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ラフム語翻訳機
https://yt8492.github.io/RafmanTranslator/ああああぁぁぁ!!スレッドが以下略( い つ も の )
建て乙です
他人の推しとなると、レージュさん所の宮野つむぎとワルキューレ(無銘)が気になってます
片やうちの黒野と同じ一般人的存在、片やワルキューレの中でも異端な存在。どちらも読み込めば読み込む程魅力が深まると言いますか、動かしてみたいなぁと自分でも思ったり
でも今色々抱えてるしなぁ…
あと今じゃもうほとんど取り扱えなくなっちゃいましたが、小鳩さんのアリソン&レイラコンビがキャラクター的にめっちゃ好みでした
猫の藩士さん的にはある意味先駆けに当たるキャラかもしれませんね他作キャラの推しですか………
…………ん゛ん゛っ……いや……私は………美少年以外に対して好意を表明することは主義に反するので公言することはできないというか………
………ゴホンゴホン…ロキミリアルカシカノスケッ……………ゲホゲホ………>>8
追伸・キャラデザがドストライクって言ってもらえるだけで作者冥利に尽きるんじゃ(成仏しつつ)ネフレン=カの暴れっぷりとかも気持ちよかったわね。イオン化さんがリブートする前から能力的にその片鱗はあったんだけど倒されることが約束されてる悪役として動くとなんと気持ちいいことか
汎用スキル増し増しパンチとか悪夢でしかないわね!「テメーのメンツでエジプトを攻略しろ」って言われたら匙投げるわ!だいたいこのキャラ借りたろー!ってなるのは魅力を借りるからする訳で。アンテナを広げつつ精進ですわね
>>13
Tレックスが嫌いな人なんているのだろうか、いやいない(反語>>13
>改修速度〜
「あの太公望の弟子」って念頭にしてたので割とすぐでしたね……経歴とかも作りやすかった……あと私ああいう陽キャ得意ジャンルやねん……
あくまで改修なので元素材が残せるのは楽といえば楽ですね……
王妃様とかエルヴィスレベルになると丸1日かかるけど……・ミスルト・ハイドランジア
もう大好き。怪物系がもともと好きってのもありますけど、ウチの怪物系とはまた方向性が全く違ってて、どうしようもないところとかホント好きです。
他人様の怪物系だとミリアルカさんとかも好きです、ハイ。
・ラウ・プロビデンス
こういう泥臭さのあるキャラ大好きです。それでいて表には努力を見せようとしない点もまた良いっていうか、多面的な側面があるのが好きみたいです私。
あと妹を大切にする兄貴って所も琴線に触れますね…詩譚とは方向性は違うけど
・文淵浄架
滅殺正義ウーマン…しゅき…!
旦那を殺された事を契機に自らの異常性を自覚した異常者とか絶対そそりませんか?いやそそる(反語)
上の2名もそうですが、やっぱちょっと歪みのあるキャラクターが好きみたいです。多分自分がちょっと歪んでるからかも。
・リドリー・フォーサイト
彼も彼で弩級の歪みというか思想を持つキャラだなぁと思います。
人間愛好家で独善的で猪突猛進、それでいて私はそこまで憎めないのが好きです。
狂気メガネさんのキャラクターは割とほぼ全員癖があって動かしてみたいなあと思いますが、愛着があるという点で断然の推しです。ヒュギエイアさんとか(なんとかメイカーの絵かわいいよね。メガネすこ)、そこの方には諦観がありつつも目の前の人を救わずにはいられない精神性とかね。虎穴に放り込まれてこの先何回再召喚されるかな?って別の関心も
あとロベスピエールの活躍をなあ!もっと見たいじゃい!
光と影がありつつ光を目指すひとイイよね……イイ(自己完結>>6
わーいオリヴィエが上げられてるー!
比較的初期の頃作ったキャラなので今振り返ると地味に粗も目立ちますが、お気に召してくれると嬉しいです続き
・安藁鐘架
言わずもがなですね、残念ながら私のSSでは死亡しましたがもっともっと動かしていたいキャラクターでした。
お人好しなんだけど苛烈で、基本大人っぽいけど時々青臭くて、そんな感じの印象を受けるキャラクターです。
代行者としては突出した強さでない、という所も好きなのですが、いかんせん原作の代行者が軒並み突出した化け物ばかりなので、SSの描写が化け物寄りになってしまった事を今更ながら深くお詫びします…
・イダス
他者様のサーヴァントでの『推し五本指』の一人。
いやサッパリした戦闘狂って最高じゃないですか!書いてて嫌味がないのが兎に角動かしてて楽しい、それが何よりの理由です。
中々自分では作れない性格のキャラクターだなって思いますし、それを作ってくださった作者様に脱帽です。>>32
でも戦闘になると2人とも男の顔になるから……温度差凄いから……多分>>45
白雪姫の作り込みしゅきー!あとカグラちゃん!>>45
セシリア、ジェームズ、菖蒲、ヘルメス、ゾフィア
ティアとクリス除いてもこんなにいっぱい!>>38
ロキ「いってぇえ、この暴力親父!!」
オセローと竜胆が最近あつくてよ>>31
おっと私とした事が返礼の推しを忘れていたのだわ。ハーデース様!ヘリオガバルスくんちゃん!ダイアナちゃん!
私が島術さんのキャラで推しを挙げるならこの三人ですわ!
ハーデース様が少年の姿を取る理由とか見ると「あなたって人(神)は…」ってなるのにちゃんと神視点なとことかペルセポネラブなとことか好きよ。私「ハーデース様ペルセポネ様への愛を歌って♡」ミソラちゃん「やめて…やめて…」
ヘリオガバルスくんちゃんの見た目は男の娘、中身は女の子、だけど男の皇帝として育てられたという歪な環境が生んだガラス細工のような精神性が好き。バレンタインssは大変美味しかったです
ダイアナちゃんはねぇ、魔術師として衰退した家系に生まれた天才(魔術師としては並)っていう生まれからして応援したくなるのに文字通り箱入り娘で育てられたり自分はそこまで飛び抜けた才能がある訳じゃないと分かってるけど家族の期待を裏切りたくない優しさとかほんまええ子や!ってなる。あとカシンチャンとの対比も好き
>>35
>>フランス特異点の暴れっぷり
それもしやうちの兎では?
>>37
うふふ、ロルムさんも結構長いこと考え続けてきた人でしてよ!勝手にレイシフトはホントにやりそうで怖い。筋肉鍛えたら「筋肉がついた分動きが機敏になった」と余計にハードワークするのが見える見える…
クリストファー!カッコつけの厨二傭兵と見せ掛けて内面重めのクリストファー!家族が性格構成に密接に関わってる辺りとか刻印継げなかった魔術師とかそういうの好きだぞクリストファー!意図せず色んな要素が俺と対比になってたり素晴らしいぞクリストファー!やはり俺たちは運命の赤い糸で結ばれていたようだな!そうだ、戦う運命にあった!!(ネムレス並感)
>>41
やったぜ、やったぜ!気合い入れて作った甲斐があったというもの!!玉兎ちゃんも可愛いだけじゃないのよってところが伝わってて嬉しみ>>38
許仲琳好きですね。前の設定のバージョンも好きなんですよ。
>>39
小アイアスは英雄のネガティブな側面もきっちりアウトプットしようと思っていたので、そこを気に入って貰えて嬉しいです。彼に関しても掘り下げたり、改修したりもしていますが、そこを変えてはいません。実力派ク.ズ、それが彼です。
>あとカサンドラをモノ扱いして持ち帰った過去とか本当はもっと掘り下げたい…
私も書きたいですね。ただ彼女らの関係エピソードは嫌がる人もいらっしゃると思うので、書くと不味いかなとも思えて悩ましいです。
>>41
中納言さんだと鳥山石燕、カール、耽実が好きですね。中納言さんが作成するぽわんとしている男子が好きみたいです。カールはちょっと違いますけど。
>>45
ネルソン好きですよ!ユーウェインはレモンさんの熱意と愛を感じて好き。>>43
ありがとうございます!結構気に入っていいだけてるキャラが多くて嬉しいです。那須与一への高い評価光栄の極みです。アーダルベルトは使いやすい軽やかさが売りですので自在に動かしてください!>>42
嬉しい…嬉しい…特にヒロイン言われた二人が嬉しい…
ディックさん家の子だと小…ウィーラーフくんとか小ア…大嶽丸とか小アイ…神野さんとか……やっぱり小アイアスが脳内で動かしてて一番楽しい!つひせえ!!
>>43
そもそも私基本的に海賊サーヴァントみんな好きなのよ。キッドはさらにギャップだとか筋を通す(裏切られたくないから自分も裏切らない)とか好きな要素が多いの
>>45
お?お?菖蒲ちゃんの可愛さと魅力(戦闘力)叫んだ方がよろし?ネムレス呼ぶ?
>>51
いえいえ、兎のサーヴァントは割と多いのです。間違うのも無理はないです
そして玉兎ちゃんに言及してくれたのでこちらからも。黒野くんは通常もIFもどちらも好き!>>53
十分アーチャーに入るでよグランデ嬢好き。あの夢と現をフラフラ漂ってる儚げな感じが好き。
ジェイド・トンプソン好き、あのアナログな魔術師観とはまた違うヒトデナシ的なパーソナリティが素敵。
黒江凪咲好き。あの特化型故の万能性とか歪んだ狂愛が愛らしい(人間破滅愛好家なんでクッチーとどういう関係性になるかとか興味沸いた)
オリヴィエさんは真面目なトコと苦労性なトコ好き。男の娘で悩んでるの可愛い。
大鳳兄妹好き。二人の仲いい兄妹関係、いいよね……。普通に仲いい兄妹、という逆に希少なの好き。
ユーさんの書くWASPストーリー大好き。もっと書いて。
月透美代(汎)さんおっとりしてて可愛い。ジル・セレナードさんの信念同意出来るので応援したい。あと二人ウチのアゲハさんと絡めたい。お前さんのこいつなんじゃ!ってのありますか!
うちあんまりアクティブなキャラ少ないから記憶に残らないかもしれませんな>>55
何人も挙げていただき嬉しいです。そして小アイアスの人気にビックリです。ヴィランが人気を得るとはこういうことなのか。>>25
嬉しいなぁ……………
イコマさんところはガレスちゃんが思い出深いですね。彼女いなかったらガヘリス作りませんでしたもんちょっとプロット書いてたら沢山来てて予想外なのだわウェッヘッヘ(気持ち悪い笑顔
>>61
見たいわ!>>67
セイバー陣営
1.主人公の女の子、「ノア」は部屋中に鳴り響く非常ベルの音で目が覚める。その後、艦内通信が入る。それは助けを求める男性のものだった。通信が切断されるとともに自動的にサーヴァント召喚が行われる。セイバーと出会う。
部屋の扉は強固にロックされていた。人間の力ではどうしようもできないためセイバーに強力を仰ぐが、「余の剣は、鉄の扉を壊すために振るわれるものではない」と拒否される。怒るノアをセイバーはのらりくらりとかわすうちに巨大なゾウによってドアが打ち破られる。
2.入ってきたのはスピルバーグだ。もともとは聖杯戦争にのっとりノアを始末しに来たのだが、セイバーのサーヴァントとしてのステータスが恐ろしく低いことを一目で見抜き、利用するために同盟を持ちかける。ノアはそれを疑いなく了承する。
艦内通信の主を助けようというノアを、スピルバーグは拒否する。勝ち抜くためには必要ない行為の上、相応のリスクがあるからだ。ただし、ノアに行動を起こさせることで、現状抱えているいくつかの「疑問」を解決する手がかりになるかもしれない。そう考えたフォーサイトは意見の食い違いに見せかけてノアをあえて行かせることにする。
ノアが部屋を出た瞬間、ステーション内で疑似重力を発生させるためにジャイロ運動をしていた居住スペースの(ライダー陣営による)トラブルにより横方向の慣性が発生。ノアはセイバーもろとも吹き飛ばされる。>>70
ライダー陣営
1.ブリジットの下にも、英霊が召喚されていた。ライダー、武田信玄は自分自身の為に戦えるよう、逸話通りの冷徹さでマスターの抵抗をそぎに行く。しかしちょうどその時、ランサーの奇襲が。マスターの機転により窮地を脱するきっかけを得たライダーは、臆病で未熟なマスターを自分の配下と認める。
セイバー陣営
3.吹き飛ばされたどり着いた先は、植物園だった。その中央にティーセットがあり、座っているのはミスルト。そばには彼女を「輝きに満ちた至高の主人(マイ・アナー)」と呼ぶサーヴァントの姿も。「彼女と親しかった」という記憶のまま話しかけようとするノアだが、ミスルトが生成した魔術の毒香で操られ、彼女に捕獲されてしまう。セイバーはマスターの救出に向かおうとするが、アーチャーに道を遮られ樹木の壁で分断される。刀剣によるサーヴァント同士の近距離戦。
4.クラス補正で戦闘はわずかにセイバーへ有利な展開になっていた。セイバーの剣先がついにアーチャーのスカーフを切り裂くが、アーチャーの宝具開放により状況が一気に覆される。『悪魔のトリル』。悪魔が作ったというその曲を聴き、セイバーはアーチャーがタルティーニであると知る。あらゆる攻撃が通用しない堅牢さ、獣のような俊敏さ、そして悪魔にふさわしい邪悪さになすすべなく追い詰められていくセイバーは、ついに宝具を発動する。それは、自分がかつて「治めていた」黄金都市、サンフランシスコを再現する、固有結界に似て非なる大魔術であった。セイバーはそこに住むすべての臣民に宣言する。自由の国アメリカにおける唯一の皇帝の再来を。自らに託された「信任の剣」を、自らの臣民を守るためにのみ振るうことを。不奪王ノートン1世の再臨を。>>71
5.ノートン1世は、真なる皇帝ではない。局地的に親しまれはしたものの、彼の行動そのものは狂人のそれに近い。彼が何を思ってそうしたのか、実際に正気だったのかどうか。それは今となっては彼にしかわからないが、結果として彼の存在は、世界中の人々の心にとどまることとなった。とはいえ、決して英霊として祀り上げられることは無いと思われた。『彼は誰も殺さず、誰からも奪わず、誰も追放しなかった。彼と同じ称号を持つ人物で、この点で彼に立ち勝る者は1人もいない』――彼を端的に表すこの言葉は、つまり彼自身は何事をもなしていないことを表すものであったから。この度、何の奇跡か英霊として召喚されることになり、客観的に自分の「記録」を知識として得たとき、彼は心に決めた。今度こそは、自らを信頼する臣民を守れる「皇帝」として振舞おうと。
6.『永久に愛しき旧黄金郷』の影響下においても、悪魔に手傷を負わすことはかなわない。その無敵性は、いくら高名なタルティーニとはいえ、到底持ちえるような代物ではないとセイバーは考察する。おそらくは、アーチャーの宝具は「悪魔を呼び出す」「操る」という二つの側面を別々に持つものではないだろうか。悪魔の強度はアーチャーに依るものではなく、この生物が元来持っているものではないだろうか。そこでセイバーは、臣民よりヴァイオリンを「紙幣」を発行し買い上げ、「皇帝特権」の行使により見事な「悪魔のトリル」を演奏する。二つの音楽が拮抗しあい、悪魔は正しく命令を受け取れず動きが鈍る。だが、それでも悪魔の動きを完全に制することはできない。技術では時代に伴う発展とスキルにより同等といえるほどではあったが、そこに込められている情景や思いについて模倣者は想像するしかなく、オリジナルを超えることができないからだ。じわじわとにじり寄ってくる悪魔を前に、セイバーはことの成り行きを自らのマスターの「意思の力」を信じて任せる。>>72
7.ノアは自らが木のつたで椅子に拘束されていることに気が付く。ミスルトの毒香は、影響下にある者の脳を溶かし、彼女の意のままに動く人形に変えてしまうものであったが、彼女はそうなることなく回復した。彼女の前にはティーセットとケーキが用意されており、向かいの席にはミスルトが座っている。状況もわからぬまま声をかけようとするノアだが、その前にミスルトはケーキをおもむろに手でわしづかみにすると、ノアの口にねじ込む。ノアが目を白黒させながら咀嚼すると、今度はティーカップに入った熱い紅茶を口に流し込もうとしてくる。さすがのノアももがいて抵抗すると、ミスルトの手に当たり、カップが地面に落ちて割れる。とたんに、それまで穏やかだったミスルトの表情が豹変、激しい怒りでノアをなぎ倒す。彼女が求めているのは自分の思い通りになる「所有物」であり、それ以外のものは不要なのだ。今度こそ「人形」にしようと種のようなものを植え付けようとノアに迫る。ノアは急な危機に焦るが、何かに気が付く。ノアはミスルトを説得しようとするが、ミスルトは聞く耳を持たない。ついに種を額に埋め込まれてしまう。歓喜するミスルトだが、その瞬間、ノアの体が激しく燃え上がった。>>73
8.ノアは武と魔術の両方から根源へとアプローチをかける、強化魔術を基本とした特異な家系の出身である。そのため一般的な魔術は、手に持った武器に属性を付与するという基本的なものにとどまっている。四肢を拘束された状態では魔術の行使も難しかったが、ミスルトになぎ倒された直後、自らの襟首からアリの形をした使い魔がはい出してきたのに気が付いた。それはスピルバーグがノアを引き留めた際につけた、偵察用の使い魔のひとつだった。この使い魔がノアの拘束をかみ切り、腕が自由になった彼女は、武器の代わりに自身に属性を付与した。すなわち、自らの肉体を炎で包み込んだのだ。普通、守りの術式なしにそのようなことをするのは自殺行為に他ならないが、彼女は水の属性による肉体活性により同時に炎による肉体の損傷を回復させ続け、強引にそのような戦法を可能にしたのだ。不便が多い分、その瞬発力と火力はすさまじく、瞬く間に種を燃やし尽くしてしまう。そして、うろたえつつも距離を取ろうとしたミスルトに一瞬で追いすがり、関節技を極めるミスルトはたまらず、獣のように絶叫した。
9.タルティーニはマスターの絶叫を聞き、演奏の手を一瞬止めてしまう。その瞬間、悪魔の強靭な爪がアーチャーを切り裂いた。崩れ落ちるアーチャー。悪魔は音楽が止んだため帰っていく。勝負あった、無理にそちらへ害を成そうとは思っていないため、マスターの行動に協力してくれ、と交渉を持ちかけようとするセイバーだが、樹木の根が生い茂り、アーチャーを隠してしまう。
拘束したと思っていたノアの方でも、ミスルトの拘束されていた腕がばきりと折れ、ただの木偶人形にすり替わっていたことに気が付く。しまった、逃げられたと追おうとするセイバーだが、樹でできた人型が大量に湧き、大きく足止めを受ける。>>74
アーチャー陣営
1.脱出したミスルトはえらく不機嫌だった。すべてが自分のものにならないと気が済まない質なのに、自分たちが居場所を追われることになったのだから当然だ。アーチャーは深手ながらに、サーヴァントの身でありながら助けてもらった礼(おそらくは、自分の所有物を失いたくないという理由だけで、アーチャーの身を案じての行動ではないことを知りながら)と、駄々っ子のように当たり散らすマスターの機嫌をどうにかして取ろうと、小休止がてら自作の様々な曲を披露する。ミスルトは次第におとなしくそれを聞くようになったが、突然、アーチャーの演奏の手がふと止まる。通路の向こうから、刀を下げたサーヴァントが歩いてきたからだ。
2.アーチャーの下に姿を現したサーヴァント、アサシンは山田浅右衛門と名乗り、ミスルトたちを悪として裁くと宣言する。そして、言い残すことがあるのであれば、その時間を設けるという。手負いの自分では倒せない相手だと悟ったアーチャーは、攻撃を仕掛けようとするミスルトを制し、ミスルトに感謝の言葉をかける。
(概要)「音楽の第一人者と言われながらも、その実、誰も私の音楽に興味を示していなかった。貴族の一人が『先生こそ最高の音楽家です』などと、へらへら笑いながら言ってきたときにそれに気が付いた。素晴らしい曲だと言いながらも、私の肩書や他人との比較の上でしか評価できない俗人どもに囲まれて、私は生涯孤独を感じてきた。そんな中であなたは純粋に『私の曲』として音楽を聴いてくれた。混じりけのない興味を持ってもらえた経験は初めてだった。私の暗雲に覆われた世界に一筋の光をもたらしてくれた。ゆえにあなたは私の『輝きに満ちた至高の主人(マイ・アナー)』なのだ」
終わったかと尋ねるアサシンにアーチャーは向き直り、もうしばらく付き合ってもらうという。
今の私はこれまでで最低の気分なのだ。自分の曲に負けるとは情けない。本来は一人用だが、これも何かの縁だ。気がはれるまでたっぷりと付き合ってもらう。
野性的な噛んで何かを察しタルティーニの手を引こうとするミスルトを振り払い(初めての拒絶だった)、虚を突かれた彼女を遮るように、『挫折の檻』がアーチャーとアサシンを包み込む。結界がはれたとき、アサシンが処刑するべきミスルトの姿は、すでになかった。>>76
やはり二転三転する戦況と言うかいつ誰と会敵、協力するか、というようなクローズドサークル系聖杯戦争としての魅力があらすじだけでも伝わって来ますね!第二弾以降の投稿も楽しみにしております。>>53
えうえう様おるしOKでは
清少納言(&ロクジョウ)がアーチャーな理由もやっぱり香子さんのハートを射(ry「私がここに来てここでの活動で大きく影響を受けたり印象深かったりするキャラ」をまとめてみました
アーダルベルト・シザームンド……ディックさんが私の設定に合わせて作ってくれたキャラ。その節はありがとうございました
クロケル:最初のうちよそ。エルルーンよりマルガの方が出来たの後だから多分初めてのうちよそですね
茅理銀河&アヴドゥル・アルハザード:初めてのリレーで関わったコンビ。思えばフォーリナーさんの鯖にはよく共演させていただいてる気がします
大嶽丸、エル・シッド、モーシェ、アインシュタイン、竜王リンドヴルム:初の異聞帯で一緒になったキャラクター達。白雪姫もこの頃から比べると変わりましたね
バプロディカ:ナディアを作った以上意識せざるを得ないキャラになりました
間久部理仁:こいつに関して説明とか解説いりますか?いるなら別途でやります
This Man、アラン・スミシー、クリーピーパスタ:3騎纏めて「発想力で負けておる」ってなったキャラ。私が近代鯖一辺倒じゃなくなったのはこの3騎の影響が大きいです
マシュー・ムネモシュネー:ナディアの家族になってくれてありがとうございますという感謝の念しかない……
スーザン・ヘンドリク.ソン:存命ってわかった時の衝撃よ……固定観念に縛られてることを実感しました
マリア・テレジア&マリー・アントワネット(オルタ):はー!オルタとかフォーリナーとかフランス王家はもう!こうなったら私が究極のマリーアントワネット王妃を作るしかねえ!ってなりました
太公望:セリフから……キャラを詰める……そういうのもあるのか!となったキャラ。その結果生まれたのが新生エルヴィスです
あとX君とか亜衣さんとかツタンカーメンとか蓮見さんとか赤君とか獣国組とかバフォジャックとかアッシュールバニパルとかロカセナとかレーヴァテインとかつむぎ達3人組とかエルァとか端島ちゃんとかあげればキリがないのでこの辺で!
質問とかありましたらお答えします!>>76
ちょっとジュぜカッコ良すぎじゃなーい!(悦)
悪魔をそうやって切り抜けるとか生前の苦悩とか堪らない堪らないわー!>>77
はい!死ぬほど頑張ります!島術さんが鯖を投下する気配…!(ウチにそんな子はいませぇん!)中々つらくて続きが書けない百弾を読み難いプロットを投下させてください……いや書きたい、書きたいんだけどおつらぁいの…
ミロクの罠に捕まってマキナちゃんの魔眼で過去編スタート!(雑なあらすじ
・WASPを壊滅させようとする神野を止めるために動き出す在りし日のクリスとルイちゃんたち(ウィリーくんとかエノクくんとか人脈で出来た仲間たちみたいな
・狙撃でケリをつけようとするルイと反対するクリス。結局は狙撃作戦が採用される
・だがエラルドの依頼自体が罠だったのだ!ルイちゃんが聖欧財閥に対抗する組織になり世界を救いかねない危険を排除するために朽崎が暗躍してたのだ!
・WASPの面々が乗ったトラックは一向に襲われる気配はなく……「お前が世界征服しようと企む魔女、蒼木ルイだな」(意訳)で唐突に神野さんとエンカウント
・完全に虚を突かれた面々は後手に回りクリスも狙撃地点にいたため出遅れてしまう
・なんとか神野の元に辿り着くが凄絶な戦いな末に仲間たちは深い傷を負い、クリスも数時間もすればしんでしまう
・身を呈して守ったクリスの活躍で無傷だったルイちゃんの目の前に黒幕の朽崎が現れ、夢を諦めるのと代わりに現状で唯一命を救える方法を教えると迫る
・<分岐点>ここでクリスの命を選んだためルイちゃんの中で深い部分の情熱が消えてしまうことになる
・謎のドールアーティストキャスリーンに命を救われる
暗転
・更に過去、クリスとルイの二人を中心とした日常が展開する
・二人の仲が進展しないことに業を煮やしたムアイちゃんが独自に入手した薬「○びちゅき」によってクリスが幼児化してしまう
・なんでそれで進展すると思ったのか?わからん…
・よくあるショタかわいいー!展開からクリスのトラウマ回に発展し気不味い雰囲気に
・取り敢えずショタクリスはルイちゃんが引き取り…
暗転
・何度かいい感じにかる二人の場面。だが悉く何か理由をつけて阻まれる(精神的なことや外部からの乱入暗転
・現在に戻る。クリスはどの世界線でもDTであることが確約されているとマキナちゃんがミロクへ報告(どんなだ
・そして聖杯(ガチ)の登場。そう、ミロクくんは救済のために聖杯を使いたかったがDTじゃないから使えなかったのだ!!ガチ聖杯とナディアの聖槍で世界を新生する!
・真の目的が露見した所でキャスリーンのターン。拘束されてたんじゃねーのかワレェ!→人形だバーカ!展開
・西行さんを止めようと飛び出した魔眼に自信ネキのマキナちゃん。ウッカリ西行さんを覗き込みその永い人生と可能性の情報量にオーバーヒートしてしまう
・クリスを助け出す西行さん。だが聖槍だけは起動してしまった!
・苦しみながら助けを求めるマキナちゃんをあっさり見捨てるミロク。「今回は失敗したけど次はこうはいかない」ムーブで去ってしまう
・聖槍の暴走から崩れる地下神殿。蒼木母子のうちアノちゃんは見つかるがルイちゃんが見つからない……
・アノを西行さんに託し走るクリス。叫ぶ西行さん(叫ぶのか?)
・光に飲み込まれるクリス
暗転
・大人になったアノは家族の残した家で二人を待ち続けていた
・意地悪な誰かが言う「もう待ち続けるなんて無駄なことはやめよう」と
・応えるアノ
「あなた知らないの? あの人は絶対帰ってくる。だって───
そう、俺は、俺の名は……!
〜fin〜
こう、人様のキャラ使ってやっていい展開じゃなくね?って心を蝕みつらぁってなるんよ…>>81
性別が曖昧なフォーリナー:キノツラユキ>>57
仲のいい兄妹の評価に京介もにっこり。それを見たくっちーが「京介ってそんな風に笑えたんだ」って言うくらい
WASPはほんと良い舞台でしてねぇ。ちょっと弄ったらオリジナル小説に発展出来そうなくらい。そしてWASPの話ついでにWASPこそこそ話。『風花ちゃんの過去を見ると分かるけど真っ先にパーツ取りされたのは眼球、つまりアンドリューが持っていったんだぞ』こいつほんと何でWASPに入れたんだろ…
月透美代はねぇ。ああいうおっとりした女性作ってみたかったの!
最近私の中でアゲハさんのしゅきしゅきメーターがストップ高
>>60
ヒュギエイアがアクティブじゃない…?え?
>>65
やはりミリアルカ人気ですね!(凄い笑顔)
ガイさんのキャラと言えばやはり綱ニキ!大罪戦争ではとびきりの見せ場を用意しております(いつになるかはちょっと分かりませんが……orz)
>>76
熱い展開の連続!凄い!最高!>>81
上杉謙信は男性として育てられました。あとは当時女性が武器に興味を持つはずがない(オデュッセウス談)に反抗するパラスちゃん
あとは土蜘蛛さんは女装した男性(ヤマトタケル)に征伐された際に武勇を認め悪霊化した際に男装した女性(源頼光)に鎮められたから女装男子と男装女子を見るとテンションが上がるぞ☆
>>82
フハハ!何を隠そうクロケルはうちの子で一番古くから作ってたサーヴァントぞ。第一部クリアした頃からだから約三年ぞ
猫さんのキャラで推す時はエルルーンや白雪姫シリーズは他の人が挙げてると思うので間久部フランティナちゃんを!このペアしかないと言うくらいのCPが出来るとつい二人の間に子供作っちゃうよね…分かるよ(何人か居る隠し子を隠しつつ)ヒュギエイアの設定更新しました。
容姿と人物像、好きなものと苦手なものをちょい追加です。>>99
【保有スキル】
・対魔力 C
・単独行動 B
・神性 A
・紅顔の美少年 EX
見る者を魅了する美貌。対魔力等で防御可能だが、彼の場合もはや呪いの域であり取り扱いにはかなりの注意を要する。
父に□□□、母に□と□の□□を持つとされる彼の容貌は生まれたその瞬間から完璧そのものであった。だが、その美しさがもたらしたのはむしろ災いであり……
・多重存在 EX
□□□□□・□□□□□と合体させられたことから発生したスキル。
人格が実質二つ存在しており、基本的には男性のそれが現れるのだがたまに女性が口を出してくる。
加えて霊格が二重に存在しており、両方が破壊されない限りは消滅しない。また、性別特攻の効果をどちらの性別でも受ける代わりに、効果が半減される。
【 宝 具 】
『転身・呪わしき我が宿命(□・□□□□□□□□□)』
ランク:EX 種別:対人 レンジ:1 最大捕捉:一人
彼が持つ逸話の再現であり、また、彼という英霊が必ず辿ることになる呪いじみた宿命。任意の相手に口づける事で、その相手と融合し自分のものとすることになる。
通常であれば戦いの中でそんなことをするのはほぼ間違いなく不可能なのだが、彼の場合はその容貌により発生した呪いじみた魅了効果で隙を作る事ができるので完全に不可能ではない。
副次効果として、通常攻撃で使用される水弾を被ったものの体にある変化をもたらすのだが、そちらの場合は英霊となったことにより効果が長持ちしない可逆のものとなっている。
なお、「彼」はこの宝具を使うのが大・大・大嫌いである。SS、ワンシーン毎が長すぎて全然進まないのだわ……アトランティスが熱すぎるのが悪いのだわ(ああいうチーム戦術みたいの書きたい)
>>13
ハイフェッツ高評価ありがたい。個人的に無辜の怪物の絡め方とかが気に入ってるので推していきたいキャラだったりするので
>>23
イピクレスはエジプト読みながら「こんないいポジション貰えるなんて!」って思ってましたありがとうございます
>>25
ミスルトはすごい丁寧に書いていただいて嬉しかったですね、東鬨アサシン主従は私も大好きです
>>76
人外らしいミスルトを描いてくれて嬉しいです
何より人間社会の常識にに縛られない存在だからこそ純粋に音楽を聞くことが出来たって解釈がとても素晴らしいなって
ミスルトは本当にサーヴァントに恵まれてて嬉しい限り>>90
裏を返すとヒュギエイアくらいしかアクティブなのがないわけで….>>101
>>104
早くない?……早くない?
これ九終のバトン書いた後完成させようとしてる七騎目のセイバーとか一瞬でバレるやつでは…?
>>102
あ、コテハン付いてないけどアリウムさんか(今更)
アリウムさん、昨日作ったうちのサーヴァントにハイフェッツへの台詞があります。ご覧頂ければ幸いです
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%A0
あとアリウムさんのキャラでは私アリかねが群を抜いて好きだけどミスルトちゃんも好き前回のあらすじ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ありふれたショッピングは大地震と共に
同盟を組んだ剣陣営、槍陣営、狂陣営。彼等がショッピングを楽しんでいた最中、バーサーカーである「件」の大災害の予知と共に大きな雷鳴と地鳴りが鳴り響く!これはその裏側のお話>>108
ウレシイ……ウレシイ……( ´∀`)「──────女、このようなつまらないことをいつまで続けろという。俺は雑兵の真似事をするために召喚された訳ではないのだが」
「申し訳ございません。これもあの馬鹿のサーヴァントとして招ばれた一種の業、とお考えいただければ……ええ」
己がマスターの補佐役である、などといった女が案内に引かれて、騒動が起きていると言われる場所に乗り込む。
この聖杯大会において、漁夫の利を狙おうとする第三者達を駆除するのも自分達運営側の使命なのだと女は語る。マスターがこの大会の責任者であるバロールも、マスターの命令により鎮圧活動を行なっているのだが………
「どいつもこいつも歯応えがない。目を引くような魔術も扱わない。俺が槍を振るった風圧だけで砕け散る雑魚ども。つまらんつまらん」
「それは、そうですねぇ。貴方のような貴人にかような雑用を任せるのは心苦しい。ですがご容赦を。この世には、人の身でありながら宝具に類するものや、それに比肩する規模の力を行使する存在もいるものですから。万が一があっては遅いのですよ」
「ふん。どうだかな。………それに、今回の獲物は総じて雑魚だろう。そういう神秘も、特異性も見当たらん。しかも、純正の人間だ」
巨大な屋敷の扉を殴り破り、即座に発動する防衛機構の迎撃魔術を指の一振りで全て破壊し、自分や、隣の女に対して魔銃の銃口を向ける多くの兵達を見てそう零す。この程度なら自分が出る幕ではなかったろうに、と。
「………鍛え上げられた連帯感、規格外の相手に対する対応の手慣れ方は素晴らしいと思いません?ほら、サーヴァントである貴方よりも私の方に多く銃口を向けている。リスク管理がちゃんとしてるのね。
─────けれど、確かに貴方の前では不足でしょう。代わりといってはなんですが、私一人で片付けて見せますわ」
一人で、とはまたおかしなことを言う。バロール単騎でも別段どうということはないというのが周りを取り囲む者たちだが、これが現代に生きる人とならばまた別だ。
魔術師の工房で、大勢の戦闘慣れした魔術師が取り囲む。これは、中々どうして一人でどうこうできる問題ではないと思うのだが。バロールが訝しむのも束の間、徐に女は指を鳴らし────「粉砕(ドーラ)」
轟音が屋敷の全てを包み込む。女から吹き出る数多の流星は、宙で弾け微量な粒となって敵対対象を撃滅する。
敵が撃ち出した銃弾は遥かに質量は優っているはずの粒に当たって砕け散り、その粒が敵に激突した瞬間、壁が抉れるほどに吹き飛ばされる。敵は全員気絶しているだけで殺されてはいないようだ。
「はい、終了。お疲れ様でした。『終わったわ。持って帰って頂戴』さて、では帰り───」
「待て、女。お前の今の魔術はなんだ?どうやった?どんな絡繰だ?」
「どんな……って、普通に魔術ですよ。ただの魔力弾とは違いますが、それの発展系です」
「抜かせ。俺が聞いているのはそうではない。お前が現代で生きる身でありながら、なぜこの一瞬でそのような魔術を扱えたのかと聞いている」
今の規模の魔術自体は、神代以降の魔術師でも為せるであろうことに疑問はない。それぐらいできて然るべきという魔術師だって割といるだろう。
問題は発動の速度だ。あの魔力形成の精密さと威力調節の丁寧さをたかが一工程で為すことなど不可能。何よりあの規模を詠唱の一つもせずしてなどと。これではまるで────
「神代の、我らの魔術ではないか。礼装を使用した形跡もなし。────女、お前は一体なんだ」
「ん、んー………バロール殿、それは必要な情報ですか?………うわぉ、槍を向けないでくださいまし。そうですね、そこまで言うならお答えしましょう。─────私はアドラシオン・メルカド・セルバンテス。その正体は」
口を開きかけた突如、ドォン、と響く爆音と、二人が立っていたところに迸る光。それは先ほどから宙に浮いている弾が爆発したもので。
「─────てへっ☆」「てへじゃねぇわ張っ倒すぞお前。やっぱお前のこと聞くのやめる。駄女神(モルガン)と同じ気配するわ」
お茶目さんではすまないようなことをした女を守りながら、バロールは萎えた様子で帰路についたのだった。
「ふむ。まあ、彼女の故意だろうね。制御のミスをするなんて馬鹿なことは彼女は犯さないし、そもそもその規模ならそのフロアごと吹き飛ぶ筈だから。正真正銘、100%故意だ」
「だろうな。………おいおい、マスター。あの女とは手切ったほうがいいぞ?あれはダメだ、人を食い潰す女神のそれだ」「彼女が役に立っている以上、私がどうこう言えることはないよ。それに、何度も助けられた相手を無碍に扱うことはしたくない」
マスターであるゼレアとのやり取りを行いながら、バロールは酒を呷る。マスターにも勧めたが仕事があると断られてしまった。全くつまらない男だと思う。
「………そろそろ俺にも戦わせろよ。お前が戦場に出たくないならそれでいい。俺にだけやらせればいいだろ」
「そうもいかなくてね……私の上司達の勅令なんだ。キャスターを自由に行動させるな、と。……君を指定したのは彼等なのに、とは私も常々思っているよ。自分達が選んだ相手のサポートぐらい十全に為すべきだろう。……無論、これは私にもかかってくる話だ。申し訳ないという言葉では済まない」
「ふん。それはアレか、俺みたいなサーヴァントは何をしでかすかわからんからか。まあ確かに、聖杯を強奪しようとすれば出来ない訳でもないしな」
「は、ははは……うん」
マスターが浮かべた苦笑いとは、つまり肯定の意なのだろう。それに重ねて、絶対に聖杯の在処を探そうとしてくれるなよ、とも念を押される。聖杯大会の運営担当と言っても、そこまでの執権はないらしい。まったく苦労なことだと他人事なのでそう思う。
マスターの執務室から出て行った後に、与えられた部屋に戻る。時刻は一日目の深夜……というか二日目に突入している。草木も眠る丑三つ時、という言葉が極東にあるらしい。ドルイドとして一端は理解しているつもりだ。
(ふむ………聖杯を探すな、ねぇ。いや、別に聖杯を簒奪してやろうとかいう姑息な真似はしないんだが……少しだけ、気になることがあるな)
この島で見た数多の人影を模した人形や魔獣は、どれもが異質感に溢れていた。人形は勿論のことだが、魔獣に至るまで生気が感じられない。……いや、生気以前にそこに「在る」という風に思えないのだ。今現在脈絡と続いているこの時間軸に存在していないような……
「………調べてみるか。一応俺もガイアを守る守護者だったし。ま、何もなかったらマスターに怒られるってことで──────ん?」
タイミングを示し合わせたかのようにスマホの電話が鳴る。誰だと思えば先日大爆発をやらかしてくれた女で。「はいもしもし……じゃねぇわなんだお前」
「なんだお前って失礼すぎない?アドラって呼んで。そうじゃないわ。ゼレアから聞いてたけれど、本当にスマホ使いこなしてるじゃない」
「一日あったら造作もないわ。……んで?」
「いやいや。………どうせ、聖杯について調べるつもりなんでしょう。何でわかったかは聞かないでね。女の勘だとでも思えばいいわ。別に止めません。ただ一言だけ言わせてね。
──────死ぬ覚悟はしといて。それぐらい、その聖杯は危ないものなのですよ。あなたにとっても、上層部にとってもね」
それを最後に通話が切られる。あの女なりの気遣い、なのだろうか。いや、うん。気にすることではない。だから、儀式に戻ろう。
「澄める大気は鳴り響き、光る水面は飛び跳ねる。灯る炎は世界を映し、包む大地は世を憂う」
自分の身は聖杯と深くパスが繋がっている。自分に供給される魔力が聖杯から直接支給されているのが何よりもの証拠なのだから。だから、探る。大地の守護者であったフォモール族であり、木々や大地との交信をしていたドルイドとしても最優に近しかった彼は、大地の霊脈を辿り、大気のマナの流れを遡り、そして何よりも己に繋がる縁を辿って聖杯の在処を掴むことが可能だ。────実際に、もう補足範囲に入っている。
(これが、聖杯か………。──────待て、なんだこれは?)
───────記憶、感情、欲望、記憶、感情、欲望、誰かの記憶誰かの感情誰かの欲望誰かの誰かの誰かの誰かの誰かの誰かの─────
一人じゃない、二人じゃない、十人じゃない、百人じゃない─────数えきれないほど多くの人間。その集合意識。
「ッ………はぁ。なんだ、アレは」
なんだってアレ程沢山の人間の意識と記憶が存在したのだろう。この島に収容できる人数を軽く超えるどころか、一国を越える程の数だ。しかも、それがたった一箇所に集約されている。本当にあり得ない。「アレが、聖杯……?いやしかし、アレ以外にも膨大な魔力規模のものがいくつか…………!?」
「───────バロール?」
──────自らのマスターが、こちらをあり得ない目で見る。きっと、さっきの聖杯探索に気付いたのだろう。というか、素が出ると自分のことを真名で呼ぶのだな、と思う。
「………はぁ、君は」「いやぁ、すまんすまん。ついつい興味がな?……マスターは、聖杯のことについて知っていたのか?」
「………神代の文明が遺した最高峰の遺物であるということは。それ以外は、あまり。知ろうとすることを上が許していなくてね。
────兎も角、君が聖杯を観測したことはここだけの秘密にしておこう。上層部が知ったらどう動くかがわからないからな」
「話がわかるやつじゃんか!────ははっ、いやー、マスターのお陰で───」
「『令呪を以って命ずる』キャスター、自害せよ」
──────突如、自分の腕が自分の胸に向かって槍が突き出すのを空間固定でねじ留める。自分の部屋ということもあって対魔力干渉防御も貼っていたからか、令呪一画程度ならギリギリ抑え込めた。ついでに魔術でマスターの意識を落としたので、令呪をこれ以上行使することも………
「『重ねて令呪二画を以って勅令とする』キャスター、自害せよ」
「なっ─────がぶぅ!?」
意識を落としたはず。それなのにマスターの口から紡がれた命令はバロールの意志に反して身体を動かし、ついに槍が胸を貫き、心臓を抉り出す。それどころか、片手に持っていた剣で頭を割り開き、脳髄まで抉り出した。
「─────えっ、なん、で」
「がぶっ………なんだ、マスター。なんだ、その顔」
取り乱している。顔はあり得ないという感情に溢れ、どうしてという慟哭に満ちた声が流れ出る。先程のやり取りからも察していたけれど、どうやらマスターの本意ではないらしい。これではっきりしただろう。(─────やはり、マスターは何かしらに干渉を受けている。以前のキャスターとの戦闘でもそうだった。………話に出ていた上の奴らか?)
瞬間、己の霊基と魂が削られている感覚がする。聖杯にではない。何かしら別の存在に移し替えられているような……そう、別の不快なものに己が魂を操作される感覚。
「がっ─────姿も見えぬ小童共が、俺を食い潰すと?………させぬ、させぬわ。己がマスターも使い潰しおって。許さぬぞ」
こんな殺され方をするのは気に入らないし、過ごした月日が少ないとはいえマスターがこんな扱いをされているのは納得いかないし、何より『あの聖杯らしきもの』を見た以上ここで死ぬのは憚られる。だから、解決して見せなければならない。
震える右手で魔術を行使し、ゼレアに数十の蛇の如き呪いを纏わりつかせる。首が絞められる感覚をゼレアが覚えると共に、彼の意識は落ちる。
「今のお前には干渉全てがシャットアウトされている。故にお前の無意識にこれを語りかける。マスター、お前は一度死.ね。俺の呪いでお前を仕留める。何、解呪はあのアドラとかいう女に頼れ。というかアイツ以外解けない。アレは神代以降の存在ではないからな。
─────何、俺もただで死ぬつもりはない。一つ二つは死んだ後にも動ける策を仕込んでいる。………俺がこうなったのはお前が軟弱者だからな。後で殴らせろよ」
仕込んでいた大魔術を発動する。己の魂の二、三割程度ではあり、それ以外は『あちら』に持っていかれたが、問題はない。戦闘力が必要ではないのだから。
──────だが、しかし。この、サーヴァント『バロール』が消え去る瞬間。彼は異質なものを見た。
おぞましくも、麗しい。人の持つ美醜を体現したかのようなその人形に。お前は誰だと問う。
──────人形が笑った気がした。嗚呼、なんたることであろうか。
───────間違い無く、今聖杯大会における最強であったサーヴァント、バロールは敗退した。誰に負けたのでも無く、自ら死を選んだのでも無く、禁忌に触れたが故に。
───────そして、バロールから簒奪された魂は幾つかの呪に紡がれ、転臨し、巨大な巨人の体を紡ぎ上げる。その巨人は徐に口を開き────
『原初の星は分かたれり、されど世界は繁栄せん』
聖杯大会の舞台である孤島は、巨大な森林に包まれた。空は暗く鳴き始め、大地は潰されるかのように震える。これこそが、神々と巨人族の大戦の再現であると叫ぶように。
以上です。バロール敗退!お疲れ様でした!感想その他ありましたら!あと小ネタ。飲み込まれた光の中で起こったこと
本来なら4んで然るべきだったが気が付くとクリスがいたのは謎の空間だった。
そこには少女がひとり。プラチナブランドの、どこか見覚えがある少女が……
「フッ……、そう!私の名前はクリスティーナ・クライ! 並行世界の貴方よ!」
(絶句)
(略)
クリスティーナが言うには自分たちの存在を規定するのはクライ家が作った魔術礼装にあるらしかった。
それは物質界ではその矛盾した性質から成り立たないクラインの壷に似て非なる物。「不可能機能-クライン-」
これにより生まれる筈がないのに(交渉なしで)授かったのが我々であり、あらゆる不可能な事象を可能にしてしまう力を待つと
そんなの封印指定じゃないのか?と疑問だがどうやらカリオンすらその矛盾によって欺いているらしい。チートやんけ
この不可能を可能にする力でクリスは主人公補正というべき幸運に恵まれていたのだ
但し自分の意思では行使できないため、クリスティーナもこのような狭間の世界に閉じ込められているという
(略)
とにかく二つのクラインを対消滅させて狭間の世界から脱出できるはず!それで主人公補正はなくなるけどいいよね!ヨシ!
クリスの唐突なネタバラシ的な因みにこれがもうみんなも忘れてしまったであろう灰津のメンバー
剣 ヘルヴォル&-風早都羽
槍 クルサースパ&-雷 紫音
弓 ピロクテテス&-黒野双介(IF)
騎 ソール&-ノア・ヘリカラーク・インヘリタンス
殺 カマソッソ&-ジェーン・リップ
術 アフラースィヤーブ(キャスター)&-ニアディール・オブリー
狂 件&-ツバキ
術 バロール&ゼレア・レーヴェ
狂 マブ・ザ・クイーン(メイヴオルタ)&蘭猫
運営
ゼレア・レーヴェ
アドラシオン・メルカド・セルバンテス
間違い無く最強格であったバロールがマスターの令呪により自害、という形になりました
まあゼレア自身の意志というわけでもなく、ゼレアの脳に色々と仕込んでいた上司たちの意志でふね。あとバロールの魂と霊基は7〜8割が別のナニカとして再構成されましたが2〜3割はバロールが何か仕込んでた魔術の方に持ってかれました
どうでもいいことなのでネタバレすると7〜8割の魂と霊基を持ってったのもゼレアの上司達です。お前らなんなん>>93
もっとオルタ鯖作っていいんじゃよ?(扇動)
実際自分も木蘭オルタとかストックにありますしね…
>>95
実際二人が出会ったらどんな風に動くのかは興味があったり
ただまあ、『破壊』と『破滅』って似ているようで本質的に異なりますからね
『破壊』は言うなれば結果と手段。目的を遂行する為に、あるいは目的そのものとして生じるもの
『破滅』は要するに過程の極致。そこに至るまでの様々な策謀と積み重ねが主であり、言ってしまえば結果自体は大して重要ではない。何故なら最初からそこにたどり着くこと自体は決まり切っているのだから
むしろ経過観察でもしない限りは放置しても差し支えないとすら言い切れる
自分は少なくともこんな風に考えてます
あと当人の嗜好として、悪人より善人を陥れるのが好みというのもありますね。元から堕ちきってるものを墜としてもつまらない、という感じですずいぶん前ですが、自キャラを推しと上げてもらって嬉しみざわです。
>>43
カトカはやはり人気ですねー。原点が人気なのは嬉しい。あとヨセフさん拝見させて頂いたのですが、この、なんと言いますか…不憫なのは明らかで応援したい。でもやはり魔術師なんだなというか…(語彙力)ありがとうございます!
>>50
ありがとうございます!ギャグにもほのぼのにもシリアスにも、基本的に順応性高い人たちですね。自分もそこら辺は気に入っているので嬉しいです。
>>57
グランデリニアやったー!ありがとうございます!
危険が危ないキャラですが、リレーなどで出す際はインガオホー系の暴走をさせられるように頑張ります。
>>121
この黒幕強くない…?バロールさんの呪いが気になりますね。やはり自害は聖杯戦争の鍵…>>110
私ね、グレンデルには世界線を跨いで七難八苦が降り注いでシリアス時空では血の涙を流すくらいの慟哭を上げてほのぼの時空で救われる8対2くらいのバランスでいて欲しいの(歪んだ感情の発露)
>>116
分かるぅ。ユージーンが傍にいたら挫折しそうになる度に発破かけるもの。情熱を持ち続ける限りルイちゃんの味方だよぉ。逆に言えば情熱を失った場合離れていくんですが…
>>121
突然の自害!一瞬でえっ?ってなった後本人の意思じゃないとなって安心半分の不安半分という心境。これはどうなるか分からなくなってきた
>>129
>>死体を再利用
奴が別の部署から飛んで来る…っ!(冗談です)
>>132
酷い利害の一致を見た……人間を止めることで生き残ったけど、そのためには夢を諦めざる得なかったルイちゃん
その途方も無いけど素晴らしい夢を自分が潰してしまった負い目を感じているクリス
ってのが根底に流れてるのだな。二人はギクシャク、そして次の被害者を出さないためにもルイちゃんは次第にカタギの人になっていき、夢に賛同した仲間も離れていく……
ルイちゃんの人生は悪い奴に破壊されてしまいました。あーあ的ななぜわたしはキラキラしたサーヴァントしかつくれないのだろう(自分の作ってるサーヴァントに目を焼かれながら)
>>137
この黒幕共あとで別のやつに一掃されるから……7〜8割持ってったのもあれ『聖杯の権能の一部』なんですよねぇ
仮死状態に持っていくバロールの呪い。神代の呪いだから神代級の魔術を扱える人じゃないと解呪は不可という代物でございます。これがどうなっていくかは……ええ
>>138
ゼレア的には
「もう、約束を破って……上には内緒にしておくから安心したまえ」
↓
「えっ……なんで俺は令呪を使って自害を命じたんだ、しかも三画も……なんで!?」
↓
「ヴッ(仮死状態)」←今ココ
>>139
ナレ死してもおかしくないぐらいには物語的にはあっさり死ぬ予定ですねぇ……こいつらの物語全体の敵や悪が10だとしたら1か2ぐらいしか占めてねぇよ……>>136
あー!そういうことね、完全に理解したは(分かってない)(全然分かってない)「サーヴァント・アーチャー。召喚に応じ参上した………って!なんでよりにもよってこの姿なんだ!ふざけんな––––––––ふざけんなふざけんなふざけんなぁーっ!!」
【 クラス 】アーチャー
【 真 名 】ヘルマプロディートス
【 出 展 】ギリシャ神話
【 属 性 】秩序・善 / 混沌・中庸
【身長・体重】163cm / 54kg
【 容 姿 】ふわふわとした明るい茶髪の美人。年齢は大雑把に10代ぐらい。
【ステータス】筋力 D 耐久 D 敏捷 B+ 魔力 A 幸運 E 宝具 EX
【保有スキル】
・対魔力 C
・単独行動 B
・神性 A
・紅顔の美少年 EX
見る者を魅了する美貌。対魔力等で防御可能だが、彼の場合もはや呪いの域であり取り扱いにはかなりの注意を要する。
父に伝令神、母に愛と美の女神を持つとされる彼の容貌は生まれたその瞬間から完璧そのものであった。だが、その美しさがもたらしたのはむしろ災いであり……
・多重存在 EX
ニュムペー・サルマキスと合体させられたことから発生したスキル。
人格が実質二つ存在しており、基本的には男性のそれが現れるのだがたまに女性が口を出してくる。
加えて霊格が二重に存在しており、両方が破壊されない限りは消滅しない。また、性別特攻の効果をどちらの性別でも受ける代わりに、効果が半減される。>>152
【 宝 具 】
『転身・呪わしき我が宿命(ラ・メタモルポーセース)』
ランク:EX 種別:対人 レンジ:1 最大捕捉:一人
彼が持つ逸話の再現であり、また、彼という英霊が必ず辿ることになる呪いじみた宿命。任意の相手に口づける事で、その相手と融合し自分のものとすることになる。
通常であれば戦いの中でそんなことをするのはほぼ間違いなく不可能なのだが、彼の場合はその容貌により発生した呪いじみた魅了効果で隙を作る事ができるので完全に不可能ではない。
副次効果として「通常攻撃で使用される水弾を被ったものの体を男であれば女に、女であれば男に近づける(両性具有に近い状態にする)」という能力がついているが、そちらの場合は英霊となったことにより効果が長持ちしない可逆のものとなっている。
なお、「彼」はこの宝具を使うのが大・大・大嫌いである。
【 解 説 】
ギリシャ神話や、「変身物語」系列の物語で知られる男。
彼が持つ逸話はただ一つ。袖にした女の呪いじみた執念のせいで、その女と物理的に合体する羽目になったというものである。……ただ、その結末を招いたのは他ならぬ彼の容姿。観る者を狂気に走らせかねないそれは、サルマキスがいなかったとしても似たような結末を彼にもたらしていただろう。
生前はその美しさにより苦労せずとも数多の者に迫られていたこともありナルシスト気味の自信家であったのだが、その溢れ出る自信ゆえに厄介な女に捕まった事を後悔して、サーヴァントとして召喚される彼は若干八つ当たりじみた卑屈な態度を取りがちである。
なお、サルマキスを袖にした理由は「怠け者だし頭ピンクだし人の話を聞かない(意訳)」であるらしい。実際、サルマキスとして現れる人格は自分の都合のいい部分しか話を聞かない女であり、それはたとえマスターや愛する人が相手であっても例外ではない。
聖杯にかける願いは「サルマキスとの分離」。合体は一応神が決めたことであるので、聖杯ぐらいのリソースがなければ覆すことができない。
一応は神と神の間に生まれた神性ではあるのだが、無理やりな合体などの要因で零落神性レベルの召喚可能な域の格になっている。
自分が武勇伝で名を馳せた勇士として歴史に残っていないことはそれなりに気にしているので、指摘してはいけない。>>154
【 セリフ 】
「なぜ俺様がアーチャーで召喚されるんだ………そりゃもちろん、ダーリンが溢れる美貌で老若男女の心を撃ち抜くからに決まってるし!–––––喧嘩売ってんのか!?」
「嫌いなもの?それはもちろん、怠惰で、絵に描いたようなスイーツで、そのくせ自分が無条件で愛してもらえるとか思い込んでる傍迷惑な馬鹿女!……えー!そんな奴いるの!?でも大丈夫!近づいてこようもんならウチが代わりにやっつけたげるー!………………お前だ馬鹿!!」
「神々が嫌いだったり?しないしない。あとはこの女を引っぺがしてさえくれればなぁ……ハーァ…………」
「な、なんだし………なんでこっち見てるんだよ………「うらやましい」?代われるもんなら代わってほしいわ………」(ヘリオガバルス)
「聞いてくれよマスター!腕のいい魔術師が体を作って魂を移し替える術を使えるっていうから、100%男の体を作ってもらえないか聞いたんだ………そしたら、「肉体だけなら作れるかもしれないが、癒着した魂はこのままじゃどうにもならんから無駄だと思うぞ」だって………畜生ー!」(果心居士)
「おい!どっちだ!どっち判定でテンションを上げた!……えー?顔が良ければどっちでもよくね?アイツ、話わかるじゃーん!………超遺憾の意なんだが!?」(土蜘蛛)
「……えっ?あそこの女、実は男だって?体作り変えてる?……なんで好き好んでそんな事を………趣味なのか?うーわー………」(ロカセナ等、ネカマ的なことしてるサーヴァント)
「いやぁ……なんか、どうやら同類だと思われてるっぽいが俺様はそういうのと違うっていうか…………そうよぉ!他の女がダーリンに近づくとかありえないんですけどー!………そういう話じゃない!」(男装・男性として伝わっていたサーヴァント)>>3
推しというか、このスレでの創作の方向性等に影響を与えた殿堂入りレベルで思い入れのあるキャラを。
橘亜衣&ミラーカ
この二人が居なかったら多分百合やってないので、マグダレーナとシンモラは居なくなるし、ヤマトタケルも完成しなかったかもしれない位重要。
精神的な繋がりと気品のある色気が素晴らしい。
蒼木ルイ
トーナメントSSやるモチベーションの三割以上は彼女とマグダレーナの交流だったりする。
その在り方を肯定してあげたい子。
軽はずみに男女差別するような男に渡したくは無いかなって。
レーヴァテイン&レーヴァテインオルタ
元々斬新な設定で印象に残ってたけど、気が付けばムスペルヘイム百合夫婦の愛娘になってた。
この子達のおかげで恋人じゃなくて夫婦だと関係性が描けたと思うし、居なかったらシンモラの精神は少女寄りになってたかも。
本来の製作者(ロキ)を差し置いて両親気取ってるのは良いのだろうかとは時々頭をよぎってたり。【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エドガー・アラン・ポー
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男性
【身長・体重】175cm・62kg
【肌色】白(白人) 【髪色】チャコールグレー 【瞳色】ワインレッド
【スリーサイズ】
【外見・容姿】ゴシックファッションに身を包んだ男性。
【地域】アメリカ、ヨーロッパ
【年代】19世紀前半
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型、人間
【ステータス】筋力:D 耐久:D- 敏捷:C 魔力:EX 幸運:D 宝具:B
【クラス別スキル】
道具作成:E
魔力を帯びた器具を作成可能。
キャスターは(魔力はアレだが)魔術師らしいことをしたことがないため、せいぜいペンやらインクやらを作成するに留まっている。陣地作成:D~A
魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。
基本はDランクで、小規模な書斎を生み出すしか出来ない…が、キャスターが「視た」世界とリンクすると、その世界を現実に降ろすことが出来る。この際のランクは最大A相当。
【固有スキル】
動物会話?:B+
言葉を持たない動物との意思疎通が可能。キャスターは、よく周囲を飛ぶ大鴉や黒猫と会話している。
しかし、キャスターがそう称しているだけであり、他動物会話持ちのサーヴァントに聞くと「アレは地上の動物の言語じゃない」らしい。
黄金律(不):C+
人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命を意味する黄金律とは真逆のスキル。儲け話に縁がない。
学生時代から(本人の賭博趣味のせいで)借金生活で、生涯貧乏であったキャスターの金運の無さは伊達ではない。
多界観測者:EX
ある種グランドクラスの持つ「千里眼」の亜種と呼べるスキル。
遠方、平行世界、過去、未来、地球外、外宇宙、別次元、別世界…と、様々な世界や状況を「視る」事が出来る。
EXランクのキャスターは、単に視るだけでなくその世界や状況に干渉したりされたりすることがある。その代わり、「千里眼」のように常時視えるわけではなく、また何処が視えるかもその時の運。
メメント・モリ:B+
「死」への造詣深さ、思慮深さを表す。高ければ高いほど死に近く、然りとて死に恐怖心を抱かなくなる。
死生という常識を越えた世界を多く観測し、死にまつわる作品を多数著したキャスターにとって、死とは必然ながらも恐るべき概念ではないという認知であった。ネガティブ・ケイパビリティ:A+
「消極的受容力」。不確実なものや未解決のものを受容する能力。
未知のものや謎に直面した際、それによる精神への干渉を妨げる。
キャスターの能力は最高峰。幼い頃より様々な世界等を視てきた彼は、物理法則が揺らごうと常識から外れた生命体に出会おうと「そういうもの」として受け流す。
【宝具】
『今生の謎は並べてモルグより来たれり(ファースト・アンソルヴド)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:2~20 最大捕捉:2000人
「推理小説の父」たるキャスターがこの世にもたらした概念が昇華した宝具。
「真実」を秘匿し、「神秘」を消し去る原初の謎を生み出した街「モルグ街」を展開する。
固有結界とは似て非なる宝具で、世界を「塗り替える」というより世界を「モルグ街とする」宝具。文字だけで形成されているが故の自由度が由来。
この世界において「神秘」は存在せず、全てが物理法則に則られており、故にこの世界において魔術魔法の類いは無価値となる。
また、この世界内ではキャスターの知名度補正は高まり、B+ランク相当の「作者特権」を持つ。
『聞けよ怪奇の呼び声を(コネクト・イネーブル)』
ランク:EX 種別:対事宝具 レンジ:1~∞ 最大捕捉:0人
「陣地作成」がAランク相当である際に使用可能な宝具。キャスターの権能と、それを元とした作品群の概念が昇華したもの。
外宇宙、別次元、別世界…更に遠くの、「法則も常識も存在しない世界」と現世をリンクさせ、抑止力すら振り切り「不可能を可能にさせる」。
この宝具に理論も思想も倫理もなく、ただ現実のみが存在することとなる。例えば、不老不死であったり、死者の復活であったり。
但し、その現実が存在するのはあくまで宝具発動中だけであり、効果が切れればその現実も消える。なんなら抑止力がやって来るかもしれない。極めてハイリスクハイリターンな宝具。『物質的宇宙ならびに精神的宇宙についての論考(ユリイカ)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~∞ 最大捕捉:∞
キャスターが生涯最期に著した散文詩。科学的知見を借りながらも、論証的にではなく直感的に宇宙の本質を記述した壮大な長編論考。
「陣地作成」がAランクの際に使用が可能。その場に、文字だけで成った「宇宙」を再現する。
宇宙に呑まれた者は皆等しく漂流し、膨張し、収縮し、窒息し、圧搾し、破裂し、沸騰し、凝固し、凍結し、燃焼し──そして、果てに渦巻く闇に引きずり込まれ、物体としての生命を失う。
この「宇宙」は存在する限り周辺の魔力を吸い、膨張を続け、他の宇宙と結び付き、そして宇宙の一端となる。
超大規模な魔術だが、代償として「キャスターが最期に書いた」という概念によりキャスターは宝具の使用後に消滅する。止める術はない。
この「宇宙」を消滅させるには、同じEXクラスの攻撃型の対界宝具を使用するか、空間そのものを切除するしかない。
【Weapon】
『大鴉と黒猫』
キャスターの周囲に浮いてたりする動物。
当然人語は喋らず、また動物会話も通用しない。彼らが言うことを聞くのは、キャスターの「動物会話?」だけ。
どういった存在なのかはキャスター当人でさえ知らない。また、よく分裂したり変容したりするため動物と見ていいかさえ怪しい。【解説】
アメリカの小説家、詩人、評論家。『モルグ街の殺人』が今の推理小説の草分けとなったことは有名。また、様々なトリックを著し、「始祖でありながら同時にミステリーを網羅してしまった」と称されたりもする。
推理小説以外にもSF小説や暗号小説のパイオニアと言われ、今日のアメリカを代表する文豪に名を連ねている。
そんなキャスターだが、作風に違わず彼自身も奇妙で謎めいた部分の多い人物である。
彼の記した作品は、時に未来を予知したようなものがあり、中でも『ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語』は後世に起きた「ミニョネット号事件」の内容に沿っており、犠牲者の名前さえ一致するというもの。
40歳という若さでこの世を去ったが、その死もまた不可解且つ謎に満ちており、キャスターの奇怪さに拍車をかけている。
──その実。彼の不可思議な作品群、人生は、彼が持った「多界観測の眼」が所以であった。
幼少の砌よりその眼を以て様々な時空間を旅したキャスターは、そこで視た出来事を「作品のネタ」として記憶し、小説や詩に書き起こしたのだ。彼の作品に予知したようなものがあるのは、視たのがたまたま近未来であったため。
彼は、それを自慢したかった訳ではない。ただ、好きな執筆の、そして稼ぎの種としたかっただけである。故にキャスターは世界に深入りせず狂気やら何やらに呑まれなかったといえる。
しかし、色々な時空間を往来するというのは危険も伴う。彼の不審死は、偶然視た世界が入ってはならないもの──「根源」であったりしたためという考えは、おそらく容易に出来るだろう。【人物像】
シックな配色のゴシックファッションを纏った男性。
侍らせた大鴉や黒猫、意味深な笑み、縹緲とした闇とか病みとか何かそこら辺を湛えた双眸と、全体的に彼の作品全般に通ずるアンニュイさを偲ばせる様相。
しかし、実際の人となりは酒乱酒好き賭博好きといったロイヤルストレートク.ズ。
生前あまり評価されず、母国に作品が受け入れられたのが死後久しかったこと。「アルコール、麻薬に溺れた下劣な男」と描かれ、それが広く流布したこと。ある者は「天才」、ある者は「山師」、ある者は「まったくのまやかし」、ある者は「もっとも独創的なアメリカの天才」と雑駁した人物像を宛てられたことを知り、結果「作家なんて作品に踊らされる人形にすぎない」と嘆き、拗ね、そして吹っ切れた。
「自分の作品を敬愛する者は居ても、自分という存在すら敬愛する者は居ない」と考えており、それ故にファンの存在に懐疑的。それがより一層酒や賭博にのめり込ませている。
そんな彼だが、生前持ち得た眼と精神力は健在で、よく未来やら別次元を視てネタ帳に書き込んでいる。
気とか間とか礼節とかが抜けた敬語で話し、飾り立てたような言葉は発しないが、「あれを逆に日常的に使えって方が難しい」と答えていた。
自身の死に関しては決して口を割ろうとせず、「こんな自分にも秘密にしておきたいことがあるんですー!」と頑なに譲ろうとしない。
特技:執筆
好きなもの:酒、賭博、金
嫌いなもの:金欠、二日酔い、アルハラをする人
天敵:レイノルズ(何者かは不明)
願い:正当な評価が欲しい
【一人称】私
【二人称】貴方、君(親しい間柄)、お前(敵対)、○○さん、○○君(親しい間柄)
【三人称】向こう、○○さん、○○君(親しい間柄)【セリフ例】「サーヴァント、キャスター。エドガー・アラン・ポー…現界しましたぁ。しがない作家…はしくれですけど。よろしくお願いします」
「あ"ぁあ"ー…あ、マスター水くれません?ちょっと二日酔いで…あ"ー"」
「同情するなら金と酒をくれ!」
「え、宴会のワルキューレ…?酒飲み放題…?……神かよ…」(エルルーン(ライダー)に対して)
「…分かってましたよ、えぇ。どうせ母国で私のファンなんて昔も今も居ませんよ。知ってましたから。これっっっぽっちも傷ついてませんよ」(ハワード・フィリップス・ラヴクラフトに対して)
「世界が誇る推理小説家…彼女を見てると、“草分けが界隈の最高峰ではない”って事がよく分かりますよ。原点が頂点なんてこと、そうそう無いもんなんですよ」(アガサ・クリスティーに対して)
「ロック…ってのは私の時代にはなかったんですが、何だか酒に合いそうですね。一曲、聴かせてもらっても?」(エルヴィス・プレスリーに対して)
「……あのサーヴァント、どっかで見たことあるような…いや、見た目じゃなくて、こう、雰囲気?が…」(フォーリナー系サーヴァントに対して)
「本調子ではないのでご容赦を……。目眩く、退廃と罪科、憂懼と欺瞞の街へようこそ。どうぞ萎縮してくださいませ──『今生の謎は並べてモルグより来たれり(ファースト・アンソルヴド)』」
「耳をすまし、目を光らせ、そして驚嘆に噎せてみませんか?浴びるほどの不条理を、不都合を、不愉快を、此処に──『聞けよ怪奇の呼び声を(コネクト・イネーブル)』」
「嗚呼、噫!レイノルズ、レイノルズ、レイノルズ──"Lord help my poor soul"!──『物質的宇宙ならびに精神的宇宙についての論考(ユリイカ)』」
【因縁キャラクター】シャーロック・ホームズ(売れっ子で嫉妬)、作家鯖(居ずらい)
【他クラス適性、変化傾向】フォーリナー
【製作者】正親中納言>>170
プルートー「お、お父様ぁ!?!?!?」
ラム「落ち着けくそ猫」
プルートー「おだまり馬鹿猫! ああ……お会いできて光栄です……」
ラム・タム・タガー/プルートーという私のハンドルネームの元となった猫の英霊がいるんですがその片方が『黒猫』に出てくるプルートーなんですね……
エルルーン「いいえ。私は神ではなく女神です! というのは置いといて。飲むのは構いませんが程々にしてくださいね?」
水の女神からのありがたいご忠告。絡みに行くなら既に始まってる宴会に混ざりましょう。それこそ無限に酒を飲ませてくれるはずです
「うっ、酒臭い……いいよ。俺の歌が聞きたいと言うなら答えないわけにはいかない……聞いてくれ。『美しき我らが世界(ウィー・アー・ザー・ワールド)』! ……眠ったか。酔っ払いに聞かせるのはもったいなかったかな?」
酒が苦手なので彼には珍しく棘のある対応。宝具を使ってまで眠らせようとします。それでも請われたからには歌ってあげるあたりエルヴィスですね。>>169
まぁ殴りの箇条書きだから読み解けない部分はあったのかも
でもストーリー的にここで人として死ぬのが重要だからいたとしで治療が無理なレベルまで痛め付けるだけか、展開が変わるだけかなあ>>177
やっぱりエルルーン(ランサー)ですかねー。私のssでレギュラー入りしてるもんですから、殿堂入りと考えてもよろしいかと。
それにしてもヨナとスクルド。親娘なのにどうして性能に差が……。
ヴィルギナルはもち銀髪だよ! 人物設定文にも記載されてあるもん! 現在進行形でロングかショートヘアかで迷ってるところだよ!>>179
側から見ると落語みたいに声色変えて一人芝居してるコメディアンにしか見えないのに、本人は割と真面目に嫌がってるというところがポイントである初期の鯖は初期だから許されてる部分もあったと思うので『今の私が投下しても許される』と思うレベルで理屈をつけてるんですが……
そのせいで長くなる!助けてロルム先生!>>172
良いですよね、アクハトちゃん…………
ボツプロットだと飴と鞭の飴ポジションというか菩薩メンタルというかカウンセラーみたいな感じだったけど、脳内CVが堀江由衣になってたけど。
イイ身体してるじゃなぁい……(京水並感)ってなるけどそう言うのに気づいてないの素晴らしいクラスメート男子を勘違いさせて欲しさある。
良いですよね、アクハトちゃん。>>184
知らない方が幸せなこともあるんですぜ……(白目)>>184
>>私の知らない界隈3チェイン
チェインっていうとなんかエクストラアタックに/r堕a界隈が来そうですわね……規定…その人個人の人格を見ずに生まれや所属などの要素からレッテル貼り(不干渉
排除…対等な存在として認めず権利を奪う
利用…自分の欲望のために使い潰す
って差別には段階があると思うんですよね
クリスの場合は自己防衛のために線引きしてるだけだから「規定」の段階で率先して絡みにいかないんです
これがもし女性という概念を自分の支配下に置くことで満足するってタイプに成長してたらDVヤリ○んになってたかもしれ、しr....ないな。というか嫌だ>>194
「技術は人間の使うもの。人間に一番大事なのは―――心(ハート)の強さよ」
「私が子供に出来るのは、少しの間手を引いてあげることだけ―――出来れば、心だけでも永遠に守ってあげたいのだけどね」
この人こういうことばっか言ってる……多分今日の夜には投下出来ますね……例えば間男に取られた母親を見て男はナニが全て、魔術なんかくそだと不良少年になるクリス
女なんて都合のいい言葉並べて強引に抱いてしまえば良いんだ。文句言うならブン殴る
みたいな最低の造形が組み上がってガチめに気分悪い…ぐにゃあ感>>201
つキュベレー
キュベレー/アルゴルではないただのキュベレーなら子供(人類)の幸せを願いつつ、神である自分(地球)に縛りつけるのはよくないとし、子供達が自分の手を離れていく(第三魔法に到達し宇宙に旅立つ)ことを願っている神霊達の中でも珍しいぐらいぐう聖ママ
ヴォワザン
語るに及ばず。夫を亡くしてその結果悪魔に道徳心を渡し、魔道に狂った未亡人。最後に処刑される際に見た娘の悲痛な顔が道徳心が戻った今ではトラウマ。多くの赤子を黒魔術で手にかけた自分は母に相応しくないと自嘲するも子供を見る目は子を慈しむ母そのもの>>201
技術者でなおかつ「親」属性でもあるけどこいつを母親側に置くと初代様(イビルウィンド)とびぃえる時空に突入しちゃうから、父親として扱ってあげようね!カシンチャン!
弟を頼ったのは夫に先立たれたあと息子を守り抜くためだぞ!北川殿(新九郎姉)!
……以上だ!(自作キャラの子供率に戦慄しつつ)クリスはですねえ!別に性的に不能な訳じゃないんですよー!でも不倫ショックでキモチイイことが気持ち悪い認識だからGoDTなんですー!
だから人形ボディにならない限りバプさんの性魔術でワンパンなんだー!
>>201
……いねえ!(驚き)
魔リーは時期的に母親になる前の側面がマシマシムコムコだからノーカンで>>208
んあー!技術者なれば黄夫人もいるよ!>>201
【技術者】
異聞シュタイン:本業は物理学者だけど技術者もイケるぞ!実際、時空間制御装置を作って取り付けたのも本人。
【母親】
乳の親:母親っていうか乳母だけどね!子供にデロ甘だよ!
新島八重子:母親、というかオカン。しかもケツ引っぱたいて立たせるのがメインのタイプ。
剣ババ:『娼婦たちの母』っていうのもあるけど、なんやかんやママ力は強いので子供に世話を焼いたりする>>212
単に大人な女性って訳じゃないからね!子供のあどけなさと無垢さを兼ね備えたロリマッマははと言えば聖母マリアを思い浮かべたのだけど、擬似サーヴァントバプ様って需要あるんですかね?
>>201
技術者
セルゲイ・コロリョフ
母親属性
父親はいても母親はいないですね。強いて言えばイオラオスには子供がいます。クレオーンの娘メガラーとの間にレイペピレーをもうけたと神話では語られています。こちらではメガラーは友人。レイペピレーは捨て子を拾って養い親になりました。
あと、イオラオスは未婚。そして同性愛者じゃないし、生やすこともできません。なので養い子しかいないのです。セリフまだなんですけどヘンリーさん投下していいですか
>>215
成る程(早速取り掛かりに入る姿勢)>>212
争いは同レベルじゃないから起こらない(スヤァ
戦わせても貰えない相性とかやはり最高に鬼門>>201
…………ロキが神話で馬産んでたけど、母親ではないな、うん!経産夫(婦)なだけでしたわ!【CLASS】セイバー
【真名】ヘンリー・ヴィンセント・アリアン
【出展】史実・アメリカ合衆国
【性別】男性
【身長・体重】173cm・57kg
【スリーサイズ】93(G)-57-95
【属性】秩序・善(人)
【CV】上田麗奈
【イメージソング】サンダーボルト/バズマザーズ
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
彼女は魔術というものがオカルトに堕ちた時代の英霊。実在することがないと言われるものに対して害されることがないのは当然の摂理である。人々がネッシーに食い殺されることが無いように、魔術がセイバーを傷つけることはない。
また、セイバーは軍刀の英霊である。軍刀とは国を守り人々を守る兵士が振るうもの。護国の刃は戦士の神聖なる決闘を汚す全てを斬り祓う。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
セイバーはかつてヨーロッパを渡り歩いて剣の研究に勤しんだという。
また、青少年の教育に力を注いでいたセイバーは、馬術を教えることも多かったとされる。>>221
【固有スキル】
投擲(軍刀):C
軍刀を投擲する能力。
セイバーが生み出すM1902陸軍士官軍刀はレイピアと呼ばれるものに酷似しており、その重さと長さ、加えて『貫く』ことに特化した形状によって投擲武器としても威力が見込める。
指の間に後述のスキルで作りだした軍刀を挟むことで無数の軍刀を同時に投擲することも可能で、その際には弾幕のような様相を見せる。
鍛造の極:A
魔力を使って金属製品を作り出す。セイバーが生前磨いてきた職能がスキルとなったもの。
セイバーが最も得意としているのは軍刀であり、軍刀の形をしているものであればいかなる大きさのものでもごくわずかな魔力消費で作り出せる。
一般命令81号:B
ジェネラルオーダーNo.81。1902年に下った「従軍牧師を除く全ての軍属者はM1902士官刀を所持する権利がある」という指令。
軍刀の英霊たるセイバーを象徴するスキル。
かつてセイバーが作り出した軍刀を所持していた全ての人々の知識・技術を引き出し自在に使いこなすことが出来る。
剣術、馬術、戦術、射撃術、狙撃術、医術、演説術、調理術などその内容は多種多様に渡る。
技術者であり戦闘経験の無い彼女がセイバーとしてのクラスを得ているのはこのスキルの力が大きい。>>222
【宝具】
『我、合衆国の守護者(リバティ・ガーディアンズ)』
ランク:B 種別:防衛宝具 レンジ:自身 最大捕捉:自身
アメリカ陸軍が1902年に士官用軍刀として採用したサーベル
であるM1902陸軍士官刀に宝具としての銘がついたもの。
現在でも、アメリカ陸軍の教範『FM 3-21.5, Drill and Ceremonies』において、士官用軍刀としてM1902を用いる旨が言及されている。
パレードや式典の際、部隊指揮官たる士官が帯刀するほか、晩餐会、結婚式や葬儀、退官式などの際にも帯刀することが多い。
儀式という神秘的な要素と繋がりがあったため宝具となった近代武器。
やや湾曲した刃渡りは30-34インチのサーベルで、最初に陸軍が指定したところによると、重量は20.2-22.8オンス程度である。
重心は柄から3.25インチ程度の箇所で、歩兵用軍刀として適したバランスである。
設計は軽量で斬撃および刺突に適した「実戦的な兵器」たる軍刀を求める将兵の声に応える形で行われた。
元となった理念はアメリカ合衆国陸軍の総意を示す『自由の守護者(フリーダム・ガーディアンズ)』という標語。
更に彼女自身の理想、信念、矜持、夢―――そういうものが形になった宝具。
理想の極点。夢想の極限。人の持つ輝きが産んだ『人間賛歌』の結晶。
伝統を守り、意思を伝え、次代に繋ぐ―――人として営みを続ける上で必然の摂理が一つの形になったもの。
真名解放によって『人間の宿す輝き』をその身に降ろし、肉体を稲妻の如き眩い閃光へと変生する。敏捷はEXとなり、その他のステータスも対峙した敵に応じて可変する。
その真骨頂は守るための戦いにある。
邪悪なるものとの戦い、強大なるものとの戦い―――そして、非力なるもののための戦い。
そういう大義を立てる時、セイバーは最優の英霊としてのポテンシャルを発揮するだろう。>>223
【解説】
ヘンリー・ヴィンセント・アリアン。
本名、ヘンリエッタ・ヴィンセント・アリアン。
M1902陸軍士官刀を作り出したヘンリー・V・アリアン&カンパニーの社長。
ヘンリー・V・アリアン&カンパニーは、ミシンや縫製機械に必要な『針』を製造する会社であった。
コンピューターどころか真空管すら存在していない当時において手作業で様々な『針』を作り出すヘンリー・V・アリアン&カンパニー社の技術力は高く評価されていた。
その技術を高く評価した歩兵将校委員会は、社長であり優れた技師でもあるヘンリーに当時配備されていたM1860参謀・佐官刀の代わりとなる軍刀の製造を依頼する。
それから13年もの間ヨーロッパの各国を渡り歩いたヘンリーは、1902年にM1902陸軍士官刀のモデルとなる5本の軍刀を作りあげた。
彼女は当時の女性としては勤労意欲が強く、成人後にハノーバースクエアに住む兄の元で絹輸入業者として働き出した。
その後、アメリカ合衆国の先駆的なシルク製造業者であるホーストマン株式会社のニューヨーク支社の責任者となった。
独立後、ヘンリー・V・アリアン&カンパニーを設立。亡くなるまで社長であり続けた。
孤児や浮浪児、両親が貧乏な子供達を多く引き取って育てた福祉家・里親としての側面も持つ。
彼女に育てられた子の中には後にニューヨーク市長となったジョエル・エアハートも含まれる。
ライトガードと呼ばれる青少年育成団体にも加入しており、晩年にはニューヨーク児童虐待防止協会にも参加していたとされる。
教育と軍事、異なる2つの面から合衆国に貢献を果たした偉大な人物。>>224
【人物】
赤茶色のコートに黒のパンツスーツを身につけた女性。
厚着の上からでもわかるスタイルを持っており、長身も相まってモデルや女優のような印象を与える美女。
「発想というものは力を超えるもの。一人より十人の方が強いのは綱引きだけど、一人が十人に勝てる方法を導くのが発想の力よ」
「私が子供に出来るのは、少しの間手を引いてあげることだけ―――出来れば、心だけでも永遠に守ってあげたいのだけどね」
『母親で技術者』という言葉以上に彼女を表現する言葉はない。
彼女は優れた知識と技術を持つ技術者で、慈愛と慈悲を持った母親だった。
「後悔するよりも、頭を切りかえて技術を磨くことの方が大事じゃない?」
「技術者(わたしたちに)必要なのは飢えよ。飢えが無くなった技術者に新しい発見は出来ないわ」
聡明かつ柔軟な思考と豊富な知識と技術を持つ職人。
自分の腕に絶対的な自信と誇りを持ち、その力を人々の幸福のために使うことを喜びとする。
軍刀の制作依頼を受けたのも、国民を守る合衆国の軍隊に貢献するため。
ひいては、それが人々の幸福に繋がると信じていたため。
優れた技術者ではあるが、石頭ではなく、むしろ精神論を重視していた側面も持つ。
「技術は人間の使うもの。人間に一番大事なのは―――心(ハート)の強さよ」>>225
公人としての彼女は社長であり技術職の人間だったが、私人としての彼女は愛に溢れる母親だった。
「私が子供に出来るのは、少しの間手を引いてあげることだけ―――出来れば、心だけでも永遠に守ってあげたいのだけどね」
「子供を愛するのは当たり前のこと。愛されようと思う必要は無いし、愛される存在になろうとする必要も無いわ」
いかなる相手にも無償の愛を送る母性愛の持ち主。
そこに血の繋がりは関係なく、自分が大切にしたいと思った相手には惜しみなく愛を注ぎ続ける。
彼女にとって、彼女の両親は偉大な存在だった。
「技術職になりたい」と伝えた彼女に、彼女の両親は寛大な心を持って協力した。
19世紀のアメリカでは「女性は家事が仕事」という風潮が根づいていたが、両親とその家族は彼女の夢を尊重した。
家を出て一人暮らしを始める彼女に対して両親は資金援助を惜しまなかったし、兄は技術を身につけることが出来る職場を提供してくれた。
家族に愛されて育った彼女は、当たり前のように誰かを愛することが出来る女性へと成長した。
「誇りを持つこと、個性を大事にすること、相手を思いやること―――私をが大切に思うことを、貴方にも教えてあげたいわ」
「私は自分を完璧な母親だなんて思わない。でも、良い母親だとは思ってる。自慢じゃないけどね?」
両親と家族に与えられた愛を、合衆国の未来を担う子供に伝え、次の世代へと繋ぐ―――それを自身の使命とした彼女は、どこまでも深い愛を持って子供達を抱きしめる母親となった。
「何事もやってみなくちゃわからないわ!」
「子供を愛さない母親なんていないわ。当たり前でしょう?」
『母親で技術者』
ヘンリー・V・アリアンを語るのに、これ以上にふさわしい言葉はないだろう。>>228
書いてて自分でも目が眩しくなりましたね……あとキャラを立てるのに名言を流用するのほんと効果的……ヘンリーのものは技術者とか母とかで調べて出てきたものを改変したものだけどめちゃくちゃ芯がしっかりする……ジェネリック推しを作るよりもすごく安定感が出る……
>>229
巨乳なのは!おっぱいは母性の象徴だからです!気軽にヘンリーママと呼んで良くてよ!
>>230
文字通り光の速さを得るのでEXでいいかなって……
宝具の効果が変わったのも軍刀を作ったのが彼女の唯一の功績じゃないからですね……彼女は教育者としても優れていたことがわかったのでその在り方を体現するものにしたいなって……
エルヴィスもですが私も満足感がすごいです。今の作り方はすごく自分にあってると思うのでこのまま改修を進めたい……
>>231
Gカップに引っかかってる……!
カップサイズはマリー様と同じだけどサイズ自体はマリー様の方が大きいという私のささやかな抵抗です……!>>233
九終は私も今書いてるところですぅ。ただちょっとドロテーアさんに確認したい事があるので私が居ない間にドロテーアさんが来たらこのレスを知らせて欲しいです
ドロテーアさん、九終でユージーンが長い上に多国籍な本名を名乗って「これを信頼の証と取るか(呪術的に)弱みを握ったと取るかは自由だ」と言い出したらどんな事を考えますか?
私の想定では急にそんな事を言うなんて何事?と訝しんだ後ユージーンが自分を試していると気付いて包み隠さず本音を言った方がいいと思って妹が攫われた事を言うべきか否か迷うみたいな感じを想像してます
口に出す前にサーヴァント達が食べ物で喧嘩を始めるのでどう思うかってだけで大丈夫ですディートリッヒをアルトリアみたいな着込むタイプの女騎士にするか、桜ンスロットみたいな露出多めの騎士にするか悩ましい。参考までに皆さんとしてはどのタイプの女騎士が好みですか?
>>242
そういえば、我が家の井伊直政は(カード構成Q1・A2・B2)
スキル1)我が疵を見よ、井伊の赤鬼C+(CT9~7):自身に毎ターンHP回復状態を付与(500~1000・5T)&
自身にガッツ状態を付与(HP1・2回・5T)
スキル2)紅顔の武人B(CT9~7):敵全体「人型」に確率で魅了付与(1T)&自身のNP増加(10~30%)
スキル3)二重召喚B(CT7~5):自身のNP獲得量アップ(3T)&自身のバスターカードに
「シールダー・フォーリナーを除くクラス」に対して相性有利になる状態を付与(3T)
宝具)『我が道を血で染めあげよ、井伊の赤備え(ダイアフル・レッドアーミー)』B(バスター)
確率で敵全体にスタン状態を付与(1T)&敵全体に強力な攻撃&敵全体の防御力ダウン(3T)
って以前妄想してましたね、彼を推しまぁす!>>242
とにかくバフとNPを配ってデバフばら撒きまくって効果が良ねーちゃん並に細かい宝具で仕留める降ババ。
バスターを上げてクリティカルでぶん殴る正当派バスターゴリラタロス。
クリティカル威力を上げて無敵貫通+確定クリティカルの宝具でシバキ倒す新島八重子。
さぁ!どれにする!!?今帰宅ー。
多数のご感想ご指摘ありがとうございます!(以下個別返答)
>>171
(それは詫びることではないのです…「謎を論理的に解き明かす」という点をクローズアップした結果の宝具ですので…ちょっと考えてみます…)
>>173
>>175
なるほど…ありがとうございます。
「浪費家」とは少しニュアンスが違うので、「金欠病」という名称に変更します。
>>176
ポー「お、お父様!?……え、もしかしてプルートー…?いやそんな…酒の呑みすぎかな…」
身内とかが英霊になってたら、普通困惑すると思うんです…
エルヴィスさんもエルルーンさんもいい人ですね…!
そしてポーの使いどころを一つ。
多界観測が出来るためにこちら(三次元)を意識した所謂メタ発言が出来ます。酒の席では大抵登場します。なんか意味深なこと言わせられます>>248
>これも全部邪神って奴のせいだ
スカタク「えっ」
降ババ「(・ω・)」>>248
ポーは後世で御大がポーの愛読者だと聞いていたのでほんの少し期待していただけに…また自棄酒を呑み耽る…
やはり邪神は悪!死すべし!(XX並感)>>251
なおクロケルは台詞で言ってる通り好きに使い潰せ(意訳)なスタンスだから例え自分の霊核がボロボロになるまで使い回されても文句を言わないという
>>252
おっと予想以上の深読み。しかし今の海音ちゃんの状況的に深層心理や記憶は読めないけど今考えてる事は読める(と以前に言っていたのでそのように動いてます)ので妹が運営に〜も読まれてしまいますよ?馬鹿正直に話す私じゃないで切っておきましょうか?
そう言えば料理って個人個人に分けられてる感じです?いくつか大皿に盛ってる物もあるかと思ったのですが(大皿が無くとも別に大丈夫ですが)
しかしメタ的には妹の話をした方が協力を得やすいけどキャラ視点では中々明かそうとはしないというね。まあ急にカマかけてくるような奴だからね、仕方ないね>>242
ヘルメストリスメギストスは人権術になるレベルのビッグネームだと思うんだ、思うんだ……
対象ひとりのヒット回数3倍(トリスメギストスだから)なスキルでお手軽周回システム組みたい
ユーウェインはQ全体宝具の300の烏剣が敵を襲う!とかそんな感じで>>242
ここに高ランク黄金律持ち多段ヒット全体宝具ランサーの冥王様がいるじゃろ?
パールヴァティ枠やぞゲティの絆礼装の効果で獲得QP○%アップ、絆○%ダウンとかで宝物庫周回のお供に……とか
>>174
悪いけど、これに限らず過去の云々とやらかした事柄の是非は分けて考えてるので。ティルヴィングの魔剣デザインを統一したい…!
>>103
ふーむ……。
ああぁぁ!!ハードがねぇ、ソフトもねぇ、そもそも時間の管理下手!!
SN、月の聖杯戦争、ホロウアタラクシア、どれもプレイしてぇなぁ……。時間確保の為の自制とか出来るようにならんと…。
>>134
確かにあってるかも。実際クッチーは過程あんまり気にしないようなムーブをさせてるなぁ。
>>172
あんまり女性女性してない系(俺っ娘とか)や心身のどっかが若干ヒトから外れてるようなキャラが好きなんかな、って自己分析。
んー、俺が確認してないクロさんのレスとか無いっぽいし、マジで唐突に席外してる感じっぽいな……。
最近はコロナの件とかもあるから心配だし、寂しくもありますね。メンタルを気長モードにせねば。>>269
ありがとう御座います…………!灰津で>>114の続き投げますね。短いです
「医療班は怪我人の治療準備、戦闘班は弊害を見越しての戦闘準備兼被災者の救助準備、他職員は全員でこの島の霊脈管理と事務情報処理に回ります。以上!」
アドラの命令により、運営が動く。大まかなことは各々の部隊長が担当するとはいえこういう言葉がないと下の者には動く権利がないというのは皮肉なものだ。
「ったく……あのバカは部屋?また寝潰れてる訳?おいコラァ!さっさと返事せんか─────いないわね」
統括者であるゼレアの部屋に殴り込むも、いない。あくまで補佐役である私に仕事を任せて何をしているというのだろう。取り敢えずバロールの部屋に行ってみることにする。……というか、バロールも音沙汰がない。
「入りますわよ!────────ああ、なるほど」
黒い縄のような痣が全身に広がったまま倒れているゼレア、そして床に突き刺さったイチイの槍。これでもう、何があったかは瞬間的に理解した。だからこそ、ゼレアに駆け寄った部下が蒼白な顔をしているのも理解できる。
「生きてる?」「いいえ……殺されています。死因は恐らく呪殺かと」
でしょうね、とは心の中で呟く。大方、知りすぎたバロールを上層部がゼレアを使って処理したのだろうか。バロールもそれに対して対抗しようとした結果、ゼレアの呪殺になったというような。
「取り敢えずあなたも持ち場に行って。この報告は私がしておくから」
部下を部屋から出て行かせたあと、ため息と共に連絡をかける。勿論、上層部にだ。
「どうも。アドラシオンです。……島の異変、あなた方が起こしたということで間違いないですね」『そうとも言えるなぁ。私たちはただ聖杯を感知したバロールに処罰を与え、その霊基を再利用しただけだが』
「聖杯の機能を使ったんですね。記憶の再現はあの聖杯の本領ですから」
『応とも。バロールの霊基と魂に【聖杯の守護者であれ】という命令を加えて再構成した。それが聖杯に召喚された己の役目だとでも思っているのではないか?』
「そうですか。………ゼレアは、どうされます?」
『どうも何も。アレはそもそも鉄砲玉よ。大会にて生じる不都合のスケープゴート。アレに大した期待はしておらんし、アレがいなくとも進むように業務内容はお前に委託してある。聖杯についてもアレは何も知らぬしな』
「………そうですか。ではこれからの実権は全て私に任す、と。それはそれは。では、失礼します」
通話を切る。傍らに倒れていた眠ったかのように殺されているゼレアを眺め、徐に手で触れる。
「あなたも難儀ね。こんなところで終わるなんてロクなものじゃない。………それとも、こうなることも了承済みだったの?私はアイツらに雇われた外様で、あなたはアイツら直属の部下だったから」
頭を撫でた後、立ち上がる。早いところ死体の処理をしなくてはならない。ならないのだけれど。
「………解析するか」
魔力の流れがおかしいというか、何というか。死体に魂が残留しているのはおかしいだろうから、解析してみることにする。出来れば自分から厄には突っ込みたくないけれど、見てしまった以上仕方ない。
「La memoria se zambulló en el mar.(記憶は深い海へと還り)
Mi pensamiento se hundió en la tierra.(思いは大地に沈む)
El calor se derrite en el aire.(熱は宙に融けて)
Duermes en la concha hasta que te salves.(貴女は救いの時まで殻に眠る)」
深く、深くこの体に眠る記憶に問いかける。そうすれば自ずと、この体が見聞きしたものが自分の身にも伝わってくる。「─────神代の呪い、か」
ゼレアにバロールが仕込んだ呪いは対象を仮死状態にするもの。なるほど、ここまで複雑怪奇な呪いは同じ神代の出か、呪を扱う上で研鑽を積んだ一流などでなければ解けないだろう。……それと同時に、ゼレアの体に『私だけがわかるような』伝言を刻んでいる。
「───────いいわよ、死眼の巨人王。あなたが何を考えているかなんて知らないけれど。あなたのお望み通り、コイツの呪いを解いてあげる。御代は……そうね、あなたとコイツが繰り広げるリベンジにして頂戴」
終わりです。前回の話を見てないと何のこっちゃって感じだと思います。次回はついに大会参加者パート>>261
性格的には少し地の文を変えるだけで良さそうなんですけど性能的にはどうでしょうね……
今までのポケモンみたいな相性ゲーでは無くなりそうですね……アーチャーの人をwikiに上げてきました
なんだかんだであと作ってない通常7クラスはセイバーのみになりましたね私
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9
なお、美少年に見えないとすればそれは私の画力の問題です>>273
上層部ほんとひで…。ぶっ飛ばしちゃえ☆
>>275
ほうほうこれが島術さんの言っていた……多重存在ってこれほぼバルバロッサの二重霊核…。いや、男女特攻が両方乗るけど半減とか細かい違いはあるけど
バルバロッサ「俺と似たような作りしてるなァ、あんた。…んん?…安心しな!俺は美少女でも美少年でも絵面が華やかなら有りだ!」(サムズアップ)
そしてこの場合は土蜘蛛さんは「フ、難儀な体質だ(カルデアには似たような悩みを持つ英霊も居るだろう。彼ら或いは彼女らに相談してみるといい)」となりますかね。彼がテンション上がるのは男の勇者が女装して武功を立てたりする事に対してなので公式で言えばアストルフォが勇士ムーヴした時とか内心ウッキウキになる感じです>>280
北欧鯖、ペルシャ鯖お貸ししますよ!山星さんが書かれた私のキャラクターは興味があります。>>290
大丈夫、私が元に戻してあげるよ❤(なおSAN値)>>294
ローズル様がフレイの剣を抱えてエントリー!>>292
すみません、失念してました。うちのミスティルテインの設定だとヤドリギは魔剣の核になってますね。神の荒魂が覆い、まがまがしい気を集めて生まれました。>>280
(そっとロカセナ/ロキを差し出す)>>294
先祖と子孫が同じ武器を使う、異なる世界線の同一人物が使うとかのパターンで武器が共通だったりしますからね。アーサーとアルトリアのエクスカリバーも同じデザインでしたよね。ぬぬぬぬ……ヒュギエイアssできました。貼ってもよろしいですか。
正統派な……英雄……(自鯖を見渡して深い溜息をつく)
>>309
毎度毎度重い重いと言われちゃあ仕方ねぇ!重くないのも書いて見せようじゃないか!とね!
一応サーヴァントとか重くないカラッとした奴多いんですけどねぇ
エルァとかバロールとか一寸とかリンドヴルムとか
普段の態度も狸とか終末ランサー組とかは明るいしぬぬぬ、貼ります。ぶっちゃけ書きながら「これ、これ、うーんんんでもこれ、うーんんんん」ってなったけどこれ以外頭捻っても出てきませんでした!前置きさておき行きます!!
>>315
「左半身の神経に損傷……かなり酷いですね。もう少しで半身不随になるとこでしたよ、謂綱詩譚さん?」
診察室。カルテに筆を走らせながらヒュギエイアは眼前の男の頭から爪先までを丹念に観察し、困りげに溜息をつく。夜遅くに突然やってきた男、詩譚の容態はこれまで診てきた患者の中でも特異な物だった。
医者でなくとも、詩譚の外見だけで彼の体が健康で無い事は見て取れるだろう。茶色の髪は白髪が交じり、挙動はおぼつかない。歩行も困難らしく、杖を用いるほどだ。
原因は聞かずともヒュギエイアには特定できた。彼女の生きていた時代には存在しなかったモノだが、何度か同じ症状の魔術師を目にした事がある。
「これまでに数人、『魔術髄液』を使用した事で神経を犯された患者さんを治療してきました。けれど大抵は体の痺れだとか呼吸器系の不調がほとんど……歩く事もままならないほどに体を酷使しているのは貴方が初めてです」
魔術髄液。擬似的に人間の体に魔術回路を作り出し、魔術師、正確には魔術使いに仕立て上げるアイテムだ。ここだけならば使い勝手が良い様に聞こえるが、その副作用は効果とはまるで釣り合わないハイリスクである。魔術回路とは魔術師にとって臓器と同等、それを擬似的に作り上げるという意味がどれほどの危険か、想像に難くない。
「……治りそうか? その、俺の神経は」
「ええ、治りますよ。そうですね……一週間は薬を飲みながら安静にしてください」
「分かった、安静にする」
嘘だな、とヒュギエイアは男の表情を見ながら思う。半身の神経がズタズタになるまで魔術髄液を投与し続けたなど、相当な理由でなければあり得ない、と言うより耐えられない。これまでの患者は皆、己の魔術師としての力量を少しでも上げようとした愚か者ばかりであったが、詩譚はどうやらそうではないらしい。>>316
根拠として挙げるならば両腕。魔術髄液によって与えられたモノでは無い異質な神経の損傷が見受けられる。何か危険な礼装を使用したのか、それとも更に高位のものか……どちらにせよ魔術髄液はその『何か』の為に使用されていると考えるべきだろう。
「詩譚さん、質問があるんです」
「質問……?」
「貴方の腕、著しく神経を損傷しています。一体『何』をしたんですか?」
詩譚の表情が険しいものになる。触れられると困る何かしらな様だ。ヒュギエイアは更に切り込む。
「魔術髄液の使用は控えた方が良いでしょう。貴方の体は限界を迎えています」
「……まぁ、そうだろう。薄々感づいてはいた」
「それなら尚更です。魔術髄液を渡してください」
ヒュギエイアは詩譚へと手を差し伸べる。それがどの様に見えたのか定かではないが、詩譚は首を横に振って応える。『嫌だ』と。
「無理だ、渡せない。俺はまだ……何もしていない」
「その何かをする前に貴方の体が崩壊します。禁断症状が出るか出ないかというギリギリのラインに貴方は立っているんです。まだ引き返せる、まだ日常に戻れます」
「日常に戻ったところで、何の意味も無いんだよ」
初めて詩譚の言葉に熱が生じる。ぎらりと光った双眸の奥で揺らぐ炎をヒュギエイアはこれまで何度も目にした事がある。憎しみと怒りだ。>>317
「アンタには関係の無い事だ。薬さえくれればもうここには来ない、迷惑もかけない。それで良いだろう」
「……なるほど、なるほど」
ヒュギエイアは腹の底から怒鳴り散らしたい衝動をぐっと堪えながら、詩譚を見据える。可能な限り冷静に、医者として努めて冷静に語りかけようと意識する。
「まず大きな勘違いをしている様ですね。医者は貴方のメンテナンス係じゃありません、貴方を治す為にいるんです。薬も貴方の体を健康にする為に調合するのであって、魔術髄液を使える様に体を修理する為ではありません。わざわざ早死にさせるのを手伝うなんてまっぴらごめんです」
きっぱりと言い返す。ここ最近の患者の中でも最高に駄患者と言う他無い男の言葉に内心激怒しかけながらも、しかしヒュギエイアは平静を装って言葉を叩き付けた。
詩譚はと言えば、険しい表情のままでヒュギエイアを見つめている。今の言葉が彼の心境を変化させたか、それとも……。
「俺はやらなきゃいけないんだ。どうしても」
「……聞いてましたか、私の話」
「俺の、生きる理由なんだ」
詩譚は、ヒュギエイアにぽつりぽつりと己の『理由』を打ち明けた。
家の事、妹の事、そして聖杯戦争の事。魔剣、魔術髄液……復讐。
十分ほどの告白の後、詩譚は改めてヒュギエイアを見据える。覚悟と決意の籠もった視線は何を言っても揺るがないであろう事は容易く察せられた。
「……アンタに譲れないものがあるのは分かる。けどそれは俺だって同じだ。俺も譲れない、聖杯戦争を潰すまで、終われない」>>319
真夜中。診療所奥のベッドの上で詩譚は死んだ様に眠っている。ヒュギエイアの調合した霊薬は彼の疲弊した神経をある程度回復させ、久しぶりに穏やかな睡眠を招いた様だ。
霊薬の効果は患者の容態に左右される。完全に治癒させる為には詩譚の隅々までを休ませる必要があるのだ。恐らく夜が明ける頃には処方された霊薬も効くだろう。
「……」
寝息を立てる詩譚の元へ、ゆっくりと彼女は歩み寄る。その手には金色の液体が込められた注射器が握られている。
よほどの緊張状態に置かれていた為だろうか、詩譚は起きる気配を見せない。至近距離まで近付いている彼女にも気付いていない。
「………」
ヒュギエイアは手の中の注射器と詩譚を交互に見やる。注射器に込められている液体は記憶を操作させる類いのモノだ。注入する事で対象の記憶を奪う、とまでは行かないが曖昧にさせる。詩譚に投与すれば彼の記憶を混乱させ、上手く行けば一部の記憶をすっぽり引き抜く事も出来るだろう。
「…………」
何をしているのだろうか、とヒュギエイアは自身を客観視する。患者を説得する事は出来ない、ならば彼の記憶そのものを改竄してしまおう……我ながら医者として最低の行いをしようとしている。
けれど断言する。きっと詩譚は体を治してしまえばまた戦いに行く。魔術髄液を使用し、戦う。果てに待つのは避けようも無い死だけだ。>>320
「……………」
ならば医者として患者の命を守るしかない。死にに行こうとする人間を治すなんて間違っている。詩譚から魔術と妹に関わる全てを忘れさせ、日常へと戻してやるのが最適解のはずだ。
針を詩譚の首元へとあてがう。ほんの少し力を込めれば、それで詩譚の苦しみは消えるはずだ。
「………………」
…本当に、それで良いのだろうか? 詩譚の内にある感情はただ一つ、聖杯戦争への憎しみだけだ。もしもそれを奪ってしまったら、彼には何が残る? 謂綱詩譚を駆り立てる憎しみが抜き取られたらそこには、何が……。
―――――それはつまり、彼を殺―――――
手の震えが収まらない。ヒュギエイアは踵を返してその場から自室へ逃げた。注射器を投げ捨て、肩で息をしながらその場に崩れ落ちてしまう。>>322
「……体が、動く」
あれほど摩耗していた肉体が、さながら油を挿したかの様にスムーズに動く。左右の手足、多少の不調こそあれど昨日よりかは圧倒的に魔術髄液による損傷から回復していた。
「薬は一日三食後に飲む事。食欲が無くても必ず何か食べてください」
「本当に感謝してる。なんて言えば良いのか……」
「代金の方は結構です。ただ、約束を覚えていてくれれば、それで」
ヒュギエイアはにっこりと微笑む。ぐちゃぐちゃになった感情を抑え込んで、せめて見送る時は普通でいようと己に命じて。
「それじゃあ、行くよ。世話になった。……約束も忘れない」
「……お大事に」
死地に赴く男を彼女は手を振って見送る。ひょっとしたら彼が戦いに勝ち、戻ってきてくれる事を心の隅で願いながら。>>323
―――――あれから一週間が経ったが、詩譚が診療所を再び訪れる事は無かった。もしかしたら運良く彼の体は健康のまま聖杯戦争が終わって、ここへ来る必要がなくなったのかも知れない。もしかしたら復讐以外に生きる理由を得たのかもしれない。もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら―――――。
彼女は思う。あの決断は間違っていなかったのかと。
彼を死なせるべきだったのか、それとも彼という人間を殺めるべきだったのか。
街中をたまにふらりと散歩しながら、あるはずもない幻を見てしまう事が増えてきた。見覚えのある男とすれ違う、喜ばしい幻を。>>325
どうにもし難い状況に葛藤するというのは、医療ものの作品でもあることなので医神よりも普通な医者って印象が受けました。あとライオンさんの彼女への愛も感じました。やっぱりライオンさんは鰐柱でしたか。>>325
「いいじゃない、奪ってしまえば。憎しみだけで動いているというのなら、そうなってしまった時点で精神的に死.んでるようなものなのよ」
「身内の復讐、なんて言えば聞こえはいいでしょうね。でもそれが何? つまる所ただの自己満足であり遠回りな自.殺行為じゃない」
「そんなものを見逃す道理なんてない。救える命なら、救ってしまえばいいのよ。空っぽになろうが、虚ろになろうが、生きてさえいれば新たな中身を見出す可能性もあるかもしれない。そうならなかったとしても――救うことが、私の医療(みち)」
「だから……どうか、胸を張ってください。ヒュギエイア。貴女の選択肢も、きっと間違いではないのでしょうから」
とある代行者見習いより
立場的には異教なのに同情していいのかって? 代行者であると同時に同業者なので無問題>>338
正直うちの精神、メンタル、記憶、意識治療担当のプシュケーも
「私精神安定するまで大人しくしとけって言いましたよねぇ!知ってます?そんな状態で戦場に突入しても何もできないんですよぉ!?てか私はあなたを戦場に送るために脳内ケアしたわけじゃないんですけどねぇ!?」ってなるよ
この人精神関連の治療になるとアスPになるの>>341
もうしない!もうさすがにこれ以上はしなぁい!
えーとジーナさんが職場の愚痴、ヒッチコックが腰痛とリウマチ、そんで最後がロロの鬱のカウンセリング……なので多分フルボッコにはならない!頑張る!あたい頑張るわ!>>344
新九郎と道雪とか戦国武将同士の対談とかどうですか?>>338
チヒルルォ「もうどうしようもないですね、地球上には貴方をどうにか出来る医者はいません。正直言って『負けた』と思いましたよ、ええ。
───────というわけで九太郎さん、後はお任せします」
九太郎(画像みたいな顔で沈黙)>>344
ヘルマプロディートスとロカセナ
片方はなりたくも無いのに性別不安定、もう片方はわざわざ性別変えたしなんだったら目の前で自在に元の姿を見せたりおちょくったり
ロカセナならばキャハ☆とかキャピ☆とかわざとらしく、ロキならば粗野で挑発的なヤンキーっぽく。
好きな物は……とりあえず洋菓子系のスイーツですかね
「ほら、今は女の子なのでぇ☆」>>344
ええいままよ!
チャラ男ロドモンとハーデースで!
ロドモンの口調はとりあえずプロフにありますらチャラいです!好きな食べ物は駄菓子全般!(いやぁ……ほら、カフェのネタが尽きたというか私気を抜くとすぐに特定キャラで回しちゃうから……他の人はどういうものが見たいのかなっていうのを聞いて場合によってはパク……参考にしようかなって……)
(とりあえず「男子会にも女子会にも参加できない人の集い」とかどうかなって思ってるんですけど……)>>344
イスファンディヤールとかどうですかね。話題はバイク。>>350
>ジル「どうして! 私の同僚はどいつもこいつも生命を擲つような奴らばかりなのよ!」
ジーナ「『やりたくないなぁ』と思っててもやらされるんですよ?」(遠い目)
「やりたくないけどやらなければ拙い瞬間が殆どなんですよ?」(死んだ目)
なお、火薬ゴリラは嬉々として死地に飛び込んでいく模様。ジーナの胃痛は加速した。>>378
えっ?酒に酔ってるエルルーンを見て画像みたいな顔になってるスヴェイズ?>>386
初期キャラ改修計画の中には伊吹くんも含まれますがそのモデルとなるのは東京喰種のカネキ君なので年上にモテますねこれは……>>380
ババロンとヴォワザン(魔女)!
キュベレーと乳の親!
八重子さんとエラ!
>>382
エルヴィスは在り方が自分の欲しいものそのままだから内心が自己嫌悪で荒れまくるよ。でも外面にそれは見せないよ。ギターやってみたいと前々から思ってたから教わったりしたいとも思ってるよ。少しずつ自分の道を探していってアフターは動画サイトとかで「心に響く」ことで有名な歌い手になったりとかするんじゃないかな(本業はNPO団体とかだと思う)
王妃様は語るに及ばずだよ
マルガレータも以前のssと同じ感じでジャメルのあれそれを肯定しながらもその後ろをついていく、支えることを誓ってくれるからいい戦友になるよ。アフターは雪花の魔術遣いとして名を馳せると思うよ
ペルシネットはペルシネットの強さにジャメルの内心が大荒れになるよ。なるけどその自分の幸せを求める意志がジャメルにも影響して最終的に王妃様アフターが王子様ならこっちのアフターは正義のヒーローみたいになるよ
ヘンリーさんは多分ジャメルの道を善しとして背中を押してくれそうないいお母さんだと思うから彼女のようにみんなの道を照らして導けるような光になりたいって思うよ。アフターは教導者を目指すんじゃないかな>>365
ルーカス「愛……?」(魔術師らしい一流魔術師)
灯里「……愛?」(発火体質のため他人との関わり少)
ミカ「愛は主の光」(いいこちゃんで生きてきた人)
ひとみの「あんまり俺も愛ってよくわかんないや!」
(普通の高校生並感)
あれっ?うち思いのほか愛無いぞどうしよう>>383
>フォーリナーズと斬魔探偵
銀河「工◯俊作!」
斬魔探偵「違う!」
銀河「早◯健!!」
斬魔探偵「違う!!」
銀河「左翔◯郎!!!」
斬魔探偵「断じてNO!!!」
って感じのやりとりがどっかでありそう(小並感)
>クルティザンヌと王妃様とヘンリーさん
アライメントが秩序or中立なら穏やかなお茶会で終わりそう。
混沌だったらクルティザンヌが王妃様にマウントとろうとして自爆したり天然でカウンターかまされて涙目になってそう…………。
>降ババ様と女神ナディア
静かながらも熱いヌーディスト談義をしそう(小並感)
後、ナディアちゃんの生い立ちに無言で顔を覆いそうじゃな…………。>>378
ランドグリーズは幹事というか仕切り役をしていそうです。たぶんエルルーンが幹事をやると思うので彼女の補佐とかフォローをランドグリーズがやるイメージですね。羽目を外し過ぎる人がいたら仲裁するとか、雑事を引き受ける立ち回りを彼女はすると思います。>>388
めちゃくちゃ影響を受けまくってる……
エルヴィス→ジャメルは彼は平和を体現する英霊なので偽善だろうがなんだろうが周りにとって善を成そうとするジャメルに対する好感は高いです。ギターも喜んで教えるでしょう
王妃様とマルガレータは前述の通りの関係になるでしょう
ペルシネットはエルァと方向性が似てますが偽善でも「それで貴方が幸せなら」と肯定してくれるしそれを支えようともするでしょう
ヘンリーさんは聡い人ですし子供に対する経験が豊富なのでジャメルの持つ歪みにも気づくでしょう
気づいたとしても何も言わずに彼の背中を押してくれると思います
かつて自分が両親にそうしてもらったように、彼のありのままを肯定すると思います>>369
良いのです!たとえ裏があろうと闇があろうと、それが一時の虚偽まみれであっても平和は平和なのです!現実だってそうなのです!((
>>373
KP「…これもうキーパーレスシナリオ回した方が良いんじゃない…?」
胃痛(KP)ポジはフォーリナー適正のあるポーにしよう。彼は(酒が入ってなければ)安定したツッコミ役だし…
にしても皆宮さんに悪影響しかなさそうな面子だなぁ…
>>375
石燕は大抵の人ウェルカムで部屋に来たらもてなすし遊びに連れ出されたらはしゃぐしで、気に入って頂ければ仲良くやれそうではある(というか石燕は仲良く出来ない人が少ない)
なんという即席合コン…やけに女々しいことしてそうですよね(パフェ頼んで写真撮ったりとか)>>397
トゥルーエンドルートこと『私の、たった一人の妹』ルート来ちゃうー???
裏人格なら信者にならない程度に手を抜いてくれるし大丈夫大丈夫えちえちCG回収出来るゾ❤(なお、表人格で手を出すとDeadEnd回収の模様)>>365
おっ、最初は穏やかな『愛』談義になるけど途中から惚気話と旦那自慢になるダニエラとノアさんとメロディアの話かにゃ???
皆宮「──────愛なら、大切な人から数え切れないほど貰ったさ」
銀河「愛なんて、わたし、分からないよ。でも、少しずつ……少しずつで良いから見つけたい」
鍾太郎「知るかッ!お互いの好きなヤツといつの間にか一緒に育て合ってるモノだろ!!?それ以上でもそれ以下でも価値もク.ソもねぇよ!!!!」
うーんこの宇宙ゴリラ理論。>>404
「ガラテイアよりタロス。ロボの方がいい」発言を聞いてタロスがライダー・ガラテイアに対して内心どや顔をかましたり弓タロスが世に出るのを切望したりするタロスが見れるくらいでそこまでカオスではない(当社比)。
ジーナの胃痛日記?最後のページが(唾液と胃液混じりの)血で真っ赤に塗りつぶされるだけだよ?
カオス空間は…………ひたすら休み時間の男子高校生二人による駄弁りが続くくらいでそこまでカオスではない……はず…………多分。>>404
バロールはクーちゃんのひいお爺ちゃん!
「ふーん……俺のひ孫ってばこんな奴らとやり合ってたんだなぁ……この時代になると神との殺し合いもないのか……
うっし、一人ずつでも全員でもいい、俺と戦ってみたい奴はかかってきな。ジジイが相手してやるよ!」
一寸法師もとい少彦名命っていう神様は温泉の神様でもあるんじゃ!だから温泉繋がりでもあるのだわ
ブリュンヒルド「ミスリルで自動人形作るわ!」
輝宙「効率悪いし人形師でもないやつに出来るわけないじゃんやめとけよ」
ブリュンヒルド「はぁ!?」輝宙「事実だけど?」
でも多分どっちとも本気でキレてはないんだろうなっていう
リュンベルの天然ムーブに振り回される竜胆ください今の沖田色々な話してて楽しそう…
スレ見返してたらまたヒュギエイアさんが曇ってる…
という訳でこういう時ロルム先生ならどうしたかをドーン
ロルム「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!いや、そんなことはどうでもいい。治る、治すさ。ただし即入院、絶対安静だ。ええい、逃げるな!例え君を檻に入れてでも治療を止めんぞ私は!そんなに嫌がるのなら…私に見つかったのが運の尽きと諦めて貰おう!」
強制入院END〜サーヴァントには勝てなかったよ〜
>>409
おめでとう、おめでとう、おめでとう(大事な事だから3回言いました)
お酒は飲み続ければ慣れると言うけど実際は上手い飲み方を覚えるってだけだから体質的に無理なら止めた方がいいですよ>>409
おめでとうございます!>>409
おや、おめでとうございます!>>409
!うとでめお日生誕>>419
え゛っ゛
いやほら、私の書くカップルは理エルを筆頭に他の方の作ったキャラクターの魅力におんぶにだっこになってるのでその……>>425
白装束に蝋燭立てたリンクくんちゃんか…いいな>>425
性別:リンクと性別:ディアなので薔薇でも百合でもないはず。肉体的にはNLだけど>>428
亥狛くんと我が家の大我とかいかがでしょうか(小声)、
自身を引き取ってくれた人たちについて語り合ったりとか、かたや人狼かたや鬼で共感しあえるものもあれば譲れぬものを感じたりとか。>>431
なのでもっと色んな料理をつくってくだしあ!>>428
山羊と犬。
後はワイナミョウイネンとスヴィプダーグですかね。生まれて直ぐに異質だった者同士。ひええフォーリナーさんジーナのセリフ例とかそういうのくだせえ〜!
>>428
ソールとヴィーザル
ヴィーザル的には予言に従って太陽(ソール)もオデンも食い殺したあとでフェンリルを討つしかなかったからある意味見殺しにしたようなものって感じで曇ってる>>428
すみません、ひとつ抜けてました。山羊と兎の対談も見てみたいです。>>436
剣豪だと一羽と林崎は見てみたいですね……生まれた時から無念無想に辿り着いていた男にどう接するのか気になる……>>434
突貫工事ですがどうぞ!
「私はジーナ・ガーランド…………これでも一応はシスターです」
「ピザとコーラは素晴らしい…………私の心を癒してくれます…………」
「ま た ヴ ァ ー テ ィ ア で す か」
「あの火薬ゴリラ、誰か引き取ってくれませんかね…………」
「……………………吐きそうです」
「おくすりおいしい」
「どうして死亡確認しておかないんですか…………」(机に突っ伏す)
「なんでこの仕事をこっちに回してきたんですか…………!」
「私は太っていませんよ?」(ハイライトオフ)
「良いですか?マヨネーズは卵と酢を混ぜてあります、卵の白身でカロリーが漂白されて半減し酢で更に半減したことでカロリーゼロです。ピザは野菜なので実質カロリーゼロです、カレーも辛さによってカロリーが燃焼されるので実質カロリーゼロです。良いですね?」
「おかーさーん!!!私は今ぁ!風になってまーす!!」ブロロロロ……
「残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業出勤残業…………───────────!!」チャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキチャキ…………
「何やら自慢気だったようですが────────もう終わってますよ?」ヒュギエイアさんとかロルム先生とか増えた今だとあのダメ探偵のダメ探偵ぶりが活かせますね……
「何だこのピザの空箱の山は!」とか「ミネラルウォーター以外も買いなさい!」とか「ビールは1日1本までだ!」とか色々言われて欲しいssが進まないんでエイプリルフールに使う用の絵用意してたら頭おかしくなってきた
なんで女装なんだふと、ワルキューレの皮を被ったロキのようにワルキューレ(※ブリュンヒルデに似た長身美女型)の皮を被ったおでんというものを思いついたけど、
ロキがブチギレて死の追いかけっこ始めそうだし、「アッハッハッ、アーチャークラスがランサークラスにかなうはずが無いだろ?愚弟……いや今は愚妹よ。」ってメタ発言しながら受け流しそうだし、「なるほど……うむ、今回の黒幕の正体は見抜いた。しかしまだ語るには早いので発言は控えさせていただくよ、マスター」って意味深モヤモヤ発言しかしてくれない。
厄いサーヴァントだぁ。神霊って気軽に召喚できない問題。
ナイアの宝具、自身に[Artsカードでの攻撃時にスケルトンに対するNP獲得量アップ]状態を付与(50%固定)+敵全体に超強力な[スケルトン]特攻攻撃(特攻倍率500%固定)+味方全体にNP配布(OCで効果アップ)(20〜30)にしようかな……(スケルトンハントで試行錯誤しながら)
>>461
>水龍市って言うんだが」
ジーナ「ヴァーティアがいない…………ゆっくりするなら今のうち…………」(安らかな目)
なお、貧乏くじ体質。診療所caseジーナ早速「駄患者ァ!」になりそうでちょっといいぞこれいいぞ
エイプリルフール……女性鯖をみんな男性にしよう(鋼鉄の決意:EX)
>>463
ニンゲンたちはどこからやっくるの?
パパやママに聞いても教えてくれない(教えない)>>469
マルガレータ君(CV:櫻井孝宏)「サーヴァント・セイバー。召喚に従い参上した。君が僕のマスターかい?」
ペルシネット君(CV:福山潤)「男も女も関係ない。やれる人間がやれることをやるべきだ……俺はそう思うよ」
ヘンリー君(CV:藤原啓治)「俺は剣士じゃなくて技術者なんだがね。まあいいさ。仲良くやろうや。マスター」「子供を愛さない父親なんていないさ」
許仲琳君(CV:小野賢章)「お師匠様! 稽古を願います!」
ムスペル君(CV:檜山修之)「レッツ爆発!!!!」「マスター、俺の炎(たましい)をあんたに預ける。誰にも渡すなよ?」
マリー君(CV:石田彰)「僕は君を愛している。さあ、共に謳おう! 高らかに! フランス万歳(ヴィヴ・ラ・フランス)!」
エルルーン君(CV:中村悠一)「我が名はエルルーン! 水の神にして宴の神、そしてヴァルハラに住まいしもの!」
洒落怖君(CV:緑川光)「マスターは、拙者の命に賭けてもお守り致します……!」
さあ誰!>>470
ムスペルの熱さ、わたし好きっす!ヒュギエイア(♂)
……cv……cv……お父さんと同じ人でいいんじゃない?ロビン・フッドは鳥海さんになりますね。
ちな私が描いたのはあくまでも女装(一応元絵より胴体の起伏を削ったりしてはいる)であってTSではないので、その辺はとても大事だと思うぞ!!
どっちも最高ではあるのだがそれは別の萌えなんだ!黎利(CV.うえだゆうじ)「この学校で一番偉そうな奴はどいつだ?」「ベトナムで磨き上げたジャングルファイトを見せてやるぜ!」
マッチ売りの青年(CV.赤羽根健治)「らっしゃい!らっしゃい!ベルギーから直輸入!薔薇より赤いマッチはいかがかな!」「俺の火でお前を天国へ導いてやるよ」
こんな感じ男体化する女性鯖がいない件について
今北産業
>>489
男になった許仲琳の見た目貼っときますねねぇ、弟橘媛と三人のヤマトタケルのss投げていい?2日に分けちゃうけどいい?
あ…青になってるので、載せます…
解釈違い注意!解釈違い注意!読み飛ばしても構わないぞぉ!
(こんなことって…あるのでしょうか?)
弟橘媛は自室で一人考えに耽っていた。
人理保証機関カルデア。人類史を観測し、世界の危機に立ち向かう人類最後の施設。その目的の為にここでは様々な時代、地域から英雄達が『サーヴァント』としてやってきて、共に戦っていた。
弟橘媛もその一人である。色々特殊な事情が絡んではいるが、キャスタークラスのサーヴァントとしてカルデアに現界していた。だが彼女にはある悩みがあった。
(マスターは優しいですし他の英霊の皆様も良くしてくださいます。けれど…)
生活面、人間関係ともに不満など無い。様々な催しや宴に呼んでもらえてむしろありがたいと思ってすらいる。
けれどそんなことではない。彼女を悩ませているのは、彼女の『生前』としての問題と言えるだろう。
小さくため息をつく。髪留めが妖しい艶を出して光に照らされる。
「タケル様がいらっしゃるなんて…」>>495
日本神話における英雄、ヤマトタケルノミコト。日本人なら誰もが知ってるその活躍ならばいずれカルデアに来ることもあるかもとは考えていた。もしそうなればどれだけ嬉しいことだろうか、と。
ところが実際には『ヤマトタケル』として呼ばれたサーヴァントが三人いるのだ。サーヴァントというシステムの影響だろうか、それぞれがそれぞれ別側面として召喚されているのだ。
「倭健尊、オルタ、日本武尊…。紛らわしい!」
などとマスターは言っていたが、弟橘媛には細かい違いが分かってしまう。
そして三人共に『自分が知るヤマトタケル』とは異なるのだ。大したことではない。ただそういう気がするだけ。けれど『降臨者』の適正を持つ者として強化された感性が、僅かな違和感を感じ取ってしまう。
その違和感のせいで、弟橘媛はヤマトタケル達に心を開けない。
(分かっています、分かっていますとも…)
こんな自分勝手な理由で彼らを避けていては彼らに申し訳ない。少しでも状況を良くしなければ。
「…よし」>>497
◇◇◇
まず向かったのは食堂。常に誰かしらがいるはずなので、もしかしたらヤマトタケル達のどれかに会えるかもしれない。
昼間から酒を飲む者、今日の食事の準備をする者、和気あいあいと談笑する者達。それぞれが和やかな時を過ごす中に―――
いた。黒髪の麗しい女性のようにも見える姿。子供系サーヴァントと触れ合い、優しい笑顔を浮かべる彼こそ『ヤマトタケル』のうちの一人、『日本武尊』だ。
「綺麗…」
つい口に出してしまう。数多くいる美女サーヴァントにも負けないほどの美しさについ心を奪われてしまう。これで男性なのだから恐ろしいものだ。
日本武尊はこちらに気づくと軽く手を振って来た。不意打ちだったので少し戸惑ってしまう。ぎこちなく手を振りかえす。それで満足したのか日本武尊は子供達の会話に戻っていく。
綺麗な人だな。弟橘媛は何となくそう思った。お茶を飲む仕草。子供達の口元を拭う仕草。無意識に他者を思いやり、労る行動が取れるのは英雄だからであろう。流石は日本武尊である。そんな優しさに、自分は―――
(でも、違う…)
彼は違う。タケル様ではない。
タケル様は、あんなに綺麗な人じゃない。もっと泥臭い、孤独な人だった。>>498
◇◇◇
戦闘訓練を行うためのシミュレータールーム。毎日誰かが使っているので武闘派の英雄の溜まり場みたいになっている。軽く挨拶などしながら弟橘媛は部屋の様子を覗く。
そんなシミュレータールームで模擬戦を行う者がいた。
一人は…西洋の騎士だろうか?
もう一人は間違いない、ヤマトタケル・オルタである。
互いに剣を打ち合い、一撃必殺の攻撃を繰り出し合う。
その戦い方はお世辞にも清い物とはいえない。相手の目を潰そうとし、フェイントや体術まで使っている。あまつさえ一般的に急所とされる部位まで狙っている。
だが相手もさるもの。繰り出される様々な攻撃をいなし、かわし、対応する。傍目にはオルタが劣勢に見えるだろう。
だけど、弟橘媛は知っている。『ヤマトタケル』は勝つために最後まで必死に食らいつき、どんな手でも使っていく男だと言うことを。異国の戦士であれ、魔性の怪物であれ、神であっても勝利を掴み取ろうとする。だからこそ自分はあの時、相模国の野原で―――
(でも、違う…)
彼はタケル様ではない。
タケル様は、戦いの時だけは決して辛そうな顔をしない。例え劣勢であっても、最後まで笑っている人だった。>>499◇◇◇
「そんじゃ、種火周回いきまーす」
管制室に顔を出すとマスターが資源集めに行くところだった。
「タスケテ…タスケテ…イヤダ…」
「お酒が私を呼んでるの…どぶろくぅ…助けてぇ…」
「うだうだ言うな。さっさと行くぞ」
(あれは確か…スノウホワイトさんとマルガレーテさん?エルルーンさんもいる)
死んだような目をして出撃準備をするサーヴァントや、やる気に満ち溢れたように準備をするサーヴァント。反応は様々で各々の個性とマスターからの扱いが見え隠れする。
そのメンバーの中に、いた。凛々しい佇まいに遠くからでもわかる気迫。大きな剣を携えたその姿はまさに『英雄』。彼こそ『倭健命』である。
「貴方からも何か言ってよ!このままじゃ私、働きすぎで死んじゃうわ!私の仕事は周回じゃなくて宴会の幹事なのよ〜?幹事が残業してどうするのよ〜!?」
宴会の戦乙女、エルルーンが倭健命に泣きつく。端正な顔を歪め、おいおいと泣き続けて倭健命にしがみついている。
が、倭健命はエルルーンを引き剥がして無理やりスノウホワイトに押し付ける。
「拙に言われても困る。拙はただ為すべきことを為すだけ。今回はそれが周回であっただけだ。サーヴァントとして主の命を聞くのは当たり前だろう?」
チクリ、と。弟橘媛の胸が痛む。
それは郷愁。それは悲哀。それは諦念。それは安堵。
それは―――、>>501◇◇◇
日本武尊は立ち居振る舞いが似ている。
倭健命は纏う気迫とあり方が似ている。
オルタは容姿と戦い方が似ている。
どれも自分が知る『ヤマトタケル』のもので。だからこそ三人共『違う』と感じてしまう。
体つきが違う、言葉遣いが違う、戦い方が違う、手の感触が違う、能力が違う、権能が違う、神性が違う、高潔さが違う、気高さが違う、哀愁が違う、雰囲気が違う、歩幅が違う、笑顔が違う。
どれも『ヤマトタケル』のはずなのに。どうしようも無い違和感が拭いきれない。
違う。
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!
(私が愛したタケル様は、いったいどなたなのでしょうか?…誰か、教えてください)
『んじゃぁ、いい方法教えてやるよ』
つけている櫛が艶やかに光を放った。>>504
>性転換とか不湯花が和装美少年になっちゃうわ
それ言うたらノアさんメロディアダニエラのドスケベ三連星は全員ショタ化しとるぞゲェーーーハハハハァーーー!!
男性陣?全員筋肉のついたイケメン女子になっとるゾ、性別以外変わってないゾ。男になったガレス…ガウェインだコレ
(よかった……エイプリルフールネタを第二候補の性別反転にしてたらここでネタ潰しされちゃうところだった……)
でもうち、ヘリオガバルスくんちゃん・ヘルマプロディートスを筆頭に実は自分の性別なんて全然気にしてないカシンチャン、性別が逆になっても見た目が加藤段蔵になるだけのX、女装経験のあるベロノソフ、とりかへばや新九郎、混ぜ込まれてるチカタチャン、船が「she」と呼ばれるから女として顕現してるけど別に男でも問題ない端島と性別迷子がもともと多いから入れ替えてもそこまでのことは起こらないのだよなぁ>>503
自作のヤマトタケルが居たら出オチ枠になってそう。
多分、一番かけ離れてる。>>513
全身が痣だらけで呪いに侵された友達を作ろうとしない妹想いのあんみつ好き美少年………………………………良い(ガッツリ溜めて吐き出すように一言)・レーヴァテイン(オルタ含む):元々敬語だからそんなに変わらない。娘が息子になる程度?
・木蘭:(伝承全否定になるので)駄目です
うちの所の男体化だとこんな感じですな
マスター勢の場合? 乙女ゲーみたいな感じになります
>>409
すっかり遅くなってしまいましたが、お誕生日おめでとうございます!>>505
周回という地獄から逃げるためのやけ酒ですよきっと(無慈悲)性転換ネタ。前にフロールヴの男バージョンだしたよー、黒馬の王子様だよー!
>>503
そうか、私に倭建命は気迫と在り方か……これは全てのヤマトタケルを集合させた究極完全体グレートヤマトタケルにするべきでは?>>409
お誕生日おめでとうございます。
お酒はたまに、食べながら少しずつ飲む位で良いのよ。
周りの飲むペースが速いからとかで無理しないのが一番大事>>503
そうか、日本武尊は立ち居振る舞いが似ているのか
女装してるしアルトリア顔だしオフだしでお綺麗なのは当たり前よぉ。戦闘になったら勇猛さを見せますけどね
>>510
ちなみに「〜だよ」口調は玉兎ちゃんの過去回想をやる時に出てくる雄の玉兎の口調だったりする。お察しの通り玉兎ちゃんを処分した玉兎です
>>520
問題無い、続けたまえ
>>522
一言も喋ってないのに漂う日本武尊感。流石です
>>タケル様は、あんなに綺麗な人じゃない。もっと泥臭い、孤独な人だった。
スパルタクスかな?
>>タケル様は、戦いの時だけは決して辛そうな顔をしない。例え劣勢であっても、最後まで笑っている人だった。
スパルタクスだな!
>>タケル様は、あんなに強い人じゃない。もっと弱々しくて、痛々しい生き様だった。
じゃあスパルタクスじゃないかぁ>>520
先生としては大賛成よりのセーフですので大丈夫ですよ(ニッコリ)>>503
あ、何か最後の方で厄ネタの匂いが…
そうですよね。普段はこういうものだと思って流してますけど、当事者たちからすれば同じ名前で異なる霊基の英霊が複数いるってこうなりますよね>>526
じゃあスパルタクスじゃないかぁ>>522
私の方のヤマトタケルは、戦いにおいてはリアリストぐらいの認識で多分大丈夫だと思います。口調はwikiにある通りで。ビャルキ「春はあげぽよ。バイト(カルデア)にてナウでヤングなニュー当方を見せてやろう」
ただの思いつきで書いただけ。>>428
既にこっちで書いちゃってますがコッペリアとイコマくん、シスター・フーと最愛
他だとヘズ・ホズルズとプリンス・バルドル、ユーツェゴヴィナ家とコッペリウスあたりでしょうかちょっとSSが一本出来たので投下してもよろしいでしょうか?
>>539
ありがとうございます。
それでは、以下連投失礼いたします。そして、どうか、脳を空っぽにしてお読みください。他宅キャラも出ていないので、読み飛ばしていただいても構いません
禁酒法が制定されて今週で一年になる。国内のありとあらゆるアルコールが人間の体内に入るのを禁止され、どころか生産まで禁じられた。お偉方は、米国にとってアルコールは有害であると判断したのだ。
だが、この国は法律を厳粛に守るほど出来た民はいない。少なくとも、自分の生まれ育った州には。むしろ、それを契機として儲けようとする輩もいる。自分も反抗心はお粗末ながらその一派だ。
「バー・アウトサイダー」。表向きは大した名物もない小道具屋だが、地下に広がるのは悦楽や怠惰たちを度数の高い空気が包む酒場となっている。そこでカウンターの一つを担当するのが自分の仕事だ。
今日はいつにも増して盛況だ。バー内はそこそこ広いが、その空間内にいる人の数が普段の言うに三倍はいる。店が繁盛するのも、自分たちの賛同者が増えるのも良いことなために自然と笑みがこぼれる。
ふとバー内の景色から担当のカウンターに視線を動かすと、そこに男がいた。自然な足取りで席に着く。今まで全く気づかなかった。気配がなかった?いや、もっと原初的な…「存在がなかった?」
「…注文、よろしいですか?」
考えを巡らせていると、男はそう訊いてきた。その言葉で我に帰り、あくまでも平静を装って「どうぞ」と短く答える。自分は疲れていたのだ。きっとそうに違いない。
「ライ・ウイスキー。ロックで」
男は淡々と注文し、手持ちぶさたなように指を絡ませていた。一挙一投足、全てが堂に入っている。
品を用意する傍ら、男の様子を注意深く観察した。というのも、その男は大変奇妙な出で立ちをしていて、彼のような者をいつもの自分なら絶対に見逃さないからだ。>>541
まず目を惹かれたのは、そのファッション。暗い、落ち着いた配色の上等そうなものだ。特に、胸元の黄金虫を模したブローチは見るからに高級品である。しかし、それらは明らかに時代遅れなもので、西欧の文学作品の挿し絵でしか見たことがない。
そして次に気になったのが顔。パーツが全体的に纏まっている。が、目の奥に宿すそれは不気味なほどに暗く、底が見えない。まるで二つの洞窟か深い井戸を見ているようだ。ほんのりと浮かべている笑みはなんともねばっこく、こちらを小馬鹿にしているようで若干腹が立つ。
全身が、一昔前の怪奇小説からそのまま引っこ抜かれたような存在である、と容貌の印象を結ぶと同時にグラスを男に渡す。ついでに、負けない程度の皮肉めいた微笑も贈ってやった。気の抜けた喜色が返ってきた。
◇◇◇
最初の注文からおおよそ一時間が経った。
奇妙な男はずっと酒の注文しかしてこない。注がれては呑み、注がれては呑みを繰り返し、そのためにすぐに酔いが回った。今は顔を赤らめ突っ伏した状態でぶつぶつと何かを呟き、時々酒の注文をしている。自制心は欠片も見えない。アルコール摂取者の特徴だ。
カウンターの仕事をしていると、これからが楽しみになってくる。はたしてどれくらい呑むのか。呑めるのか。どういった酔い癖なのか。この男は特に気になった。>>542
「…ァんの馬鹿鴉…こっちに来たとたんどっかにいきゃがって…ふっざけんなよ……もそも…カルデアのぉ……」
呂律が回っていない。突っ伏しているのもあって、耳をすましても途切れ途切れのしか話が聞こえず、しかして奇妙な単語が出てきて興味がそそられた。注文の頻度も落ちた今では、ある程度纏まった考察も出来る。
初めに「馬鹿鴉」という言葉。その後の「どっかにいきゃがって」という発言から、それと男がはぐれたということが考えられる。口振りから察するに、「馬鹿鴉」が迷子になったのだろう。そして彼はそれを怒っている。だから「馬鹿」という罵倒が上に着いた。
では、「鴉」とは何か。鴉は全身黒ずくめの鳥だ。つまり、黒を基調とした衣服を着た人間であると想像できる。ここで客に目を向ける。男の格好は確かに時代錯誤だが、むしろその趣味に寄った服装こそが裕福さを象徴しているように思える。暫定的だが、この男は富裕層で、「鴉」というのはお付きのボディーガードかなにかではという発想に至った。ボディーガードとはぐれるとはと疑問に感じたが、今は保留しておく。
次点で「カルデア」という言葉。おそらく地名とか機関の名前とかだろう。しかし、土地勘のあるここ以外でも国内でそんな固有名詞は聞いたことがない。では姓名かとも思ったが、それも特別引っかかるものがなかった。こんな趣味人な富裕層ならば、米国でも噂は尽きない筈だ。
で、あるならば考えられるのが異邦人ということだが、それも彼を見ていると違うと感じた。
どんなに賢く外国語に明るくとも、話していると節々からお国訛りが出る。国内でも、山間部と沿岸部では訛りかたが違う。そんな中で男が喋る英語は、隅から隅まで米国の英語だった。東部の訛りがある。
言語だけでなく、所作なんかも米国的だった。それも、様相に似合っている、古臭さのあるものだ。自分の叔父がよくしていた。どこまでも大陸的で、閉鎖的、旧時代的な、それでいていつまでも明るさを損なわない、そんな物腰。>>543
ここで考察が脱線してきたために慌てて思考を戻した。「カルデア」とはすなわち東部の小さな島とか村とかの名前で、男はそこの奇人なのではないか。奇人が何を思ってかこの周辺まで訪れて、そこで付き人とはぐれ、流され流れてこのバーにやって来た。自然とはお世辞にも言えない推理だが、これが自分の今の限界である。
しかし、仮に金持ちであればこちらとしては嬉しい限りだ。ゆとりのある奴は、褒めれば褒めるほどに金銭を落とす。そしてここに現在足りていないのはそんな客だ。
どうやって男にすり寄ろうか──そこまで考えたところで、その男が脱兎の如くバーから出ようとしているのを見つけ、無防備な肩甲骨に向けて飛び蹴りを見舞った。
◇エドガー・アラン・ポー
夜空を見上げる。澄みきっていない、それでいて都市部ほど割り切った濁りもない中途半端な色の空だ。
マスターに連れだって特異点に乗り込んだは良いものの何の不都合か他とはぐれてしまい、その事で大鴉、黒猫と喧嘩別れをし、宛てもなくふらふらさ迷い歩いた。そしてアルコール欲しさにとあるバーで呑み耽ったものの財布がないのに気づき、苦渋の策でとんずらしようとしてバレてしまい店員や他の客からリンチにあった。腕に自信もないキャスターは碌な抵抗も出来ず、結局満身創痍の状態で店から閉め出され、今に至る。>>544
全身が痛い。特に、初手でもろに入った飛び蹴りに肩甲骨は未だに悲鳴を上げている。他にも、殴られたり踏まれたり掴まれたり投げ飛ばされたりとで散々だ。20世紀のアメリカ人があそこまで凶暴強力だったとは思いもよらなかった。
「……さて、と…」
粗方の応急処置を済ませる。どうせ直にあの馬鹿鴉たちは戻ってくるだろう。おそらく、マスターたちも連れて。そして、自分はたっぷりみっちり叱られる。ありありと目に浮かぶ。
────ならば。
◇
空を見上げている。澄みきっていない、それでいて都市部ほど割り切った濁りもない中途半端な色の空だ。
─────否。
空など見ていない。「彼」は、真っ直ぐに、"こちらを視ている"。>>545
「どうもどうも。はじめまして、ですかね?私はエドガー・アラン・ポー。こちらの世界で英霊ってのを…あぁ、知ってそうですね。
どういう状況かって言うと、まあ、私がスマホだかパソコンだかの画面越しにこちらを見ている貴方たちを"視た"訳でして。だったら、暇だし少しお話しようかなーと。
でも残念、貴方たちの言葉はどうやら拾えないようなんです。だから糸電話みたいな一方通行ですわ。まあ、そういうもんでしょ?いつも。
…へえ。貴方たちって、間接的にこちらに関与とか干渉出来るんですね。良いですねぇ。ンフフ、御大層な御身分ですねぇ。
…(笑顔)
……(真顔)
………吁。(焦り顔)
…もしかして、貴方たち。私がバーに入ったところから見てました?見てましたよね?…うえぇー…恥ずかしいな、コレ…
……えー、恥ずかしいな…うーん…
………………………………(思考中)
……って、なに!?まだ貴方たち見てたんですか!?はァ!?
もう終わりなんです!オチ?無いですよそんなもん!
ほらほら、さっさと別の世界(サイト)や次元(チャンネル)にでも接続(コネクト)してください。見世物じゃねぇんですよ!
全く、自分たちだけが創造者だと思いやがって…一つ、忠告しときましょう」
「“貴方たちが思っている以上に、此処と其方の境界線は曖昧なんですよ?”
……お相手は私、エドガー・アラン・p──────」やたー、いっぱいだぁ
>>533
酒呑と大嶽丸はいつかやってみたいですね。グルメな大嶽丸と実は人肉があまり好きじゃない酒呑がお酒飲みながら話してたら「あれ本当に鬼同士の酒宴?」ってなる絵面になりそうですね
>>534
エルヴィスとゲン兄だと最初はゲン兄が魔術にあまり関心が無いから普通に「ギター上手い人だなぁ。エルヴィス・プレスリーみたいな格好してるしファンなのかな?」となってからの「サーヴァント!?本人!?ほんとに!?」とビックリするとか出来そうですね
>>535
いいのよいいのよ。書いていいのよ!なんなら他の性別〇のキャラも巻き込んじゃってもいいのよ!
>>536
ロルム「心療術のノウハウを教えて頂きたい。カルデアに来てからというもの既存の医術では測りきれない精神異常者を診る事が多過ぎる」
この人ブレない…
>>538
実はローズル様ロカセナの事を本気で『ロキっぽい雰囲気のするワルキューレ。娘か何かをオーディンがワルキューレとして引き取ったのだろうか』と考えてるよ。ロキと話しててロキが立ち去ったのを追い掛けて曲がり角を曲がった所でロカセナになってたら「ロカセナか。今ここにロキが来なかったか?」とか大真面目に聞いちゃう。天然
>>547
最後の台詞がゾクッと来たァなんか孫市がめちゃくちゃ喋り倒すSS出来たんですが投下していいですか?
ユージーンさんいます?>>556
カルデア・アルカトラズ。人理修復の最前線にあるその機関では、年に一度か二度、擬似天体『LANDOZ』が極小特異点を補足することがあった。
スケルトン、グール、ケンタウロス、アマゾネス、ドラゴン、etcetc―――それはありとあらゆるエネミーが無限湧き(ポップ)する1つの狩場
彼らが現れる特異点を、人はハントクエストと呼んだ。
食堂の掲示板。普段はそれぞれがそれぞれのタイミングでシフトを覗き込むその場所に、今日は人だかりがあった。
「はーなーしーてーくーだーさーい! 今日はスケルトンハントでしょう!? 私は関係ないじゃないですか!」
「あのねえ。今までの見たらわかるだろう? どうせしばらくしたら槍のクエストが来るんだよ。君、ほとぼりが冷めるまで特異点にこもる気だろ?」
「そうです! 私は勲章を集めなければ!」
「勲章なんて今はどうでもいいだろ。オーロラかもしれないし、毒針かもしれない。君、オーロラ3桁持ってくんだから自分の分くらい自分で稼ぎなよ」
「それは去年やったでしょう! だいたい私は既にスキルマです! それに、Arts全体バーサーカーならもう1人の私を連れていけばいいじゃないですか!」
「ゾフィアを? 彼女はBuster宝具だよ? 連れて行ってどうしろって言うのさ」
「違います! オルタの方です! あれも私と同じことができるのだから!」
珍しく声を荒らげるマルガレータにクロケルは嗚呼、と乾いた笑いを浮かべ。
「バーサーカーなんておいそれと連れていくわけには行かないよ。ただでさえこのカルデアのクラスバランスはガバガバなんだから。彼女は最終兵器みたいなものさ。ほら行くよマルガ、今日からハントクエストが終わるまで君と僕は同室だ―――君が、勝手にレイシフトしないようにね」
「いーやーだー! せめて、せめてコタツを置いてください!」
「はあ? 氷の悪魔の部屋にそんなものがおけるわけないじゃないか」
「助けてー! 人殺し! 人殺しがここにいます!」
抵抗虚しく連れ去られるマルガレータ。
ハントクエスト―――そう。それは、あらゆる周回に優先されるもの。周回において優秀な性能を持つサーヴァントは、この7日間地獄を見ることになる。>>561
「初日はセイバー……ということは俺とあんたと田村丸の旦那、それに戦乙女のお嬢ちゃんか」
「俺は攻撃宝具じゃない。頭数に入れない方がいいと思うけど?」
食堂の一角、カルデアに所属するアーチャー達が今後について話し合っていた。
「バフは撒けるだろ? ないよりマシさね。1WAVEは俺が行く。3WAVEは戦乙女のお嬢ちゃんに全部のバフを持ってドンだ。簡単だろ?」
流石雑賀衆の頭目と言うべきか。数少ない戦力(アーチャー)を的確に割り当てていく。
仕事柄というべきか職業病というか。彼はアーチャークラスのサーヴァントが保有するスキル・宝具について熟知していた。
「……俺でNPを撒くのはいい。俺でバフをかけるのもいい。だけど、宝具はどうする? ムスペルとタムラマルにはNPチャージはない。俺がNPを配れるのは全体に20までだ。マゴイチが凸電脳魔獣で行くのはいい。だがうちにリナーシタは1枚しかない。どちらに持たせたところで結局はNPが足りない……すまないな。中途半端で」
頭を下げる男の名前はエルヴィス・プレスリー。
ロックの神様と言われたミュージシャンで、このカルデアでもトップクラスのサポート能力を持つ人物だった。
「あんたのせいじゃないさ。頭を上げてくれ。ああそうだ。田村丸の旦那にバフを盛るってのはどうだ? なあ、あんたの宝具は多段ヒットタイプのArtsだろう。リチャージが狙えるんじゃないか?」
マゴイチと呼ばれた男性―――雑賀衆の頭目である雑賀孫市が、目の前の席に座る制服姿の青年に声をかける。
「……僕もプレスリー殿と試してはみたんだけどね。宝物庫が関の山だったよ。ごめんよ、役に立てなくて」
柔らかな口調で丁寧に詫びを入れる彼の名は坂上田村丸。鈴鹿の草子などに語られる怪異殺しの大英雄だった。>>562
「せめて即死か特攻宝具があればねえ」
田村丸が静かにこぼし、エルヴィスがそれに続く。
「シャルロットは即死だけど単体、赤も特攻があるけど単体……どうしたものかな」
「お? なんだよエルヴィス。あんた、あの嬢ちゃんとそういう仲か?」
「は、はあ!? だいたい、俺には妻も娘もいる!」
「ペルシネットの姉さんを見てみろよ。こっちをエンジョイしまくってるぜ? あんたももしかしたらそういうタイp―――」
「―――わかった。俺もマスターに怒られる。全員で怒られよう。スケルトンにも命はあるんだ。周回なんて争いはやめにしようじゃないか。さあ聞いてくれ! 『美しき我らg―――」
「やめろ! 俺が悪かったから! スケルトンハント中にアーチャーが雁首そろえて遊んでたとかネタにもならねえ! な!」
ギターを構えるエルヴィスに慌てて謝罪する孫市。それを見てムスペルと田村丸は穏やかに笑っている。
雑賀衆筆頭、征夷大将軍、北欧の戦乙女―――そして、伝説のロックスター。
多くの英霊が集まるカルデアにしか有り得ない光景がそこにはあった。>>563
「―――バフ要員が必要なんですか? 良ければ私を連れて行きません?」
ふいに、弾むような口ぶりの少女の声が、彼らの会話に割って入った。
孫市一行が陣取る机の前に現れたのは、腰まで伸びた赤毛を三つ編みに結った少女だった。
「君は……」
「……一体?」
訝しむ田村丸とエルヴィスに、少女は嗚呼、と声を上げる。
「你好(ニーハオ)! 私、ランサーの許仲琳って言います! 遠慮せずに琳と呼んでください!」
拳を胸に当て頭を下げる少女―――許仲琳の名前を聞いて、孫市が合点する。
「ああ、あんたがあの封神演義の! なるほど、そりゃあバフも撒けるだろうよ。あー……あれだ。旦那風に言うとそれこそ鈴鹿の草子がわかりやすいか。エルヴィスには……そうだな、指輪物語みたいなもんって言ったらわかるか?」
封神演義? と不思議そうな顔を浮かべる田村丸とエルヴィスに孫市が分かりやすく解説をする。2人とも、すぐに納得が言ったようだった。
「良ければ私を連れていってください!NPもバフもバンバンまいちゃいますよ!」
「そうだな。そう言うなら頼もうか。エルヴィスはいいか?」
「ああ、いいと思うよ」
「そうか、そういうことならよろしくたのm―――」
ふんすふんすと息をまく許仲琳に4人を代表して頼もうとした瞬間。
「―――ここにいたか。馬鹿弟子」
顔に青筋を立てた道士服の男が現れた。>>564
「お師匠様!? なんでここに!?」
「なんでもへちまもあるか。槍兵達にお前がいないと言われて探しに来た―――大方、そこの弓兵達に『NPもバフもバンバンまいちゃいますよ!』とでも言ったのだろう」
「すごいですお師匠様! 一字一句正解です! なんでわかるんですか!」
「お前のことなど釈迦掌の猿よりもわかるわ、阿呆め。ほら行くぞ。開拓夫殿がお前をお待ちだ―――嗚呼、すまなかったな。俺は剣士の英霊、名を太公望という。騒がせた詫びだ。キャメロットにでも行く時は、この不詳の弟子共々存分にこき使ってくれ。
ほれ行くぞ馬鹿弟子。だいたい貴様、何故彼らの会話が聞き取れた。大方天耳通でも使ったのだろう! この阿呆、いや、天才め! これだから貴様は!」
許仲琳の襟首を掴み、食堂を後にする太公望。
2人のやり取りに呆然とした彼らは―――しばらくして、自分たちが振り出しに戻ったことに気づいた。>>566
「はーい、どいてもらえるかしら! 新しい掲示物よ!」
食堂の入口に現れたドミニク・ヴィヴァンが群がるサーヴァント達を押しやって掲示板にたどり着く。貼られたのは、宝具強化クエストの告知―――その小さな文字を、雑賀孫市は確かに捉えていた。
「おい! アサシン達のたまり場に行くぞ! ナイアを探せ! あいつを連れていく」
「アサシン達のたまり場ってどこだい? 彼らは1箇所に留まらないんだろう?」
「ああ、それなら俺に任せてくれ―――見つけた。中庭だ」
机をノックした音による反響定位―――音楽の英霊であるエルヴィスがアサシン達の居場所を見つけ出す。
「でかした! ほら行くぞ! ナイアに付き合ってもらうよう頼もう! 理由は―――掲示板を見るといいさ!」
食堂を出るアーチャー達が掲示板を一瞥する、そこには―――
宝具強化クエスト
ナイア
『生命よ、黒き淵より出でよ(ラ・ティエーラ・オヨ・ネグロ)』
強化前→敵全体に強力な攻撃[Lv1〜]+味方全体にNP配布(OCで効果アップ)(20〜30)
強化後→自身に[Artsカードでの攻撃時にスケルトンに対するNP獲得量アップ]状態を付与(50%固定)+敵全体に超強力な[スケルトン]特攻攻撃(特攻倍率500%固定)+味方全体にNP配布(OCで効果アップ)(20〜30)
「どくというのは、私にも言っているのかしら? ―――ああ、ごめんなさい。踏んでしまったわ。でも、貴方の靴が汚れなくてよかった」
「ああああ王妃様ごめんなさいごめんなさい本当にすみません!!!!」
「いいのよ、謝るような事じゃないわ。私の方こそお仕事を邪魔してしまってごめんなさいね?」
「いいんですよこれくらいなんてことはないんです本当にごめんなさい!!!!」「なあディア、結婚しよ」「急だね、どうしたの」
夜。大学から帰ってきたリンクに唐突にプロポーズされたディア。ムードも何もあったもんじゃないがその程度のことを気にする二人でもなかった。
「俺はいいけど、リンクまだ大学生じゃん。華の大学生じゃん。楽しみなよ」
「でも俺が卒業する頃にはディアはアラサーだろ。別にお前がどんな歳でも気にしないけどディア的には大丈夫かわかんないし」
「そもそも俺は子供を作る気も実家を継ぐ気もなかったしなぁ………アレだよ、だから結婚するなら婿入りにするよ?リンクは一人っ子だから玄上を存続させるなら自然とその形になるし」
「………ん?俺はお前のところに嫁ぐぞ?もう親にも許可は取った」
………なるほど、これは些か予想外だ。てっきり玄上ディアになる想定だった。呪術師の家に婿入りする以上『家業』のアレコレにも異色を示さないよう努力する練習はしていたのだが。
「………いや、後継ぎどうするの?アルフォンソは俺で代が終わっても問題ないから婿入りするつもりなんだけど」
「それなんだけども……遠い親戚(分家)に親父とかなり仲が良かった人がいてな。その一家が一人息子を残して呪詛返しで殺されたもんだから、俺が嫁ぐならその子を養子として受け入れよう……って話になってて。実際その人は才能あるし、俺とも両親とも仲がいいから、いいこなって」
「ああ……リンクの御両親なら確かに……でも、何で?俺、前々から婿入りするって言ってたような」
「………お前、人が死ぬの嫌いだろ。だから、俺の家に来て俺が呪殺をすることになったら、多分悩むだろうなって。そういう意味でお願いした。前にお前が家に来た時も『良い人だな。あの人が嫁にもらうのなら安心だ』って言ってくれたし」
その話を聞いた後、ディアは少しだけ頭を抱えたように悩みこむ。何か不都合があったのだろうかとリンクは考えたが、その思考を否定するようにディアがはっきりと考えていた内容を口に出す。「……四日。四日間この家を空ける。その後に君を迎えに来るから、その時は一緒に来て欲しい」
「……良いけど、なんでだ?」「立場上色々あるから。今から急いで出るから、また四日後ね」
「──────玄上リンク様、お迎えにあがりました」
「………はい?」
来るべき4日後、チャイムが鳴った玄関を開ければ恭しく一礼をしながら、此方を迎えに来たと語る使用人のような風貌の人が一人。
「……あの、その?」
「申し遅れました。私、ディア・アルフォンソ様の使用人を務めさせていただいております。儀式の用意ができましたので、迎えにあがりました」
「………はぁ。取り敢えず、用意だけしても?」
「勿論でございます。つきましては、移動は目隠し耳当てをしていた抱くことになります故御了承ください」
─────乗り物に揺られながら思う。ディアの家とは、ここまで金持ちだったのか。というか、金持ちというより貴族のそれじゃないか?本人は普通の生活をしていたし、御両親も普通の生活をしていたように思えたのだが。
「…………着きました。お外しになられて結構です。ここから先は私の先導に則って移動してくだされば」
「ありがとう、ございます。………すっげ、森だ」
車の扉を開ければ異世界、とでもいう風貌だろうか。自然溢れる森に、遠くに見えるは高くそびえ立つ広大な館。呪術を扱う自分だからこそわかるが周りにはただの獣を逸脱したものも多く存在する。
「あの、ここはディア……の家なんですか?」
「ディア様が個人で所有している霊地兼別荘で御座います。前当主様と御婦人はまた別の場所に。ディア様の位階であればという措置です」
「─────あの、前々から思ってたんですけど。ディアって、ただの白魔術師じゃないんですか?」
「ああ……。古来より、白魔術師は王家や貴族に仕えるもの。宮廷魔術師とも言われるもの。ディア様もそれ相応の方の下に就いていらっしゃいますので」知らなかった情報に驚愕する。なんと、仕事があるからと言って度々抜けてはいたがそういう身分が貴い人の下に就いていたのか、と。こりゃあ本当に玄上が依頼を受けて呪殺しようとした所が被ってたりするかもな、なんて。やはり婿入りさせなかったのは正解ではなかろうか。
「では私はこれで。リンク様に館のご案内をしたいという方がいらっしゃいますので」
「え、ちょ、ちょっと………行っちゃった。なんだ?」
一体誰だろう、というのは門が自動で開かれた時に自ずと分かった。
いつものように白い肌、いつものように輝く金髪、そして美形が過ぎる顔。………そこに、上質な素材を使ったのであろうことが一目でわかる光沢を放つ礼服を着た存在。自分の恋人、ディア・アルフォンソだ。
「ようこそ、王子様。この館の主を務めさせていただきます、ディア・アルフォンソと申します。……驚いた?」
「………」「どうしたの?」「いや、その、無茶苦茶似合ってて、言葉が出なかった」
「……ふふっ。嬉しいこと言ってくれるな。案内するよ。しながら用件を話す」
「─────ようは、お前の家に嫁入りするなら色々と儀式をしなきゃいけない、と」
「うん。俺が主人に仕える立場な以上、俺の肩書の白魔術師とは対極に位置するみたいな感じの呪術師は簡単に嫁に迎え入れにくくて。俺が婿入りする予定だったから気にしてはなかったけど、嫁入りをするってなったら色々と準備がいるんだ」
「又聞きが悪いからな。主を守る存在が呪殺を旨とするやつと結婚するなんて」
「うん……。だから、形式のみだけど『浄化の儀式』とか、主人への結婚の許可とかが必要で。だから空けてたんだ」
「なるほどなー。……ん?ここで止まったってことはここが俺の部屋なわけ?」
なぜか少し上擦った様子で肯定の声をあげ、部屋に入ることを促してくれてたので大人しく入ることにする。するとどうだろう、天蓋付きのベッドや近くにあるソファ、壁や柱の装飾品に至るまで年季が入っていても上等で、手入れがされているのがわかる代物。
「……スイートルーム?行ったことないけど」
「あ、あはは……。……だから、俺もあまり好きじゃないんだよね。豪華すぎて、庶民魂が根付いてるからちょっと……」
「これは……確かに……」「あ、あとここ夫婦造りだからそこの内扉開けて少し進んだら俺の部屋だから。じゃあね」
「おう、わかった。…………ッッ!?」>>576
ディア(そもそも両親も魔術師辞めようとしてたし俺が子供を作らなきゃ仮に魔術師廃業し直したとして俺みたいに拐われることもないよな。よし、俺でアルフォンソの一族は終わらせよう。主も賛同してくれてるしね。だから結婚するなら婿入りかなー)
リンク(アイツ、婿入りしたら辛いだろうなぁ……見知らぬ人が死んだニュース見るだけでむっちゃ辛そうな顔するもんなぁ……結婚した奴が呪殺を〜なんてのはなぁ……
──────そうだ、俺が嫁に行けばいいんだ。その上で玄上も続く案を考えればいいんだ)
どっちとも行動力ありすぎた()
>>577
誰が薄い本ですか!誰が!
ディア「俺の旦那様に手出さないでくれる?」
リンク「俺の嫁さん傷つけたら呪うからな」ってシーンあるから!
>>578
堪えて(堪えて)
なんならリンクくんちゃんルートだけじゃなくてアラクネルートだって供給してもいいのよ>>579
深夜だからよ!!ゴールデンタイムで素面だとこの二人は初々しすぎて貼れないの!!
というかディア自身が天然人タラシ王子様のくせに恋したことないピュアッピュアだから必然的にカップル成立すると初心で死にそうになる
アラクネとの小話も書いてたら「げふぅっ」ってなるなった>>584
どっかの性悪キューレ「は、あのサーヴァントって外見をわざわざ変えてんのぉ?拗らせてんなぁ!」>>589
まあ確かに。
あと、「剣が宝具ではない」セイバーならそこそこいそうペーネロペーロボ娘説が出てきて頭の中で翼生えてマッハで高速移動しながらビーム発射する剛弓「ペーネロペー」の案が持ち上がってまいりました。というかヒュギエイアのss書いてると泥が湧き上がってくるので別の事を考えなければいかん!
>>598
ロドモンかぁ……………
よし、シャルルマーニュ12勇士がいるって聞いて……………って話にしよう>>596
キャプテン・キッドで一つ>>608
ありがとうございます!監獄長さんにフロームンドを描いていただけるとは嬉しいですね。>>609
考えた結果マスターの大半が「早くに死んだからなんて呼んでたか忘れた」って答えになりました(死んだ目)>>614
なおレオくんの呼び方が幼いのは年齢一桁の時に先立たれて以降認識が更新されていないからだよ
師匠は親というより年の離れた親代わりの兄なんや……出題者としていつものうちの子魔術師長男長女で
ユージーン
父親:親父、母親:母さん
恋
父親:お父さん、母親:お母さん
京介
父親:呼ばない。三人称はあの男、母親:おふくろ
ミリアルカ
父親:お父様、母親:いない
リンク
父親:父さん(パパ)、母親:母さん(ママ)
リンクくんちゃんの()内はリンクちゃんくんの方書いていて思ったけれど螢の血縁関係の闇が深い。自分で考えておいて改めて見ると「なんでこんな酷いことしてしまったのだろう」、と思うときがたまにあります。
>>609
亥狛 父:不明 母:不明
シギト 父:お父さん 母:お母さん
麒一郎 親に相当する人間が居ない
詩譚 父:“アイツ” 母:母さん
ミナ 父:パパ 母:ママ
刻葉 父:“あの人” 母:お母さんライム、ユリナ:ママ、パパ
シリウス:父さん、母さん
大人ナディア:お父さん、パパ、父さん
アレン、竜胆、晶、ナディア:忘れた
芽衣:お父さん、お母さん
ナナ:いない
なんですかねこの圧倒的忘れた率は>>609
理仁:「父さん」「母さん」 アルマソフィア家(実家)のほうもそう呼ぶのかって?……お察しください
周:「母さん」
大我:生きていた頃はどう呼んでいたっけ……?
学:※未定
ミロク:いない
蓮霧:いない
ソフィーローズ:いない
繚乱:※未定
こんなところでしょうかふむ……あとまたかよとなるかと思いますが、ソフィーローズの名前を変えようかと……
なにか良い、花の名前……>>626
YES!!←「このキャラのCV福山潤さんとかどうだろう」と思ってて島術さんが挙げたら採用しようとしてた人
島原の乱…うん、その辺りの年代ですね。よしよし、では九終書き上げたらワンチャン間に合うようにキャラ制作に取り掛かりましょうか>>609
カトカ:ママ、パパ(世間体を気にして人前では母、父)
耿実:親父(母親は会ったことがないので呼ばない)
郁:お母さん、お父さん
グランデリニア:お母様、お父様、叔父様この前の弟橘媛の続き投げていい?完結しなかったけども
あ、人いねえのかなこれは?まぁユージーンさんと監獄長さんがいればいいや。
というわけで載せます
◇◇◇
弟橘媛が行方不明になった。同時に微小特異点が観測された。
場所は日本。弟橘媛と何か関係があると判断したマスターはヤマトタケル達を引き連れて弟橘媛の捜索に乗り出した。
「何だか不思議な感覚ですね。自分と同じ名前の人と一緒に戦いに出るなんて」
探索中、日本武尊が話題を出して来た。
「そういえばそうだな。拙と同じ名を持つ者は気になっていたのだ」
「やめてくれよ。オレなんかをアンタらと一緒にしないでくれ。オレは僅かばかりの神性も取られて、あげく神の剣も振るえやしない」
「英霊召喚の術式の弊害ですね。生前の能力がそのまま使える訳ではなく、性格や行動すら規定されてしまう」
「拙とオルタが持つ生前の記憶は大体同じだが、そちらとのすり合わせはしたことが無かったな。…そうだ、足柄の白鹿はどうやって倒した?」
「足柄…?いつの話ですか?私は白鹿とは戦っていませんよ?」
「ふむ、こちらにはあってそちらには無い記憶。疑問だな」>>652
やんややんやと己の記憶について語り合うヤマトタケル達。時折キョトンとしているマスターに解説を加えながら探索を進めていく。
太陽が南に高く上り、徒歩による疲れが出始める頃、不意にオルタが口に出した。
「そうそうアンタら」
それは本当に何気なくで、今日の夕食を尋ねるような調子であった。
「オトタチバナのこと、どう思ってるんだ?もちろん、生前も含めて」
次の瞬間。
海から離れているはずのこの場所で、潮騒が聞こえ始めた。
「―――ッ!強力な魔力反応!マスター、警戒を!」
日本武尊が叫び、オルタと倭健命がマスターを守るように取り囲む。
見上げた空が闇に覆われ、嵐が吹き荒れる。
「まずい、これは…!」
「伏せろ、マスター!」
指示どおり地面に伏せるマスター。強風で体が持っていかれそうになり、細かい石や砂が飛んで来る。高速で飛んでくるそれらは、十分に人の肉を貫通するだろう。
>>653
「来ましたね…皆さん…」
空中から呼びかけられ、恐る恐る目を開ける。
空には異形の怪物が飛び交い、黒雲が立ち込めて稲妻が走る。雷鳴と神経を逆撫でするような叫び声が響き渡る。まるで世界の終わり。数々の神話で語られる終焉の刻そのもの。その中心にいたのは―――
「弟橘媛…」
行方不明になったはずの、弟橘媛であった。
◇◇◇
体が重い。意識が沈む。視界がぼんやりする。
(私は…どうしたんだっけ…?)
カルデアで三人のヤマトタケルに会って。
会えば何か分かるかもと思ったけど。
結局、『タケル様』との違和感を確信しただけで。
それで…
(…あれ?)
記憶が、途切れている。自分が何をしていたのか、何をしているのか分からない。
(とにかく…起きなきゃ…)
重い意識を無理矢理覚醒させようとし、閉じそうになるまぶたを開く。
段々とピントが合い始めた視界に広がっていたのは、
(……………………………え?…………………………)>>654
荒廃した大地と、傷ついて倒れるヤマトタケル達。必死に支援魔術をかけるマスターの姿だった。
異形の化物が闊歩し、空はどす黒い雲に覆われて、愛した人と同じ名を持つ者が倒れ伏す。
『よお、やっとのお目覚めか。気分はどうだい?お嬢』
頭の中で自分の声が響く。いや、違う。自分の声で『誰か』が話しかけてくる。
甘ったるい調子で、全身にまとわりつくような陰湿さ。それでいてずっと聞いていたいような、心が固まって聞かざるを得ないような、そんな口調で話しかけてくる『コイツ』を、自分は知っている―――っ!
(ガ●●●●●っ!)
『おいおい、少しは気を使えよ。自分の頭の中とはいえ、オレの名前を直接呼ぶなんて失礼だぞ?せっかくなら異名の方で呼んでくれよ。《火山の主》ってな』
思考に無理矢理ノイズがかかる。考えがまとまらない。不味い、いつの間にここまで呑まれていたなんて。
巫女装束の帯がハラリと解ける。直そうという気も、自分の衣服の乱れが気にならなくなる。気に出来なくなる。>>655
『ワォ、セクシー!このまま脱いじゃおっか?』
(ふざけないで!アナタ…何のつもり!?今アナタを解放したところで、人理が不安定な状況じゃどうにもならないって前に言ったわよね?)
体は相変わらず動かない。指一本たりとも言う事を聞きはしない。自分の意思とは関係なく触手が現れ、異形と戦うヤマトタケル達に攻撃を仕掛ける。
(…タケル様…っ!止めて!止めなさい!)
『やだよ、久々にこれだけ動けるんだ。ストレス発散くらいさせてくれよなぁ!』
物質化した『闇』が日本武尊を包み込む。が、日本武尊が剣を閃かせ一閃。『闇』はたちまち霧散していく。
『ちぇ、やっぱり日本の大英雄様は違うねぇ。お嬢さんに押し込められたオレの力じゃころせねぇな』
(どうして…こんなことを?『私(アナタ)』はタケル様に害を加えることが出来ない!そういう契約のはずよ!?)
弟橘媛のこの呼びかけに対し、頭の中の声はわずかに沈黙した。>>657
『お前…気づいてなかったのか?…まぁ無意識の気持ちなんてのは人間には分かる訳も無いか』
と、頭の中の声は独り言のように呟いた。
瞬間、ほんの一瞬の間で。弟橘媛の背筋に悪寒が走った。それはとても信じられないもので、体が動くならば今すぐにでも逃げ出したいくらいに恐ろしい事だった。
嫌だ。言うな。
その意思に反し、視界が白く染まる。次にその白い空間に巨大な石造りの柱が何本も出現し始め、巨大な神殿となった。恐らくこれは自分の精神世界。影法師の存在であるサーヴァントには不要な物。それが出来るのは規格外の法則の恩恵だろうか。
『前提として、だ。「降臨者」のサーヴァントは汎人類史には決して名を残さない外宇宙の神の神性を得ている。オレは大昔に外宇宙から来たから地球歴の方が永いけど、ややこしいことはまぁ気にすんな』>>658
この言葉を発しながら不定形の『ナニか』が弟橘媛の目の前で形を作り始めた。それはやがて人型になると弟橘媛そっくりの姿になった。
『んで、外宇宙の神の力に呑まれずにいる者がフォーリナークラスのサーヴァントになれる。…そうなるとあのバビロンの獣とかおっぱいタイツは何だろうな?誰か知らない?』
弟橘媛の形をした『ナニか』は全身から色を表した。その見た目は弟橘媛とはまったく異なるものであった。巫女装束をぬぎ、腰の帯で留まっている状態。肩を大きく露出したこの世の物とは思えぬ程艶かしい色のインナーのような服を纏い、緋色の袴を揺らめかせてチラチラと触手を覗かせる。
特筆すべきはその髪であった。弟橘媛よりも遥かに長い、地面につくほどの深紫色の髪。そこには銀色のメッシュが入り、遠くから見るとアンモナイトの巻き貝を思わせる。そして、
(櫛が、無い?)>>659
弟橘媛がつけている櫛。邪神の力が詰まった、一種の制御装置のようなもの。それが無いと言うことはつまり―――
「アナタが…」
『お嬢は愛の力でオレの侵食を防いでいた。ヤマトタケルへの強い気持ち。それがお嬢の芯を保っていたんだ』
自分の顔をした奴が堂々と『愛』だのと抜かしているのをみるとなんとも言えない気持ちになる。恥ずかしいというか、こそばゆいと言うか。
(…………待って…?)
さっ、と。全身から血の気が引く感覚がした。気づいてはいけない事に気づいてしまった衝撃。震えが止まらない。精神世界のはずなのに、物理的な寒さすら感じる。
嫌だ、聞きたくない。認めたくない。認めてたまるか。
『カルデアにいるヤマトタケル達と接して、薄々気づいているんだろ?お嬢、アンタは―――』
「やめろ!私の顔をして、私を知ったような口を聞くな、バケモノ!」>>661
聞こえてくる、聞こえてくる、聞こえてくる、聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる聞こえてくる。
「さあ、認めてしまえよ。お嬢はもう、『ヤマトタケル』を愛してなんかないってな」
「違う…、違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!やめろ、やめろ…!嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!いやだいやだいやだ!やだやだやだやだやだやだぁ!『目覚めよ!沈みし島の混沌よ!(いやだ!こわいよたすけて!)』!タケル様…タケル様ああああああああ!」
叫び声は、届かない。>>663
ワッフル!ワッフル!(形式美)
カワイ子ちゃんが追い詰められるのっていいよね……!>>651
上杉謙信「ビールチューハイカクテルウォッカハイボールetc…」
日本武尊「きのこの山(サンプル台詞参照)」
雑賀孫市「現代の銃ってカッコイイよな」
フォアベイ「わかる」
黒田官兵衛「チェスやオセロ、トランプなど」
人魚姫(姉)「人間の作る食べ物ってどの時代でも美味しいのね」
>>663
日本武尊の口調がちょっと違いますねぇ。サンプル台詞のようなラーマとアタランテを足したような感じですぅ
そして邪神め、これ幸いと浸食しおって!
逸話宝具はぁ、どれを採用するかで問題が発生するのでぇ、基本使わない方針でいってますん
物語の都合に合わせてヤマトタケルの宝具になりそうな逸話を適当に引っ張ってきても大丈夫ですよ。チート臭くなりますがEX宝具ですし>>666
ついでにXとマン兄さんも呼びましょう。
もし『マ』がついたらオーブも呼びましょうぜ!マルガレータ・フォン・ヴァルデック:こたつ、ホットワイン
エルヴィス・プレスリー:ボーカロイド、EDM、その他近代音楽全般
ポール・バニヤン:コンバイン、ショベルカー
オデット:ミュージカル映画
キタガワ・ウタマロ:二次元文化全般
エルルーン:少女漫画、少女漫画(大事なことなので2度言いました)
ペルシネット:ファッション、エステ、レジャー施設
スノウホワイト・オルタネイティヴ:うどん>>678
きのこ派のスヴェイズ・クルティザンヌ・スカタク。
たけのこ派の異聞シュタイン・タロス・怪文書おばさん。
きのこもたけのこもイイよね!という意見だけで手を組んだ中立派新島八重子・ブリアレオス・ラムレイ。
の三つに分かれ、混沌を極めていた!
なお、それらを裏から操るすぎのこ派の剣ババ(エ◯ルト枠)。>>640
おじさんならアイエテス王(おうさま)が『ラビュリントス……ラビュリントス……』ってぶつぶつ言いながら分かれ道選択肢を外し倒してどハマりしそうですね。
そしてその様子をモフモフ電気羊系メリープなショタがケラケラ笑いながら何時間でも何日でも付き合ってます。>>679
大丈夫大丈夫、大惨事一歩手前で止まるから多分!敬愛する師を手にかける直前で止まるから!
女子力(物理)的なマスター……とか……???留守電が1件あります
「もしもしマスター?オレだよオレ、お前のサーヴァントのロドモン。ちゃんと通じてる?めっちゃいいなこのデンワ?だっけ?これがありゃオレもっといい線いけたかも。何はともあれこうして?マスターとオハナシできるわけだし?仲を深めたりしねぇ?そんでこうサテンで茶したりーの?二人でちょいとデートしちゃったりーの?マスターとサーヴァントの鑑になってみてーっつーの?とりあえず返信よろ!」
留守電が1件あります
「もしもしマスター?ロドモンだけど、メッセージ聞いてくれた?全然返事来ないからちょっと怖くってさ……ほら、マスター真面目そうじゃん?肩に力入りすぎて困ってたりしねーかなーと思って電話してみたわけなんだけど……聞いてる?」
留守電が1件あります
「もしもしマスター?実は黄色い車乗り回してたら派手に大破させちゃったんだよね、これマスターのだっけ……?」
留守電が1件あります
「もしもしマスター?ひょっとしなくてもぶっ壊したの多分マスターのじゃないっぽいんでぇ、さっきのメッセージはそう、消しといて、うん!」>>702
霊体だから太らないし、栄養も偏らないから食べ放題だよ! やったねヒュギエイアちゃん!>>668
九太郎「よーしおじさんスゴいの取り付けちゃうぞー」バリバリー
ジーナ「やめて
ください」(^q^)>>727
エッッッッッッッッッ!!!!
デッッッッッッッッッ!!!!「君の目は綺麗だな。マスター」
ある日の夜のこと。ランサーがそんなことを言ってきた。
「なんのこと?」と返す間もなく、その意外にも筋肉の着いた腕で抱き寄せられる。
ふと首を斜めに傾けると、彼が私を見下ろしていた。
「こんな暗闇で見えるの?」
「月明かりで十分さ、君ほど美しければね」
「……カーテン、買おうかしら」
いつも通りの会話。
彼と夜を共にするようになってから、こんなやり取りがずっと続いていた。
「だいたい、貴方の角度からじゃ私の目は見えないでしょうに」
ランサーが見ているのは、眼帯を外した方の目だ。
そこには何も無い―――かつて、呪いに犯された眼球を抉り出した傷だけが残っていた。
「確かに見えないがね。君は綺麗だよ。これでも審美眼には自信がある方でね」
「悪魔というのはよくわからないものね。こんなものが綺麗だなんて」
目元にそっと触れる。デコボコとしてざらついた感触が指先に伝わる。
―――その上に、ランサーの指が当てられた。>>729
「どう? 醜いでしょ?」
「いいや?美醜と言うようにね、美あっての醜、醜あっての美さ。ミロのヴィーナスを知っているだろう。あれだって、両腕があれば後世に残っていないだろうさ。ただ美しいだけのものは、美しいのではなく空虚なだけだよ」
傷跡に触れる彼の指使いがくすぐったくて気持ちいい。
元々『そういうこと』が得意なのは知っているけど、肉が腫れ上がって感覚が無くなっているはずの傷跡でそう感じるのは不思議な感覚だった。
「アンティオキアのアレクサンドロスが君を見たら喜んでモチーフにしたはずさ」
「……やめてよ。褒め言葉もそこまで規模が大きくなると喜んでいいかわからないわ」
「おや、褒め言葉と受け取ってくれたのかな?」
不敵にほくそ笑む彼を見て、自分が余計な発言してしまったことに気づく。
投げ捨てられたパジャマ代わりの浴衣を拾い、帯はせずに前だけ合わせて立ち上がる。
「どこに行くのかな? 我が主」
「シャワーよ。寝つけないから浴び直してくるわ。貴方がくっついてくるせいで汗もかいちゃったし」
「ふむ……」
と、彼は少し考えて。
「であれば己(オレ)も付き合おう。主人の世話は従者の務めだ―――なに、すぐに終わる。何も考えずにいるといい」
私を、お姫様抱っこの要領で抱き上げた。
「ちょ、ちょっと! シャワー浴びるのよ! 貴方と2人だと余計に汚れるようなものでしょ! それに寝る前に余計な体力は使いたくな、あっ―――」>>745
地獄でもなんでもバフォジャックがいるならまあええか、となる竜胆であった、まる>>745
時 価 ネ ッ ト ア ス タ ル テ>>750
怪文書おばさんは地球側だから…………(震え声)
寝ましゅ、おやしみ。ロドモン
ドン・ファン
太田道灌
有原業平
のだべり会大まかに考えてたら男子高校生の日常みたいなほんとにグダグダな会話劇になりそうだ…今北
お酒ってたまに前後不覚になるくらい飲みたくなることってあるよね。そして後で後悔する>>764
つまり白髪(or銀髪)好きは人類の総意であると
わかっていらっしゃる(ご満悦)>>767
髪色は黒でOK?
ついでに抑止力性癖Ver(白髪褐色肌)もやってみようかしら?大丈夫です
とりあえず大まかな見た目についてはここに書いてあるので参考までにどうぞ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/木蘭%2Fムーランむむむ、聖杯戦争中にダブルデートするという目論見がぁ…
>>786
でもね、固定カプを推す層は「そのカプが好き!」って思って、これまでの描写に尊みを感じているからこそ推してるんだってことはみんな大事に覚えておかなければいけないよ……(トラウマを刺激されながら)じゃあ理仁君とエラで行きましょう(介入)
なんか前話してたら相性いいみたいになってた気がする今北参考文献調査結果発表内容詳細希望
今北
wiki見てて知ったんですが、喜多川歌麿…もといキタガワウタマロさんているんですね…>>795
なんと、妄想ができなくなってきていると。そんな時には並行妄想を獲得するのがお得ですぞ!
それはそれとしてフェアリーテイル面白いヨネ!>>809
わかります、わかります。
物語のため…わかります。以下書く予定の無い異聞帯一覧
第一異聞帯 夢想凍土帝国ツヴェルクランド
クリプター&パートナーサーヴァント:錫久里亥狛&マルガレータ・フォン・ヴァルデック
第二異聞帯 再起侵略国土レコンキスタ
クリプター&パートナーサーヴァント:壬生竜胆&バフォメット/ジャック・ド・モレー
第三異聞帯 新説封神演義MIN
クリプター&パートナーサーヴァント:許仲琳&太公望
第四異聞帯 クリプター&パートナーサーヴァント ミソラ・オオガミ&エルヴィス・プレスリー
第五異聞帯(前) 北欧終末世界ラグナロク
クリプター&パートナーサーヴァント:拝羽々丸&ワルキューレ(ロカセナ)
第五異聞帯(後) 北欧終末世界ゲッテルデメルング
クリプター&パートナーサーヴァント:間久部理仁&エルルーン
第六異聞帯 愛欲円卓楽土キャメ■ット
クリプター&パートナーサーヴァント:ナディア&バビロンの大淫婦/女神ババロン
第七異聞帯 侵食密林世界ジュラ
クリプター&パートナーサーヴァント:ナナ&スーザン・ヘンドリク.ソン>>814
ダイジェストは書いたうちに入らないってばっちゃが言ってた(バフォジャック異聞帯の構想を練りながら)>>828
異聞帯は……まあどこから世界が変異して、どのように世界が育ったのか考えなくちゃいけないからね。割と一から世界観を作っているようなもん。寝落ちした……今どんな話題ですか?
>>826
やったぁ!
世界の柱で神代回帰って設定便利だなって(戦後日本が世界滅亡の危機に神代回帰しながら)でもヘグニかクリームヒルトが王になった異聞帯はちょっと見たいかも…
私さぁ!考えてた異聞帯ネタがさぁ!
オリュンポスとかインド見直してたらさぁ!
「実質神代続きっぱって私が思ってるより強くね?」ってなってさぁ!
「最弱の異聞帯」って触れ込みが使えなくなっちゃったんですよぉ!!!第一 カドック・ゼム『ルプス』&アナスタシア→人狼の少年と雪の女王
第二 オフェリア&スルト→眼帯を付けた美女とそれに仕える騎士の振りをした人ならざるもの
第三 芥ヒナコ(虞美人)&蘭陵王→中国の英霊2人、あと項虞枠
第四 ぺぺ&アシュヴァッタータン→頼りになるお姉……お姉さん?(聖杯の集合体だから実質性別ミソラ的な意味)(私の解釈です)&生存説のあるアーチャー
第五 キリシュタリア・『ヴォーダイム』&カイニス→『拝』羽々丸&神霊サーヴァント
第六 ベリル・ガット&サーヴァント→『快楽』によって人を殺.す少女となんかスケベなサーヴァント
第七 デイビット・ゼム・『ヴォイド』&バーサーカー→身体に虚空を宿す少女と説明不要のバーサーカー
だいたいこんな感じ鹿之介(老人)が出る特異点とスネグラーチカ(ラスボス)が出る異聞帯はやりたい
………クリアするハードルが多すぎる………それなりに燻らせてる妄想があるじゃない……。
異聞帯なぞノリと勢いよ。経験者が言うんだから間違いない。(個人の感想です)(効果には個人差があります)
何ならアイデアはあるから時間さえあれば他の異聞帯も作れる…かも?(なお、エジプト以外のネタは他の人と被っていた模様)わーいクロさんお帰り。執筆はごゆっくり~。
>>822
今書いてるんだけど、これ第参が終わったら第陸まで飛んじゃうかもしれない(第陸はナマモノなので早めに仕上げないといけない)其は、陰雲棚引いて悲風颯々。冷霧飄々として鬼哭神号せし符陣。
陰陽五行を超克したその空間は、陰陽五行の原理と運行の精髄を組み立てた道術を、歯牙にもかけぬ――!
春水悠悠春草奇(春水悠々として春草奇しく)、
金魚未遇隠磻渓(磻渓に隠れて未だ金魚に遇わず)。
世人不識高賢志(世人は高賢の志を識らず)、
只作渓辺老釣磯(ただ渓辺に垂らす針と糸)。
「これよりお前達が挑むは道術の無窮にして、玄功の妙。その三魂七魄、砕かれることを恐れぬというのならば踏み入れるがいい。是なる符陣は――」
――【特異点の名前】――
っていう特異点嘘予告定型なら考えたことありますねえ!
>>841
既に消えた者の残影に手を伸ばす、未亡人属性――ッ(エモさで鼻血)>>842
死後にバフォジャックと再会して
竜「ここは地獄かしら。天国かしら……どうでもいいわね。貴方がいてくれるなら」
バ「……そうか。それで、これからどうする。ここでこのまま立ち止まるか? それとも―――どちらでもいいそ? 君の好きにすればいい」
竜「じゃあ……進めるところまで進んでみましょうか。あの子達だって前に向かったんだもの。負けてられないわ。
―――付き合ってくれる? 私の従者(ランサー)」
バ「ほう、騎士扱いは終わりかな?」
竜「貴方、あれ嫌いでしょ? これから長い付き合いになるのだもの。それくらいは忖度しない」
バ「なるほどね―――仰せのままに、我が最愛の主(マスター)」
みたいなやつをね!(バフォ竜に夢を見るタイプの作者)
あと竜胆でこれがやりたい↓私はそろそろ北欧神話異聞帯ダイジェストを書き進めんと……。
>>854
『この異聞帯の歴史の分岐点は平安時代。時の摂政たる藤原道長が天文学的な確率の偶然によって、月にある「何か 」に接続した。
無限の智慧と情報を得た道長はその力によって宮中を治め、異聞帯の王として千年に渡り君臨した。
それに伴い、都を強力な結界により世界から隔絶、道長にとってのあらゆる外敵が存在しない世界を築き上げる。
同時に結界内に層を作り、道長の統べる宮中と都を上層に、それ以外を下層に隔離した。
道長に叛意を持つ者、道長の意にそぐわない妖や生霊・亡霊を都落ちと称し、下層へと押し付けた。
道長による一強統治と技術の独占による文明の限界、それによって吐き捨てられた悪性を受け入れる下層の許容限界。
そういった要因によってこの異聞帯は剪定された。』
おおむね、こんなところ
まぁ、頼政殿が討つべき化生なんて生前から考えて一人しか居ないよねって……>>858
そうなんですかー予定ないのかー(棒読み)
寝落ちした後は寝言で「……琳……」って言いそうです太公望
長身のツンデレ男が自分よりも低身長の少女に寄り掛かる構造好きマンなので、書いてて自分にクリティカルであった
俺も時間があったら自分でッ書きたいけどッ!時間がないッ!あとねあとね!
味方側として名前挙げてる碓井貞光、松永久秀、それとカシンチャンじみたものとタイタス・クロウについてはね!
「魔性である自分に苦しみながら人のために戦った女性を知ってる人」、「混血」、「人でありたいと思ってるけど他人のためならその矜持を捨ててもいい境地に至った人外」、「←が暴発した時のための対策」っていうそれなりの基準で選んでてね!「人間は嘘つきの屑どもで絶対に分かり合えないから一切の理解を求めず潰そう」って思考に至っちゃった女王様と対比する意図があったの!現地カップルも然り!
………だからね、相互理解に至る一縷の希望が生まれた時点で世界が漂白されてしまうのってとても悲しいかなって……悲しいなぁ……誰がこんな話を……没になった異聞帯、狸には優しい世界だったのかな……(支配も何も無い妖怪と人間の共存する世界)(支配を上司と部下の関係に例えるなら共存は取引先同士の関係。故に互いが対等)(妖怪は人に資源を渡し、人はその資源を有効活用して技術を妖怪に提供する関係)
>>864
妖怪が淘汰されちゃった汎人類史とまだ双方に生き残りの芽がある異聞帯(ボロボロだけど建て直せなくはない)(クリプターの娘は作中トップクラスの言いくるめやすさに見えるのでまだいける)を並べられて、その上そうなるようにさりげなく誘導(してたアサシンは「事故」で死亡したけど)されてたら多分後者に行くかなって思って……練習にロカセナの衣装(マント無し版)描いているんですが、誰だコレデザインしたアホは()
>>861
サーヴァント同士のいちゃつきだと!許せる!!よし、眠いがヒッポメネス登録だぞ
>>872
・神ジュナみたいに天津神国津神併せて一人八百万な卑弥呼様
・クリプターサーヴァントが土着神の頂点たる存在(コードネームダイダラボッチ)
・サーヴァント数騎程度なら一人で相手取れる精霊種として覚醒したクリプター不湯花
・日本の神性と高い融和率で融合した英雄たち
・ラスボスが嘘で世界改変お手の物な天探女
こんな面子のうちでもカルデア勝てたから……現地民が天の逆鉾作ってカウンター決めたのもあるけど
まあ味方側も日本神霊とかモリモリな日本版バビロニアだったんですけど()久しぶりの山星不湯花強さデータ更新だよ!!
単純な戦闘力の強さ
1位:クリプター不湯花
2位:山星冬縁香
3位:山星不湯花
4位:不湯花・アルフグラン(IF湯花)
5位:不湯花・ユルシュリア(メンヘラIF湯花)
単純なメンタルの強さ
1位:山星冬縁香(大丈夫だよエラ。答えは得た)
2位:クリプター不湯花(恋に目覚めた女の子は最強)
同率3位:不湯花・アルフグラン(気楽な立場で余裕がある)
同率3位:山星不湯花(メンタルはIF湯花より硬い。けど砕ける要因が多い)
5位:不湯花・ユルシュリア(メンヘラリスカ生きてる実感が欲しい愛されたい系女子に何を期待しているのか)
なんで1キャラクターでランキング作れるんだ……ボボボーボ・ボーボボのあれできるぞ>>872
そうか、書けないなら書かなければいいんだ!キングクリムゾンはやっぱり無敵だ!
>「500キロ四方を覆う巨大な蛇と化した田村麻呂」
これは大嶽丸の出番ですね!強さランク
1位女神ナディア・ロンゴ・ミニアド(鯖じゃないガチ神霊)
2位獣ナディア(上のサーヴァント規格)
3位騎ナディア(獣が更に規格を下げたもの)
4位分ナディア(配布サーヴァント枠の事件簿ナディア)
5位2週目黒ナディア(二刀流ミニアドに性魔術)
6位事件簿ナディア(二刀流ミニアド)
7位1周目ナディア(単純な強さなら大人より強い)
8位大人ナディア(ミニアドとかないからね仕方ないね)
メンタルランキング
1位大人ナディア(大人なのでね)
2位事件簿ナディア(アレンという支えがいるので)
3位分ナディア(上に同じ+カルデアメンバーもいる。マスターを得てもアレンよりは支えにならないのでアレンの有無を考慮して3位に)
4位騎ナディア(特異点を経由してサーヴァントになってるので多少はマシ)
5位獣ナディア(記録としてしか自分のあやまちを知らない)
6位1周目ナディア(実際ここから下はほぼ大差がない)
7位2週目黒ナディア(女神により近いのでこの位置に)
8位女神ナディア・ロンゴ・ミニアド(ようはSSに出てきてメンブレしてた状態です。実績がある以上最下位にせざるを得ない)
なんやこいつ()>>885
ロカセナ「ゲェー!!よりにもよって……!!や、やめろ……『アイツ』に見せるなよ……?間違っても見せるなよ……?」『人類が宇宙に進出しなかった(出来なかった)ことで剪定された限りなく汎人類史に近い異聞帯』というのが浮かびました。他のどの異聞帯よりも弱く何なら異聞帯の王も居ないけど他のどの異聞帯よりカルデアのメンバーの精神を削る異聞帯
>>883
ヴッッッ(突然の不意打ちに即死)
良い……とても良い……
本来の女性らしさと男っぽさが絶妙に調和した、素晴らしい顔立ちです…!
最早感動しかない宇宙開発を成し遂げたおかげで発明されたものってたくさん(身近なとこだと靴の中敷きとか、大きなものだと新幹線とか)あるのでそれが全部存在しなかったってなると限りなく汎人類史に近いというのはむずかしい気もしますね……
少なくとも技術水準が数十年単位で遅れてそう
昭和生まれのマスターがどう見ても昭和の異聞帯に行くのはメンタルやられそうですね……オトナ帝国みたいになりそう……むしろ文化レベルが大正くらいで止まった世界が見たい(ただの大正浪漫スキー)
大正ロマンならばサクラ大戦みたいなスチームパンク的な大正世界は観てみたいです。ただのサクラ大戦好きの要望ですまない。
機械の鎧に身を纏う謎のサーヴァント・馬瓶寺茶琉須(ばへいじちゃるず)さんが異聞帯の王を務める大正浪漫異聞帯……!!!!
昔書いた大正浪漫嘘予告リメイクしてみようかしら(みっちゃんのエミュに難航してて獣国が進まない顔)(遠い目)
今北産業……と思ったら大正ロマンにスチパンに、クトゥルフですって?(言ってない)
怪傑蒸気探偵団はいいぞ……スチパンも大正ロマンも関係ないがサイレントメビウスもいいぞ……
>>896
知ってる!アヴェンジヤーにクラスチェンジした平将門が召喚されるんだ!時代に似合わぬ和風ロボットが暴れる大正ロマンとかはアリなんでしょうか
そもそも大正ロマンと呼べるのか…いや、大正ロマンってなんだ…?えっ嘘屋のクトゥルフ×スチパンな桜井光先生オマージュな異聞帯ですって!?
というか私かなり昔にもろ納言さんが好きそうな組織作っとったな……
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/神伐局>>913
返しておきました東鬨の続き投下しても良かですか?
>>917
是非とも。>>914
動かすビジョンが見えなかったのでうっちゃってましたけどメンバーも考えてましたね……制服は画像みたいな感じで
平岡雪緒(ひらおかゆきお) 女/黒髪ポニーテールに軍服/大佐
神伐局局長。局長でありながら現場主義者。過激派で思想家。苛烈なまでに人外を排斥しようとする神伐局の退魔組織な一面を体現する女。東大出身で学歴だけなら誰にも負けない。
加藤(かとう) 男/黒髪刈り上げに軍服に三白眼/少佐
平岡雪緒の懐刀。紀州生まれ。陰陽道の中でも蠱毒と龍脈の扱いに長けている。元帝都最大の怨敵。今に至るまで平岡との間に一悶着も二悶着あったらしい。妻子持ちの愛妻家。喫煙者でバットを愛飲する。
稗田阿紀(ひえだのあき)/黒髪ロングに和服/階級無し(少尉相当)
神伐局分室「稗田機関」の代表。情報管理全般を執り行う女性。物静かで穏やか、大和撫子という例えが似合う人物。
甘粕(あまかす) 男/黒髪オールバックに軍服/大尉
問題児。声がデカい脳直男。機密情報とか持たせたら2秒で敵組織に流れていく。銃器の取り扱いが上手い。
本城(ほんじょう) 男/黒髪天然パーマ/伍長
苦労人。陣紫花子が作り出した改造人間。悪しき穢れを糧に装甲に変えて武装する。愚直で馬鹿真面目な朴念仁。
人見(ひとみ) 男/茶髪ロング/二等兵
問題児。戦闘力はゼロだけど人脈がパない。情報と同時に厄介事を持ち込むことが多々ある。むしろ比率的には4:6で厄介事の方が勝る。ひどく短絡的で、中身が無い、ただの虚仮威し。
「さて今までの話を踏まえた上で、ここからが本題です。
自立した聖杯は現在進行形で、来るべき時に向けて脈動を続けています。聖杯が聖杯として機能する為、在るべき形へと少しずつ。
ですがそれを阻もうとする陣営がいます」
可笑しな話だ、と詩譚は思う。
願望成就のために聖杯戦争に身を置く魔術師があろうことか聖杯の破壊を目論むとは、全く筋が通らない。
とすれば。
「ソイツは余程の気狂いか、それとも聖杯自体に興味がない変わり者だな」
俺みたいな、とは敢えて口に出さなかった。
「聖杯の起動を阻止するのに魔術的な干渉は無謀です。なので時間のない彼等は間違いなく手っ取り早い方法をとるでしょう。
そして、もし彼等の作戦が上手くいけば、聖杯と同化した彼女の肉体も無事ではありません。
でもそんなのは、貴方の望む所ではない」
「買い被りすぎだ。俺はただの魔術使いくずれだ」
「ですがそこに愛した者の残り香がある限り、貴方は貴方自身を止められない。そうでしょう?」
「────ずいぶんと軽い口だな、聖職者に向いてる」
鈍い殺意がぎらついた。
手枷で満足に動くことはできないが、決死の覚悟で食らいつけば頸筋くらいは噛み千切れるだろうか。
そんな物騒な目算を物ともせず、麗奈は詩譚の目をまっすぐに見つめる。
「貴方には聖杯を、いえ、妹を守る防人となっていただきたいのです」>>921
少し考える時間が欲しい。
そう零した詩譚を麗奈は責めるでもなく受け止めた。
だが残された時間はそう多くない。
聖杯戦争の行方も自分自身の命も明日の夜が明ける頃には全てが終わるからだ。
正直なところ、聖杯の守り手になる事自体に異存はなかった。あのシスターの推測通り詩譚という人間は実妹の存在こそが行動原理であり、生きる意味だ。
だから麗奈の提案に迷う余地はない。
なら何故応えを出し惜しんだのだろう?
その答えを、麗奈と話している時点で見出せずにいたが、こうやって一人で聖杯を眺めている最中うっすらと理解する。
考える時間が欲しかったんじゃない、一人になる時間が欲しかったのだ。
ごちゃついた感情を整理整頓して、まっすぐな気持ちで聖杯と、妹と向き合う時間が要ったのだろう。>>922
「折角の十年ぶりの再開です、きっと積もる話もありましょう。どうか心の整理を」
聖杯の祠を後にする前、麗奈は詩譚に向けて言った。
もしかしたら彼女はとうに詩譚の内心を見抜いていたのかもしれない。だとしたら食えない女だ。
気付けば手枷は外れていた。
帰り際に麗奈が術式を解除したのだろう、枷に対する強迫観念に似た感情はいつのまにか消えうせている。
外れた手枷を観察すると、薄っすらと赤い紋様が刻まれているのが確認できた。
『令呪を利用した捕縛の呪具ですね、霊的な存在を問答無用で縛り付ける行動制限の呪いが刻まれてます』
「なるほど、英霊に関係した力を持った俺も例に漏れず有効ってか。
……不気味なほどに周到だな、本当にアイツ中坊かよ。人生二周目とか言われても信じるぜ」
当の本人がいないのをいいことに言いたい放題である。
もしかしたら使い魔なりを利用して聞き耳を立てているのかもしれないが、これくらいの陰口は不問にしてもらいたい。
何せ事態は詩譚を余所にめまぐるしく変わっていっている、それこそ悪態をつかずには居られない程に、歯車の如く。
その歯車を回す主軸は間違いなくあのシスターだ。
聖杯戦争開始時点から都合のいい立ち位置を獲得し、最終局面まで違和感の外に隠れ仰せた訳だから、その手腕は尋常ではない。
圧倒的な計画力と、機転。
こと、策謀において彼女を出し抜く事は詩譚には不可能に近いだろう。>>923
できることとすれば歯車の一つとしてカラカラと回り続けることくらいか。
当然ただの歯車の一部で終わるつもりはないが。
「────────」
詩譚はグロテスクな肉の塊を仰ぎ見ている、正確には肉の塊の向こう側に在りし日の妹の影を。
十年間。
語るには疾く、過ぎ去るには永い時間。
その殆どを実妹への恋慕とそれを奪ったものに対する執念に費やした。多くの人間が出来ることなのに、自分はどうしても出来なかった。
どれだけもがいても彼女は取り戻せないと分かっていながらも、過去にする事が出来なかった。
思い出を胸に仕舞うこともできず、抱え続けたその先に、こうして彼女の面影を見つけたのは、幸運なことなのだろうか。
それとも────
柱を背に力なく腰掛ける。
見上げれば肉塊はぶよぶよと脈動を続けている。
「……ここまで色んなことがあったよ」>>924
物言わぬ聖杯に向けて意味もなく語りかけた、返事はない。
「それなりに、苦労もしたんだ。慣れない魔術も頑張ったし、いけ好かない謂綱の手も借りながらさ。
正直お前みたいに器用には出来なかったけど。それでも一応俺なりに、モノにはなったと思ってる」
白髪の混じった髪を触る。
謂綱の代償魔術は己の肉体を媒介として奇跡を得る魔術だ。したがって、使用すればする程肉体は磨耗し劣化していく。
色味のない髪はその証拠であり、彼の努力の勲章だった。
謂綱の人間は「この程度の魔術の使用で消耗するとは」と嘲笑するが、魔導の探求を目的としていない彼からすれば魔術回路が開けただけでも僥倖と言えた。
何故なら、回路さえ持てば、戦える。
英霊を使役できる水準未満だとしても聖杯戦争に関与してしまえば、内側から戦いを引っ掻き回すことはできる。
そう信じていた、けど現実はそう簡単でなく、逆に翻弄され続ける有様で。
今だって大きな聖杯戦争の流れに飲まれながらやっとのことで立っている。
なんて無価値(ちっぽけ)なんだろう。
もし自分に妹の様な魔術の力があったら、あのシスターの様に周囲を翻弄する頭があったら、少しは聖杯戦争に傷跡を残せたのだろうか。
無力感に胸を掻き毟りたくなる。>>925
「………でも俺の人生ってば中々上手くいかなくってよ、翻弄されてばっかりでさ。
お前を殺した聖杯戦争に復讐するんだ、って息巻いときながら全然果たせてねぇ有様だよ」
十年前の面影と向き合って漸く認識する。
全てを失ったあの日、詩譚は聖杯戦争に関与する全てを憎んだ。
妹を殺した聖杯戦争の魔術師達も、それに加担した英雄気取りのサーヴァント達も、そんな悲劇の舞台となったこの街すらも何もかも。
けど一番憎らしかったのは他ならぬ自分自身だ。
妹が破滅していく過程を横目でみながら、何もできなかった。
そんな自分が何よりも腹立たしくて。
ちっぽけさが憎らしくて。
ただ運命に翻弄されるのが悔しくて。
聖杯戦争への復讐を決意したのではなかったか。
そして今、十年前と同じ無力感の只中にいる。
何も残せないまま、自分が望む未来を勝ち取れないまま終わろうとしている。>>926
そんな最後は御免だ。
爪痕一つ残さぬまま野垂れ死.んでたまるか。
俺は俺として、無力な自分と訣別を告げる為に。
そして妹を愛した気持ちの悪い兄として、再度ここに己の証を刻もう。
この聖杯戦争の盤面を滅茶苦茶にしてやろう。
『滅ぶ覚悟は出来たかよ、相棒』
突然、脳内に声が割り込んでくる。
「だれが相棒だ。調子の良い事を言いやがって。
………でもそうだな、腹は座った」
『そりゃあ何よりだ。俺はお前の砕けっぷりを間近で見届けれりゃあ十分だからよ』
けらけらと魔剣は笑っている。口も顔も無い無機物が笑っている、と表現するのは奇妙だが、笑っていると言う他ないのだからしょうがない。
「ほざいてろ筋肉ダルマ。精々使い潰してやるから吠え面かくなよ」
『上等』
『はあ………私としてはこれ以上魔剣で滅ぶ人間が増えるのは避けたいのですが』
魔剣の人格と所持者が戯れ合うなか、魔剣のもう一つの人格は嘆息するばかりであった。正親中納言さんへ。
今日の夜ってここを覗けたりしますか?大変おくれましたが、例のホワイトデーイラストが出来上がります。
もし無理そうなら明日とかそれ以降、見れる時間帯に投稿させていただこうかと思っております~>>920
それはそれは…彼らが活躍する機会がいつか見れると嬉しいです!
おお、刃鳴散らすですか。戒厳さん良いですよね(関係ない)
>>929
鳳蝶さん、宗教の違いとかを割り切れる好い人だなぁ…。
ぶしつけにすいませんでした。実は今思案中の鯖が常世信仰絡みでして、鳳蝶さんについて言及出来たらなと思いまして…
デイヴィくんは小学生並み…なるほどなるほど。グランデリニアの学校に諸事情で通ったらどうなるかなーと思っておりましたが、まず外見年齢的問題がありましたね…
>>931
反応遅れてしまいすいません。
晩御飯があったりするので投稿からすぐに反応は出来ないかもしれませんが、明日以降にはなりません。ですからお構い無くー。そしてありがとうございます>>943
所要があるので許可いただければまたしばらく後に戻ってきて書きます!むっ!!!!イカれたピエロジョン・ゲイシー!!11!!
これは使い道あるぞ!!!1111!!!!最近寝落ちが酷い……寝不足かなぁ。ところで、話題は?
>>937
了解です~
ではあと30分くらいで投稿させていただこうかな……!>>956
ええ、だいょうぶです。実は想定してチョクチョクは書いています。優しいワニくんは前もって死徒にさえなっていれば……(ド下手な話題提供)
あ、今の時点で東鬨・伏神SS、その他キャラに関する質問などなど随時受け付けております。
地の文の描写が分かりにくい、コレって結局どういう意味なの?とか気になる点ありましたらドシドシ言ってくださいませ。>>947
>>951
戻ってきました!では案をば
まず伏神の管理者は朽崎家
でその後オルバウスと共同で研究をするようになる
研究の際には必要な要素としてちょっとした土地をオルバウスが朽崎家から貰っていたため伏神に霊脈等を持っていた
その後オルバウスが研究に見切りをつけて土地を離れることになる、でその際に縁戚関係にあって活動拠点が比較的近場の東雲家に研究の影響がでるのかの報告の代償に移譲し東雲家も承諾
東雲家はその当時は別の活動拠点があったものの分家とのいざこざで身を隠す必要がありということから別の管理者がいて騒動を起こすのは不向きである伏神に活動拠点を移した
その後何代かたちもろもろの事情で土地の管理を任せられた東雲家
父親の代で管理を始めたが没後は娘が引き継いでいる
という流れを思いつきました
また父没後は実は朽崎家から管理を任せられないのではと懸念されたもののそっち方向の才能は有ったのでセーフになったとかいう裏話もありかと思います彼岸の集まりで、私は伊勢平氏の家系だって知りました。
特に意味はないけれども、ちょっと嬉しくなりますよね。
これまでに源氏関連キャラとか作りましたけど……【名前】幽宮 綾美【性別】女性【年齢】16
【属性】中立・善【身長・体重】168.57
【特技】なんでも
【好きなもの】片思いの人【嫌いなもの】自分の才能
【起源】縋る・零れる【魔術属性】火・水
【魔術系統】縁結びと錬金術が主だが他多数の系統にも適性を示す
【魔術回路 質・量】共にA+
人の心を慮り、あまり自分を出すことが少ない女の子。これは元々他人との関わりを避けがちだったこともあるため。自分が特別扱いされるのを嫌い、普通の生活、普通の日々を求める。両親を失った後に施設で過ごしている日々は確かに辛いけど彼女にとって何よりもの幸せである。
その裏で、彼女は魔導の才覚溢れる少女として、魔術遣いの道を歩んでいる。それは自分にとって何より大事だった人を助けるため。自分にとっての光を取り戻すため。
本来の彼女は魔術の世界に生きる者としての非情さも、何か超常的なものや辛いものに耐え得る程の精神性もない「ただの女の子」メンタルであるのだが、愛する人のためという一心で自分の前に凄惨な光景が転がろうとも、常人では耐えられないことがあろうとも、それでもと吐こうが泣こうが耐え抜いて成すべきことを成そうとする。
──────少女は天才だった。
勉学、スポーツ、芸術、音学、演技、魔術……あらゆることに適性を示す少女。幼い頃から神童ともてはやされ、歴史も二百にも満たぬ新参者から生まれた彼女に魔道の探究心がうすい両親はまだしも、祖父母や曽祖父母などは大いに期待した。
だから、何だというのだろうか。才能があるから、なんだというのだろうか。私は、このような才能など欲しくはなかったのに。
天才とは、得てして他人とは違うということを納得できるもの。自分が他人と違うのだということを受け入れ、その上で自己を確立する者のこと。
悲しいかな、彼女の感性は一般人そのままのそれであり、多くの人から寄せられる媚びや嫉妬、尊敬や悪意をマトモに受け止めてしまい、その上で耐え切れる器ではなかった。ただの天才であればそういうものだと孤独を受け切れた。けれど彼女は受けきれなかった。
故に、彼女は塞ぎ込んでしまっていた。一人でこのまま死ぬのだと、そうやって思い込んでいた。そんな綾美に手を差し伸べてくれたのは、後に彼女が「師匠」と呼び慕うことになる男性。彼は綾美を「天才」として扱うのではなく、「女の子」として扱った。
自分に対して擦り寄るために、もしくは顔目的で女の子扱いする男性は少なくなかった。または庇護するべき貴重な存在として女の子扱いされることも多かった。けれど、彼は違う。本当にただ単に「普通の女の子」として見てくれた。そんな彼を「人生の師匠」と認識し、端的に言うと綾美は初めて人に好意を持ち、懐いたのだ。
………恋だったのだと思う。甘い初恋。淡い初恋。自分に光を見せてくれた男に、愛の念を抱くことはなんら間違ってないのかもしれないが。
──────しかし、その夢のような幸せは唐突に終わりを告げる。
名のある死徒。その存在が彼女が暮らしていた街を襲撃し、大打撃を与えた。生き残りがいないわけではなかったが、殆どの人間は軒並み喰い尽くされ死体の海となった。
そんな中、瓦礫の間に収まり襲撃を逃れた彼女は師匠を捜しに街を駆ける。死体と瓦礫ばかりが転がる凄惨な土地。自身の親も挽肉になっていた。そんな中を必死に探し回っていた彼女は、遂に己の師を見つける。
──────虚な目、腐乱死体、醜悪な呪いを撒き散らす食屍鬼(グール)の姿で、己の主となった死徒に追従する形となって。
幽宮綾美は思い返す。自分が恋焦がれたあの優しき素敵な師匠を。自分が愛して止まなかった輝かしい太陽を。………故に、彼女は決意する。
例え屍山血河を生き抜こうと。例えどんな苦痛と苦難が待ち受けていようとも。私は必ず、彼を取り戻すのだと。全ては、愛した師のために。
【能力解説】
幽宮の魔術であった『縁結び』を主題とした魔術を扱う。人と人との縁を繋ぎ、最終的には人類の大半との結びつきによる「アラヤ」の干渉を潜り抜け、根源へとの縁の接続を目指した家系……だったのだが綾美の両親の時点ですでに魔術使いの域へと零落している。魔術刻印の劣化はなけれど、大した能力でもなかったもの。……だったのだが、綾美の起源との相性が「良すぎた」ため、強力なものとなっている。
誰かとの縁を紡ぐ………出来れば、身体を重ねる形や誰かの身体の一部を一定量受け取る形が最も好ましい。それを行った場合、結ばれた縁が強く残り、強固な縁となる。それはある種の一体化とも同義であり、思考や記憶、魔力が繋がれて流れ込むことがある追憶(ファーデン)
魔術で繋いだ「縁」を可視化させる形で再現、投影、反映させる糸や宝石型の礼装。縁という抽象的な概念を物質化させることは不可能なため、縁を結んだ人物の大事なものや身体の一部(髪、肉片、魔術回路など)を使い代替する物質としている。……それが綾美の二つの起源によって突然変異したもの。
他者との縁が切れぬよう、寧ろ深く深く結びつくように己に「縋り止め」させて、其れを元としたその縁を繋いだ人間の扱う技能、魔術、異能、超能力をあやふやな形ではあるが確かな形で発動させて零れ落ちるようにすぐ消えるといったものになっている。複数の縁の糸が何重というレベルじゃないほど結びつけられ、固まり、宝石のように輝く固体になっている。別の人と縁を繋ぐたびに別個で用意する必要がある。
妄執(フィリア)
綾美の師が綾美に伝授した錬金術と、『追憶』を併せることで作り出した使い魔。
『追憶』とは人との縁を繋ぐものであり、またその人の体の一部などを使っているために「記録」が刻まれた集積回路のようなものでもある。彼女はそれを錬金術の応用で記録媒体としてみることで、それと『追憶』の機能を併用し、縁を結んだ人物の能力を模した生物を作り出す。その使い魔(生物)こそフィリアである。
普段は『追憶』の中に躰を納めており、綾美の命令で躰が構成される。展開された体の何処かに埋め込まれた『追憶』を取り外せば機能は停止し、物言わぬ骸となる。
【セリフ例】
「………あまり、人とは話したくないの。うん、ごめんなさい」
「私のことをちゃんと知った人ほど、私を今まで見ていた目で見てくれなくなる。それが、堪らなく嫌なの」
「………ごめんなさい。やっぱり、死体は何度見ても慣れないや。多分、私は魔術師なんて最も向いてない性格だと思うよ」
「私は、あの人の幸せが欲しいのよっ!その為に、その為なら、この魂なんて幾らでも燃やして見せる────!」
「恋しちゃったの。初めて大好きだと思ったの。全てが暗かった私を外に連れ出して光を見せてくれたの。あの人がいたから、私は潰れなかったんだと思う。………だから、私は恩返しがしたい。精一杯恩返しをして……その後に、好きですって伝えたい」ワニを見て帰ってきた
伏神についてわたしに質問とかなんかそう言うのありますか?以上です。天才でいることに耐えられなかった少女。そんな少女に唯一光を示してくれた大事な人。そんな人に恋した矢先、その人がグール堕ち
だからその人を死徒の身から救う為に一般人メンタルを日々日々曇らせ壊しながらひたすら走る女の子でした
……これは余談なんですけど、本来の死徒のメカニズムでは死体からグールとなるにしても数年かかる計算に対して、彼女の師は一日も満たずにグールとなったんですよ。つまり、かなりの適性がある。なのであの事件から数年経った今では、恐らく死徒になっているだろう……と予想されますね。そこまでの才能があるなら多分下克上で代替わりもしてるんじゃないかな
………死徒と化した師匠に出会う綾美(ボソッ)
感想、意見ありましたらお願いいたします>>970
すまない、管理という意味で転がしってワードを使ってしまっていた…すまない…>>971
これでアマデウスとかダヴィンチちゃんみたいに「だって天才だからね!」ってなれればよかった。……なれなかったからなぁ……
>>972
「私も、あなたを見て少し希望ができました。……きっと、師匠もあなたみたいに自分の志を忘れないでいてくれてるんじゃないかって……」
もうとっくに死徒としての欲望に呑みこまれたよ(作者並感)
>>973
世の天才のように他の人が自分を理解できないことを割り切るんじゃなくてそこで苦しんでしまう一般人メンタル……
仮に縁を繋ぐことを避けようとも普通に戦闘能力があるのでそっちで戦うスタイル()むしろ縁を繋ぐことは戦略にならない。条件厳しいしね
正直人を殺ることすら出来ないし仮にしたとしたら毎夜毎夜吐くような一般人メンタルだから真正面からガチの殺し合い出来ないの……ヨセフ君とかアンジェラさんとか殺意溢れる相手は逃走以外の手段で勝てない……
関係ないけど魔術遣いな綾美もアウトなんですねぇ!怖ぁ!>>983
(ああ、ありよりのありだ…)>>980
アンジェラ「だってあなた、選択肢はいくらでもあったのに、自分で『魔術』を選んだじゃない。どこに生まれようと、どんなに悲しいことがあっても、『魔術』を使わずに前を向く方法なんていくらでもあったのよ?ああ、なのに!あなたは魔術を選んだ!そんなことしなければ、私は貴方を見逃したのに!不幸に負けずに誇り高く生きる『一人の女性』として見れたのに!…だから、貴方は私にとって、私をこんな風にした奴と同類よ。恨むなら、『魔術を選んだ貴方』を恨みなさい?」
仮面を外して火傷とか左手の欠損をめっちゃアピールしてこんなこと言ってきますからダメです。ちなみに元から人外だった系魔術師(例:ミリアルカ様など)にもこんな感じで接します。心と頭が壊れているから諦めてくださいね♡
長文すいません。>>988
あれ、それはカルデアが回収しないと不味いパターンかな。一般人メンタルだけど師匠のことになったら頭おかしくなるとかこの子もやっぱり私のキャラの軛から逃れられなかったよ……
キャラ作りとは、自分の過去や知識、性癖や経験や自身の心の一部を切り離して培養するものだから仕方ないね
>>969
残酷な事だ…(某巌窟王風に)
師匠と再会できたところで救いはあるのか、トドメにしかならないのか
先行きが気になる少女だと思いました1000なら連続ドラマ「渡る世間は死徒ばかり」開催(嘘)
聖杯大会予選会場141回目の神代回帰
1000
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