たる捲土の騎槍(ファーリス・ラムマーフ・アッ=サハラー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:10人
砂漠を味方につけて強大なローマ帝国と互角に渡り合ったランサーの戦術が具現化した宝具。
形状は穂先に渦を巻く砂塵を纏う実戦用のシンプルな長槍。
真名開放とともに、槍を振って発生させた砂嵐の中から機動性に優れたアラブ馬を呼び出し騎乗、長槍を構え、かつてローマ帝国軍を幾度も蹂躙した苛烈極まる超高速の一撃離脱戦法を仕掛ける。
突撃自体の破壊力もさることながら、この宝具の真髄は戦線離脱時における追撃妨害効果にある。
攻撃が終了した瞬間、去り行くランサーの背後に砂嵐が発生し、Aランク相当の仕切り直しの効果が発動、確実に敵の追撃を振り切ることが可能。
一撃で敵を倒すためではなく、次の攻撃に繋げるための宝具。砂塵の彼方から何度も何度も繰り返し襲い来るランサーの攻撃を受け続ければ如何に強大な英霊と言えどいつかは崩れ去るだろう。
【Weapon】
『戦塵濛濛たる捲土の騎槍』
通常武装としても使用される。真名解放をせずとも振るうたびに砂塵を放ち、敵の目潰しや間合いの誤認を誘う。
『無銘:アラブ馬』>>118
【解説】
マヴィア(マウィッヤ)は、4世紀後半にローマ帝国の東部国境(リメス・アラビクス)において、帝国を震え上がらせるほどの凄まじい反乱を主導した、アラブ人戦士女王である。
彼女は、シリア南部を拠点としていた半遊牧アラブ部族の緩やかな連合体「タヌーフ部族同盟」の最後の王、アル=ハワーリーの妻であった。
西暦375年に夫が後継者を残さずに死去すると、マヴィアは同盟の全権を掌握し、最高指導者として君臨した。
当時、ローマ帝国はタヌーフ族を「同盟部族(フォエデラティ)」として国境警備に利用していたが、当時のローマ皇帝ウァレンスはアラブ側の要望を無視し、自らが信奉するキリスト教アリアス派(当時のニカイア正統派からは異端とされた)の司教を彼らに押し付けようとした。
これに対する宗教的反発、および政治的自治の危機を感じ取ったマヴィアは、本拠地であったアレッポから民を引き連れて砂漠の奥深くへと撤退。他の砂漠アラブ諸部族と強固な同盟を結び、ローマ帝国に対する大規模な大蜂起を敢行した。>>119
彼女の軍事的才能は、砂漠の地形を熟知した「神出鬼没のゲリラ戦」と「電撃的な騎馬突撃」において遺憾なく発揮された。
タヌーフ族は100年以上にわたりローマの同盟部族として共に戦ってきた歴史があり、ローマ軍の装備・戦術、補給路と言った情報を熟知していた。
また、マヴィアは砂漠の部族だけでなく、ローマの支配下にあった町の人々からも支持を得ていたとされ、ローマ軍の動きに関する正確な情報を得ることが出来た。一方のローマ軍は、定住地を持たず砂漠を移動し続ける反乱軍を見つけることが出来ず、報復攻撃を行えずにいた。
ローマ軍との戦闘においては大規模な会戦を避け、砂漠の奥深くから現れてはローマの町や軍隊を襲撃し、追撃される前に砂漠の安全地帯へと撤退するヒット&ラン戦法を徹底した。
反乱軍による神出鬼没の攻撃はシリア、ヨルダン、パレスチナ、フェニキアからエジプトの国境に至る広大な戦域で同時に展開された、そのためローマ軍は戦力を一点に集中することが出来ず、各個撃破の形で破っていった。
装備面では、反乱軍はローマのものより長い槍を使用していた。この長さのアドバンテージにより、接近戦になる前に先んじて打撃を与えることができ、ローマ軍にとって非常に大きな脅威となった。
また、反乱軍の馬はローマの馬より速く、操作性にも優れており、不利な状況から即座に離脱することが可能だった。>>120
こうして、ローマ帝国の正規軍を何度も壊滅・敗退させ完全に戦況を支配したマヴィアは、ローマ帝国に対して自ら和平条件を突きつけた。その条件とは、「自分たちが深く尊崇する高潔な砂漠の隠者『モーセ』を、正統派のアラブ人司教として叙任すること」であった。
窮地に陥ったウァレンス皇帝はこの要求を呑まざるを得ず、モーセはアラブ初の司教となった。
和平成立後、条約に基づきマヴィアは精強なアラブ騎兵隊をローマに貸与した。
西暦378年、ハドリアノポリスの戦いでウァレンス皇帝が戦死し、勝ち誇ったゴート族の軍勢が帝国の首都コンスタンティノープルへと押し寄せた際、マヴィアの送ったサラセン人部隊がその防衛戦に参戦。狂気的なまでの猛勇を振るってゴート軍を震撼させ、見事に首都を守り抜くという大功を立てた。
後世の史家からは「パルミラの女王ゼノビアに匹敵する、あるいはそれを超える古代アラビアで最も偉大な戦士女王」と称えられている。>>121
【人物・性格】
誇り高く、峻烈にして、徹底的な省エネ主義者。
常に気怠げで言葉数も最小限。「あー……」「だるい……」「お腹すいた……」が口癖。
普段は日陰や涼しい屋内で丸くなって寝ているかアイスを食べていることがほとんど。
しかし、これは決して怠慢や無気力ではなく、45度を超える殺人的な砂漠の環境で、水分と体力を温存し、いざという瞬間に100%の戦闘力を発揮するためという、過酷な自然に適応したアラブ人の生存戦略である。と本人は語る。
一見怠惰な少女に見えても、彼女は女王として部族連合を率いた人物であり、いかに自民の尊厳と利益を守るかを最優先に考える統治者としての一面を持っている。
また、一度結んだ「対等な条約」や「信頼に足る約束」は命を懸けて遵守する義理堅さを持つ(コンスタンティノープルに援軍を送ったのも、それが『約束』だったからである)。それゆえ相手が一方的に約束を破った時の怒りは凄まじい。
ひとたび敵の発見や作戦開始の報が入ると、脳のギアが冷徹な戦士女王へと瞬時に切り替わり、一切の容赦のない苛烈な戦いぶりを見せるが、終わればまたすぐにフッと省エネモードに戻る。
そのギャップは、まさに昼間は動かないが、夜になると一撃で獲物を仕留める砂漠の肉食獣のそれである。
イメージカラー:サンドベージュ
特技:省エネ、砂漠の行軍
好きなもの:睡眠、デーツ、アイス
嫌いなもの:約束を反故にされること、昼の砂漠
天敵:ウァレンス
願い:特に無し、「聖杯を器にアイスでも食べようか」
【一人称】わたし 【二人称】あんた、マスター 【三人称】あれ、あいつら>>122
【台詞例】
「ローマ軍が見つかったの? ……じゃあ襲いに行こっか」
「女王を動かすということは部族を動かすということ、だから気安く。……え、アイス? 行く」
「我ら、砂塵と共に来たりて砂塵と共に去り行く者、『戦塵濛濛たる捲土の騎槍(ファーリス・ラムマーフ・アッ=サハラー)』!」
【関連人物】
ゼノビア:古代中東の戦士女王として自身と比較されることのある人物。
「パルミラの女王……。綺麗だし、強いと思う。……でも、守るべき場所があるって、とても強いけど、同じくらい弱いと思うの」
ウァレンス:当時のローマ皇帝。
「余計な宗教を押し付けて、わたしの睡眠時間を削った愚か者。……ハドリアノポリスで灰になったのは、自業自得。因果応報、自業自得……(すやすや)」
モーセ(司教):崇敬する砂漠の隠者。
「モーセはいい。物静かで、砂漠の奥でずーっとじっとしてる。お祈りしてる時だけ、ちょっと神々しい。ああいう静かな生活、あこがれる……」
【コメント】
ローマ帝国に完勝したという凄まじい経歴を持つ女王。
宝具のルビはアラビア語で「砂漠の槍騎兵」を意味する、ファーリスは騎兵、ラムマーフは槍使い、槍兵という意味だが、文脈で騎兵であることが明らかな場合はラムマーフ単体で槍騎兵という意味になるらしい。「陽気発処、金石亦透、精神一到、何事不成(陽気発する処、金石亦透る、精神一到、何事か成らざらん)」
【元ネタ】史実
【CLASS】ルーラー
【真名】朱子
【異名・別名・表記揺れ】朱熹(本名) 元晦、仲晦(字) 文公(諡) 晦庵・晦翁・雲谷老人・遯翁・紫陽(号)
【性別】男性
【身長・体重】179cm・66kg
【外見・容姿】長身痩躯、白を基調とした宋代士大夫の袍を纏う初老の男性。右目の端に北斗七星の形に並んだ七つの黒子がある。
【地域】中国
【年代】南宋
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力EX 幸運B 宝具EX>>125
【固有スキル】
易:A
六十四卦から宇宙の動きすべてを読み取り運命を察知する、儒教が整備した魔術体系。
精神一到:EX
『精神一到、何事不成(せいしんいっとう、なにごとかならざらん)』
形而上の存在である“理”に沿って行動すれば、形而下の存在である“気”は自ずと従う。故に成し遂げられない事はない、という理念。
朱子が本気で成し遂げようとした事であれば、朱子自身の能力や置かれている状況から言って不可能と思えるような内容でも、周囲の状況が都合のいいように変遷していき、最後には必ず成し遂げられる。
意思の力一つで周囲の運命やテクスチャの法則を隷属させるもの、と言い換えてもいい。
端的に言えば、その判定が僅かでも成功する確率があるならば、必ず成功させる事ができる。
しかし、成功させた判定の本来の難度に応じたリソース――すなわち魔力(MP)を消費する。
社倉事目:A
リソースを自らの外部に貯蓄するユニークスキル。
魔力に限らず様々なリソースを貯蓄できる概念に変換し、必要に応じて元となったリソースに再転換する事ができる。
彼のスキルや宝具を運用するにあたって必要不可欠なスキルと言える。>>126
【宝具】
『理気二元・天人合一(りきにげん・てんじんごういつ)』
ランク:EX 種別:対理宝具 レンジ:- 最大捕捉:‐
朱子の思想や理念が、強固な概念にまで昇華されたもの。人理を歪める鋳型。
人間の集合無意識を朱子の――そして朱子学を唱えた全ての儒者の理想とする律の形に誘導し、変質させる。
人理を儒教の唱える天理に置き換えるもの、と言い換えても良い。
……その特性故に、現代の世界においては濾過人理補正現象を発生させるものとなる。
彼の思想――朱子学は個々人の人格の陶冶から理想とする秩序規範、物理法則、果ては宇宙論に至るまでを儒教道徳に基づく形で貫徹・体系化した壮大な思想である。
逆説的に言えば、形而下の存在は全て朱子が唱えた“理”の影響を受けるという事。
その概念を昇華した事で、逆説的に人類の集合無意識を朱子の思想に沿う形に歪めていく(朱子からすれば正していく)宝具となった。
端的に言えば「人類はかくあるべし」「人類社会の形はかくあるべし」「人類が目指すべき理想はかくあるべし」という強烈な同調圧力。
個々人の欲求を抑圧して一つのシステムの部品と成さしめ、思想・倫理観を一元化する力である。
これにより人類の集合無意識は変質していき、地球の物理法則(テクスチャ)すらも朱子の思想体系に沿う形へと改竄されていく。
なお、この宝具の効果が広まるほどに濾過人理補正現象を発生させるリスクが上がり、最終的には必ず世界の滅亡に至る。
この宝具は、南宋を救わんと志して、かえって滅亡の一因を作った過去をより大規模に再現するものであると同時に
世界の理想像を目指して世界を滅ぼす理想主義者の宿痾を如実に現すものと言えるだろう。>>127
【解説】
南宋の儒学者・政治家。中国のみならず日本や朝鮮など東アジア全般に影響を及ぼした朱子学の創始者。
儒教の精神・本質を明らかにしたとも、恣意的な解釈や捏造を加えたとも言われるが、
儒教を中華の思想・規範として再度体系化した儒教中興の祖(あるいは道学の大成者)という点では意見が一致している。
右目の端に北斗七星の形に並ぶ七つの黒子を持って生まれたと伝わる。
父・朱松は金の侵攻に対して徹底抗戦を主張する硬骨の官人であったが、和議派の宰相・秦檜に疎まれて中央政界から遠ざけられ、地方での不遇の中で没する。
朱松は息子に三人の友人――胡憲・劉勉之・劉子翬――のもとで学ぶよう遺言し、朱熹はこの崇安の三先生に師事することとなった。
この時期、朱熹は儒学の傍ら禅宗にも深く傾倒し、一時は禅の公案に没入する時期があった。
内面の問いへの鋭敏さ、形而上の世界への探究欲が、当初は禅という形に向かったと思われる。
十九歳で進士に合格した後、同安県の主簿として地方官の職に就く。几帳面な仕事ぶりで帳簿を処理しながら、学校行政にも尽力した。
その傍ら朱熹は生涯の師となる李侗(延平先生)に出会い、数年にわたる師弟関係を通じて禅への傾斜を脱し、程顥・程頤(二程子)の道学へと立場を定める。
李侗との問答は後の朱子学の核心――静坐による未発の涵養、天理の直観――の基礎を形作るものであった。
以後の朱熹の生涯は、地方官としての実務と講学・著述の二本立てで進んでいく。
しかしその多くは地方の下級官職であり、宮廷政治の中枢とは縁遠い日々が続いた。
建寧府で大飢饉が発生すると、朱熹は私蔵していた穀物を提供して民を救済し、利息を柔軟に調整しながら貸付を継続する『社倉法』を実施した。
この試みは「飢饉時に食を欠く者なし」と称えられるほどの成功を収め、朱熹は皇帝にこの制度を上奏して全国普及を促した。>>128
やがて、友人・呂祖謙の仲介により、陸九淵(象山先生)との会講が江西の鵝湖寺にて行われる(鵝湖の会)。
朱熹が「格物致知」による逐一の探究を重視するのに対し、陸九淵は「先立てて大体(心)を確立する」という心学の立場から真っ向から対立し、両者は終に決定的な合意に至らなかった。
この論争は中国思想史上最も有名な学術討論の一つとして記憶されており、「理学と心学の分岐点」として後世に語り継がれる。
淳熙五年(1178年)、朱熹は南康軍の長官に任じられ、廬山の麓に荒廃していた白鹿洞書院の復興に着手する。
書院に学規を制定し、各地の学者を招いて講義を開くこの試みは、書院教育のあるべき形を示す模範として後世に大きな影響を与えた。
ここで朱熹は陸九淵をも招聘して講義させており、思想的立場を異にする論敵への敬意もまた失わなかった。
しかし、朱熹が中央政界に本格的に招かれたのは生涯でほんの短い期間に過ぎない。
寧宗朝に侍講として皇帝に『大学』を講じる栄誉を得たが、宮廷の権力闘争に巻き込まれ、程なくして地方に追いやられた。
寧宗の即位後、実権を握った韓侂胄は朱熹と道学派を政敵と見なし、朱熹の学を「偽学」と断じて弾圧を開始する(慶元偽学の禁)。
道学に連なる者は官界から追放され、朱熹の著書は禁書とされた。
弾圧の中、朱熹は筆を折ることなく、死ぬまで著述と弟子の教育を続けた。
その死から六年後、韓侂胄は誅殺され、偽学の禁は解除される。
朱熹は追贈・追封を受け、後に孔子廟に従祀されて最高位の哲人の列に加えられた。
朱子学は14世紀に科挙に採用され、明朝では官学となり、日本や朝鮮など周辺国家にも多大な影響を与えた。>>129
【余談:朱子学について】
朱子学の教説は、その成立過程も含めて長く深く込み入ったものであり、その教説の内容を語れば切りが無いが
成立した背景に絞って語弊を恐れずに言うならば
儒教を万事の規範と位置づけ、仏教や道教が担っていた領域をも説明し得る体系の構築を目指したイデオロギーであったと言える。
朱子学――ひいては道学は、儒教の祖である孔子とそれを良く継いだ(と道学派が主張する)孟子の道統論を前提に
仏教や道教を排して儒教一元による人間倫理、社会秩序、政治学、ひいては宇宙論の構築までもを目論んだものである。
当の南宋では概して仏教、道教、儒教の三教が並立して受け入れられており、
主として仏教(特に禅宗)は個人の心を陶冶するものとして受け入れられ、道教は民間の祭祀を担い、儒教は士大夫や国政の儀礼を担っていた。
朱子学含む道学は、この仏教、道教が主に担っていた範囲も含め人の営みの全てを儒教に包括させる事で
南宋の宗教観・社会秩序の一元化をも目論んだものである。
南宋の人心は、国家存亡に対する危機意識を背景に、挙国一致を成し遂げる為の理論的裏付けを求めており、道学が興隆した一因はそうした需要が背景にあったとも言える。
建前としては(完璧なはずだと儒教では位置づけられた)孔子本来の説に立ち返ると説きつつ、
対立する仏教や道教の思想の換骨奪胎や儒教経典の恣意的解釈や牽強付会、さらには論拠の捏造までも行ったのが道学であり、朱子学であった。
(こうした行為は現代的な視点では非難すべきものだろうが、古今東西の宗教・学問でよくあった事でもある)>>130
だが、朱子は儒教の矛盾点やこれまでの歴史上の様々な学派による学説を統廃合し、人間倫理から秩序規範、果ては宇宙観に至るまでを一つの理の下に体系立て、中華思想を再編したという点で、同時代の他の儒学者とは一線を画する功績を挙げたと言える。
同じような儒教秩序の再編を目論んだ学派に、王安石を祖とする新学・新法派があり、
これは国家によるトップダウン形式を取り、集権化による効率化・体系化を狙ったものであった為、
地方に土着する豪強――平たく言えば既得権益層との衝突・摩擦が避けられなかった。
対して道学の流れを汲む朱子学は概して言えば孔子の教え通りのボトムアップ形式を取り、(朱子自身が意識した事ではないが)豪強が自身や宗族の利権を守る事に対して大義名分を与えるバックボーンにもなった。
修身・斉家・治国・平天下――まず自分の行いを正しくするところから始め、そこから敷衍して家庭をととのえ、国家を治め、そして天下を平和にする――という孔子の言葉を由来とした理念を字義通りに継承した朱子学は、
土着の有力者達やそれと癒着する士大夫、中央権力に参与できない士人などといった者たちにとって、まことに都合のいいものであったと言える。
かくて朱子学は中央権力から自身や宗族の利権を守る事を正当化し、分権主義的な統治を容認する格好の大義名分となった。
一時は集権化を目指す新学・新法派から弾圧を受けるも、やがて数に劣る新学・新法派を圧倒し、中央政界すらも席巻したのである。
朱子学の受益者は各々の忠義や志操はどうあれ、トップダウンの集権化に大なり小なり否定的であった。
故に、朱子が本懐としていた挙国一致の体制は叶わずに終わった。
それどころか、南宋の統合力を弱めたという意味では滅亡の一因と言えなくもない。
しかし、地方の土着権力が主体となって受容されたが故に、南宋滅亡後も命脈を保ち、以後の王朝においては(体制の学問として変質しながらも)次代の儒教観として受け入れられていく。
そして体制化に伴って教条主義へと硬直した朱子学への反動から、人の心のあり方と実践を重んじる陽明学が生まれ、両論の相克と止揚が儒教を深化させていく事となるのである。>>131
【人物像(独自設定)】
人間離れした意思の強さを持つ、確信の人。あるいは確信の塊、と言っても過言ではない。
朱子にとって「理」は客観的に実在するものであり、自身は紆余曲折の末にそれを正しく看取できるようになったのだという前提が、思考の起点にある。
そして『精神一到、何事不成(せいしんいっとう、なにごとかならざらん)』 の言葉通り、精神を集中して事に当たれば不可能な事は何もないと信じている。
それは傲慢を通り越して誇大妄想に近いものとさえ言えるが、彼の内側では謙虚として自覚されており、その精神は決して揺らぐ事がない。
——人欲を排して形而上の理に従う自分は、私意ではなく宇宙の法則に従っている。その上で省察(反省)も怠っていない、と本人は認識している。
その確信から来る立ち居振る舞いは、生真面目で妥協を知らず、学究に倦むことなく千回の問答をも辞さない学士として余人の目に映る。
論を異にする相手に対しても敬意や礼節を忘れない態度も、それを助長するだろう。(本人からすれば「理」に従って出力されている行動に過ぎないが)
召喚された朱子は宝具の効果――人類の集合無意識を自身の思想体系へと塗り替えていくこと――を、呪いとも破滅の種とも認識していない。
「正しい秩序がこの世に実現されることの何が問題なのか」というのが彼の率直な疑問であり、世界の滅亡というリスクすら「それは理を正しく認識しない者たちが生み出した現行秩序の歪みが原因であって、宝具の問題ではない」と結論づける。
無論、世界の滅亡を望んでいるわけではないため、並行して他者の教導にも務めるが、リスクがリターンを上回ると本人が判断すれば宝具の行使に向けて暴走し始める。
他の他者への視線は、良くて学が足りない者、悪くて人欲に囚われた者である。
故に、彼は自らの思想・理論にそぐわない者を容赦なく論駁し、相手の誤りを指摘する。
生前の陸九淵との鵝湖の論争でも、仏教・道教に対しても、排撃する思想を崩さなかったように。
唯一、僅かでも心が動くのは儒学を真剣に学ぼうとする者に向き合った時だけである。
身分も出自も関係ない。正しく問いを立て、真摯に学ぼうとする姿勢さえあれば、朱子は幾時間でも付き合い「学べば誰もが聖人に近づける」という信念を行動で示し続ける。【出典】史実、クトゥルフ神話
【CLASS】フォーリナー
【真名】ローラ・モンテス
【異名・別名・表記揺れ】エリザベス・ロザンナ・ギルバート、ランズフェルト伯爵夫人
【性別】女性
【身長・体重】165cm・54kg
【肌色】健康的な白 【髪色】漆黒 【瞳色】緑
【スリーサイズ】B95/W59/H88
【外見・容姿】黒く豊かな巻き毛と、鮮やかな緑の瞳を持つエキゾチックな巨乳美女。豊満ながらも引き締まった肢体を、蜘蛛の糸を思わせる繊細なレースと薄衣で包んでいる。
第三再臨では、左肩から生えた蜘蛛の脚が半透明な蜘蛛の糸で操り人形のように麻痺した左半身を操る。
【地域】ヨーロッパ
【年代】19世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【その他属性】人型・神性・領域外の生命
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具EX>>134
【保有スキル】
ファム・ファタール:B
男を破滅に導く魔性の女としての宿命。本人が望むと望まざるとに関わらず、彼女と深く関わった男性、あるいは彼女に魅了された者は、幸運のパラメータが著しく低下し、最終的に自滅・破滅へと誘導される。
複合スキルであり、フェロモンや黄金率(体)の効果を内包する。
王の寵愛:C
バイエルン国王ルートヴィヒ1世から狂信的なまでの寵愛を受け、伯爵夫人の地位や国政を左右する権力を得た逸話に由来する。自身へのバフ効果。
他者から供給される魔力の効率が跳ね上がり、パトロンが存在する限り、自身のステータスや魔力回復量がブーストされる。
魅惑の舞踏:B
彼女の代名詞である「タランチュラ・ダンス」をベースとした妖艶なる舞。魅了系スキル。
異性に対して魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても、抵抗する意思を持っていればある程度は軽減できる。
しかし、彼女の本当の恐怖は、この舞踏が「ただの誘惑」ではない点にある。>>135
【宝具】
『W.W.W.(ワールド・ウーンド・ウェブ)』
''ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人''
邪神の権能が解放された破滅の舞踏。
彼女がステージの上で妖艶に踊るにつれ、彼女の身体や衣装から、不可視の糸が劇場、あるいは戦場全体へと縦横無尽に張り巡らされていく。
この糸は対象を絡め取るのではなく、世界のテクスチャそのものを固定し、縫い合わせる性質を持つ。
彼女の舞踏が最高潮に達し、糸によってステージが完成したその瞬間、張り巡らされた糸が世界のテクスチャをギリギリと締め上げる。
それは邪神が幻夢境と現世を繋ぐ巣を完成させ、世界を滅ぼす瞬間の疑似再現であり、結界内部に局所的な世界の崩落をもたらす。通常であれば世界の修正力によって崩落は何事もなかったかのように修正されるが何らかの理由で世界の修正力が働かなかった場合、世界そのものが崩落に呑み込まれる。
なお、宝具の発動時には魅惑の舞踏も同時に発動しており、彼女に魅了された場合は蜘蛛の巣に捕らわれた蝶のようになすすべなく崩落に巻き込まれ世界から退場する。
美しく、エロティックなダンスの終着点は、回避不能な次元の陥穽である。
【Weapon】
『毒糸の鞭』
左半身に絡まる魔力の蜘蛛の糸を自在に操り、鞭や鋭利な刃として使用する。攻撃だけでなく、移動や高所へのワイヤーアクションにも利用される。>>136
【解説】
ローラ・モンテス、本名エリザベス・ロザンナ・ギルバートは、19世紀ヨーロッパを代表するダンサー、女優、そして公妾。
1821年にアイルランドのリムリックで生まれた。イギリス軍士官の父を持つが、父は幼い頃にインドでコレラで急死。母が再婚した後、16歳でイギリス軍大尉と駆け落ちするが、関係は長続きせず5年ほどで別れる。
その後、彼女はローラ・モンテスという芸名を名乗り、「スペインの踊り子」と偽ってダンサーとして活動を始める。彼女の官能的な踊り、特に蜘蛛が体を這う様子を表現したとされる「タランテュラ・ダンス」は、、当時のヨーロッパで大きな評判を呼んだ。
ヨーロッパ各地で多くの富裕なパトロンや著名人(作曲家フランツ・リストなど)と浮名を流した後、1846年にドイツのバイエルン王国ミュンヘンを訪れる。そこで国王ルートヴィヒ1世に見いだされ、すぐに彼の愛人となった。
ルートヴィヒ1世は彼女の魅力に溺れ、ローラに伯爵夫人の爵位と多額の資金を与え、宮廷政治にも影響力を持つようになる。
ローラは自由主義的な傾向を持ち、反カトリック主義者や学生たちに支持されたが、保守的な国民や廷臣たちは彼女の存在を快く思わず、ローラを巡って国内の対立が深まった。
1848年、フランスの二月革命の影響がヨーロッパ全土に波及する中、ミュンヘンでも市民が暴動を起こし、ローラの追放と国王の退位を要求する。ルートヴィヒ1世はついにローラを国外追放とし、その後、自らも退位に追い込まれることとなる。
バイエルンを追放されたローラは、イギリス、アメリカ、オーストラリアなどを放浪し、ダンサーや自身の半生を題材にした講演・舞台で生計を立てた。
晩年は信仰に目覚め、ニューヨークでひっそりと暮らし、1861年に40歳で亡くなった。>>137
【人物・性格】
情熱的かつ行動的、非常にプライドが高く、我儘で、自分の美に絶対の自信を持つ女王様気質の女性。
男を狂わす天性の悪女。ファム・ファタールと呼ばれているが、彼女自身は男を破滅させてやろうと悪意を持って動いているわけではない。間を見ると、むしろサディスティックな嗜虐心を刺激され、何としてでも網に絡め取って狂わせてみたくなる悪癖がある。
彼女の美学において、最も重要なのは「見えそうで見えない、焦らしの美(エロティシズム)」。
すべてを曝け出すのはただの下品であり、衣服の隙間から覗く肌の境界線こそが、人間の理性を狂わせる至高の芸術であると信じて疑わない。
イメージカラー:深紅と漆黒
特技:即興のスペイン風舞踏、スキャンダルの製造
好きなもの:豪華な生活、権力者、宝石、人々の熱狂的な視線
嫌いなもの:退屈な生活、規律、自分の自由を縛ろうとする者
天敵:ルートヴィヒ2世
願い:永遠に朽ちることのない寵愛と地位
【一人称】私 (わたくし)【二人称】貴方(あなた)、○○(呼び捨て)【三人称】彼、彼女>>138
【関連人物】
ルートヴィヒ1世(バイエルン国王):生前最も深く関わり、そして失脚させた王。
「ルートヴィヒ……。ええ、良いパトロンだったわ、世間が許すならずっとランズフェルト伯爵夫人のままで居たかった」
ルートヴィヒ2世:上記、ルートヴィヒ1世の孫、魅了が通じない天敵。
「ねぇ、貴方、あのドスケベルートヴィヒの孫でしょう? 私の舞踏を見てちょっとはエロいとか思わないの?」
アンナ・シュプレンゲル:自身とルートヴィヒ1世の娘とされる人物。
「私に娘なんて居ないわよ、彼女が勝手に言ってるだけ、そもそも彼女実在してるの?」
アラクネ、土蜘蛛たち:女性、蜘蛛という共通項を持つサーヴァント。
「キャラが被ってるのよ、キャラが!」
サンドロ・ボッティチェッリ:自身の美学と真っ向から対立する不倶戴天の敵。
「彼だけは、彼だけは、この世界から追放しないと気が済まない!」
【コメント】
関係する邪神はアトラク・ナクア、邪神抜きでファニーヴァンプやダンサーで作っても良かったけど、各国を渡り歩いたことから外国人を意味するフォーリナーが似合うと思った。
ルートヴィヒ2世の女性嫌いはこの人の影響もありそう。【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【真名】アルテミシア2世
【性別】女
【身長・体重】172cm・51kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:E 耐久:C 敏捷:C 魔力:A 幸運:C 宝具:B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
ハリカルナッソスの都には軍神アレスの神殿が建築された。
道具作成:A
キャスターは薬草学にも造詣が深く、その名はヨモギ属の総称に使われている。
気配遮断(船):EX
ロドス島の叛乱にあってキャスターは自軍の艦隊を隠して奇襲することで勝利した。なおキャスター自身の霊基に船舶は付随していない。>>140
【保有スキル】
高速神言:B
神代の魔術師であり、その一言で大魔術を発動させる。
遺灰の杯:EX
兄にして夫マウソロスの遺灰をワインに混ぜて飲んだされる逸話がスキル化したもの。マウソロスのスキルを一時的に借り受ける。
大霊廟の護り:EX
世界七不思議の一つに数えられるキャスターとその夫マウソロスが建造を指示した荘厳な霊廟が齎す死後の安寧の護り。冥界の護りの廉価版だが実在する霊廟によるそれは単純な強化だけではなく、障壁となってキャスターを護る。
【宝具】
『永遠に連れ添う霊廟戦車 (クアドリガ・マウソレウム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500
マウソロス大霊廟の頂点に配された主なき戦車の像に由来する戦車宝具。この戦車を操るのはキャスター当人ではなく、戦車と同時に召喚される夫マウソロスである。そのためキャスター自身は真名解放後はフリーとなり、別の一手を打つことが可能。
【Weapon】
『動く石像』
大霊廟に配された獣たちの石像を使い魔として召喚する。>>141
【解説】
古代、カリア国の女王。兄にして先王マウソロスの王妃であり、先立つ夫の後を継いで女王として振舞った。
ギリシャ贔屓のマウソロスは首都ハリカルナッソスをギリシャ風の軍都へと大改築するが、キャスターは全面的にそれに協力し、夫の死後もそれを引き継いだ。
ロドス島の反乱では知略をもって勝利を収めた女傑でもある。
夫への愛は深く、その遺灰を飲むほどである。死後、彼女の遺灰は夫の傍らに葬られ、当時まだ未完成であった大霊廟に納められた。大霊廟の建築は、建築家たちの野心のためにも続行され、その壮麗さは世界七不思議に数えられるほどの完成度を誇った。
【wiki登録】可【出典】史実
【CLASS】ライダー
【真名】サラ・ベルナール
【性別】女性
【身長・体重】167cm・54kg
【肌色】白 【髪色】ライトブラウン 【瞳色】濃い紫
【外見・容姿】豪華な舞台衣装を着た美女、その美貌は性別を問わず他者を魅了する。
【地域】フランス
【年代】1844年〜1923年
【属性】中立・善
【天地人属性】星
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:C 幸運:A 宝具:B>>144
【保有スキル】
時代の寵児:A+
大衆を熱狂させる天性の才能。一つの時代そのものを象徴する絶対的スターであることを示す特殊スキル。
大衆の熱狂度合いに応じてステータスが上昇する他、同時代を生きたサーヴァントからの支援効果を受けやすくなり、それ以外の時代の英霊に対しても魅了およびカリスマの効果を発揮する。
ポジション・ゼロ:A
バミリ「0番」、それはすべての光と視線が集まる舞台の中央、主役の立ち位置。
舞台の主役を演じるに相応しい演技力、美貌、美声を兼ね備えたトップスターの証。
大女優サラ・ベルナールは自身の立つ場所をポジション・ゼロと定義し、自身に『主人公補正』を付加する。
観衆が彼女の退場を望まぬ限り、彼女が舞台から降りることはない。
激昂の一撃:D
怒りを攻撃力に変換するスキル。
大女優と言えど怒りを抑えきれないこともある、怒りに身を任せて放つ一撃はステータス以上の威力を叩き出す。>>145
【宝具】
『煌めくは劇場の女帝(ラ・プルミエール・エトワル・パルフェ)』
''ランク:E〜A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:— 最大捕捉:1人''
サラ曰く、『劇場は“よぞら”、女帝は“ほし”と読むのよ』とのこと。
彼女は他者を演じる者として、伝承や神話における英雄の逸話・能力・概念を舞台衣装として身に纏う。これにより、自身のステータスを一時的に偽装・変容させ、本来持ち得ないスキルを獲得することが可能となる。
神秘の薄い時代の女優であるサラ・ベルナールが神話時代の英雄達とも渡り合えるのはこの宝具の効果によるもの。
獲得出来るスキルに制限は無いが自身が演じている人物が持ち得ないスキルは獲得することが出来ない、例として『ハムレット』や『ジャンヌ・ダルク』を演じている状態で、船長の持つスキルである『嵐の航海者』を獲得することは不可能。
また、自身が身体的・役柄的に演じるのに不相応である大骨な男性英雄(例:ヘラクレスやスパルタクスなど)のスキルを獲得した場合、無理が生じてスキルのランクが大幅に低下、あるいは自身に負荷がかかる。
この宝具の真価は、第二宝具『千客万来! 私の素敵な大劇場』の内部で同時に展開されることで解き放たれる。>>146
『千客万来! 私の素敵な大劇場(テアトル・サラ・ベルナール)』
''ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:1000人''
自らの名を冠した「サラ・ベルナール劇場」を魔力によって世界に上書きして構築する固有結界とは似て非なる大魔術。
自身の心象風景——すなわち「観客の熱狂と、自分が最も輝く光に満ちた舞台」——を具現化した劇場内において、サラは完全な舞台監督にして絶対的ヒロインとなり、目に見えない無数の「劇団員」や「豪華な舞台装置」からの全面的なバックアップを受ける。
照明が敵を幻惑し、セリが地形を変化させ、劇的なBGMが味方の士気を極限まで高める。
さらに最大の特徴として、演劇という形式を通して伝説や英雄の逸話を「再現」し、擬似的な宝具攻撃として展開・出力することが可能となる。
ただし、擬似宝具の使用は一つの演目につき原則一回のみ。別の英雄の擬似宝具へと切り替えるためには、演目を変更し、劇場全体のセットや演出を一から再構築する必要がある。
【Weapon】
『ジャンヌ・ダルクの旗』
『ハムレットの剣』
いずれも劇の小道具だが宝具の効果で本物にも劣らぬ武装として機能する。>>147
【解説】
サラ・ベルナール(1844年10月22日 - 1923年3月26日)は、19世紀末から20世紀初頭の「ベル・エポック(良き時代)」と呼ばれた黄金期のパリを中心に、世界を熱狂させた史上初の大衆的スーパースターであり、フランス演劇界の頂点に君臨した「劇場の女帝」である。
彼女はパリで高級娼婦の娘として生まれた。幼少期は孤独と不安定な環境に身を置いたが、演劇の道へ進むとコメディ・フランセーズなどの名門劇団で頭角を現す。1870年の普仏戦争においては、閉鎖された劇場を自ら傷病兵のための臨時病院へと改装し、看護婦として精力的に立ち働いたことで、国民的な英雄としての支持をも獲得した。
彼女の演技は、感情の爆発と繊細な叙情性を完璧に融合させたものであり、とりわけ文豪ヴィクトル・ユーゴーから「黄金の声」と称賛されたその鈴の鳴るような朗誦は、聴く者すべてを魅了した。
ラシーヌの『フェードル』や大デュマの『椿姫』におけるヒロイン役で決定的な評価を得た一方、男装の麗人としても圧倒的な人気を誇り、シェイクスピアの『ハムレット』やロスタンの『オルロノフ』で男性主人公を完璧に演じきり、演劇界の常識を次々と覆した。
サラは単なる女優に留まらず、優れたプロデューサーであり、自己プロデュースの天才でもあった。無名時代のアール・ヌーヴォーの画家アルフォンス・ミュシャの才能を見抜き、自身のポスターデザインを一任することで彼を一夜にして時代の寵児へと押し上げた逸話は有名である。
また、自作のパブリシティのために、自室に置いたベルベットの棺桶の中で眠る写真を撮影させて売り出したり、ペットとしてワニやライオンを飼うなど、センセーショナルな話題を途切れさせなかった。>>148
さらに彼女はフランス国内にとどまらず、自前の大型劇団を率いてプライベート列車や蒸気機関車、大西洋航路の汽船を乗り継ぎ、南北アメリカ大陸、ヨーロッパ全域、ロシア、オーストラリアを巡る大規模な「世界巡業」を何度も成功させた。莫大な興行収入を上げると同時に、どこへ行っても熱狂的な群衆に迎えられ、まさに「地球規模で愛された最初のスター」となったのである。
1899年、彼女はパリの中心地に自身の名を冠した「サラ・ベルナール劇場」を設立し、名実ともに演劇界の頂点へ登りつめた。
晩年、興行中の事故がもとで右足を切断するという不運に見舞われ、車椅子生活を余儀なくされるが、彼女の情熱が衰えることはなかった。
片足のまま車椅子や特製の椅子に座った状態で舞台に立ち続け、第一次世界大戦の最前線へ赴いて兵士たちの前で愛国的な朗読劇を披露した。
1923年、78歳でその波乱に満ちた生涯を閉じた際、パリで行われた告別式には数十万人の市民が街頭を埋め尽くし、永遠のスターの死を悼んだ。>>149
【人物・性格】
演技力、美貌、美声を兼ね備えた自他共に認める完全無欠のトップスター、女性役はもちろん男性役もこなす。
トップスターなだけあって台詞を覚えるのは早い、但し台詞を忘れるのも早い、具体的には台詞を覚えている必要がなくなった瞬間に忘れてしまう。
役を演じている時はその役に完璧になりきっているため本来の人格を伺い知ることは出来ないが素のサラ・ベルナールはクールでミステリアスな女性、全て計算尽くで動いているかと思えば何も考えていなかったりで彼女の考えは誰にも読めない。
数多くの恋人が居たことからも分かるように恋愛好き、表情一つ変えず「愛しているわ」と囁くなどの素直クールな言動で多くの男性(希に女性も)を虜にしてきた。
また恋愛と同じくらい動物が大好きで犬、ライオン、チーター、オウム、カメレオンなどを飼っており自宅がちょっとした動物園のようになっている。
もし幻想種などを見かければ子供のように大はしゃぎして抱き付こうとするだろう、それほどまでに動物好きなのである。
女優としての活動の他に芸術家としても活動しており彫刻や絵画の製作をしている。
イメージカラー:白
特技:演技、彫刻、絵画
好きなもの:世界旅行、動物、恋愛、芸術
嫌いなもの:時代遅れと言われること
天敵:特に無し
願い:世界を巡る為に授肉する。
【一人称】私【二人称】貴方、君【三人称】彼、彼女、彼奴>>150
【関連人物】
アルフォンス・ミュシャ:才能を見出だした画家。
「ふふ、彼にポスターを描かせた時の興奮は今でも覚えているわ。私の美しさを数倍に引き立ててくれた大切な天才よ。もしどこかで召喚されているなら、すぐに次の劇のポスターを描かせに行かなくちゃ」
トーマス・エジソン:生前交友のあった発明王。
「……頭は可愛いのに胴体が可愛くないわ、もっとモフモフした服を着たら?」
【コメント】
以前作成したサラ・ベルナールのリメイク、今回は時代の波に乗るライダーとして作ってみた。「ライダー、ノア=アークことノアの方舟、ただいまここに着任いたしました!貴方が私の召喚者ですか?」
「その後についてですか?·····すみませんが、私にはその後の記憶がわかりません。───それでも知りたいのです、どんな結末でもいいから自分はどうなったのかを。」
【元ネタ】旧約聖書『創世記』
【CLASS】ライダー/グランドライダー
【真名】ノアの方舟
【異名・別名・表記揺れ】ノア=アーク、ノイア(通称)、ノアの箱舟
【性別】女性
【身長・体重】150cm・38kg
【肌色】白 【髪色】ダークブルーに毛先がオーシャンブルー→クリアブルー 【瞳色】青
【外見・容姿】ネモ/ノアを女性にした少女
第一∶どこか近未来的なコンパニオンみたいな衣装。髪型はシニヨン結
第二∶軍服ワンピースを着た少女。髪型は三つ編みおさげ
第三∶ノアの服装を女性用にアレンジしたワンピース。髪を下ろしている
【地域】中東
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】星
【ステータス】筋力:C 耐久:EX 敏捷:B 魔力:B 幸運:A++ 宝具:EX>>152【クラス別スキル】
対魔力∶A+
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
方舟は祝福されたノアの影響により、高ランクの対魔力を得た。
騎乗∶EX
あらゆるものを乗りこなすことが可能。…むしろ彼女自身が騎乗物である
陣地作成(部屋)∶C
自らに有利な陣地を作り上げる。ライダーの場合、船上などを始め各々と個別の部屋を作成する事が可能。たとえ限られた空間の中でも、自由に入れるように部屋を仕分けてどんな大きさでも入れるトリックルームを作成する事が可能。
【固有スキル】
祝福の方舟:A
神の祝福を受けたノアの手によって造船されたことからスキルとなって得たもの。信仰の加護、救世の航海者、などの複合スキル。
百獣と共に∶B+++
船内にてすべての動物のつがいを載せて150日嵐の中を生き延びた
動物会話を始め、ライダーが目にした生物を無条件に手懐け、手足のように連携して攻撃することも可能。原典において乗せていない存在に対しては幸運判定が起き、判定に成功すれば竜種などの幻想種も手懐けることが可能。ただし蛇、テメーは駄目だ。
ともにいれなきもの∶EX
ライダーの身に僅かに残った儚い願い。叶わないとココロの中ではわかっている。けれど今度こそ、最後まであなたとともに。>>153
【宝具】
『造船、救世の箱舟(シップビルディング・アーク)』
ランク:A+ 種別:対界宝具 レンジ:20~99 最大捕捉:各種族99人まで
聖書によれば、方舟の大きさはおよそ長さ135m、幅23m、高さ13.5m。方舟はゴフェルの木でつくられ、三階建てで内部に小部屋が多く設けられていた。方舟の内と外は木のタールで塗られた。
真名解放と同時に周囲を巻き込んで一から造船し、完成と同時に巨大な大波が対象を押し流す。上記に加え、方舟の一部を展開し防御壁のように展開することも可能。
ちなみにサーヴァントとして召喚され、発動の際に何故か薄いライトグリーンのラインが入った白く近未来的なデザインになっている。ノア本人もびっくり。
『再創世の序曲(グレートラム・ノアズ・アーク)』
ランク:A 種別:対巨人/対国宝具 レンジ:1~3/10~100 最大捕捉:1人/10000人
ノアの方舟に密かに内蔵された機能。ルビや効果自体はノアの持つ宝具と同じだが、ライダーの場合はロボットだけではなく戦艦の艤装として機能しており、その武装を招集することも可能。
真名解放において、兵器が辺り一面飛び出して一網打尽に総攻撃した後、ロボットに変形した方舟が光線でとどめを刺す。もちろん、ノアと同じ戦法も可能。
『粛清せし大波砲(アークフラッド・ハイドロキャノン)』
ランク:A++ 種別:対山宝具 レンジ:100~アララト山ぐらい? 最大捕捉:不明
原典にはそういう記載はなく、ノア本人でもそういう宝具は持ってない。ライダーが密かに追加したものなのか、神あるいは抑止力に与えられたものなのか、方舟の隠された能力なのか定かではないが、神の神罰による大洪水の威力を再現し、それを攻撃に転換したもの。エネルギーを一点に収束・圧縮し、艦首から海を切り開くほどの巨大な超巨大なビームとして放たれる。ちなみに上記のロボ形態でも発動が可能。
わかりやすく言うと、某宇宙戦艦波○砲である。ノアはツッコんだ「本来そういう機能ないはずだよね???」>>154
『救世の航海、拓け新世界への道(ホープネス=アーク・ニューワールド)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:計測不能 最大捕捉:地球一個
彼女の持つグランドライダーとしての性質。移動式固有結界であり、周囲を荒れ狂う大洪水を再演する。
味方全体を艦内に閉じ込め避難させ、周囲に巨大なる方舟の突進と洪水の質量攻撃を放つ。仮にその攻撃に耐えきれたとしても、宝具の効果が切れるまで水上及び水中、それに対抗できる宝具がない限り生き延びるのは難しい。
───そして、大洪水など嵐が終わり新世界への道が開かれたと同時に、ノアの方舟(ライダー)の役目は終えたかのように消滅する
【Weapon】
『アンカー』
『再創世の序曲(グレートラム・ノアズ・アーク)』による主砲、副砲、航空高角砲(両用砲)や連装砲、機銃など複合された艤装
動物たち
正式には動物そのものではなく、スピリットとしてライダーのもとに集っている。彼女はその生命たちを大切にしているが、蛇に関してだけは扱いはぞんざいである。
【解説】
ノアの手によって建設された方舟。
ある時主は地上に増えた人々の堕落を見て失望し、これを洪水で滅ぼすと同時に「主と共に歩んだ正しい人」であったノア(当時500~600歳)に告げ、方舟の建設を命じた。
上記の通りノアは方舟を完成させると、妻と、三人の息子とそれぞれの妻、そしてすべての動物のつがいを方舟に乗せた。洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしつくし、水は150日の間地上で勢いを失わなかった。その後、方舟はアララト山の上にとまり、ノアとその家族と動物たちはそこからでて新たな生活を始めた。だが方舟自体の物語はここまでであり、その後については語られることはない。>>155
───どこかで方舟は目覚めた。
あの人は一人だった。家族や動物たちの前では気丈に明るく振る舞えても、一人になると部屋の隅で悲しそうにうずくまっていた。私は彼を慰めたかった。けれど私は何もできず、ただあの人を見つめることしかできなかった。
そして気がついたら誰もいなくなった。動物たちも、家族たちも、そしてあの人も。私は取り残されてしまった。
もし私が人になり彼の隣に寄り添えたら、少しでも聞いてあげることができていれば、そして彼を抱きしめることができれば、あの人は少しだけ救われるのかな──?
彼女の願いに気まぐれか天が答えたのか、あるいは抑止力によるものか定かではないが、方舟は人の姿となり、冠位として登録された
【人物像】
方舟擬人化美少女と称する少女。ノアに似たゆるふわな性格ではあるが、根は真面目でしっかりもの。飲酒自体は禁止してないもののやらかしに関しては厳しく、鉄拳制裁がお約束。
その一方で、自分は突如役目が終わってしまったのだと自傷しサーヴァントになった今でも心に穴が空いている。それについて問われると気分が暗くなり落ち込むほど。自分は最後どうなったか、今度こそ最期まで彼とずっと一緒にいたい。その真実を求めて召喚に応じ、答えのために戦うのだ。
因みにヘビ嫌いは嫌いでも、びびって怯えたり逃げることはなく殺意剥き出しにし滅ぼしにかかる程。その理由は「あの人の先祖がヘビに唆されて呪われた身。その元凶がのうのうと生きているなんて許せるはずがありません!あんなの生かしておけるわけないじゃないですかー!!」とのこと。例としてあげるなら医神はアウト案件である。技術力は認めてはいるが。
特技:航海、安全確認
好きなもの:生き物全般、虹
嫌いなもの:飲酒運転、蛇、船内での喧嘩や暴挙など不祥事
天敵:ノア、メトシェラ
願い:自身のその後はどうなったかを知り、最期までノアと共にいる。
【一人称】私【二人称】あなた【三人称】あの人、あの方>>156
【セリフ例】
「お酒を飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。ですよ?」
「蛇は滅ぶべし!慈悲はねぇですよ!」
「───願いですか?……得にありません」
「───願いですか?それは、私はどうなったかを知り、最後まであの人と一緒にいることです。もちろん、あの人には内緒ですよ?」(絆5)
【因縁キャラクター】
ノア
自身を造船生み出した人。仲は良く、一種の爺孫に近い関係。だがノアでも例外ではなくお酒でやらかしたら、死なないように鉄拳制裁するのがお約束。
それと同時に彼の心の傷を癒し、最期までともにいれなかったことについて一言では言えないほど複雑な感情を抱いている。
·····それはそれとしてなぜ自身の息子のハムではなくその息子のカナンに呪いをかけたのか疑問に思っている。
ネモ
本来は互いに面識はなく絡みはないはずだが、何故か不思議と親近感が湧く
小さい方のネモに関しては、ネモマリーンズのような従業員および船員みたいなのがいて羨ましいと思っている。
「もしかするとあの…、親戚ですか!?」
船や戦艦など艦船系関連
サーヴァントとして召喚された際に擬人化したものつながり。ライダーはそれらが召喚されたことに驚愕と、その生き方と(特に戦艦など艦隊系の)武装に感心しどこか目を輝かせている>>157
蛇、蛇遣い関連
動物を愛する彼女が唯一唾棄し、忌み嫌う存在。
もしどこかで見つけたら、ライダーはすぐさま滅ぼしに掛かるだろう。たとえ善なる存在であったとしても。
メトシェラ
ノアの祖父。彼の凶行に擁護はできないが、複雑な出生と課せられた悲惨な運命に対し、危険視とともに哀れみに近い複雑な感情を抱いている
【他クラス適性、変化傾向】
アーチャー、シールダー
【コメント】
公式以前にノアのサーヴァント化は見かけるけど、ノアの方舟が見かけなかった事とその擬人化がなかったので。波○砲はなんとなくつけてみたかった。
公式で言及されてる方のとは異なるけど、いずれ闇深メトシェラ作りたい。【元ネタ】北欧神話、史実など
【CLASS】プリテンダー
【真名】竜の魔女ファヴニール
【性別】女
【身長・体重】159cm・44kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:A 耐久:C 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:E 宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:EX
竜種の鱗が齎す絶対的な魔術防御。ただし竜殺しの概念には無力である。
忘却補正:A
本来はアヴェンジャーのクラススキル。器としている霊基による影響であり、プリテンダーの人格はある復讐者を元に形成されている。
【保有スキル】
竜の魔女(竜種):EX
竜を従える魔女であったモノが竜種そのものに堕ちたことを示すスキル。竜種に対する特殊なカリスマであると同時に、竜種の炉心による規格外な魔力生成、それに伴う魔力放出を可能とする。
悪竜現象:EX
自己改造による竜種への変貌。竜の瞳をもって運命線の観測を可能とし、それを戦闘に用いることさえ可能だが、欲が剥き出しとなる。
死ごもりの繭:A
元の霊基に備わっているスキルうたかたの夢が変化したもの。永遠に一生命体として認められないためにプリテンダーは…。>>160
【解説】
北欧神話に登場する悪しき竜種ファヴニール。神話によればドヴェルグの名であり、黄金を独占するために変じたものであるとされる。竜殺しの英雄に退治される怪物であるが、その英雄が少なくとも2人存在するために、魔術世界では英雄が同一存在なのではなく、この竜種を現象と見ている。(現象であれば再現性があり、同じものが複数現れることはおかしなことではない)
召喚されるファヴニールは、そんな現象を起こした誰かであり、元となる存在、器があるためプリテンダーのクラス適性を有する。今回召喚されたのは、とある人理異常において成立した聖女の反転存在である。あまりにも強固な精神性を有している聖女には本来ならばオルタ霊基は存在しなかったが、聖杯の力により無理矢理に成立させられた極めて限定的なサーヴァントであった。しかし、人理異常はその後も継続したため、事態の解決のために戦力として英霊の座に登録された。やがてマスターとの絆を深め、うたかたの存在でありながらもいじらしく成長したが、そのマスターのために側を離れた。
人理異常の大元との決着も叶い、マスターは日常に戻ったかに思われたしかし、新たな敵がその足を掴んでいた。この事態に彼女は新たな力を持って参戦することを決意、復讐者から外れるために縁のあったファヴニールを自らの役とした。役を羽織れることそれ自体が、純粋な想いではないことの証明であると気づかないまま。
悪竜現象それ自体は現象であり自我はなく、器となったものをベースとして欲を剥き出しにする程度の性格変化に止まる。しかし、それは初期症状に過ぎず、やがてこの現象に完全に心を飲まれ、元の人格を残しつつも記憶に欠損が発生する。そのはずだが、彼女の存在はうたかたの夢であり、悪竜は繭のなかで羽化することは永遠にできない。すなわち、彼女は彼女のままである。ファヴニールっぽい様子は全て演技である。
【Wiki登録】可
【コメント】
はい、というわけで帰ってきたオルタちゃん妄想サーヴァントでした。バリバリのアタッカーが引っ提げる新宝具がまさかの守護結界系、自画自賛だわリクエスト鯖
【元ネタ】史実
【CLASS】フォーリナー
【真名】エラガバルス
【異名・別名・表記揺れ】ヘリオガバルス、マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥス、ウァリウス・アウィトゥス・バッシアヌス。
【性別】両性(本来または史実では男性)
【身長・体重】166cm・45kg
【肌色】不気味な白 【髪色】黒にプラチナのメッシュ 【瞳色】全て混ぜたかのような混沌色
【外見・容姿】サイドが長いボブヘアーの顔も体も中性的な人物。神官と巫女、王族の服装の要素が折衷された露出が高く退廃的な衣装をまとっている。
【地域】ローマ
【年代】204-222年
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:C 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:B 幸運:D 宝具:A
【クラス別スキル】
領域外の生命:C
このフォーリナーは通常のフォーリナーとは異なり、南米の神々とは別の地球外から飛来した存在を神として崇め、その力を宿した。
狂気:B
退廃と淫蕩。調和と摂理からの逸脱。
周囲精神の世界観にまで影響を及ぼす異質な思考。>>162
【固有スキル】
皇帝特権:E
本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの
だがフォーリナーの場合は、暗君として後世に刻まれてしまったためうまく使いこなせず、時には無意味になることも。
被虐なる皇帝:A++
罵られたり殴られたりするのを好んだとされるフォーリナーの性的趣旨と、後世を始め様々な悪評が混ざり合い、スキルとなってしまったもの。通常の被虐体質の効果を含め、周囲から敵意等あらゆる悪感情を向けられてしまうが、何故か快楽へと変換し力に変えてしまう。なんでや
異神一体:A
自らその神の化身あるいは代理人であると称し、外なる神とは異なる存在の神気をその身に宿した結果、男女を超えた究極の両性体を得た。Bランク相当の神性を始め放蕩の極み含む複合スキル。また、性別による特攻や恩威を無効化する>>163
【宝具】
『享楽の薔薇の海に溺れよ(サブマージョン・イン・ロセ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:30人
またの名を『ヘリオガバリウム・ロセ』ともいう。ある日客人を招待した際に天井から大量の薔薇が降り注ぎ、周りの客人たちを溺死させかけた?逸話が作品となり、有名になってしまった話が宝具に昇華されたもの。
天上から大量のバラの花弁が降り注ぎ、対象を攻撃し確率で溺死する。薔薇自体は特に大ダメージを受けるほど大したことはないが、攻撃を受けた際に精神判定が発生し、失敗した場合強烈な混乱状態に陥り薔薇の洪水に溺死する可能性が高くなる。
『異界の太陽よ、今ここに(ソル・インウィクトゥス・エラガバリウム)』
ランク:A 種別:対信仰宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:300人
エルガバル神(エル・ガバルまたはエラガバル)とは、古代シリアのエメサ(現在のホムス)で信仰されていた太陽神であり、セム語で「山の神」を意味する。神体として「空から落ちてきた黒い隕石」が祀られたことで知られている。西暦218年に皇帝として即位した際に、ローマに持ち込み、パラティーノの丘に巨大な神殿エラガバリウムを建立した。
真名解放と同時に中央に浮かぶ神体の黒い隕石を祀る本殿を始め周囲にエラガバリウム神殿を建設する。神殿内においてフォーリナーのステータスが上がり、限定的に魔力放出が付与されて、疑似権能に近い魔術を操ることが可能。奥の手として中央に祀られる巨大なビームを放ったり、頭上に巨大な隕石を落とす。また、発動中においては他宗教由来のものを弱体化させる。
ちなみにフォーリナーの死後、ローマに持ち込まれたエルガバル神の黒い石はシリアへと返還された。
【Weapon】
杖
黒曜石で出来ており、エル・ガバル神の模様が刻まれた杖。儀礼用に使われたとされる。無論物理攻撃も可能。
様々な祭具
宗教改革の際に徴収した祭具。使用可能だが、真名解放することができない>>164
【解説】
ヘリオガバルスことエラガバルスは、ローマ帝国23代目皇帝。
シリアの太陽神をローマの最高神に据えるなど宗教改革を強行したほか、数々の奇行や常軌を逸した無軌道な政治と暴走により、後世の歴史家からネロやカラカラ帝に次ぐ「奇抜で最低の暴君」と評された。また、趣旨や思考・癖が倒錯的で常軌を逸しており、男女問わず結婚や離婚を繰り返し最終的に奴隷の男の妻になったり、愛人の男性になじられたり罵られたり殴られたことを悦んだことからそういうのを好むマゾヒストとされている。また、女装と化粧をし「女言葉」を話したと記録されている。
即位する前にバッシアヌス家は母方が皇家セウェルス一族であると共にシリアの太陽神エル・ガバル(ヘリオガバルス神)の神官の家系であり、シリアのエラガバル神殿で最高神官を務めていた。セウェルスの長男であったカラカラ帝が暴政の末に暗殺されるとバッシアヌス家もまたローマより追放された。しかし、祖母ユリア・マエサと母ユリア・ソエミアスによって、前皇帝カラカラの落胤であると担ぎ上げられて、カラカラの死後セウェルス一族を追放したマクリヌス帝に反乱を起こし、これを打倒し14の若さで帝位に就いた。
しかし若くして傀儡に過ぎないフォーリナーは政治を母と祖母に任せて異常なほどの淫蕩に耽り、上記同様様々な痴態を晒したとされる。また、土着の太陽神をローマに持ち込み、パラティーノの丘に巨大な神殿エラガバリウムを建立し、エラガバル神をローマ古来の最高神ユピテルよりも上位に位置づけようとし、自らをその神の化身あるいは代理人であると宣言した。上記の奇行含めその強引な宗教改革は当時のローマ市民や元老院から強い反発を買い、わずか4年後に母もろとも粛清された。>>165
その一方で当時としては非常に珍しく、貧富に関わりなく無償で料理を振る舞い、貧困層の市民や女性に装飾品や生活用品を分け与え、水不足に苦しむ農村に川をひくなどの救済という善行も為しているらしく、早すぎたとはいえ社会民主主義としての福祉政策を行ったり既存の価値観や権力構造に挑んだ 宗教的改革者 や ジェンダー表現の先駆者 として多角的な視点から再評価が進んでおり、 貧困層や弱者への救済措置を積極的に行っていた点が、現代の福祉国家の先駆けとして評価されることがある。
母や祖母を始め親族に振り回され、異様な若さゆえの苦悩、性同一性障 害(?)に近いのを持ち自身に違和感を抱えていたことから同情的な見方をされることもあり、どれが事実なのかは定かではないが政敵の誇張による部分も少なくないといわれていて、歪曲されてしまったある意味不遇な存在でもある
【コメント】
フォーリナーなのはエラガバル神は地球外から神体が降ってきたから話と、フォーリナーは自ら神の代理人及び化身と称したことから。更に詳しく書こうとしたが、アウトの部分が混ざってたので省略。備考欄に詳細とか何も記載されていないので何にするか考えたところ男の娘で両性な皇帝ができた。【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】ランサー
【真名】ラモラック
【性別】女性
【身長・体重】170cm・61kg
【容姿】大きなリボンで髪を飾った少女騎士
【属性】秩序・中庸、地
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷A 魔力D+ 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術に対する抵抗力。魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。>>167
【固有スキル】
騎士の誇り:A+++
騎士として持つべき自尊心…であるが、ランサーのそれは些か過剰であった。「勇猛」「戦闘続行」等を複合するスキル。威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化するが、ランクが高すぎると一部の精神干渉に対して逆に弱体化する。
赤い盾の騎士:A
赤い盾を象徴とするランサーの武勇を示すスキル。盾を用いた馬上戦において無類の強さを誇る。
…あるいはブリテンの災いたる「赤い騎士」…その一つとしての可能性を示すスキル。
蜃気楼の愛:B
恋人モルガンの与えた加護。ブリテン最高峰の魔術師からの加護は極めて強力。その名が表す通りに蜃気楼のごとくに敵の攻撃を躱し、目を眩まし、予測不能に突如力を増す。だがしかし…その加護はいつ蜃気楼のように消え失せるとも分からないものでもある。
【宝具】
『空際にて揺らめける槍(ロンゴミニアド・ミラージュ)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
ランサーの持つ槍に施されたモルガンの魔術、あるいはそれが発動した姿の槍に付けられた名前。
無銘の槍を依代に、魔術として再現したロンゴミニアドを投影・複製して、本体たる最果ての塔への機能簒奪を仕掛ける。そもそも槍としてのロンゴミニアドは最果ての塔の影であり、影であるならば複写することが可能…というのが根本の思想。まさしく、最果ての景色の中の楼閣の幻影…蜃気楼のごとし。
ただしこれ自体は未完成のもの。如何にモルガンが神域の魔術師であろうと、これを完成させるには、"ブリテンのモルガン"には資源も時間も不充分すぎた。>>168
『不貞暴きの角杯(コンフィデンス・オブ・イノセンス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
モルガンが持つ杯。
モードレッドの「不貞隠しの兜」の飾り角と同じ素材に由来し、「秘密を隠そうとする」性質を持つが、隠すべき不貞の秘密を感じると過敏に反応して騒ぎ出し、却って周囲にその秘密をバラしてしまうという迷惑なアイテム。
中身を注ぎ持たせると、対象の抱える秘密に応じて震え出す。更に注いだ中身を対象に浴びせたり飲ませたりすることで、隠蔽の術式に直接ダメージを与えることが出来る。
【Weapon】
『槍』
無銘の槍であったが、モルガンによってロンゴミニアドの魔術を組み込まれる。
『赤い盾』
象徴と呼ぶべき赤い紋章の盾。
【解説】
ラモラック。円卓の騎士の一人。マロリー版等一部の文献ではランスロットやトリスタンらに並ぶ最強の騎士の一角として讃えられるが、自身が主役となるような個別の物語は持たず、アーサー王伝説全体としては影が薄い人物。
ぺリノア王の息子の一人であり、パーシヴァルと兄弟。マロリー版においてはランスロット、トリスタンに次ぐ「第三の騎士」とされる。武勇に優れる一方で自尊心が非常に高く、トリスタンが馬上槍試合で連戦し疲弊していた彼と戦うことを拒否したところ、それを侮辱と捉え激怒し、「不貞を暴く杯」をイゾルデに送り付けてトリスタンに恥をかかせようとした。だが、後に二人はお互いの強さを認め合い和解し、友人になっている。全く同様の経緯でランスロットとも諍いを起こし、友人になっている。
ラモラックとガウェインらオークニーの兄弟との間には深い確執があった。父ぺリノア王がガウェインらの父ロット王を殺.していること加え、そのロット王の未亡人、ガウェインらの母モルゴースとラモラックは愛人であったのである。これを知ったガヘリス激怒して、ラモラックとモルゴースの密会現場に踏み込み自らの母を殺.害、ラモラックはキャメロットを去ることとなる。だが後に、アーサー王が「槍試合でパロミデスに敵う騎士が居ない」ことを嘆いていると聞きつけた彼は、ガウェインらに狙われている危険を承知で王のもとに参上する。槍試合で優勝した直後、ガウェイン、ガヘリス、アグラヴェイン、モードレッドの兄弟に襲撃を受け、疲労困憊かつ多勢に無勢でありながら何時間も戦い続けた後に絶命したという。>>169
勝気で誇り高い少女騎士。…「誇り高い」というのが曲者で、そのプライドの高さは過剰なほど。克己心が強くストイックだが、その分非常に溜め込み拗らせるタイプ。
事実として、円卓の中でも実力は最上位層。だが実力の高さに比して自分は軽んじられていると強く感じており、その理由を「性別」に求めていた。「女性であるせいで自分は評価されない」と考えていたのだ。
髪を大きなリボンで飾るというやや少女趣味的過ぎるようにも見えるスタイルも、敢えて性別をアピールする自意識・反発心の表れである。
やがてそのような心の隙に付け入られ、モルガンに取り込まれる。モルガンは「他のどんな男の騎士よりも優れている」と囁いて自尊心をくすぐり、彼女を依存させた。最後には事態が決定的になる前に、アグラヴェインらによって排除されることとなった。
サーヴァントとなった今でも、男性の騎士、男性の戦士には強い対抗心を持つ。
モルガンに対しては未だ心酔の感情を持つ一方で…果たして自分に向けられた愛が本物だったのか、疑念と真実を明かすことへの恐怖を抱いている。
【因縁キャラクター】
アルトリア
女性であることには初めて対面した時から気付いた。複雑な感情を持ちながらも、騎士としては最後まで忠義を尽くすことになった。
トリスタン、ランスロット
ランサーが心から実力を認める二人。だがその「男子ノリ」に付いて行けない。そのため距離がある。
ガウェイン
許しがたく我慢しがたい相手。男性の円卓の騎士の中でも最大の対抗心を持つ。>>170
アグラヴェイン、
説明不要の水と油、不倶戴天の関係性。
モードレッド
性別に関しての態度やモルガンへの感情など、自身と対照的な在り方の女性騎士。男性の騎士に対する者とはまた別の、「下に見られたくない」相手。
ガレス
同じ女性騎士という事で、実のところ生前密かに気にかかっていた相手。兄弟の中で彼女一人が自分の殺.害に関与しなかったことは…僅かな救いめいた何かなのかも知れない。
モルガン(異聞帯)
顔が似ているだけで、「自分が愛した人とは違う」と感じざるを得ない相手。彼女個人に対してはそれほど思う所はない。
だが、ランスロット、トリスタンと並んで妖精騎士に与えた名前が「ガウェイン」であった事にはいたくプライドを傷付けられた。(もっともモルガン本人の立場で考えれば、別世界での自分の恋人の名前など、気軽に誰かに与えられるものである筈がないのだが…)>>172
《固有スキル》
◆騎士の誇り:A+++(CT7~5)
自身の攻撃力をアップ(3ターン)&スター集中度をアップ(5ターン)&ターゲット集中状態を付与(1ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン・1回)&精神弱体性をダウン(3ターン)【デメリット】
◆赤い盾の騎士:A(CT8~6)
自身のBusterカード性能をアップ(3ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン・3回)&防御力をアップ(3ターン・3回)&「被ダメージ時に敵単体のBusterカード耐性をダウン(3ターン)する状態」を付与(3ターン・3回)
◆蜃気楼の愛:B(CT8~6)
自身に「確率で回避」状態を付与(3ターン)&NPを増やす&ランダムで宝具使用時のチャージ段階を1~3段階アップ(3ターン・1回)&強化解除耐性をダウン(3ターン)【デメリット】
《宝具》
『空際にて揺らめける槍(ロンゴミニアド・ミラージュ)』
ランク:A- 種別:Buster
自身に「確率で無敵貫通」状態を付与<OCで確率アップ>(3ターン)&「確率で防御無視」状態を付与<OCで確率アップ>(3ターン)+敵単体に〔円卓の騎士〕特攻攻撃[Lv]+スターを獲得
《性能》
宝具、クリティカル両面で戦うBusterアタッカー。必要以上にスターを占有する、確率要素が多いなど癖が強い。自前の防御手段は多いため堅く、カウンターを決めれば高い火力が出せる。
ぶっとばしたい相手が多いセイバーには、残念ながらゲームの仕様の都合で不利。>>171
マロリー版では最強騎士の一人だが、基本的には影が薄いという謎の人
一体どういうキャラなのか悩みに悩み、諸々の要素を鑑みた結果辿り着いた「これしかない」という答えがこれ
そうか、女の子だったんだ
女の子だから三馬鹿に混じれなかったんだ…!
女の子だと考えると全ての文脈が繋がって活き活きと立ち上がって来る…!
コンセプトは「裏モードレッド」
ぼくの考えたサーヴァント24
174
レス投稿