型月の「R-18」なSSを自由に投下するスレです。
見やすさとSS相互で混ざらないようにするため、投下形式は基本的に下記①②の片方ないし双方を選択する方式で想定しております。
①自分の投稿にレスする形式で繋げていく
②投稿ごとの名前欄に【タイトル(orテーマ名)】等を入れる
他では出せない溜まりに溜まった欲望·妄想·煩悩を是非!!
関連スレ
R-18な話題総合スレッド
http://bbs.demonition.com/search/R-18な話題
過去ログ
R-18なSS総合スレッド
http://bbs.demonition.com/board/317/
R-18なSS総合スレッド 二巻
http://bbs.demonition.com/board/484/
R-18なSS総合スレッド 三巻
http://bbs.demonition.com/board/738/1/アーチャーのサーヴァント、アタランテにとってこの聖杯戦争は最悪だった
マスターは多くの子供を生贄に自身を召喚し、魔力炉として多くの子供を使い捨てようとしていた
令呪により抵抗を封じられた後に男が向けた視線も、不愉快極まりなかった
しかし、彼女にとって幸運なことに、子供たちの命は生贄以外は失われなかった
何者か・・・・おそらくキャスター・・・・の襲撃に際し、マスターが討ち取られたのだ
更なる一角を以て、「神罰の野猪」を発動させられたが、直後にマスターが消され、契約が途切れたのだ
謎のキャスターに捕まりこそしたが、子供の命が救われるのなら自身の命など安いモノ、そう考えていた
「あぁああぁああぁああぁ!んあぁ!あひぃいいいいい!?な、ぁあああ!?んぁ!あああぁああ!」
目の前にキャスターがいる。だというのに、何一つ抵抗できない。下腹部を覆う触手に身悶える
処女を破り、子宮をこじ開け、卵を産み付けられる。嫌悪しかないはずの感触に快感を覚える
「ぁあ!?それいじょ、はいらな、あぁあぁあぁあ!!?!?!」
下腹部が膨らむ。いやいやと首を振るも、表情は蕩けたメスのそれだ
魔術師と思しき女が近づき、控えめな乳房にぬるりとした液体を塗り込む。乳房が熱を帯びた
触手にキャスターと思しきサーヴァント・・・アサシン、セミラミスが与えた毒がアタランテを蝕んでいた
神罰の野猪は、肉体への負荷を無視した動きを行うために常に激痛が走る。なら、痛みが快楽になれば?
「ぁああああ!ああ!ぁああぁああ!?!?!?こ、ん、なぁあああぁあ!?!?!?!」
御覧の有様だ。触手に犯されイっていると錯覚している。実際は毒に犯され、勝手にイっているだけだ
子宮に植え付けた卵はただの媚薬の結晶であり、時がたてば溶け、彼女の身体をより敏感にする
宝具によって多少大きくなった胸だが、塗り込んだ毒もあり、刺激し続ければ大きくなるだろう
自分たちほど大きくならないよう、調節はしてある。愛されたい(犯されたい)純真(淫乱)乙女なのだ>>3
「はっ・・・・・・!ぁあ・・・・・・・ぅあ・・・・・」
下腹部の膨らみが小さくなりはじめ、抵抗が止まる。軽い麻酔作用を持たせて正解だったか
「ぁ・・・・ん・・・ふぁ・・・ぁあ!?ぁあ!!」
自慰を始めようとしたため、容赦なく縛り上げる。切なそうな表情と共に、下腹部を揺らす
効きすぎではなかろうか、と内心冷や汗をかく女帝。今後使う基準のひとつとしよう。
彼女がアタランテを捕ら、調教しているのは伊達や酔狂でも、趣味でもない
マスターに命令され、抵抗できない。そんな状況をいつでも味わえるよう、令呪を集めるためだ
そして、ついでに魔力炉として聖杯を使うためである。そのため、一級品のサーヴァントの手駒が欲しい
男性の方が、より高位の英霊が多いだろうが、女の方がこの様に堕としやすい、という判断故の行動
事実、アタランテは、毒が強すぎたのやもしれないが、完全に発情した牝そのものだ
アタランテの両乳房に、顔ほどの触手塊がつく。乳首から内部へ入り込むもの、媚薬を注射するもの
「ぁああああ!?ああああ!んぶぅ!?んぉおおおお!」
嬌声を上げた直後、口を媚薬入りボールギャグで塞がれる。唾液で媚薬が溶け出し、身体を犯す
彼女の処女を再生させながら、明日が楽しみだと、貞操帯をつけ、調教部屋へと転移させる
媚薬毒が充満し、大量の媚薬粘液の滴る触手に満ちた部屋。暴れればイき、受け入れてもイく
早く落ちてくれねば、回収できる令呪の数が減るやもしれぬと思えば、動機は兎に角間違ってはいない「んぉおおおおおぉ!ぉぉ!おおおおおお!?!?!んぉおぉおおおおお?!?!?!?」
調教部屋に転移し、地に落ちるや否や触手に手足を飲み込まれる。粘液が皮膚から吸収される
手足が先から性感帯へとなっていく。身体中に行われる愛撫に、貞操帯の隙間から愛液が漏れだす>>4
どれほど経ったろうか。女帝の玉座の前に、アタランテは跪いた
クールだった表情は、発情しきったメスのそれへと変わり
慎ましかった乳房は、セミラミスほどではないにせよ肥大化し、母乳を噴き散らし
秘所からは、絶え間なく潮を吹きだしている。契約を求められ、悦んで了承する。
セミラミスのマスターを通して聖杯からの魔力供給を行う、と。契約のため、マスターと行為を行う、と
セミラミスは若干抵抗を感じたようだが、彼女の望みのためとマスターは快く了承した
玉座から、マスターの私室へと移る。信用できないのか、アンジェリカに無数の媚薬を打たれる
そして、ベッドに横たわる。布地に触れるだけで、止まらなかった絶頂が加速する。期待に、胸が高鳴る
「ぁ・・・ああ・・・・!あっはああぁぁあぁぁぁぁぁあああぁあぁあああぁあ!?!?!?!」
味わったはずの破瓜の感触。それすらも、絶頂を加速させるスパイスでしかない
最早、常に絶頂し続ける身体となっている。だらしなく潮を吹き、母乳を溢れさせる。
下腹部に紋様が浮かぶ。子宮の位置に、子宮を模した術式が、怪しい光を伴い
それを理解した直後、ドビュルルルル!と子宮に精液が注がれる。意識を飛ばすことすら許さぬ、快楽の奔流
「--------------------------!?!??!!!」
声にならない嬌声をあげる。紋様が一瞬全身に広がり、光が消える。快楽の海から思考が浮き上がる
貴様はマスターに犯されている間のみ、絶頂することができる。告げられた言葉に、思考がマヒする
それは、つまり・・・・!「貴様はこれまで通りイき狂うことはできない。」残酷な事実が告げられる。
「今は実働戦力は貴様一人。聖杯、叶わずとも令呪一角でも取ってくれば、マスターとの行為を許そう」
セミラミスに告げられた、極上のアメ。昼時までに決めろ、と言い残し、マスターと自分を置いて去る>>5
「ぁ、はあぁ!!ぁん!ぃ、いぃ!こ、ひぇ、ひゅご、ぉおおお!!!」
マスターが子宮を突き上げる。それだけで数え切れぬほどイき、子宮へと精液を絞り出す
アンジェリカに乳首を抓られ、全身を震わせる。待っているよ、と耳元で囁かれる
整った顔立ちの、童顔なマスターが、熱の籠った声で待っている、と。感情を錯覚する
「ぁ、ましゅた、ぁあああ!・・・・・ぁ、や・・・ぁあ!」
抱きつこうとするも、引きはがされ、肉棒を抜かれる。心地よかった快楽が、もどかしさに変わる
応援しているよ、と微笑みかけられる。アンジェリカが彼に向けるじとっとした視線も気にならない
マスターの存在が、快楽に変わる彼女の戦う理由となった。真意を理解した女帝が悔しがるのは、まだ先
聖杯戦争の幕は閉じた。どこの誰ともわからぬ乱入者が勝利し、参加者は皆令呪ごと手首を失った
粗悪品の贋作とはいえ、聖杯は持ち去られた。このおかげで協会にマークされるのは、また後の話
肝心なのは・・・・・・・・・・
「ぁあ!あぁん!はぁああ!そ、こおおおおお!!ん!ちゅ!んんぅ!」
・・・・・セミラミスの私兵とするはずが、マスターの虜となったアタランテのことだ
腰を打ちつけ、濃厚なディープキスを行いながら、乳房を揉まれイき狂っている
平時は専用の頑丈な牢獄を作ってそこに入れておこう、とセミラミスは決意した
「全ては、我とマスターの夜の性活のため!」「抜け駆けは許しませんよ」かーけーたー!!またしても間が空きましたが続き書けたので投稿していきます
前スレの860~869、910~921あたりに投稿した話の後編です
※誰向けなのか分からない(何でもありな方推奨)
キャラ崩壊カーニバル(SっぽいアレキサンダーとMっぽいぐだ子)
ぐだ子視点
ぶっちゃけ途中で挟まれる任務云々の内容は深く考えてないので軽く流してください
今回はR18成分少なめ>>7
後編 その1 波乱の予感
「ああっ…!」
「んっ…」
淫靡な水音と嬌声が静かな部屋に響く。小さな、けれど逞しい背に手を回すと噛みつくように首筋や二の腕に歯を立てられる。自分のモノだと主張するための印は彼の独占力の表れなのだろう。目立つところに付けられるのは困るがそれだけ想ってもらえているのは心の底から嬉しかった。
「あんっ、あ、ああっ…、あれき、さんだー、いっちゃうっ…いっちゃうよぉ……っ!!」
「はぁっ……んっ、……うん。イッちゃえ。僕もイクからっ……」
「あ、はげしっ…あ、ああっ…ああああああ!!」
気が狂いそうになるほどにナカを掻き回され快感が最高潮に達した時、膣内がビクビクと収縮する。膣の収縮に合わせアレキサンダーの勃起した陰茎から白い欲望が放たれた。
「はぁ………はぁ……んんっっ……あ、もうおおきくなってる…っ」
「うん…。まだ足りないんだ…っ…もう少し付き合ってねっ……」
「ひゃんっ…あっ……うんっ…!」
もう何度目の絶頂になるのか分からない。膣の中に精液を吐き出され魔力が満ちていく。もっと、もっと欲しい、感じたいと足を絡めると紅い瞳が鋭くなる。その瞳は―――まだ夜は終わらないと告げているようだった。>>8
「…なんか爛れた生活しか送ってない気がする」
「そう?」
「そうだよ。最近は毎晩…エッチしてるでしょう?」
「してるね」
「そういうのってあまりよくないんじゃないかなって」
「…そう言いながらお腹触るの説得力ないよ?」
「だってこの腹筋が私を誘惑するんだよ…」
事後特有のけだるさの中アレキサンダーが言うとおり私は無防備なままのアレキサンダーの腹筋をペタペタと触っている。引き締まりつつも子供の弾力を残しているその見事な腹筋は触っていると幸せな気分になれるのだ。想いを伝え恋人同士になってからというもの我慢していた欲求が爆発してイリアスを読み終わった後は享楽に耽る毎日。正直いかがわしいことばかりしている現状を改めた方がいいとは思う。思うのだが…人の煩悩って恐ろしいデスヨネ。
「…ん……くすぐったいよ」
「…っ……」
しばらくお腹をさすっているとくすぐったいのか身をよじるアレキサンダーにずぎゅんと胸を射抜かれる。さっきまで自分の上に跨って意地悪なことを言ってくる人物とはまるで別人だ。思わず荒くなる息に気付いたのかアレキサンダーが耳元に口を寄せる。
「…興奮してるの?」
「そ、それは、その……」
「へんたい」
「~~~~~!!」
告げられたのは蔑みの言葉ではあるけれどその声色は甘く耳を愛撫されているようなものだった。震えながらありがとうございますと小声で言うと本当に変態だなあ僕のマスターはと笑いながら唇を重ねられる。そっと舌を出すとそのまま絡め取られ深い口づけになっていった。>>9
「…ふっ…ぁ……また欲しくなってきちゃった」
「…んっ……じゃあもう一回する…?」
「んー……すごく惹かれる提案だけど明日は朝から呼び出されてるんだろう? 寝坊したら大変だしもしそのまま任務とかだったら寝不足のまま臨むことになる。やめとこう」
「そっか…」
「残念そうだね。えっちなのはよくないって言ってなかった?」
「今でもそう思ってるよ。でももっといちゃいちゃしたいっていうのも本音。でもずっとこんなペースでセックスしてたら…昼間でも我慢できなくなりそうで怖いんだよ」
とは言ってはいるけれど本当のところはもうそうなっている。今は辛うじてイリアスの読み聞かせの後…夜にしかセックスはしていないが一緒にいる時はアレキサンダーの事ばかり考えている。もちろん任務中は淫らなことは思考から追いやってはいるがそれ以外の時は…うん。自分の事ながら嫌になるくらい思考がピンク色だった。いくら思春期だからって度を越していると思う。この前なんて真昼間から誰も居ないマイルームで自分を慰めてしまった。すっきりはしたけれど後から襲ってくる自己嫌悪に苛まれこのままじゃダメなんじゃないだろうかと思い至ったのだ。その結論に至るのが遅すぎるし全然改められていないけど。
「我慢なんてしなくていいのに」
「しなきゃダメなの。私は…カルデアのマスターなんだから」
「……そうだね。うん。マスターが頑張っていることは知ってる。だから…二人でいる時はそういったことは忘れて僕だけの君でいてほしいな」
「う、うん…」
(どこで覚えてくるんだろうそんな口説き文句……くそぅ…)
蕩けてしまいそうなほど甘い言葉を囁かれ顔から火が出そうなほど熱い。恥ずかしくて枕に顔を埋めるとぽんぽんと頭を撫でられた。
(ああ…ダメ人間になりそう…いやもうなってるけど…)
自分のダメっぷりに拍車がかかっていくのを実感しながらも私は寝るまでの間アレキサンダーに頭を撫でてもらったのだった。>>10
アレキサンダーと繋がり合った翌朝、呼び出しに答えると任務が言い渡されたのだが…その内容が私にとって致命的なものだった。特異点が発生しレイシフトすることになったまではいい。よくあることだ。問題はその特異点の性質だった。いつものようにスキルもレベルもカンストしたアレキサンダーを伴っていこうと思ったのだがダヴィンチちゃん曰く敵がアサシンクラスしかいないことからアレキサンダーは連れて行かない方がいいということになったのだ。その特異点は広く最短でも一週間は滞在することになるだろうという予想もあり私は酷く動揺した。
(アレキサンダーが隣にいない…?)
特別な関係になる前から任務の時は一緒に行動していたのだ。戦闘において彼は私にとってかけがえのないパートナーであったし今は別のパートナーでもあるわけで。正直不安で仕方がなかった。しかし無理に連れて行って彼や他のメンバーやスタッフに迷惑をかけるわけにはいかない。やだやだ一緒に連れて行く!!という心の中のダメマスターを仕舞いこんでダヴィンチちゃんの提案に頷いた。アレキサンダーも寂しそうにしていたがそれなら仕方ないね、気を付けてねマスターと見送ってくれた。
こうして気持ちを切り替え任務に取り掛かったわけだが三日目にして既に心が折れそうだった。探索時や戦闘中は気にならないのだが休憩時間の時にどっと寂しさが押し寄せてくる。キャスターの皆と過ごすのは楽しいけれどぽっかりと穴が開いてしまったかのような喪失感が襲ってくるのだ。寝る時も毎晩一緒だったあのぬくもりがなくてなかなか眠れないほどだった。
(依存してる自覚はあったんだけどここまでなんて…会いたい…)
冷えたベッドの中で瞼を閉じるが体はアレキサンダーを求めている。寝転がりながら体を見るとこの前つけられたキスマークもなくなり強めに噛まれた時に付いた歯形が二の腕にうっすら残っているだけだ。情事中の記憶が蘇り更に目が冴えそうになる前にぎゅっと目を閉じる。一人寝なんて前までいつもしていたことなのになと思いながら無理矢理眠りについたのだった。>>11
なかなか寝付けない夜を繰り返しレイシフトしてから一週間が過ぎた。任務の方は優秀なサーヴァントやスタッフ達のおかげで順調に終えあと1時間後には帰還できるということになり後はダヴィンチちゃんの通信を待つばかりである。ついにアレキサンダーに会える。そう思うと嬉しくてスキップしてしまいそうになるのを堪えながら拠点で待機しているが会いたい、早くアレキサンダーに会いたいという気持ちが止まらなくて私はとあるサーヴァントの元へと向かった。
「…またか」
「うん。…今日で最後だからその…ごめんね…?」
「…ハァ……」
私が向かった先はアンデルセンの所だった。何故アンデルセンの所に向かったのかというと寂しいからである。アンデルセンは中身は大人だが見かけは子供なのでこの任務中枯渇していくアレキサンダー成分を補うのに協力してもらっていたのだ。具体的に言うと頭を撫でたりハグといった軽いスキンシップである。アレキサンダーが隣にいないことに耐えられず三日目あたりにアンデルセンに協力を頼んだ時は気でも狂ったかと呆れられたものだが…今は拒否するのも面倒なのかされるがままに頭を撫でられている。
「ハグしていい?」
「…好きにしろ」
「うん。柔らかい…硬くない…」
「…そうか」
アンデルセンはインドア派なこともあって筋肉はあまりついておらず子供の体そのものだった。アレキサンダーよりも小柄な事もあって抱きしめるとすっぽり収まってしまう。そっとお腹にも軽く触れてみたがぷにぷにしていてああ、同じ子供時代の姿でも全然違うんだなと実感させられた。>>12
「でも落ち着く気がする…」
「……執筆の邪魔だ。そろそろ離れろ」
「ゴメン。…もうちょっとだけこうさせて……」
抱きしめていると温い。子供体温というやつなのだろう。アレキサンダーもそうだった。思い出すと泣きそうになってしまう。たった一週間離れただけだというのにこんなことではもっと長い任務の時離れることになったら生きていられるだろうか。想像しただけで恐ろしい。
「…何だマスター。そっちの趣味に目覚めたか」
「ち、違うよ!そういうのはアレキサンダーにだけだよ!!」
「……ほう」
「…あ」
泣きそうな私を察してかわざとからかうような言い回しをするアンデルセンに慌てて否定するがついうっかり要らぬことまで話してしまった。マズイと思った時にはもう遅い。真下のアンデルセンを見ると呆れ混じりに笑われた。
「近年稀にみる自爆ぶりだな」
「うあああああ!! い、言わないで!! 誰にも言わないでアンデルセン!!」
「あー、分かった分かった誰にも言わん。言わんから離………っ!?」
恥ずかしさを誤魔化すために抱きしめている力を強めるとアンデルセンもギブアップだと私の腕をペシペシと叩く。そんなじゃれあいをしていた時だった。
「――――――随分楽しそうだねマスター?」
ひやりと冷たい空気が漂う。その声はずっと私が聞きたかった声だ。顔を上げるとそこには――口元だけにこやかに笑っているアレキサンダーの姿が通信のモニターに映っていた。>>13
アレキサンダーを見たアンデルセンは何かを察知したのか「俺は知らん。巻き込まれるのは御免被る。ではな」と早口で捲し立てた後見たこともないような全力ダッシュでその場から去り私達二人だけになった。アレキサンダーはモニター越しとはいえ久しぶりの再会にも関わらず黙って私の方をじっと見ている。探るような視線に居心地の悪さを感じていると平坦な声で話しかけてきた。
「…特異点の処理済んだよ。帰還してくれってさ」
「あ、そうなんだ。ダヴィンチちゃんは?」
「後ろにいるよ。早く会いたいだろうって連絡係変わってくれたんだ。………早く帰ってきてね。マスターの部屋で待ってるから」
「う、うん…」
普段と変わらないようでいて有無を言わさない、圧を感じる言葉。元々任務が終わったら真っ先にアレキサンダーに会いに行くつもりだったし何の問題もないのだが…何故だろう。アレキサンダーの纏う雰囲気がとてつもなく刺々しい。コクリと頷くと帰ってくるの楽しみに待ってるよと無邪気に笑いながら通信が途切れた。一瞬背後にガタガタと震えているスタッフや楽しそうなダヴィンチちゃんの姿が見えたのは気のせいだろうか…?
(アレキサンダー何か様子おかしかったけど…どうしたんだろう)
その時の私はただ首を傾げるばかりでアレキサンダーがものすごく怒っていたということも、その原因が自分の行動によるものだということも気付けていなかった。>>14
「…まさか他の男と仲良くしてるとは思わなかった」
カルデアに帰還して報告を済ませた後、自室のドアを開けるとアレキサンダーの声が聞こえ声のする方に振り向く前に強い力で腕を引かれた。そのままベッドに押し倒され頭上に天井とアレキサンダーの姿が見えた。一体自分の身に何が起きたのか、そして何を言われたのか一瞬分からず茫然とする。他の男…?
「……え?」
「やるねマスター。彼の場合特殊だけど…マスターはやっぱり小さい男の子が好きなのかな?」
「!?」
彼とはアンデルセンのことだろうか。帰ってきて突然押し倒されて小さな男の子が好きなのかと言われ動揺するとアレキサンダーは全ての感情を絞り出すような、苦しそうな声を出した。
「…面白くないよ」
「ア、アレキサンダー…?」
「……何で彼を抱きしめてたの?」
「えっと…ああ、さっきの?ちょっと寂しくて」
「…寂しかったから他の男に走ったの?」
「ええ!? 違うよ! ただアレキサンダーに会いたくて、でも会えないからキャスターの中で一番年恰好が近いアンデルセンに癒されてたの!」
まるで浮気した恋人を責めるような物言いに困惑する。だって相手はアンデルセンだ。アレキサンダーよりも年下の容姿だし中身は捻くれた大人。最初期のメンバーということもあって長い付き合いだし自分にとっては恋愛対象になりえない気安い関係の相手なのだ。そんな相手と軽くじゃれ合っていただけで他の男に走ったなんて言われるとは思わなかった。>>15
「…ふーん。癒された?」
「う、うん。小さいな、意外とあったかいなって安心して…んんっ!?」
アンデルセンにハグした時に思ったことを話すとアレキサンダーは更にむすっとした顔になり唇を塞がれる。不機嫌そうな雰囲気といい、刺々しい発言といいもしかしてアレキサンダーは嫉妬しているのではないかとようやく気付いたがもう遅かった。既に蹂躙する時の眼差しに切り替わっている。あ、やばいと体中から冷や汗が流れるが後の祭りである。何故いつも自分は間が悪いというか、地雷を踏み込んでしまうのだろうか…!!
「…感想は聞いてないよ。というか言わないで。聞きたくない」
「……わ、私は…その、浮気とはそういうのじゃなくて…」
「…………マスターは僕の事好きなんだよね?」
「え?もちろん、大好き…!」
聞かれるまでもないアレキサンダーの問いに間髪入れずに答えると「…即答なんだ」と少しだけ頬を染めた後何か考え込んでいるのか黙り込み数十秒後、思案顔から一転して笑みを浮かべる。あ、この笑顔は意地悪な事を言ってくるときのアレキサンダーだ、と後ずさりそうになるがここで逃げたらもっと酷い事になる気がする。震えながらアレキサンダーの言葉を待った。
「そう。それじゃ『大好き』な僕の言うこと聞いてくれる?」
「うん…なに…?」
「じゃあそこで四つん這いになって」
「……え?」>>16
長くなったので今回は一旦ここまでです
次回はアレキサンダー視点の話になる予定です
早めに投稿出来たらいいなーと思います
お目汚し失礼しました『メイド女帝とご奉仕人形と淫乱魔獣と』
アタランテが陥落して間もない頃。二人のメイド服を着た美女が、マスターへと奉仕を行う。
麻酔系の毒で抵抗を封じ、猿轡を噛ませたアタランテを椅子に縛り付けながら、見せつけるように
「はぁ・・・・んちゅ・・・んく・・・じゅる」「はぁ、ん・・・・れろ・・・ぺろ・・・」
金髪のメイド・・・アンジェリカは、右腕を乳房で挟み、唇を貪り合う
黒髪のメイド・・・セミラミスは、左腕に乳房を押し付け、首筋に舌を這わせ
二人の乳房からは母乳が、マスターの指を受け入れる秘所からは愛液が溢れる。
見せつけられるアタランテはたまったものではないだろう。事実、秘所からは愛液が溢れ出している
「ん・・・・ぁむ・・・・じゅる・・・ぇろ」「んちゅ・・・ちゅる・・・ちゅぱ・・・・」
二人が体勢を変える。アンジェリカが屹立した肉棒を乳房で挟み、口で咥え込む
セミラミスは母乳の滴る乳房をマスターの胸板へ押し付け、唇を貪り合う
「ふぅ!んじゅる・・・じゅるる・・・んぁ!」「んふぅ!?んちゅううう!んううう!」
アンジェリカの秘所から溢れる愛液の量が増す。弄っていないにもかかわらず、潮を吹く
セミラミスは柔らかな尻肉を揉みしだかれ、軽く絶頂する。二人から溢れる母乳は、少しずつ量を増す
二人が動き、互いの居場所を入れ替える。セミラミスは肉棒を挟み、咥え、アンジェリカは唇を貪る
暫くして、アンジェリカもまた跪き、セミラミスが僅かばかりスペースを作るように動く
二人の美女の、豊かな乳房を肉棒へ押し付けられる。柔らかな肌が、極上の快感を生む
「ぁ!んぁ!ぁ・・・・・ちゅ、れろ」「はぁっ!ふぅ、ぅん!・・・れろ、んちゅ」
竿を舌で舐めあげ、亀頭にキスをする。自分たちで押しつぶした乳房から溢れる母乳に、嬌声が漏れる
柔らかな四つの母乳まみれの乳房に別々に擦り上げられる。極上の快楽に>>18
「んぁ!?あ、ちゅ、ん・・・・んちゅ」「ぁあ!?あ、・・ぁあ・・んちゅ!?んぅ・・んく」
ビュルルルル!と精液が噴き出す。アンジェリカが亀頭から吸い上げ、セミラミスへと口移しで分ける
切なげな表情を浮かべていたセミラミスは、分け与えられた精の味に表情を蕩けさせる
その美貌を白濁で汚す美女。アタランテはその光景に羨望を覚え、一層強くなる下腹部の熱に悶える
にちゃあ、といやらしい音を立て、愛液まみれの秘所を開く、二人のメイド
「「お好きな方をお使いください、ご主人様」」
示し合わせたかのように、一字一句違わぬ言葉を、寸分の狂いもなく発する
開かれた秘所から、内部までくっきり見えている。その淫靡な光景に、肉棒は一層いきり勃つ
アンジェリカの秘所からは、濡れそぼった膣壁と、入り口付近まで降りている子宮口が
セミラミスの秘所からは、幾重にも糸を引く膣壁と、亀頭を飲み込まんと開閉する子宮口が見える
セミラミスの秘所に、肉棒が突き入れられる。これでもかと口を開けていた子宮が、亀頭を飲み込む
「ぁ、ぁああああぁぁぁああぁあ?!?!?!?あぁぁぁぁあぁぁぁ!?!?!?」
子宮の中まで犯される感触に、嬌声交じりの獣のような絶叫をあげる。アタランテの拘束が解ける
アンジェリカはセミラミスの乳首を抓りながら、マスターと口づけを交わす。嫉妬の視線を感じる
アタランテはふらつく足でマスターへと駆け寄り、首筋にキスをする。羨望の視線を感じる
「ぁ!そ、こぉ!ぁ!指、ィ!?子宮、あたってぇぇ!?」「ぁああああぁああ!?ぁあ、あああん!」
二人の秘所を、指で弄られる。アンジェリカは子宮口を指でこね回され、絶頂する
アタランテは、神罰の野猪による激痛がすべて快楽に変換されることにより常に絶頂していたこと
そして、セミラミスによりその絶頂を認識できなくなっていたため、その快楽が一気に押し寄せた>>19
「ぁ!ああ!ひきゅ、ぅ!?おきゅ、あひゃ、っひゃああああ!!」
体勢を変えられ、騎乗位の態勢で下から突き上げられる。実際は、自身が腰を振っているだけだというのに
肉棒を飲み込んだまま降りた子宮は、その最奥まで突き上げられ、絶えず絶頂に震えていた
「ぁん!ぁあ!ひゃあ!?」「ぉああああぁぁぁぁあああぁ!?!?ぁあ、ぁあああああ!」
子宮口を押され、捏ねられる。アンジェリカは容易く絶頂し、アタランテは未だ絶頂し続ける
三人が撒き散らした母乳と愛液により、形容しがたい牝の香りが部屋に充満する
その匂いが四人を昂らせる。膣の締まりはよりきつく、乳首やクリトリスはより硬く
肉棒はより硬く、太くなり、セミラミスを悶えさせる。その光景が、三人を余計に昂らせる
「ぁは!はぁ!ぁああああ!!!ひゃ、ぁああぁああぁああぁああぁああああ!?!?!?!」
セミラミスの子宮に、直接精液が勢いよく叩きつけられる。あまりの量に、目に見えて下腹部が膨らむ
二人の子宮口は、その光景に興奮するかのように開き、マスターの指を咥えこむ
「--------------?!?!?!?!?!!?!!!?!!?!」
理解が追い付かず、声にならない悲鳴と共に絶頂する。腰を抜かし、三人の美女が倒れる>>20
セミラミスの下腹部に、太めのバイブがねじ込まれる。嬌声をあげ、腰を浮かせる
「・・・・・私たちが終わるまで、咥えていてください」
ねじ込んだ本人であるアンジェリカは、彼女を一瞥すると、マスターのもとへ這う
なんとか腰を浮かせ膝立ちとなり、反り立つマスターの肉棒を、秘所へとあてがう
「ご主人、様・・・・・よろしければ・・・・お使い下さい」
膝裏に手を回され、腰を落とされる。すんなり飲み込まれた肉棒が、子宮を押しつぶす
「んぃいいいいい!!?!!これ、ひゅ、ごおおおおおおお!?!?!?」
あえなく達するも、下から突き上げられる。腰を揺らし、より快楽を享受しようとする
「ぁ、あ!舐め、ひゃああああ?!?!ぁ!?!そ、ああああああ!?!?」
マスターの顔に跨り、秘所を舐められ、吸われ、クリトリスを噛まれる。絶え間ない絶頂に悲鳴を上げる
「んぁ!っちゅ、んちゅ・・・れろ・・・・」「あぁ!ああ!んちゅ!?!んぁ!んぅううう!!」
アンジェリカとアタランテがキスをする。舌を絡めた濃厚なディープキスに、二人で絶頂する
アタランテは秘所をマスターの顔へ押し付け、アンジェリカは必死に腰を揺らす
「ぁあ!ああぁぁ!あぁぁああああぁあああああぁっぁぁああぁああぁあああぁあ!?!?!?!」
既に二度射精しているとは思えない量が吐き出される。子宮で熱い精を受け入れ、より深く絶頂する
淫猥な音と主に、アンジェリカの秘所から肉棒が抜ける。震える手で、自身の秘所にバイブをさす。
子宮の中で揺れる精液の感触に、絶頂しながら妖艶な笑みを浮かべる。
腰を突き上げ倒れたアタランテが、肉棒を秘所へあてがう
早くしてくれ、もう我慢できないと言わんばかりの切ない表情を見て、最奥まで一気に突き入れる>>21
「んぁあああぁああああぁああぁああああぁあ!!!!いぃ!いぃ!おく、ひゅか、ぁああああ!!!」
絶叫にも似た嬌声をあげる。週に一度、一時間しか自由を与えられる彼女の、数少ない至福の時だ
だらしなくも、歓喜に満ちた表情。マスターには見えないが、声に隠し切れぬ喜悦が混じっている
必死に腰を振る。マスターが腰を打ちつける瞬間に、自ら腰を密着させ、より深くまで肉棒を受け入れる
地べたに密着した上半身が、腰を打ちつけられるたびに擦れ、押し潰された乳房と乳首に快感が走る
「はぁあああ!!ぁあ!あああぁああああぁ!!イ、ひぃいいいいいいい!!!!」
地獄にも、天国にも似た無限絶頂による締め付けで、マスターが達する。
子宮が受け入れる大量の精液は熱く、ドロドロで、激しくも甘美な快楽を伴って
下腹部が膨れる。深々と押し込まれた肉棒をより深く受け入れようと、必死に腰を押し付ける。
肉棒が、引き抜かれる。未だ硬さを失わぬ、たくましい肉棒が
震える腰を上げ、むしゃぶりつこうとするも、ねじ込まれたバイブの感触に躓く
左右から、アンジェリカとセミラミスに挟まれる。二人が、自分の乳房に乳房を押し付けてくる
マスターに向ける視線から察する。今度は自身も、あの輪に加われるという歓喜に打ち震える
今度は、三人の、母乳で濡れた乳房が肉棒を包み込む。夜明けは、まだまだ先だどれほどの時がたったのか。目隠しをされた彼女・・・セイバー、モードレッドに、知るすべはなかった
この上ない、最悪の結末だった。マスターは媚びを売るため、王を、父を侮辱したが故に、切り捨てた。
チャンスはお預けか、そう思った矢先に、何者かの玉座へと送られたのだ。
サーヴァントであるとわかるや否や、斬りかからんとするも、毒で一瞬にして満身創痍となった
そうして、身動き一つとれない中で鎧を剥がされ、今に至る。屈辱だった、この上ない屈辱だった!!!
怒りが頂点を突破する。一周回って冷静になり、疑問が生じる。何故、何も感じないのか、と
毒により受けた、言葉にすらできない激痛は、奴がその気になれば消える。だが、目隠しの感触がない
脳裏に、あの忌々しい、母に似た雰囲気の、女の声が響く。ようやく気付いたか、と
「!??!?!ぁ、ぁああああぁああああぁあああぁああああぁあ!?!?!?!?!?!」
嫌な予感が走り、身構えんとするも無意味だった。先ほどまでとまるで違う、快楽の奔流が襲う
抵抗できない、する手段を知らない。ダムが決壊したように、秘所から愛液と潮を吹く
彼女が意識を失った僅かな間に、四肢を拘束し、目隠しをした。そして、感覚を完全に遮断した
忌々しがられている女帝、セミラミスは、あることを試そうとしていた
アタランテを従属させた、激痛を快楽に変換する方法。これを毒で安定できれば、と考えたのだ
激痛を快楽へと変換し、その開放をマスターの手に委ねる。穴だらけに見えて、穴は少ない
彼女は自身の庭園の内において、毒を誰より自在に扱える。事実、騎士を悶えさせる快楽の元も毒だ
そして、庭園における絶対性ゆえに、サーヴァントの行動は幾らでも制限できる
ヒュドラの毒の苦痛を、丸ごと快楽へと変えられた騎士の無様を肴に、白濁で満ちたグラスを傾ける
モードレッドは、正常な思考を失っていた。度重なる絶頂の味を、身体が覚え始めたのだ
首に、何かが巻かれる。服を剥がされ、ドロリとした液体が、起伏の少ない身体を滑り落ちる>>23
「-!?!?!?-----------------?!?!?!?!!」
流れ落ちかけた液体・・・・媚薬が、控えめな乳房や、尻、秘所に塗りたくられる
思考を焼き、意識をトばす快楽の奔流に、嬌声交じりの声にならない絶叫をあげる
媚薬を塗り込んだが故に発情してしまったアンジェリカの秘所に指を入れつつ、陥落を確信する女帝
魔術的処理を行った首輪により、意識を失うことは許されない。一晩調教部屋に置けばいいだろう
目隠しをそのままに、拘束を解かれたモードレッドは、調教部屋に転移させられる
目隠しを、ぬるぬるの触手に外れる。複数の女性が、秘所と尻穴、口を犯される光景が目に入るより先に
ぬるぬるの、濃厚な媚薬粘液を滴らせた触手に乳房を撫でられ、絶頂する。口に触手が入る
部屋にいる女性たち・・・・見れば、皆令呪を持っている・・・と違い、挿入はされない
それがかえってもどかしさを誘う。痙攣の末、粘液溜まりへと落ちる。男を知らぬ秘所を、粘液が犯す
彼女が陥落するのは、決まったも同然であった
「ぁあ!ああん!!もっひょ、もっひょぉ!まひゅらあ!おきゅまで、ぇえええ!」
モードレッドは、拍子抜けするほどあっさり契約に応じた。自らマスターを受け入れ、腰を振る
アタランテと違い、彼女の頭からは快楽以外のことが消え去っていた
「ぁは!んちゅ、んく、ちゅる、ちゅぱ、じゅる・・・・んぅ!?ああああぁああああぁああああ!!」
マスターを起こし、キスをして、舌を絡める。子宮を犯すドロリとした精液を感じたのは、その直後
数え切れないほど絶頂し、腰が抜ける。肉棒を引き抜かれる表情は、捨てられた子犬のようで
セミラミスに嫉妬されたモードレッドには、特別な部屋を監禁部屋として与えた。マスターの私室の隣>>24
「まひゅらぁ!みひぇ!おりぇの、はしなにゃいすがたぁ!」
マジックミラー、と呼ばれる仕掛けにより、マスターの部屋を覗ける特等席、だった
絶頂を封じられながら、特例的に身体を駆け巡る快感がカットされない
四六時中、絶頂を封じられるもどかしさを感じながら、マスターの姿を見続ける
マスターに犯されたい、その一心で部屋に置かれたバイブを咥え、乳房を自らこね回す
その浅ましい姿に、騎士の誇りなど欠片もない。快楽を求める牝そのものだ
それでも、セミラミスはそれなりに感謝はしていた。故に、四肢は縛らなかったのだ
彼女により完成した毒。ヒュドラ毒の苦痛を与えながら、その苦痛を快楽へと変える淫毒
令呪を渡さなかった女マスターたちでは、やはり強度が足りなかったのだろう、と物思いに耽る
あの役立たずどもは、あのまま侍女として使うか、などと思考をするが
「んぁっ!っ、考え事くら、ぃん!?んちゅ・・・・んぅ・・・情事の中ですべきではなかったな」
マスターに後ろから突かれ、唇を奪われる。そのまま舌を絡め、唇を離して謝罪する
特にあの六導玲霞とかいう、魔術師でもないのに令呪を持っていた女は良さそうだ、という思考を消し
忌々しい牝騎士に付けられた、あの女の匂いを消すべく、腰を打ちつけたのだった六導玲霞は、十分過ぎるほどに不幸な生い立ちだったろう。しかし、これはあんまりではないか
聖杯戦争に、偶然巻き込まれ、令呪を宿しただけの一般人だ。それが、令呪を宿したがために・・・
「んぅうん!んぁん!ぁあん!んぅううん!」
快楽に喘ぐ彼女は、見るものが見れば幸せであろう。相手が異形の触手でなければ、だが
もう何日も犯され続け、イき狂っているのだ。媚薬作用の粘液の栄養価が高いのか、飢えてはいない
ふと、秘所と尻穴、口を犯していた触手が引き抜かれる。名残惜しそうな彼女の脳裏に、声が響く
敏感になった身体が訴える疼きを抑え込み、耳を傾ける。足元に落ちた目隠しをしろ、とのことだ
そうすれば、マスターの奴隷として触手以上の快感を与える、とも。戸惑いながら、目隠しをつける
すると、牝の匂いが消えうせ、代わりに唇を塞ぐ柔らかな感触が
目隠しが外される。目の前のマスター・・・自身の主が後ろへと回り、乳房を揉む
秘所を指で弄られ、舌で口内を蹂躙される。快楽に思考が侵され、表情が蕩ける
身体が敏感になっていることを差し引いても、人から受ける中で最上級の快感だった
「ぁあん!ぁ、はぁ!ぁあ!ぁあああぁああ!・・・・・・っぇ?」
簡単に昇り詰め、潮を吹き絶頂する。足腰が立たなくなるが、そのまま抱き上げられ、何処かへ運ばれる
行き先が浴室、というのは想定外であった。奴隷でも道具でも、丁寧に扱ってこそだと、彼は言う
粘液を流しても、媚薬効果は消えないから安心していい、とどこか優し気に言う
秘所を弄り、乳首を抓り、尻肉の間にいきり勃った肉棒があてがわれてなければ、惚れていただろう
いや、すでにどこか、惚れるまではいかずとも、この男に服従するのも悪くはないと思う自分がいた
鏡に、蕩けた自身の顔が映し出される。乳首とクリトリスを勃起させ、、秘所から愛液を垂らす牝の顔が
じゃあ、いっぱい苛めてあげるね、と囁かれる。我に返った直後、秘所を肉棒が蹂躙した>>26
「はっ、あぁあん!!んぁ、ああ!ふ、とぉ!ぃいん!!んぃいぃぃん!?!」
根元まで、肉棒を飲み込む。味わったことのない太さの一物に、驚愕と歓喜の嬌声が上がる。
自分で、自分が堕ちたことを、明確に理解した。してしまったのだ
「ぁっ!はぁ!んぁあぁぁ!んちゅ、ちゅる!んじゅるる!ぇろ!」
顔をだらしなく歪め、潮を吹きながら腰を振り、唇を重ねながら、自ら乳房を揉む己の姿が、鏡に映る
乳首を抓られ、捏ねられ、子宮を突き上げられ、押し潰され、あっけなく絶頂する
「ぁああああぁあぁあぁぁあぁああああぁぁああああ!・・・・・んぁ、っはぁ・・・・」
絶頂の余韻に浸る。心が堕ちる前から、身体が陥落していては仕方がない。そう、仕方がない
ならば、せめて奴隷らしくあろう。主に気に入られ、寵愛を受ける奴隷であろう、と
肉棒が引き抜かれ、シャワーを浴びせられる。性感帯を重点的に、強烈な湯の雨が降り注ぐ
浴室から出ると、金髪の侍女らしき人物に腕を引かれる。着いた先で、服を選べという
マイクロビキニ、スリングショット、etc…玲霞が選んだバニー服が、最も露出が低い謎のラインナップ
マスターの部屋に連れて行かれる。初めて見る黒髪の女性が、何やら準備している。魔術、というものか
そんな物思いに耽った刹那、下腹部に違和感を感じる。見れば、紫色の紋様が一瞬浮かび、消えた
マスターへの奉仕を促される。豊かな双丘で、肉棒を挟み込み、亀頭に舌這わせる
突如、乳首から強烈な快感が走る。見れば、白い液体・・・母乳が溢れている
何故、と思考するより先に、金髪の侍女に、股間に何かを取り付けられる
曰く、膣と尻穴を調教する専用の器具らしい。二穴に異物感が生じ、冷たい液体が噴き出す
直後、秘所と尻穴が熱を帯び、母乳が一気に溢れ出る。不意の強烈な快楽に、成すすべなくイき狂う>>27
「ぁ!?ぁああああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁああ!?!?!あ、熱いぃ!ぁ、ぁああ!」
女帝以上の巨乳から母乳をまき散らし、快楽に悶える。乳房の谷間に迸る精液が、更なる快感を生む
波が弱まり、ふと見やるとマスターが三人いた。瞬きを行い、目を擦るも消えない。
足を広げられ、股間に取り付けられていた器具を外される。屹立した三つの肉棒に、期待が高まる
寝そべったマスターに跨り、秘所に肉棒を受け入れる。膣内を押し広げる熱に、何度も達する
子宮に届き、一際強くイった直後、無防備だった尻穴に、肉棒が根元まで押し込まれる
「ぁ・・・ぁあ・・・ぃ、いい・・・っ!ん、はあぁあ!!ぁ!?ぁあぁぁあぁあぁあぁああ!??!」
子宮を下から押し上げられ、後ろから押し潰され。ゴリュッという音のした直後に、盛大に潮を吹く
残った一人が、肉棒を彼女の口へとねじ込んだ。我を取り戻すと同時に、膣と尻穴が締まる
「んぅううう!!ふうううう!!んじゅ!ふううううん!!んんんんん!!」
膣壁と腸壁を、乱雑に突き上げられる。不規則な間隔故に、幾度も同時に子宮を刺激され、潮を吹く
必死に舌を這わせ、吸い上げ、咥えた肉棒を刺激する。母乳が溢れる感覚に、頭が真っ白になる
「んぅぅぅうぅぅぅぅぅ!!んぁ、ぁぁぁあああああああ!?!んぶぅううううう!?!?!」
三つの穴に、同時に精液が吐き出される。子宮で熱を、腸内で触感を、口で味を愉しむ
不意に、紫の紋様が全身を走り、消える。契約が完了したのか、と理解する。淫らな笑みを浮かべる
夜はまだ長い。私という牝奴隷を、もっと使って欲しい。その願いが届いたのか
再び、子宮を前後から突き上げられた その夜、嬌声が途絶えることはなかった『性教育者セミラミス』
「ぁ・・・!・・・・・!・・・・!」
甲高い喘ぎ声が、かすかに響く。庭園の誰とも違う喘ぎ声が、セミラミスの部屋から漏れ出る
「これ、変だからぁ!おねが、ぁあ!!まひゃ、れ、ぁああああ!!」
部屋には、顔を涙と涎でぐしゃぐしゃにし、メスの顔をしたマスターがいた。実に、実に珍しい表情だ
彼は、セミラミスにピンクのゴム質の円筒状の物体で肉棒を扱かれ幾度も射精していた。
セミラミスが、一度もマスターに媚薬を盛ってないことを思い出し、一服盛って自慰を教えようとした
その結果、感度を上げる毒を盛られた際の反応に暴走してしまい、このようなこととなっていた
マスターは押しに弱い、と新たな弱点を、胸中にしまい込み、また肉棒を扱き始める
両手を縛られ、肉棒からの快楽に翻弄される彼に、令呪を使って止めさせる余裕はなかった
「ぁあ!ぁ・・・んちゅ!?んぁ、んちゅ・・・・」
キスをして、喘ぎ声を抑えさせる。マスターの今の姿を他者に見せようというつもりはなかった
マスターが、最早何度目かもわからぬ射精を迎える。毒も抜け、感度も正常に戻り、終わったはずだった
「ぁ、ふぅ!んぁ、ぁあ・・・・・・!!!」
自己嫌悪に陥ったセミラミスが少し離れ、戻った時、マスターは自ら肉棒を扱いていた
初めての自慰が、毒で敏感になっていた身体でのモノだったのだ。快楽の味を、知ってしまったのだ
自らの意思での、初めての自慰。そして射精。その快感から復帰し、セミラミスに近づく
そして、ベッドにセミラミスを押し倒した。女を犯すオスの瞳には、快楽を求めるメスの色があった
両手を縛り上げられ、数の増えた令呪の一角を行使される。身体を媚薬毒が駆け巡る
「ぁああ!んぁ!?---!---!」>>29
選手交代だ、と肩で息をしながら言う。どこか余裕の消えた強気な笑みに、年相応の少年だと理解する
愛液を溢れさせ、触れてもいないのに開閉を繰り返す秘所に、白濁濡れの肉棒が呑み込まれる
セミラミスは、膣内を亀頭がすり続ける間、常に絶頂し、マスターも珍しく肩を震わせていた
「-!-!-、-!------!」
子宮口を亀頭がこじ開け、子宮内を犯す。セミラミスが絶頂し、マスターが精液を叩きつける
絶頂に噴き出す潮と母乳が、マスターとシーツを濡らす。痙攣が収まるや否や、挑発的な視線を向ける
「-!!?!?!-------!!!------!!!------!!!-----!!!」
激しく腰を打ちつけられる。子宮を内側から押し上げられ、幾度も絶頂し、潮と母乳をまき散らす
マスターも、子宮に精液をこれでもかと吐き出し、彼女の腹は妊婦手前まで膨らんでいる
セミラミスは悪足掻きに、自身の体液に性欲と精力の増強作用を与えた。結果、マスターに蹂躙される
「----、----。・・・・・っぷぁ!?ぁ、・・・・すなまかった・・・・んちゅ!んちゅる!」
隅々まで涎の染み渡ったマスターの下着が、口から引き抜かれる。激しい抽送で、拘束も解けている
マスターを抱き寄せ、謝罪の後に口付けし、舌を絡め合う。唾液を啜り上げ、自分の毒液を流し込む
胸板に押し当てられた乳房の先の、硬くなった乳首が潰れ、溢れる母乳で滑り、脳裏を焼く快感を生む
必死に唇を重ねるその姿は、優雅な女帝のそれではなく、恋する乙女のそれに似ている
セミラミスの体液により、マスターの肉棒がはち切れんばかりに屹立する
子宮の中まで犯す肉棒の脈動は、それだけで痺れるような快感となり、彼女を襲う
マスターの顔に、苦痛の色が浮かぶ。彼女は繋がったまま、仰向けに倒れ、両手を伸ばし懇願する
自分を犯せ、と。もっとマスターを感じさせろ、と。その言葉を引き金に、暴力的な抽送が再開された>>30
それからも二人は幾度となく絶頂した。互いが互いを際限なく求め続ける。主従など最早意味をなさない
「ぁあ!んぁあぁああ!あっ!あん!はひん!ひぃん!ぃっああああぁああああぁあああ!」
ある時は正常位で。セミラミスの揺れる乳房と、身体に絡みつく長い髪、飛び散る母乳が興奮を誘い
「ぁあ!やっ、あぁあああ!ち、が、ああああぁああああ!だ、ま、ひゃああああ!!」
備え付けの大きな鏡を前に、背後位で乱れる姿を見せつけ、セミラミスの動揺を誘い
「ああん!んはああ!!ぁあ!ぁああああ!ま、ぁああああぁああああぁあああぁぁあぁああ!!!」
乳房を揉みしだかれ母乳を溢れさせ、子宮に入りきらない精液を垂れ流す淫猥な姿を見せつける
「ぉああ!んちゅる!んあぁあ!はぁああああぁああ!!ぁ!ぃああ!ぁあああああぁああああ!!!」
騎乗位で自ら腰を振り、母乳を吸い上げる姿を堪能した。喘ぎ声に合わせ揺れる乳房は、絶景であった
喘ぎ声と共に口を離れた乳首から飛び散る母乳が、絶景をより淫猥にし、マスターを興奮させた
子宮へと注がれる精を存分に味わい、力尽きたかのように倒れ込む。秘所から、ぐぽんと肉棒が抜ける
ごぽりと精液が溢れ出し、マスターとセミラミスの下腹部を汚す。その感触に、二人で笑みを浮かべる
二人で浴室へ移り、互いを洗う。肉棒と秘所を手で犯し合い、同時に絶頂する
濃厚な口付けの後に、再び濡れそぼた秘所に、屹立した肉棒を受け入れる。子宮まで届き、絶頂する
毒により、マスターは犯すことで、セミラミスは犯されることで、肉欲が増大する
我慢しきれず、マスターが抽送を行う。セミラミスは嬌声を上げ、身体を震わせる
「ぁあ!これぇ!もっと!んぁあ!はやく、もっとぉ!はっ、ぁん!ひぃん!!ぁああああぁああ!!」
二人で腰を振り、同時に絶頂する。子宮を犯す精液に悶え、溢れた潮はマスターの腹にかかる
幾度目かもわからない口づけを交わす。傍から見れば恋人同士の契りにしか見えない、激しい情事>>31
実態は、愛を知らぬ男が愛を求め、愛されたい女が応えようとする。それだけのことだった・・・
数日後、
「ぁ、んちゅ・・・・れろ、ちゅぱっ、じゅるる・・・・」
乳房で肉棒を扱かれる。舌で亀頭を舐められ、唇で吸われる。あれ以来、毎日仲間たちを抱いていた
自慰しているのを発見されたマスターは、自慰を禁じられた。セミラミスはしまった、と頭を抱えた
毒の副作用で、マスターの肉棒の感度が上がり過ぎたのだ。性欲の高まりも原因だろう
一人でいるとあの快楽を思い出し、溜まった欲を自力で発散したくなる。彼女にとって大きな誤算だ
これでは我々が不要になりかねない、と勢いで禁止してしまったのだ。恋する乙女の暴走が招いた結末
解決策として、セミラミス、アンジェリカ、玲霞の三人から一人が、マスターと共に行動するのだ
マスターの性欲を受け入れる牝として。大きな誤算もあったが、何もせずとも快楽を求め身体を貪られる
マスターが能動的に抱いてくれるようになったことと、マスターの感じる表情を見れることに
皆が歓喜し、マスターとの距離が縮まったと喜んだのだった・・・・・・・・・・・・・
セミラミスの毒に犯された奴隷英霊たちも能動的に抱くのは、少々悪い誤算だったがセイバーのサーヴァント、新選組一番隊隊長の沖田さんといえど、あのキャスターは相性最悪ですよ!
病弱持ちと毒使いとか、毒使いが勝つに決まってるじゃないですか!いきなり現れて、毒を吸わされて
血を吐いてる間にドナドナされて、気づいたら身動きできず、目隠しされてっ!?
「ぁああ!?ぇぁ?ぁあああ!?!!!?な、ぁああああ!?!?」
何やら沖田総司が物思いに耽っていたが、関係ないとばかりに、二人が秘所と豊かな乳房を責め立てる
アンジェリカは兎に角、元娼婦の玲霞に責められては、経験皆無の彼女に成す術はないだろう
奴隷調教用の毒を使う前だというのに、秘所からはだらしなく愛液を溢れさせている
その手腕を目の当たりにし、どうりでマスターが苛烈に責める訳だと一人納得するセミラミス
二人に目配せし、趣向を変えた責めを与える。ある意味、残酷な凌辱を
「ぁ?!・・・・はっ・・・・なん、でぇ!?」
首に何かが巻かれる。続いて、何かが刺さる感触が。何が、と考えることは叶わなかった
「はぇ!?ひぁああああぁああああぁああああぁあああぁあああぁああ?!?!?!」
強烈な快感が突如全身を襲い、あえなく潮を吹き散らし絶頂する。脳裏に火花が散り、思考ができない
しかも最悪なことに、快感は徐々に強さを増しているのだ。潮を吹く間隔も短くどんどんなっている
今回セミラミスがしたのは、徐々に毒を身体に流し込むというシンプルなものだ
そう、改良前はヒュドラ毒そのものだったものを、微量ずつ流し込む。微量でも効果は絶大だろう
天才美少女剣士と言えど、剣が無くてはただの少女。女の悦びには抗えないのだ
そして、流し込むのは奴隷調教用の毒だけではない。病弱による吐血を抑制するための毒もある
調教中に血を吐き散らされてはたまったものではない。毒が身体に馴染みさえすれば、抑制は可能だ
代償に、肉体の感度があの不良騎士より幾らか上になるが、些細なことだろう、とのたまう>>33
幾ら彼女と言えど、不良騎士殿がどのような人物か知らずとも録でもない結末なのは容易に想像がつく
だが、抗えない。絶頂が続くせいで、身体に力が入らないのだ。そうしている間に、身体は堕ち続ける
「ああああぁあああああぁあああ!!!ぁあ、んぁああああぁあああああ!ぃ!?ひぃぃぃぃ!?!」
突如、乳首とクリトリスに何かが刺さり、痛いはずなのに嬌声を上げる
首に巻き付いているものと同種の生物が、媚薬毒を流し込み始める。腰を震わせ、絶叫と共に絶頂する
「ぃ、ぁああああぁああああ!?!?!?ぁあん!ぁああああぁああああああぁ!?!?!?」
全身を襲う快感はどんどん強くなり、毒を注射していた生物が剥がれる頃には、常に絶頂していた
契約を持ち掛けるも、ギリギリで拒絶されてしまう。そのまま調教部屋に送られる総司
彼女の調教のためだけに、専用の媚薬毒をもつ触手を用意し、あてがう
「ァ!--------!!!!---------!!!!!ッーーーーーーーー!!!」
口と尻穴に触手が入り込み、絶えず毒を流し込まれる。悲鳴すら上げれず、止まらない絶頂に身悶える
高まる肉体と、跳ね上がる感度を前に、乳房から溢れる白い液体に、気づけるはずがなかった
翌日、彼女の身体は完全に堕ち切っていた。どれほど言葉が抗っていても、表情と身体が堕ちている
乳首とクリトリスはビンビンに勃起し、秘所からは常に潮を吹き、愛液は壊れた蛇口のように流れ落ちる
歩みを進めるたびに乳首から母乳が滴り落ち、顔をだらしなく歪め嬌声を上げる
凛々しかったセイバー、新撰組の沖田総司は、影も形もなかった
マスターの眼前に引き立てられる。犯される、と身体が歓喜し、心が歓喜を押さえつけようとする
押さえつけようと、した。背後から現れた元娼婦の技術の前に、心が堕ちる直前まで愛撫された>>34
「っぁああん!!んぁあん!ぃやぁ、だめれひゅ!ひょこは、おとこのひひょ、にょおおおお!!?」
調教され、牝として完成した身体で、経験豊富な彼女に抗えるはずがなかった
突如、愛撫をやめられる。なんで、と目を向ける。妖艶に笑み、欲しいならオネダリしなきゃ、と囁く
マスターに視線を向ける。契約のため、生きるためだ、と言い訳を並べる。先の囁きで、完全に堕ちた
にちゃあ、と秘所が開かれる。恥ずかしいのか、言葉はない。しかし、視線が内心を代弁する
ください、ほしいです、おかしてください・・・・言葉を出そうとし、恥じらいで音になる前に消える
秘所に肉棒があてがわれ、一気に奥まで突き上げられる。エビ反りで潮を吹き絶頂する
「ぁあああ!!こりぇ、ぇええ!?!?!ふひょくひぇ、おっききゅてぇええええ!?!?!?」
子宮に精液が注がれ、また絶頂する。乳房から母乳を噴き、絶頂する。絶頂の余韻で、絶頂する
絶頂が絶頂を呼ぶ、無限絶頂のイき地獄。快楽の波に呑まれ、奔流され、イき狂う
「ぁああああ!?!?!ぁあ!!んぁああああ!!!んちゅう!??!?んれろ!んちゅ!」
キスをされ、一瞬冷静さを取り戻す。しかし、一瞬だけ。すぐに快楽の波に揉まれるメスの顔に戻る
じゅぽんっ!と秘所から肉棒が抜き放たれる。どれほど注いだのか、大量の白濁が奥から溢れる
尻穴に根元まで突き込まれた肉棒は、総司の子宮を後ろからゴリゴリ刺激した
ここが、彼女の限界だった。腸壁が一気に肉棒を締め上げ、声にならない嬌声の絶叫を上げる
腸内へ熱い精液が叩きつけられ、総司は気絶した。全身に走る紫の紋様が、より複雑なものとなり消える
屹立した肉棒に、総司が無意識に手を伸ばす。契約は完了した
目覚めた総司は、嬉々としてマスターとまぐわい、快楽の海へと堕ちて行った・・・・・
彼女には和室といった風情の部屋が割り当てられ、認識できずとも絶頂し続けることを除けば平和だった『淫乱娼婦は乱れたい』
あの剣士の調教に参加してから、六導玲霞は日々悶々としていた
あれ以来、マスターの姿を見ると身体が熱を持つのだ。表情が蕩けるのを必死に抑え、自室に駆け込む
たった二日、されど二日。次に自分がマスターと共にあれるのは、二日後だ
もどかしさは募るばかりだ。次の日も、収まる気配はない。私室で自慰に耽るも、効果はない
むしろ、より肉欲が高まる最悪の結果となった。増大した切なさに、細められた両目が涙で潤む
乳首とクリトリスはブラジャー、パンツ越しでもわかるほど勃起し、愛液は下着をぐっしょり濡らす
今のこの姿をマスターが見たらどう思うか・・・・。妄想に火が付き、一晩中自慰をやめられず
翌朝、気づけば下着が全部愛液でぐしょぐしょになっていた。仕方なく、ノーパンで一日を過ごすことに
部屋を出ようとドアを開けると、目の前にマスターが。様子がおかしいと心配していたという
慌ててドアを閉める。ベッドの上に散らかるびしょ濡れのパンツを見られたかもしれない・・・・
羞恥と、幻滅されないかという不安に頭を抱える。顔が茹ったように熱い。明日までの辛抱だったのに
夜。一日中枕に顔を埋め、現実逃避を続けている。ドアがノックされる。マスターがいる
ドアを開け、微笑みかける。マスターが油断した一瞬のうちに、部屋に引き込み鍵をかける
唇を重ねられると、下腹部の火照りが激しくなる。罠にかけたのではなく、罠にかかったのだと悟る
秘所に指を入れられ、弄られる。パンツを穿いていないことを、ベッドの上のパンツと絡め指摘される
羞恥に顔を赤くし俯く彼女には、彼が面白そうに笑っているのに気付けなかった
ベッドに押し倒され、服をはだけさせられる。溢れる母乳を抑えるための、魔道具ニプレスがバレる
ニプレスを剥がされ絶頂し、潮を吹く秘所に顔を埋められる
「ぃや!?ひぃん!?ゃん!んんぁあああ!!ぁあ、ぃああああ!!」>>36
クリトリスを噛まれ、舐められ、膣壁を舌で蹂躙される。待ち望んだ快楽に、身体が過剰に反応する
執拗な秘所への責めが終わり、安堵とも落胆ともとれる視線を向ける
「んぁ!んちゅ!ちゅぱ、れろ・・・・・・んぁああああぁああああぁああああぁああ!!!!」
突如唇を塞がれ、互いに舌を絡め合う。夢中でマスターとディープキスを続ける。
キスに気を盗られている間に、ぐちょぐちょの秘所に肉棒がねじ込まれる
唇を離し、歓喜の絶叫を上げる。玲霞の姿に興奮していたのか、反り勃つ肉棒で、下腹部に突起が生じる
恍惚とした表情で痙攣する彼女の下腹部の突起を押す。嬌声と共に腰を反らし絶頂する
一度肉棒を引き抜き、彼女をうつ伏せにする。彼女の眼前に、愛液まみれの下着の山が来るように
「はぁ・・・んく、私を・・・・どう・・する、のぉ!?ぁあっ!!はぁあああん!?!!」
背後から肉棒が秘所へと突き込まれる。反り返ったそれは子宮口を絶妙に外れたところを刺激する
腰を打ちつけられ、嬌声を上げる。愛液がどれほど漏れているかも気にならない
抽送の最中、下腹部を手で押される。膣内を突き進む肉棒をより明確に感じ、より深い絶頂に誘われる
口の中を、自身の愛液まみれのパンツが満たす。こんな匂いをまき散らしていたぞ、と囁かれる
膣内を締め付ければ、変態性を指摘されて感じるのかと乳首を抓られ
下腹部に何か紙が押し当てられ、同時に子宮に精を注がれる。声にならない声で、子宮の熱に悶える
乳首に再び魔道具のニプレスを貼られ、もどかしさに腰を揺らして救済を求める
下腹部に生じた、子宮を模した紫の紋様に気づいてはいない。再び腰を突き入れる
子宮を突き上げられ、乳首を抓られ、クリトリスを捏ねられ、下腹部を押される
そこから十分後、マスターが二度目の射精を行うまでに、玲霞は100以上イき続けることとなった>>37
それから一時間の間に、玲霞は数え切れないほどの絶頂を味わうこととなった
マスターは、少しずつペースアップし、二十回以上彼女の膣内に精液を注いだ
結合部からは、愛液と精液がぐちゃぐちゃに混ざり合った液体が溢れ、シーツと二人を汚す
強烈な快感を享受し続けながら、豊かな双丘はニプレスで快感を抑制されたためか、玲霞の目は虚ろだ
膣内で、幾度目かの射精。目に光が戻り、嬌声を上げ、再び力尽きるように倒れ伏す
痙攣する彼女を抱き上げ、浴室へと向かう。秘所から肉棒が抜かれないことに、凌辱の期待を抱く
浴室に入ると、秘所から肉棒が抜かれ、掛けてあったタオルで両足を開脚状態に固定される
俗に言うM字開脚の姿勢に、どこか気恥ずかしさを覚え、頬を染め顔を逸らす
まず、秘所へシャワーを注がれ、膣内の混合液を洗い流されながら、クリトリスを執拗に責められる
汗を洗い流しながら、乳房と乳首を執拗に責められる。表情が蕩け始め、愛液が溢れ出す
全身をマッサージされながら、セミラミス特製ローションを全身に塗り込まれ、身体の火照りに悶える
「んぁ!っぷは!っぁ!っ!はっ!はや、くぅ!おかひひぇ、わらひを、おかひ、ぃいい!!!」
口に詰め込まれていたパンツが抜き取られ、とうとう我慢の効かなくなった玲霞は、必死にねだる
はしたなく涎を垂らし、発情しきった顔を向ける彼女の妖艶さと淫靡さが、マスターを昂らせる
両胸を鷲掴みにされ、秘所から噴水のように潮を吹く。絶頂の余韻が抜けぬ前に、ニプレスが剥される
一気に剥されたことにより、抑え込まれていた母乳が一気に溢れ出す
右乳首を押し潰し、母乳が溢れるのを抑え、左胸にむしゃぶりつくマスター
乳首を噛み、引っ張り、舐め、吸う。溢れる母乳を吸い上げられ、絶頂し続ける
左胸から溢れる母乳の勢いが弱まり、同じことを右胸でもされる。またも、休む間もなく絶頂し続ける>>38
絶頂の余韻が抜ける。マスターを見ると、何かの錠剤を飲んでいる。次の瞬間、マスターが二人いた
拘束されたまま、浴室に備えていたありったけの媚薬を塗り込まれる
全て塗り込み終わっると、二人のマスターが唇と首筋にキスをする
そして、散々焦らされ、ぱくぱく開閉を繰り返す秘所と尻穴に、二人がそれぞれ肉棒を押し込む
最初に挿れられたときより、はるかに熱く、太く、硬い肉棒の感触に、腰を振ってヨがり狂う
「ぁあん!ふとぉ、ぁあ!!はぁ!んぁあ!んふ、んぁあ!!もっとぉ!激し、ぃ!イくぅ!!?!!」
子宮に精液を注がれている最中にも、腸内を犯す肉棒は止まらない。何より彼女自身が腰を振り続ける
乳房を揉みしだかれる。背後からは搾るように、前からは押し潰すように揉まれ、イき狂う
もう止まらないし、止められない。拘束が解かれた後も、二穴で欲望を受け入れんと、腰を振り続ける
抑え込み続けた肉欲を発散せんとする彼女は、伝説のいかなる淫魔よりも淫靡で、妖艶で、強欲だった
以後、マスターの言葉責めがクセになった玲霞は、庭園内ではノーパンノーブラで行動するようになった>>39
読んでいて幸せです…素敵な玲霞さんとマスターくんの交わり、ありがとうございます!
どんどん玲霞さんがえっちなお姉さんになっていく…マスターくん頑張れ。玲霞さんとのえっちな妄想に刺激されて書いてしまいました、デリ嬢玲霞さんとえっちする小説です。
駄文なうえ、まだ導入部分しかできていません。何卒ご容赦を。
オリ主×玲霞さんです。一応オリ主は大学生、玲霞さんはデリバリーヘルスで働く娼婦さんという設定です。
妄想と欲望全開の駄文ですが、よろしければどうぞ。>>41
なにが、起こっているのか。俺の身に、何が降りかかろうとしているのか。
豪華絢爛とまではいかずとも、そこそこに拡張高く整えられたホテルの一室で、俺は自分に起こったこれまでの出来事を思い起こす。
休日前の今日は、夜から大学で懇意にしている友人や先輩との飲み会に参加していた。普段から利用している店で、いつものようにくだらない話で盛り上がる中、何故か話題は「初体験について」という何とも品の無いものとなっていた。話題が俺に振られ「まだそういう行為はしていない」とどうでもよさげに答えた瞬間、周りの面子の目の色が変わった。あれは、そう「格好の玩具を見つけた」とでも言わんばかりの目だったと、今になって忌々しく思い出す。すぐさま一人の先輩がどこかに電話をしたかと思うと、もう何人かの友人や先輩たちに半ば連行されるような形で店を連れ出された。急に何をするんだとか、勘定は大丈夫なのかとか、そんな文句を回りにぶつけていると、店からそう遠くない場所にあるホテルに連れてこられた。ワケも分からぬままに受付の人から鍵を渡されて部屋に案内され、今に至るというわけだ。
冷静に思い返してみても、まったく意味が分からない。皆に電話して文句をぶつけても「心配しなくて大丈夫だから部屋で休んでろ」と面白そうに返されるだけだ。電話口のけたたましい音から察するに、あの後他の皆は店に戻って飲み会を再開しているのだろう。理不尽だ。何故俺だけがこんな目に。すぐにでも帰ってやりたいところだが、下手に部屋を出てキャンセル料など請求されたらたまったものではない。そも、連れてこられただけの自分には、この部屋の料金すら払っているかも分からないのだ。手持ちとて決して多くはない自分にとって、部屋を出るのは中々にリスキーな選択だ。
仕方がないので今いる部屋をざっと見渡す。設備としては、成人男性一人が足を延ばして入るのに十分な広さの風呂と、そこそこの広さのロッカーや大きな鏡(というよりは化粧台?)、そして大きなベッドがあつらえてある。ホテルとしてはそこそこの大きさだろう。ベッドの感触も中々に心地良く、寝転がると優しい感触が伝わる。少なくとも「ボロのホテルに監禁しよう」とか言った悪趣味な悪戯ではないらしい。
しかしそうなるとますます理解できない。いったい何の目的で、皆はこのホテルに自分を押し込んだのか…と。>>42
コンコン。部屋のドアをノックする音がする。
メンバーの誰かが「ドッキリ大成功!」とかいうような看板でも引っ提げて戻ってきたのだろうか。もしそうなら一発くらいしばいてやろう。そんなことを思いドアを開ける。
「こんばんは。あなたが本日のお客様…あら、随分と可愛らしいお客様ね」
予想に反して、そこに立っていたのは。
「ご指名いただきありがとうございます。六導玲霞と申します。本日はよろしくお願いいたします」
大人の色香と包容力を纏わせる、とても魅力的な緑髪の女性だった。
「…あ、あら?どうしたの?固まっちゃって…」
突然目の前に現れた女性…六導玲霞さんに見惚れていると、心配してくれたのか彼女が声をかける。
「…ひょっとして、もっと若い子の方がよかった?私じゃ満足できないかしら…」
急に検討違いの心配をしだす六導さん。慌てて訂正する。そんなことはない。彼女のような綺麗な人に、不満などあるわけがない。
「そ、そう?それなら嬉しいのだけど…でも、それならどうしたのかしら?」
誤解が解けほっとしたのもつかの間、俺は改めて今の状況を思い出し、目の前の彼女に事の経緯を大まかに説明する。ひとしきり話終えると、六導さんが驚きを隠せないといった顔をしている。
「そっか…それで私が指名されたのね…。とすると…ねえ、君はデリバリーヘルスって知ってるかしら?」
突然の質問。予想外のワードに今度はこちらが驚きながらも、肯定の意をこめて頷く。デリバリーヘルスについては、先輩が言っていたのを耳に挟んで検索したときに知っていた。意味を知った時には公衆の面前でそんなことを言った先輩に軽く引いたが。
「今、君が利用しているのがそれ。私は君に…というよりは、そのお友達に指名されてここにいるのよ」
今度こそ盛大にぶったまげる。つまり、彼女は。今から自分とそういう行為をする為に呼ばれてここに来た、ということか…?>>43
理解が追いついた瞬間、ぼっと顔が熱くなるのを感じる。こんなことをしでかした仲間たちへの憤慨と、目の前にいる彼女―六導さんと行為に及ぶ様を想像してしまったことによる気恥ずかしさでだ。
「困ったわね…まさかそんなことになっていたなんて。本人が納得してないのにそういう行為に及ぶのもね。ホテルの人とお店には私から話しておくから、大丈夫よ」
どうやら彼女はこちらの意を汲んでくれたようで、残念だが事情を話して戻るようだ。
…ん?今、何を思った?「残念」だと思ったのか?俺が?「何」に?
「それじゃあ私は受付さんに話してくるわね…あら?」
困惑している俺を見た六導さんが、何やら意味ありげな顔をする。
「あらあら…『こっち』は随分張り切っちゃってるわね。うふふ…」
何事かと思い彼女の視線の先…自分の下半身を見てみると、そこには。
彼女の色香に充てられてか。ジーンズの上からでも分かるほどにいきり立った自分の一物があった。
思わず抑えようとして手で覆う。が、触るだけでも熱を帯びたソレは快感を走らせてしまう。
「…このまま連絡して終わりもいいけれど。あなたのそこは『えっちなことしたーい』って言ってるよ?あなたは、どうしたいの?」
こちらに近づいてきた六導さんは、悪戯っぽい笑みを浮かべて俺に囁く。その言葉だけでも、一物に刺激が伝わってしまいそうだ。彼女の声や言葉には、そんな力が備わっているように思えてしまう。
やっと理解できた。先ほど「残念だ」と思っていたものの正体だ。
俺は期待していたのだ。彼女が目の前に現れ、彼女の正体を知った瞬間に。彼女の手でソレを処理してもらうことに。彼女が一糸纏わぬ姿で乱れる姿に。自分の昂る陰茎を、その中に挿れることに。…彼女、六導玲霞とまぐわうことに。
もう自分の中に、帰宅するという選択肢は無かった。彼女と交わりたいという、その思いでいっぱいだった。>>44
「ふふ…かしこまりました。それじゃあ、改めてよろしくね」
にこりと微笑む六導さん。陳腐な表現だが、まるで物語に出てくる女神様のような、慈愛にみちた微笑みだった。
「あ、本番の前に体を洗わないといけないわね。お先にどうぞ」
言われて気づく。先ほどまで居酒屋で酒や食事の臭いにまみれてきたのだ。こんな臭いで彼女と行為に及ぶのは失礼だろう。
「着替えはそこのロッカーにバスローブが置いてあるはずだから、それを使ってね。終わったら教えてちょうだい。それと…」
ふと言葉を止め、またあの悪戯っぽい笑みを浮かべる玲霞さん。どきっとしつつ彼女の言葉を待つ。
「『六導」じゃなくて、『玲霞』って呼んでくれると嬉しいな。お願い…ね?」
名前で呼んで欲しい、というまさかの提案。そんな風におねだりされて、断れるワケもない。
顔が赤くなるのを感じながら体を洗い、これから始まる六ど…玲霞さんとの一夜に、期待を覚えずにはいられなかった。
ふと自分の一物を見ると、節操のないソレは再び熱を帯びて勃起していた。>>46
良い・・・!玲霞を呼んで彼女とHしたい・・・!でも土壇場でヘタれて弱気になって玲霞に「あら?やっぱりやめる?」って言われるけど玲霞に自分の盛り上がってる下半身を見て玲霞に「でも・・・それを見ると本当はお姉さんとHしたいんでしょ?」って言われた瞬間玲霞を押し倒してハァハァしたい・・・!とある夜の街を、マスターこと龍崎零夜はげんなりとした表情のアタランテと対照的な笑みで歩く
アタランテが、いくら路地裏で襲ったとはいえ報復にこれは・・・などとボヤいているが、気にしない
ふと、零夜の表情が消える。アタランテは彼を抱き上げ、全力で駆け抜けた
セミラミスと行動していた彼の分身が、今回の聖杯戦争に二度目の参加した目的と遭遇したのだ
・・・彼は、物心着くまでは、間違いなく親に愛されていただろう。龍崎の、死霊魔術に触れるまでは
物心ついた彼に披露された死霊魔術に対する答えは、拒絶。それにより、彼に与えられる愛が消えたのだ
今の彼も、死霊魔術は忌避している。命を弄ぶこと以上に、屍を弄ぶことを忌避しているからだ
そんな彼にとって、魔術のために嬉々と命を奪い、屍を弄ぶ肉親たちは、何よりも嫌悪する存在だ
兄が、両親のバックアップを受け聖杯戦争に参加するという鳩の知らせで、即座に参加を決定したのだ
自慰狂いの雌犬にまで堕ちていたモードレッドは、欲望に忠実な不良騎士まで戻り戦力として加わった
ひ弱なセミラミスに分身と行動させ、最低限の牽制で分身を仕留めさせ油断した隙を突く
隙を突くために遠距離から攻撃可能な自分とアタランテが組んだのだ。路地裏で襲われたのは想定外だが
高所にて愛用の狙撃銃であるサプレッサー付きのL115A3に起源弾を装填し、スコープを覗く
アタランテも弓を引き絞り、狙いを定める。分身が斬られ、セミラミスが悲鳴を上げた瞬間に
狙いは外れず、矢は金髪に碧の瞳をした小柄な少女のセイバーの足を貫き、地に縫い留め
零夜が放った起源弾は、セイバーのマスター、兄の心臓を貫いた。アタランテに担がれ、戦場へ移動する
到着するや否や、涙で顔を濡らしたセミラミスが抱き着いてくる。彼女の頭を撫で、兄へ顔を向ける
「素晴らしい!なんと目麗しい・・・!余は美少女も大好きだが、美少年も大好きだぞ!」
眼をキラキラさせ、興奮するセイバーに顔を引き攣らせる。兄も痛みを忘れぽかんとしている
「うむ!マスターも中々であったが、そなたは格別よな!どうだ?余のハレムに加わらぬか?」>>48
え?アタランテ、矢に麻痺毒塗ったよね?思わず確認する。鼻血を垂らし興奮する少女に怯えている
好機、とばかりに令呪を使おうと右腕を差し出す兄。そんな彼の右腕は、次の瞬間には宙を舞っていた
「え・・・と?お、おい、アサシン。これでいいんだよな?」
状況に戸惑うモードレッドに、セミラミスも辛うじて頷いて応える。物陰から見ていた総司にも伝える
我に返った零夜は、セイバーの周りを大きく迂回しつつ、兄に近づく。兄は逃げようとがも足が動かない
零夜の起源弾は大分強力で、貫通していても効果は発揮される。既に全身を侵蝕され、抵抗は不可能だ
中近距離で愛用するデザートイーグルを構える。あまりに無造作なその姿に、撃てるのかと思うだろう
彼自身の女性的な細身の体に反し、筋力はあるのだ
デザートイーグルを無造作に片手撃ちできる程度には。兄が必死に命乞いをする。零夜が声を上げ笑う
「生死は戦場の常だ。死にたくないのなら、戦場に出たのが間違いだ」
無慈悲に引き金を引く。魔力強化された弾丸が頭部を跡形もなく吹き飛ばす。零夜の表情に悲鳴が漏れる
総司とアタランテ、セイバーが思わず悲鳴を上げるような、残虐な笑み。返り血が一層恐怖を引き立て
しかし、その奥の色に気づいたのは、セミラミスとモードレッドの二人だけであった
モードレッドが、兄の協力者の両親を始末したと告げる。毒々しい鎖に縛られたセイバーと共に帰還する
アンジェリカと玲霞が出迎える。興奮したセイバーを何とかモードレッドが連行し、調教部屋へ投げ込む
その夜、セイバーの眼差しを思い出し震える零夜。三人は、その震えの理由に目聡く気付いた
言い包められた結果、玲霞に膝枕をされ、アンジェリカとセミラミスに挟まれながら、安心して眠った>>49
「っは!?ぁあ!っぅうん!?!なぁ、なんなの、ぁあああ!?!?」
熱に震える身体を抱きしめ、セイバー、ネロクラウディウスは快楽に喘いだ
必死に抵抗しようとするが、ふと気づく。このまま素直に堕ちれば簡単に彼を愉しめるのでは?
「ぁ!はぁ!んぁあ!ぁは!んひぃ!んぁああ!」
快楽に身を任せ、自慰に耽る。乳房を揉み、乳首を抓り、秘所を弄りクリトリスを抓る
粘液でドロドロになった肢体を、淫らに揺らす。皇帝特権で耐毒を獲得しても、抗いきれないのか
それとも彼との対面を待ちわびているのか・・・・恐らく、多分絶対後者だろうが
恍惚とした表情で、触手による愛撫をも受け入れる彼女の姿は、見るものを魅了する美しさもあった
「んぅあ!ぃや、ぁあ!そ、んぁあ!ぃや、見な、ぁああ!!!」
「ふふふ・・・・どうした?んぅ、余をイかせるのではなかったか?ふぅ、ほれ、ここが弱いのか?」
一晩放置すれば大丈夫だろう、とセミラミスが転移させた直後に、零夜に飛び掛かったネロ
咄嗟に玲霞が庇い、秘所に指を入れるも、直後の反撃で軽い絶頂に達してしまう
そこからはネロの独壇場であり、セミラミスとアンジェリカ、零夜が見る中で裸に剥かれ、蹂躙される
「ぃや、ぁ!!れぃ、ゃあ!みな、ぃいん!!こん、にゃぁ!はひひゃにゃ、ぁあああ!!!」
見ないで、という玲霞の懇願空しく、零夜が目を背けるより先に絶頂させられる
乳首から溢れる母乳を啜り、絶頂の最中も責め続けるネロ。かつての夜以上に、彼女は乱れていた
ふと、ネロが尻を突き出し、秘所を広げる。愛液を垂れ流すだけでなく、潮のように噴き出す
「んぷぁ!んく・・・どうした?余を犯さぬのか?余の手を止めねばこやつはイったままだぞ?」>>50
挑戦的な視線に、期待の色が混ざっている。表情もどこか蕩けている
「服越しにもわかるような立派なモノがあるではないか。んぅ、早く余を愉しませよぉ」
ぐちゃぐちゃと玲霞の秘所を弄り、彼女を絶え間なく喘がせながら、最後には懇願する
どうやら、一応堕ちてはいたようだと安心する。むしろ、恐怖すべきなのだろうが
零夜が彼女へ近づき、秘所へと肉棒をあてがう。ネロが耳元で囁く
「よいぞ、そなたをこのネロ・クラウディウスのマスターとして認めよう。余を犯すことを許すぞ」
秘所へと肉棒を突き込む。蕩け切った膣内はすんなり全て飲み込み、子宮口へと亀頭を導いた
「ぁっ!はあああぁああああぁああああぁあああぁあ!!!ぁあ!太くて、ぇ!ぁあ!ああああ!!」
突かれるたびに嬌声を上げ、豊かな双丘を揺らし絶頂する。背後から突かれる感触に絶頂する
玲霞を犯していた指は引き抜かれ、腰に当てられた零夜の手を抑え込んでいる
反撃と言わんばかりに、クリトリスを抓り、乳首に噛み付く。噛み、舐め、吸う
「ぃぎぃ!!んぁあ!そ、なぁああ!!ひ、ひきょ、ぉおおおお!?!?!?!」
粘液毒の作用で、母乳が溢れる。二つの初めての感触に、成すすべなく絶頂し、腰を震わせる
「ぁあ!ああああぁああああぁああああぁああああぁあ!!?!!?!!?!!!?!!」
子宮に、精液が吐き出される。子宮を犯す熱と、粘りつく精液が子宮で揺れる感触に絶頂する
溢れる母乳を玲霞が吸い上げ、クリを潰し、絶頂の高みから下ろさないようにする
母乳の勢いが弱まり、秘所から肉棒が抜き放たれる。ネロは快楽に腰を震わせ、仰向けに倒れる
そんな彼女を一瞥した零夜に、玲霞がキスをする。次いで、セミラミスがディープキスをする
第二ラウンドの開始を予感し、ネロは飛び起きて三人に抱きつくのであった>>51
お疲れ様です!おねだり玲霞さんのかわいさよ…!
ネロお姉ちゃんの乱入で、どんどん零夜チームも(えっちい方面に)混沌をきわめて行きそうです…。『路地裏での狩り』
聖杯戦争とは、万能の願望器である聖杯を求めて行われる、魔術師たちの戦いである
冬木の一件が外部に知れ渡って以来、各地で贋作の、万能には程遠い魔力炉を求め行われている
そんな中のひとつに、零夜のサーヴァントの一人として、アタランテも参加していた
狙撃しやすい場所は何処か、万一自分たちが遭遇した場合は何処へ誘導するか
諸々の条件に合致する場所を探すついでに、二人で昼間から街を歩いていた
零夜は黒いシャツとズボンを着て、コートを抱きかかえている
アタランテは短めのノースリーブのシャツにカットジーンズを身に着け、黒いジャンパーを腰に巻く
腕を上げるたびに袖口から健康的な脇と下着が覗く。へそごと腹部を露出ており、見る人を振り向かせる
零夜の前では初めて神罰の野猪を解除しているため、彼女本来の緑と黄の髪が、彼には新鮮に見える
ふと、彼女にガラの悪そうな男がぶつかる。あちら側がぶつかってきたにもかかわらず難癖をつける
後ろの取り巻きがいやらしい目を向けてくる。あまりに不愉快な視線に、彼女は彼らの要求を飲んだ
嬉々として彼女と路地裏に入っていくガラの悪い男とその取り巻きを、憐みの目で零夜は見つめる
少したって、そろそろかと路地裏へ歩を進める零夜。予想通り、とはいかない光景が広がっていた
何故かあるマンホールの蓋がズレている。目線に気づいたアタランテがあっけらかんと告げる
「ああ、あ奴らを叩き伏せたはいいが、邪魔だったのでな。何、地道に歩けば出られるだろう」
邪魔?何に?と問うより先に、唇を塞がれる。舌の侵入を許してしまい、口内を蹂躙される
サーヴァントとの腕力勝負では勝ち目がないのか、無理矢理抑え込まれる
「無防備な上に油断が過ぎるぞ?私が裏切っていたらどうするつもりだ?」
ズボン越しに下腹部を零夜の股間に擦り付けながら、熱を帯びた目で言う。表情もどこか色っぽい>>53
ズボンを下ろされ、肉棒を取り出される。硬くなる前のそれを、アタランテは嬉々と頬張る
「はむ、ぁむ、れろ、ちゅっ、んぁ、ふぅ!ん、ぁん・・・・」
舐め、吸い、甘噛みする。口の中で勃起する肉棒に、何処か恍惚とした表情でむしゃぶりつく
「れろ、ちゅる、んじゅる・・・・・・・・ぁむ、じゅるるるる!」
射精するには足りない絶妙な快感に、必死に声を抑える零夜。彼女は、普段と違い理性的に求めている
「ぁは!ん・・・・ダメだぞ?私も満足できねば、不公平だろうに」
チャックを下ろし、ジーンズを脱ぐ。煽情的な黒い下着は、愛液でぐちゃぐちゃになっていた
「ぁん!いいぞ、んっ、わかって、イッ!いるではな、ぁあ!」
彼女の秘所に指を入れる。彼女も、零夜の肉棒を手で扱き始める。互いに高まっていく
「はぁ!ぁあ!いい、ぞ!ふ、んぁ!ぁあ!そこ、いい!もっ、とぉ」
亀頭を撫で、竿を扱く。高まり続け、、絶頂を目前に控えたところでまたもストップがかかる
「はぁ・・・・はぁ・・・・ん、どうせならば、互いに最も気持ちいいところでイきたいだろう?」
愛液でぐちゃぐちゃな秘所に、肉棒をあてがいながら言う。我慢の限界だった零夜は迷わず肉棒を挿れる
「はぁぁぁあああぁあああ!んちゅ!んぁ!んぁあああぁああああぁああああ!」
嬌声を上げ、すぐにキスをして抑える。膣内を進む肉棒の感触に絶頂し、最奥へ精液を導く
子宮にぶちまけられる精液の感触に身悶え、また絶頂する。足が震え、立ち続けられない
その結果、子宮を押し上げる肉棒に全体重をかけてしまう。全身を震わせ、潮を吹きながらイった
腰から抱え上げられると、零夜の腰に足を回しホールドする。首裏に手を回し、しっかり抱きつく
肉を叩く音と、水音が響く。他人に見られるかもという興奮が、アタランテを昂らせる>>54
壁に背を預け、シャツをたくし上げる。黒いブラジャーをずらし、乳房を見せつける
「んぃ!?っぅ!っぁあ!っぅぅぅぅうぅ!?!?!」
壁に彼女を押し付け、その乳房を揉みしだく。シャツを噛みしめ嬌声を我慢する姿に、肉棒が硬さを増し
「ぃ!?んぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅ!?!?!?!?!?!??!??!?!!?!!」
最奥に精液を叩きつけた。彼女も絶頂し、快楽に身体を震わせる。しばし余韻を楽しんだ後に
肉棒が音を立てて引き抜かれる。アタランテが屈み、肉棒へと頬ずりをする
「このままの状態で出歩くのは辛いだろう。・・・これ以上まぐわっては、我を忘れそうなのでな・・」
申し訳なさそうに、だから口で我慢してくれと付け加える。口に咥え、従順の姿勢を見せるアタランテ
肉棒が萎えるまで、彼女に徹底的に搾り取られることとなる。終える頃には太陽は僅かに西へ向いていた
萎えるまで口で奉仕を続け、一滴残らず飲み干したアタランテだったが、このことがセミラミスにバレ、
罰として部屋に毒で発情したネロ帝が投げ込まれた。その夜、部屋からはずっと嬌声が響いたというライダーのサーヴァント、メデューサは本人にしてみればこの上なく不本意な形で捕まった
ネロとどのような少女がいいかで言い争っている最中に毒で意識を落とされるなど、笑い話にも程がある
眼帯を二重に付けられ、四肢を鎖で束縛され、轡を噛まされている。自身に対する怒りが沸き上がる
ふと、自身に近づく気配を感じ、身体を強張らせる。何か、ドロリとした液体を身体に垂らされた直後
「--------------------------!?!?!?!?!?!?!!?!!」
豊かな乳房を弄ばれ、秘所を指で嬲られる。必死に思考を繋ぎ止める中で、耳元に囁き声
「どうした?ライダーよ。こんな程度で潮を吹くとは、よもや生娘であったか?」
自身と口論していた、忌々しいセイバーのサーヴァント、ネロ・クラウディウス
マスターを失っていた彼女が、街中で目に付いた好みの少女を襲おうとしたときに現れ、邪魔をした女
そんな女にいいようにされていると、反発しようとするも、直後にクリトリスを弾かれる
また、イった。声にならない悲鳴が漏れ出る。歯を食いしばり耐えようとすると、乳首を抓られ、イく
「ふふふ、またイったな?余が初めてされた時よりイっておるぞ?そなた、見た目に合わず淫乱か?」
メデューサが気づかぬ程度の熱の籠った嘲笑に、怒り狂い怪力で無理矢理に縛鎖を引き千切ろうとする
鎖は容易く引き千切られる、はずだった。彼女の尻穴に、長めのバイブが挿入されなければ
一瞬、思考が漂白される。直後にバイブの電源を入れられ、強烈な振動に快楽を覚える
快楽を逃そうと身を捩るも、そうするうちに乳首、クリトリスにローターを取り付けられる
より激しくなる快楽に、イくのが止まらなくなる。やめてくれと懇願しようにも、会話はできない
絶頂が激しくなる中、対照的に秘所はどんどん切なくなる。何故という戸惑いは生じない
媚薬によって快楽を求める方向へと導かれる思考。それに気付けぬまま、彼女は欲望に従う
戸惑いが生じるより先に、思考は快楽を求める方向に進んでいた。身を捩りながら、強請る様に腰を振る>>56
しかし、その切なさを助長するようにバイブとローターの刺激が強くなるのみで、バイブは与えられず
そのままの状態で、新たな調教部屋へと送られる。送られる直前まで、必死に腰を振り懇願していた
ナニカの接近を感じ、何でもいいから犯してくれと腰を振る。より強烈な媚薬粘液を滴らせる新たな魔獣
媚薬粘液を滴らせる触手が、腹に巻き付く。皮膚から恐ろしい速度で吸収される毒で、子宮まで発情する
乳房から塗り込められるそれは、乳房そのものを侵蝕し、母乳を溢れさせるよう身体を作り替える
新たに加わった快楽に、歓喜の悲鳴を上げる。轡がなければ、はしたなく懇願しながら喘いでいただろう
絶頂の締め付けにより、尻穴に挿入されていたバイブが押し出され、抜け落ちる
新たなるナニカを求めるように開いた尻穴に、触手がねじ込まれる
メデューサが腰を振る。内側から塗り広げられる媚薬粘液は抽送をスムーズにし、同時に身体を犯す
強烈な媚薬毒が、腸壁から膣壁まで犯す。子宮を後ろからごりごりと押され、潮を吹きイき狂う
触手の脈動が激しくなる。乳房、腹、太もも、首筋・・・至る所に巻き付く触手全てが激しく脈打つ
一斉に、射精にも似た勢いで白濁の粘液が吐き出される。腸内と、腹と・・・身体中にかけられる
白く染まるほど濃縮された媚薬粘液を浴びたメデューサは、四肢を束縛されたまま触手の責めに喘ぐ
溢れる母乳も、愛液も・・・体液全てが極上の媚薬に作り替えられる中、それに気付けずにいた
翌日、身体中を汚していた彼女は、よりによってネロと玲霞の二人に連れ出された
粘液の奔流を浴び続け、ローターは全て滑り落ちた。
ビンビンと音が聞こえそうなまでに勃起した乳首からは母乳が滴り続ける
そんな彼女の巨乳から、搾乳機による搾乳が行われる。くぐもった嬌声を上げ、勢いを増して潮を吹く>>57
絶頂し続ける彼女に、零夜が肉棒をねじ込む。吹き散らされる潮と溢れ出す母乳が勢いを増す
思考もままならない彼女へと腰を突き入れる度、鎖が音を立て、それをかき消すほどの嬌声が上がる
濃厚な媚薬となった愛液に、零夜が昂り、抽送を激しくする。子宮を無遠慮に叩き、押し潰す
ギリシャ神話の怪物、女怪メデューサの姿はそこにはなく、あるのはただ乱れる一匹の牝の姿だった
子宮に精液が吐き出される。ビュルルルル!という音は、当事者二人だけでなく見守る三人にも聞こえた
媚薬となったメデューサの体液は、男女問わずに影響を与える。その結果、零夜は昂ったのだ
そして、媚薬の作用で平時の十回分はあろう大量の精液を一度に放ったのだ
肉棒は硬いまま、彼女の子宮へと精液を注ぎ続ける。射精の快楽に、零夜もまた悶える
零夜が嬌声を上げる寸前で射精はいったん収まり、一度肉棒をメデューサから引き抜く
射精の最中から溢れ始めていた精液が、引き抜かれると同時にごぽりと音を立てて溢れ出す
射精の中で、快楽に悶えた結果搾乳機が外れた乳房が、噴水のように母乳を溢れさせるのが目に入る
ギンギン、という言葉が生ぬるいほど屹立した肉棒を、再びメデューサへと突き入れる
自慰を始めていた三人を呼ぶ。嬉々として裸になり集まった三人は各々メデューサを責め始めた
そうして快楽に悶えるメデューサに、二度目となる精液のプレゼントを行うのだった『幕末剣士は淫乱ピンク』
「ぅううううううう!!!ぁん!ぅあぁあああぁあああぁああああぁあああ・・・!!!」
ヴヴヴヴヴヴヴ・・・・と低い音が和室に響く。見れば、尻を突き出す姿勢で縛られた総司が
秘所にはローターを仕込んだ貞操帯がつけられ、弱い振動でも強烈な快楽を与え
尻穴から無数のコードが伸び、それを抑え込むように太いバイブを押し込まれている
目隠しされ、布をかまされ腰を振りながら愛液を垂らす。この惨状の元凶は、少し前に遡る・・・・・
総司は零夜秘蔵の数多くの青年向け書籍などを読み漁っていた。右手はせわしなく秘所を弄っている
そこをネロが通りかかり、目ざとく息遣いを聞きつけ入り込み、ヤるだけやって満足して帰った・・・
訳ではなかった。総司が彼女にお願いし、この姿勢で放置させたのだ。ご丁寧に尻を襖に向けて
零夜はこういうプレイが好きなのか、と若干ズレた思考で上記のことを行った行動力は素晴らしい
最大の誤算は、彼がそれらの書籍を買うだけ買って、一度たりともページをめくっていないことか
そうして時は流れ、夜になる。彼女が絶頂できぬもどかしさに悶え始めた頃に
襖が開く音がする。近づく足音は、間違いなく零夜のものだろう。期待に胸が高まる
目隠しと布を外され、拘束が解かれる。零夜のリアクションに疑問を抱くも、すぐに欲望にかき消される
即座にキスをして、布団へと押し倒す。はずが、あっさり上を零夜にとられる総司
期待に目を潤わせ、表情を蕩けさせる。緩んだサラシの隙間から覗く乳首が激しく自己主張する
彼女の尻穴からバイブが抜かれ、代わりに肉棒がぽっかり空いた尻穴に蓋をする
腸内のローターが震える。肉棒諸共腸壁を刺激するそれを、零夜が一気に突き入れた肉棒が奥へ押しやる
それまでイけなかった分が一気に押し寄せる快楽の波。あっさり絶頂し、零夜を射精に導く
「ぁああああぁああああぁああああぁああ!?!?!?!ぃ、い!おひりれぇ!イっひゃ、ぁあああ!」>>59
普段は子宮で感じる精液の流れを感じ、ふと思う。あれ?私ってお尻の方が敏感なのでは?と
次の瞬間にはローターの振動でイきながらも、頭の片隅に引っ掛かり続ける
零夜が指摘すれば、あっさりと解けそう疑問。それを指摘する余裕が、今の零夜にはなかった
射精の直後で敏感になった肉棒を絶え間なく刺激され、慌てて引き抜く
肉棒を抜いた後に、ローターを一個づつ引き抜く。そうして余裕ができてから、尻穴に指を入れる
あがる嬌声の高さに、先ほどまで感じなかった疑問が生じる。総司はお尻が好きなのか?と
いや、ただローターで敏感になっているだけだろう、と自己解決する
ふと、貞操帯が外れない理由が気になり、問いかけるも総司も知らないという
それより、と誰もが美少女と評する顔を無駄に色っぽく、淫靡に歪めいう
「わたしのおしり、いまとってもウズウズするです。ここしか使えませんし、挿れてくれますよね?」
挑発的な言葉に、応えるように肉棒を尻穴へとねじ込む。嬌声と共に歓喜の声を上げ、絶頂する
後ろから抱き抱える形で挿れているため、顔は見えない。だがサラシをぬらす涎が何よりも雄弁に語る
「ぁ!ひゃん!ぁあ!ぃい!いい!こりぇ、いいでひゅ!おきひゃひゃん、はぁ!おひりでイきゅぅ!」
快楽に思考が麻痺しているのか、思考がそのまま言葉として出る
「へん、ひゃ、ぁああ!へんひゃい、だっひゃ、ぁああ!!ぁああん!!」
子宮を突き上げられるより気持ちいい、と零夜へ顔を向け言う。軽蔑されるのを恐れるように怯えながら
かちゃり、と貞操帯が落ちる。理由はわからない。沖田は待ちわびたとばかりに秘所を両手で弄る
「ぁはっ!ぁあ!ひきゅ、おりひぇきひぇえ!!ゆび、あひゃっへ!こんにゃの、しゅぐ、イっひゃ!」
呂律も回らない中、腰を振り表情を蕩けさせ言う。尻穴を締め付け、零夜を射精へと誘う>>60
「ぁはっ!!おひり、れひぇりゅううううう!?!イっひゃう、おきひゃひゃん!もどれにゃあ!」
腸内へ射精され、絶頂しマスターに全体重を預ける総司
零夜は両手を豊かな乳房へとやる。乳肉を揉み解し、乳首を抓り上げる
総司が後ろを向き、舌を絡めて濃厚なディープキスを行う。腸壁が硬いままの肉棒を締め付ける
互いに向き合う姿勢になり、再び肉棒を突き入れる。嬌声を上げるより先に、唇で声を封じる
唇を離し、乳房を揉み、乳首を抓る。漏れる嬌声が、互いを昂らせる。総司が必死に腰を打ちつける
「ぁふぁあああ!!ぁあ!んああああぁああああぁあああぁああ!!ィ、イぃいいいいいい!!!」
再び精液が注ぎ込まれる。身体を震わせ、絶頂の余韻を噛みしめる彼女から、肉棒を抜き放つ
体力が残っていない彼女を浴室へ連れて行き、身体を洗い、きれいな布団で寝かしつけ部屋を後にする
零夜との行為の最中、言葉にできない喜びと切なさを味わった。彼女にもそれが何なのかはわからない
ただ、今は肉欲に溺れていただけということにしよう。疼く尻穴を理由に、真実を追求するのをやめた『想いの真偽』
「ふっ!ぅん!ぁ・・・ぅうん!!ぁあ!!」
水音と嬌声が響く。ベッドの上で、アンジェリカが零夜にイかされている
膣内に根元まで侵入した指が、内壁を擦り、押し上げ、掌でクリトリスを潰し、快感で彼女を苛む
腰を跳ね上げ、潮を吹き絶頂する。涙で瞳を潤ませ、顔を蕩けさせる姿に、零夜の肉棒が一層硬くなる
秘所から指を引き抜く。するとアンジェリカが腰を震わせながらも体勢を変え、零夜の股間に顔を埋める
数度竿へ頬擦りした後に、亀頭を舐め上げ、吸い、肉棒全体を口に含む
喉奥まで塞がれ、息苦しさに顔を顰めそうになるが、零夜に心配させまいと抑える
「んじゅ!んく、んぐ!れろ、れろ、れろ・・・・ぁむ、んじゅるる!!」
竿へと舌を絡め、亀頭を甘噛みし、溢れ出る我慢汁を啜る。乳房から溢れる母乳も気にならない
必死に頭を振る。揺れる豊かな金髪が汗で濡れた身体に張り付き、より強烈な色香を演出する
「んぶ!?んじゅるるるるる!!・・・・んく、んく・・・ぷは・・・んく・・・んく・・・ごっくん」
口の中へ注がれた精液を直接吸い上げ、その味を噛みしめる。音を立てて飲み込む姿が情欲を煽る
零夜が彼女へ跨る。豊かな双丘の谷間に肉棒を押し込み、腰を振る。敏感な乳房を犯され、嬌声が漏れる
「ぁっ!ふぅん!ひぃ!?ぃいん!!ひゃ、ちくびっ、ダメ!ぁああああぁあああ!!!」
懇願空しく、乳首を抓り上げられ絶頂する。溢れ出る母乳が豊かな乳房を濡らし、白い肌をより白くする
乳房を濡らす母乳が、我慢汁と共に抽送を補助する。激しくなる抽送に、腰を振るアンジェリカ
「ぁあああ!!っふぅ、んぁ・・・・・次は、こちらですね」
乳房で挟み込まれた中で精液が迸る。ドロドロになった乳房を見せつけ、協調し、再び肉棒へ顔を向ける
ドロドロになった乳房で肉棒を挟み込み、乳房の間から顔を出す亀頭を、舌先で犯す>>62
自ら乳房を押し潰し、母乳を溢れさせる。快感に腰を震わせながら、必死に乳房で肉棒を扱く
零夜がすぐに三度目の射精を迎える。再び、直接吸い上げ、噛みしめ、音を立てて飲み込む
零夜にベッドへと抑え込まれ、秘所に肉棒を挿れられる。膣肉をかき分け突き進む感触に全身を震わせる
「ぁひゃん!ま、っひゃぁあ!?んぁ!?んちゅ、れろ・・・んぁ!?ぁん!!んんんんん!!!」
震えが収まるより先に、最奥まで突き込まれる。抗議しようとするも、唇を塞がれ防がれる
もっとも、そこに抗議の色はなく、むしろ喜色が強い。穏やかに微笑み、再びキスをする
舌先を絡め、相手の口内を舐め回し、隅々まで味わう。深々と刺さる肉棒への締め付けが強まる
乳房を掴もうとする手を遮り、代わりに自分の手を握らせる。恋人握り、と俗に言う繋ぎ方だ
事実、傍目に見れば恋人同士の愛のある行為に見えるほど、穏やかな雰囲気を醸し出していた
「ぁん!ぁあ!ひゃあ!んぁ!あっ!ぁあ!ひゃあん!はぁああああぁああああぁああああ!!!」
腰を激しく打ち付け合う。子宮まで突き上げられ、精液を注ぎ込まれる。全身を震わせ悦びを示す
射精が終わり、暫くして。アンジェリカがいきなり抱き着き、キスをする。舌を絡める、濃厚なキスを
母乳と精液で濡れる乳房が押し付けられ、形を変えながら母乳を溢れさせる。柔らかな感触に昂る零夜
肉棒が硬さを増し、アンジェリカが唇を離し身体を震わせる。密着したまま震える彼女を強く抱きしめる
「あ・・・・・・っ!」
一瞬顔を赤らめるも、すぐに全力で密着してくる。再び、子宮を突き上げる
「ぁあ!あん!んぁあ!こ、んな、ぁ!ズルい、ぃ!ふぅ、く・・・・ぁああ!!」
完全な不意打ちへ、涙目で抗議する。そんな姿が可愛らしく、肉棒の太さと抽送の激しさが増す
最奥まで何度も突き入れ、彼女をイかせ続ける。今度は、肉棒を引き抜き身体にかける>>63
「ぁ!・・・・・・ぅう・・・・・・ふぅううう・・・・」
子宮のあたりを上から抑えながら抗議の目を向ける。今度は零夜をアンジェリカが押し倒し、腰に跨る
「ぁ・・・・ふぅ!?んぅう!ぁ、はぁああああぁあああん!!」
肉棒を最奥まで飲み込み、必死に腰を振る。蕩けた表情と激しく揺れる乳房に、肉棒が硬さを増していく
「ぁん!ひゃあ!ぁああああぁああああぁああああ!!!・・・・ぁあ、あついの、だされてる・・・」
腰を震わせ、呟く。肉棒は未だ硬いまま。それどころか、先ほどまで以上に硬くなっている
零夜が腰を突き上げる。腰を掴まれ、されるがままに喘ぎ、ヨがり狂い、イき狂う
そこにいるのは快楽を求める一匹の牝ではなく、愛しい人に気持ち良くなって貰いたい女だった
アンジェリカは、人形に置換された際に感情の九割を失った。ならば、自分が零夜に抱くこの想いは?
胸を焦がす、強烈な切なさと喜びは?答えはわかっている。歪んだ関係から生じた愛
わかっていて、目を背ける。私には愛する資格も、愛される資格もないのだから、と必死に言い聞かせる
弟一人助けられぬ自分が、愛されていいはずがない。だというのに、何故私は泣いている・・・・?
翌日、自室の浴室で湯船に浸かりながら、涙を流す姿は、悲壮感に満ち溢れていた・・・・・狭い室内に、毒と発情した牝の香りが満ち、女たちの嬌声が響き渡る
ある者は縛られ、三角木馬に乗せられている。必死に秘所を角へ擦り付け、涎を垂らしだらしなく喘ぎ
ある者は豊かな乳房から母乳を搾り上げられ、秘所から愛液を垂れ流し、全身を揺らし絶頂に喘ぎ
ある者は秘所と尻穴に太いバイブを咥え込み、腰を振りたくりながら潮を吹き散らし、快楽に喘ぎ
ある者は乳首とクリトリスにローターを付けられ、絶頂の寸前で振動を止められるという責め苦に悦び
ある者はネロに秘所を弄られ、乳房を揉みしだかれ歓喜の嬌声と共に、幸せそうに絶頂を受け入れ
ある者は服のように纏わり着いた触手に全身を愛撫され、だらしなく舌を突き出し快楽に喘ぐ
様々な形で快楽を享受し、喘ぎ、絶頂する美女たち。皆、快楽を享受する以外頭から消えている
共通しているのは、皆が透き通るような白い髪に、赤い瞳に、豊満な体つきをしていることか
彼女たちはとある聖杯戦争にて、魔術師がダミー拠点に割く人員として生み出したホムンクルスだ
製作者の欲望のはけ口として与えられた豊かな女体を、快楽を享受する手段として存分に使う彼女たち
今は庭園の一室にて淫楽に興じている彼女たちだが、全ては同意の上でのことである
元々性欲は強く、感度は高く設定された身体で現れた魔術師を懐柔し、始末するために作られた存在
だがあからさまなダミー感に誰も騙されず、欲望だけが溜まり、ついには自慰で発散できなくなった頃
零夜のサーヴァントたちが現れ、情報収集のために庭園の一室へと転移させたのだ
零夜とスることを条件に、製作者への忠誠心なぞ知らんとばかりに嬉々と情報を提供した
そうして情報の真偽を確かめる間、このように一室で様々な快楽拷問を与えられていたのだ
異様に疲れた様子のセミラミスが部屋へと入ってくる。後ろにはげんなりした零夜もいる
縛られていた者たちの拘束が解け、それぞれを責め立てる器具を放り出し、一目散に集まる
異様にギラついた赤い瞳に、零夜が若干怯え後ずさる。セミラミスも若干引いている>>65
が、セミラミスは零夜に頑張ってくれ、と囁くと、キスをして何かを流し込み、文字通り消え去る
彼女に文句を垂れるより先に、零夜の思考は熱に漂白された
熱い、熱い、熱い。思考が熱で支配される。肉棒が服を突き破らんばかりにいきり勃つ
ホムンクルスたちが零夜の服を引き剥がす。あっという間に全裸に剥いた直後、全員の表情が固まる
見たこともないほど太く、硬く、長い肉棒に、驚愕しているのだ。顔つき故の先入観も原因だろう
ふと、ネロにイかされ続けた個体の胸が揉みしだかれる。尻に熱いモノが押し付けられ、正体に困惑する
後ろを向けば、零夜が無数にいた。抑え込まれた個体が若干怯える。表情を見れば仕方なかろう
眼は完全に獲物を前にした肉食獣のそれなのに、表情は見惚れるような微笑みなのだから
しかし直後、皆から怯えの色が消え去る。肉棒を突き入れられた個体が、一気に突き込まれイった
歓喜の嬌声に、残された者たちが再び牝の顔になる。直後、零夜の分身たちが彼女たちに襲い掛かる
響き渡る無数の嬌声が、淫楽の宴の本番を告げる。淫らな水音と肉を打ち付け合う音が響き渡る
「ぁん!ああ!はぁん!そ、こぉ!あん、あん、ああああぁああああ!!」
最初に肉棒を受け入れた者が、必死に腰を振り、打ち付け合う。精液が注がれ、腰を振り絶頂する
「ぁん!んじゅる、じゅるる!んぁあ!ぁぅ!んく、じゅるるる!」
ある者は肉棒を咥えながら、秘所を犯される。口に出された精液を味わいながら、子宮の精液に悶える
「はっ!ひゃあん!こ、んなぁ、あん!むりぃ!耐えられな、あん!ああ、はああああぁあん!!!」
ある者は秘所と尻穴を同時に犯され、あえなく絶頂する。子宮と腸内に射精されイき狂う
「ぁあ!すごいぃ!ぃ、いいよぉ!もっと、ズンズンってしてぇ!あぁ、おしりでイっちゃ、ああ!」
ある者は尻穴を犯され、快楽を受け入れる。腸内で精液を放たれるも、満足せず腰を振る>>66
皆が皆、好きなように零夜の分身に犯され、精液をかけられ、注がれイき狂う
元々淫楽の道具としての機能がメインである彼女たちは、全員が極上の名器の持ち主である
そして全員が相応の技術をインプットされており、何から何まで男を悦ばせる為に作られている
高い体力は、三日三晩のまぐわいでも気絶せぬほど高く、味覚は精液を至上の味として認識する
体液全てが男の興奮を煽り、精力を高める媚薬となる。そんな彼女たちが、零夜の分身達に圧されている
理由は簡単だ。セミラミスが彼女らに手を加えたのだ
「ぁあ!はああぁああああ!!!!あん、こん、なぁ!やっ、ああああぁああああぁああ!!!!」
一人が一際高い嬌声を上げ、絶頂する。下腹部には子宮を模した紋様が浮かび上がっている
一人、また一人と一際強く絶頂するたびに淫紋が浮かび上がる。淫紋を浮かべた者たちが倒れ伏す
これが、セミラミスが彼女たちに加えた術式だ。零夜の分身が限界を迎える前に意識を刈り取る手段
同時に、彼女たちを束縛する鎖でもある。彼女たちの機能は今後、零夜にのみ働くようにされたのだ
「ぁあ!こ、んな、あっ!ことに、ぃい!?ゃあ!やめ、もう耐えら、なああああぁあああ!!!!」
最後の一人、零夜の本体に最初に触れた者が絶頂する。全身を震わせ、意識を失い倒れ伏す
次の日から、彼女たちは役割を与えられ、零夜の奴隷として契約を交わした
幾つかをを除き彼女たち全員が満足し、喜んで仕えている。働き次第で主との行為も許されるのだから
幾つかの不満も、常に秘所と尻穴を刺激するバイブ付きの貞操帯を着用させられていること
そして、常に乳房に魔道具のニプレスが張られ、絶頂封じの首輪をつけられていることくらいなのだが
一人が、首輪で繋がれた狐を新調教部屋へ運ぶ。かつての主のサーヴァントに、危機が迫っていた(?)ぐじゅ!じゅぶ!じゅぱん!・・・・水音と肉を打つ音が、薄暗い室内に響き渡る
「んぅーーーーー!!!んぅ!んぅ!?んんーーーーー!?!!?!!」
キャスターのサーヴァント、玉藻の前が、ボールギャグを噛まされ、くぐもった悲鳴を上げる
嬌声交じりのそれを尻目に、『神罰の野猪』を発動したアタランテが、背後から激しく腰を打ちつける
魔術でクリトリスを肉棒に変化させた上に毒で理性を失わせ、ただの野獣となった彼女が玉藻を犯す
零夜に匹敵する大きな肉棒が、媚薬で熟しきった肉体を蹂躙する。両手を縛られた玉藻に、抗う術はない
膣内に、十度目の射精が行われる。成す術もなく受け入れ、絶頂する玉藻
注がれた、アタランテの体内で濃縮された毒により、更に感度が高まる。それでも、凌辱は止まらない
アタランテが腰を振り、子宮を激しく叩く。その度に玉藻は腰を振りたくって絶頂する
イくのが止まらない玉藻。まだまだイき足りないアタランテ。何度も、何度も、何度も最奥に毒を放つ
放たれる度に、玉藻の身体は侵され、作り替えられ、蕩け切っていく。既に、身体に異変が起きていた
五度目の毒を子宮で受け入れた時、乳房が僅かながら大きくなっているのに気付いた
七度目で、乳房に呪符が貼られた。八度目から、乳房に言い知れぬもどかしさを感じ始めた
百度目の毒を放たれた時、玉藻は堕ちた。腰を振り、必死にオネダリする雌となった
新調教部屋に、玉藻ひとりが連れて行かれる。首輪をされ、犬のように四つん這いで歩いてゆく
秘所に呪符が貼られ、部屋に放り込まれる。無数の触手に全身を愛撫され、潮を吹きイき狂う
蕩け切った眼で、全てを受け入れる。猛毒の媚薬粘液を、嬉々として嚥下する
「ぁあん!あはっ、わたくし、もうがまんできません・・・!ぁあ!そこ、ぁん!ああ!はぁああん!」
呪符越しにクリトリスや乳首を撫でられ、腰を振りたくってイき狂う。一晩の間、彼女はイき続けた>>68
翌日、彼女は部屋から出されなかった。乳首とクリトリスは呪符を突き破らんほどまで勃っている
粘液のしみ込んだ呪符が、とうとう剥がれ落ちる。乳首からは抑え続けられた母乳が噴水の様に噴き出る
「ぁひぃいいい!?!?んぉおおおおおおお!?!?!?イくイくイくイくぅぅぅぅ!?!?!?」
エビ反りで、潮を吹きながら絶頂する。その美貌を蕩けさせ、快楽を受け入れる彼女に、触手が迫る
ぐちゃぐちゃになっている秘所に、触手が潜り込む。潮と嬌声をまき散らし、嬉々と受け入れる
ぐじゅ!じゅぶ!ぬじゅ!にじゃ!水音と、それをかき消す勢いの嬌声が響き渡る
「イぃ!?イきゅ!!イってまひゅう!イくぅう!イくイくイくイくイくぅ!イきま、ぁあああ!!!」
最早、普段の姿は見る影もない。子宮を触手に突き上げられ、絶頂し続ける玉藻
「ィぃいいいいいい!?!?!??!?」
子宮に、濃縮媚薬粘液が注がれる。粘液の感触にヨがり狂う牝狐
感度が高まるのを自覚する。淫らに笑い、仰向けに寝そべりもっと欲しいと腰を振る
再び触手が抽送を行う。更に、尻穴にも触手が入り込む。肉壁一枚で隔てられた二つの空間が犯される
乳房に巻き付いた触手は母乳を搾りだし、腹に巻き付いたものは彼女の膣に触手の形を刻もうとする
「ぁ、ん!だぁ、めぇ!そこ、はぁ!ごひゅじんひゃまの、おひ、ぃぃいいいい!?!?!」
子宮と腸壁に、濃厚な粘液が叩きつけられる。粘膜という粘膜が必死に粘液を吸い上げる
「は、ぁ・・・・わらくひのここは、ぁ!ごひゅじんひゃま、のぉ!おひんひん以外、ぃ!」
嬌声を上げながらも、呂律の回らない舌で言う
「おぼえひゃらめ、なんれひゅよ?ぁ!んぁ!ひゃあああん!」
触手の抽送が激しくなる。その激しさに、嬌声を上げイき狂う。凌辱は、その日の朝から晩まで行われた>>69
「あん!ああ!ご主人様ぁ!わたくしのナカ、気持ちいですか?ぁん!ぁあ!はああああ!!!」
零夜の上に跨り、必死に腰を振る玉藻の前。ぐしょぐしょの秘所で、大きな肉棒を難なく飲み込む
激しく揺れる乳房からは、母乳が溢れ続ける。零れ落ちたそれが、零夜の身体を濡らす
口の端から涎を垂らし、ハートが浮かんで見えそうなほど蕩けた目をしている
子宮のあたりには、既に淫紋が完成している。完全に心身共に堕ち切っているのだ。当然だろう
「ぁあ!はあああん!!しきゅう、せーしびゅるびゅるされて、イっちゃ、あああああ」
口にしながら、イき狂う。もう何度目かもわからぬ射精の味に、零夜は顔を隠し打ち震える
射精が終わると、またすぐに玉藻が腰を振り始める。結合部は、愛液と精液で白く染まっている
「ぁん!はあ!ひいん!ぁはっ、ご主人様、ご主人様、ご主人様ぁ!」
自身の快楽を最優先に腰を振り、乱れる淫乱巫女狐
本当にご主人様と思っているのかと言いたくなるような振る舞いに、零夜も少々いら立つ
上体を起こし、彼女の腰を一気に沈める。子宮を押し潰す感触。あんなので満足していたのか、と煽る
「ぉ・・・・ぁあ・・・・っ!で、したら、ぁん!ご主人様が、ぁ!リードしてくださいまし?」
いいぞ、と一気に突き込む。玉藻の嬌声を聞きながら、淫乱駄狐に、上下関係を文字通り身を以て教える
潮と母乳を噴き散らし、イき狂う彼女が、まさか零夜に惚れ込んでいるとは誰も思うまい
それでも、想いを示すかのように、表情はだらしなく歪みながらも、幸福の色を見せていた『不良騎士はまた堕ちたい』
マジックミラーのように、部屋の外を映し出す部屋に、必死に抑えられた嬌声が響く
「ふ・・・・ぅん!ぁっ・・・・・・!?」
秘所に自身の拳より僅かに小さい程度のバイブを押し込み、口を押えながらモードレッドが自慰に耽る
かつて、四六時中はしたなく自慰に耽っていた記憶が蘇り、羞恥に一層顔を赤く染める
同時に、あの時に味わえていた快楽を思い出し、愛液が一層大量に溢れ出す
堕ち切っていた頃の自慰に比べ、享受できる快楽があまりに弱く、微弱に感じられる
「ぁあ・・・・・何で・・・・っ!ますたぁ・・・!ますたぁ・・・・・・!」
必死に秘所の奥へとバイブを押し込み、刺激を強める。それでも、身体は満足できずもどかしさが募る
いつもこうだ。自慰を行い、堕ち切っていた頃を思い出し、結局満足することができない
もどかしさに涙を流し、マスターと呼ぶ。この疼きをどうにかして欲しいと、切に願う
あの時以上に堕ちてもいい、ただの肉便器として一切の自由を失ってもいい。ただ、満たされたかった
その日も、あらゆる手を尽くしながら結局満足できずに終わった
次の日、彼女は鎧の下の軽装状態で庭園内を歩いていた。秘所と尻穴にバイブを入れて、だが
彼女を見た玲霞が、全てを察したような顔をした後に、私もやろうかしらと呟く
それに気づかず、モードレッドは零夜を探して彷徨う。頬を赤く染め、息を荒げる姿は痴女そのものだ
零夜の姿は、庭園の表層に設けられた彼のための文字通りの庭にあった。和風の庭に、浴衣姿が映える
池の石に腰をかけ、池を眺める姿に目的を忘れ見惚れるモードレッド。視線を向けられ、我に返る
去るか襲うかで思考が分かれている間に、零夜が間近に迫る。悪戯っぽく微笑んだ直後、下腹部に衝撃
バイブを零夜が押し上げたのだ。突然のことに思考が麻痺し、零夜に向けて倒れ込んだ>>71
彼女を抱き抱え、庭の一角へと彼女を連れ去る。戸惑いと歓喜がモードレッドの思考を支配していた
庭の一角、池のほとりの三人程度は隠せるであろう茂の中で、零夜はモードレッドを苛めていた
バイブを押し込み、クリトリスを弄り、乳首を抓る。必死に喘ぎ声を抑えるモードレッド
彼女の秘所からは、庭園内を歩いていた時以上の量の愛液が溢れ出し、地面を濡らしていた
だらしなく腰を揺らし、嬌声を上げながら潮を噴く。満たされたように幸せな表情で、快楽を享受する
布の擦れる音と共に、零夜が浴衣を脱ぐ。ギンギンに勃った肉棒が尻に当てられ、歓喜の表情を上げる
後ろから身体抱きしめられ、尻穴からバイブが抜かれる。そして、肉棒が尻穴に潜り込む
時間をかけて、ゆっくりと根元まで押し込まれる。歓喜に打ち震える身体で、何度もイく
「ぉ・・・・・ぁ・・・・・んっ。はぁ、マスター・・・・早く、ガンガン突いてくれよぉ」
腰を左右に振り、凌辱を強請る。秘所が咥えたバイブの振動を最大にし、抽送を行う
「ぁん!はっ、ぁああん!きっ、たぁあ!もっと!もっとぉ!奥まで、ガンガン、ぁああああ!!!」
嬌声を上げ、腰を振り、胸を零夜の手に擦り付ける。乳首を撫でられ、締まりがキツくなる
尻穴から抜き放たれたバイブを咥えさせられる。何とも言えない匂いと味に、昂りが抑えられない
ふと、足音が聞こえ後ろに手をやり零夜を抑え込む。咥えていたバイブを取り、警戒するモードレッド
どうやら、玲霞が木陰に涼みでにでも来たようだ。と、考えた直後に、布の擦れる音と水音が耳に届く
「ふ、ぅん!んぁ!ん、んん・・・・!ズルい・・・・ですよぉ、あんなのぉ・・・・」
もしや見られていた!?とモードレッドが焦る。警戒する彼女の腹を零夜が軽く押し、膣を刺激する
突然強まる快感に上がりかける嬌声を何とか寸前で抑える。抗議の意を込め睨むも、応えた様子はない
そうしている間に、水音は激しさを増す。必死に抑えている嬌声が、逆に零夜たちを興奮させる>>72
肉棒がより硬くなる感触に、モードレッドが必死に腰を振りたくりたい欲求を我慢する
締まりを増した尻穴に、思わず腰を突き込むのを彼女の意を汲んで我慢する零夜
「ふっぅん!んぁぁ!!ぁ・・・!ぁ・・・!・・・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
息を荒くし、そそくさと立ち去る音がする。庭から気配が消えるや否や、零夜が肉棒を奥へと突き込む
「ぁあ!ま、だ近くにいるか、ぁあ!あん!わか、あぁ!わかったか、ああああぁああああ!!!」
勢いよく奥まで突き上げ続ける。子宮を後ろからゴリゴリと潰される感触に、潮を噴き達する
同時に、奥へと精液を注ぎ込む零夜。双方が達し、双方を高みへと導き続ける
射精が終わり、尻穴から肉棒が引き抜かれ、バイブで栓をされる。次はどうするのかと、目で問いかける
応えはすぐに帰ってきた。秘所からバイブが抜かれ、肉棒が奥まで突き入れられる
「ぁあ!!!これ、これぇええ!ずっと、待ってたぁああ!」
待ちわびていた感触に、絶頂を以て喜びを示す。だらしなく舌を垂らすイき顔は、零夜には見えない
子宮まで潰すように、奥まで肉棒が突き込まれる。最奥を突き上げられる度に、絶頂し続ける
「ぁあ!ああん!!もっと、もっとぉ!オレを気持ち良くして、ああああぁああああぁあ!!」
子宮に精液が注がれ、懇願が嬌声へと変わる。必死に腰を押し付け、精液を逃すまいとするモードレッド>>73
望み通り一滴残らず子宮に注がれ、溢れる前にバイブで栓をされる。互いに身だしなみを整え、向き直る
「ぇ、えーっと、だな・・・・・・お、お前が溜まったらオレに言えよ!いつでも相手してやる!」
と、顔を赤らめ宣言する。素直にシて欲しい、と言わないあたりが彼女らしい
茂から出て、庭から出ようと歩を進める二人。木陰に目をやり、モードレッドの足が止まる
ふと、木陰に転がる黒いレースのあしらわれた、ぐっしょりぬれたパンツが落ちているのを見つける
拾い上げたモードレッドは顔を真っ赤にする。こんな派手なの穿いてるのか、と戦慄を覚える
ぁ・・・と声が聞こえる。慌てて振り向けば、スカートの上から秘所のあたりを抑える玲霞の姿
気まずい雰囲気と共に流れる沈黙。驚愕、羞恥、様々な感情で各々の思考がフリーズする中
真っ先に我に返った玲霞が、パンツと零夜の手を取ってそそくさと去る
残されたモードレッドは、微かな苛立ちを覚え、わかりやすく足音を立てながら自室へと帰るのだった『口封じの対価は』
「ふ、ぅん!んぁ!ん、んん・・・・!ズルい・・・・ですよぉ、あんなのぉ・・・・」
零夜お気に入りの庭で自慰に耽る玲霞。彼女の脳裏にあるのは、モードレッドの姿
本人は隠しているつもりだろうが、僅かに浮き上がった布でバイブを咥えているのはすぐにわかった
そんな姿を見せつけられては、最近溜まっている彼女も我慢が効かなくなるというものだ
派手なレースのあしらわれた黒いパンツを脱ぎ捨て、秘所と乳房を指で弄る
クリトリスを扱き、膣内を擦り、乳房を揉み、乳首を抓る。服を噛み締め、必死に声を抑える
「ふっぅん!んぁぁ!!ぁ・・・!ぁ・・・!・・・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
潮を噴き、母乳を溢れさせ絶頂する。息を荒くし、ふらつきながらも立ち上がり、庭を後にする
自室に戻り、満足しきれない身体を鎮めようとしたところで、パンツを忘れたことに気づく
先ほどまでのふらつく足取りが嘘のような全力疾走。庭へ着くも一足遅く・・・・・
モードレッドと零夜が、愛液まみれでくしゃくしゃになったパンツを発見していた
互いが互いの存在に気づきフリーズする。玲霞の顔は羞恥で真っ赤に染まっている
いち早く立ち直った玲霞は、パンツをひったくり零夜の手を掴んで自室へと戻る
自室に入りすぐに鍵をかける。ようやく零夜が我に返ったところで、意地悪な笑みを浮かべ
玲霞の手を抑え、扉に押し付け、耳元で囁く。あんなことして悦ぶ変態だったんだ、と
「ぃやぁ・・・言わないで・・・お願い、なんでもするから・・・このことは!」
表情を蕩けさせ、より愛液を溢れさせながら言う。零夜の手が下腹部へ回される。凌辱の予感に歓喜する
そうして、口封じという名目の淫楽の宴が幕を開けた>>75
「ぁあ!っはあ!ぁああ!!ふぅ!ひぃぃん!!ぁあ!」
縄で亀甲縛りにされ、媚薬ローションを全身に塗り込められる。全身性感帯となり、縄で嬌声を上げる
そんな状態で、重点的にローションを塗り込まれたぬるぬるおっぱいを責め立てられればどうなるか
腰を震わせ、潮を噴き絶頂する玲霞。快楽に悶えるたびに、縄の食い込みがキツくなる
溢れる母乳が、ローション諸共乳房へと塗りたくられ、塗り込められる
悶えるたびに縄がきつく食い込み、嬌声を大きく、高くする。どれほどイき狂ったか
縄がほどかれる。白い肌に食い込んだ縄の跡が僅かに残り、快楽を与え続ける
自室の一角に何故か備え付けられている床から垂直に伸びるポールへと快楽に震える足で向かう
なんとかポールまでたどり着くと、彼女は淫らに身体を揺らし始める
腰を振り、豊かな双丘で肉棒にするようなパイズリ奉仕をポールに行い
蹲踞のような姿勢で、秘所とクリトリスをポールに擦り付けるなどして、性的興奮を煽りながら踊る
尻を突き出し、腰を揺らし絶頂する。全身を痙攣させ、秘所から絶えず潮を噴き、母乳を溢れさせる
零夜が近づき、秘所に肉棒を一気に奥まで突き込む。どろどろの秘所は、あっさりと最奥まで肉棒を導く
「ぉ・・・!ぁ、ぁあああぁあああああぁああああぁああああ!!!?!!」
絶叫にも似た歓喜の嬌声。潮を噴き、ガクガクと腰を震わせる玲霞にかまわず、激しい抽送が行われる
両乳房にポールが挟まれる形でポールに寄り掛かる玲霞。乳房を寄せ、ポールを擦り上げ、舐める
子宮までガンガン突き上げられ、止まらないイき地獄にある玲霞。お仕置きなのだと悦んで受け入れる
乳房が揉まれ、母乳が溢れる。膣内を締め付け、腰を振りたくって最大の絶頂の兆候を示す淫乱娼婦
彼女が大きく、深くイくと同時に、子宮へと熱く、濃厚な精液が注ぎ込まれる>>76
「ぁーーーーーーーーー!!!!ぃ、ぃいいいん!ああ、ぁああああぁああああぁあああ!!!!」
全身を震わせ、歓喜する。子宮を蹂躙する熱に、深くイくのが止まらない
射精が終わり、玲霞の絶頂が終わる。肉棒がいったん引き抜かれ、再び全身を亀甲縛りで縛り上げられる
イき地獄の中にあったせいで感度が恐ろしく高まっている彼女は、縄の食い込みだけで潮を噴き絶頂する
そんな状態で秘所と尻穴に、振動するバイブが挿入され、一気に絶頂のペースが上がる
秘所の割れ目と、尻肉の隙間を通る縄に抑えられ、どれほど締め付けをキツくしようがが押し出せない
両乳房にワンセットづつ電極が貼られ、断続的に強烈な電撃が襲い来る。耐える術なく母乳を噴き散らす
挙句、固体の媚薬を内封したボールギャグを噛まされ、湯の張られていない湯船に仰向けに押し込まれる
彼女の腹に、何らかの魔道具が置かれる。彼女には見えないが、それは000のカウントで止まっている
零夜が言う。端正な顔に意地悪な笑みを浮かべ、どこか愉しむように
「俺がこの部屋から出て戻るまでに、このカウントが上限に達していなければご褒美をあげよう」
ご褒美をあげよう、の一言で玲霞はこのゲームを受け入れることを決意する。カウントの桁数は解らない
それでも、庭での自慰を見逃してもらえるうえにご褒美まで貰える。これ以上ない好条件だ
零夜が湯船に蓋をして、玲霞の部屋から去る。彼が戻ったのは、次の日のことだった
浴室からは、愛液と唾液と乳液が混ざった何とも言えない匂いが漂う。湯船の蓋をとる
カウントが999を示した状態で、全身を揺らし、くぐもった嬌声を上げ悶える玲霞が、そこにいた
溢れた体液が、湯船の底数ミリ程度の水溜まりを作っている。彼女の縄を解き、抱き上げ、身体を洗う
秘所の奥まで指で弄り、乳房を揉みしだき、尻肉を揉む>>77
「ぁん!はあ!はあん!ぃい、きもち、いいぃん!もっとぉ!揉んでぇ!ああん!ぁん!はひぃん!」
全身性感帯になっている玲霞には、これ以上ないご褒美だ。嬌声を上げ、歓喜に打ち震える
なんだかんだ条件を与えながらも、達成しているいないに関わらずご褒美を上げる零夜の甘さに甘える
何度も絶頂するせいで、愛液も母乳も止まらない。お詫びとして、玲霞が零夜の肉棒を咥える
乳房で挟み込み、亀頭を舐め上げる。乳首を竿に当て、溢れる母乳を塗り込む
零夜が顔を赤くし、必死に快楽に耐える。その姿が可愛らしく、愛おしく、つい本気で責め立ててしまう
激しい快楽の奔流に、零夜はあっさり射精した。玲霞の顔と乳房を精液が濡らす
立ち上がり、鏡の横に手を突き、零夜に尻を向ける。だらしなく愛液を垂らす秘所が口をぱくぱくする
まるで早く挿れてくれ、と訴えるように。望み通り、子宮まで一気に肉棒を突き込む
「ぁあああぁああぁああああぁああああ!!!お、くぅ!き、ぃいいいい!!?!」
休む間も与えずに責め立てる。子宮を突き上げ、子宮口を捏ね、カリ首で膣壁を削る
それだけで潮と母乳を噴き、全身を揺らしイき狂う。腰を打ちつけるたびに揺れる乳房が鏡に映る
肉棒が硬さを増し、突き込むペースが上がっていく。どんどん高まり続ける二人
「は、ぁああああん!!あつ、ああああぁああああぁああああぁああああぁああああ!!!」
玲霞が一際大きくイくたびに、零夜が子宮に精液を注ぎこむ。それを何度も、何度も繰り返す
目的を忘れた二人のまぐわいは、日が変わるまで続いた零夜は、またもとある聖杯戦争に、一介のマスターとして参加していた
知り合いの魔術師が、婚姻のための箔付けに聖杯戦争で優勝するために力を貸して欲しいらしい
龍崎を出奔していた頃に世話になったこともあり、彼の要望通り共闘体制を敷くこととなったのだ
聖杯はくれてやるが、令呪は貰うという条件のもと、彼はセイバーを、零夜はライダーを召喚した
零夜自身、今いる面々意外と組んでどの程度までやれるか興味があったこともある
そういった意味で英霊召喚を行い、新たなパートナーを得た…だが、亜種聖杯戦争故のイレギュラーが
ライダーのサーヴァント、コノートの女王メイヴには、軽度の狂化が付与されていたのだ
スーパーケルトビッチとでも言うべき逆ハーレムの主から、一人に尽くす純情乙女へと変貌していた
これには相棒のサーヴァント、セイバー・フェルグス・マック・ロイも腹を抱えて大爆笑
一時的とはいえ、完全に魔力を聖杯に任せ背を押してくれたセミラミスに何と言うか、零夜は頭を抱えた
そんな日の夜。効率的に戦いを進めるため、零夜と彼は別行動を選んだ
元々魔術師らしからぬ、どんな手でも使うという彼であれば容易く負けないだろうと、夜の街を進む
そんな中、メイヴに連れられ、廃墟へと進んでいく。どことなく奇妙な廃墟へと
とあるマスターの工房であると気づくのは、結界に触れてからだった。
決着は一瞬だった。嗅ぎつけられるとは思わなかった魔術師が、契約を破棄して逃げたのだ
消えかけるサーヴァントが、セミラミスに回収される。幼い少女が、一瞬こちらに視線を向ける
そうしてもぬけの殻となった魔術師の工房。警戒しようと周囲を調べる直前に、メイヴが零夜の唇を奪う
そうして、ベッドの備え付けられた一室に連行される。未使用なのか、やたら綺麗なベッドだ
そんな風に冷静に現実逃避をする彼を、ベッドに押し倒すメイヴ。若干頬を膨らませ、言う
「サーヴァントだから、濃厚な魔力供給がしたいなー!・・・・私、そんなに魅力ない?」>>79
やっぱこいつ、伝承にあるメイヴとは全く違う。バーサーカーとは別方向に狂ってる、と感じる
おもむろに服を脱ぎだすメイヴ。セミラミスたちほどの豊満さはないものの、バランスのいい体つきだ
また、キスをされる。同時に、ズボンの中に手が入れられ、硬くなっていない肉棒を弄られる
そうこうしている間に、服を剥ぎ取られ、二人して生まれたままの姿となる
肉棒は手で弄られ続け、既に硬く屹立している。そんな姿にメイヴが、メイヴとは思えない反応をする
顔を真っ赤にし、両手で顔を覆いながらも、指の隙間からまじまじと見つめるという、あり得ない反応
これも狂化の影響か、と考えるも直ぐにメイヴが秘所を肉棒に擦り付ける。溢れる愛液が竿を濡らす
「ぅ、ふ・・・・!ぁ・・・・・ぅん!はぁ、・・・・っ、挿れる、ね?」
本当に、狂化がかかっているのだな、と思わせる。言動のなにもかもが、メイヴとしては明らかに異常だ
濡れそぼった秘所が、肉棒を受け入れる。若干涙で濡れた顔に、快楽の色が浮かび始める
「ぁあ、ふっ、とぉぃ!おっきいので、私のナカ・・・・いっぱいになっちゃった」
恍惚とした表情を浮かべるメイヴ。若干涙で濡れているためか、妖艶さより可愛らしさが際立つ
上体を起こし、メイヴにキスをする零夜。キスをされた当のメイヴは、顔を真赤にして喜んでいる
「ぁあ・・・・!嬉し、ぃん!は、ぁん!ああん!ダメぇ、奥、突き上げな、ぁああん!!」
我慢できなくなり、メイヴの腰を掴み、膣内を犯す。ダメ、と言いながらメイヴも腰を振っている
「ゃ、ちが、ぁん!あ!はん!ああん!やぁああ!!言わな、ぁああん!!はぁん!あん!ひゃあん!」
腰を振るメイヴが自ら子宮へと肉棒を打ち付けながら言う。身体と心で霊基に生じた食い違いに戸惑う
「やぁ!腰、止まらな、ぁあん!はぁん!ぁあ!おなかの中で、ビクビクってぇ!ダメダメダメぇ!」
彼女の膣内の締め付けに、零夜も早々に限界が近づく。膣内で震える肉棒に、メイヴが怯える>>80
「イっちゃうからぁ!イっちゃったら私、どうにかなちゃうかもしれないの!だから、ぁあああ!」
自分の生前を知るからこその恐怖。本来の、淫蕩にして悪辣な己になるのでは、と恐怖する
そんな彼女を、零夜が抱きしめる。口では拒絶しながら腰を振り続けるため、限界が近づく
そんな彼の動作を、恐怖から冷静さを失った思考で誤解し、強く抱きしめる
「ぁあ!ぁあああぁああああぁあああん!!奥ぅ!熱いの出てる!イく!イっちゃうう!」
子宮に精液が注がれ、イくメイヴ。必死に零夜を抱きしめ、射精が終わるまで子宮を押し付け続ける
射精が終わり、肉棒が抜き放たれる。身体を洗うより先に、二人はそのまま眠りに就く。
熱が抜け、冷静になった頭で自分に呆れる。狂化はそこまで容易く解けないと知っている筈なのに。
同時に理解してしまう。知っているのにあそこまで怯えた理由を。狂った霊基が、刻まれた伝承を塗潰す
全ての男性の恋人は、一人の少年の恋人となろうとしている。己が己である限り、彼に尽くそう
そう胸に決め、目を瞑る。次の朝まで、二人は眠り続けるのだった メイヴ編・続く翌日、協力者である魔術師と朝早くからレストランで合流し、朝食を摂りながら昨夜の出来事を纏める
彼と彼のサーヴァントのフェルグスが豪快に肉を食らう中、零夜はスイーツ系を味わいながら話す
昨夜、キャスターと思われるサーヴァントを(実質)撃破、マスターは逃亡した、と
彼はアサシンを倒した、と歯切れ悪そうに言う。聞くに、アサシンは相当な数がいるようだ
フェルグスは数ばかりでそれぞれはそこまで強くはない、と言う
彼も同意するが、バリバリの脳筋の言うことだ。零夜は自分には荷が重いだろ、と愚痴をこぼす
そんな中で、改めて現状を整理する。サーヴァント七騎のうち、一騎撃破、アサシンの特性が判明した
メイヴに不安があるわけではないが、やはり自身の身を考えると不安は生じる
彼と違い、『サーヴァント相手に殴り勝つ』などと言う芸当ができる自信はないのだから
結論だけ言えば、昼間に共同で街中を探し、粗方目星を付ける。夜間に一気に制圧、最優先はアサシンだ
脳筋ではあるが、彼が最も得意なのは探知系魔術だ。その上生まれつきの感も恐ろしく鋭い
夜、アサシンとそのマスター仕留めた。一騎脱落、と言うことになり、彼は子供の様にはしゃぐ
そうして、二人は再び別行動に入った。メイヴが近寄り、不安げに言う
「これで二騎だけど、この先大丈夫なの?残っているのは三騎士とバーサーカーなんじゃ・・・」
不安げに呟く彼女に笑いかける。亜種聖杯戦争では全てのクラスが揃うことが稀だから大丈夫だ、と
その言葉に胸を撫で下ろし、直後にテンションを上げ、言う
「それじゃあ、折角だし夜の街でデートと行きましょ、デート!」
フェルグスがいれば、あ奴もこんな風にはしゃいでいれば最高だったのだが、とボヤいたことだろう
狂化が作用しているバーサクライダー、メイヴは、貴婦人でも女王でもなく、少女として存在していた>>82
そうして夜の街で飲み、食い、歌い、と存分に楽しんだ二人
メイヴが選んだ宿がラヴホテルでなければ、心地よい酔いを最後まで楽しめただろう
そのことに気づいたのは部屋に入ってからな辺り、飲み過ぎだ自分と自戒する零夜
メイヴは上機嫌に、零夜を裸に剥き、自身も裸になり浴室へ突入する。メイヴは既に出来上がっていた
「何よーマスター?いいじゃないのー!この私が、ぃいっぱい!気持ち良くしてあげるから!」
自信満々に言う姿に、昨日の恥じらいは微塵も感じられない。酒が入ると反転するのか?と考えるも
「んーちゅ!んちゅぱ、んちゅ、れろ、ちゅるる」
キスをされ、思考を放棄せざるを得なくなる。侵入してきた舌と舌を絡めるも、直後に唾液を啜られる
「ぁはっ!おーいしー!マスター、甘いものばっかり食べてたから、口の中も甘いわよ?」
顔を赤くして言う。先ほどまでより赤みが増していることを指摘するより先に、肉棒へ手が延ばされる
硬くなりかけのそれを、百戦錬磨のテクで扱き上げる。零夜は耐え切れず、彼女の腕へ射精する
「ぁあん!あっつぃ・・・・・・あは、すっごくいっぱい、それに・・・・とぉっても、濃い」
手にかかった精液を手ですくい、口の中に含む。極上のワインのように匂いと味を味わい、嚥下する
一層硬くなる肉棒を見て微笑み、秘所へとあてがう。そうして一気に腰を落とし、根元まで飲み込む
「あっ!はぁぁぁぁん!!やっぱ、ふっとぉい!気持ち良すぎて、ぇ!はん!ぁん!あぁぁん!」
必死に腰を打ち付けるメイヴ。程よい大きさの乳房の先で自己主張をする乳首を弄り、腰を打ち付ける
「はぁん!そ、こぉ!いい、いいのぉ!もっと、ほらぁ、もっとぉ!」
子宮を突き上げられ、乳首を弄られ、急速に高まる。それでもなお腰を激しく打ち付け合う
「ぁ、あぁああああぁああああぁああん!!!いち、ばん!奥まで、びゅるる、って!びゅるるって!」>>83
互いに絶頂する。子宮に注がれる精液の感覚に、下腹部を抑え歓喜する。淫らな顔に、肉棒が硬さを増す
零夜が秘所から肉棒を抜くと、表情が一転する。必死に秘所を広げ、精液が零れるのを厭わず言う
「ご、ごめんなさい!調子に乗り過ぎたのは謝るから!お願い、早く頂戴!ください、マスターぁ!」
M字に足を広げ、両眼から涙を零しながら必死に懇願する。そんな彼女を立たせ、壁に手を付けさせる
「ぇ?な、何?見えな、ぁ!?ゃ、ぁあああぁああああぁあああ!は、ぁぁぁん!」
背後から徐々に肉棒が膣内を押し広げ、最奥を突き上げる。快感に身体を震わせ、涎を垂らす
ふと正面を見れば、そこには鏡。彼女の痴態が全て写し出される。抵抗するより先に、子宮を突かれる
「ぁあ!やぁぁぁあ!あぁ!はぁあん!!見な、いれぇ!わらひのいまのすがた、見ちゃや、ぁあん!」
乳房を揺らし、乱れ喘ぐ。羞恥に顔を染め、膣肉は肉棒へとより食いつく。それが彼女を余計に高める
恥じらう姿が可愛らしく、ついクリトリスを抓る。悲鳴にも似た嬌声を上げ、潮を噴きイく
「ぁああああぁああああぁああ!!!ぁあん!ぃやあ!休ませ、はぁあぁあぁん!!!」
休む間も与えず責め立てる、次は乳房を揉み、その次は乳首をこねくり回し、メイヴの反応を愉しむ
「ぁああああぁああああ!!!熱いぃ!イく!くイくイくイくぅ!イっちゃう!イっちゃああああぁ!」子宮へ射精され、敏感になり続けていた肢体を震わせイくメイヴ
潮を噴き、身体を痙攣させ倒れ込むのを後ろから慌てて支える。どうやら気絶したようだ
秘所から肉棒を抜き、彼女をベッドへ運ぶ。彼女が何かを呟いているが、うまく聞き取れない
そうして彼女をベッドで寝かせ、零夜もまた横になる。まだ見ぬ敵に思考を巡らせ、目を閉じる
こうして、二日目の幕が閉じた 残る敵は、推定あと三騎 続くクー・フーリン!?と叫ぶ声が港に響く。声の主はフェルグスだ
戦局は絶望的もいいところだった。四対一にも拘らず、勝てるビジョンが一向に浮かばないのだ
幸いにも零夜は、協力者に持たせた盗聴器越しに遠くから視線を向けず会話を聞く
敵のサーヴァントはアーチャー、ギルガメッシュ。男性と伝え聞いていたが、よもや女とは・・・・
消滅したクー・フーリンはキャスターだったようだ。彼がいた場所にはカラドボルグが突き刺さっている
相対しているのはメイヴ、フェルグス、そしてライダーのサーヴァントたち
アン・ボニーとメアリ・リードだ。余りの敵の強大さに、冷や汗をかき笑みを強張らせている
当然だろう。あのフェルグスすら、マスターに逃げの準備を促すのだ。零夜も打つ手に詰まる
アーチャーのクラススキル、単独行動の存在故にマスターを仕留めても最善手足りえない
現状、クー・フーリンのマスターは本人より先に仕留められた。ライダーのマスターは二人の後ろにいる
ならば、奴のマスターは?鏡とスコープを使い、必死に彼女たちの周りを見渡す
・・・・・いた。僅かに令呪を宿した右手が見えた。だが肝心な本体が見えない。故に、狙撃は不可能
隠れている場所を頭に叩き込み、移動する。いつでも抜けるよう、セミラミスに贈られたナイフを出す
三分とかからず、マスターと思しき少女の背後に近づく。あまりに無防備であるが故に、余計警戒する
ギルガメッシュが攻撃を始めようとするのが見える。一か八かで少女に襲い掛かる
素早く脚を払い、体勢を崩し関節を極める。苦悶の声に構わず、麻痺毒の注射を打ち込む
ギルガメッシュが激昂し、無数の宝具を向ける。が、それが射出されることはない。何故、より早く
ライダーのマスターが倒れ伏す。おそらく協力者がやったのだろう。
ライダーのサーヴァントが消滅に見せかけ回収される。アーチャーもマスター共々回収され、戦が終わる
勝者は零夜とその協力者、そのサーヴァントのフェルグスとメイヴだった>>85
協力者が嬉々と聖杯を入手し、フェルグスが消滅した後
ギルガメッシュとそのマスター、他三人のサーヴァントは庭園に送られ、セミラミスに処遇が一任される
そして、零夜の私室では・・・・・・
「ぁん!じゅる!ちゅ!れろ、んく、んぅう!!んちゅ!んじゅるる!ちゅぱ・・・」
メイヴが彼の股に顔を埋め、口で奉仕していた。気持ちいい、と問うような上目遣いに笑顔で応じる
その度に、嬉しそうな笑みを浮かべる。下着は既にぐしょぐしょに濡れ、胸では乳首が服越しに主張する
気持ち良くなって貰えているのが嬉しいらしく、そのテクニックを存分に駆使するメイヴ
何度も彼女の口に精液を出し、その度に嬉しそうに肉棒諸共舌の上で弄ばれ、嚥下される
五度目を迎える前に、彼女の口から肉棒を引き出す。彼女が咥える前より幾らか硬さを増した気がする
どうしよう、調子に乗りすぎちゃった?と震えるメイヴを押し倒し、彼女の脚をM字に開く
下着をずらし、物欲し気にぱくぱくしている秘所へ肉棒を押し込む。ゆっくりと、焦らすように少しずつ
「ぁ・・・ぁあ・・・・ぁああ・・・・ああああ・・・・ああああぁああああ!!!はっああん!!」
最奥に肉棒がぶつかり、一際高い歓喜の嬌声を上げる。いつもよりトロトロの膣肉が肉棒を締め付ける
「ぁあ!あん!はぁ、ぁああ!!もっと、奥まで、ぇん!つい、ぁあ!はあああ!!んちゅ!?」
口元を抑え、必死に腰を揺らすメイヴ。汗ばんだ肢体に張り付いた長髪が、淫靡さをより強める
そんな姿でオネダリされ、肉棒が硬さと太さを増す。それに感じ、悶える彼女にキスをする
舌を入れ、絡め、抱きしめ合う。控えめな乳房が、密着することでつぶされ、何とも言えない快楽となる
一層締め付けを増す膣内に、零夜が溜まらず射精する。脚を腰に回し、腰を密着させ精液を受け入れる
「ぁああ!!でてるぅ!せーえき、わたしのナカにぃ、いっぱい出されてるぅぅ!」>>86
歓喜に打ち震えるメイヴ。犯されている、私を犯して気持ち良くなってる。その事実がたまらなく嬉しい
最奥へ注がれる精液が止まる。零夜が再び腰を突き込む。最奥で精液と愛液が掻き混ぜられる
「はぁあん!ぁあ!せーしと、愛液、混ぜちゃ、ぁああん!はぁあ!これぇ!ダメダメダメぇ!」
早くも二度目の絶頂。敏感になった肢体で、ひたすらにイき続ける。膣内の締め付けがキツくなっていく
「ぁああああ!!ま、たぁああああ!!!せーし、注がれて、イっちゃああああ!!」
快楽に飲まれ、霊基に刻まれている言葉が口から漏れる。漏れ出た言葉に、羞恥で顔が赤くなる
だが、止まらない。百戦錬磨の黄金律の身体は、理性に逆らうかのように快楽を貪る
歓喜と、羞恥と、快楽とに侵されながら、零夜を悦ばせようと必死に腰を振る
「ぁああん!はぁん!ひゃあああ!はひぃん!ぃいん!はぁん!あん!やああああ!!!」
精液を幾度となく注がれ、かき混ぜられ、絶頂し、また注がれる。快楽のループの中で、イき続ける
零夜が求める限り応じ続ける、狂ったコノートの女王。愛する者に尽くし、身を捧げる女、メイヴ
彼女は、とっくに心の底から堕ち切っていた。零夜の存在に、彼に尽くす喜びに
幾度となく絶頂し、精液を受ける。何度も体位を変え、イき続けた。そうして、陽が昇り始めた明け方に
「ああ!はあああ!あん!ああああん!はっ、ああああぁああああぁあああん!」
歓喜の声と共に精液を受け入れ、幾度目かの絶頂する。結合部は精液と愛液で白濁に染まっている
肉棒が抜き放たれる。流石に一晩中まぐわっていたため、肉棒も硬さを失っている
メイヴが零夜の顔を寄せ、キスをする。舌を入れない、唇同士が触れるだけのキスを
妖艶に、ではなく可憐に微笑み、自分の隣へと誘う。横になった零夜に抱き着き、眠りに落ちる
狂った結果生まれた一途なメイヴ。彼女が消えるその時まで、彼女は零夜を愛し続けるだろう Fin「ぁあ!はあぁん!ひぃん!ひゃああああ!!」「ぁあ、アン、やめ、ぁあああ!!!」
「こ、んな、ぁあ!はあん!やぁああああ!!!」
毒々しい色の触手に埋め尽くされた部屋に、嬌声が響き渡る。嬌声が部屋にいる者たち互いにを昂らせる
二人の海賊、アン・ボニーとメアリー・リードのうち、先に堕ちたアンにメアリーが翻弄される
感覚を共有させられているため、アンが腰を振って触手を受け入れれば、その感覚がメアリーに届く
先に堕ちたアンが快楽を貪り、メアリーがそれでイき、その感覚に昂ったアンが・・・・のループだ
幼いキャスター・・・・エレナ・ブラヴァツキーは、口では抵抗しながら、完全に快楽に溺れていた
そして、アーチャー、ギルガメッシュは
「ーーーーーー!!------!!!---------!!!--!!!-------!!!!」
口に野太い触手を咥えながら、身体の疼きに悶えていた。心は健在でも、身体が堕ちつつある
触手の媚薬粘液を直接打ち込まれた乳房は母乳を垂らし、乳房を伝う感触が彼女を昂らせる
口は喉奥まで媚薬に犯され、喉奥まで突かれるだけで膣内を蹂躙されているかのような快楽が走る
秘所と尻穴は一切手を付けられていない。熱ばかり籠る下腹部に悶える。滝のように愛液が垂れ続ける
早く欲しい、犯されたい。そんな身体の訴えを必死にねじ伏せるも、限界は近づいている
彼女が悶えている間にも、否応なしに犯される他の者たちが見えてしまうのだから
アンの秘所と尻穴をみっちり埋め、抽送を行う触手の姿が。メアリーの下腹部に浮き出た触手の形が
エレナの秘所と尻穴を犯し、濃厚な白濁粘液を溢れ返らせる触手の姿が。どんどん欲求は募っていく
そんな地獄に、必死に耐える。妾(わたし)はギルガメッシュ。王の頂点たる、英雄の中の英雄王だ
そんな何度目かもわからないから元気に近い自身への鼓舞は、翌日には無駄に終わる
玉座に転移させられたギルガメッシュ。全身を媚薬粘液に濡らした彼女の目に驚愕の色が浮かぶ>>88
「んちゅ・・・ぁあ、アーチャー、ぁむ、じゅる、ちゅぱ・・・・」
戸惑いの色を浮かべる零夜の肉棒を、彼女のマスター、岸波白野が嬉々として咥えているのだ
疑問より先に、怒りが浮かぶ。何故、と。羨望にも似た怒り。逆恨みに近い感情を抱いた
次の瞬間には、零夜の私室へと転移させられた。ギルガメッシュは何故か、厳重に拘束されている
零夜をベッドに座らせ、白野がギルガメッシュに見えつけるかのように、秘所へと肉棒をあてがう
「アーチャー・・・・我慢、しなくていいんだよ・・・?私は、我慢しないから・・・・ね?」
そう言い、腰を下ろす。肉棒を根元まで飲み込み、仰け反りながら激しく潮を噴く
ギルガメッシュの顔に潮がかかる。当然だろう。それほどまで近くで見せつけられているのだから
必死に腰を振る白野。淫猥な水音と共に愛液が溢れ、ギルガメッシュの顔を濡らす
自慰に耽りそうになるが、厳重な拘束がそれを許さない。女の身体に、とうとう心が折れ始めている
「ぁあん!はぁあん!!おなかの、ぁあん!ナカ、でぇ!びくびくって、ぇ!はぁん!ああああ!!」
腰を振り、嬌声を上げる白野。揺れる豊かな乳房を揉みしだかれる。目に見えるほどに秘所が締まる
音が出そうなほど硬く勃起した乳首を弄られ、歓喜の嬌声を上げる。肉棒の抽送が激しくなっていく
「ぁあ!おっぱいぃいい!!ゃめえ、イ、イ、イっちゃ、ぁあああぁああああぁあああ!!!」
子宮に熱い精液が注がれ、髪を振り乱し潮を噴き絶頂する。悦楽に浸った表情に、羨望が強まる
白野が肉棒を抜き、ギルガメッシュに近づく。そして、三画ある令呪を全て使った
「令呪を以て命ず。アーチャー、抵抗するな」「令呪を以て命ず。アーチャー、欲望に従え」
「最後の令呪を以て命じます。アーチャー、一緒に堕ちましょう」
拘束が解ける。同時に、身体が言うことを聞かなくなる。ベッドの上へ運ばれ、脚をM字に開かれる>>89
「早く、挿れてあげて。こんなにいっぱい涎垂らして、苦しそうだもん」
ビンビンになったクリトリスを撫でられ、あっけなく絶頂する。その絶頂が引き金となり、完全に堕ちた
自ら秘所を開き、肉棒を求める。ピンク色の膣壁が開いており、子宮口まで丸見えなことに気づかない
「は・・・はやく・・・・妾(わたし)を・・・犯すといい・・・・極上の快楽をくれてやろう・・・」
必死に、言葉だけは王としての威厳を保つ。言葉だけは、なんとか。表情と姿勢は娼婦以上の淫猥さだ
最奥まで一気に肉棒が押し込まれる。待ち望んだ感覚に、絶頂が堰を切ったように押し寄せる
「ぁああああ!!!はぁ、ぁああああん!!ぁあ!ぁあああああ!ィ!?ぁああああ!!!」
快楽に翻弄される。媚薬に犯された乳房から母乳が溢れ、それを白野が啜る
ビンビンッと音が聞こえそうなほどに勃起した乳首を、噛み、舐め、啜る。彼女に耐えられるはずがなく
「ぁああああぁああああ!!もっとぉ!もっとぉ!わらひをもっと、ぁああああぁああああ!」
「ちゅる…ん、アーチャーの母乳、甘くて美味しい。イって母乳噴いちゃうなんて、淫乱さんだね」
気持ち良くして、と言う懇願は白野の責めによって消える。嬌声が止まらない
やめてくれ、という感情は消えた。この妾にあんな責め苦を与えた報いをこの男に与えねばなるまいな
そう言い訳しながら、快楽に身を任せる。だらしない笑みを浮かべ、膣内を蹂躙する肉棒を味わう
「ぁあ!はああ!!ああ!ぃいいいん!!ひぃん!ひああああん!ぁあ!ぁあああ!!!」
「アーチャーのナカ、気持ちいんだ?先っぽで子宮突かれてイってるんだね」
彼女の腹を上から押しながら、白野が言う。膣壁が肉棒に押し付けられ、一層快感が増す
「ぁああ!イく!イくぅ!ぁ、はああああああ!!!熱い、あああぁああああぁああああ!!!!」
「はぁん!ぁはっ、アーチャー、子宮に射精されてイっちゃった。普段と違って、すっごい可愛い」>>90
潮を噴き絶頂するギルガメッシュを見て呟く白野。イき狂う彼女に対して微笑む
肉棒を抜こうとすると、ギルガメッシュが零夜を抱きしめそれを防ぐ
「は・・・っぁ!貴様、まだ満足できておらぬだろうに。妾のナカで未だ硬く屹立しておるではないか」
「ちょ・・・!アーチャー、ダメ!私だってまだ満足できてないんだから!」
怪しく微笑むギルガメッシュと、抗議する白野。それに対してギルガメッシュは
「なら、マスターはどれほど此奴と交わっていたのだ?妾はまだ一度だけだが」
白野が言葉に詰まる。そんな姿を満足げに一瞥し、零夜にキスをする。普通の、唇同士の触れ合うキスを
「ふふ・・・さあ、早く動くがいい。妾の疼きは未だ収まらぬ。収まるまで、はぁん!」
肉棒を突き込めば、素直な嬌声が上がる。子宮を押し上げるように、抽送を再開する
「はぁん!ぁ!イイ!ぁはっ!マスターが見込んだ男よ、貴様に、ぃいん!はぁん!ぁあ!はぁぁ!」
ギルガメッシュが、必死に腰を振りながら言う。嬌声にかき消されながらも、最後まで言葉にする
「ぁあ!我が至高の身体を、ぁ!味わうことを、許そ、ぉおおおお!!!」
言い切るや否や、二度目の絶頂。締め付けに耐えきれず、再び子宮へ精を放つ
嬌声が途切れ、絶頂が鎮まった頃。白野が頬にキスをして、ギルガメッシュから肉棒を抜き放たせる
震えながらもギルガメッシュが起き上がり、二人で零夜の肉棒に身体を寄せる
二人の乳房が肉棒を挟み込み、舌が亀頭を這う。そうして必死に肉棒へと奉仕をする
その夜、人類最古の英雄はマスターの少女と共に、牝へと堕ちた『怯える獣に愛の手を』
夢を、見た。身動きが取れず、周りの状況がわからぬ夢を
壁に脚と腕が埋まり、尻だけが壁の外に突き出された状態で、誰のモノかもわからぬ嬌声が響く
そして、自身の膣内を蹂躙する、誰のモノかもわからぬ肉棒の感触
何度も突かれ、注がれ、かけられた。秘所のみならず、尻穴まで犯される、紛れもない悪夢
そんな夢に、アタランテは悲鳴を上げ飛び起きる。震える己の身体を抱きしめる
脳裏には誰のモノかもわからぬ精を注がれる感触と、品定めするかのような笑い声が残る
言い知れぬ恐怖に、顔は蒼く染まり、眼尻からは涙があふれる。その夜、彼女が眠ることはなかった
翌朝、彼女は真っ先に零夜の部屋へ向かう。幸いにも零夜一人だ。そのまま彼を連れ、庭園から出る
一部始終を見ていたセミラミスだが、アタランテの様子にただならぬものを感じ、何も言わず見逃した
街に二人で繰り出した零夜とアタランテ。二人ともしっかり着替えてはいるが、零夜は大分戸惑っている
「あ、ああ、すまないな。私としては汝と共にこうしたいのだ・・・もしや、都合が悪かったか?」
少々歯切れ悪く問う。朝起きてすぐに着替えるよう促し、財布など最低限の荷物でそのまま降りたのだ
嫌われても仕方ないことだと、彼女も改めて思う。それほどまで彼女は精神的に追い詰められていたのだ
それを知らぬ零夜は、とりあえず朝飯と適当な飲食店を探す。呑気と呆れると同時に、肩の荷が軽くなる
そうして零夜が見つけた飲食店で朝食を摂る。摂る、のだが・・・
「・・・・・汝、あまりそういうものばかり食べていては体を壊すぞ?」
流石の彼女も、朝からアップルパイにアイスクリームとパフェを食べる彼には小言を漏らした
「いや、何故と言うような目をされてもだな・・・・ぁ、あいや、別に食べたいわけでは・・・」>>92
不思議そうな顔をしたが、アタランテの視線の先にあるアップルパイに気づく
皿ごと彼女へと押し出すが、慌てて彼女は断る。食べたい、非常に食べたい
だが、精神的に参っている状況では、零夜が美味しそうに食べる姿は、ある種の精神安定剤であった
そんな至福の光景を見続けるべく、涙を飲んで我慢する。食事をする彼は、非常に可愛らしかった
二人で食事を終え、再び街へ出る。観光名所などもないが、彼女には二人きりの時間がただ幸福だった
夕暮れ時。街外れの高台に、二人はいた。街を見下ろしながらも、アタランテの顔色は優れない
夢を忘れられるほど楽しい時を過ごせばどうにかなる、そう思っていたのだ。確かに一時は忘れられた
だが、犯される感触だけは忘れることができなかったのだ。その感触が、幾度も悪夢を呼び覚ます
(私は、このままあの夢を忘れられないのか・・・?このまま、何度も誰とも知れぬ者に・・・)
欲望のはけ口として使われる夢を見るのか。恐怖に身体が震えそうになる。隣の零夜が名前を呼ぶ
振り向けば、夕陽に照らされた零夜が心配そうにこちらを見ている
「・・・・気にするな、考え事だ。それより、今宵はどうする?やはり、庭園に戻るか?」
アタランテに任せる、と言う。一応セミラミスに色々言わねばならぬため、戻ろうということで決まる
その前に、と。高台近くの山林へ零夜を引っ張る。戻ればもう今日はお別れなのだろうから、と
彼女自身、相応に溜まってはいた。零夜が自慰を禁止されて以来、彼女も自慰を自ら禁止したのだ
そのため、彼女が欲望を発散できるのは、零夜とのまぐわいだけであった>>93
水音が、人気のない暗い林の中に響く。道を外れた場所で、最低限の結界の元、二人は行為に及んでいた
アタランテは、零夜の肉棒を口で咥えている。喉奥まで飲み込み、竿に舌を這わせ、亀頭を舐める
快楽に顔を歪め、木に寄り掛かる零夜を見て、アタランテの秘所から愛液が溢れ、下着を濡らす
肉棒が喉奥へと精液を放つ。一瞬驚くも、すぐにそれを飲み干すアタランテ
「ぷぁ!はぁ、はぁ・・・・・っ、随分射精したな。次は汝の番だな・・・っぅ、あまり見てくれるな」
肉棒を離し、立ち上がり木に寄り掛かりながら、デニムのホットパンツをパンツごと脱ぐ
見られていることに恥じらいと興奮を覚えながら、秘所を晒す。見られるかもという不安が、興奮を煽る
「ふぅん!ぁあ!はぁあ!ゆび、奥、当たって、ぁああ!!ぁああ!!」
膣内へ入った指が、激しく秘所を刺激する。愛液と共に潮を噴き散らし、嬌声を上げ絶頂する
「はぁ・・・はぁあ・・・っ、準備万端だな・・・早く、それを挿れてくれ!」
胸を木に押し付け、尻を突き出し秘所を広げ言う。あの忌々しい感覚を消えるかも、と希望を込めて
膣肉がかき分けられ、肉棒が腹の中を進む。口の端から涎を垂らしながら、歓喜の声を上げる
「ぁあ・・・・ああああぁああああ・・・・・っ!はああああぁああああん!ぁあ、はああん!」
最奥、子宮口に亀頭が当たる。びくびくと身体が震え、服越しに勃った乳首が木に擦れ快感を生む
必死に震えて立つのもやっとな脚で身体を支えながら腰を振る。必死に打ち付け、愛液を散らす
快楽に嬌声を上げ、悶える。何度も子宮を突き上げられ、そうして彼女は
「はっ、ぁあああぁああああぁああああん!ぁあああ、あつ、ぁはああああぁあああん!」
イった。同時に零夜が射精し、二重の快楽に身悶える。注ぎ込まれる快感と、子宮で精液が揺れる快感
絶頂の波が収まり、二人の呼吸が整う。アタランテは上機嫌にキスをして、そのまま二人で庭園へと帰る>>94
しかし、その夜も彼女は眠れなかった。確かに膣内を道具のように犯される感触は消えた
だが、尻穴の感覚までは消えなかったのだ。蘇る夢の忌々しい感触に、凛々しさを捨てて泣き叫ぶ
尻穴を犯される感触が連鎖的に膣内を犯される感触まで呼び起こす。まるで呪いではないか
「こんな・・・もう、嫌だ・・・マスター・・・!マスター!」
身体を汚され、嘲笑され、道具として『使われる』感触。以前より克明に生じる夢の記憶
零夜の名を呼ぶ。助けてくれ、と涙と共に願う。この不快感を塗り潰してくれと叫ぶ
直後、ドアが開く。慌てて目を向ければ、ため息をつきながらセミラミスが零夜を連れて立っている
零夜をアタランテの部屋へ突き飛ばすと、願いを叶えてもらえ、とそのまま去る
どうすればいいのか、と困ったように、それでいて心配したように言う。恥も何もかも投げ捨て、言う
「・・・!私を、犯してくれ・・・!あの、忌々しい夢を二度と思い起こさぬよう、激しく!」
言い終わるや否や、服を脱ぎ捨て裸になるアタランテ。零夜もそれに倣い、裸になり、彼女を押し倒す
アタランテが位置を変え、零夜の肉棒を咥える。零夜はアタランテの秘所へと舌を這わせる
クリトリスを舐められ、愛液を啜られ、高まる。互いが寸前になると、向き合う体勢になる
そして、愛液を溢れさせる秘所を広げ、アタランテがせかす。今度は一気に最奥まで突き込まれる
「ぁあああ!ぃい!もっと、はげしく!頼む、ぁ!私に、ぃ!あの悪夢を忘れさせ、ぁあん!」
涙ながらの、これまで見せたことのない懇願。理由を問うと、悪夢について詳細に聞かされる
聞き終わるや否や、零夜は彼女を抱きしめる。気付けなかった不甲斐なさを謝罪しながら、彼女を撫でる
それほどまで大切に想われている。その事実だけで、彼女の恐怖が一気に和らぐ
そっと、キスをするアタランテ。キスをして、早く、と身体を求める。恐怖が沸き上がる前に、と>>95
「汝の身体で、忘れさせてくれ・・・・・早くシてもらわねば、また思い出してしまいそうで、な」
キスをして、腰を押し付ける。子宮から離れていた亀頭が一気に押し当てられ、軽くイった
軽い絶頂に震えるアタランテ。赤く染まった顔は蕩け、必死に零夜を求めている
そんな彼女の姿に、一層肉棒を硬く屹立させ一気に最奥まで突き込んだ
「はぁ、ぁん!あん!ああ!かた、ぁあ!もっとぉ!もっとぉ!ぁあん!子宮、潰され、てぇぇ!」
互いに腰を振り、快楽を貪る。何度も軽い絶頂に見舞われるアタランテ。絶頂を味わい、脳裏に刻む
忌々しい夢を思いこさぬため、口づけを交わし、舌を絡め、互いに高まっていく。そして
「ぁあ!はっ、ぁああああ!!!おくぅ!精液が、当たってぇえええ!!!ぁあ!!」
互いに、イった。彼女の子宮へと精液を注ぎ、アタランテは二度、三度と高みへ押し上げられる
何度もイく中で、精液が止まる。射精が終わり、零夜が肉棒を抜く。切なそうな顔をして、体勢を変える
尻を突き上げる形で、尻穴を広げる。そうして押し込まれる肉棒を、震えながら飲み込む
「ぁ・・・・ぁ・・・・・!ぁああっ!はぁ!はぁ、はぁ・・・・ぁあん!あん!はああん!」
根元まで飲み込み、快楽の余韻に浸る間もなく抽送が始まる。嬌声を上げながら、快感を脳に刻む
必死に腰を振り、腸内を押し広げる肉棒の感触を刻み込みながら、快楽を享受する
「ぁああ!はああぁ!ぁあ!ぁあん!んはぁ!ぁっ、はあぁああ!いい、もっと、いっぱい射精して!」
奥へと精液が吐き出され、身体を仰け反らせ絶頂する。秘所からは潮と愛液、注がれた精液が溢れる
内なる獣、快楽を貪らんとする獣性に、意識が飲まれ始める。もう、恐怖はない
零夜の感触を全身に刻み込んだ彼女からは、既に恐怖は消え去っていた。あるのは喜び>>96
「ぁっ!・・・・ふふ、構わんぞ。汝とのまぐわいは、私のとっても心地よいからな」
尻穴から肉棒が抜かれ、秘所へとあてがわれる。心地よいと誤魔化したが、彼女は零夜に溺れていた
いつからか、彼が愛おしくなっていた。再びキスをするとともに、膣肉をかき分け肉棒が押し込まれる
最奥に達するとともに、二人揃って腰を振る。互いに理性は投げ捨てた。ここから先は本能の領域
「ぁ!ぁあん!はぁあ!く、ぅん!抜かれる、ぁん!たび、にぃい!ナカ、削れ、ぁああん!」
また、イった。互いの身体を味わいながら、アタランテは何度もイった
零夜は、そんな彼女がイく度に射精に近づく。腰を奥まで叩きつけるように突き入れ、思い切り引き抜く
そして抜ける寸前で再び最奥まで叩きつける。何度も何度も、それを繰り返す
そうして絶頂し、一気に締まる彼女のナカへ濃厚な精液をぶちまけ、互いに更なる高みへ昇る
夜明けまで、二人のまぐわいは続いた。アタランテを蝕んだ恐怖は去り、彼女の想いはより強くなった
彼女が想いを告げる日は来るのか。それは彼女自身も知らない「んちゅ・・・・はむ・・・・ん・・・・・・」
「ふぁ・・・!や、ぁ・・・・!そ、こぉ・・・・ぃ、やぁ・・・・・ぁ・・・・ぁあん!」
ネロが、拘束されている白野の秘所を指で弄る。根元まで指を入れ、奥まで見えるように開く
その様を手鏡で白野に見せつける。羞恥に顔を隠そうにも、後ろ手で縛られているため隠せない
羞恥に顔を赤くし、快楽に蕩ける少女。乳首を時に優しく、時に苛烈に責め立てられ、抵抗が弱まる
囚われて何日経ったかも分からない。そんなことを考えられないほどに、ネロに責め立てられた
毎日のように媚薬ローションを塗りたくられ、愛撫で激しくイかされ続ける。時に激しく、時に優しく
子宮が熱を持ってから、一度も熱が冷めない。日に日に熱は強まり、比例するように肉欲も増大する
彼女は俗に言う、むっつりタイプの人間だ。それ故にそういうプレイについての知識も十分にある
それ故に、体験してしまった快楽の味が予想外に甘美であったことに身体が歓声をあげ、叫ぶのだ
男を味わいたい、と。幾度となく行ってきた自慰では得られなかった快楽。味わったことのない快楽
愛撫ですら、自慰以上に彼女を昂らせるのだ。ならば、本番ではどれだけ気持ちいのか・・・・
欲しい、欲しい・・・アーチャーのため、そう必死に肉欲を抑制するのにも、限界が近づいていた
次の日、ネロは来なかった。が、代わりにスクリーンのようなものが張られている
理由は、否応なしにわかった。わかってしまった。映し出される光景が、彼女の自制心を砕いた
零夜が、アンジェリカとネロ、セミラミスとの行為に耽っている様が映し出される
アンジェリカが、見たこともない大きさの・・・漫画の中の空想と大差ない肉棒を咥え、奉仕している
時折見せつけるかのように肉棒を離し、竿、カリ、亀頭を舐め上げている。じゅん、と愛液が溢れる
ネロは、自分がされているように秘所に指を入れられ、弄られている。自身の秘所へと、手が伸びる
セミラミスは、零夜の胸板へ乳房を押し付けながら互いに唇を貪り合っている。ごくり、と生唾を飲む>>98
白い液体・・・・母乳が二人の胸を汚す中、舌を見せつけながら絡め合う、濃厚なキスを続ける
そんな中、アンジェリカが立ち上がり、零夜に背を向ける。そして、見せつけるように秘所を広げ
肉棒を、一気に飲み込んだ。快感に顔をだらしなく歪める。その様が、白野の理性を破壊する
腰を振るアンジェリカ。音は聞こえていない。脳裏に響く声は幻聴だ。その幻聴すら、彼女を追い詰める
自ら乳房を揉み、腰を打ち付けるアンジェリカ。汗と愛液が飛び散る光景を見せつけられ、涙が溢れる
他の二人もいつの間にか零夜とアンジェリカの結合部へと舌を這わせている。もう、限界だ
零夜が上体を起こし、アンジェリカとキスを交わす。アンジェリカが母乳を口移し、白い液体が垂れる
そして、恐れていた瞬間。アンジェリカの膣内に零夜が射精したらしく、アンジェリカが全身を揺らす
嬉しそうに微笑むアンジェリカ。秘所から肉棒が引き抜かれ、精液が溢れる。理性が音を立てて崩れる
そこから先は、それまで以上に鮮明に覚えている。セミラミス、ネロ、またアンジェリカと
順番に身体を貪り合う光景を、嫌というほど見せつけられた。それぞれ何度射精られたかも覚えている
白野は、ひたすらに自慰に耽りながらその様を見続けた。ズルい、羨ましい、私も欲しい・・・・・
映像は丸一日続き、白野の自慰は、映像が終わってからも続いた。何度イっても、火照りは消えず
明朝、何故か部屋の鍵が開いていた。機に乗じて、部屋から出る。目指すは、庭園からの脱出
何故か通路に落ちていたナイフを拾い、懐にしまう。鞘が若干濡れているが、今は気にする暇もない
通路を進むと、扉が開け放たれた部屋。見れば、零夜が無防備に寝ている。見たところ、トラップはない
この男を仕留めれば、その一心で進む白野。裸で眠る彼の隣に立ち、改めて彼の姿を目に焼き付ける
自分より手入れが行き届いていそうな、膝裏までありそうなほどの黒い長髪に、整った女性的な顔
剥き出しの手足はほっそりとして、肉付きも女性的な丸みを帯びている。筋肉質とは決定的に違う>>99
そんな彼に向け、ナイフを振り上げる。直後、彼が寝返りを打つ。驚きに一瞬動きが止まる
そして、薄い布がズレ、屹立した肉棒が露になる。俗に言う朝勃ち、と言うものかと冷静な白野
無表情のまま、白野は振り上げたナイフを下ろす・・・・ことはなかった
どうしようもないくらい心は堕ち切り、身体は雄を求める。そんな状態で、屹立する肉棒を見てしまった
ベッドへと上がり、零夜の肉棒を咥える。無数の愛液と精液の混じり合った、何とも言えない味
顔を歪め、必死に首を振る。書籍や動画でやり方は知っている。その通りにやればいいと、肉棒をしゃぶる
もう、脱出などどうでもいい。今この瞬間の幸福を味わっていたい。そうして、必死に首を振る
口の中に、精液が放たれる。突然のことに驚きながら、必死に飲み続ける。口の中に広がる、精液の味
(ぁ・・・な、んで・・・?これ、すっごく・・・おいしい・・・・!)
肉棒を離し、口をつぐむ。口の中で精液の味に舌鼓を打つ。表情はなくとも、目は蕩け切っていた
ふと、零夜が起きたことに気づく。同時に、何故か部屋のドアが閉まっている。だが、もうどうでもいい
「は・・・ぁ・・・・!はや・・・く!私も、気持ち良く、して・・・下さい!」
尻を零夜に突き出し、秘所を広げ、言う。表情が蕩け切り、声は必死で媚び諂う
「ぁ・・・はっあぁん!おぉ、きっ、ぃいいん!ふっといの、で!ナカ、押し広げられ、ぇぇぇぇ!」
肉棒が押し込まれる。処女膜に当たり、零夜が一度腰を止めるも構わず腰を打ち付け、最奥まで飲み込む
破瓜の痛みは、感じる間もなく快楽に塗り潰される。シーツを握りしめ、必死に腰を振る白野
だらしなく蕩け切った口元からは涎を垂らし、秘所からは愛液が常に流れ落ちる。火照りが増していく
「ぁあっ、はぁん!はぁっぁああああぁああああん!せーし、おく、びゅーって、びゅーってぇぇ!!」
初めての膣内射精の快楽に、全身を震わせ嬌声を上げる。感じたことのない快楽に、思考がショートする>>100
射精が終わる。子宮内で揺れる精液の感触に身体を震わせる。イき続け、思考が纏まらない
身体を持ち上げられ、騎乗位の姿勢になる。肉棒が子宮を押し上げる感触に、絶頂が止まらない
そのまま満足できるはずもなく。白野は腰を上げ、勢いよく下ろした
「ぃぃぃん!ナカ、奥まで一気に、ィィ!ダメ、腰、止まんな、ぁん!はん!はぁん!奥ぅ!もっとぉ!」
ひたすらに腰を振り、求め続ける白野。無愛想で無表情な少女は、そこにはいなかった
ただただ快楽を求め、腰を振る白野。その後も幾度となく子宮に注がれ、絶頂した
尻穴を犯されたり、乳房を揉まれながら犯されもした。あらゆる快楽を貪る淫乱マスター
(アーチャーも・・・女の子だもんね・・・・キモチ良く、なりたいもんね・・・!)
ギルガメッシュを交えての行為。どれほどの快楽を味わえるのか、胸が高鳴る
秘所から溢れる愛液が更に勢いを増し、締め付けが強くなった膣内に精液が放たれる
その感触に嬌声を上げながら、岸波白野は快楽を享受し続けるのだった続き書けたので投稿していきます
今回でこのシリーズは終わりです
※誰向けなのか分からない(何でもありな方推奨)
キャラ崩壊カーニバル(SっぽいアレキサンダーとMっぽいぐだ子)
アレキサンダー視点
題名にSとあるけどぬるい(言葉責め中心)
>>102
僕には年上の恋人がいる。と言っても僕はサーヴァントだから今の姿以上の経験、知識が備わっているためあまり関係ないのだけれど肉体的には年下であることには変わりない。成長することのない体でそのことを気にしても仕方がない事は分かっている。今の自分を好いてくれているのだから…と自分に言い聞かせてみても時々自身よりも背の高い彼女を見るとやるせなくなることがある。
結論から言ってしまえば僕はまだまだ未熟なのだ。だから他の事は自信を持ってこなすことが出来るのに彼女の事になると不安になってしまう。彼女が他の男と話しているだけで苛立ってしまう。でもそれを表に出すのはみっともない、心の狭い男だと思われたくなくて隠してきた。隠してきたつもり、だったんだけど―――。
『い、言わないで!! 誰にも言わないでアンデルセン!!』
一週間マスターと離れることになり元気がなかった僕に「今忙しいんだ。悪いんだけど立香ちゃんに連絡とってもらえる?」とダヴィンチさん…もといダヴィンチちゃんに呼び出されそんなことを言ってきた。確かに忙しそうではあったけれどわざわざ僕に頼んだことから気を使ってくれていたのだと思う。僕達の事はマスターが恥ずかしがるので一応秘密にしているのだけどダヴィンチちゃんにはお見通しだったのだ。その気遣いに若干の気恥ずかしさを感じながら僕は教えられた通りに通信機を起動させ一週間ぶりの再会を果たしたわけだけど。モニターに映し出されたのは彼女が頬を赤く染めながら楽しそうにアンデルセンを抱きしめている姿だった。
「――は?」
自分でも驚くくらいドスの利いた声が唇から漏れた。何してるの?何抱き着いてるの?何照れてるの?目の前の光景を見てそんな思考が次々と浮かぶ。さっきまで忙しそうにしながらも軽口を交えていたスタッフ達もモニターを食い入るように見つめている僕を見てシンと静まり返っていた。きっと今の僕の顔は酷いものなのだろう。ダヴィンチちゃんだけはうーん…私は笑顔が見たかったんだけど…でも美少年の怒った表情というのも迫力があっていいものだ…創作意欲が湧いてきたぞ!と楽しそうにしていたけれど。>>104
「四つん這い…?」
「うん。ほら、早く」
「えっと…こう…?」
彼女は戸惑いながらも僕が言った通りベッドに両手をつき四つん這いになる。その姿は四足歩行の動物のようで自然と笑みが零れた。
「そうそう。いい子だね。…よっと」
「え?アレキサンダー…?なんで乗っかって……ひゃあ!?」
四つん這いになった彼女に体重を掛けすぎないように腰掛け、そのままスカートを捲り上げる。黒いストッキング越しの白い下着が艶めかしくて劣情を感じながら下着ごとストッキングを一気にずり下ろすと隠されていた臀部が露出した。すべらかで丸いそこをそっと撫で上げるとビクンと彼女の体が震える。
「ななな何してっ…」
「お尻を撫でてる。ああ、この体勢だとお尻の穴も膣の穴も丸見えだね」
「…っ!?み、見ないでっ…何でこんなことを……ひゃん!!」
パシン、と乾いた音が部屋に響く。勝手に四つん這いになっているのを止めようとした彼女の臀部を僕が叩いたのだ。彼女は何をされたのか分からないのか跨ったままの僕を見上げていた。その怯えた表情を見ると自身が高ぶっていくのを感じる。>>105
「勝手に動いたらダメだよ。これはおしおきなんだから」
「おしおき…?」
「そう。他の男にベタベタした罰」
「アンデルセンのこと…?それならさっきも言ったけど軽い触れ合いで…ひゃう!!」
「…口答えしない。抱き着いていたのは事実でしょ? …………まさかとは思うけど一緒に寝てないよね?」
「うん。それはさすがに…」
「そう。…よかった。もし同衾してたら…ただの添い寝だったとしてももっと過激な事しなきゃいけないところだったから」
彼とマスターの間に恋愛感情がない事は分かっている。でも同じベッドに寝てたらそれは肉体関係を結んだようなものだ。許容できるものじゃない。そうでないと分かって僕は心の底から安堵した。とはいえさっきの過剰な触れ合いが腹立だしい事には変わりないのだが。
(…結局ただ僕以外の男と仲良くしてたことが嫌だっただけで…ただの嫉妬なんだよね。…はぁ……)
自分でも心が狭いことは分かっている。でも嫌なのだ。マスターに触れるのは僕だけがいいしマスターが触れるのも僕だけであってほしいというだけ。その感情に名前を付けるとするならばやはり嫉妬ということになるのだろう。誰かに嫉妬するなんて感情は殆ど抱いたことのない僕にとってはそれは苦しく、心をざわめかせるものであった。
「過激なこと…」
「…今何を想像したの?してあげようか?」
「え、い、イイです…っ…」
人の気も知らないで僕の言う『過激な事』を想像したのか頬を紅潮させるマスターを見ると嗜虐心がふつふつと湧いてくる。本当にこの人は僕を煽るのが上手い。初めて繋がった時もそうだった。その気になった僕に向かって「今日あった事はなかったことにしよう」と言ってきたあの時。あ、思い出したら腹が立ってきた。>>106
「まあいいや。とにかく僕はとても怒っているんだ。マスターは無防備すぎる。軽々しく僕以外の男に抱き着くものじゃない」
「それってもしかしてヤキモチ……?かわいい……ひゃうっ…!あっ…、ごめんなさいっ!そんなに叩かないでよぉっ!!」
「…本当にマスターは僕を煽るのが上手いなあ。躾が必要かな?」
「あ、ううっ…叩いちゃ、だめだってばっ…」
「…お尻を叩かれているのに随分嬉しそうだね?罵られるのだけじゃなくて叩かれるのも好きなんだ?」
「ち、ちがっ、ひゃぅん!!」
彼女は否定するが少しばかり強めにお尻を叩いていくとだんだんと甘い声になっていく。羞恥で頬をつたう涙がとても扇情的で誘っているとしか思えない。
(…可愛い。涙を溜めて、じっと耐えて。でもそれ以上に気持ちよさそうで…ああもうヤダなあ。こんな趣味なかったはずなんだけど。…君のせいだよ)
「これじゃ躾じゃなくてご褒美だね。だってこんなにいやらしい汁を垂れ流している」
「あっ…」
「そんなに僕に叩かれるのが気持ちいい?…本当に君は変態さんなんだね…?」
「っ~~~!!」
何度も叩いたせいで赤くなったお尻を撫でながらそう言うとマスターは恥ずかしそうに手で顔を覆う。膣口はきゅうきゅうと収縮を繰り返しており太ももを伝う愛液から今の言葉でイってしまったのが見て取れた。変態と言われて悦ぶなんて本当に変わっている。でも…変わっているのは僕も同じだった。
(…まあそれは僕も、か。…マスターの痴態を見てこんなになっちゃってる)>>107
マスターからは見えないだろうけど僕の下半身はすでに膨張し勃起していた。毎晩のように繋がり合っていたのに一週間お預け状態だったのだ。今の姿は若い事もあり早くこれをマスターの中に入れて無茶苦茶に掻き回したいという欲望が溢れていた。
「挿れてもいないのにイっちゃったね。…ぐしょぐしょだ」
愛液が溢れている秘部に指を這わせ中を掻き回していくと淫猥な水音が響き渡る。ヒクヒクと動く肉壁をわざと刺激するように擦れば更に中から愛液が溢れてきた。無限に湧き出る泉のようだ。しばらく指だけで秘部を責め続けるとマスターの喘ぎ声が切なさを増していく。
「あんっ、やっ、……ごめんなさいっ…もうしないからっ」
「…ほんと?」
「うんっ…もうアレキサンダー以外の子には抱き着いたりしないからっ…だから………ちょうだい…っ、指じゃなくて、アレキサンダーの、ちょうだいっ…」
「…ちょうだい?」
「くださいっ!アレキサンダー自身が欲しいのっ…」
淫らに僕を求めるその姿にはマスターとしての威厳は存在しなかった。これではどちらが主人(マスター)なのか分かったものではない。それでもそんなマスターの姿にそそられてしまうのは男としての性だろうか。…マスターをイジめるのは正直楽しいけど僕の気持ちは分かってくれたようだしそろそろ頃合いかもしれない。
「じゃあ……仲良く交尾をしようか、マスター」
「…っ…う、うん…っ!」
指に纏わりついた愛液を舐めながら話しかけるとマスターはご褒美を差し出された犬のように嬉しそうに頷いた。>>108
「このままするの…?」
「そうだよ。今の君はお馬さんだからね」
「おうまさん…っ…」
「そう。だからこうやって後ろから君を犯すんだ。馬の交尾みたいに」
四つん這いになっていたマスターに腰かけていた状態から馬に騎乗するように跨る。マスターのお尻に勃起した陰茎を挑発するように擦りつけるともどかしそうに腰を揺らし始めるマスターの姿にゾクゾクする。
「そんなに欲しい?」
「うん…」
「何が欲しいの?」
「…アレキサンダー……」
「僕の、何が欲しい?」
「っ……アレキサンダーの、………おちんちんが欲しいです…っ」
「……よく言えたね。いいよ。ご褒美に…沢山愛してあげる」
「あ、ああっ…!!!」
愛液で満たされた膣に怒張した自身を一気に挿入すると一際大きな嬌声が頭下から聞こえた。普段とは違う体位からの深い挿入に身悶えるマスターの顔を見られないのは残念だけど僕自身も気持ち良くてだらしない顔をしているので見られなくてすんでよかった。表情を見られないようにうなじに顔を埋めながら無くなっていたキスマークを刻みつけていく。>>109
「んっ、…きついな……気持ちいい…っ?」
「うん…すごく、きもちいいよぉ……あんっ…でもアレキサンダーのかお、みられない……ああああっ…」
「こっち見ちゃダメだよ」
「え…、あっ…なんでぇ……っ」
「なんでもっ…」
背中に覆いかぶさり抱きしめたまま何度も腰を打ちつけ、無防備になった胸を揉みしだく。一週間ぶりの肉体は変わらず柔らかくいやらしい。胸の先を指で摘んだり引っ掻いたりして弄るとその度ナカが強く締め付けられた。
「はっ……んんっ…挿れられながらココを弄られるの、好きだよね…っ」
「うんっ…すきぃ……っ……ふぁっ……ん、んんっ…」
「じゃあ…っ…ここを叩かれるのは?」
「あうっ………いたくて、じんじんするけど、でもっ…きもちいいっ…」
ナカを刺激しながら先ほどのようにお尻をパシンと叩くと気持ちいいのか肉壁が僕の欲望に絡みつく。油断すると食いちぎられてしまいそうな締め付けに快楽で身を震わす。
「いいよ。もっと、もっと僕を欲しがって。もっと…はしたなくなってよ」
「うんっ……」
汗を流しながら発情期の獣のように求めあう。何度貪っても足りなくてシーツが互いの体液でびしょびしょになるまで僕達は愛し合った。>>110
「ごめん。やりすぎたよ」
ひとしきり愛し合った後、愛液や精液で汚れてしまったシーツや服を洗濯籠に入れる。すっきりしたこともあって嫉妬心からの自分の行動がやりすぎだったのではと思い謝るとマスターは大丈夫と笑った。
「ううん。私が軽率だった。私だってアレキサンダーが他の人を抱きしめてたら嫉妬しちゃうだろうし。…それにブケファラスになった気分で途中から楽しかったから」
「…その感想はどうなの」
「あ、そうだね。ブケファラスはアレキサンダーの盟友だもんね。ブケファラスに失礼か」
「…えっと」
なんだろう。恥らいながらブケファラスのことを話す彼女にとても嫌な予感がした。何か押してはいけないスイッチを押してしまったような感覚。その感覚に戸惑っているとマスターは更におかしなことを言い出した。
「…じゃあペット?」
「……何かこう…レベル上がってない?」
「ペット…いいかもしれない…」
「マスター?戻ってきて?」
「雌馬……雌馬でいい…私、アレキサンダーの雌馬になる」
「……恋人でしょ、もう…」
うっとりと雌馬宣言する恋人に呆れながらも今日みたいなセックスをするのもそれはそれで楽しそうだなと思ってしまうあたり僕も手遅れなのかもしれない。今度首輪でもプレゼントしてみようかと物騒なことを思いながら僕はマスターと一緒に眠りについたのだった。>>111
ということでこの話はこれでおしまいです
やんわり言葉責めしつつスパンキングするアレキサンダーとビクンビクン感じちゃうドMぐだ子書きたいがためにこの話書いたんで色んな意味ですっきりしました
次は以前R18スレで書き込んだベディヴィエールが好きすぎるあまり心にチ○コが生えてしまったぐだ子が師匠のルーンによってふたなりになり欲望のままガン掘りするSSを投稿する予定です
…なんか最近ロクなぐだ子書いてないな!!狭い部屋に、二つの嬌声が響く。快楽に喘ぐ声と、快楽に翻弄される声
「はぁっ!はぁん!おぉっ、きぃぃん!はぁん!ぁあん!」「ぁああ!ぁあぅ!なぁ、ぁああああ!」
二人の正反対の女が、方や自ら、方や快楽に翻弄され腰を振る。双方とも、ひたすら必死に
豊満な女・・・アン・ボニーは、自ら零夜に跨りドロドロの秘所で肉棒を飲み込み、叩きつけるように腰を振る
だらしなく蕩けた顔は、彼女が堕ちていることを何よりも雄弁に語っている。嬌声を漏らし、必死に腰を振る
豊満な乳房を激しく揺らし、硬く尖った乳首からは僅かながら母乳が溢れ、白い雫をまき散らしている
そんな彼女の下腹部には、これまでのものと、また別の紋様の二つが怪しく光る。その効果は実に単純だ
「ぁあ・・・・!ぁ、ぁア!ぁ、ン!やめ、ぁあああ!ボク、おかしくな、ぁああああ!!」
「ぁ、は!メアリー!ぁん!おかしくなって!はぁ!ふたりで、気持ち良くなりましょ!ぁあん!」
効果は、感覚の共有。悶える少女、メアリー・リードの涙ながらの懇願は、あっさりと蹴られる
一層激しく腰を振り、肉棒を子宮へ叩きつけるアン。メアリーはより激しく悶え、潮を噴き絶頂してしまう
恍惚とした表情で絶頂を受け入れるアンの子宮へと、幾度目かもわからない精液の感触を受け、更なる絶頂を迎える
その感触はメアリーにもダイレクトで伝わり、同時に絶頂を迎える。汗と愛液にまみれた肢体が揺れる
「ゃ・・・ぁあ・・!休ま・・・・ぁあ!やらぁ!イったばっかだか、りゃああぁ!!イきゅ!まひゃぁ!」
アンが絶頂の余韻が抜け切らぬうちに腰を振りだす。敏感になった肢体は、メアリーの意志に構わずイき続ける
成す術もなく絶頂に翻弄されるメアリー。そんな彼女を尻目に快楽を貪るアン。メアリーが堕ちるのは、すぐ後だった>>113
「ぁ・・・ぁあ!くらひゃい!おっきいのぉ!ボクに、ぃぃぃぃ!!?!!」
堕ちたメアリーの懇願は、聞き入れられるより先に絶頂の嬌声にかき消された
激しく腰を震わせ、潮と愛液を噴き散らす。快楽の奔流に思考がショートする。正常な思考など不可能だった
アンに目を向ければ、折れるのではないかと思うほどに背筋を仰け反らせ、絶頂している
喜悦を浮かべ快楽を受け入れる姿に、昂るメアリー。直後、最奥に熱く、粘性のある奔流
「「ぁああああぁああああぁあああぁああああぁああああ!!!」」
絶叫が、響き渡る。アンの子宮を蹂躙する精液の感触は、身体を震わすだけで絶頂を誘発し続ける
子宮で揺れる精液が壁にぶつかり、絡みつき、落ちる。その感触を鮮明に感じ、何度もイく二人
アンの絶頂の余韻が抜けるとともに、肉棒が抜き放たれる。期待を込めた眼差しを向けるメアリー
そんな彼女たちを、無情な光が包み、気づけば割り当てられた殺風景な部屋へと転移していた
転移の際に付けられたと思しき貞操帯から突き出た二本のバイブの振動が、秘所と尻穴を刺激する
胸元に巻かれた頑丈な拘束具にはローターがつけられ、絶えず乳首を刺激し続ける。火照りは収まらない
自慰に耽ることも許されず、悶々としたまま夜を過ごす二人。子宮で揺れる精液が、よりもどかしさを強くした
次の日の夜、三人、いや、四人は庭園深層の浴場にいた。貞操帯など拘束具の一切は外れている
「はぁ!ぁあ!そ、こぉ!いい!もっと激しくぅ!」「ぁあ!ボクのクリちゃん、弄らな、ぁあああ!」
幼い肢体を揺らし、快楽に喘ぐ二人。エレナ・ブラヴァツキーと、メアリーだ
涎を垂らし、零夜の手に腰を擦りつけるエレナ。メアリーはクリトリスを弄られ、絶頂の快楽に悶えている
「んちゅ!じゅるる!れろ・・・んく、ぁはぁ・・・・・ん、はぁ!ぁあん!」>>114
アンは、豊かな乳房で肉棒を挟み、扱き上げている。時折自身の涎を垂らし、潤滑剤代わりにしてペースアップを図る
敏感になっている乳房が、肉棒を擦り上げる動作に快感を感じる。秘所から溢れる愛液が勢いを増す
二人への愛撫が止まり、アンの乳房から肉棒が抜かれる。三人揃って期待に満ちた目を向けた先には
十数人の零夜が、いた。セミラミスの声が響く。おそらくは念話の類であろう彼女の声が告げる
『貴様らが身体を疼かせ待ちわびた宴だ。夜が更けるより先に力尽きれば・・・・・・・』
どうなるのかは告げない。告げても意味がないと悟ったからだ。三人とも、屹立した肉棒以外頭にない
一人がアンの下に滑り込み、秘所へと肉棒を突き入れる。嬌声を上げるより先に、尻穴にも突き込まれる
快楽に打ち震える彼女の、だらしなく開いた口にも肉棒が押し込まれる。嬉々として頬張り、首を振る
両手で肉棒を扱きながら、乳房を揺らす。メアリーとエレナも同じように犯されている
「ぁ、はぁん!いい!もっと!わたしにちょうだい!もっときもちよく、ぁん!ぁああん!!」
「んぁ!だめ、だよ、ぉ!マスターのは、ぜんぶ、ぼくのも、っぁああああ!!!ぁん!はぁあ!」
二人が同時に精液を受け、絶頂する。尻穴と秘所を精液が満たすも、すぐに抽送が再開される
全身を精液で汚しながら、だらしなく微笑む二人。凌辱を受け入れ、ひたすらに快楽を享受し続ける
「ぁあん!はぁん!ゃあああん!これ、ダメぇ!おかしくなる!もっと、おかしくなっちゃあああ!!」
自ら腰を振り、肉棒を最奥へと導きながら叫ぶアン。口から抜き放たれた肉棒が、アンの顔を白濁で汚す快楽に顔を歪め、敏感な肢体にかけられた精液を全身で味わう。乳房から母乳と共に精液が一滴落ちる
三人は朝まで淫楽を味わい続けた。感覚を共有するアンとメアリーは、これ以上ないほどに満たされていた
エレナも含めた三人は、全身を白濁で汚し、恍惚と快楽を受け入れながら、眠りの淵へと落ちるのだった>>99
零夜は女性的な容姿をしていたのか(興奮)
膝裏まである黒髪の男の娘(女?)とはいいですねぇ昨日の夕方ごろに話題スレの方で投下したネタに脱字を見つけ、気を紛らわせようとして書いた小ネタが1レス2レスどころの量ではなくなったので、本番行為などはないのですが、脱衣ネタ(?)としてこちらに投下させていただくことにしました。
※R‐18な話題スレ28で自分でやったネタからの派生。
※ぐだ子に頼まれたジークフリートさんが脱いでいくだけのギャグ系会話文。
※設定より勢い重視系ギャグでキャラ崩壊あり。
※ほぼ全裸はあるが100%全裸はない。
※ぐだ子が変態セクハラ魔神化していて著しく知能が低下している。
※ジークフリートさんも違う方向に知能が低下している。
※ジークフリートさんの再臨状態は2段階目以降をイメージ。
以上に気をつけてお読みください。>>117
「はい、そういう訳でですね!エロスレ28の後ろから数えた方が早いかなくらいのところのアレが、よく見たらジャンヌダルク・オルタじゃないといけないのにオルタを忘れてジャンヌダルクになっている箇所があるという致命的な脱字ミスを犯してしまったダメマスターぐだ子は、詫びとして我がカルデアの期待の新人、ジークフリートさんをひん剥くことにしたわけですね。ちなみにマルタの姉御は連日の宝物庫周回の疲れが出てお休みなうで助けなど来ないぞぐえぇっへっへ!で準備は万全。現場(マイルーム)のジークフリートさん、ここまではOKですか?」
「俺は他ならぬ君からの頼みなら、脱衣程度、剥ぎ取られるまでもなくするが」
「うっそだろ、ドラゴンスレイヤー」
「…偽りを告げる可能性を疑われるほど、俺はまだマスターの信頼を得ていなかったのだな。絆レベル5故、すでにそのような心配は不用と思い上がっていた。すまない、今後はもっと謙虚に生きるので許してほしい」
「そこで猛省しないで!大丈夫、思わぬ「自分で脱ぎます」宣言にびっくりしただけで、私はジークフリートさんが嘘つくなんて思っていないから。嘘をつかないことに関しては、清姫の次の次程度には信じているから!」
「そうか。それならよかった」
「うーん、この竜属性なのに大型犬の如きしっぽふりふりオーラ具合…これからすることを想像すると、マスターは罪悪感と共に興奮も覚えてきたぞ!」>>118
「俺のような者が服を脱いだところで、特段面白いことになるとは思えないのだが」
「そんなことないって!自信を持って、ジークフリートさん!!さあ、まずはマスターが持っているこのハンディーなカメラに向かって自己紹介だよ!」
「カメラ?自己紹介??」
「サーヴァントのヌギヌギシーンなんて、滅多に見られるものじゃないからね!後学のためにも記録に残しておかないと。そして冒頭に自己紹介が入っていれば、エロさが増すついでに誰の記録か分かりやすくて一挙両得って訳だよ!」
「なるほど、よく考えられているのだな。そういうことならば…ゴホン。俺はサーヴァント、ジークフリート。クラスはセイバーだ」
「うん、カメラ目線も決まっていていい感じだよ、ジークフリートさん。次は性別と身長体重も言っておこうか!」
「性別は男性、身長190cm、体重は80kgだ」
「いいねいいね!じゃあ、プラスアルファな情報として、何か自分の特徴とか言えるかな?苦手なこととか何でもいいよ」
「特徴…苦手な…ああ、背後に立たれるのは、あまり気分が良くないな」
「おっけー!じゃあ、〆の一言を言って自己紹介は終わりにしようか」
「〆の一言?……よろしく、頼む。……すまないマスター、どうにも俺はこういう時に気の利いた一言が出せない」
「いいのいいの、そこも含めてジークフリートさんらしさだから。寧ろ照れの入った困り顔がエロくて高得点まであるよ!では、自己紹介も済んだところで、お待ちかねのヌギヌギタイムと行こうか」
「了解した」>>119
「おおっと!ストップ!ちょっと待って、ジークフリートさん!!」
「?」
「あのね、一気に脱ごうと言う男気はとても大事よ?大事なんだけど、今回は服の構造なんかも資料として残したいのね。だから、悪いんだけど魔力をほどくみたいにキラキラーって服を消すんじゃなくて、手作業で一枚ずつ丁寧に脱いでいってもらえない?」
「ああ、これは気が利かずすまない」
「こっちこそ先に言っていなくて、ごめんね。ついでにそういう訳だから脱ぐのもゆっくりめでお願い。後、色んな角度から撮影した方がエッチで分かりやすくなると思うから、私も近くに寄ってカメラを動かして舐め回す勢いで撮影すると思うけれど、あんまり気にしなくてもいいからね!」
「分かった」
「じゃあ、着込み直したところで撮影再開!…ふんふん…おおー!肩のところってそうやって脱ぐんだー」
「そんなに特殊な構造ではないと思うのだが」
「ジークフリートさんの時代的にはそうかもしれないけど、私の生きている現代じゃあ、鎧とか甲冑そのものが珍しいんだよ!だから、そうやってじっくり脱いでくれると勉強になるわぁ」
「なるほど、そういうものか」
「あー、いいよ、いいよー。手甲をゆっくり丁寧に外すその感じ、実にセクスィー!そして次は手袋に行かずに足に行くの、よく分かってくれている」
「先に鎧を全て外した方が分かりやすいと思ったのだが、当たっていたようでよかった」
「うんうん、腿のところのそのパーツも一つ一つパチンと取り外して見せてくれるの、実にスケベいや、勉強になっていいわあ。外すことで生じる布の僅かな解放感と、しわになって残っているパーツの痕跡のコントラスト的なアレ、すごくエロイイ…」>>120
「マスター、ブーツを脱ぐので少し離れてくれ。そこまで近いと、何かの拍子に蹴りそうで心配だ」
「おおっと、失礼。足のムレムレ感とか汗のついた足先とか撮れないかなあと」
「むれ、むれ?足先?」
「えっとつまり衣装越しにも窺えるジークフリートさんの鍛え上げられた筋肉質な戦士の足とか、かっこいい装飾のそのブーツとかの細かい部分をもっと近くで撮影したくなってついここまで近づいちゃったってことだね!HAHAHA!」
「そこまで褒められると少々照れ臭いな」
「じゃあ、この辺から失礼して、と。うーん、ブーツから足がスポッとなる瞬間って、何でこんなに爽快感と開放感があるんだろうねえ。さあ、これで鎧系のパーツは全部外されたけど、次は何を脱ぐのかなー?」
「服を脱ぐのに邪魔になるので、手袋を外したいのだが…」
「はい!ドラゴンスレイヤーのチラッと窺う上目遣いいただきました!!私もその考えに賛成ですので、どうぞ、遠慮なく、さあ、どうぞ!」
「手袋を外す行為など、そんなたいそうなものでもないだろうに。マスターは盛り上げるのが上手いな」
「ジークフリートさんは無自覚に欲情を煽るのが上手だよね!お、そうそう、そのくらいのゆっくりじっくりした感じでお願い。はー、これはいい手袋キャストオフシーンですわー。焦らすくらいにゆっくりとあらわになってくる筋肉質な逞しい腕、手首、手の甲、指の付け根、指の関節たち、そして最後にするりと登場する指先…エロスと美しさしかない絵ですなあ」
「俺は武人故、美しいと呼べるような手ではないと思うが」
「いやあ、その無骨さがいいんですよ、こういうのは!さあ、手袋脱いだね?手袋脱いだってことは、つまり次は服だよね?そうだよね!」
「ああ、そうだな」
「ひゅう♪やりました!遂にジークフリートさんの上半身を裸にできました!!見よ!戦い抜いて鍛えられたこのがっちりセクシーボディーと光る紋様のエロコントラストを!!」>>121
「…正直なところ、普段から胸元と背中を露出しているので、上半身に関しては大した違いがあるようには思えないのだが」
「あります!ありますとも!全裸と半裸が大きく違うように、上半身がほぼ露出しているのと実際に上半身裸であるのとはまったくの別物ですとも!つまりこれは、激レアなジークフリートさんですとも!!」
「うん。俺にはよく分からない話だが、マスターの望んだものが撮影できているのならばよかった」
「望んだ通りどころか、想定以上の収穫連発だよ。家宝になるレベルの完成品を確信しちゃうよ。さあ、脱ぐと言ったら最後までってことで、いよいよズボンいきましょうか、ズボン!」
「う、む……さすがにこれは、少々恥ずかしいな。無論、マスターに変な意図がないのは承知しているのだが」
「そこは仕方がないよ。私も正直、慣れないジークフリートさんの裸にさっきからドッキドキ&ハアハアしっぱなしだもの」
「……これで、いいのだろうか?」
「恥ずかしいと言いつつ、手つきは迷いなくズボンを一気に下ろして即パンツ一枚状態とは。ふはぁ、これは良きものですね。人類の義務としてありとあらゆる角度から撮影せねば…フウ、ハア」
「マスター、先ほどから呼吸が荒くなっている気がするのだが、大丈夫か?俺ならいつでも付き合うので、具合が悪くなったのなら、一度撮影を止めて安静に過ごしてほしい」
「ハアハア、大丈夫。これは異性の見慣れない裸を見たことによる女子に起こりがちな緊張とちょっとした興奮でこうなっているのであって、ハアハア、ただちに健康に支障をきたすような異常ではないから。……ふう。それじゃあ、パンツ一枚状態を無事360°かぶりつきで撮影できたことだし」
「うん?」
「パンツも脱ごうか」
「えっ」>>122
「パンツも脱ごうか」
「いや、それはさすがにダメではないか?」
「何を言っているんだい?脱ぐって言ったらからには、全て脱がないといけないんだよ。パンツの中に隠れているヒップとかペニスとかも、大切な参考資料なんだよ。そう、これは参考資料の撮影であって、決してスケベな撮影ではないんだよ。つまりセーフだから、パンツも、脱ごうか!」
「しかし」
「…ジークフリートさん、嘘つくの?」
「!」
「私からの頼みなら脱ぐって言ってくれたのに、あれは嘘だったの?本当は、パンツ脱いでくれないの?貴男を信じてこうしてカメラを向けているマスターであるぐだ子ちゃんのことを、騙していたの?」
「いや、誓ってそんなつもりでは!」
「じゃあ、脱ごう?パンツ」
「……」
「セクハラで訴えたりとかしないから。安心して、さあ」
「……くっ!分かった。俺も自分の発言には責任を持たねばならないからな」
「つまり?」
「…下穿き、即ちパンツも、脱ぐ」
「いよっしゃあああ!さすが大英雄!さすがドラゴンスレイヤー!嘘つかないからきよひーもにっこり!!お願いすればパンツも脱いでくれるなんて超絶ブラボー!ジークフリートはいい文明!!」
「その、できればもう少しだけ離れて撮影してくれないだろうか。股間にくっつきかねない距離は、いくらなんでも脱ぎ辛い」
「オッケー、オッケー!恥ずかしくない様に、ズームアップじゃなくて、全体をこう、余すことなく撮影する感じにしてあげるから、心配しないで」
「それはそれで恥ずかしいのだが、仕方がない。これも自身がまいた種と言うものだな」
「ふぉぉぉ!遂に、遂にジークフリートさんが、自らのおパンツに手を…!!」>>123
「失礼、マスター。ジークフリートがこちらの部屋に入ったのを見たと聞いて、小次郎殿と共にきたのですが」ガチャ
「何、そう長くかかる用事ではない。すぐに返す故、少々彼を借りても」
「「「「……」」」」
「こ、これこそがアスカロン(マイルーム)の真実…?」
「戸惑いつつも迷わずマスターに向けて宝具発動しようとするの、やめて!!」
「もしもしマルタ殿?マスターが、マルタ殿がお休み中なのをいいことに、ジークフリートを自室に連れ込んでパンツ一丁に剥いたでござる」
「マルタお姉ちゃんへの通報もやめて!?」
「待ってくれ二人とも!そもそもは俺が、「マスターの頼みとあらば自ら脱ごう」などと安請け合いしたのが悪いんだ。どうか彼女を責めるのは止めて欲しい」
「ジークフリートさんはこんな時もいい人!でもそれ墓穴かな!」
「汝はセクハラ、罪ありき!」
「アレンジ利かせないで!その構え、宝具発動に見せかけたただのしばき倒しだし!!」
「もしもしマルタ殿?マスターがジークフリートを誘導して、自ら如何わしい映像の撮影に協力するように強要したっぽいでござる。これはもう、鉄拳聖裁コース確定モノ」
「だからマルタさんへの通報はやめろっつってんだろ!!」
――こうして、マスターはたマルタさんとかゲオルギウス先生とか色んな人にたくさん叱られました。いっぱいいっぱい、叱られました。頑張って撮ったハンディーなカメラの映像も、カメラごと消去されてしまいました。
「…でもね、それでも私、ジークフリートさんをメインに据えたエッチなお話をネットに発表するのを諦めないわ。そのための実物チンコチェック計画もね。いつか必ず、快楽堕ちでアッヘアヘなジークフリートさんでネットのエロSS世界の天下を取ってみせるの。先輩は頑張るよ、マシュ!ぐだ子ちゃんの新作に乞うご期待!!」
「どうか折れてください、先輩」
―END―以上です。
アホなネタの混入、失礼いたしました。>>126笑って読んでいただけたのなら幸いです!
ジークフリートさんはマスターを信用していますからね、変な意図はないと思っていても仕方がないですね。
分かります。ジークフリートさんは生前の様子とかもあるせいか、真剣に頼めば普通のセックスなら本当にさせてくれそうな感じがエロいですよね。『王はビーチで色を貪る』
陽が痛いほど照り付ける真夏のあるビーチの一角。普段は海へと向かう者も、パラソルの下で涼む者も
身体を黒く焼こうとするものも、イイ男、イイ女を求め彷徨う者たちも、誰もがそこで足を止める
「ぁ・・・はぁ・・・・ん・・・・そう、そこだ・・・・ぁあ・・・いいぞ・・・!」
嬌声にも似た艶やかな声をあげる、美女がいた。大衆の目を気にすらせず、零夜にサンオイルを塗らせている
シートにうつ伏せに寝そべり、黒いマイクロサイズの紐ビキニの上下を解き、白い尻と背を惜しげもなく晒す。
潰れた乳房が煽情的な光景を生み出し、その光景に健全な男性諸氏は生唾を飲む
そんな美女にサンオイルを塗る零夜もまた、注目を集めていた。顔立ちと細くしなやかな手足に、彼女に劣らず白い肌
黒いサーフパンツを着用し、薄手のパーカーを羽織るその姿は、胸元が見えていなければ少女と間違われているだろう
「ふふ・・・・見られておるな、零夜。見よ、誰もかれも、視線を貴様と妾(わたし)に向けておるわ」
ビキニを押さえ、起き上がる美女・・・・ギルガメッシュ。腕で押さえ付けられ歪む乳房に、男たちが前屈みになる
その様子を見て、面白そうに笑うギルガメッシュ。対する零夜は、そそくさとパラソルの下へと逃げ帰る
「つまらんな・・・・これからが本番であろうに。まあ、いい。愉しみは夜までお預け、ということか」
そう呟き、零夜を押し倒し、全身を密着させる。熱の籠った捕食者の目に、零夜は諦めた様に溜息を吐くのだった
夜。彼らが宿泊しているホテルの浴室。防音の結界の内側で、一組の男女が行為に耽る
「ぁむ・・・・んちゅ・・・・はっ、妾を焦らすからこうなるのだ。大人しく罰として受け入れよ」
零夜の肉棒をギルガメッシュが口で亀頭を吸い、舐めながら、手で竿を扱く。零夜は両腕を天の鎖で縛られている
涎を垂らし、頭を振り悶える零夜。瞳から理性の色が消えるにつれ、肉棒ははち切れんばかりにいきり勃し、血管が浮出る
「・・・・少々香がきつ過ぎたか?まあいい、妾も昂ってきたところだ。よいぞ、来るがいい」>>128
鎖を外した直後、零夜に押し倒されるギルガメッシュ。彼女の柔らかな腹を、唾液と我慢汁で濡れた亀頭が押す
恍惚の笑みを浮かべ、はち切れんばかりの肉棒を秘所へと導く。膣壁を押し分ける感触を、全身を震わせ最奥まで受け入れる
「は・・・・ぁん!ぁん!いいぞ、ぁ!はぁ!っ、この、感触、ぅぅぅ!は!ぁん!ぁあ!」
零夜の動きに合わせ自ら腰を振り、快楽を貪るギルガメッシュ。その艶姿に、零夜の動きが激しさを増す
亀頭で子宮を突き上げ、引く動きが膣壁を削る。互いに高まり続け、同時にイった。
「あ、はああああぁああああん!ぃいん!いいぞ!ぁああ!妾のナカに、もっと!はぁああん!」
子宮に注がれる精液の感触に、全身を震わせイき続けるギルガメッシュ。音が聞こえるほど激しい射精
絶えず子宮を打つ精液の奔流に、恍惚の笑みを浮かべる。下腹部が膨らみ、濁流が途絶える
二人から絶頂の余韻が抜け切る頃。硬さを失わぬ剛直が、再び抽送を始める
「ああ!はぁ!はぁ、ぁ!はっ、はぁ!ぁあ!あぁん!んちゅ!んぁ!んぅ!んぅぅ!!」
零夜がギルガメッシュの乳房を鷲掴みにする。硬く勃った乳首が掌に押し潰され、快楽の吐息を漏らす
瞳に理性の光を戻した零夜は、押し潰された乳首を転がし、唇を塞ぐ。舌を押し込み、絡め合う
ギルガメッシュは一瞬驚くも、すぐに表情を柔らかくして、舌を絡め合う。淫猥な音が二人の口から響く
膣内を押進む肉棒の脈動が激しくなるのを感じ取る。激しく腰を打ち付け合う二人。絶頂はすぐに訪れた
「んぅうううううううう!!んぁああああ!はぁ!ぁあああ!また、おくぅ!あふれ、ぁあああ!!!」
精液で満たされた子宮に、新しい精液が流れ込む。入りきらず押し出され、溢れ出す精液
その感触すら、二人を絶頂に導くスパイスでしかない。膣壁と肉棒を撫でるドロドロの液体が、絶頂を加速させる
愛液と精液のカクテルが、二人の結合部から溢れ出す。零夜はそれに構わず子宮へと射精を続ける
射精が終わる頃には、二人の下には溢れ出た混合液が広がっていた。余韻の抜けぬ彼女に構わず、抽送を再開する零夜>>129
眼尻に涙を浮かべ、喘ぎ声を漏らすギルガメッシュ。口の端から涎を垂らしながら、抱き着き腰を振る
胸板に乳房を押し付け、硬くなった乳首を擦りつける。零夜が柔らかな尻肉に両手の指を埋め、腰を密着させる
より甲高くなる嬌声に、三度目となる射精。勢いの変わらぬ奔流が思考を焼く。二人の交わりは、夜が明けるまで続いた
翌日。ゴムボートで沖合に出た二人は、人気がないのをいいことにボートの中でまぐわっていた
騎乗位の姿勢で水着を身に着けたまま、乳房を揺らしながら激しく腰を振るギルガメッシュ
水着越しにわかるほど硬く勃った乳首は、彼女の興奮具合を雄弁に語っている。簡易的な結界により、人目には映らない
「ん!ぁん!ぁ!っ、無粋よ、なぁん!ぁ、ぅん!ふ、妾の裸体を独り占めしたいの、か!はぁ!ぁあん!」
挑発的な笑みを浮かべるも、すぐに快楽に押し流され、だらしない笑みに変わる。咥え込んだ肉棒が、子宮口を執拗に小突く
早く子宮に出せ、熱いのを注いでくれと言う意思を込め、懇願の目を向ける英雄王。応えるようにペースアップする抽送
嬌声が甲高くなる。自ら膣壁を外側から押し、肉棒と自身への刺激を強めていく。そうして
「ぁあ!くる!ぁあああ!?っ!?」
精液は子宮へと注がれず、寸前で抜かれ彼女の身体へかけられた。腹の奥底が強く疼く
彼女の膣内へ、再び肉棒が押し込まれる。もう離すまいと、対面座位の姿勢で両足を絡め抱き着く
肉棒が硬さを増すのを感じる。笑みを浮かべ、腰を振るペースを上げる。ナカを突き進む肉棒が、激しく震える
「んぁああああぁああああ!ぁあ!ぁああああ!!っ・・・・・・!はぁ!はぁ、はぁ・・・・いいぞ」
子宮に、待ちわびた精液が注ぎ込まれる。熱く、どろりとした白濁が、子宮内壁に絡みつき、零れ落ちる快感に身を震わせ絶頂する
絶頂の余韻が抜け切るより先に、抽送が再開される。快感を受け入れ、身体を白濁に濡らし淫らな笑みを浮かべ嬌声を上げる英雄王。
夢中で行為に耽る彼らは、ゴムボートがあらぬ方向へ流れているのに気付かなかった・・・ 次回へ続く『王様と二人きりで・・・・』(一部注意)
なんやかんやで人気のない小島へと流されてしまった二人。頭を抱える零夜と、嬉々としているギルガメッシュが対照的だ
全力でセミラミスへの救援依頼を阻止しようとするギルガメッシュとの激しい攻防の火蓋が切って落とされ
ることはなかった。あっさりと天の鎖に捕縛される零夜。雨風をしのげそうな洞穴へと拉致され、見事に監禁される
洞穴の中でのみ、自由に行動できる状態。こうして、ギルガメッシュが満足するまで期間ができない状態にされたのだった・・・
濃密な、形容し難い香りが立ち込める。二人を昂らせ、理性を鈍らせる魔香。理性の決壊は時間の問題だった
零夜を天の鎖で縛り上げ、肉棒に顔を近付けるギルガメッシュ。下準備とばかりに竿を執拗に舐め上げ、啜る
次に亀頭を、カリ首から執拗に舐め回し、甘噛みし、鈴口を吸い上げる。零夜が快楽に耐えるように腰を強張らせる
そんな姿に不満なのか、彼女は宝物庫から細長く、先の尖った棒状のモノと、液体の入った小瓶を取り出し
棒状のモノを、零夜の尻穴に突き入れた。零夜が腰を跳ね上げ射精する。いつも以上に濃く、大量に溢れ出る精液
ギルガメッシュが突き入れたモノは、前立腺に媚薬を流し込みながら激しく振動している
零夜が口の端から涎を垂らし、顔をいやいやと振りながら声を上げる。肉棒が、必死に精液を吐き出し続ける
打ち込まれた媚薬の作用により、肉棒は感度を増し、濃厚な精液が大量に生成される。そんな彼の肉棒を、秘所で深々と飲み込む
「ぁあ!はぁああああぁああああ!!!ぁあ!ぁああああ!!!んぁああああぁああああ!!!」
子宮内に絶えず送り込まれる精液が、数秒と間を開けず子宮を満たし、精液を逆流させる。強烈な快楽に、互いの思考が焼き切れる
必死に腰を密着させ、零夜に抱き着くギルガメッシュ。溢れる母乳と、子宮へ送り込まれる精液、そして溢れ続ける精液の感触に絶えず絶頂する
零夜は、敏感になった肉棒が膣内の細かな動きと、絶頂による締め付けにより絶頂を味わい続ける
互いに獣のような嬌声を上げ、ただただ絶頂を続ける二人。そんな中で、鎖の束縛に綻びが生じる
綻びた途端に腕を引き抜き、飢えから必死にギルガメッシュの乳房にむしゃぶりつく零夜
そうして与えられた予想外の快楽に、絶頂のペースを上げるギルガメッシュ。二人の交合は、零夜の媚薬が切れるまで続いた>>131
零夜に盛られた媚薬の効果が切れ、精液を吐きつくされた後に、二人は力尽き、気絶する
先に目覚めるのがどちらか、それがこの先の命運を分ける・・・・・
先に目覚めたのは、案の定ギルガメッシュだった。先ほど使わなかった薬瓶に目をやり、怪しく微笑む
新たな薬瓶を取り出し、一気に飲み干す。そして、予め出ていた薬瓶の中身を口に含み、零夜に口移しで与えた・・・
「ぁあ!ぃいん!ああああ!!!やめ、もどれな、ぁああああ!!!」
一人の少女が、犯されている。薬で肉棒を生やしたギルガメッシュが、零夜を滅茶苦茶に犯す
零夜は、アンジェリカにも匹敵する双丘を携えた少女となっていた。性別転換の秘薬により、零夜は少女へと変えられていた
柔らかな尻肉に指を埋め、背後位の姿勢で犯すギルガメッシュ。零夜は両手を鎖で縛られ、抵抗できずにギルガメッシュを受け入れる
「あぁあ!!やぁああああ!ダメ、ダメダメダメダメぇ!戻れなくなる、「私」、戻れなくな・・・!?」
一人称が変わりだした零夜。このままでは戻れなくなる、と思いながらも、女の身体が言うことを聞かない
そんな彼の、いや彼女の姿を見て、後で忘れ薬でも飲ませようと決めるギルガメッシュ。後で、と言い訳をして激しく責め立てる
いつの間にか、必死に腰を打ち付ける零夜。蕩けたメスの顔が、ギルガメッシュのハートを射抜く
分身の秘薬を飲み干し、零夜の口へと肉棒を押し込む。一心不乱に肉棒をしゃぶりだす零夜。その感触に腰を震わせる分身
そして、零夜に向けて精液を放つ。尤も、そのものではなく、生殖能力のないそれらしいもの、だが
一瞬で絶頂し、潮を噴く零夜。全身を震わせ、快楽を享受する。肉棒が抜かれるや否や、もっと欲しいと言うように腰を振る
顔に若干反抗的な色を浮かべながらも、殆どメス堕ちしているその姿に、とことん堕としてみたいという欲求が生まれる
あとで忘れ薬を飲ませ、身体が覚えているのなら妾が犯されればよい話だ、そう結論付け、ことを開始する・・・>>132
「ぁあああ!やぁ!おかしくな・・・・・・ぁああ!イくイくイく!イっちゃ、あぁああああ!!!」
天の鎖で亀甲縛りにし、零夜の秘所と尻穴をバイブで責め立て、豊満な巨乳を揉みしだく
媚薬ローションを刷り込まれる双丘に、ギルガメッシュの指が沈む。感度が上がるのに呼応して振動が強まるバイブ
幾度目かの絶頂。秘所から潮を噴き、腰を震わせながらイった。ご褒美としてクリトリスを抓られ、また潮を噴く零夜
絶頂で締め付けが強まった膣内と尻穴からバイブを押し出し、抜けるとともに再び絶頂する零夜
これ以上やっては本当に取り返しがつかないのではないか、そんな思いを、潤んだ眼での懇願が粉砕する
「男に戻った後に、もっと気持ち良くして、忘れさせてくれればいいから・・・もっと、女のカラダの味を教えて」
拘束を解き、分身が零夜の脚を開かせる。だらしなく開いた二穴を指で広げ、無言で潤んだ目を向ける零夜
ギルガメッシュとその分身は、迷いなくドロドロの両穴に肉棒をねじ込んだ。最奥に達すると同時に潮が噴き出す
「ぁあああぁああああ!!イイ!おく!もっとガンガン突いて、ぇ!ぁあ!あん!はぁああああん!」
激しい抽送が始まる。子宮を叩き、押し上げ、子宮口をこじ開けようと食い込む肉棒
尻穴を押し広げ、引き削り、子宮を抉られる。硬く勃起したクリトリスは指で弄られ、乳首を扱かれる
抵抗せずに、ひたすら凌辱を受け入れ、メスの快楽を貪る零夜。ギルガメッシュの嗜虐心に火が付き、零夜に首輪をしてしまう
それを見て、後でお仕置きだ、という視線を一瞬向け、すぐにメスの顔になる零夜。そんな彼女を、薬の効果が切れるまで犯し続ける・・・>>133
「んぶぅ!んぅ!んぁあ!!!はぁん!ぁあ!んぁあああ!!」
薬の効果が切れると、零夜は分身の秘薬を要求した。ギルガメッシュが了承し、渡したそれを一息で飲み干すと、三人に分身した
そして、無抵抗なギルガメッシュを無茶苦茶に犯していた。女体の快楽を忘れるべく、必死で腰を叩きつける
口と、秘所と、尻穴で肉棒を受け入れ、蹂躙を受け入れるギルガメッシュ
首輪をされ、手錠をされた姿は、王と言うより奴隷を彷彿とさせる無様さと、同時に淫靡な雰囲気を放っている
下から秘所を突かれ、乳房を押し潰すように零夜の身体に押し付けられる。下の零夜の両手が、尻肉に食い込む
背後から尻穴を犯す零夜は、下の零夜の胸板で潰れた乳房に手を押し込み、乳首を転がす
彼女の口に肉棒を押し込んでいる零夜は、彼女の淫猥な光景を目に焼き付けている
全身を襲う快楽。既に十度以上射精され、子宮も、腸内も、胃の中にも精液がたっぷり溜まっている
それでも零夜と分身達は止まらない。女体の快楽の記憶が薄れるまで、延々と犯し続ける
ギルガメッシュは、一度言ったことを覆すまいと、快楽を受け入れ、零夜を悦ばせ続ける
セミラミスに発見されるその日まで、ギルガメッシュの身体から肉棒が抜かれることはなかった「ぁあ!!やめ・・・こんな・・・っぁあ!!」「はぁ!ぁう!ぅん!ぁああ!!」
アンジェリカと玲霞の二人は、不覚を取って凌辱の限りを受けていた。尤も、直接的なものではない
豊満な乳房の先端、ピンク色の乳首を隠すように、そして秘所と尻穴を隠すように。更には、ちょうど子宮の上辺りに
複雑な文字が書かれた札が貼り付けられ、強制的に快楽を叩きこまれる。直接的な凌辱が魔術的に封じられていたが故の手段
聖杯戦争開催地への潜伏中の悲劇。召喚されたライダー・・・征服者と、そのマスターに目を付けられた結果だ
呪術系の魔術使いは、小さな町ゆえの閉鎖的環境を利用し、外部からの旅行客などを奴隷とすべく暗躍し、二人もその煽りを受けた
如何にアンジェリカと言えど、玲霞を庇いながらでは無理があったのだろう。情報を吐かせるべく尋問と言う名目の凌辱
そうした二人を襲う快楽の元は、町の住人に凌辱される女性たちの快楽。それを受けているのは、二人だけではなかった
「---!----!!!----!!!、!?!?!------!!!!」
腰を震わせ、絶頂するセイバーのサーヴァント・宮本武蔵。轡で声は出せていないが、快楽に震えるながら絶頂している
少し離れた場所では、台に両手と首を拘束され、乳房を搾乳機で吸われ悶えるセイバー・鈴鹿御前の姿が
魔術使いは淫楽のための魔術や呪術を多く習得しているらしく、直接的な手段を除くあらゆる手で快楽を叩きこまれる
事実、セイバー二人と、二人が見える場所で快楽に身を捩るアンジェリカと玲霞は、秘所と尻穴の奥までバイブを挿入されている
バイブの振動に犯されながら、呪符から流れ込む他の女性の凌辱の感覚。皆が快楽に堕ちている為に、四人を襲う感覚も快楽となる
札が締め付けでバイブが押し出されるのを防ぐと同時に彼女たちに直接的な快楽を叩き込み続ける
堕ちてなるものか、アンジェリカと玲霞は屈辱と怒りを糧に必死に耐える。自分たちを汚していいのは一人だけだ、と
鈴鹿と武蔵も、必死に耐えようとはする。しかし四人を襲う感覚は、文字通り絶え間なく叩き込まれる
子宮を突き上げたと思えば次の瞬間にまた突き上げられる。文字通り絶え間ない絶頂に、四人は確実に疲弊していく>>135
暫くすると、四人への凌辱は別のモノへと変わった。
アンジェリカは轡を噛まされ、媚薬プールへとバイブを両穴に挿されたまま入れられ、増大する快楽にくぐもった悲鳴を上げる
玲霞は三角木馬に乗せられ、角によりバイブをより奥へと押し込まれながら、母乳を搾乳機で絞られる
武蔵と鈴鹿はガラスケースの中で濃密な媚薬香を吸わされ、膣内と尻穴をピストンバイブで滅茶苦茶に犯される
その姿を大勢の人間が見る。男は剥き出しの、あるいは挿れている肉棒をより硬くし、堕ちた女たちは膣内と尻穴を締め付ける
そうすることにより高まる性感と、訪れる絶頂が容赦なく四人を襲う。潮を噴きイく無様を見られるセイバー二人
玲霞はより勢いよく母乳を迸らせながら絶頂し、アンジェリカは意識が朦朧とするほどの絶頂に襲われる
二人の意識を繋ぎ止めるのは、零夜の存在とセミラミスが施した魔術の二つ。何もないセイバー二人には、限界が近づいていた>>136
どれくらい経ったか。男の歓声と女の嬌声が以前より激しくなる中、四人は見世物とされていた
そうして観衆の男女を興奮させ、その興奮で四人を堕とそうという魔術使いとライダーの策だ
事実、四人には効果覿面と言えた。興奮が快楽を増大させ、それが彼女たちの痴態をより淫らなものへと変える
「ぁあ!や、ぁあ!はぁ!?ぁああああ!!も、やめ、っあぁああああああ!!!!」
アンジェリカが乗る三角木馬は激しく揺れ、子宮まで突き刺さるバイブを激しく揺らす
下では膣内と腸内の二か所から子宮を刺激され、上では万歳の姿勢で拘束されながら母乳を搾り取られる
札からは他者の快楽を流し込まれ、もはや耐えること以外できない。必死に身を捩る姿に、男たちは大声を上げて歓喜していた
「------!!!-----!?!?!?!--------!!!!」
玲霞は轡を噛まされながら、激しいピストンバイブの抽送に翻弄されていた。ヴヴヴと言う振動音が、歓声の中でも明瞭に聞こえる
流れ込む快楽と、膣内と腸内、硬くなった乳首とクリトリスを犯す振動が、最後の壁を打ち崩さんと責め立てる
母乳を散らしながら双丘を揺らし、悶える彼女に、多量の精液がかけられる。気にする余裕もなく、絶頂し続ける
「ぁあ!や、ぁああ!!見、なぁん!はぁああああ!!!ぃやぁ!見、なぁああああああん!!!」
武蔵は、分娩台に拘束され、ピストンバイブに蹂躙される姿を見せつけられる。敏感になった身体は容易く絶頂を迎える
潮を噴き絶頂する彼女に、幾度目かの射精が行われる。全身を白濁で汚されても、調教は終わらない
身を捩ることすらできない少女の身体は、大勢の男の視線に犯されながら感度を増していく
涙に顔を濡らし、嬌声を上げながら、顔も知らぬ誰かへと助けを求める
「んぅうううう!!!ふ、ううううううう!!!んぶ!?んううううううう!?!?!」
ボールギャグを噛まされた鈴鹿は、ピストンバイブに犯されながら、尻を突き上げる姿勢で拘束されている
涎と愛液を垂らしながら、頭と尻を振り快楽に悶える。床に押し付けられた乳房の先では、ローターが音を立てて振動している>>137
噴き出る母乳が、床を白く染める。彼女の身体に乗せられた、彩り豊かな使用済みゴムが、淫猥な雰囲気を強める
全員が別の快楽を享受しながら全員が同じ快楽に身を捩り、絶頂する。男女問わず昂らせ、彼らの行為を激しくする
それにより流れ込む快楽が激しさを増し絶頂のペースを上げる四人。最悪の無限ループだ、と後にアンジェリカは語る
そんな彼女らの淫猥な姿を見て笑う征服者のライダーとそのマスター。そろそろ犯させるか、とライダー
その提案に是を示すより先に、ライダーが苦しみだす。黒く染まった血を吐き、倒れ伏し消滅する
狼狽えるより先に、銃声と共にマスターの男の令呪を宿す右手が吹き飛ぶ。内部の男女が我に返り、我先にと逃げ出す
ぐしゃり、と悶えているマスターの男の下顎が踏み潰される。憤怒の形相の零夜が、彼を見下す
激痛に悶える彼に向ける目が熱い憤怒から冷たい侮蔑に変わる。そうして飽きたのか、広間に視線をやる
セミラミスが庭園へ転移させ終わった広間。淫楽の痕跡の残るそこを、苦虫を噛み潰した様な表情で見やる
胸の内の悲しみの理由を知ろうともせず、その場を立ち去る。その場には、数滴の血痕が残っていた
庭園で、二人のセイバーの元へ向かう零夜。あんなことがあった後だ、という心配からの行動だった
しかし、あの二人に火が付いた、という発想には至らなかった。いや、常識で考えれば至れないだろう
しかし、呪術は対魔力スキルで無力化できないことを知らず。そして耐えていた快楽が失せ、彼女らが飢えていると思わず
更に、大量に盛られた媚薬の効果がまだ切れていない可能性に行きつかなかった。彼女らのいる部屋のドアを叩く
直後、零夜は二人に腕を掴まれ、部屋へと引きずり込まれるのだった・・・・「ぁ・・は!こ、れぇ!いい!奥、当たってる、ぅううう!!んぁ!ぁあん!はぁん!ぁああ!!」
武蔵が零夜に跨り、ぐちょぐちょの秘所で肉棒を飲み込む。自身の初めてであることも忘れ、夢中で腰を振る武蔵
起き上がろうとする零夜だが、それを防ぐように鈴鹿が秘所を零夜の口へと押し付け、愛撫を強請る
「ダーメ。ぁん!あは、なんだ、ノリノリじゃん。ぁあ、そこ!イイから!もっと舌で、ぁはぁん!」
零夜の舌が膣内を責めると、腰を震わせて喘ぐ鈴鹿。どんどん溢れてくる愛液が口内を満たし、必死に飲み込む零夜
そんな姿を見て、一層愛液を溢れさせ、乳首とクリトリスを硬くする鈴鹿。恍惚の笑みを浮かべ、必死に秘所を押し付ける
「!!!------!!!・・・・ぁ、は・・ぁ!おく、せーえき、射精されて・・・イっちゃった」
膣内に射精され、絶頂する武蔵。どこか妖艶な表情は、鈴鹿の身体に遮られて見えない
武蔵から絶頂の余韻が抜けるや否や、鈴鹿が武蔵を押しのけ、胸を床に付け、尻を突き出す姿勢で肉棒を乞う
ぐちょぐちょの秘所に指を入れ見せつけるように大きく開く。物欲しそうにヒクつく肉壁は、愛液が絡みつき糸を引いている
「カラダ、熱いの収まらないし・・・はやくシて欲しいし・・・・・早く挿れっ、ぁああん!」
鈴鹿の膣内に肉棒が突き込まれる。切なげだった表情が一瞬で蕩け、涎を垂らして歓喜に打ち震える
ビクビクと震える身体を抱き起し、下から抉る様に突き上げる零夜。それだけで潮を噴き絶頂する
イきながらも、零夜の顔に手をやる鈴鹿。顔を近づけ、舌を絡めてのキスを交わす。武蔵は先程の自分を忘れ赤面しながら見つめる
唇を離す頃には、目も表情も蕩け切ったメスのモノへと変わっている。止まっていた抽送を、鈴鹿が腰を振る形で再開させる
「ぁあ!イイし!そこ、もっと!ぁあ!はあん!はひぃ!んぁああ!やめ、ぁああああ!!!!」
零夜が腰を打ち付けるたびに、最奥まで肉棒が突き上げる。豊かな乳房を揉みしだかれ、笑みを浮かべ再びキスを迫ろうとする
それより先に、復活した武蔵が二人の結合部に舌を這わせる。クリトリスに舌が触れた瞬間、甲高い悲鳴を上げる鈴鹿
そこを武蔵は重点的に責め、鈴鹿は潮を噴きイき狂う。締め付けを強める膣内。鈴鹿が肉棒が震えるのを感じた直後
「ぁああああ!!ぁあ!熱いぃぃぃ!!こ、れぇええええ!待って、ぁああああ!!!!」>>139
子宮へと精液が流れ込む。待ちわびた快楽に歓喜し、必死に精を飲み込む鈴鹿の子宮
鈴鹿の秘所から肉棒が抜かれる。支えを失い、床に座り込む鈴鹿。武蔵と鈴鹿の前には、硬いままの肉棒
鈴鹿が肉棒へと顔を近づける。慌てて武蔵も顔を近づけ、鈴鹿が竿に舌を這わせればそれに倣って舌を這わせる
「れろ、ちゅっ、ぁむ。じゅる、れろ、ちゅぱっ」「れろ・・・れろ・・・・ちゅっ・・・・れろ」
鈴鹿が積極的に竿と亀頭を舐め回し、肉棒を咥えこむ。それを見つめながら、ひたすら竿を舐める武蔵
肉棒がびくびくと震える。鈴鹿は亀頭を甘噛みをして、直ぐに肉棒を離す。精液がびゅるると音を立てて溢れ出す
二人を汚す白濁の噴水。鈴鹿を汚す白濁を武蔵が、武蔵を汚す白濁を鈴鹿が舐めとり合う
淫靡な光景に、肉棒が素直に硬くなる。それを見た武蔵は尻を突き出し、鈴鹿は脚を開き、ながら秘所を広げる
恥じらいを浮かべる武蔵と、蕩けた笑みを浮かべる鈴鹿。両対称な二人だが、どちらも愛液を溢れさせていることは同じだ
「あ・・・・ぁあ・・・・・はぁああああ・・・・!ぁあ!!はぁん!はひん!ひぃぃん!ぁああん!」
武蔵の秘所へと肉棒を押し込む。涎を垂らしながら喘ぐ武蔵と、零夜に背後から抱き着く鈴鹿
最奥を突かれ、嬌声を上げながら愛液を溢れさせる武蔵。零夜の背へと乳房を擦り付け、喘ぐ鈴鹿
イき続ける武蔵と、もどかしそうに必死に乳房を擦りつける鈴鹿。二人に挟まれ、零夜の肉棒はどんどん硬さを増していく
子宮を押しつぶすように突き込み、捻りを加えながら引く。武蔵の締め付けはどんどん強くなり、直ぐに膣内に精を吐き出す
「あふぁああああ!!!は、ぁああああん!ぁあ!ぁあああああ!!!イく、イっちゃああああ!!!」
武蔵が身体をガグガク震わせ、イき続ける。秘所を弄りながら、涎を垂らしその様を見つめる鈴鹿
絶頂の余韻が抜けるや否や、武蔵から肉棒が抜き放たれ、鈴鹿へと押し込まれる。歓喜の嬌声を上げ、秘所で肉棒を飲み込む鈴鹿
零夜の腕に秘所を押し付け、擦り付ける武蔵。零夜が抽送を始めると同時に、二人も腰を振り始める
「ぁあ!そこぉ!イイ!ぁあ!おっぱい揉まれながらとか、ぁ!耐えられないしぃぃぃぃ!!!」>>140
豊かな乳房に零夜の指が沈む。二重の強烈な快楽に潮を噴き絶頂する鈴鹿。そんな彼女の中に精を注ぎ込む
余韻が過ぎ去り、引き抜かれる肉棒。未だ硬く屹立するそれを、二人は捕食者の目で見つめる
ふと、武蔵は引き剥がした服から除く小瓶の中の錠剤に目が行く。それを手に取り、零夜に飲ませる
気付けば零夜が四人に増えていた。意味不明な状況ではあるが、思考が淫楽一色の二人には関係なかった
秘所と尻穴を広げ、肉棒を強請る二人。そんな二人を抱き上げ、体勢を変える零夜たち。どんなことになるのか、期待する二人
武蔵の下に零夜が寝そべり、反り立つ肉棒を秘所が飲み込む。快楽に打ち震える彼女の尻穴にも、肉棒が押し込まれる。
両穴をぴっちり満たされる感触に、身体を跳ねさせ歓喜する武蔵。下から乳房を揉まれ、背後から乳首を弄られる
鈴鹿は、両足をM字に広げられ、秘所と尻穴に前後から同時に肉棒を押し込まれる。ガクガクと快楽に震える
背後からクリトリスを弄られ、前からは乳房を弄ばれる。涎を垂らしながら快楽を噛み締める鈴鹿
「ぁん!はぁああん!!しきゅう!ナカと、おしりから、ゴリゴリしゃれ、ひぇええええ!!!」
「はぁあああん!!ダメダメダメぇ!コレ、良すぎてダメだしぃ!ひゃあん!はあああ!!!!」
全く同時に、二人への抽送が行われる。二つ上がる嬌声。どちらも、この上ない悦びの色が浮かんでいる
武蔵は子宮を下から突き上げられ、背後から押し潰されイき狂う。乳房への蹂躙が、絶頂を加速させる
鈴鹿を突き上げる肉棒は、膣壁と腸壁を隔てる肉壁越しに互いを押し付け合い、より強く鈴鹿を刺激する
クリトリスと乳房への愛撫の快感が加わり、イき続ける鈴鹿。潮を噴きながら腰を振り乱し、快楽に悶える
精液が二人の体内に放たれる。同時に、激しく絶頂する二人。絶頂の余韻が抜けるより先に、抽送を再開される
最奥に叩きつけられ、擦り付けられる。何度も達し続ける二人。ある時は同時に、ある時は僅かに間隔をずらして精液を注がれる
二人が気絶するのが先か、零夜が力尽きるのが先か。淫楽の攻防は、陽が昇るまで続いた『貴方の女(モノ)として・・・』
「----!!-!!-----!!!!-------!!!-!?-!------!!!!」
誰かの嬌声交じりの悲鳴が聞こえる。玲霞がそちらに目を向けると、信じられない光景
秘所と尻穴で、どこの誰ともわからぬ男に犯される変わり果てたアンジェリカの姿が、そこにあった
乳首、クリトリス、臍にピアスを付け、身体中に落書きをされた姿で、悲鳴交じりの嬌声を上げながら腰を振っている
その光景が信じられず、自分の身体を見る。自分の身体も、アンジェリカと同じような有様であることに気付く
そして、背後から迫る男たちにも。逃げようにも、四肢の拘束具のせいで逃げれない。嫌だ、誰か!そう目を閉じた瞬間・・・
アンジェリカの視界に、信じられない、信じたくない光景が映る。あり得ないと知りながらも恐れ続けた光景
四肢の自由を奪われた身体に、見知らぬ男どもが群がる。逃げることはできない。する余裕もない
零夜からの冷たい視線が突き刺さる。お前はもういらない、そう告げるような視線に、思考が停止する
おぞましい熱が、自身の秘所と尻穴に触れる。嫌だ、そこは・・・・・・・!!視界が暗転する
玲霞とアンジェリカは、同時に目を覚ました。玲霞は何故、冷静に思案し、思い至る。自分たちが受けた凌辱
あの時に流れ込んだ感覚を、自分がそうされた、と身体が誤認して、あのような夢を・・・・と
アンジェリカは、思考する余裕もなく、ただただ震えている。玲霞の言葉は気休めとしての意味もない
あり得ない、そんなことはあり得ないと理解していようとも、あの夢が自身の最期に思え、ただただ震える
そんな彼女を見て、一瞬悩むそぶりを見せ、直後に溜息を吐いて、部屋を後にする玲霞。アンジェリカはそれに気付けなかった
玲霞が、コップにコーヒーを注いで戻ってくる。やっと気付いたアンジェリカに、落ち着くようにと飲むよう促す
玲霞が飲み干すのを見て、アンジェリカも口をつけ、コップを空にする。襲い来る睡魔に、違和感を覚えぬまま眠りに就く>>142
荒療治にしてもやりすぎかしら、可愛らしくちょこんと首をかしげる玲霞。胸元から小瓶を取り出す
それをまじまじと見つめ、私も似たような心境だから、問題ないと結論付ける。そして、火照る体で零夜を呼びに行く
目が覚めたアンジェリカは、言い知れぬ身体の熱に気付く。疼きに思考が纏まらない。自身の身体に目を向ける
秘所から溢れている愛液が、シーツを汚している。乳首とクリトリスは硬く勃ち、何故目覚めなかったのか不思議なくらいだ
身体の疼きをどうにかしたい、そう思い起き上がろうとし、視界に玲霞と零夜の姿が映る
秘所から愛液と白濁液を溢れさせ、裸で寝ている玲霞と、それに寄り添って寝る裸の零夜の姿が
行為の激しさを想像する。身体の疼きが、正常な思考を阻害する。疼きと恐怖が、思考を混濁させる
捨てられないよう、捨てたくないと思われよう。そのために、まずは愛玩人形としての役割を果たそう
そうして、零夜に近づくアンジェリカ。寝ているにもかかわらず、硬いままの肉棒に頬擦りする
そうして、竿へと舌を這わせる。そうして、竿を乳房で挟み込み、亀頭を舐め上げ、微かに残る精の味を堪能する
そうして乳房で肉棒を扱き上げようとした時。零夜が起き上がり、アンジェリカを見る。玲霞も同様に起き上がり、視線をやる
「思った通り。いっぱいシて、気持ち良くなって貰えばいい、そう考えたんでしょ?なら、私も混ぜてもらうわね?」
微笑みを浮かべ、玲霞がアンジェリカに言う。小瓶から錠剤を出し、零夜に渡す。受け取ったそれを零夜が飲む
「私たちへの、ご褒美よ。いっぱい気持ち良くしてあげて、いっぱい気持ち良くなりましょう」
六人の零夜を見ながら、玲霞が囁く。秘所から溢れる愛液が勢いを増し、準備完了を知らせると同時に、早く欲しいと急かす
アンジェリカが強請るより先に。玲霞が五人を連れて、浴室へ向かう。文句を言おうと口を開く直前に
「シながらだと、ご奉仕がおざなりになっちゃうでしょ?しっかり満足してもらってからにしないと、ね?」
そう言い、浴室の扉を閉める玲霞。零夜のもどかしさに震える肉棒を、豊かな乳房で扱く>>143
肉棒から溢れた我慢汁が潤滑剤となり、膣内にも似た快感を生む。谷間から亀頭が覗く度に舌を這わせるアンジェリカ
敏感になっている乳房の谷間を肉棒が押し進む感覚は、膣内を犯される快感に似ていて・・・・
零夜が乳房の中で射精すると同時に、絶頂を迎えた。谷間から溢れ出る精液を舌で掬い取りながら潮を噴くアンジェリカ
射精が終わり、乳房から肉棒を抜き取る。べたべたの白濁濡れの爆乳が、淫靡な雰囲気をより強くする
普段は結い上げている金髪を下ろし、爆乳を白濁で濡らし、秘所から愛液を垂らしながら、熱の籠った眼を向けるアンジェリカ
寝そべり、脚を広げ、秘所を開く。ねちゃあ、と粘着質な水音と共に、膣壁を見せつける
「ぁ・・・っ、下さい・・・ご主人様の、逞しいモノを・・・・ご主人様の、モノである証を・・・」
この身体に刻んでください。そういい終える彼女を見て、微笑みかけた零夜が、肉棒を押し込む
「ぁあ!きっ、ぁあああ!!おくまで、いっきに、ぃいいいい!!!あぁああ!イっ!?!?!?」
奥に当たった瞬間に、身体を仰け反らせ潮を噴くアンジェリカ。響く嬌声には、歓喜の色しかない
絶頂の余韻に浸りながら、早く、と腰を左右に振って急かす。最奥まで一気に突き上げる零夜
「はぁん!ぁあ!ぁあん!そ、こぉ!ぁあ!ぁん!はぁあん!!ひぃん!ぁん!っ、ぁあああ!!」
膣壁が、一突きごとに締まりを増し、肉棒に絡みつく。至福の笑みを浮かべ、腰を振るアンジェリカ
豊かな乳房を揉みしだけば、締まりが一層キツくなる。耐え切れず、アンジェリカのナカへと射精する零夜
腰を跳ねさせ、震えながら嬌声を上げ絶頂するアンジェリカ。脱力した彼女をうつ伏せにさせ、背後から突き上げる零夜
玲霞の存在を忘れ、二人は淫楽に溺れていく。大きく鳴り響く嬌声が、二人の昂りを語っていた>>144
「んぐ、ん!んふうううううう!!!・・・ぅん!ぁんん!!んぁぁあ!!!ぁんんんん!!!」
玲霞は、一人で五人の分身全員の相手をしていた。快楽を貪りながらも零夜をしっかり満足させようと身体を使う
秘所と尻穴、口で肉棒を咥え込み、残る二人の肉棒を手で扱く。既に全身を白濁に染め、秘所と尻穴からは精液が溢れさせている
手で扱いていた肉棒から精液が放たれる。それを皮切りに、膣内、腸内、口内へと精液が立て続けに注がれる
射精が途絶えてからも、暫くの間体を震わせ絶頂を味わう玲霞。彼女の口と秘所、尻から肉棒が抜かれる
玲霞が浴室備え付けの媚薬ローション差し出すと、それを全身に塗り込まれる。柔肌に、精液と共に塗り込まれる媚薬
乳房と尻肉を執拗に揉みしだかれ、手足の先、指と指の隙間まで徹底的に塗り込められる。塗り込み終われば、行為を再開
「ふふ、はむ。んく、ん。れろ、ちゅぱ、じゅるる・・・・んぅ!んぁあああん!んぁ!んぅう!!」
口でしていたものと、秘所に挿れられていたものを手で扱き、尻穴を犯していたモノを口で咥える
手で扱いていた二本を秘所と尻穴で根元まで飲み込み、快楽に打ち震える。そんな中でも必死に肉棒を扱く玲霞
背後から乳房を揉みしだかれ、尻肉を弄ばれる快楽に必死に耐え、奉仕を続ける。既に何度もイき続け、身体は震えている
潮を噴きながらも、腰を振り続ける玲霞。締め付けを増し続ける肉穴は、敏感になった肉棒たちを早々に射精へと導いた
連鎖的に射精し、玲霞の裸体が再び白濁に濡れる。あの時、汚された身体に、零夜の精液が染み渡るように錯覚する玲霞
私は貴方のモノ。そのことを示さんと、零夜に文字通り全身を使い奉仕する。滴り落ちる母乳も気にならない
肉棒が引き抜かれる。次なる凌辱に期待をよせ、両腕を広げ彼らを受け入れる>>145
アンジェリカが十数度目の射精を受け、絶頂した頃。彼女を抱き上げ、浴室へ向かう零夜。漸く玲霞の存在を思い出したのだ
慌てて浴室の扉を開ける。無数の媚薬ローションの小瓶を脇に置いた玲霞と分身が、待ち受けていた
零夜は玲霞に、アンジェリカは分身にそれぞれ捕まる。玲霞が、零夜にキスをする。舌を口に押し込み、執拗に絡める
そして、媚薬ローションを肉棒に垂らし、手で扱きながら塗り込む。肉棒がどんどん硬さを増し、激しく脈打つ
分身に媚薬ローションを塗り込まれるアンジェリカ。ただでさえ長時間の行為で敏感な身体が、更に鋭敏になる
既にタガが外れ気味だったアンジェリカの肉欲に、とうとう歯止めが利かなくなる
それは、零夜の肉棒を扱き上げている玲霞も同様だった。突然立ち上がり、零夜の肉棒を秘所へとあてがう
「ぁ・・・ぁん・・・・おく・・・・・ま、でぇ・・・・・!!ぁっ、ああああ!!!!」
そして腰を下ろし、一気に最奥まで導く。豊かな乳房が弾み、嬌声が上がる。蕩ける表情を隠そうともせず曝け出す
どろどろの膣壁が敏感になった肉棒を締め付ける。玲霞が腰を振ると、零夜は直ぐに最奥に精を吐き出す
精液の感触に絶頂を迎える玲霞。絶頂に震え、無防備な彼女の尻穴に、分身が肉棒を押し込む
嬌声を上げ、妖艶な微笑みを向ける。そして、再び腰を振り始めるのだった・・・・・・・・・
アンジェリカは、秘所と尻穴、口で肉棒を咥え込み、その爆乳で奉仕していた。両手で潰される乳房から母乳が溢れる
「んぅぅぅ!!んむ!んぁあ!!ぁむ!むぅぅぅ!!!」
両穴を同時に突かれ、何度も達する。その度に乳房から溢れる母乳が勢いを増していく。どんどん蕩けていく表情
両穴と、口。爆乳の谷間に、精液が注がれる。全身を震わせ絶頂するアンジェリカ。射精が終わってもなお身体を震わせる
そして、そのまま分身達と互いの身体を激しく貪り合う・・・・・・・・・カルデアで英霊たちが正装に着替えて職員たちと行われた宴が盛り上がり、もう何度目かも分からない乾杯の音頭の裏で、藤丸立香とスカサハは立香のマイルームへこっそりと移動していた。スカサハのルーンによって清姫や呪腕のハサンにすら気取られずに。
扉の向こうからも聞こえてくる声を聞き流して、立香の抱き締めた腕の中からスカサハが微笑んでくれる。肌の白さがひときわまし、それに体内の熱がくわえられると、処女雪をバラの花びらにのせて陽光にすかしたかのようにみえた。
闇色の長い黒髪、紅玉のごとき瞳、白皙の肌という半神的なまでに美しい恋人は、青いパーティードレスに着替えている。
「スカサハのドレスはよく似合ってるよ」
背中を向けた彼女の後ろから抱きつくような姿勢でいるために、余計に色っぽく見えてしまう。否応なしに視線は彼女に釘付け状態にさせられてしまった。
「ありがとう。お主も何か正装に着替えればよかったものを……」
「ギルガメッシュ王みたいに紋付き袴にしようかと思ったけど、まあ、めんどいしまた今度ね」
スカサハを強く抱き締め、添えた指先で彼女の水晶を銀の彫刻刀でほりあげたような顎を振り向かせ、キスをする。
間髪入れずに舌を差し入れてくれるスカサハの、打ち解とでけた笑顔と甘えるような嬌声とに心がくすぐられた。同時に舌先で口内のあちこちを突っつかれて、むず痒さと切ない衝動で股間が滾る。
「くちゅっ、スカサハ、口を開けて。俺の唾、いっぱい飲ませるから」
「はぁぁ……ああ、そんな淫らなこと……」
返ってきたのは、初々しさをいまだに残した羞恥と戸惑いの反応だった。
「ああっ、でも……嬉しいぞ。儂……いやさ、私が唾飲むのが好きなのを見抜いておったか……は、はしたないのに、ほしなってしまうぅ……」
肩を小さく震わせながらも彼女は大きく口を開け。
その口をめがけて唾液を落すと、赤い舌がゆっくりと蠢いて味わう。
「はぁぁ、はうぅ……美味しい。飲むの、勿体ない……」
「いいよ飲んでも、どんどん流し込むから」
「はぁ嬉しい、もっとくれぇ、もっとぉ……」>>147
主人に尻尾を振る犬みたいにスカサハはハフハフと吐息した。彼女が立香に向かって尻尾を振らなかったのは、たんにそれが彼女の肉体についていなかったからにすぎない。
その悩ましげな表情に昂奮しつつ、立香はどんどん唾を落とし、舌を出して絡めてやる。
「はうぅ、ちゅくっ、唾いっぱい、んぐ、口に入ってくる……ああ舌も気持ちいい……」
一度出た唾液を飲むというのは、本来なら抵抗感を感じる人も多いだろう。しかしスカサハは喜んで飲み続けた。進んで舌まで出す姿は、かなり大胆で立香はそそられる。
たっぷりと唾液を飲ませたから、彼女をベッドに仰向けで寝かせる。次いで両手で膝裏を掴ませ自分でM字開脚させた。
「は、恥ずかしいな……こんなおしめみたいな格好をするとはっ」
「閉じちゃだめだ。ちゃんと見せるんだ」
言いながら立香は、だんだんノってくるのを自覚した。
ますは足を大きく開かせ、ドレスの裾を捲る。現れたのは黒いTバッグのハイレグ下着。その際どい陰部に鼻を近づけてにおいを嗅ぐ。
「もういやらしいにおいしてる。発情した牝のにおいだ。ふふ、やっぱりスカサハは淫乱かもな」
「い、淫乱っ……ふふっ、たまには下品にな……」
鼻にかかった甘い声は、否定ではなく昂奮のサインだ。羞恥心が刺激されてどんどん体温が上昇するのが、我がことのようにはっきり分かった
そう、スカサハは剛毅な女丈夫で、これより過去においても未来においても、戦場においてもそれ以外の場所においても、勇気と、それを支える判断力を賞賛される人物である。そんな女性なのだが、彼女は恥ずかしい思いをすればするほど彼女は濡れて敏感になるのだ。だからこそ余計に恥ずかしい思いをさせたくなる。
立香は続いて、ゆっくりとクロッチをさすり始める。
「はうぅ、そんな、本当にこのままっ……だめだぁ、下着越しにすりすりぃ」
戸惑いの残る瞳がみるみる官能に揺らいできた。股間を擦るたび恥丘がヒクつき次第にそれは大きくなって、サラサラの生地に肌が張りつき薄く縦割れが浮いてくる。その割れ目に指を這わせると、肉感的な太腿がぴくぴくと痙攣しだす。
「あっだめぇ、もう、こんなぁ……」
「仕方ないよ、スカサハは淫乱なんだから」
「ち、違う、淫乱なんかじゃ、私はっ……はうううっ!?」>>148
反論の言葉は高い嬌声に打ち消された。立香の親指が尻穴を押したのだ。
スカサハは慌てて手を伸ばすも、それを許す彼ではなかった。尻の下に膝を入れてより大胆な姿勢にさせると、中指で割れ目を擦り近づきながら親指で尻穴を小刻みに押した。
「はぅぅだめぇっ! そこは不浄っ、不浄の孔ぁっ! そんなところ触るなんて、恥ずかしい、はず、恥ずかっ……!」
「何を今更……何度もここで楽しんだじゃないか。君だってここが好きなんだよね? 上もひくひくしてる。顔だってぜんぜんいやそうじゃない」
ぐっと顔を覗き込んで、意地悪く言ってやる。立香の蒼氷色の瞳が悪童のような輝きを帯びている。
「前にお風呂で入れてときも愉しんでたよね。スカサハのお尻の弱さは変わってないな」
「はぁはぁ、い、意地悪なこといわないでぇ……!」
羞恥心をなおも刺激され、スカサハは泣きそうな顔をする。その表情がまた立香を熱くし、股間を滾らせる。スカサハの秘所へ挿入したいと欲求が強くするが、彼女をより官能に悶えさせたいと思い自制する。使命感じみた欲望を覚えつつ、向きを変えて覆い被さり互いの尾を喰らい合う双頭の蛇のように絡み合う。
「スカサハ、ほら。俺のは、もうこんなだよ。嘗めて欲しいな」
「はぁ、はぁ、り、立香の……!」
慌ただしくズボンを脱ぐと、反り返った硬い肉棒が美女の頬にぺちんと当たる。
「いやらしい牡のにおい……ああ……」
鼻がすんすんとにおいを嗅ぐと、瞳がトロンと目尻を落していった。
「スカサハ、さあ……」
スカサハは従順に頷き肉棒に舌を這わせ始めた。まずは形を確かめるようゆっくりと先端を嘗めていく。時折ぷちゅっと口づけしたり鈴口を軽く舌先でほじったり。愛しきペニスを味わるみたいに小刻みに舌を動かしていく。その丁寧でありながら執拗なフェラに、立香は思わず唸る。
スカサハという世にまたとない快楽の泉を独占して飲むことが出来ることに立香は幸せに心から感謝する。
「おぉ、気持ちいいよ……!」
「ちゅく、くちゅ――――はぁ嬉しい、私も好き。立香の、オチンポぉ……!」
彼女の表情に嘘は見えず、本気で美味そうにしゃぶっている。カリ首をぺろぺろ嘗める姿は、一途な思いが感じられる。天女のようなスカサハの濃厚さ、執拗さ、淫蕩さ、淫靡さを、彼は喜ばしさを感じる。まるで白蛇に巻かれ、炎にあぶられるような心地になる。>>149
身体を重ねるようになってから、互いに淫堕の味を分かち合ったが、感じるポイントをしっかりと覚えているらしい。ねっとりとした巧みな淫戯に尿道が早くも甘く痺れてくる。
立香も負けずに上から覗き込み、ひくひく震えるクロッチをずらす。
現れたのは、じっとりと濡れて光沢を放つ濃厚な桃色の二枚貝。濃艶な色香を放ちつつも初々しさを損なっていない、柔らかそうな女性の二つ目の唇だ。その唇に舌を突き入れて立香は愛撫する。
「はあああっ!? あうっ、くふうううううんんっ!」
スカサハはびくびくとのたうつが、それでもフェラをやめはしなかった。むしろ大きく口を開けて、恍惚の面持ちでカリを頬張る。そして頭を前後に振り、本格的に唇でしごいてきた。
そのフェラにも躊躇はなく、喉に当たってしまうくらい深く咥え込んいる。先端が置くに届く感触がまた非常に刺激的で、血管はびゅくびゅくと脈を打ち始める。
「ああすごいっ! ほんと上手いよスカサハ、俺も負けない、しっかり嘗めてやるからな!」
「んんっんんっ、ひぃ、ひれきぃ、う、うれひ、うれひぃ……んむうううんんんっ!」
立香は燃え上がり思いきり秘所を嘗め回した。わざと音が出るように激しく豪快に。聴覚ごと刺激してやる気で柔らかい媚肉をタップリとしゃぶった。
その甲斐あってスカサハは腰を弾ませて淫らによがった。二枚貝が小刻みに開閉し中から蜜がとめどなく出てくる。しなやかな両脚は、壊れた玩具か人形みたいにカクカクと揺れ踊った。
「んんんっむううぅ! ふーっふーっ、もぉらめぇ、イふぅ、イっちゃうぅ、ふぅぅ……っ!」
なおも唇で肉棒をしごきつつスカサハは訴える。見れば瞳はトロトロに蕩け、焦点がブレつつある。絶頂が近づいている証拠だ。
彼女は全力でペニスに奉仕する。狭い喉でカリを圧迫し窄めた頬裏で肉棒をこすり、泡が立つほど唾液をまぶして水音まで立ててペニスを味わう。
たちまち肉棒が愉悦にわななき熱塊が噴き出しそうになるも、立香は負けじと秘所に舌を入れクリトリスにまで指を這わせる。
深く咥え込えたまま感極まって叫ぶスカサハ。その温かく濡れた口内へ、立香は存分に放出した。>>150
「んむうううううんんんっ!」
咽るほど喉奥に出されたというのに彼女は歓喜の面持ちでイった。媚肉の奥からどっと蜜が出て尻肉がぷるぷると官能に波打つ。快美妖艶の肉体は絶頂に痙攣する。
このまま快楽の中に溶け込んでしまいたくなる。酷く気だるく、なのにとても幸せな心地のよさに心の中が満たされていく。
「さあ、二人でもっと、一緒に……気持ちよくなろうではないか」
細められた瞳が上目遣いに見つめてくる。これまでにも増して妖艶な色が赤い瞳に差し込んでいて―――汗にまみれた衣服を脱ぎ捨て、スカサハをベッドへと誘う。全裸で仰向けに寝転がった。
「それでは……邪魔する……ぞ」
ぎし―――ベッドに上がり、またがるように脚を広げた彼女の股間に、視線を奪われる。ひらひらと揺れるスカートの奥に垣間見れたそこは、じっとりと湿って、もじつくたびにグジュグジュとイヤらしい音色を響かせていた。
昂奮した様子で身を揺らす彼女の右手が、ドレスのスカートをめくり上げる。へその上あたりで丸めて押さえ込まれた青い衣装の下からは、漆黒。湿ったTバッグは湿っていて、恋人の割れ目をくっきりと中央に浮かび上がらせている。吐き出したばかりの肉欲棒に再度灼熱のたぎりを注入し、蘇らせた。ヒクつく先端が、ゆっくりと下りてきた恋人の尻肉と接触する。
「ひゃぁんっ。立香、もうこんなに……?」
「う、うん……なんだか、今日は……何回でもできそう」
余力を示すがごとく勃起した肉幹でペチペチと彼女の内腿を叩いて、亀頭に奔る甘い痺れに悶えた。自然持ち上がる腰を押さえ込むように、彼女の手が下腹へと押し当たり、ぐっと体重を乗せた尻肉がのしかかってきて――――。
「ふぁ、あっ……はい、る……っ、んぅぅんんん~っ!」
潤みきったぬかるみに先っぽを食まれ、内部のねっとりと粘る熱気に身震いする。エラの張ったカリ首がむりむりと恋人の股肉を押し拡げて割り入る、甘美な衝撃に瞬く間に溺れた。漆黒の下着が脇に寄せられて垣間見えた、結合部を覗き込む暇すら与えられず。>>151
彼女の秘所はアルトリアのもととも違っていた。アルトリアの蜜壺は、熱い蜜が豊富でそれでいて鳥の羽ばたきのようにヒダが動き、膣内はキュッと締まる。締まりの良さなら、立香は彼女が一番だと思う。しかし、スカサハの膣内はヒダの凹凸はなだらかなのに表面にすごくざらつきがあって、それが絡みついて、なんとも甘美な独特な摩擦感を生み出している。締めつけも程よくぬめりも充分で、快楽空間を立香は堪能する。膣の入口がきゅうきゅうとリズムよく締めつけている。
「はぁぅっ、あ、あぁぁぁっ……!」
トロトロにほぐれた膣肉。無数のヒダがたった一本の剛直に我先にと飛びつき、絡んで、ギュウギュウと引き絞られる。脳天まで白熱が突き抜けて、思わず噛み締めた歯の奥からみっともない喘ぎ声が噴き漏れた。
「は、ぁ……っ、ふ、すごぉ……いぃ……っ」
どっしりと腰を下ろしたスカサハの尻肉が、肉棒の根元に生えた茂みに埋もれ、くすぐったそうによじれている。感極まって舌を突き出し、羞恥に染まる瞳を閉じて、彼女もまた胎の奥に埋まった異物の存在感に酔い痴れている。
「りつかぁ……っ、さっきより、おおきぃ……」
はしたなくガニ股気味に開いた恋人の両腿が、ぷるぷると頼りなく震えていた。
「スカサハだって……っ、すごく吸いついてきて、俺っ……どんどん滾ってくるよ……!」
絡みつく膣ヒダの猛攻に押し負けまいと、快楽でパンパンの肉幹をいっそう膨らませながら、騎乗位でつながる恋人を見上げる。汗ばんだ胸板にすがりついてくる彼女の掌も、じっとり湿り気と熱を帯びていた。
青いドレスからこぼれ出た乳肉はたゆんと揺れ、重力によって垂れているせいでひと回り。いや、ふた回りはサイズが大きく見えた。その先端からは母乳が―――昂奮して硬く尖る小振りな乳頭からじわじわと染み出している。前に彼女が原初のルーンで任意で母乳を出せるように自己改造をしたのだ。
コリコリとしこった乳首の感触が掌に伝わり、一気に腰の根元で熱が溜まる。
「むっ、あぁんっ、中で……大きく、なってるぅぅ」
溜め込んだ熱を吐き出すために膨張した、肉傘の凶悪なくびれで膣肉を掻き分けられ、スカサハが喉を反らして煩悶した。胎内からの圧迫に耐えるように、溺れるように、震える口元からは快感を忍ばせたか細い喘ぎと、糸引いたよだれの雫がこぼれ落ちる。>>152
「どんどん、出てくるよ……スカサハのおっぱい」
真下から掴んだ左右それぞれの掌に、ぬるめの母乳が染みていた。手に余る乳肉を撫で擦るように刺激して、リズミカルに引き絞る。そのたびに母乳がこぼれ、恋人の喘ぎは大きくなり、同調したように引き締まる膣内で牡肉は歓喜の声を張り上げる。
「はぁ……っ! く、ぅぅ……ゆっくり、動かすから……」
みっちり詰まった膣内で吐き出した、先走り汁のおかげでかろうじてわずかな抽送が可能になってくる。それほどまでに、貪欲に絡みつく膣肉の締めつけは強烈で、気を抜けばすぐにでも射精してしまいかねない状況が続く。
「んぁん! あ、あぁっ! うん、溶けるくらい、してくれ……!」
いきなり最高潮なのは、彼女も同様だった。惚けた瞳を欲情させてうっとりと細め、垂れ下がった眉根に貼りついた前髪が、震えに乗じて剥がれ、はらりと舞う。口元から垂れたよだれが母乳まみれの乳の谷間に滴って、いっそうヌラリと淫靡な化粧を施している。
グチグチと結合部から淫猥な粘濁音が響く。肉体的な快楽を、視覚聴覚それらに刺激をよりいっそうに盛り立ててくれる。
「う、あ、あっ! 熱い……スカサハの中から漏れてきてるぞっ……」
硬く張りつめた肉棒を濡れた恋人の秘所に押し込めるたび。そして貼りつくヒダをゆっくりと引き剥がし、甘美で砕けそうな腰をやっとの思いで引き抜くたび。潤んだ膣穴の奥からは熱く蕩けた蜜汁が漏れ出て、肉幹を伝い、根元まで滴り湿らされる。
「ひぁぁぁぁぁっ……わたし、もっ……! わたしもだっ、中がとても熱くて、よい心地だぁっ」
胎内を占拠される恋人は、満たされた表情を逸らして身悶える。お互いの熱が相手を昂らせてはさらなる欲熱を引き出し、二人、揃って高まってゆく。
「あぁ、俺も、スカサハと同じ気持ちだよ……っ!」
幸せで満ち足りた感情に支配され、若い牡肉は貪るように恋人の膣を掘り進む。吸いついて離れたがらない肉ヒダを強引に引き剥がしては、また深部で待ち構える新たなヒダの歓迎を受ける。くすぐるように絡んでくるものもあれば、最初から肉棒を食むように強烈な締めつけと吸引を加えてくる箇所もあり、突く角度を変えるたび肉棒に新鮮な刺激が奔った。
「あっ……あん、んっ、ふ、ぅぅん! りつか……脱がせ、ろ……」>>153
「しわだらけになっちゃったね……」
「構わん……細かいことを気にするな……」
束の間、腰の動きを止めて見つめ合い、息を整える。汗だくの素肌を晒したスカサハの肩先が、寒さに震えた。
それを見咎めてすぐに、いてもたってもいられなくなり、上体を起こす。
「むぅっ……ふぁぁっ!」
起き上がりざまに揺すられた恋人の身体が切なげに反り、奥を小突かれた彼女の腰が小刻みな痙攣を繰り返す。不規則な締めつけにおびやかされる肉棒からの、甘美な痺れに耐え忍びながら、目の前にある雪のように白い肩先をそっと抱き寄せた。
対面座位の体勢となって、また相手の高揚を探るため、視線を絡め見つめ合う。
「ふふ……立香の、中でパンパンっ……気分が良いな、うぅぅぅ……!」
楽しそうに形の良い唇で笑みを作り、甘えるみたく肌をすり寄せしがみつく。そんないじらしい姿に胸打たれ、再度視線の先で揺れる彼女の乳肉を左右同時にもみ潰した。
「ひぁっあぁぁぁぁんっ!」
柔らかい、指先を吸いつけて離さない乳肉を、円を描くようにして周囲からこね、乳頭の隆起を煽る。次いで乳首の周りをくすぐるように引っ掻く。
「り、りつか……? 切ないっ……は、早くぅぅ」
もじつく彼女の尻の下。結合部で掻き混ぜられ、泡立った蜜汁があぶれてお互いの股間をドロドロに濡れしていた。上下のみならず、前後、左右。昂奮に溺れるにつれて大胆さを増したスカサハの腰の動きに翻弄され、股間が快感一色に染められる。
「ッッ……ごめん、スカサハ……っ。あんまり、スカサハの腰がエッチだから……」
肉棒の根元が引き絞られたかと思えば、幹がねっとりとした蜜で覆われ。幹がヒダの歓迎を受けて震えれば、亀頭に貼りついた子宮口が染み出たカウパーを啜り取る。恋人の動きに乗じて肉欲は一足飛びに高まり、彼女の乳肌を揉む指に力がこもる。しかし、尖った薄桃の乳頭部分には、指先一つ触れていなかった。
「ひぅっ! う、ぅん……もうぅっ、いじがわるいっ……。なぁっ……!」
蕩けた瞳に拗ねた態度を取る乱れた恋人の表情を見て、立香はスカサハの腰により強く腰を押しつけた。>>154
「っあ……! スカ、サハッ……」
深まった結合部から、強烈な肉の快楽が湧いて出て、震えた肉棒が子宮口にすり寄り、たっぷりと濃い先走り汁をすり込んでいく。
「ひゃぁぁんっ! ふ、深いな、あっあぁぁっ! ひっ!? あ――――っ!」
散々焦らしておいてからゆっくりと指の腹で押し潰した、勃起乳首が震えて跳ねる。
乳白色の母乳が掌にもぶち当たり、指と指の隙間から勢いよくしぶく。甲高く、陶酔した叫びに合わせ、何度も何度も。噴き出る母乳の勢いは一向に衰えず、同時に肉棒を食い締める膣肉の圧力をも増していく。
「~~~っっ!」
求めに応じれば応じるだけ、彼女もまた喜悦に溺れながら、すっかり滾った肉欲棒の求めに応え、膣内を蠢かせてくれる。
大量の精液を充填して張りつめた、快楽漬け状態の肉幹を受け止め、ねっとり隙間なく包んでくれた。たっぷりの蜜をまぶされて、とうの昔に射精準備の終わった肉幹を愉悦が貫いてゆく。
「ひっ、あ、ぁっ! んっ、ふ、ふぁ! りっ、つか……さ、さあ、よっ、よこ、せ……ぁぁぁっ!」
我慢できずにズンズンと、真下から膣内を掘り進み、捉えた子宮口を目一杯突き上げた。
今また臨界を迎えようとしている肉幹に、ビキビキと限界を伝える青筋が浮く。収まりきらない肉悦が、あまりにも濃い、糸引く先走り汁となって恋人の膣内に噴き出て、こびりつく。それに合わせて彼女の声のトーンも跳ね上がり、膣肉はリズムをいっそう乱してがむしゃらに、ひっきりなしに牡肉へとしがみついてきた。
「乳がぁっ、ジンジンするっ、切ない……切ない……」
瑞々しく、汗すら弾く乳肌に指を食い込ませ、こねくるようにして搾乳する。
「吸っ、て……んっ、くふぅぅぅぅんっ! たくさんっ……」
かすれた声で呟き、ぎゅっと抱き着いてくる。胸を張るように差し出された乳頭はコリコリと硬く、舌先で転がせばすぐにピクリと飛び跳ね、蜜を漏らす。軽く噛むだけで、甘えたみたいにすり寄せながら口内を乳白汁で満たしてくれた。
スカサハの、柔らかい肢体を受け止めて、ひたすらに下から越しを突き上げ続ける。もうすぐそこまで差し迫る、二人揃っての絶頂。心と身体に染みついた至福に向けて、見つめ合う二人の気持ちは一緒だった。
「ふ、っ、ふぅぅっ……スカサハ、俺っ……」
「ああっ……わた、しもっ、も、ぅ……っ!」>>155
ギシギシとベッドが鳴る。汗と嬉し涙と潤んだ瞳に映る。天井の照明がゆらゆらと揺らめいて見えた。なのに、恋人の嬉しそうな顔と、胸をつんざく甘い喘ぎだけははっきり、鮮烈に受け止めることができた。
脇によじれたレースショーツの奥からじゅわりと染み出る恋人の蜜汁を、また押し戻すように蜜壺を掘削する。その間も、指を食い込ませたままぷるんと弾む、誘惑のバストへの愛撫は止まらない。
「ひぁはっ、あ、ひゃぁぁぁ……っ、ら、め、もっ……んふぅぅぅぅ~~~~!」
指と指の谷間からむにゅりとはみ出た乳肉に、あふれた母乳が滴った。時折なめ上げてやりながら、口に含んで、喘ぐ彼女の唇にキスをする。自身の漏らした母乳を味わった、スカサハの舌先がむしゃぶりついてきて、唾液が絡まり、男女の舌先が糸の橋でつながっていた。二人、揃って酔ってゆく。
肉ヒダはいっそうざわめいて牡肉を食い締め、先走りを啜っては蜜を噴く。潤んだ膣内でグポグポと攪拌され泡立つ混合液の、淫らな音色が奏でられる。強烈な摩擦と温みに、腰の芯から迫り出した射精の予兆は、一気に頭のてっぺんまで突き抜けた。
「っは、あぁぁぁっ! スカサハっ……一緒にっっ!」
応じるようにキュウとすがりついてきた、彼女の太ももに腰を押さえ込まれ、同時に膣壁にみっちりと肉幹が閉じ込められる。
厳しい膣肉の収縮に、もう少しも前に進むことすらできないのに、彼女の両脚を貼りつけたまま、腰の動きは止まらなかった。すでに先端で捉えていた子宮口を、こじ開けんばかりに打ち据えて。>>156
「ん、んんぅっ! りつ、かぁ、わら、ひぃっ……も、もぉ! ひ、あぁ! んあぁ!」
甘噛みした左乳首を引っ張りながら解放して、しきりに限界を訴える唇に再度己のそれを重ねる。背中にしがみついてきてくれた恋人の指が爪を立て、わずかな痛みと幸せな温もりを与える。
スカサハの顔が恍惚と、嬉しさをない交ぜにした複雑な顔をして、妖しい美しさを醸し出して――――見惚れたまま本能のままに突き動かされて、腰を回して彼女の胎内を掻き混ぜる。
蜜まみれの膣内で膨れ上がる、肉欲の滾りが爆ぜる瞬間。唾液と母乳で濡れた両乳肉がひしゃげるほどに強く抱き締めて、最後の力を振り絞り、恋人の中心を貫く。
「んはあぅうぅぅぅぅッッ! ひ、ぁっ! ぁ……ひゅぅっ、んっ、んひぁ! あああ―――っ!」
びゅるぅっ! びゅぶぶっ! ぶぢゅちゅぅぅぅ!
搾られた母乳が、女の歓喜とともに溢れ出す。波打つ腰にみっちりと食いつかれた肉幹が根を上げて、声なきうめきを漏らしていく。
「ぐっ……! スカ、サハァァァ……!」
視界を染める白に、立香が見惚れるよりも速く。彼女の尻がドスンと下りてきて、ぴったりくっつき合ったまま、一番奥で―――。
「ひぁ……! ぁは……ぁぁ! りぃ、つ、かぁあぁぁぁぅ~~~~っ!」
張り裂けんばかりの嬌声に蕩かされながら、弾けた白熱がまぶたの裏に焼き付いた。喜悦に震える腰を目一杯突き出し、埋もれた尻肉の狭間、恋人の胎内で、ドロドロに焼けた白濁を爆ぜさせる。>>157
「あ、はぁ……っ、あひっ、あっあぁぁ―――っ! な、かでっ、ぇぇぇっ……!」
背を反らせた彼女の唇が離れて、解放されるなり甲高い嬌声を吐き出す。
ヒクヒクとうねる膣肉に挟まれて、ぬめり気に包まれた肉幹全体が切ない衝動に駆り立てられ、止め処なく肉欲の塊を噴き漏らす。
汗の溜まるスカサハのへそ周り。下腹が小刻みに震えている。合わせて引き攣れる肉ヒダの群れに牡肉はくすぐられ、白濁の生命を吐き出した。
「ひぁ、ぁっ! あ……! り、つかぁぁ……っ! ふぁ! やっ、あはぁぁっ……またぁ、出るぅぅ……っっ、ぁはぁぁぁぁ~~~~!」
訪れた絶頂の大波が、鼓動を響かせるたび。コリコリとした感触の子宮口に吸いつかれた亀頭から、啜り飲まれるように堰を切って白濁の塊が噴き出てゆく。肉の悦びに打ち震え、精を吐く。互いに抱き締めた肌の温もりと押しつけ合った胸の鼓動とを感じ合い、満ち足りた心根もまた、打ち震えていた。
「ふぅ……ぅぅぅっ、ぁ……ぁ――――……っ」
スカサハが恍惚とした表情で熟れた果実のような甘い息を吐く。波状の快感が寄せては返すように少しずつ、少しずつさざ波へと変わっていく。肉幹にしがみつく膣壁の蠢きも徐々に小さく、、間隔を拡げさせていった。
その余韻を愉しむかのように、立香はスカサハの肩を抱いていたが。
「ん、ふぁっ! ん、んんっ! や、ぁぁっ、擦れる……ぃいィ……っ!」
まだ収まる気配はなく種を吐き出し続ける、敏感すぎる状態の肉棒が縦に左右によじれまくる。腰を下ろしてみっちりとつながったままのスカサハの腰が、大胆にくねり、ひねられ、円を描くように揺すられた。その動きに呑まれ形で溺れた肉幹から、うねる膣壁めがけ、吸い出されるように噴き出た喜悦の液がぶち当たる。
結合部からは、収まりきらない白濁が蜜汁と混じって、泡立ちながら滴り落ちていた。腕の中に柔らかな肢体を抱き寄せ、しがみつくように恋人の豊かな胸の谷間へと顔を埋める。腕の中でビクビクとスカサハの身体が跳ねる。なのに掻き混ぜる腰の動きはとどまらず。二人分の荒い吐息が、男女の汗と体臭にまみれた部屋に響く中。グチグチと淫らな音色が淫靡な色取りを添え続ける。
やがてゼンマイが切れた玩具のように動き疲れ止まってしまう。その時まで、二つの身体は隙間なく抱き合い、幸せな時を確かめるように絡まり合う。>>158
以上です、お目汚し失礼いたしました。久しぶりに書きましたが相変わらずスカサハや槍オルタとよろしくやっている羨ましい立香でした。意見感想があればお聞かせいただければ幸いです。触手が蠢き、粘液の滴る音が響く室内に、くぐもった嬌声交じりの悲鳴が響く。その様を、二人の少女が見つめる
二人の少女・・・この聖杯戦争にて召喚されたセイバー、アルトリア・ペンドラゴンと、その子モードレッドが、並んでいる
しかし、そのアルトリアは少々本来の姿とは異なっている。セイバー・リリィと称される、白い甲冑の騎士
王ではなく、駆け出しの騎士としての、本来召喚されえぬIFの姿。マスター無き彼女を、モードレッドが連れて来たのだ
そんな、年相応の可愛らしさを残す少女は、目の前で行われているアブノーマルなことを顔を真赤にしてまじまじと見つめる
その視線の先では、そっくりな二人の美女が触手による凌辱に身悶えている。豊かな胸が、身を捩るたびに激しく揺れる
二人・・・ランサーのサーヴァント、アルトリア・ペンドラゴンとその別側面、オルタがその豊満な肢体を粘液に濡らす
無数の触手が彼女の手足を飲み込み、粘液を滴らせながら二人の全身を舐めるように愛撫する
強力な媚薬が白い柔肌から染み込み、二人の感度を激的に高める。轡に仕込まれた媚薬もまた、二人を侵す
二人の秘所からは滝のように愛液が溢れる。クリトリスも乳首も、痛々しいほどに腫れ上がっている
二人の乳房を搾る様に、おわんの様な形状の触手が先端に張り付き、他の触手が乳房に巻きつく
秘所から潮を噴き出しイき狂う二人の乳房から、白い液体・・・母乳が溢れる。触手が吸い上げることで、絶頂が加速する
身体を激しく揺らし、絶頂の快楽に悶える二人。だが、二人が激しく動けば動くほど、触手は乳房への締め付けを強くする
それにより一層激しく母乳を噴き出す連鎖。激しい快楽に、思考が成り立たなくなっていく
アルトリアとオルタの嬌声から、悲鳴の色が消えてゆく。表情も蕩け、快楽を受け入れ始める二人
そんな二人の秘所と尻穴に、とどめと言わんばかりに野太い触手が潜り込む。狭い肉穴に、容赦なく粘液が塗り込まれる
イっている最中にも容赦なく抽送が行われる。より激しく噴き出す母乳に合わせ、触手の吸い上げる力も強くなる
絶頂に身体を震わせるしかできない二人。そんな姿に興奮し、リリィは激しい自慰に走る
いやらしい水音を響かせ、はしたなく脚を広げるリリィ。蕩けた瞳で、二人を見つめる
太いモノが、秘所を犯す様を見て、自分もああされたい。そんな願望が浮かぶ。その様子に気付くモードレッド>>160
彼女の手を引き、部屋を後にする。凌辱に喘ぐ二人の騎士王は、そのことに気付けなかった
二人の体内に、濃縮された白濁の媚薬粘液が注がれる。粘液で満たされた子宮から、言いようのない熱が全身に伝播する
母乳が勢いを増し、絶頂に歯止めが利かなくなる。快楽に思考を染め上げられながら、二人の騎士は快楽に身悶え続ける
「ぁふ!はああ!!ふぁ、ぁああん!ぁあ!ぁん!はひぃん!ぁああ!!ひぃん!はぁん!あぁあん!」
轡を外されたアルトリアが、自ら腰を振って最奥まで触手を導く。喜悦に満ちた顔で、嬌声を上げながら快楽を貪る
未だ母乳を搾られ続ける双丘を激しく揺らしながら快楽に酔いしれる騎士王。口の端から涎を滴らせ、夢中で腰を振っている
「んぅううう!!!んぁ!?んふぅううう!!んぃ!?んふうううううう?!?!?!?」
オルタが、太い触手を咥えくぐもった嬌声を上げる。下半身は殆ど触手の壁に呑まれ、胴体と頭のみが突き出ている
触手に埋もれた秘所と尻穴は、未だ野太い触手を飲み込み、何度も突き込まれ、イき続けている
痛々しいまでに腫れ上がったクリトリスを絶えず触手が刺激するため、絶頂が途切れることはない
絶えず噴き出す母乳は、吸い上げる触手が外れたため、すぐ下の触手の床に甘い水溜まりを作っている
母乳を噴く爆乳を絶えず揉みしだかれる快楽に、身を捩り悶え続けている。子宮と腸内に注ぎ込まれる粘液が、彼女を絶頂へと導く
体内を満たす粘液に、何処か恍惚の表情を浮かべるオルタ。とうとう、彼女も陥落したのだった・・・>>161
「ぁあ!はぁん!そ、こぉ!ぁあ!はぁあああん!ぁん!んぁ!ぁあああ!!もっと、ぉ!はぁあ!!」
背後から、零夜に犯されるアルトリア。肉棒の抽送に合わせ、自らも腰を振る。溢れる母乳が床を濡らす
「はぁ!ぁん!んちゅ、ん・・・れろ・・んぁあ!やめ、ぁああ!!吸うな、ぁああん!!!」
オルタは零夜の腕に秘所を擦り付け、舌を絡め合う。濃厚なディープキスですら、潮を吹くほどの快楽が襲い来る
そんな彼女の乳房を、リリィとモードレッドがしゃぶる。溢れる母乳を啜り、乳首を噛み、舐める、吸う
直ぐに絶頂し、脚が震えへたり込むオルタ。そんな彼女の乳房に、リリィとモードレッドはむしゃぶりつく
オルタの嬌声をBGMに、アルトリアが腰を押し付け、上体を起こす。母乳の滴る彼女の乳房を持ち上げ、クリトリスを指で弄る
甲高い嬌声が響き、膣内がキツく締まる。零夜が抽送のペースを上げ、子宮へと精液を注ぎ込む
「はぁあああ!!!ぁは、ぁああああ!!!はぁ!ぁっ、ナカ・・・・熱い・・気持ちいい・・!!」
恍惚とした表情で快楽に酔いしれるアルトリア。膣壁が、まるで精液を嚥下するように震え、蠢く
射精が終わり、肉棒が引き抜かれる。名残惜しそうに肉棒を見つめるアルトリア。零夜とキスを交わし、オルタと交代する
乳房を弄ばれ続け、息も絶え絶えなオルタを起こすアルトリア。モードレッドとリリィをあやし、三人で愛撫し合う
オルタは零夜の対面に座り、脚を広げる。母乳の溢れる乳房を両腕で押し上げながら、秘所を広げ、肉棒を乞う
「はやく・・・・っ、わたしをこんなにしたのだ・・・・責任をもって満足させ・・・っああああ!!!」
言い切るより先に、肉棒が秘所へとねじ込まれる。焦らすようなゆっくりとした挿入に、もどかしさが募る
「ぁ・・・・あああ・・・・ゃあ・・・・ぁああ・・・・・・・!!ぁああああ!!はぁ、ぁあああ!!」
あと少しで子宮に当たる、その瞬間に一気に最奥まで突き込まれる。突然の快楽に仰け反り絶頂するオルタ
母乳を溢れさせながら快楽に悶える彼女を見ながら、溢れ出た母乳を舌で掬い取る様に舐める零夜
絶頂の波が収まるや否や、激しい水音と共に抽送が始まる。乳房を揉まれ、潰されながら嬌声を上げ、身を捩るオルタ>>162
子宮を押し上げられ、叩かれ、膣壁を擦り上げられる。与えられる快楽に翻弄されながらも貪り続ける
そうして、子宮へと肉棒が一層強く押し付けられ、中に熱い精液が注ぎ込まれる。腰を浮かせ絶頂するオルタ
「はっぁああああ!!!ぁああん!!ぁあ!んぁあああ!!」
ナカを満たす熱に歓喜し、快楽に打ち震える。母乳の溢れ続ける乳房を鷲掴みにされながら、必死に零夜に抱き着く
射精が終わり、二人が絶頂の余韻から脱する。肉棒を引き抜くと、オルタとアルトリアが乳房を擦りつける
モードレッドがリリィを連れて去る。それに目もくれず、肉棒を乳房で扱き上げる二人
二人をベッドに押し倒し、第二ラウンドの幕が開く。騎士から堕ちた二人の牝は、その乳房を以て存分に快楽を貪る
「ぁ、んふ、んちゅ、れろ、ん・・・・」「れろ、れろ・・・・ん、ぁむ、れろれろれろ・・・」
肉棒を乳房で挟み込みながら、竿や亀頭を舐め、吸う二人。直ぐに肉棒から白濁の噴水が生じる
白濁で顔と乳房を濡らすアルトリアとオルタ。アルトリアがオルタに被さり、二人で秘所を広げる
奥から愛液が滴るピンク色の淫猥な肉穴に、肉棒が硬さと太さを増す。妖艶に笑み、肉棒を求める二人
オルタの秘所に肉棒と押し込み、アルトリアの乳房を背後から鷲掴みにする零夜。嬌声が、第二ラウンドの開幕を告げる
母乳を噴きながら、秘所を零夜に押し付けるアルトリアと、腰を振り肉棒を奥へと導くオルタ
三人が、身体を貪り合う。響き渡る水音と嬌声。どんどん激しく、高くなっていく音が、彼らの昂りを雄弁に語る
夜が明ける頃には、母乳を溢れさせる精液まみれの二人と、母乳濡れの零夜が寝息を立てているのだった「ぁん!はぁ、ぁああん!!ぁあ!もっと、そこ、もっと!ぁあん!わたし、もう・・ぁああああ!!」
涎を垂らしながら少女・・・セイバー・リリィ、アルトリア・ペンドラゴンが喘ぐ
愛液の溢れる秘所を指で弄りながら、尻穴で肉棒を飲み込み、自ら激しく腰を振っている
秘所からは既に精液が溢れ、それを膣内をかき混ぜる様に指を動かし、愛液とミックスしている
直後に、潮を噴き絶頂するリリィ。腸内に注がれる精液が、腸壁を伝う感触に背筋を震わせ、快楽を噛み締める
淫楽の味を知ってしまったがために、淫楽に堕ちた少女騎士。指を秘所から抜き、付着した混合液を至福の表情で舐める
腰を上げ、尻穴から肉棒を抜く。それだけで絶頂しながらも、秘所を広げ肉棒を飲み込まんと腰を下ろす
ドロドロに蕩け、解れ切った肉穴は、すんなりと零夜の肉棒を根元まで飲み込んだ。最奥に勢いよくぶつかる肉棒に、絶頂を迎える
「ぁ・・・・ぉ・・・・!おっきすぎ、てぇ・・!ぁん!はぁっ、おく、押し潰され、ぁあん!ぁあ!はああ!!」
激しい抽送が彼女を襲う。焦らすようにゆっくり引かれ、抜ける直前で一気に最奥まで突き込むピストン運動
イき狂い、悶えながらも腰を振り続けるリリィ。涎を垂らしながら、髪を振り乱しながら、腰を振る
「ぁ!奥、押し付けられひぇ・・・!ぁっ、ぁああああぁああああ!!!出てまひゅ!びゅーって、あひゅいのぉおお!!」
背筋をピンと仰け反らせ、舌を突き出すリリィ。幾度目かの子宮を満たす精液の熱に、身体を震わす
絶頂の余韻に浸りながら、零夜へと倒れ込むリリィ。疲労で身体が重く、瞼が持ち上がらない
薄れゆく意識の中で、初めて行為に及んだのはいつだったか、などと他愛ないことを思い出す・・・・
自身が召喚されたとき、既にマスターは亡骸へと変わっていた。魔力の乏しい自身では、目前の甲冑の騎士には勝てない
いや、十全でも勝てなかっただろう。それだけの実力差があった。それが、セミラミスの采配でこうして生かされている
最初、感謝の言葉を述べた時は大層驚かれた。そして何故このようなことをするのか、問えばあっさりと答えてくれた
肝心なところはボカされたが、大体は答えてくれた。同時に、契約しないか、と問われた>>164
元より、自身がイレギュラー中のイレギュラーであることは知っていた。だからこそ、数少ない機会で経験を積みたかった
そうして、うっかり情事を目撃してしまったのが運の尽き。そのまま巻き込まれ、性の味を知った
女の悦びを、知ってしまったのだ。それ以来、魔力供給と称してよくシてもらっている。今夜の出来事も、そんな一幕だ
陽が昇る頃に、意識が暗闇から浮上する。隣に感じる気配に、いつものことながら顔が赤くなるのを自覚する
目を開ければ、すやすやと安らかな寝息を立てる零夜が見える。寝顔は、異性なのに少し妬いてしまう程可愛らしい
下半身に目をやれば、硬く屹立した肉棒が見える。可愛い顔に反した凶悪なモノに、相も変わらずと苦笑しながらも、顔を寄せる
いつも通り、硬い肉棒に舌を這わせる。竿を少しずつ舐め上げ、亀頭を舐め回す。大分舌使いも上達し、その証拠に零夜が目覚める
零夜の意識が完全に覚醒するより先に、肉棒を咥えこむリリィ。竿を舐め回しながら、亀頭を喉奥で扱く
自分が苦しいのにも構わず、根元まで咥え込む。喉奥で零夜が達し、精液が流れ込む。むせ返りそうになるのを、何とか堪える
肉棒が口から抜かれる。顔を赤く染め、荒くなった息を整える。息が整うと同時に、身体の火照りを自覚する
幼さの残る顔を若干の羞恥と快楽への期待に染め、零夜に抱き着くリリィ。ぐしょぐしょの秘所に、肉棒をあてがう
「ぁ・・・・はぁ・・・っ、寝起きなのに、おっきい、です・・・っあああ!!っっ、はぁ・・っちゅ」
そうして肉棒を飲み込み、キスを交わす。一度情事が始まれば、終わるのはどちらかが力尽きた時
自身のナカを満たす肉棒を感じながら、腰を上げるリリィ。一日は、まだ始まったばかりだ『胸を焦がす想い』
その日、セミラミスは非常に気が立っていた。普段の冷たく妖艶な美貌が、苛立ちに染まっている
自身が気まぐれで生かしたサーヴァント・・・リリィに零夜との情事を覗かれた。それだけならよかった
契約を行った、その後が問題だった・・・・・・・
その日、彼女は久方ぶりに零夜との情事に耽っていた。零夜と、二人きりで、という、極上のシチュエーション
道具も、毒も使わず、シンプルに身体と唇を重ね合う。完全に恋人同士の営みであろうその光景を、リリィが見ていたのだ
扉を僅かに開け、隙間から覗く彼女に気付くことなく、身体を貪り合う二人。唇を離すと同時に、愛撫を始める
「ぁん・・・・ぅん、ん・・・・負けては、ぁん!ひゃぁあん!!っ、加減し、ぁああん!」
乳房を揉み、乳首を舐めながら、秘所へと指を入れる零夜。そんな彼の肉棒を手で扱くセミラミス
硬くなる肉棒に、愛液を溢れさせる秘所。自身の手の中で硬さを増していく肉棒に、笑みを零すセミラミス
再び舌を絡め合い、互いを味わう二人。舌を離せば銀の橋がかかり、二人を昂らせる
互いに達する直前に、愛撫をやめる。そうして、零夜は己の肉棒を掴み、セミラミスは脚を広げ、秘所を開く
「っ、はぁああ!ぁあ!こっ、れぇ!ぁ、ん!ぁああああん!っ!っ、はぁ、っあ!ぁん!ひぃん!」
直ぐに肉棒が挿れられ、久方ぶりの快感に甘い声を上げる。最奥まで肉棒を飲み込み、至福の笑みを浮かべる
犯されることを悦ぶ雌の笑みではなく、愛しい人との繋がりに歓喜する乙女の顔。抽送が始まり、自ら腰を振る
再び舌を絡め合う二人。達する直前で本番へと移ったため、直ぐに互いに絶頂へと導かれる
「ぁあ!はぁああああぁああああん!ぁあ!おく、熱いの、イイ!もっと、もっとぉ!はぁああん!ぁあん!ぁああああん!」
子宮に精を注がれ、腰を跳ね上げ絶頂するセミラミス。蕩け切った声は、歓喜に満ちている
余韻が抜け、再び互いに腰を動かそうとしたその時、ガタンと音が鳴る。快楽の余韻が吹き飛ぶ二人>>166
リリィが、絶頂を迎え倒れ込んだのであろう姿が見える。若干の苛立ちと共に、リリィにもオトコの味を教えてやろうと笑むセミラミス
彼女をベッドまで連れて行き、零夜に見せつけるように愛撫する。媚薬毒を滲ませた唾液を指先に塗りたくり、全身を撫でまわす
直ぐに効果が表れる。乳首が硬く尖り、クリトリスは真っ赤に勃起する。顔を赤くし、脚をガクガク震わせる
そして、魔力放出でセミラミスを吹き飛ばし、零夜へと抱き着いたのだ。何とか防護姿勢こそ取れたものの、流石に愕然とする
ビクビク身体を震わせながら、未通の秘所を限界まで広げ、肉棒を強請るリリィ
「ますたーが・・・・悪いんです・・・・あんあの・・・我慢できないです・・・ぁあ、はいって・・・!」
媚薬毒を用いたのが失敗だったか、破瓜の痛みなどないかのように腰を激しく振るリリィ。心なしか、いつも以上にいい笑顔だ
自らクリトリスを弄りながら、イきながら腰を振り続ける。淫猥な水音も、彼女の嬌声にかき消される
「あぁ!ますたー!ますたー!わたしのナカっ、きもちい、でしゅか!ぁあ!りゃめ、もう、ぁあああ!!!」
彼女が一際大きい絶頂を迎えると同時に、零夜がリリィの中に精液を放った。子宮の中へと注がれる精液に歓喜するリリィ
「ぁあ!ましゅたーのせーし、わらひのなかで、びゅるるるるって!ぁん!もっと、だしたいですよね!」
余韻が収まらぬうちに零夜を抑え込み、腰を振りだすリリィ。可愛いらしい笑顔に浮かぶ、捕食者の目
近づこうとするが、謎のスーパーテクで魔力放出でセミラミスのみ弾き飛ばされる。魔術の行使という発想も浮かばない
近づくこと叶わぬまま、抑え込まれた零夜が力尽きるまでセミラミスは見ていることしかできなかった
思い出すだけで苛立ちが募る。自身の浅はかさと、零夜を助けられなかったこと。その二つに対して
同時に、震える。零夜に嫌われたのではないか、と。その恐怖に、自身が目を背け続けた願いが鮮明に見えてしまう
ただ、隣に居たい。身体を重ねずとも、手を重ねられればいい。時折唇を重ね、抱きしめてくれればそれでいいのだ
貴方の隣に居たい。共に生きていたい。そんな、自分でも呆れるような願い。目を背けていたそれを、初めて直視することとなる>>167
そんな単純なことだったのか、と呆れ、同時にどこか納得する。あの老人との日々は、淫楽などなくとも満ち足りていたな、と
玉座にもたれかかり、目を閉じる。甘い、自分でも甘いと思うような、平凡な日々を思い描く
手を繋ぎ、唇を重ねる二人の姿。身体を重ねる姿。そして、大きなお腹を撫でる自分のーーーー!!!
そこまで行き、顔を真赤に染め思考を放棄する。そうして悶々とするうちに、夜が明けていく・・・
「ん・・・・ちゅ・・・れろ・・・ん・・・ぷはっ。」
舌を絡め合う、濃厚なディープキスが終わる。銀の架け橋を見つめ、零夜へと視線を移す
ただ単純に抱き合うだけの裸の二人。触れ合う肌から伝わる熱が心地いい。再び唇を重ねる
行為は求められたときだけでいい。そう心に決め、より強く零夜を抱きしめるセミラミス
相対する零夜も、ただ微笑み、より強く彼女を抱きしめるのだった『湯煙と狐たちと』
とある山奥。天然の、滅多に人の訪れない温泉に、三人はいた。零夜が、鈴鹿御前と玉藻の前に挟まれる形で湯に浸かっている
熱の籠ったと息を吐きかける二人。ボリュームのある乳房を押し付け、湯の中では零夜の肉棒を扱いている
下半身から伝わる快楽に、頬を赤くしながら荒い息を吐く零夜。二人の秘所を弄るも、効果は薄い
「ぁはっ、すっごい硬くなってるし。びくびくって、ぁあ・・・・ダメ、もう我慢の限界だ、しぃいいいい!!」
意地悪な笑みを浮かべながら、鈴鹿が零夜の前に移動する。肉棒を秘所へとあてがい、一気に飲み込む
最奥に当たったことでイったのか、乳首から母乳が噴き出る。それを逃さず、乳房に玉藻がむしゃぶりつく
零夜も乳首を口に含み、軽く噛み、舌で転がし、吸い上げる。嬌声を上げ、凄まじい勢いで母乳を噴く鈴鹿
ただでさえ性的興奮を呼び起こす強力な効能の温泉に、玉藻がその効能の強化せんと地脈を弄ったのだ
零夜も気づかぬうちに、理性のタガが外れる。鈴鹿と玉藻は、既に肉欲に溺れた獣と化している。鈴鹿の最奥を突き上げる
「ぁあ!はぁあん!ぃん!はひぃ!ぃぃん!ぁあん!おっぱ、ひゃああ!おく!おくぅ!ごりゅって、ひゃああ!」
ビクン!と身体を跳ねさせ絶頂する鈴鹿。ひたすら、欝憤を晴らすように奥に肉棒を叩きつけられ、絶えずイき続ける
玉藻も我慢の限界が来たのか、自らの秘所を必死に弄っている。時折嬌声が漏れるたびに、鈴鹿が一層高い嬌声を上げる
「ぁあ!この、ぁあ!!駄狐、やめ、ぁあん!やぁああ!ぁあ!そこ!ダメだからぁ!ごりごりひひゃ、やあああ!!!」
玉藻を押しのけようにも、快楽で力が入らず、乳首を啜られ続ける鈴鹿。零夜への静止の声に、本気の静止の色はない
一層硬さを増す肉棒と、激しさを増す抽送。気付けば、自ら腰を振っている鈴鹿。いやいやと首を振るが、腰は止まらない
「ゃあああ!!ぁあ!とまんな、ぁん!はああ!!おく、ちくびっ、一緒には、ぁあああ!んぁあ!ああぁ!」
涎を垂らしながら、腰を振り乱す鈴鹿。イくのが止まらず、ガクガク震えながらも腰を振る速度は上がり続ける
豊かな乳房が激しく揺れる。気付けば二人とも、乳首から口を離している。そんなことを気にも留めず、腰を打ち付け続ける
豊かな乳房の先の、綺麗なピンク色だった乳首は、真っ赤に充血し、硬く尖り、乳房の揺れに合わせ赤い線を描く>>169
「んぃいいいいい!?!?!?イく!イくイくイくイくイくぅうううう!!!!ぁあ!?ぁぃいいいいいい!??!?!」
硬さを増し、震え始めた肉棒が、一層激しく子宮を打つ。ビクン、と身体を震わせイき続ける鈴鹿
絶頂により締まりを増す肉壁が、互いの快感を増大させる。一際強烈に肉棒が打ち込まれ、二人は同時にイった
「ぁああああぁああああ!!!はぁあ、ぁああああ!!イくイくイくぅ!?!?イっ、ぁああああぁあああ!!!」
零夜に抱き着き、暴力的なまでの快楽の奔流に耐える鈴鹿。押し付けられた乳房から、母乳が溢れ、二人を汚す
注がれる、熱くドロリとした精液の感触が、正常な思考を妨げる。零夜の射精が終わってもなお身体を震わせる鈴鹿
肉棒が抜き放たれ、我に返る。鈴鹿を尻目に、温泉の縁に手を突き、尻を突き出し肉棒を強請る玉藻
「もぅ、ご主人様ったら。早く私の、ドロドロのココに、そのおっきなモノを、くださいな♪っあん!はぁあああん!!」
おちゃらけながら、肉付きのいい尻を振る玉藻。愛液を滝のように垂れ流す秘所に、肉棒を押し込む零夜
肉棒はすんなりと最奥まで達した。歓喜と快楽に打ち震え、潮と母乳を噴き絶頂する玉藻。豊満な乳房を揺らし、腰を振り始める
淫猥な水音と共に、湯が激しく波打つ。そんなことお構いなしに腰を振りたくる二人。鈴鹿は、今にも泣きそうな顔で零夜を見る
秘所からは愛液と精液の混じったものが零れ落ち、真っ赤に充血した乳首とクリトリスが切なげに震える
そんな彼女など知らんとばかりに腰を振り、喘ぎ声を上げる玉藻。母乳の溢れる乳房を、零夜が背後から揉みしだく
竿が秘所から出るたびに愛液が糸を引き、叩きつけられる度に玉藻の尻肉が弾む。そんな光景をオカズに、鈴鹿は自慰を始める
響く二人の嬌声が、三人を昂らせる。二つの水音がより激しくなる。蕩けた肢体を零夜に押し付ける様に抱き着く鈴鹿
硬くなった乳首と、敏感な乳房を擦り付けながら、甘い嬌声を上げる鈴鹿。玉藻も負けじと腰を押し付ける
「ぁあん!ダぁメ、ですよ?マスター?ぅん!ぁん!私の方がっぁあ!はぁあん!ご主人様を気持ちよくできますっ、ぁあん!」
乳房に埋もれる手を掴み、喘ぎながら言う玉藻。キスをしようと顔を近づけるも、足腰が震え姿勢を維持できなくなる>>170
が、倒れ込むより先に、乳房を押し潰しながら抱き抱えられる。肉棒に体重がかかり、一層奥深くまで突き上げられる
反り立つ肉棒が膣壁を削る感触が強くなり、ガクガクと腰を揺らし潮を噴き続ける玉藻。溢れ続ける母乳が湯に滴り落ちる
あまりの快感に、荒くなる零夜の吐息にも気づかず腰を震わせ続ける玉藻。最奥を再び肉棒が叩いたとき、互いに絶頂を迎える
「んぃいいいい!!!?!??ぁひ、ぁああああ!!!ゃああああ!ああ、ああああぁあああ!!!」
子宮の中で熱い精液が暴れ狂う。玉藻は手足をばたつかせながら、快楽の奔流に悶え、イき狂う
悶える玉藻など知ったことかとばかりに続く射精の快楽が、玉藻の激しい動きによる膣の収縮と共に零夜を苛む
射精が終わり肉棒が引き抜かれると、玉藻は温泉の縁へと倒れ込む。腰をビクンビクンと震わせ、愛液と精液を溢れさせる
肉棒は未だ硬さを失わず、零夜の理性も限界を迎え始めている。そんな彼の対面に回り、キスをする鈴鹿
「んちゅ・・・・ぷはっ!まだまだ満足できてないんでしょ?ほら、ぁん!ぁは!ぁあん!はぁ!ひぃん!」
言い終わる前に肉棒を突き込み、鈴鹿を犯す零夜。満面の笑みに、喜悦を浮かべ受け入れ、腰を振る鈴鹿
玉藻が起き上がるまで、二人は抱き合いながら互いを貪り合った。そして玉藻が目覚めてからは、三人で身体を貪り合う
数日間、人払いのされた秘湯に、激しい水音と嬌声が響き渡るのだった「ゃああ!ぁひ!?ぃいい!!ゃめ、ぁあ!!んぶぅ!?んぐ、んうううううう!!んぃ!?んおおおおお!??!??!」
セイバーのサーヴァント、シュヴァリエ・デオンが触手の凌辱に身悶え、喘いでいる。無数の触手が彼女を凌辱する
彼女の顔より二回りほど大きな乳房に触手が入り込み、絡みつき、内と外から媚薬粘液を染み込ませている
下に目を向ければ、彼女の肉棒に触手が絡みつきながら、秘所と尻穴を突き上げている
口に潜り込んだ触手が、彼女の体内に濃縮粘液を注ぎ込む。感度が跳ね上がり、肉棒の射精が一層激しくなる
止まることのない射精が、デオンの理性にヒビを入れる。毒により媚薬へと変質した白濁液を吐き出し続けるデオン
絶頂に全身を震わせる彼女を、無数の触手が容赦なく責め立てる。膣を子宮まで抉る様に突き上げ、尻穴をかき回す
乳房を激しいピストンで無茶苦茶に蹂躙し、外から抑え込み抽送の感触を余すことなく感じさせる
有り得る筈のない快楽に理性のヒビが大きくなる。乳房を犯す触手の隙間から母乳が滴り始める
潮と母乳と媚薬精液を噴き散らしながら悶えるデオン。乳房と、秘所と、尻穴の触手の抽送が激しさを増す
「んぁあ!んあああん!!ぃぃ!?んぅううう!!んぅ!?んぁああああぁああ!!!」
デオンの子宮と、腸内と、乳房の中に凄まじい量の濃縮媚薬粘液が注ぎ込まれる。全身の感度が跳ね上がり、更に強烈な絶頂へと至る
「ぁ・・・・ぉ・・・ぁあ!!んぁあああ!!んぅう!!んむううううう!!!!んぃいいいい!!!」
絶頂の余韻に浸るデオンの肉壁に粘液を刷り込むように、触手が抽送を行う。媚薬の作用で一まわり以上肥大した乳房が揺れる
ビクビクと身体を震わせ快楽に抗おうとするデオン。彼女は、肉棒に迫る触手に気づくことができなかった
「んぃ!?んぁあああぁあ!!!んぁ、んゃああああ!!!ぁあ!んぁあああ!!!」
肉棒を触手が飲み込む。そして、扱き上げながら肉棒を吸い上げる触手。触手を濡らす粘液が、肉棒に塗り込まれる
感度が跳ね上がり、迸る白濁液が一層勢いを増す。白濁を搾りつくさんと触手が激しく肉棒を扱き、吸い上げる
直ぐに白濁液が尽きる。それでも肉棒を扱くのをやめない。これまで以上に粘度の高い粘液を丹念に塗り込む触手
デオンの思考に靄がかかると同時に、肉棒に変化が起こる。オトコの象徴であったそれが、クリトリスへと変化する>>172
サイズはそのままのクリトリスを、触手が扱き上げる。突如として変化した快楽が、思考を狂わせる
そのまま潮を噴き、母乳を溢れさせながら凌辱されるデオン。漏れ出る高い喘ぎ声には、喜色が滲み始めていた
「んむぅううう!!んぉ、ぉおおおお!!!!んぃ、んぁあああ!!んぁ!んぅうう!!んぉおおおお!!!」
ビクン、ビクンと身体を跳ねさせるデオン。その彼女の肉棒は、ホムンクルスのメイドの秘所に飲み込まれている
秘所と尻穴に太いバイブをねじ込まれ、両乳房を数人のメイド達に舐められ、噛まれ、啜られている
女の感度を跳ね上げる媚薬となっている彼女らの体液が、容赦なくデオンを襲う。肉棒から白濁液が噴き出る
それを子宮で受け止めたメイドの様子が一変する。ぎらついた目が一瞬で蕩け、腰の振り方が一変する
デオンの肉棒は、既に生殖器としての機能を失っていた。セミラミスの力であるため、彼女が是としなければ戻ることはない
白濁液の正体は、彼女の体内で精液に変わり生成された濃厚な媚薬。彼女に与えられた新たな役割は、調教役としての役割
そうとは知らず、ただただされるがままに快楽に翻弄されるデオン。メイドたちが、一層苛烈に彼女を責め立てる
びくびくと震えながら白濁を吐き出し続けるデオンと、それを受け入れるメイドたち
彼女らの欝憤晴らしに、体よく利用されたデオンは、喜悦に満ちた悲鳴を上げるのだった
デオンと零夜の契約は、あっさりと終了した。が、問題は契約完了後に発生した
「マスター・・・・・もっと、シてくれないか?もう・・・っ、我慢、できないんだ!気が狂いそうなんだ!」
そう言い、ベッドの端に手を突き、尻を突き出すデオン。涎と愛液を垂らしながら、必死に尻を振る
彼女の尻に手を置き、肉棒を一気に押し込む零夜。デオンは喜悦に満ちた嬌声を上げ、潮を噴きながら絶頂する
「はっ・・・ぁああ!んあぁん!はぁん!ぁあ!ぁん!ぁああ!そ、こぉ!ぁあ!っああああ!!!んぃいいい!!!」>>173
絶頂で力が抜け、倒れ込むデオン。自身の体が大きすぎる乳房を押し潰し、凄まじい快楽と共に母乳を溢れさせる
肉棒を締め付ける膣壁が絶頂で震える。狭くなったものを押し広げられ、突き進まれる感触に歓喜の声を上げる
「ぁあ!ぁああん!こ、れぇえ!!はぁっ!ぁあん!ぁん!ぁああ!!も、もっと、激しくぅ、ぁん!ぁあああぁああああ!!」
彼女の子宮を一際強く突き上げ、その中へと射精する。身体をビクンと跳ね上げ嬌声を上げるデオン
それぞれがクッションとして使えるであろうボリュームの乳房を揺らしながら母乳を噴き出しイき狂う
射精が終わってからも、震えながらイき続けるデオン。絶頂の余韻に浸る彼女を抱え上げ、キスをする
顔を一層赤くしながらモジモジと腰を振るデオンの子宮を、再び叩くように突き上げる零夜
クッションとして使えるであろうほど大きさの乳房を揉みしだく。顔をだらしなく歪め快楽に浸るデオン
「ぁあ!そこ、小突かれるの、ぁん!イイんだ、すっごく、気持ちが、ぁあん!!はぁ!また、ぁああん!!ぁあ!ぁああ!!」
再び子宮に精液が流れ込む。身体を震わせ再び絶頂しながら、まだ満足できないと腰をゆすり、行為を強請る
白百合の騎士は、新たなる主に寵愛を求め続ける。求めに応えた零夜は、彼女が力尽きるまでまぐわいつづけるのだった『無愛想少女の淫らな素顔』
岸波白野は、十分に可愛らしい少女だ。ただ、平時から愛想がないとどこか敬遠されている
それでも、彼女を気に掛ける男子は少なくはない。愛想さえあれば学校一の美少女と言っても過言ではないのだ
そんな彼女の雰囲気が、夏休み明けに一気に変わっていたのだ。あまりの変貌に、男ができたのではと誰もが驚いた
可愛らしい微笑みを浮かべる彼女に告白できる猛者は、彼女の高校にはいなかった
放課後、零夜に迎えを頼み、そのまま彼を連れて自宅へと帰る。一人暮らしで少々持て余していた空間で、二人で過ごす
必死に肉欲を理性で抑え込みながら身体を洗いあう二人。柔らかな乳房が静かに揺れる。その感触に、零夜の肉棒が硬く反り立つ
待ってましたと笑みを浮かべ、肉棒を乳房で挟み込む白野。谷間から覗く亀頭を指先で撫でまわす
ビクビクと震える肉棒を見ながら、あなたがこんなに淫乱にしたんだから、と上目遣いで言う白野
我慢汁が溢れるそれを、焦らすようにねっとりと撫でまわす。射精の寸前になると、乳房と手を離す
そして、そのまま何事もなかったかのように身体を洗い流し、湯船に浸かるのだった・・・・・・
彼女の些細なイタズラだったが、お仕置きはかなり過激なものがされた
「ぁああ!やぁ!おねが、やめっ、ぁああん!!はあぁああ!!ぁあん!やぁ、ぁひいいいい!?!?!?」
両腕を頭の後ろで縛られ、両足を開いた状態で固定され、尻穴を肉棒に犯される白野。秘所には激しく震えるバイブが刺さっている
乳首とクリトリスを、激しく震えるローターが刺激し、何度も潮を噴き絶頂する。取り付けられたヘッドホンから音が漏れる
彼女の前のテレビ画面では、秘蔵のアダルトビデオが再生されている。映像から目を背けても、音声が耳から入ってくる
画面に目を向ければ、茶髪の巨乳の美女が太いバイブに秘所と尻穴を犯されながら口で肉棒を咥えている
バイブが激しく震えながら回転し、上下運動で女性を突き上げている。絶えず潮を噴きイき続ける女性
肉棒が女性の口に射精したタイミングで、白野の腸内に精液が注がれる。一際激しく潮を噴き、絶頂する白野>>175
バイブを抜かれたニ穴に、それぞれ男が挿入した時点で、目を背ける白野。これ以上見ていたら、羨ましくなってしまう
そんな思いなど知らんとばかりに流れてくる嬌声。淫語を並べ、激しい行為を求める声が、白野の理性を打ち砕いた・・・
激しい水音とくぐもった嬌声が部屋に響く。零夜に跨り腰を振る白野を、背後からもう一人の零夜が犯している
ボールギャグから涎を垂らしながら腰を振り乱す白野。両手は背後で縛られ、豊かな乳房の先ではローターが震えている
そんな彼女の乳房を下の零夜が揉みしだき、背後の分身がクリトリスを弄りながら、彼女の秘蔵の官能小説を読み上げる
一層膣肉と腸壁が締め付けを増し、絶頂する白野。ビクビクと震える彼女の腹を押し、肉棒の動きを刻み付ける
一際激しく震える白野の最奥に、二本の肉棒が同時に精液を放つ。幾度目かもわからない射精の快楽に打ち震える
引き抜かれることなく、肉棒が抽送を再開する。余韻の抜け切らぬ身体でイき狂いながらも、歓喜の笑みを浮かべ、喘ぎ続ける
「んぁ!ぁぅん!ああん!ダメっ、これぇ!!クセになっちゃ、ぁああん!はぁああああん!ぁあ!んぁああああ!!!」
零夜に背中から寄り掛かる形で座り込み、肉棒を受け入れる白野。ビデオカメラが、結合部を覗き込むような形で設置されている
以前から興味があった『ハメ撮り』というシチュを試した結果、白野は予想以上に興奮し、先ほどまで以上にイき続けていた
突き上げるたびに潮を溢れさせ、腰を震わせイく白野。自ら見せつける様に脚を開き、クリトリスを弄り回している
子宮を一際強く突き上げられた直後、中に注ぎ込まれる熱い感触に絶頂する。身体を震わせ、顔を蕩けさせる白野
眼は快楽に酔いしれ、蕩け切っており、だらしなく開いた口の端から一筋の涎が垂れる。放心している彼女の乳首を強く抓る
ビクンと仰け反りながら、一際激しく潮を噴き絶頂する白野。身体を痙攣させる彼女を持ち上げ、舌から激しく突き上げる
突き上げられる度に激しく潮を噴き散らす白野。恍惚の笑みでイき続け、身体を震わせ続けている
「んぁあ!!メぇぇ!!もどれな、ひゃああああ!!!ぁひ?!ぃいいい!!!!おく、びゅーびゅーって、ぁあああ!!!」>>176
暫し子宮を激しく突き上げられ続けた白野に、再び精液を注ぎ込む零夜。恍惚の表情で精液を受け止め、激しく絶頂する白野
身体を震わせながら、必死に息を整える白野。まだ満足できてない、と零夜に目を向ける。それに応える様に零夜は腰を打ち付けた
「っぁああああ!!!ゃああああ!!!とめ、てぇええええ!もうやぁ!イきたくな、ぁひぃいいいい!!?!!」
両腕を椅子の脚に縛られ、肘掛に脚を開いた状態にするように縛られた白野が叫ぶ。単に自分が興奮するためのスパイスだ
膣内では無数のローターが震え、咥え込んだ太いバイブがそれらを膣壁に密着させながら震える
尻穴に挿入されているバイブの振動が、膣内の快感を跳ね上げる。全身を震わせイき続ける姿が、ビデオカメラに映る
乳首を挟むように付けられたローターと、クリトリスに取り付けられたローターが激しく震え、絶頂の余韻に浸る暇すら与えない
目隠しが彼女の感度を高める。同時に、響く嬌声が彼女の中に興奮と、僅かな苛立ちを与える
「はっ、ぁん!ふ、白野よ。油断が過ぎたな、ぁん!ぁはっ、ん!妾の存在を、ぁあ!忘れるとは、なぁあああ!!」
縛り上げた零夜に抱き着き、身体を貪るギルガメッシュが念話でそんな事を言う。これが逆NTR!と興奮する白野も白野だが
このシチュエーションに興奮したのか、一層激しく絶頂し続け、愛液が溢れ返る。絶えず身体を震わせ続ける白野
急激に強くなる振動に、身体を跳ねさせ絶頂する白野。その衝撃で椅子が倒れてしまうが、気にする余裕などない
「んぁあああ!!!んぃいい!?!?ひぃいいいいん!?!??!はひ、ぃいいいいいい!!?!?!?!」
ガクガクと全身を震わせイき続ける白野。彼女を尻目に縛り上げた零夜の身体を貪るギルガメッシュ
一晩中、岸波家から嬌声が途切れることはなかった・・・・・「んぎゅうううう!?!?!?んぉ!?んぉおおおお!?!?!?んぅ!?んぐ!んぅうううう!!!」
粘着質な水音と、くぐもった嬌声が聞こえる。ランサー、エルキドゥが触手の凌辱に身を捩りながら、必死に抗っている
全身を粘液で濡らし、四肢を触手に縛り上げられ、万歳のような姿勢で口と秘所、尻穴に前腕ほどの触手を飲み込んでいる
秘所から触手が引き抜かれ、膨らんでいた下腹部が小さくなると同時に凄まじい量の白濁した粘液が溢れ出る
目を見開き、仰け反り潮を噴くエリキドゥ。イッている彼女の尻穴を容赦なく触手が突き上げ、西瓜ほどの乳房を嬲る
秘所から溢れる白濁液が途絶えると、再び野太い触手が彼女の秘所へと潜り込み、粘液を刷り込むように膣壁を撫でまわす
「んぉおおお・・・・・!んぅぉ・・・・んぅう・・・ぅん!!んぉおお!!!んじゅ!?んぶ!んぐ!んぅうう!!」
思考が快楽に蕩け始めた瞬間に、口内を犯していた触手が喉奥まで侵入し、抽送を開始する。視界が激しく明滅する
喉奥を犯され、苦しいはずなのに膣壁を嬲られるような快感を覚え、より激しくイき狂うエルキドゥ
幾度も白濁を嚥下した身体は、喉奥まで性感帯へと変貌していた。目から反抗的な色が失せ、快楽に溺れ始めるエルキドゥ
三本の触手が一際強くエルキドゥの体内へと突き込まれる。直後、彼女の思考を熱く激しい濁流が押し流す
「---------!!!-----------------!!!・・・・んぁ!?げほ、ぁ・・・」
体内に凄まじい量の白濁液が注ぎ込まれる。身体を震わせイき続けるエルキドゥの目は、身体が震えるたびに蕩けていく
粘液の奔流が収まると、口から触手が抜かれる。自身が漏らした切なげな声に気付き、激しく首を横に振る
膣壁と腸壁が触手に擦り上げられる。快楽を受け入れつつあることに気付くことなく、顔を蕩けさせ嬌声を上げるエルキドゥ
嬌声に歓喜の色が混じっていることも、自ら腰を振っていることにも気づかない彼女を、赤い双眸が捉えていた
「な、んで、ぇあ!?やめ、ぁあ!!おねが、ひゃん!?!?ぁあ!!やめ・・・んぁああ!!!はひ、ぁあああ!!」
気絶したエルキドゥが目を覚ますと、目の前には無二の友・・・ギルガメッシュの姿があった
声を上げるより先に違和感に気付き、見れば拘束された自身の身体が見える。何故、と問い終わるより先に>>178
鎖が秘所を擦り上げる。冷たいそれが触手凌辱で敏感になった粘膜を刺激し、エルキドゥはあっさりと潮を噴き絶頂する
彼女の乳首に付けていたローターを振動最大で起動させ、エルキドゥの絶頂を加速させるギルガメッシュ
可愛らしい嬌声を上げ悶える友の耳元に残酷に微笑む顔を寄せ、彼女にとって最悪の真実を告げる
「エルキドゥよ。おまえ、自ら鎖に股を擦りつける様に腰を振っているぞ?そのだらしのない表情・・・そこまで好いか?」
ご丁寧に宝物庫から鏡を取り出し、エルキドゥ自身の表情を彼女に見せつける。違う、と必死に首を横に振るエルキドゥ
「違う、っぁあ!やめ、ひゃあああ!?!?!ボクは、そんな・・・ぁあ!やめて、お願い・・・やめてくださ、ぁあああ!!!」
鎖の擦り上げるスピードを上げ、同時により強く押し付けるギルガメッシュ。懇願の声に愛おしさを感じながらも、彼女を責め立てる
どれほど経ったか。あまりの可愛らしさについ夢中でエルキドゥを責め立てていたギルガメッシュ
自身の秘所に手をやると愛液でぐっしょり濡れている。対するエルキドゥは力尽き、ビクビクと痙攣している
そんな彼女の首筋にキスをしながら、無数の淫具を用意するギルガメッシュ。次はどうしようかと思考を巡らせ・・・・
「ふぅぅぅぅ!んぅ!んぅううううう?!?!?!んぅ!?んー!んぅううううう!?!?!?」
目隠しをされボールギャグを噛まされたエルキドゥが、激しい抽送を行う二本の大きなバイブで二穴を犯されている
特殊な媚薬でも使ったのか、豊満な乳房の先から母乳が溢れる。それを吸い上げ、ボールの穴から流し込むギルガメッシュ
「フフ・・・甘美であろう?何せ、お前の味なのだからな。ふふ、興奮するな。はしたなく溢れさせおって・・・はむ」
そう囁き、耳たぶを口に含むギルガメッシュ。一際高い嬌声を上げ、腰を跳ね上げ絶頂するエルキドゥの姿を目を細め見つめる
バイブの振動を強め、クリトリスに激しく震えるローターを押し付け、一層激しくイき続けるエルキドゥを眺める
バイブが突き進むたびに震える腹を撫でると、一層高い嬌声を上げイく彼女の姿に、ギルガメッシュの自制心が崩れる
エルキドゥの秘所と尻穴を出入りするバイブに、媚薬ローションを垂らす。彼女の身体を内側から媚薬が侵していく>>179
痙攣が激しくなるエルキドゥを犯すバイブの抽送と振動を止める。ローターも停止させるが、拘束はそのまま
安堵したように荒くなった息を整えるエルキドゥだったが、一分立たないうちにもどかしそうに身を捩り始める
バイブを抜かれ、ローターを外されると途端に暴れ出す。何かを叫んでいるが、ボールギャグのせいで言葉にできない
そうしてがむしゃらに暴れる彼女の腹に妖しい紋様を刻み、ボールギャグを外すと、ギルガメッシュは部屋から去っていった
彼女の必死の懇願の声に一言、「暫し我慢せよ」と告げて・・・・・
「ぁああ!!んぁ、はぁ・・・!っ、ぁああん!はああ!ぁん!ぁあ!な、んでぇ!?ぁあ!ああ!!」
ベッドに拘束されながら、身を捩りイき続けるエルキドゥ。腹の紋様が、怪しく光り続けている
エルキドゥは、自身に流れ込む快感に困惑と、それが些細に想えるほどの歓喜を覚えていた。唇の感覚に言い知れぬ歓喜を覚える
流れ込む快楽に身を任せ、淫靡に顔を歪めイき狂う。間近にいる存在に気付いたのは、他者の嬌声が聞こえてからだった
「!?・・・・・っああ!ぁん!はぁぁあ!・・・!?ギ、ル・・・!?なん、ぁああ!はああん!んぁああ!!!」
聞き覚えのある声質の嬌声に身体を強張らせる。も直ぐに流れ込む快感に耐えきれず身体を跳ねさせ絶頂する
そんな姿に加虐趣向剥き出しの笑いが聞こえ、直後に歓喜の嬌声に変わる。エルキドゥの目隠しが外される
そこには、ベッドに手を着き必死に余裕の笑みを作るギルガメッシュと、彼女の背後に立つ女性的な男の姿があった
万人の目を釘付けにするであろう思考の裸体をさらすギルガメッシュの下半身へと目を向ければ、大きな肉棒を秘所で咥え込んでいる
「良い乱れ様であったぞ、エルキドゥ。やはり女の身体で味わう男の味は別格であろう?・・・はぁん!ぁあ!ああん!」
ギルガメッシュが後ろを向くと、男・・・零夜が抽送を再開する。愛液を溢れさせ、喜悦に満ちた嬌声を上げるギルガメッシュ
再び快楽が流れ込み、ヨがり始めるエルキドゥ。オトコの味を噛み締めながらも、何とか言い返す
「ぁあ!っ・・・・!そういう君だって・・・ぁ!っ、ふぅ!っ、そんないやらしい顔をして・・・雌犬よりいやらしっ!?ぁああ!!」>>180
言い切るより先に、クリトリスを全力で抓られる。激痛どころでは済まないはずなのに、身体は凄まじい快感を覚え、潮を噴く
エルキドゥと感覚を共有するギルガメッシュもまた、腰を震わせ絶頂していた。一層激しくなる抽送が、二人を際限なく高める
「ぁあ!おくぅ!?そこ、ダ、メっ!ぁはああ!!ちくび、抓らな、ぁあああ!!!ぁああん!ぁあああ!!」
「ぁあ!イイぞ、もっと激し、ぁあん!はぁあん!!ぁあ!はぁあああ!!!おっぱ、ぁああ!!一緒にはやめ、ぁん!はああん!」
エルキドゥとギルガメッシュが揃ってイき続ける。きつく締め付ける膣壁に耐えきれず、ギルガメッシュの子宮へと精を放つ
同時に強く乳首を抓ったことで、二人がより激しく絶頂する。エルキドゥは流れ込む熱い精液の感覚に戸惑う
ギルガメッシュは乳房から母乳を噴きながら、流れ込む熱に歓喜する。震える肉棒を、愛おしそうに腹の上から撫でる
そうしてエルキドゥに見せつける様に二人で舌を絡め合う。羨まし気に見つめるエルキドゥの拘束を解くと・・・・
ぐちょ、ぐちょという水音と、肉を打つ音、二つの嬌声が狭い部屋に響く
「ぁ、はっ!ぁん!ぁあ!な、んだ、君は誰でもいい見境なしな女だったのっ、か!はぁん!あまり奥まで突くのはや、ぁん!」
「はぁあ!っ、言うな、ぁあ!!おまえがそんなことをするから、ぁん!はぁあ!子宮、押し潰すな、っぁああ!!」
仰向けに寝そべるギルガメッシュに被さるエルキドゥを背後から零夜が犯すという奇妙な状況が出来ていた
ギルガメッシュは、零夜のそれと大差ない肉棒を押し込まれ、犯されながら喘いでいる
エルキドゥは、クリトリスを零夜のそれと同程度の肉棒へと変化させ、ギルガメッシュを犯しながら秘所で零夜を受け入れる
直に味わうオトコの味を噛み締める。零夜と口づけを交わしながらギルガメッシュを責め、零夜に奉仕するように腰を振る
肉ヒダを絡みつかせ、射精をせがむように腰を振るエルキドゥ。それに伴い揺れる肉棒に悶えるギルガメッシュ
「ぅう・・・・エルキドゥよ。動くなら一思いに突け・・・妾を焦らさなっ、ぁあ!や、いきなり、ぁあ!はげし、はああ!!」
切なげな声で言うギルガメッシュに応える様に、激しく腰を打ち付けるエルキドゥ。零夜は彼女に合わせる様に腰を動かす>>181
「はぁああ!ぁん!ああ!イイ!ぁは!胸、そんなに揉まれたらっ、ぁあああ!はぁあ!ぁあああぁああ!!」
「ぁああああ!!なん、ぁああああ!!おく、びゅーって、なんでっああああ!!!熱い!熱いのでイちゃあああ!!」
零夜がエルキドゥの乳房を揉みながらナカに射精すると同時にエルキドゥも絶頂し、ギルガメッシュのナカに熱い液体が注がれる
二人で豊かな乳房から母乳をまき散らしながら絶頂する最古の英霊たち。三人で絶頂の余韻に浸る中、ギルガメッシュが動く
エルキドゥの肉棒を尻穴で飲み込みながら、秘所を広げ零夜を待つ。尻穴を犯される感触に震えるエルキドゥ
「ぁ・・っ、はぁ!っ、ふふ、ぁ、はぁ!っ、ぁああああ!!一気に、奥まで、ぁあん!ああ!はあああ!!!」
快楽に震える彼女を余所に、ギルガメッシュの秘所に零夜の肉棒が飲み込まれていく。二本の肉棒の感触に打ち震える二人
零夜が腰を振り、ギルガメッシュが味わう快感がエルキドゥにも流れ込む。思わず腰を跳ね上げると、一際高い嬌声が漏れる
「ぁあ!ごりゅって、はぁあん!はっ、ぁ!エル、ぁああ!激しっ、盛った獣のようだぞっ、んぃいいい!!?!!」
「そういうキミこそ、こんなにお尻で締め付けてっ!ぁっ、く・・・・っおっぱい揉まれるの、そんなにイイんだ。ほら!ほら!」
快楽に耐えながら腰を振り始めるエルキドゥ。秘所から精液と愛液を溢れさせ、ギルガメッシュの乳房を搾る様に揉みしだく
「ぁあ!言う、なぁ!!ひぃん!あひぃ!?おく、激し、ぁああああ!!でてる!奥っ、注がれ、ひゃああああぁああ!!」
白い母乳を溢れさせながら喘ぐギルガメッシュが、逆襲の一手を探るより先に二人が彼女のナカに白濁を注ぎ込む
母乳を噴き、身体を震えさせながらイくギルガメッシュ。初めて見る彼女の艶姿に、言い知れぬ興奮を抱くエルキドゥ
放心する彼女を視界に収めながら、肉棒をクリトリスへと変化させ、零夜に背を預ける。彼女が入れ込む理由を知りたい
同時に、もっと女の身体の快楽を愉しみたい。硬いままの零夜の肉棒を撫で、秘所へとあてがう
「ギルばかり満足してるのは、些か不公平だよね?ボクも・・・彼女みたいにしてっ、ぁあ!もう、いきなりだな。ぁん!はぁ!」
肉棒が膣肉をかき分け、体内に潜り込んでくる。歓喜に身を震わせ、零夜に身体を委ねる。そうして、二人は腰を振り・・・>>182
朝。ベッドで、二人の美女の間で、一人の男が眠っている。安らかな寝息を立てる零夜の右腕を、エルキドゥが抱き締める
乳房で二の腕を挟み込みながら、彼の安らかな寝顔を見る。何故ギルが入れ込むのかまでは解らない
ギルにとって、何か面白いことでもあるのだろうか?そこまで思考を巡らせ、途中で投げ出す。そんなことはいい
彼女が彼と共にあるのなら、自分も付き合おうではないか。かつての様に、二人で楽しい日々を送ろう
聖杯戦争。本来は敵として命を賭けて死闘を繰り広げるべき相手と、生前の様に楽しく過ごそう
そう心に決めると同時に、零夜に視線を向ける。可愛らしい寝顔に、感謝の意を込めキスをする
そして、より強く腕を抱きしめる。束の間の幸せを味わう機会をくれた、優しくも哀れな少年の腕を
同時に、らしくないと思いながらも。無二の友との幸せが永く続くようにと祈る。胸を焦がす、甘い想いから目を背けながら
友との再会を喜び。同時に、未だ自身との別れを引きずる友の姿に心を痛めるギルガメッシュ
故にこそ、零夜との別れも、エルキドゥとの別れも。笑って、後悔なく、その時が迎えられるようにしようと決心する
そして、愛を知らぬ男の左腕を抱き締める。眠る彼に、感謝の言葉を自分でもギリギリ聞き取れるほど小さな声で言う
零夜を巻き込んだ、ギルガメッシュの計画。友のためとあらば、彼は喜んで協力するだろう
そのことに、何故か心を痛めながら、再び暗闇へと意識を投げ出すのだったこの前までみたいに投稿する人が減ったよな。みんな生きてるかぁ!?
『主に女の悦びを』 ※主人公女体化注意
ぐちょ、ぐちゃ、にちゃ・・・・粘着質な水音が響き、懇願交じりの嬌声が響く。それだけなら、いつものことだろう
「ぁあ!や、めっ、ひぁああああ!!!れ、令呪・・ぁひ!?ゃああああ!!!ダメ、これ以上はぁあああ!!!」
ビクンと身体を揺らし、潮を噴く黒髪に抜群のスタイルを備えた美女。女体化の秘薬を盛られた零夜が、身を捩り喘ぐ
エルキドゥが、ギルガメッシュに女の身体になった零夜について聞かされ、彼女に薬を貰い、零夜に使ったのだ
傍らで凌辱を見守るデオンが、ゴクリと生唾を飲む。それほどまでに、快楽に乱れる零夜の姿は素晴らしかった
アンジェリカにも匹敵する爆乳を振り乱し、汗ばんだ肢体に黒い髪が張り付き、一層淫靡な色香を漂わせる
絶頂に思考を漂白されたのか、口を開き涙に濡れた顔でぼんやりしている。令呪により辞めさせる、という選択を忘れたようだ
そんな姿に劣情を抑え切れず、再び彼女の秘所に指を入れナカを激しくかき回すエルキドゥ。零夜は再び激しく身を捩る
「ひゃぁん!?ぁああ!!ナカ、やぁああ!!んひぃ!?そこ、やぁ!ヨすぎて、ダメ!戻れなくなっちゃうからぁああ!!」
言葉とは裏腹に、身体と表情は蕩け切っている。子宮が下りて来たのか、指を根元まで入れれば入り口に指先が当たる
少しこね回すだけで潮を噴き激しく絶頂する零夜。快楽に蕩け切った顔に、思わず魔が差す
「大丈夫。戻れなくなったら、ボクが責任を取るから。だから安心して、オンナになっていいんだよ」
耳元で、色っぽく囁く。だから、欲しいのなら我慢しないでオネダリしてね、と付け加え、反応を見る
一瞬見惚れるような笑みを浮かべ、直後に我慢しようと歯を食い縛る。そんな姿を見せられ、とうとう自制心が崩壊する
零夜の脚を大きく開き、ギンギンになった肉棒の先を膣口に付ける。零夜の目には怯えと、それと同等の期待の色が映る
最奥まで一気に肉棒を突き込むエルキドゥ。根元までは入り切っていないが、それでも強烈な締め付けに背筋が震える
背筋を反らし、目を見開く零夜。秘所から噴き出る潮が、彼女の享受しているものが快楽であることを裏付ける>>185
たまらず腰を振り始めるエルキドゥ。身体は男のそれへと変化させており、眼光は飢えたオスのそれだ
「ぁあ!?ひぃん!!はひいい!?!?!おっき、やぁあああ!!こわれりゅ、こわれひゃ、ああああ!!!」
根元まで入れようと突き込まれる肉棒が子宮を押し潰し、歓喜の悲鳴を上げる零夜。その表情は喜悦に満ちている
髪の先を触手へと変化させ、乳房を揉みしだくエルキドゥ。真っ赤に勃った乳首を軽く撫でると、零夜のナカが締まりを増す
どんどんペースアップする抽送に翻弄される零夜。エルキドゥも、自身の限界が近づくのを感じる
「ダメじゃないか。女の身体になったら散々イかせた相手にイかされて悦ぶのかい?っ!、ほら、ご褒美だ、よっ!」
「ゃあ・・・!違、ぁああああ!!や、ぁあああ!!!ナカ、熱いぃぃぃぃ!!ぁああああ!!!」
子宮に精液を注ぎ込むエルキドゥ。歓喜に満ちた声を上げる零夜に、射精の勢いが増し、二人で快楽に悶える
射精が終わる頃には、零夜の顔は快楽に飲まれた女のそれへと変貌していた。そんな彼女の、震える身体に再び腰を打ちこむ
零夜の調教は、始まったばかりだ。訪れるであろう快楽に、零夜は自分でも気付かず期待していたのだった
目隠しとボールギャグをされた零夜を、ネロとメデューサがイジメている。四肢を拘束され、悶える零夜
秘所と尻穴を指でかき回し、乳首を抓りながら首筋に舌を這わせる。一際高い声と共に絶頂する零夜
指に絡みつく肉壁に笑みを浮かべ、一際強く乳首を抓るネロ。メデューサは首筋に噛み付き、少々血を吸い上げる
激しく身を捩る彼女をきつく抱きしめ、より深く指を入れる二人。秘所をかき回すネロの指が子宮口に触れる
激しく震える零夜の身体と、絡みつく膣壁に構わず、子宮口を指で押し、擦り、突くネロ。激しくイき続ける零夜
乳房から手を離し、零夜の腹を押し指と膣壁を密着させるネロ。がら空きになった乳房にメデューサがむしゃぶりつく
過去の調教の影響で媚薬同然となった唾液を、乳首に塗り込むように舐め回すメデューサ。変化は直ぐに訪れた
乳首の先から白い液体が溢れ始める。それは零夜の快楽に比例するかのように勢いを増していき、直ぐに一筋の川となった>>186
零夜の絶頂がより激しくなり、溢れる母乳に気付くネロ。目を輝かせながら乳首にしゃぶりつき、無遠慮に吸い上げる
激しくなる零夜の嬌声に構わず、女の零夜の身体の味を味わい続ける二人。零夜が気絶するまで、二人の愛撫は続いた
天の鎖に縛り上げられたセミラミスに、女の姿の零夜が密着している。二人に、無数の触手が粘液を滴らせ絡みつく
拒絶の色を見せるも、零夜の愛撫によって魔術を使う暇すら与えられず、二人揃って秘所と尻穴で触手を飲み込む
ビクビクと震えながら潮と母乳を噴く二人。セミラミスに自らの乳房を押し付け、腰を振りながら甘い声を上げる零夜
普段の姿からは想像できない零夜の艶姿に動揺するセミラミス。動揺した隙に子宮まで触手に揺らされ、嬌声を上げてしまう
そこからは、一方的であった。ギルガメッシュとエルキドゥ、デオンに見られながら、二人は触手に犯され嬌声を上げる
見せつける様に自ら乳房を揺らしながら腰を振る零夜と、淫楽に喘ぐ様を三人に晒されるセミラミス
二人の口に野太い触手が潜り込む。恍惚の顔で受け入れる零夜と、拒絶の意志を滲ませるセミラミスが対照的だ
甘く蕩けた表情で腰を振る零夜。じゅぼ、じゅぼと音を立て触手が出入りし、愛液と粘液をまき散らす
柔らかな乳房に触手が巻きつき、搾る様にきつく締め上げる。母乳と潮を噴きながらイく彼女を、触手が容赦なく犯し続ける
そして、最奥に濃厚な白濁粘液が吐き出される。下腹部が膨らむほどの量を注ぎ込まれ、激しく絶頂する零夜
触手が引き抜かれ、地面に降ろされながらも絶頂の余韻に震え、倒れ伏す零夜の首に、エルキドゥが首輪をつける
触手の快楽に悶え、喘ぐセミラミスを余所に、首輪をつけた零夜を引っ張り去って、デオンと共に去っていくエルキドゥ
震える手足で、必死に這っていく零夜。男として元に戻れるのか、一抹の不安を覚えながら見送るギルガメッシュだった
「んじゅ・・・ん・・・はむ、れろ・・・・・おいひい・・・んぐ、んく、んじゅる、じゅぼ、じゅるる!」
零夜がデオンの肉棒にしゃぶりつく。デオンの乳房を揉みしだきながら、サディスティックな笑みで零夜を見るエルキドゥ>>187
甘く蕩けた顔で肉棒を舐める彼女の姿に、言い知れぬ興奮を覚える。自分の肉棒がより硬さを増すのを自覚する
零夜をデオンの肉棒から引き剥がし、脚を広げさせるエルキドゥ。零夜の秘所にデオンのモノを、尻穴に自らのモノをあてがう
そのまま押し込むと、零夜が歓喜の声と共に絶頂する。目の前で割れ目から噴き出す愛液に、デオンの理性が決壊した
「ぁ、はぁぁぁあぁああああぁあああ!!お、っきいいいいい!?!?!?んひいいいいい!!!熱い、ぃいい!!!」
腰を掴み、一気に肉棒を最奥まで突き込む。子宮を潰す感触と共に絶頂を迎え、熱い白濁液をそのまま子宮に流し込む
蕩け切った表情で絶頂を迎え、潮と母乳を噴く零夜。エルキドゥが、放心する零夜の尻穴を激しく突き始める
イった直後で敏感な身体が激しく跳ねる。目の前の女を主ではない自身に言い聞かせ、再びデオンが腰を打ち付ける
薄い壁越しに暴れる二本の肉棒が零夜を犯す。歓喜の表情で犯され、イき続ける零夜
母乳の溢れる乳房を揉みしだくエルキドゥと、それにむしゃぶりつくデオン。更にイくペースが跳ね上がる零夜
零夜の体内に、熱い白濁液が吐き出される。身体を震わせ受け入れながらイき続ける零夜。獣のような嬌声が響く
射精を終えた二人が、ぐったりする零夜を突き上げる。休む間も与えない。目の前にいるメスを調教することに二人は夢中だった
「っぁあ!もう、出な・・・・っぁあああ!!やめ、ボクが悪かった!だからもうっ、ぁああああ!!!」
「私もっ、謝る!ごめんなさい、もう、これ以上は、ぁあああ!!そこ、ぐりぐりしちゃああああ!!!」
デオンとエルキドゥが縛られ、零夜に翻弄されている。エルキドゥは乳房と口で肉棒を無理矢理勃たされ、嬲られる
デオンは零夜の秘所で肉棒を飲み込まれながら、尻穴を弄り回されイき続けている。懇願は、聞き入れられない
恍惚の表情にサディスティックな笑みを浮かべる、全身白濁まみれの零夜が微笑む。どこか様子がおかしいが、彼らの自業自得だ
ギルガメッシュの戯れに、二人の悪ふざけが加わったことで第二人格の様なものが生じてしまった零夜
悪ふざけのつもりだった二人は、積極的な淫乱である第二人格・・・後に零菜の名が与えられる彼女に徹底的に搾られたのだった『愛玩人形の正しい使い方』
薄暗い石造りの部屋の中で、三つの嬌声と激しい水音をメイド服姿のアンジェリカが無慈悲に聞き流している
「あぁん!ぁああああ!!っ、はぁああ!!も、む・・・ぁあああ!!やぁあああ!!ダメ、も、ぁあああ!!」
エルキドゥが必死に懇願しながら喘ぐ姿を、アンジェリカが冷やかに見つめる。先日の一件の三人は、快楽拷問を受けていた
両手を上に上げた状態で、全裸で吊るされる三人。辛うじて床に着く足の下に、様々な液体が溜まっている
エルキドゥ、デオン、ギルガメッシュが秘所と尻穴にバイブを挿入されながら、乳房と子宮を強烈な電撃で責められている
苦痛ではなく快感を得られるとは言え、子宮まで部屋中に音が響くほどの振動で犯されながらとなってはたまらない
その上、乳首までローターの強烈な振動で犯されているのだ。エルキドゥが言葉を発せるのが奇跡ともいえる
エルキドゥとデオンの血管が浮出るほど硬く屹立した肉棒を、無数のローターが入ったゴム質の円筒状の物が飲み込む
二人の絶望と恐怖に満ちた顔に見向きもせず、ローターの振動を最大で起動するアンジェリカ。二人が獣の様に絶叫する
その姿を尻目に、蕩けた表情のギルガメッシュのクリトリスと脇、あらゆる性感帯にローターを取り付け、起動する
絶叫と共に絶頂し、潮を噴くギルガメッシュ。壊れるのではないかと思うほど激しくイき続ける三人に、ローションを塗り込む
通電性が高く、媚薬効果のあるそれを塗られた三人の激しく揺れる乳房に、搾乳機をベルトで固定し取り付ける
搾乳機を起動させ、凄まじい量の愛液と白濁が床に飛び散る部屋を後にする。ドアを閉めると、三人の声は聞こえなくなる
そのまま、零夜の部屋へと向かうアンジェリカ。メイド服姿の彼女が通った床には、点々とシミが続いている
零夜の部屋の前に来た彼女の顔に、歓喜の色が浮かぶ。見る者を虜にするであろう美しい表情で、彼の部屋に入る・・・・
「ん・・・ぁむ・・・・れろ・・・ぁあ・・・・んぐ、ん・・・・れろ、ちゅぱ・・・・じゅるるるるる!」
アンジェリカが、至福の笑みを浮かべながら零夜の肉棒を咥える。美味しそうに肉棒を舐め、吸い上げられ、零夜の腰が震える
メイド服を脱ぎ捨てた彼女の綺麗な白い首には、リードの付いた首輪が付いている。その姿は、零夜にとっても煽情的だ>>189
その下の柔らかな乳房は、黒いブラジャーの形をした拘束具で覆われていた。乳首のある場所で、謎の膨らみが震えている
その下、下腹部には二画の子宮を模した紋様が丁度子宮辺りに描かれ、怪しく光っている。その左右には、稲妻を模した紋様が
拘束具で隠れ見えないが、稲妻の紋様は彼女の乳房にも存在している。彼女を苛む、セミラミスの二つの呪いだ
そのさらに下の股間に取り付けられた貞操帯の下では、二本のバイブがアンジェリカの秘所と尻穴を犯している
音が部屋中に響くほど激しく震えるバイブの快楽は、アンジェリカの精神に直接叩き込まれ続けている
身体は平常時と変わりない。子宮を模した呪いが彼女の身体の感覚をカットし、快楽を魔力として蓄積しているからだ
魔力へと変換する際に、その快楽が彼女の精神に直接伝わるのだ。その上、彼女の絶頂を封じているのだ
クリトリスと乳首に付けられたローターの振動による快楽も同様に変換され、彼女を苛んでいる
そこに、稲妻型の呪いが乳房と子宮へと電流を流すことによる快楽が加わるのだ。三人へのそれ以上の拷問だといえる
解呪手段もわからぬまま、零夜の肉棒をしゃぶり続けるアンジェリカ。アンジェリカが、喉奥まで肉棒を飲み込んだ時
「んぐぅうう!!んぐ!?んぅううううううう!?!?!?・・・・・ぷはっ、んぐ・・んく・・・ごくん」
喉奥に精液が吐き出される。身体を震わせ、必死に飲み込むアンジェリカ。肉棒が抜かれ、口内に残った精液を嚥下する
パキン、という音と共に、胸と股間の拘束具が外れ落ちる。激しい音が鳴り響き、魔力が一気に快楽となり襲い来る
「!?ぁああああ!!!や、ぁあああ!!ぁあああ!??!んぁあああああ!!!はひ、ぃいいいい!?!?!?」
激しく潮と母乳をを噴き、絶頂するアンジェリカ。脚が震え、零夜へと倒れ込んでしまう。慌てて抱き留める零夜
彼の腕の中で絶え間ない快感に身体を震わせるアンジェリカ。一気にきつく締め上げた秘所と尻穴から、バイブが押し出される
抜け落ちたバイブが自らの振動で暴れまわる。荒い息を吐きながら、強烈な快感に悶え続けるアンジェリカ
ローターの振動音が響く中、物欲しげな表情を零夜に向ける。秘所にあてがわれた肉棒が、徐々に膣内へと飲み込まれる>>190
自身のナカを進む感触に、喜悦の表情を浮かべるアンジェリカ。背後から彼女を抱き締める力が僅かに強くなる
肉棒が最奥に当たる。同時に、稲妻紋様からの刺激が子宮を襲う。ビクンと身体が跳ね、潮を噴き絶頂する
「ぁああああ!!これ、ぁああ!動かな、ぁあん!そこ、ダ、ぁああああぁああああ!!!はあぁああああ!!」
絶頂の余韻が抜けるより先に、彼女を下から突き上げる。どうしようもないくらい敏感になった身体が、歓喜の声を上げる
蕩け切った顔で甘い声を上げるアンジェリカ。激しい振動に犯される乳房を零夜に押し付けながら抱き着く
子宮を激しく突き上げる肉棒に合わせる様に腰を振るアンジェリカ。お漏らしのように溢れ出る潮が、二人を濡らす
「はひぃん!!ぁあ!!お、く!!はぁっ!?ぁあああ!!はひ、ぃいいいい!!!あつ、ぁああああぁあああ!!!」
一際強く、子宮を突き上げられた直後、精液が注ぎ込まれる。甘い絶叫を漏らしながら、より激しくイき狂うアンジェリカ
噴き出す母乳や潮、愛液がローターの振動で激しくまき散らされる。射精が終わり、肉棒が引き抜かれる
震える彼女の両乳房とクリトリスからローターを外す零夜。仰向けで秘所から精液を溢し震えるアンジェリカを抱き上げる
零夜の胸板に背を預ける形でもたれかかるアンジェリカ。しっとりと汗ばんだ肢体の淫靡が、劣情を煽る
白い母乳の溢れる、硬くなっているピンクの乳首を弄び、秘所を肉棒の竿で擦り上げ、首筋に口付けを落とす
物欲し気に震える膣口を肉棒の竿で擦られ、微弱な快感にもどかしさを覚えるアンジェリカ。腰を揺らすも、効果はなく
乳首を強く抓られ、潮と母乳を噴き絶頂する。だらしなく口を開け放心する彼女の尻穴に、肉棒を押し込む零夜
「ぁ、はぁぁん!そこ、ちが、ぁん!はぁ!ぁあん!はあぁああん!いきなり、激し、ひゃぁあああん!おっぱい、揉まな、ぁあん!」
嬉しそうに腰を振るアンジェリカの、激しく揺れる乳房が揉みしだかれる。柔らかな爆乳に、零夜の細くしなやかな指が沈む
自らの秘所に自身の指を入れ、秘所の疼きを慰めながら腰を振る。激しく、淫らに、叩きつけるように
溢れ続ける母乳が零夜の手を濡らし、愛液が二人の結合部まで垂れ、抽送をよりスムーズに、より激しくする
彼女の指が、最奥・・・降りて来た子宮に触れた瞬間。腸内を熱い奔流が駆け抜ける>>191
「ぁあああぁああああぁあああ!!イく!イっちゃ、ひゃああああぁあああああ!!!」
潮と母乳を噴き、絶頂するアンジェリカ。表情を淫らに歪め、喜悦に満ちた声を上げる。指先は子宮口にまで食い込んでいる
ビクビクと身体を震わせ、絶頂の余韻に浸るアンジェリカ。彼女の尻穴から、肉棒が引き抜かれ、そのまま仰向けに倒される
物欲し気に、艶かしく息を吐くアンジェリカの爆乳の谷間に、零夜の硬く屹立した肉棒が突き込まれる
溢れる母乳で一層白くなった乳房の谷間を、様々液で濡れた肉棒が擦る。敏感になった乳房は、その感触を快感に変える
「はぁっ、ぁん!ぁあ・・・っ、ああ!はぁあああ!!!」
零夜の掌が乳房を押し潰す感触すらも、極上の快楽となりアンジェリカを襲う。乳房から母乳を溢れさせ喘ぐアンジェリカ
秘所から潮と愛液を溢れさせながら、絶えず乳房を襲う電流にも似た刺激と、乳房を擦る肉棒を味わう
もう少しで、というところで肉棒が引き抜かれる。何故、と見上げた直後に、うつ伏せにされ、腰を持ち上げられる
次なる快感への期待が高まった直後、秘所と尻穴に流れ込む、ドロリとした冷たい液体。その感触に身体が跳ねた直後
身体が熱い。見れば、普段からよく使用している媚薬ローションが、膣内と腸内に直接流し込まれている
身体が言うことを聞かなくなる。秘所から溢れるほどローションが注ぎ込まれ、溢れたものが身体を伝い、犯す
「ぁ・・・ぁあ・・・・・はひ!?んぁあああ!!ぁあ!!ああああ!!!んひ!?ぃいいいいいい!!」
尻穴に彼女に付けられていたローターが押し込まれる。そして、ローションが溢れぬよう、二穴に肉棒とバイブで栓をされる
いきなり最奥まで突き込まれたことに加え、激しい振動に腸内から子宮を刺激され、絶えずイき続ける
「ぁひいいいい!!んぁ、ぁあああああああ!!ひぃ!?んぃぁああああぁあああぁああああぁあああ!!!」
直ぐに子宮を精液で満たされるアンジェリカ。ナカに注ぎ込まれる熱い感触に、母乳でシーツを濡らしながらイき狂う
息も絶え絶えな彼女を抱き上げ、彼女の乳房へとローションを垂らす。敏感になっている乳房が更に感度を増す
クリトリスに匹敵するほど敏感になった乳房を揉みしだかれ、それ以上に敏感な乳首を弄り回される>>192
そんな両乳房とは比べ物にならないほど敏感になった二穴を激しく責め立てられる。あまりの快楽に気絶すらできない
直ぐに子宮へと精液が注ぎ込まれる。体力の限界が近づきながらも、自ら腰を振り続けるアンジェリカ
十度目の射精を子宮で受け止めたちょどその瞬間に、意識が途切れてしまうのだった・・・・
「はぁん!ぁあ!そこっ、ぁあん!もっと、おくぅ!はぁん!ぁ!ぁあ!ぁあん!ぁ、っはああああぁあああ!!」
甘い、蕩けるような、歓喜を含んだ嬌声が響く。首輪をした、メイド服姿のアンジェリカが零夜とまぐわっている
だらしなく蕩けた顔で交わる彼女の胸元ははだけられ、その乳房に付いた搾乳機が彼女の母乳を搾り出す
零夜の肉棒を咥えこむ秘所は滝のように愛液を垂らしており、尻穴からは無数のコードが彼女のニーソックスへと伸びている
「ぁあん!はぁん!ぁあ!ご主人さ、ぁあああ!奥、熱いの、ぁああああ!!」
一際強く突き込まれた肉棒から、精液が迸る。子宮でそれを受け止め、歓喜の声を上げながら絶頂する
肉棒が引き抜かれれば、それを口に含み綺麗にする。その間にも、彼女はイき続け、潮と母乳を激しく噴き出している
口の中に迸る精液を飲み干すアンジェリカ。そして、絶え間ない絶頂の中、辛うじて言葉を発する
「はっ、ぁ・・・・・ご主人様がこんなにしたのですから・・・・媚薬が抜けるまで、こうさせて頂きます」
彼女の二穴から注ぎ込まれた媚薬のせいで、服を着ているだけでイくのが止まらないほど鋭敏な身体になってしまった
だから、媚薬の効果が抜けるまで零夜の部屋に居座る、ということだろう。零夜はそう受け取っていた
肝心のアンジェリカは、文字通り自らの身体を以て主に尽くす名分ができたと内心で大層喜んでいた
どうか、永遠にこの身体のままでありますように。そうあれば、彼女は人形・・・愛玩人形として、主の傍で尽くせるのだから
そうして、未だ鎮まらぬ主の肉棒を受け入れる姿勢を取るアンジェリカ。その双眸に写る色が何か、零夜にはわからなかった「んぅうううううう!!!!ふぅ!ぅうううう!!!んぅ!?んぅうううううううう!!!」
バーサーカーのサーヴァント、フローレンス・ナイチンゲールが凌辱に身を捩り、くぐもった嬌声交じりの悲鳴を上げる
両手を後ろ手に縛り上げられ、目隠しをされた彼女は、多種多様な媚薬毒で満たされた浴槽に全身を漬けられている
噛まされたボールギャグの穴から絶え間なく涎を垂らしながら、秘所と尻穴でバイブを咥え、その振動で絶えず絶頂する
クリトリスと乳首をローターに嬲られ、叫び続けるナイチンゲール。そんな彼女を、零夜がガラス越しに冷たく見下ろす
彼が彼女と接触したときの彼女の言葉。それが、彼にとっては認め難いものであり、受け入れがたい真実であった
それ故に、こうして彼女へと苛立ちをぶつけている。無様な姿を嘲笑おうと必死に良心を押し殺している
『自分が愛を理解していながら、受け入れることを恐れ気付かぬふりをしている』など、そんなことがあるわけがない
呼吸が乱れる。目眩がする。頭が痛い。吐き気がこみあげてくる。零夜はその場に膝をつき、そのまま倒れ込む
理由のわからぬ不快感が、彼の意識を闇へと引きずり込む。流れる涙に気付くより先に、零夜は意識を手放した・・・
「んぅ!?んぎゅうううううう!?!?!?!んぅ、ううううううう!?!?!?!?」
意識を取り戻した零夜によって、ナイチンゲールは、その豊満な乳房を激しく揺らしながら凌辱に悶え狂っていた
膣から子宮までと、腸内に彼女が漬けられていた媚薬毒を注ぎ込まれ、激しく震えるバイブで栓をされるナイチンゲール
彼女の豊満な乳房と下腹部をはじめとした各所には電極が貼られ、断続的に電流を流され、その度に激しくイき狂う
取り返しのつかないほど敏感になった身体は、それらの快楽に抗うことなく絶頂を迎え続け、その絶頂が彼女を蝕む
そんな彼女の悶え狂い、暴れ狂う姿を見ても言いようのない不快感の消えない零夜は、彼女の両乳首を全力で抓る
「んぎゅううううううう!?!??!んぉ、おおおおおおお!??!?!?んぶ、ぅうううううう!!!」
本来なら恐ろしいほどの激痛であろうそれが、言い表しようのない快楽としてナイチンゲールを襲う>>196
一際高く腰を跳ね上げ、潮を噴き散らしながら、両乳房から母乳を溢れさせ暴れ狂うナイチンゲール
同時に、断続的に流していた電流の出力を一気に上げ、流し続ける。一層激しく暴れるナイチンゲール
抜けかけのバイブを奥に押し込み、全体重をかけて彼女の両足を押さえながら、零夜はクリトリスを弄り、腹を撫でる
声を上げる気力も果て、母乳と潮を噴き身体を跳ねさせ続けるナイチンゲール。零夜は、そんな彼女を責め立てる
乳首を甘噛みし、母乳を吸い上げると途端に可愛い声を上げ、ナイチンゲールが絶頂する。それを見て、胸を責める零夜
子宮と腸内を満たす媚薬が吸収され切ってもなお、零夜による快楽責めは終わることはなかった
「んぁあ!!んぐぅ!んちゅぱ、れろ、れろ、んぅうう!!んぁあああ!!!んぐ!?んぅうううううう!!!」
ナイチンゲールの口に、零夜が精液を吐きだす。両乳房から母乳を絞られながらも、彼女は蕩けた表情で精液を嚥下する
目隠しをされながらも、口を開き舌を突き出してくるナイチンゲール。舌先を指で弄るだけで、激しく潮を噴きイった
暫く舌先を弄り、彼女をイかせ続けてから、背後に回り秘所ががっちりと咥え込んだバイブを引き抜く
愛液を滝のように溢れさせながら、物欲しげに震えるそこへ、硬く屹立したままの肉棒をねじ込む零夜
「ぁ・・・ぁああ!!あひいいいいい!!!んぁあ!!ぁあ!はぁああ!!!激し、ぁああ!!んぁああああ!!!」
最奥に亀頭が当たるまでに何回も潮を噴きながらイくナイチンゲール。最奥に当たった瞬間に、甲高い嬌声を迸らせる
腹で彼女の尻穴を蹂躙するバイブをより深く押し込みながら、抽送を開始する零夜。激しく、抉る様に突き込む
激しい責めにガクガクと震える彼女の腰を掴み、密着させる零夜。より強烈に膣壁が締まり、母乳が激しく迸る
最奥まで突き上げるたびに締め付けがきつくなっていく彼女の膣内は、どんどん二人を高めていく
零夜はとうとう耐え切れなくなり、子宮に肉棒を打ち付け、熱い大量の精液を直接注ぎ込む
「んぃいいいいいい?!?!?!あ、ぁああああぁあああ!!んひいいいい!??!あひ、ぃいいいいい!!!」>>197
膣壁が搾り取る様に動き、一滴も逃さぬとばかりに絡みつく。無理矢理肉棒を引き抜き、代わりのバイブを突き刺す零夜
切なげな声を上げるナイチンゲールの乳房をより強く搾乳機が搾る。バイブの振動も最大にし、ボールギャグを噛ませる
くぐもった嬌声を上げながら身を捩る彼女を放置する零夜。彼女への凌辱に、愉しみを覚え始めていた
「ぁあ!!ぁああ!!やぁあ!!おひり、ぁあん!ぃいい!?!?あひ、もう、ダ、ああああ!!!」
ナイチンゲールの尻穴を犯しながら、零夜が彼女の秘所に指を入れる。身体が跳ねると同時にナイチンゲールが絶頂する
母乳と涎を垂らしながらイき続ける彼女の身体に、徹底的に快楽を覚え込ませるべく、激しく責め立てる零夜
腸内から子宮を抉りながら、イき続けるナイチンゲールを責め立てる零夜。休む間も与えずに快楽を与え続ける
表情を蕩けさせながらイき続ける彼女の膣内を、零夜の指がかき回す。子宮口に指先が当たった瞬間に
「んぃいいいい!!?!?!あひ、ぃいいいいいい!?!?!ぁあああ!!ぁあ、ああああぁああああ!!!!」
彼女が一際激しくイき、零夜も彼女の腸内へと精液を注ぎ込んだ。同時に、より激しく身体を震わすナイチンゲール
快楽に蕩けた瞳をしたナイチンゲールから肉棒を引き抜き、快楽の余韻で痙攣する彼女の眼前に突き出す零夜
「・・・・・貴方は、病気です。自らの欲するものが眼前にありながら、理由も知らず目を背けるのですから」
彼女の発した、以前と変わらぬその言葉に激昂し、零夜は激情に任せ彼女の口に肉棒をねじ込む
彼女の頭を掴み、無茶苦茶に肉棒を喉奥まで突き入れる。喜悦に満ちた声に気付くことなく、喉奥に射精する零夜
根元まで押し込まれた肉棒が引き抜かれた直後、若干咳き込む彼女の口を再びボールギャグで塞ぐ
そのまま彼女の両腕を縛り上げ、秘所へと肉棒をねじ込む零夜。激しく腰を打ち付け、彼女を無茶苦茶に犯す
絶えずイき続ける彼女を休ませることなく犯し続け、何度も精液を注ぐ。喜悦に満ちた笑みに気付かぬまま、零夜は凌辱を続ける
彼女が気絶すると同時に、零夜も疲労困憊で倒れ、そのまま意識を手放した・・・・・>>198
目覚めた零夜は浴室で、ナイチンゲールに鏡に手を着かせながら、彼女を背後から犯していた
ボールギャグを咥え、いつの間にか乳首とクリトリスにピアスをされ、愛液を垂らしながら秘所で肉棒を咥える
そんな己の姿に、彼女は興奮していた。羞恥するより先に、言い表しようのない高揚感を得ていたのだ
甘く蕩け切った顔で自ら腰を打ち付けるナイチンゲール。そんな姿に困惑しながらも、彼女を激しく犯す零夜
ボールギャグの穴から涎を垂らし、ビンビンに勃起した乳首から母乳を滴らせながら腰を振りたくるナイチンゲール
乳房を激しく揉みしだけば、膣内が一層きつく締め付けてくる。最奥まで何度か突き込んだ後、射精する零夜
蕩けた表情でそれを受け入れ、ナイチンゲールは身体を仰け反らせながらビクビクと震え、より激しく絶頂した
ボールギャグを外すと、喜悦に歪んだ顔でナイチンゲールが言う
「貴方は病気です。貴方の病気を治すのは、私の使命です。貴方の治療のためなら、何でもしましょう」
蕩け切った眼と表情とは裏腹な、凛々しい声で言う。が、甘く蕩けた猫撫で声で、次の言葉は紡がれる
「ですが、こんな身体では満足に治療もできません・・・・責任、取っていただけますね?」
そう言い、秘所を広げ肉棒を強請るナイチンゲール。硬く屹立したままの肉棒をそのまま押し込む零夜
歓喜に満ちた嬌声を上げるナイチンゲール。二人の交わりは、夜遅くまで続いた前作の予告通りR-18スレ24に書き込んだ「あまりにもベディヴィエールが好きなあまり心のチ〇コが生えてしまったぐだ子がふたなりになってぶち犯す話」の前編書けたので投稿します
※ぐだ子視点(とても気持ち悪い)
もはやキャラ崩壊してないキャラがいない
チ○コ連呼しまくる
エロというよりギャグ
読むと知能指数が下がるおそれがあります
これ誰向けなのか書いてる本人が一番知りたい(何でもありな方推奨)
今回はエロというより下ネタしか言ってないです(次回本番入ります)>>200 ベディヴィエールとふたなりぐだ子 前編
「おはようございます」
「うん。おはよう」
朝、立香がカルデアの廊下を歩いていると白銀の鎧を纏った隻腕の騎士とすれ違う。彼の名前はベディヴィエール。アーサー王に仕えた円卓の騎士の一人。今は縁あって立香のサーヴァントとして仕えてくれている。
(……話しかけられた…っ…!!)
自分に話しかけてくれた。それだけだというのに立香のテンションは最高潮になる。遠くなっていくベディヴィエールの背中を眺めながら立香は感嘆の溜息をついた。
そう。立香はベディヴィエールに恋をしていた。ベディヴィエールに笑いかけられる度頬を赤らめる様子の立香にベディヴィエール以外の立香に関わる者達はそのことに気付いており密かに見守っているのが大半である。しかし…彼女が心の奥底で何を考えているかまで知る者はほとんどいない。
(いい…今日もかわいいよぉおおお!!! にこって!! にこってした!! かわいい!!!! 天使!!!! ああ、今日も一日がんばれるっ!!!!)
立香はベディヴィエールに恋している。しかしそれは恋する乙女の可愛らしいそれとは異なっていた。『好き』が溢れ、捻じれ狂いもはや変質(変態)してしまったのだ。
(好き。好き。好き好き好きぃ!!!!抱きしめたいぺろぺろしたいぃ!!!!サラサラつやつやの綺麗な銀髪をはむはむしたいよぉおおおおお!!!酸素になりたい!!ベディヴィエールの生きる糧になりたい!!酸素になって体中駆け巡りたいよぉおお!!!!)
表面上はにこやかに笑いながらそんな欲望に塗れたことばかり考えている。もう何度想像上の中の彼を犯し、おかずにしたか立香は覚えていない。今も自分を律していないと心の声が漏れてしまいそうだった。>>201
(私、女でよかった…もし男だったら会話しただけで勃起&射精してた…)
男であったとしてもそのままの自分であるならばきっと私は変わらずベディヴィエールに恋していただろうと立香は確信していた。そして今自分が息を荒くしているように男の自分もベディヴィエールに興奮しているのだろう、と。
(勃起……そうか…男なら勃起できるのか………いいな…勃起出来るってことはベディヴィエールとにゃんにゃん出来るってことじゃん…)
別に女のままでもにゃんにゃんもといセックスは出来るのだが魂がオスに染まってしまっている立香には自分がベディヴィエールを組み敷いている図しか浮かんでいない。果てしなく残念な女である。
(いいな…私もチ○コ欲しい…)
廊下でひとしきりいかがわしい妄想した後、立香は自分の体を見下ろす。そこにあるのは女の体。当然の事だが妄想した男性器は存在しない。ままならない現実にため息をついた。
(男になれなくてもいい…チ○コがあればベディヴィエールを……でもそんなの無理に決まって………あ!!!!)
非現実的な妄想に空しくなりながら歩いているとふとスカイ島でスカサハが言っていたことを思い出した。アダムとイヴることになるかもしれないと言っていたあの時自分もイヴなんだけどとツッコんだらルーンでどうとでもなると返された、あの時の事を。
(ルーンで生やしてもらえばいいんだ!! チ○コを!!)
ケルトの、そして世界の神秘をチ○コ欲しさに利用しようという罰当たりかつ最低なことを思いついた立香はその勢いのままスカサハの部屋へとダッシュで向かった。>>202
「たのもー!!」
「なんだ騒がしい。お主が訪ねてくるのは珍しいな?」
立香が部屋に向かうといつも通り紫色の艶やかな水着に身を包み優雅に紅茶を飲むスカサハの姿があった。ここは海でもビーチでもないのだがそんなことは関係ないとばかりに惜しげもなくその豊体を晒す姿は一周回ってかっこいいと思う。
「急にごめんね。ちょっと頼みがあって」
「ん?種火でも集めるのか?今は暇を持て余しているしかまわんが」
「あ、うん。今回は違うんだ」
「ではなんだ?叶えられる範囲であるならば聞くぞ」
「――――チ○コを生やしてほしいんだ」
「……………んん? まだ若いしイケるはずなんだがなあ…。耳が遠くなったか?すまないがもう一度言ってくれ」
「欲しい男がいるのでルーンでチ○コ生やしてください」
「――――――。」
遠回しに頼むのはよくないだろうと直球ドストレートに言ってみたところスカサハはまるで石のように固まってしまった。それでもカップを落とさないあたり流石である。>>203
「…欲しい男とはあれだろう、円卓の…ベディヴィエールといったか。あの隻腕の男のことだろう?」
「え!?なななななんで分かるの!?」
「隠しているつもりだったのか?話すだけで頬を赤くし同じ空間にいれば熱っぽい視線を送る…あそこまであからさまな態度を取っていれば誰だって気付くぞ?まあ妙に自己評価の低いあやつは気付いていないようだが…。他の円卓の連中は気を使ってお前達をよく二人きりにしていただろう?」
「…え?えええええ!?」
スカサハのしれっと発せられた言葉に立香は間の抜けた声を上げる。
(た、確かに言われてみればベディヴィエールに話しかけた時一緒にいたガウェイン達がそそくさとどこかに行っちゃうことが最近多かったけど…え?そういうことだったの?…そういえばアルトリアも最近優しい瞳で私の事見ていたような……「卿のことをよろしくお願いします」とほっこり顔で言われたのはそういう…?え?私の気持ちバレてたの!?そう思うとすごく恥ずかしいんだけど!?)
周囲のことを思い返すと身に覚えがないわけではなかった。というかありすぎた。隠していたはずの好意を知られていたという事実が恥ずかしくてふぉおおおお…と奇声を発していると立香の様子を見守っていたスカサハが呆れ顔でカップに残っていた紅茶を飲み干した。>>204
「なんだ本当に隠しているつもりだったのか。…それで何故ベディヴィエールを手に入れるのにチ○コが必要なんだ?」
「えっと…ベディヴィエールは可愛いでしょう?」
「…………まあ、整った顔立ちではあるな」
「抱きたい」
「……んん?」
「でも私にはそれが出来ない。チ○コがないから…!! だから私にチ○コを下さい師匠!!!!」
「………………う、うむ………なるほど…?……モノにするというのなら普通に抱かれるのでは駄目なのか?」
「抱か…っ…!?……ベディヴィエールがっ!!私に勃起するわけないでしょう!!」
「ポジティブにネガティブなことを………そんなことないと思うが」
「えー、ないない。ベディヴィエールは私の事をマスターとしか思ってないよ」
ベディヴィエールは騎士だ。騎士としてマスターである自分を立ててくれている。重い物を持っていたらさりげなく持ってくれるし疲れている時は紅茶を入れてくれる。並みの執事では太刀打ちできないほどの尽くしっぷりなのだ。もちろんそれは純粋な好意であって自分のような肉欲的な感情によるものではない。だがそこがいい、尊いと立香は思っていた。
「そ、それにベディヴィエールが私をだだだ抱くなんて…っ……そんなの…ううっ…」
「…さきほどからチ○コチ○コ連呼していたくせに急に乙女になるな。極端すぎるぞ」
「と、とにかく!お願いします!私…私はどうしてもベディヴィエールが欲しいんです!!手籠めにしたいんです!!」
人として最低な事を口走りながらも誠意を見せるため完璧なジャパニーズDOGEZAをするとスカサハは溜息をついた後、テーブルにカップを置いた。>>205
「…決意は固いようだな。正直必要ないと思うが…多少強引な手を使わなければお前達は進展しそうにない。よかろう。我がルーン、お主のために使ってやろう」
「あ、ありがとうございます!」
スカサハは指でルーンを描くと周囲が白い光に包まれた。眩しくて目を閉じた瞬間、全身の血液が沸騰したかのように熱くなる。とてつもないエネルギーが体中を駆け巡り、数秒にも数分にも思える時間が過ぎた。熱が治まり体が落ち着くと股間に奇妙な存在感があることに気付き目を開ける。おそるおそる下半身に手を伸ばすとそこには――――。
「あ、ああ……チ○コが!!チ○コがある!!!!うおおお!!これが…これがチ○コ…小宇宙を感じる…!!ありがとう師匠!!愛してる!!!!」
「股間を弄りながら礼を言うやつがあるか馬鹿者。全く…。それは準備もなしに即興で生やした代物。もって1、2日だろう。その間に仕留めろ」
「応ッ!!」
偉大なる師匠にケルト流の返答をし、立香は次の準備をするため部屋を後にした。>>206
「媚薬よし、ローションよし、拘束具よし。チ○コの調子もよし…よし、完璧だ…!!あとはベディヴィエールを部屋に呼ぶだけ…」
立香はベディヴィエールを犯す準備を終えようやく一息をつく。媚薬はパラケルススに作ってもらったサーヴァントにだけ効く強力なものだ。パラケルスス相手にチ○コだの抱きたいだの言うのは抵抗があったため好きな相手に使いたいと頼み込んだところ「…必要ないと思いますが……?」とスカサハの時同様何故か困惑されたのは不思議だったがすぐ用意してくれたので持つべきものは友達だと立香は思った。友達に媚薬作ってもらうのはどうなんだろう、とも思ったが今の立香はもはや愛に狂うバーサーカー。すぐ気持ちを切り替え部屋の時計を確認しこの時間ならばベディヴィエールは食堂にいるだろうと準備していた道具をベッドの引き出しにしまい食堂へと向かった。
食堂に到着しキョロキョロと周囲を見渡すと二つに結われた美しい銀色が視界に入る。ベディヴィエールは同じ円卓の騎士であるトリスタンやガヴェインと共に談笑しているようだった。会話の邪魔をしてしまうことを心苦しく思いながら立香は勇気を出してベディヴィエールに近づく。
「べ、ベディヴィエール」
「マスター。どうかなさいましたか?」
立香が話しかけるとベディヴィエールは眩いくらいの笑顔を向けてきた。ああ…尊いと語彙力を失いながらもこれからこんなに綺麗な笑顔を向けてくれる相手を穢してしまうのかと考えると罪悪感と興奮が混ざり合う。股間の相棒もとい愛棒が熱を帯び始めこれが勃起する時の感覚なのかと分かった。もちろん公衆の面前でそんな醜態を晒すわけにはいかないため深呼吸をし熱を鎮める。
「その、話があって」
「話ですか?何でしょう?」
「う、うん。出来れば二人きりがいいんだ。私の部屋で話したいんだけど…今夜時間ある……?」
「「!?」」
緊張で僅かに震える手を押さえながら話を切り出すとベディヴィエールより先に近くにいたガウェインとトリスタンがガタンと大きな音を立てる。加えてトリスタンは普段閉じている瞳を見開いていた。>>207
「今夜、ですか…申し訳ありませんマスター。今夜は円卓によるチェス大会が開催される予定でして…明日ではいけませんか?」
「そ、そっか…」
(どうしよう…スカサハ師匠が言うには1、2日でルーンが解けちゃうらしいし…。事前に予定聞いてから生やしてもらえばよかったな。完全に勢いだったから…というかチェス大会とか楽しそう。仲良くしてるみたいでよかった…)
いきなり計画が頓挫しそうになってしまいどうしたものかと立香が悩んでいる傍らでそのやりとりを見ていたガウェインとトリスタンがぷるぷると震えだした。
(私は悲しい…わが友がここまで鈍感だとは…)
(ここまでストレートな誘いの意図に気付かないとは…天然すぎるのも考えものですね)
(天然云々は貴方も大概では…いえ、話が逸れました。このままではマズイです。せっかく進展しそうだったというのに…)
(ええ。マスターも勇気を出した誘いだったはず。…断られて俯いています。きっと今日決着をつけようと覚悟していたのでしょう。そのいじらしい乙女の想いを無駄にするわけにはいきません。ここは…)
「ベディヴィエール卿。チェスはいつでもできます。今夜はマスターを優先させてください」
「そうです。そうすべきです。元より我々はサーヴァント。生前の仲間と交流を深めるのもよいですがマスターを優先させるべきかと」
二人でヒソヒソと話をした後、ものすごい勢いでベディヴィエールに畳み掛けるように話しかけてくる。まさにマシンガントークだ。一気に捲し立てられきょとんとしているベディヴィエールを立香は可愛い…可愛いなちくしょうと涎が垂れそうになるのを堪えていた。その姿は大体の者には不安げに俯いているように見えるだろう。>>208
「…で、でもそっちが先約だったんだし……」
こちらとしてはありがたいが先約があったなら引くのが筋ではないかと思う。まあそうすると愛棒がなくなってしまう恐れがあるので避けたいのだがせっかくの集まりに水を差すのは嫌だった。
「いえ!我らの事はお気になさらず!他の円卓の騎士達には我々が言っておきますから!いいですねベディヴィエール卿!?」
「は、はあ…。分かりました。…ではマスター。後で部屋に伺ってもよろしいでしょうか?」
「…うん」
二人の妙な勢いと押しの強さにポカンとしながら立香とベディヴィエールは約束を取り付けた。立香が頷くと傍らのガウェインとトリスタンは無言で頷きながらサムズアップをしている。やり遂げたぜ、みたいな表情がやけに爽やかであった。
(…もしかして気を使ってもらったのかな……? 私の気持ちはバレバレだってスカサハが言ってたし。…でもそれだけじゃないような……?)
確かにガウェインやトリスタンとは良好な関係を築けているが何か他の意図を感じる。と考えてはみたものの悪意的なものではなさそうなので気にしないことにした。ハロウィンイベのふーやーちゃんが可愛すぎて色々はちきれそうばい!
この勢いのまま何か書く可能性があるんですが、その場合不夜城のアサシンはどういう名前で書いたほうがいいでしょうか?
真名はまずいですか?>>213作品の最初か始める前の内容の説明みたいなところに「真名バレ注意」というような注意書きがあれば、それで真名ネタバレが嫌な人は各自で対策が取れますから大丈夫だと思います。
>>195
気にする事はないよ、だって凄いエロスを感じるもの元祖ドスケベ衣装とは何か、そう考えたとき浮かんだのは某格ゲーのサキュバスさんだった
そう、主役より出番のあるあの人です 主役の人はゲージ技でみんな可愛い女の子に変えちゃうからね、クロスオーバーとか出にくいよね
で、ゲーティア♀に着せました、今回は魔術王の方で タイツにコウモリついてないですが気にしないでください
ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up112715.jpg.htmlReDrop先生があの素敵な礼装を提供して頂いてから股間が暴走して未だ沈静化してない。
その勢いで妄想を膨らんだシチュがこうです。ぐだがドスケベ婦長を相手に、ザビがBBナースを相手に共闘するという話です。勿論彼女たちの強烈な搾精口淫・手淫に堪えながら頑張る、での意味の共闘です。
婦長はなんか母乳が出てそうなイメージなのでメイン搾精手段は授乳手コキ。特殊な母乳を呑ませて精液を常時回復させながらぐだのモノを激しく愛しくシゴいて、どぴゅっと大量に出た精液をゴムの中で集めて、口に寄らせて喜んでごっくんっと飲み下し、そして飲み終わったらまた授乳手コキを再開する。
その一方、BBが吸い終わった後、萎え切ったザビの睾丸に直接小型BBショットをぶち込んでなんとか生き返らせつつ精液回復、そして微笑みながら「これであと9回ですよセンパイ♥」と甘く囁き、言い終わった瞬間再び彼のモノを喉まで突っ込んで、精液を誘発するように金玉を優しく愛撫しながらフェラを再開。
果たして彼らは、この無限搾精地獄を生き抜けるのか?>>219一応R18関連のスレにとどまっていますし、過去にSSでない妄想書き込みがあったこともあるので、削除依頼しないといけないほどの問題はないかと思います。
それでも気になるから削除依頼を出したいという場合は、問い合わせ(スマホの場合画面上部の三本線があるところをタップするとメニュー項目として出てきます。)の項目から管理人さんに削除依頼を出せます。
削除依頼の項目を選択し、どのスレのどこの書き込みをどういう理由で削除して欲しいか書いて送れば、管理人さんの判断で書き込みを削除してもらえます。
管理人さんが判断するので削除に時間がかかることや、そもそも削除の必要がないと判断されて書き込みが削除されない場合もあります。>>217
あーっ最高です!
舌チロっと見せてるのがインキュバスじみた魅力でいいっ!あと流し目ェ!たまらないッ!
何より足がいいっ……膝を曲げてツヤツヤのハイヒールを見せつけてるあのポーズで太ももとふくろはぎが……
そして腰周りのディテールがすごい、めっちゃ細くて柔らかそうR-18スレで話していたら滾ってきてさっくり書いたものです。3000字強の自己満足でありますゆえ、細目で読んでいただければ。
真名バレはありませんが幻霊バレはあるので自己責任で読んでくださいませ。
/
──闇の侠客と名乗る男がいた。
彼は、自らの真名を明かさず、信頼できるかはただ実力で推し量ってくれと私に告げた。
だからこそ、私は彼を信用し続けた。いずれ、いずれその名を明かしてくれるだろうと。
それが、どうしてこんなことになってしまったのかは、私にもよくわからない──。
/
「なんで新宿の、なのか気になってたけど、アサシンが生まれたのは新宿だったんだね」
「おう。俺にも理屈はよくわからんが、未来──いや、1999年だから過去かね?まあいいや。そこでマスター出会う縁を手繰り寄せて召喚されたんだとよ。つーわけで、まあ頑張ってこいマスター!ライダー相手ん時はいつでも呼べよ!」
「うん、ありがとうアサシン!」
/
私こと藤丸立香と特異点Fからの長い付き合いであるアサシンは、一年間──より短いような、長いような気もするが──そんなに長い間、私との旅に付き合ってくれた、大事なサーヴァントだ。"理由あって真名は明かせない"と言うものの、彼は私に尽くてよく戦ってくれた。あの魔術王との戦いでさえ、彼は立ち上がって拳を振るってくれた。だから、一緒にいる理由はそれだけで十分だった。
つまるところ、真名を明かしてくれなくても、信用していたのだ。
だから、レイシフトした新宿で彼と出会った時は、まず、そのあまりの別人ぶりに驚いてしまった。私の知っている彼はこんなふうに笑わない、私の知っている彼はこんなふうに自棄になってない。私の知っている彼は──。>>222
「ドッペルゲンガー……」
「お?何だい、この能力が気になるのかあんた」
「だって、そりゃあ、気になるに決まってる」
「ははは!まあ、それもそうか。ドッペルゲンガーなんて英霊は存在しないもんな。世界を救ったあんたでもこういうのは見たことなかったってわけだ」
「……うん」
なんとなく。
彼に、"おまえはカルデアにもいる"と告げることは、憚られた。
この笑顔が彼と同じ笑顔でも、どれだけ同じ声、顔、立ち振る舞いでも、あの能力を見てしまうと、もはや信用できない。あるいは、彼と同じだとは思えないのだ。
「さて、ご到着だカルデアのマスター。あいつらはどうせいつか助けに来るだろうし、それまでお楽しみと行こうぜ」
「おた、のし、み──」
窓から部屋に侵入すると、彼は私をベッドに乱暴に投げ込んだ。明らかに手入れされていないのが見て取れる、汚いベッドだった。嫌悪感に眉を顰めればアサシンが笑う。
「汚い寝床は慣れっこだとばかり思っていたが、そうでもないようだな」
「野宿とこういう汚いのとじゃ、ワケが違うでしょ」
「違わないさ」>>223
彼は私をからかうように言葉を続けながら、手早く窓を閉めて鍵をかけていた。
どこもかしこも、まるでわざわざ確かめるように、あらゆる扉、窓にカチリと音を立てて鍵をかけて行く。
「これであんたは逃げられないが、逃げようともしないんだな」
「あいにく、自殺志願者ではないからね」
「呵々!口の減らない女だな」
ベッドの上に影が覆い被さる。彼の笑顔が、私の知らない顔に変わる。
「──ッ」
「おっ、いい顔。怖いか?ま、すぐにそんなこと考えられなくしてやるけどな」
冷たい手が私の体に触れた。
令呪が全て掠れた手の甲を見て、彼はわずかに笑い──私の礼装を引き裂いて脱がせた。
もはや何をされるのかは自明の理だった。
「い、嫌……!」
「抵抗は無駄だぜ?サーヴァントに勝てるはずがないのはわかってるだろ。……最初は手早く済ませてやるから心配すんな」>>224
蛇睨み、というのだろうか。その冷たい目が、私の動くのを遮る。自然と押し倒された形になった私は、せめて苦しくならずに終わるようにと心底で祈った。
無論ながら、その祈りはどこにも届くはずがないのだが。
/
「キツキツじゃん、さては生娘だな?」
「どっちでも、いっ、でしょ」
新宿のアサシンの指が立香の秘部に触れ、そのままズブリと内側に侵入して来る。条件反射的に下腹部に力がこもり、指を咥えこんだ。それを恥じる間も与えぬまま、彼は追加で指を挿入れていく。
最初は手早く、という言葉に嘘偽りはないようで、その手は立香の、あるいは女性の悦ばせ方を心得ているかのような的確な触れ方をしてきた。
体の中で冷たい指がばらばらに動く。一本、二本、三本。根元まで彼の指をズッポリと受け入れてしまった立香の体は、もはや快楽を受け入れるほかない。
「あっ、あ、あ」
思わず漏れた声を受けて、「このくらいで我慢できなくなるなよ、」と囁く。低い声は、カルデアで待つアサシンを想起させるようでどこか心地よくも思えた。
「──この程度でダメだと、すぐ壊れちまうからな?」>>225
指が一気に引き抜かれて、立香の体が跳ねる。知らない感覚だった。知らない快楽だった。
「本番はここからだぜ、カルデアのマスター」
彼の反り返った逸物が、彼女のそこにあてがわれる。
ずぷっ!!
「…………!!」
声にならなかった。シーツを握りしめて耐えるので精一杯だった。
破瓜の痛みすらかき消すほどの快楽だった。
「何も我慢しなくていいからな、俺も我慢しないけど」
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん。小気味好い破裂音とともに、
ずぷっ、ぬぷっ、ぐちゃ、ぐちゃ、ちゅぷっ。
ひたすらに、激しい水音が続く。太ももを伝う温かいものが、血液なのか愛液なのか判別つかない。初めて受け入れた男性のものが、彼女の腹の一番深いところを抉っている。>>226
いたい、きもちいい、きもちいい、いたい。声になるようで、意味を成さないような音が立香の口からこぼれ続ける。
手酷い犯し方の割には、確かに彼女の体を気遣っていたようで。言われたとおり、絶頂はすぐに訪れた。
「〜〜ッ、あ、やだっ、やあ、これ、きちゃうっ、こんな、こんな形で、嫌なの、ッ、あああああ──!!」
彼の腰に足を絡み付けるようにしての、最初の絶頂だった。もちろんその程度で責めが緩むようなことはなく、抽送は絶え間なく続いている。ただ、絶頂したのはわかったようで、やはり彼はにまりと笑っていた。
/
幾度絶頂しただろう。
どれほどの時間が経っただろう。
初めての絶頂から程なく二度目、三度目と次をすぐに迎えた。無論それは彼の方も同じで、私の腹は彼の精液でいくらか膨らんでいた。
自分の絶頂も、相手の射精も、5回目を超えたあたりで数えるのをやめた。というより、やめざるを得なくなった。
そろそろイイよな?とアサシンが言った。沈黙は肯定とみなされた。いい、の意味はすぐにわかった。>>227
そこからは、ほとんどモノ扱いと言って差し支えない。私がイこうがイくまいが、彼は私の体を求め続けた。
精液と愛液と血が泡立つほど揺さぶられて、容積を超えても抜かれなくて、意識がトんでも無理矢理起こされて、一度は魔術髄液を首に刺された。
そうして、きっと日付もそろそろ変わるだろう頃になって、私はようやく解放された。正確には、その頃になってやっと混濁していた意識が浮上したというべきか。
彼はとっくに自分の後始末まで済ませていて、次はベッドとわたしの片付け、とばかりに手を伸ばしていた。
「具合良すぎてぶっ続けちまった。はは、悪いな。これだから加減できない悪漢は困っちまうよなあ」
指一本動かせない私を眺めて彼は笑う。征服したとでも言わんばかりに私の頭をそっと撫でる。
撫で方がアサシンによく似ていて、わたしはなんだかとても悲しくなった。
「……助けてよ、アサシン……」R-18スレで爆発した刑部姫と清姫との妄想を加筆してSSっぽくしてみました。本番の行為に入る前の前座程度ですが、お目汚し失礼いたします
「おはようございまぁす……おきてますかぁ………?」
部屋主の穏やかな寝息が響く部屋に、別の音が混じる
「お、まだ寝てるね…そうじゃないと、無駄足になるから困るんだけどさ」
足を忍ばせ、未だに夢の世界にいる部屋主の元に近づき、慣れた手つきで下着を脱がせていく
「朝勃ちって聞くけど、そこまで大きくはないんだね……」
そんな事を言いながらイタズラをするように何度も小さく触れていく
「うーん…いつもコレに泣かせれてるんだよね…あの時もこれだけおとなしければ、姫も泣かされないんだけど………///」
いつもの彼との行為を思い出し、下腹部が徐々に疼いていくのを誤魔化すように、少し力を入れて触れていく………
その刺激に未だ夢の中にある意識とは関係なく、下半身は否応無しに反応してしまう
「おう……寝てても反応するのは本当なんだね…」
触れるたびに小さく反応するモノに興奮したのか、彼の弱い所を中心に、いつものように慣れた手付きで撫でていく
「お、おう…なんかいつも通りの凶悪なカタチになってきたぞ」
まだ、若干可愛げの残っていた彼のモノが徐々に熱を帯び、いつも自分の中で好き勝手に暴れ猛り、嬌声をあげさせる雄のケモノに変わっていく
猛々しい雄の匂いを嗅ぐわせ、唸りをあげるソレを目の前にすると下腹部が疼き、湿り気を帯びていくのが分かる
つい、触れていただけの手が唸りを上げてるそれを包み込み、その熱が脳を蕩けさせていく…
包み込んだ手から脳だけでなく下腹部にまで熱が伝わり、下腹部が更に湿り気を帯びていく…つい、空いている手が湿り気を帯びてきた下腹部に伸びていき………触れる
「ん…この匂い、もうダメ…………此処までするつもり無かったけど…」
口の中に涎が溢れる…いつものように身体の全てで味わいたい……もう我慢が…………>>233
そんな時また別の音が差し込む
「あ………」
「刑部ちゃん…なななななな……何をされて!?」
「あー………きよひーじゃん、おはー」
新たな来訪者に思考が現実に戻される
「刑部ちゃん、おはようございます…じゃなくて、何をされてるんですか!?」
「んー何って……ナニかな?」
「ですから、何なのですか!ますたぁを…その、裸にされて………その……破廉恥な//」
彼女が私の顔ではなく、隣のアレをチラチラ見ながら話してるのは一目瞭然だ
「……………えーっと…夜這いならぬ、朝這い?」
「よ、夜這いというのは夜に殿方の閨に忍び込んで、一晩共に寝る事でございましょう。そのように殿方を脱がして、その大きなナニカを握る必要なんて……///」
「(そういえばきよひーって箱入り娘だっけ…しかも姫と違って、ネットの世界に汚されてない純粋培養の生粋もんだった)」
「刑部ちゃん、怪訝な顔されてどうされました?」
「いやなんでも……それより、さっきからチラチラとコレを横目で見てるなら、一緒にしない?」
そう言うと徐ろに、ソレ握ったまま慣れた手付きでしごき始めた
「えっと………その…………」
顔を真っ赤にして、消え入りそうな声を絞り出したようだが、混ざらないのであれば関係ない。オアズケをされてる私は何処ぞの犬のように、口から溢れる涎を飲み込むだけで精一杯なのだ
「………///」
もう限界だ、彼女からの視線なんて関係ない、口を開けてソレを咥え………>>234
「あっ!」
ついに、彼女も痺れを切らし声をあげた
「ほら、やっぱり興味あるんじゃん、こっちに来なよ」
声はもう聴こえない、口から粘着質のある糸で繋がるソレから目が離せない、吸い付くように足が動きソレの元に向かっていく
「ほら、そのまましゃがんで」
言われるままにしゃがみ込み、ソレを目前にすると、身体の奥底から何かが沸き上がる
思考ではなく、本能が理解した目の前にあるコレに自分の全てを捧げるんだと
「ほら、見てるだけじゃなくて手も出して、コレにも触れてみて」
言われるがままに手を伸ばし触れる…………が、初めて感じるそれの熱さに驚き握ってしまった
「痛っ」
「「!?!?」」
声に驚き、揃って恐る恐る顔を上げてみると
「ん………なんだ…………下半身に痛み、が…」
「あ、まーちゃん目が覚めた?おはー」
「ま、ますたぁ…おはようございます///」
「おっきーにきよひー……何してる…の?」
「さっき、きよひーにも聞かれたけど、ナニだよ」
「えっと……その…………」
何が起きてるかは理解出来ないが、可愛い子が2人してナニの前にいる。そして、既に臨戦態勢になってるなら、ヤル事は1つしかないだろう。まだ半分眠っている頭で理解し、彼女達を本能のまま貪る事にした>>232
わーい、敵鯖アサ新さんだ。
R-18スレで私も話に加わってたので、まさか書いて頂けるとは。
知らない感覚だった。知らない快楽だった。
のくだりが特に好きですまたしても遅くなってしまいましたが続き書けたんで投稿していきます
前編以上にハイテンションで書いたので前編以上にカオスで理解不能な内容になっていると思われます
※ぐだ子視点(とても気持ち悪い。前編の何倍も気持ち悪いので注意)
もはやキャラ崩壊してないキャラがいない
チ○コとかおちんちんとか連呼しまくるし語尾がハート乱舞
エロというよりギャグ
これ誰向けなのか書いてる本人が一番知りたい(何でもありな方推奨)
な が い>>239
「ん…あっ……はぁっ…♡♡」
シャワーの音と共に欲望に満ちた声が響く。立香はシャワーを浴びながらも自身をしごいていた。
「んっ…♡はぁ…っ……ベディ…、ベディヴィエールッ…!!すきぃ……!!」
発情したサルのごとく勃起した陰茎を刺激すると何もかもどうでもよくなる。亀頭を擦り上げベディヴィエールのナカで締め付けられている妄想をしながら強めに陰茎を握るとビュルルと勢いよく精液が放たれた。
(はぁ……気持ちよかった……)
未だ疼く下半身の苛烈さに呆れながら精液を流し体を念入りに洗う。陰茎が正常に機能するかどうか不安になって試しに自慰をしてみたが何の問題もないようで安心した。
(そろそろベディヴィエールが来る時間かな……うん…大丈夫…きっと上手くいく)
丹念に体を洗った後シャワールームから出て髪を乾かし服を着る。いつもと身に着けているはずのカルデアの制服が息苦しく感じるのは緊張のせいだろうか。軽く深呼吸をした後に下ろした髪をシュシュでくくり、おかしいところがないか鏡で確認する。鏡には若干強張った表情ではあるものの普段通りの自分の姿が映っていた。部屋の時計を見ると約束していた時刻に近づいていた。>>240
紅茶の準備をしているとコンコンと軽くドアをノックする音が聞こえる。この控えめで規則正しいリズムのノックをするのはベディヴィエールだと立香は早歩きでドアを開けるとそこには予想通りの姿があった。
「いらっしゃい。入って」
「失礼します」
立香はまあ座ってとベディヴィエールを部屋に招き入れ椅子に座らせる。…その背後でさりげなく部屋のカギを掛けながら。
「ごめんね急に。…紅茶入れたんだけど飲まない?」
「はい。喜んで」
楽しみですとニコニコと笑うベディヴィエールにハートを打ち抜かれながら立香は準備しておいた媚薬入りの紅茶を差し出すとベディヴィエールは何の疑いもなく差し出された紅茶を飲んでくれた。ごくりと音を立てながら上下する喉仏が性的で今すぐベッドに押し倒して無茶苦茶にしたい衝動に駆られるが我慢する。もう少し。媚薬の効き目が表れるまでは我慢だと言い聞かせた。
「美味しいです。初めて飲む味ですが何の茶葉を?」
「前にエミヤが発見したやつなんだ。いい茶葉なんだって。入れ方も教えてもらったんだけど上手く入れられたんならよかった」
パラケルススは無味無臭のものを用意してくれたが念には念をと思い、いつも二人で飲んでいる紅茶ではなくエミヤがたまたま見つけたお高い茶葉にしたのだ。媚薬入りではあるが紅茶そのものを美味しく入れられたのは素直に嬉しい。>>241
「…エミヤさんに……」
「うん。紅茶はベディヴィエールに教えてもらう方が多いけどね。最近は料理とかも教わってるんだ。褒められることも増えてきたんだよ」
「……………それはよかった」
「…ベディヴィエール?どうかした?」
「い、いえ。何でも…!」
時間稼ぎに和やかな話題を振ってみたのだがエミヤの話題を出した途端複雑そうな顔になったベディヴィエールにどうしたのかと聞くと慌てて首を左右に振る。別に仲が悪いと言うわけでもないのに不思議だ。
(紅茶の入れ方を教わったって言ったあたりから様子がおかしくなったような……うーん…? ……いつもベディヴィエールに紅茶の入れ方教わってたからそれでかな。対抗意識的な…ベディヴィエールの性格的にしっくりこないけど)
立香はよくベディヴィエールに紅茶を入れてもらっていたため自分でも入れてみたいと頼んでからというもの時間がある時は部屋で紅茶の入れ方を教わっていた。最初の頃は紅茶の道具が一式揃っている食堂で教わっていたのだが……>>242
『それで…あとは茶葉を4分ほど蒸らしましょう』
『うん。…それにしてもすごいなぁ。紅茶入れるのって結構手間がかかるんだね。今までティーバックのしか入れたことなかったから知らなかった』
『そうですね。でも上手く入れられるようになって美味しいって言ってもらえるのは嬉しいものですよ』
『そうだね。…うん。なんだか魔法みたい』
『魔法、ですか?』
『ベディヴィエールの紅茶を飲むとね、あったかくて幸せな気持ちになるんだ。不思議だなって思ってたけど色々考えながら入れてくれてたからだったんだね。ベディヴィエールの紅茶、もっと好きになっちゃった』
『…あ、ありがとうございます…。もったいないお言葉です…』
『あー、おかしいですなエドモンサン!?拙者ブラックをお願いしたはずなんですけどー!?口の中が甘ったるいんですがー!?』
『知るか。オレはちゃんとブラックコーヒーを入れたぞ』
『ンンー↑↑不思議ですなぁ??というかああいうのは部屋でやってほしいですなコンチクショー!!!!』
和気藹々と話しているとたまたま同じように食堂にいたティーチが血の涙を流しながら騒ぎ始めたり、別の日に一緒になったモードレッドにそういうのは部屋でやれ!いたたまれねえんだよ!と何故か顔を真っ赤にされながら言われてしまったため道具だけ借りて部屋で教わることになったのだ。ただ紅茶の入れ方を教わっていただけなのに人目も憚らずいちゃいちゃしていたカップルを咎めるような反応に解せぬ、と立香は思っていた。>>243
「うん。我ながら美味しい。でもベディヴィエールの紅茶が一番だなー」
「あ、ありがとうございます。それで私に話したいこととは………っ…!?」
(よし効いてきた…!!)
流石パラケルススの媚薬。紅茶を飲んでからたった数分でベディヴィエールの様子が変化し始めた。白い肌がほんのりと桃色に染まり、悩ましげな吐息がもれる。自分の体の異変に気付いているであろうベディヴィエールは立ち上がった。
「…はぁ……っ…ます、たー……もうしわけ、ありません………少し体調が優れないようでして……話は明日でもいいでしょうか……?」
話すだけでもつらいのか瞳を潤ませながら立香を見つめるベディヴィエール。ああ、なんて。なんて―――。
「……っ…もうだめっ我慢できないっ!!」
「んんっ!?」
誘っているとしか思えない仕草一つ一つに辛うじて残っていた理性が吹き飛んだ立香はふらつきながら部屋を出ようとするベディヴィエールを壁際に押しやりそのままキスをした。ベディヴィエールの唇は想像以上に柔らかくふにふにしておりその感触を堪能すべく何度も角度を変えて唇を重ねた。リップ音がする度っん♡と甘い声が耳朶をくすぐる。今のベディヴィエールはキスしただけで感じてしまうのだ。
「キス、しちゃった。ベディヴィエールとキス…!!」
「んっ♡…あっ……ます、たー…なにをっ……」
「ごめんね、ベディヴィエール。私あなたのことが好きなの。だから…私のモノになって…っ」
「え、あっ……ん、ふ、……ん、んんっ…♡」>>244
立香から理性がなくなったらもうベディヴィエールへの激しい想いしか残らない。口では謝りながらも手はベディヴィエールの鎧を脱がす作業に移っている。立香にとっては馴染みのない鎧をなんとか取り払い衣服のみにした後、体の至る所を撫で上げた。立香の手がベディエールの体を這うと服越しだというのにビクビクと身を震わせる。その姿はまるで小動物のようであった。足腰が立たないのか徐々に体がずり下がっていき座り込んでしまう。立香はそんなベディヴィエールをすかさず床に押し倒した。
「ふぁ……♡……んっ、……ますたー、まさか紅茶になにか…」
「うん。だって私じゃベディヴィエールに力じゃ勝てないもの。…卑怯なのは分かってる。でも私もう自分の気持ちを抑えられない。あなたが欲しいの…!!」
「…っ………マスター、私は………んぅ!?」
立香の告白にベディヴィエールは媚薬で染まった頬を更に赤くしながら言葉を紡ごうとするがそれは敵わない。全ての言葉を言い終える前に立香がキスをして塞いでしまったからだ。キスをしたまま立香はポケットをまさぐり用意しておいた強力な拘束バンドでベディヴィエールの手首を縛り付けた。通常時のベディヴィエールならば容易く破ってしまうだろうが今の状態ならばしばらくは持つだろう。
(…いくら薬で力が入らないとはいえ激しく抵抗しないんだな。足は拘束してないから蹴られるのも覚悟してたんだけど。優しいな……)
媚薬が強力とはいえ死に物狂いで抵抗すればなんとかなるだろうにそうしないのはおそらく自分を案じてのことだ。サーヴァントの一撃は人間にとって災害のようなもの。怪我をさせないためにされるがままになっているベディヴィエールの優しさを愛おしく思いながら…それを利用して彼を抱くのだ。>>245
「ベッドじゃなくてごめんね?私じゃ運んであげられないから…」
「マスター……本気、なのですか……? 本当に私を……」
「うん…。……抱きたいの…!!」
「―――――え?」
立香ははちきれんばかりに膨らみ、熱の籠った下半身を冷ますためスカートを捲り上げるとまだタイツに覆われているもののスース―として心地よかった。ベディヴィエールは盛り上がる立香の下着を見て言葉を失っている。その視線だけで絶頂しまいそうになるのに耐えながら立香はタイツとパンツを脱いだ。ブルンと勃起した陰茎がスカートを持ち上げその存在を主張する。
「な、なぜ…」
「すごいでしょ?生やしてもらったんだぁ…♡」
「は、はや……?…え…?」
「それじゃ…よーく慣らしていこうね♡」
「え、あっ…♡」
マスターのありえない姿に動揺しているベディヴィエールをよそに立香は彼のズボンを一気に下ろすと筋肉のついた臀部や脚、そして媚薬によって既に膨張し始めていた男性器が晒される。
「…み、見ないでくださいっ…!」
露出した下半身を見られていることが恥ずかしいのかベディヴィエールは身をよじるが手を拘束されているため隠すことも出来ない。涙目になったベディヴィエールの目元を舐めると甘美な味がした。>>246
(これがベディヴィエールの…おちんちん…!!)
自分のよりも雄々しく太いソレは女性的にも見える美しい顔からは想像できないほどに立派なものだ。浮き出た血管を指でなぞるとああっ♡と甘ったるい声が口から零れた。グロテスクにさえ見えるソレも立香にとっては愛しい人の体の一部でありうっとりと舐めるように見つめている。
「一緒に気持ち良くなろ♡」
「ああああっ♡♡」
勃起した自身をベディヴィエールの陰茎と擦り合わせると気が狂いそうなほどの快楽が押し寄せてくる。それはベディヴィエールも同じようで蕩けた表情になっていた。
「ああ、んっ、きもちいいっ! 気持ちいいよぉベディっ!! 私のチ○コとベディのおちんちんが擦れてっ…! ベディは気持ちいい?気持ちいいんだよねっ♡こんなにおっきして可愛い声出してるもんね♡」
「ふぁ…♡ あっ、らめれすますたー…♡ いけません…♡」
「あっ! かわいい! えっち!!そんなとろとろのメス顔で言われても興奮するだけだからぁ♡♡」
「ひゃぁっ♡♡ そ、そんなとこをっ…、あっ、んんぅ……♡♡ ああああああっ♡♡♡♡」
両手でペニスを擦ったままの状態で無防備になっている乳首を服の上から吸い上げるとそこは愛撫していたわけでもないのに硬くなっていた。歯で甘噛みするとベディヴィエールは体を弓なりにしならせた後ヒクヒクと痙攣する。ぬるりと両手を湿らせる、生温い感触はベディヴィエールが達したことを意味していた。
「乳首でイッちゃったんだね…かわいい…♡♡」
「はぁ……はぁ…くっ……う、うう…………ます、たぁ……」
「…泣かないで。これからもっと気持ち良くしてあげるから…」
快楽に耐え切れず一人イってしまったことによる羞恥からか涙を流すベディヴィエールに立香は唇を重ねるとそれだけで体を震わせ息を荒げる敏感な体に股倉がいきり勃つ。このまま射精してしまいたい、でも外ではなくベディヴィエールのナカに出したいと思った立香はベディヴィエールの足を大きく開きヒクついた肛孔を人差し指でくるりとなぞる。すると孔がきゅっと締まり震えた。>>247
「……先ほど抱きたいと言っていましたが……本気なのですか………?」
「うん。ベディのココに私のチ○コを挿れるの。こんな風に」
「んんぁあああああああああっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
精液で既にぬるついていたのに加えローションを垂らし滑りをよくした後、中指を一気にベディヴィエールのナカに挿入すると一際大きな嬌声が聞こえた。おそらく何も挿れたことのないであろうその場所は中指を食いちぎらんばかりに絡みつき締め付ける。痛みは感じにくくなっているとのことだが怪我はさせたくないしどうせなら気持ちよくなってもらいたい。立香はゆっくりと肉壁をなぞりながらナカを解していくとベディヴィエールの淫靡な声が次第に大きくなってくる。肛孔を弄られて感じているのか再び性器が膨張していた。
「ひぅ…っ…♡♡ あ、ああっ……ますたぁ、ますたぁ……やめて、ください……っ…こわいですっ…こんなの、はじめてで……っ」
「大丈夫。ベディのおしり、もう女の子みたいになってるよぉ♡♡ ハァ、ハァ……かわいい、ベディかわいいよっもうたまらないの何もかも興奮しちゃうのもういいかなもういいよね挿れるねっ♡♡」
「え、あ、まってくださ…っ、…んんんんんんんっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「ああっ!! しゅごい!!ベディのお尻のおま○こすごくきゅうきゅうしてるっ!!私のチ○コがベディに包まれてるっ…!! あったかい!!ベディのナカあったかいよぉおおおお♡♡♡♡」
ずぶずぶと自分の肉棒がベディヴィエールの肉を掻き分けていく快感。初めてを奪われナカを蹂躙されながらも全てが媚薬によって快楽に塗り替えされて喘ぐことしか出来ないベディヴィエールの嬌声。汗ばんだ肌にしっとりと張り付いた乱れ髪と潤んだ瞳は立香の知る誰よりも美しく、淫猥だ。立香が妄想していた姿の遥か上を行く艶やかさであった。>>248
「すきぃ…!! ベディヴィエールっ!! すきなの!! ううん好きじゃ足りない!!愛してるの!! ずっと!!ずっとずっと、ずぅーっと前から好きだったのぉ…!!!!」
「あっ、あっ、あっ、あっ、…ひゅぁ……んぅうっ…♡♡、……ますたぁっ、ますたぁ…♡♡」
「名前で呼んでっ…」
「んぁっ、……り、りつかさんっ…♡♡」
「呼び捨てでいいの…っ 私もベディって呼んでるでしょ……っ……今だけでいいから、名前で呼ばれたいのっ…!!」
「あんっ…♡♡、あ、…うっ、……りつかぁ…♡♡」
「~~~~っ~~~!! ベディっ…わたしと、つがいになってぇ♡♡…はぁっ、……ん、……わたしが、なんどもせーしをそそぐからっ…! …あんっ……わたしとの子ども孕んでっ、元気な赤ちゃんを産んでぇ♡♡」
叶うはずもない妄言を吐き散らしながら畜生の様にベディヴィエールに陰茎を何度も打ちつけ、射精する。ぬちゅぬちゅとローションと精液が纏わりつく音と互いの吐息、喘声だけが静かな部屋に響いていた。
「…ますたぁ…わたしは……んぅ!!」
立香の言葉を発っしベディヴィエールが口を開こうとする度、無理矢理唇を塞いで黙らせた。拒絶の言葉はせめて今だけは聞きたくなかったのだ。薬を盛って犯しているくせに否定されたくないだなんて最悪だと思いながらも立香は行為を止めることは出来なかった。
「だいすき」
――――それは愛というには身勝手で、狂気というにはまっすぐすぎる告白だった。>>249
「…ん……朝か…」
何故かいつも以上にだるい体をなんとか起こし時計を見ると時刻は6時。起きるのが早い人ならもう活動している時間だ。自分もそろそろ起きようと立ち上がろうとすると何も身に着けていないことに気付いた。
「…っ…!? …あっ…そうか…昨日…」
何事かと慌てて布団を被り直すと頭が冴えてきたのか昨晩のことを思い出す。最初は服を着ていたがセックスが長引くにつれて煩わしくなり最後の頃には服を脱ぎ棄てていたのだ。最終的に疲れて倒れるように寝てしまったのだがベッドに移動した覚えはないこととあれだけ射精したのに体が綺麗な状態であることからもしかして昨日のアレはリアルな夢だったのではないかという考えが頭を過る。それにしては鮮明すぎる夢であったし自分が裸であることに説明がつかない。どういうことだろうと布団の中で唸っていると背後から躊躇いがちに声を掛けられた。
「…おはようございます」
「え?…あっ、べ、ベディヴィエール…。おはよう…」
後ろを振り向くと立香と同様に一糸纏わぬ姿のベディヴィエールの姿があった。ベディヴィエールの表情からは何を考えているのか読み取れない。何も言わず立香を見つめるベディヴィエールの視線に耐え切れなくなり目を逸らした。
「……えっと、その……謝って済むことじゃないのは分かってる。でも言わせて。……ごめんなさい。でも昨日言ったことは全部本当のことなの。私…ベディヴィエールの事が大好きで、大好きすぎて自分が抑えられなくなって…好きだから何してもいい訳じゃないのにね。…最低なマスターでごめんなさい……怒ってるよね…」
立香が最初に告げたのは謝罪であった。長い間燻っていた想いと欲望を出し続けた立香の頭は昨日と打って変わって冷えていた。いわゆる賢者モードである。>>250
「…はい。私はとても怒っています。すごく、すごく怒っているのです」
「で、ですよね…」
「なのでこちらに体を向けていただけますか。背を向けられたままなのは嫌です」
「……うん」
何も身に着けていない状態のため恥ずかしいという気持ちはあるがそれは無理矢理脱がされたベディヴィエールも同じだろう。くるりと体を反転させるとぎゅっと抱き寄せられた。
「わっ…!? べ、ベディヴィエール…!?」
直接肌が触れ合い逞しい胸板に顔が埋まる。かすかに残る精液の匂いが昨晩の事は夢ではないと告げていた。昨晩の興奮が蘇りマズいと思った立香は身をよじり離れようとするが抱きしめる力が強まり動けない。
「何故逃げようとするのですか」
「だ、だって…恥ずかしい…」
「…ただ抱きしめているだけです。 もっと恥ずかしいことを言ったりしたじゃないですか」
「あ、あれはその…ハイになっていたというか……」
ベディヴィエールには珍しい責めるような、窘めるような口調に立香は口つぐむ。その割に背に回された腕は優しくてこれならば罵られた方が気が楽だ。
「リツカ。顔を上げてください」
(…まだ名前で呼んでくれるんだ)
「う、うん。……んんっ!?」
昨晩のように呼び捨てにされたことに驚きながら言う通りに顔を上げると目の前に銀と翡翠が広がる。唇が柔らかい何かに塞がれ数秒後キスされたのだと気付いた。突然の口づけに茫然としているとゆっくり唇が離される。>>251
「…え?……ええ?」
「…どうして驚いているのですか? 昨日沢山したでしょう」
「だ、だってあれは…私が一方的にしたことで…」
「……そうですね。告白も、キスも……セックスも。リツカが一方的にしたことでした」
「…うん」
「私も貴方が好きなのに…それも聞こうとせず一方的に愛されて。どんなに悔しかったか貴方に分かりますか」
「……………え?」
どんな言葉でも受け入れようと身を震わせながらベディヴィエールの言葉を聞いていた立香であったがその言葉を聞いて頭が真っ白になった。
(え?今好きって…?ベディヴィエールが、私を…?幻聴じゃないよね…?)
「ほ、本当に…?」
「はい。……いくら媚薬を飲まされていたからって好きでもない相手に体を許しません。まあ抱かれる方だとは思いませんでしたが…。 今だってほら。……反応してしまっているでしょう?」
何が、と言う前に体を更に密着させられ一部分が熱を帯びていることが分かった。媚薬はもう切れているはずなのにこうなっているということは自分に興奮しているということで。そう思うと顔が火が出そうなほど熱くなった。
「う、うん。…じゃあベディヴィエールは自分の意志で抱かれてくれたの……?」
「…正直に言うと本当は抱きたかったのです。ですが…あの状態だと加減出来そうになかったので…。でも触れるどころか告白すらさせてもらえないなんて。何度も私も好きだと、愛していますと言おうとしたのに口を塞がれて…トリスタン卿風に言えば激おこです!!」
ベディヴィエールはおそらくものすごく怒っているのだと伝えようとしているのだろうが言葉選びがズレているためえ?なにこの子可愛い…という感情しか湧かない。おもわず笑ってしまうと「何故笑うのですか!」と更に怒られてしまった。>>252
「ごめんなさい…。嫌だって断られると思ってて…それが怖くてつい」
「…そもそも何故いきなり抱くのですか。普通告白してから時間を掛けて仲を深め、ようやくそうなるべきでしょう」
「おっしゃる通りです…でも告白しても無理だと思ったの!何度も諦めようとしたけど出来なくて、それどころかどんどん好きになっちゃってもう体だけでも欲しかったの!手籠めにしたかったの!」
「…極端すぎます。とにかく。もうああいった一方的な行為はお止め下さい。いいですね?」
「うん。…一方的じゃなければいいの…?」
「……はい。私も貴方を想っていますから。順序が滅茶苦茶になってしまいましたが一緒にやり直しましょう」
照れくさそうに微笑むベディヴィエールに立香は泣きそうになりながら抱き着くとベディヴィエールも答えるように抱きしめ返してくる。その抱擁から心が通じ合えたのだと思えた。
「じゃあ…これからも私に抱かれてくれるんだね…!?」
「それは嫌です」
「あれえ!? 今のはOKする流れじゃないの!?」
両想いであり恋人になれると思った立香はキラキラした笑顔をベディヴィエールに向けるがあっさりと断られてしまった。しかも食い気味に。
「…昨晩から思っていたことなのですがそもそも何故私が女役なのですか! おかしいでしょう!」
「え?どこが…?」
何がおかしいのだろうと首を傾げるとベディヴィエールはむっとした表情になる。>>253
「何故きょとんとするのです! 私は男ですよ!そしてリツカは女性、普通私が抱く側でしょう」
「…?? だってベディ可愛いし…。ヘタな女の子より可愛いもん。 実質女の子だよ!!だから私が抱く方……って」
「………ふふ」
「…ベディ?」
「ふふふ。そう、ですか。可愛い、ですか。実質女の子ですか。ふふふふふふ。………どうやら貴方には私が男であることをよーく知ってもらう必要があるみたいですね…??」
わだかまりが解け、終わりよければすべてよしな雰囲気が一転、極寒地帯になる。表面上は穏やかに笑っているがベディヴィエールの目は全く笑っていない。それどころか妖しく揺らめき防衛本能がヤバいと告げていた。逃げようと後ずさるが伸し掛かられベッドに縫いとめられる。頭上にいるベディヴィエールはニコニコと笑いながら見覚えのある拘束バンドを手にしていた。
「べ、ベディヴィエールさん…? えっと…それは…」
「昨日私を拘束していたものですね。…ああ、そういえば貴方が寝ている間にパラケルススさんに連絡してとあるものを用意していただいたのです。裸の貴方を見せたくなかったので使い魔に運んでもらって部屋に入れず私が受け取ったのですが…これ、何だと思います?」
「……あの…気のせいじゃなければ……私が用意してもらった媚薬によく似てマスネ…?」
「ええ。これはサーヴァントには効果がなく『人間にだけ』効く媚薬です。効き目は同じくらいにしていただきました」
「………なんでそんなものを…?」
「昔の言葉にあるでしょう?目には目を、歯には歯を。いい言葉ですよね。……あれだけ愛していただけたのです。お返ししなくては」
「い、いいよ! 落ち着こう?ね!?謝る!本当にごめんなさい!!何でも言うこと聞くからそれを飲ませるのはやめて!?ベディヴィエールでさえあんなに乱れてたのに同じ強さの媚薬飲んじゃったら死んじゃう!!それに私今チ○コついてるから!!ベディは女としての私を好きになって…え?別にいい?え、ええっと、あーそうだ、お腹空かない!?今日の朝ごはんはエミヤのつくったご飯だからオイシイヨ!!だから…んんー!!」
立香の決死の命乞いの言葉を涼しい顔でスルーしベディヴィエールは口移しでパラケルスス特製の媚薬を流し込む。吐き出すことは許さないといわんばかりにがっちり頭を両腕で固定され強制的に飲み込まされた。>>254
「あ…っ♡♡…え、なん、で…もう……体がぁ…♡♡」
「超即効性にしていただいたんです。さて。では―――――お覚悟を」
「あ、だめっ…♡♡そこはっ♡♡らめえ♡♡あ、あああああああああ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
因果応報。自業自得。身から出た錆。そんな言葉が浮かんでは消える。こうして立香はベディヴィエールにたっぷりと『お返し』どころか倍返しされたのであった。
その後声を嗄らしぐったりした様子の立香とすっきりした顔で立香を運ぶベディヴィエールの姿を見てまあ返り討ちにされると思っていたと笑う者、え!?もう手を出したので…!?と開眼する者、その隣でうまくいったようでよかったと爽やかに微笑む者、薬が役に立ったようで何よりと頷く者など様々な反応があったそうな。>>238
出先なのでID変わってますが、感想ありがとうございます
濡れ場に使える単語が思い付かなくて、中途半端なところで終わってしまいましたが、纏まってると言っていただき、嬉しいです
コレより先の妄想が固まれば書いてみたいと思います>>259
感想ありがとうございます
あの2人のセリフ回しは少し遊び過ぎたかと思ってたので、可愛いと言ってくださって感謝です
濡れ場本編か、新作かは分かりませんが、また妄想が爆発したら書いてみようと思います以前の、2人の姫と3人でに続き、2作目の投稿です
いつかの表の記事でブーディカさんに弱音を吐くぐだを見て、書き上げました
濡れ場とか初めて書いたので見苦しいところも多いと思いますが、お目汚し失礼します
ブーディカさんに弱音を聞いてもらうたびに、芽生える謎の想い………
そして、ついにその想いは爆発する
「待って、君のその想いは違う、私よりも他の人に」
「違うもんか、俺はブーディカさんの事が!」
その熱意に拒否しきれず彼を受け入れてしまった………
そして、その後も弱音を聞く度に身体を重ね、受け入れてしまう日々が続いた………
ダメだと頭で考えても、彼の弱った目を見る度に拒否は出来ない……
もう、今では彼のカタチを身体が覚えてしまい、彼のモノ以外では満足できないようになってしまっていた
暫く、彼の弱音を打ち明けられる事が無い夜が幾日も続いたが、久しぶりに彼に呼ばれた
久しぶりに彼の好きなように鳴かされると思うと下半身が疼く……彼に触れられていないどころか、彼を目の前にしていないのに、下着が濡れていく
そして、いつものようにされるかと思っていたが、今晩は違った>>262
絶妙に自分の弱い所をズラして攻められ、イキたいのにイケないもどかしさばかりが募る
そんな私を見て彼は邪悪な笑みを浮かべ問いかける
「ブーディカさん、さっきからイケないんでしょ」
気付かれた、気付かれた………
「な、なんのこと…?」
必死にバレないように取り繕うが、そんなのは無意味な抵抗だった
「だって、ブーディカさんってココをこうやって攻められる…と!」
ついに、いつものように私の弱い所を攻められ、さっきまでのもどかしさが嘘のように、快楽が駆け抜ける
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
獣の様な声があがる、もっと…もっとソコを乱暴に突いて、もっと気持ちよくして、気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい気持ちいい………
もう彼には私以上に私の身体の事を把握されてるんだ、でもようやくイケ………
「危ない、もうチョットでイクところだったね」
「え、なんで………」
完全に達する直前でまた、止められる………
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
後もうチョットで、もう1突きでイケたのに……
そんな私の必死な思いを察したのか、更に彼の顔が邪悪に染まる>>263
「ねぇ、ブーディカさん…イキたいよね」
私は答えられない、答えたら何かが崩れるのが分かる
「ふ〜ん……なら、今日はもうココまでだ」
彼の肉棒が離れる、少しずつ、焦らすように、ゆっくりと、私の膣内から抜けていく……
「待って!」
私は何を口に?
何かを確信した彼の顔が耳元に近付くにつれ、彼の肉棒が私の膣内に深く挿入っていく
「なら、俺のモノになるって宣言してよ、イヤらしくオネダリしてよ」
ダメだダメだダメだダメだダメだダメだ…そんな事をしたら私は…
「何の為に何日も間を開けたと思ってるの、その間に俺はずっと出さないで我慢してたんだ」
彼の発言に唾を飲み込む…
「その間ブーディカさんは、手で慰めてたの?それともオモチャ?どっちにしろ物足りなかったでしょ。いつもみたく膣内に乱暴に射精されてイキたかったんでしょ」
あぁ、この子にはそこまでバレているのか
「ほら、一言俺のモノになるって誓えば思いっきり膣内に射精してあげる、溢れるまで………ううん、溢れても、また溢れただけ射精す」
「あ、あ………あぁぁ…………」
声にならない声が出る…ダメだ、ココで耐えなきゃダメだ。私は………
「そう、今までゴメン…………もう顔も合わせないようにするよ………」
私が理性と本能の狭間で問答してる間に、彼はそう言うと私から離れていく。何度も唇を重ねた顔が…私を力強く抱きしめた腕が……身体が……………
そして、この最後まで繋がってるコレが抜ければ、本当に彼は私と………コレの先端が私から抜……………>>265
「コレだけでイッちゃったの。俺はまだまだだよ」
そう言うや否や、彼は私を更に攻め立てる
若さに任せた力任せの乱暴な行為かと思いきや、的確に私の弱い所ばかりを突いてくる
「ーーーーーーーッ!!!」
突かれる度に人とも獣とも思えぬ声をあげさせられる
「どう、さっきまでイケないように弱い所を外してたから、効くでしょ」
返事の代わりに嬌声をあげる、恥も外聞もなくただただ、本能に任せて髪を振り乱しながら壊れたオーディオの様に喘ぎ続ける
「さっきから、イキっぱなしでしょ動かす度に痛いぐらい締めてきて、そろそろ俺も…」
意味のある声を出す余裕のない私は、言葉の代わりに膣内を更に収縮させる
早く射精して、そのオチンポから濃いザーメンを私の膣中に、力一杯射精して!!
「もう、射精る」
「ーーーーーーーーーーッ♡♡♡♡」>>266
一際力強く子宮の入り口を突かれると同時に、彼のオチンポが大きく跳ねるのが分かった
射精てる…私の膣中に思いっきり彼の特濃ザーメンが出てる……
ドクンドクンと彼のオチンポが膣内で躍動する度に子宮の中に注ぎ込まれるのがよく分かる、その度に子宮から脳髄へ快楽が突き抜ける
その度に獣のような声を上げるが、もっと…もっと…と彼のザーメンをねだるように、更にネットリと膣内が蠢く
長い長い、永遠にも思えた彼の射精も収まり、彼のオチンポが引き抜かれる
私の子宮に入りきらなかったザーメンが膣内から音を立てて溢れ出す
「あっ…………」
勿体無い、折角彼が私の膣内に射精してくれたのに溢れてしまった……
そう思うと手が下腹部に伸び、未だに溢れるザーメンをその手で掬い口元に持っていって………呑み込んだ
あぁ、こんなに濃いものが私の膣内に…生身であれば確実に妊娠したと実感できる
「ふーん…そんな事しなくても、さっき言ったでしょ、溢れたらその分溢れただけ射精すって」
そういった彼のオチンポは萎える事なく未だにいきり勃っている
「そんなに熱の入った目で見なくても直ぐに挿入れてあげるよ。でもさ、こんなの見付けたんだけど」
「そ、それって…」
そう言って彼が取り出したのは、私が身体を重ねていない時に慰めてるソレだ
「ねぇ、いつも自分でしてる時って、どんな風にしてる…………の」
「あ、ひぃぃぃぃぃぃ!」
さっきまで入っていた、熱のある彼のモノではなく、熱のないソレが挿入ってくる
「さっきまでしてたから、すんなり挿入ったね」>>267
彼のモノがあるのに、ソレを挿入するなんて拷問のようだ、そんな熱のないソレでなく、彼のモノが欲しい
「ねぇ、普段はどんな風に動かしてるの。こんな風にゆっくりと擦れる感覚を楽しんでるの。それとも、激しく動かしてるの」
そんな、私の考えを知ってか知らずか、的確に私の弱い所を攻めながら、時にはゆっくりと一つ一つ凹凸を愉しむように、又は屈服させるように激しく乱暴に動かしてくる
「ーーーーーー!!」
「ハッキリと言うまで、ソレしか使わないよ。コレが直接欲しいんでしょ」
分かってるくせに問いかけてくる、やっと分かった、こうやって心も裸にして、私を堕とすつもりなんだ
抵抗しようにも、快楽に逆らえない………イヤ、そんな身体に既にされているのだ
その間にも容赦無く彼はソレで私を攻め立てる
イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ、目の前に本物があるのに、こんな偽物で満足したくない
火傷する程熱く滾ってる本物が欲しい
「……………しく」
「ん?」
「激しく動かしてるの、ジュポジュポ下品な音が出るぐらい激しく動かして、慰めてるの………だから!」
「よく、言えました」
そう言ってソレが引き抜かれ………
「〜〜〜〜〜〜っ!!!」
る事はなく、更に激しく動かされる
そんな偽物でなく、本物が欲しいのになんで>>268
懇願するように目で訴えるが、意地の悪い笑顔で一蹴された
それどころか、動きが激しくなる
こんなのでイきたくない、イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ
そんな思いも虚しく、私は彼の持ったソレでイかされてしまう
「ーーーーーーーッ!!!」
「一人でする時もこんなに激しくイクんだね」
返事の代わりに、ソレを挿入されたままの膣が蠢いてソレを捻り出す
「正直に答えたし、コレが欲しいんだよね」
今度はどんな事をして私を辱めるのかと思ったが、イかされたばかりで胸で息をする私の横で仰向けになるだけだった
「どうしたの、コレが欲しいんでしょ、見てるだけで良いの?」
そう言う彼のモノは今の私の痴態を見たからか、私の膣内を好きにした時よりも大きくなってるように見える
「もしかして、ソレで満足しちゃった」
今迄私の膣内に入れられ、私の股のところに転がっているモノに目配せをする
そんな訳がない、ソレのせいで欲しくて欲しくてたまらない。今すぐに隣でそそり立つアレに腰を落として貪りたい
彼のモノを見る目に熱が入る
呼吸が荒くなる
呼吸に合わせて下の口も
いや…その奥の子宮口すら、パクパクと開いている錯覚すら覚える>>269
「ほら、欲しいなら自分で挿入れて、好きなようにしたら」
なんて、魅力的な提案だろう
子鹿のように震える脚で立ち上がると、まだ膣内に残っていた精液と愛液が垂れ落ちる
あぁ、なんてもったいない…………
そんな考えが横切ったが、そそり立つモノを見たら吹き飛んだ
膣内から涎のように愛液と性液を垂らしながら彼に跨る
割れ目を見せつけるようにゆっくりと膝をベッドにつき、腰を降ろしていく
そして、先端が入り口に触れる………
コレが欲しかった……あんなオモチャじゃなくて、コレなんだ
オモチャでイかされた憂さ晴らしも兼ねて、焦らしてあげようと思ったが、先端から伝わる熱だけでもう我慢できない、そのまま体重を落とし………
「ブーディカさん、待った」
その言葉にハッとする、何故ここまでお膳立てして止めるのか、分からない分からない分からない分からない分からない分からない分からない
「さっきまでのは、俺が無理やりってので通るけど、そのまま腰を落とすのは俺の命令じゃないよ」
彼は半身だけ起き上がりそんな事を口にする
「このまま腰を落としたら、俺のモノになるって事だよ」
そんな事は分かってる…でも、もう耐えられない………身体が、子宮が、雌としての本能がこのオチンポを求めているのだ
「その意味が理解できたら腰を落としていいよ」
そして、彼の両肩に手を置き体重をかける
「ーーーーーーッ!!」>>270
今晩何度目の絶頂か分からない快楽が突き抜ける
あんな熱のないオモチャでなく、この火傷する程熱いオチンポが欲しかった
もう恥も外聞も関係無い、ただただ夢中で腰を振った
快楽を得るために、射精を促すために腰を振る
腰と腰の打ち付ける小気味のいい音を響かせ、精液と愛液を肉棒で泡立たせるまで混ぜ合わせる淫靡な音を立てながら
暴力的に突き抜ける快楽に何度気を飛ばしそうになったか分からない
だが、その度に胸を…乳首を、女性器を…淫豆を、乱暴に刺激され覚醒させられる
まだ、俺は満足してないぞ、と……
ついにオチンポが射精の前兆を迎えるのが分かった
早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早くザーメンを頂戴、私の膣内に!
胸を使って彼の身体を、舌を使って彼の口の中を、自分の身体全てを使って彼の身体を愛撫しながら腰を動かす
子宮内にまで貫くかと錯覚する程激しく突き刺さり、ザーメンが放たれる
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♡♡♡♡♡」>>271
1度目以上に長い射精は、子宮と膣に収まり切らず、逆流を起こし噴き出す
そんな長い射精を膣内で感じながら、終わるまで彼にしがみ付く
余韻を味わう余裕もなく、射精が終わるや否や糸が切れたように、そのまま倒れ込んだ
そんな彼女に囁くのは恋人のように甘い言葉でなかった
「ブーディカさん、貴女は何ですか?」
「わ、私は…………」
コレは最後の確認だ、ここで私は……………
「私ブーディカは御主人様(マスター)の雌奴隷(サーヴァント)です。いつ、どんな時でも私の身体をお使いください」
言ってしまった
それを聞くと満足そうに彼は頷き、膣内から引き抜く
引き抜かれるとそのまま膣内から精液が溢れ出す
「あ…………」
「そんな物足りなさそうな顔をするな、雌奴隷(サーヴァント)としての初の仕事だ、その口と胸で汚れたペニスを綺麗にしろ、先ずはそれからだ」
「はい、喜んで♡」
こうして雌奴隷(サーヴァント)となったブーディカは命じられるがままに犯されていった………>>272
思ってた以上に長くなってしまいましたが、以上です
今回は前置きは殆ど無しで濡れ場のみに挑戦してみましたが、単語のチョイスが難しいですね
擬音やらイった時の声なんて文字におこせなかった………
っていうか、性癖丸出しで恥ずかしい…………
また、何かしら妄想が爆発したら、あげようと思います生存報告を兼ねた投稿です。前回の修正版みたいな感じですね……レティシアちゃんがもっと酷い感じに堕ちていきます。もっと上手く早く書きたいぃぃぃぃ
※エロなしです申し訳ないです許してください!
それぞれ信仰する神の赦しは得た。
旗も、竜も、炎の剣も用意した。七つの大罪にも劣らない■■■■も創り上げた。
彼等、彼女等のホームグラウンドも用意してあげた。
あとは信者が受け入れるかどうか。
◆>>274
レティシアは、花瓶とランプが置かれた白いテーブルの椅子に座っていた。
目を覚ました彼女はまず、自分が身体を有していることに驚いて見回す。
ノースリーブのシャツ、紫色のネクタイ、ショートパンツにハイソックスと、私服を着せられた身体であった。シャツの上から胸を押さえてみれば心臓も確かにあり、うるさいぐらいの心音が聞こえてくる。
肉体の所有権がジャンヌ・ダルクから自分に移されたのかと思ったが――それにしては聖女の存在が感じられなかった。
その事実を理解し、レティシアの呼吸は荒くなり、汗が滲みだす
何があった?
何をされた?
シメールが指を鳴らし、世界が暗闇に覆われたところまでは覚えている。
だが、その後の記憶がない。
気が付いたらここにいて、一人にさせられた。
身体の中にいないだけで、近くにいるかもしれないという一縷の望みを託して辺りを見回す。時刻は夜なのか暗くて見えにくい。また薄くはあるが霧が出てきていた。
テーブルの上にあったランプを手に取ってかざしてみても、今いる場所が草原もしくは公園という事しか見取れない。青々とした芝生と微かに見える木々の本数や位置から、後者の方が可能性としては高いかも知れなかった。
ジャンヌはいない……アタランテも、いる様子ではなかった。>>275
逃れようもない恐怖から奥歯が震えて、かちかちと不規則に噛み合わせられる。
二人の名前を叫んで呼びたくなる。けれど、二人以外の存在に聞かれたらと思うと出せなかった。
目の前に広がる暗闇に、霧中に得体の知れない何かが……潜んでいるかも知れない。
レティシアは身震いし続け、彼女の怖がりようをひとしきり愉しんだ魔獣が――シメールが背後から現れる。
音もなく近付けばレティシアの細い肩にそっと両手を置く。飛び上がりそうになる信徒を押さえ、耳元でささやく。
「振り向いてはいけません」
「な……な、なん、で」
「素の貴女がワタシを直視すると気が触れます。清く正しい信徒のレティシアさんは邪なる類を崇拝したくはありませんよね」
シメールがテーブルの上を指し示す。そこには温かな湯気をくゆらすティーカップが置かれていた。
「ワタシの体液で作ったお茶です。お気に召すと嬉しいのですが……温かいうちにどうぞ」>>276
固まる信徒が面白いのかクスクスと笑声を立てる。
「飲まないよりかは飲んだ方が身の為ですよ」
どちらにしても異変が起こると言っているようなものだった。
それでも従うしかない己の非力さを呪いながら、レティシアはティーカップを手に取り、口に寄せる。液体は赤味が強いものの常識の範疇に収まり、花の芳香が匂える。
不味くはなさそうだった。こんな状況ではなくて、頭を吹き飛ばされても死なないような魔女の体液から生成されたモノという前知識がなかったら、素直に飲んでいただろう。
意を決し一口含む。ほんの少しだけを意識し、すぐさま離す。
ほのかな苦味と、それに合わせられた甘さを舌で感じ、
「っ――――っ、っ、ぁ?」
全身に広がっていく多幸感ともいうべき衝動にレティシアは混乱した。
その当たり前の混乱にもシメールの体液は作用し、内側から溶け込んで落ち着かせる。
少量で、たった一口で、これ。
もっと飲みたい――飲んでみたい――そんな欲求が身体の内からでてくる。
抗えずレティシアは再び口を付け、今度はさきほどよりも多く飲む。
味は変わらず美味しい。量が増したことで衝動はさらに増した。
不安、恐怖、緊張……負の感情は溶けてなくなり、身体がぽかぽかと温かくなる。
身体の汚れが洗い落とされるような気持ちだった。
「もう大丈夫です」
テーブルを挟んだ対面の椅子にシメールが座る。>>277
その女神すら怖気つくような美貌は決して慣れそうになかった。
暗転する前に一度見たものの、ジャンヌ・ダルクという緩衝材がなくなった今、より直接的に美しさが伝わってきた。
あまりにも――綺麗すぎる。自分が信仰する神様に創られたと言われても信じられる。
魔女の装い――獅子の耳、毒蛇の尾、山羊の蹄――おぞましい魔の要素がなければ、もっと良かったに違いない。
「……ちょっとくすぐったいですね」
シメールが照れたようにはにかみ、レティシアは「ご、ごめんなさい」と慌てて謝る。
「お気になさらずに。こちらが慣れていないだけですから。後々解決するとして、美味しかったですか?」
「は、はい。……体液とは思えませんでした」
しどろもどろしながらも頷くレティシア。
誤魔化しのない返答に、気分を良くした様子のシメールは「では」と両手を打った。
秀でた知性、そしてそれを形作る好奇心に満ちた黒瞳を少女らしく開く。
「客人も落ち着かれたようですし、お茶会を開かせてもらいますね」
「お茶会……?」
「そう、お茶会です。お母様が言っていました。『話し合うなら話しやすい場を設ける。これは招いた者としての礼儀だ。緊張していては話せることも話せなくなるからね』と」
シメールは己の胸に手を当てる。
「改めて、自己紹介をしておきましょう」
今は彼方遠くにいる母親をイメージしながら。
名乗りは静かに穏やかに、されど只者ではない雰囲気を纏いながら。
「ワタシの名前はナツキ・シメール。強欲の魔女と強情な人間の、七人娘の一人。生まれた世界では『色欲の魔女』とも呼ばれています」>>278
色欲の、魔女。
この少女には似合っているようで似つかわしくない響きだった。
「知りたいことがあるならお答えします。アタランテさんとジャンヌさんの安否、今いるこの場所が何なのか、どうして身体を持てているのか、など」
優先順位まで当てたシメールは期待するような眼差しを向け、発言を促す。
「一つ目から……お願いします。お二人はご無事なのですか」
地上最速と呼ばれたアタランテと、最善の道筋を感じ取るジャンヌのどちらも現れない。シメールの影響下にあると思う方が正しいだろう。
「ご安心ください、二人とも無事です。危険な場所にもいません」
「ほ、本当ですか。だったら連れてきてもらえ……ないでしょうか……」
「今すぐにとはいきませんね。こうしてお茶会を設けたのは、レティシアさんとお話がしたかったからですもの」
私、と……?
「ふふふっ、次に移りましょう。この場所がどこであるか」
シメールは周囲を見渡す。遮らないように霧が晴れていく。
「ここはワタシの心の中、夢の中――精神世界の方が理解しやすいでしょうか」
言われてレティシアも周囲を見渡す。
これまでの経験もあり、目覚めた時よりかは落ち着いたからか、どうにか受け止められた。
遠くにある建築物……この雰囲気……どこか見覚えがある気がする。
…………いや……ああ、そうだ、ここは。>>279
「十九世紀、大英帝国、ロンドン」シメールは自らの体液で作った茶を飲む。「そしてロンドンに八つ存在する王立公園の一つ、ハイドパークです」
救うことができなかった彼女達、彼等がいた場所だ。
「……知っているのですね」
「もちろん聖杯大戦の内容は視させてもらいました」
「どうして。何があったのかを知っているなら……どうして!」
歯車が狂いだしたのはこのロンドン……ジャック・ザ・リッパ―の悪夢からなのに!
「だからこそですよ。始まりの場所がここであり、ここで狂ったのなら、ここからやり直すべきなのです。――――何度でもね」
魔女の笑み。
恐怖しかないのに、その恐怖が溶かされる。
紅茶に入れられた砂糖のようにかき回されて飲み込まれていく。
「お茶」
「っ」
「恨めしそうに睨まないでください。どんな素材で出来ているのかはちゃんとお伝えしましたよね? それを知った上で飲んだのはレティシアさんです。まあ飲んでいなかったら嘔吐が止まらないで、今頃発狂していたでしょうが」
「……なんで」
「はい?」
「なんで私を……こんな目に遭わせるんですか……!?」
精一杯に怒りの感情を湧き出させ、レティシアは問い叫ぶ。
「わ、わたしが、私が一体何をしたの!? なんでこんな事に巻き込まれないといけないの!?」>>280
それこそ今の今まで秘めてきた本音だった。
実に心地よさそうに聞き受けたシメールは――視線を一度あらぬ方向に遣ってから――本当の自分を出してきたレティシアに向き直る。
「誰の所為か、お答えするのは簡単です。レティシアさんの身に降りかかった災難は全てジャンヌ・ダルクが原因だとワタシは断言します」
「ジャンヌ……様の所為?」
「そうです。
ジャンヌさんがアタランテさんに敗れていなければ?
ジャンヌさんがアタランテさんに憎まれるような事をしていなかったら?
〝もしかしたら〟の話ではありますが、こんな展開にはならなかったでしょう」
「……あ、あぁ……」
「そもそもです。ちゃんと一人で現界していたならレティシアさんは無関係のままでいられた筈です。今でもフランスで友人たちと日常を過ごしていたでしょう」
「……で、でも」
「貴女にとってその日常は単純であり、息苦しいものだったのかも知れません」
「そう、です。ジャンヌ様の依代になれたから私は……綺麗なヒトを見れたんです」
「ジークさんですね?」
「はい……はい。宝石みたいに眩しくて、ジャンヌ様もジークさんがきっと好きで……好きで……すき、で……?」>>283
【スキル】
色欲の魔女:A→?
強欲、色欲、傲慢、嫉妬、怠惰、暴食、憤怒――七つの大罪を冠する魔女の一人。
歴代の『色欲の魔女』と比較した場合、話が通じる分だけ常識的といえる。
変化、変容、変身、自己改造、自己変革――人間から人外も含めて、異性同性無性を問わず、どんな変態的な要求にも応じられる。
自称、恋のキューピット。
身体能力の強化、異世界の環境への適応はこのスキルが補っている。
「わ、悪い子だけど……い、良い子なんだよ、シメールちゃんは……」
「エキドナちゃんみたいに、頭が良くて、い、色々視えちゃうから……魔女に、なっただけ、で」
「『私には嫌なことをしない』」
――生まれた世界で、約四百年前に存在した『色欲の魔女』の評価。
魔法:A
故郷にて会得した魔法の数々。
現在いる世界(Fate)とは違う法則の元に確立されている。
魔力(マナ)の扱い、威力、速度の点では師に劣るが、覚えている数は母親に匹敵する。
「この子を産めたこと。知識欲の権化と恐れられた身としては感謝してもいいぐらいだね」
「誰にかだって? さてね、会ったことも見たこともない」
七姉妹中、母親エキドナの血を最も色濃く受け継いでいる。>>284
■■:?
■■:?
■■:?
【宝具(宝具と呼べるものを複数所持)】
『■■■■■■(■■■■・■■■■■■■)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:1 最大補足:1人
異なる世界――異なる星――異なる物語。
本来ならば関わることのない異世界を移り渡れる権能保持者。
以上です。
……詳しい人ならこの宝具の効果を見ただけで色々分かってしまいそうで怖いです。
続きはなるべく早く投稿します……エロに早く辿り着きたいです。久しぶりの投稿です。リハビリを兼ねて。
ふたぐだ子ものです。>>286
「伽の相手は何も男性とは限りませぬ。時には男として女子を抱く事もござりました」
加藤段蔵は優しく目前の少女に語り掛ける。少女としか思えない幼い顔立ちに似合わない意思の強さを秘めた瞳が今では情欲に飢えた獣の如く段蔵を見下ろしている。
「段蔵めは絡繰ではござりますが、マスターもご承知の通りに生殖器官は人間の肉体と
変わらぬように作られておりまする。張型も……この通り、格納されておりまする」
立ち上がり衣服を取り払った段蔵がマスターであるぐだ子の手を優しく自らの下腹部へと誘う。
段蔵の言葉にもあるように、絡繰ではあるが段蔵の肉体が女性としての機能を有している
事はぐだ子自身が身を持って体験している。形の良い双丘は程よい張りと柔らかさを持ち、
秘所は愛液に潤い膣は精を搾り取るように蠢く。感覚を思い出したのか背筋を震わせた
ぐだ子の瞳がより情欲に彩られる。>>287
「今はこのように萎んでおりまするが……これこのように、勃起させる事も」
ぐだ子の手の中で萎んでいた陰茎が力強く励起していく。反りあがった怒張はぐだ子の
指に抵抗するように下腹部に接触せんばかりの力強さと脈動を伝えてくる。
「私のより……少し太いんだね……それにこの匂いも、味も……あぁ……とても臭い」
「マシュ殿より、マスターは皮被りの恥垢がお好きと聞いておりまする。お気に召されましたか?」
ぐだ子の指が亀頭を露出させた際に鼻を捉えた匂いは皮の内部で熟成された恥垢の匂い
そのものだった。匂いにのぼせたぐだ子はたまらずに怒張にしゃぶりつき、舌で丹念に
恥垢をなめとっていく。鼻を突き抜けていく発酵された汚臭がぐだ子の脳を溶かしていく。
「駄目、駄目駄目……何もしてないのに、出ちゃう、射精ちゃう」>>288
口内で恥垢を味わいながら、恍惚の表情を浮かべていたぐだ子はそのまま絶頂に至ってしまった。
のけ反ったぐだ子の秘所からはとめどなく溢れる愛液と天を衝くかの如き怒張から白濁の
液体が大量に放出される。怒張は脈動に合わせて白濁を吐き出し続けていく。噴出が止まる
頃にはまき散らされた白濁で大きな白濁の溜まりが出来ていた。
「とても良いお顔を成されています。そのようにお悦び頂けたのであれば段蔵も満足にござりまする。しかし、まだマスターは満足されておらぬとお見受け致しまする」
自らの放出した白濁から立ち上る匂いに、もたげかけていた剛直が再び硬さを取り戻して
いく。段蔵の指摘した通り、ただ吐精しただけでは段蔵の口内へ二度、顔へ一度、秘所へと二度の合計五度の射精でも萎えない程のぐだ子の情欲は収まりはしてくれない。
「うん……まだ全然満足出来ない……やっぱり挿入れるだけじゃ物足りない。男の子の
部分だけじゃなく、女の子の部分でも……欲しい>>289
息を荒らげながら、ぐだ子は自らの秘所を段蔵に向ける。未だ溢れる愛液がとめどなく
ぐだ子の秘所から内腿を伝い、床へと染みを作っていく。ぬらりと照明を照り返す怪しい
輝きを見せつける。
「ッ?!……?……で、ではマスター失礼致しまする」
ノイズが一瞬走ったような感覚が段蔵を襲う。しかし、機能に問題の無い事を急ぎ確認した
段蔵は今や遅しと下品に腰を揺らすマスターの秘所へと自らの剛直をゆっくりと挿入していく。
「ぅあぁぁっ……んッッ……ふぁ」
自身のよりも太い怒張がゆっくり力強く押し入ってくる異物感と中身を擦り上げられる
交じり合った快感がぐだ子の脳へと逆流する。下腹部が接触し全てが自らに埋没したのだ
と理解し、一つ長い息を吐くぐだ子。
「ッ……それではマスター動きまする。痛みを感じた場合はすぐに仰ってくださいませ」
「う……ん、ぁあっ……いぃよぉ……あぁぁっ……もっとぉ……つよくても……ぉぉお!」>>290
柔らかい注挿では満足出来ないのか、自ら腰を振るぐだ子。段蔵の怒張が突き入れられる
のに合わせて自らの内奥を打ち付けるぐだ子。円を描き、引き抜かれる瞬間にも快感を
得ようとする貪欲さ。表情は見えないが、漏れ出る声からすれば淫靡な表情を通り越し
てしまっているだろう。
「マスター、速度は上げられまするか? ――ッ――それとも段蔵めのモノを拡張致しましょうか?」
湧き出す愛液が行き来の度に擦れ泡立つ音と肉が打ち合う音、そして獣のような喘ぎ声
だけが室内に響き渡る。その声と背筋に光る玉のような汗、頭部分のシーツに作られる
涎の染みを見る度に聴くたびに段蔵にはノイズが走って行く。それを振り払うように
自らの前で獣欲の虜となったマスターに問いかける。
「り、りょうほうッ! もッとぉ、は、やあくッ ッもっとッォ、おっきぃいくうぅ――来たきたきたきたぁっ、あぉぉぁんぎゅぃうぃう!」
速度を上げる段蔵、そして突き入れられる瞬間に膨張する怒張。未知の快感に髪を振り上げ
涙と涎と汗を巻き上げるぐだ子。見れば彼女の怒張は止めどなく白濁を射出している。
白磁の指が腺液に塗れ腰の動きに合わせて動き扱きあげている。>>291
「――!――?――マスター、至られる場合はお伝えくださりませ。段蔵めのも共に爆ぜまする」
細かな絶頂を続けているぐだ子に問いかける段蔵。その声が呼び水となり、内奥が
段蔵を締め付ける。荒く短い息が吐きだされ、搾り出された小さな「イく」との言葉を
受け、段蔵の怒張はさらに膨張し、疑似的な精液を大量に吐き出した。
「―――あ♡」
一言を発し、ぐだ子はその場に頽れた。白濁が満ちていく感覚と壊れた蛇口のように
吐き出される自らの精液の温かさが弛緩する身体に毒のように広がっていく。
その感覚に身を委ねながらぐだ子は夢に落ちていく。
「――」
未だ繋がったままのマスターを見下ろす段蔵。メモリの数秒の空白を何度も何度も確認するも答えは出てこない。機能不全を疑いつつも我に返った段蔵は手早くマスターの身体を清めていくのだった。
「あのノイズは一体何の障害でござりましょうか……」
ぽつりと呟いた段蔵の声に答えてくれる者はいなかった。>>292
とりあえずのリハビリ作品でした。
お目汚し失礼致しました。カルデアにて。
記録上、禁忌降臨庭園セイラムと名付けられた亜種特異点を攻略して二日が経った頃。
藤丸立香が特別に要請した召喚システムの起動によりカルデアはまた一騎のサーヴァントを戦力として加えることに成功した。
セイラム以前に今までに確認された事のない霊基、フォーリナーのクラスを持つアビゲイルは一見ただの少女であり、可愛らしい仕草で藤丸立香の後に着いて一日を過ごしていた。
話はその夜分の事だ。
新たに召喚されたサーヴァントは部屋を割り振る前によく立香がつきっきりで共に過ごすことがある。
カルデアは特に縁による召喚事例が多く、立香との接点を保とうとするサーヴァントも少なくない。その為、まず新入りのサーヴァントは立香と過ごす事でカルデアに慣れてもらう事がままある。
アビゲイルも同じように立香と共に過ごす事から始める事となったのだが、生憎と召喚のタイミングが悪すぎたと言えた。特異点の記録の精査や外部への報告、なにより情報改竄に加えて新任の所長を迎える為の準備が同時に進行中のカルデアである。最後のレイシフト、クリスマスという国際組織にとっては必要不可欠な行事もあり、カルデア職員同士のささやかな交流会の企画進行が合わせて盛られ、そのためにサーヴァントの協力の取り付けなども含めてんやわんやの一日を共に過ごさざるえなかった。感傷によって召喚システムの起動を早めて欲しいと要請した立香には当然、そのしっぺ返しが容赦なくやってきたわけである。
心身ともにくたくたになったところで肝心のアビゲイルの部屋の確保が出来ていない事に気づいた立香は、申し訳なくもアビゲイルに自室を提供することになったのであった。
本来ならマシュに部屋を借りたかったところなのだが彼女の部屋は現在、対クリスマスの為の物資の一時的な倉庫状態であるらしく、一人寝るのが精いっぱいという状況らしい。
無理を言って貸してくれと言い出すことも出来ず(なぜならその無理を通してしまうのがあの後輩である)、サーヴァントが過ごすことも多い立香の部屋はスペースがしっかり空いている。それに長い間、人の世界から離れ旅をしてきた彼女をカルデアに来たその日に一人寝かせるのも忍びなくもあった。>>295
「本当にごめん、アビゲイル」
「さっきから何度も。良いのよ。座長さんがちょっとあわてんぼさんだったのが分かって、少し面白かったから」
緊急の来客用に用意していた簡易ベッドを組み立てながら謝る立香と、そう言って彼のベッドで足を振るアビゲイル。召喚に応じ、サーヴァントとしてここにやってきた彼女は明確にこちらの事を覚えていた。流石にこういった事はあまりない事例なのだが、生きた銀の鍵と呼ばれる何らかの力、恐らく外宇宙に神性を持った彼女の力ならばこそなのだろう。
「ともかく、今日は早くお休みしようか。マシュも部屋に送ったし、清姫達にもきちんと今日は何があっても夜這いは厳禁って伝えたから、多分問題はなく眠れるはずだよ」
「清姫って、随分と渋っていたあの綺麗な子?」
「うん、ああ見えてアビゲイルと同じくらいの歳のサーヴァントでね。本人にこういうと怒られるけど、うちでは古株のサーヴァントだから色々頼りにするといいよ」
「そうなの、私の知らない座長さんの事も沢山知っているのね……ところで、そ、その、夜這い、って?」
照れたようにそう尋ねるアビゲイルを前に、立香は迂闊な自分の発言に頭を抱えた。
「いや、違うよアビゲイル。清姫は、そういう子なんだ、うん。ぼくはけっぺきです」
「ど、どうして棒読みになるの? 逆に気になるわ……」
立香は安珍清姫伝説を寝物語に語るべきか悩みながらも組み立て終わると、その出来栄えを確かめるために2~3回ほど手で簡易ベッドを揺さぶる。
「うん、いいかな」
「座長さんも、同じベッドで寝ればいいのに……」
「さっきの件聞いていたのに、割と大物になったねアビゲイル……」
彼女からすれば長き時間に、彼からすれば短き時間に、離れ離れだった互いの時間に思いを馳せながら、立香は布団を敷き終えて、眠りを告げる。
「じゃあ、明かりを消すよ」
「えぇ」
「おやすみ、アビゲイル」
「だけど、おやすみするわけにはいかないの、座長さん」>>296
「えっ……」
明かりを消した室内で、アビゲイルがこちらに乗りかかる。
「やっと二人きりになれた」
「アビゲイル……?」
「ごめんなさい、座長さん。……ごめんなさい、嘘を吐いて」
そういって、自らの服を取り去っていくアビゲイル。
「私、セイラムから出て、伯父様と数多く旅をしてきたわ。星々を、夢を、深淵を渡る旅。生きた銀の鍵の意味を理解する為の旅。それでも人と共に生きる為の旅」
露わになっていく裸身に思わず顔を横に振る立香は、そこに蛸の脚のようなものを見る。
「そこで知ったの、全てに繋がるその意味を。座長さん、私ね、今あなたの事は大体わかっているの……」
顔に手を添えられ、吸い込まれそうな瞳に目を向けさせられる立香。アビゲイルの額にはかつて対峙した時に発現していた鍵穴が発生していた。
その裸身には白が差し、この世ならざる魔性の美を纏い始めるアビゲイル。危険を感じて身を起こす立香を彼女は強引に押さえつける。
「アビゲイル……君は……!」
「座長さん、私はね、旅の中でも忘れられなかった。痛み、贖罪には痛みが必要よ」
「人はもう、それぞれに、痛みを抱えている」
「遍く万人に渡すつもりはないわ、そのくらいは分かる。……私が与えてあげたいだけ、貴方にあげたい、貴方を、私が、赦したいの」
「何を、赦したいんだ?」
「貴方の罪悪感。許せない自分、足りない自分、届かない自分。人理焼却で、見ている事しかできなかった犠牲が、あと少し自分が強ければという思いが、たった一つの奇跡に今も報いることが出来ない自分が、日々の少しづつ溜まっていく苛立ちが、残してきた故郷の思い出が。貴方を縛るものを、私が形に変えて、果たしてあげたいの。貴方には誰も、罰を与えてはくれないから、貴方の自罰に果てをあげる」
その言葉と共に、無数の触手が立香を縛り上げ、吊り上げた。首を絞め上げる触手はあの日の絞首台の具現か。アビゲイルは立香の身から降りると、吊り下げられた彼を愛おしそうに慈愛の瞳で見つめる。>>297
「かっ……あ……びげ……!」
このままではまずい、彼は巌窟王の姿を思い浮かべる。特異点でもない地で、こんな状況に彼が介入してこないはずがない。アビゲイルがどういうつもりか知らないが、彼の黒い炎が彼女を燃やし尽くしてしまいかねない。
そこまで考えた立香に、彼があのセイラムでも見た事のない妖艶さで微笑むアビゲイル。
「私の心配? 大丈夫、大丈夫よ。今この部屋は、加速した異界なの。外部の干渉は元より、誰かが気付く前に全ては終わっているから」
「げ、あ、はっ……!」
その言葉と共に、アビゲイルが立香の腹を愛おしく撫で上げる。そして、彼の身を裸身で抱きしめる。その柔らかさは、異形と化してもかつての彼女そのままだ。
すると、彼女は困ったように、その顔に赤みが差した。
締め上げられ、軋み、苦痛よりも酸欠が限界に訪れる間際にようやく立香はその身が解放される。
解放されたその身に、再びアビゲイルはすり寄った。
「げぇ、ほっ……げ、あ……ア、ビゲイル……?」
「座長さん、赦してあげたいわ、私は。貴方の罪悪感を苦痛に変えて、私が貴方に痛みをあげたい。だけど、そのね? その、少し、これは、困るわ……?」
紅潮した彼女が見る先には、苦痛による生存本能か、彼女の柔らかさを体感した情欲か、あるいはその両方か、見るも情けなく勃起したものがあった。
「いや、これは、その……」
「罰をあげたいのに、これは、ダメよ……」
心底悲しそうなアビゲイル。そのまま彼女は屹立したそれを手に取った。痛み、というワードに、勃起したものにどんな洗礼が加えられるかを想像して、芯が冷える立香。
だが、想像した事とは逆にアビゲイルはそれを撫で上げる。慈しむように、愛しむように。
「私も、何も知らないわけじゃないの。伯父様との旅で私は守られていたけれど、それでも醜悪なものは多く見たから。あのセイラムで、私達をそういった意味で狙う人達が沢山いた事も、今は分かっているわ」
「ご、ごめん……だけど、君がこんなことをしちゃダメだ」
「ううん、いいの。勿論、本当に愛し合うような事をさせては上げられない……決定的な事をして貴方が過去に背負った罪悪感を、私への罪悪感に変えたくないもの。だから、ほんと、……先にすっきりだけ、させてあげるわね」>>298
それからは、長い、長い愛撫の時間が続いた。
彼女はこちらの抵抗を触手で封じ、延々と屹立した性器を撫で上げ続けている。
彼女はそういった行為は知っているが、実際に手に触れた事はないようであった。だが、彼女の目的を考えるならば、そういった手練手管よりもまず大事なのは罪悪感のない、欲情する心の消失だ。目的がこちらの心を解きほぐす事であるためか、彼女はとにかく時間をかけた愛撫を心掛けていた。
主観で何時間にも及ぶ対話の中で、言葉による説得はもう諦めた。カウパーに汚れた彼女の白く美しい顔を見て、せっせと無心にこちらに快楽を与えようと真剣な顔を見て、その行為を止めようとする事があまりにも無粋に感じられたからだ。
「なんか、もう、君のしたいように、して、くれ……」
その言葉を待っていた、というかのように微笑むアビゲイル。
心地いい、むず痒い、延々と稚拙な、ひたむきな愛撫。射精するには本来あまりに足りない刺激を、彼女は長い時間でひたむきに埋めていく。途中で何度も萎える羽目になりながらも、その度にほんの少しだけ手技を成長させながら、何とかこちらを絶頂に持ち込もうとする。
「はぁ……座長、さん……どう? 出そう?」
「気持ち、良いけど……」
良いだけだ。それ以上に、イケない。
「そう……頑張るわね」
その意を理解したアビゲイルは動きを強める。添えた手も、強く性器を掴み上げた。痛みを伴う摩擦だが、今はそれがありがたかった。なにせ、彼女はこの数時間、本当に慈しむような形で快楽を与え続けてきたからだ。
「あ――、それ、いい……!」
「い、いいの? 痛く、ないかしら?」
「それでも、いいから……!」
贖罪、赦しでなく快楽の為に痛みを受け入れる、という事には些か不安だった様子のアビゲイルは、自分が間違っていないかを立香の顔を見て慎重に確認しながら、性器をこすり上げていく。
アビゲイルが決断してくれたことを有難く感じながら、立香はようやく、この行為の開始からようやく初めての射精を迎えた。>>299
「あ、きゃっ……!」
長らく溜まり続けてきた精液が勢いよく吹き上がる。その幾つかがアビゲイルに降りかかる。
二度、三度と溜まっていたものを体外に追いやっていくその性器をまじまじと見つめるアビゲイル。
立香はその様子を一瞬申し訳なく思うが、今はそれが彼女を一番悲しませることは分かっていた。罪悪感を持つべきではない。彼女は望んでこの行為を行っているのだから。その証拠に、彼女の瞳は一抹の嫌悪感も帯びてはいなかった。
「あ、アビゲイル、……その、またお願いできるかな?」
「え、えぇ……まだ、出せるのね」
こちらのお願いに嬉しそうに応え、再び性器を撫で始めるアビゲイル。それと一緒に、彼女はこちらを窺い見るように上目遣いで質問してくる。
「そ、その、……はしたないと、思わないでね?」
と、その言葉と共に、舌をそっと沿わせてくる。
冷たい感触が性器に走ると、今までとは違う快楽が立香を襲う。這わせる舌は、また彼女の手技と同じく拙くも慈愛に満ちたものだ。
こちらを無用に傷つけないように、痛みが贖罪なら快楽は優しさであるように、甘やかに性器を舌で、手で労わるアビゲイル。
マテリアルによれば彼女は神性を持つらしい。だが、そんな要素はその心根に比べればくだらない。彼女は比喩でなく愛の女神のようだった。
徐々にまた屹立を始める性器。彼女はそれを嬉しそうに、その硬さを感じ取り、慎重に、刺激を強めていく。舌は鈴口をつたい、再び時間をかけて快楽を立香に注入していく。
「アビゲイル……気持ちいい……」
その呻き声に、彼女は間違っていないのだと、懸命に奉仕を続ける。
いつの間にやら、その身を拘束する触手は解けていた。だが、今更逃げるつもりはない。元より逃げ出せる場所ではない事もそうだが、今は単純に立香の欲として目の前の彼女の喜びと快楽を奪うつもりはなかった。
そう、快楽だ。元より優しい、何もかも赦してしまう彼女は根本的には人が喜ぶ姿が嬉しい人間だったのだから。サーヴァントであっても、外宇宙の何らかの存在であっても、彼女の根本的なその心は変わらない。なら、素直にこちらは喜ぶのが、彼女の喜びの一つだろう。
鈴口への刺激、手による竿への刺激、続けられた刺激はまた次の終わりを齎した。>>300
「アビゲイル、口を……」
「口? 口を……あ! こうね……!」
舌を可愛らしく飛び出させてこちらを舐めていたアビゲイルは、そのまま口を開き、射精に備える。なら、こちらは素直にするべきだ、と立香はそこに二回目の射精を行った。
「っん……くふっ……ん、あむ……い、勢いが結構、ある」
精液を口で受け止めたアビゲイルは、そのまま飲み込む。それ以外にない、と思ったのだろうか。そこに征服欲を見た立香は自分自身を抑える。元から、これは罪悪感を伴わせない欲の解消だ。もっと自分を解き放つには、手順を踏むべきだろう。
それよりもアビゲイルの為にと、近くにあったポットから水を取る。手渡されたコップに入れた水を飲んだアビゲイルは、立香に微笑みかけた。
「ありがとう、座長さん……どう? 収まりそう?」
「大分収まったけれど……」
「……本当は?」
「勃起はともかく、……欲はまだ。アビゲイルと、抱き合ってしたい」
素直に答える。アビゲイルは微笑んだ。そして、ベッドに寝そべって両手を、立香を迎えるように広げる。
「じゃあ、もう一度、いえ、何度でも、ね。時間は、いくらでもあるから」
その身に覆い被るように立香は身体を重ねる。齢にして十二、人外の魅力を備えたアビゲイルの身体だが、もう立香はそんな事は気にならなくなっていた。彼女は綺麗だ。それだけでいい。
「その後は?」
「ええ、たっぷり、貴方を縛る暗いものがなくなるまで……痛みをあげる……」
死を先延ばしにし続ける絞首刑は変わらないようだ。なら痛みへの恐れすら消えてなくなるまで、彼女の身体を堪能し尽くすしかない。
覚悟を決めて身体を軽く抱く。軽いその裸身が、立香を慈愛で抱き返した。>>301
「赦してあげる……赦してあげる……赦してあげるわね……」
彼女の腿に甘く屹立したものを押し付ける。アビゲイルも、ようやく扱い方というものが分かってきたようで、その性器を少しだけ挑発するように腿を揺らした。
立香は腰を動かし、アビゲイルに直接擦り付けていく。彼女の反応を探り、彼女が怯えないように慎重に、彼女の快楽を探っていく。
「あ、はぁ……は……あ、……あ、は、……気持ち、良いの、これ?」
アビゲイルは立香を抱き止めて彼の頬をその小さな胸に当てて少し擦り、互いに互いで全身を使って愛撫していく。互いの欲情に従って自然と互いの性器が触れ合う。
「あ、ぁは……!」
「うん、気持ちいいよ……アビゲイルは?」
「あ、わか……んない……身体は、出来てる、はず……だけど」
長い時をかけて旅をしたアビゲイルは、見た目そのままの肉体、というわけではないらしい。だがまあ、どちらでもいいか、と半ば投げやりに立香は彼女と快楽を共有する。彼女の肉体が快楽を受け止められないのであれば、それが出来るまで時間をかけるつもりだったからだ。自分の中の欲情は流石にその程度では尽きはしない。
だが、ほどなくしてアビゲイルは素直に快楽を受け入れ始める。明確に白い肌に赤みが強くなり、泣きそうな表情がとろけた彼女の快楽の情をこちらに訴えかけてくる。
「あ、は、あん……ぁ、いぃ、……座長、さん、これ、ダメ、私だけ……ダメなの……」
「こっちも、いい……その顔が、見たい……」
「わ、かった……が、んば……あぅ……あっ……っ!? 知らな……こんな、かんじ、なん、……っ!!」
挿入はない。子を作る行いは無しだ。互いにこすり合わせ、互いに抱き合い、まさぐりあうだけの時間。
キスはしてもいいかと思ったが、しなかった。もっともっと、互いの中の性へのわだかまりを消してからだと二人とも思ったからだ。
互いに絶頂を目指して、とにかく肌を触れ合わす。興奮が増す。欲情を使い切る為に、欲情を増やし続ける。>>302
過剰な興奮に、おもむろに立香はアビゲイルの乳房を口に含んだ。
「ひゃ、んぅぅ――!?」
そのまま甘噛みをすると、アビゲイルは泣きそうな顔をする。やりすぎたか、と立香は思ったが、その顔を見て再び乳房を口に含む。泣きそうな顔だが、彼女はそれも赦しているように耐えていた。なにより、今の自分の高ぶりがなければ、彼女が泣く様を見て興奮を覚えることなど不可能だ。
「ひ、ぁ、ぃゃ、あ、いぃ、の……? これ、……わた、し……!」
アビゲイルの性感を開発するように乳房に度々、刺激を加えていく。それと一緒に、アビゲイルの止まった手を誘導してこちらの股間に添えさせる。
「ぁ、ごめ、なさ……」
それで理解したのか、こちらの性器を掴み、少々乱雑にこすり上げていくアビゲイル。剛直と言ってもいい硬さになったそれに、単純な上下運動で手をこすらせる。
それでこちらにますます興奮を供給し、アビゲイルの乳房を甘噛みしながらアビゲイルの性器に手を添える。彼女の身体がびくりと飛び上がるように跳ねるが、気にしなかった。そのまま彼女の性器を弄り回す。
「い、それ、いい……ア、ビー……きもち、いい……?」
「いい、いいよぉ……座長さん、気持ちいい……いい……興奮……してくれてる……? い、あい、イク、あ、だめぇ……!!」
身体の震えが止まらず、ビクンビクンとその身をはねさせるアビゲイル。そのはねを使って己の性器を彼女の腰元に当てなおし擦り付けた立香は、今までとは違ってだらりとした射精を行う。
射精したが、止まらない。興奮がやんでいない。こんな狂暴性を帯びた自分を感じることはめったにない。ましてや、あの無垢な少女を汚す事の興奮なんて……。
「アビゲイル、次……」
「あ、うん……」
そのまま、次は背中から覆いかぶさるようにアビゲイルを抱く。そして、彼女の性器で立香の性器を挟み込んだ。素股の態勢で身体を前後に揺する。互いの性器がグイグイと押し付け合い、興奮が加速していく。>>303
「あ、い、い、きも、ちわ……だめ、だめだめ、いやぁ……こん、なの……だめなの、に……」
「アビ―……、アビー……っ!!」
立香はアビゲイルの背から手を這わせて乳房を揉みしだく。絶頂を迎えたばかりの幼い身体。乳房もまたピンと立ち、びくびくとし続けるその痙攣じみた反応はアビゲイル自身の官能を表していた。
「もっと、挟み込んで……アビー」
「ご、え、ごめ、なさ……がんば……あぁ……!?」
力が抜け、こちらへの性器の刺激が薄くなると立香はアビゲイルの訴えかける。彼女の必死にこちらに応える姿が愛おしかったからだ。
泣き顔で、快楽でぐちゃぐちゃに歪んだ顔で、笑みを浮かべるアビゲイル。
今なら、とほとんど本能のままに立香はアビゲイルの顔をこちらに向けてキスを交わす。何の抵抗も後悔もなかった。
股を擦り、勃起の勢いのままにアビゲイルの身体を押し上げ、もう入ってしまうのではないかという疑似性交を力の限り続ける。キスは深く、互いの舌をすりあげ、唾液で満たしていく。アビゲイルは必死だ。もう、キスに応えて股を締め上げる事しか出来ていない。乳房と性器と口の3つの快楽に翻弄される。
「可愛い、可愛い……可愛い……アビゲイル……!」
「ちゅ、あ、あぁ、い、ぁ、ちゅ、ちゅ、じゅ、じゅちゅ、ん、む、あ、あ、ああ、いやいや、あぁ、だいじょ、ぶ、だいじょ、あぁ、だめ、ばらばらになっちゃう、だめぇ……あぁ―――っ!!」
絶頂を迎え、全身を震わせるアビゲイル。立香はその瞬間強く挟み込まれた股の刺激で再び射精し、彼女の白い肌を精液で汚していく。>>304
はぁ、はぁ、と互いの息遣いが残る中、やりすぎたという思いが立香に一瞬浮かび上がる。だが、それはやはり一瞬のものでしかなかった。
なぜなら、過剰な快楽を与えられたアビゲイルの身体がふらふらとこちらに縋り付き、立香の性器をその口で咥え始めたからだ。丹念に出したものを舐めとっていくアビゲイル。流石にもう出ないが、立香は彼女への情欲は尽きていない。時間はたっぷりとある。それを察して、彼女は性器の掃除を進んで行ってきたのである。
「……アビー……まだ時間は、あるかな」
「っ、ぁ……ええ、たっぷりよ、……座長さん」
休みを挟みながら、性欲をひたすら解消し、赦しの場の為に続く饗宴は長く、深く、淫乱に続いていく。セイラムが贖罪の地獄なら、ここは何の地獄になるのかな。と、わずかに残った理性で立香はそんな事を考えた。今回は初心に振り返ろうと言うことで久しぶりにダビデとぐだ子の話です
本編後の話、番外編です
※お風呂でひたすらいちゃいちゃするだけの話
【ダビデとぐだ子】(R18ssスレ2~3に投稿した話)の続編ですが別に読んでなくても大丈夫……だと思 います、多分
ぐだ子視点なので女性向け?かもしれません
マイルームにバスルームがあるという衝撃の事実を知ったのでそれを採用してます
キャラ崩壊注意>>308
「おーふろーおーふろー♪」
夕飯を食べ終え上機嫌なぐだ子は部屋で風呂に入るための準備をしていた。タオルや着替えなどの準備を終えよし入ろうと籠を持ってバスルームに向かった時、コンコンとノックの音がする。この時間にやってくる相手と言えば…とぐだ子は籠を置くのも忘れて部屋のドアに駆け寄る。ドアを開くと予想していた通りダビデが立っていた。どうぞ、とぐだ子が言うとダビデは頷いて部屋に上がる。
「これからお風呂かい?」
「うん。だから部屋で待っててもらえる?」
「そっかそっか。お風呂っていいよね」
「…ちょっと待って。何でダビデも入ってきてるの?」
ぐだ子がバスルームに足を踏み入れるとまるでそうすることが自然なのだと言うようにダビデも一緒に入ってくる。あまりのナチュラルさに侵入を許してしまいそうになるがここはバスルームだ。何か用事があるなら出た後聞くからと言うがダビデはにっこり笑いながらとんでもないことを言ってきた。
「せっかくだから一緒に入ろうと思って」
「ええ!?だ、ダメ!」
「どうして?」
「どうしてって…逆に聞くけどどうして一緒に入ろうと思ったの?」
「そういえば一緒にお風呂入ったことないなと思って。日本だと裸の付き合いをすると親しくなるんだろう?」
「まあ、そういうのはあるけど…」
「だから一緒に入ろう」
「じゅ、十分親しいでしょ」>>309
「もっと親しくなりたい」
「~~~っ~」
するりと腰に手を回され秘め事のように囁かれるとゾクゾクと体が震える。どうすればぐだ子が悦ぶのか熟知しているその仕草に揺らぎそうになるものの何とかダビデを押しのけた。
「ダメです」
「どうして?」
「は、恥ずかしいから」
「それがいいんじゃないか!!」
「なんでそこで力説!?と、とにかく一緒には入らないから!」
色々あって夫婦となったぐだ子とダビデだが価値観の相違から衝突することはある。といっても大体はぐだ子がダビデに押し切られてしまうのだが今回の口論は長引いていた。
(ベッドの中で裸を見せるのにもまだ抵抗あるのに風呂場でとか…無理! 恥ずかしくて死んじゃう…!)
あらゆる意味で思い出深い初夜からしばらく経ちダビデとは何度か肌を重ねたが恋愛初心者のぐだ子には色々な葛藤があった。薄暗い寝室ならともかく明るい中で肌を見せるのは勇気が足りなかったのだ。
「夫婦なのに同じ湯船に入れないのかい?冷たいな」
「う…」
「あー、つれない。これが倦怠期ってやつかな」
「まだそんな時期じゃないでしょ。とにかくすぐ入っちゃうから待ってて」>>310
わざとらしく子供の様に拗ねるダビデにちょっぴりときめきつつ心を鬼にしてぐだ子はダビデを風呂場の外に追い出しバタンと扉を閉めた。出た後で面倒なこと言いそうだなと気が遠くなりながらもぐだ子は本来の目的である風呂に入るため衣服を脱ぐ。何も纏わなくなった体を見ると最近刻まれたばかりの赤い痕が目についた。ざっと見ただけでも赤い痕はいくつもつけられておりどんな時につけられたか思い出して無性に恥ずかしくなる。
(痛みは感じなくなってきたけど…やっぱりセックス自体は恥ずかしい)
果たして慣れる時が来るのだろうかとぼんやり思いながらぐだ子は残っていた下着を脱ぎ籠に入れた後バスルームに入りぬるま湯に調節したシャワーを浴びる。髪を洗い終えシャワーの心地よい音を聞きながらコンディショナーを流していたその時。
「五つの石(ハメシュ・アヴァニム)!」
というやけに気合の入ったセリフが聞こえると同時にカコンと何かが当たる音がした。続けてキィと扉が開く音がしてぐだ子はまさか、とシャワーを止めるとガチャリと浴場の扉が開く。
「やあ」
「……!? ……か、鍵掛けたと思うんだけどどうやって入ってきたの?」
「何かあった時のために持ち歩いてた小石でこう、ピンポイントに鍵を壊したんだ。そこまで派手に壊してないからすぐに直せると思う」
「…………お、お風呂に一緒に入りたいからって宝具使うなばかぁー!!!」
騒ぐと誰か来るかもと思いながらも突っ込まずにはいられない。すごく小さな石を投擲したようでパッと見バスルームの扉自体は破損してないようだがよく見ると鍵部分がぶち抜かれて穴が開いている。だというのに大した音がしなかったあたり流石と思わなくもないが才能と技術の無駄遣いすぎる…!そこまでして一緒に入りたかったのかとか当てる前の四発も投げたのかとか改心する権利どこに行ったむしろそっちが改心してよバカァと思いながらぐだ子は露わになった胸を両腕で隠ししゃがみ込む。>>311
「バカだなんてひどいなあ。一緒にお風呂入りたいからって宝具使うサーヴァントは探せば結構いると思うけど」
「いるわけないでしょ!…って服もう脱いでるしっ…ちょっとっ…」
恥ずかしがるぐだ子をよそにダビデはすでに服を脱いで抱き着いてきた。肌と肌が直接触れ合う感触に頬が紅潮する。
「…いいだろう?」
「………もう…っ……鍵壊したのダビデなんだから後でちゃんと直してよね…! あと一緒にお風呂入るだけだから! 他の事は禁止だからね!」
「了解」
濡れた髪を掬い上げられいつもの…抱かれる時の情熱的な瞳で見つめられると怒りや理性が溶かされてしまう。ダメだと心が警鈴を鳴らすが結局は惚れた弱みで流されるぐだ子なのだった。
「背中流してあげるよ」
「う、うん…」
互いに裸になった状態でくっついているとダビデが置いてあったボディーソープを手に取る。体を洗ってくれるようだ。自分で洗えると拒否も出来るが見るからにはしゃいでいるダビデの顔を見ると断れなかった。胸を腕で隠したまま背を向けるとぬるりと背中にボディーソープが塗られる。…手で。
「ひゃあ!?な、なんで手で…!スポンジあるでしょ!?」
「こういうのは直接触った方が楽しいだろう?」
「楽しいって…んっ…! …な、なんで胸揉んでるの…っ」
「マッサージだよ。ここもよく洗わないとね」
「あっ!!」
ふくらみをやんわりと揉みしだかれながら指で胸の先端を刺激されあられもない声が零れる。バスルームということもあってよく響く自分の嬌声にぐだ子は口元を押さえた。>>312
「んぅ…っ………そこはそんなに汚れてないでしょっ…!」
「でも気持ちいいだろう?」
「あんっ…! ひっぱらないでぇ…っ………ばかっ!」
口元を押さえても乳首への刺激でどうしても喘ぎ声が漏れてしまう。少しずつ激しくなるその触れ方はもはや完全に愛撫だ。口では文句を言いながらもされるがまま、体を寄りかからせるぐだ子にダビデは素直じゃないなと笑った。
「上はもういいかな。今度はこっちだ」
「ひゃぁっ!?」
ダビデは泡まみれになった胸からぐだ子の下半身、秘部へと手を移動させる。そこは既に愛液で濡れておりダビデの指に纏わりつく。丹念に割れ目や陰核、恥丘を撫で上げていくと泡と愛液が混じり合い洗われているのか汚されているのか分からなくなる。微妙に気持ちいいところを避けるような触れ方がもどかしい。
「…ぁっ………ん、んっ………」
「……うん。洗えたよ。泡流すね。僕も髪や体洗うから先に湯船に浸かってて」
「……え…? ……あ、うん……」
(え?終わり…?)
隆起した陰核を軽く摘み撫でた後、ダビデはシャワーでぐだ子の体についた泡を流していく。ぐだ子は流れていく泡をぼんやりと眺めながら物足りなさを感じていた。てっきりこの後セックスに縺れ込む流れだと思っていたからだ。しかしダビデは一緒に風呂に入るだけだという口約束を一応守るつもりなのか言葉のとおり自分の髪を洗い始めている。
(なんか納得いかない…)>>313
持て余す体の火照りに苛まれながらぐだ子は頬を膨らませる。背中に刺さる視線に気づいているだろうに楽しそうに髪を洗い続けているダビデが少し憎たらしい。
(やられっぱなしなのは癪だな。……そうだ)
「…ダビデ。背中洗ってあげる」
「いいのかい? じゃあお願いしようかな」
「うん」
ぐだ子はスポンジを受け取り自身の体に擦りつけて十分に泡を纏わせた後、ダビデの背中に抱き着いた。そのまま体を上下に動かしていくと体の泡が潤滑油のように滑り更に泡立ちが増していく。
「…っ!?」
「…んっ…背中、広いね…」
「…えっと……なに、してるんだい……?」
「ダビデの体洗ってるの。…体で」
スポンジで洗うように体をダビデの背に擦りつけると胸が押しつぶされ背中に合わせて形を変えていく。それだけで硬くなっていた胸の突起が肌と擦れて気持ちがよかった。少しは不意をつけたかなと視線を向けると想定外の行動だったのか頬を赤く染めながらこちらを振り向くダビデと目が合った。
「こんなこと…どこで覚えたんだい?」
「嫌?」
「嫌じゃないさ。むしろ嬉しいけど…」
「じゃあ…前も洗ってあげる」
「…うん」>>314
(…あ。おっきくなってる…)
後ろから回り込んで正面に移動するとダビデの下半身が勃ち上がっているのが見えた。ぐだ子の体を洗っている時からなのか、それとも抱き着かれた時からなのかは分からないが自分だけが感じていたわけではなかったのだと思うと嬉しかった。
「…失礼します」
「うん。おいで」
何故かよそよそしい雰囲気になりながらもぐだ子とダビデは真正面から抱き合う。互いの息がかかるほど近い距離感。心臓の音が早まり眩暈がしそうだ。
(驚かせたくてやってみたけど…なんかものすごく恥ずかしい事してる気がする……っ)
自分から始めたことだからと自分に言い聞かせて先ほどと同じように自分の体を擦りつけるが背後からではなく相手の顔を見ながらするのはぐだ子にとってとてつもなく恥ずかしい事だった。ダビデを直視できず俯くとさっきより質量が増した男性器が視界に入る。
(…さっきより大きくなってる。ドキドキしてるのは私だけじゃないんだよね…?)
胸や手を駆使して洗いながらもそっと太ももで陰茎を挟むとビクンとダビデの体が跳ねた。ちらりとダビデの表情を見て嫌がっている訳じゃないことを確認した後、太ももを擦り合わせて陰茎を刺激すると硬度が増し大きくなっていく。太ももからダイレクトに伝わる熱が心地よくて濡れてたままの蜜口を擦りつけるとダビデの手がぐだ子の腰を掴んだ。>>315
「…っ……さっきの返事、取り消してもいいかな」
「さっき…?」
「…君が一緒にお風呂入るだけだからねって言った時に了解って頷いただろう? あの時はちょっと触るくらいで我慢するつもりだったんだけど……こんな大胆なお誘いを受けたら、ね」
「…っ…そ、それはっ…ダビデが変な触り方するから…っ!」
「うん。そうだね。……それで、いいかな?」
腰をねっとりと指でなぞられ妖しい笑みを向けられる。それが性行為の誘いであることは明白だった。ぐだ子は肩を震わせながらこくりと頷くとダビデは自身の手を濡れそぼった秘部へと宛がった。
「……あっ……もう、弄らなくてもいいと思うけど……っ……んぅっ!!」
「最近慣れてきたみたいだけど念には念を入れておかないと」
「んんっ!! …うー。何か楽しんでない……?」
「気のせいだよ気のせい」
(嘘だ。絶対焦らして楽しんでる…!!)
陰核を弄られもう少しで達せるというところで刺激する場所を逸らされる。その繰り返しがもどかしくて身をよじると今度は秘部に指を挿入され敏感な内部をぐちゃぐちゃに掻き回された。絶え間なく与えられる半端な快楽の八つ当たりとしてダビデの肩を軽く噛むともっと強く噛まないと痕が残らないよ?と首筋を強く吸われ新しいキスマークが刻まれる。
(敵わないなぁ……明日は首が隠れる服着ないと)
どんな手を尽くしても最終的に相手のペースに乗せられてしまうことを歯がゆく思いながらダビデの言う通り少し強めに噛みついてキスマークをつけ返す。反撃に驚きながらも満足げにぐだ子のつけたキスマークをなぞるダビデの指は悔しいくらい綺麗だった。紅い花を刻み合いナカも心も蕩けているとゆっくりと冷たい床に体を倒される。>>316
「そろそろ挿れるけどいい?」
「う、うん…」
「…あれから結構シたと思うんだけどなかなか慣れないね。まだ痛かったりする?」
「痛みとかはもう平気。ただ…こう、最初に入ってくるあの感覚がまだちょっと怖いだけ」
「そうか。…ゆっくり挿れるからね」
「は、はい」
愛撫を終えいざ本番、敬語になりながら膣口に宛がわれた陰茎が入り込んでいく様を見つめていたその時だった。
「はっくしょん!!」
と、豪快なくしゃみがバスルームに響き渡る。…そのくしゃみの主はぐだ子だった。バスルームの床が思った以上に冷たかったこと、そもそも全裸であったこと、前戯がいつも以上に長かったため体が冷えてしまったこと等、様々な要因がかち合いくしゃみをしてしまったのだ。これから、というところでのくしゃみにぐだ子は両手で顔を覆った。
「くっ………ご、ごめん。寒かったね…っ…」
「…う…笑うなぁ……!」
(はっくしょんって!! せめてくしゅん、とかそういう可愛い感じのくしゃみならよかったのに…! 初めての時といいなんでいざって時色気のない感じになっちゃうの…鼻水出てるし唾も盛大に飛んだし恥ずかしい…)
つぼに入ったのか笑うのを堪えているダビデの声を聞きながら羞恥で悶絶していると途中で止まっていた挿入が再開された。>>317
「え、…んっ…ああっ…!!」
陰茎がナカを進んでいき完全に入りきったところで体を起こされ抱き上げられる。その際ぐりっと膣内が抉られ強烈な快感から体が大きく震えた。ああ、これが駅弁かあと意識するとなんだか恥ずかしくてダビデの胸に顔を埋めると優しく抱き返される。
「続きは湯船でしよう。床じゃ硬いしね」
「……うん…。…ムード台無しにしてごめんなさい……」
「大丈夫。むしろ君らしくて好きだよ?」
「…そのフォロー嬉しくない」
「ええー。本音なんだけどなぁ。…初夜のことを思い出してすごく興奮する」
「…っ……あの呻き声のこと…? わ、忘れてよ恥ずかしい…」
「絶対に忘れないよ。君と初めて結ばれた…大事な記憶だからね」
笑いながらも真剣な眼差しを向けられ照れくさくなったぐだ子が目を逸らすと口づけを落とされ繋がったままの状態で湯船につかる。冷えた体がお湯によって温められ余計な力が抜ける。しかし挿入されたままのため少し動くだけでナカが擦れ甘い声が紡がれていく。いつも以上に響く嬌声は恥ずかしいけれど今は声を抑えるより与えられている快楽を貪りたかった。
「動くよ。…んっ……すごく締め付けてくるね……っ…気持ちいいかい…?」
「うん…。……んっ、んんっ…!!」>>318
ダビデの陰茎がぐだ子の最奥を突く度湯が乱れ激しい水音がする。浮力と水の抵抗で離れそうになり慌てて腰に足を巻きつけると更に動きが激しくなった。前もって入れておいたバスアロマの香りとシャンプーの香りが混ざり合いクラクラする。酒を飲んだわけでもないのに酔っている気分だった。
「ん、あっ……んんぅ…っ…あぁ…っ…だび、で…わたしもう…っ…」
「ああ…っ…そろそろ僕も…、だから…っ…」
「ん、んんっ! あっ、あっ……あああああああああっ!!」
繰り返される絶頂から銜え込んだソレを強く締め付けると内側にお湯とは違う熱が放たれる。ほどよい脱力感に頭が真っ白になりながらダビデの体にすりよるとアロマのいい匂いがした。
「………このアロマしばらく使えないかも」
「どうして?」
「だって今日の事思い出しそうで……お風呂に入ってるのに落ち着かなくなりそうだもん」
「……すごくそそること言ってくれるね」
ぐだ子的には何気なく呟いた言葉であったがダビデにはクリティカルだったらしい。続きと言わんばかりに臀部を撫で始めるがぐだ子は慌てて制した。
「こ、こらっ! これ以上はのぼせそうだからだめ」
「えー」
「……体もあったまったしそろそろ出ない?…………その……ベッドでなら、いいから…」
「………」>>319
「…ダビデ?」
「あ、いや…本当にどこでそういうの覚えてくるのかな君は。…じゃあ、出ようか」
うん、と返事をしようとしたぐだ子であったがその前にひょいと体を抱き上げられる。
「わっ……べ、別に運んでくれなくてもいいんだけど…」
「いいからいいから」
「……もう。………あ…」
大丈夫と言っても降ろす気がなさそうなダビデに身を委ねるぐだ子であったが体が密着しているということもあって過敏になっている嗅覚が自分とダビデの匂いが同じであることを感じ取る。そのことに気付いて小さく声をあげるとダビデが視線をぐだ子に向けた。
「どうかした?」
「…いや、その……同じ匂いだなって。同じシャンプーとか使ってたんだから当たり前なんだけど……なんか嬉しい」
「――――――。」
「ごめんね変な事言って。……ダビデ? 震えてるけど寒いの?」
「……今、体大丈夫かな。つらかったりする?」
「え?ちょっと疲れたけどつらくはないよ」
「そっか。よかった」
「…えっと?」
「……もう少し休んでから再開しようと思ったんだけどゴメン。我慢できない」>>321
ということで今回はここまでです
ダビデとぐだ子の番外編は書けたらまた投稿していきたいと思います
次回はR18スレ31に書き込んだ精神的に追い詰められて悪夢を見るようになってしまったぐだ子と夢の中で色々美味しくいただくマーリンの話(おそらく長編になる)を投稿する予定です
お目汚し失礼しました>>282
続きです。修正したので合わないところがありますが……pixivとハーメルンに正式投稿した際には合うようになっています。
「けれどその怒りこそが貴女の本当です」
「違います……! 私は誰も恨んでなんか……!」
睨んで否定しようとして、シメールの憐憫の表情にレティシアはこう言った。
「……貴女は私をどうしたいんですか……?」
「迷える子羊は放っておけない質なのです」
真剣に言ってコホンと咳払い。
「今のは事ここに至っても、祈りを捧げ続けてきたレティシアさんを救おうとしない神様への皮肉ではありませんからね」
言い返したくても言葉が見つからなかった。
「ワタシは貴女を導きたい。その為にも、大聖杯にバックアップされていた情報を元に、新しくはあれど全く同じ身体を用意させていただきました」
三つ目の答え。
つまりシメールはジャンヌ・ダルクからレティシアの意識を分離し、純潔処女なる器に定着させたのだ。それも魂の領域で違和感を覚えないほど同一の肉体にである。
極めて困難だが不可能という訳でもない。
魂を抽出・挿入する術は母親が基盤を創っていた。
「話を進めます。ジャンヌさんは、レティシアさんが自分と共にいることを望みません。帰らないという意思が強固であれば、〝子供たち〟を孕むことを条件に出してでも地上に帰そうとするでしょう。その条件が出てくればアタランテさんも貴女を帰すことに切り替える筈です」>>323
「私の、意思は」
「考慮されません。新しい肉体に定着して記憶を整え、地上に戻り、家族の元に帰る。ジャンヌさんの視点ではこれが最善です」
「そんなのって……」
我知らずの内にレティシアは自分の身体を抱く。
「じゃあ、なんでジャンヌ様は最初に言ってくれなかったの……?」
「『自分を帰すことに条件に〝子供たち〟を孕む』という意味で受け取っても?」
「そ、それは……」
「お答えします。アタランテさんはどんな手段を使ってでもジャンヌさんを堕とすと言いました。その為にはレティシアさんの存在は好都合です。貴女がいればジャンヌさんは絶対に自害しませんし、〝子供たち〟は大勢いますから母体として利用してもよかった。〝聖女に適合したとあれば、聖女ほどではないにしろ優れているはず〟――獣としては間違っていない判断です。最も、アタランテさんもそこまでは人間性を失っていなかったようですけれど。帰還を持ち掛けたことから一応伺えます」
「……ジャンヌ様は」
「さて、どう言ったものでしょう。単純に気付かなかったからか、独りになりたくなかったからか、我が身の可愛さからか。英霊最高峰の対魔力と呪いへの耐性で拒絶すること自体はできるようですし。怨霊の子は普通孕みたくありませんものね」
身体を抱く両手に力が入る。
「でも、私の身体です……! ジャンヌ様のじゃない! 私の身体なんですよ……!?」
「かの劇作家はこう言っておりました。ジャンヌ・ダルクは田舎娘であり、ただの小娘だと」
「……なんですか……それ」
「我々が想っているほどジャンヌ・ダルクは聖女ではないということです。ワタシが推測するに無意識のうちの初恋。ジークさんへの恋心を守りたかったのではないのでしょうか」
吐き気が、した。
椅子の背もたれが軋み声をあげる。
「私は今まで……なにを信じてきたの……?」
ジャンヌ・ダルクは世界で最も名を知られた聖女だった。フランスを救った彼女の功績は人類史にとっても大きなものだ。>>324
その姿を想い、憧れ、ずっと信じてきた。
自分も彼女のようになりたいと密やかに願ったりもしていた。
自分が彼女と瓜二つの容姿をしていて、依代になれるだけの素養があったと知った時は少なからず嬉しかった。俗な喜びだろうと抱かずにはいられなかった。
逆の立場だったらと思うと……聖女様を責めることはできない。私だって同じ選択肢を選んでいただろうから。
……でも……でも……頑張ってそう思っても……認められない。
「提案させてもらいたいことがあります」
言葉に、項垂れていた顔をあげる。
「この『色欲の魔女』と同じように魔女になりませんか?」
内側に入り込んだ魔女は呼び掛ける。
頷きそうになった信徒は――――直前になってある事を思い出した。
「貴女の目的はジャンヌ様とアタランテさんを結ぶことだった筈では……」
「ワタシ一人でも可能です。ですがレティシアさんが同胞になってくださったら、より望ましい結果になると導き出しました。あの二人が愛し合うなら、レティシアさん。貴女が二人を飼いならしてもいいのです」
「――――」
「ワタシの精神世界で、という条件付きですが。そこはどうか我慢してくださいませ。どんな暮らしをするか見て知っていたいのです」
私が二人に復讐し、二人を管理する。
なんて魅力的な響きだろうか。
本当に叶うのなら、魔女の心の世界で生きるなんて些末な事ではないか。……いやむしろ、ありがたいぐらいだ。
「貴女の復讐心を肯定しましょう」
シメールは聖句を口にするような調子で言う。>>325
「ワタシが導き、ワタシが教え、ワタシが赦し、貴女の罪は誘惑したワタシが担います。恐れることはありません。貴女には復讐する理由があり、権利があり、素養も資格も持っている」
認められたレティシアの復讐の芽は成長していく。
これまでの理不尽さへの怒り――自分の身も心も滅茶苦茶にした二人への憤怒。
比べてもジャンヌ・ダルクへの激情は尋常ならざるものだった。
ああ……そうだ。
私の初恋も、純潔も、意思さえも――大切なものは全部あの女に奪われた。
だから今度は私が奪わないと。
シメールを真っ直ぐに見る。
目をそむけてきた真実を教えてくれた者。
異端なる者と恐れていた魔女が今となってはこれ以上もなく、頼もしく見える。
「魔女には……どうやって?」
「二つの手順を踏みます。まずは契約を交わし」
言葉を切ったシメールがドレスの胸元に手を入れる。手の平は水面のように波立つ胸の内側へと沈み込み――痛みを感じている様子はない――取り出されたのは黒い小箱だった。
「この箱の中身を受け入れてもらいます。中に入っているのは魔女因子。罪深き魔女になるための因子です」
冠するは罪は七つの大罪の一つ、『憤怒』から派生する『復讐』。
信徒が成るのは救国の聖女の反転存在ともいうべき魔女。
『人々が身勝手にも夢想するジャンヌ・ダルク』。
『とある狂人がそうであって欲しいと願うジャンヌ・ダルク』。
其は復讐者(アヴェンジャー)――本来ならば存在しない筈の例外(イレギュラー)――『復讐の魔女』。>>326
「前もって伝えさせていただきます。これを受け入れるにはかなりの苦痛を伴います」
「シメールさんが痛がるぐらいに、ですか?」
頭を吹き飛ばされても平然と再生してみせた魔女は、「お恥ずかしながら泣き喚きました」と苦笑する。申し訳ないと、場違いだと思いつつもレティシアはほころんでしまう。
「ワタシの場合、素養はあっても資格がありませんでしたからね。羽根を千切り取られて……全身を雷と炎に撃たれたり焼かれたり……あとは轢き潰されて……すごーく高いところから叩き落されたような痛みを味わいました」
あぁ痛かったなぁ……呟き、しみじみと振り返るシメール。
「私もそのぐらいの目に遭うのでしょうか」
「ワタシほどではありません。が、相応の痛みを伴うのは間違いありません。見方を変えれば生まれ変わる為の儀式とも言えなくもありませんが……地獄となりましょう」
既に知っているシメールは瞑目する。
瞼の裏に暗闇はなく、罪のために罰を受ける信徒の姿が視えていた。
「シメールさんは不思議なヒトですね」
「はい?」
不意打ちに魔女は目を開いて丸くする。
自覚がなかったのかと信徒の方も目をぱちぱちする。
「えっと……都合が悪そうなコトまで教えてくださるところが、親切というか」
ぽかんとしていたシメールは小さく笑いだす。
「ふふ、ふふふ……そうですね。これはお母様を反面教師にした結果ですよ。契約した場合のデメリットを話しておかないと、誰に邪魔をされるか知れたものではありません」
母親は相当に腹黒い人物のようだった。>>327
「……私がもう一人のジャンヌ・ダルクになるんですよね」
「はい。さすがに複雑かも知れませんが――」
「いいえ、嬉しいぐらいです」
「なんと?」
「ついさっき決めたんです。私は聖女様に大切なものをたくさん奪われたから、今度は私が聖女様の大切なものを奪うって。……だから、私がジャンヌ・ダルクになれるんだったら、とても嬉しいです。最高で最悪の復讐にできると思いますから」
レティシアは満面の笑みで狂った言葉を口にし、
「貴女と契約し、魔女になります」
『復讐の魔女』に堕ちることを受け入れた。
――――ともすれば。
現代のジャンヌ・ダルクになれたであろう少女は、ここに生まれ変わる。
「その言葉、確かに聞き届けました」
ここまでくれば最早、言葉は不要である。
シメールは立ち上がり、レティシアも席を立つ。
指を鳴らして茶道具を消すと信徒に歩み寄る。
「手を」
右手の掌を向け、その上に自らのそれを重ねるように促す。
対面にいるレティシアは迷う素振りもなく、落ち着いた様子で重ねてみせた。
その意を汲み取るように柔らかく握る。>>328
――対象との接続完了。
――体格適合。
――血統適合。
――人格適合。
――魔力適合。
工程は滞りなく進む。
誰にも邪魔されず、誰にも止められず、『彼女たち』は見ていることしかできない。
黒い小箱がひとりでに開く。中には炎を燻らせる『何か』があった。
――『復讐』の魔女因子適合。
――侵食/反転/置換/完了。
――霊格適合。
――英霊ジャンヌ・ダルク【オルタ】の承認受諾。本英霊の情報及び霊格挿入(インストール)開始。
――クラス別能力付与開始。
――保有スキル付与開始。
――宝具付与開始。
――必要情報・霊格挿入完了。
――クラス別能力・保有スキル・宝具付与完了。
――エクストラクラス・アヴェンジャー、現界開始。
そして――――少女は地獄を知る。>>329
焔刑の地獄
燃えている、燃えている、炎が燃えている。
燃やされているのは私。
聖女ジャンヌ・ダルクじゃない、レティシアというありふれた信徒の私。
頭を、髪を、目を、眉を耳を鼻を口を頬を顎を背を胸を腹を腰を肩を上腕を肘を前腕を手を指を脚を腿を膝を脛を足を指を――身体中余すところなく、骨と内側も、ココロさえも。
痛みに、熱さに、私は自分でも信じられないような声で絶叫していた。
耐えられるものではなかった。神と聖母の名を口にするなんて無理だった。焼かれるのがこんなにも辛く苦しいものだなんて知らなかった。
痛い、熱い、痛い、熱い、痛い、熱い――――もうそれしか感じられなくて。
痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い熱い痛い――――もう燃え尽きそうになって。>>330
ふと想った。
――ああ、どうして、あのヒトは。
――こんな目に遭わせられても。
――神様を信じたまま、人間を恨まずにいられたのでしょう。
だけど……ごめんなさい。
私は違うんです、聖女様。
家族と友人の元に帰れても、そこにいる私はここにいる『私』ではなくなっている。
そんな空白の終わりは受け入れられない。
『私』は灰になんてならない。
『私』には復讐したい貴女がいる。
『私』には奪い取ってやりたい貴女がいる。
『私』には見せつけてやりたい貴方がいる。
この地獄をゆりかごに『私』は生まれ変わる。
――――さあ、地獄で叫ぼう。
生誕の喜びを、生誕の憎しみを、生誕の絶望を。
吠え立てよう。
『私』はここにいるのだと。>>331
ここまでです。もう後には引けないこの感じが(ゴホッ)。
次回はアタランテとジャンヌから見た茶会の様子を手早く流し、魔女化したレティシアとの対面からの――心折れた聖女VS復讐の魔女、魔獣VS色欲の魔女となります。新年あけましておめでとうございます。
今年もえっちなSSがたくさん投稿されることを、一利用者として楽しみにして参ります。
さて、新年とは全く関係ないのですが新年のテンションと勢いでSSを投稿させていただきますね。
内容は、お酒に酔ったジークフリートさんが女性カルデア職員を押し倒してセックスにもつれこむ話になっております。
読む前に当たって目を通していただきたい注意点は、以下の通りです。
※視点主は女性カルデア職員で、本編に登場した職員とは一切関係がありません。
※時系列は1部~1.5部のどこかをイメージしております。
※ジークフリートさんが酔っぱらって前から思いを寄せていた女性カルデア職員を押し倒して行為に至ってしまうという、人によっては夢小説染みた内容です。
※酔いから覚めることなく行為が続いて行きます。
※酔っぱらい状態のためジークフリートさんのキャラがおかしなことになっています。
※カルデア職員がジークフリートさんのことをよく知らない設定となっております。
※一応カルデア職員は処女という設定になっております。
以上の点が大丈夫そうな方のみ、読んでいただければと思います。ちゅ、ちゅ、と額やら頬やら耳やら唇やらに、じゃれつくように男がキスを振らせてくる。
何がそんなに嬉しいのか、男は時折私の存在を確認するように見つめて名を呟き、口端をゆるく上げてふにゃ、と、締まりのない顔で笑いかけてくる。
しかし、私は笑い返してやることも男の名を呼び返してやることもなかった。
だって、先ほどまで寝る気満々で就寝準備をしていたのにこんなことになるとか思っていなかったから、笑えないし。
この男がサーヴァントなのは分かっているが、引き返せなさそうな所まで来ている今ですら名前が浮かんでこない程度には、これまであまり関わったことがなかった相手であるわけだし。
(どうして、こんなことになったんだろう)
男は服越しに私の体を触り回る内にシャツ越しに小さく浮き出ていた胸の突起を見つけたらしく、指先でくにくにと押して遊び始めた。
彼に弄ばれている自分の体の様子をどこか他人事のようにぼんやりと眺めた後、逃避気味に目を閉じて、私はこうなるまでのいきさつを思い返し始めた。
**>>334
**
もう夜も遅いからとシャワーを浴びて寝間着に着替え、明かりを消してベッドに入ろうとしたところでシュンと部屋のドアが開く音がした。そこで初めて私は部屋にロックをしていなかったことに気づいて内心慌てながら、来客に対応するべく振り返った。
そうしたら、目の前に長い銀髪に褐色に近い肌を持つ精悍な体躯の男が立っており、綺麗な緑の目でじっと私のことを見つめていた。
てっきり同僚の誰かが訪ねて来たのかと思って振り返ったのだが、同僚にこのような外見の男はいない。彼は、所謂サーヴァントと呼ばれる存在だ。
想定外の相手の登場に驚きつつ、何の用事があって私の部屋に来たのか尋ねようと彼に近寄ると、直前まで飲んででもいたのか、強烈なお酒の匂いがむわりと鼻に直撃して、思わず顔をしかめた。
「何故、君が、俺の部屋に…?」
こちらが用向きを尋ねるより早く、酒気を帯びた胡乱気な声で男が尋ねてきた。
どうやら彼は、酔っぱらって部屋を間違えたらしい。
「何故って、ここが私の部屋だからですよ」
そう伝えながら男の体を部屋の外へ押し出そうと触れたところで、いきなり男の体がカクンとこちらに傾いてきた。
自分より背が高くて筋肉質な肉体を支えることなど私にはできず、そのまま男と共に床へばたりと倒れてしまった。
「夢、夢だな。…うん、これはどう考えても、夢だ。夢に、違いない」
倒れた体制のままそんなことをぶつぶつ言い続けているこの男は、ほぼ間違いなく泥酔しているのだろう。
(名前も分からない男性サーヴァントと、この体勢で一晩過ごすことになるのか)
などと少々気が遠くなった私にお構いなく、男はどこかふわっとした声色でブツブツと独り言を続けていた。
「夢だ。これは、俺の……が見せた、夢なんだな。ああ、夢なら、何ら問題あるまい」>>335
頷くように首を動かした男が、いきなり立ち上がった。
そして彼に続いて起き上がろうとした私の腕を引き上げ、立ち上がりかけのふらついた体に腕を差し入れあっという間に抱き上げてしまった。
「ふふ、こんな夢をみるとは、俺が、俺などが…」
などと声だけは楽し気に自虐を吐きながら男が私を運んだ先は、私のベッドの上だった。
こうなると男が何をしようとしているのか、嫌でも理解できた。
後々まずいことになるのは想像に難くなく、私は私なりに抵抗を試みようともしたのだ。
しかし、しょせんは男と女、しかも男の方が戦闘能力に長けたサーヴァントであるとなれば力の差は歴然だった。私はほとんど抵抗らしい抵抗ができないまま男に唇を奪われ、そのままそれ以降の行為も受け入れ続けることになったのだった――。
**>>336
**
カリ、と、シャツ越しに胸の突起を齧られた感覚がして、思考が一気に今へと戻る。
目を開けて刺激を受けた胸の辺りに意識を向けると、男が不機嫌そうな顔でこちらを見たまま、シャツの上からもう片方の突起を強めに指で抓ってきた。
「ひんっ」
小さく走ったピリッとした感覚に驚いて、私は変な声をあげしまった。
「こういう時に考えごとをするのは、よくないと思う」
憮然とした声色で男はそう言うと、ぐいっと私のシャツを引き上げて胸、正確には鎖骨から下をむき出しにしてしまった。慌ててシャツを戻そうと捲り上がっている裾に手を添えたところで不意に名を呼ばれ顔を上げると、男の顔が近づいてきてそのまま唇を重ねられた。
「…ん、む、ふう」
それは、ベッドに寝かされた時にされたような、触れては離れていくじゃれつきに似た口づけではなかった。
離れられないよう唇をぴとりとくっつけ、隙間から舌を侵入させて口内を舌で蹂躙する深さと激しさを持ったキスで、男は私の口内を犯し始めたのだ。
「はっ、ん、ぐ…んにゅう、むちゅ、ちゅる…ん、あ、ちゅむ、んんっ」
舌が男の舌に捕まり、即座に絡みつかれる。そのまま吸われるように引っ張られ、ほどけたと思ったら舌の上や裏を舌でなぞられ、更に口中を舌で探り回るように舐められ、再び舌を絡め取られた。
口が離れるのは酸素を得るための僅かな間だけで、一呼吸終わるか終らないかの内に再び唇を押し付けられ舌を押し込まれる。
男の舌に繰り返し翻弄されている間に背筋の辺りにゾクゾクとした感覚が生まれ、シャツを戻そうと裾に触れていた手にぐっと力が入る。
(ああ、これじゃあまるで自分で裾が下りないように抑えているみたい)
そんな考えが頭を過ってしまい、羞恥で顔が熱くなるのを感じた。>>337
むき出しになっている私の腹の辺りに、男の手が触れてきた。
そのままゆっくりと上に向かって這ってきた手が、私の片方の胸に乗せられ、感触を確認するように緩く指が食い込み、再び触れるだけの状態に戻るような動きを数度繰り返される。恐らく胸を揉まれているのだろうが、男に口内を蹂躙されている状態の私にはそれを視界に入れて確認する余裕などなかった。
「ん……はあ」
不意に男が顔を離し、必然と唇と舌も離れていった。
直前まで舌を絡めていたせいか男の舌先からは糸を引くように唾液が垂れており、荒くなっている呼吸や、苦し気に深められている眉間、伏し目がちになっている瞼から覗く翠の目と合わさり、男を妖艶な存在に見せていた。
私の方も口端に唾液が垂れているのを感じたが、ぜえぜえと男より荒くなっている呼吸や、大きく開いたままの口の横からだらりと涎が垂れている様を想像すると、どちらかというと「だらしのない」という状態が当て嵌まっていた。相手が美形だから仕方がないとはいえ色気で男に負けている自分が、自分で少し情けない。
「な、んで…」
一旦の休憩が挟まれている今の内に疑問を解決しておいた方がいいだろうと、私は途切れ途切れに男に問いかけた。
「ど、う、して、こんな、こと、を?」
私の言葉の意味を察したらしい男は、不思議そうに首を傾げた。
「俺の部屋を、自分の部屋だと言ってくれたではないか」
(そこから、食い違っていたんだ)
つまり、彼は部屋を間違えていることを全く自覚しておらず、私の返答を「ともに部屋で暮らしている仲である」と解釈して、そういう仲の者同士らしいそういうコミュニケーションをとっている夢だと思い込んでいるのだろう。
先ほどからの迷いのない行動に忘れそうになるが、彼は立派な酔っ払い。
思考回路が通常とは大きく異なっている状態なのだ。>>338
「納得できたか?では、続けよう」
「いや、あの…っ!」
納得とかしていませんが、と抗議しようとした言葉は、迅速に「続き」とやらに移った男の行動によって発することができなくなってしまう。
彼は止める暇もなくひょいと片手で私の両腕を頭上に持ち上げ、着ていたシャツを勢いよく上に引っ張ってスポーンと脱がせて、一瞬で私の上半身を裸にしまったのだ。
「へ?は?え?」
こちらがあまりにも突然すぎる上半身裸状態に混乱して赤面し目を白黒させている間に、男はむき出しにされた胸の頂辺りをぱくりと口に咥えて乳房を舐めだした。
乳輪をなぞる様に舐め回されるのに合せて突起の側面にも舌が当たり、時折刺激するように頂点に舌をぐに、と押し付けられる。男の舌の動きを感じ取る度、胸から痺れるような刺激が生まれて肉体を緩やかに走り、腹の下辺りに小さな疼きとして蓄積されていくのを感じる。
「まって、それ、やめ…てぇん!?」
緩やかに、だが確実に強まっていく疼きを恐れ、男に止めてくれるように懇願しようとするが、丁度舐められていない方の胸を先ほどより強い力でむにっと揉まれたのに驚いたせいで、間抜けな悲鳴をあげるだけに終わってしまう。そのまま胸全体を揉まれる合間に突起を指の腹で潰され、二本の指で挟まれ、軽く引っ張られ、ゾクゾクとした感覚が断続的に胸から背中に走っていく。
たまらず男の頭を掴んで抗議を試みたものの、男の側はそれを更なる刺激の要求と受け取ったようで、舌と手の動きを激しくさせていく。
「ひっ、あ、いい、から、もう、胸、いじっちゃ、あんっ」
違う違うと首を横に振っても、胸の方に集中している男に気づいてもらえるはずもなく、与えられる刺激に耐えながら、途切れ途切れに否定の言葉を発す努力を続けることしかできない。
「いい、のっ!もっ、胸、は、いいの!」
「…ん、承知した」
途切れながらでも意味が伝わるようにと短い言葉で叫んだのがよかったのか、男が胸への刺激をぴたりと止めた。
ほっと力を抜きかけたところで、男が次に手を伸ばそうとしている場所に気づき、顔が引きつった。>>339
「あ、の」
「では、次はここだな」
「や、やだ…!」
止める暇もない迅速な動きで寝間着のズボンを下着ごと引きずりおろされ、男が秘所に指を押し当ててきた。
自分でも触れたことのないような場所に触れられたことへの驚きと不安に、子どものように首を振って拒絶する気持ちをあらわにするが、男の方には上手く通じなかったらしく、困り顔で、
「ある程度ほぐさねば、君が辛い」
と、的外れに諭されてしまっただけに終わった。
違う。私は決して、そういうことを急かしたりとか強請ったりとかした訳ではないのだ。
先ほどと少し違った気持ちで首を振ったが、やはり男には通じない。
待ちきれなくなっていると捉えている私の気を紛らわせるつもりなのか、秘所に伸ばしていなかった方の手で優しく頭を撫でられ、続いて少し上に持ち上げられ唇を塞がれ、再び舌を絡めてこられた。
ゆっくりと舌が動いているせいか、先ほどは感じる余裕のなかった強いお酒の香りが鼻を刺激してきて、頭がくらくらしてくる。ずっと嗅いでいるとこちらまで酔っぱらってしまいそうだ。
「ん…あっ!」
自分のものではない指が、再び秘所に触れてきた。
指はまるで入口の様子を窺うかのように、ゆっくりと割れ目の上を行き来している。くすぐったさとむず痒さが合わさった感覚に、自分の体が小さく震えたのを感じた。
やがて動きが止まり、ある場所に狙いを定めたかのようにぐりと指の腹を押し付けてきた。そして、ずぷ、と小さな音と共に指がゆっくりと中へと侵入してきた。
(嘘、でしょう?)
実のところ、私は異性経験がないだけではなく、自分の体を弄った経験もなかった。
つまり、自慰というものを一度もしたことがなく、必然的に秘所に指など入れたこともなかった。
だから、男がそこに指を入れようとしても、なんというかもっと色々しないと上手く入らないものだと思い込んでいたのだ。>>340
しかし、思い込みとは裏腹に、現実の私のそこはあっさりと男の指を受け入れていて、たいした苦痛も訴えずに動きたいようにさせていた。
「あ、な、あ…!?」
くちゅ、くちゅ、と小さな水音を立てて指が奥へと侵入していく。
秘所に初めて入ってきた異物への違和感はあるものの、それ以上に己の未知の領域から、くぷ、だとか、ぴちゅ、だとかいう風にいやらしい水音が聞こえてくる羞恥と混乱の方が問題だった。
触ったこともないような場所なのに、何故こうも潤っているのだろうか。
元々そういう風になっている場所なのだろうか?
この男が、よほど特殊な技術でも持っているのだろうか?
それとも実は、今まで知る機会がなかっただけで、私の体が殊更に淫らにできていたりするのだろうか?
考えれば考える程、蠢く男の指やそれに合せて鳴る水音がひどくくっきりと聞こえてしまい、更なる羞恥へと追い込まれる。
「むあ、ん、ふぅ」
「…は。一本、増やすぞ」
「へ?あっ、あん、やめ、むう」
男が囁くように告げた言葉の意味を理解するより早く、二本目の指が中に入ってきた。指一本分広がったせいか、単純に中を刺激している存在が増えたせいか、水音がぐちゅぐちゅと先ほどよりも激しく聞こえてくる。
それがひどく恥ずかしいことに思え、止めてくれと懇願の言葉を出そうとしたが、意味を成す内容になる前に、再び男の顔が近づいてきて口を塞いでしまった。>>341
上ではにゅる、にゅると舌がゆっくりと口内を蹂躙し、下ではぐちゅぐちゅと二本の指が激しく暴れ回っている。上下から責めたてられた私の体は熱を上げていき、全身にゾワゾワとした痺れが駆けていく。
体、特に下腹部辺りの熱がこのまま高まり続けたら何かとんでもないことになってしまう気がするのだが、どうやったらこの熱がなくなってくれるのかが分からない。
熱を与えてくる男から離れようにも、既にベッドの上に寝かされて覆いかぶさって来られている状態では身を引く場所がない。
頭の中では「どうしよう」という単語と「あつい」という単語が徐々に速度を上げながらぐるぐると回っているばかりで、いい案なんて一つも浮かんでこなかった。
そうして翻弄されるがままに体の熱は限界まで上がり、もうこれ以上は溶けてしまうのではないかと思った時、男の指が私の秘所の辺りにある何かをぐり、と押した。
「――っんん!!」
途端、全身に雷に撃たれたかのような激しい熱と痺れが生まれて、駆け抜けていくように頭と下腹部の辺りに集中し、瞬時に発散されていった。今まで経験したことのない速さと強烈さを持った感覚に、激しく体がはねて一瞬頭の中が真っ白になる。
恐らく、これが絶頂だとかイッただとか言われる感覚なのだろう。
フィクションの世界でしか知らなかったことを、まさかこんな風に知る破目になるなんて思ってもいなかった。
「ん。このくらいでいいだろう」
私の体を望みの状態にできたらしく、男が頷きながら二本の指を私の中から抜いた。
(…て、ことは。ああ、うん)
私も一応年齢の上では成人済みの女だ。
今までの人生の中でこういうことになった経験が一度もなかったとはいえ、この後どうなるのかは何となく察しがついた。>>342
今からでも男が急激な眠気に襲われて倒れたりしてくれないかな、と限りなく可能性が低そうな行為の中止を望む一方で、もはやここまで来たら最後まで付き合い切った方がいい気もしてきた。
私がそんなことをぼんやりと考えている間に男の体が光に包まれ、服だけが粒子となって消えていく。
(そういえば、こっちはほぼ丸裸に脱がされたけど、あっちはまだ脱いでいなかったな)
なんて今更なことをぼんやり考えながら、男の裸体が光の中から晒されていく様を眺めていた。
がっしりとした逞しい肩、そこから伸びる二本の鍛えられた腕、彫刻作品のようにくっきりとメリハリのある胸板、しっかりと割れている腹筋、そして――。
(む、無理…!そこから下は、さすがに直視できない!)
へそから下は、どうしても見ることができなかった。
へその下あたりを視認したところで、強烈な羞恥に襲われて思い切り目を逸らしてしまった。
ここまで来ておいて情けないことなのかもしれないが、無理なものは無理だ。
男性経験のない身には、刺激が強すぎる。
などと恥ずかしがっている間に、男が私の両脚の付け根近くを捕まえて、ゆるく引き寄せてきた。
あ、と思う間に、足を横に広げられ、可能な限り広げられた入口となっている場所に熱い何かが宛がわると同時に、ずぶりとそれが中に入ってきた。
「ん、ぐっ…!」
指を入れられた時とは比較にならない程の強烈な圧迫感と、裂けるような痛みが下腹部を襲った。
男が奥に進もうと動く度、じわじわと圧される場所と痛みが奥に広がっていく。
内側がブツリブツリと裂けて強制的に広げられていき、そのまま体が裂けて二つに割れてしまうのではないかという錯覚に囚われそうになる。
「はぐっ、うっ。く、くるし」
初めて感じた類の痛みに唸り声をあげると、男が動きを止めた。>>343
ゆっくりと私の中から恐らく男根と呼ばれているであろうモノを抜いて、ひゅーひゅーと情けない音を漏らして呼吸する私を見おろし、確認でもするかのように呟いた。
「初めて、だったのか」
なんとか小さく頷いて肯定すると、信じがたい事実を目の当たりにしたと言わんばかりに、男が眉をひそめた。
「信じられないこともあるものだ。いや、夢に信じるも信じないもない、のか?」
呆然とした声が、やけに心に引っかかる。
まるで私が処女だったのが間違いであるかのような物言いに聞こえて、さすがに少し腹が立った。
男がいつの頃の英霊なのか知らないが、彼の生きていた時代では私くらいの年ごろの女は既に男性経験を持っていて当然だったのかもしれないし、私がよほど男慣れしているように見えたのかもしれないが、いずれにせよ気分のいいものではない。
夢だと勘違いしている部分も含めて文句を言ってやろうと口を開きかけたところで、彼がまた喋り出した。
「同じ部屋で暮らす程の仲なのに、俺は、貴女に今の今まで手出しをしていなかったなど…。嗚呼、夢とは言え、自分で自分が信じられない」
なんと情けない、と嘆く男の姿にそれまでの苛立ちが消えてしまった。
(ああ、そうだ。今のこの人にとって私は、夢の中とは言え同じ部屋で暮らしているような関係の女性なのだ)
そのくらい踏み込んだ関係なら既に肉体関係も持った後であるはずだと、そんな環境の中で私に手を出さないわけがないじゃないかと、一緒に生活していて今まで手を出していないなんてヘタレかよと、彼は自分の不甲斐無さ嘆いている訳である。
(つまり、私が処女だったのを責めたりバカにしたわけではなかったのね)
ならいいか、と私は納得し彼に文句を言うのを取りやめることにした。
ここまで素直に私に手を出していなかったことを悔いている姿を見ていると、寧ろ「これだけ魅力的な子と一緒に暮らしていて体を求めないとかおかしいだろう」という感じで、自分を盛大に持ち上げられている気さえしてきた。
(…それはそれで、過大評価されているみたいで恥ずかしいものがあるけれど)>>344後、先ほどまで処女で経験が全くなかったため、こういう場面で相手にどう言葉をかけるべきか全く分からなくて困る。
苛立ちがなくなった今、男は嘆く暇があったらこちらに何かしら声をかけて欲しいと切実に願っている。そうでないと、本当にどうしたらいいか分からない。
「え、と、…やめて、おく?」
無い知恵を絞りだして発した言葉に、男がぽかんとした顔でこちらを見た。
間違えた。
これは、明らかに言葉の選択を間違えた。
いや、自分としては「そこまで思っていたのと違うなら、今日はもう止めておいた方がいいのでは?」とか「何やら多大なショックを受けたようだし、このまま続けたらそちらがしんどくなるのでは?」と、気を遣ったつもりで言ってみたのだが、相手のリアクションからして明らかにこの場面で言うのは間違っているコメントだったっぽい。
関係ないけど、声が思っていたよりすごい小さくなったし、緊張でちょっとかすれた。
普通のトーンで話したかったのに、めちゃくちゃ弱々しいトーンになった。恥ずかしい。
違う、私はもっとちゃんと話せる人間のはずなんだ。
羞恥で泣きたくなってきた私の上に、影がかかる。
「悪かった」
眉の下がったしょんぼりとした顔で、男が私に謝ってきた。
「一番大変な思いをしているのは貴女なのに、俺は、貴女を気遣えていなかった。許してほしい」
彼の項垂れるような声に押されて、私はこくりと首を縦に振っていた。
「できれば続けたい。いいだろうか?」
じっとこちらを見ながら聞いてくる男を見つめ返して、私は了解の意をこめてもう一度頷いた。
抵抗感が消え去ったわけではないが、ここまで来たら最後まで付き合い切った方がずっといいだろう。
「そうか。ありがとう」
男はほっとしたように小さく笑い、再び私の脚を捕えた。>>345中途半端ではありますが、ここまでとなります。
続きはまた、いつか。
ここまで読んでくださりありがとうございました。>>331
アタランテとジャンヌ・ダルクの二人は暗闇に閉じ込められていた。
気絶していた彼女達はアタランテが先に目覚め、すぐ側で倒れていたジャンヌを護るように抱き寄せた。
身体の温かさと柔らかさ、乱れのない呼吸に安堵し、直後に気付く。
自分の身体に匿っていたジャック・ザ・リッパ―の残滓、〝子供たち〟が全員いなくなっていることに。恐らくは気絶している間に、シメールによって一人残さず連れ出されたのだ。
驚愕、怒り、焦燥。足元が崩れ落ちるような恐怖。
「……駄目だ。あの子達がいないと私はジャンヌを……」
何もかもが瓦解してしまう。
曲がりなりにもあった、ジャンヌを我が物にする理由がなくなってしまう。
〝子供たち〟がいないにも関わらずジャンヌを求めれば、今までの自分の言動が全て虚飾になってしまう。
それは赦されない。それだけは絶対に赦されない。あまりにも身勝手すぎる。
女神アルテミスへの誓いを破ったことよりも尚罪深い。
「必ず見つけて……連れ戻す」
己が破綻していることをアタランテは自覚していない。
ジャンヌを抱きしめ、力強さに聖女は目を覚ました。
暗中でも不思議と狩人だけは確かに見える。
「……アタランテ」
呼びかけに、周囲を警戒していたアタランテは視線を戻す。>>347
起きたばかりの所為か、はっきりとしない意識のまま見つめ、
「アタランテ」
「なんだ」
「貴女から〝子供たち〟の存在が感じられません。どうしたのですか」
「……どこにいるのかはわからん。わからんが、吾々がこの暗闇にいるのも、私から〝子供たち〟を連れ出したのも、あの魔女以外には考えられん。……そういう汝はどうだ。レティシアはいるのか?」
言われて確認し、絶句する。
レティシアがどこにもいない。彼女の存在をまったく感じられない。
取り乱さなかったのはジャンヌ・ダルクが英霊であることに他ならなかった。
しかし――ここからは違う。
いません、と彼女が口にした瞬間、二人の前で光が生じた。
そこにあった暗闇は長方形に切り取られ、レティシアが一人椅子に座っている光景が映し出される。現界するに至って得た現代知識で例えるならば、映画のようであった。
何故、彼女が自分から離れて身体を持っているのか――それらの疑問を考えている猶予はなかった。
「レティシア……!」
アタランテから離れたジャンヌは映像に飛び込もうとし――凄まじい衝撃音を発して弾き飛ばされる。落下地点に走ったアタランテに受け止められる。だが、またすぐ猪のように突撃しようとする。そんな彼女をアタランテは抱きすくめ、どうにか留める。
「汝の気持ちは分かるが今は冷静になれ!」
「落ち着いてどうなるというのです! ただ見ていろというのですか!?」
「ええ、ただ見ていてください」
その透き通った声は映像の手前から。
『色欲の魔女』シメールはそこに立っていた。>>348
「今この時、貴女方が取れる最良の選択は見ることです。戦闘も交渉も無意味です」
即座。
ジャンヌを己の後ろに追いやったアタランテが弓を構え、矢を番える。鏃に魔力が収縮していく。恐れる必要がないのか、シメールは防御をしようともしない。
「強引ですね。嫌いではありませんがワタシを倒しても出られませんよ」
「……固有結界であれば貴様を消せば戻れる筈だ」
「固有結界とは似て非なる大魔術――これって便利な言葉ですよね」
シメールが背中をみせる。草を食む動物のように無防備な立ち姿だった。
弓を引き絞ったアタランテの隣にジャンヌが並ぶ。
「……レティシアをどうするつもりです」
「本音を吐き出すお手伝いをします。知っていますか? 目を逸らしていませんか? 彼女は、お二人に対して思うところが積もり積もっています。
利用するだけ利用して離そうとするアタランテさんを、巻き込こんだのに護り切ってくれなかったジャンヌさんを、レティシアさんはどう思っているでしょうか」
顔を歪めるアタランテ。
青褪めたジャンヌは硬直する。
「罪悪感はおありのようですね。ご清聴をお願いします」
「待て……〝子供たち〟はどこに連れていった」
「あの子達ならホームグラウンドに放してあげました。今現在、ワタシの精神世界は十九世紀のロンドンの形を取っています」
「ロンドンに放しただと……待てっ!」
微笑みを投げかけたシメールは当然の如く待たない。するりと映像に入り込み、レティシアとの茶会を始める。
唖然とする二人を置いて茶会は進み、進むにつれ。>>349
『なんで私を……こんな目に遭わせるんですか……!?』
『わ、わたしが、私が一体何をしたの!? なんでこんな事に巻き込まれないといけないの!?』
レティシアの本音を目にし耳にするほど罪悪感の杭が突き刺さる。
二人を一度見たシメールは、
『誰の所為か、お答えするのは簡単です。レティシアさんの身に降りかかった災難は全てジャンヌ・ダルクが原因だとワタシは断言します』
『ジャンヌ……様の所為?』
「ぜんぶ……私のせい……」
倒れかけたジャンヌをアタランテは抱き止める。
だが、かける言葉は見つからない。当然である。彼女がジャンヌとレティシアを捕らえた張本人なのだ。慰めの言葉を言える筈がない。
『我々が想っているほどジャンヌ・ダルクは聖女ではないということです。ワタシが推測するに無意識のうちの初恋。ジークさんへの恋心を守りたかったのではないのでしょうか』
『私は今まで……なにを信じてきたの……?』
「自分本位に……ジーク君のこと……そんなつもりじゃ……」
見せまいと目を覆うとしても拒まれる。
そうされれば強く抱きしめるしかなかった。
繋ぎ止めておくにはこうするしかなかった。
『この『色欲の魔女』と同じように魔女になりませんか?』
憔悴しきったレティシアへの提案は最悪の中の最悪。
真摯的ともいえる魔女の誘惑に信徒はつられていく。
『ついさっき決めたんです。私は聖女様に大切なものをたくさん奪われたから、今度は私が聖女様の大切なものを奪うって。……だから、私がジャンヌ・ダルクになれるんだったら、とても嬉しいです。最高で最悪の復讐にできると思いますから』>>350
最早ここまでだった。
「やめて……お願いだから……私が悪かったから……」
聖女はいよいよ過呼吸を起こし始めた。狩人は諦観の心持ちで彼女をより抱き寄せた。
『貴女と契約し、魔女になります』
『その言葉、確かに聞き届けました』
魔女と信徒の契約が交わされる。
二人が手を重ね合い、契約が進むにつれて黒い小箱が開く。
黒炎を燻らせる『何か』は泥のように溢れ出し、地面から這い上がってレティシアに纏わりつく。巨大な蛇に捕食されるかのような光景だった。
「我が神よ、我が主よ……。どうか、どうか……あああぁ」
『何か』が信徒に巻き付き終わるとシメールは離れる。小箱を持っていた手は焼け爛れていたが、気にする風もなく――空になった箱を収めると愛おしげに撫でる。
『うたかたの夢でも良き宿主を見つけられました。なんとありがたい啓示でしょうか。天におわします神に感謝しなくては、ねぇ?』
肩越しにジャンヌを舐めるように窺い笑う。
『何か』はレティシアの両手を後ろ手に拘束し、黒と赤が混じった十字架の形をとっていく。その中央にレティシアが祭り上げられる。
火刑――火あぶりにするつもりだと狩人と聖女はほぼ同時に悟る。
「アタランテ……! 私の剣はどこですか!」
掴みかかり訴える。
「持っているのなら渡してください! 閉鎖空間でも焼き斬れる筈です!」
「莫迦をいえ! 汝の聖剣に対界宝具の効果はないだろう! 何より使えば汝が消えてしまうではないか……!」
迂闊だと言わざるを得ない発言だった。>>351
所有していると確信したジャンヌは半狂乱の様相でアタランテの喉元を締め付ける。
単純な筋力はジャンヌ・ダルクが上――通常ならの話だが。
国荒らしのカリュドーンの皮を被ったことで一度魔獣化したアタランテには、まだ魔獣の因子が残っている。望んで残した結果故に根強く。
もう一つ付け加えるなら、彼女は格闘技において、アキレウスの父親であるペレウスを投げ飛ばすほどの技量の持ち主である。
いくら才能があるとはいえ――ましてや正気を失っている状態では――十七歳まで戦場を知らない村娘だったジャンヌではすぐさま逆転される。
締めつけた次の瞬間にはアタランテは抜け出し、今度は己がジャンヌを拘束する。両腕ごと抱いて暴れられないようにする。
――焔刑の地獄に処されたレティシアが絶叫している映像を見られないようにする。
「……!!」
殺意を抱いた瞳がアタランテを射抜く。
このとき初めて彼女はジャンヌに本気の殺意を向けられた。
空のように蒼い瞳だが燃え盛る焔のようであった。
……間違っていたとは、思わない。
…………けれど、深い深い後悔の念が溢れ出す。
こんな筈ではなかった?
いいや、こうなるだけの事をしてきたのだ、私は。
ジャンヌにも、レティシアにも。>>352
「道理を弁えなかった貴女の所為で――」
「レティシアは私が助ける。シメールは私が倒す」
「――――」
レティシアを燃やしていた地獄の業火は次第にまとまり、彼女の心臓を目掛けて十字架毎入り込んでいく。
『アハァ……アハハハハ……アハハハハハハハ――――ッッッ!!』
信徒の悲鳴は魔女の哄笑に移り変わる。
業火と十字架が完全に入り込めば地面に落ちて倒れ込み――ひとしきり嗤ったあと、ゆっくりと立ち上がる。
新たに産まれ出たレティシアは見るも無残に変容していた。
聖女ジャンヌ・ダルクの反転存在というシメールの評は間違っていなかった。
銀髪になるまで色素が抜け落ちた金髪、紫水晶の瞳は金色に変わり、健康的だった肌は病的に白くなっている。装着した暗色の鎧は刺々しく重々しい。
そして何より……狂気に染まった凶悪な笑みを浮かべている。
本来のレティシアであれば間違いなくしない笑顔である。
『魔女になった気分はいかが?』
側に寄り添ったシメールが蠱惑的に。
歯が見えるほどに唇を歪めたレティシアは髪を掻き上げる。
『最低(最高)の気分よ。――今度こそさようならね。善良なる信徒の私』
アタランテは一人立ち上がり、ジャンヌに聖旗を受け取らせる。
暗黒の空間は嘘だったように晴れていき、アタランテとジャンヌは舞台に上がらされる。>>353
魔獣と聖女。
色欲の魔女と復讐の魔女。
彼女達はついにここで対峙する。
◆
「二人に見せていたの? 見たり見させたり、貴女って良い趣味してるわね」
「見るのは個人的な嗜好で、こういうのは見させる方が効果的です。しかし、肝心なところをアタランテさんは見させなかったようですね」
「お優しいことで。私にも恵んでくれたら魔女にならずに済んだのに」
魔力に満ちた大気が陽炎のように揺らぐ。周囲の土や草や木が燃え上がる。
特別何かをした訳ではない。
『復讐の魔女』は苛立ちを露わにしただけである。
その気になれば目視されただけでも、呪いへの耐性が低い英霊は焼き焦がされるだろう。
「……ああいや、それもあるけど、元凶はそうじゃないわね。そこで蹲ってる聖女様がちゃんと自分一人で召喚されてくれてたら助かったのに」
変わり果てたレティシアを茫然として見ていたジャンヌが大きく震える。
縋るように旗を握り掴む。
「レティシア……私は助けようと」
「この期に及んで言い訳なんて笑えないわ。助けようとしたって助けてくれなかったじゃない。人類も、ジークさんも、私も貴女は守れなかった。その後はアタランテさんに犯されて雌犬みたいに鳴いていたじゃない。
貴女の所為で――アンタの所為で私はこの有様よ」>>354
「ジャンヌを責めるのはよせ」
聖女の前に立つ狩人はそう言い、「この有様と言ったな」と確認させる。
「ジャンヌ? 呼び捨て? あんなに苦しんでたのに……ふざけんじゃないわよ」
「後悔の念があるなら戻れる。そこにいる魔女から方法は聞き出す。それまで待っていろ」
「戻ってどうなるっていうのよ。問答無用で帰すつもりでしょうが」
「残りたいなら構わないと言った。なるべく丁重に扱うともな」
「……ねえ……ねえ、シメールさん。このヒト、私たちの話聞いてなかったんじゃないの?」
「いいえ? ちゃんと聞かれていましたよ。無理を矢理で通すということでしょう。力を持つ者の特権です」
シメールはレティシアの片腕を両手で引き寄せる。
豊かで柔らかい感触が押しつけられる。
艶々しく微笑む。
「今は貴女も力を持つ者です。素直に言うことを聞く必要はありません。好きに生き、好きに犯してよいのです」
「……そうよ、そうよね。今度は私が二人を飼いならす。そう決めたんだから」
「ええ、お二人を生け捕りにしましょう」
抱きついたまま『色欲の魔女』は狩人を眇め見る。
「アタランテさんはワタシにお任せください。生まれ変わったばかりのレティシアさんには少々難しい相手ですからね。ジャンヌさんは相性が抜群なのでお任せします」
異存はない。シメールの言うことは正しい。
アタランテと戦っても負ける気はしないが、それは正真正銘の殺し合いでの話だ。捕獲が目的となると違ってくる。加減した状態では苦戦するのが目に見えている。>>355
逆に、精神的に追い詰めたジャンヌは捕まえられる確信がある。
既に筋道は考えている――『復讐の魔女』は憤怒の炎を操るだけではないのだ。
しかし、気がかりな点がある。
底知れぬ『色欲の魔女』とはいえやれるのかという点だ。
「捕まえられるの? ジャンヌ・ダルクを倒したヒトよ」
「生け捕りは得意分野です」
するりと蛇のように離れたシメールは自信満々のご様子だ。
ハッ、と笑い飛ばす。
「なら任せるわ」
腰に備えた漆黒の禍々しい剣はまだ抜かず、邪竜が描かれた旗を右手に出現させる。
使い方は教えられなくてもわかる。
本能で理解できている。
「――――ジャンヌ」
アタランテは背中越しに振り返る。
ジャンヌは酷く光が弱くなった瞳をしていた。
「……地獄でも神に祈りは届くようだ」
それでも戦士として身体は従い動く。
生前、常識破りの戦い方をしてきた彼女は旗を地面に突き立てる。
石突きが叩きつけられる音が発生するよりも速く――アタランテは、二本の矢を新生されたタウロポロスに番えていた。>>356
両者が同時に唱える。
「『我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)』」
「『訴状の矢文(ポイボス・カタストロフェ)』」
唯一なる神の光が聖女と狩人を守護する。
夜空が満点に光り輝き、流星の音を響かせながら――太陽神と月女神が放った光の矢の雨が『復讐の魔女』と『色欲の魔女』に降り注ぐ。
中心地はここ――範囲は巻き込まれることを承知で極限まで広げた。
それ故にジャンヌに護りを頼んだのだ。
お互いの宝具を知っているからこその行動であった。
シェイクスピアの『エンチャント』によって宝具の威力は上昇している。シメールも協力したとの話だが動作に不備はない。その意図は読めず、訳が分からないが、以前の十全以上に稼働できている。
強化された今、防御・耐久に優れたサーヴァントでも深刻なダメージは免れまい。
まともに喰らい続ければ、だが。
アタランテの眼と耳は捉えていた。
レティシアがジャンヌと同じように旗を突き立て、真名開放をしたのを。
「『吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)』」
目に見えるほど凝縮された憤怒と呪いの感情が頭上に広がり、次々と降り注ぐアポロンとアルテミスの矢を受け止めては飲み込んでいく。
輝く旗の黒い光は時間が経つにつれてより強大なものとなっていく。
いや、これは違う――――受け止めた分だけ、飲み込んだ分だけ、高まっているのか。
『訴状の矢文』の掃射が終われば〝反射〟がくる。
防御と反撃を両立したのがレティシアの宝具なのだ。>>357
なんと厄介な宝具か。
聖杯大戦から何故自分は――ジークフリートといい、スパルタクスといい、ジャンヌ・ダルクといい――戦いの相性があまり良くない相手とあたるのか。
自軍にもアキレウスやカルナのような英雄もいた。
思い出したアタランテは唸り、タウロポロスを収めて次なる一手を取り出す。
魔女たちと違って彼女は加減をするつもりはない。
最初から全力で行く。
最速で『色欲の魔女』を狩り殺し、最短で『復讐の魔女』からレティシアを解放する。
そのためならば自己を顧みたりなどはしない。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある。
両手で握り締められたそれは大魔獣カリュドンの皮。
狩人は再び魔人に、魔獣になろうとしていた。
気付いたジャンヌが「いけません!」と制止を呼びかけるが遅かった。
アタランテは肩から頭部が付いたままの皮を被っていた。
ざわめき、蠢き、魔猪の皮は狩人との一体化を果たしていく。
理性を代償に、人体構造を無理やり変化させる激痛を受け入れ、呪いの如き力を得る。
英雄を怪物に堕とす『神罰の野猪(アグリオス・メタモローゼ)』は決して使ってはならない禁断の宝具――だというのにアタランテは迷いなく選択した。>>358
一度使ったとはいえ正気とは思えない判断である。
やがて一体化が終わり、耐えるような声も聞こえなくなる。
魔獣となったアタランテは以前とは異なる姿だった。
長い髪は白くなっていたが黒い霧は纏っていなかった。
翠緑の衣装は黒くなり、ところどころ紫色の葉脈のような紋様が脈打っているが、初めて目にしたときほど狂暴で凶悪な印象を受けない。
洗練化された……とでも言えばいいのだろうか。
断言はできないがジャンヌにはそう感じられた。
アタランテ本人も些か困惑した風に己を見下ろしている。
――身体が捻じれ狂うような痛みはない。
――理性も纏う前と何ら変わっていない。
至極冷静に、物事を考えられて捉えられる。
それなのに以前を上回る力が漲ってくる。
……原因はシェイクスピアとシメールだが考えるのは後だ。
四足の肉食獣、狩りを始める獅子のような前傾姿勢をアタランテは取る。
「すぐに終わらせる。このまま旗を展開していろ」
新たに追加された二つの宝具の内、一つ目を発動するためである。
全身に魔力が満ちる。
全身に膂力が溢れる。
アタランテは、彼女は――――生前から現在に移り、真の最速に至る。>>359
「駆け抜ける――『諍いの戦利品(ツァコモス・アダミヴィ)』!」
直線的に、真っ直ぐに――英雄のままでは超えられない限界速度を超えて――太陽神と月女神の矢を弾き飛ばしながら魔女たちの目前まで。
雨というより滝じみた光の中を抜けた先ではシメールがレティシアの前に立っていた。
目に捉えられてはいない。
そも、気付かれてすらいない。
Aランク級の『変化』で両手を二回り大きくし、更に蹄の如く硬質化させる。
反応する時を与えず『色欲の魔女』の顔面を鷲掴み、果物のように握り潰し、レティシアの宝具の効果範囲内から投げ飛ばす。
――スパルタクスがそうであったように、いかに優れた再生能力があるといえど限界はある。
アタランテが取った行動は実に単純であり、明快であった。
――再生するのなら再生する身体を消し去る。圧倒的物量で一欠けらも残さない。
肉体の強度は王の間で放った一撃で把握している。
貴様は反逆の英雄と比べて脆すぎる。
予測通り、赤く霧散したのを確認したアタランテはレティシアに掴みかかる。>>360
獣の剛腕に囚われる前にレティシアは旗を挟めていた。
もう少しのところで割り込まれたアタランテは旗を握り締め、押し込む。
魔女になろうが魔獣の膂力には拮抗できない。
ゆっくりと、しかし確実に押さえ込んでいく。
圧し掛かる力にレティシアが片膝を付く――『訴状の矢文(ポイボス・カタストロフェ)』の掃射が終わるまで間もない。終われば『吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)』に溜められたカウンターが来る。
勝負は、今ここで、かたをつける。
アタランテの両肩が内側から盛り上がり――弾けるような音を発して新たな両腕が生え出る。彼女の膝に届くまでに長く、血に塗れたそれは紫の紋様を光り輝かせていた。
「容赦、ないですね……!」
嗤うレティシアの頭を目掛けて、十本の指を結んだ両腕が槌の如く上段に構えられる。
狙いは気絶。
余計な言葉は交わさず迅速に振り下ろす。
「ぐうぅっっっ!?」
アタランテを激痛が襲ったのはまさにそのタイミングだ。
生やした両腕が根本から〝ブチブチ〟と千切り取られる。
力任せの動作は遅いようで素早かった。
「大前提を忘れていらっしゃるようですね」>>364
pixivとハーメルンに投稿する際には修正しておきますからご勘弁を……!
アタランテ、不甲斐ない作者の所為ですまん!「我が皇帝(ツァーリ)、この腹部に感じる寂寥感。どうやら私(わたくし)は今、空腹を覚えているようです」
カドック・ゼムルプスの僕、キャスターのサーヴァント・アナスタシアは目の前で本を読む青年へ話しかける。
カドックは本から目を離し、少女の顔を見やる。何時もと変わらぬ無表情、何を考えているか窺い知ることは出来ない。
「空腹……か。(サーヴァントは本来霊体、栄養摂取は必要ない筈だけど……今は完全なイレギュラー、彼女が必要というのなら必要なんだろう。僕が、未熟が故に、か……)分かったよキャスター、すぐに用意す」
「Könnte ich mit dir schlafen.」
「……は?いや、いや待てアナスタシア!き、君は何を言っているんだ?」
戸惑うカドックとは対照的に、アナスタシアはきょとんと首を傾げる。小動物を彷彿とさせる仕草に、思わずドキリとするカドック。しばし思考した後、合点がいったと言わんばかりに胸の前で手を合わせるアナスタシア。
「あぁ、これは失礼致しました……。皇帝は私の国の言葉は堪能ではありませんでしたか。ならば、今一度。」
「私とセックスして下さりませんか?」>>366
──
彼女─アナスタシアの発言に虚を突かれ、カドックの思考は完全に停止していた。アナスタシアの表情はいつもと変わらず、彼女の水晶の如き瞳からはその心意は計れない。茫然とする彼にアナスタシアは言葉を続けた。
「マスターは本来、サーヴァントに魔力を供給するもの……。ですが皇帝、貴方からの供給に私の消費が追い付いていないのです。であれば、性交でより強固で深いパスを繋ぐのは、合理的は判断では?」
彼女の言葉にカドックは己の未熟さを自覚すると共に、性交という生々しい言葉に思わず唾を呑み込んだ。陶磁器のように滑らかな白雪の肌。妖精を連想させる華奢な躰。今まで意識していなかったが、彼女はとても魅力的な女性である。─もっと直接的に言えば、劣情を掻き立てる容姿、であった。混乱する彼を余所に、彼女はカドックの腰に手を伸ばし、服からずるりと一物を取り出すと、愛らしい口から舌を出しちろちろと舐め出した。>>367
「ひぅっ……‼?」
生娘のような情けない声をあげるカドック。まるで水を舐める仔犬のように、真っ赤な舌を鈴口に這わせるアナスタシア。鈴口から竿、亀頭、筋と。緩慢に、されど丁寧にねぶっていく。それは暴風の如き激しい刺激とは真逆、枯れた大地に水が滲みていくかのような心地よい快感であった。だが。生まれてこのかた、性経験が皆無であるカドックにとってはそれですら我慢出来るような物ではなく、「くぁ……あ、はぁ、待っ、で、出るっ‼」
どぷりと、鈴口から白濁の欲望を吐き出す。勢い良く飛び出した精液はアナスタシアの顔を、髪を、白く美しい少女を汚した。
荒げていた息が落ち着き、射精による多幸感も治まり思考がクリアになる。何故こんな事を?とカドックは彼女に問おうとすると、終始無言だったアナスタシアが口を開く。
「……飲めませんでした。」>>368
「え……?それってどうい、うぅぅ‼?」
突然下半身が、灼熱に包まれる。見やると彼女は小さな口を限界まで開け、陰茎を根本までぱっくりと頬張っていた。肺に空気が入って来ない。先程とは段違いの快感が身体を駆け巡った。「なっ……まっ、待て!キャスター、待ってくれっ……!」止めるよう声をかけるが、彼女は止めようしない。つぷぷ。つぷぷ。と、先端ぎりぎりまで引き抜き、また根本まで呑み込む。前後に頭を動かし、断続的に与えられる刺激に、カドックは二度目の絶頂を迎えようとしていた。「あ″ぁ……まだっ……敏感で……‼も、もう‼」ずぷんっ、と一際深く呑み込んだ瞬間、立ち上った精子を彼女の喉奥へ向けて吐き出した。
出し切った後、アナスタシアは口から彼の一物を引き抜く。咀嚼するような動きから、まだ口の中には精液が残っているのだろう。目を閉じ、味わうかのような素振りをし、やがてはごくりと嚥下する。突然の事ではあったが、これで彼女の目的は終わった。安堵し肩の力を解く──のも束の間、彼女は細い指でついっ、とカドックの分身をさすった。
「あっ……‼?な、何で……」
「?。まだ終わっておりませんよ?最初に言った通りです。『私とセックスして下さい』と。今まだ口淫しただけです。
……ですがその前に、もう一杯、頂きますね?」>>370わっふるわっふる
>>370
わっふるわっふる
やっぱ時代はサタンなりしルシフェルだわ>>370
わっふるわっふるありがとうございますリンボ先生!無口なヒナコちゃんもすごい喜びようですよ!(熱い風評被害)
>>370>>370
わっふるわっふる
最高ですよリンボ先生!次の更新もお待ちしております!>>369
「か、あっ……はっ……もう、もう無理っ……!むりらってアナ、スタシアぁ……‼」
額から汗の玉を吹き出し、頬を熟したナツグミの如く紅く染め、カドックは喘ぐ。口はだらしなく開き、舌を犬のように垂らしているため呂律が怪しい。かれこれ一時間、彼はアナスタシアの口淫により攻め立てられていた。普段は鈴のように綺麗な音を紡ぐ小さな口は、じゅぽりじゅぽりと、彼の一物を咥え込み卑猥な音色を奏でる。その喉内は、雪のようにひんやりとした肌とはうって変わり、揺らめく炎のように熱く、口腔内は蠢きながらみっちりと彼の怒張を包み込む。休むことなく続けられる口淫、ぞりぞりと亀頭が喉奥に当たり扱かれる。これほど深く、しかも一度も離さず嘔吐かず、咥えたままでだ。顔は相変わらずの無表情。だが時折こちらを上目遣いで見上げてくる。それはとても愛らしく純朴可憐で、そんな娘が下品に顔を歪め自分の一物にむしゃぶりついている。その事実が口ではもう無理だと喚いても、浅ましくも何度目かも分からぬ射精を促した。
「あ″……へぁ……ま、また……ぃ、ぐぅ……‼」>>376
ずろろろろ、と口から陰茎を引き抜くアナスタシア。そこで始めて彼女は声を発した。ほぅ……と吐息を吐き、唇の端を僅かに綻ばせ一言、
「ふふ……」。
ぷちりっ、とカドックの中で何かが切れた。それは注視しなければ分からない様な幽かな微笑みだったが、彼の本能を奮わすには、彼の理性のタガを外すには、充分な衝撃であった。
「キャ、キャスター……あ、アナスタシアァ……‼」
気付けば彼は、彼女を床へと押し倒していた。何故こんな事したのか分からなかった。何故これほど彼女を求めるのか分からなかった。この、この胸を締め付けるものは、一体何なのか。
目の端に彼女の顔が入る。このような狼藉を前にしても、彼女は無表情だった。罪悪感を振り払うようにドレスの裾を掴み、縦に引き裂く。まず目に入ったのは、露になった彼女の太腿。そこから目線をあげると、真っ白な愛らしいショーツが。カドックはショーツに手を掛けずり落とし、一足飛びに彼女の秘部に自らのモノをあてがい突き入れる。瞬間。部屋は獣のような、雄の咆哮に包まれた。今日は短め
>>377
(あぁ、あぁ……‼なんだこれ、なんだこれ、なんだこれ‼?)
頭の中で稲妻が走る。肺にうまく空気を取り込めない。苦しい、熱い、苦しい、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい‼
腰を引き、突く。一度、二度、三度。性器が膣内を掻き分け、その度に快感が突き抜ける。
だが、その高揚は一瞬。肉体の欲求は満たされてはいくが、彼が今、本当に求めているものは満たされなかった。
(でも、あぁ……違う……足りない、満たされない、こんなやり方じゃ、駄目だ……。)
肉と肉がぶつかり合う音が響く。カドックは細い少女の身体を、まるで道具の如く乱暴に扱う。ばちん、ばちん、と。ただひたすらに。思い遣りなど何もない、獣のような交わり。それは強姦以外の何物でもなく、彼は自らの行為に自己嫌悪する。止めなくては、こんな事はいけない、こんな事は赦されない。こんな、こんな下劣なまねを。そんな思いとは裏腹に、彼の腰は止まらない。一心不乱に、肉棒を少女の膣へと抽挿する。カドックが苦悩と快感の呻きをこぼすのに対し、少女は─アナスタシアは吐息の一つも吐かず、無言だった。その姿が、より彼の罪悪感を増長させる。呆れられたのか、軽蔑されたのか、見放されたのか。怖くて、彼女の顔を見れない。カドックは俯き、途切れ途切れに呟く。「アナスタシア……アナ、はぁ、スタシア……‼ごめん……ごめん、ごめんよ……‼ん、はぁ、こんな奴でごめん、最低でごめん、役立たずでごめん、僕が君のマスターで、ごめ」
ごめん、と最後まで言えなかった。アナスタシアがカドックの頭に手を伸ばし強引に引き寄せ、唇で口を塞いだからだ。>>379焦らせなんて嫌いじゃないてよ!
カドアナ良いよね…わっふるわっふる
まさか一日二度もアップなんて、サンキューリンボフォーエバーリンボゲーティア♀(魔術王)プレゼンツ据え膳状態、だからこれから挿入されるんだ 触手も淫紋もセルフ
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今年は雰囲気に合った塗りと表情を目標に……ちゃんと相手を描きます ち◯こ以外を写せるようにするんだ
ところで○○王でどのデザインか分けてるんですが、魔神王の方の需要は……あるのか……?>>379
突然の事にカドックは硬直する。隙ありと言わんばかりに、アナスタシアは彼の口内に舌を滑り込ませ、丁寧に、愛おしそうに、隅々まで舐り蹂躙する。最初こそ戸惑いはするも、カドックも自らの舌を伸ばし絡める。それは甘く、蕩けるような法悦。ただの皮膚同士の接触。粘膜の交換。それだけなのに、あぁ、それだけなのに。
なんて──、なんて──。
どれだけそうしていただろうか。しばらく彼女の唇を味わっていると、名残惜しそうに彼女は口から離れた。ぷはぁ、と息を洩らし、何時もの無表情な顔が見つめてくる。一つ違うのは、その頬にほんのりと朱が差していた事。
「…………皇帝、貴方と契約した時の事を、覚えておりますか?」
「あぁ……もちろん、覚えてるよ。」
今でも、鮮明に思い出せる。後戻り出来ない決断をした、あの時を。
「『君がキャスターのサーヴァント……アナスタシアだね?僕はカドック・ゼムルプス、君のパートナーだ。君の力を、貸してくれ……』……そう言って、貴方は私に手を差しのべましたわね。」
ふふっ、と声を洩らしアナスタシアはカドックの頬へと手を伸ばす。
「それは、だって……僕のような凡庸な奴がマスターだなんて、嫌」
「いいえ。いいえ皇帝、私は貴方が、カドック・ゼムルプスが、私のマスターで、嬉しい。
だって……だって貴方は、私を呼んでくれました。私に手を差しのべてくれました。話し掛けてくれました。私が、アナスタシアが必要だと、言ってくれました……。それだけです。それだけで貴方は、私の心を温めてしまったの。」
目の端に涙を浮かべ、ぎこちない笑顔を作ってみせた。>>383──曰く、ロシア皇帝ニコライ二世が四女、アナスタシアは、他の姉弟と比べ記録が非常に少なく、世間・皇族からの期待は皆無であった。彼女の誕生の折、祖母マリア皇太后はこう述べたという。『また女が生まれたか』、と。──
「私を呼んでくれたのが、貴方で良かった。貴方のような人がマスターで、本当に良かった。私は、『貴方じゃなきゃ、嫌』。」
その一言に、心が震えた。始めて知る、彼女の想い。それは。それは彼が何よりも求めていたもので─。カドックは彼女を力強く抱き締めた。離さないように。誰にも渡さないように。
「ア、アナスタシア…………」「はい」
「僕は、君のマスターだ……」「はい」
「僕には、君が必要だ……!」「はい」
「僕は、君が好きだ……‼」「はい」
「君は、僕の物だ……‼」「はい」
「君を、愛してる……‼」「はい、私もです……」
彼女もまた、応えるようにカドックの背に腕を回し抱き返す。その姿はまさしく恋人のようで、二人はまた口づけを交わす。啄むように、やがては舌を絡め合う情熱的なものへと。心も身体も溶け合うかのように、二人は契りを交わし続けた。しかし。「んっ……」
アナスタシアは自分の膣内でカドックの分身が膨らむのを感じた。カドックはばつが悪そうに頭を掻いて呟く。
「うっ……ご、ごめん」
どうやら再びカドックの情欲の火がついたようだ。アナスタシアは呆れながら、しかし嬉しそうに答える。
「仕方ありませんね……ですが今度は優しくお願いします。」
拒絶しなかったとはいえ、彼女も乱暴に抱かれるのは嫌だったようだ。しゅんとするカドック。「はい……以後気をつけます……」「それと」
ぷいっ、と顔を背け言葉を続けるアナスタシア。その表情は何時もの無表情ではあったが、心なしか照れが見てとれ、とても愛らしい。
「次はちゃんとベットで抱いて下さいな。」リンボ先生、ありがとうございます!
ちょっとSなアナスタシアも読んでみたいな~(チラッえ?カドアナ…なにこれ…尊い…
リンボ先生…一生ついていきます…
スゥ……(浄化され金の粒子となる音)
ま、待って!終わりって書いてないってことはこれまだ続くんですか!?それとも2本目書いてくれるんですか!?
風は止んだし、合図はなった。さぁ、そろそろ本気で走り始めなくちゃーー
というわけで初投稿します。お目汚し失礼します。>>392
そんな自分だが、現在は虚数潜航艇シャドウ・ボーダーと呼ばれるカルデアの特殊車両の中に住まわせてもらっている。黒服のサーヴァント曰く捕虜という扱いらしいのだが、「自分のサーヴァントも一緒に住まわせてやってほしい」と無理を承知で頼み込んだらすんなりと許可をもらえたので、かなり厚遇されている(黒服は仕方ないといった表情で、カルデアのマスターはキラキラとした目で頷いていたと記憶している)
住まわせてもらっているとはいっても、コンテナ一台に収まる車両に鮨詰め状態というわけではなく、虚数観測機ペーパームーンの応用で生み出された虚数空間の中に各々の個室や研究室を設置しているらしく、自分とサーヴァントにもそれぞれ個室を用意してもらっている。>>393
当然のことではあるが、ただ住まわせてもらっているわけではない。サーヴァントの少女が「働かざる者、食うべからず、だ」と自分に課したのは汎人類史の神話と異聞帯の神話の調査だ。驚いたことにカルデアのマスターは何柱かの神性とも契約をしているらしく、その神々とディスカッションを行い、情報をまとめるのが現状での自分の役割だ。
本日の対話の相手は美の女神イシュタルと冥界の女主人エレシュキガル、どちらもメソポタミア神話に登場する女神だ。史上最古に近い神代の存在との対話に興奮するなという方がどだい無理な話。いや、今回に限らず、ギリシャ神話の月の女神アルテミスや、ヘカテーの弟子であるキルケーとの話し合いも大いに興奮した。神話学最高。なぜか女神が多い気がするが、さして問題ではないだろう。>>394
ディスカッションを終え、ほどよく疲れたところで自室に戻る途中、何かを堪えるような声が聞こえた。小さな小さな声だが、自分にだけはよく馴染んだ声。キャスター・アナスタシア…自分のサーヴァントの苦しそうな声が、彼女の自室から聞こえてくる。
「っーーアナスタシア」
サーヴァントを現代につなぎとめるのはマスターの魔力によるものが大部分であり、未熟な魔術師である自分がマスターである以上、サーヴァントが不調を来たす可能性は決して低くはないはず。そう思い慌てて個室のドアを開けると
「は、ぁ…。くぅっ…ん…」
目をギュッとつむり、片手で胸を、空いた手の細い指先で秘部をなぞり、声をこらえながら甘く切なさそうな吐息を漏らす、純白の少女がいた。>>396カドアナよくてよ!
>>382
需要ならここに!ゲーティアは全形態いいよね……
今回もスケベ絵をありがとうございます。むぎゅっと変形したおっぱい、おま〇この周りを這う触手柱、そして淫紋!淫紋!刺青のデザインを踏襲して禍々しくも威々ある雰囲気そのままにエロいからもうセンスに脱法です……>>396
ありがとう、そしてありがとう。素晴らしい!!世界はカドアナに満ちている!!>>395
ーーー時は遡り。
カドックのサーヴァントであるアナスタシアは、特異点終結後も何故か消滅を免れてカドックとの契約を維持することを許されている。マスターが頼み込んでくれたのだと聞いた時は嬉しさと疑問が頭の中を埋め尽くした。
何故そんなことをしたのか。まだ一緒に入れて嬉しい。などと話したいとカドックの部屋を訪れようとしても、どうやらここ最近彼は忙しいらしくなかなか顔を合わせることができないまま数日が経ってしまっている。
基本的にカドックとは一緒に居たアナスタシアは、彼と合わないというだけで不安感と焦燥感を募らせていた。カドックの所在をカルデア職員に尋ねようとしても怖がられて逃げられてしまうため、一人で亡霊のようにふらふらと彷徨っていただけの日々が過ぎ、ついにカドックの姿を発見した。>>401
悲しい、切ない、寂しい。
話したい、話しかけて欲しい。
触りたい、触れられたい。
一緒だった頃は思う必要もなかった当たり前の感情が胸いっぱいに広がり、頭の中が彼の表情や彼との記憶で埋め尽くされた。
「あ、ん…」
気がつけば私は私の手で自らの体を慰めようとしていた。彼のことを想っていたら自然とそう動いてしまった。彼に触れて欲しい場所を彼の声と顔を想像しながら、声を抑えつつ触っていく。唇、首、肩、腕、脚、腹、胸…実際に触れているのは自分の手なのに、体がどんどん火照っていく。
「ひぅ…ん、んっ…」
僅かに濡れてきた秘裂に指を這わせると痺れるような感覚が急に襲ってきて声が出そうになる。
小さな水音と微かな息遣いだけに漏れる音を止めるようにして、慎重に自慰に耽る。こんなことをしているなんて誰かに…マスターに知られたら軽蔑されるかもしれないから。
触れられたいのに、見られたくないだなんて。我がことながら矛盾していると霞みがかった意識の中で独りごちつつ、一人の時間を続ける。
…もうどれほど時が経っただろう。幾度か軽い絶頂を迎えたが、胸の…心の疼きが治ることはない。それでも行為中は多少なりとも忘れることが出来ている気がして、はたと我に帰るとそれなりの時間を費やしていたことに気付く。
「アナスタシア」
マスターの声が聞こえた気がした。想像のしすぎとはっきりとしない意識による幻聴だろうか。
ぼんやりした頭で視線を入り口に向けると、そこには目を見開いて顔を赤らめている白い少年の姿があった。人理焼却前のデイビットさんが女性カルデア職員を気にし出し理由を考えた結果「性欲では?」と結論付けてしまったデイビットさんはこんな知能低くない!状態注意な、SSにもなれなかった本編は1レスで終わるプチ会話文ネタです。
ギャグ時空染みているので気を付けてください。>>408―初日(馴れ初め)―
「最近気が付けばあんたを見ていることが多い。多分性欲だと思うからヤる」
「いきなり空き部屋に引きずり込まれたかと思いきや!?待って!私、初めてだから、あの、せ、せめて、ベッドのある場所でってまったく聞かずに服を剥ぎとりはじめている」
―別の日―
「ペペロンチーノから「職員とのセックスは合意を得ないとしてはいけない。最悪どちらかがカルデアから追放される」と言われた。それは困るので、確実に合意に至るために先ほどあんたにくれてやったミルクティーに女によく効く類の媚薬を混ぜておいた」
「ご、ごうい、違う…それ、合意ちがっ、んぐう!」
「効果が出てきているのならば、話すのも辛い状態だろう。口につっこんだ指を舐めればそれで合意と見なしてやろう」
「ん、ぐっ、ふぅぅ♡(口の中で指をずぽずぽしないでぇ)」
―また別の日―
「んあっ、こ、今度は、何で…?」
「芥ヒナコから「もう少し離れた視点で相手を見つめ直すのも大切なのでは?」と言われたので、離れた視点で犯されている状態のあんたを見たらどう感じるかの実験のために、その類の玩具を調達できるだけ調達して使うことにした」
「どうしてそうなるんれすかぁ!!」
「……適当な人員を集めたり声をかけるのが面倒だった」
(集める!?デイビットさんの気分次第では私、集団レイプされるところだったの!?)
「ふむ…うん…これはこれで悪くないな。そろそろヤるか」
「ひぎっ!い、いきなりオモチャ抜き取って挿入はちょっとんほぉ♡」
―201×年×月×日―
「私に一方的にあれだけのことをしておいて、自分は勝手にそんなところに引きこもっちゃうなんて酷いですよ、デイビットさん」
「…ぐすっ、ぜったい、ぜったいに、そこから引きずり出してやりますから。こっちは言ってやりたいことがたくさんあるんですよ。って言うか、デイビットさんセックスばかりでほとんど私の話聞いてくれていなかったし」>>402
「………」
「……」
目があってから気まずい沈黙が流れる。いやまあ、ノックもせず入室したこちらに非があるのは間違いないんだろうけど。
「…はぁ…ぅんっ」
沈黙を破ったのはアナスタシアだった。淫らな水音を立てながら自慰を再開したのだ。時折体をぴくりと震わせて、とろんとした顔で再びこちらの顔を伺う。
「ます、たー」
呂律がうまく回らず、間延びした発音で声をかけられた。聞いたこともないような声音に心臓が高鳴る。
「…見ている、だけ…?」
不安と期待が入り混じった問いかけ。
アイスブルーの瞳が、じっとこちらを見つめている。
…情けないことに、自分はすぐに声を出すことができなかった。美しい姿に見惚れていて、口を動かそうにも喉が干上がって声が出なかった。
「そんなにつらそうなのに。…なら、私のこと、ちゃんと見ていて。あなたに、見てほしい」
そう告げると、先ほどより大きな水音を立て始めて彼女は指を動かし始める。口から漏れる声音は1オクターブ高く、彼女の匂いが部屋に濃く立ち込めていく。
その匂いにくらくらしながら、自身の分身が早く出してほしいと痛いほど主張しているのを俺は感じていた。とりあえずこれだけ…
>>412
盛り上がって参りました
ゆっくりでいいのよ最初に。
これはカドックが最初の爆破で奇跡的に意識不明程度で済み、コールドスリープされることなく1章中盤辺りで目覚め、そこから藤丸達の先輩的立ち位置で一緒に人理修復を行う……そんな、あって欲しかった世界なお話。>>414
カルデアの一室、設けられたベッドに横たわる人影。黒い衣装に身を包んだ白髪の少年、カドック・ゼムルプスだ。ローマの特異点修復を終え、カルデア内はちょっとした終業状態だった。まだ本調子とはいえないカドックも、バックアップとしてナビゲーターを買って出ていた為、48時間の休息を貰っていた。自室に戻ったカドックは、そのままベッドに倒れ込み泥のような眠りについた。そこまでは確かに思い出せる。しかし目を覚ますと、最後と今がまるで繋がらない状況であった。
端的に言って、カドックは拘束されていた。しかも縄や鎖等で縛られるのではなく、交差させた両腕が頭の上で氷づけにされていたのだ。
「な……んだ、これ……!?」
軽いパニックに陥るカドック。身体を起こそうとするも、氷はベッドの手摺りにまで伸びている為寝返りさえ打てず、壊れる気配は微塵もない。悪態をつき周囲を見回すと、更なる追い討ち。
「そ、そんな……‼?」
一つしかない入口までも、氷づけとなり出入り不可能となっていたのだ。カドックは最悪の事態を想像した。
(まさか、敵の襲撃……‼)
焦燥感に駆られそうになるも、ある違和感に気付く。手首にピッタリと接した氷。それだというのに。
(あれ……冷たく、ない?)>>415
すると突然、部屋に音楽が鳴り響く。それは爽やかなメロディで、まるで朝の訪れを告げるようであり、
『おはようございます。こちら管制室、ただいまの世界時刻は6時30分でございます。今日も一日、最善を尽くしていきましょう』
実際に朝を告げるものであった。
いつも通りの朝の喧騒、どうやらこの事態は敵によるものではないようだ。となると身内の仕業。考えられる容疑者は、
「はぁ……キャスター、居るんだろう?」
カドックの呼び掛けに応え、霊体化を解き姿をみせたのは美しい少女。
「………………ん。」
魔術師のサーヴァント、キャスター。真名をアナスタシア、かのロシア王朝最後の皇女である。
「はぁぁ、やっぱり……」
カドックは嘆息する。彼女は自分のパートナーではあるが、今だに何を考えているのか分からない事も多く、突飛な発言をすることもある。その天然さたるや、キリエライトといい勝負だろう。
(……もっと笑った姿とか見たいんだけどな)
と内心独り言ち、カドックは目の前の恋人を見やる。恋人─そう恋人である。人間と英霊、生者と死者ではあるものの、二人は確かに心を通わせ男女の仲となっていた。
─例え、いずれは離別る運命なのだとしても─>>416
「………………」
カドックの視線をうけても、アナスタシアは何時もの無表情を崩さない。仕方無く、カドックの方から話を切り出す。
「キャスター、これは君の仕業だな?」
問に対する返答は無言。否定もしなければ肯定もしない。しかしそれは想定内。カドックにしてみれば、これは詰問等ではなく確認の為の問い掛けだったのだ。
「はぁ……。なぁキャスター、どうしてこん」
「お黙りなさい。」
こんな事を、と言い切る前にアナスタシアの透き通るような声に遮られる。驚くカドックを余所に、彼女は言葉を続けながらベッドへと近寄る。
「主人の許可なく言葉を発するとは、躾がなっていませんね。」
「は、え……?きゃ、キャスター……一体何を、うっ!」
アナスタシアは身動きのとれないカドックの腹部に腰を下ろした。彼女の思わぬ行動に思わず呻くカドック。それを見て、アナスタシアは呆れたように言い放つ。
「まぁ、レディに対して失礼ですね。それと、私(わたくし)の事は『皇女様』とお言いなさいな。」
腰掛け、靴を脱ぎながら嗜めるアナスタシア。それはまるで、飼い犬を躾るようで─
「皇……って、キャスター一体どうしムグッ‼?」
突如伸ばされた何かに、カドックは口を塞がれた。しっとりとした、絹のような肌触り。それは──
「もう、皇女様と呼べと言いましたよ?いけないカドック……ほら、罰として、貴方の舌で綺麗にしてくださいな?」
ドレスから伸びた、彼女の細く白い足だった。>>417
ぴちゃり、ぴちゃり、と。静まり返った部屋に水音が響く。それは苦し気な息遣いと快感を我慢する吐息とが、交ざり織り成す合唱のようで。
「んっ……ふぅん。あ……はぁ……ふふっ、まるで喉を渇かせたサモエドのようですよ、カドック?浅ましい事このうえないです。」
表情を崩さぬまま、口の端を綻ばすアナスタシア。……君が舐めろと言ったんじゃないか、という反論をぐっと堪え、カドックは言われるがままに彼女の足を粛々と舐める。今現在、彼女がこのような行動に出た理由は不明。ならばとカドック、『彼女の意図が掴めない以上、一先ずここは要求を叶えて様子を窺おう』と判断し、大人しく言いなりとなった。
氷菓を前に喜ぶ子供のように、はしたない音を立てながら舐ぶっていく。機嫌を損ねぬよう、従順に。しかし──。
「あっ、ん……うふふ、カドックったら……そんなに私の足が美味しいんですか?必死になって……かわいい」
ぴちゃりぴちゃりと。くちゅりくちゅりと。舌による愛撫を続ける内に、カドックの背筋に奇妙な悪寒が走った。いや、それは悪寒と言うにはあまりにも心地好く──。>>418
(あれ……何だか、これ……凄く……)
頭に靄がかかったように、思考が判然としない。目の前にある、陶磁器のように白い美しい足。それに舌を這わせている自分は、何かとてつもない褒美を頂いているのではないか?
(いや、いや!僕は何を馬鹿な事を‼?)
変な考えを振り払うように、カドックは足を舐め続けながら視線を上げる。そこで目に入るのは彼女の顔。仄かに頬を紅潮させ、ほぅ……と吐息を溢している。アイスブルーの瞳には嗜虐的な色が見て取れ、従順なカドックの姿を満足気に見下ろしていた。それはまるで、王が家来の働きを誉めているかのようで。
「………………ッ‼‼」
ぞくり、と今まで感じた事の無い感覚がカドックを襲う。彼は他人を気遣う事を優先する人間ではあるが、これはそれとはまた違う。全に対して我を抑えての献身ではなく、一個人の……愛する人への純粋な奉仕。もっと。もっと悦んで欲しい。それを為す事の出来る喜びを、カドックは感じたのだ。>>419
気付けば、彼の足への奉仕は最初より丁寧に、激しいものへとなっていた。足の甲、指先、指の間。丁寧に、愛おしそうに舐ぶっていく。そんな姿を見て、アナスタシアは、目を細め悪戯っぽい笑みを溢すと、
「あっ……んん……カドックが女の子の足を舐めるのが好きだったなんて……ふふっ」
スッと足を離し、幻滅したかのように呟く。
「……変態、ですね……」
「─!ち、違っ……‼?」
その一言に我に返るカドック。弁明しようと彼女に向き合うと、彼の目に飛び込んできたのは。
「そんな変態さんには、こっちを綺麗にしてもらいましょう」
アナスタシアはカドックを跨ぐように膝立ちに座り直し、ドレスの裾を摘まみ上げていた。持ち上げられたドレスの下、露となった下半身には何も着ておらず、ピッタリと閉じたヴァギナが、顔を覗かせていたのだった。>>421自分は充分S感あっていいと思いました。
投下お疲れ様です。>>421
先生…先生ぇ…!(滂沱)>>421
いい感じのサドで満足です!
ありがたや……ありがたや……>>421あぁ…尊い(塵になる音)
>>411
なんて、はしたない。
マスターは私のことを軽蔑しただろうか。
人前では口にすることも憚られるようなことを、見て欲しいだなんて。
…ああ、でも。それでも、体が火照って堪らない。マスターが私の体を見ているのがわかる。目線がぶつかる度に、私の心の空白を埋めるように感情が込み上げてくる。
もっと見て欲しい。もっと近くで、私のはしたない姿を
「マスター、もっと、見て…」
ついに口に出してしまった。
「っ…あ、ああ。わかった」
ごくり。という音が聞こえたような気がした。
「近くに来て。ほら、もっとよく見て頂戴」
見せつけるように股を開き、秘裂を指で開いてみせる。
彼の食い入るような目線が注がれるのを感じる。息遣いを感じれるほどの近くで、彼は私を見てくれていた。
ーー私の手が彼を引いたのが早かったのか、彼が私に覆いかぶさるのが早かったのか。もしくは、同時だったのか。結果として、私はマスターに押し倒された形となり。
「んっ…ぁ、は」
唇を押し付け合うようなキスをした。文脈なぞ知ったことかー!(自棄)
《シャドウ・ボーダー車内にて制御管に座るロリンチちゃんを一人見つめるぐだ男》
『やぁ、こんな遅い時間にどうしたんだい?マスター・藤丸。今日は散々な目にあったから疲れているだろう?運転はこの万能の天才ダ・ヴィンチちゃん☆に任せて、他の皆のように休みたまえ。』
「…うん、だけど眠ってしまう前に、もう一度ダ・ヴィンチちゃんの顔を見て話しておかないと、なんか不安で…」
『ん~、確かにカルデアで君達と共に在った私のボディは喪われてしまたけども、安心したまえ!私の記憶も知性も前と一切変わらないさ!今までどおり、いやこのシャドウ・ボーダー内においては今まで以上のサポートを約束するよ。』
「ああ…見た目はちっちゃいけどいつものダ・ヴィンチちゃんだ。」
『ふむ、小さいとはいえ、侮るなかれ。見たまえ!この黄金率に裏打ちされたパーフェクトなボディーを。性が分化し切る前にだけ許された中性的な魅力、これを取り込むことで私の美は更なる高みへ上ったのさ。どうだい?私の新しい魅力にメロメロだろ?』
改めてダ・ヴィンチちゃんの新たなボディーをじっくりと観察する。芸術品の様な美しさと母性的な慈愛の入り混じった神秘的で妖しい魅力をもった大人の顔から、華やぐような快活さの似合う顔に。豊かな髪と優美なラインを描いていた四肢は、結い上げた髪と折れてしまいそうな華奢なものに。豊満な胸元から引き締まったウェスト女性らしいふくよかさを持った腰は、少女ながら既に柔らかさを想像させるバストなだらかなウェストにしなやかな筋肉の上に薄く肉の乗った若桃のように弾き返しそうな肉の詰まった臀部へ。きめ細やかで弾き返しそうな肌と、その内に秘められた、
『…、…し?…もしもーし?藤丸君。急に無言になって、今意識飛んでなかったかい?やっぱり疲れてるだろう、キミ。』
「っ!ご、ごめんよダ・ヴィンチちゃん、あんまりにも可愛かったから、つい見入っちゃって」
今の状況を見返して我に返り、慌てて言葉を紡いだが、こんな状況他の人に見られたらなんて言い訳、こんな芸術品の様に美しい少女と2人きりで、2人きりで、、、
ふと、悪魔の囁きのように、一つの考えが藤丸の中に浮かんだ。そのまま令呪の刻まれた手を持ち上げると。>>428
『マスター藤丸。さぁ、そろそろ休んで明日に備えよ「ダ・ヴィンチちゃん。令呪をもって命じる。夜があけるまで何が起きてもシャドウ・ボーダーはそのまま”異常がないように”走り続けさせること」なっ!!!何故令呪なんて』
唐突な令呪に面くらうロリンチちゃん。だがその令呪に違和感を感じた時には既に遅く。
「重ねて命じる、走行以外は夜が開けるまで君の体は見た目どおりの人間の少女の能力しか使用できなくなる。」
「まっ、待て待ちたまえ!何を考えて「最後の令呪をもって命じる、今晩2人きりになってからの記憶は夜明けと共に思い出せなくなる。」・・・もしかして君はっ、んむぅ」
ロリンチちゃんにのしかかり唇を奪うぐだ男。その手は乱暴に胸をまさぐっていた。
「くっ、溜まっていると素直に言ってくれるならば、キミだったら相手してあげても良かったのにっ!」
「違うんだよ、ダ・ヴィンチちゃん。僕は今、無性に君を穢したいんだっ。嗚呼、今までこんな気持ちなったことが無かったのに。嗚呼、畜生、なんでだろう、僕の腕に抱きしめられそうな、可愛らしい君の姿を見ていたら、今のダ・ヴィンチちゃんにっ僕のことを刻み付けてっ全部僕のものにしたくなって!仕方がなくてったまらないんだっ」
抱きついた腕で拘束し、首元に顔を埋め、まるで愛の告白のような熱さで、満たされぬ欲情と様々な感情が入り混じりただの熱と化した激情を告解するぐだ男。
「キミは・・・ヒッ」
ぐだ男の言葉の裏にある感情を必死で分析しようと、ぐだ男の顔を覗き込もうとつい抵抗の力を緩めてしまったロリンチちゃん。だが、その一瞬で更なる密着したぐだ男の、ハッキリと分かるほどの硬さと熱さを押し当てられ言葉を飲み込んでしまう。
その初々しい少女の様な反応に、ぐだ男の内なる獣は歓喜の益々昂ぶり、胸元からスカートに狙いを変えた手が太股をなぞり忍び込んでいく。
結局、少女の言葉で少年は人に返ることなく、獣欲と汚辱の夜に少女は沈んでいく。
途中で『』から「」になったのはロリンチちゃんが意識を管制モードから通常モードにしたということで。
車そんな広くないだろとか、ホームズが見てるとか、令呪はそんな都合よく効かないとか、そういったツッコミは全部ケイオスタイドに突っこんで下さい。お願いします!なにぶん初投稿なもので。>>420
カドックは、自分の心音がやけに大きく聞こえた気がした。あられもなく剥き出しのままの彼女の下腹部から股かけて、本来あるべき性毛は一本も見られず。一度も使われた事が無いであろう秘裂は美しく閉じており、卑猥さではなくその清純さを高らかに主張している。
(こ、これが女の子の……キャスターの……)
これで何度目だろうか。カドックはごくりと生唾を呑み込む。そんなカドックの反応が彼女には好ましいものであったのだろう。意地の悪そうに口の端を歪め、くすくすと笑っている。
「ふふふ……カドック、凄く心臓が早くなってます……。そんなに私のгенитальныйが気になるんですか?息が荒いですよ、うふふふ……」>>430
「そ、それは……その」
指摘され口ごもるカドック。彼女の言う通り、彼の呼吸は乱れに乱れていた。先程迄の彼女との倒錯的な行為にて生じた劣情は、彼女の露になった性器を目にしたことにより更に高まっていた。たどたどしくなりながらカドックは弁解する。
「だって……好きな子の事、気にならない訳無いだろっ!?男なら‼」
「───。」
カドックは頬を紅潮させながら語気を荒らげ、アナスタシアはそんな彼の必死な姿に目を瞬かせる。
「なぁキャスター、これ以上は本当にふぐ!?」
勢いそのままに彼女の暴走を止めようと食い下がるカドックだが、言い終わるよりも早く彼女によって阻まれる。ストンと、服をたくしあげたまま顔目掛けて腰を下ろしたのだ。
「───。……カドックの癖に生意気です。ほ、ほら早くなさいなっ!」
ぐりぐりと。前後左右に腰を揺らし、股間を押し付けるアナスタシア。>>431
「………………!………………っ‼……!………………‼」
顔全体で感じる彼女の温もりと柔らかさ。だが、それを堪能する余裕はカドックには無かった。当然である。鼻も口も塞がれているのだ、呼吸すらままならない。顔を動かし鼻だけでも出そうとするが、依然として彼女も腰をくねらせているため上手くいかない。
(ぐっ……こぉ、のお‼)
埒があかず、より一層激しく頭を動かした瞬間。悪いことに、彼女もより強く股間を押し付けた為、今までで一番強く激しく擦れ合ってしまったのだ。
「あぁん…………!」
それは。今までのくすぐったさを我慢するような吐息とは一線を画する、一度も聞いた事のない彼女の艶のある声。それは。快楽に浸る雌があげる歓喜の声。それを今、目の前の愛しき女性から自分が引き出したのだと理解した瞬間。プツリと、カドックの中で何かが切れた。ちょっと周回と引っ越しで忙しかったので、久しぶりの投稿
せ…せんせぇーーーーっ!!
魔力を無駄遣いしないためにロマン監視下で射精管理されてる藤丸立香。特異点を修復するたび、一度だけ射精できることになっている。豊満な女体、未発達な躰に欲情をもよおし立香はダヴィンチちゃんの貞操帯を肉俸で感じながら廊下を足早に進む。この先に自分を性を暴走させた異性はいない。けれど、胸は期待で満ちていく。医務室の自動ドアが静かに開く。男がいた。どこか色あせた髪色は、ロマンの儚さを一層強くし目の下のクマも相まって疲労感であふれている。振り向いたロマンは立香がなぜここに来たのかわからないといった顔をしたが、赤く上気した顔をみて「ああ」と得心したように椅子を回し立香に向きなおった。シューという音と共に自動扉が閉まる。対して、ロマンは白衣のボタンを勢いよく開いた。黒いレースの下着。女性の下着が少し筋肉質の体にはりついている。ショーツからはロマンのソロモンが溢れ竿が内腿に沿って血管を浮かび上がらせ露出された部位が蛍光灯の光でテカらせている。立香は後ずさり頭を扉にぶつけるが目線はロマンから離さない。離せない。離したくない。女性が好きだ。豊満な肉体の女性に肉欲を刺激され、幼女の無垢さに苛烈な黒い感情に支配されたくなる。女性が好きだ。女性が好きだ。でも、どうしようもなく今はロマンを抱きたい。理性が抱けといい。本能が違うと訴える。「藤丸くん」全てを見通したように苦笑したロマンが両手のひらをゆらりとあげ「おいで」自分は管理されている。躾けられている。調教されている。心は拒絶しない。許可がでたのだから、外聞も本能も気にせずにブラの感触の先にある突起の感触と汗の匂いを味を堪能する。自分の数倍はある肉俸の熱を手のひらで更に熱くする。ロマンの噛みころした嬌声が更に立香の心音を高鳴らせる。
立香は、一度も弄ったことが無い自分の尻がジュンっとしたのは感じた。
終童貞力の高いTSマシュと奔放なぐだ子のエロスな関係を書いた
マシュ・キリエライトは少年である。
少年というからには当然多感な年頃であり、盛んなお年頃である。
例え、デミ・サーヴァントの身と成り果てようとも、人理をとした戦いの中であろうとも人の根源的欲求が消え去る事はない。
あらゆる生命の原初的な本能――起源とでも言うべき性への欲望は、例え世界が滅んだとしても命ある限り残るのだ。
そのようなわけであるので、マシュは自室でセンズリをコいていた「先輩‥…先輩……ッ」
天井に向けて一物をそそり勃たせながら、マシュは自らの猛りを激しく擦っていた。
貯めようと思わずとも溜まってしまう白濁は既に袋を張らせており、到達には時を掛けずとも至るだろう。
それに――最高の助けも有る。
「なんで……先輩は、私とじゃなくて…‥ッ!」
少年の眼に浮かぶ光景――想い人がアストルフォに馬並みを突っ込まれて乱れる姿。
先輩の、マスターの現在の光景である。
――マスターとサーヴァントの精神の結びつきは、互いの異常を伝え合う効能もある。
互いの危機を互いに察する性質――されども、危機的でない異常もまた伝えあってしまう副作用も有る。
例えば、そう、マスターである少女が他の男と交わっている光景はマシュに余すこと無く伝わってしまうのだ。
自らの全て――命も、出来れば童貞も捧げたいと思っている想い人が他の男の逞しいそれにぶち抜かれている光景を、マシュの魔術的感覚は目の前にいるように感じていた。
思春を迎えた少年が見るには地獄としか形容しえぬ光景であり、マシュの心には黒く燃える炎が盛り、緑色の目の怪物が殻を破ろうとしていたが――それはそれとして、やはり、勃つ。
自らの想う少女がはしたない格好を晒して嬌声をあげる――例え、その相手が自分でなくとも、反応する事は避けられない。そして、反応してしまったら処理せぬ事には収まらぬのが男と言うものである。
故に、マシュは男として究極的なまでに屈辱な光景をオカズにした自慰行為を行う羽目になっている。
「(もう少しで、もう少しで)」
だが、その屈辱も直に終わる。
元より“速い”と言うこともあるのだが到達まではあと僅か。
射精をしてしまえば――欲望を解き放ってしまえば――後は睡眠薬を多めに飲むことで安らぎに沈む事が出来る
その安楽に心を預けていた、マシュは、想い人の少女の表情に悪戯心が浮かんだ事に気づかなかった。
「(ああ、やっと、これで――!!)」
『ねぇ、マシュ?』
想い人が、アストルフォでは無く自分に呼びかける声。『わたしで、いっぱい出して』
「――――!!!」
想い人の甘い求めに、マシュ・キリエライトは爆ぜた。
猛り狂った先端からまるで間欠泉のように吹き出る白濁は、いとも容易く天井を汚れで染め上げる。
溢れ出る多幸に浸るマシュ――待ち受けるのは大いなる空虚。
マシュの瞳に伝わる光景――“自分”にキスを投げかける小悪魔じみた想い人の姿。
直後、貪るようにしてアストルフォに口付けて“続き”に勤しむ光景も。
自分に覗かれている事も彼女に取ってはスパイスの1つに過ぎないのだろう――マシュは底知れぬ沈鬱を感じた。
「――畜生」
いっそ、力ずくで犯してしまいたい、自分が一端の男であることを知らしめてやりたい。
だが、出来ない、彼女は美しいのだ――並外れた淫蕩さを宿業として抱えているが、魂の美しさが損なわれるわけではない。
その様な彼女を、力ずくで穢すことなど――考えただけで吐き気がする。
しかし、それでも、だけど、このような想いを抱き続けるのは。
マシュ・キリエライトは、ままならぬ感情の渦に溺れながら、啼いた。TSマシュは、惨め系童貞が似合う(断言)
>>440
好きです(直球)
相手がフェルグスとかじゃなくてアストルフォなあたりに性癖を感じる…男の部分が見えるアストルフォ、いいですよね病みジャンヌが書きたかった
あらすじ
おシェイの宝具後
心を病んだジークの邪竜化を治すのと引き換えに天草と傘下に降った。
仲間になったのだからと、空中庭園の一室を当てがわれた。邪魔立てさせない為の監視だとわかっていたが、ジャンヌはジークといられるのならばと受け入れるのであった。
ジャンヌはジークに肩を貸しながら、その部屋に入った。天蓋付きの豪奢なベッド。同じ豪華な家具。成金のような下品な華美さはなく、調和の取れた美しさがあった。
出入りは自由だと言うが、セミラミスによって、監視はされているだろう。しかし、今のジャンヌにとってはそんな事どうでもよかった。
合意の得ない聖杯による強引な治療の為か、気を失ってしまったジークをベッドに横たえる。その手にはもう令呪——竜告令呪による侵食もない。横たえたジークの隣に腰をかけるジャンヌはその事が嬉しくて、抱き寄せたその腕に頬擦りをする。
もうジークは戦う必要なんてないのだと思うと、ジャンヌは嬉しくて堪らない。ジャンヌは武装を解除するとその身をジークの隣に横たえる。
「……ふふっ」
腕をジークへと回し、全身で彼がここにいるのだと言う事を感じる。その暖かさに——、その確かな鼓動に——、ジャンヌは笑い声を漏らす。その声は、オモチャに内緒話をする子供のように無邪気だ。
「ジーク君……」>>442
ジャンヌはジークの首筋に顔を埋め、その首筋に唇を当てる。
「ちゃんと繋がっている……。大丈夫。ジーク君は生きてます……」
そう呟く声は、己自身に言い聞かせているようだった。
現に言い聞かせている。シェイクスピアが見せた幻のジークの首。それがジャンヌの心から離れない。今も心を蝕み、ジャンヌの心を軋ませる。
「……ふ、ちゅ……。れろ……。ジーク君……」
確かめるだけだったジャンヌの行為が、だんだんとエスカレートしていく。
首に沿って舌を這わせ、てらてらと滑る淫美な跡を残していく。そして、ついに——、
「……くっ」
ジークの首筋に噛み付いた。甘噛みであったものの、それはジークを浅い眠りから覚ますには充分だったようだ。ジークが小さく呻いた。
「ルーラー……?」
開いた赤い瞳。そこに自分が——、自分だけが映っているのだと思うと、ジャンヌの中になんとも言えない幸福な気持ちが満ちてくる。
「ここ……!? 天草は!? 一体なにが——」
「……っ」
ジャンヌは矢継ぎ早に飛び出すジークの疑問を己の唇で塞ぎ、起こしかけてジークの身体にジャンヌが覆い被さる事で押し倒す。
「……っ!?」>>443
目を丸くしているジークの顔を見つめながら、ジャンヌはゆっくりとその口腔を味わう。
「……ぷはっ。……聖杯戦争は終わりましたよ、ジーク君。だから、もうなにも気にしなくていいんですよ」
口を離し、唾液を口の端から垂らしながら、ジャンヌは己の顔にかかる髪をかきあげる。
「……ルーラー、なにを?」
今起こった行為が信じられないような顔をしながら、ジークは呟く。
「キスですよ! ジーク君初めてでしたか?」
「きす……? 待って! 待ってくれ! 話が見えない。聖杯戦争が終わった? どういう事なんだ? 天草四郎は止められ——」
再び飛び出たジークの疑問にジャンヌはキスで答える。
ジークはジャンヌの肩口を掴んで引き離そうとしたが、それは一瞬だけの事で引き離す事はなかった。
ジャンヌの細い肩が震えていたからだ。
だから、ジークはジャンヌに求められるままに口付けを続けた。
そして、
「ジーク君、お願いです……。もう聖杯戦争の事は忘れましょう。そして、二人で生きていきましょう。だって、ジーク君は戦う必要なんかないんですから」
ジャンヌは震える声でそう言った。さっきまでの上機嫌さは微塵もない。しかし、その口元は緩やかな笑みを描いている。
「ルーラー、訳を……、いや」
ジークは再び疑問を口にしかけて、留まった。おそらく、今のジャンヌにジークの疑問に答える気はないのだろう。
「ルーラー、今の貴女は……なにかおかしい気がする……。貴女らしくないと言うか……」
ジークは必死に言葉を選んだのだが、どれが適切な言葉かわからなかった。>>444
「……っ」
ジークの言葉でジャンヌは目を伏せ、身を震わせる。
「わた、しらしく、ない……ですか? ジーク君と生きる事を選んではダメですか? 私は皆が望む通りの聖女でいなければいけませんか?」
「違う! そう言う訳ではない」
「……私はジーク君を、英雄になんてさせません……」
ジャンヌの震える手がジークの手を掴んだ。指を絡ませて、解けないようにぎゅっと握り締める。
「ルーラー?」
「ジークを英雄【生贄】になんてさせません!」
ジャンヌからポロポロと止めどなく流れていく涙の雫がジークを濡らしていく。
「啓示なんて知りません……。私は貴方を死なせない……。死なせたくない……ッ」
あんなにもさっきまで幸せだったと言うのに、ジークの死が脳裏をよぎる度に、ジャンヌの心は軋みあげる。己の死も、家族の悲しみも、人としての幸福も全て置いてきた。しかし、ジークの事だけは許容できない。ジャンヌは情緒が不安定になり、感情の起伏が激しくなってしまう。
「………」
ジークは悟る。自分に縋りついて啜り泣くジャンヌはただの少女なのだと——。>>445
「ずっと一緒にいてください……。もう戦うなんて言わないで……。私がジークを絶対に守りますから……!」
「ルーラー……。それでも俺は天草を止めねばならない……」
しかし、ジークは頷けない。あの時、もう道は選んだのだから。ジークはジャンヌの肩に乗せていた手に力を込めた。
「……ッ!」
瞬間、ジャンヌが顔を上げた。目と目が合う。
「え?」
思わず、ジークは息を飲んだ。
涙で頬を濡らすジャンヌの顔は変わらず、笑っていたからだ。けれど、涙を溜める瞳には正気がなく、淀んでいる。その時になって、ジークはジャンヌは少しおかしいのではなく、ジャンヌにはなにか致命的な事が起こった事を知った。
「そんな事言ったら、ダメ……ですよ、ジーク君」
「ルーラー、待ってくれ! 貴女は——」
「ダメです。聞きませんよ」
ジークの声を遮るジャンヌの声は弾んでいる。ジャンヌはとても穏やかなのに、ジークはそこに形容し難いぞっとするものを感じた。
「そういえば、さっきジーク君にあげる物を言ってませんでしたね。代償もなく、自分の言い分だけ言ったら断られても仕方ないですね。うっかりしてました」
ジャンヌは身体を起こすと、己の服に手をかけた。途端、ビリィと鋭い音が響く。
ジャンヌの黒い服はサーヴァントの力にあっさり負けて、布切れに成り下がる。隠されていた白い肌は、ジークの眼前に素肌を晒した。病みジャンヌ良くってよ!ケイオスタイドで語ってよかった…答えは得た。大丈夫だよ。遠坂 俺はこれからもケイオスタイドで書き続けるから。
>>446
「……ッ」
いくら欲求の薄いホムンクルスと言えど、本能的にそこに釘付けになってしまう。
白くまん丸で大きな山のようなジャンヌの胸。柔らかいそれをジャンヌはジークに押し付ける。
「私を、あげます」
ジャンヌは壊れた笑顔のまま、そう言った。
「ジーク君の好きにしてください。魔女だと言われる私ですが、とてもいい具合だそうですよ。胸も、口も、おま○こも……。男を誑かすのにいいそうですよ」
かつて、彼女がどこかで言われただろう言葉をジャンヌは口にする。
「ジーク君の悦ぶ事なら、なんでもしますよ。それに、こう見えて殿方を悦ばせることは知っているんです。……もの覚えがいいと、罵られるように褒められましたっけ?」
ジャンヌは妖しく微笑む。
「ルーラー……、もういい。もう言わなくていい……!」
けれど、ジークにはジャンヌが泣いているように見えた。自らの傷口に指を入れているようで痛々しいのだ。
「ダメですか? 私じゃ、ダメですか?」
「違う! そう言う事じゃないんだ。俺は……。俺は……」
「ジーク君、お願いです……。こんなものしかあげられませんが……、私と一緒に、いて……。私はもう貴方と離れたく、ない……ッ!」
「ルーラー……」
「どこにもいかないで……」>>449ありがとう…本当にありがとう…
>>449 ありがとう……好きです
>>449
ありがとう、それしか言う言葉が見つからない……前回から間が開いてしまいましたが一話目が書けたので投稿していきます
今回は予告通り前に書き込んだ精神的に追い詰められて悪夢を見るようになってしまったぐだ子と夢の中で色々美味しくいただくマーリンの話です
※1部終了後~1.5部始まる前を想定した話なので1部ネタバレ注意
キャラ崩壊しかない
割とシリアス(でもガバガバ設定)
今回導入でエロないです、すいません(次回はある)
最終的に7~8話くらいになる予定(無駄に長い)第一夜 悪夢
何かが焦げる匂いがする。何かが砕ける音がする。誰かが泣き叫ぶ声が聞こえる。周りは赤と黒に染まり命があっけなく消えていく。そこは紛れもなく地獄だった。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
その地獄の中心で地べたに蹲りながら何度も謝る少女がいた。いつも来ている制服は煤と血で汚れている。そんな少女を遠くから見ているのは夢魔であり彼女のサーヴァントであるマーリンだ。
(夢の中でまで苦しむことなんてないだろうに)
マーリンが杖で地面と叩くと血塗れの大地に一面の花が咲き乱れる。それと同時にこの夢の主である立香は糸が途切れるように倒れた。マーリンは以前に比べすっかり軽くなってしまった主を抱きかかえて即興で作った花のベッドに横たわらせる。
「…苦いね。君の夢は」
泣きはらした涙の痕を指でなぞりながら目を閉じた瞬間、赤と黒の世界は砕け散りその破片がマーリンの元へと向かっていく。夢魔であるマーリンにとって夢は人間の精神活動であり栄養価のある食事だった。……それがたとえ悪夢であったとしても。
「君の夢は美味しいけど……そんなに毎日くれなくてもいいんだよ?」
悪夢を食らい始めてもうどれくらい経っただろうか。
――――事の発端は二月ほど前に遡る。>>454
カルデアは多くのサーヴァント達の協力によりゲーティアによる人理焼却を阻止した。もはや獣の気配はない。彼女達は世界を救ったのだ。これからカルデアに対し外部からの調査はあるだろうがひとまず彼女は心の平穏を得た。
しかし彼女は、藤丸立香という少女は普通の人間だった。ただ生きたい一心で多くの特異点を修復したがその過程は常人では耐え切れないほどの過酷な旅であった。現地にいた多くのサーヴァントが、人間が犠牲になった。時には多くの命を救うため別の命を見捨てる選択を取らざる得ないこともあった。
それでも彼女は耐えた。生きるため、未来のため、何より隣で盾となり支えてくれる可愛い後輩のために心を擦り減らしながらも止まることはなかった。そして役目が終わりもう休んでもいいのだと立ち止まった瞬間、彼女は悪夢に苛まれるようになった。それでも周囲には心配を掛けまいと誰かといる時は以前のように明るく振る舞っている。立香の僅かな異変に気付いているのはほんの一握りであろう。マーリンはその一人だった。
マーリンは彼女にとって必要な心の痛みなのだと思い、それをよしとした。しかし悪夢が半月以上続くと静観しても居られない。立香は必要以上に己を罰していた。このまま放っておいたら壊れてしまうと判断したマーリンはこっそりと立香の悪夢を食べるようになった。夢魔であるマーリンにとって夢……それもとびきりの悪夢はごちそうであり夢を食べられれば立香も少しは安らかに眠ることが出来る。どちらにも得しかない関係だと思っているものの根本的な問題になっていないこともマーリンは理解していた。
(うーん……美味しいはずなんだけどなあ)
彼女の悪夢を咀嚼しながらマーリンは首を傾げる。最初に食べた時はなんて美味しいのだろうと不謹慎ながらに感動したものだが泣きながら謝り続ける立香の姿を見るとせっかくの極上の悪夢も砂を噛み締めているように不味くなった。
(飽きたのかな。うーん……)
しばらく味の変化の理由を考えていたところ気を失っていた立香がもぞもぞと動きだした。そろそろ目を覚ますのだろう。…といっても現実ではなく夢の中で、だが。>>455
「ん……」
「おはよう」
「……まーりん……? ……あれ…? 私…怖い夢を見ていたような…」
「怖い夢?」
「あ、な、なんでもない。それより何でマーリンがいるの? まだ私寝てるよね?」
「僕は夢魔だからね。夢の中にいるのは当たり前じゃないか」
「えっと……そういうもの…なのかな。今まではマーリンが来たことなんてなかったような……アレ? 今いるマーリンは本物じゃなくて私の夢のマーリン…?」
「…まあなんでもいいじゃないか。それよりも怖い夢って?」
(ヘタにつつくのは拙いけれど……感情を吐き出させないと)
気を使ってか立香が話題を逸らそうとするのをマーリンはあえて戻す。今の立香は空気を入れ続けパンパンに膨れあがっている風船そのものだ。適度に空気を抜いた方がいいとマーリンは判断していた。もちろん刺激しすぎて破裂しないように慎重にしなければならない。穏やかに笑いかけると立香は俯いた。
「…楽しい話じゃないし」
「構わないさ。今キミは夢の中にいるんだから何も気にしなくていい」
「……そう?」
「そうだよ」>>456
「…………人がね…沢山死 んでるの。空は真っ赤で……助けてって、生きたいって叫ぶ人が大勢いて……わ、私何も出来なくて…っ…!!」
「…落ち着いて。……つらかったね」
「…っ…つらくない! 私よりもあの人たちの方がずっとつらかった…!! …本当は分かってるの。あれは……あれは私が助けられなかった……見捨てた人たちなんだってっ…!!」
「…うん。それは君の罪悪感だ。世界を守るために取りこぼした命に対する心の痛み。でもそれはキミ一人で背負うものじゃない」
「……」
「忘れろとは言わないよ。その痛みと後悔は必要なものだ。だがキミは必要以上に自分を責め続けている。キミのそれはもはや自傷行為だ」
「でも、でも……っ……小さな子どももいたんだよ?痛い痛いって泣いてて…っ…子供だけじゃない。力を貸してくれたサーヴァントを見殺しにしたことだって沢山…!! 私がもっと強ければ…優秀なマスターだったらっ……ううん。そもそも私じゃなかったら……!!」
「…確かにそうなら救えた命もあっただろう。でもそれはIFだ。現実ではないんだ。『もしも』を考えて自分を責めるものじゃない。……今の君に救われた命だって沢山あるんだから」
平凡で、前向きで、懸命だった彼女だったからこそ多くのサーヴァント達は力を貸した。マーリンもその一人だ。彼女達が紡ぐ物語が美しかったからこそ、こうして召喚されたフリをして傍にいる。それを否定される前にマーリンは泣きじゃくり過呼吸を起こしかけている立香の背を撫でながらやんわりと言葉を遮った。
「……ううっ………ごめん、ごめんね……なさけないね……私は……」
(…謝るのは僕の方だ。もっと早く接触するべきだった。キミはどんな時でも下を向かずひたすら前進する強い子だから悲しみながらもすぐ立ち直ると思っていた。……ここまで思いつめていたとは)
こういう時自分の、感情に対する鈍さが疎ましくなる。人と夢魔との間に生まれたマーリンは人の感情を把握することは出来ても共感することは出来ない。それを仕方ない事だと納得してはいるが今は少しだけ苦々しく思う。>>457
「情けなくないさ。夢でくらい全てぶちまけてしまえばいい。誰もキミに失望なんてしない。ここにいるのはキミと僕だけなんだから」
「…ひっく……っ……うん………分かった。……もう最近は眠るのが怖いの。……起きてても誰かといる時は平気なんだけど一人の時は特異点の記憶を思い出して吐いちゃうし……苦しいよ。起きても寝ててもつらくって……私、どうしたらいいの…?」
縋るようにマーリンの服の裾を掴む立香の姿は年以上に幼く見える。こうして話を聞く以外に自分は何をしてやれるのだろうと考えていると立香はマーリンに話しかけてきた。
「ねえ。マーリンって夢魔なんだよね?」
「え?ああ。そうだけど」
「夢を見せることって出来るの?」
「そうだね…どちらかと言えば食べる方が得意だけどある程度なら可能だよ」
「じゃあ……怖い夢じゃなくて何か別の夢が見たい。出来れば楽しい夢がいいな」
「楽しい夢…」
人が喜ぶであろう夢を見せることはマーリンにとって容易い事ではあるがあくまでマーリンが考える楽しい夢だ。立香が考える夢とマーリンが考える夢では価値観に差がある。今の立香の精神状態から鑑みても生半可なものではすぐ悪夢に引き戻されてしまうだろう。立香が何もかも忘れてしまいそうなくらい強烈なものである必要がある。
(悪夢じゃない……あの苦い夢ではない夢か………苦くない夢………ん…?)
先ほど食べた苦くてドロドロと口の中に纏わりついてくるような味を思い出しながらどうしたものかと考えているとふとあることを閃いた。
―――苦いのがダメならば味を変えてしまいいいと。アタランテVSシメールの初戦です、どうぞよしなに。
構成を弄った結果、以前とはまったく異なる展開になりました。
みなさん、書くときはよく考えてから書こうネ。じゃないと私みたいに不効率に書いてしまうからネ(そもそもシメールを登場させる予定がなかった顔)。
>>354から書き変えました。そこから前もちょこちょこ変えていますが、それはpixivやハーメルンで正式投稿させていただきます。
「ジャンヌを責めるのはよせ」
聖女の前に立つ狩人はそう言い、「この有様と言ったな」と確認させる。
「……ジャンヌ? 私があんなに苦しんでたのに……ふざけんじゃないわよ」
「レティシア、後悔の念があるならまだ戻れる」
「はあ? 戻ってどうなるのよ。問答無用で帰すつもりでしょうが」
「残りたいなら構わないと言った。なるべく丁重に扱うともな」
「……ねえ……ねえ、シメールさん。このヒト、私たちの話聞いてなかったんじゃないの」
「いいえ? ちゃんと聞かれていましたよ。無理を矢理で通すということでしょう。力を持つ者の特権です」
レティシアの側のシメールは教える。
「今となっては貴女も力を持つ者です。素直に言うことを聞く必要はありません。好きに生き、好きに犯してよいのです」
「……そうよ。そうよね。今度は私が二人を飼いならす。そう決めたんだから」
「ええ、お二人を生け捕りにしましょう」
『色欲の魔女』は狩人を眇め見る。
「アタランテさんはワタシにお任せください。生まれ変わったばかりのレティシアさんには少々難しい相手ですからね。ジャンヌさんは相性が抜群なのでお任せします」
異存はない。シメールの言うことは正しい。>>465
アタランテと戦っても負ける気はしないが、それは正真正銘の殺し合いでの話だ。捕獲が目的となると違ってくる。加減した状態では苦戦するのが目に見えている。
逆に、精神的に追い詰められているジャンヌは捕まえられる自信がある。
既に筋道は考えている――『復讐の魔女』は憤怒の炎を操るだけではないのだ。
しかし、気がかりな点がある。
底知れぬ『色欲の魔女』とはいえ、あのアタランテを捕まえられるのか。
「捕まえられるの? ジャンヌ・ダルクを倒したヒトよ」
「生け捕りは得意分野です」
するりと蛇のように離れたシメールは自信満々のご様子。
ハッ、と笑い飛ばす。
「なら、任せるわ」
腰に備えた漆黒の禍々しい剣は抜かず、邪竜が描かれた旗を右手に出現させる。
使い方は教えられなくてもわかる。
本能で理解できている。
聖女への憎悪に満ち溢れたレティシアに魔女は「お任せくださいませ」と給仕のようにドレスの裾を持ち上げる。
「――――ジャンヌ。先ほど言ったとおりだ」
魔女達が話している間にアタランテはジャンヌ共々、距離を離していた。抱いて運んだ聖女を木の側に下した狩人は告げる。
「汝は戦わなくともよい。終わるまで、ここで己の身を護っていろ」
されど聖女は従わず、立ち上がった。
狩人の隣に並び立つ。>>466
されど聖女は従わず、立ち上がった。
狩人の隣に並び立つ。
「……レティシアが魔女になってしまったのは私の責任です。向き合わずにどうして後ろにいられますか」
一目でわかる強がりだ。
全身の震えをジャンヌは必死に抑えている。
「剣が渡せないというなら旗を渡してください」
それでも私に向ける眼差しは固い意志を宿していた。
渡さなければ、素手でもレティシアに立ち向かっていくだろう。
「可能であればここから出る方法を聞き出す」
「出来なかった場合は」
「殺,すしかあるまい。どの道あの魔女を生かしてはおけん」
アタランテが呼び出した聖旗をジャンヌは受け取る。
難しい表情をしたアタランテは「違和感はないか?」と確認する。
「……貴女によって無くされてから久しぶりに持ちましたが」何度か握って確かめたジャンヌは頭を振る。「以前より手に馴染むような気がします」
「……」
「〝赤〟のキャスター……いいえ、今はもうシェイクスピアと呼びましょう。彼の固有スキルには『エンチャント』がありました。
――状況が状況ですので簡潔かつ正直に答えてください。アタランテ、貴女は自分の武器のみならず、私の旗と剣までシェイクスピアに預けましたね?」
「認めよう。あの男の口車に乗せられてしまった。……シメールも手を加えたようだ。だが、この状況下でも使えなくならないのを見るに」>>467
「純粋に強化だけをしたと? ……わかりません。何が目的でそんなことを」
「色欲の名の通り、享楽主義者だ。理解不可能。それが当然であろ」
「……危険な相手です。どうか、お気をつけて」
「私よりも己の心配をしておけ。今のレティシアは汝にとって天敵そのものだ」
そういってアタランテはシメールの、ジャンヌはレティシアの直線状に動く。
「最後の方。戦場に向かう夫と、それを見送る妻のような会話でしたね。ご馳走様です」
「戦友の間違いでしょう。わざと怒らせるようなことを言わないでくれる? 腹立たしいだけよ。いいから、さっさと始めてちょうだい」
「はい。もし危なくなったら呼んでくださいね」
「――――」
楽しげなシメールは片足を上げ、山羊の蹄が地面に叩きつけられる。
次の瞬間――アタランテはハイドパークとは異なる王立公園の草原に立っていた。
最高の女狩人として鍛錬してきた彼女の五感は、周囲の環境を瞬く間に把握する。
森林があることを、池と川があることを、庭園があることを、噴水があることを、劇場があることを。
ジャンヌはいない。レティシアはいない。
空間移動したのは私と――、
「ロンドンで最も美しいとされる王立公園リージェンツパークにようこそ」
色欲の魔女シメール。
魔女は転移する前と変わらず、狩人の直線状に立っている。
そして手を後ろ手に組んで口を開く。>>468
「悪名高きイングランド王、ヘンリー8世のお気に入りの狩場がここだったそうですよ。王位を継ぐ男子が欲しいという理由で妻をとっかえひっかえし、6人もの王妃を迎えた王様です。そんな王様の子種からザ・ヴァージン・クイーン(処女王)が生まれ、イギリスを立て直すのですから世の中不思議だと思いませんか、アタランテさん?」
「知らんな。貴様と話すつもりなどない」
アタランテは魔力で作成した矢を弓に番え、引き絞り、放つ。
一連の動作は尋常ならざる速度で行われる。一射しかしていないように見えるが、その実、十本の矢がほぼ同時に射られていた。一本一本が必殺かつ必中の速度で襲いかかり、
「勝手に話させていただきますので構いませんよ」
『色欲の魔女』の両眼が紫水に光る。
目前の空間が渦巻き、氷柱と同形状の紫色の結晶が十個出現し、迎撃する。
真っ向からぶつかり合った狩人の漆黒の矢は、魔女の紫矢のように結晶と化し、バラバラに砕け散る。
シメールの迎撃方法を見て取ったアタランテは後方に飛び去り、闇夜の森に己を溶け込ませた。狩人として生きた彼女の気配遮断及び隠蔽能力は、暗殺に特化した英雄とまではいかないにしろ、超一流の戦士の英霊が把握できなくなる領域にある。
「……」
それなのに〝視られている〟という感触が拭えない。
この世界がシメールの内的世界だという事実を踏まえても、である。
タウロポロスに新たな矢を番えながらアタランテは考える。
百メートルも離れていない距離。音速を遥かに上回る十の矢を完全に補足しながら魔術(かと思われる)で迎撃し、夜の森に隠れた私の位置を把握できる。
そんな馬鹿げた技量を持った魔女の英霊が果たしているものか。ギリシャ屈指の女魔術師のメディアとキルケ―でも不可能だろう。>>469
「アルカディアの王イーアソスとクリュメネーとの間に生まれた貴女は、時代が時代であれば狩人ではなく、エリザベスのように女王になれたでしょうに。男子が欲しかったという理由で山に捨てられず、餓死と獣に喰われる恐怖を知らず、月女神に純潔の誓いを立てることもなかったでしょうに。恋も愛も赦さない……嘆かわしいコトです」
無視し、アタランテはタウロポロスの弦を引き絞る。
引けば引くほどに威力が高まるのは弓の常識だが、タウロポロスはその効率が他とは段違いだ。聖杯大戦の序盤ではジークフリートの『邪竜の血鎧』を穿ったが、強化された今では――貫通させられる自信がアタランテにはある。
「装填(セット)――彗星、征け」
弦から指を離す。
凄まじい勢いで噴出する魔力は、戦闘機のジェットエンジンのような轟音を鳴り響かせ、まさしく彗星のように光り輝き、対軍宝具級のエネルギーを以て突貫する。
宝具の真名開放を除けば――弓の英霊の中でも最上位に入る射であった。
それを目視してみせるシメールは両目の詠唱で分厚い紫水晶の盾を五枚作成し、等間隔に空間転移させる。
一枚目がガラス細工の如く割られる。威力・速度ともに減衰は見て取れず。当たれば四散するのが目に見えている。
シメールは両目――さらに唇、両手、両足を駆使した七重の魔法を追加する。
別種の魔法を同時に発動させたのではなく、同一魔法の重ね掛けであった。
大小無数の紫結晶を騎士の馬上槍に凝縮、凝固、強固――回転を加えて突撃させる。
アタランテの矢は馬上槍を貫通した。だが、貫通しきる前に覆われてしまい、結晶化したのちに槍ごと砕け散る。
衝撃によって舞い上がり、降り落ちてくる紫の煌めきの中をシメールは歩く。
妖精のような軽やかさで、踊るようにステップを踏みながら。
「名声を上げて。やっと父親が迎えに来てくれたかと思えば」
〝誰でもいい。婿を取って子を育め〟>>470
「特別何かを望んではいなかった。親が子を愛するのは自然的で、貴女はそれを知っていた。無償の愛を捧げる父と母がいることを知っていた。だから期待して、父親との再会を喜んだ。会いにきてくれた。迎えにきてくれた。これからは家族として、父と娘として、アルカディアで暮らせる。そう期待してしまったのでしょう」
砕け散った紫水晶の欠片が地面に触れると、その周囲が瞬く間に侵食されていく。
魔女は例外なのか、触れても、踏んでも、侵食されなかった。
森の中を高速で移動しつつ十、二十、三十と射られるアタランテの矢は、結晶化した地面より次々に生み出される壁に遮られる。
シメールは透明な防壁の内側から狩人のシルエットを補足しつつ言い続ける。
「ですが、結局――貴女は最初から最後まで愛されなかった」
〝父よ……どうして、そんなことを言うのですか。私は貴方の子供で……娘で……ずっと待っていたのに〟
「子供として見られていなかった。婚姻の材料としてしか考えられていなかった」
同情しながらも嗤う。
「不幸なヒト。魔女に堕ちたワタシでも、お父様にもお母様にも愛されているというのに」
獣の牙の如く研ぎ澄まされた殺意がシメールに突き刺さる。
魔女は狩人を見失う。あまりにも速かったからだ。走法が予想以上に完璧すぎる。
容姿と同じく眼の能力も劣化しているとはいえ、追えなくなったのは『剣聖』以来だろうか。
自分の世界なのに――久しぶりに戦いで気分が高揚してくる。>>471
「愛されたかったですか?」
歩みを止めて、辺りを見回しながら問いかける。
「〝愛される〟ことを望んでいただけではないのですか?」
返事はない。
「アタランテさん――貴女は愛そうとしていたのですか?」
代わりに音速越えの矢が撃ち放たれる。
矢はシメールに直撃する直前、紫水晶の障壁に惜しくも阻まれるも榴弾のように爆発し、結晶化した地面を粉々に吹き飛ばす。
魔力の爆風から飛び出したシメールを四方から複数の矢が追う。複数の射手がいるとしか思えないほど同一のタイミングであった。
魔力操作によって蛇行しながら迫りくる数十の矢群――そのどれもが恐ろしい速度を有する。
シメールは山羊の蹄を打ちつけ、地面に立つ。
両目で前方を、両手で左右を、蛇の尾で後方を迎撃――>>472
(間に合いませんか)
魔女の柔らかな身体に矢が群がる。
まず両足の甲を貫かれてその場に固定され、そして全身を串刺しにされていく。
目と口だけはどうにか防いだが、身体中の至るところを貫かれた。目と口の護りに使った両手と蛇の尾は酷い有様だった。肘から先がなくなっており、尻尾は根本から千切れている。
後ろから着地音――振り向いたら籠手の鋭い爪に両目を切り裂かれる。首の骨が折れそうな勢いだった。
痛がったりはしないが、強制的に向き直されたシメールは溜息を吐いた。
その彼女の前にアタランテは立つ。
「妙な動きをするな」
シメールは意図を汲み取って再生を止める。
「貴様の世界から出る方法を答えろ」
狩人は魔女の首を掴み、締め上げながら命じる。
「ジャンヌさんの時より酷くありません?」
ふざけた調子で言えば頬を殴られる。
「答えろ」
「嫌だと言ったら?」
腹を膝で蹴り上げられる。人類最速と呼ばれた脚なだけあって強烈だった。内臓が滅茶苦茶に潰れ、口端から鮮血がこぼれ落ちる。
「こふん……怒らせてしまったようですね。出る方法でしたか。ジャンヌさんに聖剣をお返しして、真名開放をさせれば解決しますよ。まあ使ったら、ジャンヌさんが消えてしまいますけど。ワタシもそこまで親切ではありません」
「ふざけるな……」
「大真面目ですが? 目的と手段が逆転してしまっている貴女に言われたくありません。ジャンヌさんが欲しいから〝子供たち〟を連れ戻そうと考えていらっしゃるでしょう?」>>473
図星を突かれたアタランテはもう一度膝蹴りを叩き込む。彼女は、父親と聖女を出汁にした挑発で冷静さを失いかけていた。
「ふふふふふ……ねえ、アタランテさん。ジャンヌさんを孕ませたとして、彼女が〝子供たち〟を愛すると本気で思っているのですか? 口下手なのに頑固なジャンヌさんを説得できると思っているのですか?」
歯軋りの音を立てたアタランテはシメールの首を掴んでいる手を振り上げ、クレーターができる勢いで地面に叩きつける。
「貴女ができるのは精々、こうやって暴力で従わせようとすることだけ」
「力を使う気はない」
「セミラミス様にそう仰ったようですねぇ。そして色を使うと。それでジャンヌさんの心を堕とすと」
クスクスと含み笑い。
「堕ちる未来はありますでしょう」
その可能性(未来)があることをワタシは知っている(視ている)。
けれど、そこにいるジャンヌ・ダルクは――
「貴女との交わりを求めるだけの雌しか出来上がらないでしょうが」
「……!」
「ついでに言えば、貴女も同じような姿になっているでしょう」
生まれた子供たちを育てることよりも、お互いを貪り合うことを優先するケモノが二人。
「そんな親の元に生まれた子供たちが幸せになれるとでも?」
「っ――――だまれ!」>>474
アタランテは拳を振りかぶり、シメールの顔面に打ちつけようとする。
次の瞬間、その手が音も無く切り落とされる。
それは鮮やかに、切断面は見事なまでに崩れていない。
人体を解体するのに長けた存在による不意打ちの斬撃であった。
「な……か、ぐ――――!?」
一拍置いて噴き出る血飛沫をアタランテは浴び、シメールも浴びる。
『色欲の魔女』の両手は有り得ない速度で再生していき、
「だから、ワタシが未来を変えてさしあげるのです」
自分の首を掴んでいる狩人の手の首を容易く握り潰す。
これで両手が使えなくなった。
頬に付着した狩人の血を指で掬い、紅い舌で舐めた魔女は微笑む。
狩人の後ろにいる殺人鬼、襤褸を纏った銀髪の少女に向けて。
「ごめんね」
分厚く切れ味の良いナイフを両手に構えた殺人鬼は呟くように言う。
「でも――わたしたちのおかあさん(マスター)を殺したのは、あなただよ」
舌足らずで、子供っぽく、それでいて蜜のように甘い声。>>475
――忘れもしないその声、その姿。
――私が魔獣に堕ちた理由、ジャンヌへの想いの根源。
――だが何故、あなたはジャンヌの洗礼詠唱で魂を帰還させられたのに。
――どうしてここにいる。
驚愕する狩人の頬に触れた魔女は顔を寄せる。
その両目は既に治り、深紅の輝きを灯していた。
目を合わせたとき、アタランテはもう動けなくなっていた。
――魅了の魔眼……!!
不意打ちとはいえ英霊が魔力で、精神力で、抵抗(レジスト)することすら許さない侵食速度と強制力。
指一本どころか呼吸さえも、思考さえも『色欲の魔女』の支配下に置かれる。
瞬く間に意識まで掌握したシメールは頽れるアタランテを受け止め、
「ワタシはレティシアさんの所に向かいますので、この人を運んでもらってもいいですか?」
「うん」
「場所は分かりますね? ちゃんとベッドに寝かせてあげてください」
「うん」
「解体してはダメですよ?」
「わかってる」
「ふふふ、いい子、いい子」
側に寄ってきた〝切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパ―)〟の頭を優しく撫でるのだった。>>476
アタランテVSシメールの初戦はここで終わりです。
ここからはシメールのプロフィールを公開していきます。
【真名】ナツキ・シメール
【性別】女性
【身長・体重】理想通りに
【スリーサイズ】お望みどおりに
【年齢】14歳
【属性】混沌・善
【パラメーター】
筋力:E~A 耐久:E~A 俊敏:E~A 魔力:A 幸運:E 宝具:EX
【スキル】
色欲の魔女:EX
強欲、色欲、傲慢、嫉妬、怠惰、暴食、憤怒――七つの大罪を冠する魔女の一人。
歴代の『色欲の魔女』と比較した場合、話が通じる分だけ常識的といえる。
変化、変容、変身、自己改造、自己変革――人間から人外も含めて、異性同性無性を問わず、どんな変態的な要求にも応じられる。自称、恋のキューピット。
身体能力の強化、異世界の環境への適応はこのスキルが補っている。
ランクは規格外を示すEXとなっているが、これは揺れ幅が異常にあるため。>>477
「わ、悪い子だけど……い、良い子なんだよ、シメールちゃんは……」
「エキドナちゃんみたいに、頭が良くて、い、色々視えちゃうから……魔女に、なっただけ、で」
「『私には嫌なことをしない』」
――生まれた世界で、約四百年前に存在した『色欲の魔女』の評価。
なおシメールとはキマイラのフランス語呼びであり、キマイラは『淫欲』や『悪魔』を定義付けられている。
獅子の部分は「恋愛における相手への強い衝動」、山羊の部分は「速やかな恋の成就」、蛇の部分は「失望や悔恨」を示すという。
それら三つの要素を総合して『理解できない夢』となる。
魔法:A
故郷にて会得した魔法の数々。
現在いる世界(Fate)とは違う法則の元に確立されている。
魔力(マナ)の扱い、威力、速度の点では師に劣るが、覚えている数は母親に匹敵する。
「この子を産めたこと。知識欲の権化と恐れられた身としては感謝してもいいぐらいだね」
「誰にかだって? さてね、会ったことも見たこともない」
「そもそも存在していたことすら知らなかったよ」
七姉妹中――母親エキドナの血を最も色濃く受け継いでいる。>>479
『■■■■■■■■』
ランク:? 種別:? レンジ:? 最大補足:?
現在使用不可能。
『■■■■■■■』
ランク:? 種別:? レンジ:? 最大補足:?
現在使用不可能。
『■■■■』
ランク:? 種別:? レンジ:? 最大補足:?
現在使用不可能。
『■■■■■■■■』
ランク:? 種別:? レンジ:? 最大補足:?
現在使用不可能。
■ナツキ・シメール
ナツキ・スバルとエキドナとの間に産まれた七人姉妹の末妹。
『強欲の魔女エキドナ』並び『色欲の魔女カーミラ』と契約。
七人姉妹の中でも際立つ容姿を持ち、人ならざる存在さえも惹き寄せる娘。天使のような悪魔。
その美しさによる魅了はジャンヌ・ダルクのような聖人、レティシアのような信徒にこそ発揮されやすい。
特別どこかに定住したりはせず、欲望の赴くまま訪れては色恋沙汰を引き起こす。>>480
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2571105
◆
『色欲の魔女』に堕ちた理由は両親にあるとか。
「ところでワタシの名前を見て『シーメール』が浮かんだ方は挙手を」
「……女ですから。男性にもなれますけどちゃんと女ですから!」
シーメールじゃないかと作者が気付いたのはつい最近だという。
◆
イメージソングはALI PROJECT『GODDIVA』。
ニコニコ動画の『GODDIVA』niconico>>482
お待ちしておりました。
面白かったです。
次回も期待して待ってます。>>482
お疲れ様です!
面白かったです
シメールのアタランテの精神を抉る言葉が好きです
続きを期待しておりますバレンタインデーを利用してチョコレートエネミーのシェイプシフターバージョン、チョコシフターでSSを書いて投稿しようとしたら、見事にバレンタインデーに遅刻しました。
シェイプシフターについてかなりオリジナル解釈や設定が盛られているものになりますが、よろしければお読みください。
注意事項はこちらになります↓
・急いで書き上げたので誤字や脱字をしている可能性があります。
・うっかりチョコシフターの集団に襲われるぐだ子と助けようとして自分も捕まったマルタさんがリボン触手責めされる話となっております。
・チョコシフターとは:この作中のみで登場する、シェイプシフターのチョコエネミーバージョンのことです。
・作中でのぐだ子の名前は藤丸立香となっております。
・唐突なシェイプシフター無双オチなので、触手挿入まで行きません。
・後半にぐだ子とマルタさんが舌を絡ませる程度の同性同士のキス描写が有ります。
・シェイプシフターに関しては喋っていたり謎の強さを発揮していたり「シェイプシフターはBBの攻撃モーションで使われている。=カルデアにBBのお手伝い用のシェイプシフターがいる」という完全なるオリジナルご都合主義設定が満載となっております。
上記で大丈夫そうな方のみ閲覧をお願いします。>>485
「きゃああああ!いやっ、あ、やだあ!」
「くそっ、こんな…ひゃあ!?」
カルデア内の人気のない廊下の一角で、二人の女性の悲鳴が響く。
一人は藤丸立香。このカルデアでマスターとしてサーヴァントを率いている少女である。
もう一人はマルタ。藤丸立香の呼びかけに応じてカルデアにやって来たサーヴァントの一人である。
二人は現在、バレンタイン騒動の中でカルデア内に侵入したチョコレートエネミーの中の一種であるチョコシフターの集団に拘束され、そのリボン状のチョコレート触手で体中を弄り回されていた。
どうしてそんなことになってしまったかと言えば、藤丸立香の油断が原因だった。
彼女は敵性体であるチョコシフターをBBの連れているシェイプシフターと見間違えて無防備に近づき、呆気なく捕えられてしまった。
彼女の悲鳴を聞きつけて近くにいたマルタが救出しようと参じたものの、マスターである立香に攻撃を当てないようにと加減をして戦っている間に、どこかに潜んでいたらしい他のチョコシフターたちが現れて数の力でマルタから武器を奪い、そのままマスター同様に拘束してしまったのだ。
二人の拘束に成功したチョコシフター達は、各々の触手を伸ばして二人の体に無体を働き出した。
ある触手は手足に絡みついて自由を奪いながら時折掌や足の裏をくすぐって刺激し、ある触手は衣服を引き裂いて露出した乳房を無遠慮に締上げながら浮き上がった乳首を触手の平面でぐりぐりと押し、またある触手は器用に衣服に隙間を作って侵入し中でシュルシュルとそれぞれ好きな加減で蠢いている。
「やだあ…べとべとして、気持ち悪…んぶう!?」
「このっ、後で覚えてなさっ…キャアッ!?」
体温で溶けかけたチョコレートの生ぬるい感触に泣く立香の口に目一杯の触手が捻じ込まれ、気丈にチョコシフターたちを睨みつけるマルタの目を塞ぐように触手が巻きついた。>>486
「んぐっ、ぐう、ううう…」
「マ、マスター?…こっちね?こっちにいるのね?待っていて、せめて、傍に…!」
口の中を無理矢理チョコレートで満たされた不快感と息苦しさからくぐもった声を漏らす立香の傍へ寄ろうと、マルタは視界が塞がれている状態の中、マスターの僅かな声を頼りに体を捻らせ精一杯身を乗り出した。
しかし、拘束された時の位置が悪かったのか、マルタが限界まで身を乗り出してもマスターに触れることはできなかった。
視界が塞がれている故それが分からないのか、頭の片隅では理解しながらも諦めきれずにいるのか、それでもマルタは少しでもマスターである立香の傍に寄ろうと懸命に体を彼女の方向へと伸ばし続けていた。
「どうか、心配しないで、マスター。大丈夫です。今、マルタが傍に…んむう!?」
「んぐぐ!?」
マスターを安心させようと優しく語りかけていたマルタの口に触手が容赦なく巻きつき、その言葉を奪った。
突然声が途絶えたマルタを心配して立香は彼女の名を呼ぶが、口の中に押し込められた触手たちのせいでくぐもった唸り声が漏れ出るだけに終わった。
「んむっ、ふっ、ううん!」
視界に続き口も塞がれたマルタの耳に、チョコシフター達が自分の体に触手を這わせる音が今までより鮮明に聞こえてきた。シュルシュルと巻きつき滑るようなそれは、時折体を縛る強さや動きを激しくして、マルタの敏感になっている肌を苛んでいだ。
「むぐぐ、んぐぐ…ふぐう!?」
立香は、マルタが触手に翻弄されて体を跳ねさせる様をまざまざと見せつけられていた。
拘束されている故に顔を逸らすことができず、口内に触手をねじ込まれているために声をかけることもできずにただその様を見続けることしかできない己の不甲斐無さと、自分の油断さえなければこんなことにはならなかったのにという後悔に、立香は一層激しく涙を流した。>>487
(マルタ、私のせいであんな目に…ごめんなさい、ごめんなさい!)
(嗚呼、マスターが泣いている気配がするのに、慰めてあげることもできない。不甲斐無いサーヴァントでごめんなさい、マスター)
互いを思いやり自らの無力を嘆く二人を、チョコシフターたちの触手は容赦なく責め続けていた。
しつこいまでに乳房をいじり、いたずらに腹や脇をくすぐるように撫ぜ、太ももの付け根まで隙間なく触手を伸ばし、擦る様に股を行き来する刺激が、時にバラバラに、時に同時に襲い掛かって二人の体力と理性を削り続けた。
そうして最早抵抗する力はなくなり、時間の感覚さえ麻痺してきた時、唐突に二人の顔周辺の触手が離れた。
「んぐあっ!げほっ、げほっ」
「ん…あ…マスター!大丈夫なの?しっかりして!!」
長らく口に詰め込まれていた触手から解放された立香は、突然の解放に上手く呼吸を整えられずに大きく咳きこんだ。
口と共に視界も自由になったマルタは、そんなマスターの様子を心配して慌てて声をかける。
「だ、だい、じょうぶ。咽ただけだよ。それより…」
マルタに返事をしながら、立香はチラリと周囲を見やった。
マスターの視線を追ってマルタも周囲を確認するように見回した。
相変わらず自分たちの拘束をほどかないまま、チョコシフター達がじっとこちらを見ていた。
「いったい、どういうつもりなんだろう?」
「分からないわ。でも、完全に解放されていない時点で嫌な予感がしますね」
不思議がる二人に向かって、チョコシフター達の触手が再び伸ばされた。>>488
わらわらと伸びてきたそれは迷うことなく二人の下半身へと向かい、股間を捉えた。
「え…?」
「ちょっと、冗談キツイって…!」
理解が追いつかない立香と、事態を察して焦るマルタに平等に触手たちは辿り着き、股を激しく擦り上げるのと同時に彼女らの胸にまきつきその頂を強く刺激してきた。
「ひゃあん!?」
「ひぐう!!」
熱が引いていない肉体への突然の刺激に、二人はたまらず嬌声をあげる。
二人の声をより引き出そうとするかのように、チョコシフター達はそのまま胸を刺激しながら、股への擦り上げのスピードを上げていく。
「やっ、やだ。あっ、へんなの、へんなのでてるよぉ」
「んあっ、あんたたち、こんなことして、いいと思って、ああっん!」
度重なる刺激に二人の股は濡れ、下着を染みだして滴る愛液の匂いが、辺りに充満するチョコレートの甘ったるい香りと混ざりだす。
ひたすらに甘い香りの中に僅かに匂う自身と隣で愛撫されている仲間の雌の香りが鼻を刺激し、二人は羞恥と興奮と共に一層に肉体を火照らせた。
「はうっ、やん…あ、何?何これぇ、変だよう♡」
「ましゅた…マスター、ああん、気を、しっかり持って…ひああ!」
敏感な場所を休みなく刺激される未知の体験に、立香の顔は徐々に恐怖ではなく快楽に支配されて蕩けていく。
マスターを励まそうと声をかけるマルタもまた、肉体への絶え間なき刺激に翻弄される己が、快楽におぼれ始めているのを感じていた。
「あ、ああ。マルタ、マルタァ!」
「マスター!」
偶然か気紛れか、はたまた何か目論見があってのことか、不意に一体のチョコシフターが立香の腕の拘束を解いた。立香は自由がきくようになった腕を、縋るように傍にいるマルタに伸ばした。>>489
彼女に応え声をあげたマルタに合せたかのようなタイミングで、マルタを拘束していたチョコシフター達が彼女を立香の方へと差し出すように触手を伸ばし、二人の距離は触れ合うことが可能なところまで縮まった。
「マルタ、ごめんね、私のせいで、ごめんね!」
「そんな…私の方こそ、助けてあげられなくてごめんなさい」
「ごめんなさい、本当にごめんなさい。私、私…」
「マスター、もういいの。もう、いいのよ」
「恐いの。自分のせいでこんなことになったのに、恐くて、不安で、仕方がないのぉ」
「それは当たり前のことなのです。立香、どうか、自分を責めないで」
泣きながら恐怖を吐露し、謝罪を繰り返すマスターを、サーヴァントであるマルタは優しい声で慰め続け、彼女に顔を近づけた。
そして子どものように泣き続ける立香を宥めるように、マルタは彼女の頬に、額に、優しく口づけた。
「ん、恐くない、恐くないわよ、マスター」
「マルタァ、お願い、チョコレートがずっと入っていたから気持ち悪いの…口にも頂戴」
思わぬマスターの懇願に一瞬目を丸くしたマルタだったが、すぐに元の優しい顔に戻り、少しだけ眉を下げた優し気な微笑みを浮かべて頷いた。
「分かりました。今回だけですよ」
マルタの唇が立香に重なる。
立香は重なった唇から舌を伸ばし、マルタの口内のそれと絡め合せ始める。
「ハア、マルタ、マルタァ…!」
「んちゅう…れろっ…もう、仕方のない子ね」
「んっ、お願い、一緒にいて!一人にしないで!」
「ええ。こんな酷い群れの中に、貴女を一人になんてするものですか。…っあ!こんなことになったのに助けられないのが…んんっ!とても、情けないですが。それでも、最後まで決して離れず、共にありましょう」>>490
マルタの言葉に、立香は安心したように微笑んだ。
と、同時に共に脚にまきついていた触手によってぐっと両脚を広げられ、二人は覚悟を決めて目を閉じた。
『敵性体ノ集団ヲ発見。マスター:藤丸立香、サーヴァント:マルタノ救出ノタメ、撃破シマス』
「へ?」
「え?」
急に割り込んできた平坦な声にマルタと立香が驚いて目を開けると、彼女たちから少し離れた場所に、一体のシェイプシフターが立っていた。
彼(彼女)は、自身よりも数の多いチョコシフターに怯むことなくするりと床を滑るように動いたかと思うと、次の瞬間にはもうチョコシフターたちの触手を切断して落下してきた立香とマルタを自らの触手で受け止めていた。
『熱攻撃有効。マスター:藤丸立香、サーヴァント:マルタ、共ニ救出ノ成功ヲ確認。一時的ニ床ニ安置シタ後、敵勢力トノ本格戦闘ヲ開始シマス』
何が起こっているのか理解が追いついていない立香とマルタを床に置き、シェイプシフターはチョコシフターたちの集団に向き直った。
『敵性体スキャン。全敵性体、勝利可能レベルト判断。目標ヲ完全殲滅ニ設定。戦闘、開始』
――そうして、藤丸立香とマルタを救助した時同様に滑り出していき、5分と経たず自らと似た姿をしたチョコシフター達を一体残らず倒し尽くしたのだった。
すっかり諦めの言う名の受け入れ態勢になっていた肉体を持て余す羽目になった藤丸立香とマルタがどうしたのか、どうなったのかは、また別の物語である。
~おしまい~以上になります。
酷いオチ失礼いたしました。
本当は二人がシェイプシフターに改めて触手責めして貰ってすっきりする話も入れようかと思ったのですが、完全に時間が足りなかったため、切りよく終わらせるためにこんなオチになりました。
ぐだ子はともかくなんでマルタさんが一緒に襲われたのかは、完全に自分の趣味による人選です!
一日遅れですが、ハッピーバレンタイン!お待たせお待たせ。前に呟いた触手アビマシュ落とすよー
その日は、不思議と寝つくことができなかった。
ベッドの上で幾度か瞬きを繰り返したマシュ・キリエライトは、ごろ、と姿勢を変えて目を瞑るが……やはり、眠れない。照明を点けた彼女は、上体を起こすと見慣れた自室の天井を見上げる。
(どうしましょう……)
こんなことは久し振りかも知れない、と。そう、ぼんやりと思う。
まだ、デミ・サーヴァントとしての経験も乏しかった頃のことだ。敵の向けてくる殺気が怖くて、自分よりずっと強いサーヴァントが襲い掛かってくるのがあまりにも恐ろしくて。レイシフトから戻った夜は、よくこんな風に寝られなくなっていたのを覚えている。あの頃は、顔を合わせる度に自分を気遣ってくれた先輩に申し訳ない気持ちと感謝の思いでいっぱいになったものだった。
前に眠れなくなった時は――厨房で遭遇した先輩が、温かいうどんを作ってくれたのを思い出す。
「……そう、ですね」
厨房に行こうと決める。
別段おなかが空いている訳でもないが。それでも温かな料理が与えてくれる安らぎは知っている。うどんでなくともミルクやココアを飲めば、きっとよく眠れるだろうと思ったのだ。
洗面台の前に置いていた眼鏡をかけ、部屋を出る。勿論その際サーヴァントの誰かと出くわしても恥ずかしくないように身だしなみを確認するのを忘れない。
『――』
「?」
日中の喧噪が嘘のように静かになったカルデア。薄暗い通路を歩くマシュは、通りがかった一室から聞こえた声に思わず立ち止まる。
「アビーさん……?」
アビゲイル=ウィリアムズ。亜種特異点セイレムで出会い、その後にカルデアの召喚に応じた少女である。外宇宙の邪神が依代としての性質を持つ彼女は、確かにこの部屋で暮らしている筈だったが――、
『――ん、ぅ。――ぁ。―っ、う――』
微かに聞き取れる声は、明らかに平時のものではなかった。訝し気に扉の奥を見つめるマシュは、放ってはおけないと扉を叩く。その日は、不思議と寝つくことができなかった。
ベッドの上で幾度か瞬きを繰り返したマシュ・キリエライトは、ごろ、と姿勢を変えて目を瞑るが……やはり、眠れない。照明を点けた彼女は、上体を起こすと見慣れた自室の天井を見上げる。
(どうしましょう……)
こんなことは久し振りかも知れない、と。そう、ぼんやりと思う。
まだ、デミ・サーヴァントとしての経験も乏しかった頃のことだ。敵の向けてくる殺気が怖くて、自分よりずっと強いサーヴァントが襲い掛かってくるのがあまりにも恐ろしくて。レイシフトから戻った夜は、よくこんな風に寝られなくなっていたのを覚えている。あの頃は、顔を合わせる度に自分を気遣ってくれた先輩に申し訳ない気持ちと感謝の思いでいっぱいになったものだった。
前に眠れなくなった時は――厨房で遭遇した先輩が、温かいうどんを作ってくれたのを思い出す。
「……そう、ですね」
厨房に行こうと決める。
別段おなかが空いている訳でもないが。それでも温かな料理が与えてくれる安らぎは知っている。うどんでなくともミルクやココアを飲めば、きっとよく眠れるだろうと思ったのだ。
洗面台の前に置いていた眼鏡をかけ、部屋を出る。勿論その際サーヴァントの誰かと出くわしても恥ずかしくないように身だしなみを確認するのを忘れない。
『――』
「?」
日中の喧噪が嘘のように静かになったカルデア。薄暗い通路を歩くマシュは、通りがかった一室から聞こえた声に思わず立ち止まる。
「アビーさん……?」
アビゲイル=ウィリアムズ。亜種特異点セイレムで出会い、その後にカルデアの召喚に応じた少女である。外宇宙の邪神が依代としての性質を持つ彼女は、確かにこの部屋で暮らしている筈だったが――、
『――ん、ぅ。――ぁ。―っ、う――』
微かに聞き取れる声は、明らかに平時のものではなかった。訝し気に扉の奥を見つめるマシュは、放ってはおけないと扉を叩く。
「アビーさん、どうかなさいましたか?マシュです、何かあったのなら話を――」
『っ! ぇ、マシュ……? い、いいっ、え! なっ。なんにも、なんでもないか、ら。大丈夫ぅ……!』
「……」「……」
部屋の中から慌てたように応じるアビゲイルに、顔を曇らせてマシュは思案する。
今のアビゲイルの反応は正常とはとても言い難い。疚しいものを隠そうとするような焦燥と何か苦痛を堪えるような苦悶が声からあらかさまに滲み出ていた。
しかし、マシュを自室に入れまいという意思は迫真だった。果たして本人の同意も得られずに足を踏み入れていいものかと目を伏せて悩んでいたが――せめてあと一度だけでも説得をと戸を叩く。
「アビーさん、何か問題があるのならどうか教えてください。アビーさ――」
『ふ、ぅう……! へっ平気、だからあ! ほんとうにダメ、なのぉ。こないでっ、こな――んくぅ!?』
「アビーさん!?」
扉の鍵はてっきり閉められているものと思われていたが、マシュが手をかけると抵抗なく開いた。室内からの悲鳴に思わず中に飛び込んでしまったマシュ、彼女が目の当たりにしたのは――少女の生活する場所としては十分な広さを持っていた部屋全体を埋め尽くさんばかりの触手と、全身に纏わりついたそれに柔肌を蹂躙されるアビゲイルの姿だった。
薄く白濁した体液に濡れる腋、霊衣を押しのけて弄ばれる胸元、逃がさぬように触手に巻きつかれた細い腰――想定されていない加重にぎしぎしと軋むベッドの上で囚われていたアビゲイルは、マシュの姿を視界に納めると紅く変色しかけていた碧眼をあらん限りに見開く。
「ま、シュ……! やぁ、見ちゃ、だめえ……っ、う!あぅ、そこはぁ……!」
「――」
「やああ、ぁっ。~~~~~~~~~~~~~~~~!?」
呆然と立ち竦むマシュが見つめる中、濡れた秘所を触手に突き上げられた少女が震える。子宮のみならず臓腑を揺らすような突き上げが二度、三度と続き――拘束を振り払った片腕で痴態を隠すこともままならず絶頂に達する。
「ふぅ。ん、はぁ、あぁっ……」
「あ。アビー、さん」
ベッドに突っ伏して荒い呼吸を繰り返す彼女に、戸惑いながら声をかけるマシュ。呼びかけが聞こえたのか否か、真っ白に色の抜けた身体を体液に濡らす彼女は、ゆらりと顔を上げ――額に開いた三つ目の目で、マシュを見つめた。
「っ、?」
「ああ、嗚呼。ごめんなさい、ごめんなさい。マシュ――見てしまったのね」
くすくすと嗤って。
「私、悪い子だから。こんな、いやらしいことだってしてしまうの」
ぬるりと、触手を伸ばして。絶句するマシュを引き寄せて。
「見てしまったからには、仕方ないものね?」
あまりにも嗜虐的に微笑んで。
「ねえ。良かったら、貴方も――存分に、溺れましょう?」今宵は、ここまで――。
買ってきた空の境界でも読みますかね>>498乙です。
個人的に善意から踏み入っちゃってとんでもない場面を目撃したり、そこから誘惑されて巻き込まれていくシチュエーションが好きなのでとても楽しく読ませていただきました。
今後も展開もとても楽しみです。
素敵なアビマシュありがとうございました。レスありがとうございます!毎回励みになります!感謝です!(嬉しさで消失した語彙力)
>>461
乙ありがとうございます! あそこで『立香君』にするか『マイ・ロード』にするか悩んだのでそう言っていただけるの嬉しいです!
>>462
乙ありがとうございますー!
>>463
乙ありがとうございます! 続き書けました!
>>464
感想ありがとうございます!あんな旅精神的に持たないよなあと思ってたところにケイオスタイドの美味しいネタを発掘して妄想した結果がこの話です
マーリンっぽくなってました!?
やったぜ!!マーリンってどう表現すればいいんだ…?こいつ何考えてるんだ…?でも今回はぐだ子じゃなくてマーリン視点で書きたいしな…と悩みながら書いてたので嬉しいです!!
いつも以上に長い話になると思いますが完結できるよう頑張ります!貴方様もお体にはお気をつけてくださいね!第二夜 甘い夢
続き書けたので投稿していきます
今回から本番入ります
※1部終了後~1.5部始まる前を想定した話
キャラ崩壊しかない
ガバガバ設定
な が い>>501
「……数字の6?」
「それはシックス」
「……靴下」
「それはソックス」
「あ、アルファベットの24番目…!!」
「それはエックス……分かっててワザととぼけているね?」
「だだだって! 何でそうなるの!?」
「キミは楽しい夢が見たいんだろう?」
「う、うん」
「僕は美味しい夢が食べたい」
「うん…」
「だからセックスしよう」
「何でよぉ!?」
ついさっきまで泣きじゃくっていた少女とは思えないほど勢いのある突っ込みにマーリンは満足そうに顔を綻ばせる。思いつめて真っ青だった顔色は夕焼けのように赤く染まっていた。
「今、セックスのことで頭がいっぱいになっただろう?」
「んなっ…そ、そんなこと……きゃあ!? どこ触ってるの!!」
「どこって…胸だけど?」
動揺している隙にマーリンは服の上からでも分かる膨らみに手を伸ばした。ハリがあるその胸はマーリンの手にすっぽりと収まる。その柔らかい感触を楽しんでいると立香の顔が更に赤くなり情報を処理しきれていないのかパクパクと口を動かしていた。>>502
「うーん。やっぱり少し痩せたね。食欲がなくてもご飯は食べないとだめだよ」
「おっぱいで判断するなぁ!! ばか! スケベ!」
マーリンは手足をジタバタさせてもがく立香の攻撃をさらりとかわしつつ両手で包み込むように優しく揉みしだく。揉みながら探り当てた胸の頂を少し強めに服越しに摘むと立香の体がビクンと跳ねた。
「んっ…!!」
今まで聞いたことのない、甘い女の声。そんな声出せるのかと感心して視線を向けると目を逸らされる。意図せず喘いでしまったのが恥ずかしいのだろう。マーリンが思っていた以上に立香は純情だったようだ。胸に触れられているだけだというのに心臓がかなり速まっている。
「キミって好きな人とかいるのかい?」
「……いないけど」
「じゃあ本番前の予行練習とでも思えばいい。夢の中だけは何もかも忘れよう」
「…夢の中だけは…………夢、ならいいのかな……」
「うんうん。ここでセックスしても実際のキミの体は処女のままだ。まあ無理強いはしないけど……どうする?」
「………えっと……その……実はそういう……セ、セックスとか興味ないわけじゃないんだ。どんなものなのかなってずっと思ってたけど誰にも聞けないし……任務もあったからそんな余裕なくて……………だから、その……お願いします…」
消え入りそうなほど小さくなっていく言葉もマーリンの耳にはしっかりと届いている。マーリンは分かったと頷いた後、妖しく目を細め立香の唇を自身の唇と重ね合わせる。軽く下唇を食みながら舌を口内に侵入させゆっくりと絡め合わせれば立香の瞳はあっという間に蕩けたものになっていく。混ざり合う唾液には魔力が含まれておりほんのりと甘い。もっと食べようと舌を動かすと悩ましげな吐息が零れていく。
(…もっと抵抗されると思っていたんだけども。若さゆえの好奇心もあるんだろうけど……やはり精神的に参っているのか)>>503
「よし。マーリンお兄さんがうんと気持ちよくしてあげよう」
「……うん……」
第三者からすれば心の弱っている少女を丸め込んで手を出す夢魔、という酷い状況だがマーリンにとっては自分は夢の味を変えられる、マスターは悪夢を見ずに済むし快感が得られる。うん、どっちも得しかないね!!という善意100%からの行動なのだからタチが悪い。マーリンがニコニコしていると立香は何故か表情を曇らせた。
「…こんな夢見るなんて……欲求不満だったのかな」
(僕の言動も自分によるものだと思っているのか。訂正は出来るけど……勘違いさせたままの方が都合がいいか)
自分が直接夢にお邪魔しているのだと告げたら気を使ってしまうかもしれない。夢による偽物だと思わせていた方が気が楽だろうとマーリンは思い黙っていることにした。
「マーリン……勝手にエッチなことさせてゴメン……」
(……うーん。ちょっとだけ申し訳ないけどまあ仕方ないよね!)
律儀に謝る立香に少しだけ罪悪感を覚えながらマーリンは立香の服に手を掛ける。が、ファスナーを胸元まで下ろしたところで手を掴まれた。
「ま、待って」
「どうかした?」
「……ココじゃヤダ」
「ココ?」
「外、だし。誰もいないのは分かってるけど抵抗あるというか」>>504
「ああ、そっか。それもそうだね。まだ野外プレイは早いか」
「プ、プレイ言うな! あとまだって何!?」
「何でもない何でもない。よっと」
マーリンが指を鳴らすと一瞬で周囲がマイルームへと変化する。パチクリとしている立香を抱き上げベッドにまで運ぶとゆっくりと下ろした。
「これでいいかな」
「……うん。その……私こういうの初めてで……何すればいいのか分からないんだけど何かした方がいい?」
「ううん。今回は僕に任せて。キミはベッドでくつろいでくれればそれでいいから」
「オ、オッス」
緊張してるのかズレた返事をする立香を微笑ましく思いながらマーリンは二度目のキスをする。宥めるように口元を吸うとガチガチに硬くなっていた体から力が抜けていく。
「んっ……ふっ……」
「気持ちいいかい?」
「うん…。なんか甘くて……ふわふわする…」
「それはなにより。……それじゃ脱がせるよ」
「…う、うん……でもえっちするだけなら別に上は脱がせなくてもいいんじゃない…? そのままでも出来るんじゃ……」
中途半端に下ろされていたファスナーに再び手を伸ばすと肌を晒すことへの羞恥からか苦し紛れの提案をする立香を微笑ましく思う。却下する理由はいくらでも思いつくがあえてマーリンはその提案に乗ることにした。>>505
「分かった。じゃあ…こっちを脱がせようか」
「わっ…!?」
無防備になっていたタイツに覆われた足を掴み左右に広げるとうっすら白い下着が透けて見えた。まじまじとタイツ越しの下着を観察していると立香はスカートを引っ張り中を隠そうとしている。
(本当に初心だなぁ。……そういうことされると逆に燃えるんだけどね)
「……流石に下は脱がないと出来ないよ?」
「わ、分かってるけど……! ……視線がやらしい」
「それは当たり前だろう? これからいやらしいことをするんだから」
「う……」
「……脱がすよ。いいね?」
「は、はい……」
マーリンの言葉に立香は抵抗をやめスカートからシーツへと手を移動させる。その様子を確認した後マーリンは立香の股間近くのタイツを裂いた。脱がすのではなく破くという行動に立香は枕元に注いでいた視線をマーリンへと向ける。
「ちょっと!?」
「うんうん。一度このタイツ破ってみたかったんだよね。あ、大丈夫だよ。ここの出来事は現実には影響しないから破こうが汚れようが問題なしさ」
「そうなんだろうけど……ひゃん!!」
だからって何も破くことないでしょと立香が言おうとした瞬間、マーリンはタイツが破け露わになった下着越しにクリトリスや膣口を指でなぞる。自分でもほとんど触れたことのない部分に触れられることで立香に未知の刺激がもたらされた。ぐりぐりと親指でクリトリスを押すと勃ち上がり始める。>>506
「さすがにまだ濡れてないか」
「んっ………ひっ……」
「声、我慢しなくてもいいんだよ?」
「で、でも……」
「僕達しかいないんだ。全て曝け出してしまえばいい」
「曝け出すって……そんなのいや…………ひゃああっ!!」
マイルームという身近な場所が悪いのか手で口を覆い声を漏らさないようにする立香にマーリンは優しく囁く。立香は戸惑いの表情を浮かべ首を横に振るがマーリンはそれを許さない。するりと下着を膝元まで下ろし太ももを持ち上げ覆うものが無くなった秘部に顔を埋めた。直接秘部を舌で舐められ立香は悲鳴にも似た大きな嬌声をあげる。
「なななななにしてっ……!? あっ…そんなとこ……汚いでしょ…っ…」
「汚くないよ。……ん……ピンク色で綺麗だ」
「やっ……だ、ダメだってば……っ」
立香の秘部を舐め、刺激する度とろりと膣口から溢れだす蜜をマーリンは根こそぎ舐めつくしていく。唾液の時以上に魔力のこもったソレは甘露のように甘く味わい深い。舐めても舐めても尽きることのない蜜を夢中になって食べた。
「んっ……弄られるよりクンニリングスの方が好きなのかな? どんどん溢れ出してくるよ」
「……っ…わ、分かんないよそんなのっ…弄ったことも、舐められたこともないし……」
「そうなんだ? じゃあマスターベーションの経験もないのかい?」
「……んんっ…! ………ない……興味はあったけど調べるのも聞くのも恥ずかしかったし……あああっ……!!」
わざと卑猥な言葉を使って直接的に問う度に顔を赤くしていく立香にマーリンは今時なんて純情な子なんだろうかと感動すら覚えた。そのくせクリトリスや大陰口を舌で刺激すると過敏なくらいに反応する体は実に興味深い。試しに舌をゆっくりとナカへと侵入させ内部を刺激すると戦慄くように肉壁が収縮し、また愛液が溢れ出す。少しナカを刺激しただけで達してしまったのだ。初めての絶頂だったのだろう。立香は息を荒げながらぼんやりとしていた。>>507
「…ハァ……ハァ……いまのって……」
「絶頂。オーガニズムというやつだね。気持ち良くてイッたんだよ」
「今のが……そうなんだ……まだヒクヒクしてる……」
「うんうん。感じてくれたのならよかったよ。……初めてだしもうちょっと慣らそうか」
「え? ……ああっ……! ま、待ってっ……今イッたばっかりなのに指入れられたら……んぁああああっ…!!」
達したばかりの膣口は愛液でしとどに濡れており中指を挿入するのは造作もなかった。くちゅくちゅとナカを掻き回すと肉壁が絡みつき収縮する。二度目の絶頂だ。ヒクついている最中に挿入する指を一本増やし二本の指をバラバラに動かしナカを解していく。
「あ、あああっ……だめぇ…っ……きもちいいのっ……ヘンになっちゃう……っ」
「ヘンになればいいさ。…ああ、ここがいいんだね? よし、重点的に弄ってあげよう」
「え、あ、あああああああっ!!」
探り当てた弱い部分を指で刺激し続けると快楽が来たのか立香の体を大きく震わせる。目を潤ませ涎を垂らす立香の痴態にマーリンは静かに興奮していた。
(……こんな姿初めて見た)
誰も見たことのない、女としての姿。それを自分がさせていると思うと体が高揚した。こんな俗めいた感情を自分が持っていたのかと驚きながらもマーリンはズボンを下ろし高ぶっている自身を取り出す。>>508
「僕のをココに挿れてもいいかな」
「ひゃっ……え、え……わっ……」
こつりとノックするように陰茎で膣口に触れると横を向いて息を整えていた立香は視線をこちらに向ける。視線が下がっていき勃起した陰茎を捉えるとわひゃあと聞いたことのない悲鳴を上げた。
「そんなにマジマジと見られると流石に照れるなあ。僕のペニスに興味でも?」
「ち、ちがっ………見たことないのにすごくリアルだからびっくりして…っ…」
立香は今の状況を自分が作り出した夢だと思っている。だからこそ自分が見たことのない性器が鮮明なことに驚いているのだ。行為への反応から性器を見たらすぐ目を背けると思っていたがじっと観察するように見られたのは意外だった。初心な割に妙なところで好奇心旺盛なようだ。
「一度も見たことないのかい?」
「……ま、漫画とかでそういうシーンは見たことあるけどそういうのって大抵隠されてるかモザイク掛かってたし……後は…お父さんとお風呂入った時くらいだけどそんなの昔すぎて覚えてないよ」
「人の記憶というものは不思議なものでね、案外忘れたと思ってても覚えてたりするものだよ。あるいは…僕のこれと実物は違うかもしれない。答えは出ないんだしあまり考えない方がいいんじゃないかな」
マーリンがしれっとそれっぽいことを言って誤魔化すと立香は首を傾げながらもそういうものなのかな…と納得したようだった。
「そ、そうだね……う、うう……血管とか浮き出てて……太いしすごい立派……これ私の中にちゃんと入るの……?」
「大丈夫。よく解したし……怖いなら今日は止めておくかい?」
「……………ううん。怖いけど……このまま終わるのもなんかすっきりしないし……マーリンだってつらいでしょう?」
「僕は別に一人で抜くから気にしなくていいけど……続けていいのかな」
「うん……ど、どうぞ」
「分かった。じゃあ挿れるよ」>>509
不安そうにシーツを握りしめながらも覚悟が決まったのか恥ずかしそうに足を広げ秘部を晒す立香の姿はひどく扇情的だった。一気に挿入したくなる気持ちを抑えながらこっそりと痛みが感じなくなる魔術をかける。初めて挿入しても痛みを感じない人もいるが立香もそうとは限らない。念入りに魔術がかかったのを確認した後慎重に陰茎を挿入していく。慣らしてはいたものの狭いそこはマーリンの性器を強く締めつけた。
「んっ……やっぱりキツイね……大丈夫かい?」
「ちょっと変な感じするけど平気………あれ…? ……痛くない……初めてなのに」
「夢だからね。痛いのは現実だけで十分だろう?」
「………そう、だね。……ん、んんっ…あ、わたしのなかに、まーりんがはいってきてる……っ…」
マーリンが立香のナカを侵略するほど締めつけが激しくなっていく。その締めつけによる快楽に溺れながら更に奥へと押し進めていくとやがて最奥へと辿り着いた。
「…はぁ………最後まで入ったよ」
「うん……ほんとだ……」
挿入されていることを実感しているのか自身の下腹部を撫でながら立香は嬉しそうに微笑む。その笑みを見てマーリンはつられるように笑った。
(……うん。やっぱりキミは笑顔の方がいい)
久しぶりに笑った顔を見た気がしてマーリンは自分も嬉しくなった気がした。まるで立香の感情に共感しているとさえ思える。……自分が共感なんて出来ないと思いながらも。
(とても甘い味がする……美味しい夢だ。あの悪夢も嫌いじゃなかったけどやっぱりハッピーエンドな方がいいよね)>>510
「動かすよ」
「う、うん。……ん、んんっ……あ、ああっ………ん、………あんっ……」
「はっ………ん、……気持ちいいかな……?」
「……ああっ…舌や指とぜんぜんちがうっ………んぁあっ……あ、あんっ……あ、だめっ……そこは…っ………あ、ああああっ!!」
奥まで差し込んだ陰茎を一定のペースで動かすと水音と共に嬌声が大きくなっていく。痛みがないとはいえ初めての挿入で感じているのが分かると自身の質量が増した。下で喘ぐ立香の様子を観察しながら腰を打ち付けていくとナカがきゅうきゅうと痙攣する。達したようだ。
しかしマーリンの性器は未だ硬く勃ち上がったままだ。行き場のない自身の欲に耐えながら達したばかりで息を整える立香が落ち着くのを待った。
「……はぁ、はぁ……」
「落ち着いた?」
「うん………気持ち良くて何も考えられなかった。……セックスってすごいね…」
「そっか。ならよかった。……じゃあ今度は僕の欲望に付き合ってもらおうかな」
「え? ……あああああ!? まっ……んんっ! あ、あ、あっ……らめぇっ…、そんなふうにはげしくされたらっ……んんんんっ…!!!」
それから何度も射精するまで激しく責め立てられ喘ぐ女の姿とイキイキとしながら夢と夢の主を貪る夢魔の姿があったという。
立香が疲れ果てて夢も見ないくらい熟睡した後、要望の通り何もかも忘れさせることが出来たとマーリンは一人満足するが―――――――この夢が二人の運命を大きく変えることをマーリンはまだ知らないR-18スレの方に書こうと思ったら以外と長くなってしまったのでこっちに失礼します。場面は電撃アンソロ12の抱き枕エピソードの最後のコマの直後から始まります
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
聞かれてはいけない事を聞かれてしまった藤丸はさっとファスナーを閉めた
「わぷ!ちょっ、マスターなんでもう一度閉めるのさー!」
恥ずかしい台詞を聞かれたのは良い、この際気にしない。しかし不埒なこの英雄にはお仕置きをしなければならない。
「マシュ……」
「ん、ちょっどこ触ってるのさ、それに僕マシュじゃな、ん……」
マシュへの愛を囁きながら、布に包まれたアストルフォを優しく、全身を包み込むように愛撫する。決して秘部には触れぬよう、子供をあやすようにゆっくりと、優しく、優しくーーー
徐々に熱を帯びていく抱き枕。
しばらくすると抱き枕の一部が、具体的に言うとマシュのちょうど股間の部分が盛り上がってくる。
「ねぇ、マスター……いい加減、出して……?苦しいよ……」
この苦しいと言うのは勿論息のことではないだろう。
アストルフォは布に包まれ身動きが出来ないだけでなく、元々タイツを履いている。苦しさの原因はそこにあった
熱を持ち、精を吐き出そうと屹立したそれは既に下着を押しのけているものの、その先端をタイツに阻まれ、そこにカウパー液のシミを広げながら行き場を失い苦しんでいた。
「ねぇ、マスター……開けて?このままじゃ僕……んっ」
カバーのマシュまで下腹部を濡らし始めた頃、不意にアストルフォの先端に淡い快感が走った。
指ではない。
今まで全身を撫で回していた両手の感触は、今ではしっかりとアストルフォの体を包み込んでいた。
触れあったのは互いの秘部だった。>>514
それからどれだけの時間が経ったのか。
互いの秘部を擦り合わせるもどかしい快感が続く。普段のアストルフォならばとうに射精していてもおかしくはなかったが、マシュの枕カバーを汚してはいけないという想いと、一つの疑念がその精を押しとどめていた
「ねぇ……マスター……開けてよぉ……もう、出ちゃうよ…………ねぇ、僕、マシュじゃない、よ……?」
不意にファスナーが下され、冷たい外気がアストルフォの顔を撫でた。言葉を出そうとした唇は藤丸に塞がれた。
初めは淡い接触だったそれは次第に、貪欲に口内を犯していく。触れ合った秘部はそれに呼応するように熱を増していき、今にも精を吐き出さんと脈打つ。
キスの合間を見計らってアストルフォは懸命にマスターに問いかけようとする
「マス、ター、僕は……」
「好きだ」
「え……………?」
「好きだよ、アストルフォ」
瞬間、大量の精が溢れ出した。
「っ!〜〜〜」
溢れ出た精はそのままカバーのマシュの股間を染め上げていく。必死に汚すまいと堪えていた分、吐き出された精は濃く、多量だった。
(……うう〜。ごめんよ、マシュ〜。)
なんだかお漏らしの様な感覚に襲われ、流石のアストルフォも赤面した>>515
「んもう!マスターはそんなに僕を虐めたいのかい?」
「はは、いや、つい調子に乗っちゃって……でも、気持ち良かったでしょ?」
「それは……うん。……ねぇマスター?マスターはまだイってないよね?」
「うん。……ねぇ、もっとアストルフォを感じたいんだけど。良いかな?」
「……うん!もっとエッチしよマスター!今度はちゃんと抱きしめ合って!」
そうして藤丸とアストルフォは夜更けまで愛し合った。今度は一方的な愛撫ではなく、お互いを愛でる様に。
夜明けごろ。
幸せそうに寝息を立てる藤丸を見て、満足そうに微笑むと、アストルフォは自室へ戻っていった。
翌日、体力を使い果たし寝坊した藤丸を起こしに来たマシュが自分のプリントされた抱き枕カバーの股間がおびただしい量の精液で汚れているのを発見するのはまた別のお話唇を重ねて、互いに密着したはいいものの、そこからどうすればいいのか。自分には知識はあれども経験はなく、至近に感じる彼女の匂いに脳を揺らされていた。当然彼女も蕩然とした顔でぼんやりしてーー
「ああ。やっぱり。こんなに硬くして」
「うああっ!?」
驚いた。期待はしていたし状況が状況なので触られるとは思っていたのだけど。…自分がこんな情けない声を出してしまったことにも驚いた。アナスタシアは僕の声を聞いて目を丸くしている。
「マスターは可愛いのね」
彼女はそう言うと、もぞもぞと体勢を変えて、下腹部に感じる熱に顔を近づけた。
「だ、だめだ。そんな所は、汚い…」
「そんなことないわ。好きな匂いよ」
クンクンと鼻を動かして彼女は笑い、迷うことなく下着ごとずりおろした。>>517
当然、そこには激しく主張する分身があり
「はぁ…美味しそう」
恍惚の息を漏らしたと思うと彼女はそれに口を付けた。チュッチュッとキスをして、這わせるように真っ赤な舌で舐め回し、袋を軽く吸って口に含ませ、竿を飲み込まん勢いで頬張った。
「う、あぁ…ひゃああ……」
その全てが爆発のような刺激であり、情けない声を上げることしかできない。アナスタシアは僕が声を漏らすたびに嬉しそうに奉仕を続けている。
「ぷは…。ふふ…。マスター、耐えてね?」
「うあ…はぁ……え…?」
口を放してから妖艶に笑って彼女はもう一度口に含むと、じゅぷっじゅぷっと音を立てながら勢いよく扱き始めた。
「あああっ!?だ、ダメだ!出ーー」
「だめよ」
頭が真っ白になり、力が入らなくなって果てる寸前に、アナスタシアはイチモツの根元をギュウッと握りしめてそれを阻止した。
「ーーー!?」
泣きそうになりながら彼女の顔を見つめると
「出すのなら、こっちに、ね?」
彼女は見せつけるようにドロドロに蕩けたヴァギナを指で押し広げてこちらに向けていた。せーぞんほーこく(遅筆な私を許して)
エロにはたどり着けませんでしたが、ここに供養させてくだされ。
「〇〇しないと出られない部屋」の亜種でございます。
ーーーーー
「どうやら拙僧たち、囚われているようですねえ!」
「……何でそんな楽しそうなの…」
隣で愉快そうに体を震わせる男、かつて下総でキャスターリンボと名乗った怪僧もまた、今の立香と同じように荒縄で全身を縛られていた。
後ろに回され縛られた手首、縛られた両足首。
さらにリンボには呪符らしきものがその上に貼られている。
二人の閉じ込められた部屋は薄暗く、木で出来た和風建築らしかった。
広さは3畳ほどの狭さ。
隣の男の体格のせいで余計圧迫感を感じる。
「何でこんなことになってるんだろ…」
「さてはて、我々もあなた方も、敵は多いですからねえ。
どうです、ここは脱出のために一時協力するというのは」
ニヤニヤと笑いながら道化が語る。
立香は嫌そうに眉を寄せつつも、脱出のための協力に否は無かった。
しかし…>>521
「そうは言っても、開かなかったじゃない、あの扉。変な術式がかかってるとか言ったの貴方でしょ」
「ウフフ、あの時のあなたは大層愉快でしたねえ!まるで芋虫みたいに這いずって!」
「縛られてるんだから他に戸を開ける手段が無いでしょ!だいたい、脱出の手段があるならさっさと出れば良いじゃない」
「そうは言われましても、拙僧だけの力では如何ともしがたく」
「……そのお札を剥がせばいいの?」
「この呪符もですが、この部屋にはとてつもなく繊細なまじないがかかっておりますので」
「私は何をすれば良いわけ?」
「ンン、さすがカルデアのマスター!話が早い」
「こんなところにいつまでも居られないもの、さっさと脱出して、あの子のところに帰らなくちゃならないの」
自分に言い聞かせるように少女は呟き、そしてキッと強い眼差しを男に向ける。
「その為の努力は惜しみません」
「ンン」
男は少女の決意ににんまりと口の端をあげた。>>522
「なによその顔…怖いんだけど…」
「いえいえ、あなたが協力してくれるならば脱出は容易いですからね。まあ、無理矢理というのもオツではありますが、単純に、求められるのは男として嬉しいことでから!」
「はあ?よく分からないけど…」
「ではカルデアのマスター、早速ですが、拙僧と子作り致しましょう!」
「何言ってんのこのバカーー!?」
「つまりこの部屋の人数を変えてしまうことによって、術に施された結界の設定に綻びを……」
「何それ意味不明なんだけど…」
「本気で引いておられますねえ。ですが事実です。かなりの数、複雑な条件を揃えることによって、限定的でしかしとても強力な結界となっているのですよ」
「ほ、本当に、それしか無いの…?」
「他の手段があればこんなまどろっこしい手段は取りません」
「そ、そうよね…」
「ほら、早く拙僧の呪符を剥いでくだされ。そうすれば後は自力で縄を解き、あなたも助けて差し上げられる」
「う、うん…でも…だって……そうしたら…」>>523
顔色を赤くした少女の戸惑いに、男はニヤニヤと嗤う。
「フフ、所詮はその程度の決心なのです?貞操は確かに大事なものかもしれませんが、あなたの使命やお仲間の命よりも重いものなのですか?」
「っ!」
サッと青ざめた少女に詰め寄り、リンボは己を封じる呪符をその目の前に差し出す。
そして、今までの軽さを一掃する硬さで立香声を投げかけた。
「さあ、腹を決めなさい」
強張った顔をその呪符にゆっくり近づけ、そして噛み付いてそれを剥がし取る。
途端男を戒める荒縄は弾け飛び、立香は冷たく硬い木の床に叩きつけられた。
「!?」
「おっとすみません、気が早ってしまいました…思わぬ僥倖に存外昂ぶっているらしく」
「ぁ…」
床に縮こまる立香を覆うように、その獣が被さっている。
「そう怖い顔をしないでくだされ。ちゃんと、良くして差し上げますから…」
リンボのぎらりと光る眼に立香は震え上がった。
果たしてこの獣に食い尽くされて、自分は正気でいられるのかと。>>525ギャグ調に見えながらもリンボさんの挑発や最後の雰囲気に彼の底知れぬ感じが出ていてめっちゃ楽しかったです。ありがとうございます。
第三夜 溺れる好奇心
続き書ーけーたー!! ので投稿していきます
※1部終了後~1.5部始まる前を想定した話
キャラ崩壊しかない
ガバガバ設定
な が い
前戯メインの挿入なし>>528
「やあ。おはよう」
「マ、マーリン。おはよう…」
初めて彼女を抱いた翌朝。マーリンは立香と廊下で鉢合わせたため挨拶をすると立香は気まずそうに挨拶を返してきた。声を震わせながらもマーリンをじっと見つめるその様子からどうやら夢のことをはっきりと覚えているらしいと分かる。マーリンは自分を見続ける立香に顔を近づけた。
「どうしたのかな? 私の顔に何かついているかい?」
「ひゃっ……ななななんでもないっ!! ちょっと変な夢見ただけだから!!」
「変な夢? ……どんな夢を見たのかな…?」
「ど、どんなって…………ととととにかく何でもないから!!」
顔を近づけると立香は元々赤みがかっていた頬を更に赤くさせ逃げるように走り去っていった。去っていく立香の背中を眺めながらマーリンはいつものように飄々とした笑みを浮かべる。
(少しは元気になったみたいだね。よかったよかった。それにしてもあそこまで意識されると……面白いな)
立香にとっては昨日の出来事は夢でしかない。しかし夢とはいえ付き合っているわけでもない見知った相手とセックスする、という出来事は立香にとってかなり恥ずかしいものなのだろう。自分が話しかけただけであそこまで慌てるとは、とマーリンは興味深く思った。
(あの後眠れたようだし…朝もちゃんと食べていた。まだ精神的に不安定なところはあるけれどもしかしたら今日は悪夢を見ないかもしれない)
と、希望を込めて楽観的に考えていたのだが―――――――――。>>529
『お前のせいだ!』
『私達を見捨てた!』
『痛い、痛いよぉ……助けてよぉ……』
『どうしてこんな目に……お前が死 ねばよかったのに!!』
「……っ……あ、ああ……またこの夢…………ごめん、なさい……」
赤い炎が燃えている。血の池が広がっている。死体が腐り落ち、悪臭が漂う。大きな悲鳴と罵倒の嵐が止まない。……いつも通りの悪夢が繰り広げられていた。
ほんの少しでも笑ってくれるようになったと思ったが一度セックスしただけでは気休めにしかならないらしい。涙を流す立香を眠らせ夢の景色をマイルームに変えてベッドに横たわらせながら苦い悪夢を咀嚼する。昨晩は甘い夢を食べていたせいかより一層苦く感じられた。
(一度抱いたくらいじゃ罪悪感は消えないか。せめて夢の中だけでも安らげればいいんだが)
やっと役目を終えたというのに現実でも夢でもボロボロになってしまうなんてハッピーエンドとは程遠い。せめて自分の領分である夢の中だけでも楽しんでもらいたいとマーリンは願う。慰めるように頭を撫でているとやがて立香は目を開けた。
「……またマーリンがいる」
「酷いなあその言い方。まるで気が付けばいる虫みたいな言い方じゃないか」
「あ、ごめん。二日続けてそういう夢は見ないと思ってたから………えっと……また、するの?」
「僕としてはそうしたいかな。結局はキミ次第だけど。どうする?」
「…………昨日抱かれて……すっごく気持ちよかったの。ふわふわして……痛くもなかったし………またシてみたいな」>>530
立香にとって昨晩のセックスは救いになったようで甘えるように頭を膝に乗せておねだりしてきた。普段の彼女なら絶対にしない子猫のような仕草にマーリンは目を僅かに見開く。シてみたいと甘えてきたのだ。あの、昨日まで生娘だった少女が。
(……? ……何だ…?)
少し早まった鼓動に違和感を覚えながらもマーリンは頷き立香をベッドに押し倒した。すると立香は期待するようにマーリンを見上げ目を閉じる。それがキスの合図だと感じ取ったマーリンは優しく唇を重ねた。
「んっ…」
「んん、……っ…ふぁ…」
唇を食みながら舌を侵入させ歯をなぞると悩ましげな吐息が漏れていく。無意識に背中に回された手がぎゅっとマーリンのローブを掴む。縋るようなその仕草に体が震えた。
「……今夜は服を脱がしても?」
マーリンが服のファスナーを掴みながら耳元で囁くと立香は躊躇いがちに小さく頷いた。
「…………マーリンも脱いでくれるなら」
「いいとも」
可愛らしい要望にマーリンはにんまりと笑い服を脱ぎ捨てた。ふんわりとした衣装に隠されたしなやかで均整のとれた肉体が露わになると立香は逃げるように俯く。>>531
「さて、全部脱いだよ。今度はキミの番だ」
「う、うん……」
「力を抜いて。大丈夫、怖い事は何もない」
一度体を重ねたとはいえ肌をほとんど見せない上での結合だったからかガチガチに緊張した様子の立香にマーリンは優しく語りかける。後ろに手をやりつぅーっと背中を指でなぞると立香は驚き上体を反らした。一瞬緊張が解けたのを確認するとそのままファスナーを一気に下ろす。上着のファスナーを下すと健康的な肌と形の良い膨らみ、膨らみを包む黒いスポーティーなブラジャーが露わになる。
「……ご、ごめん」
「何がだい?」
「下着……支給されてるやつで………色気もなにもないというか」
「ああ、そんなことか。問題ないよ。大事なのは中身だからね」
「それはそれで最低な発言だと……ひゃっ…!!」
機能性重視の下着を密かに気にしているのか謝る立香にマーリンは微笑みながらするりとブラジャーのカップに手を差し込む。やわやわと膨らみの感触を直に堪能しながら指で先端を軽く引っ掻くと感じたらしく立香は喘ぎ始める。器用にブラジャーを上へとずらすとぷるんと膨らみが揺れ桜色の乳輪と乳首が姿を現した。
「あっ……あ、あんまり見ないでっ…」
「何故? こんなに綺麗で…美味しそうだというのに」
「ひゃあっ!?」
立香が隠す前に胸へと触れ硬くなり始めた先端をマーリンは口に含む。右胸の乳首を舌で舐め、吸いながらもう片方の乳首を指で捏ねると嬌声が一際大きくなっていく。夢だと認識しているからか昨晩のように喘ぎ声を抑えようとはしていなかった。>>532
「あっ……な、なにこれぇっ……きもちいいっ………胸弄られてるだけなのに……」
「ふむ…。胸を弄られるのが好きなのか。覚えておくよ。これなんか、どうかな」
「あああっ!!」
マーリンがまるで研究するように立香の表情を観察しながら先端を甘噛みすると気持ちよさそうに体を震わせた。胸への刺激を続けながらそっとスカートの中に手を入れタイツ越しに蜜口あたりを指で押すとくちゅりと音がする。その音は愛液で満たされている証明だ。
「感じてくれているようでなにより」
「…うう……さっきから私ばっかりだけどマーリンは楽しいの……?」
「もちろんだとも。女の子の体を弄るのは楽しいからね! ほら、僕の性器を見てごらん」
「…え…………あ……おっきくなってる…………わあ……」
「そんなに気になる?」
食い入るように膨張した男性器を見つめられると性的な事に慣れているマーリンも少しこそばゆく感じた。立香にとって見慣れない、自分にはない性器が興味深いようだった。
「だ、だって不思議で……どうなってるんだろ……」
「……試しに触ってみるかい?」
「え!?」
からかうようにそう提案してみると予想通り立香は顔を真っ赤に染めながら驚いた。分かりやすいなと微笑ましく思いながら冗談だよとマーリンが言おうとした時、隆起した陰茎にそっと立香の手が触れる。>>533
「!?」
「…カチカチして硬いんだね………勃起してないときもそうなの?」
「いや…勃起してない時はここまで硬くないかな」
「そうなんだ。……どこ触られると気持ちいいの?」
「先端や裏筋とかかな。……手淫してくれるのかい?」
「……うん。昨日は任せっぱなしだったし……。でも私やったことないから教えてくれる?」
「…分かった。それじゃあ……もう少し強めに握っても大丈夫。ああ、そこは敏感な部分だから優しくね。それと…」
(……意外と積極的だなぁ…案外染まりやすいのかな?)
自分から手淫をしたがる立香に驚きながらもマーリンは自身が感じやすい触り方を丁寧に教えると立香は教えられた通りにマーリンの性器をしごき始めた。その技術は拙いが一生懸命奉仕してくれていることは伝わっている。何度かアドバイスすると少しずつ触れ方が上達していった。
「……んっ………うん……いいよ……キミは筋がいいね」
「本当? ならいいけど…………ねえマーリン」
「何かな」
「精液出そう?」
「うん。そろそろ出ると思うけど……どうしてそんなことを?」
「……精液ってどんな味がするかなと思って」
「うーん…僕も直接飲んだことがあるわけじゃないから詳しくは知らないけど生臭いとか苦くて酸っぱいとかよく言われているね」
「そうなんだ」
「……舐めてみたいのかい?」
「…………ちょっと」>>534
精液について聞いてくる立香にまさかと思い言葉を濁さず尋ねてみると立香はコクリと頷いた。漫画や小説でマズイってよく言うから興味があるんだと恥ずかしそうに言う彼女は子供の様に無邪気で、それでいて情念溢れる女の顔をしていた。子供と大人が混じり合う危うさにマーリンはぞくりと身を震わせた。その震えが何によるものかは分からない。ただこのまま好きなようにさせてやりたいという願望が生まれていた。
「そろそろ出るから舐めてみたらどうかな。美味しくないと思うけど」
「やった。じゃあ……いただきます」
「え? っ…!?」
手淫により射精し手に着いた精液を舐めると考えていたマーリンであったが立香は射精寸前のパンパンに膨れ上がった陰茎をパクリと口に含んだ。舌で鈴口をぐりぐりとカウパーを舐め取り、手では陰茎を丹念に刺激される。手淫同様不慣れで正直お粗末なものだが自分の性器を彼女が口に含んでいる、という光景だけで欲が満たされた。立香は少し前まで性を感じさせないくらい活発で溌剌とした人物であったため性的な行為をさせるのは何ともいえない背徳感があった。誰も立ち入っていない真っ白な雪原を踏み荒らしているような高揚感というのだろうか。イケないことほど興奮するとはよく言ったものである。
「…ん、……ぬるぬる、する………ちょっとすっぱい…? ……フェ、フェラとか初めてなんだけどどう……? 気持ちいい……?」
「……っ………全くキミは何をしでかすか予測がつかないね……んっ………うん、そう、そこはもう少し強めに舐めてごらん…ぁっ……いいね…っ……ちょっと挟んでみようか……」
「えっと…こう…?」
立香は恥ずかしそうにしながらも嫌がるそぶりもなく言われるがまま自分の膨らみを両手で持ち上げ勃起した陰茎を挟んだ。以前に比べ痩せたせいか少し小さくなったものの人並み以上にあるその胸部は大きくなった陰茎を包み込み柔らかな感触を伝えている。視覚と触覚が満たされる奉仕にマーリンは大きく息を吐いた。>>535
「…っ…マーリンもそういう顔するんだ」
「そういう顔、か。キミには僕がどんな顔をしているように見えるのかな?」
「………興奮してる顔……かな…」
「…正解だ。キミと同じ顔をしている」
「私も…? 興奮、してるの…?」
「ああ。息を荒げて、頬を紅潮させて…一心不乱に僕のペニスを舐めるキミは間違いなく興奮しているとも。でもそれは悪い事ではないよ。性的な事に興味があるんだろう? 思う存分楽しむといい。僕も楽しませてもらおう」
そうして先端は口で、竿は胸で刺激され続け高ぶりが頂点に達した時、マーリンは精を立香の口内へと吐き出した。事前に知らせたものの多量に出たせいか立香は精液を飲みきることが出来ず胸元に白濁の粘液がこびりつく。
「…ん……けほっ………まずっ…」
「それはそうだろうけど……もう少しオブラートに包んでほしいな」
精液など飲んだことのない立香にとって精の味は生臭く苦いものであることは想像に難くない。だからと言って本当に不味そうに舌を出して眉を顰められると少しだけ傷つくマーリンなのであった。
「だって本当にマズいんだよ」
「ふーん。 どれどれ」
「んっ!?」
マーリンは汚れた立香の口元を軽く指で拭った後、流れるように唇を重ねた。口内にはまだ精液が残っており独特の粘り気と苦み、酸味が舌に伝わる。確かにこれはマズいなと頷く。>>536
「うん。マズいね。飲めたものじゃない」
「な、なんでわざわざ……出したところから取って舐めたらよかったんじゃ」
「えー。僕は好き好んで自分のペニスを触る趣味ないよ。それにこの方がキミが動揺して楽しいし」
「……マーリンのそういうとこキライ」
と言いながらも甘えるように擦り寄ってくる立香をマーリンは抱き寄せ額に口づける。中途半端に脱がしていた衣服全てを取り払った後、まだ直接触れていなかった秘部へと手を伸ばした。
「さて。キミに沢山奉仕してもらえたことだし今度は僕の番だ。……ああ、もう慣らす必要がないくらいに濡れているね?」
「んんっ……う、うん……マーリンの性器触ってたらこれが私の中に入ってたんだなって思っちゃって……変な気分になったの」
「……うーん。僕はとんでもない子を目覚めさせてしまったのかもしれないな!」
「…ヘンかな?」
「いや、全く。それじゃあ……沢山、解そうか」
「え、慣らす必要ないくらい濡れてるって今……あああっ!!」
愛液に塗れた蜜口に中指を挿入しナカを掻き回すとそれだけで一度達してしまった。胸への愛撫があったとはいえこの敏感さはもはや才能だ。もしかしたら夢魔の資質があるかもしれないなとズレた思いながらマーリンは立香のナカを指で責め立てていく。
「ん、んんんっ、あっ…やっ………あんっ……もう、だいじょうぶなのに…っ……」
「もうちょっと弄ってからね。そしたら…全て吹っ飛ぶくらいに気持ち良くしてあげよう」
それから長い時間を掛けて焦らしに焦らした状態での交わりは初めての時以上に激しく、甘い味の夢になることは言うまでもなかった。>>537
というわけで今回はここまでです
次は騎乗位ネタです(次回は(も?)ただヤッてるだけの話になりそうです)
お目汚し失礼しました!よくてよや感想ありがとうございますモチベーション&栄養になります嬉しいです!!
>>513
わるいお兄さん…いい響きですね…
しかし本人的には善意&いいことをしてる認識なのがオモシロイですな
続き書けましたー!
>>520
プレイボーイ感出てましたかやったぁ!!
マーリン視点で書くって決めてるせいか結構難しくて…
楽しんでいただけたなら何よりです!
>>527
こちらこそ感想ありがとうございます!!!!
このシリーズでは終盤の展開のためにぐだ子視点はなしの方向で書いてるので描写不足になってしまうかなと実は不安だったのですが可愛いと言っていただけて嬉しいです…!!
マーリンはそっち方面でも話をするのが上手いのかなと!いやらしいですね!(そう書いたのは自分ですが!)R18スレでつらつら妄想していたアーラシュ×ロビン♀の話。
ひとまずエロなんぞない、アーラシュに苦手意識たっぷりなロビン♀の話を置いていきます。
ぼちぼち過程を書いたのち、えっちに突入させたいなと思ってます。
↓個人的なロビン♀像↓
・胸上くらいまである長い髪を後ろできっちりとまとめている
(イチイの葉と実の意匠の髪飾りがある)
・首もとや腕もぴたりとしたインナーで隠し、ブーツもzeroのアイリさんみたく太ももの中ほどまである長さで完全防備スタイル
・顔の無い王で隠れても千里眼で見つけられるし、得意の毒が効かないし、何より自分とは成したことのレベルが違いすぎてしんどい、だけど強く憧れる気持ちも存在する
のんびりやっていくのでよろしくお願いします!>>540
ロビンフッドはアーラシュ・カマンガーという男がとにかく苦手だった。
長く争っていたふたつの国に自らの身を以て和平をもらたした大英雄ー
そしてその名は、後にも先にも弓兵とは彼のみであるという意味をもつという。
この時点でロビンの胸は締めつけられ、ぎり、と唇を噛みたくなる。
顔を隠し卑怯と罵られる方法でほんの2年ほど戦っていた自分とはえらい違いだな、と 。
正々堂々と戦い勝利を納める、かつて生前の自分がひそかに憧れ、しかし叶うことのなかったもの。
それを常に成してきたであろうアーラシュの存在に、ロビンの胸はじりじりと焦がれ目は眩しさでつぶれてしまいそうだった。
だというのになまじクラスが同じなので共に駆り出される機会が多く、その度にため息が出た。
(今からでもアサシンにクラス替えできないものかと本気で考えたこともあった)
そんな自分を見られたくなくて顔の無い王で姿を隠し、マスターの周囲はアーラシュやマシュ、他サーヴァントに任せ自分はトラップを張るなど後方支援に回っていたというのに。>>541
この日、「眼が良すぎる」この男は、特に迷うこともなくこちらへと向かってきたと思うと、さも当然のようにロビンの隣へ座り込んだ。
「ねぇ、あんたマスターを守りながら戦う役目でしょ。何こんなとこ来てんですか」
「いやな、お前のトラップのお陰でこっちまでたどり着く敵も少ないし弱ってるしで余裕が出たからな。大丈夫だと思って外してきた」
戦局をも見通す眼にこの場がそう映ったのなら、本当に大丈夫なのだろう。
(だからってなんでこっちに来ますかねぇ…)
地に手を当て敵がトラップを通過するのを感知した瞬間に魔力を通し爆破させる。
「ね、あんた、見すぎ。集中できないって」
その一連の作業をすぐ横でじっと見られては居心地が悪く、つい咎めた。
「悪い悪い、器用なもんだなぁと思ってさ。俺は細かいことは苦手でな」
「コソコソ汚く倒すしか能がないんでね。堂々立ち回れるあんたとは違うんですよ」
これだけつらく当たられれば、もう近寄ろうなんて思わないだろう。いや、思え、とロビンは念じた。
「うーん、方法はどうあれマスターを守ろうって気持ちはお前も一緒だろう。
だからそんなに自分を卑下するな。…綺麗だよ、お前は」
どうしてこの男は、こんなになんでもなく恥ずかしい台詞を臆面もなく言えるのだ。
「綺麗」という言葉にロビンの頭がぐらりと揺れ、顔がかっと熱くなる感覚がした。
「……っ!戻りましょうよ、敵全滅したみたいですから!」
本当ならひどく赤らんだこの顔は宝具で隠され見えないはずなのに。
この男には容易に視えているのだろうなと思うと居てもいられずその場を去った。
ああ、やっぱり苦手だ、とロビンは思ったのだった。>>542
いつまでもR18要素のないSSを上げててもしょうがないなと思い、一歩手前までのものを作りました
情事シーンまで行きたかったけど気恥ずかしくなって止まっちゃったよ!助けて!
↓今回の話の前提↓(長い)
・アーラシュさんと顔を合わせたくなさすぎて、マスターに頼んで森のフィールドの奥に家を作らせてもらった
・お礼も兼ねマスターを招くとアーラシュさんが付いてきてげんなりするロビン(マシュがメディカルチェックで同行できなくなった等)
・しかしいつしかふたりで飲むことも増え、その中でアーラシュさんの内面を知ったりして少しずつこれも悪くないなと思い始めるロビン
・ある日女性職員と仲良さげに話すアーラシュさんを見かけ暗い感情が胸を占めるが、「誰にでも優しい奴だったな」と自分を納得させ、それ以降避けるようになる
・ようやくロビンがひとりになったのを見つけたアーラシュは…
といったものです
よろしくお願いします!>>543
「やっと見つけた」
声と同時に、廊下を歩いていたロビンの腕をぐっと掴む者がひとり。
「気配消していきなり女の腕を掴むたぁ感心しませんね」
「それはすまんが、こうでもしなきゃ逃げるだろうお前」
咎められたが腕から手を離すことなくアーラシュは無礼を詫びる。
その間ロビンは気まずそうに目をそらしながら立ち尽くしていた。
(いつもなら皮肉と一緒に軽く睨みつけてくるのだが)
「で、なんです」
早く立ち去りたいのだろう、苛立ちが透けて見える。
「俺のことを避けているだろう。ずっと話がしたくてな。やっとひとりになってくれてよかったよ」
「別に、たまたまそういう風に映っただけでしょう」
相変わらず目はそらされたまま態度はつれない。
ふむ、ならば。
「俺が女の職員と話しているのを見かけてから避けるようになったよな?」
この指摘にロビンはかっと目を見開いて、ようやく顔をこちらに向けた。
「ただ話しかけられたんで答えていただけだ。やましいことなどひとつもなかったぞ?」
ロビンはアーラシュの言葉を聞きながら、自分のことがなんだか浮気を疑われた男の弁明を聞く女のようだなとぼんやり思った。
直後、強烈な恥ずかしさに襲われた。
なぜこんな思いを抱く、恋仲でもあるまいに、いや、そもそもこいつは、アーラシュは、>>544
「べっつにいいですよ、他の誰とあんたが話してても!
あんたは誰とでも仲良く話す、わたしだけのものなんかじゃないって、なんでか忘れてたんです。
だから…っ!?」
そこまで言って思わずロビンは口を押さえた。
いや、今、とんでもない発言をしたのではないか。
事実、ぽかんとした顔でこちらを見つめるアーラシュがいて、いよいよ顔が熱くなるのを感じた。
「あー今の無し!あんたは何も聞かなかった!さよなら!」
早口でまくし立て逃げ出そうとするもそれは叶わず、強く腕を引かれたと思うと逞しい胸と腕とに包まれた。
「聞かなかったことになどできるものか。
お前が俺をそう思ってくれていたのなら、とてもうれしいよ」
「アーラシュ、何を」
「俺はお前がいとおしい。お前も同じ気持ちだと思うんだが、どうだ」
突然のことにひどく動揺するロビンをアーラシュの黒い瞳が見つめる。
「…あんたの眼なら、聞かずとも視えるだろうに」
「俺は視ない。お前の言葉で聞きたい」
ああ、本当にこの眼は苦手だ。
嘘など軽く見通してしまう眼、偽ることなどできないのだと思い知らされる。>>545
すみません、タイトル付け忘れてました
「……わたしも、あんたがいとおしい」
まっすぐな瞳がつらくて、アーラシュの胸に顔を埋めながらぽつりと呟いた。
「そうか、そうか!」
よほど嬉しかったのか、抱きしめる力が更に強くなった。
「っ、苦しいって!ていうかここ廊下!人来ますって!」
ばんばん、とアーラシュの背中を叩いてロビンは抗議する。
「ん?あぁ、じゃあ久しぶりにお前の家で飲みたいな。酒もらっていこうぜ」
そうして食堂に寄り、森の中の家にたどり着く。
がちゃりとドアを開け、しんと静まり返った部屋に立ち入った瞬間ロビンの胸の中がざわりとした。
あ、まずい、緊張している。
この部屋は、わたしとアーラシュだけだ。
こいつをひとりの男として意識してから部屋に入れるのはこれが初めてだ。
気持ちの通じた男とふたりきりになるということは、こんなにもどきどきするのか。
考えがぐるぐる巡るなか、後ろでアーラシュがドアに鍵をかけ、酒瓶を置く音がした。
そうだ、何か作って気を紛らわせよう。
何か、何か、と足を踏み出そうとしたとき、後ろから抱き留められた。
びくり、とロビンの身体が揺れる。>>546
「悪い。もう少し我慢がきくと思ってたんだがな」
くるりとアーラシュのほうへ向き直される。
ふたりきりという状況にどきどきしていたのはアーラシュも一緒だったのかと思うとほんの少しだけ気が楽になった。
「…いいか?」
ロビンの唇をアーラシュの親指が滑る。
少し気が楽になったなんて嘘。
こんなにも情欲をはらんだ瞳で見つめられては、そんな気持ちどこかへ行ってしまう。
知らない、こんな熱に浮かされた瞳。
こわい、でも、ふれてほしいとつよく思う。
「…どうぞ」
返事を終えるのを待たず、唇にやわららかいものが触れる。
これからするであろう行為に期待と不安がない交ぜになりながら、ロビンはそっとアーラシュの背に腕を回した。r-18雑談で見た、槍王がメディアさんに捕まるシチュがツボだったので書いてみた。
無理やり描写あり、メディアさんが完全に悪役と色々暴走したところがあるけど投下してみます
じゃらり、と。
耳朶をかすめる音に、女――ランサーの霊基を得て現界したアーサー王、アルトリアは碧の瞳を開いた。
「んっ…………」
ぼんやりとした眼差しのまま、アルトリアは音のなる方へと視線を向ける。
「……鎖……?」
冷たく黒光りする鎖が頭上から伸び―――
――――その終点が自身の両手首を戒める手枷につながっているのを見た女は、焦燥にかられ唇を開いた。
「っ……!!そうだっ、私はっ、マスター達と共に戦っていたはずっ……!!」
首を巡らし、マスターの無事を確かめようとする。
しかし周囲に人影はなく、青白い蝋燭に照らされた教会のような内装が見えるだけだ。>>548
「ここはっ…!?それにこの服はっ……!?」
胸元の大きく空いた純白のドレスに、つま先までを覆うガーター付きの白ソックス。
可憐でありながらも劣情を誘うような衣装に、アルトリアの頬に朱が上った。
(こんな、騎士にあるまじき装いっ……、は、恥ずかしいっ)
羞恥にもだえるアルトリアの胸元で、双丘が柔らかく震える。
両腕は頭上でひとまとめにして拘束されており、零れ落ちそうな胸を隠すこともできない。
鎖は両足の太ももにも巻き付けられており、そのせいでアルトリアは、尻を後方に突き出したような中腰の姿勢を強要されていた。
「くっ……、こんな鎖、さっさと振り払ってっ……」
「無駄よお姫様、その鎖は、サーヴァントの力を封じるものなんですもの」
「貴様はっ!?」
闇から姿をあらわしたのは、黒いフードを目深に被ったキャスターのサーヴァントだった。
「お目覚め後の気分はどうかしら?」
「……っ」>>549
アルトリアは歯を食いしばった。
思い出したのだ。戦闘のさなか、自分は不意をつかれ、この女キャスターに囚われたのだ。
「ふふっ、そんなに睨まないでちょうだい。せっかくの可愛いお洋服を着せてあげたんだもの。純白可憐な白いドレスを、あなたのような熟れた肉体がまとうのも、それはそれでいいものだと思わない?」
キャスターの細い指が、アルトリアの乳房を滑った。
その指先が胸の頂をかすめようとする刹那、アルトリアは大きく身をよじり叫んだ。
「私は騎士王だ。このような装い、侮辱にしかならないと知れ!! 」
「くすっ、まだ状況がわからないのかしら? 今のあなたは騎士などではなく、哀れで無力な囚われの姫よ?お姫様らしく着飾らせてあげるのは当然でしょう?」
「……つっ!! こんな格好をさせて、目的は一体何です?」
「あなたに、私のものになってもらおうと思うの。私の魔術があれば、サーヴァンの身でも、他のサーヴァントを従えることができるのよ」
「私が、マスターを裏切ることはありません」
「裏切らせてあげるわ。あなたを、女にしてね」
「女に……?」
怪訝そうにつぶやくアルトリアの胸元へ、キャスターが指を伸ばす。④ >>550
キャスターはいくつか呪文を呟くと、にんまりと笑い、アルトリアの胸の先端を弾いた。
「ふぅあっ!?」
胸から走った甘いしびれに、アルトリアは体を跳ねさせた。
(なっ、今のはっ……!?)
「気持ちいでしょう?あなたの霊基に細工をして、体の感度を10倍にひきあげてあげたわ」
「なにをし、ふっ、っつううっつ」
小石を弾くように、キャスタのー爪先が乳首をかすめる。
「やっ、やめろっ……!!」
「下品で大きな胸ね、ふふっ」
「~~~~~!!」
白い柔肉にキャスターの繊手が埋まり、上へ下へと揉みしだく。
それだけで腰が砕けてしまいそうで、アルトリアは桃色の唇を噛みしめ、声を押し殺した。
「何を食べて育てば、ここまで大きく育つのかしら?こんな恥ずかしいものを胸に付けて、よく騎士の王を名乗れたものね」
「くっ、愚弄するなっ!! このような辱めで騎士王が堕ちると思うなよっ!!」
歯を食いしばり、アルトリアはキャスターを睨みつけた。
アルトリアの宣言にキャスターは少し驚いたのち、緩やかに唇を歪ませ呟いた。
「ふふっ、威勢が良くて嬉しいわ。だって――――」
――――抵抗してくれた方が、堕とすのも楽しいもの―――――――>>551
蝋燭に照らされた地下牢に、微かな水音と鎖の触れ合う音が響く。
「んーっ、ふっ、ふーーーーっ」
目隠しをされたアルトリアの口から、熱く荒い吐息が漏れる。
アルトリアの下半身は長い丈のドレスに覆われていたが、ドレスの裾から、桃色の電源コードが伸び、その股の間からはぶーっつという低い音が鳴っている。
「ふっ、はっ、っ、う~~~~~~っ」
膣の中を抉るローターの振動に、アルトリアは声もなく身もだえる。
身をよじるたび豊かな胸と尻が揺れ、汗が飛び散る。
キャスターによって両眼に目隠しをされたアルトリアは、もう何時間もローターの振動と、そこから与えられる快楽だけを感じさせられていた。
「そろそろ、素直にこちらに与する気になってくれたかしら?」
「っ、誰がっ、ひゃんっ!?」
キャスターの指が、むきだしのうなじを撫でる。
「くすくす、強がらなくてもいいわ。今のあなたは、こうして触られるだけで、馬鹿になってしまうくらい気持ちいでしょう?」
甘く囁くキャスターの吐息が耳朶をなぶる。
(やっ、駄目っ。目が見えないから、耳、敏感で、弱くなってるっ……!!)
無様な悲鳴はあげまいと、必死で歯を食いしばる。>>552
「あらあら、我慢しなくてもいいのよ?ほら、素直におなりなさいっ♡」
「あうっ!?」
ぶいぃぃぃぃーんと、キャスターが指を鳴らすと同時に、ローターが振動を強めた。
「ひっ、っつつあ、ああぁぁぁぁっ~~~~~!!」
身をよじり振動を逃そうとするが、鎖につながれた身ではそれも叶わず、腰をくねらせるだけで終わってしまう。
「あらあら、そんなに腰を揺らして、はしたないわね」
キャスターの唇が耳を食み、ぴちゃぴちゃと水音を立てる。
「んぁぁぁぁぁぁっ」
視覚を封じられ、体の中と外からいたぶられ、アルトリアは快楽に震えることしかできない。
いまやアルトリアの股には何本もの愛液の筋が伝い、乳首は服の上からわかる程突き立っていた。
快楽の荒波に足はがくがくと震え、汗と愛液でゆだるように肌がつやめいている。
そんなアルトリアの顎に指をかけると、キャスターは甘く囁いた。
「もう一度聞いてあげるわ。あなた、私のものになる気になったかしら?」
「しつ、こいっ!わが槍はっ、あぁんっ、マス、ターのものですっ!!」
「………そう」
パチリとキャスターが指を鳴らす。
すると、アルトリアの中で震えていたローターが動きを止め沈黙した。
「つっ……」>>553
今まで与えられていた快楽が急に消え失せ、アルトリアは大きく息をついた。
快楽の余韻を体から追い出そうと呼吸を整えていると、キャスターが目隠しへと手をかけた。
「アルトリアは欲張りな子ね」
「ふっ、っつ、急に、何、を言い出すのですか?」
「あの程度の快楽じゃ、マスターを裏切る気にはなれない――――つまり、物足りないってことでしょう?」
「何を言って――――っ!?」
キャスターの手で目隠しが取り払われアルトリアの視界が開ける。
その視線の先にあったのは筋骨隆々とした男と、天をつくようにいきり立った肉棒だった。
「ふふっ、竜牙兵の応用で、こういった肉人形も作れるの。これだけ立派ないちもつなら、淫乱なあなたも満足できるでしょう?」
「な、そんな、あれを、あの太いのを、っ私にっ!?」
「えぇそうよ、たっぷりと可愛がってもらいなさい♡」
「やめ、やめろっ!! 触るっふあぁぁぁんっ!?」
男の腕が伸び、アルトリアの乳房をつかんだ。
柔らかな肉の感触を楽しむように潰し、引っ張り、揉みしだく。
アルトリアの背後から抱きかかえるようにして、男は二つの胸をもてあそんだ。
豊満な果実は大柄な男の指にも余るほどで、玉の汗が弾けて零れ落ちる。
先ほどまでのキャスターの愛撫とは異なる、むさぼるような乱暴な手つきに、しかし今のアルトリアの肉体はしっかりと快感を感じてしまった。
「だ、駄目えっ、そんなに強く揉まれたらぁっ、やっ、やあぁぁぁぁぁっ♡」>>554
甘い悲鳴をあげるアルトリアに、男がげひた笑みを浮かべる。
「ふふっ、その竜牙兵は、魔力を元にして動いているの。サーヴァントの魔力は彼にとって極上のごちそうだけど、食事のためには、アルトリア、あなたの理性や自制心――精神的な壁が邪魔なの」
「なっ、こんな、木偶にっ、この騎士王がやられるなどありえな――――ん~~~~~っ♡」
両方の乳房をひと際強く揉みつぶされ、アルトリアは背を弓なりにしならせた。
(そんなっ♡ こいつっ、乱暴っな、だけじゃなくっ、いやらしくて、巧いっ♡)
右に左にあらゆる方から、豊満な乳房が揉まれ弾む。
男はアルトリアがより甘い嬌声をあがるやり方を探り――アルトリアの弱点を責めるように、骨ばった指で胸を押しつぶした。
「あっ、やっ、ふっ、あっ、あ、やあ~~~~っ♡♡」
「くすくす、娼婦みたいな声で啼くのね♡ 快楽は自我を薄め無防備にし、魔力的抵抗力を削ぐわ。彼はあなたをとことん苛めて、甘い地獄に堕としてくれるわ♡」
「っ、つ、負けない、こんな卑劣なやり方で、私の心を折ることはできな―――あうっ!?」
抵抗の意思を口にしたアルトリアの乳首を、男が服の上から指先でつねりあげる。
男はドレスの胸元を引きずり下ろすと、むき出しになったアルトリアの乳首をいじり始めた。>>555
「そんなに乳首を大きくしちゃって♡ 口では嫌がっても、体はしっかりと喜んでいるじゃない?」
「ちがっ、これはっ、ちがっあぁぁぁぁんっ♡」
太く節くれだった男の右指が、アルトリアの乳首を引っ張る。
二本の指でつぶされ、こねくり回され、弾かれる。
そのたびに強烈な快感が胸から駆け巡り、アルトリアの言葉を奪っていく。
男はとっておきの玩具を見つけたように乳首で遊ぶと、ぐいとアルトリアの顔を自分へと向かせた。
近づく男の顔に、アルトリアは必死で歯を食いしばり、男の唇の侵入を拒んだ。
「あら、散々いたぶられて乱れてるのに、キスをされるのは嫌なのかしら?見かけによらず純情でかわいいのね――――やっちゃいなさい」
「ひあっ!?」
二つの乳首が、それぞれ左右へと引っ張られる。
両方の乳首をコリコリといじられ、アルトリアの瞳にうっすらと涙がにじんだ。>>556
(やっ♡ 駄目っっ♡ 二つとも一緒に苛められるなんてっ、そんなの耐えられなんんっ)
思わず開いた口から、男の舌先が侵入してくる。
舌を噛み切ろうとするも、強弱をつけて胸をもまれると、そのたびに力が抜けてしまった。
「んん~~~~~~つ!!」
気持ちいい気持ちいい気持ちい気持ちいい気持ちいい。
屈辱的なはずなのに、こんなこと嫌だと思っているはずなのに、
気持ち悪くて嫌で嫌で気持ち悪いのに乳首も舌もどうしようもなく気持ちよくて。
「どうアルトリア、気持ちいいでしょ?もっと味わいたいでしょう?彼に身をゆだねれば、もっと気持ちよくなれるわよ?」
たぶらかすようなキャスターの言葉に、弱弱しく首を振る。>>557
「もう、強情なんだから。仕方ないわね、可愛い騎士王様のために、私も手伝ってあげるわ」
「……?」
キャスターの言葉に疑問符を浮かべたアルトリアだったが、彼女が手にしたものを認め、目を見開いた。
「ふふっ、見えるかしら。これ、あなたの膣の中に入ってるローターにつながってる紐よ。これを一気に引き抜いたら、あなたどうなっちゃうのかしらね?」
嗜虐的な笑みを浮かべるキャスターに、アルトリアは一気に青ざめた。
「んん~~~~~~~っ!!」
なんとか抵抗しようとするも、両腕の先の鎖が揺れるだけで、男に塞がれた唇から言葉を発することも出来なかった。
そんなアルトリアの様子にキャスターは目を細め――――容赦なくローターを引き抜いた。>>558
「っ~~~~~~~~~~~♡♡♡」
頭の中を白い電流が焼き尽くす。
芯から生まれた快楽が、全身を貫きかけまわる。
「~~~~~~~~~~~~♡♡」
がくがくと腰を振るわせ痙攣すると、引き抜かれたローターの後から、せき止められていた愛液が勢いよく噴きだす。
太ももを伝った愛液はアルトリアの足元に水たまりを作り、快楽にあえぐ淫らな騎士王の姿を映し出していた。
「あらもう、そんなに床を汚してみっともない。まるで娼婦みたいね」
「あっ、っあっ――――――」
ようやく男の口づけからは解放されたが、アルトリアにはキャスターの嘲笑に言い返すこともできなかった。
(そんな、今のは、イってしまった……?騎士王たる私が、敵に口づけをされながらっ……?)
快楽の余韻に荒い息をつきながら、アルトリアは茫然と目を見開いた。
憎い敵に一方的になぶられ、好きなように体をいじられ、反撃できないどころか、快楽を感じ果ててしまうなんて――――――>>559
「ふふっ、そんなみっともない姿じゃ、騎士王だなんてとても名乗れないわね」
「……っ、黙れっ……」
「あなた本人にも見せてあげたいくらいだわ。あなたが乱れ快楽に塗りつぶされるところは、とてもとても可愛らしかったわよ?」
「黙れっ! 騎士を辱めたむくいは必ず返す! わが槍の輝き、その身で知るがいいっ!!」
騎士王の矜持にかけ、アルトリアはキャスターへと叫んだ。
体を好きにされようが、心まで渡しはしない、折らせはしない。
凛とした決意と共にキャスターを睨むと、キャスターが感心したように呟いた。
「あら怖い。でもね―――――」
「はうっ!?」
キャスターの指先がアルトリアのドレスの奥―――いまだ愛液を滴らせる、陰部へと伸ばされた。
「あなたに似合うのは、誇り高き聖槍では無く娼婦の鎖よ。王であろうと、女の体から、メスの快楽からは逃れられないわ」
「んっ、はっ、っくっ♡ あっ♡」
くちゅくちゅと、キャスターの指がアルトリアの膣内をかき回す。
「知ってる?女の体って、一度イくと、より敏感になって感じやすくなるのよ?」
「はあぁぁぁぁぁんっ♡♡」>>560
キャスターの指が曲げられ、優しく膣内をこする。
ゆっくりと入り口と撫でられ、指を出し入れされる。
芯から蕩けてしまいそうな快楽に、アルトリアは涙を流し髪を振り乱した。
「やっ、駄目っ、やめ、指、はなしてっ、やだあぁぁぁっ♡♡」
「ふふっ、ようやく私に、忠誠を誓う気になったのかしら?」
「っ、やっ、そんな、こと、誰がっ!!」
「じゃぁ、やめるわけにはいかないわよね?それにこれはあなたのためでもあるのよ?」
「馬鹿を♡、言うなっ、こんなことっ、私は望んでいないっ!!」
「あら、でもしっかりとほぐしておかないと、後が辛いわよ、だって―――――」
「ひあっ!?」
アルトリアの尻に、熱く太い感触が押し付けられる。
弾けるように背後を見ると、赤黒い血管の浮かんだ醜悪な肉棒がいきり立っていた。キャスターの責めに気を取られている間に、男はアルトリアの臀部を抱えこんでいたのだ。
肉棒から目を離せないアルトリアに、キャスターは極上の笑みを浮かべた。>>561
「これからあなたの中に、この肉棒をねじこむんだもの♡」
「――――や、やあっ!! いやっ!! そんな太いの、壊れちゃうっ!!」
自身の腕よりも太いソレを見て、アルトリアは必死に首を振った。
卵ほどの大きさローターでさえ、息ができないほどの快楽に襲われたのだ。
その何倍もある肉棒を受け入れたら駄目だと、全身が警鐘をかき鳴らしていた。
「えぇ、太いでしょう?あんな立派なものがナカからかき回されるなんて、女冥利に尽きるでしょう?」
「いやっ!! ダメダメダメっ!! それだけは駄目ぇっ!!」
なんとか少しでも肉棒から離れようと、必死で身をよじらせる。
しかし鎖につながれた身に自由など無く、鎖のこすれる音をかき鳴らすだけ。
哀れな獲物の悲鳴と鎖の奏でる音に男はより自身を高ぶらせ―――――――――
「――――――あっ」
熱が、体内へと打ち込まれた。
のどが引きつり、あえぐように唇が動く。
すぷずぷと肉をかきわけ、男の肉棒が膣へ侵入してくる。
「あっ、ふっ、あっ、あ~~~~~~~~~~っ♡♡」
焼けつくような熱が、腰から全身へと回っていく。
じゅくじゅくと音を立て、男の肉棒が、体の中へとめり込んでくる。>>562
内臓を押しのけられる不快感が、しかしすぐさま快感へとすり替わっていく。
今までの責め―――ローターや指とは違う、圧倒的な熱量と力強さを持つソレ。
女を穿ち、屈服させるためにある肉棒を受け入れ、体の深い場所から波のような快感が昇ってくる。
「やっ、やだっ、こんなの違う、違う違う違う!こんなもの、私、屈したりなんて、」
イヤイヤと首を振るアルトリアに、男は獣の笑みを浮かべ腰を引き、
「何が違うのかしら?さぁ―――――」
「――――メスになりなさい」
―――――瞬間、意識が白く塗りつぶされる。
「~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡」
声にならない絶叫が、石牢へと響き渡る。
―――――耐えることなんてできなかった。
―――――抗うことなんてきなかった。
男が腰を打ち付け、前後運動を始めただけで―――――アルトリアの体は陥落した。>>563
騎士王としての誇りも、マスターへの思いも、人としての尊厳も――――
――――その全てが、オスに穿たれ刻まれる快楽の前には、ただ無力でしかなかった。
「あっ♡あっ♡ふっ♡あっ、あっあっ、あ~~~~~~っ♡♡♡」
自分のものだとは信じられないほど甘ったるい声が、唇から漏れ出して止まらない。
男に一突きされるごとに頭が白くなり、理性も意識も粉々になってしまう。
「やっ♡ やっ、やだぁっ♡ふっ、あぁぁぁぁぁっ♡♡んんんっ!?」
快楽に蕩かされる中、しかし何故か寒気を感じてしまう
体の芯から男の肉棒を介し、流れ出していく何か。
「っ、あっあっ♡ やっ、これっ、力、抜けてっ♡ やっ、これ、まさかっ」
「ふふっ、言ったでしょう?快楽は魔力的抵抗力を削ぐのよ。あなたの持つ対魔力はたいしたものだけど、そうも乱れてしまっては役に立たないわよね?」
「やっ、だめっ、私のっ、魔力ぅ、吸っちゃダメぇぇっ♡♡」
「嫌なら抵抗すればいいわ。イくたびに魔力を大量に吸われてしまうんだから、イかされないよう頑張って耐えなさい」
「そんなのっ、言われなくてもっ、っつ、あっ、~~~~~~~~っ♡♡♡」
大きな乳房を震わせ、アルトリアは甘い悲鳴をあげた。>>564
(だ、だめっ、無理!こんなの無理ぃっ!! 魔力吸われるのも、気持ちよくなっちゃってるぅっ♡♡)
キャスターに施された術のせいで全てが快感へと変換され、耐えることなど不可能だった。快楽でむせび泣くアルトリアとは反対に、魔力を吸収した竜牙兵の男はますます勢力を高め、その責めはより一層激しくなっていった。
「あらあら、敵に魔力を吸われてよがり狂うなんて、随分と変態な騎士様もいるものね」
「~~~~~~~~~~っっ♡♡♡」
キャスターの言葉責めも、既にアルトリアに反論する余裕はなかった。
意識がはじけ飛んでしまいそうな暴力的な快楽に、必死に耐えることに精一杯だ。
手首から伸びる鎖にしがみつき冷たい感触をよりどころにし、なんとか意識を保とうとする。
男に揺さぶられるたび、がちゃがちゃと金属音が鳴り響き、肉を打つ湿った音が響く。
(あっ、熱い、熱い、嫌だ熱いっ♡ 焼けて、溶けてしまいそうだけど♡ でも、でもこのまま耐えればっ!!)
体を汚され心が折れようと、それでも諦めることは出来ない、許されない。それが騎士王――――アルトリアという人間だった。>>565
(キャスターはっ♡ 私の、魔力を奪いつくせばっ、油断するはず……!!)
アルトリアを常勝の騎士王たらしめた一因に生まれ持った竜の因子―――ただ呼吸するだけで無尽蔵の魔力を生み出す竜の心臓がある。
今のアルトリアが持つ魔力を吸い尽くせば、キャスターと竜牙兵も油断するはずだ。その隙に竜の炉心を回し魔力を回復し、反撃へと転じる。
(僅かでも、勝機はあるはずっ♡ それに、私は一人じゃないっ!、マスターがいるっ!!)
騎士王として機械のように生きてきた自分を、一人の人間として慕い、信じてくれたマスター。お人好しで仲間思いの彼は、今もきっとこちらの救出に動いてくれているはずだ。
(大切なマスターを、うらぎることはできませんっ!! だから――)
「だから、耐えるべきだし、耐えられると、そう思っているのね?」
「っつっ!?」
内心を言い当てられ、アルトリアは顔を跳ね上げた。
気づけば男の責めは終わっており、太ももと手首を戒める鎖も消えており、冷えた石牢の床に横たわっていた。
(耐え、きった……?でも、どうしてキャスターは私の心の内を?)>>566
疑問は尽きないが、考えるのは後だ。
アルトリアは萎えた手足を動かし立ち上がると、自らの聖槍の名を呼んだ。
「ロンゴ.ミニアドっ!!」
光がはじけ、収束し―――アルトリアの右手に、眩く輝く白き聖槍が出現する。
(はぁっ、なんとか、竜の炉心のおかげで、聖槍の現界はできたっ!!あとはもう少しだけ魔力が戻れば、聖槍の一撃で、キャスターらを吹き飛ばせるはずっ!!)
揺さぶられた全身は泥のように重く、甘いしびれが残っているが、これで希望はつながった。キャスターと竜牙兵に槍先を向け威嚇すると、キャスターがくすくすと、心底おかしいというように笑いだした。
「何故笑う、キャスター」
「ふふっ、だって、おかしいじゃない。アルトリア、あなたは本当に強い心の持ち主ね。絶望の中にあって一縷の希望を捨てず、汚されようと決して諦めはしない。なんて素敵で、誇り高くて、眩しくて――――壊したくなるくらい、おかしいんだもの」
くすくすと笑い続けるキャスターの姿に、アルトリアの背に冷や汗が浮かぶ。>>567
(魔力の回復は不十分ですが、これ以上相手に時間を与え、主導権を与えるのはマズイっ!!)
決断すれば、行動するのはすぐだ。
「はっ――――――!!」
聖槍を両腕で構え、残る全ての魔力を放出し、キャスターへと突撃をかける。
迸る魔力が風を巻き上げ、放たれた突きはキャスターへと吸い込まれ――――
「!?」
―――輝ける槍の穂先は、キャスターの額の指一本手前で、縫い付けられたように止まっていた。
「ふふっ、驚いた顔も可愛いわね♡」
キャスターが腕をかざすと聖槍に亀裂が走り――――いくつもの破片に砕け散ってしまった。
「なっ、聖槍がっ!?」
「私を誰だと思っているのかしら?私は神代の魔女、裏切りと謀略を司るキャスターよ?あなたのことは最初に全て調べさせてもらったし、武器に細工するくらい簡単よ」
「そんなっ……!!」
「もちろん、あなたの魔力の源、竜の心臓も対策済みよ?」>>568
キャスターが指を鳴らすと、アルトリアの霊基の中心で回転していた、竜の炉心が凍り付くのがわかった。痛めつけられていた体を支えていた魔力が断たれ、アルトリアは床へと崩れ落ちた。
「あうっ!!」
「武器は無い、魔力も無い、それにマスターの救援を期待しているのなら無駄よ? ここは魔女の工房。私の許しなくば、誰一人として入ることは出来ないんですもの」
こつこつと靴音をたて、キャスターはアルトリアへと歩み寄る。
「ここにいるのは、無力な囚われのお姫様が一人だけ。いい加減諦めて、私のものにおなりなさい」
「断るっ!! 騎士たるもの、マスターを裏切ることなどできない!!」
「………ふぅん、そう。騎士の誓いね。なら―――それを汚させてもらいましょうか」
「なんだとっ……!?」
アルトリアの両腕が赤く光る魔術の鎖で拘束され、尻を突き出すような体勢いで空中に固定された。>>569
キャスターは折れた聖槍の柄の部分を手にすると、アルトリアの眼前に突き付けた。
「……私の愛槍で、私を拷問するつもりか? 悪趣味ですね」
「えぇ、悪趣味ね。自らの武器に犯される騎士だなんて、情けないにもほどがあるもの」
「貴様っ!?」
清廉なアルトリアには思いもつかない行いだ、
キャスターは槍の柄に舌を這わすと、アルトリアの背後へと回った。
「やめろキャスター、貴様は一体、どこまで人を貶めれば―――――っあぁんっ♡」
ずぶずぶと音を立て、アルトリアの膣へと聖槍の柄が埋まっていく。
「あら、思ったよりすんなり入ったわね♡ 調教したかいがあったわ♡」
「あっ、ふっ、やっ、やぁぁんっ♡」
アルトリアが逃げられないよう腰をつかむと、キャスターは聖槍でピストンを開始した。
熟れきったアルトリアの膣はずっぽりと聖槍をくわえこみ、内壁をこする感触と振動に快感を感じ初めてしまっていた。
調教された体と、自らの武器で侵される背徳感のせいで、アルトリアの意識を快感の波が塗りつぶしていく。>>570
「やっ、やだっ、やだあぁっ♡きちゃう、きちゃうやだぁっ♡♡」
「愛槍で犯されて感じるなんて、本当に素敵なメスイヌね♡」
自らの手でよがり狂うアルトリアに、キャスターがちろりと唇をなめる。
「メスイヌらしく、可愛い声で啼いてちょうだい♡ この槍、ロンゴ.ミニアドと言ったかしら?あなたの霊基の記録によれば、槍を回転させ、攻撃に使うことができるのよね?」
キャスターは呪文をつぶやくと、嗜虐の色を深めアルトリアを見た。
「だったら、ちょっと槍を弄ってっと……」
「ひぃあうっ!?」
瞬間、アルトリアの膣内で、聖槍の柄が回転を始めた。
キャスターの手による前後運動に加え、内壁をこそげるような回転がアルトリアを責め立てる。
「ロンゴ。ミニアド、回転。――――――――自らの槍で果てなさい♡」
「やだやだやめてやだやだやだやっ―――――――あぁぁぁっ♡♡♡」>>571
膣内を責め立てるバイブとなった聖槍の責めに、あっさりとアルトリアは絶頂をむかえた。キャスターが聖槍から腕を離すと、主人の愛液でぬめぬめと光った聖槍が、からんと音を立て石畳に落ちる。
愛液で床を汚しながら転がる愛槍の残骸に、アルトリアの瞳に涙と絶望が浮かんだ。
(そんな、私、私、ロンゴ。ミニアドで感じて、イってしまったの……?)
剣を捧げてくれた部下、槍をかかげ守りたいと誓った民、自らをランサーとして召喚してくれたマスター――――――大切な人たちの顔が脳裏に浮かび、ひび割れていく。
(ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!)
敵に捕らわれ、反撃を試みるも掌の上で、あげくに愛槍で絶頂してしまう淫乱で。
そんな人間が、騎士王であるわけがが、騎士を名乗っていいわけがない。
私心を廃した清廉なる王――――かつてそう呼ばれたアルトリアは、その誇り高さゆえに、心のどこかが折れる音が聞こえてしまった。
「私は、私はっ――――――」
「―――――淫乱なメスイヌね」
「違うっ!!」>>572
ほつれた金の髪を振り乱し、アルトリアは虚勢を叫んだ。
言葉尻こそ強いが、今にも砕け散ってしまいそうなその姿に、キャスターは静かな笑みを浮かべた。
「そう、まだ否定するのね。ならば私と、賭けをしないかしら?」
「……賭けだと?」
問い返すと、キャスターは虚空より砂時計を取り出した。
「この時計の砂が落ち切るまで、ちょうど5分よ。その間あなたが絶頂せず耐えたら、解放してあげるわ。どうかしら?」
「……何を、企んでいる?」
「あなたに、あなたの本性を教えてあげたいだけよ? 心配しなくても、これ以上あなたの感度をいじったりはしないわ。凌辱の方法も、この聖槍による責めと、先ほどの竜牙兵による責めのどちらかを選ばしてあげるわ」
「私にまた犯されろと!? っつ、ふざけるなっ!!」
「ふざけてなんかいないわよ? それに、賭けに乗らないなら、あなたはずっとここで囚われたまま。でも賭けに勝てば解放すると約束するし、約束をたがえないよう、ギアスを誓ってもいい。どうかしら?我ながら、破格の申し出だと思うわよ?」>>573
「…………」
キャスターの問いかけに、アルトリアは拳を握った。
賭けを選べば、もう一度凌辱を受けなければならない。
だがここで賭けを蹴ったところで、キャスターの手中からは逃れられず、わずかな逆転の機会も望めなくなってしまうのは明らかだ。
「……望むところです。耐えきって、約束を果たしてもらいます」
「ふふっ、契約成立ね。お望みの責めはどちらかしら?」
「…………竜牙兵の方だ」
わずかに悩み、アルトリアは答えた。
(どちらの責めも、正直二度と受けたくはない……。でも、これ以上ロンゴ.ミニアドを汚されたくはないし、敵兵により凌辱と割り切れるぶん、竜牙兵の方がマシでしょう)
キャスターの持ち出したギアス・スクロールにかけの条件を記し署名すると、アルトリアはそっと息を整えた。
(それに感度上昇の術をかけられた状態で、もう何度も犯されているのです。強烈な快感といえど、慣れてしまえば、来るとわかっていれば、きっと耐えられるはず。ロンゴ.ミニアドによる凌辱と違って、ただ肉の快楽を押し付けてくるだけの相手なら、きっと勝ち目はあるはず……!!)>>574
必ず耐えてみせる。
そう誓い自らを奮い立たせたアルトリアに、竜牙兵が近づく。
「じゃぁ、始めるわよ。せいぜい頑張ってちょうだい♡」
キャスターが砂時計を反転させると同時に、背後から竜牙兵の男が覆いかぶさってくる。
「っ~~~~~~~~~~っ♡♡」
肉棒に貫かれる衝撃に、アルトリアは歯を食いしばった。
最初からの容赦のない責めに、意識が漂白されてしまいそうになる。
(だめ、だめっ!!これくらいの責め、耐えきらなきゃ駄目なのぉっ♡♡)
理性と裏腹に高ぶっていく体を、意思の力で押さえつける。
「ふっ、あっ♡ はっ♡あっ、~~~~~~~~~~♡♡」
奔流のごとく押し寄せる快感に流されないよう、全力で抗い続ける。
ぱんぱんと肉を打ち付ける音と、荒いアルトリアの息遣いが、石牢の壁に反響する。
(気持ちいいっ♡ けどっ、でも、これならっ、なんとか、五分だけならっ!!)
男のピストンは深く叩きつけるようだが、先ほど一度経験したおかげで、あらかじめ心構えをして、なんとか対応することができる。
(いけるっ……!!キャスターの砂時計もっ、あと、半分くらいっ♡ ならっ、)>>575
耐える。耐えられるはずだ。
そう確信した瞬間――――――
「ひゃぁぁぁんっ♡」
乳首に走った甘い電流に、はしたない声をあげてしまう。
男が機械のごとくピストン運動を続けたまま、右腕をのばし右の乳首を引っ張っていた。
「やっ、はっ、やっ、そんなっ、突っ込みながら、乳首、触るなんてぇっ!!」
「あら、別にルール違反でないでしょう?さっきはピストンに集中させていたけど、同時に前も弄るくらい、その子なら簡単よ」
「~~~~~~~っ♡♡♡」
前後から襲う快楽の波に、アルトリアは甘い悲鳴をあげ翻弄される。
(一つでも辛いのに、二つも一緒にせめられるなんてぇっ♡♡)
膣を抉る動きと快感に変わりはなかったが、そこに不規則に乳首へと与えられる快感のせいで、理性が溶け消えてしまいそうになってしまう。
「あっ♡はっ♡あっ、あっ、あっ、やあぁぁぁぁぁっ♡♡♡」>>576
乳首をついばむようにつかまたかと思うと、乳房全体を揉みしだくように愛撫される。
男はあらゆるやり方で胸を苛め、アルトリアを着実に追い詰めていった。
生前、性経験に乏しかったアルトリアは、男の絶技の前になすすべが無かった。
それでも、負けてなるものか、耐えなければならないという思いが、ギリギリでアルトリアの心をつなぎとめている。
「ふふっ、あと1分よ」
「っつっ!!」
キャスターの言葉に、弾かれたように砂時計を見る。
その言葉に嘘はなく、砂時計の上部に残された砂はあと僅かだ。
(はっ♡っつあっ♡あと、もう少し、あと少しだけ耐えればっ!!)
希望に瞳を輝かせたアルトリアだったが―――――>577
こつり、と
膣の奥まった一点に与えられた刺激に
「~~~~~~~~~っ♡」
体を硬直させ悲鳴をあげた。
「あっ、はっ、い、今のはっ!?」
茫然と緑の瞳を見開き、アルトリアは呟いた。
特別、強く肉棒を打ち付けられたわけでは無い。
なのに一瞬意識が飛びかけるくらい、強烈な快感を感じてしまっていた。
「――――知ってる?女にはね、個人ごとにひと際弱い箇所があるのよ」
「そんな、まさかっ………」
キャスターの言葉に、アルトリアは青ざめた。
男はがむしゃらに腰を振っていたのではなく、アルトリアの弱い場所を探っていたのだとしたら?
そしてそこを、思いっきり肉棒で抉られたとしたら?
「やっ、やめろっ、やめて――――――」
「弱いところを突くのは、戦術の基本よねぇ?」
力なく首をふるアルトリアの姿に、キャスターは微笑んだ、
「堕ちなさい♡かわいい騎士王さん♡」>>578
――――――ずぷりと、ひと際強く男が腰を動かし、
「やぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんッっ♡♡♡♡」
甘く蕩け切った悲鳴をあげ、アルトリアの全身が跳ねた。
「っ、あっ、やっ、ヤダやっ、やっ、あっ~~~~~~~♡♡」
たった一度、強くそこを突かれただけで絶頂へと追いやられ、体の痙攣が収まらなかった。
(知らない、こんなの知らないっ……♡♡)
唾液を飲み下す余裕さえなく、アルトリアは唇を開いたまま絶頂の余韻に呑み込まれていた。
「どうかしら?女の悦び、たっぷりとその身で味わってもらえたかしら?」
「あ……キャス、ター」
アルトリアの視線が、キャスターの手にする砂時計へと吸い寄せられる。
砂時計の砂はほぼ下方へと移動し――しかし幾粒かの砂が、いまだ上方に留まっていた。
「う、嘘…………そんなっ……」
「くすっ、やっぱり賭けはこちらの勝ちね。あなたは淫乱なメスだったもの♡」
「ち、違いますっ、私はそんな女じゃっ………」
「何が違うというの?自ら賭けを選んでおきながら、たった5分さえ待てず快楽に流されるなんて、立派なメスイヌじゃない♡」
「そんな、そんなつもりじゃっ………」>>579
「じゃぁ、どういうつもりだったのかしら?そもそもあなたが竜牙兵を選んだ段階で、あなたの淫乱な本性は見えていたわよ?」
「な、それはどういうことだっ……?」
虚勢を張るアルトリアに舌なめずりをし、キャスターは言葉による凌辱を開始した。
「だって、普通に考えれば、そちらは選ばないもの。立派な肉棒を持つ大男と、たかが一本の振動する棒、どちらの方が恐ろしいか、わからないものかしら?あなた、心の底では犯されたくて仕方ないから、竜牙兵の方を選んだんじゃないの?」
「っ……それはっ……!!聖槍をあれ以上汚すわけにはいかなかったからでっ…!!」
「言い訳は何とでもいえるわよね? でも事実、あなたは竜牙兵を選び、そして五分と待たず堕とされた。これが何より、あなたの本性を物語っているんじゃない?」
「……違うっ!!私はそんなつもりじゃっ!!」
「ふーん、まだ否定するの?じゃぁ、最後のチャンスをあげようかしら?」
キャスターが言うと、不意にアルトリアの腕を戒めていた鎖が音も無く消え、体が石畳の上へと投げ出された。>>580
「ほら、これであなたの身は自由よ。自分の足で、どこへだって行けるわよ?」
「っ、っつぅっ……!!」
石畳に腕を立て、アルトリアは必死で体を起こそうとする。
しかし絶頂が刻まれたばかりの体は震えるばかりで、腰が抜けたように立なかった。
「あら可哀そうに。絶頂の味が忘れられずに、一人で立つことも出来ないのね」
「っつぅっ!!」
キャスターの言葉に歯を食いしばり、なんとか立ち上がろうとする。
少しずつ体を起こし、あと少しで膝立ちになるというところで、頭上に大きな影がかかる。
「っくっ!!」
目の前に立ちふさがった竜牙兵の男に、アルトリアは身を震わせた。
本来なら一閃のもと切り捨てる相手だが、絶頂の余韻に苛まれた体では、満足に槍をふるうことも出来ない。
(でも、なんとか、魔力さえあれば勝てるるはずっ!!)
キャスターは鎖を消した際、一緒にアルトリアの竜の炉心にかけた術も解いていたようだ。
少しずつだが回復してきた魔力を右手へとかき集め、男を睨みつける。>>581
(この一撃で、決めるっ……!!)
練り上げた魔力で増幅した拳を、男へと放とうとした刹那―――――
「ひやぁんっ!?」
男が無造作に伸ばした腕が胸に降れ、集めた魔力が霧散してしまう。
バランスを崩した体を男に押し倒され、そのまま床に仰向けで押し付けられてしまう。
「くっ、このっ、離しなさ、っうあっ♡」
男を押しのけるため魔力を集中させようとした途端、乳首を甘噛みされ、力が抜けてしまう。
男の舌が乳首をかすめるたび、体が跳ねるのが止められず、気づいた時には、両腕は頭上でひとまとめに拘束され、自由を奪われてしまっていた。
「あら、いい格好ねアルトリア。メスイヌのあなたには、お似合いのポーズよ?」
「ふ、ざけるなああんっ♡ 早く、この男をどかせっやぁぁぁんっ♡♡」
「何を言っているのかしら?私はあなたの鎖を解き、魔力も戻してあげた。その男程度、あなたなら振り払えるはずでしょう?」
「それは、そうですがっっっつはぁぁぁんっ♡♡」
男の腕がアルトリアの乳房をこね回し、甘い悲鳴が上がる。
「くすくす、みっともない声をあげちゃって。あなたは、メスなの。女の悦びを知ってしまった以上、その男に勝てるわけないってことね♡」
「ちがっ、やっ、やあっ、そこは触っちゃダメぇっ!!」>>582
股の間に潜り込んだ指に陰核をつねられ、アルトリアは涙を浮かべ懇願した。
しかし男は手を止めることは無く、アルトリアの両腕を紐でくくり、すでに愛液を垂らしはじめた陰部へと視線を向ける。
男の視線が意味するところを理解し、キャスターはたおやかに笑った。
「ふふっ、待ちきれないみたいね。いいわ、そのメスイヌに手加減はいらないわ、思う存分凌辱しちゃいなさい♡」
「やっ、やだやだ駄目ホントにらめぇっ、もう許し~~~~~っあぁぁっ♡♡」
突き立てられた肉杭に、アルトリアの視界が白く弾けた。
男はアルトリアの腰を持ち上げるよう抱え上げ、彼女の弱いところを、手加減なく容赦なく抉り始めた。
高速で打ち付けられる腰が耳障りな音を奏でながら、アルトリアを強制的に高みへと昇らせていく。
「んはぁっ、あっ、やっ、んはっ、あぁぁぁぁぁぁぁっ~~~~~~~~~~♡♡」
絶頂の波が引くことがなく、更に大きな波が襲い掛かってくる。
イきっぱなしで愛液を噴出させながら、アルトリアは必死で叫んだ。
「やっ、やだやだやだやだやだ止まらない♡イクの止まらないっっ♡♡無理ィっ、無理無理ぃっ~~~~~♡♡らめだからぁっ♡♡イっちゃうイっちゃう無理だからぁっ♡♡」>>583
王としての威厳も騎士の誇りも捨て、アルトリアはただ少女のように泣き叫んだ。
揺れ弾む二つの乳房から汗が舞い、股から飛び散った液体と混じり、ヘソの横へと落ちる。
白く傷一つない腹には男の肉棒の形が浮かび上がり、凌辱の酷さを知らしめていた。
(こんなのっ、耐えられない♡♡だめぇっ、壊れちゃううううううううっっ!!)
先ほどまでの凌辱は、いつか終わるかもと、希望を胸に耐えることができた。
しかし今やわずかな希望もたたれ、騎士としての誇りは汚され、相手には体中の弱いところを知りつくされ、そして残ったのは、貪られる哀れな女の体でしかなかった。
「イっちゃうイっちゃう、もうイってるからっ♡♡お願い抜いて~~~~んんんんっ♡♡」
壊れたように嬌声をあげるアルトリアの口を、男が唇で塞いだ。
口腔を蹂躙し、腕で乳房をいじめ、肉棒で体の奥から屈服させる。
声を出すことさえ叶わず、アルトリアは絶え間ない快楽に意識を焼き焦がされ、目を見開き涙を流すことしかできなかった。>>584
「くすっ、泣いちゃって、かわいいわね。でもやっぱり、声が聞こえないと物足りないわね」
「~~~~っふあぁっ♡♡あっ、あっ、やっ、あっ、あああぁぁんっ♡♡」
キャスターは男の顔をアルトリアから離すと、愛し気にアルトリアの頬を撫でた。
「どう、そろそろ、私のものになる気になったかしら?私のものになると誓うなら、この竜牙兵を止めてあげてもいいわ」
「~~~~~~~~~~っ♡♡」
これ以上ない魅力的な提案に、しかしアルトリアを首を振った。
その判断にもはや、まともな思考能力は介在していない。
ただ、アルトリアという人間が生きてきた年月の全てが、意地が、キャスターの申し出を拒んでいたのだった。
あまりにも強情なその姿に、さすがのキャスターの顔にも不機嫌がよぎった。
「そう、あくまで逆らうと言うのね?じゃぁ仕方ないわ――――壊してあげる」
「あぁぁぁぁっ!?」
男に穿たれる更に下の穴―――――尻穴へとねじ込まれた聖槍の柄に、アルトリアは喉がちぎれるほど絶叫した。>>585
「なっ、違う、そこはぁ、入れる穴じゃぁっ、ないいっん♡♡♡」
「心配いらないわ。今までの調教と感度増強の術のおかげで、ここだって立派な性感帯よ♡思う存分、イき狂いなさい♡♡」
「んはぁぁぁぁぁっっっ♡イクっイクイクイクイクイっちゃううっ♡お尻いじられてイっちゃううううううっ!!」
尻穴を聖槍がこするたびに、排泄にも似た強烈な快感が叩きつけられる。
おぞましくも甘い感覚に、アルトリアは子供のように泣き叫んだ。
「ゆるしてえっ♡やっ♡はっ♡ふっ、ほっ、あっ、もう許して壊れちゃうううううっ♡」
キャスターによって挿れられた聖槍と、膣をかき回す肉棒が、互いを押し合いアルトリアの媚肉を押しつぶす。全身を責めぬかれ、穴という穴を犯され、ついにアルトリアに限界が訪れた。
「なるぅ♡なりますっ♡しもべになるからっ♡♡お願いこれとめてぇぇぇっっっ♡♡」
「――――――よく言えました♡」
懇願するアルトリアに、キャスターは尻穴をほじる腕と、男の肉棒を止めた。
「私が主、あなたがしもべ。この契約に合意するなら、私が今から行う術を受け入れなさい。拒絶すれば――――――わかっているわよね?」
キャスターが念押しをするが、ようやく快感の嵐から解放されたアルトリアに、言葉を紡ぐだけの気力は無かった。>>586
アルトリアは力なくうなずくと、キャスターの行う魔術を見つめた。
細い指先に薄い紫の光が灯り、ハート型に似た複雑な模様を象る。
キャスターは模様を確認すると、指先をアルトリアの汗まみれの腹部へと向けた。
紫の模様は淡い光をまたたかせながら、肌に触れると痣のように張り付いた。
「この、模様の意味はっ……?」
「あなたの体を素敵に作り変えるものよ。具体的に言うと、そうね、今の性感感度を保ったまま、この先過ごしてもらうことになるわ」
「なっ、この体が、ずっとこのままっ!? そんなの、話がちがーーーああんっ!!」
キャスターの細い指が、愛液で光るアルトリアのクリトリスを弾く。
すると腹部の模様が淡く発光し、少しだけその色を濃くなった。
「ふふっ、綺麗ね、その模様。本当は定着するまで1か月ほどかかるのだけど、あなたには特別コースで定着させてあげるわ♡」
キャスターはクスクスと笑うと、竜牙兵へと視線を向けた。
「さ、新しいしもべのため、あなたも手伝ってあげなさい。ため込んだ精液の全てを、この子に注いであげるといいわ」
「ひうっ!?」
キャスターの言葉をうけ、男の肉棒が、更に一回り大きくなった。
アルトリアは後ずさり逃げようとするが、キャスターの魔術に四肢を拘束され、立ちバックの姿で固定されてしまった。>>587
「この子の精液は特別製なのよ。魔力を吸収した相手の魔力を分析して、相手の体を最も効率良く支配する魔力に変換して精液に貯めこむことができるの」
「なっ!?!」
「そんな魔力を帯びた精液を注入すれば、模様の定着も1晩で終わってしまうようになるの。ふふっ、楽しみにしてね?その精液は相手の性感帯に働きかけて、何十倍にも敏感にする効果もあるのだから、この世の天国が見られるわよ?」
「何十倍も!?そんなの壊れちゃうに――――――――、ん、んうぅっ!?」
アルトリアの言葉を奪うように、竜牙兵の男が唇を塞いだ。
「あら、さっそく盛りあがってるみたいね?安心なさい、その子の精液注入は一晩あれば終わるから、それまでずっと見ていてあげるわ♡」
「んん~~~~~~~~~~~~~~、ふっ、あっ、やだぁぁぁあぁぁっ♡」
今まで注がれた快楽の更に何十倍など、耐えられるはずがない。
アルトリアは助けを求めるように腕を伸ばすが、その腕をとる者はいない。
――――――――アルトリアの長い夜は、始まったばかりだった。
(了)姫騎士アルトリア 貴女って本当に最低の屑だわ!とても魔羅に響きました
>>547
情事シーンが完成したので上げていきます。
着いた頃は夕焼けが射していた部屋にはじきに夜の帳が落ちた。
月光がうっすら射し込む寝台の上に男ーアーラシュと女ーロビンフッドは向かい合って座っている。
互いにすでに身に着けているのは下着のみで、女は気恥ずかしそうに薄いケットを胸元までたぐり寄せた。
身体を隠そうとするその手を下ろさせながら、男がじり、と近寄る。
そして太ももをつうっと撫でながら、ついばむように口づける。
こわごわ、といった手つきで女が男の腕をそっと触れたのを合図にふたりは寝台へ静かに倒れ込んだ。
ついばむような口づけをしながら下着を互いに取り去ってゆく。
何度かの口づけののち女が薄く口を開けたのを見計らい、男は舌を差し入れる。
「ん、ぅ」
舌を絡めとってしまうような深い口づけに女から小さく声が漏れる。
ひとしきり求め合ったのち、つうっと糸を引きながら唇が離れた。
そうして男の目に入ったのは、緑色の瞳を潤ませ、月光に照らされぼんやりと光る白い肌を紅潮させた女の姿だった。
ざわり、と自分の肌が粟立つような感覚と共に、この女をめちゃくちゃにしてしまいたいという思いが男の中に鎌首をもたげた。
いけない、初めて肌を合わせるのだから優しくしなくてはと思ったのに。
「…だいじょうぶ、ですから。好きに、」
して。と言い終わるのを聞くか聞かないか、沸き上がる情欲のままに男は女の白い首筋に吸い付いた。>>590
同時に手は、決して大きくはないが綺麗なかたちをした胸を揉みしだく。
鎖骨、肩、胸と徐々に口づけ、胸の先端を吸い舐め上げると女の身体はびくりとはねた。
胸に触れていたもう一方の手を今度は脇腹から下腹部へと滑らせる。
先端を愛でていた舌も、同じように女の身体を下へ下へと向かう。
しかし肝心の女の部分には触れず、内腿から膝の内側へ手をやりぐっと脚を開かせた。
「ぁ、やだ……っ」
女は抵抗の声を上げるが、男の力で開かされた脚を閉じることは叶わない。
自分の秘所に息が触れるほどの近さに男の顔がある、恥ずかしい、と女が顔を手で覆った瞬間、更に息が近くなり。
「っ、ひゃぁぁっ!?」
つよく切ない刺激が秘所を襲った。
男が秘芯を舐め上げ、指が蜜であふれた秘所に侵入したからだ。
押し寄せる快楽に女は身体を震わせながら喘ぐ他なかった。
「ちゃんと悦かったんだな。もうぐちゃぐちゃだ」
「言わなくて、いいです、ってば…っあぁ!」>>591
自分の状況を改めて説明され女は更に羞恥心を煽られる。
ああ、もう、気を遣ってしまう、と身体が極限まで追い詰められたところで女を責め立てていた舌と指とがぴたりと止まった。
「え………っ?」
じくじくと燻る熱を宿したままでひどく切ない女は困惑の表情を浮かべた。
ああ、そんなに熱のこもった視線を投げかけるんじゃない。
危うくひとつに繋がる前に達してしまいそうだったから愛撫をやめたというのに。
今日初めて聞いた女の艶めいた声や姿は男を十分すぎる力で追い詰めていた。
堪らず男は硬く反り立つそれを女の秘所へと押し当てた。
途端、曇っていた女の表情が期待をはらんだものへと変わる。
「悪いな」
女に覆い被さりながら、もうこれ以上は堪えきれぬと情欲に顔を歪ませた男が僅かばかりの謝罪を口にする。
女がすがり付くように背に腕を回してきたのと同時に男は腰を進める。
ずくり、と自分のナカを埋め尽くすように侵す熱い質量に女はひきつったような声にもならぬ声を漏らした。
男もまた、自身をきゅうきゅうと締めつけてくる女の秘所にぶるりと身体をふるわせ、ふぅっと息を吐いた。
「手荒になる。…本当に悪い」>>592
余りの余裕のなさに吐き捨てるように呟くと、男は返事も待たず腰を打ちつけ始めた。
ナカを抉るような激しい責めに女はびくびくと身体をふるわせながら喘ぐしかできない。
この女の声を聞いていたい、しかし半開きの口からのぞく赤い舌を絡めとってしまいたい、思考がまとまらなくなりながら男は女の唇を奪う。
自分にすがるしか出来ない女を見てぞくぞくとした快感が男を襲う。
ああ、限界が近い。
腰を打ちつける速さは更に上がり、そのまま奥へと欲を吐き出した。
それを感じ女も、背に回した指先にぐっと力が入り、身体を弓なりにしならせて果てた。
ふーっ、ふーっ、と抱き合ったかたちのままふたりは息を整える。
未だぼんやりとする頭の隅で、ふとまだ親しくなる前のことを考えた。
始めは何故自分から逃げるような行動をするのか気になっただけだった。
何故か、などただ視てしまえばそれで終わったのに、直に話してみたいと思ったのはどうしてだった。
始めは英雄たるこの男の在り方がひたすらにコンプレックスを刺激して苦しかった。
話すうちに苦手な意識は薄れて行き、あとに残ったのは強い憧れだった。
(ああ、一目惚れだったのだろうか。)
互いに同じ思いにたどり着きながら、ふたりはまだ抱き合っていた。>>593
以上です
本編でまるで関わりがない上、性別まで変えているという組み合わせですみません
燻っていたものをかたちにできてすっきりしました!
お目汚し失礼しましたブーディカに催眠術&洗脳術をかけて自分を夫と思いこませて中だしした後
ネタバラシして二回戦する内容です
「んはぁぁぁぁぁんっ♡♡」
寝室に甘い女の声が響き、赤い髪が舞う。
「もっとぉ、もっとちょうだぃぃぃぃんっ♡♡」
翠玉の瞳を恍惚と潤ませ、ブーディカは男の上で腰を振った。
最愛の夫との交わりに、この上ない快楽と幸福感に包まれていたブーディカだったが、ふとその表情がくもる。
「んっ、やっ、なんで抜いちゃうの……?」
蜜を垂らす膣口が、切なそうにヒクヒクと動く。
昇り詰める一歩前で、ブーディカは夫の腕で腰を持ち上げられ、肉棒を引き抜かれてしまった。
「どうして……?はやく、続き、しようよぉ♡」
夫のソレが待ちきれなくて腰をくねらすブーディカに、夫が口を開いた。
「おまえからキスを、してくれないか?」
「え、キスを?私から?」
ブーディカは眉をひそめた。>>595
夫は交わりの時とても情熱的で、いつもむさぼるようにブーディカの唇を奪っていた。
「あなた今日、少し変わってるね。いつもは正常位が好きなのに騎乗位で、私からキスしてほしいなんて、何かあったの?」
「はは、心配することはないさ。少しばかり、気分転換をしたくてな。いつもと違う可愛い姿が見たかったんだ。駄目かな?」
「……もうっ、仕方ないなぁ♡♡」
可愛い君が見たいと告げられ、ブーディカの心は浮きだった。
ブーディカが夫へと口づけ、舌を絡めると、反対に強く吸われ、絡めとられてしまう。
「んん~~~~~~~~っ♡♡」
多幸感で蕩けてしまいそうななか、秘部へと再び、夫の熱い肉棒があてがわれた。
夫はブーディカの唇を解放すると、強く腰を打ち付けはじめた。
「やっ、あっ、あっ、ふっ、あっ、あぁぁぁぁ~~~っ♡♡」
「っふっ、はっ、はははっ、気持ちいいか?」
「きもちいいっ♡きもちいいよぉぉぉぉぉっ♡♡っあっ、はっ、もっと、もっともっとぉぉぉっ♡♡もっときもちいいの、せーえきちょぉだぃぃぃっ♡♡」>>596
「ははっ、ブーディカはいやらしいな♡っ、はっ、出すぞっ!!」
ブーディカの中で、夫自身が一際固く、強い熱を帯びる。
「あぁぁぁぁあ~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡」
どくどくと注ぎ込まれる熱に子宮口がひくつき、体が溶けてしまいそうになる。
ブーディカは快感のまま震えると、愛しい夫の達した顔を見ようとし―――――
「えっ……?」
そこにいたのは、夫とは似ても似つかぬ、野卑た笑みを浮かべた中年の男だった。
「えっ、嘘、違う、あなたじゃない、違う、おまえ、誰っ………?」
「おまえとは、随分ないいぐさだなぁ?」
「はぁぁんっ♡♡」
男に再び腰を打ち付けられ、ブーディカの口から甘い声が飛び出してしまう。
「やっ、やあんっ、やめ、やめろぉっ♡ その汚いものをぉっ、私の中からぬけぇっ♡♡」
「汚いだと?ではその汚いものでよがり狂うおまえは、一体なんなのだろうな?」
「~~~~~~っ♡♡」
言い返せず、ブーディカは唇を噛みしめた。>>597
(何よこの男!? どうして私は、こんな男とぉっ♡♡)
「理解できないと言った顔だな? 催眠術、洗脳というものを知っているか?おまえにはこの私が、夫に見えるよう術をかけさせてもらったんだよ」
「このぉっ、下種がぁっ♡♡」
「くくっ、口が悪いな。さっきまではあんなに可愛らしく啼いていたのにな」
「だまれぇっ♡」
「おまえも覚えているだろう?おまえが私の肉棒を欲しがったから、こうして種付けしてやってるのさ」
「~~~~~~~っ♡ あ、あれはっ♡♡」
男の言葉に、ブーディカは目を見開いた。
「私、出されちゃったの? 夫じゃない種を、この、お腹の中にっ!?」
覚えている。刻まれている。
熱く迸る白濁が、この胎のなかに注がれる感触を―――――――
「いっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡」
「っつっ!!……響く!響くなぁ!!その顔は実に、魔羅に響くなぁ!」
壊れたように叫ぶブーディカの腰を固定し、男は抽挿を早める。>>598
「もう一発出すぞっ!!受け止めろっ!!」
「やっつ、いやぁっ、やめっ、っ~~~~~~~~~~~~♡♡♡」
注ぎ込まれる精子に、ブーディカは身もだえ絶叫した。
「あっ、あっ、そんなっ………」
「くくっ、気持ちよかっただろう?夫のものより良かっただろう?」
「っ……!!………す、ころすっ!!おまえのことはっ、絶対に許さないっ!!」
「はっ、強気だな。だがそういうセリフは―――――
「あうっ♡」
「―――蕩けた顔で言われても、余計に苛めたくなるだけだぞ?」
「あぁぁぁあ~~~~~~~~っ♡♡」
がくがくと揺さぶられ、ブーディカは背をのけぞらせ絶叫した。
(なんでぇ、なんで体、感じちゃうのぉっ♡ちがうぅ、ちがうのにっ♡♡あの人のじゃないのにぃぃぃっ♡♡)
「夫以外のものをくわえこんで、ずいぶんと気持ちよさそうだな?」
「ち、ちがぅ、ちがうのぉっ♡♡」
「ほら、ここが弱いんだろう?ほらっ、ほらぁっ!!」
「やぁぁぁぁぁぁっ~~~~~~♡♡」>>599
「おまえの弱いとこなんて、全部お見通しだ、この淫乱女王がっ!!」
「っ、あっ♡がっ、はっ、誰がぁ、いんらんなんっ、~~~~っ♡♡」
きゅうとつねりあげられた乳首に、ブーディカは顎をのけぞらせた。
「こうして乳首をつねってやるだけで感じるなんて、ド変態だな。敗戦時に敵兵に輪されたされたらしいが、案外楽しんでたんじゃないか?」
「ちがっ、あっ♡ふっ、おほぉっ♡♡」
「豚のような鳴き声だな。いつもだらしない乳を丸出しにしてたのも、欲求不満だったからだろう?だから自分からに肉棒を欲しがって、俺に口づけまでしてきたんだろう?」
「あれはっ、おまえをっ、夫だとおもいこまされていたからぁっ♡♡」
「はっ、笑わせるな。おまえだって薄々おかしいと思っていただろう?夫はいつも、こんな言動はしなかったはずと、違和感を抱いていたはずだろう?」
「それはっ……♡♡」
いつもは正常位が好きなのに、騎乗位を求めてきたところ。
いつもは口づけをしてくれたのに、ブーディカの方からの口づけを求めてきたところ。
「確かに、俺はおまえに催眠術をかけたさ。だが言動がホンモノと食い違えば、普通ニセモノだって気づくはずだろう?なのに気づかなかったおまえは、快楽に目がくらんだんだよ。気持ちよくしてくれるなら、相手が誰だってよかってことだよ!!」>>600
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!黙れぇっ♡だまれだまれだまれえぇぇぇぇっ♡♡」
泣きじゃくりながら、ブーディカは髪を振り乱した。
もはや流れる涙がうかつな自分を悔いるものか、夫を裏切ってしまった後悔のものか、それとも快楽によるものか――――――
ブーディカにはわからなかった。わかりたくなかった。
「ころすコロスコロスコロス殺.してやるっ!!絶対におまえをっ、地獄に叩き落してや――――っあぁぁぁんっ♡♡」
「はっ、勇ましいのは言葉だけだな?売女は売女らしくなきさけべっ♡」
「んほぉぉぉぉっ♡♡♡♡」
男に乳房をもみしだかれながら穿たれ、ブーディカは獣のように叫んだ。
「ははっ、ライダーのサーヴァントということで騎乗位でまたがらせてみたんだが、随分と気に入ってくれたようだな?」
「あっ、はっ、はぁぁぁぁぁぁんっ♡♡」
「ライダーの名に恥じない乱れっぷりだが―――――」
「っ!?きゃっ!!」>>601
男に引き倒され、ぐるりと体が反転する。
ブーディカは仰向けに引き倒され、両腕を紐で戒められた格好で、男におおいかぶさられてしまっていた。
「なっ、何をっ!?」
「ははっ、おまえ、夫と正常位でやるのが好きなんだろう?」
「ひうっ!?」
男がブーディカの乳首を噛みながら、残酷な言葉を告げる。
「上書きしてやるよ。夫のことなんて忘れて、俺の肉棒でひん啼くといい」
「やっ、やっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ♡♡」
ずぷりとめりこむ肉棒に、ブーディカは甘い絶望の声をあげた。
穿たれる、刻まれる、汚されてしまう。
大切な思いでが塗りつぶされ、快楽で心を折られてしまう――――――
(―――――わたし、また、まもれなかったよ……)
最後に誰かにつぶやいて、ブーディカの意識は快楽と絶望で塗りつぶされたのだった。
(了)今だからこそ書けるかな、って。多分カドック君が人狼で狼になれるという妄想からきてます。
(馬鹿ですね。・・・馬鹿です。)
外は地獄。万物が凍り付く嵐吹きすさぶ停滞の園。吹き荒れる嵐が窓をたたく音を背に、一匹の獣に組み敷かれた銀髪の少女はそうひとりごちた。
呼気が漏れる。人外のそれは少女にとって体に合うものでなく、きっとその身が死後に昇華されたものでなければ、今頃は辺り一面が血の海だっただろう。そういう事に想いを至らせながら、突かれ続けて、何度も達して火照った頭で、自分と彼を嘲笑う。
(本当に、馬鹿)
獣の動きはいつもの彼からは全く想像もつかず、語らってくる言葉はなく、ただ獣臭い吐息が頬を撫でるだけだ。それでもなお、乱れ、広がる自分の髪に振る白い毛が、獣が彼であることを教えてくれる。
(隠すな、と言ったでしょうに)
此処に至るまで余裕などなかった。悲しむ余裕も、泣く余裕も、安らぐ余裕も、死ぬ余裕も、生きる余裕でさえ。故にこそお互いはお互いの総てを曝け出し、私の意味に彼が誓った。そして駆け抜け続け、至ったひとまずの結果がこの場所だ。ひとつの形。されどそれは、これから成し遂げていくための通過点すぎない。すぎないとて、体を休め、今までを振り返る場所となった。だから、だろう。今まで振り返なかったからこそ溜まっていた澱が爆発したのだ。>>603
「ぐっ・・・」
熱いものが、もう何度も注がれたそれが再び命の場所に注がれる。獣の吐精は長い。十分な時間、結局は再び突かれる間に外へと流れるそれを感じ、緩やかにまた至った。
体が火照っている。この極寒の地獄で、その地獄を作り出す自分だけが熱い。なんて皮肉だろう?皇女は嗤う。けれど。けれどその熱は、今溜まった澱を吐き出す彼が生み出したものでもある。銃創のように熱く、けれど銃創のように背筋を走る寒さの無い熱。ああ・・・馬鹿。こんな浅ましいものにも悦んでしまう。彼の悦を感じて背筋が震えてしまう。
獣と獣になりながら、白と銀とで混ざり合いながら皇女は嗤う。さて、正気に戻った彼には何と言ってやろうか。侮蔑してやろうか、軽蔑してやろうか。・・・ああ、でも。
(まずは目を見て、人の体で、私を見て組み敷いてくださいませんか?と言ってみましょうか)
きっと何時か。ありふれた少女が恋人に願う大人びた夢を口元にたたえて、少女は微笑んだ
(了)
素晴らしいカドアナありがとうございます…人狼ネタ美味しい…カドアナの可能性無限大すぎる…
>>605 ありがとうございます。お礼にもう一つ。もう某所でも挙げているものではありますが。誰かカッコいいタイトル考えてください。
「縛っていただけませんか?」
提案したのは彼女だった。
「・・・せめて服の上からにしてくれないか?」
抵抗したのは僕だった。
外は地獄。万物が凍り付く嵐吹きすさぶ停滞の園。吹き荒れる嵐が窓をたたく音を背に、僕は1人の少女の体に縄をかけていた。
椅子に背を預け、動けないように服の上から拘束する。けれど傷つけぬように回されたそれは自分でも分かるくらいに緩く、まさに児戯のよう。彼女はそれが不満だったようで、鼻をならしながら
「強く。動けないくらいに、縛っていただけませんか?」
丁寧ながらも有無を言わせない口調だ。
「・・・けれどね、」
我ながら弱い声。ああ、だって仕方ないじゃないか。青白い瞳が見つめてくる。表情の無い、色の薄い瞳。『生前』を・・・いや。『生前』の総てを凍らせ砕いたのだ。だからこその漂白された瞳。この瞳を、この瞳だけは裏切れない。だから結局は、縛る手に力が入る。>>606
「クッ・・・」
「大丈夫!?」
縄を腹の上で締めた際の僅かな呼気。思わず彼女の方を見る。嘲りを含んだ瞳が射貫く。
「馬鹿な人。そもそも私(わたくし)は、肌に直接、と言ったのです。しかも服も汚れることなのに。それをこうして自分のエゴで・・・臆病で愚かな人」
そう。縄自体は何ら神秘の篭っていないありきたりなものだ。だから直接肌に触れようとも何ら影響はない事は分かっている。けれど、彼女の願いとはいえ、もしその肌に縄の跡が残ったりしたらと思うと、どうにも憚られた。けれど・・・ああ、そう。彼女の言うとおり、愚かなのは僕なのだ。これから彼女を、アナスタシアをこれ以上ない位穢すのは僕なのに。
「いいかい?」
最後、両足を開いて固定する時に敢えて聞くのが習慣になっていた。きっとこの”魔力供給”に対しての後ろめたさがそうさせるのだろう。
嘲りの言葉をかけてくる彼女もこれは、この時はだけは何も言わず、その青白い瞳を逸らす。そう、そうだ。これは僕だ。僕が穢す。彼女は悪くない。君は・・・悪くない。>>607
そうして脚も固定して、湿った彼女のそこに挿れる。熱い。手は冷たく、瞳も冷たく、そうして微笑みすら冷たい彼女の、熱い所。瞬間昇り詰めるような感覚。・・・耐えた。耐えたなら当分は耐えられる。そのまま動く。引き抜く瞬間の背筋が凍るような感覚。押し殺した声が漏れる。乾いた彼女の呼気も聞こえる。貌を見やる。白い肌に僅かな赤み。けれど瞳はいつものように冷徹を讃えて、だから、思わず獣性が口をついて出た。
「こう、も。・・・いいよう、に!縛られ、て!!!らしくない、です・・・ね!」
「あっ・・・はっ・・・これ、は。これは、私を縛るのでは、なくて。貴方を。縛っているので・・っす。・・・よ?」
突かれているが故に途切れ途切れの声。流石に抗議の声を上げようとすると、その前ににんまりとした顔。まるで何時か。もはや消え去った歴史の中に居たお転婆な皇女のように、彼女は答えた。
「だって貴方、縛られた手弱女に、乱暴な事、出来ない、でしょう?ねぇ?狼男?」
・・・ああ。ああ、くそ。思わず心の中で汚い悪態をつく。ああ、くそ。そうだよ。今も熱に包まれたそれから昇る快楽が腹に溜まっているのを感じる。>>608
暴れそうなそれを、どうにか制御できているのは自分が自由に動けて、けれど「相手は身動きの出来ない女性だ」という認識に対する矜持があるからこそだ。そうでなくてはきっと獣になっている。逆に僕が縛られて彼女が動けるなら、この快楽をただ腹の中に貯めて耐えるだけなら、ああ・・・そうさ。狼だ、僕は。首輪を食いちぎる事くらい、訳ないだろう。
見透かされてる。見通されてる。分かっている。そういう関係だ。僕と彼女は。契約者は僕で、従者は彼女。けれど、契約を願ったのは彼女で、受け入れたのは僕だ。主は彼女で従は僕。首輪を付けたのは僕で、僕は自分に首輪を付けた。だから今のこの関係も、まるでその通り。いつも通りだ。
だけれども、この冷たく、どこまで冷徹で冷酷な、けれど、消し去った何時かのようにどこかお転婆な彼女に、どうして僕がかしずくのか。それを知らしめてやりたくなった。敢えて動きを変える。弱い所を突く。その衝撃に目をつむった彼女の顔へと向かい、そしてひとつ、口づけをした。>>609
唇と唇が触れ合い、そのまま舌でこじ開けて交わる。キスにレモンの味なんかしない、それがいくら美しい皇女様であろうと、そこにあるのは肉と肉の交わりだ。現実なんてそんなもの。けれど、だからこそ現実から乖離した彼女とのそれは、ロマンに満ち溢れていた。驚いたように目を見開く彼女から顔を離し、無理をして微笑む。
「どうなさいました、皇女様?可愛いお顔が台無しですよ?顔を隠されては?」
「馬鹿・・・なっ・・・あっ。いっ、人。馬鹿・・・っ馬鹿っ・・・ばっ・・・かっ・・・」
雪のように白い肌は赤く、羞恥に染まった顔を隠したいであろう腕は頭上で拘束されたままだ。せめてもの抵抗、というように瞳を強く閉じている。抗議の言葉に力はなく、代わりというように膣内がうねる。より締まる。限界だった。きっと彼女も。だから可愛らしい、馬鹿と罵る声には応えず、只管に打ち付けて、
「グッ・・・ごめん、出る」
「馬鹿っ・・・!」
今までで一番締まった。昇りつめたそれを解放する。縛られて身動きできない彼女を強く、傷つけないように抱きしめた。>>611
以上です。お目汚し失礼しました。なんかまたカドアナでエロ・・・エロいのか自分では今一分かりませんがとりあえずR-18は書ければな、と思います。誰かネタをくれケイオスタイドのほうで「フェレンツ公に処女を散らされるエリちゃん」というネタがあったので、下調べもしないまま自分なりに書き殴ったシロモノ。楽しんでいただければ幸いナリ。
五月のはずの新床は夜気を差し引いても異様に肌寒く、バートリ・エルジェーベトはシーツにくるまったまま思い切り身震いをした。
天井を見上げ、大きく息を吐く。白い姿を見せることもなく、肺の内にあった空気は部屋に溶け込み消えていった。
(寒さの理由はわかっている)
ハンガリー屈指の名門貴族の娘として、護教の英雄と目される若き軍人に嫁いだ、花燭の典。
誰もが言祝ぎ、理想の結婚と讃辞を連ねる中で見たーー花婿の顔。
二十であることが信じられないほどに恐ろしく吊り上がった黒い眉と、その下の残忍に底光りする二つの眼。披露宴の間中、両端を寸とも上げなかったあの口元。
それがあまりに恐ろしくて一通りの式典が済むと逃れるように寝所に向かったエルジェーベトであった。それが自ら俎板に向かう鯉と同じだとわかっていても、目の前に捕食者がいる状況からわずかな逃避を図ることはいくぶんかの慰めにはなった。
男はまだ来ない。なるべく遅く来てほしい、というのが正直な心中だった。本当は来てほしくないと言いたいけれど、新婚の初夜である。その圧迫せんばかりの意味を、高家の姫君は教え込まれていた。
ギギ、と音がして、天井の暗闇に光の筋が太くなりながら現れた。寝所の扉の向こうに、戦鎧を擬人化したような大きな影がーーあの脅かす眼が立っていた。
エルジェーベトは怯えながら緩慢に振り向いて、無言のままつかつか歩み寄ってくる夫が寝台に足をかけるのを、好きになれるはずよと念じながら見守った。ある日アタランテがカルデアの廊下を歩いていると(シャドウボーダーなど知らぬ)、メタモルモーゼが目の前を横切った。何やら含みのある笑みを浮かべているから何かと追いかけてみればマスターのマイルーム。
これは何かあると少し時間を置き、アタランテが部屋に突入してみれば……なんたる事か、メタモローゼがマスターを組み敷いてその下半身の愚息をくわえ込んでいるではないか!アウチバビロニア!
当然アタランテ、絶句。名にしろ自分が自分の目の前でマスターにご奉仕しながら心地良さそうに腰振っているのだからたまらない。本来ならかけるべき静止の言葉がかけられない。
それどころか、己の指はまるで蛇の様に自身の下半身に伸びて股関の這い回り、繊細な花びらを自らの手で刺激し始めるではないか!
股を濡らしてかたかたと膝を笑わせるアタランテへとマスターの矯声が届く。達してしまったらしい。
メタモローゼが振り返る。その顔面は男の欲の蓄積した白濁液により淫らに汚れていた。
「そこで突っ立っているならば汝も来い」
メタモローゼの言いたい事はつまり二人でマスターを食い尽くそうと言う背徳きわまりなく、しかし甘美な誘惑!>>614
勿論純潔の誓いがあるのでアタランテこれを拒否。メタモローゼは呆れた風に笑う。
しかしここでアタランテはミスを犯した。見事に揚げ足を取られたのである。
ベッドから立ったメタモローゼがアタランテの尻に手を回し、想像もし得ない事だがアヌスへと思い切り指を突っ込んでくるではないか!
それはなんたる衝撃か。本来その様な用途には使用されないはずの異物感に尻穴がぎゅっと締まる。アタランテはもう一人の自分をきっと睨み付けるが、すぐにアヌスの中で指が蠢き、瓦解する。
ふとベッドに視線を向けると、頬を紅潮させてマスターがアタランテを見つめていた。
やめろ、見るな、と口に出したつもりだが喘ぐアタランテには難しい話である。
へなへなと膝から崩れ落ちたアタランテは抵抗虚しく、メタモローゼに尻を突き出す形を取らされる。マスターの目の前で尻を犯される。その屈辱に身を震わせていたアタランテの恥辱への怒りを、メタモローゼの舌が奪い去ってしまう。
アヌスの中を這い回る舌、舐め尽くされる肉壁。脳まで突き上げる言い様のない感覚に耐える事も出来ずにアタランテは淫らな声をあげてしまう。>>615
五分ほど経てば、アタランテは出来上がっていた。尻穴を開発され、挙げ句に快感に身をよじり、いつの間にか漏らしてしまった尿で体を汚す。びちゃびちゃと音をたて、のたうち回るアタランテの姿は人のカタチを取りながらまさしく獣と言えた。
メタモルモーゼは不思議な事に決してアタランテを絶頂に至らせようとはしなかった。それは何故か?とっておきを残しているからである。
朦朧とする意識の中、アタランテはいつの間にかベッドから自分の後ろにマスターが立っている事に戦慄した。メタモルモーゼの執拗な刺激に喘いでいる間、マスターがこんな近くにいる事など全く気付かなかった。
見ないでくれ、こんな醜態を見つめないでくれ。声にならない獣の様なうめき声が絞り出される。アタランテはメタモルモーゼの責めにいよいよもって言葉を解する余力も残されていない。だらしなく涎を口許から垂らし、うめくに留める。
「触れてやれ」
メタモローゼに促され、マスターの指が尻を撫でる。それだけでアタランテの体はびくりと反応した。ひくひくと震える尻穴にそっと指を差し込み、中身をゆっくりと掻き回される。激しい動作など少しもしていないのに、アタランテはそれだけで破顔していた。
苛烈なメタモローゼのそれとは違う、優しい触り方だった。何処か恐れている、小動物に手を近付ける様なそれはアメとムチならぬ、ムチとアメと言える方法だった。
足腰は既に意味を成さない。尻を突き出してプルプルと震えるアタランテにそっと覆い被さり、マスターは耳元に問う。>>616
「どうして欲しい」と。アタランテは脊椎反射レベルで自分の喉に込み上げてきた言葉にぎょっとし、意識を揺り戻す。
自分は今、なんと言おうとしていたのか。
正直に、思い抱いた事を心中で打ち明けるならば、ぐちゃぐちゃにマスターの肉棒でアヌスを掻き回して欲しかった。指でこれだけの快感なのだ。ならば、熱く、固く、そそりたつ男の力は難なくアタランテを征服しつくせるに違いない。
マスターは頼み込めば、その通りにしてくれる。
………動悸が激しい。密着するマスターの体温と、鼓動を感じる。
唇がワナワナと震える。もしもこのまま嫌だと拒めばマスターはやめてくれるだろう。
しかし、この火照った肉体をもて余す事など不可能だ。
声を絞り出す。抑えきれない、感情を。
拒みきれない、性への欲求を。
「挿入れて、くれ……」
声を震わせ、アタランテは言った。上気した顔をマスターになど晒せない。顔を見せる事なく、そう言う。
「何を」
問われる。
「汝の……汝の……」
言わせるのか、この先を。言わせたいのか、その先を。
恥辱に身を震わながらアタランテは、しかしごくりと唾を飲んだ。
アヌスの入り口に、とてつもなく熱く膨張した何かが押し付けられる。今にも肉の扉を力任せにぶち破ろうとする男と言う嵐。
「う、うあ、う」>>617
「何を、挿入れて欲しいって?」
「な、汝の……汝の……汝の一物だ、性器だ」
「もっと、分かりやすく言ってくれるか」
「ペ、ペニスだ、オチン、オチンポだ……ひゃうん!」
ぐっ、とペニスが更にアヌスに押し付けられる。アタランテは口の端が歪みそうになるのを堪える。
「早く、早く……」
「すまない、よく聞いてなかったから言い直してくれるか。俺の何を、アタランテの何処へ挿入れて欲しいって?」
瞬間、アタランテは言葉に詰まった。ただでさえ焦らされ、もうどうにかなってしまいそうだと言うのに、まだマスターは自分に責め入ろうとしてくれない。
我慢が出来ない、アヌスに触れる熱を内側に招き入れたいと体が蠢いている。
アタランテは両手を伸ばし、アヌスを両手で思い切り広げた。アタランテとメタモローゼの涎を潤滑剤として広げられたアヌスはひくひくと際限なく震え、その時を待つ。
「私の、尻の穴に、汝のチンポを挿入れてくれ!掻き回してくれ犯してくれ!」
「よく言えました。……でも、出来ないかな」
「は……?」
アタランテはマスターが非情に言い放った言葉が理解できずしばし呆けた顔のまま動けなかった。
「今、マスターの目の前でお漏らしなんてする行儀の悪いサーヴァントの言う事なんて聞けないよ」
「お、漏らし」
嗚呼、悲しい事だ。アタランテはいつの間にかまた放尿していた。床にぶちまけられた尿を見つめ、アタランテは頭が真っ白になる。
「アタランテはケダモノだものな。おしっこも我慢できない訳だ」>>618
「あ、うぅ……?」
アヌスから熱が離れてしまう。思わず振り返ったアタランテは、既にマスターが自分に興味を無くしてしまったのだと思った。
「アタランテ、そのまま」
間もなく、尻を思い切り叩かれた。跡がついてしまうんじゃないかと思うほどに。
「ひゃあうんっ!あぅ……!」
「駄目だろ漏らしちゃ。抑えが効かないなんて恥ずかしいぞ。それに、性欲も強すぎるのかな。全然自制心ってもんがない」
「や、やら、まっれ、まっれ、くへ……」
ろれつが回らない。マスターはメタモローゼに連れられるまま、ベッドへと戻っていく。
アタランテはその場にぺたんと沈み込む。全身がたぎったまま収まらない。劣情が消えない。
だのに、目の前ではマスターとメタモローゼが行為の続きを開始していた。
「汝は私の尻穴を好むのか。求めるならば純潔の誓いさえも奪えるだろうに」
メタモローゼがうっとりした声色でマスターへと語りかける。まるでアタランテに見せつける様に。
そうして、メタモローゼはマスターに馬乗りになり、アヌスをペニスに自ら沈み込ませた。
「んぅぅ、あぁぁぁ……!」>>619
メタモローゼはペニスが狭い穴の中を繰り返しピストンする快感に弓の様に体をしならせた。荒っぽい呼吸のまま、マスターに覆い被さり、自分から腰を激しく動かし始めた。
肉と肉がぶつかり合う心地の良い音と、メタモローゼの喘ぎ声、アヌスが時折空気を吸い込んではならすぶびゅぅ、という気の抜けた音。
それらすべてを、アタランテはただ見ている事しか出来ない。自ら床に撒き散らした尿の上で。
悲しい、悲しすぎる。自分は誘い込まれたのだ。この二人に嵌められたのだ。劣等感を、屈辱の為に。
だのに、指は、股を這い回る。指を自ら尻穴に突き入れる。
「ふぅっ、んぉぉあっ!」
指じゃつまらないと分かっていても、目前の激しい交尾を見て何も抱くなと言う方が無理な話である。>>620
滅茶苦茶に指をかき回し、空いた片手を胸元に突っ込み、乳首を刺激する。
「ひぃっ、んっあうっ!」
「ます、たぁ、良いぞ。お前を食いちぎりたいほどに、ん、ふぅっ! 愛らしく、思える……!」
メタモローゼの悦に浸る妖艶な声が、更にアタランテを焦らした。
尿の上でのたうち回るアタランテの体は獣の様に臭い始めていた。さながら獣だ。服もはだけ、裸同然になって、アタランテはなおも自慰をやめない。ひたすら己を刺激し続ける。
本心から言うならば、マスターにみて欲しかった。抑えの効かない淫乱な獣だろうと構わない。自分を犯してほしい、何もかも掻き回してほしい。
けれどマスターがアタランテに触れる事は、なかった。メタモローゼは決してマスターから離れる事はなく、アタランテは劣情を逃がす矛先も、得られはしなかった。「良いのですか。あの可哀想なオルガマリーを放っておいて」
煌めく金髪をゆらめかせる、サファイアの瞳の少年の肌は絹のようにしなやかだ。ろうそくの薄暗い光でも白く輝く肌を這い回る、壮年の男の浅黒い肌よりもずっと柔い。壮年の男――ロード・アニムスフィア、マリスビリー・アニムスフィアにはもう瑞々しい若さは無い。だが、他のロードと渡り合い、権謀を巡らせて培った老獪さに所以(ゆえん)する熟成された色気があった。マリスビリーは若さそのものを愛でるように、少年の伸びやかな一糸まとわぬ肢体を撫でまわし、鑑賞し、少年がもたらす快楽を味わっていた。少年の名はキリシュタリア・ヴォーダイム。アニムスフィア本邸での直々の教授で、マリスビリーのベッドでの睦言で、マリスビリーの魔術理論・カルデアスの建設計画・そしてアニムスフィアの未来展望を教えられ、師の魔術理論を見込み通り、いや見込み以上に吸収し、実娘のオルガマリーを抜いてたちまちロード・アニムスフィアの一番弟子となった少年。時計塔の至宝と称えられるのはまだ先の話で、彼の身体にはまだあどけなさが色濃く残っている。まだ子供と言っていい彼に纏っていた時計塔の制服を脱ぐように命じたのはマリスビリーで、マリスビリーは魔術的細工が施された瀟洒な服を未だ着こんでいる傍ら、全裸の少年を自分のベッドの上で侍らせていた。>>622
「キリシュタリア。オルガマリーとはいったいどの小間使いだったかね? 暇をやった赤毛のジェーンの代わりに泣きぼくろのアンを迎えたのは覚えているが」
マリスビリーは股間をキリシュタリアの白い手で撫でさせながら、愛想四割、無関心六割の温度が無い声で答えた。
「小間使いではありません。あなたの娘御のオルガマリーです」
「ああ、私の娘か。キリシュタリア、君は優しい心を持っているようだね。だが捨てなさい、私と共に根源へ至るには不要なものだ」
マリスビリーが娘の事を答える気が無いのを察したキリシュタリアは口を噤み、奉仕に集中した。マリスビリーは愛弟子のこの態度を好ましく思ったのか、キリシュタリアの柔らかい頭髪を撫でると、本革のベルトを寛げた。
「キリシュタリア」
マリスビリーは少年の腰に手を這わせる。キリシュタリアは、これがどういう合図か良く心得ていた。
「イエス、マイロード……」
キリシュタリアは床に降りてマリスビリーの足の間で跪いた。半勃ちのそれを何度か扱いて屹立させると、唇を割らせてそのまま顔を埋めた。>>623
*
今日はわたしの誕生日。世界でいちばん素敵な日。お父様といっしょにケーキを食べて、お父様といっしょに絵本を読んで、お父様といっしょのベッドで眠る。そうおねだりしても怒られない日。
「オルガマリーさま。お休みの時間です」
「いや! まだお父様、来てない……。アン、お父様にあなたから言ってちょうだい!」
「……マリスビリー様は研究で時計塔に泊まってらっしゃいます。どうかお聞き分けください」
「キリシュタリアと一緒に……?」
「……」
沈黙が残酷に肯定を示した。
「……出て行って。もう出て行って! 眠りなんかしないからっ! きっとお父様来るからっ!」
「オルガ――」
もう何も聞きたくない言われたくない知りたくない。アンを無理やりドアの外へ押しやって、でもお父様が来れるように鍵は閉めないで、わたしは一人ぼっちで閉じこもった。
「来るよね……お父様だもんね……」
もう独り言ちながら窓を見る。ロード・アニムスフィアの後継者らしく、毅然と顔をあげたつもりだった。でも、じわりと涙が溢れ出て、ぽろぽろぽろぽろ零れていった。
「きてよぉ、おとうさま……」
そう言って蹲って泣くわたしは、かっこ悪い、情けない、ただの凡庸な子どもだった。
*>>624
「良かったよ、キリシュタリア」
マリスビリーは何ごとも無かったかのようにすっかり装いを整え、少年がブラウスのボタンを留めていくさまを眺めていた。まるで自分が鑿(のみ)を振るって彫り出した彫像を眺めるような、所有を楽しむ目つきだ。
「マリスビリーさま、キリシュタリアさまのお部屋の準備が整っております」
「トム、ご苦労」
入って来たのはキリシュタリアと同じ年頃の、そばかすの少年だった。金髪だが眉の色は濃く、染めているふしがある。
「髪を染めたのかい?」
「マリスビリーさまはブロンドのほうがお好きでしょ?」
あからさまな馴れ馴れしさと、含められた媚びにキリシュタリアは形の良い眉をしかめた。
「エドはどうしたのです」
「へぇ、使用人の顔と名前をいちいち覚えてるなんて、ごりっぱな坊ちゃまだね? あいつはクビさ。今はボクがマリスビリーさまのお付きだよ」
「使用人ではなく、"小間使い"だろう」
普段のキリシュタリアよりずっと冷淡に言った。
「君が嫉妬するとは珍しいねキリシュタリア。そう路傍の石を目に留める物ではないよ。私と共にあの偉大な天体を観測し得るのは君だけなのだから」
少年はキリシュタリアへの敵意に一瞬、瞳を光らせたが、またたきする間に引っ込めマリスビリーにすり寄った。
「えぇ~ボク石ッコロなの?」
「ごめんねトム、言葉のあやさ」
媚びるのがこの上なく上手い少年だ、だがそれだけの少年だ。そう察するとキリシュタリアは、もう目の前で尻尾を振る少年から関心が無くなっていた。
「じゃ、今からはボクがマリスビリーさまをお世話するからね。坊ちゃまは自分の部屋に帰んな」
「そうか、ご苦労。部屋が埃臭かったぞ、今度は掃除を怠るな小間使い」>>625
敵愾心を丸出しにした視線を背中に受けながら、キリシュタリアは優雅にドアを閉めた。あんな凡俗で平凡で愛想しか取り柄の無い凡人の事はどうでもいい、マリスビリーがあんな子供をオルガマリーより重んじている事が不愉快だった。
キリシュタリアはオルガマリーを良く知っていた。同じロードを師と仰ぐ、天体科の同級生で、幼馴染。結果は未だ父に遠く及ばず、器量も疑わしく思われていたが、それを努力で克己せんとする姿勢はロードの後継者に相応しいかはともかく貴族としては及第点だとキリシュタリアは認めていた。自分が認めた者が軽んじられていることが貴族的な矜持を逆撫でしたのだ。
「……哀れな」
だが、もしキリシュタリアに才能が無かったら? もしキリシュタリアが寵愛を受ける一番弟子でなかったら? もし、キリシュタリアよりも愛される人間が出て来たら?
その哀れみが、苛立ちが、容易に自分へ帰ってくることを薄っすら自覚しながら、キリシュタリアは逃避するように思考をオルガマリーへの憐憫に沈めていった。
*
「けっきょく、おとうさま、こなかった……」
朝まで蹲っていた少女は、床にできた小さな水たまりにまた一滴、涙を零した。>>626
ここでいったん区切ります!
続きはまた今度…シャドウボーダーが出てきたのが雷帝の御前だった世界線
カルデアは立香(♀)とマシュを残し全滅してしまう…から始まる雷帝とのイチャラブを夢に見ました
色々雑なのは許してね
※
気絶したマシュを庇いつつ諦めぬ立香の姿に、雷帝の450年間抑圧された獣欲が疼いた
抵抗するぐだ子をその丸太のような腕で掴むと、雷帝はその匂いを嗅いだ
ヤガとなった雷帝はあらゆる匂いを嗅ぎ分けることができる
立香のそれは、男を迎えたことのない生娘の匂いであった
450年ぶりの雌の香、それを嗅いだその瞬間、雷帝のあらゆる仮面は打ち壊され、矛盾した精神も一つの共通解を出した
『この娘の純潔を自らのものとせよ』
ヤガとなって以来、腹内に秘され外気に触れることのなかった魔羅が轟音と共に勃り起ち、その勢いから筋肉の鎧とぶつかり雷の如き凄まじい音を立てた
長年の眠りで熱を失っていた陰嚢も魔羅と共に外界に現れると、心臓のような鼓動を立てつつ目の前の雌の為に吐き出す精子を作り始めた>>629
そうして、凄まじい精臭の中で奉仕を続ける内に、立香の無意識下である命令が体に下された
『この雄の種で孕め』
男を知らぬ膣からは、泉のように潤滑液が分泌され下着を濡らす
精を知らぬ子宮では、月経周期を無視して子を作る準備が整えられる
立香の体は雷帝を迎える為に最適化されつつあった
それを見て取った雷帝は奉仕を止めさせると、立香を両手でつかみ直し魔術礼装を引き裂いた
そして、立香の女陰に自らの肉杭を押し当てると口を開いた
「汝を余の后とする」
「余の寵愛を受け、我が眷属に加わるのだ」
立香を抱くという有無を言わさない宣言である
抵抗しようとする立香であったが、肉体は既に目の前の雄に屈しており力は入らず、純潔の女陰は意識と裏腹に押し当てられた魔羅を包み込もうとしていた>>630
ゆっくりと異形の肉槍が立香の女陰に侵入する
雷帝の破城鎚の前には処女膜など塵紙のようなものだ。立香の城門はあっけなく破られさらなる侵入を許す
凄まじい痛みが立香を襲っていたが、同時に快楽を感じ始めていた
雷帝のカウパー液に混じる猟犬精子が、立香の体を作り変えているのだ
より淫乱に、より皇帝のものを受け止められるように、雷帝が進撃するごとに変貌していく
そして、とうとう魔羅の先端が子宮口へと到達してしまう
猟犬精子によって作り変えられ屈服した子宮口は、亀頭にキスをし自らの先に続く子宮を蹂躙することを懇願するように蠢いていた
雷帝の腕に力が籠り、一気に立香を下へと押し下げた
―そして、雷帝の魔羅は子宮への巡礼を成し遂げた
立香の全てが雷帝のものとなった瞬間である
”巡礼”を成し遂げると同時にゆっくりと肉樹が引き抜かれる
だが、それは終わりを意味するのではない
あと少しで引き抜かれるという所で再び侵入を開始する
この超低速のピストン運動で子宮が蹂躙されるたびに、立香は自らが雷帝の后となりつつあることを否が応にも思い知らされた
雷帝もまた”巡礼”を繰り返す度に自らの獣を自覚し、快楽によって消えつつある人の部分に反比例するかの如く魔羅を固くした>>631
低速だったピストン運動は繰り返す度にその速度を増していく
雄の肉と雌の肉が叩きつけられる音は最早雷鳴であり、静寂だった雷帝の玉座は嵐の中のようである
二匹の獣は高まる快楽に溺れきっており、番との性行以外は頭にない
だが、交わり続ける限り無限に高まると思われたその快楽にも限界が訪れた
射精である
限界まで張りつめた2つの精巣は、精を目の前の雌に吐き出すべきだと雷帝に告げていた
雷帝は理解していた
膣内射精してしまえばそれまでの雷帝は死に、完全なる獣に堕ちると
立香は理解していた
雷帝の精を受けいれれば藤丸立香は死に、完全なる眷属へと生まれ変わると
それまでのピストン運動が嘘のように、立香の子宮を蹂躙したままで雷帝の動きが止まる
快楽か死か、永遠のように思われた雷帝の逡巡であったが、あっけなく終わりを迎えた
――来て
快楽に喘ぐ立香が絞り出したその一声、それが雷帝を決断させた>>632
押さえつける腕の力がより一層強くなる
皇帝卵から輸精管、尿道を通る猟犬精子によって、王笏は一回り太くなったようだ
精液でなく精塊というべきそれは放出が始まると出口で少し詰まったが、すぐに決壊した
雷帝の咆哮と共に爆発的な勢いで叩きつけられる精液が立香を蹂躙する
子宮は限界まで精を受け止め、立香の腹は妊婦のように膨れ上がった
「孕め!」
しかし、全てを受け止めることはできない
「孕め!」
高圧放水のように受け止めきれなかった精液が床を濡らす
「孕めぇぇ!」
またたく間に一面精液の海となるが雷帝の射精に衰えはない
「孕め孕め孕めぇぇ!」
それまでの全て――人間として愛したアナスタシア・支配すべき帝国・敬虔なる信仰――人間としての全てを精液へと変換し、立香へと叩きつける
性行で繋がった経路によって神代にも勝る魔力もまた立香へと流れ込み、新たなる雷帝の眷属へと生まれ変わらせる
そうして長きに渡った射精が終わると、生まれ変わった二匹の獣が鳴いた>>634
「余は間違えた…」
「全ての国、全ての雌を平らげてこそ真の皇帝(ツァーリ)…」
「立香よ…汝は我が后、我が参謀にして見届けるもの。即ち、我が杖である」
マシュを蹂躙する速度を速めつつ、完全に覚醒し獣へと堕ちた雷帝は語る
「私の全てを陛下に捧げます」
そう言うと、立香は雷帝の陰嚢に口付けし、マシュに吐き出すべく精子を増産する皇帝卵への奉仕を始めた
「まずは余を謀りし叛逆者共からである。あの魔術師は踏み砕き、小娘の肉穴を耕そう」
アナスタシアの蹂躙を想像し、雷帝の魔羅はさらに硬度を増し、マシュを犯す速度もより一層早くなる
「叛逆者については私に考えがあります。でもその前に…マシュにいっぱい出してあげて下さいね♡あなた♡」
「勿論だとも立香、我が最愛の妻よ」
雷帝の骸は人類最後のマスターの骸と共に”巡礼”を歩む
その行き着く果ては…雷帝陛下のエロSSもっと増えて♡
アナスタシアの調教が終わったらまた来ます- 637名無し2018/04/14(Sat) 17:58:11(1/11)
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- 638名無し2018/04/14(Sat) 17:58:33(2/11)
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- 639名無し2018/04/14(Sat) 17:58:55(3/11)
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- 640名無し2018/04/14(Sat) 17:59:25(4/11)
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- 641名無し2018/04/14(Sat) 17:59:55(5/11)
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- 642名無し2018/04/14(Sat) 18:06:19(6/11)
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- 643名無し2018/04/14(Sat) 18:06:40(7/11)
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- 644名無し2018/04/14(Sat) 18:07:00(8/11)
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- 645名無し2018/04/14(Sat) 18:07:20(9/11)
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- 646名無し2018/04/14(Sat) 18:07:36(10/11)
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- 647名無し2018/04/14(Sat) 18:07:55(11/11)
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>>648
―201×年2月14日―
「んっ!は…んんっ」
(私、こんな日に自分のベッドで何やっているんだろう)
「あ、ん…はあ…」
(というか、何を思ってコフィンの中で寝ているデイビットさんのためにチョコレートやら手編みのマフラーやら用意してしまったのだろうか)
「はあ、あっ、デイビットさん、デイビットさん!」
(コフィンの前に置くわけにもいかずに彷徨って、そしたら同僚がサーヴァントとシているところに遭遇しちゃって)
(二人の姿に勝手に当てられて部屋に戻って自慰とか…バカみたい)
「ああ、あん――っ!」
「はあ、はあ、はあ……うう」
(なんて、空しい)
―2017年12月31日―
(あーあ、せっかくデイビットさんが目覚める目処が立ったのに、敵襲を受けて逃げようとして氷漬けになっちゃうなんて。ついていないなあ)
(まあ、目覚めたからってデイビットさんが私と会話してくれるとは限らないし、そもそも話ができる状態になれるまで私がカルデアに残れるかなんてわからなかったけど)
(ああ、寒い、冷たい、恐い)
(デイビットさん、たすけ…てくれるはずもないですね、はい。そもそもそデイビットさんは私を何だと思っていたのか。正直なところセフレでもまだ高望みしている確信が持てるくらいに、デイビットさんが私をプラスの方向で認識している可能性が見いだせない)
(……ハハ、何これ。結局最後までデイビットさんのことばかり考えているじゃない)
(そういえば、デイビットさんはちゃんと起きられたのかな?ここから逃げられたのかな?)
(無事だといいなあ。せめて、彼は、無事、だと――)>>649―????初日―
「などとしんみり今生を終えたと思ったのに、何故か目覚めたら古代の遺跡っぽい雰囲気漂う一室に寝かされていた。どういうことなのか、貴男が覆いかぶさって来ている現状と併せて説明して貰えませんかね?デイビットさん」
「シたのか?ベリル・ガットが言っていたように、俺が仕込んだ躰で、俺以外の男と…!」
「初手会話不成立は勘弁して!というか、どういう話の流れでベリルさんにそんなこと吹き込まれたんですか!?」
―次の日―
「はうっ、あっ、もっ、むり…」
「へたっていいとは言っていない」
「ひぐぅっ!デイビットさん、ああっ!お願いれすから、休ませて、くらさ、い」
「…よし」
「られが媚薬入り回復剤お注射おかわりと言いましたかああああん♡」
―さらに次の日―
「お゛ぇ…のどつらい、みず…」
「ん」
「ありがどう、ござい、ます。…ぷは」
「飲んだら寝ろ」
「はあ…うぐ。デイビットさん、もたれてくるの、やめ」
「俺も疲れた、寝る」
(重たいから人のことだき枕にしないで普通に寝て欲しい)
「というか、結局何の説明もしてくれていないまま寝ちゃったし…」>>650(さすがにこれ以上はデイビットさんの異聞帯の状態が分からないとどうしようもないから)以上だ!
デイビットさんのキャラと異聞帯の雰囲気が分かった頃に、書く度胸と残っていて思いついたネタが使えそうだったらまた書きたいと思います。玉藻攻めザビ子受けのCCCの話を投稿してみようと思いやってきましたぜ…。SS自体まともに作ったのは初めてなので拙い+短いですが。後半、クリ肥大あるので苦手な人は注意です
「んぁ…っ…キャスターっ…ダメ…!」
「ふふ、可愛いですよ…ご主人様。もっともーっと…感じて、下さいな♡」
「ひあ……っ!」
その部屋にたったひとつのベッドの上で紺色のセーラー服の少女が、黒い胸の覗いた服装の狐耳の美女に責められていた。少女の名は岸波白野といい、美女はキャスターと呼ばれている。
白野は明らかにこの手の場面に慣れていない様子で、縋りつくようにキャスターの服の裾を握っている。
逆にキャスターはすっかり手慣れた様子で、その唇を白野の耳元に寄せ片手を胸に、片手をスカートの中に伸ばしストッキング越しに愛撫する「気持ちいいですか?良いんですよ、この部屋にはご主人様と私だけ。存分に、乱れて下さいましね?」
「ぁ、ぁあっ…キャスターっ…それ、やめっ…んんっ…!」
白野はキャスターの声に全身をくすぐられているような、そんな"未知の感覚"に支配されていた。
キャスターの声が鼓膜を震わせる度に、全身に電流の様なものが走り抜け全身の感覚を敏感にする。不快感はまるでなく、むしろ病みつきになりそうな…不思議な感覚。だからこそ白野は怖かった、この未知に溺れてしまうのが。
「"それ"、とは、"どれ"の事でしょうか?『貴女様の胸を揉んでいる手?』それとも、『スカートに隠された花園を愛でている手?』それとも…『私のこの囁き』でございましょうか?」「う、っぁあっ…!」
キャスターの言葉に反応して、白野の身体がピクンと跳ねる。足は震え、腰をくねらせ、キャスターの責めから逃れようとする。
(これ以上されたら、変になる…!)
その可愛らしい抵抗に、キャスターは意地悪そうな笑みを浮かべる。
「あらあら。こんなに濡れて、もうイきそうなのですね。もう、ご主人様のエッチ☆」
「キャス…ター…」
そんな事ないと、白野は抗議の視線を向ける。しかし幾度となく言葉と指先で愛撫され濡れた瞳と上気した頬、そして迷い子の様に強くキャスターに縋りつく白い手は真逆の様相を示していて。
キャスターにはそれが、堪らなく愛おしい「もう限界の様ですね。ではでは、締めに参りましょう」
「ひぐ…っ…!らめっ、きゃすたぁ…っ!おねがい…もう、だめっ…!」
「イっちゃえ♡」
キャスターの両手は探り当てた弱点を責め立てる。白野の喉がひゅう、と鳴る。
「———ぁ、ぁ、らめっ…!ああああぁぁぁぁっっっ♡」
その数秒後、激しい快楽の波が白野を襲う。見開かれた瞳の焦点も合わないまま震える声を上げながら絶頂する。股の間からは数滴の愛液が滴り落ちる。
「いかがでしたか?ご主人様」
「ぁ…はぁ…はぁ…♡」キャスターの言葉にその身を震わせながら荒い息を吐く。キャスターの囁きが先程の絶頂を想起させる。全身が性感帯になったように甘い痺れが駆け抜けていく。
「こんなに震えて、可愛いですね…ご主人様」
「う…狡いよ、キャスター…」
「ふふ、申し訳ありません。これもご主人様が可愛いからいけないのですよ?」
「うう…恥ずかしい…」
白野は顔を真っ赤にしてキャスターから目をそらす。幸か不幸か、この時キャスターはその豊満な胸から1枚のお札を取り出していた。羞恥に身を灼かれる白野には、それに気がつく余地はない。
「なので…もーっと可愛いところ、見せてくださいね☆
そーれっ♡」「ふえっ……えっ?」
白野の視線がキャスターに戻った頃にはお札はその手にはない。しかし何か仕掛けたにしては白野の身体には何の変化もない、と思っていたのも束の間。
「キャスター、何を……っ!?」
白野は自らの秘芯に異変が起こったのを感じる。
「ぅ、ぁ、これはっ…あぁぁっ…♡」
異変は快感に変わり、甘い疼きをもたらす。そしてクリトリスが"下着に触れる"のを感じる。
「嘘っ…こんなぁ♡」
「ああ、戸惑っているご主人様、堪りません!さあさあ!次なる変化にご期待下さいまし!」キャスターの言う通り、白野は股間を庇うように、しかしクリトリスに触れないように腕で庇う。まるで勃起したナニを隠そうとする男子のように。しかし羞恥を感じる間も無く、クリトリスは更に大きくなっていく。変化が終わった頃には白野のそれは、ストッキングはおろかスカートを少し持ち上げるほどになっていた。
「流石ムーンセル、服の耐久性は随一ですねえ。御都合主義万歳☆」
「そんな事言ってる場合じゃ…これっ、なんとかしてぇ…♡」
「ふふ、お任せくださいまし♡」
服が触れているだけで意識が凄まじい快感に見舞われている白野は膨張した秘芯からの快楽から逃れようともがく。キャスターがスカート越しに細い指先を触れさせた。
「ひゃっ…!」
たったそれだけで白野の全身を先程の絶頂に匹敵するほどの快楽が駆け巡る。涙を流しながら、その快感を必死に抑え込む「ツンツン、ツンツン…なるほど…ご主人様のものは一際敏感のようですね。もひとつツンツンと」
「ぅ、ぁ!?あああっ♡」
一頻り弄び終わった頃にはスカートはすっかりシミがつき、白野の顔は涙と涎でぐしゃぐしゃになっていた。
「もう、やらっ…早く、終わらせてっ…♡」
「ここまで敏感だとは私も予想外でした…これ、掌でくちゅくちゅってしたら、どうなります?」
「あ♡ぁぁぁ♡やらぁ…」
「聞こえません♡」
「あああああっっっ♡」
キャスターの掌が白野の秘芯を意地悪く愛撫する。先程の指先で触れた時に弱点を調べ上げ、そこを重点的に突いていく。白野は激し過ぎる快楽に翻弄され、体を反らしながら目をキュッと閉じて耐える他なかった「やらっ、やらぁっ!イきたくないぃ♡」
「また少し大きくなりましたよ。もうすぐですか?はしたなく大きくなったクリを責められて…イッてしまうのですね♡」
キャスターの言葉も2人のボルテージに呼応して早口になっていく。
「あああっ!言わないでぇ♡お願いだからぁ♡」
白野の哀願も虚しく、キャスターの攻勢は止まらない。衣擦れの音が激しくなる。
「さあご主人様。もうすぐですよ…」
「も、もうイくっ…!イっちゃ…!」白野の腰が持ち上がる。あまりの快感に海老反りの状態になってしまうが、それでも快楽は白野を許さない。熱い何かが込み上げてくる。止められない、止まらない。
「イっちゃえ♡」
「イクっ…もうやっ、イっちゃ……♡♡」
「ふあああああぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
絶叫と共に秘芯が勢い良く蜜を噴き出した。腰が激しく上下する、液体を自身やキャスターに振りかける事も気にかける余裕がないほど白野は快感に翻弄されていた。
その様子は女性の潮吹きをより激しくしたものに似ている。その噴水が止まってからも、白野の痙攣は治らず、天井を見つめたまま呆然と横たわっていた「——素敵でしたよ、マスター」
白野の視界に映るのは天女のような、それでいて少し申し訳なさそうな微笑みを浮かべたキャスターの姿。これだけで全てを許してしまいそうになる。ああ、自分もこのサーヴァントに…キャスターに惹かれているのだ。
快楽の波は引き、白野を穏やかな微睡みに包まれ眠りに就いた>>664よくってよ!
>>664
良いとも!ふと、夢の中で思い浮かんだネタ
都合4度の人理の危機を解決した主人公(男)、当然ながら世界からカルデアごと危険視される。
そこで教会やら国連やらは彼をカルデアの所長にして一括管理。
嘗ての仲間のサーヴァントの皆と魔術的な事件を解決したりバトルマニアを傭兵として派遣したり。そんなドタバタコメディと毎日女性サーヴァントとの魔力供給『藤丸立香の優雅な日常』
新妻マシュと裸エプロン、DBお散歩プレイ
清姫がメイド、ハードSM
静謐ちゃんのだいしゅきホールド、ポリネシアン
エレシュキガルのマイクロビキニ、お尻えっち
マタ・ハリさんを甘やかし、甘やかされ
武蔵ちゃんとプール、触手服
邪ンヌを雌奴隷調教、種付けプレス
etc……
良し、妄想垂れ流し完了!二度寝するか!!>>669
楽しい、楽しい、楽しい!
暴力を振るうのがこんなにも楽しいことだったなんて!
神様!
あなた様に祈りを捧げてきたレティシアはまったく知りませんでした!
聖女様!
貴女を信じて依り代になった末路がこれです!
「全部アンタのせいなんだからァ!!」
防いで、避けて、逃げてばかりのジャンヌ・ダルクに追い縋り、上から旗で抑えつける。圧力に耐えかねた地面に亀裂が大きく走った。
「私を止めるんじゃなかったの? 救うんじゃなかったの? なのにアンタはさっきから一度も向かってこないじゃない」
尊敬していた聖女は、苦しい顔をするばかりで黙ったまま。
「聖杯戦争の時の勇ましさはどこにいったのよッ!!」
神代の槍兵にも、化け物みたいになってしまった狂戦士にも、護国の鬼将にも、楽園の巨人にも、可哀想な殺人鬼にも――純潔の狩人にも――魔獣にも!
どんな相手にも怯まなかった貴女が!
「なんで私一人に怯えてるッ!!」
苛々して、腹立たしくて、お腹を思いっきり蹴り上げて、浮き上がったところを旗で打ち払う。蹴った石ころみたいに地面を何度か跳ねてから聖女は止まった。
……驚いたことに、そのまま蹲って立ち上がろうとしない。
「弱い弱い弱い弱い弱い弱い――ぜんっぜん話にならない!!」
「……ッ」
「なんのために魔女になったのか分からないぐらい弱すぎる! はんっ、これならアタランテさんを選べばよかったわ。あの人なら力の振るい甲斐があったでしょうに」>>670
そう言い捨ててシメールさんに念話を送る。
『シメールさん、こっちはもう終わりそうよ。そっちはどう?』
少し間を置いて返事はきた。
『バーサーカー状態のアタランテさんと絶賛ステゴロ中です』
『ステ……ゴロ……? なによそれ』
『あらごめんなさい。ついお父様用語を。ステゴロとは武器使用なしの殴り合いです。うふふ、こうすると相手の気持ちがダイレクトに伝わってきて気持ちいいですよ? 骨とか肉とかグチャグチャになりますけどね?』
声質からして間違いない。
あの魔女、アタランテさんを相手にして遊んでいる。それも多分、再生できることを良いことにサンドバッグ状態になって楽しんでいる。
『……遊んでないでさっさと捕まえて』
『はあい。レティシアさんも油断なされないように』
『油断もなにも聖女様はやる気がゼロで話になりません』
『いえいえ――そうでもないみたいですが』
まだ蹲っているであろう聖女に視線を移した――私は言葉を失った。
「は? いない……?」
そう漏らした直後、物凄い衝撃が額に降りかかってきた。何をされたのか理解する時間はなく、今度は顎を下から思いっきり突き上げられてたたらを踏む。
頭痛、眩暈、吐き気、それらが一気に襲い掛かってきた。
気分が悪い。ふらつくのが止まらない。
誰? 誰からの攻撃? そんなのは決まっていて、分かりきっていた。
聖女が――私がシメールさんと話している間に体勢を立て直し、仕掛けてきたのだ。>>671
「このッ……!」
揺れる視界の中、微かに見えたジャンヌ・ダルクの顔面に旗の石突をかます。
当たらない。防がれも、避けられもしなかった。
私が外してしまったのだ。
「きゃう!」
戻すよりも先に右肩を旗で叩かれる。
骨が砕けたかのような痛みに思わず左手で押さえると、空いた左の脇下に旗が滑り込んで叩かれる。
「かふっ!?」
衝撃が肺と心臓を通り抜けて息が一瞬止まる。
「っ!? っ、っ!?」
みぞおちを石突で突かれる。今度こそ息ができなくなった。
「ぃ……ぅ!」
両方の脛を同時に旗で払われるように打たれる。
全身を炎で焼かれる痛みとはまた異なる、脚が罅割れるような痛み。
顔から地面に倒れこんだ私は呻くことしかできなかった。
『さすがルールガン無視で驚かれた村娘。人体急所突きまくりで容赦ありませんね』
魔女はなにが楽しいのかコロコロと笑う。
『ほら、レティシアさん。動かないと次が来ますよ』
急いで顔を上げる。>>672
聖女は無言で旗を振り下ろそうとしていた。籠められた力は本物だった。
さっきまでの無抵抗さはいったい何だったのか。
ギロチンみたいに容赦なく落ちてくる一撃を間一髪のところで避け、後ろに距離をとる。
けれど、すぐに追いつかれる。
シメールさんが言った人体急所の部分を叩かれる、打たれる、突かれる。
何度も、何度も、聖女が私を痛めつける。
旗を突き立て、それを支柱として胸を蹴りつけられて吹き飛ぶ。
痛くてたまらなくて噛み締めた歯が軋る。
「調子に!」
聖女の頭上に、紫炎の槍を何本も作成し、
「乗るな!!」
手を振るって射出する。
それを聖女は見上げることすらしない。
頭の上で、旗を片手で回すことで全ての槍を弾き飛ばす。弾かれた一本一本に魔力をそれなりに込めていた。
威力も速度も足りていた筈なのに――それを、そんなにも簡単な風にっ!>>675
シメールはレティシアが気を失ったのを視認した。
しかし、予想外ではないかのように視線を戻す。
彼女の両腕の内にはアタランテがいた。無論、気絶している。レティシアにさっさと捕まえてと言われたからさっさと捕まえたのだ。
もう少し想いを受け止めたかったが仕方ない。
四肢を切断して、再生できないように毒を唇から流し込んで、そこから先はダルマ状態のアタランテから意識を奪うだけだった。
そのあとに四肢は繋げ直し、解毒もした。
今は念のために記憶を魔法で改竄させてもらっている。
この姿を覚えられていても別に困らないが――まだ機が熟していない。
物事を始めるには最高のタイミングというものがあるのだ。
「わたしたちとは違う。あなたは『本物』なんだね」
離れて見ていたジャックがシメールに言う。
「『本物』でも『真性』には遠く及びません。『色欲』の魔女たるワタシを『快楽』で喰い殺そうとした愛欲の獣・・・・・・本気で身の危険を感じました。ゼパる的な意味で」
「わたしたちもあのヒトは苦手だよ。おかあさんにするのは、なんか、やだ」
「あなた達にも選ぶ権利はあります。――これで大丈夫でしょう。ジャック、運んでもらえますか?」
「わかった」
「ふふ、いい子、いい子」
アタランテを抱きかかえたジャックの頭を撫でるシメール。
そして、魔女と聖女がいる方向を向くと、
「助けに行くか、自力で起きるか、手伝ってもらうか。どうしたものでしょうか」>>676
ここまでです。
これからはちゃんと変えないように書いていくので、どうかお許しください!「Fate/ApocryphaにもしもPC版F/HAみたいな『あらゆる可能性を秘めたギャグありエロありの謎時空』が続いていたら?」という妄想のお話です。ナチュラル・ド・Sのケイローン先生がフィオレちゃんに色々教えてあげるお話。
本編中の清廉潔白な先生のファンの皆様、黒陣営のオアシスのフィオレお姉ちゃんのファンの皆様、すみません。
どうしようめっちゃ長い。導入部も結構長い。そしてアストルフォ君にも流れ弾が当たってますごめんなさい。セレニケさんは…まあいいか。>>678
いつからこうなったのか、記憶は定かではない。半年、いや一年前に聖杯戦争は終わったはずだったというのにそれすら定かではない。確かなのは、かつて聖杯大戦が起きる直前くらいの状況に、気が付いたら置かれていたということだ。そして、奇妙なことに、死んだはずの一族のメンバーも、消えてしまったはずのサーヴァントも、みながそろいもそろってまるで夕べ見た夢か何かのように、その記憶を持っているということだ。
例えていえば、「夢から起きた夢」のような日々だ。まだ少女のころ、魔術の鍛錬に疲れて温かい午後の日差しの中午睡にまどろんだ時があった。はっと目を覚まして火にかけていた調合中の薬剤をおろし、よかった、3日間かけた努力が帳消しになるところだった、と安心したところで目が覚めた。夢と同じように薬品は吹きこぼれる寸前で、さっきのはなんだったのか、あれは夢なのか、今は現実かはたまたまだ別の夢の中なのか、狐につままれたような気分になったが、それが一番近い。
ある朝ベッドで目を覚ますと、あの城のあのベッドで、そして当たり前のように「ああ、聖杯戦争の準備をしなくては」という思考と「おかしい、全ては終わったはずなのに、私は魔術を捨てて新しい生き方を選んだはずなのに」という思いが同時に頭に湧き上がった。
そしてさらに恐ろしいことに、どうやら私たちはループしている。双方英霊を召喚し終えて開戦ののろしがあがるその直前の約4日間を。そしてその繰り返しの日々の記憶もまた曖昧ではあるが蓄積されていく。最初はとまどいも、緊張感も、またあの生死をかけた日々が始まるかもしれないという恐怖もあった。だが、気が付けばまたいつの間にか「一日目」に戻っている。大激論の末に互いに殺し合ったことさえある。だが死んだ、と思った次の瞬間には「一日目の朝」として目覚めた。
この繰り返しで、私たちはいつの間にか、かつてなら考えられないほどに自堕落で気楽で、実のところ愉快ですらある奇妙な共同生活を送っている。>>679
一度死んだはずのおじ様、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアは一番今の状況の解決に乗り気だ。「きっとこれは奇跡だ、もう一度私に大聖杯をつかむチャンスを与えられた奇跡だ!」と熱心に語るものの、その聖杯戦争を始められずに終始イライラしている。おじ様はサーヴァントのヴラド公に蛇蝎のごとく嫌われているのが目下の悩みで、ほとんど姿すら見せてくれないと陰で私にこぼしたりしている。実は彼も見かけによらず寂しがり屋なのか、たまに私の部屋でアーチャーとワイングラスを傾けているときもあるのだが。ゴルドおじ様は、セイバーに対して威張っているようで内心ビクビクしていて、セイバーも低姿勢ながらかなり彼の生活や態度に口を出しているので、ある1人の口うるさいホムンクルスと合わせ、他人として見ている分には非常に楽しい。ロシェとキャスターは…どうだろう。キャスターは以前にもまして人嫌いなのか工房から出てこず、ロシェも私たちの前にあまり姿を見せない。弟と私はあまり変わらない。そしてそんな中、一番生き生きと羽目を外して突っ走ってるのが、ライダーのマスター、セレニケだ。
驚いたことに、どうやら彼女はタガの外れた快楽主義者らしい。いち早くこの状況を理解するとともに、ほぼノータイムでどうやら「もう取り繕わなくていいや」と思ったのか、誰がいようといまいと口を開けば堂々ととんでもない猥談や趣味の話ばかりで、これにはおじ様もゴルドおじ様も、居並ぶサーヴァントたちも揃って絶句した。もう少し有能な人かと思っていたのに。いや有能ではあるのだけれど、残念過ぎるというか。正直ライダーには常々困ったものだと思っていたのだけれど、あのマスターの前では彼が常識人に見える。
だが、ダーニックおじ様ほどではないが、流石に私もこの繰り返しの日々から抜け出したい。何か、新しいことをしたら状況が打開されるかもしれない。そんな打算で私はこの4日間は彼女と仲良くしてみることにした。>>680
朝食の席で女性マスターのよしみでアフタヌーンティーを共にしないか、と誘ったところ、気だるげではあるが承諾の返事はもらえた。そして今、私は自室で彼女を待ち、アーチャーは横で準備をしてくれている。
かつてのアーチャーは真名を隠すため、人間の姿を取っていた。だが、何度か、フライングで赤のライダーが単独で来襲したことがあり、その時に「赤陣営の状況も変わらず、互いに手の内はわかっている」と判明してから、彼は本来の半神半馬の姿で過ごしている。
だが約束の時間になっても彼女は一向に現れない。
「遅いわね…迎えに行こうかしら」
「マスター、付き添いましょうか?」
「いえ、私が誘ったんだもの。こちらに向かいながら直接話をすることで少しは親しくなれるかもしれないし、私が行きます。行き違いにならないよう、アーチャーはここで待機していて」
結果から言おう。あんなことになるならやめておけばよかった、と。>>681
彼女の部屋をノックするが返事がない。ドアに触れるが魔術的にも物理的にも施錠はされていなかった。恐る恐る部屋を開けて、私は思わず言葉を失った。
濛々と立ち込める煙と、甘くスモーキーな香りで頭痛がしそうだ。頭がクラクラして目の前の光景が一瞬理解できず、ぼんやりしばらく眺めていたが、理解した瞬間思わず悲鳴が漏れた。
セレニケが裸でアストルフォにまたがり、激しく体を動かしながら彼を罵倒している。ぐちゃぐちゃと湿った肉の音。彼女の白い肌は汗でテラテラと光り、うなじには濡れた髪がはりついている。
「あ、セレニケちゃんだ、やっほー」と、まるでそんな中、たまたま道で出くわしたかのような気楽な声でライダーが声をかけ、やっとセレニケはこちらに気が付いた。チッ、興ざめしたわ、と舌打ちしてゆっくり腰を上げる。ぬらぬらと艶めく肉の棒がゆっくりと彼女から引き抜かれ、その硬さを保ったまま彼の締まった腹筋をビタン、と打つ。その…あれはそんなに大きいのだろうか。私は男性の経験がない。父どころか弟とすら一緒にお風呂に入った記憶もない。女性魔術師は初潮を迎えると母親が代々一族の男性には秘密の口伝で初夜の知識や対処法、魅了の魔術の防ぎ方や、逆に初夜を利用して魅了をかける方法などを伝えているが、実際に「見る」わけではない。自分でも顔がほてるのが分かるが、どうしても目が離せない。
「ふふーん、すごいでしょ。ボクこれ、けっこうな自慢の一品なんだよねえ。正直マスターには興味が持てないんだけど、なんかこの、愛のお香?妙にこの人優秀だから、これ焚かれると英霊でも逆らえないんだよねー。体だけ反応しちゃう。逆にこれがなかったらボクもこうはなってないんだけどさ。」
ペラペラと機嫌よく裸体のライダーが話しているが、グラングランと頭の中に声が響いて、内容がいまいち入ってこない。なんだろう…この…愛のお香というのは私にも効いているんだろうか。>>682
「ねえねえ、せっかくだしフィオレちゃんも、しよう?」ベッドに鎖で縛りつけられたライダーが、妙に体をくねらせながら、甘い声で歌うように私を呼ぶ。「君のこと、結構ボクは好きだよ?君が相手ならこんな薬なんていらないんだけどなー」はりつけのように両手両足をベッドの四隅の柵に緩やかに鎖でつながれているので、堂々と足を開いたままの彼の股間は、ずっとさらされたままだ。「そんなにじっと見られたら、照れちゃうなー」ビクン、と棒が軽く痙攣する。何も考えられず、夢遊病のようにゆっくり車椅子を前に走らせかけ・・・
バシン、という音で思わず体が止まった。裸の上にローブを一枚はおっただけの状況で、セレニケが鞭を持っている。ゴーレム馬に用いるためのもので、形こそ似ているが本物の乗馬鞭よりも更に強度の強いものだ。弟が使っているものを見ていても早々にふるっても、音などしないようなのだが、それが空を切る音とともにライダーに振り下ろされる。
「いや、やめて、やめてマスター、痛い、ひどいじゃないか!」とライダーが抗議するが、その声以上に彼の躰はみるみる肌が裂け、血が飛び散る。そして最初は憤怒に満ちていたセレニケの顔は、今は悦楽で残忍な笑みに変わっている。もっと、もっと鳴きなさいと口走り、髪を振り乱してセレニケはライダーを打ち据え、更にその傷に香炉の火種をぶちまける。ライダーの女の子のような可愛らしい顔がみるみるくしゃっと歪み、涙がポロポロこぼれだす。
ライダーの悲鳴と一緒に思わず私も悲鳴を上げた。先ほどとは打って変わって穏やかな笑みを作ったセレニケが私に振り向いて、穏やかな声音で「ごめんなさいな、今日はお茶の気分じゃないのよ。また誘ってね。」と笑顔で告げた。
きっと私から顔を外した途端、またあの悪鬼のような顔で彼を虐待するのだろう。本当に彼には悪いと思ったが、もう私の心がもたなかった。ごめんなさい、ごめんなさいと彼に謝りながら、私は部屋から逃げ出した。>>683
「マスター、顔色が・・・大丈夫ですか?」
「ええ・・・セレニケは、その、ライダーとお楽しみだったわ」
「それは・・・とんだ災難でしたね。やはり私が行くべきでしたね。さあ、これを飲んで落ち着いてください。」
部屋に帰ってから、アーチャーの淹れてくれたお茶で心を落ち着かせる。まだ心臓の鼓動は止まらない。そう、知識はあったけど、男女で合意があればああいうことをするのね。いや、今のは、特に後半はかなり特殊だとは思うけど。その、弟のカウレスも、バーサーカーとあんな風なんだろうか。とてもそうは見えないのに。でもバーサーカーは顔の造作は良いし、弟によくなついて可愛らしい。おじ様はどうだろう?ゴルドおじ様は息子さんがいらっしゃるけど、考えないことにしよう。
ふとアーチャーを見る。彼だって男性だ。しかも今の姿だと、その、腰回りには何もまとってないわよねえ?人間じゃないけどその辺って、こう、どうなのかしら。ちら、ちら、と彼に気が付かれないように視線を送る。…中々見えない。車椅子の視線ってこういうときもどかしい。しかも何となく、彼にそれとなく見えないよう見えないように避けられている気がする。
「あの、マスター、何か?」「いえ、とくに。」
心なしかアーチャーの声がぎごちない風に聞こえるが、きっと気のせいだ。
「マスター、何かムスクのような香りがしませんか?」「さあ、私には感じないけれど」
やっぱり隠されている気がする。確証はないけれど。
「それよりおかわりが欲しいわ。」「では一度失礼します」
部屋を出ようと彼がした瞬間。とうとう見えた。と同時に思わず私は悲鳴を上げてしまった。>>684
「ど、どうしましたか!」「・・・無理!」「は?」「無理、そんなの…入る訳ないじゃないの!」
本当に、冗談抜きで、奥の脚かと見違えるほどに、それは大きくて、立派で。
そしてとうとう彼に言ってしまった、のぞき見などというはしたないことをしていたことがわかってしまった、今更取り繕ってもどうにもならない。そんな思いからか、勝手に言葉が口から滑り出る。
「だって私、てっきり指くらいかと思っていたのに。でもライダーのはとても大きくて驚いてしまって。でも更にそれより大きいのだもの。どうしてそんなに大きいのに今まで気が付かなかったのかも不思議だけど、それよりそんなものが私に耐えられるわけないじゃない・・・!」
言い切ってから彼の顔を見て、「やってしまった」という気持ちが押し寄せた。赤面して、なんとも形状のしがたい表情で、アーチャーがしどろもどろに語る。
「その…マスターが帰ってきた後、不思議な香りがすると思っていたのですが、どうも体が反応してしまったようで…しかもマスターが熱心に私のものをご覧になるから、意識してしまうと、逆に…普段は流石にここまで大きくないですよ。」
「え・・・わかってたの?」
「はい。そしてマスター、なぜ私と貴女がそういう関係になることを前提にお話になっているのか…私たちはずっとただの師弟だったと記憶しているのですが。あまり凝視されると…わたしも男性ですから、困ってしまうのですが。」
今度は頭から一気に血の気が引く。先ほどまで浮遊するかのようにくらくらしていた頭は、今や地獄の底に落下しているせいでくらくらしているようだ。
そう、何を一人で私は盛り上がって…なんて…なんてはしたない…!
顔がかーっと熱くなり、目から涙がこぼれる。
「マスター、マスター?!」
「令呪をもって命じます、この部屋の会話をすべて忘れなさい、アーチャー」
多分これ以上ないというくらいくだらない理由で、私は令呪を使った。>>685
こうして始まった4日間は最低なループだった。体調が悪い、と結局その日も、次の日も、さらに次の日も、私は誰ともしゃべらずベッドでひたすら毛布にくるまって、たまに一角減った令呪を見てため息をついたりしながら過ごした。ケイローンには特に理由も言わず、霊体化するよう頼むとそのまま姿を消した。多分彼のことだからいうがまま霊体で善意で付き添ってくれているだろうけれど、自分の恥ずかしい言動を思い返すのが苦痛すぎて彼の顔を見たくない。
4日目には心配したカウレスが部屋に来た。減った令呪には多分すぐに気が付いた様子だが、あえて何も聞かない心遣いはありがたかった。魔術も聖杯戦争もどうでもいい、いっそシんで早く次のループに行きたい、とこぼすと、心底驚いた上に、万が一これが脱出につながっていたらそのまま人生終わりだよ、と全力で止められた。でもそんなカウレスを見ていると、「貴方とフランはどこまでのお付き合いなの?」と思わず聞きそうになってしまって必死で心の声に蓋をした。もう、本当に散々すぎる。多分姉がそんないやらしいことを考えてるなんて思いもよらない彼は、そのフランと一緒に庭園の花を摘んできてくれて、一生懸命慰めてくれているというのに。
そうしてようやく4日目の夜が来た。さあ、次の4日間はもう大丈夫。アーチャーもそもそも記憶がないわけだし。これで仕切りなおせるはず。だが中々眠気が来ない。寝てばかりだったせいだろうか。
窓の外の星の瞬きを眺めているうち、ようやく穏やかなまどろみが訪れた。>>686
「マスター、マスター」
低い声が耳元で囁き、はっと目が覚めた。まだ朝日は昇っていない…つまり、まだ、4日目の夜?
頬に髪が、そして吐息を感じ、思わず身を固くする。
「アーチャー、あなたなの?」「ええ」
おそるおそる、身を起さずに目で確認すると、人間の姿をとった彼がベッドに腰かけ、私の上に身を乗り出している。心臓が早鐘を打つ。
なるべく動揺を彼に悟られないよう、精一杯威厳をもって身を起こし、彼と向き合う。
「こんな夜中になんですか?」
「マスター、最後の晩ですから、私と少しお話をしませんか?」
「では灯りを」
「いえ、この月明かりで十分ですよ」
にっこり、穏やかに微笑む彼に、少し心が落ち着く。この彼の大人の余裕と落ち着きが、私にとっては好ましい。ありていに言えば非常に好いているといってもいい。でも、これはマスターとサーヴァントとして、互いの枠組を超えないことでも均衡を保っているのだ。だからこのままで…。
「マスター。端的に言いますが、私を避けていましたね?」
「・・・」
「1日目に私に令呪で何かを命じたことも、覚えています。でも、なぜそんないきさつになったか思い出せない。」
「ええ、アーチャーは何も悪くないの、だから忘れて頂戴。」
「どんな話をしたか、それはわかりませんが、状況は何となく覚えているのです。」
「・・・え?」ちょっとまって話が違うわ。
「貴女が少しおかしな様子で戻ってきたことも。私がその…勃起してしまったあと、貴女が熱っぽく何かを私に語ったことも。そして私が何かあなたに返事した後、泣きそうな顔で、私に令呪を使ったことも。」
・・・そうだ、私は「言ったこと」を忘れるようにとしか、言わなかった。しまった、最大の失敗だった。また顔が火が出るように熱い。彼の顔を見れなくなって思わずうつむくと、私の両手を彼がそっと、しかし力強く握りしめた。予想していなかったことに思わずビクンと体が震え、反射的に彼を目を見てしまう。>>687
「この数日間、なにが起きたか、何がそんなに貴女を傷つけたのか、ずっと考えていました…。つまり、私が女性としての貴女を男性として拒絶したんですね?」
ち、違う。そうじゃない。そうじゃないんだけど、深い自信をもってまっすぐこちらを見てくる彼の瞳に、またドキドキしてしまって何も言えない。
「そうやってモジモジするあたり、おおまかに当たっているのでしょう。細かいところでは違うのでしょうが。」本当は違うんです…あこがれや、それ以上の感情をほんのり感じているのは嘘ではないけれど。
「マスターとサーヴァントとして不適切な関係は良くないと思って、実際のところ自制はしていました。でも、逆にそれが貴女を深く傷つけていたのですね。」え?
「一日目の夕方からその可能性については考えていたのです。ただ、今の関係を変えることが本当にいいことかどうか、私もわからず、悩んでいたのです。でも、今日は4日目の夜。もうこの続きはありません。ここで一度終わって死に、また明日になれば今日までは夢の中の出来事に変わる。」
次の瞬間、彼に引き寄せられ抱きしめられていた。何が起こったかもよくわからず、ただ背中に太い腕と、頬を寄せた胸から彼の響く声を聴く。
「だから、今宵は貴女を女性として愛しましょう。本当に嫌なら、その令呪でいつでも命じればいい。誰にもわからないんですから。口でイヤイヤと言ったり、多少蹴ったり噛んだりしても、同意があるとみなしますよ。今日は体こそ貴女に合わせましたが、なにせこれでもケンタウルスの一族ですから。」
どうしよう、体が震える。どうしたら。
「どうしましたか?」
「…怖いです」
声が震えて思うようにでてこない。
「ええ、きっと初めてでしょうから。だから私が一方的に奪います、貴女を。」>>688
ベッドの前でまっすぐに向き合う。彼の目を見て、思わず体がすくむ。端正な顔立ちが、いつもと同じようで全く違う。なんというか、眼光が鋭くて、少し息が荒い。これではまるで…
「オオカミにでも狙われているような気持なのですが」
「男はみんなオオカミですよ」
きっぱり断言しながら、ネグリジェの前を外される。夜間上は下着を着けないことを思い出して思わず振り払おうとするが、逆に押し倒されてのしかかられた。荒い息が耳にかかる。
「フィオレ」
低い声で名前を呼ばれ、彼の方を見ようとした瞬間、口を口でふさがれた。そうか、私は今キスしているんだ。彼の大きな掌が私の瞼をそっと抑えるので、そのまま目を閉じる。軽く顎に手をかけられ、舌がするりと入ってくる。
「ん・・・」顔を背けようとしても彼の力には勝てなくて、いたずらに舌を吸われるだけ。何よこんなの、令呪なんて使えないじゃない。でも、すごくドキドキする。そのまま彼の片方の手が前開きのネグリジェをはだけさせ、ごわごわした彼の服を感じる。そのまま、手が、私の胸をもみ、乳首をつまみ上げる。声にならない声を出すが、口を塞がれて声も出ない。乳房をもてあそばれて体をよじって抵抗するけれど、逃げられるわけがない。そうこうするうち、今度は下から裾をまくられ、下着を下ろされた。
「ずるい・・・私の脚のことを知っていて」
「さあ、なんのことだか?」
口が解放されたと思ったら、今度は荒い息のまま、体にキスをされる。首筋、うなじ、肩、そして
「ダメ、そこは」乳首も吸われ、そしてゆっくり舌で転がされる。声が出そうになるのを必死でこらえる。
「やだ、アーチャー、貴方のそんなところ見たくなかったのに」
「じゃあどんなところを見たかった?」
言葉遣いまで変わって、でもなぜだろう、不思議と抵抗できない。
「ほら、もう濡れてる。」手を股の間に誘導される。
「自分でしてみて」
耳元で囁かれたが、何のことかわからず戸惑ってアーチャーを見ると、彼も面食らったような、困ったような顔をした
「本当に何も知らない?」
「ええ、だって女魔術師は術をかけて…あとは成り行きに任せるの。そういうものだとしか教わってないから」>>689
一瞬変な間があいたが、急にアーチャーが私を抱き上げた。そのまま大きな化粧用の鏡台の上に足を広げて座らされる。
「こ、こんな・・・私が自分で足を思うように動かせないのを知っているんでしょう?!」鏡に映った自分の痴態に恥ずかしくて怒りがこみ上げる。鏡に映った彼の顔がさっきまでの肉食獣のような顔ではなく、いつものような笑顔に見えるのもまた腹立たしい。
「まあまあ、そう怒らず…全部教えてあげますから。」
手で体を隠そうとしても、後ろから左手一本で抑え込まれ、そのまま右手で陰部を開かれる。
「さあ、よく見て…ここが、膣口。濡れているでしょう?」
イヤイヤ、絶対見ない、と目をつぶってせめてもの抵抗をするけれど、つい薄目で散らって見てしまう。確かに月明かりでもぬめっとした質感はわかった。
「でも、まだ足りない。だからもっと気持ちよくして、もっと濡れるようにする。まあパートナーの仕事でもあるけれど、一人で自分を慰めるときにも大事だから、何処をどう触るのか、きちんと覚えておかないと。」
アーチャーが自分の指を舐め、そのぬらぬらした指で、私の秘部をもう一度開く。
「ここが、クリトリス。そこを触るといい。いきなり直接ではなく、最初は繊細に、そして段々大胆に。」
ゆっくりと指の腹でさすられると、急に下半身に電流が走ったような感触がした。熱く、熱く、そしてー
「気持ちいいですか?」
「ーーー!!」
声にならない。悲鳴の様な、喘ぎのような、まるで自分の声ではないような気がする。思わず彼の顔を見ようと振り返ってそのまままた口をキスでふさがれた。頭が白くなりそうで、酸素が欲しくて、彼の舌を求めて吸ってしまう。
「ーーーーー!!」
指がどんどん早くなる、ダメ、ダメ、そんなにしたらだめ、私ーーーー!!
ビクビクっとあそこが勝手に痙攣している。何も考えられない。
「ほら、ちゃんと見て」
顔が真っ赤に上気して、目が据わっている。犬のように喘いで、そして溢れた愛液がドレッサーの上にまで垂れている。>>690
「1人の時に気持ちよくなりたかったら、自分でしないといけないんですよ?」耳元で囁かれてゾクゾクする。この人の声は低くて、体に響いて、そして、今はなんだか声だけであそこが疼く。
「やだ・・・私、みっともない・・・」
「いや、きれいだ。男性から見たらずごく魅力的だ。君は綺麗だよ。」
そうやってまた甘い言葉を囁くから、またドキドキしてしまうのに。
「余裕のある時だけ先生ぶっちゃって。たまにそうじゃなくなってるの気が付いてる
?あなたってひどいドエスの変態教師ね、すっかり騙されてた」
「君もそんなじゃじゃうまさんだとは思ってなかったけどね。でもその方がこっちも乗りがいがある。」
そのまままた片手で軽々と抱き上げられ、キスしたままベッドに運ばれる。服は全部脱がされ、本当に正真正銘一糸まと蒔ぬ姿で投げ出され、そしてまだ余韻で体を震わせている横で、彼が自分も服を脱ぎ捨てる。隆々とした筋肉に覆われた、筋肉質の体。と、彼が今度は私を抱き上げ、床に座らせた。
「先ほどは私が貴女を悦ばせました、だから交代」
正面に座り、彼のいちもつをそっと握らされる。
「さあ、舐めて。口にそっと含んで。歯は立ててはだめですよ」
有無を言わせぬ口調におそるおそるなめながら彼の顔を見上げると
「その上目遣いは…ずるいな」
彼が笑うが、同時に口の中でものすごく硬くなっていくのが分かる。目がまた野獣のような眼光を帯び始める。
「私の準備はいいですから、もう一度貴女を悦ばせてあげましょう。初めてで頑張っているからご褒美ですよ。次はこんなに過保護にしないから。」>>691
段々また語気が荒くなりかけた彼に、少し乱暴にベッドに投げ出される。
「これ、多分入れた方がいいかな」
腰の下に枕を入れられ、足を広げられる。
「一体、何を―」
言いかけてそのまま、ひゃぅ、という悲鳴しか出せなくなった。脚の付け根を、そして秘部を舐められる。息がかかるのがくすぐったくて、そしてそれ以上に恥ずかしさと興奮で息が詰まりそう。
「あ、や・・・」「やめません」
今度はのしかかるように私の口を彼が求める。そのまま指でまた秘部をかき回され、また快感で頭が真っ白になり、声にならない声が漏れる。
「んーーーーー!」
体がびくっとした瞬間、同時に股間に激痛が走った。
「まだ指だけ、だから力を抜いて。もっと大きなものがこれから入るんだから」
いや、痛い。怖い。涙がにじんで、イヤイヤと首を振ると、見下ろしたまま、かわいいな、と呟くように囁かれる。
「そういう潤んだ目で見られるのが、一番そそるんだけど」
指がそのままゆっくり中を探る。そのまま中を推されているうちにだんだんジンジンとさっきと違った感触の快楽が押し寄せてくる。はぁ、はぁと自分でも段々息が荒くなる。
そのままぬるりと指が引き抜かれ、「力は抜いて」と耳元で囁かれた後、一気に貫かれた。
本当に、貫かれた、としか表現がしようがなかった。痛みで思わず悲鳴が出て、それこそ令呪を口走りかけたが、キスがそれを阻む。そのまま、ゆっくりゆっくり動く。
「せめて、せめて止まってよ」
「ごめんそれは無理」
ぎゅっと目をつむって、この痛みの奔流に耐える。魔術によって激しい痛みを経験していなかったら、きっとこれも十分耐えがたい痛みだったことだろう。>>692
「でも、まだ濡れてる。初めてだったらもう乾いてくるかと思ったけど」
荒く息を切らしながら話す彼の声が聞こえる。確かに何か、痛みだけではなく、熱くなってきている。
「じゃあ、ちょっとがんばってもらおうか!」「---?!?!」
急に彼のピストンが早くなる。両腕でぎゅっと抱きしめられ、息が詰まりそうになる。びちゃ、びちゃと鈍い音がしていたのが、パン、パンと高い音に変わる。
「あ、あ、あーーーー」
声にならない声がもれる。
痛みだけじゃない、痛みもあるけれど、快楽もある。頭がまた真っ白になる。
「フィオレ、フィオレ」名前を呼ばれている。返事をしたいけれど、声が上ずって言葉にならない。
「あ、ケイローン、私、もう…!」
やっとも思いで彼の名前を絞り出したその瞬間、ぎゅっと更に彼が力強く私を抱きしめた気がした。
「ああ、もういく・・・!」
そのまま彼が私の中でドクン、とひときわ硬くなった。その後は、彼のものが震えたのか、それども私がヒクヒクしているのか、わからない。
「・・・・」
呆けたように彼の顔を見ると、優しく頭をなでて、もう一度キスをする。そのまま彼の胸に顔をうずめると、急にどっと疲れ、瞼が重くなってくる。あんなにさっきまでは荒々しくて、やりたい放題してくれたのに、こんなに優しく髪を手櫛ですかれると、切なくて、愛おしくて、どうしようもない気持ちになってしまう。
「眠いの?」囁かれる声に、頷いて返事するのがやっとだ。そのまま、つながったままで抱きしめられる。
彼の匂いがする。彼の体温を感じる。彼の鼓動を感じる。
そのまま、私は引きずり込まれるように深い眠りに落ちた。>>693
はっと気が付くと、朝だった。
自分一人。服の乱れなし。窓からは朝の陽ざしと鳥の鳴き声が入ってくる。
「おはようございます、マスター」
アーチャーから声をかけられ、思わずびくっとしてしまう。内心のドキドキを抑えながら、なるべく平静を取り繕って、そして心からの最大の親愛を込めて、笑顔で返す。
「おはよう、アーチャー。ここに私と貴方がいる、ということは、どうやらまた繰り返しですね。」
「ええ、そうみたいですね。」
まだこの先の見えないループに囚われていることが、残念であり。そして…少しうれしくもあり。
だって、昨日のようなことがもうないとしても、やはり彼の近くにいられることは、今の私にとっては辛いから。
「それにしてもアーチャー、なぜ今日は人間の姿をとっているの?」
何気なく聞くと、向こうも何気なくニコニコと笑いながらしれっと答えた。
「だってこの姿でないと、愛し合うのには都合が悪いでしょう、フィオレ?」>>695
GJ
あの…素晴らしかったです(語彙力down)>>695
ありがとう…おいしいです…>>613 一月ばかり前に純文気取って中途半端に寸止めした何か……の続きを書いてみる試みです。ノープランこのうえない。
ぎしりーー。
重い音を立て、寝台が男の体重に軋む。自分などいないかのように我が物顔でシーツを蹂躙し、醜い皺を立てている夫の脚から靴が外れ、石敷きの床へと滑り落ちるのをエルジェーベトは眺めた。
ゴト、と音を立て、斜めに倒れる厚底の長靴が、それを興味なさげに見る冷めた目と黒髭が、おまえはこれからこの恐ろしいものに侵されるのだとどうしようもなく言外に語っていた。男の微動に合わせて皺の模様を動かし、嫋やかに揺れるかのようなシーツが、それは歓ばしいことなのよと手招きしているようだった。
エルジェーベトはまだ動けずにいた。おい、と声をかけられなければ、いつまでも固まっていただろう。
「あ……」
言葉というより吐息に近い音が口から出た。眼球がおそるおそる回り、相手の顔を見る。質の悪いガラスのような目を彼女はしていた。
ナーダシュディ・フェレンツの太い、毛の生えた指が夜着の胸元にかかって、何の躊躇もなく剥ぎ取った。>>701 イケメンかどうかはちと怪しい……一応御本人様のWikipedia(ナーダシュディ・フェレンツ2世)に載ってた肖像画まんまのイメージです。本当に残忍な目をしてやんの。少なくともデュフフな海賊王系統ではない……はず……はず。
続きはいつになるやら。R-18スレで「ケイローン先生のしっぽが感情で動いたりするの?」的な話題からレスを2つくらいつけているのですが、他にもネタが湧き上がったので、既出含めここで焚き上げていきます
エロ要素は非常に薄いのですが、前提条件としてフィオレたんとケイローン先生がオトナの関係であることから、こっちに投下します
基本的におバカな感じなので軽く見てください>>703
フィオレ「ああ、アーチャーの尻尾?そうね、気分が昂ると無意識に動かしてしまうみたいね」
フィオレ「嬉しいときも、逆にストレスが溜まったり、攻撃的な気分の時も」
フィオレ「ゆっくり振るときも、激しく振るときもあるけど、何となく尻尾で感情がわかるから見てると楽しいの」
フィオレ「それに思ってることを隠してたり、冷静を装って見えても実は…ということもたまにあるのよ」
フィオレ「例えば夕べなんかね…」
フィオレ「…」
フィオレ「まあこの話はいいわ。ところでカウレス、貴方自分のバーサーカーをきちんと扱える?叔父様が言うように今回の聖杯大戦、万全の準備で臨む必要があるわよ」
カウレス(なんか露骨に話題そらされたー!)
カウレス(アーチャーの話するときにはやたら食いぎみでめっちゃしゃべるのに言葉に詰まったー!)
カウレス(しかもめっちゃ耳が赤いー!)
カウレス(おまえら夕べ一体何をしてたー?!)>>704
カウレス「そういえば、ずっとアーチャーは人間の姿だけど、『ああやっぱりケンタウロスだな』って思うときってあるの?野菜が好きとかさぁ。」
フィオレ「あら、元々人馬の時から肉もワインも嗜むから、その辺は普通みたいよ」
フィオレ「サーヴァントだから食事は必要ないけれど、たまに二人で午後のお茶をしながら軽く軽食を頂いたりするの」
フィオレ「そうね、でもまあ時には『あ、この人やっぱり人馬なんだな』って時はあるわよ。こちらからお願いしない限りは当たり前のように後ろでしようとするとか。あと本当は首筋を甘噛みしたいみたいだけど体格差があるから手首を…」
フィオレ「…」
フィオレ「…」
フィオレ「そうそう貴方とバーサーカーも仲良くしてるみたいね昨日中庭で花を摘んでるのを上から見ていたわよなんだかデートみたいでとても微笑ましかったわホホホホ」
カウレス(理解してしまったー!)
カウレス(そして強引に俺の話にすり替えてきたーー!)
カウレス(…もうやだこの姉)>>705
カウレス「姉さん、その、中庭で花を摘んでいた時の話なんだけどさ。」
フィオレ「ええ、何?」
カウレス「あれだよね、俺がバーサーカーに花を投げつけられたあれだよね、見たのって?」
フィオレ「まあ、そんなことがあったの?私が見た時には、ちょうどバーサーカーから一輪花を差し出されているのを受け取ったところだったのだけれど。」
フィオレ「やだもう、そんなこともあったの?いったい何したのよ貴方。せっかちな男の子は女の子に嫌われちゃうわよ。」
フィオレ「あらあらもうもう、2人はてっきり仲良しさんだと思ってたのに。ちゃんと仲直りしたの?」
カウレス「ああ、姉さんが見た花を渡されたところがちょうど仲直りだから心配しなくても大丈夫だよ」
カウレス「それよりさ、姉さん昨日はアーチャーと何してたの?」
フィオレ「え?ナニって?えっ…その…」
フィオレ「…」
カウレス「親睦でも深めてた?」
フィオレ「ええ、そう、そうよ!」
カウレス(親睦深めすぎだろ初日だぞおい?!)
フィオレ「お互いに名前を明かして、聖杯に何を求めるか確認し合ったの。初日だし大事でしょう?」
カウレス「うん、そうだね」
カウレス(大事なところも確認し合ったんですねわかります)>>706
フィオレ「はあ…」
カウレス「どうしたの、姉さん。ため息なんてついて。」
フィオレ「アーチャーがね、私のブロンズリンク・マニピュレーターを好まないんですって」
フィオレ「なんだか金属製の蜘蛛か何かみたいに見えるみたいで、どうもそれは好きじゃないって」
フィオレ「だから城内では普通の車椅子…いくらアーチャーが押してくれるとはいえ、ねえ」
フィオレ「それに車椅子は水平移動しかできないけど、マニピュレーターは三次元で移動できる分高さも位置も自由自在だし、力加減だってちゃんとできるから安心して欲しいって言ってるのに…」
カウレス(なぜ三次元移動する必要があるのかとか、なんで微妙な力加減が必要なのかとか、ちょっと聞きたいけど絶対聞きたくない)>>707
カウレス「そういえば姉さん。アーチャーは人馬の形に自由に戻ったりはできないの?」
フィオレ「さあどうかしら…なぜ?」
カウレス「だって人馬の形式だったらさ、姉さんがアーチャーに騎乗できるんじゃないかなって思ってさ」
フィオレ「?!」
カウレス「あーでも脚が聞かないならまたがるのは難しいかなあ」
フィオレ「ちょ、ちょっと何言ってるのカウレスなんで私がアーチャーに乗るの?!な、なんてことを…!またがるだなんてこんな昼間にはしたないじゃないのっ!」
カウレス「…いや、万が一前衛が破られたとき、ブロンズリンクより英霊の健脚の方が早く離脱できるかなって話なんだけど」
フィオレ「…そうね。今度念のため聞いてみるわ。」
カウレス(つっこんじゃだめだつっこんじゃだめだつっこんじゃだめだ)>>708
フィオレ「あのね、カウレス」
カウレス(なんかもう嫌な予感しかしない)
フィオレ「バーサーカーとは仲良くしているの?」
カウレス(一瞬「生理が来ないの…」とか言い出したらどうしようと思った10秒前の自分を殴りたい)
カウレス「ああ、普通にいい関係だと思う。うまくやれてる、といいんだけどな。」
フィオレ「うまくヤレ…///…ヤレてるといいなって、実際向こうの様子はどうなの?」
カウレス(なんか今猛烈に嫌な方向に脳内転換してないか、姉さん?)
カウレス「うん、バーサーカーはほとんどしゃべれないというか、しゃべらないというか…」
カウレス「ほとんどボディランゲージでコミュニケーションしているようなものだからね」
カウレス「でもとても素直だから、だいたい考えていることも伝わるよ」
カウレス「姉さんとアーチャーのところと同じくらいうまくやれてると思う」
フィオレ「そ、そうなの。ふうん。だ、大丈夫みたいね」
フィオレ「というか私とアーチャー、貴方に仲良くやってるように見えてたのね」
フィオレ「あっ、その、仲いいわよ勿論。安心して」
カウレス(そっちもボディランゲージだろっていう遠回しの皮肉のつもりだったのに惚気られた件)>>709
カウレス(冷静沈着でいつも品行方正に過ごしてきた姉さんがこんなに色ボケしてしまうなんて…)
カウレス(若い女性が生死をかけた戦いというストレスと頼りがいのある年上のイケメンを同時にあてがわれたら、誰でも自然にそうなってしまうのか…)
カウレス(それとも本当はうちの姉ちゃんが最初から隠れポンコツ乙女だったのか…)
カウレス(そうだ同じ若い女性マスターのセレニケさんに聞いてみよう)
カウレス(あの人もパッと見た感じ怜悧な美女って感じだし、大人の女性として答えをくれそうだ)
カウレス「セレニケさん。実は、うちの姉、ここだけの話なんだけど、ひょっとしたらアーチャーに1人の女性として惹かれてしまっているような気がしてですね…」
セレニケ「別に普通でしょう?私もライダーに第一に求めているのは性奴隷としての価値だもの」
セレニケ「むしろ聖杯大戦より大事というか」
セレニケ「ぶっちゃけもう聖杯とかどうでもいい」
セレニケ「でもライダーを死ぬまで虐待したおしたいけどコロしたいだけでシんでほしいわけじゃないので、彼をそういう都合のいいオナペットに改造するために、赤黒戦は体力温存しといて黒陣営戦になった後はシぬ気で聖杯はとりにいきます」
セレニケ「そこんとこよろしく」
カウレス(あかーん!)
カウレス(この人、男女以前に人間としてどうかしてる)
カウレス(真顔でなにいってるのなにこのひとこわい)>>710
フィオレ「ねえカウレス」
カウレス「何?姉さん?」
フィオレ「あ、あのね、一般論として聞きたいんだけど、やっぱり脚が動かない女性とかってめんどくさいって思う?」
カウレス「え?僕は姉さんをそんな風に思ったことはないよ?!」
カウレス「第一姉さんはマニピュレーターのおかげで日常はほぼ自立できているし、入浴とかだってホムンクルスがちゃんとサポートしてるんだろ?」
カウレス(しまった最近姉さんとアーチャーを見るたびに脳内で色々想像してしまうのに嫌気がさして軽く塩対応していたのが変に伝わって傷つけてしまった?!)
フィオレ「い、いえ…そのね、足が動かないことを『そんなところも守りたくなってしまう。男性には庇護欲もありますからね』っていう人もいたりするから、お世辞なのか、そうじゃないのか、どっちかなって…」
カウレス(アッハイ)
カウレス(だめだこいつ聖杯にかける願い変える気だ)>>711
ゴルド「カウレス君」
カウレス「はい、なんでしょう?」
ゴルド「君の姉さんの身の回り用につかせていたホムンクルスが、実はずっと下のホムンクルスの生産工場の作業に加わっていたことが分かった」
ゴルド「問い詰めたら『フォルヴェッジ様にお暇を出されましたので』というんだ」
ゴルド「そりゃあ館内には山ほどメイドホムンクルスがいるから普通困ることはそうそうない」
ゴルド「だから君が『そんなたいそうなものはいりません』と断るのはわかる」
ゴルド「でも姉さんだったらわざわざ呼ぶほどでもないけど結構困る、ということもあるだろうから、わざわざ専属で24時間交代で女性ホムンクルスが誰か張り付いているようにしたんだ」
ゴルド「確かに魔術師が下手に相手の好意を受け取るのはフラグを立てるようなものだが、今回のこれは本当に違うんだ」
ゴルド「まあサーヴァントに命じればだいたいのことはしてくれるだろうが、若い女性にはあのアーチャーには色々頼みづらいこともあるだろうし」
カウレス(意外と細やかな心遣いありがとうございます)
カウレス(でも多分24時間上から下まで甲斐甲斐しくお世話されてると思いますよ
カウレス(というかむしろ下を、主に下を)
カウレス「お気遣いありがとうございます、でも僕ではありません」
カウレス「きっと姉自身が気を遣って断ったんだと思います」
カウレス(主に情事を見せつけられた上に口止めまでされて困ってるホムンクルスに対して)
ゴルド「思慮深い性格というのも時に困ったものだな…」
ゴルド「君から、『これについては聖杯戦争の必要経費みたいなものだから遠慮なく受けてほしい』と伝言しておいてくれないか」
カウレス「はい、伝えておきます」
カウレス(ゴルドさんなんか本当にすいませんうちのバカ姉に気を遣わせて本当にすいません)>>712
フィオレ「ねえカウレス、ここだけの話なんだけど」
カウレス「え?ちょっと何、姉さん?」
フィオレ「ねえ、バーサーカーとはどこまでいったの?」
カウレス「・・・え?」
カウレス(ニコニコしながら何をききやがりますかとうとう色ボケが脳の髄まで染み渡ったかこのポンコツ姉貴ーーー!)
カウレス「え?どこまでって、具体的にどういう?」
フィオレ「え?」
カウレス「え?」
フィオレ「…!」
カウレス(今更『し、しまったー!』みたいな顔するなー!)
カウレス(…だめだ、いくら最近ポンコツにもほどがあるとはいえ、姉さんの目がみるみる絶望してくのなんて見てられない…!)
カウレス「昼過ぎの戦闘演習の話なら、とりあえず城の裏手の荒れ地に行ったけど」
フィオレ「そ、そう」
カウレス(そこで全面的に露骨に安心するなー!)>>713
ダーニック「実は最近困ったことが判明した」
ダーニック「どうやらセレニケのやつ、ライダーにうつつをぬかしているようなのだ」
フィオレ「…!」
カウレス(姉さーん!露骨に目が泳いでるよ姉さーん!いくらなんでも不審すぎるぜ姉さーん!)
ダーニック「まったく、決まりではないとはいえこうやっていつも工房のロシェ以外の一族が集まる場に姿を見せないと思ったら、部屋で好き放題しよってからに」
フィオレ「おじ様、それは…その…そういうこと、ということでしょうか…」
カウレス(真っ赤になってモジモジするなー!)
ゴルド「・・・」(※ダーニックに耳打ち)
ダーニック「…すまない、レディーの前でする話ではなかったね。」
フィオレ「はい…」
カウレス(ゴルドさんの気遣いスゲー!)
ダーニック「まあ一応念のために言っておくが、サーヴァントは使い魔でしかない」
ダーニック「いくら見目麗しく、いくら誠実な言動であっても、心動かされてはならないよ?」
フィオレ「…そ、そうですわね…ね?カウレス?」
カウレス「へ?!」
ダーニック「…」
ゴルド「…」
カウレス(えーなんで俺がバーサーカーに惚れてる的なことに!?ホワーイ!?)
カウレス(バカ姉よ、俺を巻き込まないでください!)>>714
ケイローン先生「カウレス…カウレス君…ううむ…」
カウレス「ああ、なんだいアーチャー?」
ケイローン先生「…!いたのですか!」
カウレス(こいつもポンコツ化してたーー!!英霊仕事しろ―!)
カウレス「ああ、うん。そうなんだけど…。」
ケイローン先生「…カウレス君。」
カウレス「はい。」
ケイローン先生「すみません、呼んでみただけです」
カウレス「はい?」
カウレス(やべぇなんか全然意図が見えない)
ケイローン先生「改めてカウレス君、安心してください。」
ケイローン先生「この聖杯戦争、私が十全を尽くしますから!」
ケイローン先生「マスターであるフィオレ様の弟ですから、貴方も勿論私は親しく思っているのですよ」
ケイローン先生「兄と慕っていただいても構いません」
ケイローン先生「困ったことがあればいつでもご相談ください」
カウレス(あー、あれかー、「今日から君の義兄になります」イベントの外堀埋めてられてるなー俺」)
カウレス(つーか姉ちゃんの顔とか妄想のあれこれが脳内ちらついてお前の顔を直視しづらい件を相談したい)>>715
カウレス(結論としてうちの姉はもうだめだ)
カウレス(うちの姉のサーヴァントももうだめだ)
カウレス(つーか聖杯大戦終わって聖杯戦争した後、あれだぞ?消えるぞ?)
カウレス(姉さんもアーチャーも忘れてる気がしてならない)
カウレス(それに姉さん生き残ってもその後魔術師としての人生が残ってること絶対忘れてる)
カウレス(…俺が何とかしないと)
カウレス「姉さん、俺、絶対この戦いで、聖杯をとるよ」
カウレス「だから全部俺に任せて、姉さん!」
(終了)乙でした
ケイローン先生あなたのマスターですよ何とかしてくださいと書こうと思ってたら先生も何とかされるべき側だった
このゴルドさんの有能さ、既に再教育済では?後で読み直したら最初の2つと後から湧いて足した部分で設定ズレ生じてますねえ…まあ黒弓主従のキャラ崩壊の前の比ではないのですが
>>717
ありがとうございます。先生が原作通り聡明な方であればそもそも絶対に手は出さないと思っているので、気持ちよくおバカになっていただきました。その分ゴルドさんのステータスは上昇しております
最後におまけ
ダーニック「アサシン討伐はくれぐれも注意するように。少なくとも相良豹馬並みの実力はあるはずだ、アーチャーとならそう後れを取ることはないだろうが陽動作戦の罠かもしれない。」
フィオレ「はい、おじ様。どうか私たち二人にお任せを!」
フィオレ「相良豹馬並み…ひょうまなみ…うまなみ…二人きりで…うまなみの…一晩中フフッ」
カウレス(どうしよういたずら心でそっと入ってみたけどまさかマジで気が付かない上にものすごくいろんな意味で声をかけづらい)
カウレス(あと笑いどころはさっぱりわからないが何を想像して興奮してるのかはものすごくよくわかる)おつ
ダメだこの姉、早く何とかしたいがとっくに手遅れだw他の人がいないときに保守がてらポツポツと
カウレス「なんかもう、いやだ…」
カウレス「最早百歩譲って姉とアーチャーがいちゃこらこくのは許すという気にすらなってくる…」
カウレス「でもね、隠して欲しいんですよ俺は!」
カウレス「俺の気が付かないところでやってー!首のキスマーク位隠しやがりくださいあのアホ姉は!」
カウレス「アーチャーもアーチャーだよ!賢者どうした!」
カウレス「なんだあれか?!嬌声に溺れて溺死したってか?!うちの姉は交通事故ってか?!脳が蕩けるってか?!それが許されるのは丹下●ボイスだけだよコンチクショー」
バーサーカー「うぅ…」
カウレス「バーサーカー、心配してくれてるのか…ありがとう、気を遣わせてごめんな」
バーサーカー「うぅ…カウレス…大丈夫?おっぱい揉む?」
カウレス「」
カウレス「…夢だった」
カウレス「夢だとわかってたら揉ませてもらったとに、と思ってしまう悲しい男のさが」>>720
カウレス「さあ姉さん一言どうぞ」
フィオレ「…ゴメンナサイ」
カウレス「僕もね、足の悪い姉をわざわざ正座させるとかいう訳のわからないことをしたい訳じゃないんだ」
カウレス「だが、勝手に僕の自室に入って部屋をガサ入れしていたという事実について理由を知りたい」
カウレス「魔術師のプライベートスペースなんてそもそも肉親でも下手したら身の安全に関わるのに」
カウレス「あと魔術師関係なく兄弟の部屋のものを勝手に漁るなんて多分ゆるされないよ世間的に」
フィオレ「ち、違うわ!だってアーチャーが聖杯から与えられた現代知識はそうじゃないって」
フィオレ「カウレス位の年齢の男の子は、本棚の小難しい本とかに挟んでソリッドブックとかえっちなグラビアを隠してるもんだって」
フィオレ「あと使う予定がなくてもお財布にはコンド●ムは忍ばせてるって」
カウレス(…おい大丈夫かその聖杯)
カウレス(ヘンタイの国ニポンでなんか変なもの入れてもって帰ってきてませんか?)
カウレス(生涯捧げてきたおじ様には絶対言えない…)
カウレス「姉さん…とりあえず言ったあとまるでひどい猥褻語を強要された、みたいな顔で恥じらいながら俺を涙目で見つめるのはやめてください悪いのはあなたです」>>721
カウレス「とりあえず、見つけてどうしたかったの?」
フィオレ「見つけたらベッドの上にキチンと並べようと思いました」
カウレス「…それはなぜですか」
フィオレ「聖杯によると、正しい母親は戦利品をベッドに並べるものだそうです」
フィオレ「私もカウレスの保護者として正しくあろうとしただけです」
フィオレ「決して、その、『私の可愛いカウレスはどんな趣味なのかしら?やっぱり王道ダイナマイト暴乳ギャル?それともいたいけな後輩系?もし暴力っぽいのとかだったらどうしましょう、そういうの今から矯正できるのかしら?』とか思ってたわけではありません
フィオレ「…」
フィオレ「…白状します」
フィオレ「もしえっちなフィギュアがあったら、ぱんつは履いているのか下から覗いてみたい、という下心はありました」
カウレス(ダメだこいつ)
フィオレ「でもあるのはマ●ベルのムキムキマッチョなヒーローのやつで…」
カウレス(お姉ちゃんガッカリ、みたいな顔すんな)>>722
カウレス「とりあえずこれがパソコンです」
フィオレ「…」
カウレス「現代っ子はまずこっちなの」
カウレス「いや、ソリッドブックもフィギュアもグラビアもまだ現役だけど」
カウレス「そもそもそんなに気軽に出掛けたり出来ない今の状況ならこっちなの」
カウレス(姉に説明しながら何故かエロサイトを見せる俺…なんだこの状況?)
カウレス(あと口もと押さえながら食い入るように見つめるのやめろ)
フィオレ「その…これで全部用事がすむということ?」
カウレス「…チガイマス、コレデ オカイモノ ヲ スルノデス」
カウレス(やべー、エロ画像フォルダとかの話をしたら絶対今度はこっちをいじくりたがるに決まってる)
カウレス「あと、姉さんはさわらない方がいいよ」
フィオレ「どうして?!なんで?!」
カウレス「初心者がパソコンに触ると、高確率で『何してないのに壊れる』というトラブルが発生するからです」
カウレス「アーチャーに聞いてみたらいいよ、多分聖杯もそういってるはずだから」
カウレス(むちゃくちゃな操作をしてフリーズさせて「なにもしてないのに壊れたー!」と大騒ぎしたあげくに昔のテレビみたいに角を叩いて本当に壊すだろうからな、このポンコツ姉貴は…)
フィオレ「わかった…」
フィオレ「…私もパソコン、買ってみようかな…」
カウレス(エロが魔術師のIT化に貢献しとる…)>>723
フィオレ「で、で、カウレスはどんなのを買ってるのかしら?///」
カウレス(耳どころか首までいくほどに赤面しながらそこは聞くのね結局)
カウレス「なんだ、姉さんは結局ソリッドブックを見たかったんだね」
カウレス「まあ若い女性が買いにくい気持ちはわかるから…こんなのとかどう?」
フィオレ「?!?!」
カウレス(とりあえず馬と人間女性のやつでジャブ打っとこう)
カウレス「あとこれとか」
カウレス(…まさかの半人半馬×人間モノ発見…ネットの海は広大だわ…)
フィオレ「ちょっとカウレス、あなた私とアーチャーをバカにしているの?!」
カウレス(あ、本当に怒っている)
カウレス(しれっとカミングアウトするくらいには怒っている)>>724
カウレス「なんで姉さんの目の前で注文するんだよ…なんかの罰ゲームだろその状況…」
フィオレ「一回くらいいいじゃないの、ケチー」
カウレス「買ーいーまーせーんー」
カウレス(といいながらカーソルフラフラさせてみるテスト)
カウレス(あ、なんかすごくワクワクしながら見てる)
カウレス(『車椅子のふんわり優しい系お姉ちゃんとラブラブあまあまs●x』…君に決めた!ほれポチットな!)
フィオレ「○●§℃*&♀△▽▼※〒¥≦£∋*※∋〓◎♀↑←→¥?!」
カウレス「…あ、押し間違えた」
カウレス「姉さん、人間の出せない超音波出したよ!今」
カウレス「なんか妙な期待してるとこ悪いけど、本当に今は買わないからね?」
フィオレ「そ、そうよね…あービックリしたーもう!」
フィオレ「その…本当にごめんなさい。はしゃぎすぎちゃったわね」
フィオレ「もう私、部屋に帰るわね」
カウレス「…」
カウレス(不覚にも自分の姉を一瞬かわいいと思ってしまった敗北感がヤバい)>>725
フィオレ「あの…カウレス、ひとつ聞きたいのだけれど」
カウレス「何、姉さん?」
フィオレ「あなたが見てる映画やテレビ、ちらっと後ろから見たときに、パソコンをさわっている人が写ることあるのだけれど」
カウレス「うん、それがどうかしたの?」
フィオレ「その…みんなつまり、そういうこと、なの…?」
カウレス「そんなわけあるかーーー!!」
(終)>>676
まずはジャンヌに軽くジャブを受けてもらいました。 by作者
暗闇の中で声が、聞こえる。
声だけが聞こえる。
『――あんな下手な挑発を真に受けてどうするんだか』
私にも、聖女様にも、似ている声。
けれど酷く歪んでいる声。
『――聞こえる? 聞こえているでしょう? なら聞きなさい』
・・・・・・。
『――アンタは聖女様に負けたわ』
・・・・・・そうです、私・・・・・・!
『――このままだと捕まえられるでしょうね』
待って。
待ってください!
私はまだ負けていません! 聖女様とは、あのヒトとは違います!
『――いいや、アンタは負けたのよ。ここで終わりなのよ。裏切られた痛みも、犯された痛みも、焼かれた痛みも、なにもかもぜーんぶ忘れて『アンタ』は消えるのよ』>>727
そんな・・・・・・!
いやです!
私、こんなところで消えたくない! だって私――私、まだ何もできてない!
死に物狂いで耐えて、耐えて、耐えて耐えて耐えて耐えて耐えて!
あの痛みに耐えきったのに!
「だったら立て。寝てるんじゃないわよ」
すぐ側で声がして立ち上がらされる。
聖女様にも私にもそっくりな顔立ちをした少女が目の前にいる。
シメールさんに挿入された知識で理解する。
この少女が、私に復讐者としての力を与えている英霊なのだと。
ジャンヌ・ダルク・・・・・・オルタナティブ。
聖女様には存在しない側面を具現化されて創られたヒト。
「・・・・・・フン」
私がそう思うと、少女はちょっと長すぎるように思える白髪を掻き上げた。
伝わってしまったのかと頭を下げる。
「今のアンタに謝られるとただでさえ胸くそ悪いのに、もっと酷くなるわ。やめてちょうだい」
「ご、ごめんなさい」
「だぁかぁらぁ・・・・・・・・・・・・なんでこんな信徒ちゃんに力を貸したんだか」
やっぱりこの少女が力を与えてくれているらしい。つまり恩人だ。>>728
「それについては、ありがとうございます」
お礼を言うと、こっちが申し訳なくなるぐらい嫌そうな顔をされてしまった。けれど、すぐに悪い笑顔になる。
「礼なんていらないわよ。私は聖女様の醜態が見られるっていうから契約に乗ったの。で、話通り見られた」
口が裂けたかのように笑みがつり上げられる。
「もうもうもう最っっっっっ――――高の気分になったわ!!!
自分を捕まえたケダモノに陵辱される日々! 魔女になろうとしているアンタへの罪悪感! 自分への絶望に、アタランテへの憤怒にまみれたあの顔! 何度も何度も何度も頭の中で想像したけど・・・・・・まさか本当に見られるなんて夢にも思わなかった!」>>729
高笑いする少女は心底愉しげで、ひとしきり笑うと私に人差し指を向けてきた。
「けど、まだ足りない。ぜんっぜん足りないのよね。だってまだ見ていないパターンがたくさんあるもの。
アンタがアタランテを寝取ってる姿を見せつけられる聖女様とか!
チンポを生やしたアンタに犯される聖女様とか!!
“子供たち”に回される聖女様とかすごく見たいのよ!!!」
聖女様が絶対にしないような醜悪な笑顔をしながら同意を求めてくる。
「アンタだってそうなんでしょう?」
・・・・・・私が信仰していた宗教ではないけれど、小耳に挟んだことがある。
地上の人々を見張る者だったグリゴリの天使たちが魅了されて堕天使になったように。
眼は、見るということは――色の欲罪を生じさせてしまうのだ。
「見たいです」
「ウイ。私好みの顔よ、それ」
言われて頬に触れる。
・・・・・・どうしようもなく歪んでいた。
「アイツを出し惜しむ必要なんてないわ。
――さっさと捕まえてお楽しみの時間に入ろうじゃない」>>730
レティシアの怒号は悲鳴のように聞こえて返す言葉もなかった。
――貴女の怒りは正しい。
――全ては私の罪。貴女を守り切れなかった私が悪いのです。
それでも――いや、だからこそ――ジャンヌは負ける訳にはいかなかった。捕まってしまえば事態はより深刻になる。取り返しがつかなくなってしまう。
償うためにもまずは、レティシアを魔女の呪いから解放しなければならない。
その魔女の手で高められた旗で気絶させられた事実は、今は考慮しない。
地面に横倒れになっているレティシアの元まで歩み寄る。
しかし、その歩は道半ばで止められる。
近づくことを拒むように紅蓮の炎が立ち昇ったからである。
城壁に等しい質量を持つそれを前にジャンヌの脚は止まってしまった。
そして炎の先に垣間見る。
復讐の魔女が、レティシアがゆっくり立ち上がる姿を。>>732
邪竜降誕。
陣より這い出るは黒き巨軀。
「R――――lerrrrrrrr!!!」
角を持つ彼の者は黒き翼を広げ、眼下の聖女に咆哮する。
「・・・・・・うそ」一目でわかった。わかってしまった。「こんなことって・・・・・・」
このとき。
あらゆる色の表情が聖女より消し飛んだ。
漂白された聖女の手より旗が落ちる。
聖女としての己を忘却した少女の膝が折れる。
「貴女が大人しく捕まってくれれば召喚せずに済んだんですよ」
「あ、あぁ・・・・・・!」
「でも、聖女様も逢いたかったですよねぇ?」
ジークさんに。
「ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
少女は叫ぶ。
発狂する。
ただ死ぬよりも遙かに、衝撃的な結末を迎えた少年を目の当たりにして。>>733
ここまでです。
次回からは泥沼のエロ章が始まりますよー!カウレスです…
『魔獣と聖女』さん、お疲れさまでした…
カウレスです…
>>704とか>>720とかみたいな、エロがふりかけ程度にしかトッピングされていないSSしか書けません!
カウレスです…
姉が男を知ってポンコツになりました…
カウレスです…
姉がメスの顔をするのをこの目でみてしまったとです…
カウレスです…
男の娘にがっつりチ●ポで負けたとです…
カウレスです…
潔癖症のバーサーカーが俺の下着をナチュラルにトングでつまんで洗濯かごに入れてるのを見てしまったとです…
カウレスです…
作者は俺にラッキースケベを与えるつもりがなかとです…
カウレスです…
夜に姉の部屋から毎晩変な声がします!
カウレスです…
義兄(予定)をいっぱつぶん殴りたい気分ですが、冷静に考えて何一つ勝てない上にお慈悲で拳を顔で受けてくれる未来しか見えず、余計にみじめです…
カウレスです…カウレスです…カウレスです…>>735
カウレス「姉さんまだ寝巻のままなの?ほら、櫛を貸して」
フィオレ「…ん」
カウレス(朝、お茶を飲みながらぼんやりしている姉の髪をブラッシングするのは僕の密やかな癒しタイムだ)
カウレス(何を隠そう、僕の姉はすごく朝に弱くて、いつも凛とした女魔術師が、ただの俺の姉に戻る数少ない機会なのだ)
カウレス(…最近はずっと抜けててポンコツなのは考えてはいけない)
カウレス(それにしてもなんで姉さんの髪はどことなくいい匂いがするんだろう)
カウレス(後、けっこううちの姉さん巨乳だから、何気にこう、無防備な寝巻姿が眼福なんだよなあ)
カウレス「…姉さん、ぼちぼちいい機会だし、髪も明日から自分でしたらどうかな」
カウレス「いつまでも姉さんと僕がべったりっていうのも変だし、戦いの準備も色々しないといけないし、さ」
カウレス(…きょう姉さんの北半球にキスマークと歯型を発見してしまった。しにたい)>>736
カウレス(姉の秘密を一人で抱えているストレスがマッハでやばい)
ライダー「やっほー!あれ?どうした少年なんか思い詰めてない?」
カウレス「ちょっとライダー、時間いいかな…僕の部屋で」
ライダー「えっちなことしないなら…いいよ?」
カウレス「しねぇよクネクネすんなこのアンポンタン英霊!」
カウレス「実は姉さんが…アーチャーとやっている」
ライダー「何を?チェス?モノポリー?ウノ?」
カウレス「その…大人の男女がすることだよ…」
ライダー「えーセ〇クス以外に思いつかないけど…何?」
カウレス「…」
ライダー「えええええええええええええ!!!!うっっっっっそでしょおおおおおおおおおお!!!フィオレちゃんがバージンじゃないとかもう何を信じたらいいのさ!お姉さんと一発やらせろください!」
カウレス「どさくさに紛れてとんでもない約束捻じ込もうとするな淫乱ピ〇ク!あと声でかいぞ!」
ライダー「清楚で可憐な処女だからと召喚されたから今の今まで一滴だけ残ったなけなしの理性で我慢に我慢を重ねていましたがもう自重しません!一晩中ヒィヒィ言わせて次の日に内股でよちよち歩きにさせる自信はあります!鳴かぬなら啼かせてみせるぞフィオレちゃん!あ、見る?触ってみたい?触るよね?触ろう!」
カウレス「興奮するな!俺に聞くな!堂々と弟に『姉を襲っちゃいます宣言』するな!あとボロンするな!今すぐしまえー!」
カウレス(この見てくれの癖にでけぇ!なんか腹立つ!)>>737
ライダー「いやーびっくりだねー」
ライダー「驚きのあまり、ボク、フィオレちゃんじゃなくてカウレス君に求愛しちゃうとこだったよー」
カウレス「どんだけ粗忽ものなんだよ、ライダー…」
ライダー「いやーでもねーやっぱりこう、信じられないねー」
ライダー「だって誰より穏やかで冷静沈着で『THE・理性』って感じのアーチャーだしさ」
ライダー「そもそもフィオレちゃんの『けがれなき処女のオーラ』が半端ないもん!」
ライダー「つーかなんでそんなこと知ったのさ?態度とか全然変化ないじゃん」
カウレス「だって初日からヤってるし」
ライダー「しょにちから」
カウレス「もう毎日のようにズッコンバッコンですよあれは」
ライダー「ずっこんばっこん」
カウレス「キスマークとか首筋によくついてるし」
ライダー「きすまーく」
カウレス「その…おっぱいに歯型まで…」
ライダー「おっぱいにはがた」
ライダー「それであの清楚オーラ」
ライダー「なに?君の姉さん何者なの?衝撃のあまり棒読みでオウム返ししちゃったよ?」
ライダー「毎晩処女膜が再生する特異体質の持ち主なの?永久名誉処女フィオレなの?デビューしちゃう?」
カウレス「オーケーライダー、歯ぁ食いしばれ」>>738
ライダー「気になったんだけどさ」
ライダー「君なんでそんなに姉さんの性事情に詳しいのさ?」
カウレス「しゃべってると向こうが勝手にボロボロ情報を漏らすし」
ライダー「おもらししますか」
カウレス「わざわざエロ方面に言い換えなくていい」
カウレス「でも今のでもフィーバーするくらいに今の姉さんは挙動がおかしい」
ライダー「君の姉さん、男子中学生か」
カウレス「後、この間まで朝に姉さんの髪を梳くのが僕の担当でね」
カウレス「低血圧だから姉さんぼーっとしてるし、寝巻が首元広いから鎖骨とかまで余裕で見えるんだよ」
ライダー「ほう」
カウレス「それで眠くて『んー』か言ってぼーっとしてるし紅茶のカップの上げ下げで前傾姿勢も取るし、車椅子の姉さんを立って見下ろす僕からは軽く谷間くらいは見える感じで」
カウレス「僕は誓って変態ではないし姉でヌいたりはしないけど、やっぱりこうおっぱいって、見てるだけでなんとなく幸せになるし?」
カウレス「襟ぐりが広いからそれだけでかがむと谷間とか見えるし?」
ライダー「…この変態。シスコン。」
カウレス「…!?!?!?」
ライダー「まるで風呂場に連れ込まれた猫のような顔芸リアクションしないでくれる?自覚してなかったのかいこのドスケベ野郎が。ちょっと早口なところが真性っぽいんだよ。夏は寝巻越しにボッチが確認できるなんて素敵なイベントは?」
カウレス「たまにわかる…何言わせてんだこのバカ野郎!」
ライダー「バカって言う方がバカだ!しっかり見てるんじゃねえかよこのド変態!!」>>739
ライダー「はあ…信じてギリシャのアーチャーに託したフィオレちゃんが夜な夜なウマチ●ポで拡張されてアヘ顔晒していたなんて…ショックだねえ」
カウレス「誰もそんなことは言っていない件について」
ライダー「言ったようなもんじゃないか!状況証拠は揃っているんだよ、君ィ!」
ライダー「で。どうしたいのさ、君は」
カウレス「…」
カウレス「…わからない」
カウレス「確かにライダーが言うように俺が姉離れできてないだけかもしれないな…19歳なんだし、遠かれ早かれ、こういう日は来るべくしてくるんだし」
カウレス「むしろ魔術師として好きでもない相手と家畜の様に粛々と交配して子をなすよりは、普通に好きな人と結ばれる、というのは喜ぶべきことかもしれない」
ライダー「カウレス、君って人は…」
カウレス「でも毎日四六時中引っ付いている二人に悟られないよう気を遣いながら暮らすのはそれはそれでストレスだ!なんでばれっばれなのに気が付かないかなー!恋愛脳か?恋愛脳ってやつか?!」
ライダー「溜まってますねー君もやればいいのに。バーサーカーはどうなの?」
カウレス「あの人一倍真面目で頭硬いフランにそんなこと素振りでも見せてみろ、肉片になるわ!でもぶっちゃけ目の毒な時がたまにあります!」
ライダー「生殺しとか、一番くるねぇ」
ライダー「でもフィオレちゃんなりフランちゃんなり、まあここは良質なおかずが手に入るということで」
カウレス「だから姉さんは入らないって、そういうのに!」
カウレス「…あとさ。単におかずにするなら、こう、ああいう顔の造作の整ったかわいい子より、『愛嬌がある』ってレベルで適度に崩れて、体型も若干たるんでる程度のわずかな贅肉が付いてる感じの方がさ、よくない?」
ライダー「あるあるすぎてそこは同意せざるを得ない」ライダー「あ、フィオレちゃんだ、やっほー!」
フィオレ「ああ、ライダー。その、今日も元気ね。」
ライダー「早速だけどフィオレちゃん、えっちしよう!」
フィオレ「?!」
カウレス(いきなりぶっこみやがったーーー!!)
フィオレ「えっ///なっ、何言ってるのかわからないわ、私」
ライダー「聞こえなかったの、えっちしようフィオレちゃん。聞こえるまで言うよ何度でもいうよねえねえボクとえっちしよう可愛いフィオレちゃん意味わからないことなんてないよねわかってるから真っ赤になるんだよね動揺して声が一オクターブ上がって裏返ってるのとかめっちゃそそるよいいねいいねさあそこのカウレス君のお部屋を借りよう」
カウレス「ドアホー!怒涛の勢いで畳み込むな!俺の部屋をラブホ代わりにしようとするな!自重しろこのエロピンク!」
ライダー「だが断る!場所代がわりで見学は大歓迎だよ!録画はフィオレちゃんに直接許可貰ってね!」
フィオレ「ら、ライダー!ちょっといい加減にしてください!何考えてるの?!ダメです、絶対だめです!」
ライダー「ふーん、ダメなんだ…」
フィオレ「ええ、そうです。わかってもらえたようでよかった…」
ライダー「うんわかった!つまりイヤじゃないんだね!」
カウレス「ファッ?!何このポジティブシンキング?!」
ライダー「ねえなんでダメなの?どうして?ボクのじゃ満足できない?いいからほらちょっと触ってみてほらほら」
フィオレ「やだもうライダーこれってセクハラ…っ///!!…」
ライダー「…本気で嫌がってないなら…セクハラにはならないよね?」
カウレス「突然のイケボとキメ顔で耳元で囁くイケメンムーヴはやめろ!姉ちゃんもさっさと手を引っ込めろぉ!」
カウレス(怒涛の展開に俺もついていけてないが、見た目美少女が美少女の手を掴んでスカートの中に無理やりつっこませながら、壁ドンもとい車椅子ドンして耳元で歯の浮くような台詞を囁き、巨根をタッチだかニギニギだかしているであろう美少女が顔を赤らめてモジモジするのを弟が見守るというカオスな展開でお送りしております)>>741
フィオレ「ライダー、やめてください!そのお誘いはお断りします!」
カウレス(きっぱり言い切ってた風にしてるけど俺が突っ込む前までライダーのペースだったじゃないか…女誑かしの逸話持ち、恐るべし)
ライダー「えーなんでー?もしかして、彼氏に悪い、とか思ってるわけ?」
フィオレ「えっ…そんな…彼氏…そういうのじゃないというかなんというか」
ライダー「じゃあセフレ?とにかく一緒にしたらいいじゃない!3人でやろう楽しくやろうカウレス君のお部屋で夜通しフィーバーしよう!」
カウレス「だから俺の部屋を使うなー!そして今は朝の10時だぞー!こっちの世界に戻ってこい姉さーん!」
フィオレ「だっ…その、三人だなんてダメです、はしたない!」
カウレス「なんかずれてるぞ姉さん!」
ケイローン先生「ライダー、一体これはなんの騒ぎですか?」
カウレス(おっとここで彼氏登場ー!いつも通りのさわやか笑顔が今日は暗黒笑顔に見えます!ズモモモという効果音が聞こえてきそうな感じであります!)
ライダー「アーチャー、ボクはフィオレちゃんとえっちしたい!」
カウレス(恐るべし理性蒸発、臆することなく豪速球を叩き込むー!)
ケイローン先生「ダメですいい加減にしなさい本当に怒りますよ」
ライダー「そんなにフィオレちゃんとボクがダメならアーチャーも入って3人でやればいいじゃないか!」
ケイローン先生「なっ?!」
カウレス(流石のケイローン先生もこの理性の蒸発っぷりにはたじたじだー!)
フィオレ「なっ…私とアーチャーがそんな…お、弟の前でなんてことを言うんです!///」
ケイローン先生「そ、そうですよ私とフィオレは教師と教え子であってですね…」
カウレス(性教育まで行き届くギリシャ式パーフェクト師弟制度ですね、わかります)>>742
ライダー「なんだよもー、アーチャーはフィオレの彼氏なの?彼氏じゃないの?彼氏じゃないなら口出ししないで!」
ケイローン先生「彼氏ではありませんが口は出します!諦めて帰りなさい。それともパンクラチオンでも味わいますか?」
ライダー「可愛い女子のパンチラなら頂きますが野郎のパンクラチオンはノーサンキュー。それよりアーチャーは彼氏じゃないなら何なのさ!?質問に答えてよ!」
ケイローン先生「…保護責任者です」
ライダー「今の間は何?!なんか一瞬不自然に間があいたよね?!しかもサーヴァントがマスターの保護責任者なの?!おかしくない?!というかフィオレちゃんもう19歳だよボクの国ではお酒も飲めるし結婚できるし産めるよ!保護者要らない!保護者反対!」
ケイローン先生「ダメと言ったらダメですし貴方のような訳の分からないやからから彼女をお守りするのも私の役目です!宝具ぶちこまれたいんですか貴方は!」
ライダー「ガチ宝具はちょっと厳しいけどその股間の夜の宝具ならぶち込まれても耐えて見せます!こちとら夜の武勇じゃちょっとは鳴らしたんだぞ男女問わず食って食われてここまで貯めた経験値、みせてやるよかかってこいやー!」
ケイローン先生「本当にどうしようもない人ですね、貴方は。」
ケイローン先生「…ところでマスター、なぜあなたはこんなのに絡まれていたのに、すぐに私に助けを求めなかったんです?」
ライダー「こんなのとは失敬なー!」
フィオレ「あっその…アーチャー…その、大したこと、ないかなって…」
ケイローン先生「マスター、なぜ、私を呼ばなかったんです?」
ライダー「あれ?あれれ?ねえもしかしてこれ、修羅場?修羅場ってる?ねえねえどんな気持ちー?」
カウレス「原因の張本人がそこで煽るなライダー!!」
フィオレ「あの、アーチャー、私は、そのっ…」
ケイローン先生「ちょっと向こうでお話ししましょうか、マスター」
カウレス「…姉さん大丈夫かな」
ライダー「大丈夫、あれは多分このまま宝具『股間の肉棒』発動でお尻ぺんぺんのお仕置きックスをしたあと泣いちゃったフィオレちゃんを慰めックスしてそのまま一日が終わるパターンとみた。いやー、男の嫉妬って怖いよねー」
カウレス「ちなみに今は朝の10時です。大事なことなので二度言いました」>>743
ダーニック「赤陣営から伝書鳩がきましたため、一同御前に集まりました、公よ。」
鳩「くるっぽー」
ヴラド公「ダーニック、ここで読み上げるがよい」
ダーニック「はっ」
ダーニック「…なにこの怪文書」
ダーニック「…申し訳ありません。その、公よ。内容があまりにもな感じなので、かいつまんでお伝えします」
ダーニック「空中庭園がもうすぐ完成するので結婚式をします。祝いたいなら参加するのを特別に許可する。来ても来なくても結婚祝いにお前らの聖杯をよこせ。アサシンとそのマスターより。」
ダーニック「…だそうです」
カウレス(向こうにも色ボケしてるのがいたーー!)
カウレス(一同がチベットスナギツネのような目をしている…)
ダーニック「あと、赤陣営から矢文も届いております」
ダーニック「連名ですね。色ボケ主従に愛想が尽きた。この機会に攻め入るならば当方もこっそり助太刀いたします云々。」
カウレス(向こうも苦労してるなー…)>>744
ダーニック「公よ、いかがいたしましょう」
ヴラド公「祝いの品を所望しておるのだろう?」
ヴラド公「ちょうどよいではないか。その鳩の首をはね、串刺しにしてからこんがり丸焼きにして送りつけてやれ。前菜程度にはなるだろう。」
鳩「く、くるっぽーーーー?!?!」
カウレス(平和の象徴を問答無用でー?!?!)
ヴラド公「…と、言いたいところだがまあ聖ヴァレンティヌスが兵士の結婚を認めた逸話を鑑みれば、余も1人のキリスト教徒として祝わねばならぬな」
ヴラド公「ではアヴィケブロン。例の赤のバーサーカーを贈り物として赤陣営へ」
アヴィケブロン「バーサーカー、あいつらは僕にあまつさえ新婚幸せ自慢をしたあげく、招待状代わりに聖杯などというとんでもなく貴重で高価で一生かかっても手の届かなさそうなものを結婚祝いに持って来いと脅迫状を送ってきたんだ。無体だ。横暴だ。ひどいと思わないかい?」
スパルタクス「…!圧制!反逆の時は来た!リア充爆発しろ!」
ダーニック「また伝書鳩が来ました」
ダーニック「会場が大破したため、再建中。結婚式は延期する、だそうです」
カウレス(中止じゃないんだ)
カウレス(…もうだめだこの聖杯大戦)
(終)おつおつ
徹頭徹尾、笑わせて頂きましたw
ガレウスの胃はそろそろ蜂の巣w乙でした
アヴィ先生の即答と非リア充の救世主スパさんにワロタ
そして怪文書の内容が気になる何だこれ!?何だこれ!?(大事なことなので2度言いました)赤黒双方に色ボケ主従があるとか酷いなこの聖杯大戦(褒め言葉)
それはそうと、怪文書の内容が見たいですライダー「わあい、アーチャーだ!元気ー?今日もサカってるー?」
アーチャー「元気です。そして変な挨拶はやめてください。私まで理性が蒸発した色狂いと勘違いされるじゃないですか」
ライダー「わぁお、辛辣ぅ!もしかして、あれ?フィオレちゃんとやらせろって言ったから本気で怒ってる?あれボクも本気だよ?本気でおのれの肉欲と向き合ってるよ?」
アーチャー「もっとまともなものと向き合ってください、現実とか」
ライダー「嫌だよ、ボクのマスターがセレニケとかいう時点で嫌というほど現実と向き合ってるよ…」
アーチャー「…その点についてはご愁傷さまです、としか…」
アーチャー「…わかりました、多少は羽目を外してもいいですよ」
ライダー「わーいありがとうアーチャー!では早速今晩フィオレちゃんのお部屋」
アーチャー「ダメです」
ライダー「食い気味に否定しなくってもいいじゃないか!というかじゃあ何を許してくれるの?まさか…君と?!」
アーチャー「話に付き合うだけです!そんな『(;゚д゚)ゴクリ…』みたいな顔で生唾飲まないでください、私に何を期待したんですか。」
ライダー「だって後ろのアナを貸してくれるだなんて太っ腹だなあとかギリシャだからもしかして開発済みなのかなとか。」
アーチャー「なんという祖国に対する熱い風評被害。そしてなぜ私が貴方に襲われる側なんですか。」
ライダー「だってボクの迸るリビドーを受け止めてほしいのに君に掘られるとかボク踏んだり蹴ったりじゃないか!」
ライダー「まあでも、優しくしてくれるなら…やぶさかではないよ?君イケメンだし紳士だし?」
アーチャー「」>>749
ライダー「ねえ、フィオレちゃんとちょっとくらい…いい?よくない?」
アーチャー「よくないです、ダメです、絶対だめです。」
ライダー「なんでさ?!じゃあじゃあ、こうしよう!」
ライダー「フィオレちゃんの後ろにボクが入れて、アーチャーは前に入れるの。ほら、そっちはアーチャー専用ということで」
アーチャー「ダメです、前だからダメとか後ろだからいいとかいうそういう問題ではありません」
ライダー「えー!ちゃんとちょっとずつ馴らすからー!いきなりぶち込むとかそういうひどいこともしないしちゃんと浣腸も」
ライダー「ちょ、無言で笑顔で弓出すのやめて怖い」
ライダー「んー、じゃあボクがフィオレちゃんに入れてそのボクをアーチャーがガン突きするのは?」
アーチャー「ふむ…ランサーにライダーを粛清した理由をどう説明するべきか…」
ライダー「ちょ!タンマ!目がマジだから!怖いから!」
ライダー「じゃあもう仕方ないからアーチャーはフィオレちゃんを後ろから普通にやってよ。ボクはフィオレちゃんにお口でご奉仕してもらう」
アーチャー「ダメです」
ライダー「ああじゃあもう何だったら許してくれるの?!フィオレちゃんに生やしてもらってボクに」
アーチャー「ちょっと待ったライダー、なにを目指してるんですか貴方!」>>750
ライダー「大体なんでそんなにかたくなにやらせてくれないんです?」
アーチャー「逆に聞きたいですよ、なんで自分のマスターとよそのサーヴァントに性交渉させないといけないんですか…」
ライダー「だって初めてだったらなんかちょっと女の子のトクベツだし気が引けるけど、違うんでしょ?毎晩ズッコンバッコンで拡張済みなんでしょ?じゃあ1回くらいいいじゃないかー!減るもんじゃあるまいし!」
アーチャー「ダメです!減ります!すり減ります!倫理観が!」
ライダー「なんかうまいこと言われた感が腹立つ」
ライダー「それに自分だってうまいこと若いオナゴ抱いてグヘヘしてるくせにズルイ…」
アーチャー「…そもそも私がなんてマスターと関係していると貴方は断言するのですか、何の根拠もなく」
ライダー「それは『処女を見分けるボクの嗅覚』さ☆…嘘ですパンクラチオンの構えを解いてください」
ライダー「カウレス君から聞いたよ。このまま変に醸成するとよくないことになると思うから言っておくけど、彼、君と自分のお姉さんの関係、どうやら気が付いてるよ?」
アーチャー「」
ライダー「あ、絶句してる」
アーチャー「…どうしてわかってしまったのでしょうか。うまく隠せていたつもりなのですが」
ライダー「そりゃあ肉親だもの。通じるものがあるんだよ」
ライダー「あとどうやら君は上手に隠していても、君のマスターは結構浮かれているみたいだよ?特に肉親に対しては」
アーチャー「」>>751
アーチャー「ま、まあ…マスターが何を言ってるかは知りませんが…あの、何を言ってますか?」
ライダー「ん?カウレス君からの伝聞でわかる範囲でよかったら教えようか?」
アーチャー「…はい、その…お願いします」
ライダー「とりあえず初日からズッコンバッコンしててバックが好きなことくらいかなー!」
アーチャー「」
ライダー「足が動かないんでしょ?やりにくくないの?正常位の方が絶対いいじゃん?」
アーチャー「顔が見えるのはいいと思いますがなんかやった気になれないんです。というかそういう話じゃない、そういうことを言いたいわけじゃない。」
アーチャー「あのきょうだいは一体普段どんな会話してるんですか?!」
ライダー「知らないよ、ボクが聞きたい。あと具体的にバックはどうやってるのか聞きたい。」
アーチャー「それどこまで伝わってるんですか、教えてくれたら教えてあげるかもしれません。」
ライダー「全力でカウレス君が隠してるし、黙ってたらフィオレちゃんも全然そんな風には見えないからおじ様方や他のサーヴァント連中はコロッと騙されている模様。というかボクもつい最近まで騙されてた。でもこのあいだボクのチ●コしごかせたときの握り方で『あ、これは…』と事実を肌と股間で感じましたね、はい。で、どうやってするの?」
アーチャー「それよりなんでフィオレがあなたのチ●コ握らされてるんですかしばきますよ」
ライダー「言った時にはもう手が出てるじゃないか!デコピンだけど、でもこれデコピンの域を超える痛さですよ?!絶対『シュゥ…』って湯気出てますよ?!これだからケンタウロスってやつは!」>>752
ライダー「アーチャー、まさかと思うけど、本気、じゃないよね?」
アーチャー「…」
ライダー「マジでー?!ちょっと何考えてるのさ!ボクらは英霊だよ?聖杯とるためだけの亡者だよ?願いが叶ったところで消えちゃうんだよ?」
アーチャー「…本当はそもそもこんな形になるつもりではなかったのです」
ライダー「…」
アーチャー「…でもこうなってしまったからには、自分のできる限りのことをしたいと思っています」
アーチャー「なので、一つ訂正をさせてください」
アーチャー「少なくとも私は『うまいこと若いオナゴ抱いてグヘヘ』というつもりで関係しているわけではないのです」
ライダー「もう、仕方ないなあ」
ライダー「そんなこと言われたらフィオレちゃんとやらせてってもう言えないじゃないか…」
ライダー「あーあ、それにしてもいい話風にまとめてるけど君たちが召喚当日からハメたおしてたことを知らなかったら素直に感動できたんだけどなー」
ライダー「初日からバージン相手にガンガングイグイ捻じ込んでハメ倒してた人にそんなしらじらしいこと言われてもなー」
ライダー「興奮して来たら甘噛みしちゃうワイルド野郎にいまさら紳士ぶられてもなー。ねえフィオレちゃん齧ってみてどうだった?美味しかった?やっぱりお肌ぷりっぷりなの?」
ライダー「あっ、ちょっ、ごめん、ごめん!調子こきました!だから頭を拳骨でグリグリするのやめてぇ!」>>753
ライダー「で、君たちバカップルは聖杯に何を願うんだい?」
アーチャー「ば、バカ…まあそうですねえ、当初は自分の不老不死を取り戻すことを考えていたのですが」
アーチャー「今はフィオレの足が治ることを彼女と一緒に願っています」
ライダー「はぁっ?!まじでバカじゃないの?!」
ライダー「今もフィオレちゃんがそんなこと本気で願ってるとでも思ってるの?!君、乙女の恋心を舐めるんじゃないよ!命かけて二人で聖杯勝ち取って、最後にようやく手に入ってさ!それで歩けるようになるのと引き換えで好きな人と一生さよならだよ?!そりゃ消滅する方は自分が悲劇の主人公になれるから気分いいだろうけどさ!残されたフィオレちゃん可哀想すぎるじゃん!足なんて治らなくてよかったって言って絶対泣くじゃん!」
ライダー「やめやめ!ギリシャ悲劇はここから禁止!いいかいアーチャー、君は何としてでもフィオレと最後まで生き残れ!君らのどっちかが残れなかったらそれは君の責任だ!でも仲良く残ったらかならず聖杯に受肉を願うこと!それで彼女が死ぬまで責任取って添い遂げろ!異論反論認めません!以上!」
ライダー「まあボクが聖杯をゲットして君が消えずにギリギリ残ってるなら、その時点でボクも譲ってあげるからさ!なにせあのマスターの好きにさせたくないという利害も一致するしね!」
アーチャー「ありがとう、ライダー…貴方を誤解していたようです」
アーチャー「貴方も誇り高きシャルルマーニュの騎士、万夫不当の英霊だったのですね」
ライダー「あのねえ、ボク、女装はしてるし理性も蒸発してるけど、知性とか品格まで消え失せてるわけじゃないんだからね?」
ライダー「ボクはただ自分の心と下半身に嘘をつかないだけさ!」
アーチャー「最後の一言さえなければわりと感動的だったのですが」>>754
ライダー「で、なんでフィオレちゃんの足を?」
アーチャー「彼女の足は後天的に魔術で運動神経を犯されているだけですから。なんなら魔道を完全に捨て去れば今すぐにでも歩けるだけの機能もありますし、本人ももう一度自分の足で立つことを望んでいるのです」
ライダー「なるほど素晴らしい。綺麗な本音をありがとう。それでは汚い本音もどうぞ」
アーチャー「立バ●クとかもしたいし自分の意志で乱れて腰を振るフィオレも見てみたい」
ライダー「アーチャー意外と君ってノリがいいんdイタタイタタ!やめて!耳とれちゃう!ボクの耳はSM仕様じゃないからやめて!性感帯なんだからそっとなでるか舐めるか息を吹きかけるかにして!ぐいぐい引っ張るのやめて!」
アーチャー「話を戻すと、感覚の方はかなりの部分が大丈夫なんです」
アーチャー「ただ、それが逆に悪いといいますか…完全にマヒしていればそれはそれで苦痛も感じず楽だったのでしょうが、動かさないことでの不快感や、更に部分的に犯されているせいで、たまに耐え難い痛みもあるようで」
ライダー「それは確かに可哀想」
アーチャー「なまじ機能を保っている分、本人も希望を捨てきれず、自分でマニピュレーターなども駆使してこまめにマッサージしたりストレッチしています」
アーチャー「筋肉こそだいぶ落ちてはいますが、拘縮もしていませんし、姿勢はかなり柔軟に、ほぼ健常者と同じようにとれますよ」
ライダー「なるほど、どんな体位でも安全かつスムーズにとれたんですねわかrイタ―――――!わかった!わかったギブ!アーチャー!ごめんなさい!」
アーチャー「ぶっちゃけ図星ではあります。照れ隠しに理不尽に技をかけて申し訳ありません」
ライダー「四の字固めとか酷いマジ酷い。でも足が治ったフィオレちゃんにならちょっとかけられてみたいかも…あ、やめて、笑顔でもう一度かけようとジリジリ迫るのやめて!」>>755
ライダー「でもまあちょっとくらい猥談しようよ親睦深めようよー。やらせてくれとは言わないから代わりに聞かせてよー。」
アーチャー「全くあなたは…まあ多少は。ずっと黙ってるのはそれなりにストレスでもありましたし。」
ライダー「ではさっそくフィオレっぱいについて…だあもう!笑顔で殺気出さないでよ!普通にのろけでもいいから!どうなの?うちのマスターが無駄にボインで目立たないけどかなりの美乳と見た!」
アーチャー「まあ、そうですね…いいと思いますよ」
アーチャー「でも正直私はお尻派なのでそこまで重視していないというか…」
ライダー「ウマだけに」
アーチャー「下半身だけウマだけに」
ライダー「自分で言いますかね普通」
アーチャー「振ってきたのはそっちじゃないですか」
ライダー「そういうからには見せてもらわないと…!」
アーチャー「ちょ、な、何するんですか?!」
ライダー「いっちゃ悪いがボクはかなり自信あるからねー!アストルフォ君のアストルフォは飾りではないのだよー!女誑かしのこのヒポグリフと古代ギリシャの夜のパンクレチオンマスター、一本勝負だー!」>>756
ライダー「」
アーチャー「も、もう…勝手に見ておいてなんですかその反応…」
ライダー「…参りました。正直もうちょっと行けるかと思った…」
ライダー「いや、やっぱり大事なのは臨戦態勢の時だと思うんだ!宝具の価値は戦いの時にあり!ということで今度はおっきくなったところで」
アーチャー「何考えてるんですか貴方は!理性蒸発にもほどがあるでしょう!…正直私の生きていた場所と時代ではむしろ大きいのは恥ずかしいことなんですから。こういうのは繊細な問題なので、大きい大きい言われると結構内心これはこれでへこむもんなんです。」
ライダー「いいんだよ今は大艦巨砲主義の時代なんだから!わがまま言わないの!」
ライダー「ちぇっ…セイバーには内心負けてないと思うんだけどまあぱっと見はいい勝負ってとこだし、今のところアーチャーが暫定キングオブサーヴァント、かなあ」
アーチャー「は?あの、何してるんですかあなたたち…」
ライダー「とりあえず『すまない、やめて欲しいんだが』と控えめに拒絶されたけど押し切った!」
アーチャー「謹んで貴方訂正します。何やってるんですか」
ライダー「ちなみにね、キャスターには聞いてないよ。多分逸話的にもボクが勝ってるということにした!具体的に言うとあの人間嫌いを更に抉らせたらさすがにまずいと思って自重した!」
アーチャー「ライダーが自重、だと…?!」
ライダー「聞こえてるからねー!失礼だからねー?!」
アーチャー「いや冷静に考えて失礼なのはあなたです…その、まさかランサーにも確認を?」
ライダー「残念ながらまだそこは見せてもらってない」
ライダー「『ほう?余はランサーのクラスに限界した、当然そちらの槍も中々に優れていると自負しているぞ?』とかなんとか言ってけっこう話には乗ってくれるけど、気が付いたらうまくはぐらかされてしまっていた。残念。」
アーチャー「あの真面目に聖杯大戦やろうとしてる、シリアス一辺倒で冗談通じなさそうな人に、よくまあそんなやわらかな話題を…」
ライダー「案外あの人お茶目だよ?髪型とか変えたら一番最初に気が付いてくれるし。趣味は刺繍だし。女子力高いよ?」
アーチャー「もうどこからつっこんだらいいのか」>>757
ライダー「フィオレっぱいをそこまで重視していないなら、アーチャーのアーチャーが一番反応するポイントはどこなのさ?ボクたまにもんでいい?」
アーチャー「ですから言ってるでしょう、お尻派ですから。あと鑑賞はともかくノータッチでお願いします蹴り飛ばしますよ。」
ライダー「仕方ないガン見するだけにしとくかぁ…フィオレちゃん、押し倒しでもしないかぎり常に座ってるじゃん。おしり見えないじゃん。ムラムラできないじゃん。」
アーチャー「ええ、そこは少し困っているんですよね…」
ライダー「kwsk」
アーチャー「座ってて見えないのもそうですし、うつぶせになってもお尻がものすごく薄いんですよ…足が動かせず筋肉が痩せるせいで、彼女は何も悪くないですし仕方ないのですが」
アーチャー「まあ胸でいうところの、『かんっぜんに絶壁でレーズンだけがくっついている状態のがっかりおっぱい』と言ったところでしょうか」
アーチャー「でもそれでも余裕で愛せますけど。胸でもいうところの『大きい小さいではなく誰のおっぱいかが重要だ』という結論と同じで、ありのままの彼女がいいのです。」
ライダー「ちなみに豊尻術というのが世の中にありまして」
アーチャー「ホウコウ?なんですかそれは」
ライダー「うん、あまり詳しく言ったらまたぶっ飛ばされるからやめとくね!でも将来フィオレちゃんがもしアメリカとかに行くなら検討してみてもいいんじゃないかな!向こうのセレブの間じゃ大人気らしいから!」
ライダー「あとね、ブラジルのサンバとか調べたら幸せになれると思うよ!」
アーチャー「それは知っています。聖杯が知識を授けてくれましたから」
アーチャー「問題は、これがどう聖杯戦争に役立つ知識なのか見当もつかないことですが…」
ライダー「今更だけど、大丈夫なのかな、ボクらの聖杯」>>758
アーチャー「申し遅れたのですが、一つ確認させてください…」
アーチャー「その、カウレス殿が、私とマスターとの関係を把握している、と」
ライダー「そだよ」
アーチャー「」
ライダー「あ、『オワタ』みたいな顔になった」
ライダー「なんだよー、やり逃げするつもりじゃないんでしょ?だったらいつかわかることなんだし、そこは腹くくっとかないと」
アーチャー「いや、いくらなんでもまずいでしょう…」
アーチャー「まだ聖杯大戦始まってないんですよ、『何やってんだこいつ』ってなりますよ、普通!」
アーチャー「できればもうちょっと仲良くなって彼からも信頼を勝ち取ってからこう、順番を守って認めてもらえるようにですねえ」
ライダー「あーもう(ヾノ・∀・`)ムリムリ」
ライダー「とりあえずカウレス君から君にはドスケベ先生とかあだ名付けられてたよ。ちなみにボクはエロピンクとか淫乱ピンクとか頭ピンク。」
アーチャー「」
ライダー「あとね、英霊と人間で本当にできるかどうかわかんないけど、もし万が一これがデキちゃったりした日には、多分間違いなく『種馬』って呼ばれるから気を付けた方がいいと思う」
アーチャー「…そうですね、はい、気を付けます」
ライダー「ちなみにね、ボクもね、考えたよ!終身名誉処女・フィオレちゃん!ユグドミレミア・レーベルから鮮烈デビュー!」
アーチャー「オーケー淫乱ピンク君、ちゃんと歯を食いしばっててくださいね。」
ライダー「ちょっと?!なんでそこだけカウレス君とリアクション一緒なの?!」>>759
アーチャー「とりあえず、彼とどうやって仲良くなったらいいのか…彼とフィオレは仲のいいきょうだいですから、丸く収めておきたいんですが。」
ライダー「うーん、いっちゃ悪いけど多分かなり難しいと思うよ?あれ、かなりのシスコンだよ?エディプスコンプレックスっていうか?多分深層心理では常にお姉ちゃんのおっぱいに顔をうずめて甘えたいとか思ってるタイプだよ?お姉ちゃんが拗ねたら全力でオロオロしながらご機嫌取りに行くよ?」
アーチャー「うーん…」
アーチャー「フィオレも実は危うい面があるというか…」
アーチャー「最初の晩なんですが、『私こうして貴方が付いてくれていなかったら、きっと不安でカウレスを呼んで久しぶりに手を繋いで一緒に寝てもらってたかわ』とか言っててですねえ…」
アーチャー「19歳と18歳の姉と弟でそれかあ、そんな感じの関係なのかあ、と」
ライダー「で、私がいるから大丈夫ですよとか言って温めてあげたんでしょ、素肌で。であったその日なのに。やーらーしー!最低!エロ男爵!」
アーチャー「どうも私のマスター、少し危ういというか脆いというか、魔術師に向いていない気がして…」
ライダー「おい無視すんな」
アーチャー「でもカウレス君は精神的には危うさは感じられず、比較的しっかりしているように見えたのですが」
ライダー「彼はフィオレちゃんと違って親御さんから愛されてないから。精神的にはフィオレちゃんが唯一の肉親でお母さんでお姉ちゃんで理想の恋人みたいなもんなんだよ。認めてもらうつもりならあれはハードル高いよー」
アーチャー「…親の愛情が薄かったとか言われたら余計に私としては心苦しいのですが。」
アーチャー「やむをえません、仲良くなるのは難しいと判断しました。」
アーチャー「しらを切り通してフィオレから紹介してもらうプランへ変更します。なのでカウレス君にはこのことは内緒にしておいてください。」
ライダー「オトナ汚い!フィオレちゃん盾にして無理やり押し通るつもりだな?!鬼!悪魔!馬!ギリシャ!」
アーチャー「ウマとギリシャは悪口じゃないでしょう…」>>760
ライダー「まあ、多分それもこれもカウレス君が童貞だから悪いんです」
アーチャー「そこ重要ですか、というかそれはそもそも事実ですか」
ライダー「重要ですよ、童貞だからママ代わりのお姉ちゃんにしがみつくんですよ。動見てもあれはチェリー、間違いない。童貞卒業したらお姉ちゃんのおっぱいからも卒業できると思うんだけどなー。サーヴァントがうまい具合に女子が当たったからチャンスのはずなのに、なにせフランちゃんがクッソマジメの優等生ちゃんだからなー」
ライダー「あれ多分クラス委員とかやるタイプ。普段黙々と頑張ってるけど年1回くらいバーサク化して大暴れして教室全員にスタンかけるの。」
アーチャー「そういうバーサーカーですか」
アーチャー「まあカウレス君が童貞かどうかは知りませんが、今は恋人どうこう言う状況ではないでしょう…私が言うと説得力ないですが」
ライダー「とうとう認めおったか」
ライダー「それはともかく今後下手こいたら死/んでしまうというのに童貞なんて可哀想。でもよさげなの、いないんだよなあ…」
アーチャー「まあ見た目だけで言えばここで鋳造するホムンクルスの造形美は賛美に値しますが、こう、そういう問題じゃないですしね」
ライダー「まあいざとなったらボクが彼に尻を貸してやろうと思っているよ。やっぱりやらずに死ぬのなんて可哀想すぎるしさ」
アーチャー「そこは全力で阻止します、頭ピンクの淫獣が未来の義弟の性癖を捻じ曲げるのはさすがに看過できません」
ライダー「なんでさ?!」>>761
アーチャー「とりあえず…ご迷惑おかけしています」
アーチャー「あと、カウレス君のメンタルケアをお任せしてもいいですか?」
ライダー「しょうがないなあ、頼まれたからにはしょうがない!うん、頼まれた!」
アーチャー「ライダー、恩に着ます」
アーチャー「いつか貴方が困ったことがあったらお手伝いさせていただきます。きっと、必ず」
(数日後)
ライダー「アーチャー!助けて!こんなの拾ったの!」
アーチャー「」
アーチャー「裸のホムンクルスをまさか担ぎ込んでくるとは…」
アーチャー「…」
アーチャー「…しかも男じゃないですか」
アーチャー「…まさかとは思いますが、その、実はライダーは少年愛者で、リビドーのままにその哀れな犠牲者を水槽から攫って全裸にして性的にいたぶりつくしたものの、証拠の隠滅と処分に困って私に持ち込んだというわけですね?!」
ライダー「んなわけあるかああ!!!!」
(完)>>762
面白かったです!
色ボケなのにしっかりツッコミ入れる先生がシュールwwww>>762
待ってましたwwwwwww
相変わらず酷いなこの聖杯大戦(褒め言葉)>>762
先生ガチで手遅れだったwww普通に猥談に乗ってるしちゃっかり呼び捨てにして親しさアピールしてるの流石です先生!
カウレス君頑張れ超頑張れ待ってたぜ
この賢者、二重の意味で賢者してやがるw
そしてアストルフォがボケなのにツッコミもやってるw
もぅダメかなこの聖杯大戦w>>762
このサーヴァントども手遅れ感がひどいwww
流石ギリシャの英雄と言うべきかw>>762
乙です
コイツはヒデェや>>769
シロウ「…」
セミラミス「…目覚めたか、マスター」
シロウ「なぜあなたの膝の上に…」
セミラミス「我はアサシン故な」
シロウ「いや、アサシンだから膝枕とかおかしいでしょう。返事になってないじゃないですか」
セミラミス「…せ、せっかくサーヴァントらしいことをやったというに、何が不満か!…あ、あと、そういいながら太腿を撫でまわすな、マスター///」
シロウ「いや、なんかフカフカしてて気持ちいいからつい。それより膝枕とか誰か見ていたらどうするんですか。恥ずかしいでしょう」
セミラミス「み、見られて恥ずかしいことをしているのはマスターの方ではないか…」
シロウ「いや、別に私は他意なんてありませんよ。気持ちいいから触ってるだけです。触られて嫌なら膝枕なんてしなければいいんです。私は好意を素直に受け取ったまでのことです」
シロウ「あとその無駄にでかい乳袋を私の顔面にのせてくるのやめてくれませんかね。正直重い鬱陶しい前見えない息苦しい。」
セミラミス「な、な…!失礼にもほどがあるぞ!これほどの絶景などこの世において他にあるものか!ええい腹が立つ!それはそれとして時間だ!さっさと我の膝から降りろ!もう知らん!」
シロウ「はいはい。それはそれとして、ありがとうございました、セミラミス」
セミラミス「…よきに計らえ///」
シロウ「ああ、お集まりでしたか皆さん。結構、手間が省けました」
セミラミス「?!?!?!」
シェイクスピア「まあ他のサーヴァントにも気が付かず一心不乱にマスターの膝枕にいそしんでいたポンコツ色ボケ女帝の方はさておき、あの神父、我らがいてもおらずともあの態度に一切変化なしって辺りが豪胆ですなあ。知らなくてあれなのもどうかと思いますが、知っててもそんなに言動が変わらなかったとも思えるこの信頼感」
アキレウス「…なああんた、最近コメントが割とあっさりしてるな。前は長々自分の作品引っ張って色々演説してたじゃねえか」
シェイクスピア「こんなあたまわるい空間で吾輩の作品の一節とか引用したくない」
アキレウス「把握」>>770
アキレウス「なあ神父さんよ、いい加減そのバカ嫁をなんとかしてくれませんかね?こっちゃもううんざりなんだが。」
シロウ「はて、おかしなことを言いますね?私はそもそも聖職者。カトリックの神父ですし、妻帯する予定はありません。」
アタランテ「神父、汝のサーヴァントは汝と結婚する気満々だぞ」
アタランテ「先日黒陣営にいそいそと結婚式の招待状をしたためて鳩に運ばせていた」
セミラミス「…!おのれアタランテ!人の私書を勝手にのぞき見するなど許せん…!我の可愛いポロッポーが帰ってこないとは思っていたが、汝の仕業だったのだな?!ええい八つ裂きにしてヒュドラの餌にしてくれるわ!」
アタランテ「鳩の生け捕りなどたやすい。ギリシャの狩人なめるな。あと鳩と書簡は武士の情けできちんと向こうに行ったぞ。」
シェイクスピア(公開処刑の間違いでは?)
シロウ「ちょ、ちょっと待ってください。誰と誰の結婚式ですか」
アキレウス「空中庭園の完成とともに執り行われるとかいうお前とその腹黒年増女帝様の結婚式だよ。黒陣営にも『祝いたければ来い。祝いたいだろ?むしろ祝いたくないわけないよな?だってこの私の結婚式ですし?』みたいな勘違いもはなはだしい内容の書簡送ってたぞ。」
セミラミス「なっっ…!!!」
アタランテ「さらにご丁寧に『p.s. 祝う気があろうとなかろうと結婚祝いに聖杯よこせ』みたいなことまで書き添えてあるから、まあ向こうの陣営は誰もまともにはとってないだろうがな。」
セミラミス「…マスター、違う、これは」
カルナ「嫁かどうかは知らないがお前のパートナーだ、シロウコトミネ。お前が責任をとれ。」
シロウ「たまに口開くと相変わらずきっついマジレスですね、あなたは…」
シロウ「キャスター、ちなみにあなた、どうせ知っててこの蛮行を放置しましたね?」
シェイクスピア「ええもちろん。私も当初は自害を本気で検討する位に鬱になりましたが、一周回ってせっかくなら『真夏の夜の夢』のような、バカらしくてお祭り騒ぎでご都合主義満載の物語をしたためてもいいかと思いまして」
シロウ「誰も死にそうにない代わりに、正気の本人が見たらいっそ殺してくれと頭を抱えそうな道化が出てくる展開ですね」
カルナ(多分その道化とは横で涙目になっている女帝に他ならないのでは…いや俺は何も言うまい)>>771
シェイクスピア「さあ二人で何を反省会するのか、気になりますなあ!」
アキレウス「見たいのかよ、あれの二人を…」
シェイクスピア「ええもちろん!そもそもマスターは別に我らが同席していても構わないといったのにセミラミスに追い立てられることになったのが理不尽ですな。罰を受ける側がなんであんなに尊大なんですか。」
アタランテ「汝が見たいなら好きにすればいい、私はごめんだ」
アタランテ「…本当に一人で突撃しに行ったぞあいつ。頭おかしいんじゃないか。」
アタランテ「大体なんだ、我らがマスターは一室に囚われているというが、『汚染された聖杯によるあまりにもひどい聖杯戦争』に幻滅して天草の甘言に惑われ、妄想の中で命のやり取りをかけたシビアな聖杯大戦の幻想に踊っているとは…!この現状も度し難いが、そんな軟弱なマスターなど私はいらぬ!なぜ現実の方を自らの手でシビアに変えようとしない!聖杯戦争と聖杯をなんだと思っているのだ?!」
アキレウス「いやまあ姐さん、ぶっちゃけ人間として俺はちょっと引きこもったマスターに『わかる』と心の中で同意してしまったというか…」
アタランテ「アキレウス!汝までそんな軟弱なことをいうのか?!そんなやつとはタッグは組めん!次の作戦から同行は拒否させてもらう!」
アキレウス「いや姐さん、まあそこはギリシャのよしみで大目に見てくれよ…」
アタランテ「いや、マスターだろうとサーヴァントだろうと、ふわっふわな相手と組むのはごめんだ。あの神父は心底気に入らないが、あの色ボケ女帝にどこまでも塩対応だからまだ我慢してやってるんだ。」
アタランテ「そもそも聖杯戦争で色恋沙汰とかありえん!マジありえん!」
アキレウス「…」
カルナ(異性の友人というのは往々にして男性側はただの友人だと思っていないことが多いんだが…まあ、俺は人の心の機微には疎い。黙っておこう)>>772
シロウ「セミラミス。話があります。」
セミラミス「ほう、愚かな。マスターだからと付け上がったか。この女帝セミラミスの前でそのような尊大な口をきいて無事で済むとでも」
シロウ「黙りなさい。あとその芝居がかった口調はやめなさい。聖杯から現代風の言い回しも与えられているでしょうが。」
シロウ「最初からなんだかおかしいと思っていましたが、まさか此処まで暴走するとは思いませんでした。」
シロウ「率直に言います。そもそもなんでそんなに私が好きなんです?60年ばかり中東で土掘ってただけの、その辺のどこにでもいそうな17歳の東洋人ですよ?いやまあルーマニアではあまり見ないかもしれませんが、別にレアだから価値があるって訳じゃないでしょうが。というか日本に行ったらごろごろいますよニホンジンなんて」
セミラミス「わ、我に対してその物言い」
シロウ「10秒以内」
セミラミス「聖杯はジャパンの男性は婚約の際にユイノウといって女性に沢山の貢ぎ物をすると…」
セミラミス「マスターは我の庭園のために、沢山の資材を長年かけて我一人のために集めてくれた」
セミラミス「その…我の愛、我の体、我の国を求めた男は数多くいたが、我の力を求めた男など一人もいなかった」
セミラミス「正直何を考えているのかさっぱりだった。勝ちたいなら普通セイバー呼ぶだろ、とか疑心暗鬼だった…しかし気が付いたのだ」
セミラミス「すなわち、これは日本の高度な恋愛文化『ツンデレ』であり、ただお前はその求愛を実直にものとして形にしたのだと」
シロウ「Oh」
セミラミス「そう思うといちいち我はお前の行動が気になって気になって仕方がないのだ」
セミラミス「だって17歳男子とか生きてた時にも真剣交際なんてしたことなんてないし」
シロウ「うん、まあ、たぶん、そうでしょうね」>>773
セミラミス「最初の夫は大切な人だ、今でも愛している、ただ向こうは年はうんと上だった」
セミラミス「我が何を思ってるのかつたない言葉から読み取ってくれたし、我が少々暴走しても我の気持ちを大事にしながらうまく手綱も取ってくれたし」
シロウ「若い時の貴方とかもう絶対にノーブレーキの暴走特急だったとしか思えないんですが」
セミラミス「そこから先も結婚はしたはしたが、とりあえず年齢は『ただし成人男性に限る』状態だった」
シロウ「女帝の夫が未成年男子とかありえないでしょう。まあ御小姓くらいは囲っててもおかしくないでしょうが、対等なパートナーとセックススレイヴには超えられない溝がありますし」
セミラミス「慎み深い我はそんなことしない!しないんだったら!」
シロウ「ハイハイ、続きどうぞ」
セミラミス「とりあえずどうせ男などそのうちに襲って求めてくるものだと、あるいは大当たりだったらそれとなく紳士的に誘ってくるものだろうと考えて待ち構えていたのだが、 一向にお前はそんなことなかったので、どんどん居心地が悪くなってきたのだ」
シロウ「えぇ…そんな言いがかりみたいなことを言われても…」
セミラミス「17歳と真剣交際とか初めてすぎて何をどうしていいのかわからない我は、とりあえず属性から見てみようとマスターについて調べたのだ。そして知った」
セミラミス「カトリック教徒は婚前性交はご法度だということをな!」
シロウ「ドヤ顔で何言ってるんですかあなたは」
セミラミス「なんて可哀想なマスター…17歳の猛り狂う青い春の衝動を鉄の信仰心で押さえつけていたとは…!と思った我がお膳立てしてあげたのに、なんでこんな憂き目にあわねばならぬ!」
シロウ「とりあえず涙目で逆ギレとか本当にやめてくれませんかね」>>774
シロウ「よく考えてみてください」
シロウ「わたし、一度でも貴方に『愛している』とかそういうこと言いましたか?歯が浮くようなお世辞は言いましたか?」
セミラミス「…言ってはおらぬ。」
セミラミス「でも我を女帝にするといった」
シロウ「別に私新しく作った世界で王様とか皇帝になるなんて言ってませんし。あなた一人で玉座に座っててください」
セミラミス「」
セミラミス「なぜだ?!普通そこは隣にいるものだろう?!別に王座につかずともよいが、そこは共に絆を深めたものとして傍に寄り添う場面だろうが?!」
セミラミス「サーヴァントとマスターは一蓮托生、言ってみればパートナーとか夫婦みたいなものではないか!」
シロウ「違いますよ!パートナーではあっても別に性的には何にもつながりない関係だってあるというか、普通に考えたらそっちの方が多いと思わないんですか!男同士女同士のペアとかどうなるんです!解釈違いもいいとこですよ!抗議のお便りが殺到しますよ!空中庭園大炎上ですよ!」
セミラミス「あれか!教義か!同性愛カップルを認めないのはその教義ゆえか!」
シロウ「関係ありません!爆撃範囲を全方位に拡大するのはやめなさい!とりあえず謝りなさい、真面目に生きる全世界のみなさんに向かって!」
セミラミス「聖職者とかいいながら実はお前だって性職者なのだろう?!我を呼んだ時点でどうせお前も同類なんだ諦めろ!」
シロウ「喧嘩売ってるんですかあなたは!売ってるんですね!」>>775
シロウ「…すっごい疲れた」
シロウ「シロウじゃなくて苦労に改名しようかというほどの疲労感ですよ、ナニコレ…」
シロウ「で、なんで今更暴走してみたりしたんですか」
セミラミス「え、や、その、庭園が、もうすぐ完成するかなーって…」
シロウ「今更気が付いたけど、私の希望を細やかに聞いて取り入れてくれたのって、そういう理由だったんですね」
シロウ「なんなんですかこの庭園は。新居か何かのつもりですか。私は60年かけてあなたの自分勝手なスイートホーム造りをサポートしてたって訳ですか」
セミラミス「…」
シロウ「…」
セミラミス「…」
シロウ「…はいはい、わかりました。言いすぎましたよ、だから静かに泣くのはよしてください」
シロウ「わたしもあなたの献身には感謝していますし、なんだかんだ好意を向けられて嫌な気はしていないんですよ」
シロウ「私の知らないところで勝手に盛り上げられて勝手に結婚式が決定されてるとかドン引きしますしショウジキナイワーと思いますけど、ペットの鳩なら病気でも見捨てずフン掃除もいとわず手をかける愛情深さや、黙ってコツコツ庭園の建築に一人いそしんでいるあなたの姿には正直ほだされていましたから」
シロウ「ふんぞり返ったきらびやかな女帝には興味はもうとうありません。でも着飾らず真摯に努力する野の花のような美しさは、信仰に生きる私の心ですらぐらつかせるには十分でした」
シロウ「はいそこで目をぎらつかせて婚姻届を引っ張り出さない」>>776
シロウ「それにしても最近のあなたは変ですよ…」
シロウ「やたらとボディータッチは多いし、やたら積極的ですし、そもそもが厭世的でどちらかというと社交的でないあなたが、わざわざあまり意味のない結婚式を催すとかありえない」
シロウ「一体どうしてしまったんですセミラミス?」
セミラミス「…シロウのばか」
シロウ「えぇ…バカと言われましても…本気で困惑しているんですが、私」
シロウ「きちんと言語化していってもらえないとわかりません」
シェイクスピア「吾輩の予想であれば言って差し上げてもよろしいですが?」
セミラミス「貴様ぁ!誰に断ってこの場に」
シロウ「はいお願いします。貴方の言動はだいたい90%が愉快犯的な誇張を含んでいますが、10%は紛れもない真実ですから」
シェイクスピア「いや、吾輩もうちょっとまともですが?」
シェイクスピア「とりあえずそこでギリギリと音が聞こえるほど歯ぎしりしているご婦人から私の身の安全を確保していただかないことには…」
シロウ「はい、令呪」
シェイクスピア「ノータイム令呪!なんというノーメルシー!さすがの吾輩もちょっとひく!」>>777
セミラミス「マスター!やめ!やめるのだ!ええい小癪な!こうなったら」
シェイクスピア「ズバリ言ってしまえば、その女帝殿は、長年じらされにじらされた結果、体を持て余しているわけですよ。辛抱たまらん状態というわけですな。別に性欲があるのは男性に限った話ではないのですよ、神・父・殿」
セミラミス「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
シロウ「怪音波で妨害を試みるのはやめてください、セミラミス。教義的に罪深いとか罪深くないとかはさておき、知識としては知らなかったわけではありませんが…そうですか、どうもピンときませんね」
シェイクスピア「マスターにはございませんか、性欲?」
シロウ「私は少々特殊な17歳でしたからね…平凡な一人の農民として静かに生を全うしていればそまた違っていたのでしょうが」
シロウ「受肉してからもサーヴァントの精神性を受け継いだのか、興味すらなかったですしね」
シロウ「ただサタンの誘惑の筆頭にも上がる欲求ですから、さぞかし辛かったのでしょう。そうとは知らず悪いことをしました。とはいえ、私も教義を犯してまで交わろうという気になるほど惹かれているわけでもないですし…まあセミラミスの性欲が喫緊に満たされる必要があるなら状況次第では考えざるをえませんね…どうなんですセミラミス。私の裸体を鑑賞する位で譲歩できませんか?それとも一晩私がロザリオを手繰りながら天井のシミを数える必要があるのでしょうか?」
セミラミス「」
シロウ「え?ちょ、セミラミス?ちょっと大丈夫ですか、何が起きたんです?」
シェイクスピア「えげつない公開処刑を見ました」
シェイクスピア「あ、ちょっと、確かにこれは『放心』ですが、吾輩が付与したバッドステータスではありませんぞ?!」>>778
シェイクスピア「私が加担するのも変な話ですが…オホン」
シェイクスピア「正直マスターにも責任は多少はあると思いますぞ」
シェイクスピア「この間も普通に背後から女帝殿に抱き着いて、胸を持ち上げていたでしょうが」
シェイクスピア「居合わせたサーヴァント全員がどんな空気になったか覚えてませんか?」
シェイクスピア「アーチャーは聖なる戦いを色恋沙汰で汚されたと怒りに打ち震え、ランサーはとりあえず目を開けたまま瞑想して意識だけ宇宙に飛ばし、ライダーはアーチャーの暴走を必死に抑え、バーサーカーは正気に戻って出奔した」
シロウ「キャスターはどうせ笑っていたんでしょう」
シェイクスピア「笑えるわけがないでしょうがくっそ下らん。不愉快ですぞ!バカップルのいちゃつきなど!無理に見せつけられるなど訴訟も辞さない!」
シロウ「何がそんなにダメだったんでしょう…私が召喚されたアインツベルンのマスターにはよくやって差し上げていたのですが」
シェイクスピア「なんと」
シロウ「アインツベルン製の美しいホムンクルスでした。その純潔は無垢さはアガペーというものは何かと私に教えてくれるほどでした。ただ、細身の不釣り合いと感じるほどに乳房が大きく、まあボディバランス的には理想の女体像を模したのでしょうが、本人曰く非常に肩が凝ると」
シェイクスピア「もしや、まさか」
シロウ「はい、『シロウや、この重さはいささか辛いのです、代わりに持ってもらえませんか』『こるのでたまにもみほぐしてはもらえませんか』と」
シロウ「確かに相当な重量がありまして、ただ、前に立つと彼女の視界を遮るのみならず、なぜか妙に熱い視線を感じることもあり、落ち着きませんでしたので、その結果こうして後ろに立って下から持ち上げる今の『コトミネ流巨乳女性サポート体制』が生まれたのです」
シロウ「セミラミスもさぞ肩がこるだろうと提案したところ、言葉少なながら『頼む』と言われたもので…正直皆さんの反応については『解せぬ』の一言です」
シェイクスピア「正直それわたくしどもの台詞なんですが」
シェイクスピア「あとそのマスターが、その、小聖杯だったとかいう?」
シロウ「ええそうですよ。そしてユグドミレニアが現在擁する大聖杯の端末でもあります」
シェイクスピア「大丈夫かこの聖杯」>>779
シロウ「突然強い衝撃?!地震か?!ルーマニアでも地震ってあるのか?!」
セミラミス「マスター!マスター!!」
シロウ「どうしました、セミラミス」
セミラミス「我が空中庭園が…空中庭園が…」
シロウ「本当にどうしたんですか、セミラミス、あなたらしくない。涙を流して動揺するなんて」
セミラミス「我が空中庭園が…完成を目前に爆発で大破したのだ」
シロウ「…なんだって?!」
セミラミス「以前出奔した赤のバーサーカーの宝具だ…なぜ我が庭園マイスイートホーム(予定)を壊したのだあの筋肉だるまめ…!許さん、絶対に許さん…!」
シロウ「ハイハイ落ち着いて。どうですか、再建できそうですか?」
セミラミス「たやすいことよ、と言いたいところだが…正直厳しい」
セミラミス「我が宝具はいまだ完成に至る前だった。まだ魔力も通っておらず、したがってただの物理法則で積みあがった巨石の集まりでしかなかった…」
セミラミス「せめて魔力が完全に通るところまで積みあがれば魔術的に短時間で再構築や修復もできたが、それも難しい…もう一度物理でやり直しだ」
セミラミス「…ごめんなさい、シロウ。一生懸命、集めてくれたのに。ずっとこの日のために集めてくれたのに。」
シロウ「…本当にしょうがないですね」
シロウ「逆に考えましょう。庭園なんだから空中になくていい。地上の楽園を作ればいいのです」
シロウ「とりあえず短期間であなたが領土として陣地を張れる範囲を取り急ぎ構築し、余裕があれば徐々に拡張しましょう」
セミラミス「…教会建ててもいい?」
シロウ「好きにしなさい…ほどほどの範囲でですよ?」>>780
シロウ「というわけで、再建を手伝ってはくれませんか?」
アキレウス「…やってらんねえ」
アキレウス「ちょっくら外で暴れてくるわ」
アタランテ「同じく。私も外に出させてもらう」
アキレウス「えっ、あ、姐さんも来るのかーそっかー仕方ないなー仕方ないよなー」
アキレウス「よしちょっと向こうのサーヴァント2体か3体軽く倒してくるわ。俺みたいなハイスペックサーヴァントにとってはウォーミングアップみたいなもんだし?」
セミラミス「こちらの陣ができなければ大聖杯を奪っても軌道が難しくなるのだぞ?!」
アキレウス「でも地上から動けない建設中の遺跡なんて向こうからしたら的にして集中砲火浴びせてくれっていってるようなもんだろ?外で遊撃隊が待ち構えているのは理にかなってると思うが」
シロウ「ええ、理にかなっていますね。ではライダー、アーチャー、お願いします。指揮は…ライダーにお任せしましょうか」
アタランテ「なんで無言でガッツポーズするほどテンション上がってるのだ、汝…まあ確かにここから出られるのは私も飛び跳ねたいくらいに嬉しいのだが」
シロウ「ランサーは此処に残って守りの最後の砦かつ建築を少し手伝ってもらえるとありがたいのですが」
カルナ「心得た」
カルナ(アキレウスが『飛び跳ねちゃうくらいってどんだけかわいいんだよ姐さん』とか思ってそうだな…とかは、ここでは言わないでおこう。それにしてもこういうのはいつどのタイミングで言ったらいいんだろうか)>>781
ダーニック「我が公よ、とうとう赤陣営が動き出したようです。サーヴァント二騎がこちらに向かっております」
アヴィケブロン「同時に向こうの空中庭園とやらも大きく損害を受けたようだ」
アヴィケブロン「キャスターと思われるが、ああいった長時間かけて構築する陣地形成は一度出来てしまうと後からは対処しにくい」
アヴィケブロン「攻め込むなら千載一遇のチャンスかもしれない」
アヴィケブロン「…あのとき逃がしたホムンクルスが炉心になっていれば私のゴーレムも今頃はもう完成していたのかもしれないのに」
ジークフリート「すまない、だが私が逃がしたかった、どうしても助けたかったのだ。我がマスターも軽く拳で語らった結果、私に同意し泣きながら共に助命してくれたのだ。彼の男気に免じてここは許して欲しい。」
カウレス(本気でそう思って言ってそうなところが怖い…天然聖人系鬼畜かよこのサーヴァント)
アストルフォ「ボクは遊撃隊がいいな!機動力はあるし!防衛戦とか戦略的なやつは苦手!」
ヴラド公「確かに。では任せたぞ」
フラン「う、うあーーーー!!」
ヴラド公「そうか。ならばお前も遊撃隊だな。ただ一人ではいささかお前は心もとない。アストルフォと同行を」
フラン「う。」コクコク
カウレス(えーなんで言ってることわかるの?!マスターの俺もよくわからないのに?!)
カウレス「あ、あの…俺も前線に出ます…バーサーカーのマスターとして」
ダーニック「お前のような若輩者が前線に出て何ができる、バーサーカーのマスターよ」
カウレス(この人俺を軽んじてるんじゃなくて実は名前覚えてない疑惑。まあ若作りしてるけどおじいちゃんだししゃあない)
ゴルド「そうだぞ!お前みたいなぺーぺーの凡才魔術師が前線に出て何ができるって言うんだ!人間なんて石が飛んできただけで死ぬんだぞ、知ってるのか!」
ケイローン「いえ、彼の選択肢は中々にいいと思いますが」
カウレス(?!)>>782
ケイローン「バーサーカーは戦闘時にオーダーが入りにくい。ライダーもみなさんご存知の通りこの理性の蒸発っぷり」
アストルフォ「公然と人をディスる風潮、(・A・)イクナイ!」
ケイローン「カウレス殿は我がマスターと血縁で阿吽の呼吸で意思疎通を図ることができますし、最も目をつけておかないといけないサーヴァントのすぐそばにマスターを置くことで連携もとりやすい」
ケイローン「私はマスターとともにここに残りますが援護射撃で身の安全を可能な限り確保しましょう。でも前線で共に立つライダー、バーサーカー、いざというときにはカウレス殿を頼みますよ」
アストルフォ「まっかされたー!」
バーサーカー「う」コクコク
フィオレ「私は心配ですが…アーチャーがそういういうならいいのではないでしょうか、おじ様」
ダーニック「まあ理には適っているな。重要な戦力を失うような失態は犯すなよ、バーサーカーのマスターよ」
フィオレ「カウレス、頑張ってね。私、応援してるから。ね!」
カウレス「…うん」
カウレス(小声で応援してくれた姉ちゃんマジ姉ちゃん)
カウレス(でも、なーんかさっきの違和感あるんだよなあ)
カウレス(…気が付いた。アーチャーの野郎、公然ではカウレス『殿』なのに、二人とかだと君付けしてきてたんだ…!)
カウレス(くそっ!危うく好感度上げかけたじゃねぇか!絶対あいつのこと俺は認めないからな―――!)
こうしてポンコツたちによるどうしようもない聖杯大戦が起き―――るのだろうか? (完)>>783
乙でした!
おシェイもサジを投げる聖杯大戦
赤の陣営と言うよりもピンクの陣営でした!
セミさま可愛いw>>783
待ってました!
カルナさんはいつも一言足りないw乙でした!
誰かジナコさん呼んでマスター権限引き継がせて!カルナさん可哀想よ!w
そしてこの色ボケポンコツ共はもうどーすりゃええねんwww>>783
起きてたまるか、こんな聖杯大戦ww>>783
一方その頃モーさんは地下墓地で獅子GO-とよろしくやっていたふと思い浮かんだパワーワードを形にしてみました。
初めて書いたので変なところがあるかもしれません。>>791
セイバーと同じく受肉してボーイフレンドと同棲していたところを攫われたモードレッド。
全身に絡みついた触手のため身動きが取れず、操り人形のように宙吊りにされて媚薬を擦り込まれる。そしてV字開脚の姿勢を取らされ、セイバーの疑似男根を無理矢理膣にねじ込まれる。
今まで経験したことのない感覚に悶えながらも必死に耐えるが、そうすることがかえって締め付けをきつくしてしまい、親子そろって声にならない嬌声を上げる。それでも相手を汚すまいと射精を耐えるセイバーに業を煮やしたモルガンは、セイバーの菊門にねじ込んだ触手から、大量の媚薬を流し込む。媚薬の効果によって、今まで以上に肥大化した疑似男根によって膣が張り裂けそうなほど拡張され、モードレッドの下腹部にはうっすらとその下にある挿入物が浮かび上がるほどであった。
そしてモードレッドもまた菊門から媚薬を注がれ、今まで以上にセイバーの男根を締め付けてしまい、ついにセイバーは射精をしてしまう。そして子宮に発情効果のある子種注がれたことでモードレッドはさらに激しく締め付けてしまい、それによってまたセイバーが射精するというループに陥ってしまう。>>792
ふと気が付くとセイバーの目の前には涙とよだれでぐちゃぐちゃになり、だらしなく舌を出したモードレッドの顔があった。生前一度も浮かべなかったであろう女の子みたいな表情を見て、急に愛おしくなったセイバーは士郎が見ているのも忘れてキスを交わしてしまう。最初は抵抗するモードレッドだったが、度重なる絶頂で体力を使い果たしてしまったモードレッドはすぐにされるがままになってしまう。そしていつの間にか自由になっていた両腕でモードレッドを抱きしめ、自分の中にある小さな命のことも忘れて体を密着させる。モードレッドの下腹部越しに感じる自分の男根の感触や、互いの胸を擦り合わせる快感に身をまかせ、恋人つなぎのように手指を絡ませながら子宮が子種ではちきれそうになる程射精を繰り返し、そのたびに悲鳴を上げるモードレッド。
そして二人はかつてモルガンだった肉塊に取り込まれていくのであった。
それからしばらく経ち…。>>783
一気に見ました、乙ー! ギャグエロいいね。
>作者は俺にラッキースケベを与えるつもりがなかとです…
逆に考えてみる、実は知らない間にカウレスはフランに襲われているのでは? ボブは訝しんだ。>>796
よくよく考えたらシリーズ第一作目のメインヒロインが男装・TS経験あり・子持ち・近親・精神アラサーってロケットスタートにもほどがありますよね。
士郎君に関しては特に決めていませんが、自分と同じ顔のホムンクルス達が食い散らかした人骨が、もしかしたら赤毛の少年のかもしれませんね。>>798
アキレウス「姐さん、さっきのは楽しかったな!」
アタランテ「汝、遊びに行ったんじゃないんだぞ…」
アタランテ「でも『疾風怒濤の不死戦車』って、同乗できたんだな」
アキレウス「そりゃ姐さん、元々俺たちの戦車は御者が同乗するもんだからな。宝具となったおかげで単独でもすんなり走るが、俺が手綱を握って姐さんを乗せれば超高速移動式砲台の完成って訳よ。俺たち最強のコンビだろ?」
アタランテ「魔力を無駄に消費するのは良くないだろうが、まあ向こうのセイバー、バーサーカーに加え、アーチャーからも遠距離攻撃にさらされたからな。汝の宝具でも離脱に難渋するようなサーヴァントがいるというのは有用な情報だ」
アキレウス「ああ、黒のアーチャーは中々の手練れとみた。あいつは俺がぶっつぶす」
アキレウス「で、その、姐さん、とりあえず次の作戦の約束なんだが…」
カルナ「邪魔をしてすまない。ライダー、アーチャー。アサシンとそのマスターが呼んでいる」
アキレウス「…わかったよ、すぐ行く」
カルナ(デートの約束を取り付けているのを邪魔してすまない…)>>799
セミラミス「以前送った我が使い魔の鳩、ポロッポーが敵陣のさなか、ユグドミレニアの城塞内にいることがわかったのだ」
セミラミス「使い魔を通じて敵陣の中がわかる…我が先見の明に敬意を表すがよい」
シロウ「はいはいえらいえらい。えらいのでチラチラ私を見るのはやめてさっさと映像をみなに供覧してください」
アキレウス(やれるなら今更じゃなくて最初っからやれよバーカ)
アタランテ(先見の明もなにも、どうせついさっき思いついただけだろうこのアンポンタン)
カルナ(流石ギリシャコンビ…心の中で相手を罵倒するのですら息ぴったりとは…)
セミラミス「我の使い魔、ポロッポーの五感のうち、視覚聴覚についてを映像としてここに再現できる」
シェイクスピア「それが出来るならなぜ今までしなかttハブゥ!」
カルナ(やはり口は禍の元…これからも黙っていよう…)
セミラミス「よし、では見るが好い!」
???『よしよし、ポッポちゃん。今日の晩ご飯ですよー?』
シロウ「…あの、私の見間違えでなければ、あなたの使い魔、ペットになっていませんか?」
アキレウス「しかも結構かわいがられているように見えるんだが?」
アタランテ「汝の扱いに愛想が尽きて寝返ったのでは?」
セミラミス「ち、ちがう!断じて違う!中々呼びかけに答えなかったのはきっと向こうの城塞に魔術的な防御が」
アキレウス「その割に音声も映像もクリアですよねーなんでかなー不思議だなー」
セミラミス「くっ…この脳筋ギリシャ風情が…!」>>800
???『マスター、夜のお茶をお持ちしました。』
???『ええ、アーチャー、ありがとう。』
アキレウス「…この声、まさか…」
アタランテ「汝の知り合いか?」
アキレウス「なあポンコツ女帝、この鳩ずっと雑穀と小松菜を交代でガン見してるけど、別の方向を向かせることはできないのか?」
セミラミス「我が命じればその方向を見るぞ」
アタランテ「出来るなら今すぐやれこの色ボケ女帝」
セミラミス「言わせておけば…!今しばらく待つがいい。ポロッポーの食事がもうすぐ終わる。機嫌を損ねると同調が切られかねない」
シェイクスピア「…ああ痛かった。それにしても『ポッポちゃん』は何という忠実な使い魔でしょう、小松菜一つで簡単に主の命にそmアベシ」
カルナ(危なかった…同じことを危うく口に出すところだった…)>>801
アキレウス「…」
アタランテ「知り合いか?」
アキレウス「…ああ、黒のアーチャーの真名はケイローン。俺の師匠であり恩人だ」
アタランテ「まさか?!彼は半人半馬のケンタウロスではないのか?!」
アキレウス「からくりはわからねぇが確かだ。声といい、顔といい、間違いない。あの弓の腕前も納得がいった。」
アタランテ「…アキレウス、大丈夫か?此度の聖杯大戦ではいくら汝の師匠とはいえ敵だ。我らはしょせんサーヴァントとして呼ばれた幻影のようなもの。本人ではないと割り切って対峙することを勧めるが…無理だというなら彼は私が…」
アキレウス「いや、姐さん。大丈夫だ。今、覚悟が決まった。姐さんには悪いが俺の先生は超一流だ。神性持ちの俺じゃないと相手は務まらない。」
カルナ(惚れた女性には格好のつかない姿は見せられない、ということか。うん、これも黙っていた方がよいだろう。)
アキレウス「それにしてもけばい女帝様と比べて新しい飼い主は随分と可愛らしいな。ネーミングセンスも段違いだし。」
アタランテ「どこぞのアッシリア人と違って、アルテミス様の侍女にスカウトしたい逸材。そりゃあ鳩も向こうに懐く。」
セミラミス「ええい、若さがそんなに大事か!我だってエルフ耳だぞ、エルフ耳!」
シロウ「はいはいそこまで。確かにアサシンは色々アレかもしれませんが、彼女には私がいることをお忘れなく。そこまで私のサーヴァントを苛めないでくださいね。あと若さとか顔の造作ではなく、清純さの問題だと思いますよ、アサシン?」
セミラミス「」
カルナ(あげたとみせかけて奈落に突き落とすスタイル)
シロウ「ランサー、あなたもなにかありませんか?簡単に一言でいいですので。」
カルナ「一言…一言にするなら…ずいぶんと可愛らしいマスターもいたものだ」
シロウ「はいありがとうございましたもう結構です」
カルナ(敵の使い魔に対して魔術的防御も張らず愛玩動物として扱う、あまりにも善良で無知すぎる魔術師としては未熟なマスター。だがその愛すべき人間性こそが最大の弱点。サーヴァントの注意をひきつけアサシンの使い魔の毒サソリでも放てばすぐに討ち取れる。と言いたかったのだが…伝わったのだろうか?)>>802
アタランテ「!ちょ、ポンコツ女帝、後ろの書棚を映させろ!」
セミラミス「アーチャー、何か見つけたか。よし今そちらを見させる」
アタランテ「…やっぱり!」
アキレウス「姐さん、何があった?!」
アタランテ「ほら、ほらほら見てアキレウス!やっぱりだ、やっぱり私が思った通りだ!」
アタランテ「このマスター、『とき●きトゥナイト』全巻揃えてるぞ!やっぱりなー、こういうのが好きな子なんだろうなって思ったんだー!すっごいいいんだぞ、聖杯から知識貰ったんだけどすっごいキュンキュンして結局最後まで読んじゃった!」
アキレウス(どうしよう姐さんめっちゃ空気読まずにはしゃいでる)
アキレウス(アルテミス様って恋愛御法度だったんじゃないのか、姐さん?見ててキャッキャする分には許されるってことか?)
アキレウス(でも俺の服掴んでブンブンしながらはしゃぐ姐さんに俺のトキメキがトゥナイトは止まらなさそうのでここはスルー)
シロウ「…はい結構です。もう少し有用な情報を」
アタランテ「あ、ちょっとまってその下の段、もうちょいズーム!」
セミラミス「たわけ!我の使い魔をそんな下らぬ戯言に」
アタランテ「あーはいはい、できないことを頼むのは失礼だったな」
セミラミス「できるわ!ほれ見てみろ!」
アタランテ「あー!これは!これこそは!かの名作、竹宮●子先生による不朽の名作、『風●木の詩』!これが好きな子に悪い子はいません!」
アキレウス「ちょ、姐さん?!口調まで変わってどうした?!」>>803
アタランテ「なんだ、アキレウスは知らないのか?聖杯が教えてくれなかったのか?」
アキレウス「いや、姐さん…そんな澄んだ瞳で不思議そうに聞かれても…」
セミラミス「よいよい、捨て置け。要は濃厚なホ●マンガだ」
アタランテ「はぁあ?!違うわ!プラトニックで純粋な愛を描いた超大作ですー!自分より一回りも二回りも年下の男子とやりたくてやりたくて年中発情してる腹黒年増には良さがわからないんですー!」
セミラミス「どこがプラトニックじゃ?!メッセージ性はさておき、思いっきり挿入してるではないか!男同士で!おかげで不要な知識を得てしまったわ!」
アタランテ「ほんっっっと、最低!そういう表面のところしか見なくて作品の根底に流れるものとかを感じられないとか、毒で感性まで爛れたんじゃないのか?!少年愛は概念なんですぅ!穢れなき魂の結びつきの象徴なんですぅ!お前みたいなやつに聖杯がこの作品の知識を与えたこと自体が信じられん。」
アタランテ「なあアキレウス、お前はわかるであろう?というかそもそもお前ギリシャなんだし、あれだろう?こう、幼少のみぎりにはそういうキラキラした関係とか…あ、言わなくていい、言わなくていいから。そういうのって、こう、秘めているからこその、価値ってあると思うし…」
アキレウス「お、おう…」
アタランテ「そうか、よく考えたらそもそもの少年愛の源流の中で育ったから、あえて聖杯も知識を与えなかったんだな…しかしつくづく生前はもったいないことしたなあ、神殿の外に目を向ければきっとそんな綺麗な世界が見れたはずなのに、私は…」
アキレウス(どうしようもじもじしている姐さんがめっちゃ可愛いのに、なにこの名状しがたい気持ち…過去最高レベルに可愛い顔をしているというのに…こんな姐さんは知りなくなかった…)
カルナ(頑張れ、頑張るんだライダー。何も言わないが密かに応援しているぞ。)>>804
アタランテ「とにかく私は断言する、このマスターは良い子だ」
シロウ「いい子悪い子関係ありません。敵ですからね。少なくともサーヴァントは撃破し、マスターも戦力として無力化すること。これが最低条件です。何か弱点を見つけてください」
アキレウス「…先生の生前の死因はヒュドラの毒だ。これで満足か?」
セミラミス「ヒュドラならすぐに準備できよう。くっくっくっ…」
アキレウス「…けっ、この毒婦が。これで十分か?」
シロウ「ええ。それではマスターの方の弱みも見つけましょうか」
アタランテ(それにしてもあのお茶菓子おいしそう…ジュルリ)
アキレウス(甘いお菓子とかいいなあ、ちゃっかり先生も食ってるし…ジュルリ)
カルナ(…甘味か。ギリシャ人は甘いものが好きなのか。グラブジャムンを今度取り寄せてみようか。だが俺の聖杯の知識は「甘さの暴力装置はまずい」と囁いている…これはどうしたものか)
『マスター、ほら、生クリームがついていますよ?』
アタランテ「ちょ、アキレウス!見ろ!お前の師匠指でマスターの唇を…!」
アキレウス(すくいとって舐めてみせたー?!)
アキレウス「ちょ、嘘だろおい!」
アタランテ「ちょっと!しかもこのマスター、今度はお返しにその指を…!」
シロウ「いわゆる『指ちゅぱ』ですね…やれやれ、うちのアサシンみたいなのが他にもいるとは」
アキレウス「ちょ、カメラ、カメラ止めろーー!!見るなお前らーーー!」
シロウ「うるさいですよライダー。黙って着席してください」
アキレウス「これが座ってみてられるか?!」>>805
アタランテ「なんつーか、ほれ、汝の師匠も安心と信頼のギリシャクオリティってやつだな。あんな純真そうな、少女漫画の世界に生きてそうなおぼこいマスターに、こんな下劣な行為を教え込むとは」
アキレウス「ジト目はやめて、姐さん!」
アキレウス「違う、違うんだ姐さん、先生はそんな人じゃない!本当だって!」
アタランテ「違うも何も、めっちゃチュパチュパいってるんだが?鳩イヤー通じてこっちにまで音声流れてるんだが?」
アタランテ「ほら、アキレウス。アーキーレーウース。見ろ。現実直視しろ。」
アキレウス「やだ、絶対見ない。」
カルナ(頭をペチペチされる大英雄…)
『…んッ…』チュパ『…どうしたんです、マスター…今日はずいぶん積極的ですね…』ピチャ『…フフッ…』チュッ『…いけない子ですね…ふふ…』
アキレウス「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
アタランテ「ちょ、急にわたしに飛びつくな!あと耳元で喚くな!聞こえないではないか!」
カルナ(なんというか、急に積極的になったな、アーチャー…。ライダー、これはチャンスではないのか?このケモ耳ガールは潔癖症に見えて、実は並外れた性への興味の裏返しのパターンなのでは?この隙に距離をつめ…無理か。無理だな。)
アタランテ「ああもう!急にカメラがパーンしたぞ!どうなってるんだ年増!」
セミラミス「と、とし?!ポロッポーは鳩なんだ、おねむなんだ!夜はだんだん眠くなっていっぱいいっぱいでこっちのいうことをきかなくなる、そういうもんなんだ!それより我を年増扱いとは、この、無礼者!」
シロウ「もう、さっきからなんなんですか貴方たち。小学生ですか。いい加減にしないと令呪きりますよ。」
カルナ(音声がはっきりしているあたり、鳩が自主的に気を遣っているのでは?)
カルナ「音が少し変わったな…これは…キスだな」
アタランテ&セミラミス「?!///」
アキレウス「」
カルナ(しまった、ライダーにクリティカルヒットを当ててしまった)>>806
アキレウス「うそだ…嘘だ先生…」
シェイクスピア「そのとき青年の脳裏に横切ったのは、幼い少年の日々の思い出だった」
シェイクスピア「父親の様に強く、大きく、たくましく、そしてどこまでも清廉だった彼の『保護者』の思い出。その一つ一つが走馬灯のように駆け巡ったのである」
シェイクスピア「というわけでおはようございます。とりあえず目を覚ましたらこうなっていたのですが、誰か説明してもらえませんか?」
シロウ「とりあえず目を覚ましたのは今ではないですよね。ちょっと前に起きて状況把握を試みてましたよね。把握するやいなやライダーの心の傷に塩をもみ込もうとするのはやめてください。全くあなたという人は…それ面白いですか?」
シェイクスピア「ええもちろん。ですが吾輩、名だたる英霊がこんな覗き行為をしているとはほとほと呆れましたぞ。吾輩にはかような下劣な趣味はありませんゆえ、書斎に戻らせていただきます。」
シロウ「…ほう、キャスター?何か作品を思いつきましたね?」
シェイクスピア「いえいえ作品というほどのものではございません。マスターの国のことわざ、あれを少々お借りしようかと…」
シロウ「『人の恋路を邪魔するものは 馬に蹴られてシんじまえ』というやつですね。」
セラスミス「ケンタウロスとうまに引っ掛けてうまいこと言ったものだな。だがこれまでだ。」
シェイクスピア「ちょ、鎖で縛りあげるとは!なんたる横暴!なんたる暴挙!あと今のギャグですか?親父ギャグですか?!」
セミラミス「う、うるさい黙れ!たまたまだ!そういうことってあるだろう?!」
シロウ「とりあえず執筆できない状態かつライダーから引き離しておきましょう」
シロウ(肉体はかかと以外無敵ですが、心は人間と変わらなくてむらっけがあることが、ライダーの弱点ですね)>>807
アキレウス「…先生はそんなこと言わない」
アタランテ「いや、だから言ってるぞ?なんか仲良くむつみごとをさっきからずっと」
セミラミス「どこぞのAV出演したトーシロ処女のようなことを言うでない」
アキレウス「あれ先生じゃないし。体が人間だし」
アタランテ「いやいやお前がさっき自分の先生だって断言したじゃないか」
『…あ、やだ、もう、ケイローンったら』ハァハァ『こらこら、ベッド以外で真名は簡単に口にしてはいけないといったでしょう?』ガサガサ
アタランテ「ほれ真名思いっきり出たぞ」
アキレウス「」
カルナ(ことの最中は名前を呼ばせてるのか)
アタランテ「というかもう、ああ、衣擦れの音とかすっごく気になるのに全然視界にまともな映像が入らないじゃないか!どうなってるんだこの鳩カメラ!」
セミラミス「我だってずっとさっきから念じておるのじゃ!何度も言うておるだろう、おねむの時間だと!!」
アタランテ「電気が煌々とついていてそうすぐに眠くなるものか!汝は使い魔に舐められているぞ!」
セミラミス「鳩の体内時計バカにしておるのかケダモノ女?!」
シロウ(もう特に得るべき情報はなさそうですね…顔でマスターは把握できたわけですし、あとは時計塔の情報などで記録を探す方がよさそうですね。後は…このペアを脱落させるなら、彼女の恋心に付け込むのが最善策、と言ったところでしょうか。伝承にも伝わる賢者を出し抜くのは並大抵の努力では足りないでしょうし)
『…ぁっ…』ピチャ…『…んっ…』『っくッ…フィオレ、それは…ぅっ…』ゴソゴソ…
アタランテ「ちょ、ほら!ほらほらー!急いで早く!」
セミラミス「わかっておる!我だってわかっておるから!!頑張れ!頑張るんだポロッポー!」
シロウ(それにしても、少しは恥じらいというものがないのでしょうかこの二人)>>808
シロウ(水と油の仲だと思っていましたが、案外この二人、それなりに共闘はできるかもしれません。…とはいえ、この二人をどうやって足並みそろえたものか。この陣営の品位をこれ以上落とす方向以外で意気投合する道筋が見えてこない…頭が痛い問題ですよこれは)
シロウ(それよりライダーは大丈夫でしょうか)
アキレウス「」
シロウ(…いかん。三角座りで膝に顔をうずめ耳を塞いでいる…見た目からの想像以上に繊細なタイプか…これはダメなパターンですね…なんとか起死回生の一言を考えねば…)
『やだ…恥ずかしい…』『何をいまさら、昨日は昼間のベランダだったでしょう?』『も、もう、バカバカぁ!…やんっ…』
セミラミス「お、おのれおのれおのれこの小娘がぁ!小娘の分際ごときで性の悦びを知りやがって!!我だって我慢してるのに!!」
アタランテ「ちょ、やだ…!///それって、その…外///」
アキレウス「」
『ぁ…おねがい…んっ…でんき、けして…』ブツン
アタランテ「あー」
セミラミス「あー」
アタランテ「…あれか、汝の鳩はアナログか。赤外線モードとかついてないのか」
セミラミス「鳥の鳥目に無茶を言うでない。赤外線は蛇だったらついていたんだが、まあ蛇だと部屋にはあげてもらえなかっただろうしなあ」
アタランテ「そうか、うまくいかぬものだな…」
カルナ(顔を隠したライダーが先ほどから生まれたての小鹿の様に震えている…気の毒に)
アタランテ「じゃあここからはサウンドオンリーで観察するしかないな!」
セミラミス「よし音量上げるか!」
アキレウス「」ビクッ
カルナ(なんという死体蹴り)>>809
シロウ「はいはい、お開きおひらき。ポ●ノ鑑賞会は終了です。もう十分堪能したでしょう貴方たち。」
セミラミス「なっ…///て、訂正しろマスター!我たちは相手のマスターの偵察をだな?!」
アタランテ「そっ、そうだぞっ?!///これでも処女神アルテミス様が神殿に仕えたアタランテぞ?!そんなただ覗いてたようなことを」
シロウ「覗き以外のなにものでもないです。自重なさい変態痴女コンビ」
セミラミス「」
アタランテ「」
シロウ「…ライダー。あなたの大事な先生は、魔女に誑かされているのでは?」
アキレウス「…」
シロウ「相手は年端もいかない少女に見えても魔術師です。女魔術師とはすべからくして魔性の女です。見た目にごまかされてはなりません。シェイクスピアも『天使のような悪魔ほど人を迷わすものはない。(There is nothing with which a devil similar to an angel, too floors a person.)』と言いました…現在軟禁中ですが。」
アキレウス「…だよな。そうだよな。うん、そうだ。絶対そうだ。先生がそんな、こう、未成年で、足が悪くて逃げられない子を一方的に手籠めにするはずねーし!」
アキレウス「先生がこんな大事な時に若い女の子に夢中になってうつつをぬかすわけねーし!」
アキレウス「というわけで、絶対、倒す!ぶんなぐって俺が先生の目を覚まさせる!」
アタランテ「えー…絶対汝の先生の方が悪いに決まってるのに」
シロウ(よしなんとか戦闘不能は免れました、危なかった…)>>810
シロウ「セミラミス、そういえばあなた後からもう一羽鳩を飛ばしてましたよね?」
セミラミス「ああ、あれな。戻ってきたが…そういえば最近どこに行ったんだろう、見かけぬな」
シロウ「そうですか、向こうにいるのはあの一羽ですか。安心しました。では令呪使っときますね。」
シロウ「『私の許可なく勝手にあの鳩をのぞき行為に使わないように』」
セミラミス「ーーーー!!!アーチャーと約束したのに!!」
シロウ「やっぱり…使っておいてよかったです。」
シロウ「さすがに軽犯罪法でお縄になりそうな痴女サーヴァントを自陣から二人も出すとか、聖杯大戦以前に聖堂教会の人間として看過できませんでしたので。…それにしてももう一羽は、今どこへいったのでしょうね。」
カルナ「…」
鳩「ぽっぽー」
カルナ「…」
鳩「ぽっぽー?」
カルナ「…君がいてくれてよかった」
(いったん、終)>>811
ユスティーツァ「なにこれェ」乙でした
この聖杯ろくな知識与えてないwwwおっつん
アキレウス頑張れ、ちょっとひとっ走りして城内掻き回して来なさいw
そして何気にカルナさんも割と精神的に参ってそう
取り敢えず自重しろ痴女コンビwww>>811
これには御三家の方々もドン引きですわ>>811
割とマジでR18すぎて浮くのでひどすぎるギャグ時空に入れなかったオマケ
「なあ、アキレウス…まあ、その、悪かったって。こう、ちょっとまあ、テンションが変な方向に走りすぎたというか。」
「…うん。」
「なあ、元気出せって。ほれほれ。」
「…うん。」
赤陣営。色々あった晩、解散となった後、ギリシャの名高い戦士はみるみる再びしょぼくれてしまい、なんやかんやで行動を共にしている女狩人が付き添っている。
「汝はもう、図体はでかいのに、意外とナイーブというか…このおぼっちゃん育ちが」
好意を隠さずにまっすぐぶつけてくるこの青年は、うざったいことも多いがこれはこれで可愛いところもあるので、ついつい構ってしまうのだ。ついでにいうと、今回は自分がやらかしたという自覚もあるので、罪悪感と責任感もあって、彼を構わずにはいられない。
「なあ、どうしたらお前は元気になる?何かできることはあるか?」
「…姐さんにだっこしてもらってよしよししてもらう」
「バカか汝は。こんなごついのが抱っこできるか。小さい子供ならともかく。」
「じゃあ姐さんをハグさせて」
「…了解。でも正面から向き合うのは、その、困るから。そういうのアルテミス様的に多分許されないし。」>>816
というわけでこうして二人は寄り添っている。床で胡坐をかくように座ったアキレウスの膝にちょこんと収まるようにアタランテは腰かけている。青年は後ろからぎゅーっとアタランテを抱きしめて髪に顔をうずめている。
「汝、本当に図体はでかいが頭は子供か。私はぬいぐるみじゃないぞ。」
「…姐さんの髪、フカフカしていい香りがする」
「ちょ、変態!誰がスンスンしていいといった!」
しなやかな獣のようなアタランテの体を抱きしめ、アキレウスはよりアタランテに顔をうずめる。うなじに吐息がかかり、思わず彼女の耳がぴくんとはねた。高い体温、鼓動。自分と違う生き物。先ほど垣間見た情事を思い出して、思わず彼女の心臓も早鐘をうつ。なまじ姿の見えない恋人たちの声は逆に彼女の想像をかきたて、興奮させていた。思い出すだけで顔が赤らむだけでなく、自分が濡れてくるのを感じる。はしたない自分への体への恥じらいを感じながら、同時にまたさらにその状況が倒錯的に彼女を興奮させる
「あ、ちょ、アキレウス!ダメ、ダメだ!」
気が付けば背後の男は左手で自分を抱きしめながら、右手で自分を愛撫している。いつの間にか荒くなった息が首筋にあたる。
「ん…」
柔らかく首筋を甘噛みされ、思わず甘い声を上げる。下腹部がきゅんと引きつる。思わずもじもじと体をよじるが、足の間がしとどに濡れてヌルヌルとしはじめた。>>817
「なあ、姐さん…こっち向いてよ」「だめ、今は無理…」
耳朶を甘噛みされながら思わず甘い吐息を吐く。と、自分の腰に硬いものを押し当てられていることに気が付き、アタランテはびくっと身を震わせた。反射的に逃げようとしたが、青年の両腕はそれを許さない。抵抗しようと押し返す細腕は、逞しい腕に簡単に抑え込まれてしまった。青年に負けず劣らず息を荒げ、顔を上気させ目を潤ませていることに、彼女は自分では気が付いていない。
「姐さん…その、濡れてるだろ?俺にわかる位に」
はっとアタランテは思わず視線を落とす。スカートに阻まれて見えないが、青年の脚にまで伝わるほどに自分の体は蜜をこぼしている。思わず身をよじり相手の胸倉を恥ずかしさのあまりに突飛ばそうとしたが、それすらやすやす抱き留められ、そのまま強引に口づけをされる。くちゅ、くちゅというくぐもった水音と、息を押し殺した声が、やけに大きく響くように聞こえる。
「その…姐さんが濡れてるって気が付いたら、もう、我慢できなくて…なあ、入れていいだろ?もう我慢できない」「だ、ダメだ!それは、ダメ…」「なんで?俺が嫌か?」
熱くせわしなく唇を求めながら、熱っぽくアキレウスはアタランテに問う。嫌だ、といえばこのまっすぐな青年はきっと引くだろう。それは彼女にはわかっていたが、なぜか別の言葉が彼女の口から滑り出た。
「だってわたしはアルテミス様の乙女だから…その、入れるのは、ダメだし…」「…じゃあ、姐さん、手で」「そ、それも、だめ!口も!見るのとか、そういうの、ダメだし」「じゃあ俺が姐さん触ってもいいか?」「だから、だーめ!ダメなの!」
とろんと潤んだ目でフルフルと耳をふるわせながらいつもより少し子供っぽい口調。どれだけ自分がいま煽情的な姿をしているのかアタランテは理解していない。それを目の当たりにしたアキレウスは少し嗜虐的な興奮を覚え始めていた。>>818
「じゃあスマタにしよう、姐さん。」「す、すま?」「こうね、姐さんの濡れてるところで、俺を、こう、愛撫するの。下着越しでいいから」「ん…じゃあそうする」
じゃあ、と脱ぎかけたアキレウスに思わずキャッと小さい声を上げて目を逸らすアタランテ。
「その…向かい合うのは無しだから。あと私が服を脱ぐのもなし!そういうの、アルテミス様の乙女として、ダメだと思う」「ええ…それすごくやりづらいと思うけど…」「とにかく、もう、そうしてくれないと何にもしてやらないからな!」
かくして、ベッドに腰かけたアキレウスの上に、やはりちょこんと座ったアタランテ。
「その…汝がどうするか言ってくれないと…困る。どうしていいか分からない。」
「いや、だから向かい合って…」「それはダメ!」
仕方ないなあ、と青年は困り顔で呟いたものの、顔を赤くした少女のような狩人の姿に思わずまた欲情が湧き上がってきた。
「じゃあ、とりあえず、まずもう一度姐さんに濡れてもらわないとね」「ふぇっ?」
首筋を、うなじをなでながら、もう一度後ろから手をまわして愛撫する。服の胸元から手を差し入れ、張りのある乳房に手を添わせるとひゃん、と可愛らしい悲鳴を上げた。
「そこ、関係ないし!」「あるある、脱いでないし大丈夫だよね姐さん」
そのままゆっくりと足を開かせる。
「こ、こんなの関係ないじゃないか!」「姐さんが俺の上で腰を前後にゆすらなきゃいけないんだ、しっかり足を開かないとまたがれないだろ?」「くっ…」
アキレウスの上で、こちらに向かって腰を突き出すように座ったアタランテ。ふわりとしたスカートはしかし、ピンと立っているシッポで後ろがまくれ上がり、局部があらわになっている。ほとんど意味がないほどに濡れた下着越しに、彼は男根を押し当てた。
「じゃあ、姐さん、ゆっくり前後に腰を振って…」「…こう、こうか?」
ややたどたどしい腰つきと雌の香りがたまらない。そのままアタランテの腰をつかむと、アキレウスは己を下着ごしに押し付けながら、力づよく彼女を前後にゆする。ひゃん、あっ、はぅっ、と甘い声を挙げながら身をよじるアタランテ。
「姐さん…すっごいいいよ。」「あっ…その…らめっ…」
シッポがより逆立ち、アタランテの前傾は徐々に深まり、腰が持ち上がり始めた。思わず下着に手をかけると、濡れそぼった女陰がそのままあらわになった。>>819
「ごめん姐さん…やっぱり入れるわ」「えっ?!らっ!らめぇぇ!!」
悲鳴のような彼女の声も、興奮しきったアキレウスの耳には入らなかった。そのまま男根を押し当てると、そのまま彼女はつるりとくわえ込み、襞がビクビクと痙攣する。
「すごい、すごいよ姐さん!」「ひゃぅん、ら、らめぇ!抜いて!今すぐ、あひゃん、いやああ、らめなのお!」
ずっちゅ、ずっちゅと鈍い音をしながら、彼女の言葉と裏腹にアキレウスを離そうとしない彼女の蜜壺。そのまま一気にリズミカルにつくとパンパンと音が部屋中に響いた。
「やらあぁあああ!らめえぇええ!抜いて、抜いて、出してぇ!」「おう、抜いて出してやるよ姐さんの中にな!」「違うのぉ、ああん、やらあぁぁあ!」
どんどん状態の力が抜け、四つん這いから半ばうつぶせの様になっていくアタランテ。しかし彼女のしっぽは天高く屹立し、より高々と腰を突き出してくる。ネコを思わせるような身のくねらせかたに、アキレウスは思わず彼女の腰を軽く叩く。ビクンとアタランテの体が引きつり、襞がアキレウスを締め上げた。
「いいのか、姐さん、すっげぇ感じてるよな!」「やぁやらぁぁああ!見ないでぇえええ」「そりゃ無理だ姐さん、めっちゃエロいよ、すっごくいい、すっごく気持ちいい」「ひゃああああああん」「あ、ダメだ姐さんそんなに締めたら、俺もいきそう」「?!いや、いやああああ、すぐだしてええええ、中、中はらめええええ」「中に出すよ姐さん、いいよな?!」「らめっ、らめなのおおおおおお」「おらっ、姐さんもいいんだろ?!」「ひゃあああああん、いぐっ、らめっあああああ」「姐さん、俺もいきそう、もうでるっ」「なか、なからめぇええだしてえええ」「出すよ、出すよ姐さん!好きだ、姐さん!!」
その刹那、中でひときわ硬くなった後、男根から精が放たれる。ビクビクっと痙攣し、その後、静かになった部屋に、二人の荒い吐息が響く。そのままゆっくりとアキレウスがおのれを引き抜くと、アタランテは力なくそのまま崩れ落ちた。>>820
「…ぐすっ…えぐっ…」「あの、姐さん…」「…ぐすっ…」
熱気の去った部屋は一転、居心地の悪い沈黙で満たされていた。終わった後アタランテを引き起こしてキスしようとしたアキレウスだったが、アタランテが本当に顔じゅうをくしゃくしゃにして泣いていたのに気が付いたのだ。
「その…マジ泣きさせるほど嫌だった?」「…」「ごめん…」
そんなに痛かっただろうか、彼女も少なくとも体はノリノリだったというのに。アキレウスとて英雄、同意も得ずに無理やり押し切ったつもりではなかったのだが…
「…アルテミス様の乙女なのに…もうおとめじゃなくなっちゃった…」「…あの、姐さん?」「だからー、だから入れないでって言ったのにー!服の上からって言ってたのにー!」「あの、その、そういうこと…ごめんてっきりすっごく姐さん感じてたからこう、いいのかと…」「しかも、中に出したー!やだってゆったのにー!」「姐さん、そ、それは…ごめん…」「赤ちゃんできちゃううう!ああああ!もう、ばかー!アキレウスの、バカー!」
ふえぇぇ、と本格的に泣き出したアタランテ。アキレウスは思わず天を仰いだ。これはやってしまった、やらかしてしまった。>>821
堰を切ったかのようにわんわんと泣くアタランテを抱きしめ、頭をぽんぽんとしながらあやすように一生懸命アタランテに語り掛ける。
「姐さん、軽率なことをしてすまなかった。でも姐さんのことは好きだからな?大事にするからな、な?」「…」「こう、自慢じゃないけど、俺、走るのめっちゃ速いぞ?」「…」「アルテミス様には、こう、全部俺が悪かったって、俺が直接謝る。そういう機会がもらえたらの話だけど。少なくとも姐さん一人に責任取らせない」「…」
しゃくりあげながらむくれるアタランテは、凛々しい女狩人とは全く違う可愛らしさで、アキレウスの中にいとおしさがこみ上げてきた。
「姐さん、ぜーったい、大事にするから」「…アキレウス?」「ん?」「あのね」「なに、姐さん?」「あかちゃん、できたら、せきにんとって」「とるとる。できてなくても姐さん泣かせた責任取るから。もう絶対離さないから。」「…して?」「え?」「じゃあ、ここでキスして?」
甘く、ながい口づけ。今度はアタランテからも求め、アキレウスが応える。小動物の毛皮を思わせるような、ふわふわとした癖のない手触りのいい長髪と、まっすぐな気性をそのまま形にしたような、強くしなやかな短髪。互いの髪を指に絡めながら2人は長い接吻を交わした。
(以上剪定事象終了)>>811
一方その頃モーさんは獅子GO-さんと一緒にクレープをほおばっていた>>825 ミスったすまない。
ヒポグリフはそのまま部屋に入ると、ぐだ子の前で伏せた。
(やっぱデカイし、凄くカッコいいなー)
バレンタインのお返しでほぼ同じ大きさのぬいぐるみはもらったが、やはり本物は凛々しいくて迫力がある。その上男前だ。
ぐだ子はそう考えながら、ヒポグリフの顎下や頭を撫でてやると気持ちよさそうにヒポグリフは目を閉じて自分からぐだ子の手に擦り寄っていた。
「よしよし、いい子ね。」
しばらく撫でながらふと乗ってみたいなと思い、ぐだ子はヒポグリフに聞いた。
「ヒポグリフ、乗ってみて良い?」
そう聞くと、ヒポグリフは一度立ち上がり、ぐだ子が乗りやすい位置にかがんだ。
そのままぐだ子は跨り、ヒポグリフは再び立ち上がった。
ぐだ子は部屋を見回した後ヒポグリフに抱きついて顔を羽毛の中にうずめて鼻から息を深く吸い込んで吐き出した。
獣臭い匂いを何回か深く吸い込んでは吐き出した。
「素敵な匂いだね。君に乗るアストルフォが羨ましいや。乗せてくれてありがとうヒポグリフ。」
そう言いながら、ぐだ子は降りて臭いがが移ってないかを自分の服を嗅いで確かめた。>>827
その時、後ろから低いから甘え声を出しながら、ヒポグリフはぐだ子の股間に顔を擦り付けてきた。
「っン...ちょっと待ってヒポグリフ、やめてちょうだい。」
ヒポグリフは止める気配はしないどころかもっと強く擦ってきた。
(私にマーキングしてるの?)
擦られながら股を後ろに突き出し、壁に手を当てて、擦れるたびに顔を赤くするぐだ子。
「ッん...あっ、うん...やっン..めて。」
すると、ヒポグリフは突然やめたと思ったら、嘴でスカートを引っ張った。
「待って、それはダメってば!脱ぐから放して!」
強く言うとすぐに放してくれた。振り向いて顔を見ると、少ししょんぼりしてるようにも見えた。
「ヒポグリフ、女の子を誘う時はもっと紳士的にやらないと。今回は許すけど、他の女の子にはやらないでね。」
そうアドバイスすると、ぐだ子はベッドに腰掛けて、靴下以外を脱いで自分の裸体をあらわにして上半身を倒し、両脚を開いてヒポグリフを呼んだ。
「ほら、来ていいよ。舐めて。さっきやりたかったみたいに。」>>828
ヒポグリフは頭を股まで下げてぐだ子の股を舐め始めた。
最初は嘴が当たらないように気をつけていたが次第に口を大きく開いて舌で股全体を舐め回し始めた。
舐められる度にぐだ子は小さく喘きながらヒポグリフの舌で感じていた。
「っん...ん、その調子よ、ヒ、ヒポグリフ。も、もっとヤってち、ちょうだい。」
そのまま舐められ続け、ぐだ子は静かに絶頂した。
「ハァ...ハァ、スゴく良かったよ。へへ、今度は私の番だ。いっぱい気持ち良くなろうね、ヒポグリフ。」
そう言いながらぐだ子は立ち上がり、ヒポグリフの下に潜り込んで、勃っているヒポグリフのモノを見ながらそれをまずは手で握って擦ると、ヒポグリフが鳴きながら翼を軽くバタバタしていた。
「気持ちいいんだね。ならもっとしてあげる。」>>830
「すっごい量だ。たくさん出る男の子はモテるよ。だから次は私の中に入れてたーくさん出そうね、ヒポグリフ。」
そう言うと、ぐだ子は後ろを向いて四つん這いになって腰を上げ、唾液と愛液で濡れた割れ目をヒポグリフのモノの先端に合わせると、ヒポグリフはそれをゆっくり挿入していった。
「そ..,そう、その..まま...挿れて、じょ..う..ずだね♡...そこでッ...ストップして...ゴめんね...これ以上入るとッん♡..む....リだ、から
そこで..トめて...」
本当はまだ入る。が、さっきの量と同じくらいのを受け止めるならここで止めないと大変なことになる。しかし、ヒポグリフはまだ挿入して行く。
「まッ..で..ヒ...ポグリフッ♡...い゛い子だから゛ぞこ...でどまッで♡....ぢょうだい゛」
喘ぎながら嘆願するも虚しく、ぐだ子の中にヒポグリフの棒は奥に入って行き、結局ぐだ子の奥まで挿入された。>>831
「ひ、ヒボ...グリフの゛....バかァー♡
ヤめで.....ッてい゛っだの...に゛」
抗議するぐだ子を無視してヒポグリフはそのまま優しく腰を振り始めて、奥にぶつけるたびにぐだ子は喘いだ。
「ま゛ッ...て、ヒ、ヒポグリフぅ、ずごしだげでい゛い゛から...抜゛いて゛♡ッン...
ヒポ...ッン!グリフぅ゛ッン...これ゛...いッン!....じょ゛う入ったら゛破裂しち゛ゃうよう♡」
ヒポグリフはそれでもぐだ子の言うことを聞かずに、腰を振り続けた。そしてそのままぐだ子の中で達して精液が溢れ出た。
ぐだ子も射精された時に絶頂してそのまま、ヒポグリフのを受け止めたあとに精液で僅かに膨らんだお腹に手を当てそのまま床に伏せた。
「ハァ...ハァ..死ぬかと思った...あんなに出されたら、赤ちゃんできちゃうよ...う〜ん...お昼に揚げ物食うんじゃなかった。吐きそう。」>>833
「たっだいまー、マスターお手伝い終わったーよーって、臭っ!なんなのこの獣臭さと精の混じった匂いは。」
ぐだ子が弁明しょうとしたところでアストルフォは1人と一頭の様子を見て聞いた?
「もしかして2人でいちゃついてたの?」
「その、えーまぁ、うん、そうだね。いちゃついてた。というか遊んでた。」
「あれ?でも、ヒポグリフはマスターを見てる目が完全につがいの相手として見てる目だよ。」
「もしかして、そういうコトしちゃった?」
反論する気もなくなったぐだ子は開き直って言った
「やったよ。結構うるさくしてたような気はするけど、聞こえなかった?」
「全然」
ぐだ子の質問を軽く流して、にそのままアストルフォはヒポグリフに話しかける。
「おめでとう!ヒポグリフ、お嫁さん見つかって良かったね。でも一人前の男になるんだ、やる事はたくさんあるぞ。大丈夫か〜。」
ヒポグリフをもふもふしながらからかうアストルフォを尻目に、そのままシャワー室に入り、
付いたものを全て洗い流したぐだ子は二人共外に出すとまだ匂いの残る部屋で、そのまま早めの眠りにつき、そのまま深い眠り落ちた。ヒポグリフは寝ているぐだ子に近づいて顔をぐだ子の頬に擦り寄せてから、同じく隣で眠りについた。
翌日、アストルフォが皆にヒポグリフとぐだ子の関係をバラしてぐだ子に追いかけられるのはまた別の話である。段々闇が深まる系怪文書
苦手な人、ご注意ください
ヴラド公?すまん俺はルーマニア人なんだ、好きすぎて書けるわけないじゃない!事案が発生した、本当にすまない>>835
■ケイローン編その1
マスター。貴女が非常に優秀な生徒であることを誇りに思います。教鞭をとる私の身の心も引き締まるというものです。
さあ夜のお茶もいただいたことですから、ここからは夜間授業と致しましょう。テーマは愛についてです。わたしの出身であるギリシャ神話の一大テーマともいえる題材であり、僭越ながらその中で比較的現代の公序良俗にも沿った穏やかな家庭を築いた私にも一家言あるテーマでもあります。ですから安心して任せていただきたい。どうしたのですか?少し体がこわばっているように見えますが。大丈夫ですよこれについては実際に実技の実習形式で手取り足取り丁寧に教えて差し上げます。
…っ!まさかここで令呪を使いますか。私を呼び出してすぐに「口説くな」と使ったのと合わせ、これで残り1画ですねマスター。え?最初の令呪が効いていない?十分に聞いていますよ。ギリシャの愛の囁きの真髄を甘く見ないでいただきたい。こんなの単純に義務的にお話をしているに過ぎないではありませんか。貴女がその令呪で先ほどの命令を撤回していただければ、私の本気を今すぐにでもお見せします。大丈夫です貴女が全ての令呪を使い切ったからと言って私が貴女を裏切ることはありませんからどうか安心して、さあ撤回を。…ええ?やめておく?私個人としては残念至極ですが致し方ありません。事実は受け入れましょう。
ではお姫様抱っこで失礼いたします。ベッドに参りましょう。え?また令呪が効いていない?だって貴女が今命じたのは「わたしを強.姦しないで」でしょう?なら単純な話です、快楽堕ちからの和.姦ならありです。そこまで持ち込んでみせます。大丈夫今日いきなり最後までということはしないつもりです、今のところ。ただ貴女は非常に優秀な生徒ですから飛び級してしまう可能性も完全には否定できませんね、ふふ。できることは『限界まで』頑張らせるのが私のモットーでして。始まる前から泣いてどうするのです?睫毛に滴る涙も非常に可愛らしいですね、余裕でありです。むしろこちらを興奮させて逆効果になるとお伝えしておきます。何かのおりに暴漢に襲われたときも泣いて許しを請うてはだめですよ。もっとも私がいる限り、絶対にそんなことにはならないとお約束しますが。
さあこれからが本番です。夜は長いですよ、頑張りましょうね、マスター。>>836
■ケイローン編その2
おはようございます。マスター。体は痛みますか?普段の脚の痛みと比べれば大したことはない?それは良かったです。聖杯大戦で疼痛のあまりにまともに戦えないという事態を招かずに済みそうですね。え?「うそつき」?「先っちょだけって言ったのに」?ははあマスター、泣いているのは拗ねているというわけですか。まあこれについては申し訳ありません。でもマスター、これは世の男が言う慣用句ですよ?『なし崩し的にハメるから覚悟しとけよ』という宣告と同意です。だいたいこういうセリフを持ちだした時には双方のっぴきならない状況になってますから。着衣なら逃げても構いませんが、素っ裸に剥かれてのしかかられながらこう言われた時点でもはや貴女は『You Lose』です。必ず覚えておいてください。
それにそもそも令呪の縛りが効かなかったということは心のどこかで貴女の方も私を受け入れ…失礼いたしましたマスター、これは意地悪でしたね。ですからそう悲しげにすすり泣かないでください。良心が痛むとともに、私の暗黒面に通じる禁断の扉が開きそうです。
マスター、どうしましたか?なんだかぼーっとする?そうですか。フワフワした感じは?体の中が熱くなるような感じは?ありますか。ええ結構、よく効いているようですね。
え?お茶には薬など盛っていませんよ。これは本当に体力回復とヒーリングを目的とした薬草茶。煎じ薬のようなものです。仮にも医術も私はたしなんでおりましたから。物理法則に縛られた現在では肉体への影響は普通の西洋薬程度ですが、魔術師相手にはよく効きます。
マスター、そんなに睨まないでください。仔猫ちゃんが愛らしく威嚇しても逆にそそるだけですよ。それにあまり抵抗しようとする気分になっていないのでは?ええ薬草の効果ではありません。それはこの「愛のお香」ですね。「愛を破壊するお香」なるものもあり、そちらを使うと不能になるという代物ですが、この「愛のお香」は逆に性欲増進に滋養強壮をもたらすもの。わたしが吸いすぎると正直手が付けられなくなると思いマスターが目覚めるまでは部屋の外で待機していたのですが、正直この短時間で全力で愛欲のアクセル踏み込まれていてそろそろ私の理性が限界です。貴女の体力も薬草茶のおかげで大丈夫だと保証します。ではお召し物のお着替えの前に愛しあいましょうね、マスター。>>837
■アストルフォ編
やっほー☆フィオレちゃん!元気?あれ、どうしたの?なんだか元気ないねぇ…じゃあちょっとそこのあいてるお部屋で話を聞いてあげるよ。
うんうん…なるほど…。そうか、そうなっちゃったんだー。初めてだったもんね、ちょっとショックだよね。え?ちょっとどころの騒ぎじゃなかった?うんでも初めてが痛くても大丈夫、世の中のオンナノコはみんなそれを乗り越えて春を謳歌してるから!最初のうちは毎回痛いけど、その後はだんだん慣れて、よくなってくるよー。え?そういう問題じゃない?じゃあしょうがない、女子の恋は上書き保存っていうし、ボクがその思い出を上書きしてあげる!
え?女同士で?ハハハ、何言ってるの?ボクは男だよ?ほら、見てみる?そんなキャーって言われてもなー。そもそもヒポグリフでタンデム飛行したときにぎゅーっと抱き着いてたじゃん。ぎゅーって。あの時気が付かなかった?いくらなんでも世間知らずが過ぎるよ、フィオレちゃん。でもまあ、君のそういうところ、そこだよ。正直、すっごくそそる。
え?何?目が怖い?まあね、アストルフォ、ハンターモードなう、的な?まあまあもう力抜いて成り行きに任せたらいいんだよこういうのって。あれ、ちょっと、こらっ!
ふー危ないあぶない。危うく誰か呼ばれるとこだった。まさか猿ぐつわとかする羽目になるとはなー。もうちょっと穏健にいきたかったけど、まあでもこういうのも倒錯的でいいね。嫌いじゃない。むしろちょっといい。それにしても魔術師って喋れないと魔術もろくに使えないのかー。まあボク、サーヴァントだし喋れる状態でも怪しいけどね☆フィオレちゃんは足も悪くて逃げれないし、これでもう万策尽きたって感じかな?まあもう一緒にヒポグリフにも乗った仲だし、デートしたようなものだからいいよね!というかよく考えたら命助けてるんだからむしろご褒美として君自身を受け取るべきだと気がついた!というわけで遠慮なくいっただきまーす!>>838
■ダーニック編
何?サーヴァントが言うことを聞かない?弟をわざわざ遠ざけて二人だけで相談しに来るとは…つまり、そういう関係に望まずしてなったという理解でいいかね?
ふむ、まあサーヴァントは聖杯のみならず、魔術師自身のマナも使って運用されるもの。魔術師側に問題があってパスが不十分な際に性交渉は一つの魔力供給の手段となり得る。君の魔術的な才能からは魔力不足ということは考えにくいが…まあ神秘の濃い時代から招いた射手座のアーチャー、トップクラスのサーヴァントの一角ではあり、もしかしたら維持に不十分であるやもしれぬ。体調はどうだ?別に魔力切れのような症状もない…。どこか魔力回路に何か支障をきたしているのかもしれない。少し診てあげよう。そこのソファーに移りたまえ。
ふむ…手をかざしてのスキャンニングでは大きな問題はなさそうだが…では服を脱ぎたまえ。肌をさらすのが恥ずかしい?魔術師が今更何を言う。よし、脱いだね。ではこれから触診していくよ。今更悲鳴を上げるのか。つくづくおぼこい娘よな。大丈夫、本当に調べるのは調べるから。年長者に任せておきなさい。ブロンズリンクマニュピレーターも持ち込んでいたか。だがこんなもの、わたしの前では児戯に等しい…ほれ、そんな絶望した顔をするな。この部屋の中で一時的に起動しなくなっているだけでまた出れば動くようになる。この部屋自体が一種の工房。プライバシーは保障しよう。>>839
■ロシェ編
あのね、先生が呼んでるんだ。ちょっと来てもらっていい?うん大丈夫、そんな時間はとらないから。あの…アーチャー、呼ぶ?え?ちょっと今事情があって遠ざけてる?うんよかった、いや何でもないよ。じゃあ車椅子押してあげる!
子供としゃべってると安心する?はは、よかったー。でもなんだか、あれだね。僕も魔術師だし男の子だからちょっとくらいは警戒して欲しかったかなー。あ、なんで笑うの!僕本気なのに。
お姉ちゃんって呼んでいい?よかったー。え?何するか?えっとね、僕今先生とゴーレム作ってるんだ。それでね、ちょっと手伝ってもらおうかなって。先生って生前女性型のゴーレム作ってメイドさんにしてたんだって。でも先生も人間嫌いだし、僕も女の人とかあんまりよくわかんないから、ちょっと一緒に見てもらいたいんだけどなーって感じ。え!炉心?!しないしない、そんなことしないってばー!だいたい身の回りのお世話ゴーレム作るために自軍のマスターの心臓使い潰すとか意味わかんないじゃん!もう、びっくりすること言うなあ。
はい、ここが僕たちの工房だよ。ようこそお姉ちゃん。あれ?どうかした?うん、この女性ゴーレム、ホムンクルスの技術も流用してるし、パッと見た感じゴーレムというより本当に生きた人間みたいでしょ。見ての通りお姉ちゃんをモデルに作らせてもらったんだ。でもほら、こまかい体つきとか、どうなってるか細かいところは服着てるとよくわかんないじゃん。だから見せて欲しいなって。あと、色々なことをしたときの反応についてもデータとりたいって先生が言ってるの。だから手伝って?大丈夫、僕たちは映像とか録音とかだけで直接触ったりしないよ、実験体はホムンクルスとゴーレム、好きな方選んでね。
え?なんで泣いてるの、お姉ちゃん?だって僕たち、魔術師で男の子だよ?>>840
■ゴルド編
フィオレ君、挨拶を無視することはないだろう!君ちょっと私に対して当たりがきつすぎやしないか?え?今は誰ともしゃべりたくない?このっ…!小娘の分際で身の程知らずな…!いいか私が躾けなおしてグワァ!
こんなところでその蜘蛛みたいなシロモノを振り回すな!危なすぎるだろう!まったく年長者に対しての尊敬もない、このこまっしゃくれた世間知らずのお嬢様めが…!うむ、その心底見下すような目つき、正直たまらん。だからいくら私を睨んでもご褒美にしかならないぞ。トゥールも中々の逸材だが少々最近飽きが来ていたところだったのだ。
こらこら、汚物を見るような目で私を見るな。これではいよいよゾクゾクしてしまうではないか。かくなる上は私の部屋で踏んでもらったうえで、さらに形勢逆転でハメるしかない…!私はMだが同時にカタルシスの美学についても譲れないのでね。トゥールに言わせると肥大しすぎた自尊心ゆえに他ならないなどというが、まあこの欲望が満たされるならなんだっていい。ハメられながら無表情にダメ出ししてくるホムンクルスは、こう、後でずしんと心にくるものがあるので、あまり深く考えんようにしているのだ。それにこの中年小太りの私の体型と君の華奢で若々しい肉体、この組み合わせは芸術的だとは思わんかね?
無視…だと?!ええいこのッ…究極の放置プレイとしてこの場は引いてやるが、覚えておくがよい、お高くとまったフォルヴェッジの女魔術師めが…!>>841
■ジークフリート編
そういうわけですまない、先回りして君の部屋で待ち構えさせてもらったよ。主の命だからな。
英雄らしからぬ振る舞いなのは百も承知している。だがこの世界での私の伝承は、どうやら『人から頼まれたのであれば女性を性的に乱暴することもいとわない』という形でつわたっているらしく、生前の私がどうだったかは知らないが、今のこの私は正直なところ忌避感は薄い。すまない。だが敢えて言うなら、『私が呼ばない限り私に一切かかわらないで』という令呪を使ってアーチャーを遠ざけている君自身にも責任は多少なりともあることを指摘しておこう。
そもそも君は簡単に人を信用しすぎだ。人はそれほど立派なものではない。ましてこの魔術師という生態において、いったいどうして君はそこまで善良かつ無知でいられる?もはやその無知は罪と言ってもいいぞ。
そんなわけでまあ泣きながらじゃあ許してと頼まれているわけだが、すまない、その頼みは聞けない。主の命の方が優先順位は高い上、完全に心を壊しにいけとまで言われているのでな。せめてなるべく優しく、トラウマにならないよう心がけながら、君を襲うこととしよう。
あと、残念なお知らせを二つほど伝えなくてはならない。私の宝具は事情あって名前を伏せているが、竜種すら倒す威力を誇り、尚且つ連射が可能だ。そして『私自身』もまた同様なのだ。無尽蔵の体力に任せ何度でも放ってみせよう。
そして――実のところ、非常に私は乗り気でもある。さあ、準備は整った。すまないが私が満足するまで頑張って耐えてくれ、黒のアーチャーのマスターよ。>>842
■カウレス編
姉ちゃん、最近大丈夫?まあ、大丈夫、じゃないよね…。うん。知ってるよ、だいたいはね。俺、姉ちゃんがこんなところにくるの、あの時に本当に止めておいたらよかった。本当に心から後悔してる。
あとさ…やっぱり姉ちゃん、魔術師むいてないよ。もう、自分でも嫌というほどわかってるでしょ?うんうん、もう泣かないで。ごめんね、姉ちゃん。もう聖杯大戦がはじまってしまった以上、脱落して赤の陣営に捕まるのだけは避けたいから、まだマスターとしては少し頑張ってもらうけど、刻印は俺が継ぐ。姉ちゃんはこんな人でなしの集団とは縁を切って、静かに幸せに生きて行って欲しい。本当にそう思ってるんだ。
もう俺は覚悟が決まってるんだ。じゃあ早速、今晩刻印を受け取るよ。
え?アーチャー?…あのさ、姉ちゃん、なんであいつの名前が出てくるのさ。俺の前で別の男の名前を出さないでよ。今までもずーっとそうだ、色んな奴にやられっぱなしで、どうして俺に助けを呼ばないの?おかしいだろ、そんなの。ずっと俺が姉ちゃんの傍で付き添ってきたのに。うん、まあいいや。ねえ姉さん、なんで逃げようとするの?さあ刻印をもらうよ。他の人には内緒で、二人でしようね。ん?だからアーチャーはまあ色々チート技を持ってるだろうけど、普通に共感を高める方法で行こうよ。ねえ姉ちゃん、俺のこと嫌い?好きでしょ?なんで泣くの?弟だから?わからないよ、俺は姉ちゃんが好きだよ。大好きだし愛してる。もうずっと前からね。だって俺にとっては姉ちゃんだけが家族だから。家族なんだから愛して当然だよね。あの日に戻りたいの?うん、俺も戻りたい。姉ちゃんは魔術はすごいけど日常生活はからっきしで、純粋で、世の中を何も知らず俺に頼りっきりで静かな箱庭で綺麗なまま過ごしてた日々に戻りたい。でももう、ダメなんだ。ダメなんだよ姉ちゃん。もう姉ちゃんはどうしようもなく汚れてしまったから。だからせめて俺は俺の純潔を姉ちゃんに捧げようと思う。二人で堕ちよう、姉ちゃんだけを一人汚いままにしないから。
人でなし?うん…そうかもしれないね。でも姉ちゃん、魔術師ってみんな人でなしの生き物なんだ。そしてそのブロンズリンクで俺を突き殺.せたのにそうできなかった姉ちゃんは、やっぱり本当の魔術師にはなれないよ。そういうところ、俺が好きなのは。ねえ、愛してる、愛してるよ姉ちゃん。>>843
■セレニケ編
あら。私の工房にノコノコやってくるなんて…どうかしたの?ああ、何も言わなくていいわ。事情はちゃんと知ってるの。私、こうみえてもそこそこには優秀な魔術師だしね。普段やる気がないだけで。大丈夫よ、私のアストルフォはしっかりあの後拷問して躾けなおしておいたから。もう貴女にはそうそう手は出さないでしょうね。
それで、貴女、ここに何しに来たの?まさか、ふふ、女同士のよしみで助けでも貰えるとでも?
…くっくっくっ…ハハハ…ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!最高!さいっこうね貴女!とうとう壊れちゃったのかしら!そうよね、小さいときからずっと信じてきた弟に凌辱されて、もう誰も頼る人なんてここにはいないもんね!でも自分でもわかってるでしょ?あたしが一番危ない人間だって。もしかしてあれかしら?自傷行動ってやつかしら?まあ死にたいと願ってもおかしくはない状況だけど。
さあ、ここでいいことを教えてあげましょう。あなた、この私の工房で、これから好きにいたぶられることをどれくらい本気でわかっていたのかしら?まずその爪の間にこのとげを…そう、その表情よ!さっきまで完全に目が据わって生気がなかったけど、ようやく輝きを取り戻したじゃないの!
私は今まで私の体を求めてきた男に、報酬として私の獲物になってもらったし、時には美少年を金銭で買って弄んだわ。でも特に男性に拘りがある訳ではないの。少女だとどうしても金銭でやりとりされている時点で覚悟が決まっていて何となく面白くないことが多くてね…少年の方がより戸惑い、より困惑し、より絶望する、ただそれだけよ。
でも貴女は極上の素材ね。最高よ。心から歓迎するわ。さあ、まずは隅々まで舐めて味わって啼かせてあげる。そのあと、どうやって哭かせてあげましょう?ふふふ、あははははははははは!!!!>>844
■ケイローン編3
ようやく私を呼んでくれてよかった、マスター。正直この伏魔殿で貴女が私の一切を拒否したときには絶望したものです、なんとか本当にそのお体が拷問される前に助け出せてよかったです。
私が不在の間、貴女に何が起きたのか、聞かせていただけませんか?…無言ですか。でも相当深く傷ついたようですね。すっかりあなたは変わってしまった。感情のない生き人形のようになられてしまって…おいたわしい。ですが、同時に今の貴方はこの世のものとは思えない儚い美しさですよ?ええ、全力でお守りいたしますとも。誰にも目につかない場所にかくまいましょう。私だけしか知らない場所で、小鳥やリスと戯れながら、永遠に私と愛し合いましょう。全て何もかも私が与えて差し上げます、決してご不便や不愉快な思いはさせません。その、希望があれば面会は許可いたしますが…え?もう誰とも会いたくない?特にカウレス殿はもう絶対に取りつがないで欲しい?そうですか、なんなら射.殺.しましょうか?…はあ、貴女がそういうなら彼に手出しはしませんが…どうも、歪んだ家族愛というものは複雑怪奇ですね。
何はともあれどうやらもうカウレス殿に完全に刻印は譲られたようで、わたしとしても一安心いたしました。純粋なあなたはいずれこの魔術師の世界で何らかの形で心を壊されていたでしょうから。これでいい、これでいいのです。
ええ、もう泣かないで。わたしがずっと傍を離れずお守りいたします。ずっと。私は貴女だけを見つめています。だから…貴女も私だけを見つめていてくださいね?
【Bad End】>>845
スタートダッシュからトップギアだし最後まで減速しなかった
最後の良心かもしれなかったヴラド公もダーニックが令呪持ってるなら大丈夫と言いきれないしダメだこの陣営…早く空中庭園けしかけないと…
あっおシェイは余計なことしないように令呪で縛っておきましょうね。>>845
一方その頃モーさんは暇なので獅子GOーとUNOに興じていた>>845
お姉ちゃんに救いが無さすぎぃ!
こいつら盛りのついた獣の集団かってレベルじゃねーの!w目のハイライトを消したい美少女ナンバーワン(俺調べ)のお姉ちゃんがわざわざ人非人集団にやって来た事自体がカモネギだったのでは
ジャックちゃんに追い回されていたお姉ちゃんの怯え顔が良すぎたからね、仕方ないね>>845
グレート、最高だ>>845
これ赤陣営版だったらヒロイン(犠牲者)誰になるやら?
セミ様? 姐さん? モーさん? シェイクスピアの元マスター?>>849
ひどい目にあってほしいよね…。
個人的に思いついたのはロシェ作のレプリカケテルマルクト(性能は中途半端だが、炉心は意識と原形をとどめたまま同化される苦痛を永遠味わう)の生体ユニットにされるとか。おおう、スクロールが大変だぜ一気読みしてくるぜ
お姉ちゃん魔術師を諦めた後に事故で下半身不随になってほしいって言われてたの思い出したぜ文才ないです!注意としていくつか。
先生は聖杯大戦後ですまた召喚されました。そういう設定なのです。黒側には大戦経験済みは言ってないです。あと衛宮さんちみたいになんか両陣営平和です。だからアダムも作れたら自分を核にするつもりなのでロシェには純粋に先生として接するつもりです。そんな感じでどぞ
実は少しシリアスで今日行為まで行かぬかも
ーー夢を見ていた。ひたすら自分の影が歩んだ道を見せられる夢。
原初の人間を作る悲願のため戦争に身を投じる自分。
ある人間と参加した。ーー最初に負けた。
あと一歩まで行った。ーー抑止に消された。
ーーそして記録としてではなく経験として僅かに残るあの大戦。マスターを殺・した、あの。
最初は酷く困惑し子供が苦手だから遠ざけた。・・・結論から言って、彼はそれでも私を尊敬した。先生と呼び慕った。それがとてもこそばゆいような、嬉しいような。いつの間にか人間嫌いの僕が生前なら弟子にしても〜なんて思うとは。
ーーそう、嫌いではなかった。むしろ今までの人間でいえば好きな方だった。なのに、それを、僕は壊した。自分の目的の為に幼い子供を利用した。ーーでもやはり僕も人でなしの魔術師だからだろうか。とても、とても悔いているのに、間違っていなかったと心の何処かで言っている。きっとこれからもどうしようもないと、マスターを使うのだろう。ーーそう思っていた。ーーある記録を見た。正しい人類史を取り戻す戦い。そこの自分は彼のことを悔いて自分を核にーーこのことは、僕に少し希望を与えた。
もしーーもし機会があるのなら今度は彼を生かして、できるなら色々な知識を授け、彼が死なずにアダムを。その願いが叶ったのだろうか。召喚に応じた時、前に居たのはかの串刺し公で、近くには当主と、そして、記憶に刻みつけられている、僕の、マスター。
その時胸にはなぜか締めつけられる感覚と、少し激しくなった鼓動、ありがちな展開だけれどこれが恋だということは僕はまだ知らなかった。「先生!ここの駆動部分なんですけど〜・・先生?聞いてます?」元気な声でおもわず目が覚めた。此度の召喚ではなぜか時々夢を見る。召喚にはなんの異常もないと言っていたが何故だろうか。まあいずれ判明する事だと今は僕のマスターに向き合う。「ここはこの理論をこんな風に利用すると良いよ」「成る程確かに・・・でもこんな柔軟な発想が出来るなんてやっぱり先生は凄いです!」
・・・その輝かせた顔をこちらに向けるのをやめてほしい。とても僕に響く。何処とは言わないが。ーーいつからだったか。彼にーーロシェに所謂、恋や愛と呼ばれる好意を持つようになったのは。・・・よく考えたら色んな所でこの心を抱いていたので深く考えないほうが良い気がする。というか自覚した時は随分慌てたものだ。これは聖杯の知識から知った所謂、ショタコンなのではないかと。あれ?犯罪?とは思ったものだが僕は魔術師。今までやってきたことのほうが犯罪っぽいからセーフだ。うん。でも本当に彼は可愛い。僕を笑顔で呼んだり、少し天才の彼でも難しい理論を宿題にした時の彼の悩む顔とか。あとあるハプニングで彼の上裸を見た時は、その、恥ずかしながら割りともう一人の僕が反応した。うん。仕方ない。・・思ったよりだいぶ筋肉が付いていたのが驚きだった。本人いわく「世の中には魔術師殺しという存在もいますから。柄じゃなくても少しは鍛えておかないと。」・・不謹慎だがその魔術師殺しに感謝だ。「あ、先生相談なんですけど。」「なんだい?僕に分かるなら答えられると思うが」そういうと彼は顔を伏せ、耳を少し赤くしながらーー「・・・性処理用のゴーレムに付いてなんですけど。」・・・は?「ふむ・・それは君が使うのかい?」マジで!?デジマ!?(私の持ちネタ取らないデー)なんか聞こえた。まあ、無視。なぜそんなゴーレムを!?・・・もしかして自分で使う?年頃の男の子ではあるからおかしくはないか。それは・・凄い。敢えて言わないが凄いぞ。とても興奮する。彼がゴーレムにひたすら腰を振ったりするところや色んな所を開発されヨガる所を想像してみると割と凄い。「あっ腰、止まんな・・・!こんなに気持ちいいなんて・・・あっ、出ッ・・・!」みたいな台詞再生余裕でした。これは全力で開発しなければーー「あ、いや違うんです。依頼で頼まれちゃって・・・」・・・知ってた。そもそもマスターは知識が有ってもとても初心だからそんなことだとは思った。「まあ、ゴーレム使いの同士にはそんな依頼を受けるような者もいたからね。僕に出来る範囲で協力しよう。」「ありがとうございます!僕はそういう所に疎いので助かります!」
あー抱きたい。
今日は終わりです!こんな用途のゴーレム作ったら試験もあるわけで・・という訳で明日はそれ書きます。お楽しみに。あと先生は多分非童貞だと思う。逆にロシェは初心。恋愛弱め。先生は名カバリストだからそういうこともあって経験多いと思う。そんな設定です>>859
乙です。 地の文でハイテンションな先生も良いっすねぇフィオレ姉さんの流れが来ているので、自分も便乗して書いてみました。以前R-18板に投稿したものをベースにした鬼畜な内容なので、苦手な人は飛ばして下さい。
>>861
誘拐されたフィオレが目を覚ましたのは、手術室を思わせる部屋であった。身にまとっているのは体のラインが透けて見える検査着のような薄布のみ。手足はベルトによって寝台に拘束されており、なぜか自分の肉体の感度が異常に上がっており、耐え切れないほどの疼きに苛まれていた。身動きが取れないため自慰で誤魔化すこともできず、無様に体をよじらせてなんとか気を散らそうとしていた所に、二人の男が会話しながら扉から現れた。「やはりこういった荒事は君たちのような人間に限るな。」「こちらとしてもファミリーがお世話になっている魔法使いのお役にたてて光栄です。」「 魔術師だよ、そこは間違えないでくれ。お願いしておいた注射はもう済んだかね?」「はい、愛の霊薬とやらですね。言われた通り丸々一瓶投与しておきました。」「あの薬は例えるなら感度増幅剤やある種のホルモン、排卵促進剤の様なものだ。1滴匂いをかいだだけでも本来は効果が出るのだがな。」「おや、目を覚ましたようですね。」「ちょうどいい。作業を開始するとしよう。」
会話の内容が聞こえていても、肉体の異変に戸惑うフィオレにはそれを理解する余裕はなく、ただ恐怖に震えるのみであった。その横で男達が組み立てているのは、本来は家畜の人工授精で使う注入器を改造したものだった。先端部は人間のサイズに合わせて細くなっており、またチューブで繋がった外付けのタンクには、何リットルもの精液が蓄えられていた。>>862
魔術師らしき男がフィオレの顔に覆いかぶさり話しかける。「フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア君だね、私はスクラディオファミリーに属する、■■■■■という魔術師だ。魔術回路を失ってはいるが素晴らしい資質と美貌を備えた君は、幸運にもわが一族の後継者の母胎に選ばれることになった。これは大変名誉なことなのだよ。」男の言うことを理解するよりも先に、鋭い感覚が下半身に生じる。助手の男が、注入器を膣に挿入し始めたのだ。金属製の細長い筒が膣の奥にある子宮口に到達し、粘膜を押しのけて子宮頚部を進んでいく。敏感になっている粘膜には金属の冷たい感触が余計に鋭く感じられ、拘束されているために逃れることもできないフィオレは、喘ぎ声の混じった悲鳴を上げて泣きわめく。
そしてコポコポという音とともに、生暖かい液体が胎内に流し込まれていく。下腹部を撫で回して子宮が風船のように膨れたのを確認した魔術師は、助手に注入器を抜くように指示し、突然知らない相手の子種を孕んだことを嘆いて嗚咽を漏らすフィオレに話しかける。
「わが一族は代々兄弟同然で育った獣を使い魔とする風習があってね、当然そのためには同じ胎から生まれるのが一番良いのだが、最近はそれが知れ渡ってしまい、娘を嫁がせようとしない家も増えてきた。なのでこうして跡継ぎを作るためにキミを連れてきてもらったのだよ。」「さっき注入したのは私のものに加えて、様々な魔獣の子種を特別にブレンドしたものだ。何が生まれるのか楽しみで仕方がないよ。」人間ですらないものに穢されたという事実にパニックになり叫びだすフィオレだが、男が手にした首輪をフィオレにはめると、突然体の自由が利かなくなる。>>863
「さすがバズディロット様の首輪ですね。」「こと支配にかけてはあの男の右に出る者はいないだろう。こういった品がたやすく手に入るのもファミリーの利点だな。」
助手の男が帰った後、人形のように横たわるフィオレに粘ついたディープキスをするが、首輪の力で抵抗できないフィオレはされるがままに舌を絡ませる。そして拘束を解かれたフィオレは自分から服を脱いで四つん這いになり、椅子に座った魔術師の股間に顔を近づける。
首輪にリードを取り付けながら魔術師が「いい子だ。次は何をするかわっているね?」と話しかけると、はい御主人様、と返したフィオレは男のズボンのチャックを下し、勃起した男根を取り出した。吐き気がするほどの臭気をまとったそれを口にくわえようとするが、すんでのところで精神力で抵抗し、その動作を中断する。このまま抵抗すれば体の自由も取り戻せるのでは、という期待を抱くフィオレだが、突如として男が両手でフィオレの頭をつかみ、一気に喉の奥まで男根を突きこむ。「やはりまだ抵抗できるか。だがそれができるのも今のうちだ。せいぜい抵抗する様子を楽しむとするか。」喉いっぱいに押し込まれた男根によって呼吸もままならなくなったフィオレは何度も頭を浮かして気道を確保しようとするが、そのたびに頭を押さえつけられ、より一層深く巨根を咥えさせられる。そして意識が朦朧としてきたところで射精され、力尽きてぐったりしたところでようやく解放される。>>864
口内に子種を含んだまま解放されたフィオレに、続いて男は自分の上に腰掛け、背面座位で挿入するように命令する。やはり直前で抵抗するも男がフィオレの腰をつかんで下し、無理矢理挿入する。何とか腰を浮かして抜け出そうとするが、突然抵抗しようとする力が抜けてしまう。戸惑うフィオレに男は説明する。「この首輪で相手を完全に支配するには術者が相手を孕ませる必要があったんだよ。今までできていた抵抗ができなくなった、というのはつまり無事受精したということだ。ご懐妊おめでとう。」もはやわずかな抵抗すらも許されないことを知ったフィオレは絶望するが、そんな少女の内心に構うことなく男は腰を動かすよう命令を下す。そして哀れな愛玩動物はよだれを口端から垂らしながら涙を浮かべた笑顔で応え、嬌声を上げながら男の欲望に従うのであった。>>865
~数か月後~
円筒形のガラス水槽内に閉じ込められたフィオレ。うつろな笑顔を浮かべつつ膨れ上がった下腹部を撫で回し、また妊娠薬剤の影響で両胸は本来の大きさの倍に膨らみ、母乳をにじませていた。時折胎の中で蠢くナニカの感触に身を震わせる少女の全身にはチューブやケーブルが絡み付き、少女の体が母胎として最適な状態を維持するように処置を施していた。そしてそんなフィオレの様子をねっとりとした視線で観察していた魔術師に、助手の男が話しかえる。「バズディロット様の派閥から伝言です。首輪の代金として、役目を終えた母胎をいただきたいとのことです。」「またか。先日も生贄を譲ったばかりだというのに何に使うというのだ?」「なんでも政府主導の大掛かりな儀式に参加するので、少しでも多く必要なのだとか。」「そういう事情か。だがこの母胎は使いつぶすには惜しい。生贄にするのは構わないが、あと何回か孕ませてからだと伝えておいてくれ」そういうと男は手元の端末を操作し、フィオレを閉じ込めた水槽を発育を促進させるための機材にセットさせる。もはや少女に人としての尊厳はなく、産む機械として酷使される未来しか残されていないのであった。
Fin>>866
乙です
フィオレさんはケイローン先生やカウレスとのいちゃラブエッチもいいけどこういった陵辱も似合うと思うの大分遅れてごめんなさい!!いや見てる人がいるかは分かんないけどネ!では始めまーす。
「先生、完成しましたね!」「ーーああ、そうだね。」・・・完成してしまった。女型の方はなんか同士が言ってたようなことをうる覚えでやったら出来た。問題は開発用ゴーレムの方だ。自分のリビドーのままに作ってしまった!なんかこうマスターにあんなことやこんなことしたいと思っていたらこんなことに・・・でもまあ、むしろそのおかげで完成度は高くなったのだと思う。いや、むしろここからの問題はーー「先生、次は試運転ですね。」「うん。完成度を確かめるためには使わなくては。」「どうします?ホムンクルスを使いますか?」「いや、ホムンクルスでは自我が薄くどういう具合か分からないだろう。だから僕ら、もしくは他の魔術師に頼むしかあるまい。」「なら、こんな依頼の手伝いは僕達でやるしかないですね。まずは女型からかな。・・・先生にこのようなことやらせる訳にはいかないので僕がやりましょうか?」「大丈夫だ。そういう経験はあるから問題なく行えるよ。・・・それに君、こんな経験ないだろう?具体的な設計で君、顔を真っ赤にしていたような気がするんだが。」「なっ!なななっなにを言い出すんですか!?僕だって魔術師です!そのぐらいーー『童貞だろ?』はい、ないです。」「へこまないでくれ。それに君には出来ることなら開発用のゴーレムを頼みたい。あちら側も若い者の方に効果が出るようなーと言っていたしね。まあ、君が良いならの話だけど。」「それくらいなら僕でも出来そうですね。任せて下さい!」ーー確かかなりプログラムがハードなゴーレムだった気がするが。まあ大丈夫だろう。大丈夫じゃ無くても僕には得だし。危ないなら無理矢理でも止めるし。うん。いまさらだけど名前も変えますた。あとここからロシェ視点です。てかころころ変わります。
「じゃあ僕の方からやろうか。」先生はそういって服の中から慣れたような手つきで自分のモノを取り出して弄り始めた。(うわ・・・おっきい・・それとも大人ってみんなああなんだろう?)詳しいことは知らないが先生のモノは自分よりも遥かに大きくーーまた成人男性型のホムンクルスたちのサイズよりも大きかった。(あれが勃起?いや確か勃起するとペ◯スは上向きになって硬いような感じらしいから違うのか。)・・・ってことは先生のは一般成人男性よりも大きいのか。そんなことを考えていたら、先生のモノが少し大きくなった気がする。刺激を与え続けると勃起するらしいからおそらく勃ち始めているんだろう。・・なんだろう、少し顔が熱くなった気がする。そう思ってると女型のゴーレムが作動し、先生の前に来、先生がモノを差し出すとゴーレムがソレを舐め初めた。確かふぇらちお?とかいうセ◯クスの技術の一つだったと思う。そこら辺の女性よりも良い顔立ちであるゴーレムが舐めているーーしかも時には思いっきり、時にはねぶるようにしゃぶるのを見るとなんだか少し股間辺りがムズムズしてくる。これが性的興奮なのかもしれない。そうしていると先生がゴーレムに舐めさせるのを辞めさせた。そうすると、先生の完全に勃ったモノの姿が現れた。それは先生の元のモノよりも脈が激しく打ち、しわもなく、亀頭や全体がとても張って大きくなっていた。そしてソレを寝かせたゴーレムの女性の秘部に辺る部分ーーそこにあてがい、そのままゆっくり突っ込んだ。そこからは先生は挿れた具合を確かめるためだろうか、時にはゆっくりに時には早く、と動きを細かに変え体位も正面からや後ろから、また尻の方もと依頼があったからか、尻の方にも挿れたりしながらピストンを繰り返していた。その滑らかな腰遣いや体位を変えても対応する姿。それは僕に扇情的ーーそのような言葉を浮かばせた。しばらく続くと先生の口から「ーーっは、くうっ、ああっ、」と少し喘ぐような声が聞こえ始めた。確かこのゴーレムには時間が経過すると膣・尻の中に当たる部分が対象に快感を与えるために最適な動きを与える機能があったはずだ。そしてそこからまたしばらくし、先生の腰遣いが急に激しく、そして強くなり始めた。喘ぐ声も大きく頻度が多くなった気がする。そんな獣のような先生を見ていると息が荒く、股間が張るような、え?股間ー?自分の股間をみると見事にぺ◯スが上を向き立派に膨張していた。これが勃起ということなのだろうか。でも自分は先生を見ていたはずだ。これだと僕は先生に欲情したことにー?すると先生の動きがだんだん遅くなり「あう、くうっ、うーー」少しの痙攣と静止ーーその後少しだけ腰を動かし、ずるっとモノを抜いた。中からは先生の精だろうか、白い液体が流れていた。「大丈夫かい?マスター、終わったよ。」先生が来たので慌てて自分のモノを手で隠す。こんな所を見られたくはないからーー「マスター、隠せているつもりかもだが勃起しているのは見えているよ。まあ、恥ずかしがることじゃない。マスターの年頃なら当たり前のことなんだから。」・・・なんでこう、この人は人の言って欲しくない所を言ってしまうのだろう。まあ、フォローしてくれているのだろうけど。「じゃあ次はあちらの男性開発用ゴーレムで下半身だけ裸で良いからーーその本当に大丈夫かい?自、慰もやったことないのだろう?その様子じゃあ。」「なっなんで知って『いや、そんな感じだなって』まあ、正解ですけど。」流石に魔術師だ。初の精は儀式で取った。でも儀式だから快感もなかったし、そこからはそんなことをすることもなかった。たまに夢精する程度で。でもまあ大丈夫だろう。そう思い自分のズボンに手をかける。先生が近くにいて、しかもまだ少し勃っている所を見られるのは恥ずかしいが先生はもっと恥ずかしいことを見せてくれたのだ、と納得させパンツも脱ぐ。・・毛は少し生え初めた程度で薄い。あれもまあ剥けるには剥けるが仮性なので恥ずかしい。サイズはーー自分と同じほどの年齢型のホムンクルスに比べると上とは思う。うん。「脱いだね、マスター。ならそこのゴーレムの部分に座ってくれ。そこから起動する。」よし、心機一転させてそこに座りこむ。そしてーー
ゴーレムの腕が伸びた。このゴーレムは基本素材は魔術的な製法のゴムを使っているのでそういう性欲を処理する道具に近い質だろう。それが僕のぺ◯スを弄り始める。ふわりとしたソフトタッチ。と思ったら先を剥いて亀頭の先端を擦り、玉を優しく揉んでいく。尻と睾、蟻の門渡り、そこを優しくなでられるなど。そうしてすぐに完全に勃ってしまった。するとゴーレムの腕は僕のモノを扱き始める。ぬるぬるとした腕が優しく、激しく、速く、遅く、玉ごと撫でるよう、亀頭をくりくり擦られるなど。それは僕に人生初の多くの快感が押し寄せるのと同じだった。「あ、ああっ先っぽ回しちゃ、あうっ、玉そんなに、揉まないれぇ・・うあっそんなに激しく動かさないで・・あっもうっ出る!なんか来るぅ!来ちゃっあっああ〜♡」ドピュッと激しい音と共に、液体が激しく飛んだ。なにこれ、頭が少しビリッとする。これが、オ、ナニー?思わずくたっとなってしまう。でもこれで終わ、あれ?なんでゴーレム動いて、その注射器ーーなにー?
急にゴーレムの動きが速くなった。そこから尻の穴になにかが入ってー?これ、吸われて排泄物が、んっこれ水?でもなんで腸内洗浄なんかーー『男性の開発用なんだ』まさか開発って後ろも?逃げ出そうとしても腕に捕まる。停止を命令しようとするとー「んぐっ!?」口の中に容器を詰め込まれそこからなにかの液体が〜そして同じような容器が肛、門に・・「ん!?あ・・・う、あ・・」ゆっくりほぐされながらそのまま中に、何かが出されている。ーーそういえば媚薬を確か、このゴーレムには採用したような、その途端頭がはたらかなくなる。「ーーーー、?!?!?」あつい、あつい、からだがー、うごかない、でも、なんとか思考は出来る状態だ、ここからー途端、搾乳機のようなものが自分のぺ◯スに装着される。容器の代わりに棒が突っ込まれ、急に動き始めーー!?なに、これ、かんがえられなーおちん◯んぶるぶるして、「ああっ!駄目ぇ・・出るの止まんな・・!ああ、また出るっ、またぁ!」前立腺も刺激します。そんな声が響いて、「あがっ!?なんかっ、ごりごりすりゅっ!あふ、ああ!もっと駄目にな、あっ、んああっ♡あふっ、また出りゅぅ!おしり擦るの、あっ♡」だれかーーたすけーー「ゴーレム機能、停止。」
・・危なかった。操作権はマスターにあったため奪取に時間がかかってしまった。・・・マスターは大丈夫だろうか?今まで自、慰もしなかった子だ。強すぎる快感に壊れてもーー「せんせい、」意識はあったか。良かった。「どうしたんだい?マスター?」「からだがあつくてーー、もう止まらな、」媚薬が強すぎたのだろう。今までそんなことをしなかったのも相まってどうするか分からないのだ。・・・しかたあるまい。
「マスター少し苦しいかもだが我慢をしてくれ。」体を暴れないように不定形ゴーレムで、縛る。そして彼の今にもはち切れんばかりのモノを扱く。予想通り薬が強かったのだろう。十回ほど擦るだけで達してしまう。ついでに尻も薬が入っているので刺激してゴーレムを操作して効果を抜く。暴れるのが激しくなるので自分の体でも抑えこむ。そして、少しでも落ち着くように頭をゆっくり撫でてやる。それをしばらく続けたあと一際大きな痙攣と大きく発射しマスターは倒れこんでしまった。・・・つれていかねばなるまい。「頑張ったね、マスター。」からだがあつい、おもわず、せんせいに助けを求めてしまうー。こんなことせんせいも困るはずなのに、ーーーーせんせいがぼくに我慢をしてくれと呼ぶ、
ああーー、とても苦しい、出るのが止まらない、後ろを突かれるのも気持ちが良すぎる、だから苦しい、苦しくて、思わず体が跳ねる、でも、今先生に僕は触られている。優しく、優しく、でも苦しくなくなるよう、速く、後ろも気持ち良いよう、苦しくないよう、そっと、そっと、それでーー頭になにか感触がーー?それは、先生の手、先生がふんわりと撫でてくれる。だからだろうか、苦しかったのが、出すのがきつかったのが今はふわふわして、ビリビリして、とっても心地良い、気持ちよさだ。「んああっ!先生!せんせい!きもちっ、いいっ、あっ、あぐっ、んふっ、ああっとてもきもちいいで、もうっ、出そうっ、せんせいっ!でちゃいそ『いいよ。思う存分、出しなさい』あっ、出るっ、出る出るっ!あっあああ〜〜♡」
「頑張ったね、マスター。」嗚呼、この時僕は気が付いたのだ。
僕は、この人が、好きだって。
一旦オワリィ!明日で告白かーらーの?初体験〜までいくと思うからよろよろ〜銃声、痛み、誰かがわたしを必死に抱えて走っていた、「死ぬな」としきりに叫びながら。
「───▇▇▇▇聞こ▇▇▇▇▇▇▇▇がやられ▇▇▇▇▇▇▇▇まだ息が▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇」
「位置情報を送▇▇▇▇合流地点へ▇▇▇▇いそ▇▇…!?妨が▇▇▇▇▇▇▇▇囲まれ▇▇▇▇▇▇」
「…詰みだ、▇▇▇▇▇▇▇▇▇渡せ。」「▇▇▇も殺▇つもりだろ▇▇▇▇▇▇絶▇▇▇▇ねえ!!」
「これは交渉だ▇▇▇確かに▇▇▇▇だが▇▇▇おかげで、分断でき▇▇▇▇報酬と▇▇▇保障しよう」
「その程度で▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇とでも!!」「……▇▇▇▇も助けられる」
「………▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇▇」
簡素なベッドから転がり落ちながら覚醒した。ひどい悪夢でも観ていたのか頭痛がする。
知らない天井が見えた。此処は何所だろう、起き上がろうとしたが、この身体がさっきまで自分の身体じゃなかったかのように重心がずれて壁に倒れ寄りかかる。
なんとか壁伝いに移動できるようになったところ、椅子に腰掛けて俯いたヤガの青年を見つけた。
物音に気づいたのか振り向いて、安堵と不安が入り混じったような声で私を"リツカ"と呼んだ。
それが私の名前なのかと聞き返すと青年は頭を抱えて少し唸った後、名前しか知らないと語った。
彼が此処まで運んでくれたのか、この青年とは親しき仲だったのだろうか、しかし記憶が全くない。
青年はパツシィと名乗った。なんでも前皇帝による大粛清を逃れた後、ここを住処にしていつものように狩りに出ていたところ、雪に倒れていた私を見つけたらしい。>>874
………えっ?
今の皇帝が誰か分かるのかだって?記憶はなくても一般常識なら覚えているよ。
"アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ"…よね?今の皇帝って。
往年度重なる粛清に対して異を唱え叛逆を(中略)そこで宮廷魔術士がマヴィインツァーリにパイルダーオンして前皇帝を玉座から引き摺り下ろしたんだっけ…ねぇ聞いてるのパツシィ?
干し肉を口に放り込み咀嚼して飲み込む。ふと、自然と彼の名を呼び捨てていたことに気づく
…おかしいな、前にもこんなふうに…ダメだ…あと少しで何かが思い出せそうなのに、それを拒むかのように脳を焼く苦しみが襲う。
何かが聴こえる。"先輩"?それって誰が──────
「───▇ざけ▇な!!▇▇▇▇して▇▇▇を▇▇に▇▇▇▇▇▇▇▇▇!!」
「仕▇▇ないこ▇だ、彼女をこ▇▇▇▇▇▇▇▇るにはこちら▇▇▇▇▇▇存在にしな▇▇は▇▇▇い」
「…▇▇▇▇▇が記憶を▇▇戻▇たら▇▇▇どうする」
「▇▇▇ならない▇▇▇に、思い▇そ▇▇▇▇を▇▇▇▇▇発動す▇▇▇▇▇をかけた、一時的▇▇▇▇本能を増▇▇▇思考を遮断▇▇▇▇▇、端的に▇▇▇▇発情させ▇▇呪いだ。」
「………▇▇!?」
「▇▇▇実証済▇だ、▇▇▇▇シアにえげつな▇▇▇搾▇取られ▇▇▇▇▇、なんだ、その、頑張▇」>>875
意識を取り戻した私は暗闇の中、ベッドに横たわっていた。
パツシィが側に寄り添って寝ていたが不思議と忌避感は生じなかった、むしろ居心地がよくて安心する、もっと彼の温もりを感じていたい。
身体を寄せて、彼の鼓動が直接伝わるところまで密着した。
ふさふさした毛皮に顔をうずめて息を吸うと、血と脂と汗の混じった雄獣の匂いが胸の内を埋め尽くす。
身体の芯がじわりじわりと温まり、それが段々と火照りだして、きゅんと胎が疼いて抑えきれなくなった。
勢いよく服を脱ぎ捨てた、纏っているものといえば毛皮ぐらいだろう。
彼を仰向けにして手探りでベルトの留め金を外しズボンごとずり下ろす。
ヤガの生殖器は基となった魔獣によって形が異なるが、パツシィの場合はイヌ科の形をしていた。
肉鞘に手を伸ばして揉むと徐々に体積が増して膨れ上がり、とうとう肉棒全体が大気中に晒し出された。
牙に当たってしまわないように恐るおそる彼のモノを口に銜えて舌を這わせる。
しばらくの間排尿目的でしか使われていなかったようで、すえた臭いが口腔に漂う。
ぴちゃりぴちゃりと水音を響かせながら雄を味わっていると肉棒がビクビク震えて限界を迎えようとしていた。
慌てて口を放す、今にもはち切れてしまいそうな彼のモノが大きく跳ねて、先走りがこちらの顔にかかる。
体毛に覆われた秘所が蜜を零す、それに気づいた時、彼の上にまたがっていた。>>876
のしかかる重みでパツシィが目を開けた。暗くて表情が伺えないが、どのような状況であるか直ぐに理解したようだ。
彼はきっと私よりも強い。だから拒もうと思えばすぐに私を突き飛ばせる筈だが、彼は私を拒まず受け入れてくれた。
涎を垂らして待ち構えている下の口にいきり立ったモノの先端を押し当てて沈み込ませると、肉を掻き分けて挿入ってくるのが分かる。
一本丸々呑み込んだことを確認したそばから腰が上下に跳ねて、彼の猛る怒張を貪る。
彼も乗り気になったのか、雄としての意地がそうさせたのか、私の大腿を掴んで激しく突き上げた。
火花が散ったような刺激が爆ぜ、頭が痺れもはや思考する暇をも与えない。
互いの体液を含んだ体毛がぐちゃぐちゃにぶつかり合い、彼の逸物がひときわ大きく震動したとき、限界を察した。腰をずしりと落として最奥に導く。
狂ったように肉棒が暴れて子宮を押しつぶし、彼の煮えたぎった熱い子種が奥で迸る。長々と胎内に注ぎ込み、膨れ上がったイヌ科特有の根元のコブが入り口を塞ぎ逃げ場を無くしてもなお吐き出し続けた。
隙間なく精液でたっぷりと満たされたせいか
あたまが まっしろに まだだ まだ たりない もっと ちょうだい もっと もっと よこせ。>>877
寝息と湿った毛皮がこすれた感覚で目が覚めた、窓から光が漏れている。
またもや気を失っていたのか、いやしかしとても清々しい気分だ。
上体を起こして下を見やると、ぐったりした状態でつぶされたパツシィが居た。
慌てながら腰を引き上げたところ、瓶から栓を抜いたような音をたて、中に収まり切らなかった粥のような半固体状の液体が腿を伝って流れ落ちた。
…やってしまった。責任は取ってもらえるだろうか、仮にも見ず知らずあっでも名前だけは知ってる死にかけの私を助けた恩人に対してなんてマネをいやなんか初めてっていう具合でもなかったしうん、でもこの御時世親しい仲でも見捨てるよねじゃあなにかそれ以上の、一度か二度致した経験のある……恋仲?いやいやいやまさかそんなでもそうでなきゃおかしい
思考が絡まり憶測が飛び交って正常な判断ができない、まだ発情期に入る季節じゃない気がするがなんにせよ後始末をしなくては。
私から零れた精液と元の鞘に戻ろうとしているパツシィのそれを舐めとり、事後処理を終える。
ベッドから落ちていた毛布をかけて、彼に寄り添いながら再び横たわって、背を丸めた。
この世界も、彼も、私自身も、この先どうなるか分からないけど、ただ、今は彼の傍に居続けよう。
愛しい彼を想いながら私は目を閉ざした。
-"if"再生終了-多分これで終〜fin〜かなぁ?多分終わりです。
「ねえどうしちゃったの?なんか最近ずっとうわの空だけど。」そう声をかけるのは同じユグドミレニアで、同じぐらいの年の魔術師。同じぐらいの年、同じように周囲から掛け離れた才能を持つが故に僕たちはそれなりに協力をするぐらいは仲が良い。「いや、ちょっと先生とねぇ・・。」「あのソロモン・イブン・ガビーロールと?よく生きてるね。」「先生は優しいもん・・。人間嫌いなのにあの人の目標は人間を救うことなんだから。」「あ、そう。んでそんなに悩んでることならほら、話しちゃいなよ。」「そんな大層なことじゃないんだ。ただ、先生の顔をまともに見ることが出来なくてその、先生の顔が近くにあるだけでも頰が少し暑くてなんか声とかまともに聞けないんだ。こんな熱、僕は知らな『いやそれ恋でしょ。』ーーなっそんなっそんなことある訳ーー『でもその人の顔がまともに見れないし、声聞くだけでも恥ずかしくて顔が真っ赤になるんでしょ?それ恋だと思うけどなぁ。』いやいや!そんなのない!絶対ないから!ただ胸が締め付けられるような感じと高鳴りがとまんないだけだもん!ないに決まってーー決まって・・・」ーーあれから、あの、ゴーレムの試運転の日から、僕は先生とまともに顔を合わせてない。さっき言ったような理由があるし、それに、胸の鼓動が早くなるような気がしたから。それは最近熱っぽいだけと思っていたけれど。もしかしてーー「あれ?僕もしかして先生のことが・・・好き?でもでも、僕って恋とかしたことないから勘違いかもしんないし!」「ヒュー!ぶっちゃけましたねぇ!リビドーに正直になりゃ答えは出てきますぜ?」「いや・・?でも・・確かに今まで感じたことない感情だったし、どの人よりも特別だーとは思うし・・やっぱり好き、なのかな。うん。」「おおー答えが出ましたな。ではその恋を応援いたしましょう!・・・時間もないかもだしね。」「時間?時間ってなにが?」「おまえねぇ・・・これから大戦が始まんだろ?すると先生も参加するわけだ。基本魔術師だからゴーレムを城で生産すんだけかもしんねーけど、もしかしたら強襲してくんのかもしれねぇ。そうなったら死ぬ可能性もあるわけだ。だから・・・今の内に告白しとけってことだよ。」ーー自分の部屋で言われたことを考える。先生が死ぬ可能性、それは別に動揺したわけじゃない。先生が死ぬのは嫌で嫌で嫌で嫌だけど可能性が高いのもまた然り。そこは理解しているのだから。ただーー「告白するなら早めにね。」この言葉が胸を突き刺す。だって僕は魔術師だ。恋なんてしてはいけない。優秀なゴーレムを作る家系にするため、優秀な家系の者を嫁に取る必要があるからだ。そこに、愛は必要ない。どれだけ愛がない相手でも結ばなくてはいけないのだから。それにーー『サーヴァントはいずれ消え去る。受肉でもしない限り、または最高クラスの魔力を保有した聖杯なしで供給できるようなマスターでなければね。』そう、本当に先生と一緒にいたいのならば受肉させなければいけない。そのためには大戦に参加する。でも参加したせいで先生が死ぬかもしれない。・・・本当は諦めるべきなのだろう。この恋は悲恋だと。お前のユメは叶わぬと。でもあの人のことを考えるだけで、陳腐な表現だが身体全てが熱くなる。
それの証拠のように先生のこの前の姿を思い出すだけで自分のモノがそそり勃ってしまうほどだからだ。ーー思わず勃ってしまったモノを処理するため、ズボンとパンツを脱ぎ、まだおぼつかない手つきで握り、動かす。思い浮かぶのは先生の手、あの柔らかく、頭を撫でてくれそうな手。あれで僕のモノを優しく、優しく擦ることを想像する。思わずあの時の先生を思い出し余った手を使い、自分の頭を撫でてしまう。こんなのじゃ足りないのに。もっともっと先生の手は大きかった。「んっ、ふっ、先生ーーせんせぇ・・もっと、握って、ああ!出ます!」手の中に熱い液を受け止める。・・暫くして手を洗い、考える。もうあの日からこんな事を何度も繰り返してる。でも何故か不満足なのだ。あの、包まれるような幸福感それがない。ーーわかっている。あれは先生が居たからこそだ。先生が優しく傷つけないよう僕を絶頂させてくれたから。あの人が、居てくれたから。ーーもう自分に嘘はつかない。砕けるにしても言ってみよう。そうして棚からあの時の薬ーーもっとも、効果は薄いものだが。れそれを持ち、先生の部屋に行く。どうなるかは別として。先生に思いを伝えるために。
「・・・はあ。」困ったものだ。ゴーレムの生産に力が入らない。何時もならもっと集中出来るはずが、まったく力が入らない。・・・まさか彼の態度が変わっただけでこんなに心に響くなんて。あの日以来ーーマスターは僕から視線を逸らすようになった。話しかけてもぎこちなく、直ぐにどこかにいってしまう。触れるなど言語道断だ。・・・嫌われて、しまったのだろうか。無理もない。あんなこと、例え助ける為だろうと他人にしてもらうようなことではない。嫌悪の目を向けられるだろう。 好きな人に嫌われるとは人間嫌いの自分にも大きく響くものだったのだと感じる。この思いは座に持っていけそうなくらい。はあ、これからどうしようか。このーー淡い恋心は。経験はある。自慢ではないが名を馳せた魔術師だ。研究材料として精が欲しいという理由で迫るものたちも少なくはなかったから。孕まさせるつもりはないが、それでも行為自体は何回もしたものだ。でも、愛はない。生まれてこの方ただの一度も個人に愛を注ぐことはなかった。ーーーーだからこれが初恋だった。初めて誰かに気持ちを捧げたいと思った。でもその結末が相手に嫌われるなんて、今まで人間を忌々しく思っていた自分にふさわしーー「先生?少しいいですか?」これは・・マスターの声だ。こんな夜になにか用事があるのだろうか。・・気分はローだがまあ話は聞かなければ、許可を出す。ガチャリ、そんな音と共にマスターが入ってくる。・・・どこかおかしい様子だ。と思っているとーー「先生にお願いが。すうーっはあーっ・・よし、僕は、あなたに恋をしています。だからその・・・えっと・・付き合ってくだひゃい!(うわー噛んだぁぁ!)」その日割りと運命に出会うーーん?いやいや?え?思わず台詞が天丼だが、いやそうじゃなくて、今なんと言った?付き合って?「あの・・・僕のことが嫌いじゃなかったのかい?てっきりあんなことをしたから嫌われているのかと思って。」「嫌いになるわけないじゃないですか!あんな風に優しく助けて貰って・・・寧ろ好きになっちゃいましたよ!責任取って下さい!」ええー・・あれ全部僕の杞憂?・・・とても恥ずかしい。「それで先生、返答は・・・?」恐る恐る聞いてくれている。顔は少し青い。男同士などの理由で諦めてしまっているのだろうか?ただ、まあ僕の返答はーー「勿論、謹んでお受けしよう。僕も、君が好きだった。」「そう、ですよね。僕みたいな人と付き合えるわけえええええ!?なんで!?付き合うんですか!?どこ好きになってくれましたか!?」「えっと・・・僕に向けてくれる笑顔や付いてきてくれる所に、恋をしたよ。」「・・・本当に?」「ああ、本当に。」「一緒に歩んでくれますか?先生。」「君が望むのなら、マス・・・いやロシェ。」彼の目から涙が溢れる。その瞬間抱きついて「ありがとう・・・!ありがとうございます・・!先生!」・・・とても嬉しい。
それで終わると思った。そこから、僕らの道は〜と思っていた。パリーンと飛びついてきたロシェの懐から落ちた瓶が割れる。その液体はあっというまに気化して・・・なんか、身体が熱くなってきた気がする。「・・・ロシェ、君は何をしようとしたんだい?」「えっとぉ・・振られたら振られたできっぱり諦めるつもりはあったけどかわりに『好きだった証として僕の初めてを・・貰ってください・・』って言うつもりでした!」「・・馬鹿なのかい?」「ごめんなさい!ごめんなさい!嫌いにならないでぇ!」「まったく・・・」嫌いになんてならないのだけど。「・・・このままだとどちらも辛いからね。君が望むなら、ここで致しても構わないが?」「えっじゃあお願いします。」「えっ」「えっ」こうして、僕達の初体験は訪れた。
「うん、じゃあ前戯から、だよね。本当に良いんだね?マスター、僕が挿れて。」「はい、こんなことを想像しながら開発していたし、いけます!」「そうか。じゃまず服から・・」そう言うとロシェは服を脱ぎ取ってくれた。やはり、スラリとした筋肉だ。フェチというわけでもないがあどけない顔とその筋肉のギャップに少し、興奮してしまう。「あんまりーーじろじろ見ないでください。」ーー「その照れ顔も、とても可愛いよ。」「か、かわいっ!?えっと・・・ありがとうございます。」可愛いと思いつつ彼のパンツの上から優しく揉む。これだけでも最近初めて自、慰をしたロシェには刺激があるようで「んっ・・んふっ・・・あふっ・・」と声を抑えている。だが快感を覚えていることは形がだんだんはっきり、大きくしていく所から分かる。「下着、脱がすよ。」コクッと頷くので外す。プルンッと揺れながらロシェのモノが出てくる。・・・10代前半では立派なサイズだと思う。まだ皮から先が出ていないので優しく剥いてやる。綺麗なピンク色の亀頭が出てきた。弄ろうと思うと・・・「先生、僕も先生に奉仕しますね。」僕はそういって先生の服を下半身だけ脱がしにかかる。「ちょ、ちょっとロシェ・・」「先生はお尻、弄って貰えますか。ほぐしておきたいので。それに・・やられっぱなしは嫌です。」「そう、か。うん。わかった。」その言葉を了承と取り先生の出したまだあまり膨張していないモノを口に含む。確か・・裏筋や雁、たまに先っぽを責める感じで・・睾、丸もゆっくり舐めていって・・・お尻に反応が来た。恐らく先生が指を入れているのだろう。先生はお尻を弄るのも上手だった。的確に前立腺を責めたりペ◯スを弄ったりと気持ちいい所を把握していた。そうしていると先生のアレが大分大きくなって、ついに完勃ちをしたモノが現れる。・・・入るかなぁ?
予想以上にロシェは上手かった。男の気持ちいい所をちゃんと刺激している。勉強熱心な子だからそんなことも勉強したのだろう。僕に尽くしてくれるために・・そんなことも考えながら尻を弄る。前立腺を刺激するたびピクピク動いてくれるのがとても愛嬌を感じさせる。モノもしっかりと刺激する。裏筋をつーっとなでたり先っぽを少し、力を入れ擦ってみたり、門所を掻いてみたり、それをするたび快感で彼は震えていた。・・・よくほぐれ、モノも完全に勃ったのでそろそろ本番に移ることにする。「・・・挿れるよ。」「・・・はい。来てください。」そっと差し込む。少しずつ、腰を振り始める。「痛く・・ないかい?」「少し痛いでるけど・・・でも大丈夫です。」ロシェのナカの感触はとてもふわふわし、僕のモノから精を絞り取るかのような動きをするものだった。腰が止まらない。でも自分だけが気持ちよくならないよう前立腺をしっかりと突いてあげる。ロシェね顔を見るとトロトロに溶けている。どうやら気持ちが良さそうだ。「ロシェ・・ロシェッ・・」「あっ、先生っそこ・・」「ん?ここが良いのかい?」「だめっ!だめですっ!せんせえそこだめっ!気持ち良すぎちゃって・・」とても、気持ちが良い。先生が一突き一突きするたびに脳に甘い電気が走る。身体がびくんびくんと揺れる。なにもかんがえることが出来なくなり、ただ先生と繋がっているという事実だけが、自分にとてつもない幸福感をもたらしてくれる。だからーーだからーー「せんせぇ・・あたま、撫でてください・・」「?こうっ、かな?」ゆっくり優しく器用に片方の腕で撫でてくれる。「ああっ、それっ、もっとぉ・・なでてぇ・・・」ふわふわとした感覚が身体を包み、激しくも甘い快感が襲う。思わず自分の腰も激しく動いてしまう。
先生にも、気持ちよくなってもらいたい。その一心で頑張って身体を動かす。
ヤバい。とてもヤバい。ロシェの要望通り頭を撫でたらとても締まりが良くなった。しかもロシェの顔もとても蕩けた様子でひどく扇情的だ。「っく、あうっ、んっあ、」思わず声が出てしまう。腰が止まらない。寧ろ速くなる。ぱんぱんという音が速くなる。獣のような腰の振り方をしてしまうほど、ロシェのナカは名器だった。そして、ロシェが上手く動いて、気持ちよくしてくれる。それだけで頭に靄がかかりそうになる。
互いに動きがピークを迎える。ぱちゅんぱちゅんという音と二人の喘ぎ声だけが響きわたる。「あっ!あっ、せんせぇ!きもちっ、きもちいいですぅぅ♡もっとぉ、あう、ひぐっ♡」「うっ、はぁ・・・くっ、ロシェ、僕もだよ。僕も・・・気持ち良い。」「あうっ!せんせい、前もっ!まえもいじっちゃらめですぅ!だめっ、先っぽ弄らないでぇ♡」
そして、「せんせえっ!ナカにぃ・・せーえきナカにくだひゃい!」「ああっ!出すよっ!ナカにっ!」ロシェは足を絡み付け、アヴィケブロンはしっかりとロシェを抱きながらーー互いに達する。ロシェは扱かれているモノから大量に吹き出し、アヴィケブロンは痙攣と共に発射する。互いにしばらく絶頂が続きーー終わった後ゆっくりと倒れこむ。「先生・・・好きです。これからも・・大戦が終わっても一緒に・・」「・・・そうだね。一緒に、一緒にいたいね。」そうして、二人は眠りに落ちる。二人にーー二人に祝福を。
終わりィ!こんな駄文に付き合ってくれてありがとうございます!見てくれた人に感謝!もしかしたら、おまけがあるかも・・・しれない。サーファーモーさんのダイマSSを書こうとしていたがガチャ的な意味で時間が無くなってしまったので書けた分まで投げます
波の音がする。潮風に鼻をくすぐられ、藤丸立香は目を覚ました。
自棄を起こしたような橙の夕日が空を染め始めているが、彼の三方にはそれを遮るように木の壁があった。
(そういえば、海の家で寝てたんだっけ)
水着でいても茹だるような暑さで、太陽の下から早々に退却したのだと記憶が囁いている。まだその時の暑さが頭に残っているかのように、立香の意識はぼやけていた。
彼は自分が寝ていた小上がりから体を起こし、周りを見た。いくつかのテーブルと椅子が並んでいる。窓のそばで風鈴がからからと鳴っている。色褪せたメニューが壁に貼られている。「氷」の字がプリントされたのぼり旗が揺れている。誰もいない。……いないと立香が思った瞬間、海の側から声がした。
「ッハー!やーいい波だった!サイコーだったあー…あ?なんだ、マスター起きてたのか」
興奮からか、一際勢いのいい一人言を発しながら彼女は現れた。サーフボード状の宝具を脇に抱え、ラムネの瓶を二本手に取った状態で、浅い海のようなエメラルドグリーンが立香を怪訝そうに見つめていた。
「モー…さん?」
「おう!今日はサーフィンに付き合ってくれてありがとな!まあ、暑さでやられるのは予想外だったけどさ」
「そう…だっけ。モーさんのサーフィンに付いてきてたんだっけ…」
「大丈夫かよ」
まだやられてんじゃねーか、とモードレッドは立香に近付いた。立香の目は、彼女の日に焼けた肌に、濡れた金髪がまばらに張り付いているのを捉えた。その髪からこぼれた滴が肌を伝って胸を滑っていくのを何となしに目で追い、立香は愕然とした。
抱えたプリドゥエンでそれまで気付かなかったのだ。モードレッドのビキニがずれ、片乳の大部分が露出していることに。周りの小麦色とは対照的な、日に焼けていない白い肌。小ぶりに盛り上がった乳房の頂点は辛うじて水着に隠されているが、肌よりもほんの少し濃い色が覗いていた。立香は咄嗟に手近にあったジャケットをモードレッドへ差し出した。なるべく、彼女の胸元を見ないように努力した。
「これ着なよ、濡れたままだと寒いだろ」
「へ?ああ…ありがと。…じゃねぇよ、オマエの方が今具合悪そうなんだよ。妙に顔赤くしやがって」
「いや、その」
相手がモードレッドだということが、立香が正直な指摘をためらった原因だ。彼女は「女扱い」を拒む。乳がはみ出しているからしまえとは言いづらい。普段の、鎧と剣のモードレッドなら、最低でも苛ついた顔と刺々しい舌打ちが返ってくることは免れ得ないだろう。
それでも、結局立香は素直に言った。後で指摘しなかったことがバレる方が危険だからだ。
「…モードレッド、水着がずれてる。直した方がいい。それかジャケットを着てくれ」
「あ…?」
モードレッドは自分の胸を見て、溜め息をついてビキニの位置を直した。怒られることを覚悟して縮こまった立香を見て、もう一度溜め息をついた。
「…気にすんなよ、こんなもん」
「ごめん…」
「何を謝ってんだよオマエは。…まあいいか。それよりさ、これやるよ。一緒に飲もうぜ」
放られたラムネの瓶は立香の手の中に綺麗に収まった。モードレッドは立香の隣に腰掛け、慣れた手つきでビー玉を落とし、ラムネを飲み始める。
十分にサーフィンを楽しんだからか、モードレッドの表情はいつになく穏やかだった。荒々しき叛逆の騎士は鳴りを潜め、ただのサーファーの少女がそこにいる。そのように、今の立香には感じられた。「夏の終わりだな…」
夕焼けの空を見て、モードレッドは呟いた。夏の終わりだったっけ、と立香は思い出そうとするが、まだ頭がぼんやりとしていた。波の音が、細かいことを考える気力を静かに削いでいた。思い出すことを止めにして、立香は話を振った。
「モーさんはさ、また、鎧着るの?」
「ん…そうだな。夏が終わったら、水着はちょっとな」
「そうか。前、いつも着てる鎧が暑苦しいとか言ってたから…」
「脱いだままでいいってか?…いや、確かに暑苦しいけどさ。普段から鎧を全部置いてくるオレとか、アイデンティティーにかかわるぜ」
「…そんなに?」
モードレッドは遠くを見る。潮風が生乾きの金髪を撫でている。凛々しい少女の横顔が、立香にはどこか寂しげなものに見えた。
「…オレの鎧兜は母から与えられたものだ。母…モルガンはアーサー王を憎み、オレを王への切り札にしようと育てた。アーサー王の近くまで行かなければならないから、見た目で出自を判じさせないために鎧兜を着ていた。…だから、そうだな。叛逆の騎士であるオレは、母の思い通りに踊ったオレは、あの鎧兜とは切っても切れない」
語るうち、モードレッドの目は険しくなっていく。父への叛意を語るときとは別の、嫌悪混じりの敵視。「母」の存在が女扱いへの反感の基になっている、とは立香も理解していた。彼女の霊基に刻まれた負の価値観に触れてしまっていたようだった。振る話題を間違えたか、と立香が反省しかけたとき、モードレッドは急に表情の強張りを解いた。
「だから…だから、夏…水着になって、鎧も兜も全部置いてくることになって、何事かと思ったぜ。最初は全然慣れなかった。あんなに、身が軽くなるとは思わなかった」
「…装備、重そうだしなー」
「いつもは全然そう思わないんだけどな。とにかく…何て言うか、空を飛んでるみたいだったよこの夏は」
夏を振り返っているのか、モードレッドは頬を緩めた。先ほどまでの暗雲など、まるで存在しなかったかのように。
喜色を浮かべるモードレッドを見ていて、立香も知らずのうちに笑っていた。こうしていると、無邪気な女の子だ、と彼は思う。「楽しかった。いい夏だった。剣置いて、鎧兜置いて、なんもかんも忘れてはしゃいで、波に乗って。…それで…」
喋り続けていたモードレッドが、ふと言葉を止めた。立香がモードレッドを見ると、彼女は頬に赤みを帯びさせ、ぎこちなく立香の方を向いた。
「…剣置いて、鎧兜置いて、思ったんだ。何も…本当に何も、しがらみがないならさ。父のことも、母のことも、置いてきて、忘れていいならさ」
彼女の声がどんどん小さくなる。頬から耳まで、どんどん赤くなっていく。瞳が忙しなく動き、また立香を見据えた。
「…オレ、ただの、小娘でいるのも悪くないなって…」ここまで
今更ですが勝手なキャラクター解釈があります
続きを書きためたらまた来ます
サーファーモーさんはいいぞ※ややリョナ要素があります
お好みでない方はお読み飛ばしください
何故?
何故こうなった!?
壁へ押し付けられ片手一本で両腕を掴まれ、身動きできない状態でセレニケ・アイスコルは自身に問う。
拘束しているのは彼女のサーヴァント、アストルフォ。工房に入ってきた瞬間に彼に押し飛ばされ、壁に縫い付けられたのだ。
アストルフォは細腕に似合わぬ筋力を以て左手一本でセレニケの両手首を締め上げ、両腕を上げさせた、所謂バンザイの状態で固定している。
「ねえ、アストルフォ。何のつもり?
マスターに何のマネしてるかわかってるのかしら?」
状況の理解を始めたセレニケの胃の腑は、冷静になろうとしている頭とは逆に、グツリと熱を帯びつつあった。
当然である。優れた才覚を持つ魔術師である彼女にとって、使い魔からの狼藉など想像さえもしていなかった。
ましてや、セレニケにとってサーヴァント、ライダー。即ちアストルフォは戦力や労働力ではなく、性玩具に近しいものとして見なしている。
アストルフォからの回答はない。彼は普段の彼らしからぬ冷めた視線を琥珀色の瞳から発していた。
「答えなさいライダー。従僕風情が主たる私に―――」
叱咤しようと口に開いた直後、アストルフォの可憐な唇がセレニケの唇に押し付けられた。セレニケの口内へ、少年の舌が滑り込む。
両腕を拘束した状態で抵抗もできないまま、アストルフォは魔女の舌を貪り、歯列を舐め、唾液をすすった。
冷静さを取り戻しつつあったセレニケの脳は再度かき回された。
実はセレニケは今まで誰かにキスをされたことがない。
儀式として山羊や生け贄と、あるいは彼女の性癖を満たすために自分が少年の唇を犯すことがあったとしても、誰かに唇を求められたことなどないからだ。
ちゅぱ、じゅる、ぞり、ちゅ、ちゅぱ
キスはセレニケが経験したことのない、セックスの為のそれだった。呆けながらもそのような接吻が存在することに小さな感動を覚えた。
そして―――
どむん
、とセレニケの薄い腹に、固くて重いものが捩じ込まれた。
「お゛っ、ぐ」
唇が剥がれるや否や、呻きと共に粘っこい、酸っぱい唾液を吐き出し、セレニケは身体をくの字に折る。
両腕を掲げた状態であるためうずくまれず、立ったまま咳き込んだ。「ねえ、マスター。
ちょっと聞きたいんだけど」
正直どうでもよさそうに、アストルフォは加害したセレニケへ問う。やや黄色がかったセレニケの碧眼と、少年の琥珀色の眼が合った
「奥にあるアレ。なんなの?」
親指で工房の奥。実験した検体がある寝台の方を指差す。セレニケは打撃で痺れる脳を振り、ギロリとにらみ返した。
「…あれは…魔術の実験で使った礼装よ…」
セレニケの中で今までの狼藉に得心がいった。工房の奥にあるのはホムンクルスを使って作った新タイプの礼装の実験結果である。
アインツベルンの冬の聖女に似せるよう加工したホムンクルスを使い、類感作用を引き起こして擬似的に小聖杯として駆動させる実験であった。
大方、その惨状を見て義憤とやらに駆られたのだろう。
「あんなお人形の解剖実験で怒ってるわけ?
随分とお優しい騎士様ね」
結論から言うと実験は失敗している。薬物でトランスさせたホムンクルスの脳を聖杯に僅かにリンクさせることには成功したが、効力があまりに小さすぎる。
また小聖杯として機能させるために開腹し、金の杯を胎の中に捩じ込んだのが悪かったようで、杯は負の想念で満たされてしまった。
呪殺の道具として使えぬでもないが、より効率的な道具はいくらでもある。まあ怒っているとはいえ所詮、令呪に逆らえぬ使い魔である。後でこの狼藉の仕置きをしてやればいい。
そう思って左手の甲へ魔力を注ごうとしたとき
「アレにさ、なんか汁?みたいなの掛けられてさ、なんかずっとイライラしてるんだけど。マスター、何か分かる?」
「え?」
冷めた口調で予想外の問いを受ける。そう言えば検体となった偽装聖女の絶命は確認していない。
が、セレニケにはより強い違和感があった。
アストルフォの性格は純真無垢な正義漢である。てっきり実験を見られて幼稚な正義感をかざしてきたのだろうと思ったが違うらしい。
ふと気付き、そしてセレニケは絶句した。そもそも目の前の彼は『アストルフォではない』。
顔立ちも声も同じだが瞳の色が違う。アストルフォの瞳はアメジストのような紫である。
髪も肌も褪せたように色が薄い。
「ライダー、あなた…きゃ―――」
言うが早いか、アストルフォの掌がセレニケの頬を打つ。
「遅い、答えるのにどれだけ待たせるの?」
琥珀色の瞳の少年はため息を漏らす。その視線は既に答えへの興味を失っているようだった。
「まあいっか。でさ、今僕すっげーイライラしてんだよね。
でさ、相談があるんだけど―――」
つい先程セレニケの顔を張った少女じみた細い指と手ががセレニケの白い首の伸び、鎖骨をさすり
「ちょっとスッキリさせてくれないかな?」
「ちょ―――‼」
ユグドミレニアのジャケットを乱暴に引き剥がした。ドーモ、つい先程某板(ケイオスタイド)で調子のったラフムです
ノリと勢いでプロットなしでアスセレの怪文書書いてみようと思ったが
ガス欠である‼
やべえな、エロへの導入クッソ難しいな…「ジーク君……、な、なんで、二本もあるんですか……? 昨日はなかったのに!」
ソレを見た時、ジャンヌは思わず声を震わせた。ジークの股間には血管を浮かび上がら、せ雄々しく勃ち上がるモノがあった。それも二本。
「すまない……。一部の爬虫類にはヘミペニスと言って二本ある場合があるんだ。ファヴニールもそれに該当したのだろう。今の俺が邪竜寄りになってしまっているせいで、人型にもかかわらずソレが出てしまっているのだな」
そう答えるジークは熱に魘されるかのように息が荒い。そんな彼のコメカミには捻れ曲がった角。背には飛膜を広げた大きな翼。そして、彼の瞳は赤い筈の瞳は深緑に染まっている。今のジークは人と竜の境界線が揺らいでしまい、邪竜よりに傾いてしまっている。連続での宝具使用によりジークの心臓——竜の炉心は暴走状態であった。魔力の過剰な生成。それにより今のジークは邪竜よりになってしまっている。
「ルーラー、挿れたい……。貴女が欲しくて堪らないんだ! このままではどうにかなってしまいそうだ……!」
「わ、わかりました……。でもいっぺんに二本は入らないです。順番に——ひゃっ!!?」
ジャンヌを抱きしめたいジークはいつの間にかジャンヌのお尻へと手を伸ばしていた。キュッとしまる穴に指が捩りこまれる。挿入は浅いとは言え、本来入れる所ではない穴だ。無理に暴かれてジャンヌは身体を震わせた。
「じ……、ジークく……、は、ぁ……! 痛ッ……。やめ……ッ」>>900
「順番なんて待てないんだ! こちらも使えば二本とも挿れられる。怪我のないように充分ほぐす。使わせてくれ」
ジーク君は口では許可を強請りつつも、指はジャンヌのお尻の穴へとゆっくりと埋めていく。
「ひぅん……! あ、ジーク君……ッ」
辛そうなジークを見るのはジャンヌも辛い。邪竜に傾いたジークを介抱するには魔力を発散させるしかない。しかし、ジャンヌの身体がついていかない。ジャンヌの身体は強張り、小刻みに震えた。
「ルーラー、これを飲んでくれ」
不意にジークがなにか小瓶を呷った。それを口移しでジャンヌへと飲ませる。途端、ジャンヌは舌が痺れる程の甘さを感じた。
「っぷは。……愛の霊薬だ。麻酔がわりだと思ってくれ。媚薬ローションも用意してある。ルーラー、貴女を俺にくれ! もう我慢ができない!」
普段、強い口調をしないジークが声を荒らげていた。その目はエメラルドのように翠色に輝いている。ジャンヌは思わず身体を竦ませてしまう。そんな隙をついて、ジークは媚薬ローションの蓋を開けていた。変に甘い匂いが鼻腔をついた。トロリとしたそれがジャンヌのお尻へとかけられる。
「ひゃあ、つめた——ぁ」>>901
肌がローションの冷たさを感じた瞬間、それは一気に熱へと転じた。ローションの触れた部分だけ、身体が燃えるような熱を帯びている。
「じ、ジーク君……!? や……、待っ、て……ッ」
ジャンヌはガクガクと身体を震わせる。お尻を犯す指の感覚すら麻痺する程の熱さ。熱に反応した秘処からトロトロと愛液が滴っていく。
「パラケルススに頼んでとびきり強いのを用意してもらった。……あぁ、手に触れただけの俺でも熱いくらいだ」
ジークはそう言いながら、ジャンヌのお尻を犯していた指を一度引き抜いた。
「は、ひゅ……!」
ジャンヌは獣のような息遣いで声にならない悲鳴を上げた。愛の霊薬の効果でお腹の中にはじんわりとした熱。外からは強制的にジャンヌを焦がす熱がジャンヌを無理矢理昂ぶらせていく。
「注入するぞ」
それだけ言うとジークはジャンヌの返事も待たずにお尻の穴を指先で広げた。
「待っ——」
ジャンヌが制しするよりも前に僅かに空いた穴へとローション注がれていく。
「ひ……、あぁぁあああ!!?」
お尻の穴へと注がれる液体に対する不快感。けれど、それもすぐにジャンヌの本能を暴き立てる熱へと変わっていく。理性が蕩けて、ジャンヌはジークへと縋りついた。>>902
「すごいな。貴女が挿れる前からそんな蕩けた顔をするのも珍しい」
そう言ってジークはジャンヌへとキスを落とした。ジャンヌの身体は凶悪なまでに昂ぶっており、ただのキスだと言うのに絶頂を迎えてしまう。それでも、ジークはジャンヌとのキスをやめない。舌同士を擦り合わせ、にちゃにちゃと嬲っていく。そうしてる間にもローションがジャンヌを注がれていく。注ぎながらジークの指先がジャンヌのお尻へとローションを馴染ませるように抽出が繰り返される。
じゅぷじゅぷと卑しい音が部屋をこだまする。キスで落とされ、クスリで強制的に開発されていく身体をジャンヌはどうする事も出来ない。身体を動かそうとするだけで新たな熱がジャンヌを焦がしていく。ジャンヌは涙を流しながら、ジークから与えられる快楽に翻弄されていった。ローションが尽きれば、ジークはそれを放りなげ、片方は秘処、もう片方はお尻の穴と両方を弄っていく。
「じ、く……ぁ。ジーク、くん……ひゃ、んぁ……」
指が挿れられる度に腰が甘く痺れていく。引き抜かれる度に意識が飛びそうになる。ぐちゃぐちゃとぬぷぬぷと二つの穴がジークによって弄ばれる。薄い肉の壁越しに指が擦れてその度にジャンヌは嬌声をあげた。意識を失っても、弄られることで再びジャンヌの意識は現世へと引き戻される。それほどまでに凶悪な感覚だった。辛うじて残った意識が必死にジークへと縋りつく。もう止めると言う意思すらない。ジークにされている事だと言うのに、ジャンヌにはそれを判断出来るだけの理性はなかった。>>903
「……指通りがよくなったな」
ジークは子供のように無邪気に笑う。けれど、そこには隠しようがない程に男の情欲を滲ませている。意識は別としてジャンヌの身体は既に受け入れ準備が出来ているようだった。身体を痙攣されるように震わせて、ひっくり返した蜜壺のように愛液を零していた。ジークはまたジャンヌへと唇を寄せた。目の前には至高の逸品たる宝物がある。それがジークの事を今か今かと待っていると思うと、ジークは邪悪に口もとを吊り上げてしまう。
「ルーラー、いや、ジャンヌ。俺を受け入れてくれ」
ジャンヌの腰を掴みジークはその亀頭を二つの穴へと照準を合わせた。
「は、……、ひゅ……ん。はい、きて、くらひゃ、い」
不意に今まで嬌声しかあげていなかったジャンヌが明確に声を出した。明確と言っても呂律は回っておらず、鼻にかかった声だった。けれど、そこには明確な意思があった。熱に浮かされた故の言葉ではない。ジャンヌの瞳はジークをしっかりと見つめている。
「ジャンヌ……?」
予想外だった。邪竜の欲望に突き動かされているジークであるが、罪悪感がない訳でもない。自分の意思では止めれないのであれば、せめてジャンヌを傷つけないように意識を胡乱にさせた方が良いと思っていた。だから、強いクスリを使った。それ故にジャンヌから明確に言葉が帰ってくるとは思っていなかった。
「らい、りょーぶ、れす……。そんにゃかお、し、ない、れ……」
ジャンヌは手を伸ばし、ジークの頬に触れた。>>904
「……ッ」
頬から伝わるジャンヌの熱にジークはもう理性を保つ事ができなかった。ジャンヌの腰を一気に落とし込んだ。
「あ……~~~~~~~~ッ!!!!?」
声にならない絶叫が響いた。指よりも大きなモノが二本、ジャンヌを穿っていた。クスリのせいで痛みはない。むしろ、鈍い痛みに快楽を感じてしまう。みっちりと詰まってジャンヌを圧迫している。薄い肉越しにジークのソレらが擦り合わさり、形容しがたい程の刺激になっていた。思わず、ジャンヌは達してしまう。
「ぐっ……ぁ」
強い締め付けにジークは呻いてしまう。それでジークも出しそうになってしまう。それでも唇を噛み締めてジークは耐えた。
「ジャンヌ……!」
ズリぃとジークはゆっくりと腰を動かしていく。
「ひゅっ……、待って……! くる、シ……!?」
「すまない……、もう保たない……!」
媚薬ローションでジャンヌの蜜壺を満たすと言う事は挿入すれば、ジークもクスリに侵されると言う事に他ならない。ただでさえ、我慢ができない所にクスリの侵食はジークの理性を削ぎ落とすには充分だった。
「じゃ、んぬ……!」>>905
「あがッ……! ひ、ぐ……、あ……!?」
前後がジークによって満たされていくと言う感覚に辛うじて残っていたジャンヌの理性が根こそぎ蕩けてしまう。発情期の猫のように鳴き続ける。
ずりゅっ……ぐり……。じゅぷ……じゅぽっ……。
垂れ流されるように、淫らな水音が響く。
「あ、あつい……ッ! ルーラーの膣中、あっつい……。蕩けてしまいそうだ……」
ジークはジャンヌの腰を掴んでより強く打ち据えていく。力任せの強引な抽出であるが、今はそれが良かった。強制的に満たされる感覚に二人は覚えていく。じゅぷじゅぷとした水音が耳を犯し、精神を甘く蕩かしていく
「あ……あ……」
焦点の合わない瞳で見つめるジャンヌがジークに縋りつく。不意に己の身体に突き刺さるソレらが膨らむのを感じた。
「だ、だす……ッ! 出したい! 受け止めてくれ、ジャンヌ!」
「ジークく、んッ!!」
腰——どころか身体中を抱きしめられ、ごつんとソレが最奥を叩く。
「か、はぁ……!!」GJ!
龍は呼吸で魔力を生むと言う
つまり当分の間はこの状態なのだろう
逆流した白濁液を口から吐く可能性は、高い!(実際はよっぽどの事がない限り逆流せず途中で止まるんだがw)>>899
おう、やろーと思ったネタ先回りして言うのやめーや(血涙)>>907
素晴らしい!これはいいものだ。竜成分が強くて獣のように求めちゃうジーク君いい。それを受け止めるジャンヌも含めて美女と竜の組み合わせの王道だ素晴らしい>>911
アタランテ「とりあえず汝に話が…話があります…話をしましょう…うーん…」
アキレウス(某ガハラさんチックな姐さんが素直クール可愛い件)
アタランテ「まあいい、話があるぞアキレウス」
アキレウス「結局そうきますか」(かわいい)
アタランテ「真面目な話だ。その、先日、一線を越えてしまったわけで…大問題が発生した」
アタランテ「私の宝具の名前を言ってみろ、アキレウス」
アキレウス「『訴状の矢文』だろ?」
アタランテ「正解。では次。私が奉る二大神とは」
アキレウス「アポロンと…」
アタランテ「そう、アルテミス様だ。私の恩人でもあるとともに、ギリシャでもおなじみ、割と結構ガチで罰を与えてくる事に定評がある神でもある」
アタランテ「だから『そうなる前』の姿で現界していた最初の私はともかく、その…今はだな…困る」
アタランテ「多分アポロン様辺りは『うん君カワイイから後で一発やらせてくれるなら二人分加護あげちゃう』とか言い出しかねないけど多分一番後が色々怖いパターン」
アキレウス「そもそも本来若くて健康な女性の急死するのを慣用句として『アルテミスの矢に当たる』って言ってたくらいだし、本来は女性特攻の祟り神的な側面もあるからなあ」(※事実です)
アタランテ「大体お産がらみで死ぬことが多いから逆説的に異様に非処女にアタリがキツイことになってしまって、当のアルテミス様も影では『そこまで私のせいにしなくたっていいのにー』と嘆いていたりしたんだが」
アタランテ「それとは別に、私はアルテミス様から『いい、ぜーったいヤっちゃだめよあなた、一旦ブレーキはずれると止まらなくなるから』と英霊の座で言い含められていたんだ」
アキレウス「え、なにそれ英霊の座っていつからそういうシステムに」
アタランテ「そういうわけでそもそも私は申し訳なさでアルテミス様に顔向けできず、したがってあの宝具そのものを使うに使えないのだ…だからダメって言ったのに…」
アキレウス「はい面目ございません」(割とノリノリっぽかったんだけどなー)>>912
アタランテ「そういうわけで、今後は第二宝具を使おうと思うのだ」
アキレウス「なんだ姐さん全然問題ないじゃないか」
アタランテ「ところがどっこい、二つばかり問題が」
アタランテ「まず怒りなりなんなり、身を焦がすような激情とともにこの宝具を用いると、私の隠された獣性が解放され魔獣と化す、らしい。つまり理性のタガも外れて暴走状態のバーサーカーになる、らしい」
アキレウス「らしい、っていうのはつまり」
アタランテ「そう、暴走状態になってからは私の記憶に残らない…自分がどうなっているのか見た目も振る舞いも、何もかもがよくわからないのだ」
アキレウス「あ、わりと怖いパターン」
アタランテ「そういうことだ。少なくとも戦場でいきなりぶっちゃけ本番で第二宝具を解放するのはリスクが高いと思う」
アタランテ「なので、とりあえず、汝に見守って欲しいのだ…忌憚ない意見を聞かせてほしいし、万が一味方に襲い掛かるような暴走の仕方をしても汝なら止められるだろうし…」
アタランテ「…そ、それに、私の一番恥ずかしいところを見せられるのも汝だけだし…」
アキレウス(姐さんかわいいよ姐さん)
アタランテ「…私のこと、嫌いになったりしない?」
アキレウス「あーもうそれは全然余裕。惚れた女の一人や二人受け止められないようじゃ英雄なんて務まらないってもんよ」
アタランテ「そこは一人でいいからっ」
アキレウス(妬いてる姐さんかわいいよ姐さん)
アキレウス(あとぶっちゃけ先生の濡れ場覗いて大興奮してた姐さんもたいがい暴走してたので大概のことが今更って気がする)>>913
アタランテ「ちょっとドキドキする…その、私が暴走したら、ちゃんと止めて欲しい…」
アキレウス「おう、ちゃんと見届けるから」(不安でちょっとケモ耳がヘタレてる姐さん萌え)
アタランテ「じゃあ、いくぞ!『神罰の野猪』!」
アキレウス「ちょ?!そんなまさか、超人ハ●クみたいなノリで服を左右に引き裂いた?!情事の最中ですら恥ずかしがって服を脱がない姐さんが下着姿にーー?!ワイルドにも程があるぞ姐さん?!」
バサランテ「…この私で逢うのは初めてだな、アキレウス」
アキレウス「は、はい…初めまして」(なんだこの威圧感…あとなんというか、エロいはエロいんだけど、なんかこう、違う。なんというコレジャナイ感)
バサランテ「アキレウス、汝に問う!」
アキレウス「は、はい!」
バサランテ「子供は好きか、アキレウス!」
アキレウス「え?」
バサランテ「子 供 は 好 き か と 問 う て い る!」
アキレウス「ひ、人並程度には好きだと思います!」(なんだこの流れ)
バサランテ「私は!子供が!好きだ!」
アキレウス「うん知ってる」
バサランテ「だが、もっと好きなことがある!」
アキレウス「?!」
バサランテ「それは、子作りだ!」>>914
バサランテ「私もお前を気に入った!さあいますぐ私をF●ckするがいい!」
アキレウス「ちょっと待て姐さん!いくらなんでもその発言はアウトすぎ?!」
バサランテ「『私』はアタランテの隠された深層心理のようなものだからな。抑圧された自我、隠された欲望。まあ多少みんな建前と本音はあるものだが、アタランテは純潔性にこだわるあまりに私を押し込めすぎてちょっとばかりこじらせた。そして現界するにあたり聖杯でちょっとばかり面白おかしく修正が加わり、さらに内心抑えきれない恋心もとい下心とともにこの毛皮を身に着けたため、総合結果として性欲モンスターな私、爆誕!我が名はデンジャラス・ビースト・アタランテ!」
アキレウス「二つ名とかいいです間に合ってます、あと『ちょっとばかり』じゃないだろそれ絶対」
バサランテ「細かいことは気にするな。さあではかわいがるための子供を早速作ろうではないか」
アキレウス「すいません本当にそういうの無理です」
バサランテ「私は紛れもなく彼女の一部だぞ?常に深層意識の深淵に押し込まれてはいるが。つまり私を受け止めてこそ真にアタランテを愛するということでは?」
アキレウス「いや、うん、まあ、そうかもしれないけど…でも俺はビーストじゃない姐さんの方が…」
バサランテ「ちょっと汝、『私』に塩対応すぎやしないか?とりあえずお互いをよく理解するために裸のお付き合いから始めよう。」
アキレウス「あの、アタランテさん。下着で詰め寄ってくるのはやめてもらえませんか。なんというか、そういうグイグイ来られる感じがちょっと苦手というかなんというか。」
バサランテ「何をいまさら。大人しい方の私を無理やり押し倒した勢いはどこに行った。ほらもっとおらつけ。アドレナリン全開でかっとばせ。というかあっちじゃなくて私こそ姐さんと呼べ。」
アキレウス(あー確かにこのキャラなら神殿ックスして神罰当てられたのも納得というか…)
アキレウス(顔と声が姐さんなだけにマジでこれはきっついわー…)>>915
バサランテ「で、押し倒してみたものの」
アキレウス「はい。馬乗りにのしかかられてますね」
バサランテ「お前のマイサンが反応しないとはどういうことだ!」
アキレウス「いや、だからね、言ってるじゃないですかアタランテさん。俺こういうの苦手というかなんというか。というか俺のマイサンであってあなたのではありません。」
バサランテ「お前の息子(意味深)は私の息子だ!」
アキレウス「息子(意味深)とかマジで姐さんの顔で言わないでくれませんか!?大体なんでそんないちいち言動がアマゾネスなんですか。」
バサランテ「いやお前、アマゾネスとかめっちゃシャイだぞ?」
アキレウス「え、なんかいっつも『露出・強』な格好してて男を一方的に攫って子種絞るだけ絞って追い出すかコロすかな感じのサツバツ軍団なんじゃ?」
バサランテ「いやいやいや。普段着とかすごい普通。シャイすぎて敵前逃亡するから敢えて自ら退路を断つためにすっごい恥ずかしい格好して涙目でもじもじしながら『い、いいですか、私、あなたを襲いに来ましたよ、負けたら、その、私のいいなりになってもらうんだからね!』とかいって男が勝手にコロッといくという寸法。」
アキレウス「俄然興味がわいてきた」
バサランテ「おいこら私に興味を持て。なんだ、この若さでイ●ポか。亜鉛足りてないぞ。牡蠣をくえ牡蠣を。海の母乳だぞ。」
アキレウス「海のミルクです。こう見えて繊細なんです、もっと精神的に盛り上げてくれないと」
バサランテ「ビーストに精神論など不要!というわけで実力行使と行こう。このビーストフィンガーとビーストタンを駆使したバキュームなフェ」
アキレウス「やめてほんとやめて!姐さんのイメージがああ!!!」>>916
アキレウス「…」
バサランテ「何をしょぼくれておる。この私にイイコトしてもらったんだからそこは素直に悦べ。」
アキレウス「なんでだろう、泣きたい。何がって意志と反して反応してしまった自分の肉体が憎い。そしてなんか汚された気分がする。もうぼくはこれからぜったいにいやがるおんなのひとにむりにせまったりしないよ。」
バサランテ「たった3回ではないか。生前からの記憶を持ち越しさらに英霊の座にいる間に正気の私に内緒でこっそり勉強会に参加してみたりチャクラ開いたりしたおかげで、私のテクは108式まであるぞ」
アキレウス(バーサーク姐さんはマジっぽいのが困る。というか誰が何の勉強会を主催してるんだ)
バサランテ「だがこれ以上ご奉仕すると私に種付けする分がなくなりかねないのでウォーミングアップはここまでとする。まあまさかもう赤玉ってことはなかろう。何が何でも絞り出して見せるが。さあここから本番だ、夜の千本ノック・アワーだ!もちろんお前のボールとバットで私の子宮を」
アキレウス「下ネタがいちいちひどいの何とかしてください闇アタランテさん!」
バサランテ「つべこべ言わず早く私をアヘ顔にせんか!ヘイカモーン!!」
アキレウス「もうほんとやめて!」
バサランテ「本当に注文が多い贅沢者だな…仕方あるまい。こういうのは初めてか」
アキレウス「へ?うわ、うわうわうわちょっ、やめろ、やめ、いやあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ」>>917
ケイローン「・・・」
アストルフォ「ねえねえ何そのなんとも形状しがたい表情」
ケイローン「図らずも昔の教え子の濡れ場を目撃してしまっているわけなんですが」
アストルフォ「えっ!なにそれ!ずるい千里眼ズルイ!実況中継はよ!!」
ケイローン「手すりをバンバンするのはやめなさい」
アストルフォ「で、ご自分はちゃっかり覗いてるわけですか?きったねー!オトナ汚い!このむっつりド変態!」
ケイローン「いやいや赤のアーチャーと赤のライダーが2人で単独行動はじめたらそりゃ何してるのか見ますよ普通は!」
アストルフォ「ところで話は変わりますが、向こうのアーチャーとライダーの真名は確か」
ケイローン「アキレウスとアタランテですね」
アストルフォ「ほーらみろ、まーたギリシャだよ。ギリシャ自重しろ!…あだっ!足グリグリするの、痛っ!」
ケイローン「確かに今のところギリシャ勢全員いくとこまでいっちゃってますしその辺考えると頭が痛いというか我ながら今更へこみますが、あなただってマスターを快楽堕ちからの肉奴隷にしてやりたい放題してるじゃないですか?!」
ケイローン「あとあなたに言わせるとローランは全裸野郎だし、アーサー王伝説によればイギリスにわたったフランス出身ランスロットも全裸発狂するそうですし、あなたは男女構わず取って食う系の女装男だし、つまりフランスだって救いようのないド変態でしょうがこのセックスモンスター!隙あらば私のマスターにちょろちょろ近づいてちょっかい出すのはやめてください!」
アストルフォ「フランスだっているはずだから!きっとまともなのが!そう、例えばジャンヌダルクみたいな感じなのか!」
ケイローン「どうなんでしょうね、彼女いるんでしょうか。この世界に。来るの全力で拒否しそうな気が。」>>918
アストルフォ「で、君のお弟子さん、この真昼間からお外で楽しく青CANですか。お盛んですなあ」
ケイローン「いや、それがどうも様子がおかしいんですよ。」
ケイローン「あの子、根が育ちのいいお坊ちゃんなので、シチュエーションと言いプレイスタイルといい、相当に意外といいますか…相手の方は生前お会いしたことはないのですが、あまりにもワイルドに過ぎるというか…」
アストルフォ「え、どういうこと」
ケイローン「うん、赤のアーチャー、貴方といい相性かもしれません。とりあえずそんな感じのビーストです。私の元を巣立って行ってから彼の性格を捻じ曲げるような大事件が起きたのか、それとも私が彼の素質は見抜けても変態性まで見抜けてなかったのか…」
アストルフォ「いやそりゃエリートに変態が多いのは一般論でしょうよ」
ケイローン「あ、やっぱりダメだこれ。同意なしで襲われてる。ちょっとばかり助太刀しましょう」
アストルフォ「え?矢文?攻撃はしないの?」
ケイローン「あの子はやればできる子なので、アドバイスだけで十分でしょう。『とりあえずその毛皮をはぎとりなさい。これで貸しが一つですね。ケイローン』と」
アストルフォ「えっ何ちょっとしれっと真明バレしてるの?!バカなの?!バカなんだね!バカ仲間できたばんざーい!」
ケイローン「あなたと一緒にしないでください!彼は律儀ですからこういう特に制約がなくても良心に訴える系の約束はてきめんに守ります。あと、育ての親に恥ずかしいところを見られたという精神的ダメージが真明バレによるリスクを大幅に上回ると判断しました。」
アストルフォ「わーい鬼だー鬼がおるー」
ケイローン「肉体がかかと以外無敵なんですからメンタルから潰すしかないでしょう。弱点から攻めるのは基本です。大丈夫、これくらい汚い手を使って許されるくらいに彼はチートです」
アストルフォ「…うわぁ…爽やか笑顔で確信犯だ、こいつ…」>>919
アタランテ「…はっ。宝具が…解けている。」
アタランテ「ていうかやだ!なにこれちょっと!なんでこんなに格好に!!アキレウスのバカ!変態!!どうせ汝、私が正気をなくしてる間にえっちなことをしたな?!」
アキレウス「その反応…姐さん…?よかった、正気に戻った…」
アタランテ「というか汝、大丈夫か?!なんかものっすごいボロボロじゃないか!何があった?!」
アキレウス(言えない…性獣の方の姐さんがゴッドフィンガー繰り出して腰砕けにされたところで双頭ディ●ド装備して迫ってきて、危うく「アキレウス(非処女)」になりかけたとか言えない…しかも窮地で敵陣の先生に助けてもらったとか…というか見られてた…なんかもう色々考えるとしにたい…)
アタランテ「ああもう、なんで無言でお前が泣くんだ?!というか、その、私、そんな、ひどかった…?」
アキレウス「うん、泣いてるのはちょっと別件なんだけど、本当にひどいというかなんというか、ダメだ。その宝具は本当にこれから絶対使うな姐さん。マジで。ガチで。」
アタランテ「えっ…その…そんなに…私、ひどかった?」
アキレウス「ひどいというかなんというか…ああもう、涙目になるなって姐さん!姐さんが悪いって言ってるわけじゃないから!な?」
アタランテ「私のこと、嫌いになってない?大丈夫?」
アキレウス「うんうん大丈夫大丈夫」
アキレウス(どうしよう正直自信なくしている)雑談スレッドでの約束を果たしに来た。
上の方とネタが被ってる?気にしない方向でここはひとつ、お願いしまーす!
あっR18要素はありません蹂躙を受けた女狩人が漸く解放される。
かわるがわる、絶え間なく、数え切れない程の数のモノの相手を無理矢理させられた躰が地に崩れる。
長く硬いもので何度も何度も串刺しにされた事で、その脚にはその根元から血が滴っている。
蹂躙の仕方も一様なモノでは無かった。
あるものは、先ず女を縛り上げ、その上で串刺しにした。
あるものは、女の誇りである脚の、その裏から攻め上げた。
あるものは、女の生家で獣に襲わせた。
あるものは、女にその秘めた情愛を重く、叩きつけた。
あるものは、女に熱く煮えた自身の生命の鼓動をぶちまけた。
あるものは、女を道具で組み伏せ、散らした。
あるものは、女をはち切れんばかりに隆起した男の肉で抱き潰した。
あるものは、女の躰を電流で責め立て、磔にした。
あるものは、女に熱く焼けた青銅で消えない跡を刻みつけた。
幼子、それも同性の幼女に女を組み伏せさせたものすらいた。
蹂躙を受けたその身は、生き埋めにされ、睨み上げられて、逃げる事すら能わない。>>928
感想あざっす!
残念ながら世紀末アストルフォはヒャッハーしてても、たとえ軽蔑してる相手であっても、
一応は騎士で王子様なので味方陣営の手足もぐとか考えない(反転してムラムラしたからレイプしてるだけ、嗜虐に興味はない)予定です
リョナることはリョナるけど「濡れも締まりもしない穴とか犯す価値ないじゃん」とか思ってるので気持ちよくはさせる感じ「ン″ッ、ーッ! オ゛ッ」
「あー、ダメだよマスター。折角愛し合ってるのにそんなブタみたいな声で喘いじゃ
勃つものも立たないじゃん、そんなんじゃさー!」
セレニケの口の中に指を突っ込んで壁に押し付け、片足を抱え込んで乱暴にペニスをピストンさせながら黒のライダーは不満不平を漏らした。
喉奥を指で弄られて涎をダラダラと垂らし、嘔吐き涙を流しながらも、目に憎悪の灯を滾らせるセレニケの殺意を至近距離で浴びながら理性蒸発したライダーは調子を崩すことはない。
儚い抵抗としてアストルフォの薄い胸板へ長い爪を食い込ませてみているが意に介す様子はまるでなかった。当然である、ナイフさえ通さぬ英霊の肌に、魔術師の細腕で傷つけることはかなわないのだ。
ただ、屈服する気配のない雌に多少のイラつきは感じたらしく、抽送のペースが目に見えて速くなる。
「オ゛ッオ゛ッオ゛ッ!」
ガツンガツンと狭い膣内の一番奥まで乱暴にペニスを叩きつけられ、セレニケは苦悶の声を漏らす。
「ところでさ、マスター。自分は経験豊富みたいな言い方してたけど全然使ってないよね、マ〇コ
狭くて硬いだけで全然締めてこないんだけど。こんなんじゃ一晩掛けても終わらないよ?」
「―――ッ!」
アストルフォはそう言うと腰を密着させ、子宮口へ鈴口を押し付け、ゴリュゴリュと擦り付けた。
女魔術師はこなれていないポルチオをこね回され、声無き絶叫をあげた。
セレニケは黒魔術の名手で、生贄と性交渉を持つ機会も、趣味で少年のペニスを味わう機会も多分にあったのは事実であるが、実のところ恐怖と痛みで萎え切った弱弱しい男根以外の経験はない。
膣奥まで届くか否かの柔らかい海綿体で処女を散らし、オスなどこんなものだと刷り込まれたセレニケの女性器にとって、快楽を求めるためにメスを犯す剛直は刺激が強すぎた。
主を壁に張り付け、痛みでのたうつ様を見ながらアストルフォは鈴を鳴らすような声で笑った。
「まあ生娘なら生娘の楽しみ方とかはあるけどさ、僕のマスターが処女同然の雑魚マ〇コとか恥ずかしいじゃん?
今から少なくてもチ〇ポ咥えてギューギュー射精おねだりできるような、ちゃんとしたマ〇コに躾けてあげるから感謝してよ」
空いた手でセレニケの細い腰を抱き寄せ、柔い尻に指先を食い込ませ、より深く入る姿勢へ移る。耳元に密着させた唇が優ししく囁いた「じゃ、今から『本気の』ピストンするから、泣いて喜んで見せてね」
セレニケは絶句する。
今の時点で乱雑に腰を打ち付けられ、膣内を掻き回され、女性器の奥までみっちりと埋めたペニスで既に余裕などないのに、
「や、やらっ!ひゃめ―――っ!」
セレニケは悲鳴を上げるよりも早く、バンバンバンバン! と、肉で肉を力一杯打擲する音がセレニケの工房に響く。
長いストロークを高速で繰り返され、セレニケの脊柱は力の限り反り返った。
「あ゛っ! ギッッ! オ゛、ゴッ!」
それは、性交というには明らかに暴力的な、メスのことなど一切考慮しない強姦用の前後動だった。
後頭部をガツガツと石壁にぶつけ、口の中にねじりこまれた少年の細い指に必死にかじり付き、ぼろぼろと涙を溢しながら、セレニケから漏れるのはケダモノじみた呻き声である。
容赦ない抽送運動ののち、不意にアストルフォはセレニケの体をぎゅうぅ、と抱きしめた。
「とりあえず、一回イクから、残さず飲んでねっ」
ゴツン、とペニスがポルチオに叩きつけられ、一瞬遅れて大量の熱がセレニケの子宮に注ぎこまれる。
「オ゛ッ―――! ―――ッ!」
アストルフォのシャツを引きちぎり、涎と涙と鼻水をまき散らし、聞いたことのないメスの絶叫をあげて、セレニケ・アイスコルは生まれて初めて絶頂した。
ビクン、ビクン、と下腹部が痙攣し、ペニスを引き抜かれると同時に破かれたタイツの隙間から熱を帯びた精液がどろりと垂れる。
「あー、ダメだこれ、オちてる」
思った以上のマスターの情けなさに呆れながら、ライダーは粘っこい唾液に塗れた指を口から引き抜き、セレニケの胸元でそれを拭った。
このまま放り投げてもいいが失神した状態で落とすと頭を打つおそれがある。マスターに死なれると魔力供給で困ると判断したアストルフォは、横抱きして工房のベッドまで運んであげることにした。
「まあ、折角ゲットした玩具だしね、壊れるまでは丁寧に扱うかぁー」
ようやく本番です
今回のコンセプトは『普通のセックスでどこまで鬼畜度を出せるか』だったりします。
アストルフォちゃんはケダモノ並みの性観念なので猟奇には興味ないだろうけど、性悪女いじめを目的とする本シリーズとしては多少は痛がってもらわねばなりません。
ということで、セレニケ嬢には「精液吐くだけの瀕死ふにゃちんとしかしたことない子供ま〇こ」になって貰いました。
ポルチオって慣れてないと結構痛いらしいネ。
僕の中ではセレニケ嬢のセックス経験値(=ま〇こ構造)は14歳からまるで成長していないイメージです。
やっぱ子供ばっか食ってるヤツはダメだな!おつおつ
鬼畜アストルフォ君が新鮮なのに「あ、やっぱり当たりがキツイだけでアストルフォだなー」と思わせる辺りグレイト短いですが、乙。
この調子でセレニケさんをグチョグチョにしてほしい。良いものを見せてもらった…次も期待してる
アストルフォのセリフ回しが上手いなあ!!
プライドの高い女の子が鼻水と涎に塗れて野太い叫びを挙げて、絶対に見られたくないであろう姿を無様に晒すのは本当にいいものですね…>>921
一方その頃モーさんは来る出番()に向けてクラレントを素振りしていた。
モ「よっしゃあ!やっと出番だぜ!どいつをブッとばそうかな~」 ニコニコ
獅子劫「ちょっとコレ見てみろセイバー」
そう言って今までの各陣営の痴態をモーさんに見せる獅子GOー。
ドン引くモーさん。そんな赤剣主従の明日はどっちだ!
いつもいつもありがとう御座います(感涙)カドアナ獣姦おせっせの者です。
カドック君狼に返信しなくて残念でしたね。それはそれとして書いてたのでよかったら感想くだしあ。
「カドック。縄です。」
提案したのは彼女だった。
「・・・は?」
抵抗したのは僕だった。
ここは永久凍土の帝国。吹き荒れる嵐は氷点下をとうに過ぎ、肌を捨てねば(ヤガとならねば)生きれぬ地獄。その中央にある皇帝ツァーリの宮殿の一室で、僕は1人の少女の体に縄をかけていた。椅子に背を預け、動けないように服の上から拘束する。けれど傷つけぬように回されたそれは自分でも分かるくらいに緩く、まさに児戯のよう。彼女はそれが不満だったようで、鼻をならしながら
「強く。動けないくらいに、縛っていただけませんか?」
丁寧ながらも有無を言わせない口調だ。
「・・・そもそもだね。なんの意味があるんだい?”これ”。」
「あらマスター。魔力をサーヴァントに供給する事はその仕事の一つでなくて?」
「だったとしても、縛る事に意味はないだろう?」
柔らかな微笑みが一つ。
「あら?無駄な事はお嫌い?」
「アナスタシア。」強い口調で遮る。僕が誓った相手。出来る、と。成し遂げると誓った少女。そう、成し遂げる。未だ皇女たる彼女を皇帝へと押し上げ、そのうえで空想樹を根付かせ他の異聞帯の総てを退け唯一つ正当な歴史とする、と。そう誓ったのだ。僕でも出来ると、やれると証明するために。元より凡才。出来る事、やれる事は全てやり、求める状況をすべて積み上げる必要がある。無駄な事をしている暇などない。けれどこの少女は、当の少女は時折こうやって僕を困らせる事が趣味らしい。
「僕は、僕は凡才だ。成し遂げるためには徹底的に。周到に。そして一部の隙も無く事を成す必要がある。いいかい?魔力供給を行う必要性は認めよう。そのうえで、今こうして君を縛ることに、何ら合理的な意味はない。」
瞳を見る。青白い、静かな瞳。美しくも眉根の寄ったそれを見据えて。
「・・・足元から凍りたいのかしら?私が、”貴方に縛られたい”と言っているのですよ?」
「僕は『縄です』としか聞いていないけれど?」
「なんて口の上手い事!流石は我が契約者ですね。いいでしょう。合理的な理由が欲しいのなら差し上げます。」
「フム。」
「私の、気分が盛り上がるわ。私の気分が盛り上がると、結果的に魔力供給の効率もよくなるのでなくて?そもそも、貴方。もう何度か私を縛ってなさってるじゃない。今さらよ?」
「今さらだからこそだよ。何度だって言うぞアナスタシア、縛る事に、意味はない。」
「縛ることに意味があるのよ?」
勝ち誇った笑み。潮時だろう。これ以上の反論はむしろ彼女の機嫌を損ねるだけで意味がない。本当に・・・意味がない。だから彼女の望み通り、強く縛ることにした。
「クッ・・・」
何ら神秘の付与されていないそれ。けれど楽し気な呼気が、漏れた。「いいかい?」
最後、縛り終えて両足を開く。何時からか、最後。その瞬間だけは敢えて聞くのが習慣になっていた。平時には強気な言葉をかけてくる彼女も、この時はだけは何も言わず、その青白い瞳を逸らす。縛った影響か僅かに赤らんだ頬。・・・やめて欲しい。これはあくまで魔力供給なのだ。それ以外に意味なんてない。
現にアナスタシア自身も「皇女の肌をみだらに見ようとするなど言語道断。侮辱。高貴。粛清よ?」などと言っていた。故に今だってそう。肌の一切は晒されていない。そうさ。僕と彼女は契約で結ばれた関係だ。彼女は、彼女の矜持を以てこの異聞帯を人類史とせんとし、僕はその成就に全力を尽くす。そういう関係であって”そういう”関係ではない・・・筈なのに。ああ、けれど。その赤らめた顔に僅かに怒ったように、耐えてるように逸らした瞳。かんちがい、しそうに。なる。
そうして脚も固定して、湿った彼女のそこに挿れる。熱い。手は冷たく、瞳も冷たく、そうして微笑みすら冷たい彼女の、熱い所。瞬間昇り詰めるような感覚。・・・耐えた。耐えたなら当分は耐えられる。そのまま動く。引き抜く瞬間の背筋が凍るような感覚。押し殺した声が漏れる。美しい彼女の呼気も聞こえる。貌を見やる。白い肌に僅かな赤み。微笑む貌。焦りが、ある。何時だって僕には余裕なんてなく、何時だって彼女はまるで万事が余裕であるかのように微笑むのだ。つまらない。心のまるでつまらない部分がひっかかれるような感覚。それにしたがって少し動きを変えた。初めてではない。弱い場所位は、分かる。
返ってきたのは僅かな喘ぎと楽しそうな笑い声だ。
「愉しいかしら?楽しんで。いるかしら?ねぇ、マスター?」
突かれているが故に途切れ途切れの声。まるで何時か。もはや消え去った歴史の中に居たお転婆な皇女のよう。
...どう応えようか。彼女の機嫌を取るのならただ「楽しんでいる」と答えればよい。それだけの筈なのに、右手に痛みが走るような感覚がして、そのまま答えるのが憚られた。...楽しんでいる、楽しいのだろう、か?分からない。
ただただ自分は必死で。今も昔も必死で、かつては自分より優れている周りについていこうと必死で、そして今はその周りに僕は出来る、と。やってやてると証明し、眼前の少女を唯一とするために必死だ。...分からない。愉しいが、分からない。ただひとつ、固いところに絡み付く肉の熱と、そこから登り立ち腹にたまる快楽だけは、自分にも分かる事だった。
返答につまる事、それそのものを応えととったらしい。皇女様は激しく突かれながら溜め息を一つ。
「カドック。楽しさと必死さは席を争わないわ。あの音楽家を見習った方がいいわよ?」瞬間、顔が熱くなるのを感じた。音楽家。アマデウス。今も皇帝を眠りに誘うために音楽を奏でる希代の男。死を、消滅を前提とした行いの筈なのにあの男は常に笑みを浮かべていて、けれど。けれど今、この瞬間に名前出ただけの筈なのに。どうしようもなくその名前を出した目の前の少女に苛立った。
スピードが早くなる。眼前の少女。縛られて身動きが出来ない彼女の都合を無視した、ただ腹にたまる快楽を吐き出すための動き...の筈なのに。
「...あっハ。独占っ欲かしらっ?マスター?」
裡が搾り取るかのように動いた。肉がうねり、激しさを増した自分自身の動きに翻弄される。ああ、くそ。
「そうよっ。マスター。貴方は今、皇女を、ロマノフ最期の女を、縄で縛って、好きに嬲っているの。ねぇ、理解したカドック?どう?楽しい?」
「女性!をっ...縛って好きにする趣味は、ないっぞっ!」
抗議としてさらに激しく動いた。より激しく掴まれた。のぼりつめる予感がより確かなものとなっただけだった。
動きながらアナスタシアを見る。普段から見ている豪奢な服の上に縄。日常を縛り上げる淫靡な非日常に頭がくらくらする。乱れた髪に汗で張り付いた前髪。ほの赤くなった頬で艶然と微笑んで、そして青白い瞳の中の僕。快楽に耐える渋面。酷い顔だ。まるで狼が唸っているかのよう。「そう?そんな趣味はないの?残念ね。私は楽しいのだけれど?」
微笑みのまま彼女が語る。白く美しい歯の奥に広がる赤。そして声にあわせて動くピンクの舌が、快楽でうだった頭をさらに加速させる。
「とんだっ!スキャンダルっ...!だな。皇女様がこんなっ!ご趣味とは...!」
「あら?」
くすりとした笑い。目を嬉しそうに細めて
「私、貴方に縛られてるから楽しいのだけど?」
心を掴み取られた感触があった。瞬時、怒りが沸き上がり、その怒りのまま。彼女の口内を自分の舌で蹂躙した。今まで以上に、縄よりも強く抱き締める。
...果てたのは、同時...だったと、思う。
できるだけ、彼女に負担が掛からないように覆い被さって少しの時間が過ぎた。何時もこうだ。彼女との行為の後は精も根も尽き果てる。早く動かなくては、と。そう思っても体は動いてくれなかった。
「私はねカドック。」
僕の首筋に顔を埋め、彼女は語る。
「この時間が、一番楽しいの。貴方はどう?マスター」
「分からない。」
今度は素直に出た。
「そう...なら、私の楽しみの為に、少しの時間そのままでいなさいな。」
...直ぐにでも動かなければ。そうでなければ勝ちは遠ざかる。分かっている筈なのに、それでも。ああ、くそ。縛られている。首筋にかかる彼女の吐息と、匂いと熱に。
穏やかな吹雪が窓を叩く。凍土の地獄の中心にある宮殿の一室で、僕は皇女の鼓動を、ただただ、感じていた。以上です。愉しんでくれたら幸いです
おつおつ
言葉の端々にカドックに余裕と余分を与えて笑って欲しい的なアナスタシアの心が見える気がしてこっちも滾った
いや下半身はクールだけど(最低)>>947
ありがとうございますね。ちょっとこれのアナスタシア視点も書きたいと思いつつかけてない自分も居たり。頑張りたい所です。>>949
ジャック「・・・」
フィオレ「・・・な、なんですか?」
ジャック「・・・ねえなんでそんなにビクビクしてるの?なんでわたしたちがちょっと身動きするたびにビクってするの?ねえ同じ黒陣営だよね?」
フィオレ「き、気のせいじゃないでしょうか」
ジャック「気のせいとかじゃないよね?今もちょっとビクビクしてるよね?ほら、今私たちがあなたの車椅子の前に回り込んだらちっちゃく『ヒッ』て言ったよね?」
フィオレ「い、言ってませんってば!」
ジャック「うそつきー。やっぱりあなたお母さんだよね?」
フィオレ「違いますってば!」
ジャック「嘘つきの言うことって信用できないな。ねえお母さんでしょ?ねえお母さんなんでしょおまえ?!子宮おいてけ!!なあ!!!」
フィオレ「ヒィッ!?もう、何なんですか、あなた?!」
ジャック「かいたいするよ?!」
フィオレ「いやああああ!!アーチャー、アーチャーどこなの?!」
ジャック「サーヴァントも連れずに一人でウロウロする悪い子のマスター、だーれだ?」
フィオレ「助けてー!誰か!なんで誰も今日は周りにいないの?!カウレス!どこ?!どこなの?!」
カウレス(涙目で怯える姉さん、いいよね…)
ケイローン(うん、いい…)
アストルフォ「いやいや影から覗いてほっこりしてないで早く助けてあげろよ二人とも」
アストルフォ「あたしおとこだけど、フィオレたんはもう少し自分の周りの男のろくでなしな一面に気が付いた方がいいと思うのあたし」>>950
ケイローン「大丈夫です、初日に光速でロックオンして解体しに来たのでとっつかまえてお尻百叩きで締め上げました。さらに一応こうやって常々陰からスナイピングもしています」
アストルフォ「えっじゃあ日課のようにつけまわして追い回してるのは?」
ケイローン「私がいる限り手を出せないことは理解しているようですが、好みの女性とみるとついついナイフ片手に迫りたくなるようです。それが種としての生態なら仕方ないので、実害が及ばない限りは大目に見ることにしました」
アストルフォ「いや、実害あるよね?!フィオレちゃんあれ本気で怯えてるよね?!女の子の涙目はイキすぎて潤むとき以外は許すまじと僕の騎士道精神が囁いてるんだけど?!」
カウレス「イヤイヤ生前派手に女遊びしてダース単位で泣かしてるだろお前」
アストルフォ「伝説の女誑かしをバカにするなよー!!明朗快活、昇天確実、あとくされ一切なし!明るく楽しく健全に爛れたセ●クスライフを提供いたしました!湿っぽいのは一切なーし!」
ケイローン「流石黒陣営に並ぶものがないセ●クスモンスター。マスターもマスターで突き抜けてますが。」>>951
アストルフォ「いやいや絶倫ぶりでは誰かさんに負けますわー誰かさんにー。」
カウレス「…その話終了。そういえばセレニケさん見向きもされませんでしたね、アサシンに」
ケイローン「『なんかちょっとちがう』らしいですよ。フィオレだってまだ今はおかあさんじゃないと説明したのですが、そこは向こうも頑固に譲らなかったですし、よく基準が分かりません。」
カウレス「おいアーチャー、てめえ言わせておけばしれっと言いやがって!『まだ』ってなんだよ『まだ』って?!そもそも人の姉に光速でロックオンして手を出したお前が言えた義理か!」
ケイローン「カウレス君、気持ちはわからないでもないので黙ってましたが、年長者としてアドバイスを。そろそろ君も姉離れしてはどうですか?」
アストルフォ「ああもうまーたガキンチョれべるの喧嘩始めたよこの二人…。仲良くさせようとして間取り持ったらすっかり喧嘩仲間なんだから…。ほら、ボクが黒のTバックを素敵にパンチラしてあげるからこの場はおさめておさめて」
ケイローン・カウレス「「けっこうです」」
ジークフリート「ちょっとそこの三馬鹿。仲良く会話しているところを邪魔して済まない」
アストルフォ「わーい、ボク、ネーデルランド基準でギリシャの大賢人&陣営の数少ない良心レベルだー!」
ケイローン「アストルフォと、同列…」
カウレス「この頭ピンクとお友達認定…」
アストルフォ「揃って仲良くガチへこみしてるんじゃねーよこのバカ義兄弟どもがー!うわーん!!」
六導玲霞「ごめんさないね、フィオレさん。この子すっかりあなたに懐いちゃってて」
フィオレ「いえ、あの、大丈夫、です…。お子さんを見失わないようにしてあげてくださいね、あの、本当に。」
(カウレス「まずい…マスターの方が来た…」)
(ケイローン「あれ絶対にまともな堅気の人間じゃないですよ…あんなのが一般人としてウロウロしてるとか、二ホンのシンジュクは魔境か何かですかね?」)
(アストルフォ「普通にここでも『お商売』を再開してくれないかなー?正規の料金にチップも弾むのでボク個人としてはぜひとも前向きに検討していただきたいところ」)>>952
フィオレ「あ、先日自己紹介されたご職業ですが」
六導玲霞「ええ、CSWですね」
(カウレス「コマーシャルセックスワーカーをそういう風に略する人初めて見たよ。」)
六導玲霞「まあPで始まるどんぴしゃりの名称もありますが、純粋培養のお嬢さんの前では少々ためらわれまして。うふふ。」
(ケイローン「prostitute、ですね。受験には絶対出ない英単語なので覚えなくていいですよカウレス君。」)
フィオレ「その、何かのソーシャルワーカー的な感じのご職業なのでしょうか?」
(カウレス「日陰の職業とは思えないほどにあまりに堂々としてるし、うちの姉ちゃんは天然ボケレベルに世間知らずだからなあ…」)
六導玲霞「まあある意味、福祉業界に属するサービス業ですね。社会的に弱い立場の女性にとって、家柄も学歴も資格もいらずに体一つで始められてそれ一本で食べていくこともできるセーフティネットのような職業でもありますし、寂しい男性に愛とぬくもりと夢を与える職業でもあります」
フィオレ「まあ、立派なお仕事なのですね!」
(アストルフォ「あああ純粋なフィオレちゃんがとんでもない勘違いを。というか絶対向こうのマスターわかってて誤解を重ねてるよね?」)
(ケイローン「しかもある意味嘘を言ってないこともそら恐ろしい」)
(ジークフリート「すまないが、なんでもいいからさっさと来てくれないか三馬鹿諸君」)>>953
フィオレ「あら、カウレスにアーチャー。もう、さっきはどこに…あら、ライダーも一緒?何かあったの?」
カウレス「うんまあ、ちょっとね。男だけで集まってちょっとした会合的な?」
カウレス(言えない、突然現れたアサシン主従への今後の対応について姉さん抜きで会議になってたとか言えない)
アストルフォ(言えない、ダメ人間極まりないうちのマスターや未成年通り越してショタのロシェ君まで参加してたのに、フィオレちゃんだけ「主に六導玲霞のプライベート面関連での立ち入った話はまだ早いから」とかいう理由ではぶられてたとか言えない)
ケイローン(というかここの陣営のみなさん、割とうちのマスターを際限なく甘やかす傾向がありますよね。もしかして彼女が箱入り娘の世間知らずだったのはこういうことだったんでしょうか?)
フィオレ「そうなの。私もね、ミス六導と今楽しくお話させていただいていたのよ?」
六導玲霞「玲霞でいいわよ?私もフィオレって呼んでいいかしら」
フィオレ「ええどうぞ喜んで、レイカ」
三人(((さっそく懐柔されとるーーー?!?!)))
フィオレ「あのね、カウレス、私ずっと魔術ばかりで他のことは全然知らないでしょう?でもレイカは逆に普通の人だから、魔術師の生活について知らないことばっかりなんですって!」
カウレス(うん姉ちゃん、確かにその人は魔術師じゃないけど、多分普通の人でもないと思うぞ?)
ケイローン(教育上よろしくないからできるだけ仲良くしてほしくない人ナンバー2に魅入られてしまった…)
アストルフォ(ちなみにナンバー1は?)
ケイローン(あなたのマスターです)
アストルフォ(うんしってた)>>954
カウレス「ち、ちなみに今は何の話をしていたの?」
フィオレ「そうそう、彼女の来た二ホンのホテルの話を聞いていたのよ」
六導玲霞「こちらではモーテルを利用したりしたのですが、ずいぶんとお国柄で違うんだな、と思いまして。なんていったって子供を連れて普通に泊まれるのですから」
カウレス「え?どういう意味?」
フィオレ「二ホンでは子どもはダメで、大人限定なんですって。なんだかオペラハウスとかレストランみたいなルールよね、興味深いわ」
カウレス(うん?オトナ専用っていうのと、横でアルカイックスマイルしてる六導玲霞の笑顔でなんかうっすら意味が掴めてきたぞ?)
ケイローン(ヒント、二ホンは家畜小屋のような狭い、しかも木と紙でできた家に、下手すると複数の世帯が同居しています)
カウレス(オーケー、プライベートが守りにくいからこの聖杯大戦の舞台が二ホンだったらお前と姉ちゃんが初日から駄々洩れの筒抜けだったってことかよ、ああぶん殴りてぇ)
アストルフォ(ちょっと二人でテレパシーの様に目くばせとボディランゲージで喧嘩始めないでくれる?!)>>955
フィオレ「でね、でね。向こうの話、カウレスだって聞きたいわよね?」
カウレス「ああ、うん、まあ」
フィオレ「勿論普通のホテルとかもあるそうなんだけど、年齢コードのあるホテルの方は、とっても面白いらしいの!遊び心があるというか、とても挑戦的な建築デザインだったりするんですって!見た目がお城風だったりとか!」
カウレス(おーい!ドレスコードじゃなくて年齢コードの辺で何かがおかしいと気付け!姉ちゃん!)
アストルフォ(六導玲霞、すっげぇいい笑顔でニコニコ笑ってるねぇ…)
ケイローン(めっちゃいい笑顔ですね…)
フィオレ「インテリアもなんかものすごく凝ってて、面白いところがガラス張りだったり鏡張りだったり、お風呂がライティングされたりするんですって。しかもお風呂はだいたいジェットバスが標準装備なんですって。すごいわよね、素敵よね、泡風呂に入りたい放題でお湯も使いたい放題って、すごく贅沢よね?!」
アストルフォ(まあヨーロッパ基準で贅沢ではあるけどさあ…なんで女子って泡風呂好きなの?姫がいるというジャポンの泡のお風呂にはボク個人も興味ありますが。)
ケイローン(まあバブルバスの人気の秘密は私にもよくわかりません。あと貴方も密かに向こうの風俗に詳しいですね?!)
カウレス「あの、具体的にどの辺が鏡張りだったりガラス張りだったりするんでしょう?」
六導玲霞「それは泊ってからのお楽しみよ。是非私の故国に一度遊びにいらしてくださいな、うふふ」
フィオレ「わたし、不思議の国のアリスみたいなガラスのテーブルとか椅子ってちょっと憧れだったのよ。」
カウレス(あ、これぜったいいかがわしいやつだ。)
六導玲霞「昔はベッドが円形でグルグル回ったりもしたんですが、今はすっかりなくなってしまいまして」
カウレス「ホワーイ、ジャパニーズピーポー!何のために?!」
六導玲霞「いや、本当にそれは私もよくわかりません。なんというか、椅子とかグルグル回るのとかちょっと楽しいよね、くらいの感じじゃないかと」
ケイローン(なんとクレイジーな…とりあえず二ホンは私が選ぶ『行くべきでない国ランキング』を絶賛急上昇中です)>>956
六導玲霞「とにかく、海外の方に隠れた人気スポットなのは事実なんですよ?」
ケイローン(事実ならそれはそれでまたなんというか…)
六導玲霞「ルームサービスの食事メニューも豊富でお安く、部屋でカラオケも楽しめるし希望すればゲーム機を貸してもらえたりすることもあって一日こもっていても飽きることもないですし、有料チャンネルのムービーが無料で見れたりすることも」
アストルフォ「はいはい質問、それはオトナのプロレスでしょうか?!」
六導玲霞「そういうこともありますし、全然関係ない流行の映画だったりということもあります」
フィオレ「まあなんて良心的なの?!そういうホテルならバーやラウンジやプール、執事もいるんじゃなくて?」
六導玲霞「それは残念ながら、ないわ…部屋のミニバーくらいならあるけれど。代わりに、とてもお値段は良心的よ。場所や曜日、お部屋のランクでも変わってくるけど、私が仕事柄出入りするケースでは、一晩泊っても一部屋100ドルもかからないわ。」
フィオレ「まあ、一人じゃなくて部屋あたりなの?!」
六導玲霞「しかも、時間がない人のために宿泊ではなくて休憩という名目で、時間単位でお金を払って見学させてもらうこともできるの」
カウレス(はいアウトぉ!)
アストルフォ(終わったらお肌がつやつやになる系のご休憩ですねわかります)
六導玲霞「しかもルームサービスやお会計も、昔ながらのホテルだとエアシューターで送られてきたりするの。受付式よりその方が非日常的で私は好きよ。さながらオトナのための遊園地ね」
カウレス(そりゃ成人向けなわけだ)
ケイローン「で、その、マスター、まさかとは思いますが」
フィオレ「ええ、私、ぜひともそこに泊まってみたいの!車椅子でも大丈夫かしら?」
ケイローン(貴女の一点の曇りもない晴れやかな笑顔のせいで私は頭痛が…)>>957
ケイローン「僭越ながらマスター、おそらくそのお城風の施設よりも、この城塞の方がよほど宿泊の価値はありますよ。なにせ本物のお城で、なおかつちゃんとホムンクルスが人間に尽くしてくれる。あえて異国の偽物のいかがわs…正体不明の施設に宿泊しなくても。」
フィオレ「なんで反対なの?!いいじゃない!行ってみたいの、私!貴方には聞いていないわアーチャー!」
ケイローン「そうは言いましても…」
フィオレ「それに私、貴方と行くなんて言っていません。だからこの件に関してはアーチャーは黙っていてください」
ケイローン「えっ」
カウレス「まさか」
フィオレ「ね、カウレス?あなただったら行ってみたいわよね?カートゥーンとか好きだし二ホンそのものも興味あるわよね?」
カウレス「」
ケイローン(まさかの流れ弾を至近距離で被弾されておられる…)
アストルフォ(六導玲霞、完全に笑いをかみ殺してプルプルしてるぞ…)
カウレス「いやいやいやそもそもなんで俺と旅行なの、姉ちゃん?!」
フィオレ「だって私たちきょうだいだって、その、いずれ、気軽に二人で過ごすことも減る訳だし、思い出がたくさんあることだっていいじゃない。」
カウレス(あ、これ、あれだ、もう嫁に行くからその前に最後の思い出作りってやつだ。もうだめじゃん、おれショックでしぬかも。というか今しんだ。精神的に。)
アストルフォ(頑張れー!生きろ少年!)
ケイローン(うん、なんかごめん。安心してくださいちゃんと責任取りますから)
カウレス(うっせぇ!しねよおまえー!ばーかばーか!)>>958
フィオレ「え?なんで?なんでなの?行きたくないの、カウレス?私のこと、きらい?」
カウレス「そ、そんなわけある訳ないだろ!」
フィオレ「じゃあなんで?」
カウレス「その…そういうところは…」
フィオレ「そういうところは?」
カウレス「…」
カウレス「…アーチャーにでも連れてってもらえばいいんじゃないかな」
アストルフォ(よう言うた少年!がんばった!ご褒美で今晩夜這いしてあげてもよくってよ!)
ケイローン(そんなギリギリ歯ぎしりしながら言われても…なんか私が悪者みたいじゃないですか…)
フィオレ「なんで?!私はカウレスと行きたいの!もう!なんでそんなこと言うのよ!」
カウレス(どうしよう拗ねモード入ってきた…姉ちゃんがこうなると俺すっごい困るんだけどなあ…)
カウレス「その、俺の予想だけど、そこは家族で利用することはあまりないんじゃないかと」
六導玲霞「いえ、禁止事項ではありませんよ?」
アストルフォ(諸悪の根源がここで参戦してきたーーー!!!)
フィオレ「そうなの?」
六導玲霞「ええ。なんならわたくしがお二人を引率して差し上げてもいいですよ?色々と手ほどk、いえ、ガイドをして差し上げますわ。今日お話してみて、とってもフィオレさんのこと、気に入ってしまいましたから」
カウレス(いまほぼ手ほどきって言った!ほぼ!!)
アストルフォ(プロによる3Pとか夢過ぎるー!超混ざりてぇ!!)
ケイローン(いかん!まだカウレスがプロのお姉様にご指導ご鞭撻のほどにあずかるならともかく、この流れ、フィオレがレズセ●クスデビューさせられかねない!!とりあえず頬に触れるな!さりげなく顎クイするな!あと早く気づいて逃げてフィオレーー!!)>>959
ケイローン「ま、まあマスター、また落ち着いたらカウレス殿と二人でゆっくり旅行したらいいと思います。二ホンもいいと思いますよ。でもあなた方二人ならもうちょっといいところに泊まるとか…」
フィオレ「もう、二人そろって…なんなの?!いつの間にか私の知らないところで仲良くなっちゃって!」
ケイローン・カウレス「「え。」」
アストルフォ「うんうん、たまーに二人、ちょっとボクがドン引きするレベルの仲の良さだしね」
フィオレ「何よそれー!もういい!私知らない!知らないんだから!そうよ、せっかくだから二人で二ホンにいって二人でそのホテルに泊まってきたらいいじゃない!!」
六導玲霞「あら、いいですわねー。ええ、老若男女問わず、条例で規制されない年齢なら誰でも歓迎の宿泊施設ですから、もう、ぜーんぜんお二方で問題ないと思いますわ。」
フィオレ「だそうですわよ。良かったわね、どうぞ二人で仲良くして来てください」
カウレス(なんでそこで変に噛み合う表現を適切に選ぶ、姉ちゃん)
ケイローン「アサシンのマスター、変に焚き付けるのはよしてください。アストルフォお前あとでちょっとこい。マスター、その、機嫌を直してください…いい子だから、ね?」
フィオレ「やっぱり私のことを子ども扱いかなにかしてるー!そうよね、どうせ私がピンチで困ったときにも全然来てくれないくらいだしね!どうせ二人で仲良くどこかで遊んでたんでしょう?もう知らない、二人っとも大っ嫌い!!」
ケイローン・カウレス「「」」
アストルフォ「ありゃまあ、大の男がそろって小娘に完全に振り回されちゃって…ま、2人そろって隠れてフィオレちゃんのビビり顔鑑賞会してたからね。因果応報、是非もないよね♪」
(終)>>961
相変わらずSS界隈でも希に見るダメ人間ショーで安心した
大賢者をここまでダメ人間にしてしまうのはアンタくらいだわw
あとフィオレちゃん可愛い>>961
今回も笑わせていただきました!
モーさん編も気を長くしてお待ちしております>>961
玲霞さんが楽しそうで何よりです
これは百合の花が咲き乱れる予感…?
モーさんどうなっちゃってるんだろ別のスレでデート中に大雨に見舞われる的なのがあって妄想が止まらなくなったので吐き出し
取り敢えずマスターは男、名前は藤丸立香で>>965
突然の雨だった。そりゃもうバケツどころか風呂桶を逆さにしたような大雨だ。キツネ耳キャスターが何かしたかのような大雨だ。
今回のレイシフトは非常に小規模だった。ハロウィンのエリザベートの生んだ小さな特異点。その余波で生まれた余剰のようなもの。
そこのエネミーが不足している素材を所持していると聞き、マスターとマシュは軽い気持ちでやって来たのだが、それがいけなかった。
「っちゃあ、こりゃ堪らんぜ」
「へっくち!」
秋雨というか嵐のようなそれは、デートのような気持ちで戦っていた2人に容赦ない試練を与えた。
いきなりの豪雨に成す術無く濡れ鼠と化したマスターとシールダーは、慌てて近くのボロ小屋に避難したのである。
「マシュ、大丈夫?」
「わ、私は大丈夫で、っくしゅん!」
「大丈夫じゃないじゃんか」
マシュの盾が大きかったのが幸いし、立香は大きく濡れずに済んだ。黒い髪はへにゃへにゃになっているし、白い礼装はアンダーウェアの黒を思い切り滲ませているが。
しかしそれより、マシュの方が深刻だった。レオニダスのような丸い盾では無かったため、彼女は雨に思い切り襲われていたのである。誰だ、彼女の盾を十字型にデザインしたのは。
兎に角、雨風を凌げる山小屋に緊急避難した2人は、タオルで濡れた体を拭っていたのであった。
だがここで問題が発生した。日帰り程度に考えていたせいで持ち物は殆ど無く、当然ながら着替えなんて持って来ていないのである。
オマケにカルデアとの通信が今一良くないため、支援物資を頼む事もできない。おのれ天才、今日に限って休暇なんぞ取りおってからに。
(……無いモノねだりしても仕方ない。今はびしょ濡れのマシュを冷やさないようにしないと)
濡れた上着を脱いでアンダーシャツ姿になりつつ、使える物はないかと小屋を探すため視線を動かして、少年は固まった。>>966
「ま、マシュ、その恰好……」
「ぁ、あんまり見ないで下さい……」
視線の先には大切なデミ・サーヴァントの後輩が。しかしいつもの濃紺の鎧姿では無く、明るい紫色のファーのビキニを身に纏っていた。言うまでもない、『デンジャラス・ビースト』の姿だ。無論、ケモノ耳と尻尾と長手袋とその他諸々もバッチリである。
「え、と……」
「ち、違うんです違うんです。濡れたままだと風邪を引きますしそうなると先輩のご迷惑になると考えまして合理的に考えて先程ドロップしたこの衣装に着替えるのが最適解であると判断しただけであって――」
「お、おう」
「じゃあ何で耳とか着けてるのかと聞かれるとこれを外すと衣装が霊子に帰ってカードに戻るからであって決してやましい考えなんて無く寧ろ別の着替えがあったらそっちが良いなぁとか思ってたりもしますし――」
「落ちついて」
「でも撮影の時に可愛いとか褒めてくれたこの姿をもう1度するのも吝かでは無いと言うか私個人も露出度に目を瞑ると意外と気に入ってると言いますか肌面積が大きくて先輩と触れ合えたら温かそうだなーとか――」
「落ち着け!」
「スター発生は便利でひゃいっ!」
テンパって何を言っているのか本人も分かっていないであろう後輩を冷静にさせるため、タンクトップ姿で彼女の肩を掴むマスター。
健気で常識も一般的なマシュにとって、この姿はハッキリ言って刺激が強く、自ら進んでこの姿になる事はまず無い。それこそ嘗てこの姿の彼女を抱いた時は令呪で強引に命じた程である。
(強引なお願い程度の効力でも強制力はあるのだ!)
「落ち着いて、マシュ。俺はまだ何も言っていない」
「は、はぃ」
しかしこの衣装を使用した経験こそ数少ないからこそ、逆に彼女との爛れまくったあの夜の情事が鮮明に想起させられてしまう。
彼女もそれを分かっているのか、もにょもにょ言いながら俯いてしまった。>>967
あ、とマシュが小さく声を漏らした。
「?」と視線を彼女の顔の先に向けると、濡れて肌にひっつくズボン越しに大きく自己主張する分身が。
どうしてこんな時に限って素直なんだと思わず他人事のように苦笑いする立香に、マシュはおずおずと切り出した。
「せ、先輩、その……体を冷やすのはよくないと思うんです」
「うん」
「ほら、風邪を引くとナイチンゲールさんが怖いですし」
「あー分かる」
あの鬼婦長が病気なんて聞きつけたら戦争が起こる。ナイチンゲールと保護者系サーヴァントの間で。
「ですから、あの――」
「ストップ」
「え、んむ……」
踏ん切りがつかない後輩で、しかも女の子にこれ以上言わせるのは男に非ず。マスターは静かにその唇を己の唇で塞いだ。
「まったく、飼い主を誘惑するとか、とんだワンコだなマシュは」
「わ、わぅ……」
「そんな悪い雌犬は、躾をしないといけないね」
ペロリと劣情を隠す事なく告げた少年に対し、
「わ、わん……、わん!」
紫の毛並の犬娘は、自ら犬座りをして、だらりと舌を垂らして従順の意を示したのであった。>>968
取り敢えず続きはまた……
書いてみて分かったが、暫くエロ書かなかったせいで腕が落ちてるなぁ。まだ立香×ふた清姫も手を付けてないのに
もっと精進しなくては
話は変わるけど、首輪を付けられて嬉しそうにしてる女の子って、良いよね!wR-18スレの書き込みからネタをお借りしました
触手×以蔵さん
土佐弁あやふや
龍馬さんも出る
ハッピーエンド?ねぇよそんなもん>>970
鈍い痛みと肌を這う不快な感覚に昏睡から強制的に意識を引き戻された。いくらサーヴァントの肉体が頑丈なものといえど、相性の悪いキャスタークラスからの攻撃はダメージが大きかったようで、今の今まで気絶していたらしい。
「ます、たあ、」
まだふわふわと纏まらない頭でなんとか庇った子供のことを思い出す。心配ではあるが、共にレイシフトしたサーヴァントの中にはあの気に食わない男とその宝具が居るはずだ。ならばとりあえずは大丈夫だろう。
そういえば先程から皮膚の表面を撫でていく生暖かい感触はなんなのだろう。なんだか、ひどく気味が悪い。
「い゛っ!?あ、がぁっ!!」
痛いのは嫌いだ。嫌いなのに、痛みがあった場所に目をやれば腫れ上がった足首を苛むように太い触手が巻き付いている。
マスターが海魔と呼んでいたエネミーに似ている、ように思えた。それが犬の涎みたいに粘ついた透明の液体を、まるで塗り込めるように腫れた足首や傷口の上をじりじりと這い回っている。
「な、な、なんじゃあ…!?」
咄嗟に斬り付けようと腰の刀に手を伸ばすも、右手は虚しく宙を掻く。気付けば喧騒の気配は遠く、ここまで運ばれて来た際に奪われるか落とすかしてしまったらしい。
いつの間にか両足は触手に覆われてすっかり粘液に塗れている。それが袴の裾から少しずつ上を目指している事に気付いた瞬間、言いようのない恐怖が全身を襲った。
「わしを食いゆうが!?いや、嫌じゃ、ほがな怖いんは嫌じゃ!」
つま先からばりばりと貪られる様を想像して反射的に逃げを打つ。けれども手の中で草がぶちぶちとちぎれる音がするだけで
、かえってエネミーは逃すまいと拘束を強くする。
「誰っちゃあ居らんかよ、誰か、あ、あっ、」
ついに腕や腹にまで触手が巻き付いて倒れた体を持ち上げられる。ぎざぎざの歯が丸く並んだ口が目の前に来ているというのに、足は地に付かず手はぬるぬるとした粘液のせいで掴む事すら出来ない。
「嫌、助けとうせ、こわい、」
ぬめついた触手はとうとう襟巻きの下から首を通って頬にまで到達していた。
「りょうま、」
固く閉じた瞼の裏で、浮かんだのはどうしてか憎い男の姿だった。>>971
「……?」
しかしどれだけ待っても予感した痛みは訪れない。おそるおそる目を開くがエネミーは何をするでもなく何かを探るように体をなぞっているだけだ。
「く、食わんがか?コイツなにを考えちゅう、ひっ!?」
触手のうち一本が褌の中、陰茎を扱くように下から上へと通過していく。思わず裏返った声が上がり、温かく濡れた触手はその反応を面白がったのか、さらにもう一本増やしては陰茎を挟み込み擦り合わせ始めた。
「いっ…嫌じゃ…こがぁな、気持ち悪い、」
サーヴァントといえども所詮は男。擦れば当然気持ちよくなるし、勃つ。だがこんな人ですらない化け物に弄ばれ、屈するのは堪え難かった。
「ふっ、う゛う゛~、ひ、あぁっ!?」
突如予想だにしなかった箇所への衝撃に眼を見開く。
にちゃにちゃといじくられる前にばかり集中していたせいか、排泄器官に潜り込むその瞬間まで忍び寄る別の触手の存在にちっとも気付けなかった。
触手が、あの気持ち悪いものが、たっぷりと粘液を分泌させながら奥を目指してうごめいている。
「あ、まさか、わやにすな!わ、わしは雌やないちや!」
どれだけもがいても触手の拘束が緩むことはない。それどころか陰茎を扱く動きはより激しさを増し嫌でも射精を促してくる始末だ。
もはや意地だけで耐えてはいるが、褌の中で窮屈なまでに膨れ上がったモノは解放の時を今か今かと待ちわびている。
「はぁっ、はぁっ、いっ!?あ、この、斬る…斬っちゃる…!」>>972
と、その時、先端をくすぐっていたごく細い触手がつぷりと中へ入るのが分かった。
「は?」
いや、おかしい。そんなところにそんなものが入る訳がない。ないはずなのに、確かに何かがそこを遡っている。
「あ゛あ゛あ゛っ!?嫌じゃ、なに、なんで、」
めりめりと隘路を押し広げながら触手はどんどん体内を進んで行く。
「やめっ、ああ…、こわい、誰か、ひ、いぃっ…!」
痛みは全くと言っていい程感じなかった。それが余計に恐ろしい。これではまるで、肉体がこの蛮行を受け入れてしまっているようではないか。
「や゛あああーッ!」
後ろを嬲っていた触手も忘れるなと言わんばかりに暴れだし、腹側の浅いところを捏ね回される度にびりびりと何かよくない感覚が広がる。
「も、出る、出るっちゅうにっ、」
陰茎はいよいよ限界を訴えていた。栓さえされていなければとっくに吐き出していただろう。あれだけ嫌だったはずの解放を待ち望むまでに理性は溶けている。
そうして、尿道を遡っていた触手がとん、と底を突いた。
「あ、」
腹の奥で、熱が爆ぜる。
「う゛あ゛あ゛あ゛ーーッ!!あ、がぁっ…!っ、ぐうぅ…!」
吐き出すはずだったものが中で暴れて全身を内側から焼いている。視界は滲み、目の前にあるものが何かすら分からない。
「壊れっ…!や、無理じゃあ、入りゃせん…!」
後孔へと一本、また一本と触手が入り込み腹が膨れていく。いつか裂けてしまうのではないだろうか。それともとっくに壊れてしまったのか。ぐじゅぐじゅと淫らな水音が耳の真横でなっているような気さえした。>>973
この凌辱が始まってどれほど時間が経っただろうか。触手たちは身を束ねながらもはや肉筒と成り果てた内壁を蹂躙する。
「許しとおせ…許、あぁっ!龍馬…なんで来てくれんがか…。わしは…ずっと…」
揺さぶられながら、来ないのも当然かと思い直す。こんな惨めな人斬りを救う者なんて誰も居ない。かつて、そうだったように。
「ああ、でも…」
あの素直な子供には悪い事をしたかもしれない。
「えい…、もう…好きにせい…。」
抵抗の意思を失った事が伝わったのか、触手はいっそう絡み付き粘液を吹き付けながらさらに奥を目指す。
きっと、許してはいけない場所に進もうとしている。だがそれを止める方法も、気力すらも無い。
ぐぽ、と体の奥で音が鳴った。>>974
マスターが顔面蒼白で以蔵さんがエネミーにさらわれたと告げてきた瞬間、一も二もなく飛び出していた。
探して、探して、お竜さんも何も言わず手伝ってくれて、それでようやく見付けたのに。
「以蔵さん、」
何が行われているのか、理解ができなかった。いや、多分理解したくなかった。
海魔に似たエネミーがその触手で以蔵さんの体を抱え揺さぶっている。だらりと垂れ下がった腕からは意思を感じ取れず、ただ動きに合わせて揺れていた。
「おんしゃあ以蔵さんに何をしゆう!」
刀をその身に突き刺すとエネミーは以蔵さんを抱えたまま逃げ出そうとする。
「逃げられると思っちゅうのか」
怒りで胃が溶けた鉄を流し込んだように熱い。修めた剣術すらかなぐり捨て滅多刺しにし、銃弾を幾度も浴びせ、ようやくエネミーは塵となって消えた。
「以蔵さん!」
刀とピストルを放り出し支えを失って崩れ落ちる体を受け止める。まだ怒りは消えないが、それ以上に以蔵さんが気掛かりだ。
「以蔵さん、大丈夫…かい…、」
一目見て大丈夫とは言えない有様だった。
虚ろな目は焦点が合わず、どこか遠くを茫洋と眺めている。半開きの口からは涎が落ち襟巻きを濡らす。その襟巻きすら何かの液体でぐしゃぐしゃに汚れもう使い物になりそうもない。
「ひどい事を…どうしてこんな…」>>975
「………龍馬?」
「っ、以蔵さん!そうだよ、僕だ。坂本龍馬だ。」
「ああ…龍馬じゃあ…おまんは絶対来てくれゆうて、信じちょった…龍馬、龍馬ぁ…」
以蔵さんが力無く震える手をこちらへ伸ばして、へにゃりと相好を崩した。それに気を取られていると彼は首の後ろに手を回し、甘えるように縋り付いてくる。場違いにもそれが嬉しくて、気付けばコートの背中を強く掻き抱いていた。
「うん、帰ろう以蔵さん。まずはお風呂に入ってそれから…」
「きっと武市せんせぇも褒めてくれゆう…」
ぶわりと全身から冷や汗が吹き出した。血管の中身が全て氷水に置き換わったかのように寒い。
「みんなだって、よおやったって…えらいって…」
「そうだね…以蔵さんは頑張ったもんね。えらい、えらいなぁ…、」
しゃくり上げる嗚咽に声が詰まってそれ以上は言葉にならなかった。以蔵さんはずっと僕を信じて待っていた。きっと拷問に苦しんでいた間も、首を落とされるその瞬間まで。
「おい龍馬。いいか、お竜さんはマスターにコイツが落とした素材を持っていってご褒美にカエルをいっぱい貰うんだ。お竜さんが独り占めするんだから龍馬はそのナメクジを連れてゆっくり帰ってくるんだぞ。いいか、できるだけゆっくりだからな!」
ずっと沈黙を保っていたお竜さんの声が頭上から降ってきた。どうやら彼女なりに気を遣ってくれたらしい。
「ありがとう…お竜さん…」
「さあ?なんの事だか分からないなー」
疲れきって寝息を立てる以蔵さんの肩に顔を埋める。いつだって、この幼なじみに対しては手遅れになってばかりだ。
「一緒に帰ろう…みんなが待ってる、から…」
それでもきっと手を伸ばす事だけは諦めきれないのだ。>>977
ネタはいた人間です。
めちゃくちゃ興奮しました、圧倒的感謝。
バッドなのもとても好きです。スッキ。
そして以蔵さんおめでとうございます!ss投下させていただきまーす
リップちゃんはいつもパイズリ一辺倒なので
新たなるエロスを探求したところ
「母乳」ってどうよ?という考えに至りました
次から始まります……。「魔力奔流?」
最近パッションリップの元気がなく、妙に苦しそうな声をあげてばかりいたので、様子をうかがったら「胸が張ってツラい」という答えが返ってきた。そのためダヴィンチちゃんに相談を求めたところ、このようなことを言ってきた。
「そうそう。
…あの子はね、得た魔力エネルギーを母乳に変換して胸の中に貯蔵し、足りなくなってきたらそれを使っていたらしい。
今回はそれが溜まりすぎて自家中毒を起こしているみたいだね。」「どうすれば……。」
「なーに、簡単な話さ。『搾る』!」
…搾る。…まさかとは思うが、
「うん、『搾り取る』。
お察しの通り、彼女は自分で胸が搾れない。あんな腕だからね。
そんなわけで、君がやらなくちゃいけないのさ。ほい、バケツ」
彼女から貰ったバケツは結構大きい。
少なくとも2リットルはかたいだろう。「…ねぇ、ホントに僕が…」
「くどいくどい!
君がやらなかったら誰がやるのさ!
サーヴァントに寄り添ってこその君だろう?」
……ぺち。頬を叩く。
ちょっと恥ずかしいが、やらなくちゃ。
…あと、無心で。……もとはといえば、私のワガママだった。
「あのっ、私のおっぱいを搾って下さいっ」
今までは、トイレに入って自分でちょろちょろ搾っていたが、今回はそんなことをしてどうにかなるレベルじゃない。
それに、この腕なので結構痛い。時々皮膚を切ってしまう。気持ち良くもなれず、母乳も全く搾れないので、むずむずしてとてもつらかったのだ。…無茶な願いだとは思っていた。
だけど、やっぱりこの人は優しい。
少し時間をちょうだい、って一旦ここを離れたけど、すぐに戻ってきてくれた。
「…分かった、リップ。
楽になるまで搾ってみるよ。
痛かったらいつでも言って欲しい。
すぐに止めるから。
…胸、見せて……。」ーーぶるんっ。
やっぱり、何度見ても大き……
いや。ここまで大きかっただろうか?
確かにリップのおっぱいはメロンのようにみずみずしくて大きいが、今回は……
ええっと、何て言い表そうか。
そもそもメロンよりも大きい果実なんてあったっけ?
…しかし、それでいて、彼女の胸は垂れることがなく、張りのあるおっぱいの先っぽにある大きな乳首は、ツンと上をむいている。「はぅ……。」
顔を赤らめてリップがこちらを見つめてくる。
…可愛い。何だかウサギみたいだ。
いっぱい頭を撫で回してやりたくなる。
「それじゃ、いくよ……。」
「…はい。
優しくして、くださいね……?」ふにっ。
まずは、優しく触れてみる。
びくっ、と彼女の体が震える。
「んっ!」
「大丈夫……?」
「平気、です…
それより、続きを……。」
そうだった。神経過敏なんだった。
頭の中で煩悩退散、煩悩退散と呟きながら、2つの大きな果実を一緒にしごく。
「んんっ…ああっ……❤」
リップが切なげな声をあげる。
しかし何だか不思議だ。
おっぱいって、こんなに張っているものだっただろうか?
これじゃあまるで膨らんだ水風船を揉んでいるようだ…。しかし根気よく揉みつづけていると、
だんだん変化が生じてきた。
「ああぁぁ…❤んんんっ……❤
ま、マスターさん、胸が、熱い…!
火が出ちゃいそうです……!」
おっぱいに手をやると、物凄く熱い。
時おり、ぐむっ❤ぐむっ❤と母乳が波打つのが触っている手から分かってしまう。
まるでマグマのようだ。
「ひゃぁぁあああ!
マスターさんごめんなさい!
出ちゃいますぅぅう❤❤❤」
ーーこの時、僕はまだ気づいていなかった。
彼女の持つ、「被虐待質」の罠にかかりかけていたことを……!ぶしゅっ!びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ❤
…私がイくのと同時に、おっぱいから大量の母乳がふき出る。
「もう。駄目じゃないかリップ。
…こんなに、僕の部屋を汚して…」
マスターさんの様子がおかしい。
「ま、マスター、さん……?」
「…ごめん。
僕、自分を抑えられない……!」ぎゅむっ!
いきなり、イったばかりの胸を力強く掴まれる。
「ひゃあっ!」
また母乳がほとばしる。
「出すなら、このバケツの中に出してよ…。」
四つんばいにされて、おっぱいのちょうど下にバケツを置かれた。
「マスターさん、これ……。」
「このバケツの中がいっぱいになるまでやるからね」
「えっ…!
そんな話、聞いてな……!」言い終わらないうちに、マスターさんは敏感になった私のおっぱいを搾りはじめた。
びゅーーっ❤ びゅーーっ❤ びゅーーっ❤
「ひゃああああーーーっ!!!」
こんなの、ちがう。こんなの、まるで牛さんみたい。ホルスタインみたい。
交互にはげしくむねをしぼられて、おっぱいのなかのみるくがいっぱいつまってるところをもみもみされて、おっきくなったちくびをいっぱいこりこりされて、ぱんぱんにつまってたおっぱいがどっぴゅどっぴゅでてきて、もうなにもかんがえられないぃ………!!!びゅーーーっ❤びゅーーーっ❤びゅーーーっ❤
びゅっく❤びゅっく❤びゅっく❤びゅっく❤
こりこりこり❤こりこりこり❤こりこりこり❤
「あっ❤ほおっ❤んんっ❤おぉっ❤
もう、もうむりぃ❤くりゅぅう❤
すっごいのきちゃぅう❤
おっぱいのなかのキモチイイもの、
イッパイぶちまけて
イッちゃぅぅうううううう!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶっしゅうううううううううううううう!!!
…どっぴゅ❤どっぴゅ❤どっぴゅ❤どっぴゅ❤
どっぴゅ❤どっぴゅ❤どっぴゅ❤どっぴゅ…❤…僕は彼女に心から謝った。
「ゴメン…。 ホントゴメン………。」
「き、気にしてません、よ………?」
「…いや、でも………。」
「別に気にしてません!
これは私がマスターさんに頼んだことなんだからいいんです!」
……それに。
「まだ、マスターさんを、気持ち良くさせてないじゃないですか♪」>>994
グラッチェ。リップで一度はやってみたいプレイをここで見られるとは投稿乙です!
スレ埋めがてら乙させていただこう
あと、散々残念すぎるFate/apocryphaシリーズを挙げていたりするものですが、某投稿系SNSの方で自分の書いたものをサルベージさせてもらいます。
(自己満足が半分と、残りの半分は自分で書いたものの見直し用に)
多分こんなアフォなものをなりすまして投稿する人はいないと思うのですが、一応念のため
そして次スレ誰か早く投稿してくれ、こんなひたすら下品だけどあまりエロくはないあたまわるい文章ばっかり書いてる自分がトップバッターはダメだ。。。>>996
そういう事ならここが埋まりきったら投稿しようかな…
道徳を落としてきたタイプの3Pもトップバッターとしては余計アカンとは思いますが>>994埋めついでに・・えがった!
次のスレ以降の為、埋め!
1000ならss投稿者が増えますように!アタランテの健全SS書いたものなのだけれど、よくてよいっぱいいただけてオレンジ色になってて嬉しいわ。
読んでくださった皆様ありがとうございます!
R-18なSS総合スレッド 四巻
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