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・各作者たちはレンタルサーヴァント・マスターのページを編集してください。
聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/出先だから手短に言うけどキャラのモデルを大々的に言うのは作者のんほぉと「そのキャラの劣化版」感が必要以上に強調されてしまう関係上おすすめしないよ
気持ちいいの言ってる作者本人だけだからあと「モデルにしました!」って言ってるキャラが自分の推しでそれに対する解釈とか要素の拾い方が「浅い」と感じた場合、もう作者ごとnotformeになっちゃうから
- 4此方スレに貼ってからそのままコピペしてwikiにも貼れる簡易FGO風ステータス設定テンプレでございます。お使いくだされ。2021/08/12(Thu) 14:44:15ID:UwMjcxMzY(1/1)NG報告
>>4
これは…気遣いの達人…ドロ率アップ待ちサーヴァントはそいつがリセマラSSランク人権サーヴァントになってしまうのでNG
一応は「特定キャラ所持が必須の持ち物検査ゲーではない」って名目で売ってるFGOでそれはインフレ以上にヤバい>>8
これは素材QP集めの味方サーヴァント「招き猫」を実装するしかない……一説には太田道灌どのとも関わりある話があるし……
レージュくん、横路に逸れてないで異聞帯の続きを練ろう!(人格分裂)イメージCVは何度か変わる人もいれば固定になっている人もいます。サーヴァントとマスターでわけるとこんな感じです。
曹操→小杉十郎太
在原業平→KENN
厩戸皇子→石田彰
エドワード黒太子→宮野真守
ダレイオス1世→皆川純子
イオラオス→佐倉綾音
ロビンフッド→瀬戸麻沙美
フロームンド→香里有佐
トラヤヌス→竹内良太
足利義輝→池田秀一
ヘンリー・フェアフィールド・オズボーン→金尾哲夫
大嶽丸→小西克幸
ウィーラーフ→江口拓也
林崎甚助→緑川光
プロスペロー→東地宏樹
役小角→千葉繁
アームストロング船長→中田譲治
小アイアス→福島潤
小野小町→桑島法子>>12
香坂夏美→藤井ゆきよ
浅井螢→櫻井孝宏
ナイトハルト・ケーフェンヒラー→中村悠一
カイホスルー・アードゥル→郷田ほづみ
神野幸長→藤真秀
食満四郎助→安元洋貴
決まってないキャラクターも何人かいますね。ハクマで動かしている将門公も未だにイメージCVが決まってない。趙雲はCV寺島さんか神尾さん辺りでBBAQQ型タゲ集中+精神異常メタ持ち系鯖っすかね
一身是胆スキルの豪胆状態(1ターン精神異常を受けた時無効化+攻撃力アップ)とが強い感じ
周瑜はCV未定、BAAQQでサポーター型、普段は軍師系スキルが他よりバフ量低いが水辺でバフ効果が高くなる感じですかね
許褚はCV高木渉辺りを連想しててバスターゴリラ型
バスターバフとか攻撃力クリ威力アップとか使いまくる防御系スキル無しの完全パワー全振りバーサーカーとかいうよく考えたら性能的にはアレだなって感じのアレ
ちなみに宝具効果は青紅剣が他スキルでデフォQだがBにも変化可能(Aには変化できない)の単体宝具、防御無視、自身の攻撃力アップして攻撃
赤壁ノ舟、灼焔ノ雨がB全体宝具でダメージ後にやけど、延焼状態を付与、自身にやけど状態へのダメージ量をアップ
玉砕の礫がB全体宝具、宝具威力アップ、バスターアップからの大ダメージっていう感じですかね
張角と董卓はまだスキル効果までは固まってないグヴェンジーナ
クラス:ライダー レア度:☆5
基本ステータス:HP15212/ATK11540
コマンドカード:QQAAB
《クラススキル》
◆対魔力:B ◆騎乗:B
◆千里眼:A/自身のスター発生率を25%アップ
《固有スキル》
◆叡知、天命を分つ:B
味方単体に無敵貫通状態を付与(3T)+味方単体の宝具威力をアップ(3T/30〜50)+味方単体のBuster威力をアップ(3T/30〜50)
◆高速詠唱:A
自身のNPをものすごく増やす(80〜120)
◆遥か遠き大天球:EX
味方単体にNP獲得状態を付与(3T/50〜100)
《宝具》
『薄明の車輪(ブロセリアン・ブレイカー)』
ランク:A 種別:Arts
味方全体の攻撃力をアップ[LV](3T・3回/20〜50%)+味方全体に強力な攻撃[LV]+味方全体の最大HPをアップ[OC](3T/3000〜5000)
Busterでシステム周回ってコンセブトを考えてたらコヤンが実装されたという()どーも見通し雑チャートはガバリンボマンです。前スレで次でクッチー関係者投下かも言われワクワクしております立て乙。以上。
こんにちは!私は壊れたパソコンを修理しに街へ出たら駅で道に迷い、道を調べようとして初めて携帯電話の電池が朝からずっと切れていた事に気づいた未開の蛮人!新スレ乙ですわよ!
イメージCVは………前述の通りパソコン壊れてるからコピペ作業がしんどいし、行数取ってレス数調整大変な割に前貼った時レスもよくてよもなかったし、どうせぽまいら興味ないんですやろ?
ほな私SSと前スレ終盤にちょっと言及したキャラのキャラシ書きに戻るんで……タリエシン
クラス:キャスター
レア度:☆5
基本ステータス:HP14559/ATK10246
コマンドカード:QQAAB
《クラススキル》
◆閲覧権限:EX サーヴァント特防2%
◆ブリテンの吟遊詩人 毎ターンスター獲得(2個)&「円卓の騎士」を付与されない
◆陣地作成:C ◆道具作成:D ◆神性:C
《固有スキル》
◆直感(吟遊):EX(6〜4)
味方単体に「円卓の騎士」特性を付与(5T)&スター発生(15)
◆導く事無き理想郷:EX(9〜7)
味方全体の「円卓の騎士」にNP獲得(3T/20)&毎ターンNP獲得(3T/15)&無敵(1T)
◆我が身に宿りし書庫の鍵:EX(9〜7T)
味方全体に宝具威力アップ(1T/30%)。確率でBasterカード性能アップ&Artsカード性能アップ&Quickカード性能アップ(3T/30%)
《宝具》
『詩人タリエシンの世界(ブック・オブ・タリエシン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 Arts
味方全体に強化解除無効[OC](1〜3回)&強化成功率アップ&攻撃力アップ&防御力アップ[Lv](20〜30)。「円卓の騎士」のスター集中アップ(2000%)。>>23
「花の魔術師の友人にして最も偉大なる吟遊詩人。「輝く額」のタリエシン、登壇!」
PU2はアルターエゴ木伽愛込
周回では使えない高難度特化の万能サポ。
マーリンには少しだけ忖度。
宝具カード選択時は「騎士たちの話をしよう」。言い出しっぺなので1騎作ってみた。
「棄教者よ、罰を受けよ。叛逆者よ、死に沈め」
───雷帝に仇なす敵兵を鏖殺.せんとする、恐るべき殺戮猟兵隊長。
''マリュータ・スクラートフ''
クラス:アーチャー
レア度:☆3
基本ステータス:HP 8665/ATK7677
コマンドカード:QABBB
《クラススキル》
◆狂化:EX
自身のBusterカードの性能をアップ
◆対魔力:D+
自身の弱体耐性をアップ
◆単独行動:A-
自身のクリティカル威力をアップ>>25
《固有スキル》
◆殺戮猟兵:A+++(CT8〜6)
自身にターゲット集中状態を付与(3T)&自身に「被ダメージ時に自身のクリティカル威力をアップ(3T)する」状態を付与(3T)&精神異常無効状態を付与(3T)
◆拷問百般:B+(CT8〜6)
敵単体の防御力をダウン(3T)&自身に通常攻撃時に対象に防御力ダウン(3T)を付与する状態を付与(3T)
◆無辜の怪物:D+(CT7〜5)
自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3T)&自身の防御力をダウン【デメリット】(3T)
→幕間の物語『主の夢路に殉せよ獣』クリアで強化
◆無辜の怪物(異):D++(CT7〜5)
自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3T)& 自身のBusterカード性能をアップ(3T)>>29
強化前だと「殺戮(される)猟兵」「(自分の)血染めの大河」とか言われるやつじゃあ...>>29
て、敵全体のミスです……味方は轢かないです……()
コヤンと違って自分で自分をバフしても火力は出ないですけど、A多めのパーティに入れることで宝具を乱射して味方のHPを盛りまくることで高難易度でも使える、みたいなのがイメージです。
他人に投げれる即時NPチャージが無いのはちょっと困りものですけど、最悪1WAVEだけなら自分の宝具で何とか出来るっていう塩梅。既に言及済みのも多いけど、うちのキャラのイメージCVはこんな感じ。
新八:阪口大助(菅田将暉でもおk)
景清:小栗旬
マウイ:三瓶由布子
ビートル:田村ゆかり
西湖:中尾隆聖
トム&ハック:野沢雅子&青木和代
百目鬼:照英
忠相:若本規夫
カポネ:島田敏
周公旦:デーモン閣下
グリフィン:高野麗
エイベル:洲崎綾
桃夢:ひと美
ビオランテ:竹達彩奈
リディア:佐藤亜美菜
星雪:神谷浩史とまー、次スレに入ったので、18:10にビオランテのSSを投下する予定。
>>34
時間過ぎたので投下するでよ。
つむぎ「莉花ちゃん経由で友達になったビオランテちゃんが夏休みを利用して里帰りすることになったんだけど、色々あって私達のスペイン旅行も兼ねることになりました! 海外は高校の修学旅行以来だからとっても楽しみです! 次回、と言ったら語弊はあるけど『特攻淑女エル・ビオランテ』。『マトリモーニョ・コンセルタードのお誘い/翠園館へようこそ』! ……サブタイトルはいいけど、肝心のタイトルはどうにかならなかったのかな?」
特攻淑女エル・ビオランテ
序章:マトリモーニョ・コンセルタードのお誘い
序幕:翠園館へようこそ
それは、ビオランテが日本の専門学校に通っていた頃の話。
ビオランテは別の学科に通っている友人、武井莉花との繋がりで、学校がそれぞれ違う宮野つむぎと花小路琴羽とも友人となっていた(※つむぎが短大、琴羽が大学)。
4人でワイワイ楽しく遊ぶことも多く、夏休み中に旅行でもしようかと話し合うこともあった。
ビオランテの実家であるバルベルデ家は、仕事の関係で琴羽の実家である花小路家との間に太い繋がりを有しており、旅行の件が両家に伝わった事で話は大分斜め上ながらも一気に進み出す。
かくて両家のお膳立てによりビオランテの帰省も兼ねて、つむぎ達の夏休みスペイン旅行が決定事項となったのである。>>35
そして8月中旬。
所はスペイン、アンダルシア州の州都、セビーヤ(※日本では『セビリア』表記の方が一般的ですが、スペインでは『セビーヤ』の方が発音的に正しいです。ついでに言っておくと、『スペイン』は英単語でありスペイン語での正しい名称は『エスパーニャとなります』)にあるセビーヤ空港。
成田から、マドリード=バラハス空港(※2014年に『アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港』へと改名されました。)を経由しながらビオランテはつむぎ達を連れて帰ってきた。
「日本のパスポートの信頼性は違うわね。ほぼ税関が素通しだったわよ」
「ビックリしたよねー」
「私もー」
「密輸出入などには基本的に無縁なのが大きいと思いますわ」
税関を無事通過したビオランテは日本のパスポートの扱いの良さに思わず感嘆し、莉花もつむぎも仰天。
琴羽だけは冷静に、それでいてリアルな推測を口にする。
アレコレ言いながら4人は到着ターミナルを歩き、出迎えが着ているかを確認するため周囲を見渡す。
J.C.バルベルデ参加の会社の制服を着た青年がビオランテの視界に入り、青年もビオランテに気付く。
それから10数分後、日本からのツアー客を乗せたバスに相席という形でビオランテ達も乗り、一路バルベルデ邸へ。>>36
それから時が過ぎて、セビーヤ郊外バルベルデ邸。
古風な建築様式だが、近代的な技術が用いられたと分かる大きな豪邸である。
「良かったのかな? サロン席、優先してもらったけど」
「3人が遠慮するだろうなって思ってレンタカーを借りるって言ったんだけど、聞いてくれなくてさぁ」
乗ったバスはサロン席付きの豪華なものであり、ツアー客の人数がそれほど多くなかったのもありビオランテ達はサロン席に案内されたのだ。
それでつむぎはツアー客に対して少し申し訳なく思っているのが伺える。
ビオランテも察したようで、即座に裏事情を説明してくれた。
「サービス精神旺盛ってとこかも。にしても、大豪邸じゃん」
「父は『翠園館』と呼んでおりました」>>37
バルベルデ邸を見て唖然とする莉花に、琴羽は『翠園館』(※正式名称『マンシオン・ハルディン・ベルデ』を和訳した名称)という通称を教える。
その名の通り、植物に覆われていると錯覚させられる上品な深緑の外壁が目を引く。
多数の使用人達が現れ、ビオランテ達を出迎えた。
「みんな、ただいま」(◇。※◇のマークが付いている台詞はスペイン語です)
「おかえりなさいませ、ビオランテ様。旦那様達もお待ちしております」(◇)
応対した執事長は自然な流れでつむぎ達を応接間へと案内し、我が家なのでビオランテは慣れた足取りでそこへと向かった。
数分後、応接間。
落ち着いた感じの、それでいてどこか中世を感じさせる内装が印象的な室内。
年齢の割りに大分若々しい感じの夫婦に加えて、通訳係である日本出身の部下もいる。
ビオランテ達が室内に入るや、夫婦は次女であるビオランテを抱きしめた。>>38
「よく帰って来てくれたね、ビオランテ」(◇)
「待ちわびていたわ」(◇)
「ただいま、父様、母様。そういえば、プリシラは?」(◇)
「あの子なら、ちょうど商談で商品説明をしているから、帰って来るのはもう少し後になるね」(◇)
「それなら、ちょっと安心しちゃった」(◇)
両親に抱きしめられながら、ビオランテは帰宅の挨拶をする。
『プリシラ』なる人物がまだ仕事中だと父、ロレンシオに知らされてどことなく安堵するビオランテ。
両親との仲が良好であることが良く分かる、ビオランテの姿を見た莉花はどこか思う所を感じながらも、すぐに気持ちを切り替える。
ビオランテの両親は大分名残惜しみながらもビオランテを解放して、つむぎ達にも挨拶。
通訳係がそれを訳し、直後に2人を彼女達に紹介した>>40
ビオランテの自室。
思い思いの客間を選び、荷物を置いたつむぎ達はビオランテと一緒に談笑していた。
「そういえば、ご両親との会話中に『プリシラ』なる方のお名前が出たような気がしたのですが」
琴羽はスペイン語が出来るので、ビオランテと両親の会話に出てきた『プリシラ』という名前が気になっていたのである。
その点を指摘されたビオランテは「あー……」と言いたげな表情をしながら説明してくれた。
「歳の離れた姉よ。大きなパティスリーのオーナー兼パティシエール(※パティスリーとパティシエールのスペイン語訳が分からなかったのでこう表記しています)をしているわ。これがロクでもないシスコンでね、自分と私のどっちに告白すればいいか悩んで情緒不安定になってた今の義兄に『私と一緒にあの子を共有すればいいのよ』ってプロポーズして結婚にこぎつけたレベルの変態なの」
「何それ気持ち悪い」
「莉花ちゃんが言いたいことを言ってくれたからノーコメントで」
ビオランテの説明を聞いて本気で引く莉花とつむぎ。
琴羽も聞かなければよかったと思っているのが分かる表情になった。>>41
直後、ノックせずに妙齢の女性がドアを勢いよく開けて突入し、ビオランテを見るや彼女を力強く抱きしめる。
「おかえりなさい! 私とロドリゴのビオランテ!」
「……ただいま、プリシラ」
嬉しさ半分、迷惑半分の複雑な表情をしながら妙齢の女性である姉、プリシラにも帰宅の挨拶をするビオランテ。
プリシラとビオランテの表情の噛み合わなさを見て、つむぎ達はビオランテが実の姉を変態呼ばわりするのも致し方ないかな、と思ってしまった。
莉花「ビオランテのお姉さん、マジで変態っぽいわー。でも翠園館ってすっごい快適ー。なんだかんだほぼフリープランの旅行を満喫してるんだけど、近づいてほしくないのがアタシたち4人に狙いを定めたらしくて……。次回、『特攻淑女エル・ビオランテ』。『マトリモーニョ・コンセルタードのお誘い/アラビアから来た求婚(しんりゃく)者!』! 求婚を『侵略』って読むレベルの地雷とか無理!」
以上です。
このSSで判明した事実多数。はい!拝読して参りました!以下感想です!
まず黒鹿ファンさんのルナちゃん冒険譚最新話!
人狼…に引っ張っておいて主題がまさかの…!人狼求めて地下に凸るルナちゃんですが、冒険初っ端からある種天敵とも言える存在と対峙してしまったわけですが、運命やいかに!?
あと「『無理』『不可能』そんな言葉で諦めてしまえるのなら私は魔術師なんてやっていない。」という文はルナちゃんのまさしく軸だなぁと。それに魔術師ってそんな生き物ですよね…
次にレージュさんのアッシリア最新話!
在り方が歪に変質してしまいながらも矜持を捨て去らない彼女(?)は、果たしてどこまで続くものか…影より見守る謎の存在も含めて、異聞帯におけるポジションをどこに収めるのかが今から気になりますね。大ボス感がしますが、果たして…?
次に木伽さんのドイツ異聞帯予告!
記憶とそれに伴った己というものが欠如していく様をテセウス船に喩えるのはそれだけ酷いのだなという哀愁を感じさせますね。なんとなくモノローグの主は予想しておりますが、ここまで至る彼女の道程を追っていきたいと思いました
次にここのえさんのインド!
私、インド神話とかマハーバーラタとかさっぱりだけどパリクシット王がめちゃ強なのはわかる!書いてあることがもう強いモン!
キャラシ出来てるけど…っていうのはよくわかります。最近筆の摩擦力が異常に増しているので…よく…
次にライオンさんの北欧異聞帯!
さり気にドン・ファンの大砲吹っ飛ばされが偽装で、フーシェさんやっぱ抜け目ないな…と。血の匂いを嫌うのは、あの時代のフランスを生きた人間ならばといった感じですね。
そしていつも通り()のヒュギエイアさん。完全な狂気になり切れないというのはむしろ最大限さえ振り切った苦痛…>>52 (続き)
次にジョーンさんの剣豪SS!
剣の道を進む人たちって、何でこう、血の気が多いのでしょうね!()
という冗談はともかく、至っていようと形違えば興味惹かれる、というのは剣の道以外にも通ずる考えなのでしょう。そして丹下左膳という方、初耳でしたのでググらせていただきました。剣豪ってやっぱり無限のテーマなんだなぁ…CVねぇ……最近考えてたのだと:
カライス……喜多村英梨
ゼテス……たかはし智秋
マラジジ……高森奈津美
くらいでしょうかね。>>56
彼女の、感情を爆発させたり日常を過ごす中高生の演技が好きだったり>>64
晩年考えたら、『銀河英雄伝説』のトリューニヒトよりはラッキーだよな、とは思います。
アッチは自分の特技で自分の命を縮めたし。声優……声、優………みなさんイメージ抱けてるんですね、すごいなぁ
明日には■回投稿します>>66
どうぞまぁ案の定ですし私は金輪際イメージCVとかの話題には参加しないわけですが
>>66
お好きにどうぞ>>66
どうぞ~「こんにちは(Hola)、お客様。ワタシはロバート・フェルナンデス。この事務所で、クチサキサンの護衛を務めるものデス」
【氏名/Spell】ロバート・フェルディナンデス/Robert Fernandes
【性別・年齢】男性・15歳/女性・15歳
【身長・体重】198cm・112kg/157cn・47kg
【誕生日】3/21
【血液型】O
【利き手】右
【出身地】南アメリカ・ペルー
【趣味・特技】ゲーム(好きなのはアクション、得意なのはFPSとリングフィット)・非合法行為全般
【好きなもの・嫌いなもの】セコ・デ・ポージョ (鶏肉の煮込み料理)・子供を利用する悪人
【外見・容姿】黒いドレッドヘアを一つ結びにした褐色の巨漢。瞳を隠すサングラスと漆黒のスーツ、何故か首から下げられたロザリオが目を引く男性。
【所属・職業】聖堂教会・ボディガード
【イメージCV】杉田智和さん(サン・ジェルミ伯『ドリフターズ』/坂本真綾さん(リップバーン・ウィンクル『HELLSING』)>>73
【魔術属性】地
【魔術系統】降霊術、第八秘蹟
【魔術回路】質:C / 量:B / 編成:正常
【決戦の日】さようなら、日本。ありがとう、朽崎さん
【魔術・特殊技能・特性など】
聖堂教会に所属する代行者。現在はある事情で日本に訪れ、朽崎遥の護衛を務めている。
代行者になる前は裏社会で雑用をこなしており、現在も非合法な行為全般を得手とする。文字通りあらゆることをやってきたため、尋問・暗殺から爆薬の調合、ひいては公文書偽造からハッキングまであらゆる分野に精通している。ある事件をきっかけに義父である神父に拾われ、代行者として一通りの戦闘技術を叩き込まれる。その後、社会勉強として日本の教会で司祭を務めることを命じられ現在に至る。
代行者としては比較的平均的。灰錠、黒鍵、各種式典、鉄甲作用を操る。彼の場合は特に灰錠を愛用しており、その鉄拳は戦車の装甲すら紙屑同然である。
代行者として洗礼詠唱などを収めているほか、高位の降霊術に適性を見せる。所有している概念礼装に宿る霊(例:第七聖典におけるセブン)を降霊することで爆発的な力を得ることが出来る。
形式上はデミ・サーヴァントのそれに近いが、サーヴァントを10、夢幻召喚やそれに匹敵する封印指定執行者を8~9とすると、彼は精々2~3程度である。
○黒鍵・灰錠
代行者御用達の武装。彼は灰錠にも鉄甲作用を付与することが出来る。
○無垢なる乙女(サンタ・ブランカ)
シエルにおける第七聖典に値する概念礼装。通常はロザリオの形をしており、魔力を流すことで彼の長身を遥かに越える大鎌の姿を取る。その長さから莫大な遠心力が乗るため、その破壊力は折り紙付きである。
その真価は降霊術と併用した時に発揮され、ペルーを始めとした南米で信仰される『死の聖女(サンタ・ムエルテ)の有する力の一端を憑依させる。一端とは言っても総体からすれば爪のごく先端、髪の一本程度のもので、サーヴァントはおろか埋葬機関に対しても逆立ちしても及ばない。
余談だが、降霊術を使用する際には肉体がサンタ・ムエルテの……すなわち、女性のものに変化する。>>74
【人物像】
気が優しくて力持ち、を地で行く青年。
世界の闇を身を以て知りながら、それでも世界には美しくあって欲しいと願うことが出来るマキシマム善人。
情に厚く義理堅い。人情家であり涙脆い。今時日本にもそうはいないであろう義理人情に溢れた好漢。
窮地を救ってくれた朽崎に対しては全幅の信頼を抱いており、出来る限り彼の力になろうとする。
……最も、彼が朽崎を支えるのは。司祭という視点で彼を見た時にあまりにも歪んでいるというのが一番の理由だったりするのだが。
外見こそ三十代も半ばをこそうとしてる中年男性にしか見えないが、趣味や嗜好は年相応のもの。
祖国を愛しており、好物も祖国の料理である……ただし、通常であればコリアンダーで味付けをするところにジョロキア(人間が食べられる限界の辛さの唐辛子)を使用していたりするが。
代行者なだけあって異端に対しては辛辣だが、自身が気に入った相手・自身が恩を感じている相手に対してはその限りではない。その筆頭は当然朽崎遥である。
日本に来て間もないため日本語は不得手で、ややカタコト混じりのものになっている。ただし会話が出来ないだけで理解は出来るため都合の悪いことには「ガイコクジン」の振りをしたりする。
本音で喋る時、感情が高ぶった時には思わずスペイン語が出てくることも。>>75
【セリフ】
「おお神ヨ。どうかクチサキサンをお救いくだサイ。具体的には、クチサキサンの肩を掴んで上下左右に揺さぶるホマレサンの力を緩めてくだサイ」
「またですカクチサキサン。暇ですカ? 暇なんですカ。ワタシは構いませんケド、またホマレサンに怒られますヨ?」
「ワタシ、ペルーノヒトヨ。ペルーノヒト、ニホンゴワカラナイ(面倒事を押し付けられそうになって)」
「私でよろしけれバ、貴方の友の冥福を共に祈りまショウ。これでも司祭なのデネ」
「主は万人にその御手を差し伸べますガ……あの御方が救うべきなのハ、救う価値がある人間だけデス。貴方はそれに値しまセン。」
「Morir. Deberias morir aqui(死.ね。お前はここで死ぬべきだ)」
「Hice el ridiculo al Sr. Kuchisaki frente a mi. Esa es la unica causa de tu derrota(俺の前で朽崎さんを馬鹿にした。お前の敗因はそれだけだ)」
「あら? こうしてお会いするのは初めてかしら。ええ。私はロベル……ロベルタと名乗っておきましょう。ええ。ご明察。私は、貴方の護衛を務めているものよ?」
【製作者】ジョーンうああああ!やりたいことが多すぎて体がひとつじゃ足りないいいい!
>>42
姉のインパクトよ。
>>51
あばばばば(帯の留め具?がハート型なの好き)
>>57
男性で悩んだらとりあえず山寺宏一さんって言っておけばあの人ならイメージ通りの声出せるって信頼感はあります。
>>59
新九郎が声優も姉弟なのいいなぁって。あと風魔忍群くんが小太郎くんとの被りを避けた結果キリシュタリアになった(風魔忍群くんの方が先だった)ってエピソード好きよ。
>>72
お大事になさってください。
>>76
そういえば南アメリカ出身ってあんまり居ませんでしたねってのが1つと。クッチーと通じてるところとかが他に漏れたら過激な同業者にお前も異端!と処されそうだなって思いました。筆が進まない…筆が進まないのはレスするのアレかなと思い顔が出せない…バッドループ…
待ってねすぐにインタビュー挙げるから色々更新するから頑張りますから…!寝られないのでこぼれ話します。明日にはちゃんと上で言ってたキャラシと嘘予告を仕上げるつもりでいるので安心してください。
実はハ様のキャラ設定を作った時、最初の最初は「同一視されているタの字が若い男性だから」という理由とはいえ流石にショタはどうかなぁと思っていました。何しろ美少年は最高なのですが、威厳という点ではやはりタッパはあったほうがいいのです。その当時の想定としてはヒゲジジイじゃないだけで普通に見た目成人男性ではありました。
まぁ推しの神のキャラ設定を作るのですから性格も声も容姿も完璧に(無論最大限原典から拾ってこれる要素を拾いまくるのは前提です。これができない人間が僕鯖をするのは条約により禁止されています。が、この場合原典要素からして私の推しなので拾うここすきポイントには困らないということですね)私の好みだけを全開にしようと思っていたのですが、口調とかをぼんやり想像する段階になり、すこれる声を当てはめる段階でその問題は起こりました。
・内山昂輝:友子が言ってた今度リリースされるソシャゲのキャラと元ネタ的要素がダダかぶるので駄目なんだわ
・花江夏樹:その声は限られた人のみに許される声帯ならぬ聖帯なんでいくら推し神といえども許容できないんだわ
・保志総一朗:同じ神話体系出身のキャラ(イアソン様)と被るのは良くないんだわ
・森久保祥太郎:流石になんかくどいんだわ
・杉山紀彰:いくらなんでも原作の原作の主人公の声優は特別枠であるべきなんだわ
・優希比呂:長モノ持った飄々系見た目若者中身ジジイで声がこれだと某望ちゃんなんだわ
・小野賢章:この声で隠密活動とかやられると幻の6人目なんだわ
・ルネッサンス山田:闇の竪琴、謳い上げるは冥界賛歌なんだわ
……という風に私の好きな声優ランキング上位8名が全滅したあたりで、私は全てを諦め美少年道にこの身を委ねることにしたのです。
おやすみなさい。>>78
なんかこう……「クラスの何々さん、AKBの何某に似ているよね!」って言われたのと同じで、まずその何某を知らないと言いますか、話題かコア過ぎてついていけなかったと言いますか。
辛うじて人の名前であることはわかる……!!
ルドルフ2世は、美術的もしくは魔術的に価値のある品であれば一定確率で召喚されます。ピックアップガチャのハズレ枠。とても迷惑!
>>81
放送事故!
インタビュアーさんは立派にやったよ……!!
何から何まで信用できない感じがすごく出ていました。
まさか参加理由とか願い事とかが本心からのものとは誰も思うまい……
でも確かに……悲願の達成のために血眼で聖杯を狙いに行っている人たちの前で、本当にくだらないことのために万能の願望器を浪費してリアクションを見てやりたいという昏い欲求はわからなくもないですね。自キャラCV、「なんとなく」とか「〇〇ってキャラの声が〜」とかの話をするとスレ違の流れになりそうなので、明確な理由(というか小ネタというか)として、日本の英霊のイメージCVは出身地、ゆかりのある地の人にしようと思っていまして
淡路廃帝・興津和幸:和幸さんは兵庫県淡路島出身
藤原泰衡・高橋直純:直純さんは岩手県奥州市出身
柿本人麻呂・宮下栄治:有名な人麻呂神社は兵庫県明石市、栄治さんは兵庫県出身
……といった感じになっております。マスターの方は完全に声で選んでいますが、でんでらさんの鈴木千尋さんは「霊感がある」とのことがあったりします>>91
でしょう、胡散臭いでしょう
ジャックにとってはお遊びでお祭りなので不真面目だけど本気なんですよね>>57
ひぇえ二人とも有名なお人…!
梶裕貴さんは高めの、どちらかと言うと少年くらいのボイスってイメージですがどうなんでしょう
>>59
シノンさんCVミンゴスさんなんですか!?ミンゴス!?()
>>77
誠に失礼かもしれませんが、初め見た時戦国BASARAのザビーを思い出しました…デースな神父…朽崎さんとのやり取りが気になる人ですね
>>81
拝読いたしましたー。
バートランドさんやガウフレディ双子、半月さん(で合ってるかな?)をつまらないって言うのは、なんだかわかる気がする…ゲーマーなジャックさんには三人とも「ありがちな設定」に見えていたりするのだろうな…と。
しかし、やる気もないのにセイバー引くのはつくづくの豪運…果たしてクリスティーナさんとジャックさんは友情とか絆の力でジャイアントキリング!出来るのだろうか…触媒を蒐集した人が召喚されるなら、全クラスギルガメッシュオンリーの聖杯戦争も有り得る……?
>>78
面白黒人ってのは結構前から決めてたんですけど、南米出身なのはフェリーペを動かした影響だったりもするんですよ。
>>79
素顔が代行者ってことで日常の顔は面白に寄せたら何故がこんなことに……()
ロバートだからあだなはボブよ!
>>83
自分も思い出しましたね。あの猟犬メイド。
「どう見ても裏社会ずぶずぶの朽崎君の隣にどう見てもマフィアにしか見えんスーツの黒人いたら面白いだろ」って所から考えたのでせっかくならと思ってめちゃくちゃ面白に振りました。
>>87
公式もあんまりいないイメージありますね。南米出身キャラ。
>>98
梶さんの割と低めな声が好きなんですよね。後はそうだな……森久保祥太郎さんとかかな……
おおザビー……面白外人はいい……朽崎君周りと絡ませたら割とコメディ路線になりそうですね。>>107
いや本人が一番気をつけてるわという話ですが、どうかお気をつけてくださいな>>115
人じゃない形態持ちは強い……!!>>117
ビューティフォー……!>>119
プルプラス「放送事故だこれ!?」>>119
西湖「どう描いたら『地獄のモンスター』になる! イヤー!」(手裏剣投擲)実際、極まったデフォルメのセンスがないと絵描き歌を作るのって難しい……!
簡略化させつつ元の特徴を残して、さらに描きやすく表現しなくてはならないのって、かなりハードルが高いですよね。ロードエルメロイ二世の冒険2で、思いっきり腹パンされちまったぜ
SSを投げさせてもらいますよう…この世には“四母”がある。
第一の気母は、弥勒禅師が掲げている布袋。その中に先天の一気をおさめており、大千世界は全てこの中で回転しているという。
第二の風母は、風神である風伯あるいは飛廉が持つ風嚢の中。東方の滔風、南方の薰風、西方の飆(ひょう)風、北方の寒風、東南方の長風、東北方の融風、西南方の巨風、西北方の厲風という八方の風が収まっているという。
第三の雲母は、天地開闢の際に山川の気が結晶した雲蓋。段々となった様子は花蓋に似て、五色に変わる。もし豊作ならば黄色に、もし兵が訪れるならば青色に、もし喪に服す年ならば白色に。黒なら雨が、赤なら旱魃が。葱青の中に五色があれば祥瑞の徵であるという。
第四の霧母は、またの名を霧幕。巻いた布に似て、その長さは八、九尺ほど。広げてしまえば百里にも及んで、何も見えなくなるほどに霧が立ち込める。かつて蚩尤がこの霧幕を所有しており、これに対抗して九天玄女が黄帝に授けたのが、常に一定方向を指し示す指南車である。蚩尤亡き後は九天玄女が持ち帰り、玉帝の天庫に収められたという。
黃帝神露是聖君、蚩尤狂悪亦凶星。
黄帝は神々の聖君なり、蚩尤は悪しき凶星なり。
不将霧幕帰天庫、安得天開日月明。
霧幕が天庫におさまる前に、天は光を取り戻す。
四季を問わず花々が咲き乱れ、果実を宿す雲夢山白雲洞は仙境、いわゆる妖精域。
だが、ある時から一匹の老猿だけを霊山に残して、常に十里に広がる霧幕に覆われた。
「獣類の中で最も霊性があるのは猿猴の二種であろう。猴は人に似てずる賢く、年経た個体ともなれば怪異にならないはずがない。しかしそれよりも厄介なのが猿だ。矯捷であるだけでなく、中には両臂が通っている一種がおり矢さえ当たらない。深く道を得た彼らは陰陽に明るく、呪符さえ使うものがいる。
神通却是降龍祖、変化平欺弼馬温(神通力では反対に仏陀に降されるが、変化では孫悟空をも欺く)。と、謳われる所以だ」
「それは姉様の使い魔、白雲洞君あらため白猿神となった袁公のことですか?」
「うん。つまりこれは袁公の話だ。十里を霧中に変える宝具を手にしたアイツの話さ」
◇◇◇◇>>124
◇◇◇◇
玄女神機豈妄投、六千君子只凡流。
玄女の神威はみだりに現れず、六千の君子も凡流にすぎない。
要知天上些須妙。已是人間第一等。
天においては些細な知も、人間らには第一等。
西王母は、楽園の妖精である。
人間の文明とは関係なく惑星の内側、星の内海に発生したもの。魔術世界では『大父』あるいは『大母』と呼ばれる、地球の魂に近い、分霊だった。何かの間違い、あるいは星からの使命を受けて地表に出たかは知らないが、少なくとも”自分の意思”といえるものを持っていた。
九天玄女と九幽素女は彼女の仔、精霊。端末にして弟子なのだが。
霊基の金型である基本七クラスに沿って矮小化(カリカチュア)されたもの、サーヴァントとして召喚される特殊な環境下では、その在り方も多少は異なっていた。
「突然だがマスター君、出番だ!」
「どうしたんですか越女さん」
「見るがいい、このカルデアを。いたるところに魔猿がウキウキしている現状を!」
「「「ウッキー!!!」」」>>125
「……これは、確かに一大事ですね」
「一大事どころではないぞ後輩。これは単純にうるさい」
「うん。率直な意見ありがとう。これらはすべて、とある微小特異点が原因だと思われる。そうだね、ヨハン・ナウマン君?」
『たった今、霊子変換の計算が終わったところだ。場所は…』
「場所なら私にも分かるよ。だいたい中国浙江省の辺りだろ?」
『そうだ。ということはこの猿の群れがどこから来たのか、というのも推測できているということなんだな? 越の處女は』
「まあね。これも縁を背負い込んだと思って大目に見てくれよ」
『ちっ。一回のレイシフトでどのくらい予算が消えるか、知っててその口振りだ。
だがまあ、高位存在を使い魔にする、なんていう滅茶苦茶を元からやっているんだ。仕方ない』
「聞いたかい、マスター君! 許してくれるって!
……あ、いいや、私はけっしてこの現象の原因ではないんだがね」
(………………)
「……セイバー・越女、もしかして」
「やだなぁ、無罪だって無罪! はやく管制室にGO、だ☆」>>132
間接的な元凶〜!!
魔獣なのである程度は賢いとはいえ、ガチの猿はけっこう怖いので無罪にはならない...ぴえん>>131
お大事に…
今の時期は何が原因で悪化するか分からないものですし>>127
物語の途中で、
かしこいおさるA/かしこいおさるB/かしこいおさるC
BATTLE1/3 残り15体
ってなるんだろうなあという予感だけはわかる……
逃げ場のないカルデアでの猿大量発生は大したことです……!!>>131
お疲れ様でした。
一安心でよかったですね。
ご無理の出ませんよう、ご自愛ください。''鵺''
クラス:フォーリナー
レア度:☆5
基本ステータス:HP13400/ATK12200(適当)
コマンドカード:QAABB
**《クラススキル》
''◆領域外の生命:A-''
自身に毎ターンスター獲得を付与(2個)&弱体耐性をアップ(11%)
''◆相即神性:B++''
自身に与ダメージプラスを付与(200)&精神異常耐性をアップ(100%)
''◆変化:A++''
ダメージカット状態を付与(200)&強化解除耐性をアップ(15%)>>145
**《固有スキル》
''◆禍々大声:A(CT8~6)’’
敵全体に恐怖を付与(3T/30%~50%)&防御力をダウン(3T/10%~20%)&呪いを付与(3T/500)&自身に毎ターン敵全体のArts耐性をダウンさせる状態を付与(3T/10%ずつ)&自身に毎ターン敵全体の防御力をダウンさせる状態を付与(3T/10%ずつ)
''◆自己改造:EX(CT7~5)''
自身のクリティカル威力をアップ(3T/20%~50%)&スター集中度をアップ(3T/400%~800%)
''◆エンドサイトーシス:A+(CT8~6)''
自身に通常攻撃時、確率で敵の強化を一つ解除する状態を付与(3T/50%〜70%)&敵全体のHPを減少(2000~2500)&NPを減らしたHPに応じてチャージする(10%ずつ)>>149
ふふふ……こうなる日が来るとわかっていたであろう、中納言よ……
多分クラウディオが髪を鋤いたり編んだり乾かしたりしてくれるんだ、お互いそういう時間が好きなんだ大切なんだ愛おしいんだ14日なので映画ソロモンのネタバレ(言うてネタバレあるか?)しますね〜
生前ソロモンの描写がされたのでちょっとネッブを見直す必要があったのです。やっぱり絵が付くとダイジェストでも印象が違う
例えば、生前の宮殿が固有結界のモニュメント上とか
「魔神柱は元から柱、人々でてきた外皮と目がないだけ」「あんな醜悪な見た目ではない(ロマニ評)」ってそういう意味か...とか
あとバビロン捕囚は、セラフィックスみたいに各地から人々をコフィンに放り込んで地球と対話するために連れて来る必要があった、ということにしようかと!(ここの逸話をどういう意味にしようかずっと悩んでいた)聖杯に望む願いって意外と考えるの難しい……物欲がちょっと薄いので思いつかない事が多いでしゅ……。
>>152
わかります。私が作るキャラクターの傾向もあるのか考えるのは些か苦労します。
色々考えて聖杯求める理由には第2の生が多かったり。あとは聖杯はあんまり興味ないけど強い奴らと戦いたいというケルト脳な人たちが多いです。変わり種だと聖杯に執着や願いはないけど衆生の声が届いたので来た、というパターン。召喚に応じてくれるけど聖杯戦争へのモチベーションが低いというマスターにしたら困ったことです。関羽の参考資料にフランス特異点引っ張り出そうとしたら関羽が出るSSが一つ抜けてたので発掘して追加。
しかし、第一回のWikiはどうしましょうか?
>>138
キャスターに双子の更正を頑張って貰わないと、好転どころか突っぱねられそうなのが……。
双子を実家の手の及ばない所に連れていくのも、実家を滅ぼすのも、ソフィ(というよりアンジェリーナ)の人脈なら楽なのですが。
>>142
この虚勢、あっさり他の参加者にバレてそうですね。
実際、本当に優秀な人を何人も知ってるソフィからすれば、そうじゃないのがバレバレ。
>>143
WASPの事を言わないのが精一杯の演技。
>>153
書いてて一人だけ住んでる世界が違うような気が……今回は曲者が多いです。>>156
「感情を悪戯に振りまかない人のようですね、フォーと同じです。」
「ふぅん…それにしても、魔術関連の要人ねぇ…」
「思い当たる人がいましたか?」
「私の個人的な友人に一人ね、後で問いただす事にしよう。」- 163序章・ひと違いにはご用心 Do_enough_searching_NOT_to_make_wrong.◆TvNZI.MfJE2021/08/14(Sat) 18:07:57ID:UyNzE4OTg(5/15)NG報告
ポストを漁ると、なんか出てきた。
「なんだろこれ。なんで読むんだこれ、ええと、『レール、ゼッペレン』……?」
とりあえず知らんので無視した。山ほどある新聞広告の中に招待状は埋もれていった。
また1週間後、ポストを漁ると、またなんか出てきた。
「うわ、日本語になってる……『魔眼蒐集列車』…………? 知らんがな……」
さらに、1週間後。
「嫌がらせかよ!!!!」
ポストいっぱいぎゅうぎゅうに、人蓑祐輝さま名指しの招待状が詰め込まれていた。
どうも新聞が押し出されているところを見るに、下手人は陽が出てから活動していたようだ。
「俺なんか恨み買うことしたかなぁ! してるなぁ……! やったわいろいろ……」
魔眼蒐集列車さんの支配人代行様には心当たりはないが、言ってみれば魔術世界に対して色々やってしまった気がする。それにしたってお叱りをするにしても、こんな胡乱な嫌がらせでなくても良いじゃないか。
「あーもう分かったよ行くよ、いっぺん行って帰って来ればそれでいいんだろ行くよもう……」
「そのお返事を聞きとうございました」
遅かった。インビンシブル・インディヴィデュアルが1から1000へと励起するその逆数の秒間で、少年の意識が0に落ちる。
蒐集列車の招待状を握り込んだまま倒れる少年を、車掌の男は支えて抱えると、朝霧の中に消えていった。 - 164序章・ひと違いにはご用心 Do_enough_searching_NOT_to_make_wrong.◆TvNZI.MfJE2021/08/14(Sat) 18:08:53ID:UyNzE4OTg(6/15)NG報告
>>163
「わー」
たたんたたーん、たたんたたーん、たたんたたーんたたんたたーん。
自己防衛のためにIQは100台まで落としておいた。現代日本のインテリジェンスはこの戦いにはついてはこれまい。
「大変申し訳ごさいませんが、支配人及びその代行のご意向は絶対でございますゆえ。ご容赦いただきたく存じます」
「わー」
世界中の電車に乗って各地の風景を放送する、あの番組の名前はなんだっただろうか。旅行番組の価値を再認識できる経験だった。なにしろリビングでテレビを見ているだけで拉致されなくても美しい景色が見られるのだ。
出された料理は美味しかったが、相席のお客が珍妙すぎて味を覚えられなかった。なにしろ紋付袴に頭がゾウなのだ。泡を吹かなかっただけ頑張ったほうだった。むしろ比較的友好的に話しかけて来れたことで正気度が下がる思いだった。あの招待状、無視しているとそのうち眼球だけ回収しにくる督促状だったらしい。そう考えると、早めに拉致されたのはことを荒立てないという方向性での車掌さんの思いやりだったのかもしれない。
(現実逃避もかねて)一晩豪華な個室でゆっくり眠ってから、車掌さんにここはどこだか尋ねてみた。
フランスはリヨンのローヌ川、その東側の山岳地帯の入り口だと言う。
「朝ごはんおいしー」
山道をゆっくりと登るリズムに合わせてパンを咀嚼した。もうなるようになーぁれ、のテンションだった。
イギリスの知り合いに連絡をつけることも考えられたのだが、 - 165序章・ひと違いにはご用心 Do_enough_searching_NOT_to_make_wrong.◆TvNZI.MfJE2021/08/14(Sat) 18:10:12ID:UyNzE4OTg(7/15)NG報告
>>164
《勝手に使えよ、好きに巻き込みゃあいいんだよ。ただし、それでそっちが望む結末になるとは限らない。俺が参戦する以上、俺の望む形で決着をつける。目的があるならそっちが勝手に調整しろ。テメェがそのセコいやり方で次からも俺を動かそうってんなら、次の"敵"はテメェだ》
この間これだけかっこよく啖呵を切っておいて『拉致されました、助けてください』とは口を裂かれでもしない限りは言えない。あぁ、なんであんなこと言ったんだろう。もうすこし言い方というものがあったのではなかろうか。
結局その日も、ゾウの人を景色にしながら三食すべて食べ切った。
3日目。ゾウの人曰く、オークションの行われる日。
ココまで来ればもうわかる。自分は眼を取られる側としてここに呼びつけられたのだ。先日までとは異なり、張り詰めた空気の車両内で少年は目を凝らす。
彼は、ものすごく端的な言い方をすると目が良い方だ。
スイッチが入った状態であれば、異常を認知した時点ですでにその異常をシャットアウト出来る特性と合わせると、むしろ怖いのは攻撃を受けることではなく抵抗することで帰れなくされてしまうことだった。例えば、この場で車両の側面を破壊して脱出し、時速70は出ている列車から無傷で飛び降りたとしても、フランスは東部の山岳地帯からどうやって家まで帰ろうか。
なのでぶっちゃけ出来ることなどもう警戒しかないのである。招待されてきたのであれば、おそらく帰ることのできる旅行であると賭けたのだ。
そしてそれはやってきた。
薔薇のような女が現われると、席を立った少年の元へと、幽霊のように、機械のように、自然な動きで腕を伸ばす。
「ーッ!」
インビンシブル・インディヴィデュアル、拉致される瞬間では不発に終わった抵抗が、今度ばかりは成功した。少年の目は薔薇の女を確かに捉え、捉えた時点でその無敵は機能している。 - 166序章・ひと違いにはご用心 Do_enough_searching_NOT_to_make_wrong.◆TvNZI.MfJE2021/08/14(Sat) 18:11:53ID:UyNzE4OTg(8/15)NG報告
>>165
伸ばした腕は、お互いに交差し、ぶつかることなくすり抜けた。
「ゆうれ──」
振り抜いた腕は薔薇の女の頬から入って目を経由すると額をすり抜けて空を切る。薔薇の女の指は少年の頭蓋骨をすり抜けて眼窩のに沿う形で関節を曲げて引き抜かれた。
「────、あれ?」
目がある。それも、無敵の魔眼の発動出来たまま。
『なんか、違う……』
女性は車掌に近寄ると何やら口にして消えていった。というよりむしろ車両そのものに還っていった。
「オークション直前に失礼いたします。少々問題が発生致しましたので車両を一時停止させていただきます」
列車が止まった。
「ヒトミノ様、こちらへ」
車掌に呼ばれた。
「大変失礼致しました、支配人代行のご意向によりまして……」
「はぁ」
「ヒトミノ様の魔眼は、その、支配人代行のご意向に沿うものではないということで……」
「はぁ」
「…………大変申し訳ございませんが売り手でも買い手でもない方をオークションにお招きすることはできませんゆえ、ご下車いただきたく」
「はあ?」 - 167序章・ひと違いにはご用心 Do_enough_searching_NOT_to_make_wrong.◆TvNZI.MfJE2021/08/14(Sat) 18:12:58ID:UyNzE4OTg(9/15)NG報告
>>166
繰り返すが、フランスは東部のリヨン、山岳地帯の田舎駅。
帰りの駄賃と荷物を渡され、普通の高校生、人蓑祐輝はひとりぼっちで汽車を見送らされた。
「ふっざっけんっなってもおおおおおおおおお!!!!」
フランス編、開幕。
material.
○もちもの
・携帯電話 …1 ・食事 …2食分
・翻訳礼装 …1(魔力電池式、1日)
・ユーロ …1000ユーロ
・偽装パスポート…1
(拉致による入国のため本人パスポートは自宅)
○もくてき
・帰宅
○特筆事項
・人蓑祐輝の『魔眼』は魔眼蒐集列車及びその支配人の好む規格の『魔眼』とは異なる物であった。
(ただし、招待状の段階では間違いなく蒐集対象の判定を受けている。あるいは、死体などの生命活動の無い状態や魔眼のみを持ち込んだ場合の判定は不明である) ふわふわした髪で、それに見合わないほどきっちりと折り目正しく着込んだ神父服の少年が連れの1人と列車に乗っていた。
荷物は多い。少年神父の場合は扱える物が多い分、100%を発揮しようとすると大荷物になるものだった。
もう1人はシスターだった。細すぎる身体の線が、ゆったりとした法衣で包まれている。口数は少ないが、無機質な印象は与えない不思議な空気感を纏う女性だ。
きききき……と古さを感じさせる金属音と共に列車が停まる。こんな田舎駅で止まるだなんて珍しいこともあったものだが、特に問題があるわけでもなし、ミカエラ・ミシェルは気には留めなかった。
「なんでこんな目に……………………」
涙目で肩をガックリ落とし、とぼとぼ進む旅行者(?)の背中から目を離す。
少年神父はノエルの手に手を重ねて今回の任務地の到着を静かに待った。半月の警戒度的には
ジャック(得体が知れない)>食満(心身共に強い感じなので相手にしたくない)≧バートランド(嫌いだけど典型的な魔術師なのでまだ読める方)>ガウフレディ姉弟(境遇は近いけど『孤立』の半月的に2人組なのは気に食わない)>ソフィ(女性なので対象外。自分から仕掛けにいかない限り平気)>>ラウ(結構精神ギリギリなので押せばコロッといきそう)
ぐらいですね(メインの能力がハニトラなのでその辺が通じるか否かが判断基準として大きい)
>>159
両想いですね♡
OUTRAGEの時と言い、互いに警戒し合ってる陣営同士みたいなシチュが好きです
>>160
ラウくん挟んで三角関係狙えますよ!
>>170
戴冠式予告形式いいよね……自分もやりたい
>>172
そう言っていただけるとありがたいです
半月くんちゃんにとって『願い』は一つの課題であって欲しいのでなんか書き進まないので、短いですが続きを投稿しようと思います。
・前回までのお話
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/W%E3%81%AF%E5%97%A4%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84>>179
人気のない廊下にノックの音が響く。
しばらく待って反応が無いことを確認した後、玲亜は意を決してドアノブに手を伸ばした。
「えっと・・・・・・下畑さん、失礼するわよ」
まるで牢屋のようだ、と玲亜は思った。
真っ白な壁紙と勉強机と必要最小限の家具が備えてあるのみ。
本棚の中には学習参考書が立ち並び、窓は小さく嵌め殺しになっている。
少女の部屋とは思えないほど殺風景だ。
それらの最奥、一台のベッドの上で、タオルケットの塊がうごめいている。
見ているうちに伸び上がり、むくりと膨れ上がり、隙間から少女が顔をのぞかせた。
白い肌と大きな黒い瞳。かわいいと言っていい類だろう。
広めの富士額が親しみやすさを生み出している。
写真で見た下畑来野の姿に間違いない。
まだ寝ぼけているのだろう、来野は緩慢に周囲を見渡した。
そして玲亜たちの姿を認めると、ぴたりと動きを止める。
何とも言えない気まずい時間が過ぎる中で、玲亜は自分の失敗に気がついた。>>180
◆◆◆◆◆◆
『わああああ!!ちょ、ちょっとタンマ!寝起き!寝起きですから!いったん出てって!!』
再度ミノムシのごとく布団にくるまる来野の声に追い出されて十数分後、再び招き入れられた玲亜たちへ来野はぴょこんと頭を下げた。
まだ動揺しているのか、うっすらと頬を上気させている。
「ええっと、失礼しました。こんにちは!もしかして学校の子ですか?私、下畑来野って言います。っていうのはたぶん誰かから聞いて知っていますよね・・・・・・じゃなくて、ええっと・・・・・・ど、どうしてここに?」
「突然に本当にごめんなさい。私は東雲玲亜。後ろの人たちは専門家のウィリーさんとアサ子さん。ここの使用人さんから相談を受けて・・・・・・あなたの困りごとの力になれると思うわ」
「困りごと?」
「ええ。あなたの呪いの――」
「困りごとなんてありませんよ?へんなの!」
くすくすと笑う来野の様子に愕然とさせられる。
「な、なにを言っているの?だってあなた――」
「私はただ、『この子たち』と遊んでいただけです。いろいろ教えて、もっと『いい子』になってもらうために」>>184
あばばばば……鯨と遊ぶ……『いい子』になってもらう……>>187
お疲れ様です…。お忙しい中でこういう事言うのは無責任というか神経逆撫で案件かもですが、短くってもしっかり休んでいただければ、と思います…。俺ももうちょい年とって大病なりしたらネクロマンサーなクッチーの扱いとか変わるんだろうかもしれない。
あ、アヴァロン・ル・フェ、クリアしました!ペレスリレーいつでも再開大丈夫ですよ!クッチーのcv、神谷浩史さんは間桐慎二への向き合い方的に良くないのではという思いに彼がスゥ~っと利いた。
刹那に関しては「純正品の妖精じゃない!基礎は人間!ヨシ!(猫缶)」という事で。>>187
お疲れ様です。死と向き合うのは難しいものですよね。友人や知人の葬式に出るだけでもいつも辛いです。憔悴して窶れた友人のご両親が棺にすがりついた姿はだぶん一生忘れることはできないでしょう。では投下します。
────孤独。
それが、私にとって唯一取り払えない呪い。
英雄の宿命と言えども、人は孤独に生きていけない生き物だ。
私もその枠から外れなかったらしい。気づいた時には独りで、周りには誰もいなかった。
雄鮭のケティル。巨人の血を引く戦士であり、伝説となって語り継がれる英雄。
それが私の先祖であり、言いがかりかもしれないが私の孤独の原因とも言える。
生まれた時から自分は周囲より優れていた。
身体能力は兄弟たちより優れ、武器────特に弓に関して一線を画していただろう。
加えて、私は生来より千里眼を持っていた。故に常人には見えないであろう事柄すら見えていた時があった。
私が才を見せる度に兄弟たちとの距離が離れた気がした……だが、それらの現実から目を背けた。
しかし、それがいけなかったのだろう。後回しにしていたツケが負債となってこちらを蝕むとは。
インギャルド王の奸計。これによって私の地位は失墜したも同然であった。
素直に首を差し出し、過ちを認めれば名誉だけは守られただろう。だが、私は敵対する道を選んだ。
理由は単純だ。王は邪悪であった故に、私はその在り方を認められなかったのだ。
その結果、私は兄弟たちと決別する他なかった。結局のところ私は理解されず、分かり合えなかったのだ。>>196
そうして、インギャルド王は私を無法者と嘲罵され────そのように振舞った。苛烈なまでに無法者を演じてみせた。
兵士たちを射抜いた。兄弟たちを船から落とした。そして、何度も何度も血で血を洗う争いを引き起こした。
本来であれば勝てる筈のない負け戦。それ故に理解されなかったが、私は決して諦める事はなかった。
それは千里眼で垣間見た刹那の未来。いつになるか、一体どのような方法かは分からないが、私は戦争に勝利していたのだ。
であるからして、私は耐え忍んだ。戦士の殻という強がりを被って、ひたすら千里眼の見せた未来を待ち続け、戦い抜いた。
そうして、終戦した頃に……私は完全にひとりぼっちになっていた。
周囲の目は恐れ、畏怖、怪物を見るような眼差し。
────嗚呼、私は本当に。
それでも無法者のような殻を被り続けた。できてしまうだけの忍耐力(つよがり)が、私はあったのだ。
しかし、それがより一層孤独感を大きくしてゆく。唯一の理解者だったかもしれない息子も、最後の最後まで私を肉親と気づかずに離別した。>>199
千里眼:A
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。Aランク以上でこのスキルを有しているアーンは、一種の未来視(未来の予測)や読心さえ可能としている。
巨人脈路:D
超常自然霊の一つであるヨートゥンの血脈。混血、怪力、天性の肉体、魔力防御、等との複合スキルとされている。アーンは巨人の血を引く雄鮭ケティルの娘の血筋である為、このスキルを有している。
反骨の相:C
一つの場所に留まらず、また一つの主君を抱かぬ気性。自らは王の器ではなく、自らの王を見つける事ができない流浪の星。同ランクまでのカリスマを無効化する。【宝具】
吟遊妖星(ボグスヴェイギル)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:1〜50
・最大捕捉:1人
妖精から授かった身の丈以上の大きさを持つ大弓。
弦が四本張ってある弓であり、戦闘以外では竪琴の役割を果たす楽器にもなる。
矢を不要とする魔弓であり、使用者の魔力を物理的な破壊を伴う魔力の矢に変換する事できる。引っ張る弦に応じて威力を調整することができ、四本の弦を全て一度で引き絞れば宝具並みの一発を射ち出せる事も可能。
また、大弓という規格な為か普通に鈍器としても使用でき、アーンの怪力から放たれる一撃は非常に強力。寧ろ射撃されるより殴打される絵面の方が怖いかもしれない。
五星光芒(ボグスヴェイギル・スチャルナ)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:5〜99
・最大捕捉:5人
妖精から授かった五本の魔法の矢が由来。
水晶のように透き通った薄色の矢であり、真名を開放して宙に向かって射ち出す事でその能力を発揮する。アーンの射出された魔矢は衛星軌道上に固定され、真名を唱えた際に指定した目標に対して“空の上から攻撃する矢”として機能する。謂わばビットによる射撃、さながらサテライトキャノンである。
最大で五人まで対象を絞って狙い撃ちできる且つ、弓を態々引く必要もない為不意打ちとしても使える。また、対象一人に五本の矢を集中砲火させる手段も存在する。ただし利点とは裏腹に遠隔操作の為に思考も分けないといけなくなる為、複雑な思考が難しくなる。加えて別の対象を標的にしたい場合となれば、一度衛星軌道上で固定されている魔矢を呼び戻して、もう一度真名を唱えなければならないという手間がかかってしまう。
本来サガにおいて特に能力など語られなかった魔矢だが、アーンの異名の一つ「アーン・サジタリウス」との結びつきで昇華されたのがこの宝具である。>>201
【解説】
北欧の伝説のサガである「フラフニスタ人のサガ」に纏められた物語の一つ「射手のアーン」における英雄。
実兄であるソーリルに誘われてノルウェー王であるオーラヴの下へと赴き、妖精から授かった大弓と五本の魔矢を使った強さを見せつけた戦士。この時の功績をもってアーンは「弓を引き絞る者(ボグスヴェイギル)」の異名を付けられる。
王権がインギャルドに移り変わって暫くの間、従者として仕えていた頃にインギャルドの奸計によってアーンは彼の異母兄弟たちを手にかけてしまい、無法者と呼ばれ、叛逆者の誹りを受ける事態に陥る。そんな確執から対抗する道を選び、兄弟たちは王の側へとついたので袂を分かつ他なかった。
王族、兄弟たちと敵対し多勢に無勢な危機的状況の中でも勝利する。この時インギャルドを討ち取ったのがアーンの息子と言われている。
このように劣勢でありながらも戦いを放棄しなかったのは、彼女が生まれながらに有していた“千里眼”が関係しており、刹那の瞬きであろうとも垣間見えた未来が勝利を掴むきっかけとなったのだ。
アーン・ボグスヴェイギル。雄鮭のケティルの娘であるフラフンヒルドの血筋であり「弓を引き絞る者」の異名を持つ。英語表記にすれば「アーン・ザ・アーチャー」と呼ばれる程に弓との関係性が高い英雄であり、また「アーン・サジタリウス」とも呼ばれることも。>>202
【人物】
白い肌を持つ長身の女性で、凛々しい表情が特徴的。
目見麗しい美貌を持っているが、非常に苛烈な性格の持ち主でもあり、言動もそれに表れるかのように厳しい。
その立ち姿の通り戦士としての実力は高く、遠縁なので血脈は薄れてしまったが巨人の力も少なからず行使できる。吟遊詩人を気取る時もあるがそっちの才能は余りなかったりする。
このように厳粛且つ非情な人物だと思われがちだが、その実思慮深く忍耐強い女性であり、英雄と呼ぶに相応しい高潔な精神を持っている。厳しい態度を取っている理由も、生まれながらに有していた高い能力と強力な千里眼を持つが故に生前より感じていた孤独感を誤魔化し取り繕う為のものであり、実のところ彼女は生来の寂しがり屋。相手の内面を読み取るのに長けている人物には直ぐに本性を看破される。
聖杯戦争においては一般人を巻き込む事は良しとせず、言葉にはしないがマスターにも善である事を求めている。仮にマスターが邪悪であった場合だと、厳かな雰囲気から一変して憂いた表情となり、マスターを処断して自らも命を絶つだろう。
聖杯に託している願いは「本当の意味で自身の孤独感を埋めてくれる誰かとの邂逅」である。その一つをただ叶える為に、彼女は今も尚“忍耐(つよがり)”を続ける。
余談だが、もし息子が召喚されるような事があれば、戦士の殻とか投げ捨てて飛びつくかもしれない。そして息子に叱られるという。>>192
そうですね。前日譚の項目に新しく登録でお願いします。
前日の話なので。>>187
死の受け入れ方、ですか
それはもう、その人ごとの死の要因にもよるとしか言いようがないでしょうね
老衰、病死、あるいは事故死や殺人
死ぬ要因は数あれど、どんな風に死.ぬのか?なんてのは結局の所その時になってみないと分からない訳ですし
老衰や病死であれば、ある程度時間をかけて受け入れる事もできるかもしれませんし、逆に事故死や殺人では最期まで絶望しながら死.ぬのかもしれない
何にしても、あまり考えない方が良い事かもしれません。下手に考えた所で病みの始まりかもしれないですし>>184
やっぱり鯨の存在感がありますよね。伊佐那の鯨は遊泳する影が地面や壁に映って存在を示すこともありますが、実物だからこそというものもありますね。>>143
ガッチガチだよ、なんとしても見栄を張ろうとするもんだからもう誰が見ても何あいつ…状態ですよ。これから召喚する鯖がアレなの書いている身でもひでえなって思います。
>>144
ラウ「すっげえ似てるんだよな匂いが……絶対ヤバいやつだよねあいつ……こええ」
>>149
前にレスもらっていたのでしっかり反映しようと頑張ってみました。
ラウの匂いはどんなのかと言われるとちょっと香水がきついです。普段から香水に囲まれているせいです。
>>153
長い時間を経ている→カビ臭いと言う風にラウは嗅ぎとっているのです。言い方悪いな!とは思ったけど他にいい表現が見つからなんだ。
>>155
ちょっとでも自分を大きく見せたい、舐められたくないという強いコンプレックスから発する行動なのでラウ自身自覚はしているけれど直せない、そんな微妙な癖なのです。
>>173
ちょっと前に書いたssでグレイの匂いに触れておいたおかげで偽装している何かへすぐに気付ける様になっているラウなのです。
あとラウちらほら言及されていてハードル高〜い聖杯大会で腕試しって相当な実力が無いと時計塔に帰れなくなるのでは…?
>>213
ラウ自身時計塔飛び出す際に俺はやるぜ俺はやるぜと吹聴しながら出て行ったのでまあはい…
多分テレビ見ながらロードはf●ckと叫んでるこんばんは。SSの前編みたいなものが書けたので投下してもよろしいでしょうか?
>>217
ありがとうございます。それでは、以下連投失礼します鵺が、ひとり歩いていました。カルデアの中を歩いていました。
人間がいました。マスターでした。マスターは何かを持っていました。しろくて、マスターの手にすっぽり入るほどの大きさの何かを、マスターはたくさん抱えていました。
鵺は気になったので、マスターに聞きました。
「なに、それ」
マスターは、鵺を見て笑って答えました。
「おもちだよ」
だけど、鵺は「おもち」がわかりません。だから、聞きました。
「おもち、なに」
マスターは、少し考えて答えました。
「食べ物だよ。甘くて美味しいの」
「おもち」は食べ物のことだそうです。甘くて美味しい食べ物のことだそうです。
鵺は、まだ甘いも美味しいもわかりません。これまでも聞いてもどうしてもわかりませんでした。甘いは色々あって、美味しいはもっとたくさんあります。どっちもあれば、どちらかのこともあります。>>219
食べてみようと鵺はおもちに手を伸ばしました。けれど、マスターはさっとおもちを後ろに隠してしまいました。
「今は食べちゃ駄目だよ。お供えしてからね」
またわからない言葉が出てきました。
鵺は首をかたむけました。こうすると、みんな何を言わなくても答えてくれる、とても便利な動きです。
「えっと…これは、お盆のお供え物だから。あ、お供え物っていうのは…えぇと…」
「これ」はたぶん、おもちのことです。おもちは「おぼんのおそなえもの」だそうです。
「おぼんのおそなえもの」について聞く前に、マスターは何にか呼ばれてどこかに行ってしまいました。鵺はひとりになりました。
鵺はわかっています。ひとりでわからないことは、ずっと考えてもわからない。だから、何かに聞くひつようがあります。
カルデアには、へやがたくさんあります。そこには、英霊がいます。英霊はものをよく知っています。聞くならそれらが良いと鵺は考えました。
歩いていると、英霊と会いました。鵺がカルデアにきたときに話しかけてきた、鳥山石燕という英霊でした。
これならきっと聞けるだろうと考えて、鵺は聞きました。>>220
「おぼんのおそなえもの、なに」
鳥山石燕はよくわからなかったのか、首をかたむけました。
「おぼん…って言いますと、お盆のことでしょうかー?ああ、確か、この頃でしたね、お盆」
そう言われても、鵺には「お盆」がわかりません。「おぼん」は「お盆」のことなのでしょうか。鵺は聞きました。
「お盆、なに」
「お盆っていうのは、何と言いますか…行事、ですね。これぐらいの時期になると、人はみんな帰って来るご先祖さまをお迎えするんですー」
「行事」は知っています。何かすることです。「お祭り」「誕生日」「パーティー」が「行事」です。お盆は行事らしいです。
「時期」もわかります。時間のことです。今は、夏らしいです。お盆は夏の時期の行事らしいです。
「ごせんぞさま」は知りません。ごせんぞさまは帰って来るそうです。帰って来るのを、人はおむかえするそうです。ごせんぞさまはおむかえられるらしいです。>>221
「ごせんぞさま?」
「ご先祖さまっていうのは…うーんと。難しいですねー…人間や生き物は、父親、母親っていう二つの生き物がいないと生まれない、というのはわかりますか?」
鵺はうなずきます。何か聞かれたときにこうすると、わかったということになります。
「父親」「母親」は、来たはじめのころ、マスターの「母」という英霊から聞きました。あれは本当のことではなかったけれど、そこで鵺はそれらを知りました。
「よろしい。では、父親母親も生き物であるから、二人もまた別の父親母親から生まれた生き物であるということはわかりますか?」
ものを数えるのは別の英霊から知りました。だから鵺は鳥山石燕の話がわかりました。
「また、当然その父親母親も別の父親母親から生まれた生き物で、その父親母親もまた別の父親母親から生まれた生き物で…こういった感じで、実は生き物にはたくさんの父親母親がいるのですー。ここまではわかりますか?」
生き物はたいへんなようです。そんなたくさんの生き物がいないといけないのです。鵺はうなずきました。
「ご先祖さまは、そんな沢山の生き物のことなんです。みんな今は生きていなくて、幽霊になっていて、その幽霊のご先祖さまたちが帰って来るのがお盆なんです」
「幽霊」は、生き物ではないようです。ご先祖さまは「幽霊」なようです。>>222
「ご先祖さま、英霊?」
「あー、そういうこともある…けれど、英霊ではないですねー。英霊はこうやって召喚されれば生き物みたいに動けますけど、ご先祖さまはこのお盆の日にしか動けないんですー」
ご先祖さまは英霊ではないようです。
お盆というのは、人間の行事の例にもれずわかりにくいものなようです。けれど、わからないで終わらせるわけにもいきません。鵺は人間をお勉強するのです。
「お盆、なにする?」
「お盆には、さっき貴方が言ったようにお供え物をするんですよ。お供え物っていうのは…プレゼント、みたいなものでしょうかねー。食べ物を用意するんです」
「…ご先祖さま、生き物…ではない、のに?食べ物、いる?」
「んー、確かにご先祖さまは食べ物は食べられませんけど…こう、気持ちですね。気持ちのお話です。感謝して、ありがとうございますー、ってお伝えするために」
「なんで?」
「なんで…やっぱり、今自分が生きているのは、それまでのご先祖さまのおかげですから」>>223
人間は、なんだかいそがしい生き物です。色々なものに、いつも感謝しています。
鵺にはまだわかりません。けれど、鵺は人間の言葉を知っています。こういうとき、なんというかわかります。
「はらうより、はれろ」
「んー?……あ、習うより慣れよ!ですか?」
「…そう?」
どうやら、まだ鵺はわかっていないようです。
鵺は、鳥山石燕から色々なことを聞きました。お盆はわからないですが、何をするのかはわかりました。なので、これからわかったことをしていきます。じっせん、です。
まずは、おそなえものを用意します。マスターはいませんでした。お餅はありませんでした。だから、食堂にいきました。
「あら、夕ご飯はまだよ」
英霊がいます。名前は雪女といいました。キッチンのほうで、なにかしていました。>>224
「お盆」
「…なに?」
「お盆、おそなえもの」
雪女は、はじめはよくわからないようにしていましたが、すぐにキッチンのおくに入っていきました。
「マスターの使い走りね。お盆…嫌な季節になったものね。はい、これ」
雪女は、鵺になにかをわたしました。鵺にはわかりませんでしたが、これがおそなえものなようです。
鵺は、お礼を言って食堂からでました。
「なに?お盆?ならやはりここは火!燃え尽きるほどビッグでダイナマイトな本能寺流ギャラクシー火焔が必要じゃろうて!」
ご先祖さまをおむかえするには「迎え火」なるものが必要らしいです。鵺は、ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトにたのみました。
ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトは、「燃え尽きるほどビッグでダイナマイトな本能寺流ギャラクシー火焔」をくれました。つまり、きえない炎のついた松明をくれました。
鵺は、お礼を言っていきました。>>225
鵺は、それから色々な英霊に色々なものをもらいました。おそなえものはたくさんです。
おそなえものと松明を持って、鵺はカルデアを歩きました。歩いて、「管制室」にむかいました。管制室には誰もいませんでした。
管制室は、色々なところにいく出来るところです。カルデアは火気厳禁なので、別のところでお盆をすることにしました。
機械のそうさの仕方は、これまでに見ておぼえました。指を前からおくへ、が押す。指を右から左へ、左から右へ、がスライド。どこへいくか、は鵺にはきめられませんでした。どこもわかりませんでした。
鵺は、どこかにつきました。■■■はわかりません。だけど、周りには木があったので、むかえびにはきっと良いでしょう。
まず、ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトからもらった火を木にうつします。木はもえました。鵺はむかえびがどういうものかはわかりませんが、■■■■■をおむかえするのだから、きっとよく見える方がいいはずです。
おそなえものをおそなえしました。野菜がうまのようになったものや、おかしや、たくさん■■■をおそなえしました。
ここまできて、鵺は、■■におそなえしようかと考えました。お盆はご先祖さまをおむかえするのだから、鵺のご先祖さまがあっているはずです。>>232
オチじゃなかった、切り上げだった!!>>243
なるほど。
ありがとうございます。木伽におけるソフィの警戒度は
ジャック(論外。どうみても危険人物なので関わりたくない)>バートランド(『施設』にこんな感じの研究者が居た)≧四郎坊(一対一だとWASPにも勝てる人が居ないかもしれない位強そう。もしかして代行者?)>ガウフレディ姉弟(警戒してるけどそれ以外の気持ちも強い)>半月(猫被ってそうだし、ハニトラ狙い?此方を狙ってきそうにないだけマシ)>ラウ(油断は出来ないけど隙は多そうだし、反撃させないように立ち回れば……)
>>169
これはひどい。
果たして、ひとみの君は家に帰れるのだろうか……。
>>173
その上、とびきりの美人を召喚するから……改めて考えると存在そのものが半月への嫌がらせみたいな陣営ですね。
>>182
鯨憑き……これまでのようにカード相手じゃなさそうだし、どう解決すればいいのやら……。
>>187
お疲れ様です。
経験上、忙しい時に答えの出せない事を考え込むと精神的に追い詰められてくるので、今は余り考え込まないほうが良いかもしれません。>>232
石燕は先生経験もあるので先生っぷりが出せたかな、と。雪女さんはこの前の食堂担当鯖の募集で和鯖で目を引いたので…エミュの方、問題なかったでしょうか?
あ、気になりますー是非お願いします!
>>234
最近はこの頃に珍しく涼しい日が続きましたので…
イメージは小規模イマジナリ・スクランブル!
>>236
皆さん仰ってますが、やはりネタフォーリナーは強い…
ギャラクティカノッブの出番は後編にもあるのでよろしくですね!
>>245
ほんの少し出ただけなのに印象を残すギャラクティカノッブ、強いなぁ…
炎で和鯖であんまり秩序とか気にしなさそうって考えた時彼女を見つけちまったんだ…
>>247
リハビリのつもりで書き方は絵本みたいにしたつもりです。
ギャラクティカノッブは初め見た時から使ってみたかったので…>>155
ですねー。キャスターの方からもソフィさんとコンタクトを取りたいな…双子と実家とを絶縁できるっていうなら尚のこと
>>156
拝読いたしましたー。
これは良い神父。油断のなさが全面から伝わってきて強者だなというのをひしと感じました。
この人がバーサーカー引くんだから、鬼に金棒よね…
>>158
拝読いたしましたー。
今まで何人もの人と付き合ってきたのもあって(己の利用基準ですが)他参加者の精神性を分析できるというのは強みですね。
ラウさんと互いに意識しあっている…この二人は互いの素性もあるのでドラマ性がありますよね
>>169
人違いで来て良い場所じゃないよ…でも今までのことを考えると、彼なら大丈夫…とも思ってしまう。なんにしろ無事だと良いけれど…
>>184
お布団ミノムシ来野さん可愛い…と思ってたら、ヤバいわコレ
モンちゃん自体集団恐怖症にはクリティカルヒットな鯨ですが、その稚魚たちもこのシーン見るにダイレクトアタックしてくる絵面ですね…ポニョのアレみたいかな…>>185
拝読いたしました。
セドリック・バーセルさんイケおじじゃないですか!政治家やってる人間もいるとは、グレーヴェンマハ家、思った以上に侮れない…
四方のエミュ問題ありません!彼女の屈託を細かく描いてくださってありがとうございます!
プロスペローさんは自分の中ではポップンミュージックのジェダイドさんみたいなイメージですね
>>204
翻訳お疲れ様でした…海外にしか文献のない人物を英霊に持っていくのは大変そうですよね…
そして北欧ってこんな超人がまだいたんだ…やっぱ世界って広いし恐ろしいなぁ…
>>216
拝読いたしましたー。まさかの一話の弾幕系シューティング練習の伏線回収!
異常は排除するけれど、それが自傷をするなら死ぬ気で止めて介抱する…彼女の捩れが顕著に現れていますね…ルナちゃんの異常だけど異常じゃない微妙な現状も影響しているのでしょうが…>>187
いつもお疲れ様です。
フィクションでは死も悠々と超えられる代物とされていたりしますが、現実では死は必定のもの。だから、どんな死にも意味があって、どんな生にも無価値はないと思っています。故にこそ、死は我々にとって受け入れがたいものになるのだと。
月並みな言葉しか出ないですが、本当にお疲れ様です。どうかご無理はなさらないでください。私が今こうやって元気でいられるのも、ひとえに貴方方医療現場の方々のお陰です。>>247
時系列的にもまだセイバーもアサシンも召喚されていないので、グレンデルやルイの召喚もあり得ましたね。連絡されてすぐにそれらを調達できるアーダルベルトも凄いというかキャラクターの役割をちゃんと発揮できました。
>>248
お手数の際にペレスの確認をよろしくお願いいたします
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E5%AD%A4%E5%B3%B6%E3%81%AE%E9%AD%94%E8%A1%93%E5%B8%AB%E3%81%A8%E6%B0%B7%E8%82%8C%E7%8E%89%E9%AA%A8%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3ペレス確認しました。
一歩間違えれば、サーヴァント召喚済みの術陣営とライノがかち合う可能性があった恐怖……!
プロペスローも、なかなか一筋ならでは行かない性格をしていそうですね。そういえば、木伽ってみんなが泊まってる宿の部屋内も撮影されていたりするんでしょうか?
そしてみんな他参加者について書いていて少し後悔…なのでここにそれぞれについて双子がどう思ってるか警戒度順に上げますと
バートランド(隙がない&本家の奴ら思い出す)>食満(純粋に強い&善人面してる)>ジャック(不審感満載&こちらを嘗めてる) >半月(媚び売る様が気に食わない&堅実)≧ソフィ(いかにも善良な一般人で虫唾が走る) ≧ラウ(魔術師なのに人間臭い&隙が多そう)
こういった感じ。双子はお互い以外に無関心なのでソフィさんが自分たちに思うところがあることもただの一般人じゃないことも気づいてない…的な。全方位に敵意向けてるな…>>253
本家のグランデの親がこと芸術にご執心で少々財政が厳しいところもあるグレーヴェンマハ家にとっては金の融通が出来る人材は確かに必要を覚えているでしょうね…まあそれでも切り捨てる時は切り捨てますが
>>255
海外に日本の風習を教えるのは難しい…いや鵺は和鯖なんですが。でも出自は海外なんかよりずっと遠いから…
アンジャッシュ現象ってやつですね()
>>256
お盆場所に選ばれた土地が可哀想ですね…
化け物はモノローグがあると理解できない度が薄まると前にどこかで聞いて、でも鵺視点で書きたいな…となっていたので昔話のナレーションみたいな、穏やかだけど他人行儀で描写の簡潔な文にしました。
実はこれ、来野さんの「昔々のお話」を参考にさせてもらっていたりします…あとミッフィー…ジャックお前大会始まる前から警戒されすぎじゃないか……?
戦闘スペック皆無なゲーマーのくせに……
>>247
製作者じゃない私が言うのもアレですがだいぶ狂ってるっぽいとこありますからねぇジルは
……狂い方これで合ってるのかな、不安になってきた
>>250
今回のお話はここともう1個のシーンから逆算して作ってるのでこういう形になりました
ジルの狂ってるとことルナの中途半端異常を合わせると2人のファーストコンタクトはこれしかないなと
>>255
襲いかかってきておきながら治しにかかる流れはもうこの人しかできないだろうなと頑張りました
エミュは気になるところとかありましたでしょうか…?
…え?誤字?………アァァァー!
>>257
もう根っからの魔術師ですから!
いやーにしてもほんと狂信的なヒトじゃなくてよかった
「吸血鬼、滅ぶべし」なヒトじゃなくてよかった。その時こそ本番になっちゃいますからね>>258
遭遇しなかったのは運命の巡り合わせですね。プロスペローはたしかに癖がある人柄ですが魔術師としてはかなり甘い部分もありますから、そこを把握できないでいると陣営が破局するようなことになるでしょうね。
>>216
誰何を問われて魔術師と答えるのがルナの人柄を表していますね。普段は穏やかな振る舞いだけど魔術師としての意識が強いと思いました。あとアクションも入っていたのはいいですね、サーヴァント以外で読む機会は少ない気がしたので。
>>261
バーゼルの得手が自己保身と口の上手さなので危機に対しても自分だけは生き延びるように立ち回るヤドリギのごとく寄生木なこと。なので切り捨てられそうなときでも本家に残るか別の力ある組織に身を寄せるでしょうね。そしてそこを排されるか枯死してしまうまで存在する。だけど四方はそういう側面を知らない、という設定です。今って人いますかー?
いたら新作のssでも投げようと思うのですが夏も盛りの昼下がり。周りがやってるし一応やっておこうと始めた就活に疲れたわたしは、大学に程近い喫茶店のテラス席で身体を伏せていた。
「あーもう〜・・・・・・暑すぎ〜・・・・・・。こんな中でスーツ着て就活とかやりたくな〜い・・・・・・。」
一緒にテラス席に座った友人が呆れたようにわたしの頭を軽く叩く。
「文句言わないの。みんなだって『暑いから』って理由でやらなくて済むならやらないわよ。スーツ着て外歩くのが嫌なら、WEB面接にでもしたらどう?」
「パソコン持ってないから無理〜。」
「あんたねえ・・・・・・。スマホでも出来るんだからスマホでもいいからやってみなさいよ。」
「・・・・・・どうやってやるの〜?」
「・・・・・・はあ。あんた、よくそれで今まで生きてこれたわね・・・・・・。」
元から呆れていたのに、さらに友人が呆れてしまった。
でも、仕方ないだろう。暑いものは暑いのだから。
「お待たせしました、アイスコーヒーです。」
店員の人がそう言ってわたし達の前に氷が並々と入ったアイスコーヒーを置き、「ごゆっくりどうぞー。」と言って去っていく。
「何かやりたいこととかないわけ?」
「特には〜。お給料が良くて〜、あんまり出社しなくてよくて〜、のんびり出来る会社ならそれでいいかな〜。」
「いや贅沢が過ぎるでしょ・・・・・・。それこそあんた、生まれつき幽霊が見えるってんだから、イタコさんとか向いてそうなもんだけど。」
「あれはあんまりお金にならないから無し〜。それに〜・・・・・・見えたって碌なものじゃないしね〜。」
あはは、と友人の意見を笑い飛ばす。
友人は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべ、わたしに謝ってきた。
「・・・・・・ごめん。意地悪だった。」
「気にしてないからいいよ〜。でもそれはそれとして、今度食べ放題のお店に連れてってね〜。」>>270
「・・・・・・出禁にならないように気を付けてね?」
「はーい、気を付けま〜す!」
ひとまずはその場を収め、空を見ると。
そこには、普段はわたしの影に潜んでいるはずの鯨がゆったりと回遊していた。
「・・・・・・相変わらずだなあ。」
ぼそり、と独り言のように呟く。
友人の指摘の通り、わたしは生まれつき、普通の人には見えないものが見えていた。
ホラーでよく見るような白い装束を着た女性、ランドセルを背負った小さな男の子、手が繋がれた男女のカップル、片腕の無い旧日本軍服姿の男、焼け爛れていたり、腐っていたり、蛆虫が沸いていたり、達磨になっていたりする夥しい数の死体の山に、年端もいかない小さな水子、ありえない方向に捻じ曲がった関節の女、敬礼をしたままピクリとも動かない警察服を着た男・・・・・・。
それ以外にもポルターガイスト、金縛り、臨死体験、霊障、憑依に幽体離脱と様々な心霊現象に出くわしてきた。
・・・・・・とまあ。ここまで言うのはいいとして、誰がどう聞いたって『ホラー映画の見過ぎ』『はいはい嘘乙』『どうせ作り話でしょ?』となること請け合いの話だし、実際のところわたし自身も『誰がこんな話を信じるというのだろう?』と思ってるからおあいこだ。
だからたとえば。
わたしの遥か頭上を回遊している鯨のようなナニカだって、誰も信じはしないのだろう。>>271
『───────────────』
鯨が哭いた。
その鯨は、ただただ大きかった。
昔見たヒーロー番組に出てくるような怪獣のようであり、怪獣映画に出てくるような人智の理解を超えた存在であり、神話や伝承で語られるような怪物のようだった。
わたしは、そんな存在にある小説に出てくる異形の名を借りて、その鯨のような何かを『モビー』と名付けることにした。
・・・・・・まあ。名前なんてものを付けて意味があるかどうかは分からないけど。
しかし、自由に空を回遊する姿はどこか嬉しそうであり、楽しそうであり、悲しそうであり、苦しそうだった。
『────────────────』
また、鯨が哭いた。
わたしは、この鯨が何であるかを知らない。
知らないが、知らないからこそ分かることがある。
あの鯨は、きっと善くないものだ。多分その気になれば、わたしごと、この世界を壊せてしまえるだろうと思えるくらいには。
『魔術』という常人は使えないモノを修めているわたしの家系にある数多の古めかしい本や文献にさえ、この鯨のことは特に書いてはいなかった。
わたしに取り憑いている以上は幽霊か何かの類いなのは間違いないのだろうけど、それでもそれ以上のことは何も分からなかった。
なにぶん、古さだけなら一級品だ。わたしより以前の代にも鯨に取り憑かれた人はいたようだけど、それも最新は戦争真っ只中の頃まで遡らなければならない。しかもわたしの先代は男性だったということから考えても、まともな情報なんてあるわけがなかった。生きるか死ぬかの瀬戸際を行っていた時代なのだし、そんなことを望むのは高望みが過ぎるというものだ。
それ以前の代にも遡ってはみたが、古い時代に遡れば遡るほど、記述は曖昧模糊としたものとなり、信憑性を疑わざるを得ないようなことしか書かれていなかった。
つまるところ。この鯨は、恐らく幽霊の類いが突然変異したナニカだということだ。>>272
『────────────────』
三度、鯨が哭いた。
ただ。
正直なことを言ってしまうと、わたしはこの『モビー』という鯨のことは嫌いではない。むしろ好きな方だと言ってもいいくらいだ。
だって、この鯨には敵意も悪意もない。
善良な存在だと断言することはできないけれど、他の人からすれば邪悪な存在に映るかもしれないけれど。
わたしからしてみれば、『こいつを傷つけよう』『こいつに取り憑いてやろう』『こいつの身体を乗っ取ろう』などなど多くの迷惑をかけてくるような悪霊連中に比べれば遥かにマシだ。
『モビー』のせいでわたしの身体が傷つくことはないし、『モビー』のせいでわたしの周りに被害が出ることはないし、『モビー』のせいでわたしが怖がられることもない。
常に生きているのか死ん でいるのか分からないわたしにとって、それだけが唯一の救いと言っていい。
・・・・・・それでも結局のところ、『モビー』がそうではないだけで悪霊の類いは今もわらわらとわたしのところに集まっているのだけど。
「はあ・・・・・・。どーして、わたしの周りには幽霊がいるんだろうねー・・・・・・?」
そもそもの話をすれば、霊視なんてものは強弱の差はあれど、特別珍しいものじゃない。
それこそ霊媒体質にしたって個人差はあれ、そこは同じだ。
超能力と魔眼、境界線こそ曖昧だけどそれぞれを同時に持つことだって不可能じゃない。現にわたしがそうなのだから。
なら、わたしの周りに幽霊が集まりやすい理由は何なのか?>>273
「魔術ってものがなければ〜・・・・・・私ももうちょっとは普通だったのかな〜・・・・・・?」
魔術。限られた人間しか知らないそれが、その概念が、こういうものを呼び寄せるのだとわたしは思っている。
わたしの持つ属性は五大属性────────火、水、土、風、空のどれにも当て嵌まらない。
わたしの持つ魔術属性は『架空元素・虚数』────────魔術の世界において「ありえるが、物質界にないモノ」と呼ばれる何とも摩訶不思議な属性だ。
両親によれば、これがもし在野の存在であれば間違いなくホルマリン漬けになるか魔術の実験の材料にされてしまうらしい。それほどまでに珍しく稀少な属性らしいが、まあ、間違いなくこの属性が原因で魔を引き寄せているのだろう。
なんとも迷惑な話だ。成りたくてなったわけじゃないし、この才能だけが欲しいなら喜んで私は差し出そう。
この歳になっても五体満足なのが不思議なくらい、わたしは多くのことに巻き込まれた。そのたびに傷を作って、そのたびに誰かに心配をかけて、そのたびになんでもないことのように誤魔化してきた。
ただそれも歳を重ねるにつれて難しくなってくる。
子供の時ならどうにかなることでも、大人に近づけば近づくほどにどうにもならなくなってくる。
『大丈夫』だと言っても周りは勝手に邪推するし、野次馬精神で付き纏ってくる人もいる。
だから中学生の時を境に、わたしは『不思議っ子の殻』を被ることにした。ふわふわしていて、ポヤポヤしていて、とろとろしている、そんな空に浮かぶ雲みたいな存在にわたしはなることにした。
キャラ付け、というか一種の自己防衛のようなもの。それで誰も傷つかないならそれに越したことはない。>>274「まあ〜・・・・・・それも五十歩百歩だよね〜・・・・・・。」
それでも結局のところ、それは一時的なその場凌ぎに過ぎないのだ。わたしがわたしである限り、何も変わることはない。
「はあ〜・・・・・・暗い考えはやめやめ〜。気分までどんよりしたらおしまいだよ〜。」
「・・・・・・あんた、さっきから何をぶつぶつ独り言を言ってるの?」
「あはは!気にしない、気にしなーい。私がこういう風なのはいつものことでしょー?」
「まあ、それはそうだけどさ。でも友達としてはやっぱ心配になるわけでさ。」
「おー、やっさしいー!そういうきみが好きだよー?」
「はいはい、元気そうで良かったわ。本当に見えてるのか疑いたくなるくらい。」
友人が席から立ち上がる。
「あれー?もう行くのー?」
「次の会社の面接があと1時間もすればあるからね。会計は─────────」
「あー、ここはわたしがやるよー。今日はもう面接ないしねー。」
「ん、分かったわ。じゃあ、また大学で。」
「うん、じゃあね〜。」
そう言って去る友人の背を見送る。
・・・・・・友人の足元を這いずるようについていく複数の亡霊も見送りながら。
「・・・・・・はあ。」
まあ、もう仕方のないことなのだけれど。
わたし個人に亡霊をどうにかする手段なんてない。どんなに頑張っても魔除けをすることしか出来ないのが関の山だ。
「・・・・・・ま、ここまで行くと諦めもつくよね〜。」>>275
常世と幽世の狭間にいることしか出来ないのがわたしなら、もうそういうものだと割り切って『恐怖』だとか『悍ましい』だとかそういう感覚を隔離する。
それで自分の心が守れるのなら安いものだ。それ以上は何も望まない。
わたしが望むのは、周りの人達と同じように普通でありきたりで──────────幽霊も何も見えない、地に足を付けて生きてることを実感出来ればそれでいい。
「さ〜てと〜。それじゃあ、この後は何して時間を潰そうかな〜?」
相も変わらずテーブルに突っ伏したまま、空を見上げる。
気が付くと、そこにはもう鯨はいなかった。
ただ、どこまでも、海のように青い空が広がっているだけだった。ドロテーアさん来たし、ペレス再開できそうですね。ランチャーさんは撤退してたし。
前書いた趙雲と黄夫人(水着)の夏イベのサブストーリー的なアレの続きが明日までには投下できそうなので前回のあらすじ+予告的なアレを投下しときます
あとコマンドーというより色々パロブチ込みすぎてカオスになりました、サーセン
水着姿で夏を満喫してたコマンダー黄夫人(月英)と護衛っぽいけど何かすげぇ何とも言えん距離感の趙雲がイチャイチャしてた時にチンピラの介入に遭遇しちゃったZE⭐︎是非もないネ!!
そして開き直ったのかチンピラの提案で宝ザックザクの炭坑へ行く事になったんだけど、そこは何か変な炭鉱夫がいて嫌な予感…一体どうなっちゃうのー!?
次回、銃なんか捨ててかかって来なさい⭐︎混沌の炭坑大決戦!!
次回も皆で⭐︎一心不乱の闘争(バカンス)!!>>280
なぁにこれぇ…(後悔)すいませんやっぱ没で
訳わからなくなった別で2騎メインで何かするSS上げるのでそれでチャラにしてほしいです…
すいません…>>263
はぁーっ!はぁーっ!はぁーっ!良い!素晴らしい!ありがとうございます、参考にさせていただきます!
d@zfq@eqe6ud@94u5ys@=tk4uo]t5qeus6mzweqので、やはり我々は胸囲以外は分かり合える!()
>>266
プロスペローさんを本当に信頼して、家族の話なんかになった時…そうですね、プロスペローさんが聖杯への望みである「自分のルーツとなった者の記憶を取り戻す」こと、己には誰か大切に思う人がいたはずだということを語った時などに、自分にはもういない家族がいたことと共に本名について話すでしょう
>>277
「普通」になるにはあまりにも「異常」への適性がありすぎる、結果としてどちらでもない自分という立ち位置を作らざるを得なかった…そんな幽歌さんの憂いが伝わってきますね。
なんだか、夏の青い空の下の冷たい影のような陰影を感じさせるお話でした>>289
ありがとうございます。序盤に四方が聖杯を求める理由をプロスペローに聞いたとき、素直に話させるつもりなのですがそのときに四方も告白させたいと思います。>>287
ありがとうございます 左目出して1と2を足して割ったようにしてみましたがこんな塩梅でしょうか
このまま余談フェイズ入ります
さっきの1段階前にもラフというか思いついたままの走り描きがあったんですがそちらでは短髪でした
Wiki見直したら長めでメカクレって書いてありました コレは同志Bもにっこり
1は元のままメカクレにした感じ、2は隠す方変えて1よりやや陰気な感じ
服装は鍛冶師兼旅人って風のカジュアルな作業着みたいなやつだと思います
お道具など入れるスペースがいっぱい なんか燃えてますが大丈夫、概念的な炎みたいなアレなので
あと、後ろめたさとか脛に傷とか、そういう感じのフードマン力を直感したので襟はフードになりました>>219のお盆の続き書けたので投下してもよろしいでしょうか?
周回終わったら黒くなってたので投下します。以下連投失礼します
「…よし、これぐらいかな」
8月の中頃、お盆の季節。いかに現在が異常事態であろうと、「いつも通り」を失うわけにはいかない。
マスターは、もらってきたお餅をそれぞれ小皿に盛って、お茶と一緒にお仏壇にお供えする。マイルームに急ごしらえで作ってもらったお仏壇は小さく、家のものとは全く違うが、それでも往年のお盆の雰囲気を出すには申し分ない。
旅先に故郷を忘れぬために日本食を持って行くように、人理の危機にこそ普段の年中行事を忘れないために真似事であってもこなしてみる。そのマスターの姿勢は、有難いことに色々なサーヴァントに受け入れてもらい、協力してもらった。
今日は珍しく何もない静かな日だし、お盆くらいはまともに行えるかもしれない────そんな矢先のことだった。
「至急!至急!異常事態発生、マスターは至急管制室へ!」
そんなアナウンスと共にけたたましい緊急アラートが鳴り響く。マスターの安息日は今しも瓦解したのだった。
「あぁ、来てくれたね。せっかくの安息日だったのにすまない。だが非常事態なんだ」
管制室に入ると、ダヴィンチちゃんが焦りを隠さず眉根を顰めながら出迎えてくれた。今日はマスターだけでなくサーヴァントとしても、カルデアとしても貴重な安息日だっただけに、ダヴィンチちゃんとしても遣る瀬無い気があるのだろう。>>295
「良いよ良いよ。それで…何があったの?」
「微小特異点が突如として現れた。そして、スタッフたちの休息を利用して…いやする気があったかはわからないけれど。管制室に勝手に入って、レイシフトを行ったサーヴァントがいる」
「えぇ!?じゃ、じゃあ…そのサーヴァントが、もしかして?」
マスターの質問に、ダヴィンチちゃんは黙して頷いて見せた。
「それも、大変困ったことに、そいつはフォーリナーだった。さて、見当はつくかい?」
フォーリナー、となると事態の厄介度は飛躍的に向上する。ダヴィンチちゃんがこうやって訊いてくるということは、マスターにとっても心当たりがあるサーヴァントということだ。
記憶を総浚いしてみる。朝起きて、朝食を食べて、お盆の準備をして、お餅をもらって────あ。
「も、もしかして、鵺?」
「そう。カメラにばっちり写っていたよ。まったく一体どこで覚えたんだか…」
「──── やっぱり鵺さんなんですか!?」
どかどかと入ってきたのは、キャスター、鳥山石燕。表情は普段の彼に似つかわしくない驚きと焦りが包み隠さず浮かんでいる。足取りにもそれは表れていて、マスターたちに近づくまでに何度かこけかけていた。>>296
「石燕?どうしてここに?」
「いや、その、緊急アラートが聞こえたもので、何事かと…」
「やっぱり、というのはどういうことかな?」
ダヴィンチちゃんの問いを受けて、石燕は急にぎこちなくなって、あぁだのうぅだの呻いて何も答えなくなった。目線もマスターたちに合わせようとしない。怪しい。
「…もしかして、何か知ってる?」
「えっとぉ…そのぉ…」
「……………」
「……………」
「うぅ…あのぉ…」
マスターとダヴィンチちゃん、二人に凝視られても石燕はしどろもどろに何事かを唸らせるだけで言葉を継ごうとはしない。
見つめるのを止めたマスターは、そっと己の右腕を掲げて、
「…令呪をもって命ずる────」
「わ、わかりましたわかりました!全部話しますからー!」>>297
「────なるほど。鵺にお盆についてを教えた、それが原因ではないか、と」
「し、知りたそうにしていたので…ご、ごめんなさい…」
曰く。今日偶然に鵺と廊下で遭遇し、その時にお盆についてを訊かれたから自分は答えられるだけ答えた、それから鵺がお盆にえらく関心を示したからやり方も教えてやった、それを受けて鵺は勝手にレイシフトをしてこの事態になってしまったのではないか。それが石燕の見解であった。
「うぅん、事の発端はわかった。まぁ石燕については追々沙汰を考えるとして…それにしても、奇妙な点があるんだよねー」
「奇妙?」
「そう。石燕、君、鵺に火とか渡してないよね?」
「はい。渡してないですねー」
ふむ、とダヴィンチちゃんは顎に指を添えて、レイシフト地点の状況を上面図として示したパネルを二人に見せる。見ると、どこかの山の中のようだが、中央の円形を避けるようにして木々が燃えていた。
「君にも訊きたいけど、鵺というサーヴァントは火を扱うようなサーヴァントじゃないよね?」
「うん…あれ、じゃあこの火は?」
「あぁ、そうなんだ。火からは普通のものとはまるで違う魔力反応が見られたから、魔術で拵えたものとも考えにくいし…」>>298
「あ、それわしじゃ」
「「「え」」」
全員が一斉に振り返ると、今度はフォーリナー、ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトがそこにいて、燃え盛る山の木々を見てうんうんと感心そうに頷いていた。
「この、燃え尽きるほどビッグでダイナマイトな本能寺流ギャラクシーな感じは紛れもなくわしの火焔じゃな。いやー絶景かな絶景かな、ってか!」
「…………」
「…………」
「…………」
「………え、なんじゃこの空気?わしの獄炎でも溶かせないレベルの氷河期来てるんじゃが?」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………いや、わしはあ奴に頼まれたから応えただけでな?こう、出来ぬなら わしがやろうか ホトトギス的なアレでな?じゃから…」>>299
「…………」
「…………」
「…………」
「…………わし、悪くないもん!」
「────まぁ、うん。ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトの処置も後回しだ」
「ギャラノッブの話が本当なら、山も大変なことになってるよ!」
「へんな略し方されたのじゃが!?」
「まぁまぁ…それに、この、中央の部分…なんかすごく禍々しく思えるのですがー…」
石燕が指差したパネルの中央部からは、確かに高濃度の魔力反応が感じられる。マスターでもわかってしまうもので、見ているとダヴィンチちゃんに「あまり長く見てはいけないよ」と諫められた。
「とにかく。急を要する事態だ。三人で事態の収束に向かってほしい」
「わ、わかりましたー」
「わしも!?わしもか、それ!?」
「これで処置が軽くなるかもなんだよー?」
「うぅ…起こした火の後始末にこの第六天魔王を駆り出すとは…」
「自分の火でしょ…」>>300
「────話は聞かせてもらったわ!」
「今度はだれー!?」
いよいよもって賑わってきた管制室にまた一人サーヴァントが現れた。白い女性、ランサー、雪女だ。こちらはいつもの純和風な淑やかな装いを既に武装へと変じさせている。
「ゆ、雪女?一体どうして君が?」
「事態を引き起こしたのは鵺で、原因はお盆…恥ずかしいけれど、まぁ…私も、それに手を貸しちゃったから。ケジメをしないとね」
「え、なに、そなたわしと同類か?」
「すみません、貴方も巻き込んじゃってたんですねー…」
「ちょっとギャラノブ、引っ付かないで暑苦しい。貴方もうじうじしないで」
素気無い態度は通常運行、忌まわしそうに雪女は寄って来るギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトを長柄の槍で牽制している。
雪女がどういった経緯で鵺に手を貸してしまったのか。それをマスターが考えるよりはやく雪女はダヴィンチちゃんに対して向き直って、
「さ、早いとこ終わらせて。私だって共闘なんてしたくないから」
「あ、あぁ。じゃあ、各々配置について。何が起こってるか具体的に解析できていない。くれぐれも注意するように!」
サーヴァントたちはそれぞれ指定された位置に並んだ。マスターも、慌てて礼装を着替えてコフィンに入り、いつもの機械的なアナウンスを耳にしつつ瞼を閉じた。>>301
「────マスター!しっかりしなさい!」
目を覚ますと、どうやらレイシフトは完了していたようで、ものが焼ける嫌な臭いに鼻が刺激された。
マスターを起こしたのは雪女だった。起きたのを確認するとすぐに起き上がらせマスターの傍で警戒態勢をとっている。石燕、ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトもそれぞれに眼前のソレを見据えていた。
木々が燃えているというのに、辺りはまるで洞窟の中のように涼しい。そして暗い。タンパク質の焼ける臭いと、また別のもの────何かは推測できない────から立ち込める異臭が混じり合って喉を絞めつけて来る。礼装でそういった類のものは遮断されているというのに、だ。
暗いせいで、いやおかげで、マスターは自分が何と対峙しているかはわからない。洞の奥を占拠する闇が何かをひた隠している。そのひた隠された何かはぐらぐらと絶えず揺れ動いている。
「…マスター。さっさと指示をちょうだい。ずっとにらみ合うつもりはないわよ」
雪女の冷えた声で我に返り、マスターは礼装の乱れを直す。相手は何物かわからないが、ひとまずは仕掛けるほかない。
「…うん。みんな、気を付けて…!」
そのマスターの叫びから、戦闘は始まった。>>292
いい!イメージぴったりです!
服装もすっごい説得力あるんですよね……こんないかにも旅の職人っぽいやつが詐欺ふっかけてくると思わないだろうからみんなだまされてたんだろうなって。
お気づきになりれましたか>フードマン力
皮肉屋というかヤレヤレ系というか一昔前の脱力系主人公をイメージしてます。型月で言うと緑茶とかアンリのイメージ。
上手いことアウトプット出来ずに霧散してたモチベがもりもり湧いていくのを感じる……
ありがとうございます……一部書き直して、『特攻淑女エル・ビオランテ』を登録しましたー。
SS貼っていいですか?
―――ある女の話をしよう。
女は不要な子として産まれてきた。
性別も確認せずにウィリアムという名をつけた両親は、程なくして女の元を立ち去っていった。
女の生まれた村には孤児院を兼ねた修道院が存在し、彼女はそこで過ごすことになった。
彼女の人生は、その修道院が海賊達へ奴隷を宛てがう裏の顔を持っていたことに起因する。
出生直後こそ男か女かわからなかった彼女は、見目麗しい少女へと成長した。
女の美貌に目をつけた海賊達は彼女を自分達の船に『備品』として積み込んだ。
そこから先は語るまでもないだろう。
詳細を語ることがそのまま彼女の尊厳を破壊することに繋がるような扱いを彼女は受け続けてきた。>>316
ロンドンを旅立った海賊達の船はベルギー、オランダ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンなどの北欧諸国を巡り、やがてアイルランドへと辿り着いた。
彼らの運命の別れ道は、逗留した港がドルイド僧達が集まる場所だったことに尽きるだろう。
海賊達を一目で『悪しき者』と判断した彼らは、その尽くを根絶やしにした。
唯一生き残った彼女は、そのままドルイド達に育てられた。
ウィッカーマンという秘奥を身につけた彼女は、同じように苦しむ誰かを助けるため……という名目で旅に出た。
旅の途中で辿り着いた寂れた農村で、彼女は儀式を行った。
神に供物を捧げる藁の巨人の儀式。枯れ果てた大地は瞬く間に実りを取り戻した。
そうして彼女はその村にとっての最重要人物となった。
彼女に逆らえば恵みは失われる。
彼女に逆らえば実りは失われる。
彼女のあらゆる我儘が意見として尊重されるようになった頃―――女は、その本性をあらわにした。どなたか存じ上げませんがインタビューの登録ありがとうございます…
>>317
ある青年は、神の供物として生きたまま焼き殺された。
またある女性は、神の供物ではなく魔術によって青年と同じ末路を辿った。
いずれも彼女の機嫌を損ねた故の処遇であり、私刑以外の何者でもない。
彼女こそが法で、彼女こそがこの村を支配する女王。気に入らないものは即座に首を刎ね、気に入ったものは玩具として朽ち果てるまで弄ぶ。
後に「服を着ている方が珍しい」と言われる彼女の生活は、酒池肉林そのものだった。
戯れに抱かれ、戯れに犯し、そして戯れに殺.す。
欲に濡れたその為政は、ウィッカーマンが多用されているという噂を聞きつけた育ての母に命を奪われるまで続いた。
ここからは死後の話。
冥府の門番聖ペテロに彼女は訴えた。
「私がこうなったのは生まれのせい。産まれてくる場所を間違えなければ私はこうならなかった」
彼女の言葉にも一理あると思った彼は、彼女を裕福な家庭の娘に転生させる。>>320
永遠にも似た生。誰とも混じり合えず誰とも分かり合えぬ生。
ある意味では地獄よりも地獄だった境遇で、女は『それ』と出会った。
「哀れな娘。愚かな娘。そんな貴女だからこそ、私は貴女を愛しましょう」
同情と憐憫、そして確かな慈愛を以て『それ』は彼女を抱きしめた。
其の名、愚者の炎(イグニス・ファトゥス)
生死の境を司る大悪魔。あらゆる神話(テクスチャ)に属さないが故に、あらゆる死後の世界(テクスチャ)を渡り歩く女神。
全ての愚か者(ウィリアム)に手を差し伸べてきた彼女は、当然篝火の女王(ウィリアム)にも救いを与えた。
初めての温もり。
初めての喜び。
初めての、誰かに与えられた無償の愛。
女は、二度の生を経て、自らの本当に求めたものに気づき。
そして、大粒の涙を流しながら彼女の手に掬い上げられ―――多くの愚者(ウィリアム)が並ぶその葬列に加わった。>>322
「サーヴァント、ランサー。え? アーチャーじゃないのか? 馬鹿ね、よく見なさいよ。ちゃんと先端にバヨネットがついてるでしょう。だから私はランサーであってるの。おわかり?」
【出典】イギリス・アイルランド圏の民間伝承。
【CLASS】ランサー
【真名】リアム・ウィッカーマン
【異名・別名・表記揺れ】ウィリアム・ウィッカーマン、藁葺き頭のウィル、藁葺き女
【性別】女性
【身長・体重】161cm・48kg
【肌色】白【髪色】アッシュグレイ【瞳色】スチールブルー
【外見・容姿】白いローブの下にボンテージ風の謎衣装を着た女性。見た目だけなら魔女、あるいは神秘的な女神のように見えなくもない。ローブを脱いだら? さあ?
【地域】アイルランド
【年代】18世紀以降
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】女性
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:B 魔力:A 幸運:C 宝具:A>>323
【固有スキル】
篝火のカリスマ:C+
洗脳にも似た集団統率能力。
実りを司る巫女としての信仰、あるいは悪政を敷く女王としての畏怖がスキルとなったもの。
彼女の美貌を美しいと感じたもの、または彼女に心から服従したものには補正が入る。
魔術:B
ドルイド圏に伝わる自然崇拝の魔術を使用する。彼女が得意とするのは植物に対する干渉全般。後述の武装もこの魔術で作り出される。
愚者の炎:A
愚者の炎(ウィル・オ・ウィスプ)として、他者を惑わす悪性として自覚的なことに由来。無辜の怪物に酷似したスキル。
大衆が想像するウィル・オ・ウィスプ、その在り方に忠実な彼女は地に眠る死霊を呼び起こし自らの徒とする。>>324
【宝具】
『灼き尽くす炎の檻』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50人
ウィッカーマン。
キャスタークラスのクーフーリンと同一の宝具。本来ウィッカーマンはドルイドに伝わる儀式の一つであり、彼女もドルイドである故に同じものを保持している。
加えて彼女はこの儀式をある地域に伝えた伝道者であり、サーヴァントとしての霊基にも混ざっていることからこの宝具を得た。
真名解放と同時に無数の細木の枝で構成された巨人が出現。巨人は火炎を身に纏い、対象に襲い掛かって強力な熱・火炎ダメージを与える。
宝具として出現した巨人の胴部の檻は空であり、そのため、巨人は神々への贄を求めて荒れ狂う。
【Weapon】
『爆ぜる銃爪・改(フラム・トリガーⅡ)』
ウィル・オ・ウィスプとして座に登録した際に認識した自分の同一存在から形だけパク……拝借したもの。
ウィリアムのものと同モデルのマスケット銃。唯一の違いは先端に銃剣(バヨネット)が着いていること。
本人の「遠距離から撃つだけじゃ殺した実感がないからつまらない」というろくでもない価値観が形になったもの。
ウィリアムと同じくスキルである魔術によって作り出される。>>325
【解説】
ウィリアム・トーチハンズが女性として生まれたIFの存在。彼同様にウィル・オ・ウィスプのモデルの1人。
本家の彼と同じく両親に恵まれず、性別も確認されずにウィリアムという名を付けられる。
ある海賊船で奴隷として過ごした後アイルランドで救出され、ドルイドとして育てられる。
その時期には既に彼女の性格は破綻しており、ウィッカーマンという儀式を伝授された後巡礼と称して旅に出る。
辿り着いた未開の土地でウィッカーマンを行い、結果としてその土地は豊かになる。
それは結果として彼女に逆らえば実りが失われるという地獄を生み出すことになる。
そうして、彼女は逆らえる人間のいない絶対的な女王として君臨した。
その後悪辣の限りを尽くした彼女は粛清を受け、ウィリアムと同じく転生を経た後イグニス・ファトゥスと出会い今に至る。
境遇が境遇なだけあって割とどうしようもないタイプに変容してしまった系の後天的破綻者。
誰が悪い訳では無い、強いて言うなら生まれた時代が悪かっただけの話。
船員達は筋金入りのカス虫だが、その後にリアムがやってることも大概なので同じ穴の貉である。>>326
刹那主義、享楽主義、酒池肉林に君臨した快楽の女王。何も考えていないようで、実は誰よりも周りを、もっと言えば相手の弱みを見ている狡猾な悪女。
ウィルほど改心しては無いが、末期にイグニスに拾われ慈愛を与えられたことで多少は鳴りを潜めている。
それでも悪辣なのには対して変わらない。むしろ、あえて露骨に、もっと言えば露悪的に振舞おうとしている節がある。
彼女はイグニスの手によってウィル・オ・ウィスプの列に加わった。それは彼女にとっての紛れもない救済で―――だからこそ、彼女は善のアライメントを持ちながら悪として振る舞い続ける。
ウィル・オ・ウィスプ、人を惑わす鬼火。
自身が母と呼んで慕う女性、その愛にそぐわぬような在り方を彼女は貫いている。
聖杯に賭ける願いは『あの人』あるいは『お母様』と呼ぶ女性―――つまりはイグニス・ファトゥスとの再会。
こんなんなので恋愛下手。性経験は豊富だが、恋愛経験は皆無。告白とかよく分からない。とりあえずヤることヤってから考えればいいんじゃない?恋とか愛とかよく分からないしと断言する恋愛音痴ビッチ。
性的な意味ではともかく、それ以外で女性扱いされるのにめちゃくちゃ免疫が無い。
セイバールートの士郎と合わせたらきっととんでもないことになるでしょう。
特技:性処理(男も女も。自分も他人も)、人心掌握。
趣味:雑談、おしゃべり、何気ない会話(ただし恋バナを除く)
好きなもの:イケメン、美少女、イグニスの手料理。
嫌いなもの:素直じゃない人。
天敵:イグニス・ファトゥス、ウィリアム・トーチハンズ
願い:『あの人』との再会>>327
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】彼、彼女
【セリフ例】
「あれがもう一人の私、ね……気に入らないわ。何よあれ。俺は罪を償います。俺は生まれ変わったんですって言いたげな態度。我ながら馬鹿野郎だわ―――私達の犯した罪は、そんな簡単に償っていいようなものじゃないのに」ウィリアム・トーチハンズに対して(もう1人の自分。「俺は改心しました」オーラが気に食わない。正確には「俺は改心しました。だから悪人じゃありません」オーラが生理的に受け付けない)
「師匠? ええ、師匠は師匠だけどどうかした? はあ? ウィルと似ているですって? あのねマスター。何がどうしたら師匠とあの松明持ちが似てるってことになるのよ。別物よ別物。一緒にされたら師匠が迷惑だわ」ザミエルに対して(同じマスケット使いとして師匠と呼んで慕っている。本人はそう呼ばれる度に何とも言えない顔をしているがそれにはあまり気づいていない)
「あらお母様、ちょうどいいところに。良かったらアフタヌーンティーでもどう? ハダリーから美味しいスコーンを分けて頂いたの……良ければ、どう? 嫌なら嫌で構わないのだけど……」イグニス・ファトゥスに対して(出会いが出会いだったのでお母様と呼んで慕う。が、未だに照れくささが抜けていない)
「私は嫌いじゃないわよ。あの山羊頭のお兄さん。自分の在り方に正直なのはいいことだわ。私達は人の信仰と幻想から生まれた存在なのだもの。それなら、そう振る舞うべきじゃない……本当はね。ウィルもそうした方がいいのよ」バフォメット/ジャック・ド・モレーに対して(まず見た目が好み。それはそれとして悪魔としての在り方に好意的)
「オッケー。もう我慢しなくていいのね?」
「了解。取っておきを見せてあげる」
「我が叡智、我が秘奥、我が魔術の極地をご覧に入れよう。
灼き尽くせ木々の巨人、茨となりて贄の魂に絡みつけ。
顕現せよ、灼き尽くす炎の檻―――!」
【他クラス適性、変化傾向】アルターエゴ(ウィリアム・トーチハンズの別側面。ウィル「こんなんが別側面とか何事だ。訴えるぞ、英霊の座」)
【製作者】ジョーン>>315
ありがとうございます。
ペレスssのほうも更新しましたー>>331
オイオイオイとんでもない放送事故だよ
最後のは証亜かなぁ…>>305
私の性癖は手と髪だから…胸囲はそこまで…()
とにかく、自分は頑張ってこれを目指していきます。幸い、運が良ければ漕ぎ着けそうな要素が揃っているし…
また雪女さん出してしまいましたがエミュ引き続き問題ないでしょうか?
サポートに雪女さん選べるはずだけど、デバフ入りそうだなぁ…まぁ雪女さんはそこら辺の責任問題はしっかりしてどうだなぁと思いまして
>>309
イマジナリ・スクランブルの花の邪神戦と同じくらいですからね、脅威性自体は。
石燕としては親切心で行ったことがわかりやすく裏目に出たので、かなりしょんぼり案件ですね
>>311
安易な親切心と話半分での独り合点は何事においても控えるべきもの…まして相手は存在自体が危険物なフォーリナーですからね…>>331
典型的な魔術師なら余計な情報は吐かないし、番組の盛り上がりにも興味無い……ですよねーって感じだ
空気を一瞬で変えちゃうあたり、ある意味トリに相応しいかもしれない……>>337
ペレスSS更新しました。ご確認よろしくお願いいたします。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E5%A4%B1%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%94%B7>>331
拝読いたしましたー。
いやぁ、最後でありながら最大の問題インタビュー。マイペースというか、まさに自分の時間を重視厳守しているのだなと。
最後に唯一気にかけたのが他人の「ズレ」というのもバートランドさんの根幹がなんたるかがよく見えて来る…
>>336
信頼がもうガタガタですからねー。ガウフレディ家は表向き何してるかわかりませんけど、他からすれば大義名分が生まれたことにほかなりませんし…「虚言癖な双子の妄想」って言うのも無理あるますしね…
ソフィさんに関しては、双子に召喚されたローゼンが他陣営について類推するためにインタビューの映像を見るので、そこで何か覚えるかもしれません。そこから協力を思案したり…みたいな
>>339
拝読いたしました。
危うくアポのモーさんみたく触媒が消し飛ぶところでしたね…憎い相手の原稿で呼ばれたというのに自制が効くのは、さすがプロスペローさん大人。
出会ったばかりとは言えお互いの譲歩自制の姿勢もあって着実に心を開き合っていますね、良き良き>>337
楽しみにしております、ふふふ……
そして引き続きエミュも問題無いですよ>>340
本家に献上するつもりだった紙片を消滅させたら四方の胃の腑にがネジ切れることになりそうですね。
中納言さんにご教示いただけた点を踏まえプロスペローの描写を入れて、四方からの信頼を得られるようにしてみました。彼女にとってもパラケルススのように根源到達を目的にしているサーヴァントだったら気が咎めるか、離反を警戒することになったかもしれませんね。熱い内に取り急ぎ差分をつくりました
大きい画像 ttps://f.easyuploader.app/20210816010443_414f6a68.jpg
左から
1-彷徨えるウィル・オ・ウィスプって感じのやつ ローブを纏ったハロウィン男
2-さっきの 基本状態はこれ
3-俺自身が松明となることだ
赦されず彷徨い続けた成れの果て、のIF。罰のかたち。
職人としての手足はとうに灼け尽きた。愛用の道具も何時の間にか失くしてしまった。
残ったのはあの日見た慈悲の炎だけ。それだけが彼の旅を終わらせないでいる。
という空想の姿であり、私が勝手に言ってるだけのもの。真に受けてはいけない。
コンセプトは再臨を躊躇う感じのやつ。>>345
わあ~……蒼い焔がきれいだなあ(現実逃避)>>354
イラストを描いて頂いたおかげで自分の中でのウィルの解像度がもりもり上がってるのでありがたい限りです……
リアムと比べたらべらぼうにまともなウィルの時点で辛辣なのでリアムに対して当たりが強くなるのは必然なので仕方ないですね……我、風邪、寝込み
あっリアムちゃんだ!!!
>>329
イグニス「あいも変わらず、貴女はいつもそうでふね、リアム。………けど、まあいいか。ええ、ご相伴に与らせてもらうわね」
イグニス的には実はリアムちゃんを汲み上げたこと、彼女が一転して善人になる……というわけではないこと自体については「それもアリ」の方針だったりします
「今にも消えてしまいそうだったから掬い上げただけであって改心しろ、善き人であれという願いを込めたつもりはない。そも、そう思って行動するつもりならそのような誓約を交わしているし、そもそも二回の生で二回も大罪人となったものを助けようとは思わない」という
私が助けたいと思ったから助けた、という実に単純明快で不条理な、しかしどこまでも平等な悪魔らしい選択なのです
実際善人悪人問わずそういう消えそうな魂を拾っては眷属にする作業を神秘の衰退に耐えられなくなって死ぬまで続けてました今日はバイトなので、帰ったら登録しまーす。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BA
のページでいいよね?
オレ、コレ(>>350)、キニナル。>>343
魔術師なんか基本、引きこもりの人種だからね。
表向きならともかく魔術絡めばアレですよ(笑)>>366
い、一応魔術師として主催の木伽にきちんとアポ取って接触する予定は有るから……!感想返し遅れてすみませんー、読んでくださってありがとうございます!
ちなみに今回のは
(https://bbs.demonition.com/board/7154/)の874で触れたフランス編です。やりとりであるように今回ルーカスは出番なしですね。
逆にミカエラが居るということは、今回の相手は…
>>171
ありがとうございますー! ここからがフランス編の本番になりますので!
>>172
こころが苦しいとき、必要なことは頭を空っぽにすることなのですよね……
>>207
一応前段階では招待状を送った相手ですし、慈悲を贈る程度の余裕はあったのでしょう
>>246
ゴールは帰宅、それまでにいくつ寄り道をしていくかをこれから書いていきますよー!
>>249
さて、なんとか出来ることとなんともならないことがありますからね……
これまでと言えばイギリスで『魔術結社未満』、日本で『三流魔術師』が相手でしたが、今回のフランスは一気にレベルを跳ね上げて行きます。
>>254 こればかりは連れてくるまでわからないことだったので人違いだけはしゃーないのです…………もともと招聘に応じなければ目ん玉だけくり抜いて取ってくるひと(?)がお土産持たせて無傷で返してくれるだけ慈悲だと思います「うぉおおお!G級ハンター(ザミエル)はいるかぁあああ!」
「なんだどうしたぷるchannel(プルプラス)」
「花火をするぞ!」
「はなび」
みたいなおはなしをください
はやくコロナおさまってください>>376
ふ、筆が、筆がお早い……!?
前髪がウィルと似てるのめっちゃいい……IFとはいえ自分だもんな……納得の極み……フロームンドのスキル、死を呼ぶ不吉:A+ですがそれにフロームンド自身やマスターはそのスキルを認識できない、という特性を加えたいと思います。
実際はクラス別スキル+固有スキルで5つなのですが彼女もマスターもスキルは4つだと思っている、という感じです。自分も遅ればせながら感想を。
伏神聖杯戦争、こっそりと読ませて頂いておりました。
怒涛の展開……! ザ・聖杯戦争って感じの容赦のない悲劇……!
からのザミエル君の巻き込まれマスターには少し優しくなるって設定が来野さんの設定に刺さっていい……すごくいい……
来野さんの破滅が丁寧に描写されてるのもめっちゃいい……少しづつ、それでも確実に少女から獣に変わっていく描写がすごく良かった……
ラストシーンもめちゃくちゃ美しいんですよ……
どうやっても覆せない悲劇、もしもを願わずにいられない終わりってのがすごく刺さって……
ザミエル製作者さんの挿絵も良かった……公式での意味とはまた異なるけど紛れもない運命の構図……獣が狩人に討たれるのも、狩人が獣を討つのもどうしようもない運命(必然)なのが明確に描かれてて……
素敵なお話をありがとうございました……>>370
後はまあ、日本に帰った後の黒野的な後日談みたいなのも考えてますが、とりあえず今は監獄長さんの続き待ちだったり
別にいつ投稿しても大丈夫なんでしょうが、これ投稿すると本当に第一回とはおしまいになってしまいそうなので…
>きっとランサーも同じようなことを言うと思うよ
ランサーにそう言ってもらえたら多分、いやきっとまた泣きますね。それはもうボロッボロにいまバイト帰りで細かいこと書けない島術だけど魔改造されたタイの水上マーケットでしょくげきする夏イベなら構想メモにあるよ
いい感じの黒幕思いつかなくてボタン状態だけど料理のネタは仕入れ調理会計客引き包装運送:木伽愛込の半ば木伽のアンテナショップと化した店舗を回して表向き生き生きとしている白髪合法ロリの違法労働の話しか…
>>376
一段落つきました リアム・ウィッカーマン暫定差分 登録は親御さんにきいてください
大きい画像 ttps://f.easyuploader.app/20210816212751_58386161.jpg
ついででザミエルのページにリアムへの対応台詞を加筆しました
よろしくないようであれば訂正します
左から
1-ローブを纏った神官のような不審者のような巫女 春先に出現るやつ 基本形態
2-景気よくキャストオフ ちょっとケルトみのボンテージ トリケトラとアルウェン
3-ナカニダレモイマセンヨ
酸いも甘いも灼き尽くした成れの果て、のIF。彼女が齎す罰のかたち。
その手足は触れたものを灰にした。燃え続ける篝火の肚に贄の苦悶が木霊する。
焼け堕ちてもなお残るものが一つあるならば。それこそが彼女が真に欲したものだろう。
という空想の姿であり、私が勝手に言ってるだけのもの。真に受けてはいけない。
コンセプトはお前がウィッカーマンになるんだよ。て い し ゅ く>>371
最初は濁す程度にするつもりだったんですけど出してしまいました…事後承諾ですすみません
あとラウに資金提供したのもまきなです。失敗するのが楽しみで提供しちゃいました。読みやすいキャラクターシートを作る秘訣ってなんだろう……?
>>398
ああ、階層ごとのエピソードみたいなSSを各参加者で作って投稿するみたいですか。>>401
そっすねぇ……
あとなんすけど、トップページの「でもにっchで行われている」あたりの旨太字とか赤字にしとくなりなんなりします?前もこんなんあったしすぐに来なくなったけど、wikiだけでOKならOK、こっちに顔出ししなきゃいけないならいけないでわかるように大きく書いてあげたほうが新規には親切だと思うんですよね
ちなみに私はwikiだけだと駄目なところがあっても意見が言えないという大きな欠点があるため最新シナリオのネタバレなどスレ的にアウトな要素や個人ssで開示する予定のサプライズ要素を含んでいるのでもない限り全面NG、そのようなものがある場合はそこを省いて投げるか貼った上でスレ内告知派ですあと>>295の続き、お盆の後編が書けたので投下してよろしいでしょうか?
>>399
ありがとうございます……!
初期のウィルと前髪の感じが似てて、目付きがそっくりなのウィルの女版って感じですっごい好きです……
トリケトラとアルウェン……ケルトには欠かせないシンボル+男女を意味するシンボル……チョイスが絶妙……
第三再臨も良い……お前がウィッカーマンになるんだよ……物は違うけどウィルと同じだ……
ウィルが「破滅を与えた物もいつかは破滅以外を与えられるかもしれない」がコンセプトなら「破滅を与えた物はもう破滅しか与えられない」がコンセプトだったりします
灼き尽くすことでしか人と関われない鬼火(おんな)は、いつか自分の大切なものも焼き尽くすのでしょう。そこに救いはない。一度救われたのにも関わらず再び破滅をもたらすようなものには相応しい報いが与えられるでしょう
セリフも問題無しです。むしろ想定より柔らかかった。ストライクゾーン外でちょっと笑いました
リアムはリアムで恋愛音痴+鬼火は恋愛なんてしないって意識があるので気持ち敬遠される方が逆に接しやすかったりします
悪辣に振る舞うことに誇りを持ってる、鬼火は嫌われて然るべきってタイプの女なので、下手に優しくされる方が困ってしまう。余計なフラグはごめんこうむるってやつです。>>401
取り急ぎSSとキャラシを登録してきました
イラストの登録もお願いします黒くなったので投下します。以下連投失礼します
「…動きが止まった…?」
影を纏ったなにかとの戦いは、じわじわと炎に呼吸を絞られながらのものだった。ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトが生み出した火焔は、本人曰く「現界した存在に中てられて変質しとる!わしの扱える領分越しとるわ!」とのことで、雪女はわかりやすく眉間にしわを寄せながら戦っていた。
どれだけ攻撃しても自己再生を繰り返し続けジリ貧の状態であった戦況だが、それに今もって変化が生まれた。今までにじみ出るような攻撃をこちらに晒してきたなにかが、急に動かなくなったのだ。
三騎と一人は警戒し、音一つ立てまいと前方を睨む。しかし、やはりなにかは何をするでもなく沈黙を守り、陰の中の胎動と炭さえも燃やし続ける火焔の音だけが耳朶を打つ。
どういうことなのか、疑問が心中に充満する中でマスターは張りつめていた息をすぅと吐く。その時だった。
「────っ、マスターさん!伏せてください!」
石燕の声に反射的に従う。直後、微かな振動が身体を伝い、そのまたすぐ後に大きな衝撃が足の先から脳天を一気に駆けた。
初めは四方から衝撃波が飛んできたと思った。しかし違う。これは地震だ。それも、大地そのものが起こしたものではない、なにかの動きに地表が呼応して────せざるを得なくなって起きたものだ。つまり、なにかが動き続ける限り、収まることはないのだ。>>413
「マスター!わしと雪女に魔力を回せ!雪女、宝具を使うぞ!」
「…!わかったわよ、指図しないで!」
雪女とギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトがマスターを後方に隠すように立ち、石燕はマスターの傍へ駆け寄り大風呂敷や野衾などを喚び出しマスターを包み、続く衝撃、そして更にこれから来る衝撃を軽くしようと試みている。
「燃えぬなら 凍ってしまえ ホトトギス。またの名を────『天下布武・紅蓮地獄(ハイパーボリアブリザード)』!ギャラクティック!スペッシャルッ!」
「怪しき気色も清き薄明も、白銀の内に秘めましょう────『白銀悲恋・雪華繚乱(はくぎんひれん・せっかりょうらん)』!」
二種類の寒気によって編まれた寒波が、収束して一筋の槍に変じる。穿つまではいかずとも、直撃すれば凍結し身動きをとることが出来なくなる。ランサーである雪女が主軸となった長柄の穂先にギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトの冷気が絡みついた合体宝具は真っ直ぐになにかへ飛んでいき────
当たる直前、なにかの実体は忽然と消えた。>>414
「……き、消えた…?」
闇が一枚の布のようであったが、今はその布を取っ払って何もいなくなっている。元から何もいなかったのを、闇が動いたせいでいるように錯覚していたかのようにも思える。
周囲に蔓延っていた息の詰まるような鈍重な空気も颯と失せている。マスターは石燕の顔を見た。石燕もマスターと同じく不可解で納得の出来ていない表情をしている。この場にいる皆が一様に、そういった面持ちをしていた。
「か、勝った…のでしょうか?」
「さぁ…負けてはいないように思えるけれど」
「うぅむ、わしの中の領域外濃度危険指数レーダーギャラクシーN8も反応を示しておらん。つまりは、ま大丈夫じゃろ!」
伏せた状態のマスターを助け起こしながら投げかけられた石燕の質問に、二人が答える。両方とも警戒を解き、ひとまずの戦闘の終了を認識していた。
マスターは辺りを見回した。しかし、いるべき存在がどこにも見当たらない。奇矯な外見であるために、すぐに見つけられるはずなのだが。
「……鵺は?」
「…いないわね。あの化け物に喰われたとか?」
「も、もしかあの化け物が鵺さんで、私たち倒しちゃったとか!?」
「や、それは流石にないじゃろー。…とはいうが、いないの、ほんとに」
なんとなくの不安が度数を上げて来る。火焔が上がっている以上長居は出来ないが、鵺の捜索も目的の一つであるため帰るわけにはいかない。>>415
「…呼んでみるか!ぬえー!おい、ぬえー!」
「そ、そうですね、鵺さーん!いい子ですから出てきてくださいー」
「鵺は犬か何かなの?私、今すぐにでも戻りたいのだけど」
「ま、まあまあ。あと少し…あれ?」
上空に、何かの影を捉えた。真っ赤な夕焼け空は端が青く黒く染まっていっていて、その中を、一隻の────船が、浮かんでいた。しかも、それは段々とマスターたちへ近づいてきている。要は下りてきている。
マスターの疑問符に、サーヴァントたちもその船に気づく。ぼんやりと、ゆるゆると沈むように寄って来る船を眺めて、船に乗った一人のサーヴァント────フォーリナー、鵺の、緊張感のない顔つきを認めた。>>416
◇鵺
鵺は、ご先祖さまをおむかえすることができました。
ご先祖さまの■■=■■■はなにもしていません。鵺がいたときと変わっていません。います。いました。いています。
けれど、それからなにをすれば良いのか、鵺はわかりませんでした。「ぼんおどり」をしようかとしましたが、やり方がわかりません。
鵺は、虚船にのって浮きました。ご先祖さまとおなじようにいました。燃える木をみていました。暗くてまぶしいかったです。
すると、なにかが来ました。マスターと、鳥山石燕と、雪女と、ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトでした。
なんだろう、と考えていると、鳥山石燕と雪女とギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトがご先祖さまにちかづいたり、遠ざかったりしました。ご先祖さまも動いています。
はじめは、鵺はそれらがなにをしているのかわかりませんでした。だけどそのあと、なにをしているのかわかりました。かれらとご先祖さまは、「ぼんおどり」をしているのです。>>417
「ぼんおどり」は、一つではできません。だから、鵺はぼんおどりをどうしてもできませんでした。しかし、かれらは三つでぼんおどりをしています。ご先祖さまも、しています。
鵺がぼんおどりをみながら学んでいると、ご先祖さまは帰っていくようです。ぼんおどりは終わりなようです。
帰っていくのは、すぐでした。
むかえびはまだ燃えています。
鵺は、むかえびがおくりびにもなったことに気づいて、一つで二つになるのは「リーズナブル」で便利だと考えました。こういうときに、「リーズナブル」のような言葉をつかうとかしこくみえるそうです。
お盆について考えていると、下から鵺を呼ぶこえがしました。ギャラクティカ・ノッブ・フォーマルハウトと鳥山石燕が呼んでいました。
お盆は終わりなようです。ご先祖さまも帰っていったので、つづけることはできません。
鵺は、お盆をわかりました。これならカルデアのお盆にも問題なく参加できるはずです。
虚船を下にむかわせながら、鵺はそうかくしんしました。ちなみに幕間系SSなので「鵺とお盆と■■=■■■」をクリアすると鵺のスキルエンドサイトーシスがA+からA++に強化されます。
やったね、やったね。
>>422
一体リーズナブルなんて言葉誰が教えたんでしょうね…
鵺「うん、うん。…がらがら、がらがら」(水を口に含みながら口で言う)
>>423
化け物はモノローグがあると化け物らしくなくなるという話を自分なりに打開しようとしての昔話ナレーション調なので、そう認識されて嬉しい…
ふわふわしてて、やさしい
>>424
まあーそこら辺は親の心子知らず的なものもあるのですが…それは解説編にて明かしていこうかと。
少なくともご先祖さまはやる気じゃなかったのはほんと
>>425
こっちで見た限りだとまだうらっしゃるようですが…?◆B8D4AQBhU2さん。
神羅に関してチョイとお聞きしたいことが。最近ミスが多くなった…辛い…
>>440
エネミーご先祖さまは毎ターンHP何万と回復してきますが、何ターンか経つと何もして来なくなります。なんで負けイベではなくむしろマスターによってはダメージチャレンジなんかの遊び道具になってしまうという…
>>443
ご先祖さまはご先祖さま。まあ題名の■■=■■■が答えなのだけれど()そこら辺はこれから解説で大解決すれば…!
自分としては変わらずミッフィーとかのほわほわナレーションのつもりだったけど、それは時として怖くなる…ある意味での大成功が出来ましたわ…!
>>442
ひゃー、ありがとうございます!
身長190の子供…いや、180のショタがここにはいるんだ今更なんだ。倫理観未発達アンジャッシュ大事故トリガーなのは、うん、子供だな
鵺としては雪女さんの人間に対する精神構造がわからないので勉強中なのだな
>>441
ある種、怪異側としたら大正解というか当然のとの字案件ですね…
ホレスは「それ何もしなかった方が怖かったのに…」ってことが結構あるんだな
ホレス「え、普通の…?」(本家ストロベリーヒルハウスレベルのお屋敷を用意してた者)ギリシャこそこそ話
ヒュギエイアはお菓子は甘く美味しく作れるけど料理になると妙に味が薄くなる>>448
ほわほわなナレーションとシチュエーションのミスマッチが恐怖を生み出すのです……!
くうくうおなかがへりました>>435
目隠れはいいね 好きだから乱用しない自戒は障子紙の如しですが
昨日のレス内でザミエル→リアム対応台詞の補足しようと思って忘れるガバやっちまったのでここで言うんですが
他の案もあったんですが上手くまとまらなくて結果何かうすあじな感じに……
ナイワー指数が高まって一周回って刺々しさがやや抜けた……って落とし所ということで……
嫌い度はどちらのトーチハンズも大差はないかもしれないですが
松明野郎は三度目は善い人を貫けるといいね(いろんな感情)って小さな差はなきにしもあらず…… (一回で悔い改めとけやド阿呆って棘を含みます)
スタンスが近いのはどちらかと言えば女の方になりますが
今さらいい人ぶる気はないという点で(常識的な反応をよくするので霞みがちですが。悪意でも慈悲でも銃爪に迷いはなく。曇りはする)
舞台装置の悪魔は後悔を後悔のまま唄い続けるのです>>456
ですねー。
組織としてはまだ駆け出し辺りでしょうか。>>456
あ、教えてくださってありがとうございました。>>462
ありがとうございます。それでは、以下連投失礼しますカルデアの食堂は、一日の内でこうやって空く時間帯がある。食堂番も休憩に入る頃で、食事も出されない食堂を利用しようという者は少ない。
そんな時間に、二騎のサーヴァントが一つの机に向かい合って座っていた。一人は暗い雰囲気で紡がれた洋装に金縁眼鏡、右方向へカールした癖のある髪の男性────キャスター、エドガー・アラン・ポー。もう一人は、品のいい和服に短く切り揃えた髪の男性────同じくキャスター、鳥山石燕。先のお盆騒動の当事者である。
先日の鵺が引き起こしたお盆騒動は様々な要素を持つがゆえにカルデアにて話題となった。時に報連相の重要性を説く寓話として、時に領域外の胡乱さを語る怪談として、時にすれ違いを茶化す滑稽話として。しかし、お話ではない、当事者としての「現実」を見てきた石燕は、幾らかその騒動に際して違和感を覚えていたらしい。
「しかし、ホレスさんなんかじゃなく私とは、マスターもつくづくお目が高いですねぇ」
「あぁ、ホレスさんは特に止めておけって、マスターさん言ってましたのでー」
「…それは、何とも尤もなご英断で…」
癖毛をいじり、ズレかけた眼鏡を直しながらポーは皮肉っぽく笑う。
「…で、石燕さんは何を不可解に思われたのです?」
「いやー。不可解っていうなら、鵺さん自身が何にも増して不可解なのですが…そうですね、まずもって、なんですけど」>>464
言葉を一旦切ると、石燕は組んでいた腕を解いて、一度周囲を見回したのちにポーの方へ顔を近づけ、手を口に当てるようにしていかにも内緒話をするような態勢になって、
「なんで、今回はあんなことになってしまったのだろう、と」
「あんなこと…というのは?」
「端的に言うなら…お盆と、領域外の神性の招来との因果関係ですね。どうにも得心がいかないのですよ、私」
そう言い終えると、裾を正して席に腰を落ち着け、また腕組みをする。いつもはのほほんとした物腰であどけなさすら感じさせるのが石燕というサーヴァントだが、時には知恵者としての知識欲を持った大人らしさを見せるのも石燕というサーヴァントである。
「お盆って行事には降霊術の要素はないはずです。お盆ってあくまで、あの世からお越しになったご先祖さまをお迎えする、それだけのものですし」
「いかにも全くその通りですね。私は日本の方の文化には疎いですが…少なくとも、聖杯からの知識ではお盆は神性の招来が可能なほどの大仰なものではありませんねぇ」
「なら、一体どうして真似をしただけで領域外の神性がお越しになったんだと思います?」
「………ふむ…そうですね」
石燕の質問に、軽く首を傾げ、指を顎に添えたまましばらく思案顔になる。間が空き、「これはあくまで仮説ですが」という前置きと共にポーは話し始めた。>>465
「お盆がどういう行事かというのは、関係なかったりするんでは?」
「うん?それはどういうことでしょうか?」
「や、この時大事なのはむしろ…お盆という時間が持つ「概念」なのでは、と」
「概念…概念ですか?」
「はい。まぁほら、お盆は地獄の釜が開く日だそうじゃありませんか。つまるところ、「本来通じないものが通じるようになる」日なのではないかと考えまして」
「通じないものが通じる…じゃあ、ここと外宇宙が通じたのも不自然ではないということですか?」
「不自然じゃないとまでは言い切れませんね。なんせ、内と外…そんな悠々と境界線を跨げるものでもないですから。これは私が身をもって理解っています」
「うぅん、それはそうですよねー。そんな軽率にお越しになられても、って感じですしー」
「そもそもの話、外宇宙へ干渉できるのは外宇宙由来のもののみですからね」
「そうなんですか?」
「私の見立てでは、ね。銀の鍵、魔導書、眼…向こうからの干渉はどうか知りませんが、我々内部の存在が外へ働きかけるには何かしらの外的なものが必要なはずです。降臨者(フォーリナー)は存在自体が外側のものですが、それは元々がではなく、後天的な改造によるものです。だからそうである以上完全に異物には成れない…みたいな」
「ふむふむ、大体はわかりましたー。けど、それが何の関係を持っているんですか?」
「これは前提の話ですよ。それで、鵺さんはその前提が違うっていうことです」
「違う?」
「そりゃあ、そうでしょう」
卓上肘をつきながらそう言い切って、依然として答えを見いだせていない質問者を見遣りながら、言葉を継ぐ。>>466
「鵺さんって、生まれ自体が外宇宙な方でしょう?それが、偶然こちらに迷い込んで、後天的に座に刻まれるような存在になった、っていう。これじゃ前提がまるで成り立ちません」
「あ、確かに…でも、結局変わらないのでは?鵺さんだって完全な外宇宙の存在じゃないのですから」
「いやぁ、変わってきますね。何故ってほら、鵺さんのご先祖さまは他のフォーリナーと違って紛れもなく領域外なんですから」
「ご先祖さまを呼んだら確定で領域外の神性が来る…ってことですか」
「おそらく。それに、鵺さんは外宇宙の日本の神秘が混ざりあって生まれた存在です。それで、外宇宙が根幹である以上…「自己流」にアレンジしたら、それは外側のものになっちゃうのではないでしょうか?」
「……まさか」
「たぶん、鵺さんはお盆を「自己流」にアレンジしたんでしょうね。その結果、ご先祖さまをほんの先っちょだけとはいえお迎えしてしまった、と…外宇宙関係ならちょうどいい、燃え盛る触媒もあったわけですし」
ひゃーと石燕はコミカルな声を上げる。ポーが小耳に挟んだだけでも、鵺のご先祖さまとの戦闘はかなり厳しいものであったらしい。それが、途中から相手は一切抵抗を見せなくなり、地響きを立てながら急激に動いて、あっという間に消えていった、とか────
「そう、それについても私気になってるんです!」
「…私、口に出してました?」
「あ、はいー。こう見えても私耳がいいので!とまあそれはさておき、なんで彼の神性は急に迎撃をおやめになったんでしょうか…」
「外宇宙の神性の精神構造なんて理解りませんよ、さすがに」
「鵺さんに訊いても、「ぼんおどり、してた」としか言ってくれなくって、謎は深まるばかりなんですよー」
「盆踊り…してました?」
「してませんよ、誰もー」
「うーん…盆踊り…えぇ…?」>>467
二人の男性が向かい合いながらうんうん首をひねって呻く。理解できないものを理解しようというのは難しいという言葉では表せないほどに難しい話だ。
しばらくの沈黙のあと、「あ」と不意に口から一音出したのは石燕であった。ポーが顔を上げると、石燕も顔を上げている。
「もしかして、なんですけど…」
「もしかして…?」
「もしかして…彼の神性は、私たちと戦う気、なかったのでは?」
「…と、なると?」
「いや、だってご先祖さまは鵺さんにお迎えされた…つまり偶々来てしまったのですよね?それで、私たちが攻撃して…ひゃーってなったんじゃないですか?それで、やっつけないと、って迎撃した…とか…それで、だけど途中で「あれ、これ自分が帰っちゃえば丸く収まるんじゃない?」って気が付いて帰った…この場合、引っ込めた?みたいな」
「何だか…随分お人よしなご先祖さまですね」
「私、外宇宙の神性がどういうのかは知りませんし…聞く限り、地球を侵略しようとする神性が多いらしいのですけど、皆が皆そういう神性でもないのではないでしょうか」
「まぁ…そうですね。うん、なんかしっくりきますね、それ」
「そうなんですか?」
「考えてみれば、侵略する気のある神性ならお迎えられた時点で動かずにいた理由がありませんから。すぐにでもどこかに行くでしょうから。流石にそこまで親切な性格じゃあないでしょうけど…まあ、危険度はそこまで高くない…かと」
「良かったー。外宇宙の方々も悪くない方はいらっしゃるのですね」
「…良い悪いの杓子定規で計れる存在じゃないですけどね…」
あっけらかんに邪気なく笑う石燕に思わず苦笑いを浮かべてしまい、顔を肘をついた方の手で支える。>>468
「いやぁ、これでゴッホさんも安心ですねー」
「はてな、それはどうしてで?」
「周回なんかでたくさん『星月夜』使うもんですから、ゴッホさん不安がってるんですよ。フォーリナーたちが神化しちゃわないかーって。でも鵺さんの神性は人類に害する存在じゃないようですから、神化しても大丈夫じゃないですかー」
「………いや、そんな呑気なものにはならないと思いますが」
「へ?それはどうして」
「他のフォーリナーは確かに、力の元になった神性の依り代…受け皿で、神化すればその神性に成ります。けどホラ、鵺さんって依り代でもないし受け皿でもないじゃありませんか」
「え」
「先も言った通り、鵺さんは領域外の神性の子孫…的なので、しかもそれがこちらに来て「進化」したもの。ですからきっと…神化するとすれば、その時は「新しい領域外の神性」になるのでは?」
「ひぇえ…結局安心できないじゃないですか…」
「鵺さんがそうなった時どういった行動をとるか…というのも問題ですけど、とにかく大丈夫とは言えませんねぇ」
「うへぇ…折角スキルも強化されたのに…」
「え、そうなんですか?」
「はい。エンドサイトーシスっていうスキルがA+からA++になったんですよ!凄いですよねーA++って」
感心そうにしている石燕とは反対に、ポーは怪訝そうに眉を曇らせて探るような面持ちでいる。しかし石燕にどうかしましたかと声をかけられればまるで考え事など一寸もしていなかったというようにすぐ表情を崩し、一方でついた肘を下ろして居ずまいを正す。>>469
「失礼。しかし、媚びを売るなら今の内かもですよ?」
「はい?」
「もし何かの手違いで神化した時、見逃してくれるかも」
「あ、確かに!マスターさんたちにも伝えとかないとですねー。それじゃあ、私はこのへんで。今日はありがとうございましたー」
「そういうことじゃないんだけど…はいはい、どういたしましてー」
眉を開きそう言って去っていった石燕の後ろ姿を、吁あのようなお人よしならいっそ生きやすいだろうになと考えながら見送る。結局問題、ああいった手合いが一番事の成り行きを自然とよくさせるものなのだ。
もうすぐ食堂番の休憩時間も終わる。食堂に入った時に先客がいる、となると気まずくなるのは容易に想像できる。夕飯のメニューは食堂番が来た後に掲示されるから、少し経ってから出直そうと思って、ポーはなんとなく席を発った。
「────しかし、エンドサイトーシスを強化…強化、ですか」
「……………」こそこそ裏話、ガウフレディ家は双子の爆弾発言で魔術世界から大非難や弾き出される……事は無いですが、「子育て失敗してやんの」「あ!大勢の前で恥かいた一族だ!」的なプークスクスはされる
魔術刻印も次期後継者も一応は健全なのでいつ家系が終わるか怯えながら、緩やかに衰退していきます。ひとつずつコメ返しー
>>279
まあ、うちの魔術に関わりのある女性陣はだいたい何かしらこれなので……
例外はそれすら芸術と探求に全振りした西園寺彩羽のみという
>>289
喋り方とキャラ付けで誤魔化してるだけで、内面は割と諦めが強いですからね
ある意味では士郎に恋をする前までの桜とかその辺に近いかもしれません
>>290
これが魔眼だけなら魔眼殺しとかで何とかなったし、これが超能力の方だけでも制御出来るように頑張れるならよかった
両方持ってるからどうしようもないという、本家型月で探してもそうそういないタイプですからねー
無理やりにでも折り合いをつけないと生きていくのがとても難しい
>>336
片方だけならいざ知らず、魔眼と超能力両方で霊視持ちですからねー
しかも周りでそれを理解してくれる人もそんなに多くないという徹底っぷり
>>384
悪意も敵意も無い分、何かの拍子で暴れるようなことがあればとりあえず首都壊滅して国崩壊しますからねこの鯨
そういう生態じゃないからセーフなだけで、単純なデカさは鯨達の中でもトップだから実体化した時の被害は計り知れない
>アオハル小説の主人公味
(実はその他の小説を読んだことが無いマン)>>454
好きな要素の乱用は己の中の解釈違いおじさんが暴れ出すことに繋がりますしね。まあむずかしいの極みなのですが
個の自重が求められるカルデアって場所で常識的な反応をしようとしている彼だからこそ師弟関係(一方的)が破綻しないんじゃないかなとは思います。塩対応ではあるものの決定的な拒絶はしないと思うので>>448
早く走るために努力を重ねる陸上選手に「別に筋トレとかしなくていいのに」って語るチーターみたいなものです。理不尽と言えば理不尽かもしれない
ウィル「あんた、ホラー映画とか見ない口? ホラーが好きなのに? ああいうのの舞台になる場所、だいたい普通の民家だろ。あんたの言うお化け屋敷が和洋どっちで行くかはわからんけど、ジャパニーズスタイルなら尚更普通の一軒家の方がいいんじゃないの?」
「作家だから小説以外は読まない」という正論は通じない男。本人が極まった乱読家だから好きなジャンルは何にでも目を通して何が悪いんだという無敵の精神がある
活字であれば5歳児用の計算ドリルにもま正面から向き合う男に隙は無し人いないでしょうから、こっそりと小話を投下。
なんと気高く、高潔なる王なのだろうと邂逅した時から感じていた。
小さな身でありながらも先陣を切って戦場を駆け抜け、悪を無くし、不平等を断ち切ろうと奮闘した戦士たちの王。
その輝かしい魂を側で見続けていれば、彼の王が居られるだけで国は安泰なのだと、そう錯覚してしまう程に偉大であった。
だが、ただの一度だけ当方は自らの未熟さに直面する事態に陥った。
本来であれば『第一の者』の席を賜った身として共に在らねばならないというのに、面目が立たない大失態をおかしてしまった。
無様に地に這いつくばり、輝きを失った魔剣で立ち上がろうとする醜態は、今も尚慚愧の念として心に刻んでいる。>>487
────邪竜アディルス。
スウェーデンの、ウプサラにおける王。
各地より黄金という名の財を蒐集し、偉大でありながらなも傲慢で強欲に溢れ、しかしてその王威に誰もが畏怖した者。
そして、我が王に選ばれた当方たち十二のベルセルクですら、翻弄されるしかなかった剛の者。
だが我らが王は、この危機に瀕した状況であろうとも決して膝を折らなかった。
フューリスの河原を砕く強大な四肢、天をも覆い隠してしまう両翼、大気が悲鳴をあげる程に顎門から漏れ出る魔力。
魔剣の輝きは失われた。貪欲なる黄金の竜に変した王に魔力を貪り喰われ、とてもではないが太刀打ちできる形勢ではなかった。
それら全てを目の当たりにしても絶望しなかった。後退という選択をしなかった。
「アディルス、輝きの王。汝のその黄金は、北欧における生命、欲望、破滅……あらゆる概念を形容する万象の具現か。決戦術式の類いではなく、風の噂として聞き及んだ悪竜現象。神々すら手玉に取った災害の再来。それが今の汝か」
我が王の口から語られるそれは、アディルスに齎された竜化の正体。
遼遠の地から流れてきた風聞と一致するこの現象。人の手には余り度し難い程の欲望を抱いた時に発症すると言われている呪い。
そう、黄金を抱いた彼の暴君は邪竜へ変じたのだ。
グニタヘイズの輝けるファヴニールと同等の、世界すら破壊できてしまう強大な存在に。
黄金という、北欧においてはあらゆる概念を内包するものを欲する暴君として。>>488
「くっ……我が王、魔剣の奔流は既に風前の灯。いかなる処置を、この状況を打開するのでしょうか?」
我ながら珍しく弱気な発言だった。
しかしあの暴威によって容易く叩き潰されてしまったのも事実で、どう考えを巡らしても打開策が一向に浮かび上がらない。
「はぁ……はぁ……ははぁ……!」
隣から焦燥しているような、まるで心臓の鼓動を落ち着かせるべく途切れた呼吸を続けるような……ヒャルティの姿だ。
いくら強く逞しくなったとはいえ、まだまだ経験が浅い若手のようなものだ。八方塞がりな状況での戦闘などこれが初めてであろうし、初陣でこの規格の壁が立ち塞がれば震えもするだろう。
だが、ヒャルティは逃げ出さなかった。膝が震える度に自らを叱咤するかのように脚を殴りつける────そこには且つて弱かった者の姿はなく、一端のベルセルクの姿があった。
成る程。これは当方も腑抜けになっている場合ではない。
『第一の者』の席を賜った戦士として、我らが王と並ぶ勇者でなければならない。
「────信じていたぞ、我が精鋭たち」
戦士たちは立ち上がる。
例え魔剣の輝きが失われようとも、生命の奔流を喰らう邪竜を前にしようとも、我らが王が立つ限りライレのベルセルクは不滅なり。ご感想ありがとうございますー!コメ返しです!
>>473
ぼんおどりって すごいなあ
宝具ではなくスキルですけど、うーむこれは貫禄のアイデアロール失敗
>>474
幕間の物語での強化は何かの成長の証…それなら、鵺は何なのでしょうね?という
>>477
けど全くフォーリナーがいないと外宇宙への対抗策がまるっきりないという始末に…菌か何かみたい…
自分はクトゥルフ関係から型月に入った身なのでこういうの作りたかった…!が出せて良かったですね。何かあれば、微力ながら協力させて頂きたいです
本人は普通に過ごしてるだけなのが周りで色々言われる…奇しくも本家クトゥルフと同じ構造…
>>479
いつ爆発するか、爆発してしまえばどうなるか…それは誰にもわからない…
ですねー。日常から非日常へ…些細から大事へ…これからも鵺が些細なすれ違いを周囲と起こす度にこんな騒動がある…のかも…
>>481
石燕はリアクション担当、謂わばワトソン役として丁度いい塩梅になりましたねー
お盆は個人的に年中行事のうちで一番思い出深いものなんで、どこかで何か書いてみたいなと思っていました。まさかクトゥルフ案件になるとはね…>>475
ざまあ…とは思ったけど、親が悪いのであって子孫の人々に罪はない気がするからな…ほろ苦いなぁ…
あ、ガウフレディ双子についてで聞きたいのですが…双子って、さすがにもうお風呂は別々ですか?あとスマホって持ってますか?
>>485
それ(速く走るために練習する)+ホレスの場合、ホラーが好きなのと同じくらいゴシックも好きなんで、それも盛ろうとするんですよね…言うなれば「このブランドの靴好きだから」でその靴履いて速く走れるように練習してる人。うーんチーターさんの理解から遠ざかっていく…一応、映画やアニメやドラマなんかも見るんですけどね、センスが古い
この二人は微妙に理解し合えなさそうだから石燕を挟む必要があるな…石燕はおそらくは両方の言い分わかるから…
>活字であれば5歳児用の計算ドリルにもま正面から向き合う男に隙は無し
それはもはや活字中毒では…?いや気持ちはよくわかりますが
>>492
古き良き王道ファンタジーRPGものを思い出す…というかそういったものの元ネタのようなものですよね、サガって。
やはり今竜が熱い…>>496
チーターにとって怖いって当たり前のことなので……そんな当たり前のことになぜこだわるのだろうとなる……
ホレスさんには最終的に「お化け屋敷をやるなら『呪怨』を見てみるといい。幽霊屋敷というのはああいうものだ」って説明するかなと
あいつの思うお化け屋敷って呪怨の佐伯家とか富士急ハイランドの戦慄迷宮がイメージに近いので
そうなんですよねー。日常の中に現れる怪異という意味でベクトルとしてはJホラーに近しいところがあるので、多分石燕の方が話が合う
この活字マニア、生前隠居に備えて積み本を大量に貯蓄してたんですがそれを読むことなく抱え落ちしてたんでカルデアに来ると鬱憤を晴らすかのごとく図書館に入り浸るようになりますウィルは活字中毒
一方リアムは絵画中毒だったりします。ロンドンの上流階級出身のご令嬢だった時代に教養の一部として親に勧められたものがそのまま身についたパターン
本人も美少女が好み+自分が着るファッションのデザインの参考にしていたり
ああいう絵画って当時の最新の流行ファッションだったりすることが多いので
現世というかカルデアでは漫画にどっぷりと使ってます
総合的な読破量に関してはウィルの方が上ですが、漫画だけならリアムの方が読んでる冊数は多いです>>501
それは良かった……
どうぞ~あっ少しの間投下できない状況になったのでやっぱり上のは気にしなくて大丈夫です
20:00ごろにまた来ます>>505
魔術関係の文献だけでなく純文学、ミステリー、戯曲、SF、怪奇小説、哲学書、政治書、ノンフィクション、聖典、戦術書、ライトノベル、漫画等々多岐にわたって読む螢がうちでは一番近い趣味かもしれません。
頭の形か……昴さん、せめてもの抵抗で灰原哀みたいにウェーブをかけてこけしから脱却してみましょう!
まあ、こけしヘアも可愛いとは思うんですけどね?>>507
首もと~鎖骨あたりのデザインとスペースがすき!>>507
肩当てといいますか、アシンメトリーな装いがおしゃれですね。>>514
なるほど立襟……でもやっぱりフードの方が馴染む……
原典(松明持ち)通りのデザインだ……
まあ被りますよね、フード。目隠れなのもあってフードというか顔を隠すのが似合う似合う>>517
oh!バニー!!イェア!!!>>517
らくがき の ていぎ が こわれる!
これで落描きとは……そんな馬鹿な……
相手を破滅させるケルティックバニー……
ヴォーパルバニーみも感じて個人的なツボにめちゃくちゃ刺さる……文字と言葉と文と本が好きっていうのは違うというのが私見なのだけれどそれぞれを言い表す言葉の全てと私は未だに出会えていない
野郎どもの聖杯戦争というものを構想中でそれに出させたいから以前投下した文字の魔術使いを登録したいけどホテル聖杯戦争自体筆遅状態だからなぁ…
>>497
富士急ハイランド行ったことないので調べてみましたが、なるほど…これは石燕のJホラーより思想ですね…
石燕はいる恐怖にも理解があるしやってくる恐怖も理解る人間だから以前仰っていたお化け屋敷のお話だと石燕が緩衝材になることになりそうですね…
>>502
えーっと、始めたのはもう少し後ですね。TRPGやってる時にアビーの立ち絵のキャラがいて、アビーがクトゥルフ関係のキャラって聞いてそれから入りました…何でFGO以外無知無知にわかです…
フォーリナーは領域外ならなんでも良いですし、「これ領域外なんでは?」的な電波受信したらそのまま突っ走ればいいですよ!()>>525
今回登場したのはこっち↓のスヴィプタグですよね。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%B9%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%97%E3%83%80%E3%82%B0
恐らくは日の目を見ることはないだろう、ウィーラーフのセイバー適性の原因であるエーアムンドの遺品である名剣は彼が持ってくると対竜属性がついていそう。ザミエルさんのお力添えでデザインがあればアウトプット出来ることが分かったので考えてみたオフィーリア
差分1:コンセプトは「休日のOL」
自宅で着ていたであろう灰色のニットセーター
ニットの起源はデンマークのヴァイキングなのでオフィーリアもきっと着ていたでしょう。メイビー
差分2:コンセプトは「美しい人」
ミレーが描いたオフィーリアの絵画で着ていた白いドレス(に近いもの。この辺はお借りしたイラストメーカーさんの都合)
差分3:コンセプトは「人魚のようなナニカ」
スキル『水の女』の大回転
死の乙女、破滅の女、出会った相手全てを愛の海に溺れさせる水底の魔性
この状態だと宝具を限定解放して水による攻撃が出来るようになります。フィンのモーションみたいなやつ
普段より華々しく、普段より鮮やかに、そして普段よりも内に秘めた悪性があらわになる悪の女(ファム・ファタール)……的な
多分カルデアではリアムとつるんでいることでしょう。そしてウィルはまた胃を痛めることでしょう出先なのでさらっと戴冠式ネタバレ関係で
>>530
誤爆!!
出先なので明日じゃ明日!!
ヴォーティガーン(人名ではない方)と悪竜現象(ファヴニール)の人の名前が現象に付けられたことについてとかな!戴冠式ネタバレか……そうか……
騎士王アルス・ペンドラゴン。
妖精王オベローン。
人竜王ヴォーティガーン。
巨人王ゴグマゴグ。
フェリーペとメンテーが辿った英国を巡る旅。
その最終決戦において、イギリスを代表する四人の王が集結した。
こういうのをやろうとして……没になりました
まさか並びまで被るとは誰が思うか
オベロン登場で一度、オベロン・ヴォーティガーンで二度刺されましたとさ()
いや、6章実装時点で没になった中にムリアンとかウッドワスもいたから二度じゃ足りないけどもネタバレが解禁になったのでぇ
ネタバレ要素があるかもしれないなってWikiオンリーしてたssをぉ
こっちで解禁したいんですけどぉ
いいっすかねぇすいません遅れました!言ってたの行きます!
クッチーのsv、神谷浩史さんじゃなくて豊永利行さんでもいいかな(特にオベロン・ヴォーティガーン状態)、って思いました。
あの胡散臭い系お兄さんボイス似合いそう。神谷さんは慎二の為にFate関連の情報入れないようにしてるらしいから、ガチ魔術使いなクッチーだと良くないのでは…?にヴォーティガーンの棒読み感が上手い具合に嵌って…。そろそろ復活いたします
>>535
よろしくてよあっ………やめといた方がいいですかねごめんなさい
………………なんかもういいんで先どうぞ
「………あ゛ーイライラする………」
いつもニコニコ、ニヤニヤ、ケラケラ。人に親切にするときはケラケラ、人を褒め倒すときはニヤニヤ、人に悪戯するときはニコニコと笑顔を絶やさない隠神刑部が、どことなく、というかとてつもなく暗い顔を浮かべている。
いつもは「学生コスらしくお酒なんて飲みませーん♡」と言っているのにそのエミュもやめてガブガブとビールを呷っているのだ。おまけに水煙草を吸ってプカプカしている。横で葉巻を加えたバロールも、これには驚き呆れている。
「こりゃまた、なんでそんな感じになってんだ?」
「なんでも何もあるかよ巨人王。俺が嫌いな狐野郎がまた増えやがった!しかも……しかもなぁ……!」
シュミレーションにて、弾丸を撃ちまくり、踊るように激しく爆発させまくり。神秘の化身たるサーヴァントにあるまじき量の近代兵器の大暴れ。
「あれ、兵器大神ってアイツ、幾分か神に霊基寄ってんじゃねぇか!ああ忌々しい、忌々しい!あの時と、一緒─────!」
「落ち着けよ。お前の大本が殺されたのは太陽神たる天照大神。けどアイツ、太陽神……じゃたねぇだろ。うん。ありゃあどちらかというと戦神だ。いや、獣だがよ」「それになに!?マスターにあんなにベタベタ愛で玩びやがって!一生オモチャ?その様が面白い!?
ふざけんな、そうやってマスターを弄んでいいのは俺だけなのに。BBとかいう特大同業者が来てワシの心穏やかじゃないのにまた同じ奴が、というかよりにもよってアイツがその属性引っ提げてくるなんて!あーもう、アイツの想い人は月にいるからって慢心しきってたー!!」
「……キャットはどうなんだよ。アレもマスターラブ勢だろ」
「あんなんどうだっていいんだよ!ワシと同じ属性じゃなきゃいい!くそぅ、カルデア古参から縁も結ばれてないのに召喚されて、いつかあなたがどうのこうのなんて匂わせしながら弄りキャラして、ついに日本特異点でその正体を明かせたのに!!
それを!上回る!!キャラでこられたらどうにもならないんだよー!!カルデアの敵対者で協力者で獣の幼体なんて……属性が強いすぎる……!」
「はぁ。………アイツも大変だな。神仏魔物の類に愛されて、お疲れ様って言ってやりてぇわ」
縁をたぐってビーストだったものが三体も。まさに奇縁というものだろう。マスターに同情の一つや二つをするというもの。バロール自身はそうでもないが、彼の娘はそういう奇妙な縁で酷い目に遭ったから。
「お前こそ、どうなんだよ……あの、ブリテンの結末あれはいつか見た終わりの星。多くの言葉、僅かな煌めき。どれほど遠く穢れても、わたしは星を探すのです。
「何がフォモール族の王だ。お前だって、あのブリテン島と同じ。生まれてから死ぬまで、終末の運命しかなかった。どうしようもない、袋小路だったのに。お前はアレを見て、どうも思わなかったのか。アレはかつてお前が夢を見た、あり得ざる妖精の理想郷だったろうが」
「………ああ、そうだな。オレは確かに、ああいう光が欲しかった。モルガン・ル・フェ……ヴィヴィアンだったか?アイツの気持ちがよくわかるさ。拍手を送ってやりたいね」
かつて彼が夢見た世界。バロールが“死の呪いを眼に封じ込めること”を選択しなかった未来と妖精の國はよく似ていた。人理の紡ぐ抑止と戦い続けることになろうとも、人に時代を渡そうとしない未来を選んでいたのなら、妖精が巨人に置き換わっていただけできっとアレは自分だったろう。「だからなんだ。オレは選ばない。オレはオレたちの詰んだ星じゃなくて、地球が紡ぐ星じゃなくて、後の地球の子供たち……人類が紡ぐ星の未来が欲しかったんだ。あの笑顔が見たかったんだ。だから、オレは惜しくないよ」
「……結局はそうなんだよな。お前も、聖剣の守護者も、遠き世界の星の触覚も。なんだかんだで星を愛してしまうんだ。自分がいない後の未来を見て、それを抱きしめてしまうんだ」
「おいおい、今更だぜ?なんせほら、カルデアの記録に記された女神様が軒並みそうだろうがよ。ティアマトも、ケツァル・コアトルも、キュベレーも。アイツら全員、自分の先の世を愛してるんだからな!………あと、ケルちゃんも」
「ケルちゃん?………ケルヌンノス?」
「ん?そうそう。ケルヌンノス、愛称はケルちゃん。オレが話してるのは汎人類史のアイツだがよ。いや………モッフモフで可愛かったな……強いし、やれることはたくさんあるのに傲慢に振る舞わないぐらいには優しい。あとモッフモフだった……撫で回したい……」
「神らしからぬ在り方だな、オイ。儂の知ってるカミ様たぁ、傲慢で冷酷で残忍で九尾なんて振る舞いをした後に性懲りも無く兵器大神なんて名前をつけやがるやつなんだが」
「お前の私怨だろうがよ。それに、その残忍な獣さまもここにはいない“誰か”のためにケルちゃんの自壊の呪いを受け止めることはしただろうが。………まあ、ケルちゃんがぽわぽわしてて優しすぎたのは認めるけどよ。あんなんだから異聞帯で毒殺されるんだが」「へぇ?一度会って撫でてみたいもんだ。じゃ、儂はそろそろ行く。また一人で呑み直す」
去り行く狸に、異聞とはいえかつての友の亡骸を看取った巨人王は再度言葉を口にする。それは、このカルデアでできた友人である目の前の妖が直面する一つの問題。一つの在り方。
「お前……あの特異点で見た天探女は消えたが、アレに乗っかってもう一つ『陰』が生まれたろう。何処かにいるんだな?」
「………儂に言われても何もできんぞ。ただ、まあ、そうさな。………成功するかどうかは別だがアレは成る可能性はあるな。儂と違って。儂よりも人間を憎んではおるが、儂よりも人間を愛しているから。あと、そう。………別のアイツが出てくるのに、別の儂が出てこないわけなくない?」
それを最後に、神通力を使うとともに隠神刑部の姿は消える。それはまるでそこに最初からいなかった虚像のように。
「はぁ………お前がいる時には決して言わねぇけどな。お前と、玉藻の前は似てるよ。何がとは言わんが、その運命から何までも」
いやでも、まあ、狸のほうが勝手に拗らせてるだけかな?ここはカフェ・アントラクト。二十四時間営業、時間軸考察の必要性皆無の快適極まりない不思議カフェである。
その隅の、窓際のボックス席に二人はいた。
整然と立ち並ぶニューヨークのビル街であり、あるいはパリの歴史ある大通りであり、そうかと思えばどこともわからぬ亜細亜の枯山水である窓の外を興味深げに眺めているのは、ふわふわとした印象の色素の薄い少年。その向かいでその全てが当然であると言わんばかりのすまし顔でティーカップの中身をかき混ぜている少女も、これまた真っ白と言っていいほどに色のない容姿をしている。白皙の二人が向かい合うそこは、周囲とはひときわ違う雰囲気を醸し出していた。
「…冷めるわよ」という少女の促す声に、少年がびくりと肩を揺らす。「…いいのですか?」と気まずそうにあげられた声に、少女は呆れたような溜息で返した。
「かまやしないわよ。どうせブリテンの民であるならば、偉大な王だろうが犯罪界のナポレオンだろうが同じこと。貴方になにか許可を求めるべきことがあるとすれば、そうね……その茶葉は香りが良いのが売りだから、ミルクで薄める前に少し香りでも楽しみなさい」
しばらく逡巡するように目を泳がせた後、少年がティーカップに口元を寄せる。
「……ほんとだ、いい匂いですね」
「でしょう?」>>549
さて、そんな二人にコソコソと近づいていく影が一つ。
「ヒィィィィロォォォォォ、インタビュゥゥゥゥゥゥゥウ!!!」
突然後ろからぶつけられた叫び声に、二人は「わぁ!」「ぎゃあ!」と口々に悲鳴をあげる。白い少女が慌てて振り向くと、ボックス席の椅子越しにマイクを掲げた青年が一点の曇りもない素晴らしい笑顔で仁王立ちしているところが目に飛び込んできた。
「他人のティータイムにやかましく乱入するんじゃないわよ!アタシがハートの女王じゃなかったことに感謝することね……!」
てかヒーローって何よ、アタシに関係ある!?と喉奥で唸り声を上げる少女に向かい、男性は「いやぁー、異国の女神は寛容なんですねぇ〜!」とわざとらしい笑い声を上げる。
「いやぁ、今界隈でブリテンがアツい!ということでね、ここはイギリス人にインタビューを敢行しましょうというわけで。まぁうちの神もやったんでね、そちらもよろしくお願いしますよ」
突然の闖入者にひたすら困惑している少年を避けるように、男は少女の側の椅子のスペースにジリジリとにじり寄り自分が座る位置を確保していく。世界を股にかける偉大な女神を自認する少女に対してやるには彼の出身国的にもかなり勇気が要りそうな行為であったが、それに関しては無問題。彼が今入り込んでいる役は「ワイドショーのリポーター」であり、彼の考えるリポーターとは相手が多少権力者だったところで引かぬ媚びぬ省みぬものなのである。彼の何より敬愛する神であるディオニュソス神であれば多少は勢いを抑えられたかもしれないが、目の前にいるのはどちらかといえばアテナかポセイドンかの縁者。ご本人様でもない以上、遠慮をする道理などどこにもないのであった。>>550
「……おまえ、もしあの子に『演技の参考にしたいからリチャード三世がどんな人だったか教えて』とか言うようだったら即刻叩き出すわよ」
少女が男の耳元にさりげなく口を寄せ、静かに囁く。極力口を動かさず届けたい相手にだけ声を届けるというのはかなりの高等技術であるのだが、そこはまぁ弁論に強い女神としての面目躍如というやつである。
「失敬な……」と、男が小声で唸る。自らの領分に関する話に踏み込まれたせいか、多少素に近い声音であった。「そういう『事実の確認』はブン屋の領分っつーか……そういうのは当事者の感情をそのまま持ってくるんじゃなくて、ホン読み込んで自分のモノにしてこそ役者なんすわ」
「あら。恐れ多くも女神のティータイムに割り込んでくる男に敬意について説かれたくありませんわ」
肌同様に白い眉をきゅっと中央に寄せた後、少女は「……仕方ないわね」と今一度ため息をついた。
「それで、アタシは何について話せばいいのかしら?生憎妖精についてなんかはあまり踏み込んで話せないのだけれど」
運ばれてきたパイを切り分けながら述べる少女の言葉を聞いて、少年が「え?」と首を傾げた。
「そうなのですか?女神様はきっとアーサー王なんかとも知り合いなのだと思ってた………ました……」
幾分か不慣れに見える敬語を意にも介さず、少女は「そうでもないわ」と言いながら指先で自らの髪を弄ぶ。
「サク_ソンでありケルティックでありスコティッシュでありウェリッシュでありアイリッシュ。ピクトでありゲールでありノルマンにしてノルド。……まぁ、挙げればキリはないのだけれど……相克の紅白が神代の冠位・幻想のアルビオンであるならば、アタシは人代の幻想・象徴のアルビオン。どこまでも認知の存在なのよね」
「ほうほう?」とマイクを近づけてくる男性を「やめなさい」と一喝しつつ、少女は静かに話を続けた。
「神話には体系ってものがあるでしょう?例えばオリュンポスにはゼウスという主がいて、タカマガハラにはアマテラスという主がいて、そしてそれに従属する神がいる……
でもアタシは違う。アーサー王伝説の地に根付き、ギリシアの武具を掲げてはいるけど……いずれにも属さない。いわば、神話を持たない神。あくまでブリテンの象徴であるわけ」>>551
さて、と少女が少年の方に向き直る。
「国家に象徴が必要である、というのはどういう状況かわかるかしら」
「え、あ、えーっと………」突然水を向けられた少年は慌ててカップから口を離し、しばらく下を向いた後に「……き、機能してる国がある………?」と細い声で返した。
「まぁ、そうね」と少女は首をゆるゆると縦に振る。「アタシが存在するためには、ブリテンという概念を維持できる規模の国家と、そこに特定の民族が存在するって意識が必要なのよ。すでに存在する神話の存在や幻想ではなく、祝福されし英雄がまとめ上げた団体でもなく、法と人が治める国家としてのね。ゆえに、神代が終わるより前……それこそアーサー王の時代なんかでは、アタシという存在は比較的希薄になる。象徴になれる幻想がすでにあるのなら、そっちが象徴をやればいいだけの話ですもの」
少女が気取った様子で首を動かすのに合わせるように、外の風景が薔薇園のものに移り変わった。
「そういうわけなので、妖精だのアルビオンだのヴォーティガーンだのと言われても、どれもこれもアタシとしては曽祖父母とその兄弟ぐらいの認識しかないというわけなのです。お分かりかしら?」
「あー、なるほどなるほど。じいちゃんばあちゃんならまだしも、そこまで遠い親戚について語れと言われても覚えてねーよと。神代も大変というわけですねぇ〜」
「……その神代を思い込みだけで再現する奴だけには言われたくないわよ」
「…そういうわけで、せっかく話題になっていることですけれどアタシは今回は専門外。どうしてもっていうならもっとそういうのに詳しそうな奴にナシつけてあげてもいいけど」
「いやぁ〜……」青年が、照れ臭そうに頭を掻く。「……実は今回聞きたいのはそっちじゃなくてですね……ハイ……」
歯切れの悪い青年をジロリと睨みつけ、少女が「……簡潔こそが英知の真髄よ」とだけ口を開いた。
「シェイクスピアについての話させてくださいッッッッ!!!」
「うわ声大きい!」
「加減なさい!」>>552
「……あはは……いやぁあはは……『夏の夜の夢』の登場人物が出てくるだかなんだか聞いてもう居ても立ってもおられずインタビュアーに立候補したというか………そこまで確固としたイメージを持ってもらえるって演劇関係者としては冥利に尽きるっすよね……舞台がアテネってところもまた良い……アポ取ったりとかできません……?」
届けられたばかりのアイスティーを啜りつつ落ち着こうと仕切りに息を吐く青年を見つめ、少女は「………………………やめといた方がいいわ」と目を逸らす。
「そうですか……ではシェイクスピア本人は」
「英国人ネットワークを使えばできなくは…………コホン、考えておいてあげる」
元から能天気そうな顔に固定されている表情を一層輝かせて喜ぶ。それを見て、スイーツ盛り合わせのアイス部分を掘り崩していた少年も幸薄そうな顔ににっこりと笑顔を浮かべた。
「シェイクスピアなら知ってい…ます!ぼ……私の百年後ぐらいの有名な劇作家!有名なものにはいくつか目を通したし……ええっと、『ロミオとジュリエット』に、『マクベス』に、『ヴェニスの商人』……あとは………………確か……歴史劇も………書いていた、はず、なんだけど………あれ、あれ、なんだっけなんだっけなんだっけなんだっけ………」
「シェイクスピアなら『ジュリアス・シーザー』がお勧めよ!!!!」
「やっぱり定番は『ハムレット』ですかねぇ!!!!」
何かを思い出そうとするにつれ視線が定まらなくなっていく少年の思考を遮るように、二人が揃って大きな声をあげた。
「……あ、そうだね!『ジュリアス・シーザー』の演説シーン!すごくかっこよかった!演説が得意な人ってかっこいいよ……ですよね!」
「戻ってきた」少年を見た二人が肩を撫で下ろすと同時に、少女がごくごく自然な動きで青年にヘッドロックをかましながら耳元で「地雷」とだけ呟く。
「アッハイ」と震える声で返した青年は、直後に震えを一切感じられない声で「いやぁー、しかしウチ(ギリシャ)もなかなか負けたもんじゃないですからねぇ〜!よーし、お兄さん今日はエウリピデスのいい所とかじゃんじゃん語っちゃうぞー!」と声をあげた。
それなら喉も渇くだろう、と、少女は静かに飲み物の注文表に手を伸ばす。
かくして、いたいけな少年に西洋演劇の歴史を講義する会と化したインタビューは進んでいくのであった。終わりなので私は風呂に入ります
女神さんはすごい最近まで小説の中とかで他のヨーロッパ人どもに「端っこの方の田舎もん」扱いされてたことも鑑みて、設定上は若干ゲーミングお嬢様みのある性格である
ちなみに「イギリスは歴史と妖精さんのファンタジー王国☆」みたいな言説をよく聞くけども私としてはイギリスの素敵なところはロンドンに象徴される高層ビルと歴史ある教会が同じ視界に入る調和のロックだと思っている節がある(正直人がイギリスを「ファンタジーの国!」って言う時イメージしてるの七割ぐらいエディンバラである説あると思う)ので、イギリスについて書くときはファンタジーばっかクロースアップするのも違うし産業革命・外交関係・メシマズなんかの近代ブラック要素に寄るのも違うという心掛けで書いているよ。というかファンタジー要素アリの歴史物って人外の功績を重く見すぎると人間の功績が軽くなって人間の功績を重く見すぎると人外を馬鹿にしてるみたいになるの難しいですよね。それはそうとあのコクーンタワーみたいなやつ(正式名称が覚えられない)かっこよくないですか?ペレス更新しました、ご確認お願いします。
「いらっしゃいませ、お客様。そしてようこそ、チャレンジャー。君の蛮勇を歓迎しよう」
「ウィルの前に私が相手をして差し上げるわ。貴方に運があるかどうか、まずはそれを見極めさせてもらいましょう」
ここは『トーチハンズ』……2人の兄妹、もしくは姉弟が経営するカジノである。
普段はゲーム用のコインを購入することで遊べる合法……日本のゲームセンターにあるコインゲームと大差ないシステムを取っているが。
ある合言葉を一度口にすると、店主がディーラーを務める裏カジノが始まるとか。
さあ、君は望む?
一生遊んで暮らせるだけの富か? 無敗と噂されるトーチハンズ姉妹を打ち破った栄誉か?
それとも―――頭のてっぺんから爪先までひりつくようなスリルか?
さあ、君は何を賭ける?
振り込まれたばかりの生活費か? 子供の頃の思い出が詰まった玩具を売り払って捻出した僅かばかりの勝負金か?
それとも―――君自身の、魂か?
どんなに些細な理由でも、どんなに少額の賭け金(ベット)でも。
君が本気であるなら、我らは全霊を以てそれを受け止めよう。
だが忘れるな。
君が遊び半分でこの店に足を踏み入れたのであれば―――俺達は、お前の全財産(すべて)を灼き尽くす。>>557
以上
ザミエルさんに書いて頂いたバニーのリアムを見て書き殴ったSSのようななにかでした
以下設定走り書き
■ウィリアム・ジャバウォック
ライダー。ウィリアム・トーチハンズの派生霊基。恐らくイベント配布鯖
獣耳に獣尻尾、ディーラー服姿の野郎という需要があるんだかないんだかよく分からない不思議生命体
自分自身が騎乗物ということでその主人たるアリスを限定召喚する宝具を持つ。召喚されるのはみんなご存知きのこやお菓子でちっちゃくなったりおっきくなったりするアリスだが、イメージとは違って髪色はそのままに何故かこけしのような髪型をしている
どうもこのアリスはイマジナリーアリス、ウィリアムのイメージする女性が投影されているらしい
この鬼火、女の好みが露骨すぎる
■リアム・ヴォーパルバニー
アサシン。リアム・ウィッカーマンの派生霊基。おそらくイベント限定ガシャ産鯖。獣耳持ちの野郎よりバニー着たお姉ちゃんの方が絶対ガシャが回るので是非も無し
バニーと言えばカジノ、カジノと言えばバニーという安直な発想の産物寝覚めのコソコソ小話
四方の母親を監禁して拷問し、四方自身にすら一生涯の悩みの種となる多重降霊をした父親ですが、彼の精神の根幹にあるのは「強烈で超刹那的なキュートアグレッション」。「愛しい」「可愛い」「守りたい」と思うものに対して同じくらい「虐めたい」っていう感情が突沸してくる人。そんでそうした後めっちゃ後悔する。四方はその最たる者だったのだな。
けれど、どうしようもないものだからって手に負えられないからって自殺して責任逃れするのは良くないよねって言う。まあ遺書で感情の抑制、降霊して生まれた多重の人格に対する感情の伝染を研究する四方の現状の打開を目指せるグレーヴェンマハ家に委ねたというところはあるけど。
四方はそれでも父親は父親、愛してます。愛情は届いているのですね戴冠式ネタバレ可能ってことは、新クラスも作成可能ってことかな。
プリテンダー作るにしても、説得力、ちゃんと活躍させられるか、一発ネタにならないか、関係性持たせられるか、辺りは考慮して行きたいトコですね。
ウチで行けそうなのはサタンかなぁ…。
>プリテンダー>>565
そうなんですか。プリテンダーは構想にはいませんが偽ジャンヌをアルターエゴにフルモデルチェンジ出来ないかなと考えてます。実現できるか未定ですが。>>567
>>イギリス産
冤罪ヨ
彼の産地はフラn………………台湾ネ、イギリス人にはなんの罪も無いアルヴォベロンをプリテンダーのスタンダードと考えていいかもまだ判断付かないしなぁ
初手例外がよくあるから
ミーハー(笑)で終わるのもある意味乙なものだけどプリテンダー:詐欺師、ペテン師、偽善者、地位や権利を不当に主張する者
意味合いを考えれば以外と……。>>571
ルドルフ・山田・2世くん!ガイさんの座布団を持っていってください!ちなはぐらかす癖よくないと思うんで言っちゃいますけど>>563の人サルマナザールです
その名前すら偽物の偽日本人兼偽台湾人で、優れた知識と教養と世界観構築力をイギリス人に東アジアの嘘知識を教えるためにフル活用しました
なお自作設定だとそもそも自分がついた嘘を真実だと思い込んで矛盾を指摘されるまで解けないしそのエセアジアに基づいた空想版固有結界みたいなのぶつけて世界観支配してくるんで存在だけで「いや俺んちそんなんじゃねーし!」できるアジア人が召喚できない由緒正しき冬木式だと割とヤバい人でした
>>573
彼の演劇は神に捧げたり人に見せるためにあるんで誰かを「感情移入してたキャラが死んだ!悲しい!」以外の理由で不幸にするのは望むところではないんですねぇ>>576
うーん、まず持っての話なのですが、フォーリナーが外宇宙の神性の力を得るにはなんらかのその神性との関わりが必要なわけですから、それが盧生さんの場合はどうかという感じですね。神性がアザトースっていう大規模な存在なだけにそこが気になります。
単に夢繋がりというなら、アザトースのような神性以外にもヒュプノスっていうドリームランドの神性もいますしそちらなどで考えて見るのもいかがでしょうか?
>>577
ウボ=…さんは個人的なイメージだと「守ってる石版狙いなら追い返すけどそれ以外なら危害加えなければ何もしない」ような神さまって印象なので…ある意味生命の源らしい超自然体神さまっていうか。
鵺を召喚したマスターは完全にマスターしないくらいに適度に人語や文化を教えつつなるたけ早く人理救って鵺を座に追い戻す必要がある…うーんストレスフル(アザりんと夢つながりで繋げるなら黄粱一炊の盧生より胡蝶之夢の荘子の方がまだ近くねーかなぁと思ってる顔)
>>583
台湾誌は実物知っててジョーク集として読むとまぁ笑えるけどあれをお偉い学会とかで事実として議論されちゃたまんねーよなぁ!(日本人並感)という気持ちでね…
だってインターネットもない時代、「事実」として語られちゃったら誰かが疑って地道に検証してくれない限りそれが世界の真実になっちゃうんですよ?怖いっすわ…>>492
どことなく舞台味のあるお話でした。
仲間達で鼓舞し合いながら強大な敵に挑んでいく姿は王道故にワクワクしますね!お久しぶりです。諸事情で来れなかったユージーンです。
そして朽崎くんお待たせしました。リレーの返信書いてきました。>>580
盧生がアザトースの夢に接触してしまい、目覚めないままこちら側のことを見聞きする、もしかしたら意識を表出させるために利用するとか考えてました。
ドリームランド採用する場合だと異世界転移というか武蔵ちゃんの能力の限定版みたいになりそうですね。
>>579
マシュ以外のシールダーも自陣防御があるのかわからないんですよね。シールダー適性あるらしいアキレウスや恐らく持っているだろうレオニダスのシールダー版が登場すればハッキリするのですが。
ルーラーも正規で呼ばれたジャンヌやカールは兎も角、特異点に召喚されたアストライアや卑弥呼がルーラーのクラススキルがないというのも謎。彼女らはイレギュラー枠なんですかね。ペレス、確認しました。
あれっ?これもしかして、同じビジネスホテルに泊まってます?
朝にライノと殺陣営がバッティングする可能性がある……?まあ最終的にニャルのせいかニャル経由で何かしらのクトゥルフ要素くっついたフォーリナーにさせても、おかしくはない……?
>>596
にゃるさんは、大人になってもわざわざ立ち止まってまでアリの巣に水を流し込むタイプの人……>>600
景品表示法違反で2年以下の懲役又は300万円以下の罰金!………いや!否!!
私かて実はクトゥルフ由来のフォーリナー案秘蔵してる身で言うのはなんだが!
何でもかんでもニャル様に頼るのはよくない!確かにあいつ超便利だけど、やっぱり上位存在には明確な悪意と殺意をもって害為すより「なんか寝返り打ったら人間死んだ(笑)」ぐらいの気軽で意味わからん壮大な悪意(?)で人類種をすりつぶしてほしい!宇宙規模で見れば人類なんて矮小だから!宇宙規模で見れば人類なんて矮小だから!(突如としたなんらかの発症)クトゥルフでアザトース関係で言えばトゥールスチャさんとかもいたな…あのお方はほんとよくわからないけれど死とか腐敗とか好きらしいけれど、よくわからないっていう以上文献に出てこない=人間に興味ないってお方なんだろうな…クトゥルフ神話で言及ないお方は大体人間に興味のないお方…
だから後出だとはいえ言及殆どないのに人間(地球)に興味津々なヴルトゥームさんは結構異質おそらく今晩全員はきっと難しいと思うのですが、それでも何人かへは作品への感想やお返事をば
>>187亥狛の人さんへ
つい最近体調を崩し、お医者のお世話になった身としましては本当に頭の下がる思いであります。死にたくないという気持ちは普段意識するものでは無いかもしれませんが、忘れずに胸に抱えて生きたいと最近は考えるようになってきました。
>>277ドロテーアさんへ
うちは目や視覚に関するキャラクターが自然に集まっていったんですが、それゆえに視界について考えることも多くて、普通でない視界を持っている人が世界に折り合いをつけるにはどうするべきかってポイントが印象的でした。居なくなっては戻ってきて、またふと消えるけれど帰ってこないわけではないであろう鯨が、不確かな視界の幽霊と確かにある世界の境目の象徴のようですね。
>>472中納言さんへ
通しで全部読んだのでまとめて一個の感想としてお話しします。前編唐突に入る正気度判定で頭がぐわっとなったり、いつもの幕間感のある戦闘だったりと、まさに鵺の幕間クエストという感じでとても良かったです。ところで「エンドサイトーシス」って確か細胞の取り込み機構のことだから、これに見立てると鵺さんご実家とのパイプ太くなっていらっしゃる……?
>>547山星さんへ
……めたくそタユンスカポンのこと気にしてらっしゃるじゃないですかやだー。アレ、もしかしたら玉藻の前をフックにしてるだけで核にしてるのがロシア系の民話由来のなにかでは?って説も出てきてなかなかカオスなんですよね。
>>554島術さんへ
役を羽織れば物語の導入から転がし役までなんでもござれなテスピスさんマジで便利じゃのう。ブリタニアさん、連合王国(ユナイテッド・キングダム)の象徴神だからこそ、それより前のブリテン島やその神秘そのもの的な話は微妙に射程範囲外なのなるほどと思いました。
それと、>>433>>439でのレージュさんと中納言さんへ。まっっったくこのスレに関係のないような嘆きに慰めをくださって本当にありがとうございました。全く恥ずかしいことで、損は損だけどそれ以上に情け無いやらなんやらで凹んでいたので救いになりました。ちなみに、ルドルフ2世【ハロウィン】が偶に接続しているのは幼年期の終わりのオーバーマインド的なアレだよ。
クトゥルフ的なものじゃないよ。
精神汚染に耐えられないから、フォーリナー適正はないよ。>>606
盧生フォーリナーでいくならヒュプノスで考えてみようかな。同名問題だと魔界水滸伝由来の命名ですがこちらをヒプノスにするとか。
公式のフォーリナーからすると本体由来のスキル2つ、神性由来のスキル1つみたいですね。眠りの神のスキルとなりますかね?100周回ってボイジャー型のフォーリナーの方が作りやすいのかなとは少し思います
>>581
人が優しく生きる上では家族の、特に母/父の愛は必要だと思いまする……
>>603
け、獣耳ディーラー野郎に絵が……!
ありがとうございます……!
乗り物(動物)は乗り手がいることで初めて真価を発揮出来るとか、そういうあれです
リアムが『ヴォーパル』バニー→その対比でジャバウォックがしたかったのもある
初恋のような一生続く片思いのような名状しがたきくそデカ感情を抱き続けた暫定マスター(もう暫定じゃなくてもいい気もする)がモデルの脳内彼女(彼女では無い)具現宝具なのでさもありなん
松明野郎は生前ろくな人間関係を築いてなかったのでサーヴァントになって深く関わった相手に対して重くなりがち>>610
やるにしても、朝食ビュッフェでお互いにそれと気づかずに同席して少しだけ話すとか、そんな感じですかね。
可能性の話で書いただけなので、やらなくても全然OKです!実はトルネンブラに攫われてアザトースのために音楽を奏でてたフォーリナーがおりまする(超小声)
>>547
ケルちゃんをモフりたいのはすごく分かりみが深い。多分凄くモフモフだけど匂いは土の匂いとかだったりするんだろうなって。冥界の神様だし。
属性被りには敏感な同族嫌悪たーぬき。
>>554
端っこの方の田舎もんって聞いてふとブリタニア様もキャストリアの村正ァ!の時みたいな顔するのかなって思ったり。
>>558
ヴォーパルバニーだけでなくジャバウォックの方も被りよったぜよ…!
>>582
上杉謙信がライダー特効、立花宗茂がランサー特効、玉兎ちゃんがランサー特効、土蜘蛛さんがセイバー特効ですね。どれが誰に向けてのものか分かるかな?夢を共有するヒュプノスと個の夢を見るアザトースでは差別化はある程度出来るかと。
ただフォーリナーである以上は抗う必要があるのでヒュプノスの方がいいのかな。
ただヒュプノスの話はアレは夢だったのかもしれない的な感じで終わるので個人的には故事とあってない気がします。>>615
ウィル(ウィル・オ・ウィスプのモデルの奴)とリアム(>329にいる奴)は対の存在みたいなところあるので
片方がヴォーパルバニーならもう片方がジャバウォックになるのは必然なのであった>>582
百目鬼:対魔性(経歴にちなんで)
クリスティ:対プリテンダー(ビッグ4を意識してのもの)>>608
「英国」縛りは時代によりそもそもコモンウェルスを含めるかとかそういう時点で分派ができまくって宗教戦争じみた状態になるから内部構想とかそういうレベルではないよ
>>609
「ブリタニア」自体は紀元後のローマ帝国あたりですでに存在は確認されてるんですけど、土地の擬人化に価値を見出すのってある種ナショナリズム的な見方あると思うんでそういう設定にしたんすよね。あと神代だと「普通にそこにいるぬんのす(例)とか信仰してりゃよくない?」ってなりそうで擬人化の入る余地ないし。武具的にも希・羅神話要素も入ってるし。
>>615
するかしないかで言われればする
>>620
神話体系とかない女神ゆえ人間は大事にするのです………特に自国産の物のファンである場合は。プルプラスってなんやねん!プルフラスじゃ自分!!
ところでブリテン関連、読みミスしちゃう子たち多くない?(バンバンジー、バベにゃんなどなど)>>622
故事そのものではそうかもですが、盧生は夢で人生の栄枯盛衰を体験して欲を払われ、そして現実を生きた人なので、夢を通じて邪神に呑まれず自分を保ったまま夢から帰ってこれた……という理由付けをしたいと思ってます。
>>639
アームストロング船長のときはお世話になりました。ちなみにうちのセルゲイで何かブラッシュアップできそうな点はあります?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BD%9C%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF_02>>641
自分の引き出しの中でやるならジョン・オーブリー(ストーンヘンジの研究者)かジョン・ディー(ネクロノミコンの訳者で天体魔術師とかいう役満)とかですかねえ
ボイジャー君タイプで行くならブラックアロー(イギリス初の打ち上げ式衛星)かフォルスタッフ(試験用超音速ロケット)、いっその事ストーンヘンジ擬人化という手もそういえば戴冠式の話が解禁でしたっけ。魔女に関するあれこれでコフりかけましたがなんとか持ち直し「これもしかして隠れ設定に合ってるんじゃ?」とポジティブシンキングに切り替えました。
>>606
見返してみたら師曠の存在に言及があったでござる(書いてる途中の書き込みだから見てなかった)
師曠ちゃんの方はトルネンブラにキャトられてますがベートーベンの方はトルネンブラの呼び掛けをバックれてますね。なので師曠はアザトース、ベートーベンはトルネンブラのフォーリナーという感じです。
>>627
これは狸も増えるしかないのでは?増えた。
>>628
「素直じゃないなぁ」
ゲームキューブのメモリーカードの容量を開けるためにやらないソフトのデータを消してやりくりしていた思い出。
>>631
え、するの!?それはそれで見たいような誰に対して言うのか知りたいような…。
>>644
ほう、ノーデンスですか。締め上げられてるとは不憫な…。狂えるゼウス、蘇るオシリス、滅ぼすシヴァ。地中海からエジプトやインドへとその神性は拡がった――
特に山星さんには申し訳ないですが、ディオニュソスをディオニューソスに改名します~
そして戴冠式ネタバレ
プリテンダーは扱い辛いと感じたのでスルー。クラススキルと思われた対人理はオベロン個人っぽいし…
魔女=妖精はなるほどー(廃棄物扱いなのが謎なんですが人理に無用だからかな)
一般通過宝具で着名(ギフト)できるのはちょっと真面目に考える必要がありそう。サーヴァントに神霊サーヴァントの擬似とか、無辜の怪物とか後から上書きできるのが英霊なので違和感はないんですが
ロンゴが霊脈閉塞型礼装で、空想樹が宇宙を閉ざすもの、世界の果てには光の壁(次元断層)が出る、など共通点が色々と見えてきたんで楽しいです
ブリテンの自殺衝動の方のヴォーティガーン、要するに悪竜現象をファヴニールと呼ぶのと同じ意味合いやな??っていう>>646
↓のやつにネブカドネツァルへの対応セリフがあるのでよろしければご確認を
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ウィリアム・トーチハンズそもそも、神の名前や特性もロクに頭に入ってないレベルでC世界観について詳しくないくせにC案件扱おうとすること自体おかしいのでは…?
別のやりたいことありきっていうか
C絡みにしたいのただの箔付けでしかないでしょコレ
真面目に取り入れるなら人に訊く前に自分で勉強するのが筋だろ
調べてここ分からないんですってなって人に尋ねるもんだろ普通 喜んで回答するよそれなら
ていうか元ネタ、邯鄲の夢の故事じゃなくて別のが透けてない? 過去の傾向的に>>656
ドリームランド自体が故事とあってないというのもあるんですがノーデンスが統治するのはその地下の深淵なので夢での体験という大本からズレるというか
夢の神という点ならヒュプノスでいいと思うんですよあと私は水着霊基の為だけにフォーリナー案件をやろうとしたのでこの際箔付けでもいいと思いますよ、アビーもメタ的に見たら箔付けな気がしますし
鵺の幕間SSをwikiに投下いたしましたー。見栄えのするレイアウトって難しいね…
>>609
ご感想ありがとうございます!
幕間らしさを意識して書いたので、そう言っていただけると嬉しいです!明確に話を区分させるのがコツかなと個人的に学びました。
そうですね…ご先祖さま要素が増したのか、鵺という生命が進化したのか、はたまた…まあ強くなったのには変わりないですが、油断のできない存在度が増したことも変わりません…
>>623
調べてみたら「無辺、果てのない」という意味があったのでunlimitedかな?と。
個人的に、Infinityのような単独で成り立っているわけでなく「limited」を否定する形の単語なのもそれっぽいかなって
>>632
これは…鵺のSSに向けて…ですかね?勝手にそう思ってコメ返しー。
クトゥルフは「よくわからない」への恐怖をテーマにしていると思うので、それを根幹にしてみました。ひたひた忍び寄ってる感じ…
>>643
貴重なヒーラーだ!魔術協会と聖堂協会とは、奇妙な共闘戦線が築かれましたね。
これから人狼は見つかるのだろうか…そして二人は共闘以上の縁が築けるのか…ドキドキしながら待ってます!>>644
ヌトセ=カームブルとオリックス(没)は出したけど、そう言えばノーデンスも考えたことがありました。フォーリナーって現状、外なる宇宙の神との絡みが無いのもいるんだよな(どちらも特殊な事例だけど)。
これはほとんど関係ないけどジョージがナレーションでお馴染みのダークサイドミステリーがラヴクラフト特集やるので、興味があるなら入り口としては見易いかとー
>>665
アルテラもフォーリナー適正あるらしいので恐らく星の圏内(太陽系までぐらい?)より外から来たヤツが大雑把にフォーリナーに分類されるのかと
宇宙由来でもギリシャや南米神性に関しては神としてテクスチャに迎合されたので星の存在として受け入れられたので適正はなさそうかなとnot外宇宙神性(クトゥルフ神話)のフォーリナーならここでも島術さんとこのエンペドクレスさんが確かいらっしゃったはず。
そこら辺になると型月のそういった類いの話さっぱりな中納言さんは何のお役にも立てないのだな!
…エクストラ、リメイク出たらやって見るか…>>659
アーカムはセイレムがモデルだから……!>>670
無制限に剣を作る!
アンリミテッド・ブレイド・ワークス!>>691
古のCM……
とも思ったのだけれども、実際は「セガなんてダッセーよなー」でしたね……>>691
知りませんよ、せがた三四郎も姿三四郎も~スーファミしかわかんね
>>695
知りませんよ、激走トマラルク~>>699
えるしっているか
有野課長が発売から20年経ったゲームはレトロゲー扱いになるって言ってた
つまりDSもあと3年でレトロゲーになる>>662
そうですね、フォーリナー作成に活かしたいので神格やその周辺の設定は学べたらいいですね。入門編としては『クトゥルフの呼び声』以外にオススメは何かあるでしょうか?>>702
どうぞ~>>649
ゲームボーイアドバンス♪>>698
エネミーとして魔神柱みたいなものが生えてくるそうなので、お互いに対処しながら話す感じになりそうですね。ライダーも槍や弓でそれに対処します。
ゼルダから受けた影響はロビン・フッドやウィーラーフなどの創作にも受けてますね。「ごきげんよう、レディ・イグニス!今日も綺麗ね。夜に揺らめく灯火みたいに儚いわ」
「あら、ごきげんようティターニア。あなたも硝子のように危うい美しさですよ」
「もう、エラって呼んでちょうだい。もしくはシンデレラ」
此度の微小特異点に呼ばれたのはこの二人。とても美しく、とても儚い容姿。その二人が選ばれた理由は彼女たちが妖精の類を統べるものだと言うからである。
「私は幽界の大悪魔。私が統べる者は死霊妖精の類だものね。……けど、私はあの子達は悪魔と認識してるのよねぇ。特にほら、リアムとウィル。あと、ここにはいないけどジャックも。あの子たちは特に、ね」
「そして私は一つの妖精郷を統べる女王。妖精と呼ぶには力無く、みんなで寄り集まってかろうじて異界を作り出せる程度ですけどね。けど、だからその分自由気ままに暴れ回れる存在じゃない。良い子よ」>>706
サーヴァントだとイスカンダルみたいに好奇心旺盛で行動力があると積極的に覚えそうですよね。彼は実際にテレビ見てクリントン政権時のアメリカをペルシャのように強敵だと判断してる場面ありましたね。
うちのサーヴァントもすぐに使い方を覚えそうな人のほうが多いです。二人が見据えるのは人の魂や想念の残滓が妖精として生まれ変わったものや、人が愚かな考えで妖精を作ろうと試みた、死体で作られた妖精もどきたち。他にもこの微小特異点の問題は数あれど、この二騎が対処するのはこれだけでいい。
「鎌なんてイメージを人類から押し付けられたから使っているだけで、実のところそんな死神みたいなことはあまりしてないのですけれど」
死ぬことも生きることもできない哀れな異邦人(ストレンジャー)を地の底から掬い上げ、抱きしめる。行き場のない魂たちを率いて群れをなす、ブラックドッグやワイルドハントとはまた異なった愚者の行進。これが彼女。これがイグニス・ファトゥス。生者には恐れられ、死者の導きになる蒼い焔である。
真面目に生きろと邪念を偽りの体ごと燃やし、いい加減受け入れろと優しく明るく道を示す。
そしてどちらでもないものは………そう、自分の力で何かしらの答えが出るように。無責任で放任主義。どうしようもない答えだと余人には切り捨てられても。優しくその身を冥府に包み、何かの道を提示する。蒼い炎でも、冬の冷気でも、なんでも。ただ、あやふやなままでいることはダメ。人間は答えを見つけなければいけないのだ。
「だから私が呼ばれたんでしょうね、きっと。だって、私はあやふやな存在を許さないのですもの。勝手さまようブラックドッグも死霊から転じた妖精も、私の前では等しく許さないものです」
熱く、熱く。冷たく、冷たく。イグニスの右手に構える大鎌には蒼い炎が。左手に提げるランタンには赤い氷が纏わりつく。ジャック・オ・ランタンとジャック・フロスト。己が縁を紡いだ妖精の力。「………穿て」
振るう鎌は冷徹、残酷。敵対した存在の命の核たる場所を正確に察知し、それを摘み取るための鎌は武人ならざる技ではあるが、ある意味それよりも的確だ。最短最速の軌道を描くその巨大な凶器をカルデアの職員が観測すれば、その戦闘データはクリプターであったペペロンチーノを想起するだろう。
最高効率でイグニスの鎌はブラックドッグの首を落とし、遠くから呪詛を試みる亡霊たちは冥土の冷気で凍てつき砕ける。怨念だけで構成された彼らには、精神に直接的に伝わる氷は生身の人間にとって超低温の冷気を浴びせられることに等しいのだから。
「バーゲストさん……だったかしら。あの子みたいに統べる人がいなきゃこの程度よね。所詮は知恵なき黒犬だわ。……リアムとウィルを呼ぼうかと思ったけれど、杞憂だったみたい」
「あら、あなたのお子さん、呼べるの?」
「ええ。私の炎も、冷気も、私の眷属を呼ぶには等しい行為ですもの。カルデアを、マスターを通してあの子たちともしっかりとパスが繋がれているから。眷属とその長の縁を使ってちょーっと弄れば、ほら」
イグニスが手に持つのはリアムの振るうマスケット銃と銃剣(バヨネット)。この時間帯は戦いなんてしていないからとスケジュールを把握した上での行為だ。なお、これをマスターに話したらドン引きされた。
リアムの会得したドルイドの秘儀は神話大系が違うので流石に使用できないが、その理論はわかる。理論がわかれば自分なりのアレンジを加えたものを弾に込めて撃つ。
つまるところ、なんか燃えて爆発するパンプキンだ。どうやったかはわからない。わからないし、悪魔の思いつきなので多分二度と同じことはできない。「あの子たちの武器も借りれるのよ。リアムにはお詫びに後でお茶に誘わなくちゃね。……どうしました、エラさん」
「悪魔ってやっぱり変だなぁって思っただけよ。特に貴女のやり方とかね。だってそれ、救われるのは誰もいないのに。踏み込まず、不完全に揺蕩うなんて甘ったるくて馬鹿みたいだわ。あのブリテン母娘みたい。私はそう思う」
「そうね。貴女は、そうでしょうね。………赤い踵のバーヴァン・シー……そして妖精妃……結局は、そうなんですよ。私と貴女は確かに違いますね」
灰被りのエラ(シンデレラ)。エジプト、西洋など、世界中に伝わるシンデレラ童話の原型。遥か先史文明に存在した愚かで哀れな末娘。彼女は己が何もせずに使われ続けることこそが人を幸せにする方法なのだと思った。
実のところ、彼女が幸せになったあれそれは童話のそれとは違うのだ。………エラは、童話のお姫様と言うにはあまりにも、その、ただの村娘であった。
『がんばって、やさしいおひめさま。わたしたちは人の喜びはわからないけれど、あなたは素敵な人としあわせになるの』
寒い寒い星空で、一度は良い夢を見たいと叫んだ私にそうやって小さな魔法をかけてくれた妖精のことを、覚えている。
彼らのおかげで夢のように時間を過ごせたことを知っている。それだけで、生涯が報われたと思えたような気さえした。
………そして、彼らが弱いくせに数が多い、今は森でひっそりと暮らしているが徒党を組んでいずれ仇をなすという理由で己の国に潰されかけていたのを知っている。「ふざけんじゃないわよ!アンタの人生で、アンタの都合で、私の恩人(幸せ)を殺させてたまるか!!アンタみたいな男に傅くぐらいなら、私がアンタを蹴り倒してアイツらの王になる。ああいいじゃないの、上等だわ。やってやるわよ、たった一人の小さな女王さま!」
たった一人で、たった一人の人間で。拳を握りしめ、ガラスの靴に力を込めて弱き妖精のために蹴り飛ばす。無謀で身勝手で、けどそこにいた人間も妖精も、等しく後に美しいと評した泥だらけのプリンセス。
「だから、何、だったかな。ああ、最近来た人。私、オベロンって人は嫌いじゃない。やることなすこと捻くれていて、吐く言葉もねじ曲がっちゃうみたいだけれど。纏わりつくあの子達にスプレー吹っかけるけど潰さないの、私は好きよ」
握りしめたワンドは小さな妖精郷。弱々しい妖精たちが寄り集まった小さな別世界。そこから放つのは、彼らの魔力を凝縮した魔力砲。散弾、貫通、破壊、連射、爆破。さまざまな形に変化する弾が辺りの人間もどきを吹っ飛ばす。
「妖精を模そうとして、人間の死体を改造するとか。私が嫌な手合いだわ。どうしてこう、そんな考えしかしないわけ?人には人の、人外には人外の在り方があるでしょ。適当に歪めたってどうにもなんないわよ。馬鹿みたい。それ、どっちの種族にも不敬の極みだって思えないの?」
手に握り込む純白の手袋で目の前に佇むスプリガンもどきの心臓をぶち抜く。すぐさま振り抜くガラスのヒールで後ろのゴブリンもどきの首を蹴り飛ばす。コツコツとヒールで床を叩き、フワッと杖を振るえばガラスの槍が生え貫く。
その現象自体を引き起こすのは他でもない杖と化した妖精なので、エラは妖精に対する抜群の信頼と息の合わせ方を実現している。端的に言って素直なのだ。微弱な妖精眼を持つ妖精たちでも感じ取れる彼女の魂の色が、全て信頼に向いているのだから。だから、その想いに妖精たちは応える。人の身でありながら妖精と縁深き少女。悪魔(妖精)の身でありながら人間と縁深き修道女。互いに妖精に類する者を率いる立場ながら、そのスタンスは違っていた。
「私は一度背負うと決めたら絶対背負い続けるわ。だって、下手に手を差し伸ばしたのにどっかで崩れちゃ世話ないわよ。伸ばした責任があるんだからね。拾った子犬は最後まで育てる、そうでしょ?」
「私はあくまで背中を押してあげるだけ。掬い上げて熱をあげて、それでいざ前を向く余裕ができたらそこで終わり。私が彼らに何をする道理もないでしょう?潰れるも答えを得るも、私は応援しますよ」
「あなた、ほんっとうに…………悪魔なのね。人よりも神よりも妖精よりも、タチが悪いわ。あなたアレね、弱りかけてる人を害する凶暴な魔獣を丁寧に介護してパワーアップさせて野に放すタイプでしょ」
「ええ。そうです、わたし悪魔なんですよ。道徳とか、関係ないですね。そうじゃないと、なんだって何度も罪を重ねた子たちを聖人の目の前で躊躇せずに抱きしめると思ってるんです?」はい、6章呼んだので書いていたうちの妖精に縁深い二人のお話でした
最初はプリンセスムーヴしてたんですけどイグニスに物申したいことがあってしかもその後の彼女の主張で腹が立ってきたので段々エミュが剥がれて口調が露わになっていたシンデレラがいたとかいないとか
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/イグニス・ファトゥス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/灰被りのエラ>>719
カシンチャンだぁ……ひさしぶりのこうしき?からのカシンチャンだぁ>>719
素敵な黒髪ロングだ……なんかいつもよりスレ進んでると思ったらレトロゲー談義なんておそろしいことやってる…
それはさておき感想ありがとうございまーす!
>>649
まぁ、これで終わるはずもないんですがね…クク…
>>660
▷共闘以上の縁
そこはまぁ、私にとって一番のがんばりどころですので。ハードル上がっちゃうので期待してとは言えませんが!
>>663
絶対死なせない精神のヒトがいるのが非常に大きい今回の共闘。そうでないとそもそもルナがコロコロされて終わってるという
>>669
他作者キャラと絡ませていくのは『ルナ・アードゥルの冒険旅行記』のメタ的主目的のひとつですから!
えっ、また誤字?そんなバカな…うわ本当に間違えてる…
どうして…予測変換もちゃんと調教したのに…>>735
なるほど……次からそれやってみます今更だけど12本(オリュンポス分含めて13本?)のロンゴ.ミニアドとか世界を騙す詐称者(プリテンダー)とか……極刑円卓領域、なかなかいい線ついてたんだなって(時期外れてたらネタ被りでおシャカになってたとも言う)
まあ投下しておきます。
リューンベル・カース/Lúnbell Curse
年齢:17歳
性別:男性
身長:170cm 体重:59kg
特技:ポーカーフェイス、探し物
好きな物:お伽話、童話
嫌いな物:臭う食べ物(納豆やチーズ等の類)
国籍:日本
イメージカラー:黒
【解説】
カース家は魔女狩りを生業とする家系。リューンベルはカースの最後の血筋。
中世にて勃発した魔女狩りではなく、現代に適応(れいらく)した“廃棄物たる魔女”を狩る家系であり、狩猟をより最適化するのに敢えて『魔女と交配する』という道を辿っているので、ある種の魔女(ようせい)の末裔とも言える。
母親であるマリアベル・カースから狩人としての殺しの技術に加え、消音・気配遮断・存在と証拠隠蔽等といった魔術も教わっている。呪詛などは呪い返しの危険性があるのでそちらは修得しておらず、魔女狩りは殆ど己の肉体のみで行う。
聖杯戦争、または仕事の折に命を落とした母親の遺言により、文淵浄架に育てられる形となり、高校入学までは教会で過ごしていた。また教会に在住していた時期、浄架の紹介で軽い異端殺しの仕事を請け負っていた。>>752
【能力】
魔女狩りとして最適化された肉体をしており、暗殺者に似た鍛え方をしているので身体能力は高い。
魔術回路を有しているが攻撃の魔術は習得しておらず、消音・気配遮断・存在と証拠隠蔽等という暗殺に特化した魔術を行使する。なので感知系の相手に弱い傾向があるが、そこら辺は技術で補っている(尚、成功率はそんなに高くない)
魔女狩りの得物として『手首に仕込むタイプの短剣』『ブーツに仕込むタイプの短剣』『投擲暗器』を扱うが、魔女及び魔術回路を持つ相手を拘束する武器として『鋼線』を主力としている。『鋼線』は肉すら断ち切る切れ味を持つが、その真価は魔力を切断する事にあり、拘束した相手が仮に魔力を使った瞬間回路ごとそれを切断してしまう。
余談だがポーカーフェイスは鍛錬の賜物ではなく、素で表情筋が動かないタチらしい。
とこんな感じになります。人物像に関しては変更ありません。>>657
うぅ、私も変に横やり入れてすいませんでした。Cフォーリナーの話してたからウチならこんな子いるよ的な感じでレスってました。
締め上げるのもこっちが依り代に選んだ偉人からの対応なので盧生がそういう対応するかというと、な感じもありますし。
本気で盧生を主体に取り入れたいならいっそのこと名無しさんに透けて見える別の元ネタってなんですかと聞いてみてはいかがでしょう。そこでそっちもいろんな媒体調べてこれはそう捉えられるなと感じたらそっちを連想させる過程や言い回しをしないように切り替えたり。
ぶっちゃけ私も邯鄲の夢こと獣クローディアは結果だけ見るなら阿片吸ってるおじさんじゃね?って突っ込まれないかとどこかで不安ではありましたし。
まぁ、あっちとはバックボーンも夢に至る思想も真逆なキャラでしたが。ここら辺初期から人間のクローディアを描写してるの大きいなと思ってます。
いっそのことこれこれこういうのがやりたいですってアピってディックさん盧生を書いてみるのも手かもしれませんね。>>754
フォーリナー作ろうにも自分ではまだ知識足りてないようで、それで作るのはおこがましいというのもごもっともなので当面は見送りかなと思います。
盧生が夢で邪神と関わるにしてもそのシチュエーションができる邪神を選出できるだけの知識は要りますし。
>阿片吸ってるおじさんじゃね?
何のことかと思ったら、「邯鄲の枕 阿片 おじさん」で検索して出てきた作品のことですか?
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E5%B7%9E%E6%88%A6%E7%A5%9E%E9%A4%A8%E5%AD%B8%E5%9C%92_%E5%85%AB%E5%91%BD%E9%99%A3
盧生という単語もあるし、名無しさんの言ってた作品もこれかもしれない。そういえば事件簿でおじさんが使役していた電気ウサギは工房からゼウスの力を貰って活動していたんでひたっけ?ならば強い使い魔は簡単には持ち運べないか。
>>765
ロードエルメロイの事件簿(アニメ)で、
天体魔術のゼウスと照応して電気使った鼠と、原理的には同じですね~>>775
ドリンクとかを提供するのも2人の仕事なのでイグニスにもちゃんと酒を振る舞うでしょう
悪魔の灯(デビルズ・トーチ)っていうドンピシャな名前のカクテルがあるらしいです
イマジナリー彼女は本来ならパブリックイメージのアリス(でっかくなったり小さくなったりうさぎ追いかけたりするあの子)なんですよ
ウィルは特性的に普通のサーヴァントよりも鮮明に聖杯戦争での記憶を引き継げるので、ウィルの記憶の中で最もインパクトの強かった女性が投影されたのがイマジナリー彼女になります。まあ特に付き合ったりはしてないですし、むしろこの人にも弟として見られたりしてるんですが。可哀想だねえ>>773
今更ながら、「他の陣営より先にサーヴァントを召喚していて、先に攻略を始めていて、迷宮内で先に拠点を作っている」っていうのは、聖杯探索のルールとして破綻していませんか?
巻き込まれ枠の騎陣営はともかく、他の陣営は曲がりなりとも聖杯を獲得しに来ているんですよね。
そこまで「早い者勝ち」ができるようであれば、他の陣営も探索が始まるまで悠長に構えていないで、もっと前から探索を始めていると思うのですが。
召喚してから教会への届け出を行なって探索を始めるというルール上、運営はそれを認めていることになります。
表向きはあくまで聖杯を獲得するための競走だと銘打っている以上、スタートを揃えなくては他陣営への言い訳が立たないのではないでしょうか。
運営と裏で繋がっている、だとか、ルールを無視して不当に参加している陣営だ、だとか、そういった理由付けが必要だと思います。>>733
何一つ大丈夫ではない……!!>>769
了解です。>>753
ワイヤー使い…暗器使い…。ヤバい、琴線に響く設定にゾクゾクさせられてる自分がいる…!
零落した魔女についてはFGO2部6章で明かされた通りですが、そう言えば零落したとはいえ普通に魔女としての力や知識が残ってるならそれを狩る側が居てもおかしくないですよねって
というかまさに聖堂教会がそんな感じの組織ですし『聖杯惑星』のコソコソ話。
セイバー召喚シーン、当初はテレンス・セーレイズが死後にどうなったのかを説明する箇所も1行あったんだけど、流石にマグダレーナ陣営さんから待ったがかかりそうなレベルの死体蹴りだったんで削った。ふふふ…色々書くものあるけどちょっとホラー挑戦してみるぞい…鼻が良すぎるのも困りもの、そんなホラーやるぞい…
間久部美和子にモノキニ着せるか……(脱線)
熟れた人妻に黒のモノキニは相性グンバツだと思いませんか奥さん?>>798
やべぇサツだ!!
今に見てろ……明日までに人妻×2の水着を姿投稿してやる……(捨て台詞)さて、朽崎君のターンが終わったから今度は剣陣営か槍陣営のターンなわけですが、そこら辺はどうしますかねえ……
ユーさんいるタイミングで一回話し合いたいなー
・・・・・・個人的にはなんとなーく「ペレス島のネタってこれでは?」みたいなのは予想ついてるんですが、一捻りくらいはありそうだなあと感じてたり
まあ、あくまで個人的な所感なので気にしないでもらえると!木伽の方ですが交流は無しで召喚シーン移りますか?
書く予定が誰も無ければ進めようと思うので確認です。>>806
了解です。では1日目の動向は第1階層から見させてもらいます。感慨深くなったところで、リューンベルのリメイクを投下します。
リューンベル・カース/Lúnbell Curse
年齢:17歳
性別:男性
身長:170cm 体重:59kg
特技:ポーカーフェイス、探し物
好きな物:お伽話、童話
嫌いな物:臭う食べ物(納豆やチーズ等の類)
国籍:日本
イメージカラー:黒>>824
【解説】
欧州にて発祥した退魔の一族。カース家は魔女狩りを生業とする家系。リューンベルはカースの最後の血筋。
中世にて勃発した魔女狩りではなく、現代に適応(れいらく)した“廃棄物たる魔女”を狩る家系であり、狩猟をより最適化するのに敢えて『魔女と交配する』という道を辿っているので、ある種の魔女(ようせい)の末裔とも言える。要するに『魔女を狩りたくば、魔女の血を取り入れて効率化を図ろう』を地でいった一族である。
マリアベル・カースの代で衰退の一途を辿り始め、その影響から夏空市に移住する。
そこで最後の後継者になるであろうリューンベルに狩人としての殺しの技術に加え、消音・気配遮断・存在と証拠隠蔽等といった魔術を伝授する。呪詛などは呪い返しの危険性があるのでそちらは修得させず、魔女狩りは殆ど己の肉体のみ。
聖杯戦争、または仕事の折に命を落とした母親の遺言により、文淵浄架に育てられる形となり、高校入学までは教会で過ごしていた。また教会に在住していた時期、浄架の紹介で軽い異端殺しの仕事を請け負っている。
教会側からは異端を誅する側だが、同じく異端視すべき存在としても見られているので、割と持て余し気味なのは余談である。>>825
【人物】
夏空市(かからし)に住む少年。母親の残した小さな一軒家に一人で慎ましく生活している高校二年生。黒い髪と碧眼が特徴で、体つきはややガッチリしている。
顔は整っているが、平常時の表情が何故か仏頂面で、親交の無い者からは無愛想だと思われているものの、実際は話せば普通の人と変わらない。
性格は至って真面目で寡黙……のように見えて、実は話しかけられたら割と喋るし、偶にだが、突拍子のない発言をしたり、お馬鹿としか言いようがない言動もする事がある。(例:封鎖道路を見つける→素晴らしい笑顔で飛び越える→しかし失敗してドブに嵌る)
裏の家業でも変わらず、異端殺しを行なっている最中であっても言動を崩さない。ただしそれは逆に冷血とも見られており、当人にしても容赦がないのは事実。
開放的な気分が気持ちいいという事で、自宅で適度に全裸になる傾向があるが、誰も知らない。
独占欲が強く、無意識に自分のものに自己主張の激しい自名を書く事が多い。加えて少し金に汚く、仕事の報酬に関しても少々強請る。
女性の好みにこだわりはないが、好きなエロ本のジャンルは「ロリ巨乳」もの。そして、普段は怒らない癖にエロ本のジャンルを邪道などと否定されると烈火の如くキレる。
趣味に関してはハマれば熱中する反面、冷めるととことん無関心になる。現在の趣味は日光浴と骨董品巡り。骨董品については何故か血が騒ぐらしい。>>826
【能力】
魔女狩りとして最適化された肉体をしており、暗殺者に似た鍛え方をしているので身体能力は高い。
魔術回路を有しているが攻撃の魔術は殆ど習得しておらず、消音・気配遮断・存在と証拠隠蔽等という隠密に特化した魔術を行使する。なので感知系の相手に弱い傾向があるが、そこら辺は技術で補っている(尚、成功率はそんなに高くない)
魔女狩りの得物として『手首に仕込むタイプの短剣』『ブーツに仕込むタイプの短剣』『投擲暗器』を扱うが、魔女及び魔術回路を持つ相手を拘束する武器として『鋼線』を主力としている。『鋼線』は肉すら断ち切る切れ味を持つが、その真価は魔力を切断する事にあり、拘束した相手が仮に魔力を使った瞬間回路ごとそれを切断してしまう。また、『鋼線』を通して捕縛した対象を焼却する『魔女火葬』という魔術を使う。
また魔力感知などは使えないので、対象を追う時は結構地道に探していたりする。
拷問の技術もあるが、結構な割合で怠くなるので余りやりたがらない。
余談だがポーカーフェイスは鍛錬の賜物ではなく、素で表情筋が動かないタチらしい。>>831
そうですね。あくまでフェチの対象として好みに該当する感じですね。恋愛対象はまた別……になるでしょう。>>833
そこは個人的嗜好をふんだんに盛り込んだ要素の一つなので……。>>835
ありがとうございます。時間はかかってしまいましたが(主に私のせい)、完走できました!>>836
ありがとうござます、それ大丈夫です〜
狂気はたぶん大地の権能なのかもしれませぬ。アニミズム的なそういえばキャラクターに明確なフェチや異性の好みを設定したことありませんでした。大嶽丸ならば鈴鹿みたいな人が好きなんだろうなぁとか、そういうことはありましたけど。考えればキャラクターの掘り下げに繋がるかもしれない……かな?
皆さんのキャラクターでフェチや異性のタイプ決めているキャラクターはいますか?>>838
でもまあ、埋葬機関のメンバーよりは優しくするかも……多分。>>842
しかし実態は「バカンス狂いのコマンドー」という……>>842
ありがとうございます。そして黒鹿さんの山中鹿之助に疲れ様の言葉を!リューンベルくんと竜胆とのドラゴンコンビは不可能となりましたが「二人とも平気な顔して実は平然と裏側の世界に足突っ込んでる組」に進化した気がします!!
>>856
あの表情……大変良き……
閃いた(大我を見つつ)おはようございます。表記事で山の幸を盗まれる云々の話を見て大鳳家は使い魔やパンチ(ボス猿)の部下猿に追い払わせてたりしそうだなって思った今日この頃。
>>840
自分磨きに一生懸命な人みたいな?これだけだとメイヴちゃんとか当てはまりそうだけど大嶽丸の場合そこにプラスで恋人の為に尽くす健気さも必要そうかなって。
マスターの方はちょくちょく言ってるのでここはあえてサーヴァントからパラス・アテナちゃんは本命はちょっと機械っぽいところ(物理)のある銀髪美少女ですが異性だと気風のいい男性に惹かれがちです。
あとフェチと言うなら酒呑童子の人間フェチ?自分に抗い立ち向かおうとする人間の輝きを見ていたい!ってやつなので。でも本当は人間と一緒に強大な敵に立ち向かいたいことの代償行動なので人理焼却(漂白)に対して人間(マスター)と古今東西の英雄と挑めるカルデアは天国だったりする。
>>847
了解です。少々お待ちください。>>861
だって別に聖杯戦争の理論を信じるなら番組盛り上げ無かろうとサーヴァント焚べれば聖杯機能するし……。(震え声)>>808
遅まきながら完走おめでとうございます
こうして複数人で紡いだ一つの物語が終わりを迎えるのはとても感慨深いものがあります
ゲルトに未来を予感させるような締め方も非常に良い黒くなったのでSS投稿します
>>865
考えてみれば機神の友というとキリシュタリアみたいですね。ロビンフッドがシミュレーターに入ると彼が探していた人物を見つけた。
「あ、林崎さん」
ロビンフッドが声をかけたのは二十歳になるやならずというところだが、ひょろりと痩せた長い手足をしている長身細身で蜘蛛のような男。
背にななめに負った七尺の長巻の柄が抜刀して、男が標的とした眼前の巨岩めがけて薙ぎ払われた。
抜刀術の生命たる最初の一閃は巨岩を両断していた。断面がさながら磨き上げられた鏡面のように鮮やかであった。
「素晴らしい腕前です」
「アサシンか」
セイバーのサーヴァント林崎甚助重信。居合術の祖たる剣聖である。
貴族的に思える美貌の青年だが、やや血色の悪い顔色、氷で作られた剣のような冷たさを漂わせる、尋常ならざる容貌である。
チカッと甚助の長巻が煌めき、雷光のごとく甚助はその長巻を宙天に回転させ、もとの背に戻す。神速の抜刀術は英霊ですら視認が難しいものであったが、その納刀を視認するのもまさに至難の極みである。ロビンフッドでは雷光のごとく背に戻す林崎の抜刀術必殺の装填を正確には視認できなかった。
「スカサハさんとご一緒と聞いていましたが、ここで何を?」
「彼女との修練は終わった。だが、少々物足りなかった。ちょうどシュミレーターに空きがあったから、ここを使わせてもらっていた」
「へ、あ、はぁ……、それでお一人で鍛錬ですか」
物足りない? ロビンフッドは凍り付いた。このカルデア恐怖の二大代名詞のひとつスカサハ師匠のしごきを喜んで応じて物足りないという言う武人。
(被虐趣味……はないようですが)
「クー・フーリンやフェルグスも一緒に受けていれば鍛錬の後に手合わせをお願いできたのだが、彼奴等には逃げられてしまった」
「それは……、目に浮かぶようです」
好き好んでクリードとの走り込みをしたりするのはこの剣士くらいである。
「何か用事が?」
「マスターが微小特異点へ向かいます。あなたにも同行して欲しいということです」>>870
「委細承知」
「私もともに参ります。指令室へ行きましょう」
ロビンフッドと甚助がシミュレーター室から退出して通路を移動する。
「いつも気になっていたのですが、何故あなたはあれ程まで過酷な鍛錬をするのですか?」
ロビンフッドの口をついて出たのは、以前よりも抱いていた疑問だった。
「林崎さんの剣術はまさに洗練された武術です。それはわかります。ですが、それでもう十分なのではないですか?」
甚助の瞳に犀利な光をもたらした。
「武術であっても学問でも“もう学ばなくてもよい”ということはないと思うが」
ロビンフッドは自分が踏み込んでことを言っている自覚はある。だが甚助は不愉快そうな様子もない。相も変わらず礼節の甲冑をまとっている。無言で歩みを進めている。
「私たちサーヴァントは英霊の影法師。現界してからいかに研鑽しても現状のポテンシャル以上を発揮できない。だからこそあなたのように必要以上に鍛錬をするというの活力と時間を乱費しているのではありませんか?」
林崎甚助は、金茶色の瞳でロビンフッドを見やり、彼自身の意見を数秒の沈黙に続けた。
「……私にはそうは思えんな」
ロビンフッドが興味をこめて彼を見返した。
「それは、何故です?」
「サーヴァントは記録を座に持ち込めるからだ」
甚助が言ったのはそれだけだったが、ロビンフッドが察するには充分だった。>>871
「鍛錬で得られたことを記録として座に持ち帰るということですか。あなたほどの武芸者であってもさらに高みがあると?」
冷静無情とカルデアの面々には思われている林崎甚助だが、彼もこの話題について話し足りないのか、沈黙を守ることはなかった。
「たとえ至高の境地に到達したとしても、ただ昨日までと同じように剣を振るえば、すぐに至高の頂から落ちていく」
林崎甚助は琥珀色の瞳に照明光を反射させ、やや眩ゆげな表情を作った。
「過去に固執していては明日には朽ちるのみ。宝具に昇華した我が技量にもさらなる高みになれる余地が少しでもあれば、私は研鑽をやめるつもりはない」
「向上心の塊のような方。求道者……と呼ぶべきなのでしょうか」
「自在にし賜え。呼び方など些末事」
甚助が呟いた。
「天地万象を断ち、無限を破り零に至ったこの身、この技に、進歩も変革も無いと思う理由は無い」
甚助の声は高山で沸かす湯のようだった。低温であるのに沸騰している。
「そこまで武のために純化できる……まるで、剣そのもののような方だ」>>872
穏やかで涼やかな青年の声がした。アーチャー那須与一が甚助とロビンフッドに合流したのだ。与一も同じくマスターの少年と同行するサーヴァントに選ばれていた。
「すみません、先ほどの会話が耳に入りましてつい差し出口しまいました」
女性的な顔立ちの美麗な射手が、剣聖へ詫びる。
「ただ、どうしても気になったものでして、無人の荒野に一人立つ、そのような生き難くはなかったのですか?」
与一も踏み込み過ぎたか、と思ったが好奇心がわずかに勝った。
林崎甚助は公正な男だった。万人に対して平等に無愛想であった。相手によって態度を変えることがなく、礼儀を守りつつも相手に踏み込ませることがなかった。この冷静沈毅の印象が強い男が、しかし、今日はどういうわけか饒舌だった。
「孤独を感じることはなかった。私には多くの弟子がいた。大成したもの、そうでないもの、挫折して去っていった者……」
林崎甚助には多くの武芸者に教えを施した記録がある。有名な弟子には抜刀田宮流の祖である田宮平兵衞、関口新心流の開祖である柔術家関口柔心、片山伯耆流の開祖片山伯耆守久安、などがいる。
「不思議なものだ、今でも弟子たちの顔や名前、何が得手で何が不得手だったのかも全て覚えている。──ああ、孤独と思ったことは、なかったな」私なりに考えた北欧のヴォーティガーンみたいな枠の人物。
アディルス
「輝王」の異名を持つウプサラの王。スウェーデン王家であるユングリング家の血筋であり、北欧の神々の直系である。
北欧最古の叙事詩『ベオウルフ』でもその名は登場し、ベオウルフの助力を得て叔父オネラから王座を簒奪したとされている。
ライレの王フロールヴ・クラキの最大の敵ともされており、数々のサガにおいて登場している。
偉大な王であると同時に傲慢で強欲な王ともされており、各地の財を蒐集して自らのものとしていた。
ある時ノルウェーの王アールとの戦争の際、フロールヴに助力を要請する。フロールヴは自身の最大戦力とである十二人のベルセルクを貸与し、後にその見返りとして一部の財を要求したが、アディルスはこれを拒否した為両者との間に確執が生まれ、やがて戦争へと発展した。
ウプサラの城塞を侵攻され、戦場はフューリスの河原まで続く。黄金を持ち出されたので、それを追跡したアディルスはフロールヴ・クラキと十二人のベルセルクたちに追い詰められる。しかし黄金への執着と、有り余る欲望の影響により悪竜現象を発症させ、その身を黄金の竜へと変身させた。
魔剣の魔力を喰らい、星の奔流であるマナさえも喰らって形成を逆転させ、全滅寸前へと追い込むも、起死回生の反撃を受けて動きを封じられてしまい、最後には正式拘束解放されたスケヴニングによって討ち滅ぼされた。
【人物】
人類に心操領域に眠る支配の権化。神の血を引き、地上の神とならんとした頂上の傑物。
北欧における黄金とは生命・欲望・破滅等といった万の概念を司る物質であり、それらを蒐集した黄金の化身こそがアディルスという王である。
人間形態では黄金の鎧姿。所持品は猪を象った黄金の兜ヒルディゴルド・ヒルディスヴィーン、如何なる刃も通さない黄金の鎧フィンスレイヴ。当時は最速を誇り、神馬の血を引くグラニと並ぶ名馬とされたフラヴニ。そして黄金を引き寄せ、造り出す黄金の腕輪スヴィーアグリス・アンドヴァリ。
「輝王」の名に恥じない非常に眩しい黄金の王である。ティターニア・セヴィラ
妖精の女王ティターニアと卑王ヴォーティガーンの妻セヴィラの複合サーヴァント。
異聞帯におけるオベロン・ヴォーティガーンが起因となって誕生した存在(モノ)
該当クラスはバーサーカーだがセヴィラの持つアーサー王に向ける狂気とティターニアの持つ妖精という種族としての狂気が打ち消しあっている。
アーサーを憎み、人を蔑み、人理を嗤う悪女。それでいて人類史の敵になることは決してない英霊。
理屈として彼女にとって人間は玩具でしかないが、それを滅ぼされても困るという身勝手なもの。
行動だけ見るなら人理にとっての味方だが、言動だけ見るなら敵以外の何物でもない。
毒をもって毒を制す。奈落の虫という人類を犯す毒を打ち消すもう1つの血清(どく)
妖精の羽を持つパツキン美女で男を堕落させる毒女。
オベロンもヴォーティガーンも愛してはいるが、対人間への感情それのみで対立している。
みたいなのは考えたことが
どこで使うんだとなって形にはなってませんがうーん…困った
今本戦の方に第一回聖杯大会の黒野編後日談を投稿してるのですが、何か途中までアップロードした所でエラーが出るようになってしまい、どうやっても投稿できない状態になってます
あれやこれや試してみましたが、どうも現状はダメそう…
なので一旦、時間を置いてまた試してみます。何とも中途半端な所で止まってしまいますが、よろしくお願いします題名がタイトルとして認識されるものではない、とか……?
一旦再起動とかしてみたら。
最悪wikiにページ作ってリンク貼るとか…?
林崎甚助のSSをwikiに登録しました~。彼の考え方とか生き方についてつらつら書いている設定掘り下げのためのSSですが読んでいただければ幸いです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E9%A4%93%E3%81%88%E3%81%9F%E7%94%B7
>>884
問題はとりあえず棚上げして、差し障りがなければwikiにSSを登録してみてはいかがでしょうか?>>808
お疲れ様でした。
聖杯じゃないと叶わないような、真っ当な願いを持っているキャラなだけあって、願いが叶った姿が見ていて嬉しくなりますね。
しかし、ゲルトさんの女難は起源レベルなのでは?ビオランテの姉、近い内に設定作って投下せんとな…。
他作品の二次創作ですが、鉛筆じゃなくてミリペンとか筆ペン使って本格的に書き込んだら死ぬかと思いました(小並感)
>>899
それが一番ですかね……?>>906
そうですね。ストックだけお願いします。
実際の投下はまだキャスター陣営の初日行動が終了していないのでそれ以後で。>>905
ルナ「な、なんのことかなー、用意周到な私にはわからないなー(目逸らし)」ここのえは割と真面目に、悪竜現象≠ヴォーティガーン(ブリテン島の自滅意思)≠ボッタクル・エルダードラゴン氏だと考えていて
世界を滅ぼす害悪としての手段が、財宝を溜め込む・奈落をつくる・外界の資源を工房内に留める、っていう似たような手段を用いているんですよね
人の癌細胞がビーストなら、星の癌細胞は(悪い側面としての)竜属性なのでは?的な。オベロンも竜属性持ちなので
>>879
ファヴニール「ほーん??」
初見でホームズの攻撃手段を見抜き、混ざり者だと看破した叡智!神鉄や神の武具レプリカを召喚できるんだができないんだか知れない原初のルーン!特に効果が分からない無敵の兜!
そしてシグルドの心臓!
これが黄昏の魔竜()よ!!なんでオベロンとヴォーティガーンっていうめちゃくちゃ作り込み甲斐がある題材を合成しちゃったの!もったいないでしょ!きのこのお馬鹿!と思う自分
VS
でもオベロンのムーブがかなり完璧なんだよな……妖精モードのオベロンがめちゃくちゃしっくりくる……と思う自分
VS
ダークライ
戴冠式以降ずーーーーーっとこんなことを考えて何も手がつかない……
ARS(アヴァロンルフェリアリティショック)が未だに抜けていない……>>935
神代ならあり得るかも……あり得るかなぁ。
アーサー王を女体化事件はまさか、社長はこれを予期して……?>>935
『ブリトン人の歴史』にはアイランドについて書く部分があるってだけなんよ
パーソロンやニームドの到来も書いてる>>625>>626>>627>>660>>670
5人順に、unlimited infinity unlimited unlimited infinity…………きれいに割れたぞー…………
答えていただきありがとうございました。
うーん意見が分かれてますね、少なくともどっちかであるってはっきりしそうな感じではない。
これは私の意見なのですが、奈落の虫はinfinityだと感じました。
何があったかというと、型月作品って基本的に『無限』っていうと『無制限』を指すんですよ。
無限の剣製は無制限に剣を内包できる世界であって、無限大の数の剣が存在するわけではない。
無限の魔力供給は無制限のバックアップが付いているだけで無限大の魔力を扱えるわけではない。
第二魔法に至ってはパラレルワールドの数に編纂事象の数の制限がつくという無限には程遠いなんちゃって無限。
私は型月世界の実世界には『無限大』は出力出来ないと思っていたんですよ。そこに現れたるは奈落の虫と無限に落ちる穴でして。型月世界の無限大は存在できないのでは?となり「あれ???」となった次第です。>>943
え、あ、じゃあ
廃棄孔と虚数、カーマちゃん宇宙のルビ次第なんですが、infinityの使用例がないから消去法でunlimitedで
BBちゃんが無、転じて無限の概念を掌握していたり
無限=虚数が出現すると呪いの大穴(陥穽)になるのがC.C.C.で、この性質は虫と似通うんですよ
でも、奈落の虫は従来の無限ではないような形なのがよく分からない……>>904
拝見しました。賑やかで、それでいて一抹の寂しさを感じさせるような後日談でしたね
やはり聖杯戦争(大会)は人に大きな影響をもたらすもの…
>>942
色々お騒がせしました
あの世界線の黒野は、今後も真っ当に生活して真っ当に歳を取って真っ当に寿命を迎える事でしょう
魔術協会視点での結末も楽しみにしています!
>>945
やはり非日常は日常に塗り重ねされて埋もれていくくらいでちょうどいいのかもしれない…
書いててそう思う今日この頃でした
>>946
監視はあっても念には念を程度のものだと思うので、多分もっと歳を取れば形骸化するか外されるかもしれません
むしろ執行者として色々関わってた分ゲルトの方がヤバめなイメージ…?色んな終わりがあるのう…わえ大好き
感想にならない程度に6章の事話すけどわえバゲ子とガレスとトネリコにいっぱい刺激されたからマジで頑張るね…>>947
監視だけならまだいいやってゲルトは思ってます。今まではあのアトラス院が背後にいましたので……ええ、神秘の漏洩をしなければ監視だけにとどまってくれる法政科は大分マシと考えています。>>947
クッチーはちょっと窮屈だなぁ~って思ってそう。
「黒野くんにもっとちょっかいかけにいきたいなぁ…。」改めてご挨拶を
第一回聖杯大会、本当にお疲れ様でした
不義理で不得手、どうしようもないくらい駄目な書き手でしたが、最後まで関わらせて頂いたことに感謝の念しかありません
本当にありがとうございました
>>907
特に描写する予定はないけど情報改竄由来?
>>908
ありがとうございます。蛇足になるかもなと思いつつ書いて良かったです
>>942
ありがとうございます。ライダーさんとライダー主従にはその節は大変お世話になりました
ルーカスくんのアフターも楽しみにしてますね
>947
割り込むような形になって申し訳ないです。一つの区切りということで当時のレギュラーというか名前をよく出していたメンバーにフル出演してもらいました
黒野くんのアフターも拝見させて頂きました。ランサー主従は最後までいい主従だった……>>956
はい。〜『ブリトン人の歴史(アーサー王伝説以前のアーサー王物語)』よもやま話〜
・ヴォーティガーン、モードレット、ベディヴィエールはこの頃から出てくる
・マーリンはめちゃくちゃ頭のいいショタ
・この頃のギネヴィアは男
・何故かこの頃からいるカヴァス世界大戦の陰で発生した、鉄の魔女。その末裔。
陰性の魔術、殺戮技巧、使い魔グレムリンを扱う、的な
ガーデニングが魔女に必須だとすると明らかに食い合わせが悪い…メンデルから始まった品種改良の系譜を受け継ぐ最新鋭の薬草の魔女。
とかなら文明と魔術をいいとこどこり出来るんじゃないかなと思ったり。>>967
思いついているのが、黒魔術を使った後に、呪ったことへの嫌悪感で吐くような美少女()で
ここにリレーの反省点を詰め込もうかなと
神秘から遠のくっていうのもあるんですが、魔女本来の植物(と生贄)と兵器っていう二つの絵が重ならないのでこれがなー一応まほよのリデルは最新の魔女と呼ばれ、ベオくん曰く産業革命の陰で湧いた煤の魔女の末裔なんだそうな
>>949
いずれ歳をとり、老いとともにかつての記憶が摩耗していっても。墓場まで持っていきたい黄金の思い出…
そんな風に背負いながらあの世界線の黒野は生きていくのだと思います
>>950
長かった第一回もついに終わりを見届けられて感無量です…
色々あったけど、一番最初に始めて、一番最初に関わったこのリレーSSを一応締められた達成感は大きい
>>959
これからも日常側で、真っ直ぐ生きていく事でしょう
にしてもずいぶん想定していたのとは違うキャラになったなぁ黒野…
>>965
製作した自分でも驚く程にスマートな結末でした。やはりあの廃工場のやり取りが分岐点になったと言うべきなのか…
こちらも相棒として鹿之介を提供して頂き、感謝しています!
彼が居なければ、もっと異なった運命をたどっていたかもしれません>>975
・木伽邸が霊地の中心
・南西部に魔術用品店
見落としがあるかもですけど確認してるのはこの二つ今更ながら現在投稿分のスノーフィールド聖杯大会エピローグ拝見させていただきました
いい……それぞれの立場に基づくさまざまな終わりと新しい物語の始まりが紡がれて……いい……
>>949
おつかれさまでした。こう、魔力プールがもう少し遅かったら結果が変わったのかもしれないとか、そういうのを思わせる一戦でしたフロームンドのミニ絵投稿しました。可愛らしいフロームンドを描いていただいてありがとうございます!
監獄長さん、ジョーンさんのおかげで北欧、ブリテンの世界観がどんどん出来上がってきますね。しかし、スレッドももう少しで200ですか……
>>987
作ろうと思ったらもう出来てた…。(木伽地図)
そういやアメリカ大会って、俺ももうちょいなんか書いた方がいいんですかね?>>988
でも最新の魔女はリデルの自称兼呼称なので……世界大戦時の発生もおかしくはないんじゃないかと?>>996
途中から参加した身ですが、色々ありましたねぇ~……>>991
全体的に敷地込みで書いたせいでかなり大きくなってしまったんです…
ホテルとか書いておけば良かったな…架空地図作るのスムーズになりたい…。
宝具のセリフを叫ぶ。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#197
1000
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