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ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/>>2
あい。立て乙~
>>2>>2
立て乙&チェスト立て乙です
進撃する人類悪 セクメト。
ラーを信仰しないモノを悉く蹂躙する彼女は血染めの砂漠によって己の領域を拡げ、疫病とそれから生じた魔獣、そしてそれを恐怖し、彼女を受け入れた者を取り込んで突き進む。
カルデアと共に戦っていたサーヴァント:イピクレスまでを取り込み、窮地に追い込むもののヒュギエイアにより疫病とイピクレスは抑え込まれ、魔獣もライダー:アルミラージが狩り続けた。
ラー信仰に由来しない攻撃では傷つかない彼女をランサー:ジャン・アンリ・ファーブルがラーの一側面 太陽神ケプリの神性を与えたスカラベが削り取る。
しかし、それでもなお神の宝具とも言えるセクメトの肉体は健全であり、カルデアのサーヴァント達を退けた。
セクメトをファラオであるスコルピオン一世がその身を呈した宝具の砂嵐によって足止めする。
その一瞬の隙に神眼のアーチャー:ファラオ・メネスが逆転の一手を打つ……!
「礎(よ)は創世神 プタハ神の加護を受けし統一神王 メネスである。ならば、プタハ神の権能、我が手にありて輝かん!」
創世神プタハは別名を「神々の鍛冶屋」とし、鉱物等の地下資源に精通するが故に冥界の神・オシリスとも同一視される。
皇帝特権と聖牛礼装によってプタハの権能を引き出したメネスは、その冥界へとセクメトを落とした。
「プタハ神の配偶者に対して、これを振るうのははばかられるが、我がエジプトを踏み荒らすとなれば容赦は出来ぬ」
メナスの宝具『永久に刻まれし原初王令(フウト・カ・プタハ)』解放。
霊基のスペックをフル活用し、恐ろしき人類悪 セクメトを彼女と同格であるプタハ神の力によって封じ込めることに成功している。>>7
しかし、まだ一手足りない。
セクメトの『ネガ・リラジウス』によってラー信仰をしていない者からの攻撃、その一切を無効化している。
今も、あくまで既に与えたダメージの回復を遅延させているだけに過ぎない。このままでは押し切られる。
「不味い!セクメトめ、冥界から逃れるために翼を生やすか!!」
自己改造によって本来存在しない翼を生やし、人類悪 セクメトは地上に復帰しようと足掻く。
だが、その瞬間……上空から飛来した落石……否、投石がセクメトの翼を打ち砕いた。
『███████████████ ────────────!?』
ラー神ならざる者には傷つけられぬはずの自身の翼が穿たれたことに、流石のセクメトとて動揺する。
見上げれば、其処にはボロボロの袈裟を纏い、痩せこけた剃毛の男がいた。
カルデアのマスターはその男を知っている。
紀元前の終幕と西暦の開幕の間隔、ゴルゴダの丘、枢要なる特異点にて出会った大逆の徒。
未だ地獄にて裁かれ続ける、その男は……覚者の加護を破り、仏身を傷つけたモノ。
最上級の対粛清防御すら撃ち抜く、その身が宿す業は獣の持つ権能をも超克する。>>9
未だ断罪の最中にあり、無間地獄の罰則をその身に宿すアサシン:提婆達多は毒炎や剣山を駆使して、セクメトを責め立てる。
提婆達多の『三逆の業』によって、『ネガ・リラジウス』は破られ、セクメトにも徐々にダメージが蓄積していく。
しかし、ビーストクラスの神霊が持つ霊基出力によってなおも有利に戦闘を進めていた。
────その均衡が、直後に崩れる。
『█████████ ────ッ!?』
セクメトの視界が歪み、脚がもたつく。
自身の不調にセクメトは僅かに困惑するが、次第に感覚の狂い、その正体を理解する。
それは生前の己が死の間際に感じたモノ、即ち酩酊である。
「ようやく酔いが廻ったか……我が小宝具『狂酔戦象(ナーラーギリ)』は既に血染めの砂漠へと沈めてきた。」
提婆達多の小宝具『狂酔戦象(ナーラーギリ)』は酔毒に侵され、覚者を始末する為に差し向けられた象。
それを取り込んでしまったことで、その酔毒がセクメト自身の身をも蝕んだのだ。
疫病の化身である己が逆に侵されるという状態は流石に女神と堪えているようである。
「決着は礎(よ)がつけよう。マスター、令呪を回してくれ……」>>10
令呪と聖杯によるバックアップを受けて、統一神王の威光が人類悪へと振るわれる。
「セクメト神よ。確かに世の全てがラー神を信奉するわけではないが……『信仰』の本質は決して変わることはない。」
「信じる神は違えど、生まれた時は異なれど、全ての者が当たり前のように信仰するモノがある……それは明日(ミライ)。我等はより良き明日を、未来を、来世を想って祈りを捧げるのだ。礎(よ)が妹と共に生きる明日を願う様に、な」
「『信仰』の獣よ。信仰の理を掲げるのであれば、貴女は過去に遡るべきではなかった。既に拓かれた道を消し去るべきではなかった。今こそラー神とプタハ神に変わり、貴女に引導を渡そう……『神威を示す黄金蛇(ウラエウス・ナルメル)』」
それはファラオの王権の象徴。永きに渡りエジプトを統治した者達の生きた証。
『………███ 、 ██ 』
神から人へと世界を繋いだ者達の想いが今、女神との訣別を告げた。>>11
人類悪を討滅したことで、エジプトの特異点は修復される。
セクメトによる被害は無かったことになるだろうが、メナスの王朝の緩やかな滅びは確定事項だ。
「何、女神にアレだけ啖呵を切ったのだ。たとえ滅びがくると分かっていようが、礎(よ)も優れた未来を目指すのみだ。」
「我らが拓いた未来に汝らカルデアがいる。そう思えば、先が楽しみなぐらいだ。故に統一神王として命じる……我らが紡いだ未来の先を、汝らカルデアが取り戻せ!」
偉大なファラオに背中を押され、カルデアのマスターはエジプトの特異点を去る。
次なる人類史の危機へと駆けつけ、未来を取り戻す……その為に。うわあああん前スレでss投下するって予告してたのに風呂入ってる間に機会逃したのだわもう諦めて深夜にしましょうそうしましょう!!!!私に計画を立てて行動するなんて不可能だったのだわ!!!
矢継ぎ早で申し訳ない短めだからすぐ終わるよ!
「会談は終わったかねマスター。随分と浮かない顔だが」
「嫌いな奴らと顔を合わせるんだ。浮かないに決まっているだろう」
ラウが片足を引きずりながら自室へ戻るとサーヴァントであるウィリアム・ブレイクが読んでいた詩集を置いてそう語りかけてきた。北欧の寒さは応えるのか老人は外套で体をこんもりと覆って、少し苦しげだ。
クリプター達による会談は特に目新しい情報も無く早々に終わった。北欧異聞帯へ進入してきたカルデアの足取りは現在追跡中、確認次第掃討する……ラウは機械的にそう告げてきたのだ。
「で、君達のリーダーはなんと?」
「……」
ブレイクが心配ない、と小さく頷いたのでラウは出来るだけ声を抑え、
「『君に任せる』だそうだ」
「では予定通りに?」
「ペーネロペーの確保は済んでいるんだろう?なら後は動くだけだ、プロスペローにカルデアの援護をさせろ。奴らには空想樹をなんとしても伐採してもらわないと困るんだ。それとコヤンスカヤを可能な限り妨害しろ。あの女に告げ口されたらたまったものじゃない」
「心得た。が……その前にまずは休みたまえ。女王の愛玩は堪えるだろう」>>19
ブレイクが指差したのはずっと引きずっているラウの片足だ。マスターである以上前線に出る事のないラウがこのような傷を負ったのは異聞帯の王であるクリームヒルトとの交流にあった。好感を抱いたものは手元に置きたがるのは彼女の癖なのだが、その際に意図せずに爪や牙で相手を傷つけるのだ。ラウも同衾せざるを得なかった際にふとした拍子に右足の肉を食いちぎられてしまった。
「これくらい大した事じゃない。ミアが治癒をかけてくれたし」
「そういう問題ではない。君が計画の中枢にあるのだ、万が一動けなくなれば全てが瓦解する。カルデアの者達は戦力不足で動き出せずにいるんだ」
「だが、だがだ。もう女王はヘグニを眷属にした。このままではカルデアがやられる、それは避けたいんだ」
懐から香水の入った瓶を取りだし、ラウはその香を吸い込む。痛み止めの効能が効き、苦しげだった表情が僅かに和らいだ。しかし今にも倒れてしまいそうなほどに顔色は優れない。ブレイクは眉をひそめながらも、自らのマスターは話を聞き入れないと悟ったのか渋い顔をした。
「ペーネロペーと話してくる。ミアを頼んだ」
「……マスタ-、最後に一つだけ聞いていいかね。君が考えている妹を救う策は、本当に正しいのか?」
「何が言いたいんだ。理論に間違いは無い、キリシュタリアのお墨付きだ。成功する、絶対にだ」
ブレイクは悩ましげにかぶりを振った。
「そうではない。成功するか否かではなく、選択肢として正しいのかと問うているのだ」
「正しいに決まっている。あの子がまともに生きられる、それ以上の良い事が他にあるのか? もう傷つく必要も無いんだ、当たり前に誰かと触れあえるんだぞ」
「『一粒の砂に世界を、一輪の花に天国を。君の掌に無限を、そして一時の内に永遠を』」
ブレイクはぼそりと詩を囁いた。ラウは突然告げられた言葉の意味が分からず、しばし老人の顔を見つめてしまう。悲しみに染まった面持ちでブレイクはマスターを見つめた。
「先ばかりを見るな、君の掌を見ろ。そこに真実がある」>>24
うーんじゃあ貼るよ…?【氏名】ミア・プロビデンス
【性別】女
【年齢】12歳
【出身】ギリシャ
【身長・体重】153cm・43kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】青
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】体の節々に包帯が巻かれた痛々しい風貌の少女
【令呪の位置】
へそ
【魔術回路】質:A量: B編成:通常
【起源】
陶酔
【所属】プロビデンス一族
【魔術・特殊技能・特性など】
血を媒介とした攻撃魔術
【礼装・装備など】
特になし
【外見・容姿の詳細など】
全身の至る所に包帯が巻かれている。顔の半分も包帯で覆われており、かつては美しい少女であった事が辛うじて判断できる。>>27
【人物像】
プロビデンス一族の一員でありラウの妹。
身体中に包帯を巻いているという歪な外見だが性格は年相応に好奇心旺盛、誰にでも明るく接する心優しい少女である。
そんな彼女が何故痛ましい風貌となったのか、それにはミアの体質が関係している。生まれついてミアは生物を惑わせるフェロモンを発する特異体質だったのだ。
長い黒髪は思わず手が伸び、撫でてしまうほどに美しかった。
丸い瞳は誰もが引きつけられ、目線を逸せなかった。
美しい声は耳にした者の心をくすぐり、身を震わせるほどに官能的だった。
まだ幼い少女を体を構成する全てが魔性のモノと言え、そしてミアには不必要なものだった。
何しろ人とのコミュニケーションさえ行えないわけである。一族内でもミアは扱いに困る存在となりつつあった。けれど兄であるラウだけは自らの持つ香水の技術を使って妹を助けてやろうと努力していたり。
気付けばミアは自室に閉じこもり、ラウとだけ触れ合う様になっていた。信じられるのは兄だけ、兄だけは私と一緒にいてくれる…そんなミアの希望はまもなく打ち砕かれてしまう。
ある日の事、いつもの様に部屋を訪れたラウと談笑しながらミアは異変を感じ取った。兄の表情が時折、苦しそうに歪むのである。何かを堪える様に、くしゃっと。
香水でフェロモンをごまかしているのはわかった。だがそれ以上の何かにラウは顔を歪めていたのだ。
ラウは独特の嗅覚を持ち、ミアの放つフェロモンを通常の人間とは全く違うカタチで捉えてしまっていた。
つまるところ、臭かったのだ。
ラウが心の底からミアを愛おしいと思っていたのは間違いないし、彼女もそれを疑うつもりはなかった。それでも、それでも信じていた兄が自分に嫌悪感を抱いていたという事実にミアは何処かで「壊れて」しまった。
自分というものが本当に嫌で、自分の全てが憎くて、だから自分を壊そうと決めた。>>28
長い黒髪は一気に切ってしまった。なんなら剃ってしまいたかったけど、流石に出来なかった。
丸い瞳は片方潰した。両目を潰したら生活できないからだ。
美しい声を発する喉は潰して、しゃがれ声しか出ない様にした。
綺麗じゃない様に、臭くない様に、とにかく「私」というものは壊すべきだと思った。
美しかったミアの肉体はあっという間に醜く歪んでいった。この行動に意味はあったらしく人を惑わすフェロモンは消え失せ、残ったのは壊れた少女だけとなった。
特異体質が無くなってもなお、ミアは自分の体を傷つける事をやめられなかった。というのも何もかもを壊した日、血相を変えて抱きしめてくれたラウの表情には臭いものを嗅いだ事による嫌悪感が無かったからである。
そうだ、どんどん傷をつけよう。傷をつけると兄さんはすぐに来てくれる。血の匂いで兄さんが来てくれる。
臭そうにしない、むしろ怖がってくれる。
だからもっと、もっと、もっと…兄さん見て、今日はお腹だよ。昨日は指だったね。明日はもっと沢山血を出そう。血は臭くない、血で私を洗い流そう。
イメージカラー:ピンク
特技:特になし
好きなもの:兄さん苦手なもの:他の人天敵:兄さん
願い:兄さんと幸せでいられます様に
【一人称】私 【二人称】あなた 【三人称】あの人
台詞例
「初めまして、私はミア。あなたの名前は何て言うの?」
「兄さんったら…過保護で困っちゃう。そんなに心配しないで、ね?」
「痛い、痛い…でも、臭くない!臭くないよね!」連投失礼
こんな感じようちのルーカスがグリンデルバルトの演説を聞いてスタオベし始めた……だめだこいつ早くなんとかしないと……
>>35
グリンデルバルトのような悪役マスターは動かしてみたいなと思いますね。サーヴァント以外にもしもべの魔術師とかも従えてるようなジョニデ顔の魔術師。>>37
邪推だとは自覚してますが、ラウ君の場合、雁夜おじさんみたくそこに(自分の手で)ってのが付きそうな感じがします。
救おうとしたのは良いことであるけど。結局それは妹が自己解決してしまったし、匂いが問題無くなった時点で自傷を止めさせて会話をすべきだった。そこは彼自身の落ち度だとは思います。>>21
痛ましい……あまりにも痛ましい
最初期の頃の兄妹関係からは想像だにしない形になりましたね
報われない事が分かっているだけに、先の暗さがじわじわと漂ってくる感じがしてたまりません>>46
第四回 「ティーンズ向け小説 - ゴーストハント / なんて素敵にジャパネスク 」 紹介者:海棠あまね
今回の登場人物:海棠あまね(A)、プリンス・イン・ザ・タワー(P)
A:こんにちはーっ!さて始まりました今回の世界名著紹介!プレゼンターは海棠あまねでお送りしますよー!
P:やあ。その服装は知っているよ。確か最近の女中はそういう格好をするのだったね。だが、君は読み書きができるようだ。つまり君は良家の子女なのかな?
A:……貧乏平民です、はい。この服はバイト先の制服というか。ついでに宣伝してこいって言われちゃって……ところでなんですけど、もしかしてそちら良家の方だったり?
P:おっと、すまないねレディ・アマネ。自己紹介が遅れたが、私はエドワードというんだ。確かに血筋こそ貴き家の者ではあるが、追われて落ちぶれた身であるからそう畏まらずとも構わない。友人にするように接するといいよ。
A:よ、余計気を遣う情報をどうも……じゃあタメでいくけど……ところで、今日の相方は別の人だって聞いて来たんだけど、それは……
P:彼ならば「改めて内容を確認したら、今回は地雷があるかもしれないから」とね。代打として同じゴーストタイプの私を用意して今回はお休みというわけだ。
A:…………あの、参考までに聞きたいんだけど、今回休みの彼的にはあなたの存在って「アリ」なの?
P:ナシなのではないかな?……ただ、私の場合は根源となっている信仰を絶たねばどうにもならないからね。暴れない限りは静観、というやつなのだろう。彼曰く、「化けて出ると思うなら、最初からちゃんと埋葬すればいいのに」ということらしいが。
A:絶対零度が目に見えるゥ!
P:国民の名誉のために言っておくが、「それらしいもの」は現在ちゃんとウェストミンスターに置いてもらっているのだよ?戴冠は許されなかったが(※1)、眠ることは許されたというわけだ。ありがたいことだね。
A:デスジョークはやめてください!>>47
P:さて。欠席の彼の力添えのお陰で私の調子もだいぶ安定していることだし、預かっている進行目安表に従って進めようと思う。レディ、最初の本の紹介に移ってもらっても構わないかな?
A:アッハイ。……こほん、こほん。では最初の一冊はこちら、小野不由美先生による名作ティーンズホラー・『ゴーストハント(※2)』!
P:おや。私はハントされてしまうのだね。
A:ちが……わ………ない、けどぉ……!なんというか……!
P:気にする事はない。確実に汚名を着せられていることになるいずれかの親戚のためにも必ず真実はつまびらかにし公表したいところではあるが、それまでは悲劇の怨霊としての立場も甘んじて受け入れよう。……とはいえ、別に非業の死を遂げたものが誰も彼も生者を妬んで猛り狂うわけではない、という事は理解して私に対する警戒は皆控えめにしてもらえると助かる。
A:はい……深く心に刻みますから……はい……
そ、それでは書籍紹介の方に移って………えっと、じゃあ第1作のあらすじかな。主人公はちょっと特殊な事情はあれど普通の女の子、麻衣ちゃん。そんな彼女が通う学校には心霊現象が起こるといわれる旧校舎があって……
P:学校?学び舎に怨霊が出るのかな?私にはあまり想像がつかないが……
A:結構メジャーな出没地点じゃないかな。閉鎖された、限られた人しか入れないはずの場所っていうのが恐怖ポイントなのかも。いじめとか、人が死ぬ理由も揃ってるしね。
P:なるほど。学校に悪霊が出るとあらば、管理者は若き学徒の前途のためにも解決せざるを得まい。それでゴーストをハントすることになる、というのがその話の筋だろうか。>>48
A:そうなるね。主人公は事態の解決のために呼び出されたうちの一人であるイケメン所長に借りを作っちゃって、返すために手伝いをすることになるの。
P:借り?
A:彼の助手相手に傷害沙汰の事故を起こして………あと、ついでに高価な機材も破壊したかな。うーん、考えるだけで胃が痛い……
P:人的被害に物的被害、しかし当人は返済能力のない一般人……そのため、代わりとして労働力を差し出すことになったと。
A:女子高生には払えない額だから仕方ないよ。………で、そんな理由で調査に巻き込まれることになった主人公が出会うのが、メインキャラクターの皆さん。ミュージシャン破戒僧にケバ目お嬢様巫女、日本人形系霊媒師に金髪碧眼京都弁祓魔師(エクソシスト)、っていうのがひとまずの内訳かな。このシリーズには偽物の霊能力者も出てくるんだけど、この人たちは程度と分野の差はあれ本物。
P:分野の違うスペシャリストというわけだね。ちなみにその所長というのはどういう分野の者なのかな?
A:あー、うーん……これネタバレになるかなぁ………とりあえずは科学的見地からの分析と現地調査ってことにしておく。霊能力者が対処できるのはあくまで霊的事件だけで、単なる欠陥建築だったりした場合は無力だもの。
P:実際、私たちのできる行為の半分ぐらいはただの欠陥建築だって起こせるからね。
A:そういう……これは本当に霊事件なのか?だとすれば断つべき諸悪の根源になっているのは何なのか?どうすれば霊現象を終わらせることができるのか?っていうのを探っていくのがシリーズごとのあらすじ。いわば少女漫画とホラーとミステリーの中間みたいなシリーズなの。オリジナルエピソード付きでアニメ化(※3)もしてるけど、個人的にはアニメ化してない最終巻のエピソードは重要だと思うから書籍版がオススメかな。漫画版でもいいけど。
(※1:一般的にイギリスの王族はウェストミンスター寺院の所定の部屋にて戴冠式を行うことになっているが、エドワード5世はそれが許されなかった数少ない「王」である。)
(※2:新装版タイトル。改稿前、旧バージョンの通名は『悪霊シリーズ』)
(※3:Amazonプライム会員特典で視聴可能。釘宮理恵出演作品だぞ!)>>49
P:ふむふむ。……おや、霊的現象についての話は他人事ではないためもっと聞きたいところなのだが、残念ながら進行表によればそろそろ次の話題に移らなければいけないらしい。レディ、よろしいか?
A:大丈夫……えっと、次の話は平安時代の日本の宮廷が舞台になってるんだけど、馴染みないよね?大丈夫?
P:心配は無用だ。西洋の宮廷事情についてならば多少は知っているから、それと照らし合わせて考えて不明なところがあれば尋ねることにする。
A:よかった。じゃあ、次。氷室冴子先生より『なんて素敵にジャパネスク』シリーズ。さっきも言った通り、こっちは平安時代の貴族社会を舞台にした少女小説なの。主人公もそれなりに偉い家のお嬢様なんだけど、適齢期になっても結婚してないせいで両親から早いとこ相手を決めるよう迫られてるのよね。
P:貴族社会において婚姻は義務のようなものだと心得るが、何か深い事情があってのことなのかな?
A:初恋の人が忘れられなくてね。……あと、ちょっとした恋愛不信もあるけど。
P:淡い恋に夢を見て、かぁ。いいな、そういうの。私はとんと経験できなかったものだから。
A:……………。
P:私も本当であれば婚姻など考えなければいけなかったのだろうけどいやだいやだくるしいのはきらいだどうしてだろうぼくはなにもわるいことなんかしてないのにねえかみさまどうしてあははははごめんねレディちょっとそこのどうぐでわたしのあたまをおもいきりたたいてくれないか!
A:……え、道具?このピコハン?……え、え…………えい!
(ピコピコハンマーが振り下ろされる音)>>50
P:……げほげほ、話を中断してしまってすまないね。発作みたいなものなんだ。あのお方に特製の道具を借りておいてよかったよ。異教の神とはいえ、こういう時は助け合いなのだね。後で礼を言わねば。
A:あ、そっか。霊の制御なら本業だもんねあの子……子?……見た目がどう見てもピコピコハンマーなのはよくわかんないけど…………仕方ない事なら仕方ないよ。気にしないで続けよっか?
P:済まない、助かる。……ええと、少女小説の話だったね。ということは、その主人公と見目麗しい男性との恋愛の話になるのかな?
A:そうね。主人公は初恋の君の他に幼馴染がいて、最終的にはその人と結婚することになるの。……でも、主人公が持ち前の行動力で陰謀やトラブルに首を突っ込んでいった結果、なんと時の東宮さま(※4)に惚れられちゃったりするのねー。
P:なんと。一介の貴族の身で王に懸想されたとあれば、たとえ思い合う恋人がいたとしても簡単に拒絶はできまい。厄介なことだな。
A:そうそう。それがさらなるトラブルになっちゃって、もう大変。もちろん他の登場人物たちのサイドストーリー的な恋愛模様もあったりするんだけど、私的なオススメポイントはなんとなく古典っぽい雰囲気が感じられるところなんだよね。
P:古典っぽい雰囲気……?
A:なんていうかな、その当時の歴史感、みたいな?教科書の上の和歌とか歴史だけ見てるより、物語として見せてもらった方がなんとなくわかりやすいのね。私、古典の授業とかあんま得意じゃないけど、成績は落とせないからさ。こういうの読んで、なんとなく親しめるようにしようかと思って。
(※4:帝のこと)>>51
P:なるほど、レディ・アマネは勤勉なのだね。勤勉なのはとても良いことだ。私も一応中世の人間なので、好きなだけ親しみを持って役立ててもらって構わないのだよ。
A:あ、うん……確かに薔薇戦争とか何がどうなったのかわからなくなりがちだよね……
P:ああ、ヨーク家の話だね。……叔父上もあの後すぐに亡くなってしまったらしいし、確かに歴史的には覚えづらいかもしれないが……
A:ごめん!ごめんね!横文字のナントカ家とかナントカ朝っていうのが覚えにくい体質なの!なんかもうみんな同じ感じに見える!本当ごめん!
P:むぅ……確かに聞き覚えのない外国の言葉というのは覚えづらいものだな。気を遣わせてしまって申し訳ない。
………ああ、そういえば、少々気になる事があるのだが。
A:はい、はい、何なりと!
P:今回紹介を受けた書籍についての資料を、私も一応目を通してみたのだが……1989年開始と、1984年発売だろう?現在の年代から考えると、少々古い本なのではないか?
A:………それは、あの……そのぅ…………本を買うお金がないので、図書館で本を借りたり、廃棄本をコツコツ持って帰ったりしてて……はい………新しい本って、あんまり早くは入らないから………
……い、一応どっちも10年以内に新装版が発売されてる(※5)ので、セーフかなー?って思ったり……
(※5:『悪霊シリーズ』:講談社X文庫刊→『ゴーストハント』に改題後メディアファクトリー幽BOOKS刊→角川文庫より刊行中。ただし続編である『悪夢の棲む家』のみ現在入手困難である点には注意。
『なんて素敵にジャパネスク』:コバルト文庫刊→集英社みらい文庫刊)>>52
P:このような事を尋ねるのは礼節に欠ける行為であるかもしれないのだが、レディ。何故そのように困窮しているのか。ご家庭に何か問題がおありなのかな?
A:あ、うん。うち、お父さんがいなくて……お母さんも苦労してるみたいだし、あんまし贅沢はできないんだよね。一度でいいから父親に会ってみたいなって思ってるんだけど、探すための調査費用もばかにならなくて。将来のことも考えると学費とかも貯めておきたいし、その点でもできる限り節約したいかな。
P:そうか……大変なのだな……
A:こういう番組に出たらワンチャンお父さんについての情報提供をしてくれる人とか出てこないかなーって思ったんだけど……そう上手くはいかないよね。
いや、まぁ、バイト先の店長はいい人だし。学校の先生や友達も、事情話せば多少は融通聞かせてくれるしさ。悪いことばかりでもないよ?今日話した小説みたいな…………素敵な人との運命的な出会い、なんて夢は見てる暇ないけどね。
P:…………いいのだよ、レディ。君はまだ生きている、未来のあるものなのだから。夢を見てはいけない道理なんてないさ。
A:え………
P:勤勉なるレディ。いつかきっと、君にも善き事が訪れる……と……いいな、と思う。……なんて、悪霊が言っても縁起が悪いだけかもしれないが……
A:……ううん、ありがと。頑張ってみるね。
あ、そろそろ時間じゃない?スタッフの人が締めろってサイン送ってきてるし。
P:おっとこれは失礼した、では本日の世界名著紹介はここで終了だ!聞き手は私………えーと、どちらを名乗れば良いのだろうか……
A:より自分の名前だと感じる方でいいんじゃない?
P:………では、エドワード五世。
A:そして紹介者は私、海棠あまねでお送りしました!メイド喫茶「ヴァーチャーリリー」、好評営業中ですっ!どうぞよろしくー!ちょっと編集が面倒で後回しにしてたんだけど第二回・第三回とカフェssとifルートssもwikiに載せといたぜウェーイ!
あと告知!そう告知を忘れていました!!
そろそろ現実的にクリスマスのことを考えなければいけない時期(私見)になったのでプレゼント?の準備をしている私です!Q&A形式で「今までスレの雑談で出した重要設定」「今まで出してないけど重要かもしれない設定」などの放出を目論んでいます!でも一体何を出してきて何を出してないのか、何が求められていて何が求められていないのかわからなくなってしまいました!だって私は魚雷……じゃなかった、アホだから!そういうわけで「前みたこれ、重要だと思うんだけどWikiに載せてなくない?」や「これ俺重要だと思うんだけど教えてくれる?」を一応募集しておこうと思います!現在考えてるのは以下の通りとなりますが、別にスリーサイズとかでもいいです!設定してある分は答えるし設定してない分は考えます!それでは!!!
・私が考える各マスターの起源とは
・魔術詠唱について
・サーヴァントの見た目年齢について
・カシンチャンシリーズ、禁断の「本来の」ステータス明文化
・李くんの両親は今どうしてるの?
・エレーナさんの実家って今どうなってるの?
・あまねちゃんの夢である一家団欒ってぶっちゃけ叶うと思いますか?
・例のメイド喫茶ってどんな所なの?
・島編でやろうと思ってた展開
・結局なんでハ様って対象Kと割と絡むわけ?
・「こいつにはメンタルケアが要る」人と「どうすれば解決に近づけるか」>>55
とにかく書きたいなって思ったのが痛々しさとかではなくて歪んだ関係だったんですよ
蘇芳ちゃん大好きです。これは言いたかった。
で、もう自分の中でごちゃごちゃしてるんですけどこれやりたいな!って思ったのが苦しむ妹を守りたい兄っていう構図だったんです。最初のラウとミアは中途半端な間桐兄妹だったからもう少し変えて、まっさらな慎二みたいな兄と桜っぽいけどちょっと違う妹にしたんです。
で何が言いたいかというとなかなか言語に出来ない。正直ラウはよくできている方だと思うんだけどミアの存在理由が分からなくなってきた。自分でもわかるんですけどミアがミアである必要がまるでないんですよ。ラウしか中身がない。
兄妹として作っているのに妹は兄の存在の補強しか出来ていなくてつまりあれこれミアいる?もうオミットしてよくない?という状態なわけで!でもそれじゃあ一番初めの血塗れな妹を助ける為に奮戦する兄貴が消滅しちゃう!っていう超大ピンチなわけですよ!!!あとね!あとね!やりたいなって思うのが兄妹愛なのにややこしい要素ぶち込みすぎたね!性癖が出たね!ぶっちゃけ自分でも「はーなんだこれは趣味悪いな」だもん!違うんです間違ってもキャラの苦しむ姿が描きたいんじゃないエンディングから逆算して苦しませたいだけなんだーーーー!!!あ、ヒュギエイアは免除してください。あの子だけはちょっと色々枠から外れる。
それはそれとしてあーーーーもうやんなっちゃうなこのアウトプットできないモヤモヤandモヤモヤ!俺は!ハッピーエンド!描きたいのに!どうして!こうなる!ん!だ!!>>58
漫画版はなかよしに連載されていたような(一時期、CCさくらとスーパードールリカちゃん目当てで購読してた)。「ようこそ。私の理想郷(エメラルド・シティ)へ。
歓迎するわ。カルデアのみなさん」
毒々しく、禍々しく、視るものを侵す彩(イロ)がそこにあった。
『天の彼方、光の此方(エメラルド・シティ)』
第一宝具。翠玉の都。ビーストが繋がった人類史のどこにも存在しない異界。
獣が歌い人々が踊る楽園。彼女が語った通り、この地は確かに楽園だ。
―――が、この世界は間違いなく狂っている。
真実の楽園が存在するなら、その地が薬物とアルコールの匂いで充満しているはずなどないのだから。
「これ、は……」
「なんて……ひどい……!」
カルデア・アルカトラズ。人理修復の最前線に立つその機関に、これまでミスらしいミスは存在していなかった。
当然危うい局面は幾度となく存在したが、首の皮一枚で切り抜けてきた。
その記録は、ここで無残にも潰えることとなる。
未成年、かつ飲酒経験など皆無な人類最後のマスターとそのサーヴァント。
酒と薬物のスペシャリストであるビーストにとって、彼女達はあまりにも相性が悪すぎた。>>62
「あら、もう酔ってしまわれたの?
じゃあお前達。介抱して差し上げなさい」
脳無しの案山子(ブレインレス)。
心を持たぬ木こり(ハートレス)。
臆病者の獅子(チキン・ソウル)。
かつてオズの魔法遣という作品でドロシーと共に旅をしてきた仲間達が彼女の号令の下駆けつける。
ファンシーで、コミカルで、そしてどうしようもなくグロテスクでおぞましいそれは、折り重なった無数の人間で構成されていた。
「ぐっ……つっ……おお、おおおおぉぉぉぉ!!!!」
盾を構えたティアが叫ぶ。彼女の守りは建国の守り。合衆国の歴史を象徴するその盾は、他はともかく合衆国の人間には一切害されない。
ビースト、ジュディ・ガーランドと言えどその例外では無い。
しかし、現在の彼女が相手取るのは彼女の仲間(つかいま)達だ。
アメリカ合衆国どころかこの世界のどこにも存在しない場所から呼ばれた物には到底通用しない。>>64
ジョージ・ワシントンがいた。
トーマス・ジェファーソンがいた。
セオドア・ルーズベルトが、エイブラハム・リンカーンが。
かつて合衆国を築いた偉大なる先達の尊顔が、その巌に刻まれていた。
これこそが、ユースティア・セントエルモの貴い幻想(ノーブル・ファンタズム)。
星条旗の織り手、ベッツィー・ロスを宿す彼女の秘奥である。
「■■■■■■■■■■!!!!」
岩崖に押され『仲間達』の勢いが衰える。
が、彼らとて人類悪の有する尖兵。宝具一つで留まるはずがない。
無辜の怪物と言うスキルがある。彼女の仲間達はその究極系。人の悪性を凝り固めた邪性の爪牙。
その、おぞましいほどの邪悪に飲まれかけたその時。
「目をつむりなさいティア、少し眩しいわよ!」
人の悪性のみを切り裂く光の刃が、総てを焼き払った。>>65
かつて、妖精と謳われた女優がいた。
かつて、女神と謳われた女優がいた。
オードリー・ヘップバーン。
ハリウッドが誇る大女優は、その死後に星の聖剣を戴く担い手となった。
「はあい、久しぶりねティア」
「オー、ドリー……」
かつて、街全体が見立て殺人の舞台となった特異点に現れた女性がいた。当時の彼女はアーチャーのようにもアサシンのようにも見えた。
無理も無い。彼女はまだその宝具(けん)を抜いていなかったのだから。
「それに、ジュディも。なんだか同窓会みたいね?」
「オードリー・ヘップバーン……貴方は、理想郷に辿り着きたくはないの?」
成立しているようで成立していないちぐはぐな会話。ジュディ・ガーランド―――否、ビーストと呼ばれるものの根底にあるものは救済だ。
かつて、服と呼ばれる概念を滅ぼすことで人を救おうとした獣がいた。
ジュディ・ガーランドは、人類史のテクスチャを自身が理想郷と呼ぶ世界に塗り替えることを願っている。
故に彼女は問うのだ。お前は理想郷というものをどう思うのか、と。>>67
「いいえ、とは言わないわ。そもそもその質問にいいえと答えられる人なんてそうはいないでしょう……でもね、その上で一つだけはっきりさせておきたいの」
そして、ハリウッドの妖精と呼ばれた剣士は、その唇を真一文字に結んで。
「私とあなたの理想郷は違う。私の思う理想郷というのは、この子達が進んでいく未来だもの。だから―――交渉決裂ね、ビースト。あなたに未来は奪わせない」
「……いいわ。剣を収めなさい。セイバー。
せっかくの再会に水を差すなんてつまらないもの。さあ、どうか盛大に、もてなされて行って?」
まるで、散歩にでも誘うかのような口振りで。
ビーストと呼ばれた女はその悪性を解放した。
先程とは質も量も違う獣の軍勢が妖精と騎士を襲う。
「(もう、本当にキリがない! ティアと翼は大丈夫かしら。2人とも、もう少しだけ持ちこたえてよね!)」
乱戦に次ぐ乱戦。内心で焦りを感じながらステップを踏むオードリー。
目の前の獅子の腕をその身体ごと逆袈裟に切り捨て、姿勢を正したその瞬間―――背中に、いつかどこかで出会ったかもしれない英雄(おとこ)の気配を感じていた。>>68
「―――ああ。来ていたのね。私も彼女も、元は同じようなものだと思うのだけど。貴方はどう思う? 第三者の意見が聞きたいの」
「まあ、カテゴリーという意味ではそうかもしれないね。後は、同門のようなものといったところかな?」
「……そう。ありがとう。じゃあ、身内同士で争うなんてどうかしてると思わない? なんで久しぶりに顔を合わせた仲間と戦わないといけないのかしらね」
「……ああ。それには同感だよ」
「せっかくの再会なのだし、良ければ1曲聞かせていただけない? 貴方の歌があればきっと盛り上がると思うわ? ミスター・ロックンロールさん?」
「まったく、悪い人だ……貴方に頼まれて断れる男なんて合衆国にいるはずがないでしょう」
背中合わせから一転、オードリーの背後にいた男が一歩前に出る。
黒い光沢を湛えたリーゼント。
胸元を大きく開けた白いブラウス。
そして―――腰に構えられたエレキギター。
そこから先は一瞬だった。男が曲を奏でた瞬間、全ての獣はその活動を停止した。
そのクラスはアーチャー。世界全土に音を『飛ばし』平和を訴えた反骨音楽の始祖。
エルヴィス・プレスリー。合衆国の誇るロックミュージシャンが、この戦場に駆けつけていた。>>69
「エルヴィス・プレスリー……さすがにもうわかるわ、貴方も邪魔をするのね」
「やあジュディ。邪魔……というつもりないんだけどね。一つだけ苦言を呈させて欲しい。君の曲(オーバー・ザ・レインボー)は素晴らしい歌だ。誰かを害するようなものじゃない」
「あら。妬けちゃうわね。ムーン・リヴァーはお気に召さなかった?」
「いいや。そんなことは無いとも……とにかく」
オードリーの揶揄うような問いにキング・オブ・ロックンロールと呼ばれた男は襟を正し。
「理想郷、だったかな。それに関してとやかく言う気は無い。理想なんてものは人それぞれだ。俺は自分の理想を歌い続ける。君も好きにすればいい。
だがね……オーバー・ザ・レインボーと言う名曲を歌った君が、世界の全てを滅ぼそうとしているのは見過ごせない。
俺にとって、全ての音楽は模範であり憧れだ。
これは個人的な問題なんですよ。俺は貴方という偉大な先達に道を踏み外して欲しくない」一晩に四つも……これは流石に流されちゃいますよね。携帯だと50レス以上辿るの億劫な人もいるでしょうし。これはよくない……よくない兆候です……
最初に前スレで予約してたとか拘らずに、私が引いて別日に回しておくべきでした。力作が多いのに「キャラのセリフがどんな感じか掴みたい!」って感じの軽い習作で流してしまって申し訳ないです……ので、とりあえずなんとなく出すのを忘れていた前の方のssへの感想を私が書くので今から開いた方はどうぞアンカーとして使ってもろて!
>>58
面白いんですわよねこれが……ええ…
>>60
了解なのだわ!
>>66
それはもう上に並べた候補に書いてありますの……
(こっから感想)
>>13(アリウムさんのやつです)
歴史とぱうあの大規模バトル、ロマンですよね。書きたくなる気持ちはすごくわかります。ディモールトかっこいいです。はい。
>>21(ライオンさんのやつです)
個人的な感想なんだけどー!私の中の単眼猫の私的な何かは割とライオンさんの書く話の雰囲気好きなのでー!別に悩まず突っ走ってしまってもいいと思うのだわー!!!いや、私は美少年にハマって「おし、ほのぼの、さいこう」って宗教を開いたのですけど!まぁ過去は消えないので仕方ないのですわ!!!>>73
ありがとうよおおおおお
心機一転してちょっと前に書いたssもう一回貼って色々聞きたいんですけど良いっすかァァァ気づいたら時間とレスが進んでいた……悲C。
よーし貼るぞー!
一四三一年、フランス。
のどかな街道が一瞬にして吹き荒れた突風により破壊された。石畳が引きはがされ、空を舞って「ソレ」目がけて弾丸の如く放たれていく。
「―――――!」
怒号をあげて「ソレ」が手に持つ筆を走らせ、石の弾丸がことごとく失速して地に落ちていく。「ソレ」、キャスターの持つ力の発端である。
キャスターは獰猛な獣の様に喉を鳴らしながら、一点を凝視続ける。充血した瞳が見据えるその先には、痩躯の老人の姿があった。分厚い詩集を携え、ステッキを弄びながら老人は一歩ずつキャスターへと歩み寄っていく。
「―――――!」
キャスターは再び筆を宙に走らせる。虚空に綴られた長文はやがて文字としての形を崩し、巨大なハサミを持った道化へと姿を変えていく。
悪魔メフィストフェレス。キャスター、真名をゲーテが書き出した戯曲に登場する悪魔。人をあざけり、弄ぶ邪悪の権化。
ゲーテはこのフランスを支配する邪悪に呼び出された。理由は単純なモノ。フランスを焼き尽くさんとする竜の魔女の覇道を詩として残せと言うものだ。
ゲーテはこれを拒否した。彼には竜の魔女が空虚そのものである事は一目で分かってしまったし、それに従う男の狂信的な姿勢に疑問も抱けた。故に断固拒否の姿勢を示した。
結果は、こうして正気を失い狂戦士と化している。竜の魔女は物語を作り出せない作家に意味など無い、と断じて彼を禍々しい狂人へと貶めたのだ。
「―――――!」
ゲーテの咆哮に応じてメフィストフェレスの影法師はハサミを手に老人目がけて地を蹴り跳ねながら襲いかかる。人の首など容易く刈り取れる死神の刃を前にして、老人はステッキを振り上げ、
「感覚と水の獣。汝の名はサーマス。ここに顕現せよ」
呪文を唱える様に、または歌う様に。老人の言葉は大気を震わせた。大地に、空気に、世界そのものに言葉は染み渡っていき、ほんの一瞬だけ老人の周囲の空間が湾曲した。
そうして、老人の傍らにはいつの間にか新たな人物が佇んでいた。静かに、荘厳に、最初から存在していたか様に笑みを浮かべて。
「サーマス。水を操りし神。汝の水流は邪悪を飲み込み、汚濁を清めるだろう」>>81
呪文を唱える様に、または歌う様に。老人の言葉は大気を震わせた。大地に、空気に、世界そのものに言葉は染み渡っていき、ほんの一瞬だけ老人の周囲の空間が湾曲した。
そうして、老人の傍らにはいつの間にか新たな人物が佇んでいた。静かに、荘厳に、最初から存在していたか様に笑みを浮かべて。
「サーマス。水を操りし神。汝の水流は邪悪を飲み込み、汚濁を清めるだろう」
再び老人が唱えるのに併せて、サーマスと呼ばれた男は両手を掲げる。目には見えないエネルギーが全身に充ち、掌には小さな水の玉が生じる。瞬く間に玉は巨大になっていき、人の頭ほどにまで膨張していた。渦巻き、暴れる玉をサーマスは圧縮していき、次の瞬間、メフィストフェレス目がけて放つ。
水流、と呼ぶにはサーマスの放ったモノは圧倒的だった。刃の様に鋭く研ぎ澄まされた水は波となって飛ばされ、影法師を両断し、そのままゲーテの片腕を切り落とした。
「感情と火の獣。汝の名はルヴァ。ここに顕現せよ」
続けざまに老人が唱え、また新たに男、ルヴァが出現する。敵意を双眸にみなぎらせるその両手には業火が燃えさかり、敵対者を焼き尽くさんと言う意思の表れに見えた。
「ルヴァ。火を操りし神。汝の火は一切を焼き払い、この地上に荒廃と言う名の安寧を築く」
「オオオオ、オォォォォォォォォォォォォ―――――ァァァァァァ!」
絶叫!続けざまの爆発!ルヴァの両手から撃ち放たれた火球はゲーテへと直撃し、天をも貫く火柱を打ち上げると同時に、その周辺一切を焦土へと変貌させる。どの様な敵であろうとひとたまりもない火炎を目にしながらも、老人の表情には険しいモノがあった。無理もない。何故ならば視線の先には、全身を焼き尽くされたにもかかわらず不自然なまでに肉体を留める狂戦士の姿。そう、業火はゲーテを殺しきれていないのだ。
「“笛吹きおじさん。座って書いて。一冊の本に、みんなが読める様に書いて”」
老人は億劫そうに嘆息しながら、詩集を開き最初に刻まれた一節を読み上げた。
「“そしてひなびたペンを取り、そして清らかな水に浸し、そして私の楽しい歌を書き綴った。全ての幼子が、聞いて喜ぶ様に”」
身動きも出来ず、黒焦げたゲーテへと老人はゆっくりと近付く。双眸に込められているのは敵意では無く、眼前の狂った詩人への憐憫の想いだ。>>82
「ゲーテ。ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。今のは始まりと呼べる詩だ。私に詩を生み出すきっかけを作り出した雲の上のあの子は今も我が物語の内にあり、我が物語を愛する者達の内にある。分かるか、聞こえているか。お前も私と同じだっただろう。
ゲーテ、お前の始まりを聞かせてくれ。その身を戒める鎖から抜けだし、その唸る喉から物語を生み出せ」
ゲーテに老人の言葉は届いたのだろう。静かに炭化した肉体を動かして、詩人は立ち上がり、両腕を広げた。十字架に磔にされてしまった様なゲーテの血走っていた瞳には僅かばかりの理性があり、そして己の身を嘆く激情があった。
「我が喉に最早語る言葉はない。この身を戒める鎖から私を解放してくれ」
ゲーテは囁いた。それ以上の余力は残されていなかったのだろう。ほんの僅かな意識が、老人へと請う。己がここに居続ける意味は無い、と。
老人は厳かに頷くとステッキをゲーテ心臓へと突き立てる。肉体を構成する核を穂先が的確に捉え、詩人であった男を急速に崩壊させていく。
「お前の名を、聞き忘れていた。お前は、誰だ?」
「“名前など無い。まだ生まれて二日目だもの”……冗談だ。まぁ、現界して二日しか経っていないのは確かだ。ウィリアム・ブレイク。お前と同じ、詩人だよ」
ゲーテは静かに微笑みを浮かべ、そのまま光の粒子となって消えていく。誰かに看取られ、狂戦士ではなく人として死ぬ事への安堵と、折角召喚されたのだから新たな物語を生み出したかったものだ、と言うほんの少しの後悔を胸に抱いて。
「竜の魔女を倒す理由が、増えたな」
老人、ブレイクは空へと立ち上っていくゲーテを見上げながら言った。静かな怒りを胸に宿し、らしくもない義憤に駆られて。獣胎憑霊法のマスターがマジでおもいつかない。
「魔術やサーヴァントの種下さい!」→「開花出来ませんでしたごめんなさい返します」の連続じゃ駄目人間極まりねーからホントになんとかしたい……。
アイデアが欲しい、切実に。獣胎憑霊法自体は気に入ってるんだけどなーぁ…。ブレイク作った時に書いた紹介ss、ぶっちゃけゾア達の設定どころか戦闘まで盛っていて自分の中でも一番変なサーヴァントだと思います。
>>78
固有能力故にラウに嫌がられたと思っての行動だったんで結果がないとダメかなーと思って消したんです。
でも似たような感じで蘇芳ちゃんがいるんで汚れているのに引き付けられるって言うのは確かに言いですね…ただ正直ミアの設定としてはダメかなと個人的に思えてきました。多分別の子として作り直したほうがいい気がします。ミアはもう…死んだキャラにしてラウの胸の中にしまったほうがいいかな。>>59
その二人の間だけで完結させようとするからおかしくなるんじゃないかな、と思います。
あくまで個人の考えとして。
ハッピーエンドと歪んでいる関係(及び愛)とは=の繋ぎに出来るものではないと考えています。
互いが互いを見ずにベクトルの矢印が曲がって明後日の方向に行っているんだから当たり前ですね。
所謂一般のハッピーエンドではなく周囲から見たら破滅だけど当人達(あるいは一方的な片方のみ)は幸せ絶頂だから良いんだよ!かやっぱアイツラは駄目だったよ……な破滅、であれば歪んでいても別に通ずると思います。
これをハッピーエンドに持ってくには両方のベクトルを無理矢理にでも力業で直して向き合わせる第三者の存在が不可欠です。
当事者だけで出来ないのか?無理ですね。それが出来なかったからこそ関係が歪んで今でもズルズルズルズル引き摺っているのですから、自分で出来たら今の関係になってません。
ですから、ハッピーエンドにしてくれるサーヴァントを考えてみるのはいかがでしょう?
妹に助けるのと、兄に嫌われないはそこに愛が真に有るなら必ずしも自分の手で直接成さなければならない事柄では有りませんし。
いや、おじさんみたいな事良ければ男女の仲に~みたいな私欲混じりで拗らせてるとかなら別ですが。>>87
一番最初の聖杯大戦の時点では兄妹の間を取り持つのはヘグニという設定でした。豪快ながらも気配りのできる存在として二人を助ける役割を担っていたんですけれど明らかに改修された二人を任せるには色々と向いていないんですよね。
で、何が必要なのかと自分で考えた結果北欧異聞帯ではペーネロペーとブレイクが母と父みたいな感じで兄妹を助けたい…って言う感じに今なりました。>>90
歪んでいる愛というのはそれが明らかになった時の驚愕と葛藤も大事ですよね。(ホクホク) ある意味私の、俺の考えたさいきょうさいこうの◯◯を通して見ていた訳で現実になった本性は間違いなく求めていたギャップとズレが出ますから。>>90
破滅もいいよぉ…?
泥の中の宝石、狂気に囲まれた幸せ…、あるいは崩れそうな輝きと血塗れに壊れた笑み…、そういうのには一定の需要と歪な突起があって心の底の扉を開けるのだから。
いや別にハッピーエンドを望まない訳ではないですが、今のライオンさんの路線は結構好きなので。https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/第四回「ティーンズ向け小説」
ちょっと早いかなとも思ったんだけどアーカイブしてきたのだわ。ゴーストハントは割と良質な現代オカルト入門書。
……台詞例を書き忘れてたせいで実質今回が初のキャラ描写になって個人的に一番反応が気になるところだった彼については一切の反応もなければ文句もなかったので、これで満場一致のOKだという事にしてwikiに追加する時用の台詞例で誰を言及するか決めに行きます。ポジティブシンキング、大事!!!!
……なんか最近何かと気になるようになってきたから、個人的にまとめて定時で「今日のスレに投下されたものまとめ」でもレスろうかな
>>75
うーん、差別や弾圧の歴史を考えると差異や上下なんてないほうがいいのにあった方が物語が盛り上がるジレンマってやつですかねぇ……ブガッ!?寝てたっ!っべー。官兵衛の設定まとめてたら寝落ちとか………
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛スレッドが変わっているぅぅ!ついでに今のところ決まってるやつ置いとくわ、足らんやつあったら教えて
「好きなもの?………なんだったかな、忘れてしまったよ。確かに、あったはずなのだけれど」
「………眠るのは、嫌いかな。なんだか、永遠に目覚められないような気がするんだ……」
「しあわせそうではらだたしいねちぎってねじってつめこめばきがすむかなすまないよねどうしようかな…………おっとすまない、少しぼうっとしてしまったみたいだ。どうかしたかな?マスター」
「おや、名前が被ってしまったのだね。どうしようか。…………あちらをかっこいい方のエドワードと呼ぶのと、私を亡霊君と呼ぶのと。好きな方を選ぶといいんじゃないかな?マスター」(エドワード黒太子に対して)
「わぁ、ロビン・フッド!本当の本当にいたんだね!ぼくずっとおとぎ話だって聞かされてたから…………こほん、私としても、このような場で有名な英傑と巡り合った事は光栄だと思うのだよ」(ロビン・フッドに対して)
「……ごめんよ、マスター。私の中の私ではない部分が、どうしても彼の事を拒絶するんだ。………うん。近寄ったら、よくない部分が勝ってしまうかもしれない。できる限り距離を置く事にするよ。」(ヘンリー八世に対して)
「うわぁ、かっこいい!……聖剣に選ばれし栄光の女王。民の幸福を願い、皆に望まれる王権の象徴。私は、それを応援できる。祝福できる。……祝福すべき、はず……なのにな………」(アレクサンドリナ・ヴィクトリアに対して)
「麗しのレディ、どうか悲しまないでほしい。仕方のないことなんだ。……仕方ない、はず……なんだよ………」(ブリタニアに対して)
>>94
うんうん、確かに少々コメントに困る状況ではあったと思うのも私だよ。別に不安になったわけではないですし。
でも真面目に紹介になるssを書こうとすると十中八九曇らせてしまうかもなって困ってるのも私であったりする。あまねちゃんの普通女子的光パワーでなんとかならないかなって思ったりしたのですね。たいへんだぁ。あとssを本来予定してた通りに>>47部分ぐらいまで書いたところで「あれ?これこの紹介内容だとハ様呼んだ場合『なるほど。つまり君達は死後の世界の管理者たちの魂回収技術を信じていないと。ふーん。そうなんだー』ってなってあまねちゃんが可哀想なことにならね?」って思ったところに丁度よく幽霊と貴族に興味持ってくれそうな子がいたから軽率に………申し訳ない……
>>95
いいですねぇ……私も書きたい。でも、アウリムさんのダイジェストみたく端折れない……。>>99
>>お嬢と従者の聖杯戦争での立ち回り
(ほわんほわんしまじゅつ〜)
お嬢「ハイフェッツを呼びましょう。タルティーニもいいわね。この際ジャンル違いですがプレスリーでも許容範囲としてあげます。弦がついているもの」
従者「それお嬢が練習部屋に篭って出てこなくなるだけなのが目に見えてるのでやめましょうね。目ェ直すためにやってるんですからね。普通に三騎士とか狙っていきましょうね(子供に言い聞かせるように)」
お嬢「………屈辱だわ………!」
(ほわんほわん)
……だめだ、もっと真面目にぐだぐだ粒子を抜いて考えないと>>32
一旦ラウ君との関係を無視して一つキャラを作ってみるのを意識しては如何でしょうか。
ラウ君との絡み前提で設定を組むからミアに舞台装置感を抱いてしまっている所があるみたいですし……
具体的にはキャラクターの根幹を支える柱となる部分が「ラウ君の妹」で固定化されてるから、どれだけ弄っても一人の自律したキャラとしてしっくりしないのではないかと思います。
ですので先ずはその部分を別のものに変えてみる。
例えば「魔術に邁進し過ぎる浮世離れした女」なり「先天的霊媒体質に苦しむ女」なり、なんでも良いのでそれメインで肉付けしていく。
ミアというキャラクターがラウ君が登場しない物語、存在しない物語でもキチンと動くか、お話が完結できるか。それを目安に作ってくと良い感じになるやもしれません。
久々に顔出した癖に長文失礼しました。うちんとこの橙子さん枠的封印指定
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/マイア・シューグリット・ヒュンケル
が火属性さんの
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/志村千早%28IF%29
と邂逅する話「………本当に、居るのかしら。あんな鼠の言うことなんて、おおかた嘘だと思うんだけど」
志村千早。数年前まではとある高校に通うごくごく一般の少女であり、現在は血に濡れ鈍く光る一振りの剣として魔術師を殺し尽くす剣鬼。そんな彼女が夜の繁華街を歩き回っている理由は至極当然、魔術師の滅殺のためである。
彼女が鼠と呼んだそれは様々な情報を買い付けてそれを各方面に売り捌く情報屋だ。非魔術師ということもあって魔術師と癒着していることがない、そういう内情も含めて魔術師というものを呪いともいうべきほどに憎悪している千早にとっては都合のいい相手だった。
「そこにいるかもしれない以上、私に探すのをやめるという選択肢はない。だからこそ今は─────何?」
その「揺らぎ」は数多の魔術師を殺め続けた千早であったからこそ知覚し得たもの。血の臭いと、軽くわかるマナの減少。魔術の一端の一端程度ではあるがそれに触れ、なおかつ妖刀を使い込んでいた千早だからわかったものに対して一目散に駆けつける。それはきっと、魔術師のものだから。
「取り立てに伺いますー。……って、俺何度も事前申告したよねぇ?払える対価を用意してないってさぁ、どういうことぉ?」
「おやおや、困りましたね。私とマイアさんはあなたのご要望に充分以上に応える働きをしたはずですが、これでは割りに合いません」
「ま、待ってくれ。もう少し、もう少ししたら払えるから……ごげっ」
「別にぃ、俺らは後回しの方法の言い訳を聞いてるんじゃねぇの。払わない言い訳なら聞いてはやるけど、そうじゃねぇなら今みたいに骨折るしかないし」
「チッ………元はと言えばなぁ!お前たちの作った使い魔がダメなんだよ!確かに要望にタコとイカとは言ったが、扱いに限度があるだろう!それのせいで俺に責任が回ってきたんだ!」
タコとイカ……そう言えば、数週間前の出来事ではあるが何処かの屑(魔術師)が使い魔の制御に失敗して魔術師共で大量の殺人事件を起こしたと聞いた。その使い魔の内容がタコやイカのような軟体生物型とは聞いていたが、まさかあの路地裏で蹲っている屑がその魔術師なのだろうか。
そう思っていた最中、その話を聞いていた長身の、気怠げそうに右肘の関節をへし折った男性がくつくつと笑い、冷静ににこやかに対応していた男性の目がさらに愚かしいものを見る目へと変わった。「バカみたいなこと言うんだねぇ。俺は雑魚(お前)が言った通りにタコちゃんの英名……デビルフィッシュ(悪魔の魚)を作っただけだし。もちろん、悪魔の名に恥じないようにとびっきり強く作ってあげただけぇ」
「そも、最初に扱う際のリスクは完璧に説明したはずでは?あなた程度の力量ではこの制御法以外ではコントロールは難しいとまで言葉を添えたのに、それを無視したのはあなたでしょう?そのせいで協会に責任を追及されても私たちの及ぶところではありません」
「それにしたって限度があるだろう!あんな、あんな怪物、アルビオンで見るかどうかの代物だぞ!?それこそ、アオザキとその使い魔が打倒したようなムールクラーケに……」
「俺の目の前であの女のこと言うの気分悪いからやめてくれるぅ?ハイ、骨三本追加ァ」
小気味よくリズムよく指、肩、もう片方の肘関節を折っていく男の顔はあからさまに不機嫌だ。アオザキという名の女……恐らく屑(魔術師)なのだろうが、そいつと因縁があったのだろう。
「腹立つけど、アイツの方が礼装とか人体に関しては巧いんだよねぇ。俺は人外と魂専門だし。……で、雑魚の言い訳は終了ってことで」
「とにかく、期限を守れなかったペナルティは追加します。私もマイアさんも、幸いお金には執着しませんので一ヶ月後で充分ですよ。破ったらそれ相応の報復があることを忘れずに。ああ、契約書を書きましょうか。というわけでマイアさん、私は彼を連れて行きます」
「バイバイ野紀さーん、また今度酒奢ってよぉ」
「あなた、沢山呑むから嫌なんですよねぇ。……ほら、行きますよ」
両腕の重要な骨が潰され動けない男の首を掴み、引きずりながら去る野紀と言われた男。常人ならざる千早の目から見ても一瞬追いつけなかったほどの速さで壁を抜ける男に対して、千早は「仕留め損なった」と考え、すぐさま暇そうにしている男の方を仕留める方向に切り替える。魔術師という生き物は殺し合いの経験も少なく、していたとしてもそれは魔術同士のぶつかり合いだ。単なる殺気と技術による体技と剣技は慣れていないものばかりで、ここまで油断し切っているのなら恐らく殺れる。
物陰から飛び出て、踏み込み、背後から首を断とうと狙った一閃。武芸者が見れば感嘆する殺人技が頸動脈に吸い込まれる。
「わぁ、すごいねぇ。さっきまでの雑魚ちゃんとは大違いだぁ」
並の武術を会得した程度では避けられないような速度の刃を、褒めながら首を逸らして回避するマイアと呼ばれた男。最小限の動きで、あまり体幹をズラさずに避けた男から放たれた後ろ蹴りが的確に千早の鳩尾を撃ち抜こうと迸る。
急いで刀を引き戻して刃で防ごうと思えば恐らく間に合うだろうが、横なぎに刀を大きめに振った体勢から間に合わせようとすれば不完全な構え方になるしそれでは押し切られてしまうかもしれない。
よって千早はそれを刀の頭で受け流す。右に流した勢いのままに任せて右回転、そのまま繰り出した右回転蹴りを右肘で受け止めながらマイアは愉しげに笑って距離を取る。
「面白いねぇ、あの雑魚の差し金かと思ったけど、それなら骨折られたとこで飛び出すだろうしぃ、ってことは愉快犯かと思えばしっかりとした殺意がある。君、なんて名前?」
「五月蝿い」
首筋、脇腹、目、耳、腱。比較的断ちやすくなおかつ人体において重要度の高い部位を的確に狙い続ける集中力と隙をついて骨を肉ごと断とうと試みる度胸とそれを実行する技量。千早のそれは武を極めたものの空位に突き進む技ではないが、殺意と憎悪によって塗り固められたそれは地の底の底、ある種の武の極みに邁進する在り方という点では相違なかった。
「へぇ、志村千早ちゃん。良い名前だね。今の君の生き方と照らし合わせたら、とても綺麗」
「お前のような屑が私の名を語るな」
「それは残念。■■■■のこと、充分知ってるからぁ、教えてあげようと思ってたのにぃ」─────その名前は、志村千早という人間にとって何よりも誰よりもどれよりも聴き逃せない言葉。殺意と憎悪の塊である千早の技に、一瞬だけ剣先が鈍ったほどに。
「あ、嘘だと思ってるぅ?本当だよぉ。俺、アイツと一回殺しあったもん。俺の観察対象を思いっきりぶっ壊したんだぁ、アイツ。もう少しで落とし前付けれそうだったのに逃げやがってさぁ、ホントに最悪ぅ。君もそういう口?」
「お前が知る必要はない」
「連れないなぁ。でも、そういう子好きだよ。その痺れるぐらいの殺意はとても素敵。恋しそうになるぐらい」
「………ふッッ!!」
「ダメだよぉ、俺にそんなものぶつけたって。妖刀魔剣の類はそれ相応の代物じゃないと作動しないから」
古典的黒魔術。原初的な呪いに近しい古き貴き魔女の血の魔術はマイアが復興させたものであり、それにより『血反吐』のような妖刀の爆発を起こそうとしても魔力と呪いのコントロールにより制御しきってしまう。鍔迫り合いからの自爆ギリギリの回避を狙った策は防がれてしまう。
「それでも顔に戸惑いの色が見えないの、すごいなぁ。そんなに魔術師が嫌い?」
「全員無様に野垂れ死ぬことを望んでる。それぐらい私はお前たちが嫌い」
「そっかぁ。……ふはっ。そんな面白い千早ちゃんにプレゼントあげるぅ」
「ふざけたことを─────死っっ、ねぇ!」徒手空拳の構えを止め、だらりとその身を差し出したマイアに対し、罠を恐れず千早は踏み込む。何かを詠唱しようとする前に自分の持てる限りの速度で叩っ斬るし無詠唱で発動する魔術などたかが知れているから意地でも避けて意地でも斬る。
そのような覚悟から放たれた袈裟斬りは並大抵の魔術師はおろか、魔術使いだろうと傷は避けられないであろう一撃。
そんな一撃を、マイアは進んで右肩で受けた。無抵抗ならそのまま肩から先が断ち切られていただろうが、これは自分から受け、なおかつ骨の間で食い込み止まるように体勢をとるので断ちきれず、逆に一瞬の隙を千早が作ってしまう状況となる。
即座に刀を手放し、懐から取り出した小太刀で喉を掻き切ろうとしてもやはりいくつか隙は生じる。それを待っていたかのように、マイアの顔は歓喜に満ちている。
それに気づいたのは、マイアの両手が千早の両耳を包み込み、手の暖かさと耳朶に走る激痛感じた瞬間だった。本能が距離を離せと煩いから蹴り飛ばすが、それでも耳の痛みは残る。それどころか、なぜか耳朶が重くて煩わしいと気をつかうように耳に触れれば。
そこには、チリンとなった鈴の音がした。
「いつまでも燻り燃え盛り続ける復讐心という名の憎悪。何処までも何処までも、地の果て天の果てだろうと追いすがり殺そうとする執着心。そしてそれは、もとは■■■■に対する親愛が裏切りにより変じたものである。……だからこそ、俺は君にこの贈り物をしてあげる。触ってみてー、鐘みたいなデザインのピアスでしょう?その礼装(物語)の名前は『清姫』、きっと君にピッタリだよ?」
「さっきからぐちぐちぐちぐちと…………ふざけたことを、抜かすなっっ!」─────本当に、本当に無意識に出た一閃だった。
充分な距離が離れているのに、それを詰めようともせずに宙に繰り出した居合い抜き。本来であればそれは何を斬ることもなく、それどころか大きくからぶったことによる隙を突かれることだろう。いつもならしないような、そんな愚行。
しかし、それを繰り出した瞬間。その一閃の出した斬撃の力はそのままに、それが炎を纏った蛇のようにマイアに食らいつかんと奔ったのだ。斬撃の威力はそのままに、纏った火炎は最大限に千早が『血反吐』に溜め込んだ魔力を爆発させたときのよう。まさしく、埒外の技であった。
「シュネーヴィッツェン……雪と鏡の姫は己が世界を壊す存在を決して許しはしない。そんな人がいたのさ」
爆煙が晴れた際に立っていたマイアが持っていたのは薔薇と林檎の意匠が刻まれた氷と雪で形作られたかのような剣だ。その礼装のようなナニカの効果なのか、右肩に受けた傷以外に目立った外傷はない。
「俺が君にあげたもの……それは使用者の感情を現実に存在するカタチにしてしまうもの。己が心を支配できれば強力な武器や礼装に、心が振り回されたのならば感情に肉体を呑み込まれた怪物に。君へのギフトは鐘のピアスで、どうやら君の武器は荒れ狂う蛇のように駆け回る焔の刃そのものだ。素敵だねぇ。あ、取りたいなら耳ごと切り落とすしかないから注意してね」
「………こんなゲテモノを無理やり刻んで……」
「どうしたいのか?単純に趣味だね。君がどんな風に君の願いを叶えるかが切実にみたいから。だから、それを見易くして、なおかつ君の力になれるものをあげようってだけぇ。あ、でも気をつけてね」「………蛇は、憎悪と殺意という名の呪いを刻まれていても、それがいくら弾けても暴れ狂うことはない。歓喜し、打ち震え、もう一人の自分である千早ちゃんの願いのままに駆け回る。
けど、もし君が■■に─────黒江凪咲に対する極大の復讐心(呪い)を忘れてただただ怨みを魔術師にぶつけてしまうようになったのならば、君が心の内に飼った蛇(憎悪)は容赦なく君を食い尽くすだろう」
その言葉を最後に、マイアと呼ばれた男が剣で自らの首をはねる。しかし、まるで最初から『そこにいなかったかのように』血も肉も一切飛び散らずに、陽炎の如く消え失せる。あれは果たして本物だったのか、しかし彼に埋め込まれた耳のピアスの痛みはまだ響く。とたんに、頭の中に「普通のピアスと違って完全に肌と融合してるものだから、お肌みたいに洗ってあげるだけでいいよぉ。引っ込めって思えば引っ込んでなくなるしぃ」と聞こえた。どうやら要らん考慮をしているらしい。
魔術師の作り出したものなど怖気が奔る。そう思い、無理にでも耳を切り落とそうと小太刀を添え─────しかし、この礼装は魔術師という屑共を殺し尽くすには充分すぎるものであり、また一人の屑のためだけに数ヶ月両耳が使えなくなるのは不便極まりないと。
次は絶対に焼き斬り潰すと誓いながら、剣を収めることにした。
終わりです>>116
実は母か父違いの兄がいて、後々……つまりライオンさんが出したいなと思った時にその設定出すみたいな!それまでは、おてんば娘として扱うみたいな(言うならタダ)アクハトの神代の紋様どういうのにしよう……。
プロビデンスじゃなくていい…あーなんか浮かんできた!浮かんできた!兄妹の枠もほどよくはずせそうななんかいい感じのきた!
>>116
兄妹としての意味合いを持たせるなら、ミア単体でもお話は完結するけどラウ君がいる事で別のルートに入る、可能性が開ける……くらいの距離感を意識すると良いかもしれません。
例えば、フィオレはカウレス居なくても物語的には魔術家の当主として生きるってルートで終わったでしょうけど、弟が居たから魔術刻印を譲渡して当主の道を降りた訳ですし。
逆にカウレスは姉が居なかったら魔術の道を志してないかもしれない……そんな感じです。言語化は難しいけど、この距離感が丁度いいんじゃないかなとレージュさんにしつもーん
アードゥル家の家系図的な設定ってもうあったりしますか?※これまでのあらすじ・起・承はwikiをどうぞご覧くださいませ
どうにか蚩尤率いる第三勢力・『東インド会社』襲撃から逃れたカルデア海賊団であったが、思わぬ損傷を受けた船を修理する必要が出てしまった。
そこで一度、手頃な近くの島に寄って修理することに。
修復に必要な材料をかき集めて欲しいと黄夫人に頼まれ、一行は材料を集めるべく島を散策する。
しかしやがて、その島の反対側は最後のサンタクロース候補である、ジョリー・ロジャーの拠点ということが発覚。
『船も直った今、気がつかれていないならば奇襲をかけるべき』
そう判断した一行は、静かに拠点へ近づき、そして一気に攻め込んだ!びびっときましたぞ!重くないほどよい兄妹出てきましたぞ!!書きますゾォ!!
>>136
カッコいいしシリアスな親子だけどしていることはサンタクロース戦争なのである!
>>118
野紀を嫌わない数少ない人だったりする
「君みたいな死に損ないがどういう先を描いていくのかが楽しみなんだぁ。俺もあまり君みたいなのに出会ったことないからぁ」
「でしょうね。恐らくロクな死に方はしないかと」
>>128
単に清姫伝説を模して作ったお手製の礼装(ただし亜種第三魔法亜種第二魔法が埋め込まれている)だけなので第三魔法(魂の物質化)そのものではありませんの……「なりたい自分」を並行世界の一端からデータ化して「湧き上がる感情」をそれと組み合わせてかつその感情を物質化させてるので
アオザキはお姉ちゃんの方。一回殺したら中から出てきた匣の魔に喰われたので互いに一回ずつ殺し殺されの関係
千早ちゃんの殺意はすごい……プロフィールからも伝わりますね……>>143
馬鹿め!私の書くシナリオやぞ!シリアス(真)なんてお山にポイしたわ!!
謎の弟子T「さ、させないぞ!あの人には幸せな最後を送ってほしいんだ……!」>>154
>本来ならなるはずのない激しい躁鬱に追い込んで
>色んな奴を盾にしながら逃げ回って
うーん黒江はこういう事する。だってそういう風に作ったんだもの
しかもIF千早がいる世界線だと、聖杯モドキな魔術礼装まで手に入れてるから余計性質の悪い事になってるんですよね
そしてIF千早の新礼装の方、承知しました!
後程追加しておきますそういえば例の官兵衛に関するあれこれを書き連ねたものがこちらになります。
まず生前の黒田官兵衛について。
彼の人生の大部分は『泰平の世を築く、戦無き世の中を作る』ことに心血を注いできました。しかしその情熱たるや何故そう思い立ったのかすら忘れてしまっています。
戦を早く収束させる為なら外道な策も躊躇わず行う様は敵のみならず味方からも恐れられ冷酷で残忍な人でなしと謗られる事もありました。
戦争は忌むべきもの、泰平の世であれば自分の力は必要無いと語る官兵衛に竹中半兵衛は「僕達が働かなくて済む世の中が一番だよね」と同意します。そして二人は誰が天下人になるべきか、天下統一後の統治法はどうするべきか等を語り合うようになります。
時は飛んで信長が本能寺の変で没したと報告が届くと官兵衛は「信長様亡き今天下人になるべきは秀吉様」と即座に判断し秀吉に対して「今が好機です。直ぐに引き返し殿の仇を討ち遺志を継ぐのです」と諭し中国大返しを提案します。
この頃の官兵衛は信長が駄目なら次は秀吉、秀吉が駄目なら次は〜と仕える主を天下統一が出来るか否かで乗り換えるくらい泰平の為の人でなし度が極まっていました。
そして秀吉が天下を統一し後に秀吉が死亡するとそれまでの間の政策や後継者等の問題点を踏まえ「次は上手くやる」と豊臣を見捨てて徳川に与して関ヶ原を経て徳川幕府を開く際のシステム構築を行いました。
そしてやっと掴んだ平和な世で官兵衛はやる事が無くなり町を散策します。そしてそこで見たのは無辜の人々の活気ある生活でした。
そこで官兵衛は思い出します。そうだ、自分はこの民達の生活を守りたくて立ち上がったんだった。しかし思い返せば自分は戦争を無くすことに躍起になりあまりにも多くのものを切り捨ててきてしまった。
守るべき民の命も、恩人でもある半兵衛への義理も、それまで仕えていた秀吉への忠義も、戦で生計を立てていた者達のことも捨ててきた事を思い知った官兵衛はその事を深く後悔したのでした。>>160
次にアサシンの方の官兵衛、孝高について。
若い頃の精神性で召喚されている為に晩年に初心を思い出した頃のキャスターの方と違って戦争を無くす事を第一に考えているので“聖杯戦争”なんてものに召喚された時点でイライラ最高潮。
その上あれだけの犠牲を払ってやっと辿り着いた泰平の世がたった(個人の尺度です)264年しか保たなかった上にそれが世界的に偉業だと評価されている事実に「たかが数百年の平和で偉業扱いだとか世界にはどれだけ戦争が溢れているんだこの愚物共がぁ!」と人類の愚かさに激怒する。
聖杯戦争で召喚された孝高がまずする事はマスターを締め上げて聖杯戦争の収束を第一にするよう説得(物理)する。次に多少の被害はコラテラルダメージとばかりに陣地ごと他マスターを暗殺、最後に自分のマスターに二度と呼ぶなボケカ.スと吐き捨てて自害。苛烈ゥ
聖杯大会なら態度は軟化して「こういう事がやりたいならもっと人気の無い山奥でやるべきだ」と運営に直談判する。
聖杯探索(FGO)で呼ばれたら第一部なら「こんな子供に頼らざるを得ない時点で詰んでるのだ云々」とブツクサ言いながら協力してくれる。第二部なら「異聞帯だと?人類史ごと戦争吹っ掛けてくるとはいい度胸だ」とキリシュタリアに中指ぶっ立てるし全力で異聞帯を潰しにかかる。
結論、生前よりイライラしてる全身トゲトゲ野郎。聖杯戦争で召喚するのは止めましょう。>>161
最後にキャスターの官兵衛、如水について。
晩年の記憶がある為に基本的に穏やか。しかし若い方と同じく戦争の絶えない人類に諦観を抱いており「もう完全に無くせとは言わないけどせめて民の暮らしは国が保証するようになるといいな」くらいに思っている。
Gガンのガンダムファイトを高く評価して地球環境の問題等をなんとかする案を真面目に考えたりするお茶目な面もある────が、本人は大真面目である。
聖杯戦争で召喚されたら一般人が巻き込まれないように奔走する。
聖杯大会で召喚されたら基本的にマスターに教え子と教師のように接して自身の軍略等を教える。テレビ中継されているので授業を通して視聴者にも戦争はいけないと分かってもらおうという意図がある。
聖杯探索で召喚されたら全力で協力してくれる。しかし第二部ではたまに「この異聞帯の王が良ければですがここの住民として受け入れてもらうのもありでは?」と提案してくる。
総評、呼ぶならこっち。なんか!NEWラウ&NEWミア完全に前と違う感じになりそう!楽しい!
>>166
咲き乱れる、百合の花……!10年ほど前
プルフラス(青年の姿)「湯船に入ったら、ちゃんと百を数え切ってから上がるのだぞ」
ロリロゼ「うん!いーち、にー、さーん……」
↓
現在
ロゼ「もう!百数え切ってないでしょ!」
プルフラス(幼子の姿)「ふん!何を言うか高速詠唱で数え切ったぞ、さぁ手を離せ冷蔵庫の牛乳プリンが我を呼んでいるのだ」
劇的ビフォーアフター……うおおおお出来たぞ新しいミアが〜〜〜!貼ってもいいですか〜!
七 万事仕舞いの事、並に主従館主に見えし事
ドッ、ガン、ダン、と鈍重な衝撃音が三つ続いて廊下に渡る。最後の音が消える前に、またガコン、と音が鳴る。
メンテーが盾で視界を塞ぎ、その隙にフック、アッパー、ストレートのコンビネーションを見舞おうとするも手の甲、或いは掌で払い落とされた。お返しの足払いは足の裏で止められ、横合いからぶつけてきた盾を躱しきれずかっ飛ぶ。それでも隙は見せまいと素早く身体を捻りメンテーの方へ身体を向け続ける。
戦いが始まって、数十分が経った。二人のメンテーはいずれも疲労から肩を震わせ、息も絶え絶えといったところ。それでも互いに闘争心が失せることはなく、息を整えるとどちらからともなく攻撃を仕掛ける。その繰り返しだ。
礼装による適宜的補助を行いつつ両者の観察を続けて、フェリーぺは気づいたことがある。それは、全く一緒と思っていた二人のメンテーの戦闘能力の違いだ。こちらのメンテーと比べて、向こうのメンテーの方が一つ一つの攻撃が大振りだ。足の踏み込みも浅い。間隙が多い。総じて、向こうのメンテーには余分な動きが多い─────要は、戦い馴れていないように見える。
だが、そうであってもお互いに一歩も譲らないこの状況下でそれが負い目となることはなく、むしろ進退窮まる現状から来る気合いから時にはメンテーが押され気味になることもある。全くもって油断ならない。>>178
このままでは消耗戦になり、勝てたとしてもメンテーが無事でいられる保証はない。どこか、一瞬でも、隙を作れば─────!
踵を動かし、フェリーぺの方へ走り出す。メンテーもフェリーぺも、フェリーぺのことを度外視している。死角といっても過言ではない。思い出すのは、これまでに幾度もメンテーに助けられてきた自分の姿。マスターはサーヴァントに守られるもの。だが、それでも。ただ指をくわえてみているだけにはいかない。マスターにだってサーヴァントのためにできることがあるし、それをする権利があるはずだ。
完全にフェリーぺを蔑みしていたメンテーたちは、駆けだす彼を見て苦痛と疲労に強張っていた表情を驚愕に歪ませる。だが、メンテーなら理解るはずだ。フェリーぺは、誰よりも共に戦ってきた、唯一人のセンパイへアイコンタクトを飛び込む瞬間に送る。どうやら届いたようで、メンテーはもう一人の少女より幾分か早く平静を取り戻し、盾をぐっと掲げた。
どうなるかは、わからない。それでも、決定打にはならずとも、勝機につながれば。そう思い、飛び込む対象であるフェリーぺに目を向け、愕然とした。
─────泣いていた。
それからのことは、まさしく一刹那の話であり。だからこそ、ありありと、色濃く、二人の主従の目に焼き付いた。
涙で顔を濡らすフェリーぺが、飛び込んでくるフェリーぺを突き飛ばし、大股一歩、二歩でメンテーとの彼我を詰め、間に割って入り、そして─────盾の一撃を、庇う形で一身に受けた。
サーヴァントの力は強い。たとえそれが華奢な躯体の少女であろうと、渾身の一撃を見舞われて耐えていられる人間はいない。現に食らったフェリーぺは、押し付けられた盾の上にかふりと大きく血を乗せた。一同が茫然とする中で、ぐらりとフェリーぺは力なく床に臥す。血の色が、床の方にも付着した。>>179
メンテー?「ッ後輩!後輩…おい、おい!しっかりしてくれ!なんで、なんでこんな…!」
少し遅れて、そんなメンテーの悲痛な声が聞こえた。だがそれも、主従を現実に引き戻すことはできない。恐怖も憎悪も怒りも、心中からすと霧散していた。
盾が入った箇所が凹みながらも、血を未だに流しながらも、フェリーぺは自身を介抱し、顔に大粒の涙を落とすメンテーに向かって手を伸ばし、掠れた、今にも消え入りそうな声で静かに呟いた。
フェリーぺ?「ごめん、な…あきらめ、た…わけじゃないん、だ………ただ……」
「センパイ、に、いつも、たすけられ…て、ばっか…で……それが、いや…な、って…だから……だから」
「せめ……さいごく、らい……ら、に……」
メンテー?「喋るな!おい、おい、なぁ!私たちは、まだやれるんだろ!?また、「もう一度…世界を救おう」って!諦めるわけにはいかないって!言ったのはお前だろう!?後輩ぃ!」
メンテーの叱責にも、フェリーぺは微笑うばかりである。
フェリーぺ?「……………ほんと、に…さいごまで、ごめん。これまで、あり、が…とう……メンテー…」
フェリーぺ?「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………」>>180
辺りには静寂が漂白した。残された三人は誰も彼も、その静寂に呑まれるべくして呑まれている。身も、心も。
ぱきっ、という乾いた音がした。
初めは、気に留めることはなかった。しかし、それは段々と大きくなり、そして間隔が狭まり、やがて空間を満たすほどに増えていく。
それと呼応するように、廊下のそこかしこに亀裂が生まれた。狭間の色は、光の見えない黒一色。鏡の世界から鏡の世界へ移るときの、あの色だ。
床が亀裂に覆われ、ぐらと足場が崩れる。重力に引かれるような形で、フェリーぺたちの身は暗闇に放り込まれる。唯一人。フェリーぺを抱えたメンテーは、二人とは違ってそのままの態勢で暫くの間留まり、そして、ノイズに塗れて消えていった。カルデアは、こうして跡形もなく消失した。
◇◇◇
それからある程度は、闇の中を漠然と漂っていた。その中は、落ちて行っているというのに下へ向かっている感覚がまるでなく、謂うなら無重力状態で、眠りに誘ってくるような緩慢さが蔓延っていた。
主従の心持もまさしくそのようなものであった。何がどうなって、今どういう状況下に己は置かれているか。全くわからず、自分はこのまま戻れないのか、という推測だけが脳内に文字列となって浮かぶ、それだけのものであった。
急に、喉が苦しくなる。息ができない。酸素を欲する。今までの疎略さを忘れ、バタバタと手を振り、水を蹴り、泳ぐ動作をする。そうでなければ、溺れ死.んでしまう。はずであった。
どすんという音。背中へ響く痛み。湿っぽく、古臭い空気。空気だ。思いっきり吸い込もうとし、フェリーぺもメンテーも嘔吐き咳き込む。夢から覚めたような感覚に襲われる。>>181
周囲を見回すと、そこは馴れ親しんだカルデアとも、鏡像無間地獄館とも違う部屋だった。雰囲気としては後者に近しく、二人が小物か何かに思えるほど広い。黒と白のタイルは小奇麗で、だというのに底から這い寄ってくるような冷たさがある。天井は高く、中央には豪奢な装飾をこれでもかとあしらった、鏡の間のものより一回りも大きなシャンデリアが据え付けられ、部屋の全体を照らしている。然るに、空気はどことなく昏く、重い。
メンテー「此処、は…?」
フェリーぺ「何なんだよ…」
二人して疑問を包み隠さず口にした。久しぶりにお互いの、そして自分の声を聞いた気がする。
メンテーとフェリーぺが相互の様子を確認し、現状を把握しかねていると、にわかに手を叩くような軽い音がした。メンテーが盾を出し、フェリーぺを背に警戒態勢をとる。とてもではないが、連戦は厳しい。
メンテー「…誰だ。姿を見せろ」
汗を拭い冷静な風にして声を上げると、拍手音は止んだ。頭上から、脳漿を波立たせるように低く、どろりとした調子の男の声がする。
???「ふむ、姿を見せろ、か。」
「それを問うということは、フフ…よほど疲弊しきっているようだな」
メンテー「なに…?」
???「だって、そうだろう?」
「そうでなければ、「すぐ目の前にいる」存在を見過ごすことなどありえんのだからな」>>182
シャンデリア付近へ当てていた視線を下に降ろし、瞠目した。文字通りその男は目の前の─────絨毯の敷かれた階段の踊り場にて、二人を見下していた。
よく見知った人物。黒を主調とした、色合い自体は落ち着きのある服に、金色やら紅やら銀やらと目が冴えるような色とりどりの装飾を随所に飾り、近辺には羽翅とも鵬翼ともとれる姿のステンドグラスを三対、計六枚侍らせている。グレージュの髪にステンドグラスとシャンデリアの光で不思議な彩光を代わる代わるに乗せている。中年代の、彫りの深い顔に、貼りついたような笑みはいつも通りだ。
自身に気づいた二人を見て、男は─────サーヴァント、アーチャー。鏡像無間地獄館館主─────ホレス・ウォルポールは、一層口角を上げた。
ホレス「ようこそ。そしておめでとう、何組目かの来訪者よ。主催者及び館主として、その栄誉を称えよう」
心底愉しそうに細められた目の中の、小さな光がくると踊った。
以上です。連投失礼いたしました。
急転直下エクアドル的な展開。私の話の構成能力の低さが如実に表れていますね。ご感想ご指摘お寄せいただけると嬉しいですよっしゃ!わいもいくで!
>>188
【人物像】
ある日突然ラウの寮へ転がり込んで来た少女。
正体は日本人で大和撫子。とある一族の「一つの肉体に二つの人格」を真似て作り出された「一つの体に二つの性別を持つ」人間。根源に至る器としか見なされておらず人としても扱われていなかったところをラウの父親に救われそのまま娘として育てられた。が、父親の死によって身寄りをなくし最後の手段としてラウを頼る事となる。
男性と女性の境界線があやふやになってしまっているせいか、一人称や性格がイマイチはっきりとしない。口調も穏やかであったり敬語だったり荒々しかったりと安定しない。
肉体を自在に変化させる魔術の影響によりオリジナルの自分がどんな人間だったかも思い出せずにおり、宙ぶらりんの状態で生きている為に自身を観測する第三者がいなければ自己崩壊してしまう不安定な存在となっている。
両性具有と言う稀有な肉体であるせいか、誰とも深く知り合えないミアには真に信頼できる相手などおらずその為に精神は内面では今にも崩壊しようとしている。
本当の自分を思い出す為にはラウの魔術により自分の記憶を一番最初まで遡らなければならない。それ故ミアは表向きは彼の妹という体裁で共に生活する事となった。
現在は外見を黒髪の少女で固定しているが気を抜くとすぐ別の人間になるらしく一刻も早い治療が望まれる。
【起源】重複
【台詞例】
「こんにちは、貴方が私の兄貴でいいんだよな?」
「なんだよ、俺の体に何か文句でもあるんでしょうか?」
「俺は誰だ?私は誰なの?」
「速やかにその粗末なモノを引っ込めてくださいやがれこのお腐れ野郎!」文筆能力が著しく低下してしまい、ダイジェスト版になりましたが覇久間聖杯戦争を投稿しました。
なお>>186・普段着共通の事なんだけどコートの合わせは本人がいつもわざわざ「女性体型で着られる男物」を仕立ててるから常に右前だよ
書き忘れてましたがレンタルサーヴァントと人物のページの自分担当分を更新しました。レンタルサーヴァントはレンタル可と挙げるにしても、扱い方が難しそうだなと思ったキャラクターは除外しましたが使ってみたいのであればどんどん使ってください。
オススメする役割を追記していたら、業平や与一は結構使い勝手がいいと思う。>178へのご感想ありがとうございます。以前に投下されたSSも只今拝読させていただいております。
>>184
争いは同レベル(同一存在)の間でしか発生しない…!
いや、正確には同一存在というわけではないのですが…ごにょごにょごにょ…
>>193
もう終わってるんだよなぁ…ある意味最悪の形で、ですけど。
>>195
あっけなさを意識していたりするので、自然とそうなっちゃったり…ノイズになって消えるって、ゲームっぽくって良いですよね。
>>196
やったー!お気に召していただいた!フェリーペさんもですが、メンテーさんもメンタルをすり減らしたくなる枠なんですよね…
向こう側の事情は、この次に色々ネタばらしをする予定。ifとは実はちょっぴり違うんですよねこれが…>>191
おぉ、以前のものと比べるととってもライトに…口調があやふやというのに危うさが見えていて良いですね。兄との関係も着かず離れずといったところで程よい感じ…
外見の記載がどれも「不明(一応は~)」表記なのが個人的に彼女?の境遇を表していて特に好きです。
>>190
拝見させていただきました。
やはり将門公、根は武人。強敵との闘争は燃えるものがあるんですね…しかしフラカンさん戦後にまたこれだけ猛れる展開があるかというと…うーむ。
>>162
こういうまとめはありがたいですね。黒田さんは大河で見ていて気になっていましたので、キャラの人物像がはっきりわかるのはうれしいです。
人間って、年を経るごとに感性とか色々変わっちゃうもんだよね…子供のころ食べられなかったものが食べられるようになったり…>>206
あざっす!
程よい距離感目指したっす!
あとふ●なりは譲れないっす!>>21
ブレイクさんとラウさんの、噛み合いきれてない距離感好き…そしてブレイクさんの詩の引用好き…意味が深い…好き…イケおじ…大好き…
うちも引用とかしてみようかな…非常に面倒くさそうだけどポーの詩の翻訳でもして……ポー、自分の詩を引用するような性格じゃないわ…
>>54
あまねちゃんとエドワード5世の関係が、時空が時空なのもあるんでしょうがほっこりしていて良いですね。もっと二人の会話が見てみたかったな、とも思ったり。
あと、前スレのプリンス・イン・ザ・タワーさん拝見させていただきました。闇のある少年キャラはいいぞ…
「アン・ブーリンであったりジェーン・グレイであったりする」ことからわかる彼という存在のあやふやさと、そうでありながら真実を追おうとする意志がとても好きです。黒色の大柄な得物を使う、というのも体格とのギャップや厨二心をくすぐられますね。
>>56
これはかねてから気になっていたのですが、各キャラの「登場させて喋らせたり動かしたりするうえでの留意点やコツ、ポイント」をよろしければ教えていただきたいです。
島術さんのキャラは皆複雑な経歴を持っていたり個性があって、うまく動かし方が見出せず…
>>71
ヒュー!これはなんともお熱い展開。アメリカの現代史を代表する偉人がそろい踏みですね!
グランド三騎のそれぞれの描写が胸をさらに熱くさせる…負ける気がしない…イベントとかだと、サポート欄にこの人たちが出てきて選出したらバフがめちゃんこ乗る系のバトルですね!専用BGM流れるやつですね!(ぐだぐだ邪馬台国に燃えた人)>>137
季節イベには似つかわしくない熱いバトルカードだ…!半ばギャグっぽさのあった蚩尤さんのあとだと、よりいっそうシリアスみを帯びていますね。温度差でラベンダー散っちゃう…でもそれがいい…
>>112
千早ちゃん…封印指定の人に挑むとは、彼女の憎悪がよく表されていますね。そしてマイアさんの食えない感じ…胡散臭い…とは少し違う。侮れない感じが随所から溢れていて、封印指定者がいかなるものかがよくわかりますね…そしてそんな人から随分なものをもらっちゃった千早嬢の今後が楽しみだぁ
スィレンと千早ちゃんが戦ってる感じのSS書くとき、耳飾りについて言及入れよ…スィレン本人にしたら褒めてるつもりが地雷踏んでる感じにしちゃお…>>183
何とも寂しいというか、もの悲しい決着…
そしていよいよ黒幕?とのご対面。はたしてどう展開されるのか…
>>191
これはまた、シンプルに不安定ながらも面白い子になりましたね
改修前のミアが持ってたドス黒激重設定が減った分、だいぶ気軽なキャラになったと思います。その分別方向に深刻さが増した気もしますが
>>202
書きそびれてましたが、確認してましたよ!
返事が遅れてすいません
いやーしかし、本当に何からコメントすればいいものやら
ゲルト→黒野への予想外な感情の重さに加え、黒野評の「混じりっ気なし、純粋な一般人」という所で胸を抉られもにょったり…
これ一歩間違ってたらゲルトが黒野を冷徹に処理する展開もあり得たのかなと思いました
とりあえず、次の手番はこちらからお書きするという事でよろしいでしょうか?
多分内容的には戦闘勃発&軽い駆け引きになると思いますwikiのIF千早ページに新礼装・『清姫』の項目を追加しました!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%BF%97%E6%9D%91%E5%8D%83%E6%97%A9%28IF%29
大まかな文面ですが、これで大丈夫でしょうか?>山星さん
一応後付けの設定である為、他とは区別をつける形にしてあります
何でしたらご利用の際はノータッチのままでも大丈夫ですので、よろしくお願いします!>>202
ぎゃー見逃してた!見ました!
ゲルトが黒野くんにそこまで影響受けてるとは思わなんだ…
いやー何かしら感情向けてるだろうなと思ってましたがここまでとは>>223
セット大変そう(KONAMI感)自分の中にある那須与一の見た目は↓のようなイメージです。これでエルフのような美貌と弓の技巧、ゴブリンの悪辣さ、人間の知性、オーガの腕力が合わさった鎌倉武者。実質的に森君に近い。
>>224
スキル名を教えてもらいました。全て拾えたわけではありませんが、できるだけ反映してみました。>>227
上にカイホスルーの家族関係の設定を書きました。
それではマンイーターを投稿します。
【CLASS】バーサーカー【真名】マンイーター
【性別】女性(本来は変身した対象によって変動)
【身長・体重】cm・kg(変身した対象によって変動)【属性】中立・悪【出展】史実・創作・伝承
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具A+~E
【クラス別スキル】
狂化:-
「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。……なのだが、「狂気の象徴」としての出自がバーサーカーのクラスと波長が合い、狂化と打ち消し合った結果、奇跡的にもバーサーカーとはとても思えないような正常な理性と知性を具えた状態になった。
陣地作成:A
マンイーターが作る陣地は魔術師の工房とは異なり捕食者としての「縄張り」である。>>228
【固有スキル】
無辜の怪物:EX
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。神話・史実・映画など問わず数多の物語で作られた無数の『人を喰らう怪物』の認知から形作られた。
千変:A
『人を喰らう怪物』とされるモノに己を変じさせる事ができ、その対象が持つスキルをEランクまで弱体化した状態で行使できる。
人喰い:A
『人を喰らう怪物』としての性質。人類種あるいはその性質を持つ者に対して、「対人」ダメージ値のプラス補正をかけるに対する特攻スキル。このスキルの対象外になるのは項羽や坂田金時や酒吞童子のような人間の性質がまったくない者のみである。複合スキルであり、高ランクの直感スキルと戦闘続行スキルの効果も含む。
【宝具】
我、比類なき狩人なり(エイペクス・プレデター)
ランク:A+~E 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:-
大衆が抱く『人を喰らう怪物』の認知に基づき、その姿を怪物に変える。彼女が必要と感じたら身体を望むままに『変化』させられるので、自由自在に身体を巨大化させたり、手や目や口など身体の部位を複数作ったり、動物や悪魔へと姿を変えたりすることができる。周囲の人々が持つ潜在的な恐怖と不安を基盤として、人口密度の高さに比例して力は変動する。
以上です。あれこれ考えていたらジェネリックなジャックさんになってました。キャラクターとしては女性と書こうかなと思います。>>228
(あれ? また見逃してたか…?)
…返信してます!マンイーターが落ち着いてからでいいのでちょっと相談したいマスターを投下してもいいですか?
具体的には「中身おっさんのショタジジイ」にするか「中身おっさんの外見おっさん」にするかを悩んでますちなみに募集して増えた結果答える質問は現在こんな感じになった
・私が考える各マスターの起源とは / 誕生日について
・ダイアナ=アッシュコットは起源覚醒した場合どうなるのか?
・魔術詠唱について
・サーヴァントの見た目年齢について
・カシンチャンシリーズ、禁断の「本来の」ステータス明文化
・李くんの両親は今どうしてるの?
・エレーナさんの実家って今どうなってるの?
・あまねちゃんの夢である一家団欒ってぶっちゃけ叶うと思いますか?
・例のメイド喫茶ってどんな所なの?
・島編でやろうと思ってた展開
・結局なんでハ様って対象Kと割と絡むわけ?
・「こいつにはメンタルケアが要る」人と「どうすれば解決に近づけるか」
・あるいは真っ当に魔術師として完成したらどのくらいのスペックまでいけるのか?
・各人間キャラの好みのタイプ(異性)ってどんな?
・お嬢と従者が聖杯戦争に出るとしたらどういう立ち回りを狙いますか?相性のいいサーヴァントは?
・エレカイ主従に第三者が介入したらどうなるか?
・スリーサイズ!
・各キャラの「登場させて喋らせたり動かしたりするうえでの留意点やコツ、ポイント」
……クリスマス期間だけで終わらせようとすると一度の投下量が膨大になっちゃうし、予定を繰り上げるべきか考えている私だよ>>242
Wikiにガッと纏めてリンクをペッとするのもありと思いまっせあとマンイーターの性能面は現状大丈夫でしょうか?
学習力(狩猟):Aを加えるかどうかってのもありますけど。>>247
これは黄金の別離みを感じる(小並感)
太公望のエミュ問題ないです〜格好良いです!>>257
では!
「どうもはじめまして、ジョニー・デップです。え? そういうのはいい? ……では改めて自己紹介を。おじさんはドナルド・カイネン。気軽にドナルドおじさんと呼んでくれ」
【氏名】ドナルド・カイネン/Donald Kainnen
【性別】男
【年齢】170歳/A案:30代〜40代 B案:10代前半
【出身】アメリカ合衆国・シカゴ
【人種】アメリカ人
【身長・体重】
【肌色】白【髪色】グラファイト【瞳色】ストーングレー
【外見・容姿】
A案:オールバックに掻き上げた髪が特徴的なスーツ姿の紳士。外見年齢はまだまだ若々しく生気に溢れている。
B案:上流階級の御曹司風の服装に身を包む年端も行かない少年。外見は子供らしいがどことなく底知れぬ雰囲気を身に纏う。
【令呪の位置】右手。竜と剣と盾
【魔術系統】降霊術、召喚術、錬金術、投影
【魔術回路】質:A 量:A 編成:異常(固有結界の運営に特化している)
【起源】混沌
【脳内CV】土師孝也
【イメージソング】GO CRY GO/OxT>>258
【魔術・特殊技能・特性など】
魔術師としては完全な後衛・専守防衛型。
アーチボルト家の9代目やマインスターの魔女のように『自分の工房に引きこもる籠城戦』に高い適性を示す。
使い魔、あるいは魔術礼装などを『投影』するという規格外の能力を持つ魔術師。
彼が投影する礼装にはサーヴァントのスキルランクに換算してCランク相当の「エンチャント」が付与されており、冷気、対邪、対聖、流血、鋭刃、貫通、触霊、帯電、誘導、追撃、火炎などの効果を持っている。
KEO(Kureha Enchanted Object、霊媒付与物品)と同様に1級品の礼装として魔術世界では高値で取引されている。
クレハのそれと違うのは彼が意図的に自作の礼装を売り捌いているその一点に尽きる。
彼の行動原理は『世界に混沌を振りまく』ことその一つのみ。実際彼の礼装によって裏社会の勢力図は少しずつ変わりつつある。
投影される使い魔はスケルトン、ウェアウルフ、ウェアジャガー、ゲイザー、ゴブリン、ワイバーン、ゴースト、キメラ、ラミア、ケンタウロス、バイコーン、スフィンクス、スライム、バジリスク、コカトリス、スプラウト、トレント、グリフォン、ゾンビ、ハーピー、マンファンガス、ラミア、ワイトなど多岐に渡る。
生命体の投影であるため維持時間はごく短時間。生物としては強力だが使い魔であるためサーヴァントには遠く及ばない。
長所としてはその投影量に尽きる。質量共に高い魔術回路を持つ彼は、一体一体が強力なそれらを湯水の如くに投影することが可能。
魔術師としては紛れもなく一流なのだが、これらの能力は全て後述の固有結界に由縁するものである。>>259
■D.D.D(Deadly Deep Dimension)
固有結界。致死の深淵にて君を待つ。
一つ一つが人間の身体ほどもある巨大な石壁が周囲を囲む地下牢を展開する。
内部は埃っぽい上に湿気ている。
石塊の表面は苔むしており触れるとほのかに濡れている。足元はぬかるんでおり、
壁と地面の隙間から無数の茸が生えている。
松明やランプなどがなければ重力の感覚すら失うほどの暗闇が広がっている。
触覚、嗅覚、視覚、様々な感覚野にその異様性を訴える異界であり―――最も強く主張するのは、聴覚に働きかける様々な異音である。
ナニカが這い回る音、ナニカが這いずる音、ナニカが寝息を立てる音など、闇の中にあってナニカが棲息しているという事実が音によって証明される。
その本質はあらゆる幻想を許容するという世界(モノ)。竜を討ち、魔王を倒し、姫と結ばれるという王道幻想譚がこの世界では成立する。
上記の礼装や使い魔達はこの固有結界から『漏れ出した』ものである。
【礼装・装備など】
『叫びに応えるもの(Pain Caller)』
自らの生命活動が停止した時に起動される義体。彼の生命情報が記された羊皮紙が核となっている。原理としては原典のゴーレムに近い。ゴーレムがemethの文字を記すように、彼の生命情報が呪文代わりになる。
当然こちらも固有結界出自の一品。>>260
【人物像】
起源通り混沌をこよなく愛する男。法を嫌い無法を好む。
その行動理念は『混沌を招く』ことに純化しており、味方だと思った瞬間には敵となることも多々ある御仁。
必要最低限の空気は読むが、それは裏返せば人心掌握に長けているということ。
懐に入り込んで信頼を得たあと、獲得した情報を最悪のタイミングで暴露したりする。もしかしたら傍迷惑も起源なのかもしれない。
性根は滅茶苦茶な男ではあるが、性格と振る舞いは極めて明るく気安い性分のおじさんである。ちなみに一人称もおじさんである。
長話と雑談、あと甘い物が大好き。全てを同時に摂取出来るファミレスを聖域と語る。
流行に敏感でタピオカとVTuberが好き。推しは星○す○せ○とと○の○ら。
サブカルチャー全般に興味を示すが、その本ジャンルは意外や意外、ファンタジー作品である。厳密に言えばハイ・ファンタジーを好み、同ジャンルで言えば小説から漫画まで守備範囲内。
彼自身は誰かに敵意や悪意を抱くことは無い。ただひたすらに秩序の崩壊を求めている。
台風や地震に誰かを害する意志などないように、ある意味では超自然的な存在とも言える。
そんな彼と関係を築くコツはただ一つ。
彼以外の誰とも人間関係を築かないことである。
イメージカラー:ソイルカラー
特技:人間関係を崩壊させること
好きなもの:混沌、タピオカ、VTuber
苦手なもの:秩序、休載、言論弾圧
天敵:■リナ・■■ル>>261
【セリフ】
「す○ちゃんの新衣装最高かよ……感情が……感情が爆発してしまう……!」
「勘違いしないで欲しいんだがね。おじさんは誰の味方でもないが……誰の敵でもない」
「為せば成る、さ! ドントウォーリー! ビーハッピー!」
「あのー! ベルセルクの完結はまだですかねぇー! おじさん死んじゃうんですけどぉー!!!」
「ここに紙と鉛筆と賽子がある(One sheet.One pencil.One dice)」
「君は剣士になってもいいし、魔法使いになってもいい(Can you try character make)」
「君が世界を救いたいのなら、誰もそれを止めはしない(Pretending to be someone else)」
「神はこの世界に光をもたらしたが、(Gamemaster is a golden ruler、)
「神は絶対的な存在ではない(But not an dicator)」
「この世界を生きるなら、君は女神の力を借りねばならないだろう(You must overcome a fuxxing dice)」
「武器を取れ、足を止めるな。どんな失敗でも、乗り越えるだけの力が君にはある(Role the dice.Oh Holy shit. It's a fumble)」
「さあ、冒険を始めよう―――“致死の深淵にて君を待つ”(Session start.campaign:Deadly Deep Dimension)」
【役どころ・コンセプトなど】
黒幕。あるいはドラえもん枠。愉快犯。トリックスター。
【製作】猫の藩士
【レンタル】可
【NG表現】殺人、ファンタジーの否定、秩序を重んじる発言>>266
両方大衆の認知と自己の姿の変身に関わっていますから、一本化できるかもしれませんね。
>>268
ご意見ありがとうございます。言語を持たない、コミュニケーション不能な怪物もいいと思いますが舞台装置に徹しすぎるかなという思いがあります。
正気があるコミュニケーションができる、というのは「会話ができる人喰いの怪物」という認知によって成り立つ、という理由付けもできるかなと思っています。呪術迴戦の特級呪霊みたいなものですね。
>>267
当初の予定だと将門公でも負ける可能性が大きい強豪が多くて脱落も十分あり得ると考えていましたが、思いの外各陣営でぶつかることも少なく……。
ライダークラスで夏美との組み合わせで書けそうだと思えた人が将門公とスブタイの2択だったのも地味に痛かった。スブタイは設定上は将門公より強いし、性格も癖があったからさらに覇久間聖杯戦争で動かすのが困難になっていたかもしれない。
夏美のほうは聖杯を渡しちゃってもいいのですが、将門公との折り合いの付け方を考えないといけませんね。>>272
2つ姿があるとなおのこと掴めない人物になるかなと思います。
私のほうも覇久間での経験から悪のマスターを作ろうかなと考えてます。モデルとして考えている候補はグリンデルバルトか獅童正義なんです。組織の長ポジションなんですね。
悪のマスターを作ろうと考えている今にして思うと巻き込まれ一般人枠にシリアルキラーを入れた虚淵さんの発想力が凄いやと思います。>>279
そっかぁ……実は異聞帯の王の幻術で精神的致命傷を負って片方を助ける為に片方が犠牲になるとか考えていたんですが、方針の変更ですね。NEWラウも出来ました!貼っていいですか!眠いです!
ダムだ!貼ってなる!
氏名)ラウ
【性別・年齢】男性 19
【身長・体重】176センチ60キロ
【国籍・出身】日本
【所属・役職】時計塔 現代魔術科
【趣味・特技】香水作り
【好きなもの】女の子
【嫌いなもの】天才
【外見的特徴】金髪をオールバックにした青年
【解説(人物】
キザな性格でナルシスト。やたらとカッコつけたりハッタリをかます癖があるが、性格は結構図太く図々しい。
自分には素晴らしい才能があると周囲に吹聴しており、その言葉に違わず勉学においては秀才として認められている。
が、その実態は血の滲む様な苦労と共にのし上がってきた根っからの努力家。周囲に認められたいという願望と、才能の無い自分への怒りが相乗して凄まじいコンプレックスへと変化、誰にも見下されたく無いと言う執念を糧にしてきた。
そんな彼の唯一無二の才能こそが、「匂い」に敏感である事。優れた嗅覚を持つラウは常人では感じる事の無い微弱な香りを嗅ぎ分けたり、人間に作用する香りを作り出せるのだ。
しかしラウには悩みがあった。魔術回路の量と質がさして高いものではないのだ。こればかりは努力で補えるものではない為に頭を抱えている。更に努力だけではどうやっても補いきれない絶対的な才能には打ち勝てない事へも苦しんでいた。
加えて持ち前の魔術も注目こそされど発展が無くむしろ制御が効かない為にダメダメの烙印を押され気付けば現代魔術科へと叩き込まれる始末。
なかなか努力が実らないある日、父親が死んだと言う手紙に合わせて妹を名乗る少女、ミアが転がり込んでくる。父親の忘れ形見だというミアは特殊な体質故に苦しんでおり、ラウの魔術ならば治療が可能なのだと明かした。
つまるところ自分の知らないところでくそ親父が勝手にたらし込んだ子供を押し付けられたわけである。
ただでさえ自分の事でいっぱいいっぱいだというのによくわからない知らない妹の面倒を見なくてはならない…そんなため息しかつけないラウの明日はどっちか。>>288
使用する魔術
【系統・代数】通常
【属性・編成】風
【魔力量・質】C・C
【起源(補足】酩酊
【解説(能力】
自身の嗅覚と起源を用いて作り出した香水、それがラウの編み出した魔術である。
この香水の放つ香りは人を酔わせ、感覚器官を混乱させる。五感全てを惑わせ、幻覚を見せる事さえ可能。バリエーションも豊かで、痛みを抑える鎮痛剤の様なものや、精神高揚剤の様なものまで揃っている。
しかしそれら全ての効能は効いたり効かなかったり、加えてラウ本人にも制御不可能な為に周囲に無差別に影響を与えてしまうという曰くつきのものである。
ただし理論的には記憶も操作できる様で、人間が持つ元初の記憶…つまり根源に触れられる事さえ可能なのだという。
果たしてそれはいつの事なのか、少なくとも現時点ではまず有り得ないであろう。
【台詞例】
「お願いです!この実験が成功すれば、根源への第一歩になるんです!そこをなんとか!お願いです!」
「妹!?妹!?急すぎない?」
「舐めるなよ。俺はいずれ時計塔の頂点に立つ男だ!手始めにまず現代魔術科を制覇する!見てろよ!」>>277
>スブタイは設定上は将門公より強い
ぶっちゃ将門公が厄介なの強いことより死なないことなんで……(強くても防御なりストック系宝具がなければギルみたいにあっさりいくこともあるし)
この辺は開始前に話し合うべきだったなとこちらも反省してますが……
>>278 >>283
まぁ一応夏美と芽衣が知人なのでマスター狙い以外の方法を提案するなりになりますかね……その辺で無理しての衝突は各陣営避けたいでしょうし
>>282
唐突感否めないかなぁ……
セイバー陣営がいざとなれば手を汚せるのはフラカン戦で分かってるけど、アレンの病気云々もローガン君の妹を助けたい云々も結局のところ夏美が正常な聖杯を譲れば解決しない?ってのが問題ですし……
いっその事、聖杯が汚染されてて夏美が破壊を目指す方向性なら利害の違いでの衝突とかがわかりやすいかなと>>291
聖杯の状態や性質を夏美が知っているか、先代からの伝達が出来ていなくて「まさかこんなことが!?」みたいな展開にするかは、もう少し進んでから皆さんと相談しようかと思ってました。ᚢᛏᚷᚨᚱᚦᚨ ᛚᛟᚲᛁ
ウートガルザ・ロキ戦でこんな演出がしてみたい。>>294
同盟はもっとよく状況を考えてからやるべきでした……。
海賊的でアクティブに動ける悪のマスターはいいですね。覇久間の経験から物語を動かすきっかけを作る悪役は必要だと思っていたので、そういう動きができそうなのは魅力的です。>>297
キャラクターに目的意識があれば、喧嘩を売らなくても自然と戦いは起こるんじゃないかなって。
スタンダードな聖杯戦争だと、基本的には「◯◯したいから『絶対に』聖杯を手に入れなくてはならない」ということ。
たった一つのものをみんなが「絶対に欲しい!」って思っているからこそ競争や争いが生まれるのだから、そこで変に日和っちゃったり妥協したらなあなあになってしまうと思います。
あくまでも「基本的には」なので、絶対に「最後の1人まで勝ち残らなくてはならない(ここで負けられない、ではなく)」理由があれば他の動機でも全く構わないとも思います。
「聖杯を無条件で譲る」っていうのは例えるなら、全員が有り金はたいて「1等6億円!他は全部粗品!!宝くじ」を買ったのに1人が隣の人に「もし6億円当たったらあげるね」って言い始めるようなもの。
一等が当たらなければ破滅しかないのに(少なくとも本気で聖杯を欲している人はそうですし、他人もそうだと思っているでしょう)何を言い出すんだこの人は!?という底知れない恐怖感や猜疑心を生むかもしれません。
上手くやれば、その辺も話を動かすきっかけになると思います。
なんにせよこの段階でまとめるのなら、キャラクターの根幹部分よりも「なんで戦わなくてはならないのか」という個々人の動機を明確にするといいのではないでしょうか。今月と言うか数日中にはクリスマスイベのシナリオを完成させなきゃ(自分の尻に火をつける)
>>275
悲しい……ハクマ槍陣営はいざとなればローガンの義妹を本格投入すれば……とは思っていますが、現状ローガンと玉兎のイチャイチャしか書いてないのが響いてるかなと。
戦うとこ書いてみるかな…バーサーカー討伐戦で令呪使っちゃおうかな>>298
あ、いや言葉足らずでした
戦う=喧嘩なのでそれについては承知してます。わざわざ戦うという選択をしなければならない理由があるパーソナリティという意味ですね〜……………………何なら覇久間、郁をボスにしましょうか?ちょっと強引だけど筋道は思いついてます
>>310
了解です、今日中にはとりあえず顔のデザインを提出しようかと!>>290
>>303
あー…良いですね。独自性の強い魔術も、それを扱いきれてない、やや未熟な感じも、以前と比べて親しみやすさを覚えます。
セリフからも魔術への真摯さと一般人っぽさ、覚悟を決めた時の力強さがあって……でもこの兄妹が、あの異聞帯で………臆無情…
>>263
>>306
私は断然、A案ですね!(イケおじ好き)
にしても混沌を好むとは…どっかのなんたらホテプみが強い。クトゥルフ鯖やホレスなんかと組むと面白い(おそろしい)ことになりそうですね…
>>231
またも、ホレスが好みそうなサーヴァントが!これ喚んだマスター絶対外れですよ、間違いない。
人物像は、>268で愉悦部さんが仰られている通り人間味はなくても十分アリだと思います。ただ私だったらヤン/デレ(一目惚れ激しい&大切だから食べちゃう)系になっちゃうなと
>>311
一番覇久間で宙ぶらりんなのがうちだと思うので…
筋道っていっても、要は「全部這い寄るヤツが元凶だ!」系ですけどよーしラウとミアを更新し、そしてペーネロペー個人ページに加えておきました!
これからは兄妹?兄弟?仲良くギャグもシリアスもほどほどにこなしていくのでよろしくおねがいします!>>321
大丈夫!しないしさせないから!大丈夫大丈夫!>>328
信念が信念なだけに「去る者は追わず来る者は拒まず」の精神ですから…なお料理はろくすっぽ作れないので弟子たちが入りびたる代わりに日替わりで作っている模様
弟子たちは、ノリが完全に男子高校生。全員集めて「この中で誰が一番強い?」って聞いたら口々に「そりゃ自分だ」って言う(言わずとも心中で思ってる)けど、「じゃあ一刀斎に勝てる?」って聞いたら「無理に決まってんだろ」って答える。そんなメンツ。
>>329
だからって…せめてDEXはもう少し…イギリス探偵なんだから…
あぁでも、アレンさんには使い魔とか魔術系での外付け強化があるから…魔術師って大抵そうだから…ステは飾りだから…
ところで質問。この中で「文字に関係のある」サーヴァントって誰がいます?うちだと人麻呂とかが当たります>>330
そ、そうですよね……魔術師なんだから本領は魔術……ちょっと魔術纏めてみますか……
簡易結界、偽装死、ハッキング、変身、ジャンプ台、解錠、閃光弾、ロープ、敵の追跡
どっちかって言うと泥棒なのでは……?()
文字に関するサーヴァントですとハングドマン(ルーンの祖)とトゥト・アンク・アメン(ヒエログリフ使い)がいますねえ>>331
ありがたい……理論上は可能というどうにでも弄れる設定にしてよかった……>>327
グロンギのコミュニケーションとれても相容れない怪物像が好きなんですよね。小アイアスとは違う意味で敵として倒しても呵責を持たないキャラクターになるかなと。
甚助も神夢想林崎流は名乗ってはいないんですよ。後世に名付けられただけで。甚助は弟子たちがいずれ自分が斬るに値する人物になることを期待して育てた結構怖い人。ただ弟子たちは誰もが甚助の技術をそのまま継承出来なかったので、甚助は弟子たちにあった形にアレンジを加えて教えたので純粋無雑な剣聖の技術は失伝しています。
ここら辺の弟子への教え方は鬼滅の刃の縁壱がオマージュに入ってます。日の呼吸と違って失われてしまいましたけどね。>>330
文字に関係するどの程度の関係性にもよりますけど、厩戸皇子(「三経義疏」を著した)、在原業平(六歌仙)、ヘンリー(「哺乳類の時代」、「The origin and evolution of life」を著した)、プトレマイオス1世(アレキサンドリア図書館設立、「アレクサンドロス大王伝」を著した)がうちでの関係者でしょうか。>>330
サーヴァントじゃないけどルーンみたいな感じで梵字か神代文字使いの魔術師はちょっと考えた>>330
アルファベットの元になった文字を文明に持ち込んだっていう逸話から、ランサーのカドモスでスキルに「筆記特権(仮称)」で『アルファベットを母体に持つ魔術や呪術、スキルへの耐性付与』とかを考えてたことはありますね。
すでにカドモス二人くらいいるのでサーヴァントとしては詰めませんでしたけれど。アリウムさんへ、
バイバルスさんの眼帯というか見えなくなった目って、他人側から見てどっちの目になりますか?>>330
ん〜…文字というか奉納した手紙が逸話になったサーヴァントなら一騎います
毛利隆元といって、これまたストックにいるんですが…>>330
書道の神様としても信仰されている菅原道真公ですかねえ>>346
ホニャ行さんであってたかぁ……
ドナルドおじさんは普通に忍者に好意的だし風魔にも好意的だろうし起源が『混沌』だしで案外X君との相性は悪くないかもしれん………!>>349
どうぞどうぞ~!「っかー!酒美味いっすねー!日本じゃ未成年だから呑めないっすけど、こういう闇が絡んでるとこはだいたい通るんで楽しい楽しい!」
「よく飲むね、ミーニャ君……いや、ちゃん?」
「他人の奢りでガパガパ呑む酒とメシは最高ッスー!性別非公開っすよー。金払ってくれるなら教えてあげますけどね。現役高校生ではありますよ」
「フッ……俺はそのような飲み方をしない。俺の名はクリストファー・W・クライ……アイリッシュ・ウィスキーをストレートで優雅に飲む男……!」
「君はビールが好きなのでは……ああ、また何かに影響されたのか」
「んなもん腹に入れば一緒ですよ。ウン十年ものよりワンコインのワインの方が好きッス。スラム育ちに風流を求められてもってことですね。その点ホッピーは安いし美味いし最高っすね、マジ神。まああれノンアルですけど。てかラーズさんも結構飲むんですねぇ」
「割とザルでね……燃費が悪くよく食べる方でもある」
ラーズ・リュングベリとクリストファー・クライ。二人はかけられた依頼を果たす為にとある発展途上国の一部……魔術と狂気が横行している街に訪れ、そこで同じく同業者(魔術使い)であるダヴィ・ミーニャに出会ったというだけだ。
「詳しい話は聞くつもりないっすけど、お二人とも『シ区画』に行くんでしょう?どういうところか、ちゃんとわかってます?」
「魔術師の作った遺物と、狂った魔術使いが横行し回っているということは」「あー、それじゃダメっすねぇ。あそこは地獄ですよ。当たり前のように魔術が存在するんです。魔術を使えない一般人も、そこの区画に住んでるならその存在を全員知ってる。
自分達を実験材料に使おうとする魔術師から、はたまたそんな奴らの手を離れて暴れまわっている礼装や使い魔から、そして仕事をしている魔術使いや、頭のおかしい魔術使いからも逃げ回って、時にはそれ以外の怪物からも逃げ回る。魔術が使えないから、は理由にならないんです。
そんな場所で生きてきたからか、あそこは一般人の強さも特別なんですよ。力がないやつ、それを受け入れられないやつは淘汰されて、そうでないやつは魔術の一つも使えないくせにあり得ないほど強い。代行者とかと同じですよ、人間のくせにバカみたいな力を持ってる『戦士』がいる。最低水準でもそこらの二流魔術使いとは互角なんじゃないですか?」
「神秘の問題はどうなっているんだ?というか、良くそれが流出しないな」
「発展途上国だから、ですよ。これが先進国ならそんな風には行きませんから。魔術の存在だけが知れ渡るならそれは魔術基盤の広がりにつながるだけです。ようは一般人が魔術の理論を理解しなければいいんです。もし流出しかねないことになるなら、その時は非魔術師に『処理』をしようとする魔術側とそれに抵抗する非魔術師側で一悶着ありそうですけど、俺の知ったことじゃねぇっす」日本の『ツマミ』であるスルメという名の食べ物をライターで炙りながらゴクゴクとホッピーを飲み干すダヴィはその飲み方食い方だけを見れば日本人のそれだ。日本に住んでいる中で影響されたのかもしれない。タバコは吸わないけど火があれば何かと便利なんで、という理由で愛用し続けているライターだが、本当のところは兄弟がプレゼントしてくれたからだそうだ。
「あー……あと、そうだなぁ……あの区画は、アレが出易いから……」
「アレ、とは?」
「とても苦い顔をしているようだが」
「あー、二人はまだ出会ったないんすかぁ。じゃあ仕事仲間のよしみで特別にタダで教えてあげるっす。
………戦場に不似合いの長剣を握って弓を担いだ、葉巻を咥えた女性を見かけたら一目散に逃げるのをオススメするっす。アレは化け物ですから。逃げられないなら、敵意がないことを示してください。その女の目的が自分達の目的を害することなら、大人しく女に道を譲ることですよ」>>358
ネタが無いわけじゃないしストックに何人かいるんですけど何故か出し惜しみをしてしまう……
サーヴァントみたいにほいほい投下できない……
なんでやろな……そのマスターが持つ魔術は何か、という時点から決めるのが苦労しているのだから、これは自分のオリジナリティの無さが露呈しているようで勝手に精神的ダメージ受けるという間抜けなことになる。
>>364
サーヴァントは固有スキルがあるので能力面がテンプレート化されてるのが大きいとは思います
「水使い」がコンセプトのサーヴァントなら魔力放出(水)の一言で説得力が出ますがこれがマスターってなると理屈付けがまあ難しいですよね>>365
じゃあ変なリクエストなっちゃいますが、獣胎憑霊法と組み合わせて面白そうな感じの異能(魔術でもいいし超能力でも)で。人外系になったり、狂気全面ドーン!みたいな方向性になりそうなのだとなおヨシです(表面上はマトモっぽいの多いし、完全ヤバいキャラを作ってみたい)ちなみにラーズ・リュングベリの弱点は「不意打ちで嗅いでしまうきつい匂いや大きな音」だったりするとかしないとか
>>368
使い魔ワラワラ型の人とネムレスは悪くない組み合わせ。ネムレスの言う命の削り合いで使い魔をHPと見立てて盛り上がって突貫してくる。ナチュラル狂人。
>>369
そもそも武器使うマスターが少ないという事はさておき例えばユージーンはトランクケースとかに魔眼を入れて持ってます。中身は空間拡張済みなので魔眼が100個入ってます。あと京介は武器にもなる使い魔を装身具に変化させて身に付けてます。
>>371
ネムレスは勘で致命傷を避ける術は中々のものですが肉を切らせて骨を断つな戦法をよくするので死なない程度にとボコろうとした初撃を受けながら反撃、その反撃がどれ程通るかによりますね。削れるにしろ削れないにしろネムレスは最期まで笑いながら強敵との戦いを喜ぶはず。NEWラウandミアの紹介ss出来たんで貼っても良いですか
>>380
こいつ、基本戦闘はは逃げの一手なアレンや露伴と違って相手が強けりゃ強いほどハッスルする傾向があるのでそういう意味でも相性がいいと思いますね
テンション上がったら「使い魔に任せ己は手を汚さぬなど騎士の名折れ!」とか言い出して全身甲冑投影して突っ込んでくるよ
おまけに死ん.でも復活するからいくらでも再戦可能だ!やったなネムレス!多分こいつがお前の運命の相手だ!ゆくぞ!
「んーとぉ、これとこれを組み合わせてだな……」
桃色と緑色の液体をビーカーに流し込みぐるぐるとかき混ぜると次第に刺激的な赤へと変化する。ラウは手をひらひらさせてほんの少しだけ液体の香を嗅いだ。一瞬で眠気が襲ってくる、視界が明滅し倒れ込みそうになるのを堪えてラウは液体を小瓶へと移し念入りに蓋をした。
『睡眠作用の持つ香り完成。ちょいと効果がきつい』
メモ用紙に結果を書き取っていく。今日だけで五回実験を行い全てが予測通りに成功した。やはり自分は天才だな、とラウは思わず口元を緩ませてしまう。人間の感覚を自在に操る事が出来る香り……これを突き詰めていけば原初の記憶へアクセスする日もそう遠くはない。
「見てろよ時計塔め、俺の名を世に知らしめてやる。この香水が完成すれば誰でも根源に到達できる時代が来る!いつかの来年くらいにな!」
学生寮の一室で高らかに叫ぶもののその内容は机上の空論と言うほかない。あたかも実現間近と言う様な口ぶりだがそもそも彼の魔術は不完全かつ安定性にかけたもので、お世辞にも実用的とは言い難いのだ。
「まずは記憶だな、記憶。匂いで懐かしい、と感じるのなら『懐かしい匂い』で記憶どころか精神まで逆行できるはず……まぁ具体的な匂いの成分が見つからない訳だが」
こうすればいい、とまでは思いつくもののそれに至るまでが穴だらけ……故にラウは理論こそ見込みがあるものの結果が無く、その癖大口を叩くので時計塔の教授達からは冷めた目で見られている現状にある。
「詰まってきたなぁくそ……時間が足りない。かのフラウロスは俺と同い年の時に『色位』になったんだ、俺にだって才能はあるはずなんだ!時計塔まで来て落ちこぼれだなんて……」
間違いなくラウには才能がある。生まれつき嗅覚に優れていて単に匂いを嗅ぎつけるだけでなく、その成分まで細かく突き止められるのだ。現代魔術科に在籍している『獣性魔術』の使い手には負けてしまうものの、有用である事は間違いない。
「……ん?」
と、その鼻が不可解な匂いを嗅ぎ取る。覚えのない匂いが廊下をゆっくりと進んでいる。男でも女でもない、とにかく滅茶苦茶な匂いだ。甘く、すっぱく、カビ臭い、カオスと言っていい。>>386
ラウが知る限り時計塔の人間でこの様な匂いを持つ人間はいない。そしてこれほどまでに匂いが混ざり合う事はありえない。匂いというものは生活の中で染みつくものだ。
そしてこの匂いの主は一体どこへ向かっているのか?ラウが腕を組んで匂いを追跡していると、突然ピタリと止まった。あろう事かラウの背後、つまり部屋の前で。
「……うん?俺の部屋?なんで?」
こんこんこん、とドアがノックされる。何かイベントに巻き込まれる様な事をした覚えはない。一体何事なのかとラウは恐る恐るドアへと歩いて行き、ゆっくりと開けてみた。
廊下に立っているのは見慣れない黒髪の少女だった。白いワンピースが可愛らしく、年は15〜6と言った事だろう。
「どなた?」
「こんにちは、貴様が私の兄貴でよろしいんだよな?」
「……」
しばし硬直。可愛らしい少女から放たれた意味不明な言葉遣いにラウは面食らい数秒ほど反応に遅れた。
「いや、だからどなた」
「テメェの義理の妹でございますよ」
少女の発する言葉は気味が悪いほどにツギハギだった。まるで音声を加工している様に敬語だったり口が悪かったりとにかくブレている。
「義理?の妹?いや、よくわかんないんだけど」
「自己紹介を忘れてたわ。私はミアって言いますの、この手紙を読んでくだされ」
ツギハギの口調で少女はドアの隙間から一封の手紙を差し出してくる。見ればラウの父親のサインが書いてある。
ラウの父親は日本に住んでいて呑気に老後を過ごしているはずなのだが、一体全体どういうつもりなのか。ラウが手紙を受け取ると少女は雨の日に捨てられた子犬の様な目で見つめてきた。
「どうか中に入れてくれやしねぇかお兄様。長旅故疲れておるのだ。まさかとは思うけれどこの様に可愛らしい娘を拒絶するわけねぇよな」
よく見ると少女のそばには大きなスーツケースが置かれている。長旅というのは本当らしい。
ううん、と唸ってからラウはドアを開けきり、スーツケースを室内へと運んでやった。>>387
「かたじけない。やはりパパの言う事は正しかったのですね」
少女はちょこちょこと部屋に入ると大きくため息をつき、ラウのベッドをじっと見つめる。
「兄者、こちらのベッドに座ってもよろしいですの?」
「よろしよろし」
少女はベッドにボスッと飛び込んだかと思えばあっという間に寝息を立て始めた。余程疲れていたらしく、白く細い脚が何の遠慮もなく投げ出されている。
頭の理解が追いつかずひたすら首を傾げながら父親からの手紙を封筒から取り出した。
『愛しい息子よ。お前がこの手紙を読んでいる時、私は恐らく愛する娘に手を握られながら天国へ旅立ち終えている事だろう。寄る年波と病には勝てなかったよ……という冗談はさておき、面と向かって別れを告げる事が出来なくて本当にすまないと思っている。そして今目の前にいる少女をお前に任せてしまう事も、すまない』
父親が死んだ。最後に連絡をよこした時は元気そうに思えたが、アレは演技だったらしい。元から弱さを見せたがらない人間だったがまさか死ぬ事まで黙っているとは思わなんだ。
『その子の名前はミアと言って、私がとある魔術師の家から救い出したのだ。口調が変だと思うが、それは彼女の体によるものだ』
手紙には少女、ミアに関しての説明がびっしりと書いてあった。根源を目指すべく調整され虐げられていたのを父が救出した事、自らの魔術によって体を変化させられるのだが次第に自己の存在が曖昧になっていこうとしている事……。
『出来るだけミアを今のままでいさせて、体を変化させない様にしてくれ。そして救ってやってほしい。お前の提唱した理論ならば不可能ではないはずだ……無茶を言ってしまってすまないと思っている。父より。
ps.義理だけど妹に優しくしてあげて』>>388
何と言うか、突然ワッと情報の洪水を浴びせられたものだから怒ればいいのか悲しめばいいのか困ってしまった。こっちの承諾なしに話が決まっているというのが頭がズキズキと痛む。
つまり、色々な人間に変化しすぎて口調は愚か本当の自分さえ忘れてしまったミアを香りの力で助ける、と。
「買い被りすぎだよ親父……」
自分は記憶は愚かまともに香りを作る事さえ出来ていない。けれどそれを言う対象はもういないときている。重苦しく息を吐きながらラウは義理の妹へと視線をやる。
少し目を離した隙に小柄だったミアは二十代くらいに成長していた。ワンピースが変身のおかげでつんつるてんだ。
「……いや、これダメな奴だ!?おいミア起きろ!起きろぉ!」
「ううん……煩わしいぞ下郎わたくしがすやすや眠っているところを邪魔すんじゃねえ」
ここに奇妙な兄妹の物語が始まろうとしていた。『呪霊楽団』
フランス革命、ペスト、スペイン風邪、少年十字軍。その他諸々の人類史における悲惨極まり無い出来事に対しその都度姿を表してきたとされる怨霊の大群。かの聖書における「レギオン」とは違うものではあるが、数多の霊の集合体という意味では遠すぎる存在というわけではない。
死に惹きつけられて勝手に呼ばれ、馬鹿みたいにうるさいのに馬鹿みたいに魅力的な音楽(ノイズ)を演奏し、それに魅入られたものを楽団の一員(幽霊)として取り込み喰らう。その姿は肉塊のような骸骨のような人皮のような化け物にも見えるし、紳士に身を礼服に包んだ人形の何かに見える存在もいるという。
取り込んだ存在の記憶や思念を再生する再録(レコード)と、一部でも記憶のかけらが残っていれば生者のオドや魂を糧に回復する再演(アンコール)という能力を持ち、それをため込み続けた怪物のそれは一種の膨大な演算能力と記録能力を抱えたスパコンとも言える。
『演奏』の際に幾度となく聖堂教会の手によって撃滅されてきたが、残った一部が記録を保持していることで大量死が起きる人類史上の出来事が発生した瞬間、そのオドや魂を喰らい回復し『演奏』を行う悪趣味極まりない存在。
現代……そのような大量の死が生産されなくなってしまった影響からか弱体化しており、そんな楽団はとある存在に憑依(融合)することになり──────
こんな感じでどうでしょう、獣胎憑霊法のやつは。生者側が主導権を握っててもいいしそうじゃなくてもいい、んでこの中に集積されてる大量の記憶(人間非人間問わず)を使って獣胎憑霊法にも活かせるうわ割り込んだ申し訳ない
おお……この兄妹ったらすごい和やか味があるぞ……
>>374
魔術を考えるのにあんまり労力っていらないんですよねー
既存の有名な魔術(死霊魔術、錬金術、宝石魔術)でも各々の魔術師でやり方が違うんだからちょっと「自分が錬金術師ならこうしてみたい!」とかで考えたらうまくいったりする
内面こそ色々やりたい放題できるので自分の性癖を働かせるタイプの人間ですよワシは
>>376
どういう方面が良いとかあります?異名や経歴が魔術師殺しみたいな「うわ最悪!こいつ嫌い!」って第三者(主に魔術師)からなりやすいものとかそういう方向性
>>380
ssでも書いたけど傷ついても多少ならオートリジェネしてくるからなぁ……
あ、ムーンセルの方どうぞ【元ネタ】史実?
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】彁
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】不明
【身長・体重】147cm・38kg
【肌色】黄色人種 【髪色】薄墨 【瞳色】黒銀
【スリーサイズ】
【外見・容姿】和風と中華風とが合わさったような衣装の子供
【地域】不明(東アジア?)
【年代】不明
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型(人の形を成している時のみ)、子供(人の形を成している時のみ)
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:B+ 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
陣地作成:E
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
キャスターが作れるのは書斎がせいぜい。>>405
道具作成:D
魔術的な道具を作成する技能。
筆や墨などの筆記具程度しか作り出せない。
【固有スキル】
高速詠唱:A
魔術の詠唱を高速化するスキル。
キャスターが「文字そのもの」であることからランクは高い。但し、適用されるのは漢字圏の魔術呪文のみ。
可能性の〿:EX
星の開拓者に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
「彁」が何を表す文字なのか。それは誰にも理解らず、だからこそキャスターは無限の可能性を秘めている。それが光となるか、闇となるか。それも誰にも理解らない。
幽明境を共にする:EX
キャスターの存在、境遇が表されたスキル。
「文字」として人々に信仰された頃には、彼、或いは彼女は「文字」として死.んでいた。意味を失い、讀みを失い、存在意義を失っていた。そして、「文字」としての意味が、讀みが、存在意義が解明されたその時、キャスターの「文字」としての信仰は失われ、サーヴァント、キャスター「彁」は座ごと消滅してしまう。
死が生であり、生が死である彼、或いは彼女は、即死状態に対して非常に高い耐性を持つ。>>406
【宝具】
『彁』
ランク:EX 種別:〿〿宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
キャスターの存在そのものにして、信仰そのものの昇華。
「彁」はなんでもない。「彁」はなんでもある。我々の想像の限り、「彁」はありとあらゆる色を纏い、意味を宿し、意義を抱く。
この宝具はキャスターそのものであるために真名の解放や詠唱が必要ない。常時発動型の宝具といっても差し支えない。
効果は、文字通りの「なんにでもなれる」。
「彁」に「翼竜」という意味があると定義すれば、キャスターは幻想種である竜へなり、竜としての強力無比さを演じれる。「彁」に「織田信長」という意味があると定義すれば、キャスターはサーヴァント、織田信長になり、そのステータスと宝具を有する。
超高ランクな「変化」であり、存在の書き換えであり、世界全体への自身という存在の騙りである。魔力も初動の際のみ必要なだけで、かなり低コスト。
「文字」「言葉」というものが席巻している世界であるこのテクスチャ内で彼、或いは彼女の宝具を妨げたり効果を貫通することは不可能に近い。また、仮に此処とは違うテクスチャであっても「文字」「言葉」という概念があれば使用可能。>>407
しかし欠点もついてくる。第一に、キャスターの存在の不安定さから変化はできてもそれは本物やそのものとはほんの少し質や格が落ち、実物と比べるとどうしても差異が生まれること。なるものが文字を運用する人間にとって想像の難しいもの(知名度が低かったり、正確な姿が伝承されていなかったりするもの)だとこと歴然。
例えば、前述のように竜になった場合は確かに竜としての力を振るえるが、本物と比べると扱いきれていない感があり、織田信長になった場合は性能は織田信長のそれであるが、「織田信長という存在への無限性」からふわっとしたものになってしまう。カッツからすれば地雷案件。
第二に、これもキャスターの存在の不安定さから来るもので、長時間あるものになったままだとその意味が染みついてしまい、他の物へなる時負荷が大きくなる。具体的に言うと、宝具の使用に必要な魔力コストが増えたり、ステータスが下がったり。乱発すると、低ランクであってもコストが嵩む。
第三に、相性もなった対象に依存してしまうため、相性の悪いサーヴァントと出会うと瞬殺なんていうのも大いに有り得る。出くわした時瞬時に他のものになれば良いのではとなるが、実際は第二の欠点における「長時間」が広範囲に及ぶもののためそう簡単な話ではない。
総合的に見ると、「万能性が強いが、キャスターがキャスターがあるがために確実性はない」というピーキーな宝具。
【Weapon】
『筆』
ごく一般的な筆────見かけ上は。
その実はキャスターの任意によって武器にも防具にもなる「彁」の字の一端。そのため壊れたり無くしてもすぐに生産が可能。>>408
【解説】
「彁」という文字がある。これ、なんと読むか。
答えはない。「彁」は「墸」「壥」「妛」「挧」「暃」「椦」「槞」「蟐」「袮」「閠」「駲」などの十一文字と共に1978年に規定されたJIS基本漢字内に見つかった典拠不明の文字群の一つで、他が対応する文字の誤字、誤植、印刷した際の掠れなどではないかと言われている中、徹底的な調査、閲歴がなされたにも関わらず出典がわからず、あらゆる書物にも資料にも書かれていない、唯一の文字である。
これらは読みも不明、意味も不明、用途も不明であり、いつ、どこで、誰が使ったのかも不明で、そもそも本当に使われたのか、存在したのかも不明であるため「幽霊文字」と称されるが、狭義的な意味での幽霊文字は「彁」一文字のみ。
登場当初から世間を騒がせ、学者たちを思考の迷路へ誘ったその文字は今なお真諦が明らかになっておらず、人々の想像上に揺蕩っている。
使われるからこそ、読まれるからこそ、書かれるからこその「文字」にとって、形以外の一切が不詳である「彁」は存在意義的に死.んでいるも同然であり、まさしく幽霊、もっというと「生霊」であろう。そして、「彁」の文字の不明瞭さから生まれた人々の信仰心は、上述の「事実上の死亡」の条件と共に英霊の座に召し上げられるための、サーヴァントとなるための要項を満たしていた。
何者にも暴けぬ真実。それこそがキャスター、「彁」である。
【人物像】
漢服と和服の合いの子のようなデザインの服を纏い、高下駄を履いた中性的な容姿の子供。
基本フレンドリーで、意欲的、楽観的な性格をしており、親和性が高い────が、一方でどこか曖昧で、真意の掴めない部分が多々見受けられ、本人も物事の当事者になるより半歩退いた所で観察している方を選ぶような思考も持つ。
その所以は、自分が何者であるか理解らないことからくる他者への精神的な隔たりと、数多の文字の中で独りぼっちの自身への自信のなさ、漠然とした不安。生まれながらに死.んでおり、ややもすれば英霊としても神秘が失せ死.んでしまうような、脆弱な己という存在に常に苦悩している。>>409
だが、だからこそ、召喚された際は与えられた猶予を全うしようと努力する。助けを求められたなら、全霊をもって救おうとし、そうでないなら、人の身と成ったのを幸いなことに歩いたり、喋ったり、本を読んだり、字を書いたりする。
見た目が子供なのもあって、その姿は「基本誰とでも話せるし遊べるけど普段は一人で本を読むのを好む図書委員」のよう。実際普段は図書館に入り浸っている。
のんびりとした口調で話すが、なぜか話す言葉が文字になって彼、或いは彼女の周りを漂うことが多く、それを見る限りちょくちょく旧字体が混じっているようだ。会って暫くの間は、それに気が行って話を聞き逃したりしてしまうかもしれない。そうなっても、正直に訊き返せばもう一度話してくれるので安心。ごくまれに感情が顔文字になって出てきたりする。
作家サーヴァントには、他の文字を代表して自分たちを使ってくれたこと、語り継いでくれたこと、記してくれたことに礼を言う。「讀みも理解らなければ意味も理解らないような彁が代表面するなんて、恥知らずな話だけれどね」と落莫とした口ぶりで話してもいたが。
よく話す時に「うん」という言葉を使うが、これは「彁という存在のあやふやさから、話す時も話しながら何を話しているか途中で忘れてしまいがちで、それを防ぐ錨が「うん」である」ため。
特技:速筆、筆跡鑑定
好きなもの:文字、言葉、辞書、図書館の日陰
嫌いなもの:虫、水、火
天敵:言葉を解さないもの
願い:自分の出自の解明
【一人称】彁(聞き取れない)
【二人称】貴方、君、〇〇さん、〇〇
【三人称】彼、彼女、あの子、あの人、〇〇さん、〇〇
【セリフ例】「彁を喚んだのは…貴方?そうかー、うんうん、マスターね。サーヴァント、キャスター。来ったよ。理解らない事だらけだろうけど、そこは、うん、追々」
「うん?彁はなんて讀んだら良いのか?……うん、そうだね…「ヨメナイ」とでも讀むと良いよ。それが、たぶん、正解」
「彁は、文字だからねー。うん、言葉には、明るいんだぁ。讀めない言葉に遇ったら、毎時おいでー」
「そういえば、最近の人は伊ったりしないんだね。…うん?何を言ってるんだ?え、だから、伊ったりすることはないのかって……なら、佐うこともないの?」>>410
「聖杯への、望みかぁ。……うん、やっぱり、ね。彁の事、識りたいな。其が、取るに足らない誤字であっても、意味も何もないお遊びの産物であっても、構わないから…」
「彁たちとは異う處の、文字を作った人、かぁ。…うん、そっちの文字たちも、素敵だね。勉強してみようかな」(ハングドマンに対して)
「貴方なら、彁の事も…そっか、理解らない、か……うん、為方がない事だから。それに、貴方の専門じゃあ、ないものね」(柿本人麻呂に対して)
「文字を使った魔術…うん、聞いた事はあるよ。凄いなぁって思うし…いっそ、彁もその仲間に入れたりしたら、うん、良かったのかも知れないね」(バロール、トゥト・アンク・アメンに対して)
「彁は文字だから、当然ながら文学にも明るいのです。……まぁ、又聞き程度のものだけれど…それでも、うん、彁からも、言わせてもらうよ。彼らを使ってくれて、伝えてくれて、ありがとう」(漢字圏の作家鯖に対して)
「貴方、随分縹渺としてる。彁と同じくらい…貴方なら、うん、彁の事、万一理解ったりする?」(キノツラユキに対して)
「書道の神…うん、うん、これは、彁は彼を敬うべきなのかな。それとも、敬われるべきなのかな。難しいね。お昼を、サンドイッチにするか、煮麺にするかと同じくらい、艱ましいね」(菅原道真に対して)
「語られ、綴られ、讀まれ、現今に在り。縱ひ彁の字が幻が如きものと雖も、彁が彁である限り、此の身を、其の世に、いざ賭さん────」
「『彁』とは何ぞ。
其は、性無き童らの手遊び。其は、他愛無き昔人の誤ち。其は、やんごとなき雲上人の符牒。其は、有り得べからざる者らが残せし言詞。
其の何れかでありながら、其の何れでもなき胡散なる文字。親も知らねば子も知らぬ、誰も知らぬ霊に若く幽かなる文字。
たよらなる人の身纏いて彳みし『彁』は現か、あるは────」
【因縁キャラクター】作家系サーヴァント、文学者系サーヴァント(言わずもがな)
【他クラス適性、変化傾向】アサシン、アーチャー(弓偏だから)
【製作者】正親中納言>>412
文字……なるほど……文字か……この考えはなかったなぁ>>411
ハングドマン「別に……学ぶほどのものでもないさ。実際大したものじゃないんだよ、これは」
文字の……英霊……!
その着想に圧倒されます……!
>>394
前者はパッと浮かびませんが後者なら
ガルヴァーニの生体電流やフランケンシュタインの怪物、スワンプマン伝承などを元に作り出された魔術の使い手。
前もって設定しておいた秒間60コマの動きを肉体で再現する。
強化と併用することで人間に不可能な動きも可能。基本的に秒間60発のマシンガンジャブや走って川を渡るような人間離れした身体能力を発揮したい時に使用される。
この魔術で行われるのは神経系に干渉した動きであるため、肉体的な不調も精神的な不調も無視することが出来る。優れた使い手は「寝ていても戦うことが出来る」とか。
ただし最も凶悪な使用法は「他者の動きを設定する」こと、その一言に尽きる。
だいたい呪術の投射呪法です今日私が用意したもの
「
【魔術属性】水・無
【魔術特性】適応
【魔術回路】質:A 量:A+ 編成:異常(全身に神経のように張り巡らされており、常に異常駆動気味)
神代の魔術師について「こちらが自転車なところをバイクでカッ飛ぶ」と例えた魔術使いのサーヴァントがいたが、この場合は自転車を無理やりバイクに改造したような歪な状態となっている。型月世界において人類は魂・精神・肉体の三要素で構成されているということは周知の事実であるが、この場合はまぁ上の下ぐらいの普通の魔術師になるはずだった既に作られた存在に対し強引に別の魂をもう一個ぶち込んでしまったがために、双方が影響しあってバグったというのが現実。もっと肉体に「色のついてない」ホムンクルスとか研究してから実践に移るべきだったんじゃないかなお父さんよォ。
生まれつき勘で扱えるレベルである方の術式は毎回「神代方式で魔術を行使できる環境を構築する」という行動を無意識に実行した上で行われるものであり、得られる効果は通常ではありえないレベルで絶大である代わりに非常に負担がキツい。そのためうっかり使ってしまうたびに回路の異常駆動を引き起こし、結果として激痛や慢性的な体調不良を引き起こしている。ただし最低限の生命維持のみは行われるため、「死ぬほど痛いのに死ぬことはない」という状況で生存し続けることになる。本人の魔術嫌い物理信仰を加速させることに一役買っている。
生まれながらに味わい続ければある程度は慣れるとはいえ辛いものは辛いので、成長するに従い適当な魔術基盤に相乗りして現代方式の魔術を模倣する方向に切り替えた模様。後年に至っては強引に別の「肉体」を作ってそちらを使用している有様だが、厳重に保管しているこちらと同一性能の義体を使わないのは単なるプライドの問題と「人間の範囲内で暮らしていけるのであれば人外である必要はない」という判断から来るものらしい。
……しかし、神代の魔術を使うということはなんらかの手段、例えば神の権能などを以って根源に接続しているも同義なのだが、果たして彼にくっつけられた「なにか」の正体は何なのやら。
」
………………。>>427
「お医者さん書きたいな!」
↓
「みんなから来たアイデアの中からこのアスクレピオスの娘にしよう!」
↓
「メガネが似合う人にしよう!アスクレピオスを嫌ってる感じで!」
↓
「なんか知らんがこのキャラ異常に傷つくのが似合うな!!!111!!!」
どうして……>>424
むしろ性格面やバックボーンまで作れてて内面というか台詞が浮かばない方が難しいような……?
あくまでもこれは個人的な感覚ですけど、あんまりキャラ被り気にしても仕方ないというか「こういうキャラにしたいけどもういるのでは?」とか「このキャラ付けでいいのかなあ…?」とか悩んでたらキリがないんで、wikiのキャラテンプレにある【人物像】を埋める段階でキャラを頭の中で固めてその流れでそのまま台詞を書くのが楽なんですよね、それこそキャラのモデルがいるならそこから喋り方や口調を流用なりアレンジなりして書いたりとかするのすごい楽ですよ
最初から矛盾なく完璧にしようとするからいけないのです、最初から矛盾なく完璧なんて土台無理なんだからとりあえず書いて出して、それから意見を聞くなりすればいいのだ(私がキャラ出した後に感想やら意見やらを求めるのはそのため)>>432
最後で大草原
サーヴァントは興味とか関心ある題材に自分の解釈をぶつけることが多いですけどマスターは私も似たようなパターンが多いですね……
「自キャラに黒幕が欲しい。あとドラえもん枠。まほよの頃の橙子さん」→「自称ジョニーデップおじさん」
「推しのハロウィンコスプレが可愛すぎて辛い……無理……無理……」→「ハロウィンの擬人化みたいな魔女っ子」
「FF7リメイクおもしれえ」→「ソルジャークラス1stな炎の剣士」
「うちのオーディンってキャラ固まってきたなあ」→「義弟に複雑な感情を向ける敏腕プロデューサー」
「ナチス!軍服!女騎士!ベネ!」→「戦時中のドイツが生み出した魔女の末裔」
「イケメンな探偵が欲しいわ!イギリス出身の紳士よ!」→「肝臓と肺がボロボロの虚弱探偵」
うーん……うーん……()>>438
まあ、だからって空欄ありまくってるのはダメだけどねー
学校のテストでガチで分からないならともかく空欄無しで出さないようにとりあえず埋めるでしょ?
私のキャラの作り方の感覚はわりとこれに近い、というか見直しの時間少なくしたいから出す段階である程度の完成形にしてるのはそれもあったりする
ちなみに私は学校のテストは開始20分くらいで大体書き終わるから残り時間5分前くらいまでは寝るのが常でしたうーむ、ひとまずは案が浮かぶまで「彁」は没とさせていただきます。多数のご感想ご指摘ありがとうございました。何か案がございましたらお聞かせいただきたいです。
でもね僕思うんです。
欠損させたくなるキャラの方が悪いんだって。>>432
剣:正々堂々とした主人公→渡辺綱
槍:最初にちょっかいを出すキャラクター。わかりやすいヒール→蚩尤
弓:ジャイアントキリング&ダークヒーロー→ネッドケリー
騎:ライダーさんリスペクト宝具。第一回に参加したかった時に作ったやつ(騎枠だけ最後まで空いてた)。自分の萌えポイントの詰め合わせ→ルドルフ2世
殺:正面戦闘に向かない暗殺者。人工島で使ってもらう前提だったので対応力は高く→ガイフォークス
術:下準備からの無双。トップメタ兼自分の中の強さの上限値→アフラースィヤーブ
狂:パワーこそ力。説得力のある「理性のあるサーヴァント」。作った時ちょうどfgo新宿のストーリーやってた。
ステイナイトやアポクリファでの各クラスの役割+自分のやりたいことの組み合わせで作ってました。
他にも作った子はいるけれども、この子たちは特に同じ聖杯戦争に出した時の活躍を思い描けるように作りました!
マスターは、既存のサーヴァントに組み合わせたい特性+自分のやりたいことで作ってます。
彼らは日常パート他の人とのコミュニケーション上での中心になるキャラクター達なので、基本的に出番が決まってから(もしくは自分で定義して)それに合わせて作ります!>>451
狂→魯智深よくわかんないんすけど文字はまぁ良いとしてもそれに意思が宿るのはちーっとキツイ…ってもう言われてるか
幻霊っていう存在があるし厳しいんじゃないすかね…発想はいいと思いますよ本当に燕青が割と微妙なラインだからなぁ……現実での形跡を残しとくのは大きいのかなと
あとはこの世の黎明期に「あったかもしれない」と信仰される神話とかと比べつと近代創作って基本的に「存在しない・フィクションである」ことを前提に楽しむ「娯楽」の側面が強いかなって(ホームズは例外的にファンによって実在が信じられてる稀有な例)
マックスウェルなんかはめちゃくちゃ分かりやすくて「居ないことを証明できない間は存在している」ので、存在が否定された現代では通常召喚は不可能
ナーサリーライムはかなり特殊だけど、そもそも子供を対象としてるからその辺の線引きが曖昧なのかなって(子供の想像って何でもありとは作中で明言してますし)
>>437
ありがとうございます
だとすると後者の方向性の方がいいかな……練ってみます存在があやふや系鯖は公式も明言してないからやりづれえ…
>>456
ようはそれなんじゃないかって
「モデルになった人物(もしくは実在したそのまんまの存在)がいて」「人々の想いが集まって座に登録されるまでの信仰を得る」この二つがあれば?みたいな
私のとこのシンデレラが英霊なのは不思議の国のアリスと違って「シンデレラのモデル」がかつての世界に存在していたというが一番の差異かなと考えていますまああれですよ。
喋るモノの英霊、物語そのものの英霊、並行世界の英霊、果てにはインターネットミームじみた英霊が既にいる時点で、文字の英霊くらいどうってことないんじゃないですかね。
そういう議論の段階は既に過ぎているというか……
どのキャラクターにも言えることだけれども、「こういうところで使う/使った」っていうのが明確であれば。
究極的にはそれだけだと思いますよ。「彁」がまさか幻霊の線引きの話にもつれ込むとは…勉強になりますわぁ
>>459
「スナーク狩り」…調べてみたら、ルイス・キャロルの著作なんですね。これはさらにナーサリーと近しく…
宝具の変身効果とも親和性高いですし、うん、これはいけるかも…「宝石商」
宝石魔術の使い手、と言えばそれまでの話だがこの魔術師の家系はそれに加えて死霊魔術の類も修めている。
「人の骨」という想念が充分宿った死体を使ってダイヤモンドを作り出し、数多の戦場を宝石達と渡り歩いて秘伝の術により死した怨念を宝石の内へと封じ込める。
念が宿った宝石ほど素晴らしい効果を放つとは宝石魔術の定石だが、「自分の手でそういう曰く付きのものを作り出せばいい」という単純ながら人の行いとは呼べないような行動を行っている者でもある。
しかし、その宝石は手軽に念の篭った宝石が入手可能かつ魔術師はそれを売り捌くことを許容する、という点から魔術師達との親交も深い。
また、魔術師の体から作り出した宝石や、魔術師の死の念が篭った宝石を魔術師が欲するために結果的には魔術師狩りを行なっている、という点でも教会とは一部の繋がりがある。なにより、宝石を売り買いする仕事の最中によく手に入れる概念武装の類を教会に寄進していることも大きな理由だととられる。
聖堂教会も、魔術協会も関係なし。己が欲望と己らの悲願がために死の篭った宝石を売り捌き、戦場を渡り死体を量産し、己が手で己が求める宝石を作り出す。強欲のままに死の結晶を司る『宝石商』こそこの男の本分である、と。
アリウムさん出来ましたあ、ちなみにですが「彁」は使う予定はあります。今考えてる亜種特異点で、出せたら出したいなーと思ってました。
その亜種特異点なんですが、現状の構想だと「年代、地域、何をもって定礎足り得ているのか」のすべてが不明、不詳な曖昧靉靆特異点なので、「彁」もその特性上英霊として召喚された…みたいなのを考えてました、ハイ>>464
ノリで男扱いしたけど男かどうかわからんぽん!ここ最近のSSラッシュに触発されて、ようやく自分も秋特異点の続き書き上げました!
てなわけで投稿してもよろしいでしょうか?>>469
――落ちる。落ちていく。
上下左右の感覚すらおぼつかず、すぐ傍にいた筈の『センパイ』さえ曖昧に。
無限に続くような落下と暗闇に意識が刈られかけたその時、終端は唐突に訪れた。
「――――ッ!?」
最初に感じたのは、包み込むような柔らかさ。
最高級羽毛布団を思わせる、温かく優しい肌触り。その正体が床一面に敷かれた羊毛のクッションであると気づいた時、すぐ近くで扉が開く音がした。
「おう! いらっしゃったようだなお客人!」
「手荒な歓迎、失礼致しました。何分これが当店の流儀でして」
「お前らは……」
目を向けると、そこには二人――いや二匹と言うべきか? 先程のチョキン同様に、二足歩行の白装束山羊たちが立っていた。
といっても、チョキンとはずいぶん出で立ちも異なる。片方は装束を乱れなく着込み、眼鏡を掛けた知性溢れる姿。もう片方は、装束の袖をまくり己が肉体を誇るような堂々たる――もっといえば、ざっくばらんとした姿。
だが、フェリーペの顔に驚きはない。チョキンがいる時点で、残る二人である彼らも当然呼ばれているだろうと思っていたから。
フェリーペの内心を裏付けるように、大柄な山羊が先んじて応える。>>470
「チョキンから話は聞いてるだろうが、改めて挨拶しておこう。オレはがらがらどんのストン、この店の力仕事担当だ! そしてこっちのヒョロい方が」
「どうも、がらがらどんのパチンと申します。当店の会計を担っております。それと、私はヒョロいのではなく無駄な肉をつけてないだけですので悪しからず」
「あ、ああ。どうも……」
「さて。早速ですまんが、お客人方には当店のサービスを一通りご堪能していただこう! 何、心配はない。全て当店が練りに練って考えたメニューばかりだからな!」
「女性の方々も、既に別室にて他スタッフが対応済みです。ですので、貴方は私たちがきっちりお世話させて頂きますね」
「女性の、方々……!?」
そこでようやく、フェリーペは自分が一人である事に気が付いた。
反射的にストンたちへ向き直るが、それとほぼ同時に両腕を掴まれる。
「ちょっ、お前らっ」
「まあまあ、お客人」
「ご心配なく。『ちゃんと』お連れの方々にも我々自慢のサービスを受けさせております」
「いやそういう問題じゃなくて!?」
「時間にしてまあ3,40分……いや1時間って所か? ま、それくらいちょちょいのちょいってな」
「そういう訳ですので、お客様」>>472
サウナから解放された後は、虚ろな状態のままマッサージを受けさせられ
「ずいぶん凝ってらっしゃいますねぇ。お客様、念入りに揉んでほしい所などはございますか?」
「あ……うん。そこ、そこ」
「ダメだこりゃ。目の焦点があってねえぞ」
「ではお任せコースという事で。フン!」
マッサージが終わった後は、オイルエステにアロマテラピー。
さらに岩塩マッサージに香水エステとよく分からないメニューをよく分からないまま施され続け……およそ、1時間。
「…………(ぷしゅう~)」
解放されたフェリーペは、呆然と出口の傍にあったソファに座り込んでいた。
こちらも高級な素材を使っているのか、妙に座り心地が良い。
脱がされた衣服、というか魔術礼装も完全に乾いた上アイロンがけまでしてもらえたらしく、心なしか特異点に来た時よりもパリッとしていた。
「……はい。後輩! 大丈夫か!?」
「……」>>473
「おい! 後輩、返事をしろ!」
「ハッ!?」
聞き覚えのある声に、茫洋としていたフェリーペの意識が覚醒する。
気が付くと目の前には、メンテーを筆頭に別れた筈の女性陣が集まっていた。
「センパイ! 無事だったんだな!」
「ああ。後輩も無事……と、言っていいのかどうか微妙だが。ひとまず五体満足で安心した」
「フェリーペさん、大丈夫ですか? どこか痛い所でも?」
ヒュギエイアが心配そうにフェリーペの顔を覗き込む。
銀髪美人に接近され思わず緊張するフェリーペだったが、ふとある違和感に気が付いた。
「あれ、この匂い……ていうか、香り?」
「あ、気付きました? 実は私たちも、先程まで別室でエステ?を受けさせられてまして」
「抵抗しようにも、人数差であっという間に押し切られてな……気づいたら、全員この有り様だったという訳だ」
「この有り様って」>>474
よくよく見れば目の前の女性陣は一様に美しさ、というか日頃よりも魅力が増しているように思えた。
全員普段もそれなりの美人ではあるが、今は何とも言葉にし難い不思議な輝きに満ちており……
「おい後輩? また呆けてどうした?」
「ハッ! あ、いやその。センパイ達がすごくきれいになってたのに、驚いて」
「きれっ……!?」
「あらあら、嬉しい事を言ってくれますね」
「はわわわ」
三者三様、異なる反応を見せるメンテー、マグダラのマリア、聖エウラリア。
一方でヒュギエイアはさほど動じた様子もなく、涼しげな顔で受け止めていた。
「まあ曲がりなりにもエステの後ですからね。普段とは印象が異なって見えるのも道理でしょう」
「ヒュ、ヒュギエイアさんは冷静なんですね」
「……私の所では、下手に『美しい』と褒めたり褒められたりすると後が怖いパターンが多かったので」
あー、と一同妙に納得した顔になる。
そこへ、見計らったようなタイミングで再びジャック(仮)が姿を見せた。>>475
あー、と一同妙に納得した顔になる。
そこへ、見計らったようなタイミングで再びジャック(仮)が姿を見せた。
「お疲れ様です、皆様。いかがでしたでしょうか、当店のサービスは?」
ジャック(仮)の登場に、緩みかけていた気を一瞬で引き締め直すフェリーペ達。
そんな空気をまるで気にせず、ジャック(仮)は丁寧な口調でこう誘いかけた。
「ふむ。どうやら、ご満足頂けていないご様子。でしたら別室までどうぞ、皆様方の為にコース料理をご用意しております」
「何……?」
「コース、料理」
「ええ。当店選りすぐりの食材をふんだんに使って作り上げた、とっておきのお楽しみです。身体を癒した後は、ぜひお腹の方も満たしていただければと思うのですが」
料理、という単語に一同は自然警戒を強める。
ベルゼブブが統べるこの地において、下手に食事や料理に手を付ける事は命取りに等しい。
それ故に、フェリーペは――
「……悪い。せっかくの申し出だけど、断らせてもらう」
「おや。それは何故――いえ、お客様からのご要望とあっては是非もありません。そういう事でしたら、コース料理の方はお取下げ致します」>>477
「一応聞くけど、書き間違いか何かかなこれ? 金額の桁がおかしいと思うんだけど」
「いえいえ、滅相もございません。ちゃんと正しい金額を書きましたとも」
ですから、とジャック(仮)は続ける。
「どうかお支払い頂きたい。当店最上級サービス『トライスター』代金――しめて5000兆QPでございます」
『払えるかっ!!!』
法外、を通り越して常識外。文字通り桁違いな請求に、マグダラのマリアを除く全員が声を揃えて突き返す。
対してジャック(仮)は、驚きを隠せないと言わんばかりの姿を見せる。
「なんと! お客様、ご冗談はやめてください! どこの世界に、サービスを受けるだけ受けて代価を払わずに立ち去るという無法がまかり通るというのです!?」
「言ってる事は正論だけど、金額がデタラメなんだよ!」
「そもそもそのサービスにしても、こちらの承諾抜きで一方的に押し付けてきたものだろうが!!」
「そ、それに! 5000兆QPなんて持ってません! というか、どうやったら稼げるんですかそんな金額!?」
「ぬぬぬ……何たる言い草、何という開き直り。――お客様、あくまで支払わないとおっしゃるのですね?」
「ええ、もちろん。私がいた地域(ギリシャ)も大分不条理な事はありましたが、ここまで無体な真似をするような輩は…………まあ、いないとまでは言い切れませんが。それでもこれはあまりに度が過ぎています。失礼を承知で申し上げますが、ぼったくりと言われても仕方がないのでは?」
「皆様の言う通りです」>>478
そこで、沈黙を守っていたマグダラのマリアが前に出る。
「貴方の言葉は的を得ていますし、商売における道理ではあるのでしょう。ですが、その道理はお互いに守れる事を前提として成り立つモノ。一方だけが得するようでは、それは商売ではなくただの搾取。ただの押し付けです」
「……」
「それに貴方、最初から記憶など失っていなかったのでしょう?」
「え」
「先程の貴方の目――あれは記憶を失くした、いえ己を見失った者の目ではありません。『この時を待っていた』という本音を秘めた目です。私はマリア、ただのマリア……ですがそれ故に、人を見る目に関してはそこそこである、と自負してますよ」
フェリーペ達の驚きをよそに、マリアは静かに、だが力強く断言する。
一方、ジャック(仮)の方は。
「――――ふ、ふふふ。フフフフ、ははははは」
地の底から響いてくるような、不気味な声。
それがジャック(仮)の笑い声であると気付いた時、『それ』は起きた。
「――ああ、全く。聖者の前では嘘をつけないものだ」>>479
「なっ!? これ、は――!」
「後輩!」
部屋全体が大きく揺れ、空間そのものが音を立てて動き出す。
立っていられない程の震動に、フェリーペ達はその場に固まり身動きが取れなくなる。
やがて震動が収まると、周囲の景色は一変していた。
「ここは……!?」
「食堂、でしょうか? いえしかし、これは――」
仲間の一人が漏らした通り、それはまさしく食堂だった。
テーブルがあり、椅子があり、食器に燭台や花瓶が置かれていた。
だが、問題なのはそのサイズ。どれもこれも、人間が使うそれを大きく逸脱しており、一つ一つがちょっとした建築物並になっている。
それはまるで、巨大なジオラマの中に迷い込んだようで――
『ようこそ! 無知で愚かな我らがマスターとその仲間たち!』
ジャック(仮)の声が響き渡る。
驚愕から覚め、声の方を向くと、そこには宙に浮かんだジャック(仮)――否、ジャック・ド・モレー/バフォメットの姿があった。>>480
「ジャック! いやバフォメット!」
「ははははは! まったく、つくづく勘と運に恵まれたマスターだ! あともう少しで、己(オレ)の策謀が上手くいったというのに!」
「策謀、ですって――? では、この店はまさか!」
「お察しの通りだ女医! この店、いやさこの建物こそ我らが同胞ベルゼブブが用意した第二の試練! 訪れる者を堕落させ、ついには胃袋に取り込む悪夢の魔店なのさ!」
東洋のとある作家が描いた児童文学。そこには、こんな店の話があった。
山奥へ狩りに出かけた青年たち。狩りを続ける中、案内人とはぐれ愛犬たちも失った彼らは、山中で見つけた一つの料理店に入る。
店員の一人とも出会えず、次から次へと出されてくるのは奇妙な注文ばかり。次第に疑問を抱き始める彼らは、店の奥で恐るべき真実に気づかされた。
すなわち、この料理店は化け物たちが経営する店であり、迷い込んだ自分たちは彼らの食材と見なされていたのだという事を。
「そいつを己流に解釈して作ってみたのがこの店、という訳だが……いやはや、慣れない事はするもんじゃあない。記憶喪失の暗示までかけて、ようやくお前らをだまくらかせたんだからな」
「記憶喪失……じゃあ、店でのアレは」
「無論、完全に忘れていたとも。結局最後の最後で我慢しきれず漏らしちまったがな。だが――事ここに至ってしまえば同じ事だ」>>481
バフォメットが指を鳴らす。
と、同時に後方の出入り口から轟音が鳴り響いた。
振り返ったフェリーペ達が目にしたものは――
「巨大な、竜……!?」
「紹介しよう! そいつこそこの店の『真』オーナー……またの名を竜王子改め暴食竜リンドヴルムだ!」
「なっ!?」
「リンドヴルムだと、こいつが!?」
「■■■■■――ッ!!」
咆哮し、正気を失った目でフェリーペ達を睨みつけるリンドヴルム。
そこに日頃の知性ある姿はなく、完全に目の前の獲物を食い荒らさんとする邪竜に堕ちていた。
「ははははは! どれだけ偉ぶろうと所詮は竜種、食い物で餌付けしてやればこの様というわけだ! 実に滑稽な有り様じゃあないか!」
「お前……!」
「おっと!己に怒りを向けるのはいいが、こいつらの事も忘れてもらっちゃ困る」
再度高らかに指を鳴らすバフォメット。
するとどこからともなく、三つの影が姿を現した。>>482
「お前たちは――!」
「店を……荒らす奴ら……許さない」
「お引き取り……願います……」
「言う事……聞かないなら……腕ずくで……!」
がらがらどんのチョキン、パチン、ストン。彼らもまた、目から正気を失い爛々とフェリーペ達を睨みつける。
バフォメットが何かをしたのは明らかだが、今は元凶を叩いている余裕がない。
「後輩、構えろ! まずはがらがらどんの方から制圧する!」
「リンドヴルムの方は!?」
「そちらは、私が全力で牽制します! ルーラーは安全な所に、ランサーはがらがらどん達の制圧を!」
「わ、分かりました!」
「■■■■■!!」
リンドヴルムの雄叫びが響き渡り、がらがらどん達が武器を構え飛び掛かる。
フェリーペ達もまた、負けじと立ち向かっていった。(そろそろPitTくんの完成版を貼ろうかなと思うが、変更点だけ切り出して「こここうしました」ってだけ載せるか、変えてない部分含め全部載せちゃうかで悩んでいる)
>>501
ふむ…じゃあササっといきますか
いや正直言うと私寝落ち癖あるので相談途中で落ちそうだなってくらいの理由でしかないんですが…>>500
とりあえず質問or相談の内容を先にだしちゃって返答は後でやって貰ったり、でもいいのでは?
獣胎憑霊法+呪霊楽団へのプラス要素はどうしようかな~。
能力と養分?は上手く組み合わせられるかもだけど、結局パーソナリティが決まってねぇ。。。じゃあ急いで出しときます
【CLASS】キャスター
【真名】ロンドン塔の亡霊 (プリンス・イン・ザ・タワー)
【出展】イギリス史
【性別】たぶん男(「エドワード少年」としては男なのだが、「亡霊の総体」としての意識を考えるとそうでもない)
【身長・体重】156cm / 44kg
【属性】混沌・悪 / 中庸
【外見】影のある表情をした10〜12歳程度に見える少年
【ステータス】筋力 E 耐久 E 敏捷 C 魔力A 幸運 E 宝具 A
【クラス別スキル】
・陣地作成 A++
・道具作成 -
・気配遮断(霊)A+
気配遮断に類するスキル。「亡霊とは突然現れ突然消えるもの」というイメージから付与されたものであるため、暗い室内や真夜中の隠密活動には高い適性を示す代わりに真昼や聖属性の空間では効果が薄い。
【保有スキル】
・カリスマ B(FGO実装サーヴァントとして実装される場合として考えた場合は「亡霊のカリスマ B」)
・暗き塔の悪霊 EX
大まかに言えば「燎原の火」の類似スキル。彼ら死者に対し与えられた「きっと化けて出てくるはず」「未練があるはず」という信仰をそのまま火力に変換できる能力。付随効果として、その姿を見た対象には恐怖・恐慌効果の発生判定がついてくる。
・使い魔(烏)
ロンドン塔お馴染みの烏を使い魔として使役する能力。最大六羽で、キャスターはこれらを対象にした場合のみ意思疎通や視界共有が可能……なのだが、彼が使役できる烏はロンドン塔のそれと同様飛ぶことができない。厄介なのはこの使い魔を殺してしまった時の方であり、その場合対象には(主に不運・戦闘時判定失敗などの)バッドステータスが付与されることになる。「ロンドン塔から烏が欠ければイギリスが滅ぶであろう」という伝承を「烏を減らしたら罰が下る」と解釈した結果なのだが、キャスター本人は烏に自爆特攻を促す方法に関しては否定的。曰く、「だって可哀想だろう」。>>505
【宝具】
『宛ら飛べぬ烏のように(ブラッディー・タワー・オブ・ロンドン)』
ランク:E~A 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
積み重ねられたイメージにより形成された、無数の亡霊が犇めく処刑空間。大体固有結界みたいなもの。対象を「ロンドン塔に閉じ込められ、生きて出ることが叶わなかった亡霊」の立場と概念上重なり合った状態にするため、中に閉じ込められた場合は宝具の展開は禁止される。死刑囚が武器の持ち込み許されるわけないもんね。
フィジカルでなんとかできる者でもない限りは亡霊に八つ裂きにされるのを待つばかりとなるが、逆にいえば見張りや処刑人––––つまりこの場合で言えば怒り狂う亡霊の群れ––––に対し適切な対処が取れる者であれば、十分に生還可能。一般的なサーヴァントよりはむしろ聖職者のマスターなんかに有利な空間かもしれない。
固有結界と違う点は、過去にその場所で「無念の死を遂げたかもしれない」人間の数によって効果範囲や攻撃性が変わる点である。古戦場や曰くつきのスポットで展開した場合は最大限の効果が発揮されるが、清浄な地であれば効力が薄まるだろうことは考慮して陣地を作成しておく必要がある。
【weapon】大きな斧のようなもの。色がドス黒い。>>506
【解説】
ロンドン塔に多数存在するとされる非業の霊の集合体。その真の名を挙げるとすれば「エドワード5世」である。
ヨーク朝イングランド王にして戴冠すら許されず非業の死を遂げた悲劇の王子として知られる彼だが、その生涯には謎が残るところが多い。
弟と共に継承位を追われた後ロンドン塔に幽閉されたということまでははっきりとしているのだが、その後の人生については諸説が多い。シェイクスピアは「叔父リチャードが王位のために暗殺したのだ」と広めた。またある者は「いいや、ヘンリーだ」と言った。自然死も含め数多の「容疑者」が提示されたが、その何れもが最終的には「彼らは正式な埋葬も受けることなく、謎多き死を遂げた悲劇の王子である」と示した。また、後世には彼らのものである「らしい」とされる子供の遺骨がロンドン塔の中で発見されており、これにより「彼らは秘密裏に消されたのだ」という説は殆ど事実であるように周知されることとなった。
斬首された遺体ですら礼拝堂で眠りにつくことができた。しかし、彼らが見つかったのは「階段の下」である。
咎無くして望まぬ死を迎え、その屍すらひた隠しにされる。
きっと無念だったに違いない。今でも魂はロンドン塔から出ることができないのかもしれない。
…………きっと、恨んでいるだろうな。
……そんな人々の信仰により霊基を形作られたのが、キャスターである「プリンス・イン・ザ・タワー」である。召喚主次第ではアン・ブーリンであったりジェーン・グレイであったりするかもしれないというのは本人の弁。
その性格は半分は人の死と苦痛を望む「悪霊らしい悪霊」に飲み込まれかけているが、表立って現れるベースの人格は善良な少年のそれであるため一定の制御はできている。本来はアヴェンジャーで現界するのが最適であるはずの彼がキャスターとして存在を確立しているのも、彼が未だ人を怨むだけの存在に堕ちることを拒否しているからである。そのため、聖杯にかける願いも他人の不幸や復讐ではなく「真実を明らかにすること」。
なお、首筋の模様は首斬り跡ではなく索条痕。最有力説では「枕を頭に押し付けられて窒息死した」少年にそのような痕があるはずはないのだが、「非業の死」をイメージとして付与され続けた結果貼り付けられた「殺人被害者のイメージ」が治療不可の傷となった状態で付与されている。>>507
【台詞例】
「好きなもの?………なんだったかな、忘れてしまったよ。確かに、あったはずなのだけれど」
「………眠るのは、嫌いかな。なんだか、永遠に目覚められないような気がするんだ……」
「しあわせそうではらだたしいねちぎってねじってつめこめばきがすむかなすまないよねどうしようかな…………おっとすまない、少しぼうっとしてしまったみたいだ。どうかしたかな?マスター」
「イベントだ!お祭りだ!早く行こうよ!………その、お手伝いとかを、だね?するために……だから……ね?」
「この烏?あぁ、アーティというんだ。かわいいだろう?かの名高き騎士王からとった、栄誉ある名前だよ」
「おや、名前が被ってしまったのだね。どうしようか。…………あちらをかっこいい方のエドワードと呼ぶのと、私を亡霊君と呼ぶのと。好きな方を選ぶといいんじゃないかな?マスター」(エドワード黒太子に対して)
「先程私と同じように烏を連れた人に遭遇したんだが、彼は一体どういう素性のものなのだね?……ふーむ。そういう詩があるのか。………ねばーもあ、ねばーもあ。うん、良い響きだ」(エドガー・アラン・ポー)
「わぁ、ロビン・フッド!本当の本当にいたんだね!ぼくずっとおとぎ話だって聞かされてたから…………こほん、私としても、このような場で有名な英傑と巡り合った事は光栄だと思うのだよ」(ロビンフッドに対して)
「……ごめんよ、マスター。私の中の私ではない部分が、どうしても彼の事を拒絶するんだ。………うん。近寄ったら、よくない部分が勝ってしまうかもしれない。できる限り距離を置く事にするよ。」(ヘンリー八世に対して)
「うわぁ、かっこいい!……聖剣に選ばれし栄光の女王。民の幸福を願い、皆に望まれる王権の象徴。私は、それを応援できる。祝福できる。祝福すべき、はず……なのにな………」(アレクサンドリナ・ヴィクトリアに対して)
「麗しのレディ、どうか悲しまないでほしい。仕方のないことなんだ。……仕方ない、はず……なんだよ………」(ブリタニアに対して)>>509
特に異常は見受けられませぬな……
ところであの寝る前に一個ss完成したんで貼りたいんですけど良いです?本当にもう貼らせて一個だけ。>>513
悪魔が経営するお店が真っ当な道理もないってね
そしてエウラリアは書いてて楽しい
あとヒュギエイアさんはほら、神代ギリシャの出身ですから…(大体それで片づけるのひどい)人いるかいないかわからん!貼って逃げる!もう最近変だぞ俺大丈夫か俺……
「知っての通りわしは色々あやふやなわけですけれども貴方様は助けてくれやがりますか」
「わざとじゃないと分かっていても腹立つなこの口調……」
ちょこんと椅子に座り紅茶が淹れられたカップを大事そうに持ちながらミアはまたツギハギの言葉を発した。いやに滑らかに口調が変化していく様はまるで人格が入れ替わっているかの様だ。
はっきりとわかるのはミア自身は自分の口から出ている言葉がおかしくなっている事を認識していないという事。つまり俺とミアの間では認識に食い違いが起きている。
「ミア、俺の言った言葉を真似してくれ。おはようございます、今日はいい天気ですね」
「おはようごぜぇます、今日はいい天気でござるな」
「もう一回言ってくれ」
「?おはよーございます、今日はええ天気どすなぁ」
ミアは今自分がそれぞれ違った口調で話した事を認識していない様で、どうかしたのかとこちらを見つめてくる。その筋に詳しくない俺でもわかる、ミアは自己を喪失しかけている。
と、ミアの顔がグニャグニャと動いて突然老人の顔になった。俺がギョッとして気付いたのか彼女は慌ててまた黒髪の少女へと顔を戻す。
「またアタイの顔が別の人になっちまっていたのでしょうか?」
頷き返すとミアは苦しそうにこめかみを抑えてうんうんと唸る。
「ハッキリしないのです、果たしてオレの顔はどのようなものであったかまるでハッキリとせぬ。いくつもの顔といくつもの人格を真似させられたせいだね」
「参ったなこりゃ……」>>518
人というものは必ず自分で自分の顔を認識する。鏡に映っていたり、他人に描いてもらったりだ。しかしミアは度重なる魔術の行使によりアイデンティティが崩壊してしまったのだ。
最も自己を肯定する存在である自分自身が全てを忘れてしまっているのだ、外見も固定できずにひたすらにブレ続ける。自分が何処の誰なのか、頭でわかっているつもりでも言語が狂ってしまう。
「おねげえですだ、わたくしめを直しやがれ!オレは、僕は、私は、誰なの?」
「落ち着け落ち着け。ウチの親父はいつもなんて言ってた?」
「……可愛い娘、長い黒髪の可愛い娘。愛しき娘」
「だったら今のお前はとりあえずその愛しき娘だ。自分のイメージを少しでも固定出来ないか?」
「固定……固定……私を、固定、する。私の名前はミア、目の前にいる人は私の兄」
心なしか口調が安定し始めた。手紙に書いている通りならどうも親父はこの子をなんとかして枠に留めようと今の見た目と名前にしたらしい。ならば今はその枠に当てはめてなんとかミアを抑えるしかない。
「……ワタシは、ミア?でも、違うです。それはちょっと違うぞ。だって、俺はそう言われたからだ。わしの顔はこんなんじゃない、アタシは……アタシは娘?」
抑えられていない。むしろ自己崩壊一歩手前というところだ。慌ててミアに紅茶を飲ませ、落ち着かせようとする。と、そうだ、アレを今こそ使う時ではないか?
実験机へと駆け込み「精神安定作用あり」と書かれた小瓶を引き出しから取り出してミアへと駆け寄る。蓋を外し、自分が嗅がない様にしながら俺はミアへと黄土色の液体が放つ香を嗅がせた。
「ミア、落ち着け。我思う故に我あり、だ。自分の思考を疑うな、それは紛れもなくお前の意思だ」
「……ワタシの意思」
「無理に思い出さなくていい」
香りが効いてきたのだろうか。ミアの見開かれていた目が少しずつ緩んでいく。動物実験しかしていなかったものを人に嗅がせるとは我ながらマッドだとは思うが、鎮静剤にはなったらしい。>>519
「ワタシ、オレを思い出せないの、怖い。オレ、ボクでなくなりそうで怖い」
「大丈夫大丈夫……親父はほら、俺なら治せるって言ったんだろ?なら心配するなって。何を隠そう、俺は天才だからな」
「天才?お兄さん、天才?」
「そうだ!いずれ魔術師のてっぺんに立つ男、それが俺だ!すぐにお前が誰なのか思い出させてやるよ」
ミアの表情が心なしか明るいものとなった。なるほど彼女に大切なのは他者との交流というわけか。親父の手紙に書いてあった事は納得できる。
以前読んだ哲学書で「人とは他者に認識されて初めて自己を定義する」だとかなんとか書いてあった覚えがある。つまり、今のミアを構成する「黒髪の少女」というカタチを他の誰かが補強する必要がある。他者との交流により自己がどういう存在であるのかを定義しなければならない。
「で、ミア。一つ問題がある、俺は学生なんだ。お前をどうすれば良いのか……まいったな。教授に助けを請うてみるか……」
「俺ならば見た目を変えられますからそなたの邪魔はしなくて済みますわよ」
「ダメだダメだそんなの!親父に言われたろ」
「でも今はお前がいる。貴方はボクを僕と見て、そう言ってくれます。だからアタシは、全然良い」
ミアはそう言ってにこやかに笑った。だからといって彼女に頼るわけにはいかないだろう。現代魔術科のロード……彼ならば何か助言をくれるかもしれない。
それにしても、と義理の妹を見つめながら思う。自分は自分だ、そう当たり前の様に認識していたけれど、その当たり前が失われると人はどうなってしまうのだろう。ミアはギリギリのところで何とか踏みとどまれているが、もしも、もしも……自己を定義できず他者からも存在の観測をしてもらえなかったら、そこには何が残るのだろうか?これだけ書きたかったんや!もう変だぞまたそういう流れに……いや気のせいだ、これはよくあるVでいうところの始まったばかりだ、うん。
しかしこんな押し売りは悪魔だぼったくりだというが実際人間は人間相手にぱかすか詐欺を働く世知辛い世の中……
バフォジャック「やはりそれでこその人間だ、テンプル騎士団の末路から生まれた己(おれ)が言うんだから間違いないさ」寝る前に自作の一部キャラのモチーフというかインスパイア元を書いて、寝る
ドロテーア・イルゼ・エンブリック→フィオレ・フォルヴェッジ・ユグドミレニア(Apo)
雨翅リオン→カレン・オルテンシア(HA)+ダリア・バスキア(FLOWERSシリーズ)
チャールズ・ロバート・ダーウィン→鬼女紅葉(Requiem)
黒鳥蘇芳→白羽蘇芳(FLOWERSシリーズ・主人公)
黒鳥千寿→間桐慎二
中見唯名→朽木冬子(殻ノ少女シリーズ・メインヒロイン)※元ネタを調べる場合は自己責任でお願いします
まあ、元ネタ言ったのもあれば初めて知ったのもあるんじゃないかな?
というわけでおやすみー>>484
やっぱり注文の多い料理店が元だったか。
>>524
ルナちゃん入れて三人かな。
色んなキャラと出会っていくなら、ゲストと絡ませ易くする為に性格バラバラのレギュラー陣を増やして、それぞれ別のアプローチさせるのがオススメ。
かといって、レギュラー陣が多過ぎると内輪だけで会話が成立してゲストが入る余地が無くなるので、三人が限度かなと。
それと、三人の内一人がバランサー役を担えるのが居ると、喧嘩になりかけたりした時の軌道修正が出来るのでオススメ。
バランサー役は余り尖ったキャラにしづらいので、レギュラー二人だとバランサー役入れる場合、ルナちゃんが絡みにくい相手には大抵絡みにくくなるし、組み合わせに気をつけないといけなくなる。>>533
「■■■■、君と添い遂げるためならば、どんな犠牲だって払える。」
「私だって■■さんと引き離されるくらいなら、悪魔になってみせます。」
このような会話があったか定かでは無いが、交際する二人をいよいよ力尽くで別れさせようと青年の村で話が上がった頃、
──────突然、その村が一晩にして壊滅した。村人たちは皆、それまで見たことも聞いたことも無いような死に方をしていたという。
唯一、偶々その村の近くを通りかかった隣町の酔っぱらいが証言するには、
「どこからともなく目に見えない『ナニカ』が村中に集まっては飛び回り、
家のあちこちから悲鳴があがったと思えば一瞬にして人の気配が消えて……
ありゃあまるで地獄だったよ……俺は、生きながら地獄を見たんだ……」
と言うことだったが、当時の警察等は酔っ払いの戯言として片づけてしまう。
……ちなみに、青年と女性の姿は無く、二人を殺人の容疑者として取り扱おうにも死因が死因だけに、行方不明者として捜索されたが程なくして打ち切られた。
その後、そのような不吉なことがあった村は復興することも無く。
また、霊力のある者が語るには「食い尽くされたように、あの場所には魔力や霊たちの気配が一切感じ取れない」という状態が幾年も続いていたという。>>534
極めて特異な憑き物筋に人間。
通常の憑き物が犬や狐のようなサイズならば、「 」家の憑き物は『鯨』のように巨大で底知れぬソレである。
普段は本物のクジラが海深くに潜るように、憑りついている人間の奥底に眠り気配を隠しているが、
餌となる霊体を感じ取ったり、憑りついている人間(うつわ)の危機に反応して急浮上する。
無数の憑き物や悪霊たちが喰らい合っては吸収を繰り返し、今もなお肥大化し続ける、使い魔の一種。
過去に幾人か退魔師を返り討ちにして喰ってきたため、そういった魔性や悪霊を祓う力にある程度の防御力が付いており、熟練した手練れでもない限り相手するのは非常に危険な存在。
……という思いついた一族の設定をぽーい。なんで鯨かと言うとずっと昔に小型船の上から姿を目の当たりにした時、デカくて怖いと思ったから。>>535
×)極めて特異な憑き物筋に人間。
○)極めて特異な憑き物とそれに代々憑りつかれている人間。>>535
作りかけのサーヴァントに相性が良さそうというかまんま鯨と関係がある子がいますねえ…………>>542
どっかで見たけど海の地形の7割だかはまだ解明されてないとか。動かない地形でそれなら、生態系はもっと不明な筈よね。
>>546
天然ボケなタイプなので何かしらやらかしそうなのはカリストーかなぁ…。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC>>546
いやいや、よく考えてくださいよ。人の恋路を邪魔する者達なんてこの程度の扱いで十分なんですよ。まあ中には幼気な子供とかいましたけども。
黄夫人か(女にカウントしていいか微妙ですが)ロカセナですかね>>551
色合いだけでスーッとしてくる
ハ様に出される食事は……場所によってはセーフか
>>546
蚕馬ちゃん!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E8%9A%95%E9%A6%AC>>546
イオラオス!>>567
川だってある……ミントだのポプラだのもある……柘榴もある……
粘土とホコリが主食なの本当に涙出そうになる>>464
確認しました、期せずして仮想敵であるところの体の一部を利用した魔術師と繋がりが見いだせそう(ついでに聖杯とも)
ありがたく使わせていただきます>>565
この設定素敵!
もし差し支えなければ、私の作ったキャラクターの下畑来野に設定をお借りできませんか?
思い入れのあるキャラクターなので、ロワイン経由以外でも動かせるようにしたい!
【キャラクター】https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/下畑来野
【活躍の場所】
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/フォアブロ・ロワイン%E3%80%80前日譚②
&伏神聖杯戦争・弓陣営マスター
またその暁には、ライノのプロフィールから魔術回路関係の記述を削除して、
「家系図からは消されているが、遠い先祖に『鯨憑き』伝承の人物を持つ」
「長い一族の歴史で『鯨憑き』が表立ったことはなかったが、周囲の恨みつらみに反応して相手の生霊を喰らうため結果的に一族が財をなすのに貢献した」
「来野の外付け魔術回路として機能しており、このためサーヴァントのマスターとしての資格を有する」
という設定を追加したいと思います。
また、(大迫力が持ち味だとは分かっていますが)分霊みたいにしてちっちゃい鯨も出せると嬉しいです。単純にマスコット的にカワイイ(?)ので!
ギャグパートではWindowsのイルカみたいに、たまに隣にポップアップしてくる感じの。なお本家も割とアレなもよう
>>566
GODはGODだけど割と創造的な(英語に直した時「art」ってつくような)行為ではファンブル出すタイプのGODだからculinary artsが得意じゃないのは多少はね……ましてやアレンジレシピだしそりゃあね……
>>569
(ここは後学のために叱るか「なんで作るもの作るもの謎の発光現象起こすの?」って問いただすかした方が良いのではないでしょうか)
>>572
「普通のムサカください」って言ったらチョコミントかかってないけど蛍光色のムサカが出てくるよ
……overlordには一応ふつうに「大君主」的な意味があるのでセフセフ
>>573
そりゃおいしいですとも
>>575
かけてないのにかけてると思われるタイプだからそれっぽい雰囲気にはしてる>>579
タンマですね、了解です
私待つわ~いつまでも待つわ~♪>>532>>538>>554
皆んなアニメーター基準で考えてる……まあ紋様に関しては私も同意ですけどね。因みに腕の紋様は弓を引く、または宝具を使うと発光します。
>>539>>557
服の下はすっぽんぽん状態でしてね。横から見るとあら不思議、ほとんど見えてしまうではありませんか!
>>561
徐々に、少しづつですが確実に数を増やしております。最近時間がかかったのは、アクハトのカロリーの高さとイベントのせい。
>>573
艶かしい……きっと、私が肉感的になるように意識して描いてるからでしょうね。ワダアルコ氏のような華奢さな含めつつ、こやまひろかず氏とAzusa氏のような肉体美を兼ね備えさせる……結構難しい。
後はアレです、結構なN◯R同人誌とかも参考にしてます。苦痛だっただけど、今じゃ慣れてきてしまいました……した。>>546
同じギリシャ神話出身の有翼姉妹とかですかね?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/カライス%EF%BC%8Fゼテス
>>551
わぁ、すんげぇ圧。これがギリシャか……。>>594
見た目というか、描写上の言い逃れと言いますか!
お気を悪くされたらすみません。
せっかくお貸しいただいた設定の作者様不本意の変更はしないつもりでいますので、一つの提案程度に思っていただければと。
あくまでも決定権はデザインされたレージュさんにありますのて。>>600
NTR系は相手役も描き込んでいると尊敬しちゃう。>>604
あ、そういうことですか!
何か設定上の見落としがあったのかと思いました……!!焦った……!!>>600
同人誌は「あれ」目的の為に購入したするのが多数なので、単純にN◯Rものはジャンルとして手に取ってもらえて売れるからじゃないねですかね。
まあ、どうしてそっちばかりに肉感的なイラストを描ける絵師が寄ってしまうのか分からないけれど……。>>590
バフォジャック書くの愉しかったもので…
そっちの感想も嬉しかったですよ、もちろん!
ところで唐突ですが、昨日上げたSSの続きが終わりまで書けました
今から投稿してもよろしいでしょうか?鯨憑きの設定の叩き台を作りましたが出してもいいですか?
>>616
よし……これなら問題ないな……
ということで鯨憑き君投げます【氏名】九尋凪/Nagi Kuhiro
【性別】男
【年齢】17歳
【出身】日本・湾岸地帯
【人種】日本人…………遥か先祖に外国の血が混ざっている
【身長・体重】188cm・80kg
【肌色】白【髪色】杜若色【瞳色】薄群青
【外見・容姿】
癖のある杜若色の髪を持つ朴訥とした雰囲気の青年。高校生離れした巨体を持つ偉丈夫。
【令呪の位置】背中。フジツボを思わせる幾何学模様。
【イメージカラー】山瑠璃(花言葉:『私は考える』『家族への思い』)
【魔術・特殊技能・特性など】
『鯨憑き』と呼ばれる憑き物筋の家系・九尋家に生まれた青年。
九尋家は肉体的に代々頑強で、その末裔である伊佐那も筋骨隆々としたアスリートのような肉体を持つ。
これはサバンナにおいて高い所に生えた草を食べることが出来る長い首を持ったキリンのみが生き残ったのと同じ理屈であり、彼の肉体もまた『鯨憑き』に耐えうる肉体を持つものが生き残った結果に過ぎない。
肉体の内に『鯨』が渦巻いており、それを抑えるために『自分の内から外に向けて霊体を励起させる』降霊術を収めている。
これは彼が偶然知り合ったジョニーさんを名乗る男性に教わったものである。魔術師としては初代であり魔術回路の質も量も貧弱極まりない。
以前と比べると技術的には抑え込むことが可能になったが、精神力のみで制御していた頃に比べると不安定になっている。
戦闘時は基本的に優れた体格での肉弾戦がメイン。『鯨』の霊的装甲を纏うため異様に打たれ強い。降霊術を使う際には全身が青黒く変色する。背中の令呪も合わせるとまさしく人型の鯨のように見えるだろう。>>618
【人物像】
物静かで温厚的、外見通り朴訥とした振る舞いを欠かさない青年。
『鯨憑き』の呪いに苦しんでおり、聖杯戦争では『鯨憑きの解呪』を望んでいる……正確には、望んでいた。
降霊術を身につけ初めて『鯨』と正面から向き合ったその時―――彼は、妹の姿をその中に見た。
忘れていた、忘れたつもりでいた。
目の前で大切な妹が食べられるその記憶を、彼は心の奥に封じこめていた。
それを彼は思い出してしまった。思い出してしまったからには、忘れることは出来なくなった。
その日から彼の願いは『鯨憑きの解呪』と『妹の蘇生』に揺れることになった。
願わくば、憑き物筋では無く普通の人間として生きて行きたい。
願わくば、もう一度妹と同じ人生を歩みたい……例えこの身が、人ならざる身だとしても。
2つの願いを胸に、彼は聖杯戦争に挑む機会を探している。
以上です
セリフサンプルとか細かいプロフィールは登録する時に追記します
コンセプトは私なりの錫久里亥狛です>>616
りょーかいです!
もとより制御不可能感がすごいので、ぬーべーとかに出てくるこっくりさん的なイメージでした。規模は全然違いますが。
ライノが自分の意思で相手を排除するのはなんとなく違う気もしていたので、その点もありがたかったです。>>625
「■■■■……!」
「やー」
「らーれー」
「たー」
うめき声と共に、リンドヴルムが崩れ落ちる。
がらがらどんもまた微妙に気が抜けるような声で全員同時に地面にひっくり返った。
「――どう、にか。倒せたようですね……」
「キャスターさん、しっかり!」
「すぐに手当てを! じっとしててください!」
だが、フェリーペ達も無傷ではない。
リンドヴルムの足止めを担ったヒュギエイアは、持ち前の身体能力と薬品を駆使して翻弄した。だが竜化したリンドヴルムの暴威には、致命傷を避けるのが精一杯でもあったのだ。
マグダラのマリアがいた事で即座に治療できた事だけが幸いだったが、そうでなければ消滅も避けられなかっただろう。
「リンドヴルム……」>>626
そのリンドヴルムも、霊核を破壊され最早消滅を待つばかり。竜化した事で戦闘力こそ飛躍的に向上していたが、反面デメリットとなる弱点も少なくなかった。
巨体故の身動きの鈍さ、魔力消費の増大、そして霊基そのものへの甚大な負担――。その全てが、リンドヴルムという英霊を縛る枷となり急所へ変じていた。
消えゆく彼女に余力はない。ない、筈だったが。
「――――」
「っ!」
最後の瞬間。その瞳は確かにフェリーペ達を捉えていた。
言葉もなく、また喋る余裕もない。だが、その瞳ははっきりと訴えていた。
『すまない』と。
「いやはや、お見事! まさかあの巨竜と三匹を同時に相手取り、全員無事勝利してみせるとは! これは見誤っていたと認めざるをえない!」
そんな空気を踏みにじるが如く、バフォメットの軽薄な声が響き渡る。
フェリーペ達は怒りも露わに睨みつけるが、その途端空中にあったバフォメットの姿は大きく揺らぎだした。>>627
「おっと、己の番だと思ったかな? 残念、生憎ベルゼブブより仕事をいくつか押し付けられていてね! 己と戦う機会はまた後で、という訳だ!」
「貴様――!」
「それじゃあ諸君、しばしおさらば! 当店のご利用、誠にありがとうございました!」
店長を装ってた時と同じ丁寧さを見せ、バフォメットが完全に消え失せる。
リンドヴルムとは異なり、恐らく別の場所へ転移したのだろう。もう、そこには何の気配も存在しなかった。
「ク.ソッ、あいつ!」
「後輩、気持ちは分かるが抑えろ。まずは何より、この魔窟から脱出を――!?」
メンテーが促したまさにその瞬間、再び食堂全体が大きく揺れ始める。
また別の場所へ飛ばされるのかと、全員が警戒したが訪れたのは予想外の展開だった。
「これは……!?」
「お店が、消えた……?」
揺れが収まった時、そこには何も残されていなかった。
スケールが狂ったような食堂も。温泉やサウナ、マッサージルームも。はては店の外観さえ跡形もない。
恐らくはベルゼブブの力か何かで生み出した幻だったのだろう。唖然とする一同だったが、いつまでもそうしてばかりはいられなかった。>>628
「待ってろバフォメット……! すぐに追いついて」
「っ!? 待て、後輩! ――何か、近くにいる」
メンテーの制止に、その場の全員がすぐ目の前の茂みを睨む。
否、目の前だけではない。頭上、足元、左右斜め全方位――ありとあらゆる場所から、一つの共通する気配が漂っていた。
それは。
『――イイ、ニオイ』
フェリーペ達は知る由もなかったが。
バフォメットのレストラン、その地下で運営されるエステにはある『秘密』が隠されていた。
それは元々の由来となった料理店にもあったモノ――すなわち、客を『食材として美味しく仕上げる』油や調味料。
本来は料理道具として用いるそれを、バフォメットは特殊な術と魔力を用いてさもエステ用のアイテムらしく偽装していたのである。
「「「「「…………」」」」」
さて。その上で現在の状況を振り返ってみよう。
レストランがあったのは当然屋外。特異点とはいえ、普通に森の中には野生動物の類も生息し、さらにそれとは別に魔獣などのエネミーも存在する。>>629
……そんな連中のすぐ側で。
いかにも近寄ってきてください、と言わんばかりに。美味そうな匂いをまき散らす生き物がいればどうなるか?
「セ、センパイ」
「……後輩。いいか。絶対に、私の、近くから離れるな」
そして極めつけ。
フェリーペ達の中には、盛大に血を流している仲間がいた。
『FUUUSYAAAAAAA――――!!!』
一難去ってまた一難。
こうしてフェリーペ達は、匂いに釣られてきた魔獣・野生動物・その他諸々相手に更なる激闘を繰り広げる羽目になったのであった……。
なお、この後近くにあった池――そもそもの発端となった場所に戻り、匂いが完全に消えるまで体を洗いまくったのはちょっとした余談である。鯨憑きのキャラ投稿してもいいですか?
色々と決まってないところ多いので、そこら辺も埋めるアイデアを貰えたら嬉しいです。
【氏名】未定
【性別】男
【年齢】二十代半ば
【出身】日本?
【人種】日本人?
【身長・体重】未定
【所属】時計塔
【外見】
未定
【人物】
やることや言動には無駄がない、何事にも丁寧な性格。パッと見で機械みたいな奴と思われやすい。身体的・魔術的に特筆するほどの能力はない。しかし彼の特筆すべきはその精神性。几帳面で規律に厳格な警察官の父親の教えを忠実に守って、魔術の鍛錬や学生時代の部活の練習、さらに普段の生活においても一切の手抜きをすることなく「しっかりと」やる性格。時計塔の課題から些細な雑用、部屋やトイレの掃除ですら「ちゃんと」行う。魔術師としてもこの姿勢は同じであり、出来ないことは出来ない。しかし「鍛錬でできたことは必ず出来る」魔術師。そして「失敗しない」という自負が彼の精神的な強みである。そのような性格から、彼は緊張とは無縁な性格であり、精神的にとても安定感のある人物。
時計塔では教室では委員長や引き締め役になる。積み重ねた実績と淡々とした正論と圧によって空気の緩み、はっちゃけて暴走しそうなときに止める役回り。>>637
【能力】
鯨憑きの血統は母親譲り。鯨は憑いている者の心に隙があったり、精神的に不安定となったときに容赦なく食らいつく危険性がある。そして彼の母親含め鯨を継いできた者はほとんどが30歳になるより前に鯨に呑み込まれて消滅している。歴代継承者の中でも異例な長命(とは言っても二十代前半なのだが)な彼は、その特異な精神性から常に鯨への隙を与えていないため。魔術の才能ではない、父親の息子への愛情が結果的に息子の命を守ることになった。
【聖杯戦争に臨む理由】
恋人ができたから。
共に生きる未来を望む相手ができたとき、彼は自分の鯨が恋人に鯨の害が及ぶこと、二人の間に生まれた子供にまで鯨が継承されることを恐れた。鯨の消滅、因縁を立ちきり、子供へ受け継がれないようにしたいと考えて聖杯を望んでいる。
以上です!機械みたいにクール!しかし、付き合ってみると普通に情緒ある人、そんな人。
これ女性でもいいかな~とも思うんですよ。そうするとよりクール属性強くなった風野灯織みたいになる。ここで豆知識。山星さん曰く、この世にはバフォジャック顔が複数人いる。
>>639
たしかに、あんまり怖くな……って画像を拡大して、包帯の隙間から覗いている目に「ヒェ」ってなりました……>>640
思いついただけで全然詰めれてないんですけどね…
でもわりと早く完成できるかもなんなら外に魔術師がいること知らんで育った子が「某旅の魔術使いが『ほーんお前の使ってる魔術面白いやん。あっそうだそういえば外に時計塔っていう魔術師がいっぱいいるところがあるんやで』って言って去っていったから」なんて理由でロンドンに上京した子だってうちにいるんだからそういう手使ってもええんやで
そういうことしに行きそうなやつ私知ってるし>>654
寝る前にスレはちゃんと追っとこうとやってきたら何これキモォッ!???!???????
……………………って思ったけどひとみのの瞳孔こんな感じだったのだわ>>651
…ああ、そういう可能性もあるか。>>659
どうぞ!
あと>637にレージュさんの鯨憑きとの合作(未完成)のキャラがいますので、何かご意見ご感想がありましたら嬉しいです。黒くなったので、投下、します。ながいのでご注意を…
床はじわじわと侵食されてゆく。肉の聖杯は次第に外へ外へと根を張って支配領域を広げてゆく。
比例して上昇する魔力駆動率、さながら化学反応を連鎖させる原子力発電か、下手すればそれを上回るやもしれない。
東鬨の街は着実に終わりへと進んでいっている。
一歩ずつ這い寄ってくる死の足音、然し玲亜には最早どうしようもできない。
聖杯は既に起動した。
そう語った麗奈の言葉には嘘も誇張も影すらない、困ったことに。
今頃聖杯は足りない魂の補填の為に市街に魔の手を伸ばしている頃だろうか。
止められないし、止めようがない。転がり落ちた岩は速度を上げて殺傷力を上げるように、事態は秒刻みに悪化していく。
歯噛みして麗奈を睨め付けることしか出来ない、その瞳にじわりと涙を浮かべて。
感情が溢れてしまえばそれこそ麗奈の思う壺だ。この状況を作り上げた少女が望むのは自分の悲しむ顔、ただそれだけなのだから。>>661
絶対に泣いてたまるか。
零れ落ちそうな心を理性で縫い付ける。
「───────」
一方で、麗奈は次第に、興奮を露わにしてゆく。
抑えきれない胸中を曝け出して最早隠す必要もなくなったと、自らの欲望を惜しみなくぶつけてみせる。
思わず股座に手を伸ばす、高潮した顔が見つめる先には玲亜の姿。
十年も前から思い描いていた、毎夜褥で想像していた彼女の姿がすぐ目の前にある。
「ねぇっ、悲しいですか。辛いですか。──────それとも死にたいですか?」
「……………」
玲亜の返事はない。張り裂けそうな表情を此方に向けてくるだけだ。
もう打つ手はないと判っていても、それでも気持ちだけは麗奈に屈しまいと抗っている。
それが麗奈の目には健気にも憐れにも写って、より欲情を加速させる。
「ふふ、でもまだ死なせませんよ。十年も待ったんですから、余すところ無く堪能させてもらいます。
その涙も、怒りも、絶望に戦慄く唇も全て、今は私のモノです」
ねっとりと、麗奈は自分の掌を舐めると唾液で糸の引いた手で玲亜の頬に触れる。
生暖かい感触。
それに伴い訪れる奇妙な目眩。
「…………!、ぐ」
視界がぐらつく、一瞬、地面に臥したのではと錯覚したが違った。>>663
視界が切り替わったのだ、自分のものではない誰かのものに。
”……感覚共有、一体?”
「一時的に貴女と経路(パス)を繋ぎました」
麗奈が観た景色を麗奈の魔術回路を通じて玲亜の脳に焼き付ける。
けれどどうやら麗奈本人の視界ではないらしい、流れ込んで来た景色が『自分の姿』ではなかったからだ。
視界がやけに高く、俯瞰した位置にある様に思える。
見下ろす世界は暗い緑一色で、どうやら其処が東鬨の森林である事は汲み取れた。
推測するに────これは彼女の使い魔の視界だ。
森の上を飛翔しているのだろう、街全体の様子を眺められるように。
「今から外の様子をお見せしましょう。
貴方達の奔走、それが徒労に終わる現実を、その眼に灼き付けるのです」
瞼を閉じたくても脳に直接視界は雪崩れ込んでくる、自分の失態を否が応にも直面せざるを得ない。
怖い。
嫌だ、見たくない。
街が今どうなっているかだなんて、火を見るよりも明らかだというのに。>>664
「滅びゆく街を、狂躁渦巻く市民の末路を、何も出来ずただ其処で眺め続ける。
……嗚呼なんて無様なんでしょう。街を救おうと駆けずり回った挙句、最期は自分の失態で街を滅ぼしてしまうだなんて」
「─────外道、ッ!!」
「プ、アッッハハハハハハハハハハハ─────いいですよ、傑作も傑作!!
そうです、それです。十年間その言葉を望んでた!その貌を、追い需めていたっ!!
して、その愁嘆場は貴方の悲痛な叫びで綺麗に幕を下ろす。
────それこそが私が描いていたシナリオ、貴女を貶める為に用意した”最高の結末”なんですよ!」
哀しみを煽る麗奈、その表情はとても平時の彼女とは思えないものだ。
欲望をこれでもかと凝縮させた様な、嗤い顔。
御伽噺に出てくる悪魔でさえこんな顔は浮かべやしないだろう、そう思える程に、下卑たものだ。
十年間熟成させた悪意を玲亜にぶち撒けていく。その言葉は鋭いフォークのように、玲亜の心の柔らかい部分を的確に抉り出す。
痛い。
身は引き裂かれる様に痛く、心はバラバラに破られたみたいに苦しい。
どうしてこんな思いをしなきゃいけないんだろうか。
自分が何か悪いことでもしたとでも言うんだろうか。
私は、ただ皆んなが平穏無事で居てくれれば───父から譲り受けた管理者という使命を全うしたい。その想いで頑張っていただけなのに。>>666
次第に脱力する身体。
締め上げられる力はそれでも和らがない。此方の肉体の耐久性など御構いなしに引き絞られる。
涙の滲んだ視界に映った映像は、しかして。
「え」
声にもならない息を吐く。
それは玲亜が、いや麗奈でさえ想像もつかない光景だった。
「────コレは一体どういう」
驚愕半分疑念半分、といった様子の麗奈はそう呟き訝しむ。
結論から言えば、街はまだ滅んではいない。
それどころか、昨日と変わらない夜景に、あり触れすぎて退屈ささえ覚える街並み。
いつもと変わらない平穏は健在であった。
今もってなお無尽蔵に這い出でる聖杯の端末は、魂魄(ねんりょう)を求めて一斉に街へと向かっている筈なのに。
数十分の時間が経過した今も尚、唯の一体も街に辿り着けていない。>>667
明らかに、予定よりも遅いのである。
「──────」
不意に訪れる静寂は、事態をつぶさに把握したい麗奈と、正体不明の予想外に閉口する玲亜によるもの。
“何が起きているのか?“
その共通した困惑だけが舞台に渦巻いて沈澱する、二人は使い魔が提供する情報を目を丸くして観察するばかりだ。
飛翔する羽音。
と、ともに炸裂する爆音。
使い魔の蛾が現場を映し出そうと次第に下へと降りてゆき──────
突如、視界が揺れた。
『……やぁごきげんよう、修道女さん』
ガタガタと切り替わる視界が急に静止したと思えば、一面に男性の顔が映し出された。
一見して二十歳くらいになるだろうか、然し張り付いた様な笑顔と頬にべっとりとついた血が印象をぼやけさせてしまう。
なんだかちぐはぐな人だな、と玲亜は思った。
表情は笑っているのに中身はまるで違う事を考えているような、言語化し辛い歪さを覚える。
しかし、それでいて在り方はとても安定して映る。“異常“を“定常“と規定した人間、喩えるのならそんな表現が思い浮かぶ。>>668
彼が味方か敵かは兎も角、底の見えない人物であることは一目で理解した。
『これでご破産(チェックメイト)かと思った?でも残念。まだ終わりじゃないんだよね』
「何故、貴方がそこに居るのです」
どうやら麗奈は面識があるらしいその男は、彼女の声が向こう側に届いたのか微笑んでみせた。
細く切長の目が使い魔を、そして使い魔ごしに静観を決め込む女の貌を射抜く、“漸く捕まえたぞ“と物語っている。
「朽崎遥」
『やだなぁ、呼び捨てだなんて非道い。いつもみたいに“遥サマ“って呼んで欲しいな』
そんな余裕もないんだね、と付け加える。
麗奈はやや表情を曇らせたが、またすぐに元の恭しい彼女に戻った。
彼女とあの男の間にどのような因縁があるのかは定かではないが、決して他人という程無関心さは感じられなかった。
麗奈は目を伏せる。
「新参者の朽崎は聖杯戦争には一切関与しない、そういった取り決めだと記憶してましたが?」>>670
『その通りだよ。俺自身血塗られた聖杯になんか興味もないし、出来れば関わり合いになりたくない案件だったんだけどね』
使い魔越しの男は笑い話でも喋っているのかと思う程に軽々しく、血塗られた聖杯の名を口にした。
今この状況を前にして尚飄々としていられる胆力は驚嘆に値するが、これが彼の外行きの貌なのだろう。
しかし。
けれど、と朽崎遥は一呼吸おいて。
『コレは流石にやり過ぎ』
その時一瞬だけ彼の言葉に怒りが滲んだのを、玲亜は見逃さなかった。
「─────」
『何より妹に危険が及ぶのなら動かざるを得ない。
“破壊“の起源保持者としては君の計画も大変唆られはするけれど、妹が傷つくのはノーセンキューだ』
彼の“妹“という発言で漸く玲亜は彼が誰であるのかを察した。
朽崎誉の実の兄。
錫久里亥狛が居候する邸宅の本当の主人。
面識は一切なかったが確か東鬨の街から離れて久しいという情報は聞き及んでいたが。
そう言われて見てみれば、成る程確かに妹と似た面影があるな、と玲亜は思う。
特に真っ黒で艶のある髪なんかそっくりだ。
「あら、そうですか。けれど貴方一人で何か出来るとでも?所詮木端魔術師の何でも屋風情が覆せる盤面だとお思いならとんだお笑い種ですね」
『そりゃあそうだ。俺みたいなちっぽけな魔術使い、聖杯の力を前には無力同然だろうさ』>>671
『……でもね、一人じゃないんだよな』
彼がそういうのとほぼ同じタイミングで、背後から響く爆発音。
手に使い魔を握りしめたまま、丁度使い魔に周囲の光景を見せ付けるように、朽崎遥は手を音がした方に向ける。
走り抜ける無数の黒い影が映る。
後ろを棚引く裾は闇夜で判別が付きづらかったが、修道服だと気付く。
手には聖別された武具、その仰々しさは神の信徒が握るには物騒に過ぎる。
『汝、その屍を地に委ね、
土は土に。
灰は灰に。
塵は塵に還すべし。』
そんな言葉が其処ら彼処から聞こえる。
彼等が迎え討つのは血肉の異形、蠢く触手を伸ばして聖職者達を絡め殺そうとする。
聖職者の間を縫うようにして、一筋の煌きが走る。
他よりも明らかに小柄な影は軽々と木々の枝を踏み付けて高く跳んだと思うと、上空から敵を睥睨する。
『“獣葬式典“────装填』>>673
少女が作り上げた血路に修道士達が雪崩れ込む。
『おお、おお!これぞ正しく竜に捧げるパニヒダなれば!夜を徹して歌おうではないか』
『あ、ウェスカーさんがまたキマっちゃってる。誰か宗派が違うぞってツッコんでやんなよ』
『無事生き残れたらでいいか?
それより折角の戦闘だ、最近開発された新たなる式典“宙葬式典“の実地試験と洒落込みたいんだがどうだろう?』
『駄目だ聞いちゃいない、何でウチって奇天烈(マッド)な奴しか居ないんだ畜生!』
無尽蔵に増え続ける怪物達を相手取っているのは、間違いなく。
「聖堂教会……代行者……!」
『ご名答。総勢三十余名の戦闘のエキスパート達のお出ましだよ』
世界最大宗教が保有する暗部。
神の意思を代行し、教義に反する存在を力尽くで捻じ伏せる戦闘信徒にして最高純度の信徒の集団。
人間離れした戦闘力を有する彼等は本来魔術師が行使する魔術を“異端“と認定しているが故に、朽崎遥と手を組んでいる事自体極めて異例である。
朽崎遥は旧知の人脈と土着の聖堂教会の監督役にコンタクトを取る事で、今回の聖杯戦争の異常性を説明。
亥狛達とは別に聖杯の解体に赴いたのだという。
そして聖杯の保管場所である外郭放水路へと向かう最中、聖杯の端末と偶然会敵。
そのまま無尽蔵に這い出てくる端末との交戦になった。>>674
一人一人が万夫不当である彼等の助力は、玲亜たちにとっては天啓とも呼べる幸運だ。
だがしかし、それでも楽観視出来る状態とは程遠い。
『……でも正直ジリ貧でね。一人で数十匹対応出来る人材が幾らいようが無限には対応不可能だ』
聖杯から汲み出される魔力はそれこそ無限大に近い。聖杯の魔力が枯渇しない限り端末は諦めるという判断を選択しないだろう。
事実、聖杯の端末は時間を追う毎に手数を増やしていく。
想定外の障害に学習し対応していく人工知能の如く、数をもって敵を蹂躙しようとする。
『聞こえてるかい、東雲令嬢?其処に居て、生きて聞いてるコトを期待して話すよ────正直此方は聖杯の怪物の対処で手一杯だ。残念だけど聖杯の破壊は手伝えそうもない、この調子だと戦況はもって数十分だ』
『だから君が、其処に居る君達が、聖杯を壊すんだ』
よく見ると朽崎は肩で息をしている。
平然を装う風だが万全とは程遠いのは見れば分かる。
それに反比例して力強い言葉は、彼の本心からくる懇願。
この街を守って欲しい、ひいては妹を守って欲しい。そう心から願った腹の底からの本心。
すると視界の外から『貸せッス』と聞こえたと思えば、今度は視界一面に少女の顔が映し出された。
先程分裂する剣を炸裂させていた女の子は、真剣な面持ちで使い魔を睨み付ける。
思わず気圧されてしまいそうだ。>>675
『コレは其処にいる貴女達にしか出来ない事何すよ、だから動けよ、足掻けよ!!
勝手に絶望キメこんで早々に諦めてんじゃねーっすよ』
「……………!」
『─────その女の顔をひっ叩けないのが実に癪っすけど、全部アンタに託す。
戸波麗奈を斃せ。聖杯を毀せ。
それが東鬨を、アンタが愛するこの街を守る唯一の方法ッスよ。セカンドオーナー』
名前も知らない少女は、叫ぶ。
張り裂けそうな気持ちを声にして、聞こえてるかも分からない誰かに向かって。
朽崎遥は少女から優しく使い魔を奪い取ると。
『じゃあ、そっちは宜しく頼んだよ東雲令嬢。もう一踏ん張りだ、このク.ソッタレな盤面をぶっ壊してやろう』
そう言って、ああ、と間の抜けた声を出した。
『……あと、亥狛君に会ったら“いつでも戻っておいで“って伝えておいてね』>>676
暗転。
最後にそんなことを言って、視界は真っ暗になった。
中継先の朽崎が使い魔の息の根を止めたらしく、ジャックされていた視界がまた元の自分の物に戻る。
夢から覚めた後みたいに、現実感が薄い一幕だった。
だけれど夢じゃない。
今尚現在進行形で、彼等は街への侵攻を食い止めている。それは事実だ。
「………余計な真似を」
苛立ってささくれだった麗奈の声。
玲亜を絶望させたい彼女にとってすれば、今の数分の時間は最悪の一言だった。
希望を持たせるには、奴らの言葉は充分すぎる。
だけど。
未だ優勢なのは変わらない。
戦況は此方の圧倒的有利、サーヴァントも共に持たない二人の戦いは必然、魔術戦になる。
であればこちらに分があるのは明らかだ。
でも─────この胸を騒つかせる不安は一体なんだ?>>677
不穏な予感をひた隠すように、麗奈は嘲笑する。
「本当に馬鹿馬鹿しい。まさか今の言葉で奮起したとか言いませんよね?」
「…………」
返事はない、が。その瞳に宿る色がさっきとまるで違う。
決意を抱いた瞳。
それは麗奈が最も嫌悪する眼。
憎々しげに舌打ちを鳴らす。
「……は。貴方が私に勝てるとでも?仮に万が一私に勝ったところで貴女が聖杯を解体出来ると本気でお思いなのですか?」
ぎちぎちと縛る力を強めていく。
細い骨なら折れても不思議じゃない圧を全身に掛けてゆく。
偏に、玲亜の気力を削る為に。
籠めた力に焦りが滲んでいる事も自覚せずに。
「私一人なら無理、だから一人ぼっちなら諦めてた、かも。
でも、私は一人じゃないから」>>679
「……聞いたかランサー」
呻るように呟く亥狛に、無言で頷くランサー。
玲亜の張り上げた声は、微かながら別の場所にいる亥狛の耳に届いた。
奇しくも現実を知り諦め掛けていた亥狛の気持ちを奮い立たせるには最高の機会(タイミング)で。
「まだだ、聖杯さえ破壊すれば。或いは止められるんだな」
「そうみたいですね。なら、まだやりようはある」
もう終わりだと思っていた。
もう手遅れだと諦めていた。
聖杯はもうどうしようもない規模まで侵食して、自分達がどうこうした所で街の滅びは避けられないとばかり。
けれど光明は差した。
それは進むべき道を指し示す道導(みちしるべ)。
行く手を阻む魔剣使いは剣を地面に突き立てて断ち塞がる。
背後に陽炎うのは黒い殺意。
理解に苦しむ、そんな感情を瞳にのせながら。
「そこまでする義理なんてお前達にないだろう」
「確かにない」
それは断言できる。>>680
正直な話、街そのものに対する愛着は皆無だ。
縁のある土地、という訳でもなければ。
肌に合う場所、という訳でもない。
人狼にとってすれば人里は正しく異郷だ。
北欧の森とは何もかも違う灰色とネオンの世界は、生き辛い事この上ない。
それは認めるところだ。
だけど。
「でも俺は今度こそ、本当の意味で人と向き合うってきめたんだ。
無条件に憧れるだけじゃなく、焦がれるんじゃなく、ちゃんと理解するって決めたんだ。
……だから、この街の人間がいなくなっちゃ困る。困るんだよ」
「─────馬鹿だよ、お前」
「それに」
脳裏に浮かぶのは、理解者第一号の顔だった。
玲亜は今も、見えない所で闘っている。
なら自分も頑張らなきゃだ。
「アイツも頑張ってるんだ、ここでめげる訳にはいかない」>>685
ホラー系のBGM?よくわからないからとりあえずレッドマンのうた流しとくね……アーチャー陣営の召喚シーンを書いてる途中だけど、力尽きたので寝る。
おやすみなさい。たのしい!やっぱりおぞましいものはうつくしい!!
鯨憑き君改め凪君と組ませたいサーヴァントがいるのでちょっとした短編を書いているのですが
ショーウィンドウに映るのはセーラー服を着たライダーと学ランを着た俺の姿。これでライダーのセーラー服は英霊としての正式な服装なのだから不思議なものだ。
最も、学生の身分にある俺にとっても、学ランは公的な服装なのかもしれないが。
「提督提督、向こうからいい匂いがします。行ってみましょうよ」
「うん? 別にいいけど……その、提督って呼び方は今はやめてくれないか。そういうのを変だって思いそうだろ。普通の人間は」
「むー……それは確かに……じゃあ改めて。美味しそうな匂いがするので、向こうの方に行きませんか、凪君」
「ああ、いいよ」
俺の返答に破顔するライダー。すると彼女は、俺の腕に自分の腕を絡めて歩き出した。
「その……ライダー。なんで腕を絡める必要が?」
「普通のことがしたいんでしょう? 凪君と私、男女が揃ってるならこれが普通です」
胸を張って答えるセーラー服の少女。そうなのだろうか。いまいちピンとこないが、彼女がそういうのならそうなのだろう。
「……俺は構わないけど、ライダーは恥ずかしくないのか?」
「え゛っ………………じゃ、じゃあ……手を繋ぐ、で妥協しましょう」
「仰せの通りに、ライダー」
もしかして、無自覚だったのだろうか……
これはただのカップルなのでは!?!?!?>>704
すみません!お願いしておいて寝落ちです。
ぐっすりでした……
また夜とかに来ます……>>683
反撃開始ですね!カタルシスがすごい!イコマくんも覚悟完了もYESだね!!(興奮)
こう、ストーリー的な「勝ったな!」感も非常に好物ですが、個人的にはクッチーが正しくトリックスターをやってるのが妙に新鮮。情報網とかツテ、あと精神面の歪みとかで、やっぱり彼は便利枠(どんなポジションにも座れる)だなぁ…。
イコマさんは乙骨くん人形や誉の危機にしっかり対応するとか、クッチー自身の形容(イコマ君→クッチーの破壊衝動と人間観察の権化。~とか、今回だとレアちゃんの一見して二十歳くらいになるだろうか、~。など)や描写が非常に上手いのでありがたく、そして嬉しいですね。
劇中だと”血塗られた聖杯になんか興味もない”って言ってるのにそういう自分もヤバい聖杯が手元にある、って言うのが最高に「おまいう」感あって良かった。
>>706
どちらかと言えば≒ですかねぇ…(クッチーと麗奈さん)。クッチーだって本質的には麗奈さんみたく「他人壊すの楽しい!」って部分は絶対あるし。家族への情、ってブレーキ?がある分マシと考えるか、アンコトローラブルで危険と考えるかは人次第でしょうが。なんだい熱いバトルだぜー!羨ましいぜー!
ところでついに完成したぞヒュギエイア笑い死にss!貼って良いですか!>>712
いいですね!
なんかそういうアイデアの集合住宅みたいな場所があれば「自分はコレ使えないけど、良い設定だと思うんだよなぁ」とか「ちょっと自分じゃ形に出来ないけど、この設定やキャラが動いてるのは見たい」、「キャラやストーリーは作りたい書きたいがベースになるモノが無い…」的な状況へ一石を投じたり変革できる要素にはなりそうですし。あ、設定と言えば魔術師の所属する「家」の設定をまとめる場所もほしいかなって思います
リンクとか繋がってなくて追うのが大変だったりするので…>>714
それはココになる、かな?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%AE%B6%E7%B3%BB%2F%E4%B8%80%E6%97%8F%E9%96%A2%E9%80%A3
あるいは用語集のトコに折りたたみ形式で記入してもいいかもですが。
いつだったか”整理予定”のページに入っちゃってた(あるいは入れた)からアレだけど…。落ち着いたかな?貼ります
「……あれ、おかしいな。気付けば私一人」
暗い廊下、ふと振り返ると共に進んでいたはずの仲間の姿が掻き消えていた。ヒュギエイアは恐る恐る周囲を窺うが、やはり誰もいない。
「イオラオスさん?カリストーさん?有翼姉妹のお二人?」
呼びかけてみるが帰ってきたのは自分が発した声のみ。どうやら孤立してしまったらしい。それとも、孤立させられたのか。突如出現した校舎の主によって引き起こされたのは間違いあるまい。
とすれば、ヒュギエイアはホラー映画で言うところの一番ひどい目に合うキャラだ。仲間を探して彷徨った挙句……というのがよくある展開である。
「えーもうやめてくださいよそういうの……幽霊って霊薬効かないんですからねー」
出来る限りいつもの調子でいようと軽口を叩いてみるが誰一人返事を返してくれず、ヒュギエイアはひぃん、とうめいた。
木造の床は踏み締めるたびにミシミシと不穏な音を立て、恐怖心をくすぐる。これこそが敵の策略である。「お約束」ならばそろそろ変な音、もしくは声が聞こえてくるのではないだろうか。
(やだなぁ……)
校舎の構造はよくあるジャパニーズスタイルという奴である。となれば出てくるのは大体が長い黒髪の女性、もしくは少女。
このケースは大体死人はなかなか酷い目に遭う。死体が残ってくれれば僥倖というレベルだ。
「うふふふふふふ……」
「ほら聞こえてきたぁ!もーやだぁ……来ホラー映画見るんじゃなかったぁ……」
ロンドンやオケアノスでゴーストと戦う事はあった。だが倒せるからといって怖くないわけではない。這い寄る系ホラームービーの後なら尚更である。
間違っても幽霊が大嫌いなのではない。あくまでも映画が、非常にレベルの高い映画が悪いのだ。刷り込みのせいなのだ。
「助けてー……ヒュギエイアさん助けてっすー……」
薄気味悪い声の次に聞こえてきたのはさっきまで一緒にいたイオラオスの声だ。すぐ近くの教室の奥から聞こえてくるが、明らかな棒読みから罠であろう。
「「タスケテータスケテー」」
「わぁ有翼姉妹の声も聞こえてくる完全に罠だ!露骨すぎるくらい罠だ!入りませんよ、入りませんからね!という入れませんから!」>>720
流石にこれほど露骨な罠に足を踏み入れるほど判断力を失っていると思われるのは心外である。幾ら怖がっているとは言え、あんな演技で騙されはしない。ヒュギエイアは少しずつ恐怖を怒りへと展示させ、ビシッと背筋を正した。
教室の中にいるのは本物の仲間達なのか否か、確かめる術が無い。とにかく今は迂闊な行動は控えて……
「がおー」
「そう、がおー……は?がおー?」
突然の声に背後を振り返るとランランと目を光らせたカリストーが獲物に襲い掛かる数秒前といったポーズで立っていた。
「がおー!」
「や!?ちょっと待って、やー!?」
軽々とカリストーは米俵の様にヒュギエイアを担ぎ上げる。すると誰が触れたわけでもないのに教室のドアが一人でに開かれた。
まさか、とヒュギエイアが対抗しようとした直後に彼女は教室へと放り投げられてしまう。
「ぎゃうっ!?待ってください、一体どうしてしまったんですカリストーさん!」
「がおー!」
カリストーは咆哮をあげながら教室へ足を踏み入れると律儀にドアを閉め、逃走経路を封じた。
「ぐふふふふふふ」
「「ぬふふふふふふ」」
「とぅわ中にいたのは本物だったどっちにしろ罠!」
前方イオラオスと有翼姉妹、後方カリストー。どうやら敵に操られているらしく、全員の両眼が異様な光を発している。
逃げ場がなく、距離も数メートルほどしかない。霊薬を取り出そうにも奪われてしまう。
ならば、とヒュギエイアはおもむろにファイティングポーズを取る。父親から教えられた格闘技、パンクラチオンの型である。>>721
「うふふふふふふ……ダメ、それダメです」
「はいっ!?」
突然手足が石にされた様に動けなくなった。ヒュギエイアは自分が幽霊が潜む幽霊校舎である事をその時ようやく思い出し、唇を噛んだ。
「がおー!」
「すっすっすっす……」
「「ツインツイン……」
迫りくるはギラつく瞳の仲間達、最早これまでか。ヒュギエイアは歯を食いしばり死を覚悟する。脳裏をよぎるのはマスターだ、最後まで共にいられず腹の底からむず痒さによって悲鳴がこみ上げてきた。
『こちょこちょこちょこちょ……』
「な!?何急に、あ、やめ、あは、あはははははは!やめれくださいこの服ちょっと生地薄いからすご、くすぐっひゃ、ひゃひはははははは!!」
一体全体何がどうなっているのかカリストー達は一斉にヒュギエイアの金縛りで無防備な全身をくすぐり始めた。カリストーは脇の下、イオラオスはお腹まわり、そしてカライスとゼテス姉妹は足まわり、ものすごいスピードで彼女達はさわさわと神経を刺激した。
くすぐりというものは単なるジョークに過ぎないが悪用すれば痛みを与えるよりも遥かに苦しめられる。痛みは耐えられるがくすぐりを我慢するなど到底できない。加えて言葉も発せられない、完璧な拷問である。
「やらあ!ほんと、あはははは!死ぬ!死んじゃいます!ひゃからひゃめてえええええ!んぁ、んひゃはははは!」
「よしよし、これでとりあえず四人確保……遅れたけれどハロウィンはちゃんとやりますからね、ますたあさん……」
少女の声が聞こえる。何処かで聞いた覚えがあった気がしたヒュギエイアだが、それよりも全身を駆け抜けるむず痒さに声を上げるので精一杯なのだった。
「んむぉ、だれでも良いからたしゅけてくだしゃいいいいいいい!!」あーそれと登場鯖は
ヒュギエイア
カリストー
イオラオス
カライス&ゼテス
学校の階段
になります遅ればせながら皆さま感想ありがとうございました!最近執筆してなかったから展開忘れられたかなと戦々恐々してましたが、楽しんでもらえて何よりです…!
>>684
>>687
>>690
覚悟決まった人ってカッコいいですよね……それまでが悩み多き道程だっただけに作者としても感慨深いです。本当に。
>>689
でもコレ朽崎&巫和が聖堂教会に進言しなかったら多分冬木の大災害みたいな事になってましたからね。というか代行者軍団もジリ貧だから今もそうなる可能性が高い……
>>706
自分なりの解釈ですが、麗奈と朽崎は「ハッピーエンドも許容できるか」って点で明確に差があると感じてます。
何方も同じくらい頭が回るし、魔術も使えるし、べらぼうに器用だけど、朽崎は「悲劇とか大好物だけどそれはそれとして喜劇も悪かないよね」ってスタンスで、麗奈は「悲劇以外は生温すぎて無理」ってスタンス。
だから麗奈はもう少し歳食って色んな事を許容出来るようになったら朽崎みたいになるのかな、逆に朽崎からしてみれば麗奈は「かつて通った道」なのかなって想像してます。
>>707
彼はとっても便利ですけど下手すると万能になっちゃいかねないのが、怖い所ですね……だから現場ではなく別の場所で最高の仕事をしてくれるって立ち位置がカッコいいかなと解釈して、こんな感じになりました。
あと彼と麗奈はポケモンでいうマグマ団とアクア団的な、バージョン違えば黒幕が変わる的なそんなイメージで書いてました、ハイ。
>>708
麗奈ちゃん苛々ですが事実、純粋な魔術戦では正直玲亜勝ち目ないですし、これからどうなるやら……これからもお楽しみください!>>730
>>731
>>733
ありがとうございます。みんな活動的だぁ…
>>683
なにこれ熱い…最終ラウンド前の、イコマさんの決意や玲亜嬢の奮闘、朽崎の旦那の暗躍、麗奈さんの焦燥がこれでもかと色鮮やかに、緻密に描かれている…!これは次を全力待機!ってヤツですよ!
>>535
白鯨!メルヴィル!(違う)
巨大な海洋生物って浪漫ありますよね…そして背景のおどろおどろしさよ…獣憑きらしい伝奇的ダークさが素晴らしい…
>>540
(ズーム後)集団恐怖症には辛いものがあった……でもこういうの、こういうの私好きです…沖縄みを感じる…そして異形系の生物も描けるレージュさんマジすげえ…
>>724
ぬう、女子たちがキャッキャうふふしておる…普段のライオンさんとは思えないほどほのぼのしておる…()
>>638
一見クール系で、でも中身は人間味がつよい、っていうのが良いですね。聖杯戦争への参加理由も親しみを持ちやすく、主人公なんかをやっていけそうな性格をしているなと思いましたこの前投下した魔術という存在がそこ在住の一般人にも周知されてる地獄みたいな『シ区画』とか
天然痘、結核、黒死病とか今は淘汰されたorされかけてたみたいな病気が満ち満ちてる社会にあぶれた狂人揃いの『疾病の街』とか
秘密裏に行われた原子系兵器実験の名残で放射能が満ちて、神秘と科学が入り混じった無人の港である『夜明の屍雨』とか
たくさんたくさん……あと「ネオナチ崩れの過激派魔術カルト」とか「KGB崩れで主に東欧の事件隠蔽とカバーストーリー流布を専門とした組織」とかはまぁ設定としてあるけど……うん……出しどころがね……
>>683
スカッとする熱い展開!
最良のタイミングで良いところを掻っ攫っていくクッチーはずるいですね。やっぱり食えない男ですよ。
目指すべき場所が決まったニンゲンは強い!
クライマックスに立ち向かっていくイコマくんが、最初に抱えていた憧れから目標に変わった感あってカッコいいですよね。>>727
鯨憑きっていうシンプルな名前にこそ地に足がついた重厚な雰囲気と格好良さを感じられて大変良いと思います!
ページができたらキャラクターページからリンクさせてください!人を料理にするレストラン、人の体を装飾品にする小物店、人の髪や皮で服や靴を作るブティック……そんな奴らが提携を組んだ『夜半の逢瀬』とか
夕方に現れては人を拐って丑三つ時には拐われた人は帰ってくるけど何か違う気がする、別人のような感覚が抜けない、そんな逢魔が時の謎の集団『黄昏と深夜』
ワルキューレとエインヘリアルを模した夫婦人形を操り多くの敵を打倒してきた封印指定執行者『神の茨の人形師』
泳ぐかのように宙に浮かび、水から発生させた多数の魔で数多の船を引き込み食らった死徒の『黒百合のマーメイド』
大砲と爆発物をこよなく愛して大艦巨砲主義な火力押せ押せかつ的確に狙ってくる腕利きの代行者の『人間爆薬庫』
人を喰らい、その人を材料にして「妖精さん」を量産し続ける竜胆と鬼灯と彼岸花の花畑を運営する超能力者『抱き首』
色々あるけど貼るタイミングがない子はたくさんたくさん>>738
鯨から自分を守られる精神を持つのは父親からの愛情であり、自分が聖杯を求めるのも愛情ゆえ。魔術師であっても実に健全に育てられました。
>>741
性格や行動からして信頼されそうですよね。恐れられることもあると思いますが。
あとこのキャラクターは暫定的に男にしていますが、性格も女性でもいいかなと思いましたがいかがでしょうか。
>>742
そういう考え方もできますね。ただゾロアスター教の流れを組む魔術基盤ならば、ゾロアスター教の影響が薄すぎても魔術基盤としてよろしくはないかなと思うんですよ。キリスト教は世界的な影響力があるだけに魔術基盤としても世界規模らしいですが、こちらはそういうものではありませんし、信仰が広まっている地域にいたほうが魔術的にもちょうどいいかと思いました。設定…設定か!あんまないな!引き出し少ねえし…シチュエーションしか思いつかねえ!
北欧異聞帯はあと五つくらいお話あるよ!
ヒュギエイア(有翼化)はなんとしてもやりたいよ!ちな>>740のM&Sインダストリアルだけ「あれ?これどのSSに出てる設定?」ってなるかもしれないけど、これは長編嘘予告(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%2F%20MemoiRandom)の黒幕さんの会社なのですでに出てはいるのである、出ては
……潰れたけどバックヤード家
【修得魔術】視覚魔術
【魔術属性】風が生まれやすい
【活動地域】日本、京都辺り
【所属組合】無し
【継続期間】正確には不明、紀元前から続くことは確か
【構成人員】7人(+1)
【歴史解説】
紀元前から続く古い家系で一族の魔眼の蒐集、集積により根源を“観測”する事を悲願とする風変わりな家系。その悲願の特性上魔術刻印<一族の魔眼であり魔眼持ちの人間を一族に迎え入れる為に刻印を切り売りしていた事もあり歴史に反して魔術刻印が少なく魔術回路も平均以上程度。
世界各地を転々とする流浪の一族で先代当主であるアルフレドが日本人の妻を娶る際に日本に移り住んだ。先々代である祖父母はアメリカ人で現在はハワイに住んでいてちょくちょく日本にやって来る。
魔眼持ちと魔眼持ちを掛け合わせたり母胎の改造等を何代にも渡って行ってきた事で現在はバックヤード家の人間が片親であれば投薬や生活習慣等で少し調整するだけでほぼ確定で魔眼持ちが産まれるようにまでなった。
後遺症の残らない魔眼の摘出、移植や普通の眼を魔眼に作り替える等眼に関する事には目を見張るものがあるがその他はそれなりな為『眼科医』と蔑まれる事もある。
実際表の家業は眼科医である。
おまけ
母親の旧姓は秋月。元一般人だったがアルフレドに見初められ結婚。母方の祖父母は一族に数えていない。持っていた魔眼は『魂識の魔眼』。魔眼摘出後は代わりになる眼を嵌め込んでいる“つり目クール京美人ナース”
祖父母はハワイから遊びに来る度に大量のお土産と共に「アーロハー」と言いつつやって来る愉快な人。祖父が持っていた魔眼は『硬直の魔眼』、祖母が持っていた魔眼は『魅了の魔眼』と『支配の魔眼』。ごめんマジで今すぐこの鯨討滅したい
2度と出てこれないように完璧に始末したい
教会から異端排除チーム出しちゃだめ????一目見て悪霊の類だとわかるデザイン……!!
ちっちゃしても、間違ってもマスコットにはなれないおどろおどろしさがすごいですよ本当に。
顎の瘤もパワーアップしてる……なんか変なものが見えたな…気のせいだな…
銀髪っ子愛でよ…さらば心よ…これはまだ、氷山の一角に過ぎない
>>732
ホントにこういう別の主人公がいる物語での最高レベルで良い立ち位置…。
>下手すると万能になっちゃいかねないので現場ではなく別の場所で最高の仕事をしてくれるって立ち位置
そうですね、クッチーには割とデウスエクスマキナ的な属性はあるかと。
すっげぇアレな話すると聖杯に到達して血裂弾発射!でなんとかなる可能性はあるかも?なんて思っちゃったりはしてしまいましたし。
また解釈一致で嬉しい…。>クッチーはハッピーエンドもイケる口。
>>734 >>739 >>747
requiemでの「え?灯里ちゃんも飛鳥ちゃんも助けないですけど?」的な悪戯をやった風な、(お前黒幕枠ね?ってされたら)真ゲスっぽい感じの黒幕ムーブとかも可能でしょうしね~、クッチー。
>>755
いいですね、なんかゾワゾワくるというかちょっと海底系な怖さ?こういうの好き。>>773
SIRENの歌を流しながら作業した貴方は、突如得体の知れない寒気に襲われました。
どうやら窓から冷気が吹き込んでいるようです。
きちんと窓は閉めたはずなのだけれど……そう思いながらも念のため確認しようと厚手のカーテンを引いた貴方の目に飛び込んできたものは——
SANチェックです。あ!そうだ!前になんか言った覚えのあるリレーssなんですけど設定がちっと固まったんでお話しします。
・舞台は東京
・登場サーヴァントは通常七騎
・主人公は学生で転校生、シロウト。で鯖はロキ、もしくはロカセナ。
・仲間1魔術師の女子先輩
・仲間2クラスメイトの男子、重い過去持ち
・仲間3人間でない、動物系
・サーヴァントは北欧縛り
・敵になる三人のマスターは神父、女子先輩の親族、有名人
・ラスボスは神父、鯖はウートガルザロキで安直に世界を作り直したい
・有名人はアイドル
・第一回は主人公が転校してきたのにあわせて起きる不可解な事件を追跡し、その果てにサーヴァントを召喚して終わり。
ちょっとしか進んでないけどこんな感じです。>>770
安心してくださいと言ったらいいのか、まず謝らなくちゃなのか。ごめんまだです、すみません。
導入と終わりが書けてて中身の内容を詰めてる所です。
内部的には『牽制しつつ逃げたいキャスターと目立ちたがりのルーカスによる塗り替え合戦(一方的)』、
裏的には『やたら目立つマスターは囮で本当はランサーを上手く当てたいと見抜いているキャスターとそれがバレた上でどうランサーを当てるかを考えているルーカス』の流れです。
ちょうど良いのでちょっと相談なのですが、『思考が撤退寄りだけど適当に同系統の格下に付き合いつつあしらいたいキャスター』ってどんな挙動を取りますか?
あとその時の女将とテリアルってどんな挙動を取りますか?
参考にさせていただきたいです。>>781
水族館にありそうな落書きみてぇ(小並感)>>788
だとおもうじゃろ?顔なんですよ……>>794
うわあああ!!可愛い!!
2人(?)とも可愛い!!
削られた正気が癒やされていく……
ありがたい……!!ちな家の設定はこんな感じね
・西行家
神奈川県西、山沿いのどこかに存在するとされる土地。その面積は農村一つ分。中には巨大な図書館と蔵を擁する和洋折衷の奇妙な屋敷が存在しており、小規模ではあるが野菜のある植物園や温泉などが存在する。その立地的には近代化につれ街の一つでもできてもおかしくないはずの場所なのだが不自然なまでに人が寄り付かない場所であった。大正から第二次世界大戦のあたりのゴタゴタで「偶然()」関係者全員から忘れ去られていた土地をいつの間にか占拠して100年かけてじっくりと異界化した結果、現在では真っ当な方法では辿り着けない土地となっている。一応近年ちゃんと土地の権利も手に入れたらしい。
普通に歩いていれば周囲に構築された森林風結界による空間の歪みバリアーで絶対に辿り着くことは出来ないが、予め頼んでおけばちゃんと通れる送迎の車を出してもらえるし、あまり周りをうろちょろされるとイライラした家主が出てくるのでアポなしで突撃しても会えないことはない。また、「迷い家」の概念についての知識を有するものなら通ってこれる程度のジャミングしかしていないと本人は語っている。
なお、その位置に元々何があったのかなのだが…………………ヤンデレかな?
三重県西部にも倉庫と書斎を兼ねた別宅があるとのこと。こちらは最初からちゃんと買っている。
あ、あとここには書いてないけど中に住んでる人と仲良くなれば鍵(というか世界の境目を通り抜けるためのコード)は渡してもらえるので友達だったら普通に会いにこれるよ。多分途中電車かバスかタクシーの人に「なんでこんなところで降りるの?」って顔されるけど。
>>772
ふふふ。何を隠そうアントラクトは場面設定を深く考えない会話劇特化の場所として設計しているのでそういうのにはぴったりなのだ。>>787
キャスターの行動
ふんだんに魔力がある状況なので自分の周囲に分厚い大気の壁を纏わせてます。もしも反応できない速度でぶち込まれても一回だけでも防げるように
それと「環境テラフォーミング(辺り一体溶岩や暴風雨)で仕留められるならするけどそこまで弱くないから無駄遣いはしない」って考えで雷を降らせたり隆起させたり自然の一部分に干渉したりする攻撃はしますけどガッチガチのフィールド全体環境変化はしません。逃走6:攻撃4ぐらいの力の割き方かもしれません
マスターズの方も撤退ができるようにそれの補助だったりルーカス君の妨害をしたりします
狸の宝具のおかげで「フィールドを魔術で変化させてからそれを起点に大魔術を作動させる」という山星一族のプロセスのフィールド変化がショトカできるので割と大きめの魔術(どんなに弱くてもニ小節が最低ライン)を連発します
>>785
『黄昏と深夜』は悪質な詐欺集団というか……突然現れて『約束』をして、それが果たせなかったら次の黄昏か丑三つ時に契約履行で連れて行かれるという……次に帰ってくるのはいつかはわからないけど丑三つ時か黄昏のどちらかであり、何かを引き換えに奪われている感覚があります。実際のところ魂の欠片を抉り取られたりしている>>800
大元になったレクイエム世界での主人公そのまま受け継いでいるもので。
あと中途半端な聖杯戦争なためにサーヴァントは自我が無いんですね。会話できるのは夢の中とかだけ。>>805
……「なんで現代で風魔についての資料とか住んでた場所とか明確に見つかってないのかな?」っていう疑問に対する「こいつが隠してる」ってアンサーのための設定だからな(小声)>>794
とってこいができたワンコ感がすごく良く伝わってくるライノのドヤ顔が本当にいい……
本性が悪霊だと気づいたレアちゃんに「捨ててきなさい!」って叱られるんだろうなあ……>>804
たまに味方へ殴りかかっていく制御不能なスタープラチナ……素材のあじをころさずにかわいくしたかった(1敗)
女の子の可愛さに逃げるようでは精進が足りませんな
脳内ライノちゃんは気を抜くと関西弁でしゃべらせてしまいそうになります
ライノチャンカワイイッテイッテ>>683
麗奈のねっとり情欲→苛苛までの展開が見てて楽しい
あぁ、こういう首の皮一枚繋がる→反撃開始だ!って展開すごく好き
麗奈に対する朽崎の切り方がジョーカーに対するスペードの3って感じでいい…_
安易に逆転には繋がらないバランスもすごく好き……>>814
しかも『約束』は一般人にとっては到底実行不可能なもの(巨額の富をあげる代わりに他人の心臓を二つ持ってくること)とか、魔術師を相手にしても詐欺まがいなもの(家名の特定はなくて構わないから魔術刻印を提供すれば遺物をあげる→契約が交わされた小指にかかった呪いを解析していくと「ただし800年以上の歴史を持つ者に限る」とかの条件が隠されている)>>817
わし今思いつく設定なんてマジでラウとミア兄妹関連だけじゃ……事件簿的なサムシング……ロンドンは事件に事欠かない>>813
んな危険物をよく単騎で撃破できたな……。https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/柏原の怪人(in%201581)
あっやっぱこれだ、そうだわ、見たことある苗字だったから検索かけたら出てきたのだわぬおおおおお夜だから告白するけどブレイクvsヒュギエイア!ブレイクの攻撃が直撃!やったか!からヒュギエイアの皮がばりっと裂けて中からトカゲ出てくるって展開すごくやりたいんだぞぉおおおおおいつもの癖です忘れて
>>832
常に考古学化所属ではないけど、ウチの刹那も童話モチーフのワルキューレ成り損ないなので考古学的属性はあるかも?仲良くできるとは思うので、どうですか?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%88%B9%E9%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88
みなさん>>782への意見もよろしくです~。竜胆起源覚醒ss書いた記念になんかほのぼのした奴を書こうと思うよ
監獄長のとこのミュハエロ君と共に男子高校生ドラゴンコンビを組む瞬間が来たわね……!
ミュハエロはドラゴン(ガチ)で竜胆はドラゴン(に形容される魔術回路)では参ります
「ライダー、■■■■■■■■。ここに着任致しました。貴方が私を呼び寄せたマスターですか? ……では、船長……いいえ、提督とお呼びします! よろしくお願いします! 提督!」
【 クラス 】ライダー
【 真 名 】■■■■■■■■/WS.…………
【 別 名 】■■■■■■■、■■■■■■■、■■■■■■。
【 出 典 】史実、あるいは『■■』
【年代・地域】1840年〜・アメリカ合衆国
【 属 性 】秩序・中庸
【副次 属性】人、人型、女性
【身長・体重】162cm・53kg
【B・W・H】92(G)-57-95
【外見・容姿】
海面を思わせる淡い蒼眸と海中を思わせる深い蒼髪をポニーテールに結った少女。その身を濃紺のセーラー服に包む。
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A
【脳内CV】Lynn
【契約マスター】九尋凪>>857
【保有スキル】
騎乗:EX
対魔力:D
人造四肢(■骨):D
肉体が人造の機構、特に■の骨製の物となっている。戦闘に関連する行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。Dランクは、四肢の一箇所が『■骨製』であることを意味する。
嵐の航海者:A+
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
■■■■■・■■■■■、■■■■■人、■■■■人など多くの人種のクルーを纏めあげたことから、スキルの対象内にライダーと異なる国籍の人物が増えれば増えるほどその効果を増す。
機関の鎧:B
蒸気機関を搭載した全身機械鎧を身に纏う。カラーリングはマリンブルー。
筋力と耐久力をランクアップさせると同時に、蒸気機関がもたらすブースト機能によって■■・■■でのみ敏捷に補正が加わる。>>848
頭だけの猫とか丸い顔の怖いやつとか追いつかれたら逆に食べちゃうやつ……
襲う側っていうのは、あくまでも見た目!見た目的なやつですよ!>>858
【 宝 具 】
『怨敵は嵐の中に、穂先を以て先陣を開く(■■■■■■・ハンティング)』
ランク:B 種別:対■宝具 レンジ:『■』の■■ 最大捕捉:1■
■■■■■■号の最大駆動。■■■■■■・フルドライブ、とも。
■■船としての機能、蒸気機関の性能全てを1匹の『■』のために全解放する。
対象を『■』、船体を『■』と定義し、あらゆる障害を乗り越えその一投を『■』へと届かせる。
例え素の耐久で受け止めることが出来たとしても、数日〜数週間単位は尾を引く大ダメージを与える。
また『■■は巨大な■であり、■■■■であり、神の暗喩である。■■■■■■と■■■■■■■は神と相打ちになった』という逸話から、神性や神、■■や獣に属する相手には大きなダメージ補正を得る。
極めて強力な宝具だが、当然どんなものでも『■』扱いできるわけではない。
最低でもライダー自身より、出来れば■■■■■■■よりも巨大な相手でなければ『■』として判定されない。
また、この宝具はある男の執念が形となったものであるため、一度ターゲットにした相手からの切り替えは出来ない。
「私が死ぬか、お前が死ぬか。その瞬間が来るその時まで、私とお前の戦いは終わらない」
そう言い残した彼の言葉通り、一度『■』として見たものを討つその時まで、■■■■■■■が止まることは無い。
【Weapon】
『木蓮号(■■■■■■シップ・■■■■■■)』
ライダーが有する全長16メートルの■■船で、ライダーの半身とも呼べるもの。普段は『機関の鎧』として全身に纏っている。>>861
【 解 説 】
テキパキとした仕草とハキハキとした言葉遣いが特徴的な少女。
が、戦闘時はパワードスーツに身を包み、スキルを使用する際には壮年の男性の姿へ変化する。その際には口調も荒々しい男性のものへ変わる。
定期的に女性の状態でも荒々しくなるので割と素なのかもしれない。
マスターを提督と呼び、自身を秘書艦と呼んではばからない。
特技は家事全般、それと操舵。誰かに仕えるということに関してはきわめて優秀さを見せる。それは彼女が人のために作られた存在であるため。
人生経験自体は英霊となって以降に得たものだが、クルーや船長など多くの人間を見てきたため含蓄は豊か。
仮に未熟なマスターを得た場合は、彼あるいは彼女にとっての大きな支えになるだろう。
また、人の姿を得たのは初めてであるため様々なものに興味を持つ。いわゆる現世エンジョイ勢。
乗務員を生きて港に届けることを本領とするため、特に食に関しては妥協を許さない。
最も興味があることは恋愛。方針としてはイケイケゴーゴー押せ押せゴーゴー、いわゆる肉食系。
が、一度反撃すると照れ臭さが上回り一気にしおらしくなる。
【 セリフ 】
「面舵一杯! 全速前進!」
「……久しぶりだな。■■■■■■■!!!!」
「食は大事です。長い旅で尚更、身体は資本ですからね。はい、温かいうちに食べてください」>>860
何言ってるんですかguysの中身は可愛らしいですよHAHAHAHA……うん。まぁ真面目に推理するなら多分「白鯨」の関係者なんじゃないかなって思うけど。はい。
エセックス号だと文字数があわぬい……
>>871
うーんノーティラス号~>>836
あーなるほど、なんかとりあえず型から入ってみる彼らしいですね……>>881
絡めるんと違います?
流石に隠密レベルまで気配希釈すると空気と同化しちゃうんで多分最大でも「日常生活の流れでぼーっとしてたら見逃すレベル」ぐらいまでの薄さにしかならないし、そんならTRPGで言うなら「部屋に目星振ります」程度の非日常な観察をしてみようと考えれば人気の多い場所なら一発だと思いますし>>872
一応刹那は逃亡や隠密。防御や敵意を削いだりは得意なので、探検の危険をなんとかするメンツとしてはどうですか、と売り込みをば。>>873
正解!!!!
「ライダー、アクシュネット号。ここに着任致しました。貴方が私を呼び寄せたマスターですか? ……では、船長……いいえ、提督とお呼びします! よろしくお願いします! 提督!」
【 クラス 】ライダー
【 真 名 】アクシュネット号/WS.Acushnet
【 別 名 】アクシネット号、ピークォッド号、エイハブ船長。
【 出 典 】史実、あるいはハーマン・メルヴィル『白鯨』
【年代・地域】1840年〜・アメリカ合衆国
【 属 性 】中立・悪
【副次 属性】人、人型、女性
【身長・体重】162cm・53kg
【B・W・H】92(G)-57-95
【外見・容姿】
海面を思わせる淡い蒼眸と海中を思わせる深い蒼髪をポニーテールに結った少女。その身を濃紺のセーラー服に包む。
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A
【脳内ボイス】Lynn
【 契約者 】九尋凪>>886
後はクィークェグかスターバックか……(どちらもアルファベットだと8文字)>>889
【保有スキル】
騎乗:EX
対魔力:D
人造四肢(鯨骨):D
肉体が人造の機構、特に鯨骨製の物となっている。戦闘に関連する行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。Dランクは、四肢の一箇所が『鯨骨製』であることを意味する。
嵐の航海者:A+
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
ネイティブ・アメリカン、オセアニア人、アフリカ人など多くの人種のクルーを纏めあげたことから、スキルの対象内にライダーと異なる国籍の人物が増えれば増えるほどその効果を増す。
機関の鎧:B
蒸気機関を搭載した全身機械鎧を身に纏う。カラーリングはマリンブルー。
筋力と耐久力をランクアップさせると同時に、蒸気機関がもたらすブースト機能によって水中・海中でのみ敏捷に補正が加わる。>>891
【 宝 具 】
『怨敵は嵐の中に、穂先を以て先陣を開く(ピークォッド・ハンティング)』
ランク:B 種別:対鯨宝具 レンジ:『奴』の鼻先 最大捕捉:1匹
ピークォッド号の最大駆動。ピークォッド・フルドライブ、とも。
捕鯨船としての機能、蒸気機関の性能全てを1匹の『鯨』のために全解放する。
対象を『鯨』、船体を『銛』と定義し、あらゆる障害を乗り越えその一投を『鯨』へと届かせる。
例え素の耐久で受け止めることが出来たとしても、数日〜数週間単位は尾を引く大ダメージを与える。
また『白鯨は巨大な鯨であり、海の悪魔であり、神の暗喩である。エイハブ船長とピークォッド号は神と相打ちになった』という逸話から、神性や神、悪魔や獣に属する相手には大きなダメージ補正を得る。
極めて強力な宝具だが、当然どんなものでも『鯨』扱いできるわけではない。
最低でもライダー自身より、出来ればピークォッド号よりも巨大な相手でなければ『鯨』として判定されない。
また、この宝具はエイハブ船長の執念が形となったものであるため、一度ターゲットにした相手からの切り替えは出来ない。
「私が死ぬか、お前が死ぬか。その瞬間が来るその時まで、私とお前の戦いは終わらない」
そう言い残した彼の言葉通り、一度『鯨』として見たものを討つその時まで、ピークォッド号が止まることは無い。
【Weapon】
『木蓮号(ホエーリングシップ・ピークォッド)』
ライダーが有する全長16メートルの捕鯨船で、ライダーの半身とも呼べるもの。普段は『機関の鎧』として全身に纏っている。>>892
【 解 説 】
ハーマン・メルヴィルが書き上げた名作文学『白鯨』に登場する捕鯨船、ピークォッド号のモデルとなった船。
かつてメルヴィルが乗った捕鯨船であり、蒸気機関が搭載されている。
1000ページに渡る物語を書く上でアクシュネット号での経験は大いに役立ったとされている。
『白鯨』は巨大な鯨・モービーディックとエイハブ船長の死闘を描いた大長編小説であり、アメリカ合衆国の小説を代表する作品である。
世界十大小説にアメリカ文学で唯一選ばれており、四度の映画化、二度のテレビドラマ化など数多くの映像化作品を生み出してきた稀代の名作。
また、当時の捕鯨技術や鯨に対する解説も多く、19世紀の捕鯨文化を学ぶための学術書としても扱われている。
作品に登場するスターバック一等航海士の名が世界有数のコーヒーショップ『スターバックス』の店名の由来になるなど様々な分野で強い影響を与えている。
紛れもなく名作なのだが、その登場人物はいずれも英霊たり得なかった。当然相性問題や召喚条件など様々な理由はあったが、とにもかくにも『白鯨』という物語のキャラクターはサーヴァントとして呼ぶには困難であった。
しかし、それでも『白鯨』は多くの信仰を集め―――結果として、『実在したピークォッド号のモデル』が英霊となるに至った。
そのため、彼女の霊基には複数の『白鯨』要素が統合されている。
スキル使用の際にエイハブ船長の姿が映るのもそのため。>>894
【 セリフ 】
「へえ! 奥さんが! その、良ければお話を聞かせてもらえませんか?」サミュエル・ベラミーに対して
「あの気配は!!!! ……違い、ましたか。でも今の感じ、これまでで1番モビーディックに近かったです」クラーケンに対して
「モビーディックもそうですけど、海ってなんなんですかね……」海棲系サーヴァントに対して
「……その、助けて頂きたいんですが。なんとかして欲しい海の怪物がいるんですよね。モビーディックって言うんですが、ご存じですか?」オグムンド・ソツックに対して
「あれがネルソン提督ですか……ちょっと!? なんでメカに!? キャラ被ってるんですけど!?」ホレイショ・ネルソンに対して
「その、マスター……何故か、彼女のそばがとても居心地良く感じるのですが。え? タゲ集中が効いてる? 何の話ですか?」端島に対して>>895
「面舵一杯! 全速前進!」
「……久しぶりだな。モビーディック!!!!」
「お前を殺.すために私はここまで来た。
私が死ぬか、お前が死ぬか。決着をつける時だ!『怨敵は嵐の中に、穂先を以て先陣を開く(ピークォッド・ハンティング)』!!!!
―――神よ、沈め」
「ええ、それで結構。貴方は最初から妹も生き返らせて、鯨憑きも解呪出来る道を選べばよかったんです。
人間は欲深い生き物ですが、神を討とうとした人に比べたら、貴方の願いはささやかです。
どうかご無事で、マイ・アドミラル。
貴方の旅路に、セントエルモのご加護がありますように」九尋凪に対して
【 制 作 】猫の藩士
【クラス適正】ランサー、アヴェンジャー、バーサーカー(いずれもエイハブ船長が主体となる)
【レン タル】可
【NG 表現】エイハブの侮辱、ハーマン・メルヴィルの侮辱、モビーディックを軽視すること。
以上! 山星さんお見事でした!
私はこいつと鯨憑き君でボーイ・ミーツ・ガールをやるんじゃ……また女ライダーと男マスターのコンビになるけどそれはそれこれはこれなんじゃ……白鯨は読んだことないけれども、化け物の子で知りました!
鯨憑きもあんな感じになるのかな。>>893
じゃあやっぱり結界術持ちで防御出来て式神やグレムリンなどの都市魔術でサポートも可能な刹那はかなりいい線行けるそう!!>>893
ん~、キャラの関係性(はば)を広める意味も込めて梔子戸繚乱を、と思いましたが所属はビュザンティオン協会ですし、メレク・アルマソフィアもかつては家が時計塔に所属していましたが今や……といった感じですから、自作キャラとは絡めなさそうですかねぇ?>>893
防御は張れますがどちらかというと後衛だし、オーバースペック気味かなとは思いますが、ダメ元でレスリー先生を推してみます!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/レスリー・サルバドーレ・マイトストーン白鯨って、マッコウクジラと真っ向勝負する話なんですね。なんちゃってうふふ。
鯨憑きのキャラの名字は伊佐那(いさな)にします。鯨の別名「勇魚」を文字変えただけで安易ですまない……
>>893
冷静な突っ込みができる人……時計塔関係者だとカイホスルーと伊佐那ですね。>>906
トマトを車内に詰め込んだビートルがそっちに行ったぞ!>>898
エセックス号作るなら真名当てじゃなくてストレートにお出ししますね。あと白鯨じゃなくて実際の事件の方に寄せます
少なくとも人造四肢(鯨骨)は持たせないかな
>>899
伏せ字多すぎ……?って思ってたので当ててもらえてよかったよかった
鯨憑きに鯨狩り……あとセーラーとブレザー……見た目だけなら完全に普通のカップル……
>>900
そいつのせいで私エイハブ船長作れなくなったんですよね!!!!(八つ当たり)
ウォッチャーって形でしか呼べないし白鯨自体架空の物語だしこれ無理なのでは????ってなってましたよね!!!!
>>901
提督呼びについて→私の趣味と言ったらそれまでですがちゃんとした設定出すなら「ピークォッド号でもあるのでエイハブ以外に船長という呼び方はしたくない。でもマスターという呼称も本人的にしっくり来ないので折衷案として提督になった。本人の知識的に船に乗る偉い人の呼び方の一つ的な認識」って感じです
ツー・ブラザーズ号じゃない理由→エセックス号も含めてそのへんは私も悩んだんですが作者が一番重要視するのって実体験と思うのでその辺考えると実際に乗り込んで生活を送ったアクシュネット号かなあって。白鯨のモデルになった出来事に出てくる船でもエイハブ船長のモデルになった人物が乗ってた船でも無く作者がモデルにした船ってのが個人的なポイントルナちゃんの詠唱、キリ様みたいに語呂が良くて綺麗な詠唱で好きです。
魔術師的に完成度が高いってことなんでしょうね。詠唱の話ですか?
不湯花が大魔術を発動させるときは基本古事記や和歌から取ってます>>846
本当ですか?できるようなら是非に…
>>851
えっマジっすか…スィレンの学友…なんだろう、パワーワード感が半端じゃない…
スィレンは基本誰かが困ってたりしたら「忘れ物したの?ちょうど二つ持ってたから貸すよ!」「レポートの内容決まってないの?じゃあ一緒に考えない?」って感じで接してくる。この分は善意からだし良いように見えるけど相手からすると「こいつ自分の事対等に見てないな」というのがわかっちゃう感じ。病人やけが人に健常者が必要以上の世話焼いちゃったり、ペットの猫を飼い主が甘やかしちゃったりするような感じ。
ちなみに、この「困ってる人がいたら助けなさい」っていうのはスィレンの両親(特にお母さん)が教えたこと。両親は魔術師として優秀だけどオフでは善人な良識人なのです>>896
オグムンド「ナースコールを耳にしたが、これは奇異な事だ。私は決して海魔を誅する存在ではないのだがね……しかし、そこまで懇願するのであれば致し方ない。なんとかしてほしいとの事だから“なんとかは”しよう」>>893
うーん……うちあんだけキャラがいて時計塔に真面目に関わってるのが2.5人(一人は引きこもりなので半人前とする)って体たらくだし、ベロ君はメインが一応呪詛科(魔術が特殊だから伝承とか考古学とかにサブ籍置いてないとは言っていない)だしなぁ……
>>909
私としては信仰が基になっているのが英霊だと思うので、作者が乗っていたことがある船よりはニュースとか(https://www.bbc.com/news/world-us-canada-12439656)でも「モビーディックの船」って言われる船の方が信仰は集まるんじゃないかなって……いや、私個人の考えとしてそこがどうしても納得いかないだけなんで別にキャラとして存在すること自体は問題ないんですけど>>896
当てられなさそうだったからはじめっから静観してたけど、なるほど物語の中の船じゃなくてモデルの方の船かぁいやなんていうか例えばジェリコー作「メデューズ号の筏」が英霊になったとして、中核になるのはジェリコーが描くときのインスピレーションとして参考にしたその辺のモルグの死体(実体験)ではなく沈没したメデューズ号(インスピレーション)の方じゃないかなみたいな……あかん私が何言いたいのか私でもわからなくなってきた
「キャラシ1枚、鉛筆1本、賽子1個(One sheet.One pencil.One dice)」
「キャラメイクに挑戦しよう(Can you try character make)」
「他の誰かの振りをする(Pretending to be someone else)」
「GMのルールは絶対だが、(Gamemaster is a golden ruler、)
「GMは独裁者ではない(But not an dicator)」
「君はク○みたいなサイコロの目を越える必要がある(You must overcome a fuxxing dice)」
「さあサイコロを振ろう。くそが! ファンブルじゃねえか!(Role the dice.Oh Holy shit. It's a fumble)」
「セッションを始めよう―――キャンペーンの名は“致死の深淵にて君を待つ”(Session start.campaign:Deadly Deep Dimension)」
ドナルドおじさんの詠唱をちゃんと訳するとこうなります()>>893
(うちのはー?)
(とか思ったけれど、万能性で弾かれてると気が付いた顔)
基本ルーカスの詠唱はStars were made of the light.固定です。この一文であいあむざぼーんおぶまいそーど相当ですね。
ルビはだいたい『照らすもの、汝の名は星である』ですが、これはテンション次第で割とガッツリ変わります。
必殺技待機状態で『束ねた光は、煌めく流星の尾を引いて』とか、
クライマックスで『万天満たすあの星々でさえも、光によって造られる』とか。>>896
アームストロング船長をアポロと融合させてグリッドマンにしたやつの感性による感想ですが、船を装備する発想が好きです!
>>911
発想力が終わっているので、自分は省いちゃいます。
>>912
学友はあの鯨憑きの人なんですけどね。名字が伊佐那(いさな)といいます。鯨の古語の勇魚の文字を変えました。
皮肉や暴言も言わないけど淡々とした正論パンチと圧で締めるタイプ。だけど無情ではない、そんな人。
風邪なのに気合いで受講してきた人がいたら「帰れ」と一刀両断。頑張ってるのは許してあげてと庇おうものなら「体調管理出来てないことを褒めるな」と一刀両断。だけど風邪の生徒にははやく風邪が治るようにものを送ったりするような人です。螢に詠唱をつけるなら彼、聖痕持ってるし、聖書から引用したほうがそれっぽいかな?
夏美はどうだろうなぁ。さっぱり思い付かない……誰かよさそうなアイデアありませんか?>>896
わっかんなかった…がっつり海賊系だと思ってた…(アメリカに気づかなかった人)
やはり制作動機は虚数海戦だったり?明るくとっつきやすい普段の人となりと、戦闘時、宝具展開時の勇ましさのギャップが素晴らしいですね…あと、「蒸気機関搭載の船」ということでワットがうずうずしだしたり。
詠唱なんて浮かばないよ…せいぜいが熄の
「落つ日の姿は近からず、月の光は未だ来ず。
風は哭けども鳥啼かず。命無きては人は泣き。
入相の声聞えずば、其は誰が訪いしうそうそ時や。其は誰が逝きし夕去方や。
生きていくのは辛かろう。逃げ来るのは楽じゃろう。痛みなど、向こうに渡りァ一瞬さ。永遠に生き苦しいなんてより────さ、君も仲間に入れたげよう。此方へおいで。手の鳴るほうへ」
くらい…これも相当雰囲気重視だけど…スィレンのもいずれ考えたいな…>>920
士郎とか、凛もですけど型月の詠唱は固有性があるので、メイン詠唱一個くらいは持たせておくと便利ですよ。(以前対山星さん戦で書いたウリエル喚起用のは専用に頭捻ってテンカウントになるように作ったガチ中のガチ詠唱である旨を心の中で告白して寝よ)
>>914
うーん……このスレだとマルガレータ(白雪姫のモデル)とゾフィア(白雪姫のモデル)がいるので……
「英霊となったことで白鯨の要素を獲得した船の擬人化英霊の一騎」ってことでどうでしょう
別にツー・ブラザーズ号が英霊化してもエセックス号が英霊化してもいいとおもいます
>>920
サムスみてえなサーヴァント1回作って見たかったんすよね……(身も蓋もない)
>>922
実はワットさんとは是非絡ませたいサーヴァントがいてああでもないこうでもないと練り直し中です
電車を呼ぶ宝具と電車を強化する宝具(ワット)でチートコンボが出来るんだあ……
どっちかって言うと鯨憑きのマスターを考えてその流れで鯨関係のサーヴァント→船なら擬人化したらセーラー服着るな?この方向性だな!ヨシ!
こんな感じですね……『──────新生門、開錠。我が命題は消え、見上げる星は堕ち、追うべき影は過ぎ去った。我は七十二の道理の外にて傍観する者なり。■■式プルフラス』
「ふふん、どうだ。厳かであろう?」
プルフラスの詠唱が一番自作キャラで気合い入れました。>>928
じゃあやっぱり、同年代女子で時計塔所属、人外要素もあって同じく一から己の魔導を確立し、ってかなり共通項があるので話し弾みそうな刹那ですよ!(押し押し)
邪険にされても気にしないし、ガンガン会話しようとするタイプですので、狂言回し的な役割も出来ます。>>928
食い物で釣れる星雪or桃夢を候補に挙げます。
ただし、前者はWASPとの繋がり必須、後者はロスにある店に連絡して依頼する必要あり。凪君の詠唱は鯨を降ろす時と元に戻す時の「満たせ、海よ」「引けよ、海よ」の2つです
本当はもっとシンプルにしたいけどこれが限界だった……詠唱かぁ……何人か一応ストック(普通の魔術ではなくオリジナルを使うとき用)に入れてある人はいるっちゃいるけどこれ名前出さずに並べて誰のか当てられる?って聞かれるとそうは思えないんだよなぁ……
・「空に星、海に亀、クック・ロビンは土の下。バスケットいっぱい卵を詰めて、うさぎの洞はがらんどう!」
・「地には瀝青、海には船を、天の光は全て天体(ほし)。なべてこの世に神は亡く、故に我こそ道理なり」
・「伴奏がないのが寂しいところね。………ええ。では、聞かせてあげる。––––“Zigeunerweisen”」
・「あなたは私。私はあなた。爾思うゆえに我在りて、然れば我こそ爾なり」
・「さあ陽は落ちた。歓語(さざめき)は夜空を覆う。王の帰還をば待ち望む。唄え。謳え。囁くように。轟くように。陽が差すまでは我等の時間」(古東スラヴ語によるもの)>>930
衝動的に紹介するだけじゃなくてなるべく具体的にプレゼンを。
・超一流の宝石魔術を扱う上にアベレージワン、しかし体力は有る方ではないし、肉弾戦はしないしできない(万能すぎないポイント?)
・超金持ちなのでなにか金銭のトラブルがあっても大丈夫!(逆に庶民的な感覚か意味なのでそこがギャグシーンとして使えるかもしれない)
・超冷静なツッコミ役、そして辛辣だが、空気を呼んで接待は出来るし、人情を理解していないワケでは無い
・彼もまた魔術を好きでいる一人
・美少年!>>937
すまんのぅ……答え合わせ用意したから……
・「地には瀝青、海には船を、天の光は全て天体(ほし)。なべてこの世に神は亡く、故に我こそ道理なり」(西行・キャスリーン・華恩)
意訳:「地面は舗装されるし、七つの海は超えられるし、空の星は不思議現象でもなんでもなく天体現象です。ここは現代です。神とかいません。人類は偉大です。で、俺はもっとつよいので俺がルール!!勝った!第三部完!!」 (一応「世界のルールを弄る」っていう本来の本領に合わせた詠唱ではある)
・「空に星、海に亀、クック・ロビンは土の下。バスケットいっぱい卵を詰めて、うさぎの洞はがらんどう!」(西行・シャルロット・千鶴)
上のやつを好きな要素詰め込んだ上で物真似しているだけなので半分ナンセンス詩と化している。が、一応虚数属性らしさと得意の幻覚的な夢見心地感は仄めかしているのでセーフ。 ・「伴奏がないのが寂しいところね。………ええ。では、聞かせてあげる。––––“Zigeunerweisen”」(エレーナ・スミス)
演奏が何よりの詠唱ですとも。何気に彼女の得意曲なのですが、高難易度の曲を当たり前のように、かつ自慢げに弾くのはまぁ彼女らしいというか。はい。 ・「あなたは私。私はあなた。爾思うゆえに我在りて、然れば我こそ爾なり」(アンゼリカ・K・シェリンガム)
シャドウかお前は。でも本人的にはこう表現せざるを得ないのであった。 ・「さあ陽は落ちた。歓語(さざめき)は夜空を覆う。王の帰還をば待ち望む。唄え。謳え。囁くように。轟くように。陽が差すまでは我等の時間」(古東スラヴ語によるもの)(アレクサンドル・ベロノソフ) 圧 倒 的 禿 山 の 一 夜。古代語由来の詠唱を、長子の義務として一言一句間違わず詠唱するように仕込まれているので、実は本人にはどういう意味かよくわからない。「アブラカタブラ」と同じぐらい意味ないと思われてる。あるんだってば。
ダイアナちゃん?彼女覚醒イベント通過するまでは絵に描いたような教科書女だから、起源覚醒でもしない限り独特の詠唱とかないと思うよ。その時々で手元の黒魔術ブック参照するよ私。>>946
これは……「私たち、こんな関係をいつまでも続けるの良くないわ。見直しましょう」案件では!?ヴァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!少し見ない間にスレッドが結構進んでるぅぅ!
ざっと見た感じ詠唱の話っぽい?ならちょいと月透美代がツキヨミの霊を降ろす時の詠唱をば
「神意ありてこそ人成るは 人ありての神になり」
これは月読命の真言の意味ですね。美代が自分の都合で降ろす際にはこれか真言かを唱えます。>>951
補足しておくと単に会話するために降ろす時は「…だそうですよ、ツキヨミ様?」とか「ツキヨミ様ー?ちょっと出てきてください」みたいに呼べば出てくるけどツキヨミを降ろして月詠の魔眼を使う時は詠唱が必要という感じです。
神降ろしの際のトランスの為なので特別な装束を着て舞いと共に唱えます。調べたところによると月読命の真言は21回唱える必要があるそうでー。中々大変ですぅ。
ちなみにツキヨミ本人が必要と判断した時は「あ、ヤバ。開眼!」と即発動出来る。あくまでも月透美代が神の力を行使する際の儀式として必要です。>>925
ちゃんと過程を経て幸福という結果がついてくると伊佐那は思うので、スィレンの幸福であるという確信めいた言動を不思議だなと思っていると思います。人間的には嫌うことはないと思います。一つ気になる事があるのですが……ネッブの胸囲って小・並・普・巨のどれなのでしょう?
>>960
ちょっと待って真面目に考える……
まずうちのメンツで時計塔に関わりがあるのが確定してるのは恐らく幼少期にそこで物凄い才能を目にして心折れたのも引きこもりの原因なダイアナちゃん、家庭の事情で確実に在籍させられるアンゼちゃん、実家の魔術を研究したいがために田舎者扱いも甘んじて外部の魔術理論を勉強しに行くと決めたベロ君、師匠が「ここは、勘で、こう、グァーッと!」で片付ける基礎の部分を勉強するならまず行きたがるだろうと思うけど高校卒業までは止められてる零央くんでしょ?
で、学部はそれぞれ植物科、降霊科、呪詛科(ただし目的上他の科の教室にも首を突っ込むと思われる)、現代魔術科(呪詛科か創造科でもいいんだけどね)でしょ?
で、ダイアナちゃんは引きこもってて、アンゼちゃんは漂ってるってところまではいいとする。問題は残りだわな。
……多分、時計塔で権力ある家の子でもないから貴族の権力派閥とかには入らないし、あちこち出歩いてるんだろうなぁ。めちゃくちゃ目立つだろうけど。主に別々の理由で。
あかんわ、「科」って字がゲシュタルト崩壊してきた。>>964
愉快な時計塔生活……>>963
ドーモ、レージュ=サン
内なる自分(みたいなもの)との対話とか決して相容れない人外と人間のコンビっていいよねって思う私とでもそうするとマスターとサーヴァントから3人組になってイチャイチャするのには邪魔ではと思う私が殴り合いを続けている……1踏んだので立てますね~
一応ざっと学の変更点(>>953)書けたんですが、今人はいるかな?
まあ他所でもたまによくあるミスなんで気にせんといたってくださいここのえさん>重複スレ立て
また950取ることがあったらお願いします埋めがてら投げちゃえー、主に変更点だけ投げます
比良坂 学(ひらさか まなび)
一見どこにでもいるような女子高生。
家にまっすぐ帰らず夜遅くまで遊びがちな不良少女。勉学にかける熱意は皆無だが、好きな物事には凄まじい探求心と決断力を発揮する。
一般人の生まれながら魔力回路を所持し、それ故に常人では把握できないモノを感じ取ることができても、周囲の人たちに理解されず孤立感を抱いていた。
そのようなある時、幼かった彼女はある人物と運命の出会いを果たす。
学が今でも「先生」と呼び慕うその人物は、欧州から日本へ一時的に滞在していた魔術師であり、
彼女の魔術師としての才を見抜き正統な後継者として育て上げ、学の将来を案じながらこの世を去った。
魔術回路の質や量は平均的だが「瘴気魔術」に対する適性がずば抜けて高く、廃れつつあるこの秘術の実用が可能なほど。
先生亡き後は自分なりに修練を積んでおり、また高校卒業後は「先生」の推薦で時計塔へ入る予定。
夏休みなどの長期休暇を利用し、ロンドンへ顔を出すこともある。
家族たちは彼女の異質さ・魔術師としての在り方に気がついておらず、
思春期が終われば家に戻ってくるかしらと、心配しつつもある意味で気楽に構えている。
「先生」の存在は知っており、幼い頃引っ込み思案だった学が毎日のように遊んでくれた恩人と捉えている。>>979
人付き合いについて:
気だるい口調や態度からあまり想像できないが、好奇心旺盛でノリが良くフットワークも軽い。
幼い頃の経験による、自身の価値観や見知っている知識を誰とも共有できないだろうというある種の諦観から、
深い付き合いは無いが先輩後輩・男女問わず、またクラスの人気者からオタクまで、その交友関係はなかなか広かったりする。
が、魔術師や時計塔という存在を知ってからはその寂しさが薄まった様子。
必要に迫られれば、後悔があるかもと思いつつも躊躇なく、身内すら犠牲にできる人でなしの少女でもあり、
そんな彼女が魔術師の道を歩もうとするのは運命だったのかもしれない。
先生について:
故人。時計塔の 科で二級講師として勤めていた魔術師であり、学が尊敬している数少ない大人。
代々伝わる瘴気魔術を受け継いではいるものの、時計塔の一部からは「二流の魔術」と見下され相手にされず、
更にこの魔術に関する神秘性が薄まってしまったことにより、自身も上手く運用することができずにいた(この問題は数代前から起きていた)。
そんなどん詰まりの状況に身も心も追い詰められ、気晴らしの為に見知らぬ地・日本を休暇で訪れた。
しかしそこで、偶然出会った学に将来性を見出し、愛情と悲願と秘術の全てを注ぎ込み、
最期は「君が一族と私にとっての最後の希望だ」という感謝の言葉を残し、精根を使い果たしたように数か月前息を引き取った。
この言葉は今も彼女が魔術師であることを目指す指針(のろい)となっている。1000ならSS挿絵依頼
>>986
考古学科一級講師カイホスルー・アードゥル!
考古学科アードゥル教室所属伊佐那!
あと中納言さんのスィレンが同じ教室にいますよ。>>986
おそらくこのスレ最初期クラスでルーカス・ソールァイトが天体科ですね1000なら名ゼリフ
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#170
1000
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