このスレッドはでもにっしょんch発リレーSS「Fate/TV SHOW」シリーズまたは「聖杯大会本戦総合」を円滑に運用する為の雑談場所、相談場所になります。新規参加者大歓迎!!!
・他スレッドや他サイトへの宣伝はやめましょう。他の利用者の迷惑になります。
・当スレッドの特性上、製作したキャラクターやリレーの進行等について話し合う機会が多くあります。スムーズな進行のため、参加者は固定ハンドルネームやトリップを使用しましょう。
・当スレッドにはwiki(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/)が存在します。編集作業は人任せにせず自分で行いましょう。
・wiki内に詳しいローカルルールを載せています。参加者の方はご確認下さい
・次スレッドは>>950または>>970を踏んだ人がカテゴリー「その他」に立てて下さい。
・創作する上で関係のないネタバレを含む内容、ガチャ報告などは専門スレッドでお願いします。
・ネタバレ禁止期間は本編は開幕から二週間以降、イベントは終了後、新規実装サーヴァントや礼装など生放送系の情報については24時間後です。
・設定やストーリー展開のネタバレなどを含む雑談、相談では必要に応じてラフム語への変換をご活用ください。
・版権が絡むキャラクターを制作するのは禁止されております
・各作者たちはレンタルサーヴァント・マスターのページを編集してください。
ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/たて乙
ご め ん立て乙
リ ヨ ぐ だ 子まーーーーーーーーたビーストが出てくるんですか(遠い目)
みんな、夢の中で幸せになりましょう──?
(当スレビーストⅢ/L・ロイヤルビッチ幼女)年内には顕現したいと思います(第漆特異点 Intro書きながら)
…………年末までには顕現させられるよう頑張るから待ってほしい(小声)
>>2
あーもうめちゃくちゃだよー(AA略)
それはさておき人類悪かあ……精神的な意味で言えば蘇芳ちゃんなんかは運命の辿り方次第ではビーストⅢにはなりそうだなあと思ったことはある
カーマちゃんの一人版、みたいな?建て乙です
私がビーストⅢとか作り始めたら確実に正気を失ってるんで往復ビンタしてでも止めてやってください立て乙自分。ぺレス島アーチャー陣営やっぱ優しい。
という事でサタンに関して質問とかあれば可能な範囲で返答します。ただし自分なりの「天界はアレそれな感じでこういう世界!」みたいな設定は深く考えてないので、そこら辺はご容赦を…。立て乙。
世界中のぐだのことでは?>人類悪>>14
それは…………………まぁ………………まぁ、愛欲であり快楽だからね
全人類に平等に幸福を分配するより、感受性高い私がその分のリソース使って絶頂した方が人類全体での幸福指数が高いので実質人類救済ですね。
(当スレビーストⅢ/R・感度3000倍)>>14
まあ「欲(敢えてこう言う)」が絡んできますからねえ、自己愛に走ったRのキアラ然り他者愛に走ったLのカーマ然り
……つまりビーストⅢになるような奴は必然的に欲求不満の可能性が?(誤解を招く発言)あ、あれです!皆さんも美味しいレイドボスとか出たらラフムになるでしょう?だから皆でラフムになるのです!レイドボスを狩るのです!
【急募】素材を落とすレイドボス【魔神柱】
クロケル「なんでさ」
エリゴス「流れ弾過ぎないかね?」
>>5
そもそも初対面の相手の年齢ってどうやって知るんですかね?IF飛鳥ちゃんは異名が付く程には暴れてるので知っててもいいと思いますが。
パラス「本当ですよ?“まだ”完全にアテナと同一化出来てないので今の私はあくまで『アテナと同一視されるトリトンの娘の半神』ですので」
パラスちゃんの見解では今の自分をアテナとして扱うならアトランティスでのコルデーをゼウス様扱いしなければならないくらいの考え。アンカーには逆らえない……
ペレスでのすり合わせ、また後日クローディアさんお願いしまーすえ、アジ・ダハーカ、アポフィス、バロン/ランダ、アングルボザで総出撃していいんですか!?
>>14
なにおぅ?Ⅱ[母性]は原初のエロスだろぅ?とりあえず急務だろうサタンのスキルの名義変更など完了。
>>20
>初対面の相手の年齢ってどうやって知る
確かに。魔術師って割と年齢好き勝手出来てそうですしね~。
手が悴むんでタイプし難い…。>>20
基本的に勘ですし、原則として「子供っぽいやつには手を出さない」ってだけなんですが、今回に限っては自分と飛鳥ちゃん以外みんな見た目U-20なんですもん……実年齢把握は確かに気になる
>>21
そんなに重く考える必要もないかとぉ>>30
・木蘭辞 ―少女、守護者ならざる頃―
始まりは、やけに月が鮮やかで目につく夜の事だった。
目が冴え、どうしても眠れなかったその夜。あたしはこっそり家の庭に出て、外の空気を吸っていた。
既に両親は眠りにつき、すやすやと寝息を立てている。
その気配を感じ取り――あたしは胸の奥に疼くものを感じた。
思い返すのは昼間の光景。偉そうな顔と物言いで皇帝陛下からの勅命を伝える役人と、絶望に満ちた表情で立ち尽くす両親。
『異民族討伐の為、各村より兵を徴募する。各々、必ず一人は男子を出すように』
そう横柄に言い放った役人は、あたし達の事情など気に留める事もなく立ち去っていく。
あたしの家は両親と、一人『娘』である■■(あたし)ただ一人であると。必死で縋る両親を無下に切り捨てて。
確かに、父が志願すれば男子一人の条件は満たされる。
だがそれは、あまりにも無理な相談だ。何しろ、あたしの父は既に年老いて戦える身体などではないのだから。
戦場に行った所で足手まとい。どころか、進軍の途中で力尽きてしまってもおかしくない。加えて、老いたとはいえ父は我が家における唯一の男手。その力がなくなれば、下手をすると今年を越す事さえ厳しくなる。
それでも、皇帝の命には逆らえない。拒み続ければ反逆者として一家丸ごと罰せられ、逃げ出したとしても行く当てなどない。
『やはり自分が行くしか――』。悲痛な顔で母に伝える父の顔が、今でもありありと脳裏に甦る。
「……あーあ。どうして、あたしは女に生まれてきたんだろ」>>31
自分が女ではなく、立派な偉丈夫であれば。いや、そうでなくてもせめて最低限男であったならば。
老いた父に酷な決断を強いず、どうにか二人だけでも家を切り盛りさせられたかもしれない。
だが現実はこの様だ。明日には再び役人がやってくる、そうなれば我が家の運命は決したも同然。
隣近所へ乞おうにも、どこも人手が欠けるのは同じ。自分たちの安堵さえままならないのに、どうしてうちを助けてくれる余裕があるだろうか?
――ふと空を仰ぐ。頭上には、憎たらしい程輝く月が一つ。煌々と地上を照らす様は、まるでこの世の全てを見渡しているようにも感じられた。
だから、というわけでもなかったけれど。気づけばあたしは、縋るような声を出していた。
「お願いします。もし本当に、神様がいるのならあたし/私たちを助けて下さい」
「見返りに何でもします。命だって惜しみません」
「どうか、どうか。あたし/私に、家族を救う為の力を下さい――」
叶う筈もない願いだと、その時までは思っていた。
所詮この世に神などなく、あるのは無常なだけの現実だと。
その音を聞くまでは、間違いなくそう信じていた。
『――――――――』>>33
「えっ?」
最初に聞こえたのは、人ならざるモノの声。
いや、はたして声だったのだろうか? 今になって振り返っても、あの時確かに聞いた筈の声は、音は思い出せない。
だが、その時のあたしにはそう考えてる余裕などなかった。
『――――』
目の前にいるナニカが訴えてくる。
今までに聞いたどの言葉にも当てはまらず、何を言っているのかさえ分からない。
それでも、不思議とそのナニカが言いたい事は感じ取れていた。
『汝、うちひしがれし者よ』
『己が無力、己が限界を知り、されどその先を求める者』
『願いを叶えたくば、汝』
『己が未来を対価に、我が呼び声に従属せよ』
大体、こんな感じの事を言っていたのだと思う。
あからさまに怪しく、耳を貸すのも傾けるのも危険だと分かる言葉。>>34
だけど――
「……!」
その時、あたしは泣いていた。
恐怖ではない、絶望でもない。そこにあったのは、純粋な歓喜と希望。
ああ、これで父母を救えるのだと。あまりにも幼稚で、あまりにも道理過ぎた衝動。
だから――次の瞬間、あたしの口は動いていた。
「わかった。……それで、あたしの家族を守れるのなら。父さんと母さんを、泣かせずに済むのなら」
あたしの言葉が届いたのか、ナニカから枝のようなものが伸びてくる。
それはあたしの身体を侵食し、内側から作り変えていって――
そうして、気付いた時。あたしは元居た家の庭で立ち尽くしていた。
「これより、異民族討伐の為の兵を募る! 呼ばれた者は、順次前に出よ!!」
怒号めいた役人の指示が響き渡る。
村の広場。さして多くもない村人たちは全員ここに集められ、徴兵の為一斉に確認が取られていた。>>35
「次、林家の○○!」
「はい!」
「よろしい。次、楊家の××!」
「はい!!」
「うむ、元気があってよい。次、■家の△△!」
「――はい!」
順調に上がっていく返事。それを確認・記録していた役人の手が止まる。
作業が終わった訳ではない。役人にとって、予想外の事態が目の前で起きていたからだ。
「……待て。今、返事をしたのは、誰だ?」
昨日役人が徴募の事前通達を行った際、この家にいる男手は年老いた夫が一人のみだった筈。それ故に昨日は家人に泣きつかれ少なからず揉めたのもまだ記憶に新しい。
だが――今、返ってきた返答は明らかに老人のものではない。むしろ、清冽な力に満ちた若者の――。
「はい、お役人様。私です」
役人の声に、少年が一人進み出る。
小柄で、さほど筋肉質にも見えない少年だった。同年代の少年と同じ服に身を包み、中性的な見た目は女子と見間違いそうになる魅力を湛えている。
けれど、何より目を引いたのはその少年が纏う気配そのものだった。不思議と目を離せず、この少年に何か言われたらそのまま従ってしまいそうになる――。そんな気迫が、全身から漂っていた。>>36
「お、お前は何者か? 昨日、■家に行った時は見かけなかった顔だが」
「は。私は昔、■家の方々に世話になった者です。昨日までは父共々遠方へ出ており、徴募の事も存じ上げておりませんでした。それが昨日、久々に■家を訪ね窮乏を知り、助力すべく代理として馳せ参じたのです」
「そ、そうか。だがな、徴募を受けたのはあくまで■家の者だ。心意気は買うが、他家が各々男手を差し出す中お前の知り合いだけを特別扱いする訳には」
「――お役人様」
役人の言葉を遮り、他者に見えない角度で少年が何かを差し出す。
それは、わずかなれど確かな金であった。平たく言って、賄賂である。
目の色を変える役人に対し、少年はさらに言葉を重ねる。
「お役人様の事情も存じ上げております。皇帝陛下よりの勅命、それを全うすべく骨身に鞭打たれて働かれている事も。ですので、こちらはそのわずかな足しになればと……」
「あ、あーうん。うおっほん! 其方の心意気、しかと受け取った! これにて徴募は終了する! 全員、三日後の出立に備え支度を整えるように!」
賄賂をいそいそと懐に隠し、役人は立ち去っていく。
村人たちも多少呆気にとられる者はいたが、皆それどころではないとすぐに各々の家へと戻っていった。
――ただ、とある一家を除いて。>>37
「上手くいきましたね。父上、母上」
「■■。あなた、本気で行くつもりなの?」
「母さんの言う通りだ、やはり無茶が過ぎる。今からでも儂が」
「まだ行ってるんですか、二人とも」
往生際の悪い両親に、『私』は何度も繰り返した説得を述べ立てる。
「もう決めた事でしょう。私が行けば全て解決する話だと。それに、もう役人にもこうして話を通してしまいました。今更『やっぱりやめます』は無理な話というものです」
「だが――!」
泣きそうな顔で迫る両親。……その顔に、どうしようもない申し訳なさがこみ上げてきそうになる。
だけど折れる訳にはいかない。ここで折れてしまえば、何もかもが台無しになってしまう。
だから――『あたし』は、ただ笑顔だけを浮かべ自信満々に言い切ってみせた。
「大丈夫、必ず帰ってくる。だから、信じて待ってて」
――そうして。長い、長い旅路が始まった。
異民族討伐の遠征は思っていた以上に過酷で、何度も挫けそうになる事もあった。
戦場に出て、襲い来る異民族を撃退し、生き残る。それが終われば、次の、また次の戦場へと向かい戦い続ける――そんな毎日が、一体どれだけ続いただろうか?
血と臓物の匂いにも慣れ、死体を見ても何の感慨も湧かなくなってしまった日々。手柄を挙げる、なんて考える余裕はなかった。異民族は強く、そして恐ろしい。>>38
どうして、私たちの土地を犯しにくるのかと。そうした怒りさえ、戦場に出れば吹き飛んでしまう。
……帰りたい、と。もう嫌だ、何もかもうんざりだと。そう思った事は一度二度の話ではない。何もかも捨て去って、あの愛しい故郷へ帰りたいと。野営地の夜を何度も涙で明かした。
それでも、私は決して脱走する事はなかった。私が軍を抜け出せば、故郷にいる両親がどうなるか分からない。罰せられるか、あるいは私の代わりに今度こそ徴兵されるか……そこまで考えた時、私の中にある恐怖は塗り潰されていた。
戦って、戦って、戦って――。気づけば、私が所属する部隊は、異民族討伐でトップクラスの戦果を挙げていた。
皇帝陛下への謁見を望まれたのは、まさにそんな頃だった。
「――■! おい、聞いているのか!? ■■!」
「はっ!?」
野営地の天幕。その中で、私は誰かに呼ばれている事に気が付く。
声の主は、私もよく知る人物。――私が所属している部隊の、隊長だった。
「大丈夫か? ずいぶんぼーっとしていたようだが……どこか、具合でも?」
「い、いえ! 大丈夫です、大丈夫であります!」
「……本当か?」
「あ、あははは」
ジト目で睨んでくる隊長を、私は笑顔でどうにか誤魔化し乗り切ろうとする。
隊長の方もまた、それ以上問い詰める気になれなかったのか、いつもの穏やかで人に好かれやすい顔つきに戻っていた。
「――ま、緊張するのも当然か。何しろ陛下への謁見だ。将軍閣下のようなお偉方ならいざ知らず、俺たちのような下っ端部隊にお声がかかるなど、それこそ天変地異の前触れと言っても過言じゃない」
「それは、流石に言いすぎでは……?」
「同感だな。謙遜は結構だが、過小評価も度が過ぎれば嫌味にしかならんぞ? 隊長」>>39
飛び込んできた第三の声。それに驚く暇もなく、第三の人物が天幕内に入ってきた。
立派な鎧を着こみ、古傷が印象的な禿頭の男性。私が所属する部隊を率いる将軍であり、私と隊長にとっては上官に当たる人物だ。
突然の来訪に驚きつつも、すぐに立礼の形をとる私たち。だが、将軍閣下はひらひらと手を振ると、気さくな顔でこう促した。
「そう固くなるな。呼び出しに隊長(おまえ)を行かせたはいいが、俺としても気になっていた事を一つ思い出してな。それで、こうして来たというだけの事だ」
「気になっていた、事……?」
「ああ。――すまんが隊長、少し外してくれんか。俺とこいつ、二人きりで話がしたい」
「それは――いえ、了解しました。では、失礼します」
「うむ」
隊長が天幕を出て、残されたのは私と将軍閣下のみとなる。
やがて完全に気配が遠ざかっていったのを確認すると、将軍閣下は固い表情で私に向き直った。
「■■、まずは労いと共に祝わせてもらう。――これまで、実によく戦ってくれた。あいつもそうだが、我が軍が異民族相手に戦線を維持できたのは、お前の働きもあってこそだ」
「そんな――私の働きなど、たかが知れています。それに、戦線を維持できたのは将軍閣下の指揮が優れていたからこそで」
「どれだけ指揮が良くとも、兵の質が悪ければ戦は成り立たん。その点、お前たちの働きはまさしく及第――いや、最高に近いものだったさ。誇りに思え」
「あ、ありがとうございます!」
「それで、だ」
将軍が言葉を区切り、いっそう強い目で私を睨む。
そこには、普段戦場で指揮するものとは全く別の感情が感じられた。
「此度の皇帝陛下への謁見。これは、ただ俺たちを労いに来ただけではない。功労者に対する論功行賞――すなわち、褒美の授与という意味もある」
「論功、行賞……?」>>40
「要するに、だ。お前達にも、望むままの褒美をお与えになると。そう皇帝陛下はお考えになられているという事だ」
「――ッ!?」
予想だにしなかった天恵。それに愕然とする私を置いて、将軍閣下は述べていく。
「無論、俺もその対象に含まれてはいる……だが、これ程までの抜擢だ。まず間違いなく、今まで通りという風にはいかんだろう。あいつも、お前も出世して、新たに部隊を立ち上げるか。それとも、また別の戦場へ飛ばされるか……現時点では想像もつかん」
「……」
「■■、お前はどうする? お前ほどの実力者であれば、まず間違いなくこれからも軍の上を目指していける。何なら、俺の口利きでその道のりを補強するのもやぶさかじゃない。お前には、お前達には散々助けられてきたからな。だが、それは――」
「将軍」
いつかのように、言葉を遮り私は将軍を見つめ返す。
驚きはしたが、それも一時の事。望むがままの褒美――それを得られる、またとない機会。
で、あれば。私の答えは既に決していた。
月日はさらに流れ、王都。私と隊長は将軍に連れられ、謁見の間へと通されていた。
初めて足を踏み入れたその場所は遥かに豪奢かつ絢爛で、田舎者だった私には全てが別世界のそれに見えていた。
――緊張で身体が震える。数多の戦場を戦い抜いてきた私でも、この場における空気の重さはまるで異なるものがあった。
(落ち着け■■。動じれば、無礼と見なされるぞ)
隊長からの呼びかけに、私は背筋を正し前を向く。
そうだ、何も動じるような事はない。これまで通り、礼を失さず堂々と向き合いさえすれば――。>>41
「皇帝陛下の、おなーりー!」
銅鑼が打ち鳴らされ、奥の間より皇帝陛下が入場される。壇上の玉座に腰を掛け、こちらに視線を向けると――それだけで、呼吸が止まった。
特に何をしたという訳でもない。ただ、こちらを睥睨なさっただけだ。
しかしそれだけで、私が事前に整えようとしていた覚悟は一瞬にして吹き飛ばされた。
「まずは皆の者、此度の戦勝における働き、真に大義であった」
陛下のお言葉に、武官・文官問わずその場の全員が姿勢を正す。私も反射的に立礼するが、あまりの緊張に御言葉の半分も耳に入っていなかった。
「――では、これより論功行賞に入る。まずは将軍、前へ」
「ハハッ!」
陛下の呼びかけに、将軍閣下が前に出る。
流石は歴戦の武人。慣れたものなのか、その立ち振る舞いには一分の乱れもない。
「大義であった。これからも、国の為力尽くす事を願うぞ」
「有難きお言葉にございます」
「次! 隊長、△△!」
「は、ははっ!」
続いて出たのは、我らが隊長。こちらは私と同じく慣れていないらしく、動きにぎこちなさが表れていた。
「大義であった。これからも、将軍の下全力を尽くしていくように」
「はっ……ははぁっ!!」
「では最後! ■■!」
「――! はいっ!!」>>42
ついに自分の番が来た。私も、決して隊長の事は笑えない。
緊張しきり、カチカチの動きで玉座の前に向かう私は、とても見れたものではなかっただろう。
だけど勘弁してほしい。何しろ、周囲の武官・文官全ての注目を集めながら前に出てたのだから。
(あれが噂に聞く……)
(若いとは聞いていたが、よもやあそこまでとはな。完全に子どもではないか)
(だが相当に腕は立つと聞く。将来有望やもしれぬぞ)
(ふん、どうだか。あのように固まっていては、先が知れるというものよ)
「…………」
『力』の影響か、周囲のわずかなやり取りも私の耳にはっきりと届く。
だが、それが逆に私にとっては幸いとなった。何しろ――これからする事を思えば、彼らの思惑など全て杞憂でしかないと分かるのだから。
「大義であった、■■。其方の事は余もよく聞き及んでいる、かような若き身で、よくぞこれ程までの功績を積み重ねてきた」
「もったいない御言葉です、陛下」
「さあ、褒美を望むが良い。余と、余の国が叶えられる範囲であれば、好きなように叶えてやる。――最も、流石に『この国が欲しい』などという願いは聞けぬがな!」
皇帝陛下の冗談に、その場にいた臣下たちが一斉に笑う。中には顔を引きつらせている者もいたが、私にとっては緊張をほぐす有難い御心遣いだ。
「――では、陛下。私の願いを奏上致します」
「うむ。申せ」
その御配慮を無駄にしないよう、私ははっきりと、よく通る声で陛下に意志を伝える。
富、名声、権力。どれも私にとっては興味がない。私――あたしが欲しいものは。>>43
「私の望みはただ一つ。我が故郷に帰り、そこで残りの余生を両親と共に送る。その許しだけを頂きたく存じます」
瞬間、場の空気が固まり、直後大きなどよめきが起こった。
どういうことだ、聞き間違いでは、そんな無欲な、正気かあの若造……。大体形にすればこんな所だ。
かくいう隊長も唖然としていた。隣の将軍は、前日に伝えていた事もあってかさほど驚いてはいない。ただ、やはりこの期に至っても「もったいない事を……」と言いたげな様子ではあったが。
そして――驚いていたのは、当の皇帝陛下も同じだった。
「……すまぬ。余の聞き違い、であったか? もう一度、望みを申せ」
「はい陛下。ですが、私の望みは変わりません。ただ故郷に帰り、両親と共に余生を過ごす。ただそれのみでございます」
「――――」
今度こそ、陛下が完全に絶句する。
恐れ多くもこの国の皇帝。その目は、数々の人間を見てきたのだろう。強欲な人間も、そうでない人間も、それこそ私などでは想像もつかない程の数を。
――だが。どうやら、私のような人間は初めてだったらしい。完全に硬直し、何を告げるべきか言葉に迷っている。
私から何か助言すべきだろうか。そう口を開こうとした時、傍らにいた宰相と呼ばれた文官が動いた。
「――■■よ、戯れは程々にいたせ。其方程の傑物が、よもやその若き身空で己が生を満たしたわけでもあるまい」
「……」>>44
「陛下もお忙しい身であられる。其方の清廉さはよく分かった、だから本当の望みを」
「いいえ、宰相殿。私の願いは変わりません、先程と同じままでございます」
無礼を承知で、宰相の言葉を遮り願いを重ねて告げる。
すると宰相は、目を見開いて怒気混じりに声を上げた。
「それが戯れだと言っておるのだ!! 貴様、悪ふざけも大概にせよ! 此処を如何なる場だと心得る!」
「悪ふざけなど……! 嘘偽りのない、我が本心でございます」
「黙れ! 貴様ほどの武勲を打ち立てし者が、その歳で世を見切る筈もあるまい! ――貴様、本心は何だ。何をもって、この場で然様な放言を重ねられる?」
憤怒、猜疑、侮蔑、困惑。あらゆる感情を両目に込め、宰相は私を睨みつけてくる。
言いがかりに等しい物言いだが、彼の感情は今になって理解できないでもない。当時の私には察する余地もなかったが、朝廷とはいわば伏魔殿そのものだ。
誰もが互いに足を引っ張り合い、少しでも上を望み欲する。その結果国が荒れ果て、民が困窮しようと、彼らには気にする余裕さえない。――そうやって、他者を顧みた時こそ、他ならぬ同僚の手で追い落とされる羽目になるのだから。
実際、よくよく思い返してみれば、他の文官・武官も彼程ではないにせよ私に似たような視線をぶつけていた。将軍と隊長は私の事をよく知っており、それ故に義憤を抱いてくれていたが――それも、この人数の前には意味を為さない。
そして何より、この時の私はそういった機微を理解できていなかった。
だから――できた事と言えば、重ねて望みを伝えるだけ。>>45
「ですから、私の本心はただ一つです。故郷に帰り、父母と共に暮らす……それだけの望みを、何故聞き入れてくれないのですか!」
「ええい、まだ言うか! 陛下、かくなる上はこの不審者、を――?」
陛下の方へ振り返り、何事か奏上しようとした宰相。その口が、突如として止まる。何事かと思わず私も見上げてみれば……そこには、両の目から涙を流す皇帝陛下がいた。
離れた場にいた人々も異変に気付き、謁見の場がざわめきだす。だが、誰も彼もがどう動けばよいのか、まるで判断できなかった。
「へ、陛下? い、いかがなさりましたので!? 何故、そのように御涙を――」
「――――」
「陛下!?」
宰相からの呼びかけにも、陛下は答えない。ただ、その視線は一点に注がれていた。すなわち――壇上で平伏していた、私に。
「……■■よ。其方に、問いかけたい事がある」
「――は。何なりと、陛下」
「其方にとって、その父母とは何だ?」
思わぬ問いかけに、私はつい顔を上げてしまう。すぐに無礼に気づき、再度顔を下げ「構わぬ」
「許す、面を上げよ。■■、其方も存じておろう。子が親の為に尽くし働く――それは、確かにこの国において美徳とされる行いだ」
だが、と陛下は続ける。
「其方の行いは……あまりにも、埒外の果てにある。富、名声、権力、地位。それら全てを放棄してでも、その父母に尽くす価値があるとでもいうのか? 其方にとって、それは万金億土に勝る至宝だとでも?」
「――――!」
その言葉に、私は思わず陛下を睨みつけてしまう。
そして半ば無意識の内に、私はずっと温めていた本心を言い放っていた。>>46
「くだらない。そんなもの、欲しければ勝手に稼げばいい。私はただ、あの安らかで愛おしい日々に帰りたいだけです」
私の大放言に、今度こそ場の空気が完全に固まる。
文官も武官も、宰相も将軍も隊長も。私の言葉に、完全に二の句を告げずにいる。
そんな中、陛下だけは――大きく、声を上げて笑っていた。
「ふ――ふふ、ふふはははは!! くだらない、くだらないと申したか! 我らが血眼で求め、相争いながら求めしものよりも、市井のありふれた暮らしだけが望みだと!」
「はい、陛下」
「き、貴様……」
「よい、宰相。かまうな。其方にはこ奴の相手は手に余る。――■■よ、先程の言葉、よもや撤回などはすまいな?」
それまでの謹厳実直とした顔からは一転し、陛下は悪戯っぽい笑みを浮かべる。ひょっとすると、こっちの方が地なのかもしれなかったが、生憎この時の私にはそこまで考える余裕もなかった。
「ええ、もちろん。たとえこの口が裂けようと、撤回することは有り得ません」
「よくぞ申した!! 皆の者、聞いての通りである! この者の褒美は、故郷への帰参命令と今後の徴募における例外化。および、これまでの働きに見合った金銀財宝の授与! それで全てとする!」
「えっ」
「陛下!?」
思わぬ追加褒美に、私まで宰相と同時に声を上げてしまう。
いえ、私はただ帰郷の許しさえ頂ければよかったのですが?
「たわけ。これ程までの武勲を立てておきながら、褒美が帰郷だけなど他の者に示しがつかぬわ。というか、他の者たちの身にもなれ。これから先、貴様と同じかそれ以下の手柄を上げても満足に声も上げられなくなるであろう。――それに、これは余とこの国からの礼だ。有難く受け取るが良い」
「皇帝、陛下……」
「さあ! これにて論功行賞はしまいだ! 各々、持ち場に戻るが良い! ――皆、真に大義であった!!」>>47
こうして、私は従者さん達と故郷への帰途についていた。
私は「一人で帰れます」と申し上げたのだが、将軍と隊長をはじめ周囲の人たちから全力で止められた結果である。
「お前これだけの財宝を一人で持ち帰るとか馬鹿か」
「悪い事は言わん。信頼できる奴らを護衛に付けてやるから、そいつらと一緒に帰れ。これが、最後のお前に下す命令だ」
呆れと喜び、そして寂しさが入り混じった顔が、今でも脳裏に甦る。
戦場にいい思い出なんてないけど、あの人たちに出会えた事だけは数少ない幸運だったと今でも思う。
旅立った時と同様に、長い、長い道のりを王都から歩き続けて何日、何十日。
ついに、私は故郷へとたどり着いた。
「――」
旅立ってから幾年月。久々に見た故郷の景色は、変化と不変が入り混じっていた。見知らぬ家や村人さん達がいて、見知った木々や建物が残っている。
そんな懐かしい道のりを、かつてのように歩いていって――とうとう、私の家にたどり着いた。
馬から降り、一歩、また一歩と家に近づく。
私が生まれ、私が育った家は、旅立ったあの日から何も変わってなくて。
「■■?」>>48
その、声を聴いた瞬間。『あたし』の両眼から、どうと涙が溢れていた。
声の方へ振り返る。そこには、旅立つ前よりもさらに老いた夫婦が二人。
けれど、けれど――嗚呼。その顔は、決して忘れた事がない、大切な――!
「お父さん、お母さん!!」
気が付けば、あたしは両親に抱き着いていた。
抱き着いて、互いにわあわあと泣いていた。かつて戦場にいた頃より、戦場に旅立つ前よりも、ずっとずっと泣き濡れて。
そうして涙が絶える頃、あたしはようやくその一言を告げていた。
「ただいま、二人とも」
それからの日々について、特に語れることはない。
故郷に帰ったあたしは、男物の服を脱いで、昔着ていた女物の服に身を包んで。そうして、老いた両親の世話を見ながら残りの一生を全て故郷で過ごした。
陛下より賜った財宝のおかげで、その後我が家が食うに困る事はなくなった。適当な結婚相手も無事見つかり、優しく頼り甲斐のある夫と共に楽しい日々を送る。
子どもも生まれ、育ち、両親も先立ち、やがてあたしも同じように年老いて――
気づけば、いよいよお迎えが近い日々になっていた。>>49
「ねえ、おばあちゃん」
「なんだい?」
「おばあちゃんって、むかしいくさにいったことがあるってほんとう?」
「おやおや。誰からそんな事を?」
「となりの楊おにいちゃんから! すっごくつよかったってきいたけど、ほんとう?」
「――そうだねぇ。そんな事も、あったかもしれないねえ」
「でもおばあちゃん、おんなのひとなのに?」
「女でも、戦わなきゃならない時はあったのさ。もう、ずっとずっと昔の話だけどね……」
「おばあちゃん? おばあちゃん」
「……ああ、ごめん。ちょっと、うたたねしていたよ。すまないが、少し寝かせてやくれないかね?」
「わかった! じゃあ、またあとでむかしのおはなしとかきかせてね!」
たったったと、孫娘が去っていく。
あたしにも、あんな頃があったなぁと。遠い景色を思いながら、私は目を閉じる。
そうして――あたしは、眠るように生を終えた。
終えた、筈だったのだが。
「あれ……?」>>50
気が付くと、あたしはあの日の家の庭に立っていた。
振り返れば、そこにあるのは紛れもないあの日の我が家。空には、あの日と同じ鮮やかな月。
一体どういうことなのかと、周囲を見渡し――そこで、さらなる驚きを得た。
肉体が、若返っている。もう歩く事さえままならない程衰弱してた足も、しわくちゃになった手も、何もかもがあの日のように瑞々しく、若い頃のままに戻っている。
もしやと思い、顔に手を当ててみればそちらも同じだった。生憎近くに鏡や水面がなかった為直接その目で確かめる事はできなかったが、肌触りだけで充分だった。
いよいよ困惑し、立ち尽くしていたその時。あたしの脳裏に、ある『言葉』が甦った。
『契約は交わされた』
『これより、其方が向かう先において其方に勝てる敵はなく。また、其方が敵により害される事もない』
『だが忘れるな。これは、あくまで前払い』
『いずれお前が死し、人の生を終えた時、お前はその身をもって報いる事となる』
『人理の防人、霊長の守護者。阿頼耶識の具現たる抑止力そのものとして――』
「……そっか。これが、そうなんだ」>>51
気が付けば、いつの間にか手には長剣が握られていた。
目の前には「通れ」と言わんばかりに開かれた時空の扉。恐らく、これをくぐったが最後あたしは戻れなくなる。
否――とっくの昔に、戻れなくなっていたんだろう。仮に扉をくぐらないままでいても、その時はひたすらこの時が止まった世界に縛られ続けるだけ。
だったら。為すべき事は、決まっている。
「――」
一度だけ、背後の家を振り返る。
ここがあの日と同じ家の前であるならば、この中にはきっと眠ったままのあたしの両親がいるのかもしれない。
その顔を、一度死別してそれきりとなっていたあの顔を。見たいと思う気持ちを全力で抑え込んで。
私は、目の前の扉へと足を踏み入れた。
後には、何も残らない。ただ、月だけが見降ろす庭が広がるばかり――。
旅をする。巡り合う。
数多の並行世界を渡り歩き、人類の危機に臨み、多くを犠牲にしながらも乗り越えて。
そんな、かつて戦場を巡った頃のように――けれど、比べ物にならない日々を繰り返す。>>52
……もう、故郷の風景も思い出せなくなりつつある。あたし/私は、後どれだけこの記憶を保ち続けていられるだろうか?
あるいは――この記憶が、全て失われた時こそ、あたし/私が抑止力から解放されるのだろうか。
「なんてね。そんなの、冗談じゃない」
あたし/私は、確かにこの記憶の通り戦った。それを見届けた人が、あるいは知っていた人が、あたし/私の知らない所で詩歌にしていたのだとしても。それが、今のあたし/私の全てになりつつあるのだとしても。
誰にも、奪わせない。決して、あたし/私は忘れない。
たとえ忘れる事こそが、真の解放に繋がっているのだとしても。それは、此処に至ったあたし/私を否定する猛毒でしかないのだから。
だからあたし/私は、戦い続ける。これまでも、これからも。あたし/私が守りたかった、守り抜いたものの為に。
――例え、この世の誰から忘れ去られてしまったとしても。
異なる時代、とある都市。そこで、願望機を巡る争いが開かれていた。
英霊七騎を召喚し、雌雄を決する魔術儀式。
聖杯戦争と呼ばれるその戦いで、今、一人の英霊が召喚された。
それは、中国の旧い詩歌に語られし存在。かつて故郷に残した父母を想い、己が性を偽ってでも従軍した少女の詩。
その真名は――空気を読まずに各陣営への反応投下です(昨日吹っ飛んだのを書き直した)
【セイバー陣営】
セイバー(剣クーフーリン)
イオン「おお、そちらも光の継嗣、 しかも叔父の方々のごとく大英雄で在らせられるか! 西の果て、ヘスペリテス超ゆる先の緑の島の公子よ。僕らアポロンの系譜は戦いを得手とするものは僕を含め少ないが、しかし、胸を借りるつもりで挑ませてもらおう!」(歓喜)
音意(以下、ネイと記述)「何あれ、何あれ、クランの猛犬を最優のセイバーで喚ぶとか超強いの確定じゃないの! い、イオン、マジで彼と戦う気なの……?」
マスター(黒鳥蘇芳)
イオン「綺麗な人だな。しかし、どことなくヘカテー様のような気配がするような……? へえ、楽器を嗜むと、それはいい! 良い演奏を魅せればきっと父さまも嘉したまうよ、何しろここはヘラス。オリュンポスの地に近いのだからね」
ネイ「その優しさは貴重だから、失くしちゃ勿体無いよ。それとね、蘇芳は二つあって、染料の蘇芳はとてもよく効く薬でもあるの。あなたの言う花蘇芳も、中国では生命の喜びの象徴だって!」
【アーチャー陣営】
アーチャー(パウサニアス)
イオン「随分と可愛らしい少女だ。しかも名からしてヘラスの人間、か……? その割に何か違うような気がするが……。……森に入るなんて大胆なことだ」
ネイ「見た目で油断しちゃ駄目よイオン、彼女、何か隠し球を持ってそう」
マスター(景伏弦)
イオン「どことなくスパルタ兵を思い出させるな。僕はアテナイ生まれだからああいう戦士はすこうし苦手なんだが……ああ、でもアテナ様の喜びたまうような戦い方をするのか、なら……」
ネイ「ああいう人が案外優しかったりするのよね。あんまりまともに戦いたくは無いけれど。ただ、近代兵器を持ち出すならこちらにも考えがあったり?」【ランサー陣営】
ランサー(パラス・アテナ)
イオン「ぱ、パラス様!? アテナイ人としてお話を聴くたびにずっと憧れておりましたっ! あ、あの、アテナ様と話していかれますか!?」
ネイ「わわっ、イオンの恩神の親友さんがいらっしゃるなんて!? あの、よろしくお願いします!」
マスター(大鳳飛鳥(IF))
イオン「パラス様のマスター、どうぞよしなに。……それはそれとして、パラス様に何かあったらタダじゃおかないぞ」
ネイ「……! なんか今すっごい寒気がしたんだけれど!?」
【ライダー陣営】
ライダー(ルドルフ2世)
イオン「ヘルマフロディト……? いや、違うか。トラキアの先に都成した王よ、僕も同じく都を成した王としてお相手つかまつろう」
ネイ「わあ、すっごく綺麗……! 人工躯体への魂の転移とか、うちの一族も偶に研究してる人いるけど微妙な感じなのよね……」
マスター(下畑来野)
イオン「なんで彼女のような人がこんなところに……? 君、なるべく早く帰った方が良いよ(もし彼女の裡のモノがここヘラスを荒らしたら、僕は……)」
ネイ「あまり危ないことをしないで、困ったら私たちを頼って良いから無理をしないで、お願い(あの憑き物はちょっと洒落にならないなぁ……)」【アサシン陣営】
アサシン(サタン)
イオン「ナルナ人の言っていた悪いダイモーンとやらがあなたか? ……ケーレー(悪霊)ほどにも悪そうに見えないというか、酒を醸したなぞデュオニュソス叔父様もなさっていたことだ。僕とそっくりさんを混同したり、彼らの言うことはよくわからん」
ネイ「うわあ超ハンサム、傷があるのが勿体ないくらいのハンサム。治してあげたい。角と翼つきなのも照文的には超Good。じゅるり、はっ、いけないいけない、今回の目的を忘れちゃいけない」
マスター(刹那・ガルドロット)
イオン「都市に住まうニンフとは、これは面白い。僕のヘリケーにも遊びに来てもらいたいな」
ネイ「なんだか楽しそうな人ね、勝負なら受けるけど、できれば友達になって欲しいかも。科学も神降ろしもやる照文としても歓迎するよ!」
【バーサーカー陣営】
バーサーカー(バロール)
ネイ「なにあれなにあれ、禍ツ神っ、怖い、イオン、助けて……」
イオン「落ち着いてネイ、彼は今のところ現世を攻撃しようなどとは思ってないみたいだよ。……黎き太陽の御方、どうか我が主人の狂乱を見咎めること無きよう、切にお願い申し上げます」
マスター(アドニス・メルクーリ)
ネイ「人工的に我ら一族のような存在をつくろうとしたの……? それほどまでに……ううん、手伝いたい、と言ったら失礼になるかしら……?」
イオン「現代にあってこれほどの巫覡の器がかように扱われるとは、残念でならない。君は僕たちの手助けはいらないと言うかもしれないが、戦いの後始末くらいはせめて手を煩わせないよう心がけるさ」>>66
バロール「イオン、だったか。それは僕ではないバロールに言うといいさ。まあ、これは重ね重ね言わせてもらうんだけどね。
僕も!あの子(バロール)も!神様じゃないよ!ただの巨人、それでいいじゃないか。僕らには神様なんて荷が重すぎるんだから」
アドニス「一応、最高傑作ですので。星の神子、輝ける神の器。それが僕です。……その役目を果たすこともやぶさかではないですが、まず一族を取り戻してからですね!お互い頑張りましょう、ネイさん!」ふ、ふふ…ルナのSS第三弾投下ヨシ!の心構えでしたがそれどころではなくなったよ
明日にしますね…
>>74
了解です>>83
そんじゃ行くぜ。
英霊召喚:妖怪絵師篇
日本、東京、台東区。
浅草、光明寺。
本堂の最深部。
畳の上にビニールシートを敷き、そこに魔方陣を書いたベニヤ板が置かれている。
すぐ側にはかなり古い物と思われる画材道具一式。
それを触媒として英霊を呼び出そうとするのは、京都府の魔術師の令嬢である鬼灯和澄。
ことの始まりは先月中頃。
和澄の脇腹に令呪が配布されたのだ。
数時間後、聖堂教会側からの連絡で今回の聖杯戦争への参加を余儀なくされ、鬼灯家は「聖堂教会が何か企んでいるとしか思えない」と判断。
優勝ではなく和澄の生存を優先し、宝具が強力だと思われるキャスターのチョイスに取り掛かった。
かくして、数日をかけて光明寺に弔われた一人の絵師が選ばれたのである。
当初、境内にある墓を触媒として召喚の儀を行う予定だったが、事前交渉の際に当たり前だが寺側が難色を示した。
ただ突っぱねるのもどうかと思った住職が代替案として長らく秘蔵していた、形見の品である仕事道具一式とこの部屋を貸してくれたのである。>>86
これにより、白昼堂々と召喚の儀を実行することが可能となり、和澄はゴールデンウィークの連休初日にかこつけて早速開始したのだ。
魔方陣から放たれた和澄たちの視界を白で塗り潰し、消えた後にいたのは上品な和装の青年。
青年は目の前にいる和澄と、魔法陣が書かれたベニヤ板の側にある生前の仕事道具を見て、何故ここに来たのか合点が言った様子で自己紹介を始める。
「サーヴァント、キャスター。仕事道具との縁で参上つかまつりましたー。どうぞよろしくー」
「私は鬼灯和澄どす。こちらこそ、よろしゅう頼むなぁ」
お互い第一印象は上々。
和澄と距離を置いてその光景を見ていた住職も、安心しているのが表情で分かる。
「ほなキャスター。早速京都に帰りまひょ」
「はい。お供しますよー」>>87
場所は変わって東京駅。
自身の往復用切符と光明寺側にあらかじめ用意してもらっていたキャスター用の片道切符で、彼を連れて和澄は新幹線で京都に帰るつもりなのだ。
改札を通って駅のホームに立った二人は、帰りの新幹線を待っている。
「そういえば、やっぱし絵ぇ実体化させて戦うんどすか?」
「ご名答ー。ですがここでは目立ち過ぎますので、披露はいま少しお待ちをー」
現代では弟子に押されてマイナーだが、その弟子を育て上げた男である。
それほどの絵師ならそうやって戦うのだろう、という和澄の予想は見事に的中した。
読みが当たったとちょっと喜んでいる和澄を尻目に、キャスターのほうはどこか不安とワクワクが入り混じった様子だ。
「他の陣営の方々、どのような英霊を召喚されたのでしょうねー。生前の通り、私は弱いですからー」
「そこはあんさんの宝具次第。やろう?」
「皆に無理はさせたくないのですが、実際そうですからねー」ディックさーん、ディックさん、ご依頼いただいていた言及かけましたので投下しますよー
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/蒲池夏美
○蒲池夏美さんについて
「へぇ、いい目を持ってるね。刻印にさえ適合できたのなら、優れた後継者が後を継ぐのは自然なことだよ。むしろ勝ち取ったのなら誇りすらしてもいい……そのかわり、奪い取ったものを取り返される時が来るかもしれないけれど」
彼は『欲しいものは勝ち取ろうね』の標語に素直に従っているので、自分の能力で後継者の座を勝ち取って、きっちり取り上げたものを使いこなせているならわりと評価します。ただじいさん由来の『欲しいものは勝ち取ろうね』思考なので、正当に決闘でも挑まれて実子に奪い返される時も来るんじゃないかな?とも。むしろ完全に縁のなさそうな相手に良く魔術刻印が適応しましたね。
ちなみに、本流と反りが合わないと言うことを知るとしれっと「じゃあそのお兄さんの子くらい産んであげたら?」とか抜かします。
これなら家督を継いだ君と、これまで刻印を継承してきた本流の両方の血を継げるね、やったね!くらいの気持ちです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/カイホスルー・アードゥル
○カイホスルー・アードゥルについて
「ご機嫌よう、マスター・アードゥル。縁薄い身ではありますが、ちらほらとお噂は耳にしておりますよ」
時計塔の一生徒として先生に対しては敬意を払います。考古学科という天体科や従姉の通う創造科とも異なる世界の先生なので、いまいち会話は続かないかも知れませんが相手の話は(聞く価値があると判断すれば)きっちりノートに取りますね。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/浅井螢
○浅井螢さんについて
「こう言うのは僕ではなくてお爺様に振ってくれないかな」なぜ一度消して書き直したのにミスターじゃなくてマスターになっとるの…………
ミスター・アードゥルです。マスターではありません。>>96
少なくとも宋江『は』実在してたしなぁ>水滸伝>>92
ヴィオランテ:胸元
アルターエゴ陣営の二人:下腹部と上腹部
フィアナ&デクスター:内股(それも付け根近く)
とやって、「普段は服に隠れて見えない」「マスターが確認可能」という縛りをクリアできるとこが脇腹しか思いつかなかったという(蹴)
この組み合わせの決裂は書けないし、書きたくもない。
まあ、以下に和澄がキャスターにやる気出させるか、でしょうね。>>90
スタートは二人の間柄も悪くは無さそうですね。ここらか絆レベルを上げることができればいいけれど。
>>101
夏美らしい言い回しですか、どういう内容を文章にまとめるかわかれば、よりフォローしやすくなると思います。あるいは文章の内容はこういうものだった、みたいに地の文で説明して矢文の内容を書かないでおく、というのでもありかもしれません。
>>93
ありがとうございます!夏美が一番言及することが多いことと彼からの評価高めなのは意外でした。彼女は一番魔術師らしくない人でしたから。彼女の経緯から所感を考えれば納得でしたが。カイホスルーとは学科は違えど魔術師としてそれなりに会話は出来そうですが、螢の原罪魔術を知っている場合での話難そう、話題に困る感は「あ、そうなんだ」と思いました。>>102
会戦まで二ヶ月以上あるので、その間にどれだけ上げられるかがカギ。投下したんでこの辺で。
それではー。当たり前かもしれませんがふと気になったので、
バーサーカーや二重召喚スキル持ちのような、「召喚者が召喚時に何か加えなければならないサーヴァント」って巻き込まれ系マスターには召喚出来ない、ってルールで良いんですかね?>>72
アテナ「(自分の過失で死なせてしまった相手にどんな顔して会えばいいってのよ…無視しておこう)」
なおパラスちゃんからアテナ様へは「あの件は私が悪かったって何度も言ってるでしょ?」「それでバグ起こして権能をパージするとか馬鹿じゃないの?馬鹿じゃないの!?」といった感じです。
>>74
笑えばいいと思うよ…。私も週末に備えて遺書を書いておかないと…。
>>85
あ、それじゃあサタン(ルシファー名義になるならこっちで呼んだ方がいいかな?)はどんな風にして戦うのかと想定してる強さがどれくらいか、あとパラスちゃんのチート防御(Aランク以下無効、Aランク分削減、魔術無効)を抜く手段があるかどうかを。
>>90
突っぱねずに触媒を貸してくれる住職優しすぎる。>>106
頑なに拒否した結果、真夜中に無断でやられるよりは、と言う判断も多少はあったかと。>>96
仮に抑止力へ縋らず、どうにか母と二人きりで暮らしていこうとすれば乗り切れたのか?
また、父は生きて帰ってくることはできたのか
その答えはもう分からない。永遠に…ふと、サーヴァントのスキルみたいに自作マスター達も出来ることをそんな感じで書き表そうかなあと考え中
>>112
私人外スキー。スライム娘とか大好きネ。
ありがとうございました!>>117
誰の心の中にも自分だけのライナーというか”そういう”ヤツはいますからね~。
>>106
サタン名義のルシファーなのでFGOに倣えば基本的にサタンでおkかと。
戦い方。バトルスタイルとしては竜とか悪魔やらに変身しての物理攻撃+宝具による属性etc.攻撃&補助。……もうちょい具体的な方がいいです?
想定してる強さ。防御面や神秘隠匿の部分で若干の不安があるが、総じてオールマイティな強さを持つサーヴァント。贔屓目もあるけどZeroやApo辺りに放り込んでも割と勝ち残れそう。
パラスちゃんのチート防御(Aランク以下無効、Aランク分削減、魔術無効)を抜く方法。
パラメータルールなどを参照すれば集束などをさせた『堕天・暁の明星(ルシフェル)』、『戦嵐・異邦より来る悪獣(セト=アン)』はAランクの数値を上回る事も可能かと。
あとは変身と怪力スキルの併用な物理殴り。
>>111
基本的には自動かつ常時発動型だと思います。説明文とか見てもかなり問答無用なスキルっぽいですし。>>121
登録等はオッケーです~>>122
書きたい題材が出て来るのが羨ましいくらいです。小鳩さんへ~
瑞希七海の詳しいデザインやモデルにすべきキャラクターなどについて教えて欲しいです>>127
>>55
抑止力は許されない…リンボといい、やはり褐色好きはろくでもないのだ…(褐色好きを敵に回す発言)
ムーランさんには、これからカルデアで一人の乙女として、ほんのひと時だけでも過ごして欲しい…傲慢かもしれないけど、その思いを労りたい…分かち合いたい…
>あと自分が中納言さんの柿本人麻呂に絡む子を今日出すかもしれません
ほぉ、誰でしょうな?山部赤人かな?山上憶良かな?額田王かな?それとも大伴家持?(古代文化好き)
楽しみにしております!
>>128
ふぅむ…式さんのそこいらは、自分としてもまだ理解しきれていない部分なので、ちょっと色々漁ってみるか…ありがとうございます。
矢文の文面でしたら、キャスターはおそらく真面目な文にすると思います。なんせ大見得切ったのですからね。
wikiへの登録ありがとうございます。ですけれど、芽依さんの呼称について変更しようと思っているのですが…いじっても、構いませんかね?
>>129
拝読させていただきました!なるほど、和澄さんとですかー!これは気になるコンビ…というか、アーチャーに続いて二人も出していただけるとか、足向けて寝れない系じゃないですか?ありがたすぎてアリになっちゃうんですが?()
和澄さんは果たして石燕をやる気に出来るのか…今から楽しみですね!>>132
なるほど、了解です~サーヴァント
(術)>剣≧槍≧狂=殺>術>弓≧騎
マスター
弓=狂≧術≧槍>(弓)>殺>騎≧剣
皆さんの話をお聞きしていると、ペレスはこんな感じになりますか?
なるべく平等に意見を取り入れたつもりですが、見落としがあるかも知れません。コメントください。
①()内は限定条件下での強さ。
②三騎士が同じくらいとの意見が多かったのですが、サーヴァント弓の位置は小鳩さんの談を優先。正直、意外でした。
ルドルフ2世についての補足。
①スキルの魔術B(錬金)ですが、錬金術師として一流くらいを考えています。大概のものを使えますが、超一流の作った最高峰のものは真似できません(髄液、ブラックバレルレプリカやエーテルライトなど)。
②宝具の黄金箱庭ですが、主な効果は(1)ステータス上昇、皇帝特権の取得(2)プラハの魔術師や守護するゴーレムからの援護攻撃 です。「四季を司る王として君臨する」とある通り、発動時には強制的に現在の宝具開放度に応じた神性を取得させられます。神性特攻が入るようになる!
③ 双頭の鷲の速度制限はマスターなどが騎乗時にかかります。サーヴァントであれば最速時の加速に耐えられます。>>135
ご質問・力量の比較についての意見等あればお願いします。>>133
確認しました
以前投げたのを加筆、修正して早めに返します>>120
ふむふむ?
>>贔屓目もあるけどZeroやApo辺りに放り込んでも割と勝ち残れそう
思ってたより強くてビックリする。あ、優勝じゃなくて最終局面まで残るとかだとそうでもないのか?
>>135
概ね解釈一致です。ただIF飛鳥ちゃんはもう少し上でも良いのではないかと思います。生物特効持ってますので。
ちょっとした話題提供として何か私のキャラに関する質問等ありましたらQ&Aしますのでください。
そして私からも一部のギリシャ系サーヴァントを作っている方に質問があります。汎人類史のトリトン(キャプテン)曰くポセイドンはロボじゃなかったとのことで汎人類史における『ギリシャ神=ロボ』の知識はどのようにそのキャラに伝わったのか設定している人はいらっしゃいますか?
ちなみにパラスちゃんはアテナ様と一緒にいた時に本神から聞いたという感じです。やはり各キャラへの言及やスタンスはそのキャラの普段は隠れてる設定も知ってる前提で書いてる人が多いので書き直してからwikiに反映しときますね。
あ、ペレスで私のキャラに対しての質問があればどうぞー
>>141
まぁ本人がロボだった方は置いておくとして、それ以外のギリシャ出典メンツなら「親がそんな話してるの聞いたことあるけど実物は知らない(ので実物見たら普通におったまげる)」マーくん、「知らないし興味もない」サルマキス、「合体で知識継承した」エンペドクレス、「 私 が 破 壊 し ま し た (ドヤァ)」のエンペドクレスと合体した奴ら、最後に機神の話振ると「神が機械製なのは舞台上だけの話だぞヤクでもキメてんのかお前」って反応が返ってくるのがテスピスニキとなっております。あっちなみに上のは「機械仕掛けの神」をダブルミーニングにした洒落た言い回しで……くっ、自分で洒落た言い回しとか言ってしまった穴掘って潜りたい……
>>141
イカロスは普通にお父さんから聞きました
ダイダロス「わしはこれこれこういうものを作れるが神々はもっとヤバい」
イカロス「マジでか」
という感じに>>149
自分を容れてた揺り籠がアポロンの干渉を受け真体化してる可能性……?>>141
イオラオス「ヘーべー様に教えてもらったッス」
小アイアス「実家にポンコツどもの残骸があった」
ゴルディアス「フリギアの地に神々の破片により産み出された神殿があってね。そこで真実を知った」
リュカオン「■■■■■■!」
トラヤヌス「トンチキ鎧を貰ったときにマルスから聞いた」>>141
ヒッポメネス「ざーっと」
ヒュギエイア「理解してはいますけども」
片方はバチッと天罰喰らってるし片方は親父焼かれているしで断片的に理解している感じ?レージュさんへ〜
今書いていて、もう少ししたら完成するのですが、wikiには無い瑞希七海のプロフィールを見た方がキャラクターが掴めやすいですか?>>155
そうですね、情報量が多い方が色々デザインしやすいと思うのでお願いしたいです>>123
あ~。現在の鯖のクラス別バージョン作りたくなってきたし、サタンも殺、術、その他で分けるのもいいかもしれない。
参加者の人的には現在の術サタンの下に折りたたみ機能でアサシン版の色々を入れるのってやっぱ見難いです?
>>141
まぁルシファーやらサタンとかっていう結構高名な存在(ルシファーとすれば神にもっとも近いとか言われてる)ですしね。宝具やスキルで全距離&全範囲対応できるのがまず強い。
例えば(アサシンとして考えた場合)Zeroならディル・ジル・ランスロット(アルトリアも?)辺りは遠距離雷撃とかでハメれる可能性がかなり高い訳ですし。
逆にSNに出た場合は割と中盤で落ちそうって言うか、槍ニキにぶっ刺されて死ぬかヘラクレスを越えられない気がする。
やっぱカルナさんやすまないさん辺りの防御系宝具持ちは強い。>>141
有翼姉妹は翼に名残りがあるので、薄々だけどそんなもんだと感じてる。
スキュラは元々は土着の女神だったので、まあ知っているものだと。あとこれはプロフィールや在り方からもわかるだろう、みたいな事柄なのですが
アドニスの体は「人ならざるものを下ろしこの世に留める」アインツベルンの小聖杯、遷延の魔眼のような霊的要石と同じとされる効力を持つのでその気になれば一騎〜二騎(調整されてないから二騎だと直にショック死する)分ほどのサーヴァントの魂を内に留めることが可能です。留めたところでなにもできませんけどね。ただ体に負担がかかるだけ別世界線(アドニス小聖杯)だとそういう機能の調整をされているのでちゃんと何騎分も取り込めるしなんなら付属機能で力を行使できたりもするんですが、ペレスではそんな機能はないので
>>161
ありがとうございます。
後、そのサイトは俺もビートルや桃夢の台詞を翻訳する時によく使ってます。(和澄の台詞もそこで翻訳)私のペレス剣陣営の質問は……ほとんどないようなもんですねはい
あれば受け付けますが>>172
そんなイメージです!ご質問等で出た内容を含め、ルドルフ2世のページに追加しました。
ここに書いておいても見落としちゃうかもなので、皆様も各自でお願いしまーす!【連絡】
昨日上げた木蘭SSをwiki個人ページに追加してきました
いくつか加筆・修正もしたので興味がある方は是非こちらからどうぞ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%9C%A8%E8%98%AD%252F%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3
ついでに登場人物の大まかな設定もあるのですが、今あげてしまってもよろしいですかね?
>>131
(どうしよう……今更、木蘭は別に褐色でも白髪でもありませんなんて言えない……)
きっとエミヤ一家や坂本さん、沖田オルタちゃんと仲良く過ごしてる事でしょう
同じ抑止力関係者ですし
>>139
原典でも、木蘭の帰郷を許していますからね
この辺は大事な部分として力を入れました
喜んでいただけたようで、私も嬉しい…>>141
ペーネロペーは多分座に至ってから知りました
トロイア戦争の事とかも、多分聞かないままで終わったでしょうし
ただまあ知っても、特に驚いたとかはないと思います>>184では張ります!
・おまけ ~SS登場人物の大まかな設定~
・■■、あるいは「あたし/私」
お察しの通り木蘭(ムーラン)。本SSの主人公であり、このSSの大まかな語り部。
木蘭「お父さん戦場に行かせたくない……でもあたし女の子だし……ああもうどうすればいいの!?」
抑止力「もしもしそこのお嬢さん、力を授けてあげましょう。ただし支払いは未来分全ツッパで」
以上、よく分かる悪徳商法である。絶対に真似してはいけない。
ちなみに余談だが、最後の方でチラっと出てた聖杯戦争。基本的に抑止力側である木蘭が呼ばれる事は珍しい(そもそも知名度も逸話内の実力も神話勢や古代勢等の有名どころと比較すれば微妙な所であるし)。そんな彼女が呼ばれているという事は、まあお察し(=人類の危機案件)である。頑張れ木蘭、頑張れ。
・木蘭の父母
木蘭のご両親。娘想いな、善良老夫婦。
旅立った木蘭を案じて何度もため息をついたり、戦地の方を彼らなりに探したり、必ず帰ると言った娘を信じて家を守り続けてたりとそれなりにドラマはあったのだが、基本語られる事はない。
木蘭が持ち帰った財宝のおかげで、一気に村一番の金持ちに。とはいえ立場上既に村長がいたのと、当人たちも娘に負けず劣らず無欲な気質だった為自分たちの生活に必要な分を差し引いた後は全て村の為に捧げた。
当然ながら村内の株が爆上がりしたのは言うまでもない。
最終的には娘共々村でそこそこの地位を築き上げ、娘に看取られながら天寿を全うした。
なお娘が得た力と、娘が男装していた事を知る数少ない人物でもある。当人たちからすれば「一晩明けたら娘が超パワー手に入れて、老いた自分の代わりに従軍してくれました」とナニコレ案件。うん、これは理解が追いつかない。>>193
・役人
テンプレイヤミ系小役人。時代劇とかでよくいるよね、こういう特に仕事が出来るわけではないけど横柄な奴。
最初書いた方ではもっと傲慢な奴だったのだが、説明がダレる事などから作中のキャラに定着。はした金だが、面倒な仕事で手に入れた賄賂にウキウキしながら立ち去るおいしい役どころを頂いた。
多分その後出世した木蘭一家にヘコヘコしながら取り入っていたと思われ。
・隊長
木蘭が入隊した先で出会った隊長。木蘭の直接的な上官に当たる人物。
当初は年若い木蘭の事を心配してたりもしたが、いざ戦場へ出るやいなや古参顔負けの働きぶりを見せた木蘭に色々絶句。キングダムの羌瘣大暴れを初めて見た奴らような状態と言えばお分かりだろうか。
その後は何かと目をかけつつ、軍に入ったばかりの木蘭を色々フォロー。最終的には一番長い付き合いとなった。
余談ではあるが、謁見時のやり取りについて後でこっぴどく叱ったり全く相談してなかった事を散々に問い詰めてたりしたらしい。是非もないよね!
・将軍
隊長の上官。木蘭からすればさらに上の偉い人。
立場的にワンクッション挟んでた為、隊長ほど親しくしていた訳ではないが、軍を率いる立場上木蘭の事はよく聞き及んでた。
将来的には隊長共々自分の腹心に置きたいと色々考えていたのだが、当の木蘭から除隊を告げられた事で渋々妥協。以降は隊長共々、また異民族相手に大暴れしたとかしなかったとか。
なお当人的に謁見の間でのやり取りはかなり痛快だったらしい。日頃ウザい文官どもからイヤミや愚痴を聞かされてたのが相当頭にきてたそうな。>>194
・皇帝
木蘭が生きてた頃の国のトップ。
謹厳実直で、一見すると堅物そうに見えるが、実はかなりのやんちゃ坊主。
皇太子の頃は度々宮殿を抜け出して城下の見物に……とまではいかないが。まあ結構周囲を振り回すタイプだった。
前線で活躍してた木蘭の事にいくらか興味を持っており、可能であれば近衛にでも引き抜いて自分の傍に置きたいと考えていたが、いざ謁見の場で予想外の暴言(当人的に)を吐かれ完全にフリーズ。その後宰相とのやり取りを見てる間に当人も忘れかけてた何かを思い出し、感謝を込めて木蘭の願いを聞き入れた。ちょっとしたボーナス付きで。
これ以後二度と木蘭と再会することはなかったが、時々思い出しては笑う姿を周囲が目撃してるとは当時専らの噂。
・宰相
イヤミ系キャラその二。ずけずけと出てきて好き放題言ってたが、どうか勘弁してあげてほしい。彼も歪な朝廷の環境に疲弊しきってた被害者の一人だから。
皇帝が興味を持ってる木蘭に対し一方的な警戒心を抱いていたものの、幸か不幸か彼の人生において木蘭と再会することは二度となかった。
多分適当に天寿を全うしたか、権力闘争に負けて失脚したかのどっちかと思われる。
・木蘭の孫
お祖母ちゃん大好きっ子。若かりし頃の木蘭に負けず劣らずやんちゃな性格をしており、周囲の男子を巻き込んではガキ大将めいた事をしてたとかしてなかったとか。
多分あの後、亡くなったお祖母ちゃんを見て泣いた。
・木蘭を召喚したマスター
詳細不明。特に考えてない。
多分巻き込まれ系か、余程の数寄者。もしくはワンチャン、木蘭の子孫……だったりするかもしれない。>>196
正直魔眼なんてあってないようなもの→「しっかり解放したらバロールの霊核もマスターも死ぬ」んでその線はないですねぇ……
バロール(術)「だから俺の方が強い」
バロール(狂)「君ほど僕はステータスも武技も強くないし魔術だって使えないからねぇ」ssにするほどの事でもないからざっと書いちゃおうっと。
ヒュギエイアはアスクレピオスとスタンスの違いでごちゃつきました。
不老不死の薬を作ろうとしたアスクレピオスをヒュギエイアは拒絶し親子仲は断絶寸前。けれどもヒュギエイアは心の底では出来る事なら不老不死もいいとは思っていたり。
そんなある日アスクレピオスが薬を完成させ、人々を救い始める。ヒュギエイアとしては祝福したいところだけど喧嘩した手前話すのも気まずい。そんなこんなでモヤモヤしていたところにゼウスの雷が落ちアスクレピオスは絶命。ヒュギエイアは父親への祝福はおろか謝罪もできずに死に別れてしまいサーヴァントになっても父親を探してしまうのでした。どさくさに紛れて私的解釈のアテナ様の真体設定を貼ります。
統括防衛機構にして真体武装格納艦。該当箇所は肋骨。
二十四本のアームユニットにより防衛を行ったり各真体への武装の換装を行う。
他の機神の装備を保管している関係で限定的に他の機神の権能も使用可能(職権濫用とも言う)
宝具は『汝、星を衞る鉄壁[イクスチェンジ・アテーナイ]』。水着[トンチキ]の方の『汝、星を砕く鉄塊[ストライク・イーリオス]』と対になってる。
>>191
玉兎ちゃんの真名(個体名)の解放イベント楽しみに待ってます。
>>196
はい!はいっ!A+の対城宝具であるパラスちゃんの『汝、国を崩す流星』はどうですか?
>>197
皇帝陛下、やはりやんちゃ坊主だったのか。>>203
うーん、同様に有効!!あと公式キャラは出せないからやってないけど父親に会った時ヒュギエイアは敢えて平常運転だよ
会えて滅茶苦茶嬉しいけど絶対にその事は口にしないよ
そうしているとまたいなくなるよこ、公式キャラでも実質別人ならセーフだってfgoで習った……!!
自作特異点ssで公式の元ビーストⅢ勢を書いた奴がいるってマ?顔見てみたいわね
そういや飛鳥ちゃんが百合の気あるならこっちは逆に薔薇の気がある、という話。というかジェラールはアドニスLOVEだしね。無理な方は気をつけてくださいね>>215
でぇじょうぶだ!ここで一つこそこそ話……アーチャーの真名が余りにも判明しづらいので、投稿した話の中のちょくちょくヒントを散りばめました。
>>215
ヒュギエイアとしては「人は寿命で死ぬ。そして死ぬ事でまた次に託していく。これがいい」というスタンスです。
でも内心「寿命ってなんだよ若いうちに死ぬのも寿命なの?ふざけんなよ救えるなら救いたいよ」という気持ちです。>>213
ほら優しい!>>220
私はいいと思う
他人からの意見は全然ありがたいしそれを取り入れていきたいですし>>216
ラスボスだけあって出て来るのが最後の一騎になった辺りなので展開回すのに使って構いませんよー。
>>212
ウチのフィオナ・ファーレンハイトが北欧由来の魔術師ですかねー。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%88>>224
ありがとうございます。では、以下連投失礼いたします【元ネタ】史実・■■
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】■■■■■■・■■■■■■■■
【異名・別名・表記揺れ】「■■■■■■」、「■■■■.■.」、「■.■.■」、■■■■■■■・■■■■■■■■
【性別】男性
【身長・体重】176cm・64kg
【肌色】白(白人) 【髪色】黒(毛先にかけてホワイトブロンド) 【瞳色】黒(■■色の十字マークが入っている)
【スリーサイズ】
【外見・容姿】高級感のあるスーツを纏った男性
【地域】ヨーロッパ、■■■、全世界
【年代】■■世紀~■■世紀、■■世紀~現在
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型、愛するもの
【ステータス】筋力:E 耐久:D+ 敏捷:D++ 魔力:EX 幸運:B 宝具:D++
【クラス別スキル】
道具作成:B+
魔術的な道具を作成する技能。
キャスターはかなり高ランクを有している…が、これは「可能性の光」の影響を多分に受けたものであり、実際はもう少し低いらしい。>>231
陣地作成:B++
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
詳細は同上。■■■■の者たちすら欺いたという■■■「■■■■」を生み出したとして道具作成よりランクは高いが…
【固有スキル】
可能性の光:A+
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自身にまつわる偉業も、実際には関わりのない伝説も、「■■■■■」としての虚実すべてを一身に受け止めた偶像がキャスターであり、現界した彼は「期待」と「可能性」の具現だとされる。
エスケープ:B+
「自己保存」と「仕切り直し」、そして「情報抹消」の複合スキル。
いついかなる時も、キャスターは逃走経路を確保している。このスキルを使用した際、キャスターの追跡が可能なのは同ランク以上の「追撃」スキルを持つ者のみ。
キャスターはその遍歴から■■■■などに追われる身であったが、そのいずれもが彼を生涯にわたって捕縛することは叶わなかった。
■■の盟:A
■■■■■■■■としての、信念と盟(ちかい)の証左。
其れは、「人の世をより豊かに、そして更なる安寧を」。■■、■■、■■■、■■…様々な方向から、キャスターは一生涯をかけ────否。死してなおも、人世のために尽力した。
故に「■■■■■」は、彼の偉業を称え、意志を継ぐ、彼という存在の碑碣なのだ。>>232
異端の叡智:EX
キャスターが世界を旅する中で、■■■■にて出会った「■■■の■■」(またの名を「■■の■■」)より与えられたとされる未開未踏たる深き叡智とその恩恵。
彼の知はまさしく異端。彼の識はまさしく異彩。■■世紀の現世にあるまじき、ありえべからざる穎異の■■(■■■■■■)。
それを目にした者は、定めて己が眼を疑い、そして異口同音にこう口籠るであろう。
「────Unmöglich (ありえない)」と。
【宝具】
『■■■■■■■■■■■■(■■■■■■■■・ハイリヒトゥーム)』
ランク:D+ 種別:結界宝具 レンジ:10 最大捕捉:8(自身も含む)
■■の■。キャスターが身を潜め、■■■■と共に暮らしたという■■とその周囲の■■の再現。
『■■■知らす■■■(■■■■・■■■■■)/■(■■■■■■■■■■・■■■)』
ランク:B 種別:■■宝具 レンジ:0 最大捕捉:0
■■■。キャスターが■■の■■より贈られ、■■に■■したとされる■■。「■■■■」とも。
『彼の■と■は未だ■■(■■■■・■■■■■■■■■)』
ランク:EX 種別:■■「■■」 レンジ:0~1000~■(■■■によって変動) 最大捕捉:0~1000~■(■■■によって変動)
■■■の■■。その裏に秘された「■■■■に■■■■」の■■とも。>>233
【Weapon】
『■■』
「■■■■■」が■■■■から現在に至るまでに生み出してきた■■■の■■。
【解説】
■■世紀から■■世紀にかけて■■■にいたとされる■■の■■■。■■■■「■■■■■」の■■■とされている。をつけた、奇怪な雰囲気を侍らす男性。
服装は瀟洒をそのままに表したかのような上品でグレード感漂うスーツ。所々に■■の装飾が施されており、また周囲には絶えず■■の花弁がひらひらと舞っている。が、曰くこれはイメージ戦略らしく、邪魔な時は消す。
物腰も外見に違わず洒然としていて紳士的で、それでもどこか食えない曲者のような掴みどころのなさがマスターたちを惑わせる。
特技:■■■(ということになっている)、■■■■、改造
好きなもの:■■■食品、■■■■■■、少人数での座談
嫌いなもの:時代遅れ、■■■の■に隠れた■■■■
天敵:■■■■
願い:「■■■■■」の存続
【一人称】私
【二人称】君(同輩以下)、貴方(目上)、○○、○○さん、○○君
【三人称】彼、彼女、お嬢さん、お坊ちゃん、○○、○○さん、○○君
【セリフ例】「初めまして、マイスター。サーヴァント、キャスター。ク只今より貴方のサーヴァントです。……しかし、私がキャスター、ね…どうやら彼らは、成すべきことを遂げられたようだ」>>212
読書好きなら私のつくるマスターは特に好悪に言及されてなければ読書好きをイメージしてますねー
特に読書好きと書かれるならそれはもう書痴レベルを意味します、月100冊レベルの
酒好きはネイですね、日本酒好き
Θも本来は好きですが今は呑めません
北欧出身は、……ドイツ、オーストリア、スイスが入るならテオ(仮称)?>>55
あら、彼女は穏やかに逝けたんですね。抑止の守護者とは非業を遂げるものだとばかり。
……………………こういう自分の悪い部分は置いておいて、閉塞感でいっぱいながらもどこか爽やかな雰囲気で良かったです。無限の懲役の中で誰かに呼ばれた彼女に短くとも良い時間が訪れますように。
>>102
いやあくまでも評価的には先生の方が上ですよ?
何しろ先生が相手なので相対した段階からもう違います。
>>119
(くそぅ……かっこいいな、くそぅ……!)
>>220
(死者蘇生の是非についてうんぬんかんぬんは正直ストレス強いから「いらんよね……?」って言われたら「そう思うなら出さなくてもいいんじゃねっすか?」ってなるから、出したいならしのごの言わずに出せばいいと思うよ?)
(某デーモンをスレイするブレードの映画のCMでcv日野が「老いることも死ぬことも〜」って言うたびにテレビの画面割りたくなってくるのが自分ゆえな、すまんな)>>212
うちのところの「ミカ」が北欧出身のマスターだったりしますとりあえず殺陣営に関する疑問とかは出尽くした感あるし、トップクラスって訳ではないがまぁ器用万能系だよ、的なユニットとして受容された、と考えていいかしら。
もうぺレス島SSは書いていいのよね?
>>212
酒好き>ポルカ・ドラニコルかな
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%AB>>240
あー!「U.S.A」とかあほなこと考えてたけど「C.R.C」かー!?>>236
ゔぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?!?!?????
クリスチャン・ローゼンクロイツだぁぁあ!???!??!??>>212
>225に補足してそれぞれの好きな作家を挙げると、
螢の好きな作家
ニーチェ、フーコー、シェイクスピア、ジョージ・オーウェル、ジェール・ベルヌ、コナン・ドイル、スウィフト、フィリップ・K・ディック、マルキ・ド・サド、大江健三郎、谷崎潤一郎、寺山修司等々。
夏美の好きな作家
スティーブ・キング、ジェームズ・エルロイ、ヘミングウェイ、花村萬月、横溝正史、西村寿行。
女子高生の読書傾向じゃないな……。>>239
生前「は」幸福なままに終えられたという英霊ですからね、基本的に生前はハッピーエンドです
なお死後
守護者となってからの彼女がいかなる道を歩んでいくのか
それはまた別の機会に…>>246
ありがとうございます。それでは、以下連投失礼いたしますやっぱり死者蘇生って倫理やばいよねってスレを見ながら思った
ブラックジャックで本間先生が言っていたけど人がどうこうする問題じゃねえんだ…アスクレピオスが殺されちまうのもわかるんだ【元ネタ】史実・伝説
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】クリスチャン・ローゼンクロイツ
【異名・別名・表記揺れ】「同志C.R.」、「修道士C.R.」、「C.R.C」、クリスティアン・ローゼンクロイツ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・64kg
【肌色】白(白人) 【髪色】黒(毛先にかけてホワイトブロンド) 【瞳色】黒(薔薇色の十字マークが入っている)
【スリーサイズ】
【外見・容姿】高級感のあるスーツを纏った男性
【地域】ヨーロッパ、ドイツ
【年代】14世紀~15世紀、17世紀~現在
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型、愛するもの
【ステータス】筋力:E 耐久:D+ 敏捷:D++ 魔力:EX 幸運:B 宝具:D++
【クラス別スキル】
道具作成:B+
魔術的な道具を作成する技能。
キャスターはかなり高ランクを有している…が、これは「可能性の光」の影響を多分に受けたものであり、実際はもう少し低いらしい。>>252
陣地作成:B++
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
詳細は同上。魔術協会の者たちすら欺いたという隠れ家「聖霊の家」を生み出したとして道具作成よりランクは高いが…
【固有スキル】
可能性の光:A+
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
実際に自身にまつわる偉業も、実際には関わりのない伝説も、「薔薇十字団」としての虚実すべてを一身に受け止めた偶像がキャスターであり、現界した彼は「期待」と「可能性」の具現だとされる、のだが。
「──── なるほど。私は錬金術に長けた魔術師、薔薇十字団の創設者、か。これは、望み通りというべきか、重畳であるというべきか…ふむ…」
どうやら、実態は少し違う話のようである。
エスケープ:B+
「自己保存」と「仕切り直し」、そして「情報抹消」の複合スキル。
いついかなる時も、キャスターは逃走経路を確保している。このスキルを使用した際、キャスターの追跡が可能なのは同ランク以上の「追撃」スキルを持つ者のみ。
キャスターはその遍歴から魔術協会などに追われる身であったが、そのいずれもが彼を生涯にわたって捕縛することは叶わなかった。>>254
薔薇の盟:A
薔薇十字団創設者としての、信念と盟(ちかい)の証左。
其れは、「人の世をより豊かに、そして更なる安寧を」。魔術、医術、錬金術、巡礼…様々な方向から、キャスターは一生涯をかけ────否。死してなおも、人世のために尽力した。
故に「薔薇十字団」は、彼の偉業を称え、意志を継ぐ、彼という存在の碑碣なのだ。
それがために、キャスターに薔薇十字団の理念に悖る行為を促しさせることは如何な存在にも難い。具体的に言うと、令呪三角を以て範囲内か否かといったほど。
異端の叡智:EX
キャスターが世界を旅する中で、モロッコにて出会った「諸元素の住民」(またの名を「基本の住民」)より与えられたとされる未開未踏たる深き叡智とその恩恵。
彼の知はまさしく異端。彼の識はまさしく異彩。13世紀の現世にあるまじき、ありえべからざる穎異の産物(オーパーツ)。
それを目にした者は、定めて己が眼を疑い、そして異口同音にこう口籠るであろう。
「────Unmöglich (ありえない)」と。>>255
【宝具】
『友愛の徒集いし密かなる家(フェアシュテック・ハイリヒトゥーム)』
ランク:D+ 種別:結界宝具 レンジ:10 最大捕捉:8(自身も含む)
聖霊の家。キャスターが身を潜め、同志3人(後に4人が加わり合計で8人)と共に暮らしたという家屋とその周囲の結界の再現。
超大規模且つ緻密な「陣地作成」の応用であり、結界の主体である家を一から作ることはなく、その場にある建築物に「聖霊の家」という設定し結界の要石とするのがこの宝具のアクション。後の周囲を取り巻く結界は、要石が定義されれば勝手に展開される。そのため、結界宝具という括りでこそあるが固有結界ではなく固有結界に似た大魔術──── ではなく。遠境より来たりし大「技術」。
その結界は「魔術が存在の核となっているもの」は何人も見つけることは出来ず、また特殊な方法で看破したとしても侵入することは不可能。それは使い魔の範疇にあるサーヴァントにも当てはまることであり、この結界内に入ることが叶うのはキャスターが許可したもののみ。
また、人間であっても魔術回路が優れていたり、身体の大部分を占めているような場合は知覚ができず、入れたとしても強力な負荷による呪縛にも似た行動の制限がかかる。
魔術を拒む結界。大「技術」。その真諦や、いかに。>>256
『普く智知らす白き識(リーベル・ムンドゥス)/M(ローゼンクロイツァ―・マハト)』
ランク:B 種別:検索宝具 レンジ:0 最大捕捉:0
Mの書。キャスターが東方の賢者より贈られ、独自に翻訳したとされる韋編。「世界の書」とも。
その名である「M」はメム、処女、聖水、父を意味するものであるとされてきていたが、その実はドイツ語で力を意味する「Macht(マハト)」の頭文字であった。
しかし「書」であるはずがその見た目はどう解釈しても「少し大き目の板」。現代人から見れば、それは普段より慣れ親しみ日夜睨めっこをしている情報媒体を思い起こさせるフォルムをしている。
そんな異質な様相を呈しているが、この書は根源の一端であるあらゆる情報の源「アカシックレコード」と部分的な接続をしており、書に特定のワードを打ち込めばそれに即した情報が極めて詳細に表示される。真名の解放を行えば、秘匿されたものであっても閲することが可能。「知識は力なり」という言葉の体現ともいえる宝具。
ただし、ありとあらゆる情報と接続しているがゆえに候補は八百万にわたり、その中から求めている知識を探り当てるのは相当な至難の業。実際オリジナルである世界の書はそういった状態にあり、キャスターはその欠点を解消すべく翻訳、もとい改造を施した、というのが事の顛末である。
その改造によって検索ワードに関連性の薄いもの(説明文中一度しか出てこないなど)を弾き、また不用意な情報が載った知識に引っ掛からないように特定のワードを検索したいワードの次に-のような記号と共に打てば自動的に除外されるという便利機能も付与した。
……のだが、一方で「検索ワードが仔細すぎると本来得たい情報が除外されてしまう」という短所が生まれてしまい、却って情報の調査に時間がかかる事となってしまった。また、燃費が悪く、一度起動しただけでそこそこの充電が必要になってくる。
ちなみに宝具名が二つあり、一つ目の『普く智知らす白き識(リーベル・ムンドゥス)』は原典の名で、二つ目の『M(ローゼンクロイツァ―・マハト)』は翻訳、改造した後の「Mの書」の名であるらしく、時と場合によって使い分けている。>>257
『彼の名と業は未だ賖く(ファーマ・フラテルニタティス)』
ランク:EX 種別:未来「技術」 レンジ:0~1000~∞(使用品によって変動) 最大捕捉:0~1000~∞(使用品によって変動)
友愛団の伝説。その裏に秘された「賖き未来に訪う技術」の開花とも。
彼が巡礼の折りに辿り着いたとある深山幽谷の村にて得た遠未来の技術、それらを「薔薇十字団」の名のもとに継ぎ彼の死後も造り続けた、随を詰めた「道具」たちの内の一つを創設者の顕現を以て限定的に、瞬間的に真名解放と共にフルスロットルで運用する。
神代由来の神秘が薄れ、人間たちの技術が世を席巻するこの時代において、遠未来は時として神代のそれすら上回るほどの神秘と信仰を宿している。また「技術」であることから神秘を否定する力を持ち、ややもすると神性にさえ有効な一手足り得る。
道具は多種多様、多岐に渡り、中には超能力を再現したようなものや魔法一歩手前のものまで存在する。攻撃性の高い超高口径な砲台から、飲む賢者の石までと何でもありとさえ思えるほど。
だが、遠未来も現代の段階では神代と同じ「神秘」の立場にあり、それを一時的にでも使用すれば抑止力から排斥の対象となる。そのため一度使えば存在ごと掻き消される、一種の「壊れた幻想」。
また、道具たちは現代の道具のように電気で動くわけでもなく、況して魔術のように魔力で動くこともない。道具を運用するには超特殊、希少なエネルギー(詳しくは解説の項で説明)が必要で、これは現代においてはキャスター唯一人が取りまわせる代物。そして取りまわせるといっても普段軽く使うだけならともかく宝具として本格運用するには途方もないほどの労力が必須で、具体的に言うとサーヴァントとして現界してからずっと練って7日目に漸く水準ギリギリに乗れる。しかも、それでも使用して丸一日は霊体化しておかなければもたないほどに負荷がかかる。
そのため、通常の聖杯戦争においては開催中に一回使えるか使えないかというほど。ハイリスクハイリターンと呼んで差し支えないほどで、比較対象が現状存在しないことからランクはEXとなっている。
当然ながら、先述した負荷と魔力消費はマスターにも付きまとう。半端な魔術回路の持ち主であれば搾りかすになってもおかしくない。このことから、キャスターはあまりこの宝具の行使によほどでない限り乗り気にはならない。>>258
【Weapon】
『道具』
「薔薇十字団」が13世紀から現在に至るまでに生み出してきた遠未来の道具。
キャスターはこれを、普段は機能の一部分の使用に留めることでコストを極限まで軽減し運用している。総合的に見れば、「キャスターの武器としては強め」程度の攻撃。魔術ではないため対魔力を貫通し、それによる不意打ちが強味。
しかし留意点として、キャスター及び薔薇十字団が造り上げてきた道具はいずれも「人々を助くため」のものであり、明確に人に害なすものは一つとしてない。
【解説】
14世紀から15世紀にかけてドイツにいたとされる伝説の魔術師。友愛組織「薔薇十字団」の創設者とされている。
ドイツの貴族の家に生まれ、修道士として世界を巡礼し、その中でダムカルやモロッコにて賢者より叡智を授けられ稀代の錬金術師として同志7人と共に活動。ある理由から魔術協会より生涯に亘って追われるも一度として捕まらず106年の生を終えたその120年後に、薔薇十字団の会員の一人にその遺体は見つけられるも、その時も「身体は腐らずにいた」らしく、また納めれていた隠し扉の上には「私は120年後に発見されるだろう」という予言めいた文言があったとされる。>>259
────以上が、伝承にて語り継がれた彼の遍歴。だが史実は全く異なっている。
彼は稀代の錬金術師などではなかった。むしろ魔術師としての能は平凡以下。どの魔術にも素養を持たず、そのことが原因となって生家である魔術家を追い出され幼少期から修道院で暮らすこととなった。
それでも、彼は諦めきれなかった。どころか、修道院にて怪我人や心を病んだ人々が救いを求めて来訪する度に、キャスターの心は魔術へ向いた。「世の苦しみ悩む人を助けたい」という願いが、キャスターを魔術の道へ導いた。
修道士として巡礼をする中でも、彼は密かに魔術師の下を訪れ教えを乞うた。しかし、才能がないものはどうしようもなく、幾度も幾度も厄介払いされた。途中折れそうになり、それでも訪ねまわった。
そんな折、キャスターはアラビア半島の賢者と呼ばれる魔術師の噂を聞き、ダムカルへその者を求めて向かう。果たしてダムカルの深山に住まう賢者たちと邂逅した彼は、驚くべき世界をそこで見る。>>260
──── 食物を入れ、指定の操作をするだけで数分のうちに高温に温める箱。
──── 本来なら溶けてしまうような氷をそのままにしてける小さな氷室。
──── 文書を映し出し、また新たに文字を打ち込める掌程度の板。
ほかにも、様々な信じられないような結果を齎す物体があった。
彼は問うた。これはどんな理論に遵って造られた魔道具か、と。しかし、賢者たちは首を振りこう答えた。これは魔道具に非ず。いずれ人世に来る「技術」なり、と。
賢者たちに曰く。我らは魔術師ながら魔術への能を持たぬ者。然れども、実際は世に稀なる能を持つ者。これらの「道具」は、我らの能を結集させ生み出したものであり、今はまだ神秘の裡にあれど、じきに魔導の手を離れた諸人が司る「技術」の賜物なり。
そして、賢者はキャスターにもその能が多分にあると話した。その能、要は魔術属性は人理や神代を見ても数えるほどしかおらず、五大元素のみならず虚数、無などの架空元素にも当てはまらぬ、そしてそぐわない代物。故にキャスターや賢者たちはどの魔術にも適性を持たず、代わりにどの魔術師も適性のない「技術」なる力を操ることができるというのだ。
キャスターは、賢者たちの話を呑み、その「技術」を以て大衆の助けとならんとした。大衆を、常人たちを助けるには、背を押すにはこれからは魔術ではなく、いずれ人々が手にするという技術こそが肝要であるとした。
また、賢者たちは彼に技術の粋である「世界の書」を授けた。伝承ではモロッコにて「諸元素の住民」に与えられたものであるが、実のところはその住民たちも賢者のことを指していた。>>261
「世界の書」を自分なりに理解し、改造し「Mの書」と命名。これは、魔術ではなく技術こそが人々の力(Macht)足り得るという理念に基づくものである。
そうして帰国後、彼は多数の魔術師たちに掛け合い技術の素晴らしさ、重要性を説いて回った。しかし、それが魔術こそが根源への到達の道筋であると頑なに考えていた魔術師、及び魔術協会に危険視されるきっかけとなり、彼は排斥、抹殺の対象となってしまう。
そんな中でも、信念と技術について理解を示し、同調した7人と共に彼は基盤となる家を設定するだけで結界(正確には魔術の干渉を遮断するバリア)を展開する「聖霊の家」を用いて隠遁し「薔薇十字団」として技術の研鑽を続けた。
そして、幾年月が経て。キャスターは己の寿命がじきに来ることを察した。未だに人々は技術を十全に得てはおらず、それでも彼は未来のために出来る限りのことを尽くした。道具たちの改良、発明、試作段階の道具の資料の保存、キャスターのような魔術属性の者が持つ魔力を加工したものでなければ道具たちは十分に機能しないため、彼は自身の右目や臓器などを加工して魔術髄液も生み出した。そして、極めつけは────>>262
────そうして、幾星霜の過ぎし頃。ドイツにてとある宣言書が流布した。
友愛組織「薔薇十字団」。偉大なる「魔術師」である始祖クリスチャン・ローゼンクロイツの意志を継ぎ、「錬金術」や「魔術」を駆使して人知れず世を救う、という組織の台頭に、世間は大いにざわついた。
しかし、魔術協会はこれを黙認した。何故なら、その組織は謂わば「魔術やらカルトやらを好む趣味人たちの倶楽部」となっていたから。魔術を、錬金術を御伽噺や空想として処理しつつ、愛好しその軌跡を追うふりをして満足する、そんな組織を協会は危険性なしと判断したのだ。
だが、それこそがキャスターの策であった。
薔薇十字団は愛好会になり、最早形骸化したのだと協会に印象付けさせ、裏では「本物の薔薇十字団」が彼の遺した道具たちを使って黔首を助ける。その名も「薔薇十字団計画」。
これにより、仮に活動を見られて「薔薇十字団が不審なことをしている」となっても「また魔術のごっこ遊びをしているのか」と思わせることができ、安全に事を進めることができた。
実際、今日まで魔術協会は薔薇十字団の真諦を見破ることは出来ず、本物の薔薇十字団の構成員たちは世界各地に散らばり、道具によって苦しむ人々を支え、時には新技術の開発に「当事者にインスピレーションを与える」形で寄与し、人々の技術の力を日夜高めていっている。
「────もしかすると、貴方が今、何の気なしに使っている物たちは、我ら薔薇十字団の道具の末裔かもしれないね?」
【人物像】
右目に薔薇を模した眼帯をつけた、奇怪な雰囲気を侍らす男性。
服装は瀟洒をそのままに表したかのような上品でグレード感漂うスーツ。所々に十字の装飾が施されており、また周囲には絶えず薔薇の花弁がひらひらと舞っている。が、曰くこれはイメージ戦略らしく、邪魔な時は消す。
物腰も外見に違わず洒然としていて紳士的で、それでもどこか食えない曲者のような掴みどころのなさがマスターたちを惑わせる。>>263
日常的にマスターをからかったり問題やトラブルを吹っ掛けてきたりして味方の手を焼かせるようなことをするが、これはマスターである人物の実力、器量、価値観、人となりを見定め、またいついかなる時にも適切な対応をとれるように鍛えているためであり、根底には現世の人を手助けしようという気概に溢れている。そのため、どうしても手に負えず、挫けてしまいそうになるとさりげなく渡し舟を出してくれたりする。
また、これは逆に容姿に似合わぬことであるが、実は無類のチルド食品好き。即席ラーメンなんかも好き。それらを「食の革命」と称え深夜に正された居ずまいでカップラーメンをすするその様は一種のシュールギャグである。
願い、信念は先述した通り「人の世をより豊かに、そして更なる安寧を」であるが、自身が率先して人々を豊かにしようとはしない。あくまでも薔薇十字団及び自分の役目は迷い飢える者たちに手を差し伸べ、前へ進もうとする者の背を押すだけであり、引っ張ることは決してない、とのこと。
パラケルススとは旧知の仲で、互いに「人を助けたい」という思いの下活動した結果魔術協会に追われる身となったところまでそっくり。だが決定的な違いとして、キャスターは「技術」で、パラケルススは「魔術」で民草を助けようとした。これには、キャスター本人の魔術の腕が先述したように万能でも器用でもない、希少さがゆえに汎用性がなかったためであり、魔術の才においてはパラケルススに若干の羨望を持っていたらしい。
小突くのは習慣であり試験であるので必然的に多いが、一方で褒めたり感動を言葉にするのが好きで、現代の文化などを見ては「Toll(すばらしい)」と口にする。他方、時たま某青狸を彷彿とさせるような言い草をしたりする(「君は実に馬鹿だな」など)。良くも悪くも、根は忌憚のない実直なものなのだろう。
魔術は「可能性の光」を以て「出来ること」になっており、薔薇十字団の概念的に錬金術を得手としているが、生前はからっきし(エルメロイⅡ世を見て心を落ち着かせるほどだったらしい)で、サーヴァントとなって行使できるようになった後も理論が染みついていないせいで扱いきれていない感がある。>>264
ついでに言うと、現代かぶれな服装だが再臨を重ねると魔術師っぽい格好にもなる──── 尤も、それは「クリスチャン・ローゼンクロイツは魔術師である」というレッテルからのものであるが。これについては、「魔術協会は、事実を知ったらどんな顔をするだろうなぁ!」と良い笑顔で話していた。
特技:錬金術(ということになっている)、治癒魔術、改造
好きなもの:チルド食品、即席ラーメン、少人数での座談
嫌いなもの:時代遅れ、カップの奥に隠れたかやく袋
天敵:魔術協会
願い:「薔薇十字団」の存続
【一人称】私
【二人称】君(同輩以下)、貴方(目上)、○○、○○さん、○○君
【三人称】彼、彼女、お嬢さん、お坊ちゃん、○○、○○さん、○○君
【セリフ例】「Grüß Gott!初めまして、マイスター。サーヴァント、キャスター。クリスチャン・ローゼンクロイツ。只今より貴方のサーヴァントです。……しかし、私がキャスター、ね…どうやら彼らは、成すべきことを遂げられたようだ」
「使い魔(サーヴァント)の身でいうのも何だが、私は魔術が未だに跋扈する世界はUnsinn…良いものとは思わないですね。…魔術師であったのに?…あぁ、そうだね。私は後世では魔術師だった」
「うーん、やはり、深夜に食べるカップラーメンは格別ですね。次は…この、あっさりシーフードを…」(深夜の食堂にて)
「な、ァ──── ッ!?……っげほ、ごほ…ま、マイスター?…あぁ、いや、心配には及ばない。少し錬金術で失敗しただけ……え?キャスターでも錬金術に失敗するのか?…いや、まぁ、ね」
「“十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。”…言い得て妙、といったところだ。実に本質を捉えている。そうとも、私の「技術」は、未だその域にある。だが、いずれは…」
「ほう、君は……彼の…なんだか不思議な心地だ。そうか、彼はそこまで…」(パラケルスス(ここのえ)に対して)
「貴方は…なるほど、彼の師ですか。お噂はかねがね。是非とも、一度お話を……ん?とりあえず、本を読み終わってからにしてくれ?…現世を満喫しているようで、何より」(トリミテウスに対して)>>265
「貴方の名は私でも聞いた事がある。だけれど、そのような経緯があったとは、ね。…家庭を持つことも、家族の中にいることも出来なかった私だが、貴方を見ていると、家族というものが如何なものか、感じることができる。私には…それだけで十分だ」(モーシェ・デ・レオンに対して)
「…ほうら。人は、空だって飛ぶことができる。神の手も、魔術の手もなしに。人の技術はこれだけじゃない。これでは終わらない。今に、もっと遠く…遥けき彼方に…」(ライト兄弟、アメリア・イアハート、小惑星探査機「はやぶさ」に対して)
「偉大なる先達様方、今日もご機嫌麗しゅう────なんて、私が言うのは、気味が悪いですかね?まぁ、今は錬金術だって使えるようになったんで、一員ではありますよ。現に、世間は私をそう認識している。…貴方方は、どうお思いになるかは知れませんがねぇ」(生前魔術師であった鯖に対して)
「薔薇は綺麗でなくてはならない…なんと妄執めいた言葉か。いや、貴方のことを否定するつもりも、薔薇を貶すつもりもございません。ですがね、私としては…薔薇の名を冠する私からすれば、薔薇とは美しきそれを表す言葉であり、綺麗であるというのは大前提たるものであるのでは、と。しかし…貴方の裡の「それ」は、此方の定規では、計れそうにありませんね」(竜王 リンドヴルムに対して)
「ドクトル。私も良ければ医務室に勤めさせてはいただけないかな。こう見えても医術には魔術、技術共に自身が……まずその偏食的な嗜好を断て?深夜にカップラーメンなぞ食うな?いやいや、これは私なりの……あ!止せ、やめてくれ!秘蔵のラーメンを!それだけは!それだけはッ!」(シャルル・ド・ロルムに対して)
「────君の、サーヴァントとしての過去は知っている。テオフラトゥス。私は君を咎めはしない。君らしい…魔術師らしい判断であると思う。だが、私は過去の君を否定する。今の君を、肯定するために」(ヴァン・ホーエンハイム・パラケルススに対して)>>266
「魔術師禁制!ついでにサーヴァントもご禁制!此処は今より我が棲家、我らが隠り屋!何人も、知ること能わず、見ること能わず、入ること叶わず────
『友愛の徒集いし密かなる家(フェアシュテック・ハイリヒトゥーム)』!」
「知識は力なり、認識は砦なり、見識は剣なり、胆識は秤なり、深識は翼なり、才識は躰なり──── 総ての識は我が腕なり!
『普く智知らす白き識(リーベル・ムンドゥス)』!」
「Okay Macht!我が掌上に在りしは、智を閲す、叡を證す力の大韋編!根茎(アカシックレコード)の現身よ、僅かにして宏闊なる智を映せ!
『M(ローゼンクロイツァ―・マハト)』!」
「我らが伝説は永遠(とわ)に、我らが想念は瞬間(いま)に。
我らが向後は人類(ひと)に、我らが真諦は世界(そら)に。
我らが友愛は此方(ここ)に、我らが道程は彼方(さき)に。
我らが盟約は花々(ばら)に、我らが大望は十字(むね)に。
人は導かれ前むに非ず。人は自ずから歩まんとす。故に、我は彼の者の征路を示してむ。彼の者の軌跡を見届けむ。
────拓けよ、望めよ、眺めよ。思うがままに、形成せ!その先を、いざ謳え!いざ仰げ!
────『彼の名と業は未だ賖く(ファーマ・フラテルニタティス)』──── !」
【因縁キャラクター】ヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエ(「化学の結婚」の著作者にして薔薇十字団計画の実行者)
【他クラス適性、変化傾向】アサシン
【製作者】正親中納言>>229
「名医というものは人を救うために在るものである。その職務を全うし、全力で人を救うという姿勢には我も異論を持ちようがなく、寧ろ僅かばかりの敬意など抱かんばかりであるということは述べておこう。その活動の結果ヒトが死から遠ざかり、寿命が延びるのも…まぁ、我は言及を避けさせてもらうが、兄弟あたりは子の進歩として喜ぶであろうよ。だがしかし、死を覆す事ばかりは受け入れがたいと述べざるを得ん。少なくとも、それに伴う諸問題に対する解決法を見出さぬうちはな。
例えば、資源。ヒトが死を忘れれば、必然的にその数は加速度的に増える。食料も土地も、凡ゆる物は人の生命同様有限である。ヒトが己の生命だけを伸ばせば、他に限界が来るだけだ。
ならば、「生産」を止めようか。
確かにそれで人口の問題は解決されよう。だが、それは今生きる者が停滞するために大多数の「これから」を犠牲にする手段であると思わぬか?人の特色とはその数による多様性と、受け継ぐ事による進歩であると我は考えるが。………汝らが神の下を去った後、なお安寧なる停滞を求めると言うならば我はもう何も言わぬ。だが、終わりが価値を持たない世界に訪れるのは枝から切り離される末路であると言うことを努努忘れぬことだ。
ならば、蘇らせる者を厳選しようか。死を可逆の物にしたいと望む者は、その大半が「自らの身内」を想いそれを述べているものであると推測される。であれば、この方法も全く受け入れがたいものでは無いはずであるが。
その場合選定基準はどう決める?優れた者から選ぼうか。可哀想な者から選ぼうか。それとも権利を奪い合った上で、勝者の望む者としようか。そうなった時、劣る者は、豊かだった者は、誰にも望んでもらえぬ者はどうする?
意地悪問題であると言われる事は覚悟の上だ。が、医者が蘇生をしている時点でも既に「その手の届くものと、届かないもの」という形でこの問題は発生しているのだぞ。第一、人間の生命の価値を、人間が決めるのか?それこそ許されざる悪のように我には思えるのだが。
……そもそもだな、死後のヒトというのは我々やその同類が責任を持ち管理しているもの。それを呼び戻したいというのは、この世の摂理以前に我らに喧嘩を売っている行為であると心得よ。冥府という概念に恐れを抱くなとは言わぬ。……言わぬが、もう少し我々を信頼してくれてもよいのではないか汝ら…」>>268
なるほどなるほど……良いっすね……書きたいものがまた増えたうん…書いてみるか!冷静に狂ってる医神の娘!勝手に親父の後を継ぐとか言い出して無茶しだす愚かな娘!
ちなみに自作医療系サーヴァントたちは「人類が死者蘇生の技術を持つことについて反対派」だったりします。
ジョン・ハンター「面白いと思いますが……医者と墓場の役目が無くなりそうですねえ」
華佗ちゃん「うーん、個人ならともかく人間がホイホイ扱うものじゃないかと。まぁ華佗ちゃんは大天才なので使う時は使いますが!」> 不快だって意見
不快だとは言ってないよー!
消化不良を起こしてお腹壊す題材だから、『書いたよ!or書くよ!見て!』なら見れるけど『要らないよね……見てくれないよね……』ならあっそうとしか言えないからねってだけだよ!!>>283
【魔術・特殊技能・特性など】
■世界樹の詩歌(ケニングエッダ・スカンジナビア)
北欧の秘奥。今は失われし神話時代の再来。大いなる主神に仕えし巫の詩。
―――などと、かっこつけてはいるがその本質は言霊に種別される魔術。言葉に宿る神秘を触媒に現象を引き起こすというもの。
元は柿本人麻呂と呼ばれる言霊・防火の神を奉る神社の家系で、「火」や「水」というようなシンプルな自然現象しか引き起こせなかったが、七海の代で北欧神話のエッセンスが取り入れられ一気に汎用性が増した。
―――が、同時に呟く、喋るではなく叫ぶという行為が必須となったため、ある意味では彼女にしか使えなくなっている。主に、羞恥心的な意味で。
本人はむしろスーパーなロボットだとか、仮面な改造人間だとか、戦隊なヒーローだとかを好むためノリノリで使用する。
鴉弾詩篇/鴉砲詩篇(フギン/ムニン)
大神オーディンが有する2匹のワタリガラスが由来。
両手の指から放つ魔弾。フギンは拡散、ムニンは収束の特性を持ち、前者は無数に散らばる誘導弾や散弾のような、ムニンは砲撃のような形態を取る。
幻影詩篇(フヴェズルング)
トリックスター、悪神―――そして、幻影と幻術の神であるロキの異名が由来。
幻影を作り出す術式。応用として知覚範囲と一体化させることで周囲の幻影を見破ることも出来る。>>284
【礼装・装備など】
■巫女の予言(エギル・フィヨルクンニグ)
同名のエッダ詩をモデルにした七海謹製の魔導書。羊皮紙を纏めた分厚い本であり、表紙には宝石が散りばめられている。宝石には魔力が蓄えられており、いざと言う時には解放することでブーストできる。
あと、単純に鈍器にもなる。
■輝槍詩篇(ガンバンテイン)
輝ける英雄スキールニルが振るったとされる杖が由来。
七海の身の丈ほどもある巨大な槍。魔力を通すことで高熱を宿す。
飛剣詩篇/刺剣詩篇(リジル/フロッティ)
竜殺.しの英雄シグルドが有する2つの剣が由来。
二振りの剣。リジルの方は投擲用の短剣で指に挟んで投げることが出来る。フロッティはレイピアのような鋭い剣で、対象を貫くことに特化している。
縛枷詩篇(グレイ.プニル)
魔狼フェンリルを捕縛した足枷が由来。
魔力で作られたワイヤー。長さと動きは魔力に依存し、リジルやフロッティを先端に括り付けることで鎖鎌のようにも使える。>>287
【人物像】
街を歩けば10人が10人振り返るようなスタイルと美貌を持つ絶世の美女。基本的には見た目通り理知的で聡明な女性。
……………が、実態は周囲の知人から「ダメ人間」「幼稚園児」「超えちゃいけないラインで反復横跳びしてる」「男でも女でも人間でもない、七海は七海」「もしかして妖精さんか何かなのでは?」と称されるほどのろくでなし。
酒好きでヘビースモーカーでギャンブル中毒で多重債務者である。
素の性格も奔放で慢心しがち、自由人な上に自意識過剰。
高飛車な癖にものぐさかつ出不精で、褒めると調子に乗り、褒められなくなると自ら褒めてくれと懇願する。
口はでかいがメンタルは打たれ弱く泣き虫で、勢いのままに行動し、様々な問題を引き起こすトラブルメーカー。
本当ならば付き合う人間を選ぶタイプの人種だが、不思議と彼女の周りには人が集まっていく。
シンプルに放っておけない。見ていると楽しい。昔助けられて恩を返す機会を伺っている―――理由は多種多様ではあるが、彼女の周りにいる大半が好意的に彼女を見ている。
もちろん、外見が整っているというのも理由の一つに入るだろう。ある意味では人は見た目が10割を体現するような女性。
素行こそダメ人間だが、正義、善―――そして、ヒーローということに対して一家言ある人物。
自堕落ではあるが基本的な性根は極めて善良で、目の前で誰かが困っていると助けずにはいられない。
悪を憎んで人を憎まず、罪を償えば人はやり直せる―――人間は、何度でも立ち上がれる。
少年のような、あるいは子供のような自論を持ち、それを実践に移している。
総じて言えば子供をそのまま大人にしたような女。逆説的には子供と同じ目線で考えることが出来る人物。
案外保育士あたりが適職なのかもしれない。>>289
【来歴】
言霊を代々行使する瑞希家に生まれた女性。
潮と言う名前の兄がおり、前述の特撮趣味は彼の影響が強い。というか創作物の摂取、特に読書が強い趣味になったのは彼の影響である。
彼は自分を「正義の味方」と呼んではばからず「七海にとってのヒーロー」とすら語っていた。
私人としても魔術師としても優秀で、彼女にとって潮は自慢の家族であり頼れる兄であり、強い憧れを抱く存在だった。
七海が中学校に上がるか上がらないかの時、潮は不慮の事故でなくなった。
その理由は、遊びに行った七海の代わりにお使いに出かけたため。彼女が面倒臭がりでものぐさ、出不精になったのはこのことに起因する。
自分が遊びに行かず家にいれば兄は死ななかったかもしれないと彼女は今でも思っている。
その後、兄の死が「お使いに行く途中、轢かれかけた子供を助けたから」ということを知り、彼の後を引き継ぎ『ヒーロー』になることを決意する。
以降、彼女は些細なことが目につくようになった。
タバコをポイ捨てするサラリーマン、ガムを吐き捨てる大学生、道に迷ったと思わしく観光客、重たい荷物を抱えて右往左往する老婆。
前者には注意、後者には手助けするという形で彼女は関わった。それは彼女が『ヒーロー』、もっと言えば『良き人』であろうとしたためである。
両親に話したところ「そこまで急に変わったのなら起源が関わっているかもしれない」と返され、以降は自分の起源を 『正義』と認識、それに相応しくあれるように心掛けている。
しかし不思議なことに自由気ままな在り方は変わることがない。人間はそう簡単には変われないのかもしれない。
本人は『正義』と認識しているが―――真実の起源は、『代替』と呼ばれるものである。
彼女が義に厚く善性を尊ぶのは間違いないが、あくまでも正義の味方・瑞希潮の代わりでしかない。
その奔放な振る舞いも、元はと言えば兄の気質の劣化行為である。>>188
MAXでもCランクの千里眼スキルと思ってもらえれば
割と万能感あるルーンとはいえそれでも未来視レベルは難しいと思うので、能力の底上げって考えるならこのくらいかなあとイメージカラー:
趣味:読書、パチンコ、特撮
特技:飲み比べ、利き酒、家事全般。
好きな物:酒、タバコ、つまみ、立ち飲み屋。
嫌いな物:禁酒、禁欲、爬虫類。
天敵:もしいるのなら、カエルを操る魔術師。
願い:
一人称:私
二人称:あんた、あなた
三人称:あの子、あの人、あいつ
【セリフ】
「まーだ5時でしょ? 夜はこれからこれから! マスター! ビールもう一杯!」
「んふふ〜、それが教えて欲しいならシラフじゃ言えないわね〜。あ、もちろんあんたの奢りね?」
「へえ……ヴェルヌかあ……いい趣味してるわね、あなた! 私はどちらかというと海底二万里の方が好きなんだけどね? 思うんだけどさ。SFって草分け的存在!みたいに銘打たれてる作品って原典に近ければ近いほど面白くない? ニューロマンサーとかまさにそうよね?」ダイアナ・アッシュコットに対して
「童話モチーフの術式かあ……私も昔考えはしたんだけどね? なんというか……パッションが足りないというか……なんかこれじゃない感があって……でもいいと思うわ! 素敵ね!」グリムに対して
「創作物全般が好きなの。多趣味なことはいいことだわ。でも、それって大変よね。だって、この世には既に一生かかっても読み切れないだけの本があるのに、それを読みながら並行して最新作も読まないといけないんだもの」
「……あのおっさんがどう思うかは知らないけどさ。貴方が望むなら、力を貸しましょうか? 貴方みたいな人を守るのも私の仕事みたいなところあるしね?」黒野双介に対して>>293
「赫炎焦熱式(レーギャルン)、起動。耐熱強化式、ヒミングレーヴァからコールガまで全九層展開完了。
管理者スルトの名において、これより執行を開始する。
邪悪、断つべし。正義、成すべし。
断罪執行・炎獄招来(ムスペルヘイム・インパクト)―――かくして義は成され、悪は残らず灰となる」
「赫炎焦熱式、蒼霜氷結式(レーギャルン、フィンブルヴェルト)、多層展開。耐熱量術式起動。『グリームニルの言葉』38セクションより因子抽出―――冷やし遮る者(スヴェル・スヴェリン)、準備完了。
我、義なり。我、剣なり。我は刃。正義の名において、魔を断つ一振りの鋼。
義は我に有り―――これより審判を開始する。
邪悪、断つべし。正義、成すべし。我が剣の一振りにて、悪性浄め原初に還さん――――
最終審判・氷炎葬華(レーギャルン・フィンブルヴェルト)―――かくして義は成され、悪は残らず無に帰る」
「これで終わりね、外道―――せいぜい永劫の地獄(ニヴルヘイム)で、無間の時をすごすことね」
「これで終わりね、外道―――せいぜい業火の地獄(ムスペルヘイム)で、焼かれ続けることね」
「私……頑張ったわよね……頑張ったよ……頑張ったもん……だから、褒めてくれると嬉しいな……兄さん……」>>294
【参戦理由】
令呪が発現したので。聖杯戦争については最低限の知識と――――人的被害が出ることも知っている。
七海はそれを最小限に抑えるために参戦する。
【サーヴァントへの態度】
ジークフリートの場合……伝説上の騎士ということで好感度はかなり高い。彼から英雄とはどうあるべきかということを教わっていく。
カムパネルラの場合……かの名作文学「銀河鉄道の夜」のキャラクターということで好感度はかなり高い。彼と歩む旅路の中で彼女は成長していく。
ちなみに、前者の場合はプロトアーサーと綾香のような。後者の場合はボイジャーとエリセのようなコンビになります。
【役どころ・コンセプトなど】
ヘビースモーカー、見た目はいいのに口を開いたら残念な美人、シリアスな時とのギャップ萌え、明るい性格に暗い過去、女デモンベイン、ヒーロー、北欧神話モチーフ、長い詠唱、漢字+ルビ、偽物と本物、etcetc……総じて、自分の好きな属性やキャラクター造形の詰め合わせ。なお、>>268の要約は大体「現行人類がそんな技術扱いきれるの?滅ぶよ?」なので、不平等をが発生するわけでも人類以外が死滅するような手でも剪定事象案件でもなく進歩の結果たどり着いた境地な場合は「やったじゃん」で済む事を述べておきます。
職務上冷酷だし人の嘆きに一々反応する訳にはいかないけど、残酷だったり人間が嫌いだったりするわけではないのだ。
>>278 >>279
だって本当に好き好んで説教される人がいると思わなかったの!話題無視してどうのって割と精神的に難しいから少しぐらいは反応したくはあるけど、実際にやるとすると私的にも書くの気ィ使う案件ではあるし!!だから「思ったけどやめた」って書いたけど、投稿する前に「待てよ、万が一にもそういう趣味の人がいたら『説教されたがる人ってバカだよねー』って言われてる気分になるんじゃないか?」って思ったからちょっと付け足してどっちとも取れない状態にするつもりだったの!!!逆効果だったみたいだけどね!!!!(穴の底で壁に頭を打ちつけながら)
>>275
(またヒュギエイアさんが大変なことになってる…)
>>296
……これ中盤で正義が立ち行かなくなったりする案件ぶつけられるやつなのでは……言い訳させてください……
別に意図的にスルーしているわけではないのだけれども、平日の夜は皆さんの創作への熱意を受け止め切るだけのエネルギーが残ってないの……
後でじっくり楽しんでいるの……
すぐに感想書けなくてごめんね……>>298
うるせー!わしは人からの説教はちゃんと受けるタイプなんじゃ助かるぞいー!
でも書きたいんだよね。悪役ヒュギエイアは。ぜってぇそれお前の父ちゃんが願ったのと違うよねってくらい倫理観振り切ったタイプ。あとねー!あんしねー!あの、ドロドロしたのすっごい好きだからこうドロドロした自鯖を作ってこうドロドロさせたりドロドロしてない自鯖をドロドロにさせてみたいなという気持ちもあってね!特にこう……教師と生徒みたいなシチュがいいんでみんな少年のアビス以下略
皆さん>>252へのご感想ありがとうございます。長々しいですが、引き続きご感想ご指摘募集中です(ダイマ)
>>271
実は以前コルセスカさん(で、あってるよね…?)がおつくりになっていた(諸事情により没案となりましたが…)の藤子不二雄さんに触発された節があったりします。
SFいいよね…いい…
>>273
薔薇十字団は過去の遺産を扱っているのにその実はオーパーツ扱ってるとんでも秘密結社です。会員、隙に作っていいのよ?
>>278
あや、魔術師さんもローゼンについて何かお考えになっていましたの?
自分的に、近代の魔術師最高峰はパラPなんで、比肩してるとかだといまいちキャラ立たないな…と思って別の観点からアプローチさせていただきました。あと、ローゼンにとっては「自分の死」すら計画の一過程でしたり。
良ければ魔術師さんのローゼンクロイツもお聞かせくださいな。
>>280
後世における道具の点検方法、出力の確認、保管方法、手入れの仕方、すべてローゼンが計算して纏めてあります(「こう動かしてどれだけの力が出れば、それは全体の何%だから~」みたいな)。ローゼンはきっと過労死枠()。
第二宝具は、色々制約がついているので低くしましたが、なるほど、挙げておこうと思います。A+くらいかな?【溢話し ルドルフ2世ですよろしくおねがいします編】
・衣装案3つは錬金術の奥義で鍵となる3色をテーマにしている、のは以前話しましたが
白黒翠黃赤の5色とする説から衣装1に翠、衣装2に黃をサブカラーとして入れています。衣装3は全部盛りです モリモリるどるふ
・衣装1はいいとこの少年感です。ハプスブルクです。欧州随一の”いいとこ”ですね
・衣装2は肖像画での服も少し参照しています。色違うし原型は留めてませんが。それ+司祭的雰囲気+アインツベルった感じの服になっているつもりです。
・衣装3……バド○ックスの影響を受けていない事を否定できません。豊穣と「いのちのかがやき」。首元の丸いやつらはたぶんそんな感じです。>>300
わしも読んでもなんかこう、うまい言葉が出てこなくて…よくてよだけとりあえず押すね…>>296
人麻呂「おー、小生の巫の葉末かー……って、小生要素薄くない?いや小生確かにイケメソだけど?小生ちょっぴり拗ねちゃうぞ?」
こんなこと言ってますが、実のところグローバルになってくれていて嬉しかったりします。それでも本人の不安定さには不安感垣間見。いや、マジで不安定な人ですね…これ、絶対どこかで躓く気が…
あと、非常に烏滸がましいことではあるのですが、よろしければ「酒好きマスター」で亜房綰に、「読書好きマスター」で真逆小路郁にコメントいただけないでしょうか…
>>133
遅ればせながら拝読させていただきました。アーチャーの反駁に、彼の生涯へのスタンスが見えて良いですね。あと、今まで空気だったキャスターが他と絡めていて嬉しかったり。張り合ってる夏美さんたちも可愛いですね。
アーチャーの「神々さえ抗えない運命がある」という話は、キャスターも思うところ(友人である一言主の現状)があるので、中々に響きますね…>>309
………ダメだ、グノーシスについてが追い付けない…ひとまずは、このスレでいう西行さんとか清原さんとかと同枠っていう認識でよろしいでしょうか?それで、ほぼ概念、アルティメットまどかみたいな。
いやぁ、魔術師さんの設定も奥の深いものですね…そうなると、人理焼却によって現在が消えたから座に登録された―とかそういうので鯖になった感じでしょうか?
>>310
あ、確かにそうでした…すいません、完全に見逃してました。
ローゼンforアームストロング船長&セルゲイ「君たちは…なるほど、宙を拓いた者たちか。まさかこんなにも早く、人が星に足を降ろすことになろうとは。君たちは、我々にとっての誇りだ。帰還後に言うのもなんだが…君たちの行く末を、どうか祈らせてほしい。これでも、私は修道士だからね」
そして、Cv平田広明さん…なるほどいいお声…おばけギャルソン思い出す…ギャルソンいい声だな…アリですね…大いに…>>313
魔術や異能の発動の予兆、遮蔽物・視覚偽装・気配隠蔽で隠れたものの位置、魔術回路や魔術刻印の状態や変化などを正確に「見る」ことが可能だし、隠蔽の結界さえも視認して位置を正確に見ることが出来ます。だけど、妖精眼は見通しが効き過ぎるため、注視している点以外の部分に気が回らなくなりがちという弱点があります。今回のバーサーカーはまさにそれが影響されて芽衣の発見に至らなかったわけです。バーサーカーという巨体が持つ魔力の流れが大きすぎました。
>友人である一言主の現状
役小角(素知らぬ顔でぼんち揚を食べてる)>>307
天の衣は、最初にデザインしていただいた時にピンときましたよ!
でも、衣装3に基本5色が全部入っているのは恥ずかしながら気づかなかったです……!
衣装1の裕福なショタ感、いいですよね。(投下直前に「所属無しやんけ」ってことに気づいて適当に突っ込んだ恋人代行サービスが話題になってて笑っている)
(いわゆるレンタル彼女ですね。自分の見た目を活かせる仕事をしてます)
(つうか書き忘れたけど本業は大学生(文学部))
>>297
やだ!可愛い!了解です!
>>298
一応セイバーと主従の時は起源踏み倒してヒーローになって、ライダーと主従の時は自分の起源と向き合うって設定があります(前者がFate√で後者がHF√イメージ)
>>299
気づいたり気づかなかったり(ライダーと組むかセイバーと組むかで変わる)
>>301
主人公感は結構意識しましたね。蓮見がボーイ・ミーツ・ガールよりの主人公なんでこっちは割とフラットなイメージに
おっさん=弦さんです(前に言及してくれたので)
>>303
ジークフリートは3本の剣(グラム、ノートゥング、バルムンク)を使って立体機動するイケメンでカムパネルラは宝具で銀河鉄道を召喚する美少年です
難しいことを考えると知恵熱が出てしまうので「困っている人がいたら手助けする!それが正義よ!」とか言い出すんじゃないかな……>>327
ありがとうございます。>>296
スルトちゃん「……レーヴァテイン……じゃ、なくて……?」
シンモラ「レーギャルンなら、私では?」>>329
おっと私としか事が、設定をド忘れしてました。商売関連……というより商品説明とかでは割と饒舌になるんだったこの子。>>336
(よく読み返したら既に返信で書かれてた……俺の阿呆め……)短いけどバーサーカー召喚シーンが完成した。
1:00を過ぎたら投下するで。>>341
時間になったんで投下する。
英霊召喚:長岡の万年修行僧篇
日本、栃木県、宇都宮市長岡町。
県指定の史跡、長岡百穴古墳。
常世鳳蝶は魔法陣が書かれた、大きなダンボールを手にここへと来ていた。
数日前、左手の甲に令呪が配布された鳳蝶は即座に準備を整え、召喚する英霊にも狙いをつけた。
強さだけを追求しても優勝できるとは限らないと考え、強さと制御しやすさの双方を重視したのである。
そして導き出した答えこそ、かつてここを住処としていた鬼であった。
百の同族を従えるほどの実力者でありながら、鬼であることを嫌がり仏門へと帰依して人間になったという伝承の主人公でもある。
強大な力を真っ当な人間性を併せ持つのなら、確実に勝ち残れると判断して鳳蝶はこの地へと来た。
それはそうと鳳蝶が召喚の儀を始め、魔方陣から光が放たれるのに呼応して古墳全体も揺れだす。
揺れが収まった直後に光も消え去り、時代劇の旅の僧侶をえに書いたような格好をして長い錫杖を持った、気弱なのが人相で分かる偉丈夫がダンボールの上に立っていた。
「サーヴァント、バーサーカー。名は百岡(ひゃっこう)と申します」
「これはこれは。私は常世鳳蝶です。…………キャスターじゃなくてバーサーカー?」>>344
鳳蝶はバーサーカーの自己紹介に面食らう。
キャスターとして召喚したつもりがバーサーカーだったのだから無理もない。
しかし、よくよく考えてみればバーサーカーの逸話は鬼の基準では『ないた赤鬼』よりも異常である事も事実。
その精神性が狂気と判定されたとしても不思議ではないのだ。
「ごめんなさい。キャスターを呼ぶつもりで召喚の儀を行ったから、思わず驚いてしまいました」
「まあ、無理もないでしょう。鬼としては異常だという自覚は生前からありました。それはそれとして、そなた、片目がありませぬな? 一体何があったというのですか」
鳳蝶は確かに義眼である。
バーサーカーは左目と見比べた時の違和感で気付いたのだ
巫女となるため自ら抉り、左脚も切り取ったのだ。
それ以外にも、他者の笑顔のために臓器を喜んで提供したこと含めて、鳳蝶はそれをバーサーカーに説明する。
聞き終えた後、バーサーカーの表情が今にも泣きそうな目をしながら険しくなる。
「過ぎた自己犠牲に一体、一体……」(よく見たら魔術の欄すっぽ抜けてた)
(なんで投下します)>>350
断罪執行・神域崩壊(アスガルド・ストライク)
神々が住む世界と大地の精霊が由来。
斥力結界「ランドアルヴァルディ」及び引力結界「ランドヴェティル」によって、リニアモーターカーの要領で生じた運動エネルギーを蹴りで叩き込む絶殺奥義。
飛び蹴りや回し蹴り、踵落とし等のパターンがあり、直撃すれば大地をも粉砕する。
断罪執行・炎獄招来(ムスペルヘイム・インパクト)
九つの世界のうちの炎の世界が由来。
右掌に赫炎焦熱式「レーギャルン」を展開し、拳に超高熱の魔力を纏わせ触れた対象に叩き込む絶殺奥義。
断罪執行・氷獄招来(ニヴルヘイム・インパクト)
九つの世界のうちの氷の世界が由来。
左掌に蒼霜氷結式「フィンブルヴェルト」を展開し、拳に超低温の魔力を纏わせ触れた対象に叩き込む絶殺奥義。
最終審判・氷炎葬華(レーギャルン・フィンブルヴェルト)
破滅の剣レーヴァテインを収める箱と北欧神話の訪れる長く厳しい寒波が由来。
瑞希七海が保有する最終必殺奥義(ファイナルアーツ)。
ムスペルヘイムとニヴルヘイムを発動したまま両手を重ね合わせることで発動する。
超高熱と超低温、負と世の異なる熱量をぶつけ合わせることで対消滅エネルギーを発生させ、纏う拳ごと敵に叩きつける。
ランクで言えばA相当であり、十二の試練も1度なら突破可能。ただし最大魔力の9割を消費する文字通りの切り札。召喚シーンを投下できたから寝る。
レスとかは明日するのでご容赦を。
では。>>362
ライオンさんが度々話してるヒュギエイアも実はアポロン族の前髪だったり(ただしメカクレ)
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/upload_dir/f/fatetv1830/0483fd28fa6e81883a0d74facb918b4d.jpeg>>367
モーシェの外見は青年ですので、それで有ってますよー。
ふむ。外見考えて追加してみるか。寝落ち之助参戦!
>>371
史実系魔術師いない……(吐血)
こういう時、史実に弱いのが仇になる_(:3」∠)_>>371
>234にトラヤヌスからディードリッヒへの台詞を書きました。
史実系魔術師はうちだと役小角くらいですね。モーシェ、ローゼンクロイツたちと並べると1人だけ西洋魔術師じゃないし、見た目もおじいちゃんだしで浮きまくりですね。カップヌードル食べてたら歳考えろと婦長に怒られそう!あ……「神曲」つながりでダンテとネッソス……?
>>268
パラス「(拍手)意地悪だと嫌われるかもしれない事であっても指摘するべき問題点をはっきり説く。優しく手を差し伸べるだけでなく時には突き放すことも必要。そんな役割を成してくださるハデス様はやはり素晴らしい方です」
約、自ら嫌われ役を買って出るハデス様マジ人格者
>>269
ヴァーッローゼンクロイツだぁ!科学技術[オーパーツ]で周りからは大魔術に見えていたというのは新解釈で興奮します。
ロルム「およそサーヴァントには食事による悪影響は出ないだろう。だがマスターは?このカルデアを日夜支えてくれているスタッフには?彼らがこのようなジャンクフード[美味だが体に悪いもの]を食い漁る君を見て食欲を刺激されない訳が無いだろう。せめて人目に付かない所で食えと言っているのだ」
>>296
起源が…『代替』…おおう。本人が『正義』だと思ってるのも含めて汝はオニかっ?
魔術や礼装の名前が本物とズレてるとかは最初は勘違いで本人が『こう』と認識して名付けて使ってるならそれでいいと私は思います。本物の関係者に「これ違うんですけど!」と突っ込まれるのは仕方ないとして。
>>358
私からすれば充分過ぎるほどに上手いですよ(吐血)
>>372
いいよね、カップ麺を絶賛する魔術師。ネッソス「……野郎乗せるなんて嫌だなあと思ってんのに、この人俺の背中に滅茶苦茶フィットしてるぅ……」
ダンテ「あぁベアトリーチェは何処に!」
ネッソス「原作効果ってやつっすかねぇ、やだなあ身体はその時の経験を覚えてんの。……はいはい地獄巡りツアーにようこそ~……」
なんだか神曲だとイスカンダルやアルテラも地獄で責め苦を受けているっぽい……?>>388
ダンテ「ん? あれはアレクサンドロス大王か」ネッソスに乗りながら
シュールな絵過ぎませんかね?デモンベインもそうですけど、うたわれとかバルドシリーズとかライアーソフトのスチームパンクシリーズとかニトロのあれこれとかpropellerのあれこれとか、その辺の2000年代の燃えゲーにはめちゃくちゃ影響受けてるというか自分の創作の原点の一つです
長生きなマスターというものを私も投稿してみむとするなり
【名前】ミオ・アッシュクロウ
【性別】男性形
【年齢】稼働開始から約500年
【属性】中立・善
【身長・体重】177cm・64kg
【好きなもの】甘いもの、研究、自分のモデル
【嫌いなもの】誰かが傷つくこと
【特技】機械制作、医学
【所属】なし
【起源】-
【魔術属性】五大属性(アベレージ・ワン)、になるはずだった……
【編成】異常? 外見上は問題無いが魔術の行使は不可能
量:A 質:A金髪の長髪に蜂蜜色の瞳。顔立ちはパラケルススにそっくり。
むかしむかし遍歴中のパラケルススに一目惚れした魔女がいた。もちろん彼女は恋知らぬ彼に当然のごとくフラれてしまう。そこで彼女はならば自分の手で理想の「彼」を作ってやろうと斜め上に暴走する。
恋の狂気の挙句に誕生したのが彼、完全なる自我を持った自動人形のミオである。
魔女は集められるだけの材料をかき集め(噂によれば機神や巨人のカケラも混じっているとか……) 殆ど狂人レベルの智慧と莫大な幸運にも恵まれ生まれた奇跡のオーパーツ。
外装などはホムンクルスやそれに類似の生体部品を使っている部分もあるが、あくまで骨格や内臓は機械ベースの自動人形。とはいえ人間と同様の食事なども全く問題なくできる。
材料の都合上彼の黒髪を再現できなかったのと、身長が少し低くなってしまったのが製作者の心残り。
心臓部にモデル本人から譲り受けた賢者の石を使用している為、実は血液が万能薬である。飲んでも不老不死とはいかないが傷を癒やし病毒を祓う。
またサーヴァントを降霊維持するに足る十分な質と量の神秘を抱くが、何故か魔術の行使はできない。(設計段階では普通に魔術が使える予定だった)
そのためモデルとは違い、戦闘となれば専ら高い身体能力を活かした体術や暗器術を使用するだろう(モデルと同様戦闘自体を好まないとはいえ)
因みに魔女はミオを制作したは良いものの、作りあげた時には恋の狂気から醒めておりミオを恋愛対象には見られなくなったという。
結果彼は魔女の息子として遇され、愛をもって育てられた。
魔女が亡くなった後は、彼自身も子となる完全な自我を持った自動人形を作ることを目標に生きている。
本人も預かり知らないところで息子っぽいものが生まれていた某錬金術師の明日はどっちだ。Wikiにも登録しますたー
型月パラP絶対モテてただろ、というのと某ブラウザカードゲームとに嵌った余波とで出来上がったマスターです>>396
言われてみれば境遇同じですね、ミオとからくりサーカスのフランシーヌ
とはいえ精神構造モデルのパラPはそういう方面では闇堕ちしそうに無いし、別作品よりモデルにしたキャラも絶対闇堕ちしないマンだったので何故か圧倒的光属性を身につけてしまった感がレージュさんのキャラとうちのキャラのつながり……(今更便乗する人)
メネス王とツタンカーメン
無銘とモーズグート
ロキと怪人二十面相
長靴をはいた猫と赤ずきん
とか!二度寝して昼だった時の悲しみよ(七五調)
>>357
うちのローゼンの場合は、それが道具になったって感じですねぇ。パソコン、スマホ、シャワー、車、シャーペン…どれがどれだけ影響を受けて生まれたものなんでしょうね…
>>322
………………真面目にローゼンさん、至ってる…これは、もしや覚者と同じくらい露出できない人麻呂では…?
あと、世界を「薔薇」と「十字」で説明したとは…?凄いことであるのはうっすらわかるけど…
>>364
パラPが魔術で人を救おうとしたって言うなら!ローゼンは技術で人を救おうとしたんだよオラアン!って感じ。
イス…個人的に、中国のオーパーツっぷりを見て「なら東方なんだしイケるんじゃ?」という地理感めちゃくちゃな道理で賢者たちは設定しました。でも「諸元素の住民」ってたしかにクトゥルフくさいね。
あと、実はローゼン生前からチルド食品は作ってた。チルドやカップ麺好きなのは懐古の念があるから(それと美味しく進化してるから)(真面目に日本のカップ麺美味しい)
>>380
クラークの法則は偉大。ドラ○もんは偉大。
そしてロルム医師のド正論攻撃…口撃(攻撃)を飛ばすからアーチャー…?>>365
>>366
偉大な魔術師たちが揃いも揃ってラーメンの食レポか…アリだな(なお一人後付け魔術師の模様)
好きな味とかで議論しそう。ちなみにローゼンはシーフード。地下に籠りっきりだったから、海産物に素直に惹かれるのだ。
>>367
ローゼンいくつくらいだろう…少なくとも大学生じゃないんだよな…教授くらい?
教授が生徒に混ざって学食食ってんのか…
>>393
これは…!ピュグマリオンとガラティナみを感じる…人形いいよね。そして作り手良い趣味してる。最終的に醒めるところとかほんと性格いい(皮肉)
ちなみに、ローゼンは生前に死ぬことを受け入れたのは「自分みたいな(魔力とか色々と)目立ちやすい目印があると隔世の間に遅かれ早かれ見つかってしまう…ん?座に自分が召されれば、いざというときに(サーヴァントとして)駆け付けられるのでは?なんか座には逸話とか伝説も反映されるって賢者たちが言ってたし、よし、これを軸に計画建てれば!」ってなったから。
実際座にてローゼンは「魔術師」として登録されたしね。彼が可能性の光の項で「重畳」と言っていたのは「魔術師、それも伝説的な錬金術師として登録されたから生前使えなかった魔術が使えるようになった」から。だから嬉しくて魔術使いまくるよ。それで失敗するよ>>404
一応うちの教授(アラ環)も毎日研究室の学生に混じって昼食取ってるので……
魔女はまあイイ性格はしてますね。暴走したり半ば恐喝じみたやり口でパラケルススから賢者の石を貰ったり。とはいえ暴走しがちなだけで善性の人物であるのも間違い無く。
最期まで責任持って肉親としてミオを育て上げました。
ちゃんと愛着形成までこなしたので下手したらオリジナルよりメンタルが安定してるまであります。凹みやすいが立ち直りも早い形状記憶メンタル。>>404
大丈夫ですよ。>375の通り、役小角というおじいちゃんが一緒に食事してたらそんなに年齢差は目立ちません。学長が紛れているようなもんです。>>408
よし、二人で「乾いた叫び」とか「VOICE」とか歌おう(ファラオ繋がり)
何考えているか分かんない無口×真面目令嬢、これは流行る
ロの字「乗ったぁ!」
ねこです?「にゃ……にゃーん!」>>421
ジルが超一流とか異聞は出自と経歴からして違ってそう。
あの人プレラーティの魔術書有りきで当人には魔術師としての才覚あんまない人なのに……。
ジャンヌに狂わず、軍人じゃなくて根から魔術師なのかな……。>>421
パーフェクト我儘盛り合わせキャラ……!了解です>>398
トラヤヌス的には闘魂注入くらいの気持ちなのですが、痛烈なコメントにも取れちゃいますね。もうちょい分かりやすいほうがいいかもれないけど、それって安易なデレではないかと言う悩ましさがあります。>>413
実はうちにジャンヌダルクになりたくてジャンヌダルクの身体を手に入れて召喚された人がいましてね……。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BA
>>416
ありがとうございます。確認してきます。>>424
フラカンは芽衣のこと好きだし、芽衣もフラカンの生い立ちに同情してるところもあるけど、あまりにも規格が違いすぎた感じですね……ロドモン「横のつながりっていうとそりゃまぁ親友三人組でしょ。いっつもつるんでるし。あ?シャルルマーニュの?一応ライバルだろうって?あーーー………あーー………」
禹の人物像も設定もお清書できてないけど幕間できたから見て――!(投下して良いですかっ?)
応龍「そこに居ったか、あー……フェ、フェラーリとかいうのとメ、メンバー? とやら」
フェリーぺ「応龍さん、すみませんフェリーぺとメンテー先輩です」
応龍「ん。そうじゃったか。まぁ別に良いじゃろう。
お前達を探していたのは他でもない。禹がな、何処かへ行ってしまったのじゃ」
応龍が人に変化している時の、決まった形がない人間形態をそう呼ぶのも可笑しいのだが、最も不快感の少ない形態は“天女の如き格好をした妙齢の女性”であった。
メンテー「禹、ライダーがですか?」
フェリーぺ(センパイ、俺と話している時よりも丁寧ですね??)
メンテー(相手は龍だぞ、大抵の竜種とは訳が違う。
戯れに一瞥でもされてみろ、魂が破裂するぞ!)
応龍「そうじゃ、その通りなのじゃ。
私を置いて行くような場所なぞ、あの“ぼっち”には無いじゃろうに」
フェリーぺ「おっと何気にヒドいこと言ってますね」
メンテー「……確か、ライダーなら先程発見された微小特異点に偵察するため、レイシフトしたという記録があるはずです」
応龍「おお、行き先が掴めているというのは僥倖。
このまま私達もその微小特異点とやらに出発するぞ」
フェリーぺ(あ、これ拒否権ないやつですね――)
メンテー(面倒な相手だな)>>430
二人を余所に、応龍は意気揚々とレイシフトするため中央管制室に向かった。
◆◆
応龍「ふむ。結局、人探しか」
微小特異点が形成されていた先は、およそ人理とはかけ離れた干天の荒野であった。
メンテー「人が思惑をもって聖杯を用いて、魔力の運用を定めた訳ではなさそうだな。
霊脈の変化が、偶発的に聖杯の反応と近くなってしまったパターンか」
応龍「ほう、そういう事もあるのか」
メンテー「ええ、魔術的には奇跡的な確率ですが」
フェリーぺ「じゃあ、人探し次いでに、応龍さんに聞きたい事があるんですが」
応龍「良いぞ、余興代わりに答えてやろう」
フェリーぺ「どうして応龍さんは禹さんに、従う……いや、このニュアンスは変か……一緒? なんで一緒にいるんですか?」
応龍「はは、言葉を濁さずともよい。
なぜ人間風情の使い魔になっていると聞きたいのだろう」
フェリーぺ「まぁ、魔術師が聞くならそういう言葉ですかね?」>>431
応龍「そうさな。軒轅と共に人界を荒らす蚩尤を弑した後、私は死の穢れを有してしまったが故に天界を追われた。南方の恭丘山で幾ばくかの時間が過ぎた後――――」
――――禹が現れた。
最初は神経質そうな男だと思った。戦士として、為政者として勇猛だった軒轅とは真逆の。
「黄河の氾濫を止める。その為に力を貸していただきたい」
だが愚直だった。
心に渦巻く、人間という種に対する憎悪と嫌悪があってなお、人と世(自然)に尽くそうとしていた。
「恨んではいないのか、人を」
「いいえ、いいえ。私の心の中には怨念しかありません。
だが、それで苦しんでいる人を見捨てるのは、道理に合わない」
正しく聖人だった、正義であり無欲の人だった。
十三年もの間を治水に捧げ、手足は罅と皸だらけになり、偏枯、半身不随にさえなった。
そして舜に禅譲され王位に就いた後でも、その在り方は変わらなかった。
その魂を、尊いとさえ思った。
人ならざる龍(わたし)が、だ。
応龍「軒轅は術と道が一致していたが故に、迷わず、共に戦えることに高揚感を与えてくれる王でもあったが、同時につまらない男だった。
だが、禹は違う。常に本心と理念の食い違いに苦しみながら、全てを救う。それが面白い」>>432
フェリーぺ「…………偉大な、人ですね」
応龍「そうだ。そしてそれは、何千と時を経た今でも変わらない
さて……喋るのももう飽きた。
炙り出すぞ」
フェリーぺ「は、い――――?」
メンテー「! 後輩、私に掴まれ――――!」
応龍の真意を測りかねたフェリーぺと違い、メンテーは即座に防御態勢を取る。
応龍「ふぅ――」
吐息だ。それは人ならば吐息でしかない、と一笑することも出来ただろう。
だが相手は竜種だ。幻想種の中の頂点である、最強の竜。中華において無敵とさえ称される龍の息吹(こきゅう)だ。
ならば、たかが地上などは崩れ去る定め。
一瞬で干天の荒野が、雨天の荒海に変わった。
メンテー「な、が、さ、れ、る、なっ! 後輩、歯ぁ食いしばってでも!」
フェリーぺ「――――!」>>433
フェリーぺは両腕だけに全力を注ぎ、喋る余裕すらない。
雨、もはや土砂降りという言葉さえ生温い。微小特異点の空を覆うほどの滝が流れていくかの如き水量は、天が落ちてきたのかとさえ錯覚させるほどだ。サーヴァント化しているメンテーが、上方に構える盾で受け止めるにも限度がある。徐々に足が水圧に負けて、膝折れしていく。
当然ながらそれ程の雨量が突如として発生した場合、起こり得る災害がある。
洪水である。しかも洪水災害の恐ろしい点は、水害の一次被害だけではない。
崩れた山々から流れ出した土石と木々、氾濫する河川。それらが抵抗し難く乱れる水流に巻き込まれて、より被害を増す。一度、水に身体を取られれば、呼吸することも出来なくなる。
肉体の強靭さが一般人並のフェリーぺでは、即座に溺死とミンチ間違いなしである。
荒野の遠くに見えた、岩膚が露出した山岳が崩れ落ちる様子が、メンテーの強化された視力には見えた。あの土石流がこちらまで来るまでどの位だろうか。大きさの程度にも依るが、拳大の岩石以上が濁流に流され、しかも当たってしまえばフェリーぺの内臓は容易く破裂するだろう。千切れるかもしれない。
応龍は苦しむ二人を気に掛けすらしない。
メンテー(宝具を使う、使ってどうする!? 魔力が切れるまでの延命にしかならない!)
フェリーぺ(う、お。もう手の力が……)
トン、トッ、ト――――ン……
足音が聴こえる。>>434
この土砂降りの前では足音ごときでは、とても、とても聴こえるはずないのだが、聞き取れた者にとっては足音の他に思わないだろう。
だが効果はあった。
メンテー「あ、雨が止んだ……?」
フェリーぺ「センパイ、雨だけじゃない……水も引いてる」
体力を使い果たした二人は、水分すら降雨の前の荒野に元通りとなった地面にへたり込む。
見れば崩れ去ったはずの山岳ですらも復元していた。
応龍「うむ、来たか」
禹「来たか。ではないです。
何故こんな事になったのですか。いきなり雨が降って来たから驚いてしまった」
またトン、トッ、トンと不自然な(半身不随のため当然なのだが)歩みを禹がすると、精魂尽き果てたフェリーぺとメンテーが、すくっと立ち上がれるほどの気力を取り戻した。
禹歩。
魔術回路を用いずに、三歩という一工程(シングルアクション)で大魔術に匹敵する魔術行使が可能という神代の御業の一つによるものだ。
禹「まぁ、見れば分かります。また応龍が私という縁、現世に留まる要石を利用して独りでに現れて悪さをしたようで。
お詫びといっては何ですが、マスター、これを。この微小特異点の聖杯です。聖杯といっても土地の霊脈の歪みを調整した時に溢れ出た魔力を結晶化したものですが」よぉしよし、wikiにてデータベースの、魔術、魔眼、超能力について説明文を入れるのと、ハクマの修正完了いたしました!
改めて、島術さんお纏めくださりありがとうございます!
>>420
これで画像みたいな大振りロマン砲使うんですよ?魔術師どこいったレベル。
>>416
拝読致しました。フラカンさんのスルトくんムーブハンパないよね…やり方が間違ってたんだ…貴方の意志は何も間違っちゃいなかったんだ…たぶん…
>>428
道灌「……………………気持ちはわかるっす…」(一生分かり合えなかった天敵(ライバル)がいる)
>>437
うーむ、人と人外とのすれ違いよ…切ないというか、やりきれないというか…やるせなさが湧きますね…
あと、>>252にここのえさんのアゾットさんへのコメントを書いた鯖がいますールドルフ2世の完全なる肉体スキルは、人類が思い浮かべる限り究極の美しさを体現した体であることを示します。
髪の毛1本から爪の形まで、どんな芸術家であっても息を飲むような完成された美しさです。
逆に言えば、サーヴァントであることも含めて、これ以上の発展はあり得ません。
100点満点中100点はとれても、根源に至るために必要な101点目を取る余地がないということです。
魔術的には先がないため、スキルランクとしてはCです。
同じように両性を兼ね備えていて、さらに美を追い求めているローザさんとはそこが対照的です。
最終的には彼女?彼?がルドルフ2世を越えていくんじゃないかな。>>451
まあローザだって「至る素質」はあるけどそれが開ききってはいないですからね……頑張らないとって思って力を入れてるし
彼女の「美」の大部分である魔眼と魔声と心臓を扱いきれてないのが何よりもの証拠>>450
了解です。
イベントの合間に書き進めますね。
ついでに、今後の第■回ですが、三日目の昼か夜のどちらかにフォーリナー(表向きはアーチャー)陣営によるアサシン陣営拠点への襲撃が起こります。
マンションに砲撃するフォーリナーと、反撃しようとするアサシン……そこに他陣営は介入するかどうかという感じに。
また、昼か夜かは、それまでに各陣営がやりたい話がどれだけあるかで決めようと思うので、やりたい展開が有れば何時でも言って下さい。>>464
みんな基本3大欲求ガン無視してやりたいことに没入し続ける子なので童貞処女ばっかですねぇ。恋人いない歴=年齢も多い>>462
もしそうなったらタロスが画像みたいな顔になるでしょうね……>>473
ありがとうございます!
早速やってみます>>464
自分ところは一部除けばKENZENなマスター達ばかりですねえ、惚れた腫れたになった場合は……まあ、あれですけど>>464
神野
妻帯者だし、死んだけど子供もいたので非童貞
螢
非童貞。しかし、特定の相手がいるわけではない。
夏美
処女。恋人いない歴=年齢
アーダルベルト
非童貞。リアルハーレム状態。キャリバンは彼以外男性スタッフがいない。
伊佐那
非童貞。結婚を考えている恋人がいる。
カイホスルー
非童貞。2,3年前に別れた恋人のことを引きずってる。(重い)
うちのマスターたちのそういう方面はこんな感じですね、>>464
レスリーは妻が3人、子供が4人います。
そのうち1人にしぼります。結構健全な感じが多かった。
>>478
キャラの性格を書き連ねるのが苦手でssで補強していく癖(俺は若干違うけど)>>464
銀河…経験ナシ、小学生なのであと4~5年は必要。
リーヴノーズ…ヘリカラーク家としては性事情に関しては意外と控えめ、恋愛?ハハッ。
メロディア…性事情に関しては言わずもがな、恋愛経験ゼロ。
ノアさん…メロディアと同様に性事情に関しては言わずもがな、恋愛経験ゼロ。
皆宮…性も恋愛もあとにも先にもノアさんただ一人。
ハオン…意外や意外、どちらも豊富。おそらくウチの全鱒中一番の恋愛マスター。
ダニエラ…性事情に関しては触れてはいけない、恋愛に関しては経験ゼロ
クロナ…性事情は人並み。憧れのヒトに恋してた、でも裏切られてこうなった。
暴火…性事情も恋愛も人並み。
ヴァーティア…両方ナシ、だってよ……火薬ゴリラなんだぜ?
ジーナ…性に関してはおぼれすぎない程度に、恋愛経験は火薬ゴリラの世話でゼロ。
鍾太郎…そ ん な も の は な い 。>>477
しかもブラックライダー(飢饉)の天敵という凄いポジション。>>464
○ルーカス(21歳)
ガールフレンド……だとか言ってる場合ではなく時計塔で色々やってますが、そういうことについては興味を持ったタイミングでとっとと試して別にそんなでもないな、と済ませました、ちなみに好みのタイプは『魔術師の妻をやれる人』です
○ひとみの(17歳)
女性経験は有りません、ちなみに本人の好みのタイプは『元気いっぱいな感じのシスターさん』です
○灯里(17歳)
王子様待ち中……その境遇から深い仲になれた相手がいません、相手に嫌な気持ちを持たれないために、相手に対して何もしないし何もできないのです、ちなみに好みのタイプは『私だけを見てくれる王子様』です
○ミカエラ(19歳)
くそ真面目君が婚前交渉なんてできるわけがなかった…………ちなみに女の子に対して本気になると、今度は愛情と愛欲の間で悩み始めます、ちなみに好みのタイプは『一点の瑕疵も無いような純粋な方』です>>495
じゃあウチからだとキョンシーな迅龍くんかな…?>>495
遠江信濃あと少々駿河とかの山奥とか海からしか行けないような隠れ里とかで細々暮らしてたですよ>>492
ウチの虚木一族なら……>>464
桃夢:穢れ無き生娘。実は初潮も初恋もまだで、それらが恋愛への憧れに拍車をかけている。
ヴィオランテ:マグダレーナが明言した通り処女。恋愛には鈍感、というか人助け優先でその辺が麻痺してる。
リディア:処女。恋愛には興味有りだが、いじめの被害に遭っては加害者を血祭りにあげる、を大学に進学するまで何度も経験したので「好きな子をいじめてしまうタイプ」は大嫌い。>>464
・黒野(無印):DT。大学生だけで人並みな付き合いもあるけど、まだそういうのは未経験
・IF黒野:上司に誘われる形で済ませてるか、同僚とくっつけてれば多分そっちで済ませてる
・三上:職場の付き合いで経験済み
・ニキータ:仕事上の付き合いで(ry
・オーブ:仕事の息抜きで(ry
・ジェイド:オーブと同じ
・モンスターメーカー「何十年前だったかなぁ…」
・ゆーれいさん:経験済み。ただし体質上、間違いなくロクな手段ではない
・加々見:未経験。
・マチルダ:未経験。
・ユウキ:子どもなので以下略。ただしそういう知識は教えられている
・ジル「聖職者がそういう事するわけないでしょ」
・黒江:未経験。「魔女の〇女って、何かに使えるのかしら?」
・千早「わ、わわ、私はまだ学生だから!!(赤面)」
・IF千早「殺.されたいの?(殺意MAX)」
以上、うちからはこんな感じですどんな人にあっても、まずその人のなかにある、美しいものを見るようにしています。
この人のなかで、いちばん素晴らしいものはなんだろう?そこから始めようとしております。
そうしますと、かならず美しいところが見つかって、私はその人を愛することができるようになります。
これが私の愛のはじまりです。>>511
フルパワーならサーヴァントと互角に争える現代の英雄とか某隠神刑部から転じた敏腕社長とかいるけどそいつらみんなリレーで使ったらもう自分が終わる気がするから使わないよ絶対
私基本fgoとかのサーヴァント!!いくぞー!!よりも現代を舞台にした魔術奇譚(事件簿とか魔法使いの夜とか月姫とかの系統)を書くことが多いので必然的に現代勢の方が濃くなる>>506
なるほど……間違いなくしんでんねぇ!>>515
書き忘れてたけど綰は多分ある。あるけど…あるのか?なさそう…()>>514
ですよねー
じゃあ無いです。
英霊の座の存在を知っていた平家の生き残りが『やんごとなきかた』の座を落ち延びた先の土地と結びつけて、『やんごとなきかた』を召喚することで平家の世を取り戻そうとしていたのが元祖水底家って言う設定なので、『やんごとなきかた』が当時普通の子供であったなら人外との関わりは無いですね。>>510
いえいえいいんです。
(以下ネタバレを気にしない方だけ訳して読んでください)
地獄界曼荼羅でw@f@yt@3zqimtt0or@24jityr.-lx:@stdygpzwekted@t@p@\w@3zq事で半発狂状態になったままuc@k6ynzXXsuc@k6ynzX6.qsr^[ーrtdya7y=zhlq@rj5i、mzsjsmurs;rfzxysdwb;jw@w@wgqd@94-4kutk「t@ebhd@ykard@s6ikard@t@jd@0zww@gqkt@24jq@c@」zw2@2@y=a9zsd@2@yulityt@5wnqes6mzq結果ですのでそこまで真面目な話でもないのです。qq@k9/xt@dw@rmk。>>464
あと
高家美波……15歳ですあるわけない。本人的にもエロより科学に夢中。
鳳詩希……詩希ボディは当然のごとく純潔。伏犧としてなら女媧と随分交わった
MONAD……そんな機能ついてるわけ無いでしょう。せめて改造してください。
テオ(仮称)……赤ん坊に何を期待しているんですか? 親も生涯清い身だったのでその辺の記憶すら無いです。
ミオ……危うかった時もあるし一応機能もあるけど本人の性格もあり別に性行為はしてません。>>520
自分の思いが生前は何一つ発露することなんてできなかったという点ではポイント高いですね。人を愛せるわけがないのに人を守り育むしか無かったという点も良い
私の癖はこの二人からのセリフで察してもらえたらいいと思います
ディア・アルフォンソ「みんな大好き!何されても俺は全部笑顔で許すよ!だって悪いことだったとしても、次があるもんな?………けど、誰であろうと気持ちが悪いから俺の心の中に踏み入るのはやめてくれ。触らないでくれ。誰かに体を汚されるのは本当に吐きそうなんだ。だから、みんなの憎悪を吸い込む闇になりたい」
ジャメル・ルルーシュ「みんな嫌いです。ええ、そんな自分も嫌いです。お前らなんて俺がいなかったらどうしようもなく迷って破滅してたくせに!って思うしそんなわけないのに決めつける俺が嫌いです。………でも、だからこそ、その心を塗りつぶして『良い人』で居つづけなきゃ!みんなを照らす光になりたい!」>>509
早虎はまだ色濃く神秘の残る霊山に籠っているのでそこの神秘で守られてます。下山して人里に降りたら衰弱死するかもしれません。鬼種が現代でどうなっているかわからないのでそういうファジーな扱い。猪熊はとある神社で土地神として祀られています。礼装の祭壇の上でならば現代でも存在の維持は可能。ただし、指一本でも祭壇から出たら維持は出来なくなり身体は消滅します。>>509
照文も幻想種との同調が無ければ普段は一般人同様ですねー
ただ老化は遅く寿命が長いくらいか
あと詩希が恋すると結構世界がヤバいことになったり
基本的にうちのマスター陣は愛するとなれば一途になります>>528
以前作ったマスターのリブート版が>283に!>>525
おー良かったです~
拗れた奴&トワイスみたいな救世主のバリエーションでもあるんですよ~>>528
ぺレス島…、はもう知ってるだろうし。。。伏神の更新(リドリーさん顔出し等)もまだなので、あんまり俺からイコマさんのラインで「こういうのあったよ!」はナシかな。
伏神、東鬨の前に美味しいもの食べるとかでしっかり休んでくださいね。誰でも心の中にもっとも深く根ざしている願望は、自分の本当の価値を認めてもらいたいということです。他人の価値を認めなさい。そうすればあなたの価値も認めてもらえます。
>>464
うちのだと千寿、エルシュタイン、アレクトール、エグモント、逆士麻の男性陣5人は非DTですね(エグモントは娘のドロテーアがいるから当たり前だけど)
女の子は唯名、リオン(霊障の影響)、エリザヴェーダ、ヴァニティの4人は非処女確定、怪奇譚時空に限り通常蘇芳ちゃんは非処女(相手は言うまでもない)で、海音ちゃんが九終の進み方次第では非処女になるかも?
それ以外は童貞&非処女ですね>>533
極めて個人的な見解であり公式描写はほぼ関係ないしなんなら自分でも「二次元のなんかふわっとしてる設定の話に現実基準持ち込むのってどうなのよ?」と思わなくもないのですが、先祖……というか初代のあたりからして「自分たちのオリジンである」と認識している単語が英語である以上は元の血筋は英語圏であると考えてほぼ問題ないと思っています。事実イギリス……というくくりで纏めてしまうのはどうかとも思いますがスコットランドなどは赤毛が多いことで有名であります。
一方で軋マックスや秋葉様の描写を見るに「赤」という色は鬼種の血を引くものの特徴としても成立するものであり、そのためどちらであると特定するのは公式からの明言がない限りほぼ不可能。
以上の理由から私は「初代の髪色はもっとくすんでたけど遺伝子配合なんちゃらによる最適化の段階で色素抜けた結果なんということでしょう、末期の代の頃にはあんなに鮮やかに!」という折衷案で落ち着くことにしました。没ネタに載ってる部下(?)のチャンネーの髪色がやばいのも全部同じような経路で生まれてるせいです。全部配合操作が悪いんです。やったー(超早口)>>464
私の場合経験あるキャラを挙げる方が早そう
アルフレド…既婚者&3児のパパ故
朝倉夜々…一大プロジェクトをやり遂げた後打ち上げに参加し翌朝金森と同じベッドで寝ていた事がある
金森雄介…同上
蘭猫…説 明 不 要
エドワード・ラック…冤罪で逮捕される前にいつプロポーズしようかという段階のガールフレンドが居た
他は特に相手が未定ですがそういう展開になるルートだとする。(でもよくよく考えてみるとそういう行為をよく書いてるの自分くらいしかいないよな……)
(仕方ないんだ、自分でも何がどう嵌ったのか分からないくらいには亥蘇の組み合わせが書きやすいから仕方ないんだ)>>269
まさかの技術極振りのキャスター…着眼点といい自分の発想の外で、そうきたか!って思いましたね。>>484
なんていえばいいんだろうな…クセルクセスはとにかく自分に自信がない王様です
マンドリカルドとのそれとは違って昔から争い事が苦手で出来る事ならずっと建築したいなとか思ったりしています
これには生前武勲をはじめとして王としては何も為せなかっただけでなく負ける側なのに喜しげだったレオニダスへの劣等感があるのです
加えて王である事にもあまり意欲的ではなくとにかくモヤモヤを抱えた人間になっています>>547
これは大作の予感……夜更かししながらじっくり読ませていただきます!>>460
それならバーサーカーも妥協できるというか、受け止められる。
そして初期案を聞いて「それと比べたらマイルドだよね」と納得できた自分がいる。>>548
ここでのことでどうこう、というわけではありませんよ!念のため。
仕事中はともかく、プライベートだと割と精神的な波が大きいんです。どうしても抑えきれない時に度々……
巻き込んでしまって皆様すみません。2週間くらい前は常時宇宙猫みたいな顔してたから思考放棄してたけどやっぱエクストラクラスのメンツは置き換えようそうしよう
BBちゃんとかクラムボンとかサーヴァントとして成り立つ気がしない!
というか宇宙猫みたいな顔してるのは今もそうなんですけど!
慣れるのに何ヶ月かかるかな!()
>>545
おお勇者よ、私もギャップ萌えに弱いのだ!>>537
なるほどー(なるほど)
つまりあの綺麗な赤い髪はどちらかの形質が純度高く出たものというよりは外国の血と鬼の特性がかけ合わさった上で最も良い混ぜ具合に調整されたと言う風な感じなのですねー(ねー)>>464
カフカス:童貞
ラウ:童貞
経子:処女
ミア:非童貞非処女
こんなところですかね>>558
い、亥狛君はうちの時空では非童貞だから(震え声)
……何で他所のキャラの非童貞を主張してるんだ?>>555
鍾太郎「ウッ」胸を抑える参考情報データベース、WIKIのメニューにリンク貼っときます?
>>564
眠くなってきたんで、情報参考データベースに関しては明日考えます。
では。予想以上にハガレンのエドです……どうもありがとうございました……癖でつい目を大きく描いちゃうからなぁ
あわわ、コテハン忘れた
十分ルナさんの目の色素敵だと思いますよ寝れなくて一晩中絵を描いてた……
思いついたけど諸事情で自分では使わないフリーサーヴァントをぽい
「アコエテス(アコイテスとも)」
いわゆる女体化サーヴァント、クラスはまだ未定
元々は海賊船の舵取りだったが、色々あってディオニュソスの熱心な神官になった。
おどおどしているが案外図太く、金に目が無い。
傍らにはディオニュソスから授かったライオンのようなナマモノがいるが、端から見ていると「厳しい師匠(ナマモノ)とどつかれている弟子(アコエテス)」みたいな関係に見える。
もし興味ある方がいればお譲りしますし、更なる詳細も披露しようかと~ペレスのサタンは、イスラム神学のシャイターンみたいに神(アッラー)大好きで神にヤンデレて神に贔屓されてる人間をひたすら邪魔してやる! というような側面は無い感じで合ってますよね?
むしろ人間大好きという割と真面目の考えたのですが、碓井貞光が金時の母親に惹かれていたという設定にした結果、彼の好みは人妻、経産婦という事になるのではないのかと……(つまりランスロットと同じ風評被害)
>>579
ありがとうございます~、小鳩さんの紹介、滅茶苦茶精魂籠っていたので自分も頑張りました……!>>584
マギウススタイル!!
西博士ほどでは有りませんが、「表の顔はバル(飲食店)の経営者」「(死霊魔術を用いた)マジックアイテム開発者」「親しくない相手・どうでもいい相手に対しては慇懃無礼で淑女じみた態度で接するが、親しい相手・嫌っている相手には幼稚で蓮っ葉なものになる、というかなり癖のある性格」「生娘」とかそういう感じのおねいさん
詳しくはこちら!
(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%A2%94%E5%AD%90%E6%88%B8%E7%B9%9A%E4%B9%B1)
>>585
小鳩さんが良ければ大丈夫です~>>584
こんな人。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%A2%94%E5%AD%90%E6%88%B8%E7%B9%9A%E4%B9%B1
>>587
人という素晴らしい生命と関わる機会をくれた上司。敬意はあるが、特にへりくだったりはしない。>>601
参考情報データベーストップページへのリンクをWIKIのメニュー(フリー設定の渦の下)に追加しました。
位置に関しては別途話し合っていただければ助かります。>>601
>.603
ありがとうございます!
お疲れ様です。「薔薇十字団」
17世紀初頭のドイツにて宣誓書を発表した友愛組織。
著者不明の怪文書『全世界の普遍的かつ総体的改革』とその付録『友愛団の名声』により、その名はヨーロッパ、世界中に広まった。
キリスト教神秘主義、新プラトン主義、パラケルススの思想の影響を見せ、要注意人物として警戒されていたクリスチャン・ローゼンクロイツの意志を継ぐと宣い錬金術や魔術を以て世界を救うという組織の台頭に当初魔術協会各位は神秘の秘匿に関わると要警戒態勢を敷き睨みを利かせていた。
が、蓋を開けてみれば組織とは言っても構成員は魔術師のまの字もないような学者かぶれやカルト趣味の上流貴族たちばかり。取り扱うのも、神秘の欠片もないような取るに足らない代物ばかりで、協会は薔薇十字団を「ローゼンクロイツの名を使い、魔術云々を騙るその実カルトを追うことを好む連中の愛好会」と見做し警戒対象から除外。以降は目立つようなことをしても「神秘擬き」を追っているのだろうと看過し続けた。
────無論、そんなことはなく。
「薔薇十字団」の真諦は、今世においては大魔術師とされる奇体なる“技術”師クリスチャン・ローゼンクロイツが、その能により人々を助けようと尽力し、自身の死に際し「いつか来る魔術の衰退、技術の興隆の世へ人々を陰から導き支えるため」に同胞たちへ託した確たる秘密組織。正式な発足は15世紀頃。>>607
カルト趣味の同好会というのも勿論表向きの姿で、実際は始祖ローゼンクロイツの技術、能力、盟を引継ぎ15世紀から現在に至るまで常人たちを神秘に縋る時代から技術を以て拓く時代へと率いてきた。魔術協会は、薔薇十字団の表層に騙され続けてきた、ということである。
信念は「人の世をより豊かに、そして更なる安寧を」。
目標は「始祖ローゼンクロイツが遺した設計図に則った新たな道具の作成。先時代の団員が造った道具の管理。それらを用いた人々の佑助。次世代への継承」。
<活動地域>
15世紀、ローゼンクロイツ死した後に彼の同胞たちは世界中へ散らばった。彼らは更に他国へ他地域へと範囲を拡大させていき、今となっては地球上のありとあらゆる処に、一国に一人は団員が存在することになっている。
総本山はドイツ。ローゼンクロイツの所持したという道具の一つである「魔的探知阻害及び遮断多層墻壁型潜窟“聖霊の家”」の亜流型「薔薇聖域(フェアシュテック・ハイリヒトゥーム)」を用いた多層墻壁の中に鎮座する城塞弟が本部となっている。
<団員>
一国に一人はいるため、単純計算で196人以上。本部を中心としたヨーロッパの発展国のほか、魔術協会の目が比較的届かない東アジア、途上国諸国に多い。
多種多様な人種、身辺を持つ者たちの集まりであるが、道具の製造や管理はローゼンクロイツの同胞7人の直系である小数人しか許可されず、ほかの団員は専ら材料の輸送、道具の護送の支援、喧伝活動、情報の操作、本部周辺の護衛などといった裏方の役目を担っている。
団員間での情報の伝達は得意分野というのもあり素早く、且つ綿密であり、信念や目標への違反行為などが見つかった場合即座にその団員の処分が行われる。>>586
彼が好きになったのは、白髪メカクレ人妻経産婦で、金時の胸筋を見るにきっときょぬーだった筈。そして山姥という人を喰らう鬼女でありながら金時を人間として送り出したマッマ……属性多くない?>>608
<道具>
「薔薇十字団」が持つ神秘にして権威、力そのもの。始祖クリスチャン・ローゼンクロイツの遺産。
それらは過去の異物でありながら未来の遺物。技術の結晶でありながら神秘の花実。旧時代の魔術でも新時代の技術でも説明不可能な妙なる産物。人がいつか至る力。
設計図から取扱説明書、保管法や修復方法までの全てをローゼンクロイツが書き残していおり、その数は超とは表現が叶わないほど膨大。今の人数、今の活動ペースだと、全ての道具の製造が終わるのは甘く見積もってもおよそ2300年後といったほど。
設計図を重々理解すれば手先が器用なものなら材料があれば製造は難しくないが、起動させるにはローゼンクロイツが遺した力の結晶(ローゼンクロイツ本人の異端なる魔力を加工したもの。定義的には「電力と魔力と、エーテルやら何やらの狭間にあるもの」)を用いなければならない。それを使っての起動、遺稿に記された手順に従っての動作確認や実験、調査を繰返し団員たちはそれを完成品に近づけていく。
完成すればどれも効果は爆発的、且つ超常的。並みの概念武装や礼装の比ではなく、条件によっては神話礼装と比肩出来うるとさえ。但し、それらはいずれも「人を助く」ことを主体としているため、破壊のための力などはあまり求められない。
因みに、どの道具も設計図通りに造ると機体のどこかに薔薇と十字の紋章が入り、力を込めて扱うと光る。これが完成品の目安となっていたりもする。
これらは、英霊召喚の儀においてはクリスチャン・ローゼンクロイツを喚ぶ際の超有力な触媒となる。というか、これらを使うと十中八九来る。
<各役割>
団員はそれぞれに役割があり、それに沿った規律や特権が存在する。
以下は階級の高いものからの役割の表。
・首領
原則1名。文字通り、薔薇十字団の団長。
ローゼンクロイツの同胞7人の直系内から代々選ばれる。選考基準は、薔薇十字団の信念への真摯さと道具への知識、製造管理への理解など。
「薔薇聖域(フェアシュテック・ハイリヒトゥーム)」内にて生涯の長期間を過ごし、歴代では7つの時から死ぬまで下界に降りたことがなかったという者もいる。
仕事は、薔薇十字団の行動指針の決定や道具たちの管理、製造等の総括的な責任の負担。>>610
・幹部
原則6名。薔薇十字団の最高責任者たる首領の補佐役。
首領と同じく、ローゼンクロイツの同胞7人の直系内から代々選ばれる。選考基準もおおよそ同じ。
生活は城塞弟内であったりドイツ国内であったりとまちまちだが、国外にての活動は基本しない。
仕事は、首領の情報伝達や資料整理などの補佐の総監督、首領に次ぐ総括的な責任の負担。
・国内管理員
一国に一人から数人。世界各国の薔薇十字団員の監査、監督役。
全体的に言えば薔薇十字団で三番目の権威。しかし責任的な意味での話で、事実的にはもう少し位は低い。それでも、選ばれるのは同胞7人の近親血族内のみ。
生活は原則として担当国。国からの外出は幹部及び首領の許可が下りた時に限られ、報告なども国内から。
仕事は、上位たちの取り決めの各担当国団員への通達、団員たちの監視、補佐。また、担当国に道具の輸送などがされる場合の最高責任の負担。
・技術者
数十人。薔薇十字団の核である道具の製造、修理などを行う。
実質的には位は三番目。しかし便宜上後述の保管員、喧伝員と共に四番目となっている。同胞7人の近親血族の中でも特に技術力に優れた者が選ばれる。
生活はある種魔術師のそれに近しく、日がな一日工房に籠ってはローゼンクロイツの遺した資料、設計図の解読と製造などに時間を費やしている。というか、それが仕事である。
薔薇十字団の要であるため重用されやすいが、一方で始祖の遺稿に四苦八苦することも…。>>611
・保管員
技術者の数倍。過去に製造された道具の管理を行う。
位については先述の通り。基本発足時に任用された者の血族が、保管場所の確保のためのリスクなどもあって担当することとなっている。
生活は常に、というか一生涯レベルで保管場所近辺に限られている。
仕事は、無論道具の管理。それらへの責任の負担も兼ねている。要職であるためひと際チェックが厳しく、後述の荒事役員に日常的に監視されていたり、国内管理員の監視の目も強かったりする。
・喧伝員
千数百人。世間への「薔薇十字団」の喧伝などの情報管理を担っている。
位については同上。初期「薔薇十字団計画」実行者であるヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエとその同胞たちの血族が担当。
生活は後述の通常団員と同じくらいに自由だが、あまり大きな動きをすると怪しまれるため基本的に行動範囲は国内に限られる。
役割は主に「表向きの薔薇十字団の活動」と「薔薇十字団に関わる情報の操作」の二つに分かれており、一括りにされてこそいるが実質的には別々。だがどちらも世間や魔術協会への印象操作を義務としているため共同での活動が多い。最近はSNSを使っての喧伝活動もこなしている。
・輸送員
数百人。道具を製造所から保管場所へ、或いは逆、或いは他のための輸送を担う。
位は通常団員よりも少し上という程度。だが決して軽んじられはしない。
生活は基本は担当である地域に定住で、指示により世界各地へ移動する。
仕事は、道具の輸送及びその際の経路の調査、確認、確保。輸送中の最高責任者でもある。>>612
・通常団員
数百人から数千人。団内の枝葉末節、細かなところの調節などを担う。
位はこの中で一番低い。だが「低いからといって蔑む」という行為は団の信念に悖るものであるため、表向きはあまり見られない。
生活はこの中で一番自由度が高いが、それでも大規模な移動や引っ越しには正式な届け出、手続きを必要とする。
仕事は、複数の役目に分かれている。
・材料調達班…道具の材料の調達を担う。その役目から団員は世界各地に点在。
・書記班…自身の担当地域での活動を逐次記録、国内管理員に報告する。基本は各国に存在するが、中には人員が足りず国内管理員が一人で担当しているケースも。
・輸送支援班…輸送員の、情報的、物理的な支援を担う。
・情報補佐班…喧伝員の情報面での支援を行う。最近は複垢を用いて「薔薇十字団(公式)」アカウントのツイートの拡散も仕事になっていたり。
・財源確保班…宣伝班とも。世界の有望な技術者などに対し道具のPRを行っての技術革新の促進や資金の確保を担っている。何気に通常団員の中では最重要職。故に特例で扱われたりもしやすく、逆に言えば制約も多い。>>616
>>619
>>620
>>621
>>622
うーむ、自分としても思ってはいましたが、やはり皆さんの目からしても規模デカすぎでしたか。
少なくするとしたらどれくらいが良いかな…いっそ組織体制作り直すか…?
>>617
実際、情報補佐班なんかの人員不足はそこでしばしば補っていたりします。
「きみ、複垢でこの垢のツイート拡散してくれるだけで月10万あげちゃうよー」って言って、引き込んで、それからはずぶずぶパターンと記憶処理させて縁切りパターンに分かれます
>>618
実のところ言うと、作るときにSCP結構参考にしてました。だからこれだけの規模になったのですが…
魔力の操作は、盲点でしたね…組み込んでみようと思います。人事員とかで>>602
既に『フリー設定の渦』の下にリンク貼ったので、位置に関しては別途、改めて話し合っていただければ助かります。組織ってどのくらいの規模がちょうどいいのか悩みどころではありますよね
協会は神秘の秘匿第一主義なところあるからその辺さえ気をつければある程度は見逃してくれるのではないかと思う…きっと
あと中村さんのプロフィール部分ができましたんで投下しますねー!https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/中村半次郎?pc
追加情報
【人物】
派手好きで情に熱い快男児。誰とでもすぐに仲良くなれる人格の持ち主。
好戦的ではなくむしろ平和を好むタイプであり、一見粗暴なようで目端が利き、生前は密偵として行動していたこともある。また、海外の文化に興味がありお洒落には気をつけている。
自陣営の利にならないと判断すれば即座に相手を殺 せる、言い換えれば切り替えの良い性格であり、行動を起こした時には躊躇いがないし止まらない。
【聖杯への願い】
西郷どんこと、西郷隆盛と共に目指した夢の果て。
見るだけでもよい、できることなら…というわけで存在してなかった中村半次郎さんのプロフィールです、wikiの方にも更新しときます。
>>624
30人から50人くらい……?
100人超えるとアウトなイメージ今ライダー召喚シーン書いてるんだけど、なんか製作者に謝った方がいいのかなレベルでライダーの残念さが加速していく……。
>>628
永倉新八「あれが、勇殿の言ってた薩摩の半次郎か。でも今は味方だから、何の考えもなしに斬りかかる訳にもいかないな。殺し合いになったら負ける気はしないけどね」今日は随分静かですね。みんなイベント回っていて忙しいのかな。
いくぞ~!>>585 >>522 >>548ら辺で言ってたクッチーがギャン泣きするSSです。ちょっとエッチだよ!(多分)
とある雑居ビルの一室。その一角で半裸の少女がベットに横たわり、彼女に覆い被さるような格好の青年がヘラヘラとした笑顔を張り付けている。彼女の両手は手錠で拘束されており、恥ずかしそうに上気した頬、はだけた胸元や素足などがなかなか蠱惑的だ。もし今の二人を余人が目撃したのなら、その人はかなり犯罪チック、あるいは退廃的なエロスを感じるだろうことは想像に難くない。しかし、その直後に少女の足が片方見当たらない事や、青年が持つ大型のナイフを見つけ困惑と空恐ろしい印象を抱き、踵を返す事になるのかもしれないが。
そうしているうちに、青年が沈黙を破り、少女に問いかける。
「毎回思うんだけどさ。本当にいいの?割と冗談交じりだったというか、鳳蝶さんが望まないなら、俺はやめていいんだけど」
どうやら、彼はどこか困惑しているようだ。ナイフを逆手に持って、止めるも何もないのだが。そういった風な青年…部屋の主である朽崎遥は本来そういった、つまり他者を害する行為には一切の躊躇も無い場合が多く。彼の狂った普段を見知った人間がいれば、疑問を抱く事は間違いないだろう。
そうして躊躇を言葉にした朽崎遥に半裸の少女…常世鳳蝶は軽く微笑しながら返答する。
「ええ、勿論ですとも。遥さん?誰かの幸せが私の幸せ。そもそも最初に『そういう事をしているんだったら、俺にも抱かれてくれるの?』と言ったのは、遥さんではないですか。交渉を持ちかけた人がブレーキふむのは、いささか変な気がしますね。…それとももしかして、私の体、魅力ありませんか?」
鳳蝶は、女性が半裸という無防備な状態で男性に迫られているという一種異様な状況にも全く動じた様子も無く、聞き返す。慣れっこなのと、朽崎遥と言う人間をよく知っている、というのがその泰然自若とした精神状況を保っている理由なのだろうか。
「ふぅん…、じゃあまぁ、後悔しないでよ?」
あきれたように朽崎遥がそういって、ナイフを振り上げ・そして『破壊』が儚げな彼女に牙を剥く。
「んっ…あ…っ!…」
手錠が押さえつけられて。そしてベットにシーツに赤色が広がっていく。ジワジワと、ゾワゾワと。鳳蝶が苦悶の声を漏らし、遥は唇をゆがめる。>>641
「一回目」
平坦な声で、しかし無感動ではない喜色を孕んで遥がカウントを呟く。そして血が滴るナイフを再び振り上げ、先ほど傷つけた腕の一部とは違った場所に、刺して。抉って。そうした肉を穿つグチュリ、ニチャリとした粘度を感じる不吉な音が響く度、鳳蝶は痛みに呻き声と抑えきれない叫び声を発する。その繰り返し。そうして鳳蝶の腕に穴が10も空いた頃、朽崎遥は常世鳳蝶の手錠を外し、ベットから降りてこう告げた。
「…ぁぁ~、ㇰフフッ。はい、おしまい。ありがとね~、鳳蝶さん」
「っ…。…ぇえ、どういたしまして」
「ぇ…いやいや?そんな事よりだ。鳳蝶さん。ホラ、早く治療しに行かないと。痛いでしょ?ウチの病院連れてくからさ。治療していかないと。…勿論、刃物ぶっ刺した俺が言う事じゃあないだけどさぁ」
そういって、自ら傷つけた少女を気遣うような発言をする朽崎遥。一連の流れを見ていれば、それがいかにアンバランスな事なのかは一目瞭然だろう。
そんな彼は常世鳳蝶に振り向いて、彼女が自分に飛び掛かってくるのを目撃する。あっという間に組み伏せられ、腕を押さえつけられ。
眼前には鳳蝶の顔。いつも慈愛に満ちた彼女らしからぬ、妙にサディスティックな笑顔を浮かべて自分を見ている。その笑顔はどこか現実離れしていて。実際問題、血液ドバドバな美少女が青年に覆い被さっているという状況なのだから、当たり前なのかもしれないが。
「え、と。ア、鳳蝶さん?一体どうしたのかな?」
「最近、というかこの関係をはじめてからですが。私は非常に不満であり、気に入らない事があります。なんだか、分かりますか?」
「さ、さぁ?全然わかんない、な。えっと、まずは離れて」
あ、これサディスティックなんじゃない。怒ってるんだ。と朽崎遥は気づきを得る。そうして、彼の心にはヒタリ、ピチャリと不安が喉元に迫るような感覚に襲われるのだ。
「いいえ、離れません。離れたら、きっと遥さんは逃げますからね。なので聞き入れてはあげませんよ?」
変わらず笑顔で、腕を捕まえたまま、鳳蝶は続ける。
「先ほどの質問に答えて貰ってないですし、色々と不快なので今纏めて解決してしまいましょうか。もしかして、本当に私の体に魅力を感じていないのですか?昔からの馴染みで私達の常世神信仰にも理解は示してくれていた筈。もし違うのなら、ガッカリとしか言いようがありません」>>642
「い、や、違うよ?俺にとって鳳蝶さんは魅力的だよ?儚げで傷塗れな体もそうだし、周りへの滅私奉公を良しとする精神性も…俺が持てないだろうそのメンタル?信念?も非常にカッコいいと思っている。ほ、ホラ!コレで満足?だかだから離れて。そのままだと出血で死んじゃうでしょ?それはお互いに嫌だろうから、さ!ね?」
なんだか妙にガクガクしてきたな、と常世鳳蝶は朽崎遥を見下ろしながら想う。自分の知っている彼は、もう少し図太いというか全体として余裕のある人物だったように捉えていたのだが。今の朽崎遥はどうだ。不安定でビクビクしていて。”親とはぐれて迷っている子供のようだな”と感じる。よく見れば、心なしか涙ぐんでいるようだ。瞳が揺れ、歯もカチカチとなっているのではないかって程臆病な様子。
「駄目です。だってあなたは私を切りつけたり首絞めるばっかりで、一向に同衾すらしないじゃないですか!『抱かれてくれるのか?』とか言っておきながら、その対応はどうなんですか!流石の私も怒ります」
「ぇ、ぁ、えと、その。だだって駄目、でしょ?俺なんかが鳳蝶さんとエッチな事したふぁ、よッくない、から」
…物凄く動揺している。ますます涙目が深まり、今にも泣きそうだ。
「何故、ですか?確かに私の行動指針である『他人を幸せにする』と貴方の『他人を害してしまう』という性質は真っ向から衝突するものですが。それでも、貴方はちゃんと人も救っている。傷害事件やらストーカーの案件も解決しているでしょう?ですから、ある程度はプラマイゼロです。本格的に傷つける対象にも、線は引いてるようですし」
まぁ最終的には対立してしまうのかもしれないが、そういう関係性の二人が協力して、というのも個人的には好んでいるのだが
「私は、貴方の事を気に入っているのですが…」
「ひっ!?ひゅあ、なんっ。。」>>643
「ですから、私は貴方に好意があるという事を」
「いや!……やめて、ごめんなさい!ごめんなさい!」
急に、朽崎遥の腕にそれまで以上の力がこもった。もう隠せない程に泣きながら、謝りながら、耳を抑えようとする。
「どうしたんですか、急に。別に謝る事なんて何もないじゃないですか。遥さんの対応に関しては気になりますけど」
「ごめんなさい!ごめんなさい!お、おかっおお母さ、ま…っ。ふ、不出来な息子でごめんなさい!お俺、俺が、壊したっからっ、お怒っておいでなのっですね…。すみません、すいません、ちゃんとっちゃんと相応しい息子、でっなりますから!だから、だから愛、さないで…っ。ぅㇷ゚。ぅぉえ…っ!ぅケ”ぇっ。コ゚ぉぇ、ケ”ひゅぇ、げぇぅぇ…っ!」
吐いた。床が吐しゃ物で汚れていく。本来の朽崎遥であれば、割と喜びそうな景観だが、今の彼は完全に怯えきっている。自分がビックリしている間に掌で耳元を覆い、自分の事もまるで絶対的な破壊者のように感じているだろう、って程に恐怖が顔全体を染め上げている。
吐くのは終わっているが、もう暫くはマトモなコミュニケーションはとれそうにない。そもそも現時点でただの子供みたいに泣きじゃくっているのだし…。
どうしたものか、と逡巡している間に部屋の扉がノックされる。止める間もなく扉が開く。そういえばココは完全防音だったんだよなぁ…、と思いつつ、侵入者と顔を合わせる。
黒野双介であった。朽崎遥が適当な場所から拾ってきた彼は、現在朽崎遥を上司として、中東での死体あさりや、この事務所の事務作業などをやっている。
「朽崎~?年末調整関係の書類が溜まってるから……(無言でそっと扉を閉める)」
一瞬停止した後、引きさがってしまった。まぁそれも当然といえば当然か。血まみれの同僚がギャン泣きしている上司に半裸で迫っているのだし。説明はどうしたものか、と思いながら、私は朽崎遥の意識を刈り取った。サンタではないが黒ギャルがスマホ版に来てくれた以上、回さざる得ないな!
>>624
幹部とか特殊な立場の団員以外は自分が薔薇十字に属しているとはわかっていない、複数の組織や結社となっているとかどうでしょう?いっそのこと、他作品の秘密組織の隠匿性の高い設定を参考にするといいかもしれません。
ちなみにアーダルベルトの家は分家筋なのに本家から独立している設定なのは、アメリカに拠点置いていることとかつての当主が本家内部が揉めているどさくさ紛れにアメリカへ移住。そこで情報操作などを行って本家から忘れられるように立ち回った、という裏設定があります。>>651
お願いします。>>656
何の迷いも無く、触媒無しで召喚の儀を始めようと発言するマグダレーナと、一切の躊躇無く同意するクラリス。
流石に性急過ぎるのでアンジェリーナが即座に諌める。
アンジェリーナもソフィが心配だし、だから二人の気持ちも嫌と言うほど分かるが同じ理由で冷静になってもいた。
「落ち着きたいわ。落ち着きたいけど、ソフィが……」
「焦っては駄目。触媒抜きでの召喚を反対する気はないけど、冷静になってからよ」
アンジェリーナにここまで言われてようやく落ち着くクラリス。
それを見てマグダレーナも冷静になれた。
結局、焦りは禁物だが急いだ方もいいという結論になり、マグダレーナとクラリスは触媒抜きで召喚の儀を始めることとなる。
魔方陣はアンジェリーナがそれを魔術的加工の要領で書いたマットを持ってきてくれたので、それを使用。
かくて、その場で始まる召喚の儀。
クラリスとマグダレーナは手の甲に令呪がある方の掌(クラリスは右手、マグダレーナは左手)を、互いに重ねながら握り合って詠唱を始める。
詠唱に合わせて魔法陣から赤い光が放たれ、二人の令呪も遅れて発光しだした。
これには詠唱を終えたクラリスとマグダレーナのみならず、アンジェリーナも驚く。
3人の視界が赤一色となって数秒後、魔方陣と2人の令呪から光が消えた後、魔法陣が書かれたマットの上にいたのは一目で海賊と分かる髪と髭が赤い大男。
大男は令呪がある方の手を握り合うクラリスとマグダレーナの姿を見て目を輝かせ始めた。
一方で、心の片隅からいきなり湧き上がった正体不明の不快感と、大男の豊かな赤い髭で3人は彼の真名に一発で気付いた。>>657
「キリスト教を裏切った海賊……!」
マグダレーナのその一言に大男は反応したが、相変わらず目を輝かせたままであり、その状態で答える。
「そうとも。そこまで分かってるなら言うまでもないが、俺こそがライダー、『海賊提督』バルバロッサだ!! それにしてもあんた達は最高だな! 自分達を触媒にしてまで俺を呼んでくれるなんて、本当にありがとうございます!!」
満面の笑顔で名乗った挙句誠意を込めて例を言うライダー。
しかし、クラリス達は「自分達を触媒にしてまで」という部分が気になった。
「私はクラリス・セーレイズ」
「マグダレーナ・グロースよ」
「アンジェリーナ・コスタ。一つお聞きしたいけど、クラリスとマグダレーナは触媒抜きで召喚の儀を決行したのよ?」
各々自己紹介を始め、トリを務めたアンジェリーナが触媒云々に関してツッコミを入れる。
しかし、ライダーの返答は意外なものであった。>>658
「あんた達はそう思っているだろうが、実際はそうじゃないのさ。失礼なこと聞くが、クラリスもマグダレーナもいわゆる『同性愛者』だろ?」
「クラリスは傾倒しているというだけで正解かどうかは判断できないわ。私は完全無欠の大正解ですけど」
本当に失礼なことを聞いてきたが、マグダレーナは迷うことなく肯定する。
それを聞いてライダーはまぶしい笑顔で説明を始めた。
「素晴らしいじゃねえか! あんた達に召喚されて良かったぜ! 俺はな、女同士のカップリング、所謂『百合』が大好きなのだ!! 故に、同性愛に傾倒してくれてるクラリスとガチ同性愛者のマグダレーナが2人一緒になって触媒を用意せずに召喚の儀を決行した結果、他ならぬあんた達が触媒となって俺を呼び出したって寸法よ」
他ならぬ自分達そのものがライダーを召喚する際の触媒となってしまった、余りにも滅茶苦茶な理由を当のライダーから聞かされたクラリスとマグダレーナは、アンジェリーナと一緒に呆れながら絶句する。
「まあ、言葉が出ねぇのも無理ないよな。一騎につきマスターが2人なんてケースがそうそうねぇからよ。メカクレ同士ならメカクレ狂いのバーソロミューが来るだろうし、美少年同士なら美少年好きのラカムが来るだろうよ」
「……触媒に関してはこの際考えないようにするけど、レズビアンのカップル好きなのはなんだか凄く気になるわ」
サラッとロクでもない情報がライダーの口から飛び出したが、クラリスとマグダレーナは自分達がライダーを召喚するための触媒となっていたという事実への衝撃が大き過ぎて気になっていない。
それこそアンジェリーナ共々、ライダーのユニークスキルである『信仰の蹂躙』によって生じた『キリスト教徒に抱かせる、ライダーへの潜在的な不快感』が吹っ飛んでしまったほどだ。
だが、百合CP好きに関しては相当気になるようで、クラリスはどういうことかと尋ねたる。
これに対するライダーの回答もまた、中々酷かったが。>>659
「『レズビアン』って言葉はな、俺の生まれ故郷レスヴォス島が由来なのさ。まず間違いなくそれが遠因だろうよ!」(※レズビアンという言葉の由来に関してライダーは事実を言っています)
ライダーも好きになった件に関しての詳細は忘れたらしい。
そのせいでクラリスは余計になんとも言えない表情をする。
「そのおかげでレスヴォス島はレズビアンの観光客で結構稼げてるのによ、ギリシャ・ゲイ・レズビアン連合に『名前からレズビアンを削除しろ』なんて狂った理由で裁判起こして負けたことがあるんだぜ。今のあの島、住民はサイコしかいねぇのか?」(※裁判沙汰は実話です)
いつの間にやら誰に向けているのか分からない私怨をぶちまけ始めるライダー。
これ以上放置したら話がどんどん脱線するので、止めに入るためマグダレーナが話題の変更に入る。
「ライダー。話を変えるわよ。聖杯戦争に勝ち残る気、あるわよね?」
「もちろんだぜ。俺には尊い百合CPの部屋の壁になるっていうドデカイ夢がある! そのためなら相手陣営のマスターを闇討ちするのも全然有りだ!」
「……貴方の夢に関してはとやかく言わないことにするわ。けれど、セイバー陣営に関しては、攻撃対象をセイバーだけに絞りなさい。セイバーのマスター達は2人。片方は私達の友達。もう片方はクラリスの妹よ」
「そういうことか。……了解だぜ、マグダレーナ。それを無視して夢を掴み損ねたら元も子も無ぇからな。そうと決まれば早速戦場に行く準備をしねぇと!」>>660
マグダレーナの釘刺しに対して迷うことなく従うライダー。
他人からすれば超絶下劣な願望だろうが、それでもライダー個人にしてみれば決して譲れない夢であり、それを台無しにする危険性はなるべく潰しておきたいのであろう。
だが、クラリスとマグダレーナは今回の聖杯戦争に関する疑念が頭をよぎる。
ただでさえ、令呪が無作為に配布された上に、マスターが2人の陣営が二つも生じたのだ。
守秘義務の問題でアンジェリーナは詳細を言えない事に、何度もクラリスとマグダレーナに平謝りしている。
絶対に何か裏があると分かるものの、こればかりは開催地に行ってからの話だ。
「クラリス。ここって男物の服はあんのか? 流石にこの格好で四六時中街中ほっつき歩くのは迂闊だぞ?」
「父が亡くなった時に男物の服は全部蚤の市に流すとかして処分しちゃったから、買いに行く必要があるわね」
「それなら堅気じゃありませんって感じで頼むぜ。この面と髭じゃ堅気を装うのは無理だからよ」
普段の服をどうすればいいのかとライダーが尋ねたのでクラリスは現時点での思考を打ち切る。
テレンスの死後、彼の私服は全て処分したし、仮に残していてもサイズ的な意味でライダーに全く合わなかったのは目に見えている。
なので街まで行ってライダーの体格に合う服を買おうと決めるクラリスであった。
その前に、ふと気になった事を聞いたところ、またしてもライダーの口から驚きの答えが出た。>>662
「そういえば、貴方はウルージとハイレディンのどちらなの?」
「俺? 両方さ。2人が一体となった英霊がこの俺だぜ!」
それから各種手続きや準備などで2週間の時が過ぎた。
今、ライダー達がいるのは日本行きの飛行機のファーストクラス(乗っている便の航空会社側の呼称は『ラ・プルミエール』)。
1-2-1配列となっており、クラリスとマグダレーナが中央でライダーは右側。
左側には、聖堂教会と合同で今回の聖杯戦争を運営することになった、舞台となる都市とは別の都市を拠点とする『ウエスタンメトロポリス財団』との会合の予定があるため半ば同行する形となったアンジェリーナが座っている。
ただ、ファーストクラスの性質上中央の席が隣りあわせとは言えないため、クラリスとマグダレーナがお互いに肩を寄せ合いながら座る光景を楽しみにしていたライダーは凄く無念そうであり、2人だけでなくアンジェリーナも不覚にも心配してしまった。
尤も、ファーストクラスと聞いた時点である程度の覚悟はできていたらしく文句は言わなかったので、3人ともすぐに安心したが。
服飾店で買ってもらったスーツを着こなして如何にもなマフィアですといった姿で席に座りながら、ライダーは誰にも聞こえない音量で呟く。
前半はなんとも情けないが、後半の方はもしもクラリス達の耳に入ったら間違いなく彼女達を震え上がらせていたと、言わざるを得ないほどにドスの効いたトーンであった。
「うう。この無念、戦いへのモチベーションへと変換してやる。…………つー訳で首洗って待ってろ、セイバー」えーいもう我慢が出来ぬ!!!!これが俺の黒ギャルだあ!!!!
【元ネタ】史実、伝承、西洋美術
【CLASS】アサシン
【真名】ヨハン・ライヒハート・オルタ
【異名・別名・表記揺れ】死神、グリムリーパー、マルグリット・ライヒハート、マリィ
【性別】女性
【身長・体重】161cm・47kg
【肌色】日に焼けた肌 【髪色】レモンイエロー【瞳色】ホライゾンブルー
【スリーサイズ】87(D)-53-90
【外見・容姿】ボロボロのローブを被った女性。その下に着ているのは―――何故か、どこからどう見ても制服にしか見えない服である。
【地域】欧州
【年代】19世紀〜20世紀
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:B>>666
【固有スキル】
直死の魔眼(処刑):B
後述の神性に連鎖する形で獲得したスキル。
魔眼と呼称される異能の中でも最上級のもの。異能の中の異能、希少品の中の希少品。
無機、有機問わず、“活きている”ものの死の要因を読み取り、干渉可能な現象として視認する能力。
直死の魔眼から視た世界は“死の線”で満ちた終末の風景であり、まっとうな精神構造ではこれと向き合っての日常生活は難しい。
しかしアサシンの場合は処刑時、つまりは戦闘中にしか発揮されないため負荷も減っている。ただしアサシンは生来魔眼を持っていたわけでもなく、「」と呼ばれる概念と繋がっているわけでも無いので多用は霊基の損傷、いずれは消滅に繋がる。
神性:E
死神という概念と融合したことで得たスキル。即死系の判定に対して有利なボーナスを得る。
人体理解:B
人体を正確に把握しているか否か。相手に苦痛を与えず殺.すために習得した知識の結晶。
人型の相手を攻撃する時にダメージ補正を得る。>>667
【宝具】
「死神の演舞(トーテンタンツ・ライヒハート)」
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜5 最大補足:1人
死神の刃。死の剣舞。万象に死を齎す処刑人の鎌。
彼女の身の丈の数倍はある異形の大鎌。
禍々しい外見に反し、その刀身に纏うのはただただ静謐で揺るぐことの無い「死」である。
トーテンタンツとは、中世末期の14世紀から15世紀のヨーロッパで流布した寓話、およびそれをもとにした一連の絵画や彫刻の様式。
死という恐怖に恐れ戸惑う人々を描いたそれは『死を想え(メメント・モリ)』という理念を伝えるためのもの。
人は遅かれ早かれ死ぬのだから、死というものを怖がる必要は無いというその思想は一つの答えで、死神という概念を宿す彼女の宝具に反映された。
その切っ先は鋭く、その刃は一切止まることなく対象を両断する。
前述のスキルと併用すれば極めて剣呑な武装になるが、デメリットも大きいため通常は使用されない。
真名解放によってレンジ内の相手に極めて正確な斬撃を放つ。この宝具で放たれる斬撃は相手の弱点を正確に突く。
最速の英雄アキレウスなら踵を、竜殺しの英雄ジークフリートなら背中を自動で追尾する。
本来ならば不可能な体勢から放たれる一撃は攻撃というよりも美麗な演舞に見える。
正しく死の舞踏、死を齎す神の神楽である。>>668
【解説】
ヨハン・ライヒハートのオルタナティブサーヴァント。
息子が死なず、孫にも恵まれた彼女のIFの姿。
アサシンというクラスであることからより処刑人としての本質に近く、そのため『死神』『グリムリーパー』と呼ばれる概念と習合されている。
通常の彼女が全盛期の肉体に全盛期の精神であれば、こちらの彼女は晩年の精神に処刑人として選ばれた頃の肉体である。
ようは、あちらがJDであるならこちらはJKである。
全盛期はともかく、処刑人になりたての頃は諸国を渡り歩いていたので日に焼けて色が黒くなっている。ローブは陽射しを防ぐためのもの、制服にしか見えない服は礼服としてのデザインと機能性を追求した結果の産物。
精神的には処刑人を辞めて結構な時間が経っている状態であるため、ランサーの時のような死に対する執着はない。
ランサーにとって死とは自らの職務の形であるが、アサシンにとって死とはいずれ訪れる終わりに過ぎない。
故に彼女が死について語ることは無いだろう。
肉体が若返っているので普段に増してテンションが高い。イベントサーヴァントかと思うほどにテンションが高い。再臨すると服装が下着のようなデザインになるのでぶっちゃけ水着鯖に混ざってもあんまり違和感がないかもしれない。
ただし精神は成熟しているので、その異名や在り方とは裏腹に慈悲深く親しみやすい人柄をしている。誰にでも優しく、誰しもがいずれは彼女に甘えてしまう。
また、トーテンタンツという芸術を宝具に取り入れているように、彼女自身も芸術に関して優れた審美眼と見識、関心を持つ。
そのため現代のカルチャー文化にも興味を持ち、それに対する抵抗も無い。マスターがオタクでも一切気にせずその趣味を尊重する。
決して語ることは無いが、死というものに強い思いを抱いているのはランサーの頃と変わらない。
彼女が語らぬ理由はただ一つ―――死とは常に人々の傍らにあるものであり、口にすべきことではないからだ。>>675
最後のアルターエゴ召喚シーンを投下してから作ろうと思ったけど、先に作った方がいいかな?>>670
やはりオルタ(IF)、オルタ(IF)はあらゆる可能性を使ってキャラ付け出来る!
と言いつつ私はオルタ鯖作ってないんですけどね。ツキヨミとツクヨミがそれに当たらなくもないかな?
>>671
ふっふっふ。何を隠そうバルバロッサは私が作ったサーヴァントなのです。このスレでワルキューレが流行った時に波に逆らって百合好きの海賊を!とお出ししました。
解釈違いや地雷については二人とも雑食なので〇〇△△でも△△〇〇でもてぇてぇするしその解釈を人に押し付けることもしない行儀の良いオタクです。ただし百合の間に挟まる奴は死.ね。となります。
信仰の蹂躙は海賊としてていのいいカモとしてキリスト教徒を狙って得たスキルなのでバーソロミューとは拗れてないと思います。
>>674
いやいや、召喚されたら女性マスター二人が手を重ねてる場面に遭遇したとかなったらバルバロッサならああなります(確信)
提督については存じてますよ。ただ海賊提督の響きがカッコイイなぁとね。現在、意を決して『Fate/Planetary System of Holy Grail』のページを作成中。
チョイと時間がかかります。>>683
ご迷惑をおかけします。
バルバロッサのリクエストに応じて、クラリスがマグダレーナ&アンジェリーナと相談してコーディネートしました。>バルバロッサのマフィア風スーツ姿。ライダー召喚シーンを投下したので寝ます。
おやすみ~。詩(うた)が聴こえない。産まれてから7歳の誕生日の前の日まで、ずっと一緒だったのに。
誰に聞いても、「お前には姉など居なかったのだ」とばかり。姉と自身を産んだはずの両親ですら。つい先ほどまで私と一緒に遊んでいたのに。
違う、姉——照文意音(いおん)は確かに居たのだ。
私はずっと姉を探し続けている。できれば連れ戻して……叶わずば、せめて姉が存在したことを証明したい。
両親すら姉の存在を認めなかったことで、一周回って私は不信を放り投げた。
姉は何者かに攫われた。そいつが姉の生きてきた情報全ても抹消したのでは無いか。私だけは何故かそれを免れたが、恐らく一卵性双生児として遺伝情報の抹消が困難だったからではないか。
そんなことをぼんやりと思っている。
成人してからは暇を見つけては世界中を巡って、それでも手がかりはカケラも無い。神秘に近しい照文の知覚を以てしてもだ。これでも巫女としての素養はそれなりにあると自負している。
(ひょっとするとこのセカイの外——)
単なる神隠し(それであれば恐らく照文なら判る)ではない、法則すら違うどこかに。浮かんだ最悪の想像にそっと頭を振って。
それを知るためにも今回の儀式——聖杯戦争で願いを叶えなければならない。
幸いにして英霊召喚は神降ろし、つまり高次の存在に呼びかける照文の得意分野だ。低く高く、そしてどんどんと高く高く、ラー、と声を出して自らを調律していく。懐に入れた小竜のコヒーラと同調する。想いと共にエネルギーを高め。角、尾、翼を知覚する。それも超え、半ば忘我に入り、聖(きよ)めた水で描いた魔法陣の前で柏手(かしわで)を一つ。
「来たりませ、来たりませ。詩になりし我が声に応え来たりませ。謳いませ、謳いませ。常世(とこよ)に響くその誉。現世(うつせみ)に響くその名こそ。我は詩巫女、神楽もて継ぐが定めにて。我と汝が心願叶え給えと畏み畏み申し奉る」
前奏は終わり、準備の整った場にエーテルが集まっていく。
「素に銀と鉄(EaSaI)《愛の力もて言霊の力を聖化する》。 礎に石と契約の大公(BiPoSaC)《聖なる世界に戦う為の命を招く》。降り立つ風には壁を(WtW)《我が魂と精神により》。 四方の門は閉じ(CAG)《変化し破壊せよ》、王冠より出で(SfC)《願いを伝え》、王国に至る三叉路は循環せよ(aCTtK)《その果てを創造せよ》。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)(FFFFF)《接続せよ》。繰り返すつどに五度(RFt)《生命を我が元へ導く》。ただ、満たされる刻を破却する(JBtToF)《未知なる世界の予兆を我に》。――――告げる(CALL)《あなたを呼びます》。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に(YwCtM MFiDoYS)《光の魂は慈悲深くも変化する そして魔と邪悪とを光へと導く》。聖杯の寄るべに従い(BGotHG)《悪清める焔もて来たれ》、この意、この理に従うならば応えよ(AIOmIaR)《魔祓う聖なる生命よ》。誓いを此処に(OiH)《業を焔に》。我は常世総ての善と成る者(IbaGotW)《聖なる力もて我は悪なる己を清めん》、我は常世総ての悪を敷く者(IaOtaEotW)《聖なる力もて我は邪を愛に染める》。汝三大の言霊を纏う七天(YaShwTS)《強き光の君》、抑止の輪より来たれ(CfCoD)《闇を超え来たれ》、天秤の守り手よ(GoB)《世界の悪の制御者よ》!」
ノタリコンで謳うように唱えられた呪文に、魔法陣が光り輝く。端的に聖杯に働きかける表の意味と、本来英霊があるべき座——高次意識帯に呼びかける詩としての二重の意味を持つ詠唱。リュウとの混血と伝えられる、照文の一族の秘伝。魔法陣の輝きが頂点に達した時、そのうちに風を伴い人影が現れる。そして問う。
「サーヴァント、キャスター。僕を喚んだのは君か?」
同調と魔力の行使で疲れ切っていたものの、問いには応えねば。
「ええ。キャスター。私が御身を呼ばわりました。この身は御身の現世に於ける楔となり標となりましょう」
目の前の人物は自分より僅かに背が高い。癖のある黒髪と浅黒い、いわゆる欧州人にオリーブ色と評される肌。一見したところ現代のギリシャにもいそうなごく普通の少年に見える。しかし、特徴的な交差した前髪の下、葡萄酒色とオリーブの葉の色が混ざったような深い目の色と、端正に過ぎる面差しが覗き、完全美を体現する神との混血であることを主張する。
「そうか。僕の名はイオン。アポロンの子たるイオンだ。アテナイ生まれのデルポイ育ち、アテナイの王子にしてアカイアのヘリケーを興したのはこの僕だ」
その名を聞いて、私は息を呑む。偶然にしたって出来過ぎだろう。
いや、高次意識帯にアクセスするにあたって、集合無意識を介した共時性が働くのは必然だったのかもしれない。
一瞬固まった私に彼——英霊の方のイオンが僅かに不審げにする。
「ごめんなさい、姉と、いなくなった姉と同じ名前だったから、その、びっくりしちゃって……」「……そうか。それで、君の名も聞こうかマスター」
「私の名はネイ。リュウとまじわりし照文が一族の巫女の音意です。ネイとお呼びくださいませ」
「よろしく、ネイ」
「こちらこそよろしくお願いします。イオンとお呼びしても?」
「そうだな、聖杯からの知識で確認する限り、トラキア人が今でもこの名を使っているようだな。寧ろクラス名で呼ぶより安全かもしれない」
「ではイオン。私は先ほど申しましたように行方不明の姉の意音を探しております。せめて手がかりを得たく、万象願いを叶えるとされる聖杯を求めております。互いの利益が相反しないよう、無理にとは申しませぬができれば願いをお聞かせいただけますか?」「ネイ、東方のやり方なのかもしれないが僕に過剰に謙(へりくだ)らなくともいい。僕の願いは、亡くなる前にもう一度だけ、妻ヘリケーにまみえて、できれば別れの挨拶を交わすことだ。それなりに長く生きた、幸福でもあった、今更死の運命を変えようなどとは思わない。ただ、僕はあの愛する地で、彼女に看取られるか看取るかすると思っていたのに、それが叶わなかったことだけが心残りなんだ」
青年に差し掛かろうとする少年の姿であるのに、虚空を視る姿からは確かに歳月の重みを感じられた。
しかし次の瞬間彼は哀しみを表情から消すと、私に快活に微笑んで言う。
「よしっ、君も疲れているようだし、まずはゆっくりと休みながらでも僕のことを説明しようじゃないか! 代わりにネイ、君のことも聞かせてよ」
私はそれにしっかりとうなづき返した。戦力把握は大事である。
「イオン、わかりまし……わかったわ」
言われたことを思い出し、敬語を取りやめる。イオンはそれを見て満足そうにニヤリとした。「よし、じゃあ場所を移ろうか!」
そういうと彼は私を抱き上げた。手足をばたつかせてもビクともしない。
「なっ、私は自分で動けます!」
「そんなこと言ったって足腰が立ってないじゃないか、ここは安心して僕に任せておきなさい」
確かに彼に身を委ねると安心感は感じられた。恋人というよりは、姉と同じ名前だからか家族に対するようなそれ。高次存在との恋愛も照文的には悪くは無い、寧ろ推奨すらされるが、首都に妻の名をつけるほど愛している男とは無いだろうな、とぼんやりした頭の中でも確信できた。
「巡り会う、東西の巫者たち」ペレス聖杯戦争のキャスター召喚シーンです。
タイトルを入れるのに微妙に失敗しました。正確には
『巡り逢う、東西の巫者たち』です。
長くなってしまい申し訳ありません。ではおやすみなさい。>>649
パ、パラケルスス……>>652
ええ、こんな顔もあるんですよクッチーには。アイツ「自分に純粋な好意が向いてる」と感じるとガチ目にバグるから…。逆にぞんざいな扱いされたり罵倒されると喜ぶ。コイツドMでは…?
クッチーは割と体は大きくなった子供というか、精神年齢が親事故死させた時で止まってる感。
ふ、普段の鳳蝶さんは普通にやさしい良い人ですから!!幼馴染(クッチー)が対応ミスっただけだから!
>>653
19歳に迫られてガチ泣きする23歳児…。
いや全くその通りで。>刺すのはよくても挿すのは駄目
クッチーの性的な適性について脳内シミュレーションしてみた所、
・普通の恋人関係:ほぼ無理。がんばって女友達止まり
・風俗とかそういうの:今回のアゲハさんみたいなもんなので、なんやかんやでバグる可能性アリ
・もういっそ強姦的な事やらせてみよう:なんか妊娠抑制剤飲ませてゴムして、いれる直前で吐いた…。
結論:クッチーに正常な男女交際は出来ない!なんなら男性相手でも出来ない。
>>661
結構新鮮な一面だったのでは?と思います。
>>692
今後の為にも、本戦スレッドへの投下、よろしくお願いいたします。
https://bbs.demonition.com/board/5105/>>700
どぞー青くなったし7<、35に投げますね
────夢を見た。
それは独りの王の物語。伝説の始点と終焉の記録。
これは私の夢想ではない。契約に基づき星が見せた星そのものが持つ記憶の一部だ。
元々、身体が病弱で……ただ生きるだけで苦痛だった私に、この大地(アフリカ)に残された精霊は契約を持ちかけた。
「その魂をこの地球(ホシ)の為に明け渡せば、健康な生と輝かしい将来を保証する」と……。
訝しむ私に、星の守護者とは如何なるモノかと星は提示してきたのだ。
見せられたのは私の知る由もない、遠い過去の遠い地にいた王の話。
星の刃として鋳造され、王の娘として育ち、師と共に旅に出た先で功績を上げ偉大なる者となった少女。
巨人を屠り、竜殺.しの英雄と渡り合い、────本来、敵として想定された遊星の尖兵、白い巨神の分け身であるフン族の王とすら絆を結び大英雄として開花した王。>>707
しかし、その栄光も永遠には続かない。
凶王によって国は割れ、親友であった男は敵につき、数多の勇士が命を落とす。
フン族の王のもとに亡命し、機会を伺って元凶である王を討ち果たしたが、その時には英雄たる王は師も親友も自身に仕える勇士も失っていた。
多くの者に囲まれていた王は、いつしか孤独となって王と国だけが置き去りにされた。
「 疲れた 」
そう一言を残し、英雄となり王であった少女は誰にも知られる事なく、この世から静かに消滅した。
それを見て、私は心を震わせた。
星の刃でありながら、彼女は人の心を宿していた。
外敵としての素養を持つフン族の王を友としながら、離別と死別により同胞を失いながら、彼女は人の心を失わなかった。
人の心を持ちながら、別離の哀しみを背負いながら、星の刃としての性質を抱え込みながら……彼女は己の運命を怨むことはなかった。
起きた事実を悔やみ、仲間の悲劇に涙し、最良の可能性を望みながらも……彼女が己の出生を、王としての地位そのものを憎悪したりはしなかった。
その在り方はとても愚かで、とても残念で────そしてなにより、綺麗だった。>>709
◇
「第漆特異点は1923年 南アフリカ……位置と時代からしてターニングポイントはローデシア自治政府が樹立、だと考えられるが……」
六つの特異点を乗り越えたフェリーペ達は最後の特異点に向けてブリーディングを行っていた。
「20世紀……随分と近代だな。第参特異点以来な」
「あぁ、だが油断するなよ……何せこれで七つ目の特異点だ。あの魔弄王が何を仕掛けたのか予想もできない」
「わかってる! 必ず、特異点を修正して俺たちの人類史を取り戻して見せる!」
「どうせ、これで最後だ。このミケランジェロ・ブオナローティが全力でお前たちの画図(ミライ)を描いてサポートしてやろう」
「行くぞ、後輩!」
カルデアの面々は気持ちをひとつに、最後のレイシフトを開始する。
──アンサモンプログラム スタート。 霊子変換を開始します。
レイシフト開始まであと3.2.1……
全行程 完了(クリア) グランドオーダー 実証を開始します──>>710
◇
アフリカの大地に立った二つの影。
一つは鎧で身を固め、凛とした風貌と雰囲気を纏う金髪の麗人。
もう一つは男性物のスーツを着込みながらも、そのグラマラスな身体を隠しきれず、胸元を着崩した、胡散臭さを感じさせる金髪の美女。
スーツの女が指を振るうと、地面が隆起し土の巨腕を形成し、鎧姿の女へと拳を振るう。
しかし、相手が剣を抜き放つと巨いなる腕は一刀の下に斬り捨てられた。
「いい加減、ディートセンパイも理解してくれませんかね? 一応、王様だったんでしょう────勇士王 ディートリッヒ・フォン・ベルン」
「いや、理解しない。私達は死者だ。死者が生者を虐げることを見過ごす者が何を以て勇士達の王を名乗れる……セシル・ローズ!」
スーツの美女……セシル・ローズが生み出す巨人の腕を、鎧の麗人……ディートリッヒが手に持つ聖剣で切り崩し、セシル・ローズの眼前に迫るが……
「なら、死後の呼び出しに応じるディートセンパイの願いはとても立派なんですねぇ……CRちゃん、気になります!」
「そ、それは……」
「スキあり、ですよ!」
ディートリッヒがたじろいだ一瞬を狙ってセシル・ローズは窮地を脱した。
「しまった……!?」
「申し訳ありませんが、今はセンパイのお相手をして上げられませんから……またお会いしましょうセンパイ」>>711
セシル・ローズが地面の中に溶けるように沈んでいくとそのまま姿を消した。
恐らくは支配下にある陣地内では彼女しか分からない抜け道があるのだろう。
ディートリッヒは観念してセシル・ローズの追跡をやめて“他のサーヴァント”との合流を目指すが……
「あれぇ?そこにいるのは、もしかしてディートセンパイじゃあないですかぁ?」
つい先程聴いていたのと同じ声音で何者かがディートリッヒに声をかけてきた。
◇
セシル・ローズ……自称CRちゃんが逃げ込んだ先は彼女達の本拠地 ローデシア。
そこには複数の影が待ち構えていた。全員纏う神秘は常人や魔術師のソレを遥かに超えたサーヴァントである。
「流石にセンパイと遭遇したのは予想外でしたが、なんとか撒くことが出来ましたね……」
「苦労しているのを装う割には目が輝いているように見受けられるが?」
「っ……! そ、そんなことありませんが!CRちゃん、目的にはなにより忠実な植民地政治家ですし! 憧れの英雄の召喚にときめくような可愛げとかありませんし!」
「まぁ、政治家としてのえげつなさという点では確かに可愛げは皆無だが……」
「とにかく、ですね……始めていきましょうか。CRチャンネル! 我々、大英帝国サーヴァントによる世界征服……改め世界併合ゲームのスタートです!」>>712「アイルランドをその括りにまとめんじゃねぇ、殺.すぞ」
「インドが含まれてるからって私が呼び出されるのも納得行かないんだけど……」
足並みの揃わないまま、大いなる陰謀が特異点の裏側で揺れ動く。
◇
「着いたみたいだな」
「もう慣れた感覚だが、これで最後……なんて感慨に浸っている場合でもないらしいッ!」
無事、南アフリカに転移したフェリーペとメンテー。
しかし、その先では既に敵性存在が複数体、召喚されていた。
『敵性存在を確認……だが、これは……』
カルデアで待つナウマンが動揺しているもののやることは変わらない。メンテーが戦い、フェリーペがサポートするだけた。
「ただのエネミーじゃ……ない!」
メンテーは慣れた様子で敵性存在の刃を盾で受けるが、その重みに驚く……。
『間違いない……残留霊基(シャドウ)ではあるが、そいつらは間違いなくサーヴァントだ!』
「シャドウサーヴァント……スノーフィールドを思い出す、なぁッ!」
メンテーが力押しでシャドウサーヴァントを跳ね除ける。
だが、敵は一騎だけではない。剣だけでなく弓や槍を構えた者もいる。
特異点で経験を積んでこそいるものの、フェリーペを庇いながら複数のサーヴァントを相手取るのはメンテーでも厳しい。>>713
フェリーペもカルデアの礼装によってメンテーを強化するが、ギリギリの状況だ。
「後輩、気をつけろ!!」
そんな中、シャドウサーヴァントのうちアーチャーと思われる弓使いの矢がフェリーペを狙う。
劣化しているとはいえサーヴァントの矢、無防備な状態を狙われればひとたまりもない。
──キンッ、と金属の音が響き、延宝から駆け抜けてきた一閃がフェリーペの視界に映り込む。
フェリーペに向けられた矢は突如として現れた剣士によって打ち落とされていた。
「……サーヴァントッ!味方、なのか?」
「話は後にしよう。今はこのサーヴァント達を退ける!」
◇
現れた剣士の協力によってなんとかシャドウサーヴァントを退けたフェリーペとメンテー。
状況が落ち着いたと見ると、金髪をたなびかせる剣士は名を名乗る。
「セイバー、真名をディートリッヒ ・フォン・ベルン。西洋圏では名高い自負があるぞ?」
『ディートリッヒ……。名高いどころかあのネーデルラントの勇者ジークフリートに負けず劣らずの、中世ドイツの大英雄だ……』
ディートリッヒの名を聞き、ナウマンがそんな反応をする。>>714
メンテーも同様の反応をしており、フェリーペは目の前の女性が偉大な英雄であると認識する。
「ディートセンパイ、待ってくださいよぉ。もう後輩をおいて先に行ってしまうなんて……」
ディートリッヒの背後から声が聞こえてきた。
どうやら彼女の同行者のようだが……当の本人は苦々しい顔をしていた。
「あれ?見慣れない方々ですね……これは私も自己紹介必要なヤツですか!?」
ようやく追いついた少女はこの状況を見て、なぜだか嬉しそうにするとポージングをとって自己紹介する。
「星の巡り合わせに導かれ、アフリカの皇帝(ナポレオン)、ローズの巨人こと私、華麗に登場です。ま、真名はまだ明かせませんが、気軽にCRちゃんとお呼びくださいね」
…………………………。
『…………セシル・ローズ、ってことでいいんだよな』
「その認識であっていると思う」
キメ顔で自己紹介したというのに速攻で真名看破されていた。>>715
『しかし、セシル・ローズが召喚されているのも納得だ。ローデシアとは『ローズの家』の意味合いだし、樹立には植民地首相であるセシル・ローズの影響も大きかったはず……。この時代が特異点になるようなことに心当たりはないか?』
「あー、それなんですがね……」
セシル・ローズもといCRちゃんはバツが悪そうに口をモゴモゴとさせる。
「端的に言ってしまえば “もう一人のセシル・ローズ(わたし)” の仕業だと思います」
「……もう一人のセシル・ローズ?」
フェリーペ、メンテー……ナウマンまで含めた全員が頭に?を浮かべる。
「セシル・ローズという英霊を善悪に分かち、善性が残ったのがこの私、もう片方がこの特異点の黒幕……全世界英国併合を目論む悪のCRちゃんなんです!」
なんだかよく分からないが……第漆特異点はこれまで以上に奇天烈な話から幕を開けた。
第漆特異点 神代回帰特急 C.C.C>>719
ディードリッヒがうちにもいるので監獄長さん作とわかっていても思わず「おっ!」と思ってしまいました。今後の展開も気になる引きでした。ロビンフッドが登場予定のようですし、彼女について何か問い合わせたいことがありましたらいつでもフォローさせていただきます。
>>705
道真公が秘された設定を業平にも明かしていたことにしても良さそうだったので、業平のゴーストバスターに生前も同行したことがあるとして書いてみようかと思いました。
大嶽丸SSは前にレージュさんに考えていただいた大嶽丸の部下の鬼たちの設定も使ったSSです。まえにデータが消えてしまったものを一から書き直して、やり直しをしての繰り返しをしています。>>665
うーんこの欲望に忠実すぎる英霊(白目)
縁召喚で呼び出される例はいくつかあれど、ここまで変化球な召喚のサーヴァントは初めてじゃなかろうか?
そしてセイバーとばっちりすぎるw
>>670 >>672
宝具名のオサレ感半端ない
あと意外にイラストの肌が薄めでしたね、黒ギャルと言ってたからもうちょい黒いというか褐色めなのかと思ってました
>>695
Fate/CP、学園編外伝に続き秋特異点SSの更新もストップしつある事に今更気づいた自分
とりあえず今月中に何とか続きを上げねば…
>>719
いよいよ最後の特異点ですね…
どんな戦いが繰り広げられるのか、今からドキドキしてます
それはそれとしてアイルランドをUKに巻き込むなとあれ程某アンソロで言われてたでしょうに>CRちゃんイズーナルヴィ・イグ=ヘルマティア/Iðunna Ygg Hermatia
年齢:16歳
性別:女性
身長:156cm 体重:ヒミツ(ミスリルの影響でとても見せられない数値)
スリーサイズ:B79W56H84(Cカップ)
特技:暗記、摘み食い、材料だけで何の料理か当てる
趣味:読書、食べ歩き、外界の想像
好きな物:食事
苦手な物:紛失、孤独、就寝時に耳元に来る蚊の羽音
魔術属性:出自と環境の影響で変質。元々の属性は不明。
魔術回路:質:A+/量:EX(量が多いという訳ではなく、間断無く生産している為) 編成:異常(一見人が持つべき形をしているがその実、人の形をしていない“怪異的”な編成)
【解説】
アイスランドを根城にする魔術の大家。
人里離れた生活圏外にある、氷河地帯に居を構えており、その景色はヴァトナヨークトル氷河を連想させるが、寒風が年中吹き荒れる環境なので決して生活できる場所でも、迂闊に足を踏み入れられる場所でもない。
ルーン文字を主に使うのだがその実、北欧由来の聖遺物を取り扱う事で知られている。同郷であるヤルンテイン家とは取引相手であり、聖遺物とミスリルを物々交換する間柄。
世界でも有数の遺物、神秘を取り扱う家系で時計塔と比較しても見劣りしない程の数を所有している。>>741
元々は北欧の神々を祀る神官(ゴーズィ)たちの一族だったのだが、西暦元年のイギリスにて時計塔が設立された同時期に、ヘルマティアはアイスランドの辺境で巨大な竜の骸を発見し、それに通じる通路を開拓。これにより、地下で発掘される膨大な神秘資源を独占する事となった。
自らの所有権を主張すべく、骸の真上に城を建て、辺り一帯を領地として買収。以後はヘルマティア家が権利を握るに至り、採掘場も「深淵竜墓ニーズヘッグ」と正式に名称された。
魔術協会には所属しないフリーの御家。多少の交流はあるものの基本的に互いに不干渉を貫いている。
知った間柄であってもアポを取らずの来訪は不可侵条約の無視として厳しく取り締まっており、また不法侵入をすると竜墓に放り込んで生き地獄を味合わせる処置を取っている。
歴代当主は地下迷宮の長期管理に必要な環境適応の為に胎児の頃から肉体改造を施されており、異常な出立ちが殆どである。
代々に渡って魔術回路を強化すべく、優秀な能力を持つ魔術師、稀有な遺伝特質を持つ母胎を外部から取り入れ、更には継続して魔力を生み出す心臓の移植など倫理観の欠けた行為をする事もある。
血統は然程重要視しておらず、優秀な個体が当主になればいいという考え方から、上述にもある通り外部から種を取り入れる事も問題視していない。しかし、能力ばかりを重要視するせいで欠陥品として生まれた個体は即座に廃棄され、また別の後継者を作る事に良心の呵責がない。
根源への到達に関心はなく、只々地下資源の管理と採掘の安定を望んでいる。ただし、このまま採掘を続け、迷宮の環境適応のサイクルを続けていけば、いずれ妖精域に辿り着き、それすらも超えて世界の裏側に到達すれば自ずと当主の肉体もそれに順応したものとなり、物質界の肉体を捨てた「魂の物質化」へと勝手に至ってしまう未来が確定している。
この先数十年か、100年先となるが、予期しない第三魔法の成立は確実なものだが、地下迷宮に関しても終点である為、没落する運命も確定している。>>742
【人物】
プラチナブロンドの髪、乳白色の柔肌、アメジストを思わせる紫色の瞳の少女であり、自然に形成したのではなく人工的に作られた美しい容姿をしている。愛称は「イズーナ」。
口数は少ないが無愛想ではなく、ただ単に感情表現が少々下手なだけでコミュニケーション能力に関しては頑張っている方。言動と雰囲気のせいでクールな印象を受けるが、その実可愛いものが好き────というのもイズーナの主観で、側から見ればキモい何かを愛でているようにしか見えない。
当主としての管理職が祟って外の世界を余り知らず、現在は当主となって多少融通が利くようになったものの、殆どの場合は書物を読み漁る事で外界の知識を蓄えている。ただ書物で見聞を深めるのに注力してしまったせいか、書かれている事全てを真に受けてしまい、要らん知識までつける事態に。
生涯城の中で籠った生活を送ってきた反動か、内向的ではなく外向的でアグレシッブに動き回る。知識がある分、理論的に考えるが最終的には行動に移して自らの肉体一つで答えを示すなどインテリ脳筋である。
何かと真新しいと感じたものは取り入れたい主義で、魔術の家系のくせに流行には敏感。覚えたての言葉を使いたがる子供のようにスラングを披露したがるが、元々の口数の少なさが災いして一度も上手く言えた事がない。
勝負事で勝ち負けに拘らないとは本人の言だが、実際に負けたら文句は言わないものの、不貞腐れた顔が出るので内心では不満たらたら。
家柄のせいか契約書などはきっちり読む派で、仮に待ち合わせを約束したら時間通りに到着するタイプ。尚、相手にもそれを強要する。
食には関心があるようで、何かと都市に繰り出しては食べ歩きをしている。華奢に反して大食漢、と言われれば食いしん坊扱いされていると感じて羞恥心に見舞われる。だが、食べるのだけは止めない。そして、自分が注文したメニューに対する独占欲は凄まじく、手を伸ばす不届き者は絶対に許さない。ただし、食べ物の物々交換であれば妥協する。>>743
【能力】
魔術師としてある程度人工的ではあるが最高レベルの資質と能力を有している。
魔術回路は約1500年続いた家系のものである為、その量と質は凄まじく強靭。魔術刻印もそれに応じて凄まじい練度のものを継承しており、体中の至るところの他に骨格、心臓に刻まれている。
母胎の中で胎児になる直前に遺伝子操作を施されており、それによって竜墓での環境適応を促進させる為の肉体が形成されるように仕向けられている。
心臓は竜種のもので、呼吸するだけで絶えず魔力を生成する規格外な性能だが、膨大な魔力は人の身には有り余る量であるのでどこかで発散しなければ人体に悪影響を及ぼすデメリットがある。
加えて骨格の殆どに魔銀(ミスリル)を鋳込まれており、その部位に魔力を流し込む事で肉体表面に小さな結界を展開する事を可能にしている。だが、これにもデメリットが存在し、ミスリルを埋め込むのは人体に悪影響を及ぼす作用があり、肉体の劣化を促進させてしまう。ただし、魔力を常時流し込む事で悪影響を中和する事ができ、これと合わせて上述にある膨大な魔力の消費と合わせたサイクルで二点のデメリットを抑えている。
ルーン魔術を扱う家系でもあるので一通りの熟練度を修めており、竜墓の管理職という立場上、汎用性の高い戦闘能力を有している。しかし戦闘特化ではないので、そちらの分野を魔術師には遅れを取る。偶にイズーナのアグレッシブさが戦闘中に出てしまい、肉体言語という名の脳筋方面にシフトチェンジする事もしばしば。
身も蓋もない言い方をすれば魔力タンクとしては非常に優秀。
余談だが、逆上がりができない。>>744
【略歴】
ヘルマティア家29代目当主。時代の経過で最新された現代の「モックルカールヴィ」とも呼ばれる人造人間。
外部から取り寄せた優秀な魔術師の精子を当時の当主の母胎にて受精させ、そして遺伝子操作を施されて生誕し、肉体改造を経て成長する。
幼少期の頃はおおよそ感情というものが欠落していた状態で、いつも虚な目をしている人形のようであった。
ある日、城に一人の少年が配属される事となった。少年は没落した魔術の家系の嫡子で、家を建て直す為に一時的にヘルマティア家に身を置き、イズーナの世話係を仰せつかった執事であった。
当初は単なる主従という間柄、それ以上でもそれ以下でもない関係性だったが、ある時執事の料理を食べて初めて感情の色を見せた事がきっかけで、二人の関係の変化が訪れた。
美味しい食事の楽しみを共有する事でお互いを徐々に知るようになっていき、この進展が影響してイズーナに抜け落ちていた感情を育んでいった。そうして、いつしか少年は愛するようになっていた。
しかし、少年には家を立て直す義務がある。義務感とイズーナへの愛に板挟みになって葛藤するも少年は両方を掴む選択をし、家の復権を成就する事ができたら一緒に逃げようと提案する。
その言葉にイズーナは頷き、きっと訪れる未来に胸を馳せていた────しかし、少年は竜墓への侵入を試みた罪に問われ、囚われの身となってしまう。
判決が下され、竜墓への永久追放を言い渡された少年は最後にイズーナへ「愛している」という言葉を残し、二度と表へ戻ってくる事はなかった。
時を重ね、当主の座を受け継いだイズーナの胸には少年の贈った言葉が今も尚傷となって残り続けている。
【深淵竜墓ニーズヘッグ】
アイスランドの地下に広がる巨大迷宮で、幻想種や悪霊などといったものが跋扈する場所。
神代にから時間が経過し、現代では化石化した竜種が迷宮化したもので、肉体は既に喪われているが、有り余る魔力が骨格を中心に洞窟を形成して今に至っている。
内部では神代の空気が今も尚漂っており、魔獣クラスの幻想種も生息している。なので、前準備もなしに入ろうとものなら生還は不可能とされている。
ヘルマティア家の発見されてからは空洞内の資源を独占され、膨大な富を以って繁栄している。ペレスには船でしか行けない、で合ってましたっけ?ちょっとその辺曖昧
今しがた気づいた。うちのキャラには、色気がないと。
それはともかく、SSが出来たので投下してもよろしいでしょうか?男のゲロが許されるなら
女のゲロもいいはずだ(前科一犯)>>719
穴があったら入りたい!!!
冒頭の独白、CRちゃん、CCC……。ははーん。これさては善と悪に分離したんじゃなくて黒幕の悪のCRちゃんが不要と切り離した側面が善のCRちゃんだな?いや、もしかすると逆か?なんて推論を投げかけてみたり。>>754
ありがとうございます。
それでは、以下連投失礼いたしますあの娘は、人の目を持たぬ。
初めて顔を合した時から、そう思っていた。今だって、そう思っている。
「…お腹、空きましたねぇ…」
サーヴァント、アヴェンジャー。淡路廃帝の傍らにて、普段とは違った、カジュアルな服装に身を包んだ少女───バーサーカー、安徳天皇が呟く。目をやると、彼女の視線の先には、カラフルな装飾を施された「かき氷」の屋台がある。
淡路廃帝は、安徳天皇の存在を快くは思っていない。人の身でありながら人ならざる力を振るい、人ならざる嗜好、思考を持つ。マスターや他のサーヴァントたちはそれを「幼いが故」と認識しているが、逆に、幼いが故の身勝手さが人ならざる思考の潤滑油になっていると淡路廃帝は考える。だからこそ、何をしでかすか解らない。故にこそ、間違っても一人にしてはならない。これは、淡路廃帝が天皇の血筋の者を厭っているからというだけではないはずだ。
だというのに。マスターにも再三警告していたというのに。ある日マスターたちはイベントだか何だかでカルデアを、安徳天皇を残して離れた。廊下を気ままに歩く彼女の姿を見た時は舌打ちをしそうになったし、それが単独でレイシフトなどしようとした時はいっそ斬り殺そうかとも思った。
だが、そんなことをすればマスター帰還後が七面倒だ。他に頼れるような者もいない。そう考え、苦渋の決断として淡路廃帝が彼女の付き添いとなった。
結果は、言うまでもない。
「………何れが欲しい」
「…あの、青いのがかかっているのが食べたいですね」
「…店主よ。此れを一つ」
安徳天皇は、淡路廃帝が自身の「食欲」から来る暴走を煩って一言「お腹が空いた」というだけでこのようにおおよそのものを買い与えることを早くから心得ていた。初めは気の向くままに縁日を散策しようと思っていたが、思わぬ形で違った満喫を覚えることとなったのである。
屋台の店主であろう、番頭のような格好で赤ら顔の上背な男は淡路廃帝と安徳天皇を見比べる。レイシフト先は現代であるため、二人とも装いは方やジャンパースカート、方やモッズコートと当世風。着馴れていない感はあれど浮くほどではないはずだが…。>>750
おけおけ、把握
最近仕事が忙しくてね……
あ、そういえば蘇芳ちゃんのキャラデザと令呪の登録お願いしてもいいかな?>>757
「何だいお兄さん、妹さんと一緒なんて仲いいねぇ。折角だから一個おまけしたげよう!」
どうやら、兄妹と見做されたようだ。二人は言うほど似ていないはずだが、年の差カップルと認識するよりかは、なるほど真っ当な見立てである。
淡路廃帝からしてみれば不本意極まりないことであるが、だからと思いやりを無碍にするのもまた違っている。大人しく「いちご味」という赤い蜜のかかったものを貰った。店主は二人がかき氷を食べるのを見てよほど気をよくしたのか、傍にあった酒瓶を呷り「やっぱ、家族は良いねぇ…仲睦まじきは…」などと詩か何かでも吟じるように口遊んで淡路廃帝たちの後方にいた客に小突かれていた。
一口放る。冷たく、甘く、それでいてほろほろとすぐ溶け失せる。匙を突き立てた時は、まだ岩石のように硬いというのに、それでも構わず突いてしまう。
「急いで食べると、キーンってなるんだよなぁ」
そんな声が聞こえた。その場の誰が言ったわけでもない。淡路廃帝が拾った、かき氷に纏わる「誰かの記憶(かんじょう)」だ。キーンってなる、とは、どういうことだろう。ひとまず淡路廃帝がキャッチしたということから良いものではないと類推できる。
「…急いで食べると、キーンってなる、そうだ」
「………遅いです、淡路さま……」
匙を氷に刺して安徳天皇に忠告するも、既に彼女は「キーンってなった」ようで、こめかみを抑えて渋い表情をしている。>>759
「…キーン、とはどのようなものなのだ」
「キーン、はキーン、ですよ。こう…キーンってなるんです」
苦悶に近い様子で顔を歪める安徳天皇に問うも、返ってきたのはなんとも要領を得ない答えばかり。幼子に訊いたのが間違いだったと溜息をつき、これで気分を悪くされると困るため手立てを考えるために彼女の方へ向き───愕然とした。
苦しむ安徳天皇の舌が、青く染まっている。薄くはあるが、それは普段の彼女の舌が持っていた健康的な血の通った朱色ではない。
「…どうした。舌が青いぞ」
「へ?……あ、ほんと。そういうそちの下も赤くなってますよ」
「ふむ…?」
自分の下も確認すると、確かに普段より赤みが増している。一体これはどうしたことだろうと当惑していると、こんな声が聞こえてきた。
「そうそう、よくかき氷でこうなって、遊んでたっけ」
少女の声。どうやらかき氷とはそうなるものらしい。遊んでた、という言葉から、大して有害ではないということがわかる。
淡路廃帝が拾うのは基本この世の恨みつらみといったネガティブなものだが、稀にそれらの記憶(かんじょう)も折に触れて明るいものを蘇らせる。暗中の光───淡路廃帝には、やや眩しいものだが。
「…どうやら、害はないようだ」
「あ、なぁんだ。面白い菓子ですね」>>760
そうだな、と言いかけ、我に返る。
───自分は、今、この幼君のことをどう見ていた?一瞬でも、気を許していた?あの店主が言っていたように、妹か何かのように…?
息苦しい。眩暈がする。止めようと思っても、他人の記憶(かんじょう)は歯止めなく拾われる。拾われる。やって来る。捨てられない。放ることができない。
『────し、もしもし!聞こえてる!?』
淡路廃帝の情動は、響く電子音で途絶えた。男子の声。勝手に拾ってきたものではなく、カルデアの、淡路廃帝と安徳天皇のマスターである青年の声だ。
「どうしました?」
『よかった、実はそっちにエネミーが…えぇと、そうじゃなくて!』
「落ち着け。一体何があった」
曰く。安徳天皇たちがレイシフトはたまたま、マスターたちが向かった微小特異点と同じ座標のものであり、マスターの方が討伐していたエネミーが逃走、その先にこの祭りの会場と二人の反応があったために、とにかく自分たちが来るまで足止めをしてほしい、とのことである。
『…そういえば、どうして二人がそこにいるの?』
「それは────」
白状しようとし、突如後ろの鎮守の森の方から木々がなぎ倒される轟音と獣の獰猛な声、そして人々の悲鳴がした。訳は自明の事であろう。>>761
『もう来たのか!二人とも、任せたよ!少しの辛抱だから!』
「わたし、戦うのは得意じゃないのですけど…まぁ、いいでしょう。行きましょうか───」
───気づけば、鎮守の森へ向かおうとする安徳天皇の手を掴んでいて。「行くな」と、そう、口走っていた。
自分でも、何をしたのか飲み込めない。行くなと、自分が言ったことが。幸いにもその声は人々の逃げ惑う音や悲鳴で掻き消されたが、手が、彼女の腕を掴んで離さない。話したいのに、一刻も早く、エネミーを、止めないと、いけないのに。
「行かないで。…どうか、親(わたし)は…子(あなた)に、戦ってなんて…」
「子供が、武器を取るなんて間違っている。なのに、何で」
「助けないと。守らないと」
記憶(かんじょう)が、記憶(こうけい)が、記憶(がんぼう)が、ごったに溢れる。拾われる。軍服を着て、列車に乗る子を見送る風景。幼子の屍山───違う。違う。違うのに。求めてくる。強請ってくる。彼女を行かせるなと、願ってくる。彼女は、子でもないのに。何でもないのに。
「淡路さま」
思考を、慌てて現状に戻す。目の前の少女の───違う。安徳天皇の顔は、いつもの無頓着そうなものであって───それでも、意識は、他の屋台でも、獣でも、況して逃げる人々のうちの一人にぶつかって落としたかき氷でもなく、淡路廃帝に向いている。
「そちが何を考えているかはわかりませんけれど…わたし、淡路さまほど戦えるわけではないので。そちが守ってくださいね」
ハッとする。それは、拾われた、今もしきりに拾われている記憶たちの思いの通りで。>>762
「…ですから。その手を離してください。そちが行かないと、わたしが前に出ていることになっちゃいます」
むくれっつらでそう彼女は話す。頼られている。彼女は、大人しく、今この時ばかりは、淡路廃帝を頼っている。頼られては、人であろうとなかろうと関係ない。弱者の願いを聞くのが君(じぶん)なのだから。頼られるがままに力を奮うのが、淡路廃帝(じぶん)が託された、願いなのだから。
「……すまない。…私の後ろに控えろ。今ばかりは、主の身を守ろう」
首を振る。彼女は、妹でも、娘でも、人の目を持つ者でもない。ただ、味方で、幼君で、庇護し助くべき者だ。安徳天皇を後ろに付かせ、牙を剥いて睨んでくるエネミーと対峙する。大型で、果たして自分で持つかはわからない。持たせてみせる。それが、今拾える記憶の願いであり、マスターの頼みなのだから。
本当は。自分の在り方はこの姿を得てから憂虞と疑念が尽きず。今でも、この在り方が本当に正しいのかは、わからず。それでも、今ばかりは、気にするべきではないと断じ。刀を構えた。エネミーが来る。地響きがする。鉤爪が、振るわれる。
────祭りのあとの喧騒は、誰かの記憶(おもい)に満ちていた。>>728
変化球な召喚シークエンスと、セイバーへのとばっちりは組み合わせが決まった直後に決まりました。(白目おかしいな……亥蘇のssが今のところグルメ漫画ばりの料理の味感想とイチャラブしかしてないぞ……?()
というか何で私は料理の描写に力を入れてるんだ……?小規模な話が好きなせいか、特異点とか異聞帯とか書けない……
>>645
く ち さ き ェ …………
なんか素で反転衝動まがいのことしてんなーと思ってからのこれはひどい
後の方のレスも読んだけれど、嘔吐表現に気を遣いたいのなら半角を試してみてもいいかもしれんね
>>665
海賊鯖のオタク設定と百合好きな理由が地元の名前っていう噛み合い方が良いですね、こんな綺麗な設定の噛み合い方はそうはないですよ
>>719
BBちゃん味が強い…………まだまだ展開が読めませんね
大作の続き、のんびりとお待ちしております
>>764
うわぁぁぁぁぁあやんごとなき方だあああああ!!!
……静かで危うくてでもそこでは確かに成立している不思議な関係でしたね
>>768
所管ですけれど、一番近いのはグレイとブラックモアの墓守ですかね?>>719
名前からしてすげぇ気になる特異点。
いや、ロケット号を採用してもらったからなんですけどね!>>779
あっあっあっあっあっあっあっ(毒抜き中)
マイケルじゃなくて冗談はさておき、単独行動持ち辺りと組ませたら凄いことになりそう。>>777
そういや私、ルーカス君に>>771のssでも出てくる
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/リディア・メルト
への反応を聞いてみたかったんですよね。お願いしてみても良いですか?
このリクエストをするにあたってメモから拾って急造したメルト家設定
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/メルト家「あ!レオ君、こんにちわ!」
「はい、こんにちわ。」
「此処に来たって事は……師匠に用事があって、ですよね?ご案内します!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「師匠~!レオ君が来ましたよ~!……じゃ、今お茶とお茶菓子、用意してきますから!」
「ふふ、そんなに構わんといてええのに。……どうも、お久しぶりどす。」
「えぇ、お久しぶりですね。レオ君。……はぁ。申し訳ない、
『あの子』の方が年下なのにレオ君なんて呼び方を覚えさせてしまって。度々注意はしているんですが……」>>777
そのかみ合わせ、実は殆ど偶然の産物だったりします。
赤髭に関してWIKIPEDIAで調べてみたら、出身地とされるレスボス島がレズビアンの由来と知ったので、「大罪戦争さんには悪いがその点と百合好きを勝 手 に リ ン ク さ せ ち ま お う」となった結果が、赤髭のあの発言です。(死うぬあ
アリウムさんからのお便りでクセルクセスとクリュプケアのssを書いているのですがとりあえず前半できたので貼っても良いですかうぬあ
時間も時間だしささっと貼るぞ「……感じるぞ、いるのだな。ペルシャ王」
『彼ら』は確かにその気配を感じ取った。スパルタの闇、スパルタという国家が産んだ殺戮機構名はクリュプティア。一にして全、全にして一である彼らは人理保障機関カルデアに召喚されるなりすぐに己の内に根付く『敵』が同じように召喚された事を察知したのである。
名をクセルクセス。スパルタを象徴する王レオニダス一世とその部下達総勢三〇〇人を命を賭して挑んだ東方の王。クリュプティア自身はかの王を目にした事は無い、機構に過ぎないその裡にスパルタの敵として記憶されているに過ぎないのだ。
「ならば、再戦を。叶わなかった勝利をこの手に」
誰が臨んだわけでもない。レオニダス王にそう命ぜられた訳でもない、だがクリュプティアはそうしなければならないと廊下を駆けた。希薄な自我にも関わらず報復心と呼ぶべきモノが燃え上がったのだ。
純白の廊下を突き進み、遂に分厚いドアの前に立つ。この鋼鉄一枚を挟んだ先にスパルタの宿敵がいる。スパルタの記憶に残されているのは幾百もの軍勢を従え、冷たい眼を持った巨漢であったが、果たして。>>790
「おい!この、デカブツ!何ぬぼーっとしてんだ!ありえねぇぞ!早く来い!」
「断る。王は『王談義』になど興味は無い。今日はマインをクラフトすると決めている」
「はー!?勘弁してくんねぇかな!お前がいないと、オレあのドリル親父と二人きりなんだぜ!?説教とドリル講義嫌じゃあ!マジでやめろそういうドタキャンは!」
クセルクセス王は現代のゲームという娯楽品で遊びながら金髪の軽薄そうな青年に頭を何度も叩かれていた。
クリュプティアはしばらくの間信じられないものを目にした衝撃にその場から動けず、猛烈な打撃を浴びながらしかめ面でテレビ画面を見つめるクセルクセスに視線を奪われてしまう。
「……んあ? なんかお客さん来てるぞ」
「客……?」
青年に促され、クセルクセスは液晶からクリュプティアへと視線を移した。間違いない、記憶に残っている姿形と一致している。眼前にいる男はあのペルシャ王だ。
「む、むむ。誰だ、見慣れぬ顔だが……いや、しかいそなたから感じるぞ。そなたスパルタだな。そうだろう、スパルタだな?」>>791
すっとクセルクセスは瞳を細める。その仕草をよくクリュプティアは知っている。レオニダス王最期の地であるあの谷でも目にしたものだ。
鋭い眼光に射貫かれ、ようやくクリュプティアの体は硬直から抜け出した。第一印象に気を取られてしまったが遂にクセルクセスと対面できたのだ。ならば次にすべき事は一つ。
「そうだ。我らが名はクリュプティア。テルモピュライの戦士達に代わり、貴殿にリベンジマッチを挑ませてもらおう」
「え、何この状況。突然のシリアス?マジで?」
「……リベンジか。それは、王へのリベンジか?」
「無論だ。他に何がある。貴様はスパルタを、レオニダス王を討った張本人であろう」
「それは間違いない。だが、王は一度も彼奴に勝ったなどとは思っていない。リベンジはむしろ王がすべき事だ。そなたの思い違いだぞ、スパルタの兵よ」
「……?」
「まぁ、良い。座ってくれ、少し話がしたい」口調や性格の確認も兼ねての前半戦です
クリュプティアメインでやりたいんだけど自然とクセルクセスの方が語り多くなりそう…トリテミウスの墓のレリーフがやけにリアルでいきいきと素敵だったのでトレスして色つけてただいま再臨風にしてるところです。
線画がトレスで済むのはありがたいネ!
歳とってからの風貌ですが、顔立ちは頑固そうで丸顔気味、あんまり目立った特徴は無いけど史実でも十分に知的なハンサムというところでしょうか
目や髪の色は分からないので茶髪緑眼にしてます
現代服だと赤縁の眼鏡掛けさせるんだが、修道服にも合わせるべきだろうか?>>788
師匠が突然いなくなって死にもの狂いで鬼の腕問題と向き合いつつ、自分と同じような境遇の子を拾い育てながら何年も捜索を続けた成人済み男性の駄々こねだぞ☆茶髪緑眼なのにすっげえデジャヴを感じる……これ道原版のキルヒアイスでは???
……今見たら似てないのに何でそんなことを思ったんだろう
おっかしいなぁ、垂れ目だし、雰囲気はダヴィンチちゃんに似て全体的には山南さんみたいな見た目はおっとりしたお兄さんにしたかったんだけどなトリテミウスクッチーがTSしたら”ヘタレサイコで意地悪なからかいしてくる感じのクール系対人恐怖症気味おねーさんゲロイン(処女)”になる訳か。
…ニッチな需要はありそうだな。単純にからかい系ヒロインは最近ブーム寄りだし。
あとは世界観というか薄い本とかだと流れ次第では滅茶苦茶”犯してる感”でるからドSにもドMにも人気が出そうだぞ!
>>777
実際曼荼羅プレイ中に鬼種の反転衝動についてより詳しく知った後は、「あれ、クッチーの精神状態って結構鬼っぽいのでは…?」ってマジで思った。
半角…、なるほど。>>781
ええですよー
家系設定ありがたいです
うちもエーテライト周りまとめ……たいなぁ……なきゃなぁ…………>>771
読みましたー。何やら不穏な空気のようでシリアスになりきれない尻assな感じがヒシヒシと。>>808
あー……>>黙っていればイケメン
あと型月世界では結婚して子孫がいること確定なアグリッパ以外は攻略不可能そうですね
学僧のトリテミウスと恋愛なにそれおいしいのなパラケルススは友情エンドしか実装されてなさそう
そういえば昨日がパラケルススの誕生日でしたっけ>>821
ですです。宅配便が来たところを略奪してたアンメアのシーンですね。>>764
何と言うか、数多の英霊が同じ陣営で戦えるというカルデア時空ならではのお話でしたね。複雑な関係でありつつも、折り合いをつけたり受容し合ったり。
>>805
ふんふん。百岡さん優しい…、でも同情したトコで何にもならないんだよなぁ。普段のクッチーの行いは百岡さんが忌避しそうな邪悪ってのも事実だし。
>>802
なんならクッチー自身救われる気ないですし。…ゲームオーバーしてるのになぜかボーナスステージが進行してる感じかな?死にたいと思いつつ、死も救いになるか、っていうと多分違うだろうし。
実はそんな事全然ないんですよ。>涙はとうの昔に枯れ果てたイメージ
普段は全然そうとは見えないけど、不意に(親から愛していると言われる悪夢見て飛び起きたり、今回の鳳蝶さんからの好意とかで)決壊する感じ?
こう、ちょい前にも言ったかもだけど、親死んだ時からメンタル全然成長していないので、結構深めの自罰感情というか自己嫌悪マシマシです。仮に誉に慰められたとしたら大体こんな感じになる。うちのクルサースパとか「いつか未来に現れる英雄」って感じの言い伝えではある。言い伝えだけはそう
>>830
こう、予言されてるような存在?ネタバレ解禁でよろしよすか?
平安京のネタバレ禁止期間過ぎましたね?それでは────
ガフッ(吐血)
ま、まさかまさか…。男体化に伴って公式の酒呑童子と差別化するために八岐大蛇の子としての側面をピッカプして伊吹童子が鬼として振る舞う為に酒呑童子と名乗ってるってしたのに公式で伊吹童子をお出しされるなんて思わないじゃんアゼルバイジャン。
しかも「これ酒呑って言うより実質伊吹童子だよなぁ。真名酒呑童子(伊吹童子)とかにでもするかぁ」とか思ってた矢先の出来事という…。なんなら父親由来で草薙剣を、酒呑童子の死因宝具で童子切を持つ二刀流セイバー版の伊吹童子(酒呑童子)とかも考えてた………
しかも何ですかあの第一再臨は!?ロリラミアっ子とか私を性癖的に殺.す気ですか!?再臨したら縦セタおっぱいお姉さんになるし悠木碧さんの演じ分け神がかってるしで最高過ぎる!
個人的に簡易霊衣の「ふふふはははは!」と「シャアッ!」と「見よ、災いを此処に!」が好き。
いやぁよもやよもや、後出し気味に出した上杉謙信はノーカンとして私作のサーヴァントで最初に実装されるのがこやつになるとは思っても見ませんでした。このスレで最初に作ったサーヴァントですし引くしかない────引いた。
ところでこの方、SERVANTって付いてるんですが…期待してもいいですか?段蔵ちゃんのスーパー絡繰機能が出てくるたびに、得意げな顔をしたカシンちゃん(概念)が頭をよぎる。
いやぁ、八岐大蛇系、天叢雲剣持ちとか作ってる人にはぶっ刺さる特異点でしたね。公式神剣がマジモンにヤバい代物で、使った人物があるだけ真名が変わるとは……。
個人的にはヒュージベアー号と同等なものが後二機ある事に驚きでした。なので、碓井貞光のサイバードラゴンに関しても「余ったパーツとかで作ってもええやろ」的な考えで出しました。プルフラス「ハロウィンが終わってしまった……我は無力だぁ……」
ロゼ「げ、元気を出して。プルフラス」
赤鼻のルドルフ2世「メリークリスマスなコズミックアイドルだよ!(挨拶)」
二人「「ひゃあ!?」」
赤鼻のルドルフ2世「黄色い声援ってやつだね、どうもどうも。そしてこれは豪華な手作りブッシュドノエル。とても一人じゃ食べきれないからお茶会でも開こうとお誘いに来たルドルフだよ」
プルフラス「…………し、仕方ない奴だな。誘いに乗ってやろうではないか」
ロゼ「……ふふ、ありがとうございますルドルフさん!」
ルドルフ2世「どういたしましてだよ、えっへん」
というのクリスマスちっくな会話を前スレに乗っていたルドルフ2世見て思いつきました。源頼光=丑御前(鬼ヶ島参考にするに神霊規格)
酒呑童子=伊吹童子(神霊規格)
ツートップがそれぞれ内側にもう一人の自分(神霊)宿してるのほんとやばば
あ!そう!静御前に言及あったんですよ!嬉しー!!いつか公式でヒュギエイア出る日が来るのだろうか…来るとしたらどうなんだろう
ネタバレ、いきます!
いや、平安は自分としてはCM見た中だと琴線は特別触れないかなぁとか思ってたんですが!なんですか!平景清って!源義経って!!!!泰衡の地雷をやすやすと踏み抜かないでくださいよ!!天災は忘れた頃にやって来るって奴ですか!この場合は天才?どうでもええわ!!
というかホント本気で泰衡にとって特大地雷案件なんですよ義経ってのが!しかも!?景清!?ハア!?何ですよ!!作者の私でもどんな顔すりゃ良いか、泰衡がどんな顔するか想像出来ないんですよ!?仇取ってくれたようなもんで、恩人みたいなもんである景清が!!義経!!?ハア!!??何様だと思うし!ふざけるなとも思うし!!やりきれないんですよ、やるせないんですよ!!
これでもう一本幕間書けちゃうんですが!?でも個人的なポリシーとして二次創作物に原作キャラは極力出したくないんです、それでも!それでも!臆!!無理、無理無理無理こらえきれない!折り合いなんてつけられない!泰衡息してないよこんなの!ろくに出せてやれなくてごめんよ!本当に、本当に、私も今回は辛いんだ、辛いんだ!!いやぁばらきーと綱はより月姫らしいというか遠野系というか、鬼特有の悲劇が濃くて好きだし、大我や斑に生かしたいなあと思いました
>>835
しかもカルデアに居る段蔵ちゃんは機能万全では無いという。おのリン!
>>836
なんで三機なんや全員に配備してやってもよかったやろ(三機分しか無かったとかは聞かぬ)。とも思いましたがまあ今の碓井さんの設定も良いのでこれはこれでヨシ。
>>837
ハロウィンが終わったらクリスマス。どこのソシャゲでもやってる常識だべ。邪馬台国で収穫してたと思ったら虚数の海で海水浴してるソシャゲなんて邪道だべ。
>>838
やはり酒呑童子(伊吹童子)と玉藻の前(天照)を退治したから日本の神秘が薄れたのではないか?とも思いましたね。
なんと、まだそこまで進めてないのですが楽しみにしてますね。
>>839
何がいいってこれ土蜘蛛さんの宝具時のイメージにピッタリなんですよねぇ。あ、そうだ。
リンボ殿の最終再臨絵が大変ドスケベでしたので、バフォジャックもあんな感じで行こうと固く決意しました隠神刑部「酒呑が伊吹童子で源氏の大将が丑御前……んでもってあの女狐が天照……やはり儂が天探女なのも必然か……」
あと熊野のせいで自分の中のメカエリチャン、ギリシャ由来説が強くなってしまった
もうこれフォーリナーも抑止の守護者も根源接続者もいるでしょ、と開き直れるようになった
うちの平安組もそのうち改修しようかな……わーい曼荼羅ネタバレ解禁ですね
〇鬼一法眼、型月時空だと『義経記』準拠っぽい
〇八岐大蛇(旧ここのえ版安徳天皇)と鬼一法眼がほぼ没に近くなってしまい、気に入ってる部分をどうしよう
〇竜種スキルis何。竜種の魔力炉心付きでいいなら、禹のスキルもそっちで統一したい
〇機神がワールドワイドで単独トップという訳ではないっぽいのでやったぜ
〇太公望「軍隊丸ごと転移とか、それ土遁か――!?」公式補正で能力が上がるぜ☆
〇禹「神&竜の災害竜を倒した奴が中国にもいるんですよね、禹っていうんですが」>>850
心の中の禹が「見たいッ!」って!
禹(水着女媧様だと…まずい…)個人的には型月における陰陽道についてもうちょっと詳しく知りたかったところもあったり
まぁ逆に公式から何も言われてないから自由に盛り盛りできるってことでもありますけどー皆さん荒ぶってらっしゃる。自分は曼荼羅だとリンボと茨木童子周りの設定とかが特に刺さった感じですかねぇ。伊吹童子やゴールデンも良かったし。全編通して楽しかったです。
元々茨木童子は好きだったのですが、やはり親の影響で鬼に変性っぽい設定とか、鬼種の反転衝動とかの説明でより楽しくなってきた感。
そこら辺の影響で(昨日からちょいちょい言ってたけど)クッチーのキャラのイメージをより掴めたような印象。「クッチーって精神面ほぼ鬼種というか、人の器に鬼の精神構造が入ってる感じなのでは???」ってマジで思った。
仮にクッチーを茨木童子のポジションにおいても、彼には酒呑童子とか渡辺綱な立ち位置の奴は居ないんですけど。元々クッチーは「言峰っぽいキャラかなぁ…」って思ってたけど、ロリンチちゃん(だったかな?)のリンボ評を見て、動向的にはリンボっぽく書けばいいのかな?と思った章でもあるかも。
クッチーに「お前必ず将来妹殺しちゃうんだぜ…?」とかって言ったら本編の道満→リンボみたいな感じになりそうだし。(今んとこはクッチーが誉を殺/害する予定はないけど。)では貼りまーす
【CLASS】アルターエゴ
【真名】女媧
【性別】女性
【身長・体重】170cm・56kg(255kg) (後者は蛇身時)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久C+ 敏捷C+ 魔力EX 幸運EX 宝具EX
【クラス別スキル】
道具作成 : EX
世界そのものを再構築可能ゆえ文句なしのEXクラス。でも今生きる人を慈しむゆえ、世界の書き換えなどはしない
陣地作成 : EX
同じく創世の権能を持つゆえのEXクラス。本来であれば傷ついた世界を補修することすらできる。
対魔力 : EX
龍の相を持つ古き大女神である女媧。人間どころかなまじな神霊の魔術ごときでは柔肌に傷一つつかない。
単独顕現 : C
維持者としての役割を果たすためのスキル。どの時空にも存在するあり方ゆえ k世界そのものが滅ぼうが条件さえ揃っていれば顕現可能。タイムパラドクス等の時間操作攻撃無効。即死や魅了にも耐性がある。
騎乗 : A++
彼女の前には竜種でさえ喜んで跪く。竜種を含む全ての獣・乗り物を乗りこなす。【固有スキル】
根源接続 : A
『 』そのものとも言える大女神。元々『 』に接続していた器を得たゆえ絶好調である。
女神変生: A
元々の器は男性である筈が、「元々こっちだったから」と言って女体化させられた。大変遺憾である。
夏のカリスマ : A
真夏に咲く華のような、人を元気づけるカリスマ……え、季節のことを言ってるんじゃないの?
女神の神核 : B+
生まれながらに完璧な女神であることを示すスキル。擬似サーヴァントの状態であるが器との相性が良いため少しランクが高くなっている。【宝具】
『救世五彩・女媧補天(くぜごさい・にょかほてん)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人〜
女媧が天のひび割れを補修するのに使った五色の石。創世の女神の権能(の一部)であり、世界の維持と補修のための力。五つの元素。こねて混ぜカタチ創ることで生命以外のどんなものにでも変化する。
今回は夏ということなので、高山の万年雪に果汁や小豆の甘煮をかけたかき氷などを再現している。
「化生万物・女媧造人(かせいばんぶつ・じょかぞうじん)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人〜
創世の女神の権能(の一部)であり、祝福に満ちた白泥。補天石よりも更に旧く、人間を造るのに使った泥。生命への干渉権限。白い海。
夏はリゾートのタラソテラピーでリラックス! 使用すればお肌はつるつる、日頃の悩みも吹き飛ぶデトックス!【Weapon】
規(コンパス)、羅針盤
【解説】
ずるいずるい哥哥(にいに)ばっかり現世に降りてずるい! せっかくの夏だしわたしもお出かけしたい!
……幼児帰りしたさみしがりの大女神は兄兼夫も降りた器に降臨し現世を満喫することにしました。当然のごとく器は女体化。依代になった根源接続者に合掌(詩希くんです)
器との相性が良いだけあって大権能の一端を引っ張り出してはいるが、あくまでサーヴァント規格であり全て魔術レベル(すなわち科学で再現できるレベル)の行使ではある。
見た目は伏犧にも似た長い黒髪の女性。胸は美乳(やや大きめ)。華やかなビキニを着てとてもご満悦のようだ。>>861
あと私ゲッシュで「基本絶対公式準拠」って決めてるんですよねぇふぅ……ふぅ……(鎮静中)
とりあえず運営さんは奥州藤原氏を出してくれ。本家と私の中の奥州藤原氏の分別を付けさせてくれ…こんなんじゃ地獄より地獄的…ポイズン…>>856
体だけならほぼパーペキにかわいいの化身である事と中身がハイスペックところ天の助である事でお互いバランスを取り合っている状態だからな……ありゃ、そういえばもうそんな時期ですか>地獄界曼荼羅ネタバレ
といっても源平サーヴァントも鬼サーヴァントもいない自分には今一つ実感がわかない話
強いて言えば、チラッと出た頼朝の台詞を見て「本投稿しなくてよかった」って思ったくらいですかねー(地味に重い)
だってさぁ、あの言葉だけでどう思ってたか、どう思われてたかおおよそ察しがつくじゃあないですか!!
私はこういう「分かり合えなかった二人」的なのに弱いのです…>>846
アルターエゴとビーストの話はうちも少なからず影響ありましたねぇ…
特にアルターエゴの方は「あれ? もしかして神造兵器成分100パーなうちの子(=レーヴァテイン)ってアルエゴ適性ない?」って思わされましたし
あとビーストの方は予想以上に人類愛成分が重要だと分かり完全に目が点になりました
「え? それ英雄応お得意の比喩とかじゃなくてガチだったの?」といいますか
もしやうちのビーストⅤ、ビーストの資格なし…?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E2%85%A4そういや朽崎家の死霊魔術の起こりは鬼種が関係してる訳だから、そこら辺でクッチーと鬼の思考回路の類似性、っていうのを拡張できるのかもしれない、と思う今日この頃。
>>641のSSでクッチー吐かせたりするし、鳳蝶さんに迫られて泣きじゃくるクッチーとか、”TSクッチーが愛の言葉囁かれて強姦されてるんじゃないかってぐらいの憔悴ックスしてるイラスト”が見たいと思ったり、やはり俺にとってクッチーはライナーみたいな感じの心理的立ち位置なのでは…?
ライオンさんとヒュギエイアさんや本家ライナーほど曇らせまくてはいないから純度は低そうだけど。
レージュさんにイラスト頼めないかな…?
>>876
一応現時点でバッググラウンドや性格が判明している人類悪たちに共通するのが人類愛でしょうしね~。
そう考えるとココ的に欲しい情報量の開示は案外多かったのかな。よかった……うちのビースト(?)候補むしろ人類()愛しかない……
退魔四家(七夜両儀浅神巫淨)って
・関東圏限定
・あの四家で日本全土把握してた
・今の生き残りが四家だけで昔はもっといた
この中のどれが正解に近いんですかね?(月姫世界の設定とどこまですり合わせていいかがわからない)(あの魔境を四家でどうにか出来たとも思わない)ぬあ…なんかクセルクセスとクリュプティアの会話うまくいかない…描き終えたけど自信がねえ…
>>885
退魔師自体は他にもいたんじゃないですかねぇ……?多分だけども>>876
アルターエゴはまぁリンボがわかりやすい感じで一人物の一側面を抽出して、そこに不足を補うようにして他のエッセンスを付け足していくのが一般的なのかな……ってのは
とはいえ元々規格がデカい九尾玉藻の分霊もアルターエゴだし、抑止力に魂を差し出したオル太さんみたいなのもいるのでエッセンス云々より「切り離した自我」の部分も大きいのかなと
>あとビーストの方は予想以上に人類愛成分が重要だと分かり完全に目が点になりました
これに関しては悪竜現象とかそれこそ平安時代には清姫や創作とはいえ六条御息所みたいに欲望や情念を拗らせて化生になる類の話は多いし、あんまり違和感なかったですかねぇ
件のビーストV(妄執)なら「人を救う英雄」に憧れて、「人を救う」という目的が「英雄になる」手段化してしまってるとかなら人類愛の範疇に含まれるのかなと>>792
今更気づきました、申し訳ない……
クセルクセス王の大物感強いし、敵であるスパルタ王(レオニダス)を評価してるのも熱いなぁ>>891
イソギンチャク系なのがこう…なんだ…まるで変に目覚めた中学生みたいだけど良いんだ
憧れはとめらんねぇんだ>>869
型月世界における『龍』の扱いも多分にFate世界における藤太の格を爆上げしてる節もあるよね。ぬあああよし!クセルクセスとクリュプティア後半貼りたいんですけど良いですかい!
よぉし、ローゼンと皇ズSS登録完了。薔薇十字団も上手いこと整理しないとな…
>>897
レッツ!カムヒアー!「そなたは彼奴らではなく、彼奴らそのものか。なるほど、なるほど。面白いな、それは。国家や機構とは人間が作り上げるモノ、国家とは人間であり人間とは国家である……良い建築だ」
「それほど我らは大層な存在ではない。死を善しとし、殺人を好しとした殺戮者でしかない」
「いや、そうは思わん。その在り様、王は嫌いではないぞ」
話がしたい、というクセルクセスの誘いにクリュプティアは応じた。最初こそ警戒したがクセルクセスは敵対の意思はなく、むしろ気だるそうに床に座り、「ベッドを使え」と促してきたのである。ちなみに金髪の青年はついさっき追い出された。
クセルクセスはクリュプティアが己について語ると興味深そうに何度も頷く。自然とクリュプティアも次の言葉を紡いでしまい、二人の語らいはそれなりの時間を経ていた。
「もう我らについては話し終えたぞ。今度はそちらの番だ。何故貴殿がレオニダス王にへ報復を願うのか」
「簡単だ。王は勝ちはしたが、負けもした。スパルタであるのならそなたもあの谷での戦いの顛末は知っていよう」
「スパルタは敗北した。レオニダス王は戦死した」
「だが、結果的に彼奴らは自分達より数で遙かに勝っていた我らペルシャを相手取り三日耐えた。この三日で、ペルシャの敗北が決まった。……要するに王は戦で負けたのだ、彼奴に」
クセルクセスの語りは淡々としているが、その節々には熱が籠もり、今にも声を荒げそうだった。生前を語る中で次第次第に彼の胸中でも感情が湧き上がろうとしているのだとクリュプティアは気付いた。
「クリュプティア。故にリベンジとはそなたではなく王がすべき事なのだ。あの時の王は恥ずべき王だった。実を言うと、王はあの時点でやる気が無かった」>>901
「王は争いがキライだ。本当は王になどなりたくはなかったし、他国への侵攻などもってのほかだった。だが時代と民が、許してくれなかった。王は王として兵を率いてギリシャへと攻め込み、そしてレオニダスに出会った。奴はまるで燃えさかる炎で、目を合わせるのもやっとだった。
そうして戦の中で王は怯えた。スパルタ達の命が迸るのをこの肌で感じ、涙が出そうになった。何故王はこんな事をしているのか、何故こんな目に遭わねばならぬのか」
だんだんと気持ちが抑えられなくなってきたのだろう。クセルクセスは早口になりながら次の句を紡ぐ。
「だから王は彼奴に呼びかけた。もうやめよう、争いはやめだと。だが返ってきた答えは一つ。『来たりて取れ』。レオニダスは退かなかった、退こうとしなかった。
そして王はスパルタに勝利し、戦に敗北した。それだけではない、レオニダスにも悪い事をしてしまった」
「悪い、事」
「王は彼奴を見なかった。戦から逃げ、もう嫌だと目を背けた。彼奴が死を覚悟し、命尽きるその時まで戦い抜くと決めた争いの中にも関わらず王は怖くて怖くて仕方が無かった。彼奴と面を向かって戦うべきだったのだ。さっきは時代と民が、と言ったな。あれは嘘だ。王が、全てから逃げた私が悪いのだ」
それが、リベンジの意味。生前何も為せなかったと語る王が最も心残りとするもの。
王としてだけでなく、一人の人間として目の前の現実から逃げてしまった結果の不完全燃焼。
「今ならレオニダスが発した言葉の意味が分かる。彼奴とスパルタ達は自分達の生ではなくその背後にある全てを優先し、守ろうとしていたのだ。王は彼奴が羨ましい、本当に、羨ましい。ああも美しく散る事が出来て、羨ましい。
クリュプティア、スパルタの子らよ。そなた達にリベンジマッチを挑みたい。あの時、本来ならばすべきだった事を今一度、叶えさせてはもらえないだろうか」>>902
クセルクセスの曇りなき眼差しに見つめられながら、クリュプティアは自らの胸の中に眠る者達を想う。ほんの少しだけ、クセルクセスの言う『美しく散る』という言葉に疑問を感じた。
レオニダス王は、美しいとか美しくないとかそういった領域にはいない。ただ彼は自然とああしただけなのではないだろうか。
どちらにせよ、まだクリュプティアには断定できない事だ。あくまでも国家が産みだした概念に近い存在が壮絶に戦ったスパルタ達の心情を全て読み取れる訳ではなく、彼はただ己がすべきだと信じた事を言葉にした。
「……心得た。ならば我らはスパルタとして、貴殿のリベンジを受けよう」
あとね!あとね!決めたの!さっき話した肉の話ね!ヒュギエイアが食べるのよ!北欧異聞帯の話よ!ごめんね!
>>919
そうか…TSクッチーの曇らせックスはかなり厳しい、というかほぼ無理だろうとダメもとだったけど、泣きじゃくりクッチーも駄目?…残念。>>923
そうでしたか。
すみません、急かしてしまって。亥蘇のssが進まない……
いや確実に進んではいるんだけど、この話の目的のシーン(泥要素)に行くまでの雰囲気作りが長すぎて「これイヴまでに間に合うか?」と思い始めている、だからってここで手を抜くつもりもないのだけど
というか多分自分の書いた話の中じゃ過去最高のボリュームになるんじゃないか疑惑ががが
おかしいなあ……予定ではもう少し早く書き上げてペレスの剣陣営プロローグ書くつもりだったんだけどなあ……>>931
チェストォッ!!よっしゃいきまーす
「ふわぁ……」
ある秋の日の午後。私ルナ・アードゥルはあくびを漏らしながら時計塔十一番街ロクスロートを歩いていた。
レンガと石造りの街並み。中世と近代の建物が混在するこの街は、時計塔の考古学科の管理下にある。ここの煌びやかさとは無縁の古い街並みはけっこう好みだった。
私の他にも帰路につく生徒はそこそこいた。彼ら彼女らは思い思いに他愛ない言葉を交わしている。魔術師と言えど、こういうところでは普通の人間で普通の学生なんだと改めて思う。
とりわけ今日は噂話が多いらしい。聞くつもりはないんだけど、聞こえるものは聞こえてきてしまうもので、私の耳にウソかホントかもわからない噂話がいくつも入ってくる。
『ドリィのヤツが奇妙な布教活動をしていた』───とか。
『"何でも屋"がここのところ名無しの教室を嗅ぎまわってる』───とか。
『ユスティングリーの問題児がキラッキラしながら誰かを探し回っていた』───とか。いやそれはちょっと待って。
『いるけどいない。存在がわからない謎の女の目撃情報』───とか。
まぁ、どれも私には関わりのない人たちの話。一部無視できないのがあったけど。
それよりも、だ。それよりもなによりも今日はとにかく。
「ねみゅい……」
そう。眠いのであった。
原因はシンプルに寝不足。そして寝不足の理由は夜更かしとまぁ自業自得でしかないのだった。……一つだけ言い訳させてもらうと、夜更かしは私の意志でやっているわけじゃない。>>935
私は『夜』という起源を持つ。
これが厄介なもので、私という存在は私の意志に関わらず夜を目指すようになってしまった。
例えば光の届かぬ闇。例えば月が照らす狂気。例えば怪異の跋扈する暗黒の世界。そういうものに私は引き付けられてしまう。
大げさに言ったけど実際はとくに大きな害はない。せいぜい良い子が寝る時間でもなかなか寝付けなくなるくらい。
……。それと、鏡に映らないとか流水を渡れないとか影がないとか、そういう特性も夜には浮いて出てくる。
どこかで見たような、聞いたような特徴ばかり。魔術師でなくても知ってるような怪物の特徴。おまけに私は血を吸うことで扱える能力なんてものを持っているんだから、いよいよ言い訳できない。
鏡に映らず、流水を渡れず、あるべき影が無く、人の血を吸う。
そう、これではまるで……。
「吸血鬼?」
「わあっ!?」
気づけばすぐ背後に誰かがいた。
隠密用の魔術でも使っていたのか声をかけられるまで気づかなかった。気を緩ませすぎだ、己も周りも魔術師ばかりだとわかってるはずなのに。
感情の処理も思考の回転も半端なまま顔を向ける。
そこにいた人を、私は一瞬だけ人だと思えなかった。
「んー……?」
私とそう変わらぬ背丈。私と同じような健康的じゃなさそうな白い肌に、これも私と同じような色の薄い髪。ぼんやり赤く見える目がこちらの目を引く。私と同じ制服を着ているから時計塔の生徒だということはわかるが、わかるのはその一点だけだ。それ以外は何もわからない。
この子の雰囲気の特異さはある意味王のようであったローザ・ユスティングリーのそれとも違う。魔術師のようでいて、魔術師らしからぬ奇妙な空気があった。>>937
というか、今、私の心を読んでた?
「ねぇ、あなた吸血鬼なのぉ?」
「えっ、えっ!?」
読んでる! やっぱりこれ読まれてる!
「うん、感じてるわよぉ、素直な吸血鬼さん」
「え、待っ、しー、しー! お口チャック! とにかくシャラップ!」
「ん~」
あわてて目の前の少女の口をふさぐ。私が吸血鬼、いやいや吸血鬼もどきであることはちょっとした秘密なのだ。それをこう簡単にバラされちゃうなんてたまったもんじゃない。
「ぷは。なんなんよぉ、もう」
周囲をそれとなく意識してみたが私たちに誰かが注目してる様子はない。
あとはこの子に吸血鬼じゃないことを分かってもらえればそれでよしだ。
「ねぇ、どうして吸血鬼さんがこんなところにいるの?」
「ち、違うよ? 私、吸血鬼じゃないよ?」
「本当にぃ?」
「うん、ほんとほんと」
「牙とかぁ、生えてない?」
「生えてない生えてな───んぃ!?」>>938
にゅっと伸びてきた両手が私の口を遠慮なく開く。え、いや、ちょっ……!
「にゃ、にゃにふぃて──」
「うーん、本当に生えてないのねぇ。じゃあ角は? 羽は? あるの? ないの?」
口から離れた両の手はそのままわさわさぺたぺたと私の身体を這いまわる。まずは頭、次いで首。それから背中、胸、腹と次々に触れていく。
ほぼ密着しているような距離であちこち触れられて、くすぐったいやらむずがゆいやら。馴染みがなさすぎる感覚に身体がぶるぶると震えてしまう。
「んふふ」
対して少女はなんとも楽しげだ。
「んぇ、ぅ」
そして私は変な声が漏れている。
あ、わ、だ、ダメこれ、離れてもらわないとダメ、おまわりさん、おまわりさーん!
「んー……うん」
と、私が何をするでもなく少女は離れてくれた。よ、よかった…………。
「ど、どう? 私が吸血鬼じゃないって、わかった?」
「……ぅ。……あぁ、そうねぇ、吸血鬼さんは半分くらい吸血鬼ねぇ。でもぉ、目は紅いし、髪は白いし、吸血鬼っぽいわよぉ? ……あふ」
「ぽいだけ、ぽいだけだから!」
「そーお? でもあなた血を吸うって……ふぁぁ……」
何度もあくびを繰り返す少女。……? なんだろう?何かスレが進んで人類愛の議論を……? 取り敢えず、私のビーストは人類愛あります!
私のビーストって、愛歌様にでもなったみたい……。
>>931
イエス。>>939
「……もしかしてあなた、寝ていないのぉ? なんで、こんな、眠……」
まるで私の眠気が移ったかのよう。あくびは移ると聞くけど眠気もそうだったろうか。……いや違う、私も眠いままだ。
どちらかというとこれは私の眠気をそのまま感じている、ような……? なんで?
「んぅ~……駄目ねぇ、今日は帰らなきゃ」
途端、すぅーっと少女は薄れ始めた。認識は曖昧になり徐々に正しく見えなくなっていく。
「……ばいばい、吸血鬼さん」
その言葉と共にふっと消え、後にはなにも残らない。
「ば、ばいばい……」
もう何が何やらわからぬまま、誰もいない空間にそっとつぶやく。
やっぱり人間じゃなかったのかもしれない。妖精か、幽霊か、幻か。いくらでも可能性は考えられるけど、今はそんな考える頭がない。
なぜならば、眠い。
今の私はもう帰って眠ることしか頭にない。
「……帰ろ」
もう限界近くまでぼんやりし始めた頭で、夢だったのかな、なんてそんな風に思った。
もちろんその出会いは夢でもなんでもなく。
この少女がアンゼリカ・K・シェリンガムという名の人間だと知るのはこのすぐ後の話。
この少女こそが巷でささやかれていた噂の原因の一つだと知るのはもう少しだけ先の話。
『考古学科には吸血鬼が隠れてる』なんて噂が広まるようになるのは……後でも先でもなく、今この瞬間からのお話。……まぁ、やっぱり私には関係ないけど。ないったらない。ないのです。表向きの職業は夜の街に君臨する“生ける伝説“と呼ばれるホスト、その本業は宿曜占星術の使い手にして聖杯獲得を目論む暗躍者。
その名も祁答院京耶(けどういん きょうや)─────此処まで考えたけど、こっから先が出てこない。やはり自分に悪役作りは向いてないらしいうちのマスターも鯖も善タイプが多いがそれゆえに人類愛も多めでビースト適性が高めな奴が多い気が
まあ一番ヤバいのは人間に対して一番冷めてるはずの詩希なんですが、根源接続的に
あと今回のペレス主従は人類愛はあっても割と真っ当にすぎるところあるんで恐らく獣にはならないですね>>942
私前々から「アンゼちゃんはもしかして概念上ルーナ(映画版だとかわいいあの子)なのでは」って思ってたけど本当にそうな気がしてきた
……それはそうと今女の子二人が密着してるって言いました?(ガタッ)>>949
どうぞー
あと次スレ立てて来ますね『玩具箱』
「さて、こんにちは。良い天気ですね、李達龍さん」
「ええ、本当に良い天気ですね、野紀さん」
幼き少年のような男性と、金髪碧眼の長身の男性がテーブルを挟んで座っている。達龍と呼ばれた幼い顔つきの男性は一切の隙を見せないように論理で武装された顔つきであり、逆に野紀と呼ばれた碧眼の男は隙だらけのようにニコニコと笑っている。
「さて、なぜ僕たちのところにあなたが?あなたはただの社長。そうでしょう?」
「ええ、そうですね。別にマフィアなんかに手は出していませんとも。だって面倒でしょう?色々と」
「では、なぜ?」
「さて、何故でしょう。とある縁を手繰って貴方と偶然知り合った、とか面白そうじゃないですか」
「モヤのように話をすり替えないで。論点と議題が不明瞭です。不明瞭なことに価値があるのなら僕はそれに乗っかりますがそうでないなら許しませんよ。大方、獅龍鳳(ウチ)が魔術絡みのマフィアであることが理由でしょうが」
「おやおや、目敏い。では本題に移りましょう」
野紀がケースから開いてみせたのは透明な粉だ。透明度が高くて一瞬何があったのか疑ってしまうほどの粉。ただの技術ではこうはいかない。
「………薬、ですか。しかし見たことないタイプだ。普通じゃ中々見ない」
「魔術で作られてますから。いや、正確には魔術と既存の薬物の化学技術ですが」
「それはまた……なぜ?どちらか一辺倒でも中毒性が高いのは作れるでしょう」
「一つはどちらかに偏りすぎるとその偏った方の均衡を保つ組織に潰されること。魔術ならば魔術協会や聖堂教会。科学ならば警察や他マフィア。そして二つ目は……ええ、科学と魔術の融合の影響で呆れ返るほど中毒性と効能が強いんです、これ」
「ふむ、へぇ」業平、道真、オリヴィエでのゴーストバスターズ前編投稿してもいいですか?
「僕たちを疑っている、そういうことで構わないんですね?」
「いえいえ。その線は薄いと思ってますし、今の反応で確信しましたので。だってこれ、流通のさせ方に稚拙がすぎます。あなたが隠したいならもっと上手くやるでしょう。そうじゃないと西行さんの前評判と違いすぎる」
「では、何故かお聞きしても?」
「──────1つ、共同戦線と行きましょう。私たちの手で解決しましょう」
沈黙、沈黙。そして沈黙。
「僕に旨味がありません。あなたが底抜けた甘い人物だというのは知っています。その薬の利権を解決後こちらに渡してくれるとは思いませんし」
「これは恐らく魔術系マフィアのそれだと思いますので。スクラディオ・ファミリーならここまで隠れながら売らず堂々と売ればいい、そして獅龍鳳(あなた方)も違うと言った。ならば別のものだ。潰すに越したことはないのでは?」
「それに使う労力と対価が見合いません」
「そうですか………」
しょんぼり、そのような擬音が似合う凹み方をした後に。
「じゃあ、頑張って協力してもらいましょう!」
間髪入れず達龍の傍らにいた美少年が拳を振るう。それは気功術によって鍛えられた功夫の一撃であり、命中した際には標的の臓腑を的確に破壊せしめんとするもの。戸惑いのひとつもなく穿たれた掌底は野紀の肝臓を的確に砕き………「ダーメっすよー、そんな物騒なぶん殴り方しちゃあ。死んじゃったらどうするんすか」
同じぐらいの年の瀬の少年が野紀と拳の前に現れ、装飾されたナイフで防ぐ。単なるナイフ程度容易く砕くはずの拳で砕けない。よく見れば瞬時にナイフの切先を起点とした結界が貼られているではないか。
「あとそれと、君も俺ももう多分動けないから俺と一緒に大人しくしとくっス。爪先に隠した毒の飛刀ぐらいわかってるっすよ」
「………驚きました。まさか初見で気付くなんて」
「蘭猫さんにはお世話になったんで。あとスラム育ち舐めんな」
暗器を仕込んだ足先は振り上げようとした体勢で止まる。その影に突き刺さっている釘……影を縫い止め動きを止める特別な釘がナイフに隠されたマスケット銃から撃たれたからだ。ただそれは、ここで戦闘を重ねた二人の影がちょうど重なっているところに突き刺さっているため結果的に二人とも動けないことになる。
「言い方が悪かったですね、話を戻しましょう。私があなたは参加せざるを得ないと言ったのは、こちらの資料があるからで」
「これは………ふむ、なるほど。確かに、動かないわけにはいかない」
「総勢四桁ほど。微々たる人数ではあるでしょうが、それでもあなたのところの傘下がこの薬の中毒者になったことは事実です。看過していれば広がると思いますが?」
「ウチの管轄内で広がれば稼ぎも減りますしね。………それで、まさか本当にこれだけで動くとでも?」
「いいえ。ただ一つあげられるものといえば……この薬を作った『玩具箱』の生死の処遇、とか」
「それは?」
「多くの人間の過去の一切全てを蒐集して玩んでいるのが玩具箱という組織ですよ。もちろん、あなたの過去も」
「なるほど、乗りました」
思い出したくない過去を所持するのならば、その上で自分の組織を犯すのならば、潰さねばなるまい。「ではまず玩具箱が作った薬を流すマフィアの特定ですね。アジア系統は僕が抑えているのでまず疑うべきは西欧でしょうか?」
「いいえ、あそこは魔術協会の総本山です。あそこでそのような真似はできません。魔術系マフィアなんて許すはずがありません。あなた(獅龍鳳)やスクラディオ・ファミリーが協会に邪魔されることなく魔術系マフィアとして栄えたのは土地が西欧ではなかったというのも一つの点ではありますので」
「なるほど……ならスクラディオがいるアメリカもなし…………メキシコか、ブラジルか?」
「アフリカ大陸はそれどころではないでしょうし、その考えは合っていると思われますね。その方針で進めましょう」
「ええ、ではその方針で。………しかし、うん。あの人の前評判通りだ」
「おや、西行さんが私に何か?」
「行動に移すときは既に九割方相手を思うように進めるような策を実行している、用意周到通り越してる、鳴かぬなら無理やり鳴くまで待とうホトトギス、などですね」
「わぁお、すごいdis」
李達龍さんと王宇轩さんをお借りしました>>958
了解しました。よくてよついたのでゴーストバスターズを投稿します。
藤丸立香たちがレイシフトした先の特異点に奇妙な反応があると、カルデアの管制塔から連絡があった。
そして特異点某所では奇妙な噂が街中に流れている。
「仮面を被った美女の幽霊さ」
と、アーチャー在原業平が言ったので、聴いたカルデアのマスターである少年藤丸立香が笑った。当然である。仮面で顔面を確認できないのに美女かわかるわけがない。
「業平さんらしいな。幽霊でもなんでも、とにかく美女にしたがる」
「顔が見えなくても美女なら美女とわかる達眼を持つからこそ歴戦の勇者ってものだ」
「連敗を重ねても歴戦は歴戦ですからね」
そう言ったのは同じくアーチャーである菅原道真。在原業平とは生前から旧知の仲であった。
幽霊とやらの目撃談が多発している場所を調査したらどうか、と言い出したのはライダーのイオラオスである。マスターとして了承した立香は言い出しっぺのイオラオス自身が調査の指揮をとるものと思っていた。
「え?嫌ッスよ」
「嫌なの?」
「ッス」
うん、と頷くイオラオス。>>962
「冗談じゃないッスよ。自分で指揮をとらなくてはならないのなら、こんなアホらしいことを提案したりしないッス~」
てへっと可愛らしく小首を傾げて笑うイオラオス。
「物好きのお調子者にお任せしちゃいましょう!」
そうして、物好きのお調子者はすぐに見つかった。在原業平が立候補したのだ。
「なに、幽霊の類いなら祓い人であるおれの仕事だ。もし美女ならば、やはりおれが出るべきだろう」
「そうなの?」
「そうだよ。女に声をかけるのは男の義務だ。おれは義務から逃げようとしないだけさ」
などと自己肯定しながら、業平は道真を誘った意外にも道真はそれを承諾。みんなは生前から交友関係がある二人だから、そういうこともあるかと思ったが業平が次のように提案をすることまでは予想しなかった。
「どうだ、オリヴィエ君もいっしょに探検に行ってみないか。この特異点で手持ち無沙汰だったのだろう、退屈しないで済むぞ」
「私か?亡霊退治は門外漢なのだが……」
「オリヴィエ殿、業平殿がせっかく勧めているのですから、彼の悪意を無にしないほうがいいですよ」
「そうか道真、君も行くのだったな」
「世の中には、なりゆきとかつきあいとか言うものがありましてね。面倒なことです」
「そうか……ならば私も行こう」
「ほう、そうかそうか、オリヴィエ君はおれよりも菅三のほうを信用するのか。へー」
業平はわざとらしくひがんでみせた。
こうして、たった三人の一党(パーティー)が結成された。>>964
業平たちは幽霊が出るという場所へ調査に向かった。
「ここはアイアスの面よりデカいドブネズミが棲みついてそうな場所だ。気をつけて進もう」
悪意剥き出しで業平が言う。
「獣やゴーストエネミーならば剣で斬り捨てればいいが、在り方が特殊な怪異ならば私ではできることはないぞ」
「心配するな、ナポレオンではないがおれの辞書にも不可能の文字はないさ」
「失敗とか挫折とかいう文字はありますよね」
菅原道真が冷静に指摘したのでオリヴィエは思わず笑った。当意即妙、絶妙なタイミングというのはこういうものだろうとオリヴィエは思った。
今日はここまで。チャラ男、昔馴染み、真面目な騎士の組み合わせを書きたかったんです。エミュがおかしいとかありましたら教えてください。七海「―――空が黄昏に染まり、世界の全ては破滅へと向かう。
終末の時、我は巫(かんなぎ)を執り行う。
大神の名に賭けて、我は魔を断つ刃であることをここに誓わん。
我が剣、我が力の銘は―――世界樹の詩篇(ケニングエッダ・スカンジナビア)!!!!」
詠唱考えるの楽しいけどイベント中ってのもあって時間が足りない……()>>963
縦セタ!!縦セタだ!!色っぽくて素敵!!
蜘蛛の巣柄のあるズボン?とか、所々に蟲っぽい意匠があるのも嬉しいですね。
速攻で保存ですよええ…!>>957
事が済み次第、いざ殺し合いとなりそうな協力関係だ…。アルターエゴ召喚シーンは次スレに投下しよう。
眠くなったので今日はこの辺で。>>976 の『狐狸狼虎』ってお話に景伏さんお借りしました
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/とある開幕のお話
じゃあこの短編集で出てきた新組織貼っとこう……あとでフリーに置く
『狐狸狼虎』
狐、狸、狼、虎の四つの貌を持つ群れにして個の獣。人型の体に人の着る服、それぞれの頭部が禍々しい獣であり、人語を解し話すことから元は人間であったと考えられる。
他者に化け、貶め引き裂き臓腑を喰らうこともあれば堂々たる力を振るい他者を肉塊にすることもある。物理的な脅威度で言えばここ数年でもかなりのもの。
狐狸狼虎が夜半時には人を喰らう。元はとある町の「うわさ」程度のものであったのが次第に都市伝説になり、目撃例が挙がり、被害が出る。そうなってしまえばそれは神秘の流出に他ならないと監査に赴いた協会の指先が帰ってこない。多くの被害が出た頃には、協会の要請した隠密チーム、戦闘チームがほぼ全滅するほどに強くなっていた。
『甘い妄想』
常に微睡みの中にいるような子供。気分が向けば会話を試みることからちゃんとした言語コミュニケーション能力はあると思われる。おそらく人。
精神感応に関連する呪詛や魔術において圧倒的なまでの力があり、それはおそらく普通の魔術師で至れるものではない。
その特化性は呪いが精神よりも扱いの難しい魂に寄生することにあり、この厄介極まりない性質のせいで協会の精神関連に特化したチームがほとんど全滅した。貴重なものが好き、という性質上多くの優れた魔術師を食い散らかしている。
『玩具箱』
その実態を見た人は誰もいない、二次元上のイラストでネットワーク上に現れてはキャハキャハと笑い個人情報をばら撒く道化師集団。
………だけならばいいものの、それと同時並行で様々なところに配られるアドレスが文字通りの「電子ドラッグ」であり、これは魔術と科学の融合とも言える。本来の意味の電子ドラッグではあり得ない依存性と致死性、そしてネット上で騒がれてしまっている事態から迅速に対処しなければ神秘の秘匿が破られてしまう。
………別の世界ではウィザード、コードキャストの先触れとも呼べる力。科学と魔術の融合という次世代型の愉快犯である。>>969
好感が持てる相手の場合:最低でも六割褒めた後残り数割で欠点について長々と解説、ただし六割も言い方が悪いので周りからするとあまり褒めているように聞こえない
好感が持てない相手の場合:褒めと欠点の割合はだいたい同じだがところどころに理不尽な減点を挟んでくるため全く褒めているように聞こえない
なのでだいたい正しいかと……イズーナの能力説明文を少し改修しました:
魔術師としてある程度人工的ではあるが最高レベルの資質と能力を有している。
魔術回路は約1500年続いた家系のものである為、その量と質は凄まじく強靭。魔術刻印もそれに応じて凄まじい練度のものを継承しており、体中の至るところの他に骨格、心臓に刻まれている。
母胎の中で胎児になる直前に遺伝子操作を施されており、それによって竜墓での環境適応を促進させる為の肉体が形成されるように仕向けられている。その後に加えられた肉体改造では:
・竜の炉心
心臓を竜種のものに取り替えられていて、呼吸するだけで膨大な魔力を生成する規格外の遺物。スカンジナビアで知られる伝説の竜種から来ているらしい。
しかし、絶えず生成する魔力は人の身には余るもので、ある程度のガス抜きをしなければ魔術回路に悪影響を及ぼす。
・魔銀の骨格
骨格の殆どに魔銀(ミスリル)を鋳込まれており、その部位に魔力を流し込む事で肉体表面に小さな結界を展開する事を可能にしている。当たり前だがめちゃくちゃ硬い。
しかし、魔銀を体内に埋め込む事自体が人体に悪影響を及ぼし、肉体の劣化を促進させてしまう作用がある。魔力を流せばある程度の緩和は可能。
このように利点と欠点を兼ねた改造であり、防止策を講じなければ経年劣化で肉体の老衰が早まり、稼働期間が短くなる。
イズーナな対策として、魔銀に竜の炉心から生成される魔力をガス抜きに使用し、二つのデメリットを同時に和らげている。
ルーン魔術を扱う家系でもあるので一通りの熟練度を修めており、竜墓の管理職という立場上、オールラウンダーな戦闘能力を有している。しかし戦闘特化ではないので、執行者といった対人戦のプロフェッショナルには遅れを取る。
時折、イズーナは戦闘中にアツくなって自前の魔術を忘れてしまい、魔銀の強硬さに物を言わせた脳筋方面にシフトチェンジする事もしばしば。
サーヴァントを使役した戦闘となれば最高クラスのマスター適正ともなり、サーヴァントの高ステータスを引き出せる。身も蓋もない言い方をすると非常に優秀な魔力タンク。
余談だが、逆上がりができない。ちょっと待って。落ち着いてよく考えたら改造が過ぎて何だか引いた。やっぱり炉心と魔銀は抜こう。
>>998
黒い衣装の方が好きなのは内緒。1000ならエクストラクラス
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#176
1000
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています