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聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/建て乙です
前スレ>994
ムーラン「うーん……よく言われるんだけどね、いいか悪いかって問題じゃないんだ。あの頃のあたしはどうしようもなく無力で、だけど同時にどうしようもない考えなしでもあった。それでも守りたいものを確かに守れて、最後まで幸せなまま余生を過ごせて――その果てに、今の私が残ってる。ただ、それだけの話なんだよ」
型月世界のエワルドがもし彼女(ハダリー)と出会っていたらどうなっていたのか…
今となっては永遠に謎のままですな久々に1000取れちゃった。色んな人の礼装の名前とか由来とかが聞きたーい。
>>2
一応、原作の時点でエワルドとハダリーは面通ししてたり。
それで絆されて連れて帰ろうとしたら船舶事故で……。
まぁ、FGOにおけるエドモンもジキル&ハイドも『原作の人物その者』じゃない可能性あるし、型月世界ではひょっとしたら、の可能性もあったりして。スレ立て乙っす
礼装か…
じゃあ前から一応考えてたリヒターの新礼装を投下します
「灼華閃棍」(インフェルノスティック)
リヒターのもう一つの武器、ドラムスティック+棍÷2の様なロックな一対の魔術礼装。
二つの棍を交差させ叩く事で、火球を砲弾の如く打ち出せるバーニングでホットな戦法を使える。叩く強さで火球の大きさを変化させる事が可能。しかし大きい方が威力は増すが、小さい方が速度が上がる。とはいえ最大でも野球選手の投球程の速度を放つ事ができ、最小ならば雨粒の如き勢いで打ち出せる。
とはいえサラマンダーと比べて制御力は皆無の為、使い分けが重要である。
そして、二つの棍を繋げ火の残像を放つヌンチャクの様にして戦う事も可能。これにより近接手段の弱さを補う事も可能。
まさにホット!!バッド!!アルティメット!!という究極にアツい礼装。
ちなみにリヒターの礼装の名前は漢字にかっこいい英語のルビを振る非常にシンプルにバーニングな物。
ちなみにリヒターはかっこいい物をクールという代わりにホットとかバーニングと言います。火属性だからね。西行製
・葉牡丹(アレクサンドル・ベロノソフ):手袋。主な用途は冷え防止、儀礼用魔術の一般転用。名前の由来は冬になると色づく植物。
・紅花翁(多米椰宵):魔法の杖(ワンド)。主な用途は血液燃料の蓄積と魔術式の行使。名前の由来は少年の血から生まれたとされる花。
・雪柳(高円寺零央):自在型変形武器。なので主な用途も殺傷。名前の由来は土地を選ばぬと言われる庭木。
・鉄蘭(李達龍):メガネ。主な用途は遅延の魔眼の制御補助。名前の由来は同種植物の品種に存在する「カプトメドゥーサエ」。魔眼だけに。
ちなみに自律駆動なので魔術礼装にカウントしないが廉価版隠密絡繰野衾ちゃん、汎用管理用絡繰(またの名を特化型メイドロボ)尾裂シリーズなども存在する
それ以外
・竜の瞳(クレティアン・ド・リュジニャン):代々伝わる水晶球。資格あるものが覗き込めば運命が見通せるらしい。ちなみにリュジにゃんはだいぶくっきり見える側の人。礼装…ウチの魔術師連中そういう類持ってねえや…
あとひっさしぶりにサーヴァントできたんで貼ってもよかですか>>10
ヘイヘイヘイ、よくてよそこの彼氏。ぐへへへ…久しぶりの作成だから自信がない
【CLASS】ライダー
【真名】スキピオ・アフリカヌス
【性別】男性
【身長・体重】179cm・78kg
【肌色】白 【髪色】金 【瞳色】緑
【外見・容姿】甲冑を纏った30代ほどの男性
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:D 魔力:C 幸運:C 宝具:B
【クラス別スキル】
騎乗C
【固有スキル】
・カリスマC
・雷光を討つ者A
複合スキル。Bランクの軍略に加えて精神汚染を防ぐ。
・分割思考(偽)B
とある錬金術師達が行うソレに近いもの。宝具と合わせて併用し、戦場において最善に近い一手を選び取る。>>13
【宝具】
『雷光裂く光輝の軍勢(マグヌス・レギオー)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99最大捕捉:1000人
歩兵34.000騎兵8.700騎で構成される大軍団。役職が細分化されており幾つもの武装を構える兵士達と、兵士達を統率する士官、その副官、そしてそれらを統括するのがスキピオである。
スキピオは各士官達と視界を共有し、広大な戦場を容易く把握する。通常ならばその膨大な情報量を処理しきれないが、スキピオは生前から持つ卓越した頭脳により高速で取捨選択を行い最も必要な情報を抜き取る事が可能。これにより瞬く間に敵軍を包囲し、袋叩きにする。
勿論魔力の消費量は凄まじく、本来の力が発揮される事はまずない。
【Weapon】
槍 剣 短剣(兵士達が用いる)>>14
【解説】
「カルタゴの雷光」ことハンニバル・バルカと鎬を削り撃破した功績を持つローマ軍指揮官。形成不利であったローマ軍を立て直しただけでなく、通信手段と呼べるものがない中で生まれたハンニバルの包囲網を模倣してみせる非常に優れた指揮官だった。
【人物像】
冷静沈着、どのような戦場であろうと眉一つ動かさない鉄面皮。冷酷に最善の一手を選び、敵を撃滅する。
一方でプライベートの時は気さくでおしゃべり。いわゆる仕事のオンオフがしっかり出来ているタイプなのである。
基本的にマスターの指示には従うが、時には主が将としてどれほどなのか確かめようとちょっかいをかけるが、あくまで信用に足る人間かどうかを確認するだけである。
ハンニバルの包囲網を模倣した様に新しい情報を満遍なく器用に取り込み、自分のものとする為に自身が生きた時代より未来の技術に目を輝かせる一面も。
普段は丁寧な言葉遣いだが感情が昂ったり特定人物に出会うと粗暴な言葉が飛び出す。
特技:指揮 現地民との融和
好きなもの:新しいモノを知る事
嫌いなもの:政治家の陰湿なやり口 無駄に強いジジイ
天敵:ハンニバル
願い:明日の、そのまた明日の技術を>>15
【一人称】私
【二人称】貴方 君 貴様
【三人称】彼 彼女 あいつ
【セリフ例】
「スキピオ、スキピオ・アフリカヌスだ。私の事は知っているかな?ふむ、簡単に言えば指揮官だ。前線に立つタイプではない事だな」
「何、私と私の軍団にかかればこの程度の雑兵を屠る事など容易い。ただ……勝利に手を抜かないのが私だ」
「ふむ……ヘリボーン?これ君達の保有する戦力で出来るかな?試してみたいんだが、いやはや魅力的な戦術のなんと多い事か」
「一体誰がカルタゴの雷光を打ち破ったと思う?私だ。私と、我が精鋭達だ」
「進軍せよ、我が勇ましき戦士達!鉄を以て雷光を引き裂け!『雷光裂く光輝の軍勢』ッ!」
「あのジジイの話はするな!思い出すだけで気分が沈む!」
【因縁キャラクター】
ハンニバル・バルカ
ライバルと言って良い男。壮絶な戦いの末に勝利を勝ち取ったものの、未だにトラウマ。ゾウ怖い。
【余計な情報】
cvは前田一世
【製作者】
ライオンの巣窟>>17
スキピオは私も好きなので、サーヴァントとして彼の活躍が大変興味深いです。
気になった点についてスキピオほどの傑物にしてはステータスにB以上が宝具除いてないというところです。スキピオ本人も若いときから第二次ポエニ戦争やティキヌスの戦いなどに参戦していて、古代の武将ですから本人も戦うこともあったと思うので、もっとステータス上げてもおかしくはないかと思います。
個人的にはDランクはないかあっても1つ、あとはC以上でもふさわしいと思います。
あとはこれは完全に好みですが、スキル欄の説明はもっとあってもいいかなと思いました。何ができるかはわかりやすいですが、ランクによってやれることの差があるカリスマとかもありますし、FGOみたくそのスキルの由来となったことを簡単に説明するのもいいと思います。うちで指揮官ができる+軍を持っているサーヴァントを探したらエドワード黒太子、スブタイ、ダレイオス1世、小アイアスの4人でした。意外と多かったなという印象。飛べるからダレイオスだけ航空戦力も保有していることになります。
>>17
生前は夢にまで出てきたんだろうか……>ハンニバル
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%8F%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%BC
ハダリーのキャラシ、推敲&典韋への言及を追加して改訂しました。礼装名ね……。
クッチーの血裂弾のルビを”デビル・エクス・マキナ”に変えようと思っていますね。
あとはあんまり礼装持ちがいねぇ!礼装の名前、夏美の扇やケーフェンヒラーの秘薬にも名前つけようかと思っても思い付かないで放置してます……。
カイホスルーにも礼装持たせようかなと思いつつ、本人がそもそも強いから戦闘系ならばネームドになりそうなものは不要かなという悩みが。建て乙です!礼装ですか……
プルフラスはロゼに魔力で編まれた武器や衣装(要は「魔術礼装」、俗に言う「マスター礼装」の一種)を纏わせますが、
話の展開によってはプルフラスが強く影響を受けた出来事や人物によって新たな機能と外見を持つ礼装がつくられることもあるのさ!イオネルの『波濤の花束(ヴァグ・ブーケ)』はまんまフランス語で『波の花束』の意。
『調査隊』の礼装・装備は海洋系幻想種やらアトランティスの十二機神系譜の遺物やらで盛る余地があったが敢えて割と何処でも採取出来そうな未知の藻類を礼装にした。
実家が油田だから神秘を秘めた石油を礼装にしようともしましたが...やめました。スレ立て乙ですの!礼装かぁ…
スィレンの『イーホルアルーミル』はアルミホイルの文字遊び。意味は何もありません。「無意味」ってところがらしいかなと。
三鳥の『モス・テラリウム』もそのまんま。バザーとかで売ってたら欲しいですね。
泡沫島の『凌雲遠眼鏡』は、江戸川乱歩の「押し絵と旅する男」から。また、『良秀筆』は芥川龍之介の「地獄変」及び宇治拾遺物語の「絵仏師良秀」より。世界中を放浪する泡沫島が持つ色々な礼装の中で、彼の故郷由来の品はこの二つとトランクだけ。泡沫島にとって普段役立っているのもその三つだけ。
四方の『イル・プルー』はフランス語で「雨が降っている」。四方は雨を意識した子だったので。あと自分がこの語感が好きだから。
あとはそのままですかね…礼装とか道具とかぽこじゃか作ってる耿実は、モチーフにしたものを何の捻りもなく付けてる。カメラを作ったら「カメラ」だし、眼鏡を作ったら「眼鏡」。曰く「そのままの方が作品として愛着が持てるし、道具としての意味も忘れないだろ?我輩が変に呼ぶと、家の連中も我輩のこと変な目で見るし」あと熄の発行してる新聞『知骸新聞』は、「骸(=死)を知る新聞」っていうのと「知骸(しがい)新聞」と「死を夢む同朋(ともがら)への新聞」っていうトリプルミーニングをひっかけた名前。「ともがらしんぶん」と熄の中では呼んでいるけれど正式には決めてない。
熄と耿実はお互いにお互いのネーミングに対して「センスねぇな」と思ってる
>>17
実直な軍師サーヴァント!聖杯戦争とかだと、色々な陣営と組んでレイド戦なんかで光るタイプですね。オンオフがしっかりしてるというのがスキピオさんの仕事人としての沈着さが表れていて、だからこそ声を荒げるハンニバルさんの恐ろしさがよくわかる…ゾウは怖いよね…あれ?昨日寝る前に色々書いて送ってから寝たと思ったら送ってなかった上に消えてる……。(:3_ヽ)_
じゃ行きます
4節ラストっす
>>32
ありがとうございます!!
典韋ちゃんの方の返答台詞は後で出します!第4節 寸刻の小休止-3
野営地で、カルデアには一時の平和が流れていた。
飯を囲み、互いの話をしたりして英気を養う。
…そんな安寧の一時の筈だった。
—-
飯が終わり各々が休憩をしている時に、趙雲が魏の二騎を呼び、ある事実を伝えていた。
「曹操様の青紅剣をッッッ!?お前が持ってんのかッッッ…!?」
許褚が叫ぶ。
「…ああ。俺は、貴殿らの主君が持っていた青紅剣を、宝具として所持している。」
趙雲が、真剣な表情で告げる。
「…俺は、貴殿らの軍の将、夏侯恩と長坂で闘った折、この剣を得たのだ。」
趙雲、張遼、許褚の三者に緊張が走る。
青紅剣、それは倚天剣と対を成す曹操の宝剣だった物。
長坂の戦いにて単身で劉備の子息を救い出しながら敵陣を駆けた趙雲は、道中で夏侯恩という敵将に遭遇する。
その敵将を倒した時に、趙雲は夏侯恩に与えられていた青紅剣を奪取した。
そして、その敵である夏侯恩も、張遼や許褚も、同じ魏軍である。
…つまり、かなり危険な状態である。>>34
「…奪ったのですか?」
張遼はただ一言、告げる。
「…まあ、そうだな。…相手も武人として尊敬すべき者だった為、剣を貰い受けた。…弁明するつもりは無い。」
趙雲も、しっかり正面を向いて答える。…無論、険悪になる可能性も予期はしているが、先の戦闘で使った以上、ここは告げなければならない。この剣を受け取った責任は果たさねばならないだろう。
…と、そこで張遼が意外な対応をした。
「弁明を…いや、詳細を詳しく伝えてもらっても、良いですかな?」
想定外の反応に、趙雲は少し驚く。張遼は言葉を続ける。
「奪取にしても、貴方が夏侯恩を虐殺してから奪い取ったのと一戦交えた末受け取ったのではかなり違うでしょう。…そこを伝えて頂きたいのです。」
許褚は何も言わず、趙雲を見る。趙雲は頷き、答えた。
「…分かった。」>>35
それは、長坂の単騎駆の折だった。
阿斗様を抱えながら馬を駆る俺の前に、一騎の将が立ち塞がり、名乗りを上げた。
「そこの将、止まれ!!」
「…何者だ。」
「我が名は夏侯恩。貴様、中々の強者とお見受けする。我が紅雷の剣の相手になってもらおう。」
「…悪いが、今はそれに付き合っている暇は無い。俺は今、他にやらねばならない事がある。」
劉備様の御子息を護らねばならない今、一騎討ちに付き合っている暇は無いと告げた。…すると、その男は。
「成程、赤子を抱えているのか。ならば、これならどうだッ!!」
…縄を使って、自身の右腕を身体に縛り付けたのだ。
「貴様、何を…」
「知れた事。どちらにせよ俺は敵将である貴様を討たねばならない。だが、そちらが赤子を抱えている故闘えんのならば、俺も同じ条件で迎え撃つのみだ。片腕のみで、決してそちらの赤子には手を加えずに戦うと誓おう。これで有利不利は無い、平等な勝負となるだろう?」
「…敵に塩を送っていいのか?」
「それが俺の武人としての、敵である貴様への礼儀だ。だから…貴様も俺と勝負しろ!!」
その瞳に、何一つとして嘘は無かった。…ならば、ここで逃げるのは、こちらも武人としての礼に反するなと思った。
…そして恥ずべき事かもしれないが、俺の本能が、この男と本気で刃を交えたいと言っていた。
「…分かった。礼を尽くされた以上、此方も応えねばならないだろうな。…俺は劉備様が麾下、趙子龍。その勝負、受けさせてもらう!!」
「ほう、劉備が麾下の趙子龍か。面白い!!行くぞ、青紅剣ッッ!!」
「涯角槍ッ!!」
暴風と轟雷の音が、長坂に響いた。>>36
そして、俺はその男を討ち取った。
「はぁ、はぁ…」
槍を収め、倒れた男の前に立つ。
「…見事だ、趙子龍。俺の負けだ…」
「…貴殿も、見事な技量と精神の持ち主だった。敵ながら、深く感服する程にはな。」
何も言わず、両者共に少し顔を綻ばせる。血腥い戦場でありながら、少し爽やかな様にも感じられた。
「…最後に、頼みがある。」
「…何だ。」
「…俺の剣を、持って行け。」
「…いいのか?」
「良いとも。敵でこそあれ、お前の様な強者に持たれる方がこいつも喜ぶ。」
「…意外と浪漫屋なんだな、貴殿。」
「…よく言われる。して、返事は?」
「…お受けする。」
拱手し、礼を示した。夏侯恩は、最後に笑みを浮かべ頷いた後、生き絶えた。
——
「…本当に、武人として感服するべき男だった。…弁明の様ですまないが、以上だ。」
趙雲は、話を終える。二騎の男は、黙ったままだった。>>37
「…分かっている。それでも、貴殿らの主の剣を俺が奪った事には変わらない。…そこは、悪いと思っている。許せないのなら、封印しても…」
「…いや、私は全然構いませぬが?」
最悪敵対を覚悟していたが、一瞬呆気に取られる。
「…良いのか?」
「…私利私欲で奪ったり、我が者顔で使っているのなら話は別ですが、その様な顛末で手に入れたのであるならば、私は一向に構いませんぞ。夏侯恩殿も面識はありましたが、私の知る彼と食い違いのない口述でしたしな。」
張遼は笑う。道化の様な格好で笑う為見づらいが、その表情に悪感情は無い様に見えた。
「…ならば、良かった。ありがとう。」
「仲康殿は?」
と、それまで黙っていた許褚が口を開く。
「おう、趙雲だったよな?」
「ああ。」
「…事情は分かった。おめえに悪意がねえ事もな。…だが、やっぱりどこか納得いかねえ。」
許褚は立ち上がる。
「表出ろ。喧嘩だ!!」
「…!!」
「おめえがその剣使うってんならよ、その力を俺に示してみやがれ!!」>>40
「仲康殿は、良くも悪くも直情的すぎる様に見えますが、実は根っからの莫迦という訳では無いのです。そして、恐らく彼は子龍殿も認めており、どうするべきかも分かってます。…とはいえ、嘗ての敵であり、青紅剣を所持してる事もある。そこが少し引っ掛かるのでしょう。」
「あっ…」
立香は納得する。そして頷いた張遼は言葉を続ける。
「だから彼はあの様に勝負を仕掛けた。あの様にぶつかることで、己の中の納得のいかないわだかまりとか膿を全部取り除こうとしてるのです。何だかんだ言って、仲間をとても大事にする熱血漢なのです、仲康殿は。」
その言葉に、仲間達は胸を撫で下ろす。
「良かったぁ…」
「打撃音を聞いた時はどうなる事かと思いましたが、何事も無かった様で良かったです…ほっ。」
「実際、本当に両者には殺意は有りません。わだかまりを解くという意味でも、良かったのかもしれませんね。」
与一の言葉に、張遼は頷きながら答える。
「夏侯惇殿や曹丕様なら違ったかもしれませんが、私にとっては蜀は敵でこそあれ、全員毛嫌いする様な遺恨はありませぬからな。」
黄夫人も静かに頷く。>>41
その時、許褚が趙雲の腰を持って一気に投げた。趙雲の身体が地面に着く。
「ハァ、ハァ…!!しゃッ!!」
「はぁ、はぁ…」
「おっと、これで5勝5敗ですな。まだ続けますか?」
息を荒くする許褚に張遼が問う。許褚は、まだ行けるという風に好戦的な顔をしていたが、視線を動かしたらマスターが目に入った。
「…いや、もういいわ。」
地面に倒れ込む。その顔は、どこかやり切った様な爽やかな表情に変わっていた。
「戦って分かった。コイツは、確かに蜀っていう敵の将ではある。俺ァ何処か釈然としてなかったが…コイツは、安心て背中を任せられる。…その剣も、そいつが持つならあまり問題ねえ。…曹操様の真の切り札は、もう片方の剣だしな。」
「それは、つまり…」
「…喧嘩売って悪かったわ。今からよろしく頼むぜ、趙雲。」
「…ああ。こちらこそよろしく頼む、許褚、張遼。」
二騎は手を握る。
斯くして蜀と魏の将は、互いに相容れる仲間となった。>>42
その後は暫く、全員で互いの話に花を咲かせた。
「…張遼、貴殿関羽殿と知り合いなのか?」
「ええ。彼といたのは短い間でしたが、中々良い御仁でしたぞー。」
「そういえば、カルデアにいるよ。関羽。」
「…え、そうなのか?」
「オラ、黄夫人だったか!?もっと肉食え!!食えば筋肉着くぜ!!」
「いえ、私は別に筋肉は…」
「許褚殿、それ現代でははらすめんと、と呼ばれるらしいですよ…」
皆が楽しそうに話している。
それを見ながら、デイヴィは座りながら楽しそうに足を上下させる。
難しくて内容はよく分からないけど、いるだけで楽しく感じていた。
お兄さんも、お姉さんも、皆が打ち解けて、楽しそうにしている。
それを見て、デイヴィは呟いた。>>45
その時、影が野営地に跳梁し始める。
少年を乱暴に抱えながら、灰色の影は嗤う。
…その男、第二の八卦。
毒華の掠奪者が、一行に牙を剥く。シリアス喧嘩回かと思った?残念若干トンチキ入った平和回でしたァッッッッ!!と思わせて最後にいきなりシリアスをブチ込むという高低差えげつねえ回でしたね
まあ元々敵対してた二国の将ですしこういう感じで打ち解ける流れを書くべきだろうと思ってたんすよ
とはいえ一番打ち解けづらそうな許褚は張遼が言及した通り元々敵であれ仲間は大事にする、とはいっても納得いかない所とかあればひとまず殴り合って踏ん切りを付けてスッキリして打ち解けるって感じの奴ですね。
そして趙雲の回想で出た夏侯恩は多分今回だけのNPCです。
史実では青紅剣を持っていたとしか書かれてなかったんで武人としてめっちゃ男前な奴+青紅剣をある程度使えるそこそこの手練れとして書きました
幕間か何かで出してえなあ…
そして最後のケトおじ急襲、5節はvsケトおじ回です
仲間も増えるのでお楽しみに5節、色々な要素入れると考えると3節より長くなりそうだな…
5節-1投下して大丈夫です?しゃ行きますわ
第5節 急襲、毒華の掠奪者-1
突如、安穏とした空気は一気に張り詰めた。
サーヴァント達が、デイヴィを探し声を上げる。
「デイヴィくん!?」
「デイヴィくん!?どうしました!?」
「オイ!!何で坊主が消えてる!?」
「分かりません!!…しかし、迷子な訳は無いでしょう。…つまり。」
と、言いかけた時。
…与一は気配に気づいた。
何かは分からない。…だが確かに周囲を旋回している、何かの気に。
…与一は、一度目を閉じ、呼吸を整える。
再度目を開き、矢を番え、周囲に目を凝らす。
与一の瞳は、暗視ゴーグルよりも優れた夜目で360度を見回した。
…その時、黄夫人の後ろに、気配がある事に気付く。
「…黄夫人!!屈んでください!!」>>60
「やれやれ、もう一人位無力化しようと思ってたが流石に無理かい。まあいい、これで妥協しようかね。」
「テッメエ…!!」
「…おいおい、坊や一人攫っただけで何荒れてんだい?血の気が多いねぇ皆様方。」
煽るような言葉を発しながら、男は嗤う。
「…何者だ!!」
「おいおい、先程会ったばかりじゃないかい。覚えられてなくて悲しいぞおっちゃんは。」
「減らず口を…!!」
「叩いてんじゃねえぞ!!」
4騎の将が一斉に武器を構える。
「おいおい、そう焦りなさんな。…それ以上近づくと、坊やが倒れる事になるぜ?」
そう言って、男は槍を構えながら、捉えたデイヴィを見せつけた。
「!!」
「貴様…!!」
全員の目が血走り、殺気が濃くなる。
「いいねえ!!これよ、これ!!おっちゃんはこれが見たかったんだ!!」>>61
男は興奮した様に言う。高らかに笑うその表情はら武人の正統派な物ではなく、どこか狂気の入り混じった外道の物だった。
「…とはいえだ、ここでやり合うのも良かないわな。という事でだ、皆様方。ここは一つ提案があるんだが。」
飄々とした表情で言う、それと裏腹に、カルデアはマスターですら怒りに満ちた表情をしている。
「…提案だと?乗ると思うか?」
「まあ、乗らなかったらここで坊やを屠るだけなんだが…そう怒りなさんな。まあ聞いてくれや。」
壮年の男は木から降り、快楽の表情でカルデアに言う。
「おっちゃんはあんた達と死合がしたいんだ。この坊やはただそれの為の取引材料ってだけさ。…ちゃんと誘いに乗ってくれれば、手を出す気はねえよ。」
悪魔の様な言葉に、マスターの背筋が凍る。…だが、断ればデイヴィの命は無いであろう。>>63
「…マスター、ますたぁ…!!」
突如、デイヴィが泣きそうな声を上げ、じたばたと暴れ出す。恐怖に、自信を抑えきれなくなったのだ。
「おっと坊や、暴れたらめっ、だぜ?お兄さんお姉さん方の目の前でくたばりたくはねえだろ…?」
「…!!」
「へっへ…やはり面白いねえ…!!」
「この野郎ォォォ!!」
耐えきれず、許褚が激昂し攻撃しようとする。だが、左右から与一と趙雲が手で制した。
(落ち着け!!このまま攻めたら奴の思う壺だ!!)
(つっても!!てめえらは何ともねえのかよ!?)
(少なくとも奴は決闘までは手を出さないと宣っています。そこで仕留め、救出するのが最も良い方法では…?)
(…ク.ソッ、分かったよ…だが奴は絶対潰す!!)
(勿論です…!!)
その会話をニヤニヤしながら眺めた男は、愉悦の表情で満足そうに笑った後、口を開いた。>>65
野営を畳み、突入用の兵器を作り終えた黄夫人は、マスターの元に行く。
「…準備、完了しました。」
いつになく真剣な顔でマスターに告げる。
他の4騎も、全員体力は回復し、来る戦いの準備を整えていた。
「…皆、準備はいい?」
「ああ。」
「はい…!!」
「勿論でございますとも。」
「おうよ!!」
4騎が頷く。
「…では行きましょう。第二の八卦討伐作戦、開始です!!」以上
次回予告 ぶるぁ>>70
はい、OKですよ!
ケトおじは控えめに言ってド外道ですが嗜虐癖とは無縁なので問題ありませんへへへ…スキピオの反応が良くて嬉しいど…実は気晴らしにマスターも作ってるんだど
知ってる限りの快楽殺人連中ぶち込んだ奴だべ>>78
や っ た ぜ !
今後ともよろしくお願いいたします。なにか縁があればSSなんかでのも関わっていければ嬉しいですね。
あ、制作者ページとかの追加もサーヴァント投稿後に確認とかしやすいですし、作っていただければと。>>78
よろしいと思います
参考情報データベース:所属編でイオネル・アヴェローヌに今決められた製作者名を足してきましたが、よろしかったでしょうか?>>74
八卦将はここから荒っぽかったり好戦的だったりとやべーやつのバーゲンセールになりますからね…!!
そういう意味でも先鋒リシュリューは割と良い采配だったかもしれないです
>>75
なんかすいません…
一応弁明しときますとケト戦でもデイヴィ君は少し活躍します、ただまあ攫ってしまったのは本当に申し訳ないっす…
終盤でデイヴィ君思い切り活躍させるのでご容赦を…
>>77
これは凄まじくやべーやつが生まれる予感…!
>>78
いい名前っすね!
これから宜しくお願いします!!
>>80
譲れない物を持った男同士が互いに敬意を払いながら戦う展開ほんと好きなんすよ俺…
あと青紅剣は精神合一してないとダメージ入るんでなら元の使い手である夏侯恩も強い精神力と武人然とした性格のがいいなと思ってNPCで作りました
割と気に入ってるので反応次第では別のSSに軽く出したりスキルとか軽いキャラシも考えるかもしれませんやべえ今気付いた
抜けてた所あったんでぶち込みます
>>60
叫ぶと同時に、黄夫人に襲い掛かろうとする影に力を込めた一矢を放つ。
気付いたその影は跳躍し、右に動く。与一は更に二発、三発と矢を放った。
当たったかどうか分からぬまま、影は早く動く。
(速い…!!)
跳躍した影は木の上に立ち、フードを外した。
「やれやれ、もう一人位無力化しようと思ってたが流石に無理かい。まあいい、これで妥協しようかね。」
「テッメエ…!!」
「…おいおい、坊や一人攫っただけで何荒れてんだい?血の気が多いねぇ皆様方。」
煽るような言葉を発しながら、男は嗤う。
「…何者だ!!」
「おいおい、先程会ったばかりじゃないかい。覚えられてなくて悲しいぞおっちゃんは。」ハダリー、総合スペックは色んな意味で上がってるけど、シレッと幸運だけは下がってる。
『未来のイヴ』の顛末考えると、Eランク一直線だよな、と。、>>17
ステータス以上に「"あの"スキピオである」という事実が怖いサーヴァント!
この人の凄いところは、敵から学ぶことができるところですよね。
それまで積み上げてきた実績や自負を持ちながら、自分にとってプラスになると思ったら貪欲に取り入れていく姿勢……なかなかできることじゃないですよ!
ゾウが迫って来るの、迫力が凄くて戦いどころじゃなくなるくらい怖いだろうから、トラウマになるのは解りまする…….>>97
接種済みだけど、時間をかけて二の腕の痛みが強くなった。
ピークを過ぎてから一気に引いたけど、ピークの時は1回目と同レベルにまで痛くなって何回か呻いたな。『”存在感が無い~薄い”』から「自分を戦乙女に再臨させる儀式がある程度とは言え成功した」し、「髪をまだらに染めたり顔面タトゥーなんて派手な見た目」で「相手と会話する時は出来るだけ触れ合いを長引かせようとする為長々と話しちゃう」。
みたいな。ちょうどガイさんが>>91で仰ってた
>自分だけ一時的に別世界に隔離して認識できないどころか干渉できなくする
理屈ですね、それを無理矢理使用して結界術を強化したり……、もしてそうですし。>>102
スレッドもプルフラスも伸び続けることでしょう!縦に!>>90
綺麗だ…
>>92
ケトおじは気配遮断Aなので行けそうやなって思って書きました!
>>95
洛陽の味方側はマスターと早い段階でそれなりに良好な関係築けそうな奴ばかりだと思うんで信頼関係はかなり強めに書いてます
先程の青紅剣のくだりで三国組の絆もできた感じなので割とパーティーの結束力はかなり高いと思います!
可愛いのも怖いのも行けるデイヴィくん…まさに一騎で二度美味しいって感じですね!
>>98
良かったです!!
本編では書ききれませんでしたが夏侯恩は剣を渡す時、本当は曹操様から賜った剣を敵将に渡すのはどうかと一瞬葛藤しましたが、このまま賊や変な奴に悪用されるよりはこの男に託した方がいい、そしてこの男なら悪用しないだろうという戦闘から生じた信頼で譲った感じのつもりでした。
マジでセイバー夏侯恩NPCで作ろうかな…(田中君的なバトグラありのNPCなら行けそうだよね…)
そしてやはり大嶽丸は強いっすね…!!(下手したら大嶽丸とか蚩尤はラスボスはともかく大ボスより強い説が俺の中で生じてたりする)>>108
ありがとうございます、それでは、以下連投失礼します【氏名】トワ・エリュオスト
【性別】男性
【年齢】15歳
【出身】スコットランド、ファイフ
【身長・体重】165cm・50kg
【肌色】白(白人)【髪色】ミスト【瞳色】パウダーブルー
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】虹色のリボンが特徴的な少年
【令呪の位置】左手甲。天気記号の曇りと霧の記号を混ぜたような紋様
【属性】混沌・善
【魔術系統】雲霧魔術(ネビュラマギア)
【魔術属性】水・火
【魔術特性】反射、屈折
【魔術回路】質:C+ 量:C++ 編成:正常
【起源】肯定>>111
【所属】秘海集積船・混合科
【階位・称号・二つ名】
【契約サーヴァント】
【魔術・特殊技能・特性など】
『雲霧魔術(ネビュラマギア)』
雲や霧などの「大気」を主軸に扱う魔術。太陽の火、水、風によって成り立つもので、術者の魔術属性によって毛色も違う。
昔はエリュオスト家の研究対象とされていたが、産業革命期より当時住処としていたロンドンを人工的な霧が席巻するようになり、それからは衰退の一途をたどる。今世では伝統として残っているだけだった代物を、トワが本格的に引き継いだ。
基本的には霧を発生させて目眩しをしたり、毒霧を生んだり、氷霧で気温を下げたりといった使い方となり、サポート寄り。トワの魔術属性が水と火であるため、雲霧でも「反射」などを意識した内容となっている。
【礼装・装備など】
『怪物の輪(ハロー・ブロッケン)』
虹色に淡く輝く、身の丈ほどの大きさの円形武器。チャクラムという名称が一般的か。
名前の通りブロッケン現象、及び光輪、白虹を意識したもので、トワの得物。殺傷性のない「霧」を武器とした稀有な礼装。
魔物に対しては攻撃力防御力共に増強され、武器自体が放つ淡い光も魔物は拒否反応を示す。
霧が主体なので、サイズは小さくなるが分裂させることも出来る。攻撃力は低くなるが、その分小回りが効く。また武器形態を解除しても魔性への特攻力は保たれるので、物理攻撃に耐性のある魔物には霧状にして対応することも可能。>>112
『霧中の双腕(ミスティ・ジャイアント)』
不完全な使い魔。霧の巨人(ヨートゥン)の擬似再現。船の修錬と研鑽の中で知った『霧の巨人(ヨトゥンハイメン)』という魔術の概念より生み出したもの。無論、題材が似通っているだけで内容は全く異なる。
魔力濃度の高い霧と共に現れる巨大な双腕。雲のように白く、山のように強靭な腕は、トワの命令に従い敵、障碍物を薙ぎ払い、叩き潰す。
完全版では全身を持ち動けるのだが、トワの現在の技術と練度では腕二本が限界。動かすにしても、横や縦に振り回す単純な動作しか出来ない。
この時に展開される霧は非常に濃く、強化をしようした視力でも1mより先は見通せない。霧のこの効果は霧であるが故に無差別で、術者であるトワの霧の効果を弾くリボンを持ってしても完全な無効化は難しい。
魔力消費も馬鹿にはできず、短期間での使用でも一日に駆動する魔術回路の大半が持っていかれる。
『ひしゃげる太陽(ノヴァヤゼムリャ)』
世界各国に残る伝承「海上の幻影」の模倣。大気を介して生み出す錯覚による幻術の上位術。
この手のもので有名なのは、神獣蜃の見せるという蜃気楼だが、トワが扱うのはそれとは別の発見地からノヴァヤゼムリャ現象と呼ばれる「四角い太陽」。
この時に手を加えるのは相手ではなく相手を取り巻く大気であり、そのため魔術への防御を貫通する。また、複数人を対象にすることも可能で快晴時であれば理論上最大町一つを覆うことも出来る(理論上、ということで現状は不可能)。
効果は、幻覚を見た対象の生命活動の変調・失調。眩暈や頭痛、倦怠感、吐き気や平衡感覚の欠如など。魔術回路を持つ者は、魔力を上手く練ることが出来ず、十分な魔術の使用が難しくなる。
欠点はまずもって、天候に左右されること。曇りや雨でも使えなくはないが、魔力消費が増す割に効果が減り損しかない。且つ、干渉する大気の範囲は消費量に応じて広げることが出来るが、広げればその分敵味方の区別が出来なくなり味方にも悪影響が及んでしまう。>>113
【外見・容姿の詳細など】
華奢な体躯に落ち着いた色合いの服を着た整った顔立ちの美少年。左側に涙ボクロがある。
鈍い色の癖のある長髪をトレードマークの虹色のリボンで後ろ手に結えている。リボンも魔術礼装で、魔力を持った霧の効果を無効する効果がある。
【人物像】
穏やかで丁寧。誰にでも敬語を使い、礼儀正しい。勉強熱心で、よく教師に質問をしたり、礼装の研究にも意欲的。
どんな意見にも寛容で肯定的。たとえ好きになれなくても決して否定はしない。周囲に「甘すぎる」と言われるほどで、真面目ではあるが風紀委員長のようなタイプではない。
落ち着いているように見えるが直情的で、わからないことや不安が多いと泣き出したりする。
イメージカラー:ミスト
特技:早寝、早起き、鶏を〆ること
好きなもの:みんな、肯定、認められること、エッグノック、酸っぱめのリンゴ
苦手なもの:否定、裏切り、甘すぎるもの
天敵:全否定をする人
願い:「世界の全てに肯定(あい)されたい」>>114
【一人称】僕 【二人称】貴方、〇〇さん、〇〇くん、〇〇ちゃん、〇〇 【三人称】あの人、あの子、彼、彼女、〇〇さん、〇〇くん、〇〇ちゃん、〇〇
台詞例
「僕、トワ・エリュオストって言います。その、仲良くしてください、ね?」
「何でアランくんを止めなかったのか…?だって、アランくん、楽しみにしてましたし…否定するのは、良くないです…から…」
「リンゴ、好きなんでしょ?僕も、好きです。えへへ…今度、一緒にアップルパイ、つくりませんか?美味しいリンゴ、知ってるんです」
「何してるのって?新しく来たリカさんを、見てるんです。…へえ、リカさんはコーヒー派なんだ…ふむふむ…」
「愛し愛される。お互いがお互いを肯定して、認め合う。それって普通のことですよ?」
「僕、嫌われちゃいましたよね、ね…僕、もう、彼には愛されていない…彼は、僕を、否定した…そ、それとも、まだ、間に合う…?好きなもの、たくさん用意して…贈れば…まだ…?」
「何故…何故ですか…何故僕を…嫌うのですか…否定するのですか…?違いますよね…?貴方は…貴方は、そんな、薄情な人ではないでしょう?僕の、愛を裏切るような、冷血な人ではないでしょう?…ね?」
「お願い、お願いです…お願いです…僕を否定(きら)わないでください…僕を…」
「もうイヤだ…こうなったら…貴方を殺して、僕も…死ぬ…!」>>115
「マレオくんは、この船の守護神なのでしょう?すごいなぁ。僕も、みんなを守れる人になりたい…普段飄々としていながら、いざという時愛する人を守ることが出来るって、格好いいじゃないですか…」(マレオに対して)
「ジャスミンさん、前の人形劇も素敵でした!主人公のヒーローさんも、とっても格好よかったです!…次は、どういった劇をするんですか?僕、お手伝い出来るならなんでもしますよ」(ジャスミン・アドレーヌに対して)
「海月さん、こんにちは。メロさんも、こんにちは。あの、これから先生に課題のレポートを出しに行くのですけど、よければ…おかしいところがないか、見てくれませんか?」(一条海月に対して)
「先生、先生…!僕、僕、ジョン先輩に嫌われちゃったかもしれません…どうしよう、どうしよう先生…僕、怖いです…先生…」(ポチ先生に対して。抱きしめながら)
「クレスティアンさん…最近、僕貴方がすごい人だって、教えてもらいました。その、いつも失礼な態度をしてしまってすみませ…え?そんなことない…?…優しいんですね…えへへ…」(クレスティアン・ド・リュジニャンに対して)
「イオネルさん、この前は、僕の礼装を見て下さってありがとうございます!言われた通りにしてみたら、ずっと動作がスッキリしました!それと、青色も追加してみました。うん、綺麗ですね…」(イオネル・アヴェローヌに対して)
「ココちゃんに、ルゥさんに、ワタルくん。合ってるでしょ?…えへへ、もうみんな覚えました。お名前を間違えるのは、失礼ですから…え?名前ではなく愛称?…じゃあ、今度はそっちも覚えますね」(アルシオネシアに対して)
【来歴】
秘海集積船は混合科に所属する一年。勤勉な態度に実直で慇懃な姿勢、安定した魔術の腕と将来有望な生徒。
唯一と言っていい欠点は、その性格と思想。博愛主義で誰に対しても善良、肯定的。だが、彼が皆を肯定するのは、皆が彼を肯定するから。肯定こそが愛情であると認識している彼にとって肯定される自分は愛されている自分で、人を肯定する自分は人を愛している自分。肯定(あい)されることが彼の全てで、肯定(あい)することが彼の全て。
肯定こそが愛情であると認識する原因は、彼の生まれと両親にある。>>117
スコットランドに生まれた彼は、親から非常に愛された。過保護に、優しく、半ば温室的に。親のみならず、トワを取り巻く周囲が彼を慈しみ、彼の全てを肯定し育てた。否定されることなど、一度としてなかった。
トワが13歳の頃。彼は自分の家が昔は魔術を使っていたこと、今でもその軌跡が残っていることを知る。親にもその事実を聞かされた。彼は望んだ。自分も魔術を使ってみたい、素敵な魔術師になりたいと。
ゆくゆくは、覚えた魔術で皆に恩返しがしたい。そう思っていたトワだが、両親はそれを否定した。初めてトワは、否定された。
両親は魔術の恐ろしさを理解しており、先祖が体験したという種々の逸話をトワに話したが、その時にはもう彼は両親の言葉に意識が向かなかった。あったのは疑問と恐怖だった。
何故自分は否定された?
肯定され続けた彼の精神は、もうその頃には愛を肯定だと信じきっていた。それ故に至る結論はただ一つ───自分は、親に嫌われた。もう親は、自分を愛していない。
思春期にも入り、己の内に芽吹き出した複雑な感情に気づいていない彼が、それから自分の取った行動を止めることは出来なかった。両親を突き飛ばし、殺した。
魔術刻印や雲霧魔術について記された書物などの魔術関係と親の貯金を持って彼は家をそのままの勢いで飛び出し、広い世界にその身を預けた。
世界各国を放浪しながら魔術の研究をし、興味の尽きることのない彼は放浪中に知り合った人間に秘海集積船を勧められた。後に知ったことだが、その者は船のスカウトマンであったという。
トワは船へ乗船した。まだ思春期を脱せずにいる不安定な精神のままに。未だ気付かずにいる自身が掲ぐ愛の歪さのままに。
【性格】
温室育ちのお坊ちゃん。物心つく前から人々に愛され、自身も人々を愛していた彼は、「世界の全てが自分を愛している。自分も世界の全てを愛している」と考えている。無償の愛を世界の全てに向けている。それが普通だと信じて疑わない。人々が、お互いに肯定し尊重し合う愛ある世界。それが世の常であると思っている。
そのため、否定されることを異常に嫌う。否定されることは嫌われること。自分を肯定(あい)していた人間が自分を否定(きら)う、それこそが彼の最大の恐怖。>>118
全肯定を望む彼は、それ故に些細な意見の肯定を全肯定と勝手に認知する。同時に、些細な主張の否定を全否定と曲解する。少しでも他人に否定されると───それが例え好みの問題のような個人差のあるものであったとしても───自分は嫌われた、見捨てられたと思い詰め、情緒不安定になる。勝手に裏切られたと感じて暴走する。
具体的には、泣き喚いたり、引きこもったり、その人に詰め寄ったり。この程度はまだ可愛い方で、酷いものだと陰謀論を掲げたり、再び肯定されようとその人の好きそうなことを(勝手に)したり、挙げ句の果てには思い詰めるあまり心中を計画したり。思春期特有の不安定さが惜しげもなく荒ぶ。
結果、周囲からは「優秀で良いやつではあるけど扱いづらい」と考えられており、授業では個人の意見を出し合うような場では彼は当てず意見を聞かない、当てるとしたら正解(事実)があらかじめある問題で当てる、といった対応を取られている。本人は気づいていないが、気づいた暁には───
【行動規範・行動方針】
愛する人を肯定する。自分も肯定される。以て持ちつ持たれつ、譲歩の関係を根っから信じて動く。わかりやすい例をあげれば、昨日お金を貴方に貸したから今日僕に貸して、のような。損得打算はなく、ただお互いに肯定し合うことを定石としている。
愛されるために媚を売る、自分を変えるなどは絶対にしない。認め合う、肯定し合うのはお互いに本当の姿。自分を偽るのは無粋なものと感じている。
最初から自分を否定されると大変悲しむ。だが上述した思想から「肯定してくれるかも」と信じてその瞬間を見ようとする。具体的にはストーカー。自分の好きなものをプレゼントしたり、相手の好きなものや行動を観察したり、しつこく言い寄ったり。それで少しでも一致すれば、否定されたことなど忘れて舞い上がる。
自分を肯定も否定もしていない、赤の他人なんかは未知数の存在としている。無論その人も「肯定してくれるかも」対象。新入りが来るたびストーカーしようとする。
船の皆は、自分の乗船を認可してくれた時から須く「肯定してくれた」という認識。要は誰に対しても否定されると情緒不安定案件。>>119
一方で愛する人を守ろう、助けになろうという意志も強く、扱う礼装に攻撃的なものが多いのも、もしもの時に皆を守れるようにという気概から。
殺しにもあまり躊躇がない。愛する者のために、未知数を殺.害するのも申し訳なさを持ちつつも「仕方ない」で受け流す。両親のこともほぼ同様。むしろ両親のことがあったからこそ、そういった感性を持ったのかも知れない。
【参戦理由】
未来永劫、誰にも否定されないことを願っている。否定は悲しい、否定は怖い。自分の愛する人々が、互いに否定し合って争うのも見たくない。彼は聖杯戦争に参加するにあたっては、全ての肯定を望む。
【サーヴァントへの態度】
まず未知数。自分を肯定してくれれば無論愛してくれる人だと喜ぶ。否定された場合、及び否定も肯定もしない場合は上記の通り。
敬意はあるが、世界全てに自分の愛理論を当てはめているトワは伊達ではない。
【役どころ・コンセプトなど】
やべーやつ。クレイジーサイコデレ。とりあえず誰かに詰め寄ってたり泣き落としてたりストーカーしてたり言い寄ってたりすれば良い。ある意味とてもわかりやすい。
ワイルドハント補導数船内TOP5の一角を担っている悪意なき問題児だが、誰かと誰かが喧嘩しているところに放り込めば当人たち以上に騒いで泣いて滅茶苦茶に取り乱し当人たちを冷静にさせるため、喧嘩事の時に頼られたりもする。あと、雲霧魔術(ネビュラマギア)の音、私好きです
>>121
少年だと思いますよ。んー、面倒くせぇ少年!魔術世界向いてなさそう!キャラ的には成長しそう感はありありなんだけど、どうやって伸ばせばいいのだろうか……。
割とうちのこたちと遭遇させると面白い事になりそうだなー、とか思ったり。
クッチー「『世界の全てが自分を愛している。自分も世界の全てを愛している』へーそうなんだー、俺もなんだよー!気が合うねぇ(大嘘)」とか
純真無垢で不安定なショタいいやん!喰ったろ!!なポルカさん。めっちゃ甘い言葉や都合の良い事言って誑かしてそう。
刹那さんも愛情の方向性がトワくんと似てるので相性は割とガッチャンコするけど逆に酷い事になりそうだし、特に否定する訳でも無く肯定してる訳でもない迅龍とのすれ違い系人間関係とかもあるかも。
>>103
まぁあんまり魔眼魔眼してる訳ではないかも。。。。でも調べたらドクターハートレスが他者の視界を奪う「簒奪の魔眼」なんてのを持ってるみたいなのでギリッギリで通りそうかも……。「先生ー!マレオがエリュオスト君を泣かせたまま逃げましたー!」
とか日常でなりそう……今更ですが船には制服はあるのでしょうか。ふと学生ということでセーラー服着せてるけど他の人制服っぽいの着てないぞ?となりまして。
あと年齢と学年は関係ないとはいえ学園に入って数年経ってる方が少ないような。
>>121
これは確かにヤンデレというよりメンヘラとかそういう部類。魔術師としては優れてるだけに厄介な問題児ですね。
ジャスミンとしては『温室育ちで周りから大切にされ過ぎた結果歪に育った』って点で苦手な昔の自分を連想するのでやや苦手そうです。ただ相手に非は無いので努めて仲良くしようとします。なので言及セリフへの返事としては
「ありがとう。これは趣味でやってることだから、褒められると嬉しいわ。お手伝いは…寧ろあなたの方が困ったことがあったら相談して?あなたの助けになる方が、私は嬉しいから」ちなみに現状勝手に考えてる関係だとこんな感じになってるよ
→ポチ先生
わんこは文句なしにカワイイ判定なのでGOOD。それはそれとして自分の知る変身術のノウハウと違う方面の変身にはだいぶ興味がある(特に声帯周辺を人間型に留める方法)。こっそり調べて取り入れた。
→イオネル
同郷くんさぁ……いやまぁ研究熱心なのは嫌いじゃないしオレはこれ以上おかしくなる気はないから同じ方法は使わないにせよ未踏の神秘を探索する行為もいいけどさ……流石にマッシュポテトを青くするのは内心ちょっとどうかと思ってるかな!それはもうグレービーで色ついてるものなんだぜ!
→海月
実はこっそり変身して出歩いてる時に何度か目撃してるから趣味については大体知ってるんだけど、その辺勝手に言及するのは紳士的ではない行いなのでしないでおくリュジにゃんなのであった
→ジャスミン
割と普通に気に入ってる(俗に言うおもしれー女枠)。何がいいっていちいちこっちが世話焼かなくても良さそうなところだよね。なので定期的にライン超えないレベルでからかいに行くね!こないだ買ったGEKIKARAスナック食べる?
→トワ
あー、どうせすぐ死ぬからってなんでも言うこと聞いてあげてた妹が末期あんな感じだったなーあ〜〜やなこと思い出した。自分の兄弟だったら二、三発ぶん殴って説教するところだけど、リュジにゃんそこまでしてやる義理も利益もないので更生はおいおい別の誰かがね?まぁ面倒だけど半日介護で消し飛ぶ生活よりは楽だしいいか
→マレオ
現存する神秘には興味はあるけど、限定箇所以外で存在を保てないってんなら実家と状況は大体同じだからなぁ……普通に遊び相手ってことでいいか
→アルシオネシア
機能等に文句はないんだけど装飾周りとかもう少しカワイイを追求できる気がするんだよなぁ……でも衣装監督できる立場まで出世すると無責任にごろごろゲームして女装して休みの間秘境探索にいく生活ができなくなりそうだしなぁ……>>103
やっぱり少年漫画展開は良い文明…!!
>>116
ガチでえげつねえ強敵なんすよね…
倒し方は一応考えてるのでまあお待ち頂ければなと
>>121
これはガチで重いやべー男の子…!!船のキャラが比較的平和なキャラ多かったから尚更恐ろしさが際立つ…!!
海月ちゃんは全員に全て肯定されるのが必ずしも良い訳じゃないとは思ってるけどちゃんと地雷踏まずに対応するし心配もちょっとしてる感じっすかね。
海月「了解、見せて。…うん、良いんじゃない?ここまで詳しく書けるのは凄いと思うし、私よりずっと上手く書けてると思う。もっと自信持っていいと思うよ?」「ぷにゅぷるん!!(ポジティブシンキングはいいぞ!!)」
>>132
うほぉう俺の脳内と解釈一致…
海月ちゃんがコスプレ趣味打ち明けた時に「いや実は知ってるんだにゃこれが。実はお見通しだったけどずっと黙ってたリュジにゃんなのであった。」ってあっけらかんと言ってそう。
>>133
可愛い…
海月「マレオがトンチキやってると今日も平和だなって思う様になってきたんだ私…疲れてるのかな…」>>135
海月「仕方ないなぁ…ちょっとだけだよ」(内心ちょっと喜んでるしそわそわしてる)
メロ「ぷにゅぅん…(分かりやすいなぁ)」
何だかんだ素直じゃないながらもこういう物には付き合ってあげる海月ちゃんなのであった>>128
まあ個人の意見を押し付けるのもあれですし否定よりも受容の構えです。
強いて言うなら見た対象と自分の間を隔てる概念的な壁を作り出す『隔絶の魔眼』とかどうでしょう?相手との間に壁が出来るから覚えがよくない的な。
>>132
【朗報】ジャスミン、おもしれー女だった
世話については生活科としてむしろ他の人の世話を焼く側の人間になってますからのぅ。激辛スナックにも興味を示すでしょう。辛さに悶えたらコーラを差し入れしましょう(辛みの後の炭酸は舌が死ぬのでやめましょう)
>>133
おお…これはこれで。
>>137
なるほど。なら便宜上セーラー服で描写してますがジャスミンの服装は基本その制服ということでよろしくお願いします。
ふふふ…混合科二年+学科別三年の五年制とすると飛び級で生活科に入って三年目のジャスミンが卒業間近で一番上級生ということになってしまうというね。
まあ実はジャスミン、小さい頃から人形魔術や人体工学を専攻してた上に『船』でもそっち方面にスキルを伸ばしてるせいで二世とかが講義でやってる「古来より────」系の魔術知識が疎かになってるのでその辺学び直しに戻るのもありっちゃあり。ヤンデレって…難しいよねって…
因みにトワがみんなに向けている愛情は恋愛的なものはなく、いわばストルゲー。彼の愛の規範になったのが両親からの愛、両親への愛だったから。思春期の人間に両親は絶対的なんだぁ…()
>>122
軽薄系のマスターと同盟組んでて、一見仲良くしてたけど…っていうのですね、わかりますとも…!
愛には確かに「相手を認めること・肯定すること」があるだろうけど、彼の場合否定の愛を知らなさすぎましたね…
>>124
わぁ!ありがとうございます…!
海の上だとかなりのアドバンテージがあるけど、海中だと逆に滅法弱くなる。そんなある意味船らしい魔術です
>>126
良いご趣味をしていらっしゃる…
最初はそんなことないって言うだろうけど、まだ精神青二才純真世間知らずだし割と堕ちるのは早そうだな…
>>123
両親の件がなければ、否定の二文字も知らずに生きてきたでしょう。否定の恐怖を知ってしまったのは、良いことなのか悪いことなのか…
>>125
自分の常識にしがみ続ける、思春期を脱せそうにない少年です。そういう意味では、成長や世界を「否定」し続けているのかも…
聖杯戦争系だと、>122や>126でガイさんが挙げて下さったような動き方になりますね。どー見ても地雷源>>127
愛を求めてそれ以外を否定する少年。もっと言うと「愛されることは常識で、その常識を否定されたくない」少年ですね。お坊ちゃんです
>>128
良かった!二次元の年齢設定って微妙に難しいんですよね…
確かに、Requiemさんとこのお人たちと組み合わせると化学反応が起こりそう。軽率に人の言うこと信じるので、ポルカさん相手は危険が危ないですね…迅龍くんみたいなタイプは新感覚かも。ある種一番焦るかも?
>>129
トワ「うぅ…マレオくんのばか、ばかー!」(『霧中の双腕』ぶんぶん)
マレオくん+トワ=ワイルドハントさんの公式が出来上がってそう…
>>130
ポチ先生の負担がどんどん大きくなっていく…わんこに厳しい…()
そもそも人間として向いてないかもしれない…少なくとも社会人として生きていくには相当不向き…
蜃気楼はキアラさんがいるので、折角だし火の要素も強めに出そうと思いまして。そう言って頂けて嬉しいです!>>131
> これは確かにヤンデレというよりメンヘラとかそういう部類
やっぱりそうなりますよね…ヤンデレは難しい…愛とは…
ジャスミンさんとは過去が一致する部分多いですね。ジャスミンさんは艱難辛苦を味わって殻を破りましたが、トワはそうでもなく…
ジャスミンさん、とても大人…
>>132
トワ、存在が方々の地雷を踏みしだいている…まぁそりゃそうだわね、厄ネタ役満レベルだし。
リュジにゃんさんはこれまで頑張った分船では自由気ままであってほしいと思う…
>>133
太眉でツンツンヘアーでロングで八重歯…なんて属性デパートな美少年なんだ…これが神…?
>>134
初めは平和的良識人にする予定でしたが…やめました。
閉鎖空間でのイレギュラーな事態で被害者/加害者になるタイプです。船も一枚岩じゃないですね。
海月さん対応がとても優しい…これはクーデレ委員長系…リヒターの設定wikiに追加してきたんで追加点だけ投下します
大半は前あやかさんと話したバルベルデ家との関係っす
・所属 身分上はJ.C.バルベルデの構成員。基本的には自由に動くがバルベルデ家から指示があれば従ってる。
・バルベルデ家とは親の代からの付き合いでプリシラともビオランテとも仲が良かった。ビオランテの事は歳の離れた従妹みたいな感じに思っている。
・両親が殺.害された時即座にバルベルデ家が敵討ちをしてくれ、リヒターを匿った。後に遺産を収集し渡してくれたのもプリシラなので実質リヒターが再起する切っ掛けを作ってくれた。
・現在はバルベルデ家に金銭面とか色々都合してもらいながら世界中を周り、時にバルベルデの刺客として戦ったり魔術師等の動向を調べたりしている。
・上記の事があるのでリヒターにとってプリシラは大恩人。
・プリシラの事は姐さん、ビオランテの事はお嬢と呼んでいる(とはいえビオランテに対しては名前呼びもするけど)
こんな感じのを追加しましたスーパーヒーロー着地してくるボンバルディエという謎電波が降ってきた。ロマンの分かるジャスミンなら「(後で直すし…)」って思いつつ床バァァンしながら出してきそう。
>>141
艱難辛苦を与えた男「鼻っ柱へし折ってやれば親も教育方針改めると思うじゃん。家の体裁なんてクッソくだんねーことで金の卵を二束三文で売りに出すなんて思わないじゃん。なんなら俺ほとぼりが冷めた頃に性格改善してたら派閥に取り込むよう口添えもしてたし!」
魔術師の先達として善意でやったことだからほんとこやつは…。
ジャスミンは過去の経験から人と揉め事を起こすことを避ける傾向にあるので言葉を選ぶのは上手くなっていってます。>>142
詳細な加筆、ありがとうございます。
ただ、リヒターにとっての『大恩人』はプリシラ以外がいいかと。
雇い主に関しても彼女とビオランテの父親であり、バルベルデ家現当主のロレンシオ(キャラシ未作成。https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%BF%A0%E5%9C%92%E9%A4%A8%E3%81%B8%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%9D に少し出ています)の方が自然かも。>>152
「ギャルを舐めてんじゃねぇぞぉおおおおおおおお!!」
「人の趣味にケチつけんな! 地獄へ落ちやがれ!!」
【来歴】
スペインの企業グループ『J.C.バルベルデ』を経営するバルベルデ家の一員で、参加企業である民間軍事会社『ソンブラ・ネグロ』の社長。
ソンブラ・ネグロは魔術関連の依頼も請け負っており、そういうこともあって『裏』の情報とかも必然的に集まりやすい。
趣味のせいで初対面時は怖がられたりすることも多いが、人柄と仕事ぶりで第一印象の悪さを覆していくタイプでもある。
現当主であるロレンシオ共々、イグニス家とは家族ぐるみの付き合いであり、当主夫妻が暗殺された際には仕事へのスタンスと私情の折り合いをつけるため、遺児であるリヒターから出世払いで依頼を引き受ける形にしてから即座に仇討ちを果たした。
ちなみに、ソンブラ・ネグロは社員が女装男子ばっかりという直視も名状もし難い何かの巣窟となっているが、当人によると完全な偶然らしい。
【性格】
業態が業態なので、顧客との信頼関係と仕事にはバルベルデ家で最もシビア。
そのため仕事に関しては常に厳正なビジネスマンであることを自身に課している。
とは言っても、一族の例に漏れずお人よしなため、信念と私情の齟齬が起きたら妥協案をすぐさま思案する柔軟さと、悪人からの依頼は基本的に全部断る良心も持ち合わせている。
趣味が仕事に反映されるタイプであるため現場で着る作業着(戦闘服)も、社内で仕事している時に着ているスーツもよく見たら左前。>>156
まぁ、形容しがたい。
スキンヘッドにカツラじゃ『髪の色』と矛盾するから、登録する時に『伸ばした地毛』に変更しとこう。>>162
でも「捧げ物ですだよ~」って皆から何かしら服着て(貰って)もおかしくナッシング!深夜にコソっとクッチーの聖杯への願いの概略というかネタバレソングを貼ってみよう。
少なくとも次作のLunaticではこういう事を実現したいと思って行動しますアイツ。YouTubehttps://youtu.be/EJabSePeFWs
>>182
所属してる世界線もあるってのは大丈夫です
『船』自体はけっこう大雑把に受け入れるので>>186
なるほどなるほど…ジジェくんはまだびみょーに愛されてる愛してるとかわからなさそうですよね。
クッチーさん卑下がお強い…トワは気づかずに「あなたはどうなんですか?」ってなんの遠慮もなく訊きそう…
ポルカさんは手慣れていらっしゃるな…普通に喜んで「僕もです!」って答えるのだろうなきっと。
鳳蝶さんは歪みねぇな…そんなに真っ直ぐに言われると照れそう。一番平和そう?でも鳳蝶さんレベルの愛を他にも求めるようになっていきそうでそういう意味では危ういなぁ…
>>187
つまりソンブラ・ネグロの社員にはCV芳忠さんなバレリーナもいる…?()
>>188
その通りにございます…こう見るとほんとに自己中心的だな…利己主義的なのではなく本来の意味での…海月ちゃんの戦闘能力改修+追加版投下しやす
低防御、高機動力の遠距離系アタッカー+若干サポーターみたいな感じです
「(名称未定)」
学園で編み出した召喚術の様な技。
蛍の様な、クラゲの様な大量の光る泡を自分の周囲に展開する。
これは海月の周囲を飛び回り、海月自身の意志で動く。
この泡に炎、雷、毒等あらゆる性質を持った物を当てると、一定時間後に周囲にそれを周囲に噴出させる性質を持つ。
これは他の泡にも連鎖していき、連鎖すればする程威力が上がっていく。
特に雷と睡眠的な特性を持つ物とは相性が抜群。
ちなみに水中でも割れず、同等の機動力を持つ事が可能。>>191
「人魚の鱗(メロウバレット)」
メロの身体のほんの一部の成分を凝固させ、巨大な針の様にして飛ばす。メロが針に込める事が可能な属性は麻酔と雷の二つ。前者は受けた相手の神経を異常な程に落ち着かせる為に全身の動きを鈍化させ、上手くいけば眠りにつかせる事が可能。後者は針を敵に当てる事で、激しい電撃を浴びせる事が可能。
「泡沫纏(メロウアームド)」
自身の体をまるでダイバースーツの様に変化させ、海月に装着させる。これを使っている時、海月の海中での機動力が滅茶苦茶上昇し、特に水中に於いてはまるで人魚の様な潜水、遊泳能力を得る。とはいえ、基本は水中の機動力がえげつない位上がるのみで他の能力上昇はそこまででもなく、戦闘能力もあまり上がらない。防御もそこまで高くないので、敵の攻撃は基本的に機動力で回避しなければならない。
「人魚の血(メロウヒーリング)」
メロの成分を取ったゼリー状の物を負傷した部分に湿布の様に付ける事により、中度までの怪我、特に切り傷等皮膚への傷であれば治癒速度をかなり促進する事が可能になる。骨折には無理。
別に人体に害は無いが海月以外に使うと少し眠気を催すというデメリットがある。
…というのは厳密には違く、人魚の血を引く者以外が受けると軽い眠気を催してしまう、というだけ。
ちなみに海月は受けても眠気を感じない所か回復速度が通常より早くなってる。つまり…?>>192
「深海の月(サークル・オブ・アビス)」
先述の泡を活用した海月の奥の手。
泡を放出し、対象の周囲を円状に囲んでからメロの針を撃ち込む。
それにより、メロの雷、あるいは麻酔の効果が全ての泡に伝播し大連鎖を起こし、囲まれた敵に大ダメージを与える。
かたや電撃の嵐に見舞われ、かたや昏倒する程の眠気に襲われほぼ例外なく眠りに落ちる。
光る泡が円状に集まる様は、まるで深海に浮かぶ月の如く。可憐で、そして、恐ろしい。以上です
増やしすぎたしどこか削るか…?>>189
どうだろう?
J.C.バルベルデがフリー設定だから、その辺はご想像にお任せします。
ちなみに、イノセンシオのイメージCVは檜山修之(切腹)。凄くどうでもいい裏話。
1:『ソンブラ・ネグロ』はスペイン語で『ブラック・シャドー(黒い影)』の意
2:ビオランテは留学にあたり、プリシラが提示した「日本での就活に失敗したら潔くスペインに戻ってJ.C.バルベルデ傘下の企業に就職する」という条件を飲んだ。そして度重なるトラブルで内定が尽く取り消しとなり、卒業後は泣く泣くスペインに帰国した。ビオランテのキャラシも加筆修正しないとな。
あ、そういえばレージュさん。
莉花についてお聞きしたいことが。>>205
ありがとうございます。>>206
おうカーバンクル追加するから待ってオレオ。
いや肝心な“なんでカーバンクル使役してるのか”の部分で詰まってるんですがね。ラニカ「俺は『船』関係ないからパスだな」
誉「いやいや、アタシの王子様は世界一可愛いから」>>213
あらあ~~~!!四人ともか゛わ゛い゛い゛!>>217
そういう設定ならワイルドハントって名前に合ってきそうな気もするんですけどね。今考えてる騎士団長の魔術的にも出来そうではあるし…
ただやっぱり被りは気になってきちゃうかも既存のサーヴァントをリメイクしたので投下しても良いですか?
>>219
チェストっではでは…
【真名】養由基
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【性別】男
【身長・体重】170cm 55kg
【属性】中立・中庸
【特技】マイクパフォーマンス
【好きなこと】弓矢の手入れ、一人の時間
【嫌いなこと】本音トーク
【想定CV】朴璐美
【ステータス】筋力 B+ 耐久 D 敏捷 D 魔力 E 幸運 B 宝具 –
【クラス別スキル】
対魔力 D 単独行動 B
【固有スキル】
千里眼 C →百歩穿楊 A
「鷹の目」とも呼ばれる視覚能力。例え高速で移動する相手でも4km以内の距離なら正確に狙撃できる。
百歩離れた位置で柳の葉を指定の順番通りに射抜いた事から、純粋な人間における最高ランクの視力を有する。>>222
【宝具】
『百発百中(ひゃっぱつひゃくちゅう)』
ランク 無 種別 対人魔技 レンジ 1~80 最大捕捉 1人
「そこ、射程圏内だぜ」
正確には宝具ではない只の技術だが、宝具に匹敵する神秘を兼ね備えた最高の弓技。
「百発百中」の語源にもなった養由基の弓術は、一度矢が放たれれば必ず相手の急所を穿つ。
高ランクの粛清防御や宝具、あるいは規格外の幸運を以てしても彼の矢から逃れることは不可能であり、純粋な弓の腕一つで神の加護や妖精領域さえも打破してしまう「魔法じみた離れ業」。
ともすれば並の宝具を凌駕する不可避の攻撃だが、威力は通常攻撃の範囲内である為防御は可能。
たとえば絶対に傷つかない鋼の肉体や鎧などを前にすると打つ手がなくなる訳だが、大抵の防具は鎧諸共穿つ或いは関節部などを射抜くなどして対応出来る。
『雷上動(らいしょうどう)』
ランク B 種別 対獣宝具 レンジ − 最大捕捉 −
養由基本来の宝具。
源頼政が怪物「鵺」を退治した際に用いたとされる豪弓であり、その逸話から魔獣・怪生に対して特攻効果を有する。
伝説では700歳まで生きた養由基が亡くなる際に、娘である枡花女(しょうかじょ)がその意思を引き継ぎ、それが更に源頼政の手に渡ることとなった────つまりルーツを辿れば彼の宝具といっても過言ではない。
しかし彼はこの宝具を魂レベルで譲渡している為、宝具解放はおろか使用する事さえ出来ない。>>223
【weapon】
何の変哲もない長弓。弘法筆を選ばずと言った具合で、所持する武器に関してはこだわりがない。
洋弓であろうが和弓であろうが、弓である限りは十二分に使いこなせる。
「むしろ俺に弓以外の何を持たそうってんだ」
【解説】
中国の春秋時代の楚の国の将軍であり、中国史最高・最強の弓の達人とも言われる神箭手。
中、遠距離戦での一射当千ぶりや、狙った標的は外さない弓の腕前から、「百発百中」という故事成語の語源ともなった人物。
「養叔」とも呼ばれる。
弓矢に関する逸話は枚挙にいとまが無く、
「一本の矢で七枚重ねた甲冑を貫通させた」
「蜻蛉の羽を撃ち抜いた」
「一射で五人の敵兵を射抜いた」
「百歩離れた場所から指定された柳の葉を順番通り的確に命中させた」
など精密性・威力どちらも超一流であったことが伺える。
しかし些か自信過剰で口が過ぎるタイプであったようで、主君である楚共王に対して「私の様な弓の名手がいるのだから、貴方はただドンと構えていればそれで良い」という旨の発言をして不興を買ったこともある。>>224
荘王・共王の両君主に仕え晋との戦いを通じて一騎当千の活躍をしてみせたが、結局楚軍は惨敗。
その後楚の官職である宮廐尹に任ぜられ、養由基は歴史の表舞台から姿を消してしまう。
英霊になってもビッグマウスは健在。
一見して大言壮語と思われがちだが、確かな実力に裏打ちされたもの。
こと「命中させる」一点においては最優の一角とされ、彼に比肩する射手は英霊の座を探しても数える程しか存在しない。
ただし良くも悪くもそれしかない人物でもある。
当人も死地の中でしか己の価値を示せないことを理解している為、戦闘とあらば真っ先に首を突っ込みたがる。
……だが生前の戦いに愉悦を見出したことは一度もない。
才能に縛られ戦乱の中でしか輝けなくなった男は淡々と、恨みもない誰かを殺し続けた。
たった一つしかない己の価値を───『百発百中』の名を瀆さない為に。
聖杯に望む願いは「自身が最強の弓兵だと遍く世界に知らしめる」こと。
全世界の人間が疑う余地もない程の名声を、最強の名を知らしめることが出来ればこの窮屈な虚勢も、心にもない大口も、最強を謳い続ける日々も終わると信じている。
総括すると表面上は挑発的で功名心の強い戦闘狂に見えがちだが、その中身は自身の類い稀な才能にアイデンティティを抱いた結果、才能に人生の可能性を奪われてしまった青年。>>225
【台詞】
「『中国春秋時代の養由基こそが人類史最強の弓兵なんだ』と、世界中の人間が迷わず即答するような圧倒的名声────それが俺の願望。」
「……結局の所、弓ってのは矢を番えて、放てればそれで十分な訳」
「言ってみりゃアレは自転車の補助輪、手前の腕に自信が無い奴が縋る『拠り所』だ。一流の競輪選手がいつまでも補助輪着けてちゃ格好つかねぇだろ?だから譲ってやったのさ」
「本当に腕が立つ”本物“ならあんなモノなくたって鵺くらい殺.せるからな」
譲渡した雷上動について。なおビッグマウスな彼の発言であるので何処まで本意なのかは不明である。
「将を討ち取るのに軍など不要。ただ一本の矢さえありゃ事足りる」
生前晋との戦いの際、共王から二本の矢の使用を許可されたのだが、彼は「一本で十分」と語り見事一射で敵将の頭を撃ち抜いたという。
『君はこれから”百発百中“の名を瀆さぬよう努めねばならない。一度でも外せば、その名は嘘になってしまう』
『まるで射抜かれた雉(きじ)の様に、君の名声は一瞬にして地に真っ逆さまだ』
『覚えておきたまえ、弓の名手は名声を保ち続けてこその名手なのさ』
「くだらねぇ、って思った」
「才能が衰えるなんて思いもしなかったし、一度だって外さなければ済む話だと一笑に付した」
「だけどその日から、其の言葉は呪いになって俺を蝕んだ」>>229
本当ですよね。東鬨だけでも良い感じに皆で仲良くしてて欲しいなぁ、と。
そういえばよくよく考えたら、パーフェクト環境な誉さんって結構なイケパラっつーか乙女ゲーム?的な状態ですよね。
危険人物でドSだけど自分のことはめっちゃ溺愛してくれる兄!幼馴染のにーちゃんで女装が似合う面倒くさがりな不良系神父!兄貴に似てるヤンチャ野生児な片言生意気ショタ!なんか天然、色々と世話を焼いてくれる長身痩躯の中華系ポヤポヤ執事!
そんでなんだかちょっと神秘的で真面目なわんこ系後輩な短髪居候!(怪物スラッガーな方のビジュアルが好きマン)
勿論兄の知り合いのJD巫女や幼馴染の同級生なんかもいるから、男性オンリーな環境って訳ではないでしょうけども。日本語圏以外でキューという音で思いつくのはNineよりはQ as in Quebecだろうねぇ
>>230
亥狛くん坊主頭派がまだいらっしゃいましたか、怪物スラッガーの彼もイケメンガウェイン2Pカラーな彼も存在するのです……
>>231
カーバンクルのカー君とかいう発想しか浮かばなかった自分はネーミングセンス皆無。
剣の腕や槍の腕を極める武術家はいれど、そういや弓の腕を磨く奴がいないなと思いまして…!
>>232
中・長距離は強いですが近距離の白兵戦はやや苦手ですね。干将・莫耶を取り上げて弓の命中精度を爆上げしたエミヤみたいなイメージをしていただければ。
戦闘スタイルは見晴らしの良い高い所から一方的にスナイプする運用が最適です。
ちなみに指揮能力は将に据えられてたこともありある程度は熟せますが軍略スキルに昇華されるほど上手ではないですね。>>190
愛を知らぬ哀しき竜…(違)ジジェくんとトワは決定的に反りが合わなさそうですね。お互いに「違うもん!」ってぺしぺしし合いそう
> クッチー「妹は愛してくれてるよ。僕はそれに返せるモノなんて何も持ってないけどね」
トワ「?愛は返すものではありませんよ、貴方が、妹さんを愛してる。愛されてる。それが愛の全てですよ」
自己肯定感、って点ではある種正反対ですね。クッチーさんは自分は誰も愛さない、愛する権利がないって思ってるのに対して、トワは自分は愛されている、愛してる。愛に権利なんてない(あるとしてもみんな満たしてるに決まってる)という…
>>194
ただでさえ強い人が何人も…という恐怖!量産型騎士団長!()
>>216
いざとなったら、こう、チェスとかのボードゲーム、軍略ゲームで再現で…
>>227
有り余る稀代の才能に費やされた人生…そしてそれらの偉業によって成り立った存在…英霊として複雑なお人ですね…誇りや矜持とは異なった名声への感慨…
鵺「弓の…ちがう?あれの、くうきがした。…でんらい?」自己肯定感の位置は地獄の底ぐらいなレベルだけど、誉肯定感は天元突破してる男朽崎遥。言うなれば天上天下誉独尊。
>>251
おお
楽しみにまってますとりあえず魔術は完成しました
ちょっと海っぽいイメージは申し訳程度ですがかなり不良っぽく荒々しい感じになったんで近い内に公開しようと思います
>>253
それはそれで面白そう…とりあえず一応魔術だけ先に投下しておきます
荒事とか対人戦、喧嘩に特化した魔術です
『雷鉄魔術(アイアンライオット)』
雷と磁場を応用した魔術。
鉄パイプや鉄鎖等の金属に絶大な雷のマナをブチ込む事でその金属を覆う程かつ目視できる程の巨大な雷の拳を作り出したり鎖や鉄球自体に強力な雷を宿す。そしてそれを磁場やマナを操る事で自在に動かし荒々しく闘う。
自身の質は微妙だが量が多い魔術回路を雑にブチ込む事により、並の人間なら一撃でくたばる程の電圧の一撃を連打しまくれる。
磁力を宿した鎖で行動を封じながらブン殴る等の搦手も使う事ができたり、後述する強力な武器で暴れ回れたりとかなり雑に強い。
だが味方が多い状態だと使いづらい。彼が単騎での戦闘を好むのはその為だろうか…?
本人曰く「荒事向きの魔術だ」との事。>>256
『粉砕の拳(デストロイナックル)』
凌牙が手に付けてる巨大な手甲。
これに雷のマナをブチ込む事で自身の拳に雷を宿せる。
自身の腕っ節の強さも相まって破壊力はヤバい。
『破壊の鎖(レイジチェーン)』
彼が常に服に巻き付ける等して携行している鎖。
戦闘においては雷を纏い、拳にしてブン殴ったり敵に巻き付けて引き寄せてブン殴ったりして使う。
『破砕の錨(レッキングアンカー)』
戦闘においてのメインウェポン。普段は小さい鉄球の様に見えるが、雷を受けると巨大な鎖付きの錨に変化する。
この錨はただえげつない重量と火力を持つだけでなく、周囲の雷のマナを誘導する能力を持つ。
これにより他の雷を纏った金属のマナを一気にこいつにブチ込んで大雷電を引き起こす荒業を使える。
『雷鳴の凱歌(ライトニングハウル)』
凌牙の最後の切り札。
彼の魔術回路をフル稼働させ全てブチ込み、自身含め周囲全体に渾身の大放電を起こす。
相手を掴んだりして至近距離でこの技を放つ事により、反動覚悟で敵を確実に仕留める。一応言っておく
サブキャラとして作ったストックの中に生活管理局に入れそうな人はいる>>260
概要とデザインだけならできてる
セレン・アイグレール
植物、特に実のなる樹木のエキスパート。
ユーラシア大陸トップクラスの規模を誇る農業・食品企業であるヘスペレス・フルーツ・カンパニー社長一家の長女。裏の顔は長い歴史を持つ魔術師一族だが、家督を継いだのは弟。
人体工学を極めるものが目指すのが「究極の形」であるとすればアイグレール家が目指すのは「究極の実」。古くはヘスペリデスの園、イズンの庭、果ては知恵の実などとして語られる「法則を歪める権能の結実」である。その目的の下代々あらゆる果樹の育種に挑んできたが、時代を経るにつれなんか農家の方が順調になってしまったためなんとなく家庭内での魔術とその他の重要度が当時と逆転している。魔術師としての才能が高い彼女よりも経営者としての才能が高い弟の方が家督を継いでいるのもそのためで、実家の経営権を引き継がれたのが弟で刻印を受け継がれたのが彼女というなんとも複雑な関係になっているが家族との仲自体は悪くない。
実家の研究は主に植物関係の交配と新種発見に集中しているため、使用する魔術もそれの補助となるものが多い。ビオランテのキャラシをちょこちょこ書き換えてたら、職業が当初の想定から大幅に変わりつつある……。
>>271
おお、ありがとうございます!>>264
ヘスペレス、お互いの素性を知っている上でJ.C.バルベルデと取引先の関係になってそう。マレオ「『その他』だとぉ!?『守護神』枠にいれたまえよー!……え?そういう意味も含めての枠?ならばよし赦す!!」
マスコット枠じゃなくて一安心(?)>>278
アードゥルです(迫真)
おっと…カラボーさん的となると歴戦の戦士感がすごそう…>>264
魔術目的で始めた事業が思いの外順調に運び、結果いつの間にか逆転してしまう
こういう皮肉というか逆転現象めいたもの好きです
しかし究極の実ですか…。アインナッシュの実とか見たらどんな反応するんでしょうよっしゃ完成しました
20分から投下します
多分俺作のキャラの中で一番重いキャラになったと思います行きます
【氏名】砕城 凌牙(さいき りょうが)
【性別】男
【年齢】17歳
【出身】日本
【身長・体重】186cm・80kg
【肌色】肌色【髪色】金髪【瞳色】茶色
【外見・容姿】全身古傷だらけで右目に傷が付いている筋骨隆々の近寄り難い雰囲気の青年。全身に鉄鎖の様な物を付けている。
【令呪の位置】肩
【魔術系統】雷鉄魔術(アイアンライオット)
【魔術属性】火・地
【魔術特性】強化、変化
【魔術回路】質:C 量:A 編成:正常
【起源】力への渇望
【所属】秘海集積船>>282
【魔術・特殊技能・特性など】
『雷鉄魔術(アイアンライオット)』
雷と磁場を応用した魔術。
鉄パイプや鉄鎖等の金属に絶大な雷のマナをブチ込む事でその金属を覆う程かつ目視できる程の巨大な雷の拳を作り出したり鎖や鉄球自体に強力な雷を宿す。そしてそれを磁場やマナを操る事で自在に動かし荒々しく闘う。
自身の質は微妙だが量が多い魔術回路を雑にブチ込む事により、並の人間なら一撃でくたばる程の電圧の一撃を連打しまくれる。
磁力を宿した鎖で行動を封じながらブン殴る等の搦手も使う事ができたり、後述する強力な武器で暴れ回れたりとかなり雑に強い。
だが味方が多い状態だと使いづらい様に思える。彼が単騎での戦闘を好むのはその為だろうか…?
本人曰く「荒事向きの魔術だ」との事。>>283
【礼装・装備など】
『粉砕の拳(デストロイナックル)』
凌牙が手に付けてる巨大な手甲。
これに雷のマナをブチ込む事で自身の拳に雷を宿せる。
自身の腕っ節の強さも相まって破壊力はヤバい。
『破壊の鎖(レイジチェーン)』
彼が常に服に巻き付ける等して携行している鎖。
戦闘においては雷を纏い、拳にしてブン殴ったり敵に巻き付けて引き寄せてブン殴ったりして使う。
『破砕の錨(レッキングアンカー)』
戦闘においてのメインウェポン。普段は小さい鉄球の様に見えるが、雷を受けると巨大な鎖付きの錨に変化する。
この錨はただえげつない重量と火力を持つだけでなく、周囲の雷のマナを誘導する能力を持つ。
これにより他の雷を纏った金属のマナを一気にこいつにブチ込んで大雷電を引き起こす荒業を使える。
『雷鳴の凱歌(ライトニングハウル)』
凌牙の最後の切り札。
彼の魔術回路をフル稼働させ全てブチ込み、自身含め周囲全体に渾身の大放電を起こす。
相手を掴んだりして至近距離でこの技を放つ事により、反動覚悟で敵を確実に仕留める。>>284
【外見・容姿の詳細など】
タンクトップにボロボロのジャケットを着た不良。
右目と頬の傷で威圧感が尋常じゃないが顔立ち自体は男らしいイケメン。
全身に鎖や包帯を巻いていて、如何にもガラ悪い見た目をしている。
【人物像】
秘海集積船3年、調査科に所属する不良。
協調性の低い性格で単独行動を好み、その見た目も相まって近寄る人は少ない。
実際他人と関わる事は少なく、暇な時間は常にランニングや筋トレ、スパーリングに費やしている。
また、未成年なのに酒を密造して飲む、船の甲板上をパルクールしたりSASUKEしたりと若干素行不良な面も目立つ。とはいえカツアゲや恫喝、船の仲間に喧嘩を売る等の他人に迷惑を掛ける事はしていない。ワイルドハント補導歴は8位と不良と言われるにしては低め。>>285
とはいえ意外と話してみるとそこまで悪い奴じゃない。面倒臭がりながらも意外としっかり話は聞いてくれるし、協力しろと言われたら渋々協力したり、喧嘩騒ぎが起きたらすぐに仲裁に入る(ただし肉体言語)等、協調性は意外とある。ただ一匹狼の気が強いだけなのかもしれない。
また、本当に困ってる奴に対してはこっそり助けてやったり、コーラを奢ってやったりする等面倒見の良い部分を見せる。ただし、助けた相手に「俺が助けた事は言うんじゃねえぞ、もし言ったらもう助けねえ」と言う等、妙な点も目立つ。
戦闘等に於いては前線に出るのは俺一人で充分と言い、他人に無理をさせるのをあまり好まない。実際に戦闘、特に対人戦では最前線のアタッカーとしてこれ以上ない戦闘力を持ってはいるが、それでも単独を好みすぎるきらいがあるのが欠点。
そして、己は戦闘に於いて自分の身を顧みず突撃するのに対し、他人が負傷したりしたら感情的になる。少しキツい言葉には、何か裏がある様にも感じられるような気がするが…?>>287
「…ったく、何で俺まで後輩の面倒見なきゃならねんだ…あ?別に文句はねえよ。…先公にやれって言われんならやるさ。…クッソ面倒だがな。」
「…おい。…ビビんな、ただコーラ持ってきただけだ。…疲れてんだろ、いいから飲め。」
「…よっしゃ、漸く喧嘩の時間か。オラ全員掛かってきやがれ。俺一人で潰してやるよ…!!」
「無理して前出て怪我してんじゃねえぞアホ!!正面切って殴り合うのは俺だけでいいっつっただろが!!無理してくたばっちゃ話なんねえだろ、戦術考えろ!!…ったく。だから一人のが楽っつってんだろうが…」
「マレオとはあまり出くわしたくねえ。正直あの常時テンションボーボボみてえな神に絡まれんの面倒なんだよ…それに、何もかも知ってる様な目でこっちを見やがる。…本当に、面倒臭え。」(マレオ)
「…海月の話はあまりすんな。…嫌いって訳じゃねえし、寧ろあの根性は気に入ってるが、アイツを見てると…いや、何でもねえ。忘れろ、いいな?」(一条海月)
「世間知らずが一転して天才、なぁ。全くすげえ、俺みたく何も考えねえ人間とは違うな。…本当に、憧れるな。」(ジャスミン・アドレーヌ)>>288
「正直リュジニャンみてえな奴のが、俺にとっちゃ関わりやすい手合いなんだよ。ああいう変に優しすぎねえ、時に冷徹な人間のが俺としちゃやって行きやすいって話よ。」(クレティアン・ド・リュジニャン)
「おっすポチ公先生。…何すか、俺今日は怒られる様な事やってねっすけど。…もう少し歩み寄ってもいいんじゃないかって?…はっ、何言うかと思えば。…無理っすよ。奴らみてえに清い奴らと、俺みたいなドブネズミが関わったとして…いってぇ!!何噛みついてんだ先生!!」(ポチ先生)
「あれが例の青の調査隊か…まさに深淵を覗く者が深淵に覗かれるって奴か。…運が悪けりゃ、人間ってのはあんな簡単に変わっちまう訳だ。」(イオネル・アヴェローヌ)
「…あ?シオネ、何の用だ?…はあ、部屋を掃除していたら酒密造してたのを見つけました…ハハッ…おいシオネ、この鎖やる。何か作業に使っていい。だからこの事は言うんじゃねえぞ俺は逃げる宜しく頼むぜじゃあなッッッッ!!」(アルシオネシア)
「…オイ、トワっつったか。てめえなぁ…世界ってのはそんな簡単にてめえを嫌う訳じゃねえ。もうちょいてめえ自身に胸張ってみやがれ。…地雷踏むのも嫌だし、これ以上は何も言わねえぞ。…まあ、肩の力抜いてみろって話だ。」(トワ・エリュオスト)>>290
【来歴】
凌牙は魔術と格闘を融合した一家に生まれた。
その家は、最強という根源を目指す為に他の根源に近付こうとする魔術師に襲撃を掛け、闘い、そして勝つ事で根源を目指そうとしていた。
そんな家に凌牙は、遺伝故に多量の魔術回路と強靭な肉体を併せ持って生まれた。
故に彼は、強くなる為に戦わされた。あらゆる格闘技を叩き込まれ、魔術を叩き込まれ、野生の猛獣と格闘し、傷だらけになりながら強くなった。
そして彼は、「こいつなら根源に、未来の魔術界のチャンプに至れる」と目される程に強くなった。
だが彼は、内心ではそれに疑問を持っていた。
そして13歳の時、彼はある魔術師の名家に襲撃を掛ける事を命令され、行く。
そして屋敷に突入した時、そこには誰もいなかった。
妙に思っていた時、屋敷に幽閉されている少女を見つける。
自分はここから出た事が無い、と言っていたその少女を見て、シンパシーを感じた彼はその牢を砕く。
そして帰ろうとした時。
凌牙の一家が、その少女の一家と相討ちとなった事を知る。>>291
凌牙ではなく、家で待機していたその一族に狙いを定め一家を凌牙以外全員殺したという。
どうすればいいか分からなくなった凌牙は、少女を連れ、二人で街を放浪する道を辿る事となった。
少年の世話をしながら、彼は襲い来る敵を全て斃した。
チンピラや警官を数多く半殺しにした。彼には、もうそうするしか方法が思いつかなかったからら。その様にして、彼は必死に逃げていた。
そしてあるヨーロッパの田舎の港町にて、凌牙は孤児院を見つける。
少なくともこいつだけは助けられる。そう思い、行動を開始しようとした時。
彼の両親が屠った魔術師一家の残党が、大人数で襲い掛かってきた。
必死に闘い、逃げ、潰し、傷付き、戦いながら彼は少女を連れて走った。
そして、ある崖に来た時、完全に追い詰められていた事に気付く。
最早闘おうにも、体力が残されていなかった。
せめてこいつだけは守り切らなければ。そう思った時。>>292
「凌牙兄ちゃん、今すぐ逃げて。」
その少女は、凌牙を庇おうと、俺を崖下に落とし、敵に向かっていった。
一瞬、何が起きたのか分からなかった。
そいつは、最後に俺に笑った。
聞こえたのは打撃音だけ。
何もできずに、凌牙は叫びながら逃げ出した。だが、もう海に落ちる。最後の力を振り絞り、やけくそに雷の鎖を投げた。
そして気を失い、気が付いたら彼は集積船にいた。
曰く、停泊中だった船の窓に鎖と共に彼が繋がれていた様で、救助されたらしい。
そして、魔術的に見込みがあると言われ、彼は学園に入る事となった。
…しかし彼は内心、根源とか、最早どうでも良かった。
俺にはもう先はない。ならこの先の道を、或いは…死に場所を探そう。そう、罪の鎖に縛られた男は思ったのだ。>>293
【性格】
不良っぽく、誰も寄せ付けない様に振る舞ってるのは外面だけで、本当はとても情に厚く、仲間を放っておけない男。
凌牙は誰とも関わりたくない様に見えるが、本当は、誰よりも人の事を観察している男である。
ただ多少グレたのは事実で、酒を密造したりしてんのはフリでもなく単純に興味があっただけ。
本当は関わりたくない訳ではない、むしろ関わりたいとは思っているが、俺の様なドス黒く汚れて、幾多もの人を半殺しにした罪人が、あんな輝いてる人達と関わってはいけないと思っている。
だからできる限り距離を取る。とはいえ、元々人は良い為に近付かれたら断れない。
船の人間は皆「俺とは違って」善良な奴だと思っている為、皆仲間の様に思っている。しかし、それ故に自分が深く関わってはいけないと思っている。>>294
俺は傷付いて当然の男だと思っている為、戦闘、特に対人に於いてはダメージを受けやすい最前線で暴れる。自分がどれだけダメージを受けようが、傷付こうが顧みず突っ込む。前線で殴り合うのは俺一人で充分だと言うのは、自分の力への信頼ではなく、仲間が傷付いたり死.ぬ事への恐怖から来ている。自分が死.ぬ事に関しては死.んで当然の人間だと思ってるので気にしない。
指名手配とかされてるだろうし船の外には自分の居場所は無いと分かっているが、それは自業自得だと認めている。
一部の人間には、彼が本当は一匹狼のヤンキーでない事を見抜かれている。
…雷の鎖を使い、己を傷つけながら戦う男は、奇しくも罪と自己嫌悪という幾重にも絡まった鎖に縛られているのだ。
…もしかしたら、船の仲間であれば、その鎖を壊せるかもしれない。>>295
【行動規範・行動方針】
一匹狼で、人を寄せ付けない様に見えるが本質は善人である為困ってる奴には手を貸す。とはいえ自分は罪人という諦観から深く関わろうとはしない。
…誰かが彼の内面を知り、その上で彼を受け入れてくれるのならば、もしかしたら話は変わるかもしれない。
【役どころ・コンセプトなど】
船の現在の男キャラの中で一番攻略難易度高そうに見えて実は一番低いかもしれない男。
船をジャスミン辺り主人公で仲間増えてくRPGに例えるなら多分序盤と中盤の間位で闇が解かれて仲間になるキャラ。海月ちゃんとかマレオくんとかジャスミンちゃんとかポチ先生辺りならこいつの心救えそうやなと言いましたが色々アレでした、すみません
早い段階で救えそうなのって話で船の仲間の事は全員内心では信用してる(とはいえ自己否定で距離を置いてる)のでその距離を詰めれば多分船の仲間には基本的には心完全に開くと思います
重い設定の割に心の闇壊す難易度は比較的低め(作者的に言うと救ってほしい)です
>>298
かっこいい苗字にしようと思ったら何かあからさまな感じになりました…でもかっこいいからこのまま行きました!
マレオくんにはガンガンウザ絡みして貰って皆の前で本当の自分をチラ見せして馴染んでいってほしい…リストにある分を暫定的にまとめました 今後、追記・修正される可能性があります
【アルシオネシアたちの各乗船者へのコメント】
「我々内の皆様に関するコメントから幾つかピックアップ致しました」
イオネル・アヴェローヌ…「ストイックな方です」「青いです。立地上『青』をテーマカラーに掲げる船員は少なくないですが、その中でも特に」「先のオルカ隊のインシデントから多少、変わってしまわれました」「魅入られた目をしています」「かの深き水底で、何に行き逢ったのでしょうね」
一条海月…「面倒見の良い方です」「クラゲ……?クラゲですか?」「メロちゃん様はぷにぷにです」「我々は見ています。裁縫は得意です。何時でも御用命と図案をいただければ」「ぶにゅう。いえ、何でもありません」
ジャスミン・アドレーヌ…「我々とは人形性を異にする方ですが、良い方です」「あなた様ならばより効率的な発破も可能でしょうに」「お褒めいただき恐縮です」「あのネクロマリオニストを尊敬するのは推奨しません」
トワ・エリュオスト…「各機の愛称を逐一記憶してくださる、まめな方です」「我々、実の所どの機が何番でも拘りはないのですが……」「不安定な方です。それは言わずにおきましょう」「別の機の愛称を呼ばれた際には訂正すべきでしょうか?肯定すべきでしょうか?」
ポチ先生…「穏やかで物静かな方です」「ふわふわです」「尾が丸いです」「知的な柴犬です」「かすかに、ほんのかすかに、屍の気配がします」「A-000Pへ提言、おそらく気のせい」
マレオ…「当船の守護神で御座します。まさしく海の如き方です」「──行きましょう。スピードの向こう側へ」「A-086Mへ警告、台車はキックボードではない」「自爆許可申請、事由:マレオ様より余興をリクエスト。自爆するしかないのでは」「却下。代案『組体操』を提示」
クレティアン・ド・リュジニャン…「表の奇矯さに反して、根底は真摯な方とお見受けします」「食器の扱い等にお育ちが表れていますね」「幸運な方です。ガレット・デ・ロワの当たりをよく引き当てられます」「それはそれとして我々の制服に興味があるのでしょうか?」>>301
マレオ「(私は披露された組体操に興奮・対抗して水芸で居住区の数割を水浸しにしました、という看板を持って廊下に立たされている)」『船』の乗船者、もう1人か2人良い意味で話の火種や引っ掻き回しになりそうなキャラ考えようかしら……
>>304 ザっと考えたキャラですが無論没になったらそれはそれで……
男性、調査隊所属
表の顔:寛容さも厳しさも持った頼れる兄貴分
裏の顔:忠実な私兵団を抱え、ひたすら探査と戦闘を続ける魔術師(クエストモンガー)。
「大丈夫。何も得られなかったという経験も時には大切だ。そんなに自分を責めるなよ、少年。」
「指命(オーダー)はただ一つ、『此処で命を使い潰せ』───さあ諸君、調査と往こう。」
※イメージ的にはブラック・ラグーンのバラライカ(と遊撃隊)
女性、通信室/ドルフィン・ニュース所属
表の顔:『船』内のあらゆる情報に一喜一憂し、いち早く皆に伝え拡める記者兼リポーター兼インタビュアー。
裏の顔:『船』内の均衡のため、時に危険な情報を横流したり扇動したりする。
「( ☆∀☆)キャー!!皆さん見てください、この限定フワトロオムライス!早速いただいてみましょう!」
「……さて。では、この機密情報を三勢力へばら撒きましょうか。」
※イメージ的にはロードス島戦記の灰色の魔女(カーラ)ちょっと待ってね!
【氏名】ロイド・クラーク
【性別】男性
【年齢】25歳
【出身】イギリス
【身長・体重】183cm・78kg
【外見・容姿】茶髪で緑色の瞳の爽やかな雰囲気の青年
【令呪の位置】右手
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】宝石魔術
【魔術属性】地
【魔術特性】転換
【魔術回路】質:D +量:D +編成:変質
【起源】奮起
【所属】『秘海集積船』・ワイルドハント騎士団【魔術・特殊技能・特性など】
・宝石魔術
宝石に魔力を込めて行う魔術。
ロイドの宝石魔術は家である程度教わっていたものに『船』での知識と経験を組み合わせた我流の宝石魔術。
【礼装・装備など】
『双頭槍』
片方が金属、片方がトパーズ製の刃が付いた双頭槍。通常の双頭槍とは違いそれぞれの刃の特性を使い分ける為の構造であり回転による攻撃には向かない。
金属製の刃には硬化のルーンが刻まれており非常に頑丈。宝石製の刃には魔力が溜め込まれており槍としてよりも魔術を使うための杖のような使い方をする。
【外見・容姿の詳細など】
もさもさした癖毛をヘアワックスで撫で付けたような髪型。童顔で未成年にも見える。
堅苦しい格好が性にあわず動きやすいシャツの上に申し訳程度に肩にかけるやつ(名前分からぬ)をかけている。
【人物像】
ワイルドハント騎士団に所属する魔術使い。正義感が強く仲間思いで気遣いが出来る好青年を絵に書いたような男。左利き。
カーバンクルのアルマを連れている。
戦闘になると双頭槍の金属刃と宝石刃で物理と魔術をスタイルチェンジしながら戦う。底無しのスタミナをしていて勝てない相手や傷付けてはいけない相手には相手の体力が尽きるまで千日手で粘り勝ちする方法をとる。【来歴】
生まれはヨーロッパの中堅魔術師の家系。先祖はかの魔道元帥キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグの弟子。評価は「下から三番目くらいに芽のない教え子」で表の職業である宝石商をやっていた方が実りがあると言われていた。
そんな家系の次男坊として生まれたロイド・クラークは魔術師として家を継ぐ訳でもなく他家との政略結婚のためでもなくただ息子として可愛がられる存在だった。
当時のロイドは大人しく人見知りする引っ込み思案な性格で時折教わる魔術についても血生臭くて嫌だなぁと思っていた。
ある日、両親が珍しいものを手に入れたとはしゃいでいるのを聞き、工房を覗き見た。礼装に加工するか好事家に売るかなどと楽しげに話している両親の視線の先には檻の中で震えている小動物が居て────
助けなきゃ。そう決心したロイドはその夜誰もいない工房に忍び込み小動物、カーバンクルを檻から解き放ち家を出る。
その後たどり着いた港で目に付いた船に密航するが偶然にもその船は半年に一度補給の為に港へ立ち寄る『秘海集積船』への連絡船だった。
そしてなんやかんやあり学園に放り込まれ卒業後、調査隊に所属────と見せかけてワイルドハント騎士団に引き抜かれることになる。
ちなみに家族はロイドがカーバンクルを持ち逃げしたことに関して「まさかそんな大それた事をする気概があるとは!」「カーバンクルは惜しいが、選別だ。持っていきなさい」であり後に『船』にロイドが居ると聞き付けた際に連絡を取り和解している。そういうところだぞクラーク。【アルマ】
ロイドのペット。額に赤い宝石が付いたリスのようなキツネのような小動物の姿をした薄緑色のカーバンクルで鉄礬柘榴石(アルマンディン)から取ってアルマと名付けた。キュウキュウと鳴く。
出会いは来歴の通りで助けられて以来ロイドに懐いておりよく肩に乗ったり腕に纏わり着いたりしている。戦闘時は基本的にロイドが安全な所に隠れさせるが幻想種らしくそこそこ強い。
こう見えて肉食で『船』の近くを飛んでいた海鳥を捕食している場面が目撃されている。
イメージカラー:白、茶色
特技:ナイフで鉛筆を削る
好きなもの:仕事終わりの酒、散歩
苦手なもの:師匠の扱き、魚の生食
天敵:師匠
願い:特に無し
【一人称】俺 【二人称】君、お前、名前呼び台詞例
「俺はロイド。ロイド・クラーク。ワイルドハント騎士団の一員だ」
「どうした、迷子か?ほら、送ってあげるから着いて来なさい」
「好きなもの…散歩かな。パトロールも兼ねて船内をぶらぶら歩くのは結構楽しいよ」
「苦手なもの?師匠の特訓は苦手だよ。槍でも魔術でも勝てやしない」
「“勝つ戦い”よりも“負けない戦い”の方が大事なんだ」
「 ま た お 前 か !今度は何やらかしたんだお前ーっ!」(マレオ)
「はいはいストップストップ!いいかい?どんな理由があっても暴力に訴えるのはいけないんだ」(トワ・エリュオスト)
「おおっととととと!アルマステイ、ステイ!ゴメン海月ちゃん、メロちゃん連れて離れ…そっちもかー!」(一条海月)
「本当に高貴な生まれなのか?いや、疑ってる訳じゃなんだけど…イメージ出来ないなぁ」(クレティアン・ド・リュジニャン)
「いやぁいい汗かいた。ジャスミンちゃんのオートマタは訓練相手にピッタリだね、ありがとう」(ジャスミン・アドレーヌ)
「すいませんポチ先生、ちょっとアルマのこと見ておいてください。今から俺修羅場(師匠がいる訓練場)行ってくるんで」(ポチ先生)
「ああイオネル、君もお昼か。ここ(右隣)空いてるぞ」(イオネル・アヴェローヌ)
「いつも巡回任務ご苦労さま。今日も何事もなく終わって何よりだな」(アルシオネシア)
「分かってる。お前は、本当はとても情に厚い奴なんだ」(砕城凌牙)「なんだか年々頑丈になっていってる気がするんだよなぁ────」
実はアルマはただのカーバンクルに非ず、その正体は竜種の幼体である。
地下深くの鉱脈で眠りについていた古い幻想種の卵が偶然現代で孵り、地上に顔を出したもの。
生まれたばかりの幼体は(比較的)弱く、宝石商をしている魔術師に捕らえられた。そしてその魔術師の子供に助けられて以来行動を共にするようになる。
ロイドの身体の変化はアルマが夜な夜なこっそりロイドに自らの血を飲ませているからであり、ロイドの肉体は徐々に生物として上の位階へ引き上げられていっている。その影響で魔術回路も変質し、魔力の質や量は変わらないが魔力の回復速度が段違い。これが底無しのスタミナの正体である。
大量の魔力があれば強引に大型の獣竜の姿に変身(強制再臨)し人を乗せて飛行出来るようになる。
宝石竜アルマンディン。それが1000年後にアルマが至る竜の真名である。
イメージ画像。画像メーカーの『動物使い』をお借りしました。アルマはいい感じの画像が見つからないのす。>>317
基本は「騎士とお供」ですよ。ロイドが危機だったり条件が揃ったりすると一時的に「竜騎士と竜」になります。基本的には内心気に入った奴であろうと関わりませんがそいつが裏で理不尽な陰口言われてたりいじめられてたり孤立してたら影から助けてやるみたいな奴です
>>305
なるほどアザス!!
>>307
そうですね、過去という鎖に縛られてる鎖使いなんす。
ジャスミンちゃんの事は真っ当な優等生だしいい奴とは思ってますがあの楽しそうな輪の中に俺が入る余地はないよなと思いながら見てます
あと対ジャスミンはちょっと台詞修正します、すいません
「一度心がぶっ壊れてから再起したお嬢様…か。それに天才ときた。本当にえげつねえスペック持ってんな。…俺みたく、喧嘩しかねえアホとは違うな。」
>>308
ポチ先生なら更生させてくれそう(小並感)
物理的にも魔術的にも最強を目指す家だったので魔術師にカチコミかけてボコしまくるっていうやべー奴らだった訳です
んで凌牙も言われて何人か倒した訳だから余計に罪の意識が増えてる訳っす
>>316
爽やかな騎士系イケメン…完全に性癖っす!!
そしてカーバンクルの正体もかっけえしコイツも主人公できそうですね!イオネルがもしも聖杯戦争でサーヴァントを召喚したら...という体で書いた召喚SSを投げたい。
投下します。
深青の光に照らされた地下室に、男が一人佇んでいる。
足元には魔法陣。青い魔力を纏繞させたアクアマリンを砕いて作った、ディープブルーの絵の具で描かれている。
「...聖杯戦争に参加する気は無かったが、仕方があるまい」
思考を集中させる。
脳髄の奥の奥、その最奥の神経が千切れ、青い血液が滲み出して来る。
滲み出た『青』は瞬く間に脳内を埋め尽くし、じわりと頭蓋骨を擦り抜けて外界へと滲み出る。
...あまりにも独特なイメージにより魔術回路が開き、詠唱が始まる。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。源には青と深淵の帷」
青い魔法陣がより青く灯り、狂おしき光輝を帯びる。
「降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
目を焼くような青い煌めきを見据え、詠唱は続けられる。>>324
「閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する」
全身から、脳髄から魔力を吸い取られる感覚、急速な魔力生成による痛み。
それを意ともせず、ただ青色を狂気じみた瞳で凝視しながら、的確に詠唱を紡ぐ。
「――――告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
狂気じみた探究心、異常な魔力属性、深淵事象を認識せし脳髄、これらが触媒として機能するのであれば...
「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、 我は常世総ての悪を敷く者。汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――」
虚空より来たる、異端なる英霊が降臨しても、何ら不思議ではない。>>325
部屋に青き光と衝撃が吹き荒れた後、異様な雰囲気の中立つ者が二人。
己が召喚したモノを見据える男。そしてその瞳を見返す、白いワンピースを着た少女。
一見、平凡な風貌。しかし、注視すればその異様さに気付かされる。
───白く瑞々しいが、生気を感じさせない、否"生気の無い死者の肌"
───溺死体の様にずぶ濡れの、淡い水色の髪。
───潤っている様な、濁っている様な、胡乱な水色の瞳。
生きた死体が如き、少女。
「...あなたが、ぼくを召喚したマスター?」
「あぁ、そうだ。取り敢えず、クラスと真名を聞かせて貰おう」
「クラスはフォーリナーだよー。真名はー...わかんない。忘れちゃった。えへへ...」
「は?」
自分の真名を知らないと言う意味不明な物言いに絶句するイオネルに、少女はぺたぺたと湿った足音を立たせながら近づく。
そして>>326
「ねぇ...キスしていい?」
そう言うや否や、返答を待たずに顔を近づけ、柔らかな唇を重ねようとする。
しかし、得体の知れないサーヴァントを警戒していたイオネルは既の所で仰け反って回避する。
「!?何をしている!!」
「キス」
「違う、そうじゃない。巫山戯るな、真名がわからないとはどういう事だ!!素性を言え素性を!!」
怒鳴られてシュン...としてしまった少女は弱々しげに話し出す。
「うぅ、そんなに怒鳴らなくても...名前は知らないに知られてないけど顔は有名だよ、ほらほらよーく見て?」
そう言いながらずいと顔を近づけて来る。
その顔を怪訝な目で観察するイオネル。
そして思い出す、"その顔に見覚えがある事を">>327
「あぁ...なる程、思い出した。お前の死に顔はよく、知っている」
「やっぱり知ってた!ねぇねぇ、"ぼくの顔"とキスしてドキドキした?ねぇねぇ!」
「あれはキスではないし、私に死体性愛(ネクロフィリア)の気はない。気味が悪くて悪趣味だと思っただけだ...あんなもの壁に飾る奴の気が知れん。聞きたい事はまだ山ほどあるが...上の拠点で聞く」
「上に行ってきますのキスは?」
「...そんなものはない。黙って上に行け」
無愛想な物言いに少女は「はーい」と気の抜けた返事を返しながら階段を登って行く。
...此処に、招かれざる者たちによる異端なる主従が成立した。
フォーリナーのマスター:契約完了
"接吻"のフォーリナー:現界完了>>320
私は逆に短髪キャラを作れないのでそういうのは人それぞれの個性でいいと思いますよ。
>>321
私的にこの経歴だと魔術師嫌いになりそうだなぁって思ってたのですがやっぱり片棒を担いでいたのが影響してるのかな?それでも汚れ役は自分一人でいいは行き過ぎじゃないかと思うのでやっぱり誰かに照らして欲しいですね。
その点ジャスミンは根気強く自分は船に来た時魔術以外何も出来なかった、それが他のことも出来るようになれた、下ばかり向いてたら何も変わらないと言い続けると思います。
>>329
>>源には青と深淵の帷
ぃやっふぅ!召喚シーンはここのアレンジで決まると言っても過言ではありません(過言)
そして接吻のフォーリナー、一体何者なんでしょう。ワクワクが止まりません。
>>330
ひゅいっ!?(「これやん……なんでこんなのがスっと出てくるの……」の意)>>331
良かったっす…
ただよく考えたら今の所俺の男性マスター全員短めの髪なんすよ…
そういうのが好きって性癖もあるんですがまあバリエーションは増やしたいなと思ってます
確かに魔術師って物はあまり好きでは無いかもしれませんが仰る通り凌牙は俺も片棒を担いでたし人の事は言えねえと思ってます
とはいえ今の所多分凌牙程他の奴らボコして生きてきた奴らはそこまでいなさそうですしやっぱり自分は輪に入るにゃ相応しくないと思ってます
だから仲間を殺そうとする魔術師とか現れたら「俺一人で充分だ(お前らがこんな奴ら相手に手を汚す必要は無い、イカれた野郎の相手は同じくイカれてる俺だけでいいから俺にやらせてくれ)」みたいな感じで真っ先に戦おうとする訳です
そしてジャスミンちゃんはやっぱりいい子っすね…個人的にもし話作るとしたら凌牙の闇解くのは海月ちゃんかなと思ってましたがジャスミンちゃんも照らしてくれそう…
良ければ今後船でストーリー作る時使ってやってください
>>330
前から思ってたが島編さんめっちゃ博識では…?(尊敬)
>>329
やっぱり真名隠し状態でのSS投下はワクワクしますなぁ
そして真名は分からんけど絶対可愛いのだけは分かる
楽しみっすキャラの名前が思い浮かばない…無骨な男の名前ってどんな風にすりゃあええんや…
>>297
おぉう…なんて業の深い…強さを求めるっていうのは、いつの世も途方もなく、罪深いものですね…
彼の心の底の苦しみを、明かせる人が現れて欲しい…
トワ「…そう言ってくださるなんて、嬉しいです…!ね、ねぇ、もう一回、言っていただけませんか?録音して…辛い時、聞きたいです…」
>>316
格好いいお兄さんだ!「なんだか年々頑丈になっていってる気がするんだよなぁ────」ってアルマくんのことかと思ったらロイドさん自身のことでしたのね!?それは親御さんとんでもないもの見つけてしまいましたね…この時代に竜の幼体って…
トワ「う…だ、だって、僕、嫌われちゃって…嫌われたんです、僕。悲しいんです…どうしたら良いんですか…?なら…」
>>329
接吻のフォーリナーって、あの、その、-@hxf@r;w@s4tx;weqldjr…?
実直なマスターと天真爛漫なサーヴァント、フォーリナーなのもあって不穏みが強めですが良い凸凹コンビになりそうですね
「ぼくとキスしたいの?いいよっ!」
【元ネタ】史実
【CLASS】フォーリナー
【真名】無銘:セーヌ川の身元不明少女
【異名・別名・表記揺れ】l'Inconnue de la Seine
【性別】女性
【身長・体重】155cm・44kg
【肌色】生気のない白【髪色】淡い水色【瞳色】水色
【スリーサイズ】81/55/83
【外見・容姿】屍の様だが瑞々しく、溌剌だが生気が感じられない様な、胡乱な美少女→触手や蟹の甲羅や爪だけで身体を隠した暗い水色の肌をした陰鬱な少女。脚には鱗が生えており、人魚に変化する事も可能。
【地域】フランス・セーヌ川
【年代】1880年代後半
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・魔性・領域外の生命・人類の脅威・死者・自殺者
【ステータス】筋力:C 耐久:E 敏捷:A 魔力:B 幸運:E 宝具:A>>341
【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
外なる宇宙、虚空からの降臨者。
邪神に魅入られ、権能の片鱗を身に宿して揮うもの。
神性:B+
外宇宙に潜む高次生命の“骸”となり、強い神性を帯びる。
計り知れぬ驚異。その代償は鎮痛への依存。
『ロリータ』の作者であるウラジーミル・ナボコフにより零落した豊穣神であるルサルカと紐付けられた事により、神性が微かに流入し、僅かにランクが上がっている。
狂気:C-
マニア&ディプレッション。
不安と恐怖。調和と摂理からの逸脱。記憶欠落による自我同一性の拡散。生存本能の否定。深淵事象による脳神経の麻痺。周囲精神の世界観にまで影響を及ぼす異質な思考。
単独行動:A
マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。
依り代や要石、魔力供給がない事による、現世に留まれない「世界からの強制力」を緩和させるスキル。
無垢なる少女は繊細な蝶の様に爽やかに、羽ばたいて行く。
その先にある炎に羽を焦がされる事も知らずに。>>342
【保有スキル】
死に捧げられし身:A++
サーヴァントとしての本質が自身の死を前提として成り立つものであるため、「生ける屍」に近い肉体で現界している。
「自身の死を含めた一連の出来事の逸話を存在の核としているために、既に死ん.でいなければ矛盾する」というスキル。強いて言うなら「戦闘続行」のオーバー版。
「致命傷」という概念が存在せず、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。ただし不死身ではない。
Aランクとなるとほぼ完全に「死者」「死体」そのものの英霊であることを意味する。
このランクになるとその性質は「無辜の怪物」に近い。
更に深淵の邪神による干渉により霊基の流体化と快楽を除いた痛覚の鈍化が為されており、一撃で霊基を消し飛ばす攻撃でも無ければ撃退は難しい。
キス魔:EX
息をするかの様にキスをする、挨拶がわりにキスをする、お茶の間が凍り付くのを通り越して放送禁止なレベル。
粘膜接触による魔力供給効率が大幅に引き上げられ、魅了効果も発生する。
このランクともなれば粘膜接触による強制的な生命力(吸収エナジードレイン)と何ら変わりがない。
魔酔の躯:A
アピアランス・ナインティーンオーバー&アビスイロージョン。
死して尚、否、死してこそ引き立ち完成した見る者の心を乱す少女の美貌と、快楽と血肉を好む『芒洋の大母』の生態機能が複合した異形のスキル。
穢れなき瑞々しい肢体と見る者の心を乱すあどけない微笑による魅了、海月の様な、蛸にも似た、甲殻類の要素も内包した異形の触手の召喚、接触者に加護として付与される快楽認識と感覚の改竄。
認識を改竄された者は悍ましき触手の人撫でで絶頂に到り、甘き口付けと抱擁で脳機能を焼く程の快楽を得る様になり、人類の認識限界外の悦楽に溺れ死ぬだろう。>>343
【宝具】
「いあ、いあ、芒洋の大母、淫楽に耽る海魔の淵源よ。黒き湾、濁り水の底より顕れ触れたもう。深淵の息、我が接吻、我が死を捧げ贄とせん」
『少女の骸に、終の接吻を(レコヌュ・ドゥ・ラ・セーヌ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:レンジ内全域
しょうじょのむくろに、ついのせっぷんを。
フォーリナーの最期にして始まり、セーヌ川への入水の再現を行う宝具が『芒洋の大母』の改造により変質したもの。
フォーリナーが足元に出現したセーヌ川の水流に身を投げると同時に、レンジ内の全員を異界へと変貌したセーヌ川の水底へと引き摺り込む。
麗しい河川と深淵の海洋が混ざり合う混沌の汽水域。
この汽水には『芒洋の大母』に由来されるあらゆる海洋生物のエッセンスが配合されており、膨大な量の水を自己の延長として揮い、夥しい数の海洋生物を使い魔として作成し襲わせ、自身の霊基を瞬間的に巨大化させ領域もろとも敵を粉砕し、魔酔の躯の適応範囲を水中内全域に広げ、敵対者の全身を愛撫し蕩ける様な接吻で脳機能を焼き尽くす。>>344
【解説】
1880年代の終わり頃にセーヌ川から引き上げられた少女の溺死体。
遺体には暴行の跡が無かった事から自殺と考えられており、そのあまりにも美しく、幸せそうな死に顔は死体安置所の病理学者を魅了し、型工を呼んで石膏でデスマスクを取らせたという。
河川から引き上げられた溺死体は通常、これほど明瞭な容貌を保っている事はまれであり、また、肌の引き締まり具合から、少女の年齢は16歳を越えることはないと推定されている。
その可憐な微笑と謎めいた死は人々を魅了し、デスマスクは数多くの複製品が作成された他、複数の文学作品でも言及され、心肺蘇生法の訓練用マネキンの顔にも採用された。
数多くの心肺蘇生法の講習会で使われた彼女の顔は「史上もっともキスされた顔」と言われている。
†
『芒洋の大母』と称される深淵の邪神に取り憑かれた降臨者。
美しい女性の信者を集め性儀式を行わせ、生物の性的快楽を糧とする、あらゆる海洋生物を孕みし雌雄同体の神格は自らの命を投げ捨て、水底に沈んだ少女に目を付け、あらゆる苦痛を鈍化させる程の快楽と引き換えにその霊基を侵蝕し自らの手駒とした。
...或いは、生前の安らかすぎる死に顔も、彼女の美しさを損なう事を嫌った邪神による干渉だったのだろうか。【人物・性格】
そこ抜けに明るい少女。もはや躁病に等しい。
とにかくボディタッチが激しく初対面でも爆速で距離を詰めてきて隙あらばキスしてくる。
キスを止めようとして来た者にも構わずキスしてくる。
下手をすれば地獄絵図を作りかねず、最悪の場合狂気を振り撒く可能性すらある天然朗らか快活美少女サークルクラッシャー。
†
「苦しい、悲しい、痛い、わからない...」
「おねがい、どうか、ぼくを、狂わせて...」
陰鬱な少女。思春期の柔らかな心を傷付けられ、セーヌ川に身を投げた自殺者。
命を棄てる決意をするという狂気に侵された、とも言い換えれる。
更にサーヴァントとして限界した彼女は"人類史に刻まれなかった自身の生前の記憶"を持ち合わせていない。
自殺者として、現実への反発心や恐怖心はあるが、肝心の"自殺の動機"がすっぽりと抜け落ちてしまっているのである。
理由も分からぬ焦燥感と精神的苦痛、自己否定感、確立した自己を持たぬ不安、後世に付与された無辜の怪物に深淵の邪神による狂気しか、彼女は持ち合わせていない。
生前どのような人間であったのか、名前はなんであったのか、どのような環境で育ったのか、どのような家族がいたのか...何故自殺したのか?自らの支えとなる記憶の全てを欠いており、万が一邪神に付与された快楽と鎮痛が抜けてしまえば、容易く狂気に堕ち、最悪の場合自傷行為に走り、自分の精神を贄として霊基を『芒洋の大母』へと変じさせ、人理を快楽と暴威により永眠させかねない。
...このアンバランスな精神性は邪神による調整と思わしい。
彼女のマスターは最後の一線を超えない様に、彼女の心に寄り添うことが求められる。>>297
うーむ何ともハードボイルドな人生
親の因果が子に報うと言いますか、悪い意味で脳筋な家系に生まれてしまった事の悲劇と言いますか…
>>316
>「まさかそんな大それた事をする気概があるとは!」「カーバンクルは惜しいが、選別だ。持っていきなさい」
大らかというか太っ腹なご両親というべきか
幻想種ってだけでも特別なのにその上竜種が現代に生き残っていようとは
アルマ的にはロイドの事をどう思っているんでしょう。自分の血を飲ませてる辺り、相当な入れ込み具合が伺えますが…
>>329 >>347
接吻のフォーリナーとはハイセンスな、と思ってたら後述の設定に驚かされました
英霊というか、むしろ悪霊とか呼び出してはいけない系の側に近そうな所が何ともスリルに溢れてて面白いです>>337
私待〜つ〜わ(以下略)
>>338
『海外で話題の〇〇する動画は本当か嘘か』みたいな動画も上げて「嘘やんけ」ってして神秘の秘匿してますアピールするならあるいは。
>>339
どの国の方ですか?
両親の認識ではカーバンクルは宝石が埋まった小動物であって竜種とか夢にも思ってなかったという。
>>347
キスと人工呼吸を同じとするか否か。意見が別れるところですがこの場合はその方が面白いのでキスでいいと思います!
シュブシュブしてきた………ってまた邪神が邪神クラフトしてるよー!!
>>348
当時は魔術師を継がせる気は無いけど自衛も兼ねて一応教えてる程度だった次男が魔術的価値のあるカーバンクルを持ち逃げする=それだけ魔術師になりたかったんだな!と嬉しくなってます。
ただ宝石魔術を扱う家系としてカーバンクルの利用価値は計り知れないのに売りに出す選択肢が出るあたりやっぱり魔術師向いてないよクラーク家。>>348
アルマについて抜けてたので追加
アルマ「キュウキュウ、キュキュウ」(特別意訳「ロイドにはあと1000年は生きて欲しいな」)>>347
僕鯖で見たインパクト抜群ガールだ……!>>349
闇サイトとかダークウェブで放送されるスナッフフィルムに偽装された死霊魔術の実験!うーん駄目そう。クトゥルフ神話詳しく無いので接吻フォーリナーへはアサシン的な運用をしつつ道連れ宝具もある感じ……?って性能面での感想が強い人です。
あとはメンタル不安定なんでソコ解決の流れでヒロインも出来そうかも、って気持ち。
だったのでうちのこが魔術回路開く際のイメージで攻めようとしたけど割と詰まる。案外浮かばないモノですね。ちょっと気になったのですが、このスレのハーデースにとってザグレウスってどういう人物なのでしょう?ゼウスとペルセポネの息子以外にハデスの息子という場合もあるらしいですが。
>>355
オルフェウス教みたいな異説系の内容まで細かく事実として拾うと収拾がつかなくなるのでそもそも存在の逸話自体採用してない
このスレ参加者の中でオルフェウス教の話利用して自作鯖の性能盛ってる人はいるけど少なくとも私はヘッドカノンにしてない
言及されると(逸話が採用されなかったせいで)自分に子供とかいないことを意識してしまうのでとてもとてもかなしい
存在しないので父親がどっちという話もないし、そもそもハ様はペルセポネーがそっちにかかりきりになって自分がほっとかれてる感じさえしなければアドニスも許容してた懐の深さあるいは職務以外における大雑把さを持っているので実のところどちらでもよい
ブラザーを沢越止扱いされるのが嫌だから「どっちの説がより真実に近い?」って聞かれたら自分が父親な方だって言うと思うけど
実は私の未作成鯖ストックにいるがそれは存在しない記憶の擬神化なので引き合わせるとお互い存在しない記憶すぎてとてもかなしいことになる>>357
別に作りたいんなら作ればいいと思うで
私個人がスダピグラファやアポクリファを「伝承基準のカスタム」って設定の存在に入れたくなかっただけで他人が含めることまでは規制してないし
第一なんなら私が作るぐらいだし第一ザグレウスを作りたいなら多分競合相手はうち作ハ様じゃなくて明確に生まれ変わりの逸話採用して自己に取り込んでるここのえさん作ディオニュソスだと思いますぜ旦那ァ
ビオランテのキャラシの一部を加筆修正したんで、チョイとその箇所を投下しておく。
【人物像】
イメージカラー:ダークグリーン
特技:悪者退治、射撃、植物毒を用いたトラップ、植物全般の成長速度を爆発的に上げる、日本語の読み書きと会話
好きなもの:家族と友達、古風なファッション、日本の創作物(主にアニメ、特撮、漫画)、日本食(作るのも食べるのも)、食べること全般
嫌いなもの:家族と友達に危害を加える悪人(それ以外の悪人も該当)
天敵:実姉
願い:見つからなくて悩んでいる
【解説】
スペインで企業グループ『J.C.バルベルデ』を経営している、『模造と上書きと改修』という詳細不明ながら余りにも奇怪な特性と強運を有する、魔術使いの家系であるバルベルデ家出身で現当主の次女。
一族の者はこの特性を最大限利用して全員が初代から続く魔術刻印・魔術回路を有しつつも、当然ながら代々総出で詳細を魔術による制約を用いてまで隠し通してきた。
なお、『コピー&ペーストwithカスタマイズ』という名称はビオランテが『模造と上書きと改修』を対外的にそう呼称しているだけであり、曰く「コピー&ペーストなんて言葉が誕生しなかったら本来の名称を使っていた」との事。
バルベルデ家は魔術特性の都合から一般社会での成功・家族愛・趣味を最優先としており、農場及びキャンプ場や宿泊施設(古城ホテルや古風な外装・内装のホテルなど)、農産物の栽培・直売や加工食品の製造販売と自社輸出、キャンピングカーの販売代理店・古い自動車の強化改造も兼ねた修理工場、民間軍事会社など幅広くも堅実に稼いでいる。
「人でなしとなってはならぬ。神代にのみ眼を向けることしかしない者はなおの事」という家訓(いつごろ成立したのかは不明だが分かる人が見聞きすれば典型的な魔術師、特に彷徨海への揶揄なのは明白)からバルベルデ家は情操教育が代々しっかりしている一族なので、総じて温和で礼儀正しいお人よしだが、外敵への反撃は極めて苛烈。>>360
魔術の行使も仕事でする程度に過ぎず、職種によっては身体強化しか使わない者もいるほど。
ビオランテはそんなのん気を極めた一族の元で健やかに育ち、趣味が高じて日本留学を夢見て、両親及び姉と話し合った末にその切符を掴む。
しかし、海外の友人であるクラリス・セーレイズの妹、ソフィに降りかかった悲劇が彼女の在り方を変えてしまう。
家族愛と友情を重んずるビオランテにとって、その悲劇を引き起こしたテレンス・セーレイズの行動は到底許せなかった。
若さゆえに何もできなかったという事実が、彼女に挫折を味あわせた。
後に他の友人の協力を得たクラリスの手でテレンスが滅ぼされ、ソフィが救出された事を知って安堵すると同時に胸が透く思いも感じたのである。
これにより一つの考えが浮かんだ。
救いようの無い悪党を容赦なく追い詰め、叩き潰す正義があってもいいではないか、と。
かくして、ビオランテは日本へ留学し始めてから学業の合間を縫ってそういう人でなしから一般人を守る『人助け』を始めることに。
この人助けは留学を終えて帰国し、J.C.バルベルデ傘下の芸能事務所で働いている現在も続行中。
そんなこんなで色々と騒動を起こしつつも人助けは順調であり、それを通じてWASPとも縁が出来たりと、彼女は概ね幸福な人生を送っている。
だけど、ビオランテは聖杯戦争に参加した場合、悩みを抱え込む羽目になる。
聖杯にかける願いが見つからないのだ。
見つからなくてもいいかと開き直れるのか、戦いの果てに見つけるのか、それは参加した聖杯戦争の行方次第である。>>361
【性格】
一族の例に漏れず温和で礼儀正しいお人よし。
家庭での悩みはシスコンの変態である姉、プリシラの愛情表現だが姉妹仲その物は至って良好。
ただし、ソフィを助けられなかった無力感が切っ掛けとなり、強い正義感と一族から見ても異様とも取れる外敵への容赦の無さも併せ持つ。
趣味人の血族ということもあって彼女も趣味にはかなり金を使う方で、傾向は創作物の鑑賞(勧善懲悪がメイン)と料理(日本食)である。
実を言うと相当な健啖家で、一度にかなりの量を食べるが体質的に太らない。
所謂オタクでもあり、初恋は日本のアニメのキャラだがこの点はプリシラのみならず多数の友達からも心配されていたりする。
以上。
そんじゃこれをWIKIに反映させてくる&イノセンシオを登録してくる。ビオランテの項目の加筆修正と、イノセンシオの登録が完了しました。
でも私まだ「これをこう作ったら別の作者さんの設定と矛盾しちゃうな…」みたいなこと考えてくれてる、というかキャラ作る時に他人作のキャラのこと覚えててくれてる温かい人がいたことがわかってその心意気がすごく嬉しいよ
私も今適当に描き直してきたこないだデザイン真名当てクイズでチェムナちゃんとどっち出すか悩んだ(つまりウマ娘とウシ息子で悩んでたというわけですね草)存在しない記憶くん出しとくからおあいこって心置きなく解釈を教えてね気が向いたらでいいから(もしかして自分、他様と矛盾になるようなキャラ作りしてたかな…そもそも自キャラ他様キャラと密接に関わるようなのが少ないからアレだけど…)
そういうのがあるよって人は何なりと仰っていただければ…私のキャラクターでも他参加者さんのキャラクターの設定とぶつかって相容れないことになっている事例が、私にも知らないうちに作っているのかもしれない?もしも、うちの設定とここが……みたいなことがありましたらご共有頂きたく願います。
>>378
ちゃっかり守護神(マレオ)なんかも乗ってたり
お久しぶり&おやふみなさい~……>>363
今確認したら10センチも身長差あるんだなぁこの2人。ジャスミンの方が2歳年上なのに、食生活の差かな?
>>364
バルバロッサ、無言のサムズアップ
それはともかく指を絡めてるのが百合っぽさの原因かと。手を合わせるとかならある程度軽減すると思われます。
>>368
>>369
グサーなのだ!最近サーヴァント作り辛い原因なのだ。他の人との矛盾こーわーいーのーだー。
あとこの子可愛いのだー。
>>378
お久しぶりです。色々出来ましたよー。劇的ビフォーアフターを遂げて別物レベルになった船時空版ジャスミン・アドレーヌちゃんとか。
>>380
生活科の生活?生活科の先生かな?
大食いでお願いします。ついでにジャンクフードなんかもモリモリ食べる感じで。投げます
【氏名】レリック
【性別】男性
【年齢】110歳(2022年現在。外見年齢は30代〜40代)
【出身】不明(イギリス?)
【身長・体重】195cm・89kg
【肌色】白【髪色】ランプブラック【瞳色】ミッドナイトブルー
【スリーサイズ】//
【誕生日】1912年4月15日
【外見・容姿】スーツを纏った厳格そうな男性
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】音波魔術、魔眼
【魔術属性】空
【魔術特性】なし
【魔術回路】質:B- 量:B- 編成:正常(大部分が魔眼由来)
【起源】手向>>383
【所属】秘海集積船・ワイルドハント騎士団
【階位・称号・二つ名】
「タイタン」(巨体と人間離れした腕力から付けられたあだ名)
「彼の船最後の遺物」
【契約サーヴァント】
【魔術・特殊技能・特性など】
『鍵鑰の魔眼』
レリックが持つ魔眼。ランクは推定『宝石』。
世界のあらゆる物事の「鍵」にして「錠」となる魔眼。閉ざされた空間を開き、開かれた空間を閉ざす。
「鍵」は、結界や術式、セキュリティや封印といった干渉不可能なものの鍵となってこじ開ける。「錠」は、反対に干渉可能なものの錠となって鎖続ける。どちらも原理は単純明快。
応用としては、自分の魔眼以外では合わない錠を作って結界などに掛けると完全な密室が出来上がる。或いは、衝撃を受けた際に自身と衝撃の間の空気を幾重にも閉すことで衝撃をゼロにする、など。
しかし、この魔眼の真価は更にある。それは未来、可能性に干渉し「閉ざされた未来を開く」「今を閉ざし可能性を拒み続ける」というもの。これにより、彼は死ぬはずだった自身の運命を曲げ、寿命を捻り、生きている。
但し現在は長期間のフル使用によって運命干渉ほどの機能は低下しており、専らドアなどの開閉、衝撃への防護、魔術行使の際の動力源の役目を担っている。
使用する際は、普段の暗い色から夜明けにも似た淡い空色に輝く。>>384
『音波魔術』
音波を扱う魔術。
ソナーによる探査や情報伝達、また攻撃などにも出来るなど汎用性は中々高い。
彼の場合、魔眼で空気を開く・閉ざすということをして基礎的なものをより高度かつ自在に行使している。
不可視の風の刃を生成したり自分の足音や衣擦れ、呼吸音などを消して奇襲を可能にしたりと器用なもの。
【礼装・装備など】
サーベルを愛用しているが、剣は大体なんでも扱える。無論剣以外も。
また、ステゴロも得意。船に乗ってこの方戦闘術に力を入れてきたため、身体も戦闘用にいじめてある。
魔眼を使って自分の身体の限界を「開き」瞬間的な火力を高めることも可能。逆に相手の身体を「閉ざし」思うように動かなくさせたりもする。魔術師ならば口を閉ざして詠唱させない、魔眼使いなら瞼を閉ざして魔眼の使用を妨げる。自分の身体全てを、目の前の敵の打倒のために使う。不器用な彼に出来るのは、船を守るために氷山を潰す。それだけなのだから。
【外見・容姿の詳細など】
鋭い険のある目つき、常に仏頂面、引き締まった肉体、スーツに黒縁メガネ…と、はたから見るとどうにもカタギじゃない、そんな風貌の男性。
メガネは魔眼を封じるためのもの。これがないと上手く加減が出来ないらしく、掛けていなかった頃はしょっちゅう扉を開けようとして扉が吹っ飛んでいた。
【人物像】
容姿に違わず実直で厳格。当たりが強く、強面なのもあって気の弱い人は遠目からでも避けていくほど。
規律と人命を重んじ、危険なことをしている者がいれば殴ってでも止める。殴らなくていい時もつい手が出がち。総じて不器用。>>385
イメージカラー:ミッドナイトブルー/ホリゾンブルー
特技:格闘、剣術、鍵開け、新訳聖書朗読(海の章一節のみ)
好きなもの:順調な航海、クラシック、規則を守る者
苦手なもの:航海の邪魔になるもの、規則を破る者、夜更かしをする者、無茶をする者
天敵:特になし
願い:船の順調で平和な航行
【一人称】俺 【二人称】お前、アンタ(先生などの比較的上の者に対して)、貴様、てめえ、〇〇 【三人称】彼奴、〇〇
台詞例
「おいお前ら、消灯時間はもう過ぎただろう。さっさと部屋に戻れ」
「こんなとこで寝るな、通行の邪魔だろ。…ったく、仕方ねぇな…」(酔い潰れた生徒を担いで)
「お前、クマがひでぇぞ。あ?昨日映画を観てて…?馬鹿野郎、そんな暇があんならレポートの見直しでもしてろ!」
「俺は船を出る気はねぇよ。元より海中で野垂れ死ぬことになってたんだ。陸地で死ぬわけにゃいかんだろ?」
「あぁ?カタギっぽくない?なんだそれ。…メガネがやっぱ悪ぃのかな…」
「氷山の一角が見えたって頃はもう遅い。命あっての物種だ、何かあればそう感じる前に連絡しろ。すぐ行く」
「生憎と、今はこの目は運命とやらは映さねぇんだ。だがまあ…てめえにはその程度で十分そうだしな?ちょうどいいだろ」
「Nearer, my God,…to Thee, Nearer, my God,…to Thee, Nearer to Thee…」
「あの日、世の中で一番生きることの望まれなかった、俺が言わせてもらう。…良いか。お前らは、生きろ」>>386
「何度叱られりゃ気が済むってんだお前!今度という今度は容赦しねぇぞ!」(マレオに対して)
「その人形は便利で良い、が。ロマンばっか追って床に穴開けんのは二度とすんなよ?」(ジャスミン・アドレーヌに対して)
「船の生徒共も、お前みたいに聞き分けのいい奴ばかりだったら楽なんだがなぁ…」(一条海月に対して)
「高貴だかなんだか知らねぇが、礼儀を知ってるってんならもう少し粛々としてくれ」(クレティアン・ド・リュジニャンに対して)
「今日も調査か?お前もよく飽きねぇな。そんなに探してぇモンがあるのか?…なんてな、だったら、さっさと行って見つけてやれ」(イオネル・アヴェローヌに対して)
「あぁ、ちょうどいいトコに来たな。一つ頼みがあるんだ。カリンって奴がいるだろ?彼奴、最近太り気味らしくてな。何か良いダイエット方法を教えてやってくれ。俺が言ったらぶたれた」(アルシオネシアに対して)
「最初、アンタが此処に来た時は…やっぱこの船ろくでもねぇなと思ったよ。アンタがまともで安心した」(ポチ先生に対して)
「ガキが一丁前に愛がどうだの言ってんじゃねぇ!…だぁもう!泣くな、うるせえ!」(トワ・エリュオストに対して)
「アルシオネシアから聞いたぞ。酒を密造してるって?…おいコラ、逃げんじゃねぇ!待て!」(砕城凌牙に対して)
「おい、今晩暇か?…あぁ、近頃どうもなまってな。一戦交えたい。お前が構わないんならな」(ロイド・クラークに対して)>>387
【来歴】
秘海集積船、ワイルドハント騎士団の一員。
彼が船へ入った理由や経緯は他の騎士団所属メンバーと───否、船員の誰とも異なり、一線を画す。
そもそも、彼が生まれたのは今から100年ほど前の4月15日。海を渡る船の上であった。その船の名は「タイタニック号」、歴史に残る悲惨な沈没事故を辿った「沈まぬ船」。
4月14日23時40分に発見した氷山を回避できず船体は大きく損傷、救急信号を送るなどの数々の試みが為されたが危機を脱するには至らず、タイタニック号の沈没は確定となり、人々は避難を始めていた。
そんな頃の船内、三等客室において、ひとりの赤子が産まれていた。
パニックが起こる状況下で赤子の存在や泣き声は正しく邪魔者で、両親は赤子を客室の棚へ放り込み逃げた。そしてそのすぐ後、4月15日2時20分、タイタニック号は海没した。
乗客乗員で船へ残された者は低体温症や心臓麻痺によって死亡。赤子が生存する確率は万に一つもなかった。はずだった。
赤子は生きていた。氷山聳える寒海の中で、お包みも何も付けられず、仕舞われた棚の中で。
奇跡と呼べるその事象を可能とさせたのは、赤子の持つ魔眼「鍵鑰の魔眼」。赤子の意志であったのか、はたまた魔眼の意志なのかは不明だが、魔眼によって棚は寒さ、海水、衝撃などを防ぐ強固な錠が掛かり、生命の存続に必要な酸素や栄養などを取り入れて赤子は生き延びた。
赤子は何事もなく生活した。海中に沈んだまま、自身の死という運命を閉ざし続けて。人間としての活動が行える年齢のまま。タイタニック号の残骸から離れ、深海の底で生きた。
そしてタイタニック号の沈没から数十年。秘海集積船の調査隊はとある深海へ探索に向かった。そして当時の隊員が、赤子を───レリックを発見、回収した。
それからは、秘海集積船の船員として人間として様々なことを学び、育ち、ワイルドハント騎士団に抜擢され、今に至る。
【性格】
その殊勝な生まれから、自分の命というものにあまり価値を見出していない。しかし棒に振るものでもないと思っている。少なくとも、自分を拾って育てた船の最期を見るまでは。
生まれた時から意識があったのか、「目」が覚えているのかは定かではないが、タイタニック号の人々のこと、その最期を記憶している。特段信仰心がないのに聖書の朗読が出来たり、讃美歌を口ずさんだりするのもそのため。>>388
船員や生徒たちのことをぶっきらぼうに扱っているようだがその実は大切にしており、迷っていたらそれとなく誘導したり机で突っ伏して寝ていたら担いで部屋まで運んだりする。プライバシーという観念があまりないので、普通に魔眼で鍵を開けてずかずか入る。何かあれば一目散に駆けつける。
ガラが悪いのは生来のもので、何かに不満があるというわけではない。あるとすれば、恐らく今も昔も絶えない問題児たちの蛮行。
船の守護神、マレオはレリックよりも古参で彼の成長を見てきた存在なので、時々それ関係を弄られたりする。レリックからすればマレオの普段の奔放さもあって面倒なことこの上ない。
外の世界にはあまり興味がないが、使いっ走りに行くくらいはする。日差しが強いところはあまり長居したくない。
【役どころ・コンセプトなど】
不器用な人。真面目なツッコミタイプ。
魔眼の、特に宝石級の魔眼を持つ人の多くはその魔眼に縛られた人生を送りがちで、そんな中で彼がそうでもないのは、魔眼よりも重視するもの(縛られるもの)を見つけたからか。そのせいで、魔眼の性能が弱くなったのかもしれない。https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/代行者アスモ
が出てくるss貼っていいですか?あともう1人、以前ここにパロのラフだけあげた屍肉天使が出てきます
>>390
おああ〜ビジュアルしゅきぃ〜……タバコ持ってる手がセクシー……ぐちゃり、どしゃっ、めりっ、ごり、ごり、ぶちゅん。
何かをすり潰す音が聞こえる。何かを抉り飛ばす音が聞こえる。何かを貫き壊す音が聞こえる。それらは全て一人の男によって為されていることであり、そこにひとつの慈悲も労りも見当たらない。ただ単に、意志を持つことすら叶わない死者たちを眠らせているだけだ。
「あと三本」
川、空中、陸。三者三様の肉体の変容を遂げながら駆け抜け新鮮な肉を食いちぎろうとする死者共に聖釘を投げ飛ばし壁に縫い付ける。「拘束」の概念武装であるそれを受けても指が動こうとしている辺り、そこらの死者よりも力はあるのだろう。だからと言ってここで撤退するほど未熟な代行者にもあらず。いつのまにか担いでいた大きな大きな十字架を振るって満足に動けない死者たちを粉砕していく。
それを難なく動かす青年の身体能力も目を見張るものがある。死者にとって「拒絶」の聖なる概念武装は天敵のひとつと化し、骨の一つも残らないほどに吸血鬼たちの頭蓋を執拗に砕くのだ。
「………背ビレなどのヒレがある。鳥のような羽が生えている。大地を駆け抜ける四足の脚がある」
血塗れた肉塊が散らばる廃屋で、落ち着いて冷静に情報を処理すればわかる。敵は配下にした死者たちに身体的変革をもたらす呪いも授けている。しかも、三通り。
「魚……鳥……まさか水魔スミレにブラックモア?いや、そんな訳はない。それにしては死者の作り方が甘すぎる」
そも、それほどまでのビッグネームがこの街に来ているのならば被害はこの程度で済まないはずだ。例の一件ほどとまではいかなくとも、どちらか片方がこの街に現れるだけでもっと人間は死.んでもおかしくないはず。そこまでおかしい案件ならば、まず自分なんかよりも高位の代行者や埋葬機関が手配されるはずだ。
「……恨みますよ姐さん。なんだってこんな訳わかんない案件にオレを派遣するんですか」
秘匿聖歌隊の代行者であるアスモはそう呟いた後、床を十字架で粉砕する。……そこにぽっかりと空いていた大穴から死者たちが湧き出る大元を潰す為に。男は笑っていた。自分という魔術師を、自分たちの一族をさらなる高みへと押し上げてくれるであろうこの出会いに感謝さえしていた。
たった二百年にも満たない歴史を持つ魔術師の当主であった男は魔術の探求という点において明らかに劣っていた。資金はある、意欲もある、しかし致命的に魔術という神秘を深めていくにあたって基礎の能力値が足りなかった。意欲に体がついていかない、歯がゆい気持ちが止められない。
なぜなら彼は才能の違いによる挫折すら味わえていない。他者との比較による挫折を味わえるところまでのステージにすら立てていない。端的に言って、路傍の石ころですらない。
そんな彼が運良く、本当に運良くとある魔術師の遺産を手に入れることができたのは奇跡でしかなかった。そしてその奇跡が、彼の人生に転換を与えた。
多くの魔術系統に手を出した高位の魔術師が余命幾許もないことを悟り、戯れで創り出した魔導書。さまざまな魔術系統において当人においては趣味の範疇ながらも、外野からしてみればとても重要となり得る理論などが収めてあるもの。
「この本と因果が結びついた魔術刻印しか封印を解く鍵にはならない」という才能ある者にしか施せないお遊び。次代に継ぐには十分な研究成果と功績を残した魔術師の余分なプラスアルファ。それ故に、次代の者たちも熱心に封印を解くことをせずに破棄、手放したもの。
これを手に入れたのはまさしく幸運以外の何でもなく、そして因果が結びつき魔導書が己の手で読めたことこそ奇跡以外の何でもない。そしてその奇跡を放棄するほど、男は怠惰ですらなかった。
初めて触れる魔術の深淵は如何程か。魔導書が魔術の行使の補助となり己の研究がさらに進んでいく快感は如何程か。男の探求の意欲はさらにさらに掻き立てられ、次のステージに進めるために新たな幸運を求めた。
今の自分の専攻する魔術……人体工学と動物生体学の実験にはただの人間だと耐久力が心許ない。欲を言えば、人間よりも死ににくい人間が欲しい。しかしそんなもの、ポコポコと生まれ落ちるわけがない。常人よりも耐久度が高いのであればとっくに死体であっても構わないが、前者ですら困難だったのだからそちらも中々見つかるわけがない。そんな男に訪れた二つ目の幸運は、自身が関係する街にⅢ階梯の死者が紛れ込んだこと。親基が殺され支配の軛から放たれた死者は、しかして次に待つ代行者たちの断罪を恐れ命からがら包囲網から抜け出すことができた。そんな哀れな生贄たちが、この街にやってきた。
今や魔導書も所持する男に死者共を捕獲することは容易く、必要に応じて吸血行動で死者を増加させつつ人体実験を行った研究もさらに進めることができる。実際、この幸運が訪れてからは魔術系統は違えど魔術書の研究内容に負けず劣らずの技法を記すことができた。これだけでも歴史の浅い男にとっては何物にも代え難い功績だ。
「代行者が嗅ぎ回っているのは知っているけれど、もう遅い。僕の研究は完璧だ。そして僕が整えたこの工房も完璧だ。魔術の初歩も知らぬ輩を相手にせいぜい時間を稼ぎに稼いで、事が済む頃にはもう僕はいないのだから!」
「そう?他人の金脈の権利を偶然手に入れただけで完璧呼ばわりなんて片腹痛いと思うけど」足音。侮蔑、呵々大笑。その全てが男の後ろから響き渡った。明らかにおかしい。今現在代行者が通っているルート以外にまともにここに来る術はないのに。他は全て、並大抵の魔術師でさえ解除不可能の呪詛と結界で覆っているのに。
「下手なプライドに縋って魔術協会と関わりを絶っていた歴史の浅いあなたは知らないかもしれないけれど。魔術師の世界には執行者というものがいるんだよ」
男を嘲笑うように声がする。ちょうど変声期を迎えるかどうか……男か女かわからないような、そんな絶妙な声がする。
「Feuer!(焔よ!)」
工房の機能を用いて詠唱の圧縮と術式の短縮を行い、四小節の大魔術を叩き込む。認識する前に焼き焦がす。骨すら残さず押し潰す。周囲に配置していた死者たちも使って目の前の存在を抹消する。自分を侮辱した存在は一秒でも早く灰にする。
そんな強固な意志を込めた炎の大魔術が炸裂し────────
「─────え?」圧倒的な魔術の暴力に蹴散らされた。
数百本の細い光が飛び交い群がる死者の頭と心臓を貫き焼き焦がす。撃ち出した爆炎は光を放つ巨大な円盤に防がれている。それらの光を放っているのは白く小さい、男の二本指ほどの何か。それら全てが歌声のような音を発し、魔術を行使している。
「Salve regina, mater misericordiae:vita, dulcedo, et spes nostra, salve.Ad te clamamus, exules, filii Hevae.Ad te suspiramus, gementes et flentes,in hac lacrimarum valle.」
とある聖歌を白い礼装が歌う。歌い、工房に響いて、さらに光の雨が放出される。その最中に空から颯爽と降りてくるものがあった。
白い、白い影。少し短い髪も、シミひとつない肌も、白い。白みが強い銀色に輝く瞳もとても眩しく映る。そして何より目を引くのは、黒い軍服に取ってつけたような天使の輪(ハイロゥ)とデフォルメされた天使の羽だ。辺りを蹂躙する白き礼装も相まって、まるで自分が天使であるかとのたまうように主張していると思えてしまう。
「詠唱の圧縮はノタリコンの十八番だよ。君程度なんかよりもね。さて、そろそろ終わらせようか」
「ま、待てっ!神秘の秘匿はこなせていたはずだ!こんな辺境の片田舎、何人死のうが大して神秘の露出の危険性が増すことはっ……」
「私は法政科じゃないからそんなことどうでも良いや。さあ、私の恋人たち」
十二の礼装が寄り集まり、回転して光を撃ち込む。まるで大砲の弾のように弾き飛ばされた光の弾は容赦なく魔術師の上半身を消し飛ばしてみせた。
「私が欲しいのはこの魔導書と、それを読み解くキーとなる魔術刻印の回収。だから君の太腿に刻んであるそれさえあれば良い」
膝から下と太腿から上を雑に切り取って特製の瓶の中に保存、縮小圧縮をかけてポーチの中に入れる。これさえあれば、この偉大なオーパーツである魔導書は開けるのだ。力あるものが正当に読むことができる。「ま、結局はこれも団長の命令のままにやってる執行者の真似事なんだけどさ。……そう思うでしょ、私の同胞さん」
自称天使が見据える通路の先から返答代わりに返されたのは、弾丸もかくやというスピードで頭部目掛けて突き抜ける杭だった。もちろん、その程度ならば簡単に防いでしまう。
「何が親友だ魔術師め。お前のせいでその魔導書の浄化の機会を逃した」
「まあ怖い。それにしても、そこの魔術師の目論見は外れたね。彼、もっと君が時間をかけて到達すると思っていたみたいだけど」
「Ⅲ階梯とあの程度の魔術の罠で止められるはずがないだろうが、この腐肉め」
「そんな、ひどい。私は本当に、ほんっとうに君のことが大好きなのよ?だってそうでしょう!君も、私も、おんなじ誰かの祈りが集まってできた体だもの」
君は男の生を積み上げて。私は女の死を積み上げて。今ここに生きている。
「ね?私たち、世界で2人っきりの存在なの。多くの人に祝福されて生まれてきたのは私たちだけなんだよ?」
「何が祝福だ気持ち悪い。オレもお前も死体の山から生まれ落ちたただの屑肉だろうが」
積み上げるものは死体だけ。大層な言い方をしたは良いが要は人を食い潰して作られたただの怪物でしかないとアスモは糾弾する。「殺して.やるぞユリア。お前は魔術師という異端以前にこの世に生かしておいてはいけない生き物だ。許さない。認めない。お前という化物が存在することをオレは絶対に許せない。すり潰してこの世から浄化する」
「ええ、良いわ。とっても楽しみ。いつか来てね、すぐに来てね、もっと残酷に私を殺してみせて!そうじゃなかったら、私怒っちゃうんだから。こうやって─────」
ずぶり、ぐちゃり。いつのまにか白い布に包まれて形容し難い醜い音を鳴らしながらとっくに死.んでいた男の体が消えてしまう。
「骨も残さず食べてしまうから、ね?きっと、きっと、胸が弾む心地だわ!」
「───不浄者ォ!」
聖水の秘蹟を纏わせた十字架を振りかぶり、巨大な一撃で目の前の天使もどきを押しつぶす。その殺意が込められた一撃も礼装の大部分を使い防いだ後に、跳ねるように別の道筋から消えていった。
「はぁ……姐さん、あんなの飼ってる貴族の執行者とお付き合いしてるのかよ。………オレが言うのもなんだけど、趣味が悪い……」【氏名】ユリア・フォン・ツァルクレオ
【性別】女【年齢】22歳【出身】ドイツ
【身長・体重】151cm・39kg
【肌色】白【髪色】白【瞳色】白銀
【属性】混沌・悪【起源】呼応【所属】協会立魔導円卓騎士団
【魔術回路】質・量:B・C++ 編成・属性:正常・風
【魔術・特殊技能・特性など】
天使の屍(Engel Kadaver)
エンゲルカダーヴァ。「生きているのか死.んでいるのか観測できない男」を蘇らせるためにとある女が多くの少女の死体を使って作り上げたユリアの身体。狂人が手を出した結果、生まれ堕ちたのは男でも死体でもない化け物だった。
肉体構造は人間であるし生命活動も問題なく行えている。しかし、特徴として彼女は「死体を取り込んで自分の糧にする」という人ならざる人喰いの異能を持つ。その中でも彼女が見込み取り込んだ者の記憶を嚥下し心象風景にて愛玩する。天使を謳う屍肉の愛。
使用する魔術は元素変換とカバラ。様々なモチーフを使用した天使やかの一神教の概念との照応魔術に加え、ノタリコンでの詠唱短縮や数秘術による魔力加工を主な戦闘方法とする。
【礼装・装備など】
恋陽啼泣(Ewiger Glanz)
ユリアがわざとらしくつけているデフォルメされた天使の羽と天使の輪(ハイロゥ)を本体とした、ナイフのように尖った白い子機……恋人(Liebhaber)を総数200所有する。
空中機動力に優れており、まるでユリアの指先のようにユリアの行使する魔術の伝導体となる。また、カバラを用いたユリアの代替詠唱、演算補助、元素変換の自動術式の記録など様々な効果を放つ。まさしく、魔術礼装でありながら魔術回路そのものなよう。
戦闘においてはノタリコンを活かした光の魔力弾の射撃、テムラーと元素変換を組み合わせた各種属性の魔術放射、恋人たちを撚り合わせて作り出した近接武器を用いた、数秘紋による効率化をはかった強化魔術と演算を活かした近接格闘術など豊富。【来歴】
男は無感動だった。何も私に言わなかった。何も私に笑いかけなかった。………私を、愛さなかった。
だから私は懸命に尽くしました。無償の愛を振り撒いて、どこまでも人を惹きつけて、なのに誰も選ばない彼に選び取られるように、尽くしに尽くしたのです。
なのに彼は、ひとつも振り向いてくれないから。
──────だから、ああする他なかった。
生きているのか、死.んでいるのか。いま自分がどちらに置かれているかさえわからない状況で、未だ少女にもなれない生命の灯火が観測した記録はそれだった。
とびっきり魔術に優れたイカれた女が、愛した男のために犯した狂気。一度存在証明が不確かな状態に落とし込むことで男を手中に収め、多くの人間という贄を以って自分が心から求める男(救世主)へと、魂も、人としての存在規格も創り変えようとする愚かで無様な大偉業。
その為だけに行動原理を次代の娘の脳裏に焼き付けさせることを続けた狂人の偏執のせいで、少女は生まれた。
狂人は稀な例を除いて自分と同じ女ばかりを捧げ続けた。見知らぬ女、既知の女、当主としての代替わりを終え無用になった女。そこに何があるのかは知らないし、知りたくもないが、その女たちの肉も記憶も、全て集積されていたところに少女の意識は生まれた。
ある女は、魔女狩りで行き場を追われた女だった。ここら一帯を占める優しき貴族と評判であった狂人の下に身を寄せ、そして贄となった。
ある女は、とある男と将来を誓い合った女だった。立場は違えども理解し合えると思っていた狂人にそのことを述べた後……男と共に贄となった。
ある女は、狂人としての当主の代替わりを終えた女だった。愛国心を持つ彼女は、魔術を駆使して性別や情報を偽装、用無しの己を兵士として使い潰し、戦死し、持ち帰られた死体が贄となった。
多くの記憶、思念が降り積もる死体の山。この世界において霊というものは残留思念から生ずるものと考えれば、少女が自然霊として生まれたのは当然だろう。どの女も最後に在るのは慟哭だった。何故という呻きだった。その無念がいつか消えるものとしても、束の間の形だとしても、少女を形作った。そんな少女に、手を差し伸べる男がいた。それは死体の山となっていた少女の隣にいた、生きているのか死.んでいるのかわからない男。無表情にほぼ近い微笑を浮かべて少女の話し相手となっていた、自己というものがない男。次第に喋り方も何も、彼に寄っていく。だって話し相手はその男しかいない。
「君のためにどうやらあの女は頑張っているみたいだけど」
「そうだね。でも、どうでもいいかな」
世界の果てを見透かしたかのような男の態度は忘れられない。全て知っているから全てに意義が見出せないような態度は常人には不快であり……しかし、孤独であることだけが恐怖であった少女にとっては何も言わずに側に寄り添ってくれるだけで嬉しかった。胸が弾んだ。ときめいた。
そんなある日、突然男が囁いた。
「時が来た。どうやら私の存在証明は生存の方向性に固められた後、リソースを用いて存在を作り替えられるらしい」
なるほど、そうなってしまえば少女は消える。元より死体の山から生じた人間霊。消えかけだったので何も変わりはないのだが。
「何か言いたいことは?」
「特に何も。キミは?」
「このまま消え去ることは理解してるけど。納得できるかって言われると別だね」
「生きたいのかい?」
「生きれるのなら」
「なら、キミにそれを与えよう」男の内には何もなかった。それは、少女との対話を繰り返しても変わらない。男の内に渦巻くのはまっさらで透明な虚無で、他者を助ける欲望も自滅願望も何もない。………ただ、何もないからこそ、自分の存在する権利を欲する誰かに譲り渡すことに躊躇がないというだけ。
「夢は終わり。キミは今から私と死体から産まれ落ちる。おめでとう、さようなら。……ふふ。話に聞いた天使さまのような姿だね、キミは」
少女を抱きしめ囁き、微笑みを浮かべて消えて行く男の体。男の体と死体の山が消失するにつれて、しっかりと肉の体を成していく少女。その周りには誰もいない。きっと恐らく狂人は男の再誕を見届けようとこの場に向かっているが、それよりも早く少女が生誕する。
………少女の内側に沸いたのは、乾いた笑い。生きたいとは願ったが、このまま生まれて何をするのか。何がしたいのか。わからないまま生きることを望んでしまった。今更ながら、彼に恋したことに気づいたのに。「……ふふっ。あ、あは、あっっははははははは!!!
ええ、そう。そうだった!私は“そういう”ものだった!!ありがとう人類!さようなら人類!私は君たちを食べて、ようやく─────人じゃなくなった」
同胞はいない。いるはずもない。世界でたった一人きりの死体から生まれた生命体。だがしかし、これでは私に命を譲り渡した彼にあまりにも失礼というもの。様子を見に部屋に入った狂人を一撃で殴り殺して肉を取り込みながら、女は相応しい名前を考える。
「ああ……そう、天使。天使ってあの人は言ってたっけ。なら、それがいい。私は天使を名乗りましょう」
刻印も知識も取り込んだ少女が、己の名前を定義して。由緒正しきドイツ騎士の末裔たる魔術使いとして活躍する。そしてその噂を聞きつけたイギリスの執行者に騎士団に勧誘されるまでの間。女は恋をたくさんして、たくさん食らった。胸の喪失感を埋めるために。
【性格】
ドイツの軍服に身を包んだ、全身真っ白の体に赤色のネイルとピアスが目立つ少女で、マイペースで朗らか。感情表現は豊かで、課題は期限ギリギリに出すタイプの子。男を勘違いさせがちな天然ジゴロ気質を携えており、よく男を斬っては捨てる光景が見られている。
また、「付き合った男はもれなく永くは生きられない」という呪いじみた法則が彼女を取り込んでいる上に彼女は見込んだ男に惚れて愛し合いそして男が死ぬという非常に恋多く、なおかつ災難を生み出す女である。
「愛したものが死んだ時、自分の中に生まれた喪失感を埋めるためにその死体を食らう」という悪癖を持っており、今までの恋人は全て彼女の中。というより彼女と一緒になった。
本質的には孤独感に耐えられない弱い少女であり、だからこそ愛される実感や愛する肉体を感じないと呼吸すら出来ず生きていけない人間不適合者。しかし彼女はそんな己を人ならざる者として定義しているため、人間としての不適合さも非人間が人間社会に馴染もうとすれば生まれる問題として当然のことという理屈で気に病まず、意に介さない。
魔術師という立場に微塵も興味はなく、しかし魔術に携わるものとして多くの魔術と戦闘を交えて触れ合う生活をすれば、いつかは自分に似た存在に触れられるかもしれないという一心から騎士団に入団した。最近のお気に入りは同じく死体から生まれた教会の男の子。イメージカラー:紅白 天敵:自分を取り巻く運命
特技:テーブルマナー(本人は嫌いで在る)、逆ナン
好きなもの・苦手なもの:恋人・雪の一気喰い
【一人称】私【二人称】君【三人称】彼/彼女
コンセプト:恋を知ってただの肉の塊は生き物になったという話。愛したものが早く死ぬという悲しい運命にあるが、死んだ恋人も食べて愛するので特に問題が見当たらないらしい。
「任務かんりょーう。帰ってさっさとご飯食べようか」
「天使だよ。誰がなんと言おうとね。ふふん、カッコいいだろう。空は飛べないけど空からゆっくり落ちてくることはできるぞ」
「好きだよ。私は君が大好きだ。だから、私は君とお付き合いしたい。……ダメ、かな」
「好きだよ。私は君が大好きだ。だから、私は君を諦めきれない。君がこうなった今、私はどうしても君を食べて君と一緒になりたいんだ。……もう君は動かなくて、うんともダメと言えないのだから、躊躇する理由はないね。うん」
「この身は騎士の誇りが満ちたツァルクレオの剣。私は歴代の当主には敬意を表さないが、この存続し続けた歴史にだけは敬意を表しているんだ」
『協会立魔導円卓騎士団』
イギリスに脈々と存続する西洋錬金術の大家グローリアンが数百年前に時計塔のロード数人の立ち会いの下に設立した武装魔術師の組織。グローリアンが輩出する後継ぎ候補の兄弟のうち選ばれた一人が協会の封印指定執行者となり、その一人が指揮をとる形になる。主な仕事は執行者、法政科によく似た魔術社会の統制や封印指定の執行、協会に収めるべきアーティファクトの回収等。
構成人数も多国籍ではあるが、特徴として各国の戦士階級に相当するものが所属することが多い。欧米で言うところの騎士、日本で言うところの武士、インドで言うところのクシャトリヤ、など。
現在団長はアイン・グローリアン。多彩な錬金術を用いて暗殺、正面戦闘、集団戦なんでもござれのエリートである。>>409
あーすげえ分かります…
俺も最初にこのスレに出した趙雲が実は先にライダー劉禅の宝具という形で出されてたって知った時どうするか悩みましたもん
正直今も悩んでますが出したいと思ったらまずブチ込むのもアリじゃないっすか?とりあえず出してみてどうするかはその後考えてみるとか>>390
タイタニック出身の厳格兄貴…好きっす!!
何となく不良の凌牙とは絡みが多そうな感じっすね、普段は叱ったり追ったりという感じでありながらも最終的には普通に仲良くなってそうだし凌牙が無茶したら意地でも止めそう
そして能力がめっちゃオサレで好きです!!
>>372
約10cm差で小さい方が先輩の女の子コンビっていいっすよね…分かります…
>>381
食生活言うても実は海月ちゃんはこってり麺類好き(裏設定)なのでそこまで変わらなかったりするかもしれない
…正直身長3cm位下げるのもアリかと思ってます(小声)
>>406
怖可愛くてえげつねえ軍服女子ィ…!!
なんかもう俺の語彙で上手く表現できない位やべえキャラって感じしますね…!!ロイドのお師匠はワイルドハント騎士団の人員が少なそうなら出そうと思ってましたが他の方も作るならやめておいた方が良さそうかな。
>>390
わはー、ガラ悪いけど実はいい人な大人しゅき〜。タイタニック号は盲点でした。しかしこの人、ロイドの師匠と歳が近い。
ちゃうんや…ジャスミンちゃんは決してロマンばかり詰め込む訳じゃなくて自由に弄っていい範囲(目が光ったり)でやるのであって。あ、でも自分のために作ったボンバルディエにはロマンを詰め込むしスーパーヒーロー着地させる件とかあったな?
ジャスミン「はい…すいません。反省してます。ちゃんと床も直しておくので…」
ロイドについては思いっきり後輩ムーブしそうですね。
ロイド「ええ、勿論。俺でよければ喜んで」
>>407
おお、これが例の死肉天使…。やはりというか業が深い成り立ちでめっちゃ好み。軍服なのも非常にGood
>>408
現代に竜種の幼体、正直これ通るかな?と思ってましたが結構好評なようで一安心です。
ちなみにアルマのキュウキュウ言ってるのの意訳は出来るだけ入れない方針でいってます。一歩間違えたらメリュジーヌっぽくなりそうなので。
>>411
それ(身長)を下げるなんてとんでもない!モチーフのひとつにしたものはぬゆりさんのお作りになられたロウワーというボーカロイド曲です
あと暴走アルクェイド(リメイク)
アスモとの関係は「男の死体の山から生まれた」「女の死体の山から生まれた」「肉体的に女に依存しなければ生きていけない」「精神的に男に依存していなければ生きていけない」「そんな自分が大嫌い」「そんな自分を認めてる」という対比です
>>408
大好きな人と別れてしまうのならば食べてひとつにして仕舞えばいいという考えが真っ先に思いついて人じゃないからそれを戸惑いなく実行できる子です
>>411
孤独が寂しいだけの可愛い子ですよ〜
>>412
執行者は封印指定執行以外にも魔導書回収とかやることはあるらしいから仕方ないですね
死体の山から生まれて愛した死体を食って生きてきた天使です
>>413
食べることが大好きなので興味心で雪の一気食いをしたところ美味しくないねという結論が出たらしいです
>>414
礼装にもロマンを求めました。大体ファンネルマレオから皆への台詞考えたら頭も方向性もおかしくなりそう、誰だよこんなキャラ考えたやつ()
レリックは投下するなら4月中に絶対したいな…と思っていました、中納言です。
皆さんご感想ありがとうございます!
>>391
レリック「変なこと言うんじゃねえ!クッソ、いつまで経っても見た目通りだなお前は!」
義によって助太刀致す(無言の握手)悲しい過去で捻じ曲がらなかった稀有な男です、よろしくお願いします
>>392
正直、これって初めの頃船内でどういったポジションだったのかな?と思ってました。「成果物」だったのかな?
戦闘力は、それこそカラボーさんイメージです。彼よりかは、自バフ敵デバフで行くタイプですが。ワイルドハント騎士団ってこれくらいの強さで良いのですかね…?
年齢は、成長というものを調査隊に拾われるまでは知らなかったので海中ではずっと少年のままでした。自然と成長を閉ざしてた。周りの人間なんて死骸ばかりですからね。それが船の人々と出会って成長を知って、成長する未来を開いてある程度まで成長し、30代くらいが身体の全盛期だなと悟ってその頃にまた成長を閉ざしたって感じです。
>>393
自分のキャラには今までなかった要素を色々入れてみましたね…我流男青年様良いよね…格好いい…
>>408
生まれは沈没船、育ちは海底。レリック自身、骨を埋めるなら陸ではなく海だと決めているでしょうね。因果は巡る、といった具合で>>411
学園もので言う、主人公たちに色々口出しするセンコーポジです。本人も元ヤンキーだった系の。
凌牙さんはその心の闇を若干感じ取っていて、だからこそ他より一層注意して(気にかけて)いそう。側から見れば凌牙さんにだけいやに厳しい、みたいな。
能力は、遺物から連想して「深海に沈んだ宝には鍵が掛けられている」というイメージから膨らませた次第です。ありがとうございます!
>>414
ロイドさんのお師匠さん、見てみたいです(がめつい)
大切に思っているけど対応がいつも感電した人を救助する時のそれな男です。タイタニック号は個人的にかなり印象深いものなので…
ジャスミンさんのは、以前仰っていた床バーンスーパーヒーロー着地のことを言ってます。どうしても「船の床に穴が開く」というのに不安を感じてしまう。
ロイドさんとは先輩後輩的なノリで一緒にお勤め後に一杯交わしてほしいですねー(そういや騎士団ネタは被ってマズッたなぁと思いつつ方向性は全然違うのでいっか!の方向性に)
(アスモの所属する秘匿聖歌隊の隊長とユリアの所属する協会立魔導円卓騎士団の団長には並々ならぬ関係性があるとかないとか)
(とある構想では両組織とも博物館で全滅させられるとかいう話もあったり)キャラシ、貼るね
【名前】セレン・アイグレール
【性別】女
【年齢】25
【身長・体重】167cm・53kg
【国籍・出身】トルコ
【所属・役職】
【趣味・特技】料理・薬作り(毒も薬も植物性に限る)
【好きなもの】アップテンポな音楽、酒
【嫌いなもの】害虫
【容姿】緑色がかったブロンドに榛色のたれ目、やや日に焼けた肌
【魔術属性】地
【魔術回路】質:B 量:B 編成:正常
【魔術系統】製果魔術
【代数】10代目
【魔術特性】生産>>427
【解説(魔術)】
・製果魔術
人体工学を極めるものが目指すのが「究極の形」であるとすればアイグレール家が目指すのは「究極の実」。古くはヘスペリデスの園、イズンの庭、果ては知恵の実などとして語られる「法則を歪める権能の結実」である。その目的の下代々あらゆる果樹の育種に挑んできたが、時代を経るにつれなんか農家の方が順調になってしまったためなんとなく家庭内での魔術とその他の重要度が当時と逆転している。
家系で研鑽されている技術は得意な木の実を生産するための配合操作及び特殊な栽培方法に特化しているが、こと果樹という形においては使い魔の作成から毒物精製まで多岐にわたる技術が伝承されている。
なお、実の所果樹の成長促進用に使われている秘伝であるところの「栄養や生命力を移す手順」は生物に対し悪用すれば「パーン!ってさせる(本人談、原文ママ)」ことができる凶悪な代物であったりするのだが、代々戦闘行為には参加しない家風なため実際に使われた回数は限りなく少ない。>>428
【解説(人物)】
植物、特に実のなる樹木のエキスパート。
ユーラシア大陸トップクラスの規模を誇る農業・食品企業であるヘスペレス・フルーツ・カンパニー。その裏の顔は、長い歴史を持つ魔術師一族である。
本来彼らの家業は魔術の研鑽。…が、時代を経るにつれカモフラージュ兼資金稼ぎとして行っていた農業・貿易業の方が順調になりすぎてしまい、そのやりくりに忙殺されるにつれ徐々に活動基盤が魔術世界から離れていってしまい今に至る。
本来魔術師として才能に優れている姉であるセレンではなく、経済方面における計算と立ち回りに優れている弟の方が家督を継ぐことになったのもそのため。とはいえ姉弟間の仲はお互いがお互いの専門分野に全然興味がなく相手に任せる方針を取っているために悪化しておらず、平和的に家督と刻印を分け合っている状態となっている。
性格はよく言えばカラッとした陽気、悪く言えばかなりズボラで大雑把。好きなことに関しては興味が深い反面興味のない分野においてはガクッとパフォーマンスが低下する傾向にあり、肥料の濃度計算や樹木の診察などの工程は異様なまでに手際良くこなす反面実生活では汚部屋クリエイターとして知られる。幼少期にはそれに加え捕まえた虫やトカゲを周りにけしかけるガキ大将メンタルも保持していたが、そちらに関しては毎度被害者になる弟にガチ泣きで諭されたこともあり現在では鳴りを潜めている(性根が入れ替わったとは言っていない)様子。
基本的には工房(果樹園)にこもりきりになりがちだが、人付き合い自体が嫌いなわけではないのでちょくちょく気に入った人を招き入れてはとれたてフルーツやそれを加工したケーキなどを奢ってくれる。美味しい。
【台詞】
「酒でも飲む?………あ、これ秘密で漬けてるやつだからオフレコでよろしく!」
「金のなる木かぁ……実家で樹液が限りなく宝石に似た構造の樹脂として固まるようになってる木はあるけど黄金そのものの精製はうまくいってないんだよねー」
「あ、そこ気をつけてね〜。その林檎、口に入れたりしたら即座に吐き出さない限り30分以内に昏睡状態になるから」
「もしもし愚弟ー?根域制限果樹研究の関係で新しいアイデア出てきたんだけどそれに使う新種の苗が少々お高くてさ。アタシこないだ新しい機械買っちゃって金欠なんだよね。十倍にして還元するからお金出して♡」>>417
良いですよね、対比。対比好き…。
天使ファンネル!絵面は神聖っぽいのに齎されるのは…。
>>418
ですです。ちなみに中華娘の方は蘭猫がたまにやる魅せプ[パフォーマンス]として再利用する予定です。
需要があったら学生枠に突っ込むけど私一人で何枠も埋めるのもなんだかなーって。
>>421
そうですねぇ…ロイドが登場するssが二つ三つ出たら作り始めます。
ロイドの好きなものが仕事終わりの酒ですからねぇ。「今日も一日平和で何より!乾杯!」or「戦闘は大変だったけど誰も死ななくて何より!頑張った分酒が美味い!」みたいな。
あれ?この子ファンタジー小説の冒険者みたいなメンタルしてる?
>>424
スカ…スカ…スカべ、スカべ…
冗談はさておき医務室の人がちゃんと仕事をする人でよかった。対ジャスミン
「今度俺に調味料がドリルの先から出てくる人形作っておくれよ!目玉焼きには胡麻ドレが一番だからな!」
対アルシオネシア
「『らっしゃーせぇー……』違う違う!もっと腑抜けたバイトくんらしい声で!」
対クレティアン
「オーッホッホッホ!相も変わらずラプサン・スーチョンとグラブジャムンの組み合わせみたいなツラしてましてよ!アフタヌーン・パーリィ・ティータイム!」
対セレン
「てやんでい!海水(ストレス)受けて甘~く育ったマレオ印の野菜とフルーツ以外は認めねぇぞ馬鹿やろ、あんまぁ~い!うんまぁ~い!!」
対イオネル
「四半世紀に一度見るタイプの人種だなありゃ。ちなみに俺が好きな青色は朝焼けの色を映した海だ。」あと植物、特に果実のエキスパートということで食糧的な意味で生活管理局に配属になりそうだなって思いました。
>>440
まぁたぶん私が無駄な気にしすぎなんでしょうし
飲めると言ったら飲めるんだよぉ!で通しても良いと思ってるんですが気になってつい
飲めることにしましょうかマレオ君でボーボボパロをどうしても描きたかったんです…
>>441
海月「えぇ…」
凌牙「ギ○ス参考にした当て身投げで返してやろうかてめえ」>>448
可愛い…!!やはりボーボボは偉大だあ……
>>448
わぁ凛々しいロイド・クラークをwikiに登録してきました。ついでに魔術回路を起動するイメージも追加してます。
魔術回路を起動するイメージは昔は『腕に針金を通す』、今は『折を壊す』ワイルドハント騎士団って秘海集積船のページだとどこに載せるべきかしら…その他?生活管理局?
>>424
ですよねー。そう考えるとレリック、運が良かったってレベルじゃないくらい運が良かったのだな…レリックの発見者とかもいずれちまちま描写していきたいもの。
事件簿シリーズ読んでると人間でも人外級って人がごまんといるんで、船長もそれ級だと(勝手に)仮定して…多分レリックは、船に乗ってこの方戦い方しか入れてなさそうですし
(極・雑食性とかそんな感じかな…と思いました…でもユージーンさんへの反応的に違う…?)
趣味嗜好はともかくお仕事出来るのは良い人ですね。では自分は医務室さんに一票
>>430
陽キャだ…色々な面で陽キャだ…いつまでも姉は強いもの…
>>431
なるほど。ロイドさんが嫌がるレベルの鍛錬をするお師匠さん、楽しみにしてSSを書こう…新たなイケおじを見るために…
服装とかジョブ(動物使い系)とか得物とかから冒険者の雰囲気はありますね。スーツの大男と冒険者な爽やかイケメン…ワイルドハント騎士団も個性的だ…>>458
生活管理局……かなぁ
いやでも独立して動くグループだし一括りにはできないか
ならその他か、いっそワイルドハント騎士団の項目も作るか…でもそこまで人数増やすグループでもないし……うーん>>464
いえいえ大丈夫です
もともと特殊な立ち位置なのに宙ぶらりんなまま放置してたのは私なのでよし、そろそろ何か船メンツでお話書くか。
目下の問題は“戦闘シナリオ”になりにくい環境だということ。自ずと浮かぶアイデアが平和的なショートストーリーになってしまう。https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB
Q:ちなみに当主様は二分の一ぐらいは当主な人間をよその魔術組織にやる事による技術流出の懸念を問題だとは思わないんですか?
A:謎のブラザーS「クs……姉さんは放っておくと財産をものすごくどうでもいいことに浪費して俺にたかる人間なので外界から隔離された環境で研究に専念させておくぐらいがちょうどいいです」
クs……姉「請求したら毎回くれる方にも責任はあるくない?」
>>432
化学物質系動物系になると「……?」になるけどトリカブトとかあとギリギリ毒キノコ系統の毒なら割と相談に乗ってくれるよ
>>435
はい……神話とか見てると絶対何かしらの果物出てくるから誰かしらはいるだろうと思って……
>>439
(^^)
>>437 >>458
エイプリルフールの時に「自作キャラの○グワーツ所属寮偏りすぎ」って思ったので今回は闇の類は無くそうと思ったのだわ容量と視認性を求めストック整理してたんだけど既登場キャラと未登場キャラ合わせたら実質パチモン十二神みたいになってて草生えた
ご本人がいるところも草海月ちゃんキャラシ多少追加+戦闘面改修版投下しました
学園勢の魔術のバランス考えた結果高機動力でメロによって味方の回復や睡眠デバフ、泡を介する事で仲間の属性付き魔術の火力を底上げできるサポート兼若干ヒーラー的なキャラになりました
これで俺がやろうと思ってた船関連は今のところ終わったんで洛陽続き書きに行こうと思います
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/?cmd=auth&page=一条海月>>469
んにゃ、個人的なこだわりとしてマスター側の元ネタギリシャ神話シリーズは下位神からだけと決めているのでマスター側にそれっぽいのは今後も作らない
正確に言えば十二神揃えるにはダブりが多すぎてダメなんだけども、ゼウスの子が三人と源流辿ればポセイドンと三割デメテルと九割アフロディーテ(???)とアフロディーテの息子と自分が誰だかわからない子とディオニュソス教徒とくそでか感情タイタンとご本人様がいるので人数だけなら十二にリーチかかってて……>>472
おひさっさ
ここ最近の新情報はだいたいここに詰まっているので深く気にする必要はないよ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%A7%98%E6%B5%B7%E9%9B%86%E7%A9%8D%E8%88%B9>>476
汝のやりたいようにやれば良い……(邪神の囁き)>>478
あら~~~かわいい~~~!>>430
果樹園のとれたてフルーツを加工したケーキ…何それめっちゃおいしそう
密造酒の趣味持ちな辺り、以前このスレで上がってた凌牙君と話が合いそうだなと思いました>>484 >>485
(こうして見ると第五次サーヴァントめっちゃ強いな)
>>487
中堅英霊はなんというかどれぐらいだろう……あんまり突き詰めて考えるとキャラ下げみたいになっちゃうからふわっとさせておきたいけど第五次で言うならエミヤより少し弱いぐらいかな
魔術師相手なら特攻攻撃持って来られない限り無双できるけどヘラクレスとかクーフーリンとか連れて来られると正攻法じゃ詰みみたいなレベルの
>>488
うーんこれ自分でも言っててなんやそれなんですけど転生すると全宇宙を統べる神になりますね
本来一回でいいんだけどサーヴァント霊基だと元の出力の低さの関係で何度か霊基再臨をする必要があってそのトリガーが死亡というか>>483
私なら強さほぼ青天井で、復活時に大量の魔力を消費する上に強化されると現界維持魔力量も増えるので実質神霊級に至るには聖杯ないと無理とかにする。
或いは強化が一定以上進むとマスターの制御下から外れるとかリスクを付ける。>>494
俺も『聖杯惑星』で、ランサー陣営(というかアルフレド)がそれで触媒を調達したし。>>483
「死ぬほど強くなる」が持ち味なら強さの上限自体は大英雄レベルでもいいかなぁと思います。その方が魅せやすいでしょうし
どっちかと言うと無限リスポーンによるゾンビアタックの方がバランス壊してきそうなので、私ならそっちを重視して制限をかけるかも
一回のリスポーンに令呪一画使うとかそんな感じで>>499
>「他人を本当に好きになれない、心から愛せない(毛嫌いしたり悪意を抱いているわけではない)」状態を漢字二文字で表すとしたら何と言うか
が起源の話なら”無関心”とかでもいいんじゃないですかね。>>499
孤独って感じですけどそれだと幹也と被りそうな感じありますね……俯瞰とか鳥瞰、もなんとなく俯瞰風景に被るし……うーん>>473
ありがっと
クレティアンはお船の中で特にどこそこの所属ってわけではないんやね
>>483
それこそ神霊手前でいいんじゃないですかね?
例えば才知onにした鈴鹿だったり原初のルーン込みにしたヒルデだったり、限定的な神の権能を使えるサーヴァントっているわけですから
ゴールが神霊化でパンクするなら最終形態は物理で言うならケツァ姐さん、魔法使いユニットならスカディみたいな実質神霊のサーヴァントまであげても良いと思います
というか擬似的な死を繰り返すことによる霊器再臨なのだとしたら2、3度目で普通バレるので、極端なこと言うと最終形態で無双されたとしてもとっとと封印措置なりマスター狙いに切り替えなかった他の参加者が悪いです
>>481>>482
おひさっさですわ
>>475>>486
はいな、見てくるね>>499
疑心というか、不信というか。>>499
無愛…とか…
3人目作るの大丈夫だと思いますよ
キャラのリサイクルならなおさら>>499
うーん…「他者に興味、関心が持てない」「他者と距離をとってしまう」と考えて、等閑とか?
既存キャラの改変となると、どうなるか気になりますね…中々なものになりそう…風呂に入る前のゆる募。
うちの鯖&鱒に言及してほしいキャラ。
では風呂に入る。falling moon最新話でけた!貼りたい!
貼る!
「作戦会議だ!」
「家でやる奴がいるか!」
ファミレスでの騒動を終え、柳花は今後の方針を話し合うべく会議をしようと言い出した。会話の内容が漏れ義越えないような場所で、と付け加えて。
まず最初に提案されたのがカラオケボックスだった。限りなくプライベートな空間だからである。が、柳花は『例のクスリ』に関して話したいという事なので監視カメラが設置されているであろうという事で却下された。では限りなく閉所で、安心して会話できる場所は他には何処があるだろうか?
「家だ!」
「そうはならないだろう!?」
自宅であった。理仁としては最も自分達の行いに巻き込みたくない両親がいる場所で会議など言語道断、そのはずだったのだが柳花に押し切られてしまった。
居間から少し離れた理仁の部屋、広めな事もあり三人でもそこまで窮屈には感じないものの、部屋の主からすれば招く予定の無かった女子の登場に胸騒ぎが起きないはずがない。
「へー、理仁君って結構部屋質素なんだね。もっと趣味のアイテムとか一杯置いてあるのかと思ってた」
「そういえばお前に趣味はないのか理仁。趣味がないと後々詰まるらしいぞ理仁」
訂正。この二人に関しては別の意味で胸騒ぎが起きる。>>512
「はい女子二人、横道に逸れすぎだからさっさと本題に入ろうか」
「とりあえず部屋にルーンで防音仕様を仕込んでおいた。よほどの大声でなければまず会話の内容は漏れないだろう。まず、例のクスリについてだ。経子は理仁から事情は聞いているな?」
「えっと、はい。私達以外の四人いるマスターの中に、薬物を広めている人がいるんですよね?」
「うむ。昨日の戦いで回収したまた別のモノを調べたが、現時点でハッキリしているのは三つある」
柳花は懐から幾つもの紙片が入った袋を出した。理仁は何度か目にした事こそあったが人間や怪物の血にまみれていた為にハッキリとそのものを見るのは初めてである。
「一つは、この切手がサーヴァントによって作られたものであるという点だ。サーヴァントの血が混入していて、接種した人間とリンクしてその魔力を吸い取る仕組みになっているようだ。そんじょそこらの魔術師で出来る芸当ではない。相当優秀なキャスターによるものと考えて良い。
もう一つは、このクスリは鮮度が命という点だ。私と理仁が入手した最初の紙片だが昨日駄目になった」
「駄目になった?」
「消費期限と言うべきか、数日で溶けてしまった。どうやらクスリの流通を制御する目的らしい。いつに作られ、いつまで保つのかは分からないが、これもあと数日もすれば消滅するだろう」
「でもこれって大切な手がかりなんですよね?そんな他人事みたいに言ってますけど、大丈夫なんですか?」
「問題無い。何故なら三つ目は、コイツを流しているマスターに大体の見当がついたからだ」
理仁は経子と顔を見合わせ、しばらく柳花の発言を反芻する。街に蔓延る薬物、それを広めているマスターがどれほど用意周到な人間であるかは彼女の口から語られている。それを踏まえた上で誰であるのかを突き止めたというのだ。>>513
「……誰なんだよ、そのマスターは」
「お前達もよく知る人間だ。今日、学校で確信した」
「学校って、マスターは学校にいるんですか!?」
「このクスリについてる匂いを嗅いでみろ。鼻を近付けたくらいでは何も起きんから安心しろ」
そう言って柳花は袋から紙片を取り出すと、理仁と経子に投げて寄越す。恐る恐る鼻を近付け、その匂いを嗅いでみる。
どこかで嗅いだ事のある匂いだ。毎日学校で、とある人物と会話していた時に、嗅いでいた……。
「これ、浦戸先生の香水……?」
経子がぽつりと呟く。理仁が口に出すよりも先に、声を震わせながら。
理仁の脳裏をいつも明るく、裏表のなさそうな担任教師の姿がよぎる。とてもではないが魔術師にも、マスターにも、クスリの売人にも見えない。しかしクスリから漂う香りは間違いなく彼が纏う香水のソレとほぼ同じだった。
「いや、でも待てよ。俺こういうのに詳しくないけど、同じブランドだったりするかもしれないだろ?単なる人違いだ」
「私もそう思って調べてはみたんだが、どうも違うらしい」
「違うって、何が」
「……浦戸先生の香水、あれ市販品じゃないんだって。前にそう言ってたの覚えてる。そこらで売ってるのは匂いがキツくて嫌だから、自分で作ってるって。何処にも売ってない、完全オリジナルだって」
>>514
経子は紙片を見つめたまま、身じろぎ一つしない。能面の様に色を失った表情からは何も窺えない。
空気が凝結する。全身が痺れ、まともに声が出せない。理仁は現実を受け止めきれずに、しばらく言葉を探す。
「黒江凪咲は襲われる直前の香水の匂いがしていたと言ったな?もしも彼女が取引現場を見ていた事で狙われたのだとしたら……」
見舞いに行ったあの日、浦戸は始末しきれなかった凪咲を狙っていたのだろうか。
理仁はこれまで浦戸と交わした全ての会話にどんな意味が込められていたのかを必死に思い返していく。一体マスターは何処で息を潜めているのか、そんな事を考えながらそのマスターと会話をしていた事実に背筋が凍り付く。
「お前達の気持ちはわかる。そんなはずはない、とな。それを確かめたくもあるだろう。だがまだ動く時では無いぞ。まだマスターの証拠である令呪をまだ確認できていない。マスターかもしれないし、マスターじゃないかもしれないという曖昧な部分だ。だから下手に探ろうとすれば目立ってしまう。私の言いたい事は分かるな?不用意に近付いたり、不審に思わせるな」
「それでどうするんだよ。令呪があるかどうか、確認したら」
「無論戦いを挑み、そしてころすが」
>>515
何の躊躇いも無くあっさりと柳花は言い放つ。経子はびくんと強く跳ね、戸惑いに満ちた表情を浮かべた。
ころす。自分と変わらない少女の口から漏れた言葉は現実味がない。何より、簡単にそんな事を言う柳花の事が理解出来ない。
彼女は魔術師である。理仁に跡継ぎになれと強制し、その挙句にお前はいらないと見捨てた者達と同じ魔術師だ。その時がくればどんな判断であろうと冷静に下せる、そういった人種だ。それは既に理解しているはずだった。
けれどこの歪んだ聖杯戦争に憤り、わざわざ人助けをする為の部活まで立てた同居人としての柳花もまた彼女本人だ。どちらも本物であるからこそ、理仁は感情の行き場に迷った。
「奴は街にクスリを広め、何の関係もない人々を巻き込んだ。生かしてはおけん」
「待ってくれ柳花。そんな急に言われても、俺はまだしも経子が……」
「ならば改めて言っておく。これは戦争だ、殺し合いだ。サーヴァントを倒してはいそれでおしまい、とはならん。一度やったならば浦戸はこれからも似たような事を繰り返すに決まっている。一線を越えるとは、そういう事だ」
「人を殺したら、お前だって一線を越えるだろうが」
思わず口を突いて出たのはそんな感情的な言葉だった。正しいかどうかではなく、ただシンプルにそんな事があっていいはずがないという一声に柳花は眉をひそめ、先程から口を開かず呆然としている経子を窺うと、重いため息をつく。>>516
「……はぁ、わかったわかった。少し急すぎた。浦戸をどうするかはおいおい話すとして、奴を止めなければいけないという事は二人とも分かっているな?」
「それはもちろんだ。その為にマスターになったんだ」
「私も、やります」
経子が拳を強く握りしめながら言った。唇をぎゅっと噛みしめながら、
「たとえ誰であっても、やっている事は許せません。絶対に止めてみせます」
「ん……それじゃあ会議はこれで終わりだな。すまなかったな」
「私、帰ります」
すっくと立ち上がり、経子は部屋を出て行く。慌てて理仁はそれに続き、玄関まで見送る事にした。
廊下を歩きながら、一体何を話せば良いのか分からず理仁は目を泳がせる。経子は黙りこくったまま、何も言おうとはしない。
玄関までつき、経子は靴を履く。扉に手をかけて、思い出したようにゆっくりと理仁へと振り返った。
「……ねぇ、理仁君はどう思う?本当に先生がマスターなのかな」
「柳花も言ってたろ、まだ早いって。でもその、もしもそうなのだとしたら俺は全力で止めるよ」
「うん、そうだね、うん。殺さない様に、頑張ろうね」
感情が処理できていないのか複雑な表情を浮かべながらも、経子は口の端を微妙に歪ませた。理仁もぎこちない笑顔で返すと彼女は静かに扉を開け、帰って行くのだった。>>517
理仁は足早に部屋を戻り、柳花を睨み付ける。糾弾の言葉が見つからず、ただ不満を表すにはそうするほかに無かった。
「不満があるなら言葉にしろ。赤子でも出来る」
「なんであんな事言ったんだよ。もっとこう、あるだろ」
「いや、ない。浦戸はころす。それ以外に選択肢はない」
柳花の考えに間違いはない。街にクスリをばらまくという方法に擁護できる要素は一切無い。そして浦戸が改心するとも思えない。
けれど、
「でもさ、担任なんだぜ。知らない奴じゃないんだ。名前と顔をよく知っていて、一緒に話したりもしたんだ。そんな簡単に考えられねぇよ」
「ならお前は名前も顔も知らず、話した事もない奴なら殺してもいいのか?」
「それは、そういうわけじゃ……」
「今問題なのは相手が誰かじゃない。相手が、何をしているかだ」
反論出来る余地も無く、理仁は力なくうなだれる。柳花は話は終わりだと言う様に立ち上がると、
「私も何かの間違いだとは思いたい。だから出来る限り浦戸について調べてはみる。だがもしも、その通りになってしまったら……覚悟しろ、敵は容赦なくお前をころすぞ」>>518
彼がマスターかもしれない。薬物を広めて、何人もの人間をおかしくしているかもしれない。
柳花の言葉が頭から染みついて離れない。嘘だと断言したくても、彼女が渡した紙片から漂っていた匂いは経子のよく知る浦戸のソレと全く同じだった。
何度も嗅いだ匂いだった。学校でも、家でも。本人は秘密と言っていた香料まで探し当てたほどに。
嘘だと思いたいが嘘ではない。自分自身がそう確信している。
優しい先生。転校してきて友達もいない自分を気にかけてくれて、どんな話も快く聞いてくれた先生。いつも明るい、大好きな先生。
「―――――あ」
繁華街を歩いていると彼の背中を見つけた。どれだけ離れていようが、後ろ姿を見逃した事は無い。
小走りで追いかけていく。彼は何処か店に寄るわけでもなく、ふらふらしているようだ。
(うん、知ってる。先生は趣味らしい趣味はなくて学校から帰る時も寄り道なんかしないもの。でも今日の動きは初めて見るかも。お店には寄らないけど、進みもしない。いつもならまっすぐ家に帰るのに)>>519
してはいけない、そう自分に何度も言い聞かせてきた。けれども憧れは抑えられない。胸から湧き上がる情熱のはけ口が見つからない。
過激な事はしていない。あくまで、『知っている限りの事』しか知らない。だからやってはいけない行動には当てはまらない。
彼は何かを思い立った様に路地裏へと入っていく。これまで見た事もないパターンに胸がざわつき、足が速まる。
(何をしに行くんだろう。何を見に行くんだろう。誰に会いに行くんだろう。私の知らない何かを見ようとしてる。何かに触れようとしてる。そんなの嫌だ、知りたい、知りたい……)
路地裏に足を踏み入れる。彼は角を曲がった。
(待って、待って待って……)
何も考えずに角を曲がる。けれどそこには誰もおらず、薄汚れた光景だけが広がっている。確かに彼はここに来ているはずなのに。
「三義、バレバレだよ」
彼の声が聞こえ、振り返った時には既に遅く、経子の頭はコンクリートの壁に叩き付けられていた。>>521
う、う、浦戸先生!?そんな…大河みたいな気の抜ける系モブ先生だと思ってたのに…!
そして経子さんの気配遮断(ストーキング)を見抜くとは…ともかく、経子さんの心身の無事を祈るしかない…割と本格的に衝撃受けた…先生が…マジか…そして見返してみたら実際に香水について触れられてる…伏線じゃん…
>>507
テレビの戦闘中的なボール投げ系サバゲーをやるとか?
オートマタで人海戦術するジャスミンちゃんとかメロを変化させてひたすら防御しながら戦う海月ちゃんとかみたいな感じで割と無法ルールなのとかどうっすか?
…一応安定択で女子会(リュジにゃん入り)とか?>>528
あら? そうだったの?
となるとサブ研究の名前、『人は竜首の心臓でしか自身に無尽蔵の魔力を与えられないのか?』に変えた方がいいね。>>529
ぬわー!ありがとうございます、かっこいい……肝心な事聞くの忘れてました……
黒鹿さん、『船』には木々やら土やら山系の豊かさがある場所やエリアってありますでしょうか?>>521
書いている自分も教師パートは楽しかったです。ようやく解放です。ちゃんと香水に関しては出る度に書いておいたのでよかった…
>>524
長くなるからカットしたんですけどwikiに追加してからえー!理仁がお友達!?しかも女の子ー!?となるくだり書く予定です
>>528
理仁がハッキリと柳花に反抗しつつ今後の二人の関係性も示唆していくシーンになります。いい感じに回せるよう頑張りたい…
>>532
一人目のボスからこういう感じか〜!っていうバトルにするつもりですのでご期待ください!
>>533
fmは大体の要素をSNオマージュに費やしているので教師が敵なのですね、まだまだ残弾あるゼェ!
>>534
結構グダグダした分を取り戻せたかなと思います。ここから一気に駆け抜けたい!お久しぶりです。
ストックだったキャラを『船』用にコンバートしたのがようやく終わったので投下しますね。
>>521
一気に物語が動きましたね【氏名】黒須 瞳
【性別】女性
【年齢】16歳
【出身】日本
【身長・体重】165cm・54kg
【肌色】黄
【髪色】黒
【瞳色】茶
【外見・容姿】
長い黒髪をポニーテールにした少女。
【令呪の位置】手の甲
【属性】中立・善
【魔術系統】陰陽道派生の退魔術
【魔術属性】空
【魔術回路】質:C 量:B 編成:正常
【起源】的中
【所属】秘海集積船・混合科一年生
【契約サーヴァント】ヤマトタケル【魔術・特殊技能・特性など】
陰陽道を源流とした、退魔の矢を射る術を代々受け継いでいる。
退魔の矢は、死霊や魔性といった属性が強い程に効果を発揮し、秘められた魔力が相手を拘束すると同時にその体内を毒のように蝕む。
極限まで集中することで任意の部位に的中させる程の驚異的な命中率を誇る矢を射る事が可能だが、まだ術を使いながらそれを放つ事は出来ない。
その他に、精神を集中させる特殊な呼吸法も扱う。
陰陽師に師事を受けただけで正式な陰陽師の家系でない為、退魔の矢を除いた術は簡単なものしか伝わっておらず、先祖代々がそうであるように陰陽師としては半人前にも満たない。
【礼装・装備など】
霊木製の和弓と矢の他、軽量化や認識阻害の効果のかかった矢筒を所持している。
矢は通常の物の他に、音による魔術効果で相手の意識を逸らす鏑矢も使用する。
【外見・容姿の詳細など】
長い黒髪をポニーテールにした少女。
弓道によって鍛えられた身体と切れ長の瞳は、男子よりも女子に人気が高い。【人物像】
『船』で料理人を務める父:芳雄とワイルドハント騎士団に所属する退魔師の母:菜々の間に産まれた少女。
数少ない『船』産まれの『船』育ち、停泊期間の間だけ現地の学校に転入したりしつつも周囲に愛されて育った。
また、普通の子供と同様に教育も受けており、同年代の日本人の平均以上の学力を有している。
今年に入って学園に入学して同級生の錬金術師アリシアと友人になったものの、友人と違って自分の進路を決めれないでいる。
自身の技能をどう『船』で役立てればいいか、母親と同じように出来るのか、彼女はまだその答えを持たない。
子供の頃、両親が仕事の間は手の空いたアルシオネシアにお世話されていた為、アルシオネシアを姉のように感じている。
特技:弓道、アルシオネシアの個体識別
好きなもの:刺身、アリシア特製のシャンプー
苦手なもの:自己分析
願い:自分の進路を決めたい
台詞例
「これ位、私なら当然よ」
「アリシア特製のシャンプー、良かったら貴女も試してみる?」
「先の事はまだ決めてないけど、それでも自分を鍛え続けてるって証拠……見せてあげる」【来歴】
黒須家は、とある陰陽師から師事を受けて退魔師となった家系である。
しかし、時代の流れや文明の発展等により仕事は激減、母親である菜々の代で途絶えかけていた所を『船』がスカウトし、菜々はその乗組員となった。
そしてワイルドハント騎士団に所属した菜々は、『船』の料理人である芳雄との恋に落ちて結婚し、産まれたのが彼女である。
両親だけでなく周囲の人間やアルシオネシア達によって育てられ、黒須家の退魔術だけでなく普通の学校と同じ教育も受け、伸び伸びと育った。
また、一般常識や『船』以外の価値観を知るために、学園に入学するまでは停泊期間の間だけ現地の学校に転入する措置が取られている。
そういった環境で実力を付けていき、自力で『船』に辿り着いた人間と同様に試験を受けて合格し、学園へと入学した。
【性格】
勝気ながらも社交的で快活。
負けず嫌いな言動を見せても嫌味にならない位に人当たりが良い。
面倒見も良く、『船』育ちとして同級生(後には後輩も)をサポートする事も。
可愛らしいものが好きで少女趣味寄りな一面があるが、余り表には出していない。
【役どころ・コンセプトなど】
『船』産まれの『船』育ち。
主人公でもその友人でも。>>537
おぅ、なるほど……ありがとうございます洛陽5節-2投下します
巻き舌書くの初めてで苦戦した…黄の魔都聳え立つ山嶺の麓に存在している洞穴。
デイヴィは、壮年の敵将に縛られながらその中に入らされていた。
暗い洞窟は、進んでいくにつれて幅が広くなっていく。所々に燭台もあり、まるでファンタジーの洞窟の様な様相をしていた。
デイヴィは風に揺られ、怯えている。それをふと見た敵は、ほうと声を出す。
「へえ、沸かせる顔するねえ、坊や。…こりゃ敵さん方の前に堂々と牢を置くべきだったかもな…」
邪悪な事を口走りながら、男は走っていた足を止める。
「…よし、到着だ。あそこを見てみな、坊や」
「…?」
「喚かないでくれたご褒美だ、牢に放り込む前に見せてやろうじゃないか。…見な、麗しの我が家だ!!」>>546
少年が見ると、そこには砦があった。
そう、洞穴の中腹、地底湖の上に巨大な要塞が造られていたのだ。
砦の遺構の如く柱や壁が転がり、二層の構造になっており、下層は中央にある浅瀬を囲む様に足場があり、上層は外周に遮蔽物があり、中央には何もないまさしく決戦場の様な風体となっている。
歩き、見せながら男は喋る。
「本当は雑兵のストック置いとく場所だったらしいんだが、おっちゃんが全部退かして棲家にしたんだよ。楽しい楽しい首狩りの時間を邪魔されたくないからねぇ。そして漸くチャンスが巡ってきた訳だ。更にそれがリシュリューの旦那倒せる程の強者と来た!!本当に興奮が止まらんよなぁ!!」
「…」
「ちぇっ、反応悪いねえ坊や。…まあいい、じゃあもう探検会は終わりだ。」
冷淡な表情に一瞬で切り替え、男はデイヴィを掴んで下層の端に持っていく。
そこには一つの牢があった。ケトが札の様な物を使い、鍵を開ける。
「さぁて、お客様だよっと!!」
ケトはデイヴィを軽く投げ下ろす。デイヴィは尻餅をつきながら、地面に落ちた。
その男は札で封を掛ける。
「よぉし、じゃあゆっくりしていきな坊や!!まあ退屈はさせんよ、お菓子はないが、その分とびっきり楽しい首刈りショーを見せてやるさ!!」
笑いながら、邪悪な道化の様に手を振り、男は去っていく。
斯くして牢の中に、少年は残された。>>550
「!」
その侍は、少年の言葉を聞いて驚く。そして、次の瞬間。
「おぉ…おぉう…!!」
「おさむらいさん…?どうしたの?」
「おぉう、こぉのような海外の少年もサムラァイを知っているとは…!!嬉しいぃ物だなぁ…!!」
突然凄まじい巻き舌になった。
「??」
デイヴィが口をぽかーんと開けてる事に気付かず、侍のテンションはドンドン上がっていく。
「そぉしてこの魔力のふゥんいき…!!もぉしかして貴方、マスターと契約を…!?」
「…けいやく?うん。してるよ。」
「おぉぉう…うおぉ…!!なんという僥倖…!!まぁさに地獄に仏…!!もぉぉう烈に感動してきたぁ…!!」
巻き舌で両腕でガッツポーズをする侍といういい意味で異様な光景を見て、デイヴィの顔は、笑顔になった。
「…ぷぷっ。あはは…!!」
「あっ…すみません。マスターやサーヴァントがいたと言う事に、つい感情が昂ってしまって。とりあえず甘露をどうぞ。」
「ありがとう、おさむらいさん!!」
デイヴィは顔をパッと明るくしてサツマイモを受け取る。牢の中とは思えない、明るい空気が二騎を包む。
それを見て、侍は嬉しそうに笑う。>>552
「ふむ…つまり貴方達マスターは敵将を1騎討ち取って、現在はあの男が貴方を使ってマスターを誘き寄せようとしてる、といった所でしょうか。相分かりました。つまりマスターは、この悪意に満ちた特異点を修正する為に現れた、という事ですね。…なぁらば!!」
男は立ち上がり、自分の胸を叩く。
「こぉのルーラー、大岡忠相、人呼んで大岡越前守!!囚われの身とはいえ、よぉろこんでカルデアに力を貸す所存!!」
その男、大岡忠相。
奉行から大名へと成り上がった唯一の男であり、江戸時代最大の裁定者。
デイヴィはカルデアの勢力に加わらんとする新たな同士と、偶然の遭遇を果たしたのであった。
「…まあ、今の所はここから出る策が無いのですが…」
「ずこー。」499の件(『船』に乗せる三人目のキャラ)ですが、色々考えて無しにしようと思います。
お騒がせしました……>>543
ありそうで無かった船生まれ船育ち!!
そして魔性に強い弓使いって属性もかなり良いと思います!
海月ちゃんとは性格や少女趣味とか、色々と相性良さげですね!
海月ちゃんは同い年で学園としては海月ちゃんのが先輩だけど船にいた期間では圧倒的に瞳ちゃんのが先輩って事だし先輩としてか普通に同期みたいな感じで関わりそうっすね
>>555
出すの遅れてすいません…まあここから忠相は活躍させていく予定なので期待してて下さい!
貴重なデバフ要員だし特技的に特異点の謎考察パートとかでも結構活躍するかもしれません
そして何故囚われてるのかってのは次辺りで明かしますが一応確認の為に先に言っておくと
xgib4ter.soh94k94r=xh@zwqo3.fz:i6c0;ztjzqtyd@k9wew@r
cdwckfz:skpys4w@fa84c4t@tz7hr.9wew@r>>560
u.-s@。l94tew@r。◇柳生十兵衛三厳────1階廊下
十兵衛が弾き飛ばしたそれは、弾だった。銃弾よりも大きく、重い。大砲に使われるものだろう。
次いで一発、更に一発と続く。一般人である明を後ろに匿っている以上、受け流すという手段はない。木刀を手繰り、軌道を変え、打ち据える。飛んで行った先に目を遣ると、廊下の脇や壁に三つ、大きな円形の穴と亀裂が広がっていた。
「あーあ。ぜんぶ、よけられちゃった」
エレベーターの方から声がする。十兵衛が想定していたよりずっと幼く、あどけない声。悪びれる気配もない。視線を前方へ、声の主を睨む。声の主は、声のとおりに幼く、あどけない容姿をしていた。白髪に水兵服、特徴的な赤と黒の眼。常人とはかけ離れた姿は、サーヴァントである証拠だ。
少年は、エレベーター内からの橙色の光を背に廊下へ進む。湿っぽい、磯の香りが鼻につく。彼の傍に大砲などのような武器は見当たらない。実弾であることから魔弾による攻撃ではないのは確かだ。その場で生成をしているのだろう。
「はじめまして。さっきの、びっくりしちゃった?」
「びっくりなんてモンじゃねぇよ。いたずらはもっと可愛らしくするべきだぜ?」
少年からすれば、先ほどの攻撃はドッキリか何かのつもりだったのか。外見にたがわず、精神も幼年期の状態でいるらしい。
「ねぇ、おにいさん」
ゆっくりとエレベーターから離れ、月の光を浴びながら少年は十兵衛たちに近づいてくる。足取りは軽やかで、さっきの一連の流れがなければ気が抜けてしまう。油断はせず、木刀を握りなおす。>>569
「いっしょに、ぼくとあそばない?」
「…遊びにも依るな。じゃんけんなんてどうだい」
「じゃんけんはいい。グランデとやったもん」
「そりゃ残念だな。でも俺らも忙しいんだ。手短なのが良い」
「そんなこと言わないで。みんなであそぼ?みんなであそんで…“ともだち”になろ?」
木刀を振る。銃弾が、軌道を変えて右側で爆ぜる。一発に飽き足らず次々に撃たれる弾を四方へ流す。廊下に見る見るうちに傷が広がり、壊れていく。パリンという音も鳴った。おそらくどれか一発が窓ガラスに当たり割ったのだろう。
様子見を止めたのか、銃弾の密度が上がる。単発式の武器からフルオートマチックにでも変えたようだ。木刀をより速く動かしつつ、明とともに後退する。そっと耳打ちをする。
「今はマズい。逃げるぞ」
「逃げるって…どうやって?」
「心配すんな。走れるようにしておけよ…」
高密度の弾幕の中、隙間を抜け、少年へ目を向ける。少年は笑っていた。己の所業の善悪を定めず、楽し気に。
そんな彼に向けて、十兵衛は強く視線を送り────「魅了の魔眼」を使用した。
「…!?」
少年の顔がこわばり、動きが止まる。銃弾の雨も止む。それを確認した十兵衛は明を走らせ、自分も彼を押すようにして駆けだした。今ホテルの内情を知り従業員たちを落ち着かせることのできる明に何かあるのは、十兵衛としてもマスターであるカトカにしても避けるべきものだ。そんな彼を庇いつつサーヴァントと戦うのは控えた方が良い。>>570
そんな風に考えながら走っていると、後ろから銃弾が飛んできた。曲がり角を使って躱す。銃や大砲を使ってくる時点で相手の神秘は自分よりも新しく、魔眼にも抵抗がないと思っていたが、予想よりも復帰が早い。ある程度の対魔力持ちで、飛び道具を使う。アーチャーのようにも思えるが、違和感も感じる。後方から少年の声がした。遠くはあるが、はっきりと聞こえる。
「あははっ、おにごっこ?たのしいねー」
何とも緊張感のない声色だ。そんな合間にも弾幕の展開は続いている。客室の方へ入り、廊下の幅も必然的に狭くなる。弾幕の密度が一層高まる。
こうなれば、一か八か、次の曲がり角で明をどこかの部屋に隠し迎撃に転じるか。相手に対話の意思はない。ここで取り逃せば、もしかしたらカトカたちに危害が及ぶかも知れない。
明にそのことを再度耳打ちすると、明は小さく頷いた。最初は戸惑いの色のあった眸も、今は決意に満ち、曲がり角に向かっている。そしてそれに比例するように、少年の声も近づいてきている。
今だ、と思ったと同時に、十兵衛は力の限り後方に木刀を投げた。明が角を曲がり、一室に逃げ込んだのを視界の端で認めて、新たに手元に木刀を携える。先に投げた木刀は、おそらく銃弾の雨に晒されて朽ち果てただろう。だが少しでも注意がそちらに逸れたようで、一連の作戦は滞りなく進められた。
「さあボウズ、こっちは準備万端だ!」
声高らかに少年に向けて叫ぶ。それに応えるように、廊下の先から一本の線のように束ねられた銃弾が放たれる。
木刀を上段に構え、振り下ろす。一本の銃弾の線は真っ二つに割れ、切られた弾は弱々しく四方八方へ散乱した。線が二本になるなら二度振るい切り、三本になるなら三度振り切る。狭い廊下に広がり続ける薬莢の光線は、曲がり角の部分で須く潰えた。>>571
「すごいね、おにいさん!カッコいいや」
少年は、十兵衛の剣技に焦りも慄きもせず、笑いながら楽しそうに声を上げる。その声が聞こえるや否や、十兵衛の眼前に少年が現れた。鼻と鼻が当たるほどの距離で、少年がにっこりと微笑む。
「でも、ぼくも負けないよ?」
少年の笑顔の下には、一抱えほどの手筒が携えられていた。手筒が下から上へ振り上げられる。後方へ半歩引き回避。背中が壁にぶつかって、縦方向の逃げ道が無いことを十兵衛に知らせた。
空を切った手筒が、上方で熱と光を帯び始める。後方への回避は出来ない。咄嗟に木刀で抱えた少年の手を叩き、手筒を落とさせる。しかし弾は手筒が床に転がるより早く発射され、近距離からの衝撃によって十兵衛は煙と共に横方向へ吹き飛ばされた。>>572
「───ぐぁッ!?」
何かとぶつかった。そしてその何かから苦悶の呻き声がした。自身の方向感覚を以て考えれば十兵衛は左の、曲がり角を曲がった先の廊下へ吹き飛んだはずで、そこには人はいなかったはずである。いるとすれば客室から出てきた明であろうが、聞こえた声は彼のものよりずっと低く、嗄れている。
手筒の衝撃は直撃でないにしろ伊達ではなかった。近代兵器の威力というものを身をもって痛感した。じんじんと続く痛みと熱と、キーンと響く高音を持て余しつつ意識を周囲へ移す。そこは廊下で、客室のある見慣れたものだった。だが、何処か違う。近くの客室の番号を見ると、1階のものではなく、3階の番号である「307」。1階にいたはずの十兵衛は、いつのまにか3階にいた。
「…おいお前!重い、退け!」
床から怒鳴り声がする、と思って見ると、男が十兵衛の下敷きになっていた。慌てて退くと、男はふんと鼻を鳴らして立ち上がり、マントについた汚れを手で払い落とした。豪奢な装飾に深い紺碧のマント。赤い二尾の獅子の紋章を付けて、杖を持ち、学識深い皇帝そのものといった出立ちだ。
曲がり角を見遣る。至って静かで至って整然としている。煙も瓦礫も何一つない。煤けた着物の十兵衛だけが不自然になっている。
視線を感じて曲がり角を観察するのを止めて振り返ると、マントの男が憤然とした面持ちで十兵衛を睨みつけていた。初老と思しき風貌で、少年とは似ても似つかない。攻撃はしてこないようだが、口撃は今すぐにでも始めてきそうだ。十兵衛は混乱する思考のままに、やるせなく肩を竦めた。>>573
◇カトカ・オルロイ────1階食堂
広い食堂の中に、種々雑多な寝息が満ちている。老若男女、従業員たちがそれぞれに椅子や地べたやらで雑魚寝をし、不安ばかりの現状から逃避を行なっている。それに今でも飛び入り参加したい気持ちを抑えて、カトカは椅子に座り従業員たちを見守っている。
懐中時計を見れば、午後9時30分。なんだかんだでもう夜だ。昨日の今頃は、電車に揺られていた。事態の変動ぶりに今更ながら頭がくらくらとする。
セイバーに起こされ、明が誰も起こさず一人でこっそりと抜け出したということを聞いた時は疑心暗鬼が再発しかけた。だがカトカは勇気を振り絞り、セイバーを向かわせて自分がここに残ることにした。今にして思えば、無謀にも程がある。
セイバーから譲られた日本刀を握り締める手にも先ほどから冷や汗が溢れている。日本刀なんて使ったことがない、と言うと使えなくても抜刀するだけで効果がある、と返されたが、やはり安心はできない。武器を持っていたって、サーヴァントに歯向かえる訳ではない。あの化け物にも対応できるか怪しい。
「あのぉ」
「ひぇっ!?」
背後から声をかけられ、椅子から転げ落ちそうになる。刀を落としそうになるのを必死に堪えて周りを確認。幸いにも誰も起きてはいない。胸を撫で下ろし、声の方を向くと三文と蔵辺が連れ立ってカトカを見ていた。
「え、えっと…何でしょう?」
「すみません、驚かせてしまって…」
「ちょっとお手洗いに出たくて」
「え…その、危険ですよ?」
「分かってます。だから二人で行こうと」
「俺たち、逃げ足は速いんで」>>574
寝ている者たちを起こさないようにヒソヒソと話す。三文と蔵辺はカトカに対して心配はいらないと言わんばかりに笑って、すぐですからと口々に言う。最終的に不安や心配を押し切り、カトカは二人に用が済んだら、何かあったらすぐに戻ってきてくださいと念を押して見送った。
この階には不思議なことにあの化け物が出ない────ということを知っていても、暗い道を歩く彼らの後ろ姿を見ると不安で仕方なくなる。彼らもきっと不安だろう。カトカ以上に訳の分からない状況に放逐され、親友である紺瀬もいない。そう思うと、二人の後ろ姿には不安以上に寂しさが感じられた。埋めることのできない一つのピースの欠けた絵のようだった。
◇◇
扉をノックする音がした。寝息とみじろぎのみで、他に音を立てるものがなく静かであった空間に新たな音が出た。
三文たちが帰ってきたのかと思い、刀を抱えて扉を開けようと歩いて行った。扉を開けると、そこには三文たちではなく、ひとりの少女が佇んでいた。
亜麻色の緩くカールした髪に、白い肌理細やかな肌。可愛らしいフリルの服がよく似合っている。大人びているようだがどこか子供のようで、少女という言葉から逸脱しない。庇護欲を掻き立てられて、「人形のよう」という表現がぴったりだ。ボーボボ味あるゴルシ味あると聞いてからもうマレオの理想CVは子安サンか上田サンしかないのでは???と思い至った真夜中……
>>582
イインダヨォ!グリーンダヨォ!!
個人的にはどちらの方もあってると思うのでオールオッケーですことよ!>>585
了解です〜>>554
他にも捕らわれたサーヴァントが……わざわざ生け捕りにしたまま牢屋に放り込む辺り、敵は何を企んでるのやら。
>>556
性格上、相手に苦言呈したりもするので、多分トワ君との相性は良くない。
両親は劇的なドラマとかなく日常の延長線上で結婚した感じで、友人は医療系志望の錬金術師といった方向で考えてます。
>>557
>>558
正統派過ぎて逆に中々完成しなくて、『船』を切欠にようやく完成しました。
>>560
>>561
仲良くなれそうだけど、瞳としては入学するまでの期間はノーカン扱いで海月ちゃんを先輩扱いする感じですね。
>>564
此方は完全にスナイパータイプですね。
悪霊や魔性だったり、そういった厄ネタに身体や魔術回路を接続した相手にはえげつない事が出来ます。ぶっちゃけデイヴィくん、主要ウェポンが銃や大砲で一見神秘薄めな近代英霊に見えるのが実際は海への恐怖の体現とかいう生半可な神秘じゃないっていう聖杯戦争だと初見殺しも良いとこな子だよねって
>>578
忘れ去られた魔眼くん…()
苦難続きのセイバー陣営の明日はどっちだ!
>>579
主従がそれぞれに異なったイベントに遭遇中です。一方その頃大好きなんで色んな視点で進行していくますよ〜バリバリ
>>580
おっかない方のデイヴィくん堂々の登場です!ジャックちゃんポジですよね、洛陽がアポコラボジャックちゃんなら、ホテル聖杯戦争はアポジャックちゃん。どっちも捨てがたい。
セイバー陣営は一応主観ポジションなので、これからどんどん色んな人と会ってもらうつもりです
>>584
正直自分もごちゃごちゃになりそうなので整理が大変…みんな自由行動しまくる…
お気づきになられましたか…この合流は吉となるか凶となるか…
>>588
やっぱサーヴァントと少しでも離れるのは良くないよねってお話。無事に再会できるのでしょうか…どうも。ss書いてる途中でちょっと違うな、となって没にしてしまったユージーンです。
『船』で生まれた子供については例えば居住区に点在するショップの中に託児所みたいな所があってそこが実質的に一般常識を学ぶ場になってるみたいなのとかどうかなと思います。falling moon最新話じゃあ!飛ばすゾォ!
ゾォ!
「ねえねえ!選挙どっちにする?私はやっぱり黒鳥先輩だと思うんだよねー!」
「いやいや、新しい風吹くべきだろ。俺は洲甘先輩に入れるね」
「間久部君はどう思う?」
「お前はどっちに入れるんだ?」
「あ……ごめん、何の話?」
選挙週間に突入して二日目の火曜日。黒鳥蘇芳vs洲甘柳花の対立構造は激しさを増していた。既存のやり方に不満を持っていた生徒達は軒並み柳花を支援する側に立ち、黒鳥側はそうした意見を封じ込めるようにガッチリとした陣形を構えつつある。
柳花との会話の頻度は少し減っていた。本人が選挙に忙しいというのもあるが、浦戸をどうするかと言う問題について言い争ったお陰で距離感が出来てしまったのだ。
「選挙だよ選挙、お前はどっち側?」
「あー……特に考えてない」
放課後だと言うのに一部の生徒はまだ選挙という大きな話題について語り足りないのかそれはもう熱狂的に話し込んでいる。簡単に言えば二大アイドルの対決なわけだから、沸き立つのも無理はない。
「黒鳥先輩のあのクールな感じ!マイナスイオン迸ってるし、隣に立ってるだけで底冷えする様な感覚に襲われるのが良いのよ!誰にもなびかないし」
「いやいやいや冷たすぎるから。時代は暖かみだから灼熱だから!」
隣の席に目を向けるが、そこにいるべきクラスメイトは何処にもいない。
経子が体調不良という事で休むのは今日で二日目になる。ただ体調不良としか知らされておらず、理仁が連絡しても『大丈夫』の一言が返ってくるのみ。土曜日の一件から塞ぎ込んでいるのだろうかと考えたが、それよりも彼女の身に何かあったのではないかと嫌な想像がよぎる。>>597
「おーい、お前ら。もう放課後だからスパッと帰るんだぞー」
「せんせー。せんせーはどっち側なんですか?黒鳥先輩と洲甘先輩で」
「んー?ばっかお前言っただろうが。俺はそういうの興味ナシなの。どっちかの生徒に肩入れとかお断りだね」
「イマドキ無い熱血教師キタコレ!まあいいや、帰ろ帰ろ!」
浦戸が出席簿を叩いて急かした事で居残っていた生徒達はカバンを手に教室から飛び出していく。しばらくボーッとしていた理仁は柳花と経子について話そうかと考えて椅子から立ち上がり、
「あ、おい間久部。この後暇か?ちょっと話したい事があるんだ」
浦戸に呼び止められた。振り返ると、いつもと変わらないどこかすっとぼけた浦戸の笑みがそこにはある。とてもではないがマスターであるとは思えず、理仁はじっと凝視してしまう。けれどもしも本当にそうなのだとしたら、一対一での対面は避けるべきだ。
「……すみません、今日はこれから用事があって。また明日お願いします」
踵を返して扉に手をかけ、足早に去ろうとする。
「三義は、大丈夫かなあ」
「……」>>598
思わず足を止めてしまう。胸がざわつくのを感じながらもう一度振り返る。また同じように浦戸の笑みを視界に入れながら、彼が言った言葉を何度も反芻する。
何故三義の話題を今出すのか。確かに親しくしているが、何故唐突にそんな事を……。
―――――まさか、知ってるのか?
「すみません、それは分かりません」
「うーん、そうかあ。分からないか。それもそうだな、ああ、その通りだ」
発言ひとつひとつが引っかかる。何が言いたいのかを問いただすか、シラを切るべきか理仁には分かりかねた。唯一断言できるのは、浦戸が何かしらカマをかけてきているという事だ。
「それじゃあ洲甘の奴にも言っておいてくれ。よく分からないってな」
トドメの一言だった。間違いない。浦戸は理仁達がマスターであると知っている。どうやって?
学校に来ない経子、曖昧な返事、そして浦戸の不穏な言動。導かれる結論はたった一つだ。
「……経子は何処だ」
「まずは話をしようじゃないか間久部。進路相談だ」
笑みを深め、浦戸は教壇に立つ。自分は教師である、そう誇示するかの様な動作に理仁はいつでもサーヴァントを召喚出来る様に強く拳を握りしめた。>>599
「間久部、お前に夢はあるか?」
浦戸は上機嫌な声色でそう言うと机にコトリと小さな瓶を置いた。それがなんであるかハッキリと視認が
出来ないが、何か液体が入っているようだ。
夢。思わぬ質問に拳への力を緩めそうになるものの、理仁は敵意を漲らせる。
「これと言って、無い」
「無いかそうか。じゃあ何としても貫き通さなければならない事はあるか?覚悟はあるか?誓いはあるか?」
「ある。街にクスリを広める様な奴を、俺は絶対に許さない」
「……ふ、あっはっはっは!」
突然吹き出し、浦戸は狂った様に手を叩く。
「そうかそうか、そこまで分かってるのか。よく分かったな?」
「……クスリにアンタの香水がついてた。バレバレだったよ」
「なるほどなあ、足がつかない様に色々やってみたんだが次からは気をつけるとするか、うん」
「次があると思うのか?」
>>600
理仁の瞳が鋭く研ぎ澄まされる。あれだけの事をしておきながら楽しげに笑う浦戸に、心の底から怒りが湧き上がってくる。出来る事なら今すぐに殴り飛ばしてやりたいほどに。
不意に花の香りがした。あまり嗅いだ事の無い、けれどほんの僅かに心和らぐ香りだ。
「あるさ。さっき夢があるのかと、覚悟か誓いはあるのかと聞いたな?勿論俺にもある。この命をかけてもやらなきゃいけないモノがな。でもその為に、ちょっと俺は力が足りないんだ。ほら、じゃあやるべき事は一つだろう?」
「ふざけるな。テメェがどんな事考えてるのか知らねぇが、そんなモン認められるか」
「くっくっく、中々どうして熱い奴だなぁ間久部。良いね、昔の俺を思い出すよ。自分には素晴らしい未来がきっとある、きっと自分は成功する……そんな風に考えていた俺を」
もう良い。もう十分だ。これ以上話す事は何も無い。理仁は拳を握り直し、浦戸の不快な笑みを打ち消してやろうと一歩を踏み出したかと思えば、膝から崩れ落ちていた。
「……え?」
「熱いのは結構。結構なんだが……思慮が浅いなあ。いや気持ちは分かるぜ?怪しい言動が気になっちまうよな?」
立ち上がろうと力を込めても足は言う事を聞かず、立ち上がれない。それどころか腕にも力が入らない。しばらくして理仁は声も出せなくなり、糸が切れた様にその場に寝転がっていた。>>601
「ぁ―――――く」
「答え合わせだ。相手が怪しい動きをしたら見逃さない事。相手が意味の分からない言動を始めたら時間稼ぎだと気付く事。採点はゼロだ」
あの液体の正体は香水だったのだ。そして香水によって何かしら感覚に影響が及び、理仁の肉体はあっという間に弛緩してしまったに違いない。
教壇から降りた浦戸がゆっくりと歩み寄ってくるが、理仁は指一本動かせずにただ見上げるばかり。これからどうなるのかなど考えるまでも無い。放課後の誰もいない教室で、悲鳴もあげられずに殺されるのだ。
「一度嗅いでしまえば大体一〇分は体が麻痺して動けなくなる。と言っても、これから死ぬお前には何の反省にもなりはしないか」
理仁の首に浦戸の指が絡みつく。そして、次の瞬間凄まじい握力で圧力がかけられた。少しの緩みも無い、純粋な殺意を以て。
気道が狭まりまともに呼吸が出来ず、理仁の喉から言葉にならない呻きが漏れる。逃れようと動きたくても目を動かすのが精一杯で、みるみる内に顔が紅潮していく。
「―――――ぇ、かぁ」
このままでは死ぬ。迫り来る疑いようもない事実に抗おうとする気持ちこそあれど、その為の手段が一切無い。浦戸の笑みが最期に見る光景など、受け入れられないと言うのに。
視界が急速にぼやけ始めるのに合わせ、理仁の意識もまた遠のいていく。紛れもない死の前兆だ。
「じゃあな間久部、お前に次はないよ……!」>>602
ちくしょう、と胸中で毒づきながら視界は黒く染まり、そして理仁の意識は完全に途切れ―――ガラスが砕け散る音によって引き戻された。
「ッ!?ちっ、来やがったよ!」
浦戸の手が離れたのか首にかかっていた力が消え、げえげえと必死に呼吸しながら理仁は一体何が起きたのかと必死に目を動かす。自分を守る様にして立つ少女の姿が見えた。凜々しいその立ち姿は、うっすらとだが柳花に似ていた。
「りゅう、か」
「……そう、貴方もなの。やっぱりと言うべきかしら」
少女が振り返る。理仁の予想とは異なり、夕焼けを背にして彼を見下ろしていたのは柳花ではなく、黒鳥蘇芳であった。
『貴方も』。混濁した意識の中でその言葉が脳を駆け巡る。その意味は蘇芳もまた聖杯戦争の参加者、マスターである事を意味していた。
>>592
おそらくこの聖杯戦争内で一番好戦的な陣営ですからね…今のところは。
被害者ポジも加害者ポジも熟るデイヴィくん…末恐ろしいポテンシャルの持ち主よ。開拓の余地を残したフロンティアですね…
デイヴィくんとグランデは二人で仲良く和やかにいて欲しいので…(なお)
>>594
そうですそうです、一般人として生きたい人とか、逆に「コイツは常識良識の枷がないとヤバい」って人を指導しよう、みたいな…互助会的な?
>>604
ホントに畳み掛けてくる…理仁さんが早速型月主人公名物の生死の危機に瀕している…浦戸先生は生徒たちであるとはいえ4対1になって多勢に無勢になりつつある…いやここからまだ何かありそう…怖いなぁ…
>>608
正義感があって船を知ってる…となると、うちだとレッドアかな?正義感ってより彼は友情ですけど。
でももう挙がってるみたいなので不毛かな…>>611
あ、あと使いっ走り中にたまたま荒事に巻き込まれて…って事でレリックもイケるっすね、うん>>608
うちだとビオランテ一択ですね。
ただ、『船』とJ.C.バルベルデにどんな繋がりがあるのか、にもよりますが。>>609 >>610 >>611
ふむふむ成る程
とりあえず現状頭の中にあるフォーマットを説明するとですね
・乗船者の出自は一般家庭、ただし大昔に人外と交わってた事のある混血の末裔
・乗船者の代では既にそうであった記録自体忘れ去られており、乗船者自身も普通の家庭で育った
・ある日混血由来の異能が原因で、乗船者が外道魔術師に拉致られる事件発生。あわやモルモット一歩手前というタイミングで、>608のキャラが登場。魔術師をボコし、乗船者は命拾い
・だが異能の問題を抱えてる以上、また同じような事件が繰り返される可能性も…。そこで>608が提案
・「これこれこういう船があるんだけど、乗ってみない?ひょっとしたらその異能をどうにかする術が見つかるかもよ(意訳)」
というのが大体のあらましです
なのでお三方が挙げたキャラの中で該当すると思われるのであれば、お手数ですがこのレスにまでもう一度安価お願いします>>614
> ・乗船者の出自は一般家庭、ただし大昔に人外と交わってた事のある混血の末裔
・乗船者の代では既にそうであった記録自体忘れ去られており、乗船者自身も普通の家庭で育った
・ある日混血由来の異能が原因で、乗船者が外道魔術師に拉致られる事件発生。あわやモルモット一歩手前というタイミングで、>608のキャラが登場。魔術師をボコし、乗船者は命拾い
・だが異能の問題を抱えてる以上、また同じような事件が繰り返される可能性も…。そこで>608が提案
・「これこれこういう船があるんだけど、乗ってみない?ひょっとしたらその異能をどうにかする術が見つかるかもよ(意訳)」
レッドアは出自も異能もぜんぶ気にしませんぬ。自分が気に入れば助けるし困ってたら手伝う。異能とかもたぶん「アメコミじゃねーか!カッケー!」って感じ。
レリックも自分の生まれが生まれなので出自は一切気にしません。船に色々な技術者能力者がいるのも知ってるので「お前一人ってハナシじゃねぇよ」って紹介する>>617
一応欠点というかマイナスポイントを挙げると
レッドアの場合:うるさいテンション高い自己中で人によっては不快になる。言えば抑えてくれるけど言わないと気づかない
レリックの場合:外面が怖く人を寄せ付けない、ガラが悪いし語気が強い、レリックが連れてきたという時点で生徒たちに注目される(「あの頭でっかちが紹介した人間…!?」的な)
なおどっちにしろトワという男に彼より後に来た場合ストーキングされる恐れがかなりの確率であるという>>614
・混血の家系→元々数千年を生きる大妖怪という人外であるし「戦う前に勝つ」をモットーにしている以上世界の情報収集能力に今は一般人でも把握しててもおかしくはない
・歴史の痕跡がない→上記と同じ理由。特に魔術社会よりもそれの被害に遭う者のケアに注力しているのでむしろ目に留まりやすいかもしれない
・拉致前に一網打尽→誘拐犯を炙り出して一斉摘発でボコる意図があるなら野紀はそういうことする
・船の提案→自分の管轄に置くことをしなくともその被害者が幸せに生きられるなら何処へでも見送り見届ける主義なので提案自体はしてもおかしくない取り込み中すいません…
23時2分辺りから洛陽投げてもいいですか?>>621
よくってよっ行くぜッッ!!
第5節 急襲、毒華の掠奪者-3
牢の中にて、新たな仲間の忠相が現在の状況を説明し始めた。
「…まず、率直に言います。私達のみでこの牢から逃げ出すのはかぁなり難しいでしょう。」
「どうして?」
その問いに、忠相は扉を差しながら答えた。
「…先程、あの敵が妙な札を牢に貼り付けていましたな?アレが何らかの効力を発揮しておるらしく、幾度刀で斬ろうとしても断ち切れませんでした。恐らく、何かの術式だと思われる、という訳です。」
「…うんうん。」
デイヴィはあまりよく分かってないが、頷く。忠相は苦笑しながら話を続ける。>>625
「…そして、周囲は石造りの壁で囲まれています。デイヴィ君と私のスキルでここを突破する方法を今考えていますが、中々いい物がありません。」
「…あれ?なんで、ぼくのなまえを…?」
「ああ、これはね。『真名看破』、私のスキルです。私がサーヴァントと遭遇すれば、すぐにその者のステータスが分かるという代物です。」
「しんめいが、わかる…ってこと?」
「そういう事です。私が仲間や敵と遭遇すれば、大半の者の素性を明らかにできるという訳です。例えば…君の真名はデイヴィ・ジョーンズ。生身の戦闘力は薄いと見受けられるが、水場において比類無き強さを発揮するライダー。…といった感じですね。」
「すごい!!まじっくみたい!!」
「そぉうですかな…いやぁ、意外と照れぇる物だな…」
ニコニコとした笑顔で食いつくデイヴィに、忠相は少し照れ、咳払いをして本題に戻す。
「…まあ、そこは置いておいてですね…実は、脱出できる当てが無い訳ではないのです。」
「どういう、こと?」>>626
忠相は、静かに笑うと裾に手を入れた。その中から、一切れの紙が現れる。
「わあ、きれいなかみ。」
「読み上げますね。『まだ見ぬ同士へ 人理のマスター達が現れました。彼らがそこに着く時に助けに参ります、もう少しだけお待ちください。あとついでに傷を癒す水を同封しときます。どうぞ英気を養っていてください…K,C』…以上です。」
デイヴィはそれを見て首を傾げる。
「つまり、どういうこと?」
「…少しばかり、順を追って説明します。私は召喚された時に、件の都に入ろうと近付きました。そして、そこである男が現れ、戦闘した所怪我を負わされたのです。」
忠相は苦々しげな顔をし、それを思い出す。
門の前に立っていた大男の真名を見た時、彼は確信した。その男は、悪人を裁くという彼にとっては、まさしく不倶戴天とも言ってもいい者である事を。しかしそれを今は話さずにルーラーは話を続ける。>>627
「…そして私は逃げた後、先程の男に攫われて今に至る訳ですが、牢の中で物音がしたと思って正面を見るとこの紙が目の前に置かれていたのです。最初は半信半疑でしたが、置かれていた水を飲んだ所、見事に回復したのです。」
「…なかまが、いるってことなの?」
「まだ分かりませんが、先程デイヴィ殿が言った事とここに記されている事は完全に一致しています。そして、敵をわざわざ回復させる意味は無い…ならば、信じる価値はあるかと。」
デイヴィは、よく分からずにぽかーんとしている。
「…まあ、つまりここでもう少し待てば、助けは来るという事です。」
「わかった!!それなら、あそんでまとうよ!!」
「…そうですね。きっと件のマスターは助けてくれる筈です。今は信じて待ちましょう。」
忠相は頷き、笑顔の彼を微笑みながら見た後、ちらりと格子の奥、砦の方向を睨みつける。
(…兎に角今は、件のマスターを信じるしかない。…そしてもし解放された暁には、この邪悪なる都を、そしてあの■、■■■を…この手で裁かなければならない…!!)
侍は一人、胸中で誓いを固めた。>>628
囚われの二騎が意気投合しているとは知らず、風ノ八卦は地底の砦で獲物を待ち構えていた。
黒い外套を靡かせ、いつでも暴れられる様に3種の武器を背に担ぐ。
敵が来るであろう坑道を凝視する目は、完全に獲物を狙う狼そのものであり、彼のその凶悪なる性質を表している様である。
「…さぁて、いつ来るかねぇ。いやあ…やっぱ何かを奪ってから怒り猛る連中の顔ってのは良いからねえ。どんな顔してんだか…!!」
寝かせたワインを開けるのを待つが如く、敵の襲来を隠れて待つ。
その愉しみの始まりは、すぐに来た。
車輪が走る音が、地下の砦に響き始める。
(…こりゃ来たな。)
ざわめき猛る心を抑えながら反れた剣を抜く。坑道を抜けて砦に出た一瞬で奇襲を掛け、一気に首を刈りまくる楽しい時間を始める。
既に、彼の魂は燃え上がっていた。
そして巨大な影が、遂に眼前に見えた。
彼は一気に跳び、坑道を出る影に突撃する。
「さ、収穫の時間だ…!!」
槍は既に、突入する兵器に当たろうとしていた。>>633
…そして、彼らはまだ知らない。
「…どうやら、始まった様ですねー。」
一触即発の洞窟の中に。
「…では、私達も準備を始めましょうか。」
もう1騎、何者かの影がいる事を。>>636
ちゃんは当たってるかもしれないし当たってないかもしれないっすね…(目逸らし)
まあ近い内明らかになるっすよ
そしてケト戦はリシュリュー戦とは打って変わってバチバチの斬り合いになると思います!!>>643
【固有スキル】
医神の神核:B
癒しや医術を担う神として神核を有している。
神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。
自らが行う治療行為にあらゆるプラス補正がかかり、また、治療行為の対象が神霊や人外であろうと治療が可能となる。
本来はランク規格外だったが、信仰力が著しく低下した影響によりBランク(『英霊』に格が落ちたため、聖杯戦争に召喚し得るランク)まで下がってしまった。
千里眼(医):A
対象の不調を見抜く神の眼。
治療の際に極度に集中し、時間感覚操作を行う事が可能。これにより慌てることなく、的確に症状の観察や予測を行える。
また、このスキルを戦闘状況の予知に応用して未熟な戦闘力を補う、といった使い道も。
患者が症状を隠していてもまるっとお見通し。ついでに誤魔化してある身長・体重などもその気になれば見破り、容赦なく書き記される。>>644
高速神言(癒):A
神代(神が治めていた神話時代)の言葉。魔術を発動するとき一言で大魔術を発動させる、高速詠唱の最上位スキル。
呪いの類いや邪気・災厄を浄化したり、心臓を壊されるような手術が間に合わない致命傷も一瞬で完治してしまうほどの回復魔術を扱える。
そしておまけに、紡ぐ声自体に聞き惚れるほどの癒し効果がつく。
読み聞かせガチ勢。
多彩なる太陽神:B
弓矢、芸能、予言、太陽等あらゆるものを司るアポロンと深い繋がりを持つアヴェンジャーはその力を持ち出すことが可能であり、医療以外の不得意な面をカバーしている。
本来は権能であるのだが、アヴェンジャーは正式な分霊でもないためにランクと威力は制限され、無理な使用は霊核ごと完全に消滅する恐れがある。
また、羊を模したアポロン神の端末たる、黒い羊のぬいぐるみたちを使役可能になる。
パイオン「何故羊なんです?……え、トロイのパリス絡み?……はあ。」>>645
【宝具】
『忘れ去られし安寧の謳歌(アンチヒーリング・エピクレーシス)』
ランク:A- 種別:対命宝具 レンジ:0~50 最大捕捉:200人
人々に癒しや医術を授け、悪と苦痛を退ける神、パイオン。
その神の名が忘れ去られたことで祝福が消え、抑えられていた災禍が降り注ぐという反転宝具。
人間であればサーヴァントであれ、範囲内のあらゆる対象に瘴気が襲い掛かり、回復不能のスリップダメージを負わせ、
宝具の解放を含むあらゆる行動判定の成功率は著しく低下し、
渾身の攻撃や防御は最低値しか発揮出来ず、
毎ターンごとに体力や魔力を回復するようなバフは無効となり、
幸運は最低ランクまで下がる。
【Weapon】
『使い魔(羊)』
アポロン神の端末によく似た、黒い羊のぬいぐるみたち。
これらを武器に盾に椅子に使いっ走りにと、あらゆる事に使役している。>>646
【解説】
ギリシャで医療の神といえば、アポロン・アスクレピオス親子とその子孫たちが有名だが、それよりも昔に癒しの神々は存在した。
その一柱がパイオンである。
かつて古い神であった彼は後から来たオリュンポスの勢力に迫害されることもなく馴染み、トロイア戦争で負傷したアレス神やヘラクレスから矢を受けたハデス神など、オリュンポスの神々を治療する役目を授かり、そういった治癒や悪を回避する力を欲する人々に信仰されていた医神であったという。
……ところが、ある時から人々の間で「『パイオン』とは、アポロンやアスクレピオスを褒め称え、形容する言葉」と認識され、自身に向けられていた信仰心は彼らに流れていった。>>648
こうして静かに滾る怨念と決意を胸に、パイオーンの暗黒面はアヴェンジャークラスで現界した。
何食わぬ顔で生きている人間たちに、自身を思い出させるために……。
アヴェンジャーということで、新しいものに飛び付く移り気な人類を見下し、何処か刺々しく荒ぶる立ち振舞いが目立ち、過去の恨みはネチネチと忘れないタイプ。
自身の治療(布教)を酷く拒むものや邪魔をするもの、神と自然の摂理を蔑ろにするものにも冷徹な態度を取りがち。
しかし、怪我や病に苦しむ相手と接する時の顔は真摯なものであり、穏やかな癒しの神霊だった頃の名残が見れる。
恨み辛みは抱えているが、今のところは名誉挽回がしたい欲求の方が勝っている系アヴェンジャー。
医術に長けているがこれは元々そういう神として生まれ持った力であるので、基本的には研鑽したり学習することはしない。
それはそうと、神格が劣化した上にサーヴァントと化した分やれることは限られていたり、「どういう医療とアプローチを施せば、より信者を獲得出来るのか」と研究したりはするとかなんとか。>>649
聖杯にかける願いは「医神パイオーンとしての地位と信仰力を取り戻すこと」。
誕生日:不明 血液型:不明
イメージカラー:ライト・グレー 特技:歌、読み聞かせ
好きな物:信者からの感謝、芍薬 苦手な物:不健康なもの 天敵:アポロン
髪の色:淡いブロンド(前髪部分のみディープ・グレー) 瞳の色:ピオニー・ピンク 肌の色:白
「真の医神は、アポロンでも、アスクレピオスでもありません……このパイオンです!!さぁ脆弱な人間たち、傷を診せてみなさい。」
「いえいえ、礼なんて。日々私に感謝し祈るだけで充分ですよ!」
「人間(あなた)たちはいつもそうです。『自分に都合の良い存在なら、なんでも良い』、そうでしょう?」
「フフ……フフフ!……フハハハハハ……!そうです。そうしてこのパイオーンを讃えなさい……!む。待ちなさい人間、新しい傷が出来ているではありませんかうっかり者。ついでにこれも治療してあげましょう。」>>651
【因縁キャラクター】
アポロン:
いつの間にか自分の存在意義(信仰)を吸収していた神々……と妬ましく思っている。
なのでその力を拝借するくらいは良いでしょう?と開き直りつつ、しかし気まずいようで顔を合わせるのは避けている様子。
アスクレピオス、:
いつの間にか自分の存在意義(信仰)を吸収していた神々……と妬ましく思っている。
更には価値観も医療方針でも反りが合わなず、患者を取り合う犬猿の仲。
人間たち:
いつの間にか信仰対象を鞍替えしやがって……と恨みつつも、傷ついた人を見るとつい診断してしまう、医者の鑑。>>604
いよいよ、蘇芳ちゃんがマスターバレ?
本格的に物語が動き出しそうですね。
>>605
二人とも可愛らしい、もしかして子供の頃の瞳ちゃん……?
>>623
わー、ありがとうございます。
前髪とか全く考えてなかったし、肩出してスタイルに色気があるし、嬉しい。
デザインの指定だと、元絵よりも小顔・童顔寄り、胸はDカップ程度、私服はパンツスタイル
>>635
この期に及んで更なる謎の存在……リシュリュー戦とは違って混沌とした状況に……?
>>655
なるほど、これは新機軸のアヴェンジャー。
復讐者のランクが低いのは、「こいつなら復讐者になってもおかしくない」という人間の認識が薄いからかもしれないのかな?と思います。昨日はみどりの日だったので、「三鳥様の日」的な何かをしようと思っていました
寝落ちしてこどもの日になってました
かなしい
>>635
前回は広大な水辺でしたが、今回は洞窟と、戦闘毎に場面のメリハリがありますね!(なお爆破されそうな模様)
デイヴィくんと忠相さんの二人が、仲のいい親戚のおじさんと甥っ子みたいでほっこりします
>>655
アヴェンジャーでありながら根の善良さが溢れていらっしゃる…いやむしろアヴェンジャーだからこそ?パイオンさんは雰囲気的に地球土着の神様っぽいですね
あとパイオンさんうちの京丸マリー王妃で「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」トリオができたなっていう。どこかのイベントのクエストで出てきそう>>638
張遼のガチモード序盤で出してみてえなと思ったので書いてみました
両者闘志MAXの状態の戦闘がどうなるのか見ものっすね!!
>>639
今回はデイヴィが攫われた事もあってかなり一刻を争う事態なのでガチで倒すつもりで行ってる訳です
ちなみに爆弾トロッコ+投石は正解っす
>>655
これは普段のアヴェンジャーとはまた違った雰囲気でいい感じですね!!
医者としての善良さが残ってるのも良いと思います
>>659
実は第0節-3と第3節-4でもチラッと顔を出してるんすよね…
こいつらは一体敵なのか味方なのか…真実を話すのは大分先になりますが待っててもらえると有難いっす
>>661
まっさかー…そんなコナンの映画みたいにほとんどの主要なモン爆破しまくる訳じゃないっすよハハハ…
デイヴィ君はこの先も可愛い所を見せながら所々でファインプレーさせたいなと
忠相さんに関しても最新話にあった通りある八卦と因縁があるのでそこで特に活躍させたいと思ってます生活科の先生を考えていたけど、こやつに人を教え導けると思えなくなってきた…
>>668
まあジャスミンとの出会ったのがサボってたからですしサーモンありなん。
お待ちしてますー。>>673
三人でVtuberとかアイドルとか始めそう…そしてコラボでヒュギエイアさんとかち合って気まずい空気になる…()
>>674
海水って毎回予想以上に塩辛く感じますよね。いつも海水を舐めてかかる。
お答えいただきありがとうございます!よしよし…
>>676
やだカックイイ…個人的に蛇腹刀みたいな鞭をイメージしてましたね。やはり殴り合い型か…
トワのチャクラム、後光をイメージしているけど輪として引っ付いているというより線が集まって輪になってるタイプです。回転するとハロウ(光輪)が出来上がる。
レリックの使うサーベルは非常に無骨。Wikipediaに載ってるヤツまんまレベル
>>678
割れたガラス片みたいな剣!海水がホントに予想以上に塩辛いって体験を今までしすぎて世界の海水の塩分濃度が私の知らぬ間に上がっているのではという説を一時期考えていたのですが
私吸血鬼になったとしても緒十の血(海水)だけは飲みたくないなぁって思いました。多分血だけじゃなく肉も無理だろうな、すごくスモーク塩漬けされてそう>>685
巻き舌が予想よりも強かったですが、あのままで大丈夫です。
より印象に残りやすくなったので。>>685
ゼノビアさんバスターはロマンですよね…そもそもファンネルがロマンの塊…
トワは大体、水着ジャンヌのアーツモーションみたいに戦いますね。それとジャイアントの両腕ぶんぶん。凌牙さんと承太郎vs DIOごっことか出来そう、楽しそう。
某、強キャラは豪華な武器使いもいいけどシンプルな得物でシンプルに戦う系も好き侍故…レリックの場合は豪華部分を魔眼に任せてる感じですが。
模擬戦とかで生徒バトルロワイヤル、とかも見応えありそうですよね
>>688
自分達は今の人間の影響を多かれ少なかれ受けた海水の味しか知らないわけですが、古代の神秘溢れる海水は一体どんな味なのだろうっていう…そういう意味では飲んでみたいな…()
血を飲んだと思ったら壊死していく吸血鬼…土塊みたいにバラバラに崩れていきそう…ホラー…あ、でもジャイアントの両腕サイズ茨木童子のヤツぐらいだしラッシュの速さ比べは難しそうか。
でもそれはそれで巨大拳vs多拳の殴り合いは興味あるなぁ…エイベルのキャラシをちょこちょこ加筆修正中。
>>694
場所によって塩分濃度は結構違うって言いますからね
>>564
人柄はご子息が「大岡越前そのものでしたよ」と太鼓判を押すほどだったとか。>加藤剛
そして大岡越前といえばこのOPである。YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=yMAPFt_duxQ
塩分濃度、海水の神秘、原初の海、それっぽい連想ゲームでも中々いい感じに魔術師らしい研究に繋げられそうというか寧ろこれなら『船』に乗る理由もバリバリで良いんじゃないかな?と思った次第です。
>>702 >>703
では上げさせていただきます
【氏名】ムジカ・スフィーリス
【性別】女性
【年齢】15歳
【出身】イタリア・シチリア島
【身長・体重】165cm・51kg
【肌色】白人【髪色】金髪【瞳色】碧眼
【スリーサイズ】86/57/88
【令呪の位置】咽喉
【起源】目覚め
【所属】秘海集積船・混合科一年(中途転入扱い)
【魔術・特殊技能・特性など】
・妖婦歌声
セイレーン・ボイス。かつて先祖がセイレーンと交わり、子を成した事で得た異能の一種。
声そのものに魔力が宿っており、聴いた者の心を蕩かし魅了・酩酊に似た精神異常を齎す効果がある。一度耳にしただけであれば「なんか気持ちよかった」程度の快楽で済むが、繰り返し聴き続けると麻薬にも劣らない強い依存性を生じさせる厄介な能力。
後述の事件まではこれ程凶悪な効果はなく、精々からして「人より少し歌が上手」程度でしかなかったのだが、現在は上述の通りに進化(悪化?)しており、船内でも『取り扱い要注意』と周知されている。>>704
【礼装・装備など】
・発声アプリ付きスマートフォン
『船』からの支給品。異能故に声を発する事を恐れる彼女に処方された会話アイテム。
専用のアプリを立ち上げる事で電子音声による会話を可能としており、船内にいる間も外出中も専らこのスマホに頼り切っている。また科学・魔術双方の発信機能も搭載されており、有事の際はSOS信号を送信する事もできる他、ちょっとしたガンドも撃てる多機能スマホ。
当然機密保持の為(遠隔操作可能な)自爆機能付きである。
【外見・容姿の詳細など】
セミショートの金髪に眼鏡をかけた、学生服姿の少女。
容姿は可もなく不可もなく、といった具合の美少女でクラスで言う所の4,5番目くらいの美人。アイドルではないが男子から一定数の人気を得てる枠。
イメージカラー:空色
特技:歌(現在は封印中)、速記術、タイピング
好きなもの:歌う事、甘い物、音楽鑑賞
苦手なもの:歌う事、魔術
天敵:魔術師
願い:いつかまた、自由に歌を歌えるようになる事>>705
【一人称】私 【二人称】あなた、君 【三人称】あの人
台詞例※基本的にスマホの通話アプリで会話する為、「」が『』になります。
『はじめまして、ムジカ・スフィーリスといいます。この喋り方については悪しからず……その、色々と事情がありまして』
『恥ずかしながら、魔術や神秘の知識はからきしなのです。マジュツコクインとマジュツカイロの違いも未だにつかない始末でして』
『自慢ではありませんが、こと書き取りに関しては人より自信があるのです。このスマホを貰うまでは専らホワイトボードでやり取りしてたもので』
『歌……また、歌えるようになるといいなぁ……人前で、思いっきり、誰を気にする事もなく歌いたい……』
「――私の。友達に、手を、出すな……!」>>706
【来歴】
イタリア・シチリア島生まれの一般家庭育ち。
優しい父母と故郷の温かな隣人たちに囲まれて成長し、ごく普通の日常を過ごしていた。幼少の頃から妙に歌が上手かった事と、自分の歌を聴いた人が度々また歌ってくれるようせがまれる事はあったものの、この頃は特に深刻な事態に陥る事もなく、ただ「そういう少女」と見なされていた。
転機となったのは彼女が15の歳になった時。島から本土の学校に進学し、そこで歌の上手さを聴きつけた同級生により合唱コンクールへ誘われ参加した事。
予選、準決勝と順当に勝ち進み、ついには決勝へと進出。仲間たちと共に大舞台で全力の歌唱を披露した、その結果――――当時会場に居合わせた観客・審査員、そして仲間である同級生やライバル校の面々も含めたムジカ以外の全員が失神・昏倒状態に陥った。
幸い命に別状はなく、その場の出来事は「会場そのものの欠陥建築と決勝の熱狂に当てられた事による局地的な酸欠現象」と処理された。
呆然としたまま他の関係者共々搬送されるムジカ。だが救急車が行き着いた先は病院等ではなく――郊外の廃工場だった。
その廃工場こそ彼女を拉致した犯人――魔術師の魔術工房であり、同時に彼女へ決定的なトラウマを植え付けた因縁の場所だった。『音』に関する魔術を扱っていた魔術師は、その日も自らの研究に役立ちそうな生贄を探しコンクール会場に足を運んでおり、そこで偶然にもムジカという逸材を見つけてしまったのである。>>707
「お前の声は素晴らしい。まさか現代にもこんな珍品が潜んでいたとは」
「その声を使えば、我が魔導は更なる躍進と根源に至る大きな糧となるだろう」
「何、少々脳と声帯を弄るだけだ。どれくらいかかるかは分からんが……いずれ使い物にならなくなったら廃棄(カイホウ)してやるとも」
生まれて初めて経験する無慈悲で冷酷な悪意。魔術師の暗示に囚われ、ただ震えながら迫る魔の手を見続けるしかなかったムジカは絶望と共に諦観し――そして、救われた。
「いやー残念ですがそれはご無理な相談というものです。……つーかお前、自分の身の程と社会の折り合いくらいちゃんと弁えろよ」
突如として魔術師の工房に割って入って現れた第三者。
驚愕する魔術師が振り返る暇もなく、その第三者は魔術師を一撃で打ちのめし、ごく当たり前のようにムジカを解放した。
状況についていけない彼女を現れた第三者――通称S氏はジロジロと見分し、一通りの落ち着かせ方を試した後、次のように説明し始めた。
・お前さんには人とは異なる力が宿っており、今回の騒ぎはそれが原因。
・見た所自覚がない、あるいは乏しかったようだし今までは未覚醒か、もしくは覚醒してても弱かったんだろう。
・ただしこれから先は『ちょっとだけ』厄介な事になる。具体的に言うと、狂のこれみたいによからぬ考えを持った馬鹿(ヤツ)が、お前さんとお前さんの家族にちょっかい出してくるとか。
・会場のアレは既に騒ぎになっちまってるし、下手するとこいつ(=魔術師)ら以外の連中も手を出してくる可能性がある。>>708
・という訳で。そんな面倒事からどうにか匿って、あわよくば解決してくれそうな連中に当てがあるんだが――どうする?
……ムジカには、魔術や神秘の事など分からない。何故自分がこんな目に遭わねばならなかったのか、当時も今も正しく理解できていたとは正直断言し難かった。
それでも。自分のせいで自分の大切な人たちが危険な目に遭うかもしれないのだと。そう聞かされて平常でいられる程、彼女は無頓着でも無感情でもなく。
――結論として。彼女は『船』――秘海集積船への乗船を決意した。親をはじめとする表向きには騒動のほとぼり冷ましも兼ねた一時的な留学措置として、真実は自らに宿る異能の改善・治療として。
今日も彼女は、不慣れな神秘や魔術と向き合いながら『船』での日々を過ごしている。>>709
【性格】
無口かつ表情の起伏に乏しい性格の持ち主。
だが無感情という訳ではなく、むしろ他者との会話時は(アプリでのやり取りではあるものの)多弁で大胆な一面を見せる事も。
元々は年相応に明るく人付き合いを愛する普通の少女だったのだが、上述の事件により精神面に重篤なトラウマを発症。以降は「声を出す」事を極端に恐れ、会話の時も徹底して専用スマホを用いるようになった。
声が出ない、出せない訳ではないが、異能と異能絡みの事件により「自分が声を出す事で、また取り返しのつかない事態になる」事を恐れており、それが彼女のトラウマの中核を占める部分にもなっている。
そんな彼女がもし、スマホに頼らず声を上げる時が来るとすれば。それはきっと、彼女にとって何より大事な存在――故郷の家族や人々、あるいは『船』の仲間たちが傷つけられる時だろう。
【人間関係】
『船』のメンバーに対しては異能持ちの自分を温かく迎え入れてくれた事に感謝しているものの、自身が異能以外魔導に関わりを持たなかった出自である事に引け目も感じており、魔術・神秘絡みの問題で力になれない(むしろ自分が助けてもらわねばならない)事を歯がゆく思っている。
恩人であるS氏には今でも感謝しており、いつか異能の問題が解決したら再会して自分の言葉で「ありがとう」と伝える事を願っているとの事。アルシオネシア
なんかいっぱいいる船員さん達。多分ロボット的なナニカだと認識している(一応オートマトンとかの説明も聞かされたが、半分も理解できてない)
セレン・アイグレール
部屋がすごい(オブラート的表現)事になってる人。たまに獲れたて果実やケーキをおごってくれたりする。嬉しい。
ロイド・クラーク
強そう、あとカッコいい人。ペット?に連れてる小動物(アルマ)の事が気になっており、餌をあげたりモフりたいと思ってる。でも流石に失礼だと自覚もあるので遠巻きに見ている。
レリック
初対面は怖そうな人だと思っていたが、馴染んでいく内に本当は優しい人であると認識。以降はなるべく彼の手間を煩わせないよう自分なりに努力している。
イオネル・アヴェローヌ
怖い人。初対面時は単なる真面目な人だと思っていたが、長く接していく内に自分を拉致した魔術師に近しいナニカを感じ取るようになり、自然と距離を置くようになった。でもそれはそれとして青色は自分も好き。
ジャスミン・アドレーヌ
人形好きな先輩。一度彼女が扱っている人形について何気なく質問した事があり、その結果人形に関する解説をぶっ続けで聞かされた事でちょっとトラウマになった。
人形魔術とか時計塔とか全然理解できないが、とりあえず学園でもすごい人だという事は理解してるし尊敬もしてる。>>711
一条海月
クールビューティな先輩。出会って間もない頃は若干とっつき難さも感じていたが、今では頼れる先輩として心から尊敬している。
ちなみにコスプレ趣味である事には気づいていない。
メロに関してはよく分からないナマモノだと思ってる。まあ魔術とかオートマトン?とかもあるのだし、こういう生き物がいてもおかしくないのだろうなと。
砕城凌牙
傷だらけの人。見てて痛々しく、無性に放っておけない気持ちを掻き立たせる。自分は『あの人』のように誰かを守り、救う事はできないし。彼のように誰かを守る為最前線で戦える力もない。
それでも、あんなただ自分を痛めつける為だけに生きるのは間違いだと。いつか自分の声で伝えられたらと思っている。
トワ・エリュオスト
何かがズレてるように見える子。自分も両親や周りの人に愛されて育ったし、そんな風に生きられる事の幸せと喜びはよく知ってるつもりだった。
ただ。彼のそれは自分が知るそれとは何かが根本的にズレている、と。決して声にも電子音声にも出さないが直感的に感じ取っている。
とはいえ同年代という事もあり、基本仲良くやっている。魔術知識に関してはからきしな事もあり、何かと頼りにしてしまう事も。
・ポチ先生
わんこ。可愛い。教師でなければ全力でモフりたい程に。>>712
・マレオ
時々現れては嵐のように引っ掻き回し、そして去っていく人?
とりあえずスマホを持ち逃げするのは勘弁してほしい。
「いつまでもこんなオモチャに頼ってたら、本当に喋れなくなっちまうぜ?」と言われてぐうの音も出なかったりするが、それでももう少しこう手心というか、心の準備的なものが欲しいというか……
・クレティアン・ド・リュジニャン
高貴……高貴とは?
どことなく恩人のS氏に近しいものを感じているが、やっぱり気のせいではないかと彼女(彼?)の奇行を目の当たりにする度繰り返している。
【行動規範・行動方針】
『船』における現状は混合科に在籍中。とりあえず神秘とか魔術の事とか完全に無知なので、そういった諸々の基礎知識を学びつつ、自分の進路を模索している状態。
目的としては自らの異能の治療・改善が第一だが、『船』関係者との関わり方次第ではそれも変わる可能性あり。
現状考えているルートとしては異能を完全に封印した上での下船・娑婆帰還ルート、もしくは異能を肯定し『船』の専属歌姫兼カウンセラーとして所属し続けるルートの二つ。>>714
先祖が人魚(セイレーン)との混血で魔術師に狙われた元一般人の女の子。ははーん、さては海月ちゃんと色々被ってるな?でも差別化は要因というか似てる部分だけ挙げたってだけなので問題ないナシ!
そしてスマホに自爆機能を付けたのは誰じゃ。危ないじゃろうに。
ロイドについては気遣いも出来る上に察しもいいので戦う前とかにアルマを預けるという名目で抱っこさせてあげたりしそうです。
ロイド「アルマは肉食だからこれ(ビーフジャーキー)とかあげるといいよ。それじゃ!」
ジャスミンはきっと人形の解説をしつつ「私はこんな物も作れるよ、欲しいものがあったら頼ってね」って熱烈アッピルしてた可能性が高いですね。
ジャスミン「少しでも出来ることを増やして出来るだけ沢山の人の役に立てるようになるの。そうじゃないと────ううん、何でもない。忘れて」>>714
すき(語彙力がオーバーキルされた男)
声で魅了させるっていうマジモンの人魚の能力、それ故に過去の事件でトラウマを植え付けられた者っていうのが(一応)同じ人魚ネタのうちの海月ちゃんとはまた違った感じで滅茶苦茶良いと思います!!
いつかちゃんと声を出せる様になったらいいっすね…
海月「…あ、こんにちはムジカちゃん。今からジャスミンちゃんと食堂のスイーツバイキング行くけど一緒に来ない?よし、じゃ行こうか!」「ぷにゅー…ぷーにゅん…?(うーん…なーんか私のライバル的な何かの匂いがする気がするな…?)」
凌牙「…ムジカ、だったか?何そんな顔でこっち見てんだよ。俺に絡んでも良い事なんざねえと思うが…あ?この傷?…あまり気にすんじゃねえ。こいつは俺が俺である証みてえなモンだからな。…何でもねえよ。…ほらよ、このガムやるから戻りな。」
海月ちゃんは普通にムジカちゃんと仲良い感じ、凌牙は自分と同じ訳アリで傷負ってから学園来た奴だと思ってるから少し気にかけてる感じっすね。
ジャスミンちゃん、海月ちゃん、瞳ちゃん、ムジカちゃんと女子生徒がかなり揃ってきたので女子会とかパジャマパーティーとかさせてみたいな…>>716
いや別に構わんっすよ
むしろ俺より人魚関連の設定を上手く使えてますしいいと思うっす
あとムジカちゃんはセイレーン由来の魅了の声、海月ちゃんはメロウ(もどきかもしれんが)由来の睡眠の弾丸と結構差別化されてると思いますし俺としちゃ全然大丈夫っすよ!!>>719
ムジカ自身もまた昔のように喋れるようになりたいと思ってるし、陰ながら努力もしているのです
ただいざ他人を前にしてしまうと、どうしても躊躇ってしまうという
なのでマレオという存在は一種の天敵と言えるかもしれませんふむふむ船…ふむふむ…
しかし混合科一年の女の子増えてきましたね
…実を言うと私がずっと寝かせてる銀髪っ子も混合科一年を想定してたので、学園における男女比とか学年の偏りとか考えるとこのまま出すのが若干心配になってしまっております…
…………男の子もいるっ!用意しよう!>>727
ヤダ……すごく見たい……>>725
>いや全然問題ないっす!!
>そのままでGOで全然いいと思います!!
ありがとうございます!
ではお言葉に甘えて、このままという事で!ソルサクデルタ……いいよね……。
https://nico.ms/sm32282284
じつは今ちょっとした短編SSでこの動画みたいな風な絡みをジジェとクッチーにやらせてみようかなって思ってるんですよね。niconico
でも製作する礼装(剣持たせてみてぇなぁ〜)の詳細を詰められなかったのでちょっとお題的な。
やっぱ人骨を軸にダメージ増加系統の追加効果アリな性能が一番それっぽいか。トワの身長をずっと「本当に165で良いのか」と迷っていて何度も「160ないくらいにしよう」「いやイギリス(スコットランド)の平均身長的にはこれくらいが妥当…私がトワに求めるのはショタではなく思春期…」と縮め隊vsそのままにし隊のFATAL BATTLEしてたのですが今日昼頃に「はたから見ると実身長より小さく・幼く見える」で和平決議と相成りました。容姿が精神年齢に引っ張られている良い例
>>714
魔術師にトラウマを持つ…これは船に来れて良かったというか、まかり間違って時計塔なんかに入れられなくて良かったと…割と容姿好みです、筆談ならぬタイピング談も好きみの強い設定…
レリックにしてみれば有り難い子ですね。一般人寄り且つ一般人として平和な生活に戻りたいと思っているなら最後まで付き合う、見守ることは出来ないけど船内では気にかけているだろうな。
レリック「またマレオのヤツがスマホを取ったぁ?ったく彼奴は…待ってろ。シメて来る」
トワは頼られるのはもちろん嬉しいし同年代ってことで仲良くしてるでしょうね。でもトワもトワでわからない事があって二人でポチ先生に聞きに行ったりしそう。牧歌的ですねぇ
トワ「魔術回路は、車のエンジン…みたいな。それで魔術刻印は、昔から家族で使い続けてる車、という感じらしいです…え?車なら、買い替えないと?…確かに…ポチ先生ならわかるかな…」
>>720
バトロワは良いものですよね…くだらない理由(限定のプリンを賭けてとか)で戦ってほしい…
霧と雷だと雷の方に分がありそうですが、中々読めない展開になりそうですね…うぅん夢がある…>>738
それに飛び級しなければ大体の生徒を一度は受け持つのも絡みを作りやすいポイントだったり。
うちの学校でも自分のとこ以外の学科の専門科目を教える先生とは殆ど話しませんでしたし。考えれば考える程ポチ先が混合科の教師として適役過ぎてビビる。下手したらロードエルメロイ二世的な声をかけたら一大勢力築けるタイプなんじゃ…。
>>742 >>743
では修正箇所のみ投下します
それ以外はリメイク前と同じ設定なので割愛
【来歴】
イタリア・シチリア島生まれの一般家庭育ち。
(中略)
転機となったのは彼女が15の歳になった時。島から本土の学校に進学し、そこで歌の上手さを聴きつけた同級生により合唱コンクールへ誘われ参加した事。
予選、準決勝と順当に勝ち進み、ついには決勝へと進出。仲間たちと共に大舞台で全力の歌唱を披露した、その結果――――当時会場に居合わせた観客・審査員、そして仲間である同級生やライバル校の面々も含めたムジカ以外の全員が重度の失神・昏倒状態に陥った。
命にこそ別状なかったものの、目の前で大勢の人間が倒れていくという悪夢。揺さぶっても反応を返さない恐怖。そして何より、自分の歌声を褒めてくれた仲間たちがその中に含まれているという現実の積み重ねは、少女の心を深く傷つけるに十分すぎた。
駆け付けた救急隊員への応答もままならず、搬送先の病院で一人自責の念に苛まれながら蹲っていた時――『その人』はどこからともなくふらりと現れた。>>744
「珍しく濃密な魔力の気配を感じたので覗きに来てみたのですが……成る程、ずいぶん難儀な想いをなさったようですね。お嬢さん」
医者でもなく看護師でもなく、さりとて自分が知る誰とも重ならない見ず知らずの誰か。
普段であれば不気味に感じたかもしれないその人物を、けれど当時の彼女は不思議と拒む気になれなかった。
その人――S氏もまた、ムジカの態度に何ら頓着するでもなく、ただ丁寧に、かつ淡々と事実だけを解説していく。
・この世には異能と呼ばれる特殊な力があり、それはごく稀に普通の人間にも宿る可能性があるという事。
・ムジカにもその力が宿っており、今回起きた事件も覚醒した異能によるもの。
・今まで気づけなかったのは、ムジカが魔術や神秘畑の人間ではなく、また異能自体も大した力ではなかったから。
・だがこれから先は違う。異能の仕組みについてこちらも詳しく理解している訳ではないし、少なくとも今のまま日常に戻ればまた同じ事が繰り返されるかもしれない。
・さらに異能者はその特性と希少性故に良からぬ考えを持つ人間に狙われやすい。そういった人間(=魔術師)は警察程度であれば容易く出し抜く輩も珍しくないし、最悪の場合警察側に当たる存在(=聖堂教会等)が確保しにやってくる可能性もある。>>745
・前者に関してはまず真っ当な扱いは期待できないし、後者もどのくらい人権に配慮してくれるかどうか不明。
・とにかく、今のままではほぼ確実に近い将来厄介事に巻き込まれる可能性が高い。
・という訳で。君をそんな奴らから匿ってくれて、あわよくばその異能をどうにかしてくれるかもしれない人たちに当てがあるのだけれど――どうする?
……正直な所、当時のムジカにはS氏の話の大部分が理解できた訳ではなかった。魔術や神秘は占い程度にしか縁がなく、オカルトの類にも一切興味を持ってこなかった半生。それがいきなり異能だの何だの言われても、信じろという方が難しかったのは道理である。
だけど。会場で見たあの惨状。悪夢であればどれだけよかったかと、そう思い出し――
それからしばらく後。彼女は通っていた学校から海洋系のとある学府――すなわち秘海集積船に転入していた。表向きは例の騒動のほとぼり冷ましと、傷ついた心を新環境で癒す為に。真の理由は、彼女に宿る異能の治療と改善の為に。
今日も彼女は慣れない魔術や神秘を学びながら、自らの異能に折り合いをつけられるよう励んでいる。>>746
(以下追加部分)
【性格】
一方で異能が関わらない範囲では年相応の感性を持つ、普通の少女。人よりちょっと食欲旺盛で、『船』の食堂においてはよくおかわりしてる姿が見かけられたりするそうな。
また人並みに善性も有しており、孤立を選びがちな凌牙や底知れない危うさを垣間見せるトワ等を気にかける事もしばしば。
【人間関係】
イオネル・アヴェローヌ
怖い人。初対面時は単なる真面目な人だと思っていたが、長く接していく内に言葉で説明できないナニカを感じ取るようになり、自然と距離を置くようになった。でもそれはそれとして青色は自分も好き。
一条海月
メロに関してはよく分からないナマモノだと思ってる。まあ魔術とかオートマトン?とかもあるのだし、こういう生き物がいてもおかしくないのだろうなと。
それはそれとして……あのナマモノ、食べれるのだろうか?(元々島育ちで魚介料理にも慣れ親しんでた。タコとか生魚とかも余裕)今更だけど私ンとこ、マスコットや珍獣キャラだらけだな!
>>758
食堂は学園と寮にあるやつは合体してる、居住区近くのは庶民向けの食堂、航海総括局近くのは高級志向、くらいの設定で考えてます
>>759
ページ自体はちゃんと残ってます
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%A7%98%E6%B5%B7%E9%9B%86%E7%A9%8D%E8%88%B9
でもなぜか検索しても出ないんですよね…なんでだろう…航海科の先生イケそうなキャラ浮かんだけど人として(というかキャラとして)おかしすぎるし一人で三人は作りすぎだろとも。SS一本くらい書いてからなやも
>>748
魔術師に酷い目に遭わされることはなくなった…けど考えてみれば思春期の少女に友人や観客がバタバタ昏倒していく様は恐怖トラウマ以外の何物でもないですわね…ある意味でよりトラウマが根深くなった…善意による大災害…
これくらいの時期の子はたくさん美味しいもの食べてほしい。私が食堂のおばちゃんだったらおかず一個おまけしたい…
トワ「はい、プディングです。良ければ、どうぞ。僕は、甘すぎるのは、苦手…なので」(デザートのプディングを差し出して)流れに逆らってリディアのコソコソ話。
リディアはミオスタチン関連筋肉肥大に酷似した特異体質のせいで、デブになれない。
赤ん坊の頃に、桃夢の強化薬膳による食事療法で病弱な体質を改善できたが副次効果で骨と筋肉が大幅に強化されてしまい、後者のせいで必要なカロリーが非常に多いため。>>769
どこにでも突っ込める感じの想定ではあったのですがまあ航海科と生活科と調査科が揃うなら大丈夫ですね。このアイデアはまた必要になるまで寝かせときます。>>777
・マジック・リアクター
エイベルの特殊体質。
魔力を自身の生命反応によって発生させる。
要するに、生きているだけで存在そのものが無尽蔵・無制限に魔力を生み出す。
ただし、肉体に入りきれない分は周囲に散布される。
例えるなら、オドを生み出しながら、それを放射線の変わりに周囲へ撒き散らすチェルノブイリ。
万が一魔力切れになっても、肉体が勝手に周囲へ散布する分も急速補充する。
しかも、エイベル自身の肉体に傷病が生じた場合、魔力に物を言わせて急速に治癒させるほどの回復力ももたらしている
これは、度重なる自己改造とリカバリの果てに竜の心臓の一片を、自分の心臓に直接埋め込んだ結果として獲得したもの。
無論、竜殺しの武器に対して弱くなったが、その辺は対策中らしい。
通常時に当たる『リアクションモード』と、魔力の発生量とそれを肉体に貯蔵できる限界量を大幅に上昇させる『フージョンモード』への切り替えが可能。
フージョンモードは過大なまでの力を得られる代わりに、時間経過と魔力の消費で肉体が変異する。
肉体の変異は完了してもリアクションモードに切り替えれば必ず元に戻れるが、逆に言えばフージョンモードを維持し続ける限りそれが進行も持続もするということである。
以上。
説明不足な箇所の修正や、アメリカ異聞帯の話を書くにあたって頭の中で練っていた設定の追記でした。>>775
ムジカ『ありがとうございます!後でみんなと一緒にいただきますね!』よっしゃ洛陽5節-4完成しました
投下していいですか?>>780
チェストォ!よっしゃ行きます
第5節 急襲、毒華の掠奪者-4
「引導を渡しに…ねえ。」
反れた剣を回しながら、風ノ八卦は敵を見回し、ニヤリと笑う。
「…何がおかしい。」
「…いやあ、思ってたより活きのいい反応してくれるねぇとな。」
「…どういう意味だ?」
「どういうって、言葉通りの意味さ。」
凶気の戦士は、あっけらかんと答える。
「おっちゃんは殺し合いが好きでねぇ。特に相手さんの大事なモンを、ここでいうあの坊やを奪った後のあんたらのその怒りの形相、そしてその殺意溢れる相手との全力の殺し合いが大好きなのさ!!やっぱり猛者との、それも怒り狂う野郎達との殺し合いより楽しいモンは無いってね!!」
爽やかな笑顔で、悪魔の様な台詞を放ち、哄笑する。
マスターは拳を強く握り、普段からは考えられない怒りの篭った声で問う。>>783
「…つまりデイヴィ君を攫ったのも、その為?」
「ああそうさ。現世風に言うなら、そうさな、投資って奴かねぇ?…まあ、親分曰く後であんた達への見せしめにする為ってのもあったらしいがね——」
その瞬間、壮年の男は剣を三度振る。
その三度で、飛んだ三本の弓を全て斬り落とした。
「おぉっと、残念。話してる間に攻撃なんざ、あの女騎士の嬢ちゃんみたいな事すんねぇ、あんたも。」
余裕を崩さぬ黒衣の男に、与一は氷の如く冷徹な声で答える。
「…もう言葉を交わす必要は無いでしょう。否。もうそれ以上話すな、外道…!!」
他の4騎、趙雲、張遼、許褚、そして黄夫人でさえも、闘気と怒りを宿した眼で男を睨み付ける。
もう、これ以上話す気はないと言った様な圧を放っていた。
「あーあ、つれねえなあんた達。…まぁ、別に良いかね。そろそろ殺り合いたいと思っていたから…なァ!!」
「八卦『風』、解放っと!!」
突如、敵から恐ろしい程の圧が現れる。まるで、彼全身から、風が吹くかの様に…!!>>785
口上を述べ、ケトは剣を構える。
「ケト・マク・マーガハ…!!アルスターの伝承におけるアルスターの宿敵です!!お気をつけを、皆様!!」
黄夫人はマスターを護りに後衛に、そして他の4騎は前線で得物を構える。
すると、ケトは一瞬で消えた。
「消えた!?」
「…違う!!」
趙雲が叫ぶと同時に、柄で刃を止める。
「へえ、やるねえ!!」
そう言う瞬間、が上がる。
趙雲も涯角槍で応じ、四合五合と火花が散る。
その槍勢はほぼ互角であるのを見て、趙雲は一気に仕掛ける。
「…涯角槍!!」
槍が翠に光る。風を纏い、趙雲の槍の速度が上昇する。
「いいねえいいねえ!!あんさんいい槍だぜ!!」
それを無視し、翠風の槍は渾身の突きを入れる。
…しかし、敵の姿は再び消える。
「…仲康殿!!前です!!」
許褚の後ろに、既に残虐なる凶刃は回っていた。>>786
「オラァッ!!」
許褚は即座に反応し、巨槌を振り下ろす。しかし。
「トロい!!」
それを即座に回避し、ケトの剣は許褚の腕を掠めた。
「…チッ、この程度なんてこたァねえぞ!!」
「本当にそうかねぇ…!!」
「うるせぇッッッ…あッ…!?」
再び槌を振り下ろそうとした時、許褚は気付いた。
自身の肘の霊基に、擦り傷程度の欠落がある事に。
「…何だ、こりゃ…!?」
「そォらッッッ!!」
ケトは即座に、一瞬で持ち替えた投石機の一撃を許褚に撃ち込んだ。
しかし、その石は矢に撃ち抜かれて軌道が逸れる。
それを放ったのは与一だった。
「…許褚殿!!油断なさるな!!」
「…わりぃ!!」
二騎の掛け合いを見て鼻で笑ったケトは、次は槍を構えた。
「さァて、次はどいつに行くかね…」
高速で移動しながら、敵を見定める。>>789
突如、ケトの周囲の風が激しくなる。
次の瞬間、ケトの姿が、周囲に何体も現れた。
「何です、アレは…!?」
全員が周囲に現れては消えるケトを見ながら驚愕する。
黄夫人は驚きを抑えながら、冷静に考える。
(この相手、ケト・マク・マーガハは分身するという逸話は無かった筈…先のリシュリュー様の水といい、史実には無い物を使ってきているのは何故…!?)
その時、黄夫人に電流が走る。
「もしや、八卦ノ将というのは、名義だけではなく…!!」
「へぇ、勘が良いねえ赤髪の嬢さん!!…さて、ここからが本番さ。楽しい殺し合いにしましょうや!!」
洞窟に荒々しい風が吹く。
錆鼠色の凶風が、戦士達に襲い来る…!!やっぱりバトル展開は良いですね、書くだけでテンション上がる
ちなみに最後ケトが何でああなってんのかってので混乱招きそうなんで一応言っておきますと
b4ches@4w@x@yc@4q@dwjr>>778
なんでか『フュージョンモード』の『ュ』が欠けてる(死)。
wikiの方へ反映させる時に気を付けんと。vsケト開戦!速度型で分かりやすく強いですねー。
しかし、もうちょっとしたら「正々堂々?そんなのバトルを楽しむ為の一要素ってだけじゃない♪(普通に女女子供も狙う)」な外道騎士なパロミデスとの邂逅になりそうな訳で、また武将達の苛つきゲージが溜まりそうですねぇ。
ケトさん女騎士に言及してた訳だけど、パロミデスとも案外仲良かったりするのかな?>>793
敵将って事もあるんでかなり強力な感じにしようかなと思って結構苦戦してる描写にしました
ここから更にヒートアップしてくと思います!
>>794
ケトのスキルによって霊基にダメージ受けてしまった訳ですからね
ダメージはそこまで受けてないとはいえ軽傷とは言い難いかもしれません…!!
>>795
やっぱり特異点バフ入った強敵ってのは色々盛れますし良いですよね!!
>>796
ここで次に戦闘するであろう八卦の事を考えてみてください…(ボソッ)
明らかに嫌な予感しかしないっすねぇ
>>798
パロミデスさんも中々の強敵かつ前半戦ラストのボスって事もあるので気合入れて書きたいっすね…!!
何となく八卦の中では比較的前半3騎は仲悪くなさそうだなと思ってます…黒鹿さんに一応ご報告をば、
例の『船』の暗躍する女性キャラは今週~来週にお見せする予定です>>800
了解でーす昼のコソコソ(でもない)話
イノセンシオとリヒターが二人で戦うみたいなのいつか書きたいなと思ってる
何らかの理由でバルベルデ家に協力とか頼もうと接触図ろうとする主人公達に立ちはだかって(本当は実力を見定める為に)主人公達と戦闘するみたいなW中ボスムーブするイノセンシオとリヒターみたいなのを書きたい(重度の妄想)
けど単発でやるにしろ主人公とかストーリーの流れとかどうすんだよってなるから多分書けない補足
他の料理もレシピがあれば作れるけど何も見ずに作れるのはカレーくらい。食堂に貸した雑用オートマタが料理人達に色々仕込まれて自分より料理出来るようになってるのが小さな悩み。いやしかし
『船』に乗ってくれる人もだいぶ増えてきたことですし、本格的にSSも書いていかねば
作るべきキャラもまだいっぱいいる
忙しい…船企画……楽しそうだなーって思いつつも、いなかったから全然ついていけていないのですん。
新しいリレーとか始まるんですか?>>811
えーっと、リレーではなくて
私が「船の上にある学び舎」とだけ思いついたものを皆さんにあれこれ知恵貸してもらいつつごろごろ転がしてたらそういう組織で出来上がっていたって感じです
設定をまとめてるのはこちら
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%A7%98%E6%B5%B7%E9%9B%86%E7%A9%8D%E8%88%B9ルドルフ2世のこそこそ話。
生前の彼は一人称が「私」で、美食家・女好き・男好き・芸術マニアの四重苦。
周囲から一目置かれる知能・知識がありながらも……ホムンクルスになって肉体崩壊&死の直前に改心するまでは、金を尽く尽く銅鑼息子でした。>>814
ウロだらけの古木のように、ルドルフ2世の人生は見た目ばかり立派なものだったよ。
我ながらロクでもない人生だったけど……それがあったからこそ、死後に貴方のような素晴らしい友ができた。
だからルドルフ2世は、自分の生きた軌跡を葬り去らずに受け入れようと思うよ。
ちなみに、ホムンクルス転生しようと思った理由は、
☆国民を幸せにしたい!
→だが、物によって得られる満足は、すぐに飽いて失われてしまう……
→本当の「幸せ」とは、美しいものや素晴らしいものと出会って、自らの人生のステージが引き上げられることであるように思う。
→全ての国民の頂点に立つ私が「この世で最も美しく完璧な存在」「天国の体現」に成れば、それを見たみんなは喜んでくれるはずだ!&幸せを与えた私のことを、皇帝として改めて尊敬してくれるだろう!
という考えから。
生まれつき物理的な不足を知らなかったから、全く検討はずれの解を出してしまったんですね。
挙句、せっかく世界中の魔術師・芸術家の技術の粋を尽くして「完全な美」の肉体を作ったのに、中身(魂)が未熟で醜い物だったために根源へと至ることはできませんでした……
それらに死の間際に気づいて、「もしチャンスがあるのであれば、(例えその本質がどこまでも醜いものであっても!)この肉体に恥じない人物として振る舞おう」と神に誓ったのが、今の彼を形成しています。マレオ、ハリーポッターに居そうな空気感がすごく好きです。
人の尺度に収まらない自由気儘さがありながら、基本的にはきちんと神様なんだなって思いました。近頃思ったことなのですが
型月作品ってどんなものでも(ホラーでもスペースオペラでもファンタジーでもギャグでも)「零落した神性」であったり「精霊」であったり「悪性情報の具現」であったり、型月世界観で説明出来る様にしてる、なってるじゃないですか。ある意味とっても理知的というか、言葉の意味がわからないはあっても、言葉に出来ないわからないがないというか。
だから、例えばコルデーの天使みたいな「何の説明もない」存在が異質に見えるんじゃないかって。まぁアレも今後明かされる可能性大ですが。真相は皆さんのご想像にお任せします、系ってめったに見ない。
[要約]そういう存在(キャラ)って作るのアリなのでしょうか…?んへへ……週中忙しすぎて一瞬見れた前回以降一度もスレ覗けてないの……
とりあえずこの手持ちのキャラシを深夜あたりを見計らってwikiの倉庫あたりに置こう…>>823
ふふふ、マイ設定を文字に起こすにあたって、カッコよく書きすぎたきらいはあります……
振る舞おう!と誓いながらも、元が元なだけにルドルフ2世は完全な聖人にはなりきれないのであった……!!
基本的には良い人だけど、子供っぽかったり善悪判断が揺らいだりもするよ!
あと、友達がいなかったからたまに空気読めないところもあるよ!>>805
えへへ…ありがたきお言葉…
確かに…個性がよりどりみどりで見応えのある人々だぁ…ざっと見た感じカッコイイ系が多めですね、船の男達…
そして許褚さん、その台詞だと貴方神様に憑依されちゃうよ…言われる(〇〇ならポジ)側じゃないのか…
或いは「※CMは開発中のものであり」を利用してオール信長の時の森くんみたいに敵軍の真っ只中で…みたいな!味方に見えちゃう!
>>806
カレーが出来るんならシチューとハヤシライスも出来る出来る!
船、みんな個性的でここだけでなんかのゲーム出来ちゃうんじゃってレベルですよね…見てるだけでも面白い…
>>819
カール4世「…………」(「自惚れているのか自己肯定感が低いのかハッキリせずにそんなことをするから…」と「最期に気づけた時点でそこいらの者より万倍英雄らしいな…」と「だからといってコレになるのは違わないか…?」とで何とも言えない)
>>822
ダメージ加工のジーパン?がお洒落かつクール!それでいて淡いピンク色のシュシュで印象をキツくしすぎず…ファッションセンスが光ってらっしゃる…!>>623のイラストでインスピレーション沸いたので、つい瞳ちゃんの魔術礼装を増やしました。
【礼装・装備など】
霊木製の和弓と矢、軽量化や認識阻害の効果のかかった矢筒を所持している他、普段から髪を留めるのに使っている丈長は精神干渉への耐性を付与する効果を持つ。
矢は通常の物の他に、音による魔術効果で相手の意識を逸らす鏑矢も使用する。
また、学園への入学祝として下記の礼装を贈られている。
戦闘装束『紅姫百合』
黒須家に伝わる和装をベースに、『船』の職人の協力の元作成された魔術礼装。
袖の無いホルターネックの紅衣、鼠色の帯、黒のインナーとアームガード、白袴で構成されている。
生地の材質から厳選された事もあり防御性能は高く、特に呪詛や霊障等への耐性に秀でている。>>829
お疲れ様です…
どういったキャラなのかしら…(前に仰っていた方かな?)
>>831
はーい。まぁ要は「正体を自分が考える候補のどれか一つに定めるのが決められない」から至ったもので私の優柔不断っぷりからのものなのですが。
ひとまず決めない方向で、明日にでも草案を投下してみますー
>>832
ご助言ありがとうございますー!
そこら辺は一応魔術を使って、理由不明の力は「本人曰く「今は万全でない、故に使えぬ」とのこと」みたいにして、はたからすると口だけのホラ吹きみたいにするので無問題かな?と
>>835
なるほどなるほど…ありがとうございます、参考にさせていただきます。
ジジェくん、正確には正体不明ですのね…なんとなく「竜が核となっていて、あとは色々な生物のパッチワーク」的なものかと思っていましたが…>>828
わー、投下してたら新作来てた。
ありがとうございます。
大人びたファッションしつつも年相応に幼さを残した感じが良いです。>>836
そうなんすよ。完全な竜種じゃないけど、かといって他の生物系統樹に当て嵌まる存在も居ないので……強いて言うなら泥状態のメリュジーヌが近いんでしょうけど、大元が竜ではないのでそれもまた違うというか。
>竜が核となっていて、あとは色々な生物のパッチワーク
それはどっちかと言うとジジェの”親”になりますね。神羅さんが獣胎憑霊法で作った竜モドキがそんな感じの生命体なのです。>>824
海月ちゃんはそこそこ女子力あると思うので…!!(ただし他の子もめっちゃあるっぽい模様)
>>825
作画が安定しないんすよ…
男キャラは手癖でめっちゃ描けるんですがやっぱ典韋ちゃん海月ちゃん描くまで女の子キャラを描いた事が少なかったんで今も試行錯誤してます…
>>828
うっほ綺麗な美少女…!!
ザ・和風の美少女感が凄くていいと思います!!
>>833
大丈夫っすよ、許褚なら多分筋肉パワーで何とかします(多分無理)(よく考えたらその辺考えてなかった)
CMの映像イメージちゃんと考えてみようかな…
そして海月ちゃんの服気に入ってもらえた様で良かったっす!!めっちゃ女の子の服のデザイン検索しまくった甲斐があったぜ…!!
>>835
そ う い う こ と で す
八卦バフで戦闘のえげつなさに磨きが掛かったパロミデスさんに一行はどう戦うのか…!!
6月までにはパロミデス戦行きてえなぁ…>>833
(地に足のついた政策でプラハの黄金期を作り上げた名君のカール4世と、生まれつき「日の沈まない帝国」の皇帝になる定めで夢想家かつ理想主義で現実を顧みなかった芸術肌のルドルフ2世では、考え方のベースがあまりにも)
違うのだ!!
本人的には、周囲の環境から傲慢でもなく「自分は神にも等しい血筋である」という認識がある上で、上に立つ者の義務として民を幸せにしなくてはならないと思っていて、
(こんなにも民のことを考えているのに、なぜ誰も私を認めようとしないのだ……!!)
という認識だったり。
ほとんどの人から見て、考え方ややり方がとち狂っているのは間違いなくそう。
何も言えねえ状態でよかった……
カール4世なんていう憧れの偉大な先達に「英雄らしい」なんて言われたら……きっと彼?は召されてしまいます……!!>>840
衝撃の事実……!!
誰かに笑顔を要望されて、実直にそれに応えようとしているところでしょうか。
理解できないものを理解できないなりに受け入れようとするのは、例え業務効率上の必要項目であったとしても尊いですよね。>>836
モーマンタイだと思うです!
隠れた力は夢がありますよねぇ……!>>828
イヌフラス!今日はfalling moon最新話投稿する予定だったんですが思いの外理仁と蘇芳の会話に苦戦したので茶を濁してコソコソ話をします
柳花は転校初日にクラスの男子達にナンパされてこれをOKしましたが、その代わりに自分に勝てたらなという条件を付け加えました。
勉学、体力、筋力、そして実践。この四つの試練をくぐり抜けたものだけが柳花へのアプローチを認められたのですが誰一人成功しませんでした。
理仁
「それ1日でやったの?」
柳花
「どいつもこいつも顔だけで中身が伴わなかったなあ!」マレオ「……俺様さー、チビッ子体型でよくいるからかキッズサイズの服ばかり貰うけどよー、背なんてレリ坊並みにもなれるわけ」
レリック「そうか。」
マレオ「それに人間だって毎日服を取っ替え引っ替えしてるだろ?んな感じでぇ、背も服も取っ替え引っ替えしたいのヨー、マレオも!」
レリック「だが背丈が弄れても、キッズサイズの服しか手元には無いと。」
マレオ「そうそう!……そんなわけでレリレリのスーツを勝手に借りて着てるのは許してくれるかな???」
レリック「はは、───三枚におろす。」
マレオ「オー!ノー!」
みたいなことやってると思う二人。ぬーぬぬぬ……生活科の先生出来てきたけど……これでいいのかなぁ、どうかなぁ……
よそでやってたクロス妄想を完全に完結させてきました、どうもこんばんは魔術師です
>>827
『どういう現象が起きているか』はランクB以上のキャラなら戦闘中に全員理解できるが、『どういう理由で起きているか』はランクAのキャラでが腰据えて何時間考察しても「わけわからん」としか言えないキャラを既に投下した身の上ですが、
ええんちゃう? 謎なことが悪いことではないと思いますし、やりたいことと整合性のバランスは自分に対して気をつけるもので人に対して気をつかうものではないのではないかと思い始めてきたこの頃です。
まどうし「君の眼の分裂加速度を積分して出した速度が光速超えてるって話したっけ?」
へんなの「なにそれしらん、こわ。あでもなんかどっかで聞いたわそれ」ふむ……じゃあ改善案を求めるの含めて投下してみます
【氏名】アインス先生(シースター・アインス)
【性別】男性
【年齢】9(使用期間)
【出身】秘海集積船
【身長・体重】171cm・61kg
【肌色】日焼け気味【髪色】黒【瞳色】灰色
【外見・容姿】身体的特徴の薄い黒髪眼鏡の青年。時間経過による外見変化はないらしい。
【属性】秩序・善
【好きなもの】誰かの役に立てること
【嫌いなもの】終わりの見えない労働
【魔術系統】手に関連する神秘を扱う
【魔術属性】地
【魔術特性】開く
【魔術回路】質:D 量:D 編成:通常
【所属】秘海集積船>>856
魔術・特殊技能・特性など
『星の手』
ヒトデの再生力をブチ込まれた副産物。ヒトデという概念が持つ神秘の限定的な具現。
宙に浮かぶ半透明の"手"を複数召喚する。自身から半径5mほどであればどこにでも動かせる。
戦闘に使う分には脆いが、使いこなせれば作業効率は二倍にも三倍にもなる。
あっちこっちでこき使われてしまっている理由の一つ。
来歴
『船』で鋳造されたホムンクルス。
生活管理局が労働力確保のためあちこちに手を伸ばした計画の一つ、『ヒトデ計画』の成果であり失敗作でもある。
『ヒトデ計画』とはざっくりとまとめれば「ヒトデの再生力を人体にブチ込んで同一の労働力を増殖させよう」というもの。
計画通りに一体目を増やし、続いて二体目を増やしたあたりで被験体となったオリジナルが死亡。ここで計画は一旦中止になる。
その後も増殖した個体が同一の労働力を持ってないことが判明。コストや手間の諸々を含め、「普通のホムンクルス作った方がいいね」という結論によって『ヒトデ計画』は凍結破棄となった。>>857
残された二体のホムンクルスは使い道があるということで一体は調査隊に、もう一体は生活管理局で運用することになった。
この生活管理局で運用されることになった一体のホムンクルスがアインス先生である。
生活管理局では『美化清掃班』に所属しているが、請け負っている業務は『美化清掃班』『海鍋給食センター』『機関室』『学園』の四つがある。
担当しているのはもっぱら雑用、雑用、アーンド雑用。
『美化清掃班』では場所を選ばない清掃活動。『海鍋給食センター』では食堂で給仕を。『機関室』では細々したものや設備の修理を。そして『学園』ではそれらの業務を元にした授業を行っている。
人物像
労働力として使いつぶされるために生み出され、その通りに日々こき使われているが「それで役に立ててるなら、まぁ、別にいいよ」と言ってしまえる善性の持ち主。
とは言え働きっぱなしはやっぱり疲れるのでほどほどにサボっている。みんなにはナイショだよ?
生活管理局の労働力として生み出されたからか家事は人並み以上にできる。できてしまうのでこき使われる。>>858
行動原理は「誰かの役に立つ」の一点に尽きる。被造物としての存在理由に近く、今更変わることもない。
この"誰か"は『船』の人間全般が対象だったが近頃は比重が生徒に偏ってきているとかなんとか。
その行動原理から「なにがその人のためになるか」を第一に考えて行動する。
悩みに寄り添い、やる気を応援し、怠惰を叱咤する。個人の持てる善性を真摯に、そして丁寧に向けて人と関わっている。
【一人称】僕【二人称】君、○○さん【三人称】あの人、あの子
台詞例
「人手なんてね、いくらあっても足りないものなんだ……」
「無理はしないようにね。ほんの少しのサボりなら、僕も付き合うよ」
「はーい! はい! わかりました、すぐ行きますよ! ……ああもう、忙しいなぁ……!」
「雑用ならともかく教師なんて……って思ってたけど、生徒の助けになれるのは、うん。うれしいね」
【製作者】黒鹿ファン>>867
個性(タイプ)は生えるものだって海神が言っていたのでへーきへーき(平気ではない)>>864
人手の確保が重要な生活管理局でヒトデというのも洒落がきいてていいですよね(実験内容から目逸らし)
ジャスミンとの関係は
ジャスミン→先生
恩人。『船』で一番懐いている相手で単に“先生”と言う時はアインスを指す。
恋バナを振られたら先生の名を出すが直後に「先生がお父さんだったらいいなぁって」と続き偶然聞いていたアインスがマレオに「死亡確認」されたりする。
実は密かに『船』での確固たる地位を手にいれたら先生の待遇を改善しようと考えている。
こんな感じでしょうか。
しかし先生がちゃんと戸籍のある人間じゃないとなるとこっそり考えてた『実家にはジャスミンは死んだことにして先生の娘として偽名を名乗るルート』が出来なさそうで残念です。いや、いっそ先生をジャスミンに……(ブツブツ)(おはようございます)
(以前書いて投下したとあるssの主役二人の師匠たちの裏話を)
(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ニューエイジ)「――――――――!!!!」
くぐもった悲鳴が暗い作業室に響く。耳をつんざくような悲鳴を芋虫のようにもぞもぞ動く何かが喉から出している。
ダラダラ流れ落ちるのは血液で、失った分から自動治癒で供給されるのも血液だ。だからこそその四肢を無くした何かはびたんびたんと跳ねてもがいて助けを求めている。
「………鬱陶しいな。綺麗に捌けない」
これは解体作業で、とても大事な腑分けの儀式。人間の身体というものは上等な触媒で、しかも魔術回路を持つというのならばさらに上等なものである。だからこそ、そんな身体に余計な傷はつけさせない。しっかり作業台に縛って、投与する麻酔の魔術薬を増やして、身体の動きを鈍化させる。
「ぅ……うー……!!っ………!!!」
「そんな顔で俺を見るな。これはお前の自業自得で、俺はそれを助けることもない」
意気揚々と作業に勤しむ解体者とそれに恐怖する人だったもの。その内の人だったものが涙を流しながらその光景を眺める黒髪の美女に助けを求める。今や体も満足に動かせず、ただ僅かに顔を動かし涙を流して懇願することしかできないそれを、美女は軽やかに切って捨てた。「鮮度が大事だから、死なないように手早く内臓を分けようか。痛覚はないけどあまりの恐怖と解体されるダメージでショック死しかねないからなるだけ早く。刻印は……右脚全部か。残念だけどここは使えないな。この刻印の帰りを待つ一族が居る」
「もう気絶してるぞ」
「そう?じゃあ腑分けの遠慮は要らないな。………というか、なんでこんな場所まで付き合ってるんだ?この人を持ってきたのも別の人で、それを最後まで見届ける必要なんてあった?」
「そういう依頼だよ。“何があっても最後まで私の決意とその行動を見ていてほしい”って言われたからな。だから俺は絶対に何もしない。何も関与しない。何も手伝わない。その代わり、何があっても最後までクライアントのやったことを見届ける」
黒髪をたなびかせて、女はそう答えた。涙が枯れ果てた顔で、痩せこけた頬を真っ赤に染めながら、かつて義手を手配した魔術師の端くれたる少年の提示した依頼がそうだったから。何も手伝う必要もなく、何も頼む礼装もなく、ただ最後まで自分がすることを見ていてほしいという依頼/願いを承諾し、その復讐劇を見届けたにすぎない。
最後にただの観劇者だった自分に感謝を述べて、刻印と秘伝の礼装を託した挙句、形見と共に身を投げた少年の所業を最後まで見届けているに過ぎないのだ。
「こういうの、嫌いだと思ってた」
「好きじゃない。悪業を悪業で返す復讐劇なんざ好んで見たいわけじゃない。でもそれはそれで、これはこれだろ。俺は裏切られない限りは請け負った仕事は完遂するタイプなんだ」
「放っておけなかったんだな、その少年のこと」
「そうだな。気分が悪い復讐を見るよりもそのまま目の前のガキを放っておく方が俺にとっては腹立たしいことだったから」会話を締めくくると同時に、解体されていたその全ての部位が回収されたことを確認した。これで全ての業務は終了だ。さっさと帰って他に請け負っていた絡繰作成に取り掛かるべきだ。そう考えて踵を返した折に、ぶるりと持っていた端末機器が振動する。
「………夕飯に誘われた。狸とサシは嫌だからお前も行くか?」
「この部屋の掃除と回収した内臓の査定と保存作業がある。何よりその狸とやらは私を指名していない」
至極真っ当な断り方をした後、解体者はマスクを取る。今まで美青年のように見えた顔は、その実大人びた少女のそれであり、ここからが面倒であるというかのようにモップを取って美女を追い出してしまう。
「……つれないやつ、なんて言葉を俺が吐けるわけもねぇな。訳アリで作業室に入ったのは俺だし」
むしろ男性が苦手なのによく受け入れてくれたというべきだろう。そう定義づけた女……西行は待ち合わせ場所へと足を動かした。「なるほど、貴方の直感の通りだったのですね。当初の予定通り零央くんに邂逅させていたら彼に余計な疵を負わせてしまうかもしれないから」
「零央はもう大人でそんなヤワな魂じゃねぇ。それはそれとして要らん業を背負わせるのも嫌だったから俺が引き受けただけだ。……ってかなんでラーメンなんだよ。しかも重いやつ」
「無性に食べたくなったものですから。あ、すいません替え玉ひとつもらえます?あっはい、バリカタで」
かなり乳化した白濁のスープが入った大きい器を前にして、何も動じずニコニコと微笑みながら餃子をパクつくスーツの金髪碧眼美形男。小洒落た場所とはお世辞にも言えないラーメン屋とは何もかもが合わないはずなのに、替え玉を注文する姿は何故かラーメン屋の光景とマッチしている。
「おや、西行さんはつけ麺派なのですか?しかも割とあっさりめの醤油スープ」
「今さっきまで人の解体を見てたんだわ。それで何事もなくガッツリ肉肉しいラーメン啜るのはアレだろ、人間の取る行動ではないだろ」
「真摯ですね、人間に。そんな貴方だからこそ、その子も全てを委ねようと思ったのかもしれませんが」
「余計なお世話だろ全く。それよりそっちはどうなんだよ。ちゃんと出来てんのか、社会人」
「ええ。よく笑顔は崩れますが、むしろその隙の甘さが良い。大我くんはひとりで全てをこなすタイプではありませんから、寧ろそれで人脈を作って行くのが良いでしょう」
「人脈お化けのお前にそう言われるのも気の毒なもんだわ。それはそうと今度あの鬼弟子と都合つけてくれ。貴重なサンプルとして定期的に採血を依頼してるんだ」スーツの男……野紀の承諾を受けた後も互いに麺を啜りながら会話は進む。しかし恐ろしいのは、どちらも美しい顔立ちとそれに見合う服装をしているのに、そしてどちらもかなりしっかりとしたラーメンの啜り方をしているのに、テーブルの周りや服には一切汁を飛ばしていないということだ。
「そちらも話は聞きましたよ。零央くんは多彩な種類の武器を扱ったり礼装を駆使しているとか」
「最後にものを言うのは肉体だからな。あの魔女と俺の方針は最大限に零央のフィジカルを活かす方向で決まった。ある程度武器による武術は叩き込んだから次は効率的なパルクールだな。空間拡張の進んだ魔術師の工房内に於いてどこに触れて良いかどこを足場に選べば良いかの判断は大事だろう」
「効率と適応能力において誰にも引けを取らない貴方が零央くんの適応力を伸ばすための師であるというのも、大我くんの対人交渉力における師が私であるほどに気の毒だと思いますが……」
「良いんだよ。……その分対人コミュニケーションスキルはアイツの方が上なんだから。お前だってそうだろ」
「ええ。もう正面戦闘で私が大我くんに勝てる道理はありませんね」
弟子というものは成長するにつれとある側面においては変わらず師には及ばない面もあるが、逆に師を追い抜かしている部分もある。よく言われることではあるが、それをこのように体験する立場になるとは。十数年ほど前の彼らは想いもよらなかったことだろう。そも、弟子を取ることさえ頭になかったのだから。「あ、大我くんから写真送られてきました。見てくださいこれ、焼肉してますよ」
「お前んとこと俺んとこが一緒に仕事したんだったか。……ん?これ黒いスーツで焼肉してんのか。二人で」
「臭いが付いたままだとアレだということで消臭と洗濯ついでにそのまま今日は大我くんの家に泊まるみたいですね。……なんだか年頃の大学生のようです」
「ああこっちにも連絡きたわ。……そういやシャルも今日はお友達の家に泊まるらしいからな。だからアイツも鬼弟子のところに泊まろうとしたんだな」
「妹御への愛が溢れていらっしゃいますね」
「シャルの体は暴力に弱いからな。万が一があったらを考慮してる兄弟子心だろうよ。……ご馳走様」
席を立ち、そのまま自宅へ帰る道順を瞬時に思案する。奢らせてくれとの申し出だったので、素直に受け入れそのまま帰路につくだけだ。「また次はお仕事の話でお会いしましょう。できることなら対面で」
「お生憎様。今週の予定は今から基本家で缶詰めだ。相談があるならリモートでどうぞ」
「実はパソコンが不得手で……」
「パソコン下手くそで配信PR活動できる訳ねぇだろインフルエンサーめ」
そう言い残してラーメン屋を後にする。今日はあまり乗り気ではなかったが普通に美味しくいただけた。今度また入店することがあれば別のものに手を出してみるのも良いかもしれない。ああそれよりも、今は家に帰ってやるべきことの再確認をせねばなるまい。一番最優先の依頼は絡繰耳かきセットの製造だ。そんな技術開発に天才の自分の才能を使うのかとも思うが、殺し合いに使われるよりはよほど良い。どうせなら盛大にリラクゼーション機能を盛り込んでやらねばなるまい。
「はぁ………試験運用相手探そ……」
終わりです
ちなみに途中で解体作業をしてたのはこの人
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/うるか・アルフグラン>>883
了解ですー。
そうだった、『船』って殆ど魔術師の集まりだったんだ。
フジツボローラーとかFGOでも聞かなそうなトンチキワードが散見されるの草草の草。
>>884
「ジャスミンちゃんって好きな人とかいるのー?」みたいな感じに話を振られたら
「うーん……先生、かな」(この辺りでこっそり聞いていた先生がガッツポーズ&周りの女の子達がキャーキャー声を上げる)
からの
「先生が私のお父さんだったらいいなぁって」(グサッと刺さってガッツポーズのまま倒れる先生)
こんな感じ。likeの究極系みたいな。
しっかり恋人としてとか好みの男性とか聞くと暫く考えた後に「私のことを捨てない、置いていかない人」と答えて場の空気を凍てつかせちゃう。>>896
んきゃわいい~……!>>893
彼女の境遇を考えると「(両親のように)捨てない、(召使いのように)置いて逝かない」なので。逆説的にお父さんだからいいのには実の父と違って自分を捨てないだろうっていう信頼の証だったりする。ジャスミンちゃんからの感情が思ったよりヘヴィだったので
アインス先生(9歳)という設定がちょっとやばいような気がしてきた…>>899
元になった人物の記憶とかもあるから実質〇〇歳的な回避方法を提案します。
それかこう考えるのです。9歳でもいいさ、と。ひええfalling moon最新話出来ました。
ちょっと詰め込みすぎたか?ひええ目を汚すぞ!
生徒会長である黒鳥蘇芳がマスターである、という事実に理仁は驚きこそすれどすぐに受け入れた。むしろそういう類いでなければ何者なのだろうかと考えてしまうほどに彼女の放つ雰囲気は常人と異なっているからだ。
いわば絶対零度。いるだけで周囲の大気が引き締まり、目が合えば背筋に悪寒が這う。常人を近寄らせない風格があるのだ。一度だけ間近で話した理仁も、その威圧感に気圧されたものだ。
柳花がいるだけで強い存在感を放つように、蘇芳もまたその全身から威圧感を放ち教室の空気を凝結させた。氷の蘇芳、火の柳花とは言い得て妙である。全身が痺れ、声一つあげられない理仁は蘇芳の挙動をじっと視界に収め、彼女がどのような動きをするのか確かめようとする。
「ふっ、そろそろ来るかな?とは思っていたよ。ここはお前の庭だものな」
「先生……いえ、もうこんな呼び方は必要ありませんね。浦戸」
「悲しい事を言ってくれるなよ。可愛い生徒に呼び捨てにされるとか、舐められてるみたいであんまり好きじゃないんだよ俺」
軽口を叩きながら浦戸は少しずつ蘇芳から距離を取り始める。警戒している、否、恐れている。一体どんな手を繰り出してくるのかと震えているのだ。
けれどまだ部屋の中には例の香水が充満している。蘇芳がいくら強力なマスターだとしても、自分から罠に飛び込んでしまえばどうする事も出来ないはずである。>>904
「……換気をしましょうか」
すん、と鼻を動かして感じ取ったらしい蘇芳が呟くと同時に、取り囲む大気がぐにゃりと歪んだ。それが何を意味しているのかは理仁も、そして浦戸も理解出来た。サーヴァントを呼ぼうとしているのだ。
「オイオイオイオイオイ待ちなさいよ、まだ校舎ん中に生徒が」
「ランサー」
ぽつりと一言。瞬間、魔力と大気が渦を巻いて教室を駆け巡ったかと思えば、光と共に蘇芳のサーヴァントがその姿を現した。槍を携えた男、七つのクラスにおいて槍兵であるランサーであろう。臓腑を鷲づかみにされるような重圧に、理仁は痺れた体を震わせた。
「払え」
狭い室内など構わずに槍兵が横薙ぎに槍を払う。たったそれだけで教室に充満しようとしていた香りがかき消され、更に全ての窓ガラスを粉砕せしめた。
そこら中にガラスをまき散らされたというのに蘇芳の表情は全く変わらず、それどころか相対する浦戸の顔色はみるみる内に青ざめていく。
「先生、どうかしましたか?顔色が悪いですよ」
「……いや、話が通じなさそうな奴はめんどくせぇと再確認してたところだ」
「そうですか。じゃあしんでください」>>905
ランサーが槍を構え、残像が残るほどの速度で浦戸へ肉薄する。容易に彼が串刺しにされる姿が脳裏を
よぎったものの、即座にランサーの目の前に光と共に浦戸のサーヴァントらしき女性が現れると共にギリギリのところで一撃を受け止め、防いでみせた。
「■■■■ッ!」
「オイオイオイオイオイ、何人から魔力吸い取らせたと思ってんだ。本来の霊基から数倍はパンプアップさせてんのに、なんでこいつ一撃受けただけでボロボロなんだよ!」
浦戸のサーヴァントである銀髪の女性は槍を受け止めた両手から滝の様に血を流していた。しっかりと槍の穂先は彼女の掌をズタズタに引き裂いていたのである。これではまともに打ち合う事など到底出来はしないだろう。浦戸と蘇芳、どちらに分があるかなど考えるまでもない。
「それはおかしいですね。私は軽く小突いただけなのですが……」
「くそっ、バケモンが!」
形勢は不利、それどころか敗色濃厚だと即座に判断して浦戸は懐から新しい瓶を取り出すと力一杯に床へと叩き付けた。大気に触れた瓶の中身である液体は煙を生み出し、蘇芳の視界を瞬く間に塞いでいった。どうやら窓から外へ逃げるつもりらしい。
「ランサーッ!」
ところが蘇芳は何の躊躇いもなく槍兵へと命じる。すぐ目の前にいるはずの浦戸の姿が全く見えないにも関わらずである。だがランサーも同じように迷いなく槍を構え、力強く突いた。
「■■■!?」
「ああ!?インチキすぎるだろ!?」>>906
どうやらランサーは視覚に頼らずとも敵の存在を感知できるらしい。放たれた攻撃は浦戸のサーヴァントへと直撃したようだ。まだ悲鳴が聞こえた辺り、致命傷は逸れたようだが。
浦戸の声が遠ざかっていく。なんとか逃げおおせた様だが、未だに刃を収める気配のない蘇芳は何処までも追いかけるつもりのようだ。
「待っていなさい。すぐに―――――ッ!?」
浦戸を追いかけようとした蘇芳。が、走り出そうかという時に攻撃を受けたわけでもないのに膝から崩れ落ちると苦しげに頭を抱え、その場にうずくまっていた。
「あ、ぐっ……やめて、兄さん、頭、割れる……!」
背を丸め、先程まで纏っていた重圧がみるみる内にしぼんでいく。あっという間に蘇芳は弱々しい少女へと落ち込んでしまっていた。
理仁はと言えば怒濤の展開にどうすれば良いのか分からない。そもそも体の麻痺が全く解けないので声一つあげられない。
「はあっ、はっ、はっ……」
頭痛に苦しみながらゆっくりと蘇芳が理仁へと振り返る。今まで見た事の無い、苦痛に歪んだ表情は見てはいけないものを見てしまった様な感覚を覚えさせ、理仁は唾をごくりと飲み込んだ。
こめかみに手を当て、ふらついた足取りながら蘇芳は立ち上がり歩み寄っていく。浦戸との暴れっぷりからして、もしや敵がもう一人いるという認識を抱いている可能性が十分にある。理仁はなんとか体の制御を取り戻そうとするが、それも叶わない。>>908
蘇芳に肩を借されながら理仁が連れていかれたのは生徒会室だった。運良く、否、運が悪く誰もおらず静かな室内に運び込まれ理仁は床に投げ出される。
浦戸の言葉通り、少し時間を開けることで血が通い始めたかの様に手足に力を込められるようになっていた。身を起こし、いつでも逃げ出せるように身構える。
「聞きたい事は一つだけ。貴方がマスターという事は、あの女もそうなのかしら?」
「あの、女……?」
「洲甘柳花よ」
「ああ……?なんで?」
途切れ途切れながらも喉から声を絞り出し、蘇芳からの問いかけにシラを切る。あまり実感が湧かないが、つまるところこれは尋問だ。下手に口を滑らせれば柳花にまで矛先が向かいかねない。
蘇芳はとぼけた様子の理仁に目を細め、何処から取り出したのか黒い羽根を刃物の様に突き出してくる。
「ただの脅しだと思っているのかしら。残念だけど、これは尋問ではなくて拷問よ。今この場で顔を焼かれたくなければ、知っている情報を全て吐いてもらおうかしら」
「……知ってる情報?俺はあのくそ野郎を追いかけてるだけさ。この街で好き勝手させるかってな。洲甘にしたって、同じ転校生ってだけでアイツに絡まれているだけだ。で、他に聞きたい事は?」
「大きく出るのね。この前私に話しかけられて冷や汗をかいていたのはどちらだったかしら」
「あの時は俺だったけど、今はどっちなんだ?具合が悪そうだぜ」
蘇芳の口調は強気だ。けれどその顔色は不健康そのもので青白く、玉の様な脂汗が浮かんでいる。頭を抱えて崩れ落ちるほどの頭痛の苦しみは、相当なダメージを与えている様だ。現にその身に纏っている威圧感は消え失せていた。>>909
「俺にアンタと戦う気はない。俺の敵は今のところ浦戸だ。だから、落ち着いて話を聞いてくれないか?」
「……」
妙な静寂に続いて、蘇芳は羽根を向けたまま話を続けろと顎で促してくる。
「俺の目的は聖杯戦争を終わらせる事だ。まずは街に被害を及ぼしている浦戸を止めなくちゃいけない。アンタはどうなんだ?何もかも滅茶苦茶にしようとしている浦戸は、すぐに止めなきゃいけないだろ?」
「……ええ、そうね。私も好き勝手している彼の事は止めないといけないと思っているわ」
「なら」
「手を組もう、情報を交換し合おう。そう言いたいのかしら。ならそれは許可できない。その理由も、メリットも私にはないのだから」
「……ッ」
交渉は大失敗の様だ。蘇芳の目が細く研ぎ澄まされると共に、あの威圧感が僅かにではあるが戻っていく。
同時に理仁の中で先程浦戸に殺されかけた時には感じなかった恐怖がわき上がっていた。これまで戦った怪物とは違う、今まで何度もやってきた喧嘩ともまた違う。同じ人間との正真正銘生死をかけた戦いが待ち受けているのだ。
ころし、殺される。簡潔極まる構図はそれでいて理解しがたい、理解したくないと言うべきか。
「おおっと、そこまでだな黒鳥蘇芳。それ以上はNGだ」
>>910
突然の声は生徒会室の入口から。扉に背を預けるようにして、柳花がいた。理仁も、振り返った柳花も目を見張るのに対してふん、と鼻を鳴らして、
「さっさと家に帰って演説の練習でもしようかと思っていたがどうも胸騒ぎがしてな。Uターンしてみれば、このザマだ。理仁どうした?ナンパでもしたか」
「おま、この状況で言うかそういう冗談は!」
「はっはっは、まぁそう怒るな。で、本題だが黒鳥蘇芳。もう一度言うぞ、そこまでだ」
「あら、答え合わせみたいね。貴女もマスターなの?」
「おうさ。折角だ、ここらで一度やり合ってみるか?私と理仁の二人で、見るからに不調なお前を袋叩きにするが」
物騒極まる柳花の発言に蘇芳はしばらく考え込み、しばらくして渋々と言った様子で羽根を懐に仕舞い込む。矛を収めてくれた、そう捉えるべきだ。
「どうした理仁、さっさとこっちに来い。帰るぞ」
「……早く行きなさい、私の気が変わらないうちに」
柳花と蘇芳に同時に促され、背中に鋭い視線を受けながら理仁は恐る恐る入口へと小走りで向かう。柳花の影に隠れる様な逃げ方に内心恥ずかしく思いながらも、今回は凜々しい立ち振る舞いに感謝せざるを得なかった。
「黒鳥蘇芳。お前との対決はまた今度だ。その時には全力で戦えるよう期待しているぞ」
「……ええ、そうね。貴女には完全勝利を収めてあげる。二度とそんな風に笑えないくらいに」
しばらく睨み合ってから柳花は満足げに頷くと生徒会室から出て行き、理仁もそれに続くのだった。一人残された蘇芳は無言のまま、じっと二人の背中を見送った。>>911
「そうか、浦戸の奴に襲われたか。香水の匂いによる神経への攻撃か、なるほどな」
帰り道、理仁は柳花に浦戸が仕掛けてきた攻撃について一通り説明した。柳花は興味深そうに聞き入ってから、何度もうんうんと頷いてみせる。そして蘇芳のサーヴァントがランサーであるかもしれない、と語ると更に頷いた。
「そういえば、黒鳥の様子が変でさ。急に頭抱えて動けなくなったんだよ」
「ふーん?この前生徒会室に突撃した時の不調はそれかもしれんな」
「ああ、あの時……お前も気付いていたのか」
「あったりまえだ。ひょっとして私の事をバカだと思っているのか?」
バカとは思っていないが、あまり気遣いの出来る方ではない。そう言いかけて理仁は慌てて口をつぐんだ。
「いや、そういうわけじゃない。それよりこれからどうするんだ?」
「経子から連絡があった。明日には学校に登校するそうだ。迷惑をかけてごめんなさい、とな。それから改めて話し合おう」
「あったのか?連絡」
浦戸は経子の事を不穏な口ぶりで話していた。何か彼女の身に起きたのではないかと不安に駆られていた身からすれば良い知らせである。もしやと思いスマホの電源をつけると、経子からの不在着信が入っていた。どうやら浦戸や蘇芳とのいざこざで気付いていなかったようだ。となれば、不安な言動は理仁をおびき寄せる為の罠だったのだろう。>>912
「ああ、そうだ柳花。経子に会っても、あんまりズバズバ言うなよ。念押しだぞ」
「分かっている。何度も言うな、しつこいぞ」
「何度でも言うからな、しつこく言うからな」
「ふん。そんっなに平和主義でいたいのかお前は?ラブアンドピースか?」
不満そうに口を尖らせる柳花は、やはり土曜日に見た冷酷な少女とは似ても似つかない。理仁としても今のままでいて欲しいと思っていた。
魔術師としての柳花、学生としての柳花。同一人物である事は分かりきっている。それでも理仁には引っかかるのだ。
蘇芳も、当たり前のように殺意を露わにしていた。それは恐ろしくもあり、同時に理仁にとってはどうしても認め難いものだった。
「……そうじゃなくてだな?俺は、俺はその」
「なんだ?私をバカ扱いした次は冷血だのバーサーカーだの言うつもりか?」
「俺は……あんまりお前に怖い顔して欲しくないというか、笑っているお前の方が好きなんだよ」
間違いなく何か言い方を間違えたと思う。発言者である理仁本人もやってしまった、と口中で毒づいた。
「い、今のはちょっと言い方が悪かった。つまりだな?あんまり圧迫感を与える様な言い方は……」
慌てて取り繕うとする理仁だが、柳花からの返事がない。不審に思い凝視してみると、
>>913
「…………………………………」
いつも大音量で豪快に話している柳花から一転、突然黙り込み能面の様な表情と化していた。
「柳花?」
「そうか、笑っている方が好きか。そうか」
それだけ言うと、柳花は急に足を速めてすたすたと進んでいく。これまでにない速度で歩くので、怒らせてしまったのかと理仁はオドオドしながら追いかけるのだった。
「おい、待て柳花。さっきのはちょっと言い方が悪かった。な?な?
「―――――そうか、そうか、そうか」
「柳花ぁ!?」ケト戦リシュリュー戦に比べると短くなるかもしれないけど実質戦艦登場してからリシュリュー戦本番だったしある意味同じくらいなのだろうか…?
>>915
窮地直後に若干恋愛フラグっぽいのを建てるな理仁ォ!!(でもまあ今後デレる可能性あるしヨシ!!)
そして一筋縄では行かなそうな強敵達が現れてる訳ですが今後どうやって戦っていくのか…!!
そしてやべーことになってるヒュギエイアさん…キャラシの可愛い雰囲気はどうしたんだ…黒鹿さんへ、
『この情報は一般クラスの閲覧が可能です』
『この機密情報は幹部クラス以下の閲覧が禁じられています』
みたいな『船』内の情報閲覧に関するアナウンスやニュアンスってありますでしょうか?
(無いなら無いで大丈夫です~)よぉし誰もいないな
こっそり洛陽投下します第5節 急襲、毒華の掠奪者-5
第二の八卦、ケトとの激戦。
この戦いを、側から傍観する2騎がいた。
それは、牢に囚われていたデイヴィと忠相。
鉄格子の中から、彼らは戦いを目撃していた。
「ねえ、おさむらいさん!!みて!!」
「戦闘…!?もしや、件のマスターが…!?」
「むむ…うん、たぶん、かるであのみんなだ!!」
本当に助けに来てくれたと、デイヴィの顔が明るくなる。
「…くそぉ、我々も加勢したぁいというのにぃ…!!歯痒ぅいな…!!」
そう、謎の札によって牢は封印されている。
理屈は不明だが、刀によってここを突破するのは不可能。かといってデイヴィもこの牢の中には水場がない為能力を使えない。
なら、見届けるしかない。
「…みんな!!がんばれぇ!!」
デイヴィが、腹から大声を出しカルデアに声援を与える。
大岡は考える。それでも、何とかしてここから出る手段は無いかと。
だが…どうやって…?>>923
八卦ノ将とは何か。黄夫人の脳裏で、一つの答えが浮かんだ。
リシュリューは、水の無い地面に多量の水を放出して戦艦を取り出した。
そして、今のケトは、理屈は分からないが複数いる様に見える。そして、周囲に先程まで聞こえなかった風の轟音が響き渡っている。
水、風、地、山、雷、火、沢、天が八卦の構成要素。それが関わるとするのならば…!!
・・・・・・・・・・・
「もしや八卦ノ将は…八卦の属性を操っている…という事…!?」
「なっ…!?」
その結論に、一同は驚愕と混乱の入り混じった声を上げる。
「おっと、話してる場合かい!?」
趙雲に、高速のケトの槍が迫る。
そして、趙雲の視界にはケトが二騎、三騎に、まるで乱視の如く映る。
(何だ…これは…!?)>>924
ケトの槍と趙雲の槍が衝突し、趙雲は仰反る。ケトが追撃を加えようと、突きを放つ。
「ぐっ…!!」
槍が趙雲の腕を掠めた。しかし趙雲はそれを気にせず、一気に槍をケトに向ける。
「吹き荒べ!!」
その瞬間、激しい風の斬撃がケトに向かって飛ぶ。
「うぉっと!?」
ケトは趙雲の眼前から飛び退き、翠の斬撃を躱す。
「仲康殿!!」
「おうよッ!!」
そこを狙い、張遼と許褚、槍と槌が挟撃する。
しかし、その瞬間二人の眼に乱視の様にケトが映る。
「ッ!!」
槍は宙を掠め、槌はケトに当たらずに床を砕く。
地底の水面に壊れた足場が落ちていくのを見て、ケトはほくそ笑む。
「あらら残念、自分の首絞めちゃったねぇ!!」
「ク.ソがッッッ…!!」
壮年の凶戦士は立ち止まって嗤う。
それを与一は、弓を番えながら静かに見ていた。
何かを思案した後、彼は横にいる黄夫人に話し掛ける。>>926
と、ケトはいきなり左右に跳んだ。
「…ああ、すっかり忘れてたぜ。遠距離の奴らが居るんだった…!!」
「…!!」
ケトの眼が、後方にいる二騎と一人に向けられる。
(バリスタと弓ねぇ。そんで、マスターは盾のバリケードで護られてる、と。なら、全然問題無いわな…!!)
「まあ、おっちゃん達だけで戦うのもアレだわな。戦いの愉しみってのは、皆でお裾分けしないとだからなぁ!!」
ケトが剣に持ち替え、張遼達の方からマスターに向けて走る。
瞬間、バリスタと弓から一気に矢が放たれる。
「悪いねぇ、その程度おっちゃんにゃ効かんのさ!!という訳で、そろそろ幕引きと行こうかねぇ!!」
全て躱そうと、ケトは一気に敵陣へ疾る。
その時、ケトは痛みを感じ、一気に後ろへと飛び退いた。>>927
「なっ…」
ケトに衝撃が走る。馬鹿な、全て躱せている筈。何故だ?という様な疑問が一瞬の内に脳内に駆け巡る。
次の瞬間に、彼の身体に、何個もの矢が突き刺さっている事に気付いた。
そして、正面を見ると、和装の弓使いが、再び矢を構えていた。
「ケト・マク・マーガハ。貴方が風の力を操れるという黄夫人の話が本当ならば、恐らく貴方はそれを移動速度の上昇に充てているのでしょう。」
与一が口を開く。
「趙雲殿がたまに行う様に、風の力を追い風の様にして持ち前の運動能力を更に高め、風の様な高速移動をしていた。恐らく皆様が見ていた貴方のブレは、貴方が行動する度に高速で動いていた故の残像でしょう。」
ケトは矢を抜き、立ち上がりながら感嘆する。その表情からは、少しばかり余裕が消えていた。
「… 何故見抜けた?」
「敵に話すつもりはありません…!!」
再び、神経を研ぎ澄ました矢が放たれる。>>934
——守るサーヴァントのいない、ガラ空きのマスター。
「美々しき血の花冠、咲かせとくれよ…!撃ち抜きな、『裂劈く髄漿の華(タスラム・メス・ゲグラ)』ァ!!」
魔の凶弾が、マスターに向けて放たれた。深夜のこそこそ『船』内話
マレオは食べたくなったらどこからともなく食材を海鍋給食センターの人たちに持ってくるとか
「大将!ネギトロと炙りトロを十貫ずつ頼むヨォ!」
「今日のミーはサーモンのムニエルの気分ザンス」
「海亀が手に入ったから鍋にしてくれよ!勿論ちゃんと解体済みだぜ!!」>940は私です
conjuringじゃないのか
死霊館の原題と同じ実は今日誕生日っす
良かったら祝ってくれると嬉しいっす…
>>937
生殺し展開は本当に申し訳ないと思ってます…
まあ展開の都合上仕方ないんですいません
>>939
やっぱ戦闘続行ってかなり強いっすよね。しかもこういう手合いなら今回みたいなフェイントもできるし
別に根拠ない予測言ってもええんすよ…?(むしろそういうの見て当たってる人いるか見てみたい)
>>940
ケトは八卦で残像作れるっての思いついてから与一のスキルならすげえメタ張れるんじゃねえかと思った次第です
>>942
そこまで可哀想にせずに、かつ外道さも出せる配分を意識した結果こんな感じの外道ムーブになりました
あとやっぱ源氏のレゴラスって呼び名すげえしっくり来ますね…
>>943
大丈夫っすよ、多分後半勢はえげつねえ強さだけどマスターを狙うより鯖と殴り合うの好きそうな奴らだと思うんで実質マスターが一番危険なのはパロミデス戦までだと思いますよ…多分…
>>946
鎌倉武士のメンタルはやべえって話とかよく見ますからね…
与一は味方だと頼もしいし敵にしたら恐ろしいけどキャラ設定上味方側の方が多いだろうから安心感ありますね…!!>>948
まぁそうねとりあえずスレ立てます。
「聖杯大会運営本部会長っぽい人」
もしやあなたは……>>956
プルフラス「そ、そうか……そうだな!アレルギーや苦手なものの事を考えてなかったな!」
オヤオヤザンネンダァこの流れなら置いてもバレんやろ……あとでこっそりもう一人ぐらい増やしとこ…
キャラシはどうしましょう
流れの邪魔とかにならないかつ必要なようならスレルール的に一応こっちでも貼るだけ貼りますけど
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%B3%B6%E8%A1%93%E5%80%89%E5%BA%AB
>>947
おめでとね
そういえば私今年は誕生日ほとんど誰にも報告しなかったな……来年はちゃんとしよう>>915
そうか、そうか、そうか────(尊死)ワタシ…休日出勤キライ…月曜日モ…キライ…
>>841
わぁ、カール4世すごい尊敬されている…!チェコの王様女王様な三人、時系列順に尊敬していて面白い関係だなぁ。女性男性両性でバランスも均等!(?)
カール4世からすれば「言いたいことは見かけるたびに増えるが、彼は今の自分を大切にしているようだし、我が先達ぶって講釈を垂れるのも大きなお世話というものだろう…」と言った具合で、ルドルフさんがプルフラスくんやザミエルさんとわちゃわちゃしてるのを遠巻きに見て深くは接しないって感じでしょう。やりすぎがあれば無論言いますが、こう、学生のはっちゃけを見守る学校長、的なポジションで。
>>852
さすがは神、人間の斟酌や論理でははかれないイキモノ…
レリック「次やったら細切れにして石油と一緒に焼べてやる。…あー、磯臭ぇ」
>>854
ありがとうございます!魔眼含めた超能力って、理解し難い部分も多いですよね…流石神秘の塊…
>>860
びっくりするくらいの良心人…実際不可視の多腕ってすごく便利そうですよね、自分も欲しい。手伝ってくれるなら是非手伝ってって言いたくなる。
しかし過労になるのもまた必至…トワはお手伝い申し出そうだし、レリックもアインス先生のズル休みはある程度は見逃すだろうな…>>879
教え子の成長を目の当たりにするお師匠二人…なんとも言えない暖かさのある情景ですね。
二人仲良く青春を満喫してる大我さんたちにもほっこり。まだまだ若いですものね…
>>915
またキャスターさんが…描写から見るに浦戸先生はそこまで魔力は潤沢ではなさそう?それとも蘇芳さんライダーさんが圧倒的なのかしら…
シリアスなバトルにひと段落ついた…と思った矢先からフラグを立てていくー!やはり主人公ですね、理仁さんは…()
経子さんも無事そうで一安心…
>>847
>>881
カッコいいの塊だ…!これが『秘海集積船学園超常決戦』と洛陽のスチルですか…
こう、京極さんは色使いがハッキリしていて、線に勢いがあるのでこういった迫力のあるイラストにとっても合ってますね…画風が確立していらっしゃる…
>>936
息つく暇もない大激戦…ケルトの英雄と三国志、源平合戦の英傑たちの肉薄した戦い、やはり大迫力ですね…!そして牢にて暗躍する謎の人物も…更にはマスターが…!気になる展開目白押しだ…!
>>947
おたおめです!この一年が、京極さんにとって良いものとなりますように…>>964
ほな1時間も書き込みないなら一応見せておくだけやっておくか
前直接wikiに書き込んでた謎の人に注意しちゃった手前スレ民としては自分でもその辺きっちりやっとかないと……「サーヴァント、アルターエゴ。召喚に応じ参上した。……とはいえ、こんなク ソザコサーヴァント、さっさと自害でもなんでもさせちゃった方がいいかもよ?……なんちゃって、えへへ……」
【CLASS】アルターエゴ
【真名】ザグレウス
【性別】男
【身長・体重】156~ cm・51~ kg
【出典】オルフェウス教
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力 A 耐久 C~A 敏捷 C~A+ 魔力 D~A++ 幸運E 宝具 EX
【クラス別スキル】
・神性 E~A
【固有スキル】
・変化 EX
自己の体を変容させるスキル。彼の場合は概ね動物に変化するのが得手だが、その性質も相まっておよそ不定形とすら言える変幻自在。
・巨神の灰 A~D
素の神性ランクが大幅に低下する代わりに「神性を対象とする」特攻能力を無効化する。また、サーヴァントとしての存在を看破されづらくなる方面での限定的な気配遮断スキルとしても作用する。宝具の作動毎に効力が減少。
・クトニオスの蛇 D~A
「偉大なる王である父」を補佐し、いずれ並ぶものとしての能力を示す複合スキル。主な用法は雷属性の魔力放出、カリスマなど。宝具の作用毎に効果が上昇。>>966
【宝具】
『転輪せし因果の車輪(メテンプシュコースィア・キクロス)』
ランク:EX 種別:対人(自己) レンジ:- 最大捕捉:-
致命傷をトリガーとして発生する霊基再臨。規定されたアンカー(聖杯戦争の場合多くはマスター)を起点とし、新規に再召喚される。ゲーム風に言うなら無限リスポーン。復活した個体は復活前と比べ大幅なステータス上昇とそれに伴う見た目・振る舞いの変化があるが、必ずしも毎度一定というわけではなくマスターの差や経験値で多少の個体差が発生する。再生というよりは、転生という表現に近い。
実質状態異常の踏み倒しにして低コストでの再召喚を可能にしているが、封印、エリアそのものからの追放やマスター狙いに対しての対策はなされていないのが弱点である。
また、再臨のたびに自らの神性的要素がより強く励起されている状態であるため、回数を経るごとに運用コストが上昇する上にサーヴァント霊基としての限界をぶっちぎりそのまま直で座へと帰還してしまう確率も高まる。
この宝具も相まって本人はちょくちょく「自害でもさせてみれば?」等の自らを死に追いやることに肯定的に見える言動をするが、実際のところ再生できたところで致命傷を負えば痛いし苦しいのは据え置きなので意図的に死にに行かせるような真似をすると信頼度は下がる。下がった上で火力と扱いづらさは上がる上に令呪は有限なので、ゾンビアタックはほぼ不可能。
なお、上記に「見た目も振る舞いも変わる」とは書いたものの実際のところ身も蓋もないことをいえば卑屈なメスガキが態度のでかいメスガキに進化しているだけなので根っこの性根部分に変化はない。見た目やぱっと見の態度の変化に惑わされて全くの別人になったかのように接すると足を掬われる……かもしれないし、ないかもしれない。>>967
【解説】
彼という存在を語る上で欠かせない存在、それがオルフェウス教である。
本来死が忘却とともに永遠の終わりとして語られるギリシア的世界観において、輪廻転生という概念を持ち込んだ異説の宗派。その中で語られる彼は、偉大なる神話世界の王者たる父と地母神の権能を持つ母の下に生まれその補佐としていずれ祝福されたものであった。
しかし、経緯には諸説あるが、概ね共通する点として彼はその寵愛される境遇を周囲から疎んじられた末抹殺されてしまう。
巨神(ティタン)にバラバラに引き裂かれた彼はその身を喰らわれ、唯一救い出された心臓は後にディオニュソス神として転生し宇宙の統治者となったのである……
……と、いうのが概ねの流れである。
さて、彼の心臓はディオニュソスとなった。では、心臓以外の部分は?
答えは単純、報復として焼かれたティタン族もろとも、灰と化し混ざりあったのである。
祝福されし王の落胤たる魂の申請は巨神の要素により肉の器へ捕らえられ、やがてそれは現在人類と呼ばれる存在となった。定められた器から逃れ、原初の霊的に神と同格の存在へと回帰するために善を成すことこそ、オルフェウス教徒の信ずる在り方である。
すなわち、これはプロメテウスに依るそれとは違う、もう一つのギリシア的人類創世神話。心臓抜きでのザグレウスとは、人類の祖たる概念なのだ。
伝承として座に登録される段階になってなお、「ディオニュソス」となった霊魂は彼に回帰しなかった。別個の存在として最早オリジナルより確固たる存在である心臓は、もはや彼という器を必要としなかったからである。
そもそも、人々が「古代ギリシアの伝承」として語る多くの物語達にはそもそもザグレウスという存在が登場することすらない。書物を探れど、出生から死亡に至るまであらゆる記述が彼の逸話についてバラバラな内容を示し出している。近年に至るまではその存在すら「歴史家たちが創造した脚色なのではないか」という懐疑論すら出されていたほどであり、実際のところ現在に至っては彼がどういうものなのかということは研究者ですら定義に困るものとされているのだ。
そういった曖昧な状況を捏ね合わせて創造されたサーヴァントは、神霊並の規模を持つにも関わらず状況によっては幻霊よりも曖昧な存在として形を持つことになった。>>968
基本的にはおどおどとしているが、隠しきれない自尊心のデカさが透けて見える少年。
善良かつ人助けにも熱心な行動力のあるタイプの善人に見えるが、しばしば何かに怯えるかのような姿勢をとっていたりと一見で見えるよりもかなり心理的な壁が強い。
その性格を形作っているのは概ね「誰かにより良い形で記憶してもらいたい」「何かをより良い形で記憶したい」という欲求であり、根源的な行動指針は曖昧極まりない自己をできる限り善いもの(あるいは、大事な誰かにとって都合の良いもの)として定めることで安寧を感じたい感情。
即ち、それは過去から現在に至るまでの様々な宗教の信徒が共有する特質であるところの「裏なき善なる心からではなく、罰を恐れるがゆえに善であろうと己を律する道徳律」。親譲りかは各人の説に委ねるグラビティ気質と相まって、基本的には善性で安定しているが、悪い人に引っ掛かったら一気にヤバい方に行くタイプである。
なお、両親や生前の記憶については「愛されていた」や「楽しかった」などのぼんやりとした感情的な部分を述べることまでは可能だが、論理的に順序立てて細かい部分まで話そうとすると何故か失敗するらしい。「結局父親は誰なの?」とか聞かれるととても困る。wikiにアインス先生の登録と参考情報データベース:所属編&乗船者リストを更新しましたー
ケト戦終わったら息抜きに船の平和なSS書いてみようかと思ってます…
4人制大食い大会的なモンに学園女子組で出る話とか構想してます…
>>961
アザス!!
>色使いがハッキリしていて、線に勢いがある
俺の絵かなり雑だと思ってますがそう仰ってくれるととても嬉しいですしやる気が湧いてきます…!!
本当にアザス!!
スチル的なもの洛陽後半でイメージイラスト的な感じで描いてみようかな…
>>963
本気有難(マジアザ)ッス!!
真黄巾党の大半は清々しい位の悪人かえげつねえ戦闘狂っすからまあしゃーないっすわ…
それがある意味黄巾っていうイメージと合うのかもしれませんが
>>970
男のメスガキとは斬新っすね…!!
そして無限リスポーンは性能的には扱い辛そうだけどストーリー的には書いててすげえ楽しそうでワクワクが止まらねえ…!!>>975
月並みですが『浮遊』とかどうでしょう?>>975
潮汐…とか…誕生日と言えば
今年もロベスピエールのバースデーになにも出来なかった私です
ユルシテ…思いついちゃったから練り直してるだけなの…ザ「じゃあさっさと死亡回数稼ぎに行ってみたらどうなのって奴はそれが最終的に一番勝率高いかもしれないからって言われたらそれだけを根拠に自分の首切れるのかって話なわけなんだよ」
おとん(女慣れしてない方)「伏せ札を用意して自爆!これにより我はしめやかに爆発四散するが最終的な勝ち筋が1%ほど開けたぞやったね多分これが一番早いと思いますあとは頑張れ定命の子らよ」
ザ「なんて????????」
>>971>>974>>976
メスガキは女だけの特権じゃねぇぜ(漬物石より大きな一石)
ざぁこざぁこ前髪すっかすかと煽りに行ってわからせ欲を刺激できるなら身長180超えCV男性声優のキャラにだってメスガキになる権利はあるんだ
>>972 >>979 >>982
一応他に選択肢があるのに「じゃあ自害な」されるのがダメなだけで、やむを得ない状態とかそれ以外の選択肢を選ぶとマスターが死ぬとかロクなことが起こらない状況での死亡なら不満ゲージも貯まらないんだ
おそらく聖杯戦争形式での最適解は序盤百貌的群体系かリンボみたいに式神とか使える(から一体殺したはずなのに出てくることもある)タイプのサーヴァントだと虚偽COして普通に戦って死亡回数を稼ぎ(なおこの過程を成立させる為にはマスターは必死で潜伏する必要がある)、後半周りの陣営が疲弊してきたあたりで全体MAP攻撃連打することなんだ
スワンプマン的存在ではあるが戻ってこられるとはいえ他人に「とりあえずしんでこい」とか言えるやつは人間としてやばいから二人三脚組む相手として信頼したくないと思ってはいるだけでなので荒ぶるヘラクレスに追いかけられてて一刻も早く対抗策用意しないとみんなまとめてあぼんみたいな状況ならまぁ自害も選択肢に入ってくるので自害させてみればムーブも本人的にはあながち虚言ではなかったりする
プルフラス&ロカセナ&大我(鬼)「ざーこ♪ざーこ♪」
とりあえずうちには3人ほどいますねぇ!分からせですねぇ!ハッ!
黒鹿さんへ、『船』と聖堂教会の関わりは皆無ということですが、組織の在り方や思惑関係なく、個人的な意思(邪悪なものではない)で乗り込んだ聖職者ってアリでしょうか?1000なら宝具演出
1000なら鱒のカルデア適正
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#208
1000
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