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聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/建て乙
思えば遠くに来たものだ。立て乙です~。4年かぁ、色々やったりやらかしたりしたなぁ。
今年のメイン出来事としては……。あ、requiem完結させたわ。
あとは割とキャラを掴めてきた気がする~~~。途中参加だけど、ここに来るまでに色々あったし、色々トラブルも起こした。
今年はなるだけトラブルを起こしたくないなぁ、と。たて乙です
実は四年って聞いた時に「え?まだ四年?」ってなりました。途中参加だけどかなり入り浸ってる分昔から居たと思い込んでた。>>5
そうよな。
FGOの配信開始から間もなく立ち上がったとばかり。この掲示板ができたのは新宿配信ごろだからFGO配信開始時はそもそも存在してないわよ後輩
ちなみに私はアニバーサリー企画をやろうかとも思ったけどやってるゲームが三つぐらいジェットストリームアタックでアニバーサリーを迎えてイベントミッション攻略でヒーヒー言ってる間に今になったわもう4年かぁ
4年かあ……自分が参加し始めたのはだいたい1年半前か、な…?
4周年おめでとうございますなのじゃ~4年か、めでたい
おめでとうございます見返したら2019年5月辺りから参加させていただいてました、あっという間だあ……
ともかくおめでとうございます!建て乙です
ここに鹿之介を投下してもう1461日…こう書くとすっごい長い気がする
というわけで4周年おめでとー!こっから5年目ー!最初は剪定スレとして誕生し、一応参加しては見たもののそれから程なくして消えて
「あーやっぱりダメだったか…」ってなってたらいつの間にか復活してて
それからずっとスレに参加し続け4周年になりました
願わくばこれからもスレが続く限り参加したいものです>>13
>スレが続く限り参加したい
同じく。スレ参加者とは長くお付き合いしていきたい……。差し当たってはコロナおさまってくれ……。いつ頃参加したかは正確には覚えていないけど1番最初に作ったサーヴァントであるフーディーニは未だに納得がいってないぜ…作り直したいぜ
ほぼほぼ三国の知識だけしか持ってない状態で参加した自分をくやんで辞めようと思ってた時期もありましたが何だかんだで凄い楽しいっす
今後もよろしくお願いします…!!
とりあえず五虎大将軍がこのスレに揃うまではいたいっす>>20
よろしくっす!!
あと黄忠は実は俺が既に作ってます
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/黄忠
斧に変形できる大弓で豪快に戦うワイルド爺ちゃんって感じです
だから五虎将はあと2騎っすね
いずれ五虎将が一斉に揃って共闘する何かとか書きてえっす…4年目ですか、おめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。私が参加したのはsinをクリアした後くらいだったはず。
>>26
ゴ リ ウ ー 女 戦 士 典 韋
私は良いと思う!!
私は良いと思う!!!ちょっとした短編あげていい?多分1から2ぐらいで終わるヤツだけど。
>>26
ゴリウーは俺も作ったから問題はないんじゃないかな?(無責任)>>29
来いよ、俺はここにいる!>>26
>ゴ リ ウ ー 女 戦 士 典 韋
いいと思います!きっと曹操もアプローチしちゃいますね。それが産まれ堕ちた時、周囲に祝福は無かった。歓声も歓びも。善性など、カケラも存在しなかった。
満ちていたのは、嘲笑と嘆き、嬌声、そして邪悪だけだった。
『ハハハハハ!この娘、醜い怪物を産んだぞ!』
『いやいや、こんなヘドロみたいな塊が、生物なモノか!やはりこんな所にいる玩具は、人間以下なのだな!』
『なんでよぉ……。なんで産まれてきたの…。わっ、私っが、産んだの……。いや、嫌、イヤ、いやぁあああああ!!!』
初めて啜ったモノは、母の愛ではなくて、白く濁った精だった、呑んでいたのは固まった赫だった。
こんなモノか……、と思った。いや、そんな風に感じる知性が、その時の自分に果たしてあっただろうか。ただの泥のようなナニカでしかなかったのに。
”ふむ、、、このようなものでも、臓器の鼓動はあるのだな。研究してみるか”
”そうだな、こんな検体でも、我らの糧にはなるだろう。”
だが、体は脆弱で、意識は朧気。そして生きる意味すら無かった自分は、気軽に誰かに捨てられた。そうして、自分は、檻の中で、、、ずっと。ただ。死体のように生き永らえていたのだ。>>33
消えたい──心臓は鼓動する──
生きたい────脆い体は朽ちていく────
逝きたい?──────生命力(魔力)が絶えず量産される─────
だけどやっぱり。死にたくは、無かった。。。。
痛覚は鈍く。聴覚は遠く。視覚は虚ろで味覚はない。匂いとはなんだろう。触覚だって存在しない。
─────どれだけ時間がたったのだろうか──────────刹那?瞬間?時間?それとも千年?或いは永遠だろうか……──────────
鮮烈な、ナニカが脳髄?精神?魂を突き刺した。
×××××だ……。バクリ。何かを喰らった。味わえなかった。だけど。その時、初めて”声”を聞いた。
崩れては作り替わる、己を伸ばす。それに触れる。掴む?握る?
「あっ、痛っ!なにかな、今、の……何だコレ?へぇ。面白そうだ。ほれほれ、もっと喰え~。ただでさえ色々ともってかれてるんだ。面倒だから手持ちのヤツは全部あげちゃおう!さぁて、大きくなれよぉ?」
そうして、・・・が始まったのだ。自信なくなってきたんで自分を奮い立たせるために書き込んでおきます
パナケイアの幕間は凝縮すればあと一回で終わります多分二回になるくそが
書いててだんだん不安になってきた>>27
ルナがやろうとしていることを見つけてもらう側から応援するっていうのがカランというキャラの役割のひとつでした
やっと書けた今けっこう満足してます>>42
自鱒が軍人とサラマンダー使いだから縁で呼べそうな奴少なそうマン
強いて挙げるなら獅音はレオニダスとか呼べそうかなと思ったりパソコンが固定のWi-Fiにずっと繋がらないせいで絵が描けない…SSも指で打つのしんどい…ホワイトデーまでにリクエスト仕上げられるかしら…
>>21
「この世界にはルナに見つけてもらえるのを待ってる神秘がきっとあル」
すごく刺さりました…魔術師視点での「神秘は秘匿すべき」という観念をよく聞くせいでそのイメージがありますが、神秘側ではこういうのもあるよなぁ、と。目から鱗というか…
そして神の雷を果たしてどう対処するのか…ドキドキしてきますね!
>>35
怪物さん…?これは以前に仰っていた構想のキャラかな?だとすると最後に現れた人は…
どういったテイストになったのか気になるSSですね
>>42
郁はアビーとかモレーとか引きそう…SAN値直送待ったなしだなぁ。
あとは■■■がガラテアとか。多分ガラテアなら■■■(アリス)じゃない■■■と付き合えそう。
レッドアでエジソン…と考えたけどあのエジソンは人理焼却時のイレギュラーだしな…とも。
グランデはナーサリー、或いはファントム。サロメの可能性もある。メフィストフェレスも…
綰はウィリアム・テルかジェロニモか……家族のために戦った英霊っぽい。
緒十は海関連だろうから…カイニスかネモ?ドレイクという可能性も…
モチーフが明確なキャラは考えやすいですが、そうじゃないキャラはなかなか難しいですね…自キャラと公式鯖、相性悪そうな組み合わせならちょこちょこ思いつくんですけどね
ジャックは清廉潔白な聖人サーヴァントに全力で拒否られるとか、ルナとエジソンはルナ側から無意識に「うげっ」ってなるとか、カヴンとジャックで産まれきてはいけないものを産んでしまうとか、そういう感じの
>>49
全部の神秘がそうではないでしょうが、少なくともカランにとっては見つけられるのは嬉しいことだったので希望を込めてこの台詞を言ってもらいました
言えるところまで来れてよかった
>>50
ラストスパートだから超がんばってます。今もがんばります
そしてやってることは無茶無茶&無茶ですよ。現代で神代の儀式の真似事とか絶対バカですよ何やってるのこの子よくよく考えたらルナはテスカトリポカ関連のモノ埋め込まれてるから公式のサーヴァント召喚するならジャガーマンになってしまう可能性がでてきた…
会わせたら絶対うるさいだろうなぁ>>53
見た瞬間、炒飯が変なとこに入った>>41
ネッシーは関係な……、あ。そういう事か(ガチの勘違い)。はい。まぁ、はい。そうです。
>>42
”コレ”はただ趣味悪い金持ちとかの「見たい!人生成功間違いなしな才色兼備の美少女が醜い怪物に犯されているのが見たいぞ!!!」という欲望を実現した結果誕生したので、根源がどうとか使い魔や呪物だとかは全く関係ないんだなそれが。まぁ”コレ”の親に当たる『生物』を作ったのは魔術師なんですが。
>>48
無茶するなぁ、、、この子。でもそういう所がカッコよかったりするのよな。
>>49
キャラの方向性は決まったけど、プロフは全然書けてないですなぁ!やれる事は既存の自鱒と被ってる部分もあるので、そこら辺の差別化はちと心配ではあるかも。ひょおfalling moon最新話貼ってもいいですか
チェストヤロッチョー
薄暗い水の底、本来なら溺れてしまうはずなのだがどういう訳か息が出来る。一度体験していても心臓に悪い。彼女はそんな来訪者のリアクションに苦笑しながらも、来るのを知っていたのか笑みを浮かべて迎えた。
「またお会いしましたね。私の事は覚えていますか?そう、媛です」
初めて会った時に聞きそびれたのだが、どうしてこんなところにいるのだろうか?何もないこんな場所に。
「……閉じ込められているのです。本来いるべき場所から引き剥がされ、精神の自由さえ許されていません。ですがなんとか貴方にだけは私の声を届ける事が出来ました。奇跡という他にないでしょう」
和装の少女は緩めていた表情を引き締め、こちらを観察し始める。
「なるほど。少しずつ力を蓄えているのがわかります。貴方と貴方の従者との間に深い絆が芽生えた時、きっと狂気を打ち破る事が出来るでしょう。それまでは、仲間達と共に戦うのです。よろしいですね?」
狂気、そんな表現がされるほどの何かがこれから先に待ち受けているのだとしたら、それは一体何なのか。疑問に思い尋ねてみるが、姫はかぶりを振った。>>61
「おはよう〜…」
「あれっ、凪咲じゃん!病院に運ばれたって聞いてたけど大丈夫!?」
「別に全然怪我無かったし、私結構頑丈だから大丈夫だったよ」
土曜日の朝、退院したらしい黒江凪咲は今までと変わらぬ様子でクラスメイト達の前に現れた。お見舞いに行った時からさほど変化はなかったが、それにしても襲われたというのに凪咲は全く動じている様子はない。性根が図太いのか、それとも虚勢なのか理仁には判断し難かった。
心配していた友人達と何やら話し込んでいた凪咲が、不意に顔をあげる。ぼーっと観察していた理仁と目線が合い、彼女は不敵に微笑んだ。
「ねね、間久部君」
「ん?おお、なんだ」
隣の経子に袖を引っ張られ、凪咲から逃れる様に視線をそちらに向ける。階段から落ちたらしく、彼女の頬はほんのり赤い。
「もしかしてお疲れですか?眠そうですけど」
「昨日色々あったから疲れが抜けないんだ。お前はなんでピンピンしていられるんだ?」
「うーん、陸上部パワー?理仁君も入ります?」
「もっと疲れそうだから遠慮しとく……」>>62
それまで魔術とは全く異なる世界に生きていただけでなく、完全な素人にも関わらずサーヴァントを召喚したというのに経子はすこぶる調子が良さそうである。
理仁はと言えば朝起きてから体が怠く、美和子に心配されてしまった。柳花からは「もっと鍛えた方が良い」と叱責された始末だ。
「お疲れのところ悪いんですけど生徒会選挙、どっちに入れるますか?」
「柳花と黒鳥先輩、だよな?うーん……いや正直柳花が会長になったとして滅茶苦茶忙しくなるだろうし割と困るというか」
「でも柳花先輩ってなんでもこなせちゃいそうだから、案外公私共に完璧だったりして」
「いや、うーん……ありえるなアイツなら」
他愛もない会話ながら、ほんの僅かに二人の距離は縮まっている。互いに下の名前で呼び合う様になってから気軽さが出てきたのだ。理仁自身今までよりも積極的に経子に話しかけられる様になり、友達らしい関係性を築き始めたのである。
「あっれー!なになに、間久部っていつの間にそんなに経子と仲良くなったワケー!?」
「やっぱりアレなんだね……二人の関係性はそういう事だったんだね」
「はー羨ま羨ま……あの隣の席に誰もが座りたがるというのにぃ!!!」
「ちょ、待て!待ってくれ別にそういうのじゃなくてな!」
「そうですよ!?私達、普通に友達ですから!」>>63
和気藹々と会話している姿はクラスメイト達との距離を縮める一因となった様で、男子達を中心にしてよく理仁は声をかけられる。
経子に出会っていなければこうして同級生達の輪の中に入る事など到底出来なかった事だろう。理仁にとって東京へやってきた事は己を変える良いきっかけになったのである。
「はー、世の中このお二人さんくらい仲良くしてくれたらありがたいんだけどねぇ~」
先程まで二人を冷やかしていた女子は調子を落とし、萎びた様子で他の生徒に同意の視線を送る。口に
は出さないものの、何人かそれに応じて頷いた。
「最近物騒じゃん?間久部君が蹴散らしたチンピラ覚えてる?アイツここらじゃそれなりに有名なグループの下っ端だったんだけどさ、全員死体で見つかったって言うじゃん。グループ間の抗争だか知らないけどさ」
「大きな声じゃ言えないけど黒江さんも誰かに襲われたし……」
「つい昨日、駅前で爆発音が聞こえたとかで騒ぎがあったよな?」
次第次第に声は小さくなっていき、あれほど騒いでいたというのに生徒達の気持ちは随分と盛り下がってしまっていた。
理仁と経子は顔を見合わせ、同級生達に同調する様に目を伏せる。自分達が少なからず関与していると話す訳にもいかない、何か知っている素振りをする意味もない。ただただ同意するしかなかった。
>>64
土曜日という事もあり授業を午前で終え、生徒達が帰路につくのに反して柳花を筆頭とした三人は生徒会室へと向かっていた。目指すは黒鳥蘇芳である。
力強くドアをノックした後、柳花は勢いよくドアを開くと道場破りのように意気揚々と声を上げた。
「黒鳥蘇芳っ!前回は私の落ち度で手を煩わせたが今回は問題ないぞ!部活動の申請に来た!」
生徒会室には蘇芳を含めて四人の生徒がおり、会長を除いた全員が突然の襲撃にギョッとし、次に助けを求めるように蘇芳に視線を向けた。
当の蘇芳本人は動じることもなく、こめかみに手を当てながら柳花をねめつける。
「例の何でも屋の事かしら」
「ああそうだ。部員も揃えた、そして顧問の承諾も得た!お前の付け入る先など無いぞ!」
ズンズンと柳花は蘇芳へと歩み寄ると、力強く持っていた申請用紙を机に叩きつける。明らかにうんざりした様子で彼女は紙を手に取ると一通り目を通し、
「部活動の内容が不明瞭過ぎるわ」
「前にも話したはずだ。校内の不満問題諍い、我々で受け持ってやろう。いくらお前が優秀だとしても校内の端から端までを把握し解決する事など到底出来まい。私なりに生徒会の不満を減らしてやりたいという訳だ!」
>>65
筋は通っていない。多分。というより柳花の澱みない語り方にはそう錯覚させる力を帯びている。事実、役員達は悪くはないかもしれないと顔を見合わせていた。
蘇芳は機嫌が悪そうに顔をしかめる。勝手な事をされては困る、そう言いたげだ。
「……まぁ、良いでしょう。何度もさっきみたいな調子で来られては生徒会の運営もままなりません。了承しますから毒にも薬にもならない程度にお願いするわ。どうせ先生達も貴女のやる事なら止めないでしょうし」
「うむ!?話のわかる会長で助かる!」
「空き教室を適当に使ってください。それじゃあ、今すぐここから出ていく様に」
蘇芳は予想よりもすんなりと申請を承諾した。前回の硬い鋼の様な態度と打って変わってどこか消極的とも取れる態度に理仁は違和感を覚えながらも、ご機嫌で生徒会室を飛び出していく柳花についていく。
「黒鳥先輩、具合でも悪いのかな?」
「いつもはまあ少しビシッと言う方なんだけど……どうしたんだろうね」
会話中ずっと押し黙っていた経子もどうやら同じ意見らしい。自分達でさえ気付いているのだから、もっと鋭い洞察眼を持つ柳花が何かしら勘づいていてもおかしくない、はずなのだが……。
「よぉし!とりあえず事前に用意していたこの部の看板を教室の前にでも置いて来るか!理仁、経子。今日は我が『なんでも相談部』設立記念で何処かでパーティーでもするか!」
よほど申請が通った事が喜ばしかったのか、今にも踊り出しそうなテンションなのだった。>>66
「で、パーティーで来るのがファミレスかよ!」
「イチオシの喫茶店があるからそこでも良かったんだが、学生ならばこういう気軽な感じの方が良いだろう?遠慮なく食べようじゃないか」
「わーい!私いっぱい食べますけど良いですかー?」
「え、いや私一度も奢るとは言ってないんだが……結構強気だな経子」
「お楽しみのところ悪いんだが聞いて良いか?なんで校内の問題解決なんて言い出したんだよ」
理仁は以前から柳花がどうしてわざわざ人助けの為に部活を設立したのか疑問を抱えていた。帰りが遅くなっても怪しまれない様に部活という口実を作るのならば、今ある何かしらに入部すればよかったはずだ。
純粋な疑問にメニューを眺めていた柳花は呆れたようにかぶりを振ると、
「私はやるならなんでも本気でやる女だ。魔術師としても、学生としてもな。他に理由があるのか?」
「それだけか?」
「それだけだ、やれるからやる。義務と言っても良い。お前や経子と一緒だ」
「先輩のそういうところ本当に羨ましいです。スパッと……ズバッとしてて」
愚問である。洲甘柳花は行動力の化身だ。サーヴァントを駆って街を救おうとする魔術師であり、同時に生徒会長を目指す学生なのだ。そうであろうとする理由はひどく単純で「自分にはその能力がある」からなのだ。ノブレスオブリージュという奴だろうか。
同時に理仁は教室での会話と、表情を曇らせていたクラスメイト達の事を思い出していた。今起きている聖杯戦争は勿論止めるべき事だが、もしもそれ以外の方法で彼らを喜ばせられるとしたら、それは柳花がやろうとしている何でも屋なのかもしれない。>>67
「……まぁ、良いか。お前にこれ以上突っ込むのは無理だわ」
「あれ、珍しい組み合わせ。次期会長候補と噂の転校生にクラスの隠れた人気者だ」
学校帰りにそのままバイトに来ているらしい凪咲はトレーを片手に物珍しそうに話しかけてくる。彼女がバイトをしている事は経子も知っていたようで、特に驚いた様子はない。
「ふふふ、実は部活を作ったのだ。今回は活動第一回というわけだな」
「え、洲甘先輩働きすぎじゃない?来週には生徒会選挙でしょう?」
「黒江、言っても無駄だぞ。こいつ人に言われて止まるタイプじゃないから」
「理仁、ようやくお前も私の事を分かってきたようだな?曲げるつもりは一切ないぞ?」
呆れて手をひらひらさせる理仁と誇らしげに胸を張る柳花、対照的な二人の態度に何がおかしいのか凪咲はクスクスと口元を押さえて笑う。
「じゃあ私も忙しいからこれで行くね。柳花先輩、選挙の時票を入れてあげるね。私、反黒鳥の方だから」
客が増えてきているのをちらりと確認してから凪咲はテーブルを離れていった。両親がいない中で学生とバイトを両立させなくてはならない、彼女も柳花と負けず劣らずタフなものである。
もしも余裕があったら自分もバイトをやってみようか、そんな風に理仁が考えていると凪咲が血相を変えてテーブルへと戻ってきた。>>42
クッチーは茨木童子。
「大切に想ったモノでも気分次第で壊してしまう」という価値観、親の影響で頭がバグった、”理想の自分”を演じている、等々共通点が多いので。
爆弾魔だったり部分から、メフィストフェレスも呼べそう。
ポルカ・ドラニコルは望月千代女(蛇属性)とかカーミラや武則天みたいな拷問系が鉄板かなぁ。
刹那さんは多分アステリオス。「閉じ込められ人外」という要素が噛み合う。
迅龍くんは項羽さま。同僚でニコイチ運用を想定された兄弟的な仲なので。
辺りですかねぇ…。パッと思いつくのは。鳳蝶さんが難しい……。>>68
「あのさ、皆さん。実は今ちょいとヤバい状況なんだよね」
「ヤバいってどんな」
「この後にシフトがあるアルバイトが二人、来られないって。今から他の子に連絡するのも無理なわけで。で、で、で、顔見知りという事で手伝っていけないかというわけでして」
「ふむ?ふむふむふむふむ?なるほど困り事か!」
ハンバーグにするかステーキにするかそれとも丼にするかで経子と悩んでいた柳花は飛び込んできたトラブルに腕を組み、興奮が抑えきれないのかクツクツと笑い出す。一体何がそんなにおかしいのかと理仁は眉をひそめ、すぐに理解した。
「ふふふふふ、黒江。私が作った部活は我が校の生徒のお悩みを解決するという非常にシンプルなものでな。お前のそのお悩み、快く受け入れようではないか!制服は何処だ!?」
「待て待て待て!黒江良いのかそういう飛び入りとかって!?」
「いやダメかもしれないけど今常識とかルールとか言ってる場合じゃないんだなこれが!黒鳥先輩確定ね、お二人さんどちらかお願い!」
人間誰しも恐慌状態になるとここまで勢いづくものらしい。普段そこまで感情を表に出さない凪咲の慌てる姿が見られたのは新鮮だが、呑気にしている時間はなさそうである。
無視するわけにもいかないので自分がやろうと理仁が手を上げるよりも速く、経子がビシリと手を天井に届きそうなほど鋭く突き上げた。
「私、やります」
「経子どうした急に……!」
「でも理仁君こういうの苦手そうだし」
「いや、まぁ、うん、それはそうだけど、お前そういうキャラだった?」>>70
ともあれ手伝う事自体は悪くはない。部活の記念すべき第一回の活動としては申し分ないと言える。迷った末に理仁も受け入れた。
「よし、それじゃあ二人共制服を貸すから裏に来て」
「理仁、私達の接客ぶりをちゃんと目に刻みつけるんだぞ」
「柳花先輩が変な事しないようにちゃんと見ておくから心配しないでね~」
凪咲に連れられていく二人を見送りながら、理仁は一人メニューを眺める。これといって手伝う事が見つからないというのなら客に徹するほかにないのである。ドタバタして何も食べていないものだから、ガッツリしたモノにするべきだろうか。それとも落ち着いて小さめのモノを多めに頼もうか。
メニューと睨めっこしていた理仁はふと席に接しているガラス越しに同じ高校の制服を見かけた。黒く長い髪、黒鳥蘇芳である。随分と思い詰めた顔で理仁に気付く事無く歩き去って行く。その後ろ姿は学校で見るよりもずっと小さく、そして寂しげだった。>>42
エイベル:フェルグス(あからさま過ぎるオープンスケベ同士)
グリフィン:ブーディカ(復讐鬼コンビ)
桃夢:ガラテア(恋愛結婚にあこがれる桃夢と、ピグマリオンの妻として生を受けたガラテア)
ビオランテ:キルケーorメディア(ご先祖様繋がり)
リディア:黒髭(どっちもオタクをやってる危険人物)祝4周年ですね!
第一回の参加者として感慨深いものを感じると共に、改めて文章を読んで想像を共有してくれるということに感謝申し上げたいと思います。
>>42
人蓑祐輝は無触媒ならアキレウスを引きます。これは断言される情報です。
繋がる縁は『主人公属性』『無敵性』『英雄性』『"走る"という在り方』の四つです。
ただしまあ、必ずしも縁召喚が良い結果をもたらすとは限らないというふうに、必ずしも良い組み合わせとも限りません。
どうしても自己ルールの強い組み合わせになるので、一度意見が食い違ったらほかの参加者そっちのけで勇者の不凋花vs.無敵の魔眼の河原でぐーの撃ち合いが始まります。
その代わりどちらも善性かつ大まかな望みのベクトルは一致するので噛み合ってる瞬間の爆発力は尋常じゃないでしょう。魔術回路2本しかないからたぶん戦車も鎧も盾も使えないだろうけど彗星走法と勇者の不凋花と真名解放縛った槍が有ればあの人参ならなんとかするやろ。
ちなみにインフィニティは魔力消費が存在しないのでサーヴァントの運用と併用はできます。回路への負担が倍増なので制限時間は倍速で削られますけれども。なお>>42で話してる縁召喚考察は理由まで考えて書き出してたら果てしなく長くなったので投稿を諦めた
んじゃ逆に公式に登場済みのキャラクター縛りで縁召喚を考えるのが難しいのが誰かって言うと今のストーリーで裏面主人公やってるミカエラになります。
ミーシャのキャラクター的な特徴は『純粋・純朴性』『敬虔』『十字教・聖書』『潔癖』『執着心』と『二律背反』になるんですが、聖書出典の鯖って公式ではなんやかやまだあまり出ていないのと出て来てるダビデがアレなのであまりそぐわないんです。それならまだ監獄長さんの使徒シリーズから引っ張って来させてもらうほうがまだ合います。だから監督役に押し込んでおく必要があったわけですね。私はスレの停滞がどうとか言っておきながら直後にホスト規制食らってそのまま寝落ちしてたマン!
結果的に投げっぱなしでもいろんな人に返信貰えたのでヨシ!
>>72
学生らしいことしてるのがいいですねぇ。
急な欠員…本当はダメかもしれないことでもやるしかない……うっ頭が西行さんの真っ当に人間として育てられた人間は無理なのに怪物として育てられた怪物も駄目っていうの面倒くさくて好きぃ。
お題の一つが完成したので、21:05過ぎに投下する予定。
九鬼なりの『海賊らしさ』を最後の最後で出せたつもり。>>88
至極単純に、他の海賊サーヴァントの面々に誘われたから。
で、興味本位で誘いに乗ってみたら案の定だったわけだ。
とはいえ彼は特に気を悪くした様子はない。
本心から呆れ気味に眺めていただけ。
それでもやはり気分は見ていて楽しいものとは思ってもいない。
理由は、この光景そのものが嫌なものとして彼の目に映っている事である。
今この場で起きている殺し合い自体は別にいいのだ。
その発端や過程こそどうあれ、最終的に行き着く場所は同じだと嘉隆も知っている。
問題は、コミケと比較すると、どうしても殺伐とした印象が先に立って仕方がない事にあるのだ。
これがまた非常に面倒くさかったりするのが……いや、今は考えまいと嘉隆はすぐに思考を切り上げる。
ともかく嘉隆はこの手の空気を好まなかったのだ。
(それがしは、つくづく海賊らしからぬな)
自嘲ではない。
むしろ眼前の連中よりは人として理知的で真っ当だと実感したに過ぎないのだ。
だが一方で思う事もある。
これはこれで、ある意味で貴重な体験なのかも知れないとも。
反面教師以外の何物でもないが。>>89
「ノリが悪いな。渋い顔して」
心境自体はハッキリと表に出ていたのであろう。
サミュエル・ベラミーが「大丈夫か?」と言いたげな顔をして話しかけてきた。
「嫌な光景にしか見えなくてな・・・・・・」
「そうか。ま、俺もアレコレ調べたさ。日本の海賊が海賊(俺達)とは毛色が違うってことぐらい」
サミュエルの語る通りだ。
日本、特に鎌倉幕府成立以降から江戸幕府成立までの海賊はいわば「平民以上貴族未満」の身分による民間軍事会社と言った方が正しいとも言われている。
九鬼水軍に至っては織田家のお抱えであったため、違法な商取引をメインに時々強盗殺人と誘拐及び各種性犯罪をしていた『一般的な』海賊とは尚の事かけ離れていた。
だからこそ嘉隆は頭を捻る。
時代背景などを考えても、「いくらなんでもあの有様はどうか?」と。
なので一足先にお暇しようと振り返った矢先、殺気を感じ取ったので踵を返して臨戦態勢に入る。
「おい! 夜襲組だ!」>>90
バルバロッサが叫ぶと、前方から武装集団が現れる。
しかも結構多い。
かなりの数だ。
嘉隆達はそれを見つめつつ構えをとる。
次の瞬間、夜襲組目掛けて駆け出したのであった。
更に時は経ち、8月半ば。
ティールーム。
ベリルとペペが、嘉隆が参加してしまったパイケットの一件で雑談を交わしていた。
「で、結局売り手が死んだから所有権がうやむやになった『フランシスBBA百選』だけを手に、渋い顔で戻ってきたんだよな」
「所有するのも嫌だったみたい。あの後すぐフェルグスにあげたって言ってたし」
2人は何とも言えない表情をしている。
三次元の存在を題材にした裸婦画集という欲しくもないのを、「売る側が死んだからなし崩しで所有権が移った」なんて理由で持ち帰る羽目になった嘉隆の心境を察したからである。>>91
無論、近くにドレイクがいたら絶対にしない類の話ではあるが。
「でも良かったじゃん。フェルグスが受け取ってくれてさ」
「あの後、ドレイクに知られて少し揉めたみたいだけどね」
苦笑しながらその後の事を口にするペペ。
その表情を見て何やらピンと来たらしい。
ベリルの顔が引きつっている。
(え? まさかドレイクが何かやったんじゃ?)
そんな事を考えていると、そこに現れたのが当のドレイクだ。
彼女は2人のいるテーブルへやってくるなり、何気なく訊ねる。
「黒髭とクキを見なかったかい? ここ数日、全然姿を見て無いんだよ。なんか企んでんじゃないかって思ってさ」
「所長からオフレコだから詳細は聞かされてないけど、護衛って形で立香の里帰りに同行中だとさ。バーソロミューにラカム、赤髭、アルビダ、べラミーも一緒になって。一応、目付けの名目でソフィとカドックも同行してっけど」>>92
ベリルの説明を聞き終えると、ドレイクは何かを察したのか、渋い表情をする。
同行者の名前だけで黒髭と嘉隆の目当てを見抜いたようだ。
「あいつら、間違いなく東京国際展示場で遊んでるね」
その言葉を聞いたペペは、一瞬呆けたような顔をするが、すぐに理解する。
(あ~そっか。今日がコミケの初日だものねぇ)
あっさり納得したと言わんばかりの顔を見て首を傾げるベリルに、ペペはコミケ-コミックマーケット-についての説明を始めた。
一通り聞いた後、ベリルはなるほどなーと理解しつつ、嘉隆達の思惑に思わずツッコミを入れる。
「単に立香の同伴無しで行った方が楽じゃね? だってよ、どう考えても最初からコミケに行くから数日外出するね、って正直に言えばいいだけだろ?」
「問題はそれで所長が許可出してくれるかどうかよ」
「ま、望み薄だろうな。望み薄だろうけどさ・・・・・・」>>93
ペペの指摘を受けてもベリルはナチュラルに納得しがたいと表情で訴え、ペペもドレイクも回りくどい手を使った嘉隆達の神経を困惑しながら疑った。
更に数日後。
ティールーム。
立香と嘉隆達が何事も無かったように帰還してきた。
それを見たドレイクは「やっぱり」と言いたげな顔をしている。
「あんたら、ちゃんと護衛の仕事はやっってたんだろうね?」
「見くびってもらったら困るで候。拙者達、一緒にコミケを満喫しながら立香氏の護衛の任、全うしたでござるよ?」
黒髭の言葉を聞いてドレイクは内心で疑ったが、口に出さなかった。
それを知っている上で、嘉隆は写真を彼女に見せる。
写っていたのは思い思いのコスプレをしている、笑顔の立香達。
カドックとソフィも例外ではなかった。
どれもかなりの破壊力を発揮したが、中でも目を引いたのは黒髭である。>>94
競技用海パン一丁に青い特殊な形状のヘルメットとマントを装着しているのだ。
余りの衝撃にドレイクは咳き込みながら笑い出す。
「ぷふ! な、なんだいそりゃ!?」
「いやぁ~、これがまた意外と似合ってるでしょ?」
何食わぬ顔で嘉隆はこう言ってのける。
ドレイクのリアクションを見て、その場にいた職員達やサーヴァント達も件の写真を見た。
ペペとオフェリアのように普通に笑う者、ベリルのようにドレイクと同じリアクションをする者、ヘラクレスとデイビットやシグルドのように思わず背を向けて笑いをかみ殺/す者。
反応は様々だ。
ここで追撃として、立香がスマホで撮った動画を再生する。
映っていたのは、アニメのキャラのコスプレをしているアルビダが歌っている姿。
歌っているのもそのキャラが劇中で披露した物と来ている。
追撃の効果は抜群だったようで、余計に盛大な笑いを誘った。
この騒ぎを聞きつけてやってきた所長ことオルガマリーまでもが、その動画を見るなり吹き出したのは言うまでもない。便乗して洛陽最新話更新するっすよ
>>99
崖下の岩場にて、マスターはカルデアの事について説明をした。
「…成程。そういう事なら話は早い。俺で良ければ、喜んで力を貸そう。」
「おともだちに、なるってことだよね?いいよ。」
「ありがとう!!」
立香の令呪が反応する。仮契約のサインだ。
「ふふ、頼もしい仲間が増えましたね!!」
「趙雲子龍と、デイヴィ・ジョーンズ…どちらも聞いた事のある名前な気がする…!」
さもありなん、という風に黄夫人が頷き、説明を始める。
「ええ、趙雲様は蜀の五虎大将軍の一人。一身是胆、嵐槍の五虎将と呼ばれていた、とても頼れる方なのです!!」
「それは多少買い被りがあるが…そうだな、よろしく頼む。」
「うん!!」
「…黄夫人殿。先程の口調も見るに、このランサーとお知り合いなのですか?」
与一が疑問を口にする。
「ああ、それは…」
緑の槍兵が、説明を始めた。
「まあ簡単に言えば、孔明殿が多忙な時に代わりに身辺を警護したり、伝言を伝えたりといった事をしていたという関係だったんだが…」
「孔明様の事等を話していたら、かなり波長の合う方だったので、友人の様な関係となっていたのです!!」>>100
「…まあ、そういう事だな。」
「そんな繋がりがあったんだ…」
立香が驚く。
その時、少年がむくれながら口を開いた。
「…ねえ。ぼくとも、おはなししようよ。」
「あっ。ごめん、ライダーの…デイヴィ・ジョーンズ君?」
「うん!なまえ、おぼえてくれてうれしい!ぼくのこと、しってる?」
無垢な瞳で、デイヴィがマスターに聞く。
「海の伝承、だよね?」
「わぁ…!!ほんとうに、しってるんだ!」
満面の笑みを見せ、笑うライダーを見てマスターも微笑む。
「仲間との会話を切るのは申し訳ないですが、一旦、その辺りで。」
与一がマスター達を静止し、趙雲の方を向いた。
「趙雲殿、で合っていましたか?」
「ああ。そうだが…」
「私はアーチャー、那須与一。ひとまず、状況整理をしておきたいのですが、大丈夫ですか?」
「…そうだね、私もここの事を知りたい。お願い、趙雲。」
「…了解した。とりあえず、湖畔の向かいに移動しながら話そう。デイヴィ、頼めるか?」>>101
デイヴィが力を込めると、水面から物音が鳴り始めた。
その数秒後、小舟がひとりでに湖より現れた。
「これは…」
「ぼくのほうぐ、『ぼくのたからもの』はね、しずんだものを、ぜんぶつかえるんだ。だから、これにのっていこう?」
「すごい…!!じゃあお願い、デイヴィ君!!」
湖の上を、船が行く。
そして、先程より深刻な空気の中、趙雲が説明を始めた。
「では、俺達の知る全てを話そう。…この、魔軍と俺達サーヴァント以外に何も存在しない、黄天の山岳について。」あと黄夫人と趙雲が仲良くなった理由は完全に自解釈なので何かあったら修正しますすいません
できる限りしっくり来そうなのを選んだつもりではいましたが何かあったらガチで直します>>106
ベラミーのチョイスは宝塚繋がりなのです。すいませんデイヴィ君の宝具名称間違えてましたァァ!
即刻訂正してきます朽崎さんほんとすいません>>111
当初、
嘉隆以外が自室に戻った後で何気なくマシュがコミケ関連でググったら徹夜組等が大量に半殺しにされたと言うニュースを知って絶句→他の面々もその記事を見て硬直→それを見ていた嘉隆が涼しい顔でいけしゃあしゃあと「怖いこともあるものですね」なんて言ってから自室に戻る→マシュ「どう考えても嘉隆さん達の仕業ですよね!?」オルガマリー「でも、……状況証拠すら無いのよ」
と言う流れにする予定でしたが、上手く筆が乗らなかったので大幅に変更しました。
文中では触れませんでしたが、設定上は『男の戦い』の後という設定なので(=黒髭はぐだを経由してフランシスBBA百選を入手済みと解釈したので)、フェルグスの手に渡りました。>>109
なるほど!
なるほど!!
なるほど!!!蜀勢でワイワイするSSを書こうと思ったら…思ったより普通になってしまった…!!
投下しますカルデアのシミュレータールームにて、賑やかな聞こえる。
そこでは蜀のサーヴァントが、バーベキューを囲んでおり、女性陣は黄夫人がシミュレーター技術の応用で作ったCPUを使い3人制サッカーをしていた。
ホイッスルが鳴る。黄夫人と張姫とCPUのチームが勝ったらしい。
「やった、レベルMAXの敵に勝った!!月姉ほんと強いね!!」
「ふふ、私はこういうのは結構得意なので…!!」
「もう一回!!もう一回やろうよ!!」
そんな風に楽しそうにしながら、張姫と黄夫人がサッカーをしている。
そしてそれを、3騎の偉丈夫達が肉を焼きながら見ていた。
「おい子龍ー、何じゃお前そんな顔して!」
微笑みながら2騎の姫を眺めていた趙雲を、黄忠がからかうように叩く。
「…別に、楽しそうで良かったと思っていただけだ。」
「ほほぉー!いやあの仏頂面だったお前が大分柔らかくなったモンじゃのォ!!」
(黄忠殿は昔から酒入ると少し面倒になるよな…)
黄忠が酒を呑み、ぷはァと息を吐く。
趙雲もガツガツと白飯を食べる。
と、それまで沈黙していた関羽が笑い始めた。
「貴方が笑うのは珍しいな、関羽殿。」
「…お前達は変わらんなと思って、昔を懐かしんでいた。」
「ほぉーう?」
(珍しいな…)2騎の将が好奇の目で関羽の方を向く。関羽は訝しげに黄忠達を見つめた。
「…何だ、何かおかしいか?」
「…いや。確かに、この長閑な雰囲気は昔を思い出すな。」
「まあ、そうさな。生前の最後の方はずっとピリピリしてたし、若いモンらと皆でここまでワイワイするのは、本当に良い物じゃな。」
「うむ。」
関羽が、珍しく哀愁を帯びた目をした。
「いつか、兄者や張飛、馬超も揃ったら、改めて皆で宴を開きたいものだな。」
「…そうだな。」
「楽しみじゃな。」
五虎将の三人は、笑顔で酒を酌み交わした。>>123
「皆様!」
黄夫人と張姫が、3騎に駆け寄る。
「どうしたのだ、黄夫人?」
「よろしければ、皆様もサッカーやりませんか?」
「ほう…」
「良いな!!儂は行こう!!」
「やったー!!じゃ、ほら趙兄も行こうよ!」
「待て張姫、やるから急に掴むな…!」
「へぇ趙兄、恥ずかしいの?本当にウブなんだから!」
「そういう…問題じゃない…」
黄忠がはしゃいでコートに行き、趙雲も張姫に連れられる形で行く。
「関羽様は、どうなさります?」
関羽は、少し考えてから。
「…ならば、俺も行くとしよう。」
そう頷いた。
(まあ、こういう物もたまには悪くないな。)
蜀の将達が再び揃う事は、カルデアの次はいつあるのだろうか。恐らく、ここまで大所帯で和気藹々とできる事は無いだろう。…ならば、羽目を外し遊ぶのも悪くないかもしれない。>>125
黄忠と関羽の感傷に何とも言えない気分になりました
生前の事を思うと猶更今が夢のように思えるんでしょうね…
>>127
ビーストで言うと大昔に作ったままほったらかし状態になったこれですね
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E2%85%A4
当時はまだビーストについてそこまで深く明かされてなかったので、今見ると結構粗もあったりなかったり洛陽のラスボスについてですが結構デザインは固まってるんで最終盤に行ったら公開したいなと思ってます
誰がラスボスになるかはともかくこういう感じになるって予想できる奴は少ないと思うしかなりやべーやつになると思うんで
>>128
そっすね…
人理の危機とはいえかつての仲間がこうして集えるというのは貴重だと思ったので書いてみました
そしてビースト5…!これはSS映えしそうな奴…!!
>>129
ラスボスが何だかんだ人間を評価してるの、良いっすよね…!
>>130
流石に暴力はしないっす…
ちょっと黄夫人がコ○ンのキック力増強シューズ的な物使ったり関羽の対軍勢スキルがサッカーに活きて無双したり趙兄が単騎駆スキルで凄まじいドリブルしたり黄忠のシュートから衝撃波が出たり趙兄と張姫が二人でイナイレの合体技的なアレを撃ったりするだけっす…>>131
拝見しましたが宝具恐ろしいっすね…
集団戦なら1騎で制圧殲滅できそうなハイスペック宝具でいいと思います!>>125
気心知れた者同士が遊ぶ話はいいものですね。アロハ三騎士とか、ああいうの好きです。
>>127
特異点ボス、として書いたこともあるトラヤヌスは自分がこうしたいという願いのまま動かしました。願いそのものスケールの大小はあんまり関係なくて行動力やバイタリティ溢れた人を目指してます。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E9%AA%B8%E9%AA%A8%E3%81%AE%E5%B8%9D%E7%8E%8B%E3%81%A8%E9%A3%9B%E3%81%B9%E3%81%AA%E3%81%84%E7%83%8F>>72
最初のモノローグ…邂逅は一体…?
そんな不穏さも見せつつ繰り広げられる日常劇。制服バイトとか青春ですねぇ…皆美人だしすごくスチル映えしそう…
>>97
欲望に忠実な「海賊」らしくはないが、やるとなったら冷徹になれる「武将」ではある…今回は穏当かつ良心的なもので良かった…
あと何気なくAチームと立香が共生してる世界線に少しドキッとしました…
>>103
自分置いてけぼりでむすっとしてるデイヴィくん可愛い…黄夫人と趙雲さんの会話とか、物語の序章らしい平和的に広がるキャラ同士の交流、掘り下げがそれぞれの人物像が見やすくて良いですね
>>125
生前ではついぞ叶わなかった人々との思いもよらない穏やかな再会。カルデアはやっぱりサーヴァントの交流に適した場所ですね。
しかし英霊たち…それも三国志の武将たちのサッカー…すごく見てみたい…
>>127
ラスボス意識ではないですが、ラスボスも可能だなって作りながら思ったキャラはホレス、鵺がいます。
ホレスは享楽的、趣味的、わかりやすいタイプ。でも性格的に「自分の作った怪物に食われるマッドサイエンティスト」系に見えなくもないのが…
鵺はその怪物ポジション>>138
殺さなかっただけ、ね?>穏当かつ良心的
設定上、後でアメリカ異聞帯が待っている世界線の話だからです。
キリシュタリアとヒナコの名前が出ていないのはそのため。>何気なくAチームと立香が共生してる世界線>>146
小人ネタに関しては扱いきれてなかったかもなぁ…反省点多しです
まぁまだ終わってはないんですが!ちょっとしたエピローグは残ってるんですが!軽率にアウグストゥスに取り組んで、SSのネタ出しに使えそうなのをメモし続けていたら作業終わらないなこれは…!
未定部分も多いんですけど、更新なければ投稿します~【CLASS】セイバー
【真名】アウグストゥス/Augustus
【性別】男性
【身長・体重】171cm・53kg
【出典】史実
【時代】紀元前一世紀
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:C 耐久:E 敏捷:B 魔力:B+ 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
〇対魔力:C
詠唱が二節以下の魔術を無効化する。
大魔術・儀礼呪法のような大掛かりなものは防げない。
〇騎乗:B
大抵の乗り物を乗りこなすことが可能。>>150
【固有スキル】
〇皇帝特権:EX
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
Aランク以上のため、肉体面の負荷(神性など)すら獲得する。
皇帝とは、地上の神。ユピテル、マルス、クィリヌスの三神の地上における神の代行者であるが故に、世界は多少の矛盾に目を瞑り、あらゆる特権が許容される。その中でも、帝政を確立するに至ったアウグストゥスは規格外であると言える。
〇病弱:B
天性の打たれ弱さ、虚弱体質。
あらゆる行動時に急激なステータス低下のリスクを伴う。
確率としてはそれほど高くはないが、戦闘時に発生した場合のリスクは計り知れない。
食生活と睡眠時間は不規則で、低血圧のごとく朝に弱く、寒暖差によって体調を崩す。それでいて葡萄酒は体に合わなかった。風通しが良ければ風邪を引き、日差しが強すぎれば頭痛に悩んだという。四十歳の年にはローマ中の人々が回復を神々に祈ったほど肝臓の膿瘍を患い、死を覚悟したが、侍医アントニウス・ムサの尽力で事無きを得た。
〇魔力放出(国家):A+
召喚した兵士の霊体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させる。
放出の方向を絞れば数百キロメートル先にまで届かせることが可能。>>151
【宝具】
『(パックス・アウグスタ)』
ランク: 種別:対 宝具 レンジ: 最大捕捉:
未 定
『七色で戴かれし冠(アウグスト・アウグリオ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
詩人エンニウスの言葉で、ロムルスの前に現れた“吉兆”のこと。
アウグストゥスの権限をもって神器「七つの至宝(Pignora imperii)」を使用する。
パラティヌスの丘のキュベレー神殿に所蔵されている、神々の母の針(アクス・マートリス・デウム)。神託の結果、第二次ポエニ戦争時にローマ帝国に持ち込まれたという。霊基をセイバーへと上書きする。
軍神マルスがヌマ・ポンピリウスに授けた本機と、周囲を浮遊する自動防御型の十一の子機で構成されている神盾アンキレー。軍神マルスの名を冠した三月(マルティウス)には神官団が古歌を唱えつつ、アンキレーを模した八の字形の楯の武装姿で練り歩いたという。霊基をアーチャーへと上書きする。
ウェスタ神殿に安置された戦女神アテナの神像パラディオン。霊基をランサーへと上書きする。
ユピテル・オプティムス・マキシムス、ユーノー、ミネルウァ神殿の屋根に掲げられていたユピテル神の四頭馬車(クアドリガ)の像。霊基をライダーへと上書きする。
ユピテル・オプティムス・マキシムス、ユーノー、ミネルウァ神殿に保管された、アガメムノンの息子オレステースの遺灰。霊基をアサシンへと上書きする。
アエネーアースが持ち出した、トロイア最後の王プリアモスの笏。霊基をキャスターへと上書きする。
サフラン色のアカンサス模様で縁取られた母レーダからの贈り物であり、ヘレナが婚資にしたプリアモスの長女イリオネのヴェール。霊基をバーサーカーへと上書きする。>>152
【Weapon】
『不落の天幕(プラエトリアニ)』
ランク:E~A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:300
ローマでも展開が可能な、近衛兵団(プラエトリアニ)を筆頭とした霊体の兵士の召喚。
神器のバックアップを受けた兵士は、平均的なサーヴァントに匹敵する。
騎士階級(エクィテス)から選ばれた二人の「近衛軍団長(プラエフェクトゥス・プラエトリオ)」が指揮する。彼らは高級な紫色のサグム(マント)を羽織り、高級将校はライオンの毛皮を身に着ける。鎧は筋骨隆々な肉体を表現する胸甲、古典的なアッティカ式兜。プラエトリアニの装備はローマ市内戦を想定しており、盾は小さく、槍も短い。
従来の軍団(レギオー)に加えて、騎兵などを中心とする補助役(アウクシリア)、アウグストゥスが創設再編した第七軍団パテルナ、第八軍団アウグスタ、第十四軍団ゲミナ(ゲミナ・マルティア・ウィクトリクス)なども召喚の対象となる。
【解説】
“尊厳者(アウグストゥス)”オクタウィアヌス。
出生時のガイウス・オクタウィウス・トゥリヌスを始めとして、多くの個人名(プラエノーメン)と家族名(コグノーメン)を有している。
「パックス・ロマーナ(ローマの平和)」をもたらし、ローマ帝国の基礎を確立した。
母がカエサルの姪(カエサルの姉の娘)であったため養子となり、十八歳の頃にカエサルが暗殺されると後継者として台頭。アントニウス、レピドゥスとの第二回三頭政治を前43年に成立させた後、エジプトの女王クレオパトラと結んだアントニヌスをアクティウムの海戦で破り、前30年にエジプトを支配下に置いた。前28年に元老院から「市民の第一人者(プリンケプス)」の称号、翌年には「尊厳者(アウグストゥス)」の称号を得、実質上の帝政が始まる。要職を一手に握ったが、元老院その他の共和政の制度は残していた。>>153
【人物像】
反感を持つガリア人の貴族が絆されるほどの、美貌の青年。
機知に富み、歌、賽子の賭け事、球技、釣り、小さい童子たちと胡桃などで遊び、ラティウム風の拳闘試合の観戦に興じ、様々な種類の本の朗読を行い、人工池を用いた模擬海戦など多くの見世物を主催した。
この市民に敬愛を抱かれる、この偉大な指導者の姿は虚像である。
本来の姿は、非常に疑り深く、常に細心の注意を払っている完璧主義者。
ポンペイウスや小カトーが扱った先例が存在する、第一人者(プリンケプス)以外での自身を表現する呼称は、帝政に拒否感がある反対派を考慮して控えた。自らの著作や会話は慎重に推敲を重ねたものであり、自らの妻リウィアを相手にする時も、重要な話を過不足なく伝えるために必ず覚え書を見てから会話をはじめた。雄弁術や教養学芸を習得するのに余念がなく、ムティナの戦いの際には、戦争中であっても毎日読み書き朗読を行ったという。元老院、市民、軍隊に向けての演説の時には原稿を事前に用意してからでなければ、演説をしなかった。
その一方で、従者の一人を失った落雷から避けられたことを記念してユピテル・トナンス神殿を建立した迷信深さ、トイトブルク森の戦いでローマ軍が全滅した時には数か月は髭も剃らず髪も伸ばし放題で時々扉に頭を叩きつけた、娘ユリアをはじめとした身内の不祥事には嘆息し呻き声を上げた、などの激情家としてのエピソードにも事欠かない。
元々の気質は、残酷で冷淡であったとされている。
イメージカラー:透明色、クリアカラー
特技:詐欺
好きなもの:“自由なる”ローマ、偉大な伝統
嫌いなもの:衆愚
天敵:カエサル
願い:生前とは違う役>>154
「マルクス・ウィプサニウス・アグリッパ/Marcus Vipsanius Agrippa」
軍事面での才能をカエサルに見出され、アウグストゥスの補佐役に抜擢される。
アウグストゥスと思想を完全に共有しており、その右腕として活躍した。
後継者問題に直面したアウグストゥスが一人娘ユリアの再婚相手にアグリッパを望むと、離婚してそれに従った。夭折しなければ中継ぎの後継者にさえ考えたほどの人物であった。
「ガイウス・キルニウス・マエケナス/Gaius Cilnius Maecenas」
メセナ運動の語源ともなった人物。
アウグストゥスの左腕として、外交交渉を一任された後に、文化振興と広報を一手に引き受け、ウェルギリウスやホラティウスなどの詩人の後援を行った。
公職に就くというローマ市民としての栄達を断ってまで、アウグストゥスの使者であり個人的な顧問となった。体調を崩すことも多かったアウグストゥスは、時にマエケナスの屋敷で休養を取ったという。
プルタコス『対比列伝』を引用した「アウグストゥスとクレオパトラ」という芸術的題材がある。
“――その時、彼女は構わない身なりで寝椅子に横たわっていた。けれども、征服者が部屋に入ってきた時、衣一枚をまとっていただけであったにも関わらず、彼女は急いで起き上がって彼の足元に身を投げた。彼女の髪は乱れ、声は震え、眼はうち沈んでいた。……しかしそれでもなお、彼女の生まれながらの優美さの輝きは憂愁に打ちひしがれた面差しに漂っているように思われた。”
アウグストゥスはその姿を見て、視線を逸らしたという。
事の真偽はともかく、ローマの敵以上の何かをクレオパトラに感じていたのは間違いない。
【製作者】ここのえ>>155
忘れないようにしないとな~と思ってメモしていたら、「日本語訳(ルビ)」率多すぎて、み、見辛……血風とか三国無双のbgmとか聞きながら洛陽を執筆すると捗る…!!(ちなみに八卦将戦とラスボス戦にはイメージbgmがあります、もしかしたらいずれ話すかもしれない)
明日までには洛陽1節-3作れそうっすやーんもうアタシわかんなくなってきた…この展開にしようかなあの展開にしようかなって悩んで悩んで仕方がない…
こそこそキャラ話
実はプルフラス(キャスター)はどちらのルドルフ2世(ライダー)(バーサーカー)にもクラス相性的に勝てないのだ!第1節ラスト少ししたら投下します
>>174
真実(マジ)でいるとは…!!
ちなみに敵味方を同じ数にしたのは正直忍極の影響かもしれないっす>>33の短編で誕生してた『 』が生まれた場所にいた嘲笑人当たりは種族”加虐趣味”みたいな感じ。
んじゃ行きますぜ
第1節 陰りし蒼天、聳えし山嶺-3
舟の上で、一行は情報整理を始めた。
「…まず、先に謝らないといけない。俺が知る敵についての情報はかなり少ない。それでもいいか?」
「大丈夫、少しでも分かるならそれ以上の事はないよ。」
「…有難い。では…」
趙雲が、情報を開示し始める。
「最初に、この特異点の敵についてだが…俺の見る限りでは、敵兵、即ち人も獣も竜も、皆が黄色の布を体の何処かしらに着けていた。」
「…さっきの敵もだね。」
「はい。言われてみれば、敵全員が付けていましたね。」
与一が同意する。
「…それとね。」
デイヴィが口を挟む。
「へんなかみを、おとしていってたんだ、そのひとたち」>>179
それを言うと同時に、デイヴィがむっと力を入れ、水から何かを出した。
それは、黄色の色褪せた札だった。そして。
「!!」
カルデアから来た一行が気付く。
「この札は…異変の場所に貼られていた札と同じ…!?」
その言葉に、特異点で現れていた趙雲とデイヴィも動揺する。
「…やはりか。」
趙雲が、何かを確信しながら話を続ける。
「…この札に書かれている文は、もう知っているのだったか?」
「『真帝戴冠、黄天已来』…ですね。」
「…そういう事だ。そして、この中心には太極図が描かれている。」
趙雲と黄夫人が目を合わせ、頷く。
「恐らく、この特異点の核は黄巾党。三国の前触れを作り出した軍だ。」
「やっぱり…」
マスターも息を呑む。>>180
黄巾党。それは、「蒼天已死」という言葉を掲げ、ある男が首魁となり蜂起した軍。
腐敗した後漢を正す反乱軍であったが、無辜の者にも手を出す暴徒、正に賊軍と化した者達。
結果的に幹部は続々と倒れ、首魁は病死し鎮圧されるが、この混乱が三国時代を引き起こしたといっても過言ではない。
「…デイヴィくん、その札を私に譲っていただけませんか?」
「うん。いいよ。ただ、このかみ、なにかこわいからきをつけてね…」
黄夫人が札を受け取る。
「今は魔力を感じません。私がで解析してみたいと思います。それでは続きを、趙雲様。」
「ああ。次に、この特異点の状況についてだ。」
…俺は、この特異点に召喚された後に、あの黄色の雲に包まれた山を見た。周囲の雰囲気から、ここが中国である事は確信したが、どこであるかは掴めなかった。
少なくとも、あの禍々しい山に単身で挑むのは流石に無謀だろうと思った故に、周辺を探す事にした。
「…そこで、デイヴィと出会ったという訳だ。」
「おにいさんと、あそんでたら、なかよくなったんだ。」
「まあ、そうだな…(誤解で軽い戦闘になった事はいずれ白状しよう…)」
「…こほん。続けるぞ。」
そして、ひとまずこの麓にある巨大な森。そのほぼ全ての散策を終えて、俺達は気付いた。
「…この特異点には、恐らく敵軍以外の生物が何も存在しない。」>>181
「!?」
一同に衝撃が疾る。
「魚も獣も虫も鳥も、俺の見る限り一切存在しない。いるのはただ見つけた敵を全て粉砕する魔軍と、俺達の様な召喚された野良のサーヴァント。…そして貴方、マスター。恐らくそれだけしか存在していない。」
「…つまり、この特異点は…」
「…そういう事だ。」
岸が近付く。趙雲が一瞬間を置き、言葉を続ける。
「この特異点は、全てが魔軍の手中にある。あの山上の城のみだけじゃなく、この地全てが敵の領域と言っても過言ではない。…そんな場所だ。」
一同に沈黙がのしかかる。
「…成程、事情は分かりました。ありがとうございます、趙雲殿。」
「ああ。」
「では、1つしか無いですが、こちらの情報も。…この地は、洛陽近辺であると観測されていました。」
「洛陽…!?」
趙雲が少し目を開き驚く。
「地形が完全に違うから気付かなかったが…成程、腑に落ちる。」
「ええ…確かに、あれが洛陽の都だとするならば、それを狙うのも分かります…!」
「なら、目的地はあの山って事だね。」
マスターが覚悟を決めた目で言う。
「はい。ならば、行きましょうか、マスター!!」
与一が言い、全員が頷く。>>183
___
「ほう、やはり侮れぬな。」
トリコロールの男が呟きながら、兵の用意した担架に乗る。
と、そこに3騎のサーヴァントと、無数の兵が現れる。
「なぁに外してるのよ、枢機卿さん?ま、いいけどね。直接殺し合う方が私はタイプだし?」
女騎士が揶揄する。
「まあ愚痴りなさんな、アンタ。寧ろ今から皆で狩猟祭りができるからいいじゃないかい。」
「そうねぇ…狩猟祭りって言葉には賛同しかねるけど、ここに来てから久しく敵を倒してないからやっぱり滾るわねぇ!!」
「本当に血の気が多い者達だがまあ、構わん。その分私が兵の指揮権を得られるのだからね…」
荒ぶりし将達が、戦闘を前に滾り始める。
(…本当に獰猛な奴らではあるが、頼れる事は事実だからな。)
教祖が一人そう思うが、それは誰にも気取られなかった。
「では、行くぞ者ども!!」
号令の声を上げた。
「さあ…英霊狩りの時間だ。」
陰りし蒼天、聳えし山嶺の下にて、今、激戦が始まろうとしていた。以上っす
勘の良い人は今回で「何かがおかしい」事に気付くかもしれないっす
そして次回、遂にガチ戦闘パート
襲来する八卦、そして近付く新たな仲間
果たしてカルデアはこの襲撃を突破できるのか…!?>>192
あ、ちゃんと四騎いたんだ(空目したらしい)。
すまんかった。リディアのこそこそ話。
リディアの服はほとんど両親や、大学のサークル仲間とチアリーダーチームのチームメイトが見繕う。
リディア自身に選ばせるとひどい内容の日本語Tシャツを確実に選ぶから。最後ちょっとリシュリューと張角区別つきにくい所あったんで修正してきます
すいません>>194
あらかわいい& パイナップルケーキ食べたい…修正版
トリコロールの男が呟きながら、兵の用意した担架に乗る。
と、そこに3騎のサーヴァントと、無数の兵が現れる。
「なぁに外してるのよ、枢機卿さん?ま、いいけどね。直接殺し合う方が私はタイプだし?」
女騎士が揶揄する。
「まあ愚痴りなさんな、アンタ。寧ろ今から皆で狩猟祭りができるからいいじゃないかい。」
壮年の男が笑う。
「そうねぇ…狩猟祭りって言葉には賛同しかねるけど、ここに来てから久しく敵を倒してないからやっぱり滾るわねぇ!!」
「血の気が多い者達だがまあ、構わん。その分私が兵の指揮権を得られるのだからね…」
トリコロールの男が一人、そう呟き笑う。
荒ぶりし将達が、戦闘を前に滾り始める。それを見た■■は、眉を顰める。
(…本当に獰猛な奴らではあるが、頼れる事は事実ではある。)
教祖が一人そう思うが、それは誰にも気取られなかった。
「では、行くぞ者ども!!」
号令の声を上げた。
「さあ…英霊狩りの時間だ。」
陰りし蒼天、聳えし山嶺の下にて、今、激戦が始まろうとしていた。にしてもいざ終わってみると終わっちゃった感がすごくて…力が…抜ける…
しばらく長いのは書きたくない…短いの書くぅにしてもアワシマちゃんといい某理外化外人形師といいエトセトラここの人形にろくなもんないわね
基本厄ネタなんだわ!>>201
実は台湾について調べた分の三割くらいしか使えてないんです小人編。女人部落とか巨人たちがまた濃ゆくて…
2回目行くこともあるかなぁと思いつつしばらくは行きたくない
短く済ませるなら博物館がいいかなって思ってるところです。あそこやれること多そうですし
詳細は山星さんに聞いてからなんですが…>>207
とはいえ出来ることはないので、無事を祈るくらいしかないんですが…>>201
気付きましたか…!!(ガッツポーズ)
その矛盾してる所は設定ミスとかじゃなくて後々重要になってきます…!!>>141
神様のメッセージが温かい…ルナちゃんの純粋さは無謀であっても確かな力強さがあって、だからこその結果と言えますね!
>>173
そしてハッピーエンド!お疲れ様でした!今回もとても面白かった…!泡沫島を使ってくださり誠にありがとうございました!彼史上稀に見る穏やかな別れだろうな…
大きな出会いと素敵な経験、多額の借金を抱えてまた新たな旅に出るルナちゃんを追い続けるぞー!
>>143
ハクマにも更新がきた…!これからのこと、考えないとな…
二階堂翁、なんとか立ち直った様だけど何か関わったりするのかしら…前を向いた人には何らしかの報いが欲しくなる自分は考える…
>>155
書かれていることが須く強い…情報力を感じる…これで未定の第一宝具があるのドキドキしますね。
と同時にこんな素敵尊厳者にも感慨を抱かれるクレオパトラ本当に凄いな…とも。彼女との関係も是非とも知っていきたいですね…
あと個人的にイメージカラー「透明色」ってどんな色なのだろう…とか。彼の人物像が表れていますね
>>185
自分達以外敵とか冗談抜きでハードモード…心の休まらない事実…
そんな事実もそこそこに最初からクライマックス(四天王ポジ登場)で肝がヒエッヒエしますわね…
トリコロール男こんな状況でも担架乗ってんのスゴク=シュール())せっかくなので、『吸血鬼と小人』編を書くために作ったキャラ三人のまとめ的なものをぬるっと投下~
『カラン』
真名カラン・ソロウ。その正体は神様から台湾の人々にお手紙を届ける役割を与えられたモノ。最弱の幻想種。そして今回のお話の中核。
川に流されたり棒でぶん殴られたりして死んだ後で半身を切り離し、小人の姿になった。犠牲の上で全うされる己の役割を良しとせず、いろんなもの放り出して数百年間サボっていた。
誰にも見つけられずにさびしい思いをしていたら人形の寒蘭に見つけられた。うれしい。寒蘭が見つけてもらえなくなった。かなしい。
もう誰にも見つけられないんだとけっこう深めに絶望していたらルナにもう一度見つけられた。うれしい。
そんなこんなで好きなものは寒蘭。そしてルナとメレ坊。
ルナとメレ坊のふたりのことを男女の関係だとずっと思っていた。なんなら今も思っている。
が、最後まで本人たちにそのことは否定された。いつかはそうなるはずだとカランは自身の願望込みで根拠もなく確信している。
せっかくの『旅行記』なんだし、盛大にパクって小人ネタやっちまうかぁ!くらいのノリで生み出された小人。
プロット段階では台湾の小人・異人伝承に感化されてだいぶ畜生寄りの性格をしていたが、シナリオに振り回されて色々とマイルドな方向に落ち着いた。
その口調ゆえに予測変換を荒らしに荒らしまくった許されざる存在。喋らせるの楽しいけどもう二度と喋らせたくないという矛盾を孕んでいる。
ルナの"これから"を示す上で絶対に欠かせなかったキャラ。役割は果たしたので今後の出番はちょっと怪しい。>>215
『寒蘭』
神の雷の継承を果たすべく西行・キャスリーン・華恩によって生み出された人形。そしてカランの力で人間となった台湾のスーパー美人。
自分が知らなかった世界を開いてくれたカランのことが大好き。ルナとメレクのことは好きとまで言えるほどの付き合いはないが、この上ない恩人であると思っている。泡沫島さんのことは辛い時に一緒にいてくれた子(人なのか人形なのかわかってない)という認識。
事件の後、しばらくしてから魔術とは離れて生きていくことを決めた。身分証や戸籍の用意は西行さんと蘇さんがめちゃくちゃ頑張ったらしい。
元々神の雷と接するための人形として造られたからか、魔術の才能はそこそこある。少なくともへっぽこ状態のルナよりは全然ある。
プロット段階ではカランくんと認識している人形が目の前でブチ壊されて心壊れたり、クッチーに引っ掻き回されてからさらっとバイバイ()されたり、神の雷の威力を描写するための犠牲者になったり、神を降ろすための依り代にされたりと散々な目にあっていたが最終的に幸せになれた。よかった。
被造物にパパと呼ばれる西行さんを見たがったが為に生まれたことはここだけの秘密。>>216
『蘇宗憲(スーゾンシィェン)』
ルナとメレクを西行さんの弟子と勘違いして、カラン・ソロウと寒蘭についてあれこれ教えてくれたおじいちゃん。魔術師であり、人形師でもある。
大昔から神の雷を継承する人形はこの蘇さんの家系が作っていたが、ある時、人形のクオリティが必要な水準に届かなくて困ったことがあった。
そんな時に呼ばれたのが妖術師の西行さん。若かりし頃の蘇さんは「よそ者に任せられるか!」と西行さんに人形制作の勝負を持ちかけて追い出そうとするが、結果はまぁ惨敗。その後も短期間でしつこく勝負を繰り返した。勝負の回数が30を超えたあたりでこの人には勝てないと悟り、自分から人形の制作をお願いした。
以後はその人形師としての腕前を尊敬し『西行様』と呼ぶようになる。ちょっと盲目的なまでの尊敬。そんな彼は西行さんに若干引かれている気がするがきっと気のせいであろう。
ルナとメレクを弟子だと思い込んでしまったのも西行さん絡みとなると盲目的になるところから発生していたりするのだが、その辺は本編で語られることはなかった。
自分の思い込みからの勘違いをルナに利用され、一族の悲願そのものの存在であるカランは最後まで認識できず、先祖代々継いできた神秘を寒蘭に持ち逃げされ、挙句の果てにはその神秘をルナに横取りされた今回の不遇枠。
今は西行さんに依頼した寒蘭の代わりになる人形を心待ちにしているんだとか。
以上。ついでに言うと蘇さんはバトルできない系の魔術師です>>221
ワーイウレシイヤッター‼︎バルベルデ家のこそこそ話。
安全キュケオーンなる珍メニューの秘伝レシピを所有している。天体科パツキンキャラ多いなって
>>212
前回の人狼事件も相当ですが、神の雷に撃たれたなんて聞いたら卒倒しそうで…いわんや今回は、台湾行きを自分が決定したばかりに、罪悪感がすごいでしょうから
>>213
いえいえ、むしろ泡沫島の…■■■の本領発揮と言った感じで読んでいてニヤニヤしてましたとも。自分が書こうとするとお人形な部分が少なくなってしまうし…
そう言って頂けるととても嬉しいです!
>>214
これはピンチからのチャンス系…アツい展開期待してます!
>>216
寒蘭さんほむら並みにはちゃめちゃにえぐい思いしてる…この世界線がハッピーエンドで結ばれるもので良かった、良かった…
人形から人に成った寒蘭さんと、(前世レベルだけど)元は人であり人形とされた泡沫島の組み合わせ、こうやって見ると中々に面白いですね
>>221
途方もない状態からの友人の奇跡の復活…力まないわけがなく…()>>229
わたしは しょうきに もどった!>>232
「こういう時このキャラはどう考えるのか」とか、いっそここで聞けるなら聞いてしまうとか…?今年に入ってから時事ネタ逃しまくってるのでエイプリルフールくらいはなにか、したいなぁ…
>>228
天体…銀…銀河関係…?
ヨモ「ルナちゃんが幸せならそれで…いややっぱりいやだぁー!無茶しないでルナちゃんー!」
あとここだけの話、自分の中のヨモはメレクさんとルナちゃんの関係を具体的に知らないから今まで不信だったけど今回の件から割と信頼するようになった。会ったら多分「ルナちゃんをお願いします…」とか言う。お見合いかな?
>>231
肉体強奪…かなぁ…?自己完結と他者への介入だったら、現実と照らし合わせるとやっぱり。適性のある肉体探さなきゃいけなさそうだし
>>232
わかりみが深い…むしろ自分のキャラの内心さえ上手く取り扱えない…お前は今何を考えているんだ…うごご…
>>240
なるほどなるほど。帰国して仲良くしてほしいなぁ、夢莉さんと夏美さん…
ふむふむマスター掘り下げ。良いですね、それ。如何様に掘り下げようかな…
あと掘り下げとはちょっと違うけど郁を単独で動かす(皆さんと敵対する)動機を閃いたり…今のところしたところでって感じなので開拓は厳しめだけど…>>247
アゲノール「い、一体ハーデース先輩に何が……?」
アポロン「あ~……」ホワイトデーイベントについての話は解禁ってことでいいのかな?いいよね。
捕食吸収自己進化の魔獣と聞いて気がきじゃありませんでしたまるもうこの時期の地震は嫌だ
>>256
ロルム「これは意味があるのだろうか」(ペストマスクの上から眼鏡をかけた雑コラ眼鏡)
黒田如水「誰ですか老眼鏡とか言った人。怒らないからちょっとこっちに来なさい」
ツクヨミ「こんな物でボクの魔眼を封じられるとでも?」>>260
俺も死ぬ程揺れましたが何とか大丈夫でした…
無事なら良かったです>>256
周瑜と黄忠ですかね
ちなみに周瑜は初期設定では一臨で眼鏡の予定でした>>256
うちの場合は新八(デフォルトで装着済み)、西湖(史実では着用)、クリスティですね。>>259
こっちは本州より更に西だったので揺れすら来ませんでした。遠方なんでネット見てなかったら起きて朝のニュースで知るコースでしたわねコレ
梅に鶯、松に鶴、オールバックには眼鏡ですわ>>266
え!?遅ればせながらおめでとうございました!>>278
ちなみに前描いたやつのデジタルリメイクです>>277
スウェーデンのウプサラに居を構える由緒正しい名門貴族で、北欧における降霊術の大家。
失われつつある北欧神話の神秘を代々継承する家系であり、その経歴は長い。ただし歴史のある家柄のせいか魔術家の柵は強く、古いしきたりに縛れられがちなので頭が固い人物が多い。
「追想霊裘(ハムラマ)」と呼ばれる魔術礼装の開発元。素材となる動物の裘に降霊術を施し、降霊させた魂の一部を衣に固定させる事によって着用した者に擬似的な獣人能力を付与させる魔術礼装。
元々は北欧の人狼伝説「変身する者」「同じ皮膚を持たぬ者」を基盤とした技術で、衣を被せる事で変身能力を獲得する神秘を模倣してもの。よって研鑽を重ねれば幻想種の礼装すら作成が可能となる。
余談だが、時計塔とは北方戦争以来の間柄である。
【人物】
きめ細かな健康的な白い肌、融かされた紅玉と形容される薄紅色の髪、現代の戦乙女の如き紅顔と、見る者を惹きつける程の美貌を持つ女性。降霊科に所属している北欧の令嬢。
性格は気さくで、お姉さん気質に近い言動を取る。実家が頭の固い時代遅れの親族が多かったので反骨精神を発揮し、外では割と自由気ままに振る舞う。
魔術の関係で衣服等に長い間触れた影響か、オシャレには非常に気を使っており、流行りのメイクやファッションを研究しては着飾った後、オシャレした写真をSNSに投稿している現代っ子。
このように現代に適応して一般常識が先に来ているように見えるが、実際には魔術家の跡取りらしく根源の到達を最優先としている。なので法に触れない、または目に付かないのであれば裏取引・闇商売に手を出す程度には魔術優先で、普段の気さくな言動ながらも思いもよらない冷酷な言葉が飛び出る。
オシャレはあくまで趣味の範疇とは彼女の言……しかし、時たま魔術よりオシャレの研究に没頭する事があるので、一概にそうだとは言えないかもしれない。
当面の目標を「白鳥礼装」の再現としており、もやは魔術とオシャレの研鑽を両立させたものとなっているが、周囲は敢えてそれを指摘しないでいる。
こんな方です。スレ確認する時間もないぐらいには死(睡眠時間約1時間)
>>239
どぞどぞ、了解です〜寝て起きて朝(昼)ご飯を食べてたら、地震あったのか…こちらは何ともございませんでした。皆さんお気をつけて
>>254
うーん、どうでしょ。でもそれも中々興味を惹かれるので、詰まったら最終それに頼ってみましょうかね。
そうなのですとね…まあvsk、tc@hkdって身構えていられるものじゃないのですが…
>>255
エポナ…ウタカゼ…?(TRPG脳)
あ、壁画の元になった馬ではなく壁画に描かれた馬が英霊になったんですね。はえー面白い…モナリザとかもそうなりそう…
自分は年代が新しすぎると思って辞めましたけど、面白いですよねダーガー氏…ちなみに苗字の「グレーヴェンマハ」にも意味があるので暇ならググっても良いカモ!()
>>256
ドン・ファン、ワット、ホレス、ジョン・ウィリアムズ…あれ、海外ばっか…?
正直言うと皆似合うと言えば似合うのだけれど独自性、ストーリー性を出せるとかで考えると他は少し何かが足りないのですよね…何なのでしょう…
あと眼鏡。素で眼鏡キャラなのはポーがいます。金縁紐眼鏡。これは元ネタがあって、『眼鏡』というポー著の小説です。ポーの作品の割にホラーみが薄めで、喜劇の部類の感じがします。
ポーに「大して度が入ってないのに何で眼鏡してるの?」って訊くと「ご老人を美女と間違えないため…とか?」って笑いながら答えてきます。サービス精神ホワイトデーもとい眼鏡イベント、最後の宝箱で眼鏡が貰えると思っていたプレイヤーはそう少なくないと思うの(お目目ぐるぐる)
>>280
あ、そうだ監獄長。クレメンタインさんって可愛い系ですか?綺麗系ですか?
>>286
なるほど、仮面ライダーは電王以外受動喫煙での知識しかないので知りませんでした。
>>288
難易度に大差はないかもですが昨日言ったように自分以外の体を使うやつは自意識の侵食がありそうかなって。
>>289
イエス。まあ簡単に言いますと未来飛鳥ちゃんが着てる白スーツっぽい服のことです。フィールドワーカーとしてあちこち行くようになった飛鳥ちゃんに京介が『見た目はフォーマルだけど着心地はカジュアル、普段着にも戦闘服にもなる』ってコンセプトで作ってプレゼントしたという感じです。
>>290
分かる。私もあのゴテゴテ感好き。
>>292
宇宙海賊キャプテン・リリー(本名バルバロス・ユリスキー)>>293
セ イ バ ー ウ ォ ー ズ 外 伝
ス ペ ー ス 三 国 編
このスレでユニヴァース妄想するのも楽しそうっすよね偶然手に入れた宝剣ブルー・クリムゾンを使いこなし謎の劉備Xの配下として闘う宇宙嵐将スペース趙雲
10000歳の長命でありながら圧倒的な筋力で弓と斧を使い暴れる不死身の老将スペース黄忠
ユニヴァース考えるの楽しいなアタシトンチキを見たり考えたりするのは好きなんだけどそれはあくまで史実に基づく大元のキャラクター設定ありきでのことであって、そういうの概ね粉砕して規模が大きめの胡乱ワードを言うだけのユニバース設定はそんなでもないことに気づいたからこれからは普通のギャグ時空一本で行くんだわ
>>296
銀河帝国皇帝・トラヤヌスに繋がるんですね?アレスの鎧がユニバースにも親和性高そう。>>297
バッソー・メカクレーンがバーソロミューになるのにこっちはユリスキーの方が残ったっていう。……「サミュエル・“コスプレイヤー”・ベラミー 」?
あんまり地球産と変わらない>>303
恐ろしい誤字。誤字…ですよね…?愉悦とかじゃないです?
了解です。>>307
そうですね、アーチャーの描写をちょこちょこ書くかもしれません。
ブリュンヒルドの方ですが、まああのキャラでドラマ性を期待するというのも酷な話なので、独白か何かでも入れてみます。ホワイトデー当日から1週間前後はまだホワイトデーだと認識していいですよね…?(うろんな目)
>>312
よーし!やったりますよ!洛陽、真名隠しはボス2騎だけにしようかなと思ってます
もうモロバレてる様な物だし…(教祖は一体何角なんだ…とか絶対なってるし魔帝も多分もうすぐバレる、というより何回か真名を俺が漏らしちゃってるんで)
>>314
あ、遅くなってすみません
誕生日おめでとうございます!!>>314
ヘイ・ユー。
ハッピーバースデー!久々にサーヴァント作ろうと思っとるんよ…レギオーを…デクリオン…ケントゥリオン!
>>316
これには趙兄も後方兄貴面でニッコリ
(尚一身是胆で平静を保っているが内心2騎が可憐すぎて直視できなかったり張姫の成長した姿に猛烈に感動していたり初めて見るライブに割とワクワクしていたりと相当脳内がカオスな状況になっている模様)>>316
守護らねば…>>322
ア゛ッ
イ゛ケ゛メ゛ン゛!!>>322
差し色っぽい鮮やかな青色好き>>325
分かりづらいんで説明しますね
デザイン概要
上半身裸、急速に痩せたかの様な不健康な痩せ方
ワンピの海軍みたいな感じで漢服を羽織ってる
皇帝がする様な頭飾りを付けている
黒と赤がメインカラー
こんな感じです>>325
これは尋常ならざる怪奇皇帝……!差し当たってのたたき台としてになるかもだけどキャラシ出来た気がする……。
マスター枠のキャラ投下していいですか?>>328
チェストォッ!!>>329
【基本データ(概要)】
名前:ジジェ(名付けられたモノであり、生まれつきの名では無い)
性別:男性人格よりの無性。
年齢:0歳
全長:約2m前後。
体重:30㎏
属性:中立・中庸
特技:魔力の精製、直球勝負。朧気でフワフワ、ぼんやりとした不確定な未来視
好きな物:暗所、閉所。自由、飛翔。栄養のあるモノ
苦手な物:束縛、大声。迂遠なアプローチ、暇。色のついた液体、ギラギラした光
天敵:強い欲望、病原体
起源:憧憬
魔術:ナシ
魔術属性:風
魔術回路…質:EX(人ならざるという意味)/量:EX(人ならざるという意味)、編成:異常(魔力の増幅に特化している)
外観:三角形が集まって姿が構成されているかのようなシャープなシルエットの竜。ワイバーンや東洋の龍では無く、翼と四肢を持つドラゴ」>>331
【経歴】
・生物として定義するならジジェは「雑種竜(デミドラゴン)」であると言える。ただし誕生してほどなくは自身の過剰生命力による自己崩壊を起こしていて、マトモな生物活動が行えない程に弱弱しい”ナニカ”でしか無かった。しかし、ある時にとある魔術礼装を複数を喰らった事で過剰生命力の減衰と人格を獲得。受け継がれた竜の因子を覚醒させ今に至る。その後は産まれ堕ちてからずっと住処としていた(行き場が無かったとも言う)”地下”の奥底で魔術礼装の持ち主である青年と交流し、閉塞に溢れた生をそれでも謳歌していたが、またしても”外”へ飛び出せるという生涯における転機が訪れた。
【生態及び戦闘手段など】
・生命体、或いは竜種としての特性は異常、過剰なまでの魔力精製能力。魔力がオド、マナ問わず存在していれば取り込むだけで無限にソレを増幅する事が可能で、戦闘においてはもっぱら魔力放出を基礎とした単純出力の暴力を駆使し、敵対者を狩る。数値的に言えば、魔力が1あればそれを1億倍に出来るぐらいの増幅率で、その魔術によって加速飛翔したり、ブレスの投射などが可能。
・魔力としての属性は「水・毒・粘性」と言った所で、大雑把に言えば”ヘドロ”のような感じ。ブレスは高圧水流によるウォーターカッター、ビチャビチャと四肢を振るうのに合わせて敵に浴びせれば重さと毒性によって壁に叩き付け、衝撃によってダメージを与える、といった感じ。攻撃手段としては単純だが、シンプルが故に出力の高さがダイレクトに反映され、半端な魔術使いなどは容易く押し潰す。
・こう記述すれば欠点なしのつよつよドラゴンにも感じられるが、実の所は案外そうでも無い。何故かと言えば、ジジェは結構肉体の耐久性が貧弱だからである。過剰生命力は病魔をも活性化させ、常に自身の肉体を改造しているに等しい為スタミナも無い。骨折や筋肉痛も頻繁に起こし、ある程度の時間戦闘行動をすると即座にバテる。高い戦闘能力と貧弱な活動リミットによって全力回避や完全耐久されるとカウンターで撃墜されやすい儚いドラゴンである(といっても、攻撃力が桁違いなのでその問題が発覚する事は中々無いのだが)。ついでに言えば戦闘経験もほぼゼロなレベルで、フェイントに引っ掛かったり防御がザルだったりする。>>332
【性格】
・育った場所が「他人を虐げて楽しむ人間が集う場所」であり、生物的にも母ナシ友無し人でなし状態だったので、基本的には無知なアホの子。足し算引き算すら覚束ず、世間知らずなので高い建造物やそれなりに速い移動手段(電車とか自動車)にも一々驚いたり、食器や電子機器の使い道や敬語なんかを全く知らない。ただ産まれと育ちが悪いので、罵倒の語彙と性的なネタやギャンブルなどの”大人”な感じな事柄への知識は深め、もっとも本人はそういうの嫌いなので、猥談や下ネタの気配を感じたら即逃げ出す。また、野生児っぽい価値観もデフォルトで、弱肉強食的な勝ち負けによる決着を是としたり、毎日3食が確保できれば野宿を許容したり、「自分の!」認識なモノが奪われそうになったら即座に手が出る凶暴性も行動指針の根幹を為している。
・野生児、アホの子などの社会不適合者的な属性が多いものの、確固とした優しさもちゃんと育っており『気ニ入ラナイカラ』、『他人ノものヲ自分ノものニシタイ』などの利己的な理由で全ての行動を決めるようなタイプでは無い。ちゃんと我慢も出来るし、「ウーン、ヤッタラまずイカモナ……」と思えば事前確認や許可取りもする良い子である。
【人間関係】
・先述にある、ジジェが食らった礼装の持ち主は朽崎遥である。
・彼との関係性は、ジジェは「ヨクワカンネー」、朽崎遥は「すれ違っただけ」としているが、客観的に見れば師弟、教育関係、のようなモノである。青年はジジェに戦闘や魔術の事を片手間に教え、ジジェはそれを理解する、といった感じ。ジジェはなんとなく理解しているが、住処が殺伐・支配的な属性であった為、「教師・師匠を越えようとするモノである」が「越える=殺/す」だと認識しており、二人の関係は「流血の繋がり」と形容できる。他者から見れば歪極まりないかもしれないが、二人の内心はそれなりの心地良さで満たされている。
・出生的な両親のことはほぼ分かっておらず、特に知ろうともしていない。どっちも既に死亡済な上、まずは自身の生活が一番だし、シショーもいるし……、で興味を持っていないようだ。>>333
【備考】
・体を『丸める』事で、人間の外見に擬態する事が可能。その際の姿はショタ味を増した朽崎遥。でも、本来の彼よりも雰囲気が穏やかな感じがするらしい。
・”ジジェ”という名前の由来はオンラインゲームなどで使用されるネットスラングである『GG(=Good Game)』の発音を崩した発音。曰く「君は産まれが最悪なんだから、最後の最期は『グッドゲーム』って自分に言えるような生き方を目指したら?」との事らしい。
・「ジージー、ジジ」は爺、みたいでなんか変、「ゲゲ」は「下々」に繋がるので駄目、「じぇじぇ」は方言っぽくてダサくね?という考えの元、「ジジェ」に落ち着いた。更新なければ、短SSできちゃったから投げたいと思います~
サーヴァントと呼ばれる矮小化(カリカチュア)された英霊の影法師は、筋力がワールドランキングにおいてE、最低ランクと判定されたとしても人間の頭部を握り潰すのは訳ない。
だが、サーヴァントの一騎であるアウグストゥスは特異であった。
それはステータスの基準が他と違うとか、そういう事ではなくて。
単純に“弱い”。
無辜の怪物のように後世で獲得した信仰が、座の英霊に影響するように。生前の虚弱体質が彼の肉体的な弱さを“強調”させてしまったのだ。
本来ならば平均並みのサーヴァントでさえ優に人間を超えるというのに、アウグストゥスはむしろ一般的な人間並みの能力しかなかった。それでも遠征に同行したこともあるのでそれなりに体力自体はあるのだが、神話に語られることもあるサーヴァントと比べると如何せん、ただの人でしかない。
「カルデア基準の時刻で、もう朝8時を回っておりますがどうされますか?」
「あ゛~…………マエケナスか」
「アグリッパも、傍に付いていますよ」
「…………ここに」
「そうだろうな。そうでなければならない。待っていろ、今、脳を叩き起こす」
「では、食堂にて席をご用意させていただきます。退席の許可を」
「うむ」>>338
最高神祇官(ポンティフェクス・マクシムス)、という公職にアウグストゥスは就任していたことがあるが、その生活は最悪だった。儀式のために早くから起きなければならなかったのだが、その早起きがアウグストゥスはできないのである。
結果として、毎日このようなやり取りが行われる。
サーヴァントに流れる血はエーテルなので、低血圧に似た様相になるのも不思議なものだが。
「主よ」
「なんだ」
「湯治、などはいかがでしょうか。主と契約されているカルデア、人類最後のマスターには多くの才あるサーヴァント達がいます。中には、医療にも優れた者がいる、と」
「“諸君らの第一人者(プリンケプス)”である私は――いや、この言い方はしなくて良いか。私の体質の根治は難しいが、好転の切っ掛けになるやもしれぬと」
「いかがでしょうか」
「医神アイスクラーピウス、いやアスクレピオスの娘御もいることだ。神威の恩恵に預かるのも悪くはないだろう」
「では」
「うむ。カルデアに浴場を作るか」
「…………(明らかに落胆した顔)」
「ふふ、主君に向かってその顔は無いだろう。アグリッパ、我が右腕よ。霊子の紛い物ではない、価値ある資材集めとついでに土地権の買い付けのためのレイシフトを命じよう」
「…………(明らかに高揚した顔)」
「いっそ、カルデア流のイベントとやらの一環として主催するのも良いだろう――」>>339
『不落の天幕(プラエトリアニ)』で召喚される兵士の霊体は、軍団長や所属している軍団といった個体差こそあれど、基本的には意識は存在しない。これはサーヴァントのように高位の霊ではないというのもあるが、単純にアウグストゥスが独自行動を認めていないのも理由のひとつだ。
例外が、アグリッパとマエケナス。
両者ともにアウグストゥスのため、その人生を捧げた腹心の中の腹心である。
この二人がいなかったのならば今のアウグストゥスは存在しないであろう程の人材。
そして、“尊厳者(アウグストゥス)”という仮面を被ったオクタウィアヌスが、本心を曝け出せる数少ない人間であった。
「それにしても貴様、建築かなり好きだな?」
「ローマ市民としての義務なので」
「ふふん。それだけではあるまい。自分の本心に疎いと、いざという時に困るぞ」黒鹿さんにお訊きしたいことがあるのですが、今いらっしゃいますかね…?
>>306
なんだって!ファンサに応えようとしてファンサ振られる度に踊りも歌も中断してライブそっちのけでファンサの意味を考える系アイドル鵺!?()
>>307
了解ですー
>>335
わがまま系…と思いきや、以外と穏当…?教師を越す=殺.害するの図式も加味すると、弱者に接するときは比較的穏便って認識で合ってますかね?
巨体+無知ってことで引いた鯖によってはとんでもないことになりそう…
>>341
為政者に温泉の話はつきものなんでしょうかねってくらい偉人が温泉発見したり開発したって伝説多いですよね。聖徳太子とか、豊臣秀吉とか、カール4世とか。
なんだか温泉に行きたくなってきましたわ…>>342
YES!!
>メリュ子のバレンタインネタ
曲がりなりにもドラゴンだし、盛り込んでおきたかったのです。シナリオ的に「アイツは今度こうする」みたいな余地が出来る訳じゃないですので、リレーとかでも大丈夫だと思います。
>>343
弱者に、というよりは、自分に優しくしてくれる人にはそれ相応の態度で返すってのが基本姿勢です。やられたらやり返す、
大型とは言いますが、サイズ感的にはでけぇ犬って感じですね。可愛がったらワンワン言いながら凄い勢いで迫って倒してベロベロ舐めてくる、みたいな。
教師を越す=殺.害というのは教師役をしてたのがクッチーなので、というのがデカいです。二人称な『貴様』を勘違いしてたみたいに、ちょいちょい嘘教えてますアイツ。洛陽サブタイトルを黄魔侵攻から曇天の反逆者に変えます
あんま良くてよついてねぇな……。まだジジェには発展、改善の余地があるという事かしら。
強さの調整とか性格のブラッシュアップなど。>>354
苦労したり振り回されたりしそうなタイプの糸目キャラ……?>>353
わかるマン…アメリカ異聞帯第1節の進行度3(ラストあたり)が出来たんで、23:05を過ぎたら投下するぜ。
>>360
短いけど、時間が来たから投下するよ!
更に数分後。
朝食の真っ最中。
量が量なので、立香達7組に加えてシャドウ・ボーダーに搭乗していた面々一同がご相伴に預かっていた。
「それにしても、『ワールド・ストレンジャー』か。我々の世界からも何人か流れ着いているかもしれんな」
「可能性は十分ありますが私達と面識がある方に限定すると、いるかどうかも分からないという結果になっても不思議ではありません」
ゴルドルフの何気ない一言に、マシュが補足を入れる。
確かに立香達の世界の人、それも彼女達と面識のある人がどれだけこの異聞帯に漂着したかなど分かったものではない。
だが、それでも可能性がある以上、カルデアとしてはどうしても確認しないといけない。
そんなことを話している間に食事が終わり、食後のお茶が出てきた。>>362
みんながそれを飲んで一息ついたところで、店内に1人の女性が入って来る。
浅葱色をした、鮮やかな髪が特徴的だ。
彼女は店の人達と顔馴染みらしく、習慣とばかりに注文しだす。
したのだが・・・・・・。
「ごめんなさい! 急に人数が増えちゃったものだから、もう残ってないのよ」
そう言って、店主は申し訳なさそうな顔をしながら謝った。
直後、女性は腹の虫を鳴らしながら倒れる。
たまたま、店の駐車場の奥に浮上したシャドウ・ボーダーにある専用の個室へと引き上げようとした立香がその場面に遭遇。
流石に見過ごせないと思い、声を掛けた。
「大丈夫ですか!?」
「だ、だいじょぶじゃない……。一昨日から飲まず食わずで・・・・・・」
女性の声は弱々しく、今にも消え入りそうだ。
とりあえずこのままではまずいと判断。
そこにタイミングよく、シャドウ・ボーダー搭乗班に振り分けられたプリシラ・バルベルデが近づく。>>365
そこまで言っていきなり顔を赤くしながら言いよどむソフィ。
この様子に慶次は首を傾げる。
いつの間にか手持ち無沙汰で近寄ってきたスブタイとラクシュマナ、オトレーレまでいる。
四騎の圧に折れたかの如く数秒の間を置いて、意を決したソフィの口から出たのは、思いがけない言葉であった。
それを聞いた慶次たちは硬直する。
「……ミル○ンクか!?」
「あれでもれっきとした人間ですよ!!」
スブタイが思わず放った一言に、一瞬同意しかけながらも気を取り直して即座に否定するソフィであった。
以上、ようやく第1節が終わった!
ちなみに、スブタイとソフィの掛け合い漫才は「趣味か!?」「任務ですよ!!」のパロでもある。できた
ちなみに前投稿したこの人だよ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%8A%89%E7%B4%AB%E7%90%B3
気がついたらwikiに載せてない投稿物が増えてる……未完成のSSも増えてる……つら……>>357
へへへありがとうございます。人間以外がマスターやるのはFakeで銀狼の合成獣が居るので大丈夫だろ!と前例あるから!な判断もあったり。潤沢な魔力を放出するスキル特化、というのが”割と強い”なのも嬉しい所。雑種とは言え竜種なので、丁度いい強さに出来てるっぽいのも一安心な評価ですねぇ。
>>361
>礼装食わせてたのは朽崎
はい。ヤツです。と言うと能動的にやってた雰囲気がありますが、実は礼装を強奪されて「あーもういいやあげちゃえ!」って推移なので、割と流れで関わってた部分はあるんですよね。
>しかしショタで2mって結構デカい。圧がすごそう…
”全長”なのでサイズ感としてはこんなモンかな?イメージ的には。画像のワンちゃんは『世界で最も背の高い犬、グレート・デーンのフレディ』だとか。>>368
押忍! 有難(あざ)っス!
実を言うと、流石に投下するには不適切なシーンを削っていたりする。
頃合を見て、WIKIにアングラエリア作ってそこでゲロするかも。あ、ナンバリング、1節じゃなくて2節だった(爆死)。
それはそれとして、第2節を登録しました。洛陽第2節-1、完成しました
今回は味方無双回です第2節 魔軍襲来-1
「いてて…」
立香が、背中をさすりながら立ち上がる。
凄い勢いで舟で陸地に突っ込んだ為、軽く背中を打っていたらしい。とはいえ受け身を取っていたのでダメージとしては全然大丈夫ではあったが。
「ごめんね。だいじょうぶだった…?」
デイヴィが心配そうに問う。
「全然大丈夫。ありがとう、デイヴィくん!」
マスターは元気に笑い、デイヴィの曇った顔を一瞬で晴らす。それを見た黄夫人が、安心した様に顔を少し綻ばせるが一瞬で緊張を戻し、また、頭の中で少し考える。
(先程の符…何か引っ掛かる様な…?)
「…マスター。」
武人2騎が立香を向く。
「…うん、分かってる。」
マスターの目の色が変わり、全員が一斉に構える。
その瞬間。
魔力の弾幕が前方から突貫した。>>375
「皆様、こちらに!!」
黄夫人が即席の防御壁を展開し、全員がそこで身を守る。
そして、前方を見据えると、異様な敵軍がいた。
「あれは…!?」
それは、丸太に札が張られた敵兵。
否、その札によってか…黄のオーラが人型に凝固した、異形の兵と化している。
「何度か交戦した事がある。あれは黄巾軍の量産兵。言わば『木人兵』と言ったところか。」
一斉に大砲の様な両腕を向ける。
「これは…やるしかないですね。」
黄夫人が道具を取り出し、デイヴィが付近の水面から剣を取り出す。与一も刀を握る。
「マスター!!」
「うん、活路を開こう!やるよ、皆!!」
一気に異形の兵が全身し襲い掛かる。
同時に、趙雲の槍から翠の風が疾り、その勢いで突進する敵と激突する。
一見無謀の様に見えるだろう。現に一気に異形の兵が趙雲を向く。しかし、嘗て単身で死地から貴人を救い出した彼にとっては、この程度死線ではなかった。
「うおおッ!!」
一気に最初の敵の腹に槍を突き刺す。木の体ごと貫かれた札は色を失い、人型の気も消滅する。
「さて、始めるぞ…!!」>>376
高速の槍捌きで周囲の敵を薙ぎ倒していく。
振り下ろされる槌の腕をいなしながら突きを入れる。次の瞬間に襲う兵の木の体を一文字に切り裂く。
と、少し離れた木人兵が砲撃の構えを見せる。
翠の槍兵が気付くも、視線を一瞬逸らした後周囲の敵と戦闘を続ける。
砲兵の充填が完了し、一気に撃とうとする。
…しかし、その瞬間それらは、次々と倒れていく。
弓が全ての敵の札の中央を、ほんの一瞬で全て一切のブレ無く貫いていたのだ。
そしてそれを撃った弓将は、瞬時に槍将の隙を突こうと後ろから拳を上げた木人兵に一射を放つ。
その兵が気付いた時には既に遅く、よろめいた所にとどめの槍が入る。
初対面の異国の将が、僅かなアイコンタクトのみで既にコンビネーションを築いていたのだ。
2騎が近付き、与一は刀に持ち替えて背中合わせに立つ。>>377
「趙雲殿、中々やりますな。」
「貴方こそ、凄い弓術だ。」
「それが生業ですので。…とはいえ、頃合ですので私も刀で行こうと思います。良いですか?」
「問題ない。ならば俺は左側を殲滅する。右は任せていいか?」
「了解。…では、いくぞ!!」
「ああ!!」
2騎の将が再び得物を振るい、戦場に舞う。
そして敵兵も、高所から再び気の砲を装填する。
そしてそれが放たれんとした時、空を舞う剣と砲撃が同時に放たれる。
爆発し、斬り裂かれ、木人兵は1体また1体と倒れていく。
これは無論、黄夫人とデイヴィによる物だった。
「お二人のお陰で、こちらも完全に準備が整いました…!!さあ、暴れましょう、デイヴィ君!!」
「うん!おもいきり、あそぶよ…!!」
人数差は圧倒的でこそあれ、一人一人の力量はこちらが圧倒的に上回っている。
この勢いなら、道も切り開ける…!!
「と、思っているのだろうが…そうは問屋が下さんな!!」
男が、合図を呪符で下す。
…3騎の魔将が、戦場に現れようとしていた。洛陽について色々と投下
洛陽イメージ主題歌は渦と渦(NICO touches the walls)です、あるキャラ達のイメージに色々合いすぎてるんす
あと新サブタイトルの曇天の反逆者はダブルミーニングの予定です
>>380
分かります…
こんな感じの爽やかな連携シーンをガンガン書いていきたいなと思ってます(フーシェとロベスピエールの会話書けるかなと頑張ってみたけど僕には無理だよドラえもん…履修が浅いよ)
ユニヴァースチャラ男ーズについて考えるけど特攻野郎Aチーム的なヤツしか浮かばない…
「チャラ・ウォーズ銀河で鳴らしたオレ達特攻部隊は、ナンパ条例に引っかかって当局に逮捕されたが、刑務所を脱出し地下に潜った。しかし地下で燻ってるようなオレ達じゃあない。筋さえ通りゃ金と女次第でなんでもやってのける命知らず。不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、オレ達特攻野郎Aチーム!」
一人称オレだからたぶんリーダーはロドモンさん>>390
そこは問題ないです。源氏のレゴラスが仲間になったと思って存分に使ってください。>>394
ですね。オススメされてた映画でも観よう投下祭りじゃ!!洛陽祭りじゃ!!
という事で第2節-2投下しまーす行きまっせ
第2節 魔軍襲来-2
戦場に風が舞う。
槍と刀、2騎の将が木の兵を圧倒しながら言葉を交わす。
「…妙だな。あまり手応えが無い…!!」
「…!貴方も感じてますか。確かに勢いが、少し…」
確かに、木人兵の数が減り、勢いも弱まっている。
それだけ聞けば、朗報の様に感じるかもしれない。だが…何かがおかしい。そう思った時、2騎は異変に気付いた。
「…俺が行く!!与一殿はそちらを頼む!!」
「了解した!!」
___
少年と女性の後ろで、マスターは魔力を送っている。
こちらの連携も、かなり強固な物となっていた。
黄夫人が色々な兵器で広範囲に攻撃し、デイヴィの宝具で飛ばした水を纏う剣で、止めを刺す。
(いい感じ…!!)
そうマスターが思っていた時。
「あらぁ、気を抜いてていいのかしら?」
そこに、強襲する影があった。
槍がマスターに襲い来る。それを止めたのは、風の槍だった。>>400
「趙雲!!」
空中で槍の矛が衝突する。火花が散り、両者が宙返りし下がる。
「マスター、油断するな…!」
「ごめん…!!」
「大丈夫だが、貴方は大将だ。主将は軍の要、特にマスターなら尚更だ!!いいな…?」
「うん…!!」
離れるマスターに厳しい顔で言う。その顔には、何かを思い出した様な苦しい表情が浮かんでいた。
彼女が頷いたのを確認した時に、もう一度槍が襲い来る。
「随分と話す余裕があるのねぇ、槍兵さん?」
「貴様こそ、先程からの行動…戦士としての礼に反するんじゃないか…!?」
「あらぁ、そんなの知らないわよ。元から修羅場には、そういうのは不要でしょうが!!」
風の様な槍と、荒々しい槍が激突する。
矛を受け、瞬時に構え、風纏う連撃を放つ。しかし、敵の女騎士は連撃の前に地面を足で叩き付けた。
…すると、地面から岩が隆起し、槍から騎士を守った。
「何…!?」
「隙が出来たわねぇ!!」
女騎士は、即座に趙雲の背後に周り、突きを放つ。
それを受けるも、少し体勢が崩れた。
「くっ…!!」>>401
(奴が合図すると同時に…地面が隆起した…!?)
「これでも傷を受けないなんて、やるわねアナタ。おネーさん、ますます燃えちゃうわ!!」
___
同時に、与一の方でも異変が起きていた。
木人兵が、一斉に退散していく。
「何だ…!?」
その一瞬で、与一は気配を察知すると同時に、首に迫る刃を受け流した。
(速い…!!)
その刃の主は、着地すると同時に再び首に凶刃を向けた。
その速度は、歴戦の与一も判断が遅れる程だった。
「くっ…!!」
襲う剣を連続で受け、特に殺気の入った刃が来ると同時に受け流す。
その瞬間、瞬時に弓に持ち替え、敵の肩に放つ。しかし、それは軽く掠めたのみだった。
漸く敵の全容が見える。それは黒い外套を纏った壮年の男だった。>>402
「へぇ。中々の一等首かと思ったが、想像以上だねアンタ。」
「何奴だ、貴様…!!」
「おっちゃんの事?そうさね…おっちゃんは、ま、傭兵って所かね。それも…とびきりやべえ奴に使われる、やべえ奴らの1人って所さ。」
___
一方、マスター達は雑兵が一旦減っていたのを見て、何か違和感を感じていた。
「げつえいおねえさん!ふたりに、かせい、する?」
「いえ…あの戦いに割って入っても、調子を狂わせるのみです。こちらは…!!」
「一旦その能力で、マスターを守る陣形でも作ろうと言うのだろう?凡庸ではないが、二流の考えであるな。」
「!!」
趙雲と与一、そして謎の敵将2騎が戦っている所とは別の方向より、謎の男が担架に乗って現れた。
「何故担架…!?」
「まあいい。あの荒くれ達はあちらをやると言って聞かないので、君達の相手は私がする事にしよう。来い、デ・ソルダ・ラ・ロシェル、木人巨兵!!」
その時、トリコロールの男が手を挙げた。
同時に、大型の木人兵複数体と、人形の様な謎の兵が現れた。
「指揮官の類のサーヴァントですか…!!」
「否、近い様で惜しいぞ、そこな夫人。私は軍師の様な物ではない。その更に上を行く者…即ち、枢機卿!!そして、今は『水の八卦』、即ち我ら真黄巾党が誇る将星、八卦之将が1騎である!!」>>403
「八卦之将…真黄巾党…!?」
「然り!!」
その一言で、全てが止まった。
その巨大な声の威圧に、敵が手を止め、味方もその方向を見る。
現在の戦場の奥の崖の上に、凄まじく、禍々しい気を持った黄衣の男が立っていた。
「来たか…!!」
「おいおい、もう副将のお出ましかい。」
「気が早いのねぇ…」
敵将もその方向を見る。
「なに…あれ…!?」
「彼奴は…!?」
「黄衣の男…まさか…!!」
カルデアの味方もざわめく。そして、趙雲と黄夫人が気付く。
「やはり…黄巾党と言えば思い当たる名は一つしかありません…!!」
「それって…やっぱり…!!」
「ええ…あの者の真名は恐らく…太平道創始者にして黄巾党の盟主…張角!!」
「見事。よくこの名を知っていたな。然り。我こそは真黄巾党教祖。仙道を極め、今正に真の統一を成さんとする魔帝に従う者。そう、我が名は張角!!『天の八卦』アルターエゴ、真人張角である!!」
そう言い、高らかに笑う。仙気というには禍々しい何かを纏い、魔なる呪術師が戦場に立つ。おーし、wikiにアングラエリアを作ったぞい。
アメリカ異聞帯第二節で削った、R-18な箇所、向こうに貼っていいんかな?>>418
了解。
オチの辺りを書き終わったら貼っておく。>>421
有難ッす!!
ちなみに完成した文を読んで、何でか銀魂のBGMが脳内で流れましたよ……w>>423
確 か 俺 も 読 ん で る や つ だ そ れ >主人公の彼女同士でジジェもとりあえずは「創作ストップ」かからんかった(まだ確認してる人少な目かもしらんけど)し、明日あたり自作の予告的なCM風SSでも投下したいなー、とか思ったり。
こそこそ深夜のキャラ裏話
理仁はメレクの魔術行使を初めて見た時、その完成ぶりに弟ながら殺意を抱き、
メレクもメレクでそれを肌で感じながら「まだ魔術師としての牙は抜けていませんか」と密かに称賛したらしい
おもしれー兄弟2節-3完成
正直ここで2節終わらせるか撤退完了までを2節にするかの区切りで悩んでいます
行きます第2節 魔軍襲来-3
「アルターエゴ、張角…!!」
禍々しい重圧がカルデアのサーヴァントに伸し掛かる。
「そう、我こそは張角。真の神仙として完成した者よ…!!」
黄衣の男は堂々とした声を張り上げる。宣言の通り、確かに彼の霊基には何かが混ざっている様に見えた。
「カルデア。愚かしくも我らが領域に足を踏み入れた反逆者達よ。貴様らはここで始末させてもらう。…しかし、どうせだ。我らが目的を教えてやろうではないか。」
慈悲なのか、余裕なのか。不気味な笑みを浮かべ、教祖は両手を上げる。
「我らは真黄巾党。真帝と成らんとする新たな指導者の元、新たな覇道を敷かんとする黄金の革命軍なり!!」
「黄金の…革命軍…だと…?」
「そう。我らは三国の匹夫共が成せなかった真なる統一を果たす者!!この地を起点とし、真なる覇王と我ら八卦之将により、人理に覇を唱えるのだ!!そう…この『黄都洛陽』よりな!!」>>430
高らかに宣言し、哄笑する。神をも恐れぬその言葉は、奴の身に神性らしき物が入っているからだろうか。
「ッ…!!」
黄夫人が、今までになく静かに、しかし怒りの篭った表情をする。
そして。
「…戯言は終わったか?」
…無論、怒らない筈が無かった。
即座に体に力を込め、緑の槍兵が走り始める。
「させないわよぉ!!」
女騎士が立ちはだかり、槍を構える。
しかし、その瞬間、趙雲の矛先は既に上を向いていた。
「涯角槍…嵐突!!」
そう叫ぶや否や、一気に槍から風が噴き出、飛び跳ねる。
敵将も止められない速度で、行く。
趙雲の胸中は、怒ってこそいても冷静であった。
(何故かは分からんが、確かに相手から神気を感じる…そして一眼で分かる。この敵は危険だ…!!なら、即刻片付けるのみ!!)
張角に、矛先が届こうとする。>>433
「申し訳ありません、マスター。怪我は無いですか?」
「うん。それよりも今は…この場を切り抜けないと!!」
「ああ…この場は奴らの隙を突いて撤退、良くて1騎撃破がやっとだろう。月英殿はどう考える?」
「私も撤退に賛成致します。とはいえ…現状かなり厳しいですね…!」
歴戦の猛将達が、苦戦を予想している。
さもありなん。真人張角だけでなく、他の敵将からも、よく目を凝らすと何か禍々しい気を感じる。
恐らく、相手はまだ本気を出していない。
と、その時。
張角が、何かを唱え始めた。
「____、___。」
その黄衣に、一瞬赤い模様が浮かび上がり、何かのオーラが見える。
「…!!」
「皆様、防御を——」
その時、マスターは…何かを見た。
張角が、何かのオーラに包まれ…
そこから、無数の赤い光が現れたのを。
「縺励g縺?″繧?¥縺励″—」>>436
「どうでしょう、驚かれましたか?」
「曲者、何奴だ!!」
与一と趙雲が構える。それも無理はない。その男は、道化の様な奇抜な風体をしていたからだ。
「成程、貴方様がマスター様ですか。これはまた、強い心を持っていそうな御仁ですなぁ。」
修羅場に似合わないおどけた声でありながら、何処か真面目さも入っている声で感嘆しながら、男は笑う。
と、同時に先程巨岩を投げた男が着地する。それだけで地面が軽く衝撃音を出す程の筋骨隆々の大男が、その道化に声を掛ける。
「おい張遼、もうちょい早く出た方良かっただろコレ!!そうすりゃもっと暴れられたってのによぉ!!」
「いえ忠康殿、相手が隙を見せたあのタイミングが丁度良かったのですよ。それに…サプライズ登場という物も粋な物でしょぉう?」
「よく分かんねえな、おめえのそれ…ま、今から暴れられるし良いけどな!!」>>437の部分軽く修正というか一文入れ忘れてました
すみません
「どうでしょう、驚かれましたか?」
「曲者、何奴だ!!」
与一と趙雲が構える。それも無理はない。その男は、道化師の様な奇抜な風体をしていたからだ。
「ま、そう構えないでいただきたい。私は怪しい者ではありません。」
そして、その男はマスターを見つめる。
「成程、貴方様がマスター様ですか。これはまた、強い心を持っていそうな御仁ですなぁ。」
修羅場に似合わないおどけた声でありながら、何処か真面目さも入っている声で感嘆しながら、男は笑う。やべえ筆が死ぬほど乗ってる
雑になってるかもしれんがガンガン投下できるぞォォォォ!!!
遼来来の時間だァァァ!!
>>441
かっこいい登場シーン大好き侍なので…!>>428
>人外スキーだからと人外全部に飛びつくわけじゃない
そ、そうか…、そりゃそうだ。ふむジジェはユーさんのストライクゾーンでは無かった訳ですな、どんなんが好みなんだったっけ……?
>ヒトとは違う精神性が種族由来だけじゃなくて環境由来の所もあるのがいい
ありがとうございます。そこら辺の精神性は動かす為にもキッチリやっておきたかったので、言語化してくれたのには感謝。
>>439
おー見知った仲なのでなんか掛け合いに安心感もある魏のコンビ。
しかし、趙雲張遼許褚って出てくると”呉”枠な武将も出て欲しかったりしてくるなーともなるこの感じ。
水ポチャでモノを使う権利を主張できるデイヴィくんはなんかドラえもんっぽい…っ!>>407
あ、そうでしたか。それでしたら今更ですけどデ・ソルダ・ラ・ロシェルについては適当に…「兵士たち」にでも変えておいていただけると…
>>425
ほう!以前仰っていた自キャラだらけの聖杯戦争のヤツ…ですかね?
>>427
フランス革命の人って時点で良い味わいを持ったキャラになるのは必至…どんな風になるか楽しみですね
>>439
数で押される中での援軍!…道化師と巨漢って割とインパクトありますね…しかしこの状況下では頼もしいことこの上ない!張遼さんについては一戦の後にお話がありそうですね…
>>447
ありがとうございます…!SDとにらめっこした甲斐あった…
>>448
嬉しみ。泡沫島ですねー、そのため性自認は男(寄り)>>450
ロシェルの件変えました、すいませんでした
ちなみに張遼への仲間の対応に関しては単純に何者か分からん+ピエロみたいな怪しい格好してたから構えたって感じです
別にかつての三国の敵だからってそこまでギスるメンバーではないと解釈してる上俺が仲間がギスギスしてる物書きたくないってのもあるんで多分すぐに打ち解けます
張遼は普通に分かってくれるだろうし許褚は一発殴り合えばダチメンタルですからね…>>452
どっちかというとゲッター顔の方がイメージに合いますね…
流石にジュビロ程えげつねえ絵面はしない…はず…>>454
横にチラッといてナズェミテルンディス状態にしたら面白そうだなと思って兄貴と爺ちゃんを小さく入れてみました
この2騎には貴人兼女の子同士仲良くしていてほしい…!!>>456
いやねぇ怖い生き物ねぇ
メレク「ははは、そんな先輩がこの世にはいるんですよ」>>456
5月6日、ロベスピエールの誕生日でしか。ちなみに厩戸皇子が十七条憲法を制定したのも同じ日です。(旧暦4月3日)
ロベスピエールはサンソンとの関わりを見てみたくありますね。第2節終わりました
投下します
先に言っておきます
4節でやる筈の内容を3節に前倒しする事になりました。
つまりどういう事かって?
最初からクライマックスって事だよ!!第2節 魔軍襲来-4
張遼。彼は暴臣董卓、反骨の猛将呂布の配下という遍歴を重ねた後に覇王曹操と出会い、その将として猛威を奮った、「遼来来」で恐れられる男。
一方、許褚は汝南を曹操が支配した時に帰順し、その力から彼をして「我にとっての樊噲の如き者」と言わせた豪傑である。
どちらも、三国最大の国、魏において武勲を重ねた勇将である。
今、その2騎の勇将がカルデアの仲間に加わらんとしていた…!!
「……本当に張遼か、貴様…!?」
「おお、貴方は蜀の趙子龍殿ではないですか!この地の事もあれ、奇縁もありますなぁ!!」
しかし、張遼は道化師の如く奇抜な格好となっていた為、趙雲は未だに混乱していた。
「ああ!?見た事あると思ったらおめえ蜀の五虎将か!?」
「そ、そうだが…」
戦闘中だというのに、新たな仲間の圧に押される趙雲。
「あー、昔の敵と一緒ってのァ何かムズムズすんなぁ…まあいいわ。その辺の事は後で考えりゃいいか。」
許褚が何処か釈然としない顔で頭を掻くも、真剣な表情に戻る。
「頼もしい方々が増えましたが、どうしますか、マスター?」
与一がマスターに問う。
「今この状況、前進して戦闘するか、後退して一旦戦況を整えるか。どちらにせよ、死闘には変わりないですが…」
マスターが考えていると、敵に動きがあった。>>460
張角の持つ札の一つに反応があり、「ふむ…」と呟いた張角は、少し考えてから言った。
「…撤退するぞ。」
張角が言う。それに八卦之将は驚く。
「…あらぁ、退くの、教祖サマ?」
「主からの要請だ。我は一旦黄都に戻らねばならぬ。貴様らは引き続き殲滅を続けろ。このまま好きに暴れても良いが…貴様らも集団でやるより、単独行動の方が好みだろう?」
意外な言葉に、敵も味方も驚く。
「…確かにそうねぇ!!だったら私は失礼しちゃおうかしら。」
「ならおっちゃんも帰ろうかね。獲物を狩るタイミングという物は、見極めないといかん訳だしな。」
2騎はそう言うと、カルデアをまるで獲物を見る獰猛な獣の如き目で見やり、最後に声を発した。
「という訳で、私は失礼させてもらうわね。また時が来たら、存分にアソビましょ?じゃあねぇ!!」
女騎士はそう言い、森の中に消える。
「そんじゃま、おっちゃんも帰るが…良い肉を付けといてくれよ、皆様方!!」
壮年の男も戻る。
「…ならば我は戻ろう。貴様はどうする?水ノ八卦よ。」
トリコロールの男に問い掛ける。
「無論、決まっておろう。私はここで奴らを殲滅する。」>>461
「ほう…」
男が高揚する。
「奴らカルデアのその力…特に運命力、というべき物は確かに素晴らしい事が既に理解できた。ならば私はそれを我が力で敗退せしめてみたいと思うのだ。」
「…」
「他の同士も別行動を取り、ここに残りし八卦は私のみ!!であるならば、今のこの状況は矛と盾の逸話の様ではないか!!量と策を使いし私と、質の極致たるカルデア!!雌雄を決してみたい、我が将器を試したい!!故に、兵力増加を許可されよ、副将よ!!」
そう言った八卦の男の目には、絶対に止まらんぞという意志と、狂気的なその命題への渇望があった。
「良いだろう。元から他の八卦は木人兵を使わん奴ばかりだしな。指揮してみせろ!!」
「有難き言葉。」
「ならば…軍で攻める貴様には、これも渡しておこう。」
「これは…成程、面白くなってきた。」>>462
「帰るのかあいつら?追撃するか?殴りに行くか?」
「ステイですぞ許褚殿。貴方も先程の首級の魔力量を見たでしょう。無策で突っ込んだら痛い目を見るのはこちらでしょうが。」
腕を回す許褚を張遼が諌める。
「…残った敵将は1騎、か…」
「なら、いけるんじゃない?」
残った敵将はトリコロールの、今確認できる中では最も戦闘向きでない服装の男のみ。
その男が、再び担架に乗り、叫ぶ。
「カルデアのマスターよ、否、カルデア。この地に踏み込みし愚かなる勇者よ!!」
その雷声は、先程とは圧がまるで違う完全に将としての気を感じる口上を上げる。
「我は教祖より貴様ら殲滅の任を任された者。故に、今ここで一網打尽にしてくれる!!さあ…」
リシュリューが、張角から受け取った札を掲げる。
「木人兵!!黄巾の軍勢よ、集結せよ!!」以上です
リシュリューは本当は3節で味方鯖の掘り下げしてから4節で戦闘にしようと思ったんですが…やめました。
3節で仲間全員打ち解ける感じにしようと思いましたが共闘してりゃ自然と打ち解けられますし(暴論)
それにリシュリューだけ残るってなって軽く戦闘してから体勢整えに撤退とか余りにアレすぎますしこれはもうやるしかねえなと
という訳で次回からリシュリュー戦です
……この勢い最後まで持つかな…>>472
こんな感じの異名が洛陽ボスに付きまくります
ただ実は後半ボスの別名を少し悩んでるんすよね…>>475
チェストっ>>475
カモーン!どいつもこいつもイカれてやがる。我を誇れと牙剥きやがる。
あぁあぁ、全く面倒くせぇ。だけどシカトは後々ヤベェ。まぁやりますよ、やるしかねぇし。
だけどキレても文句は言うな。>>478
「じゃあ僕らの計画を始めようか。ねぇ、エゴイスト?あぁ、作戦名は、そうだな……。S・H・Kって事で、どう?あぁ、楽しみだ。コレでやっと、僕の望みが叶う。役者は揃った舞台も完成、邪魔するなんて許さない、拒まれたって関係ない。俺は、僕の理想を必ず創る─────」
狂気的(トリックスター)な破壊衝動(フィクサー)。
「どいつのコイツも美味しそうじゃねぇか。オレとしちゃあ、食い放題というのは、素晴らしくて目移りしてしまいます。私の味覚とお腹、裏切らないでくれよぉ?」
貪欲(クレイジー)な毒蛇(グルミット)。
「あはは…、”彼”と仲良くなって、パパッと帰還するつもりが、こんな戦争に巻き込まれるなんてねー。ま!危険物なら除去するし、願いが叶うなら、そういうのは大歓迎!皆の救いになってくれれば……。頑張ろっか?」
「ほどほどに、という感じにはなりそうですが、ね。元の任務を忘れてはいけないですし、それにコレは常識の外にある存在…、サーヴァントと一戦交える可能性だってある。まずは気張らず、安全志向で行きましょう?貴方はただでさえ傷つく事が多いのですから」
超越者(フリークス)の成り損ない(ワスプ)達。>>479
「ねぇねぇねぇねぇ!!凄いじゃん!カッコいいよコレ!!さっすがはボクの友達(サーヴァント)!!君は可愛いし、能力は凄いし!ああ、それになんだかボクが君を召喚出来た理由も解る気がする……寂しかったよね…苦しかったよね…。泣きたかったよね…。『解る』なんて軽くは言えないけど、きっとボクはキミと仲良くなって、キミの悲しみを受け止めて、固めて。そうしてソレを監禁して誰も顧みない奈落の底へ放り捨ててやる。だから一緒に戦い抜こう?そうして生き残って、最後の最期まで一緒にいよう、そうだソレがいい。きっとボクらはその為にこの戦争で巡り合ったんだ。ね?そうだろう?絶対そうだ、そうに違いない!だよね?キミもそう思わない?いや、思って無くてもいいんだ。キミを受肉させて、現世を満喫して、幸せになって欲しいと考えているのはボクのエゴなんだから。もしキミに拒絶されてもボクは大丈夫。悲しいけどね。でもそれでもボクはキミに願望を捧げたいんだ。ねぇ、いいよね?」
孤独(グラビティ)な妖精紛い(ウィッチ)。
「う~ん、どうしましょう。私は本音を言えば、願望器なんて実はどうでもいいんです。この聖杯戦争に参加した理由は、出来るだけ一般市民の被害を抑える為ですから。あ、欲望が無いなんて言いたい訳ではないですよ?ただしその願いを他人の幸福よりも優先する気が無いだけ、と言いますか。そういう意味では、貴方のような方が私の召喚に応じたのは意外でしたね。ふふっ、まぁ神霊を召喚出来る、なんて彼の謳い文句に負けた私の落ち度かもしれませんが」
お人好し(マッドネス)な狂信者(サクリファイス)。俺の中でのサーヴァントユニヴァース時空におけるチャラ男共
・ロドモン
やる気だけはあるんだけど微妙に実力が伴わなくて故郷の星で燻ってる青年
・太田道灌
修行を終えて腕試しに星々を回る若き戦士
・ドン・ファン
謎多き賞金首。彼の本当の顔を誰も知らないが、とにかく強くそして女たらし
・在原業平
素性を隠しているけど実はとんでもなく位が高い男。色んな星の王女様にパイプを持ってる。>>484
WASPコンビはまとも寄りだから……。
といっても環境ヤバいですしねぇ。
Requiemとは違ったけど殺意MAXな展開にしたい…という気持ちはあるけど、なんやかんやで厳しそうではある。
ラストシーンだけは決めてるから後はそれにいくだけですねー。プロット構築頑張ろう!俺!『聖杯惑星』のこそこそ話。
アルターエゴ陣営の3人には、魔術師に知られたら彼女達自身を巡って血で血を洗う争奪戦が始まるレベルの共通点がある。深夜のこそこそ呟き
人様に使っていただくことで自キャラの思わぬ魅力や動かし方が発見できるの、とても嬉しいあ、シメのセリフを忘れてた。
>>482
Fate/Lunatic
開幕も、もう一週間経ってしまいましたが軽めのホワイトデーSSなど投下してもよろしいでしょうか……
よーしいくぞー
<ホワイトデーどうしよう?>
「どうすればいいだろうか、鹿之助殿」
「と、言われてもな……」
カルデアの食堂で拙者が蕎麦をすすっていると、ある相談を受けた。
相手は趙雲子龍。同じ槍兵の英霊ということで幾度か手合わせをした程度の間柄。
ともにカルデアに召喚され、同じ主に仕えて槍を振るう者同士。血が滾る手合わせも、背を任せて戦うのも悪くないと思える相手だ。
そんな相手の、相談事というのが……
「ホワイトデーのお返し、か。拙者もさほど詳しくはないが」
ひと月ほど前の催し……たしかバレンタイン、だったか。
そのお返しを目的とした催しがまた始まるらしい。それがホワイトデーと呼ばれているのだとか。
……何故、ひと月も開けて返礼をするのか拙者にはとんと分らぬが、それが当世における礼儀あるいはわびさびなのだろう。>>492
「それでも、力を借りたいのだ。俺一人では女性への贈り物などまるでわからなくてな……」
「相手が誰なのかが大事であろう。……誰なのか尋ねてもよいか?」
「カルデアの……女性職員だ」
「成程」
大方、理解した。
趙雲殿は女性の相手がいくらか苦手であるという。騒ぎ立てるほど極端なものではないようだが苦手であることは変わらない。
そんな趙雲殿が女性へ贈り物のお返しをすると言うのならば、成程、誰かの助けを求めるのも分からんではない。
しかし、まぁ……そういうことであるのなら。
「無難な選択でよいのではないか?」
ありきたりの結論を口にする。
なんの面白味もない答えではあるが『お返し』であるなら突飛なことは不要であるはずだ。
「しかし、しかしだ鹿之助殿。俺は聞いてしまったのだ。ホワイトデーにおける礼儀とはなんたるかを!」
「それは?」
「……『三倍返し』あるいは『五倍返し』。それがホワイトデーに必須の礼儀であると」>>493
「あー……うむ……」
「だが単純にもらった菓子を三倍あるいは五倍で返すのも……正しくない気がしてならぬ! 当世の淑女達はカロリーなるのもを気にするのであろう!?」
…………真面目だ。
もしくは誠実であると言うべきであろうか。
真剣に考えるからこそ深みに嵌まって抜け出せなくなっているのだろうな、うむ。拙者にも覚えがある。
「量ではなく、数値でも表せぬ『三倍』『五倍』……! 俺にはそれがわからない!」
「……難儀だのぅ」
……さて、どうするか。
一番良いのはあくまで無難の物を勧めることだろう。それは正解でないとしても間違いになることはない。
だが趙雲殿が今求めているのは正解であることよりも自身が納得の上で手渡せる一品であろう。大事なのは納得と決断だ。
難しいことはない、要は趙雲殿がホワイトデーに快く望めるように背中を押せばいいのだ。
「趙雲殿よ」
「なんだ」>>494
「ホワイトデーのお返しというのはな、」
「うん」
「ぶっちゃけ、なんでもよいのだ」
「そう……なのか?」
「そうなのだ。事の始まりであるバレンタインから考えてもみよ、あれは感謝や好意を伝えるものであろう」
「そうだな。それは知っている」
「ならばホワイトデーのお返しとは必然的に『好意的に思う相手からのお返し』だ。こんなもの喜ばぬ方が難しい」
「…………。なるほど」
「なんでもよい、というのは流石に極論だがな。それでも真心を込めれば品を問わず想いは伝わるはずだ。違うか?」
「違わない、のだろうな。うん、そこは男も女も関係なく通ずるものがあると、俺も思う」
先ほどと違い、晴ればれとした表情を趙雲殿は見せる。
ふむ。ひとまずの相談役は果たせただろうか。
「助かった鹿之助殿。この礼はいつか必ず」
「このくらいならばいつでも構わぬよ。ああ、礼の期待はさせてもらうぞ?」
「なら、期待に応えられるよう努力しよう。楽しみにしていてくれ」>>456
あざです!
泡沫島は…「子供がお人形ごっこに使うちょっと大きめの人形」イメージなので。こう、おばあちゃん家に置いてある綺麗だけどちょっと不気味な人形、みたいな。
フランス革命はまさしく激動の時代で、調べるだけでいろいろなことが知れて面白いですよね。王家側はもちろん、民衆側も。思い入れもあるとなれば尚更…
>>466
ヒュー、リシュリューだ!リシュリューが格好いい!曲者感がすごい!二つ名も素敵!しかも包囲戦!嬉しい!!()
生前の仲間のキャラチェンっぷりと敵だった者との共闘、混乱してしまうのも無理はないですね…そして武vs謀、マスターたちはどう対抗するのか楽しみです!
>>483
色んな登場人物のセリフ群…格好いいですよね、こういう予告…私もやりたくなってくる…
ざっと見た感じ最初の独白は彼かな…?セリフまわし的にも彼が主人公なのでしょうか…うーん気になり楽しみ
>>486
あらやだ素敵な設定…ワイワイ賑やかな旅なのだろうな…
道灌「一緒に必殺技考えたじゃないっすか!今こそ出番っすよ!」(ロドモンさんを引きずりながら)
>>489
わかる…(ハロウィンでの廃帝の描写とても嬉しかった)>>499
野郎二人だけというのも久々でした
パンケーキは書いてる時に美味しかったのでつい…>>500
今試してみたら私はスマホとPCどっちも入れました>>500
こちらでは普通に見れますね
利用規約·禁止事項
https://help.fc2.com/common/tos/ja#common_taboo
何か心当たりはありますか?>>504
もうほんと…初めて一緒に書いたのによーく馴染んでおりまして
好きに書いてたのにぜんぜん突飛なことせずに軟着陸してびっくりですよ。平和…
なるほどフランク……次に書くときはもうちょっとやわっこくしようと思います>>503
特に触れてはいない筈なんですが……気づいたらいつの間にかという感じでして。さぁ次は新キャラか名無しの教室か……どうしよっかなぁ
>>506
いいよね……拙者も大好きでござる季節の変わり目。
寒風が吹きつける冬の終わりを告げるかのように、暖かい息吹が肌を包み込む────春がやってくる。
冬の期間が少しだけ長く、桜が彩る時期だというのに雪が未だ残る夏空市。
人々の営みで賑わい、人々の温かみに溢れ、人々の願いからなる都は、いつもと同じ日常を彼らに贈り続ける。
朝には学生や社会人の挨拶から始まり、
昼には主婦たちが噂話に花を咲かせ、
黄昏がやってくる頃には、各々が自らの時間を過ごす。
そして夜になれば星々が目を覚まし、都は別の顔を覗かせるだろう。
都心部の高層ビル群が点す明かりと、黄金色の蛍を連想させる往来の蠢き。
夜の帳が降りても、活気が衰える事はなく人の営みは絶えない。
それは、迷える仔羊たちが祈りを捧げる憩いの場でも同じ事で────
「あーあ、酷い夜なものだな」
────同時に、裏の顔を見せる開始の合図でもあった。>>509
「この地の管理者(セカンドオーナー)として監督役のあなたに是非とも協力してほしいの……前任者が計画した、この聖杯戦争への備えをね」
────欠落した聖杯戦争─────魔術師───
「早く準備しないと、こわーい怪物がお兄さんを食べに来てしまうかもよ?」
「所詮は極東の僻地だ、大した儀式ではないだろう」
「わたしを、助けてくれるの?」
────サーヴァント──────抑止の守護者──
「人間がサーヴァントとやり合うだと? 気狂いめが」
「あなたのそれ、よくよく考えたら模倣故の欠陥かしら。何にせよ、難儀な事には変わりないわ……あなた、死ぬよ?」
───過去の模倣──英霊の器に当て嵌められた──
「────英霊だろうが、魔術師だろうが、この町で被害を出すんだったら異端審問代理として……狩らせてもらうぞ」
明けない夜はなく、闇にまぎれた暗躍もまた────。>>511
「紹介します。こちらはライダーの『メ█カバ█』────私のサーヴァントなんですよ?」武士キャラは最近は与一や将門ばかり書いてますが、道雪の話も書きたい。
>>523
これには黄夫人もにっこり中納言さん、監獄長さん
ハクマの終盤に向けて、考えてる設定を↓に書きましたので、今後の展開をご一考くださる際にご参考ください。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E8%A6%87%E4%B9%85%E9%96%93%E8%81%96%E6%9D%AF%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AESchedule>>523
わぁ。真面目だなぁレージュさん
華佗ちゃんのキャラデザ前描いてましたよね
見たいんですが投下してもろて大丈夫ですか?道化+鎧が難しすぎて必死に考えたあまり訳分からんデザインになったり忠相のザ•侍をそのまま取ってしまったりしたのはガチで申し訳ない…
>>537
おお、描いてくださってありがとうございます。
な、張遼の場合、兜は描いてくださったものにステキ帽(無双シリーズのアレ。以下、参考リンク https://zan-jp-suzu.jimdofree.com/%E6%AD%A6%E5%B0%86/%E9%AD%8F/%E5%BC%B5%E9%81%BC/)とこういうメンポ(参考リンク http://www.thirdeye-design.com/shop/113_531.html)を組み合わせせると、俺のイメージに近くなります。(お辞儀)>>529>>531
書き忘れてましたが、与一を描いていただきありがとうございます。
>>532
>>533
>>534
大丈夫そうなので、ここにもハクマの終盤に向けて設定を書きます。
・アサシン戦後のシナリオは5月4日から開始
・セイバーとランサーは退場済
聖杯について
〇由来
聖杯の元となったのは豊月神社で神として祀られていたものの遺骸。それを材料に作られた。
〇元々は善悪の概念はなかったが収めたサーヴァントの影響でその状態にも変化が起きて穢れて危険性を持つようになっている。(冬木みたいな地獄展開フラグ)
→5月4日時点【1D100:97】※100ほど危険性がある
大聖杯降臨地(1D2:1)
1.覇久間西部の緋田古墳群 ○
2.覇久間東部の豊月神社
※豊月神社の対霊体の現象は5月4日時点では無くなっています。>>535
こういう……こういうぼんやり美人です!あぁ〜…ルナのお師匠はやく出したい…
温めすぎて焦れ焦れしてきた>>542
私が書いたとは思えない真面目な流れでしたよ。クリスティーナあたりをぶちこんではっちゃけようとしたのにそんな空気ではなかった…
お返しもらった人は絶対良い思いした。ずるい>>546
あら素敵で不敵、バウムクーヘン師匠……!駄目だ…華佗ちゃんが描けねえ…
誰おま状態になる…>>548
自分の描いたものに納得できないのは私もありますへーきへーき(泣)フード被せたのは完全に俺の独断です
というより!!俺がエンテークandこのタイプの美女を描けねえって事が分かったんですよ畜生!!>>549
実にミステリアスで善きかと!ジジェの登録とか完了!
>>542
へへへ、Requiemとは違って自キャラがほとんどだから、思う存分危険に!好き勝手に書けるのだぁ……。
あとは誉さんのブラッシュアップを終わらせて、神羅に獣胎憑霊法持ちという設定を練り込むだけ!>>556
うっ(身に覚えがありすぎて言葉に詰まる)
ファンタジー要素なら、キュベレーの御神体がローマに持ち込まれたのが第二次ポエニ戦争の頃でしたね〜私は通りすがりの彼我の差で巻き起こるドラマが大好きマン!人外と人間の異種族コミュニケーションが主食だけど時代や地域の違いでもいける口だったりするのSA☆
>>556
私はスキルは割と被ってもいいさくらいの感じでいって宝具をその人物の代表的な軍略に由来させたりしますね。>>562
僕鯖の民なのでキャラは沢山いるんですけどね
「企画参加」はどうすればいいか聞きたいです>>564
わかりました 丁寧にありがとうございます>>561
新規さんだァァ!!らっしゃいせェェェェッッ!!!
まあ今は新規リレーとかは無いですが個人で他の人のキャラ借りたり他の人にキャラ貸したりして大小様々なSS作っていく感じっすね
とりあえず今お持ちになってる鯖をこちらに投下してみたらどうでしょう?>>561
はじめまして、こんばんは。
このスレはもともと委員会さんというハンドルの方が始めた二次創作リレー用のスレッドだったのですが、現在はおおよそTYPE-MOON作品を下敷きにしたオープンワールド二次創作場になっています。
自前のキャラクターを持ち寄り、場合によっては借りてきたりすることでストーリーを書く、という活動が現在の主です。
複数人参加型の企画は先に挙げた委員会さんが最初に始めた『第一回聖杯大会(通称、第一回)』が完結するところまで進んでいます。ですので企画を回すホストが居ると割と参加者も集まると思います。
だいたいゆるくやっているのでゆっくりしていってね。後は、HNを決めるといいかも。
>>561
おお、はじめまして~
当スレの現状と参加方法、後必要なものはあらかた他の人が説明してくださったので割愛するとして
私から紹介できるのだと、あとは>>1レス目にもあるまとめwikiを参考にする、くらいですかね
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/
宣教師さんがおっしゃってた完結済み聖杯大会の記事や現在進行中のリレーSS、その他個人SSや各鱒鯖の設定等々一通りの情報が載っているので、軽く覗いてみるだけでも>>561
いらっしゃいませー。
一番早いのは自分から企画を出して参加者を募集する形ですね。自分でGMをするか他のGMを募集するか等も含めて相談すると良いでしょう。>>561
わあい、はじめまして~!
必要なことは皆さんが説明されている……ので、気軽に覗いてみたりコメントしたりゆっくりしてください太史慈とかかしら。
>>575
いいっすよねこういう女の子、オイラも大好きでゲス
しかもギャップ萌え的な属性も持っているとかいないとか…古代エジプトの建築士センムト。
ハトシェプスト女王葬祭殿を手掛けるという大事業を成功させ、女王の嫡女ネフェルウラーの教育係を任されるなど、まさしく側近という立場にいながら、ハトシェプストが王位を得るとその記録から姿を消した人物。
ある者はハトシェプストの愛人であったのではないかと物語る。
だが、その最後は誰にも知られていない。
自らが用意した墳墓にさえ、その木乃伊は入っていない。
ハトシェプストが製作を命じた、アスワン産の花崗岩から切り出された築材で建てられた一対のオベリスク。カルナック複合神殿に聳え立つそれは、三千年経ってなお現存する最大級の物である。
そのオベリスクが太陽の光を遮って生まれた影に、一人の男が地べたに這いつくばっている。ヒョウ柄の衣を纏った、褐色肌の男。アメン神の大司祭である。
「……き、貴様、センムトか! 死.んだはずでは……っ」
「王宮から去ったというだけで死者扱いか。黄金に囲まれた生活を送る貴様のような人間にとっては、死.んでいるのも同然なのだろうが」>>580
センムトと呼ばれた男が、神聖文字(ヒエログリフ)を象った霊子の燐光を投影する神杖を振るう。後の世に、トトメス三世麾下の将軍ジェフティが、ヨッパ(現イスラエルのヤッファ)を征服した際に使用した、何にでも成れるという力を持つ杖だ。
噂では、ハトシェプストはこれを用いて男に、男装したファラオとして堂々と民衆の前に立っているというではないか。
ファラオとしての統治の、生命線とも言うべき神杖を托しているのならば、センムトにハトシェプストは相当の信頼を寄せているということになる。
「貴様もしやファラオの密偵、“ホルスの目(ウアジェト)”か? それとも私の与り知らぬ何者か?」
「中天に輝く、アメン・ラー神は何と答えるだろうな」
「どういう……」
「神官ならば、神に聞くがいい。もっとも、葦の原野に訪れることができるのなら」
僅かな呻き声とともに、アメン神官が地に倒れる。
神杖は、眩いばかりの燐光に包まれて、一振りの短剣と化していた。形状はフリントナイフにも似て、馴染みのある者にとっては包丁のようだと錯覚するだろう。
神話にてオシリス神の遺体が埋葬された地のひとつであるとされるアビュドス。この聖地にて埋葬された第一王朝のファラオ、ジェル王の墓より出土した短剣を模したのである。アビュドスは冥界神オシリスの頭部があると信じられた都市であり、またジェル王の墓はオシリス神の墓と同一視された。
ジェル王のホルス名が刻まれた短剣は、魂を冥界へと導く白い羽に相応しいと言える。>>581
天地の熱気によって傷んだだけではなく、年齢もあるのだろう、皮膚の皺が隠せない程度には厳めしい容貌をした青年。鍛え上げられたその体躯は、いまだ一線に立つことができることを示している。
ならばファラオの密偵というのも間違いではないのだろう。
だが。
センムトという男の存在そのものが、噓偽りであったのなら?
「はあ、疲れた」
「気付かれないよう遠目とはいえ、冷や冷やしたのはこっちですよ」
「いたのか、トトメス」
「他の神官団に気付かれないように変装させた兵士で誘導するというのは、大変なのですからね。彼らの反感を買えば、それなりに一大事でもあります。それと、今の私はメンケペルラーですよ、“母上”」
「それを言ったら今の私はセンムトじゃないか?」リレー、予定と体力が合わないので新規にやるとなると手が出せないので申し訳ないな…
>>588
エジプト美人は心の栄養なので大量に摂取していきたい所存…!>>591
ハルタだと『煙と蜜』が好きです。「男の色気や格好良さとは……歳の差が大きいカップルの良さとは……」と学びつつ面白いです。あとはレーベル変わったけど『乙嫁語り』も好きです。中央アジアとかペルシャとかの文化が好きなので、風景や生活見ているとテンション上がります。スキピオの能力がようやく固まってきたぞ…絶対相手包囲するマンになってきたぞ…
いざ考え始めるとまるで浮かばないエイプリルフールのネタよ…
手っ取り早く誰かをアイドルにでも仕立て上げてしまおうか…新鯖完成
かなり面白い奴になったと思うんで投下します【元ネタ】三国志演義
【CLASS】ランサー
【真名】典韋
【異名・別名・表記揺れ】悪来
【性別】女
【身長・体重】176cm・「流石に言えねえわ、わりぃ」
【肌色】肌色 【髪色】赤 【瞳色】青
【スリーサイズ】結構デカい、ガッシリしてるけど細い、その割にケツは小さい
【外見・容姿】鉢巻で長い髪をボサボサに上げた闊達とした男勝りな女性。
【地域】中国
【年代】三国時代「前」
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:C
【クラス別スキル】対魔力:C 騎乗:C>>596
【固有スキル】
武芸百般:A
多岐に渡り培われた戦闘技術によりあらゆる戦闘状態に対応できる。典韋は史実でも戟、短刀等あらゆる得物を使っていた逸話がある。
樊噲の武勇:A
彼女と許褚は、曹操に樊噲の如き武勇と言われる程の力を持っていたという逸話を昇華させたスキル。己の筋力を上昇させ、更に一時的に筋肉を硬化させる事により擬似的なスーパーアーマー状態に変化させる。主への忠義が強ければ更に強化量が増える。
十歩即断の間合:B+
典韋はある戦において、敵が10歩の距離まで近付いたなら俺に教えろと言い、接近した敵全てに短戟を投げ突き刺したという。その逸話から昇華したスキル。発動時、一定時間自分から10歩以内にいる敵全員に対し攻撃力が上昇する。特に投擲の威力は劇的に上昇するが、自分が三歩以上動けばスキルが解除されるという弱点がある。>>597
【宝具】
『死門番人、悪来典韋此処在里(しもんがばんにん、あくらいてんいここにあり)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:300(前方のみ) 最大捕捉:100人
彼女の最後の戦いの逸話を再現する宝具。
真名解放する時、敵の視界からランサーのマスターを遮断し、自身に敵の注意を集中させる。そして自身が完全な窮地に陥る代わりに筋力、敏捷、耐久ステータスを数分だけ恐ろしく上昇させ、かつその数分の間のみ、一回ガッツを発動させる事ができる。
この時のランサーは、並のサーヴァントが2騎程掛かってきても対抗する事が可能な程に強いが、しかしこの数分が終われば自身の全てのステータスが長時間弱体化する。
それまでに敵を仕留め切らなければ、斃れる事となるだろう。そう、生前の如く…
これをマスターを安全に逃がす為の囮に使うか、敵を殲滅する切り札として使うか。それは、マスターとランサー次第だ。>>598
【Weapon】双戟「無銘」
巨大な長戟と細く鋭い手戟。ランサーの怪力と技量により、時に豪快に、時に繊細に敵を屠る。
【解説】
悪来典韋。許褚と並んで曹操に「我が樊噲の如き武勇よ」と言わしめた覇者が一番槍。固い節義と男気を有していた剛毅なる偉丈夫…と思われていたが、実際の姿は意外にも闊達で陽気な女性であった。
とはいえ、その来歴は驚くべきもの。まず若き頃に、親友の仇であった悪徳役人の屋敷に単身で突入、ボコボコにし周囲から一目置かれた。その後、彼女は曹操の兵募集に真っ先に応募し、片手で誰も持ち上げられなかったという大将旗を持ち上げた事で気に入られる。
その後は彼を護衛しながらあらゆる戦地に身を投じる。その内主君である曹操に嘗ての偉人から取って「悪来」と呼ばれる様になった。
…しかし、突然終わりは訪れる。
降伏した筈の敵、張繍が反乱を起こし、曹操を逃がす為に奮戦し、最後には全身に矢を受け斃れた。
まだ曹操が劉備とも対立していなかった頃、そして三国時代が本格的に始まる前に、彼女の生涯は終わりを迎えたのだ。>>599
【人物像】
ガサツで豪快、闊達なゴリウー系女子。
種類が何であれ、戦う事や競う事が大好きな奴ではあるが、弱い者いじめや嬲る事等はしない。単純に魂をぶつけ合うのが好きという感じ。弱い相手であろうと見下さず、武人として全力で臨む。
以上から分かる様に一見近寄りづらいが実は凄い気のいい姉御という感じ。とはいえ、ダチや誇りを傷つけられたなら話は別で、そういう時はガチでボコる。実際、若い頃に役人をボコったのも「ただでさえ皆苦しんでた上にオレのダチが傷つけられたんだ、一発ブン殴ってやらねえと収まらねえだろ?」という言い分てある。
彼女が没した時には、まだ劉備と曹操が対立してた時でもなく、三国時代の前と言っても過言では無かったので他国の将には全く遺恨とか無い。ただ将なら強そうだから殴り合いに行くし姫とかなら話して仲良くなりに行く。
許褚とは格闘したりフードファイトしたりの親友であり相棒。弟みたいなモンだと本人は言っている。(許褚は弟扱いされる事に納得してない)
曹操に対しては、普段のガサツな態度はなりを潜め、完全に礼を持って接する。(とはいえ無礼講では普通にやるが)何か、彼に対しては深い恩の様な物があるらしいが…?>>600
典韋は、武人として育った。
女ではあるといえ、男よりも強き身体能力を持っていた為、地元じゃ負け知らずの様な存在だった。
そして、武人として戦う事を本人も望んでいたからこそ。
…女の子っぽい所は、極力隠していた。
小動物を可愛いと思う事もあったし、女の子の遊びにも混ざりたかったが…
「わたしにはああいう物は似合わない。…それに、『オレ』は武人になって、強くなるんだ。誰にもこんなモン、見せられないよな。」
と、一人隠していた。
実は、普段はボサボサな感じの髪にしているが、一人だけの時は二つ結びにしたりしていた。
そして、ドンドン男らしく戦いに身を投じていく内に、曹操の側近となった。
…そんな時に、曹操に女の子としての側面を隠してる事を見破られた。
やっぱ、わたしは武人の風上にも置けねえよな…と思い、追放も覚悟した。
だが、彼はそれを「面白い、ますます気に入った」と言った。
くだらないかもしれねえけど、『オレ』には、…『わたし』にはそれが嬉しかった。
オレにわたしでいられる様にしてくれたあの方を最後までは守らなかった。でも、もし新しいマスターの所に召喚されるなら…
また、オレとしてもわたしとしても振る舞う事を許してくれる、そんな奴ならいいな。>>602
【セリフ例】
「よぉ!!アンタがマスター?わたしは、いや、間違えた。オレはランサー、典韋!!ああ、曹操様の槍だった悪来、典韋。それがオレの真名だ!!よろしくな、マスター!!…って、何胸なんか見てんだよ?」
「出撃するのかマスター?よっしゃ、やるか!!」
「主従?勿論分かってるぜ!勿論オレはアンタに従うし、アンタの為に戦う。そういう話だろ?」
「バレたならしゃーないか…そ、オレぁ、いや、わたしは可愛い物が好きなんだ。意外でしょ?そりゃ、わたしには似合わんとは思ってるけど…って、…もしかして、アンタもわたしのコレ受け入れてくれるの?…そっか。…ありがと。」
「安心して、マスター。アンタはオレが…いや、君はわたしが守る。だから、心配しないで。」>>603
「さて、来な!!オレは覇者、曹操が一番槍!!悪来典韋!!オレに潰される覚悟があるなら来なッッッ!!」
「さて…始めようぜ!!」
「行くよ…これがわたしの、オレの!!切り札だ!!」
「我は無双の典韋。悪来ここに在る限り、主の首には刃の破片すら辿り着かぬ!!『死門番人、悪来典韋此処在里』!!さあ、始めようぜ…!!」
「曹操様…!?まさかこちらにもいらっしゃいましたとは…はい。私、典韋もここに現界いたしました。どうか、今の主と重ねてお仕えする事、お許しを…って、いつもの方で喋っていい…ですか?」(曹操)
「許褚じゃん!!よぉ、元気だったか!?よし。じゃあ久しぶりに会ったところで、久しぶりに何かで喧嘩しようぜ!!プロレスでもボクシングでも柔道でも何でもいい、やろうぜ!!」(許褚)
「ブフッ…ちょ、張遼…!!それ、どうしたの…いや、ちょっと面白いし、大分弾けたなアンタ…!!」(張遼)
「おっ、劉備さんの所の奴らじゃんか!!って、そんな警戒しなくてもいいぜ、オレはアンタ達に遺恨とか一切ねえから!!とりあえず一戦やろうぜ!!」(蜀の将)
「あ?何…って、アンタは例の孔明の嫁さんだったか?どうした?…って何コレ…ハッ!!コレはオレが気になってた魔法少女アニメの玩具!!…あっ。コホン。…今のは内緒で。とりあえずちょっと、わたしの部屋に来ねえ?アンタとは話が合いそうな気がする。」(黄夫人)>>606
そんで髪下ろすとこうなると
ギャップ萌えですな典韋ちゃん割と手応え良くて安心した…
典韋姉さんでもあり典韋ちゃんでもある悪来ちゃんを宜しくお願いします
ちなみに悪来っていう異名について「昔の剛力無双武人に例えられるとか凄え嬉しいな」っていうのと「たまに悪口だとか悪い奴みたいに誤解されるのは少しムッとする所ではあるかな…」という若干複雑な感情抱かせようと思いましたが没にするか採用するか迷ってます
>>608
実際キャラシ書いてる時パロミデス連想してましたね俺も
何だかんだで腐れ縁的な流れになりそうな気がしないでもないですが
普段は若干いがみあってるものの戦闘時に関しては普通に意気投合して闘うみたいな関係性な気がしますね…
>>609
男らしい女の子が内面滅茶苦茶乙女だったら可愛いよなと思って作りました!
典韋は蜀と敵対してた時にいなかった事もあるし是非この2騎には仲良くなってほしいですね
>>610
既存の典韋のイメージを覆す勢いでやってみました!!
典韋「詳しくお願いしまアッ説明頼むわ(食い気味早口)」>>611
性癖のままに生み出したら割と良さげな物ができたんで俺も満足っす!
ちなみに実は10歩投擲は宝具候補に上がってて結構迷いました…(だから10歩スキルだけ妙に宝具臭い能力になっているけど気にしてはいけない)ちょいとメレクのキャラデザ弄ろうかすら……
>>617
ほっほう髪型を(どうなるんだろ…)どうしてだ…
どうして俺は典韋ちゃんの女の子状態を可愛く描けない…ッッ!!>>619の続き(というか別視点)。キノツラユキさんこんな風でエミュ大丈夫かしら…となりながら
>>539
ほうほう、聖杯…これ、どす黒くないっすか…?ともかく了解しました。
それで、これからの展開の案を各々出していく…みたいな認識で良いでしょうか?
>>561
すごくすごくとても今更ながら、お越しくださりありがとうございます!ご興味ありましたらぜひに…ぜひにご参加のほどを…(平身低頭)
>>583
センムトって誰だろ…とググって見たもののWikipediaに記事がなくてヒェッと。マイナー…という認識でよろしいのかな…?
しかし「王の密偵!」というのは夢がありますし、「実は王!」というのも中々衝撃的ですね。王が直接偵察してるのはドキドキするもの。
無粋を百も承知で聞きたいのですが、ハトシェプストさん本人では駄目だったりするのでしょうか、と少し疑問に思ったり…
>>605
こういうギャップは王道でいい…街中で可愛い服のブティックで立ち止まってマスターとかに「気になる?」って聞かれて慌てて「い、いや別に、全然!」ってなって欲しい…でも結局連れられて試着室で色んな服着て「に、似合わねーだろ?」ってモジモジして欲しい…(願望)>>620
あるのですよコレが。詳しくはリンク(https://sscard.monokakitools.net/ )をご参照。wikiの登録は難しいですけど、筆慣らしとか小ネタ消化には便利ですねー。
歌人サーヴァントは急に一首詠んだりしなければまだマシ…なはず…
>>621
桜や梅の見頃でしたので、季節にあったものをと思いまして。
季節感覚は養っておいて損はない…いや今回は会話主体だったんで、季節感覚はあまり重要じゃないのですが…>>632
かっこいい萌えキャラを作りたかったと作者は供述している模様>>638
了解です。
とまー、眠くなったのでこの辺で失礼。>>638
始祖「む?……ははーん、では特別に悪代官役しちゃおうかな?『グェーッゲッゲ!ファラオの名を騙る不敬者め!であえであえー!』」
ファラオ対ファラオ、胸熱だあ(すっとぼけ)よーしよし……SSだいぶ書けてきたから投下……
……したいけど眠気限界なので明日にします……>>645
お久しぶりです~
触り心地はふわふわ柔らかですねぇ、中身に反してよーしよしよし……SS投下しちゃってよろしい?
>>647
チェストッッッ!!いくどー
<吸血鬼を眠らせたい>
「あの子っていつ寝てるのかしら」
始まりはその一言からだった。
考古学科・名無しの教室での朝の授業の時間。相も変わらず生徒の少ない古ぼけた教室で、小さなネズミがそうつぶやいた。
「あの子ってルナちゃんのことですか? カヴン先輩」
「ほかにいないでしょヨモ。……ほら、また欠伸してる」
カヴンと呼ばれた小さなネズミと、ヨモと呼ばれた女生徒がひそひそとささやく。
ふたりの視線の先にはひとりの女生徒が欠伸を繰り返して名無しの教室の専属講師であるネストリス先生に注意されていた。
彼女の名はルナ・アードゥル。ちょっとした体質の問題で夜になかなか寝付けない───ということを名無しの教室に在籍する生徒は大体みんな知っていた。>>649
「今日も……眠そうにしてますね、ルナちゃん」
「そりゃそうよ。昨日なんか夜の間ずっとアタシの子供たちをベタベタ触ってたんだから」
「そ、そうなんですか?」
「構造はどうだとか何が得意なのかとか普通の使い魔との違いなんなのかとかあれこれ質問されながらね。結局、朝方近くまでやってたわよ」
「え、で、でもルナちゃん今日早起きしたからって私が来る前から教室にいましたよ……?」
「ウソ、ホント? ならあの子やっぱり寝てないのね……」
「…………ちょっと、心配です」
「仲いいものね、アナタたち…………あ、落ちた」
見ればルナの身体がガクリと落ちていた。そのまま、ゴン、と鈍い音が教室に響く。机に頭をぶつけたらしい。
ぶつけた痛みで目は覚めたようだが、まだ少しふらふらしていた。ネストリスにもそれを指摘されていたが「元気です!」と声だけは元気に返事をしている。
「……思ったよりヤバいかもしれないわね、アレ」
「ど、どうしましょう…!?」
「どうもこうもないわ。寝不足が原因なら寝かせるしかないでしょ」
「でもルナちゃんは、その、寝付けない体質で……」
「そうね体質はどうにもならない。けどよく考えなさいなヨモ、ここは時計塔よ?」
「……ま、魔術で無理やり眠らせるってことですか」>>650
「イエス。催眠、支配、治癒と人の意識を弄る魔術は山ほどあるわ。これを使わない手はない」
「い、いや、でも無理やりなんて…」
「それに、寝不足のまま魔術の修行なんてしてたらルナは怪我をするかもしれない。そんなのヨモもイヤでしょ?」
「……嫌、です。ルナちゃんが怪我したりするのは見たくないです」
「なら決まり。あの子のために、あの子が安眠できる方法をなんでも試すわよ」
「わ、わかりました…!」
本人のあずかり知らぬところで先輩と友人による安眠計画が進められていく。
友人は緊張気味に、先輩はちょっとノリノリで話が決まっていった。
「ところでカヴン先輩、ちょっと楽しんでいません?」
「アラ、わかっちゃう?」
「……もう!」>>651
「で、なんで俺のとこに来るんだ?」
授業終了後の名無しの教室にて。
中性的、あるいは性別に囚われない美しさとでも言うべき顔立ちをした人物が気だるげに問う。
シャフリヤーナ・アスタム。ヨモやカヴンのように名無しの教室に在籍する生徒……ではない。サボるために名無しの教室にたびたび入り浸っているという不良生徒なのである。
ヨモとカヴンは『ルナちゃん安眠計画』のため、まずアスタムに協力を求めていた。
「いいじゃない。ヒマでしょ?」
「なまけるのに忙しいんだよ」
「そ。ご協力感謝するわ」
「あのなぁ……」
「ご、ごめんさないアスタム先輩、巻き込んじゃってごめんなさい…!」
「いや、いい。巻き込まれるのはいつものことだ……それで? ルナの奴を眠らせるんだったか」
「は、はい。私とカヴン先輩だけじゃなくて、まず協力者を集めようという話になりまして……」
「男目線の案も必要だと思ってね」>>652
「ならバーンズのヤツでも呼べよ」
「こういうのじゃ役に立たないでしょあの脳筋」
「そりゃそうだろうけどよ……」
バーンズと呼ばれた男が扱う魔術は建築魔術と呼ばれるもので、催眠だのなんだのといった分野には向いていないだろうとカヴンは判断していた。
一方でヨモは安眠できる場を作ることはできるんじゃないかと考えている。が、言わない。間違っている気もするし、言ってバーンズに迷惑をかけるのも申し訳ないからだ。
「魔術の向き不向きで言えば俺も大差ないんじゃねぇか?」
「アナタ植物科に通ってたでしょ」
「それがなんだよ」
「眠り薬とか作れない?」
「そういうのは専門じゃねぇんだっつの。植物科全員が薬ばっか作ってると思うな」
「なーんだ、使えないこと」
「アテが外れたようでなによりだ。んじゃ俺はお役御免ってことで、」
「あの! く、薬、作れないならもらってくるというのは、どうでしょうか!?」
「…………まァ、余りものならあるだろうけどよ」
「じゃあ、お、お願いします!」
「……なんだ、いつもより声出てんじゃねぇかヨモ」
「そっ……そう、ですか?」>>653
「ああ授業よりいつものお喋りより気合入ってる。なんかあったか?」
「それは、その、えっと、」
「だって"ルナちゃん"のためだもの。がんばっちゃうわよねぇ、ヨモ?」
「えっと、ええっと……………………はい」
顔を赤くしてうつむくヨモ。いっそう楽しげにそれを見つめるネズミもといカヴン。
納得したアスタムは重い腰を上げる。よっこらせと言いつつ腰を上げる姿がなんだかおじいちゃんみたいだとヨモとカヴンは揃って思った。
「はぁ。そういうことなら、まぁ、やってやるか」
「あ、ありがとうございますアスタム先輩!」
「いいさ。今に始まったことじゃない」
「話も決まったってことでいったん解散ね。アスタムは薬取りに行かなきゃいけないし、アタシもヨモも準備がいるでしょ」
「おう。次はどこで集まるんだ? さすがにこの教室じゃないだろ」
「考古学科の学生寮に集まればいいわ。入るときはヨモ、頼むわよ」
「わかりました。が、がんばります」
「がんばらなくても案内だけでいいの」
そうして各々に動き始めるふたりと一匹。
それを、誰にも気づかれずに見つめている誰かがいた。>>654
そして夜。
場所は考古学科の学生寮。
晩ごはんをとっくに終えて後はゆっくり眠るだけという時間。
歴史を感じさせる古びた石造りの建物を前に、ヨモと、カヴンと、アスタムと、そしてもうひとりが集まっていた。
「……計画は漏れていたようね」
重々しく言うネズミ姿のカヴン。こんな思いつき同然の計画に漏れるもなにもあったものではないだろうに。
「ええっと……」
「一応言っとくが俺はなにも言ってねーからな」
「そんなのわかってるわ。この子が人知れず話を聞いてるなんていつものことじゃない。ねぇ? アンゼ?」
アンゼと呼ばれたプラチナブロンドの髪の少女はニコニコとほほえんでいる。
少女の名はアンゼリカ・K・シェリンガム。名無しの教室の生徒ではないが、たまーに教室に遊びに来ている降霊科の生徒である。
隠密向きの魔術でも修めているのか、気づけば教室にいるし教室内の話題も把握している不思議な少女。今回も『ルナちゃん安眠計画』をこっそり聞いていて、こうして現れたということだろう。
なぜか、アンゼリカはパジャマ姿だった。>>655
「きちゃった」
「きちゃった、じゃなくて。何しに来たのよ大体わかるけど」
「吸血鬼さんを眠らせるんでしょぉ? 手伝ったげる」
「……ということらしいけど? アタシはいいけど、ふたりはどお?」
「私はもちろんっ、手伝ってくれる人が増えるのは全然いいです。たすかります」
「俺は……あー、好きにしてくれ。なんでもいいや」
「ひとりは乗り気、ひとりはテキトーね。じゃ、一緒に行きましょうかアンゼリカ」
「ありがとねぇネズミちゃん」
「ネズミは合ってるけどアタシはカヴンだからね。カ・ヴ・ン」
「ありがとねぇカヴンちゃん」
「…………ちゃんって。いえ別にいいけれど」
・・・・・・
そんなこんなで。
ヨモに案内されてルナの部屋に向けてぞろぞろと固まって動く三人と一匹。ちなみにカヴンは歩幅が人間とまるで違うのでヨモの肩に乗っかったままである。
夜も更けてきたということでなるべく静かに進んでいく。ほどなくして目的地であるルナの部屋の前に到着した。こそこそカナリア裏話
ルナはメレクの魔術的な所作や力量に魅入ることがあるかもしれませんが、メレクは魔術を目にしたルナの瞳の輝きに魅入ることがあるとか>>677
ポルカ「特殊プレイか。たまにゃあそういうのもアリよねぇ…」
というのはさておき。
ここら辺の話を掘り下げると多分不毛なだけだろうけども。毒由来の技術ならポルカはきかないぜカミカゼ!あと人肌脱いですったかたー、も択にあるしな。
過激ヒーローvsクレイジー毒蛇、どういう対戦カードになるやら。>>681
キャーお久しぶりでーす~!>>681
レスがあるだけで嬉しいんだ。>>687
王道的パターン……!>>681
お久しぶりですー。>>692
作戦第一段階クリア。無用な介入を避けるため防音の結界は突入と同時に張り、侵入、制圧、隔離の三項目を達成する。
困惑を身体全体で表現する部屋の主もといルナ。
「……端から見たら強盗と変わらねぇな……」
「上出来。さぁ第二段階、対象の説得に入るわよ」
「何しにきたの!? みんな何してるの!? あとなんでパジャマなのアンゼリカ!」
「きちゃった」
「何しにきたかって聞いてるの!」
「さーなんでしょう? なんだと思うのぉ?」
「わかんないから聞いてるの! というかアンゼリカかカヴン先輩のいたずらでしょ!」
「きっひっひっひ……残念、どっちも外れよルナ。今回の首謀者はヨモ」
「え、ヨモ…ちゃん…? ウソでしょ!?」
「ごめんねルナちゃん。許してとは言わないから」
「そんな…!」
裏切られた! と全力で表現する顔で絶望するルナ。なんて顔に出やすいのだろう。
一連の流れをカヴンとアンゼリカはノリノリで、ヨモだけは申し訳なさそうに、そしてアスタムは早くも飽きはじめている。
もちろんこのままではなんの話も進まないためひじょーに丁寧に今回の目的が説明された。>>693
~説明中~
「つまり私を眠らせようって?」
「えぇ。ヨモが本当に心配してるもんだから先輩が人肌脱いだってワケ」
説明を始めてから大体10分後。
ルナが質素な寝台に腰かけて、カヴン、ヨモ、アスタム、アンゼリカの一匹と三人はルナをぐるりと囲むように正座している。ちなみにカヴンはヨモの頭の上だ。
「なるほど……つまり善意の行動と」
「そういうこと。アタシたちはどこを切り取っても善意としか説明できない動機で動いたのよ」
「あの突入は?」
「ノリよ」
「ノリかぁ」
「ま、ヨモが心配してたのもホント。だからここからは作戦最終段階よ」
「もう作戦とかいいんじゃないかな…」
「ルナ、寝なさい」
「わぁ聞いてくれない。というかそれ無理なんだって」
「ルナの体質は知ってるわ。でも知ったこっちゃない、無理でも寝るの。寝なさい。寝ろ」>>694
「いやだから、」
「安心なさい。そんなワガママな子を寝かしつけるためにアタシたちがいる。まずはヨモからよ!」
「わ、私からですか!?」
「……なぁ、誰からとか言わず全員でまとめてやればいいんじゃねぇか?」
「そんなのダメよ。お楽しみがすぐ終わっちゃうじゃない」
「おいこら先輩」
「おだまり後輩」
「横暴だー、理不尽だー」
「善意からと言ったはずよ。……さぁ、やっておしまいヨモ!」
「……がんばります! ……ルナちゃん、か、覚悟!」
「覚悟がいるの!?」
ヨモは立ち上がり、緊張極まった様子でバッとルナの目の前に持って来ていた睡眠アイテムを突き付ける。それは、糸で吊り下げられた金色に輝く一枚の硬貨だった。
硬貨はゆっくりと右に向かって振られ、そして重力に従って自然と左にも振られる。右、左、右、左と左右に揺れる硬貨。
「……ヨモちゃん、これなに?」
「ジャパニーズ・ゴエンダマ、だよ。ルナちゃん」>>695
「ゴエンダマ」
「このゴエンダマだけを見てて。そしたら、眠くなるから」
「そ、そうなんだ。すごいねゴエンダマ」
「じゃあ……いくよ。あなたはだんだんねむくな~る……だ~んだんねむくな~る……ねむくな~る……」
「…………」
言われた通りに左右にゆっくりと揺れるゴエンダマを目で追うルナ。その紅い瞳がゴエンダマに合わせて小さく揺れる。
「ねむくな~る……ねむくな~る……」
「…………」
「ねむくな~る……ねむくな~る……」
「…………」
「ねむくな~る……ねむく……ねむく……」
「…………ヨモちゃん」
「………………ねむく……え、な、なにルナちゃん?」
「これ、糸で吊るす意味はなに?」
「え、ええっと……左右に揺らすため、かな…?」
「じゃあ本命はこのゴエンダマ? それとも意識を逸らすため? 魔力もなにもこめてないけどこれ暗示の一種だよね? ジャパニーズ……ってことはアジア由来の品? ならこれは思想魔術のひとつ? いや違う、方向性は民間伝承のような細い流れからの…………」>>696
「あーあ、火つけちゃったわね。この子こうなったら長いのよ」
「し、失敗……ですか?」
「まぁそうね」
「………………うぅ」
「……ハッ。……あ、あー! 眠くなってきた! 眠くなってきたな、なー!」
「ルナちゃん、元気いっぱいじゃない……」
「そこまでね。下がりなさいヨモ次の対戦相手よ」
「カヴン先輩はなにと戦ってるの……」
「不眠という世界共通の敵かしら」
「絶対ウソだぁ」
「さぁ次! アンゼ!」
「はぁい」
選手交代。二番バッターは降霊科のアンゼリカだった。
返事をしてすぐにアンゼリカはくるりと背を向けて部屋から出ていく。
かと思えば、すぐに戻ってきた。それもゴロゴロと音を立てながら車輪付きの棺を引っ張りながら。>>697
「じゃあ、はい、どーぞ?」
「なにこれ棺? どこから持ってきたの?」
「降霊科からぁ」
「! じゃあ曰くつk、」
「ざぁんねん。曰くをつける前のものだからソレ自体はまっさらよ」
「ちぇっ、じゃあどうするのそれ」
「もちろん寝るために使うのよぉ?」
「……棺で寝るの?」
「だって"吸血鬼"さんが寝るんでしょぉ、だから棺」
「そんな理由で!?」
「私も入れるように大きいの借りたの」
「しかも一緒に寝るの!?」
「そうよぉ。そうしたら、私の眠気を吸血鬼さんに伝えられるじゃない?」
「あ、そっかアンゼリカの体質……いや能力?」
アンゼリカもまた現代の魔窟たる時計塔の一員。神秘に則った常人にはありえない力を行使できる。
その力はざっくりと言ってしまえば『同化』。テレパシーじみたこともできる能力で、アンゼリカは自身の眠気をルナに移そうとしていた。>>700
「この子はじめっから泊まるつもりだったのね」
「だからパジャマだったんだ……」
「……で、後は俺かカヴンだけだが、どうすんだ?」
「アタシはもちろん最後よ。わかるわね?」
「はいはい俺の番な。んじゃルナ。これ飲め」
そう言ってアスタムが手渡すのはライトグリーンの液体が入ったシンプルな一本のビンだった。
臭いは……あんまりしない。
「……今度はなに? これなに?」
「"気持ちよく眠れる薬"だ」
「……………………」
「あーあー怪しむな面倒くさいから。作ったのも俺じゃねぇんだ」
「誰が作ったのこの薬?」
「植物科にいるずっと樹に入ってるヤツ」
「知らない人!」
「そりゃ知らねぇだろうよ。ま、薬作る腕はピカイチだから心配すんな」
「へぇ」>>701
「ちょっと発酵してるらしいが」
「腐ってるんじゃん!」
「発酵ってんだろ。チーズみたいなもんだよ」
「怪しいチーズ!」
「いいから飲め。それで終わりだ」
「じゃあ、まぁ…………ぐいっと」
怪しんでいたわりには勢いよくビンの中身を一気飲みするルナ。もう少し普段から慎重になればいいのに。
ごくりと丸ごと全部飲み干す。すぐにルナの表情が歪んだ。
「苦い……渋い? 変な味するぅ」
「だ、大丈夫?ルナちゃん?」
「んー、多分……」
不安げに寄りそうヨモに緩慢な動きで応えるルナ。すぐに吐き出したりしないあたり、毒ではないらしい。
「…………あ、効いてきたかも」
「ホント?」
「うん……なんか、ふわふわしてきた」>>702
言葉の通りルナの様子が変わってきた。
紅い瞳はとろんとしており、いつものハツラツとした表情はぽやんぽやんゆるんでいる。白い頬に朱をまじえながら、体をゆらゆらと揺らしていた。
これから安眠する人とはとても思えない。
「……ルナちゃん? もしかして酔っぱらってる?」
「え~? 酔っぱらってるの、これぇ?」
「うん、酔ってる、たぶん」
「そーなんだぁ~」
「あ、ああアスタム先輩、ルナちゃんに飲ませたの薬じゃないんですか?」
「酒も薬だろ」
「お酒はお酒ですよ!?」
「しょうがないだろ。『今お渡しできるのはコレしかないんですぅぅうううう』って泣きながら渡されたんだ」
「なんで泣かせてるんですか!?」
「いや、なにもしてないんだが」
「にへへ~ヨモちゃ~ん」
だんだんとできあがってきたらしいルナはヨモの体に寄りかかって脱力する。もうまともに思考は回っていない。>>704
大丈夫ではない。
ついに幻覚も見えてきている。
「かっ、カヴン先輩! なんとかしてくださーい!」
「もういいんじゃない? このまま寝ちゃえば?」
「いいんですか!?」
「いいの。みんなで雑魚寝もいいもんじゃない。あ、でもアスタムはダメよ」
「言われなくてもそのつもりだよ。うっかり触れて妙な祝福があったらたまらん」
「そういうわけだから……寝ましょうヨモ?」
「で、でもぉ」
「それにほら、見なさい?」
「え?」
ヨモが視線を向ける。そこには眠っているアンゼリカのそばでむにゃむにゃしているルナの姿。
「んぅ~? 吸血鬼さぁん……?」
「アンゼリカおはよぉ~……おあすみぃ」
「ぅぅん…………おやすみ……」そろそろリシュリュー戦執筆始めようと思うんですがレージュさんに一つお聞きしたい事が
黄夫人がリシュリューについてカルデアのデータベースで調べてたので知ってた(その手の宰相系とか調べてそうだなって思ったので)ので軽い説明黄夫人にさせて大丈夫ですか?
「リシュリュー…!フランスを服従させ、イタリアを恐怖させ、ドイツを戦々恐々たらしめ、スペインを苦悩させたという枢機卿です!!」みたいな感じで軽い説明ブッ込む感じで>>714
自分は大丈夫ですよ~
確かに他国の宰相とか軍師とか発明家とか気にして調べそうですね>>715
キメてますよ、キメッキメですよヤク
今回薬を作ってくれた人は人見知りゆえにぴぃぴぃ泣いてました>>718
植物科のとある子が常用してるものなので大丈夫大丈夫きっと大丈夫
……ちょっとヤバいかも?9時から第3節-1投下します
第3節 混戦、調略の枢機卿-1
「我が名は黄天が将、『水ノ八卦』!!『調略の枢機卿』、真名リシュリュー。黄天の下、貴様らを我が計略で下してやろう!!」
水ノ八卦が真名を宣言し、不敵な笑みを浮かべる。
「リシュリュー…カルデアのデータベースで見た事があります…!!」
黄夫人が、その真名を聞き、緊張の面持ちで口を開く。
「フランスの宰相、そしてフランスを服従させ、イタリアを恐怖させ、ドイツを戦々恐々たらしめ、スペインを苦悩させたという枢機卿です!!」
「ほう、先程の教祖の真名を当てた上、私の名も知っているか。余程博識の才女であるようだ。」
リシュリューが溜息を漏らす。
「まあいい、敵は全員潰せとの命令だ。」
溜息を終わらせた後、彼は不敵な笑みに戻る。
「させ、開戦と行こうではないか!!」>>721
迫る敵を見ながら、サーヴァントは構えながら会話を交わす。
「…いっぱいいるね。」
「何言ってんだ、ボコせる数が増えたって話だろ!!」
「たしかに、いっぱいあそべるね!!」
「お、分かってるじゃねえか坊主!!」
「えへへ…!」
許褚とデイヴィが意外にも意気投合する。
それを尻目に、3騎の将が意見を交わす。
「…かなりの数ですね。掃討するか、大将を討つか。皆さんはどう考えます?」
「そうですなぁ、掃討よりも大将だけを狙った方が早いと思いますが…子龍殿は?」
「同感だ。恐らくあの敵将、恐るべき武器は持っていない。問題はどうやって攻め込むかだな」
「私の射撃で奴を狙うにしても、少しばかり高さが足りません。とはいえ、これ以上考えを交換する時間は無さそうですね…」
敵兵の距離が近くなる。
「皆様、よくお聴きください!!」
と、黄夫人が声を張り上げた。>>722
「今から接近手段を作り出します!!ですので暫くは防御をお願い致します!!」
張遼が振り向く。
「何か考えがお有りなのか!?」
「勿論です!!」
稀代の名軍師の妻は自信有り気な顔をする。彼女は、既に一発目の策を脳裏に浮かべていた。
「了解しました!!」
「ああ…!!」
「来る奴らを殴ってりゃいいんだな!?了解だ!!」
「承知でありますぞ…!!」
「わかった!!」
と、敵が攻撃を開始した。
「皆様、陣形を!!」
『応ッ!!』
黄夫人が叫び、全員が呼応し、一瞬で陣形を完成させた。
中心にマスター、それを守る様に黄夫人とデイヴィ、そして四方に趙雲、張遼、許褚、与一が立ち、示し合わせ無しで防御陣形を作り上げた。
すると、一気に敵が襲い来る。
獣、竜、そして木の巨兵がマスター目掛けて続々と攻撃を仕掛ける。
四方からの大軍勢、通常であれば四面楚歌の如く散るだろう。
しかし、歴戦のサーヴァント達は、訳が違った。>>723
「はァッ!!」
張遼の槍が、激しい音を立てて突き出される。
それと同時に、敵兵の腹は一瞬で貫かれ、同時に付近の敵も風圧で体勢を崩す。
同時に、張遼は一気に薙ぎ払い、接近した敵を一閃で両断した。
「今日は調子がいいですな。主を得たからか、いつにも増して槍が手に馴染む!!」
…力、技、速。この3つの要素は、戦闘に影響を与える要素の一つである。
今の仲間で例えるならば、趙雲の槍は風を纏う故の「速」に特化した槍。許褚の槌は敵を粉砕する圧倒的な「力」による物、与一は文字通りの弓による「技」といった所。しかし張遼は、力、技、速の全てのバランスに無駄がなく、かつ特化しているオールラウンダーと言っても過言ではない。特化している部分は無いが、故に欠点、弱点も無い。
まさに敵無しの槍、まさに無敵の遼来来!!>>724
一方、許褚もその剛力で敵を粉砕していた。
「オラァァッ!!」
槌を振り下ろすと同時に、地鳴りと衝撃波が響く。ワイバーンも、獣も、皆潰れる。
「!!」
許褚は、直感で上からの殺気に気付く。炎を吐こうとしていたのだ。
「しゃあねえな…」
と、許褚は木人兵の残骸、つまり巨大な丸太を拾い上げる。と、同時に。
「そォらァァ!!」
全力でその丸太を投げ飛ばした。
ワイバーンの元に、丸太が空気で燃えながら飛んでいく。
それを尻目に、さらに、槌で薙ぎ、投げ飛ばし、と。力で無双していく。
「仲康殿、楽しそうですな!!」
「そりゃ楽しいだろ!!ここまで敵が大量にいるんだ、存分に暴れられるじゃねえかよ!!」
「御二方、集中して下さい!!」
与一が嗜めながら、刀で舞う様に敵を切り刻む。
「分かってらァッッッ!!」
趙雲が、それを聴きながら静かに笑い、槍を風の速さで振り回す。>>725
暴風の槍が、無欠の槍が、剛力の槌が、神業の弓が。
戦場にて一切の敵を通さない。
そして中央から、デイヴィの水の剣がそれぞれの援護に入る。
まさに鉄壁、と言っても過言では無い。
それを見て、リシュリューが感嘆の声を上げる。
「なかなかどうして、悪くない陣形ではないか。あれだけの軍勢で、傷一つ付かぬとは…面白いではないか。」
未だにリシュリューは余裕一つ崩さない。そして、リシュリューが次の手を打つ。
「木人巨兵、行け!」
その声が響いた瞬間、カルデアの四方に、新たな巨兵が現れた。
それも、巨大なる木人兵。木そのもの程の大きさの巨兵が八方向に現れ、進軍を開始した。
巨大たる兵が、砲の右腕と拳の左腕を持ち、動き始める。
この勢力差に追い討ちを掛ける様な強兵の召喚。>>726
「…それ位、計算済みですとも。」
…しかし、黄夫人は笑みを浮かべた。
「皆様!!私の方に固まって下さい!!」
その言葉に動かされる様に、全員戦闘を放棄してマスターの方に向かう。
「何だ…?」
リシュリューが奇妙に思った次の瞬間。
「…物理で殴るだけが戦いに非ず。これが大軍師の究極陣地!!ご覧に入れましょう、『試作機、石兵八陣』!!
黄夫人が宣言し、カルデアの周囲に巨岩の陣が現れる。
巨兵もその陣のレンジに入り、岩陣に迷い込む。
「石兵八陣だと!?」
リシュリューが驚愕する。
と、その時。何かが展開する音が響いた。
リシュリューが目を上げると、石兵八陣の少し外側より巨大な攻城櫓…否。移動要塞の如き何かが現れた。>>727
「なっ…」
(さっきの宝具はブラフ…!?本命はそちらという事か!?)
その移動要塞は、瞬時にして現れた。否、黄夫人が高速で要素を作り上げ、ブラフ兼足止めの石兵八陣を打ったと同時に展開した。
これはカルデアで黄夫人が今までの発明品を踏まえ思いついた自信作。
攻城櫓と木牛流馬、投石器等を掛け合わせ作り上げた櫓型攻城要塞!!
そして、砦が動き出す!!
車輪が回転し、砦が動く。そして、左右の敵はデイヴィと与一がひたすら倒す。
「月英殿、またとんでもない物を造られたな…」
「ええ、私の自信作の一つです!!このまま敵将までカッ飛ばして行きますよ!!」
その砦にリシュリューが、驚きであんぐりと口を開ける。
「三国時代の技術は恐ろしいと聞いていたが、想像以上だ…だが、図体は大きくなったならば、砲撃し叩き落とすのみ!!」
移動要塞に大砲の雨が降る。しかし、それでも砦は止まらない。
そして、砦が眼前に近付く。
「…成程、これはしてやられたという事か。」
リシュリューが笑う。
「さあ、与一様!!」
「はい!!」
与一が弓を引き絞る。それと同時に、リシュリューに弓が命中した。>>729
そう言うと同時に、戦場全体が突然肩まで浸かる程の水に覆われた。
「水…!?」
「何だ、雨も降ってねえのにここまでの水が急に!?」
その時、黄夫人が気付く。
「水ノ八卦…まさか!!」
リシュリューがワイバーンに担架毎持ち上げられ飛んでいく。そして…!!
「そうとも!よく気付いた。これこそが我が八卦。水ノ八卦たる真の力。これにより、地上をも水場の如くできる!!そして…!!我が信条を害せし敵共よ!!貴様らに信賞必罰など必要無い。必罰だけをくれてやろう──『汝、国家の敵に非ずんば我が敵に非ず(ホーラボォ・エミノンス)』!」
激しい音が地面、いや水面から聞こえる。激しい水の音と共に、巨大な、先程黄夫人が展開した砦よりも大きな兵器が現れる。
それは、リシュリュー戦艦。ヨーロッパ最高峰と言われたフランス武力の粋…!!
「済まないなカルデア。そして今ここで見せよう。ペンは剣よりも、そして知謀は武練よりも強いという事を!!」
要塞と戦艦が向かい合う。
第一の八卦との真なる決戦が、始まる。一応言っておきますとリシュリューのロシェルとかは次回で思い切り使う感じです
>>733
正直序盤から飛ばしすぎてないかと心配になるレベルっすね…
あと黄夫人の砦についてはほんとすみません
一回相談しとくべきでした…レージュさんに鯨憑きに関してでお聞きしたいことがあるのですがいらっしゃいますでしょうかね?
>>630
水着ですか!これは今から夏が楽しみですね…水着マリーみたいな白ワンピを着てもらいたい…(欲望丸出し)
めっちゃエモいって言ってくださる…とても励みになります…多謝…多謝…
>>657
>>708
わー!ヨモがいるー!お出ししてもらって本当にありがとうございます…5円玉をジャパニーズって言うの面白いな…とてもありがたい…
そしてなんて平和なお話なんだ…ルナちゃんはアレですよね、自分みたいに惰性で起きてるわけじゃなく、本人の性質もそうですけど小学生とかみたいな「やりたいこと沢山で寝られない!」って感じがしますよね。皆が優しくて幸せになりました…
あとゴーレム娘ちゃんがちょこっと出てきて、台詞からしてタイプなのでドキッとしましたね…可愛い…
>>681
お久しぶりですー!そしてお疲れ様です、どうぞ根を詰めすぎず…
>>731
ひゃー!リシュリューが格好いい!強そう!不敵!素敵!()
要塞と艦隊の対峙は絵面が凄いですね…コミカライズとかあったら中々作画量がエグそうな…でもそこが良い!巨大VS巨大はアツい!
ロシェルたちも楽しみです!>>739
全部ではないですが多少はクリアしましたねぇ>>735
ヨモちゃんお借りしましたー!書けば書くほど書きやすくなってきた気がしますヨモちゃん
そしてルナの理解が深いっ、そうなんですよあやつはあれもやりたいこれもやりたいして寝る時間削っちゃうタイプなんです。もちろん体質もありますけど
ゴーレム娘に気づいてくれたのもウレシイ…近いうちにお出ししたい…今回のもそうですが、ギル祭・ネロ祭みたいに参戦するトリオを此処のサーヴァントたちで考えるの楽しそうですね
(真夜中のリハビリにスッとお出しするss)
「………反応なし。空中も地上も私たち以外に生命反応はないわ」
「俺の兎も鳥も何も言わねぇ。クリアだ」
「「了解」」
廃墟と化した街にて統制の取れた動きで歩みを進めるのは、服装も人種も国籍も何ひとつ一致していない四人組。ただ一つ、「魔導書の運送」という目的のために手を組んだならず者たち。
“中世から続く一つの魔術師の大家の歴史に匹敵する”とされるその魔導書を護り運ぶために選ばれた彼らはそれぞれが戦闘のエキスパート。そこらの魔術使いとも比較にならない腕前だ。
ローブに身を包む痩せこけた女は星辰と大気の揺れから世界を知覚する。風と水の元素変換によって半径100メートルの大気および水分を含む生物は動きを知覚、阻害され、火と土に作り出された衛星の使い魔は空から索敵、空爆を行う。その道に疎い魔術師でも感嘆するほどの四大元素の取り扱いこそが彼女の武器だ。
軽装に身を包んだ筋肉質の男が使役するのは動物の体毛で作られたぬいぐるみに動物霊を宿らせたもの。まるで男の指先のように、しかし指先よりもはるかに多くの機能を備えて大地を駆け空を泳ぐ獣たちは女に知覚できないものを捉え噛み砕くために生み出されたもの。
索敵と妨害を担当する二人を守るように立つシスター服と軍服の男女も、また歴戦の猛者に他ならない。いざ正面からの戦闘となれば、並の魔術師なら詠唱させる間もなく頭を叩き潰してしまうだろう。仮に最後の一人になってしまったとしても、目的は達成できるほどの戦力がある。
………そう、運送の完遂と殺し合いであるのならば、彼らの勝利は必然だったはずだ。「肝試しですか?あまり喜ばしい行為ではないと思いますよ。お化けでも出たらどうするんです」
黒い影が、ひとつ。まるで初めからそこにいたように。微笑んでいるのを見なければ。
「迅兎疾走(Rapid Rabbit)!」
「聖亡きなり。聖亡きなり。救いはあらじ。罪はありき」
何を話すまでもなく、瞬時に敵だと理解した。理解したからこそ、尼僧と狩人が先手を取って叩き潰す。
数十匹の兎が跳ねる。兎霊で構成された兎のぬいぐるみたちは野兎のそれよりも速く駆け抜けて、獲物に食らいつくように爆散する。飛び散る一つ一つの肉片が人を殺して余りあるほどの呪いを帯びた上等な呪物。追いかけ埋め尽くし削り殺してしまうことに特化した対人魔術。
神に刃向かうような聖句と共に兎の間に挟み込まれるナイフ達はその全てに毒素が込められている。病み爛れ穢れたものを主の炎で祓い清めるのではなく、病み腐らせて崩す。主の愛も裁きも届かずに、永劫足を地底に引かれていればいいという祈りが確かに籠った秘蹟である。「おや、頼みます」
「了解」
鈍く光る銀苦無がその全てを射抜いて断ち切る。苦無はおろか、弾丸すら粉砕する呪いの雨を断ち切ったそれは、切断の術式が仕込まれた特別な礼装だ。稀代の絡繰師に造形された銀の刃は滑るように回転し、日本刀の形になって、新たに現れた黒い影の手元に収まる。
「よく間に合いましたね。その服装なのに」
「黒スーツはそっちも同じだし、あとわざとらしい……向こうはこっちが隠れてたこと気づいてはりましたよ」
「おや、残念。ならそちらは攻撃してきた狩人とシスターをお願いします。時間を稼ぐだけで構いません」
パン、パン、と手を鳴らすことでまるで最初から仕込まれていたように霧が立ち込め、晴れて仕舞えばそこにいたはずの人影が三つ消えてしまった。協力者であったシスターと狩人が、そしてその二人の撃ち込んだ呪いを切り払った亜麻色の髪の青年がここにいない。元素変換の女が行使する感知システムでも感知できない、マナと視覚と距離感を狂わされた空間が展開されている。
「幻術は得意なもので。少々手をかければこの程度はできるものです」「よくも簡単に言ってくれるわね。軽くとはいえマナにも作用するなんて大魔術の域じゃないの」
「修行の賜物と、直接的な干渉は私ではなく師が施してくださったからですね。……さて、お話をしましょう。ひとまずその銃と杖を下ろしませんか?」
返答は轟音で返された。軍服の男が放つ、鉄塊をも粉砕する魔弾の銃撃が頭と心臓を砕くはず……だったのだ。
「話し合いましょう。何も命を取るわけではありませんよ。殺してしまうつもりならもうとっくに殺しているでしょう?」
無傷。まるで最初から何もなかったように。粉砕するはずだった銃弾もモヤのように。紺青色の男は立っていた。汚れひとつもついていない、全くまっさらな状態だ。青年の顔も、少し困りげに眉を下げてはいるが動揺のひとつもなく、また警戒心もない。だからこそ、気味が悪い。
「対話を諦めないでくださいよ。人に許された血を見ないコミュニケーションの方法の一つですよ」
「並の防護魔術なら砕く銃弾だぞ?それでも無傷でよくしゃあしゃあと」
「無駄話をしない。コイツ、下手に話すと良いように食い散らかされるタイプだわ」その言葉に応えるように、軍服はナイフを振るう。人体防護の魔術を破却する呪詛を帯びたナイフと銃弾を組み合わせた格闘術。そして、その攻撃を確実に通すように魔術師に仕込まれた大気の鈍化、収束による束縛が青年を襲う。
「……私は戦いたいのではなく、対話がしたいんです。どうか、抑えてくれませんか?」
無傷。無傷でいけしゃあしゃあと対話を試みる。その顔は争わなければならないことに対する悲しみと、ここからどうすれば対話に持ち込めるかの困惑で満ちていて、刺客である二人に対する敵意は何一つない。
人によっては“舐められている”と感じて憤慨するかもしれない。
しかし、歴戦の二人だからこそこの訴えが本心であることと、自分たちのキャリアのためにもそれを受け入れるわけにはいかないことを知っている。だからこそ、冷静にこの状況を看破した。
「こいつ、手応えがないぞ。命が薄い」
「幻術ね。本物もすぐに割り出したわ。……Στασιμότητα(滞れ)」
幻術は完璧で、埒外で、異常だった。たとえ魔術師が相手であっても本物の人体と何も変わらない手応えを与えるものだった。それが、ただの実力者程度なら。
自身の人体を最適に操作する支配の魔術と、秘めたものを暴き壊す解体の魔術。その二つを組み合わせた軍服の武術は些細な違和感を解き明かし、その違和感の思考を伝達することにより魔術師が全力で実体を捕捉する。「どれだけ誤魔化しても、人体は存在するわ。無いと思い込んで仕舞えば捉えることはできないけれど、あると思えば物事の捉え方なんて幾らでもあるのよ。だから、あなたはそこにいる」
“そこにいる”という認識を一度ずらしたのであれば、意識が虚像に固定されることはない。魔術によって創造した、幻術に嵌められる前に作り上げた本来の常人を外れた感覚機能で本物の敵を知覚する。点で探すのではなく、面。空中からの複数の視覚と地上の生体反応察知の魔術。それから逃れられる術は、どうやら持たなかったようだ。
「πεφταστέρι(星の涙よ)」
獲物を見つけた小さな星たちは猛り墜ちる。今の今まで自分たちを嘲り、姿をくらましていた不届き者の身体を粉々にし、天の怒り知らしめるのだと質量爆弾として墜ちてくる。その速さの前には回避は意味をなさず、青年の右腕、左脇腹、左大腿骨を粉砕する。
けれど、優れた魔術師の中にはそれでも生き延びてしまう人間が存在するから。だから、手は緩めない。
軍服のナイフが首を刺す。絶対に仕留めるという殺意が表れるかのように刃を捻ってねじ込んでみせる。なにせ相手は幻術でこちらを嵌めた傑物だ。だから油断はしない。そこまでして、やっと、やっと───────
「………お見事。やはり和解せずに終わらせるのは惜しい」
目の前のそれが、魔術師という人の括りとは異なる化け物であることを理解した。「失礼。ですがやはり、一人ほどには眠ってもらうことにいたしましょう」
残っていた左腕が辛うじて捉えられるほどの速さで跳ね上がり、軍服の首を掴む。そのまま爪が首筋に突き刺さり、何かが吸われていく。いや、その何かが血液であることはわかるのだが、血液と共に人の身には見えない何かが吸われている。それは生命力、すなわち魔力であるのだが……
『なんだ、あの左手。どうして体が再生している!?並大抵の治癒術師の腕前を越えて……いや、違う。そもそもこれは魔術じゃなくて……』
その左腕は異形の腕。人ならざるもの、人と袂を分かった怪物の遺した左腕。その遺物が与える神秘と魔力は常人には耐え難く、しかして一度それを物にすれば正しく傍若無人の鬼となる。
「おやすみなさい。次に起きた時はお名前を教えてください」
向こうとの通信は未だ取れない。こちらほど化け物であるとは考えたくないが………
「そう固まらないでください。私は本当に、あなた方を害するつもりはないのです。むしろスカウト……そう、専属の魔術使いとしてのスカウトですね。あなた方の利になることをしたいのです」
「魔術使いは信用が第一よ。そして私たちにはプライドがある。この任務を破綻させてまで私たちを良いように使ったところで、私たちに優れたリターンがあるとは思えないけれど」
「あなた個人を雇うのであれば、そうですね。でも違いますよ。私は、時計塔と同じ魔術協会という括りでありながら下働きのようになっているあなた方の自立の力添えをしたいだけなのです」その一言は、致命的な、速効性の、猛毒だった。古き魔術の復権を夢見て数百年前に立ち上げた、神代ギリシャの魔術師の末裔たち。しかしながらも望むように栄誉は見出せず、いつしか存在は秘匿され半ば魔術使いのように身をやつした私たち。その私たちを知っていて、その言葉を吐いてみせる。
………そう言えば、何処となくだが、目の前の青年はアジア系の顔だ。そして今、言葉で事をやり込め収めるとある著名な極東の一族が思い浮かんだ。確か、その名は─────
「野紀家当主の命を受け、いずれ消えゆくその貴さを守り抜くために馳せ参じました。羅城家当主、羅城大我です。……あなたの名前を、教えてください」「こわっ……うーん、やっぱり慣れへんよ。いや、ちょっとは慣れとるんかな?」
誰にも聞こえないように呟いて、目の前を飛び行くグロテスクな鳥のぬいぐるみを切り落とす。精巧に内側の肉や骨まで再現しているのが気持ち悪い。一般人の道に進んだとして、きっと自分は人体や食肉に関わる仕事にはつけなかった自信がある。
「しぶとい。大人しく潰されるか、神に祈って潰されるか、選んで」
「堪忍。無神論者言うわけやないけど、宗教戦争は反対やねん……っと!」
シスターの振るう槍を基本の日本刀の形で流し、時折大剣の形で受け止めて、鍔迫り合いの最中に刃のついた籠手の形に切り替えることで距離を詰め、殴打を試みる。
恵まれた魔術回路とは言えないがために、この道で生きると決めた時から武術を磨いた。師の教えと魔女のアドバイスは今も胸に宿っているが、このような土壇場では搦手を使う隙は無い。体に染み付いた動きが活きる。それに、自分の魔術回路はもう別のところに容量を使っているから。
「……弓が当たらない。マーキングもその都度外されている。ただの呪術や呪詛の類じゃないなこれは?」
「………運が悪いだけやないの?」
「白々しい。ここまでの域となると……それこそ、魔女の遺産ぐらいしかないぞ」そう、実のところそこまで簡単にあしらえているという話ではない。とある魔女がくれた礼装(指輪)の起動で呪いを凌いでいる代わりに、青年の魔術回路がかなり割を食っている。強化に使える分は問題ないが、それ以外の魔術や呪術を使うとなると、脳の演算も含めて少し難しい。しかしながら、礼装の効果が敵の不運の連発と自動的な零央への解呪であることも鑑みると、やはりこの礼装の停止は難しいのだ。残念なことに。
「……けどいいか。それもそろそろ終わりやね」
実力者二人を打倒するには決定力が足りないことは否めないし、そもそも認めないつもりもない。ただ、耐えるだけならまだ余裕はある。そして、この耐える時間が自分たちにとって良い方向に終わることも零央は確信している。
「だって、ほら」
目の前で戦っていた二人が、驚いたように通信機の先の相手と話をしているから。
「お師さん。ミッションコンプリートですよ」「お疲れ様、レオくん。やっぱりレオくんは強いね」
「よう言うわぁ。肉体スペックで言えばタイガくんの方が上やないか」
「礼装の使い方と武術のセンスだとレオくんの方が上だよ」
先程まで固めていた表情を崩し、年頃の青年のように笑顔で微笑む二人。羅城大我も、高円寺零央も、世間一般であれば未だ大学生の年齢なのだから。
「それにしても……こんなふうにガッツリスーツ着込んで戦うのは初めてやなぁ。ちょっと動きにくかったんやけど、なんで着らなあかんの?」
「相手の印象へのインパクトとか、あと野紀家代行を務める礼儀、かなぁ?俺はもう着慣れてるけど、確かに最初は違和感あるかも」
師である野紀の手助けをすると決めてから既に数年。力だけでは彼の働きを到底補えないと確信していた大我は師の身の振り方を学び、力ではなく言葉と仕込みで戦う術を身につけた。
“そもそも相手を土俵に上らせない”というところにまでは至っていないが、それでも一端には口が達者になったなぁと思うことはあるのだ。
「俺の頭は硬いから……レオくんみたいに上手く礼装の活用なんかはできないんだよね。柔軟な考えが苦手だから、戦う時にはいっつも小細工なしで突っ込んじゃうんだよなぁ」「そら、まあなぁ……お師さんは追い付けるとか、そういう問題やないけど。それなら自分なりにできることを精一杯せなあかんからねぇ。いつの間にか、そういうところを真似してしもうたんやなぁ」
“盤面を丸ごとひっくり返す”師匠の業の模倣はなし得ない。自分に無いものはいくら欲しがっても与えられるものではない。ならば、学べるところは余さず学べばいい話だ。
発想の転換とそれによる魔術の活用法ならたとえ魔術回路が優れていなくてもできる。それができれば、そして補助礼装さえあれば、少なくとも普通以上の働きはできるはずだ。
「とにもかくにも、師匠が俺に頼んでくれた人材確保の根回しは終わり。その成り行きで西行さんからレオくんをお借りした謝礼の魔導書の確保も終わり。よし、帰ろう」
「そやねぇ。……ね、帰りに何か食べていかん?もう夜やし、お腹減ってもうたわ」
「お、いいね。焼肉行く?」
「これお高いスーツやないん……?匂い移るの気がひけるわぁ……」
終わりです
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/雨と蛇と魔女の森
この上記の事件を乗り越えていずれ至る二人の青年の未来図のお話
用事も片付いたので自分の尻を叩くためにあらかじめ未来予想図を投げつけておく作戦紹介
羅城大我
高校を卒業して本格的にそちら側の社会に入って色々と頑張った大人の大我くん
とある事件を終えて鬼としての自分と向き合い一つ先のステップに上がったらしい
師を習って丁寧に相手を言葉と仕込みで詰めるタイプにはなったが荒事になった際には、もしくはなりそうな時には、未だに素直に突っ込む癖はあまり変わらない敬語でスーツな鬼青年
しかし、そもそもそういう水面下の出来事において師匠みたいな化け物レベルの詰め方は出来ないからと荒事と交渉を組み合わせた自分なりの方法を模索しているので不安はない
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/羅城大我
高円寺零央
高校を卒業して魔術やそっち側の社会の道に足を踏み入れることを選んだ大人の零央くん
同じくとある事件を通して一つ先のステップに上がったとか
フィジカルの強化の他、師を習い、多くの礼装への理解度を深めて柔軟な発想の転換とそれに基づいた行使を心がけるようになったらしい日本刀な仕事人
師ほどの物事への異常な理解度はないが、そもそも参考にはするが目指しているわけではないので自分なりのスタイルを目指せば良いと思っている
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/高円寺零央女魔術師
元素変換と占星術を組み合わせた四大元素の魔術が得意。本編では風と水を組み合わせた半径100mの空間の大気の動作の知覚と範囲内の水分感知による生物探知、火と地を組み合わせた衛星の使い魔による高速飛行空中哨戒と発見時の爆撃を見せつけた
西暦初期から脈々と続く己の一族に誇りを持っているが大した偉業も立てられずに大手魔術協会の手足になっている事実に屈辱を感じていた模様
男狩人
死霊魔術と動物工学を組み合わせた動物霊の憑依した動物のぬいぐるみの使役が得意。調教したぬいぐるみ達を働かせる他、古き良き狩人の概念を一族が汲んでいるので呪詛を付与した弓矢もよく扱う
実は女魔術師と同じかちょっと下ぐらいにはギリシャの狩人としての自分に誇りを抱いているらしい、まだまだ若い青年。裁縫の腕はピカイチ
尼僧
聖職者にあるまじき呪いの概念武装をぶん回すシスター。その武術は聖堂教会仕込みなのだが悪びれもなく呪詛の類を使うあたり主への信仰心はおそらくあまりないと思われる
元聖堂教会のシスターで今は魔術使いの不届きもの。死ぬときは主に懺悔しながら首を吊るんじゃないかしらとは本人の談だが廃教会でタバコを吸うんじゃない
軍服
防護魔術を貫通するように作られた特注の弾丸とそれを撃ち込む0.5インチの拳銃を握り、特注品のナイフを逆手に持つ軍人
自身を支配する魔術と解体の概念を操る魔術が得意な軍人上がりの魔術使い。魔術師殺しな性能ではあったのだが、相手が魔術師ですらない吸血種だとダメだったらしい下戸でタバコ嫌いのお兄さん
スーツで戦場で戦うメンズは一種のかっこよさがあるというお話でした>>759
魔術使いたちがとても魔術使いしてますね…!
私この四人だと尼僧さんがすき。詠唱がめちゃくちゃ不敬ですき突如カー○ィを満面の笑みでプレイする典韋ちゃんというシチュが脳裏をよぎった
描こうかな…>>771
良いと思います!>>731
満を持してのリシュリュー級戦艦
三国時代の兵器と近現代兵器のぶつかり合い、どちらも浪漫があっていいですなぁ
八卦将としての力も明かされて、他の面々もどんな力を有しているのか今から気になって仕方がない
>>759
魔術使い達の個性が各々際立ってて面白い
個人的に尼僧さんが一番破戒的というか元聖堂教会所属とは思えないくらいのやりたい放題ぶりに惹かれました
>>766
いいですねえ。セラフィックスもそうでしたが、海上にあって神秘絡みの活動を行う施設は一つの浪漫を感じます
あと定期的に各国の港に停泊しては
「あの船何なんです?客船にしちゃ見かけない感じの船舶ですけど」
「覚えとけ新人。世の中にはな、知らなくていい事や知らない方がいいって事もよくあるのさ」
こんな感じのやり取りが交わされてるとなお良し>>738
個人(魚)差ですか、わかりました。お答えくださってありがとうございます!
>>759
零央さんに大我さんがスマートな格好良さを取得している…!スーツに日本刀とかロマンの塊すぎるし…それぞれに違ったスタイルがあって尊重しあえるの良いですね。
魔術使いは実用性重視な分戦闘も無駄のない動きになって大変好き…特に狩人さんぬいぐるみ作り得意なの萌える…(ぬいぐるみの某キチグマっぽさからは目を逸らしつつ)
>>769
スーツ似合ってる!クールな笑み!でも垢抜けない感じ!いいお仕事をなさる…
>>785
メイフラワーとかどうでしょう?ピルグリム・ファーザーズの乗った船と同名ですが、花の名前でもあって栄光を意味する感じで>>788
大我「近いうちに師匠に並ぶくらい、スーツと笑顔が似合う男になってみせます(フンス)」やっと…やっとホテル聖杯戦争の続きが書けたぞ…
ということで投下してもよろしいでしょうか…?>>797
ありがとうございます、それでは以下連投失礼します!
…の前に、前回まで期間が開いたので前回までのあらすじ!
〈あらすじ〉
亜種聖杯戦争への参加を手紙によって誘われて、チェコより遠く日本へやって来た凡百魔術師カトカ・オルロイ。
主催者やホテルの総支配人、従業員たちと顔を合わせ、サーヴァントが召喚出来ないなどのハプニングに見舞われながらも夜を明かす。
しかし、翌朝。目が覚めると空は夜色が続き、白い月がぽっかりと浮かんでいた。
のみならず、館内には謎の化け物が徘徊し、奇跡的にもセイバー、柳生十兵衛と合流できたものの事態の謎は深まる一方。総支配人である折外明や従業員たちの集まった食堂に到着するも、主催者は死亡しており状況の打開には繋がらない。
そんな中でも館内では他参加者たちの熾烈な攻防戦や探索が繰り広げられていた。
さて、時は少し経過し、夕暮れ時と言える頃のこと───◇折外明────1階廊下
月明りが照らす道を進む、一人の男の足音。一歩一歩より先に、カツカツという音も聞こえる。誰かなどは知れている。明自身のものだ。
人類が電灯を発明した後は、夜は暗くても視界を奪うものではなくなった。しかしそれはあくまでも電灯ありきの話で、電灯の失われた世界の夜は常に人に危険と恐怖を齎す。そういう意味では、厚子夜ホテル旧館は今は正しく危険と恐怖の世界だ。
電気が通わなくなった。或いは、電気系統が故障した。先ほど事務室の方に行ってブレーカーなどを一通りいじったが事務室内さえ明かりはつかなかった。明は機械類にはそこまで詳しくはないが、それでも支配人として必要なくらいの知識はある。それらを総動員しても明滅さえせず、緊急用の充電式懐中電灯をあるだけ持ってくることしか出来なかった。
電気系統で奇妙な事を挙げるなら、館内全域が停電というわけではなく、特定の個所では問題なく電気がつく、ということだ。食堂だってそうだ。三文たちに聞けば、厨房は十全にガスも電気も使えたという。出てきた料理を確認したところ、それは嘘でもないようだ。
電気が通っている場所に接点はない。少なくとも1階を確認したところでは、繋がりは見えなかった。厨房は使えるが、エレベーターは動かない。館内電話は繋がるが、外部とは繋がらない。折角設置したWi-Fiも機能していなかった。>>799
万が一を考えていなかったわけではない。話を聞いた時から、何らかの事故や事件が起き得るというのは理解していた。対策はしていたつもりだった────が、これでは何の言い訳にもならない。
とにかく、あそこに行こう。思案に沈む気持ちを転換させる。あそこに行けば、或いはと。
周囲に気を配りながら、息を押し殺し、足音を静めて歩く。こういう時、やはり照明がないのは不便で仕方がない。美しい月にもケチをつけたくなるものだ。
目当ての場所は1階にある。このまま階段を上るのは些か危険性があるので、上り下りのないこの階に避難が出来たのは重畳と言っていい。扉の前に来て、開けようとノブに手をかけようとして────自分の首元に堅い何かが触れたのを感じた。
「動くな、とは言わない。けれど代わりに、何してるか聞いても良いかい?」
聞いたことのある男の声だ。顔を動かし、視線を後方へ遣る。明の首元には竹刀がかけられていた。真剣ではないのはせめてもの慈悲か。しかしこの男なら竹刀であろうと自分一人くらい造作もなく殺.せるだろう。
生唾を呑み、身体は向けず眼だけ男に向ける。男の眼は、自分や普通の人間とは違って二つのうち一つが眼帯で隠されている。唯一こちらに向けている冷涼な光のこもった眼差しを、形だけでも臆していない風にして見返す。
「…無論、構いませんとも。セイバーさん」>>800
◇◇
「……なるほどねェ、妹君を探しに」
「はい。どうしても、心配で…」
明には志歩という妹がいる。妹といっても、義理の妹だが。明の父が昔離婚した女性が亡くなった際面倒を見てくれと頼まれてやって来た。両親が死.んでからは、彼女が義理であっても明にとっての唯一の家族だ。
明は総支配人として、聖杯戦争の主催地の者として、従業員や聖杯戦争に参加した人々の安全を守る義務がある。だが、家族を守りたいという願望もある。
セイバーというサーヴァントは明の説明に耳を傾け、少し考えるようにした後竹刀を下ろした。そこでようやく、息を十分に吸えるようになった気がした。
「大体はわかったよ。確かに、家族は心配になる。けれどよ、何も黙っていくことはないんじゃねぇか?皆が眠っているうちにそっと…なんて、怪しまれない方が可笑しいぜ?」
「…それは、申し訳ございません。どうしても、気が急いてしまって」
「そんで、どうして此処に?」
「志歩が、よく何かあったら此処にいたので…」
扉のノブを撫でる。冷たい感覚がむしろ安心する。ノブの輪郭に指を添わせる一連の動きをセイバーは眺め、不意に気安さを顔から消して、
「…アンタ、隠し事は止した方が身のためだぞ」
「…何のことでしょうか」>>801
そんな風にしてみじめっぽく狼狽えている明をセイバーはなおも釈放することなく凝視して、明が何も言おうとしないのに、小さく息を一つ吐く。そして、明の目の前まで距離を詰めて、逸らしたくなるほどに力強く見詰めた。
「アンタ、目が見えてないだろう?」
手に持った杖を落としそうになるのをすんでのところで堪えて、震える指を落ち着かせようとした。しかし、思考が落ち着かないものだから当然指も落ち着かない。
言葉を使わず、視線で食い下がってくるセイバーから半歩引いて距離を取る。何とか、何とか頭の中にある言葉を繋ぐ。
「…杖の、ことでしたら、そういうわけではないので」
「杖だけで判断はしてねぇさ。動きでわかるんだよ。俺もまぁ…似たようなもんだからな」
どうやら言い逃れは難しいようだ。観念するしかない、という諦観が逃げ道を探す哀れな思考回路を止めてかかる。明は、その諦観に従った。
「他のひとには…従業員たちには、言わないでください。お願いします」
「どうしてだい?何も、目が見えないからってアンタを差別するような連中には思えないが」
「…それはよくわかっています。彼らは優しい…だから、きっと無理をする。私は、彼らにこれ以上無理はさせたくありません」
従業員たちの優しさは、これまで一緒に過ごしてきた歳月の中で明が誰よりもよく理解している。優しいからこそ、彼らには教えられない。無理はさせたくない。今までだって自分で何とかしてこれたのだ。皆が辛い状況である今、頼ることはできない。>>802
食堂にいる従業員たちやカトカを休息を促し眠らせて、一人で抜け出したのもそのためだ。従業員たちは訳の分からない状況に放り込まれて、化け物を見て、逃げて、精神的にも肉体的にも限界はすぐそこだった。家族や友人とはぐれた者もいる。そんな中で自分一人が館内を見回る妹を探すとなれば皆ついてくるのは目に見える。食堂は安全だが、1階が安全とは限らない。明はまだ動ける。辛うじてだが魔術も使える。護身程度なら出来る。だから、敢えて抜け出した。
そんな明の主張を静聴し、セイバーはまた小さく息を吐いた。先のような敵意や追及の意志を持ったものではないが、どことなく同情のようなものが感じられる。
「…どれくらい見えないんだ?」
「…殆ど、ですね。昔はまだ見えたのですが、最近からめっきり」
「それなら、杖だけでどうにかなるものじゃないだろう」
「魔術を少しかじっていまして。杖は念のためです」
話す相手が出来て、心が幾許か軽くなったように感じる。極めて落ち着いた状態で受け答えが出来ていると話しながら思った。何も悪いことではない、という自覚は持ってはいるが、それでも隠し続けてきたことを告白するのは罪の懺悔と似通っている。
セイバーは既に明に対して敵意は向けていない。あからさまに、であって、もしか内心はまだ明に不信感や疑念を持っているかも知れない。しかし、疑問を投げかけ話を聞く以外は何もしては来なかった。視線にあった敵意はもう消えていた。>>803
「なるほど、おおよそ把握した。悪いな、色々と訊いて」
「いえ、そんな。むしろ謝るべきは私の方です」
「とりあえずは黙っておくさ。その代わりに、この事態が終わったら、皆に自分ではっきり伝えろよ?」
「勿論です。隠し続けるのも…無理がありますしね」
明の返答を聞き、満足げにセイバーは頷く。顔には普段の気安い、少々だらしない笑いを浮かべていた。
「それじゃあ、さっさと帰ろうぜ。俺もマスターに留守番させ続けるわけにはいかねえ」
「そ、そうですね。早く帰りましょう────」
返事を言い切る前に、ポーン、という音がした。何の音か、明にはわかる。
何故、という疑問で頭が白一色になる。確認したはずだ。エレベーターは────動かない。それが、さも当然のように音を立てて動いている。>>804
「俺の後ろに。離れるなよ」
腕を掴まれ、セイバーの背後に動かされる。尻もちを搗きそうになるが、何とか姿勢を正す。離れるなと言われるが、逃げようにも足がうまく動かない。
セイバーと共に、道の突き当り、エレベーターを睨む。上部の階を表示するパネルで点灯しているのは「1」の番号。今までどの階の表示も出ていなかったのに、今は明瞭にこの階を指し示している。
ゆっくりと扉が左右にスライドする。月の光のみの、薄暗い空間でエレベーター内の橙がかった色味の光は強烈すぎるほどに映えている。そうやって扉が完全に開ききる前に、後ろへ身体が持っていかれそうになるような衝撃と空間をつんざくような音が響いた。セイバーの竹刀と、何かが────エレベーターの中からの何かが、激しくぶつかり合った音だ。>>810
(´・ω・)
これが負の無限ループ…やはり決断しなければならない…!なんと描きやすいフォルムか……逆に安易に自分が頼らぬよう自重せねば
ちなみに趙雲をコピーしたカービ○ではなく、○ービィ化した趙雲、というイメージで描きました(どうでも良い)
>>815
万能だあカー様「そんな決定権がお前にあるのか」という声まで聞こえてきました
やはりダイスしかないそういえばもうすぐエイプリルフールの時期ですか……
>>820
な、なんと……準備万端……!めっちゃ少数の選ばれし精鋭だけ入学させて教職員及び自給自足設備のメンテ人員も最低限にする半プライベートスクール状態にすればそんなに大きさ必要ないと思うのだ
最悪雨水の濾過と浄水施設だけ用意しておけば足りない食料は寄港した時に買えるのだ>>827
参考がてら、クルーズ客船では小柄な方である『ぱしふぃっくびいなす』(聖霊・白鳥戦艇のサイズを想像する時の参考にした)の要目。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B1%E3%81%97%E3%81%B5%E3%81%83%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%81%B3%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%99船の拠点と聞いて(浮上)
船と言っても色々あるのです。例えば
・常にあちこち遊覧中の移動拠点
・普段はどこかに停泊していて有事の際は海に逃げられる拠点
あとは魔術が関係無い一般目線でどう見えているかという点もありますね。何かの船に偽装してたり一般人からは観測されないよう隠してたり。
ちなみにWASPの移動拠点ビーハイブは豪華客船に偽装して世界中を回っていて事務の人が表向きに『〇〇ツアーの為に□□国へ向かいます』とかの手続きをしてるという感じです。
なので何でも持って帰ったりすると国によっては密輸扱いになっちゃうから気を付けなきゃいけないんだよ分かってるのかい風花ちゃん。どこで拾ってきたのそのロゼッタストーン。
以上、「移動拠点ってロマンだけど神秘の秘匿とかどうしてるの」とかの答えをこっそり明かして私は去るぜ(潜航)ホテル聖杯戦争のNPC(明とか)のプロフィールをどこかのタイミングで出したいな出すべきだよなとは思うけどそのタイミングがわからない…という
皆さんご感想ありがとうございます
>>808
良かった…柳生さんは理詰めっていうより感覚的なもので真諦を把握しちゃいそうだなぁと。イカサマやひっかけも得意そう。
そういうとこだぞ、三厳。
>>809
大正期に建てられた旧館というのもあって雰囲気バツグン!うまいことクラシカルさとホラーさとを合わせていきたいです
>>812
エレベーターは何もない時でもドキドキする乗り物…(ただのビビり)
抱え込みがちなこの総支配人がどんな結末を辿るかは今後のお楽しみ!
>>818
実際エレベーターからのびっくりFlash系は昔何度となく味わいましたので…ええ…
ここに十兵衛さんがいて良かったね、みたいな>>835
初代マクロスみたいなか感じ?バッサリ言ってしまうとWASPって外で暴れるか中でしんみりするかが殆どなので拠点の構造について詳しく触れるような話ってほぼ無いと思うのです。
強いて言うなら私がイメージしてるアンドリューの最期がユージーンがWASPにアンドリューが居る&WASP内でも煙たがられてると知って「よーしぶっ〇す!」と向かった時の始末の仕方が銃でZUDONして海に叩き落とすってのがあります。あ、そうだ。朽崎くーん!ちょっと質問なんだけど施設の跡地って使う予定あるかな?
船は大きすぎると小さい島や港や浅いとこには入れない(観光客を降ろせない)、なので地元の漁船等が橋渡し的な仕事を受け持つことがあります(どうでも良い無駄知識)
>>842
アリだと思います
まぁ外観決めるなら先にメインで扱う神秘を決めて、そこから考えていったほうがよさそうなのでまだまだ保留なんですが…思い立ったのでWASPのメンバーについて私なりに纏めてみた年齢ごとの大まかな分類をば
幼児〜10代前半(年少組)
人体実験のために各地から買ったり攫ってきたりした子供達や施設で生まれた子供達。改造される前に助けられた子もいるが改造済みが殆ど。中には功を焦った者の無理な実験で酷い有様の子供もいる。
例:ソフィ・セーレイズ、雲月風花等
10代半ば〜20歳(年中組)
実験や改造を受けてある程度結果が出た者が殆ど。事務に着く者や戦闘班に所属する者など進路は様々。
雲月風花の身体を使った改造を施されている者が多い。
例:ソラ、ヴォルフ、七間涼子、山峰小夜子等
20歳以上(年長組)
もれなく改造済み。中には寿命が削れている者も多い。多くが施設の研究に加担させられておりその事を負い目に感じている者が多い。
例:裂月・(略)・伊織、椿・スノウハミング、ガロ・ゲッツィオ、オリビア等
大人組
施設時代から雇われていた者が神羅に雇い直されたり施設時代のことを悔い改めたり後からWASPに入ったりと様々。
例:バロック、エラルド・ルース、伍星雪等
アンドリュー
なんかこいつだけ反省も何も無く仲間ヅラしてWASPに居る。WASPのドノツラフレンズ。メタ視点でそのうち死ぬから許されてる(許されてない)感ある。>>847
今までのWASPキャラから見た傾向というだけなのでこれから先WASPキャラを作る人に強制する気はありません。>>849
力説カシンチャン、カワイイ!>>851
ヨシ!
>ヨシ!(何科で使えそうなネタゲットの顔)
なんか面白いコトやってくれそうの顔。
>施設はどこにある
なんかこう……どっかの孤島にある、あったってイメージですね。具体的な地点は世界線で変動。
電波なんかは阻害する技術あるだろうし、あんまりヨソから干渉される場所もイヤだろうしで他と関わり薄い状態を選んでそうです。
で、その施設に物資運んだりする手段である船がWASPの移動拠点ビーハイブの前身って想定です。
>>840
先日もそれっぽい話題が出たですけど、WASPとクッチーは依頼人と請負人だったり同業者としての関係性はあると思うんで、そこら辺の繋がりからビオランテさんとクッチーでなんか絡みは書けそうよね、という話。>>849
やはり物理こそ至高…!!一隻に100人は多いのかな…少ないのかな…
またまた考え過ぎてわからなくなってきたぞぅ…>>852
ビオランテが中を探索する話とか思い浮かぶ。(書くかどうかは完全に未定)星雪のこそこそ話。
自室には『暫定版・殺/害予定リスト』が堂々と貼られている。>>855
> >>746でもあながち間違いじゃなかったり
というか限りなく正解に近いよ
そもそも師匠が本人の熱意にも関わらず高円寺ィの魔術関係者ルートに乗り気でないのは「お前才能ないよ」が九割だけど残りの一割は純粋に心配してるからなので、熱意に押し負けて手伝いを許すルートに入れば(あいつ悪意に基づかない押しには弱いところあるから大体このルートにはなると思うけど)確実にマジカル八極拳とかミスティック斬鉄剣とかその方面に伸ばすよう勧めてくるよ
才能で適性が決まる魔術よりは努力と矯正でなんとかなる格闘術の方がまだ見込みがあるし、本人的にも自分は呼吸感覚でできてることよりデータを集めて研究して覚えたことの方が教えやすいので>>855
>>あと手袋とスーツの相性がいい
カレーとライス並みに相性抜群なのだわ!ざぶーん……(潜水艦の浮上音)
あんまり出過ぎないと忘れられちゃいそうだけれど、色々書けてないから出現も出来てないこの頃……
実はなんだかんだで潜伏していろいろ読んでます。感想ちゃんと書かなきゃ…………!>>868
実は最適解に近い。でも電話に出たのがアルフレドの場合「その男とは縁を切ってますので(意訳:そちらで処分してください)」と返されるからどうにか息子の方にコンタクトをとる必要があるんですね。
アルフレド
曲がりなりにも血を分けた兄弟だし直接手を下したくない。追放にしたのもそのため。
ユージーン
魔眼継承時に先祖の魔眼に宿る残留思念を読んでその思いを踏みにじったアンドリューに対する絶許度がマッハ。>>865
うーん、さすがに兄貴の知り合いに噛み付くほど狂犬ではなかろうて……
>>866
朽崎はあかんねん、遭遇戦が報復戦になって攻める側と攻められる側が交代しかねん
第一回終わったあとの世界での話やからね
>>867
条件で言えばいちばん近いのはここになるかな
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! 『おれは 奴の攻撃を防御したかと思ったら その威力が10倍になっていた』
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか幻術だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっとよく分からないものの片鱗を 味わったぜ…」
ポルナレフ構文を持ち出したけどつまり要するに『原因と結果が釣り合わない現象』に対して深く突っ込まず
「あんなの依頼主から聞いた話に入ってないぞ、顧客に正しい情報を渡さない方が悪い私は降りる」を出来るのが好ましい(人からキャラクターを借りる上で戦闘不能まで叩き込み続ける話を書くつもりが無い)です>>871
はい……本当はそういう役回りってこれまでのひとみのssでそうしてきたようにその話を作る時々で一から自前で用意するのが礼儀ではあるんですけど……
なんと言いましょうか、『特撮の新規フォーム初回登場販促補正』とかそういう感じの…………
場合によってはお言葉に甘えるやもしれません
寛大な対応ありがとうございます例の船についてとりあえず最低限の内容をざっくりまとめたんですが見てもらってもいいです?
よくてよついたのでザザっと
『名前』未決定
『概要』
海流のマナにそって航海を続ける神秘の船。
陸の上で失われていく神秘に見切りをつけ、未だ人跡未踏である深海にこそ神秘の極みがあるとした魔術師の集まり。
海にまつわる神秘を追究することを目的としている。
船上には後進を育てるための教育施設が存在する。
『船の大まかなグループ』
航海総括(全体指揮、気象保障、船体の維持&認識阻害などを担当)
生活管理(雑務全般担当。主に食事・食材の管理、清掃、治安維持など)
調査隊(海に出るエリート部隊。人跡未踏の深海に挑むほか、比較的浅い海中や孤島の神秘も調査する)
学び舎(生徒が所属している。後進の育成のための施設。
教師は授業内容に合わせて航海総括、生活管理、調査隊からそれぞれ派遣されてくる)
『船の人数』100人前後(仮)>>875
以上です
これ追加したらどう?ってのがあればいっぱい教えてください海は良いぞぉ、恐ろしくて美しくて良いぞぉ
海っていえば、今月23日か4月2日までルルイエが浮上してた年があったそうです。
ルルイエは春の季語>>888
>あんまりオープンで仲良くやろうとするのも型月世界的にズレてきそう
まぁはい。WASP云々は設定固まってきたら考慮する余地もあるかも?止まりにしておくべきでしょうね今は。
>>889
薬抜きとかですね。実験体にされた悪影響が無くなれば後は大丈夫なメンツでサポート出来そうだし。
>>894
そんな貴方にフリー設定の渦。こっからなんか好きな魔術とかを選んで捏ねくり回せばいーんですよ!
なんかアドバイス欲しいなとかあれば相談乗るし
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E6%B8%A6祖先的に考えるとアンモナイトよりノーチラスの方が歴史あるモンニ……
それはそれとしてシーラカンスって脊柱空洞になってるんだよね、面白くない?(支離滅裂な言動)>>894
カモンですよカモンカモン
船にばっかりかまけてて肝心の乗船させるキャラがまだ一人くらいしかいないので大歓迎なのです
本当に……船だけあって誰も乗らないなんてのは寂しすぎるので……
船が完成したらみなさん乗ってほしい……乗りたいと思わせたい……海といえば自鱒の海水人間こと右潮緒十
夏場には近所のプールや海で指導員してる。ラジオ体操のスタンプ係のお兄さんもしてる。来る子供に「明日はアイスだってさー、来ないとおれが食べちゃうよ?」とか言う
>>893
⭐︎5フォーリナー松尾芭蕉…?しょうがないにゃあ……
三日後ぐらいに登場させる予定のキャラの所属が決まってないから船ってことにしてもええよ
だから設定詰めといてね>>900
ぴええ……締め切りが三日後くらいに設定された…
やらねばぐぬぬぬ……
なんとなく浮いたままだったトラブルメーカー(話の起点作り、引っかきポジ)キャラを完成させようかすら……!私が今今温めてるキャラは設定的に時計塔の降霊科じゃないといけないから船所属には出来ないですがうちからも船所属キャラを出したい。でもそのために新キャラを作ってると連続で新キャラを出すことになりそうなので出来るだけ既存キャラを移籍する形にしたい。
うちの子でそういう組織にスカウトされて乗りそうでかつ海と親和性が高そうな魔術師or魔術使い……ルファスとかどうでしょう?>>908
分家だからそことらへんは陛下と旧なんとかの宮家から降嫁した人の孫の孫の孫ぐらいの関係しかないよ
なんとか血を濃く保とうとインブリード繰り返した結果先祖返り起こすレベルまで到達したからある意味血筋的には濃い関係かもしれないけどね>>907
あらかわすこ(あら可愛い私このキャラ好きの略)起伏のない体格…クリスティーヌじゃなくてクレティアン……
…なるほど……うちで乗船いけそうなのはポルカさんかなぁ。
海系ドラゴンの研究とかしそうかもだし、そうじゃなくても一定期間専属での魔術刻印や回路の調律師として雇われたりは出来そうなので。>>912
了解しました、採用されてもされなくてもオッケーな感じで捏ねますね~!>>915
とりあえずざっくり考えてる外の関わりはこんな感じです
『外部との繋がり』
『船』は半年に一度の周期で港に停泊する。
停泊期間は一ヶ月。この一ヶ月の間に物資補給、魔術的資源の取引、有望な人材のスカウト、船体の総点検などを行う。
生徒たちにとっては夏休み、または冬休みにあたる。
『船』に乗る、あるいは降りる機会はこの一ヶ月の停泊期間以外にない。
停泊期間外の個人的な下船は追放処分という形で一応は認められている。
下船とは言うが海の真っ只中に身ひとつで放り捨てられるだけで、最低限の渡海能力がなければ自殺と変わらない。
魔術協会とは魔術的資源の取引と人材の引き抜きに限り関わりを持つ。敵対・協力関係はない。
聖堂教会との関わりは皆無。そもそも接触する機会がない。トラブルメーカー枠で魔術刻印&回路調律師を担えるポルカさんは黒鹿さん的にはNGな感じです?雇われたら食事制限はするから人死は出ないと思いますが。
匿名の筋からなのですが「生徒って何歳から何歳まで想定?WiFi使える?プレ●テ持ち込んでいい?外部からの侵入は妨害してくれるよね?どこ住み?てかlineやってる?」だそうです
学び舎についての設定が大まかにできてきたので貼っておきます
『学園(仮名)』
『船』の次代を担う後進を育てるための教育機関。船上に建つ凹の形をした巨大な学舎が目印。
全寮制。全ての生徒が五年の時間をこの寮と学舎で過ごす。内二年間は基礎を学ぶ混合科、残りの三年間を三つの科のいずれかを選んで進む。
学園に入る者の年齢制限は設けられていない。十歳に満たない子供も百歳を超えた老人も等しく受け入れる。
入試試験などは存在しない。生徒として受け入れる者は基本的にスカウトという形で引っ張ってくるので、声をかけられた時点で試験に合格しているようなものだからだ。スカウトによって入学した生徒が必要な能力水準に達しなかった場合はスカウトマンのミスとされる。
極めて稀ではあるが例外的に試験が発生する事例もある。自力で『船』にたどり着いて入学を希望する者が現れた場合のみ、試験が発生する。
『混合科』
基礎を学ぶ学科。
始めの二年間は全ての生徒がこの学科に在籍する。
この二年の間に生徒は自身の向き不向きを把握し、航海科、生活科、調査科の三つの科のどれを目指すかを決める。
多種多様な生徒が集まるこの学科では、能力を伸ばすこと以上に人脈作りが重要とされている。
能力が認められれば混合科での二年間を飛ばし、飛び級で三つの科の内いずれかに進むことも可能。>>931
『航海科』
船の運航に必要な能力を幅広く求められる。
特に重要なのが天候操作と星詠みと魔導工学。そして人間に対する管理能力。
将来的な幹部候補の育成が目的。この学科の生徒は『船』の重要区画を任せられるようになる。
幹部候補ともなれば船内の工房を優先的に与えられる。自分だけの研究環境を整えようと航海科を目指す生徒は多い。
『船』全体の維持・向上を目指す生徒と、自身の地位向上を優先する生徒が半々くらいで分かれている。
『生活科』
名の通り人間の生活に必要な能力『生活力』が求められる。
生徒本人の生活力もさることながら、ゴーレムやオートマタといった使い魔をどれだけ増やし、操り、自分の手足とできるかも重要となる。
これは人手不足に陥ることがないようにするために必要な能力である。逆に言えば人手の問題を解決できるなら使い魔を不要とすることも認められる。
必要不可欠ではあれど『船』の本義を担う航海とも調査とも違う学科のため、生徒数は他の科に比べて少ない。
海の調査や神秘の探求とも違う個々人の目的を優先する変わり者が多く見られる。
『調査科』
調査能力の他にも戦闘、逃走、救助といった実戦的な能力が求められる。
戦闘力が重視される学科であり、授業内容も机に向かっているより現場に出ることが多い。
基礎的な立ち回りを除いて、魔術に頼った戦闘能力は個々人による差異が大きいため教師による個人指導が主流。この教育方法のせいか『生徒と教師』というよりも『師と弟子』といった関係に近くなる。
『船』の主目的を達成するための最前線たる調査隊入隊が叶う学科であり、生徒人気は高い。「神秘の追究」「根源への到達」といった最も魔術師らしい目的を持った生徒が集う。>>942 >>943 >>944
「……オレの家、大昔にどっかの幻想種と交わったことを自慢にしててさ……ちょっとでも血を濃く保つために親族同士で結婚すんのが慣例になってるんだけど、そのせいか近年に至っては生まれつき部位が足りてなかったり先祖返りが歪だったりで10歳越えられるまで生きられる方が稀なレベルだったわけ。そういうわけでオレにも兄弟が上下合わせて十五人ほどいるんだけど、五体満足なのがオレぐらいだし大人は落伍者にかけるコストがどうのって面倒見ないからオレが一人でやりくりしてたんだよな。
そんなある日の朝、着替えようとして鏡の前に立ったオレは自分がうっかり婚約者兼十歳上の叔母のブラウスを着てしまっていたことに気づいたんだが……
その時気づいたんだ……カワイイ格好するの興奮するなって……」
「長々とめちゃくちゃ重い話を聞かされましたけど前半部分の情報まるまる要らなかったですよね?」
(※初登場予定作品より抜粋)>>945
前半の部分から魔除けとか長生きの願掛けかなって思ったのに…のに…っ>>945
身の上話かと思えば性癖の話になった!となると、エイベルは生活科が合いそう。
自分の心臓に埋め込んだ『物』は果たして本当に『竜の心臓の欠片』だったのかを調べるため、とか。建てました〜
一応家出た理由の九割が「どうせ兄弟は全滅したし大人に従ってても根源到達は無理だな(超察知)」なあたり魔術師としては超真っ当な部類ではあるんですよ?
なお残り一割の「オレよりカワイイ度が下回るやつら相手にウイポでもやんねぇ配合の種馬すんの嫌だな…」>>950
ポルカさん「まぁそりゃ現状でしたら外部の人間の雇用はどうなるか不明なのでしょう?でしたら必然的に生徒としての参加になるんじゃねーの?あ、勿論調査科に在席したら調査作業はキッチリ務めさせていただくつもりですし、共同生活に協力しない、なんてワガママは言わないぜ?でもオレに調律師としての働きをして貰いたいっつーんなら、金を払うなりどなたかの春を売ってくれるなりしてくれねぇと嫌ですわ。そこら辺はちゃんとしたい女ですもの、私」
との事です。>>956
魔力量:EX(正確には∞)だから、ゴーレムもオートまたも出し放題という。『船』に乗る、セーフかアウトかよく分からない存在が出来ました……黒鹿さん、いらっしゃいますか?
>>962
『船』や乗っている人たちの守護や見廻りなどを受け持つ代わりに、『船』に封じられることで世界からの消失を免れる、という契約を交わしている、いわば『船』専属の守護神。此処から一歩でも出てしまうと、強制的にこの世からの退却が始まってしまうらしい。
「まるで泡になって消えてしまう、人魚姫みたいにロマンチックだろう?」
とは本人の弁。
気分や人によって態度を変える、気ままな海神様。船に乗った鼠取りの猫。歩く天災。用務員や警備員なのに問題児枠。
他人のプライバシー?なにそれ美味しいの?
生徒の失せ物を探して一緒に駆け回ってくれる時もあれば、
面白半分で教師の魔術の成果を台無しにする時もある、神霊らしいヤツ。>>963
『船』内は彼の庭みたいなものであり、あらゆる場所への出入りも監視もチョロまかしも自由自在。
海の生物ならば何にでも変身できるが、ク.ソガk……幼い精神状態を反映してか海の生物の特徴を持つ、少年の姿をよく取る。
その気になれば、『船』という領域内で海や水に関する大規模な自然現象を一瞬で引き起こしてみせるが、基本的には退屈しのぎの悪戯に使う程度。或いは有事の際くらい。
しかし、『船』や乗っている人たちの目的を理解しており、自身が真にするべきこと・してはならぬことは彼なり弁え、見守っている。
……ただ、気まぐれが過ぎるだけで。多分。
魔術師:
もう『船』に乗っていない人物。
初めはこの魔術師と契約を結んでいたが、いつの間にか『船』との契約関係に変えられていたらしい。
騙されたー、悪い人間だー、と言いつつ何だかんだ連れ出してきてくれたことに感謝している。>>964
「ヒャッハー!!今、我が身は荒れ狂う津波の如く!鎮めたければ贄(おやつ)を寄越せー!!」
「コソコソしても無駄だぜ人間よ、おかえりー!お土産はー?」
「ったく!廊下にポイ捨てしやがって……。捨てた人間が真水に触れなくなる呪いにかかりますように、っとぉ。」
「あー!あのよく分かんないキメラかー。邪魔だったから檻ごと退かしたぞ。」
「変化ってそんな怖いもんなの?俺は端っからもうカタチが決められていたから分かんねーや。」
「神に誓っちゃう?怖いもの知らずだね、アンタ。」
「退屈は神様だって殺.せるっつーの。」
「んー?此処に縛られた事に後悔はしていないぜー?籠の中の鳥ならぬ水槽の中の金魚、上等上等ぉ!ま。そういうワケだから刺激くらいは寄越してくれよな魔術師たち!」
「海にも恐ろしく、無慈悲な顔はある。……ただの美しい風景程度に受け止めていた奴が、愚かだったとしか言い様が無いね。」
「──────大海に泳ぎ出る、ちっぽけな生命に幸あれ!よく学び、よく育てよ若人たち!」カイだとガッツリ被る……
……いやでも私あいつのことをサイコパスとかお嬢キチとか従者のやべーやつとかしか呼んでない気もするというかあいつのことちゃんと名前で呼んでるのお嬢様ぐらいやわ
ならええか……ふと思ったこと。
プリシラってぜってーランルーくんとの相性最悪じゃね?>>967
あー!!??!!
「カイ」はとりあえず紹介する上での仮称にしますそうします申し訳ないです……>>924
うちのモンスターメーカーことモリソンとかいかがでしょう?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC
出資理由は珍しい幻想種の一部とかを融通してもらう感じで星雪の『暫定版・殺/害予定リスト』、実を言うとアンドリューの名前はそんな上にはなかったりする(アンドリュー当人がはっきり視認できるよう、でかでかと書いてはいるが)。
何でかというと、ガロの両親と2人の兄の名前が一番上に、アンドリューのよりも大きく書かれてるから。あ、WASPのページにエイベルを追加しました(ずっと忘れてた)。
ではこの辺でおやすみなさい。魔術師版の財団X……名前はどうようかな?
>>973
テッセラとか?
正十二面体の各面は正五角形、建物を飾るモザイク、
1~2cm程度のサイコロ状の小片を組み合わせて作ったモザイクなどをテッセラといいます。>>982
船の神の鳥之石楠船神とか?>>982
北欧由来というのもあってニョルズ関連とか? 漁夫の神という事で船も司りますし。後は女神ラーンの嵐の海に広げている網とか……。黒鹿さん、『船』って制服みたいなのはあるのでしょうか?
ふ、フリングホルニ……
……海神(仮)、『マレオ』って名前にしようかと考え中です。
海を表す「mar/mare」に「男(お)」を加えたとか、スペイン語でめまい、乗物酔いを意味する「mareo」とか、面白由来的なやーつ>>988
おー!?何それ素敵愉快……!船の新キャラ、俺ももうすぐ完成しそうです
いつもの熱血ゴリラ系統じゃないです
むしろクール美少女の可能性あります>>990
アリだと思います!!>>990
進路先とのコネがあるとか、バックボーンがあればアリだと思います。ナントカ科のお偉いさん関係者の私塾ってことにしとけばいいんじゃないかな
改めてうちの子って物量で押すキャラが多いなって。私自身『一騎当千の兵には千と一の兵をぶつければ勝てる』って考えだからかな。
それはそうとジャスミンが百体の人形を操る技の技名が浮かばないのですが何かアイデアありませんか?
>>990
ふむふむ、『船』に行ったジャスミンの所属をどうしようか悩んでるんですよね。なんとなく生活科の人手要員みたいな感じをイメージ。時計塔の関係者との人脈だと派閥とかも考慮しないといけませんね。
そろそろ埋めるべさ
1000なら戦闘描写
嘘予告
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#206
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