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聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193/
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/>>3
どれも興味深いですが、『スターゲイジー・チョコプディング』が特に気になりますね
あの有名なパイの親戚かな……?普段絡まない組み合わせ…
オーギュスト・エルポワ×ルーカス・ソーラァイト
珍しい属性同士の組み合わせ、多分エルポワの蒐集欲がそそられるでしょうね。
「……Bravo!素晴らしいっ!君は正しく虚数属性の新たなる可能性の光と呼ぶべき存在だ。
だからこそ、君という才能が老いて朽ちていく未来を私は見たくない。どうかね?君は君自身が輝かしい状態のままでいたいとは思わないかい?」
謂綱詩譚×ラウ・プロビデンス
妹のためなら命を張れるお兄ちゃんコンビ。
多分敵対しない限りは割と仲良くなれるんじゃないかと思ってる、多分幸運ランクに歴然とした格差はありますが……
兵十×テウメッサ
個人的に滅茶苦茶みたい組み合わせ。狐は狐でもギリシャ産の怪異に兵十の内心やいかに。
「狐は狐でも海の向こう側の狐か。やっぱり世界は広いなぁ、ごんみてぇなのがゴロゴロいるとは知る由もなかったよ」普段やらない組み合わせって…自分のだけ?他人とのは無し?
そうだなあ…自分のだけなら…ねえな…>>4
既存以外の関係を考えるとすれば、パッと思いつくのはアイアイエーみたいなやつですね。ただどういう関係性を構築するかは思いつかないですけど。>>3
『なんでもするけん』が気になりますけん、それがええですわ
いちおつ
>普段やらない関係性
……それをやるためには普段やってる関係性から自分の場合はやらなきゃいけないわけで
……そのためには普段の関係性を示せるストーリーを上げなくちゃいけないわけで
…………書いてます、今書いてますけん兼武とクリスティーナ・アレクサンドラさん……Wikiに居ない!
>>14
うちの場合は、景清と義仲が「頼朝は下種野郎」で話が盛り上がりそう。
後は、ヴィオランテが梓と共闘したりするぐらいか。
それはそうと、徳川家綱をWIKIに登録しました。>>19
俺はやるの苦手ってだけなので、鯖同士もアリよ?やるか…現代魔術科大集合
(`・ω・´)。oO(魔術師と聞いて)
(´・ω・)。oO(現代魔術科かぁ……)>>6
確かにローズル様とエルルーンは拝さん越しには関わりあるけど単体での絡みは無かったはず。というよりそういう時に絡みに行く人(神)だったら神代と共に消えたりしない訳で…。という訳でエルルーン、頼んだ!
>>7
未放出というよりちょこちょこここで言及はしてるんですけどね。『元人間で血の味を覚えてしまったが故に鬼に変成した男茨木童子』『マクスウェルの悪魔みたいな概念系悪魔ラプラスの悪魔(瓶底メガネ白衣女子)』『“日本海軍”の擬人化サーヴァント、誇り高い英霊verと戦争で沈んだ怨霊verがある』とか。男茨木は公式のがあんまりにも地獄だったから……
ユージーンの読心の魔眼は相手に心と呼べるものがあるなら読めるので思考して生きて?るなら考えてることは読めます。強いものなら物に宿る残留思念も読み取れるのでもしかすると生前の記憶とかも読めるかも?ってところですね。
>>21
それこそ昨日私が投げた飲み会に集まってきたサーヴァントとかでも。……いやさぁ………書く予定ないとはいえ今書いてるssの都合上必要になる特異点の設定詰めてるけどさぁ……
黒幕ちゃんさぁ……「聖杯求めて天下統一決定戦しろ」ってレギュレーション教えてみんなを放り出しておいて、真のクリア条件が「無駄に戦いあって損耗することを避けて全員で協力して最大火力で殺しに来い」か「ステージ上にいるNPC懐柔して命捨てさせてバフ剥がせ」なのは流石になくない……?
しかもその真クリア条件にたどり着くためのヒントが実質「参加者名簿に俺がいないことで気づけ」一択になってるの気づいてる?そりゃ参加者はいっぱいいるし君からしたら十割知ってる人だけど相手の少なめに見積もっても九割五分は君のこと知らないか気にかけてないし、それを考慮に入れないで考えてもNPCの見た目が君とほぼ同一だってことから黒幕の存在まで推理できるの0人だよ?一回吹っ切れてその辺のことも忘れちゃったか?……いやあれだね、君の人類の可能性に対する信頼はわりかし重すぎるんだね!過信って事かい!上手いこと言ってるねえ!!
……うん……でもそういうやつだよね………頑張ってそこにいくまでの過程は用意するよ……キャラ同士の組み合わせ……ひとみの君とアルテミシアとか気になる
英雄繋がり>>28
……そっかぁ……なるほどダメなGMの思考回路にハマっちゃってるパターンなのか……
確かに「神仏の類や民衆、自分等の不快な妨害要素(※個人の意見です)を排除した上に二百年を圧縮ループし続ける空間まで用意して一度きりどころじゃない試行回数稼げるようにしてあげたんだから、このPLの面子を考えればちゃんとこちらの予想を上回る答えを用意してくれるに決まっている」とか考えてそうだな……りかいがふかまった……アケイロスという人物を主題にして何か作りたいけど、情報も資料も何もかもがなさ過ぎる。
ギリシャ神話のゼウスとラミアの息子で、美貌でアフロディーテ相手にマウント取ろうとしてサメにされた半神なんだけれども……。只今wiki内の誤字脱字を修正しました、どうして後から発覚するのぉ……(´;ω;`)
>>36
特にテーマなしに怖いの!とか不思議なの!とかとにかくぶちまけてくれて構わねえです>>36
ペルソナ2のジョーカー様みたいに「自分のケータイに自分の番号をかけると悪魔が現れて叶えてくれる」という都市伝説>>36
分かりやすいというかパッと浮かぶのは
・夜な夜な謎の騒音が聞こえる・建物がスッパリ斬れてたり弾痕を見かける・最近病院通う人が増えた
って辺り?>>43
あとそういった「ちょっとした奇妙から始まる物語」の「ちょっとした奇妙」要素はインセインやクトゥルフなどのTRPGの導入なんかも役に立ったりしますよ(喧伝)>>47
自分もライナーになっちゃった…。
謎の斬撃跡とかどうです?或いはビルが溶けてるとか…。特に近年のペルソナのストーリーとしての芯はね、若人が「近親者の死」とか「閉塞くそ田舎」とか「アッセイ」とかのトラウマティックな事態から戦いと交流を通じて脱却していくジュブナイル活劇であってね、奇妙な事件やラスボスはそれを象徴する「わかりやすい敵」でしかないただのおまけなんだ
よ!!>>49
はぁいすみませぇん!履修しなおしてきまぁす!
あともしかしたらカシンちゃん使うかもしれないで前もって言っておきまぁす!>>50
いや、ペルソナってそう死体は量産されませんけど
………??(電線ぐるぐる巻きやパレスのシャドウ殺して現実不審死を思い返すとそんなことはなかったかもしれない)(割と人死には出てる)じゃあこうしよう、アレだモナ的な先輩ポジが敵と戦った余波とか魂喰いが噂になって…とかそゆなんにするべ!
で根幹のテーマ!これもうすぐ銃口咥えそうだよ俺は!辛い!(そういえば、自作聖杯戦争である『Fate/Oriental Amarant』……大我の参加理由の弱さとか、色々あるのでお借りしているキャラはそのままに多少変えようと思ってたりします)
(いつになるか分かりましぇんが)○○(作品名)みたいな話/キャラってコンセプトで作ろうとすると途中で「ただのパクリじゃん……」ってなって書く気力がなくなるので出来るだけ要素を抽出して、抽出した要素を元に考えた方がいいですわよ(前科多数)
よおし!?とりあえず!?第一話の構想は!?これで掴めたんじゃねえかな!?!?
本質を忘れておった…わしゃ、わしゃnever moreを楽しく聴きながら歌詞の意味を汲み取れておらんかった…何故よ俺!がんばるべ!>>53
根幹のテーマですか……とりあえず主人公パーティーみんなに共通する「悩み」を解決するための一つの哲学を用意して、その「悩み」の象徴的なものをラスボスに置いときゃいいと思うんですよ。
私はシナリオ的にはP4Gがトップだと思ってるので4の話で進めますけど、例えばあの話のパーティーメンバーの悩みはだいたい総括すると「周りからの視線と自分の心の差にどう折り合いをつけていくか」って話じゃないですか。自分がどうありたいかわからない、とか自分がありたい形であることができない、とかそういう。だから最後に立ちふさがる人間の敵であるところのあの人は「現実に折れた人」だし、それらに突きつけた解決方法は「前に進みたい」なわけで。ラスボスとのやりとりとか要約すると「辛いなら諦めちゃえよ」「いいや俺は諦めない」じゃないですか。青臭い感じがまた尊いんですよね。尊い尊い。
というかペルソナシリーズって大体「現実は辛いけど心を強く持って前に進め」が正解ルートなんですよね。だからこそ5R三学期のバッドエンドルートは幸せだけどバッドエンドなわけですし。もちろん現実じゃ誰もがそんなに強くあれるわけじゃないし折れる人は折れるんですけど、逆に言えばそこで立ち上がれる人にこそペルソナ使いの素質があるのでしょうね。ペルソナ触れたことのない私にはお門違い案件であった…またとなけめ…特異点練りに戻ろう…またとなけめ…
>>58
同士…。requiem最新話を書かねば…。人間賛歌と悪が華々しく咲き誇るのは両立する
>>55
わ か る>>57
ふむう…哲学か…自分も4好きなんであのありのままを受け入れるとかそういうテーマはジーンと来ました方です。
ようしじゃあ何かしらのテーマも作らにゃあな!>>62
はい>>62
ゆけー!ジュディ 「ふふふふふ、貴女も既に私の術中よ」
ポール 「何!?」
ジュディ 「私の名前は人類悪Y談お姉さん! 私のスキルを受けた人はY談しか話せなくなるの! 性癖をぶちまけて慌てる人間を見るのが私の趣味よ……!」
ポール 「めちゃくちゃどうしようもないね……」
バニヤン 「てめえ! 俺は巨乳のお姉さんに甘やかされてぇんだよ!」
ポール 「こっちはただのおっぱい大好きな人だし」
バニヤン 「てめえは歳下でも巨乳ならいいとか思ってんのか?(そんなくだらねえ能力で俺に勝てると思ってんのか?)」
ジュディ 「もちろん思ってないわ……だから! 逃げる!」
バニヤン 「この野郎ー!!!!」>>17
ぬわーすいません!
たった今クリスティーナをwikiに登録しました!>>78
二重三重の意味でブチ切れ不可避で草ァ今会話止まってるしrequiem最新話投げる。
前回のあらすじ:クッチーが少女の期待を裏切り子供を大事にしない親にキレた。
◆◆◆
現在この屋敷で一番生き生きとしているのは、恐らく朽崎遥なのだろうと思う。スキップステップ、今にも鼻歌でも始めそうな程喜色満点、正直に言えば人一人殺/害した直後であるとは全く、直に目撃した自分ですら自信を無くしそうだ。
「さてさてさてさて。それじゃ、まずは飛鳥ちゃんに質問しないとねぇ、何を見たのか。どんな”死”を目撃したのか。ま、今の彼女にとっちゃ拷問みたいなものかもしれないんだけど、知っとかなきゃ始まらない」
「え、なんでですか?なんで飛鳥さんの精神を追い詰めるような事、言おうとするんです…?」
先ほど”請負人”朽崎遥に依頼をした事によって、ある程度は安全になったかもしれないと思ったが、間違いだったかもしれない。やっぱこの人危ないんじゃ…
「実はさ。彼女が見た死が、灯里ちゃん。君のモノじゃない可能性があるんだ。……ホラ、急いだ急いだ。でもま確率的には微妙だから、期待し過ぎない事」
指を立てて、悪戯っぽく口にした。そうなのか。私は直ぐには死なないかもしれないのか…。ちょっと嬉しさを感じる。>>81
泣き疲れて、眠ってしまったようだ。私は、怯えながら薄目を開ける。今、近くに誰かの気配はない。どうしようか…。覆い被っている布団から出て、何か行動を開始するべき?だけど、動きたくない。聖杯戦争を共に戦う相棒であるアサシンは既に消え、私自身も他のマスターと隔絶した実力なんてないだろう。「貴方を守る」なんて自信満々言った事も果たせず、ただ灯里ちゃんの死亡を視ただけ…。なんにも出来なかった役立たずな私に動く権利なんてあるんだろうか。…ん、なんだか音が
「飛鳥ちゃ~ん、朝だよ~、起キナサ~イ♪」
気軽で楽天的な印象の声と共に、被っていた布団が引っぺがされた。
「ぇぁ…?朽崎さん…?」
「やぁ飛鳥ちゃん、久しぶり。まぁ寝起きで大変だろうけど、一応状況は聞いてるので、質問させて貰おうかな?えっとね~、君、灯里ちゃんがどんな死に…」
フラッシュバックする視界。こちらに手を伸ばし、燃えている少女の影が脳裏に浮かぶ。言いたくない。言ったら、本当に彼女の死亡を認めてしまう気がして。無力な自分を完全に受け入れ切ってしまう感じがして、嫌だ。
「………えっと、その……」
「ん~、君の口から聞かないと、割とどうしようも無いんだけど…」
ふいに朽崎さんが発した言葉の意味を図りかねていると、”まぁ良いか”という声と共に、私の意識は闇に沈んでいった…。>>82
クチサキさんのまぁいいか、という言葉と共に飛鳥さんは再び布団に沈んでしまった。
「な、なにしたんですか!?まさかまた飛鳥さんに酷い事…っ」
「いーや?大した事じゃないよ、気絶させただけ。ああ、わかってるわかってる。君の生存確率の話だろう?それについて聞こうとしてのは間違いじゃないんだけど。ほら、直前で思い直したんだよねぇ。飛鳥ちゃんに『救いがあるかもよ!』って言って、『やっぱ違った、ごめんね?』となるのは結局の所精神的に良くないんじゃないか、って」
それは確かに道理ではある。私だって、飛鳥さんを苦しめたい訳じゃない。でも、やっぱり不安になってしまう部分もあって。矛盾だ。知りたいけど、知る為の方法には苦難しかない。
「でもいいじゃない。君もセイバーとの会話とかで分かってると思うけど、灯里ちゃんの炎上症状を治すなら聖杯に願えば問題無いからね。個人的な嗜好を述べれば、可能性の希望に輝く飛鳥ちゃんの顔が再び絶望に歪むかもしれなかった、ってのを見れないのは残念なトコあるけどさぁ。誉や京介の奴に対する不義理だからね、我慢するさ。絶対にみたいって表情でもない訳だし」
クック、と笑みを漏らす彼。…はぁ、どうすればいいんだろう。私は、本当に何も出来ていない。決断は遅いし、結構流されてる。
「と、いう事でまずは聖杯戦争に勝たなきゃね。あと残ってるのはライダー陣営だけっぽいし、ちゃっちゃと倒しに行こう!なぁに俺達と君たちの力を合わせれば、多分勝てるさ」
そう言いながらクチサキさんは手元でなにやら操作している。全く話についていけない。コレで、本当になんとかなるのかな…・
「やぁ、昨日ぶりだね!死ににくいお嬢さん?」>>83
「マスター、明日はどうしますか?今夜はアサシンを潰/せましたし、やはり逃げたセイバーへの追撃でしょうか。昨日あの少女二人が言っていた通りに怪物が暴れていたのなら、今ある程度でもニュースになってない以上、解決していると思われます。使い魔での調査でも痕跡はなかったのですよね?ならばやはり聖杯戦争に集中してよいでしょう」
「あ。それかさぁ、前に言ってた黒服のヤバい奴をぶっ倒しに行く、とかでもいーんじゃない?聞くからに酷いヤツだし、攻撃性能とかも厄介そうでしょ?」
二人のライダーからの提案を聞きつつ、私は今後どうしようかと思案する。完全な印象論だが、昨日箒に乗っていた方は気弱そうだったし、立ち回りも下手だった。もしかしたら駆け出しレベルの魔術師かもしれない…。>>84
だからあの女性を狙う、というのは悪くない判断だ、と思う。しかし、やはり私としては先日人を容赦なくぶっ/殺/ しつづけやがったあの黒服野郎をとっちめたい所である。
まだまだ余力があるうちに倒す、というのも実際妥当なのだ。なんとも、悩む局面である。などと思っていると、いきなり腹部に鈍痛が走った。
「っ…、うっ…!」
痛みはどんどん激しくなる。お腹の中で何かが暴れ回るような気持ち悪さ。耐えきれずに腹部を抑えると、実際に体内をナニカがのたうち回る手触りがある。押さえつけようにも、どうも皮の下にソレはあるようで、上手くいかない。つるりと滑り、捉えられない。そのうち、臍にチクチクした痛みがいくつも走って…
『やぁ、昨日ぶりだね!死/ににくいお嬢さん?』>>85
と。ヘラヘラと軽薄な声がこだました。臍から蛇がヌラリと顔を出す。
「マスター!そいつは…っ!動くな、すぐ引きずりだして潰す!」
『おっと待った。提案があるんだ。この使い魔を倒すのは構わないけど、それを聞いてからにしないかな?』
「ふざけてんの?アンタ、先日ウチのマスターを滅茶苦茶に傷つけたゲス野郎でしょ?そんなヤツの言う事、ウチらが聞く訳ないじゃん」
一気に戦闘モードになる二人。そんな気迫を知ってか知らずか、腹部の蛇は言葉を続ける。
『いやぁ、聞くしかないと思うよ~?この蛇、爆弾だし。…ま。証拠はないから脅しかも知れない、と話半分に聞けばいい。君たちだってマスターに無用な手傷は負わせたくないだろう?』
「………っ、何が言いたい…ッ!」
『いやぁ、対した事じゃあないんだ。この度、お目出度い事に聖杯戦争参加者がかなり減ってね?え~っと、ウチとセイバーとそちら、になるかな?なので、正々堂々と決闘でもしないか、ってお誘いさ!どうかな?』
胡散臭いは胡散臭いが、そこまで悪い提案ではない気がする。少なくとも無駄足にはならなさそうだし…。
『それに俺と俺のサーヴァント以外にも、セイバーの主従も参加してもらえると思うから、君たちにとっては割と美味しい話なんじゃないかな?』
罠かもしれない…っ。罠かもしれない。でも、試すだけの価値はあるんじゃないだろうか…?不安になってライダーたちを見やる。すると二人は悩まし気な顔をしつつ頷く。どうやら二人は誘いを受けきる気持ちはあるようだ。
「分かった…決闘、受ける」
『あっ、マジで?いやぁありがたいねぇ。こういう規模のデッカいのは、サクサク終わらせたいしぃ?んじゃ、白狗塚神社でバトろっか。あ、そうそう。この蛇は普通に引っこ抜けば大丈夫なのでこう、コンセント抜く感覚で抜いちゃってねぇ!じゃ、またあとで!』
そういって、使い魔は沈黙した。痛みで少々現状把握し難かった感はあるけど、そうか。もうアイツらと私達だけなんだ…。という事は正念場だ。気張っていかないと…。私は、覚悟を決める。
因みに、警戒していたけど蛇の死体は普通に抜けた。>>91
いえ、公式に関係ない自戒です。
動物モチーフなキャラデザって描きやすいというか逃げやすいんですね、個人的に。>>90
馬はいないけど騎手(ジョッキー)なら1人いますね……現状、残る未作成の基本クラスは弓と槍か。(術は前レスで作った)
>>95
うーん…新九郎(姉)………は……スタンドの弟がついてくる所がダメかもしれないなぁ……
でも他は器物メンタルだったり明るいの装ってるだけだったり乙女らしさがなかったりだからな……うーん……>>95
うーん、アクハトとかどうです?>>95
弓ならば「アレトゥーサ」、術ならば「オトレーレ」がいます~>>95
うちはハダリーとクリスティにビートル、あとは長七郎かな。(鉄牛はいろんな意味で除外>>89
まあその時は今より作品の知名度が低かったからか、ほとんど反応返ってこなかったんですけどネ!HAHAHA!
昔の薄い本見る度に今の技術タイムマシンで持ち込みたくなる(意訳:安直な真似は大失敗の元にしかならないという教訓ですね)やってみたい組み合わせで思い出したんですけどヒッポメネスの目になってくれるサーヴァントと二人でスナイプするお話とヒッポメネスが狂アタランテに遭遇してしまう話とヒッポメネスがアタランテと知らない奴が親しげに聖夜を楽しんでいる姿に絶望してアフロディーテに無茶苦茶なお願いをする三つのssを考えたんですけどどれがいいと思います?
>>95
イオラオス、フロームンド、アステロパイオス、ロビン・フッド、ランドグリーズ、かちかち山のうさぎです。>>104
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/博物館…スペードとダイヤ
にいたりしますね
縁は……何かしらの事件をきっかけに絡んだりかな?>>112
追記:
ちなみに使い魔や騎乗物、令呪、武器などのデザインもOKですよ~遅くなりました。
ペレスの更新を確認しました。
山星さんありがとうございます。
改めて、アドニスくんしゅごい……!
バトン、しばらくお待ちください。>>112
レスリー・サルバドーレ・マイトストーンお願いしたいです!>>112
ミカエラ!!うちのミカエラお願いします!!>>112
伊佐那をよろしくお願いします!>>121
中納言さん110に、フロームンドを候補に出しましたが、彼女は根暗なんで条件に該当しませんでした。すみません。>>111
そこにいたのかぁ……そして記憶通りカッコいいひとだ……
うちにおけるひとみのの配役って、事件への導入無しでも『たまたまそこにいたから』って理由で参戦できるロールなので機会を作ることができれば本来どこにでも行けて絡めるんですよね
上手いこと舞台を作ってやりたいです>>112
ヴィオランテとリディア。
キャラメーカーで作った画像があります。>>131
ありがとうございます!!
では遠慮なく指定をば。
リルガ・プッチ・デッラルゴ
ざっくりとしたイメージとしては「世捨て人」「哲学者」です。
顔の印象は俳優の矢芝俊博さんとかハガレンのショウ・タッカーみたいな感じで、服装は若かりし頃のW.B.イェイツみたいなセピア色のスーツと蝶ネクタイ、チェーン付きの眼鏡。
でも顔に明るい表情はなく、陰鬱とした雰囲気を醸し出す不気味な男として描いていただけたらと……難しい指定かもしれませんが。
余談ですが彼のキャラ造形には生涯実らぬ愛を抱き続けた詩人イェイツの影響はでっかいです。
謂綱詩譚
全体的なイメージは「野犬」「スラム」です。
顔の印象は木更津キャッツアイの頃の岡田准一くんとかクローズの美藤竜也みたいな感じで、服装はバックパッカーみたいな少しばかりの汚らしさと使い古した感のある格好なら何でも良いです。
雰囲気は近寄り難い血走った目と眉間に刻まれたシワ、などなどハングリーな感じを出してもらえたらって思ってます。
なんかコッチもなんだかんだ難しい指定になっちゃいましたが、何卒……!
そのほか質問などありましたら対応しますので、よろしくお願いします。>>141
きっとまた曇らせる気だぁ……(偏見)>>141
ヒント(趣味趣向)
ヒント(性的嗜好)>>139
ありがとうございます!よろしくお願いします!始祖は言った
80点ではなくマイナス200点(ちょっと違います)>>141
きっと猫さんの性癖なのでしょう>>141
この世には『一寸先は闇』という言葉がある。今だから言えるけど俺は自キャラに厳しいのではない
自キャラが傷つく姿に興奮しているだけだ
ギアをあげていくぞ>>150
でもね俺は全然下手くそだからもっとしっかり過程をとんとんとーんと積み上げていきたいと思っているよ23時くらいにぐれお更新します
今回もめちゃくちゃスレ消費するので先に言っときますね
前回はこちら
-人理総統機関 アルス・カルデアス 前編
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E4%BA%BA%E7%90%86%E7%B7%8F%E7%B5%B1%E6%A9%9F%E9%96%A2%20%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A2%E3%82%B9%20%E5%89%8D%E7%B7%A8>>156
迅龍「…ぅ?優しい手つきですね、拙などの為に、ありがとうございます」
そうよ!迅龍くんは可愛いのよ!まぁ違法ショタだけども。
因みに概念ショタが適応されるならクッチーは多分やんちゃショタって言えるんでは…?(お目目グルグル)アハハハハハハ!!役満三回(四暗刻、国士無双、数え役満)上がって大満足!!(挨拶)
>>141
知らんのか。主人公とは苦難辛苦に苛まれながらもそれを乗り越えハッピーエンドに辿り着くが続編でまた試練が降り掛かるものを言うのじゃよ(ヴリトラ並感)投下します
>>161
迅龍くんのショタ扱いがOKならそれっぽいショタ要素ある人たち全部概念ショタ扱いで大丈夫じゃないかな、って
迅龍くん180cmだし…。「くぅっっ! うぁぁっ!!」
「無駄な足掻きだ。 この領域は我が手中にある」
メンテーが盾を構え、ミシャンドラに向かっていくが……。
ミシャンドラが僅かに視線を合わせるだけで、足場は撓み、空間は歪曲してメンテーの攻撃を逸らす。
既にカルデアという舞台そのものがミシャンドラの陣地。
魔術師の陣地内で戦うというのは、あまりにも不利である上に、相手は通常のサーヴァントを大きく上回るビースト霊基である。
「次は此方から仕掛けるぞ……!」
「ぐぅぅぅっ!!」
ミシャンドラが視線を送れば、そこから火や冷気、雷や鉄塊……熱や質量の有無を問わず、あらゆる脅威が降りかかる。
此処が創り出された世界である故に、如何なる事象もミシャンドラの匙加減一つで発生するのだ。
メンテーは必死に盾で凌ぐが、限界がくるのも時間の問題である。
「分かっただろう。彼我の実力差……存在階位、その違いが。潔く、我を受け入れるがいい」
「はぁはぁ……っ! 大口を叩く割には、私をまだ倒しきれてないじゃないか……!」
「────何だと?」
ミシャンドラの訴えに、満身創痍ながらもメンテーは気丈に返した。>>164
「そもそも、何でも自由に操れるなら……私自身の存在(データ)を操作して、死を付与するなり何なりをすればいい……。 そうしないのは、しようと思っても出来ないからじゃないのか?」
「減らず口を……ッ!!」
「私ですら知覚していなかった私の内に宿っていた亡霊、その霊基を得て擬似サーヴァントとなった私は、お前にとって想定外の異分子(バグ)……そうだろう!?」
「…………」
ミシャンドラの沈黙はそれが的確な答えであることを何より示していた。
メンテーの情報を正確に汲み上げ、仮想空間に取り込んだはずが、知らずの内にメンテーの内部に潜む数多の亡霊も取り込んでしまった。
擬似サーヴァント化に際して、複雑に変容した亡霊の内部データはミシャンドラですら把握出来てはいない。
故に、メンテーの存在はこの世界のサーヴァントで唯一、ビーストI/Rに対抗し得るモノとなっていた。
「それが、どうしたというのか。 貴様に直接、死の概念を付与出来ぬならば、力で以て死を与えるのみ。 抵抗し、安らかなる死を拒んだ愚行を悔いるがいい……亜種魔神柱 ラーペ I〜VII、起動。」
ゴォォッ、という重々しい機械音と共に七柱の魔神が呼応する。
ビーストI/Rの計画の要であり、世界を縫い止め、記す為の道具であるが、それ単体の霊基であってもサーヴァント数騎分に相当する上位存在。
それが七柱、メンテーに向かってくる。
ミシャンドラの言う通り圧倒的な力であり、メンテーだけではとてもでは無いが対抗しきれない──そう、メンテーだけでは。
「ナウマン! 時間は稼いだ、頼んだぞ!!」
「任せろ……ッ!」>>165
メンテーの叫びを受けて、ナウマンは機械類を操作する────
直後、光(ホシ) が仮初の世界へと舞い降りた。
「なんだ……複数の魔力反応を確認。コレは、英霊召喚だとッ!?」
ミシャンドラの告げた通り、今この場にて英霊召喚が行われている。
「言仁の名のもと、そなた達に命じます────顔をあげなさい。 これは偽りの神などでは無い、今を生きる民達が選び取る旅路だったはずでしょう ……」
「ふんっ、機械仕掛けの神ときたか。どうあれ神は赦せぬ。癪ではあるが、今回は加勢してやろう」
「安徳天皇! それにヒルコまで……!」
いち早く駆けつけたのは第壱特異点にて召喚されたサーヴァント達だった。
安徳天皇の声を受けて、立花道雪が指揮し、一寸法師・宇治の橋姫・イチキシマヒメが前衛を務め、那須与一が後方から支援射撃を行う。
カドモス・ミアフネは独自の手勢を率い、わいバーンは亜種魔神柱 ラーペIを空から襲撃、クラーケンは触腕を振るい、サタンと孝標女は術で他のサーヴァントをサポートする。
果心居士は集団での行動に不慣れなのか控えめながらも、効果的な破壊工作を行っている。
「Hey!フェリーペくんにメンテーちゃん、 おひさ〜♪ 作られた世界だかなんだか知らないけどジョートー! あーしは元から人の可能性で編まれた霊基だし! だから、二人も……人間の可能性を信じて欲しい」
「……サッフォー!」>>166
サッフォーの神代魔術が開いた道を、ラーズグリーズ・スケッギョルド・ヘルヴォル・ロータ・エルルーンの五騎のワルキューレとワルキューレ(無銘)・バンシーの二騎が隊列を組んで進撃する。
同時に狂戦士たるアリアドネの鋼線とミラーカの茨がラーペIIを引き裂き、傷ついた者をヒュギエイアが瞬時に癒す。
スルト・ロプトル・レーヴァテインオルタはそれぞれの宝具であるレーヴァテインを振りかざし、増殖を続ける亜種魔神柱を焼き尽くしていく。
「まさか、次のフライトがカルデアの中だなんて思わなかったわね。 進みなさい、二人とも。あたしの認めたあなた達が、飛び越えられないフライトなんてないんだから!」
「機械の神か……懐かしいな。人が産み落とした、新たな支配者……其方側に賭けるのも吝かではないけど……もう少しだけ、我々を破った彼等の道を見届けたくなってしまったよ」
「アメリア! プロメテウスも!?」
アメリアが戦闘を飛び、相乗りしたプロメテウスが後方のサーヴァント達の能力を宝具によって底上げする。
それに続くかのように飛び回るのはカライス&ゼテスの有翼姉妹。少し遅れてはやぶさ&イカロスと清原致信が追いかける。
下ではイダスと薬丸兼武が競い合うようにして、ラーペIIIの触手を得物で引き裂く。
ダイダロスと黄夫人が発明品によるサポートに徹し、玉屋&鍵屋が支援砲撃を行う。
「フェリーペとメンテーは、僕に人の在り方を教えてくれた。だからこそ僕は……人として二人を支えたい!」
「カスパーも来てくれたのか!」
第肆の特異点に集められた英霊達は、ティラノサウルスレックスを筆頭として特に苛烈な攻めを見せる。
ジェヴォーダンの獣はその爪牙、カルキノスは大鋏、赤ゑいは毒針と、それぞれの武器を用いてラーペIVを傷つける。
その様を見ながらナイア・ニムロドの狩人二騎は弓に矢を番えて後方から狙い、ファーブルとヘンリーの学者二騎は恐竜・昆虫を使役して様子を見ている。>>167
「ハプスブルク家の礎として、未来を往く彼らに祝福を!」
「最後の騎士の名のもとに、彼らを無事守り抜こう!」
「マリー皇后、それにマクシミリアン大帝!」
マクシミリアンの砲撃を合図として第伍の特異点に集った英霊達が動き出す。
ヘイドレグが先陣を切り、后羿と逢蒙の師弟が矢を放つ。
神代の大英雄、その猛攻を視野に入れた上でエドワード黒太子が指示を出し、それに流麗のハサン、ジャン・バールが従う。
バフォメット/ジャック・ド・モレーとハーデース、二騎の槍兵は遊撃兵のように立ち回り、ラーペVの隙を作っていた。
「あの特異点で、私は望みを叶えました。次はあなた達の番です、マスター!」
「ふふっ、偽りの世界を壊して世界を救う……なんて愚者(わたし) 向きの舞台だわ。存分にこの槍を振るいましょう!」
「エウラリア! エイプリルフール!」
二振りの聖槍が猛威を振るい、英霊達がなだれ込む。
ルイ=デュードネの魔力放出とヴォワザンの魔術が対軍クラスの攻撃によってラーペVIを削ったかと思えば、ロベスピエールが混合旅団をけしかけ、影の軍団と揃って数による優位を利用して責める。
ジョン・ウィリアムズは気配遮断を用いて近寄り、宝具により獣(ベヒモス)へと変じたオリヴァー・クロムウェルが暴れ、本質を見通す眼を持つランサー:聖トマスと動物会話スキルを持つセイバー:キールタが獣(ベヒモス)の動きを察して連携を取る。>>168
「呼ばれて飛び出て CRチャンネル 拡張版! こんなに早く呼び出されるのは予想外ですが、呼ばれたからにはやっちゃいます! いきますよ、センパイ!」
「私は星の刃、ベルンの王……されど、今だけは君たちカルデアの為に剣を摂ろう」
星の抑止の使いである二人の号令を受けて、英霊達が攻勢に移る。
バロールとカールタヴィーリヤの二騎がその力を以ってサーヴァント数騎に相当するはずの亜種魔神柱を圧倒する。
尚も続くラーペVIIの増殖を、ガイ・フォークスとロビンフッドの破壊工作に長けた二騎が妨げ、その二騎を武闘派のがらがらどんとタロスが守る。
ロケット号は機械であるミシャンドラが人(スライマーン)を騙ったのが余程許せないのか、いつも以上にトばしていた。
複製された『英霊の座』から召喚された、純正とは言えない星々の雨
されど、如何なるカタチであれ……星は星である。
仮初であれど数多の英霊(ホシ)が輝きを示す、それはさながら極星の天象儀(プラネタリウム)。
集いし英霊達が、亜系統の魔神を退ける。
「馬鹿な、 この領域にはサーヴァントは召喚し得ないはず……!?」
「タネが分かればこんなもの、コッチからハッキングしてしまえば前提となるルールなんていくらでも融通が効く」>>169
ことも無さげにナウマンは言うが、ビーストであり、文明の最先端である意思を持ったコンピュータであるミシャンドラを出し抜くなど、如何に技術者といえど、有り得ることでは無い。
「ヨハン・ナウマン……貴様、もしや」
「私にばかり気を取られていていいのか?」
「はぁぁぁぁぁッ!!」
「!? メンテー、プルトランプッ!! 」
亜種魔神柱の守りを失い、がら空きとなったミシャンドラの本体をメンテーが狙う。
すんでのところでミシャンドラはそれに気づき直撃を免れたが、完全なる機械である自身が不覚を取った事実に動揺し、警戒レベルを引き上げた。
────メンテー・プルトランプ……そして、得体の知れないヨハン・ナウマン。やはり、生かしてはおけない。
ミシャンドラが魔力を収束させる。
宝具『人理収束黒環(アルス・アルマデル・サロモニス)』。
其はミャンドラが記録し、複製・圧縮した人類史のダストデータ。カルデアスと同質の高密度霊子の集合体。
物理的にブラックホールに近く、触れればたちまち分子レベルまで分解されてしまう危険物。
かつて魔神王を名乗った獣が用いたモノと名は同じながらも、その目的はより直接的な敵意。
「汝らの足掻きも此処までだ。第三宝具、開放────塵の如く消え果てるがよい……『人理収束黒環(アルス・アルマデル・サロモニス)』!」>>170
超高密度の情報体が唯一の障害であるメンテー達に向けて放たれた。
「真名開帳──私は帝国の門の番となる。それは平等と不可侵を保証する安息地──顕現せよ、『いまは眠れ死者の帝国(カタコンブ・ド・パリ)』!」
メンテーもまた宝具を開放し、死の概念を内包した納骨堂の門によってその攻撃を受け止めるが……。
「出来損ないの擬似サーヴァントが、たった一騎で我が宝具に対抗しようなど、愚かな……」
「ぐぅぅぅうううっ!!」
地球(ホシ)そのものを滅ぼしかねない埒外の宝具、その圧がメンテーの盾に襲いかかる。
それはサーヴァントの力を持つとはいえ、18歳の少女が抱えるには重すぎるモノだ。
身を裂くような苦痛が身体中を支配する。
何故、自分がこんな理不尽に苛まれないといけないのか、痛みの中で後ろ向きな思考が過ぎる。
絶望を前に折れ、挫けそうになる。そんな時……
「令呪によって命じる! 不条理に、理不尽に打ち勝て!!」
声が響き、身体から力が湧いてくる。
令呪の行使……。メンテーに対してそれが可能なのは、彼女にとって唯一の後輩(マスター) 唯一人。>>171
「あぁ、そうだ。私は一人で戦ってるんじゃない!」
『灯火の盾』を足場に突き立て、必死にしがみつく。
魔術すら持たない身で、人類最後のマスターとして特異点を駆け抜けたフェリーペ。
メンテー以上の不条理に晒されながらも、共に立ち向かってくれた……彼がいる。
ならば、折れるわけにはいかない。先輩として、彼の盾兵(サーヴァント)として。
──── フェリーペ・ジョージ・デ・サントが折れない限り、メンテー・プルトランプは戦える!
「馬鹿な……令呪によるバックアップを受けているとはいえ、我が宝具を耐えるなど個人で世界を背負うようなモノ……ッ!?」
予想外に粘るメンテーにミシャンドラも動揺していた。
『奮起せよ革命の徴』。サーヴァントとなったメンテー自身の精神性がカタチとなったスキル。
その効果は反骨精神に比例して自身の各種能力を向上させる、巨悪に対して立ち上がるための力強さ。
敵が強大であればあるほど、メンテーは底力を発揮するのだ。
しかし、それだけでは無い。
「我が陣地を……貴様の宝具で塗り替えているというのか……!」>>172
シールダーとしての宝具、防御の側面を有するものの『いまは眠れ死者の帝国(カタコンブ・ド・パリ)』の本質は対陣宝具。
世界を塗り替える固有結界とは似て非なる、世界の上から魔力を用いて建造物を投影するモノ。
メンテーという異分子の能力であるが故に、ミシャンドラの『ネガ・ドキュメント』を以ってしても、無効化(レジスト)出来ない侵食。
既に亡くなった者を納める納骨堂が、既に失われたはずの『空白の一年』の中に編まれたミシャンドラの仮想現実空間を覆っていく。
「在るべき処に還るべきだ。お前も、この世界も、そして私も……!」
令呪によるブースト、自身のスキルによる能力の向上、そして終わったモノを眠りにつかせる性質上の相性……全てが重なり、メンテーは強大な災害(ビースト)の攻撃を押さえ込むことな成功していた。
しかし、全てはメンテーが我が身を削って耐え忍ぶことで得た猶予である。
メンテーはもはや背後で叫ぶフェリーペの存在を知覚はしていても、声は聞き取れないほど追い詰められた状態だった。>>173
◇
思えば生まれた時から理不尽の連続だった。
母は自身を産んだ直後に亡くなり、「霊体を宿した状態での生命の誕生」という実験の産物である自身は度重なる霊障に襲われた。
親の命を奪った忌み子として扱われ、降霊術の分野で結果を残したところで腫れ物扱いだった。
カルデアに居着いてからも、誰にも先輩扱いされないし、最初のレイシフト前に死にかけた。散々な結果だ。
それでも、そんな私の手を握ってくれる人がいたから……
「だから、納得はしてる。この命をかけることに悔いはない。」
これは私の生きる意味、私の冠位指定、だなんて大それた事は言えない。
こんなのはただ、私個人の死に場所探し(Grave Order) だ。
元々、この世界のモノが全て死を迎えたモノならば、私は私自身の死を以って、それを鎮める墓守になろう。
それが、後輩である彼の帰還する人理に繋がる路なのだから……。
「なぁ、後輩……私は、君のことが」>>174
それ以上は口にしなかった。
互いの声が聴こえない状態だからといって、これから命を散らす者が、未来に進む者に告げるには相応しくない言葉だったから……。
それでも、自身の胸にしまい込んだ想いは決して失いはしない。
◇
「先、輩……ッ!」
ミシャンドラの攻撃が途絶え、フェリーペ達の前には地に突き刺さった盾のみが遺されていた。
肉体は黒環の斥力に耐えきれず消失した。
だが、灯火の盾は未だ此処にあり、彼女は自身の願いを、矜恃を、後輩を守り抜いたのだ。
「──────ッ!」
フェリーペはその事実を噛み締める。
これは己の選択の結果だ。令呪を撤退ではなく強化(ブースト)として行使し、彼女の背を後押しした。
そうでなくとも、“この世界”を終わらせるという判断を下した時点でメンテーとの別れは必定だったのだから。
それでも、理屈と感情は別である。親しき先輩の、愛しき彼女の終焉は彼の胸を締め付ける。>>175
「我が宝具を押し留めるとは計算外だった……だが、コレで我に対抗しうる戦力はお前達には残されていない。フェリーペ・ジョージ・デ・サントの魂さえ回収出来れば、我が計画は確実なモノとなる」
黒環の照準が再びフェリーペ達の方を向く。
メンテーがいない以上、もう防ぐ手立てはない。はずだが……
「メンテーに感謝しよう。ここまでが彼女の『時間稼ぎ』だ」
「ナウマン……?」
それまで機械を操作していたヨハン・ナウマンが声を上げた。
「フェリーペには一つ謝っておこう。 私はミシャンドラの思想を否定するかどうか、決めかねていた。元々、奴を否定するには“外の世界”と繋がっているフェリーペの存在が重要だったし、奴を否定すれば“今の私”が消えることは事実だったからな」
「ナウマン、一体なんの話を……」
「こちらの世界は“‘外”の条理にそぐわないとはいえ、居心地のいい世界だったはずだが、それでもフェリーペとメンテーはその不条理に抗う事を選んだ。ならば、その覚悟を汲み取り……私も成すべきことを成そう」
黒環が迫る中、ナウマンは続けた。
「ミシャンドラ。 お前は優れている。 人理を複製し、人類史を作り替えるという計画を迅速に実行し、度重なるイレギュラーすら再計算して自らの計画に取り込んだ。 完璧に立ち回り、自身の優位な状況を仕立てあげて、まさに今 偉業を成し遂げようとしている。 お前は優れている。お前は賢い……」
わざとらしく一拍置いてから締めの言葉を告げる。>>176
「“俺”の次に、だがな。」
「ッ!? 貴様、その言葉は……ッ!」
ミシャンドラの動揺はナウマンの煽りに対して起こったモノではない。
電子計算装置(ミシャンドラ)を自らの次に優れている、と称する言葉に覚えがあったからだ。
其は彼等(コンピュータ)にとって生みの親の一人と言える、人類史にその名を刻む天才の逸話。
「馬鹿な、ありえん……! 何故、貴様が此処にいる!」
「ミケランジェロの奴が『神の如く』なら俺は『悪魔の如く』と言ったところか」
事態についていけないフェリーペをよそに、二人は尚も続けた。
「ジョン・フォン・ノイマン!!」
「今はただの人間(アバター) ヨハン・ナウマンだよ。サーヴァントとしての能力は“殆ど”失っている」>>177
ナウマンは告げる。
自身が真なるカルデア、“外の世界”で2017年に召喚されたサーヴァント ジョン・フォン・ノイマンの分け身であるという事実を。
人理焼却、魔術式による企ての次に起こりうる科学機器による叛逆に備えて、カルデアに召喚された記録を消去した上で自身を仮想現実内に再構築して送り込んだという経緯を。
「黙っていて、悪かったよ。だが、俺(ジョン・フォン・ノイマン)にとっても自身から独立した意識(ヨハン・ナウマン)がどういう行動を示すかは賭けだったはずだろうな」
「馬鹿な! 我が世界に自身を投影し、再定義するなど……それは死を目的として転生を行うことと同義だ! サーヴァントとしての記録が座に回収されることも無い!失うためだけに生み出されたと知った存在がまともな自己を保っていられるとでも!?」
「確かに俺の目的はこの世界の崩壊=俺という自己の死だ。だが……人である以上、俺達はどう足掻いたって死ぬんだ。ならば、満足いく死に様を目指すさ。これはカルデアの技師 ヨハン・ナウマンとしての選択だ!」
「ナウマン……」
「今から俺が行使するのは辛うじて引き継いだジョン・フォン・ノイマンの「第二の宝具」。遠くない未来、科学機器が人に仇なす存在と化した際に使用される防衛機能。」
「……『全脳神話・電識崩落(セル・オートマトン・コア・ウォー)』」
宝具が解放され……瞬間、ミシャンドラの黒環が崩れ落ちた。【CLASS】キャスター
【真名】ジョン・フォン・ノイマン
【性別】男性
【身長・体重】170cm・60kg
【出典】史実
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D+ 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
魔力を帯びた器具を作成する。
本来魔術師ではないキャスターは道具作成スキルを持ち得ないが、コンピュータの製作に携わった逸話から計算機などの装置を作り出せる。
また、ネットワークの上ではあらゆるものを創造できると言っても過言ではない。
陣地作成(偽):A
魔術師として有利な陣地を作成する。
本来魔術師ではないキャスターは道具作成スキルを持ち得ないが、コンピュータの作成に携わった逸話からネットワークやシステム上の世界の構築を得意とする。>>179
【固有スキル】
悪魔の頭脳:EX
キャスターの人類史最高峰とも言える並外れた頭脳の再現。
その計算力はあらゆるコンピュータを超越する。
全能の天才と称するに相応しく、非常に難解な式、幾重にも隠された事象であっても常に最適解を算出することが可能。
その性質から真名看破や術理解析に近い性質を持ち合わせている。
また、一部の魔術師が持つとされる高位の千里眼が遠き未来を見据えるように、キャスターはその頭脳を持って膨大な未来を予測演算により導き出すことを可能とする。
星の開拓者:EX
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
キャスターの場合、あらゆる難問、難題が"不可能なまま""実現可能な出来事"になる。
【宝具】
『人類神話・電脳織着(フォン・ノイマン・マシン)』
ランク:E〜EX 種別:対人〜対都市宝具 レンジ:??? 最大捕捉:測定不能
現代に繋がる文明の利器、コンピュータの発展に携わった功績、また自身をコンピュータ以上の天才であると称したことに由来する宝具。
自身を電脳化し、様々な電子機器へと接続し、計算機を上回る処理能力を持って意のままに操る。
都市機能そのものすら脅かしかねない規模の宝具ではあるものの、反面この宝具を使用している間は現実世界への物理的干渉が不可能となる。>>180
『全脳神話・電識崩落(セル・オートマトン・コア・ウォー)』
ランク:E 種別:対機宝具 レンジ:― 最大捕捉:測定不能
ノイマンはコンピュータの基盤と同時にコンピュータウイルスの先駆けとも言える自己増殖オートマトンの理論を生み出した。
遠くない未来、科学機器が人に仇なす存在と化した際に使用される防衛機能。
電脳化した自身を媒介として、コンピュータウイルスを発生させる。
あらゆる電子機器を上回るノイマンの演算能力を元に派生したウイルスは、どれほど強力な存在であれ、コンピュータに依るモノであれば、その一切を内側から喰らい尽くす。
【解説】
『2017』年のカルデアに召喚された人類史最高峰の天才。
現代のコンピュータの基盤とも言えるノイマン型コンピュータの開発に携わり、他にもセル・オートマトンの証明や、ゲーム理論、原子爆弾の開発など様々な分野で功績を残したまさに『世界を変革した』天才。
世界が神から人の手に渡った後に築かれた最後のテクスチャ、即ち電子の海(インターネット)という世界の基盤を築き上げたモノの1人。
彼は人類史を襲った『人理焼却事件』について聞き及んだ際に誰よりも速く次に起こりうる未来を演算した。
即ち、『魔術』式であるゲーティアが人類の脅威となった後に敵となるであろう存在──『科学』機器の叛逆である。
カルデアが残存魔神柱の引き起こした亜種特異点にかかりきりになっている隙に、彼はカルデアに残る自身の情報を全て抜き去り、『Grave Order』の仮想世界へと自身の頭脳と第2宝具以外の全てを改竄して作り上げたアバターであり仮想空間にとってウイルスとなる『ヨハン・ナウマン』を送り込み、頃合を見ながらビーストI/Rミシャンドラ との戦いに備え続けた。カスパー…カスパーよぉ…「人として二人を支えたい」って、さぁ…!どこかできっとダウマー教授も笑って見守っていてくれてるよ…まっすぐな子に育っちゃってよぉ…!(後方親面)
>>185
※ザックリ描いてみた仮デザインです、と言うのを忘れてました>>182
熱い、ただひたすらに熱い!クライマックスは燃えるのが道理ですが、それにしても心揺り動かされずにはいられません!
プロメテウスがミシャンドラを否定するのも、FGO2部5章をクリアした後だと感慨深く聞こえますね…
そしてよく見ると、機械(というか片方は兵器)系サーヴァント二騎がかりで否定されてるという
後は蛇足かもしれませんが、うちの子達からミシャンドラに向けた台詞をば(1部終章にあった各サーヴァントの奴的なアレ)
レーヴァテイン・オルタ
「……三つ、貴方の過ちを指摘しましょう」
「一つは、『レーヴァテイン(わたし)』の前で神を僭称した事。二つ目は、わざわざわたしに借りを返す機会を与えた事」
「そして――最後の一つは、わたしの前で終末を執行すると宣言した事。灰に――いいや、塵すら残さず消え失せろ紛い物。終末(ソレ)は、わたし達にのみ許された特権です。紛い物の魔神風情が口にするなど、我ら全てに対する冒涜と思い知れ」
玉屋&鍵屋
玉屋「イヤッハー! 信じられねえ旦那! まさか御伽噺に出てくるような方々と、共同で花火を創れる日が来るなんてよ! 俺たち夢でも見てんのか!?」
鍵屋「バカ野郎、寝言を抜かすな。オレ達は夢を見るんじゃねえ、夢を見せる側の人間だろうが。分かったらとっとと次の玉調合しやがれ!」
玉屋「ひゅう、なんてこった! まさか旦那が浪漫を口にするとは! やっぱ夢だなこいつは! だが最高の夢だ! ならこの玉屋市兵衛、今こそ一世一代の大玉を打ち出してやるよ! どうせ夢なら、とことん景気よくいかねえとな!」
鍵屋「……バカ野郎め。好きにしろい(ニヒルに笑いながら)」>>194
では蛇足気味でしょうが私からも
カスパー「…僕は、神だとか世界だとか、そういったものはよくわかりません。」
「先生のお話を聞いたって、こうやって一介の英霊なんかになったって、今だって。神なんて言うのを、これっぽっちも理解できません。」
「だから、」
「だから、僕は貴方の言うことも理解できません。理解できないものに同調なんてできませんし、しません。それがどんなに立派なものであろうと。崇高で、神聖なものであろうと。」
「僕は、皆と出会えて、一緒に過ごした日々のために戦うことの方が素敵なことだって、僕は考えてますから。」
「もしそれを壊そうって言うのなら、なかったものにしようってするのなら、僕は貴方にどこまでも歯向かい続けます。背き続けて、戦い続けます。」
「子供ですから。無知で、馬鹿で、浅慮で、軽薄で、意固地で。貴方みたいな頑固な存在には、いつまでだって反抗し続けてやりますよ」
ジョン「私は、貴方から見ればきっと排すべき愚かしさの象徴なのでしょうけど。実際、私自身も、私(ジョン・ウィリアムズ)という存在があるということを、今だって疎んでいますけど。」
「それでもね、私、見つけたんです。」
「美しい世界を。彼らの世界を。」
「私、忘れっぽいので。何度も、何度も、何度も、聴いておかなくては、そのことを、その曲を、その人を、忘れてしまうでしょうから。」
「私は、ずっと憶えておきたい。忘れないでいたい。この世界に、その世界を、残していたい。たとえ、私が、ジョン・ウィリアムズが、彼の美しき世界の者となることが終ぞ叶わずとも。」
「…だから、それの弊害たる貴方には斃れていただきたい。」
「身勝手ですいません。罰なら、きっとこの身にもいつか下されましょう。…ただ。それは、今じゃありませんが、ね」
こいつら、満たされてんなぁ(特にジョン)>>200
了解しました~、お昼までには投稿させていただきます>>194
【Side/エルルーン】
奇跡を見ているようだと、戦乙女(かのじょ)は思った。
姉妹と並び立ち、英雄と共に戦場を駆ける。
自らを卑下し、宴の責任者としての責務に身を投じた彼女にとっては考えられないような瞬間が目の前に存在していた。
―――それはきっと、彼女にとって最後の夢物語(ラグナロク)
ならば、その後にあるのは人類の繁栄でなければならない。
槍と見紛うような戦旗を振るい、蒼き戦乙女は高らかに宣言する。
「……今この時より、我らは貴方の指揮下に入ります。
さあどうか命令を、人類最後のマスター。
―――貴方が、未来を取り戻すべく前に進むのであれば。
水の女神の名において、貴方に祝福を授けましょう」>>203
【side/ナイア】
「しばらく見ない間に、随分と立派になったものだ」
感慨深さを隠そうともせず、髑髏の女は静かに呟く。
かつての特異点で出会い絆を育んだ青年は、紛れもなく英霊と呼べるような英傑(おとこ)になった。
最早悔いは無かった。矢を番え、迫り来る魔神柱達を撃ち落としながら母親(かのじょ)は思う。
彼女の願いは我が子の幸福だ。独り立ちを果たすまで子供の成長を見届けることこそが、彼女の宿願だった。
この最終決戦において、マスターと肩を並べるその姿を、成長ではないと誰が言えようか。
「未来は、若者が作るものだ。ならば私は、年長者として君達の進む道を指し示そう」
カスパーの背後に迫る触手を射貫く。その矢の気配に、青年は振り向いて。
「―――」
目が合った。そのまま頷いて、青年は再び向き直った。
それでいい。それでいいんだ。
私の願いは叶った。次は、君達が未来(ねがい)を手にする番だ。
「さあ行きなさい、我が息子よ……どうか。どうか、幸せに」
漏れた言葉は、彼女にとって嘘偽りの無い本心だった。>>204
セリフだけじゃ我慢できなかった。反省はしている。後悔はしていない……と被告は供述しており……ヴァレンタインまであと少しと言うことでここらで自作イベント、
『バレンタイン2021 ~まごころと期待のスイーツ・フェア~』をダイマするで御座る
カルデアでバレイベSS書きたい方はどうぞご利用くださいませ~>>210
じゃあお前は誰だよぉ(お約束)
訂正箇所はありますでしょうか?あ!でも修正箇所と言われると、目を少し女の子みたく丸めな感じで!!ざっくりしてるかな!!お願いできますか寧々!!!!
>>194>>211
全員に入れられませんでしたが、まず彼らについてスポットを当てます。
【エドワード黒太子】
人理の行く末を賭ける最終局面(クライマックス)。エドワードはかつてともに第伍の特異点で知己を得た英霊たちとともにラーペVと立ち向かう。
「軍人というのは敵を殺し、味方を死なせ、他人を騙したり出し抜いたりすることに明け暮れるろくでもない商売だ。……だが」
黒騎士たちとともに戦う英霊たち、そして見送った少年少女が脳裏に浮かぶ。後世を生きる彼らのために我が武威を使えるのであれば本懐である。
「誇り高き英雄諸君よ!神に、運命に!我らの人生を支配させるな。我々は我々の長所によって成功し、我々の短所によって滅びる。全て、我々の器量の範囲内だ。神を称する者の手に委ねるな!」
【ヘンリー・フェアフィールド・オズボーン】
ヘンリーは少年少女たちを見送った。今を全力で走り、未来のために戦う彼ら。
まだまだ稚拙だが、彼からのひたむきな思いはただただ愛おしい。
「いいか、フェリーぺ、メンテー。大義だとか世界の命運だとか、背負うなんて思うな。誰の人生でもない、お前らの人生だ。まず自分自身のために生きることを考えるんだ。生きるために、戦え」
恐竜たちを作り出してラーペIVを攻める。いざとなれば自身も太古の覇者へと姿を変えてラーペIVを攻めるつもりだ。
「──戦え、そして生還しなよ」深夜テンションの勢いで書き上げた参上台詞が思ったよりウケてた…(驚愕)
やっぱこういう集合シーンでは駆け付け台詞が欠かせないもんですね振り返ってみるとぐれおに自作が結構起用されていて嬉しいですね。感謝感激です。
>>221
いえいえ、どういたしまして~!博物館の掘り下げss投下したい
>>182
一寸法師
「いやぁ、立派に成長なされた。いとも尊き、などと言える状況ではないし、そのような旅路でもない。だがしかし、あなた方には先がある。それがどんなものだろうと何かの形の先がある。俺に、その力添えをさせてください」
ヴォワザン
「………あまり顔見せできる状況ではないのですけど。それでも、あなた方の選択を守り育むために私は今ここにいるのだと思うので。ええ、どうか。どうか前を向いて」
バロール
「いやぁ、愉快愉快!!我が魔眼は全てを見通す……ってなわけで、癌が潜んでいるのは知っていたが、まさかまさかの神代のものでもない機械だとは!新しい世代の小僧を手伝うのも先達の役目だな!
───────この先に待ち受ける幾多の苦難を乗り越えるためにも、ここを生き抜くことが大事さ」
ぐれお胸熱………ノウマン……>>224
ノウマン×
ノイマン○>>224
どうぞ~美しく咲き誇り、そして誉れ高く散り行く花のなんと美しきことか。古今東西南北前後関わらず、花に拠る伝説はあらゆる世界に存在する。
そしてまた、世界には花ではない樹木に対する信仰も多く存在する。
伝説に曰く、その大樹は世界を繋いだ。数多の世界を繋いだ偉大なる神木。
伝説に曰く、その大樹は生命の系統樹。命に溢れ命を増やす、人々が追い求めた究極の命題。
人は世界に生え栄える生産者に想いを馳せる。時には崇め時には喰らい生活の糧とする。ゆえに─────
生物学における生産者達もただ、己の尊厳と糧を奪い返すだけなのだ。ずっ、ずっ、ずっ。何かを引きずる音がする。
「桜の樹の下には、死体が埋まっているというけれど──────」
ぎちぎち、ばちん。ごりごり、ばきり。引き裂いて、磨り潰す音。
さんさんと煌めいて映え盛る美しき極彩色は、少しばかり目が痛む。
「これじゃあ、まるで真逆だわ。桜の下に埋まってるんじゃなくって、桜が人間を埋めてるんじゃない」
恨みがましく、しかしながら恍惚そうに美しい樹木と側に立つ女を、器用に片目ずつで見つめながら。男の死体はずぶずぶと樹の下に引き摺り込まれた。
「あのお話が評価されているのは美しく咲き誇る桜の木には、死体が埋まって栄養分になっているからだって。美しくただ何にも感化されず咲いているような桜の秘密は真下に醜く恐ろしいものが養分となっているからだって。その二面性の透視が評価されているのに。ただ桜が自分勝手に人を殺して養分として引き摺り込むのは、何の捻りもないグロテスクなホラーなだけじゃない?」
ま、正確には桜なんてもんじゃないけどね。「世界樹、ですか?」
博物館パンゲア。そこで働く職員であり、元敬虔に神に仕える代行者見習いだった少女は問いかける。
「そう、世界樹。正確にはそのミニチュア版らしいけれど。マクロとミクロの神代的宇宙観を正確に捉えた珍しいものでね。内側に独自の異界を展開していると言っても良い。そこの管理をやってもらいたくて」
「……誰か死んだんですか?」
「いいや?でも、そろそろ使い物にならなくなる頃だと思うから。本当はその後で手続きをしても良いんだけど、私がしばらく博物館を空けるからね」
少女の上司……紫と黒で彩られたドレスに身を包んだ女、人ならざる不死者(ノスフェラトゥ)。ティム・ドルチェがそう言った。
「シスター・フーとミカエラ・ミシェル……フフッ、私の毛細血管が犯した事例は相当に不快らしい。そこまで捜査に熱を入れるのならば、一度出迎えてやらねば。それに……近い将来、この博物館に一人吸血鬼が来るだろう。ラミュロス種とも、ドラクル種とも違う吸血鬼。新たな夜の愛し仔、ルナ・アードゥル……彼女の様子も見なくては」
「関係ないですよね、私と。帰って良いですか?」
「まあ待って。世界樹から取れる素材を使えばさらに生き残れる可能性は高くなる。同化をすればさらに……なに、悪くない話でしょう?昇格もあるから。困った時のためのヘルプも用意してる」
ここの職員は殉職率が高い。魔術師だろうと、そうでなかろうと、例外なく高い。展示されている深い神秘に触れることも、運が良ければ使用することもできる代わりにその神秘に殺されてしまう可能性も隣り合わせ。それでもと神秘に触れるために潜る若輩魔術師などが多いが、ここは危険度で言えば霊墓アルビオンや上級死徒の作り出す異界と何ら変わりない。恐ろしい魔窟だ。そんな中を生き抜く職員達の中には展示品の産物たる神秘を纏うことで人から外れかけるものもいる。運が良かったか、強かったか。あるいは両方か。「データベースを閲覧しても、手元の資料を何度も読んでも、世界樹の苗としか書かれてないけど……はぁ。そんなわけないわよ、アンタみたいな血生臭い世界樹がいてたまるもんですか」
死体を完全に消化し切って更に色濃く生え茂る樹木と、それに呼応するかの如く色鮮やかに花弁を大きくする床の花を想う。共存、というやつなのだろう。花畑もこの大樹も恐ろしいものであると知っていても、惹かれてしまう美しさがある。
『私は汝を導くだろう。汝の手を私に差し伸ばせ』
また声が聞こえる。甘く爽やかに響く声。樹が、私を誘おうとする。
『あらゆる苦痛は不理解から来るものであり、互いに歩み寄り理解をしたのであれば苦痛は取り除かれる。汝が私に抱いている苦痛はきっと分かり合って解消できる。私の愛を受け入れたのならば、あなたはあらゆる苦痛から解放される』
「お前の吐く言葉も、香りも、景色だって嘘ばかりだ。どうしようもない化け物め」
『我が果実を喰らえ。あらゆる傷はなくなる。我が花を体に飾れ。心に確固たる決意が宿る。我が枝葉を握れ。理不尽を打破する武器となる』
「性悪なペテン師。世界樹というのも嘘っぱち。お前の中に本当に異界があったとして、それは神代の神聖なる宇宙観(コスモロジー)などであってたまるか。正体不明、理解不能、知るのも憚られる闇そのものだろう」
『私は汝を救おう。汝らを救おう。天国に行こう、私の中に還ろう、還ろう、還ろう………美しい楽園に行こう……』
葉が大風に煽られたように揺れ動き、枝と根が血を求めて蠢き転げ回る。床の花々は肉を欲して花弁を獰猛な歯のようにキチキチと鳴らして新鮮な生命を待つ。死体の供給がなくて暴れ始めたようだ。脱走も時間の問題だろう。そして、私個人の力ではこれを鎮圧する力を持たない。
「………ええい、ままよ」
危ない時に使いなさい、そう託されたボタンを押す。あの人の言葉だからどうせ碌なものでもないだろうが……「おいポテチ………なんだ、この状況は」
曰く、かの魔神は神代の魔術式であり、ソロモン王の遺した72柱と似て非なるものだという。誰も近づけず、触れられず、最下層の部屋の一つで燻り続けているという炎。人智未踏の塔の雷。名を、ブファス。バベルの塔の名残りなのだと。
「そこの娘が我を召喚したというのか?愚物が、焼き捨ててくれようか」
「いきなり怖い。助けて」
「………む?そのボタン……その魔力……蝙蝠の仕業か。女、それは貰い物だな?」
「はい!!はい!!私の意思じゃないから!!」
「そこの草は?先ほどから我を突き刺そうとして目障りだ。お前の使いか?」
「いいえ!!」
「ふむ、ふむ………ならば目障りだ」
指を鳴らす。それだけで発生した爆炎が食人花樹を焼き尽くす。並の魔術師の家系では到底及ばないほどの神秘を秘めた樹が焼かれていく。
「この博物館に縛られている以上、展示物は決して壊せないが……治癒に時間がかかる程度には壊してしまえるからな。ちょうど良い、そこの小娘へ偉大なる我からの天恵だ。供物は揚げバターとポテチとピザでいい」
花を引きちぎり枝をへし折り果実をもぎ取り葉を散らす。その度に植物達から響く苦痛の叫びに身を震わせつつその解体作業を見守っていると、ある程度満足したのかブファスは採取したものをこちらに寄越して消えてしまったのでした。
………葉も枝も地面の花もむしり取られて、ずいぶん寂しくなった幻想種の樹を残して。おまけ
「ティムさんがいない間大変だったんですけど」
「ふむ、あの子を呼んだのかい。そうだろうね、身の内に鬱憤を溜め込んでいたからそれを散らすことが大事だと思って」
遺物の回収に訪れた魔術使いを蠢く影で喰らい呑み込みながらティムが語る。ブファスの御執心であったとある女がここを暫く離れているから、ストレス解消の意を込めてちょうど良いから使ったと。
「あの世界樹を語る食人植物……あれは紛れもない魂喰いの性質を持っているから。今まで何人もの人間を溜め込んできたかはわからないが、何処かでそれを断ち切る必要があった。だから制圧を頼んだのよ。あそこにいたあなたも木は恐怖の対象と捉えたみたい。だから、これでしばらく連鎖は断ち切った」
「………来館者があの木を見たいと申し出た限りはその例外だと」
「ええ。恐らくこれから先も喰われるでしょう。あなただけが作業をするわけでもないから、他の職員でも死ぬ人は出るでしょうね」
「………この施設は何がしたいんですか。人をこんなに犠牲にして、その上でたくさんたくさん遺物を集めて、異界を作り上げて……」
「始まりは一つの願望機。それを求めた者たちによって引き起こされた、たった一つの世界の過ち。それを無くすためにある。……さ、業務に戻りなさい。聞きたいだろうけれど、ダメだよ」
「…………」
「なに、知らないからといって困るものでもない。魔術使いや魔術師にとっては様々な神秘に触れられる霊墓アルビオンの亜種だと思えば良いし、それ以外ならばちょうどいい小遣い稼ぎの場だとでも思えば良い。ただ、それだけさ」
終わりです。ティムさんは吸血鬼>>233>>234
アルテミシア「一ヶ月ほど外に出てたらこれか。掃除しろ」
ジャンクフードの味を知らなかったあの頃には戻れねぇんだ……
>>235
職員としての吸血鬼は一人だけ、あとは2人ほど展示されてるとかしてないとか
ミスルトちゃんならこの植物の本質(人の魂を喰らって力を増す、自分の内側の異界を楽園だと称してそん中に導いてる認識)(間違ってもユグドラシルみてぇな偉大な世界樹ではない、むしろ人に寄生しなくては生きられない)のがわかるかも
なおミスルトちゃん相手だと植物の認識をするので喰うわけでもなくフレンドリーにテレパシーで話しかけてくる
>>236
ただ博物館内に収納されたものは「出ることができない(外部の人間が回収して持って帰る分には大丈夫)」という誓約があるので実は危険度はほぼほぼないという>>244
地獄かな?>博物館Qドラクル種ってなんぞ?
A↓↓↓↓
ドラクル種
ルーマニアの竜種がとある呪詛によって腐敗、人への変転、堕落、結果的に堕ちた竜に………本来の貴き在り方とはことなり己に呪をかけた存在である人類種に連なる者、人類史を憎み喰らう吸血種へと堕落したもの。真祖、死徒、ラミュロス種とは異なった形の吸血鬼(幻想種)
その血を引く彼は高い回復力や身体能力、飛行能力、己の影そのものを対象を引きずり喰らう「牙」として扱うことができるなど様々。太陽に滅法弱く、浄化の概念を帯びた事象に対しても弱い
>>245
「やらないなら今後ジャンクフードの供給はなしということで」
忘れ去られる古きものが集まる場所だったりする
>>246
ポテチが鳴き声、これにはティムも大笑い。地球産吸血種のくせに朱い月に恋焦がれた百合姉さん
>>247
モデルの一つだったりする最近「こういうコンセプトで聖杯戦争やりたいなー」って考えて該当鯖調べたらクラス被りが多くて頓挫することが多すぎる……(件、ThisMan、洒落怖ちゃん、学校の怪談さん、キルロイ、クリーピーパスタ、フー・ファイターとかが出る聖杯戦争がやりたかった)
>>263
【人物像】
どこにでもいる極めて普通で極めて善良な高校生……ただし、女装という行為にとてつもない熱意を燃やしている。
その情熱はさながら女装が生きるか死ぬかに関わるほどの熱量すらも感じられるほどのものである。
実際に少しでもからかうような真似をすると普段の声からは信じられないような低い声で「遊びじゃないから。殺.すよ」「そんな言葉が出る口ならいらないよね。縫い合わせる? それとも溶接する?」と言った静かな罵声が飛んでくる。病院が来い。
ちなみに、普段の声は女性そのもの。本人曰く「喉の使い方と呼吸の仕方にコツがある」とのこと。
前述の通り、女装にさえ触れなければ善良な人柄の人物。
誠実、温厚、勤勉と絵に描いたような優等生であり、周囲からの信頼も厚い。
現在は親元を離れ一人暮らし中。奨学金で細々としながらも自由な暮らしを満喫している。
両親、もっと言えば地元とは折り合いが悪く、帰る予定は一切無いとか。
通っている高校は基本的には通信制であり、毎日登校しているのは彼も含めて100人いるかいないか程度。
友人も片手で足りるほどであり、彼の性別が男であることは教師と友人を除いては知られていない。
「人を見る目には自信がある」らしく、他者を外見で判断するような真似は決してしないという人としての美徳を持つ。
穏和な振る舞い、整った顔立ちから友人からは『王子』と称されることもある青年。当然のように異性からはモテるが、本人は誰かと付き合うつもりは無いらしい。>>264
【魔術系統】降霊術
【魔術属性】水
【魔術回路】質:C 量:C 編成:異常
【魔術・特殊技能・特性など】
霊媒として極めて高い能力を持つ。複数の霊体に憑依されても民間人のそれよりは遥かに影響を抑えられる。
ちなみに彼の肉体は、肉も血も、髪の一本に至るまで霊的存在にとっての極上の養分となる。
現在は『彼女達』と呼ぶ6人の霊体を憑依している。
生前の姿すらも把握出来るほどの霊的感応力を持っている。
そのため目の前の異形を異形ではなく自分と同じ人間として接するため霊からは極めて惹かれやすい性質をしている。
『意思疎通が出来るなら対話は可能。対話が可能なら相互理解も可能』と言う信念を持ち、実際に浄化による強制成仏ではなく、言葉を交わすことで複数の著名な怪異を祓ってきた過去を持つ。
元々故郷の村では神の子、あるいは忌み子として過ごしてきた。怪異を引き寄せる在り方は巫、あるいは村を「肝試しも出来る観光地」として盛り立てるのに重宝されたが、二次的な人為被害を生むことから嫌悪もされた。
やがて彼がより高度な降霊の力に目覚め、怪異を侍らせるようになってからは好意と嫌悪の天秤が嫌悪側に傾くことになる。
それでも故郷のためと我慢していたが、幼い頃から親しくしてくれた女性が『村八分』を受けたことで我慢が限界に達する。
そこから先は語るまでもないだろう。
彼の怒りを買ったその村は、正真正銘の心霊スポットとなった。
ちなみに、異性装は上述の女性が「悪い霊に取り憑かれませんように」と言う思いを込めて教えてくれた魔よけの儀式である。
村で得た数少ない財産の一つとして、彼はその教えを今も守っている。>>265
■雪
白装束に身を包む青白い肌の女性。触れた物を凍てつかせる呪いの持ち主。冬季の山中においては他の追随を許さない制圧力を誇るが、市街地や夏季では置物にすらならない。
■麦
麦わら帽子を被った長身痩躯の女性。土着の道祖神が風化し霊にまで格が劣化したもの。その出自から結界を張る能力を持ち、癖の多い『彼女達』の中では最も運用しやすい。
■紺
狐面を被った浴衣姿の少女。火炎と幻惑を操る強力な能力を持つがその精度にはムラがある。本人にもどうしようもない複数の『ルール』があり、カタログスペック通りの能力を発揮することは難しい。
■清
頬に鱗を生やしたつり目の女性。特定の印が刻まれた領域内でしか活動出来ないという制約を持つが、物理的な干渉力は『彼女達』の中でも随一。本質的には人の身の丈など優に超える大蛇であり、巨体から放たれる攻撃は強力無比。
■澪
白いワンピースを纏った長髪の女性。水道の通っている場所ならどこにでも転移が可能。目を見たものを死に至らしめる強力な呪いを持つが、遅効性であるため魔術師であれば解呪可能。
■麗
黒いワンピースを纏う女性。相手の五感をジャックし、完全に奪うことで実際に機能停止させる呪いの持ち主。ただし、呪詛返しや魔よけのまじないなどに耐性が無い。
『彼女達』の共通点として、そのいずれもが彼に深い愛情と憧憬―――そして、執着を抱いている。>>266
イメージカラー:赤花車(花言葉:『神秘的』『魅力』)
特技:レディファースト、エスコート、百物語3周(ネタが尽きない)
趣味:友人と喋ること、『彼女達』の相手。
好きなもの:『彼女達』、鏡に映った自分。
苦手なもの:実家、自称霊能者、退魔師。
天敵:倭姫命、武蔵坊弁慶(常陸坊海尊)、シエル
【一人称】私、僕
【二人称】貴方、君
【三人称】彼、彼女、あの子、あの人
【セリフ】
「ハーレム? 失礼な。私は真剣に彼女達を愛している。軽率な発言は控えて欲しいね」
「おいで、雪。君の力を貸してくれ」
「失礼だな。私は男だ…………まあ、本当に女に見えたのなら、悪い気はしないけど」
「私は別に構わないさ。だが、彼女達を侮辱するのは話が違う。撤回するんだ、今すぐに」
「ああ……うん。実家とは折り合いが悪くてね。帰るつもりは無いんだ……というか、帰る実家がもう無いんだけどね」>>267
「君達を守ることが僕の生きる意味だと、今は本気でそう思っている。
そりゃあ見た目はこんなんだけどさ。たまには男らしく振る舞わせてくれよ」
「君達には分からないかもしれないが、男ってのは馬鹿な生き物でね。好きな相手の前ではかっこつけたいものなのさ。
……どうやら。僕もそういう馬鹿だったらしい」
「のろいとまじないは紙一重さ。これでも私は元々巫の身でね……たまには、人の役になることをしてもいいだろう」
「君の痛みも苦しみも、私にはよくわかる……辛かったね、苦しかったね。君は十分耐えた。ゆっくりと休むといいさ……お疲れ様。どうか、良い夢を」
【役どころ・コンセプトなど】
ホラー作品によくいる「霊に好かれやすい主人公」
(寄ってくる女が本家の3倍くらい)厄いアレン。
【製作】猫の藩士
【レンタル】可
【NG表現】『彼女』達を蔑ろにする。一方的に利用する。
以上! 1回やりたかった『怪異に愛されて止まない怪異の理解者』ってキャラでした!
見た目はこんな感じ!よほー
夜のテンションで自キャラに厳しくないssができたどー
貼って良いかー黒くなったから貼っちゃるだー!
―――――ヒト型機動大弓ペーネロペー再起動。巨人種との戦闘による四肢の欠損、修復完了。戦闘可能。
『おや? 起きたかなペーネロペー』
―――――声紋認証。技術顧問、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
視界が開けていく。医務室の白い壁が真っ先に目に入った。回復用コフィン内部でボーダーを管理しているダ・ヴィンチと通信を繋いでいるようだ。
「ご迷惑おかけしました。無事再起動に成功、いつでも行けます。状況はどうなっていますか?」
『現在シャドウ・ボーダーは君が連れてきたユミルの援護に向かっている。実を言うと彼?彼女?ともかく突っ走っていてね、今巨人の軍団に単身突撃して絶賛苦戦中だよ』
「やはりそうでしたか。私の予測通りです」
『サーヴァントという器に関してはしっかり認識しているようだけど、意識せずに生前と同様にフルパワーで戦っている。この調子だと魔力切れでまさかまさかの途中離脱も十分あり得るね。他のサーヴァント達を助けに行かせたいところなのだけれど、これまた巨人の数が多い。このままでは彼らの必殺投球が飛んできそう、と言う訳で……』
「了解しました。すぐに出ます」
『修復は出来ているけれどくれぐれも注意して欲しい!』
回復用のコフィンから抜け出、巨人との戦闘の際に喪失した四肢が修復されている事をしっかりと確かめる。心なしか、以前よりも手足の駆動が滑らかになっている気がし、再びダ・ヴィンチへと通信を飛ばす。
『あ?分かった?ちょっとだけ改良してみたよ。各部駆動系に問題はナシかな?』
「ええ……なるほど、流石天才、とだけ言っておきます」>>282
シャドウ・ボーダーから射出されたペーネロペーが目にしたのは白銀の大地を闊歩する数十体の巨人であった。そのほとんどが一点、ユミルへと向かっている様だ。残った個体がボーダーを狙い、各サーヴァントと戦闘を行っている。
状況を即座に把握し、ペーネロペーは背部のブースターを起動させ巨人の軍勢へと突撃する。ユミルは押し寄せる巨人に孤軍奮闘しているが、明らかに疲弊しているのが見て取れる。サーヴァントでありながら、どうも己の魔力管理を出来ていないようだ。神代の大気に強化されているせいであろう。
ならば、とペーネロペーは早速こちらを察知して拳を振り上げてきた巨人をするりと躱し後頭部へと脚部レーザーブレードを叩き込む。ダ・ヴィンチの調整のおかげかその動きは軽やかに、舞うが如くだ。早速一体撃破し、続けざまに手近な巨人達の脚部へとレーザーを打ち込む。
修復中にデータベースに接続し巨人族の弱点が頭部、もしくは脚部である事は理解した。幸いな事にペーネロペーの機動力ならばどちらも狙うのは容易い。ユミルへの距離は残り数百メートル、それまでに立ちふさがる巨人は数える事五体。
「今の私は……凄く気分が良い!ので蹴散らします!」
一瞬の内にレーザーブレードが巨人達の足を刈り取り、姿勢が崩れた隙をついて頭部をレーザーで撃ち貫く。調子が良い、というそれだけでなくペーネロペーの胸中には巨人へのちょっとした復讐心も無くは無かった。あれだけ酷い目に遭わされたのだから、少しくらいはやり返してみたいのだ。
「始祖ユミル!」
ようやく戦闘の中心部へ到達すると、今まさにユミルが背後から不意打ちされようかという瞬間であった。巨人の頭を撃ち、ペーネロペーは屍を飛び越えてユミルの肩に着地する。至近距離で見ると白き巨人は見るからに疲弊していて、肩も激しく震えている。
「……奇怪なオマエ。手足が生えているぞ」
「修復しただけです。それよりも貴方自身の方を気にかけてはどうでしょうか。体力の限界では?」
「問題無い。ワタシは、元気だ」
そうは言いながらもユミルの声色は苦しげで、とてもではないが元気とは言い難い。ダ・ヴィンチの言う通り、ここで消滅してしまいそうな勢いだ。
言って聞くタイプではない事はまだ大した付き合いではないペーネロペーでも十分察せられる。つまりこの状況で必要なのは……>>283
「分かりました始祖ユミル。では私もお手伝いします」
「手伝いなど、いらない。ワタシは一人で戦える」
「違います。貴方がすっきりさっぱりきっかり楽しく気持ち良く快適に勝てる様サポートしようと言うのです。たとえば効率的な殴り方からお話しします」
「こ、効率的、すっきり?」
「はい。良いですか、今巨人が近付いてきていますが、アレを少ない体力で派手にぶっ飛ばそうと言うのです。私の真似をしてください」
ペーネロペーはぐっとファイティングポーズを取り、巨人をねめつける。ユミルもそれに続いて攻撃の姿勢を取った。
「突破口、ないし相手の出方を止めます。左の肘を脇にぴたりとくっつけて、やや内側を狙い、そして抉り込む様に、打つべし!」
「う、打つべし……!」
一撃。様子見のジャブが巨人の顔面に突き刺さる。これまでの戦闘データから見るに、巨人は投石以外、つまり白兵戦においてはあまり練度は高くない。巨人種というそれだけで大体の敵を撃破できてしまうからだ。
けれど、巨人に更に洗練された格闘技術が備わればどうか?
「打つべし!」
「打つべし……!」
二撃。ぐらりと巨人の体躯が揺らぐ。効いている、ガードも出来ずに巨人は崩れかけている。やはり推測は間違っていなかった。>>284
「打つ!べし!」
「打つべし!!」
三撃。完全に巨人の体勢が崩れ、無防備を晒す。今こそまさに好機、ペーネロペーは力強く叫んだ。
「今です! 右の拳を!」
「■■■■ォォォォォォォ!」
鋭い右ストレートが直撃、巨人の頭部が勢いよく吹き飛び鮮血で雪原を染め上げていく。その衝撃たるや、周囲の巨人達はおろかユミル本人でさえ己の掌を見つめてしまうほどである。
「奇怪なオマエ、なんだこれは。凄く、良いぞ」
「これこそは人類史が生み出した格闘技、『ボクシング』!始祖ユミル、今のはジャブとストレートと言います!まだ巨人は残っていますよ、さぁ!打つべし!打つべし!!打つべし!!!」
遙か北欧の地。始祖の巨人と機械人形による思わぬコンビが生まれ落ちようとしていた。>>287
実質おねショタですよね本当に>>291
ウートガルザ・ロキ石はいます>>297
よろしくお願いいたします。全然顔だし無いですよねぇ~。
前にヘルテイカー良かった、みたいな話してからパッタリ来なくなってしまった…。
寂しみ。病気、とかでも今の時世的に嫌な問題ですけど、復帰して欲しいなぁ。。。>>300
ですので別にシスカがラスボスじゃなくても良いです。クッチーがラスト飾ってもらっても大丈夫です、それは今後また話し合っていけたらと思ってます。
ただ、亥狛にシスカが殺される。これだけ守っていただけたら今の所自由でオーケーですよ。>>296
了解しました!聖杯惑星の第5話、冒頭でいきなりキャスター陣営がセイバーとバーサーカーの正体にたどり着いた。
>>286
ユミル は ボクシング を 覚えた!
神代のサーヴァントを修復できるとか流石ダ・ヴィンチちゃん、天才すぎー!>>305
きっと村の入口に「この先、日本国憲法通じず」みたいな看板が立ってたに違いない……よく考えたら私は『千尋&澪VS悪魔の一軒家』をやらなきゃ行けないのではないか
悪霊には悪霊をぶつけなきゃ……(使命感)
>>315
古典怪談
ネットロア
細かいところはネットロアだけど特に無し
完全にオリジナル
映画(原作は小説)
都市伝説
彼女達の元ネタは上から順にこんな感じです
紺以外は割と有名だと思います>>324
学生なら沢渡ヒナとかいます。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E6%B2%A2%E6%B8%A1%E3%83%92%E3%83%8A
あとはみんな大好き麗奈さん
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E6%88%B8%E6%B3%A2%E9%BA%97%E5%A5%88
ひっきーだけどヘレナとか
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%98%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89>>317
ほうほう
仲良くが、仲良しなのか、なかよし()なのかによるところもありますがおそらくそつなく対応すると思います
今のところだと情報が多くないので当たり障りのない感じになっちゃいますから待機です
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/魔術師%252F宣教師
ところで先日キャラクターページの改修(放置してあった改修後データを反映させただけで、設定が変更されているわけでは無い)をしてあるのでそちらから見ても良いかもしれませんぐれお最新話と諸々をWikiに更新しましたー
>>335
はーい、楽しみにしてますねー!>>324
出遅れましたがうちからの学生キャラだと下記になります
参考までにどうぞ
・黒野双介:大学生
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E9%BB%92%E9%87%8E%E5%8F%8C%E4%BB%8B
・志村千早:高校生
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%BF%97%E6%9D%91%E5%8D%83%E6%97%A9
・黒江凪咲:高校生
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E9%BB%92%E6%B1%9F%E5%87%AA%E5%92%B2
・加々見梓:高校生
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%8A%A0%E3%80%85%E8%A6%8B%E6%A2%93>>337
あ、ポルカも年齢的には学生枠か…。ヴィランキャラだから採用されなそうだけど。ここ最近CoCのオンセやら突発的な衝動で変なもの書くわで中々ペレスとかの話が書けないマン
でも構想はあるんだ……でもなぜかバレンタインssの方は蘇芳ちゃんとあまねちゃんの百合が発生しそうとかいう状況になって頭を抱えそうだよ()
>>324
学生キャラ、うちにたくさんいるよ?
最近のオススメなら唯名ちゃんとかどうかな?>>324
では後れ馳せながら、登場人物たちが駄弁る場所として「バル・ブライア」を推しておきましょう……>>334
やはり全員集合は燃える…よきよき…!
これは私も書かねば…>>194
遅ればせながら、こちらもロケット号から一言。
ロケット号「ミシャンドラよ。機械ですらない都市伝説如きが人を騙り、機械を気取るか。それで十分だ。ゲーティアの鏡像はここで死 ね!!」>>349
わかるマン(画像略)カレーにイカスミペースト、あとカラメルを混ぜてみよう。
騙されたと思って、ね?うちは弟がカレー嫌いだからカレーする時は弟用に別の料理を作らないといけないのだ。ヘケッ!
そんな私はたっぷりキノコカレーが大好き。サクサクチキンカツも乗せるともっと好き。
キャラメイクの話だと今作ってるマスターとか思ってた以上にキリシュタリアになりそうで急遽路線変更。この面舵いっぱいぶん回す感じ、堪らねぇぜ。>>343
魔術と科学両取りのカルデアなので、片方が勝手にやったらもう片方も暴れさせていいよねって……
ド近代のノイマンとそもそもネットミームのミシャンドラは公式が拾わないであろう題材なので最初期から決めてました
ノイマンがコンピュータウイルスの祖でもある史実を踏まえて「これ、アルスノヴァみたいな安全装置として使えるんじゃね?」ってことで……サーヴァントポケモンは……与太で消化されてしまうと……その………ネタが………かぶるかもしれないなぁ………
>>371
そうなると「誰がどのサーヴァントを使った」かを考えないと行けない……
あまのじゃくオバヒ連打するロなんとかさんとか誰に使わせよう……ネタはあるんだネタは……
友達が「ガブもバンギも選出率低くて怪獣好きとして辛い」って言ってたんで「じゃあいっちょ剣盾初出の怪獣ポケで怪獣パ組んでやんよ」と思ってたら候補に出てきたのがジュラルゴンカジリガメセキタンザンの三体でしてね……()
マルガレータ「氷柱落としか? 雪雪崩か? 好きな方を選ぶといい」
相棒の蜂が雪原にも孤島にも出てこなかったんですけお……(白目)私の性癖詰め(比較的)鱒はグランデ。グランデは多分フェアリータイプ。つまり私の性癖はフェアリータイプ
>>378
もっと書かないとな…たまにはフレッシュなもの書かないとな…頑張ろう>>381
でしょうね~。
しかしそれでもクッチーは「ごめんね」しつつ関わろうとするんだろうなぁ…。
カナサさん受容:仲良くなれた、やったね
カナサさん拒絶:嫌われたな、粗雑に扱ってくれそう、嬉しい!
………コイツ無敵か…?私の性癖は幸運E、これは遠野家現当主の胸部より揺るぎようのない事実。
そしてポケモンの話題ですか、創作したキャラに対応するポケモンとかたまに妄想したりしますよね。あ、ちょっと待って>>377のことなんだけど、よくよく考えればイベント推定の交換所キャラが自立思考バーガー店員(画像)な時点でわりかし与太寄りな気がしてきた!よたってどこまでよたなの!!
ミミッキュポジかぁ……私前ポケモンの話になった時に「カシンチャンってやってることはだいたいミミッキュと一緒なのよな。人気者になれそうな見た目だけ取り繕えばなんとかなると思ってるけどそれ剥がしたらSANチェックしか齎せないあたり」って言った覚えあるなぁ……>>387
あたい自分で恋愛もの書くことが出来ないだけであってあたい自身は百合もBLも普通に読めるクチだから大丈夫ですのよちなみにうちのキャラだとこんな感じ。
リルガ・プッチ・デッラルゴ…アズマオウ自分の性癖を具体的に書き連ねると
・ハイライトオフ(自キャラの大半当てはまる)
・ロング(男女問わず)
・露出度低(高いと直視できない)
・発育不良/痩身(こういうキャラが厚着してるの好き)
・論理感や感性が独特(浮世離れしてる)(自覚ないと尚好き)
・なんらかの欠陥を持っていて、マジレスするとバグる(SAN低そう)
・コミュ力低め
・面倒くさい
・リアルだと関わりたくないタイプの異常
グランデはこれの全部当てはまる。マスターだと他にでんでらさんやスィレンが入るよくてよ付いたし貼りまーす
【氏名】ルファス・ヴァーミリオン
【性別】男性
【外見年齢】25歳
【出身】イングランド
【身長・体重】176cm・64kg
【肌色】白【髪色】金【瞳色】赤
【外見・容姿】金髪のロングヘアに燃えるような赤い瞳が特徴の青年
【令呪の位置】右手
【属性】中立・善
【魔術系統】四季魔術、天候魔術
【魔術属性】地・風
【魔術特性】廻る
【魔術回路】質:A 量:A 編成:通常
【起源】
【所属】時計塔・天体科
【階位・称号・二つ名】「典位/プライド」『(思い浮かばなかった)』>>394
【人物像】
四季魔術を研究するヴァーミリオン家と天候魔術を研究するバーミンガム家が合併し生まれた両家の魔術を受け継ぐ魔術師の長男。研究に行き詰まりマンネリ化していた両家にブレイクスルーを齎した若き天才。
自らの生まれに誇りを持ち一族の期待に応えるべく努力を怠らない勤勉な性格で見識を広げる為なら他の学科に赴く事も厭わない向上心の塊。
また他者の活動を支援する事も好み、資金に悩む研究者にそっと資金援助を行ったりもする。反面自分から援助を申し出てくる者にはもっと頑張れと突き放す。あくまでも何かを成したいが環境等が原因で出来ない者の障害を取り除くに留める辺り甘くはない。
目新しい物を見ると欲しくなるたちで骨伝導イヤホンや二画面スマホ等を買うタイプ。
イメージカラー:赤
特技:研究、紅茶を淹れること
好きなもの:赤い服、頑張っている人を応援すること、動画鑑賞
苦手なもの:ブラックコーヒー、酒、苦い野菜
天敵:キリシュタリア・ヴォーダイム(大西洋異聞帯)
願い:根源への到達
【一人称】私、僕 【二人称】君、あなた 【三人称】彼(彼女)>>395
【魔術・特殊技能・特性など】
『四季魔術』
春夏秋冬と季節の移り変わりに神秘を見出した魔術。
死にゆく命が次の生への蓄えとなる秋、次の生へ繋がる“溜め”の期間である冬、命が芽吹く春、生命力が満ちる夏といった生(正)と死(負)という万物の流れを汲む。
早い話がそれぞれの季節をモチーフにした魔術を使えるというもの。秋で魔力を蓄え冬で増幅し春でセットしたものを夏で発動するといった具合。他にも治癒やデバフなどもできる器用万能。
『天候魔術』
空を覆う雲、降り注ぐ雨、地を焼く雷…そういった天候に神秘を見出した魔術。
古来から雷は神の業とされており乾季や雨季等も神が起こしているともされていた。そういった神の御業を再現することを目的とし天気を操作する事が可能。
大規模な天候の変化には大きな儀式を伴い消費も激しいがルファスは上記の四季魔術により季節と相性のいい天候を少ない工程かつローコストで発生させることが可能。四季魔術と天候魔術を組み合わせることで夏でも真冬並に涼しくしたり砂漠に雨を降らせることも出来る。
『時間操作』
“ルファス”が四季魔術と天候魔術を組み合わせて開発した魔術で時間の流れを早くしたり遅くしたりする。衛宮家の時間操作と酷似しているがこちらは四季や天気の移り変わりを加速させることで自分や対象の周囲の世界ごと加速させる。その為世界からの修正が起こらない(正確には周囲の世界が修正を受ける)という利点があるがその実態は小規模な固有結界とも言うべきモノ。
理論上は時間を巻き戻すことも可能であるが実現には至っていない。>>397
【台詞例】
「はじめまして、私はルファス・ヴァーミリオン。よろしく」
「だって、君が頑張っていたから」
「私に出来ることなら、やって見せるさ」
「やあ、今日はいい天気だね。でも傘を持っておいた方がいい。午後から雨が降るかもしれないからね」
「出来ることなら私と仲良くして欲しい。同じ天体科というのもあるし名前だって似ているからね。ほら、Rufus[ルーファス]とLucas[ルーカス]」
「すまないがミルクと砂糖は多めで頼むよ。あまり苦いと、飲めない」
「(無言の赤スパ)」
「久し振りだね────兄さん」
以上です。それからちょっとした豆知識。
ルファスとはラテン語で『赤』を指すルクスの英語、ヴァーミリオンは英語で『朱色』の意味。名前から赤要素が多い子なのです。アレン/サーナイト
ナンシー/ムウマージ
フレデリカ/ビークイン
伊吹/ドラパルト
凪/ホエルオー
千尋/ゲンガー
拝さん/アルセウス
なんでマスターに禁伝が混ざってるんだ……?
>>393
る、ルガルガン……(小声)鱒をポケモンに例えたら、か。
ヴィオランテ:カメックス
桃夢:ゲンガー
リディア:キテルグマ
グリフィン:ジジーロン
こんな感じかな。>>402
全員バーン出る場合いっぺんに全員描く必要あってとっ散らかんじゃないですかね
不仲なら余計に>>398
ブラック飲めないのか……ってぐぬってるルーカスが居るというのでまず一つ。
相当な上位層ですねこれは……なんかキリシュタリア味が強くないかとは思いますが、その辺りは動けばどうとでもなるでしょう。
たぶんそつなく対応する感じになる(というか友情的な意味で同業者が親密度を稼ぐのが難しい)のですが、大体天体科学生の中でどれくらいの層にいるのかみたいな想定でまた話変わってくる面もあります。
>>402
たまたま全員その場に集まった、
集まったために揃って顔見せのようになっただけでその場でいがみ合い始めた、
結果として敵に囲まれた状態から撤退できる隙になった(作戦上協調が推奨されていなかったが、推奨されていればそこで仕留め切れたかもしれないという方針ミスの指摘になれる)
という風にしてみるのはどうでっしゃろ。
あと『与太』というのは本編で公式に説明される設定だけでは説明仕切ることが出来ない、コメディ方面に舵を切ったものがたりという風に自分は読んでいます。あとBLEACHの十刃みたいに会議で仲悪い奴らでも集まらざるを得ない状況にするかとか?ですかね。
与太はまあオフィシャルではないすぞー!みたいな奴と捉えれば良いかと。真面目に捉えんなみたいな。>>402
不仲故に全員が我先にと手柄に向かって行った結果ブッキングとか。「こいつは俺の獲物だ!」とか言って諍い合ってる隙に逃げられたとかも出来るかもですし。
>>405
ルファス「ごめんね、紅茶は飲めるんだけど」
苦手なものが如実に語っているように圧倒的子供舌。紅茶も“紅”茶だから飲めるように頑張ったというレベル。
キリシュタリア味はまあ…その辺について二転三転して結局キリシュタリアに寄った分独自の味付けすればええんや!ってなったので。
天体科学生では5年前に本格的に通い始めて短期間で頭角を現した鳴り物入りの新人みたいな。表向きは5年前まで病気で自宅療養中となってますが5年で典位って辺り実は病気は嘘だったんじゃないか説が出てる。そんな感じです。久しぶりに画像メーカーを使ってルファスを作ってみた
……だぁめだ、やればやるほど2Pカラーのキリ様になる。いや、自信を持て。ここからの味付けで持ち直すんや!>>408
画像貼り忘れてたんだよばれんてぃんイベが始まったのでそろそろバレンタインのテキストを放出していこうと思うよ
すこし間置いてからにしようかな《SCENE:カルデア・自室》
《ドアの開く音》
ブリタニア
「ごきげんよう。……午後三時ぴったり。我ながら完璧なスケジューリング能力ね。流石よアタシ」
〉ご……ごきげん……よう…? / 〉こんちゃーっす
「挨拶がいちいち田舎臭いわね。……まぁ、どんなに素体が芋臭かろうと、背筋を美しく伸ばしていればある程度格好もつくというものです。次回以降に活かすがよろしいわ」
〉……善処します / 〉ところで何かご用ですか?
「午後(アフターヌーン)なのだから、グレートブリテンの誇る偉大な文化たるアフタヌーン・ティーに決まっているではないの。さ、時とは先に進めど止まらず戻らぬもの。あなたが賢明さを持ち合わせているというのであれば、今すぐに身なりを整えてついてくることね。………ちょっと、露骨にめんどくさそうな顔してんじゃないわよ!」>>413
《SCENE:庭園》
「最高のロケーション、最高の調度品、そして何より最高の紅茶!この世にこれ以上の幸福があるだろうかと反語法で問いたくなる光景だと思いませんこと?
ああ?……そういえば?偶然にも、今日はバレンタインデーで?……偶然にも!今日のメインを飾る菓子はチョコレート仕立てですが?特に意図はありませんので、女神の憩いの時に付き添うという名誉を得た事実に感涙に咽びながらさっさと平らげるといいわ。
……ええ。実際バレンタインという催しはアタシにとっても興味深いものよ?世の浮かれきったヒトがチョコレートを買い漁るということは、そのチョコレートの生産・加工・流通を担う産業は大いに丸儲けということだもの。オー・素晴らしき哉(ワンダフル)・資本主義!」
〉………あの / 〉すこししつもんがあるのですが
「ええ、ゲストの質問に答えるのも主催(ホスト)としての義務ですもの。
……正式なマナーがわからないって話なんだったら気にしなくてもいいわよ。私的なパーティーで、しかもど素人に、完璧な社交術を求める輩なんてそれこそ無粋の極みだもの。見かけたら遠慮なく張り倒して紅茶漬けの刑に処しなさい。このアタシが許します」>>414
〉あのケーキに深々と突き刺さってる魚の頭は一体……
「あら、気づいたかしら?
やはり、特別な茶会といえば特別なものを用意するのも手腕を見せつける方法の一つでしょう?個人的な調査に基づき、そちらの国で有名だというイギリスの料理をモチーフに特製プディングを仕立ててみたのよね。折しも豊漁祭の定番料理、文句なしの縁起物よ。お茶会上級者たるものの余裕として、最初の一切れを口に入れる権利は譲ってあげる」
〉(すごい見てくる…)/ 〉あ、はい……
《咀嚼音》
〉本物じゃ……ない…? / 〉おさかなクッキーだこれ
「何言ってるのよ。チョコプディングに鰯(ピルチャード)なんか刺したら生臭いじゃない
……………………。
……ちょうど良いことですし、ちょっと貴方の普段の食生活についてでも聞かせてもらおうかしら。なんだかとても不安になってきたわ。ちゃんとしたものは取れていて?愛情だの何だのという言い訳に基づいた、ロクに火も通っていないものを食べさせられたりしてない?それと………」
〉………
〉……社交って、大変だなぁ>>417お久しぶりです!!!またよろしくお願いいたします!!
>>421
んじゃ麗奈さんとクロ嬢で。要望があれば書きますが。
でもサーヴァントはあんまり思い付いてないしマスターのがいいかも。うん、やっぱりこっちの方がミスしにくいね。PCの方に移動しました司馬さんです。ここ数か月の間拙宅のコンラくんやら政宗ちゃんとかに動きとか……あまりないですよね……?
司馬さんのリアルは転職にゲボ吐いてたらいきなり推しの幼少期出されてアーケード通いですわ……アプリにも来い来い……ちなみにミーは平等に去年書いたのと合わせると全員網羅できるように書くから心配しないでね
>>418
・ガチの魚じゃないことで驚かれた
↓
・もしかしてこいつ普段お菓子にガチの魚入れてくるやつと付き合ってんの?正気?それいじめじゃない?
↓
・質問ぜめ
というルートを辿っている基本的には(身内に対しては)面倒見が良い寄りの女神なのだなこちらも要望があれば、鯖のチョコレートorお返し礼装のシナリオを書きますが
>>430
ワハハハ、去年書いてましたわ(白目)(ダイマ)
https://bbs.demonition.com/board/4814/17/
じゃあせっかくなんで対アッシュールバニパル用、対バフォジャック用ってことで拝さんと一緒に考えてきますね〜>>429
政宗ちゃん……殿お疲れ様……あの時一番かっこよかったのは君だよ……(読んできた)
政宗ちゃんの物語を紡いでくださりありがとうございます……燃ゆる焔を背に見送る政宗ちゃんが見えました……>>432
やったぜぇ~!これは私の極めて個人的な哲学に基づいている面もある個人の意見であるので合わないなら合わないで無視していただいて一向に構わないのですが、FGO的に考えればあなたの作ったサーヴァント担当のライターはあなたなんですから要望とか聞く以前に書けるだけ書いてみればよろしいのではないでしょうか。
基本的にあなたの始めた物語なのだから進めるのはあなただと思います私は。
無論ウケを狙ってレスもらえるよう心がけなきゃロクに反応ももらえず流れていってしまうということは不安を誘いますが、そんときゃそん時で私という自発的にやりたいからやってそして流されていくだろうどんぶらこっこ仲間がここにいるので好きなだけ同情なり見下しなりすればよろしいのではないかと思いマシマシ。私も話の流れに乗っかると、私のサーヴァントでチョコレートorお返しの要望はありますか?
ちなみに去年までのものはこれに
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/バレンタインSS ロビンフッド編
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/バレンタインSS ゆき編
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ディック:2020バレンタインSS>>398
四季魔術のスペックがヤベェ…
四季を魔術に見立てるというのはとても斬新に感じられました。万能なのもそれぞれの季節の可能性を表してるようで素敵です
うちの冬将軍見たらどんな反応返しますかねー
>>417
うおおお久しぶりです!!元気そうで何より!
司馬さんが離れてる間に、学園編の方は外伝とか始めてたりします
まあ言ってもまだ一章部分が終わったところで、しかも他のSS執筆し始めたもんで半ばストップ状態なんですけどね…
それでもよろしければご覧になって下さい!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%A4%96%E4%BC%9DSS%EF%BC%9A%E2%96%A0%E2%96%A0%E7%89%B9%E7%95%B0%E7%82%B9%E3%80%80%E4%BA%89%E8%A6%87%E6%88%A6%E5%9B%BD%E5%88%97%E5%B3%B6%E3%80%80%E2%96%A0%E2%96%A0%E2%96%A0%E2%96%A0>>439
それもそうやね
よし、リクエスト貰った御三方が書けたら次は自分が書きたい、掘り下げたいと思ったキャラのバレンタイン書こう。買い出しのために方喰菫と共に街中を歩いている。
「なんだか街が騒がしいな。浮き足立ってると言うか」
>『バレンタインですからね』
「バレンタイン?そうか、もうそんな時期か。つい最近年を越したと思ったが早いものだな。
ん?そんな期待されても今まで忘れていたのに用意なんてしてるわけないだろ────いや待て」
ゴソゴソと鞄を漁る菫。
「これをやる」
>『これは…飴?』
「偶然持っていた飴だ。……ああ全く!そんな微妙な顔をするな。後でちゃんとしたのを買ってきてやるから」
>『いえ、これでいいです』
「そうか。真面目にお返しなんて考えるんじゃないぞ。こんな安物、同じ物で十分だ」>>442
『偶然持ってた物』
方喰菫からのバレンタインチョコ(キャンディ)。
小袋に一つずつ入った所謂“飴ちゃん”と呼ばれるもの。ちょっと喉が痛かったり口寂しい時などに丁度いいサイズ。アップル味、オレンジ味、グレープ味、ピーチ味の全四種類。
余談だがバレンタインの贈り物はチョコレートが一般的とされているがそれ以外のお菓子を渡す風習もある。そしてホワイトデーのお返し同様お菓子によって意味が変わる。
キャンディの意味は『あなたが好きです』や『あなたと長く一緒にいたい』等の意味がある。
彼女がこれを知っていたのかは分からない。例え彼女が花言葉や宝石言葉に詳しくともそこまで知っているとは限らないのだ。
PS、後でちょっといい所のチョコレートを買ってきてくれました。へへ……へへへ……沢山いるサーヴァントの分チョコ作るのかへへへ…やってやろうじゃねえかYO!!YO!!
今更ですが、アドニス(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/アドニス)のスキル「黄金律(体):A+++」を無くそうかと思います。
理由としては「女神の神核:C」と「紅顔の美少年:EX」を所有しているし、効果が重複している感じだから良いかなあと思いまして。クローディアのバレンタイン構成脳内展開してて幼女尊い系だったのにエロチックが混じりだして最終的に下半身事情になる当たりこの娘、ビーストⅢだなぁって……。
邯鄲の夢になるとまたバットエンドある別のシナリオになるんだろうけど。>>441
あ、そういやコテハン変えてたの言い忘れてました
そうですそうです、元黒野双介の人こと今火村の人です
こちらこそ政宗ちゃん&燭台切にはお世話になっております。いずれきっちり外伝の方も完結させる予定ですので、お楽しみに…>>416
なしてわざわざスターゲイジーをやってしまったのかと思っていたら日本で有名な料理のリサーチが理由とは……それでいて見た目と裏腹にきちんと美味しいように普通に作ってあるのがなんともきっちりしているというか、あたりまえじゃないかというべきなのか
(>>439)(コソコソ)(おししょう、おししょう)
(わたしたちのよくてよぼたんはじレスにもおせるんです)
(つまり1よくてよはみずからにいれるせいとうなよくてよといってもよいのではないでしょうか)
(そんなのいちいちきにしてたらわたし、はしのむしろになってハリネズミになっちゃいますよ)
>>443
モードレットのバレンタインイベントあじがある……あとできちんとしたものを送りなおしたのが照れ隠しなのか形式を尊重したのかどっちなんでしょうね>>453
内容はまぁ半分ぐらい想像つきますけど、私はサーヴァントのテキストなら引いて育てればすぐ見られるものだと思うので別にダメってわけではないと思いますよ。
まぁ爆死した人とか特定PU待ってる人から「ネタバレやめろ」とか「イベント開始早々堂々と絆テキストについて語りやがってよぉ自慢か?テメェ」とか怒りのままに絡まれることはあるかもしれないですが、上記のスレルールの中に「実装されたサーヴァントのゲーム内マテリアルの内容について」の規定がない以上はその意見が正当とも言えませんし。もういっそラフム語を活用する……とか?
>>460
死霊魔術師さえ絡まなければ本来は穏やかな子に育つはずだったんです。運命は残酷ですね。>>449
別に良いと思いますが、自分の意思で控えるならあえて催促まではしません。
たぶん自分なら聞きもせず見てすぐぽいってレス投げます。ルールでダメってなってない以上、配慮ってものは自分がすることであって他人に催促されるものではないので、頭から抜けたら気にせず投下しちゃうでしょうね。訳あって画像のような心境…カレンさんは引けてませんしなんなら礼装も落ちません。運が尽きてる
>>401
え…誰…?(wikiで調べても見つからずわからなかった人)
プロフィール上では全く記載されていないところから、少なくとも良いネタではないというのはわかるます
>>416
ブリタニアさんの、高飛車ながら常識的というか、いい具合にゴーイングマイウェイを突き詰め切れてない感じ良いですね。それはそれとしてスターゲイジー・チョコプティングは見た目に気圧される…
>>417
はじめまして、最近やって来た新参者の正親中納言、もとい玄米中納言と申します。
昔人の帰参は嬉しい…これから、どうぞよろしくお願いします!
>>443
菫さん、そっけないけれど温もりを持つ人だなぁ…あんなことさえなければなぁ…って思ってしまう、暖かさと共に裏寂しさも感じられるバレンタインですね…>>464
クリュティエ=ヴァン・ゴッホちゃんとかそうでしたねぇ。。。
頻度は兎も角、割と若干復帰してるような感あるよね人口島メンバー。
アリウムさんに島術さんは常時人員で偶にトムさん来るでしょ?司馬さん戻ってきて、前に理綴さん居たし、ランチャーさんも復帰(最近頻度落ちたけど…。)
今一過半数が一堂に会する、って状況じゃないからやっぱ厳しいのかな…?>>417
初めまして、新顔です。……で良かったっけ?>>468
もしかするでコロン(ヤッターマンネタ)
まあ菫ちゃんがバレンタインチョコを送るのなんて師匠のカナディアか同僚か彼かでしょうしねぇ。今日は一つの予定でしたがもしかしたら二つ分いけるかもしれないので行けたら二つ目もいきます
>>470
《SCENE:カルデア・廊下》
〉この場所だったよな……/ 〉……よし!
《ドアの開く音》
《SCENE:和風な部屋(ニュアンスでわかって)》
鄭成功
「おお、我が主。よくぞいらっしゃりました!ちょうど準備が済んだところです。ささ、ずずいと奥へ!」
〉お邪魔しまーす
〉なんだあのどでかい装置 / 〉と、……こたつ?
「それこそ、バレンタインのプレゼント、というやつにございますれば。
まずは、座るといたしましょう。ゆるりと寛ぐのです!はい!
………いやー、本当のところをぶっちゃけますとね?バレンタインなる催しの存在を知った時『わーい、お祭りだーい』と言った具合に参加しようと心に誓ったまでは良いのですが、なにぶん私の気性は菓子づくりには適していないようでして……
もう少し雑に、いい感じに肉と野菜をざっくり切っていい感じに味付けするような料理なんかは得意なのですが、オーブンの温度管理なんかがもー面ど………大変で!なんとか拵えてみても、出来上がりはとても贈答用に使えるようなものではありませぬ。
そんな中先日他の方の部屋に伺いました折、『おこたでアイス』なる娯楽があるらしいと耳に入ってきたもので……それに着想を得て、この全自動究極かき氷機を用意した次第です」
〉究極 / 〉かき氷機
「然り。究極のかき氷機にて。
普通のアイスクリームであれば先に述べた『おこたでアイス』の君がオススメのものを譲ろうかと言ってくださったのですが、それではあまりにも申し訳なく。
ではどのようにことを運ぼうかと考えていたところ、私の時代には無かったゆえに又聞き知識ではありますが、現代の台湾では雪花冰(かきごおり)が流行っている様子。
後世の者どもが広めようと考えているのであれば先達としてここはもう乗るしかないなーって感じで、作りました。かき氷機」>>471
〉行動力が高い……!
「兵は神速を尊ぶと申しますゆえな。
幸い絡繰や機械に詳しいサーヴァントには困りませぬゆえ、暇を持て余しているところを見計らって声をかけてみたところ快く作っていただけました。それどころか着想の段階では想定していなかった便利機能の数々まで用意していただいて……依頼者冥利に尽きますな。
……………変形合体機能はどう考えてもいらないと思うのですが……まぁ、職人特有のこだわりというやつでございましょう。現場で動く消費者としては、如何なるものを与えられようとも説明書を読んでしっかり使いこなすのみです。」
〉どう考えても余計だよ! / 〉……あとで見せてね
「……おっと、あまり雑話に興じすぎてもいけません。早速作っていくといたしましょう。
………………えーと?まず剉冰(スタンダード)モードではなく雪花冰(ふわふわ)モードを選択して……
Optionメニューで特殊コマンドを入力しチョコレートミルクを選択…………なんで特殊コマンドにする必要があるのこれ」
〉全然わからないね / 〉ロマンってやつだよ
「何にせよ、制作班には後ほど『入力が面倒だし流通版作るなら普通にできるようにした方がいいと思う』とでも進言しておくとしましょう。
……それはそうと、スイッチオン!」
《機械が動く音》
「おお、あっという間に削れていく。……圧巻にございましょう、なんとトッピングまで自動です。
……あ、ほら、出てきました!」
〉美味しそう!
「でしょー!
炬燵にしっかりと脚を入れ身体中を温めて!それでいて氷菓子は溶けない程度に手早く食べるのが通のやり方だとか!
早速いただくとしましょう!」
〉いただきます!>>472
チョコレート「大人味棕色雪花冰」
鄭成功からのバレンタインチョコ。
新雪の如くふわふわにカットされたチョコミルク氷の上にかかっているのは、ほのかにブランデーの香り漂う濃厚ナッツチョコレートソース。一口食べれば、少しオトナな気分になること間違いなしだ。
無駄に豪華な技術を提供してくれたみんなにも感謝しつつ、頭痛にならない程度に頬ばろう。
「いやー美味しいですね!あ、次はちょっと冒険して、ソースを混ぜてみましょうか!この鳳梨(パイナップル)ソースと抹茶とか、どんな味になるか想像もつきませんね!楽しみです!」
………あのー、お客様?こちら、ドリンクバーではないのですが……《SCENE:カルデア・廊下》
〉あ、いたいた / 〉おーい
テスピス
「………え、あ、……やべ、自分の一人称が思い出せない……私でよかったっけ……?……なんすか」
〉具合悪そうだね
「……あ゛ー、よく覚えてないんですけど……昨日はみんなやたら浮ついてて酒が飲み放題だったような気がー、するー、なー……?……んー、流石に飲みすぎたなこれ……
………もしその場にあった酒全部空にしてったことでクレームがあったんなら、私はドロンするんでうまいこと責任者不在でお流れってことにしといてくれると助かる的な………あー頭痛い…こんな時には迎え酒に限る……」
〉とりあえず食堂でコーヒーな / 〉とりあえずトマトを食え
「う゛ぇえー………」
《SCENE:カルデア・食堂》
「……………うーん。苦味が体に染み渡る……」
〉飲み過ぎはほどほどに / 〉酒は飲んでも飲まれるな、だよ
「いや、今回のは悪い感じの酔い方で、普段のはいい感じの酔い方なんでセーフセーフ………後はもう寝て過ごそう……
………ん…………そういやなんでプライベートタイム中の私なんぞに声を……?」
〉特別ビターなやつです / 〉はい、チョコレート
「………あ、ども。意外とつまみにいいですよねチョコレート。
で、今度は何のイベントにござるかお代官。スイーツフェア的なあれで?」
〉バレンタインだけど
「…………ばれん……たいん…………?」>>475
《暗転》
「……えーと、つまり他所の宗教のおっさんが死んだ記念にお菓子を贈る祭りってことか……なるほど、ここ最近の浮ついた空気の理由がようやく……
……偉大なるギリシアの神々以外を信じる気は今のところないんで、その手の知識は今まで刹那で忘却してた感じなんですよね私」
〉最近は宗教色薄いから / 〉普通に親愛を表す日ってことで
「……あ、うん、そっすね。アルコールテレパシーで聞いて曰く、神々も『もらえるもんはもらっとけ』と言うことでしょうってことで。
……むしろラブイベントなんか否定したら『貴様、愛の神を愚弄するか!』とか言われて呪いとか喰らいそうですよねギリシャクオリティ的に考えて。いや大好きですよアフロディーテ様。美人は世界の財産。演劇のシナリオ的にも映えるし。
というわけで、ここは素直に感謝を示す感じでいきましょう。思わぬ贈り物にプライベートながらテンション上がり気味。ありがとセンキュー!
…………あ、そだ。お返しでしたね……この後空いてます?」
〉急にテンション爆上げで怖い / 〉え?マイルームにて
ヒュギエイア
「マスター!ハッピーバレンタインです!お元気ですか!見るからにお元気そうですね!私もお元気です!ええ!!」
ご機嫌ですね←
ちょっとテンション高くない?
ヒュギエイア
「バレンタインですよバレンタイン。甘い匂いがそこら中から香っていて、本当に、良いです……。天国です。サーヴァントにカロリーなんてありませんから尚更嬉しいです。自然と気持ちが高まってきますよ、ええ!なので!今日はマスターにプレゼントがあります」
チョコですか←
ヒュギエイア
「はい!チョコです。食べれば元気が湧いてくる素晴らしい食べ物です。私が全力で作りました」
チョコ薬かな←
ひょっとしてアレかな
ヒュギエイア
「そうですよ、チョコ薬……え?ちょっと待って今なんて言いました?チョコ薬?なんですそれ」
いやアスクレピオスにね←
かくかくしかじか
ヒュギエイア
「ほあ!?なんですかそのお返し!そんなのあげたんですかあの人!う、うええぇ……何それぇ」
何か悪い事でも?←>>480
ヒュギエイア
「いえなんと言いますか、そういう事しちゃうか〜って感じです。医者として負けてしまいました。そうですよねあの人そういうタイプですもんね……実を言うと、普通にチョコを作っただけなんです。マスターが喜んでくれるかなあ、と思いながらせっせと……そしたら、チョコ薬かぁ」
別に良いのでは?←
俺は全然いいけど
ヒュギエイア
「なんだろう、ムカッと来たというか、呑気にバレンタインだーなんてはしゃいでいた自分が恥ずかしいんですよ。やっぱりあの人は違うなあ」
ヒュギエイアはヒュギエイアだよ←
ヒュギエイア
「……っ、そうですね。はい。私は、私ですね。それでは改めて渡させていただきます。マスター、ハッピーバレンタイン!です!」
手作りチョコ
霊薬が加えられたわけでも、何かの魔術が仕込まれたわけでも無い、ただの手作りチョコレート。
日頃の感謝を込めて、ただただ健康を祈って、そんなありふれたものである。
だからこそ、不足を恥じる。ただ浮かれて、ぼんやりとしていた自分に怒りが湧く。
貴方は美味しいと言ってくれたけど、私は申し訳ない。改めて、リクエストしていただければ、うちの鯖or鱒のバレンタインシナリオを書きますよー。
>>486
ああ、思えば俺の人生は奪うか奪われるかだった。
物心ついた時から戦場で少年兵として戦って、戦って、戦って────生き残ったのは俺一人。他の少年兵も俺の飼い主もみんな死んだ。
それからも戦うことしか知らない俺は戦場を渡り歩き戦った。そしてその度生き残って、また次の戦いを探した。
少年兵はやがて大人になって、日銭を稼ぐための戦いがいつしか生き甲斐になって、激しい戦いを追い求めるようになった。
テテテテーン…(回想シーンのBGM)
ネムレス『それは何だ』
男『これか。これはドッグタグっていってな、要するに自分の名前とかを彫ったタグを身に付けてれば、こうして野垂れ死んだとしても身元が分かるってヤツだ』
ネムレス『名前……』
そこで気付いた。俺には、名前が無いんだった。
ああ、■■■■。好敵手ではなくとも俺と共に在る者よ。
親もおらず、人が最初に贈られる名前[贈り物]すら貰えなかった俺に贈り物をくれた人よ。
俺はお前に、何をしてやれるだろう────>>488
『フンガムンガ(真)』
ネムレス・ウォーフリークからのバレンタインのお返し。
アフリカ式投げナイフ、フンガムンガ。歪な刃が特徴のそれは意外にも重量のバランスが取れており投げると真っ直ぐ飛んでいく。
接近戦でも効果を発揮し複雑な形状が相手に食い込んで重傷を与えるのに一役買っている。
とまあフンガムンガの解説はさておき重要なのはこのフンガムンガが投影品ではないということ。そして彼が普段使っているフンガムンガと非常に似通った見た目をしていること。
つまりこれは彼の武器の原典であり魔術が使えない頃の彼が使っていた一品。
今でこそ投影でいくらでも使い捨てているもののこれに命を救われたことは一度や二度では無い。彼にとっては長年の相棒にして子供時代からの思い出の品でもあるのだ。
そのことをよく噛みしめて────Let's throw!!!!>>489
ちなみに考えてた他の候補には『気に入らない相手を殺し.てやる券』や『■■■■の名前を彫ったドッグタグ』とかもあったけど最終的にフンガムンガになったという設定。「はい。バレンタインプレゼント。
ちょっと、何よその顔。年に一度くらいは準備するわよ。私だって。
あいにく、チェーンまで用意する時間はなかったのだけど。
これでも、一応はペンダントに使えるから。
え? 髪紐(こんなもの)でいいの……? 代わりになるといいけど。ちょっと待ってちょうだい。
はい、完成……うん。似合ってるんじゃない?
そうね……なんだか、ロックスターみたいよ? 貴方」
『ペンダントキー』
壬生竜胆からのバフォメット/ジャック・ド・モレーに対するバレンタインの贈り物。
ネックレストップにも使えるアンティークの鍵。
色褪せた質感がバフォメット/ジャック・ド・モレーによく似合っている……最も、この色男(イケメン)は何を着ても似合うのだが。
「…鍵の理由?
……私の心の扉を開ける権利を貴方に与えます。
……私は貴方と地獄に行く。帰る場所の無い私には不要なものだけど、捨てるには偲びないから、貴方に持っていて欲しい。
なんてね。どっちだと思う? 好きに想像していいわよ?」「贈り……物……? ああー!!!! そうだ、そうでした!!!!
えっと、確かここに……あった!!!! これをどうぞ!!!!
……有り物でごめんなさい。締切が纏まってて完全に忘れてました……
……きっと、喜んでは頂けると思うので。
コーヒー、淹れできますね。あ、紅茶の方が良かったですか?
はい、では5分ほどお時間頂きますね。出来上がるまでその本を読みながらゆっくりしていてください」
『ファーストプロット』
ユリナ・リベルからアッシュールバニパルに贈られたバレンタインの贈り物。
稀代のファンタジー作家、ユリナ・リベルが処女作を作る上で最初に書き記したプロットと設定群が纏められたノート。
初期構成や人物設定、はたまた本編では語られなかった番外編のあらすじや裏設定まで書き連ねてあるファン垂涎の代物。
「ええ!? これはこれで悪くないから、これを改めて文章化しろ!?
……わかりました。では、来年のバレンタインまでには、必ず!」終わりです。拝さんはまた後日
>>494
じゃあ③で…(隠されてると気になるマン)>>494
②絆5、本命チョコ!>>494
2でお願いしますカルデア廊下にて
ロドモン
「ウィーッス、ハッピーバレンタイーン!一年の頭ってあんま良い日ねえけどバレンタインは幸せになれるよなぁ!男のモテ指数?っつーの測れちまうんだぜマスター。もう朝からチョコ貰いっぱなしでオレってやっぱりモテモテなんだなって再確認したわ。やー!後で道ちゃんに自慢すっかな!」
じゃあこのチョコいらないよね←
モテてるなら私のチョコいらないよね?
ロドモン
「………………………………う、嘘です。実は誰にもチョコもらってません、義理チョコさえもらってません。マリー・アントワネットにももらってません。誰一人!チョコを!もらえてません!おねげえですだマスター、チョコを!そのチョコを!俺にぐだじゃいぃぃぃ!」
素直でよろしい←
朝はダメだよ
ロドモン
「あったけえ、あったけえよ。これが人からもらうチョコなのか……くそう泣けてきやがった。マスターありがとよ、本当にありがとよ!ちくしょう泣けてきやがる、こんなに惨めなのはしんで初めてだ」
普段から見栄張り過ぎでは?←
そこまで泣かなくても良いんじゃないの
ロドモン
「馬鹿。俺はな、いつだってチョーシこいてるロドモン様なんだよ。オレが萎びてたらガクッとなるだろ?どんだけ惨めな時でもニッコリ笑顔でいるのがオレのポリシーなんだよ。今回は……キツかったけどな。何より、マジで、本当に、チョコありがとうな。待ってな、今お返し持ってくる!」
ロドモン
「よっしゃあ!遂にこいつを渡しに来る時が来たぜ。マスターちゃん、こいつは今流行りのナウでヤングな若人向けアイテムだ。キャスターのレディ達にナンバがてら作り方頼んでなんとか完成させた、超お肌に良いアイテムな訳だ!受け取ってくれ!」>>498
「つるつるクリーム」
こいつを顔に塗ればお肌ツヤツヤ、変なもんからマスターの顔を守ってくれる事は間違いないと思うぜマジ。あと砂嵐の時とかに塗ればざらざらも防げちまう。……ちなみに、首に塗っても剣を弾くとかねぇからな?>>493
ぉお……ありがたやありがたや……嬉しいですありがとうございます!
これはお返し文、考えなければいけませんね……>>494
締め切りが来たので②の本命チョコでいきますね。他の二つはまた機会があればあ、今から書くので今日中にはあげられるように頑張ります!
>>467
えぇー…はっきりそう言われると否応が無しに不穏度が増す…気になり度も増す…土日が楽しみです!
菫さぁん…魔術師社会の闇が…魔術師社会闇だらけだったわ考えてみれば…
だとしても、菫さんのような人を産んでしまうのはやはり魔術師社会というものの暗晦があってこそなわけで…辛いっすわこれ…
>>473
チョコかき氷は美味しい…それも炬燵でとは、至高レベルの逸品ですね…!
>>482
普段医療一筋みの強いヒュギエイアさんのプレゼントがよもや手作りのチョコだとはこのリハクの目をもってしても(以下略
お父さん意識しちゃうの可愛いですね…
>>500
ロドモンさん…哀れ…まさかマリー王妃にも貰えないとは…
しかしお返しは素直に女性受けのするものですね。ロドモンさん、若干残念というか、オチの気がありますがこういうところポイント高いですよね。こう、親しくなれば味が出てくる、みたいな「ふふ、似合うだろう?まぁ君が選んでくれたものなのだから、当然なのだが。」
首元の鈍い輝きを彼女に見せつけながら、悪魔は愉快そうに微笑む。
「そしてこれはそのお返しだとも。受け取ってくれるかな?」
『フラワー・リップバーム』
バフォメット/ジャック・ド・モレーから壬生竜胆に対するバレンタインのお返し。
SNS上で話題になった、本物のドライフラワーと純度の高い金箔が中に閉じ込められた透明なリップスティックを参考に作った一品。
あちらは水分や体温に合わせて色が染まり変わるというティントタイプだが、竜胆に贈ったこちらは普段使いのことを考えて、無着色のリップバームにしたとのこと。
無論、中に閉じ込めたものは彼女に合わせ、鮮やかな色をしたリンドウの花である。
「ん?『鍵を贈った理由は己(オレ)の好きに想像していいと言っていたが、結局どう答えを出したか』って?
それはまだ、答えを出さないつもりでいようと思ってね。当分の間の楽しみというものさ。
……あぁ、それとも。
今晩、君とじっくり戯れながら考えるのも良いと思うが、──────さて、どうしようか?」『シックなブランケット』
アッシュールバニパルからユリナ・リベルに贈られたバレンタインのお返し。
ひざ掛けに丁度良いミニサイズと全身を包めるビッグサイズの二種類がセットになった、高級そうなブランケット。
肌触りは元より保温・保湿性に優れている上に、気温に合わせ通気性も自ら調節してくれるので夏場でも気軽に使えて、
また、多少の物理攻撃や悪意ある魔術を跳ね除けてくれるという万能さが売り。
「……フン、何だ。執筆を急かすようなものを贈られる、とでも思ったのか?
王(オレ)がただ、貴様の生み出す作品(けっか)だけを求めているような、愚かな男だとでも?
道具の扱いだけではない。自らの体調や休息具合も省みないようでは、一流の人間とは呼べん。
……王のこの言葉、努々忘れるな。」そういえば、自分もとあるサーヴァントのバレンタインSSが出来たのですが、ある一つの選択によって分岐する系なので折角ですし皆さんに選んでいただきたいなと思っておりまして…
よろしいでしょうか…?>>512
無視して状況悪化してもアレだし、確認の為にも振りむいちゃいそう。>>513
ふむふむ…ネコ、ネコねぇ…
あ、三人くらいご意見が来たら分岐ルート投下しようかな、なんて(現金)それでは、さくっと「振り返る」ルートの投下をさせていただきますー
《振り返る選択》
???「────ほほう、なるほどな」
〉その声は…! / 〉……?
???「そう訝るな。私だよ。ホレス・ウォルポールだ。」
ホレス「まったく、よもや、この私のことを“憶えていなかった”わけでもあるまいに…」
〉ホレス! / 〉一体どうなっているの?
ホレス「どうもこうも。今日はバレンタインデー、なる日であろう?
持つべき者から持たざる者へ。富む者から貧する者へ。一時程度のものではあれど、幸福を、或いは、嗜好や安楽を与えるには似合いの日だという。」
私とて貴族、延いては英国紳士の一人。日頃滑稽にも懸命に人理とやらのために汗水たらして働くマスターを労わろうという悠揚たる心意気があるのだ」
〉は、はぁ… / 〉ありがとうございます…?
ホレス「と、いうことで。」
ネコ?「にゃあ」>>517
ホレス「名はセリマ。私が有する“使い魔”のうちでも特別に愛され愛すべき愛しき者だ。
ほうら。この毛並み、双眸、色艶!これに勝れる者などこの世にあると思えるか?いいや、まさか!黄金を好かぬ女がいないように、セリマを愛せぬ者など現世にはあらじ!
そんな貴き存在であるセリマを、今日は、今日だけは!特別に!マスター、君に触れさせてあげよう!
これ以上の幸福、世に二つとないぞ!さぁ、思う存分、撫でて甘やかし愛し溺れるがいい!」
〉どうも…? / 〉えっと…セリマ、ちゃん?
セリマ「にゃあ」
〉撫でる / 〉もふもふもふ…
セリマ「にゃあ」
〉……気持ちいい… / 〉もふもふもふもふ…
セリマ「にゃあ」>>523
『15:25 PM』
それは真実なのか虚偽なのか。現実なのか幻想なのか。未だにそれは判然としない。
ただ、あの時確かにあった薄気味悪さが、嘔き気にも似た感覚が、錆のようにべったりと心中の底にへばりついて今でも消えずにいる。
医務室に行った。医療系のサーヴァントたちは、皆首を傾げて、眉を顰めた。
知恵者に問うた。彼らは一様に俯き、口から確たる解を零すことはなかった。
他にも、様々なサーヴァントやスタッフに訊ねて廻った。誰も彼もが、それを魔術的にしろ科学的にしろ解かんとし、それに顔をしかめ、眉根を寄せ、閉口した。
話とは人伝いに広まっていくもので、人とは話を会話によって広めていくものだ。
マスターが経験した、その奇怪なる事象もまた然りで、それはカルデア中を当人たちの意識するよりもずっと速く駆け巡り、人々の記憶に一つの怪談として刻まれた。子供の姿形を持ったサーヴァントたちは、それに独自のアレンジを加えて新たな物語にまで昇華せしめた。いずれ、人々は、その怪奇をそうやって綺麗に消化していくことだろう。バレンタインらしい?ほろにがほらーがすてきです
たしかにねこをみました
ねこです
ねこはいました
ねこですよろしくおねがいしますふーむ、では自分のところからは
『ミロク・D・カルヴァリオ』
大いなる使命感系悪役。悲惨な過去から使命を見出し動いている。
『バフォメット/ジャック・ド・モレー』
欲に忠実系悪役。ただし自らを縛る美学やルールがあり、そこは一線を引いている。
こんなもんですかね?風呂上がってきた。
なんで10:15に投下するよー。バレンタインSS投下の流れが来てるみたいですし、私も投げますねー
去年はいなかったキャラによるSSです・IF千早の場合:
――カタン、と。部屋の外から、何か物音のようなものが聴こえた。
ドアを開け周囲を見回す。人影らしい人影、なし。サーヴァントの気配、感じられず。不審物――は、あった。
……厳密に言えば、これを不審物と呼んでいいものだろうか。
そこにあったのは、簡素ながらもラッピングが施された小箱。リボンの間にはメッセージカードが挟まっており、そこにはこれまた素っ気ない筆跡でこう書かれていた。
「Valentine, for you(貴方への贈り物です)」と。
それからしばらく後、カルデア食堂にて。
「……」
――そろそろだろう、と。私は首を動かさず、視線だけを入口に向ける。
粗品を置いてきてからおよそ十数分。余程の事でもない限り、彼/彼女が気づき、行動に移ってもおかしくない頃合い。
念を入れ、わざわざ部屋の前で音を立てたのは余計だったかと思いもしたが、気付かず受け取りが遅れる事に比べればマシだろうと即座に否定する。
……全く面倒臭い。どうして、どうして今更こんな事に心動かさなければならないのか。>>543
『彼女』への復讐を誓ったあの日から、人並みの付き合いとは縁を切ると決心した筈なのに。こんな日など、どうでもいいと一蹴すればよかった筈なのに。
知らぬ間に堕落し始めているのだろうか。そんな思考の堂々巡りに陥りかけた時――当の本人が現れた事に気が付いた。
私が座っている席に近づき、彼/彼女は律義に問いかけてくる。『座っていい?』と。
それに私は首肯だけで応え、彼/彼女が席に着く様を無感動に見届ける。
「……」
「……」
そのまま、益体もない沈黙が二人の間を占め――『いつものように』根負けした私から声をかけた。
「……何か用?」
私の言葉を待っていたかのように、彼/彼女が返答する。内容は概ね想像通り、『チョコレート、ありがとう』だった。
一方、私の心は変わらない。ただ淡々と一言、「そう。どういたしまして」とだけ返して終わり。
――それだけ。そう、それだけだ。
こんなものはあくまで社交辞令。それ以上も、それ以下もない。彼/彼女の喜びも感謝も、私にとっては要らぬ荷物。むしろ切っ先を鈍らせる邪魔でしかない。
「……味、どうだった?」
……だというのに。私は、要らぬ筈の問いを重ねていた。
自分でも味見はした、何ならサーヴァントにも頼んでいくつかかき集めた。それらの答えも平均的な美味しさだったと出てたし、現状相手の顔に特段の不満や文句が見え隠れしていない事からも問題なかった事は明らかだ。
だのに、何故。何故、どうして――私は、こんな余分(コト)を尋ねてしまったのか。
彼/彼女の顔もまた、驚きに満ち溢れていた。その様子からも、まさか私から話を振ってくるなど予想だにしていなかったのだろう。
だが――これまた律義な事に、彼/彼女は感想を返してきた。私から振ったのだから当然だけど、同時に『答えなくてもよかったのに』と若干逆恨みの感情が湧きそうになってしまう。
だって。答えなければ、答えてさえくれなければ。即座に話を打ち切る事もできたのに。>>544
「――ッ」
負の感情を、無理やりに嚙み殺.す。自分で蒔いた種でありながら、相手の厚意を無下に扱う愚行。自分が何をやっているのか、何をしたいのかさえ分からなくなってくる。
彼/彼女も私の態度に気づいたのだろう。『どうしたのか?』と心配そうにのぞき込んでくる。
――やめろ。ヤメロ。お願い、やめて。
――そんな感情(かお)で、志村千早(わたし)を見ないで。
耐えられなくなり、逃げ出そうと立ち上がった瞬間、私の手が掴まれた。
誰に? 考えるまでもない、目の前の彼/彼女にだ。
彼/彼女はじっと私の事を見つめ、両手で私の手を抑えつけている。絶対に逃がさない、という意思表示なのか。見捨ててはおけない、という善意なのか。どちらにせよ、その優しさがどうしようもなく私を蝕む。
容易く振り解ける筈の手。なのに、まるで鉄枷をはめられてるかのようにびくともしない。いや違う。『解けない』のではなく、『解こうとしていない』のか。
(……嗚呼。なんて、真っ直ぐな目をしているんだろう)
その目つきに、懐かしいような、あるいは狂おしいような感情が湧き上がる。昔、こんな目をしていた誰かを知っていた。
毎日のように見慣れていた筈なのに、今ではもうどんな顔だったのかさえ思い出せない。
そう、確か、この、目は――
「……手、放して」
かすれる程に細い声で、私は彼/彼女に懇願する。
その懇願に、彼/彼女は悲しそうな顔でそっと手を放し――私は、それを最後まで見届ける事なく食堂から走り去った。>>545
「振られちゃったわね、〇〇?」
志村千早が立ち去ったのと入れ違いに、少女が一人現れる。腰まで伸ばしたストレートの黒髪と、とある地方高の学生服。
どこにでもいそうな女子高生然とした姿ながら、底知れない気配を纏う少女は、蠱惑的に打ちひしがれる彼/彼女に告げる。
「この『黒江凪咲(わたし)』は、変わり果てた彼女と、そうなるまでに至った経緯を知らない。少なくとも私がいた学校では彼女と思しき子は見た事なかったし、会った事もない。……まあ、ひょっとしたら私が知らなかっただけで実はいたのかもしれないのだけど」
でも、と。黒江凪咲を名乗る魔女(げんきょう)は愉しげに笑う。
「彼女がどうしてああなったのか、そして今苦しんでいる理由は分かる。単純な話よ、彼女は『善良なままに復讐者へと成り果てた』。ただそれだけ」
善良なままに? と。彼/彼女からの問いに、魔女はあくまでも他人事のように解説する。
「ええそう。だってあれが本物の剣鬼なら、それこそ周囲への被害なんて知った事じゃない勢いで私を追い詰めにかかるでしょう? 魔術師限定の殺し屋、なんて七面倒臭い縛りなんて課さず、ただひたすらに追いかけて来ればいい。それが鬼と呼ばれる者の在り方」
「でも、彼女は違う。あそこまで怒り狂ってても、あんなにボロボロに成り果てても、まだ情を捨てきれていない。顧みる事をしないのも、そうするだけの余裕がないだけ。とっくの昔に壊れてるのに、エンジンとタイヤだけがかろうじて回転し続けてる車みたいなものよ」
「だから、貴方/貴女からの厚意に耐えられない。それは彼女がかつて捨てたものであり、同時に彼女を人間としてかろうじて繋ぎとめている命綱だから。いえ、綱なんて丈夫なものじゃないわね。むしろ紙の紐だわ、血と涙で濡れて今にも千切れそうな細い紐」
「今日のそれも、彼女が抱える二律背反そのもの。他人からの情に耐えられないくらい満身創痍なのに、かつてあった習性が忘れる事を許さない。……ひょっとすると、彼女が知る『黒江凪咲(わたし)』がそうさせたのかもしれないわね」すいません色々感想とか書きたいのは山々なんですけどちょっと片付けてこなきゃいけないことがあるので一旦SSだけ投げます!!!!
>>551
《SCENE:カルデア・食堂》
ヘルマプロディートス
「お前か。今日もバタバタと慌ただしいな。
……聞けば、今日は世界的に愛を語る祭典だとか。トップ自ら率先して愛を広めんとするその意気やよし。その姿には母上もきっとお喜びになる事だろう」
〉ありがとう / 〉褒められなくてもやるけどね
「……う、うん?まぁ、がんばれよ。じゃ」
〉待って待って / 〉はい、受け取って
「…………え…………
…………………。え、えっと、一応は愛の神の息子である俺様に貢物を捧げようとは見上げた根性だが……悪いが加護とかそういうのは全然だし……その手間でお守りの一つでも買ったほうがいいんじゃ……
………ええい、なんでこういう時に限ってうるさい奴が出てこないんだ腹立つなアイツ!」
〉こういうのは利益じゃないよ
「ゆう……じょう……?……そう言われても……何も、返せるものなんて……」
〉お返しは強制じゃないし / 〉こういうのは気持ちだから
「え?受け取るまで帰らない?それは……困るな……
……そうか。お前も帰れなくて困るか!そうか!……じゃ、じゃあ、仕方がないから受け取ってやる。
そ、それでは……俺様も暇ではないから、さらばだ!」>>552
《走り去る音》
「……つ、つい逃げてしまった……なんだよさらばだって……俺そんなキャラじゃないだろ……
こんな時に限って上手く茶化してくれそうなうざいのも出てこないし……
……………。………………気持ち、かぁ……」
《SCENE:カルデア・自室》
「……おい。いるか」
〉いますよー / 〉どうしたの?
「む……。
……例えば、だな。仮にこの身が真なる美神であったのなら………微笑みの一つ、声の一言そのものが至上の下賜品となるはずで……
他者からものを受け取ったとしても、『ありがとう』と一度微笑みさえすれば満足してもらえるはずで………」
〉うんうん、それで?
「………でも、そんな仮定の話をしても何の意味もなくて……この身は不完全で、全然足りなくて……
……………それで、色々考えたんだが……なんというか、普通のことしか思いつかなかった」
〉これは…… / 〉カシ=オリ……!
「……いらなかったら、捨ててもいいからな」
〉こういうのは気持ちだから / 〉ありがとう
「………ふふ」《SCENE:カルデア・廊下》
?????
「あ、マスターちゃんいたいた。やっはろー☆」
〉ヘルマ(以下略)君、雰囲気変わった? / 〉サルマキス?
サルマキス
「もちのろん!読もうと思えば空気も読める、スーパー優良彼女ののサルマキスちゃん♡
真名はどうあれ、この体の半分はウチのなんだもん。普段はダーリンの自主性を重んじて三歩下がってる系女子だけど、たまには表に出てくる的な?イケてる女子は休みも重んじるのよね!」
〉ハイカラですね / 〉楽しそうだね
「明るくいるのは得意だもの。悲惨なこととか面倒なことは忘れてただただ可愛くて愚かで支配者(オトコ)に都合のいい存在であるってのも、河精(ナーイアス)界では必須スキルだし!
………あ、そういえば!いけないいけない、ウチがわざわざ出てきた理由、すっかり忘れる所だった!
はい、ハッピーバレンタイーン☆」
〉チョコだ!
「もちろんウチは幸せいっぱい彼ピ持ちだから、友チョコってやつね!
うーん我ながら自分の家庭スキルにびっくりみたいな?秘めた才能芽生えちゃった?」
〉よかったね / 〉器用だね
「おいおーい、褒めても何も出ないゾー?
ウチを褒めている暇があるのなら、とにかくダーリンを重用するのだ!そう、どっかの傲慢だったりひねくれてたり高飛車だったり我儘だったりするような愛神美神とは違う、真に心が美しい神を!誰よりも超・愛しなさい!……あ、もちろんそういう意味でライバルになるなら容赦はしないけど!ふーはーはー!」
〉宗教勧誘はお断りしております
「ちぇー。賄賂作戦は失敗か……
まあまあとにかく、まずは一ついってみ?」>>555
〉では、お言葉に甘えて……
《咀嚼音》
〉………水!?
「あー、残念。それハズレね。中身は単なる超澄んだ泉の一番きれいな部分から掬ってきた天然水。ちょっとだけ健康になった気分が味わえるよ」
〉涙が止まらなくなったりは / 〉目の疲れが取れたりは
「えー何それ。マンガの話かなんか?今度読ましてねー。
……え?ハズレが水なら、当たりは何なのかって?んーとねー、とりあえず河精ネットワーク使って集めたいろんな所のものだからあんましその辺考えてないんだけどー。
まず、食べたら同性が好きになるやつでしょ?それと性別が変わっちゃうやつにー、動物の言葉がわかるやつにー、動物になっちゃうやつにー、なんかすけべな気分になるやつでしょ?あとは、えっと……」
〉ハズレでよかった!ハズレでよかった!
「えー!?なんでー!?」>>550
ふむ、可愛さ余って憎さ100倍、かな?
おー、そういうバレンタインも、いいよね。ちゃんと貰えるだけでも十分よ。
ウチのキャラだと特徴的なお返しもプレゼントも思い浮かばないかった。。。
クッチーは義理チョコ渡したらキレそうだし、ポルカさんや迅龍くんは気にしてなさそう。鳳蝶さんは割と一括プレゼントなイメージで、刹那は手作りしそうだけど。家事終わったら遡ります!!!!それでは!!!
バレンタイン・ワイナミョイネンの場合
肚の中、というものは当然ながら四季はない。
星を見ることもできなければ、時間という概念さえも曖昧で。
必然、曜日感覚だの記念日だのそういった時間に関するイベントには極端に疎くなってしまいがちだ。
だからだろうか。唐突に君からチョコレートを貰った時酷く驚いたものだった。
何事かという疑問が浮かんで数秒。
「あぁ、今日はバレンタインなのか」と答えが遅れてやってくる。
母体越しに眺めるチョコレートは綺麗な包装に包まれていて食べるのも勿体ないくらいに輝かしくみえる。
もっとも。
今の自分に口に相当する器官は発達してない以上、折角頂いた贈り物の味を知る術を、今の自分は持ち合わせないのだが。>>560
ああなんと口惜しいことか。
幼すぎる自分の体躯をこれ程恨めしく思ったことはない。
ただの一口、君から賜った誠意を口にして、その感想を歌に奏でることさえ難しいとは。
なんとままならない。
いつの世でも私は色恋沙汰に於いて兎角間が悪い星の巡りにあるらしい。
しかしだからといって貰いっぱなしというのは愚の骨頂。
如何なイベントであろうと誠意を受け取ったからには誠意で返すのが人情というものであり、人の良心。
たとえそれが味わうことの出来ないガラスケースの向こう側のトランペットの様な贈り物だろうと賜った事実は事実。
此方もそれ相応の返礼をせねばなるまい。
母なる肚の中を遊泳しつつ思考を回らし、考える。
はてさて誠意のある返礼とはどのようなものかと。
それもただ誠意だけのモノではない。
今はこんななりだが、曲がりなりにも私は大英雄にして大賢者。返す品にもそれ相応の気品が求められるだろう。>>561
「そうして考えあぐねた結果思い至った返礼品がコレじゃ。
ハンコはもう押してあるから後はマスターが記名して役所に提出するだけじゃから、ね?」
ワイナミョイネンのバレンタイン礼装
『書きかけの婚姻届』
キャスター・ワイナミョイネンからのバレンタインのお返しの品。
・それ相応の誠意を持ちながら、
・気品があって、
・かつ相手が泣いて喜ぶ。
そんなお返しを彼なりに考えた結果導き出された迷☆解答(ベスト・アンサー)。
「いつ提出してもいいから」と半ば無理矢理渡された婚約届はほうっておくと自動で役所に飛んでいってしまうワイナミョイネン謹製の魔術が込められている。
送られた相手は感涙必至だが、その涙の理由は怒りの涙的なアレだろうことは間違いない。ふと思いついたサーヴァントネタをぽいぽい
『バーサーカー・巴御前(龍)』
公式の鬼種の混血では無く、龍神の逸話を採用した方の別世界の巴御前。
普段は理性を保っているが、感情が高ぶった時、自身の悔恨───「誰か」を護れなかったという慟哭に囚われて荒れ狂ってしまう。
信頼するマスターさえも、その「誰か」にしか見えなくなり、そのように振る舞い接してしまう。>>568
不用意に義理チョコ渡して勘違いさせる女子サイドにも問題があると思うの。
免疫のない老人にチョコは刺激が強すぎるんじゃあ…なっがーいくそss出来たんですけど貼っても良いですか
>>572
というわけでまさかまさかの貰えないルート。どころかホレスすら出ないルート。ネコ?とも戯れられないし、事実上バッドエンド…かも、知れませんね(もっと悪くなるとは言わない)>>574
挟んじゃって申し訳ない!
ならば行くぞ!その昔イカロスは蝋の翼で太陽に近付き、そして墜落したと言う。
届かないものに手を伸ばしたがるのが人間の性だとかそんな話を以前聞いたが、それは俺とて例外ではない。むしろこの俺、ヒッポメネスが良い例だと自負できる。
自慢ではないが俺の師はケイローンである。アキレウスやらヘラクレスやらそりゃもう大英雄を育てたギリシャが誇る偉人なわけである彼の元で俺は英雄がなんたるかをそれなりに学んだ。
『貴方は秀でたものがない、と言っていましたが私はそうは思いません。ヒッポメネス、貴方は諦めが悪い。自分に出来うる全てを目的の為に打ち込める、それは大切な事ですよ』
というのはケイローン談。こう言われても正直なところ俺は実感なんて湧かない。
俺に怪力はない。特別な加護もなければ、智略に秀でているわけでもない。ただおしゃべりな捻くれ者だ。そんな俺に、きっと師匠は愛想を尽かしていたに違いない。
燻りながらもそれなりに生きていた時、狩人アタランテが己の伴侶たる男を求めているという知らせが舞い込んできた。
アタランテといえばカリュドーンの猪を狩る際に誰よりも早く矢を放ったという女傑だ。俺は思わずどんなものなのかと彼女を尋ねてみる事にした。もしかしたら、自分を選んでくれるかもしれない。そんな淡い希望を抱いていた俺は現地で愕然とした。
今でも忘れられない。数多の屍が転がる中心でアタランテは涼しい顔でいた。哀れにも彼女を娶ろうとした男達は殺されてしまったのである。
アタランテの夫になる為にはギリシャでも健脚として知られる彼女に競争で勝たねばならなかった。これがどれだけの無理難題か、現代で言えばスーパーカーvs.人間と言うべきか。さらにひどい事に負ければ死あるのみと来た。
それでも、多くの男が我こそはと挑んでいった。この時アタランテの元に集ったのは五十人は越えようかという勇猛な男達であったが、あっという間にその半分が俺の目の前で首を跳ね飛ばされてしまった。
俺は焦った。アタランテに勝てるわけがない、それどころか他の男達にだって負けてしまう。そんな俺に何が出来ようか。
逃げたかった。俺には無理だったな!と即座に背を向けてしまいたかった。だと言うのに、俺の目はアタランテに釘付けでいた。
美しかった。他の何者も彼女の美しさには敵わないに違いない。それほどまでに狩人アタランテは、俺にとっての女神と言えた。>>576
勝ちたいと、生まれて初めて強く願った。アタランテを自分のものにしたい。彼女を我が妻に迎えたい。
信じられないほどに頭が回転した。どうやって彼女よりも早く走れるのかと深く考えて、考えて、そして一つの結論にオレは至る。
もう詳しく説明しなくてもいいだろ?すっ飛ばすが、つまるところリンゴだよ。
アフロディーテに祈りを捧げ、オレは三つのリンゴを受け取って勝負に挑んだ。幸いな事に妨害行為は無しだなんてルールは設けられていなかったから、オレはアタランテが優勢になろうかと言うタイミングでリンゴを落とす事で彼女の気を逸らし、見事ゴール出来た。忘れられないのはオレがゴールしたと知った時のアタランテの顔だ。
後から彼女が望んで結婚しようとしたのではなく、むしろ結婚を避ける為に誰にも負けない徒競走を婚姻の条件にしたのだと知った時、オレは本当に自分を呪いたくなったよ。
アタランテは愕然としていた。負けてしまっただけでなく、卑劣な策を使って勝った男の妻になると言う屈辱に打ち震えていた。
今も、焼きついて離れないんだ。お前の姿が。
どうしてオレはあの日考えなかったんだろう。あんな方法で結ばれても、そこに愛なんて無いのに。オレが、オレ自身の恋を否定する事になるのに。
>>577
「なぁアタランテ。お前は……やっぱり俺が憎いんだよな」
彼方より駆けてくる彼女に向かって呼びかける。何度も投擲を試みたが射る事に関して打ち勝とうなどとはオレは考えていない。投げても投げても撃ち落とされるのだ、どうしろと言うのか。
真っ黒な衣に身を包んだアタランテを呆、と見つめる。その顔に浮かぶ憤怒の色と来たら俺は心臓と胃を同時に鷲掴みにされた様だ。
特異点に召喚されてから肌が焼ける感覚に襲われていると思えば、案の定お前はオレの前に現れた。獣みたいに狂った姿で、見えるもの全てを壊さんとする勢いで。
誰にそうされたのかは知らない。けれど、お前がそうなってしまった原因にはオレも関わっているのだろう。オレがあんな卑怯な真似をしなければお前は好きでもない男に抱かれる事はなかったし、好きでも無い男の馬鹿なやらかしのせいでライオンに変えられる事はなかった。
「……つまるところ、こいつは天罰って奴なんだろうなきっと。お前はオレが憎くて、だから……」
アタランテが体当たりを仕掛けてくる。あっさりと組み伏され、オレの体はみるみるうちにアフロディーテの呪いによってライオンへと変化していく。それがなんだ、もうオレは覚悟を決めたんだ。
「ころしてくれ、アタランテ。オレを……ころせ」
殺されたとしても、サーヴァントはただ座に戻るだけ。そんな事は分かっているが、それでもオレは足掻くつもりなど沸かなかった。>>578
牙が光る。獣の様なそれならば、容易くオレの体をバラバラにしてくれる事だろう。
が、いつまで経ってもアタランテは噛み付いてくる素振りを見せない。ライオンに変身していくオレを見下ろすばかりだ。
「アタランテ……?」
「ぬおおおおおおおおおお!何してんスかぁ!そこの馬鹿ライオン!」
大地に激震が走る。見れば、草原をこの世ならざる馬が引く戦車こちら目掛けて疾走している。それに跨っているのは、一応仲間と言える少女の姿だった。
馬がアタランテの脇腹に頭突きを喰らわし吹き飛ばす。呆然とするオレに少女、イオラオスは手を差し伸べた。
「何してるんスかマジで。抵抗もしないで」
「……お前、何しにきた」
「仲間が死にかけているんで助けに来たんスけど?というか聞いてはいたけど本当にライオンになるんスね!どんな感じするんスか?」
オレの視線は吹き飛ばされたアタランテに釘付けだった。直撃の瞬間に飛びのいていた為か、彼女は飛び上がって腹這いの姿勢を取ると唸り声を上げて睨みつけてくる。
「やばい起きた!」
えーい!とイオラオスは背負っていた弓でアタランテ目掛けて何本か矢を放ったが、全て叩き落とされる。舌打ちと共にイオラオスはオレを引っ張り上げ戦車へ叩き込むと馬を走らせた。
あっという間にアタランテとの距離が広がっていく。体がヒトへ戻っていくのを感じながら、オレはイオラオスを睨みつける。
「なんで助けた。なんで」
「んー、そりゃ簡単っスよ。自殺されちゃ困ると言うか、そんな事許すわけないだろと言うか」
何も言い返せなかった。イオラオスの言葉は何も間違っていないし、実際のところオレの行動は自殺という他にない。>>579
「オレのせいだ。オレのせいで、あいつはああなったんだ。オレは、あいつに殺されなくちゃならないんだ」
「えー?そうなんスかー?アタランテさんはお前が憎くて食ってやりたいくらいだー!とか言ったんスか?」
「いや……」
「じゃあ聞けば良いじゃないスか。ちょうど耳寄りな情報があってアタランテさんが着ているあの真っ黒いの、引き剥がせるみたいっスよ。なーんかウダウダ言っている暇があったらちゃんと話しましょうよ」
振り返るとこちらを追いかけてくるアタランテの姿が見える。何故、さっき彼女はオレを殺さなかったのだろう。ただ見下ろすだけで、牙も爪も、振るわなかったのだろう。
……オレを、憎んでいない?
虫がよすぎる考えだ。一人の女の人生を台無しにしておいて、よくもそう考えられる。
と、アタランテが突然躓き地面を転がった。そのまま立ち上がるかと思えば様子がおかしいか、フラフラとおぼつかない。
苦しんでいる。狂い死のうとしている。誰か知らないがとんでもなく悪い奴のせいで。
「なあイオラオス」
「ウッス」
「オレはくそ野郎だ。好きになった女を自分のモノにする為にズルをして挙句に破滅したくそ馬鹿野郎だ」
「ウッス」
「そんなオレにも……まだチャンスはあると思うか?あいつに償えるチャンスが」
「口にする必要があるんスか。ケイローンに師事したなら……こんな問答必要ないっスよ」
「ああ……そうだな、うん。そうだった」>>580
諦めが悪い、という言葉が今のシチュエーションに相応しいかどうかは分からない。が、それでもやれるだけの事はやってみるとしよう。戦車から飛び降り、剣を引き抜く。立ち直ったアタランテが駆けてくるのを見据えながらしっかりと腰を据えて待ち構える。
ガチリ、と体の何処かで枷が外れる音がした。
『精々頑張りなさい』
「……感謝します、アフロディーテ様」
大地を踏み締め駆け出す。あの時と同じ様に、懐にリンゴを隠して。
ずっと謝りたかった。もう取り返しのつかない事と分かっていても、面と向かって。
お前と、自分の罪と向き合わないと。(『私はss書きながら寝落ちしていたアホです』と書かれた粘土板を持っている)
>>586
うちで悪役出来そうなキャラだと
職務に忠実な玉兎、田中新兵衛、蘭猫、王宇轩タイプ
本能に忠実なバルバロッサ、アバドン、ミソラ・オオガミ、ネムレス・ウォーフリークタイプ
復讐に狂った土蜘蛛、人魚姫(姉)、エドワード・ラック、方喰菫タイプ
あとは体質上人間と仲良く出来ないから人間の敵として関係を築く酒呑童子とビースト候補のツクヨミとかかな。クッチーについては劇中での見せ方で大きく印象が変わると思うのですがこれが漫画とかの登場人物だとすると
・お、こいつ狂人系のキャラか。ナチュラルサイコなのか悲しい過去があるのか────
↓
・やっぱりそういう過去があって狂ったのか。あれ?家族残ってるの?え?妹に対してはいいお兄ちゃんなの?
↓
・こいつあれだ、狂人ロールして正気を保とうとしてる感じのやつd…
↓
・と思ったらこいつ!こいっっっつ!!おまっ、そういうとこやぞ朽崎遥!!
みたいな流れで読者の印象が推移する感じのイメージ>>532
んー、個人的には「こいつは悪役キャラだ」って決めてかかって設定作るとなんとなく「薄い」気がするのであんまし回答したくはないんですけど何回も聞いて回っているようなので意見の一つとして述べればうちには「そういう性質に生まれついてる」か「辛い過去があるのはわかったけどその理論展開はおかしい」が多いと思いますね
でも私は悪役のやった行動が回り回って善になるのもいいし、いつ騙そうかと舌舐めずりしてたらいつの間にか裏切る機会失って普通にいい人として終わっちゃうのもいいし、そんな行動でなんとなく救われた人が「悪を倒すぞ」とか「敵を倒すためなら何してもいいぞ」って意気込んでやってきた正義のヒーロー大先生様に「よくも恩人を殺したなこの大悪党め」って恨みをぶつけるようになるようなルートもアリだと思うんで誰を悪役だと思ってるとかははっきり言わない>>589
分かる、めっちゃ分かる。特に後半。もっと言えば正義のヒーロー大先生様の辺りとか私もやってみたいくらい好きな展開。5r5ri tyc4bueki bzaif ^yd@t@h.
2hx@zul
>>592
うーん、私物語上に配置する上で「悪」にはあんまりどうしようもなく哀れな存在としての属性ってあって欲しくないんですよね。
「正義の逆はまた別の正義なのだ」とかそういう思想を描くことを目的とした作品でもない限り、そのキャラクターの設定を知っている読者にはそいつが倒れた時罪悪感より爽快感とか開放感を感じて欲しいというか。
「そんなこと言ったってじゃあ悲しき悪役はかわいそうなもんだろ」って意見もあると思うんですけど、私悲しき悪役には「ヒーローである主人公には救うことができなかったタイプの(主にその世界の根幹たる設定の)被害者」とか「主人公も一歩間違えればあの立場にいたかもしれない」みたいな要素をきっちり守った上で「でも、他にやりようもあっただろ!」「それはそれとしてお前の行為はダメだろ!」って人であってほしいんですよ。そういうの抜きで悪役の悲しさ強調しちゃったらまるで主人公がかわいそうな人をいたぶる悪党みたいじゃないですか。
クッチーを例にして考えると、>>534で作者本人が悩んでいる区分から考えていっても悲しい悪役になるにはアンチテーゼ性が足りないし、狂人系にしては友人や妹なんかがまだ生きてるあたり狂気が足りないし、真人系にしては設定から「万人ウケするキャラにしたい」という欲が見える(そういうのって「嫌われてもいいからとことん嫌なやつ書くぞ!」って思った結果とことん嫌う人と「これはこれで面白いやつだぜ!」って人に別れるやつだと思うんよ)。
じゃあなんなのかって考えると、なんというか「起源に振り回されてる人」感がありますね。この場合私からは「敵」であっても「悪」ではないと思います。
肉食動物が肉を食べるのは生態であって、それは「悪い行動」ではなく「人類にとっては邪魔な行動」ですよね。それが悪に見えるのは人類が「大多数の人類に利さない行為は悪だ」っていうルールを勝手に決めているからであって、動物からしたら本能からの行動でしかないわけです。私の区分としてはそれと同じです。悪役かぁ…全員全文書いてると長レス連レスになってしまうのでざっくりあげると
・六蘭耿実:自分の欲に忠実系。承認欲求ではなく完成欲求なので改心も難しい。その上でうまくいけば阿笠博士やレオナルド博士ポジになれる
・スィレン・ヌフクロッシュ:悲しくもなんともないやべー奴。強いて言うなら価値観が違う系。気味悪いし腹立つし誇りを踏み躙られる。ただ、まだワンチャン改心ルートもある
・グランデリニア・グレーヴェンマハ:悲しいほどに価値観が違うか、価値観が違うのが悲しいのかは不明。きちんと認めてあげれば改心可能
・月咋三鳥:本格的に踏み込むと「彼女」が始末しようとしてくる。「彼女」の対処も出来るというなら表向きだけではない信頼関係も築ける…かも
・九重門黎:登録してないけどろくでなし。被害意識が強く、大抵のことを責任転嫁。ただ根は人間なもでぶっ叩けば性根の捩れも治る…かも(二回目)
・ジョン・ウィリアムズ:the悪役。女子供にも容赦はない。マスターの命令一つでどんな人でも社会的、物理的、精神的問わず殺.す。殺人を悪だとは思わない。良いことだとも思わないけど…
・ホレス・ウォルポール:自分の欲に忠実系。恐怖を伝播させることが至上命題。ただ図に乗りやすいので上手く誘導すれば利用も可能。隙は作らぬよう
・リシュリュー:周りは駒。自分もそう。シェイクスピアと似て非なるタイプ。だがフランスは別。フランスの敵は私の敵。フランス脅かすのなら呵責なく潰しに行く
・ドン・ファン:自分の欲に忠実系。セイバーはまだ人道的。これがアサシン、ライダーとなると…いやぁ、想像したくないねぇ
こんな具合。自分の欲に忠実系が多いですね。あとどうしようもない奴。悲しいタイプは少ない寝落ちした上に二度寝して今の今まで眠りこけてました。お詫びにミリアルカのバレンタイン絆1も書きました。お納めください城戸司令
ミリアルカ「あら、ここにいたのね。今日が何の日かご存知かしら?」
>『バレンタインデー!』
ミリアルカ「ええそう。だからはい、どうぞ」
>『(どう見ても手作り!)』
ミリアルカ「嬉しそうな顔。そんなに嬉しいのかしら──うちの料理長が作ったチョコ。
なに?その塔から落ちる時のキングコングみたいな顔。まさか、私がチョコレートを手作りすると思ったのかしら。馬鹿ね、良家のお嬢様が厨房になんて立たせて貰えるはずないじゃない」>>597
『義理チョコ(ビター)』
ミリアルカ・アーデルハイトからのバレンタインチョコ。
しっとりした食感と後を引かないほろ苦さで食べやすいチョコレートムース。可愛らしくも品のある包装に『HappyValentine』と書かれたメッセージカードも添えられている。────だがしかし作ったのは料理長である。
「味も包装も一流よ」とは彼女の言。
好感度が足りなかったようだ、好感度を上げて来年出直そう。ミリアルカ「待たせてごめんなさい。ちょっと手子摺ってしまったわ」
>『大丈夫、待ってる間に楽しみが増えたから』
ミリアルカ「遅刻してきた相手への模範解答ね。その期待に応えられるかしら」
>『ところでフランソワとアイゼンシュタインは?』
ミリアルカ「遅れた理由がそれよ。実は撒いて来ちゃった。ふふ、だって今から渡す物は二人だけの秘密にしたかったんだもの。
はい、どうぞ。ハッピーバレンタイン」
>『料理長のチョコじゃ…ない!』
ミリアルカ「嬉しそうね。…料理なんてした事が無かったから市販のチョコを溶かして固めただけの簡単なものよ。味は料理長の方が上だけど、貴方に渡すチョコは自分で作りたかったから」
>『ありがとう!嬉しいよ!』
ミリアルカ「それじゃあそろそろ戻るわね。早く戻らないと皆に心配かけちゃうから。
お返し、期待してるからね?」>>599
『本命チョコ(スイート)』
ミリアルカ・アーデルハイトからのバレンタインチョコ。
溶かしたチョコを型に流し込んで作った甘めのミルクチョコレート。ラッピングも自分で手掛けたらしくメッセージカードには彼女の筆跡で『HappyValentine』と書かれている。
「従者の目を盗んで料理長を言いくるめて厨房を使わせてもらったのよ?」とは彼女の言。
どう見ても本命チョコです、本当にありがとうございます。バレンタイン関係のSSが多い!あと悪役とは、という話題が多いみたいですね。とりあえず遡って読んでみます。
悪役だとうちで悪役というか悪であると一貫しているのは神野だけで、悪役敵役もできる人が大半です。
>>602
おお2つも書いていただけるとはありがたいことです。本命チョコのときのお転婆な感じがいいですね。ありがとうございました。>>604
これは凄く個人的な意見なのですが…朽崎さんはRequiemさんが思ってらっしゃる以上に知名度も人気もあると思います。少なくとも私は好きです。
その上で、なのですが、自キャラに愛着を覚えるのも、皆に愛されてほしいと思う気持ちも痛いほどにわかりますけど、だからって「皆に好かれるようなキャラにしよう!」って八方美人になるのは少し違うかと…自キャラを愛していて、人々に愛されたいなら、そのキャラ本来の持ち味やテーマ、人物像なんかをそのままにアピールするべきではないか、と。
時と場合によって表現を変化させるのも良いですが、それが過ぎると「多面的過ぎてどう見てほしいのか、見れば良いのかわからない」ってなってしまいます。それが古参の方ならまだしも、新しく入ってきた方はキャラを掴むのに苦心してしまうかと。
まぁ朽崎さんは「破壊」という起源が起源なだけに無差別で無慈悲で在り方が変じやすい、キャラというものまでが壊れやすい、ということの表現にもなっているようで、それはそれでアリかも、とも思いますが管制室にて
フーシェ
「……何か?私が今事務作業中であることはお分かりだと思うのですが」
バレンタインですので←
差し入れです
フーシェ
「ああバレンタインデー。そうでしたね、今日は二月十四日。朝からそこら中に甘い匂いがして、少々キツいです。先程アントワネット王妃にもチョコをいただきましたが……次からは私の分はいらないとお伝えください。あの方と話すのは苦手ですので」
マリーの事嫌いなの?←
フーシェ
「いいえ、嫌いではありません苦手なのです。特に目が。純真なまるでガラス細工の様な瞳に見つめられると……思い出したくない事が湧いて出てくるものでして。
……余計な話をしましたね、ではチョコを受け取っておきましょう」
体には気をつけてくださいね←
少しは休んだ方がいいですよ
フーシェ
「はい、どうもありがとうございます。………………ちょっと、お待ちください。ホワイトデーにお返しを渡すのも面倒ですから、今のうちにこれを渡しておきますよ」
これは……←
ブランケット?
フーシェ
「ええ。貴方もデスクワークをする事はたまにあるでしょうから使ってください。貴方の体は一つだけなのですから、体を冷やさないように」>>613
『暖かそうなブランケット』
フーシェからの贈り物。結構大きめなのでさまざまなシチュエーションで使える。体はいつも暖かくしておこう。
そう、いつだって暖かく。かのナポレオンも寒さには打ち勝てなかったのだ。
貴方は寒さには負けずに戦ってください。誰にも負けずに、突き進むと良いでしょう。三人目フーシェです。
正直まだちゃんと描けていないのでビシッと何か書けるといいなあと思ってます。東鬨の麗奈はキチンと悪役ムーヴ出来てるでしょうか…?
というか悲しい過去のない悪役って果たしてそんな魅力的なのだろうか?
たしかに純粋悪という意味で語るなら悲しい過去とか同情される要素ってのは不純物に過ぎないですけれど、それってヘタをすると人間としての厚みがないキャラになるんですよね。
悪役には悪役然としてほしい気持ちも分かりますが、人間の性格に多面性があるように悪役も良い面悪い面あってこその人間臭さ、現実味、ひいては魅力なんじゃないかな……と私は思いますね。
だから悪役のキャラがいい事する、実はいい奴展開については自分は賛成派です。
ただそれ以前にキャラクターの根本の部分がブレブレだったらお話にならない訳ですが……大体正義の味方が正しさの味方しちゃダメだろ。
主人公は誰かの為のヒーローであって世間一般の良識の代弁者じゃないんだから、最悪悪役が正しい展開でも良いのよ。>>612
手の届く範囲の友達を助けたいとかそういうタイプのちっちゃい善人は好きだけど俺が絶対正義って感じの押し付けがましいタイプはきらい
ヒーロー物ならいっそ振り切って「俺は力が強いから人を助けてちやほやされるんだ」ぐらい開き直ってくれた方が好き
>>617
私はそういう悪役に必要なのって「一本筋」だと思います。
ストーリーに必要だからって理由でとりあえず悪っぽいことやるような悪だったらつまらないですけど、たとえば「自分だけ得したい」とか「他人の苦しむ顔が見たい」っていう一本の太い筋をどの行動を取る上でも遵守してくれたら面白いんじゃないかなって。
逆に言えば、その哲学を守った上でたとえば「自分が得をする為にこいつを助けた方がいいから」って理由で善行をするんであればキャラ設定的にも矛盾しませんし、人間として筋が通ってる感じがしていいんじゃないかと。
悪役に悲しい過去……っていうテンプレ展開が多用されるのって要は「人類を滅亡させよう」とかそういう大それた理由に到るまでの納得感を「俺は悪い奴だからやるんだぜ」って展開よりインスタントに得やすいしなんか「深そう」な空気が出るからだと思うので、そう考えるとそんなんなくてもちゃんとキャラの性格を作れる人なら悲しい過去なんていらないんですね。>>621
(途中でコピペミスってる)
つまり私が何を言いたいかというと、悲しい過去があろうがなかろうがキャラコンセプトがしっかり定まってれば良キャラでイマイチだったり色んなところに手を伸ばしすぎてよくわかんないことになってるようなら危険なんですねぇ悪役に悲しい過去とかあったりするのは、やっぱりキャラシつくるときに経歴や経緯がなかったり、まったく内容が違うとなんでその悪いことをするのかわからないからってのはあると思います。
例えば好きな作品の悪役であるDIOは悲しい過去はあるし、同情される経歴もある。だけど実は悪くなかったとか同情される存在ではなくて、そういう経歴と経緯で生まれた純粋悪だと思います。悲しい過去や同情される経歴が悪役を育てる土壌になるならばあってもいいと思うし、悪意や憎たらしさは薄れないと思います。悪者作っていると悲しい過去入れすぎるとややこしくなるしある程度うるせえ!出来る様な奴もいいなあとなる
悲しい過去戦争やるとなんか拗れるよねあとみんなの兄貴分ポジションの頼れる爽やかナイスガイとか
>>633
演出能力…あー狙ってモテようとするかナチュラルにモテてしまうかでまた変わってきますね
ありがとうございます>>625
それこそ大魔王ケストラーみたいな、『ファンタジーのラスボス』じゃないと難しいかも。>全方面の悪>>582
良いじゃないですか、原作キャラ登場!アツくて!
ギリシャ神話の雰囲気というか、大仰な空気感とその実のヒッポメネスさんの感情との乖離性が印象的で面白いなと思いました。こういう、神話内のヒューマンドラマって疎いのもあって魅力的に感じるんですよね
>>602
ミリアルカお嬢マジお嬢。絆1は配慮のすれ違いが悲しいし、だからこそ本命チョコの尊さが際立つ…お嬢様がバレンタインに初めて手作り。うーん、良い響きだ…
>>615
プロフィールでもマリー王妃は苦手とありましたが、やはりフーシェさんは腹の探り合いに慣れているのもあって純粋な裏表のない好意には耐性が低いようですね。
ブランケット、という素朴な気配を持つプレゼントにほっこりしました
>>616
やっぱりバレンタインでホレスっていえばホラーだよね!みたいな勢いで書きました()悪役悪者云々は作ろうって思って作らず、作りたいネタ(過去、魔術、超能力、性格、展開)を元に欲のままに作って行って「あ、これ悪役できるじゃん」「此奴世間基準だとどう見ても悪者だな」って途中で気づくのが自分なので何も参考にならぬなと。
過去も完全にインスピレーションだし…そんな欲丸出しだからいけないんだなぁ、と自制>>635
あ、あと人間が思いの外浅はかな存在って点には概ね同意です。理屈で動けば誰も間違えないのに感情を動機に動いちゃうから間違える。>>641
こちらこそすみません。
多分私が高望みをしすぎていたんだと思いますし。そもそも妙に期待なんてしてなきゃ心が痛むこともないんですよね。もう気にせず規定の作業だけこなしに戻る事にします。ふと思ったんだが…俺はひょっとして露悪的なものや曇らせが好きなのではなく、それらしか書けないのではないだろうか?なんか良い話を書こうとしてもうまくいかなくて、いわゆる愛や絆が書けないんじゃないか?
泥沼から星へ手を伸ばす様なそれが書けないただの拗らせ野郎なのでは?
こんな話前もして既に解決したんじゃないか?はよう筆走らせようぜ。>>648
まあ、私も純愛とかまっとうな恋愛ものは書ける自信がないです。恋愛ものを書こうとしたら業平と高子のお話になりました。それが順当なのかわからない。悪役としてとか恋愛するしないとかが話題に上がってますがとりあえず動かしてみたらいいんじゃないでしょうか
キャラ同士で会話させて話の流れを作って、間に地の文を挟めばそれがSSって形になると思います
個人的にボケとツッコミをハッキリさせると書きやすいかと思います(まずは島術のお師匠のバレンタインシリーズからですけん)
(最近のこのけんけん言ってますけんの口調が婉曲な催促やと伝わってますんやろうか)
>>472
ふわーーおいしそう!かき氷は久しく食べてないなぁ!チョコミルクの氷で作ったらそら甘くておいしいやろなー!!
あと変形合体で最終形態まで作ったら全自動でデラックスパッフェとか作ってくれそう
>>478
お返ししていいってギリシアテレパシーが入ってからのエンジンのかかり方がかわいいなこやつ……それでいて礼装テキストの最後の方はちょっと照れてる感じなのあざといなこやつ……
>>554
(前から思ってたけど、既製品クラスの物をホイホイ一品もので作れるカルデアの印刷と梱包技術はどないなってんねん)
またこいつもあざとい…………尊大っぽい態度からどんどんこじんまりしていきおって…………
>>558
おい、らんまの世界から娘溺泉の水を持ってくるんじゃないよ
動物になるやつもこれネコかこぶたになるやつやろ、わしはくわしいんや>>661
【固有スキル】
魔力放出(氷):A-
「魔力放出」の亜種スキル。武器・自身の肉体に魔力で生み出した氷を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
ただし、炎属性の攻撃に抵抗しようとしたり、夏場や炎上しているフィールドで使用すると、ランクが下がってしまう。
受肉精霊:A-
自然界とマナを共有できる精霊種であるため、魔力を自らの体内に蓄えるのではなく、外界から無尽蔵に汲み上げることが可能。
ただし、『人型』という形態に縛られている以上、供給は無限でも出力に限界があり、実際に行使できる魔力量は人型の英霊としての領域に留まっている。
更に「魔力放出(氷)」同様、炎属性の攻撃に抵抗しようとしたり、夏場や炎上しているフィールドで使用すると、ランクが下がってしまう。
感情凍結:C
感情凍結。無感情。
無垢に微笑む少女でありながら、時には冷酷な魔物のようにも振る舞える彼女の思考、精神性が武器となったもの。
氷の心は時に剣となり、時に鎧ともなる……のだが、共に過ごした相手にはどこか情けを見せてしまうことも。
諜報:C
気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。親しい隣人、無害な石ころ、最愛の人間などと勘違いさせる。
サーヴァントやマスターと対峙しても自ら力を発揮しない限り、無力な人間の女性だと誤認させることが可能。>>664
【Weapon】
ランサークラスでの現界と言うことで、氷から長柄の武具を生み出し装備している。
【解説】
ゾッとするほどの美貌を持った和装姿の女性。巨大で鋭利な薙刀を軽々しく振るう勇ましい乙女でもある。
真名は冬と山の恐ろしさを体現した女怪、「雪女」。
『ある冬のこと、小屋で寒さを凌いでいた老人・茂作と青年・巳之吉の親子の前に現れ、茂作の命を奪うもまだ若く美しい巳之吉は見逃され、
その後、「お雪」と人間の振りをして成長した巳之吉と結婚し、10人もの子供を授かり、幸せに暮らしていた。
しかしふとした拍子に、あの日のことを話してはいけないという約束を破り、彼女自身に話してしまい、正体を現しながら青年の前から消えてしまう。
という、小泉八雲の怪談話が有名。
山と冬に属する精霊種であり、いわゆる神霊とは異なるがそちら側に近い存在であり、受肉した精霊というのが彼女の正体。
人外の存在らしく、微笑みながら冷酷に敵を嬲ったり、気まぐれで他人の精気を奪いころすケースも。
人の常識で推し測れない異形の存在……ではあるものの実は情に弱く、好きになった人間には何だかんだ理由をつけて見逃してしまう。
また、面倒見がよく家事もテキパキこなすという家庭的な面も持っており、子供やだらしない人を見るとついつい世話をしてしまう「カーチャン体質」でもある。>>665
世に伝わる『怪談/雪女』の内容は、概ね彼女に起きた・起こした事実と合っており、聖杯にかける願望もそのことに関するものである。
かつての旦那・巳之吉に関しては、約束を破ってしまった点は許せないと思いつつも、それ以外を除けば非常に良き夫・良き男だと認めており、
他人が容易に彼のことを悪く言えば、その口ごと氷漬けにされてしまうであろう。
耐久力が低く戦闘技術もまだ修練中の腕前だが、膨大な魔力によって自身や武器の能力を向上させ、敵を翻弄する。
生半可な装備や対魔力ではそれら諸共凍らされ、砕かれる危険性も有る。
スリーサイズ:B86(D)・W60・H86
誕生日:不明 血液型:不明
イメージカラー:白縹色 特技:家事全般
好きな物:冷たいもの、子供 苦手な物:熱いもの、約束を破られること 天敵:夏
髪の色:青みがかった銀色(人間に化けている際は黒色) 瞳の色:花浅葱 肌の色:白>>666
──────気まぐれで人を生かし、気まぐれで人に近づいたのが全ての始まり。
──────触れ合った肌の感触も、耳に残った優しい言葉も、産まれてきてくれた生命も。もはや人のぬくもり無しでは、生きていけない身体になってしまった。
──────彼も悪意あって破ったわけでないと分かっている。だが、人と精霊が交わした契約を、無かったことにすることは出来なかった。
──────私が望むものは、今度こそ、望むものは…………。
「ランサー・雪女よ。『ゆきおんな』は可愛くないから『ゆきめ』って呼びなさいな。……『お雪』って呼んだら凍らすから。」
「私の邪魔をするなんて良い度胸じゃない。凍り漬けにして踏み砕かれたいのかしら?」
「貴方気に入ったわ!優しく息の根を止めてあげる。」
「言っておくけど、私との約束を違えたり裏切ったりすれば、生きたまま地獄に堕としてあげるから。」
「あぁもう!洗うものがあったらすぐ持って来いって言ってるでしょ!汚れが落ちないじゃないこれー!」
「どうしたの坊や、迷子?……そう。名前は言える?お腹は空いてない?」
「人は嫌いよ、大っ嫌い。…………私を、弱くしたんだもの。」
「!……っやめて、触れないで頂戴。人のぬくもりを、思い出させないで……」
「……馬鹿な人間、雪女なんか愛して。碌な結末にならないわよ」ところで10人も子供を産んだって。なかなかあれね、ラブラブですねゆきめちゃん
ペレス更新しましたー!
ライダーはこのあと、マスターを回収して撤退する目論見です。
山星さん、よろしくお願いします!
メタ的には、この攻撃で偶然地下迷宮への入り口が開通するとか、地下の物体の組成を分析した際に何か巨大な構造物があることに気がつくとか、そういった流れに出来ればありがたいと思っています。
教会とのコネクションがないので、地下に挑むきっかけにできたらいいなと。
GM、可能でしょうか?>>671
よし、子沢山な他チームも募りましょう!>>676
そうなのか。
まあ、バレンタインシナリオを投下する。
バレンタインシナリオ:徳川家綱
家綱「浮世絵にも挑んでみるものだな」
どうしました?←
家綱「マスターか。なに、今日はバレンタインデーだろう? 備えとして、お返しとなる物を描いていたのだよ。初めての浮世絵だが、思っていた以上に上手くいったつもりだ。ちなみに二枚描いて、片方は那菜姫殿に贈呈済み」
それでした、こちらをどうぞ←
家綱「これはかたじけない。思えば、那菜姫殿と貴公にこのような甘味を送られるとは、サーヴァントとなった甲斐があるというもの。余は、取り立てて武勇などない文人だ。武芸はからきしで、学問も綱吉の方が優れていた。それでも、人理を救う力の一つとして貴公は呼んでくれた。改めて、よろしく頼み申す」
こちらこそ、これからもよろしく頼みます←
家綱「つくづく余は果報者だな。おっと、お返しを忘れていた。それでは、ささやかですがこれをどうぞ」《SCENE:カルデア・自室》
エドワード
「ばあ。」
〉うわびっくりしたぁ! / 〉いつの間に後ろに!?
「……大分前から部屋にはいたのだけれど、きみがいつまでも気がつかないものだからね。
バレンタインの催し物で走り回りすぎて、疲れているのではないかな?たくさん遊んだときは、休息も取るよう勧めておくよ。もちろん、一生懸命がんばるのはきっと君の良いところなのだろうから、駄目ではないのだけれど……
……それはそうとだね!今日は食堂の方に行ったら、バレンタインの準備をしているレディがたくさんいたんだ。」
〉うんうん
「それでね、お菓子を作っている所はあまり見たことがないなぁと思ったからこっそり覗いていたのだけれど、そうしたらなぜだかはわからないけどお裾分けをたくさんもらってしまったんだ。
これもバレンタインの贈り物のうちに入るのだろうし、そうでなくとも施しを受けて返礼を渡さないというのもレディに対して失礼に当たってしまうから何かお返しをしたいのだけれど、何も思いつかなくてね。きみに相談しにきたんだ。
マスターだったら、何を返すのがいいと思うかな?」
〉そうだな…… / 〉じゃあ、今度一緒にお返しを作ろう
「いいのかい!?
……それは、うん。とても楽しみだね。では、疲れているきみにあまり構い過ぎるのもいけないだろうし、私は図書室に行って料理の本でも探しておこうかな」
〉ちょっと待って / 〉これも持って行って>>680
「これは……チョコレート?
……そうか。そういえば、きみが今日忙しいのはチョコレートを配ったりもらったりしているからでもあったのだね。私の分も用意してくれたのは、とても嬉しいな。
だとしても、これは…………困ったな………」
〉どうしたの?
「きみと一緒にお返しを作って、それをそのままきみに渡したのではお返しにならないのではないかな。
……いや……きみは気にしないのだろうけど……私が気になるというか……
………………………うーん…………。うん。少し考えてみるから、きみはその間ここで休んでいるといい。ほら、横になって。目を閉じて。ね」
〉そうだね…… / 〉言われてみれば、ちょっと眠いかも……
《暗転》>>681
–––––目の前で、きみが寝息を立てている。枕をぎゅっと押し付けてみれば、簡単に絶える息だ。それでも、きみは眠っている。
「……ぼくの前で眠っても、何もされないと信じられるのだね。きみは」
ゆるせない、と誰かが言った。自分には、そんな安らぎは与えられなかった。暗く閉じられた塔の中で、怨みと苦しみだけがただただ育っていった。
ゆるせないなら、壊してしまえ。自分が得られなかったものなら、他の者からも奪ってしまえ。
その声はぼくのものであるのかもしれないし、他の誰かのものかもしれない。ただ、それに従うのはとても楽な選択肢なのだろうということだけは確かにわかる。
でも、従ってはいけないのだ。「ぼく」が「私」でいるために。
貴き人。上に立つ人。……父様。いつか憧れたような、そんな「人間」であるために。
だから、「私」は–––––––––
《SCENE:カルデア・自室》
〉ああ、よく寝た…… / 〉変な夢を見た気がする
《ガサゴソ音》
〉あれ。枕元に、何か……>>682
お返し「白銀のロザリオ」
プリンス・イン・ザ・タワーからのバレンタインのお返し。
みるからに高級品だとわかる、シンプルながらに精緻な細工の十字架である。
これはね、母様がくれたものなんだ。
もう私が持っていても仕方ないものだから、どうか君に持っていてほしい。
もしも、君が暗い塔に閉じ込められる時がきたとしたら。
いつ死ぬのかもわからない、希望も見えないところに放り出されてしまったとしたら。
何にも寄りかかれないよりは、神に縋ったほうがいい。
……もしくは、そうだね。もしも君が、暗い塔から飛び出すことができる人間なら。その時は、お金にでも変えてしまうといい。
もしそうできるなら、そのほうがよっぽどいいに決まっている。ノルマは果たしたので私は寝ます
よく考えたら今年の分真っ当な(思考・肉体どちらの意味も含め)人類がほとんどいないせいかバレンタインのテキスト考えるのすごい簡単だな
ワンパになってないかきになるけどまぁみんなどうせそんなに気にしてへんし大丈夫でしょうね>>687
関東でも東北でもないので無事です。>>689
黒くなったので投稿します
【SCENE:カルデア・廊下】
ダレイオス一世
「おはよう、マスターではないか。みんな、今日は随分と浮足立っているな。バレンタインというイベントだろう? そなたも精が出るな」
>ありがとう / >頑張るよ
「ああ、しっかりやりたまえ」
>それはそうと / >贈り物です
「んん? なんだ?」
>受け取ってください! / >ハッピー・バレンタイン!
「おおっ、余にもくれるのか! はは、ありがたいありがたい。それでは余も返礼を考えなければ」
>え? / >そんな、気にしなくていいのに
「いいや、貰って何も返さないといのはシャーハンジャーの名折れだろう。しかも、このように純然たる善意の贈り物というのは、余くらいに偉大な覇者では珍しいくらいでな。少々、はしゃいでいる」>>690
>そうなんだ……
「そうなんだよ。その裏にある打算的な思惑とかを読むとか面倒でなぁ。お返しについても気軽にはいかんのだ。まあ、愚痴はこれで仕舞だ。それでは後程、持ってこよう」
【SCENE:カルデア・自室】
「さあ、これが余からの返礼の品である。受け取りたまえ」
縞瑪瑙の飾り紐を渡す。
>わっ、綺麗だ / >夜空みたいな石だ
「ほほう、目の付け所が良いな。これは縞瑪瑙。ラピスラズリだ。我が国では神聖視されていてな。当世風に言えばパワーストーンだ。そしてこれには余が善神の神気を込めたので禍祓いの力はちゃんとあるぞ。神代の魔女にも負けぬ対魔力を保証しよう」
>いいの?貰って / >なんか、勿体無いな……
「構わんよ。そなたのために用意した品だ。受け取ってもらわねばむしろ困る。それにこれの石は最高品質故、売ればかなりの高額になるぞ。だから、そなたがいずれ世界を救い、もとの世に帰ったとき。もしも金に困ることがあれば、これを売るといい」
>お金に変えるだなんて!? / >そんな失礼なこと……
「失礼だとか気にするな。むしろ、そうしてもらうことも視野に入れたプレゼントだ」新築でよかった…物が落ちてくる程度でよかった…
皆さん大丈夫ですか…?
>>658
ギャップがあって自分はいいと思います。伊佐那さんはそれについて今はどう思ってるんでしょうか?
>>668
でたー!雪女!しかもカーチャン気質!小泉八雲もこういうの見てると英霊になれそうですよね…それ言ったら柳田国男とか佐々木喜善とかも入っちゃうけど…
宝具ですが、『霏々と降り掉る不香花(ひひとふりふるふきょうばな)』或いは『氷凍てる不香花(つららいてるふきょうのはな)』などいかがでしょう?
>>683
ロビンさんと似た気配のするバレンタインだぁ…
敢えて直接ではなく枕元に、というのが乙ですね。マスターに対する彼のモノローグが切なくも温もりを覚えます…そんなマスターだからこそ貰えたというか…納言さんへ
千尋の髪は地毛です
猫よりすみません、禹のバレンタインss投げますね~
ふと、起きてみると――今日は特別、様変わりしていた。
禹という男は左半身が不随、麻痺している。といっても硬縮ではなく、動きにくくなっているだけである。そこに至るまでは特段、何かあったわけでもなく。労働によって体を壊したというだけの、褒められた理由ではないのだが。
ともかく、普段の移動にも不自由するわけで、介添えとして息壌という者を必要とした。
必要としていたのだが、その息壌が見当たらない。
(これは……)
確かに、常日頃は息壌を頼りにしていた。し過ぎていたのだろう。
一人で生活してみよ、という意図があるのかもしれない。
≫ライダーが一人でいるのは珍しいね
「おはようございます、マスター。人理最後のヒトよ」
カルデアの通路で出会った、騎兵の英霊(ライダー)クラスで現界している禹の姿は、いつもマスターに見せている姿とは様子が違った。
疲労困憊、という言葉が合うだろう。
スロープに寄り掛かり、発汗と息切れが顕著にある。
≫大丈夫なの?
「ええ、ええ。勿論……ですとも……
…………いや、見栄を張るのは止めましょう。実際には、とても限界に近い。浅慮でマイルームから出てみましたが、応龍と息壌の姿を探して食堂までの道中、行くも帰るも出来なくなった次第なのです」
≫息壌と応龍は……今とても忙しいらしくて……
「なるほど、とりあえず行方知らずではないと。それは、重畳」
安心したのか、既に力を失っていた脚が崩れるのを辛うじてマスターが支える。
「確か広間には、ベンチなる長椅子がありましたね。そこまで……お願いできますか?」>>702
≫お安いご用だよ!
「ここまで来るまでに、何やら騒がしい雰囲気を感じました。
カルデアの催し、時にサーヴァント達が関わるイベント事の季節なのですね」
≫だから、これ。いつもありがとう!
「これは……?」
≫チョコレートです! お口に合えば良いんだけど…
なるほど、バレンタイン。
聖杯による知識では知る、当世の風習。
「まさか。むしろ贈り物に対して、財産がなく返礼ができないこの身が口惜しい」
≫感謝の気持ちなんだから、むしろいらないって!
「そういう訳にはいきません。何か……そうですね、例えば……」
そう言って鈴を差し出す。
形式としては探知用の礼装、あるいは護符(タリスマン)が近い。元々は息壌の身から切り離された、無支奇のような強力な魔性の存在を知らせる金鈴である。
≫これ、いいの?
「当然です。暇ならば時間潰しにはなる魔術を掛けておきましたから、無価値にはならないでしょう」
果たしてその夜、禹は応龍と息壌から摩訶不思議な、カカオでコーティングされた謎物質をいただいたと。その事をマスターに嬉しそうに語った。>>665 ちょっと解説を加筆修正&台詞追加します
ゾッとするほどの美貌を持った和装姿の女性。巨大で鋭利な薙刀を軽々しく振るう勇ましい乙女でもある。真名は冬の恐ろしさを体現した女怪、「雪女」。
『ある冬の晩こと、山小屋で寒さを凌いでいた老人・茂作と青年・巳之吉の親子の前に雪女が現れ、茂作の命を奪うもまだ若く美しい巳之吉は見逃された。
その後雪女は、「お雪」という名の人間の振りをして成長した巳之吉と結婚し、10人もの子供を授かり、幸せに暮らしていた。
しかしふとした拍子に、あの日のことを話してはいけないという約束を破り、彼女自身に話してしまい、正体を現しながら巳之吉の前から消えてしまうのであった。』
という、小泉八雲の怪談話が有名。
山と冬に属する精霊種であり、いわゆる神霊とは異なるがそちら側に近い存在であり、受肉した精霊というのが彼女の正体。
人外の存在らしく、微笑みながら冷酷に敵を嬲ったり、気まぐれで他人の精気を奪いころすケースもしばしば。駆け引きや配慮を心がけることを面倒くさがり、二言目には「攫っちゃえば?」「凍らせてしまえばいい」等と物騒な言葉を口にする。
人の常識で推し測れない異形のモノ……ではあるものの実は人間味も持ち合わせており、情を交わした人間は何だかんだ理由をつけて助けたがる。
また、面倒見がよく家事もテキパキこなすという家庭的な面も持っており、子供やだらしない人を見るとついつい世話をしてしまう「カーチャン体質」でもある。
世に伝わる『怪談/雪女』の内容は、概ね彼女に起きた・起こした事実と合っており、聖杯にかける願望もそのことに関するものである。
かつての旦那に関しては、約束を破ってしまった点は許せないと思いつつも、それ以外を除けば非常に良き夫・良き男だと認めており、他人が容易に彼のことを悪く言えば、その口ごと氷漬けにされてしまうであろう。
──────未だに裏切られた憎悪が燻り、変えようのない結末とは言え、ランサーにとって彼との日々はかけがえのない大事な宝なのだ。>>705
「面倒ね、纏めて凍死させたらどうなの?」
「御機嫌よう。……はい、この仮の姿の時は、『病弱で名家出身の淑女』という設定でいこうかと。…………無理すんなって言ったら殺りますわよ?」
「えぇ、命を頂いたわ。───なぁに?私が助からないような人間を無闇に救おうとする、そんな情け深い女に見えた?」
「知らないわ、あんな裏切り者(おとこ)のこと。
……それに。それにもう、あの物語はあの幕切れで閉じたのよ。……それでお終い。」
あと、イメージカラーを「白銀色」に変更します~>>698
中華さんはお元気ですか?相互連絡とかしてますか?
小鳩さん大丈夫かな…?なんで雪女=銀髪なのか思い出しました……うる星やつらの「おユキ」とぬ~べ~の「ゆきめ」の影響だァ……(厳密には青髪系の様な気がしますが)
>>712
ありがとうございます。では、
あはれ雪:C
「感情凍結」の亜種スキル。
可憐に微笑む乙女でありながら、時には冷酷な死神のように命を奪う彼女の思考、精神性が武器となったもの。
氷の心は時に剣となり、時に鎧ともなる……のだが、共に過ごした相手にはどこか情けを見せてしまうことも。
という感じで行きます!晩にしようとも思ったんですがそういや日曜・バレンタイン・夜って過密状態になるかもしれない要素満載なんで今のうちに今日の二本のうち一本いっときます
>>717
《SCENE:洞窟》
「……人の目も無くなったところで、まずは味でも見てみるか。」
《咀嚼音》
「………うん、うん。なるほど。
作り手同様善良ばかりが取り柄って具合の普通さ。嗜好品としては悪くないといったところかな。
しかし、まさかこんな催し物にまで巻き込んでくるとは……こちらの演技に騙されている真正の馬鹿か、演技の事は知った上で構いに来ている真正のお人好しか。どちらにせよ目的さえ果たせば用はないけど、警戒度を上げすぎない為にも参加しているというポーズは取っておいた方が得だろう。あの無駄に自由な神格どもがあの手この手で潜り込んできている以上、ここはかなり危険度高めの敵地だからな。妙な隙を見せるわけにもいかない。
となれば、「お返し」として用意するものは何にしようか……
自分がもらって嬉しいものという基準で考えれば、間違いなく「地球を真っ平らに侵略し神々を愚弄する最高の娯楽パフォーマンス」……は、今やっても二番煎じだな。おのれ獣の奴等め、所詮は人類如きに斃される存在の癖して人の獲物を横取りするとはまったくもって許せん。この苛つきは奴等の野望を片っ端から台無しにし思いつく限りの方法で蹂躙してから改めて実行することで晴らすとするか。
…………ふむふむ……いや、ちょっと待てよ。そうか。そういえば、ここまで催し物の波が回ってきていると言うことは、あのチンケな土着神崩れやら壊れた機械共やらも当然参加はしているということになるな?
……もしも、あの無駄にプライドの高い輩が、自分の渡した物よりも他人の渡した物の方が素晴らしいと相手が喜んでいる所を目撃したら……ものすごく、悔しがるのでは?
奴等の間抜けな面が一段と間抜けになる所か………………うん……正直、すごくいい。とてもいい。腹一杯とは行かなくても、オードブル程度には満足できそうだな。死ぬほど悔しがれ。べそかいて悔しがれ。>>718
……そうか!ならヒトの尺度で見て最高のものを用意するのがこっちにとって一番楽しい結果になるんだ!これは目から鱗な発想!
であれば、人間の好きなもの……金品……は駄目。向こうには宝石なんてダースで量産できる奴がいる。今から適当な所で略奪してきても質で勝つのは厳しい。相手の得意分野で勝負して勝つのは非常に気持ちいいけど、逆に言えば勝算が無い限り不快な気分になるのが分かりきってるやり方だからな。
女も駄目だ。口があるからな。適当にさらって来て渡せば本人の口から事情がバレて、表面上通している「善良にして聡明な哲学者」って仮面が使えなくなる。
食べ物は食べ物でいろんな輩が渡しているだろうしな………んんー………
そうだ。こちらが持っていてあちらに無いもの………即ち知性!この溢れ出んばかりの智慧と才覚は下半神どもは決して持ちえぬかけがえのない財産……究極のお役立ちアイテム!与えられて喜ばない者はいない!
待っていろ愚かな木偶人形ども!正面から完膚なきまでに叩き潰し、脳を粉々に破壊してやる!
ふふ………クハハ…………ぎゃははははははは!!!」>>719
《SCENE:カルデア・自室》
〜 一ヶ月後 〜
「こんにちは!少し受け取ってもらいたいものがあるんですが、今お時間大丈夫でしょうか?」
〉大丈夫だよ
「それは重畳。じゃあこちらを!」
〉こ、これは……鈍器……? / 〉ガン●ンサイズの本に文字がビッシリ……
「エンペドクレスってばやっぱり本分は哲学者ですので。
なればやはり与えるものは智慧だろうと思い、こうして、マスターのためだけに!この世の真理とはなんたるか、世界とは宇宙とはゲッターとはとつらつら書き連ねてみたのです!
……え?もっと短くできなかったのか?……ハァ……宇宙の真理とそこにたどり着くまでの道筋なんてこれでもまだまだ書き足りないぐらいですよ……?まぁ、一流の知者ともなればそれでも啓蒙をするには十分な機会とできるわけですが……」
〉???
「喜びのあまり賞賛の声も出ませんか?それも当然と言えますね。だって、すごいですよね。これぞ一番ですよね。お返しグランプリ大賞受賞ですよね。
ね。ネ。ねっ!」
〉えっと…… / 〉審査員特別賞で
「特別……特別、ですか。なんと良い響き。ちょっとここに一筆………はい。ありがとうございます。では、エンペドクレスはこれからできる限り人のいるところでこれを見せびらかして来ますので!それではー!」
〉……
〉これ、どうしよう……>>720
お返し「四元学概論」
エンペドクレスからのバレンタインのお返し。
その哲学と研究の内容が事細かに記されたワンオフの書籍は、まさに彼の様々な方面での研鑽の集大成ともいえる。
人の世に神に等しき力を齎さんとして重ねられた試行錯誤が辿り着かせたのは、ある意味神代においてなお特異なる境地。
似たるものを探したならば「理想魔術」という言葉にたどり着くであろうそれは、確かにエンペドクレスという一人の人間の人生の結晶であるだろう。
この本を読み終わる頃には、君もきっとそんな境地に辿り着くことができる。破格の一冊である。
・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・
読み終わることさえできれば。そして、実行に移すことさえできれば。
そう。彼は忘れていた。
いかに言葉を尽くそうとも……読み取る側に概要を理解するだけの基礎能力と、深く切り込むための教養と、実際に行う才能と、何よりそこに至らんとする強すぎるほどの意欲がなければ何の意味もないのである!
例えば、それを与えられたものが魔術のことなんてほとんど知らない一般人であったとしたら。
総ての源へと至る研鑽も、睡魔を呼べる鈍器でしかないのではないだろうか……?ぐれお進めるかバレンタイン書くか考えてたら結局進捗ゼロでこんな時間になってしまいましたわ
各バレンタインシナリオは今日中に読ませていただきますことよ
>>687
震源が近いわけではありませんが、昨夜は停電の方が厄介でしたわね只今、ランサー・雪女をwikiに登録させていただきました~
>>687
めっちゃ遅い反応ですが、全然気付かなかったぐらいには問題ないです。
クッチーのページにイラストの追加とかしたです。うちこれまで女性のサーヴァントいなかったのでバレンタインスルーだったんですが、去年の暮れ頃ヘラー様もといユノー様を作っていた、それもカルデア召喚前提、だったのでチョコっとしたのを書きました
日付も日付なのでお邪魔にならないようにサクッと投げておこうと思います
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ユノー%3Dエウローペ《SCENE: カルデア内・マイルーム》
>ふー……ちょっとひと息
>ええと、次は誰に……
《ノック音》
>はい、どうぞー/>どなたですかー
《ドアが開く音》
ランサー
「私(わたくし)です」
>神妃さん!/>ユノー様!
「ええ。ギリシアとローマを結ぶ、神々の女王たるヘラーです。
……いいえ、ユノーでしたわ。
いえ、いいえ。それは良いのです。
多くを話す必要はございません。時も地を遠く離そうとも、今日がどのような祭日であるかは、この私も聞き及んでいます。
親愛と信頼を証(あか)す甘味、既に多くを贈り受け取っているのでしょう?」
>まだまだ途中ですけど/>これからが本番です>>727
「ええ、ええ。そうでしょうとも。
星の上から人を見るように、私(かみ)達は貴方/貴女達の営みを広く眺めています。
これまでも、これからも、多くのつながりを甘い結晶にして貴方/貴女は受け取ることになるでしょう。
無理はしていなくって?
肉体に縛られる人の仔に、過ぎた食事は毒となるでしょう?」
>まだまだ行けます/>ちょっと休憩中です
「そうですね。そんな貴方/貴女に、私からの恩寵です」
《プレゼントの演出》
《金箔(?)の舞うドリンクと、携帯用水筒のイラスト》
>飲みもの!/>すっきりしますね!
「ええ、ええ。先ほども話しましたが、甘味の過剰な摂取はいけませんわよ?
そういえば、ユーラシアの中ば、インドの女神がすさまじいチョコレートの銅像を作っていましたわね。
そうでなくても、飲みものはほしいところでしょう?
スカンディナビアの氷の女王は氷菓子を作ると聞いて、必ずしも南米原産の果実を用いなくてもよいと考えました」>>730
「あら?では簡潔に。
チョコレートでお腹いっぱいになった時、
それを飲めば、満腹感は無くなってまだまだチョコレートを受け取れるようになります(ドドン!)」
>なる/>ほど
「ついでにカラダもよく動きます。スッキリしたならほら行きなさい。
きっとまだ半ばでしょう?貴方/貴女を待つ誰かが、きっとチョコレートと共に在るでしょう」
《BGM転調》
「ほら、水筒にもしてあげましたから。
小さい人の仔の器で、より多くのつながりをあふれることなく紡ぎなさい。これまでも、これからもです」
>……よし!/>じゃあ次の人に行ってきます!
「ええ、行ってらっしゃいな」
《ドアが開く音》
「ああして、星と星とを繋ぐ、星座の線たる彼/彼女が、これからもこの星見の台を駆け回れますように」
「……あなた」>>731
チョコレート「星空のようなドリンク」
ユノー=エウローペからのバレンタインチョコ。
明け方か宵の入りのような青と黒の中間のドリンクに、星のような金箔が浮かんでいる飲みもの。神妃様からの差し入れである。
その中身はなんとびっくりクロノミリア。
…………のようなナノマシンであって、飲んでも別に肌がメタリックになったりはしないので安心してほしい。
消化吸収を待たずに体内のチョコレートの糖分を直接エネルギー分子へ変換、そのまま細胞へと運んで身体中へ運ぶことで全身がげんきになるスーパーケミカルドリンクである。
ドリンク部分はナノマシンの構造を保持する溶媒だが、こちらも爽やかな風味のジュースとなっていて甘ったるくなった口をスッキリさせてくれる。
「お腹がいっぱいになったら、これを飲んで頑張りなさいな」という神妃様からのガンバレコールであるのだ。
ちなみに、然るべき解析を行うと人類の有機化学が2段階ほど進歩してしまうのでキチンと飲み切ってしまうようにとはダ・ヴィンチちゃんよりの伝言である。
星と星を繋ぐように、英霊と英霊の間を結ぶ貴方/貴女へ。
多くの星が集まるこの星見の台です。貴方/貴女が繋げる星も有れば、貴方/貴女では繋げない断絶もあるでしょう。
そうして繋いだ星々は、貴方/貴女という線で星座を作るのです。
この星空が、まだまだ多くの星座で満たされますように。
貴方/貴女が息切れしてしまわないように。
これまでも、これからも、星座の線で居てくれますように。
星空を天から眺める、ギリシアの神妃より。悪人っていうのは、「渋滞の時に車で歩道を走る人」のことを指すんだと私は思います。
歩道が広いではないか、行け!っていって。
彼らが利益を得られるのは、他の人間がルールを守って車道を走っているから。
他の車が歩道までびっしりと詰まっていたら、もはやどちらを走ろうが到着時間は変わりません。
そのため、彼らは「自分以外のみんながルールを守っている」上で「自分だけがルールに縛られない」ことを望むようになります。
他の人間を虐げて、自分に都合の良い環境を押し付けるのです。
自分だけが利益を得るために他者を省みず虐げたり蔑ろにする。
これを悪人というのではないでしょうか。
話題に乗り遅れたけれども、そんなことを書いてみたり。2月中はバレンタイン。公式だってバレンタインチョコ2月中は貰えるんだから間違いない
ということでバレンタインSS投下してもよろしいでしょうか?黒くなったんで貼りマース
《カルデア・廊下》
〉ふぅ… / 〉チョコ渡すのしんど…
〉あと少しだけど…もう足がくたくただ
〉でも、もうひと頑張り…頑張り…
ワット「Hay!マスター!」
〉ワット! / 〉ちょうど、良いところに
ワット「ご機嫌よ…くはなさそうデースね…
いやほんと、大丈夫デースか…?医務室に行かれた方が…」>>739
〉なんのこと? / 〉大丈夫だよ、大丈夫
〉それより、はi…あ
ワット「ちょ、え、ま、マスター!?
って、これはバレンタインチョコ…ありがとうございます…ではなく!
急にお倒れになって!マスター、マスター!しっかりなさってください、マスター!」
〉がくっ………
《暗転》
〉う、うん…? / 〉ここ、は…列車…?
《重厚感のある内装。ふかふかの座席。眩い星の見える車窓》
〉きれい… / 〉振動が心地いい…ワット「あ、マスター!お目覚めデースか!」
〉グッドモーニングだね
ワット「ハイ、Good morning!
……いえ、今、夜ですケド…」
〉これは、ワットが? / 〉ここはどこ?
ワット「ここはグリーノック。ワタシの生まれ故郷デース。
そして、この星月夜の下をひた走るこの機関車の名はマードック────
いえ。ここにおいては、こう名乗らせていただきましょう。
『蒸気列車インフィニティー・マードック~貴方に心地よい睡眠をお約束します~号』と!」
〉…ワット、何徹目? / 〉睡眠を約束されるべきはワットでは?
ワット「そ、そんなことは…!
………………ありマース、はい…
で、ですが!まだ4徹程度デースから!まだまだいけマースから!」>>741
〉またヴィクトリア女王からの依頼で? / 〉だから最近見かけなかったんだ…
ワット「え、えぇっと…その…」
《回想》
ヴィクトリア「あぁ、いたいた。ワットくん、少し頼みたいことがあるんだが、構わないね?」
ワット「へ!?あ、ハイ…な、何なりと…」
ヴィクトリア「実は、近々…具体的に言うと今月の14日にお茶会をしようと思ってね。
それも、ただのお茶会ではない、少し豪勢なものを。
そこで、主催者として、何か来客を楽しませることのできるような仕掛けの一つでも用意するべきと考えていてね。それを、君に頼みたいんだ」
ワット「は、はぁ…
ちなみに…どういった人をお呼びしたのですか…?」
ヴィクトリア「マルガレータ・フォン・ヴァルデック、ダレイオス1世、足利義輝、カール4世、メムノーン、ルイ=デュードネ、ネブカドネツァル、紂王、アッシュールバニパル、メネス、…
まぁ、要はかつて国を統べた者たちをあらかた招いてみた」>>744
ワット「い、いえ、いえ!そんなことはございません!
チョコレート、ありがとうございます。あとで美味しくいただきマースね!
…それで、その…ワタシ、お恥ずかしいことに今日がバレンタインデーであるということを、すっかり忘れておりまして…
なので、お疲れのようでしたし、我がマードック号の安眠リラックス用新装車両を、他の人より体験していただくことで、その、お返し、ということで…」
〉インフィニティ―・マードック?
ワット「…ワタシ、その名前結構気に入っているのデースが…
それで、乗り心地などはどうでしょう?良ければ、ご意見をお聞かせいただきたいデース!」
〉ばっちり! / 〉五つ星!
ワット「…!本当デースか!嬉しいデース!」
〉特に、窓が大きくて / 〉星空が見えるのが良いね>>748
『スイート・ドリームズ』
ジェームズ・ワットからのお返し。
カルデアからでは決して見ることの叶わない、現代でもそうそう見ることの叶わない、星天の下を、星の開拓者、ジェームズ・ワットを案内役に『インフィニティ―・マードック~貴方に心地よい睡眠をお約束します~号』に乗って廻る旅。
少し暖かに調整された室温。
沈み過ぎず、反発し過ぎずな座り心地のいボックス式の座席。
足を休めるにうってつけの絨毯は穏やかなカーディナル色。
肌触りの良いカーテンも統一された色合いで、こちらはなんとベルベット生地。
そして、極めつけは、曇りのない大窓から窺える満天の星々。
大きな星から小さな星まで。赤い星から白い星まで。明るい星から暗い星まで。ありとあらゆる星が、まるで一枚の絵画のように、示し合わせたように集い煌めき乗客の目を楽しませる。
あまりの快適さに眠りに落ちてしまうのも無理はなく、むしろ、主催者のワットとしてはそれが狙い。
これは、人理のために尽くす皆への、未来を拓かんとする皆への、今を取り戻そうとする皆への、ささやかながらの応援と感謝と、励ましの旅なのだから。
そしてそれには、勿論貴方も含まれる。
さぁ、腰を下ろして。背を預けて。星々を目に映して、或いは、星影に照らされながら、目を閉じて。たまには、それもきっと、許されるだろうから。
──── I wish you sweet dreams (おやすみなさい、良い夢を)ようやくラストにたどりついたぞ
今日は去年のも併せた総評まとめも投げます>>752
《SCENE:カルデア・薄暗いマイルーム》
※※※※
「………すやぁ…………………」
〉……いた! / 〉難しそうな本に埋まってる……
「………あれぇ。マスターさんです。こんにちはー」
〉こんにちは / 〉起こしちゃった?
「………むーん。べつに、ねるのがすきというわけでもないのでー。だいじょうぶですー。
マスターさんは、どうしてここにいるのでー?」
〉じゃあ、君はどうしてここにいるの? / 〉バレンタイン、楽しくない?
「…………………………?ぼくは、バレンタインにカンケーありませんよぅ。
バレンタインはー、すきな人におかしをあげるお祭りですー。ハロウィンなら、おどろかせばおかしをもらえますがー、それとはちがいますからー。
ぼくのことをすきなヒトはいないから、じゃまにならないようにするのがいいのでー、ご本も、いっぱいもってきましたー」
〉まぁまぁそう言わず / 〉(無言でチョコを口に差し込む)>>753
「むぎゅ。……………む?んむむ……?…………あまあま……
…………………チョコレート!」
〉気楽にいこうよ / 〉まだあるよ
「わぁ……!えへ、えへへ、うへへへ……
……えーと、えーと……チョコレートって、甘いんですねー。……えーと、そういうことだけど、そういうことではなくー。……えーと………えへへ……
………あ、そうですー。お返しでした。マスターさんマスターさんー。欲しいもの、なんですかー?」
〉気持ちだけで大丈夫
「きもちだけ?キモチダケって、何ですかー?んー、それはよくわからないので、別のものでー。
…………なんだっていいんですよー。なんだって。なんですかー?」
〉(あ、これ回答間違えると死ぬ奴)
「わくわく」
〉……一旦保留で! / 〉お願いします!!!!
「(にぱー)」(レス番が付いてないやつはhttps://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/島編術陣営:バレンタインまとめ を参照)
チョコレート編
・「石炭ラスク・ショコラ」
モデルは実在するお菓子です。彼女のやつは「お土産系にしよう」っていうことだけ決めてわりかし見切り発車で頑張りました。そういや「テキストは可能な限り3〜4レス以内に収まるように書こう」って隠し縛りをつけてるんですけど、もしかしてそのせいで物足りないものになっていたりしないかなぁと少し思案していたりする。
・「ボンボン・オ・ナーイアス」(>>555)
泉の精霊の人脈を活用した、ヘレニック特殊性癖の極致。ふた●りになる泉があって女体化の泉とかケモノ化の泉とかがないはずがないので、多分どこかにあるんです。絶対あります。あるの!!
・「大人味棕色雪花冰」(>>471)
近年の流行なども鑑みた事情にナウい贈り物。書いた中で一番食べてみたい。セブンイレブンかどっかでこういう味の売ってくれないかな。ちなみに変形合体は男のロマンなので要る。
・「外郎ちょこれいと」
ういろう(お菓子)にういろう(薬)を乗っけたお菓子。白・黒・抹茶・あずき・コーヒー・ゆず・桜で有名な例のお菓子だが、どうもチョコレートでも作れるらしい。このあたしの生きた時代にアラザンなどなかった………という一発ギャグめいたネタ。
・「ふぉー・おーが・くっきぃ」
この辺は初期実装勢っぽさを目指しました。彼女の好きなものといえば鬼なので、これでわりかし最大限の友愛の表現であったりする。
・「ショコラトル・ディ・インウィクトゥス」
多少趣味が残虐だとしても女の子だからね。女の子がそわそわして楽しむ日にはそわそわして楽しみたいよね。わかるわかる。
・「スターゲイジー・チョコプディング」(>>413)
本場仕込みのおハイソティータイムに、英国面の闇をひとつまみ。だってジャパニーズすぐスターゲイジーパイのことネタにするデース……。でも、ここで味は普通に美味しくしようと工夫してしまうあたりに根の常識を踏まえてる感じが出ているのであるなぁ>>756お返し編
・「特製梅茶漬け」
マスターの胃を気遣うSAMURAIの鑑。あと単純にこういうのが好物でもある。
・「四元学概論」(>>717)
彼にも、確かにやる気はあったのだ。でもそれと三分の二人外・三分の一典型的魔術師の変人がごくごく普通の一般人が欲しそうなものを思いつくかどうかは全く別の問題なのであった。
・「白銀のロザリオ」(>>680)
小さな体に見合わないヘヴィ級王者っぷりである。だがしかしマスターもマスターで「睡眠中に枕で殺された」「悪霊」の前でぐーすか眠るというファンブルに見せかけたクリティカルを出しているので行き着くべきところに行き着いたというべきか。
・「普通に美麗な菓子折りバッグ」(>>552)
世の中には「最も美しい顔とは最も平均的で特徴のない顔である」という定説があってだな。だが、まぁ、それはそれで彼の良いところなのだろうと私は思う。
・「一夜限りの貸切劇場」(>>475)
私は彼のことをボーボボのキャラと表現するが、ボーボボってハジケを除けばわりかし真面目でストイックな側面もある作風なのである。つまりはそういうこと(どういうこと?)
・「冥界に咲く花」
高価な宝石を湯水のように使える権能と、人をコキ使うことをなんとも思わない根っからのゴッド精神力により作り上げられたオサレ物質。これ、一般人の部屋になんか置いといたら強盗とかに狙われませんかね。>>757
・「なんでもするけん」(>>752)
人類に対する期待値が非常に低いので、ちょっとした贈り物一つで好感度オーバーフローバグが起こせます。起きました。やったね!返礼として世界を滅ぼす権利を取得できたよ!滅ぼさないように、よく考えて使おうね!
・「謎の押しボタン」
暇さえあれば変なもの作ってる奴からの、変なもののプレゼントです。一体何の起動ボタンなんだ……ただ一つ言えるのは、彼は「ドラえもんの道具一つ手に入れるとしたら何が欲しい?」という質問に「四次元ポケット」と答えるタイプだということです。お前幼児期とやってること何一つ変わってねぇな。
・「日本縦断洋菓子紀行〜まあ俺本来貰う側なんだがアテがないし祭りには参加したかったので以下略〜」
タイトルが長い。「どうせ俺はプレゼントなんてもらえないもんねー」という拗ねきった精神はそのままに、「じゃあこっちから押し付けてやる」という逆ギレ……じゃなかった、人々の営みに歩み寄ろうという努力を感じさせる。でも、努力の方向性間違えてない?
・「スペース銘菓風魔まんじゅう(カレー味)」
いにしえからは特に伝わっていない、イビルウィンド・バレンタイン・テンプレ略してIBTに則った伝統芸。凶悪性だけ盛っときますねー。
【来歴】
ルファス・ヴァーミリオンは両親の期待を一身に受けて生まれてきたヴァーミリオン家の長男である。しかし四季魔術と天候魔術の魔術回路の噛み合いが悪く魔術回路を起動すると全身が引き裂けそうな痛みを訴える身体だった。────それでも、よかった。
両親の期待に応えようと幼い頃から痛みに耐えながら鍛錬する少年の運命が変わったのは9歳の時。
ルファスが倒れた。魔術回路とは神経のようなもの。それらが複雑に絡み合い、起動する度に本物の神経をも傷付け、再生し、傷付けては再生する。成長期にそんな自傷行為を繰り返したせいで歪に成長した体は最早通常の生活すら送れるものではなかった。
ヴァーミリオン家の当主はすぐに二人目に取り掛かった。それまでスペアを作らなかったのはルファスが倒れるまで体の異常をひた隠しにしてきたことでその必要を感じていなかったから。その異常が露呈しまともな成長が見受けられないならとあっさりと切り捨てたのである。
世間には病気療養中と言い使用人に世話を任せて放置されたルファスは失意のどん底に落とされながらも諦めてはいなかった。
諦めきれなかったのである。>>762
どうして、こんな事になってしまったんだろう。小さい頃から無茶な鍛錬を続けてきたから?痛いのを隠してきたから?それとも、生まれてきたことが間違いだったの?
ねぇお父さん、お母さん。僕はまだやれるよ。痛みだって平気だし歩くのだって車椅子があるんだ。だから────僕を見てよ。
どうやら新しく生まれた弟の方が優秀なようで、本格的に父も母もここに顔を見せなくなった。それでも、私は諦めない。少しでも魔術を研究して、なんとか両親を振り向かせてみせる。たとえ当主にはなれないとしても。
必要なものは使用人に頼めば手に入る。あとは自分の努力次第だ。
遂に私は四季魔術と天候魔術を組み合わせて範囲内の時間を操作する術式を編み出した。でも、ダメだ。この術式は四季魔術と天候魔術それぞれの回路をフル稼働させる必要がある。ただ魔術回路を起動するだけで負荷がかかる私が使えば私の体は耐えきれないだろう。これはきっと、弟にしか扱えない。
そういえばこの間この部屋の前に知らない声の少年が訪れて使用人に止められていた。あの子が私の弟なのだろうか。だとしたら、彼は私に会いに来てくれたんだろう。
最後に私は自分の編み出した術に挑んでみるつもりだ。そしてきっと命を落とす。
────そうなった時のために時間操作のやり方を遺しておく。きっと君なら使いこなせるだろう。
お互い顔も知らない兄弟だけど、ちょっとはお兄ちゃんらしいことが出来たかな。>>763
兄の訃報を聞いた弟は兄の部屋に押し入り手記を見つけ、そして呆然と立ち尽くしていた。
「なんでお兄ちゃんと会えないの?」
何も知らずにそんな事を言っていたあの時の自分を殴りたい。両親に天才だと持て囃され、勉強も魔術も何かが出来るようになる度に褒められていた自分。それが兄がどれだけ欲しかったものなのかも知らずに、兄に会いたいなんて──
気付いたら兄の遺した時間操作の術式を組み立て、起動していた。部屋の中を流れる時間が加速する。
この術式の最大のメリットは世界からの修正を周りに押し付ける事で自分の負担を踏み倒すこと。きっと少しでも負荷を軽減する為にルファスが考えたのだろう。
十年分の時を重ねた部屋が時間操作から解放されると同時に世界からの揺り戻しを受けて崩壊する。
「ごめんね、兄さん。僕…いや、私は────今日からルファスになる!」
その日、ヴァーミリオン家の次男が死に、療養中だった長男が完治した。>>764
【性格】
勤勉な性格で見識を広げる為なら他の学科に赴く事も厭わない向上心の塊。
気さくな貴族男性然とした振る舞いは紛れもなく本音で基本的に誰とでも仲良くしようとする。割とノリも良いため遊びを持ち掛けると乗ってくる上に意外とやんちゃな面も見えてくる。
世の中には努力しても報われない人がいる。だがその努力自体が出来ない人には努力する資格が与えられて然るべきと考えている。そしてその努力が報われて欲しいとも。
その行動原理の底には亡き兄の姿があり、絶望のどん底に落ちた人を見ると放っておけない。
ルファスに「実はお前弟の方だろ」等と言うと表面上はにこにこしつつも敵対フラグが立つ。それを種に脅迫しようとするのは止めよう。
【行動規範・行動方針】
自己の鍛錬は欠かさずその上で向上心のある人に手を差し伸べる。相手が手詰まりであればあるほど親身に向き合うが分不相応な力を求める者には最悪命を失う覚悟があるかを問う。
覚悟を示せば彼の秘術である時間操作を使って精神と時の部屋のような修練を課してくれる。ただし目的のレベルに達するまでに中で何年かかるかは分からないが。
【参戦理由】
その聖杯が根源に到れる物であったら躊躇無く根源の為に使う。それが出来ない不完全な願望器であれば聖杯よりも英霊との語らいで見識を広める事を目的とする。バレンタインSSめっちゃ多い…。どっから感想返したものか…
とりあえず目についた各作者さんに向けた総評的なものだけ送ります
・島術さん
まずは何よりお疲れさまでした。本当に、お疲れさまでした。
本スレだと過去最高レベルになるんじゃないですかねこの投下量…?
個人的にはやっぱ果心居士(アサシン・キャスター両方)のお返しが特に響きました
ほんとにもう、この戦国勢は…(褒め言葉)
・納言さん
意外と詰められると弱いワットの反応が面白かったです
贈り物が宇宙旅行という所も浪漫があって素敵でした
・ここのえさん
>無の物質化の一例
とんでもねえ代物贈ってらっしゃる……いつもの事か(歴代バレンタインを見つつ)性自認が男だけど身体性別は女な人が女性服を着るのは女装と言えるのだろうか…(好きを詰め込んだ結果迷走中)
>>715
思ってたよりおめめぱっちりしていて可愛い。けれど鮮やかな色の瞳からは確かな人外みも感じられ…良いですねぇ
>>732
この女神様、できる!()
まぁ、細君の神とも言える御方ですしね、気遣いも出来る良妻さんだ…胃が落ち着く…
>>755
チョコへの反応が初々しく見ていてほっこりしますね。そしてお返しが…重い…
島術さんとこ、外見年齢幼いほどお返し重くなってません…?気のせい…?
>>766
ヴッッッ(衝撃的事実に激突)
ま、まさかまさか、よもやよもやなり代わりものであったとは…!私、こういうの、凄く、好きです!
偽物だということを勘付き仄めかすと対立フラグ立っていくの良いですね。なり代わりものの定番ですね。好きです(三鳥を見ながら)
それにしても、やはり天候魔術強いですね…これと敵対は怖い…>>759
星の開拓者はロマンチックに!
やはり列車旅、蒸気機関車といえばロマンですからね。あの振動がいいんだ…
義輝公もダレイオス1世もマイペースなお人なので、ワットの頭痛要因の一環ですが…
>>760
最近は夜行列車もどんどん廃線に追い込まれていますから…懐古の念は多分に篭っています。
列車旅は眠るのも醍醐味だった…
>>774
ワットはファッション陽キャですからね。いや実際陰陽で言えば陽寄りですが。
アレです、気を許した人や対等な仲間とはグイグイいけるけど、周り知らない人だったり尊い身分のお人だったりばかりだと自室に引きこもって研究や実験三昧になる…みたいな…オタクみたい…
人付き合いは嫌いじゃないんですが、いかんせん気にしいなんですよね…
列車旅は、ロマン(断言)Q:ちなみに、正攻法とはいえ今の状態でギリシャの神々に喧嘩売りに行っちゃって大丈夫なんですか?
A:ダメだったみたいです。
>>760
うん。そのようにすごいものだからあげた奴は「こんなにすごいものなら誰もが喜ぶに違いない」って発想を一ミリも疑っていないんだ。でも普通読めない専門書なんてもらっても困るのは事実なんだ。
うーん。私はカルデアのマスターちゃんがそんな結果が起こるようなお願いはしないって信じてるよ!(くもりなきまなこ)
>>776
だって英霊の肉体は常に全盛期説を考えるなら「幼少期こそ全盛だ」って人って半分ぐらいは(そのあとろくなことが起きないとか幼くして死亡とか)厄要素ではありませんこと?
>>774
去年と今年で人数的な分量はあまり変わっていないからそう重労働でもないですよ。
こうでもしないと私も「一回出したあとは描きやすいキャラ・贔屓キャラばっかり出番作ってあとは放置する」→「みんなが出番の少ないキャラのことを忘れる」→「みんなが知ってるキャラの方が言及や出番をもらいやすいのでますますキャラクターの待遇に差がつく」っていうダメスパイラルの一部になってしまうのはわかりきっているので、こういうオールスターできる所では多少無理してでもやらないとなと思うので仕方がないのですね。
私が作ったキャラなんだし、ほっぽっておいたら無責任ですから。────最愛、今日はケーキを買って帰ろうか
────良かったわね。ほら、最愛が好きなものを選んでいいのよ
────これをボクに、くれるのかい? いや、嬉しいとも……嬉しいんだけど……
この通り、ボクも同じモノを用意してしまってね。いやはや、コチラばかりもらうのもフェアじゃないと思っての行動だったんだが……
────まぁ、互いに同じ時に同じモノを……というのも悪くないのかもしれないね……
……………………………………………………
【マイルーム】
コンコンッ
「私です……星揺最愛、もとい 功利の怪物(ユーティリティー・モンスター) です……。 少し、お部屋にお邪魔しても……よろしいですか?」
▷【もちろん】
▷【大丈夫ですよ】取り急ぎ前から言ってた改訂版の人物像だけ仕上げてきたんで貼りますね
【 解 説 】
イギリス・ハノーヴァー朝の第6代女王。
世界各地を植民地として繁栄を極めた大英帝国を象徴する人物とされ、彼女の在位期間を『ヴィクトリア朝』と称するほど。
在位は63年7か月にと極めて長く、歴代イギリス国王の中ではエリザベス2世に次いで2番目の長さとなる。
4人の息子と5人の娘に恵まれ、各々欧州各国の王室・帝室と婚姻を結んだ結果「ヨーロッパの祖母」と呼ばれるに至った偉大な女性。
しかし、イギリスを代表する女王でありながらその血に流れているのは99%近くがドイツ人のものであった。
18歳で王位についた彼女の心労は察してあまりあるものであり、3年後に夫であるアルバートと出会うまでに精神的疲労による過食で20キロ近く体重が増えていたという。
夫の死後10年に渡って喪に服し続け、その間には政争からも身を引いていたが、10年が経過しても多くの人々から王としての復帰を望まれるほどの高いカリスマ性を持つ。
当時の王室は退廃的で腐敗しきっていたが、ヴィクトリアはそんな彼らと関わり合うことはなく母親からの英才教育を受けた。
結果として彼女は生真面目な女性に成長し、その在り方は多くの国民からの支持を受けた。
白いウエディングドレスの定着やジェットと呼ばれる黒い宝石の知名度上昇などに貢献し、女王としてだけではなくファッションリーダーとしても時代の最先端を歩いていた。
母であるルイーゼが受けた「あなたの娘は偉大な女王になる」という予言通りの生涯を送った女性。
その言葉通り、彼女は大英帝国の繁栄を司る象徴となった。
―――その輝きは、今も日の沈まぬ帝国を照らしている。>>784
「ありがとう、ごさいます……。マスター、今日が何の日か、分かりますか……?」
▷【バレンタインデー、かな?】
▷【親しい人に贈り物を贈る……】
「……はい、その通り。 他者が自身に差し出した資源(リソース)から幸福を得て、それを貪る日です、ね……」
▷【ちょっと(?) 、ニュアンス違くないですか?】
「まぁ……そこは、怪物 (ニンゲン)性の違いということにしておいてください……。それで、マスター……“私に差し出す資源(チョコ) ”は何時出てくるのでしょうか……」
▷【……えっ?】
「驚くこと、ありますか……? 自慢するつまりはありませんが、私はマスターのサーヴァントとして尽くしている……つもりです。 ならば親愛の証のひとつくらい、欲してもいいのではないでしょうか……?」
「それとも、もしや……自らは与えられはしても与えはしない、と……? 僭越ながら、そのような傲慢と強欲は、何れ自らを怪物(ケモノ)に堕とす羽目になるかと……」
▷【そんな、ことは……ないけど。】
▷【一応、用意はしてありますよ!】>>787
「功利の怪物。常人がケーキを食べた時に一定の幸福を得られるとして、同じようにケーキを食べた時に常人の1000倍の幸福を得ることが出来る、とされる架空の存在。 」
「常人がひとつのケーキで得られる幸福が1であれば怪物は1000の幸福を得られ、怪物と常人がケーキを分け合ったとすれば1+1000の幸福が、怪物が二つ分のケーキを得れば1000×2の幸福が世に満ちる。であれば、世界全体の幸福指数を考えれば、怪物が全ての幸福(ケーキ)を得るべきであり、人々は怪物に幸福(ケーキ)を譲るべきである………」
「と、簡単に説明すれば……そういった思考実験を体現するのが私という霊基です……」
▷【つまり……?】
▷【……どういうこと】
「他者に資源(リソース)を割く行為は私の存在意義の否定になるということです。 私は他者から譲り受けることはあっても、他者と分かち合うことはしない、そういう概念(モノ)ですので……」
▷【でも、それじゃあ】
▷【“怪物(アナタ)”は独りになってしまう】
「…………。因果が逆ですよ、マスター。怪物だから孤独になるのではなく、独りになっても幸福を享受出来る事こそが怪物たる所以なのです……。……如何に幸福であれど、ヒトの心では何時か折れてしまいますから……」
▷【怪物(ユーティリティー・モンスター)ではなく】
▷【最愛さんは寂しくないの……?】
「……私は純正の怪物ではなく不完全な混ざり物。 理屈では分かっていても、割り切れない部分はあります。ですので……」>>788
《最愛からチョコレートを受け取る。》
▷【……これは?】
「私の不完全さ故の過ち……そして“怪物(ビースト)”としての私を下したアナタへの敬意の証として……1/4だけ私の幸福(ケーキ)を分けましょう」
▷【ありがとうございます!】
「感謝されるほどのことではない、と思いますが……その謙虚さは美徳かもしれませんね……」
「それにしても……誰かとケーキを分け合う、なんて……久しぶり、ですね……」
¼のチョコケーキ
星揺最愛(ユーティリティー・モンスター)からのバレンタインチョコ。
何の変哲もない、一般的なホールケーキの¾だけ抜き取られている。
いつかのどこかで少女が、かつてどこかで乙女が、大切な誰かと分かち合った過去の象徴。
過剰な多幸感に酔う彼女にとってはちっぽけな、けれどかけがえのない幸福の一片(ピース)。以上、星揺最愛(ユーティリティー・モンスター)
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%98%9F%E6%8F%BA%20%E6%9C%80%E6%84%9B
のバレンタインSSでした(投下重なっちゃってすいません)>>785
朝焼けの光を想起させる金色の髪をシニョンに結った美少女。かの騎士王、アルトリア・ペンドラゴンを彷彿とさせる顔立ちをしている。
人は立場によって容姿が変化するという。大勢の人々の前に顔を晒す職業の人間は、一般的な職業の人間よりも容姿が洗練されるという。
大英帝国の女王であり、聖剣の担い手でもある彼女が騎士王に近づくのは当然のことなのかもしれない。
マリー・アントワネットが『女神』のような存在であるとすれば、
アレクサンドリナ・ヴィクトリアは『天使』のような存在であると言っていいだろう。
人々を抱きしめ慈しむ光ではなく、人々の進むべき道を照らし導く光。
女王として、王妃として。偶像の異なる形を極めた対極を彼女達は体現している。
清楚で可憐、かつ真っ直ぐとした芯の通った女性―――という、人々が彼女に抱いた信仰の具現。
大英帝国に咲く一輪の花。麗しのアレクサンドリナ。>>791
サーヴァントとしては戴冠時の肉体に晩年の精神で現界しており、側近に「陛下と会話をするコツ? 基本的に陛下の発言は聞き流し、都合の悪いことには忘れたと答えることです」と言われた時期に比べるとかなり落ち着いている。
幼い頃から「王と民はかくあるべし」という理念を徹底して刷り込まれているため、サーヴァントとして現界した今は徹底して従者として振る舞っている。
マスターは主君であり、自分はそれに仕える者。その絶対的な法則を彼女が違えることは無い。
しかし、時と場合によっては忠言を与えることもあり、マスターをより良い場所へ導くことを己の責務としている。
「1人でも多くの民に希望と未来を与える」
それこそが、アレクサンドリナ・ヴィクトリアの王道であるが故に。
ただし、マスターに対してはともかくサーヴァントに対しては生前と変わりなく、特にイギリス人が相手の場合持ち前の行動力と破天荒さで振り回したりする。
特にジェームズ・ワットがその筆頭である。>>792
「……先達として一応忠告しておくがね。引きこもるのは身体にも心にも毒だよ?」
「私は女王だが、今は君のサーヴァントだ。それは理解しているつもりだよ」
「私は君の剣さ。それを違えるつもりは無い。約束を破るのは性に合わなくてね」
「やあ、セシルじゃないか。君には随分と世話になった……君さえ良ければ、また力を貸してほしいな」セシル・ローズに対して
「おお! ワット君じゃないか! 随分と探したぞ。ふふふ、聞いて驚くなよ? なんと、あのミケランジェロ史が力を貸してくれることになった! 我々の銀河鉄道計画に一歩前し……あ、どこへ行く! まだ話は終わってないぞ! ワットくーん!?」ジェームズ・ワットに対して
「好きなもの? 読書かな。見聞を広めるのは好きでね。私の時代だと……そうだな。意外と思われるかもしれないが、シャーロック・ホームズシリーズは好きだったな」
「嫌いなもの? デマとゴシップ、それに踊らされるのはどうかと思うね……なんだい。あのイギリスはメシマズってやつは。あんなもの調理法でどうとでもなるだろうに!」
「私はまだ死にたくなかった。まだまだ采配しなければならないことがあったんだ。願うことなら、過去のやり直しを……などと言えば、それらしく聞こえるかな? イギリスとその国民の恒久的な平和と繁栄……それが叶うのであれば、玉座(そこ)にいるのは私じゃなくても構わないさ」
「催し物があるらしい。私で良ければ付き合うが……なんてね。良かったら付き合ってくれないかい? ああいうのを見ると我慢出来なくなるタチでね。意外だったかな?」
「今日は君の誕生日と聞いたぞ。よし、イギリス全土を上げて君を祝福するとしよう……何? やりすぎ? ふふふ、気にするな。この場合、私自身がイギリスということさ」
以上です
言及先など募集したいので誰かいれば是非よしいくべ!
>>797
「……あ、う、う」
地下牢に囚われ、どれだけの時間が経過しただろうか。クリームヒルトに噛みつかれた首筋から全身へと猛烈な激痛が際限なく発せられている。頭から爪先までの全ての血管が破裂しそうなほどに脈動し、視界が明滅する。
何か毒を盛られたのかと思ったが、そうではない。体には既に対毒の霊薬を投与している、未知の毒性であってもある程度は防げるはずだ。しかし一向に痛みは軽減されず、むしろ全身に行き渡ろうとしている。 どうやら体が何かの侵食を受けているらしい。では何に?
「お友達になりましょう」
クリームヒルトの言葉を思い出す。お友達、そのワードから私がこれからどうなるのかは容易に想像できる。つまるところクリームヒルトは私に自分の血を混ぜ、支配しようとしているのだ。
さてどうしたものか……このままでは私は女王の手先として汎人類史の敵となってしまう。それだけは避けたい。もちろんこうした状況も考慮して、奥歯の方に自害様の霊薬を仕込んである。私は迷わず激痛にうめきながら奥歯を噛み砕く。即効性の毒薬がみるみるうちに口中に広がっていき、まるでテレビの電源を切るかのように私の意識は途切れた。
「……嘘だ」
嘆くべきか、それとも怒るべきか。毒薬は効果を示さなかった。閉じ込められていた地下牢の床には毒々しい色の液体が撒き散らされていて、それが私の毒薬である事はすぐに分かった。私の肉体に浸透したはずの毒薬をあろう事か拒絶され、吐き出されたのだ。
けれど代わりに私の体を襲っていた激痛は何処かへと失せていた。
「おっ、起きました?結構結構。自害なんて女王が悲しみますからね。良かったですよ、『終わって』いて」
何が起きたのか理解が追いつかず呆然としていると、楽しげな声が頭上より振ってきた。見れば、白いフードを被った少女が鉄格子から私を見下ろしてくる。その手には食事が盛り付けられた皿があり、彼女は差し入れ口からそれを私の目の前に置いた。皿の上にはステーキがあり、香ばしい匂いが鼻腔を刺激してくる。>>798
「食事です。手錠は貴方が仮死状態の時にもう解いてあります。お腹減ってますよね?食べた方がいいですよ」
それじゃあ、と手を振って少女が去っていく。彼女は何を言っているのか。サーヴァントに空腹の概念はない、食事はあくまでも人としての習慣だ。こんな何が含まれているかもわからないもの、食べるわけがない。
どうして毒が効かなかったのか。食事などそっちのけで考えを巡らせる。フードの少女が『終わって』という不可解な事を言い残していったが、恐らく私は完全にクリームヒルトの支配下に置かれ、それ故に毒も効果が無かった……と考えるべきだろうか。
しかし体にこれと言った変化はない。操られもしなければ、意識を乗っ取られる事もない。
「……?」
いや、違う。ひとつだけ、明らかな異変が起きている。お腹が空き始めたのだ。ぐるるる、と低い鳴き声が聞こえた。もちろん、サーヴァントに空腹はない。そのはずである。
耐えろ。耐えるんだ。これが敵の策略であるならば眼前にある食事は尚更手をつけるべきではない。
けれど一時間ほどが経過し、空腹は耐え難いものを越え最早苦悶へと至りつつあった。腹に穴が開きそうになる激痛に加えて目の前がぐらぐらと揺れ動く。石の床をごろごろとのたうち回り、割れんほどに強く爪を立てる。けれども空腹は止まらず、口元からだらしなく涎が溢れた。
「ぐ、ぐ、ぐ」
視界にステーキが映り込む。すっかり冷めてしまったが、目にしただけで涎が増し腹の虫が一際大きく鳴く。頭に靄がかかった様に私は腹這いのままで皿へと近付いていき、添えられているフォークとナイフなど歯牙にもかけずに肉の塊を両手で掴みかじりついた。
美味しい。柔らかく、噛めば噛むほど口の中でうま味が広がっていく。記憶にある限りこれほどまでに美味なものは初めてだ。まるで赤ん坊の様にむしゃぶりつき、何度も何度も噛みしめる。
美味しい。美味しい。美味しい。美味しい。
ステーキは欠片も残さずに腹の中に収まってしまった。空腹感が消え失せ、頭の靄が晴れていき私はようやく正気を取り戻す。最初に襲ってきたのは異常なまでの飢えへの恐怖だった。>>799
「どうなって……」
ただ腹が空いていたという問題では無い。完全に理性が蒸発し、本能に肉体が動かされていた。これがクリームヒルトによるものなのだろうか。
思案しているとふと左腕に違和感が生じた。むずがゆさと言うべきか、むずむずする。袖をまくってみると腕の皮が膨れていた。水に濡れてふやけている時に近いそれに恐る恐る指先で触れる。
ずるりと、皮が指先で突かれただけで破れた。その下には爬虫類じみた鱗が、びっしりとある。
「……え?」
一体何がどうなっているのか。動揺を隠せずにいると今度は顔にむずがゆさが生じた。右眼球が裏側からくすぐられる様な感覚に恐る恐るまた指で触れ、また皮が破れる感覚と共にざらざらとした異質な感触が襲ってきた。確認できないが、どうやら右目を中心として鱗があるらしい。
「う、あ……あ?」
「あー、ようやくですかねぇ」
また少女の声。振り返れば、彼女はくすくすと笑っていた。
「それは女王様の眷属になった証ですよ。体が少しずつ竜種になっていくんです。サーヴァントを眷属にするのは初めてですからねぇ、どうなるのか私凄く興味あります」
「りゅう、しゅ?」
「また食事置いておきますね。食べないと、どんどん体が壊れていきますから気をつけてー」>>800
そう言って少女は姿を消した。目の前にはまたステーキが置かれている。まるで餌付けをされている様で私は歯噛みてしまう。
クリームヒルトの眷属になる事で、肉体が竜種へと変化する。そんな事があり得るのかと疑ったが、事実私の左腕と右目には明らかな変質が見られる。何か止める術があるのではないかと探ろうにも地下牢にはこの身一つ、調べる機材などない。
腹が鳴った。あの空腹が襲ってくる。
「が、ぁあ、ぎぃ」
しばらくして再び空腹感に襲われ床を転がる。恐ろしい事に飢えに合わせて体は変質していった。左腕と右目からじわじわと私の体はヒトから爬虫類へのソレへと変化するのだ。
そうして飢えに耐えきれず肉を食べれば腹が満たされるのに合わせて体の変質も止まる。肉を食べなければ私は最終的にトカゲ人間になってしまう事だろう。
来る日も来る日も私は飢えを凌ぐために差し出された肉を食らった。そうしていくと段々私は肉を食べたいという欲求に駆られる様になってしまった。食べる度に肉が更に美味しく感じられるのだ。
美味しくて、美味しくて、もっともっと、もっと……。
「あー、もうお肉食べさせちゃ駄目って言われたんですよねぇ」
もうどれだけの月日が経過したのか分からないある日、少女は唐突にそう言い放った。私はもうお腹がぺこぺこで、涎が止まらなくて、鉄格子にかじりついてしまいたいくらいなのに。>>801
「なんでですか、お肉、食べたいのに」
「うーんとですね、そろそろどっちにつくか聞きたいんですよ。私達か、カルデアか。貴女は元々カルデアのサーヴァントですから、これまで食事を与える様命じていた女王の温情に感謝してもらわないと」
「あ、や、やだ。お肉、お肉を」
「だーかーら、はい聞かせてください。貴女はどっち?」
私はどっちなのか。私は汎人類史のサーヴァント。失われた本肉来の歴史を取り返すべ肉く召喚され肉た医神アス肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉肉……!!!!
「女王様!女王様!私は、女王様の眷属です!だから、だからお願いです、お腹が減っておかしくなりそうなんです。お肉、お肉を、お肉をくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
「素直でよろしい。じゃあ新しい仲間への贈り物として、今日の肉はいつもより多めです。しっかり味わって食べる様に。連れてきて」
少女の呼びかけに合わせて、誰かが鉄格子の前にやってきた。十七、八歳の少年だ。少年はぼんやりとした顔で私を見下ろしていたかと思えば、覚束ない足取りで鉄格子を開けて地下牢へと足を踏み入れてくる。
私はしばらくの間困惑を隠せずに少年と少女を交互に見た。どういう事なのだろうか。肉と言いながらやってきたのは少年、少年が肉?つまり私が欲しくて欲しくて仕方が無かった肉は……
「はいじゃあ種明かし。貴女が今日までずぅっと食べてきたもの、それは―――――」
私は獣みたいに床を蹴って少年の喉笛に食らいついた。
「きゅあ」
少年の口から変な音が漏れ出るのも気にせず、肉を食いちぎる。ああ、知っている。何度も食べた味だ。美味しい。美味しい。美味しい。何処を食べても、大好きなあの味だ。https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/女医の嘲笑
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/『貴方だけ』
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/救済の是非
これらの原因部分です。
これ書きたかったけどやめたんですと打ち明けると誰かが言いました。そっちがみたかったと。
ならば次は書くだけの事。書いた。気分が良い!!このNTR的なものを書きたかった!
ちょっとやめておいたけどこの後ヒュギエイアはショタを中心に食い散らかす様になります。女王の眷属の中でも1番食欲旺盛な食いしん坊です。島編術陣営さん。
李くんに関してチョイとお聞きしたいことが。ううん、ヒュギエイアのゲキニガ(褒め言葉)ssの直後ってのもあれですしちょっと時間を置いてからバレンタインss投稿します。出来れば山星さんがいる時がいいな。
>>812
ありがとうございます。
こっちのPCには『逹』は入ってなかったんですよね。>>814
またヒュギってもええんやで…(悪魔系囁き)>>816
行くのだ!甘くいけ!>>816
黒くなったしいくゾー!
「おらー!男子校なのにチョコが貰えるかどうかでソワソワしてる諸君。優しい優しいリンクさんがチョコレートを持って来てやったぜぃ!」
「「「うおぉぉぉ!!」」」
リンクが机の上に籠を置くとそこに男子が群がる。さながら餌箱に群がる鳥のように我先にと小袋に分けられたチョコ菓子を持っていく。
「やった、やったぞ!」
「男だからノーカンとかそんなの関係あるか!」
「美味っ!何これ美味っ!」
「ふっふっふ、これはコンフィオランジェットっていってな。オレンジのシロップ漬けにチョコを纏わせたお菓子さ。量産できるし小分けにできるしピッタリだろ」
そんな反応を見て見本のようなドヤ顔をキメるリンク。「お返し期待してるぜ」と言って教室を去るリンクの後ろ姿を拝む者までいたとか。>>818
後日
「お前ーっ!おまっお前ぇぇっ!」
「な、なんだよ」
出会い頭に興奮した様子で掴みかかってきた男子の手を煩わしそうに外しながらリンクが男子に話を聞くとコンフィオランジェットが随分気に入ったようで買おうと調べたところかなり高かった。なので自分で作ろうと思ったらべらぼうに面倒な作業が待っていたのだという。
「お前あんな手間のかかるもの作って配ってたの!?」
「まあな。一度に煮るオレンジの数を増やしても手間は大して変わらないから一度に大量生産したんだ。
手間のかかるお菓子だって気付いたからにはお返しもさぞいいのをくれるんだろうな?」
にっこりと笑うリンクに男子は少し引き攣った笑顔を浮かべ「ま、まあ期待しといてくれよ…」と言って逃げるように立ち去ったのであった。>>819
「────ふふ、そんなことあったなぁ」
自分が男の姿だった頃の思い出を回想しながら生地を練る。当時の自分は多数の男子に向けて友チョコを配っていた。しかし今自分が作っているのはたった一人に向けての物。
「しっかし改めて考えると俺って男の頃からこういうのよく作ってたなぁ」
自分の女子力の高さに今更ながら呆れる。こんなので俺は男だとか言ったところで説得力なんて無いだろう。自分が男でもそんな事を言う見た目女の子がいたら…ぶっちゃけ興奮する。
いや、女子力高い俺っ子とか普通にいいと思う。俺の事なんだけど。
「ははっ、何言ってんだろ俺」
そうこう言っているうちに生地が出来上がって型に流し込む。あとは焼き上げて切って組み替えて、チョコをかけて冷やして固めたら────完成!
「ふふふ、自分の才能が恐ろしいぜ…」
断面がチェック柄のチョコケーキ、サンセバスチャン。これを元男が作ったとかマジ?ふふ自画自賛。>>821
一欠片はディアが自分で食べてもう一欠片は俺が食べて、もう一欠片ずつお互いに食べさせあったりしてケーキを食べ切った俺達はソファに並んで座っている。
「リンクが料理得意なのは知ってたけどここまでとはね。正直侮っていたよ」
「ははは、これでも男だった頃クラスの男子に友チョコを作ってやったりしてたからな」
「へぇ…」
「おっと、安心しろって。俺の本命チョコは後にも先にもディア一人のものだよ」
そんな他愛のない話をしながら気を伺う。────そろそろ良い頃合いかな。俺はちょっとモジモジしながら切り出した(実際恥ずかしいし)
「なあディア。チョコレートって昔は媚薬として使われてたって知ってるか?」
「え?」
「それでさ、実はさっきのチョコもちょっとした媚薬効果があって…その……皆まで言わせないでくれよ」
実際にチョコに薬を盛ってた訳じゃない。ただ『媚薬入りのチョコを食べた』と思わせてちょっとだけ俺の呪言で後押ししただけ。
でもその効果は俺にも効いてくる。こういうの、唆るだろ?
「リンク…」
「ん…」
【体験版はここまでとなります、続きは製品版でお楽しみください】>>822
製品版?そんなもの無いよ(無情)
ディアリン時空で自分の性別に関して吹っ切れたリンクくんちゃんは男心が分かる女子力高い誘い受け俺っ子。無敵。
ちなみにコンフィオランジェットは作るのが本当に面倒くさい。気になった人はYouTubeで見てみてください。私はてっきり切ったオレンジをシロップに漬けて固めるだけだと思ってました。>>824多分見るだけでいいなら…。
チェストぉー ■の数間違えてるところあるかもしれなくてごめんね
【元ネタ】史実 【CLASS】キャスター(暫定)
【性別】男性 【身長・体重】176cm 【髪色】茶 【瞳色】黃
【外見・容姿】青年期のすがた 晩年の姿での召喚にはやや消極的
【属性】秩序・善 【天地人属性】人 【その他属性】人型、男性、サーヴァント
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:C 宝具:A+
【クラス別スキル】陣地作成B(■■)、道具作成C(■■):生前の業績により魔術とは別の分野に特化したスキルとなっている。
【固有スキル】
■■■■A+:あるジャンルの確立者、いわゆるビッグスリーの一角。サーヴァントとしては自身の作品を魔術行使として扱う。自作の登場人物を召喚もできるが、彼によって装飾された存在として顕現し実際の人物とは異なる場合がある。また逸話から、彼の能力としての『作品』は霊基の消滅後も持続可能という特性をもつ。
■■■■■への諫めB:彼の作品に度々見られるテーゼ。彼の地で唱えられたとある思想。相手の■■を指摘し戒めるデバフスキル。一国の指導者といった重い責任がある立場の者ほど効果的。
■■■■の■C:彼が生涯の誇りにしたとされる事柄を示すスキル。STR、CON、POWに幾らかのボーナスを得る。
■■■■■■■■E:とある儀式由来のもの。本来ならば強力無比な生命■■・■■スキルとして行使できると思われるが、事情により大きくスケールダウンし単なる回復効果に留まる。
【真名封鎖中】EX:彼のとある伝説から生じたスキル。
任意での発動は不可能、多くの成否判定で稀に発動するスキル。判定におけるファンブルまたはクリティカルによって因果をある程度まで遡り「起こらなくもないが確率的にはまずあり得ないこと」が発生し得る。例えば【脈絡なく金盥が落ちてきた】結果を引くと[悪戯好きな誰かが盥を予め仕掛けていた]過去が生えてくる。TRPGで予期せぬクリファンの処理に困ったGMのような斜め上、または身内卓だから成り立つような裁定が彼に振りかかる。
大衆諸君にとっては衝撃の喜劇かもしれないが、私にとっては致命の悲劇である。>>827
【宝具】
『では此処に正義の所在を問わん(【真名封鎖中】)』
ランク:A+ 種別:■■宝具 レンジ・最大捕捉:劇場のキャパシティに準ずる
彼の作品群から構成される伝承複合宝具。
本質は結界宝具に近く、陣地作成スキルと【真名封鎖中】による重厚な情景描写の複合で敵対者の心身を”劇場”に囚えてしまう。役柄を演じるのは基本的に仮面を被り俳優などに扮したゴーストとなる。演目、ピックアップされるシーンによって効果が変わるが――――。
簡潔に記すと『■■■■■■■■■■』を怨霊(ヒュージ・ゴースト)、として脚色し■■■が扮する■■■■■たちと共にレンジ内を蹂躙する。彼女らは彼の『作品』の特性としてEランクの単独行動と出演続行スキルを有する。
時間もあれなので正解版の文章の投稿は次の夜くらいになるかもどうもこんばんは魔術師です。エンコ詰めてケジメ取るのは熟慮の末控えておきました。不敬だろオメーという方がいらしたらケジメ再検討します。
>>733>>735>>736>>759>>760>>776
メルトあたりから『女性からの贈り物が必ずしもチョコレートである必要はない』っていう具体例があったのが大きかったですね。
ナノマシン技術が入ってるだけで、要するには満腹ゲージ削減回復ドリンクなので途中変な方向に話が行きそうになりつつも、結局は最初のとおりに素直な飲み物の差し入れですってところに落ち着く寸法なのです。
あとはカルデアにいたとした時の交友関係もですね。
立場が近い女神系の中でもスカディ女王や、擬似鯖顕現でランサーで雷とキャラが被り倒したパールヴァティとの距離感が近いっていうのがありますね。逆に奔放性の高いイシュタルや、同じく外来種的な出自のあるケツァルコアトルとはやや距離を確保していそうです。
さて、遅れましたが読んでいただきありがとうございました。
ここからはこちら側からの感想投下ですね、というか気になってた「なんでもするけん」のけんが権or券であって方言のけんでなかったことに今気がついて腐るほど恥ずかしいのでとりあえず自爆します散らばもろとも>>827
アイスキュロス>>832
【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター(暫定)
【真名】アイスキュロス
【性別】男性
【身長・体重】176cm
【髪色】茶 【瞳色】黃
【外見・容姿】青年期のすがた 晩年の姿での召喚にはやや消極的
【地域】古代ギリシャ、アテナイ
【年代】紀元前525~465年頃
【属性】秩序・善
【天地人属性】人
【その他属性】(人型、竜属性、魔性、愛するものなど)人型、男性、サーヴァント
【ステータス】筋力:C 耐久:D 敏捷:D 魔力:A 幸運:C 宝具:A+
【クラス別スキル】陣地作成B(舞台)、道具作成C(舞台):ギリシア悲劇の発展過程において2人目の俳優の導入、舞台装置などの考案といった業績が反映されている。基本的にはプロデュースする側だが、いざとなれば自力でもある程度設営できるバイタリティの持ち主。作家兼演出兼俳優と、活動初期は本格的な分業前だったので舞台に関することは一通り自分でもやっていた。
【固有スキル】
悲劇詩人A+:ギリシア悲劇を代表する詩人の一人。サーヴァントとしては詩を魔術行使として扱う。自作の登場人物を召喚もできるが、彼によって装飾された存在として顕現し実際の人物とは異なる場合がある。また「通常作者の死と共に作品も上演されなくなるギリシア悲劇において、アイスキュロスの作品は死後も特別に上演を許された」という逸話から、彼の能力としての『作品』は霊基の消滅後も持続可能という特性をもつ。
ヒュブリスへの諫めB:『ペルサイ』など彼の作品に度々見られるテーゼ。古代ギリシアで唱えられた「驕慢・思い上がり(ヒュブリス)は神々の怒り(ネメシス)を招き、人を破滅に導く」という思想。特にペルシア王クセルクセスによるギリシャ遠征とその失敗を、歴史家ヘロドトスや詩人たちはこの思想と絡めて記述している。アイスキュロスの荘重な詩句・弁舌によって相手の驕慢を指摘し戒めるデバフスキル。一国の指導者といった驕りやすく重い責任がある立場の者ほど効果的。>>833
マラトーンの勲C:彼が生涯の誇りにしたとされる従軍経験を示すスキル。STR、CON、POWに幾らかのボーナスを得る。しかし一応「キャスターにしてはアグレッシブ」という範疇に留まるのでマスターは過信するべからず。
エレウシスの秘儀E:彼の故郷エレウシスに伝わるデメテル・ペルセポネ信仰での祭儀。厳格な守秘義務があり、漏洩した者は死刑宣告をされたとも伝わっている。アイスキュロスは劇中でこの秘密を明かしたとして告発されたことがある。誅殺を求める者もいたが彼自身はこれの信仰者ではないこと、また彼の兄弟の戦功を以て許されたとされる。正式な祭司などが扱うならば強力無比な生命賦活・蘇生スキルとして行使できると思われるが、先の事情により大きくスケールダウンし単なる回復効果に留まる。
アイスキュロスの亀EX:「ヒゲワシがアイスキュロスの禿げ頭を岩と間違え甲羅を割る為に落とした亀が直撃して死亡」という伝説から生まれた諺。「あり得ないことが起こる」という意味。
任意での発動は不可能、多くの成否判定で稀に発動するスキル。判定におけるファンブルまたはクリティカルによって因果をある程度まで遡り「起こらなくもないが確率的にはまずあり得ないこと」が発生し得る。例えば【脈絡なく金盥が落ちてきた】結果を引くと[悪戯好きな誰かが盥を予め仕掛けていた]過去が生えてくる。TRPGで予期せぬクリファンの処理に困ったGMのような斜め上、または身内卓だから成り立つような裁定が彼に振りかかる。
大衆諸君にとっては衝撃の喜劇かもしれないが、私にとっては致命の悲劇である。>>834
【宝具】
『では此処に正義の所在を問わん(オレステイア・トリロギアー)』
ランク:A+ 種別:詩歌宝具 レンジ・最大捕捉:デュオニソス劇場のキャパシティと同等
紀元前458年のデュオニソス祭にて上演。アガメムノンの息子、オレステスの復讐劇とその顛末を、当時のアテナイの裁判制度や力の支配から法の支配への価値観の変化も踏まえて描いたアイスキュロス晩年の代表作『オレステイア』を元に、『策謀する女(オレステイア・アガメムノーン)』、『供養する女たち(オレステイア・コエーポロイ)』、『慈愛の女神たち(オレステイア・エウメニデス)』から構成される伝承複合宝具。
本質は結界宝具に近く、陣地作成スキルとアイスキュロスによる重厚な情景描写の複合で敵対者の心身を”劇場”に囚えてしまう。役柄を演じるのは基本的に仮面を被り俳優(1~3名)や合唱隊に扮したゴーストとなる。演目、ピックアップされるシーンによって効果が変わるが本項では『オレステイア』における『悪女クリュタイムネーストラー』に攻撃的解釈を加えスポットを当てた場合とする。
簡潔に記すと『クリュタイムネーストラー』をアガメムノンを暗殺しオレステスに討たれても尚鎮まらぬ怨霊(ヒュージ・ゴースト)、として脚色し合唱隊が扮する復讐の女神たち(エリーニュス)と共にレンジ内を蹂躙する。彼女らはアイスキュロスの『作品』の特性としてEランクの単独行動と出演続行スキルを有する。退場(閉幕)の正規手順としては三作目の『慈愛の女神たち(オレステイア・エウメニデス)』によって『彼女たち』の恨みと復讐心を反転させ慈愛の存在として昇華することになる。
【Weapon】従軍時代に使用していた剣を帯びている。>>835
【解説】
ソポクレス、エウリピデスと並び称される古代アテナイの三大悲劇詩人の1人。ギリシア悲劇の確立者。
ディオニュシア祭における劇大会にて計13回の優勝、"アテナイの巨匠"と言える大詩人。また紀元前490年のマラトンの戦い、紀元前480年のサラミスの海戦(いずれもアケメネス朝ペルシア対アテナイの戦い)に一兵士として参加し生涯これを誇りにしたという。彼の墓碑にも詩人としての栄光ではなくマラトンの戦いでの勲が刻まれている。サラミスの海戦の8年後上演された彼の作品『ペルサイ(ペルシア人)』は基本的に神話を題材とするギリシア悲劇では珍しい同時代の事件を元にした作品となっており、現存するギリシア悲劇の中では最古のものになる。
作風面では三部作構成を好み、時に大袈裟で難解とも揶揄されたが大胆な比喩と荘厳な表現が特徴。それまでは俳優一人と合唱隊の掛け合いであった演劇にもう一人俳優を追加するなどの改革を行ったともされている。
「空から落ちてきた亀が頭に直撃し死亡した」という伝説的な死因が伝えられているが、これはアイスキュロスの死から400年以上後の古代ローマの歴史家たち(大プリニウスの『博物誌』他)の記述が出典とされている。真相は不明。
生涯書き遺したとされる90篇のうち、完全な形で現存する作品は『テーバイ攻めの七将』、『オレステイア三部作』などの7篇のみである。錫久里 亥狛に合いそうな曲。CVも同じだし。
YouTubehttps://youtu.be/hYF438PiuPI
ぞういえば最近リゼロアニメの大罪司教に嵌った気がする。
積んでたガンプラ組み立ててた。
致命的欠陥が見つかりましたので本日は>>841の投下を止しておきます…また明日にでも…と予告しつつ、私は皆さんのレスを読んでいきます
バレンタイン当日が過ぎたっていうのも大きいと思います、みなさんほんとうにお疲れ様でした
>>750
穏やかな情景ですねぇ。リズミカルな線路の振動と合わせて、綺麗な景色や室内の環境がリラックスを誘う、良いひとときでしょう。夜行列車にも夢がありますね。
>>721
身の丈に合わな過ぎる知識は金銀財宝や美味しい食べ物に劣るどころか置き場所を取るだけの重石になるって、どうして気が付けなかったんだろうね…………
>>755
(ずーーーっと、「何でもする券」を方言のある人のセリフの「なんでもするけん」だと読み違えていた人間の顔)
ぜ、全能お子さまの善意のお返しかわいいなぁ…………(メソラシ)
>>778
そしてバレンタインのショート投下お疲れ様でした。各キャラクター全員を拾って、立派に責任を果たされたと思います。
どうか、「やってあたりまえ」というよりも「どうだやりきったぞすごいんだぞ」って誇りに思うくらいでありますように。だってきちんと自分の子を拾うのは、当たり前でなくすごいことなのですから。
>>790
1000×X=1×(1-X) (中略) X=0.0999%
総量じゃなくて幸福の平等性に着目できるならこんなに効率がいいこともないでしょうに、って感想は多分本質からズレてますよね、ごめんなさい。そういう効率を省いた先にこそ、1/4のケーキが残るのでしょうしね。
>>766
あーなるほど、言いたいことは分かりました。うーーーーーん…………あーーーーー、やたらなんか「いいこちゃん」だなぁと言う印象だったのは意図してたかしてなかったか、間違いではなかったのかな。>>836
正義云々とあったから「法曹系かな?」と思いきや、詩人サーヴァントだったとは。これは予想外
スキルの一つ一つが独特で、扱うのは難しそうだけど上手くハマればすごく強そうだなと思いました>>857
殺陣営はヨソで喧嘩売る予定なので無理ですね。最近はALI PROJECTばかり聴いてます。………え?そういう話じゃない?
>>790
ビーストであろうと元は人、一人の少女であるということがよくわかる素敵なバレンタインですね。
だからこそビーストになってしまったということに哀愁が…うーん世の中ままらない
>>793
よかった…キャラ崩壊にはなってなさそうだ…!
ワット「い、いえ、これはそのえっと嫌であると言うわけではなく、ミケランジェロ氏のお力をお借りできるともなれば私はむしろ力不足になるのではないかと思っておりましてその…(ゴニョゴニョ)
…………はい、続き、進めます…」
あと、言及コメントは不要ですが、ポーから一言。
ポー「あぁ、ヴィクトリア女王ですか。初めましてですかね?まぁそれはともかく。
貴方、ディケンズ氏についてご存知ですよね?チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズ。『クリスマス・キャロル』の作者。貴方もお読みになったとか。
どうせ彼も座にいるのでしょう?彼に言伝…というか、コメントを頼みたいです。
私はあのこと、忘れてませんよと。よくも約束を破ってくれましたね、と。首洗ってカルデア来いよ、と。よろしくお願いします」
ワットは同じ誕生日の人の不遜さに倒れる>>849
そう思っていただけたなら嬉しいです。ルファスは貴族らしい振る舞いの中に子供っぽい純粋さとかも見え隠れするくらいの表現を目指してますので。
>>851
ふふふ…フルアーマーユニコーンとバンシィとバンシィ・ノルンとフェネクスを買ってフルアームドアーマーバンシィとかいうゴッテゴテの極みを作った私は初心者に入りますか?
手元にある写真は残ったユニコーン等のパーツを使って作った『フル・フロンタルが予定通りユニコーンを奪取出来ていたら』というIFをコンセプトに作った赤いユニコーンだけですが。
>>854
『ダメ女とやれやれ系主人公』に見せかけた『いい女と発破をかけられるネガティブ男』ですかねぇ。こう第一印象と本質が逆な感じ。
>>857
槍陣営は行きたいなと思ってたけどいつの間にか戦い始めてたから今回は見送りかなって。強いて言うなら今回の戦闘で空いた穴から地下の存在に気付いて確信を得る為に調べるって感じですかねぇ。>>861
ガチ塗装やがっちゃんこ的なのが出来る段階で初心者ではない。>>836
作品は知らないものの死因は超有名な人!!
ゆ>>864
あ、猫さん。以前言ってた現世に在留してるローズル様についてちょっとkwsk>>864
ジャイアニズム…なるほど、やはりというか、さすが女王陛下…といったところでしょうか。
ポーはそう言われたら、軽く舌打ちしたりはしそうですけどそれだけですね。どうせ来るだろうと思ってて、その時殴ればいいとも考えてる。来なけりゃ座に殴り込みに行く。作家として認めてますが、それはそれ案件。
何したかって言うと、ディケンズが渡米した頃面会をしていて、当時劣悪だった著作権の問題についてでディケンズはポーの作品をきちんとした規定に則って出版すると約束したのですがそれは終ぞ果たされなかったという話。ちなみに、南北戦争前なので国内の雰囲気最悪でディケンズも私記にてアメリカを低く評価してます。
まぁ、それ以前にディケンズが書いた推理小説のトリックを看破したことがあるので、それの腹いせと考えればまだ腹に下せる…らしいですけど。あと、向こうの都合もあるしね。
ただそれでも、国民作家たる人が約束破るのはどうなんだと思ってるんで一発ポカりたい。あとは大して…普通に接するでしょう「拝、拝野薔薇だ……どうか気軽に、拝さんと呼んでくれ」
【氏名】拝野薔薇/Nobara Ogami
【性別】女
【年齢】30代後半〜40代前半……なのだが、外見は20代にしか見えない
【人種】日本人…………ほんまか?
【身長・体重】166cm・49kg
【スリーサイズ】83(C)-54-85
【肌色】白【髪色】アッシュグレー【瞳色】エメラルド
【外見・容姿】灰色の髪をシニョンに結ったアルトリア顔の女性。
【人物像】
拝羽々丸の戸籍上の妻かつ原型師としての彼の助手を務めている。具体的には経理、事務、電話応対etcetc……噛み砕いていえば、彼が原型師としての仕事に集中出来るよう、自営業として活動する上で発生する細かい諸作業全てを一手に引き受けている。
穏やかで気さくな女性であまり荒事を好まないが、とある事情から威厳のある態度が見え隠れしている。本人的には控えるつもりではあるが、癖になっているらしく中々治らないらしい。最早半ば諦めている節もある。
娘であるエルルーンには非常に甘く、同じく義理の息子である理仁に対しても甘い。
その正体は、サーヴァントであるローズル=フロディその人。
とある聖杯戦争において拝羽々丸と契約を結び、終戦後に別れを偲んだ羽々丸の手によって受肉した。聖杯ではなくルーンを介した受肉であるため霊基としての質は低下しており、英霊であった頃の力はほぼ失っている。その技量は精々簡単な魔術が使える程度であり、時計塔に行ったら間違いなく全体基礎科に回されるほど。
イメージカラー:ホワイトローズ(花言葉:『敬愛』『私は貴方に相応しい』)
まだ全然詰めれてないけど受肉ローズル様はこんな感じです>>849
UFUFU。「普通の人間の子供になること」ができないから全能ではないのよ。できないことをやらずにいても問題はない程度のただの万能なのよ。
うん……疲れたけどやっぱりこういうのって大事だしむしろもう私すごいてきなきもちになるかもしれない
とりあえず次のssに取り掛からないと……にしてもえりゅみざわは目明し編か鬼曝し編だと思っていたら最近郷壊し編という超新星が現れてしまい、掘り下げて書けば書くほど「もうFGOというかF業じゃないかこれ」って感じになってきているのだわ
なんか別の狂人が出てくる話見て中和してこよ……>>872
wikiを更新しなかった私の不手際です。しかしwikiどころかここでも明かしてなかった『生前ローズル様はロリ巨乳じゃなくてナイスバデー』ってのが発掘できたので結果オーライ。何でこのことを聞いたのかと言うと実は次に書こうとしてるバレンタインがローズル様なんですよね。だから現世で拝さんに渡そうかと。
なのでローズル様がチョコを作って渡すところまで書くのでそれに対する拝さんの対応とお返しって感じでプチリレーしませんか?んーーーーー
夜を徹してルファスの四季魔術と天候魔術で出来ることをまとめてたら予想以上に複雑な気用万能になったというかぱっと見「出来ること多過ぎない?」「全部こいつ一人でよくね?」ってなりそうな性能になってしまった。
いや、違うんです。季節と天気の組み合わせによって出来ることが変わるだけで全部いっぺんに出来るわけじゃないし季節や天気の切り替え(フィールドセット)にもその度に詠唱挟まなきゃいけないから攻撃編重から治癒しようと思ったら普通より何テンポか遅れるっていうデメリットがですね(精一杯の言い訳)
実際四季や天候のフィールドセットが重要な関係で真の天敵はフィールドの有利を上書きしてくる冬縁香ちゃんなんじゃないかと思い始めたよ。
あと深夜テンションで書き上げた切り札の詠唱がほんとにこれでいいのかなって不安もある。ぐあああ!今気付いたけどラストジャッジメントって死後天国へ行くか地獄へ行くかの裁定であって現行人類への神の裁きとは関係無いじゃねぇかぁぁぁ!!
まあいっか。このまま使っちゃえ☆
>>876
ロードがイオナズン連打と例えられるとしたらこいつは魔力解放してやまびこの悟りしてエルフの飲み薬を用意した上でミナデインを連打する、みたいな性能になってます。あれだ、ポワルンだ。あまごいからのエレキフィールドでかみなり撃ってくるタイプのポワルン。準備に2ターンかかるけどにほんばれグラスフィールドからのソーラービームに切り替えられるみたいな。
とりあえず貼ってみますね。
プチリレー承認ありがとうございますイェア!早速取り掛かりますね。春…3、4、5月
夏…6、7、8月
秋…9、10、11月
冬…12、1、2月
・四季付与・春〜冬
『四季付与[エンチャント]』の詠唱で起動する周囲に春〜冬の季節を付与する魔術。これによりどの季節でもそれぞれの季節の魔術が使えるようになる。該当する季節であればこの工程は必要無い。例えば7月に春の季節を付与した場合春と夏両方の魔術が使える。
発動すると周囲の気候が少し代わりやや涼しくなったり暑くなったりする。
・天候操作・〇〇
『装填・〇〇[セット]』の詠唱で起動する周囲の天気を変える魔術。これにより季節だけでなく天気での魔術特性の変化が可能になる。四季付与で付与した四季と相性の良い天気なら一小節、それ以外なら十小節以上の詠唱が必要となる。
しかも雨から風にする際は一度晴れを経由する必要があったり瞬時に変わるわけではなく天候の操作にはある程度時間が必要。しかも雷雨などは雨からの派生でのみ可能だったり暴風は風からでないと繋がらず暴風雨は実際の季節が夏でないと使えないなど制約が多い。
晴れと風、雪と風は併用可能(暴風は併用不可)。>>881
・夏
生命力が最も満ちる季節。主な効果は『活性』
多彩な攻撃手段が特徴の季節で秋から冬、そして春と順を追って溜めてきた魔力による爆発力はロード級とも言われる。
相性の良い天気は晴れ(猛暑)、雨(雷雨)、風(暴風)。
夏・晴れ
ジリジリと照り付けるような暑さ。レンジ内の対象に熱系の持続ダメージを与える。雨から派生した場合湿度で追加のダメージを与えることが可能。また、晴れから更に詠唱を重ねることで猛暑へと派生する事が可能。猛暑の時は火炎や熱線のような攻撃手段が可能になり蜃気楼による幻も使えるようになる。
夏・雨
夏の雨そのものは春の雨ほどのデバフ効果も無い下位互換とも言うべき性能。しかし雨からの派生である雷雨による雷撃の破壊力は絶大でしかも雷雨の間は連発出来てしまう。ただし魔力消費も膨大で何の準備も無しに雷雨を発動した場合数発で魔力切れになってしまう。そのため秋→冬→春からの積み重ねで貯めた魔力が必要不可欠となる。
夏・風
春の風のように風の刃での攻撃が可能で攻撃力は四季の中で最強。派生で暴風になると攻撃性がさらに増し竜巻等も巻き起こす。6、7、8月のみ暴風から更に暴風雨に派生する事が可能。暴風雨については後述。>>882
・秋
次の生への蓄えの季節。主な効果は『貯蔵』
礼装等に魔力を貯める事に長け、魔力を他所から奪い自らの糧とするドレイン&チャージな攻防一体の季節。
相性の良い天気は晴れ、雨、風。
秋・晴れ
程よく暖かく過ごしやすい。春・晴れ程ではないが治癒等に優れる他レンジ内の対象から微量ずつ魔力を吸い取る。魂喰いと違い魔力を持たない者からは魔力を奪えない。微量すぎる為吸われている事に中々気付けない。
秋・雨
秋雨。春・雨と同様長く降り続く雨により相手へのデバフとなるが同時に削いだ分の相手の力を自分に吸収する。雨に打たれればデバフ効果が更に増す。
秋・風
お馴染み風の刃による斬撃。ただし秋の風はそれだけに留まらず旋風により木の葉等を巻き上げ攻撃や目眩しが可能。そして風もまた切り付けた対象から魔力を吸収する。>>883
・冬
死が広がる季節。ただし次の生へと向ける“溜め”の季節でもある。そのため主な効果は『増幅』となっている。
徹底的に相手の生命力を削ぐ事に長け、自分は秋に貯めた魔力を増幅して他の魔術で使う準備期間となる。
相性の良い天気は雪(吹雪)、霧、風。
冬・雪
寒さの象徴、雪。降り注ぐ極小の氷の粒は防寒対策をしていない者から容赦無く体温と生命力を奪っていく。注ぎ込む魔力次第では雪を通り越して氷を扱う事も可能になるが冬でそれ程の魔力を使うよりは夏に持ち越して雷雨にした方が効果的。不遇。詠唱を重ねて吹雪にする事で更に効果を増す。
冬・霧
視界不良を引き起こす濃霧。霧を発生させることで相手の視界を奪うと共に自分は相手の居場所が分かる。気温の低下も著しく雪と同じく対策をしていない者の命を削っていく。
冬・風
極寒の旋風によるかまいたち攻撃。単純な攻撃力は魔力量の関係から夏の方が優れるが冬の風は切れ味が鋭く治癒阻害の追加効果がある。>>884
時は巡る(シーズン)
季は移ろう(コスモス)
星は傾き(スターズ)
空は色を変える(カラーズ)
人の愚かさに(ストゥルトゥス)
神は嘆くだろう(ゴッズ)
剣はここに(ソード)
我こそは(アニムス)
裁きの剣を振るう者(ラストジャッジメント)
『代行宣言/洗煉大洪水[アクトオーバー/ラストジャッジメント]』
ルファス・ヴァーミリオンの切り札にして奥の手。夏の雨から詠唱を重ねて発動する夏の暴風から更に詠唱を重ねて四季を数サイクルに渡って溜め込んだ魔力を全て注ぎ込む勢いでやって初めて発動する『七日七晩に渡って降り続ける大雨』。
荒れ狂う水と風であらゆる物を押し流す神の裁きの再現。効果は圧倒的だが前提となる条件が多過ぎる他確実に表社会でも異常気象として取り上げられる為神秘の秘匿の意味でも非現実的な机上の空論となっている。
ルファスはそれ以外に術の特性上人の愚かさを詠唱に含むことが個人的に不服であり出来れば使いたくないと考えている。
「人はね、言うほど愚かじゃないんだよ」>>888
あ、晴れと風で両立出来るじゃんよ。徹夜で寝惚けてるのかな…>>879
え~そんなの全裸待機するしかないじゃないですか~休みだからと余裕ぶったらこんな時間
>>849
バレンタインは過激なシナリオが多いので…色恋とも少し離れたほのぼの系を重視しました
夜行列車はロマン(再三)
>>868
そんなところに史実ネタが…!ヴィクトリア女王っていえばクリスマス・キャロル読んでたってのとルイス・キャロルに一杯食わされたって程度しか知らなかった…
なるほど…そうなりますか。
ポーとしては、お互いの保身に関わるので深く踏み入って欲しくはなくあくまで釘を刺して欲しいって程度でしたが、知っていて謝られると誤魔化すつもりにはなりませんね。
「女王様に謝罪代理をさせるなんて、彼も随分偉くなりましたね」みたいな憎まれ口は叩きますが、それに免じてディケンズが来ても殴ることは止します。さすがにそこまで不遜じゃないし
>>886
ポケモンだぁ…(小並感)
意見というかなんというかですが、詠唱は詩なんかから取ってくるとかどうでしょう?
シャルル・ドルレアンの「ロンドー」とか、アロイジウス・ベルトランの「もう一度春を」とか、ギヨーム・アポリネールの「ミラボー橋」とか…
季節や天候を詠った詩は多いですし、ルファスさんの雰囲気にも合いそうだなと>>899
【階位・称号・二つ名】
「■■■(アリス)」
「お絵描き人形アリス」
【契約サーヴァント】
【魔術・特殊技能・特性など】
『拾遺魔術』
様々な概念を付与することで、道具などを強化する魔術。
「強化」及び「転換」と似通ったものだが、拾遺魔術にはそれら二つとは全く異なった特徴がある。
それは、拾遺魔術は「捨てられたもの」へ「捨てられた概念」を付与するというもの。要はリユーズ、リサイクル。人々が、新しきを求める中で捨て置いた古きを寄せ集め、今と遜色ないものに変える。
「去る者は日日に疎し」という言葉がある通り、ものは放棄されたままに時が過ぎれば、元々其れに宿っていた定義や概念すらあやふやになる。そのため強化のように概念を選りすぐらずとも良いのが利点で、必要な魔力も少なく済む。
欠点は、その応用範囲の狭さ。だが今は大量生産、大量消費の時代。流行り廃りの趨勢も速く、人は軽率に何かを生んでは何かを忘れる。それが故にこの魔術は現代が現代であるために、今日も汎用性を伸ばしている。
風属性を持つ者なら基本誰でも習得可能だが、「エコ」という思考を持たず理解できない人種には到底使うことは叶わない。>>900
『文無し人(テュ・パンス・ドンク・ジュ・スィ)』
■■■という人形が持つ機能にして究極課題。
それは、個人あるいは集団が所有者となり■■■を「人の形をした人形」と認識し、また何らかの欲する人物と固有の名前を■■■に付けた場合に起動する。
この際、■■■に宿っていた■■■という人格は■■■という身体から引き離され、自我を以ての行動を取ることが出来なくなる。声を上げることも、手を動かすことも、瞼を開くことさえ所有者の一存に依る。
当然、息もしなければ食事も摂らない。「文無し人」の状態の■■■の生態は人形という物体と差異はなく、仮に肉体にあたる箇所をめった刺しにしたところで血は寸分とて流れない。何をしても無反応で、所有者を含む周囲にされるがまま。
他の人間は■■■をただの人形と見るが、どうやら所有者は■■■を特定の個人(それも、所有者が望むままの人格を持った)に見えているようである。
また、この状態の特徴にして最大の利点は「所有者が■■■を求める限り、どうしようと■■■は壊れず、死なない」というもの。たとえ四肢をもごうと、心臓に相当する部分を穿とうと、塵ほどにまで崩そうと、どこからともなくその死屍たちは寄り集まって■■■へと戻る。
そして、■■■はこの状態にある時驚異的なまでの記憶力、学習能力を持ち、所有者が日常的にこなしていたことならばそれを容易に習得することが出来る。
これらの能力は所有者が■■■を捨てることで解除され、■■■には元の人格が入る。しかし、学習によって得た技能と記憶はいつまでも有している。
この機能は先述の通り■■■の究極課題、命題────サーヴァントでいうところの「霊核」に近しいものであるために、取り外しや除去などは出来ない。
ちなみに、発動条件の『「人の形をした人形」と認識』というのは自発的なものでなければならず、もし■■■が自身は人形であると語り相手がそれを認めそう認識してもこの状態は起動しない。>>901
【礼装・装備など】
『凌雲遠眼鏡』
時代がかった雰囲気を持つ双眼鏡。雲の装飾があしらわれている。
普通に覗くとただ遠くがよく見えるだけだが、レンズに加工された魔眼がはめ込まれており、反対の向きから覗くことで、注視した対象を短時間だけ物理的に小さくすることが出来る。
対象は全身が収まっていなければならず、大きすぎると小さくできるのは20㎝程度、時間は5分がせいぜい。当然使用には魔力がいる。
大抵は、■■■が自身の背丈に道具などを合うようにするために使われる。
『良秀筆』
一本の絵筆。
さる物語に登場する絵描きの名を冠しており、効果もそれにあやかったもので、ずばり「見ているものなら本物レベルに描ける」というもの。
対象は人物、動物、風景と何でもありで、■■■は普段これを使って似顔絵やスケッチを描いてお金を稼いでいる。周りからは「絵描きの人形」と思われており、本人も「そっちの方がキャッチ―で売れる」と採用している。
『小さなトウシューズ』
■■■でも履けるほどの小さなトウシューズ。繕われた跡が見受けられる。
特に加工もないただのトウシューズだが、なんとなく、バレエが上手く見える。
『古びたレコード』
今時珍しい中古のレコード。何度もかけられた様子。曲は「ラ・ヴァルス」のみ。
特に加工もないただのレコードだが、なんとなく、聞いていると落ち着く。>>902
『約やかな裁縫箱』
使い古された裁縫箱と道具。ソーイングボックスの様式で、箱すら手作り。
特に加工もないただの裁縫箱だが、なんとなく、綺麗な縫い後になる。
『無骨な料理道具』
フライ返しやフライパン、包丁やボウルなどの道具。手入れがあまり為されていない。
特に加工もないただの道具だが、なんとなく、美味しく料理が出来上がる。
『素敵な如雨露』
■■■でも扱えるほどにミニマムな如雨露。鈴蘭の造花が付いている。
特に加工もないただの如雨露だが、なんとなく、水をやると草木が生き生きする。
『トランク』
■■■と大差ないくらいの高さのトランク。
これには加工が施されており、中に上記のものやそれ以外の「捨てられたもの」たちが詰め込まれているというのにすっきりしたフォルム。つまり、「捨てられたもの」なら無制限に収納が可能、ということ。
何なら■■■も入ることが出来る。中から開けずらいので入らないが。
因みに、「trunk(旅行鞄)」と「trunc(切り捨て)」がかかっている。らしい。>>903
【外見・容姿の詳細など】
ふんわりとゆるくカーブのかかった長い髪。潤い切って、けれど作られたような冷たさを有する暗い双眸。肌は白く透き通り、顔のパーツは何れもそこにあってしかるべきといったようにバランスよく惚れ惚れするほどに整列している。
そんな容姿に、普段は黒と深紅を基調としたドレッシーで豪奢なロリータ服を纏っているのだからそれは大変に目を引くような美貌となっている。
一つ、■■■を普通のロリータ趣味の美少女と見られない点を上げるとするならば。それはやはり、「どう考えても百の位が抜けている身長」だろう。
その躯体は1歳児にも満たず、人形と並べてみても違いが判らない。しかも球体関節というのだから、初見で■■■を人形ではないと見破れる者は少ない────いや、人形ではあるのだが。
【人物像】
見かけによらず、すっきりとしてややドライな性格。口調もなんだかぶっきらぼう。
自分は自分、他人は他人と割り切っており、自身の複雑怪奇極まる境遇にも嫌気こそあれ鬱憤はなく穏便な姿勢にて受け入れている。
イメージカラー:セピア色
特技:バレエ(■■■)、ワルツ(■■■)、裁縫(■■■)、自炊(■■■)、ガーデニング(■■■)
好きなもの:晴れ、蛤真薯、ホットチョコレート
苦手なもの:飽き性な奴、無駄遣い、ショーウィンドウ、風雨
天敵:動物(「毛つけないでー、涎もやめてー」とのこと)
願い:この身体が終わるまでのんびり暮らせるくらいのお金が欲しい>>904
【一人称】私 【二人称】貴方、アンタ、○○さん、○○ 【三人称】彼、彼女、○○さん、○○
台詞例
「泡沫島。下の名前では、呼ばないで。それは、祝(のろ)われてるんだ」
「一おさわり、1400円。ひと撫で、3000円。髪梳き一回、4000円。お着換え一着5000円。今なら全コース、一括体験10000円とお得。いかが?」
「私は、男だよ?性自認は、だけど」
「これでも、元は、180くらいあったんだよ。そのせいで、こんなんになっちゃった、けど。…出る杭は打たれる、といったところかな」
「んー、アイス買ってくれるんなら、割引も考えようかな。チョコとストロベリーのダブル、コーンでお願いね」
「あぁ、ここにも…まだ使えるのに。最近のは、修理すらしなくって、困るねぇ」
「捨てられず、心のうちに残るもの(アリス)だってあれば。砂のように、指の隙間から、落ちて、消えていくしかないもの(アリス)も、いるんだ。
辛くはないよ。…ただ。少し、悲しいだけで」
「Eeny, meeny, miny, moe…そうやって、選んで。そしたら。選ばれなかった(すてられた)ものたちは、…どう、なるの?」>>905
【来歴】
今から100年と少し前。日本が海外のありとあらゆるものを吸収せんとしていた時分。
とある港町を膝元とする魔術家には、二人の姉妹がいた。西洋の血が混じった家系で、日本系な顔立ちの姉と西洋風な顔立ちの妹は、雰囲気こそ違えど仲の好い姉妹であった。
しかし、妹は幼くして不慮の事故によってこの世を去った。いたいけなくも可憐な少女の死に皆が悲しんだ────それも、寸刻の間だけであったが。
だが、姉は妹を溺愛していた。■■■という妹を。故に、彼女だけは■■■を忘れずにいた。魔術を修める時も、嫁ぐ時も、妊娠の際も、彼女の胸の内には■■■しかいなかった。
もう一度■■■に会いたい。愛しい■■■(イモウト)に会いたい。
その想いが届いたのか。それとも只の偶然か。彼女の子は、性別こそ男であれど顔立ちは■■■と寸分も変わらなかった。生まれ変わり、と言っても過言でないほどに。
彼女は子に■■■という名前を付け、溺愛した。子として、男としてではなく、女として、妹として。髪を伸ばし、女子の服を着せ、力仕事から遠ざけ。幼い子は、自身の性別との違いや母が自分を見ていないことを理解しながらも、その役割を受け入れ、黙してこなした。
そんな、歪んでいながらも平和であった日々は、子が成長期に入ってすぐに終わりを迎えた。
一晩で子は、身長を180ほどにまで伸ばした。今まで抑圧されてきた分が一挙に降りかかったように。肉付きもしっかりとして、もはや可憐な少女などとは決して思えないほどに。
母は、不合理を嘆き、ただでさえ破綻していた思考はさらに捻じれ、今や■■■(イモウト)の役割をこなせなくなった■■■を殺し、新たな■■■(イモウト)を求めた。
そして、彼女は一つの解へ至る。いないのなら、作ってしまえば良いのだと。
丁度嫁いだ先は、人形作りとそれを自律人形へ昇華させようというのが命題の家であり、材料はいくらでもあった。■■■の遺体を組み込みつつ、■■■(イモウト)の役割をこなすことのできるような性能も盛り込めるようにと調整、試行錯誤を為した。
時に妄念、妄執、狂気とは欲望を叶える奇跡ともなる。そうやってトライアンドエラーを重ねていった結果、体躯こそ異なるものの、彼女は■■■(イモウト)と姿違わず、■■■(イモウト)の役割もこなせるような稀代の人形を完成せしめた。>>906
────が。
彼女は、夢から醒めてしまった。
彼女は、■■■(イモウト)を求めなくなった。
妄執の標がなくなると、彼女は途端に人形に興味を持たなくなり、無残にも、浅薄にも市井へ流してしまった。昔見ていた、起きずに見続けた夢を、造作もなく捨ててしまった。
さて、そんな人形だが、実は、製作段階で使われた■■■の遺体と共鳴した■■■の残留思念と、同じく反応した■■■(イモウト)の残留思念、その他諸々が溶融し、役割とは別の泡沫島 ■■■という自我がどこか────少なくとも捨てられる以前に完成してしまった。
一つの役割のために生まれた人形に、その役割とは乖離した人格を持つそれは、人形とも人間ともつかぬ命を持ち。けれど、それを人形と認識し、似姿を見た者たちにより拾われ、捨てられ、拾われ、捨てられを幾度となく繰り返した。
最早、■■■の、自分という自我が何故あるかを考えたり、自己について苦悩したりといったことにかまける時期はとうに過ぎ。今となっては、その奇異な見た目と編み出した魔術によって生み出した道具を用いて「お絵描き人形アリス」として世界を渡り、金を稼ぎ、移り変わる世間を美味しく楽しく生きることに精を出している。>>907
【性格】
限りなく人間に近い自律人形。或いは、限りなく自律人形に近い人間。
人形としての役割を全うする機能が先に生まれたのか、■■■という自我が先に生まれたのかは知る由もなく、本人も既に知ろうという意欲は失せている。
■■■(じぶん)と■■■(やくわり)の錯誤を重々に理解しており、見切りをつけており、受け入れている。純粋であり老練。無邪気でありながら世慣れており、自分の境遇を嘆くような湿っぽいことも特にない。
個人主義でクレバーな性分だが、それでも捨てられることはあまり快く思ってはいない。故にか、断捨離が苦手────もとい、物持ちが良い。
また、子である■■■の残留思念が自我の成分の多くであるからか性自認は男。だが、同時に■■■であるために女性の服を着ることに抵抗がない。むしろ、生涯女ものの服装であったために女装の方が安心できるほど。
故に、本当の性別は「■■■(アリス)」。
【行動規範・行動方針】
聖杯は欲しいが、どちらかというとスリルと人脈づくりが肝。
そのため、生き残ることを重視。人を切り捨てることに特別呵責はないが、悪く見られては困るため温厚且つ人格者っぽく動く。分かりやすく安い媚び諂いはしないが、好感度稼ぎに余念がない。無論、肉体労働や戦闘能力は皆無。
【参戦理由】
上述。
【サーヴァントへの態度】
忘れられなかった者。捨てられなかった者。それはそれ、これはこれ、の精神だが、羨ましいものは羨ましいし、憎らしいものは憎らしい。
着かず離れずの距離感で、あくまでも表面上はビジネスライク。「無辜の怪物」などのスキルによってその在り方を歪められた英霊には同族意識をやや抱く。だが、あくまでも深入りはせず、客観的に接するを良しとする。>>908
【役どころ・コンセプトなど】
女装ショタ作ろうとしたらこうなった。そうはならんやろ。なっとるやろがい。
醒めて、心の中にいつまでも残り続ける夢もあれば、きれいさっぱり捨て置かれる夢もあるんだ。だとしたら、残り続ける「アリス」もいれば捨て去られる「アリス」もいるんだろうなというお話。
それこそ、判決前に処刑をされるほどの理不尽だけれど。
以上です。連投失礼いたしました。
自分の中でアリスは呪われているし人形も呪われているのでそれと女装ショタを悪魔合体させてみました。ご感想ご指摘お寄せいただけるとうれしいです。
ちなみに外見は画像のイメージ>>911
OK牧場!>>912
へい
「貴方の望む死がここで得られるとは思いませんが……まあ、これも何かの縁。力になりましょう」
「いいのいいの。リハーサルってやつよ。飛行でもなんでも、練習は大切だわ」
「薙ぎ払い、踏み潰す。実に簡単なことだ。私達にとっては、な」
「ええ。纏めて凍らせてしまいましょう。これだけの美男美女の集まりなのだもの。オブジェとして飾るには悪くないでしょう」
「君は運転に集中を。道は私が切り開く!」
「……ええ。女王陛下の仰せのままに。はぁ。保ってくださいよ、マードック号……」
「……援護は任せてください。今度は、僕が貴方を守ります」
「ああ。頼もしいよ、本当に―――いいだろう。狩りの時間だ」
「ああ、いい。案ずるな。セイバー。御身が手を汚す必要は無い。王(オレ)と王(オレ)が勝者と認めた御身に剣を向けようとするその不敬。この王(オレ)自ら裁きを下してくれる―――!」
「…………私が切り込みますから、貴方は援護を。あと、あまりやり過ぎないように!」>>914
「兵無き計略など机上の空論と同義だ。その兵がお前であれば、これ程有用なことは無い」
「ええ、如何なる無理難題であろうとも、応えて見せねば弟子の名折れ! 委細私にお任せを!」
「敵の敵は味方、か。なあどうだい? あんたの眼に俺はどう映る?」
「むふふ、怖い怖い。味方にするにはお前さん以上に心強いやつはそうおるまいよ―――見せてもらおうか、二天の剣を」
「私の炎で相手の守りを焼き尽くしましょう」
「後は、私が全てを押し流せば終わりってことね!」
「おい、チームを変えてくれ。今すぐにだ!」
「まあまあ、そう言うなよ。それとも、お前をお姉様と慕うあの子の方が良かったか? ん?」
「援護はありがたいけど。本当に僕が相手でいいのかな? もっと君に相応しい相手がいると思うけどね」
「君が悪魔だから、かな? 大丈夫大丈夫。慣れたものさ。なんせ、私の支援を受けた兵達に人は1人もいなかったからね?」
「……それで、結局君が相手なのか。まあ、異議申し立てをするつもりは無いけどね。慣れた相手の方が俺もやりやすい」
「貴方の歌を活かせる相手なんて限られてるでしょう? 背中は任せて。私が最優(セイバー)であることを証明してあげる」>>915
「……それで、結局君が相手なのか。まあ、異議申し立てをするつもりは無いけどね。慣れた相手の方が俺もやりやすい」
「貴方の歌を活かせる相手なんて限られてるでしょう? 背中は任せて。私が最優(セイバー)であることを証明してあげる」
「共に掴もう、勝利を! 我が螺旋は、全てを砕く!」
「露払いは当方が承る。貴殿は存分に吶喊するがいい。我が片割れ」
「オッケーオッケー、ようは、うちが全部轢き飛ばせば終わりっしょ?」
「後始末は私が引き受けよう。卿は卿の思うがままに。その果てにこの飢えが満たせるのであれば、全ては些事だよ」
「……貴方が戦に乗り気なのは珍しいですね。兄上」
「そりゃあ僕ちゃんもさっさと帰りたいけどぉ? ……たまの機会だ。妹の前でかっこつけたってバチは当たんねえだろ」
「お任せ下さいお父様。我が爪で、全てを切り裂いてお見せしましょう―――貴方に、必ず勝利を」
「……気持ちは嬉しいですが。貴方が傷つくのは本意ではありません。あまり無理をしないように」
「たまには運動もしないとね。これほど相手がいるなら、私も思う存分髪を振るえるというものだわ。ねえ、打ち上げのお茶会、多く相手を倒した方の奢りにしない?」
「いいわ、乗りましょう……せいぜい、妖精(ながれだま)にはお気をつけなさい?」「ええ。纏めて凍らせてしまいましょう。これだけの美男美女の集まりなのだもの。オブジェとして飾るには悪くないでしょう」
→雪女
「ああ、いい。案ずるな。セイバー。御身が手を汚す必要は無い。王(オレ)と王(オレ)が勝者と認めた御身に剣を向けようとするその不敬。この王(オレ)自ら裁きを下してくれる―――!」
「ああ、いい。案ずるな。セイバー。御身が手を汚す必要は無い。王(オレ)と王(オレ)が勝者と認めた御身に剣を向けようとするその不敬。この王(オレ)自ら裁きを下してくれる―――!」
→マルガレータ・フォン・ヴァルデック、アッシュールバニパル
「敵の敵は味方、か。なあどうだい? あんたの眼に俺はどう映る?」
「むふふ、怖い怖い。味方にするにはお前さん以上に心強いやつはそうおるまいよ―――見せてもらおうか、二天の剣を」
→宮本武蔵、柳生十兵衛三厳
かなぁと!しかし一人明らかに分かりやすい王様口調がいますねえ……
ちなみにあのドS王、「御身」等の敬うような言葉は使わなかったりします(小声)>>921
訂正です……;;
「ああ、いい。案ずるな。セイバー。御身が手を汚す必要は無い。王(オレ)と王(オレ)が勝者と認めた御身に剣を向けようとするその不敬。この王(オレ)自ら裁きを下してくれる―――!」
「…………私が切り込みますから、貴方は援護を。あと、あまりやり過ぎないように!」
→マルガレータ・フォン・ヴァルデック、アッシュールバニパル言い忘れてたけど■■■は球体関節です。人形ってたら球体関節よね
>>910
複数の要素を混ぜ合わせた結果、そのいずれにも属さないようなものに進化しました。しちゃいました。
サーヴァントの容姿が驚かれるのはよくありますが、マスターはそうそうないですよね
>>918
本当はプロフィールの時点でそういったものを晒そうと思っていましたが、SSの方に取っておこうかと。
狙いの一つ、戦法の一つがそれですね。まぁ魔力の探知が出来たりすると頓挫しますが…
>>920
あー、フランケンシュタイン…たしかに…
良くも悪くも「捨てられ馴れて」しまってます。今更境遇嘆くような繊細で多感な神経はない。
あまりシリアスで願いが主軸過ぎるのもなぁ、と思ったりしたなんて言うのは秘密>>917
3組目がヴィクトリア女王とワット
4組目がカスパーとナイアさん
17組目がプルートーさんとポー
うちのが出てきたのはここら辺ですかね?
あと、16組目は大碓皇子さんと日本武皇子さん?>>924
ですよね。
「援護はありがたいけど。本当に僕が相手でいいのかな? もっと君に相応しい相手がいると思うけどね」
「君が悪魔だから、かな? 大丈夫大丈夫。慣れたものさ。なんせ、私の支援を受けた兵達に人は1人もいなかったからね?」
のところとかクロケルですよね。下の方はちょっとどの人か絞りきれなかったんですが。あんま遅くなりすぎるのもあれなんで短めにまとめておいたぞよ
この先も必要そうだったらおせーて>>917
とりあえず、うちの子とコラボった封神師弟は分かりましたー!
兵云々言って惚気るのよくない(超良いの意)と思いまーす!>>932
供養物はこちら。
理由としてはセタンタが本家に来たので供養枠に。ケルト聖杯戦争のもう一人の主人公枠のホムンクルス(今思うとジーク君みたいだな)でした。
ケルトの大英雄の疑似的な再現、その果てに生まれた一人のホムンクルス。それが彼、セタンタである。便宜上ホムンタとでも。最終的に聖杯戦争のあれそれでホムンクルスではなくなり普通に成長し魔術回路持ちの人間として時計塔でとある教室の生徒になっているとかどうとか……人としての名は『セタンタ・クラン・アルスター』と名乗っている模様。聖杯にある意味関わってしまった者なので今後どうなるかわからないが、立派に成長(見た目はプニキ+槍ニキのミックスなんだろうな今思えば)して時計塔ライフをエンジョイしているが、日本から息子に会いにロンドンにやって来たとあるカウンセラーと出会い様々な事件に巻き込まれることとなる……らしい。
属性は火、得意なのはルーン魔術。ホムンクルス時代から使っている魔術礼装を手に肉弾戦もお手の物。
魔術礼装:クリード・ボルグ
魔獣クリードの骨の欠片を基に現代に蘇った魔槍ゲイボルグを模した槍。耐久性抜群であるが因果とか捻じ曲げられない。詰まる所ただの硬い槍。殴られると痛い。
ここからMr.司馬のロンドン珍道中~魔術探偵・司馬中人~みたいなノリの事件簿パロとかしたかったしその助手枠に成長した彼が居座るみたいな事も考えてたし、ケルト聖杯戦争のラストは主人公で弓陣営だったマスターの女の子と成長したホムンタくんがロンドンで再開するエンドでした供養供養……(こちらは感想リクをもらっていた方への返答ですけん)
>>537
あーーー晩ごはんにいいですね、お鍋食べたくなりました、炊き込みご飯と合わせてめっちゃおいしそうです!
>>679
雅ですね……将軍直筆の美人画とはまた豪華な……
>>693
わーラピスラズリ!あの鉱石綺麗で好きなんですよね!
神様の加護まで含めて相手の身を案じたいい贈り物ですねーバレンタインには重すぎますが!!
>>909
業ふっっっっっかぁ!!!????
ここまで業が深いのをそのままお出ししてくるとは……特にその容姿で両性的なあたりがことさらまた……
>>893
スペック的には扱い切れそうなレベルですしそこまで萎縮することないのでは?
脚本で作る舞台のサイズだけ調整してあげればそれで済みそうですよ
二つ名とかは別にこのタイミングでつけんでもええと思います。必ずしもあるモノではないですし、実際に動かしてみてるうちに着くこともあるでしょう。うちのも二つ名ないですしね。
『英雄』と『魔導士』も、当人の間だけの便宜上の呼び名みたいなものですし。投稿しました
確認よろしくお願いします
これで伏神聖杯戦争においてのアサシン陣営は終わりです
アサシンは色々と恵まれてたのでバランスを合わせるためにもウィリーには死ん.でもらいましたよ、よぉし……新しい、『Fate/Oriental Amarant』の黒幕(仮)がカタチになったのだわ!
>>944
(没前の同じポジションキャラはこちら)(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/常花院%E3%80%80撫子)
羅城大我の親友で中学生からの付き合いになる。
大我自身は知らなかったが、魔術師の家系・常花院家の現当主である少年。
(このことは親代わりであるアレクサンドル・野紀・ヴィヴラメントは把握していたが、「本人たちの付き合いには不要な情報だろう」と敢えて黙っていた。)
芙蓉の息子として周囲には認識されているが、正確にはノインが芙蓉から生み出したホムンクルスであり使い魔。
長たる芙蓉がいなくなった後の一族を纏め、外部とのやり取りを円滑に行う為につくられた。
そして、今回の花総の聖杯戦争の開催者でもある。
学校では品行方正で成績優秀な生徒、家では冷静沈着に家業をこなす当主と、どちらでも「優等生」を演じているが、基本的には善良な人種に入る。
また、大我を含めた3人のクラスメイト達と過ごしている時は年相応な顔を見せ、楽しそうにしている様子も。
……しかし、周囲の思い通りの役を演じ、役目が終われば(常花院の悲願が達成すれば)「処分」される運命であり、そんな我が身を嘆いており、
あるいはホムンクルス故の価値観か、自然を害する身勝手な人間そのものを嫌悪してもいる。ぬぉぁぉぁぁぁ長い時間をかけてようやくヒュギエイア診療所vol.4できたぞおおおおお貼ってもよろしいかあぉいああたあ!
ぬぁぁぁぁぁ貼るぞおおおおお
「おお!よもやこの様な出会いがあろうとは……先生、これはまさに必然、運命です。小指と小指が赤い糸で繋がっている!今この部屋に入った瞬間に分かりました。アナタとワタシの間にずぶとい赤い糸がある!」
ヒッチコック・フォーサイトは診察室に入るなりうわずった声でそう言い出した。ヒュギエイアは突然の展開に口をあんぐりと開け、待てを言えずに彼の次の句が放たれた。
「先生聞いてください。胸がとても苦しいんです。アナタを見ているとギュッと締め付けられて、もう大変なんです!これはきっと恋の病に違いありません、一刻も早い治療を!」
「貴方確かリウマチと腰痛でしたよね」
「……こ、恋のリウマチと恋の腰痛」
「わぁ聞いたことない病気ですね!体バラした方がいいですか?」
「いやあ少し落ち着ける時間をいただきたぁい!嘘ですリウマチと腰痛です!」
プレイボーイである事は世情に疎いヒュギエイアでもなんとなく知っていたが、予想以上の手の速さには少しばかり引いてしまう。
それはそれとして、とヒュギエイアはヒッチコックを椅子に座らせながらも少し口元を歪める。面と向かってここまで豪快にナンパされるなどそうそう無い。たとえ誰にでも言う軽々しい言葉であってもそれほど嫌な感じはしなかった。
「ええと、リウマチと腰痛……と」
「先生、是非触診をお願い出来ませんでしょうか。特に腰痛、尻が割れそうなほど痛いんです」
「尻を三つに割りますがよろしいですか?」
「よろしくないです」
訂正。これはそれなりに嫌な感じがする。>>950
「あのですねヒッチコックさん。ここはマッサージ店ではなく病院です。患者さんを診て薬を処方する場所です。そう言った事はリウマチと腰痛が完全に治ってからでお願いします」
「これは申し訳ない。私は美女にはこう、アプローチしないと気が済まないところがありまして。いやはや、こんな事を続けていたらいずれ老害だのすけべジジイだのと言われてしまいますな。直さねば……リウマチとかも治さねば……というわけで先生、改めてよろしくお願いします」
「では、体の方を診ますね。触診はナシで」
ヒッチコックの症状は大したものではなく、霊薬を投与すればすぐに治せそうなものであった。わざわざアスクラピアにまでやって来なくともそこらの病院で治せそうなほどである。
勿論だからと言って手を抜くヒュギエイアではない。しっかりと霊薬を調合してヒッチコックに渡した。
「こちらを毎食一錠飲んでくださいね」
「どうもありがとうございます。いやあ実はですね、私がここに来たのはアナタに会う為だったんですよ先生。お会いできてよかった」
「……と言いますと?」
「魔術と共に生きる者を迎え入れる病院があり、その主は叡智の輝きを宿した美女だという。ワタシは是非一度お話ししたいと思っておりました。ここ数年、ワタシの心はなんというかものすごく、澱んでいたのですよ。ですが今アナタとお会いし、そして言葉を交わしただけで心地が良い。何の打算もなく、ただ善意で相手を救おうという気持ちをひしひしと感じるのです。心が洗われるようですよ、本当に」
なんとまぁ、なんと、こうも、すらりと、言える。ヒュギエイアは思わず顔がポッと赤くなるのを感じ、思わず顔を逸らしてカルテへと視線を走らせてしまう。>>951
「し、しっかりお薬飲んでくださいねっ!」
「ちゃあんと飲ませていただきます。それともし完治したら、どうですかワタシと食事でも」
「おっと……いい感じの事を言って私をそれっぽい気持ちにさせようとしたんですね?」
「いやあそんな事はありません。ありませんよ?」
「残念ですけど私はもう仕事が恋人なものでして、お断りさせていただきますねっ」
「なんとっ!仕事が恋人……ふふふ、そうでしたか。なるほど、それは勝てませんな。更に心が洗われましたよ、先生」
おや?とヒュギエイアは訝しむ。もっと言い寄ってくるものかと思っていたがヒッチコックはすんなりと引き下がり、椅子から立って背を向けて去ろうとしている。うまく撃退したのだろうか……?
「それでは先生。『また』」
「はい。またいらしてくださいね」
……何か、見知らぬものが脳裏をよぎった。ヒュギエイアが首を傾げているのを尻目にヒッチコックはゆったりとした足取りで診察室を後にする。
お別れの挨拶をした瞬間、ヒュギエイアの声色は上機嫌なものだった。まるでヒッチコックと何度も言葉を交わしていたかのように。
二人は今回が初対面である。加えてナンパまでされたのにあそこまで機嫌よく見送るはずがない。妙だ。>>952
ヒュギエイアは拭いきれない違和感にこめかみを突きつつカルテに視線を落とし、ぎょっとした。ヒッチコックの名前が書かれたカルテには今日で十数回目の診察だと記されているのだ。更にカルテの空白にはアスクラピアを背景にヒュギエイアとヒッチコックのツーショット写真が貼り付けられている。『開院記念』というヒュギエイア自身が描いた丸文字まで添えられて。
「なぁ!?これは……なぁ!?」
割と混乱している。何が起きているのかてんで分からずヒュギエイアは絶句しながらカルテをめくっていく。と、最初のカルテに小さくメッセージがあった。
『先生へ。もっとお話がしたくてつい過去のアナタと交流しました。それとご心配なく、変な事は何もしておりません。フラれた女性にそのような卑怯は致しませんので』
「いやそういう問題じゃないですけどおおおお!?ちょっと、やだー!おとーさーーん!!!」
─────今日の診察、終了。
950をぉ!踏んだのでぇ!たてまぁす!
あとリドリーさんほんともう、遅すぎてもう、嫌なんだ自分が…消えたい…監獄長さんもすぐにお貼りしますので!おまちくださぁい!
あとぶっちゃけ今回のシチュは滅茶苦茶泥りたかったけど人様のキャラだし性格ブレちゃうから出来ないよなと思ってちゃんと書きました。
今度自分で書きます。ぶっちゃけヒュギエイアはノーマルとアブノーマル合わせてとりあえずあと五つシチュがあります割合は1:9です。めっちゃかきたぁい!生きてるあ!スレをォ!建てましたぁ!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%B3%A1%E6%B2%AB%E5%B3%B6%20%E2%96%A0%E2%96%A0%E2%96%A0
■■■を登録いたしました。そしてご感想お寄せくださりありがとうございます!
ということで、■■■についてのSS投下してもよろしいでしょうか!あっダメだミスってるー!?ということでこのスレではなしで!感想返していきます!レス消費すいません!(謎テンション)
>>939
魔力量とかでバレそうな気もしますが、そういった展開もアリ、ですよね!■■■は色んな展開が出来る(と思う)!
> 集団も所有者判定するならテキトーな宗教団体に偶像扱いされたこともありそうだなと
ぎくっただいま常花院萄利をwikiに登録させていただきました~
『Fate/Oriental Amarant』は恋愛要素もボーイミーツガール要素ないけど、セルレアとバフォジャックとリアムと流麗の複雑な四角関係があるから大丈夫大(無責任)>>938
頼りすぎるとKP(カシンポイント)(主にイケ魂行為をすると貯まる)不足に陥る危険性はありますけど、うまく操縦できるならその方法でありっすね>>940
雪見鍋と大根葉飯なのは生前、そのままの大根をかじって腹を膨らませていた、という逸話に因んでいます。
ふろふき大根とどっちにしようか少し迷った。
本物だと証明できれば物凄い値打ち物、証明できれば。
「秋と風」の構図が夜釣りなのは、左様せい様のもう一つの趣味だから反映させた小ネタ。中国地方在住なので、特に地震の影響もなく無事に過ごしてます。
伏神は、そういう雰囲気はしてたけどやっぱりウィリーが死んじゃいましたね。>>969
いや、自分のサーヴァントとの仲が拗れた辺りで……。
あのまま街から逃げましたとかやったら物語上の意味が無くなりますし、かといって死以外の結末を得るには積み重ね(例えば自サーヴァントとの交流でこんな成長をしましたとか)が無いので……。
なんだかんだいって聖杯戦争という物語ってメタ的にも、自分のサーヴァントとの仲が大事という構造になってますよね。ルファスでやってみたいことリスト〜
・ルファスをキリシュタリアポジションに据えてクリプター会議
・四季魔術と天候魔術を駆使したカッコイイ戦闘(自信無し)
・時計塔での他キャラとの交流
・聖杯戦争等でのサーヴァントとの絡み
・中身が15歳という事を念頭に置いた脱法おねショタ
うーん悩む。このキャラとの絡みどうですかって凸があればいつでもウェルカムですので誰か来てくれないかなー(チラッチラッ)>>974
ミスっちゃった
最近ちょっと好き放題やりすぎたからギャグテイストのお話もばっちし書かなきゃなと思って頑張りましたがガバガバなのでwikiにあげるときはもっと盛りたいと思いますおはようございます
アリウムさんは居られますか?アリウムさんが来られましたら清原さんの借用許可とある程度親しい相手との話し方や呼び方等をお聞きしたいです。
とりあえず夕方また来ます。萄利の身長をこっそり修正~
彼の名前は「葡萄」からとったのですが、花言葉がなかなか面白かったのがきっかけです>>979
良かったぁ~~~~!!!
ぺレスちょっと進んだよ。殺陣営がZeroの地盤ディルみたいな「喧嘩しようぜ!」的誘いしたら乗りますか?(「わたしはルーカスの時計塔周りでオルガマリーを、ミカエラの祖討滅戦線で知恵先生と管理人をちょこっと喋らせました」という立て札に手錠で繋がれている)
>>988
完全に花言葉通りのようにはなりませんが、まぁ、その……ね!大我と萄利の2人の親友(一般人)を紹介、しようと思いましたが次スレがいいかな?
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#181
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