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ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/- 2自作キャラのダイマは割とやり尽くした感じあるけど、また必要ならリクエスト受け付けるのでおしえてね ◆qjazSIB7S22020/07/05(Sun) 22:39:39ID:MxNzM5MzU(2/82)NG報告
建て乙
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/雲月風花
この娘好き。義肢娘はいいぞ。推しのダイマはあらかたした。ならば私がすることは質問タイムではないのか?(自キャラの癖の強さ的に)
何か自キャラで質問あったらしてね
あ、バプロディカ・バーナト・ロンターさんとノア・ヘリカラーク・インヘリタンスさんが推しです
>>2
何一つ隠せていない(隠すつもりもない?)……あ、あと他の人の作ったキャラクターに対する推しキャラ表明はね、私の場合内なる衝動を考えるとその人を取り巻く大切なもの全てへのDeath threatになってしまうから抑えておくことにするのですわ
だってこわいでしょ推しのダイマですか、悩ましいのですが二人挙げてもいいですか?エドワード黒太子と厩戸皇子です。
騎士道の鑑と言われた騎士であり、虐殺とか暗い話もあるところを踏まえて考えた結果、設定の濃度はうちでも指折りの濃さになったと思います。なかなかアンビバレンツなところとか複雑な人物像になったなと思います。
戦闘力も強みがはっきりしているし、得意分野もはっきりしているのは書きやすいかなと思います。
厩戸皇子は始皇帝が発想の始まりなのに人の多様性や選択肢を肯定して、為政者であり皇族として君臨していたと考えて作っていったら人間賛歌な陽キャになりました。キャラクター的にはヴィランが向かない人柄になりましたが、それはそれで個性かなと思いました。
戦闘力はクーフーリンやシグルドみたいに色々できる枠なので、便利すぎると思われるかもしれません。>>3
夏美は無理です。聖杯戦争でマスターが傷つき死亡するのにもホスト側ということで呵責を持つようなのでマスター殺し、は無理。将門はマスター殺しに抵抗はありませんが、夏美の意向を尊重して提案することも自重してます。私が自鯖で推すのはバーサーカー組。他鯖ならスコルピオン一世とギュルヴィ!
なおこちらが言及にありました一人要注意団体(プライバシー保護のため検閲済)となります
……こういう時自作キャラの名前を挙げるのは「多分そういう意味で推しの話しろって言ったわけじゃないだろうし自作のキャラは全員推してて当たり前なんだよなぁ」って思いつつも、「でも自作キャラの名前が一回も上がらなかったらしばらく凹むだろうし自分で出した方がいいんかなぁ」とも思うんよね
>>6
158cmはパンデモニウムでありエンピレオ
かわいいとよいの集合体(外伝SSの続きを書き上げた)私が来た!
結局前スレには間に合いませんでしたが、是非もなし
推しのダイマは自作だとガヌロン、他作だと猫の藩士さんのエルルーンです
フランス特異点で活かしきれないまま退場させてしまいましたが、本来は分かりやすい、そして過去に大きな傷と闇を抱えたヴィラン鯖として設計しました。
十二勇士伝説においてローランやオリヴィエ等の英雄を失わせ、そして自らも裏切り者として王に断罪された武人…。そうなるまでに至った過程を調べれば調べる程、因果応報というか人が抱える弱さというかある種の愚かさを表している所があると気づきました。
フランス特異点においても、その辺の懊悩を書き表せればと思っていたのですが……いえ、これに関しては完全に自分のミスです。言い訳しようもありません。
なのでまたいつか、どこかの特異点なり大会なり聖杯戦争なりで表せればなぁと思います。
という訳で、ノルマも済ませた所で続き投下してもよろしいでしょうか?>>12
(やっべ、エルルーンの分書きそびれた…)
エルルーンですが、本スレ産のサーヴァントの中でも数奇な、そして感慨深いサーヴァントに昇華されたと思っています。
最初は単にジェネリックア〇ア様と考えてて、SSでもそんな感じにお借りしてロールしてたのですが、猫さんからのご指摘を受け試行錯誤したところ、あのようにヒロイックなムーブを為す結末に至りました。
その後の理仁さんとのお似合いぶりやワルキューレとしての変遷も見ていて感慨深く……このスレのサーヴァントの中でも一、二を争う推し鯖です
改めまして猫さん、あの時SSに拝借させていただき感謝致します
件のSSはコチラ↓
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%8C%97%E6%AC%A7%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%80%85SS.Part2%E3%80%80%E3%80%8C%E4%BD%95%E3%81%8C%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8B%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%99%EF%BC%9F%E3%80%8D%E3%80%8C%E5%A4%A7%E6%83%A8%E4%BA%8B%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A0%E2%80%95%E2%80%95%E3%80%8D>>15
空に大輪の華が咲く。
百花繚乱、千変万化。色とりどりの花火が巨人の頭を、胸を、肩を照らし遠慮なく焼いていく。
季節も空気もまるっきり無視したような輝きは、『彼ら』の性格と生き様をそのまま表しているようにも見えた。
「オラオラオラァ! 旦那と組んでこしらえたとっておきだ! 景気よく喰らって吹き飛びやがれ!」
「調子に乗るない、タコ助! ほら、次の玉だ! とっとと詰めこんでぶちかましやがれ!」
粋がり、怒鳴り、時には張り倒しも交えつつ。かつて天下一と謳われた二人の花火師――アーチャー・玉屋と鍵屋は緑巨人目掛け遠慮容赦なく砲撃を叩き込む。
その様を背後に感じつつ、俺は燭台切の手当てと退避に奔走していた。
といっても手当ては最低限の応急処置で、俺が出来たのは安全な所まで慎重に運んだくらいだったのだが。
「よし、と。とりあえず、こんなものでいいだろ」
包帯代わりの手拭いを巻き終え、俺は燭台切の顔を見る。
治療したとはいえ、未だ重傷。顔色も決して良いとは言えなかったが、少なくとも先程までと比べれば多少マシにはなっている。
本格的な治療をするにせよ、後方に移したい所であるが。
(その為には、あいつをどうにかしないとな)>>16
振り返り、遠くの緑巨人を睨む。
今のところはあのアーチャー達が引き受けてくれているものの、状況は決して優勢とは言えない。
先程のような大雷撃を撃ち込まれたら一瞬でまた覆されるし、そうでなくても今はせいぜい足止めとかく乱がやっとの状態。
見た目の派手さ故に利いてるようにも見えるが、恐らくは装甲を貫けてさえいないだろう。現に、あれだけ撃ち込まれながら怯まず反撃出来ている辺り、あの巨人のタフさが見て取れる。
「……行こう、アサシン。あの二人に加勢しないと。このままじゃ押し返され」
「どうして」
俺の言葉を遮り、アサシンが声を上げる。
困惑と驚愕、そして少なからぬ恐怖と絶望。様々な感情が入り混じり、どこか呆然とした表情でアサシンは俺を見ていた。
「どうして、戻ってきたんですか? 何もできる事はないと、あれ程燭台切から言われていた筈なのにどうして」
「……」
「今からでも遅くありません。此処は私と、あの弓兵……が引き受けますから、燭台切と共に退避してください」
「…………」
「私の事なら大丈夫です。元々、こういう荒事の為に呼ばれるのがサーヴァントですから。先程は不覚を取りましたが、今度こそ」
「大丈夫な訳、ないだろ」
アサシンの手を掴む。
か細く、小さな手。刀槍ダコと生前の古傷が浮かぶその手は、先程まで猛威を振るっていた人物のものとは思えない程儚げに見える。
気が付けば、状況も忘れて俺はアサシンを抱きしめていた。>>17
「く、黒野、くん?」
「――ごめん、ごめんな」
……ああ、そうだ。実際彼女は儚い存在なのだ。
英霊の座より招かれ、途方もない偶然と奇跡の積み重ねから俺と契約し、この瞬間まで共に日々を過ごしてきた。
その意味を、今になってようやく思い知る。
同時に、先程までの自分がどれ程臆病で、愚かな選択をしていたのかという事も。
「俺は確かに、弱くて情けないマスターだ。ゲルト先生や橘先輩みたいな荒事向けの力もないし、朽崎先輩やクローディアみたいな底知れない何かもない。ニアディール先輩みたいな魔術も使えないし、カイリーみたいな知識も技術も持ってない」
けれど。それでも――。
「それでも――俺は、マスターなんだ。サーヴァント・アサシン、伊達政宗のマスター。それが、俺だ」
どんなに無力であっても。どんなに無能なマスターであろうとも。
……例え、そうする事が本当に正しかったのだとしても。
「そのマスターが――最初から、サーヴァントを見殺しにしていい道理なんて、ある訳ないだろ」
今この瞬間においても、俺の存在価値は変わらない。
魔力供給どころか、現世に繋ぎとめる要石にすらなっちゃいない、ただ幸運なだけのマスター。
学園に選ばれるがまま、あてがわれたサーヴァントを流されるように受け入れただけが俺の全て。
それでも、否そんな自分だからこそ。
「無謀なのは分かってる、ここにいるべき人間じゃない事も。それでも――頼むアサシン、俺も、一緒に戦わせてくれ」>>18
アサシンを抱きしめたまま懇願する。
本当は、もっと早くこうするべきだった。少なくとも、戦いが始まる前に済ませておかねばならなかったのだと。そう心中で自分を責める。
後悔と自己嫌悪が頂点に達しかけた時、アサシンがぽつりと呟いた。
「……放して、ください」
「っ」
やはり無謀だったか。駄目だったかと、反射的に政宗を解放する。
どんな罵倒、あるいは説教が飛んでくるかと身構え――次の瞬間、アサシンは全く予想だにしない行動に打って出た。
すなわち、自分で自分の両頬をひっぱたくという暴挙に。
「――!」
「ま、政宗!?」
パン、あるいはパァン、か。遠くの破壊音にも勝る程の、強烈な打擲音が辺り一帯に鳴り響く。
普段の呼び方も忘れ、俺はアサシンを凝視した。
「お、おい。一体何を」
「……黒野くん。先程の言葉は撤回します」
当惑する俺を余所に、アサシンは腫れた顔のままに向き合う。
その顔に先程までの翳りはなく、むしろ晴れ晴れとした力強さに満ちていた。
「そしてもう一つ――申し訳ありません、マスター。見誤っていたのは、私の方です」
「見誤るって……」
「私は、これまでずっと貴方の事を守るべき、庇護すべき民草と同じように捉えていました。私が守らなければ――今度こそは、守り抜いてみせるのだと、そう戒めていました」>>19
ですが、とアサシンは続ける。
「そうでは、なかったのですね。貴方は――マスターとして、共に戦い歩む者として、私と在ることを望んでいた。……だとするなら、私はそれに応えなければならない」
腰の愛刀――先程までは移動の為にしまっていた――を抜き放ち、彼女は緑巨人へと向き直る。
そうして、顔だけをこちらに向けながら、彼女ははにかむように言った。
「往きましょう、マスター。今度こそは、あの緑巨人を打ち倒してみせます」
燭台切を後方に寝かせ、俺たちは一直線に緑巨人へと向かう。
この状況で随分待たせてしまったが、流石サーヴァントというべきか。花火師のアーチャー達のかく乱は力を発揮し続けており、今に至るまで着実に足止めを果たしていた。
どうにか発射元である二人の傍に駆け寄り、青年のアーチャー――玉屋へ声をかける。
「すいません、遅くなりました! 今から俺たちも加勢します!」
「おう! ようやっと来やがったかお二人さん! その様子だと、痴話喧嘩は落着したみてえだな!」
「んなっ……!?」
予想外の単語をぶっこまれ、俺とアサシンは思わず硬直する。
いやほんと、何言ってくれんだこの花火師!?
「ち、痴話喧嘩って――」
「あん? なんでえ、違ったのか? 中々合流しやがらねえもんだから、てっきりこの状況で男女の揉め事でもしでかしてるのとばかりっ!?」
言葉の途中で、横から出てきた野太い腕が青年をひっぱたく。
先程のアサシンのそれとは違い、平手ではなく拳骨による一撃だった。>>20
「痛ってぇ……なにしやがんだ、旦那!」
「なにもカニもあるか馬鹿野郎! オレにばかり攻撃させて、手前は茶々入れとはいい度胸だなおい! ほら、ぼさっとしてると――」
言葉の途中で、緑巨人の鉄拳が振り下ろされる。
文字通り鋼鉄の拳で撃ち込まれるそれは、人間のそれとは比較にならない。ただの一撃で地面が砕け四方八方にヒビが入る。
「ったく、でたらめな一撃ぶちかましやがって。――で? そこの坊主と……見知らぬ英霊さんの準備は整ったのか?」
「あ。は、はい! 遅れて申し訳ありません!」
「ああ全くだ。この馬鹿と二人がかり、それでもどんだけ苦労したと思ってやがる」
辛辣な返しだが、ぐうの音も出ない。
実際、傷だらけな彼らの姿を見ればどれ程苦労していたのかはよく分かった。
「ま、説教は後回しだ。当座は、あのデカブツをどうにかせにゃならん」
中年オヤジのアーチャー……鍵屋がじろりと、緑巨人を睨む。
二人の砲撃により、至る所に焦げ目や煤がついた状態となった巨人。だが戦闘不能と呼ぶには程遠く、四肢も健在のままだった。
「さっきからあるだけの玉をぶち込んだが、まるでびくともしやがらねえ。絡繰りとはいえ、曲がりなりにも人形。あんだけ炸裂させて無事とはいかねえ筈なんだがな」
「こっちの玉も残りわずか。宵越しの銭は持たねえ主義だが、そう呑気にもしてらんねえ。このまま無くなっちまえば、俺たちゃ嬲り殺しにされるのが関の山だ」
「つまり」
そこで鍵屋は言葉を切り、じろりと俺とアサシンを睨み据える。
「お前さんら二人が、要だ。あのデカブツ、黙らせるだけの『玉』はあるんだろうな?」>>21
いぶし銀の眼光と、有無を言わせない昔気質の気迫。思わずごくりと息を呑む俺をよそに、アサシンは堂々と、そして真っ向から言葉を返した。
「はい、もちろん。ですが幾つかの手筈を通さねばなりません。協力――していただけますか?」
アサシンの問いに、玉屋はふっと面白そうに笑う。
答えは、聞くまでもなく決まっていた。
一撃、二撃と緑巨人が拳、あるいは平手を振り下ろす。
あの雷撃以外飛び道具は持っていないのか、それとも放つに放てないのか。巨人の攻撃は肉弾戦にほぼ集中している。
比して、こちらは火力こそ劣れども飛び道具持ちが二人。
当然相手も、より鬱陶しい砲手を潰すべく攻撃を仕掛けるが
「させません!」
間髪入れず、相手の攻撃をかいくぐってアサシンが一太刀入れる。
雷撃以前の攻防と、花火師二人の制圧砲撃。立て続けのダメージが決め手となり、ついに大きく巨人の装甲が削られる。
削られたのは左脛。いわゆる弁慶の泣き所という部分だが、どうやら機械人形には関係ないらしい。
斬られた個所から火花を散らしつつも、姿勢を保ち反撃を試みる巨人だったが、アサシンの方が速かった。
「はぁああっ!」
返す刀で、今度は左膝裏――関節部へと深々斬りこむ。
屈伸や歩行の都合上、人体である限りどうしてもこの箇所は脆くなる。
先程以上に刀身が深く食い込み、そのまま両断せんとするが
(――――っ!)>>22
ダメージの影響か、あるいは単なる転倒か。アサシン目掛け、緑巨人が倒れるように迫る。
ただの鉄塊であれば何の障害にもならないが、相手は神秘を纏った機械人形。押し潰されれば、サーヴァントといえど無事では済まない。
「アサシン!」
玉屋の背におぶさりながら、俺は咄嗟に叫ぶ。
――その言葉に応えてか応えずか。直後、左膝裏から炎が昇る。
「灯火は生命。蝋燭は生涯。我が身命は焔にして、命脈を断つ鋼なり」
先程とは異なる詠唱。
鮮烈ながら、どこか美しさを感じる言葉は不思議と響き渡り、耳に脳裏に刻まれる。
「我、この一太刀にて万事を決す――『灯火は生命、蝋燭は人生、燭台は定命となりて(しょくだいきり)』!!」
紅蓮の咆哮。
さしずめそう呼ぶべき、破壊と火災が炸裂した。
灼熱が装甲を溶かし、爆炎が内部機構を呑み込む。
少女よりも遥かに大きい機械人形は、ただその一撃で接合部を失い大きくバランスを崩していた。
当然支える負担は無事な右脚に集中し
「っしゃあ! 跳ぶぜ、坊主!!」
直後、玉屋の言葉に応えるかのように、嫌な金属音が鳴り響いた。>>23
右足の膝裏。恐らく関節部に当たるその部分が、急激な負担増加に耐えかねひしゃげている。
元より両脚あっての人型兵器。人間でさえ片足を失えばまともに立ち続ける事に苦労するというのに、全身金属や部品で構成された機械人形が支えられる筈もない。
まるで尻餅をつくような格好で、緑巨人が地面に転がる。
当然、その頃にはアサシンも離脱しており、こちら側の被害は何もない。
そして――今まで見たどの状況よりも、巨人の姿は隙だらけだった。
「締めるぜ、旦那!」
「ぬかせ! 手前こそしくじるんじゃねえぞ!」
花火師二人が、大筒を構える。
その内部に装填するは、一世一代の大花火。
かつては江戸の空を照らし、今は地上に咲き誇らんとする一撃。
それは皮肉にも、『花』の在り方を証明するかのようにも映っていた。
「口上省略! 大いに御免!」
「我らが秘伝、その目にとくと御覧じろ!」
『八百八町両国大花火!!』
――その日、異界の江戸に盛大な華が咲いた。黒野君!政宗ちゃん!なにか、こう……いいですよね。こういう男女のペアは作りたいと憧れます。花火師のアーチャーは話を動かしてくれるのはありがたいですね。
>>26
またまたー。ディックさんの所にも有望な人材いるじゃないですか。夏美ちゃんとか林崎甚助とか
そして自分でも思ってた以上に花火師コンビが動いてくれて助かった感
>>27
巨大な敵を討伐するのはロマンですよね。モンハンしかり、ゴッドイーターしかり
>>28
大筒でドーン! 刀でズバズバッ!(最高に頭悪い表現)
この辺はRPG的な掛け合いっぽさもあって書いてて楽しかったです
>>29
そうですね、クライマックスですね
でもこんなのがまだ後4,5か所くらいはあるんですよ…(げっそり)
誰だこんな大長編考えたバカは俺だ!(流石に後の方はこれより軽めになるとは思います、多分)
>>30
玉鍵コンビが人気で嬉しい……嬉しい……
もっと拝借してくださってもいいんですよ?>>31
わかったわ!
>>互いに腹割って話した後の西行さんと野紀
うーん、大前提として西行さんって大体「奴はお前が思うような人間だぞ」って感じの人なんですよねぇ
「人型の大きい猫みたいだけど根は優しい師匠」って思う人の前では「人型の大きい猫みたいだけど根は優しい師匠」だし、「色々足りてなくてやらかすけど根は善性だから見張ってれば問題ない被虐待児童」って思う神の前ではまぁ監督下に置けるものだし、友達と思ってくれる人の友達だし、裏切ると信じて対策すれば裏切るし、「こいつはこういう生き物だからな」って理解を諦めた途端にロクな意思疎通できなくなるし。
多分、イベントを経た状態なら基本的には野生動物が懐いたみたいな状態にはなるんですけど、最終的には相手がどう見るかです。
……こんなサム8武神語録みたいなことは言いたくないのですが、この辺に関しては本当にそうです。狸は子供に刺されたらにっこり笑って呪いで消し飛ばす
野紀は子供に刺されたら優しく大丈夫と語りかけて抱きしめてあげる
同一人物なのにこれぐらいの差があるんですよね。行き過ぎた光属性は少し闇を知ってる人が見たら恐ろしいって言うけど野紀の反応がそれ
だから狸が野紀と話してたら「気持ち悪い」って思う。なんでお前はヘラヘラ笑ってるんだ。なんでお前は幸せそうなんだ。……どうして、同じ存在の自分はこんなにも運命にうんざりしてるのに、って
それを聞いて申し訳なさそうに笑って「ごめんなさい。私にも、わからない」って語りかけて優しく狸の手を自分の首に持っていってあげるのが野紀
でも野紀も「必要悪とは政府が云々」「私も田舎のネズミが好き」「死体が喋っている」みたいなことを悪役相手にはかますキャラだからやっぱこいつ大概イミフだわ
>>39
「そうそう!たくさん敬ってください!愛する子たちから慕ってもらうのはお母さん冥利に尽きます!」
でもデフォルトで信者発狂の逸話がある女神だからなこの女神やっぱクレイジーな面はある>>40
まあだって、女神だし……?(これまで登場した女神たちを見ながら)己がマスター……非常に腹立たしく認めたくはないが別世界の同一人物である野紀が、目の前の少年にナイフを構えられているのを見て隠神刑部は助けるべきか迷い……静観することを選択した。死なれたら困るので、死ぬ間際にでも助けてやろうと。いけすかないアイツが、自分の体術でなんとかするだろうと思っているが。
ああ、ほら見ろ。そんな風に愚直にナイフを突き出しても簡単に払われるだけで……
ドスッ、と肉を裂く音。それはつまり、野紀がナイフを避けずに受け止めたと言うことだ。
「シー……大丈夫、大丈夫ですよ。良い子いい子。目が覚める頃には、全部終わっていますから。人質も、みんな無事です」
それどころか、ナイフを震える手で持つ少年を優しく抱きしめ落ち着かせながら眠らせているではないか。自分なら絶対無理。即座に相手を殺してしまうだろう。少年を眠らせた後、悠々と傷がなかったかのように野紀は立ち上がり、主犯を見つめる。
「さて、あなたはとてもラッキーだ。なんせ、私と出会えたのだから!」
笑ってない目で、無感動に。
「私はあなたを殺さない。あなたの全てを、私が奪いましょう。そう、これはボランティアです。ただ人助けに全力を尽くしてくれればいいのですから。さぁ、こちらに記入を」
スクロールを差し出す野紀から逃げようとしても、遅い。主犯の周りを取り囲む呪詛は、触れれば死。触れずとも展開していればいずれ死ぬものだ。勿論、隠神刑部が展開したものである。「────さぁ、契約書にサインを。私ならば、きっとあなたを幸せにしてあげられる」
「おい、傷の手当て、せんでよいのか」
「……ああ、しないとですね。でも、傷が深いな……治せるかな」
「治してやろう。近うよれ」
近くに気絶している主犯を見て……いやいや、よくこの傷の状態で顔色一つ変えず無表情のまま脅せたなと思う。今頃顔をしかめてイタタと言っても嘘くさい。
ああ、そうだ。コイツの動きは嘘くさくて嫌いなのだ。どうしてそんなに子を慈しめるのか。ソイツらは儂たちが憎むべき人間であろうに。まさか、あの屈辱を忘れたわけでもあるまいに。なのに、そうやって笑顔を振りまくのだ、コイツは。
「────治療を装って、殺さないんですか?あなたが私を嫌いなこと、わかってます」
「儂も消滅する」
「なら、頭をいじって物言わぬ人形にすればいいのに」
「そう言っている時点で策を仕込まれていることは明白じゃろうて」
「そうですか?」
治療を止め、隠神刑部の手を野紀が優しく握り、心臓と首に当てる。
「良いですよ、私を殺めたいなら殺しても。ええ、大丈夫」
出来るわけがないから、手を離す。きっと本気で、殺されても抵抗しなかったはず。あの子供を包みこんだ慈愛も、あの主犯に向けた無表情も、儂に向ける申し訳なさも、本当。だからこそ、理解できない別の己が何よりも気持ち悪くて。「………聖人よりも、大罪人よりも、おぬしは世捨て人のように見えるよ」
「諦め切れないから、この世に残ったはずなんですが。いやはや、人生とはわからないものですね」
「……気持ち悪い」「よく言われます」
見る人によっては圧倒的光属性過ぎて心痛い、見る人によってはやべぇインテリヤクザ、見る人によっては気持ち悪い、だいたいこんなイメージが私の頭の中の野紀だったりします>>3
玉兎が提案するかも。ローガンは自分にはどうしようもないと思ったら提案に乗りますね。殺った後のメンタルケアが大切になりますけど推しキャラ、推しキャラかあ……
ギネヴィアとエイルに海音ちゃんは散々やって認知されてると思うので、他に推すなら斉天大聖と術ロビンあたりかな?
斉天大聖はキャラ的に多分一番無理なく主人公側から敵役、中ボス、ラスボス、先導役等々色々こなせる万能役者なのでこれから推していきたい
術ロビンは自分の持ち鯖の中ではヒロイン適性上位なので推していきたい、性格的に武蔵ちゃんとかが一番近いから意外と上手くいく……かも?
他にもキャラの質問があれば受け付けますよ
それはそれとして新キャラ出来たので出してもいいです?今回はマスター側です>>50
すぐ返事はできないけどもまぁ一応青くなったからいくぞー
【氏名】黒鳥 蘇芳(くろとり すおう)
【性別】女性
【年齢】15歳
【出身】日本
【身長・体重】166cm・54kg
【肌色】色白なベージュ【髪色】濡羽色【瞳色】濡れ色
【スリーサイズ】84/58/87
【外見・容姿】
お尻の辺りまである長い濡羽色の髪と濡れ色の瞳を持つ。弱々しく触れれば壊れてしまいそうな儚げな雰囲気ゆえか周囲からは近寄りがたい人物だと思われているが、しかしそれでも彼女を見た人間10人中10人が口を揃えて「美人」と言うほどの美しい容姿をしている。
【令呪の位置】へそ下
【属性】中立・善
【魔術系統】黒魔術
【魔術属性】水
【魔術特性】変換
【魔術回路】質:C 量:C 編成:正常
【起源】開示>>53
【所属】魔術協会
【階位・称号・二つ名】
特に無し
【契約サーヴァント】
【魔術・特殊技能・特性など】
・黒魔術について
彼女の家系、黒鳥家が扱う魔術系統。西洋においてはウィッチクラフトと混合されることもあるが性質的には別物である。
黒鳥家は中でも悪魔召喚などの召喚系の黒魔術に特化しており、自家の敷地内ではカラスやハト、フクロウなどの鳥類を飼育している。それらの鳥類の血や羽を触媒にして黒魔術を行使するため、術者には生贄に惑わされない「冷酷さ」と必要な苦痛を与え殺戮の快楽に飲まれず抑え込むための「理性」が必要とされる。が、蘇芳はたとえ生贄だと認識していても生き物を殺 すことへの抵抗感が強く生贄に対して「冷酷」になりきれず、それでも必要なことだという認識を持って自身の悪心を殺しきり抑制出来る鋼のような「理性」を持つため黒魔術を扱う魔術師として非常にアンバランスな形となっている。
・変換について
彼女の家系、黒鳥家が扱う魔術特性。対象の物を肉や糸など違う物に変換する性質を持つ。ただしあくまでも対象の物から生物学または科学上変換可能な物(より正確には作れる物)でなければならないため、血から肉や骨や油へは変換出来るが糸や紙などには変換出来ない。>>54
・起源:開示について
本人に自覚はないが無意識のうちに物の答えを導き出し開き示す力に長ける。ただしホームズの起源である「解明」とは異なり、あくまでも彼女の主観に基づいた答えであるため、それが真実である保証はどこにもないので必ずしも真実を導き出せるわけではない。例えるなら「調理の手順は分かるが、調理が必ず成功するわけではない」といった感じであり、答えに必要なピースが欠けていた場合は頓珍漢な方向に答えを出す可能性もゼロではない。
【礼装・装備など】
・刻印黒羽(こくいんくろばね)×100
黒鳥蘇芳が扱う魔術礼装。黒魔術を行使する際の触媒兼自律型使い魔召喚用のアイテム。起動には自身の血で刻印黒羽を濡らす必要があるものの、行使出来る黒魔術の幅は広いため汎用性と応用力に優れる。黒鳥蘇芳がよく使うものは黒炎を撃ち出す『墨成炎(アトラメント・フランマ)』、視界を掻き消す『暗天幕(サグム・カエルム)』、対象の足を遅くする『鈍影霊手(オブトゥス・マヌス)』の3つ。
・身代わりの護符×5
黒鳥蘇芳が扱う魔術礼装。自身がダメージを受けた際にそのダメージを全てこの護符に変換する。ただし心臓を裂かれたり脳を撃たれたり等の致命傷に関しては最低でも3枚は消費しなければ変換出来ない。また一度消費して壊れた場合、直して再利用するのは不可能である。>>55
【外見・容姿の詳細など】
物憂げでタレ目な濡れ色の瞳、夜の闇のように黒く長い濡羽色の髪、モデルのようにすらっと伸びる長い足、日本人形もかくやと言わんばかりの清楚で美しい大人びた容姿は誰であれ目を惹かれ、その立ち居振る舞いから所作に至るまでその一挙手一投足は見る者誰をも魅了する。しかしそんな容姿ゆえか話しかけられることは少なく、むしろ近寄りがたいと思われており周囲からはどこか遠巻きにされている。普段は服で隠れているが胸はそれなりに大きい。左肩の付け根あたりに、昔、黒魔術の鍛錬中に負った傷の跡が残っている。
基本的にどんな服でも似合うが、特にシックな服装やゴスロリなどの服が似合う。眼鏡を掛けると大人っぽさが増す。
【人物像】
何を為すにも自分を見る周りの目を気にしてしまい、常に何かに怯えている弱々しく儚い雰囲気を持つ高校一年生の少女。性格は内向的で自罰的な悲観主義者で人どころか生物(植物を除く)を傷付けることを何よりも嫌うがが、それでも誰に対しても敬語で優しく接し皆が幸せかつ笑顔であることを願い、そのためなら自分が犠牲になることを厭わない自己犠牲精神の持ち主。だがそれ故に貧乏くじを引くことも多くあるが、それで他の誰かが笑っていられるのならそれを良しとし、それが例え自分の吐いた嘘であっても他者の幸せに繋がるならそれを許容する歪んだ価値観を併せ持っている。>>56
父、母、兄の四人家族であり、本来であれば長男である兄が黒鳥の魔術の後継者となるはずだったが、たまたま兄の魔術鍛錬に付き合っていた父母の目を盗み父母の研究していた黒魔術の儀式の祭器を興味本位で完成させたことで黒魔術の才能が開花したため、父母は魔術の後継者を兄から妹の蘇芳へと後継者をシフトする。その日を境に「優秀な後継者の兄」と「誰からも見向きもされない妹」から「誰からも見向きもされない兄」と「優秀な後継者の妹」へと立場が変わる。
だが前述した黒鳥家の黒魔術の性質上生贄となる生物を殺さなければならないため、蘇芳の才能とは合っているものの性格や考え方が致命的なまでに合っていない。父親は叱りこそしないものの蘇芳の前で「その才能がお前の兄にあれば、こんな苦悩はせずに済んだものを……」と嘆き、母親は「何度も言っているでしょう!?アレは生贄!お前が魔術師として生きていく上で何百何千何万と積み重ねていくものなのよ!?頭で理解しているのなら、その通りに行いなさい!貴女は兄の分も魔術師の世界で生きていかなくてはいけないのよ!」と鍛錬の度に強く激しく叱りつける。兄もまた「お前に、魔術の才能が無ければ良かったのにな。そうだったら俺はこんな腫れ物扱いをされずに済んだし、お前も魔術で苦しむことは無かった。でも仕方ないよなあ。お前が全部奪ったんだから。なあ……兄貴から奪った居場所にいるってどんな気持ちだ?」と蘇芳に歪んだ思いをぶつける。
父が頭を抱える落胆と苦悩も、母が言い放つ叱責と罵倒も、兄が行う性的な虐待と暴力も、全ては自分の及ばなさと不甲斐なさであると理解しているため反論も反抗もしない。
バイオリン奏者としてコンクールで入賞するほどの高い腕前を持っているが、あらゆる場所を飛び回るバイオリニストという演奏者への道は「自分の土地を管理出来る職に就きなさい」という両親の意向もあり魔術の道を進むためにも諦めている。その一方で趣味の一つである書物蒐集が生かせる職業として司書を目指し現在は勉強に励んでいる。
ちなみに栄養は全て胸にいく体質。>>57
イメージカラー:濡羽色
特技:バイオリン演奏、鳥の毛繕い
好きなもの:読書、書物蒐集、料理
苦手なもの:自分、生き物の直接的な殺生
天敵:誰かに害を為そうとする人
願い:今の弱い自分を変えたい
【一人称】私 【二人称】あなた、○○さん 【三人称】彼、彼女、あの人
台詞例
「わ、私は…黒鳥、蘇芳って言います…。そ、その、もしあなたさえ良ければ…わ、私とお友達になってくだしゃい…!ぁうう…噛んじゃった…やっぱり私なんて…」
「落ち着いて…落ち着くのよ…私…。これは人形、これは人形…生き物じゃないんだから躊躇わなくていいの…。だから、泣いちゃだめ…泣いたら、またお母様に怒られる…。殺さなきゃ……殺さなきゃ……ころ、して……立派な魔術師にならないと……。私は、兄さんの居場所を奪ったんだから……それを埋められるくらいの魔術師にならないと……。」
「……っぅ……いた、い……痛い……痛いよぉっ……!でも…これで、あなたが幸せになれるなら……わ、私のこと……好きにして、いいよ?何をされても、私はあなたのことを恨んだりなんかしないわ。だから……あなたが幸せになれるまで、あなたのそばにいてもいい、かな……?」
「私ね、自分の名前が嫌いなの。蘇芳……正確には花蘇芳って言うんだけどね?花言葉の意味があんまり良いものじゃないの。『裏切り』『不信仰』『疑惑』『エゴイズム』……海外では裏切り者のユダがこの花の木の下で自害したことから『ユダの木』なんて呼ばれてるのよ?名は体を表すというけれど……私は、自分の名前通りのことはしたくないの。だから、誰かに何をされても私は何もしない。そうすれば不幸になるのは自分だけで済むのだもの。」>>58
【来歴】
0歳。黒鳥家の長女として生まれる。この時、兄は3歳。
7歳。10月某日。魔術の鍛錬をしている父母と兄の目を盗み、魔術工房に侵入。たまたま作業台の上に並べられていた儀式の祭器用の素材を使い、設計図も見ずに儀式の祭器を感覚だけで完成させる。これを見た父母は完成度の高さに感嘆し、初歩的な黒魔術を教えると兄以上の才能を発揮。この日以降、兄妹の扱いは逆転し兄は見向きもされなくなる。またこの日を境に兄からの暴力を受けるようになる。原因が自分であるため、父母には報告していない。
8歳。黒魔術で使う生贄用のカラスを殺 すための鍛錬を初めて行うが、生き物を自分の手で殺めるという事実への恐怖心から失敗する。全治3週間程度の怪我を負い、その際に後遺症として左肩の付け根にカラスのくちばしに貫かれた跡が残っている。
12歳。兄から性的な虐待を受けるようになる。これもまた自分が原因であると理解しているため、父母には報告していない。
15歳。4月。高校に入学する。
【性格】
人物像からの補足。
彼女の根っこは普遍的な善性であり、魔術に対する感性を含めても年頃の少女と感性は大して変わらない。
あくまでも弱々しい雰囲気なだけで意思薄弱というわけではないため、決めなければならない時は自分なりの答えを出せる。ただそれはそれとして父母の期待や兄の居場所を奪った贖罪の気持ちから家族の言うことには基本的に従順。
また、誰かに頼られたり誰かに必要とされるタイプの押しに弱いため、何かと雑事を押し付けられる。人によってはいじめとも取れなくもないが、本人は嫌でも何でもないため誰かに「それはいじめだ!」と指摘されても「?私、頼まれたからやっているだけで、いじめでもなんでもないですよ?」ときょとんとした顔で返してしまう。>>59
【行動規範・行動方針】
自分に出来る範囲で行動しつつ、周りから明らかに不審だと思われる行動はせず、戦いや被害を与えることにも消極的な姿勢。話し合いが可能なら話し合いで何とかしようとし、もし仲良く出来そうな人がいれば友達になろうと試みようともする。
【参戦理由】
・父母によって半ば無理矢理参加させられる
・偶発的に参加資格を得る
・自分から参加しようとする
基本的に上記三つのどれか。
【サーヴァントへの態度】
基本的に積極的に人を襲うようなサーヴァントでなければ、まず間違いなく仲違いは起こさず何とか上手く付き合おうと努力する。ただし召喚したサーヴァントによっては彼女の性格を好まない者もいるため、必ずしも上手くいくとは限らない。逆に彼女を引っ張っていくもしくは振り回すような自由なサーヴァントであれば、意外と相性は悪くない。
例として蘇芳と相性のいいサーヴァント・悪いサーヴァントを挙げておく。
・相性のいいサーヴァント
フェルグス・マック・ロイ、ディルムッド・オディナ(剣)、クー・フーリン(通常)、李書文(若)、俵藤太、ナポレオン、清少納言、イスカンダル、クリストファー・コロンブス、坂田金時
・相性の悪いサーヴァント
ガウェイン、ディルムッド・オディナ(槍)、カルナ、ギルガメッシュ(弓)、ジル・ド・レェ(術)、マンドリカルド、ウィリアム・シェイクスピア、ジャック・ザ・リッパー、岡田以蔵、酒呑童子、茨木童子、森長可
【役どころ・コンセプトなど】
最近ハマっている某百合ミステリィゲームの主人公をモデルに作ったキャラ。作ったマスター側のキャラの中では一二を争うレベルの善人で、一二を争うレベルで狂人。間桐桜系のヒロイン。
集まるキャラ次第では真っ当なヒロインにもなるし、一番被害を被るキャラにもなる。
ちなみに持ちキャラの中では一部のNPCを除くと最年少だったりする。だからというわけではないが基本的にどんな扱いしても特に問題ないキャラになったよ。そして前のスレで中納言さんが気にしてくださった(ありがとうございます!)、オリジナル甲賀三郎を軽く紹介します~
クラスはフォーリナー、FGOで紹介された甲賀三郎とは異なる世界の存在。
昔、浅間山のふもとで美しい妻と仲睦まじく暮らしていた、狩りの上手い青年にだったが、
青年の才能や成功を妬んだ二人の兄によって、蓼科山にある底なし穴へ突き落とされてしまう。
……実はその穴はイグの奉仕種族や信奉者、関わりある神話生物たちが暮らす地下世界と繋がっており、
三郎は驚きつつも地上へ戻るべく奮闘、そして彷徨い歩いた(数セッション)末ようやく妻の元へ……というところで、
実は彼の活躍を見ていたイグが「面白れぇ人間、加護やるよ(要約)」と蛇化の呪いを授けられ、
見るも恐ろしい大蛇と化してしまう。
地上へ出れたものの、こんな姿では妻に逢えないと嘆く三郎、
しかし呪いは妻にまで移っており(更にイグが夢で「あんたの旦那、蛇になって地上に出てきてるよ(要約)」と伝えた)、
それでも蛇に体がなりつつも夫を探し野山に入る妻、
そしてようやく完全に蛇となった二人は出会い、喜び、話し合い、静かに諏訪湖に身を沈めたのだった……
というのが自分のところの設定です。
普段は気のいいあんちゃんで野外活動と探索が得意な斥候(スカウト)、
イグの力を使うと性格が激変し、自分のマスターや使い魔の蛇を「我が子」と呼び可愛がるモンスターペアレントになってしまう。>>64
(実はモデルにしたキャラもこんな感じだったりするよ)
(でもこの子よりは数倍メンタル面強いし、人誑しな面があるよ)https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%88%96%E3%82%8B%E5%BE%93%E8%80%85%E3%81%AE%E5%86%AC%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA
SSをまたwikiに置いてきました
いぇい
あとこの二人は「常に周りの話を聞いていないようで聞いているけど好きな人の話になると意固地になるやつ」方と「常に周りの話を聞いているようで仕事上一切の意見を聞き入れないけど好きな人の話になると弱くなる」方ですよろしくね>>70
??(笑)「……ちょっと他の有象無象より雄の色気があるからって調子に乗ってんじゃねーよバーカ!!!11!」
親 の 顔 よ り 見 た や り と りユークリッドってもしかしてエウクレデスなのか?
>>75
よくってよぉ~
只今前スレで紹介させていただいたセイバー・黒龍をwikiに登録しました。それから、
『※未設定(ちをのみこむはりゅうのこい)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:300人
発動中は第一宝具が解放不可能になるため、黒姫と離れ離れになることを嫌がるセイバーは、この宝具を使いたがらない。
それは、水害と蛇に対する原始からの畏怖の念から生まれた水の奔流であり、とある化物の悲恋の話でもある。
発動と同時にセイバーを中心に暴風雨が発生、周囲のあらゆるものを呑み込み、破壊の限りを尽くす。
またこの嵐は執念深い蛇のごとく、範囲内の対象を追い続ける悪辣さを持っている。
世界の外の力が働いており、「宝具を封印する、奪う、威力を落とす」等といった干渉・介入の悉くを跳ね除ける効果もある。
更にこの宝具を発動中、セイバーは真の姿になるのだが、この名状しがたく悍ましい姿を見た者はショック判定(SANチェックとも言う)を行わなければならない。
実は、生前より凶悪な性能になっているのだが、子煩悩なセイバーの父親が干渉し自らの加護を与えた結果、このような宝具と化した。
↑この宝具名の名称募集します~>>77
>>79
ありがとうございます。では、以下連投失礼します!
!!CAUTION!!
以下のSSは覇久間聖杯戦争『夢想はやや歩くような速さで』(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%A4%A2%E6%83%B3%E3%81%AF%E3%82%84%E3%82%84%E6%AD%A9%E3%81%8F%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E9%80%9F%E3%81%95%E3%81%A7)を拝読していただかないと何が何だかわからないと思います。謂わば解説編です。二ヶ月遅れの解説編、という時点でアレですが、ご留意ください───瞬きをする。その間に生ずる闇は、果たして本当に「瞼の裏側」を瞳が映したものなのだろうか。無意識の内に、夢に潜り込んで、自分にとっては一瞬の出来事と片付け、目を覚ますのではないか。
瞬きをする。全き闇の中。男が一人。酷く消沈した様子で、何処で誂えたかも知らん服をしとどにして。金縁の丸眼鏡を拭き、次いで髪をかき分け、そして、“こちらに”気付く。
「皆様ご無沙汰しております、エドガー・アラン・ポーでございます…お元気でしたか?あぁそうですか。こちとら先の夢のせいでずぶ濡れのどぶねずみですよ…全く。
何があったのかって?沈没する船の夢に出会すわ、変な動物のいる無人島に漂流するわ、九頭竜のいるどっかのお宮にお参りすることになるわ、竜宮城でご馳走にありつけるわでそれはそれは大変な思いをしまして…え?全然大変そうじゃない?むしろエンジョイしてるだろ?いえいえまさか。動物と仲良くなったり、酒を浴びるほど呑んだりはしましたがそれはそれ。お陰で真っ直ぐカルデアに帰るつもりが二ヶ月ほど留守にしちゃいましたし…まぁ、帰ってもどうせ倉庫番でしょうけど。
大鴉と黒猫?勿論、当然、喧嘩からのはぐれですよ。一足早く帰ってプルートーと戯れてたりするんじゃないですか?
…こうして思考がぶつかったのにこれで終いというのもなんですし、ちょっとした夢のお話と、その解説でもしましょうか。
吁、先に『夢想はやや歩くような速さで』を拝読することをお勧めします。wikiで探せばすぐ見つかりますよ。そう、その話です。私も思うところがありましたのでね。興味がないなら戻るが吉。なんの意義も意味もない小休止(Intermezzo)ですし。」>>84
「斯うっと、読んだ体でいきますよ?まぁこれ読んだ後に読むでも良いんですけど。
まず、夢について。単純な悪夢ですね。豪華客船にて起こる奇怪な事件。混乱の中で現れた領域外の生命。まるでありきたりなクトゥルフ神話TRPGのシナリオのよう。
私はアレが顕現するよりも結構前に来て豪華客船を満喫させていただいておりましたが、あの青年───郁さん、でしたっけ?彼が来た頃には船内は上を下への大騒ぎで、大半が発狂して海に飛び込んだ後でした。結構地獄絵図でしたよ。豪華客船だったのに静かだったのはそういうことです。
それで、あわやクトゥルh…ではなく、ゲテモノが我々に差し迫らんとしたところで…ん?自己犠牲を図ろうとしていたが、あれは何か意図があったのか?そりゃ勿論。『未知径満ちるは夢の廸(ア・ドリーム・ウィズ・ア・ドリーム)』からの『物質的宇宙ならびに精神的宇宙についての論考(ユリイカ)』で外宇宙にお帰りいただこうと思ってました。私なんかがいなくなったって、痛手でも何でもないでしょうし。
それで、何の話でしたっけ?…あぁそうそう、ゲテモノに転覆されそうになって、ごちゃごちゃ揉めていたら急に七福神的宝船が空から降りてきて、ゲテモノを沈ませて、その余波で結局船は沈没したっていう。
あの時に郁さんが何処かの聖杯戦争でマスターを務める人間で、サーヴァント…恐らくキャスターがいるって分かったんですよね。夢に干渉できるなんて、夢魔かそれに特化した魔術師かサーヴァントかってくらいですし。彼がどうたかは知りませんが、アレはたぶん、魔術とは縁のない人っぽいですから。
キツく当たってた理由?単に大鴉共と喧嘩して苛々してたからです。何か随分響いてたみたいですけど、ああいった態度で戦争に参加すると、大抵ろくなことにならないでしょうから。慈悲ですよ慈悲。
そうして沈没する中で私は青二才のマスターを激励し、彼はそれにより心新たに決意を固めたのでした、めでたしめでたし!」
本を閉じるような動きをする。だが、声の調子とは反対に、憂惧や不満を混ぜたような色が目に注されていた。>>85
「……で、終わると良いですよねぇ。終わりそうにないって私の勘と経験則が喚いている訳で、私としては折角応援してやったんだから覇者とならずとも生き残ってまずまずの成果を得てほしいところですが。
それでぇっと、夢そのものの話に移らせてもらいましょうかね。
これを御覧になっている皆様ならお分かりになると思いますが、あの夢は私の夢でも郁さんの夢でもありません。お互いに、誰かの夢に紛れ込んでしまったという訳です。一体誰の夢なんでしょうね?
考えられるのは、まずは私たち以外の乗客の誰か。しかし、誰かだとすると、正気を失って飛び込んでいった人の中にその某氏がいる必要があります。夢は見る人が主体となるものであり、主がいなくなれば必然的に夢の世界も失せますから。
そして、あの時飛び込みを図らなかった人はほんの一握りであり、且つ私はその中に夢の主に当たる人物はいないと考えています。何故と言うに、皆モブキャラみたいに輪郭が朧気でしたからね。夢もゲームなんかと同様、当事者(メインキャラ)や乱入者(コラボキャラ)以外のネームレスに労力割くほどの余裕ありませんもん。
さてそうなると、主であるための条件は私たち以外で、そして夢の終わり…宝船が乱入してくるまで意識のあった者ということになります。
さぁはい瞼の裏から夢を見る皆様、暗闇の前でも恥ずかしがらずに、大きな声で言ってみましょう!わからなければ、もう一度読み返してみましょう!夢の主は、さんはい───!」
「───なるほどなるほど。まぁ色々あるでしょう。二ヶ月も放置しておいて急に謎解き要求してくんなよ酔っぱらいとお思いになったりもするでしょう。
しかし、こういう軽い体操なんかも時には肝要です。人間は考える葦らしいですからねぇ。私の知り合いに哲学的ゾンビ結構居ますけど。
そう、答えはクトゥr…ではなく、名状すべからざるタコですね。
え?読んでみたけどタコっぽくない?あんな稚拙な描写でわかるか?真っ当なご意見だと思いますぅ…が、あんなSANの減る化け物を前にして綿密な描写する方が難しいでしょう、ってことでここは一つご容赦をば。>>86
ふんぐるいふんぐるい云々かんぬんと言うように、アレだって寝るし夢も見るんです。たまたま、幾年も見た中で今回はたまたま人間にも理解のできる夢だったという訳です。
最初に申し上げた通り、あの夢は悪夢だったってことです。そう、邪神にとっての。」
「んや?何故執拗にアレの名前を言わないのか?著作権も大丈夫なはずだろって?
…ンフフフ。
……何で私が著作権の心配を今更する必要があるんですか!
能天気なもんですよね全く…。
夢は深層心理などから組み上がり、そして最奥で樹のように繋がっているもの。我々にとって、最も至りやすい別世界。」
「まさか、自分たちは邪神の見る夢には這入らないと?自分の見る夢に、よもや邪神が這入ってこないと?」
「本来、あの手の連中は我々にとって、見てはならず、聞いてはならず、口にしてはならず、知っても、探っても、触れてもならないもの。
TRPGのやり過ぎかどうかは知りませんがね。自分と探索者の分別はつけておくべきです。
少なくとも、「私の世界」では、「私の世界」を覗く限りには。どうかこのことは、瞼を上げた後にも、努お忘れなきよう。」
「……要は、如何に関わりやすくなっていようと、油断はしないでということです。
私はぼちぼちここでお暇を。いくら倉庫番とはいえ、あまり不在だと心配される───かも、知れない、たぶん、きっと。…されますよね?なにこれ急に不安になってきた。
えぇい、される、されているということで私は帰りますよ!土産話をマスターやフォーリナー連中やラヴクラフト君やゴス卿───もとい、ホレスさんなんかにくれてやりますから!待っていやがれですよ!
…………後はまぁ。郁さんの結末でも探ってみましょうかね。」
「それでは皆様、長々と呑兵衛の戯れ言にお付き合いくださりありがとうございました。貴方の今宵の夢路が良きものとなりますよう。
お相手は私、エドガー・アラン・ポーでした…。」>>69
マンドリカルドが相性悪いのは、陰キャだということは置いておいても良くも悪くも会話をあんまり望まないのが大きいですね(アストライアの試練参照)
要は必要以上に会話してこないから蘇芳からどうにかしようがないのです
九終の方は同盟をこの手番で結んでおきたいので、ユージーンさんさえ良ければ一気に書き上げたいんですよね……同盟が結べさえ出来れば海音ちゃん的にはOKですし
>>76
意志がない、というよりは「自分を顧みていない」って感じですね
士郎の人助けみたいに他人に体良く利用されても別に何とも思わないから、二つ返事で何でも引き受けてしまって結果として意志がないように見えてしまう
そういうところを壊してくれる面子が結果として相性がいい理由で、逆にそういうところを直そうとせず忠義を誓うような面子とは相性がよくない
>>77
自鯖だと斉天大聖、他の人の鯖だとローランとロータにドン・ファンあたりですかね
忠義を誓ってくる系の鯖と精神汚染鯖とか誰かを犠牲にすることを厭わない系鯖は逆立ちしても無理でしょうね>>93
成る程。それならばエドワード黒太子、在原業平、立花道雪、那須与一、スブタイ辺りはいいかもしれませんね。>>45
定期的なダイマ。野紀のことについて詳しくなれる(理解できるとは言っていない)ss
ローザの片割れ問題児投げて良きか>>93
じゃあ俺んち鯖だとパロミデスとか合う、かな?
・騎士系(女性の扱いには慣れてる)
・その割にフレンドリー
・自己主張するし、相手にも意見出させる
など、鱒に合ったコミュニケーションをしようとするタイプの鯖だし。(性格がバトルジャンキーでそこが懸念事項?)
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%91%E3%83%AD%E3%83%9F%E3%83%87%E3%82%B9>>98
あ、そうなると道雪と与一はダメですね。エドワード黒太子、スブタイ、在原業平はそういうところはセーフですね。>>74
やはりそうか…(作りかけのキャラをデリートする音)>>102
なるほど…(確認)なるほど…(詠嘆)
なかなかに暴れそうな二人ですね。ストッパーがまるでいない。耿実は人付き合いは(表向きは)そこそこ出来るし、たぶん地雷も踏まないでしょうし、暴れるのも気にしないでしょうから…うわぁ()
合いそう、というか個人的にはグランデはプロスペローさんにかなり惹かれそうだなと。妖精なんて少女の夢ですからね!
あとは、アームストロングさんは結構誰とでも合いそうかなとも。
ディックさんの鯖をつらっと見させてもらうと、なんか皆清らかというか一本筋通っているというか、真人間が多くて眩しい…英雄はなんたるかっていうのの正統派なキャラが多いですね。しかも性能がそれに見合ったもので、茶化したりしてしまう自分にはうらやましい限り…「俺がどうしようが周りが俺を巻き込むんだ。だから俺は何にもする必要がない。怠惰ってのは最高だな?」
【名】シャフリヤーナ・アスタム【性別】喪失
【年齢】68歳【出身】中東
【身長・体重】160cm・54kg
【肌色】褐色【髪色】黒髪【瞳色】金と銀のオッドアイ
【外見・容姿】男女どちらとも取れる中性的な美しさを持つ。性器を喪失し、性ホルモンの分泌もないので性別というものが無性に近い。体の至るところに茨のような痣がある。
【令呪の位置】肩甲骨
【魔術系統】変身術・生物創造
【魔術属性】地・風【魔術特性】誘引・幻想・不変
【魔術回路】質:B+ 量:B+ 編成:異常(妖精の干渉有り)
【起源】渦中・依代
【所属】時計塔・植物科と創造科の掛け持ち
【階位・称号・二つ名】祭位・妖精に呪われた愛子
【魔術・特殊技能・特性など】
変身術
魔女の黒魔術、御伽噺の魔法使いの魔法、など人々に広く認知されているであろう変身術の一種。黒魔術(ウィッチクラフト)に属するものの一部ではあるが生贄を捧げることにより起こす呪詛的な魔術というよりは薬草、リソース、儀式などをもって行う古典的黒魔術の内でも幻想的、負の側面を負わないものである。
一時的な魔術的変化ならまだしも、『肉体的、細胞、身体構造に至るまでの長時間に渡る変化』は現代科学という観点から見ても夢物語レベルであることからも最上級難度であるが、『妖精に祝福された』ことにより常識外の存在に近いアスタムは正規の手順を踏むことで変化する対象にもよるが可能。
なお、手順は変身術を修めた万人に聞くと「メンドクサイ」で満場一致するらしく、かなり不便なものである様子。ちなみに固有名を持つ存在(他人)にはなれない。>>98
ふむふむ……なんだかオグムンドと組ませてみたくなった。こう「それが君の選択かい?」みたいに煽ってくスタイルみたいな。>>105
その二人は大丈夫ですね、ただジャックちゃんみたいなのはアウトなので屠殺ごっこあたりはアウト判定になります妖精の祝福
妖精郷へ迷い込んだ際、性別・長髪・記憶・魂の一部を奪われ、彼らの寵愛の証として贈られた祝福。
流す涙は宝石に、咳き込む息は大輪の花に、髪が織りなすは極上の糸、噴き出す血液は極上の美酒に、生み出す魔力は上等なリソースに。人ならざるもの達の愛し子としての証、逃れられない運命への呪い。身体中に巻きつく茨の痣は愛し子たる証である。
触れることでこの祝福の一端を受けることが可能。その意味では継承可能、とも言えるのだが……やはり妖精に直接祝福されたわけでもないため、そう上手くいく話ではない。咳き込み、花を吐き出すのが止まらず肺を痛めて死ぬ、宝石を目から流したとき、脳に宝石が詰まって死ぬ、など。扱いが実験動物のため、というか人権が割とないためホルマリン漬けにはされないが飼い殺しにされている要因である
【礼装・装備など】
呪い封じの服
アスタムに触れてしまえば祝福が感染ってしまうため、特別に仕立てた長袖長ズボンの服と手袋。特に暑くもないように着ているがむっちゃ熱い。実は脱ぎたい。でも脱いだらお偉い方とか先生に睨まれるので脱げない。脱がせろ。
イメージカラー:深緑、オレンジ/特技:時短・バーテンダー
好きなもの:怠惰/苦手なもの:労働・厄介ごと
天敵:ローザ・ユスティングリー、野紀
願い:呪いの解除、または自死
【一人称】俺【二人称】お前【三人称】アイツ・
【来歴】
高名な魔術家の力ない分家として成立したアスタムはアルビオンに潜らされるなどの命の価値が軽い役目を担っていた。……が、シャフリヤーナの祖父、前代当主の代でアルビオンから資材を持ち帰るなどの功績を残し生還者として帰還、一躍評価を高める。
その頃、シャフリヤーナは原来、人ではないものから「好かれやすい」体質であったのが不幸を招き、妖精郷に神隠し……実に5、6年の間そちら側に連れて行かれた。
そこで現実に立ち返る際、渡された祝福が時計塔有力魔術師の目を引き様々な研究対象として扱われるも使えないもの、封印できないものとして持て余され、アスタム家当主としてアルビオンに押し込まれる。……も、これまたアルビオン生還者(サバイバー)として帰還、むしろ正式な魔術師の一つとして自立を許してしまうような状況へと化してしまった。妖精の愛し子となった際から運命力が足りないのか因果律なのか「不幸」に苛まれやすい体質になったらしく、常日頃から損を負う事ばかりに遭う。最近はそれに対して自分も問題を起こすように振る舞っている。
また、執行者紛いの仕事も請け負っており、戦場に首を突っ込むこともしばしば。基本的に都合の悪いことに半強制的に顔を突っ込まされるのであった。お上の人の命令にハイと答えるばかりである
現在は創造科のとある教室のもう片方と並んで「エルメロイ教室に並ぶほどの問題児」として名を馳せている。本人はどこふく風でサボり、片割れがそれを見咎め、結果的に問題を起こす。混ぜるな危険、keep outである。
【性格】
自分が何をせずとも世界は勝手に自分を巻き込んで不幸を撒き散らす。だからこそ何を別にどうこうすることもなく、ただ流れに従い、気分が乗らなかったら全力で抗えばいい。というスタイルで生きてる奴。よく言えば無常感、悪く言えばめんどくさがり。
体質や功績故に時計塔に子飼いにされている己の立場にはそれ相応の悔しさを感じており、またそのいざこざに関係したロードや上層部の何人かにそれを見透かされた上で他の手が伸びないよう手を回され(飼い殺され)ていることに対しても無力感が連なる。
最近は時計塔で生きるなら、まあそれ相応にはっちゃけてもいいかという域に達しており「昔は良い子だったのに……」と冗談まじりでからかわれるぐらいには変わった。なおアスタムが受ける授業の講師は冗談まじりではすまないと真顔で返された。真面目に生きようとは思わないが全力で生きて行動しようとは思っているらしい。
生粋の不幸体質すぎて巻き込まれた際にはもうそれを全力で楽しむことを決めた。そのためスルー適性も乗っかり適性も高い。ギャグイベが起きればボケもツッコミもこなせるオールラウンダーである。
神隠しによる呪い、触れられないことによる悲しさはかなり感じており、それも含めてめんどくさいから、という雰囲気を装って誰にも踏み込まれないように装っている。だから怠惰が嫌いでズケズケ踏み込んでくるローザが嫌い。
【行動規範・行動方針】
何もしなくても全ての事柄は向こうから来る。それに乗っかって生きていけばいい。どうしても嫌ならば、全力で抵抗すればいいのだから「ふぁ……ねむ……なんだ、俺に何か用か。またか。慣れてるから遠慮せずに言えよ。報酬を出すならやってやる。どんなことでもな」
「あ?こんなところでサボってていいのかって?遅刻する?気にするな、人生楽に行けばいいのさ。どうせ俺をすぐに巻き込むことが起こる。……は、隣の区画で魔術実験で大爆発が起こった、か。ほらな、問題が起きただろ」
「泣いたところが想像できない?だろうな。俺が気安く泣いたら富が築けてしまう。一度それで金にがめつい小娘……遠坂とかいうやつに追いかけ回されたことがあったが……ま、慣れたな。……いや、やっぱ慣れねぇな。アレは怖い。とても怖い」
「これは勘違いされがちなんだが……俺が問題事を起こすんじゃない。問題事が俺を巻き込むんだ。俺はただ何もせず惰眠を貪る1日で良いっていうのに運命がそれを許してくれないのさ。おわかりだね?……結局悪化させているのは誰だ、か。それは勿論…………誰なんだろうな。見当もつかねぇ」
「妖精の祝福?やめておけ、ロクな物じゃない。祝福のせいで解剖されて、その後標本一歩手前に追い込まれてアルビオンに飛ばされて、今だって執行者紛いの命懸ける仕事してる俺が言ってるんだ、説得力抜群だろう?……はぁ、プリンセスやお伽話の勇敢な英雄。ありゃあきっと度を越した善人か妖精を従える王の素質を持った器なんだろうさ。住む世界が違うんだろ。ああ、そうさ。そうなんだ。………人生は、不公平だ」
「だから俺の一部を取り込もうなんざするなと言ったのさ。咳が止まらない、熱に浮かされたように頭も回らないだろう?そりゃそうだ、今も休む事なくお前の肺は花で満たされて脳からは宝石が生産されてんだからな。ほら、さっさと吐きながら涙でも流せば良い。そうすれば死なないし巨万の富もお前のものだ」
「チッ……うるせぇぞスピルバーグ。俺がどうしようが俺の勝手だ。眠いから寝る。それだけだろ。……あ?使い魔創造の課題提出はした筈だ、アレで良いじゃないか。……使い魔の契約を忘れてる?そのくせ上等なキメラなせいで暴れまわって面倒?………あ、うっかりだわ、すまん………ぐぅ(この後叩き起こされた)」
スピルバーグ・フォーサイト「ようまきな。いや、マキナだったか?くくっ、そう怒るな。今のお前は明るく元気なんだろう?それでいいじゃないか。いやぁ、これでも同属として哀れみはあるんだ。お互い身の丈に合わないもんを背負っちまったよなぁ。わかるわかる。……お前は、腐らせた方が幸せだろうがよ。生粋の殺人種なんてロクなもんじゃねぇ」
マキナ・シスタール
「おお、これはこれは。お節介焼きの野紀さんじゃあありませんか。……いい、間に合ってる。お前の力を借りてまで祝福を解こうなんざ思ってない。だから近づくな!寄るな!どうせ不幸からは逃れられないんだから!バツが悪そうな顔して急に逃げんな!」
だいたいうちの
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ローザ・ユスティングリー
と喧嘩してる創造科目の問題児コンビです。あと二人とも監獄長のとこのブリュンヒルドに絡んできます。正確にはブリュンヒルドに構うローザをアスタムが煽って喧嘩になります
あと
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ローザ・ユスティングリーの1日
でスピルバーグ・フォーサイトの生徒してるので是非ともスピルバーグ君には胃痛枠、創造科の問題児引率係になってもらう>>114
花吐き病とか、ケーキバースとか(どちらもカップリング要素あり二次設定なので注意)そういう幻想的なやつみてたら「面白いなぁ、反映できないかなぁ」とふと思ったので
真実の愛を捧げてくれる人がいないから永遠に解けない呪いですね
>>116
だからこそ高みを目指して努力をやめないローザと相性が悪い
「いいこと?しっかりついてくるのよ、シャフリヤーナ!」
「俺に命令するな、ローザ」
神隠し云々は妖精関連絡むと絶対大事になってくる部分だし致し方なし
>>117
68歳の問題児と19歳のスーパーモデルが同じ創造科で同じスピルバーグ教室で二人とも犬猿の仲でよく問題を引き起こすという設定にしてしまいました(ローザ・ユスティングリーの1日というwikiページを参照)
頑張ってほしい蘇芳ちゃんは……えっと……うちは割と活発的なほのぼのギャグイベのジーク君タイプが多いのでなんか、そこらへんで、どうにか……?
黒鳥蘇芳ちゃんwikiに登録しました
……何かお前の作る日本人マスター高確率で黒髪なんじゃが?FGOでも剣式・エリセ・美遊・セミ様と尽く聖杯で100にしてるし、お前そんなに黒髪が好きか?
>>113
うちの新人マスター蘇芳ちゃんと似ているようで全然違うのが来ましたね……
>>114
前投稿したギネヴィアの幕間然り、うちの新キャラの蘇芳ちゃん然り、山さんの今回の新キャラ然り……レージュさんもしや悲運なキャラ好きですね?
>>115
割と真面目に間違ってないです、士郎みたいに無理矢理にでも引っ張り出してくれるようなのがいないといつか壊れますね…時が経って大人になれば多少なりとも蘇芳ちゃんも変わるかもですけど
ただこれ面倒なのが蘇芳ちゃん自身は「魔術師になりたくない」と思ったことがないんですよね、むしろ魔術師にならない方が彼女は苦しんじゃう>>103
ウチの新島八重子と組ませてみても良いかもしれない、分かりやすく『引っ張っていくタイプ』だし。簡単に説明するここ一週間で出てきた二人のキャラ
ローザ・ユスティングリー
世界的トップモデル。変身術の応用で元来の両性具有を男体、女体にわけている。超絶美形
美しくあるために、そして更に美しくなるために手を抜くことが一切ない美のカリスマ。自分にも他人にも超絶厳しい。だからこそ割と面倒見がいい
男体だろうが女体だろうが女性口調。別に心の性別が女というわけではない。ただこの口調が一番美しいと判断したため
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ローザ・ユスティングリー
シャフリヤーナ・アスタム
妖精の愛し子。呪いを受け生物としての機能をを奪われた子。肉体的成長は止まっているが魂の劣化だけは常人と比べればゆっくり進んでる
何をせずとも不幸な出来事に巻き込まれるため人生を不公平だと吐き捨てている。自発的には動かずいつもだらだらゆっくり。なぜなら、それでも周りは自分を巻き込むと知っているから
俺口調だが性別というものはない。妖精に奪われてしまったから
>>120
「咳き込むたびに固形を吐くの辛いんだぜ」
虚無虚無プリン
>>121
こっち割り切っちゃってますからね……
>>123
幻想的なのに救いがない設定すここ(SSを書いていたが、なんだか今はみんな盛り上がってるみたいだからやめた方がいいかな)
>>121
やだなあそんな…………『本人に非が無いのに不幸な目に遭ったキャラ』『悪気があったわけじゃないのに周囲を酷い目に合わせてしまい、自責の念に駆られているキャラ』『不運だらけだけど「それでも」と前を向き続けるキャラ』とかが好きなだけですよぉ>>124
古典的なので行くと「眠れる森の美女」のマレフィセントとか「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家の魔女とかじゃない?
ただ魔女自体、男も含めるから森に住んでる賢者みたいなのも該当するかもね珍しいマスターラッシュに、私も魔術師の案が浮かんでしまった。
植物科の魔術師で、属する学科で想像する通り植物に関する魔術を扱う……が、彼は萌えに全力を注ぐロマンチストであった。
「俺はアルラウネたんを絶対に実現させるんじゃー!」30分ぐらいしたら帰ってくるんでよき時になったら教えてください
>>130
登録してきたでござる。主人公になりやすいセイバークラスながらヴィラン臭たっぷりな黒龍君(with黒姫)を皆さんどうぞよろしくぅ!(ダイマ)
黒龍「黒姫が俺の人生を色鮮やかに咲かせてくれて、そして散らせてくれたのだ……羨ましかろう?(めっちゃ照れた笑顔)」
黒姫「コメントは控えさせていただきます。」(そういえば意外と蘇芳ちゃんの起源の方のツッコミは来ないな……)
まあ蘇芳ちゃんの家庭環境激重だからね、みんなそっちの方に注目しちゃうよね
モデルにしたキャラより家庭環境酷くしたから当然なんだけど……>>137
ホームズレベルまで行くと自分が扱い切れない気がしたのもありますけど、多少は性能盛った方がいいかなと思って少し盛ってあるんですけどね
まあ確定まではしないならそんなもの……なのか?なんかそろそろ大丈夫かなって思うんで出します
最近いろんな新キャラとかに圧倒されてる気がするが、私はもう今いるキャラを掘り下げるしかないんだ……ここ掘り下げずに新しいところに移ったら私は負ける気がするんだ……>>139
イースター休暇の間、両親はドイツに長めの旅行に行くことに決めたらしい。「私たちは二人で楽しんでくるから、お前もこちらのことは気にせず楽しみなさい」と連絡が来た。
アパートの窓から差し込む陽の光を眺めながら、「ではどう過ごそうか」と考える。呪詛科(ジグマリエ)でできた友人たちは大体が各々で用事を埋めてしまっているらしいし、だからといって一人で無為に休暇を浪費するのは好ましくない。
さて、どうするべきか––––––と部屋の中を見回しながら考えていると、ふと部屋の隅に飾ってあった美しい装飾付きの名刺が目に入った。
***
飛行機代をケチってしまったのがよくなかっただろうか。半日も狭い座席で縮こまっていた反動で、やたらめったら首が痛い。おまけに、先ほどから時差ボケで目眩が止まらない。
目的地に着いたら、少し休ませてもらおう。そう思いながら、迷路のように複雑な駅を進んでいく。
「……うぅん?ヤマノテがあっちで、メトロがあっち………そうすると、このオダキュというのはどちらになるのやら」
人口密度は地元の村の何十倍で、道の複雑さはパディントン駅の十倍以上になると思う。元より地図の把握がそれほど得意ではない事もあるだろうが、何度かデパートに迷い込んだ挙句駅員に道を尋ねる事でようやく目当ての電車にたどり着くことができた。
非常に幸いなことに、この国で有名らしい通勤ラッシュというものには巻き込まれない時間帯だ。電車を待っている人の数もまばらで、大きなスーツケースを持っている人間でも邪魔にならない。
路線図を見た限り、この電車に終点まで乗っていけばいいらしい。周囲からの視線を感じながら空いていた席に腰を下ろすと、急激な睡魔が襲ってきた。
***
ガタン、と大きな揺れで目が覚める。––––しまった、と思った。いくら治安がいい国であるとはいえ、一人旅で寝こけてしまうのはよろしくないだろう。軽く癖がついてしまった髪を直しながら念の為荷物を確認していると、幾分か調子の外れた車内アナウンスが流れ始めた。>>140
「次は–––きさらぎ、きさらぎです」
おかしい。
先ほど確認した路線図にはたくさんの駅名が見えたが、そんな名前の駅はなかったはずだ。それに、顔を上げるといつのまにか自分以外の乗客は一人も見えなくなっていた。この車両だけではなく、車両間のガラス戸から透けて見える範囲の隣接車両も、全てである。外国から来た者として断言はできないが、普通この時間帯に「見渡す限り誰一人いない」という事はあり得ないのではないだろうか?
電車が止まり、そのまま動かなくなった。なんとなくだが外に出ることを促されているように感じたので、手袋をはめ直してから外に進む。
不思議な光景だった。空は見渡す限り夜とも昼ともいえない不思議な色をしているし、駅はありえないほどに古びている。が、驚くほどに警戒心は湧いてこなかった。
「存在しないはずの場所……って、ロマンだと思いません?」
突然の声に振り向くと、錆が露出してきているベンチに一人の人影が見えた。
「ああ。でも、このネタ、外国の方には通じませんよね。いけない、いけない。うっかりです」
「…………ガスバジャー・サイギョー」
こちらに向き直った人影は、確かに見覚えのある顔––––というか、今回の目的地だった。
「この風景は、貴女の仕業で?」
甘ったるい花のような香りの空気を吸い込みながら尋ねると、目の前の相手からは「そうですとも〜」と気の抜けた返事か返ってきた。
「うちの住所は極力明かしたくないもので。大っぴらにばら撒いて変な奴に知られたら面倒ですし……そういう事で、まぁ、うちにくるお客様は迎えに行くことにしてます」
「はぁ……」
理由よりはどちらかというとこの光景を作る方法の方が気になるのだが、それは恐らく答えてもらえるものではないのだろう。>>141
「ああ、これは幻術の応用ですからお気になさらず。同じ列車に乗っていた方々は、今頃問題なく目的地に着いている事でしょうね」
…教えてもらえた。
「そんなことより、少年。今日は葉牡丹––––魔術礼装のメンテナンスの相談でしたよね?」と、目の前の女性が跳ねるように立ち上がった。「今手が空いてる身内がいるもんで、なんなら近場の観光案内も付けますけど」
「身内…ですか」
「ええ、ちょうど時計塔に行きたいとか言っているもので。年の近い男同士ですし、お話でも聞かせてやってくださいな」
「なるほど……」基本的に近くに人を立ち入らせたがらないと評判の魔術使いが自分に宿まで提供すると決めたのは、どうやらそういう事情もあったらしい。「息子さんですか?」
「………産んでもないし産ませてもいません。」
何か言いたげな顔を見せたガスバジャー・サイギョーが空間を掴むと、その場所がちょうど人一人通れるぐらい「開いた」。先にはどうやら一台の車の中らしい風景が見えるが、窓にはカーテンがかかっているため止まっている場所はわからない。
「さ、どうぞ。ここから30分以上は走りますので、中でお休みになっても構いませんよ」
失礼にならないよう噛み殺していた欠伸を見透かすように、ニッコリと微笑まれる。
それにしても、ただ迎えにくるだけのことにここまでの演出は必要なのだろうか?……そう疑問に思いながらも促されるままシートに体を沈めると同時に、後ろでトランクのドアが閉まる音が聞こえた。少し意識が離れている間に、荷物を回収しておいてくれたらしい。
そういえば、グルメガイドによればこの辺りの街では魚の練り物がよく売られていると聞くが、頼めば買ってきてもらえるだろうか。疲れで要領を得なくなってきた思考でそんな事を考えていると、再び睡魔に襲われる。
エンジン音が体に響いてくるのを感じながら、僕は腕で目元を覆った。>>77
ほむ?どんな感じの事です?
>>88
そうそう、奴らって名前呼ぶだけでひょっこり来たりするからタチが悪いのよね。
>>89
なるほど、ちゃんと話し合う事が大切という訳ですか。
了解ですぅ。
今のユージーンの優先順位は優人(賞金を持ち帰る)≧ルイちゃん>海音ちゃん>>>その他なので最終局面まではルイちゃんに不利益にならないよう条件をつける感じでお願いします。その辺のバランスはドロテーアさんが投稿した後で「ここはこういう風に」と言わせていただくかもしれません。
>>113
人生に悲しみを背負った人がまた一人……ヒィンッ、もっと人並みの幸せを享受するキャラは現れんのか!?────失礼しました、ハッピーエンド欠乏症を発症してしまいました。
しかしあれですね。妖精というか人外に好かれるのもいい事ばかりじゃないっていう例ですね。つらたにえん
>>143
きさらぎ駅って出た瞬間に「ホラーだこれ!」と身構えましたがまさかの西行さんの仕業!>>145
蘇芳「えっと、その……。私の、家族のことを悪く言うのは、やめてください。父も母も、私が魔術師として生きていけるように私のことを思って接してくれているんです。兄だって、あんなことしたくてやっているわけじゃないんです。私が……兄よりも魔術の才能があったから、父と母が私を気に入ってしまった。私を特別扱いするようになって、兄は冷遇されるようになった。兄が聞いたらきっと私のことを殴るのでしょうけど……でも仕方ないんです。私が兄が本来いるべき場所を奪ったから……だから、私は兄に殺されても文句なんて言えないんです。兄がいたかった場所を、兄が目指したかったものを……壊したのは、私だから。」
そんなことを言われたらきっとこう返す蘇芳ちゃん。どう見ても虐待する側を擁護する虐待されてる側ですほんt(ry(でも蘇芳ちゃんの父母の対応って魔術師の世界じゃよくあることなのでは?ボブは訝しんだ)
>>151
そりゃあだって助けを外に求める理由も選択肢も蘇芳ちゃんの中にはありませんもの……
兄はまだしもとしても父母に関しては魔術師になるための鍛錬を教育方針に置き換えても「蘇芳に立派になってほしいから、厳しく教えてる」だけで、蘇芳ちゃんも「父母の期待に応えるために頑張りたい」と思ってるから何の口答えもしないわけで、なによりも「魔術師にならない」という選択をする方が蘇芳ちゃんはより苦しむんですよ
兄の居場所を奪ったのにそれを投げ出して、父母に期待されていたのにその期待を裏切って、家族の知らない何処かへ逃げ出すなんてどれか一つでも死にそうなのに全部やったらそれこそ自 殺モノでしかない>>155
ぱっと見でセーフ判定出せそうなのはアドニスかなあ……それ以外は審議が必要かも
>>156
んー、この子をキャラを壊すのは逆に難しいかなってのが作った人間としての気持ちですかね
キャラとしてはかなり属性過積載なんですけど、そもそもの願いからして「今の弱い自分を変えたい」だから最初からある種の救いを求めてるんですよ
感慨にしても、例えば蘇芳ちゃんが誰かを傷つけたり手に掛けたりして悦を感じたらアウトですけど、誰かを助けてその人の笑顔を見て悦を感じるとかはセーフなんで書き方や展開次第でそこのラインを見極めれば意外と何とかなると思ったり
でも誰かを害することに悦を感じたら、闇堕ちか死亡ルートしか選択肢はないですね……以下は、自分なりに考えた、蘇芳ちゃんに合うかもしれない自作鯖たち
長靴を履いたネコ:
彼がもっとも好む「素朴だが下品でも横暴でもない」人間像にそれなりに当てはまるので良好。
しかし「主人」では無く「環境・状況」の方を自らの手で片付けようとするところが有るのでイマイチか
可児才蔵:
普段は言葉遣いも身分も弁えた行動・言動を取るが、生死や殺生を目の前にして躊躇する主人を見た時に、きついことをいう可能性大
メネス:
マイペースで子供っぽくはしゃぐがサーヴァントとしての立場を理解しているため、本当に主人が困りそうな事はしない。しかし「自身の主人を馬鹿にした・危害を加えた」となればちょっとした(※当社比)殺気は放つ。
最大の弱点は魔力消費量か
オトレーレ:
スイーツを装った女軍人。つまり振り回すときは振り回し、働く時は働く。しかし「自身の主人を馬鹿にした・危害を加えた」となれば以下略
最大の弱点は魔力消費ry
バフォジャック:
黒魔術つながり……だけではなく、「流石のコイツでも此処まで自己犠牲が強い人間を見ると『最低限の欲とか自愛とかそういう考えを覚えさせたい』ってなる」んやと主張したい。
でもいい感じに芽生えたらではそこから堕としていこう、と考えだすので都合のいいところで退場してもろて。>>157
あ、アドニスが選ばれてたわーい!
自分も候補に選びましたが「よほどのことが無い限り地雷を爆発させないが、KYアーパー野生児で大丈夫かな?」と思い外してしまったり。>>143
きさらぎ駅……噂には聞いてましたが、まさかここで目にすることになろうとは
割と厄ネタな案件も、西行さんにかかれば便利な移動手段に早変わりしてしまうから恐ろしい>>162
因みにこの鯖だとどーなるんです?>円卓の騎士パロミデスhttps://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%91%E3%83%AD%E3%83%9F%E3%83%87%E3%82%B9>>163
アウト……ではないけどセーフとも言えないかな
特に「命を斬ること」と弱者を嬲る点がセーフの方には蘇芳ちゃん的に受け入れにくいかも>>162
こんな感じですかねぇ?
長靴をはいたネコ:
勝手に部屋掃除するオカンの如く、色々許可を得る前に動いちゃう危険性あり。
その前に「そういうのはやめて欲しい」と言えば渋々従うが。
それでいて強い言葉は使わないが、「自己犠牲強いのをどうにかした方が良いと思いますニャー」と度々苦言は吐く。
可児ちゃん:
「自らの意思で戦場に飛び込んだわけじゃないなら今すぐ降りた方が良い。
それでも勝利を掴みたいと望むのならば、敵の命を背負う覚悟を決めろ。切り捨てることを覚えろ。
……それが出来なければ、アンタにとっても俺にとっても最悪の未来しか選べねえぞ」
覚悟を決めてくれれば、彼女のやり方をランサー自身が尻拭い出来る範囲内でサポートしてくれる。
出来なければ斬り捨て御免!な展開もある
メネス・オトレーレ:
もし戦争中にも関わらず、兄が罵倒や性的虐待を行おうとすれば物理的に遠ざけるであろう。
それでいて「戦争中だから」という理由で
「例え身内から呼び出されたとしても、必ずサーヴァントたる自分と一緒に行動してほしい。ほら、敵の策略とかそういう危険性もあるし」
「主人の評価が従者の評価に繋がることがあるし、自分を大切にしてほしいなぁ」というお願いはする>>166
平将門は大蛇神の母、本人も竜蛇の性質を持っています。>>166
ここならカドモスっすね>>166
蛇のルーンが刻まれてる魔剣持ちのヘルギ。
蛇神アーディシェーシャのアヴァターラのラクシュマナ。
蛇神を宝具に持ってるヴァイヴァスヴァタ・マヌ。
アジ・ダハーカ繋がりのザッハーク。
八岐大蛇繋がりの安徳天皇。
くらいですかね。>>166
後、天叢雲剣と八岐大蛇との繋がりで倭建命。
大蛇をムッコロした碓井貞光もいました。蘇芳さんと相性良さげなサーヴァントを探して業平とかエドワード以外にいるかなと考えてみたところ、ゆい(かちかち山の兎)はマスターとサーヴァントになっても主従とかこだわらない、気にしない。自己主張もちゃんとする。残酷なことは嫌いなのでやらない。など意外といい線をいくかもしれません。ただし、兎を召喚するなんてフラットみたいに偶然か、事故って召喚くらいしかチャンスは無さそうですが。
>>175
救いたいの!
ウチならこの三名かなぁ。
ディートリッヒ/テオドリック
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%92%2F%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF
イダス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%A4%E3%83%80%E3%82%B9
先生こと、モーシェ・デ・レオン
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%B3
個人的には趣味の書物集めから見ても先生召喚されやすいかな?と考えてます。う、うちにかて弱々しくて助けてあげたくなる女の子おるわ!!!!かわいそう少女おるわ!!!!(謎の対抗心)
……今日のところはアピールするssのネタが思いつかないから引き下がりますけどね!(逃走)なぁにが幸薄い系過去重ヒロインじゃい!こっちにはなぁ!魔術師の幸せぶっ潰す系愛憎重たいヒロインがいるんやぞ!!いけぃアンジェラ・バートン!(謎の対抗)
>>192
【固有スキル】
心眼(真):C+
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
フォーリナーの場合、狩人としての経験から獣型の敵と戦った際、効果が向上する。
探索者の直感:A
探索時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。
例え初めて訪れる未知の場所であろうと、正常な思考・判断力を削る悍ましい環境下であろうと、
必ず突破口や有益な情報を見つけることが可能。
蛇統べる父:EX
あらゆる蛇に関する異能・魔術・呪術・性質といったものを一時的に習得するスキル。近いもので言うと「皇帝特権」か。
例として「使い魔(蛇)」に「動物会話」「怪力」、メドゥーサの「魔眼」、ティアマトの「生命の海」、ヒュドラの「毒の吐息」など。
また、蛇に関する判定の難易度が格段に低くなりやすい。
(例「敵マスターが使役している蛇を手懐けたい」「敵サーヴァントが蛇に関する英霊っぽいが、そこから重要な情報を掴めるか」など)>>193
【宝具】
『口寄せ・諏訪大明神応身』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:50人
イグの化身たる聖なる白蛇を呼び出し、使役する。
戦闘力は平均的なサーヴァントにやや劣るものの、フォーリナーと同じスキル「蛇統べる父:B」を所持しており、様々な場面で活躍できる万能さが売り。
一回の召喚につき一体しか使役出来ないが、「単独行動:C」も持っているため、魔力供給の必要なく行動が可能。
人語は話せぬものの非常に賢く、フォーリナーとは念話によって意思疎通を図っている。(彼曰く「慇懃無礼で嫌味な奴」とのこと)
普段はどちらが主か分からない漫才を繰り広げているが、
いざ戦闘となれば2人(?)は抜群のコンビネーションによって敵を翻弄してくれるだろう。>>195
【解説】
真名は甲賀三郎。といっても、FGOで紹介された甲賀三郎とは異なる世界の存在。
昔、浅間山のふもとで美しい妻と仲睦まじく暮らしていた、狩りの上手い青年だったが、
青年の才能や成功を妬んだ二人の兄によって、蓼科山にある底なし穴へ突き落とされてしまう。
……実はその穴は邪神・イグの奉仕種族や信奉者、関わりある神話生物たちが暮らす地下世界と繋がっており、三郎は地上へ戻るべく奮闘、
そして彷徨い歩いた(複数回にわたるセッション、というよりキャンペーンプレイ並の大冒険の)末にようやく妻の元へ……というところで、
実は彼の活躍を見て興味を示したイグが蛇化の加護(のろい)を授けてきて、見るも恐ろしい大蛇と化してしまう。
地上へ出れたものの、こんな姿では妻に逢えないと嘆き山に籠る三郎、
しかし最悪な事に、加護は妻にまで移っており、蛇になるという惨い呪いに蝕まれつつも、
イグからの啓示で夫が生還していることを知って、野山へ探しに入る妻、
そして完全に蛇となった二人はようやく再会し、喜び、静かに諏訪湖に身を沈めたのだった……>>197
「フォーリナー・甲賀三郎、只今参上、と。……うーん、『フォーリナー(来訪者)』より『サバイバー(生還者)』って名乗りてえけどなぁ、俺。」
「女房には苦労どころかあんな呪いまで背負わしちまってさ……ほんと、最悪な亭主もいたもんだ……」
「あぁコイツの事、怖がんなくていいぞマスター。ナリはこんなんでも物静かで紳士的で計算高くて腹黒……あだだだだ!頭に噛みつくんじゃねぇー!?」
「く……こんなもん!あのよく分かんねぇ地下世界に比べれば屁でもねぇ!…………自分で言ってて悲しくなってきたぜ」
特別翻訳・第一宝具で召喚された白蛇ちゃん
「まったく。そんなことで私を召喚しないでもらえます?幸運だけが取り柄のポンコツ主」
「先程は『運だけ』の主と言いましたが訂正します。貴方肝心なところで不幸な目に合ったりしますもんね、サブロー。」
「……ここだけの話、遠くの父上より、近くの仕事仲間というか……まぁ、なんだかんだ好きですよ、サブローのことは。」
一先ず、以上デす。感想等いただけると幸イです。
イコマさン、お待たせしました>>187ヲどうぞ・あんまり間隔空けずに投下するのも感想が被っちゃって申し訳ないんで、SSはもう少し後に投下しようと思います。
>>200
あ!じゃあ自分も出し惜しみせず、第二宝具についてイマ紹介します!
「……あの宝具だけは、何としてでも……!」
『神憑り・諏訪大明神応身()』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
フォーリナーは決して使いたがらないが、彼自身が危機に瀕した時、自動的に発動してしまう忌まわしき宝具。
例え己がマスターの令呪による強制でも、発動に介入することは不可能。
フォーリナー自身にイグを一時的に降ろし、この世に降臨させる禁術。
イグとはこの世界に伝わる全ての蛇たちの父であり、頂点であり、始祖であり、そして世界に爬虫類と昆虫を齎した『侵略者』。
弱体化あるいは眷属化の効果を持つ毒(呪詛)を自ら纏い、対象に注入する。
宇宙の理の外より齎された毒性は、神代の肉体を持つ幻想種や英霊すら無効化出来ず、また毒に対してスキルや宝具であろうと治癒能力が働くことは一切無い。
また攻撃を受けなくともこの宝具が発動中に、フォーリナーから魔力を吸収したり、彼の血(体液)を浴びたり等しても毒を受けることになってしまう。>>204
≪弱体化毒の詳細≫
対象のあらゆるステータスが低下し続け、霊基自体が崩壊を見せ始め、最終的に消滅してしまう。
≪眷属化毒の詳細≫
対象をイグの眷属に変生する。特徴として蛇を思わせるような外見になっていく。
サーヴァント本人の技術力に頼るスキルや宝具を除き、神・妖精といった存在から与えられた祝福やスキルは失ってしまう。
早い段階で自ら毒を受け入れた場合は、本人の意思が残ったまま眷属と化すが、
この毒に抗えば抗うほど、異界のイグからの冒涜的な精神干渉によって正気を削られ、最悪の場合は理性無き眷属として取り込まれることも。
主な対処方法としては「フォーリナーの攻撃を回避し続けながら戦う」「毒が回りきる前に患部を切り落とす」「そもそも第二宝具が発動する前にフォーリナーを葬り去る」といったところ。>>205
第二宝具が発動されるとフォーリナーの性格は激変し、邪神のものに塗りつぶされてしまい、
自分を呼び出したマスターや使い魔の蛇を「我が子」と呼び、慈しみ、執着する。
敵には一切の慈悲も容赦も与えず自らの呪詛によって葬るか、
あるいは気に入った相手ならば恩寵を授け、自らの眷属(こども)として可愛がる。
『――――――我が分身を害した愚か者は、貴様か』
『我が子よ。汝の呼び声、父は確かに受け取った、汝の行く末を祝福しよう。汝を害する者あれば、我が裁こう。その輝き、父に見せておくれ』>>176
そうですね、似通った性質を持った鯖が召喚されるなら可能性はあるかも?ただ相性があんまり良くなさそう……なんならこのメンツの中だとイダスの方が相性良いまである
>>177
そうかな……?(過去の女性陣を振り返る)……そうかも……
>>178
偶発的に呼ぶ方がもっとダメですねえ!蘇芳ちゃんのメンタルがボロ雑巾になっちゃう!
Fate的には何か救いはありそうだけど、オフェリアみたいに死ぬのも似合いそうだなって()
>>180
常識的(自分が不幸になってでも他の人を幸せにしたい)……でも型月全体で見るとまだマシな方なのが何とも言えない
>>182
うわーい、これはもう蘇芳ちゃんとアンジェリーナは致命的に相性が悪いぞう()
無理矢理親から引き離すとか、そんなのもっと親の言うことを聞くようになるだけなんだよなあ……
>>186
この子をもっと曇らせたいとか、さてはお主鬼だな?
鬼だったわ(ハンドルネームを見ながら)>>210
じゃ、コレで投稿してきますね。東鬨楽しみ。
伏神面子の令呪集結画像も作りたい…。リドリー令呪早く決まれ~(祈り祈り)(でもここまで人気だと、自分のキャラ構成よりそれだけモデルにしたキャラの魅力が良かっただけな気もしなくはない)
(蘇芳の名前とか割とそのままだしネ)>>166
うちだとワルタハンガが蛇の姿をしたソロモン諸島の女神ですね鳥変わってるけどアリウムです
ssにもならない超短編。>>107の子と野紀と監獄長のブリュンヒルドと↓のが出ます
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ローザ・ユスティングリー
「お邪魔します」
「邪魔するなら帰ってくれる?アンタがいると私のお肌にストレスで悪いのよね」
「おいブリュンヒルド、塩撒け塩」
「えっ!?なんであたし!?なんで塩っ!?」
いつもの気持ち悪いぐらいに明るい笑顔で談話室に入る美青年……アレクサンドル・野紀・ヴィヴラメント。
そんな彼を気持ち悪いものを見るように見つめ顔を顰めるのはローザ・ユスティングリーとシャフリヤーナ・アスタムである。なお、同室に居て大して悪い印象もないのに巻き込まれたブリュンヒルド・ヤルンテインは可哀想で仕方がない。
「そんなに怒らないでください。私が呼ばれたのはカイホスルーさんになんですから」
「あら、変わったこともあるのね。どうしたのかしら」
「本当だな。考古学科に寄ったのはつい一昨日なだけなんだが」
「その一昨日が問題だったんですよ?」
一昨日。用があって特別にカイホスルーの教える授業を受けた二人が。
「あ、その事件の主犯、知ってるわよ。法政科と私が裏取引してソイツ、私が子飼いにしてるのよね」
「ん?おいおいカイホスルー。そこ違うぞ。歴史ではそうなってるかもしれねぇが、実際は○○○なんだ。ソース?俺が証拠隠滅に噛んだからだけど」
なんとまあフリーダムで我の強い二人。言いたいこと言いまくってカイホスルーの胃を荒らしたのである。そのくせカイホスルーから大事な遺物を巻き上げる(対価は払ったとはいえ急にも程がある)二人はカイホスルーの胃痛をさらに促進させ、自分らの属するスピルバーグ教室の講師スピルバーグ・フォーサイトの胃にも穴を開けたのである。>>219
キャラ投稿時にも付け加えてましたが、黒江です
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E9%BB%92%E6%B1%9F%E5%87%AA%E5%92%B2
あとスルトさん(というかアンジェリーナ)とのやり取り見てたら、猶更(悪い方向に)やる気出したくなってる自分がいたり
これ絶対すれ違いから対立する蘇芳ちゃんを見て、「あら可哀想に、よければ力になりましょうか?」と表向き善意100%本音悪意200%で状況悪化させるパターンですわ
横槍で大変失礼「二人とも頭抱えてましたよ。髪が薄くなりそうとか、兄さんたちだけで相手がたくさんなのに、とか。貴方達に慈悲の心はないんですか」
「慈悲?素敵な言葉ね、それで私が美しくなるなら幾らでもしてやるわ」
「慈悲とか生きるか死ぬかの世界にいるか?」
「やはり時計塔。基本的に倫理観はゼロですね。あ、ブリュンヒルドさんはここから出て行かれても大丈夫ですよ。そんなに震えるなんて相当怖いのでしょうし」
脱兎のように逃げ出すブリュンヒルド。それもそうだろう。この二人と同じ授業を度々受けることがあるブリュンヒルドはこの二人の問題児加減をかなり知っている。
「その遺物に私が関係してるから呼ばれたんですが……反省の色は見られませんね」
「対価は支払ったわ。相手側に多少心の準備をさせなかったのはあるけれど十分元は取れてるはずよ。というか、私が美しくなるために力を尽くすのは本能のようなものだし」
「随分と気持ち悪い本能だな。やっぱ人間じゃなくてピカピカ光る石ころだろ」
「ロクなスキンケアもしてないのに無駄にムカつくぐらい美しいアンタの方が人間じゃないわよ」
「は?○すぞ」「雑魚が吠えないで」
すぐに杖を構え出す二人。この二人が揃うといつ導火線に火がつくかわからないのだ。
「まあまあ、ここは私に免じて二人とも温和にいきましょう」
「お前が一番鬱陶しいわ」
「アンタが一番うざったいのよ」
「おやまあ手厳しい」
ギャグ時空だし後先考えない構成だからなだけでさすがにここまで他学科を荒らさないけど大体こんな問題児。ディックさんのカイホスルー、リドリーさんのスピルバーグをお借りしましたでは、すみませんが宣言どおり東鬨SS最新話投下しますね…
>>226
気が付けば夜が明けて久しかった。
半日以上日の光もささない場所に篭っていれば時間感覚は自然と狂ってくる。
「気持ちは定まりましたか?」
麗奈から声を掛けられなければ自覚すらしなかっただろう、それこそ何日でも座り込んで居られる程に。
そう詩譚は思った。
修道服の裾を揺らして、麗奈は詩譚の前へ歩み寄る。石柱を背に座り込んでいる詩譚を無防備に見下ろす。
九月だというのに外郭放水路は冷え切っている。地上と隔絶された地下空間は夜の冷気をいっぱいに溜め込んでおり、吐いた息が白く濁るほどだ。
身体が冷え切って震える詩譚の姿はまるで棄てられた狗のようにみすぼらしい。
「このままじゃあ刻限が来ても悩んでいそうでしたのでお声を掛けさせて頂きました。
憔悴なさっている御様子ですが徹夜で体調を崩されましたか?」
「顔色が悪いのは平常運転だ、馬鹿にしてるだろ」
「滅相もない。純粋に貴方の体を労っているだけですよ」
ぎょろぎょろした双眸で麗奈の顔を睨み付けるが、彼女に恐怖を植え付けるには余りにも彼は脆弱だった。
視線を麗奈の向こう側にある聖杯に移す。
肉の風船みたく膨れ上がった表皮、その裏側で沸滾る魔力。
汚染された大量の蒸気は肉腫と肉腫の隙間から不規則に漏れ出す、まるで炉心溶融(メルトダウン)寸前の原子炉だ。>>225
ここ最近の二人って大体こんなヤクザよ、みたいなことを書きたかっただけ
あと野紀はこんな状況でもどんな状況でも大抵ニコニコしてるから二人は「気持ち悪い」って言ってる。度を超えた光属性はヴィラン属性にはキツイ>>227
「昨日よりも不安定になってるみたいだな」
麗奈は後ろを振り向いて「あぁ」と呟く。
「これでも安定している方です。ここ数日ずっと臨界と小康を行ったり来たりしてまして、臨界状態の時だと沸き上がった魔力が噴き溢れちゃいますから。
………それでも完全な崩壊にならないあたり、聖杯の“材料”が優秀ってことなんですかね」
たとえ醜い形に変ろうとも今現在も刻葉は聖杯として息づいている。けれどそれを生きていると定義して良いのか詩譚には判らないし、かといって死ん.でいると決め付ける気にもなれない。
「………………」
内心は複雑だ。
けれど導きだした結論は明快だった。
「………昨晩の話、受けさせてもらう。お前の事なんざ欠片も信用してねぇし、するつもりもないが、まあ利害の一致だ」
「そうですか。それは嬉しい限り、魔剣使いの手をお借り出来るとは僥倖です。
此方も良好な協力関係となるよう最大限尽力致しましょう」
おもむろに右手を詩譚の前へ差し伸べる。
日焼けのない麗奈の指は光の少ない地下だとより白く艶めかしく映える。
詩譚の病的な白さとは別種のものだ。
だが詩譚は「信用しねぇって言ったろ」と吐き棄てると、右手ではなく左手を差し出す。
「一時的な共闘だ。忘れるなよ」
筋張って細い腕は麗奈の腕とどっこいで、寒さに微かに震えている。
だのに精一杯に敵意を向けるその健気さが麗奈の目には滑稽に見えた。>>230
────左手の握手は敵意の露われ。
詩譚自身が敢えて左手を差し出したというのは、つまる所、背中は預けど心まで通わせるつもりはない。
そう言いたいのだろう。
………最早永くもない命で、よく此処まで無駄な虚勢を張れるものだ。
ここまで来ると呆れを通り越して愛しさすら湧いて来る、そんな風に麗奈は内心嗤う。
「えぇ忘れません。どうか、御手柔らかにお願いしますね」
硬く結ばれる左手。
互いの利き手に如何なる奸計を忍ばせているか定かでなく、喉元に刃を突き立てているかのように不穏だ。
詩譚はうんざりした顔で握手を振り解く。
「まったく復讐で乗り込んだ俺の聖杯戦争もとんだ着地点になったもんだ。
聖杯戦争をかき乱すどころか翻弄されてばかり、もう笑うしかねぇよ」
「………………」
閉口する麗奈に、それを不審そうに見る詩譚。
「失礼、少々呆けていました。"あの時"と同じ顔をされるのだな、と思いまして」
麗奈のいう"あの時"というのはきっと修道女としての彼女と初めて会った、あの教会でのことだろう。
当時麗奈は自分のことをどう言っていたんだったか。
「“世界の全てを軽蔑しているような、悲しい顔”でもしてたか?
……あの時は的を射た例えをするもんだと感心したが、成る程。聖堂教会の力で参加者の情報を得ていたんだとしたら合点が行くな」>>231
そうして口にした瞬間、数珠繋ぎに絡まっていた疑問符は解決していく。
あの日都合良くライダーが教会にいたのも、追撃を免れ命を繋いだのも、あの日に感じた居心地の悪さも、全ては。
「全部、全部お前の掌の上だった訳だ」
「まさか」と麗奈は破顔する。
「そんな神みたいな事出来る筈がございません。
私はただの修道女で、魔術師で、そして貴方よりほんの少し聖杯戦争に詳しいだけの、一人の血の通った少女ですとも」
「ですが、ええ。ご推察の通り、聖杯戦争参加者のデータを覗かせて頂きました。
貴方の生い立ちも復讐の事も。参加者の個人情報は一名を除いた全員、最低限ではありますが存じ上げています」
「……とんだ“中立”が居たもんだ」
胃に煮え滾ったような熱さを覚える詩譚が皮肉は奇しくも同じくあの日に交えた会話に出てきた”中立”という言葉だった。
だが麗奈は麗奈でなんの邪気もなく皮肉を皮肉とも受け止めずに小首を傾げる。
「全ての人間に対して平等に分け隔てなく優位に立てる存在はこの世で最も純粋な中立だと思いませんか?」
邪悪にも程がある、思わず渇いた笑いが溢れる。
仮に彼女の言う中立の存在がいるとするならば、そいつは歴史上稀に見る暴君としか言いようがないだろう。
少なくとも中立には程遠く、『混沌』、或いは『屹立』とでも言うべきだ。>>232
「それで?俺の身の上を知って影でほくそ笑んでたってか」
「とんでもございません」と麗奈は全身を使って否定してみせた。
「とても妹想いなんだな、と──── 私にも兄が居たものですから、貴方と妹様の関係は羨ましさを覚えます」
ウィンプルの隙間から伸びた髪をいじりながら、麗奈は彼女らしからぬ所感を漏らしたのだった。
憎き同盟相手の思わぬ共通点に関心がむくむくと湧き上がったのは言うまでもなく。今まで仏頂面で睨みを利かせていた詩譚の顔が、ほんの微かだが柔和になる。
「私の家に家族仲、という言葉は存在しませんでした。
典型的な魔術師の家系。代々伝わる魔術を如何に後継させるか、如何に大成させるか、そればかりを重視するあまり『愛』などとは無縁の生活を強いられていました。
当然兄妹の間にも絆など存在せず………ですが、それでも、私は兄を好ましく思っていたんだと思います」
それは同じ苦難を乗り越える近しい人としての親愛か、ともすれば異性としての愛情だったのかもしれない。
彼女の『愛』の興り自体は曖昧で、明確な理由なんて特にない。好きな人のことを考えて毎晩枕に顔を埋めるような、なんとも年頃の女の子らしい直向きな初恋だった。
しかしその『愛の形』が、彼女は歪に捻れ狂っていた。>>233
初めは些細な感情だった。
庭園の草毟りに勤しんでいる兄の後頭部を思い切り殴り付けたらどうなるのか、という邪な興味だった。
勿論その行為が世間からすれば非難されるものだとは理知的な少女は理解していた、だから最初は我慢できた。
普通の人間ならば脳裏を過るだけで泡沫となって消えていく思考。
然し彼女の場合はいつ迄も、その気持ちが薄れる事はなく、それどころか日に日に膨れ上がっていくばかり。
このタイミングでペンを手に突き刺したらどんな顔をして痛がるだろうか?
自分よりも魔術的に劣った彼を容赦なく罵倒すれば、どんな顔を浮かべてくれるのだろうか?
人畜無害な兄にどんな手酷い仕打ちを与えたら、より悲痛に悶えてくれるだろうか?
ある日、テレビの向こう側で徳の高い修道女が言った。
好きの反対は嫌いではなく無関心なんだと、興味の有無こそが愛情の有無なんだと。
ならばこの歪んだ想いはきっと愛だ────たとえ世界から嫌悪されようとも、自分にとってはかけがえの無いモノなんだと。
名前のない感情に『愛』という名前がつく頃にはもう、黒い欲求は抑えが効かなくなっていた。
そうして。>>234
「結局、私は私が想うままに、兄に愛を振り撒きました。
その結果兄は死に、愛のはけ口を失った私はただただ絶望したのです。『ああ、もっと色んな顔を見たかったのに』って」
最後の最後まで兄は麗奈の想いを受け止めることもなく、一方的な愛情は破滅という形で幕を下ろした………だからこそ、詩譚の兄妹愛が羨ましくて仕方がない。
彼のように直向きに妹を想ってくれる兄だったら、無条件で麗奈自身を受け入れてくれる兄だったなら、結末は違ったのではないかと。
覆水は盆に返らず、溢れたミルクは元に戻せないように、過ぎ去ったモノをそっくりそのまま元通りにする事は魔術でも叶わない。
それは重々承知している。けど、納得しているかと言われれば別の話だ。
「だから羨ましい。たとえ姿を醜い肉の塊に変えようと変わらず憶われる彼女が羨ましいのです。
……思い返せば私の愛はいつだって片想い、相手に想われた事なんて唯の一度もありませんから」
「は」と変な笑いが込み上がる。
「精神異常も此処まで極まると清々しいな。愛だの想いだのご大層な言葉で取り繕ってるが、どうせ気持ち良いからってだけだろ、お前」
柱に手をついて、詩譚は不自由な身体を気力だけで立ち上げる。
「………この辺りで切り上げよう、これ以上の会話はもう無意味だ」
それに、これ以上聞いてたら、コイツを殺したくなってしまいそうだ。
延々と同じ景色が続く放水路、立ち去ったところで行く宛なんて無かったが、目の前の修道女の話を聞いているより余程マシに思えた。
取り敢えず、急いでこの場から消えてしまいたい、その一心で。>>236
…………そして。
背を向ける時に一瞬、麗奈を睥睨した。
彼女が少し残念そうな表情を見せたのは見間違いだろうか。
「そうですか。私はもっと貴方とお話したかったのですが。
では最後に、先ほどの貴方の発言に対する私なりの返答を少しだけ」
「………………」
聞いて、詩譚はぴたりと足を止めた。
「己の出自に流され、運命に流され、聖杯をめぐる戦いにも流されて。無力な流され屋の末路は本人の思い描いた理想とは程遠い稚拙なモノ。
しかしその流刑の果てに逢えない筈の肉親との再会を果たした。たしかに命を削っただけの対価は得られなかったかも知れませんが、微かな救いはある。
……私はそう思います、ではご機嫌よう。貴方の残り僅かな生命に神の御加護があらんことを」
そう締め括る。
詩譚は、何も言わずに立ち去っていった。虚弱な背中から彼の感情を読み取ることは出来ない、ただ引き摺る脚の音だけ遺して、暗がりの中へ溶けていった。岐家/Kunato
【修得魔術】岐流神道
日本古来より伝わる魔術系統の一流派。
『八百万の神々』と呼ばれる『この世の遍く全てのものには神が宿る』という理念を根底に置いている。
その神秘の根幹も神への信仰と呼ばれる不変のものである。
拍手、祝詞などその術式の多くが神々を敬い奉るための作法である。
表向きは宗教の一種であり、上記の術式も作法として一般に知れ渡っている。
まだ人と神、人と魔が近かった時代に生まれたものであり、その本質は魔と呼ばれるものを人の世から遠ざけるための技術である。
魔とは人の負の想念から生まれ、人の負の想念を喰らい糧とするもの。俗に言う穢れという霊的概念であり、それを取り除くことを禊と呼ぶ。
自然を神と敬い、祝詞や神楽などの作法によって祈りと信心を示すことで自身をトランスさせ奇跡を成す技法。
れっきとした魔術系統の一つで、所作や詠唱によって魔術回路を起動させて魔術を発動させる。
300年続く魔術師の家系、兼岐神社の神職。
その在り方は魔術師というよりも魔術使いのそれに近く、人より生じた魔を祓う祓火役という御役目を代々受け継いでいる。
■シロ/Shiro
『狂骨は井中の白骨なり
世の諺に 甚しき事をきやうこつといふも このうらみのはなはなだしきよりいふならん』烏山石燕『今昔百鬼拾遺』より抜粋。
俗に狂骨と呼ばれるもの。岐家が先祖代々積み重ねてきた怨みの結晶。
どうしようもないほどの暴性と癪性の塊である。戦場において炎に焼かれ水を求めて井戸に落ち窒息/墜落死した兵士達の想念が結実したもの。
岐家の魔力の源泉であり、その身を蝕む呪いそのもの。>>239
主な術式
■略式祝詞
詠唱:高天原に神留まり坐す豊受大神に奉る。願わくばどうかその神咒神威を授け給えと。申す事の由を聞食せと畏み畏みも白す。
鑚火と呼ばれる炎を司る神を奉る作法。「自身を作り変えるための自己暗示」のための詠唱としては比較的長めであり、そのためこの祝詞はより強力な炎を生む効果を持つ。
■拍手
詠唱:火危うし、焼かし坐しき
手を打ち合せることで音に魔力を乗せて放つ。音という性質から360度に広がっていく。火属性を持つ岐家の人間が使用すれば熱波となる。
■一片之火
詠唱:一片之火、急々に律令の如く成せ
古事記において伊邪那岐が伊邪那美の骸を見つけた時の記述が元になったもの。
敵と自身を隔てる炎の壁を作り出す。
■迦具断
詠唱:研ぎ磨く十拳の剣や八十禍を切りては布理の神の御宝
古事記において伊邪那岐が迦具土神の首を斬り落とした時の記述が元になったもの。
炎を断つほどの熱量を持った横凪の一閃を放つ。現状の朽葉にとって決着術式と言えるもの。
【魔術属性】火
【活動地域】日本
【所属組合】無し
【継続期間】300年>>240
【構成人員】
■岐朱司/Shuji Kunato
岐朽葉の父親。元七代目御役目。現在出奔中。稀に岐家の銀行口座に一般的なサラリーマンの3年分の年収ほどの金額を振り込んでくる以外は所在不明。
朽葉に朽葉(枯葉、朽ちた葉)という名前を名付けた張本人。イニシャルK.Kとかウケるよなと笑ってはいたものの、その実「名前で落ちてしまえば後は上がるだけ」という彼なりの願いが込められている。
生まれ持って呪的耐性が高く、岐の忌み子として育てられてきた。心が成長することなく肉体だけ大人となり、跡継ぎを産むことなくシロを抱えたまま最期を迎える決意を固めていた。
ただし、後に妻となる女性と出会うことで考えが変わり彼女との間に朽葉を設ける。
しかしその後妻が死亡し、彼女に一通りの生きる術を教えたあとに出奔、現在に至る。
自他ともに認めるほどに人間力というものが低く、誰かと生きることに不向きだと言ってはばからない―――ただし、かつて妻だった女性を除いて。
彼女はおそらく彼にとって彼を人の形として留まらせることが出来る器のような存在だったのだろう。
彼女と、一応は娘を除くと人を人として認識出来ないでいる(これは人から生まれた魔と相対し続ける御役目にはよくあること)がその危うさが人を惹きつけているらしい。
■岐朽葉/Kuchiha Kunato
岐家当主、兼岐神社総代、兼8代目御役目役。
絹のような黒髪が人目を引く美少女。肌は陶器のように白く、切れ長の瞳は父親のものによく似ている。
岐朱司の娘。14歳。学校にはあまり通えていない。
父親の記憶はあまりない。ただ身体に覚えるまで教え付けられた術の記憶だけが彼と朽葉を繋ぎ止めている。
まともな対人経験が無いので父とは別の方向で人を人として認識出来ていない。
人間との距離感を掴むのが苦手で誰に対しても敬語を通している。>>238
背徳感が在り方そのものな女の子はやっぱり違うわぁ、愛、すごいなぁ>>238
素晴らしい……とても素晴らしい……(大事な事なのでry)
ちょうどスレの話題が黒い方向に転じてた事もあってか、実にタイムリーな内容でした
やはり戸波麗奈はこうでなくては
>>235
「――あら。やっと気づいてくれたのね、私がこういう女だっていう事」
「ふふ、可笑しい。これでも冷や冷やしていたのよ? いつ、貴女が私の正体を見抜くのか。いつ、貴女が私の正体を見抜いてくれるのかって」
「でも貴女は気づかなかった。いえ気付けなかった、かしら?」
「もう貴女を虐める家族はいない。ケダモノじみたお兄様も、ガミガミ五月蠅いお母様も、いつまでも未練がましいお父様も。みんな、みーんな壊してあげたわ」
「だから――教えて? 貴女には今、私がどう見えているの?」
とりあえずクライマックス的な黒江の台詞一覧
この頃にはもう何もかもが手遅れになってる状態で、蘇芳も黒江の本性に気づいた状態というシミュ
黒江にとって家族とは壊れるものであり壊すモノ。それ以上でもそれ以下でもありません
歪んだ資質の過去故にとも言えますが、少なくとも蘇芳の家庭環境を知ったら黒江が取る行動はほぼこれになるでしょう>>248
型月にも神道あるんだってRequiemイベで思って一度自己解釈して見たかったんですよね……
岐パパはぼんやりと拝さんとは違うキャラなおじさんが欲しいなと考えてたのが形になった人です
イメージソースはだいたいこの人です投下スピードが遅いにもかかわらずきちんと読んでいただける皆様に感謝です…!
>>243
麗奈のような思考って普通の人にもごくごく稀にチラッッッッッッとだけ過ぎる妄想ですよね、でも彼女はそれをやっちゃう辺り彼女もある意味で「人外」なんだよなぁって思ってます。
>>244
やっぱり理性ある以上感情はありますからね、ただ麗奈もミスルトも致命的に人の道を外れてるから理解されないんですよね…
ミスルト『お兄ちゃん!』
亥狛「お兄ちゃんではありません」
麗奈「お兄ちゃん…」
詩譚「オメェぶっコロすぞ」
>>247
自分の中のサイコパス要素を引き摺りだして描写しましたとも。
外道神父とはベクトルの違う悪で、かつ荒唐無稽過ぎない悪を心がけましたとも…
>>250
そして愛を自覚させたテレビの向こう側の老修道女(マザー・テ●サ)の罪は重い…いや重くないか>>225
カイホスルー……!
ここで抜かねば、無作法と言うもの、というわけで勝手に繋いだSSです
教室の扉が開き、考古学科の一級講師はガバッと起き上がった。
「!……なんだ、お前か……」
女学生はまるで病人のごとく窶れたカイホスルー・アードゥルを見てぎょっとした。
「先生!寝てないんですか!?」
「寝た。つか気を失ってた。机につっぷして」
術を以てしても誤魔化しきれないほどに自身を酷使して、挙げ句気を失ってようやく眠る。カイホスルーはそれを頻繁に行っていた。
教え子としては師のそのような無茶はやめて欲しいと心底思う。
「一昨日、悪t……ゲフンゲフン、あの問題児たちが貴重な遺物を巻き上げられたと聞きましたが本当ですか?」
女学生はあの、と強調して言った。
「悪? ああ……あいつらか。まあ、もういいよ」
カイホスルーは顔を擦りながら嘆息する。
「……ちなみに、おいくらだったんです?」
カイホスルーはえーと、と言いながら徹夜明け(何徹かは不明)のボンヤリした瞳で虚空を見つめる。
「一〇〇万ドルくらいだったかな」
「取り返しましょう。裁判なら勝てますよ」
女学生は真顔で言った。>>256
いいねがついたので。
『万端顕す白妙の剣(エッケザックス)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
星の触覚たるケルンの真祖、女王ゼーブルクが星の内海にて鍛え、自身の力の一端を加えた神造兵装。
何度使用しようとも一切の刃毀れすらしない特性を持ち、元は死徒側の遺物であったことから人類史を拒絶し、人類の被造物を朽ちさせ劣化速度を超速で進行させる呪いも備える。
真名解放を行うことで、本来は精霊種のみの異術「空想具現化」を行使できる。
因果干渉により自然現象に限るが世界を思い通りの環境に変貌させる「現実を空想たらしめる」虚ろの現実(マーブル・ファンタズム)。
五大たる自然元素をその身に宿し、自己空間たる自然(ガイア)からバックアップを受けるその斬撃は何物をも障害とせずに芥への帰するだろう。>>261
「どうして? そんな事、『楽しいから』に決まっているでしょう」
「ああ、でも……貴女に関しては、もう一つあったわ」
「貴女、つまらないのよ」
「変わりたいって言うけれど、じゃあ貴女は彼らに対して何か行動したのかしら?」
「嫉妬の挙句、倒錯趣味へ逃避した愚兄に。背比べに汲々して、現実の高みに必死で抗ってるつもりでいた母親に。可能性に縋るばかりで、未練と愚痴に溺れていた父親に」
「貴女は、一度でも抵抗した事があったというの?」
「別に嫌ってまではいないけれど――貴女のそういう所、どうにも『ソソる』のよね」
「だから、我慢できなくてつい手を出しちゃった。ごめんなさいね」
「刃向かうならば遠慮なくどうぞ。復讐でも何でも、貴女が望むのなら徹底的に付き合うわ。でも――自害は駄目。そんなもの、退屈の極みだもの」
「だから。死ぬつもりならその身体、私たちに頂戴? ちょうどポルカへの報酬を考えてた所だったの、彼女ならきっと可愛がってくれるわ」
以上、黒江からの返答でしたああ、そうか……うちも、なぁ…
弟子の人の話広げるつもりなんやったらちゃんと時計塔でどこに所属するかとかハッキリさせないといけないんだよなぁ…_
>>274
(実際夢ゆえに75%ぐらい夢見ィだったゆえの立ち絵模写だしなぁ)>>278
怪物かあ……むしろ逆に、作中の誰よりもちっぽけで取るに足らない奴だけど並外れた力を持っていたが為に自分を超越者だと思い込んでるし周囲も気付きにくいという印象でした。嗜虐キャラがポルカに集中しててクッチーが不穏な雰囲気出すだけのお兄さんキャラになっている気がする…。今月のジャンプスクエアのアレとか呪術廻戦11巻的な残酷行為をさせたい…。
>>281
実際に戦ったらミカエルで詰むけど、ルーカス君級を目指して作りましたから。
サーヴァント抜き(第■回系ではどっかが盛大にアリエスるまで運営はサーヴァント呼べない)でも聖杯大会内で不正防止の為の抑止力(型月設定のじゃなくて言葉通りの方ね)になるのが本来のメタ的役割ですし、相応の強さは持たせたつもりです。>>304
最近の技量に秀でたのが売りのサーヴァントたちを見ると、決定打が足りないというのものも特筆して言う程のことなのではないかなとは思いますね。これもfateが長寿のシリーズとなって見方が変わってきているのかもしれません。>>299
ポルカ「チェッ、残念。まぁいいです。で、蘇芳ちゃん、でしたっけ?貴女、これからどーすんだ?」
さ、竿は無いから…。まぁどっちにしろ蛇なんで絶倫だろうけども(蛇の後尾は数日間だっけ)。あとアリウムさんいますか!?
ミスルトちゃんの令呪をこちらに変更したいのですが、いいですか!?
ちたんさんの新作、呪華シリーズ:冷酷の華 ハイドランジア意匠です!
他にもベドランナなどあるので、植物系魔術師キャラがいる人は見てみるといいかもです!
https://www.pixiv.net/artworks/82829296山星さん、大変お待たせしております、魔術師であります。今手番を書き進めておりましてだいたい半分くらいは書けたのです。
相談なのですがテリアルの口調について確認をしたいので、先行で彼(?)のセリフだけ抜粋して載せてみます。良ければそんな感じと、ここおかしいってところが有れば指摘してください。
(不湯花に対して)「わかり切ったことを言わなくてもよろしい」
(ルーカスに対して) 「どこへ向かっているので、魔術師さん?」
(不湯花に対して) 「いいえ主殿、どうせ上ですよ」
(ルーカスに対して) 「莫迦と煙と高慢ちきは高いところが好きですからねぇ」
(技発動) 「…………雹菓泉終、潰れ去ると良いでしょう」先程パッと思いついたオリジナル異聞帯
Lostbelt No.?:神秘撲滅国家 ヒューマンステイツ
副題:
異聞深度:
年代:
汎人類史並に栄えた異聞帯。
かつて、トロイア戦争のような「神々が人間たちをけしかけ、大規模な戦争(ころしあい)」が起きたのだが、
途中で人々がそのことに気がつき(『異聞帯の王』が焚きつけた?)、いがみ合いを止め、一致団結し、神々を打ち滅ぼした、という歴史を持つ。
そういった過去からあらゆる神話や信仰、おとぎ話や英雄譚すら『悪しき産物』として見なされ、憎悪の対象となっている。
一方で、現実的で卓越した技術力を持った偉人は敬意を払われたり、神や英雄をこき下ろすような伝承は認められている模様。
ここでは神々や幻想種たちは死に絶え、それらの遺骸が人々の燃料や素材、強力な兵器として利用されている。
人間であっても神の血が流れる者や神秘を操るものは忌み嫌われており、良くて収容施設に死ぬまで管理され、最悪の場合は人々に嬲りころされてしまう事も……。
「収容所の最奥には、かつて大戦争で活躍した大罪人(えいゆう)などが、特殊な檻に当時のままの姿で囚われているらしい」という噂があったりする。
また、収容所に入れられた者は、自由と引き換えに、そういった者たちを闘技場で戦いあわせる娯楽が流行っており、
試合が始まるたびに人々は熱狂し、会場は興奮と罵声と嘲笑の坩堝と化す。
しかし最期まで戦い抜いても、最後は民衆たちの多数決によって、自由を与えるかどうかが決められてしまう。
……自由を得た者は未だに一人としていない。>>312
×また、収容所に入れられた者は、自由と引き換えに、そういった者たちを闘技場で戦いあわせる娯楽が流行っており、
○また、収容所に入れられた者は、自由と引き換えに、そういった者たちを闘技場で戦いあわせる娯楽に挑戦者として参加することが可能であり、
んもー誤字脱字!アメリカ今週金曜にやります!
>>317
>着流し姿が似合いそうな不器用ダンディ
コンセプトが……バレている……!(ちなみに声帯は諏訪部順一さんか津田健次郎さんです)(あの声で「朽葉ぁ? ああ、娘か。そんなやついたな」「確かに俺ぁあいつを手放したがな。所有権ごと放り投げたわけじゃねえよ」とか言い出す)
>>319
ポーは……ボーは本当に……メタ時空が語れる人って本当に動かしやすいですよね(どこかの大神を見ながら)
タスクに関してはやるべきことなのでそれを放置してると多分239みたいなことを延々と投下するbotになると思うのでなんとかしないとなあと思っております……
私空の境界から型月に入ったのでああいう和風伝奇世界の設定が書きやすいのなんのってね……む……!
「神という圧倒的な存在を打倒したことによって自信が付き、
やがてこの世の自然も動物も全て自分たち人間が消費していい資源なんだと思いあがり、
滅びを速めてしまった世界」
とか……?アルカスとか神の血を引きながらも神の手が一切届いていない「人間の力により切り開いた牧歌的理想郷」を作った人はどうなんだろう
あと人間として神に技術のみで立ち向かって織物勝負で実質引き分けに持ち込んだ(その後場外プレーで殺された)アラクネとか魔術やら秘術と化学の線引きって比較的近代にならないと出てこないわけで(ニュートンとかも錬金術師だし)、魔術までコミコミで否定するとなると化学文明も起こらない
あとは伝承って寓話的な意味合いも強く、そういった過去や作り話から学べない故に危機を避けられない脆弱さもあるかもしれない「神や宗教に対する信仰」って昔は国家形成、国家維持にとても関わってたりするのでそれが生まれないとなると世界的に色々と変わっていきそうですねぇ
>>327
うーん、どういう反応するだろうか……
「どうせ神の力使ってんだろ、騙されないぞ!」とか?
「神のくそエピソードを語るための一被害者に過ぎない」とか?
否定では無く消費するものとして運用している世界……?>>318
了解です。あ、ちたんさんにお願いして、ディックさんのと同じ要素(炎やロールシャッハ風)をモチーフにした令呪をもう一個デザインしてもらう、という手も無くはないかなぁ、なんて思いますがどうしますか?『神憑り・諏訪大明神応身』
ランク:EX 種別:憑依宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
フォーリナーは決して使いたがらないが、彼自身が危機に瀕した時、自動的に発動してしまう忌まわしき宝具。
例え己がマスターの令呪による強制でも、発動に介入することは不可能。
フォーリナー自身にイグを一時的に降ろし、力の一部を顕現させる禁術。
「浸食固有結界」。その身体の内部と表面上には、大いなる蛇神の心象風景が展開されており、
生半可な接触では傷をつけることが出来ず、逆に触れた部分から対象を毒と呪詛によって侵し、肉体を崩壊させる。
宇宙の理の外より齎された毒性は、神代の肉体を持つ幻想種や英霊すら無効化出来ず、
例え高ランクの宝具であっても、あらゆる護りや防壁を腐らせ、治癒能力が働くことは一切無い。
接触したのが武器や無機物だったとしても、そこから毒が浸透し始め、持ち手にまで及ぶ危険性もある。
更に、フォーリナーが触れた場所も一時的に汚染され、同じ神威を振りまくようになる(某ジ○リ作品のタ○リ神が移動した痕のような感じ)
毒を受けた対象は、肉体を蝕まれ崩壊する激痛と恐怖から、最悪の場合ショック死することも。
耐久値によって毒の進行度を抑え込む事は可能。
うーむ……神道はうちの子にも何人かいますねぇ
不湯花も神道(日本の神々)とフィンランド神話とアイヌ神話の信仰基盤、あとヨーロッパの妖精伝説を織り交ぜたのが魔術だし神道……神道……
……だめだ、うちの日本術師勢はお互いに「それ結局は鬼に対するコミュ力が高いだけの原初呪術じゃね?」「そっちこそ、名状しがたき巨大な肉塊を二本足の袋に詰め込んで『自分は人間だ』と言い張るが如き歪さよな」とか言い合ってる……全然神道じゃない……>>346
救助いいですよ。魔術を使ってもそういう状況ならば夏美も食満も見逃します。食満は規則やルールにには柔軟なので、そういう状況で見ても、うっかり目撃されて驚いた郁を見逃してくれますよ。>>349
構想中のフランス異聞帯がそれが汎人類史との分岐点にしていますね。カール大帝が遺跡から見つけたのがアルテラではなく、別の異星の産物だった。>>352
ヒャア!久々のカナディア嬢だ!!>>352
見ますよ。
ウチだと誰が必要かなぁ、そういう、原点?的SS改訂版葛の葉投げていいですk……お先にどうぞ! >>352
や、まだ書き始めたとこなので完成はまだですので。需要ありそうならこのまま書き上げますねー。
や、まだ書き始めたとこなので完成はまだですので。需要ありそうならこのまま書き上げますねー。
>>358
あれ?なんで二回コメしたんだろ?しかも結構時間開いてるのに…?設問:あなたは生き物を飼うことにしました。どんな生き物を飼って何をしたいですか?
背の高い中性的な女性「ふむ。馬を飼って、一緒に遠乗りにでも行きましょうか!」
どこか歪な美しさを持つ少年…?「犬……が、いいかな。散歩とか、寄り添ってくれれば十分だ」「ペガサス!……じゃなくってもいいけど、とにかく綺麗で珍しければ最高!一番近くで超見まくる!」
蝶の髪飾りをつけた娘「亀ね。縁起がいいし、のんびりしてて可愛いじゃない?どうせだから、あたしより長生きしてほしいわねぇ」
半透明で武者装束の男「猫なんてどうでしょう。勝手気ままに遊ぶ様には、とても癒されますよ」
褐色にくすんだ金髪の青年「知らねェ。いらねェ。…………いらないったら!』
黒髪ロングのそこはかとなく胡散臭い女性「………俺、生き物飼ってもちゃんと面倒見られないと思うし可哀想だから………え、どうしても一匹挙げろ?じゃあ、鷹。かっこいいし、強いし」
スク水メガネツインテっ娘「い、生き物を飼うという発想がそもそもなかったであります……海水魚、ならうちでも不自由なく飼ってあげられるでありましょうか?」
金髪でどこか虚ろな目の少女「人間!かっこいい男の人でいっぱい遊ぶの!………あれ、これただのいつも通り?」
ロックな服装のちょっと無理してる感ある子供「僕にはもう、かわいい犬がいるんだけどなぁ。……あ、でも、そうだね。かわいらしい小鳥を飼いたいかな。素敵な籠を用意して、毎日歌声を聞くんだ。楽しそうでしょ?」
どこかで見たことのある顔の少年「ゴジラを飼って、風魔以外の忍者滅殺ビームを覚えさせましょう!」
ツノの生えた、鋭い目つきの少女「鼠。当然頭は悪かろうが、故に嘘もつけなそうであるというのは魅力よな」
Q:この心理テストでは、何がわかるでしょうか?
こたえてくれるとわたしがよろこぶよ>>361
猫 ね こ
黒髪褐色肌の妖しげな青年「ところで山羊なんて如何かな?従順で人懐こい山羊は」新聞広告のグラニを見て将門の求黒もこういうゴリゴリマッチョで知性を感じさせる馬というイメージが出来上がりました。性格はハードボイルドな男前。騎乗させる相手には強いこだわりがあり、簡単には乗せることを許さない。しかし、弱き者への労りや慈悲の心は持つため夏美のように弱き者と見なした者は保護するために乗せることもある。CV:羽佐間道夫。
きっと人に化けれたら吉川晃司になる。>>367
【保有スキル】
陰陽道:A
安倍晴明の母であることから獲得したスキル。
陰陽道とは密教、道教、古神道、易術、巫術、呪術、複数の魔術を複合した魔術基盤から成る魔術系統。
西洋における混沌魔術と酷似した性質を持つが、基盤の強度自体は陰陽道に軍杯が上がる。
主にライダーが使用するのは隠形法と式神の使役、加えて水生木の五行相生である。
隠形は密教由来のものであり、陽炎を司る摩利支天に帰念することでかの蘆屋道満にすら見抜けぬ技量を発揮可能。
式神は狐を母体としたものが多く、ライダーに召喚された彼らは妖狐として妖怪変化、狐火、婚礼雨法など猛威を振るう。更に無数の式神を一つに統合することで護法式・童子丸―――かの稀代の陰陽師・安倍晴明を使役可能。格としてはライダー以上のものを有するがあくまでライダーに使役される式神としての範疇は逸脱しない。
変化:A
『蘆屋道満大内鑑』において安倍保名の妻に化けた際に「どちらが本物か分からない」と言われた変化の技。
賀茂保憲に目をかけられた安倍保名ですら見抜くことが出来ないほどの完璧な人間への変化。ただし、逸話では菊の花の香りに魅了されたり、寝落ちしたりなどで白狐の姿に戻っているため精神が乱されると解けるようだ。
神性:A
神霊適正を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
宇迦之御魂神、稲荷大明神とも呼ばれる神に仕える神使という存在であるバーサーカーは高いランクを有している。>>368
【宝具】
『大内鑑狐別章(おおうちかがみこべつしょう)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:自身 最大:自身
『狐であることがバレた葛の葉は晴明を夫である安倍保名に預け立ち去った』という逸話の再現。
『自身の真名を知っている相手が自身の霊核を傷つけた時』にのみ使用可能となる宝具。
自身の霊核を護法式・童子丸の霊基として上書きする。
崩れかけた霊核と引替えに現界した晴明は本来のサーヴァントとしての彼と比較すると半分以下の出力しか持ちえない。
宝具も持たず、サーヴァントとしてはお粗末だがスキルの陰陽道に関しては大きなバリエーションを得る。
場を自身に有利なものに書き換える奇門遁甲を始めとして、龍脈を介した変形の縮地である禹歩、式神の最高峰とも言える十二天将の使役など術比べにおいて不可能なことは死者を蘇生させることのみと言えるほどの八面六臂ぶりを誇る。
『狐神招来・野干平(こしんしょうらい・やかんぺい)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1人 最大:1人
ライダーが最も信頼する信田の森の妖狐が宝具と昇華したもの。ライダーとしての乗騎。
その正体は彼女が使役する式神の中でも特に信頼を置く一柱で、かつて晴明が窮地に立たされた際に自らの代わりに彼を送るほどである。
穂匣(こがねばこ)、晶玉(しょうぎょく)と呼ばれる稲荷大明神から与えられた器物を形代にしており、ライダーの神使としての力を貸し与えられている。
人の手によって作られた文明の象徴である晶玉(水晶玉)と自然の象徴である穂匣によって陰陽太極を成しており、ライダーの魔力が尽きぬか陰陽太極よりも強度の強い概念―――例えるなら太極と呼ばれる「」より生じたもの、物に内包された死を可視化する眼など、以外からの干渉を除けば不滅と称えられる。
ただしあくまでも乗騎であるため『死ににくい』ということを除けば屋敷ほどの巨躯を誇る妖狐でしかなく、特筆した戦闘能力は持ち合わせていない。ライダー同様彼もまた優れた変化の使い手ではあるがそれが戦闘能力に転化するということは無い。
土壌の豊穣を司る宇迦之御魂神の神使としての力を持ち、多くの妖狐の例に漏れず火を操る力を持つため火生土の五行相生を行使できる。
空中に存在する微粒子を凝り固め足場とすることで宙を疾走可能。>>369
■安倍晴明/Seimei Abeno
【性別】男性
【身長・体重】186cm・72kg
【CV】浪川大輔
【イメージソング】パレード/平沢進
【属性】秩序・善(地)
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具-
ライダーが使役し、第一宝具によって現界可能となるサーヴァント。
母と同じ白い髪と狐耳、狐の尻尾を持つ美形の男性。
立烏帽子を被っているためわかりにくいが基本的に常時耳を生やしたままにしている。本人曰く「それが母上の息子である証明だからな」とのこと。
京の都を守護するべく悪鬼羅刹と丁々発止を繰り広げた大陰陽師……とは世間の評価だが本人は「母上から受け継いだ力あってのものだ。私など所詮七光りにすぎんさ」とのこと。
と、謙遜するもののその実力は間違いなく本物であり、周囲の評価と自己評価とのギャップで常に頭を抱えている難儀な御仁。
また、陰陽道を神の御業と呼び持ち上げるだけならまだしもどうひっくり返っても不可能なことを頼みに来る人々にも辟易していたという。
「いいか。目は見る、鼻は嗅ぐ、耳は聴く、それぞれ人体の器官が持つ能力だ。私の術は人体の『術を成す器官』を動かしているにすぎない……つまり! 貴方の言っているように海の水を割るような大仰な真似は……だから! 最初から不可能だと言っているだろう!」往々にしてこういうやり取りが常だったというかなんとか。
現在は現在で気づいたら母親の式神になっていたというどこまでも振り回され続ける星の下に生まれた人物。
それはそれとして、母と共にすごせる環境は悪くないと思っているらしい。>>370
【解説】
伝説上の妖狐。
葛の葉狐、信太妻、信田妻とも。
稲荷大明神、宇迦之御魂神とも呼ばれる神の第一の神使であり、 安倍晴明の母とされる。
信太の森に住まう歳を経た白狐。
石川悪右衛門に追われていたところを安倍保名に助けられ、その恩返しのため、葛の葉に化けて保名と接触する。
保名と生活を共にするうちに情が移り結ばれる。
その後保名との間に生まれた子が後の安倍晴明である。
後に晴明と保名に正体が露見したため、子供を本物の葛の葉に預けて身を隠すが、陰ながら子供の成長を見守り、子供が苦境に陥ると助力する。
蘆屋道満に「この子の生みの母は長い年月を生きてきた白狐であり、この子はその才を受け継いだのだろう」と言わしめるほど、晴明の天賦の才は葛の葉の影響が大きかった。
道満と最初に出会った際にも姿を隠した葛の葉が晴明に助言をしており、これがきっかけとなり童子丸は晴明という名を得た。
蘆屋道満と安倍晴明の長きに渡る因縁のきっかけとなった人物と言える。>>371
【人物】
白狐の名の如く真白き髪を持つ和装の美女。
普段は隠しているが優秀なマスターと契約すると時折狐の耳と尻尾が見え隠れするようになる。
家事全般に優れ淑やかでたおやか、温和で聡明な大和撫子で、親しい間柄にも敬語様付けを欠かさない丁寧な人物。
―――ただし敵対者にはその態度がそのまま慇懃無礼になる。
基本的に上記の通りの人となりをしているが、術比べに対しては強い自負を持っていたり、時には妖狐らしく振舞ってみたりと遊び心を介する不可思議な人物。
妖と呼ばれてはいるものの基本的には善性の人物で、アライメントが善なのもそれに起因する。
伝承では妖狐とされるがその本質はあくまでも宇迦之御魂神の神使である。
神とは人の信仰により成り立つものであり、食を司る宇迦之御魂神ともなればより人との関わりが重視されると言える。
神使である葛の葉自身も同様で、彼女は人ならざるものでありながら人を尊び人の善性を信じられる性根をしていた。
保名に助けられ、晴明を設けたことで彼女のそれは確信へと変わる。
保名の妻として、そして晴明の母として。
「狐の女房であっても何も恥ずかしいことはない」と言ってくれた夫のため。
「母様ご安心を。刀傷なぞたちどころに直してみせます。どうかご覧あれ」と言ってくれた息子のため。
彼女はきっと、これからも人の善性を尊び信じ続けるだろう。
召喚の際にはアライメントが秩序、中立、善、中庸のいずれかの組み合わせであるマスターにのみ召喚される。
聖杯に賭ける望みは無い。自身を呼んだ善き人間を聖杯戦争から生還させることが彼女の最大の願いである。>>372
趣味:料理
特技:家事全般、子守り、陰陽道
好きなもの:コーヒー、あんみつ、ぜんざい
嫌いなもの:菊の花、寝落ち
天敵:マーリン
「―――葛の葉、信田の森より戦働きに馳せ参じました。主命を頂きたく存じますわ。主様」
「オン・マリシエイ・ソワカ―――」
「得意なこと……はい。家事、子守り、それに術較べならこの葛の葉におまかせあれ!」
「ご息災のようで何よりでございます道満様、その節は息子が大変お世話に―――貴方様は、本当に蘆屋道満様ですか?」キャスター・リンボに対して
「そうですか、貴方様が……玉藻前様。いえ、もう一つの名でお呼びした方がよろしいのでしょうか?」玉藻前に対して
「……ふむ。ふむふむ。私(わたくし)以外にも狐の英霊というものはいるのですね。これはまた、合縁奇縁というものでしょうか」ごんぎつね、怪傑ゾロ、テウメッサに対して
「……あの方は、狐ではない? 人の世と言うものはいつの時代も不可思議なようで」魯智深に対して
「―――いえ、特には。詮無きことでございましょうから。これでも驚いてはいるのですよ。ええ」形部狸に対して
「あ、主様……そ、その……マーリン様のあの花はどうにかならないのでしょうか……ど、どうにも……過去を思い出してしまい……きゅう」マーリンに対して
「泰山府君冥道諸神等に謹んで申さく」
「主様、私お暇頂きとうございます」
「恋しくば、尋ね来て見よ、和泉なる。信太の森の、うらみ葛の葉―――『大内鑑狐別章(おおうちかがみこべつしょう)』
後は如何様にも。晴明」>>373
趣味:読書
特技:陰陽道
好きなもの:母、父、陰陽道
嫌いなもの:人の話を聞かない相手
天敵:玉藻前、母
「―――私は晴明。安倍晴明と言えば伝わるかな?」
「臨む兵、闘う者、皆陣列べて前を行く!」
「天敵ぃ? 人の話を聞かぬ相手! 人を己の都合で振り回す相手! つまり母上とあの女狐だ!!!!」
「貴方がかの仙士姜子牙か。私は安倍晴明。道教の術は私にも興味深く……ああ、貴方もそうか。良ければ食事でもどうか? 酒の一つでも奢らせてもらおう」太公望に対して
「蘆屋道満? 貴方様………………いや、貴様が?」キャスター・リンボに対して
「ぬう!!!! 女狐!!!! 何故貴様がここに! マスター! 塩だ! 塩をくれ!」玉藻前に対して
「物理で殴るだけが戦いじゃない……なるほど。至言だな」諸葛亮孔明に対して
「あれが孔明殿の弟子か……師が優秀であれば子も英霊となるほど優秀ということか……なに? 現代人だと?」グレイに対して
「級長戸祝詞、布留部真言、大祓詞、あれほどの古神道の使い手があのような子供とは……なに? 彼女も現代人だと……?」宇津見エリセに対して
「眉目秀麗、なのはいいことだな……ああ、眉目秀麗……眉目秀麗だな……腕は立つんだがな……」有原兼平に対して>>377
一見ギャグ回答だけど、真面目に深く考えると「自分の望みはそれぐらいの不条理でもなければ達成不可能だと思うけど、それでも味方でいてほしい」ってことだよ
多分火力的にはキングギドラでもいいよ直し途中のフォーリナーの第二宝具>>340、改造点や追加点等あればご意見いただけると幸いですと言いつつまた夜に来ます~
カナディア・ウル・クロウリーの生態
・アホ毛とインテークが特徴の金髪碧眼の少女の姿をしている。でも実年齢はうん十歳のロリババアだよ!
・キャラデザ的な話で言えば目が特徴的で輪廻眼のようなグル目でコイツやべぇ感を出してるぞ。でも魔眼とかじゃなく単にガンギマリな表現としてのものだぞ。
・アレイスター・クロウリーが晩年自分の意志を継ぐ者として一般人の少女に人格矯正と魔術回路の移植を施術するという試みの失敗作が捨て置かれたもの。この時の施術が原因で人格面がぐちゃぐちゃにねじ曲がってしまった。
・とはいえそれから人の苦しむ様を見たいという本能に従って悪さをし続けてきたから情状酌量の余地は無いぞ!
・アレイスターの施術の影響で歪な起源覚醒をして『魔力を流したものに自身の起源を反映する』という能力を持つよ。これを利用して罠を仕掛けたりして自分に有利な場を作るトラッパータイプだ。
・直接触れて魔力を流した相手を呪術廻戦の無為転変みたいにグニィする事も出来るけど身体能力は普通の少女に毛が生えた程度だから余程の事がないと近付くなんて無理無理カタツムリだぞ。
・体液には魔力が宿ってるからカナディアの唾液や血液には要注意!近接攻撃で倒そうとすると返り血で最悪相打ちに持ち込まれるぞ。耐久度は普通の人間クラスだから割と普通に殺.せば死ぬ。
・魔力を流したものに作用する関係上サーヴァントに対して特攻を持っていて特に召喚する際の召喚陣に手を加えた時はサーヴァントである限り抵抗が不可能というレベルだ。
・その性質から職場(聖杯大会運営)ではサーヴァントに夏属性等の特殊な属性を付与して行われる特別ルールが開催される度に駆り出されていて特に夏とクリスマスは多忙なんだとか。↓は術式構築しながら触媒集めの為に短期間で東へ西へ飛び回った結果時差ボケと寝不足でおかしくなった図>>384
・中性的な喋り方するけど一人称は私だし相手によっては見た目年齢相応の子供ロールしたりするぞ。でもそれは場合によっては純粋に慕ってるからということもある。ややこしいね。
・好きなものは人が破滅するところ。人が死ぬ瞬間や計画が上手くいかなくて頭を抱えてる人を見てニヤニヤ笑ってるやな奴だ。ただ自分が直接手を下すんじゃなく小さなズレがバタフライエフェクト的に連鎖して返ってくる自業自得が好みだから積極的に殺しには来ないぞ。
・善良な市民が苦しむ様もいける口だけど主人公に勧善懲悪される黒幕を見るために善側に力を貸す事もあるよ。黒幕側の人間なのに黒幕殺しにもなるタニシのようなキャラだ!
・でもいい人って訳でもないからそこを間違えると痛い目を見るぞ。
・ちなみに自分が痛い目を見る展開もそれはそれで楽しむ雑食性だ。
・いざ自分が計画的に悪巧みすると大抵途中でやる気が霧散して「やーめた」するので実は割と無害。ただし大罪戦争のようにザックスや上に企画として持ち込んだ場合はやり切る責任が発生するので最後までやり切る。
・実は内面がぐちゃぐちゃ過ぎて自分でも本当は何がしたいのか分かっていないぞ。ユージーンチェック(心の形チェック)で言えば『本の背を切り飛ばして頁を滅茶苦茶に組み替えて余計な物も挟んでホチキス止めした紙束』要するに芯の通ってない中途半端な奴って意味だよ。
・弱点は実は処女な事。性感に働き掛ける術なんかに対する抵抗力が低いぞ。と言うより私の作るヤベーイ女性キャラは性的あれこれが弱点になるよう設計してる節があるぞ。
・総評すると何をやっても「まあカナディアだし」で通用する傍迷惑極まりないトラブルメーカーだ。聖杯大会運営の役員としては真面目だからそれ以外の場所で会ったら警戒しようね。殺したら運営に恨まれるし死霊魔術師絶対殺.すガールが野放しになるから気を付けよう。
↓は自分で聖杯戦争に参加した際にアレイスター・クロウリーが出てきた時の顔>>387
https://picrew.me/image_maker/139219
こちらの『ももこ式もこもこメーカー』でございます。私に絵は描けませぬ。
どちらに転ぶ可能性もありますが一番高い可能性が菫ちゃんに引き合わされる事ですね。>>361
あ、せや
私多分言葉を略しすぎて伝わらないタイプだと思うから回答編の通訳版も置いておくね
・背の高い中性的な女性:アウトドア趣味に付き合ってほしい。女らしくない趣味を気にしない人がいい。
・どこか歪な美しさを持つ少年…?:懐いて一緒にいてほしい / 綺麗で珍しければなんでも!
・蝶の髪飾りをつけた娘:自分より長生きしてほしい。
・半透明で武者装束の男:ちょっと制御に苦労するような可愛いじゃじゃ馬を眺めると癒される。
・褐色にくすんだ金髪の青年:好きという感情を理解・思考する事自体拒否している
・黒髪ロングのそこはかとなく胡散臭い女性:傷つけると思うから近寄らないでほしい。ただし、自身を怪物だと思っている相手からの質問であれば回答が「蟋蟀(闘蟋的な意味で)」になる(強くてかっこよくて綺麗というのは共通しつつ、上から見るか下から見るかの差異)ので多分真に求めている条件は「どっちの回答も自分として許容してくれる人」。
・スク水メガネツインテっ娘:大事な相手には不自由を感じないでいてもらいたい。
・金髪でどこか虚ろな目の少女:とにかく人間と触れ合いたいけど、細かいビジョンは自分でもわからない。
・ロックな服装のちょっと無理してる感ある子供:現状に割と満足している。監禁願望がある。
・どこかで見たことのある顔の少年:自分の味方でいてほしい。この世の理を覆したい。
・ツノの生えた、鋭い目つきの少女:愚直なほど正直であれ。とにかく裏切らないで。何となくキャラ掘りを兼ねて蘇芳ちゃんのssを書いてるけど、ボカしてるとはいえ普通に泥要素があって書けば書くほど蘇芳ちゃんの歪みとどうしようもなさが出てくる……
これお出ししたら、ますます「蘇芳ちゃん救いたい!と思われるのでは?」と書いてる本人も感じている今日この頃
>>275
「……私はなにも父母や兄に変わって欲しかったんじゃない。私はそんなことをさせてしまう弱い自分が嫌いだった。変えたかったのは"周囲の環境"じゃなくて、期待に、想いに応えられない"弱い自分"。そして私が中途半端だったから、弱かったから、父母も兄も失った。」
「……なら、もう生きていたって仕方がないわ。父母も兄もいない世界で生きてる価値なんて私にはないもの。」
「私の身体が欲しいのなら、好きにすればいいわ。それであなた達が幸せになれるのなら、私はあなた達が私に何をしようとも恨んだり憎んだりしないわ。……もう何も残ってない私が誰かを幸せに出来るなら、それで死んだ方が父母や兄への償いになるもの。」
そして発動する蘇芳ちゃんの自己犠牲精神なのでした。
……まあ、うん。そらこうなるよね、としか(というか泥要素混ざってるならwikiの方に載せればいいだけなのでは?)
>>399
人間っぽい見た目に化け物な精神が入ってるのだとユージーンは実はそこまで忌避感感じなかったりするのよ。寧ろ隠してる事にずっとモヤるよりはカミングアウトしてくれる方が助かったりする。
人間にはあまりいないけどサーヴァントには『別々の本を半分ずつに割いてニコイチした本』や『タブレット』や『普通の本の隣に半透明な本が添えられている』とか居ますぅ。
>>401
しかも仕事中はスーツ着たりもする(見た目は)少女ですよ。イェイ!
理仁くんは残念ながら割と普通めですが大我くんは『本の中に見るからにやべぇ小冊子が輪ゴムで留められている』でロゼ&プルフラスは『まともそうな本の隣に何か硬そうな本っぽい物が置いてある』です。
>>403
そういえばうちの子魔術師達が蘇芳ちゃんの境遇を聞いた時の反応も「両親の対応はまあ納得(個人差有り)だけど兄の対応はショウジキナイワー」なんですよね。ほんと慎二はまだ血は繋がってないけどこっちは実の妹ですからねぇ…。
あ、ちなみにユージーンは両親の対応とそれに対してなんとか応えたい蘇芳ちゃんに魔術師として素晴らしいと太鼓判。うちで一番魔術師的な価値観してるのは多分こいつ。ユージーン……ふむ……ローザとかメアリーとか……
あと頭おかしい/やばい人間筆頭なら野紀とか?あの人は出来上がった人の良さ、つまり圧倒的光属性と人外のような効率的非人道さや悪辣さと世の無常感を達観した何かじゃしむんむんむん…キャラが多すぎて見直すのも大変になってきたぞぅ。これは一人一キャラ出来るだけ精神がヤベぇやつと条件を付けた方が良さそうかな?
>>406
この中だとIF黒野君とジルさんはちょっと書いてあることが特徴的な普通の本です。ただユウキちゃんは『一部固く閉ざされた袋とじがある本』です。ユージーンからすれば袋とじ開けたくて仕方ないタイプです。
>>407
ローザは『滅茶苦茶手入れの整った本』でメアリーは『普通の本だと思って中を見たら「見なきゃ良かった…」となる本』です。
野紀さんは『普通の本に見えるけど「これは偽りの形だ」と分かる、けどどう見ても普通の本。何で?と思ってじっと見てると段々これ以上見ちゃいけない気がしてくる』です。
>>408
でもそれで隠すとそれはそれで「何で隠すんだよ、隠されてるって分かると余計モヤモヤするんだよ」となるの。でもでも「実は精神は化け物でそれをカミングアウトした相手が発狂した事あるからお前のためにも隠してんの!」と説明されたら引き下がるの。人間って難しいね…。
やっぱり英霊になるような人達って変わってるんやなって(違)
>>409
おっと、これはとんだ勘違いを。でもどの道ひでぇ兄貴ですわね。
>>410
この中でユージーン的に一番特徴的(読みたくない)のはアーダルベルトさんですね。蝶魔術が書いてある本とか読みたくない的な。>>413
この中だとアンジェラさんですねぇ。『表紙の名前の欄が塗り潰されて隣に『アンジェラ・バートン』と書かれている本』です。ちなみに奴隷ちゃんの方も塗り潰されてます。蘇芳ちゃんのss、これはもうここに貼るのはダメかも分からんね()
……wikiに出す時は泥要素があるってタイトルに付けたらいいかな?(最近の泥の扱いをよく分かってないマン)>>427
それがいい……のかな?
いや真面目に蘇芳ちゃんの話を書いてるんだけど、蘇芳ちゃんと蘇芳ちゃんの父母の話より蘇芳ちゃんと蘇芳ちゃんの兄との話の方が比率高めで、なおかつ泥案件が全部その兄との話なんだよね()
そして書けば書くほどこの兄妹の業が深まっていく……そういえばロバートさんの悪役レビューは大分独自切り口だけど(クッチーを求道者って言ったり) 、ポルカはどう見えているんだろうか。
(というか蘇芳ちゃんのssを泥行きにさせるなら、ボカしてたところも泥用に書き直せばいいのではないだろうか?)
……いややっぱ無しだな、直接書くのは何か蘇芳ちゃんのキャラ的に違うわ(解釈違いの音)>>437
甚助は縁壱モデルなこともあって、柔心は彼向けに甚助の武術を調整して伝授された感じになりますね。スキル応無剣がそのイメージが反映されてます。>>438
日本最古の柔術の人ですね。小太刀もあるし、自分ならばセイバーにして書文先生みたいに武器なくても強い三騎士にするでしょうね。竹内さんの弟である片山久安が居合の達人で林崎甚助の弟子とも言われている剣士なんですよね。
雷電爲右エ門をキャスターっていいかもしれませんね。そうか、神事が由来なところを引っかけてそう解釈できますね。ありがとうございます。>>424
なんて分かりやすい例え…。グラップラートーナメントで頭吹っ飛ばす(相手は死ぬ)のだとかせめてサイコガンをサイコガンとして使うのではなく殴るだけに留めるとかそういう考えが出来ない的な。
ほう、つまりいつか島術さんの書くカナディアが見られるかもですね。
>>425
まあ本の内容自体は普通なんですよ。読んでいてふと「あれ?これ紙じゃなくね?」ってなるくらいで。
>>428 >>430
聖杯大会の運営をしてると定期的に聖杯戦争で痛い目を見る人たちを眺められるのでそれもありますね。あと同じ相手にも善行と悪行どっちをするかがランダムで決まる感じ。
ソフィちゃんは『本に植物が根を張っている』です。そのせいで本の表紙等が締め付けられて歪んでる感じでユージーンからの印象は「何か魔術的な改造を施されたんだろうな」です。
>>432
診察編が終わったらまとめて登録しようとしてたら一ページにするには長すぎる程溜まってたの巻(登録してきました)
>>434
というより生まれに人間以外が混じってたり魔術的なあれこれで精神や肉体を弄ってたりすると本の見た目に影響が出てくる事が多くて思想が変わってるとかだと表紙や書いてある内容が違う程度な事が多いです。
>>435
ルーズリーフ自体はたまにいるんですが中の頁が色んな色が混在してるのが特徴ですねぇ。>>441
「サイコガンはガンだから撃つためにあるに決まってるだろ」みたいなね
両方可能であっても「周りの人間を観察して、常に求められている以上の動きはしない接待舐めプの徹底で歓迎される」よりは「やれることを見せて得体の知れない化け物として忌み嫌われる」の方が嫌は嫌でもまだマシって判断する奴だからネ
……なんかこないだ漫画で見たぞこういう悩み倫理観の欠片もねえ魔術師ができたぜやっふー!
蘇芳ちゃんのssが分かりやすくなるようにタイトル微変更
それにしてもこの娘闇が深すぎる……酷いことする奴もいたもんだなあ(すっとぼけ)東鬨市在住某シスター「いっぱい悪だくみするのも倫理観が死ん.でるのもサイコなのも全部私なのに、私は私じゃないフリするの?
私が私のままできること、人に対して出来ることあるんじゃないかな?
私のままの私が居られる場所ってこの世にないの?
私のこと好きになってくれる人はいないの?
こんなのおかしいよ。おかしい!」
詩譚・ライダー「ないと思うぞ」>>443
それは残念。私が書いた分のファイルはありますが、リドリーさんの分を本選スレからピックアップすれば大丈夫でしょうか?
そういえば聖徳太子(厩戸皇子)を荒木飛呂彦先生が描いたことがあるんですよね。これは強い!>>458
ありがとうございます!
モチーフとしては命を刈り取る腕(かいな)、らしいですね。
コレで伏神令呪集結イラストが出来るぞー!
Fate/×××の×、何にしようかなぁ…。>>449補遺
ギリシア?在住H氏のコメント:「わr、僕が普段あんまり見せない第三進化系を見せてあげた時……ほら、神って威厳が必要だけど、僕が僕に与えられた役割に相応しい方面で威厳あるアバター作ろうとすると真っ当な人型にならないんだよね。伊邪那美とかヘルの逸話見てればわかるでしょ?……も『ダ●ソのボスみたい』って言いながら手をダバダバしてたね。普通ならSANチェック入るところなんだけどなぁ」
>>452
他人を分析するのは好きだけど、自発的な表現とかはどちらかというと感覚派だからね、そりゃ女児みたいにもなりよね
>>450
3時のおやつ感覚で見ると「ビスケット食べようと思ったらラードだった」みたいな事態になりますぞぅ!ジェネリック○○を除くとうちのマスターはだいたいコミュ障か獲物を振り回してニコニコする人格破綻者しかいねえのではないのでせうかと思う今日この頃
>>445
お手数おかけしますがよろしくお願いしますそういえば、以下のリスト以外でこのスレにもよく出てくる神話・伝承の世界観として思いつくものがあったら教えてください(重要条項:クトゥルフは含みません)
・仏教
・アブラハム系宗教
・日本神話(神道)
・ギリシャ神話
・インド神話(ヒンドゥー教)
・メソポタミア神話
・アステカ神話
・北欧神話
・エジプト神話
・ゾロアスター教
・中国神話
・ケルト神話>>433
自己完結して悪い意味で変化出来ない破綻者といった所でしょうか。
そして、喰らったり貶めたりする以外で他者に変化を与えられないタイプなので、同類の黒江みたいな奴相手でもない限り孤立するしかない。
その状況下でも喰らうのを止められないのなら、狩られる側になる未来は避けられない。
どれだけの力を得ようと、どれだけその場で勝ち逃げしようと、打倒されて因果応報の末路を迎えるというゴールが変えられないタイプかと。
ちなみに、朽崎君の表面だけを抽出して、外面だけを見た他者からの印象を混ぜれば似たようなものが出来ます。
>>441
よく見ると本自体の傷は少なかったり(実験の影響が小さい)して。
しかし、そんな事まで解るのは中々エグいですね。
>>445
了解です。>>474
どうでもいい豆知識:セレニケさんは当初「不健康な銀髪ゴスロリ?美少女」っぽいデザインだったのが最終的にはあのような知的メガネのお姉さんに変わったらしい(出典:アポマテのキャラデザまとめより)
毒牙にまだかけてませーん!失礼な!
どうも自分は、突然突き落とされて腐っていったキャラが好きらしい>>475
そうだわ!テイネポㇰナモシㇼ!テイネポㇰナモシㇼがあったじゃないの!あとニライカナイ!やった!
……やべぇな、解説動画風お勉強ssがだんだんカバー範囲広がりすぎてこのままじゃ紹介RTAになるぞ・仏教:天国・地獄(閻魔大王)
・アブラハム系宗教:天国(四文字神)・地獄(ルシファー)
・日本神話(神道):根の国(伊邪那美)
・南部民間信仰:ニライカナイ(東方大主?)
・アイヌ神話:ポㇰナモシㇼ、特に地獄としてテイネポㇰナモシㇼ(ネームド神格なし?)
・ギリシャ神話:冥府(ハデス様)
・インド神話(ヒンドゥー教);冥府(ヤマ)
・メソポタミア神話:冥府(エレシュキガル)
・アステカ神話:ミクトラン(ミクトランテクートリ)
・マヤ神話:シバルバー(フン・カメー/ヴクブ・カメー)
・北欧神話:ニフルヘル/ヴァルハラ(ヘル/オーディン)
・エジプト神話:冥府(オシリス)
・ゾロアスター教:天国・地獄・ハミスタガーン(おそらくアブラハム系宗教と類似し、天国を善・地獄を悪が司る)
・スラヴ神話:黄泉(一説によればヴォロス)
・中国神話:黄泉(泰山府君など、至仏教世界観↑)
・ケルト神話:マグメル、アヴァロン等楽園。諸説あり
……わたしにはこれがげんかいなのでこのにんしきでいこうとおもう
ちょっとかいてくる>>484
見ますよ>>484
よくてよ!>>483
冥府系を御所望なら、ヒッタイト神話のレルワニ、アフリカの部族のンザンビがいますね。ヴァーリオン・シンジュー/Verlion Sinjoue
年齢:35歳
性別:女性
身長:167cm 体重:50kg
スリーサイズ:B80/W57/H86(Bカップ)
特技:編み物
趣味:名前辞典の閲覧
好きな物:子供
苦手な物:無益な人
魔術回路:質:C/量:A/編成:正常
【解説】
フィンランドに根城を構える生物学・薬学・人体工学らといった医療関係に重きを置く魔術の御家、シンジュー家の当主。人里から離れた自然地域の中で暮しており、人との関わり合いが希薄なきらいがある。もっとも、ヴァーリオンが当主になってからというものの、各地の魔術師との交流が盛んになってきている。
表向きは医師の家系としてフィンランドで活躍しており、魔術師としても医師としても優秀な方を跡取りとしている。>>488
【人物】
赤紫色の髪、雪のように白い肌と、どこか憂いを含んだ特異な色気を持つ女性。
物静かで、貞淑な佇まい。声帯から出される声もまるで子守唄を歌うかのような心地良さが含まれている。しかし、その静謐さに反して人と関わる事を好んでおり、社交性が皆無だったシンジュー家に数多の交友関係を築き上げた。
性格は慎ましく穏和で、口数が少ないものの聞き上手で話題を引き出すのが上手い。なので、アンニュイな雰囲気がありながらも周囲に根暗だとは思われないある種のオーラがある。
夫は既に他界しており未亡人。子供の出産経験がある経産婦だが、こちらも生まれて間も無く息を引き取っているので家族と呼べるものは誰一人としていない。加えて、自身もその後の病気で子宮を摘出する災難に遭う。その事情を知っている知人たちは「外との交流を求めたのも寂しさを埋める為」と述べている。
魔術への研鑽は夫の死後も絶えず続けており、当人は一人になった分身軽になったと表明している。同時に医学の進歩の為の研究も行なっているなど、努力家で研究家。
まさに寡黙な仕事人然とした風格を纏う女性なのだが、一方で子供好きという一面を持ち、子供たちに対して母性溢れる姿勢で接している。
これらから、一般常識より魔術を優先する魔術師とは異なる、魔術師らしくない魔術師と見られている。
【能力】
地と水の属性であり、特性を「切断・再結合」有する。更に生物・植物の細胞を使った薬学にも多少の知識があるので、独自で作成した霊薬を用いて「増殖」の特性も編み出している。
尚、ヴァーリオンが研鑽する魔術には攻撃的なものがなく、基本的に戦闘はできないので領地に篭って研究するだけの所謂「賢者」タイプの魔術家に該当する。>>490
【裏の顔】
優秀な魔術師を婿養子としてシンジュー家に迎え入れ、優秀な子を成そうとしたが、そのプランは見事に失敗に終わった。
生まれて来た子は先天的に虚弱であり、尚且つ魔術回路すらも不出来なもの────「失敗作」の烙印を押されるのには十分な程の出来損ないだった。
直ぐにこの世を去ったを子供の亡骸を背に、ヴァーリオンは今までの苦労はなんだったのだろうと考える。
お腹を痛め、悪阻に苛まれながらも我慢し、長い月日を通して産んだ子供は無価値だったのだのだから。
夫が死別し、独り身となったところでヴァーリオンは一つの決断に迫った。
自らの子宮を摘出し、魔術で加工された培養液にて保管。そして「増殖」の特性を持った霊薬を用いて子宮の数を増やしていった。さながら人工子宮のようで、けれども大元はヴァーリオンの遺伝子から作られた子宮。これを完成させた後に、各地の優秀な魔術師から莫大な資金と引き換えに精子を摂取し、これを子宮に投入、効率的・機能的な方法での優秀な子供たちの培養に成功するに至った。
これよって産み落とされる子供たちはヴァーリオンによって人目のつかない部屋という名の牢獄で育てられるか、優秀な養子を欲している魔術家に贈られるかのどちからになっている。
起源は「妄執」。優秀な子供を作る事のみ執念を燃やす、行き場のない歪な様々な感情を滾らせる魔術師。そこに倫理観や、魔術師であろうとも嫌悪感を示す異常性に目を向ける事はない。ヴァーリオンもまた、一般常識から外れた『魔術師』なのだから。
そして今も尚、優秀な子供を作り続ける己に酔いしれる。>>441
なるほど
つまり本の中身=その人物の内面、本の外見=その人物が抱える異能・異質性といった感じですか
>>461
SSの方拝見いたしました、うーん予想通りに禍々しい家庭環境…
こんな家庭にちょっかい出して、更なる絶望に落とし込もうとしてた人でなしがいるらしいですよ?(自己紹介)
しかしこんな家庭環境で聖杯戦争or大会に参加したらどうなる事やら
また第一回の時みたいにアリエスったりするんですかね…?
>>482
GMですか…
どっちかっていうと黒江はちょっかい出しに行くタイプなので、自発的に戦争とか開催はあんまり引き起こしたがらない感じですね
まあうちのキャラの大半がそんなノリだったりするのですが(善きも悪しきも受動的…)>>483
ウリガット神話だとバアル神の敵対者であるモート神の肉体そのものが冥界とされていますね
ポリネシアの神話だと『自分の夫が実の父親である』と気づいて恥辱の余り、地下世界(冥界)ポに逃げ込んで人を死(ポ)に誘うようになった女神ヒネ・ヌイ・テ・ポとか中々におもしろい>>492
何か洋物ホラゲーに出てきそうな感じがするご婦人ですね…
見ようによっては母性と狂気と教育心が絶妙に入り混じった結果の怪物にも思えます
ブラックマーケットではそこそこ名の知れた存在になってそう
>>498
・そこそこ街の規模は大きい(県庁所在地レベルではないが、規模としてはそれに次ぐか三番目くらい)
・街の中心もしくはその付近に繁華街があり、治安はともかく地域の風評は少なからず悪い(そして黒江がしばしば『物色』に訪れる)
・一方で中心から離れた場所に住宅地が揃っており、中には結構立派な家屋もある(黒江が住んでるのもこの辺)
・教育機関は平均的。学力レベルはそこそこで、国公立から私立まで一通り(最低限ともいう)の高校・大学がある(ちなみに黒江は県立高校所属)
・国籍は日本。地域としては関東or中部~近畿辺り?
大体こんな感じですね私もク.ズ系マスター投げていいかしら
監獄長のキャラとは別ベクトルだけど>>512
【人物】
岐朽葉の父親。元七代目御役目。現在出奔中。稀に岐家の銀行口座に一般的なサラリーマンの3年分の年収ほどの金額を振り込んでくる以外は所在不明。
朽葉に朽葉(枯葉、朽ちた葉)という名前を名付けた張本人。イニシャルK.Kとかウケるよなと笑ってはいたものの、その実「名前で落ちてしまえば後は上がるだけ」という彼なりの願いが込められている。定期的に大金を振り込んでくるあたり一応彼女のことは覚えているらしい。
裏社会で「暴君」「魔人」と呼ばれる殺し屋。朽葉が育つまでは人ならざるものを相手に渡り合ってきたため彼にとって一般人などマネキンと大差ない存在である。
自他ともに認めるダメ人間で、金と自分の命が関わる時を除いて他人と深い人間関係を構築しようとしない。
本人も強く自覚しており「人間に生まれたことが間違いだったんだな俺ぁ」とやや諦観気味。
現在はパチンコや競馬にうつつを抜かしつつ飲み屋で知り合った女性の家を転々とするどうしようもない日々を送る。
「シロを継承することは死期を早めること」と知っておりながら朽葉に継承させており、本人が望んだこととはいえ「いつ内側から焼き尽くされるかわからない」という現在の彼女の状態を作った張本人である。
微塵も後悔していないと言えば嘘になるが、そういう生き方しか出来ない部分も込みで「俺はこういう人間」と割り切っている。
日々を浪費するように生きているが、生の本能が刺激されるためか強者との殺し合いは嫌いではない……とはいえ、現状「(魔術師や異能者などを除く)裏社会の住人」で彼をどうにか出来るものは存在しないためくすぶり続けている。>>513
【経歴】
生まれ持って呪的耐性が高く、岐の忌み子として育てられてきた。心が成長することなく肉体だけ大人となり、跡継ぎを産むことなくシロを抱えたまま最期を迎える決意を固めていた。
ただし、後に妻となる女性と出会うことで考えが変わり彼女との間に朽葉を設ける。
しかしその後妻が死亡し、彼女に一通りの生きる術を教えたあとに出奔、現在に至る。
自他ともに認めるほどに人間力というものが低く、誰かと生きることに不向きだと言ってはばからない―――ただし、かつて妻だった女性を除いて。
彼女はおそらく彼にとって彼を人の形として留まらせることが出来る器のような存在だったのだろう。
彼女と、一応は娘を除くと人を人として認識出来ないでいる(これは人から生まれた魔と相対し続ける御役目にはよくあること)がその危うさが人を惹きつけているらしい。
【能力】
朽葉に代替わりするまでは一人で怪異を祓ってきたため極めて高い戦闘能力を持つ。
遠距離〜中距離を得意とする真逆でとことん近接に特化している。
術式として得意なものも肉体強化が主で、元来の格闘センスもありシロが不在の現在でも卓越した修祓能力を持つ。 八人いる歴代御役目の中でも徒手空拳で修祓を成すのはこの男のみである。
また、徒手空拳のみならず武器術にも優れており、市販の木刀ですら彼の手にかかれば文字通り必殺の凶器となる。
ちなみに意外や意外最も得意なものは剣や槍ではなく弓である。
普段使っておらず滅多に使うこともない。曰く「頼りすぎると勘が腐る」とかなんとか。>>514
【術式】
「天は高く彼方より国を覆えり、渡る日には影に競う」
■天影法/Tenei Hou
足元の影に構築した『結界』と呼ばれる特殊空間を操る術。内部に仕舞った概念武装を取り出すことが出来る。いわゆる一つの武器庫である。
「久方の 天より降す 玉鉾の 道ある国は 今の我が国」
■身体強化
文字通り肉体を強化する術。自らの属性に依存している朽葉のものとは違い出力に劣るがその分汎用性に勝る。
「千早振る神の子供が引く弓は何射ることも外ることなし」
■蟇目法/Hikime Hou
決着術式。概念礼装「伊久弓矢」に魔力を込め無形の矢として解き放つ。朽葉のそれが線の一撃ならこちらは点の一撃と言ったところか。
【セリフ】
「もう終わりか。つまらん幕引きだったな」
「おい狸爺、誰の娘に手を出してやがる」
「あ? 給食費? 100万で足りるか? なに? 多すぎる? じゃあいくらなんだよ具体的に言えや具体的に」
「へいへいわかった外で吸うよ外で……ったく。タバコの煙も火の煙も大差ないだろうに」
「もういい。これ以上喋るな。とっとと死.ね」
「今日の夕飯は餃子らしくてなあ。約束しちまったんだよ。早く帰ってきて手伝うってよ。お前餃子作ったことある? あれ1人で作るの大変なんだぜ? そういうわけだ……悪いな。終わらせるぜ。娘が帰りを待ってるもんでね」
「あー? 連絡ー? ああ悪い悪い。携帯置いてってたわ。まあいいじゃねえか。3000円で2万の勝ちだ。これ今月の食費な。持っとけ持っとけ」どうしよう……書き上がっちゃった…
でもみんな寝てるよな…●「こんにちは、始まりました世界神話講座、本日のテーマは『死後の世界ってどんな所?君も今日から終活のススメ』!講師のハー………禮丁川メイです」
♡「『はー』?」
●「……気にしなくていいよ。さて、君も自己紹介しようか」
♡「はい!生徒の西行千鶴です!シャルちゃんって呼んでください!」
●「よくできました。じゃあまず最初に質問だけど、君は死後の世界ってどんなものだと思う?」
♡「パパが教えてくれました!……えーと、川をわたってー、エンマ様って怖い人がいい人とわるい人を分けて、嘘つきの舌をひっこぬくのです!」
●「ああ、仏教だね。閻魔大王は、仏教世界観における死後の世界の最高裁判官にして、冥界の王でもある。源流はインドのヤマ神で、そこからさらに遡るとペルシアやら北欧に辿り着くとか………」
♡「ほえー……(魂が抜けかけている)」
●「…と、そこの辺りを掘り下げると難しい文化人類学とかの話になっちゃいそうだし、やめとこっか」
♡「はい!」>>522
●「まず、いろんな有名な死後の世界にはどんなものがあるか学んでいこうか」
♡「はい!がんばるのです!」
●「じゃあ、最初はさっき君が言ってくれた仏教の天国と地獄から。
この世界観においては、天国や地獄は六つある世界の一つで……つまり人間道を除けば他は全て現世の人間から見て死後の世界ってことになるかな。人間は、この六つの世界を苦しみながらぐるぐる巡っている状態なんだ。だから、仏教徒の最終目的は、仏様になって苦しみを捨てる事。極楽浄土っていうループから抜けた世界に至って、もう戻ってこないことなんだね」
♡「むー……この世界だって、たくさん楽しい事があるですよ?」
●「『楽しい』があるってことは、それだけそれを無くす事や手に入れられない事による『悲しい』があるってことさ」
♡「(宇宙猫)」>>523
●「……これについて語ると今度は世界哲学講座になっちゃうから、次に行こうね。
日本の死後の世界の話といえば他にもあるんだ。イザナミについては知っているかな?」
♡「兄様がやってるソシャゲにいたのです」
●「……そりゃいるよね。このイザナミという女神は、イザナギという名の兄神と契った後に……」
♡「ちぎった?」
●「…………結婚して子供が生まれたって事だよ。」
♡「へぇ!じゃあ、コウノトリさんはずっとずっと昔からいたのですね!
……あれ?でも、パパがサンシントーイナイの家族は結婚しちゃダメだって言ってたのですよ?兄妹はサンシントーではないのです?インモラルなのです?」
●「グエッ………………ほら、神話ってすごい昔だから!場合によっては、辺り一面見渡しても三親等より遠い親戚がいなかったりするんだ!しょうがないんだよ!」
♡「先生、汗いっぱい……暑いのです?」
●「大丈夫!話を続けようね。イザナミは、子供が産まれた後に死に、黄泉の国から帰れなくなってしまったんだ。そこで、黄泉津大神って呼ばれるようなえらーい神様になったんだよ」
♡「だんなさまといっしょにはいられないのです?」
●「死んじゃったからね。生きている相手とは一緒にいられないんだ。黄泉の関は越えられない。
ほら。結婚式で誓う『死が二人を分かつまで』ってあれも、死が二人を分かった後までは寄り添うことを保証してないし」
♡「オトナはせちがらいのですね……」
●「世知辛いんだよ………」>>524
●「お次は、現代でも有力な宗教の死後の世界の話をしようね。シャルちゃんはヨーロッパが好きなんだったかな?」
♡「はい!お城がステキで、教会がキレイです!」
●「そう、その教会!ヨーロッパの場合はカトリックが多いことだし、そこにいっぱいきれいな絵があるだろう?それが表しているのがキリスト教だ。君もクリスマスやハロウィンは知っているよね。それも、キリスト教のお祭りなんだよ」
♡「あ、たしかに!」
●「そんなキリスト教でも、天国と地獄がある。煉獄っていう、悪い人間じゃないけど素晴らしい人間でもない人が行くところも。……神曲の話とかするともう少し細かく増えるんだけど、今回はさわりだけ大雑把に話すよ。
特に地獄と呼ばれる場所にも黄泉(ハデス)と地獄(ゲヘナ)があって……」
♡「あれ?ハデスってギリシャの神様なのです」
●「おお!よく知ってるね!偉いぞ!」
♡「兄様がやってるソシャゲにいたのです」
●「…………………………………うん。まぁ、それは聖書がギリシャ語で書かれていた事が原因だね。これについての解説は後に回そう。
どうして二つ名前があるかっていうと、キリスト教や……同じ源流を持つユダヤ教、イスラム教の世界では、最後の審判ってものが存在するからなんだ」
♡「サイコーサイって事なのです?」
●「……ちょっと違うかな。
死んだ後、敬虔な信徒…ああ、ちゃんと神様のことを信じてたいい人ってことだよ、は天国に。逆に、そうでなかった悪い人間は地獄で永遠の苦しみを。それを神様が一気に決めるのが最後の審判だよ。一般的には、それが最終決定になるまで待つ所が黄泉と呼ばれるみたいだね」
♡「信じてくれないからっていじめるなんて、神様ってインシツなのです?」
●「神なんてどこも大体そんなものさ。一応弁護させてもらうと、神様が決めるルールっていうのは大体最終的には人の世の秩序の為だ。だから、それに従ってくれないってことは今で言うところの法律違反だし、悪い事なんだよねぇ。」
♡「ホウリツイハンはダメですね!」
●「だろう?ゾロアスター教でも、だいたい似たような感じで善と悪を振り分けているよ。まぁ、あの神話は最後に善が勝つのが絶対条件な所あるから当然の帰結かもしれないけど」>>525
●「じゃあ、ちょうど名前も出たことだし今度は神話の死後の世界の話をしよう。さっき、ギリシャ神話について知っているって言っていたね?」
♡「はい!ゼウスっていうのがカミナリぴかぴかでいっぱいつよくてー、えーっと、きれいな女の人がいてー、あと、ポセイドンの子どもがトリトンでー、トリトンの子供がアリエr……」
●「おっとそこまで!ちょーっと脱線してるね。でもまぁ、今回はギリシャ神話紹介の教師で呼ばれたわけじゃないし、また今度でいいか……
そんなギリシャの死後の世界、境目たる川を渡った先の行方は三つ。神々に愛されし者のためのポプラの園エリュシオン、本来は大罪人のための刑務所みたいな場所のタルタロス、そして残りの人間が彷徨うアスフォデルの野。そしてそこを収めている王様がハデスだよ。君がさっき言っていたゼウスやポセイドンの兄弟だね」
♡「シンゾクケーエー…」
●「……さっきからちょいちょい変な言葉が出てくるけど、もしかしてお父さんに教わってるのかな?後でやめろって言っておくね。
あと言うべきことは……そうだね、冥府の王様の妻は宇宙一美………いや、これ多分言ったら複数方向から矢とかビームが飛んでくる……
………………これはあくまで僕の個人的な意見なので他の方が劣ると言う意図は全くありませんが!とても比類なき可愛らしさだと思います!!」
♡「先生、誰に話しているのです?」
●「大人はね、発言に気をつけないといけないんだ。
さて、ここでさっきのキリスト教の黄泉の話に戻ろう。先ほどは『どうして死後の世界の名前で別の神話の神様が出てくるの?』って質問だったね。これは、冥府を治めている神がハデスであるがゆえに、『ハデスの所に行く』って例えた時点でみんなが『ああ、死んだんだな』ってわかるからなんだ。冥府の神と冥府っていう概念は不可分なんだね。
ゆえに、それそのものが地獄の名前として残ったんだろう。ちょっと照れるなぁ」
♡「?………ああー!香川にはうどんがあるからうどん県って事なのですね!」
●「………んん?……まぁ、そういうことでいいか……」>>526
●「さて、そんなギリシャから出て地中海を渡った所にある国は、どこだかわかるかい?」
♡「えーと、えーっと……地理はまだあんまり……」
●「じゃあ、ヒントを出そう。砂漠の中の、大きな、三角形の建物。見たことあるかな?」
♡「………むー……ピラミッド……?……あ、エジプトなのです!」
●「そう。エジプトにも神話があって、ピラミッドはその神話の世界観に基づいて作られたお墓なんだよ。日本人も、確か古墳を作っていたね。
そんなエジプトの死後の世界に関係ある絵が、これだ」
(死者の書の一部が映される)
♡「あ!ワンちゃん!」
●「それはアヌビスっていうジャッカルの神様。この絵は、アヌビスが秤で心臓と特別な羽を比べることで、その人間がいい人かどうか調べている所を描いているんだ。
心臓の方が重くなければ、その人間は罪がないのでアアルという天国へ。重かったのなら、その人間の心臓は秤の下に描かれているアメミットという怪物のご飯になる。ここで心臓を食べられてしまった人間は、二度と生まれ変わる事が出来ないんだ」
♡「地獄はないのですね。コストカットなのですか?」
●「別に財政難で苦しんでいるわけではないと思うよ。
……で、この端っこの緑の男の人がエジプトの冥界の王様のオシリス。元は現世の王だったんだけど、弟に殺された後なんやかんやで冥界の王になったんだ」
♡「あ!ニュースで見たのです!アマクダリですね!」
●「確かに天からは降ったけど!お父さんは一体君にどういう教育してるんだい!?」>>527
●「……気を取り直して。暑い暑いエジプトの次は、一気に北に行ってしまおう。北欧神話だ。さて、君はこれまでの死後の世界に共通した法則はどういうものだったと思う?」
♡「えっと……いい人は天国に行って、わるい人は地獄におちたのですね」
●「そう。やっぱり人間にはいい事をしてほしいわけだから。いい人間にはご褒美をあげて、悪い人間には罰を与えているね。でも、今度の死後の世界にはもうちょっとだけ条件があるんだ。
北欧において地獄と同一視される場所は、氷の国ニブルヘイム。その支配者の名前を取って、ヘルヘイムとも呼ばれているね。番犬ガルムに守られたエーリューズニルという館には、悪人と戦いの中で死ぬ事が出来なかった人間が送られるよ」
♡「わんわん!?」
●「うん、わんわん。……うちのが一番かわいいがな(小声)
……こほん。さっきまでの死後の世界との違いは、戦いの中で死ななかったものなら善人でもここに送られてしまうって事だね」
♡「えー!ひどいのです!病気で死んじゃう人もいるのに!」
●「そう、病気で死に至ってしまう善人もいるよね。でも、北欧神話の世界で大神オーディンが天国……ヴァルハラに死者の魂を集めるのは、勇敢な戦士たちを集めてラグナロクっていう大きな戦争で戦わせるためなんだ。だから、まぁ……最期の時まで勇敢に戦えないような奴はいらないって事だね」
♡「ひどーい!」
●「目的がはっきりしているのは悪くないと思うけどなぁ。
……にしても、当時のヴァイキングなんかはそこに招かれる事を楽しみに一生懸命戦っていたわけだし、双方合意の上ならそこまで非道ってわけでもないんじゃないかなって僕は思うよ。
だって、なんで戦争に勝ちたいかって言えば、そりゃあ自分の国や家族を守るためだろう?多分。一概に悪い事って言えないよ」
♡「………そうでしょうか……」
●「歴史の話だからね、今の常識では測れないこともあるさ」>>528
●「それじゃあ次はレルワニについて………(スタッフのカンペを見る)え?尺が足りないから総括に移れ?あのね、世界の冥界はまだまだこんなもんじゃ……
……はぁ……まぁ、仕方ないか……」
♡「しかたないのですよ。また今度、バングミガイでおしえてほしいのです」
●「そうだね。……じゃあ、これからいろんな死後の世界について簡単に説明するから、これまでに言ってきた世界たちと比べた共通点を当ててみようね」
♡「はいなのです!」
●「じゃあまず日本から。主に琉球周辺で信じられているニライカナイは遙か東の海の彼方、あるいは地底にある神様の世界だ。そこから先祖の霊が見守ってくれるらしいね。
逆に北の端、アイヌ民族が信じているのはポㇰナモシㇼ。中でも悪人が行くものはテイネポㇰナモシㇼという。アイヌ語で『ジメッとした下の方の世界』って意味らしいよ。
一気に飛んで南米、恐怖の場所シバルバーは洞窟を抜けた先の地獄で、フン・カメーとヴクブ・カメーを筆頭に12の悪鬼や災害ともされる支配者が治めている試練の地だ。
これまた南米、アステカの冥府は……そうだな、代表してミクトランを紹介しようか。九層の世界の最下層だよ。暗い地で、たどり着くにはかなり困難な旅路を乗り超えないといけない。
それと、古代スラヴ人の信仰には天国も地獄もない。ヤーヴィという現実世界を離れた人間は、皆一様にスモロディナ川の先にあるナーヴヴィ……死後の世界に渡るんだ。
渡るといえば、ケルト神話……あのあたりに出てくるマグ・メルにアヴァロン、ティル・ナ・ノーグあたりも、みんな海の向こうの島だと言われているね。……ああ、そういえばエリュシオンも説によっては海の向こうの楽園なんだっけ?
あとは………えーっと、メソポタミアあたりで打ち止めにしておくか。クル・ヌ・ギ・ア……帰らずの国、って言われているけど、そこは七つの門と大きな川を越えないとたどり着けない。偉い女神様ですらショートカットできないんだから、これはもう絶対って言っていいだろうね。まぁ、力づくで押し入ろうと思えば可能みたいだけど」>>529
♡「ほぇ……ほぇ……(必死でメモを取っている)」
●「どう?共通点は見えるかな?」
♡「えっと………えっと……なんか……行くのが大変そうです!」
●「ふぅん。じゃあ、どうしてそう思うのかな?」
♡「えっと、川があって、海があって、かいじゅうがいて、門が………えっと……」
●「うん、大体理解できてるみたいだね。
そうなんだ。人間は、大きい川や海は、船がないと渡れない。つまり昔の人々にとっては絶対的な境目だったわけだし……門に、洞窟なんていうものも明確に境目を示しているよね。」
♡「……えっと…はい!そうなのですね!」
●「現世の『下』や『横』……つまりある意味地続きの世界にあったとしても、生死の間には境が引かれている。日本語で彼岸、って言う通り、死後の世界っていうのは向こう岸。神の世界なんだよ。」
♡「かみのせかい」
●「そう。文字通り人智が及ばない。一度行ったら最後、神を超える暴力か知略でしか戻ってこられないような世界さ。」
♡「………なんかこわいのです」
●「代わりに、大体のところは生前の功罪に応じて扱いを決めてくれるから、よいこのみんなは安心して善行に励もうね!」
♡「わかりました!いっぱいいいことするのです!」>>530
●「………大丈夫かなぁ……一般的基準でも善行だって判断される方面で励んでくれればいいけど………ま、それを教えるのは僕の仕事じゃないからいいか(小声)。
行きはよいよい、帰りは怖い。死んだ後に後悔してももう遅いってことさ!だって逃がさないからね!
画面の前のみんなは、後悔のないよう生きよう!それでは、今日のところは時間が押しているのでこの辺で。」
♡「はい!次回のシンワコーザは、『おうちでカンタン!手作りネクタールで神様のエンカイをマネしちゃおう!』だそうなのです!」
●「お相手は僕、ハ……何の変哲も無い美少年の禮丁川メイと!」
♡「シャルちゃんでしたー!ばいばーい!なのです!」
♡「……ところで、先生はどうして死んだ人にいっぱいくわしいのです?」
●「職業柄、勉強が必要だと思ってね」
♡「?よくわからないけど、べんきょうはえらいってパパが言ってたのです!」
おわり>>521
まあバレて困るわけでもないのでそれはそれで>>535
「自分の子供を放置して家を飛び出たフィジカルゴリラ」って基礎コンセプトが同じなだけで細かい部分は割と違いがありますのでなにとぞ……なにとぞ……パッパと違って魔術師でも異能者でも人外でもないかわりにフィジカルがとがってるってわけでもないので……多分日本人で退魔関係の人なんでバイアスかかるんだろうなあと思いつつ今日はもう寝ます
>>539
自鯖なら剣兄貴、サハデーヴァ、斉天大聖かな>>539
実はマグダラのマリアは、マルタさん程ではないもののヤコブの手足を嗜んでいるんだ。極東の島国、日本。飛行機を乗り継ぎ、窓から見える海の広大さと日本という世界でも有数の経済力を持つ国家を乗せた島々の複雑な造形に目を丸めたのも束の間。空港から出て初めて飛び込んできたビル群に、カトカの抱いていた淡くも魅力的な自然溢れる神秘の郷というイメージはいみじくも打ち砕かれ、そうこうしている間にサーヴァントを喚ぶこととなり、それからマスターとおぼしき魔術師とも会った。彼らのサーヴァントも見た。
分かってはいたが、頭では十二分に承知していたはずだが、それでも彼らとの実力、素質、造詣深さの差に来日当初日本という国と同じように抱いていた、僅かにも残していた希望は───希望というには矮小が過ぎる。願望と形容すべき思念は、音を立てて崩れて灰と化した。この聖杯戦争において、意気地無しはカトカしかおらず、凡百なのも、鈍重なのも、また然別だ。どこを取っても、見渡しても、カトカに劣るような人はいない。
ここまで考え、自分が安易に安直な悲観に陥っているのに気づく。元から分かりきっていたことではないか。自分が凡百なのも、鈍重なのも、意気地無しなのも、母のような器量がないのも、祖国で身をもって知っていたことじゃないか。今さら悔いてどうする。今必要なのは現状がどうかではなく、これからがどうかだ。美しい花が、気高い花が最後まで生き残るなんて道理はない。自分は、今はきっと雑草だ。名前も覚えられないような草花。それでも、自分なりに咲き、生き残って見せる。ミントのような植物になったとしても、戦わなければ生き残れないなら。
────それよりも、目下の問題は。>>547
ソファーに座った状態で、ちらと台所の方に目を向ける。付き人もいなければ現地の家政婦なんかも雇っていないため、来日当初なら本当はカトカ以外に台所で音を立てる者などいないはずであった。今は違う。
「……あぁ、マスター。味付け、辛めが良いですか?それとも甘め?」
「……辛めで、お願いします」
「はい。かしこまりました」
カトカが自身を見ているのに気づいたのか、アサシン───ジョン・ウィリアムズは穏やかでどこか楽しげな声をして今作っている夕食の味付けの具合を訊ねてきた。作っているのは恐らくペチェカフナ。ハーブの香りが鼻腔を擽ってくる。カトカの祖国、チェコの料理であり、遠方の地で故郷の食事は思ってもみない喜ばしいことだった───何故アサシンがそれを作れるかはほとほと謎であるが。
一見すると、アサシンは親切で家庭的な、正直言ってカトカよりも女子力高い人好きのする青年であり、その印象は今見ても揺るぎない。元からそこそこ中性的な顔立ちで、時々女性的なたおやかな仕草を自然と取ったりするものだから、むしろ一緒に過ごす中でより強くなっていっている。
本来なら、それで終わっていた。カトカは、自分は良いサーヴァントと巡り会えたなと思って、何の気兼ねもなく聖杯戦争に臨んでいた。静かで平凡で牧歌的な、無色透明な、下準備の日々が崩れたあの夜さえなければ。
アサシンが、夕食の材料を揃えるために出掛けて、二時間経っても帰ってこなかった日。不安で仕方なくなって、近所のデパートへ続く道に沿って探した日。路地裏で、日本に来て初めて「死体」を見た日。赤い血。垂れた手。沈んだ上着。汚れたズボン。開いた口。開いた目。開いた頭。アサシンの顔。返り血を拭く手。こちらに気づいて、「ご心配をおかけしてしまいすいません。帰りましょうか」と言い、初対面で見せたのと同じ笑顔をして、歩く後ろ姿。帰宅後も、翌朝も、今日も変わらない紳士的な振る舞い。見間違いのようで、夢のようで、幻覚のようで、それでも現実として脳裏に焼き付いた色。
あれはなんだったのだろう。その疑念が、今もカトカの傍を彷徨いている。忘れようと努めても、視界の端に映る度に疑心がカトカの首を擡げる。>>548
「────ねぇ。アサシン」
口を開く。瞬き一つ分の間を置いて、アサシンが、なんでしょう、と返してくる。いたって穏和な声色。次いで、アサシンが真向かいに座ってくる。大変に軟らかな物腰。それが、この疑念でどう変わるのか。好奇心ではない、只酷く心を突き動かしてくる真実を求める欲が、言葉になって溢れる。
「アレは…どういうことなんですか?」
「アレ…と、仰いますと?」
「………先日の、その…路地裏の、ご遺体のこと。アレは、貴方の仕業でしょう?」
「……………」
部屋に、張り詰めた空気が静寂と共にやって来る。息を吸って吐くのも苦しいが、それでも引くわけにはいかないと奮い立ち疑問を畳み掛ける。
「…私に責任があるなら、不平や不満や、問題があるなら言ってください。何か心配事があるなら聞きます。只本当のことを言ってください。私と貴方はペアなんですから」
アサシンが眼を睜ってこちらを窺ってくるため、同じくらい見開いた眼で見詰めかえす。先に目を逸らしたのはアサシンの方で、彼は悩ましげに細い指を顎に当てた。じっと待った。
「……私にとって、迚も、迚も大切なことだから、でしょうか」
「…大切な?」
「はい。生き物が呼吸するような…いえ、もっと原始的な……自分の細胞を入れ換えるのと同じようなもの、なのです」
しばらく言葉が出なかった。何を言っているんだろう。何か勘違いをしているのではないか。そうじゃないと、あんなのが迚も大切なことな訳がない。
カトカが辟易していると、アサシンが「マスターは」と話し始める。黙ってみた。
「ショーペンハウアーのエントロピーの法則、というものをご存知ですか?」
「…はい」
やっとの思いで出した声は震えていた。『ショーペンハウアーのエントロピーの法則』。曰く、樽一杯の泥水に一滴のワインを垂らしてもワインにはならないが、樽一杯のワインに一滴でも泥水が入るとそれは泥水になる。感覚的な話のように思え、それが何故出てくるかがわからなかった。
アサシンの話は続く。>>549
「サーヴァント、英霊は謂わばワインです。貴賤性別知名度時代に関係なく、術からく。人々の喉を潤すばかりか、香りや風味、アルコールで幸福感を与える」
それはわかる。カトカも、幼い頃は地元や外国の英雄譚を愛読し勇気を貰ったり教訓を賜ったりした。しかし、まだ話が読めない。
アサシンの話は続く。
「だからと言って、反英霊が泥水というわけでは決してありません。彼らもまた一種のワイン。同様に、マスターたちのような今を生きる人々も決して泥水ではありません。水、と例えましょうか。育ちかたや貧富性格諸々は違いますが、誰もが清らかな…少なくとも、泥水からすれば迚も清らかな水です」
極めて優しい、教え諭すような様子で喋るアサシンの顔からは、情動が何もない────或いは、逆に情動に横溢していて、確かな感情は見えなかった。
アサシンの話は続く。
「ですが、泥水は確かにあります。尤も、それは無意識的で抽象的なものですが。…マスター。もし仮に、この近辺で凄惨な殺人事件があったとして、マスターはその犯人がどういった者か気になりませんか?」
こくりと、おずおずと頷く。アサシン自身がつい先日遭った殺人事件の犯人がいるというのに、新聞にも載るほどの残酷さを有した事件の加害者だというのに。顔色を一つも変えず。
アサシンの話は続く。
「マスターには大変申し訳ないのですが、私はワインではないのです。先ほどの法則を踏まえれば、私は疑う余地もなく泥水です。マスターや、大衆が想像するような…真実を求める中で自然と通る道に佇む行きずりの「犯人像」が、泥水が、多く混じった」
心底申し訳なさそうに眉を下げるアサシンの態度には、冗談も囈も一片とて含まれていない。だがカトカは、彼が粛々と、淡々と告げる「真実」とやらが飲み込めずにいる。抽象的過ぎるからとか、漠然とし過ぎるからとか、そういうわけではなく。
アサシンの話は続く。>>550
「何故と云いますに、今となっては露とも思い出せないもので、全くの憶測となりますが、過去の私は────ワインだった頃の私は、ジョン・ウィリアムズは、迚も、迚も優しい人だったのだろうと思います」
すくと席を起ち、窓の外、ではなく、窓そのものを見ながら。
アサシンの話は続く。
「サーヴァントの中には、英霊と幻霊が合わさった者もいます。大半の理由は霊基の補強や縁からの自然な合成ですが、意味もなく、只漠然とした感情論だけを理由に幻霊を取り込む者もいます。「犯人像」なぞは幻霊よりもずっと格の低い存在ではありますが…それこそ、触れただけでワインでなくなってしまうような泥水ですが…ジョン・ウィリアムズは手を伸べた。」
「同情かもしれません。ある種の罪悪感が刺激されたのやもしれません。なんにしても、ジョン・ウィリアムズは彼らに糸を垂らした。綺麗な綺麗な蜘蛛の糸」
詩的で、およそ説明をしているとは思えないほど理性や思考から外れた言葉。不思議と、座っているのに目眩がした。窓を見る彼の目には、曇ったファナティズムの火が点いていた。
アサシンの話は続く。
「しかし、泥水たちは糸にへばりつき、絡み、その度に糸は重くなっていく。そうして、遂には糸の端の御釈迦様は蓮台から泥水へ落ち…その末の泥水が、今の私です。」
「マスター。貴方は私が、どう見えていますか?」
振り返った時のアサシンは、いつもの中性的な青年の顔だった。だったはずだ。はずなのに、瞬きをする度に、カトカの前には違う人物の顔が現れる。
アサシンの話は続く。>>551
「泥水はワインへは成れない。樽一杯のワインを用意されても、泥水は泥水のままで、私はジョン・ウィリアムズには戻れないのです。私は。」
「男です女です老人です子供です黒人です白人です黄色人種です娼婦です貴族です無職です政治家です資本家です労働者ですプロテスタントですカトリックです犬好きです猫好きです短髪です長髪です文系です理系です体育会系です高身長です低身長です甘党です辛党です病人です大丈夫です右翼です左翼です既婚者です独身者です軍人です文民です外国人です日本人ですチェコ人ですアメリカ人ですO型ですA型ですB型ですAB型です被害者です加害者です」
「…これでも、全然足りないんです。水が流れるこの世の中で、泥水たちはもっといて、私が私であるためには、その泥水がもっと必要なんです」
「それも、一度きりじゃ駄目なんです。だって、どんな衝撃的な事件だって、いずれは忘れ去られて、興味も関心も持たれなくなって────その度に、私は死.んでいくんです。だから、何度も何度も何度も、取り替える必要があって。」
もう一度瞬きをする。今度こそきちんとアサシンの顔になり、しかしカトカには、もうそれがサーヴァント、アサシン────“ジョン・ウィリアムズ”には認識出来なくなっていた。
当惑する他なかった。アサシンの話の締めからは、「仕方がない」という言葉が臆面もなく現れていた。生きるために、あり続けるために、「仕方がない」こと。殺.人なんて受け入れられるはずがないのに、否定出来ない。自分の中でも「仕方がない」こととして処理されようとしている。
「でも、」
アサシンの話は続く。>>552
「泥水に埋まれば埋まるほど、羨ましくなるんです」
ゆっくりとした足取りで近付く。
「貴方のような存在が。英霊という存在が。過去を持つ皆さんが。生きた証を持つ皆さんが」
白い指が包み込むように首に触れる。
「“私たち”は、どうしたって貴方たちに成れない。だから、」
喉元を中心に、指の力が強くなっていく。道が塞がれていく。
「「仕方がない」のに、どうしようもなく、羨ましくて、」
息が吸えず、吐けない。朦朧としてくる。気絶にはならず、只苦しさと痛みが首から全身に響いていく。制止しようとするも、手は動かない。目の前の彼の顔を見るしか出来ない。
「ねぇ、マスター。私たち、羨ましいんです。貴方が」
耳朶を打つ音は、言葉は、カトカが今までに何度も周りに対して心中で吐いてきたもの。いずれ、言われてみたいと思ったもの。それが、こんなにも軽率に、簡単に。
「これは、「仕方がない」ことでしょうか?」
彼の双眸の内には、幾つもの手が────様々な色や形をした手があった。求める手。奪おうとする手。引きずり込もうとする手。そのどれもが、カトカが心の内で欲していた羨望の眼差しに溶け込んでいた。>>553
ピー、ピー、ピー、と軽い音が台所からする。そうすると、アサシンは「いけないいけない」とパッと無造作にも手を離し台所の方へ駆けていく。
漸くまともに呼吸が出来るようにはなったが、短い間でもせずにいたためにはじめは上手く吸えず嘔吐くようにして咳き込んでしまう。頬が熱を籠らせたまま火照っていた。首の輪郭を痺れている手でなぞると、ある程度の間隔を空けて細い凹みが出来ていた。つうと沿わせると、凹んでいない所より一層熱くなっている。
「マスター、すいません…」
声のする方、すなわち台所へ顔を向けると、大変に心苦しそうな表情でアサシンがいる。
「少し焦がしてしまって…その、そこは避けていただけると…」
無念そうに顔を顰める。まるで、先のことなどなかったかのように。忘れたとか隠そうとかそういった悪意なく、本当になかったかのように割り切って己がマスターに喋っている。
「………構いませんよ。別に、仕方がない。ですし」
未だに痙攣する手を下ろして、引き攣っているのは承知の上で笑顔を作る。
────これからは人に首見せられないな、などと考えながら。新鯖を投稿してもよろしいですか?
>>560
【保有スキル】
天性の肉体:A
幼少期から巨体・怪力にまつわる様々な伝説が残る彼は、生まれた時から身体の限界値は常人を凌駕した、高密度かつ高純度なものへと鍛えられていっている。
武神の加護(偽):EX
本来は建御雷神や建御名方神などの武神の加護を示すスキル。人並外れた身体能力、理性と野性を兼ね備えた明晰な頭脳により天才的な戦闘技能を発揮する。更に格闘ダメージを向上させる。
雷電爲右エ門は生来の肉体と才能、直感力、そして研鑽によってこのスキルと同等の効果を自分自身の力として発揮できる。
雷電爲右エ門の強さとは、神の血統や加護ではない。妖異の呪いでもない。通常の人間としても規格外の究極の人間としての力である。
相撲:B++
角力。神事に由来する日本固有の伝統的な格闘技。卓抜した達人である雷電爲右エ門は「一度使用すれば見切られるという」特質の宝具やスキルを無効化する。
条件が揃えば宝具の真名解放級の絶技としても用いられる。>>561
【宝具】
雷電法度・四禁(らいでんはっと・よんきん)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
その余りの強さ故に、雷電為右衛門に課せられた四つの禁じ手。すなわち「鉄砲(突っ張り)」「張り手」「閂」「鯖折り」の四種で、それらによって雷電が試合中に誤って対戦相手を重症もしく死に至らしめたとして、これを禁止されることになった。
禁じ手を遵守する限り、雷電為右衛門は体力・持久力の消耗することはない。永久機関のごとき肉体と彼の技量を持ってすれば単独であっても対集団にも十分に戦える。技に課せられた禁を破るごとにダメージを負うが、引き換えにステータスが向上していく。この宝具の効果が発動するのは戦闘時のみであり、襲撃のように非戦闘時からの攻撃へはこのスキルは拘束力を発揮しない。例えば、アサシンからの奇襲に張り手で迎撃しても、禁を破ったことにはならない。全ての禁を破ったとき、第2の宝具が発動する。
雷電法度・解禁 電光雷轟(らいでんはっと・かいきん でんこうらいごう)
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
四禁を全て破ったときに発動する宝具。肉体のリミッターが外れて、限界を遥かに超えた攻撃力の超強化される。武の神威さながらの剛力は彼本人の霊基ですら収まりきらず、破滅すらもたらしてしまう。>>562
【来歴】
20年以上土俵の覇者であり続けた無類力士。「四禁」を課せられながらも254勝10敗、2分、14預、5無、41休と、勝率96.2%という驚異の大記録を打ち立てた。大相撲史上未曾有の豪傑。
【人物】
戦闘狂であり、八百長試合を嫌い真剣勝負を楽しみにしている。その一方で、性格は気前の良い兄ちゃんで懐は深く、泣いている子供達を慰めることもあれば、目の前で不条理なことが起これば静かながらも激しく怒るなど悪人ではない。粗雑な言動・態度と裏腹に、勤勉で仕事熱心、目標のために余念なく準備に取り掛かるなど実直な面がある。文武両道の男で、儒教の『四書五経』を理解し、そろばんに親しむインテリ。後年に「諸国相撲控帳」、「萬相撲控帳」を執筆しており、現在でも江戸の風俗を知るうえで貴重な資料なっている。
このように、好感を抱かれることも多い男であるが、内心には生涯消えることがなく燻ぶったモノがある。それは全力を尽くして勝負に臨むこと。彼は心底相撲を愛していた。相撲とそれに関わる者たちを愛し敬意を払っていた。だからこそ、「四禁」を課してでも相撲を楽しんでいた。それでも、自分の全身全霊を尽くして真剣勝負をしたいという望みは消えなかった。生前、彼は比類なき強さを持つためその望みを自制していた。不本意ながら殺人をしてしまったこともあり、その望みを成就させるのは罪悪感を感じて封じ続けた。自分が抱えるその業を拭い去れない己では横綱には値はないと思い、横綱を辞退して大関であり続けた。死後、英霊となって身を自由にした彼は今度こそ、全身全霊を尽くした勝負を望み、聖杯戦争に参戦する。>>563
【台詞】
「よう。サーヴァント・キャスター、召喚に応じ参上した。まあ、気楽にやろうや!」
「なんでまじない師でもない俺がキャスターか?相撲が元は神事だったことが関係あるんだ。……なんてな!今考えた!何故キャスターか。それは俺も不思議なんだよなぁ」
「努力が報いない、やることなすこと上手くいかない。そんな時がある。英雄だろうが人間だろうがそれは関係なくあることだ。そんな時は酒飲んで寝て明日からまたやってみることだ!」
「まさか召喚されてからも行司と行き合うとはな。こいつぁ、みっともない勝負はできねぇな」(志賀清林ついて)
「あんたも相撲やるらしいじゃねえか?ブフ(モンゴル相撲)って言うんだろう。まったく、サーヴァントになってみるものだ。影を落とす事のない高速の身のこなし……フン、愉しみな事だ」(スブタイについて)
「これはこれは、かの聖徳太子とは……ありがたく拝ませて貰うよ」(厩戸皇子について)
「名にし負う斉天大聖と相対することができるとは。つくづくサーヴァントとは不可思議な存在だな。さあて、あいつの金剛石のごとき肉体に、俺の技はどれだけ通じるのか……心が踊るなぁ!」(斉天大聖について)
「耶蘇教の聖人様も手弱女のようでいて、なかなかやるようだな。……そういえば、女人と立ち合ったことはなかったな。え?私闘はお断り?そりゃあ残念」修正して貼ってきました
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/死後の世界ってどんな所?君も今日から終活のススメ
まだ間違ってるところあったら教えてね今からwiki内の気になった自作キャラの紹介文とか表現を修正しますが、気にしないでください。
>>577
……なるほど!それなら確かに納得が行きます!「塩をまく」などの清めの儀式=呪い=キャスター
こじつけるならばこうですかね?>>580
陣地作成は結構柔軟なスキルだと思うんですよ。シェイクスピアの陣地とは書斎だし、アマデウスは演奏会場、村正は鍛冶場、ホームズは記憶の図書館、キャスギルは土木技術になってます。ならば雷電は土俵かなと。これは固有結界両国国技館を持たせてお茶を濁すしかないのでは……?
>>556
ぶっちゃけカトカの場合はこの時点で相当(聖杯戦争の主従として)アウトなんですよね…特異な何かもなく、実力もないカトカにとってはサーヴァントとの信頼性だけが頼みの綱な訳ですし…
唯一の幸いは、ジョンウィリは絶対カトカを殺さないこと。
>>557
英雄願望というか、それ以前の「過去を持つことを許されている」人々に強く憧れているんでね…皆に優しいのは皆に憧れているから。
>>568
ジョンウィリは純魔術師な精神力がない限り喚んだ時点でバットエンド(更正が大変に難しい)で、精神力があっても扱いが難しいという結構なハズレ鯖。従順でお人好しでもあるんですが、デメリットの方が濃い。
この主従は恐らく悲惨な末路を辿ります。カトカは納得して割り切れるほど精神力が強いわけではないので軋轢から壊れるか最悪自殺しちゃいますし、その時の手段が首吊りの場合ジョンウィリにとってのトラウマスイッチが入って暴走して討伐エンド…>>587
宙駆ける星の穂先とか招き蕩う黄金劇場みたいなルールを課せる、あるいは地形効果みたいな宝具も入れてみますか?雷電法度は四禁と解禁で合わせで欲しいので残しておきたい。>>589
バロール「はぁいジョージィ」
数日ぶりに来たんですけど日本史疎いアタイも名前だけは知ってるお相撲さんきたわね?
他になんか投下されたのが見に行くけど何処にあるかわからないから皆さんダイマしてくれると読んで感想返しちゃう
それはそうとss投下していいですか?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/高円寺零央
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/羅城大我
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/西行・キャスリーン・華恩
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/高円寺零央
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/アレクサンドル・野紀・ヴィヴラメント
が登場メンバー「あー……うーん……雑だな、お前ら」
自動人形(オートマタ)にも満たない、粗雑品の人形共。プログラムされた通りに動いて人を殺めるだけの粗悪品。手に付いたブレードも、質がとにかく悪い。これでは斬殺というよりは撲殺になるだろう。
人形師、絡繰師としての自負をかなり持つ西行はそれを許すことはできなかった。手に持った鉈を振るい、容易く人形達を解体していく。
「お師さん、こっち終わりましたー。汚染浄化の作業中に浄化の呪符、足りなくなって。十枚ほど、いただけます?」
「早いな。お前が弱い、なんていうつもりじゃないが雪柳を使ってると武器の性能上もう少しかかると思ってたんだが」
「大我くんがぜーんぶ消し飛ばしてくれはったわ。高校卒業前とは全然違うんやから驚きです」
「いや、俺も大雑把に殴り飛ばすしかできませんから。複雑な奴らを解体してくれたのはレオ君のおかげです」
「ふーん?ああ、鬼化の暴走を克服したんだったか?俺としちゃあ色々と不思議な例だから身体検査をしてみたいとも一度は思うんだが……ま、とりあえずはこっちの処理だな。全部呪符預けとくから、お前ら二人でこの区域の浄化作業でもしとけ」
『了解です』
いやまさか、ここまで神秘の秘匿を気にしない事件が起こるとは夢にも思うまい。大規模な精神汚染が数日にかけて行われるなど尋常じゃない話だ。
魔術使いや時計塔のネズミ共も潜り込んだらしいが、音信不通ということはそういうことなのだろう。自分が向かう先にいるスーツ姿の茶髪茶目狸耳野郎……野紀は人形の処理をこちらに押し付けた挙句平然と立っているので軽く小突くが。「………先客が居ると思ったらお前か。帰っていいk「ちょっと!こんなひ弱なイケメンを放って帰るっていうんですか!?血も涙もありませんね!義体だからですか!」
「バカ言え涙ぐらい流せるわ。仮に今この義体にそんな機能がついてないとしても意地でもつけてやるわ。あと俺ってば黒髪ロング大和撫子が好みだからまあ、うん。ごめんなさい」
「なんでフラれたみたいな感じになってるんです……?あ、そろそろ目的対象ですよ。空気がおかしい」
ああ、なんということだろう。ダンスホールを彩るのは鮮血に濡れた足ばかり。足ばかりが奇妙で艶やかなダンスを繰り広げ続ける。破れた足の皮膚から流れ出す血液が、まるで赤い靴のように足全体を彩って。
………その中心に居るのは、見事な美しさを放つ赤い靴を履いて、狂ったように躍り狂う一人の少女だろう。しかし、哀れな被害者という雰囲気を微塵も放つ様子はなく、意図的にそうやって踊り続けているようだ。野紀はおどけたように肩を竦めて西行に声をかける。
「アレは大変ですね。じゃあ、あとは任せました」
「確かに俺の方がお前よりは強いけどさ、なんかこう、ないの?」
「わかりました。私が手を汚します。そうですよね、あまり人を殺したくないのですよね。申し訳ありません」
「いややっぱ下がってろ。まさかそんなに真に受けてしまうとは思わなかった。アレは強いからお前じゃ無理だわ。超抜能力を身につけた死徒ぐらいはあるだろうな」
「では遠慮なく」「現金なヤツ……」
「結局は協会があそこの霊地総取りで終わったんだったか?」
「そうですね。あそこを管轄にしていた組織……『昼行灯』は軒並み全滅。主犯はあの少女と別にもう一人、昼行灯の中にいたそうで。そちらは斧を担いでいたとか」
「グルかよ。道理でスムーズに進むはずだ」
「少女はあの通り。共犯者も最後は自分の頭を斧でかち割って死んだとか」
「それはまた。随分と頭のおかしい奴らだったってことか」戦闘を担ってくれた代わりに、ということで西行は事後処理は野紀の方に任せていた。その後日談として和三盆を手土産に引っ提げて野紀が訪れたというわけだ。和三盆を使ったお菓子を作るとシャルロットが喜んでくれるという話なのだが。
「……レオ君と大我くんは?」
「シャルと三人でお出かけだとよ。子供同士積もる話もあるんだろうさ」
「じゃあ、遠慮なくそういう話をさせていただきますね。………主犯格が所持していた赤い靴と血濡れの斧。その二つに『黒の工房』の意匠が施されていたとのことです」
「………またかよ。上半期入って何度目だ?」
「ここのところずっとこの騒動ばかりですからねぇ。工房本人は預かり知らない、廃棄した作品が拾われてると言って我関せずの態度らしいですが」
黒の工房。マイア・シューグリット・ヒュンケルと呼ばれた稀代の魔術師の異名である。魔術的考古学、西洋呪術に大きな躍進をもたらした彼は「心や感情、精神状態と言った形のないものの抽出」という第三魔法に手をかけかねない偉業を果たし、封印指定となり姿をくらました。
彼が作り出す多くの礼装は悪趣味極まりないものがほとんどであり、そのため多くの人間に不和を撒き散らし続ける不幸そのもの。故に黒の工房とされる。……そんな彼の作品を用いた魔術事件が近頃多発しているというのは似たような依頼を受けていた二人にはもう慣れた話であった。
「じゃあ、今回の事件はさながら赤い靴(カーレン)か?」
「雪の女王(ゲルダとカイ)、ブラッディメアリー、灰被り(シンデレラ)、山月記……もう五件目ですよ。いくら本人が加担してないと言っても作品の管理ぐらいきちんとしてほしいものですが」
「芸術家気質なんだろ。そういう奴って致命的に何処か生活の大事なものが欠け落ちてんだよな。……なんで俺を見つめてんだ」
「別に。………珍しいなと。魔術師関連のことなら、怒るものかなと思ったので。一般人に被害も出ていますし」「作られた礼装に罪はない。ようはそれを使う側が問題なんだよ。あー……アレだ。銃規制とかって話あるだろ?アレの否定側の意見の一部と同じさ。銃が人を殺めるんじゃない。人が人を殺めるんだ。俺はあの男と話したことがあるし、別に礼装自体も適切な運用をすれば害ばかりを来すものじゃなかった。……使って事件を起こした奴らがバカなんだろ」
「驚きですね。なるほど、確かに、とも思います」
「俺は確かになんでも出来る万能の天才だが自分だけにしか出来ないことを持ってるって奴は観察対象としてはやっぱ飽きないんだよな。四大属性だの五行だのとは外れてる属性持ちとか好きだぞ」
「………そのうち、そういうのもコピーしてしまいそうですね。全く、あなたの底は知れませんし。いやー、困った困った。特に貴方は依頼に関しては完璧ですから。様々な事件に関わっているんじゃないかと思うと、友達として涙が出てきそうです」
「お前が友達とか厚かましいわ。……それと、魔術騒動に関与してのはどっちがだよ。先月の”妖精事件の再来“にお前、噛んでただろうが。52Hzの鯨の件も」
………沈黙。それを是非と捉えたのか、西行は更に畳み掛ける。
「ほら、メディアで取り上げられて騒ぎになった事件があったよな。1916年のコティングリー妖精事件。あれの再来だって言われるような事件が起きたらしいが。妖精郷への門まで開いたって言うじゃんか」
「まあ、そのような話が?妖精に関わるとロクなことにならないでしょうに、大変でしたね……」
「そのどちらもの事件に携わった魔術師の一族一覧表、ここの一族名は偽装してるけどお前だろ。証拠だってあるぞ」
「おや?なんでしょう。そうやって自信満々に言われると気になってしまいますね」
「次の日のお前、鼻が曲がるほどに濃い花の匂いがした。妖精の伝承に事欠かない花の種類だったはずだ。……あと、お前の霊格の変化を誤魔化し切れてないぞ。いつもは人同然なのにあの時は明らかに神側に偏ってた。異界の魔力に当てられたか。というか、俺に偽装が通せるとでも思ったか」
「これはお恥ずかしい。もう少し綺麗に誤魔化せるかと思ったのですが。妖精と話す機会が欲しかったものですから。それにしてもバレるとはいやはや、危機感が全くない」>>592
>>53〜>>60に新キャラの黒鳥蘇芳ちゃんとwikiの方にその子の泥案件のssがあるのでよろしければ一読をば
見た人からことごとく「救いてぇ……」と言われる闇深薄幸美少女ですよ?()
wikiのリンク先
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/黒鳥蘇芳
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/黒鳥蘇芳ss%2F%22変わらない%22一日%E3%80%80%E3%80%80※泥%28R-18%29につき注意バレてしまったと笑ってはいるが、その実は妖精と対話を試みようとしたという厄にも程があることをしていたと暴露する野紀。確かにコイツは人間ではないし、なんならガイア側の存在とは近いものでもあるのだが、だから大丈夫という話でもないだろうに。
「私がみんなを守るには敵が多すぎるんですよ。……敵を作りすぎた、とも言いますか。それは外部だけじゃない、私が受け入れてきた子たち自身の中に存在するものだったりでもありますから」
「現代の魔術じゃどうしようもない過去の遺物とかな。面倒だしな。……つっても、俺から言わせてみれば身の丈に合わないようなことをし続けた結果としか言えねぇけど」
「承知の上ですよ。私は聖人なんかじゃありませんし目的の為に汚濁の全てを飲み込める程の無慙無愧の大悪でもない。ただ私は、私がやりたいからそれを求めただけ。結果的にお人好しなんて言われてますが、ようはそれって自分のエゴですからね。
人間なんて身の丈に合わないことに挑むか、被害に臆して動かないかの二つですよ。で、私は身の丈に合わないことして最終的な問題に直面して苦しんでいる愚か者なんです」
「お前がヤベェのは身の程知らずなとこじゃなくてそれでいっさい後悔しないことだってのがわからないのか?しかもそれ、徹頭徹尾他人のためだろうに」
そう。ボランティアや人を救う宗教団体があるように。命を燃やし尽くして駆け抜けて、身の程を知らないような目に遭う人間は多い。焦がれた理想に灼かれ尽くして、重い現実に押しつぶされて。被害に重い軽いはあれど、それに抱く後悔も大なり小なり存在せれど、最後はこう思うのだ。「誰かのためになんて、思わなければよかった」と。真っ当な人ならば、成功しない限りはこう思う。
そうじゃない。そうじゃないのだ。野紀という怪物はそうは思わない。「これじゃあダメだったのか。なら次はこうしよう。少し自分が死にかけるかもしれないが大したことはない」
「このままだと大事な人たちに被害が出るな。よし、自分の身を切ってあと彼らを傷つけた外部の人たちに責任を負ってもらおう」
彼が折れることはない。大したことないと起き上がり、簡単に他者のために己の存在意義を捧げて微笑む慈愛であり、完膚なきまでに悪を食い散らかす巨悪。善人だと誰かは言う。人でなしと誰かは言う。お前は何だと問われる。それでも彼はこう言うのだ。
「私は人間です。少なくとも、昔じゃない今は。何よりも忠実に人としてやりたいことをしているにすぎませんから」
「………普通は大なり小なり葛藤があるんだよなぁ。選択した後だって、人は悩むものだし」
「私だって悩みます。顔に出ないだけですよ。貴方だってそうでしょう?」
「まあそうなんだけどなぁ」
西行も、野紀も、方向性は違えどやはりその価値観全てが人間その通りとは言えるはずもない。互いに人でなしで、互いに世の道理を外れていて……それでいて、どちらも不器用な善側なのだ。
「ああ、もうすぐ子供たちが帰ってきますね。お暇させていただいた方がよろしいでしょうし、この資料を渡しておこうかと」
「………ここでメシ、食っていくか?シャルもお前の弟子を随分と気に入ってる。零央だって、仲がいい奴と過ごすのは楽しいだろ。なんなら泊めてやってもいい」
「おやおや?それは嬉しいことを」「大我だけだからな」
「しくしく……私と貴方はお友達では……?」
「やかましいし厚かましいわ。まあお前が帰るんなら大我も帰るんだろうがよ」
「………こんな私にも不安はありましてね。私のこの選択は、本当にこの子たちに正しかったのか、この子たちは今幸せなのか、というのはよく考えます」
「安心しろ、俺もだ。そもそも零央を偶然拾うまでは子育てする可能性なんざ頭の隅にも置いてなかったからな」おまけ:弟子たちの会話
「シャルちゃん、楽しんでるね。可愛い服なのもあって本当にお姫様みたい」
「せやろ?ほんに可愛い子やわぁ。……あ、そこ違うわ。この公式使うんよ」
「え?……わ、本当だ。すっごいスムーズに解ける。レオ君は頭良いよなぁ。ちゃんと予習復習の仕方が身についてるんだろうね」
「俺も多分自分一人やったらここまでいかへんわぁ。師匠のおかげやさかい、完全な自力言うわけでもないんやなぁこれが。大我君だって野紀さんから良えこと教えてもらってはったりするやろ?」
「んー……師匠は人に教えるのは苦手だって言ってたし、俺自体もあまり得意じゃないからなぁ。……あ、でも教えてもらえるのはあったかな」
「どんな?」「『必ず面接で受かる方法』とか『会話の主導権を握る方法』とか『相手の情報を入手する方法』とかかなぁ」
「必ず?そらまた、えらい自信でいらっしゃること」
「実際に師匠の教えてくれた方法で推薦受かった子が施設に居たような気がするぞ?結構振るい落とされるらしい難関校らしいけど」
「………互いに、すごい師匠持ったもんやねぇ」
「全くだ。…けど、俺は師匠に拾われて良かったと思ってる。あのとき俺を助けてくれて、その後も命をかけて俺の鬼の呪いを解決しようとしてくれたのがサーシャで良かった」
「それに関しては全くの同意見。例えあの人が人でなしでも、俺の想像なんて塵な程に並外れたものでも、俺にとっては大事な大事な師匠やさかい」
「……帰るか。メールで師匠がご飯を西行さんの家で一緒に食べようって」
「ほんに?じゃ、俺も腕振るうわ」
………親の心子知らずならぬ、子の心親知らずである。>>593
ありがとうございます!素直に嬉しいです。
念阿弥さんは雷電のご先祖ともいえる武闘派キャスターですね。剣豪好きな私としても原典からして「おお!」と思える人です。>>610
まあでもあの人もステータス自体はそこまで高くはないですよ
ステータス以外の部分が強い人なんだけどねディックさんへ
為右衛門の外見は髷を結った腰にまわしを履いた巨漢で大丈夫ですかうちのバロールだってキャスターのくせにステータス頭おかしいわね?もしかしたら今投下してたら修正案件だったのかしら。というかした方がいいのかしら
>>594
イラストがすごい好きでした。この親子ええやんもっと活躍みたい
>>596
不穏の極まりみたいなので胸がドキドキした
>>602
わぁ、暗い毎日
>>614
多分魔術社会ってこういう事件が世界中で繰り広げられてると思うよ
大体魔女の結界みたいなのであってるよ。例えば灰被りだったら礼装使用者を飾り付けるために中途半端に物に変化した人たちが散乱してたりする灰で埋もれた屋敷だったり
あとこの時空は大我君とレオ君が高校卒業後の時空の想定だったりします。あと野紀と西行さんが腹割って話した
マイア「僕は確かに礼装を作ったけど……譲ったわけでもないからね。廃棄予定だったのを盗まれただけさ」
↑童話とか小説、伝承モチーフのブラック的礼装を作りまくるやつ。うちの人間何人かの人生はコイツが絡んでたりする現状でリレーに参加していない人って、どれくらいいますか?
やってみようかなって考えている名無しの人含めて。それで思い出したけどうちのキャスターは
隠神刑部「元々が怪物補正、あと呪術でステータス上げるで出来ないわけじゃない」
ジャック(主従)「吸血鬼とリッチですし。二人とも怪物なんですよね」
バロール「おっすオラ巨人」
なんでヴォワザン除いてみんな割と武闘派なの笑っちゃった
でもそれより面白いのはシンデレラがガラスの靴とガラスのグローブで敵を殴り倒し蹴り倒す武闘派プリンセスってことよね>>629
あ、コテ抜け。>>623
はいはーい。長らくフリーになってる私がいますよ
「君なんでここにいるの?」とか言ってはいけない>>632
カルデア・アルカトラズ武道場。
カルデア内に敷説されたその場所に、2人の男が並んでいた。
一方は豊かな口髭を蓄えた痩身の男性。
もう1人は、髷を結った巨体を持つ男性。
一見すれば、その身に纏う強者特有の気迫を除けば市政を歩く一般男性に見えないその2人には、その相反する体躯とは裏腹に共通点があった。
口髭の男性は白い武道着を一分の隙も無く着こなしており、髷の男性は腰にまわしと呼ばれる帯を巻いていた。
多少日本文化に馴染みがある人物ならその正体は容易く看破できるであろう。
口髭の男性は柔道家であり、髷の男性は力士である。
嘉納治五郎―――「柔道の父」「日本スポーツの父」と呼ばれる柔道家にして講道館・柔道の創設者。
雷電為右衛門―――「四禁」と呼ばれる禁じ手を定められなお常勝無敗を誇った力士。
日本武道において確かな礎を残す両雄が、今この場においてサーヴァントとして相見えていた。>>635
「なあ治五郎先生よ。あんた、他流試合の経験はあるのかい?」
髷の男性が口を開く。巌のような空気とは真逆にその口調はどこまでも軽かった。
「ロシア人とね。欧米視察からの帰路で向こうの仕官に挑まれたことがある」
「ほう。それで、結果は?」
「投げ飛ばしてやったさ」
ニッ、と口角を上げてそう断言する治五郎。その胸中にはあの日の感触が甦っていた。
「なるほどねえ……あんたさ。先生とは呼ばれちゃいるが、さては同類だな?」
雷電為右衛門の同類―――それは、死力を尽くした全霊の勝負を求める戦士ということ。
『己の強さを証明する』―――男として生まれたものの全てが一度は思い至る憧憬を宿していることを雷電為右衛門という力士は看破していた。
「無論」
即答。その言葉に歪みはなかった。
教育者、思想家、それらはかつての話。当世においては一武道家として振舞おう―――サーヴァント・嘉納治五郎という男はそういう在り方をしていた。>>636
「カッカッカッ、いいね。気に入ったよ。じゃあそろそろ本番と洒落こもうか。取り決めはどうする?」
「そちらに合わせよう。どうせ投げ飛ばしてしまえば私の勝ちになるだろう?」
「了解した―――発気、揚意」
腰を深く沈めた為右衛門、そのまま右の足を天高く掲げ武道場の床に叩きつけた。
四股―――土中の邪気を祓う儀式作法であり、それに呼応して彼の足元から土俵がせり上がる。
―――相撲とは元来神道における儀礼作法であり、その達人である雷電為右衛門はキャスターとして現界していた。
「なるほど。これが君のキャスターたる所以か」
土俵にあがる治五郎が感心したように為右衛門の肩に手をおいた。
「ああ。ところでよ。先生の振り分けってやつは一体なんn―――」
なんなんだ? と聞こうとして、為右衛門は自分が宙に浮いていることを自覚した。身を捻り右方へと転換、壁を蹴って土俵へと帰還する。
「ご覧の通りだ―――人を投げる、故にアーチャー。まったく、不思議なことだと思わんかね。為右衛門君」
「ああ、全くもってその通りだ。俺がキャスターってのもおかしな話だしな」
互いに笑い合う2人―――しかし、その目は全く笑っていなかった。
殺気と戦気と闘気、それらを綯い交ぜにした強者2人の覇気が武道場を包んでいく。多少なりとも武に心得のある人間がこの場にいれば失禁か逃走かの二択を迫られたであろう。
為右衛門が両腕を地面につけ構えを取る。
治五郎が両の腕を揺らりと提げた構えを取る。
これより先は言葉は不要。
柔道VS相撲、夢のドリームマッチが幕を開けた。寝る前にちょびっと構想段階のキャラクターを投下
【名前】阿里賀 玖伊(ありが くい)
【年齢】16歳
【性別】女性
【属性】混沌・善
【身長】154cm
【体重】40.8kg(頑なに41kgとは主張しない)
【特技】人の死に目に出会うこと
【好きなもの】ブルーベリーのタルト、哲学
【嫌いなもの】暑い日、柑橘系全般
【国籍】日本、イギリス
【所属】無所属
【魔術系統】「夢」を扱う魔術
【魔術属性】水
【魔術特性】停滞
【魔術回路】質:EX 量:C 編成:正常
【起源】羨望
【説明】
日本有数の霊地を所有する大地主にして深窓の令嬢、その実態は時計塔には所属しない日本の魔術師の家系「阿里賀」の次期当主候補の一人。>>647
阿里賀の家伝は夢を扱う魔術であり、魔術の探究は基本的に入眠することで行われる。
彼女の魔術は「夢を介して剪定事象を観測する」というもの。
あくまで観測するだけで直接干渉する事は出来ない他、魔術的に事象の観測を証明する術を持たない為、魔法未満の魔術としてカテゴライズされている。
自身の存在する世界が剪定されるか否かを感知出来るが、仮に剪定事象だとして自身の力で世界を“正しい軸“に戻すことは不可能。
それ故に彼女は自分の魔術を「あり得たかも知れない“もしも“を覗くだけの、使えない魔術」と卑下している。
前下がりの黒髪ボブに、黒いケープコートを纏った少女。イギリス人の血が混じっている為青と灰色の混ざった瞳を持つ。
自分と瓜二つで、自分より優秀だった姉が聖杯戦争で死亡してからずっと死に魅入られていて、人の死を蒐集する行為を市街地で人知れず繰り返している。
誰が言ったか「死にたがりの魔女」。
阿里賀の魔術を習う上で絶対原則である「現実に訣別を告げること」を遵守しているとも言え、死に対する忌避感が極端に薄い。さっきのssかんそうください、と言いたくても殆ど西行さんと野紀しか喋らせてないからね。感想あるのかというのが純粋な疑問だよね
>>648
ただ己の魔術とは関連性の薄い「死」を蒐める理由は不明。
現在は聖杯戦争終結後の御三家のバランスが崩れた街で苛烈な霊地争奪戦を繰り広げながら、市街屈指の御嬢様学校に在学している。
なお私生活でも酷く浮世離れしているらしく、生来の病弱な身体も相まってか、プライベートで交流するような親交の深い友人は中々出来ない。
【台詞】
「貴方の死際も死に顔も、余す事なく見届けるわ。そして忘れない。
貴方という人間がこんな死に方で死んだってことを私の胸の中に刻み込む、”死を蒐める“っていうのはそういう事」
「人は無から産まれて、精一杯生きてもがいて……でも最期にはみんな平等に無に戻る。
だから人は自分の人生に意義を見出すの、身体は土に還るけれど残るモノはきっとあるんだって信じたいから─────でも、まだ私は、その意義がからっぽなの。
だからこのままじゃ死.ねない。死にたいけど、死.ねないの」
「────私はアリガ、阿里賀玖伊。人からは”死にたがりの魔女“って言われてる」>>654
あっそのルール良い。俺もなんとなくは意識してるけど100%実行は出来てないと思うし、もっと頑張らねば……。>>657
ちょくちょく令呪変更してしまい、手間や面倒を感じさせてしまっていたら、誠にすいません。>>652
まあSSだと自分が関わってないものに感想とか意見とか入れたら、差し出がましい口を利いているんじゃないかと思ってしまうところがありますね。
作風の違いというのはひとまず置いておくとして、四禁と解禁は逸話宝具の括りで考えていることと、パワーアップも技量宝具だからよりもイメージが伝わりやすいかもしれません。ローカルルール上SSに出たキャラならプロフィールは考えてもいいけどSSに出た時点で満足して放置することもあるので難しいですね、お前の事だよ朽葉
>>644
異種格闘技戦は格闘技の華といいますか、聖杯戦争自体異種格闘技戦みたいなものですからね、ロマンがないわけないですよね
>>653
中国拳法家以外の武闘家サーヴァントという斬新さもあって爲右エ門はここ最近だと大分クリティカルヒットしてますね、久々に出たばかりのキャラを題材にしてSSを書いた気がしますしそれが自キャラじゃないのはかなり久しぶりというかもしかしたら初めてな気がする
キャスターらしさ、出ていたようでよかったです。キャスターなら土俵くらい作ってもらわねば!
もしかして治五郎先生とか朽葉を作るというタスクが増えているのではないか私!!!!おわっいっぱい
>>641
ありがとうございます……すみませんなんか変なこと言っちゃって……
>>642
そうですね、いつものことですよね。ちょっと「もしや最近ss書きすぎてウザがられてるんちゃうかな」って思い始めてきたところだったんですけど、多分気のせいだと思うので薬を用意しようと思います。
>>643
さっきロッカーのワナビーみたいな美少年が「これは知り合いの話なんだけどね、かわいい子に旅をさせず頑丈な箱に入れて鍵かけたいような奴は父親には向かないと思うし、地上の王にも向かないと思うんだ。そんな奴が暴走に走ったら止められるのは実の弟ぐらいのものだろうし、管理と裁決だけしていれば回る役割に回して生者の仕事をさせないのは適切だと思うよ。知り合いの話だけど」って言ってたよ
>>645
名前出たからには出来る限り拾いたかったので
あと、すみません。私もたまに遡るのがめんどくさかったり「あとでまとめてレスつけよ」って思ってそのまま忘れます。本当すみません。
>>646 >>657
シャルちゃんが出たのは、おそらくこの間の父の日に書いた短編ss集の一編以来ですね。もっと長い期間出てきてない人もいることだし、その辺も考えないと……
西行さんが西行さんを名乗っているのは身分コンプでちゃんとした苗字付きの名前が欲しかったからなんですけど、「西行」は人造人間を作ろうとしていた伝説がある桜の下で死にたい法師からとったもの(作中設定でもそう)です。最初は家で見たドラマととある漫画からとってアサクラさんだったんですが、途中で「アサクラって戦国武将にもいるし、カシンチャンが名乗るわけないじゃん」って思ったので変更が入りました。
キャスリーンは「カシンを英語風に発音してるだけやんけ」っていう事と、あるアニメに出てくる彼の親族をモデルにしているキャラクターの名前がカトリーナだったことからで、華恩は綺麗な語感の名前の中から「恩(=因心)」っていう字をあてても問題なさそうなやつを探してきただけです。
全体的に「全く隠すつもりはないけど、これのみを根拠に西行さん果心居士説を唱えたらキバヤシ扱いされる」ぐらいの塩梅になっているといいな。
>>653
その節は誠にありがとうございました…
>>655
突っ込んだ話をすると多分泥案件に対する言及になりそうなので、内容のあること書けませんした。ごめん……>>664
あ、あとキャスリーン要素はプロトチャンの「ケイトリン」を拾ったものでもあるんだけどすごい偶然だと私は思ったそうそう、西行さんがオマージュとか匂わせ無しにマジで自分が欲しかった名前を名乗ったら多分「万里小路彦右衛門義春」とか「中禅寺団三郎久信」みたいな名前になると思うけどこのコンプはおそらく根が割と笑えない所から来てるやつなんで、本人に「珍しい苗字調べて喜んでいいのは小5までだぞ」とか言うとdead選択肢だよ
>>671
よくてよすら押してないようなのばっかりでは?いやー常日頃感想、もしくは建設的な意見を言わない人が自分は感想をください!は流石に都合がよすぎるのでは?
>>674
>「書いている人間が好きだから・嫌いだから感想を出す・出さない」って馴れ合いじみた話になるのでは?
もう既にそういう場所になってると思いますよ名前すら出さずにしたり顔で語られてもね。
そんな事より、禮丁川メイってどう読めば良いの?そうは言っても、リレー参加中だと周りに気を使って言えないこともあるし、名無しさんの意見も貴重だとは思いますけどね
人である以上価値観や解釈が合わないのは仕方ないと思いますし、馴れ合いと言われる現状を脱する為にもリレーにせよ、個人にせよSSを書いて精進するしかないなぁ……って(でもこれを他者に要求すると強制みたいで嫌になるよなぁ……)
ディスコミュニケーションというかその辺言い出せなくて人いなくなったりして、最初に参加したリレーが凍結になっちゃったモノとしては島術さんの気持ちは分からんでもないなかったり
>>664
父の日SS……!失念してました……
西行法師由来だったんだ……聞けてよかった
>「珍しい苗字調べて喜んでいいのは小5までだぞ」
やめてくれ、その術は俺に効く>>678
まぁそこら辺の自由度や束縛のバランス感覚とか調整は難しいですよね。
キャラ作りだけでも各人の許容範囲は違う(全員が納得できる鯖鱒制作はかなり難易度高い)でしょうし、リレー進行だって今よりもっと厳格ルールを布くにしても、多かれ少なかれ悪い影響は出るかもですし(参加したけど書けない、など?)。
もっと気軽にSS執筆なりリレー参加なりが出来るようになればいいんですが(リレーなら進行速度上げられる仕組み作りとか)…。>>678
創作するんなら、珍しい苗字や用語、シェイクスピアの名言を調べて喜ぶ精神を大切にしたいと思うんだ(ズタボロ)>>680
獣国のヘンリー、メンテー、尚との模擬戦闘のssをwikiに登録しました。
あと、新キャラのサーヴァントを作りました。意見感想をいただけたら嬉しいです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E9%9B%B7%E9%9B%BB%E7%88%B2%E5%8F%B3%E3%82%A8%E9%96%80>>693
あと、新キャラのサーヴァントを作りました。意見感想をいただけたら嬉しいです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E9%9B%B7%E9%9B%BB%E7%88%B2%E5%8F%B3%E3%82%A8%E9%96%80>>694
やっちゃいますか!
じゃあ案を募集します!久々なんで00:00まで案を募集及び方向性を決定したいと思います!>>701
【固有スキル】
心眼(真):C+
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
フォーリナーの場合、狩人としての経験から獣型の敵と戦った際、効果が向上する。
探索者の直感:A
探索時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。
例え初めて訪れる未知の場所であろうと、正常な思考・判断力を削る悍ましい環境下であろうと、
必ず突破口や有益な情報を見つけることが可能。
蛇統べる父:EX
イグとはこの世界に伝わる全ての蛇たちの父であり、頂点であり、始祖であり、そして世界に爬虫類と昆虫を齎した『侵略者』。
あらゆる蛇に関する異能・魔術・呪術・性質といったものを一時的に習得するスキル。近いもので言うと「皇帝特権」か。
例として「使い魔(蛇)」に「動物会話」「怪力」、メドゥーサの「魔眼」、ティアマトの「生命の海」、ヒュドラの「毒の吐息」など。
また、蛇に関する判定の成功率が格段に上昇する。
(例「敵マスターが使役している蛇を手懐けたい」「敵サーヴァントが蛇に関する英霊のようだが、そこから重要な情報を掴めるか」など)>>702
【宝具】
『口寄せ・諏訪大明神応身』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:50人
イグの化身である聖なる白蛇を呼び出し、使役する。
戦闘力は平均的なサーヴァントにやや劣るものの、フォーリナーと同じスキル「蛇統べる父:B」を所持しており、
様々な場面で活躍できる万能さが売り。
一回の召喚につき一体しか使役出来ないが、「単独行動:C」も持っているため、魔力供給の必要なく行動が可能。
人語は話せぬものの非常に賢く、フォーリナーとは念話によって意思疎通を図っている。(彼曰く「慇懃無礼で嫌味な奴」とのこと)
普段はどちらが主か分からない漫才を繰り広げているが、いざ戦闘となれば2人(?)は抜群のコンビネーションによって敵を翻弄してくれるだろう。
特別翻訳・第一宝具で召喚された白蛇ちゃん
「まったく。一昨日は二十四時間かけて退屈な監視、昨日は身代わりになって即死、
それで今日はどんな事をやらせるために呼んだんです?幸運だけが取り柄のポンコツ主」
「先程は『運だけ』の主と言いましたが訂正します。貴方肝心なところで不幸な目に合ったりしますもんね、サブロー。」
「……ここだけの話、遠くの父上より、近くの仕事仲間というか……まぁ、なんだかんだ好きですよ、サブローのことは。」>>704
『神憑り・諏訪大明神応身』
ランク:EX 種別:憑依宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
フォーリナーは決して使いたがらないが、彼自身が危機に瀕した時、自動的に発動してしまう忌まわしき宝具。
例え己がマスターの令呪による強制でも、発動に介入することは不可能。
フォーリナー自身にイグを一時的に降ろし、力の一部を顕現させる禁術。
姿形は「無数の蛇が巻き付いて蠢いている、禍々しい魔人」のような外見になり、
穏やかだった性格も邪悪で無慈悲な神の人格に塗り替えられてしまう。
「浸食固有結界」。その身体の内部と表面上には、大いなる蛇神の心象風景が展開されており、
生半可な接触では傷をつけることが出来ず、逆に触れた部分から対象を毒と呪詛によって侵し、肉体を崩壊させる。
宇宙の理の外より齎された毒性は、神代の肉体を持つ幻想種や英霊すら無効化出来ず、
例え高ランクの宝具であっても、あらゆる護りや防壁を腐らせ、治癒能力が働くことは一切無い。
接触したのが武器や無機物だったとしても、そこから毒が浸透し始め、持ち手にまで及ぶ危険性もある。
更に、フォーリナーが触れた場所も一時的に汚染され、同じ神威を振りまくようになる(某ジ○リ作品のタ○リ神が移動した痕のような感じ)
毒を受けた対象は、肉体を蝕まれ崩壊する激痛と恐怖から、最悪の場合ショック死することも。
耐久値によって毒の進行度を抑え込む事は可能である。>>705
【解説】
真名は甲賀三郎。といっても、FGOで紹介された甲賀三郎とは異なる世界の存在。
昔、浅間山のふもとで美しい妻と仲睦まじく暮らしていた、狩りの上手い青年だったが、
青年の才能や成功を妬んだ二人の兄によって、蓼科山にある底なし穴へ突き落とされてしまう。
……実は、かつて長野県の諏訪地方で蛇神として信仰されていた神格「諏訪大明神」の正体はイグであり、
三郎が落とされたその穴は邪神・イグの奉仕種族や信奉者、関わりある神話生物たちが暮らす地下世界と繋がっていたのだった。
三郎は恐るべき地下の世界や住人達相手に地上へ戻るべく奮闘、
そして彷徨い歩いた(複数回にわたるセッション、というよりキャンペーンプレイ並の大冒険の)末にようやく妻の元へ……というところで、
密かに彼の活躍を見て興味を示したイグが蛇化の加護(のろい)を授けてきて、見るも恐ろしい大蛇と化してしまう。
地上へ出れたものの、こんな姿では妻に逢えないと嘆き山に籠る三郎、
しかし最悪な事に、加護は妻にまで移っており、蛇になるという惨い呪いに蝕まれつつも、
イグからの啓示で夫が生還していることを知って、野山へ探しに入る妻、
そして完全に蛇となった二人はようやく再会し、喜び、静かに諏訪湖に身を沈めたのだった……>>706
壮絶な経歴とは裏腹にゆるく気のいい青年。少年漫画の主人公を出来そうな感じの外見。
野外活動と探索が得意な斥候(スカウト)であり、自らのマスターが邪悪な存在でない限り、頼もしい人生(探索者)の先輩として支えてくれる。
聖杯にかける願いは「邪神との関係を絶ちたい」
もしもマスターが自分と同じように愛する者のために戦っていたり、呪いによって苦しんでいたりすると、
自身の願いは二の次で全力でサポートにまわるお人好しでもある。
第二宝具が発動されると性格が激変し、自分を呼び出したマスターや使い魔の蛇を「我が子」と呼び、慈しみ、執着する。
敵には一切の慈悲も容赦も与えず自らの呪詛によって葬るか、
あるいは気に入った相手ならば恩寵を授け、自らの眷属(こども)として可愛がることも。>>699
まあ、マスター殺しは出来たらやってみたい程度なので。曇らせて彼女の抱えている憑き物を顕在化させたいというのがメインの目標です。
>>700
新キャラのサーヴァントを作りました。意見感想をいただけたら嬉しいです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E9%9B%B7%E9%9B%BB%E7%88%B2%E5%8F%B3%E3%82%A8%E9%96%80>>707
誕生日:不明 血液型:不明
イメージカラー:朽葉色 特技:サバイバル、狩猟
好きな物:妻 苦手な物:暗く閉鎖的な場所 天敵:イグ
髪の色:焦げ茶 瞳の色:黒色に金の蛇の目が入ったもの 肌の色:黄色
「フォーリナー・甲賀三郎、只今参上、と。……うーん、『フォーリナー(来訪者)』より『サバイバー(生還者)』って名乗りてえけどなぁ、俺。」
「女房には苦労どころかあんな呪いまで背負わしちまってさ……ほんと、最悪な亭主もいたもんだ……。」
「あぁコイツの事、怖がんなくていいぞマスター。ナリはこんなんでも物静かで紳士的で計算高くて腹黒……あだだだだ!頭に噛みつくんじゃねぇ!?」
「く……こんなもん!あのよく分かんねぇ地下世界に比べれば屁でもねぇ!…………自分で言ってて悲しくなってきたぜ。」
『――――――我が分身を害した愚か者は、貴様か』
『我が子よ。汝の呼び声、父は確かに受け取った、汝の行く末を祝福しよう。汝を害する者あれば、我が裁こう。その輝き、父に見せておくれ。』
『ふぅむ……蛇に関わりある英雄、であるか。すなわち――――――我が子であるな。』ローガンに人を殺めさせようかな…でもなぁ、ローガンが勝てそうなマスター誰もいないんだよなぁ
>>700
横からの部外者が口出しですまないですが、フランス特異点は更新一時停止中(クロさんが「進行ムリだ~」みたいな事言ってた)ですね。
島は、一応現時点でも開催中リレーの枠に記載されていますが、欠員の影響などもあり、「途中で残念だけど終了になっても仕方ないトコあるよね…」(実質的に現在更新一時停止中枠への移動受諾?)みたいな状態だった気がします……。
記憶違いがあるかもなので、そうだった場合はごめんなさいです。私ページのバーサーカー項目をちょい編集と追加。やっぱり頭使わない脳筋鯖は気持ちがいい。
>>710
またイグ様が御降誕なさっておる……。>>714
おお、第二弾!
また募集かける時にはお声かけください!
楽しみにしてます!最近中々顔出せないけどアレよね、アレ。リアクション貰えないとツライし批判はモロ精神ダメージになるから本当は嫌だけど向上しようと思ったら悪かった点こそ聞きたいから辛い所だわね
あとリレーは本当にルールを徹底できるGMが居なきゃ一度停滞するとそこからもう一度軌道に乗せるのはアマチュアの集まりだと苦しいんだなって>>710
黒龍君の件といい気軽に割り込むイグ様フレンドリー()
うちのかぐや姫がこのスレの平安鯖と出会ったらどうなるのかとふと思ったり
>>716
以前言ってて興味があるとおっしゃられていた美を追求する系オネエ様のプロフィールがwikiにあるんですけどいかがか
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/スピルバーグ教室の問題児達
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ローザ・ユスティングリーの1日
大体これ見たらわかります>>734
究極の美ではなく万人にウケる美を目指そう!と決めた一族が「アンタらブスばかりね。みんな自分自身の美しさに自信がないっていうの?」と冷遇してた一族最底辺のやつに下克上される話。実際ローザは多分方針的に歴代で一番根源に近づいてる。だって現トップモデルだもの
ちなみにローザ的にはイゼルマは「外面は美しいけれど、内面が美しくないわ。黄金姫白銀姫はまだわからなくもないけれど、製作者の性格が醜悪なら救いようがないじゃない?あの顛末はね、中身の美しさが足りないから招いたことよ」と辛口>>734
最近和に転がりつつある私が来た!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/倭姫命
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/葛の葉
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/オウマガドキトホノオノミコ
最近作った/改訂したのがこんな感じになってます和鯖はやっぱり話題になり易いね……。
>>726
なるほどなるほど。では書く段になったら「このキャラ使って~」アプローチしてもおkです?
あと人も集まってるっぽいし一応。刹那・ガルドロットの設定を死想魔術に対応した状態に変更しましたので、確認及び質問や意見、「ココ不備じゃね?」などあればお願いいたします。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%88%B9%E9%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88岐親子の短編投下してよござんすか
あとクロさん猫さんディックさん、一般さんとロバートさん、メ〇さんは>>725への確認やレスとか。
>>737
あらゆる信仰・伝承の裏に異界の邪神の気配有り。努々忘れることなかれ。久遠に伏したる者死することなく怪異なる永劫のうちにはなんか面倒くさくなったので以下略
個人的には「この世ならざる怪異がこの世界を侵す固有のもの」なら浸食固有結界なのでは?と思ったりなんだり質問なんですけどハクマの聖杯って壊せる感じですかね?
厄いモノなら本家によくある感じで聖杯に願いを託さずぶっ壊すのもありだとは思う(話としてまとまりやすいし)>>745
ええ、業平と大嶽丸ならアプローチしますね。そしてこの二人のうち食い下がるのは業平。チャラ男四天王というとライオンさんの業平、ロドモン、ドン・ファン、太田さんですか?>>747
へへ……画力がそれを叶えてくれるかなぁ()
そして第二宝具をフォーリナーらしさが出るように直してみました
『神憑り・諏訪大明神応身』
ランク:EX 種別:憑依宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
「今起こしてやる……だから、力を貸しやがれ……!!」
フォーリナー自身にイグを一時的に降ろし、力の一部を顕現させる禁術。
姿形は「無数の蛇が巻き付いて蠢いている、禍々しい魔人」のような外見になり、
穏やかだった性格も邪悪で無慈悲な神の人格に塗り替えられてしまう。
しかし、邪神に乗っ取られているのではなく、身体の操作権を譲っているだけに過ぎず、
宝具発動のオンオフは三郎が常に握っており、いざとなれば強制的に終了することが出来る。>>748
破壊は可能です。どういうものかは覇久間相談室のページの「ひみつ」に設定を書いてあります。設定はまだありますがそれは二人脱落して聖杯が現れつつあるようになってから公開しようかなと思ってます。>>750
狂気に呑まれることのないクラス・フォーリナーであるために、三郎とイグの力関係が崩れることは無いのだが、
万が一の時を考え、三郎はこの宝具をおいそれと使いたがらない。
「浸食固有結界」。その身体の内部と表面上には、大いなる蛇神の心象風景が展開されており、
生半可な接触では傷をつけることが出来ず、逆に触れた部分から対象を毒と呪詛によって侵し、肉体を崩壊させる。
宇宙の理の外より齎された毒性は、神代の肉体を持つ幻想種や英霊すら無効化出来ず、
例え高ランクの宝具であっても、あらゆる護りや防壁を腐らせ、治癒能力が働くことは一切無い。
接触したのが武器や無機物だったとしても、そこから毒が浸透し始め、持ち手にまで及ぶ危険性もある。
更に、フォーリナーが触れた場所も一時的に汚染され、同じ神威を振りまくようになる(某ジ○リ作品のタ○リ神が移動した痕のような感じ)
毒を受けた対象は、肉体を蝕まれ崩壊する激痛と恐怖から、最悪の場合ショック死することも。
耐久値によって毒の進行度を抑え込む事は可能である。>>746
では!
「オン・マカラギャ・バゾロウシュニシャ・バザラサトバ・ジャク・ウン・バン・コク。オン・ビシビシ・カラカラ・シバリ・ソワカ」
その日依頼されたのもいつも通りの仕事だった。相手に魔術師がいたのは予想外だったが、彼我の戦力差は対応出来る範疇だった―――それ故に、男がその呪いを受けたのは想定外のことだった。
「恐れ入ったか! 『暴君』岐朱司! これはお前と血の繋がりがあるものの愛情でしか解呪が不可能な愛染明王束縛呪! 天涯孤独の身であるお前にはどうすることも出来m―――」
言葉の途中、男は目の前に倒れ込んだ魔術師の顎を蹴り抜いた。
「術式の詳細を語ることで効果を増す誓約(うけい)だろ。わかってんだよ」
くだらねえ、と内心で吐き捨て、現に先程よりも不快感が増していることを認識して男―――岐朱司は嘆息した。
「だいたいな、俺が天涯孤独って認識が先ず間違いだ。これでも娘がいるんでね。っとお。これを教えたからにはお前さんを生かして返すわけには行かなくなったなあ」
本屋で好きな作家の最新刊を見つけた時のような笑顔で朱司は男の前髪を掴み。
「もっとも依頼は全殺.しだ。最初から見逃すつもりは無いがな?」
◆
「いやまあ、あいつのことがバレちまった以上は殺.すしかないよなあ」
焼け焦げ丸く縮まった焼死体の上に座り込み、口から紫煙を吹かしながら朱司は誰ともなしに呟く。
「しかし……愛染明王束縛呪ね……よりによって呪詛部位は首と来たもんだ」
遅かれ早かれ彼は呪いに首を絞め殺されるだろう。いつ死.んでもいいと思ってはいたが、自分の死に場所は自分で選ぶ。選択肢は一つしかないが、それをノータイムで選べるほど彼は人でなしではなく。
「……久々に帰るとしますかね」
そうして男は重い腰を上げる。かつて置いてきたものを取り戻すために。>>754
父が帰ってきて1週間がたった。
『呪いを解くぞ、手を貸せ』
そう言ってなんの前触れもなく始まった父との共同生活は、想定よりも悪くはなかった。
『お前なんでそんなことも知らないわけ? あ、教えてないのは俺か』
……いや、父親としては割とろくでもなかったけど。
それでも、彼は優秀だった。御役目として、魔を討つものとして。彼の在り方は私にとって完成系と言ってもいいもので、そんな彼に私は強く心を惹かれた。
柄にもなく、彼のようになりたいと思ってしまった。
◆
「そういえば、呪いってどうなってるの?」
「あー……あれな」
熱い新台が来たとかどうとかで朝も早くから外出しようとする背中に私は問いかけた。
珍しくばつが悪そうな顔をして、あーとかうーとか覚束無い様子で言葉を口にしようとする。何か隠していたのだろうか。隠し事とか今更だし、さっさとはっきりさせて欲しいのだけど。
「……3日目くらいには解けてんだよな。いやあ早かった早かった。肉親の愛情でしか解けない呪い、ね……ほんと、朽葉様々ってな」
「もっと早く言っても良かったのに」
本当に、何を今更気を使っているのだろう。父親らしい態度とか求めてないし、殊勝な顔とか気持ち悪いだけなのに。
「馬鹿だなお前。そうするとここにいる理由がなくなるだろ」
『呪いを解くまではここにいる』―――それが最初に決めたこの生活でのルールだった。それが果たされた今、一緒にいる理由は無いわけで。
「別にいればいいでしょ。元々ここが貴方の家なんだから」
でも、私からすればそんなことは関係なかった。>>755
家族は一緒にいるべきとかそんなことを言うつもりは毛頭ない。私と彼の間に当たり前の良識とか常識は当てはまらないだろう。
シンプルに、彼がいた方が都合がいいのだ。14歳の一人暮らしがどれだけ社会的に不都合なことが多いか彼は知りもしないだろう。
彼が私を利用するなら、わたしも彼を利用し返せばいいのだ。
「―――お前は、弱い。いや、弱いってのは語弊があるな。お前には無駄がある。あんな無茶な祓(や)り方したらそのうち火曜じゃなくてもへたっちまうぞ」
と思ってはいたのだけど。
あまりにも無茶苦茶なその発言に、私は思わず唖然としてしまった。
「まああの頃は餓鬼だったしな。今はまた色々と変わってくる―――というわけだ。一から鍛え直してやる」
つまり、これは「一緒に暮らそう」という彼なりの申し出なのだろう……本当に。本当にどうしようもなく素直じゃない。
まるで、子供のまま大人になったみたいだ。それが、なんだかおかしくてくすぐったくて。
「じゃあ、そういうことにしましょうか。パチンコでしょ? いってらっしゃい、お父さん」
「ああ。行ってくらあ、朽葉」
私達は、普通の親子のようにそう呼びあっていた。そういやこれは本当に唐突で取り止めのない話なんだけどうちの人間達のほとんどは野紀を嫌っているよ
「見ててイライラする」
「胡散臭い」
「全てを見透かしてる感が気に入らない」
「関わってもろくなことにならない」
「アレ人間じゃないでしょ」
「笑顔で子供達を救うタイプの大善で笑顔で魔術師を食い物にするタイプの巨悪」
と散々な言われよう。西行さんはむしろよく関わってる方とも言える
野「悲しいですね。しくしく(割とガチ)(でもニコニコしてる)」>>760
やったぜ(久しぶりのWASP供給だー!)>>760
おお、久方ぶりの……!
そうです、そのような感じです。この手綱が切れてしまう日が来るかは、果たして……「お前のは日本の魔術っていうより大陸含む色んな様式を都合よく組み合わせてなぞって無理矢理妖術って言い張れる形にしてるだけの人外スキルやん。同時代枠で天海呼んでこいや」って理由で日本史魔術使いの会を締め出されるカシンチャン、っていうネタを思いついたけど、絶対タチの悪いマレフィセントみたいになるからボツだなこれは
>>746
だって奴の対人スキルのほとんどは「ガード外にいる人間から身を守る方法(一般的には煽りや脅しと呼ばれます)」がほとんどで、ガード内に入った人間に対する対処法は不慣れの極みだもの
そりゃ出力される結果はポンになるよね
>>759
なんというか、ひとまずなんとかなった感じはあるけど崩壊も割とあっさり起きそうで怖いなぁ0XX年、〇〇〇。
この街に、本日〇人の魔術師が集った・・・・・・
彼らの目的は、4年に1度開かれる聖杯世界大統領選挙戦争に参加することだ!
魔術師たちによる、主権をかけた代理戦争。この戦いに優勝した国が、向こう4年間にわたって世界の主導権を握ることになる。
野望を抱いて参加する者。
何に変えても叶えたい願いの為に戦争の代理人を引き受けた者。
何らかのトラブルで巻き込まれたもの。
それぞれの思いを胸に、今、戦いの火ぶたは切って落とされる!
Fate / Fighting stage(仮)!!>>769
〇用語解説
・世界大聖杯:
世に唯一の、あらゆる願いをかなえる願望器。誰が作ったわけでもなく、この世界に突然出現した。代理戦争によりこの器を取り合い、優勝国の長が世界大統領として4年間にわたり国連を束ねることになる。
聖杯の選定により、参加国は事前に3~7か国に絞られる。選定の基準は不明。
使用が認められるのは優勝した魔術師とそのサーヴァントそれぞれに1度ずつだけで、優勝国はシンボルとして次の大会までその所有が認められる。
・サーヴァント召喚:
聖杯戦争を戦うためのサーヴァントを召喚すること。使用する触媒や呼び出すサーヴァントは個々人の裁量に任せられているが、国の代表としての意識が強いマスターは自国のサーヴァントを狙って召喚する傾向がみられる。
以下のような法則が存在する。
(1)知名度による補正は存在しない。
(2)あらゆる英霊をサーヴァントとして呼び出すことができるが、その力はかなり平均化がなされる。(“ルールを順守する方法で召喚がされた場合”)どんなに強大なサーヴァントでも、平均的なサーヴァント2騎でなら互角に戦える程度の力量差に収まる。
聖杯戦争のタームが短く、また所在が移動する特殊な聖杯システムのためだと言われているが、立証はされていない。
・マスター:
サーヴァントと契約を結び、聖杯戦争で戦う魔術師。自ら志望して参加する者、代理人として雇われるもの、望まずに巻き込まれる形で参加する者など、参戦理由は様々。望まずに参加してしまった者は、本来参加するはずだった国の代表として任命される。
・聖杯戦争管理局:
「協会」。どこの国・どの宗教にも属さない、聖杯戦争運営の為に作られた組織。Fate本編における教会のポジションを担う。いようしマスター投稿しに来ましたわ~、と思ったらとてもスレが進んでいたという
「子牙の爺さんの、結界てどういうもんなの。社守とは違う? なんか修行が上手くいかなくてさ」
銀髪碧眼、土地に選ばれた者の証である神域の色を宿した少年が、老爺と呼ぶにはあまりにも若すぎる青年に話しかけていた。
無造作に最低限は整えた髪、炎を連想させる、金色の虹彩を備えた赤い眼光。血の通わない冷徹そのままが形になったかのような鉄面皮の、美貌の青年。姜子牙。
宮守矢羽々という少年もまた魔に魅入られているだけはあり、人間にしては異質異端の者であったが、彼は更に増して浮世離れしている。
「そうだな、魔力干渉という点では同じだが、私のは領域と言い換えた方が分かりやすいか」
例えば、と言葉を続ける。
「地点を指定して、一定の空間を魔力で満たす。そうするとその空間は魔力が現れている分だけは自分の領域であると言えるだろう?」
「ん、あー、無理矢理に空間を占有して、支配権を確立する訳か」
「そうそう。差異が生まれるとしたら、魔力に概念(意味)を与える部分。どういう形に支配するのか、というところだろうな。社守の結界術は建築魔術を経由した空間の切り分けだ。正統寄りの、聖域を守る境界線に起源をもっている。対して私の結界は、“一つの閉じられた世界”であっても、魔術回路を分解し魔術式に置換した人体宇宙、小宇宙(ミクロコスモス)の類だ。そうだな……張奎は荒れるから、土行孫か。土府星土行孫、疾っ!」
方陣、シンプルな立方体の呪界、エーテルによって実体化した虫食い穴。ただ現実を蝕むだけの呪いの空間に具体的な方向性が加わる。呪いとは第三要素・精神。すなわち意思の力。空間における魔力の使用方法を決める法であり、世界のルールであると言えた。
「土行孫は……生前の土行孫は、地行術の達人だった。といっても殷の澠池県の総兵官だった張奎よりは練度に劣り、岩は通ることができないし、鋼などの金属類は地行術の天敵などそもそも弱点があったが便利で、稀有な術だった。相手の情報がなかった頃は神出鬼没の恐ろしい相手だったし、味方になってからは頼りになる男だった。お調子者だったが……」
「まるで見てきたように言うねえ」>>774
「揶揄うな。魔力そのものを媒体に降霊をすることで、今、この方陣と定義されている結界は土行孫の性質を得た。この方陣は他の結界と違って地中の中を、土行孫の地行術と同様に行き来できるようになったわけだ」
ふいふいっと舗装されていない公園の地面を通過して、方陣結界が自由自在に上下する。姜子牙の方も操っているという様子ではなく、まるで一個の意識ある生命体のように見えた。
「それって、まるで完全なカタチで宝具を使えるほどの精度で、境界記録帯(ゴーストライナー)を召喚させることは出来ないから、ごく一部と接続(アクセス)するっていう活用方法と似てるね」
「原理的には同じだな。ただ英霊の座と、道教で言うところの神界の違いだけで」
第三魔法“天の杯(ヘブンスフィール)”による魂の物質化が用いられてようやくサーヴァントの召喚に成功しているように、姜子牙には魔法の域の宝具がある。
そう、姜子牙という青年は境界記録帯(ゴーストライナー)そのもの。アラヤの人間霊が英霊という、ガイアの精霊と同等の霊格へと至った者の分け身、サーヴァントなのである。
「いきなり、そういった位階に辿り着く必要はない。結界の目指すべきはそれ自体で完結した異界だが、自分の心象風景をカタチにする様な真似は、大禁呪と呼ばれる程だ。魔術師たちにとっては最大級の奥義であり、魔術の到達点のひとつなのだから」
と言いながら内心では矢羽々少年は、自分と違って天才の類と感じていた。
表層に現れるほど土地の霊脈に選ばれた魔力に満ちた銀髪碧眼に、異常な質の魔術回路を背景にする多彩な才能。そして何より十五歳で完成している世界観。散りばめられた現実、固有結界(リアリティ・マーブル)へ直接的に至らずとも、小さな魔術と大きな魔術を緻密に構築していくことで、同規模の異界を形成することは能力的にも十二分に可能だろう。第五架空要素に異常を来たす、周囲の人理定礎、時空連続体に齟齬を与えるような。
――私が、君のレベルに至ったのは齢八十を越えてからだったよ。
「矢羽々はどんな結界に、世界にしたい。社守雪音君を守れるような?」
「ば、馬鹿かよ!? 雪音は関係ないって。あいつは確かに、俺みたいに正統後継者に選ばれた証もないし、魔術回路も大したもんじゃない。でも、社守の宗家とかそういう環境で頑張っている善い奴が報われないのは嫌ってだけだ。だから、やる」>>776
【名前】姜子牙
【性別】男
【外見】
不要な手間と定め、無造作に視界を確保できる程度に整えた髪。睨めつける火眼金睛(炎を連想させる、金色の虹彩を備えた赤い眼球)の眼光。血の通わない冷徹そのままが形になったかのような鉄面皮で、美貌の青年。自身の体型よりも丈が大きめの黒色のパーカーと、白色の細身のズボン、スキニーパンツといった出で立ち。
【方針・属性】中立・中庸
【魔術回路/質・量】B+
【魔術回路/編成】異質(彼の魔術回路は現代の人間にはありえない)
神代回帰/編成:紀元前11世紀までの系統樹
【魔術系統】道術、仙術、風水魔術(奇門遁甲)、地形魔術
【魔術属性】空
【起源】理合
【代数】初代
【決戦の日】盤古開天
【解説/行動方針/台詞例】
姜尚。姓は姜、氏は呂、名前は尚、字は子牙、号は飛熊。名を直接呼ぶことは失礼にあたるので、字である子牙、姜子牙という。
各国で激化する戦乱やテロリズムを格好の隠れ蓑に秘めやかに行われていた聖杯戦争。各地の聖杯戦争の勝利者たちが、また異なる戦地へ、さらなる高みを目指して転戦を繰り返す。他の勝利者の獲得した聖杯とその魔力を奪い合う泥沼の戦い。そこに現れた謎の男。二度の聖杯戦争で勝利者となった自称・魔術師。二度目の聖杯戦争では令呪になる前の予兆、聖痕を買い取り、マスター代行として参戦したという。当世では社守一族、シュライングループの後援の下、聖杯戦争という邪法を封印するという目的で動く。後援という形式だが、魔術以外は何でも出来る器用さを買われて、神秘の隠匿という第一原則に従い、魔術行使が自粛される日中は、シュライングループからの依頼を手伝っている光景が見れるだろう。>>777
その正体は疑似サーヴァント、太公望。自分の複製人形を作り、その器に入れることによって無理やり召喚を維持しているもの。人体を触媒にした強引な英霊召還方式。それをマスターと言い張る偽装契約によって、現世に留まっている詐欺サーヴァントなのである。よって正式な契約を持って正規のマスターを得なければ、前線に出て戦えるサーヴァントとは呼べない。さらに既存の肉体を使用しているため霊体化できないうえ、通常のサーヴァントと違って肉体の生理活動の維持にある程度(食事や睡眠などに)労力を割く必要があり、肉体を依り代にしているため、ダメージによる消滅が死に直結する欠点が存在する。
令呪を獲得した瞬間に、サーヴァントとしての自身、太公望との契約が自動で行われるため他のサーヴァントを聖杯のバックアップで召喚するということは基本的に不可能。令呪が刻まれた時点で太公望が召喚されるのは確定だが、どの霊基(クラス)になるのかは不明。
【所持技能】
『自動契約:太公望』
『コネクション・シュライングループ(社守一族):EX』
『神仙道:B』
『風水魔術(奇門遁甲):A+++』
『地形魔術:EX』>>779
狸さんもそうだけれど英霊が意外と現世に残ってますね。大嶽丸も実は生きて人に化けて人の世に残っていたみたいに考えたこともありましたが、あそこで死なないと本人としては生き恥に思って生存しないと思うんですけどね。
それと変わり種のサーヴァントを作ったので意見感想ありましたら知りたいです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E9%9B%B7%E9%9B%BB%E7%88%B2%E5%8F%B3%E3%82%A8%E9%96%80>>782
【名前】篙鈴音/Koh Rinln
【年齢】14歳くらい
【国籍】中国
【身長・体重】157cm・45kg
【スリーサイズ】82(C)-53-85
【CV】山崎はるか
赤毛を三つ編みにした中国出身の少女。
茅山術と呼ばれる道教の法術を使いこなす。
明るく天真爛漫な人柄をしており、師匠と呼ばれる人物を探している。
その正体は、生前の許仲琳が残した義体に彼女の意識が宿ったもの。
太公望の死を知った際に「お師匠様が死ぬわけがありません。今は死んだとしても、いずれ戻ってきます」と断じた彼女は自身の依代となる器を残していた。この依代は「太公望が再び現れ、一年以上現世に逗留した時」にのみ起動されるものであり、彼女が現世にいる時は太公望が現世にいることの証明にほかならない。
ちなみに戸籍は術を使って何とかした、そういうとこだぞお前。
いやあやるしか無かった>>785
野「封神演義の仙人……ふむ。擬似サーヴァントとしての己の確立ですか。なるほどなるほど……ここは一つ、私たちも一つの存在としての合一化を」
隠神刑部「ぜっっっったいやだ!!!何が悲しくてお前みたいなやつと!!!○ね!!!」
野「かなしいです」
別世界線を辿った同一人物なのがうちのこの二人なのでとても相性が悪い。多分現代に生存している○○系メンバーの中で一番本人同士の仲が悪い
千里眼持ち現地人……!!>>790
拝「わかるわ〜」
エ「ブーメラン刺さってるわよ」
ム「貴方がそれを言ってはダメだと思いますお父様」「一般人の巻き込まれ枠」に「連続殺人鬼」を付与された龍之介って、キャラ背景表で事故って生まれたようなキャラクターみたいだなぁと思いました。でもリレーとかやっているとああいうキャラクターも使いやすそうな気がします。
>>786
そうですねぇ、浄化、賦活、解呪、士気高揚みたいな効果を相撲に入れてみますか。>>793
名前はそれらしいのを適当に+性格設定はそのまんま+残留法はほぼ拝さんのままなので早くありません!(せめてもの言い訳)
書きたいものを書き続けていい感じにギアが温まってるのを感じる……!>>795
「こちとら清少納言も果心居士も月読命もあとなんでか知らないけれどオーディンもいる魔境ですよ。今更なんだっていうのでしょうか」
「御伽事件」のプロットまとめなきゃ……
どんな話かっていうと元冠位現封印指定っていう橙子さんみたいな人が作った趣味悪い礼装をその人が廃棄しようとしてたら盗まれて世界各地で神秘秘匿関係ねぇと言わんばかりに事件が起きるので野紀とか他にもいろんな人達が解決するお話です
趣味悪い礼装
赤い靴(カーレン)→血塗れ足だらけフェスティバル
ワンダーランド→サイケデリックSAN値チェック不可避ワールド
灰被り(シンデレラ)→お姫様を着飾る道具(中途半端に物質変化した人々。グロい)>>801
インフレ枠でいいんじゃない?>>805
野紀曰く「もうトランプ見たくない。あとヨーロッパに行きたくない」と数ヶ月間思わせるようなアレだったとか
野「一つの街ごと巻き込むとか正気かよって言いたくなりますよね」>>803
礼装の回収や破棄が必要ならば揉め事処理屋や講師にあてがありますよ!>>811
呪霊ではありませんが忌霊みたいなゴースト系エネミーはいますし、魔性特攻が入りそうな使い魔などがいればチャンスはありそうですね。>>797
(自レス)
……やっぱこの方、ヤバ死系の危険思想なのでは……「先生、昨日シュライングループの社史編纂課で、中国から輸入してきた神仙の遺物とされる義体が突如、起動して暴走したっていう話ですが……って聞いていますか?」
「ああ、知っている。外から雇われた、あの“暴君” 岐朱司が対応したという話と聞いているから心配はいらないだろうが、後で調べてようと思っていた」
サーヴァントとしては生前の、太公望であった頃の弟子が現代にいるという変な未来を視てしまったから、とは流石に言わなかった。そもそも予測や測定ではない、時間軸だけではなく空間も超越することができる遠見の千里眼は人類最高峰たる冠位(グランド)の魔術師以外、持ち得ぬもの。大々的に喋る訳にもいかない。
「子牙先生は、シュラインの魔術部門の外部顧問でしたよね」
「私は立ち会えなかった。火祭りの準備をしていたからな」
シュライングループの秘匿された魔術部門、社史編纂課においてお抱えの魔術師では対処できない問題が発生した場合、外部顧問の姜子牙に話が飛ぶのだが、社守の霊脈の調整なども任されており、常に多忙の身。このような突発的な事態には間に合わないことが多くある。
特に社守の土地全てを上げての、火祭り。秋の豊穣を祈願する七日間の大規模な祭りの準備は困難な作業であった。英霊召喚で呼び出された七騎のサーヴァントによる、土地の霊脈を賦活させる大儀式、“社守聖杯戦役”が行われる七日間でもあるからだ。
「瞬間の利益のために、長年酷使してきた霊脈の補修もあるしな」
ふぅ、と溜息をつくその姿は、姜子牙にして珍しい。
何かあったのだろうか、
雪音は手のひらに刻まれた聖杯戦争の予兆、蚯蚓腫れのような聖痕に目を向ける。サーヴァントが召喚可能となればこれが図面に、令呪へと変わる。
社守一族の宗家の、それも嫡女として一族内の発言権を保つためにも負けられない。
そうやって気負う姿を宗家当主から直々に娘の教練を依頼された、姜子牙なんかは(視野が広い分、上を見過ぎているな……)とも思う。かつて自分もそうだったからこそ、適性とは異なる方面に憧れるのも分からない話ではない。
姜子牙は社守雪音の適性を、土地の魔力に適応した連中の火力と効率よりは、錬金術師の高速思考・分割思考にあると見ていた。>>816
ただ単純に思考が速いことから発展して、多展開する図面を競争させる技法を高速思考と言う。そして、さらに優れた錬金術師は脳内に複数の区間を持つ。通常、人間の脳には思考をする部屋が一つしか存在しないが、思考を分割してできた複数の思考回路、分割思考とはこの“思考の部屋”に間取りを作り、空間を幾つかに分ける技術。優れた錬金術師は、実際に“思考する”部屋そのものを複数持ち得る。高速思考が一人前の錬金術師の証だというのなら、区間の数は才能の証だろう。分割思考と呼ばれるそれは、優れた錬金術師でも三つから五つが限度とされる。だが、“部屋”は相乗効果を及ぼしている。四つの分割思考が出来るという事は、二百五十六もの思考を持つ事。それも単純に二百五十六人の錬金術師分の計算が出来る、という訳ではない。二百五十六の高速知性が、個々の隔てなく、同じ目的の為に淀みなく回転し互いを補佐するという事だ。
身体能力・魔力回路で劣る者たちは、未来を予測する事で最悪の展開を回避し続ける。そしてあらかじめ用意した逆転の位置に事態を導き、僅か一瞬の好機に全ての確率を注ぎ込む。
そういった戦い方もある、というのを教えているのだが、周囲がそのような努力と関係なしに思うが儘、暴力の如き魔力を振るえば焦る気持ちも分かってしまう。
「でも、先生は聖杯を封印するのがお役目だと」
「社守の霊脈は完全に聖杯戦争、もう数百年の規模で聖杯戦役のために調整されている。大樽一杯に貯まったニトログリセリンを無理に抜き取って爆破するよりは、入念な準備が必要だからな。その辺りは宮守と……」
少なくとも霊脈を涸らさないで済む、聖杯に代わる超抜級の魔力炉心が必要だ。宮守矢羽々が書き上げたオーバーテクノロジーの塊、並列仮想霊子加速器の設計図こそ、その代わりになるのではないかと姜子牙は睨んでいた。
宮守矢羽々自身も社守一族の業を、宗家後継者である社守雪音に引き継がせたくはないという感情もあってか、
「宮守って、矢羽々ですか!」
「……あ、ああ」
「あのバカ、また先生に迷惑かけてー!」>>817
社守雪音(やしろもり・ゆきね)
【方針・属性】秩序・善
【魔術回路・質/量/編成】A+/B/正常
【魔術系統】
建築魔術
地形魔術
【解説】
「私だってやれるって事、見せてあげる」
容姿端麗な美少女、かなり髪が長い為ポニーテールをして一つに結っているが特に苦労はしていない様子(物を依代にした人型結界、式神を使うため)。
社守一族の代表、宗家の嫡女でありながら土地に選ばれなかった少女。幼い頃から、宗家として社守を誇りに思っている一方で、社守の霊脈に選ばれなかったという劣等感は誰にも見せないだけで根強く心の奥底にある。
“社守聖杯戦役”に参加する御柱童子の中では最年長の十五歳ということもあって、好奇心だけで後先考えずに行動しがちな、宮守矢羽々の手綱役を務めることも多く、拘束など実力行使に及ぶことも辞さない。普段は冷静で状況判断能力に長けているが、だからこそ思考の回転が速く、一人だけの時は無茶な行動をとる。また、非常に気が強く勝気で、怒らせた相手には容赦がなく理不尽。
魔術回路の出力や効率では、土地に選ばれた銀髪碧眼には及ばないものの、高速思考と分割思考に由来する精度、技術は非常に高く、一度に複数の異なる条件の結界を形成し、操作することも可能。力の操作を始めとする、万物、物質の流転、事象の変換に優れる。
その結果、自身に結界を展開して外部などの干渉する力と“まったく同値”にして、同化して通過するという結界術、『幽界』の使い手となった。空間を読み取ったすり抜けや、高い感知能力を利用して魔力の痕跡の探索など幅広いことが可能だが、異物を感知し続ける鋭敏な知覚は神経をすり減らす。>>818
社守シリーズ、更新です!伏神のバーサーカー陣営で相談があるのですが、伏神関係者の方々はいらっしゃいますでしょうか?
レージュの性癖詰め込んだ兄弟姉妹シリーズ。
(※その扱いづらさから正式なキャラクターとして登録するのを保留にしていたり)
兄:
魔術師になりたかったが素質が無い上に失望された。
正統後継者となった妹に「魔術師なんてなりたくなかった。才能の無い兄さんが羨ましい」と言われてしまい、逆上。
毎日のように暴力を振るっている。
妹:
2~3歳年下。兄より才能は有ったが倫理観の無い魔道に耐えられる精神では無く、
その辛さを間違った形で兄に吐露してしまい、上記のような狂った関係をつくってしまった。
両親の命令で聖杯戦争に参加しているが、実権は兄が握っている(投げだしている)。
姉:
非道な魔術に嫌気がさし、関係を断ったはずの父と母が弟にその修練を課していることを知り、
事故と見せかけ両親をさつ害してしまった女性。
しかし、どうやら修練によって弟の命が削られているようで、それを救うべく聖杯戦争に挑む。
弟:
4~5歳年下。悪霊や魔性を引き寄せるほど、高い素質を持って生まれてしまった少年。
これを自身で制御・防衛できるようにと、両親は放棄していた魔術を習わせていた。
だが、姉の暴走により修練を止めてしまったために、悪霊に憑りつかれ現在意識不明となってしまっている。>>825
双子:
天使のような外見とは裏腹に、恐るべきサイコキラーな男女の双子。
魔術の修練という名の虐待を受けた結果、「自分たちだけの世界に逃げたい(つくりたい)」と思い至り、
聖杯戦争に参加する。
姉:
逸般人。霊地や財産目当てで魔術師一家に家を乗っ取られた挙句、ただ一人奴隷として生かされていた。
しかし、ある日とうとう正気の糸が切れてしまい、穏やかな顔で一家を惨殺し、
元の平和だった頃に戻るために聖杯戦争に参加する。
妹:
一歳年下。義理の姉苛めに自主的に参加していなかったことと、姉の次に苛めの対象にあっていたことからころされずに済んだ。
狂ってしまった姉にひいひい怯えながら魔術面でのサポートに回っている。
兄:
没落気味なエリート魔術一族に生まれたツンデレ噛ませ犬青年。相手を出し抜こうと金をかけては無駄にしているお笑い枠。
妹:
2~3歳年下。没落気味なエリート魔術一族に生まれたツンデレ悪役令嬢。相手を出し抜こうと企んではドジるお笑い枠。覇久間相談室に質問投げました
GMならびに参加者の方は確認していただけると助かります性癖かぁ…私は影のある男性キャラクター、芯の強い女性キャラクターが好きなのかも知れない。
自分の性癖を目一杯詰め込んだキャラっていうとリルガ・プッチ・デッラルゴがパッと思いつくあたり、きっと私は幸運Eフェチ。>>829
確認しました。そうだよなぁ…アーチャーからみたらローガンの行動はそうとしか捉えられないよなぁ…>>835
Foooooooooooooo!!!!!!ss投げたいので投げても良いですか
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/スピルバーグ教室の問題児達
のローザ・ユスティングリーの過去編「ほら、アレをみろ。アイツはユスティングリーの人間として相応しくないんだ」
「宝石の魔眼も、魔性の美声も、蠱惑の血液も。その全てがユスティングリーの在り方に相応しいのにアレの見た目が全てを邪魔している」
「しかも何よ……あの子、男でも女でもないんですって?確かにユスティングリーの魔術には男女の差を溶かしてしまうけれど……普段からそれなんて失敗作じゃない」
『ああ、あの子は美しかれども、私たちの思想からは外れている』
私は美しかった。ええ、そうよ。生まれた時からずっと。男女の性を越えた美しさを兼ね備えていた。
自分の美貌を疎んだことがあるのか?もちろん、あるはずがないわ。どうして美しいものを疎む必要があるのかしら。私は生まれながらに美しい。ただ、それがユスティングリーの人間には受け入れられなかったというだけ。
「いいこと?ローザ。あなたは失敗作よ。”全ての万人が抱く美の欲望に体を変化させ応える“ことこそがユスティングリーの悲願。……あなたは容姿が美しすぎる。特色が強すぎるのよ。これじゃあその悲願の力にはなれないわ。両性具有だってそう。あなたはこの家の魔術師として欠陥品なのよ。
………ええ、だから。あなたのその魔眼と喉、そして心臓だけが惜しいわ。それは魅了の究極系の一つ。それがあれば、もしかしたら悲願に至るかもしれないもの。だから、ええ。あなたがもう少し育ったら。当主になるあなたのお兄ちゃんのために、その全てをあげなさい」
「はい、母上。謹んで御承りいたします」ああもう!うざったらしいったらありゃしない!何処を見ても同じ顔、顔、声、声、体、体!!!あらゆる姿に変化するべきだからって、身体を改造し続けた結果がなんの特色もないただ美しい顔だけならまだしも、喋り方や性格だってみんな同じだわ!
何、何よアンタら。アンタ達には自分ってものがないの?そもそもみんな自己が薄すぎるのよ。他人が好きな物の姿に変化すればいいなんて下らないにも程がある。もっと自分という存在に誇りを持てばいいじゃない。なんでそうやって自分の価値を他人に預けるのかしら。信じられないわ。
何処を見てもブスばかり。顔がブスなんじゃないわ、性格がブスなのよ。味気ないの。この人たちには魂に色がない、方向性がない、人としてつまらない。まだ醜悪な方がマシね。だって、それはそれで一つの価値があるものだもの。けれど、何にもない無味無臭の美しくも汚くもないものなんて、誰も好くはずがないのよ。少なくとも、私は嫌いだわ。
「だから、私はアンタ達に人生をくれてやる気なんてないわよ。見てなさい、この世で一番美しいのは、アンタ達じゃなくて私なんだから」
このまま搾取されるだけだと思わないで。だって、私は大輪の花。花は、美しく咲き誇ってこそ価値があるものなのだから。
「おやおや!その年で私と契約を結びたいだなんてチャレンジャーなお方だ。私の方針を知ったうえで話しているのですか?」
「もちろん知ってるわよ。貴方の一族の名前は悪名高いもの。契約をしたが最後、魔術師に対しては不利益に、持たざる者には利益を与える私たち(魔術師)にとって悪魔みたいなものだって。……あと、アンタが未成年に甘いってこともね?」
「ならば話は早いですね。そうですよ、私はあまり子供に酷な選択はさせたくない。私としては未だミドルスクール程の年齢である貴方と契約をするのは控えたいのです。貴方にはまだ未来がある。契約をして、対価を払って、避けられない辛い未来に絶望するよりは別の道を選んだ方が良いかと……」「ふざけないで。私を、そこらの凡百な狗どもと一緒にしないでくれる?」
真っ直ぐと私の顔で見据える。幼い頃から無駄だと笑われてきても純粋に磨き上げてきたこの美貌。この表現力。それを一心に使って睨みつけてあげる。そうすれば、大抵の相手は少しでもたじろぐのだ。
「私はね、美しい。美しいのよ。世界で何よりも美しい。顔が、じゃないわ。顔ももちろんだけど、魂だって、在り方だって、美しくあるべきだと思ってるし美しく在り続けるために、更なる美しさを手に入れるために走り続けたのよ。だからね、『アンタ程度』に退くわけにはいかないの。だって、私は世界を魅了するべき存在なのだもの。
──────だから、契約よ。私は私の美しさでこの体質に頼らずとも世界を取る。それまでは、この体質を除去しなくてはならないから」
「………ユスティングリーの魔術の在り方を貴方一人で壊して作り直すと?」
「もちろん。私はそれをする義務があるわ。誰かの思想に乗っかっていればいいなんていう羽虫どもを、私の美で叩き潰して。
そしてその後に、美しい蝶に羽化するように躾けてあげる。私が統べるユスティングリーに、美しくないものは必要ないのだから」
それこそが私の在り方だと、目の前の男に叩きつける。さあ、私の美しさを認めなさい。私の意志(美)をその身に受けて、そうしてこう言うのよ。
「……その契約、承りました。この言葉が欲しかったのでしょう?」
「ええ、もちろん。言ってくれると思ったわ。だって、私の美しさを見て首を横に振れる者はいないのだから」
「全く……もしや、本当に「 」に至るやもしれませんね、貴方は。兎にも角にも、契約を履行しましょう。
私がもたらす物は魔眼とその美声、そして心臓の摘出方法と保存方法、そして生命維持です。貴方への対価は……そうですね、貴方が言う世界的モデルとなった暁に、私の会社のプロモーションを務めていただこうかと。
ああ、貴方が世界で輝けない……つまり、契約不履行になった場合はペナルティとして貴方のその美貌を含む『全て』をいただきます」「あら、随分と安いリスクね。それじゃあ私の価値がその程度みたいで腹が立つから、対価にユスティングリーの変身術の理論も入れてちょうだい。どうせ私が当主になれば今の体制は崩れるんだからあまり必要ないものになるわ」
「おやおや。初めてですよ、貴方のような方は。……美しいですね。貴方の魂は本当に美しく、偉大だ。そこらの人が20人居ても足りないくらいの魂ですよ」
「嘘をつくのはやめてくれる?人の世の美醜なんてどうでもいい。そうやって思ってるのが私には透けて見えるわよ。……私の前でその思いを本気で隠そうとしないところは褒めてあげるわ。嫌いだけどね。……帰るわ」
「おやおや。これからも良い顧客になる方に嫌われてしまいました、心が痛みますね。摘出に必要な物は後日お届けしますね。大我君、お客様がお帰りです。お送りしてあげてください」
私は世界で一番美しい。それは、揺るぎようがない事実だ。……けれど、私はただ己の美しさにかまけていたわけではない。私は私の美を高めるために、探求と研鑽を諦めない。
「あ、がぁ゛っ……、ぐ、ぅぅ……!!!」
『魔眼列車の摘出と同じように、人体に害はありません。ですが、これは己と言う存在から特定の存在を概念ごと魂から剥ぎ取るもの。それ故に剥いだ物にも、剥がれた物にも、劣化や損害は存在しませんが……魂から一部を剥ぎ取るのです。その苦痛は想像を絶するものだと思ってください』
なるほど、確かにこれは味わったことのない苦痛だ。目を摘出礼装の手袋で自ら抉り取って。声帯を掴み引きちぎって、心臓を自ら抉り出す。物理的損傷はないが、魂が削れる痛みはその損傷の何よりにも勝る痛みだ。「………だから、なんだっていうのよ………!!」
私はローザ・ユスティングリー。この世で一番美しい存在。そんな私が、これしきのことで無様で醜い様を晒してはならない。いついかなる時も美しく。かのフランスの薔薇の王妃は己が死するときも王妃としての美しき在り方を全うしたという。ならば、それは私だって同じこと。
私の道は薔薇色でなく。数多の困難を乗り越えるために幾度となく努力した。挑み続けた。それらは全て私が美しく在るために。私が私らしく在るために。血反吐を吐くのも美しく、麗しく。
私の道は優雅な薔薇色でなく。私の道は積み上げた努力の血の色で彩られているのである。しかし、醜くあるなかれ。美しくランウェイを血塗りましょう。美しくランウェイを歩きましょう。それでこそ、私に相応しい。
「私は、ローザ・ユスティングリー……この世で何よりも誰よりも、一番美しいのだから……!」
「ユスティングリー……ユスティングリー!居眠りとは感心しないな。授業が終わってからも動かないからどうもおかしいと思ったんだ」
「……あら、スピルバーグ……ごめんなさいね。ちょっと、昨日は研究に精を入れすぎたものだから」
「自分の授業でそう言われるとあまり嬉しくないね……今日は現代魔術科との合同授業だったし特に」
「そうは言っても……最終的にエルメロイ教室の面々で問題が起きてたじゃない。魔眼がどうとかで、降霊科のファムルソローネの子も巻き込んで、シスタールが色々してたような気がするけれど?軽い休養はお肌に良いわ、私が寝てても何の問題もないはずよ。というか、貴方も纏めるべきじゃないかしら」
「うぐっ…………急用を思い出したから失礼するよ」
「………逃げたわね」
先程見た、在りし日の夢を思い出す。そっと、自分の眼に触れる。これは摘出した後に移植した常人と何ら変わりのない眼だ。魔眼は然るべき場所に安置している。どうやら、あんな夢を見たのは今日の授業が魔眼についてだったかららしい。手鏡を確認して、今の自分の姿をしっかりと見据える。
「………何よ。やっぱり今日も美しいわね、私」>>847
アタイ強欲な壺だから感想ほしい>>839
残り二人も肯定意見は白目向きならが「さすがは陛下、全力ですな」的なニュアンスで述べたものだから3人の総意ですけどね!
……いうて隠しステータスとして存在する「ハ様を説得する必要がある時に味方につけておくと最低でも話ぐらいは聞いてくれるようになる実質必須リスト(一人一行で書いても余裕で一レス以内に収まるレベルで短い)」に名前が入ってるぐらいには仲がいいからあながち社交辞令って訳でもないんだ
>>840
いうて上司が急に縦ロール女になって表れて自信満々に「どうだ?」って聞いてきたら部下は反応に困ると思うから注意は必要なのでは
>>847
これは私がリョ……そういう性癖の持ち主だからとかではないんですが、血反吐を吐いて手に入れるものって普通より美しく見えますことでしてね!>>849
「日々の美しさは容易く手に入れることはできなくてよ。世界一美しくなったとして、研鑽を怠っては堕落してしまうもの」
ちなみにディズニーの推しキャラが白雪姫のイビルクイーンな辺り筋金入りである
「自分よりも美しい人間を殺して世界一美しくなる、っていう手段はナンセンスだけど。美への在り方は好ましいわ」
>>850
一応考えてるんですね。目も喉も一つ一つが極大の魅了系統の力を秘めているもの。だからこそローザは生まれながらに魅了の究極系の一つを体現したような存在だったり
両性具有はローザだけっすよ。他は菌類だからガワが適当なやつだったり元の性別がない不定形化け狸だったりするだけで「性別:なし」が正しい
>>851
だから本人が美しかったり強かったりするけど何にもそれを維持する努力してなかったり生かそうとしないやつ見ると「イラァ」ってなるんですねぇ
一応載せた時にちゃんと書いてたんですねぇ。喉から響く美声も、魔眼から貫かれる視線も、心臓から血が通う容姿も、その全てが本人の天性の美しさを更に引き立てるものだったり
本人が「これを使いこなしたいのなら己の美のみで世界を獲って立派な自分になってから」という意志だったりするなお実際のリストはこんな感じだよ
こいつを味方につけると最低でも話は聞いてくれるぞリスト(敬称略) ↑効力が強い ↓効力が弱い
・ペルセポネー:そりゃそうよ。ただし説得が100%成立するようになる訳ではないよ。
・ゼウス / ポセイドン:「兄弟」だし、王という立場的に自分と同格かそれ以上だと思っているから「お前ほどの者が言うならちょっとは検討するか…」ってなるよ。ただし厳重な検討をした上で「やっぱ無いな」と思ったら却下するよ。
・ミノス / アイアコス / ラダマンテュス:裁定という分野内において自分が必要以上に厳しくしすぎていないかの物差しになってくれる部下だからとても重宝しているし、意見を奏上されたら検討はするよ。ただし検討した上で「やっぱ無いな」と思ったら却下するよ。
・ヘカテー / タナトス:冥府の仲間の中でも割と立場が強いというか一目置いている感じがあるから、「お前ほどの者が言うならちょっとは検討するか…」ってなるよ。ただし検討した上で(以下略)。
・デメテル / ヘスティア / ヘラ:基本的に「人の生き死にに関わる、冥府(した)のルールの話に現世(うえ)の権力がしゃしゃるな」って考えだから位置的にはこの辺だよ。他の機神族もまぁ気にしてはいるけど、やっぱり「実の姉弟」って言う概念は大事らしいよ。ただし検討した上で(以下略)。
・機神のゆかいな仲間たち:この位置な理由は大体同上。ただし「息子だから」とか「彼ピッピだから」とかが理由だったら(以下略)。
・カロン:部下の話だから聞くよ。なんでこの位置かというとちょっと抜けてるところがあるしすぐ絆される面もあると思ってるからだよ(オルフェウスの話参照)。検討した上で(以下略)。
・レウケー / メンテー:正妻ほどではないけど、他の「すごくどうでもいい」輩に比べれば格段に意見が通しやすいよ。ただし検討した上で(以下略)。
*聖杯戦争で特定のマスターに召喚されているという状況であれば、「自分のマスター」もリストに入ります
>>851
まぁあくまで効果は「説得あるいは言いくるめフェイズの判定が少し甘くなる」ぐらいで、肝心の説得がうまく行かなければ「邪魔するなら貴様から殺る」って返事が返ってくるだけだしその言葉は脅しではなく事実の勧告ですからね。ガチで仕事しようとしている時にはわりかし無意味よ>>854
うちのキャラの中でもかなり自己が定まってる方ですね………精神的に超つおい
だから創造科で問題児枠なんですけども。我が強すぎて問題児の片割れと毎回ドンパチしてる>>857
そもそも今その三つを摘出した状況ですら普通じゃないレベルの美しさ(大々的な魔術的改造なし)ですからねぇ
魔術制御を解いたら魅了振りまいちゃう>>857
一応上三項目ぐらいは「彼が効率的であると考えている方法に対する実現可能な代案、あるいは明確な交換条件を提示すれば確実に引き下がってくれる」ぐらいの確実性はあるし……
そもそもペルセポネー様の意見撥ね退けなきゃいけない時なんて「世界滅亡の原因レベルの重要対象を排除しなきゃいけないのに邪魔された」レベルの緊急事態だから多少はね?
あと上二項目あたりは「邪貴殺」を有言実行して必要だった作業を終えた後に壊れるか後追うぐらいのダメージが推定されるので、うまく利用すれば黒幕が出てくる前に謀殺できるのではないかな>>815
さっきまでスレ見れてないけど、そろそろシンモラVS雉を……。
今回シンモラが作成した陣地の設定、要りますか?自分の性癖を振り返ると黒髪ロングスキー以外にも、優しいが故に常に何かに耐えてる系女子が好きなんだと気付く
というか筆がノるのがエイル、ギネヴィア、黒鳥蘇芳ちゃんとことごとくそういう系列だから、もしや私は悪魔か何かではないのだろうか?
ということで悪魔系サーヴァントが出来たので投げてもいいです?性癖、自分の性癖はよくわかりません。
雷電にキャスターっぽさを追加するため、相撲スキルに神秘要素を追加します。ただ、戦闘とかで格段にアドバンテージがあるようなものではありません。
相撲:B++
角力。神事に由来する日本固有の伝統的な格闘技。相撲が神事であったことから四股を踏むことによって穢れや邪気を祓う。塩をまき神聖な場所を作る、怪我をしないよう神に祈るなど、神秘の力を使うことができる。雷電爲右エ門は不浄な者の侵入を防ぐ聖域を作ったり、悪しきものや異物を浄化できる。
卓抜した達人である雷電爲右エ門は「一度使用すれば見切られるという」特質の宝具やスキルを無効化する。条件が揃えば宝具の真名解放級の絶技としても用いられる。【元ネタ】旧約聖書、新約聖書、他多数
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ベルゼブブ
【異名・別名・表記揺れ】蝿の王、バアル・ゼブル、ベルゼブル、ベルゼビュート
【性別】男【身長・体重】196cm・84kg
【肌色】褐色 【髪色】深紫 【瞳色】アメジスト
【外見・容姿】
アラビアン系の褐色肌と深紫の髪をしたオレ様系イケメン。アメジストの眼は見る者を引き寄せる魔性性がある。背中にはかつて神にして天使であった頃の名残として熾天使のタトゥーとその上から髑髏のタトゥーが刻まれている。
【地域】中東【年代】紀元前5世紀頃【属性】混沌・悪
【天地人属性】天
【その他属性】魔性、王、神性、人型
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:A 魔力:A 幸運:C 宝具:A+
【クラス別スキル】
対魔力:A-
ライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。ただし、奇蹟などのキリスト教にまつわる魔術に限りランクは大きくダウンする。
騎乗:A+
ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
A+ランクでは竜種を除くすべての獣、乗り物を乗りこなすことができる。>>868
【固有スキル】
神性:E(A+)
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
ベルゼブブはウガリット神話における嵐と慈雨の神バアル・ゼブルやエジプト神話のセト神などと同一視されており本来であればA+ランクの神性を有していたが、旧約聖書などの書物により存在を貶められ悪魔とされたことでこのランクで有している。
精神侵食:B
悪魔としてのベルゼブブが持つ権能がスキルとして昇華されたもの。吸血、魔眼、魅了の美声、魔術などの複合型。悪魔憑き、悪魔信仰、肉欲の刺激、争いの煽動、自尊心や嫉妬心をくすぐるなどベルゼブブは人間の精神をあらゆる手段を以て誘惑し堕落させようとする。
このスキルがある限り周囲にいる人間全ては悪意や害意、内なる欲望に苛まれ、ベルゼブブの名を高らかに叫び狂乱する。神性スキル・精神干渉系スキル・キリスト教にまつわるスキルか宝具があれば、このスキルの影響は受けない。
変化:A
文字通り「変身」する能力。ベルゼブブは蝿の王としての姿、賢王に相応しい威厳ある姿、豹の姿など多種多様な生物に姿形を変えることが出来る。>>869
悪魔のカリスマ:A
カリスマの亜種スキル。ベルゼブブは悪魔の中でも最上位の存在である魔王サタン及び堕天使ルシファーと同列に扱われることが多く、またそれらが戦争を行う際には自らも騎士団を率いて天界と戦ったことで高ランクで有している。このスキルによって害虫や悪霊の支配はもちろん、ケルベロスなどの神獣すらも従わせることが出来る。
これと同ランクで有しているものは数あれど、これを上回るランクを持つのは魔王サタン及び堕天使ルシファーのみである。
【宝具】
『暴れ喰らい尽くせ、我が罪よ(ザ・セブンシンズ・グラトニー)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
ベルゼブブの第一宝具。常時展開型の宝具でありマスター以外の自身の周囲に存在するあらゆる物質・物体・生物から魔力を否応なく喰らって奪い、それによって得た魔力で幸運と宝具以外のステータスを強化する。またサーヴァントがこの宝具を受けた場合、宝具以外のステータス1つと魔力ステータスを強制的に2ランクダウンさせる。喰らう魔力量はベルゼブブ側から調節可能。この宝具への対抗手段は神性ランクC以上を持っているか、聖別を受けたアイテムの所持または神に対する類稀な信仰心がなければならない。
『暴食』とは、キリスト教によって定められた罪の根源として数えられる七つの悪しき感情・欲望のうちの一つ。本来ベルゼブブは死体や作物を蝿などの害虫から守る神であったとされるが、旧約聖書などを始めとする数多くの書物により存在を歪められ、その歪められた姿を多くの人間が信じたためにその力は失われ害虫を支配し地獄の空軍の統率者としての側面を強く持つようになってしまった。>>870
『我、暴食を司りし魔王なり(ヘル・オーバーロード・ベルゼブブ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:300人
ベルゼブブの第二宝具。常時展開型の宝具であり、神性C以上のサーヴァントと天属性のサーヴァントの攻撃によって受けるダメージは倍になるが、地属性と人属性を持つサーヴァントのBランク以下の攻撃(宝具含む)によって受けるダメージを8割削減する。例外としてキリスト教にまつわるサーヴァント及び関係のあるサーヴァントの攻撃だけはこの宝具を無効化し特攻ダメージを与えることが出来る。
神と人類の敵対者、サタン及びルシファーと並ぶ地獄の支配者にして魔王であるベルゼブブには人である限り対抗出来ない。悪魔としてのベルゼブブが存在する限り人は誘惑から逃れられず、ただ神に対して救いを乞い願うのみである。
【Weapon】無銘・長槍、無銘・短槍×2
【解説】
ベルゼブブは魔王サタンと堕天使ルシファーに並ぶ『蝿の王』として名高い悪魔の代名詞にして地獄を支配する魔王の一人。旧約聖書と新約聖書の両方に登場する数少ない悪魔の一人でもある。権力や邪悪さは上二つに次ぎ、強さにおいてはサタンとルシファー双方を上回る実力とされる。
ウガリット神話やカナン地域(現在のイスラエル)においては『主』『至高の王』という意味を持つ『バアル・ゼブル』という最高神として崇められ信仰されていたが、カナン地域に入植してきたヘブライ人がその信仰を嫌い、その名を『主』『至高の王』の意味を持っていた『バアル・ゼブル』から『蝿の王』『ク.ソ山の主』の意味を持つ『バアル・ゼブブ』へと名を貶められ、人々を惑わす悪魔、邪神として蔑み信仰していた者達を迫害した。そして『旧約聖書』や『新約聖書』、ジョン・ミルトン著『失楽園』やコラン・ド・プランシー著『地獄の辞典』など多くの書物で悪魔として取り扱われたことで世界全体で悪魔としての認識が広まり、神から悪魔へと在り方は変質し信仰も神としてではなく悪魔としての信仰が主となってしまった。その結果、霊基は神霊ではなくひとかどの英霊へとスケールダウンし、正統な英雄や神ではなく反英雄に分類されてしまう。>>871
悪魔学やグリモワールの一説ではソロモン72柱の一柱であるバアルと同一視されるが、大元が神でありそこから悪魔へと貶められたベルゼブブと大元がソロモン王の使役する魔術式にしてシステムであるバアルとではそもそもの在り方が異なるため同一の存在とは言い難い。しかしながら悪魔として貶められ存在がバアルへと近付いたことで、英霊の座において二つの存在は同一の席にある状態であり、どちらも召喚される際に少なからず影響を受けてしまう。
【人物像】
傍若無人にして暴虐と悪逆を好む長身のアラビア系オレ様イケメン男子。性格は基本的にフランクかつ気安いが、悪魔として振る舞う時は威厳に満ちたものとなる。他人への暴力、罪に陥れるための策略、神への冒涜、信仰するものへの背信、高位の者からの略奪、女に対する姦淫や買春、罪へと誘う詐欺、限りのない暴飲暴食などを進んで行い、マスターが善人であれば堕落と破滅への道を歩ませるために悪事を成すことを誘惑し、悪人であれば破滅するその瞬間まで共に悪を成す。特にマスターが女性であれば、上記に加えて性的な奉仕などを面白半分本気半分程度に要求してくるほか、信徒であれば。生真面目な人間ほど嫌悪され、悪人であるほど疑われるが、悪魔の性質上マスターが裏切りに類する行為(令呪による自害等)を行わない限り自分から自発的に裏切ることは決してしない。むしろ下手なサーヴァントよりもマスターに対する忠誠心は高い。これは『悪魔の契約書』という概念によるところが大きく、『自身の消滅or聖杯戦争の終了=契約完了』であるためそれが完了するまでは自分の趣味嗜好とは別にどんなマスターの指示にも従ってくれる。それはそれとして常に指示に対しては「それでいいんだな?」と確認してくる。悪魔に指示をするということは、その対価はなんであれ払うべきものであり、その対価を要求した際にベルゼブブの言うことに従わなければ消滅時にマスターは魂を奪われてしまう。>>872
特技:死体漁り、人間の誘惑
好きなもの:悪事全般、戦い、自分の誘惑に抗う人間
嫌いなもの:神、天使、それらを信仰・信奉する者
天敵:聖フランチェスコ
願い:自分を貶めた人類への復讐を果たすために受肉すること
【一人称】オレ、我(われ)(神性持ち相手のみ)
【二人称】貴様、お前、こいつ
【三人称】男、女、奴、アレ
【セリフ例】
「くく……はは、はははははは!!貴様、面白い輩だな!このオレを悪魔と知った上で召喚したのか?それとも偶然にも縁が結ばれ呼ばれたのか?まあどちらでもいいさ。ライダー、ベルゼブブ……ここに顕現した。貴様を我がマスターと認めよう。さあ、心置きなく─────堕ちてくれよ?」(善人のマスターに召喚された場合)
「ふははははは!オレを呼ぶとはな!貴様、ずいぶんと悪を成してきたようだな?いいだろう、それでこそ我が契約者に相応しい!サーヴァント、ライダー!真名をベルゼブブ!さあ、オレと共に悪の限りを尽くそうぞ!」(悪人のマスターに召喚された場合)
「貴様らはオレを悪魔として軽蔑し恐れているようだが……オレに言わせれば奴らの方がよっぽど悪魔だと思うがね!そうだろう?その地で信じられていたモノを蔑み迫害し、自らの神を信じるように考えを改めることを強要する。そして考えを改めなければ、歴史ごと奪い去る簒奪者だ。これを悪魔と呼ばずに何と呼ぶ?所詮は奴らもオレ達悪魔と何ら変わらない下劣な存在ということさ。」
「理解していなかったのか?悪魔と契約するということはそういうことだぞ?お前は対価を支払うことを破ったのだマスター。悪魔の力を借りるために悪魔と契約しておきながら、今更になって横紙破りは筋が通らないだろう?だからこれは対価を支払わなかったことへの罰だ。────お前の魂を連れて行かせてもらうぞ?」
「貴様が神に連なる者だというのであれば!この我に!その力を示すがいい!我はその悉くを喰らい尽くし、その存在を否定しようぞ!」>>873
【因縁キャラクター】
キリスト教関係者
「あ?うるせえ、黙って死ぬか消えやがれ。それともここで黙示録の再演でもしてやろうか?」
サタン
「よう、サタン!なんだあ?そのちみっこい姿はよ?つーか猫被りとかやめとけって、んなもんお前には似合わねえよ。そういうのはアスタロトとかその辺の領分だっての!」
リリス
「リリスか……。いやあ、悪魔のオレが言っちゃなんだが食う相手はもうちょい選べよ?誰にでもホイホイと同衾してたらそのうち飽きるぞ?」
メサイア
「(とてもではないが言葉にしてはいけないレベルで罵倒している)」
ニコール・オブリー
「ああ、"ランの奇跡"だとかで持ち上げられてた女か。アレに取り憑いてたのはオレの思念体だよ。というかオレそのものが取り憑いてたらまず宣教師どもをぶっ×してるし、神でも救世主でもなんでもねー奴らの聖餅程度で消えるかっつーの。他の奴らを連れてきたのだって復讐とかじゃなくて、肉体がなくても動くためのテストって奴?どっちにしたって、こいつは自分達の地位を取り戻そうとした奴らに体良くプロパガンダとして利用されただけさ。でなけりゃ見捨てられるわけねえだろう?」
【他クラス適性、変化傾向】
セイバー、ランサー、アーチャー、キャスター、バーサーカーに適性あり。アーチャー時の単独行動はCランク、キャスター時の陣地作成と道具作成はどちらもBランクでソロモン72柱のバアルとしての側面が強く押し出される。バーサーカー時では狂化はAランクで保有し一流魔術師でも現界はせいぜい数日が限界である。
【製作者】ドロテーア>>877
基本的にはベルゼブブがその場で「これが欲しい」と思ったものを対価として要求する感じです
例えばですが「ラーメン食いてえ!」って言ってきたらラーメン食わせればいいですし、「女の魂が食いてえ!」って言ってきたら適当な女性を連れてくるなり捕まえるなりして魂喰いをさせればOKです
それはそれとして普通にとんでもない対価を無茶振りしてくることもあるし、対価の要求を拒否したらベルゼブブの消滅時に上記のセリフに繋がる感じですね>>879
何か『セブンシンズ・グラトニー』だとシンプル過ぎて味気なかったのでつい……
文法云々はそもそも私の宝具名自体文法かなりめちゃくちゃなので気にしてはいけないそういやこいつの人間関係って大体この情景目撃してどう対応するかに収束できるなって
参考までに述べると「なるほど……君は、俺が『君がその門を潜れるか潜れないか』なんて些末な事で対応を変えるような薄情な友だと思っていたのか……悲しいよよよ……」ってわざとらしい嘘泣き(嘘泣きですらない)で軽口を装いつつ相手がプレッシャーを感じない程度に自分の意思を述べるのが最初の友達、「とうとう自分の数瞬前の行動も思い出せないぐらいに耄碌しましたか?」っていいから嘘つくのやめろの意で溜息つくのがXくん、「………そうですね」って見なかった事にしてあげるのが零央くん、「君がそう言うならそういうことでいいんじゃない?」って何考えてるのかわからない(多分「ここの対処は自分の仕事ではないな」って思ってる)顔で微笑むのがハ様、そんでもって「汝はその門を潜ったが、それは全く恥ずべきことではないので偽るのは止せ」って相手が諦めるまで懇々と説き続けるのが私が脚本書き終えてないせいでなんで仲がいいのか描写できない友達の王様ですわね。
あとの友達2名に関しては今ここにいない方が考えたサーヴァント設定でございますので勝手な考察は控えますわ>>884
あ、あと「すごいすごい!わたしも通りたいのです!!」ってはしゃぎ回って、その対応に追われてるうちに西行さんが「なんか俺もう何に悩んでんのかわからなくなってきた…」って変な風に気を取り直して結果的にプラスになるのがシャルちゃんなおここで重要なのは(比較的仲が良好と言える相手ばっかり選んで言いたいことは)誰一人「門を潜れる」って事実に対しては全くネガティブな印象を覚えていないしなんなら驚いてすらいないことなんだ
その事実にネガティブな印象を感じるようなら上手くはやれないけど、そうでないなら「通れる事を否定するな」派、「お前の中ではそうなんだな」派双方ちょっとベクトルは違うにしても間違った選択肢にはならないんだよね
なおドドメ色の激重感情を向けられる事になるのは主に前者です
……そういやまだ「奇遇だな!!!俺も通れるんだよ!!ほら!!仲間!心の友よ!!!!(門を反復横跳びで潜りながら)」ってパターンは無いなというかいてたまるか
>>886
(今の「えいゆうすき!ああなるぞ!(小並感)」精神でどんどんハードルをアップデートしていく方針になる以前の、本当に最初期の観察・ラーニングスキルは「『人間にできない行為』をジャンジャン封じ溶け込みつつ神代終了後テクスチャに適応した生命に自己を変容する事で延命を図る」ための術だからなぁ)
(いったい幾つの謎パワーが「人間にこんな事ができるはずないから」って理由で使えなくなったんだろうなぁ)
(どっかのアホ魔術師のポカのせいで人間と人間じゃないモノをグチョグチョに接合されて、神秘不足と拒絶反応で死にかけの金魚みたいになった上での選択だから仕方がないが勿体ない)そういや今毎日深夜にコツコツ書いていた(時間をドブに捨てていたともいう)私史上最低のssが描き上がりつつあるんですけど、wikiに載せる話で使う言葉ってどの程度伏せ字にするべきなんでしょうかね
趣向的にwikiに載せてリンク貼る話になるのと何人かにごめんなさいしなきゃいけなくなるんですけどそういえばふと、「RPGでよく目にする『エンチャント』とか『付与魔術』」って無いのかなぁと。
作家系サーヴァントが良く持っているらしいスキルとしてあるようですが生活環境が変わり続けた5月からこっち2ヶ月……
これまでのように休日ゆっくり腰を据えて書くことができなくなった上に、このスレからも疎遠になっていったこの2か月……
山星さん!おまたせして本当にごめんなさい!
続きかけましたので、いらっしゃるタイミングを見て本日中に本戦に投下しますね!>>897
成程……なるほど?
……うーん、性器とか性具とかは一部伏字にする、とかですね自分の場合だったら。
いや、あんまり参考になんないかと国の威信を懸けた聖杯戦争……これは本命ギリシャとインドで英米辺りが権謀術数を繰り広げる展開でかなりワクワク度高めなのでは?
既存の企画と違って魔術師個人の願い…それこそ根源目指してぇ〜〜が通用しなそうな世界観なのもおもしろそう>>901
南米代表ならパチャクティ>>903
ドイツ出身ってネック…というか、ドイツ語圏なのがなんともネックですね。ドイツ語圏の国って大抵が内陸国だし…
と思って調べたらドイツは普通に海に面しておりました。あれ、自分こんなに地理出来なかったっけ…?
個人的に参加理由とかクリア出来てるんで参加出来るとしたら、デイヴィくんとのランデブー楽しんでいる最中に叔父に見つかって酷い目に合いそうになってデイヴィくんが殺しちゃって、それでも笑顔で「これで自由にまた遊べるわね!」って言って絆深めるのを書いてみたかったり。お手々繋いでランデブー>>901
その人たち以外にも王様皇帝系は結構大英雄は揃っていると思います。うちだとダイレオス一世、エドワード黒太子、厩戸皇子、ディードリヒ、プトレマイオス、イリヤー・ムーラミェツ、スブタイとかは大英雄かな。グロリアーナ/表記揺れ:エリザベス一世、処女王
1.言わずと知れた英国女王。パックス・ブリタニカと呼ばれる大英帝国時代の礎となった人物であり、当時のヨーロッパ社会を座間していた基督教教会主体の支配制度の終わりを呼んだ正しく人類史のターニングポイントとなった女性。
2.グロリアーナとは彼女の愛称のひとつであり、その名の通り英国に栄光を授けた功績から呼び慕われる事になった。
それは死後にも続き、苦難の時代にはエリザベス一世の再来を……グロリアーナの復活を望む大衆意識が形成される程であった。
3.エリザベス一世を讃える文学や芸術は数あれど、その中でも特に代表されるのは未完の大作「神仙女王」であろう。
寓話的な内容の本作は暗にエリザベス一世を指したものであり、、、同時に本質を突いたものであった。
4.曰く、エリザベス一世はアーサー王の末裔である。
曰く、老い衰えを知らぬ永遠の美の持ち主である。
然り然り!
真に彼女はアーサー王の末裔と呼ぶに相応しい人物/怪物であった。
神代の終焉を迎えた英国に舞い戻ったアーサー・ペンドラゴンの現し身こそが彼女の正体であったのだ!!
その再来に湖の乙女は聖剣を贈り、不老無欠の美を与えた。だが既に騎士、英雄が覇を競う時代ではなく、時の逆行を拒んだエリザベス一世は聖剣を手放した。
そして常ならざる出生に気付いた彼女は新たな時代のために自らの血を残すことすら拒んだ。
人並みの幸せを手放し、輝かしい未来のためにその心血の全てを捧げたのである。
5.サーヴァントとして現界した彼女はエリザベス一世という個人ではなく人々…英国国民が望んだ女王グロリアーナとしての側面が色濃く反映される。
そしてその手には生前振るわれることのなかった聖剣が煌めく事だろう。
『今果たされる勝利の剣(エクスカリバー・カロガカティア』
13拘束…それらを司る美徳を守る事で解放される当代の星の聖剣。
カロガカティアとは節制、貞節……などの12の美徳の上に位置する最高美徳の意。
出生年代が年代なだけに基礎ステータスや技量では神話・伝説の英雄豪傑には劣るが宝具性能で光明を見出す系サーヴァント。目指せ大英帝国復権!!!英国がこれ賭けするならどんな英霊だろう……と考えたらアイルランドイングランド……だと派閥割れそうだけどエリザベス一世なら団結しそうだなー!って
かと言ってエリザベス呼んでエクスカリバー持ってきたら「えっ」ってなるけどもさ国を上げての聖杯戦争ならサーヴァントだけじゃなくマスターも取り合いになると思うのです。例えば魔力無限で大抵のサーヴァントと仲良くなれるうちのインフレ枠とか出禁食らっても乱入する可能性があるという。
どうも、WASP短編書いてたらまた風花ちゃんが精神的に辛い目に遭ってアンドリューをこの野郎!と殴りたくなる話になりつつあります、ユージーンです。>>894
あー、なるほど。まぁまだ構想だけで文章化されてないけど、出場するなら迅龍くんかなぁ…。
基本的に他人の言う事全部聞く子だし。
設定が通るかはプロフ(取説?)出すまで自信ないけど。
>舞台や他の参加者に合わせてキャラクターを作るのが正攻法
ふむふむ、そういう考え方もあるのか…。>>916
なら仕方ないかぁ。まああの子普通に死ぬから暴れすぎて刺客送られて死んだのかもしれませんね。人質とか有効ですし。うちにゃ大英雄もいないし国を背負おうってレベルの大志あるマスターも多分(向こうから熱心に頼みに来たんでもなければ)いないさぁ
せいぜい「日本代表は戦国時代から採用しろ」って圧を飛ばしながらレッサーパンダの威嚇みたいな謎の舞を見せてくる、テンションがおかしくなってるやつしかいないのさぁ>>918
いいですね!
とにかく重要なのは、みんなが楽しく参加出来ること。そのためなら多少のリアリティなど犠牲にしても構わないと私は思います。国を代表できそうなサーヴァント……自作キャラならば菅原道真かな
スキル3宝具1でリレー回すのはすごく好みでしてよ
国背負って参加できそうな人はいないけど…>>935
【人物】
母譲りの美しい黒髪をハーフアップに結った美少女。基本的には母親に似ているが瞳だけは父親に酷似している。
口数少なく物静かで控えめな性格。クール、冷静沈着というわけではなく、ただただ感情を表に出すのが不得手な少女。
訳あって幼い頃から一人で暮らしてきたため「人に頼る」という概念を知らないでいる。
加えて「大抵の事は一人でなんとかしてしまえる」という素質が彼女の現状に拍車をかけている。
地頭は決して悪くないがそもそも知識を学ぶという経験があまりにも欠けているため学校の成績は芳しくない。
まともな対人経験が無いので父とは別の方向で人を人として認識出来ていない。
人間との距離感を掴むのが苦手で父以外には誰に対しても敬語を通している。
コミュ障であることに自覚があるコミュ障。周りに気を使わせることを申し訳なく思っており周囲から一歩引いた学生生活を送っている……ほとんど通えてはいないが。
身体能力が高く、それを隠そうとはしていないため体育の授業では隠れたヒーローである。ただし家庭の事情が事情であるため運動系部活では「岐朽葉は勧誘しては行けない」という不文律が敷かれている。
表での態度は猫被りというか本音を言えていないだけで、父親に対しては内弁慶というか「甘え方を知らないだけの甘えたがり屋」という側面を見せる。
父に対しては物言いがハキハキしており、自堕落な彼に対する小言が多い。ちなみに財布の紐も朽葉が握っている
曰く「ズバズバと歯に衣着せないくせに正論なのがタチが悪い」とのこと。タチが悪いのはお前定期。
【経歴】
岐朱司の娘。母は岐桜良。出生時よりシロを継承しており幼少期からその呪いに身体を焼いてきた。
幼少の頃より魔と呼ばれる怪異を狩る生活を一人きりで送ってきた。
そのため学校にはあまり通えていない。そもそもシロを抱えたことによる発作がいつ起きるか分からないのもあるのだが。
父親の記憶もなく、身体に覚えるまで教え付けられた術の記憶だけが彼と朽葉を繋ぎ止めていた……ある日を境に父が戻ってくるまでは。>>936
【能力】
岐流神道と呼ばれる日本古来より伝わる魔術系統の一流派を身につけている。
『八百万の神々』と呼ばれる『この世の遍く全てのものには神が宿る』という理念を根底に置いている。
その神秘の根幹も神への信仰と呼ばれる不変のものである。
拍手、祝詞などその術式の多くが神々を敬い奉るための作法である。
表向きは宗教の一種であり、上記の術式も作法として一般に知れ渡っている。
まだ人と神、人と魔が近かった時代に生まれたものであり、その本質は魔と呼ばれるものを人の世から遠ざけるための技術である。
魔とは人の負の想念から生まれ、人の負の想念を喰らい糧とするもの。俗に言う穢れという霊的概念であり、それを取り除くことを禊と呼ぶ。
自然を神と敬い、祝詞や神楽などの作法によって祈りと信心を示すことで自身をトランスさせ奇跡を成す技法。
れっきとした魔術系統の一つで、所作や詠唱によって魔術回路を起動させて魔術を発動させる。
朽葉は300年続く魔術師の家系に生まれた兼岐神社の神職である。
その在り方は魔術師というよりも魔術使いのそれに近く、人より生じた魔を祓う祓火役という御役目を代々受け継いでいる。>>937
■略式祝詞
詠唱:高天原に神留まり坐す豊受大神に奉る。願わくばどうかその神咒神威を授け給えと。申す事の由を聞食せと畏み畏みも白す。
鑚火と呼ばれる炎を司る神を奉る作法。「自身を作り変えるための自己暗示」のための詠唱としては比較的長めであり、そのためこの祝詞はより強力な炎を生む効果を持つ。
■拍手
詠唱:火危うし、焼かし坐しき
手を打ち合せることで音に魔力を乗せて放つ。音という性質から360度に広がっていく。火属性を持つ岐家の人間が使用すれば熱波となる。
■一片之火
詠唱:一片之火、急々に律令の如く成せ
古事記において伊邪那岐が伊邪那美の骸を見つけた時の記述が元になったもの。
敵と自身を隔てる炎の壁を作り出す。
■迦具断
詠唱:研ぎ磨く十拳の剣や八十禍を切りては布理の神の御宝
古事記において伊邪那岐が迦具土神の首を斬り落とした時の記述が元になったもの。
炎を断つほどの熱量を持った横凪の一閃を放つ。現状の朽葉にとって決着術式と言えるもの。>>939
■シロ/Shiro
『狂骨は井中の白骨なり
世の諺に 甚しき事をきやうこつといふも このうらみのはなはなだしきよりいふならん』(烏山石燕『今昔百鬼拾遺』)
俗に狂骨と呼ばれるもの。岐家が先祖代々積み重ねてきた怨みの結晶。
どうしようもないほどの暴性と癪性の塊である。
戦場において炎に焼かれ水を求めて井戸に落ち窒息/墜落死した兵士達の想念が結実したもの。
岐家の魔力の源泉であり、その身を蝕む呪いそのもの。
【セリフ】
「あ…………………どうも、ありがとうございます…………」
「貴方程度にあの人がどうにか出来るとは思えないですけど……そもそも、私にそれを言うのは失敗でしたよね」
「あ、お父さん。明日参観日だから……………言っておくけど、袴はもうやめてよね。最悪ジーパンでいいから」
「かっこいい……ですか? うちの父親が……? ………どうも。父にも伝えておきます」
「く、くーちゃん……それ。私のことですか? 岐朽葉だからくーちゃん? ……ど、どうも」
「はい、今月のお小遣い。4万円ね。はあ? 足りない? 仕事で使う? 毎日プラプラしてるプー太郎が何言ってるのよ。言っておくけど、パチンコも競馬も仕事じゃありませんからね」
「だいたいね。貴方が彼の何を知ってるわけ? 確かにだいぶ……いや、かなりろくでなしだけどね。見ず知らずの他人が口を出すのは筋違いじゃない?」
「家事は得意ですし嫌いでもないです。父から仕込まれましたから」
「家にいるなら洗濯くらいしてよ。自分の分だけでいいから……はあ? お馬さんが俺を呼んでる? …………大好きなお馬さんと会いに行く一張羅がなくなってもいいなら別にいいけど」>>938
(特に考えてなかったので)そうですね、スムーズになる方が良いと思うので、その案でお願いします〜自身のページに「付与魔術」「迷宮魔術」なるものを追加、詳細は後日考えます
>>950
超久々の950だ…
てなわけで建ててきます次スレ建ててきました
皆さん承認よろしくお願いします>>948
執筆にさける時間がなくなっていって悔しい自分から説明しますが、基本は刻印は西洋式なので純正日本術式なら持っていないことが推察されます。
回路は『人の身で神秘を起こすための器官』なので洋の東西に関わらず持っていて活用しているというのが自然でしょうね。>>948
(あんまり詳しくなくて)くっ、悔しい!でも教えちゃう!!
基本的に魔術を行使する人間にとって魔術回路は絶対的に必要な物ですし、日本古来でも魔術回路は存在するかと。刻印の方はちょっと解らん(明確に日本古来から魔術刻印あるよ、的な人に心当たりないので…)
ただ必ずしも体内に埋め込むものでも無い印象がありますし(魔術師の家系が持つ遺産、らしいので、巻物とかでもいい筈?)、日本古来からのモノでも刻印もあるのではないでしょうか?>>948
魔術回路は日本古来の魔術を扱う魔術師にもあると思います。魔術刻印のほうは日本古来の魔術だとないかもしれません。時任次郎坊清玄という修験者が彼の家が西洋魔術の影響を受けた一派であり、魔術刻印が存在していたと言われているので、西洋魔術に影響を受けていないのであれば刻印がないと思います。>>962
ながやまこはるちゃんはさあ………………()
というか今のジャンプの若手はさあ……()
>>964
あい
つhttps://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/倭姫命(聖杯戦争中に家族の崩壊を試みる顔)
チェンソーだと……レゼいいよね……いい……レゼはいいぞ……>>967
なるほどー、納得しました!業平も和系の魔術を使いますからなんかいいですね。>>979
抜け漏れがあった、夏美たちは公式キャラの影響を受けていますよということです。>>978
な、成る程…
そういう事でしたら、これ以上は何も言えません
いつか出会えるかもしれない日を思いつつ、私からは幕引きさせていただきます寝る前にまたもやキャラクター投下してみる。よかったらご感想お願いします…!
【名前】丸喜戸 十朔(まるきど とおさく)
【性別】男
【年齢】19歳
【出身】日本
【身長・体重】179cm 63kg
【属性】混沌・中庸
【好きなもの】美しい景色、ビーフシチュー
【嫌いなもの】人の感情、酸っぱい食べ物全般
【魔術系統】─
【魔術属性】─
【魔術特性】─
【魔術回路】質:C 量:E+ 編成:正常
【起源】渇望
【所属】無所属
【解説】
聖杯戦争が開催される街の大学に通う理工学部二回生。
本人が知る由もなかった事実だが実家が没落した魔術の家系で、家の蔵を整理している際に降霊術の古書を発見、面白半分で降霊術を実行したところ偶然聖杯戦争の参加権を獲得する。
家の魔術が衰退して数世代経過しているので魔術は使えないが、情け容赦のない戦略と咄嗟の起点を武器に聖杯戦争を渡り歩く。>>984
自他共に認めるサイコパスであり、人の感情に共感することが出来ない反社会的人格の持ち主。
人の痛みが理解出来ない為に人の気持ちを軽々と踏み躙り、良心の呵責がない為に歯止めなく敵対者を排除してしまえる。
それ故に他人からは「人でなし」「冷血」「狂人」と散々に酷評され、空気の読めない危険人物だと誤解されがち。
だが自身に欠けた部分を追い求め続けており、心がどんなものか理解出来ないなりに暗中模索する。
例えるなら「人間の心を学習しようとする人工知能」。
心理学的な、あるいは生理学的な感情のアルゴリズムは理解していれども悲しい位に実感、体感が伴わない為、人の感情を真に理解することが絶対に出来ない。
聖杯に望む願いは「優しくなりたい」。
最早普通のアプローチで自分が人間らしくなれる可能性は薄く、それこそ聖杯に賭けない限り共感能力のない『偽善者』から抜け出せないと────少なくとも彼本人はそう考えている。
【台詞】
「さて、こういう時、普通の人間ならどうするんだろうね。
理屈で考えるなら僕は君を見殺しにするのが一番安牌だと思うんだが、やっぱり救った方が良いかい?」
「『偽善者』か、全く忌々しいくらいその通りだよ。人の心が解らないクセに善行を重ねたって何の意味もないし、何も変えられない。君の言う通りさ」>>987
了解です〜、にしても苗床さんで通じてしまうウォーレンさんの悲しいさだめ>>986
素直になれない14歳らしさがね、出てるとね、いいですね……そ、その……魔術関係の設定自体は一度ここに乗せたやつを切り貼りしただけなのでキャラ自体の設定作るのはそんなに時間がかかってないのです……
十朔君いいですね……サイコパスであってサイコキラーなわけでは無いのがものすごく好みです……>>991
うーん、もう少しでスレも変わるし明日の朝にしようかしら。
早めにスレ埋まったら考えます。んー………もう少しでssが完成するし内容的に深夜に投稿した方が合うんだけど、今投稿すると多分翌朝あたりからはみんな次スレしか見ないし忘れられちゃうんだよなぁ
いいこと閃いた!私のWASP短編は数えたところ5レスに収まってるので5レス+後書きで丁度1000埋まるので埋めて1000取ります。そして次スレで島術さんのssを載せれば前スレとスレ頭にssあると分かり易いし少なくともお互い感想は言い合えるので感想無しは避けられる。
フッハ天才!という訳で埋めますね。>>995
ある日ビーハイブ内にて大きな音が鳴り響いた。それは雲月風花がWASP所属の研究員アンドリュー・バックヤードに対して壁ドン…と言うには些か物騒なそれをお見舞いした音だった。
「何の用かな?雲月風花」
「わたしの目、どこ?」
そう、何を隠そうアンドリューこそ風花から目を摘出していった張本人なのである。それを知った風花は居ても立ってもいられず彼を問い詰めに来たという訳だ。
風花の目にハイライトは無く鋭く睨みつける。ラグス等がその目を向けられれば悲鳴を上げるであろう。
「ああその事か。残念ながら僕の手元にはもう無いよ。君の目は誰にでも移植出来る夢のような性質を持っていたからね、人工魔眼にした後は直ぐに検体に移植して実験したとも」
「ーっ!」
憤怒の形相で胸倉を首が締まるように掴んで持ち上げる。機械の身体は身長差を物ともせずアンドリューの体を宙に浮かせる。
このまま絞め殺.してやろうかと考えたところでかつて神羅=オトギリに言い聞かされた事を思い出す。
『どんなに腹が立ってもアンドリューを殺.してはいけないよ』>>997
その頃、偶然近くの部屋に居たソラは風花の壁ドンの音を聞いて何事だろうと向かっていた。そして曲がり角を曲がって彼が見たのはアンドリューの話を聞いている風花の姿だった。
「珍しいな、風花ちゃんがあいつの話を真剣に聞くなんて」
態とらしい大仰な身振り手振りで話しているアンドリューとは対照的に風花の表情は不穏な空気を醸し出していく。
それは怒り、驚き、そして絶望。そんな雰囲気を察したソラが思わず前に出ようとしたその時、アンドリューと目が合った。そして彼がこちらを指し示した。
「あ…ソラ…」
「風花ちゃん!」
ソラを認識し2歩3歩と近付いて来た所で風花が膝から崩れ落ちる。そしてそれを慌てて駆け寄って抱き止める。
「風花ちゃんに何をしたっ!」
「なに、少し昔話をしただけだよ。長話だったから疲れてしまったようだ、医務室にでも運んであげるといい。──2対1は流石に分が悪い、僕はお暇させて貰うとするよ」
「待て!逃げるな!」
「ソ…ラ…────」
焦点の合わない目で風花がソラを見る。そして右頬に手を触れて口を動かすが最後は声になっておらずふ、と目を閉じ意識を手放した。>>998
時は遡り施設が存在した頃
「やあやあ神羅=オトギリくん。少しいいかね?」
「────何かな?」
「そう睨まないでくれたまえよ、僕は君の計画に一枚噛ませてもらおうと思ってるんだ」
「今の所実験は順調にいっているし魔眼の専門家である君の手が必要な分野では無いから結構だ」
「いやいや、そっちではなくだね。────クーデターについて。おっと!ここで始末して口封じなんて考えない事だ。僕が死.ねば証拠がリークされるよう仕掛けを施している。ほら聞こえるかい?僕の心臓が5秒以上止まった時点で君がこっそり作っているあの子の義肢がある隠し部屋の存在が他の研究員のパソコンに…」
「何が目的だ…!」
「最初から言っているよ。(クーデターを)起こす側に入れて欲しい。誰だって死にたくはないだろう?ああそうそう、成功した後用済みと捨てられないようにPRしておこうかな。君が救おうとしている子供たちの中でとりわけ僕が魔眼を移植した子供たちだがね、定期的に僕が処置しないと魔眼との拒絶反応で死ぬよ。当たり前だよね!体質的に合うかとか考えずに無理矢理くっ付けたんだもの!はっはっはグエッ!」
時は現代──より少し前、雲月風花がアンドリューの話を聞いている時
「(つまりこいつがソラや伊織、他のみんなの命を握ってるってことか…っ)」
最早視線で射.殺さんばかりの勢いで睨む風花であるがアンドリューは何処吹く風で続ける。
「そうそう、僕が魔眼を移植した子の中で唯一ソラは大丈夫だよ。何せあの子に移植した魔眼、カレイドスコープは誰にだって適合する。だってカレイドスコープこそ君の目を元に作った魔眼なのだから!」
「っ!!」
そしてアンドリューはソラを見つけ、彼の方を指差したのである。>>999
この野郎アンドリューこの野郎!という感じのWASP短編でした。この後神羅や伊織にボコられるので皆も参加しよう!
という訳で感想くーださい。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#158/旧聖杯大会予選
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