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ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/これだから胸派は困りますね……
Aカップ BカップCカップ DカップEカップ FカップGカップ Hカップ 8組のバストを選ぶとしたらキミならどれが好き?
継ぐな、999の意思を1000が継ぐな
慎ましい子たちばっかりですみませんね
ウル(本家長女)(大きめ)>リア(本家次女)(控えめだけど成長の余地あり)>(人種の壁)>灯理(控えめ)>>>(健康体の壁)>>>ノエル(無)>ゲルダ(骨皮)A、B、C、D、Eカップ
FGHとかありえな〜い
おっぱい!おっぱい!うちの女の子(重要)で1番大きいのは恋姉!1番小さいのはミs────>>5
ワンピースの「Dの意思」ってそういう……(違う)
しかたない、プルフラスの威厳を取り戻すためにここは一肌脱がすか……チチをもげ!(錯乱
それはそうと、立て乙。>>11
我も雄っぱい、好き!!!
おっぱいは大きめが好きだけど雄っぱいはつるぺた~巨まで幅広く好き「右の乳を叩かれれたら左の乳を差し出せ」「汝の尻を愛せよ」はこの業界では有名な言葉ですし(嘘)
うちの鯖でバスト及びカップは文句なしに鉄牛が1位ですね(116cm・Gカップ)
うちで一番大きなおっぱいだとランドグリーズのIカップですね。175cmのB98(I)/W57/H93はかなり大きい。雄っぱいならば大嶽丸か平将門が最高レベル大きい。鬼と祟り神(の側面がある人)が大きかった。男のほうはどっちも需要ないですね。
>>14
さっすが聖書のプロだ〜(棒読み)
最近個人的に聖人について調べることが多いんですがね
現実世界で聖女って呼ばれるようになった殉教者って10にも満たない女性が多いんですね……>>20
ロカセナ「まぁまぁそう言わずに♪思いつかなければ他人のキャラの胸を借りても(二重の意味で)良いのではないでしょうか☆」>>20
胸を売りにできる英霊は…… 趙嫗くらいかな。ちなみにハダリーはゴールデンカノンを優先してわざとバストを削りました。
多分プルフラスは誰かに「いやぁ饅頭のようにおっぱいが怖いなあ(棒)」と唆されると怖がらせようと「ふふん!怖いだろう!!」とバルンバルンに変化するタイプ
誰か書いてじゃあ私貧乳から巨乳まで全ての乳が集う湯屋に行くから……
製作したキャラ全体なら桃夢が意外や意外、Hカップでしたよ、奥さん。(身長:140cm/B:85/W:48)
立て乙。
ぶっちゃければ胸の貧富や尻の肉の乗りは正直言ってどんなでもいい。それぞれにいいトコはあるんだし。
シチュエーションに拘りたい。>>10
ダニエラ………………(ボソッ
あとKカップとは言ったがそれ以上が好きでないとは言ってない。そして胸以外が好きじゃないとも言ってない。だってうちで一番ぼいんぼいんのぼんきゅっぼん的な意味でスタイルいいの誰かって言われたらたぶん前一発ネタで使ったハ様の女体化なんだもん……
設定に明確に「モデル体型である」って明記している的な意味であれば西行さんになるし……
男しかいねぇよこの空間……(小声)私、ここに告白シマス。実は、ブーディカさんのような少しお肉があるお尻とかの方が好きです。お胸も、重力に従ってる方がスキデス。
>>32
(分かるよ……)>>29
表記不足がありました。
鉄牛は身長:210cm/B:116/W:80/H:113です。(頭を下げる>>40
このちなみにデフォルト前のイラスト前スレラストのシンクロ具合に笑う、やっぱりみんな(深夜テンションだったとはいえ)好きなんですねえ
それはさておき。好きな胸の大きさとかは特にこだわりはないですねえ、むしろ胸だけ大きくて他普通は苦手
何事もトータルバランスが大事なのですよ、胸を大きくするなら私はバランスを取るために身長を伸ばします
あ、あと前スレで言ってた新キャラはお昼くらいに投下しますと予告をしておきますね>>43
あ……そうしましたらドロテーアさんの次に自分も新サーヴァントを紹介したいです、午後入るくらいにそれじゃ予告通りに新キャラ投下してもよかとですか?
>>46
【契約サーヴァント】
【魔術・特殊技能・特性など】
・死霊魔術
ネクロマンシー。死者を用いて行う魔術。
唯名は独学で死霊魔術を間違った方向で習得している。本来であれば降霊術の方が近しいのだが、彼女が知ることが出来たのは死霊魔術とそれ以外の汎用的な魔術のみだったため方向性が全く違うものになってしまった。
・起源:探求
探し求めること。探究とは似ているようで全くの別物である。
この起源に起因しているのか、彼女は「自分は何者なのか?」という答えを探し求めている。
【礼装・装備など】
・加工死体骨ナイフ
熊の死体の骨を加工して製作したナイフ。呪いの効果がある。
・呪玉(のろいだま)
壊すと黒煙と共に呪いを撒く魔術球。毒性もあり、迂闊に吸い込むと神経麻痺などを引き起こす。
【外見・容姿の詳細など】
肩まである緑がかった黒色の髪と菫色の目が特徴的な大学生の少女。取り立ててスタイルそのものは特別秀でているわけではないが、かといって劣っているわけでもなく良くも悪くも平凡。だがどこか妖艶でミステリアスな雰囲気を持ち、強く人を惹きつける。>>47
【人物像】
魔術師の家系、中見家の養女であり長女。日本の美術大学に通っており2歳下の弟がいる。
妖艶でミステリアスな雰囲気とは裏腹に、性格は悪戯好きなお転婆娘。振る舞いもボーイッシュな口調と仕草であり、見た目の雰囲気とのギャップで人を混乱させたり距離感の近さと気安さにドギマギさせることも。
身体はかなり柔らかく柔軟運動を軽くやったり自分の意思で肩の関節を外したり出来るほど。好きなものは絵を描くこととオンラインゲーム。オンラインゲームはチャット機能があるものを好む。
魔術師としては初代にしては回路が多い方。
元々は赤子の状態で『唯名(ゆいな)』と書かれた紙と共に捨てられていたところを教会に保護され、中見家からの特別養子縁組の申し出を受け引き取られた。そのため他の中見家の人間とは一切の血縁関係はない。
当時の中見家は子宝に恵まれず、少しでも早く魔術師としての後継者がほしいと躍起になっていた時期であったため、そういった打算から特別養子縁組をしたのだが唯名を引き取ってから2年後に正式な跡取りの男の子が生まれたため、後継者を男の子の方へと変える。
とはいえ特別養子縁組で引き取ったこともあり、唯名も養女であることを隠したままそのまま育てることにしたのである。
しかし起源の影響なのか、唯名はまだ物心ついてまもない7歳の頃に「自分と両親・弟は血が繋がっていないこと」「自分は養子縁組という他人の子供を引き取る制度で引き取られたこと」を知ってしまう。
両親……否、養親にそのことを問いかけると養父は嘆息し「確かにお前は養子縁組で引き取った養女だ。それがどうかしたのか?」と冷たく言い放ったのだ。
『なら、一体私は何者でどこの誰の子なんだろう?』
彼女は幼いながらに自分の出生について探し始める。自分のことを知るためなら何でもした。教会への奉仕活動も、病院への慈善活動も、養親からもらうお小遣いだけでは足りないお金の工面も、自分に出来ることなら頭でも身体でも何でも使って自分の出生に繋がる情報を手に入れようとした。けれど、そこまでしても自分の出生に繋がる情報を手に入れることは出来なかった。
そうして11年もの歳月は過ぎ、彼女は大学に進学した。
今もなお彼女は自分の出生についての情報を探し続けている。>>48
イメージカラー:空色
特技:肩の関節外し、柔軟運動
好きなもの:絵を描くこと、ネットチャット、オンラインゲーム
苦手なもの:集団行動(現実限定)、粉っぽいもの、料理
天敵:何でも知っている人
願い:自分の出生について知ること
【一人称】僕(人前限定)、私(身内、恋人限定) 【二人称】君、あなた、○○さん 【三人称】彼、彼女、アイツ
台詞例
「やあ、こんにちは。僕は中見唯名。気軽に『唯にゃん♡』とでも呼んでくれたまえ。……いや、ごめん、やっぱり今の無しで。流石に初対面の人に『唯にゃん♡』って呼ばれるのは気恥ずかし過ぎる……!」
「あはは、やりぃ!随分と綺麗に引っ掛かったね?ねえねえ今どんな気持ち?……怒ってる?うん、知ってた!」
「君は絵を描くことは好きかい?僕は好きだよ。だって絵を描いている時は、世界には僕と真っ白なキャンバスしかないんだ。どんな色を付けるかも、どんな絵を描くかも、どんな作品にするのかも─────何もかもが僕の思うがままなんだ。自分の知らないものが何もない。それは多分……とても幸福なことなんだろうね?」
「なあ。君はオンラインゲームとかやるクチかい?お、やるんだ?いいね、じゃあ今度一緒にやらないかい?ちなみに僕のオススメは荒廃行動だ。アニメのコラボが多くて助かるんだよねえ。なんというか、こう、モチベーションに繋がる!」
「もう、心配性だなあ弟君は。……大丈夫。君を悲しませるようなことなんて私はしないさ。血は繋がってなくとも、君は私の弟で私は君のお姉ちゃんだ。弟を悲しませるようなお姉ちゃんは、お姉ちゃんを名乗る資格もない。」
「全く……物好きだねえ、君も。僕のような女っ気のない女を好きになるだけならまだしも、告白までしてくるとは。呆れて物も言えないよ。……まあ、求められることは嫌いじゃないよ。けれどいいのかい?僕のような男女が恋人でさ?それに処女ですらないんだぜ?……言うまでもないって顔してるな。はあ……分かったよ。─────こんな私だけど、どうかよろしくね?」>>49
【来歴】
0歳頃。教会の前に『唯名(ゆいな)』と書かれた紙と共に捨てられていた。
7歳頃。自分が本当は中見家の人間ではないことを知る。この頃から自分の出生について探し始める。
同時期。魔術の勉強を並行して始める。学び始めた理由は『普通のやり方じゃ知れないことも知れるようになるかもしれないから』。ボーイッシュな口調や仕草もその一環……だったのだが意外と気に入ってしまったらしく、家族以外の前ではこちらで振る舞うことが多くなる。
18歳。日本の美術大学に進学。同時に大学に近いアパートで一人暮らしをするようになる。
【性格】
悪戯好きなお転婆娘。ボーイッシュな口調と仕草でよく振る舞う。しかし女の子らしさがないわけではなく、料理が苦手なことなのを気にしたり、気になる服を買うかどうか悩んだりと内面は年頃の少女らしい。
【行動規範・行動方針】
とにもかくにも自分の目的最優先。ただ必要ないなら一般人を巻き込むつもりはないし、巻き込まれてしまったのなら何とかしてあげようと思うくらいの善良性は持っている。
【参戦理由】
・自分の出生の理由を知ることが出来るチャンスだから
【サーヴァントへの態度】
基本的には仲良くする。同時に悪いことをしすぎて自分に迷惑がかかるのが嫌なので、そういうことをしないように忠告する。
【役どころ・コンセプトなど】
ボーイッシュな女の子を作りたかったから作った。後悔はしていない。
分かる人には多分元ネタになったキャラが誰か分かる。
コンセプトは『自分が何者なのかを知りたい系少女』。主人公もヒロインも兼任出来るぞ!それはそれとして弟君は千寿のように後から作ったりは絶対にしないからね?>>54
へ様、家の守り神ということで根は人間臭い方ではあるので……
多分牛になったり雨になったりした家族を見ても同じように笑ってたと思います
だって家族がそんなことになったらもう笑うしかないですよねではここらで新サーヴァントの紹介をば、確か自作史上初インド鯖のはずです
>>58
【固有スキル】
カリスマ:C
今はまだ片鱗を見せる程度だが、のちに武力ではなく神の教えをもってアスラ族を指導する偉大な王となる。
鬼神の魔:C
アスラの異能および魔性を表すスキル。天性の魔、怪力、呪術、幻術、等との混合スキル。
しかし、アサシンは乱暴なアスラ族の在り方を好まず、極めようとしていないため、恵まれた出自に反してランクは低い。
信仰の加護:A
一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。
たとえ、実の父であるヒラニヤカシプに脅され、殺意を向けられようとアサシンの信心に揺ぎ無し。
大神の加護:A
その篤き信仰心に応えんと、ヴィシュヌ神から与えられた加護。
物理・神秘問わず、致命的なダメージを大幅に減少し、バッドステータスを無効化してくれる。
怨敵である存在を信仰していることに激昂した父は毒蛇や象や炎、高所からの落下などで息子を殺めようとしたが、ヴィシュヌの加護によってアサシンの身は守られ、全て失敗に終わった。>>59
【宝具】
『普遍あれ、悪滅の獅子よ(アヴァターラ・ナラシンハ)』
ランク:A++ 種別:召喚宝具 レンジ:1~99 最大補足:
ヴィシュヌ神の信者を守護する、半人半獣にして不死殺しの化身・ナラシンハをその場に召喚し、
アサシンを害する敵を殲滅しはじめる。
生半可な攻撃や干渉を弾く屈強な金剛石の如き心身、
一度吠えればこの世の邪悪たちを震え上がらせる咆哮、正しき鉄槌を示す気配と眼差し、
更には高性能の魔力炉心(心臓)を備えており、召喚後は自ら常に魔力を生成しながら独立することが可能。
しかし、長期の現界は不可能であり、戦闘が終了するか時間経過によって自ら退却してしまう。
全力を出した三騎士クラスが相手でも苦戦しないほどの技量と武勇を持っているが、
その最大の脅威は、
『特定条件でなければダメージは無効化される・殺傷は不可能である・宝具は使用できない』、
といった一切の効果を無視し、相手に攻撃を与えること。
なお、邪悪な欲望のための発動や、善良な弱者を蹂躙するような戦いなどの召喚に決してナラシンハは応じないが、
そもそも高潔なアサシンはそのようなものに宝具を使うことは無い。
(マスターが令呪を消費すれば宝具の強制使用は可能だが、それでもナラシンハは応じず不発に終わるであろう)>>60
【Weapon】
『偉大なる獅子の祝福(プラフラーダヴァラダ)』
神代の素材で構成された、ナラシンハを模した篭手や獅子耳・尻尾の装備品。
他クラスでは正式な宝具として効果を発揮するという。
【解説】
真名はアスラの一族・ダイティヤ族が王にして、敬虔なヴィシュヌ神の信者、プラフラーダ。
(伝統的な絵画等でナラシンハの横にちょこんと添えられる少年がいれば、プラフラーダと見て良い)
父であるヒラニヤカシプは兄弟をヴィシュヌ神の化身に討ち取られた無念を果たすべく、苦行の末ブラフマー神に認められ、力を授かることに成功。
「神とアスラでも、人と獣でも、昼と夜でも、家の中と外でも、地上と空中でも、そしてどんな武器でも殺されない体」という無敵の力を手に入れたヒラニヤカシプは神々を圧倒し、見事兄弟の敵討ちと悲願であった天界奪還を遂げ、三界に君臨する魔王として全宇宙を支配するようになった。
しかし、息子であるプラフラーダはあろうことか怨敵であるヴィシュヌ神の信奉者であった。
生まれながら献身的に神の教えを守る息子に、ヒラニヤカシプは信仰を棄てるよう何度も迫るが効果は無く、遂にはあの手この手を使ってプラフラーダを抹殺しようと試みる。
が、神の加護により傷一つ負わないどころか、一族中に神の教えを説き、アスラ族に信者を増やしてまわる始末。>>61
そんな彼に業を煮やした魔王は、ある日の夕方出かけようと玄関先にいるプラフラーダに問い詰めた。
「お前は全宇宙の支配者である俺より、ヴィシュヌの方が優れている上に浸透していると言う。しかし、あいつはこの世界の何処にいるというのだ?」
「ヴィシュヌ神は、普遍なるもの。常に傍らにいらっしゃいます」
と返すプラフラーダ。息子の言葉に激昂したヒラニヤカシプは、
「ならばこの柱にすらヴィシュヌが宿っているとでも言うのか!!」
と側にあった柱を叩き壊した。
すると壊した柱から獅子の頭を持った獣人が飛びだし、驚愕するヒラニヤカシプを膝の上に乗せるや否や、鋭い爪でその腹を引き裂いてしまう。
「神とアスラでも人と獣でもない獣人の、昼でも夜でもない夕刻の、家の中と外でもない玄関の、地上と空中でもない膝の上の、そして武器を用いない攻撃」
によって不死身の魔王は敗れ去り、世界は元の秩序を取り戻したのだった。>>62
幼い外見に反して非常に礼儀正しく、敵味方問わず温厚に接する、聡明な聖人君主。
魔性の出自ながら決して人を害することも、流血や闘争に酔いしれることも無い、極めて稀有な存在のアスラ。
秩序を尊ぶ人物ではあるが、神の教えによる善良さや価値観は現代人のものとはやや異なるため、時には無情に思えるような態度をとることも。
とは言え、今の自分は一介の従者・影法師に過ぎないことを自覚しており、余程の事がない限りは君臨者(おう)として振る舞うことを控えている。
また、王としての実感がない時期の姿な為か、ただの少年として現代を楽しみ、ただの信者として神の教えを全うしたりと、サーヴァントライフを謳歌している様子。
聖杯にかける願いは「父との和解」。父にとって自身が慕うヴィシュヌは憎き敵であり、世界にとって父は滅ぼすべき魔王である。
───それでも、たとえ相容れぬ立場であっても。わずかな時間でも良い、単なる父と子として過ごすことが出来れば。……それがアサシンの生涯秘めていた本心。
誕生日:不明 血液型:不明
イメージカラー:曙色 特技:耐久的行為
好きな物:おやつ、お茶の時間 苦手な物:虐待 天敵:ヒラニヤカシプ
髪の色:深緋色 瞳の色:灰銀色 肌の色:鳩羽鼠色>>63
「アサシン・プラフラーダ、参上しました。この様な頼りない姿ですが、どうかよろしくお願いしますね、マスター」
「はい、マスター!何か御用ですか?」
「わぁい、おやつの時間です~♪」
「現代のヴィシュヌ様についての知識を深めようかと思いまして!……え?僕からヴィシュヌ様についての話を、ちょっと聞いてみたい?はい、喜んで!さて、何から話しましょうか?逸話や信仰の歴史からでも良いですし、哲学面に文化面、どの方向からでも大丈夫ですよ!(※このあと数時間語ってくれた)」
「──────正しき祈りは此処に。『普遍あれ、悪滅の獅子よ(アヴァターラ・ナラシンハ)』……!」
ヴィシュヌ神の化身系サーヴァントなどへ
「こ、この気配は……もしやヴィシュヌ様の……!?」
「……僕は、都合の良い夢を見る、我儘で未熟な子供です。……きっと父は僕との和解など、微塵も望んでないでしょう」
以上、コンセプトは「インド!」「ストレートなショタ鯖」「側に立つ者……つまりはスタ〇ド使い」「獅子耳人外ショタ」です。
感想等いただけると幸いこれで
「メネス(若作りショタ)」「プラフラーダ(普通にショタ)」「鞍馬天狗(ショタ爺)」
のショタっ子パーティーが出来るし、自作クリスマスイベントに暴れてもらうんだ……>>66
メネス「礎(よ)だってエジプトの美少年ぞ!」
鞍馬天狗「儂も儂もー。日ノ本が誇る美麗童子ぞ?」
でもヴィシュヌ神の気配を察知すると目がしいたけになって興奮するという>>67
何でしょうね?タイプ的には自動操縦型と言えるんですかね?
ちなみにナラシンハの外見は「ライオン頭のスタープラチナ」とかそんな感じだったりちょっと待った、レンタル鯖鱒のページ今どうなってるの!?
今誰が編集中!?
イオンさんの枠もなんか消えてるし…。>>81
まあそこら辺は要相談枠ですね
「こういう過去ってことにしたいんですけどいいかな?」って聞いてくれたら、こっちも内容を確認してOK出したり「これならこういう風にしてもいいのでは?」と意見出したりしますし伏神確認しました
続きはランサーが駆けつけるとこまで書いていいでしょうか>>51
ミステリアスで中性的な口調…からのフットワークの軽さ…からの「己が何者であるか」という疑念への葛藤…いやぁ、ギャップが多くて見飽きませんね。ボーイッシュな口調がことのほかハマったというのも素敵な設定だと思います!彼女がこれからその純粋な疑念と決着をつけられるか、今から楽しみです。
>>64
中納言さん神話わからない。インドももちろんわからない。……ので、キャラとしての感想を話させていただきます。
星辰は大人のそれだけど、やはり肉体年齢に引きずられている感じがいいですね。実にかわいらしい。自身を子供と判断し、我儘であると静かに語る姿は普段と解離性が大きく、彼の後ろめたさがよく表れていますね。願わくは、どこかでプラフラーダくんとお父さんとが和解できる日が見れることを…
>>90
>>93
あ、そうです?まぁ設定というほどのものではないというか、今書いてるSS内での小ネタのようなものなのですが…
デイヴィくんはサーヴァント、英霊としては海に一人で沈んだ頃からのことが主体となっています。だから物心つくころには辺りは塩気ばかりの海水だらけ。料理もまともに知らず、「辛い」以外の味覚がひどく鈍ってしまっている。「辛い」にはその分とても敏感で、若干いやそうにする(独りぼっちでいた暗い海を思い出すから)…とか、今まで「友達」を引き込むことはあっても、誰かから何かをもらう、自分のために誰かがものを拵えてくれるなんて言うのは初めてでそうなった時どう反応していいか知らない…とかを今のところ考えています。寂しいけど、その分幸せにしますから…>>98
結論を言えば、フェリーペ達は不運であり幸運であった。
不運は迷宮の出口がそのまま断崖絶壁に通じていた事。
幸運は――
「し、死.ぬかと……本気で死.ぬかと、思いました……もう死.んでますけど……」
「真下が池になってて良かった……花畑が垣間見えたぞ」
フェリーペの言う通り、落下地点にはご丁寧に深い溜め池が造られていた。
盛大に叩きつけられこそしたものの、溢れんばかりの水量により衝撃とダメージは拡散。結果、落下中の回避行動もあってかろうじて死を免れる事は出来たのであった。
……最も。精神的なダメージに関してはどうしようもなかったのだが。
「ひとまず大怪我してる人はいないようですね。問題は……」
「この、迷宮で付いた汚れだよなぁ」
「ちょうどいい、この池で洗っていくのはどうだ。濡れた服で移動するにも支障があるし、迷宮踏破の疲れもある。ついでに休息をとるのも悪くないと思うが」
「そうしましょう。今はひとまず――!?」
メンテーの提案通り、一同は休息を取ろうとする。
が、まさにその時。すぐ傍の茂みがガサゴソと音を立てて動いた。
反射的に身構える一同。姿を現したのは……>>99
「あれ? 皆さん、こんな所で何を?」
白い装束を纏った、小柄な山羊だった。
ただし二足歩行で歩いていたが。
「がらがらどんのチョキン! お前らも召喚されてたのか!」
「ええまあ、色々ありまして」
「いつもの二人はどうした? 確か、他にもパチンとかストンがいただろう」
「ああ、彼らなら今は仕事中です。ちょうどこの先に、僕らの勤め先があるんですよ」
「勤め先?」
気になる単語に、思わず聞き返すメンテー。
するとチョキンは、よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに胸を張って答えた。
「ええ。最近オープンしたばかりのほやほや新店舗。その名を――『サービスが多い料理店』です!」
『サービスが多い料理店?』
突拍子もない店名に、チョキンを除いた一同は目を丸くする。
そんな一同へ、チョキンは気安い態度でこう誘いかけた。>>94
ギャップの多さは意識してなかったな……いやミステリアスな雰囲気を崩すためのボーイッシュな口調はギャップ狙いではあったけどそこら辺もか>>100
「ここで話してるのも何ですし、とりあえず僕についてきて下さい。説明するより、実際に見せた方が早いと思いますので」
言われるがまま、チョキンの案内の通りに移動するフェリーペ達。
そうして辿り着いた場所は、いたって普通な外観の料理店だった。
お菓子等で造られている事もなく、奇抜なデザインが盛り込まれている訳でもない。それこそ、街でよく見かけるオシャレな洋風料理店と何ら大差ない外観をしていた。
「見た目は、普通だな……」
「ああ、確かに」
「さあさあ、皆さんどうぞお入りください。なにせオープンして間もないんで、実質皆さんが初めてのお客さんなんですよ!」
チョキンに気圧されるまま、半ば強引に入店させられたフェリーペ達。
その先で目にした内装はといえば、これまたごく平凡なものだった。
等間隔で配置されたテーブルと窓ガラス、さり気なく飾られた小物類。壁も床もピカピカに磨き上げられており、本当にオープンして間もないのだという事が容易に察せられる。
「オーナー! パチン、ストン! お客様ですよ! 出てきてください!」
「オーナー?」
「この店を取り仕切ってらっしゃるお方です。今は店の奥で休憩を取ってる筈――」
「呼びましたか、小山羊?」>>102
チョキンの呼びかけにいち早く答え、オーナーと思しき人物が姿を現す。
その姿は。
「なっ!?」
「お前は――!」
フェリーペとメンテーは驚愕した表情で、目の前に現れた者の姿を見つめる。
それは、見目麗しい姿をした青年だった。黒髪を前に流し、褐色の肌と相まってエキゾチックな雰囲気を纏っている。尖った耳にはピアスが飾られ、当人の立ち振る舞いをさらに小洒落た風に演出していた。
だが。フェリーペ達は知っている。この姿が、あくまで仮初のものにすぎないという事を。
彼の真名はジャック・ド・モレー。栄光なりしテンプル騎士団、その総長を務めた男――などではなく。
「……バフォメット。貴方もこの地に召喚されていたのですね」
マグダラのマリアが、緊張した声で呼びかける。
バフォメット、そしてジャック・ド・モレー。それは、数ある英雄・反英雄の中でも特殊な霊基で成り立つサーヴァント。
ジャック・ド・モレーという英雄の霊基に、何の因果か混ざり込んでしまった悪魔バフォメット。歪な関係で成り立つ両者は、どちらの側に傾き切る事もなく、今日に至るまで邪悪な悪魔像と高潔な騎士の双方を振舞い見せている。
フェリーペとメンテーもまた、その歪さに翻弄された事は一度や二度ではない、
故に、最初から警戒も露わに視線を向けたのだが、当の本人からは思わぬ態度が返ってきた。>>103
「……バフォ、メット? 失礼、一体何の事でしょうか?」
「えっ?」
「『私』はこの料理店で給仕長および店長を務めさせて頂いております、ジャックという者。恐れながら、そのバフォ何某とは人違いか何かではいらっしゃらないでしょうか」
「え、いや。でも貴方、自分の事を『ジャック』って――」
聖エウラリアの戸惑いに、ジャックと名乗った青年は恥ずかしそうに頭をかく。
「その……情けない話ですが。実は私、記憶喪失なのです」
「記憶、喪失?」
「ええ。この店の前で倒れていた所を、ここに居る小山羊と他二匹に介抱されまして。それで目覚めて見ると、自分の名前が『ジャック』である以外さっぱり忘れてしまっている事に気づいたのです」
「それは――また。何と言いますか、お気の毒に」
いえいえ、と涼しげな顔で受け流すジャック(仮)青年。
「確かに、最初の頃は戸惑いもしましたがそれも昔の事。今ではこうして、山羊店員たちを取り仕切り、店を切り盛りできるまでになりました」
「これで人、もとい山羊使いが荒いのと、僕らの名前を憶えてくれれば完璧なんですけどねーあいたっ!」
「余計な事はおっしゃらなくてよろしい」>>104
穏やかに、かつコミカルなやり取りを繰り広げるジャック(仮)とチョキン。
その姿を前に、フェリーペ達は信じられないものを見るような目で密談する。
(……ど、どう思うセンパイ? 俺の見る限りだと、どう見ても『あの』バフォメットと同一人物にしか見えないんだが)
(奇遇だな後輩。私もまったく同じ事を考えていた所だ)
(で、ですが。他人の空似という可能性もまだ)
(そう差し引いたとしても、この特異点は悪魔たちの巣窟。目の前の彼もまた、例外ではないと言い切れないのでは)
(確かに、それは――)
ふと、密談の途中でフェリーペはジャック(仮)からじっと見つめられている事に気が付く。
聞かれていたか、と動揺するも、次の瞬間彼が口走ったのは全く別の言葉だった。
「……ふむ。どうやらそちらも何かしらあったご様子。見た所ずいぶんとびしょ濡れのようですが、通り雨にでも降られましたか?」
「あ、いや。これは――」
「いや失敬、皆まで申されなくても結構です。いずれにせよ皆さんは運が良い、数ある店の中からこの料理店を選んで立ち寄ってくれるなど」
「それは、どういう意味だ?」
メンテーからの問いかけに、ジャック(仮)は我が意を得たりと言わんばかりに笑みを浮かべる。
次いで、傍らのチョキンに何事か指図すると、フェリーペ達に向かい恭しくお辞儀した。>>110
ライオンさん、九終リレー作品の凍結に関しては、実行オッケーでしょうか?前スレの最初の方でドロテーアさんが提案していましたが。
あと、ライオンさんの作者ページにペーネロペーさんが登録されてないので登録した方がいいのでは?◆B8D4AQBhU2さんとこのキャラを借りて英霊召喚のシーン短編を試しに書いてみました。
他に予約が無ければ投下しますが。>>115
ちょっと前に話題に出した『Fate/Planetary System of Holy Grail~聖杯惑星爆現~』のプロローグの、ほんの一部ですが、ではどうぞ。
英霊召喚:ミステリーの女王篇
英国、イングランド。
オックスフォードシャー州、チョルシー。
セント・メアリー教会の墓地。
時間は深夜。
日本で言えば、草木も眠る丑三つ時か。
多数ある墓の内、その一つに1人の少女が儀式を執り行っていた。
彼女が行っているのは、英霊召喚。
このたび、日本は九州の大都市で行われる聖杯戦争に参加する羽目になった彼女は、クラスメートの1人である天才馬鹿の何気ない一言を真に受けてしまい、今呼ぼうとしているサーヴァントの墓の前で召喚の儀を実行したのだ。
かくして、儀式は成功した。
亡骸が眠っている墓所(あるいは土の下にある亡骸自体)を触媒にするという、典型的な魔術師でも早々やらないような手段で召喚出来ない英霊など、それこそ指で数えるほどもいるかどうか。
光が消えた後にいたのは、老女…………というよりは白髪の三十代にしか見えない美女がいた。
その背後から、数人の男女も現れる。>>117
「私達を呼んだのは、貴女ね?」
「……は、ハイ! ボクだよ! このボク、刹那・ガルドロットだよ、貴女を呼んだのは!」
「私はフォーリナー。この人達は、言い方に問題があるかもしれないけど、私の宝具で呼ばれた名探偵達よ」
「やっ…………たぁー!! 『作家系の中には物語の登場人物を召喚できる宝具を持った人がいるかも』っていうフラットの仮説が的中したよ! 流石だよ、君こそ魔術師の未来を切り開く者だよ、フラット!! この場にいないけどありがとう! 遺品やら直筆原稿ゲットするんじゃなくて、確実に呼び出せる触媒があるとこで儀式やって正解だった!」
「セツナは私の墓、というよりは埋まっている私の死体を触媒にしたの!? 辺りが真っ暗だと思ったら……」
「まあまあ、聖杯戦争ですから☆ ささ、人に見られない内にこの場を離れないと。……そういえば、探偵が3人ほど欠けてるような?」
噛み合っているのか心配になる会話が一旦途切れ、魔術師の少女――刹那・ガルドロット――はふとした違和感に気づく。
フォーリナーの著作にあらかじめ眼を通していた刹那が感じた違和感とは、彼女が生み出した名探偵が3人も欠けているという点。
それに対するフォーリナーの回答は刹那を仰天させて然るべきものであった。>>127
クリスティ&刹那「ちぇすと(棒」よーし行くわよ
「私はナンシー! 気軽にナンちゃんって呼んでね! え、やだ? なんで!?」
【氏名】ナンシー・ランカスター/Nancy Lancaster
【性別】女
【年齢】23歳
【出身】イギリス・ペンドル
【人種】イギリス人
【身長・体重】155cm・46kg
【肌色】白【髪色】ハニーブロンド【瞳色】アメジスト
【スリーサイズ】77(C)-56-80
【外見・容姿】
オレンジのシースルーのワンピースに黒いマント、そして魔女帽(ウィッチハット)が目を引く女性。
艶のあるハニーブロンドを肩口で切り揃えている。やや童顔で子どもっぽく見られるのを嫌っている。背中に魔術発動時の媒介となる翼状の刺青を彫っている。
【令呪の位置】右手。箒と蝙蝠の翼
【魔術系統】黒魔術、降霊術
【魔術回路】質:B 量:B 編成:正常
【脳内CV】夏川椎菜
【イメージソング】天球、彗星を跨いで/星街すいせい>>133
【魔術・特殊技能・特性など】
箒を用いた飛行という魔術を徹底して研鑽しており、2つの推進力を併用したより実践的な飛行魔術の使い手である。
1つは、マナを箒の刷毛部分で『掃く』ことで推進力へ変えるというもの。
もう1つは、使い魔の肉体的な降霊による一時的な翼の生成である。
飛行速度はアベレージ110km/h、マックス147km/h。連続旋回(バレルターン)は17回が最高記録。
目下の目標は速度を150km/h、旋回回数を20の大台に乗せること。
あと、永遠の目標は体重を30キロ台に落とすこと。
魔術師としては完全に飛行に特化しており、ガンドも使えなければ簡単な投影すらも高確率で失敗する。
ただし強化に関しては封印指定執行者のそれにも迫るが、あくまでも飛行中に限って発揮されるもの。要するに精神をトランスさせることによる副次効果で、自在には発揮出来ない。
量質共に高い魔術回路を持つが、本人が理論派ではなく感覚派なためいまいち使いこなせていない。
彼女はどこまでも空を飛ぶという行為に特化している。
【礼装・装備など】
『ショコラ』
樹齢1000年を超えるオークの木で作られた黒塗りの飛行用箒。超加速・急降下に耐えうる耐久性を持つナンシー自慢の一品。
『ジョセフ』(CV:鶴岡聡)
コウモリの使い魔。ダークアマゾンから送られてきた小包を猫の死骸と勘違いし、ウキウキで使い魔化の術式を使ったら中身はコウモリでしたという経緯で生まれたもの。
燕尾服を着た人間体の肉体を持ち、ナンシーを公私共にサポートする。>>135
【人物像】
常にアッパーテンションな高気圧ガール。遠目に見てる分には可愛いが、近くに来ると一気に面倒くさくなる。自分のことをナンちゃんって呼んだりする。くっそめんどくせ。
考え方や行動もやや独特。勉強も不得意で、四則演算に分数が加わった段階で匙を投げてふて寝する……ただし、流体力学には精通している。つまりは自分の得意なこと以外には興味が無いタチである。
興味のある分野、特にクリエイティブな行為には類まれなる集中力を発揮する。マイクラとかさせとくと大人しいとは彼女の知人達の共通認識。
が、その出自から周囲の知人もアクと癖が強く、むしろ彼女の方が比較的ツッコミ役におさまりがち。
「ウェ〜イ」という言葉がとにもかくにも似合う……が、趣味からわかるように根はインドア気質。というか基本的には物静かでスイッチが入らない限りはやかましくない。情緒が渋滞を起こしている。
そのスイッチは基本的に可愛い女の子、可愛い動物、あと豪華な料理とふかふかのベッドを見た時にオンになる。三大欲求にどこまでも正直。おお、なんと業の深いことか。
―――ただし、飛行という行為にはどこまでも真摯。それは、回路の目覚めが遅く、家族達からも心配されていた彼女に発現したのが『空を飛ぶ』という行為だったため。
魔術の世界を離れるか否かの瀬戸際で見いだした自分の進むべき道を彼女は今も邁進している。その根底には、心配をかけ続けた両親への恩返しという気持ちが何よりも大きい。
ただし、黒魔術に適性を示すように、何の躊躇いもなく生贄を解体するために生贄の懇願に惑わされず、必要に応じた苦痛を与え殺戮の快楽を抑制出来るだけの「魔術師らしさ」も有している。
イメージカラー:ガーベラ(花言葉:『冒険心』『神秘』)
特技:薬草の育成、猫のトリミング、そして意外なことに料理
好きなもの:空、飛行、動物(特に猫)、ケーキ、インドア趣味全般、可愛い女の子
苦手なもの:ダイエット
天敵:脂肪、贅肉>>136
【一人称】私
【二人称】あんた、貴方
【三人称】あんた達、貴方達
【セリフ】「私はやめといた方がいいって言ったもんね! ナンちゃん悪くないもん!」
「モテたい! 女の子に! 出来れば、可愛い女の子に!」
「よーしよしよしよし、よーしよしよしよし! お前は可愛いねぇ〜」通りすがりの黒猫を撫で回しながら
「―――飛行、開始!(テイク・オフ)」
「オッケー! 飛ばして行くよ!」
「空を飛ぶって気持ちいいよ。誰にも邪魔をされない1人だけの時間って言うのかな。まるで、時間が止まってるみたいで……あー。本当は、そっちの方が私のやりたい事なのかもね」
【役どころ・コンセプトなど】
ハ ロ ウ ィ ン。
賑やかし役。ツッコミ役。不憫枠。総じて冬木の虎をイメージして頂ければ無問題。
もちろんヒロインとして扱って貰えても嬉しい。主に私が。
【製作】猫の藩士
【レンタル】可
【NG表現】空を飛ぶという行為に対する妥協、諦め>>134
フラットが刹那と同じリアクションで仰天し、ライネスもびっくりし過ぎて呼吸困難起こすレベル。(白目
そもそも、ハーレーが謎だらけ過ぎたのに刺激を受けたのが、鯖としてのクリスティを作る際のスタートラインでした。皆。暇な時でいいので、レンタル鯖鱒のページ編集、やってね。………って、またレンタル鯖の方が変な感じになってるぅ…(;つД`)
あ、あと「使い魔とコンビの魔女」ってコンセプトはレージュさん作のロゼとプルフラスにインスパイアされたものです
>>160
島術さんとにエモさを共感したいからもっとSSにイラスト、解説とかは発信して????
全部に適切な反応できるかは保証できないし自信ないけど…。>>159
ナンシー「プルフラス……なんか聞き覚えがある……なんだっけ……あ! KONAMIが出してる恋愛ゲーム! DSの!」
ジョセフ「………言うと思いました。プルフラスとは悪魔の一柱です」
ナンシー「ソロモンの使ってたやつ?」
ジョセフ「違いますね。悪魔=ソロモン王と認識されるのはいい加減お辞めになった方がよろしいかと。72柱くらいはそろそろ覚えられてはいかがでしょうか」
ナンシー「無理! 覚えらんないよ!」
ジョセフ「……ポケモンを800匹覚えられる貴方様にそう仰られても、説得力が欠片もございませんよ」
ナンシー「だって黒魔術とは源流違うし。無理なものは無理だよ。無理はいくない」
ジョセフ「……確か。72柱のうちにも空を飛べるような悪魔がいたと記憶していますが」
ナンシー「なんで! それを! 先に! 言わないの!」
うーんこの……このぉ……()>>166
ナンシー「推しポケモンはシャンデラとニャビーとムウマージ! 可愛いよね!」
ジョセフ「なんと……わかりやすい……」(たぶんそれまで周囲に流されるだけで自己主張も自分の意思を発することもしてこなかったし出来なかったお嬢様が形式上とはいえ自分の従者になった相手に自分の居場所や強みを取られるかもしれない相手が出てきたと泣きついた、つまり果心居士との関わりのなかで自分の能力や自己に対して自信が発生し始めており自立の一歩を歩み始めているとかそんな感じなんだろうけれど違ったら怖いから黙っとこ……)
えっとはいじゃあまず端的に>>143の何がエモいのかから述べさせていただきますとカシンチャンが自分より明らかに下の相手から含有戦力として数えられる事に何の疑問も抱いてないところなんですよね。そしてダイアナちゃんが「無理!怖い!」って誰かに頼ることを覚えたという事実の事でもありますね。私が絡める相手が大体相性良好か最高、もしくは悪いとしても決定的な決裂に行く前に適切な距離取れる相手ばっかりなせいで忘れがちなんですけど、奴は興味ない相手に対してとことん塩なんで気に食わん事されるぐらいなら普通にヤク漬け傀儡化ぐらいは試しますからね。こわいね。
あ、そもそも島編の想定展開の話しましたっけ?したよね?いやもしかして私がした気になっていただけで実はしていなかったかもしれません。だからこれからします。その話をする前にまずあの二人のシナジーがどの辺にあるのかを説明しないといけないので少し長くなりますね。
ここだけの話というか前にもしたのを忘れてる人見た事ない人用に再筆してるだけなんで別にここだけではない話なんですけど、私このコンビは最初から対になる要素があるものとして書いてるんですよね。「由緒正しい家に生まれて親および周囲からは深く愛されているけどその状況にちょっと嫌気さしかけてて冒険の旅に憧れている、自分視点では才能が足りない」マスターと「孤児として苛め抜かれたけど友達がいるからそれ自体は別にいい、でも定住の地にはちょっと憧れる、才能だけは足りすぎるほど足りてる」サーヴァントですからね。そしてカシンチャンは自分とは真逆なタイプが好きなのです。
で、上でも書きましたけどカシンチャンって興味ない相手には塩中の塩なんで、根は悪いやつじゃないかもしれないとはいえ気を使うのって「友達(または観察対象)」か「明確に苛めても特がないとわかる弱者」なんですよね。島編当初だとダイアナちゃんのことは「魔術師の屑両親に無理やり戦場に放り込まれたかわいそうなお姫さん」みたいな認識なんで、どう考えても後者で認識してるんですよ。故に聖杯大会っていう番組コンセプトには強い嫌悪感を示してSAN値直葬放送事故マンになろうとしてる時でも、マスターだけは効果範囲から外そうとしてますし。>>169
ダイアナちゃんの方も相手が「なんかよくわかんない得体の知れないマイペース野郎」って認識だし、そもそも相手が細かいプロフィールはぐらかしまくるしでコミュニケーションすれ違いまくりなんです。まぁここでカシンチャンが真名明かしてくれないのって「えっ……知らない……」って言われたら普通に悲しいからってのと自分の存在が好きじゃないから知って恐怖して欲しくないのの二重の理由なんですけど。
で、ここからがストーリーが発展して行くところなんですけどまずダイアナちゃんは夢を見るんですね。今まで数々の人間が考えたかもしれないしそんなことどうでもよかったかもしれないカシンチャンの思考回路という人類未到達領域にダイレクトアクセスするのです。お望みの大冒険だよ!よかったな!!
で、まぁダイアナちゃんって割と顔に出さないだけで天才に対するコンプレックスがないわけではないし、上を見てエリートを羨んだり「もっと才能があったらよかったのに」って思わない時はない感じの子ではあるんですけど、天才であることが本人にとってほぼほぼマイナスでしかない状況を見た上でまだ「天才はいいよなー」って言えるほどの能天気ではないわけです。なので、まぁ、歩み寄りですよね。
あと私ラストをどうするかだけ決めてたのでそれについて語ってもいいですか?いいですよねわかりました。
私って物語はキャラクターに「問題点」を設置してそれを解決するって形式にすることが多いんですけど、この場合の二人の問題点はそれぞれ「やりたいことを相手にはっきり伝えない」って事なんですよね。ダイアナちゃんは両親の愛情が嫌いなわけではなく人生の岐路でぐらい選択肢を選ぶ体験をしてみたいだけだし、両親だって言ってくれれば考え直すぐらいの普通のちょっと過保護でズレすぎなだけの親ではあるのです。カシンチャンの友達とかだって別に鬼じゃあるまいし(種族的にちょっと鬼だけど)「人として供に置いてくれ」「一緒に戦って死なせてくれ」って正直に打ち明ければ無碍にはしなかったと思いますよ。多分。なので、この場合の二人の問題って「だから!それを!はっきり言えよ!!」って事なんです。>>170
で、最後はどうしようかなって思っていたかというと、もうお互い認識違い部分をぶちまけさせてしまえばいいのではないかなと。というかここに来るまでの段階でダイアナちゃん側からの「人間味がなくて胡散臭くて信用ならない自由人」って認識はほぼほぼ解消されてるので、すり合わせといってもほぼほぼダイアナちゃんが一方的にキレてるだけになるんですけども。
まぁ、カシンチャン的には最後にできるアドバイスなんて「周りの環境に満足できないなら全部うっちゃって逃げろ」と。それぐらいしかないんですよね。それ以外やった事ないからわかんないし。
でも、「私は別に親に虐められているわけではないし、私にはっきり言う勇気がなかっただけだぞ」と。「お前は私に対しても友人に対しても憐憫の感情ばっか向けてるように見えるけど、お前が憐れむ事がそいつらの選択に対する一番の侮辱になってるのには気づいてないのか」と。あとは「はいはいわかったわかったあんたに関わると不幸になるのね、じゃあ私はならないしこれからは自分で選択するから(逆ギレ)」でフィニッシュですね。こんだけ言われりゃ流石のカシンチャンだって「何言ってんだこいつ」って顔できないんで真面目に考えますよ。
この時点でダイアナちゃんってカシンチャンに対して口答え出来てるから「弱者」の枠からは外れちゃってるんですけど、別にそこで対応が塩になるわけではなくむしろ分類上どう扱うべきかわからない珍獣枠になってしまったんですよね。「どう考えても特筆すべき観察対象ではないけど、なんとなく大事にする気は湧く存在」。ええ、新ジャンルですね。えっとつまりどういう事なのかっていうと夢小説のテンプレで言うところの「おもしれー女」ってやつでしょうか。なお西行さんになるルートだと大体高円寺あたりが担当している役職にございます。いわば外付け良心回路あるいは幼少期から全く無縁だった「常識と責任について学べる存在」と言うやつかもですね。
ですから、まぁ、双方成長が見える終わりにはなっているんじゃないかと私は思うんですけどね。
ですので今一度言わせてもらいますとこの二人は割と相性が良いし足りない部分は補い合えるからエモいぞと。はい。うーんこのレスポンスの遅さよ
>>138
うーんこの色んな意味で唆られる子。可愛い。魔術での飛行についてはそれに特化して礼装も回路も全振りしてるっぽいので大丈夫かなぁと。むしろ他の事も出来るのにそれなりに飛べる京介の方ちょっくらナーフしとくかなぁとか思ったり。ただその分人間体になれる使い魔をサクッと作ってる方にちょっと疑問符。飛行以外だとガンドとかも失敗するなら使い魔作成も失敗するのでは?と。
そこで私が考えた折衷案なのですが大鳳家とランカスター家で技術協力があったとするのはどうでしょう?大鳳家からは特定の用途に特化した使い魔(魔獣)を作り出すノウハウを、ランカスター家からは飛行に必要な礼装などをお互い教え合ったと。
>>146
方喰菫「ギルティ」
残念ながらこの子の死霊魔術師判定はペンテシレイアのアキレウス判定並にガバガバで司法解剖もステイしなきゃいけないレベルなのです。
>>147
わぁい美少年。私美少年だーいすき!ナラシンハの能力も解釈一致です。
ヒェッ
>>148
うーん、ダイアナちゃんがカシンちゃんに自分の上位互換が現れたと素直に弱音を吐いてるところ?
>>149
おやおや。これはこれはストーリー展開出来そうな設定ですね。自分が養子だと知って自分が何者なのかを知ろうとする唯名ちゃんにはミリアルカからこの台詞を送ります。
ミリアルカ「自分は誰の子なのか。そんなもの、今まで育ててくれた養親の子で良いのではないかしら?それとも、どんな理由があれ自分を捨てた生みの親の方が今で育ててくれた育ての親よりも重要?
実際は実の親の所に行きたいとかじゃなく純粋に知りたいとかだったり家でどんな扱いなのかとかは分かりませんがミリアルカ視点から見ればこんな感想を抱くという感じです。実際魔術師の家に養子として引き取られたスペアの子ってあまりいい扱い受けなさそう。>>172
エモい……主従の掘り下げはFateの華よ……
>>174
私も読み返してて思ったんでそこの部分は魔術じゃなくて使い魔化の術式が仕込まれた巻物(スクロール)とか礼装ってことにしようかと思います
あと彼女自身の飛行も「メイン動力は降霊術による翼の具象化によるもの。使い魔の憑依(ポゼッション)や肉体的な器官の精製など本来は降霊術に高い適性を示す。本人の将来の夢は飛行魔術単体で自由に空を飛ぶこと」ってことにしようかなって考えてます
自分が偽物とわかっていても高みに浮かぶ本物(ほし)を追い求める系女子いいよね……いい……
飛行馬鹿なのはナンシーだけでランカスター家は黒魔術全般だから人に教えたり礼装を提供出来るほど精通してるわけじゃないので……
ナンシーが? 人に? 物を教える? ちょっと何言ってるか分からないですね……………()>>179
「ギュっとやったあと、パーっと浮いて、そのままシュバっと行くの!」とか擬音満載の感覚的な説明になりそうな子ですねえ(偏見)>>107
偶然かそうでないかは置いとくとしてジャック(仮)って名前が出てることにちょっとニヤニヤしてしまう私であった(「私は怪文書書いて寝落ちしました」という看板を手に持っている)
>>173
カシンチャンそもそも認識を改める機会があんまないというかほぼほぼそれが事実でいい状態なせいで「デフォの人間は俺より下」っていう基本意識あるからナ。怯えて逃げずに口答えができてようやくまともに人間として認識できるのナ。
>>176
エモいって言葉がどういう事なのか実はよくわかってないんだけど、これはエモいはずなのよ……
>>179
ちなみに主従テーマは「別に黄金ってわけでもないし実は別離ですらないんだけど人生経験としては大事な出会い」でしたよ
>>184
なんだかんだで親のことは好きですし、相手の親(ガチで悪いやつ)と勝手に重ねられて憐れまれればキレるのも多少はね?ナンシー「私の見た目はこんな感じだってよ! 可愛い! 私超可愛い!」
ジョセフ「なるほど、これはこれは。童顔というのも頷けますね」
ナンシー「やめろよ! 気にしてるんだからな!」
>>197
ジョセフ「ははは。私はしがない蝙蝠ですよ。だいたい、特に意味もなくアーサー王と瓜二つの顔を持つマルガレータ女王陛下だってこのスレにはいるじゃありませんか……って、私また王の話をしてますね」>>199
フィルニースは京介のとこに居る個体が『黒髪赤目褐色ケモ耳魔女』で飛鳥ちゃんのとこに居るのが『黒髪赤目褐色ギザ歯ロリメイド』と『黒髪赤目褐色片眼鏡ショタ執事』です。しかもこれらはフィルニースの成長に比例して増えていく。弄ろうと思えば黒髪赤目褐色の部分も変えられるぜよ。
>>200
エモいは、英語の「emotional(エモーショナル)」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本のスラング(俗語)、および若者言葉である。
Wikipediaより抜粋。要するに「良かったなぁ」とか「よくやった!」とスタンディングオベーションしたくなる様とかもエモいだと思うので殻を破って庇護対象からおもしれー女になったダイアナちゃんはエモい。レンタルサーヴァントページ、監獄長のがディックさんの折り畳みに被っちゃってディックさんのがそのまんま掲載されてるな
編集履歴遡れば戻せるとは思うけど(リレーというか第二回魔女の会はやりたいと思ってます)
(出来れば今週末あたり)
(私が主導していいならですけど)
(魔術師さん的にはどうかな)>>208
そこら辺は自分も含め、周りがフォローしたりアドバイスとかしていきますので…!
一緒に頑張っていけばよいのです。>>211
プルフラス「(ロゼ共々、近寄らないようにしよう……)」(というか魔女会やるなら早急にナンシーの魔術設定リテイクしないとじゃないか)
(あたしってほんとバカ)
(ついでにジョセフも詰めたろ)やれるかどうかわかんないけど設定だけ放出しておくよ誰か拾っておくれ
・舞台はとりあえず都会
・中途半端な術式で組まれた中途半端な聖杯戦争が開かれる
・サーヴァントの能力も制限されていて令呪を使わないと霊体化を解除できないし自我も奪われてしまっている
・サーヴァント数は七騎で敵三味方四くらい
・一日に使える令呪は三角、一画につき十分間だけ召喚が可能
こんなところだよ黒幕とか考えてないから雑なんだオリュンポス読み返してるけど、強大な敵に悪態をつかせる展開っていいよね……。
>>174
まずは先に唯名からの返答を。
唯名「それは外から僕の事情を知ってるから言えることだね。そして、その存在を求められたからそういうことを言える。確かに今の僕の親は、僕を引き取ってくれた養親だろう。だけどね、自分が本当は何者でどこの誰から生まれてどんな理由で捨てられたのか……僕はそれを知りたくて仕方がないんだ。本当の自分が分からないことほど気持ち悪いものもないからね。」
そんで扱いですけど、まあ良くはないですね
とはいえ元は養子として教会から引き取ったのもあるのでぞんざいには扱っていません、雑用やらはやたらとさせますが
ちなみに弟との関係は美綴姉弟を思い浮かべていただけると分かりやすいかと>>217
害虫駆除くらいの考えでかかってたら予想外の反撃を食らって相手への警戒度を引き上げるも勢い付いた相手にそのまま押し切られるとかとか。
>>218
まあミリアルカのように生みの親について興味無いって割り切れる人は少ないですよね。やっぱり知りたいって好奇心は湧くと思います。
良くはないけど悪くもないって感じですかね。唯名ちゃんが養子ってことを聞かなければそのまま実子のように扱ってたとも思いますし。あと雑用についても「お兄ちゃんだから(お姉ちゃんだから)」と言って色々頼まれるのはあるあるなので不自然にもならないラインかなぁ。
>>219
組織って程ではないですが蘭猫の師匠、宇轩くんのお爺さんが中華の暗部を取り仕切ってて手勢となる者を育成して各方面に傭兵として放ってたりはあります。4と5がいい感じに混ざってるわね……
>>215
(ありがたや)
(ではお言葉に甘えて)じ、自分を陽介だと思い込んでる一般ガソリンスタンド店員(謎比喩)ならいるけど……
前回(と言ってももう半年以上前だよ。月日の流れって怖いですね)ご好評の内に幕を閉じた魔女の会のお知らせです(第2夜にしたのは雰囲気的にそれっぽいかなっと思っただけで特に深い意味は無いです)(別に昼間って設定で開いてもいいと思うよ)
女性魔術師、女性魔術遣いをご制作の皆様へ。
皆様のキャラクターを交流させてみませんか?
・女性の魔術師であること
・普通に話ができる程度には友好的な人であること
これらの条件を満たしてくださるのであればどなたでも大歓迎です。
行うことはキャラクター間の他愛のない雑談、身の上相談、お互いの魔術談義など。ゴタゴタしたら軽めのケンカに発展してもいいでしょうし、そんなこともなくただただ会話劇でもいいと思います。
【最重要事項】
ただしここでキャラクターに得られた情報は、実際の聖杯戦争や大会には還元されないものとします。
今週末、土日のどちらか皆さんの都合のいい日に出来たらなと思います。
参加希望の方はこのレスに『何人か』『誰を参加させるか』を添えてご返信ください。アルカナを振り分けるならば夏美は愚者、ケーフェンヒラーは刑死者、螢は星のイメージ。
ちなみに一番好きなのはP5Rです。補足:『何人か』ってつけたのは「前回の形式(シンプルな会話劇)なら1人で複数動かすのも行けそう」って思ったためです。
1人1キャラクターであれだけ盛り上がったので、1人複数ならもっと盛り上がると思います(もちろん1キャラクターでの参加もOKです。『動かせるのなら』何人でもいいと思います)
司会は不肖ながら私作キャラクターのフレデリカ・ウェウェルスブルグ(→https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/フレデリカ・ウェウェルスブルグ)とナンシー・ランカスター(>>133〜)が務めさせて頂こうと思います。>>234
クトゥルー系後輩……一人いますね。登録してないけど。クルティエラ・リーフと言いましてね。なぜか思い浮かぶ次回予告。
しかも太陽の牙ダグラムのパロ。
アイマス架空戦記を見たのがまずかったのだろうか?
とりあえず、プロローグの次のお話の予告
(BGM:動乱)
ロード・エルメロイII世「英霊は揃った。総数は九騎。何かがおかしい。数が多い。聖杯大戦としては足りない。枠が中途半端に増えた理由は、黙り込む聖堂教会が知っている。一体何を狙っているのか? 訝しみながらも、それぞれの陣営は己の目的のため、戦場へと向かう。戦いはまだ先の話だ。次回『市街地にて』!」
ハダリー「Not even justice,I want get love and truth!!」
ロード・エルメロイII世「愛と真実は見えるか!?」
以上。
いつになったら本編書けるのやら。>>240
どうぞ。>>240
カモンうちの子魔術師パワーランキング(オールスター版)
・計測方法は強化込みのパンチの威力にて行う
・ジャスミンのみ自己操作を自己強化と同じものとして扱う
・その日のコンディションで多少前後し実戦では礼装等も加わる為あくまで目安である
1位、空野恋
2位、空野頼亜
3位、空野瞬
(パンチングマシーン破壊の壁)
4位、大鳳京介
5位、フィアナ&デクスター・バックヤード
6位、ミリアルカ・アーデルハイト
7位、ジャスミン・アドレーヌ
8位、玄上リンク
9位、朝倉夜々
10位大鳳飛鳥
(パンチングマシーンに残っていた一般人の最高記録)
11位、アルフレド・バックヤード
12位、ユージーン・バックヤード魔女集会行きたいけどなぁ…うちから出せそうなのミリンダしかいないし、時間帯に左右されちゃうから今回は見送ろうかな。次回があれば参加しようかなぁ(第二夜が始まってもないのに第3夜を期待する顔)
>>246
筋力+強化魔術のレベルですね。だからそれぞれ毛色が違うけど強化魔術に長けた空野姉弟達がTOP3を独占してる。上から過重強化、多重強化、瞬間強化です。魔女会か…
この前は加々見で参加しましたし、次に参加するとしたらマチルダか黒江ですかね
IF千早は会話が成り立つ成り立たないの次元じゃないし、ニキータは色々粗が多いし…魔女会、魔女会……
ダイアナちゃんってコミュ障だし、ここはもしかして別の子で参加した方がいい感じかなぁ……さて、誰にしようか話の途中だが夏イベの続きだ!
……………………短いですが、投下してもよろしいでしょうか……青くなったので投下いたします。以下連投失礼いたします。
五 異なる界の事、並に異なる己が事
外界を映すことのない暗窓たちが、代わる代わるに逃げ惑うフェリーぺを反射させている。無論フェリーぺにはそんなことになどかまけている暇も余裕もない。
鏡像無間地獄館にて、メンテーとはぐれてしまったフェリーぺは今、「カルデアではないカルデア」の「メンテー」から逃げている。訳も分からず、ただに。
音が聞こえる。靴の音。軽い靴の音。メンテーの靴の音。普段ならば心落ち着くその音が、今はとても忌々しく恐ろしい。脳の中で何度も何度も鳴りはためき、跫然と谺して、何人もの「メンテー・プルトランプ」が追いかけてきているように錯覚する。どれが本物なのか。そも、彼女はまだ追いかけてきているのか。何も解らない。だが、それでも走る。走らなければ、動かなければ、心中に巣食う恐怖心と疑心に心身が掌握されてしまう。
息を吸う。吐く。何気ない動作さえ、きちんと意識しなければまともに出来ない。施設内は真っ暗であるというのに、眩暈がする。膝がフェリーぺを笑っている。腕が泥水に纏わりつかれたように重い。己の身体の全器官が全機能を以て疲労を叫び、諦念を囁いてくる。
只管に、我武者羅に走った。今となってはこのカルデアに満ちている空気さえ猛毒だ。窓の一つ一つさえ盗撮機だ。フェリーぺを容赦なく嬲ってくる。
緩いコーナーを抜け、角を二つ曲がり、ずっと真っすぐにひた走る。ここを過ぎれば、管制室がある。もはや正常な思考にも限界が来ているフェリーぺにとって、現状を打開できると考えられる場はそこしかなかった。>>253
そして、そこに行くための最短で、且つフェリーぺだけが知っている、最近見つけた抜け道の最後の段階へ入っている。少なくともメンテーは知らない。人の気配のないこのカルデアなのだから、ここを突き抜ければ誰にも見つからずに安全を確保できる─────はず、だった。
管制室に繋がる、一つの無機的で簡素なデザインの扉。その前に、「フェリーぺ・ジョージ・デ・サントがいた」。このカルデアのメンテーと似たように、捻じれたり千切れたり切り取られたりした姿の、フェリーぺが、いた。
ふェ哩イぺ???「ど迂ヰウ//…ナ是?小万江ハ・居Re??」
言葉ではない言葉と共に、フェリーぺがフェリーぺに近づいてくる。ずちゃ、しぃが、という耳障りな音が、一歩進むごとに身体のどこからか聞こえてくる。逃げたい、逃げなければ。そう思っても、一度止めてしまった足は中々動いてくれない。
ふェ哩イぺ???「奈。ht6@/-小万江n畝χは、ツヅヰ丁ルndア奈」
なおもフェリーぺは話す。近づく。足は動かないというのに前傾姿勢を無理に取ろうとしたために、フェリーぺは尻もちを搗き、立ち上がるより前に、フェリーぺの上にフェリーぺが立った。フェリーぺがフェリーぺに顔を近づけていく、その間に、段々と、フェリーぺの言葉が、顔が変っていく。
ふェ哩ーぺ??「裏8mーn;;椎な…あゝ、とつてモ…」
フェ哩ーぺ?「奈ア。小万江、小前、お前」
フェリーぺ?「………………俺と、代わらないか?」>>254
思わず、目を見張った。フェリーぺに、自分に向けているフェリーぺの顔は、はじめ見た時の不気味の谷底にあるようなそれではなく─────鏡に映ったように、「自分にそっくりだったから」。
フェリーぺは笑っている。フェリーぺに、笑いかけている。吐き気が、吐き気と、薄灰色の何かが肚の奥からこみ上げてきて、ぐらりと力なく身体が斃れる。人気のない冷たい床に背が当たり、自然と後頭部が激突するのを避けるために頭を横に向ける。
窓があった。何も映さない窓に、何かが映っていた。二人のフェリーぺ。斃れたフェリーぺと、覆いかぶさるように立ち見下しているフェリーぺ。何から何までそのままで、違和感と半幻想的な酩酊に理性と感情と自我が溺れる。
一方はもう一方の鏡像に過ぎなかった。だが彼は、どっちがどうか忘れてしまった。
以上です。連投失礼いたしました。
本当はもうちょい長めだったけれど、話の流れを考えて分離。結果がこの短さです。その分インパクトは強めに。ご感想ご指摘くださると嬉しいですナンシー(>133)の魔術について調整・追記・あとサラッと魔術回路の上方修正しました
【魔術回路:質/量】A/B
【起源】浮遊(半覚醒)(無自覚)
【魔術・特殊技能・特性など】
箒を用いた飛行を徹底して研鑽しており、2つの推進力を併用することで安定した速度と高度の維持を追及している。
1つは、マナを箒の刷毛部分で『掃く』ことで推進力へ変えるというもの。
もう1つは、使い魔の肉体的な降霊による一時的な翼の生成である。
霊媒憑依(ポゼッション)の卓越した使い手で、霊薬をインクとして彫りこんだ背中の刺青を媒介として翼を具象化する。彼女の飛行は現状この翼頼みの部分が大きく、飛行魔術は1割〜2割程度しか行使出来ていない。
飛行速度はアベレージ110km/h、マックス147km/h。連続旋回(バレルターン)は17回が最高記録。
目下の目標は速度を150km/h、旋回回数を20の大台に乗せること。
あと、永遠の目標は体重を30キロ台に落とすこと。これはただのダイエットではなく、自己の身体を軽量化するため。
魔術師としては完全に特化型でガンドも使えなければ簡単な投影すらも高確率で失敗する。
ただし強化に関しては封印指定執行者のそれにも迫るが、あくまでも飛行中に限って発揮されるもの。要するに精神をトランスさせることによる副次効果、風や気温、飛来物から身を守るために本能的に行使しているだけで、自在には発揮出来ない。
量質共に高い魔術回路を持つが、本人が理論派ではなく感覚派なためいまいち使いこなせていない。
彼女はどこまでも空を飛ぶという行為に特化している。>>256
魔術の世界において飛行とは極めて難しいことと言われている。ナンシーはその常識を遥かに覆すような技量を持つが、それ自体は彼女のこれまでに積み重ねた努力の結晶である。
かのクランの猛犬の保有する呪いの朱槍を封印可能な魔術師と同等の魔術回路を持つ彼女がその全てを飛行に注ぎ込み、箒には1000年級の霊樹を用い、人化と意思疎通の可能な高位の使い魔を憑依させ、体重すらも削ぎ落とした結果この精度を発揮出来ているのである。
将来的な目標は、飛行魔術のみで空を自由に飛ぶこと。
……ちなみに、ここ最近は魔術によるものでも上昇気流などの物理的なものでもない『空を飛ぶ力』を感じているとか。
その正体は、彼女の起源が覚醒しつつあるため。彼女の起源が目覚めたその暁には、魔術すらも必要とせずに空を飛び回ることが出来るだろう。
その起源が『飛行』では無く『浮遊』な辺り、皮肉極まりないことなのだが。
【礼装・装備など】
『ショコラ』
樹齢1000年を超えるオークの木で作られた黒塗りの飛行用箒。超加速・急降下に耐えうる耐久性を持つナンシー自慢の一品。
『ジョセフ』(CV:鶴岡聡)
コウモリの使い魔。ダークアマゾンから送られてきた小包を猫の死骸と勘違いし、ウキウキで使い魔化の術式魔術書(スペルスクロール)を使ったら中身はコウモリでしたという経緯で生まれたもの。
燕尾服を着た人間体の肉体を持ち、ナンシーをお嬢様と呼んで公私共にサポートする。容姿端麗、眉目秀麗、従者の鑑のような人物だが、主に対してはやや慇懃無礼の気がある。
以上で……魔女会の参加表明がめっちゃ来てる
ちょっとまとめてきますね起源被りとかむっちゃするとは思うんですけどね。私んとこ沢山してるよ
犬神憑き猫又憑き化け狐憑き化け狸憑き蛇憑き蟲憑きetcetcの極東版被虐霊媒体質少女あ、そうだ。>>219に肯定の意が寄せられていたので「鉄格子の見える風景」(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E9%89%84%E6%A0%BC%E5%AD%90%E3%81%AE%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E9%A2%A8%E6%99%AF)のIFルートを書こうと思います。バグルートみたいなもんだけど比較的ハッピーなオチになるんじゃないかな。
大丈夫そうでしたら日付変わる頃あたりに載せにきますねー>>258
起源破り?起源被ってる公式、空の境界で割といないですか?
「虚無」二人以上いる気がするだから起源被りがダメなんじゃなくて起源被ると題材に対する扱いの上手さの差とか対比構造とか色々考えちゃってうああああってなるのが個人的にうあああなだけで駄目だとは言ってないんだってばちくしょうめ!!!!1!!
と、とりあえず……現時点での魔女会のまとめ投げますね……
日程:11/7(土) 夜から(Requiemさん提案)
参加予定:刹那・ガルドロットorポルカ・ドラニコル(Requiemさん)
黒鳥蘇芳(ドロテーアさん)
黒鳥蘇芳(IF)(ドロテーアさん)
中見唯名(ドロテーアさん)
マチルダ・カザンor黒江凪咲(火村さん)
キャラクター未確定(島術さん)
フレデリカ・ウェウェルスブルグ(猫の藩士)
ナンシー・ランカスター(猫の藩士)
参加希望:キャラクター未確定(ユージーンさん)
桃夢(あやかさん)
ミリンダ・クレイドル(イオンさん)
日時は土曜の夜で大丈夫ですか? あと参加希望の方はいつでもお声かけくださいね。当日の夕方くらいまではお待ちしてますので
>>247 イオンさんが主催してもええんやで。第3夜やるなら私ライムで参加しますよ>>274
たのんます。
桃夢が何点か点心を用意するかも。>>277
HEY HEY HEY!随分と騒がしい日だった。
鉄格子の外、曇りガラス越しにぼんやりと見える風景はいつもと変わらない。窓の外では普通の人間が、普通に日常を過ごしているのだろうと推測される喧騒もまたいつも通りだった。
ただ一つ「いつも通り」と違うのは、断続的に部屋の外–––––––窓とは反対側、分厚い扉の方からそれを貫通する勢いで聞こえてくる何かがぶつかる音だった。下の方から鈍く響いてくるだけだったそれは、段々と勢いを増しながらこちらに近づいてきているように感じる。
いつも来るような「客人」であれば、人目を忍んでこそこそと訪れるのだからこんなに派手に音をまき散らすはずもなく、故にこの状況は一般的に「非日常」とされるだろう自分の日常の中でも、とびきりの非日常であるらしい事は推測できた。
基本的に外についているだろう見張りに「何があったのか」と尋ねても、どうせ答えが返ってこない事はわかっている。仕方なく嫌な思い出しかないソファに膝を丸めてテレビの画面を眺めていると、ひときわ近い位置で悲鳴と銃声が響いた後、何かが床あるいは壁に叩きつけられる音が追随した。
しばらく逡巡した後に、部屋の端に近づいてみる。そっとドアに耳を当てて向こうの状況を伺うと、かつんかつんと靴底が床にぶつかる音が聞こえた。普段の「客」のものとは一致しない。……というか、仮に似通っていたとしても、普段の「客」が盛大な悲鳴を連れてやってくる事はまずないため、明確な異常事態が目前である事は明らかだった。
廊下を歩いていたその音が、ちょうど自分が耳を当てている扉の前であろう位置に止まる。……気づかれたのだろう、と、なんとなく直感した。>>279
「……English?廣東話?」
声からすると、若い女性のようだ。どうやら、理解できる言語を聞かれているようだった。しばらく考えた後、「一応、どちらでも。広東語の方が理解はできます」と声をあげる。すると、流暢な広東語で返事が返ってきた。
「あっそ。じゃ、ドアの直線上から離れな。出来るだけ遠くな」
言われた通りドアから離れて壁に背中を貼り付けた瞬間––––––厳重な鍵がかけられているはずの重厚な扉が、目の前で勢いよく吹き飛んだ。
足元に響く金属音に我に返ると、足元に先ほどまで鍵であっただろうものが転がっている。
薄暗かった部屋に扉と一緒に粉砕された壁の成れの果てであろう土埃のようなものと光がなだれ込んでくると共に、視界の隅、扉の方で滑らかな黒髪がさらりと揺れるのが見えた。
「ねいほー。コイツが言ってた『組織秘蔵のとびっきりの上物』って、お前のことで合ってる?」
ぐったりとした見覚えのある男(確か、ここの警備に回されている下っ端のチンピラだったはずだ)の首根っこを掴み上げたままこちらを見下ろす紅い瞳に、静かに首肯することで返事とする。
「あっそ。俺これからその組織潰そうと思うんだけど、お前どうする?」
※ ※ ※>>280
片手に大きな鞄をぶら下げた女性が、目の前を軽やかな足取りで歩いていく。もう片方の手に激しくぶん殴られて気絶したと思わしきチンピラを引きずっていなければ、まるでテレビのニュースで見た事のあるファッションショーのような光景だと思う事だろう。
「……あの」
「この鞄か?この建物けっこういいモンも置いてるからな。爆発させる前に回収しとかねーと損失甚大じゃん?……ったくあいつら『こっちはどうでもいいから回収したいなら自分で行け』って、時間外労働じゃあねーかよ手当を寄越せよなァ」
「………そうじゃなくてですね」これだから芸術のわからんチンピラは、と何かを愚痴りだした相手に対し、慌てて質問の訂正を重ねる。「組織を潰す、って何がどうなって」
「……何?潰して欲しくないか?」
「いえ、全然。どうぞ盛大に」
女性はしばらく考え込むように首を傾けた後に、「いや、あのボスの野郎が報酬ケチって誤魔化しやがったから、とりあえず潰そうと思って。対立してる組織ん所根回ししたんだよな」と軽く呟いた。
いや、その理屈はおかしい。
「………報酬をケチったから、ですか」
「万死に値するよな」と、こちらの意図しているところを全く理解していない調子で女性が鼻を鳴らした。「取引の公正さも保てんやつに組織が保てると思うなよってな。………あ、もしかして悪と戦う正義の組織とかそういうの期待してたか?まだ子供だもんな。悪いが、うちにそういうサービスはないから諦めてもらおう」
そこまで言ったところで、ちょうどビルの裏口に差し掛かる。今まで想定したどんな案よりも簡単に目の前に開かれた外への道をぼうっと見つめながら「……これから、僕はどうなるんですか」と尋ねると、「え、知らないが?」と答えが返ってきた。
「お前が外に出たいって言ったから外に出しただけだぞ」>>281
まともな答えを催促するように見上げてみても、どうやら相手ははぐらかしているわけでもなく大真面目であるらしい。仕方がない、とため息をついた後もう一度口を開くことにした。
「……僕のような者に適切である行き場所はどこだと思いますか」
「えー、行き場所、行き場所なぁ」女性がフクロウのように首を傾げる。「………えっと、なんだったかな。要は身寄りも後ろ盾もない特異体質の奴が行けるとこって話だろう?んー、つっても俺が思いつくぐらい関わってる所なんてロクなとこねーしなァ。……東洋人のガキだとネオナチ崩れのとこは危ないし……手近なとこだとKGB崩れで協会とかに協力してる組織とかあったよな。そっちの方が安全か……ん、あとなんかの施設が生まれ変わった、組織とかあったような。なんか蜂みたいな名前の……ああちくしょう、最近どこもかしこも政権とか組織形態とか変えすぎなんだっての……ああ、そうだ。そういや普通じゃない奴集めてる児童養護施設だったら知り合いが持ってるわ。なんとなく頼りたかねーが。……あ!それこそ中華圏なら『人材斡旋業』の若造知ってるぜ。そういうとことか行けばいいんじゃねェの?知らんけど」
「では、僕をそのどこかに売りつけてください。どこでもいいので、一番高く買ってくれるところに」
「……慈善事業はやってねェぞ」と、女性の目がすっと細められる。きっと自分の年頃の普通の子供ならば震え上がってしまうのだろう、とは思ったが、普段向けられていた目線に比べれば厭らしい色がないだけ余程マシだった。
「だから、売ってくださいと言っているではありませんか。なんなら、潰すのに便利かもしれない組織幹部についての情報も提供します。それでも足りないのでしたら、別の方法を考えますが」
「……情報の確度は?」
「本人から聞きました。こちらのことを馬鹿だと思っているもので、少し乗せてやるだけで隠し財産の話とかベラベラ喋るんです」
「ふーん。じゃ、まぁ、いいか」
裏路地の隅にチンピラを投げた女性が、そのままその腕でこちらを掴んで大通りの方に引っ張り始める。
「……どこへ?」
「や、今からあのビルが不幸にも不審火で焼ける予定だからさ。混乱が保つ間に、外国人が多いエリアまで出て紛れねーと。ガキ連れは警察とかめんどい。とりあえず俺が連れてけるとこまで連れてくから、どこが一番好条件かっつー話は帰った後な」>>282
手を引かれるままにして進んでいくと、周りを聞き慣れない言語が飛び交い始める。見ると、どうやら観光客が買い物に出てきているようだった。
周りをキョロキョロと見渡し始めたこちらを不審に思ったのか、女性がこちらを振り返って「なんだ?」と首を傾げた。
「…………いえ。」慌てて首を振り、やや早足で女性のペースに合わせた。「久しぶりに見るなぁと思ったんです、空」
……以上です。
理不尽な不幸には理不尽一人RTA人間をぶつけるんやで!!!……というのは冗談にしても、自力脱出を敢行するまでならまだ人を手にかけてもないし取り返しつく可能性はあるんですよっていう話をね?説明で書くのが面倒だから作例としてss書いたわ。突貫だから荒くてごめんね。ところでウィッカとかネオペイガニズムってタイプムーンの魔術に入るのだろうか……
現代魔術?>>284
あらぁ~。可愛い。笑顔が良いですね!保存しとこう…!なおこの後については挙げた組織のどっかに押し付けられるんでも「結局どこもしっくりこないし、眼の使い方とかはこいつに教わればいいか」で人形師の弟子が一人多くなる世界線でもいいんじゃないかな(てきとう)(バグルートだし)
>>285
残念ながら売り飛ばされる以前の分岐を作るためには「両親が金欲しさに息子を売るくそやろーでない」「魔眼を持ってない」の両条件を満たす必要があるというROM改造生誕ガチャ必須案件なので、それはさすがに無理ですね……
>>286
奴は根本的にコミュ障だから、質問が曖昧だとどう答えればいいのかわかんないのよね
>>289
一人殺ったらもうあとは何人殺ろうが同じじゃけえの……(隣にいる火事場泥棒は両手で足らん数殺ってるけど平然としていることから目をそらしつつ)>>290
オルフェノクにいたねぇ、その要領でタガを外せた人。>1人殺ったら>>289
ローザが偶然の積み重ねによって生まれた「人間では再現不可能な天上の美」を主軸に
同じく創造科のシャフリヤーナを必然の連鎖反応で生まれた「人間は再現を忌避する堕天の美」を主軸に
それと同時並行でディア・アルフォンソとジャメル・ルルーシュの性格掘り下げも進めている最中
「誰にも触れられたくない」のに「誰もを心から愛している」という光の極致なディア
「誰かに触れ手を繋ぎたい」のに「誰もを心から嫌っている」という闇の極致なジャメル
この相反する二つの心をそれぞれ持っている二人をしっかり成立させることが目下の目標です>>295
うーむ、なるほど……ありがとうございます~創造科の二人が「美」を主軸に置いてるのもあってイゼルマの復習をしておかなきゃいけないから今ガサゴソ探してるのが現状。なんだったかなー?
「美しいものを見ると美しくなる」の類感魔術の類の性質で美しさを高め合う、っていうところはその効果は一緒になってしまうわね(過程や対象が異なる)メレクがアサシン陣営と手を組むのは確定しているけど、下手するとアサシンがアルマソフィア家を密室ひき逃げでジェノサイドしかねないし、そうなったら手を組むどころではないし。
ウーム……。>>302
了解です。
となると、メレクの両親を始末するってのは無しか。
まあ、召喚予定のアーチャーはそういうシリアルキラー系じゃないし、驚かせる程度にしとこう。>>300
死んだんじゃないの〜?
……という軽口は置いといて、これまで書いたssでは「探したけど見つかんなかったから探すのやめた」って設定で統一してるし、もし仮に生きて出てきたとしても多分殺るんで死亡でいいんじゃないでしょうか。裏社会と繋がりのある呑んだくれ推定ギャンブル中毒が長生きできるかというと……うん……
>>301
「正式に選定して養子に出したと思ったら実は養子先がハズレだった」とかなら養子先変えればなんとかなる話なんですが、この場合親元に残ってもロクなことにならんし連れてかれる先がまともである可能性も低いからね……この場合売られる以前からのハッピールート繋げるなら「見かねた近所の誰かが児童相談所的なサムウェアに通報した」が一番スマートかもしれないっす、はい。>>304
ありがとうございます。そういえば証亜半月も今回の李くんみたいな感じで野紀社長が一族から救出してくれたんだよなぁと
それが偶然かはたまた計画通りなのかは本人のみぞ知るなおこの展開にぶち込んでくる人選を対象Sにしたのは「うち若い子が多すぎて他にちょうどいい時期に黒社会的アレにカチコミ仕掛けてくれそうな人いない」「突発ssで他の人のキャラ借りるのも申し訳ないしな……」と「でも西行さん自分の境遇から考えて大人に虐められてる子供には割と優しいから、多分この状況だったら見捨てはしない」の三身合体が原因なので、要は例の支配構造に「うるせ〜!!しらね〜!!」してくれる人なら誰でもいいはずだよ
多分所感で言えば、この後他の「ペット」を色んな組織に売り込んで上手いこと押し付けるっていう慣れない業務に追われてるうちに西行さんがいっぱいいっぱいになって、なんやかんやで零央くんに独立した兄弟子が一人いる時空になる>>307
半月「……(感謝はしているがそれはそれとして、敏腕具合や術に関するアドバイス具合からナニカが人間に化けてる類の存在だろ、という疑惑の眼つき)」
そういえば、裏ページで以前話していたインド鯖が出来ました~(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%80)>>310
きゃあー!!ナラシンハよー!!(アヴァターラ推し)
親父さんと仲良くしてみたいっていうのいいよね
>>311
だから野紀的には「協会が対策を立てようとした頃には手遅れになって手出しできなくなったスクラディオファミリー」の例にあやかるか「その前に迅速に対策を立てられて潰されるか」のどっちかだろうなぁ、って思って知らんふりしてる
「私の目的を害そうとしなければ別に一切関係ありませんからね。パワーイズジャスティス。ええ、それも良いかと」
それで思い出したけどアメリカは協会の手があまり及んでないらしいですね(だからスクラディオ以下略が肥大化したあとに排除をすることが出来なかった)
中国とか、アジア系統もそこまで手は及んではいなさそうな気はしますがどうなのだろうか……言うて高円寺ィも「この世界に人様の親と妹殺戮しといて法で裁くこともろくに出来ないような不可思議がいる状況で知らん顔して暮らしているのは無理。せめて知れる事は知って安心を得たいし仇取れるもんなら取りたい」っていう割と「大人に絶望したから」に近い理由でそん時一番近くにいた「助けてくれる大人」だった西行さんに弟子にしろって言ったわけだし……
……なんだあいつ全自動困ってる子供助け装置か?まさかこの後四人目以降が湧いたりするわけじゃあるまいな?………湧くかもな。なんだこれラブデスター?……いや別にもし湧かしたい人がいるなら湧かしてもいいけど。昨日投下したSSで、墓を触媒としたから、ある程度他の鯖の触媒も考えてみた。
バーサーカー:生前の住処だった思われる栃木県の長岡百穴古墳
アーチャー:自宅内の印刷所で使用されていた、自著の印刷用原版
アサシン:1938年に発行された、数十ページもあるカタログ
アルターエゴ:エジソンが秘匿していた未発表の設計図とまあ、寝る。
おやすみ~。そういえば、とふと思う
亥蘇は何でこんな人気なんだろうか?、と……
いや実際どういうところで人気が出てるのかなんとなくは分かるけど、こう、言葉にしづらいというかね?(ビールの空き缶が触媒になる戦乙女がいるらしい)
一体誰やろなあ(棒読み)>>328
性別は違えど抱いてる感情はウェイバー→イスカンダルのそれと全く同じですからね……()>>330
くそ強史実系魔術師ならC.R.C(クリスティアン・ローゼンクロイツ)とかですかね?
薔薇十字はネタ抱えてるので出来なくはありませんが、多分自分がやると鯖じゃなくて高位存在に進化した存命の本人になると思います>>330
うちんとこだと黒魔術師のヴォワザンは史実ですねぇ>>334
ホワイトグリントみたいなキャスターになるんです?
ニコラ・フラメルは二人で一組の夫婦キャスター!とか考えて平教経と被ったので没にした思い出続きものの一話は一度に書けた文量を出すではなく流れで出す。中納言さん学んだ!(初歩的なこと過ぎる)
皆さんご感想ありがとうございます、励みになります。
>>261
やはり鏡を使った以上はやっておかねば示しがつきませんからね。むしろこれをしたいがために鏡を取り入れてたり…
>>266
まだ続くんですよね、これが…鏡を主体としてるのでそう言っていただけると嬉しいです。
>>269
序盤に良い思いさせましたから…禍福は糾える縄の如し。でんぐり廻ってやってきたんですよ(畜生面)
>>272
主催者がホラー文化の創始者ですから…演出もそれに恥じないようにと務めました。ので、そういっていただけると冥利に尽きるってもんです。
>>276
夜聞くのと朝聞くの、どっちのがマジなんでしょうね…怪談話はまだ終わりませんが。>>330
うちだと役小角が史実が魔術師のサーヴァントですね。修験道の開祖で天狗とも言われてるし、神様を締め上げてこき使ったり、鬼神を従えたりと強いですよあれは。>>331
お気に召したようで何よりです。前髪がアスクレピオスを少し意識したら自然と長くなって目隠れになり、三つ編みはライオンさんがヒュギエイアを作っていた時に毎回それだったので、こうなりました。
足は強調できるように丸出し。エウロペがパンツ丸出しなんだから良いかなって……。>>267
やりたいな…三鳥嬢で参加したいな…
あと、ナンシーさん拝見させていただきました。いかにも魔女っ娘って感じのする明るい人ですね!飛行は誰しもが一度は憧れるもの。私だってそうだもん()
ジョセフさんも経緯にあるダークアマゾンなるものが大変気になりますが、ナンシーさんと良い感じに凸凹コンビになっていて見ていてほっこりしますね。CV鶴岡さんのイケメン執事とか完璧すぎか…
個人的に、性格や飛行特化といったところから『魔法少女育成計画』のトップスピードというキャラを思い出しました。
>>328
ジュッッッ(焼死する音)
いやね、急に、そういうの、いけないと、思うんですよ、えぇ…!均整の取れた肢体…メカクレ…流れる髪…格調ばった雰囲気を和ます頭頂のアホ毛…マジBello…ありがとうございます…良ければ、進んでください…
>>330
うちのストックに生前魔術師はいますね。型月でもトップクラスの厄ネタを自分的に解釈したものですがへぇい、一日中寝続けてたら生活リズムが滅茶苦茶になっていつ寝たらいいのか分からなくなったユージーンでぇす。
>>339
最近それが思い出せなくて苦悩してるんですよねぇ。自分はどうやってssを書いてたんだっけ……って>>341
焼かれないで!?
了解です、このまま色塗りに入ります~【魔女会第2夜のご連絡】
日程:11/7(土)or11/8(日) 夜から
参加予定:刹那・ガルドロットorポルカ・ドラニコル(Requiemさん)
黒鳥蘇芳(ドロテーアさん)
黒鳥蘇芳(IF)(ドロテーアさん)
中見唯名(ドロテーアさん)
マチルダ・カザンor黒江凪咲(火村さん)
キャラクター未確定(島術さん)
月咋 三鳥(納言さん)
フレデリカ・ウェウェルスブルグ(猫の藩士)
ナンシー・ランカスター(猫の藩士)
参加希望:キャラクター未確定(ユージーンさん)
桃夢(あやかさん)
ミリンダ・クレイドル(イオンさん)
現状はこんな感じです。
何日がいいかとか何時がいいかとか参加希望の表明などまだまだ募集しております、
あと、登場キャラクターについては参加者全員が把握出来た方が円滑に進むと思うので、ドロテーアさんは中見唯名さんの登録をお願いします。>>267
興味はありますが前回夏美で参加させてもらったし、絶賛スランプぼろぼろ中なので……
ナンシー読みました。特化型というか極振りな設定が面白いです。性格も話を進める際には活躍しそうだと思いました。>>339
音楽を、聴く、事…?いや、それであんまりスイッチはいらないわ…。ん~、なんだろ。
あ~でも、シチュエーションをしっかり想像してから書く、ぐらいはするかな?>>341
参加表明ありがとうございます!
魔女っ子いいよね……術エリちゃん復刻待ってるよ……
ダークアマゾンは橙子さんが物品を仕入れている流通組織にございます。ジョセフとナンシー、私も書いてて楽しいのでそう言っていただけて嬉しいです
ほうほう、トップスピードトップスピード……髪型以外外見がめちゃくちゃ被ってる……!!!!>>339
ビビッと電波が走った時に書き溜めしますね。きのこ語録を読んだ時とか、他の作家の文章を読んだりとか、仕事中にとか結構あります。>>344
皆さんの都合が付くなら土曜日でOKですよ、といっておきます。
まあ、都合かなければ日曜日でも問題はありませんが。ただいま、アサシン陣営の召喚シーンを執筆中。
WIKI内のSS探しても詳細分からなかったので、達龍宅の様式や間取りなどはこちらのオリジナルとなっております。(吐血>>344
体調もだいぶ良くなったし参加したいでござる。それより誰で出るかが悩む。飛鳥ちゃんは前に出したから今度は別のキャラにしたいけどジャスミンはこういう集会に出れるような性格じゃない。つまり必然的に恋姉になるけどこれ魔術使いでもいいんだよな…うむむ。>>344
うーん……黒江かマチルダで悩みましたが、やはりここは現役で張ってる分黒江にしておきます
参加日は可能であれば日曜の夜で
他の皆さんや猫さんが無理でしたら土曜でも大丈夫です>>339
心構えとは違うと思うのですけれど、自分の場合は何も考えなくていい時間に頭の中で動く映像を文に落とし込んでるので目の前にタスクが積まれてると指が動かなくなります
なんで前準備というのならとにかく『リアル側のタスク処理』に尽きますね……とりあえず中見唯名の登録とレンタルキャラのマスターだけ編集終わりー。
あとハロウィンssも追加しました、怪奇譚もしくは検索で『人造人狼と古式給仕の収穫祭』(鉤括弧は外してね!)すれば出てくるよ!先ほどはライオンさん=リョナSSっぽいイメージな申し訳ねぇ事を口走ってしまいましたが、自分はライオンさんが書くカッコイイSSも好きです。
リョナラーは一定の数がいるイメージですね私は。因みに、私は含まれておりません。健全が大好きですからね!
そういや、グロい絵は何処まで許されるのだろうか……?
FGOのシナリオで公開された(負傷して真っ赤になったキャラの立ち絵)程度?まあコープスパーティとか大丈夫な人はグロ耐性あるでしょう。
最後の最後でアサシンがシリアスブレイクかましたけど、アサシンの召喚シーンが完成した。
予約がないなら投下するけど?車庫にはこの日のためにと、何かと気の効く部下が作ってくれた『魔方陣を書いた巨大ボード』が置かれている。
魔方陣作成と掃除の手間を省くため(使用後は分解して燃えるゴ ミの日にゴ ミ捨て場へ投棄)らしい。
血液銀行の職員を買収して入手した、保存期間超過の輸血パックから取り出した人血で魔方陣が書かれており、作った部下の気遣いが伺える。>>385
「……ここは英語圏かしら? それはそうと、召喚してくれたのはあなた? だとしたらサーヴァント、アサシン。縁を感じ取りあなたの目の前に現れました。お見知りおきを」(※英語で喋っています)
「人の姿? それにアサシン!? ライダーでは!?」
「これは失敬。私、世界記録更新を『暗殺』と判断されてアサシンの適正を得ましたので」(※英語で喋っています)
驚愕・困惑する青年の反応を見て、仔細を手短に説明するアサシン。
それを聞いて完全ではないが納得した青年。
「暗殺者(ヒットマン)ではなく暗殺車(ヒットカー)というわけですか……。しかし、人殺しだけが『暗殺』にあらず、とはね。ある意味恐れ入りましたよ」
「反応に困るのもむべなるかな。では勝ち残りましょう。魔力の消費は激しいけれど私の宝具なら、楽勝楽勝」(※英語で喋っています)
魔方陣が書かれた巨大ボードから出て、アサシンは自らの力の一端を見せる。
すぐ背後で自動車のエンジンが起動する音を複数聞いた青年は、慌てて振り向く。
いつの間にか、何台もの『とある自動車』が背後にいたのだ。>>386
「宝具はもっと凄いわよ?」(※英語で喋っています)
「それなら問題はありません。気が変わりました。これは優勝を目指さないと。自己紹介しておきましょう。僕は李達龍(リー・タールン)。オリヴァー・リーでもかまいません」
このアサシンなら勝てると確信した青年――李達龍――は頭の中で描いていた当初の予定を『優勝』に変更。
アサシンに対して自己紹介した。
それに対し、アサシンもお淑やかに自己紹介で返す。
「ならば私もフルネームを名乗るべきね。クラウディア・フォルクスヴァーゲン。真名ではないけど、それが私の名前よ」(※英語で喋っています)
「いいでしょう。明日になったら日本への渡航準備をすぐに始めますよ、アサシン。戦場は日本、福岡県です」
「ご命令とあれば。ところでマスター。あなたは日本語ができます?」(※英語で喋っています)
アサシンからの何気ない質問。
それに対する達龍の返答は分かりやすくも素っ気無い。>>387
「標準語ぐらいしか出来ませんが」
「そう。それなら、二人きりん時は英語ば使うた方がよかと?」
いきなり日本語で喋りだすアサシン。
だが、達龍としてはアサシンが使っている、標準語とはかなり違う日本語に驚いて、唐突さに戸惑っている場合ではなかった。
「………………アサシン。日本のどこの訛りですかそれは?」
「博多弁ちゅう、福岡県の方言の一つばい。れっきとした日本語の一種たい」
「貴方、ドイツ車ですよね。何がどうなったら日本語がそれになるのですか?」
「死 んでしもうた後でアニメや特撮に夢中になった海賊とかおるような魔窟よ? 英霊の座は。海賊連中の有様と比べたら、うちん博多弁なんて純然たるチャームポイントばい」
「説明になっていません。しかもチャームポイントがゲシュタルト崩壊するでしょう! そもそも何ですか! 緊張感が一瞬で崩壊したこの状況は!? ……まあ、喚くだけ無駄ですね。アサシン、ここはまだ香港です。英語で話しなさい。日本に渡航してから、二人きりの時でも」
「それはもう、仰せのままに」(※英語で喋っています)投下したので寝ます。
それでは。誰もいないので暴露……私のイラストを見た方々がもう分かっているかもしれませんが、実は私────太眉萌えなんです。
ぐ、うおおおおおお書きたいと願った人肉シチュうまくいかないぞおおおお
1受肉したヒュギエイアの切り取られたパーツを知らずにぐだが食べちゃう
2狂ったヒュギエイアが異聞帯の人間達で人間牧場使ってその肉を知らずにぐだが食べちゃう
の2通り作ろうとしたけど無理だこれえ〜諦めて健全に生きます>>396
んでもなんかピンと来なくて話がリンクしねえ!くそぁ!のあとに「そもそも長々とやるくらいならこの流れ自体難しくね?」というわけでして特異点SS投げたいけどこれ40レスぐらい消費しちゃうな……(とりあえず長くなるんで先に投下したい人いたら待ちます)
30分経ったし投下しますね
ぐれお、第伍特異点です『五番目の特異点は1519年の欧州。年代でいえばコンキスタドールが猛威を振るい、かの航海者 フェルディナンド・マゼランが航海に出た時代だが……』
「ふん、レオナルドの奴の没年も確かそうだったな……」
ミケランジェロにも思うところがあるのか、小声で呟く
『あぁ、そして同じ年に没した欧州人にはもう一人大物がいる……神聖ローマ皇帝にしてハプスブルク家の最盛期を築き上げた、大帝・マクシミリアン一世……正に人類史に関わるビッグネームだ』
「ってことはマクシミリアン大帝と神聖ローマ帝国が今回の特異点に関わってくるっていうのか?」
『断言は出来ないがな……とはいえ事前に身構えておいた方がいいだろう』
ナウマンの忠告を受け、フェリーペとメンテーは第伍特異点へと発つ。
──アンサモンプログラム スタート。 霊子変換を開始します。
レイシフト開始まであと3.2.1……
全行程 完了(クリア) グランドオーダー 実証を開始します──>>402
◇
特異点に辿り着いたカルデア一行が見たのは苛烈な戦場だった。
『これは……確かにマクシミリアン大帝の時代は神聖ローマ帝国とフランス王国をはじめとした国家がイタリアを巡って争っていたとされるが……』
「後輩、向こうから誰か来るぞ……」
メンテーの示した方を見ると槍や両手剣で武装し、派手な衣装を着た集団が迫っていた。
『敵性反応(エネミー)だ!アレはランツクネヒト……マクシミリアン大帝が組織したっていう傭兵集団だ。やはりこの特異点には大帝が関わってるのか……?』
「くし、も……」「くしろ、もく……」
青ざめた顔で正気を失っているようにうわ言の繰り返す傭兵達(ランツクネヒト)
「「黙示録、黙示録もしくくしもしもくくもしもしくくしも!!」」」
叫びながら襲い来る傭兵。メンテーは盾を構える。
「センパイ!」「あぁ、下がっていろ!戦闘開始だ!」
「くっ……数が多すぎる!」
メンテーと傭兵達の戦闘。サーヴァントとはいえ一人で複数人の傭兵を相手にするのは厳しい。
──流麗、彼女に協力しましょう……!
──御意。
そんな時、鈴がなるような美しい声と共に、“何か”がメンテーと傭兵の元へと伸びてきて……傭兵の首を刎ね飛ばした。>>403
「なんだ……今のは一体……?」
『気をつけろ、サーヴァントの反応。それも二騎だ……!』
ナウマンからの通達にフェリーペとメンテーは身構えるが……
「待ってください。敵意はないのです……流麗も姿を見せてあげて」 「……はい」
そう告げて現れたのは華美な衣装に身を纏った高貴な女性とそれとは正反対の黒衣を身に纏う人物だ。
「アンタ達は……?」
「はじめまして。私はアーチャー:マリー・ド・ブルゴーニュ。そして彼女は……」
「…………アサシン、ハサン・サッバーハ。」
『マリー・ド・ブルゴーニュだって……!?その名は確かマクシミリアン大帝の……』
「はい。マクシミリアン一世の妻……ハプスブルク家の王妃、それが私です」
第伍特異点 蒼極光黙示録 ハプスブルク>>405
『それで、そのマクシミリアン大帝のお妃様がなんでその二人を助けた?目的は?』
「? 襲われている方がいれば助けるのは人として当然でしょう?」
ナウマンの問いかけに、さも当然のように告げるマリー。
特異点の、危機的状況にありながらかなり普遍的な善良さを持つ人物ではあるようだ。
「ナウマンの質問が悪かったな。はじめましてマリー王妃、私はメンテー・プルトランプ。こっちは後輩でマスターであるフェリーペ。」
「丁寧にどうもありがとう。メンテーとフェリーペね、よろしく」
先程のやり取りでマリーの善性に信頼をおいたためか、メンテーは自分達の素性を明かした上で、マリーへと聞き込みをはじめた。
「私達はこの時代から遥か未来のカルデアという機関からこの時代における特異点と呼ばれる異常を調査しにきたんだが……何か知っていることはないか?」
すると、マリーは何か思い詰めたような表情を浮かべた後に口を開いた。
「異常、そうね……心当たりはあるわ。まず一つは……大帝の遺体が“消失”してしまったこと」
マリーが言うには現界した直後、召喚された目的も行く宛ても分からなかった彼女がとりあえず向かった聖ゲオルク教会には、埋葬されたはずのマクシミリアン大帝の気配が見受けられなかったという話だ。
「中世最後の騎士、神聖ローマ皇帝の遺体か……死霊魔術師ならば利用するというのも考えられなくはないな……」
「そして、それから先程のランツクネヒトと四騎のサーヴァント達が欧州に現れ……国家を問わずあらゆるモノを蹂躙したこと」
本来はイタリアを巡る争いがあったはずの時代、そこに現れた『終末の騎士』は欧州諸国との全面戦争が起こり、その結果として欧州全体が大打撃を受けるカタチとなった。
「『終末の騎士』……ヨハネの黙示録のアレか……」
「支配、戦争、飢餓、死を司る、魔術世界では概念的な存在だと認識されているが……」>>407
その話も流麗から聞いたのだけれどね、とマリーは付け加える。
「王妃はその四騎士を見ていないのか?」
「えぇ、話に聞いただけ。欧州を防衛する英霊についても、直接話せたことはないわ。『終末の騎士』がランツクネヒトを使役している。だからこそ、私を警戒しているの」
それはファーストコンタクトでナウマンが警戒していたのと同様……つまり今回の事態にマクシミリアン大帝が関わっていると考えているのだろう。
「王妃、貴女はどう考えているんだ……?今回の件にマクシミリアン一世が関わっていると思いますか?」
メンテーの問いかけにマリーはしばらく沈黙してから応える。
「大帝は……とても高潔で、だからこそ『中世最後の騎士』と呼ばれていた御方。無益な虐殺を行うようなことは考えられません。もし誰かが大帝を利用しているならば、私は真実を突き止めて、大帝の遺体を元の場所に弔いたい……そう考えています」
故にカルデアの力を借りたい、とマリーは訴えてきた。
「もちろん、こちらとしても王妃とアサシンの力を借りることが出来れば、心強いよ」
現地を知る者の力を借りたいカルデアとしても断る理由はなく、フェリーペとメンテーは二騎のサーヴァントを受け入れた。>>408
「ひとまずは前線のサーヴァント達と合流しましょう。私と流麗だけでは流麗にかかる負担が大きすぎるために、交渉のテーブルにも立てませんでしたが……フェリーペとメンテーがいる今ならば、可能でしょう」
前線で戦う『欧州連合軍』。複数のサーヴァントが集結した彼らならばより今回の事態の核心に迫れるのではないか、とマリーは提案した。
彼女はサーヴァントとしての最低限の能力はあるものの戦闘向きではない。
そのため、他の英霊との戦闘にもつれ込んでしまう可能性のある交渉を躊躇っていたのだが……カルデアの助力を得て、踏み出す決心をしたようだ。
『しかし、神聖ローマ皇帝の妃が山の翁を従えるとはな。大したカリスマだな。』
山の翁、暗殺教団は本来であれば十字軍等で欧州諸国と対立していたが、暗殺教団の頭目たる流麗を味方につけられたのはマリーの気性故だろう。
しかし、マリーはそれを否定した。>>409
「いいえ、流麗はもともと他者に親切なのよ。私が非力なばかりに頼ってしまいがちだけれど、私と流麗は対等な友人よ。ねぇ?」
「…………それは、あまりにも恐れ多い。」
いきなり話を振られてほとんど無言を貫いていた流麗は困った様子だった。
「そうね、私程度の力で流麗と対等なんて烏滸がましいわよね……」
「……ッ!?そういうわけでは……!」
「フフっ、冗談だわ。でも、少しは自分を卑下しないようにしないとね。」
マリーの言葉に動揺した流麗があたふたし、マリーはそれを見て冗談めかして笑う。
特異点ではじめて出逢ったというが、既に良好な関係を築いているあたりはやはり領国内で愛された彼女のオーラのなせる技か。
「──ッ!王妃、カルデアの方々!警戒を……」
和やかな雰囲気の中、流麗が声音を変えて一行に注意を促す。
「あれは……?」
流麗の視線の先を追うと、そこには積み上げられた兵士達の亡骸、死屍累々の様相が広がっていた。
屍の山の傍には一人の男が立っている。
鞘に収まらず妖しげな輝きを放つ黒剣を片手に携え、兵士の血でその浅黒い肌を濡らす巨剣士。
「恐らくは『血塗られた騎士(レッドライダー)』。こんなところでで出会すとは……」
単騎でサーヴァントを含む欧州諸国の軍を圧倒したサーヴァント、得物からして最優のセイバークラス。
三騎士のサーヴァントを抱えているとはいえ、相手にしたくない強敵だが……。
「綺麗どころが揃ってるようだが……武勇の方はどれほどかねぇ……」
剣士が一行を睨みつける。フェリーペ達の周りには刻印が刻まれた石が転がり回っていた。>>410
「索敵のルーンか!見つかった以上仕方ない!私が前衛を務める。流麗は後方から支援を!」「了解しました。フェリーペ殿、王妃……どうか、穢れた我が身を見ないでください……」
メンテーが盾を取り出し、流麗も気配遮断を用いて姿を消し、臨戦態勢を取る。
「さぁ、せいぜい俺を楽しませてくれよ?」
『血塗られた騎士』は狂笑を浮かべながら、それに応じる。
◇
「オイオイ、いくらなんでも脆すぎるな」
「くぅ……コイツ、強すぎるッ!」
剣士はメンテーの盾、流麗の奇襲をものともせず、卓越した剣技のみを用て圧倒していた。
「こうなったら令呪を……」
フェリーペは状況を打破するため、令呪の使用を考えるが……
「いえ、此処で令呪を使うのは悪手ですね」
その瞬間、背後から声と“矢”が飛んできた。
新手の攻撃かと思い、身を竦めたフェリーペだったが、矢はフェリーペを素通りして剣士に向かっていく。
剣士は自身に向かってくる矢を黒剣で打ち落とす。
「弓兵の矢か……さっきの女じゃねぇな。まだ戦士を隠していやがったか」>>412
『血塗られた騎士』との予期せぬ邂逅によって撤退を余儀なくされたフェリーペ達。
かの剣士を振り切って逃げ延びた先には弓を持つ落ち着いた雰囲気の男が待っていた。
「はじめまして私はアーチャーのサーヴァント・后羿。故あって助太刀させていただきました。」
「后羿……。中国神話の大英雄か。どうして私達を助けた?」
「窮地の貴婦人や乙女を見れば助けるのは当然ですよ。もとより世界を救う戦いには慣れています」
サラッととんでもないことを言うが、事実目の前の穏やかな弓兵は神話の時代に民草を危機から救った弓の達人である。
『こっちの事情は把握済みってワケか?』
「えぇ、失礼ながら千里眼で覗かせていただきました」
『だが、后羿ほどの英雄が加勢してくれたのならば、あの場で勝つことも出来たんじゃないか?』
「いえ、例え私がいたところで『血塗られた騎士(レッドライダー)』……ヘイドレグには敵わないでしょう」
后羿はカルデアやマリー達が来るよりも先にこの特異点に呼び出されたらしく、単独行動スキルを利用し、独自に『終末の騎士』に探りを入れていたらしい。
そこであの剣士が北欧神話における常勝王、魔剣ティルフィングの保持者 ヘイドレグだと突き止めていた。
『ヘイドレグ、そりゃまた神話の大英雄だ……。確かに后羿の支援込みでも危険だったかもしれない……』
「それ以上に、かの魔剣と一族の伝承……破滅と共に三度の栄光を約束するというもの。それを考えれば、彼が現界した後に何度勝利を重ねたか……それが判明するまでは深追いは危険かと」
魔剣の呪いから齎される概念防御に対する警戒。
だからこそ、后羿はあえてそれを試すために「敗走」と口にしたのだろう。
「ともあれ、窮地は切り抜けることが出来た!前線と合流するにあたって、実力者が味方になってくれるというなら心強いわ!よろしく后羿さん」
「えぇ、よろしくお願いしますマリー王妃、それにカルデアのマスター」>>413
「ねぇ、其処な兵士さん。私はマリー・ド・ブルゴーニュ。いま此処で指揮を執っている方々と同じサーヴァントなのだけれど、彼等は何処にいるか、教えてもらっていいかしら?」
欧州戦線、その前線基地に辿り着いた一行は堂々と基地の周囲を探っていく。
「私は誤解を解いて、協力してもらうために来たのだもの。後ろめたいことは何も無いんだから堂々としていないと」
兵士達から前線で指揮を執るサーヴァント達の居場所を聞き出した一行を迎えたのは……
「ようこそ、王妃様とカルデアの御一行。僕はジャン・バール、フランスのシュバリエだ」
「ジャン・バール、ということは貴方があの名高き『海の狐』ですか」
「流石に知識は得ているか。ぼくは貴女方(ハプスブルク)の天敵なのだから」
マリーの時代より後世の英雄とはいえジャン・バールは大同盟戦争でハプスブルク家と浅からぬ因縁のある人物だ。
「この期に及んで過去の因縁を蒸し返すつもりはありませんが、貴方は大帝が今回の争乱の首魁だと睨んでいるのですか?」
「ランツクネヒトを率いる騎士、となればマクシミリアン大帝を想起するのは当然だろう。とはいえ、此度の僕は雇われだからね。最終判断を下すのは総指揮官様だ」
ジャン・バールが言うには彼等は既に『終末の騎士』と交戦したものの、その圧倒的な力に押され、指揮官であるサーヴァントは呪詛を受け、他にも複数騎が脱落したという。
『ヘイドレグ級のが他にも三騎いるんだ。むしろ現地の人間の被害を最低限に抑えながら、よく持ち堪えた方だと思うが……』
「そう言って貰えると彼も少しは気が楽になるだろうな。では、総指揮官とのご対面だ」
解説しつつ、ジャン・バールはフェリーペ達を総指揮官の待つ部屋へと案内し、扉を開けた。
そこにいたのは黒い鎧を纏い、顔全体を獅子の飾りのついたフルフェイスの兜(ヘルム)で覆い隠ながら病床に臥せる男がいた。>>414
「このような姿で申し訳ない。アーチャー、エドワード。黒太子(ブラックプリンス)とも呼ばれている」
『エドワード黒太子。神代の常勝王の次は中世の常勝の英雄か……なるほど、ヘイドレグ達を抑えられていたのも納得だ』
「こうなっては元も子もないがね。全く、此度の現界でも病に苦しむとは……因果なものだ」
エドワードの身体は呪詛により爛れており、病床でも甲冑を外さないのはその為らしい。
「では、意見交換……作戦会議といこう」
『おいおい、いくら英霊とはいえ既にその状態じゃあまともな戦闘は……』
「生憎とこの程度の苦痛は生前体験済みでね。せっかく丈夫なサーヴァントの身になったんだ。エドワードの武威、見せてあげよう」
負傷したとはいえ、イングランドに幾度となく勝利をもたらした英雄。ただ敗北したままでは終わらない。>>415
◇
「さて、では戦を始めようか……」
ヘイドレグが戦場に現れたという報せを聞き、一行はすぐさま現場に向かった。
エドワードとの情報交換、もっとも有意義だったのはやはりヘイドレグが現界した際の戦闘回数だった。
現界時に現地の兵士達に一度、続いてエドワードとの戦いで二度、そして先刻のフェリーペ達との戦いで三度の勝利を重ねている。
サーヴァントは伝承にある力を震えるが、同時に伝承に縛られる。
ヘイドレグならば恐らくは三度の勝利が約束されている。つまり、真に勝負を仕掛けるならば四度目だ。
「この地に生きた者達が遺した戦果……決して無駄にはしない、此度こそ『血塗られた騎士』ヘイドレグを討ち取る時だ!」
エドワードの意気込みと共に皆が気を引き締める。
「彼は死のルーンを扱う。だから純正の生者であるカルデアのマスターと現地の兵士は連れて行けない。僕の宝具で弓による支援は可能だろう。だが、あの剣を正面から受け止める戦士が必要だ」
「疑似サーヴァントである私なら後輩よりはマシな可能性はあるってことか……覚悟は出来てる。この盾で奴の凶刃を防いで見せる!」
エドワードの要請を受け、メンテーが奮い立つ。>>416
「ヘイドレグは脅威だが、残りの『終末の騎士』への対処を疎かには出来ない、ジャン・バールとハサン・サッバーハ、それにカルデアのマスターは敵の襲撃に備え待機だ」
「あぁ、センパイ……くれぐれも無茶はしないでくれ」
「それはこっちの台詞だ後輩。マスターである君が落とされれば私達の負けだ。特に『蒼ざめた騎士』が現れたらすぐに逃げろ」
死の呪詛を撒くモノ……サーヴァントであるエドワードすら害したそれは純正の人間であるフェリーペには猛毒となるだろう。
各々が覚悟を決め、己の死地へと向かっていった……。
◇
「ほう、盾の小娘とそのマスターが奴等と合流したか……この前よりは楽しめるか」
凶悪な笑みを浮かべた剣士が鞘のない魔剣ティルフィングを振りかぶる。
ヘイドレグの基本戦術は死のルーンを周囲の地面に刻印することで正面以外からの進軍を妨げ、矢避けのルーンによって飛び道具を無効化する。
そして、正面から攻めてきた敵を魔剣で斬り伏せる。ヘイドレグの戦術の前では数による制圧は意味をなさない。
「黒太子!兵を私の後ろにさげろ!」
盾を構え、勇猛に突き進むメンテーがその魔剣を受け止める。
最初の遭遇では流麗と二対一でも歯が立たなかった敵だが、別れ際にフェリーペから令呪による強化を施されたメンテーはしっかりとヘイドレグの剣に対応していた。
「チッ、なかなかに厄介な盾だ……だが、コイツはどうだ?」
「くぅぅっ!」
剣閃の描く軌跡が変わる。剣技によるルーンの刻印により、魔剣の威力が跳ね上がる。加えて……>>417
「────墜ちなさい」
ヘイドレグと同じ『終末の騎士』……弓を構える『純白の騎士』の援護射撃がメンテーに迫るが
「……そうはさせません」
それを危惧し、控えていた弓神 后羿の矢が『純白の騎士』の矢を撃ち落とす。
しかし、それは后羿による援護射撃も封じられていると同義だ。
エドワードの率いる『鋼の神威、黄金獅子に光あれ(ナイト・オブ・ガーター)』による長弓兵士も絶え間なく射撃を続けるが、ルーンにより矢はヘイドレグを避けて、大地へと突き刺さった。
「通じないと分かっているだろうに、鬱陶しい奴等だ……」
「そうかな?私は随分助かってるが」
ヘイドレグが大英雄といえどリソースには限界がある。
矢よけにルーンを集中させているが為に、メンテーへのルーンの行使は最低限にとどまっている。
でなければ、勝敗はとっくに決していた。
「なるほど、あのエドワードとかいう若造の入れ知恵というわけか……だが、小娘……単純な打ち合いで貴様如きがこの呪克王に競り勝てるとでも?」
ヘイドレグは攻撃は徐々に苛烈さを増し、メンテーを押している。
「私は一人で戦ってるわけじゃない。ヘイドレグ、こちらの戦力を見誤ったのがお前の敗因だ」
瞬間、ヘイドレグの背に悪寒が走る。
(ありえねぇ!死のルーンは十全に機能している。暗殺者や騎兵による奇襲にも意識は割いていたがその気配はなかった。ならば何故……!?)
自身の戦術に狂いはないと思いながらも、直感に従いヘイドレグは振り向いた。
瞬間、剣士の胸と眉間を鉛玉が撃ち抜いた。>>418
「────あ゛ぁ!女だァ?」
ヘイドレグの視界に映ったのは……『地に突き立つ矢を踏みしめる』マリー・ド・ブルゴーニュの姿だった。
◇
今回の作戦の立案は当然ながらエドワードが行ったモノだ。
「ヘイドレグの意識を目の前の敵に集中させ、本来取れぬ筈の背後から奇襲を仕掛ける……言葉にすれば簡単だけど、正直一か八かの賭けだ」
まず、ヘイドレグが矢避けのルーンを使用することを予測し、それを利用する。
即ち、地を矢で埋め尽くすことで死のルーンを踏むことなく敵の背後に回る、という作戦だ。
「この作戦はまず矢の上を渡るという難題をこなした上で、極力ヘイドレグが警戒せず手の内が割れていない相手……つまりマリー王妃、貴女ではないと通用しない」
「それは……」
流石のマリーもその提案には動揺していた。
マリーは生前、落馬が原因で命を落としている。
そんな彼女が落ちれば即死という状況下で綱渡り……いやそれ以上の難行に臨まなければならない。
「やります。皆が死力を尽くしているのだから、私も限界を超えてみせます。」
しかし、愛すべき大帝のため……彼女は覚悟を決めていた。>>419
◇
落下の恐怖を知りながらも、霊基にまで刻まれた己の死の源流に打ち克った者……それをあえて称するとするなら
「呪縛の克服者──か、気に食わねぇ……業腹だが、俺の負けだ」
大英雄たるヘイドレグならば、急所とはいえマスケット銃の射撃を食らっただけならば強引にも勝利を手繰り寄せることが出来ただろう。
だが、今回のケースでは目の前の盾兵と後方の弓兵に対してあまりにもリソースを割き過ぎた。
何より、呪縛を克服した女(マリー)に対してヘイドレグが敗北を認めてしまったのだ。
ヘイドレグの霊基再臨が崩れ、手から抜け落ちた魔剣のみが残った。
「『血塗られた騎士』ヘイドレグ……強敵だったが、なんとか倒せたな……」
メンテーをはじめ、多くの味方が安堵する。
【■■■■■■……】
だが次の瞬間、“ソレ”は現れた。
全身を甲冑で覆った騎士風の男。素顔は見えないが、兜の隙間から蒼白い光が垣間見える。
「『蒼ざめた騎士(ペイルライダー)』ッ!?まさかもう攻めてくるか……」
メンテーは警戒して盾を構えるが、先の戦闘での消耗から決して余裕はない状態だった。
『蒼ざめた騎士』 はメンテー達のことを気に止めることも無く、ヘイドレグが遺した『欲深の王への鉄槌(ティルヴィング)』を拾い上げ……そのまま二人に背を向ける。
メンテーは連戦を避けられることに胸を撫で下ろすが、マリーのみは今だ構えた銃を下ろさず、『蒼ざめた騎士』に問いかける。>>420
「貴方に私の持つ『大帝の心臓』が反応を示しています。……今貴方が“動かしている”肉体は本来、大帝のモノ。貴方は何者だ、其処で何をしているのですか!?」
マリーは『蒼ざめた騎士』の肉体こそが遺体を利用されたマクシミリアン本人であると断言する。
だが、『青ざめた騎士』は銃による威嚇を気にかけることすらせずにその場から迅速に駆け出す
「待ちなさ……待って!」
普段の優雅さを捨てたマリーの悲痛の叫びも届くことは無く、蒼き極光はすぐに消えていった……
◇
メンテー達とヘイドレグの戦いが起こっている一方でフェリーペはジャン・バール、流麗のハサンと共に前線基地で待機していた。
今も戦っているメンテーを思い、フェリーペは焦燥感に駆られていた。
「自分に何か出来ないか、悩んでるってところかな?」
そんなフェリーペにジャン・バールが声をかける。
「あぁ、センパイ達は戦っているって言うのに……このままじっとしていていいのかなって」
「それも仕事だよ。ぼくは現場を任されているとはいえ上からの依頼されている身、だけれど待機の時だって何もしてないなんて思わないよ。待つのだって仕事だ。船の中だってそうさ。全員が自覚してなければ、不覚をとる。言っている間にそら来た『黒々とした騎士(ブラックライダー)』だ」
ヴヴヴ、と。騒々しい羽音と共に飛来したのは無数の飛蝗の群れだった
「アレが、サーヴァント……?」
「恐らくは蝗害という概念をサーヴァントという外殻に押し込んだ反英雄……なるほど、『飢餓』を司るという黙示録の黒騎士に相応しいサーヴァントだろう」
だが、とジャン・バールはその先を紡ぐ
「このジャン・バールが『飢餓』に屈するはずもなし!『黄金機甲船(ラ・ロイヤル)』、出航だ!」>>421
ジャン・バールの宝具である帆船が顕現し、飛蝗の群れと向かい合う。
彼はフランスを大飢饉から救った国民的英雄である。故に、飢餓の化身など恐れるに足らず。
「忠を尽くす国家は違えど欧州を救うべく集った者達よ!祖国に仇なす羽虫共を狩り尽くせ!!」
船上から轟くジャン・バールの声が、兵士達を奮い立たせる。兵士たちも各々の武器を持って飛蝗の群れに立ち向かう。
「……これが嵐の航海者、陣頭に立ち導く者の才か」
「そうだ、いくら敵が強かろうが為すべきことを成すだけか……俺達も行こう!」
流麗のハサンが思わず感嘆を洩らし、フェリーペも気を引き締める。
蝗害の化身──バーサーカー:アバドンを構成する飛蝗はマスターであるフェリーペにも十分対応出来る強度だった。
一騎のサーヴァントでの対応は困難だが、この場には欧州中から集まったこの時代の人間もいる。
ジャン・バールにより士気が向上した兵士達は人間の底力を以て、アバドンを追い詰める。
だが、それでもまだ殲滅するには足り得ない。
『■■■■■■!!』
飛蝗の群れは本能的にジャン・バールこそが最も警戒すべき対象であると理解し、彼の駆る船を墜すべく飛行した。
「やはり、帆(ココ)を狙うだろうなとは思っていた。頼むよ、ハサン・サッバーハ」
しかし嵐のの航海者はカリスマのみならず軍略にも長けるものだった。思考を持たぬ虫の行動さえ読み、作戦に組み込んでいる。
「────『狂想閃影(ザバーニーヤ)』」
鋼線の如き長く鋭い長髪を虫取り網のように張り巡らせて、飛蝗達を絡め取り……切断する。
『■■■■■■■──ッ!』
自身を構成する群勢を纏めて始末され、アバドンはあえなく敗退した。>>422
◇
赤と黒の騎士を討ち果たした。しかし、謎の蒼騎士と姿を見せることのなかった白騎士など懸念材料は尽きない。
そして、こちらも犠牲無しというわけにはいかなかった。
「僕もここまでか……まぁ、あの常勝王をうち果たしたとなれば名誉挽回は出来たかな……」
呪詛を負った身で絶え間なく宝具を使用した代償として、エドワードの霊基は崩壊しつつあった。
「願わくば、かのマクシミリアン一世とも語らって見たかったけれど、後のことはジャン・バールと貴方に任せる弓神 后羿。」
「託されました。またいつか今度は万全な状態で出逢えることを願います。」
エドワード黒太子の去り際を后羿は一人の仲間として見届けたのだった。
「私も、覚悟を決める必要がありそうですね……」
味方の勝利のために命を捧げたエドワードを思いながら、后羿は何処か遠方に目をやった。
「この『純白の騎士』の矢を撃ち落とす弓兵がいる……まさか、イー様がこの地に……ッ!?」
遥か遠方にて弓を構えた女が独り、呟いた。>>423
◇
マクシミリアン大帝の遺体を利用していると思われる『蒼ざめた騎士』
マリーとカルデアはそれを目標と定め、エドワードを失った『欧州連合軍』の力を借り、打破を目指す。
「しかし、英霊すら侵すあの呪詛が厄介だ……私の魔術でどれだけ防げるか……」
『特異点であるならば、カウンターとして対抗可能な英霊が召喚されているかも知れないな……呪克王に対する黒太子のように』
ひとまずはあのサーヴァントを打倒しうる戦力の確保を優先し、フェリーペ達は探索を続ける。
「それで僕をヘッドハンティングってわけかー、それにしても甦った死者への対抗で死霊(サーヴァント)を呼び出すって大丈夫?摂理、乱れ過ぎじゃない?」
パンクでラフな格好をしたメッシュの少年──真名:ハーデースが答える。
見た目の印象とは裏腹にギリシャ神話における冥府の王……冥界神の神霊サーヴァントである。
『黙示録の蒼騎士(ペイルライダー)は冥府(ハーデース)を連れて顕現すると伝えられているが、冥界神のサーヴァントが本当に召喚されているとは……』
「うーん、死病(アレ)がこの地に現れた雰囲気はないけどなぁ……それより、そこの娘はなんでそんなに怯えているんだい?」
ハーデースがメンテーへと視線を向けるとメンテーは盾の後ろに隠れる。
「センパイ、どうかしたのか?」
「お前、後輩!ハーデースだぞ!クロノスの息子にしてオリュンポス十二神が一柱!死後の管理者となれば降霊術を扱う者が恐れるのも当然だ!そもそも冥界神ってのは現界した時点で……」
『悪いな、メンテーは魔術師でな……この手の話になると少し面倒だ……』
「………………メンテー、なるほど」
ハーデースは何かを察したように疑問を取り下げた。>>424
「話はわかったよ。現世での墓荒らしは人の法で裁かれるべきだと思うけれど、下手人が亡霊となれば話は別だからね。マクシミリアン一世の遺体の回収と聖杯の奪取、事態が収まるまで君たちの側についてもいいよ」
ともかくハーデースの力、冥界の護りを手に入れることに成功した。
「しかし、ハーデース殿が快く引き受けてくれてよかった。もしもの時はメンテー殿を交渉材料にしていたところですが……」
「割とえげつない交渉術を考えていてくれやがったな、弓神!」
◇
「それはそうと、何か来るよ……たぶん僕達とは異質だけれど同じ類の」
ハーデースの顔つきが変わる。彼と同類……即ち神霊サーヴァントが迫る、そう告げたのだ。
「恐らく『純白の騎士』も来ているでしょう……“彼女”は私が相手をします」
后羿も弓を構えながら警戒を促した。
「煩わしい……星に溶けて消えた筈の神霊が、何故此処にいるッ!!我が暴威を以て消し飛ばしてくれる!!」
「騎士の時代の終わりか……なるほど随分と己(オレ)向けの地獄じゃないか」
「あぁ、イー様……私を、殺(アイ)して……私も貴方様を愛(コロ)して見せますから……」
敵は三騎。嵐の化身、凶悪なオーラと鎧を纏った悪魔の如き者、そして『終末の騎士』が一人たる『純白の騎士』だ。
『純白の騎士』はフェリーペ達やハーデース、マリーには目もくれずに后羿に向けて矢を乱射する。>>425
「『純白の騎士』否、我が弟子 逢蒙よ。師として君がこの地で犯した罪は見逃すことはしません。この弓神の矢を以て、君を穿ちましょう!」
后羿もそれに応じ、第伍の特異点にて再会を果たした師弟は互いに弓を引いた。
一方、嵐──バーサーカー:フラカンは留まることなく一直線にハーデースの元へ向かう。
恐らくはこちらがハーデースの警戒した神霊サーヴァントだろう。一騎の英霊としては余りにも規格外の災害だ。
悪魔じみた騎士──ランサー:バフォメット/ジャック・ド・モレーは嵐に巻き込まれぬように回り込んでくる。
「王妃、カルデアのマスター……此処は私にお任せください」
影に潜んでいた流麗のハサンがフェリーペ達に告げた。
「流麗……?貴女はこの大嵐を鎮められるというの?」
「えぇ、私は山の翁。砂塵を伴う熱風を駆け抜けた者。神の旋風とて恐れる必要はありません。アレが霊核を有するサーヴァントであるというなら──異邦の神であろうと殺.して見せる」
その声には普段は自身を卑下する彼女の、確固たる意思が感じられた。
「分かりました、流麗。貴女の業を私に見せて」
「御意。」
命令を受けた流麗のハサンが吹き荒ぶ暴風の中へと飛び込む。
「暗殺者風情が……ッ!神たる我が風雨に触れるなぞ、万死に値するぞ!!」
怒りに燃えたフラカンがより風を強めるが、風避けの加護を持つ流麗が傷つくことは無い。
しかし、雨と飛来物は別だ。流麗を濡らす水滴は彼女の美しい髪の操作を妨げ、飛来物は命中すれば身を削る。
それでも彼女は止まらない、迫り来る物体を投擲した短刀(ダーク)で撃ち抜き、同時にフラカンの霊格を探り、魔力を集中して強引に黒髪を束ね上げる。
「見つけた。────夜影を巡れ『狂想閃影(ザバーニーヤ)』」>>426
「グァァァァッ!!」
黒き暗刀と化した長髪がフラカンの霊核たる水球を斬り伏せた。
「己、人間風情が……許せん、赦さぬぞ……いずれ、我は消えぬ、忘れぬ……まだ我は……」
霊核を失ったフラカンは叫び続けながら、風に溶けて世界へ消えていった。
「流麗!」
嵐の中の激闘は流麗にも致命傷を与えていた。
アサシンを象徴する髑髏面はヒビ割れ、特徴であった美しき黒髪も土砂で汚れている。
そんな流麗をマリーは近づいて抱きかかえる。
「あの、あんまり髪は触らないで下さい。汚いですから……」
「汚いものですか……!私達を救ってくれたその髪も貴女も、流麗の二つ名に負けない気高く美しいモノです!」
素顔を晒した流麗のハサンはバツが悪そうに顔を背け、マリーに告げる。
「ずっと……誰かのために生きたかった。教団の為に、などと……自身の行いから目を背け、理想に背を向けるのではなく。誰かのために自分の意思で。マリー王妃、私、あなたの為になれましたか……?」
「もちろんです……!貴女のおかげで私達は前に進めます。私は大帝にお会い出来るかもしれません。全て貴女のおかげです!ありがとうございます!」
「ああ、よかった……」
マリーの腕に抱かれながら、流麗のハサンは光の粒子となって消えていった……。>>427
◇
一方でフェリーペとメンテーはハーデースと共にバフォメット/ジャック・ド・モレーと渡り合っていた。
堕ちたといえどテンプル騎士団の総長(グランドマスター)だけあって、単純な白兵技術でいえば神霊サーヴァントであるハーデースを相手にしても全く劣っていない。
「己(オレ)は悪魔だ。人を堕落へと誘い、魂をいただくのが本領だが、召喚者が己(オレ)に復讐を望むならそれに答えよう──『悪意の杯よ、憎悪を零せ(インフェルヌス・グレイル)』!」
ジャックの持ち出した杯、それは血と欲に塗れた邪なる聖杯。
冤罪により処刑された騎士団の憎悪と復讐心は杯にて熟成され、怨嗟の炎として解き放たれる。
「これは……後輩、気をつけろ!恐怖や同情を抱けば魂を持ってかれるぞ!」
メンテーは使用する魔術の性質上、その特性を看破し、フェリーペに注意を促す。
「随分と信頼されているようで羨ましい主従だなぁ……だが、この地で多くの魂を取り込んだ邪聖杯はこんなモンじゃあ……ッ!?」
メンテーとフェリーペを獲物と定めて眺めていたジャックだったが、自身の手の中から邪聖杯が消失していることに気づく。
「なるほど、これが聖杯か……豊穣の角の類だと思ったけどむしろこれは魂を呼び込む冥暗(タルタロス)の類かな?」
「貴様、それをどうやって……」
聖杯を品評する声のする方に目をやると、確かに邪聖杯はハーデースの手の中にあった。
「雷霆とか大津波とかはないけれど、こういう地味なことは得意でね、せっかくサーヴァントとして現界したんだから少しくらいいいところを見せないと」
自身の被る兜に手をやりながら、ハーデースは二又の槍(バイデント)を構える。
「なるほど、ではまずは貴様を討ち取ってからまた彼等を穢すとしようか!」
格上の強敵を認識したことで失われていた騎士としての精神を一時的に取り戻したのか、ジャックもまた穂先に炎を纏わせた禍々しい長槍を構えて破顔した。
冥府の王と悪魔の騎士、互いの槍が交錯する。決着は一瞬であった。>>429
◇
少し離れた場所では后羿と『純白の騎士』逢蒙が互いに命懸けで弓を競っていた。
「逢蒙、かつての私は妻を……嫦娥を失った孤独故に君を見ようとしなかった……だが、此度は違う。君の罪と向き合い、必ず償わせよう」
「嗚呼、イー様!私だけを見てくださっている……貴方様を捨てた嫦娥(あのオンナ)ではなく、であれば私もそれに応じましょう!」
並の英霊相手であれば即座に決着がつく一射が、卓球のラリーが如く、繰り返し行われる。
互いの矢を矢で撃ち落とす、無限に続くような死線。
膠着状態を崩す時があるならばそれは……互いの宝具使用時に他ならない。
「『黄昏より目覚める暗条(リーウー・ズジョウ)!』」
逢蒙の宝具使用。后羿も即座に自身の持つ宝具で迎え撃とうと試みるが……
「──────ッ!!」
后羿の瞳が数秒先の未来を捉える。
遠方に位置する『蒼ざめた騎士』による砲撃が迫る未来。
逢蒙の矢と蒼光の砲撃、どちらかを防いだとしてどちらかを受けて己は滅ぶ。后羿は選択を迫られていた。
(ならば、私は……)
后羿は弓を構え直した。
先程とすることは変わらない。ただ、逢蒙の矢を撃ち落とすのみだ。
「『黄昏の尽より眠る日射(ヌディ・ムバ)』!」>>430
日輪の威光を銀河系の如き光源の矢が灼き尽くす。
「────ぐぅぅううッ!!」
直後、后羿の肉体に光を纏う砲弾が着弾した。
英雄すら蝕む呪詛に后羿の半身は焼け爛れながらも、再び弓を構える。
狙いはただ一点、『蒼ざめた騎士』の左胸。
『■■■■■ッ!』
后羿の放った矢が、プレートアーマーを砕き、マクシミリアン大帝の遺体……中に『何者か』が潜む心臓部を露出させる。
そこには銀色の球形が埋め込まれていた。
后羿は一射で逢蒙の宝具を防ぎ、続け様の二射……瀕死の状態にありながら敵の正体を突き止める手がかりを遺した──まさに弓神の名に相応しい偉業を果たした。
「嗚呼、イー様!何故なのですか!私に殺されてくれない………なぜ私を罰(コロ)してくださらないのですか!?」
逢蒙は酷く狼狽していた。
后羿が自身を射ることで禊を果たそうと目論んでいたが、『蒼ざめた騎士』の横槍によって后羿はもはや消滅間近である。
狼狽える逢蒙に対して、后羿は師として諭す。
「我が弟子 逢蒙よ。これが君への罰です。私は君を裁かない、君に殺されることも無い。自罰など赦しはしません。君にはまだやってもらうべきことがあります」
「イー様、私は如何様にすれば……」
「私の宝具を君に譲渡します。その力で私に代わって君がこの時代を救いなさい。それが君が此処で成した所業への罰です。できますね、逢蒙」
逢蒙は未だ落ち着かないながらも、師の問いかけに頷きで返した。
「よろしい……まったく、ままならないことばかりですが、後は君とカルデアの彼らに託します。」
中華の大英雄 后羿は後に続く者達に希望を託し、欧州に散った。>>431
◇
『球形の塊……蒼い光に呪詛、心臓……!クッ、なんで気づかなかった!』
カルデアから『蒼ざめた騎士』、その胸部から露出した『球体』を見て、ナウマンは呻く。
『フェリーペ、今すぐその場から逃げるなり、遮蔽物に隠れるなりしろ……!ソイツはヤバい!』
「ナウマン!?どうしたんだ、突然……!?」
『大帝の中にいるのはペイルライダーなんかじゃない!ハーデースともバフォメットとも違うが紛れもない、悪魔だ……』
◇
────外殻が砕かれた。
確かに弓の英霊(アーチャー)の霊基を害することに成功した。しかし、此方も矢を受けた。
幸い“心臓部”には達しなかったが、秘しておくべきソレが露出してしまっていた。
────問題ない。もはや要石を失おうと現界に支障はない。
ヘイドレグから回収した『欲深の王への鉄槌(ティルヴィング)』を霊基に取り込み、“担い手を失っても現界を保つ器物”という概念を自身に付加している。>>433
◇
『デーモンコア、未臨界量のプルトニウムの塊。実験に際する事故によって二人の科学者の命を奪ったモノ。竜体を持ったのはファインマンのヤツの言及のせいか……』
后羿が暴き立て、ナウマンが即座にその正体を突き止めたことで何とかデーモンコアの脅威から拠点まで逃げ果せたフェリーペ達。
しかし、あの巨竜を打倒しなければ特異点は収束しないだろう。
『死の呪詛の正体は放射線の類、サーヴァントとなったことで毒性はある程度抑えられているだろうが、それでも英霊を致死に至らしめるモノだ……。あれが野に放たれれば、欧州は滅ぶ』
16世紀の欧州の中心部が壊滅状態に陥れば、人類史は大打撃を受ける。
「それだけはなんとしても止めないと!」
「でも、どうやって。アレだけの巨体、それに毒性もある。欠片も残さず消し飛ばす対城宝具なんてないし……」
「いや手はあります、というかさっき拾ってきました」
マリーが挙手すると、その隣には『純白の騎士』もとい逢蒙が居座っていた。
「なんで拾ってきたんだ!?」
「あの后羿が彼女に自身の矢を託したのなら、そこには何か意味があるはず……そうでしょう、逢蒙さん?」
マリーに問われ、逢蒙は困惑しながらも毅然と返す。
「えぇ、イー様に託された矢であれば……かの蒼き太陽、悪魔の心臓さえ撃ち抜ける。とはいえ竜体の装甲、加えて恐らくはアレが保有する宝具による抵抗を考慮しなければならないけれど……」
『逆に言えば、向こうの宝具を抑えた上で核(コア)を露出させれば破壊・機能停止は可能か?』
「それに関していえば間違いないでしょう。どれだけ離れていても撃ち落とせると保証するわ」
逢蒙は后羿の弟子として自信を持って断言する。
つまり、あの竜体を負傷させかつ宝具を封じる必要があるが……>>434
「切り出すタイミングがなくなっちゃったけど、実は僕もさっき拾ってきたんだよね」
「なっ!?それは……!?」
ハーデースはそう言うと、おもむろに何かを取り出す。
それは先程までルーファスが依代としていた、マクシミリアン一世の遺体であった。
期せずして、当初の目的であった遺体の回収は成功しており、マリーは感極まった表情を浮かべる。
「ハーデース様、今ここで行われる行為をどうかお見逃しください。我が宝具『愛すべき大帝の心音は私と共に(ヘルツ・フォン・マクシミリアン)』を大帝へと返却致します」
マリーは自身の宝具であるマクシミリアン一世の心臓を彼の遺体へと捧げる。
すると、心臓は彼の左胸へと溶け込み、遺体についた爛れた傷を修復し、霊基を構築する。
マリーの宝具であるサーヴァントの霊核と心臓の欠けた本人の遺体が同時に存在することで生じた例外(イレギュラー)。
自身の身体を依代に、英霊としての自身を降ろす……変則的な英霊召喚が此処に成される。
「よもや、この囚われの身を我が妻、マリーによって救い出されるとは……これではどちらが姫と騎士か分からんな……」
「大帝……、あなた」
サーヴァントとして再臨したマクシミリアン一世が言葉を紡ぐ。
「待たせてすまない。アーチャー:大帝マクシミリアン、召喚に応じ参上した。必ずや君達に勝利をもたらそう」
ルーファス攻略の一片(ピース)……『中世最後の騎士』が遂に現れる。>>435
◇
────敵対勢力の存在を感知。
機竜 ルーファスは自信に迫り来るカルデアの勢力を見る。
ハーデースの宝具『平伏せよ、我は冥府の王なり(アイドネーウス・パランゲリーア)』によって現出した冥府の川(ステュクス)を『黄金機甲船』が駆ける。
令呪のバックアップを受け、冥界神としての力を引き出したハーデースの冥界の護りにより、ルーファスの放つ毒性を無視して、船で近づき、至近距離の砲撃で竜体を破損させる、それがフェリーペ達の作戦だ。
────恐れるに足らず
ルーファスの宝具『臨界突破・蒼き太陽が如く耀け、機竜の咆哮(メルトオーバー・クロスロード・エイブル)』は多くの軍艦を沈めたクロスロード作戦 エイブル実験の再現。
その逸話が故に、船に対する特攻効果を持つ。
戦艦ですらない帆船程度であれば一撃で仕留められるだろう。
【■■■■■■……!!】
竜の息吹(ドラゴンブレス)と化した蒼き極光がカルデア一行の搭乗する船へと迫る。
「我が加護、冥界の導きを以て汝を支えよう。生者よ、己が成すべきことを成すがいい。」
「あぁ、守り抜いて見せる……!『仮想宝具/展開 人理の灯(レゾン・リュミエール)』!!」>>436
加護を受け、力が引き上げられたメンテーの炎壁が船全体を覆い尽くす。
「くぅぅぅっ!!」
高位の宝具による攻撃を防ぎ続けるのは困難を極めるが、メンテーは限界を超えて奮い立つ。
「皆に遅れを取ったぶん、私も活躍せねばな……『奇妙奇天烈摩訶不思議憎き奴にこの砲撃(ヨハン・ピンツェナウアー・アランヘルシャフト)』!」
【■■■■■■……!?】
メンテーの盾の側面からルーファスに向けて宝具による砲撃を開始するマクシミリアン。
命中時に対象を錯乱させる効果により、ルーファスは動揺し、それが隙となってまた砲火が浴びせかけられる。
加えて機甲船の砲身も火を噴き、竜体はジワジワと削られ、核(デーモンコア)が露出する。
「今だ!令呪によって命じる、逢蒙……太陽を墜とせ!」
令呪によるブーストを受けて、遠方で待機していた逢蒙は矢を番える。
「巻き込まれたくなければ下がりなさい。イー様からいただいた一矢、外すものですか『黄昏の尽より眠る日射(ヌディ・ムバ)』」
白矢が人工の太陽へと伸び、熱量を以て跡形もなく灼き尽くす。
【────■■■■■■!?】
核を穿たれ、この特異点最後の難敵 ルーファスは滅んでいった。
「さようなら、人に望まれながらも、生まれたことを許されなかった哀しき子……いつの日か人理に貴方が受け入れられる日が来ることを……」
滅びゆくルーファスに何かを重ねたのか、マリーは哀悼の意を示していた。>>437
◇
ルーファスが滅び、聖杯を回収されたことで特異点は修正されていく。
「ありがとうフェリーペ、メンテー。貴方達のおかげで私は大帝と再開することが出来ました」
「私からも例を言おう。我が妻の力となってくれたこと、感謝しよう」
「いや、俺達も貴方達がいなければ特異点を攻略できなかった」
英霊達と別れの挨拶を交わす。いつかまた会う日まで……。
「人理修正……僕はその旅路を応援しよう。いずれ王、ルイ14世に会う時があれば、よろしく言っておいてくれ」
「歴史の改竄。過去の生死すら左右する冥界さえ恐れない所業。可能であれば、僕も手を下すところだけど。それは現代(いま)を生きる君達の役目なんだろう。まぁ、もし冥界に来たらその時は手厚く歓迎するよ」
皆に背を見送られながら、フェリーペとメンテーはカルデアに帰還する。>>438
◇
カルデアへと帰還したフェリーペとメンテー。
「今回も大変な旅だったけど、みんなに託されたからには残りの特異点も修正しないとなセンパイ!……センパイ?」
フェリーペはメンテーへと声をかけるが返事は無い。
「こ、後輩……悪い ─────ッ」
メンテーはそう告げると、意識を失い床へと倒れ伏した。
「センパイ!?」
残る特異点はあと二つ……
第伍特異点 蒼極光黙示録 ハプスブルク 人理定礎:B──────定礎複製用語・展開解説
蒼極光黙示録 ハプスブルク
欧州に発生した特異点。
元は魔女狩りの被害者であった魔術師がその時代に顕現した聖杯を手にしたことから始まり、復讐の為、黙示録の様式を取り込んだ英霊召喚術式を用いて欧州全土に復讐を画策していた。
『最後の騎士』マクシミリアン一世の遺体を触媒に『終末の四騎士』の特性を宿したを召喚するも、ルーファスの呪詛を浴びて魔術師は斃れ、聖杯もルーファスに移譲された。
終末の騎士
魔術師が聖杯とマクシミリアン一世の遺体を基盤として召喚した英霊達。
当初は欧州を蹂躙することを絶対命令として刻み込まれていたが、魔術師の予期せぬ退場により縛りが消え、各々本能の赴くまま自由に戦っていた。
蒼ざめた騎士
第四の騎士。真名はデーモンコア・ルーファス。
召喚直後にマスターである魔術師を失い、自身の現界を続けるためにマクシミリアンの肉体に欠けた心臓の代替として収まった。
器物の英霊であり本来、殆ど意思を宿さない存在であったが、肉体に引き摺られるカタチで大局を見極める程度の知性を獲得した。
反面、肉体に囚われて本来の目的である『臨界突破』を果たせずにいたが、后羿の矢を受けることで肉体の枷を外され、機竜として再臨した。>>440
エドワード黒太子
カルデアより先に特異点に召喚されたサーヴァント。
『終末の騎士』相手に奮戦するも、デーモンコア・ルーファスの呪詛を浴びて、一時的に戦闘不能となる。
常勝王・ヘイドレグへのカウンターであり、その戦術を以て勝利をもたらした。
しかし、無理を押しての宝具使用によって限界を迎え、后羿達に後を託し一足早く退場した。
后羿
『純白の騎士』逢蒙へのカウンターとして召喚されたサーヴァント。
弓兵としての卓越した技量、千里眼による擬似的な未来予測や戦略眼でフェリーペ達を支えた。
最後は肉体に砲撃を食らいながらも『蒼ざめた騎士』の正体を突き止めるための一矢、そしてそれを打倒するため、逢蒙に自身の宝具を残して消滅した。
黒々とした騎士
第三の騎士。真名はアバドン。
蝗害の概念が昇華された英霊であり、飛蝗の本能がままに暴食を続け、欧州に多大な悪影響を与えた。
ジャン・バールと流麗のハサン、そして現地の兵士たちの手によって、一匹残らず殲滅された。>>441
ジャン・バール
エドワード黒太子と共にカルデアより先んじて召喚された英霊。
フランスを飢饉から救った海の英雄であり、その実績から飢饉の具現である蝗害・アバドンへのカウンターとなった。
ヴァロワ朝フランスに仕える彼にとってはイングランドのエドワードやハプスブルク家のマリーは本来敵同士であるが、事態が事態上に甘んじて呑み込み、なれないながらも陸での戦闘、その士気向上に一役買った。
純白の騎士
第一の騎士。真名は逢蒙。
自身を罰する后羿の到来を心待ちにし、他の騎士による欧州蹂躙に加担していた。
念願の后羿との対決、彼に裁かれることを待ち望むも、『蒼ざめた騎士』の横槍によって果たされなかった。
師から科された贖罪の為、特異点修正に協力し、みごと悪魔の心臓を撃ち抜いて見せた。
血塗られた騎士
第二の騎士。真名は呪克王ヘイドレグ。
常勝王の異名も持ち、類まれなる戦闘能力とルーン魔術、そして約束された栄光の概念によって欧州に屍山血河を築いた。
カルデアのサーヴァント達を圧倒するも、黒太子の決死の策、令呪を受けたメンテーの奮闘といった要素で集中力を削られ、最期は自身の死因という呪縛を克服したマリーの銃撃で霊核を穿たれて敗退した。>>442
ハーデース
冥府の王。ルーファスに対抗する存在として呼び出された神霊サーヴァント。
神性を低下し悪魔と化した姿で顕現したがその能力は健在であり、冥界の護りによってルーファスの呪詛を防いで見せた。
ちなみにメンテーには苦手意識を持たれてはいるが、ハーデース側は心当たりがあるし、相手が生者だしで距離は置きつつも悪感情は抱いていない模様。
バフォメット/ジャック・ド・モレー
第五の封印、血の復讐を求める殉教者。
『終末の騎士』達と同じく黙示録の記述を参考に召喚された特殊霊基のサーヴァント。
生者であるフェリーペ・メンテーを誘おうとするが、ハーデースに妨害され、同じく悪魔とされたモノとして相対した。
その最中、ハーデースの強さと格を認め、強者との戦いによって一時的に騎士としての側面を取り戻すも、力及ばず敗北した。
フラカン(ハリケーン)
第六の封印、天災。
黙示録を元にした召喚術式により呼び出されたサーヴァント。
零落した神霊であるが故に神性サーヴァントを目の敵にしており、ハーデースを狙ってカルデア一行に迫るも、風よけの加護を有する流麗のハサンとの死闘の末、霊核を傷つけられ、恨み言を吐きながら消滅した。>>443
マクシミリアン一世
ハプスブルクの大帝。マリーの伴侶であり本特異点でのキーキャラ。
自身の肉体をルーファスに乗り移られたことで、微かに残っていた残留思念がルーファスの意思と溶け合い、『蒼ざめた騎士』となった。
意識の大半はルーファスに支配されていたが、マクシミリアンも常に夢を見ているような状態で存在していた為、復活後もその記憶を有していた。
参戦は遅れたものの、砲撃によって機竜を追い詰め、勝利への道筋を作った。
マリー・ド・ブルゴーニュ
バナー&配布枠サーヴァント。
ルーファスがマクシミリアン一世の遺体を用いたことで連鎖召喚された。
生前から領民に愛された姫君としてのオーラで流麗のハサンやカルデアを味方として大帝を追った。
ヘイドレグとの戦いでは勇気を振り絞って彼の打倒に貢献し、終盤では宝具を用いてマクシミリアン一世を擬似的に復活させた。
流麗のハサン
山の翁。召喚直後から気さくに接してくるマリーに惹かれ、大帝の遺体を取り戻したいという彼女の切実な願いを叶えるべく行動を共にしていた。
暗殺者ながらもその御業を以てアバドン、フラカン(ハリケーン)という二騎の強敵の打破に貢献した。
最期は友であるマリーに看取られ、自身の「誰かのために生きる」という願いを果たして消滅した。他のことして手を離している時に限って力作が投下されるのが私なの
>>445
うわわーあのめんどくせぇ条件してる神がちゃんと活躍できてるしこれ前言及セリフの募集の時にメンテーちゃんに対してのセリフ「娘にDQNネームつけるな人類(意訳)」にしちゃったの修正した方がいいかなーって投下したはずのスレ探そうとしたら全然見つからなくて恐怖を覚えたと思ったらwikiのバックナンバーのリンクが間違ってて正解はスレ167(https://bbs.demonition.com/board/5877/)レス115だったから私ずっと間違った場所を探していてもうびっくり!!!直しといた!!(途中から自分語りになる人)
>>389
どうして真面目な人はイレギュラーに遭遇するのだろう……(自分でも遭遇させまくってる事実からは目をそらしつつ)
>>332
その胆力がないととっくにメンタル壊れてるから、無理やりそういう方面に自分を壊したって側面もあるんやで
>>344
あ、悩んだんですけど今回私アンゼちゃん一人だけにしとこうと思うんで私のとこの人物名「アンゼリカ・K・シェリンガム」にしといたってください【定期的な募集】
レージュのところの『海上のメリークリスマス ~七人のサンタクロース(候補生)たちと聖なる夜~』に登場させる海賊鯖をあと3人募集しています~
また日曜日までにそろわなければ、レージュの方で決めさせていただこうかと思っております【魔女会第2夜のご連絡】
日程:11/8(日) 夜から
参加予定:刹那・ガルドロットorポルカ・ドラニコル(Requiemさん)
黒鳥蘇芳(ドロテーアさん)
黒鳥蘇芳(IF)(ドロテーアさん)
中見唯名(ドロテーアさん)
黒江凪咲(火村さん)
アンゼリカ・K・シェリンガム(島術さん)
月咋 三鳥(納言さん)
キャラクター未確定(ユージーンさん)
フレデリカ・ウェウェルスブルグ(猫の藩士)
ナンシー・ランカスター(猫の藩士)
桃夢(あやかさん)
参加希望:ミリンダ・クレイドル(イオンさん)
ドロテーアさん登録ありがとうございます。島術さんと火村さんもキャラの確定ありがとうございます
土日は余裕あったはずがいきなり仕事が突っ込まれてキレながらこれを書き込んでいる猫の藩士です
時間も時間で今更告知も何もない(これに関しては私と弊社が1000%悪い)(本来は昼間くらいにレスしたかった)ので出来れば明日の今くらいの時間から始めたいんですが皆様におかれましてはいかがでしょうか>>391
自動車でクラスがアサシンだから(雑)。>暗殺者
生産台数2000万台オーバーが宝具となればかなり強力です。達龍はそれを予想して召喚しました。そして見事予想が大当たりした。>かねてより
普通、ライダーですよね。だから達龍としては本気で予想外だった。>アサシン
アサシンの気配遮断と正体隠蔽は、自分の武器として呼び出す他のビートルにも適用されます。なので基本戦法は正にそれ。>背後から無音で轢き殺し
>>393
とある世界線では、天災魔術師が師匠宛ての景品で切り裂きジャックの召喚に成功していまして……。>シュール
>>404
ヒット商品という意味のヒットカーに関しては完全な偶然です(吐血)。つーか指摘されて初めて「そういえばそうだった!」と気づいた。>販売戦略的に成功した車(ヒット・カー)と殺人者である車(ヒット・カー)をかけた高度なギャグ
>>448
あかいあくまや陸軍の某少佐よりは予定通りやれたんですけどねぇ。>イレギュラー
>>454
典型的な魔術師であればあるほど困惑します。一般人でも困惑します。ただし、呼べれば大当たり。>困惑しかない。>>452
カモン・ベイビー。
それで大丈夫ですよ。(もっと遅い時間帯を覚悟していたフェルディアの髪型って思いつかないものですね……。
>>457
キャラクターの髪型は悩ましいですよね。見た目のイメージにしているキャラクターがいればそれに当てはめられるんですけどね。前スレのガイさんのSSのおかげでクリスマスイベのストーリーが意外とスムーズに考えられそう
あとストーリーの都合で黄夫人をカルデア海賊団のメンバーに入れようと思ってます>>461
うーんとね、私が思うところの「動かしにくい奴」の逆は大体いけるから、逆に「動かしづらい」を述べてみるネ。
・「目が覚めたら知らない部屋にいたよ。どうする?」で「二度寝しよ」って言うような行動力の化身の対義語
・必要最低限話を進めるために必要なコミュニケーションすら取れないようなコミュ障
・一つの土地、一つの行動から変化を見せない人(このタイプは逆に「邪魔しにする奴が来たわ」でシナリオを作れば動かしやすくなるので必ずしも動けないとは限らない)
・プロフ熟読してもキャラ哲学が把握できない人
思考が独特とかそういうんはルーティン的にやってる「キャラの気持ちになるですよ」で大体解決できるから、私がエミュに苦労するのはプロフィールと台詞表読んでも気持ちになりに行けない人。人外ならなんとなくパターン構築できるから、むしろ普通の人間エミュる方が難しいかもしれん。いっそカシンチャンばりに振り切れてもらった方が振り切った行動割振れて楽ですわね。
>>451
寺育ちのKさんは神格とかロードとかそういうレベルでもなければ大体「破ァ!」できる世界観的に理不尽な何かであることは起源レベルで確定している存在だけど、あまり理不尽を本人に自覚させすぎると曇るからね。使い所は考えないとね。>>465
戦闘描写メインの価値観になったけど、ラブとかコメとかにも適用できると思います。>>461
エミュがしやすい、それに尽きますね>>475
お金持ちのキャラクターは動くときの選択肢は多く出来ますね。バットマンやアイアンマンみたいにヒーローがお金持ちならだったできることはどんどん増える。あとお金持ちである理由、社長だとか貴族だとか社会的な影響力や立場からシナリオフックとして利用できるという意味での動かしやすさはあると思います。例えば遊戯王の海馬だと前社長だとかライバル企業とかがアニオリの敵キャラクターになるなんてこどありました。>>475
正直財力って話書く上で結構無視しがt((
いやその実際問題「お金がたくさん持ってるぞー!すごいぞー!」って設定があっても「うん、じゃあそのお金はどうやって稼いでるのかな?そして行動してる余裕なんてあるのかな?」ってなっちゃうので……
お金持ってて懐に余裕ある人なんて大概それに見合うだけの量の仕事こなしてるんだから忙しいなんてデフォルトすぎて、社会人でその設定持ってくるより学生でそういう家柄だって設定持ってくる方が楽なんですよね>>475
財力は無かったらなかったで「どうにか資金をかき集めたり、別の方法を得ようとひいひい奔走する」とかそれはそれでドラマが生まれる可能性があったり?>>475
(ただ忘れとっただけな顔)
(メインで動かしてるやつが聖杯戦争のためだけにアメリカの郊外にぽんっと庭付き別荘買えるやつ並感)こんばんはー
なになに、キャラの財力の話?魔術の研究ってのは金食い虫だから魔術師の家は皆何かしらそれなりに稼げる家業をしてるのである程度お金は持ってる設定で作ってます。
九終でお金目当てで参加したユージーンも個人的な用途(優人の治療)の為に家の金を使えないならと自分で稼ぐ為に参加したので触媒が古道具屋で買った鍔ですしね。結果的にそれがSランク級の触媒だった訳ですが!いかん眠い!貼ってまあ!
「はぁー…ツイてねえの極みだわマジ。なんだって海までナンパしにきてシャルルマーニュんとこの女装野郎と会わにゃならねぇんだっつの」
「それはこちらのセリフだ。折角の海だというのに君の様な男に出くわすとは…あとその女装野郎という呼び方はやめろ」
「へいへい…あーもうさいっあくだ最悪!ナンパもうまくいかないしよお!あ、つーか、アイツいねえのアイツ、裸族の変態」
「裸族……ああ、ローランか。今日は来ていない」
「そいつぁよかった!オレぁアイツがマジで嫌いなんだ」
「リナルドはいる」
「オレをボコった奴その二じゃねえか!ざけんな!」
ビーチパラソルの下にぐでんとロドモンは寝転がり、暑い夏には不釣り合いな重苦しいため息をついた。傍らのオリヴィエは嫌なものを見る様な生暖かい目線を送ってしまう。
「海まで来てナンパか。他にやる事はないのか?」
「あのね、ナンパっつーのは男の夢なの。古今東西男なら誰しもやってみたい叶う事なら女の子とお近づきになりたいっていう願いの結晶なの」
「アストルフォあたりが以前やっていた記憶があるが…しかし君のやっているのはなんというかひどく下品にも思えるぞ」
「んあ!?その言い方はチョッチ傷つくんですけどぉ…んー、まぁ?お前みたいな堅物騎士様にはわっかんねぇ事かもな」>>486
「なんだその口ぶりは!私は騎士だぞ、女性への嗜みは心得ている。ナンパとは違ってしっかりとした形式のものをな」
「そういうとこだよなぁ。あ、もしかして女の子みたいだから男の気概とか地味に理解できない?騎士道とかそんなんじゃないぜ?」
ロドモンの口調は絶妙にオリヴィエをイラつかせた。基本的に相手の挑発には乗らず己を貫くのがオリヴィエの強さなのだが、ロドモンは純粋にイラッとくるのだ。特に容姿関連のからかいが。
「…よし、そこまで言うのなら私もそのナンパをやってやろうじゃないか。君より優れていると証明してやる」
「ははぁんまるで俺に勝とうって口ぶりじゃないの。いいじゃないの、負けて泣くなよ」
「それはこちらのセリフだ。言い訳など出来ないくらいきっちりと君を打ち負かしてやる」
「おーおー、良いじゃねぇの。オレの方がいっぱい女の子引っかけてやっかんな」
故に、彼にしては珍しくムキになっていた。勇しく立ち上がり、ギュッと口を真一文字に結ぶとオリヴィエはロドモンと分かれ、ビーチへと向かった。
最初に声をかけたのは二人組の女子だった。いつも通り礼儀正しく声をかけたところ、「えー可愛い!」と思い切り勘違いされた。
次に声をかけたのは寂しそうな女子だった。寄り添う様に声をかけるとどうやら同性と勘違いされた様で奇妙な友情が生まれる事となった。
次に声をかけたのはロドモンに少しだけ雰囲気が似ている青年だった。「うへえ!?手前!?手前っすか!?うへえ!」と変な悲鳴をあげ始めたので退散した。
最後に三人組のチャラ男に女子と勘違いされて声をかけられた。全員撃退した。>>487
「……自信どころか自分を失いそうになるな、これは」
ひょっとしてパーカーが悪いのではなかろうか、一度はそう考えて脱いでみようとしたところ衆目から異常なまでの視線を受ける事となった。着た方が良いと言われてそうしてみれば、むしろ逆効果になっている現状にオリヴィエはピンク頭の仲間を軽く恨めしく思った。
「彼は何処に行ったのだろうか」
ビーチパラソルまで戻ってきたが対決相手であるロドモンの姿は無かった。まだ帰ってきていないのを見るに女子と格闘しているところなのだろうか…。
「おぎゃぁぁぁぁ!やめてくれぇぇぇぇ、勘弁してくれぇぇぇぇ!」
「……うるさい、少し黙ってくれる?」
ビーチから少し離れた岩場、ロドモンは絶対絶命の危機に陥っていた。いつもの調子で女の子に声をかけたのだが相手が悪く、なんと男を食らう事で有名なスキュラだったのである。まぁそんな事は梅雨知らずうざったそうな振る舞いを憂いを浴びていると勘違いしてホイホイついていって今、無数の魔獣にグルグル巻きにされ胃の中に放り込まれようとしていた。
「ひぃぃぃぃん!オレが何をしたって言うんだぁぁぁぁ!単に女の子に囲まれてチヤホヤされたかっただけなのに、何故ぇぇぇぇ!やめでぇぇぇぇ!食べないデェェェェ!」
「なんか……食べたらお腹壊しそう、やめようかな」
「ああん!?誰が腹壊しそうだ!?食ったら涙流すくらい美味いぞ!あー待って違う、やめれ、やっぱ食べないでぇぇぇ!」>>488
哀れなスキュラがあんまりなチャラ男を飲み込もうかというその時、岩場を飛び跳ねる影がひとつ。その手に剣を携え、勇猛にオリヴィエが背後からスキュラへと飛びかかった。
「ッ!」
振り返り様にスキュラが操る水の魔獣が迎撃するが、オリヴィエは身を捻ってギリギリのところで回避、勢いそのままに剣を振るった。
どすっ、と鈍い音が響いたかと思えばスキュラは膝からその場に崩れ落ち、砂浜に顔を突っ込んだ。
「安心しろ。峰打ちだ」
拘束から解放され、ロドモンは砂浜にどすんと尻餅をついた。先程まで迫っていた危機が突然消えた事に理解が追いついていないのか、自分を助けに来てくれた騎士をぼんやりと見上げてしまう。
「オ、オリヴィエ……」
「お前はいけすかないし、出来れば関わりたくないと思っている。だからといって見殺しにするわけにもいかない。それだけだ」
「ちょっと横にズレてくれるか」
「は?」
「いや、オレが尻餅ついててお前は立っている。この構図は非常にまずい。運命の構図と言われていてな、これをやった二人は運命の如く結ばれる事で専らの噂だ。オレは男と結ばれる趣味はない!というか待て、お前パーカー切れてる!やべぇ!パーカーからお肌が見え、はーっ!やば!はっー!」
「……」
ぎごん。ぎごん。ぎごん。
砂浜に生理的にやばい音が立て続けに響いた。>>490
わちゃわちゃして楽しいお話でした。そしてゲストで登場したスキュラにちょっと面食らいました。蚩尤のwikiを大幅更新しました。ご確認お願いします。
手元にパソコンがないため、この間投稿したクリスマスイベントのストーリーを紐づけるのは、また今度にします。
一応こちらにも投稿してもいいですか?>>489
今回のロドモンは、スキュレー(ナンパしたらガチで殺しにかかる)のほうじゃなくて良かったねとしか……。あと書いておきながらなんですけどロドモンとオリヴィエはキテル…どころかクルナ…なくらい相容れない関係だと思ってます
どちらもデレませんカケラもデレませんなのでロド×オリはあり得ません>>490
100%被害者なスキュラさん……!>>475
主人公にクセを出したい場合は、その相方として常識的な思考の人が1人いると使いやすいかなって思います。
ホームズとワトソンみたいな。
異常な人物と一般的な物の見方の橋渡しになってくれる視点があると、キャラクターが生きるように思います。>>500
【固有スキル】
神性:C
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
蚩尤は武神の伝承保菌者だが、後に怪物と貶められたためCランクで有している。
また、金属製の武器をこの世にもたらした蚩尤の権能のひとつである「遠き世の技術」を行使可能。召喚された時代から遥かな過去、もしくは未来の兵器や武器を作成できる。
「兵器・武器の作成・使用方法がインプットされている状態」であるため神代の兵器すら理論上は作成可能だが、武器や兵器についての詳しい理屈や理論は本人にもわかっていないほか、作成には材料やリソースが必要となる。
武神無双:B+++
ぶにひけんなし。他者を圧倒する比類なき武力を示すスキル。あらゆる武器や兵器の取り扱いに精通しているが、特に槍での攻撃に大きなボーナスを得る。
形状の異なる6本の武器を同時に操る事が可能。
機動礼装:-
背中から生える、4腕4脚の機動礼装。
脳波によって自在に動かすことができ、機動力や身体機能をサポートする。
手数の増加や変則的な動きを可能とする他、筋力と敏捷のステータスに「+++」を付与する。>>501
【宝具】
軍神五兵(ゴッド・フォース・オリジン)
ランク:A+ 種別:対人・対軍・対城宝具 レンジ:1〜40 最大捕捉:1〜50
蚩尤の得意とする戦闘の型。
蚩尤がこの世にもたらした戦の手段である戈・矛・戟・酋矛・夷矛の概念を擬似的な神造兵装として生成し、目にも止まらない速度と圧倒的な手数で対象を切り刻む。もしくは魔力を暴走させ投擲し、爆砕することで超火力の攻撃を行う。
生成する武器は神造兵装としては非常に粗悪であるものの、宝具としては高ランクであり、かつ破壊されても再生成が可能。
その性質上、発動自体には殆ど魔力消費がないが、6本分の武器の生成にはサーヴァント1騎を召喚するのと同等の莫大な魔力を消費する。
【Weapon】
機動礼装
無数の武器>>504
ランサーとして召喚された彼女は、涿鹿(たくろく)の戦いを起こした妙齢の姿で現界する。
傲慢かつ究極の自己中心的思考をしており他者を欺いてでも自らの益を得ようとする上、所有物にはかなりの執着を見せる悪党そのもの。
その反面、自らに与した(と蚩尤が考えている)部下や捧げ物は「自分の所有物」として大切に考えており、悪態や侮蔑の言葉を浴びせながらも主人として守ろうとする。
知恵は働くが、かなり単純かつ直情的な性格をしているため、マスターとなる人間は(表面上だけでも)彼女にかしずいてみせれば、大体上機嫌でいてくれるだろう。
細かいことは気にせず多少の粗相は一笑に伏すものの、大雑把に物事を捉えているため大切な場面でボロが出る事が多い。
それによって計画が失敗することもしばしばである。
歴代の「蚩尤」はそれぞれに適性クラスが存在し、器に合わせた「蚩尤」が召喚される。
【製作者】ガイ・フォークス>>514
な、習ってなかった漢字だったですし(日本小学校は四年生までしかやってない)>>510
偉そうな人とはだいたい仲悪い……!
シンプルで重くなりすぎない悪役を目指しました。ありがとうございます!
>>511
ああ、そうですね。見落としてた……
維持コスト(普通の武器として取り扱う分に)は普通の武器と同程度ですが、宝具としての破壊力を出す際にはきっちり能力解放分の魔力を消費する感じでどうでしょうか。
あくまでも「超高速&多手数での攻撃を行う技術」自体は本人由来のため消費が少ない、みたいな……?
好いてくれてありがとうございます!
さ、サンプルのセリフはこの間のSSで目下勘弁してください……!やるとしても、また手の空いた時にでも……
>>512
おまゆう!おまゆう!!笑
蚩尤が割とビッグネームなだけあって拾い切れないほど伝承があったので、それぞれの側面で誰か作ってくれないかなって思っての伝承保菌者です。あと、ハサンとかロビンとか好きという趣味的な部分も……
ランサー蚩尤は自分が1番次男タイプ!レンタル可能人物に自作を追加しました。こういう役回りできますよ、と補足しましたのでよければ読んでみてください。
自分が挙げたレンタル可能サーヴァントを見てみるとなんか挙げた数が多すぎない?と不安になる。何人くらい挙げるのがちょうどいいんだろうか?>>506
凛と凜も偶にごっちゃになる>>461
個人的に動かしやすいのは孝標女とかなので、率先して自分から行動出来るキャラ、かつ実力も並で「もうこいつ一人でいいんじゃないかな?」にならず、けれども見せ場は作れるぐらいの尖った能力か応用に長けた能力持ち、とかですかね>>519
チョロフラス「失敬な!我はごく一部の人間に寛大に接するだけだぞ!」
あぁ、いいですよね、ハサン・ロビン系サーヴァント……
え?つまり弟想いの長男蚩尤と兄さん想いの三男蚩尤も出てくると?(言うだけならタダ)おざざーす
ロドモンとオリヴィエ結構反応良くてありがたい…もっと頑張りますでよ!中納言さんへと言って>>399をアッピルしておこう~
感想ありがとうございます!
>>446
アイデア褒められるのはほんと嬉しいですね
本当はバフォジャックさんの悪魔の囁き的なところも書きたかったんですが、今回は戦闘面以外書きにくい状況だったので、ちょっと騎士の部分を出す形に……納得してもらえたなら何よりです
>>447 >>450
呪詛を受けながらも戦力として機能するラーマくん枠ですねー
出番が前半だけな都合上、出来るだけ書こうと思ってたのできっちり書けてたならよかったです
地を歩けないから何かの上を歩くのは夏イベのワイルドなスピード組見て書きたくなったところに、マリーの死因の克服の部分を重ねた感じですね
>>448
>「娘にDQNネームつけるな人類(意訳)」
この辺も使って書きたかったけどシチュエーションが思い浮かばなくて……
マクシミリアンの変則召喚による復活はかなりギリギリラインですが、緊急時なのと夫婦仲を見せつける(無自覚)で何とか押し切った感じ……>>531
☆3
『交換会まであと少し!』
お借りしたキャラ:[[西行・キャスリーン・華恩]][[西行・シャルロット・千鶴]][[高円寺零央]]
「───あぁ、また後で。……二人とも、あと五分で此処に着くそうだ」
「食事とデザートの準備、終わったで」「飾りつけとテーブルの準備も良しなのです!」
「……やれやれ。二人揃っていきなり何を言いだすかと思えば、『プレゼント交換会がしたい!』なんてなぁ」
『穏やかな冬の道のり』
お借りしたキャラ:[[アレクサンドル・野紀・ヴィヴラメント]]/[[羅城大我]]
「───ええ、それでは失礼します。……どうしました、大我くん?」
「ん~~~……!このプレゼントで本当に良かったのか、後悔してきました……」
「ふふ、今更ですねぇ。大丈夫ですよ、大我くんのセンスは私が保証します」勝手にやるぞ『冬の天体観測』
(ヒュギエイア&ウィリアム・ブレイク)
夜空に広がる眩い星座、その幾つかは神によって召し上げられたものだという。
「えーっと蛇つかい座、蛇つかい座……蛇つかい座ってどれだったかな?」
「お嬢さん、星座はほかにもあるんだが……」
「蛇つかい座を見たいんですよ、蛇つかい座を!」ぐれお、第漆特異点のあらすじ投げます
舞台は近代、20世紀初頭のアフリカ大陸。
帝国主義が横行し、英国が世界に覇を称える黄金時代。
フェリーペとメンテーが挑む、七つ目にして
星の門番として蘇ったセシル・ローズ、彼女が従える数多のサーヴァント。
現地住民達は魔力捻出の為に酷使され、歴史は大きな分岐を迎えようとしていた。
彼の地でフェリーペ達が出会ったのは巨神の悖戻者 ディートリッヒ・フォン・ベルン……そしてもう一人のセシル・ローズ!?
巨人が踏み締める阿州の地にて最大の悪が目を醒ます。
Fate/Grave Order 第漆特異点 神代回帰特急 C.C.C. 巡る星の夢
それは有り得た可能性との対決。
選びとった未来を突き進む、生者の物語。>>536
イギリス:ジョン・ハンター(狂)、サミュエル・ベラミー(騎)
インド:プラフラーダ(殺)
を推しておきます……>>536
うちのディートリヒとか?まあ、それは置いておいてイギリス、インド、アフリカですと
イギリス
ロビン・フッド、エドワード黒太子
アフリカ
プトレマイオス1世
くらいですね。インドはうちにいないんですよ。チャンドラグプタ(王の軍勢いるマハラジャ)を考えてたことはあるんですけど、予定している役回りとかがわかればそれも参考にできるんですが。>>539
ありがとうございます。そういえば十二勇士があれですもんね。
「お前にはよく似た姉か妹はいないか?」
くらい放言はあるかもしれないですね。六 違えし己の事、並に変わらぬ世の事
フェリーぺ?「………………俺と、代わらないか?」
静寂の中で、眼前のフェリーぺの言葉が漣のように反響する。現実逃避をしようとしても、思考の部屋のどこかの壁に、その音はぶつかって波紋を生み出す。
カルデアではないカルデアに迷い込み、自分(フェリーぺ)ではない自分(フェリーぺ)に、代わらないかと問われた。その状態から、二人は声を出すでもなく動きもせず互いの顔を睨めている。そうやってどれだけ時が経っただろう。数分であったか、数時間であったか。思考の軸が宙づりのままのフェリーぺにはわからない。
今までフェリーぺを見下していたフェリーぺが、はぁ、と息を吐き口を開く。
フェリーぺ?「いつまでもだんまりじゃあ、何も進まないぞ」
まるで子供を窘めるような声音。口調。そうだ。これは、昔自分が弟を窘めるときによく出していたものだ。カルデアに来て、人理修復の旅を続けて、気づけば記憶の隅にあったものだ。
嘔き気と恐怖を喉の辺りで押しとどめるのに精一杯なフェリーぺをよそに、フェリーぺは膝を折り、左手をフェリーぺの顔の横につく。必然的に、顔を先よりずっと近くで認めることになる。嘔き気が強まる。
フェリーぺ?「なぁ、なにをそんなに拒んでるんだ?何も変わらないさ。フェリーぺ(おまえ)と、フェリーぺ(おれ)と」
フェリーぺ「何がッ……!変わらない、んだ…」
理性を繰り戻し、口を開けば本来出てきたであろう吐瀉物をぐっと肚の底に下し、笑うフェリーぺに対して怒気を前面に声を出す。
フェリーぺとフェリーぺに違いはない。それは、フェリーぺ本人さえ認めざるを得ない。だが、他はまるで異なる。人のいないカルデア。異形のメンテー。何も見えない窓の向こう。全てが違う。>>549
フェリーぺは、フェリーぺに凄まれても何と言うこともなく一笑に付し、すいと片手をフェリーぺの目に乗せ視界を塞ぐ。
フェリーぺ?「これを見ても?」
その言葉と共に手が払われると、そこは─────「いつものカルデア」であった。
清潔感のある廊下。それを明るく照らす照明。四方から聞こえる様々なサーヴァントたちの声。窓の外の白い吹雪。五感が、フェリーぺの知るカルデアを感じている。五感だけではない。空気が、脳に馴染む。心が、このカルデアを受け入れている。
???「どうした後輩。そんな所で寝っ転がって……あの日以来だな…まったく」
ふと、そんな声がした。知っている。よく知っている、少女の声。呆れたようで、それでもどこか楽しげで。それでも、戦いにおいて、今までフェリーぺに誰よりも寄り添い、共に旅をした少女の声。
影が見える。あの異形の影ではない。フェリーぺの知る少女の影。ただでさえ捨て置かれていた思考の軸が更にぶれる。今にも顔を上げたくなる。
─────違う。違う、違う!
理由を考えるより先に、瞑目し顔を振り、瞼を上げる。そうすると、どうだろう。先まであったはずのカルデアは消え失せ、フェリーぺの上に四つん這いになっているフェリーぺ唯一人が、やや口惜し気に眉根をひそめていた。だがそれも一瞬のこと。フェリーぺはすぐに得意げな笑みを浮かべる。
フェリーぺ?「言ったろ?変わらないって」
フェリーぺ「そんな、こと…」>>550
フェリーぺ?「……世界なんて、何が真実かなんて、結局は主観の問題だ。フェリーぺ(おまえ)とフェリーぺ(おれ)は、同じだ。」
「…………なぁ。」
「右と左に。」
「外と内に。」
「裏と表に。」
「夢と現に。」
「違いなんて、あるか?何も違いやしない、だろう?」
そう語るフェリーぺの面持ちは、どうしてか、どこか陰が─────もっと言えば、悲しみや、怒りや、やるせなさが─────あった。口角は上がっているのに、眸には潤いが溜まっている。不敵な笑みを見せているというのに、今にも泣き出してしまいそうだ。
フェリーぺ?「さぁ……」
それでも、フェリーぺは頑として口角を緩ませず、フェリーぺを執念く瞠る。これからどうなるのか。なんとかしなければ。でも、どうすれば。迫る未知の危機に心臓がひときわ速く打つ。なにもわからないままなのか?このまま、自分は─────
???「─────させる、かぁッ!」
耳を劈くようなクラッシュ音と、怒りの籠った少女の叫び声。本来ここにあるはずがない音が響き、あるはずがない影が二人のフェリーぺの間に入る。
フェリーぺより幾分か小さい身体に、紫色の伸ばされた髪。ランプを中央部にあしらった大きな盾を携え、斃れるフェリーぺを背にフェリーぺを見据えている。メンテーだ。メンテー・プルトランプ。フェリーぺのサーヴァントにして、誰よりも頼りになるセンパイ。>>553
メンテー「大丈夫か、後輩!」
フェリーぺ「あ、あぁ…!」
ちらとこちらに向かれた横顔から窺えるのは、心配と安堵と、現状への憤怒。
フェリーぺ?「………わかるのか」
自身の眼前の少女と同じように少女を眇めながらフェリーぺは忌々しげに声を投げかける。それに、メンテーは鼻を笑うように鳴らし、
メンテー「決まっている。私の知る後輩は、そんな笑顔を作れるような奴じゃないのさ」
指をさし、そう言い放つ。フェリーぺは更に苦しそうに顔を歪め、その顔を手で覆うようにして跼る。
フェリーぺ「でも、一体、どうやってここに…?」
メンテー「元に戻った時に、ポーとアヴドゥルに伝えてな。そうしたら、あの鏡の女…乳の親が、ここまで導いてくれたんだ」
鏡の女、という言葉を聞き、あの時の情けなくも恐ろしき出来事を思い出し震えるも、「安心しろ。ああ見えて、いい奴だったよ。お前には謝っておきたいって言ってた」というメンテーの口添えに心を落ち着かせる。今は、メンテーがいるというだけで安心ができる。>>554
メンテー「……ひとまずは、戻ろう。帰りの道も用意してくれている」
フェリーぺ「わ、わかっt…」
フェリーぺ?「─────令呪をもって命ずる。…シールダー、メンテー・プルトランプ。共に、戦おう」
思わずメンテーを窺う、が、彼女に異常はない。フェリーぺを見ようとした矢先、視界の端に光が見え、次の瞬間には横腹に強い衝撃が入った。勢いを抑えられず、床に受け身も取れずもろに叩きつけられる。
メンテー「……ッ!?後輩!」
素早くメンテーが駆け寄り、振り下ろされるはずであった鈍器を盾で受け流す。がぃん、という鈍い音がした。
痛みを堪えながら身体を起こすと、メンテーがメンテーと戦っていた。互いに盾をぶつけ合い、蹴りを出し、躱し、そのままカウンターで突きを入れようとするも、盾で防がれる。片方のメンテーが、背をこごめるフェリーぺの傍に寄った。同様に、メンテーもフェリーぺに近づき、出方を窺っている。
フェリーぺ?「……んでだ」
メンテー「……?」
フェリーぺ?「なんで、なんで、なんで!なんで、俺たちだけが…!お前も、俺も、変わりないっていうのに!なんで、俺の世界だけ!俺たちだけッ!」
前を向いたフェリーぺの見開かれた眼には、悲哀と鬱憤と忿怒と積怨の色が溢れんばかりに湛えられていた。眉は吊り上がり、口は何かを噛み殺.すようにぎゅっと締めている。それでも憎しみは表しきれず、激情は身体を小刻みに震わせている。>>555
鬼気迫る表情に面食らう最中、また、がぃんという音が響く。隙を突こうとしたメンテーの攻撃を、メンテーがからがらで喰いとめたのだ。
メンテー?「……あと、少しだったのに…!」
メンテー「後輩!魔力を回せ!覚悟を決めろ!……私たちは、帰るんだ!」
メンテーの激励に、はっと我に返る。そうだ。相手がどうであれ、自分は帰らねばならない。だって、自分は、自分には、自分たちには。護らねばならない未来があるのだから。
未だに残る横腹の痛みを耐え、ふらつく足を叱咤し、両の足で立つ。フェリーぺを睨む。対するフェリーぺも、猛火のような顔つきでフェリーぺをきつく睨んでいる。だが怯むつもりはない。「不安」「戸惑い」「恐怖」全てを飲み込み、高らかに告げる。
フェリーぺ「……あぁ。…一緒に、帰ろう!」
戦闘!■■■のフェリーぺとメンテー!(編成制限:メンテー・プルトーランプのみ)>>445
はぁあああああ…!なんで私昨日いなかったんだ…こんな超大作が出ていたっていうのに…!
やはり第五特異点なだけあって規模が大きいですね…そしてマリー王妃と流麗さんの二人が終始好きです…マリー王妃はやっぱりマリー王妃だ…フランスよ永遠に…
あとあと、バフォジャックさんとハーデースさんの最後の会話が格好良すぎます…ハーデースさんの超然的で、だけど優しさを持った態度が素敵すぎて…というか皆素敵すぎて…無理…
>>536
イギリスでワットを!いやワットイギリス…うん、イギリス!()
インドもアフリカもいない…世界史の知識がなさすぎる…
>>490
オリヴィエさんが災難としか言いようがない…あと道灌の態度がバリ困惑の境地で草。そりゃうへえってなるよ…
ロドモンさんは、うん、もう一発くらい殴られておくべきだよ()
ドン・ファンは男だって見抜いた上で楽しむためにからかうんだろうな…屑じゃん…>>538
自分で書いておいて「これはないな」って気に入らなかったので……
蚩尤→后羿 【訂正版】
「天帝野郎に一泡吹かせたって聞いたぜ、やるじゃねえか!……いやいい、みなまで言うな、私にはてめえが言いたいことが痛いほどわかる。そうだよな、あいつらムカつくよな!よーし、このまま天帝野郎もぶっ飛ばしに行くか!ついてこい!!」
◯ポイント
・乱暴な口調だけれども「殺.す」とは言わない。近いけれども、「つぶす」「やっつける」などもう少し婉曲な表現で。←大切!
・相手の言葉を自分勝手に解釈して勝手に気に入ったりする。
・基本的に勝算のあることしかしないが、(今回の場合、相手の意思を確認しきらないなど)最後まで詰め切る前に行動に移ることがままある。大雑把。>>445
すみません、しっかり読んでから感想を返そうと思っていたらこんなに遅れてしまいました
流麗さんとマリーの絡みいいですねぇ……マクシミリアン1世降臨の流れもとても盛り上がってよかったです今、人がいなさそうなのでクリスマスイベのざっくりとしたお話を途中まで投稿させていただきます
『海上のメリークリスマス ~七人のサンタクロース(候補生)たちと聖なる夜~』
≪あらすじ≫
ある日、カルデアの掲示板に「求む!ベラミー海賊団のクルー」という奇妙な求人募集が貼られており、
そして時を同じくして、何故かサンタクロース姿の海賊系サーヴァントたちから「聖杯を賭けたレース」の開始が宣言される。
「来たか……マスター、実は海賊仲間たちで散策(そざいあつめ)中に、なんと偶々聖杯を見つけてね。
そして『やれ俺のものだ』『やれカルデアに高額で売りさばくんだ』と言い争っているうちに、
いつの間にか皆サンタクロースの衣装(こんなかっこう)に着替えていたんだ……!
『これはもう、サンタクロースとして一番役目を果たした者が聖杯を手にできる、ということで良いのでは?』という事で話は落ち着いた。」
「で、その結果、俺がマスターたちを率いて参戦する役目を担うことになってね。さて、説明もいいがそろそろ出航の準備でもしようか。」>>574
≪承≫
※最も色々なサーヴァントたちが登場し、わちゃわちゃ楽しそうにやり取りするパート
兎も角、怒り狂った魔物・魔獣の類に追われながらもプレゼント運びを敢行する一行。
だが良い子の中には
「クリスマスにかこつけてハメ外した酔っ払い」
「海賊が攻めてきたと勘違いし、問答無用で襲ってくる者」
「サンタが珍しいとちょっかいを出す子供たち」
そして「何故か知らないけどプレゼントは他の海賊から貰っている上に途轍もなく怒っている人」
などから手荒い洗礼を受けることも。
プラフラーダ「わぁい、本物のサンタさんだ~♪」
鞍馬天狗「ん~?そうさなぁ、この天狗乱舞のぬる燗を追加しようかのう」
メネス「メネスは塩昆布キャベツとクリームチーズポテトサラダ!」
ベラミー「俺たちは居酒屋の店員じゃないぞ、後ろの似非ショタ二人」>>575
そんなトラブルに見舞われながらも数多くのプレゼントを配り終わる。
しかしその道中、行く手をバルバロッサ&ウィリアム・キッド&アルビダの三同盟に阻まれる……も、何やら同盟内に不穏な空気が。
バルバロッサ
「俺が聖杯を手に入れたら、百合の間に入ろうとする輩もそんな概念も全て処刑する!文句は無えよなぁ!」
キッド
「おーやだやだ、これだから過激派は……そんなことより×××モノをこの世から根絶すべきだろう」
アルビダ
「押しつけがましいにも程があってよ、二人とも。×××や××、××××××パロ……それら許容してこそのオタクではなくて?」
ベラミー「くっ……そこで異性装の話題が出てこないとは嘆かわしい……」
ティピュス&アンガンテュール&黄夫人「「「乗るなキャプテン(ばか)!」」」
こうしてオタク四人にとっては譲れない、他の者たちにとってはどうでもいい、四つ巴の乱戦の火蓋が切って落とされた……>>576
≪転≫
※最もイベント限定アイテムや素材を集めて周回するパート
今まで4組のサンタクロース候補生たちを撃破しながら、プレゼント運びを続ける一行。
そこへ、こちらの疲労具合を窺っていたジャン・バールが奇襲を仕掛けてきた。
バール
「さて、そろそろ『狐の狩り』をお見せするとしようか」
ベラミー
「まったく、『海のロビンフッド(かりうど)』が『海の狐』に狩られるなんざ笑い話にもならねえな……!」
どちらも互角の走りと戦いぶりを見せていたが、
ティピュス
「──────!?この悪寒、は…………皆さん、しっかり掴まっていてください!『何か』が来ます!!」
バール
「…………何だ、『あれ』は……っ!?」
突如、蚩尤率いる第三勢力・『東インド会社』が介入し戦況は一変、大砲による船上からの超長距離砲撃を放たれ、直撃したラ・ロイヤル号は走行不能となり、ウィダー号も激しい損害を被る。>>583
まあ「人らしい善良さを持った神様」って何だよって話ですしね、
あとイシュタルは「古代の人々に豊穣や王権などを生きる上で欠かせないものをもたらした故の秩序・善説」好き>>582
ああよかった。いや十中八九そうだとは思いましたけどスネグラーチカの幕間的に万が一があるかも…? となってたので…
ともかく了解です。ちょっと考えてみまーす>>533
『恋人たちのイヴ』
スルトちゃんとシンモラで。>>584
人類悪の側について人類が進化するか定命で脆い肉体から自己進化を成すかを見届けますね。
キャスターの方は胡散臭いけどヒーローしますよ!胡散臭いし、好きで意味深な黒幕ムーヴしておちょくりますけど!>>536
・クリスティ(フォーリナー)
・ロケット号
可能ならこの2名もお願いします。>>536
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/クリシュナ
をばー!第伍特異点むっちゃよかったでふ……黒太子の活躍が個人的に好きでした
1万文字が超えるものが出来上がったのですが貼ってもよろしいでしょうか。本来ならば九終で披露するつもりだったものを愛しています、愛しています、愛しています。
恋しています、恋しています、恋しています。
想っています、想っています、想っています。
願っています、願っています、願っています。
望んでいます、望んでいます、望んでいます。
だから、笑って。私の知らない明日を望んで、私の知らない明日を笑ってください。私は、あなたたちだけを、愛しています。望んでいます、望んでいます、望んでいます。
私という人間の始まりは、この日出ずる国の内でも、それなりに身分の高い存在であったのだと思います。国津神、天津神、種類は問わず。八百万の神々が宿るこの世界で、私は生まれました。
神とは、人の信仰なくして存在することができないもの。人の、自然の、その崇拝心があってこそ神は神となれる。ゆえに、神ならざるものも崇め奉られることにより神になれる。そのような時代だった。
「神の奇跡を自分達だけに恵んでほしい」そのような独占欲により神を作ろうとした外法の者がいた。神とは、人にとって利になることばかりをする存在ではない。ときには理不尽ともいうべき災厄を振り撒くことすら厭わない。
───────そのような神は要らない。私たちには、私たちに幸福だけをもたらしてくれる神さえあれば良いのだと、身勝手極まりない手段で私は神に仕立て上げられた。
最も手早く神としての効力を高めあげる作り方だから、との言い分で用意された感情がおおよそ全て負の感情であったときの私の気持ちが誰にわかろうか。
苦痛、憎悪、嫌悪、嫉妬、淫欲、強欲、飢餓、憤怒、悔恨、殺意、愛憎、諦観、悲哀、侮蔑、恐怖、絶望、絶望、絶望絶望絶望絶望絶絶望感絶望絶望絶望絶望絶望絶望絶望─────!
この世全ての悪が煮詰まったかのような絶望の廃棄場になった私を、その負の信仰を以て祀りあげようとした浅ましく卑しい人間たち。
…………それを一瞬で鏖殺したのは、きっとありふれた選択だったのだろう。もっと苦痛を与えるべきだったのかもしれないが、自分にそこまでする意はなかった。いや、何かが壊れてしまったのかもしれない。恋しています、恋しています、恋しています。
天若彦、ああ、麗しの彦星様。ああ、なんとおいたましい。その恋が天に届くことなく、哀れ死に果ててしまうなど。この従者、天探女も涙が枯れ果てるほどに泣きつれております。
ですが、ええ、そもそも。なぜ天若彦様は亡くなられてしまったのでしょう。
ああ、誰かに唆されたのでしょうね。誠実なお方ではありますが、愚直な方でありますから。では、いったい誰に?
このような素晴らしいお方で私いらっしゃるのにこのような非道を私受けてしまわれるなんて私なんとも私心打ちひしがれる思いに私ございます。
ああ、悲しい私悲し私い悲しい私私私悲しい悲しい私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私私────
そう、それもぜーんぶ、私のせい。
神を愛しているのです。元は巫女であったのですし、何より私の中に渦巻いているのは神への尊敬の念ですから。人間を愛し恵みを授けてくださる神々に対してとてつもない情愛を抱いているのです。
神を憎んでいるのです。元は人間であったのですし、何より私の中に渦巻いているのは神への憎悪の念ですから。人間を戯れ破滅する天災を撒く神々にに対してとてつもない憎悪を抱いているのです。笑っててください、お願いします。
苦しんでください、お願いします。
後悔してください、お願いします。
愛しててください、お願いします。
彼らが司るべき自然を操ることが叶わず、逆に牙を剥く地球そのものに押し潰される彼らを見ると、胸が空く思いとえも言われぬ喪失感に駆られます。
慌てふためく姿は可愛らしい。あり得ないという顔で命を終える姿は微笑ましい。素敵、素敵素敵。
ああ、きっと、私は貴方達に恋しているのです。だからきっと、貴方達には沢山苦しんでほしい。絶望して欲しいのです。
「そんなエゴで絶滅の危機に押し込まれるこっちの身にもなってくださいます?端的に言って、目障りです」
日出ずる国の……いいえ、日そのもののあなた。麗しのあなた。ああ、数多の神を纏め上げる天照大御神よ。私はあなたに逢えて光栄です。私はあなたに、恋をしています。なのでどうか、壊れてください。笑ってください。どうか、笑って。
「愚物が。妾を誰と心得ているのか、ほとほと理解に苦しむぞ。そも、妾の心は借り物、紛い物にやるほどではない」
いいえ。あなたに対する尊敬と憎悪は確かに借り物ですが、この恋心だけは私のものですよ。
「余計に気持ち悪い。………ともかく、妾は心など割かぬ。そうよな……次。次があれば、その愛憎以外も探せよ。もうじきその体は霧散する。そうしたのであれば、妾の前にもう一度立つことを許す」
…………人に何を押し付けられたわけでもない、幸せな一生を送る自分?なんとも馬鹿みたいなお話ですね。……ですが、生憎「それ」は味わったことはないですし、それを為し終えたあとにあなたともう一度謁見できるというのなら。
──────きっと、胸が弾む心地でしょう。想っています、想っています、想っています。
そのような大本の願い事から幾星霜。大妖怪、四国を統べる大狸『隠神刑部』として生を受けたのはいつの日だったか。
それなりに生きて、それなりに殺して、それなりに泣いた。でもそれは、辛いだけの人生じゃあ無かった。
一人の女を愛したこともあった。子を大勢育み、彼らと数百年生きるのは楽しかった。己が配下となった妖を愛し、愛され、仁義と義勇のままに生きたのも楽しかったし、他の地域の者達との抗争も、悲しくはあったが人生の大事な大事な欠片ではあった。
一番記憶に残っているのは、嫌いだった人間からも、守り神と慕われたことだ。
浅ましい、強者にすがりつかなければ生きていけないような虫共。そう想っていたのだが、慕われ愛されるのは存外心地いい。畏敬の念を向けられて、良い感情を向けられるという快感はおそらくきっと忘れることはできないだろう。それほどまでに彼らの愛というものは支えになっていた。
友と酒を飲み交わし、家族と共に愛を育み、人間と共に手を取り合って歩んでいく。その愛を、その熱意を、隠神刑部という存在はずっとずっと思い続けているだろう。
みんなを愛している。それだけをきっと、ずっと、どこまでも。想い続ける。願っています、願っています、願っています。
人は、簡単に手のひらを返す。己を守り続けた存在が相手だとしても、それが自分の想像では計りかねないような力の持ち主であれば簡単に恐れ排他する。
当然のことなのだろう。非力で、頭だけが回る民衆という存在ならば何らおかしくないのだろう。英雄ほどの強さも頭もないのだから、大衆心理によって強きものも弱きものも囲んで棒で叩くというのは、ある種道理に適っているのだろう。
だからといって、このような非道が許されるべきなのだろうか。人々を守り続け愛し続けた自分達にとって、このような非道が許されて然るべきなのだろうか。
藩の武士は許せるわけではないが理解はできる。譲歩もできる。あの男も別にいい。妖と人、ほとんど縁も無いもの同士であれば殺し合うのもまた道理。
しかし、なんだ、あの恥知らずどもは。罪を重ね罪を重ね罪を重ね塗って塗って塗り重ねて。それでいて口に出た言葉が「疾く死せ」である。
うるさいぞ、あさましい簒奪者め。お前達は許さない。守り続けた恩も忘れて、嬉々として我らを虐殺した貴様らを許さない。許してたまるものか。消えてしまえ、全部全部溶けて消えてしまえ。
「貴様らは、荼毘に帰すことすら許さない─────!」
許さない。封じ込められた世界の中で己のせがれが恐怖と絶望のうちに包まれながら、死にたくないと泣き叫びながら死ぬ様を見せつけられることがあるだろうか。
そんなせがれに手を伸ばそうと、手を掴んで最期まで一緒に居ようとしても、手は空を切り声は届かず死にゆく様を見せつけられる気持ちがわかるか。
許さない。人間なぞやはり塵にすぎなかったのだ。大本たる天探女の意志こそが真実であった。私/儂は二度も人生を大衆に壊された。
願う。儂は願う。人類という存在が、いつの日か必ず、報いを受けることを。許すものか、許されてなるものか。お前達という存在を、儂は一生涯……いや、幾たび生まれ変わろうと嫌悪し続けるだろう。英霊の座に召し上げられてどれほど経ったのか、いやそもそも座に時間などないのだからそんなことを気にする必要すらありはしないが。
「サーヴァント、隠神刑部だ!どうかよろしくしてくれよ、マスター!」
扱いやすい男だ、そう想った。女の方は厄介極まりないような性格をしていたが、それすらも儂にとっては些事という事実でしかないのだからやはり自分には関係なかった。
誠実な奴も一皮剥けばただの肉袋。ぐちゃぐちゃびちゃびちゃと欲望を吐き出すしかない己で歩くことをやめた羽虫。そんな者に取り合う必要などない、それで当然なのだ。
だったのに
「他に何もいらない。ただ誰も傷つかずにいて欲しいと、そう思う」
少年は全てを守りたいといった。傷つくのが見ていられないと。だから命を賭して誰かを守ることになんの疑問も抱いていないしその結果起きるデメリットだって大したものとは受け取っていない。
痛いけど、怖いけど、それが人を守らない理由にはならないと。そう言って顔も知らぬ人々を助けようと走り続ける彼は、とても眩しくて、とても在りし日の自分に似ている。
「私には何もない。空虚な紙風船。けど、道が照らせるならそれでいい」
少女は全て受け止めると言った。みんなを受け止めて見せると。だから命を賭して誰かを救うとこになんの疑問も抱いていないしその結果起きるデメリットだって大したものとは受け取っていない。
痛くないし怖くない、ただ自分は願望機の役目である。しかしそれは私が望んでいることでもあり私という存在を確立させるためのピースであると定めたのは、神であった大本とよく似ている。彼も彼女も本当に馬鹿だ。そんな自分を失うようなことはしたって何にもならないのに。本当に馬鹿で、愚かで、無様で─────でも、何よりも尊くて。
自分が守りきれなかったものを、後悔を、この少年に味わせたくない。自分が遂げきれなかったものを、絶望を、この少女に感じさせたくない。
馬鹿な話だとは思うが、人という存在を再び愛してしまったのだ。その愚直さとその気高さに惹かれてしまった。
愛しています、愛しています、愛しています。
だから、そう。そのために──────
「そこを退け、ライダァァァッッ!!」
世界が変わる。島の豊かな自然の風景が氷河と溶岩と疫病が満ち満ちている世界へと変わっていく。
「これは……空想具現化?いや違う、なんだ、これは」
「世界は嘘でできている。嘘は嘘で塗り替え固められる。ならば世界に儂が干渉できるのも道理よ」
幾百幾千の刀剣が、幾十幾百までの大砲が、戦車に乗ったゴルディアスに標準を合わせる。
「──────ここは通さんぞ、大英雄。貴様と貴様のマスターに意地があるように、儂と儂のせがれ(マスター)共にも意地がある!そしてそれを、嘘で真実にすることが儂の唯一残った、定めた運命であるが故に!」
ひとまずはこれで。隠神刑部の過去編&覚醒みたいな。マスター2人はまたあとでー氷瀬竜胆の一生において、彼の人生は悲しいことだらけだ。それを嘆く暇もないと思い込んで動いてはいたが、そうはいかないのが、人生というものであった。
両親は竜胆が片手の指で数えられる年の頃に死んだ。根源を目指す魔術師ではなく、別の目的のために戦場に身を投じるという家系であったためにその死に方も道理に適っている。彼等はそれが本望なのだろうし、それを止めようという気には誰も彼もがならなかったから。
しかし、例え血も涙も悲願に捧げた魔術師といえど、息子のことは愛していたのであろう。知り合いの魔術師に彼を託し、そのまま戦死したというのだから。
その魔術師こそが、竜胆の義母。彼に残った傷の一つである女性だった。
「あなたはきっと、誰よりも強く優しくなれる」
魔術師らしくない女、そうみんなに言われる程度には魔術師としての基礎は出来ていなかった。
封印指定になるほどの卓越した才能。しかしそれを純粋に誰かのために使い潰す人間的には完成していながらも魔術師的にはあまりにも失敗作だった女。それこそが竜胆の義母であった。だからこそ、竜胆に対して優しく愛を注いで育んでいけたのかもしれないが。
彼女が扱う魔術は、自分は詳しく知らないが「起源を肉体や属性に反映させる」ものだったらしい。その魔術のおかげで、自分という存在は起源である「守護」を強く体に色濃く描いたというのは友である初梅から聞いたことだ。
だからこそ、封印指定執行者の手に彼女がかかってしまったことも、聞いていた。
「あなたは強い子。辛くても苦しくても前を見なさい。あなたは、私の、自慢の子よ─────」
封印指定の魔術の被検体。そんな者が発見されればおそらく無事ではいられないだろう。そう踏んだ母によって封ぜられた匣の中で見る光景は、母が命を賭して執行者達と戦う様。
両手の指で足りなくなるほどの敵を殺し尽くした母が不意を突かれて胸を抉られて。死にゆく彼女の体が打ち捨てられたのは己の入った匣の前。そう、その最期を迎える刻を、竜胆という人間はただ立ち尽くして見ることしかできなかった。母が死んだ後の後見人は、優しかった母と違ってぶっきらぼうで他人行儀な青年だった。
「俺、子供が嫌いなんだ。すぐ泣くし、泣けばいいと思っている。大した自立心もないような奴が一丁前に気張っているのを見るとイライラする」
うっかり手を握ろうとしたら手を叩かれて激怒された時点で照れ隠しなのではなく、純然たる事実であると確認した。
「ああ、遠慮はするなよ。子供のくせに大したことじゃないような遠慮をするな。大したことなら俺が児童虐待扱いになるから遠慮をするな。お前がそれでわがまま極まりないガキに育っても俺は責任を負わないわけだしな」
腹が立ったので質素極まりない要望を出しつつ時折どうしてもしたいことがあるならそれは望んだ。コイツ絶対遠慮してやがるなという目を見ると少し優越感があった。
「調子に乗るなよ、ガキ」
………普段質素な分小さくなっていた胃に対して、以前美味しそうだなぁと食い入るように見つめていた寿司を大量に差し出された時は意図的な最悪のタイミングの悪さに思わず睨みつけてしまった。なにより男の嫌な笑い顔がムカついた。
今思えば、きっと自分に色々なことを叩き込んでいたのだろう。もちろんそれは親愛の情というよりは早く自立しろ、とかそういう叱咤の意を含めた厄介払いに近いものだとは思うが、しかしそれでも。彼のその教育は自分のためになったのだということは胸が痛むほどにわかった。
だから、そう。あれだけ嫌いだった青年を兄のように慕い、その死に様に涙したのはきっと間違いではないのだ。
その身に宿った規格外の魔術回路と、そして封印指定の魔術師の被検体であると刺客は言った。つまり、兄にはなんの罪もない。ただ自分という人間を養ったとばっちりで殺し合いに巻き込まれたのだ。
「邪魔になるようなら蹴落とす」と散々彼は言った。言ったのに。
「ダぁ……くそ、ヘマこいた……焼きが回るにも程があるってんだ」
己を庇い大怪我を負った兄を見れば、そうは思えないというのが当たり前だろうに。「うるせぇぞ。ワンワン泣くな気持ち悪い。報酬をあの人から貰った以上、仕事は死ぬことになってもやり遂げただけだ。お前なんか大事じゃない。大事じゃない者のために命を投げ捨てるこっちの身にもなってくれ」
なら捨てればよかった。捨てればよかったのに。命に勝るものなんかないのに、なんでそんなことをしたのだろう。
「………そう、思ってたんだけどナァ。体が動いちまったもんは仕方ネェよ」
骨が砕け、肉がぐちゃぐちゃの左手で俺の頭を撫でた兄は、初めて優しい笑顔を見せて。
「この状況を悔しいと思うなら、この状況が嫌だと叫ぶのなら、強くなりなさい。誰も彼もを守り抜けるように強くなりなさい。あの人が愛して、俺が愛したお前なら、きっとできるから。………まあ、実は性格がいい奴なんて思われたら癪だから俺との出会いの記憶は消す。またこれを思い出したら、その時は期待してるぞ」
崩壊しかけた竜胆の心を守るために、兄は竜胆の記憶を封じてそのまま隠した。元の両親の分家……既に魔術師からは足を洗った叔父叔母に引き取られた時はそんな状態だったという。
守れなかった、守れなかった、守れなかった。
守りたかった、守りたかった、守りたかった。
もう二度と、大切な人を失いたくない。もう二度と、目の前で何も悪くない人が死ぬのを見たくない。守りたい、守らせて、どうか、無事に健やかでいて。その想いばかりが膨れ上がって………「ぁ……兄、さん……かあ、さん……」
目の前で、蒼木ルイと名乗った令嬢が完全に狂い果てたアサシンとそのマスター、樹に嬲られている。樹と名乗った男は自分を追い詰めやすいように見える性格であったから、その見込み通り追い詰めすぎて壊れたのだろう。
ルイが嬲られている。あえて即死は外した、しかし体を的確に破壊していく一撃が打ち据える。
守りたい、守りたい、守りたい。あんなことは許しておけない、自分の目の前で無為に殺されていく人を見るのはもうたくさんだ。
母さんによって刻まれた魔術、兄さんによって託された回路の使い方。それを思うがままに振るえば、きっと大丈夫。
なのに、自分の体に眠る理性はそれを止めようとしてうるさいのだ。己が本能に従って、己が原初を呼び覚ますことを人に戻れなくなるぞと必死に止めようとすがってくる。
「………だから、なんだっていうんだ」
己が可愛さに自分の魂に誓ったものを破ってしまうことの方が、自分にとっては何よりも嫌だ。何よりも嫌で仕方ないから、そんなことに妥協するのはもうやめた。「もう泣かない」
回路を起こせ、呼吸をしろ。
「もう負けない」
大地を踏みしめろ、走るんだ。
「もう誰も、傷つけさせない─────」ルイに止めを刺そうとしたアサシンの一撃が、水色の盾に防がれる。人智を超えたサーヴァントの攻撃が、サーヴァントではない何かに防がれた。
「なん……これ、は」
「■■■■■■■■■■」
アサシンの狂ったような波状攻撃は流石にサーヴァントと言うべきか、その盾を破壊する。しかし、破壊してもしても次々に出される盾は的確にルイに向けられた攻撃を防ぐ。それを行なっているのは、先ほどまで倒れていた少年……氷瀬竜胆だ。
「大丈夫?ルイさん」
「ええ、ムッシュ竜胆。……でも、なんで、ありえませんわ……サーヴァントの攻撃を防ぐなんて……」
「普通はあり得ないけど。でも俺は守ることだけは誰にも譲らないって決めたから。もう誰も傷つくところをみたくないから。だから、本能で理性を塗りつぶした」
「そう、そうですのね……あなた、起源を……『守護』を、呼び覚ましたと……」
起源である『守護』を起源覚醒で呼び覚ました。でもきっと、それだけではないのだ。展開される盾に込められた魔力は一つ一つが瞬間契約級の大魔術だ。もちろんそれに消費される魔力は信じられないほどの量で普通の魔術師であればあっという間にミイラだろう。そうならない理由は一つ。
「なんて膨大な魔力量……しかも、消耗している様子がない」
人の身には余るほどの魔力量。しかも、減っては減り続けている中で呼吸をすればすぐに回復する魔力回復量。そう、それはまるで幻想種の頂点のあの………「竜の……心臓」
恐らく比喩の範疇ではあるが、そう捉えられてもおかしくない程の力。人としての大事な欠片を捨て、一つの盾に昇華した竜胆だからこそ、出来る域だった。
「僕は頑張ったんだ!みんなのために頑張って頑張って頑張ったのに……誰も僕を認めない!僕をすごいとは誰も言わない!なんだよ、僕が間違ってるって言いたいのか?見返りを求めることぐらいしたっていいだろう?それが許されないこの世界は正しいのか?」
「樹さん。それ、人に聞くもんじゃないよ。そも、あなたは最初を履き違えた。『無償で誰かを助けるヒーロー』でいたいのか、『誰かに褒められたくてやってる善人』でいたいのか、それすらあやふやな癖にそれを他人に押し付けるんじゃあない。それはただの癇癪だ」
哀れな男の……もう既に手を汚してしまって手遅れな男の慟哭を自業自得と切り捨てて、竜胆は盾を構える。
「我が身は盾。我が身は壁。我が身貫くものはおおよそなく、我が庇護はあらゆるものから汝を守る。
己が強さに溺れたのなら、己が弱さに潰れなさい。己が狂気に邁進したなら、己が正気に苛まれなさい」
鋼よりも硬いその体を、確かに誇って。
「竜の盾………そうやって俺を呼称した存在がいたように、それをもう一度高らかに名乗ろう」自分が何よりも虚ろだと、最初からわかっていた。
見えないものが見えた。聞こえないものが聞こえた。触れないものが触れた。味わえないものが味わえた。嗅げないものが嗅げた。
むせ返る死の臭い、死の叫び、死の風景、死の味、死の感触。あらゆる死がいつもそばにあった。
けど、それは別に気にならなかった。
自分という存在は残留思念である霊体の全てを受け取ってはしまうけど、その全てと完全に波長が合うことはない……つまるところ、誰とも合わない性格だから霊障を受けることなんてなかった。
それは生者に対しても同じこと。彼らの思いの全て、記憶の全てを受け取ってはしまうけど誰のそれにも心は動じないから、それに引っ張られることはない。誰の思いも受け止めることはできるけれど
誰の気持ちにも私の何かを左右されたことはない。
そも、ぽっかりと心に開いた大きすぎる穴、虚空、虚無そのものが己だというのが一族の見解だそうだ。大きく開いた穴は感情や悪性情報の行き着く先……亜種魔法、天の孔(ヘブンズホール)の擬似劣化版的なものだといわれたが私は何がなんだかわからない、わからないというかどうでもよかった。
そう、何もかもがどうでもいい。自分の命に対する危機も、自分という存在に関わる何もかも、自分というものに対しても、何をどうという感情が起きなかったのだ。
一族のものに仮初の人格パターンを刻む術式を施されなければ、恐らく私は食べることすらせずに餓死していただろうと断言できる。それほどまでに白痴で壊れた穴だった。最初から壊れていたのだ、私は。
生きている人間の感情を収め、亡くなった人間の感情を収め、それを地に還すことで人々の安寧を保ち続ける。強烈な感情は不和を生む。故にその全てを引き受けて大地に眠る。それが水籠の秘術であり、狂った風習だった。
人間は自分以外の人間の沢山な記憶に耐えられないのだ。受け止めきれずに狂いきったとき、限界を迎えたとして生き埋めにする。そんなことを最低でも数百年は、くだらないほどに繰り返している一族。
初梅はその中でも「いくら受け止めても壊れない」神童ともいうべき存在だった。その自己性の薄さは外法で仮初の人格を作ることでなんとかした。所詮偽物であるがゆえに他人の言うことを素直に聞く傀儡となったから。
かくして安泰だと思われたこの商売も、とあるミスによって一夜に崩壊することとなる。ある女が受け止めきれずに発狂した。これまではいい。これは予想通りだ。
問題は、それを同じ水籠の一人が受け止めてしまい、それに耐えられるだけの器がなかったこと。
始めに狂った女の抱いた膨大な念をうっかり宿したまま、耐えきれずに走り出す。それを見た他の者が不意打ち気味に多数の感情で魂が塗りつぶされるために耐えられずに発狂する。
ねずみ算式に、どんどん人数は増えるし宿す感情も増えていく。さらには大地に繋がり、今まで封じてきた感情の全てが溢れ出し、そこにいるすべての一族を狂死させた。
───────ただ1人、それら全てを受け止めきった初梅を除いては。
普通なら狂い果てそうな感情と記憶の全てを初梅は己そのものである穴に全部入れようとし、事実入ったのだから仕方ない。「人は人なりに生きていくべきであって私のようなゴ.ミ箱以外は身の程を知った方がいい」、そう思うのも仕方なかったという。
吸い込まれてく人の情。食べられていく人の記憶。それらの主犯の孔そのものは、死ぬまで変わらないのだと、己は不変なのだと、そう思っていた。
だが、なんだ。あの少年は。私の知らないあの男は。
自分と同じように機械的に非人間的な行動をする、それだけならばよくあるものだと切り捨てられたが、その取る行動がおかしい。
心を殺さず、ほとばしる強烈に輪をかけた熱意で頭のおかしい非人間的なことを実行する。人間らしさが皆無なこの男はなんなのだろう。
気づけば私は、氷瀬竜胆という存在から目を離すことができなくなっていた。
ああ、なんということだろう。彼という存在を私はわかることができない。わからないわからないわからないわからない。
わかりたい。あの全てを理解してみたい。だから手を伸ばすけど上手く読めない。読めるにはどうすればいいのか、考えろ考えろ。「日々を一生懸命に生きている奴に対して、生温い心でぶつかっても理解できると思うなよ」
自分の本能が言ったのか、それとも孔の中の誰かが言ったのか、それとも他の誰かの言葉なのか。それはどうだっていい。しかし、九終島のこの一連の出来事で焦がれるほどに胸が高鳴った私にとって、それは辿り着いた一種の答えともいうべきものだった。
理解したい。全て知りたい。まだ知らない人たちの心も記憶も全部私の中に収めたい。あなたの奇跡を教えてください、あなたの希望を教えてください、あなたの絶望を教えてください、あなたの破滅を教えてください。
教えて、教えて、知りたい、知りたい、知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい──────
私が全て、受け止めますから。
「そういうわけで、私は今ここにいる、ユージーン・バックヤード」
「そうかよ、水籠も大変なことだな。で?お前1人で俺をどうにかできるっていうのか?」
「ええ、できる。だってもう、私はただの孔ではないのだから」
手を差しのべて唱えるだけ。起きなさい、と。そうするだけで私の中の人間たちは湧いて出る。
大量の怨霊が、大量の残留思念が、形をなしてユージーンを襲う。それは一つの軍隊のようであり、有象無象の集まりとは到底呼べないようなもの。「おいおい、これじゃあまるで聖書のレギオンじゃねぇか……けど、なぁ!」
展開される複数の魔眼でそれら全てに立ち向かう。霊体に対して効果的、または特攻を持つような魔眼だって備えているのだ、バックヤードは。
「この程度じゃあ強いだけだ!木偶の坊がいくつ集まったってそれだけじゃあ───」
「だからお前の眼をもらう」
「なっ────ァ!?」
ユージーンの動きが止まる。その隙をついた初梅の全力の殴打がいくつも打撲傷を与え、しまいには蹴り飛ばす。
「お前のそれ……俺の一族の!」
「硬直の魔眼。ありがとう、これ結構便利ね」
「なんで、お前に俺たちの血は流れて」
「アンタらは血族でこれを使えるのかもしれない。けどこれ、ようはアンタとは『他人』でしょ?魔眼は霊的なものが宿りやすい。一種の特異点、一種の独立した魔術器官だもの。私が本気になればその眼の持ち主の一生を理解して、奪い取れる」
その眼を通して元の持ち主の全てを理解し、理解したがゆえに使用権を奪取する。それに加えて多くの霊を行使する。レギオン……かつて、黒死病流行とフランス革命時に西洋を震撼させた『邪霊楽団』の再臨を思わせるかの如き所業。
「ッ……舐めるなよ水籠初梅!お前のようなならず者に俺たちの魔眼を奪われてたまるか!俺たちの!バックヤードの二千年の奇跡を侵させるなんてありえない!」
「魔眼の制御権が奪い取られる……やっとやる気になったみたいで行幸」
感情の廃棄場は今ここに新生する。それはゴ.ミ箱ではなく、数多の感情を収める『図書館』であり、それら全てを理解する館長こそが初梅なのだ。
「あなたのことを、教えてください」>>632
確認しました!
あと僭越ながら、初っ端から投稿させていただきました
皆様よろしくお願いします>>620
樹くんは発狂した後にマジレス真拳されてうぎいいいいい!!ってなって欲しい
>>621
我らくそ重感情トリオ!
アルビダが何もかもを許容する神みたいなオタクで笑いました。そうそう、この子何もかもを許容するのよ
>>622
こういうのが書きたかったんですよねぇ。これからはリレーのために温存!じゃなくて色んなキャラの色んな面を書いていこうかと
>>625
サンタ服風味のドレス!頭はクリスマス感を漂わせる王冠!
>>630
私の好きな小説がこういう感じのばっかりなのでこういうのが上手くなりますねぇ
>>633
起源覚醒&魔力が馬鹿みたいに増加した竜胆、あらゆる記憶と感情を収めた図書館初梅、魔力制限解除の化け物狸ですわよおほほ
マスター2人のフィジカルがすごいしユージーンにとっては強敵?>>632
確認しました。
後、火村さんの次に投稿させていただきました。ワシも九終出来たから貼りたいんじゃが!
「ふ、ふふふ、あはははははっ!ひぃ、ひぃ、ひっひっ」
心地が良い。邪魔なものを全て捨て去ったおかげで、とにかく本当に気持ちがよく胸が空く。
いつも馬鹿にしてきた生徒達、それをわざと無視して陰で笑っていた同僚達。全てころした。この手で、刺して切って潰してころしてころして殺しまくった。校舎には血溜まりしか残っていない事だろう。
想像しただけで口元が歪む。記憶通りならば学校の人間は全て死んだはずだ。ただ一人、アーチャーのマスターである少女を除いて。
とぼとぼと道を歩いていると、向かい側から彼女がやってきた。口元を真一文字に結んで、いつもの様にきびきびとした歩調で。
「やぁ、九重さん。学校に行くのかい」
「……」
九重海音。相変わらず僕に向けてくるのは何の感情もない機械のような顔だ。でもひょっとしたらその内では僕をころしたいと思っているかもしれない。もしかしたら僕を魔眼で探しにきてくれたのかな?だとしたら嬉しいな。彼女が僕に会いにきてくれるなんて素晴らしい。
僕の外見は酷いものだ。返り血で真っ赤だし、吐きそうになる程据えた臭いを纏っているに違いない。最高のコーディネートだ、生まれ変わったみたい。
「……」
「聞いてくれよ、みんなころしたんだ。君を取り囲んでた子達も、みんな、ころしたんだ。君は言ったよね、僕達は敵だって。だから敵としてやれる事は全部やったんだ!アサシンにも食わせた!だから見てくれよ、僕の自慢のサーヴァント!」>>640
どちゃり、と霊体化を解除したアサシンが地べたを踏む気味の悪い音が響く。既に彼はヒトの形を留めてはおらず、コールタールの様な液体が際限なく体から溢れ出ていた。
「■■■■■!」
「学校の半分くらい食べさせたんだ。それでもう半分は、僕が殺した。ふふふふ、いつも薄ら笑いを浮かべていたのに、助けて助けてってずぅぅぅっと言ってたんだ!だから!だから!僕は君の敵だ、ライバルだ、憎むべき敵!仇!そうだろう!」
「……」
少女は何も言わない。硬く閉ざされた唇は何も発さず、無機質な瞳が僕を射抜く。
それだ、それが嫌なんだ。醜いものを見るような目。気に入らない、気に入らないんだよそれがいつも!いつもいつもいつも気取った顔と目で!
「見ろよ、見ろ!僕を見ろ、君の友達も!恩師も!何もかも殺した僕を憎めよ!!その為に何もかも捨てて、誰も彼も殺したんだ!!!」
「……」
少女は、何も言わない。
「アサシンッッッッ!!!」
殺人鬼が跳ねた。その動きは獣のソレ、膂力は三騎士にも劣らない。間違いなく最強!海音のアーチャーでも苦戦するはずだ。攻撃を受けた時の彼女の表情が容易に想像できる。驚愕、驚き、そしてどれほどの魂をアサシンに捧げたのかという怒り!そうだとも、僕を口汚く罵れ!人殺しとか、とにかく罵ってくれ!口に出さなくても良い、表情に出してくれれば良いんだ!>>641
「アーチャー」
ぐちゃあ、と粘ついた音。飛びかかろうとしていたアサシンの頭が吹き飛び、そのまま転がっていった。彼女のサーヴァントがただ一撃を放っただけなのに、僕のサーヴァントは踏み潰されたのだ。
それだけでなく、僕の胸にも大穴が空いていた。アーチャーの一撃はアサシンの頭部と僕の心臓をぶち抜いていったらしい。
「かわいそうなヒト」
ぼそりと、少女が囁いた。それなりに距離はあるはずなのに確かにそう聞こえた。悲しげな目と共に哀れんでいた。
やめろ、哀れむな。そんな目で僕を見るな。僕は、僕はただ君に、振り返ってもらいたかっただけ……。>>639
(目を逸らす)>>643
言葉で形容できないくらい好き…ドストライク…好み…愛してる…歪んでてド屑でどうしようもない野郎だけど、哀れで人並みにみじめで…それでもろくでなしで…好き…推せる…無理……ありがとうございます…本当に…>>649
まあ本人の落ち度もそうですが、周囲が助長というか煽っていたのもあるっちゃある感
ちなみに>646で言ってた「ゲラゲラ笑う」は樹本人のみならず、樹にコロされた生徒や教師たちも含めてのものですフォークスさんへ
https://bbs.demonition.com/board/4025/16/
こちらお探しの雛葉vsレスリーさんです>>661
色々と調べたのですが、このサイトしかパッと出てきませんでした……
http://prometheusblog.net/2017/01/27/post-2571/
・神農氏の子孫
・背中に翼がある
・剣も槍も通さない上、仮に切られても再生する不死身の肉体
・黄帝の部下になり周囲の国を平定して回った
・雨や霧を自在に操る
・斬首ではなく弓で射られてトドメを刺された
・現れたのは太公望の時代の前?後?
・切られた首が祀られたとか四凶の饕餮(とうてつ)になったとか
などの回収しきれなかった(もしくはオミットした)設定や中国伝説の矛盾点を、それぞれ別個体だったってことにすれば万事解決するんじゃないかなって。
なにせ、きょうだいが七十何人とか八十何人とかいるわけですし!>>664
読み返してみると、私の後半の展開ひどいな!?
すみません&相手してくださりありがとうございました……!!>>666
どうぞどうぞーここだけのコソコソ話
「至るやつは至るが至らないやつは何やっても至らない」で有名な根源到達ですがうちには「行き着くとこまで行き着けばコイツは至れる」って奴が2〜3人います飛び入り参加OKなんて聞いてませんよぉ!出遅れた!
>>677
恋は「話しやすいキャラ」ではあっても「初対面の人に話しかけやすいキャラ」ではないんですよね。どうしても話題待ちになっちゃう。>>677
そういう意味だとポルカじゃなくて刹那の方が今回のケースでは向いてたなぁ…。(ポルカは自由にさせると食人にいっちゃいそうだし)
あ、自分あした学校あるんでそろそろ一旦席外します~。>>675
俺も1時前には寝るかもしれません。
そうなったら続きは今夜で。裏ページでも話したけどディアとジャメルと優人君でユージーンを挟む会
(正直何を話していいか分からないから参加出来てない顔)
いや、あの、あんまこういうこと言いたくないけど、こういうのってメンツがある程度揃った段階で主催側が全体に話題振るべきだと思うんですけど……?
ハッキリとした進行役がいないから、絡むに絡めない、みんなキャラで雑談ばっかしてる……(主催的にはゆるゆる雑談出来ればと思ってます)
(中身が無い雑談でも動かす練習になれたらいいかなって)うーむ魔女会の方が盛り上がってきたけど、そろそろ寝ないとガチで明日に響く事になりそう…
ルナちゃん弄りや三鳥と攻防で楽しんでましたが、とりあえず今夜の書き込みは向こうの最後に書き込んだ分で〆にします。おやすみなさい>>696
お気になさらず。リアル優先ですよ!
おやすみなさいませ(………こたつで寝落ちしたらなんか会話に混ざれない感じの雰囲気になってたんで、私これから昼に書いてた練習ssを投げて本格的に寝ます………)
よし限界です!寝ます!また明日!
>>694
そう言ってもらえるのありがたい…本当にありがたい…
いつか絡ませてみたいもんですな私もそろそろ床に就かせていただきますーまた明日
「君が単独でいるなんて珍しいねー。未来永劫離れられない仲だと思ってたのに、意外!」
ふわふわとした金髪を靡かせた者がおもむろに隣に座ったのに気づくなり、透き通る水を思わせる雰囲気の少女が「にひひ。たまにはありえるっしょー。何でもあり、がここのコンセプトだし。神の決定を超える強制力とか、このカフェやばくない?」と微笑む。
ここはカフェ・アントラクト。仰る通り、パラレル・if・何でもありの不思議なカフェである。
「普通だったら横に座るなら許可取れって言うとこだけどー、ガバルちゃんは女子会仲間って事で許ーす!」
「許されたー!」
きゃいきゃいと楽しげに会話を重ねる二人が、実のところは双方相手の男からすればたまったものではない凶行に及んだ経験者であるという事を忘れさせるほどに女子高生的な雰囲気である。
「そういやさー。『ダーリン』だっけ?あいつ、どこ行ったの?」
「さぁ?さっさとウチから離れてっちゃった。照れ屋さんも困りものってカンジ?」
どちらかといえば恐怖からくる遁走なのだが、それを指摘するものは誰もいない。少女はどこか透き通って見える両腕で目の前にあったサラダを軽く押し、隣に座った金髪に向かって「食べる?」と首を傾げてみせる。それを受けて、問いかけられた方もカウンターの端の方に収納されていたフォークを手に取った。
「ねぇねぇ、質問してもいーい?」
「おうとも!サルマキスおねーさんに何でも聞きんしゃーい!ってね!」
「えー、マッキーお姉ちゃんに見えなーい」軽く口を尖らせた金髪が、軽い調子で「でさ、あいつってどこがいいの?」と話を続けた。
「………どこがいい、って?」
首をかしげるサルマキスに向かい、質問者が「だってさー」とフォークを振りながら呟いた。
「なんか、普通じゃない?神の子だったら他にいくらでも素敵なマッチョマンがいるし。本人が言ってる通りの落ちこぼれでしょ?顔は綺麗だけど」
普通だったら怒られそうな文言を、しかし恐れる事なく紡いでいく金髪。しかし、その言葉を投げかけられた方も特段怒る事はなく「あのね〜」と指を蠢かせた。>>702
「神代ギリシャってね、こわーい所なの。美しくありすぎてもいけないし、自信を持ちすぎてもいけないし。ウチらみたいなニュンペーにできるのは、頭を垂れながら神々に目をつけられない事を祈るだけ。で、許されるのは媚びへつらう相手を選ぶ自由だけ!しみったれてるったら」
「えー、ボクは強引なのも悪くないと思うけどねー」
「ガバルちゃんはそうかもしれないけどさー。やっぱ神々の色恋沙汰やらお家事情やらに巻き込まれて同胞の子がマッハで消えてくのって、リアルで見てると危機感マジヤバだし」少女が指を軽く動かすと、コップの中に入っていたミネラルウォーターがふよふよと動き出す。それを見つめながら、少女は何かを思い出すように「オイノーネーちゃんとか、マジかわいそうだったなー。メンテーちゃんなんかも、神様に連れてかれてから連絡取れなくなっちゃったし」と呟いた。
「へー、友達とかいるんだ」
「ウチ、結構顔は広いよ?水でつながってさえいればナイアスネットワークで一発だし。メル友百人みたいな?マブってほどじゃないかもしれないけど、顔見知りぐらいならたっくさん。……流石にランパスには友達いないけど。あの子ら怖いんだわー」
くすくすと笑った後、「話を戻すけどね?」と少女が目を瞬かせる。
「もちろんそんな事は絶対に悟られないようにしなきゃいけないけど、ウチは神とか全然好きじゃない。頼ったのだって、あのひとを手に入れたい時ただ一回きり。
力で何もかも捻じ曲げられる、欲しいものなんだって無理やり手に入れられる……って凄い事なのかもしれないけど……ウチからしたら、手に入れるために無駄でも努力してる、理解できる範疇の美こそが最高なの」
しばらく無言で首を傾げた金髪が、「……あー、高嶺の花は敷居が高いからもっと低水準なレベルで、みたいな?」と手を叩く。
「違う違う。あのひとはそれそのものが高嶺の花なの。で、あれ以上は花ですらないバケモノ。レベルだけ高い理解不可能なナニカなんかより、高嶺だけども恐怖も劣等も理解してくれる存在がマジ最高って話じゃん!」
「………えー、よくわかんなーい」
「もー、ガバルちゃんってば。そんなんじゃ恋愛マスターの座は返上してもらうし!……仕方ないなぁ、じゃ、ダーリンかわいいエピソードを1から語ってあげるから………」シンモラと口調が被ってるけどキャラとして差別化出来てるかとか、○○には直接触れずに会話する台詞の難しさとか考えつつ、流石に眠いので落ちます。
>>711
身代わりになって大騒ぎ確定な鍾太郎「えっ」(なお、この一分後にブチギレてゴリラパワーキンジラレタチカラしてドッタンバッタンゴリラ廻戦する模様)皆さんおやすみなさーい。
私もそろそろ落ちますわゾ…………。>>711
無惨様の頭無惨要素は「負けそうになったら尻尾巻いて逃げる」「調子乗ってイキってドジる」「ダブスタ」など様々なノンカリスマ要素をこれでもかと見せびらかした上でまるで自分が神か何かのように振る舞うというツッコミどころなので、実は台詞だけ抜き出せば割と良質な神格エミュになるのだ全然脈絡はないのだけれども、宝具『黄式仰天発明技術(ゴッド・センス)』のネーミングセンス好き……!
(誰も見てないし、SS上げてもバレへんやろ……)
「まさかお前さんが来てくれるとはな、“青”のランサー。先の大立ち回り、敵ながら天晴れだった。 」
「驚いたのはこっちの方だ、“白”のキャスター。仮にも三騎士のオレを術師の貴様で迎え撃つなんざ、“白陣営”は随分と余裕に見える」
身の丈2メートルに迫る二人の戦士が向かい合う。
片方、「“青”のランサー」と呼ばれた者は屈強な戦士に相応しく引き締まった肉体の上に白い装束を纏い、両の手には捻くれた槍を構えている。
一方、「“白”のキャスター」と称された男はより背丈も大きければ、恰幅もいい。
しかし、それは不摂生による肥満体型というわけではなく、目的の為に造り上げられた競技者の肉体だ。
“青”のランサー:真名はがらがらどん・ストン。
“白”のキャスター:真名は雷電爲右エ門。
七騎と七騎、二つの陣営が一つの聖杯を奪い合う聖杯大戦。
雷電は聖杯を有する白陣営と聖杯の奪取を目的とする青陣営の戦いは苛烈さを増していた。
二人もまた渦中の存在(サーヴァント)であり、雷電は白陣営の拠点を守り抜くため、がらがらどんは青陣営の進撃のために、互いに譲れぬ一線にて邂逅した。
「いやはや……俺自身、なぜ己が魔術師(キャスター)として召喚されたか分からなくてな 。魔術とやらはからっきしだが、腕っ節には自信がある。故に退屈はさせんよ」
雷電は着物を脱ぎ捨て、廻し姿となる。
鍛錬により鍛え上げられた生まれながらの恵体を惜しげも無く晒す。
もとより雷電爲右エ門は大相撲力士である。
真正面からの肉弾戦ではキャスターでありながら戦闘特化の英雄にも劣らず、事実として既に怪力を誇る“青”のライダーを相手に勝利をもぎ取っている。>>722
「矮小(ちいさ)いな……」
がらがらどん・ストンはそんな雷電を見て、そう評価を下した。
雷電は大柄とはいえあくまでそれは人として、である。
生前、山へ向かう橋にて対峙した巨怪(トロール)と比べればあまりに見劣りしてしまう。
また、彼は先の戦いにて、巨大な怪物である“白”のバーサーカーを仕留めている。
それらに比べれば、どうしたって目の前の相撲取りは小さく、脆いとそう認識した。
────ズシン、と
だが、その認識は雷電が土俵に上がった瞬間、塗り替えられることになる。
両足を左右に開いて構え、片方の足を高く上げて、力を入れ爪先で土を踏みつける────相撲による基本動作・四股踏み。
音量そのものはトロールの唸り声や狂戦士の咆哮には及ばないというのに、その轟音は強く響き、雷電の存在感をより強く印象づけた。
正方形に固められた土俵の上に描かれたりわずか十五尺ほどの円が、キャスターとしての彼の陣地。
陣地の小ささ故にか、土俵入りした瞬間、雷電が一回り大きくなったようにも感じられる。
「言ったろう? 退屈はさせんと……」>>723
雷電がニヤリ、と口角を吊り上げた。
『三びきのやぎのがらがらどん』において最も大きな山羊である がらがらどん・ストン。
自身より巨大なトロールをも恐れない者が、目の前の男を明確に「強大」であると認識を改めた。
「面白い、大物食い(ジャイアント・キリング)こそオレの本領だ……」
がらがらどん・ストンの本質は目的の為に難関を破る挑戦者(チャレンジャー)であり、雷電は綱を巻かずとも土俵上で圧倒的な猛威を振るった覇者(チャンプ)である。
故にキャスターの実力を認めはしても、恐れ慄くことはなく、ストンは自ら武器である槍を起き、文字通り相手の土俵に乗った。
「どういうつもりだ? こちらが丸腰であることに気にしているなら要らん気遣いだが……」
「なに、オレには元々槍の逸話なんぞないからな。自分のやりやすいカタチで相手をしてやるだけさ」
ストンの姿が、伝承に謳われた大山羊のモノへと変容(かわ)る。
そして、英霊となったことで成し得たことか……後脚を支えにして前脚を上げ、人のような二足歩行の構えをとった。
「角力などともいうが、よもや“角(ツノ)”を持つ獣と相撲を取ることになるとはな。さながら、熊を相手取った坂田金時か……」
「足柄山の金太郎か……言い得て妙だ。今のオレにとってお前は超えるべき山だからな」
「ん、金太郎は知っているのか? 座からの知識というやつか」
「アレも民話の類だろ? 色々と近しいモノを感じてな」>>724
互いに日本・民話に由来する英霊であると打ち明けているも同然の会話。
既に以前の戦闘でこの二騎の真名は割れているも同然、今更隠す必要も無い。
「行司がいないのが心許ないが、それじゃあ始めようかい」
「こちらも異存はない。全力でぶつかってやる」
─────東、キャスター:雷電爲右エ門。
─────西、ランサー:がらがらどん・ストン
これより始まるのは文字通りの異種格闘戦。
見合って、見合って。はっけよい────残った!!>>669
・頭部が本体のためいくら体を切られても即座に再生が可能。その異形の肉体自体が宝具。頭部も超硬度のフルフェイスヘルムで守られており、並みの武器では傷一つ付かない。
・6腕にそれぞれ異なる武器を持つ。不死身の肉体を生かして、それを自らの腕が潰れるほどの力で叩きつける。一撃一撃が宝具級の威力。戦闘機の爆撃みたいになる。「命中!撃沈!大当たりィィィ!!俺ツエーー!!!」ズガンッ
・一見戦闘狂のようだが、その実自分より弱い相手〜ギリギリ勝てる相手を叩き潰すのが好きなだけなので保身>>戦闘。そのため、追い詰められると全力で手のひらを返す。
・上記の性格ゆえ、黄帝の治世では迷いなく黄帝側についた。
・負けた相手にはかなり従順でヘコヘコするが、隙を見せたら最後、ノータイムで襲いかかってくる。バレたら全力で誤魔化す。「チャァァァンス!(キュピン☆)◯ねェェェ!!!」→「◯ネ……シ……シネマ行かない?今、メッチャバズってる映画やってるらしくてさー(汗)」
因みに私が残ってる要素で構築したら、こんな感じになりました。最低でしかない……感想ありがたい……五章のベオウルフvs書文先生のステゴロ好きなのでああいうの書きたかった
漆章進めつつちょくちょくこういう小話的なの書いていきたい(今想定してるのはエジプトビースト(アポフィス)に非ず討伐戦あたり)
>>728 >>730
よくよく考えたらそのまんまの意味だなってことであえてこの表現を使いました、三騎士クラスのステゴロいいよね……
>>729
裏設定的には聖杯持ちの白陣営(Apoでいうユグドミレニア)に青陣営(協会派遣組)が攻め込んでる感じ
三騎士の抑えに回されるぐらいには信頼されてる雷電爲右エ門、流石は大関(まぁ通常のキャスターポジションを任せられないという面もありますが……)
両陣営の他のサーヴァントは特に考えてなかったりする(特に青ライダーと白バーサーカーはナレ死だから)
>>731
ストンさんのフィジカルを活かすステゴロ相手ってことで雷電さんを借りさせていただきました、ありがとうございます
雷電さんもちょっと書きたいサーヴァントでしたので(雷繋がりは選出してから決めました)PCの Bluetoothが 機能せず(マウス使えねぇ悲しい)。
>>727
まぁでもキャラとしては結構美味しい立ち位置になれそうな感じはする(書けるかはわからん)。
あと四凶は
「アホみたいに狂暴な檮杌、不意打ち・ダマシ撃ち・追い剥ぎが大得意で『強え奴には用はねえ、弱い奴だけかかってこい』的な饕餮、牛だったり虎だったりするひねくれ者の窮奇、『徳の高い人を見つければ襲い、悪人を見つければ素直に従う』『善人と悪人が争っていると、悪人に協力する』混沌」(pixivの混沌のページから引用)
そういう意味じゃ結構俺とガイさんの案件は融合できなくはないかな、って気もしますね。
その場合の伝承保菌ってどんな風になるんだろう……?
https://dic.pixiv.net/a/%E6%B8%BE%E6%B2%8Cそういえば、昨日紹介したクリスマスイベのお話(途中)wikiの方に登録させていただきました~
>>736
よかですたい!レージュさーん、スノウ・メイデンのテキストできたので貼っておきまーす
『スノウ・メイデン』☆4
コスト:9 HP:750 ATK1200
[効果]
自身に毎ターンスター獲得状態を付与 (3個)
&Artsカード性能をアップ (15%)
[解説]
冬咲き誇る銀世界に少女がひとり。
くるくる回って。
きらきら光って。
雪の娘はベルの音と共に華やかに。
この聖夜にもきっとすてきなものを贈っている。
メリークリスマス。
今日という日に、一つでも多くの笑顔がありますように。
「と、言ってもわたしはお手伝いさんだからね。主役は別。
いつもならお父さまがやることだけど……あなた、やってみる?」>>740
文章が途中で切れてる……コピペミスや……
面識がある事にするにしろないことにするにしろ、ある程度つながりを作っていけるメンツ同士で集めておかないと会話がバラバラになったりしてあんま面白くないと思うんだ。
そういうこともあるから、会話劇ってけっこうキャラ選定が難しいんだよネ。
その点で言うなら「あんた誰?」から始めるのも悪くはないけどそうなると自己紹介で話が終わっちゃう気もするから、それならある程度知り合ってからの方がマシかも。>>746
いいですよー>>752
おるでよ>>755
ジョリー・ロジャー「オッそうダナ」
西洋というか西洋で活動してた海賊たちの旗が基になってるだけですけども>>759
私はビャルキで参加しようと思います……いつやるかは分かりませんが。
ではお披露目タイム!禍いに哮ける猟犬たち(クー・トゥリー)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:(決まってない)
・最大捕捉:(決まってない)人
ランサーの隠された第四宝具。上述のスキルにより令呪を二画消費した場合にのみ開放される。
コンガンフネスの墓で発見した三匹の仔犬が由来であり、成長した猟犬たちを使役する。
身体能力はサーヴァントと伍する程に高く、また知性も高いので獣ながらにあらゆる戦法を織り交ぜて攻撃を仕掛ける。幻想種としての位は「魔獣」だが、宝具による召喚の影響か幻獣クラスの格上げされている。
・ダイルクー
墨のような黒色が特徴的な猟犬。ケルトハルが手ずから育成した唯一の個体で、主人には従順な性格をしている。逸話によれば、突如として凶暴化して人々に厄災を齎らしたとされているが、何故そうなったは明かされていない。少なくともその気配を微塵も見せない程度にはケルトハルには従順。
実態はあるが、物理的な攻撃を一切受け付けない流体であり、その黒い液体はケルトハルが魔槍の鞘として使用する毒と同質、またはそれ以上の毒性を有している。ただし呪詛や、魔力を帯びた攻撃は受け流す事ができない。
流体は変幻自在とも言える性質で、様々な武器への形状変化、拡張する事での攻撃の回避、対象を捕縛する毒液の牢と多種多様。無論、毒素も強力なので擦り傷すら致命傷になり得る。>>763
・アイルべ
朱色の体毛が特徴的な猟犬。ケルトハルからマク・ダトーに渡った個体で、威風凛々とした佇まいをしている。逸話によれば『マク・ダトーの豚の話』の発端になった猟犬で、アイルべを巡ってアルスターのコンホヴァル・マク・ネサと、コナハトのアリル・マク・マータ、女王メイヴが対立するに至っている。
特別な能力が備わっているわけではないが、基本能力は他の猟犬をして総合的に上回る。そして、両国の王が争ってまで欲した理由は「勝利の象徴」という側面が強い為であり、言ってしまえば高い能力と縁起物だったからこそなのである。
戦闘技能に関しては、猟犬とは思えない動きをする。
・班模様の猟犬
班模様が特徴的な猟犬で、ケルトハルから鍛冶屋のクランへと渡った個体。番犬として名高いまでに成長するも、手違いにから起こったセタンタとの殺し合いの末、息絶えてしまったという逸話を持つ。後に、これがクランの猛犬「クー・フーリン」」という名に繋がっている。
戦闘時に幻像を作り出す能力を持っており、これよって相手を翻弄する戦法を取る。>>769
(あっ、男性の海賊……)>>750>>751とりあえず張り逃げして寝ます…… 『恋人たちのイヴ』お借りしたキャラ:錫久里亥狛 黒鳥蘇芳
「───もうこんな時間か。今日は楽しかったな」
「はい、とっても。……そろそろ帰りましょうか」
華やかで楽しかった24日のデートもあっという間に終わり、恋人たちは家路につく。
「…………なぁ、」「…………あのっ」
長い沈黙の後、お互い切り出そうとするも初々しい失敗。思わず二人とも顔を見合わせて笑ってしまった。
「もしかして、蘇芳の方も用意してたのか?プレゼント」
「えぇ、そういう錫久里先輩もですよね?」
「ああ。……それじゃあ、」
「「メリー・クリスマス」」
日が没すればもう降誕祭。
大切な人へ贈る、確かな愛を。>>772
神代や伝説由来のサーヴァントでも流体を捉えられなければ、相性としては厳しいかもしれませんね。まあ、大火力持ちが多い神代連中や呂布やイスカンダルみたいな一部史実組ならば流体となっても消し飛ばして霧散させる荒業が使えますか。
斑模様の猟犬の幻も作れる範囲によりますがフェイントにも使えれば厄介ですよね。ケルトハルの武器の長さやケルトハルや猟犬たちとの距離感を誤認させるとか、地味だけど危険な使い方もできそうで面白いです。俺もそろそろ力尽きそうなので寝る。
おやすみ…………。>>739
ゆけぇい!冬の天体観測
夜空に輝く星座の中には神によって召し上げられたものが存在している。
たとえばオリオンはそのままオリオン座、ケイローンは射手座だ。
そしてアスクレピオスもまた、星座となった者である。身の程を知らぬ愚行を犯して雷に打たれた男。
「何処だろう、うーん、見つからない。あの人自己主張しないからなー…」
「お嬢さん。他にも星座はたくさんあるが」
「違うんです!蛇つかい座を見つけたいんですよ!あーもう、星座までめんどくさい!絶対見つけますからね、見つけてやりますとも!」
「……『愛してさえいれば、それは無限を意味する』、か」
真冬の夜。素直になれない娘の父親への不器用な愛情表現。礼装テキストです。
ギリシャコソコソ話ですがヒュギエイアはよく映画とかである「黙っていたけど父親はずっと娘の事を想っていた」とか「死ぬ間際に実は〜」とか告白されるのが死ぬほど嫌いです。
んなもん黙ってないでさっさと言えやと想っています。そういう言葉をかけられる前に父親は雷に打たれて死んだので尚更なのです。>>781
了解です、それで登録させていただきますね>>787
ありがとうございます、wikiに登録させていただきました
しかしあんな感じで人様同士のキャラ書いて大丈夫だったろうかと心配しつつ、また夜に来ます~作成した鯖が完成したので投下する。
他の方の予約がなければ19:25にでも。>>791
武装水泳:B
鎧を着たまま泳ぐ、水軍の嗜み。
このスキルにより嘉隆は水上・水中を鎧姿のまま高速で泳ぎまわれる。
九鬼家のものは武術の一種である。
【宝具】
『堂々出現海賊大名船日本丸(どうどうしゅつげん・かいぞくだいみょうせん・にほんまる)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:300
生前に建造した軍船。
大型ながら小回りが利くという特徴を持つ『安宅船(あたけぶね)』の一種。
とにかく高い耐久性と強運を併せ持った船であり、文禄の役で朝鮮水軍の集中攻撃を長時間受け、時には座礁しても健在で何事もなく日本へ帰還したほど。
居住性も意外と高く、嘉隆の意向で風呂まであったとの説も。
宝具となったことで更に巨大・頑丈になっており、もはやランク不相応なほど。
無論、居住性も大幅に向上しているし武器も満載。
更には九鬼水軍が常駐しており、戦闘となれば彼らも襲い掛かる。
水軍の面々は生前の名を覚えていない者が大多数であり、戦闘力も英霊と比べれば低い。
しかし、彼らの真価は水上・水中戦にある。
全員が『武装水泳』を有しているためイルカもかくやの高速泳法で水上・水中を移動し、敵をかく乱・撃破する。
では陸戦は不得手か? ときかれたら否と答えねばならぬのがこの宝具の強みか。>>792
【Weapon】
刀と火縄銃。
個人としてのメインウェポン。
ただし、基本的に配下や日本丸の援護を受けながらの攻撃が多い。
【解説】
かつて存在した九鬼水軍の頭領にして志摩国3万5000石の大名。
出自に不明な点は多いが、少なくとも西暦1542年に地頭十三人衆が割拠していた志摩国(現在の三重県は志摩半島の東端)出身なのは確か。
なお、『水軍』という表記は江戸時代以降に作られたものであり、戦国時代までの水軍は基本的に大体『海賊』呼ばわりであった。
これは海の武士団が多かった、当時の海賊達が権力を持たぬまま武家政権が成立し、そのまま海賊の意味合いが「海の無法者」で定着したためとの説がある。
日本の海賊には、一般的な海賊のイメージ通りの事もしている所もあるにはあったが、九鬼水軍はどちらかというと「私設の海軍・海上警備隊」の面が強く、それ以前に武士系の海賊は全部そんな感じあったとも。
『海賊衆』『警固衆』なんて呼び方からもそれが分かる。
実際、嘉隆の異名である「海賊大名」も江戸時代に作られたものであって。
嘉隆は織田家配下として大活躍し、志摩国を纏め上げて大名にまで上り詰めた。
鉄甲船建造により毛利水軍を破り、豊臣家に鞍替えした後も多数の武功を上げる優秀な軍人であった。
その一方で政治にも聡く、隠居後に起きた関ヶ原の戦いではどちらに転んでも九鬼家を存続できるようにと後を継いだ守隆を東軍に参加させ、自身は西軍に付く。
この読みは当たり、九鬼家はお家騒動による分裂や内陸への移封といった事態が起きつつも幕末まで大名として存続した。
守隆も多大な手柄を上げており、それもあって会見した徳川家康も嘉隆に対する助命嘆願に折れたが、そこで不幸な行き違いが生じてしまう。>>793
それを伝える急使が来るよりも早く、九鬼家の行く末を案じる余り独断で切腹を促した家臣、豊田五郎右衛門の意見を受け入れて嘉隆が自害してしまったのである。
事の悲劇的な一部始終を後で知った守隆は大激怒、五郎右衛門を鋸による斬首という残虐な方法で処刑した挙句、晒首にまでした。
嘉隆当人は、負けた後で逃げの一手は討ったが、首を要求される覚悟も出来ていた。
あの時に家康が九鬼家存続の条件としてこの首を出せと要求してくれたら、あるいは急使が間に合っていたら。
既に過ぎた事であり、自害その物を悔やんだ事も一度たりとて無い。
それでも、ふと考えてしまうのだ。
あの行き違いは、それほどまでに嘉隆の心にしこりとなって残った。
結果的に五郎右衛門が惨殺された遠因でもあるのだから。
それが拗れたのだろうか。
英霊となって以降、嘉隆はバッドエンドで終わる物語はどれほどの名作であろうと見向きもしないほど嫌い、ハッピーエンドで終わる物語が時に涙を流して喜ぶほど大好きになっていた。
人魚姫とマッチ売りの少女は本気で無理。
九鬼水軍は南蛮の方と比べれば悪さのレベルなぞ極めて低いと思っており、そもそも自身がそういう事やってたかも記憶がおぼろげ。
心当たりは志摩国を纏め上げた際の国盗り物語同然の経緯(=一国の支配権を略奪した)しかない。
それでも「海賊は海賊であり、海賊なんて所詮はどこも悪の組織なんだから自分も悪者」と割り切っている。
だからこそ正義の味方が悪者を倒しハッピーエンドで終わる物語が余計に眩しく見えてしまうし、なおさら夢中になってしまうのだろう。>>794
【人物像】
特技:水泳、船舶建造、茶道
好きなもの:茶道、ハッピーエンド
嫌いなもの:バッドエンド
天敵:坂田金時、ジークフリート
願い:五郎右衛門への謝罪
【一人称】それがし
【二人称】貴殿、そなた
【三人称】あれ、あの方
【セリフ例】
「それがしは言葉足らずだったかもしれない。前もって『この父が前もって自刃する可能性も考慮しておきなさい』と守隆に言い聞かせておけば、五郎右衛門はひょっとすれば……。過ぎた事だと分かっておる。自刃を悔いた事も無い。だからこそ何があろうと五郎右衛門に詫びたいのだ」(聖杯について)
「茶の湯とハッピーエンド。茶の湯の作法で入れた茶を飲みながら、ハッピーエンドの物語を鑑賞する。ううむ、至福だ」(好きなもの)
「嫌いなもの。それこそがバッドエンド! 理由は語るまでもなし。それがし、人魚姫とマッチ売りの少女は本気で受け付けぬ」(嫌いなもの)
「信長殿ではないか。まさかこうして再会できるとは! 我々九鬼水軍、いつでも再び傘下に加われますぞ」(マイルーム会話「織田信長」)>>795
「弟君か。彼ほどの策士は早々おらぬでしょう。あの策に欠点があったとすれば、御母堂を最期の最期まで買いかぶり続けていた事だけかと」(マイルーム会話「織田信勝」)
「鬼武蔵もいたか。それがし、茶の湯を好むという共通点でシンパシーを感じておるのだ。残虐非道な野蛮人だと分かっている上でな」(マイルーム会話「森長可」)
「海賊といわれているが、我々九鬼水軍がやった海賊らしい事といえば、本気で志摩国を纏め上げた経緯ぐらいしか心当たりがないのだ……。家臣にそういうのを禁じた事も無かったから、ひょっとしたら……」(マイルーム会話「海賊団? 九鬼水軍」)
「あれがアンデルセンか。近づかないでおこう。御大将はそれがしが奴に向かって『死 ね!!!』と挨拶するのでは、と懸念していたようだな。それを予防するためなのでご心配なく」(マイルーム会話「アンデルセン」)
「……流石は音に聞こえた金太郎。あのあり様がとても眩しい」(マイルーム会話「坂田金時」)
「正にヒーロー。あの邪剣が放つ輝きよりも、彼の方がよほど眩しい」(マイルーム会話「ジークフリート」)
【因縁キャラクター】
坂田金時&ジークフリート(正義の味方の理想像。とても眩しい)
コロンブス&コルテス(近づきたくないし、近づかないで欲しい)
アンデルセン(死 ぬ が よ い)
シェイクスピア(『ロミオとジュリエット』や『リア王』は嫌いだけど、アンデルセンとは比べ物にならないほと見所ある人だと見做している)
【製作者】
あやか>>797
九鬼が来ましたか!このスレに来る前に鬼種の磨を持つ混血設定で作ったことがありました。
船はその性質を読むとドレイクや黒髭の宝具と違って空中浮遊はできないのでしょうか?
シェイクスピア作品では珍しくハッピーエンドだった『テンペスト』の主人公プロスペロー、仇討ちを成功させたかちかち山の兎には結構好意的になるのでしょうか?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/プロスペロー
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/かちかち山の兎>>800
やっぱそうだよね。>船を空中航行させるだけで良いんじゃないかな?無機物系鯖に挑戦してみたい…村雨あたり…完全に妖刀そのものとして…
>>804
ストームブリンガーならマスターを強化できるけど、制御不能&相性の有利不利がはっきりとし過ぎてるって欠点あるしなぁ。>>804
ウチだと出来そうなのは迅龍くんとかかな?
時速360kmちょいとか出せそうなかなり高位の僵尸(キョンシー)な訳だし、いける、かも、しれない。。。厳しいかもしれない。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E8%BF%85%E9%BE%8D%28%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%29>>806
水上・水中だと鯖当人&水軍一同が泳いで襲ってくるからもっとヤバい。
嘉隆「海賊の旗そのものが英霊、なのか。確かにそれがしは海賊ではあるが、どちらかというとそなたが嫌いな海軍や海上警備隊に近いぞ。日本の海賊の内、武士系はどこも大体そんな感じだし」唐突なスランプ回避用「バトルシーンの台詞だけ書いて個性を出してみよう」シリーズ(続くとは言っていない)
「『好きの反対』が何かっつー議論って結構よく聞くよな。『無関心』ってのが元の格言で、『いいや嫌いに違いない』ってのが逆張り意見。
俺ァ両方間違いではねーと思うんだよなァ。要は『好き』って言葉の意味を『深い関心を持っていること』ととるか『肯定的な関心を持っている事』ととるかの違いだろ?だから、『好き』って言葉の対義語は確かに無関心であり、嫌いなんだよ。
………っと、脱線しすぎたか?何を言いたいのかっつーと、要するに俺に関心を抱かせてくれないということは罪であり、その罪人が俺の時間を消費するなら死んだとしても仕方がないって事だ。
で、俺はそろそろお前の動きに退屈してきてお前に対する関心を無くしそうなんだが。奥の手があるなら早く出したらどうだ?」
「……ねぇ。これってもしかして僕が人界の常識に疎すぎてわかってないだけの常識なのかもしれないけどさ。
『バレなきゃ問題にならない』って言ってる子達って、もちろんバレた場合何倍もキツく叱られることは想定に入れた上でやっているんだよね?」
「あははっ!すっごくかっこいいね!できればもう少し愛と殺意を込めて殴ってくれるとボクも嬉しいなぁ!」
「はい。もちろん、戦力を予めこっそりと控えさせて頂きましたとも。
………卑怯とは失礼な。生存戦略と呼んでください。生き残るために最善を尽くすのは、あらゆる生命の常識でしょう?」
「やー、きずつないんやけど、俺が不幸になるとラスボス野に放つことになるんで、ここで死ぬわけにもいかへんのやわ」
「演奏会は静かに聴くものよ。……その程度のこともわからないような貴方にだって理解できるように奏でてあげるから、精々ありがたく拝聴することね」
「あらまぁ、すごいのねぇ。………それ、いただきよ!」>>804
うちだと高純度な混血のケーフェンヒラー、死徒並のフィジカル持ちの神野辺りならいけますね。>>799
すごく気づかいのできる人だ……。ぐだぐだに出て来る戦国武将とは違う様子。>>804
鍾太郎…………はダメだな、器械武術は多少覚えがあるがそれでも雑になる。
ジーナ!君に決めた!(厄を押しつけていくスタイル)>>804
こっちは全滅だな。
どっちも料理人だもん。委員会さんの上緒菖蒲は死徒で本体妖刀だから!
異能メタ効果のアヌビス神みたいな人もういるよって。
参考になるんじゃないかな。『両儀式』やシエルさんクラスで一般的なサーヴァント相手の防衛戦ですからね。
>>819
埋葬機関の一員と同等のマスターが参加している聖杯戦争だと、よっぽど他のマスターとの関係の調整や物語の構成を考えないと難しいですよね。埋葬機関ではないけど協会のロードが参戦して戦力としてはトップクラスでも、魔術師殺しが同じ聖杯戦争に参戦している第四次のように。場合にもよりますが、拠点を落す場合には2倍以上の兵力差が必要になるだろうから天才だろうとなんだろうと基本は互角に戦えませぬ。
条件を限定すればある程度説得力を持たせられるんじゃないかなって。>>804
サーヴァントと渡り合えるマスター…?……一応宣言しとくと上で挙げた絡美肉妖術師だってソロでサーヴァントと戦える状態には「相手が中世以降の日本人である」っていう最低限の限定条件があって(逆に言えばその範囲なら逸話宝具系サーヴァントでもある程度は「お前の逸話だったらそうなるよな(漆黒の理解力)」で対応してくる敵からしたら最悪の○ソストーカーと言えなくもないがそれはそれ)それ以外の場合はMAP兵器を一回回避して逃げるぐらいが限界だし、条件満たすサーヴァントとの戦闘が必要な状況に追い込んだらその時点で物語中の目的が「よくも俺に推しを殴らせたな、この状況に俺を追い込んだやつを○す」に自動変化して本筋からは一旦離脱するっていう条件の上でだからな!
>>816 >>817
……あ、うん……なんか「この条件が普通かも」って一瞬でも思ったらヤバイかと思った上で半分は自分に言い聞かせてる言葉だからスルーしてもろて問題ないです……ごめんの……因みに迅龍くんはキャラ運用的には令呪抜きだと動きが鈍いサーヴァント、みたいな感じ。
スペックは高いけど怪物退治は英雄の十八番だから普通に負けるだろうな、と思ってる。
常に知っておきたいので言っておきますが、俺のキャラへの質問や物言いがあれば、いつでも言って下さいね?>>737
別に設定を無理に入れなくても大丈夫ですよ。
なんとなくキャラクター的に書いてみたくなったので、自分でどこかで再利用します。
取り入れるのであればご自由に!話題とは関係ないけど、九鬼嘉隆の登録が完了しました。
なので寝ます。
おやすみ。>>830
よかったです。前回のことがあったので……ミカエラは初見初撃で原始キリスト教徒磔刑にした十字架を溶かした弾丸ぶっぱが効いてくれる可能性もあります
清一郎は武装が武装(イミテーション・アメノムラクモ)なので持ってくる刀次第ではダメージは通せます
ひとみのは隣に『魔導士』がついてる状態で『英雄』フラグ獲得した後ならたぶん戦闘が成立します、防戦可能です
ストーリーの流れ次第ではワンチャン殴り倒せもするかも知れません
下ほど戦闘らしい戦いができる子ですね、わー全員主人公適正持ち
でも主人公ってそう言うことですよね、やっぱり特別でなくっちゃあ勘違いされるとアレなので一応釈明しておきますけど上から順に、ダメージ通せる道具がある、ダメージ通せる武器がある、鯖からのダメージをシャットアウトできる、なのでそのまま勝負に勝てると言うわけではないということで
ちゃんと一応原則は守ってはいるんですよ、原作破壊が作成テーマのひとみのも覚醒出来なきゃ普通の高校生のままですしおすし>>833>原作破壊
原作は破壊するなー!原則を破壊しろー!
『だれも救わないこの世のルール』を踏み越えて踏みにじって誰かのところに手を届けるのがひとみのです!原作破壊まではしてないですごめんなさいー!!委員会さんの上緒菖蒲はこのスレッドの最初の妖刀系マスターかもしれませんが、最後の妖刀系マスターにはなりません。
なぜなら、今夜見ている全ての人たちは、このスレッドが可能性のスレッドであることを目の当たりにしているのだから。ケーフェンヒラーの外見イメージに近いキャラクターを探しているけど、ちょうど良いのが見つからない……
蜂蜜色の髪と黄玉(トパーズ)のような瞳を持つ端麗な容姿の青年、というのものしか決まってなくて、イケメンのタイプもファジーな状態。何か良さそうなのがあったら募集中です。>>804
やるとしたらイコマさんのところの謂綱詩譚くんみたいに担い手を英霊クラスに引き上げるとかになるのかなぁとこの前のssで書いた覚醒竜胆は起源覚醒で「守ること」だけについては人間最高峰なのでサーヴァントの人並外れた攻撃も防ぐだけならできます。攻撃はできません
普通なら見えないぐらいの速さの攻撃を第六感とかそういうのから外れた本能レベルで反応して体内にある馬鹿みたいな量の魔力を馬鹿みたいに使って「盾」を作り出して防ぎます。呼吸したらオドがたくさん回復してくる素敵仕様
ただ神代とかの高ステータス英雄とか剣豪とかになると難しくなってくるかな……
他は冬縁香が半ば精霊の域に突っ込んでる、というか魔力さえあれば理論上戦闘は可能。ただこれに必要なマナが地脈と接続するレベル(ようするに精霊種)なので無理。精霊に完全変生したら何をしなくても地脈に接続するしぐっさんぐらい(鯖数騎を相手取れる)には強くなるんじゃないでしょうか。それはもう冬縁香じゃない何かですけど
あとはフレーバーテキスト……というか型月で言うところの「ゼルレッチ」「魔導元帥」「二十七祖」「埋葬機関」のような間違えてもリレー使用キャラにしてたまるか!っていう私の特別枠に「四人」だけいまして、それぞれはサーヴァントに対する対応策があります(橙子さんの匣のような特大の隠し球一発を持つやつもいれば真に戦闘可能なやつもいる)そういえば、精神性が成長かつフラガラックの能力全部使いこなせるようになったパーフェクトバゼットさんはシエル先輩と互角なようで
あの人すごいなぁおはようございます
妖刀に関して色々考えてみたけどとりあえずマスターを縛らない感じにするならば妖刀がマスターにめちゃくちゃバフ盛りまくる方針で行きたいと思います
え?バフ盛ったらどうなるか?そりゃお前さんダメージがすごいんだよいや待てよしかしうーん大人しく擬人化…?でもあくまで刀なんだから自分をうまく使えるかと言われるとなんとも言えないな…
ていうか普通に考えて鯖と殴り合える奴とか難しすぎてちょいとキツすぎる〜変な事聞くんじゃなかった〜〜
>>848
なるほど逆に考えて折れない刀=死徒が変身した刀みたいなのでもいいわけか!>>856
実はヒュギエイアの杯の色がまだ……登録のほうはライオンさんOKを出せばこちらも同様です。自作のクリスマスイベントでは海賊鯖の6人はサンタクロース的な霊衣を着てもらうことになるのですが、
ベラミーの場合は「どこぞのスタイリッシュアクションゲームに登場できそうな赤コートのサンタクロース衣装。」
モチーフ的には「某悪魔狩人の4作目のアートワークに載っていた、ムートンコート」だったりします>>861
全体は銀色で杯の縁の所は金色とかどうですか?
>>862
バルバロッサの普段の格好が現代の海賊のイメージに合わせたコスプレなのでサンタになるとなったらコッテコテのサンタクロースの格好になると思います。髭は赤のままですが。霊衣名は『真っ赤なお髭のサンタさん』辺りかな?
>>863
何がいいってまずボディラインよね。控えめなバストから太股と同レベルまで細いウエスト、そしてえっぐいハイレグが目を引くヒップにかけてのラインが最高にえっち。ボンキュッボーンなナイスバディとは違った色気を発する様は流石ギリシャと言わざるを得ない。
これが女医だってんだから更にフェチポイント増し増しったらありゃしない。白衣が半袖で腕が露出しているのも侮れない、タイツによって下半身の肌色面積が絶無なせいでまるで腕がニーハイの絶対領域かの如く輝いてるね。
おっとメカクレについても触れておかないとバーソロミューの奴に怒られてしまう。これだけ長いと普段の生活では見えないだろう、しかし診察台に寝転がって下から見上げたならばどうだろう?きっとそこには聖杯に勝るとも劣らない秘宝が(割愛)公式のサーヴァントたちの宝具の統一感があることを見習おうとしたけどギリシャ神話系はオリュンポスは一貫してますけど、結構バラバラですね。
ちなみにイオラオスの宝具は公式とは一貫性ないですね。
不撓不屈、戦士の中の戦士(ブークリエ・デ・エルキュール)
糜砕蹂躙の驀地戦車(チャリオット・オブ・ハーキュリーズ)
幸いなる義士への恩寵(メガロス・カリス)>>868
あら良い男、そうですね其方の感じでも近いですねぇ>>872
白と緑と金が基本カラーっぽいかなぁ>ギリシャのイメージカラー
でもテスピスやんね?テスピスやったらいろんなカラーをちょくちょく全身に仕込んで『誰でも演じられる性』を表現してもいいんじゃないかな?かな?>>876
そこら辺は仰る通り、サンタ聖杯がちゃんとサンタクロース活動に支障が出ないの用意してますから大丈夫ですよ~ちょーっとだけエウラリアのページに手を入れました
表記をイカロスに合わせただけで変更点は一つもないですが
それと正親中納言さんにお聞きしたい
ルナとスィレンさん絡ませたい、みたいな話がありましたけど実際にスィレンさんがルナに出会ったらどういう反応をしますか?>>863
それでお願いします!私の中でのカイホスルーさんのCVが咲野俊介さんになってますっていう話(唐突)
まさか………が実装されるなんて…しかも……………で…私の心臓は張り裂けそう…そんな水曜日。そんな帰途。
>>717
ヴァッ……(焼死ならぬ照死)
危ない危ない、からがらでガッツが間に合った…もうほんと、ありがとうございます…お礼を何度言っても言い切れない…これをほいほい描けるとかレージュさん何者ですか…何から何まで素晴らしい…中性的で蠱惑的な尊顔…落ち着いた調子の貴族服…これでプレイボーイとか浪漫か…私の好みど真ん中…もぉまぢ無理…本当に、ありがとうございます…!
>>855
やだヒュギエイアさん破廉恥…ハイレグがえぐ過ぎる…これでお医者は無理でしょ…
あと思ってたよりヒュギエイアさんちんまいのですね。可愛らしい。
>>865
このギャップはもしかテスピスさん…?>>868
中里先生!!!()
個人的に、ケーフェンヒラーさんは癖毛なイメージ。すごいなんとなくですけど…でも金髪に癖毛は合わないか…?
>>878
スィレンのルナちゃんへの反応ですか…
第一に、「天才児と期待されていたのに、今や吸血鬼擬き」であることを憐れみ同情()しますが、一方で「自分の境遇にめげず努力し、開位になった」こととその熱意には素直に感心します。それでも、その邁進の前提である悲運に見舞われたことにおいて「自分より不幸な人間」と見做して接します。
総合的に言うと、恩師の知り合いでバイタリティの高さから仲良くしようとはしますが傍から見ればその態度は「萎れた花に話しかけている」ように思える…みたいな。
あれ、こんな屑だったけ…?
>>880
黒田さんが見たいです!わーいイラストのおかげで完成したぞーssがー!貼ってもいいですかー!
>>887
ええでよいくぞぉぉぉん
もう時計は一時を回ろうとしているというのに、眠る事が出来なかった。何度目蓋を閉じても今日起こった様々な事が脳裏をよぎってしまい、眠気を吹き飛ばしてしまう。
北欧の異聞帯はこれまでと比べて異質極まる。女王ファヴニールが支配こそすれど争いもなく、行き止まりの人類史とは思えない。危険な生物もおらず、獣あたりがせいぜいだ。加えて住人達も皆優しく、獣を退治したお礼に食事と寝床を用意してくれた。
この異聞帯を滅ぼさなければならない。人々がのどかに暮らすこの世界を、踏みつけなければならない。そう意識するだけで体にどっしりと重圧がのしかかってくる。
気付けばベッドからするりと抜け出し、廊下を一人とぼとぼと彷徨っていた。少し頭を冷やすべきだと思ったのだが、予想より遥かに寒く白息は真っ白だ。
と、突然誰かにコートを着せられる。見れば自分のサーヴァントであるヒッポメネスが困った顔をして立っている。
「よぉマスター、何やってんだこんなところに一人で。風邪引いちまうぞ」
眠れないという事を伝えるとヒッポメネスはあー、と腕を組んで何度も頷く。
「わからんでもない。話に聞いている異聞帯ってーのはもっとこう、恐ろしくてやべーぞって雰囲気のもんだったわ。でもみんな平和そうでなー……さっき夕飯で食べた肉とかめっちゃ美味かったわ」
肉。そうだ、肉。何の肉かは知らないが分厚いステーキを食べさせてもらった。
「でもなマスター……少なくともこの世界は消さなきゃいけない。それは分かってるよな?」
分かっている、とうなずく。ヒッポメネスは申し訳なさそうに眉を潜め、
「んじゃあ、折角だから城の中でも探検しようぜ。実はさっきここの主のおっさんに色々見てもいいか聞いてきたんだよ。イイ笑顔でOKもらったんだ」
本当に?と聞き返す。もしかしたら罠かもしれない、そんな一抹の不安が声に出ていたようでヒッポメネスは肩をすくめた。
「大丈夫大丈夫。オレの足は速いからよ」
ニッコリ笑顔で返される。確かに彼の足は速い。あのアタランテに勝るとも劣らないというほどなのだから、もしもの事態でもすぐに離脱できるだろう。
ヒッポメネスは彼なりにマスターを励まそうとしている。軽口を叩いて、少しでも気を和らげようと試みているのだ。>>890
「んで、だ。こういう時一番面白いのは地下なんだよ。実は拷問器具とかあったりして……なんてな!冗談冗談、行こうぜ!」
ヒッポメネスに導かれるままに廊下を進み、地下へと続く扉に到着する。ここに来るまでに何度か城の人間に出会ったがこちらを咎める訳でもなく、むしろ「寒いですからお気をつけて」「地下に行くなら足元にお気をつけて」と気を遣ってくれた。
「さぁて、地下には何があるのかな?ひょっとしたら今日食った肉の原材料があったりして」
地下への階段を降りていると不意にそう言われ、原材料?と聞き返すとヒッポメネスは意地悪く微笑んだ。
「ヒトだよヒト。ウチには『我が子を食らうサトゥルヌス』なんてのが……あーいや、ちょいと違うか」
下品だよ、とちょっとだけ眉を潜める。ヒッポメネスとしては良かれと思ったのだろうが今のはブラックジョークにもならない。
ヒッポメネスが申し訳なさそうに頭を掻いていると、大きな扉が目の前に現れた。どうやら地下には大きな空間があるらしい。不思議な事に鍵もかかっておらず、軽く押しただけで扉は開いた。
「ふぅんさてさて、一体ここには何が……マスター!そこにいろ!動くな!」
念の為と先に扉を潜ったヒッポメネスが突然叫ぶ。彼の背中によって部屋の中は見えない。
どうかしたのか、と問いかけるがヒッポメネスは返答しない。じれったくなり彼の横から顔だけを出して部屋の中を覗き込む。
吐きそうになるほどの血の匂いが鼻腔をついた。思わず口元を押さえ、後退る。大きな部屋にはいくつもの木造の台が置かれていて、そのどれもが血塗れだった。>>891
「見るなマスター!」
そうは言うが見てしまったものは仕方ない。視線は部屋の各所に釘付けとなってしまっている。
台には何人もの人間が縛り付けられている。恐ろしい事に全員の手足がそれぞれ一本ずつ無かった。
助けなければ。跳ねる様にヒッポメネスの傍を飛び出し台へと駆け込んだ。数える事十、十人もの人間が囚われの身にされている。しかも全員の手足が一本ずつ欠けていた。
「マスター!戻るぞ、すぐにここから……いや、この城から脱出する!」
追いかけてきたヒッポメネスが肘を掴む。ほんの少しだけ力がこもっていて、彼が焦っているのが見て取れた。けれど何を恐れているのか?この人達を放っておけないのに。
「こいつらは、拷問されてこうなったんじゃない!こいつらは……!」
「そう!拷問されたわけじゃありませんよ。ヒッポメネス、カンが良いですね。マスターはちょっと鈍くて残念、血の匂いのせいでしょうか?」
声。部屋の奥、いつの間にか白衣を身に纏った女性が柔らかな笑みを浮かべて佇んでいる。
声が出なかった。何かを言おうとしたが、呻き声も絞り出せない。代わりにヒッポメネスが苦しげに、
「ヒュギエイア……」
「はい、お久しぶりです。マスターは変わらずお元気そうで安心しました」
「なんで、ここにいるんだ」
「クリプターと戦闘になって捕まったはず……ええその通りですよ。でも殺されずに今はあちらのサーヴァントとして資源の管理を任されています」
あちらの、サーヴァント?つまり彼女は、クリプターに寝返った?それ……資源?
「あ、まだわかりません?そうですよね、マスター頭悪いですから」
ヒュギエイアは笑顔を浮かべたままで吐き捨てる様に言い放つ。自分が知る彼女ならば絶対に言う事の無い言葉に視界が揺らぐ。>>892
「うーんと、お肉食べました?ステーキとか。あの肉、ここにいる人達のモノなんですよ。この異聞帯、どうも食人文化あるみたいで」
「ッ……!」
食人?と聞き返しつつ、台に寝かされた手足のない人間に目を向ける。
彼らの肉を、さっき、食べ
胃液が逆流し、石畳の床に吐瀉物を撒き散らす。
「マスター!」
「アッハハハハ!まぁ吐きますよねえアナタなら!でも心配いりませんよ、いわゆる人柱的役割みたいでここに並んでる人達みんな笑顔で来たんですから。女王も不思議な事を命じますよねぇ」
ヒュギエイアは狂った様に笑う。壊れている、知らない、こんなのは彼女ではない。
きっと偽物だ、そう信じながらもまた吐き気に襲われその場に膝から崩れ落ちてしまう。
「私の事、偽物だとか思ってます?残念ですが本物です。ここにいる人達だけでなく、この異聞帯で飼育されている『家畜』の管理を任されていますヒュギエイアです。まぁ……ちょっと体は変化してますけどね」
そう言ってヒュギエイアは前髪で隠れた右目を晒す。本来ならば翡翠色の瞳があるはずのそこには、爬虫類を思わせるギョロ目が忙しなく左右に動いている。
「裸を見せるわけにはいきませんけど、もう体の半分くらい別物になってきてるんですよね……まぁそういうわけで、心も体ももう女王様の所有物って訳だし、て、テ、テ」
意識が混濁し始める。気分が悪い、仲間が敵となった衝撃、気が狂いそうな血の匂い、気が狂いそうな、肉の食感……!
「マスター!くそっ!」
ヒッポメネスの絶叫を最後に、意識がぷつりと途切れた。前に書いたクリームヒルトの日記と同じ世界舞台にしてます。
ジークフリートを食べた際でファヴニールになったクリームヒルトが王となった異聞帯です。
まともに考えられている対戦カードは
・ヘグニvsチャラ男共
・ロドモンvs道灌
・ヒュギエイアvsブレイク
こんな感じです。クリームヒルトはサーヴァントを眷属にする事が可能でヘグニ、ヒュギエイア、ロドモンが敵になります。(NTRやないけ〜〜)
クリプターはプロビデンス兄妹、ラウはボロボロの妹を助けるためにペーネロペーをバラバラにして妹と融合させたりしますがうまくいかずに最後は二人揃って異聞帯の消滅に飲み込まれます。ニーアレプリカントやってたら思いつきました、他人の体なんて欲しくないよね。>>895
勢いそのままだから突っ込みどころあったら言ってくれてもいいよ!マジで書きたい事並べただけだもん!
でも書き忘れてたから言うけどヒュギエイアは眷族にされる前にとりあえず噛まれたよ!>>884
私は無問題です!
>>886
私…生まれ変わったらイケメンや美少女キャラがたくさん出てくる学園もので「キャー!〇〇様よ!」「今日も美しい…」「あ、あれは!今年入学してからというもの人気をかっさらっていき生徒会長の座を脅かしているという…!」みたいな褒めを説明口調でひとしきり言った後彼らのウィンク一つで血反吐になって死.んでいくモブ生徒Bになるんだ…
>>894
ヒュギエイアさんッ…NTRはそそられる体質ではないのですが、この絶望感は何とも言えない味わいがありますね…特に、マスターが嘔吐してからの緊迫した様子が伝わる文が好きです。家畜用に育てられれば人肉もおいしくなるんでしょうかね。
>・ヘグニvsチャラ男共
・ロドモンvs道灌
ろ、ロドモンさん…あんなにわちゃわちゃしてた二人が袂を分かち刃を向けあうというのは、熱くもあり悲しくもある展開ですね。道灌は仲良くしたいと思った人と袂を分かちやすいな…(長尾景春しかり)
チャラ男ーズの立ち回りも気になりどころさん…>>903
少なくともここでは、いわゆる『曇らせ』とは別ジャンルとして扱ってるって前提はあるけどね。
別にいいにせよ悪いにせよ、ここでの悪趣味で悪いことしてるやつが無様なことになる必要はないんだよ
ZERO術とかそうかな、最終的な末路は死とカリバーだけどさ、結局最後までエンジョイしながら周りぐちゃぐちゃにしていったじゃん?
山も谷もなくただただ責めるだけならそれってただのワンサイドゲームでしかないし
…………個人の意見じゃからね?
それもちょっとテンション壊れ気味のレスだから話半分の方がいいかも
別に書いてることを止めようって感じではないからね?そういや今から私はコツコツクリスマスラジオの準備をしているところでありまして。
プレゼント……というか必要な処置として、今までスレの雑談の流れで提出してきたけど冷静に考えると割とキャラエミュに必要な情報だったものをなんとかまとめてQ&Aコーナー的に放出しようという企画なんですけども。
現在考えてるのは
・私が考える各マスターの起源とは
・魔術詠唱について
・サーヴァントの見た目年齢について
・カシンチャンシリーズ、禁断の「本来の」ステータス明文化
・李くんの両親は今どうしてるの?
・エレーナさんの実家って今どうなってるの?
・島編でやろうと思ってた展開
・結局なんでハ様ってカシンチャンと割と絡むわけ?
・「こいつにはメンタルケアが要る」人と「どうすれば解決に近づけるか」
あたりのパッと思い出せたやつ(そもそも未出の情報もあり)なんですけど、私だけだとどうも思い出せないので「これが気になるよ」とか「これを大事だと思ったけどwikiに書いてないよね?」みたいな情報があれば教えてくだされば幸いです。
まぁ本当にどうしても「それは裏設定のままにしといちゃダメだろ」って情報がありそうならそれはwikiのキャラクターページの方に追記して対応しますけど、それはそれで。>>894
ほっほー、しっかりとメカクレが反映されとる! そして、それはそれとして狂気!>>906
入るかも。
どちらも色素とメラニンが髪の細胞から欠如して生じるし。>>908
お、おう。ソムリエの言葉なら間違いないですね。>>894
アーイイ…闇堕ちからの敵対は王道ですなぁ
主人公が絶望する様も併せて響くものがあります
そしてプロビデンス兄妹の救われなさがまた
この兄妹どの世界線でも曇ってるな…>>913
カイホスルーは胃痛枠なので胃と毛根へのダメージはどんどんいきましょう。教え子や親族の子でギスギス、いいじゃないですか!あ、あと>>907の内容なんだけどクリスマス頃に投稿するまでは常に募集を続けるつもりでいるから、誰かに今北産業された時はリマインドしてくれると助かるんだぞ
設定が決まっている範囲ならなんでも答えるし決まってなかったら決めるから、人間関係からスリーサイズまで気軽にどうぞなんだぞ>>908
正に『地雷を踏んだらサヨウナラ』(ぉぃ)>>900
鍾太郎「トカゲ人間…………?」グルグル目
タロス「ネ、ネ……ネオ……」
Q:なんでこの二人?
ヒント:この二人のイメージCVはそれぞれ『櫻井孝宏』と『浅川悠』である。プルフラス「うぅ、ハロウィンが過ぎ去ってしまった……しかし!ケーキが美味しく合法的にたくさん食べられる時期だからよし!」
ロゼ「でもプルフラス、宝具が弱体化してしまう時期に入るけどいいの?」
キャスター・プルフラスの宝具『魔神戯れる追憶の夜(ソロモナリエ・ハロウィン・ナイト)』の特徴:
時期によって効果が左右されてしまうという大変な欠点があり、「クリスマスといった、敵対する勢力が盛んな時期」などは途端にランクが下がってしまう。
プルフラス「…………ぐぬぬ!!」
もう今年もあと2か月切ったのかぁ、早いですねえ(白目)>>924
もしやブラン王?駄目もとでリチャード・オブ・シュルーズベリーと言ってみーる
じゃあストックゆえ深く詰めてないのはご愛嬌ってことでいいか……
【CLASS】キャスター
【真名】ロンドン塔の亡霊 (プリンス・イン・ザ・タワー)
【出展】イギリス史
【性別】たぶん男
【身長・体重】156cm / 44kg
【属性】混沌・悪 / 秩序
【外見】影のある表情をした10〜12歳程度に見える少年
【ステータス】筋力 E 耐久 E 敏捷 C 魔力A 幸運 E 宝具 A
【クラス別スキル】
・陣地作成 A++
・道具作成 -
・気配遮断(霊)A+
【保有スキル】
・カリスマ B(FGO実装サーヴァントとして実装される場合として考えた場合は「亡霊のカリスマ B」)
・暗き塔の悪霊 EX
燎原の火」の類似スキル。彼ら死者に対し与えられた「きっと化けて出てくるはず」「未練があるはず」という信仰をそのまま火力に変換できる能力。付随効果としてその姿を見た対象に対する恐怖効果の発生判定がついてくる。ヨーク朝でショタでロンドン塔関連ってことはエドワード五世かな?
>>934
【宝具】
『宛ら飛べぬ烏のように(ブラッディー・タワー・オブ・ロンドン)』
ランク:E~A 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:-
積み重ねられたイメージにより形成された、無数の亡霊が犇めく処刑空間。中に閉じ込められた場合は宝具の展開は禁止され、フィジカルでなんとかできる者でもない限りは亡霊に八つ裂きにされるのを待つばかりとなる。大体固有結界みたいなもの。
固有結界と違う点は、過去にその場所で「無念の死を遂げたかもしれない」人間の数によって効果範囲や攻撃性が変わる点である。
【weapon】大きな斧のようなもの。色がドス黒い。
【解説】
ロンドン塔に多数存在するとされる非業の霊の集合体。その真の名を挙げるとすれば「エドワード5世」である。
ヨーク朝イングランド王にして戴冠すら許されず非業の死を遂げた悲劇の王子として知られる彼だが、その生涯には謎が残るところが多い。
弟と共に継承位を追われた後ロンドン塔に幽閉されたということまでははっきりとしているのだが、その後の人生については諸説が多い。シェイクスピアは「叔父リチャードが王位のために暗殺したのだ」と広めた。またある者は「いいや、ヘンリーだ」と言った。自然死も含め数多の「容疑者」が提示されたが、その何れもが最終的には「彼らは正式な埋葬も受けることなく死んだ悲劇の王子である」と示した。また、後世には彼らのものである「らしい」とされる子供の遺骨がロンドン塔の中で発見されており、これにより「彼らは秘密裏に消されたのだ」という説は殆ど事実であるように周知されることとなった。
斬首された遺体ですら礼拝堂で眠りにつくことができた。しかし、彼らが見つかったのは「階段の下」である。
無念だったに違いない。今でも魂はロンドン塔から出ることができないのかもしれない。
そんな人々の信仰により霊基を形作られたのが、キャスターである「プリンス・イン・ザ・タワー」である。召喚主次第ではアン・ブーリンであったりジェーン・グレイであったりするかもしれない。
その性格は半分は人の死と苦痛を望む「悪霊らしい悪霊」に飲み込まれかけているが、ベースは善良な少年のそれであるため一定の制御はできている。そのため、聖杯にかける願いも他人の不幸や復讐ではなく「真実を明らかにすること」である。
なお、首筋の模様は首斬り跡ではなく索条痕。あとコピペミスってるせいで妙なことになってるけど本来の属性は「混沌・悪 / 中庸」だよ
スィレンは周りから見れば申し訳なく「幸福な人」なんですよね。顔も良いしプロポーションも完璧、身体も丈夫で家柄も良くお金持ちで勉強スポーツお手の物。運もあれば魔術の才能もあって、家族も魔術師としての技量は十分ながら人として出来ていて愛情深い。
だから周囲はスィレンを幸福だとして扱ったし羨んだ。スィレンもそんな風に育ったから「自分は幸福だし周りは皆不幸」「自分より劣っている」と(魔眼の特性もあって)思うようになった。
だけれど、愛情深い両親を見てきたからか遺伝か、それで周りを見放したりただ嘲るだけで終わらせるわけではなく「幸福でないなんて可哀想」「皆を幸福にしたい」と願うようになって、本人の知らぬところで自分より下の者を嗤いながらその人たちの為になるようにと助けたりお手伝いしたりしてた。
言うなれば、持てる者から持たぬ者への能力、幸福の提供。皆等しく幸福に、皆等しく安らかに。預かり知らぬ心の内ではそんなことできやしないと思いながらも、自己満足のために容認している。
要はスィレンっていうのは、「幸福な王子様」なんかの見掛けをした一般人なんですよ。のび太くんメンタルの出来杉くんなんですよ。
改めて書き連ねてみると、幸福ってなんだろうって考えて生まれたとは思えないキャラだな…ユダに三十枚の銀貨を持たせたスキルか何かを考えたけれど……いじるところ無かった。そう思えるくらいに私の中では完成されている。
ていうか、十二使徒とか弟子って結構裕福層ばかりよね。>>947
ゆけ〜>>947
GO「よもや獣の眷属に堕ち果てましたか、イピクレス」
「気安く我が名を呼ぶな、忌々しき蕃神め。セクメトの、ラー神の加護の元に驕った山脈の神々と共に引き裂いてくれようか……」
向き合うのは二人の女。
大英雄ヘラクレスの双子の妹である従者の英霊・イピクレス。
もう一方は医神アスクレピオスを父に持ち、自身も医学に精通した術師の英霊・ヒュギエイア。
互いに偉大すぎる親類を持ち、複雑な感情を抱えた二人は打ち解けあう、はずだった。
此度の特異点 エジプトに顕現した『信仰』の理を持つ人類悪(ビースト) セクメト。
エジプト神話においてラー神を信仰しないモノを殺.すべく造り上げられた神の宝具そのものと言える怪物。
顕現と同時に周囲の生命を蹂躙し、特異点修復に駆けつけたカルデアを絶望のドン底に叩き落とした。
殊更、イピクレスは冷静に状況を見るのが仇となり恐怖に囚われてしまった。
セクメトのスキル『信仰の大守護者』は彼女に恐怖し、ラー信仰を受け入れたものを眷属として改造する。
イピクレスは今やラー神を崇めないカルデアを誅戮せんとする人類悪の走狗だった。
自前の宝具に加え、自己改造を得たイピクレスは脅威であり、彼女からカルデアの面々を逃すべく、ヒュギエイアは一人、イピクレスを向かい打つ。
「今の貴女は心身共に蝕まれています。此処で私が治さなければ……」
「黙れ!ラー信仰を受け入れて私は強くなった!恐怖に蝕まれ、神々の不条理を受け入れていた過去こそが異常だったのだ!」
セクメトの教化とイピクレスの劣等感はあまりにも相性が良く、彼女は最適な尖兵と化していた。>>950
(極まった精神状態では今もまた神の使い走りにされているとさえ気づけない……なんて悪趣味ッ!)
変わり果て、今も醜態を晒すことを強要された友を悼みながらイピクレスは薬液を手にに取ろうとするが……
「ぐぅっ!!」
「余計なことをするなよ女医。カルデアを逃す為の」
イピクレスの手に直後現れた棍棒がヒュギエイアの腕を打ち据えて、それを阻止した。
これこそがイピクレスの宝具『従者の縁故(レラティヴズ・ヘルパー)』。
ヘラクレスをはじめとする親族から宝具を借り受ける能力。
中には高ランクの宝具も含まれているため警戒は怠らない。
セクメトにより受けた侵食は疫病を媒体としているが故にヒュギエイアの霊薬は天敵であるため、イピクレスも警戒は解かないだろう。
ヒュギエイアは相手の出方を伺いつつ、懐に忍ばせた薬瓶の投擲を画策する……
「……『依・射.殺.す百頭(ナインライブス)』!」
「うぐ、ぐぅぅぅ……!」
が、しかしその思惑は文字通り打ち砕かれた。
目にも止まらぬ速度でヒュギエイアに接近し、一息のうちに九度、彼女の肉体を打擲したのである。
ヘラクレスが編み出した必殺の闘法を受けたヒュギエイアは傷を抱え込んで倒れ伏す。>>951
「キャスター相手に距離をおいて撃ち合いたくはないからな……こうして薬を扱う腕を潰してしまえば、近づいて嫐れるというわけだ」
「ぐ、あっ……!」
膂力自体はイピクレスのモノが据え置きになっているため原形はまだ保っているが、それでもヒュギエイアの肉体の損傷は大きい。
腕は痛みによって動かず、脚もフラフラと揺れている。
そんなヒュギエイアの肉体を棍棒で何度も叩きつける。
イピクレスの武器が剣か槍か、或いは斧であれば既に決着はついていただろう。
あえて棍棒を選んだのはヒュギエイアの肉体に痛みとそれに伴う恐怖を覚えさせるため。
「なぁ、ヒュギエイア……お前もオリュンポスの神々と人理を切り捨て、セクメトの側に回ろう。信仰を受け入れさえすれば、痛みとも恐怖とも無縁になる。悪い話じゃないだろう」
イピクレスは引き摺り込もうとしているのだ、自身が堕した人類悪の底へと。
「……痛みは身体の発する危険信号、恐怖もまた生物が身を守るためのモノ。それが失われるなど真っ当な生命とはいえない、ただ生きているだけの道具です」
かすれた声でヒュギエイアはあくまで女医としての意見を述べる。
それに気分を悪くしたのか、イピクレスは棍棒でヒュギエイアの美しい脚を打ち据えた。
「道具は貴様らだ! 神の如くなどと持ち上げられ、あの山脈の神々に弄ばれることを受け入れた愚物共! 貴様だ! 医神などと煽てられ、神に滅ぼされた身の程知らずの貴様の父も!! 神の栄光などと讃えられ、己が親族を殺.した罪を逃れた我が兄も!! 全て下らぬ奴隷共だ!」>>952
「ふ、ぐ! ぐあっ……!ぐぅぅぅっ!」
何度も何度も打ちつける。
もはや目の前の女医すら眼中に無く、劣等感と怨念を募らせた兄の姿を幻視していた。
「貴様らも、ゼウスもアポロンもハデスもヘラも神などではない!! ラーこそが唯一なる神なのだ!!」
信仰の人類悪によって歪められた思考はラーこそを絶対のものとし、己の知る神を否定する言葉を吐かせた。
激情のあまり、ヒュギエイアの命を省みることはなかった。
人類悪(コチラ)側に引き込むつもりでいたがもはやどうでもいい、虫の息の彼女にトドメをさそうと振り上げ────そこでイピクレスの腕は何かに掴まれた。
「言いたいことは────それで全てですか?」
「な─────!?」
当然この場に二人しかいない以上、イピクレスの腕を掴んだのはヒュギエイアの手以外に有り得ない。
(有り得ない! 何故だ、アレだけ念入りに潰したはずなのに何故立ち上がれる!? そんな不条理は……あの兄以外に在りえるというのか!?)>>953
ヘラクレスを幻視してしまった弊害。
限界を超えて立ち上がる彼女に、イピクレスはどうしても彼の姿を重ねてしまい、信仰の獣の配下である彼女には存在しないはずの“恐怖”を抱いてしまう。
「複数の効用剤で痛みを打ち消しています。本来は私がするべきではない行為ですが……」
イピクレスが度を越した打擲の連撃で視野が狭まっているうちに、ヒュギエイアは蛇を呼び寄せて薬を自身に投与させた。
痛みは危険信号、限界は超えるべきではないと自認する彼女が薬の力によってソレを無視しているのは医者の不養生をいいところだ。
しかし、それでも立ち上がる……理由はただ一つだ。
「確かに死者蘇生などと摂理を無視した“彼”は呆れかえるほど愚かなのは事実。けれど、“彼”は決して煽てられやらされていたわけでも、驕っていたわけでもない。業腹ですが……アレは紛れもなく医神、己の意思で医術に命を捧げた男です……!」
イピクレスはヒュギエイアの地雷を踏んだ。
本来の沈着冷静な彼女からすれば有り得なかった事態である。
やはり今の彼女は異常な状態である、と女医として判断を下す。
「殺.してでも治してみせます。歯を食いしばりなさい、この駄患者!」
故に、ここからは治療の時間だ。
握った腕の関節をしっかりときめ、立ち上がって一本背負いのような体勢をとる。
ヒュギエイアが繰り出すのは賢者ケイローンから彼女の父へ、父から彼女へ受け継がれた技術。>>954
ボクシングとレスリングを組み合わせた、世界最古の総合格闘技。
全ての力……パンクラチオンがイピクレスに炸裂し、大地という凶器へと叩きつけた。
「ぐ、あぁぁぁ!!」
しかし、それだけではない。
イピクレスを捉えた段階で、宝具を用いて彼女の侵された霊基に対する特効薬は精製済み。
それを彼女へと打ち込んで人類悪(ビースト)により与えられた能力を無効化していた。
心が揺らいだことで、セクメトによる教化が解ける。
「私は……私はッ、なんてことを……!どうして、私はこんなにも弱い……!」
精神状態が落ち着くと同時に自身が獣の尖兵となってしまったことを悔いるイピクレス。
そんな彼女をヒュギエイアは優しく抱きしめた。
「施術は成功しました。貴女はもう大丈夫、何も気負う必要はありませんから……どうか今は安静に……」
霊基と密接に結びついた疫病による侵食を除外する、それは同時に霊基の大半を失うことと同義だ。
だから、イピクレスは間もなく消滅する。>>955
ヒュギエイアに出来るのはせめて安らかに逝くことを祈ることだけだ。
「あぁ……ありがとう、ヒュギエイア。お兄ちゃん、娘たち……ごめんなさい。」
イピクレスが涙を零しながら、消滅する。
「私も、ここまでのようですね」
ヒュギエイアもまた消滅する。
薬はあくまでその場しのぎ、イピクレスに与えられたダメージによって、とうに霊基再臨限界をむかえていた。
「人類悪。人類史の癌……人理の治療、あとは託します。カルデアの皆さん」
自身の役目を後に続く生者達に託して、ヒュギエイアは消滅した。>>957
カッコいい●
親父関連でキレる●
ほどよく傷つく●
●●●!トップ●●●!最高!>>963
んっふっふ、秒殺で草
お察しの通りフィニアス・テイラー・バーナムですね……グレイテスト・ショーマンのモデルになった人です(作る予定も気力も時間も無い)自分でやっておきながらなんだけどヒュギエイアが「あんたはここでふゆと死ぬのよ」枠になってきてる気がする
>>937
結構強いサーヴァントな印象。あっ合ってた。>なお、首筋の模様は首斬り跡ではなく索条痕
そういや今のイベントじゃ型月における虚数空間についてやってる訳だが、コレって京介君とかの虚数属性持ちに対する設定爆撃とか起こるんかしら。>>939
まぁ概念上は複合存在で表面人格が兄の方、って話だから弟の名前でも間違いではないので……
>>940 >>942
一応キャスターな理由は「少なくともこの人格はまだ自分が復讐者になることを受け入れていないから」ってことと陣地構築力の問題なんで……
>>943 >>958
イメージ的には必殺伽倻子屋敷だから当然殺意はMAXなんですけど、サーヴァントもサーヴァントで霊体なんで伽倻子的なものがア゛ア゛ア゛って感じで襲ってきても「うるせー!○す!!!」って出来る人いるんとちゃうかなって思ったんで反撃は可にしました。てごころはくわえた。
>>966
「殺された者」としてのイメージの顕現的なサムシングですね。実際の有力説は枕被せられて窒息死なんですけど、常に顔面に枕ひっついてたらギャグなんで……
あと日本語名のゴロは都々逸とか和歌を参考にしつつ三・四・七のどれかの組み合わせにすれば気持ちい感じになると最近気づいた>>957
激戦でしたね。ヒュギエイアは父親の事をなんだかんだ尊敬して、そして似た部分があるところにニヨニヨしました。
そして背後にはビースト。ラーを崇めるように洗脳しますが……実はラーを偽ったアポフィスがいるんじゃないかと妄想してしまいました、はい、すみません。>>970
いよいよですね。
此処でゲルトさんがこういう顔を見せるとは……。
ゲルトさんに真っ向勝負で勝てるマスターはそうは居ないしマスター戦無しは当然というか、そうじゃなきゃ物語にならないというか。ついでに、ぐれおでインド鯖募集してた気がするので寝る前に新鯖投下しますね。
【CLASS】ライダー
【真名】ラーヴァナ
【性別】女
【身長・体重】164cm・54kg
【出典】ラーマヤーナ
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:A
騎乗の才能。
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。【固有スキル】
戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
羅刹の魔:A
羅刹の異能および魔性を表すスキル。
羅刹やその混血以外は取得できない。
天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出等との混合スキル。
鬼種の魔と比較して、機動力や搦め手に劣る代わりに攻撃力や防御力に優れている。
ライダーの場合、魔力放出に属性は存在しない。
羅刹王:EX
創造神ブラフマーより得た「神仏に負けない」加護によるスキル。
Eランク神性によるダメージや状態異常等を25%削減、Dランクなら半減、Cランク以上なら無効化する。
但し、このスキルはラーマには無効化される。【宝具】
『天翔ける神の御座(プシュパカ・ラタ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
富と財宝の神クベーラより奪取した空飛ぶ船ヴィマーナの一種。
蒼色の機体で、十門のレーザー機関砲を搭載している他、人型形態への可変機構を持つ。
人型形態では二十もの腕が存在し、その一つ一つが剣・槍・斧・鎚鉾といった武器を携行している。
それらの武器は、並のサーヴァントでは扱えない程の質量を持ち、ヴィマーナの出力で振り回される事で絶大な破壊力を齎す。。
伝承におけるライダーの姿は、人型形態のこの宝具に搭乗した様子が元となっている。
『微笑む月刃(チャンドラハース)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:300人
破壊神シヴァより与えられた、湾曲した刀身を持つ片刃の剣。
真名解放により、三日月状の光刃を無数に形成し、空から降り注がせる事で前方の敵を殲滅する。
その攻撃の密度は極めて高く、全てを回避するのは困難。『月光よ、空を断て(チャンドラハース・サンクシプ)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:600人
戦いと鍛錬の果てにライダーが編み出した、『微笑む月刃(チャンドラハース)』による奥義。
無数の光刃を刀身へと収束させて巨大な光刃を形成し、それを一閃する。
その斬撃は無数の攻撃判定を持つが為に、同一の箇所に全く同じ斬撃を無数に放ったかのような事象が発生する。
仮に一つの斬撃では僅かな傷しか付かないような存在に対して放ったとしても、超音波カッターの如く無数の斬撃で切削する事により深い傷を負わせ、あるいはそのまま両断する。
【解説】
長い黒髪をサイドテールにした、色白の肌の少女。
少女らしい細身の身体と豊かな胸を重厚な黒き鎧で覆い隠している。ラーマヤーナに謳われし羅刹王。
伝承では山のような巨体で10つの頭と20本の腕を持っているとされているが、それは乗機たるヴィマーナの姿であり、この姿こそが本物である。
ラークシャサ族(羅刹)の再興の為に苦行と鍛錬に励んだ結果、それを認めた創造神ブラフマーにより「神仏に負けない」加護を得た彼女は覇道を邁進。
数多くの侵略戦争により、ラークシャサ族の繁栄を築いた。
だが、妹シュールパナカーの進言によりコサラの王ラーマの妻シータを攫ったのを切欠に、妻を取り返さんとするラーマによって討たれる……というのが表向きの話。
実は、侵略により恨みを買い過ぎたラークシャサ族はこのままでは自分達の首では収まらず復讐の為に滅ぼされると気付き、形は変われどラークシャサ族の繁栄が続くように人知れず方針を転換。
表向きはそれまで通り魔王然として振る舞いつつ、身内で唯一ラーマに傾倒していた弟ヴィビーシャナを故意に追放してラーマに付くようにし、ラークシャサ族を強欲な魔王とその臣下に従えられただけの存在だと他国に思わせるように仕向けた。
そして、自分はラーマに滅ぼされるのを避けたいだけで侵略戦争を止める気など無い臣下共々討たれるもラークシャサ族は滅びる事なくヴィビーシャナによって治められ、ラーマはシータを取り戻してのハッピーエンド、彼女が考えた限り最良の結末……筈だった。
英霊の座にて、ラーマとシータが引き裂かれる運命にある事を知るまでは。
その原因は、同盟相手である猿王ヴァーリンが卑怯なやり方で殺されたからと、その妻ターラーが離別の呪いをかけた事。
自分達が悪である以上どれほど惨めな末路も受け入れねばならないのにと彼女は激怒した。
また、只一人を愛するシータの姿に内心絆されていたり、自分を討った英雄が報われないのはおかしいと思っていたりで、英霊となってからずっと胸のしこりになっている。古風な喋り方で尊大に振る舞う一方、只の少女のような感情を露わにする事も多い……が羅刹故に、行動の選択肢には常に暴力的なものが混ざっている。
生前に覇道を邁進していたのは征服する度に民の暮らしが豊かになって皆が喜ぶのが嬉しかったからであり、討たれる所まで含めてやり終えた今だと、魔王としては燃え尽き症候群に陥っている。
伝承で子だとされたインドラジットは自身の性転換クローンであり、妻とされたマンドーダリーはその母胎を勤めた親友……と彼女は認識している。
だが、実の所マンドーダリーは彼女に対して激しい恋愛感情を向けており、過激なスキンシップを繰り返してるのだが、そういう愛の形を知らない彼女は全て女性同士の友情の範疇だと認識してしまっているし、女同士である以上シータの貞操の危機など有り得ないと思っている。
そういう愛の形を知ってしまえば盛大に狼狽える一方、彼女自身が生前一度も男性に対して恋愛感情を抱かなかったがが為に、その考えを否定する事は無い……というより彼女にも無自覚ながらそういう素養があったりする。
聖杯に託す願いは、ラーマとシータに対する離別の呪いを解呪する事。
余程信頼する相手でも無い限り幾ら聞かれても誤魔化すが、彼女自身の願いはこれしかない。
また、生前の関係者に対しては物凄く恥ずかしいので絶対に隠し通す。
彼女は、マスターがどのような悪であろうと許容する。
しかし、彼女は最後に悪は滅びるものでなければならないという考えを絶対としている。
故に、自分のマスターが滅ばなければならない程の悪だと判断した場合、そのマスターにとって最悪のタイミングで裏切る為、マスターが最終的な勝者になることは無い。以上、ストックとしては前から考えてたけど、いざ作ってみるとドンドン明後日の方向に向かっていった羅刹王でした。
ちなみに、伝承の姿がヴィマーナなのとか女同士だからシータの貞操の危機なんてなかったとか、初期案からそのままな要素も割とある。>>982
ルドルフ2世くんちゃん一向にルドルフ2世ですよ!!!
>>979
最近やたら時間に追われてしまい反応遅くなってすみません。
この画像を心の支えに激動の1日を乗り越えることができました。いつもありがとうございます!
ショートパンツとカワイイは相乗効果でお互いの魅力を何倍にも跳ね上がらせることは医学的に証明済みだとかなんとか。
さりげなく校章みたいにあしらわれた双頭の鷲とか、相変わらずこだわりが素晴らしい!
大いなる業カラーを世界一かわいく着込むよ。
個人的に最大の萌えポイントは歩く度にスカート的にフワッと広がりそうな半ズボンの折り込みヒダ部分とそこからスラッと伸びる美白の足ですが、ザミエルさんの押しポイントはどこですか!?新作のSSができたけど、スレもう終わるし夜になったら投下しに戻ります。
その時にこないだ言ってた話の告知ももう一回します。
まる。>>991
どうだろ…。でも実際そうなりそうな恐れは結構ある…。
>安価で募ると余計自分で作った感覚無くてキャラを把握しきれなさそう
もう本当にそんな感じです。>性格や個性が湧かない感じ
マジで獣胎憑霊法使いぞ!ってぐらいで、他の取っ掛かりが全然思いつかない。自分の創作閲覧の幅の狭さかなぁ…?
あとは自キャラにキャラ属性としてはそれなりに揃ってるんで差別化が上手くいってない感もあり。
朽崎遥:狂人、ポルカ:ヴィラン、刹那:トリックスター、常世鳳蝶:地盤密着型、迅龍:便利枠って感じで他に良い感じに欲しい役柄があんまり居ない…。今日は待ちに待った金曜日〜♪
仕事も終わって休むだけ〜♪
落ち着いていっちょ官兵衛の設定まとめようとしたら半兵衛の設定も要るんじゃね?となって真顔になったでござる。
とりあえず今回は官兵衛の設定の端々からなんとなく察して…。>>992 いいとこの坊っちゃんみのある短パンこぞう感
書き忘れてたけど、ラーヴァナにはセイバー適性もあり、ヴィマーナ(宝具)が無くなる代わりに筋力と耐久に+が一つ増えます。
第一回戦を投稿したので、関係者は是非とも見てください……そうじゃない人も(ボソッ)
各キャラのカンチョーされた時のリアクション。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#169
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