このスレッドはでもにっしょんch発リレーSS「Fate/TV SHOW」シリーズまたは「聖杯大会本戦総合」を円滑に運用する為の雑談場所、相談場所になります。新規参加者大歓迎!!!
・他スレッドや他サイトへの宣伝はやめましょう。利用者の迷惑になります。
・当スレッドの特性上、製作したキャラクターやリレーの進行等について話し合う機会が多くあります。スムーズな進行のため、参加者は固定ハンドルネームやトリップを使用しましょう。
・当スレッドにはwiki(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/)が存在します。編集作業は人任せにせず自分で行いましょう。
・wiki内に詳しいローカルルールを載せています。参加者の方はご確認下さい
・次スレッドは>>950または>>970を踏んだ人がカテゴリー「その他」に立てて下さい。
・創作する上で関係のないネタバレを含む内容、ガチャ報告などは専門スレッドでお願いします。
・設定やストーリー展開のネタバレなどを含む雑談、相談では必要に応じてラフム語への変換をご活用ください。
ラフム語変換アンテナ
http://waiyou.xsrv.jp/fgo/mobile/lahmu.htmlなに!?今日はうちのシールダーの話をしてもいいのか!?
よし、それではゆきの話をしよう
>>3
復讐者
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
忘却補正
人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。時がどれほど流れようとも、その憎悪は決して晴れない。たとえ、憎悪より素晴らしいものを知ったとしても。忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化する。
自己回復(魔力)
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。
クラススキルはこれだったはず。カチカチ山のうさぎもクラスはこれにしています。>>3
拾い物じゃが。
復讐者
・復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
忘却補正
・人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
自己回復(魔力)
・復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。微量ながらも魔力が毎ターン回復する。
よーするに復讐は始めたら終わるまで止まれない、みたいな感じ…?最近、ゆきの声は丹下桜さんのイメージになって来ました。
>>8
ルーザーはクラス相性に入れると何処にも勝てそうになく…
でも宝具なしティアは素だとルーザーかなって作ってて楽しいけど、使い道はない、それがエクストラクラス。
ルーラーとかアルターエゴとかシールダーとか、エクストラクラスのサーヴァントを考えるのは苦手です。そういう適性がありそうと題材選びで躓くことも多々あります。
高僧とかだと仏になるのでキリスト教の聖人と違って召喚できない、なんてこともあるでしょうし。>>8
ルーザーのクラスですか、僕鯖ならぼ黒死牟お兄ちゃんをそのクラスのサーヴァントにしたくなりますね。>>12
キャスター側がよっぽどいまいちな感じじゃなければ対魔力はAじゃない限りそんなに問題にはならないと思う……思いたい……>>12
つらみ
御三家出来レースするために三騎士に対魔力つけたとかほんくそ英霊としての規格までではなく、歴史に名を刻み切れなかった幻霊を無理矢理英霊のスケールにまで当てはめる為のクラス…として『ルーザー』を作った覚えがあります。
>>12
Aじゃなければまだ、まだ打開策はある……Bくらいなら神代魔術師とか多分割と通る……>>16
残当すぎてティアが泣いてしまう…
円卓の中じゃベディは英霊に至れないとか、幻霊の扱いとかセイバーは最優で魔力以外のステが高水準じゃないとなれないとか……むずかしい>>20
特異点でも現地人っていたしなぁって……>>23
バランス考えると
各クラスのクラススキルは
セイバー:対魔力、アーチャー:単独行動、ランサー:何か
ライダー:騎乗、アサシン:気配遮断、キャスター:陣地作成or道具製作、バーサーカー:狂化
の一つずつ、って感じですかね?
もっとも三騎士のデフォルト対魔力は冬木御三家出来レースが理由っぽいですが。……じゃあ何でライダーにも対魔力あるんだ?「違うんや……西行さんはニュートラルな人及び敵相手だと真面目に向き合おうとしても最終的に出てくるワードが全て暴言と受け止められてキレられるみたいな人なんや……常にこんなにポンコツではないんや……」って気持ちを表明するためにセリフ例を書いてみてもちょっと人間として如何かと思うセリフのオンパレードになってしまってつらみが強い
敵相手だからってのもあるかもしれないけど素でこれ言うのはやばいよみたいな感じになって誰相手を想定してもすごいやばい(小並感)
>>22
zeroディルみたいにならないっていう破格のスキルなのでは?あと反骨の相の逆3騎士と4騎士にわけるからこうなるんだと思うの……
ライダーはアーチャーに撃ち落とされ、アーチャーは射程の内側に入り込むアサシンに弱く、アサシンは近づく前に乗り物で跳ね飛ばしてくるライダーに弱い
ランサーは遠距離射程から魔術をぶち込んでくるキャスターに弱く、キャスターは魔術を切り裂いて近距離勝負をしかけてくるセイバーに弱く、セイバーは自分よりリーチが長いランサーに弱い
バーサーカーは狂ってるので全てに強く全てに弱いたまに開かれるエクストラクラススレを見るとエクストラクラス作りたい欲が高まる...
https://bbs.demonition.com/board/3990/後はライダーから派生して、急襲者とか侵略者…という意味でraider(レイダー)のサーヴァントとか、レッドバロンとかをこのクラスに当てはめてみたりとか考えてました…懐かしい。
>>36
>>百地丹波
>>謎の隠密X
Xくん「その回転扉の後ろ……誰か………いますよね………!」
カシンチャン「なんにもいないわ!なんにもいないったら!出てきちゃダメ!」
回転扉の後ろの百地丹波「(これは一体どういう儀式なんだ……)」>>36
まぁ、信長関係ないから是非もないよネ!
ってサッフォー……?エクストラクラス? ではストリッパーのサーヴァントを呼ぼう。
思いのほか長くなりそうなので例のやつの前編を投下します
20XX年。カルデア・アルカトラズ。
人理修復の最先端にあるその場所に、つかの間の平和が訪れていた。
「最近は……平和でいいねえ……あ、ティア。私もみかん食べる」
食堂の一角に置かれたコタツでく つろぐ翼がとろけた声でティアに要求する。
「あのね、自分が食べるミカンくらい自分でむきなさいよ……もうすぐ大晦日よ? 年末くらいちゃんとしてちょうだい。はいミカン」
ぶつぶつとお説教をたれながら手際よくミカンの皮をむくティア。食堂の片隅で本を読むサッフォーが内心で「文句言いながらその片手間にむいてあげるなんてラブラブだね〜」と呟いた。
「ありがと〜……え? 年末? ……そっか! 年末だ! もうすぐお正月だ!」
勢いよく立ち上がる翼にティアは面食らう。先程までとはうってかわって、表情には覇気がみなぎっていた。
「きゅ、急にどうしたのよ。お正月がなに?」
「忘れたの? お正月に何が始まるか」
「お正月に何が始まるか?」
「…………………………ニンジャーウォーズ、だよ」>>41
それから一週間後。
いつものように眠りから覚めた翼が目にしたのは……ヴィクトリア風の建造物が立ち並ぶ街並みだった。
「ほらね! こうなると思ったよ! 毎年三が日が終わったらこれだもん!」
そう叫ぶやいなや翼はその場から走り出す。
その数秒後、先程まで彼女がいた場所に無数のオートマタ達が突撃をしかけてきた。
「やっ! ぱり! ね! カルデアとも連絡は通じないしティアもいない! とりあえず! 今はサーヴァントと合流するまで逃げ切る! どうせここも忍者をこじらせた英霊が作った特異点なんでしょ!? 馬っ鹿じゃないの!?」
過去のニンジャーウォーズを思い返しキレ散らかしらながら速度をあげる翼。
ただし悲しいかな相手は人ならざる人造生命体である。その脚力は比較にもならず、初速の差はあったとはいえ今まさに翼の背中を貫かんと迫り……
「雷遁! 鳴神の術!」
刹那。声と共に放たれた眩いばかりの閃光が、翼に背後に群がるオートマタ達を再起不能に追い込んだ。>>42
思わぬ自体によろめいて尻もちをつく翼。
そんな彼女の目の前に1人の影が現れた。
「危ないところでしたね。やはり絡繰には雷が一番効くようだ」
忍者である。
濃紺の忍者装束に覆面を纏った忍者である……金髪碧眼という容姿を除けば、どうしようもないほどに忍者である。
「アサシン、ロアルド・ダール。こう見えても忍者でござる」
「どう見えても忍者に見えるけど……でも、ありがとうございます。おかげで助かりました。私は冬馬翼。カルデアってところでマスターやってます」
「! ……あなたがカルデアの! 先生から伺っておりました。案内致すでござる」
案内されたのはこの西洋世界に似つかわしくない和風建築。
そこで翼を待っていたのは、艶やかな黒髪が眩しい美女だった。
「よぉ、マスター……………言っとくが今回は俺じゃないからな。マジだ。おい、その「ええ〜? 本当にござるか〜?」みたいな目をやめろ」
「そうでござる! 先生はそのようなことをするお人ではござらん!」
「小僧の言う通り。そもそもお前さん今回がどういう特異点かもまだわかってないだろ?
いいか。今回のこれは……最強の忍者を決める特異点だ。こんな頭の悪いネタを俺が……この果心居士が仕組むと思うか? なんだよ最強の忍者って、阿呆か? 阿呆なのか?」ちょいとした一回戦ザッハの、現在書いてるセリフの一部。
「詠唱破棄による負担、霊核を度外視した最大出力──」
「奏でるは魔の毒、狂い鳴く蛇の喉笛、テメエらは……ここで塵芥みてぇにくたばりやがれえ!!!」
「────『凶鳴毒唱(クリンタ)』ァアア!!!」突然ですが求人募集のお知らせしてもいいですか?
エジプト異聞帯のレジスタンス鯖を募集します
職場環境
分岐点はニトクリスがファラオとしての統治を行ったこと。
文明の発展はなく、古代エジプトの生活を続けている。ただ、上下水道や堤防が整備されていて、堆肥の使用はしているのでおそらく他文明の技術を取り入れていると考えられる。空気が神代。あと町の至るところに鏡が設置されている。光が反射して神殿に向かうかのような配置で置かれている。
人々は穏やかで争いは少ない。一部に汎人類史鯖と一緒にレジスタンスしている人がいるが、大抵謎の異形の魔物にムシャムシャされる。この異形の魔物は自然発生している。野生の魔物は道行く人をたまに無差別にムシャムシャする。何度か魔物を絶滅させようとする動きがあったが、やろうとした人がみんなニトクリスに粛正されたために、諦めている。
そう、『諦め』
この世界の人類を包んでいるのは諦念と安寧である。理不尽な殺戮に憤ることもなく、絶対に死ぬまいという意志も持たず、このままじゃいけないという焦りも感じない。危険からはみんなファラオが守ってくれる。化け物に自分の子供が喰われてもそれはファラオの意思だ。仕方のないことだ。だからこれ以上の暮らしや幸せは望まないし、望めない。少しでもファラオの意に反することをすれば鏡で冥府につれてかれてしまう。
だからこれでいい。これでいいのだ。
こうして、停滞の中で可能性を失ったこの世界は剪定されたのだ。>>52
あ、あと異聞ニトクリスの宝具のルビを『夜を覆いし悲しみの空(ヴァジェト・ガラコティクス)』にしました>>50
ほうほう、どんな鯖をお求めで?>>52
異聞帯のテーマが諦念ということはうちのロプトルか薬丸兼武辺りですかねぇ……
根底では諦めがありながらも、実際には諦めたくないモノ達なので
特に兼武は藩主に逆らいながらも薬丸自顕流の独立を果たした人物なので
>物に自分の子供が喰われてもそれはファラオの意思だ。仕方のないことだ。
或いは子供を失ったマリー・ド・ブルゴーニュ、狂った兄(ヘラクレス)に子供を奪われて仕方なかったと思いながらも根底では我が子の救いを求めるイピクレス、子に復讐者であることを望まれたトマ=アレクサンドル・デュマとかどうでしょう>>52
ではエジプトと戦争経験のあるムワタリ二世を。そしてエジプトと直接関係はないのですが、ヒッタイトに支配されていたウガリット 繋がりでアクハトも……。>>52
キャスターのアンクさんをお貸ししましょう
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/トゥト・アンク・アメン
>>53
うーんぶれないなこのおじさん……
うちのサーヴァントは美人を見たら褒める癖がある奴が多いので初対面だと上手くいくことの方が多いかもしれない(バソに褒められて喜ぶカシンちゃんを見つつ)>>39
自分からは問題ありません!>>56
うーん、アメンホテプ二世は今回行けるかしら?
後戦闘力で言えば短編にも書いた黄飛鴻ですかね>>62
20行 構成するので今暫し待っていて欲しいのだわ>>60
イージャン!>>67
ゲルトさん……ということはアーチャー……
前スレで投げたバーサーカー、アルスラ・タバリーなんてどうですかね!()エジプト関係者……ほ、ほら、デュマパパはエジプト遠征とか言ってるしさ、ムスリムをバッタバッタと切り倒してアズライール扱いされてるしさ!
エジプト関係者……アポフィス?
ドミニク、カシンちゃん、サッフォー、バニヤン、アンク、プトレマイオス、黎利……なんなのだこのカルデアは……キャラが濃すぎるのではないか……
>>56
エジプト出身の自鯖……、自分はアウトですね。>>74
シンプルに后羿の印象がありますけどどうなんでしょうね
うちのマスターと相性いいサーヴァントって誰だろうか>>77
ザックレー総統っていうのはとてもすごい美の巨人だよ
偉くないのに偉そうな人とか大嫌いで、その人を芸術作品にするために人生をかけられるよ
芸術作品の見た目についてはちょっと言いたくないので、気になる人は自分で検索しようね>>76
げみど
いんう
じなせ
ゅ
つゲルト君の運命的出会いと異聞帯のある場所を両立させる方法が分からない…
運命の出会いイイよね…
相性最悪のコンビもいいけど相性最高のコンビがやっぱり最高なんだ>>82
菖蒲「分かる。運命のマッチング待ってます」>>52
エジプトということでファラオのプトレマイオス一世。エジプト好きイギリス代表でエドワード黒太子。あとは諦めムードに反骨するということで(うちのサーヴァントはだいたい反骨するけど)平将門、厩戸皇子、アームストロング船長、ゴルディアス。神○ねなリュカオンと小アイアスを推薦します。>>77
こんな人。地味にメガネ仲間>>56
探偵ができる系だと厩戸皇子はアウトっぽいですね。残念。よし、仕上がりました!これから投下します
>>84
あ、全部じゃないですよ。一文だけです。そこまでガッツリとじゃないです運命のマッチング……理仁とエルルーン、ナディアとマシューはいい縁に巡り合わせてもらったなと思います
あの2人がここまで変わるとは思わなかったですね
あ、リドリーさん
アメリカ異聞帯の立夏で決まってることがあったら教えてください
見た目とか礼装とかニューヨークの空想樹を切除した新生カルデア。
次なる異聞帯攻略の準備に取り掛かっていた『藤丸立夏』達だったが……
「カルデアのサーヴァント達が消えた!?」
サーヴァントの消失、その行方を探り、突き止めたその先は……
「時代は十七世紀半ばの吉原遊郭……だけれどその時代に関わらず、他の時代にも影響を及ぼしている」
「カルデアのサーヴァント達と同じように他の時代から一部の資源が……さながら浴槽の栓を抜かれたお湯のように一つの時代に吸い込まれている……」
「特異点の異常は点で完結するものだけれど、コレは他の時代に影響を及ぼし、必要なモノを他から投影……ではなく置換を行う変異した亜種特異点……仮に人理収奪圏と呼んでもいいかも知れません。
そこへ飛ばされたサーヴァントを救い出すには自身もまたレイシフトで吉原まで行くしかない。
が、致命的な人員不足に陥ったカルデアの現状では立夏一人をレイシフトさせるほかなく、サーヴァントを護衛に付けない特異点の探索は無謀極まりない。
「日本、ですか……わたしも同行しましょう」
そこに現れたのは幼い、と形容しても問題ない年頃の娘……カルデアのサーヴァントの生き残りのようだが……?
「あなたは……確か、クローディアちゃん……だよね?」
いつ、何処で出逢ったかまでは思い出していないが、ともかくサーヴァントであることは間違いない、立夏はそう己に言い聞かせる。
幼女に縋り付くというのもなんとも情けないが、少し前にも白雪姫に「ママ」と縋りついていたので今更だろう。何より今は緊急時なのだから……
「じゃあ、よろしくお願いね……クローディアちゃん」
立夏は手を引こうとするが、クローディアの『指先』を見て、何故だか反射的に手を引っ込め、幼子の胴を抱えるカタチを取ってしまう。
「マスター……?」
「ん、アレ?私、どうしてこんなことしてるんだろ?」
ともかくレイシフトを開始した──。>>91
幼女を傍らに抱えたまま吉原を歩いていたら声をかけられた。
300年前、風紀の埒外にある吉原の街と言えど流石に不味かったようだ。
「そこの方……、此処は吉原。攫われた後に身売りされる女子もいることでしょう。レイシフト先の事象に干渉するのは避けるべきですが、しかし僕とて風魔の忍群の端くれ。そのような幼子が売られるのを見逃しては、風魔の名に……ん、あなたは……」
立夏を引き止めた人物は彼女自身がよく知る──サーヴァントであった
「Xくんっ!?」「我が主!?」
そこに居たのはバーサーカー──謎の隠密X、その人であった
ニンジャーウォーズII 〜Evil Wind vs. Anti-Magic Ninja〜
人理収奪圏 利福習合遊郭 吉原>>81
一応バレンタイン短編ssじゃあアクハトちゃんと絡ませました……自作鯖だけれども。>>67
那須与一とかいかがでしょうか?>>80
まあサーヴァントとして設定は作ってたんですけど性格細かくしてなかったなぁ……………と思って詰めて考えていってふと史実見たとき自称皇帝の末裔って明帝国に担ぎ上げられたやつぶっころしてた話があったんです
そっから偉いやつに対して反逆してやるキャラを詰めていってできた!と思いふと見返してみて既視感があると思ったらザックレーじゃん!?となって開き直ってモデルにしたんです
だから最初は偶然でした>>94
謎の隠密Xを味方に引き入れ、戦力の増えた立夏達一行は吉原探索に乗り出した。
「まぁ、話し合いが通じる時代だって聞いたから、大通りでいきなり襲われたりは……うぉぉ!?」
盛大にフラグを立てた立夏の元に影の凶刃が迫る。おおっぴらには戦闘出来ないから暗殺、実に論理的である。
暗殺者……否、忍者の凶刃を防いだのは立夏の影に隠れる忍者滅殺を掲げる美少年だった!
「貴様!その忍装束……伊賀者か!ならば僕は殺.さねばならない!忍者死すべし!」
凄まじい殺意を前にしても刺客は怯むことなく、構えていたクナイを槍に持ち変え応戦する。
「……流石に、時期尚早過ぎたか。此処は……一時撤退だな。」
「僕が忍者である貴様を逃がすと思うか!!」
「いや……逃げ果せるだろうよ。」
槍使いの忍はそう言うと目にも止まらぬ速さで吉原の屋根の上を飛び回り、撤退した。
「逃走に秀でた槍使いの忍……よもや奴は……」
忍同士の戦闘故に一般人に気付かれるようなことは無かったが……
「サーヴァント同士の戦闘を感じ取って着てみれば……マスターじゃあないか?」
「隠神刑部!?」
サーヴァントであれば話は別だ。騒ぎを嗅ぎつけて、立夏達の前に現れたのはカルデアと契約していたサーヴァントの一騎……キャスター:隠神刑部だった。
話によるとこの吉原に吸い込まれて直ぐに身の危険を感じ、密かに自身の周りに幻術をかけ、難を逃れたとの事。(本人曰く、こういうのには慣れてるとの事)
「ちょっと古狸!?アタシをほっぽってどこ行く気なのよ!ただでさえアタシの今の立場は危ないんだからしっかりと……」
「玉鳳ちゃんまで!?」
隠神刑部に続いて現れたのもカルデアにいたサーヴァント……のはずだが……?>>97
「あぁ、アタシは勝山。ソコソコ名の知れた遊女なんだけど……知らないかな……?ともかく、魂だけ呼び出されてフラついてた所にこの何玉鳳の霊基に拾ってもらったの」
「それで儂が隠れてるのに気付いて、『アタシもその中に入れなさい!』って刀片手に脅してくるんだからもうやんなる……」
ともかく二騎とはいえカルデアのサーヴァントの生き残りがいたのは喜ばしいことだ。
「おいおい、己を置いていかないでくれよぉ……」
「貴方は……誰!?」
最後に現れたのは見覚えのない草臥れた風貌の男。
「己は甚内、しがない遊女屋さ……」
「甚内……!貴様、今甚内と言ったか……!?」
「おうおう、怖い顔しなさんな風魔の忍。吉原遊郭に甚内といえば、この庄司甚内をおいて他に居ないだろう?」
立夏達の前に現れたのは吉原の始祖であった。>>98
三人の話ではこの吉原は今、「織花太夫」「椿太夫」「最上太夫」という三人の遊女……三名妓によって支配されているという。
三名は三名ともいがみ合い、互いに吉原の支配権を競い合っているようだ。
三名の誰か或いは三名全てが今回の事件の黒幕という可能性は非常に高い。
そこで探りを入れるために出された提案は……
「遊女として吉原に潜入!?」
遊女としての経験を持った勝山に指示を仰ぎ、隠密行動に長けたXに身辺警護を務めてもらい、クローディアも禿として同行させれば多少は違和感も無くなるだろう。
吉原内で情報を集める上ではこれ以上の作戦はないだろう。
「しかし、我が主!危険です!」
「うーん、でも他にどうしようもないみたいだし……Xくんと勝山さんを信じるよ」
主からの信頼という言葉を引き合いに出されてXも引く他ない。
「このアタシに任せなさい!立夏を立派な湯女に仕立てあげて見せるわ!」
「いや、そこまで本格的なやつは頼んでないんだけど……」
「まぁ、諸々の手配は儂と甚内がなんとかで見繕ってやろう……危険を感じたらすぐ言え、マスター」
という訳で立夏は隠神刑部お手製の魔術礼装『絵踏衣装』へと袖を通し、三名妓への接触とカルデアのサーヴァントの捜索を兼ねて遊女として吉原に潜入する。>>99
「おうおう!別嬪と思えば、マスターじゃあないか!」
遊女として潜入した先で最初に出会ったサーヴァントは……
「なんで、ヘロストラトスがこんな遊郭で遊んでるわけ?」
「おいおい、そんなドン引きの目で見ないでくれよ、マスター。ボクだって娯楽のない田舎で牧場運営だけしてたんだ。華やかな都に来たら遊びたくなるのは無理もないだろう?」
どうやら彼もまた黒幕の手から逃れたサーヴァントであるようだった……。
「しかし、吉原はいい街だね……凄くインスピレーションを刺激される」
「マスター、こいつは今のうちに自害させておいた方がいいんじゃないか?」
「あはは……」
何はともあれ、へロストラトスが仲間に加わった。>>100
「まず、最初に討ち取るべきは「椿太夫」。彼女は既に数騎のシャドウ・サーヴァントみたいなモノを従えているらしい」
立夏が潜入し得たモノ、Xの諜報で得たモノ、へロストラトスが元々持っていたモノ……それらを繋ぎ合わせ、まずは最も怪しく思える「椿太夫」の攻略に赴く一行。
「あらあら、真っ先に私に辿り着くなんて……花魁「椿太夫」改めサーヴァント アサシン:クルティザンヌ。吉原の頂点を求める三名妓の一角として貴女達の前に立ち塞がりましょう」
「最も、戦うのは私ではないのだけれど……」
王属性を持ったシャドウ・サーヴァントを従え、立夏達を相手取るクルティザンヌ。
「房中術に長け、乱破を従えるアサシン──つまり、忍者ですね……死.んでもらいます!」
Xは何故かノリノリで戦闘を行っていた。>>101
「また……会ったな……」
「ほぅ、彼等が話に聞く人類最後の魔術師(マスター)か」
シャドウ・サーヴァント達を倒し、クルティザンヌが潜む閨まで辿り着いた立夏達。
しかし、そこに広がっていた光景……三名妓の一角であったクルティザンヌの胸を忍の槍が貫く姿に立夏達は呆然とする。
忍の傍らには初めて見る如何にも研究者と言った、およそ吉原には似つかわしくない白衣の男が立っていた。
「貴様……忍者、忍者、忍者、忍者、忍者!殺.す!!」
「それよりも……隣の男、貴様は一体なにものか!?」
突然現れた忍の男に殺意を剥き出しにするX。対して隠神刑部は忍の横に立つ科学者を注視していた。
「お前達が……露払いをしたおかげで、楽に殺.せた。三名妓の均衡は、もはや崩れ落ちた……この先の混沌の為に、私、はまだ……死ぬわけにはいかない……」
「目的は達成した、後は帰還するのみだな。」
槍の忍はまたしても素早い動きでXと立夏達を翻弄し、碩学もまた宝具を駆使した高速移動によって瞬く間に逃げ去ってしまった
「おのれ……槍の忍者め……」
クルティザンヌを仕留められ、せっかく集めた情報が意味を成さなくなった。その事実に困惑する立夏達。
「しかし、均衡が崩れ落ちた……と男は言っていたな。ならば直ぐに何か大きな動きがあるはずだが……」>>102
「椿太夫」……クルティザンヌの脱落によって事態は大きく進展するする。
残された二人の花魁の片割れ、「織花太夫」が自身の支配権である異界を急速に拡大しているという。
立夏達は事態の真相を突き止めるべく、吉原の街を進んでゆく。
その果てにあったのは糸によって作られた宮殿とも言える大籬。
「この私に遊女の名を着せるだなんて不遜極まりないけれど、とはいえ貞淑を担う女神(あのおんな)のように怒り散らすのも滑稽だし、まぁ受け入れておきましょう……私が三名妓「織花太夫」ことアラクネよ。」
「クルティザンヌが欠けた今、この吉原の支配権には空白が出来た。だから私はそこを領地とするために糸を紡ぐのよ。あの、なので……邪魔をするなら本当に申し訳ないですけど、死.んでください!!」
卑屈にして傲慢、不安定な精神ながらも本質にある我の強さを失わぬ乙女──アサシン:アラクネ。
我欲・誇りを持って己が正気を保つアラクネ、彼女が求めるのは吉原の支配……そして……
「聖杯よ、この吉原に眠る杯はただ一人の支配者にのみ与えられるの」
「やっぱり、今回も聖杯絡みの事件だったのか……」
「そういうわけだから、目障りなのよアンタ達、私が縛って潰してやるわ」
糸を紡ぎ、空想具現化が如き刃と矢の嵐が立夏達を苦しめる。
しかし、突如として糸が燃え上がり、その火は織花太夫……アラクネの肢体にまで燃え広がる。
「『乱雑に惑えよ、世界の尺度(セオリ・エントロピエ)』……流石は神域の織り手の糸だなァ、とてもよく燃える」
「熱い、熱い、熱い!なんで私ばっかりぃ………!私が悪いんですか!?そうですよね……、赦さない! 貴様……!最上太夫の所のサーヴァントね……!顔は覚えてやるわ!必ず縊り殺.す!!」
乱入者によって糸によって成された大籬は崩れ落ちアラクネは打倒された。>>105
『初めまして、ですね。カルデアのマスター……私は三名妓が最後の一人、最上太夫こと星揺最愛と申しま……いえ、もはやその名もふさわしくはありませんね』
『私は七つの人類悪のひとつ。みっつ目にあたる快楽の獣が片割れ。人理において此の身はビーストⅢ/R(ラプチャー)と呼ばれるでしょう』
「人類悪(ビースト)!!?」
それは立夏がかつて三度対峙した人類の業を示す大災厄。
かつてある聖杯戦争に参加した星揺最愛はその勝利者として手にした聖杯に人類の救済を果たすモノとなることを願い、七騎の魂により齎された魔力によって人類悪へと変成し、その権能によってこの吉原に目をつけ、己の繭とした。
光に誘い込まれる蟲が如く、人々が快楽(しあわせ)を求め、欲望と文化が集まる吉原の地は最愛──ビーストIIIにとって最高の餌場であった。
しかし、聖杯によって新たなるサーヴァントが召喚され、その中には最愛自身の目的を妨げるモノもいた。
そこで最愛は自身に取り込めぬサーヴァントを自身に対する視線を逸らすために「三名妓」という枠を与え嵌利用した。
そして偶然にも自身を観測したカルデアス、その向こう側に干渉したのだ。
「どうして、カルデアを襲って皆を攫ったの!?」
『何故、ですか……。カルデアという人類の未来を築く素敵な刺激(リソース)を得たい、という考えもあってのことですが……』
『一番は貴女を糾す為ですよ。ねぇ、もう片割れ(ラプス)の獣。』
ビーストIII/Rの立夏の隣を歩くクローディアを指差す。
「クローディアちゃんが……?」
『貴女を打倒したカルデアを私の目的の為に利用し、取り込むが出来れば……「貴女と私は違う」と証明できる、でしょう?』>>106
『所詮、貴女の救済は幼き獣性(ユメ)。全ての資源(リソース)を全ての者に平等に使用するなんて、トンデモなく無駄遣い(モッタイナイ)ですから』
『貴女の救済(ソレ)は遅すぎます。だから、それより早く私は全人類の幸福をいただきます。全ては幸福の総量をより潤沢に盈たす為……人類を救うのは私です。どうですか?悔しい、ですよね?』
「ううん、ちっとも」
「あなたの方法じゃあ、“みんな”が幸せになれないでしょう?それはダメ」
「もし、それがあなた自身の幸福なのなら、私が夢の中で満たしてあげられるけど」
「でも、それは本当の願いじゃないのでしょう?だから──あなたの願いを教えてください。わたしは全力で叶えてみせるから」>>107
『何を言っても平行線ですね……結局のところ我々は対の獣。奪い合うことは出来ても分かり合うことは出来ませんか……』
『貴方達が邪魔な二騎を片付けてくれたおかげで既にこの吉原は私の身体と同化しています。私の捕捉範囲(レンジ)は吉原全体にまで及びます』
『藤丸立夏さん……七つの世界を滅ぼし、自身の存在を示す……そんなことが只人に背負いきれるとは思えません……辛いでしょう?苦しいでしょう?だから』
『貴方も受け入れてください。全人類の最大幸福の為に……私に貴方の全てをください。』
人理を救うという意志を持った立夏さえ、否──立夏だからこそ抗えない、絶対的な強制力……。
「全体の幸福こそを優先すべき」というある種の解を突きつけることにより、秩序と安寧に根差すモノからの抵抗を奪うビーストIII/Rの権能行使。
獣の檻から立夏を救い出したのは、細く、されど美しい蜘蛛の糸であった。
『この糸は……!何故!?』
「なんだか、よくわかりませんけど……人類だの幸福だの主語がデカいのよ、私は私だし、アンタはアンタ。この私は私が望んだように生きたし、今もそう振舞ってる。要するにアンタが邪魔なのよ」
現れたのはクラウジウスが倒した筈のアラクネであった。
アラクネの糸が立夏達の身体を引っ張りあげ、ビーストIII/R ユーティリティー・モンスターから引き離す。
『逃げ場はないと言ったはず、ですよ?』
ユーティリティー・モンスターの眷属たる大顎が立夏達を追跡する、が……>>108
「クローディア!?」
クローディアが身を乗り出して、それを迎え撃つ。
「あの娘……自分から私の糸を……」
『そのか弱い霊基(カラダ)でビーストIII/Rたる私に何が出来るか、分かりませんが……貴女が望むのならば、資源としてカルデアの皆さんと一緒に食べてあげます……』
「いいや……カルデアは逃がす!それが……この吉原を、徳川の統治下を守る者として……召喚された、私の使命……!」
『クラウジウス、それに服部半蔵……私を謀っていましたか……いえ、怨みはしません。ただ、貴方達も美味しくいただくだけです』
服部半蔵もそれに続き、カルデアを逃がす為に奮闘する。
『あら、ようやく私の閨まで来てくれたのね。待っていたわ』
二騎の犠牲によって、立夏達は『クルティザンヌの支配圏』である閨まで逃げ果せた。>>109
「クローディア……」
「我が主……、彼女を悼む気持ちは分かります……。しかし今は」
「あぁ、なんとか逃げきれたとはいえ、あの怪物をどうするかが先決だろう」
「それについてはその男の方が詳しいんじゃないかしら」
アラクネが共に連れ出されたクラウジウスに刺すような視線剥ける
「ふん、聞かれずとも答えてやるとも……あの獣と我々の知る全てを……」
クラウジウスが語るにはビーストIII/Rは『功利の怪物』。
彼の怪物は功利主義という思想における頂点。
それは一つの極点、全体の幸福という目的を求めた究極である故に、他者の幸福を願う存在に対して圧倒的な優位性を持つというもの。
「加えて、あれは『多幸感』という感情から魔力(エネルギー)を引き出す……あらゆる干渉……自身に対する攻撃すら快楽へと変換し、貪り、糧とする」
「さながら熱力学第二法則の否定(マックスウェルの悪魔)の如き存在。エントロピーそのものに対する叛逆とも言える存在だ」
「こちらは世界を定義する碩学だが、あれは『そうであれ』だの『そうあってはならない』だの純粋な願いによって極小世界を塗り替える思想学の怪物だ」
人類の進歩の為に生涯を捧げたクラウジウスや徳川の為にその身を捧げた服部半蔵ではビーストIII/Rに飲み込まれてしまう。
それ故にクラウジウス達はビーストIII/Rに恭順する姿勢を取り、この状況を打開する存在を待ち望んだのだ。>>110
「まぁ、いいわ……それより覚えているかしら、言ったわよね『縊り殺.す』って」
「ふん、あの獣を打破出来るのであればこの霊基(いのち)程度、幾らでもくれてやる」
「こちらにはあの怪物に対して有効な『宝具(きりふだ)』がある。が、先程告げた通り、あの怪物の前では発動する前に詰む。対してお前たちは決定打がない、ならばやることは一つだろう」
神秘殺.しの碩学が神代の残滓に目を向ける。
この場においてまともな戦を経験しているのは彼と甚内の二人だけ、加えて隠神刑部は大将だ。
「儂にも覚悟を決めろということか……」
かつて、土地神・化生の魂を後に遺すために喰らい続けた狸は自身を刻み込む為に他者を喰らい続ける獣を討つ為に立ち上がる。
クラウジウス・隠神刑部の仕立て上げた切り札、それをビーストIII/Rに食らわせるには一瞬でも隙を作らなければならない。
「「ならば、その隙は俺達が作ろう」」
それに名乗りを上げたのはヘロストラトスと庄司甚内の二名だった。
「見ててくれよ、マスター!この俺が派手に燃やし散らす姿をよぉ!」
斯くして、ビーストIII/R打倒の作戦が今、始動する。>>111
「申し訳ないけれど、そろそろ限界だわ……」
クルティザンヌの宝具によって成り立っていた閨が、ビーストの出力に耐えかね、ついに決壊する。
『ふふふ、L(ラプス)も服部半蔵も、随分と抵抗したけれど、あっという間に獣(ワタシ)の肚の中。こんなにシアワセなことはありませんね……さぁ、貴方達のリソースもいただきましょう』
ビーストの魔手が立夏達に迫るが、真っ先にそれを受け止めたのは庄司甚内だった。
「女を売って食ってきた男が、女に食われる……なんて、とんだ因果応報だな……」
甚内が立夏達の方を見やる
「ただ……今回は女を守るために戦えるなんてなぁ……まぁ、こういう最後も悪くない……」
「遊女(立夏)がいて、己がいる。ならば、此処はやはり吉原に他ならない!頼んだぞ、ヘロストラトス!!」
「甚内、お前の生き様……見させてもらったぜ!!今度は俺の番だ!ウハハハハッ!昂ってキタァッ!! 」
「何が全体!何が幸福だ!!俺は俺さ!好きにさせてもらうぜ! 刻め!我が名を!!焱と共に──────『有頂天、神をも殺.す(バーヴァグラ・オールラスラッハ)』!!!」
吉原は幾度となく火災に襲われた花街。
即ち、『吉原』の属性を完全に取り込んだ今のビーストIII/Rには炎上を象徴するヘロストラトスの宝具は特効と言えよう。
『無駄……です!如何なる炎熱、如何なる痛みであれ、私ならばそれを全て快楽に……魔力に出来る!どれだけ傷付けようとも即座に魔力で再生するのですから』
無効化ではなく再生……それこそがビーストIII/Rの唯一の穴。
クラウジウスのように人類の為に己を捧げるようなサーヴァントであれば有無を言わせずに完封できる。
しかし、アラクネやヘロストラトスのような……一言で言えば『我が強い』存在の攻撃は無効化出来ない。
無論、攻撃を受けるほど再生する以上、ヘロストラトスではトドメを刺すことも出来ないが……彼の目的はあくまで時間稼ぎ。『吉原』属性による炎上被害拡大とそれに伴うヘロストラトスの高揚によって焱は留まることを知らず燃え盛る。>>112
しかし、ビーストIII/Rもただただ食らっているだけでは収まらない。
ヘロストラトス本体を強引に取り込もうとするが……
『身体が……動かない……、これは……L(ラプス)の影響ですか……!?』
対の獣を取り込んでしまったことにより、自身の内部でクローディアが断片的にビーストIII/Rのリソースを取り込み、そのままこちらを夢の中に引き摺り込もうとしている。
『嘘、でしょう……?この幼子は……私すら救済しようとしている……!?このままL(ラプス)に主導権を握られてしまっては……私の救済は成し遂げられない……切り離すしか……ない!』
ビーストIII/Rが自身の内に取り込んだクローディアを切り離す──その瞬間が明確な隙となる。
「今だよ、Xくん!令呪によって命ずる」
アラクネの『幻想織機・傲慢乙女(パンタシアー・ミカニ・アンスロポス)』により強化された立夏の令呪が光を放つ。
七つの特異点と四つの亜種特異点……そして異聞帯を、“自身の選択”によって超えてきた人類最後のマスターは、高らかに唱え上げる!
「『ニンジャ』を討て!バーサーカー!!」>>113
令呪が効力を発揮し、隠密Xの霊基出力が大幅に強化される
「服部半蔵を取り込んだ、ならば貴様は『ニンジャ』の概念を取り込んだということ。即ち、僕の殺.すべき存在にほかならない!!」
『ニンジャ』に対する殺意がブーストされたことで、ビーストIII/Rの優位性を打ち破る
Xはクラウジウスと隠神刑部が託した『宝具(きりふだ)』を構え、投擲する。
『無駄なことを……ッ!?』
平然と受け止めた筈のビーストIII/Rだったが、干渉を受けたというのに『何も感じない』という初めての出来事に困惑した。
「二人のキャスターの置き土産……文字通り『苦しみさえ無い』とっておきの苦無だ……!」
クラウジウスの霊格を取り込み、妖術によって武器という形で再構築された宝具。
『無窮より来たる、死氷の星海(ヴェアマッド・デス・ヴェルトラオム)』──それは熱的死の擬似的な再現。
如何に不条理ともいえるユーティリティー・モンスターの性質といえども、エネルギーを発生させる前に凍結されれば意味を成さない。
服部半蔵を取り込ませ、クラウジウスと隠神刑部が用意し、ニンジャに対する殺意を研ぎ澄ませた謎の隠密Xが使用することで初めて実現した対ビーストIII/R用合体宝具。
「人類の叡智と神代の残滓、二つを交えて混沌と成す」
「即ち是は摩訶鉢特摩……大紅蓮地獄!『不滅の混沌死氷(イモータル・カオス・ブリザード)』!!」
「自己肯定の為に他者を喰らい続けた獣よ、貴様はあまりにも多くを奪いすぎた、死氷の中で眠れ──成敗(ブレイク)!!」
『嫌です……嫌です!こんな終わりはあんまりです!私は何のために数多の屍を、苦痛(かいらく)を呑み込んできたというのですか!』
『まだ、誰にも──肯定(ゆる)してもらってないのにぃぃぃいいい!!!』>>114
「なるほど、私がかつて歩いた吉原も地獄の様相であったが、此処もまた一種の地獄だろうな。さて、サーヴァントとしての務めだ。マスターの仇討ちをするのも悪くはない、『慟哭鬼譚物語 羅生門(どうこくきたんものがたり らしょうもん)』!」
ビーストIII/Rを撃破した一行の前に最後の障害、星揺最愛のサーヴァントたるキャスター:芥川龍之介が姿を現す。
「何玉鳳(アタシ)は何玉鳳(アタシ)で勝山(アタシ)は勝山(アタシ)、アンタにどんな大義名分があろうが、正当性を主張しようが……アタシの流儀はアタシが決めるのよ!悪党は討ち、吉原を仕切る!」
勝山(何玉鳳)の刃が召喚された羅生門の登場人物達を払い除け芥川を捉える。
負傷した芥川は傷を抱えながら歩き出す
「はっ、私もここまでか……」
「待て!何処へ行く!」
「サーヴァントのすべきことなど、決まっているだろう──どのような悪逆であれ、マスターはマスターだ。」
そう告げると、芥川龍之介は吉原の闇の中へ消えていった。>>115
元凶を討ち果たし、聖杯を回収したことで特異点──人理収奪圏は終結していく。
数多の犠牲を要した旅路も此処でひとまず区切りを迎える。
「短い間だったけど世話になったわね。この玉鳳ちゃんの霊基(カラダ)は返すわね。貴女達が胸を張って我を突き通せるよう願っているわ。」
「ふん、異聞帯だかなんだか知らないけど……大地に脚を突き立てて、『己は此処にいる』と声高に主張して見せなさい。それぐらいならば貴女にも出来るでしょう?誰が赦すだの赦さないだのじゃなく、『己の成したいこと』を主張するのよ」
「辛かったら私を呼んでね?何かを背負って人を癒すのは得意だから。自分に思い悩んだら鏡(わたし)を見てね。貴女のいいところキチンと褒めて返してあげるから」
勝山、アラクネ、クルティザンヌ……それぞれとの別れを経て立夏は歩み出す。
「帰ろうか、Xくん、クローディアちゃん」
己の世界を示す戦いへと……
人理修復
ニンジャーウォーズII 〜Evil Wind vs. Anti-Magic Ninja〜 THE END
→NEXT.Lost Belt No.■……>>116
Epilogue
打ち倒された獣の元へ、一人の男が馳せ参じる。
『教えてくださいキャスター……幸福を求めた私は、どうすれば、良かったのですか……?どうすれば皆が私が生き残ってしまったことを肯定してくれたんですか……』
「人間とは幸福のみを求める生き物ではないんだ」
「他者を嫌い、その不幸を望み、喜ぶ……それもまた人間の機能の一つ」
『そんなモノ……そのような醜い性が人間、だというのですか』
「あぁ、そうとも。善悪を分かち、好悪を仕切り、そうした『比較』によって世を成す生き物さ」
「他者を貶め、或いは持ち上げる。そうした比較を個体ごとが行うことで、『あらゆる可能性を肯定』出来る。それが多様性に価値を見出した生命が築いた理念だ」
「なんてことない、肯定なんて物はな、何処にでも転がっているたんだよ。人類など救わなくともね」
『では、私のしたことは……私の理念は……無駄であったという事ですか……?』
「無駄だったかもしれない……だが、自己を求めながら、他者を貪りながらも、決して他者の不幸そのものを望むことのなかった……その在り方は……無意味ではなかった。少なくとも私はそう思う」
『これは……?』
「蜘蛛の糸……さながら、私は犍陀多に対する仏陀かな……こんなナリでもキャスタークラスだからね、クラスの応用でちょいとね」
蜘蛛の糸──本来は霊格を破壊されたキャスターを繋ぎ止めるスキルだが、此度はその主の霊基を繋ぎ止める為に応用されたようである。
「出力はキャスターの器相応のモノになるが……ともかく、蜘蛛の糸を縋り、登り詰めろ。解を得たのであれば……それを示すことこそが君にとっての償いになり得るだろう。」
『ありがとう、ございます……キャスター:芥川龍之介。私は今ここにいた貴方を忘れることは出来ないでしょう……』
女は歩み出す。その双肩に世界の命運を抱え、『示す為の戦い』を続ける彼女の輝きに惹かれて……。作り主の温情でブースト付けてもらった対ニンジャ火力増加バフが獣を倒すってもうわけわからない状態だけど、多分この状況になって一番頭抱えるの作り主(カシンチャン)だと思うな
>>118
吉原は燃やすモノ……………………。狸ワンポイントアドバイス
狸にはキャラを作ってるときと作ってない時があります
作ってる時
一人称は俺。容姿は狸要素ゼロ。口調も普通に男口調。人間に友好的
作ってない時
一人称は儂。容姿は狸要素あり。口調が〜じゃ。とかの老人口調。人間嫌い
基本絆レベル変動。高いとキャラを作りません>>135
フランスのほうは「藤丸立香」でアメリカのほうは「藤丸立夏」なので差別化は今のところは出来ていますよ。今後どちらかの藤丸以外が増えるならば()でどの特異点・異聞帯かで分ければいいと思います。>>139登録してもいいし、しなくてもいい。
あの藤丸とSSの藤丸は同一人物になるかな……ちょっと不安……(描写的な意味で)
>>132
吉原は炎上するもの…!
ヘロストラトスはやはり善良なマスターに召喚されればキチンと善玉ロールを熟せるんだなぁと再確認出来ました。>>143
バニヤンとかサーヴァントとしての設定作らないといけないんすよね私……>>146
よか!>>146
どうぞ!では行くなーん
【 真 名 】ジョン・ウェイン・ゲイシー
【 別 名 】ポゴ、キラークラウン
【 クラス 】アサシン
【 出 展 】史実
【年代・地域】西暦20世紀・米国
【 属 性 】混沌・悪(■)
【 性 別 】男性
【身長・体重】177cm・88kg
【ステータス】筋力D 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具D
【保有スキル】
気配遮断:D
*気配を隠し別サーヴァントからの察知を妨害するスキル。Dランクでは攻撃に移らなくても激しく動いたり大きな声を上げれば察知されてしまうので過信は禁物。
嘲笑外套:C
*後述する道化恐怖症と統合された事により得た霊基を覆う衣装。アラヤが抱くピエロに対する恐怖心を視認した相手に与える。
精神的防御手段を持たない、またはそれがCランク以下の場合はピエロを知らない文化圏の人間に対しても恐怖判定を行う。>>143
分かる。エウゲリで十二使徒は出すつもりなかったのにいつの間にか欲が出てた。病弱:B
*生れつき、そして父親から虐待されていた事を含めて発症した精神疾患が原因による失神が発動するデメリットスキル。
他者からの罵倒がトリガーとなり判定を行う。
サイコパス:A
*厳密には心理学にその様な病名はないが彼の精神的形質を説明するに最も相応しい言葉。
平気で嘘を吐き、自らの利益の為に他者を利用し貶める事になんら良心の呵責を覚えない精神性。
ランクが高いほど相対した対象からは魅力的に映り疑いや嫌悪の感情が向けられ難くなる。
【 宝 具 】
『千芸飛び交う大天幕(サウザント クラウン エンドレス サ-カス)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:0〜100 最大捕捉:1,000
*サーカステントを召喚する宝具。このテント内に入った人間はある種の洗脳状態に陥り、悍ましい大道芸が繰り広げられる事に違和感を覚えなくなってしまう。但しDランク以上の精神的防御手段を持っていれば正気を保つ事が出来る。
テント内には無数の道化師とピエロメイクをした動物がひしめき、観客を巻き込んだ参加型の演目を披露し血の花が咲き乱れる。
『闇の追跡者(ザ ダ-ク スト-カ-)』
ランク:■ 種別:■■宝具 レンジ:0〜20 最大捕捉:5
*後述する闇の権能により得た力。これに触れた者の精神的悪性を強化する。【 解 説 】
*1970年代、アメリカ合衆国で凶行に及んだ殺人鬼。表向きは慈善家と知られた人物であったが世間にその本性を隠しながら三十人以上もの少年を暴行の末に殺/害した鬼畜。
休日は自ら"ポゴ"と名乗ったピエロの扮装でボランティア活動を行なっていた事から"キラークラウン(殺人ピエロ)"の名で有名になり、その犯行の悪辣さを撥ね付ける様にカルト的な人気まである。
この事から人の集合無意識──アラヤに刻まれた'"コルロフォビア(道化恐怖症)"と関連付けられてしまい反英雄としての霊基を獲得した。
サーヴァントとして現界する際、名も無き殺人鬼や犯罪者の邪霊とピエロに対する恐怖心がその霊基を構成するため人格はオリジナルのゲイシーとは多少異なっている。
少しだけ、別の男の話をしよう。
ロビン・ゲチトという男の話だ。彼もまた異常な性犯罪者であり、そして悪魔崇拝者の殺人鬼であった。
この男の悍ましい犯行についてここでは言及は避けるが、彼とゲイシーには親交があったのだ。ゲイシーの経営する会社の従業員として勤めていたゲチトは闇の部分で共鳴する。闇が彼らを引き寄せたと言った方が正しいかも知れない。ここから先は独自解釈に基付く設定であるので、混同する人はいないと思うが先に注意しておく。
その闇の存在の名をイムナール。クトゥルフ神話に登場する外なる神の一柱、ヌギル=コーラスによりもたらされた使者である。
ヌギル=コーラスとは太陽系が誕生する前から存在していた夢に微睡む実体なき神であったが、太陽の誕生によりその眠りを妨げられ次第に狂っていったという。
その望みは太陽系すべての破壊であり、その憎しみと怒りは知的生命体の人間に向けられている。
ヌギル=コーラスは実体を持たない故に実体を持ったイムナールを地球に差し向けて自らの大願を果たそうと永劫の時を悪夢にうなされ続けているのだ。
イムナールは自身の信奉者に力を与え、主人であるヌギル=コーラスの望みを叶える為に地球上で活動しているという。
そう、二人はイムナールによって裡なる欲望を解放され凶行に及んだのだ。狂気を乗り越える事が出来なかった彼らは彼らの出来る範囲で破壊の限りを尽くしたのである。
サーヴァントとなったゲイシーにも無論、このイムナールの力が備わっている。こんな感じでごぜーます。スティーブンキングのペニーワイズ的設定を型月時空に反映するためには……せや!外なる神々や!ってルートを経て進化したバージョン的な
Cパワーはあるけど狂気に負けたのでフォーリナーではないのデェスゲイシーならゲイシーでゲイシーそのままでいて欲しかったというのが率直な感想
否定はしないし委員会さんがこれでやるんじゃあと言うなら私は止めませんこれだとまるで凶行に及んだのがイムナールのせいに成りかねないから、それは大変不本意なのだけどそれでもやっぱり道化恐怖症足しただけじゃサーヴァントにはなれない邪霊よなー…って思いがね、拭いきれないのですわ
>>157
お求めになられているアドバイスというのは外なるんだよな神云々とところならば、ゲイシー要素が薄くなってしまったような気がします。道化恐怖症も取り入れているのですから殺人鬼ゲイシーとして確立させたほうがいいんじゃたいかな?と思いました。>>158
そこら辺はアリウムさんの『ハイフェッツ病』と結び付いたハイフェッツのような例もありますし、ゲイシーもそれでいけるのではないかなと思います。もう一押し必要ならば人々の殺人鬼のテンプレートなイメージ像が反英霊に持ち上げた、とかはいかがでしょうか?>>157
ステは低め、スキルもへっぽこ、宝具もサーカス、サーヴァントとしての実力は下も下だけど殺人鬼っていう唯一無二のキャラクター性がゲイシーの魅力だと思いますのむむーん。実質闇落ち宝具にしかなってないから性能強化と言われると微妙な塩梅に落ち着いているんだが中々、難しいものですね
あ、GMな私としては全然改訂verので大丈夫ですよー。性能的にもあんまり変わってませんしインフレもそれで大丈夫です
……外宇宙の「神」性と繋がっているゲイシーをただたんに殺人鬼ととってしまっている神殺剣の菖蒲ちゃんとか、少し面白いですしね?私正式ゲイシーとしてこれが出るならちょっと「ん?」ってなるかもしれないけど、ミステリとかホラー系のショートイベントとかに出てたら「おおっ」ってなるとオモ
>>163
「あさしん、お前の正体はいったい……!?」
「気付くのが遅かったな!『ダークストーカー』!!」
「グエー!ひとごろしにめざめちゃうのおおお!!」
つらいあ、聞きたかったのは
・イムナールパワーinしたら天地人属性って何になると思う?
とかまぁそのものズバリ
・Cと繋がり持たせたけどどう?
ですね
うーむ。イムナール的に都合が良い対象だから召喚時にくっ付いてくるかも知れない。
彼の来歴とは無関係で召喚された時に初めて付与される「可能性がある」微パワーアップオプション的な?>>168
純粋な「人の狂気」を象徴的する一人であって欲しい、と思う気持ちはありますかね。……待って欲しい。この流れだとまるで私が変化球ばかり投げてる根性捻じ曲がりピッチャーのようではないか?野球知らんけど
>>174
Cとの繋がりは親交のあったゲチトがゲイシーが捕まった後に「俺はもっと上手くやる」的なこと言ってたらしいとこから、コイツの崇拝してたものを悪魔(実はイムナール)って事にすればイケるやーん!って
でも「人の狂気」って部分はわかりみが深いのだな。というか自分でもそう思う部分があったから相談した様な気がしてきたわゾ
第二宝具削って解説の「別の男の〜」から下も削って、第一宝具の解説文を前のとハイブリットにしたら完成稿としよう>>179
……マスターの方は擁護のしようがないですが、サーヴァントでいえば王道が多いと信じたい?
女神に刃向かった愚かしくも傲慢な女なアラクネ
竜から人となり、人を勉強中だが立派な王になろうとするリンドヴルム
巨人族の王として、地球の触覚として、全てを敵に回して立つ覚悟を決めたパロール
中身ドロドロなのに喋らないバーサーカーサロメすんません、異聞帯ダイジェストを書いてたのですが最終決戦が超絶長くなりそうなので、その前辺りまで投稿していいですか
そこに行くまでも凄い長いんですけど
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/異聞帯%E3%80%80日ノ本
その前の話はこれを見てくれるとわかります>>185
なるほど。しかしアレだ「はー、こういう人がいたんだなぁ」って勉強?みたいな事にはなりますし、面白いとも思ってますよ。
分かりやすく英霊!ってキャラ作っても大丈夫だとは思いますよ?キャラの被り(ディートリッヒやアクハト)や、公式と同じサーヴァント(沖田総司や項羽とか)も普通にいますし。「────どうでもいいけど、それ俺に気付いて言ってるわけ?とんだ愚者だな、お前ら」
銀色の閃光。全てを貫き、破戒させる退魔の奇跡。一行がそれを避けたとしても、その脅威はありありと感じられた。
「どうもどうも。どっちつかず(悪戯っ子)の少彦名命です。………さて、いい声で啼いてくれよ」
「ちっ……怪異殺し、退魔の象徴、悪神の化身と来たか……俺も葛の葉も相性が悪い。天国はどうだ?」
「あ?ふざけんなテメェ。アタシ(オレ)を誰だと思ってやがる、テメェ。アタシ(オレ)だぞオメェ。取り敢えずあの武器は見事だ。浄化の付与からして見事な業物。称賛はするがアタシ(オレ)の方が凄い」
「そんなことは聞いてませんけれど……来ますよ!」
閃光は何よりも疾く駆け抜ける。炎も、雷も、呪いも、全てが貫かれる。こちらを弄ぶかのような閃光は、一行が死に果てるまで終わらないと思われたが─────
「……ちっ。どうやらここまで、だな。お前らを嬲りたかったが、それよりも民草の命。生きてたらまた存分にやらせてくれ」
これまた閃光の如き速さで都市へと駆け抜ける少彦名命。………その瞬間、都市には広大な結界が構築される。
「一体、何を……ああ、うん。そりゃあ仕方ないわ。よし、お前ら。殺されても恨むなよ。災害に喧嘩売るようなもんだ」
地響き。地割れ。渦巻く水。……それもそのはず。その地に現れたのは、紛れもない「天災」であるが故に。
「……水の、大蛇?」「御名答。この地に蘇った存在でありながら、徒党を組まず。さりとて妖怪に与するわけでもなく、レジスタンスに属するわけでもない。……八岐大蛇。そのものだよ」
水で作り上げられた大蛇が吠える。大蛇の叫びは地下水脈を動かし、地面を破裂させ、地面を変動させる。
「何あいつ!?八岐大蛇なんてものが存在する訳!?」
「勿論本物じゃないんだろうさ!この地に存在する何柱もの『神』だってそうだ。本物じゃない。それよりも、自分の身を心配しな!アレと戦うことは考えるな!」>>191
公式で変化球だなと思ったのはエリザベート、項羽ですね。あとはアルテラが宇宙人で女の子とか。「………妾は別にあの者達を助ける必要なぞないと思うが」
「わっしも別に。人の子らだけならまだしも、妖魔の類を助ける義理などない」
「そうもいかないだろう。……さあ、助けに行くぞ。私たちの目的のために必要な存在だ」
波の攻撃にカルデア一行がさらされる前に、一行は空間転移で別の場所へと転移させられる。そこにいたのは、三人の女性達だ。
「妾は藤原千方という。……その通り、妾は鬼である。畏れるか、恐れるか、好きにしろ」
「わっしは……磐長姫。天津神に刃向かう存在よ。無論、人の子も嫌いであるがな」
「私はカメハメハ一世という。……名前だけでも、聞いたことがあるんじゃないか?」
隠神刑部、葛の葉よりも前にこの地に現界していた三人は、敵のことも深く知っていた。
「……まず、この地に現れている『神』とは日本神話、ひいては地域伝承に伝わる神そのものじゃあない。例えば、先程君たちが相手にした者は自らを『少彦名命』と称していたな」
「アレは嘘。全くの嘘と言ったら嘘になるが嘘。わっしの記憶の中にある少彦名命とは似ても似つかないし。……彼奴の本当の名前は『一寸法師』よ。神霊本体ではない」
「……一寸法師という存在は少彦名命と関連性がある故、強ち間違いではないがな。妾達が観測した他の神もそうだ。全てがその神と『縁』がある英雄、妖怪、偉人である。神の神性を受け継いだのだろうさ」
「更に恐ろしいのはこの世界の女王だ。………端的に言おう。あの女は世界を『作り直して』やり直せるんだ」
女王卑弥呼は八百万全ての神をその身に降ろし、超統合神性に等しい力を発揮する。一人百鬼夜行ならぬ一人八百万だ。さらに、彼女の持つ『天の逆鉾』は世界を混ぜて作り直せる。不要なものはそこで捨てられる、とのことだ。
「そんなの……どうやって勝てると……」
「神に勝てるのは神だけ。それに、何も全ての神性が常に統合されている訳じゃねぇ。……もう一つ、気になる話も聞いている」
「……『存在の有無を操る神霊』がいるという話ですか。……それを探すと?」
「その通りさ。……さあ、行こう」「そうは言ってもね。神霊なんてそう簡単にいる訳が……」
「呼んだかい?今ボクの話をしたよね。ボクがその『存在の有無を操る神霊』ことツクヨミだが?」
「あ、付き添いに来ました。神殺しの神霊ことヒノカグツチです」
「お付きの倭建命です」「お付きの桃太郎です」
「いたぁぁぁぁ!?!?しかも二柱!?あと大英雄が二人も!?」
「ボクはあれさ、この眼のおかげで何処にでもいれるんだよ。………ボクはね、自身の想像もつかないことに対して興味津々なんだ。神霊であるボクにすら想像のつかないことは世界に溢れている。興味深い。観察しがいがある。だから、そうだね。カルデアのマスター。君はボクにとって実に『面白い』のさ。だから君のために、ボクは天照(姉さん)を取り込んだあの女王の打倒に協力しよう」
「んーと、妹(ツクヨミ)と違って、僕って生まれたてで殺されてるし、大した行動倫理はないんです。……けどな、話は別だ。伊弉冊、伊奘諾とは違う『お父様』と『お母様』に救ってもらった命なんでな。今の僕(俺)は神霊ですらなく、外宇宙の存在だけど。それでも易々と死ぬ訳にはいかない」
「……正直、拙が何故呼ばれたかはわからぬ。が、きっと、きっとだ。拙が英霊「倭建命」として倒さねばならぬものがいるのだと思う」
「……私は、ですね。『桃太郎』であり、『オオカムヅミ』であり、『吉備津彦命』であるんです。詰まるところ、この世界に巣食う悪をぶっ飛ばせ、ということでしょう。そうでなくても私自身の意志ではっ倒します」
一行は二手にわかれ、立香達は女王の都市に、それ以外は最果てにあるという『神の記録』と云われるこの世界の真実が記されているとされる物を取りに行く。
「──────と、まあ。うん。元気はいいと思うんだよ。カルデアの皆さん。けど、うん。ただ今クリプターと異聞帯の王と異星の使徒が取り込み中だからタイミング悪かったかな」
本来協力関係である筈のクリプターと異聞帯の王が異星の使徒とあわせて対立しているではないか。「こんにちは。カルデアのマスターさん。久しぶり、マシュ。元クリプターの山星不湯花です。貴方達がこの異聞帯に突入した際に砲撃したのは私で、その後にあの機械を砲撃したのも私です」
「………我に直接歯向かおうとする程度には折れないらしいな。では、我も口上を述べるとしよう。我はヒミコ。天照、毘流古、そして八百万の神を手に収める人である」
「ハァイ、そして私が敏腕最上のケモノちゃん。貴方の頼れるNFFサービスです♡素寒貧になっても御了承は致しかねますが☆」
「あなたは……コヤンスカヤ!?それと、不湯花さんも、何故……!」
「死にたくなかったのと、それと……いや、後でいいね。理由の説明は。取り敢えず私は逃げるから、あとよろしくー」
「………ふん。汎人類史の協力者といった者であるから、良きに計らったものを。見込み違いであったわ。それで?そこのカルデアなるものはともかく、そこの惨めな狐は?」
「惨めな狐とか、惨めに敗北した大本に言われると困っちゃうなー?私、そこまで安くないですわよ?」
「それはあくまで天照。我とはまるで関係がない。……はぁ。まあいい。取り敢えず一度世界を作り直すんで好きにしろ」
「まあ怖い。それではそれでは〜☆」
「……目障りな狐よ。自分がどの立場にあるかも知らずにな。貴様等も一先ず己が身を守るぐらいしてはどうか。ああ、我に作り直されたいのならば別だが。この空間から拡がっていく故な。あと数分で巻き込まれるぞ」
「いやぁー剣呑剣呑。大本を取り込んでしまった故でしょうかねぇ。怖っ。ま、私は私でゆっくりと────あらぁ?」
「………売女か。俺は俺の愛(マスター)を守るのに忙しい。邪魔だから消え失せろ」
「山星さんのサーヴァントじゃあありませんか。……成る程。主のために私を処理、と。微笑ましすぎますねぇ。ええ、ええ、全く。
………世界を手に入れ、神を支配し、人として有り続けるあの女王ならまだしも、たかだか英霊一匹、ここで噛み砕いてしまおうか!」「急ぎましょう、マスター!シャドウ・ボーダーに乗り込んで虚数潜航をすれば世界改変からは逃れられる筈です!」
『ボク達の方は気にしなくていい。ボクの魔眼でボク達の存在証明を行えばいいのさ。伊達に虹の魔眼は持っていないんだ』
「よし、じゃあ急いで……いそい……で……」
『私を虚海に連れてって♡』
『コイツを虚海に放逐して』
「いやぁ、うん。ごめんね?私たちは虚数潜航しなくても世界改変出来たけど、この女狐をどうしようかなって思ってた時に貴方達がいたから」
「……見た様子がそのままであれば、貴女は異聞帯の王と敵対をしているのですよね?」
「ん、そうだよ。あの女王が紡ぐ世界の在り方は私の望む理想の世界じゃないもん。万人の最大幸福には賛同できるけど、『万人が同じ存在』で『同じ量』を供給されて得る最大幸福なんて馬鹿でしょ」
「なら、私たちと?」「一時ならいいかなーって。………というかさ、マシュってば甘々なのは変わんないね。むしろ酷くなった?大丈夫なの、それで。私たちは敵だよー?」
「………それでも、私にとっては温かみをくれた人ですので」
「そうかな?………ありがとね。アレクシスを見逃してくれて。アデーレのこと、弔ってくれて。故人が誰かに悼まれない終わりを迎えるのはダメだからさ」
「………Ms.ミリアルカは」
「あの子は別。元は人だった、人であることを選択してたけど。異聞帯のあの子は人を『捨てた』んだから。大事な人がいなくなっても、しがみつこうとしなかった。誰の味方であることも放棄したんだから、仇討ちなんておかしな話」
「……ミリアルカ・アーデルハイトが人じゃないって、知ってたのか?」
「私も限りなく精霊種に近い身だしね。人じゃない奴ぐらいわかる。カルデアの時からずっとね。『あ、色々混ざってる』って。……さあ、そろそろ浮上じゃない?」
「────さて。という訳で色々とお話しよう。まず敵側の神はヒミコを除いて三柱。一寸法師と、橋姫と、静御前だね」
「ヒミコは言うほどの絶対性は誇っていません。太陽の権能と世界を作り直す権能はあれど、他の権能はその神を降ろすことで発動する。あくまでデフォは二つだけ」「だから、隙がないような相手じゃない。難しいにも程があるんだけど」
『そんなところで更に朗報さ。ボク達も情報を手に入れた。まず結論から言うと、この世界の分岐点は神代からだ』
─────遙か昔。この星の日本に一つの記録媒体が墜ちてきた。
その記録媒体は神代に存在した神々の情報を記録し、そのまま神代が去ると同時に地中へと消えた。これは未だ、少し変わった並行世界に他ならない。
………次に、日本で多くの英霊が、妖怪が死した。その内の幾つかは、記録媒体へと触れた。………そこで彼等は、自らの縁に深い「神霊の情報」を再現したものを取り込んだ。しかし、それでも復活は出来なかった。神代ではなく、神の如き存在は出てこれないからだ。これも未だ、並行世界の域に他ならない。
………最後に。戦後間もない日本、もとい世界全体に極度な地殻変動が起き、天災が巻き起こり、世界は恐慌どころか滅亡の危機にあった。その危機を打開するために日本は、日本軍は天皇に代々伝わる王権を行使し、天の逆鉾を抜き────
神代回帰が起こり、裏側に消えた妖魔は増殖し、神性英雄が目覚めた。そうして、英雄達の手によって停滞した世界は剪定された。
『……というわけさ。興味深い事例だね。ムーンセルと同型機なのか、それとも別の異星人が作ったものなのか……やはり未知は面白いものだ』
『それと同時に、アタシ(オレ)も蘇った理由がわかったさ。……ようはアタシ(オレ)も、天目一箇神の神性を受け継いでたってことだ』
『ボクとしては、これを踏まえてなんだが……幾つかの部隊に分けようと思う。ボクと兄さん(ヒノカグツチ)がヒミコ本体を叩くから、君たちには他のものをお願いしたい』
ここから、戦いは激変していく────『我が白拍子は神すら魅了する。……故に、どうか見惚れ死ぬことのないように』
『ああ、義経様。貴女様がいない世界で、私は……『僕』は、どうやって生きていけば良いのでしょう…?』
『ならばこの身、太陽すら誘う巫女と成しましょうぞ』
万天風靡神楽『静御前』
神への雨乞いが叶ったとされる程に、つまり神が認める程の舞を見せた静御前に高天原の主神たる天照が天岩戸から出る起点を作った神楽巫女、「天鈿女」の神性が融合した存在。
また、静御前の夫である天狗に教育を施されたという源義経と、天鈿女の夫である天狗のルーツの一つとされる猿田彦の関連性も深く根付いており、彼女の舞は正しく神威を世に引き起こすものであり、見るものにサーヴァントの宝具以上の魅了を与えるほどの舞を天に捧げる。
女であった源義経を支えた、自らは男であった静御前の意志が根強く残って……否、天鈿女と混ざり合い、自らの主に対する献身の化身となっている。
とりあえずこれは見つけました
静御前投下したスレに投下されてたサーヴァントとかマスターとかって覚えてません?>>213
夏辺りという記憶はあったので意地で見つけました。御心配おかけしました山星さんすみません。体調が戻らないので日中からリレーはできなさそうです。
治るようならまた夜来ます。>>209
天然モノの救世主とか後天性の最愛じゃ敵わないよね、そりゃあ……って
クラウジウスと隠神刑部はアレですね、仮面ライダーゴーストのヒミコ・ニュートンによるオメガシャイン的な『逆転!神秘な科学!』ですね……>>220
吹けと呼べが逆だけと大津波に合わせた結果だから気にしないでクレメンス>>219
そういうのもあるのか。私の剣盾ジムは:
草:ハイメ(色的に)
水:スキュラ
炎:ディートリッヒ
格闘:ポリュデウケス
霊:安徳天皇(一応取り憑かれてるから……?)
妖精:スクルド(剣版)orマラジジ(盾版)
岩:「おらん」
氷:碓井貞光
悪:ドゥリーヨダナ
竜:フェリドゥーン>>219
ポケモン剣盾は欲しいけど、スイッチを未だ買ってない…
こ、今月の給料日で何とか
それはそうとうちのサーヴァントでジムリーダーだとこんな感じですね
炎:プロメテウス
水:ウィリアム一世(ご先祖的なイメージ)
電気:平賀源内
ノーマル:オリヴィエ
悪:ガヌロン
氷:冬将軍
格闘:玉屋&鍵屋
飛行:本多忠勝(『蜻蛉』切から)
妖精:アンブロジウス
鋼:レーヴァテイン
草:レーヴァテイン・オルタ>>219
うちならこうですかね?
草:黎利
水:黎利
炎:エル・シッド
闘:黄飛鴻
霊:ガヘリス
妖:寺田宗有
岩:寺田宗有
氷:テュルパン
悪:宇喜多直家
龍:黄飛鴻アサシンさんリレー更新ありがとーっ!
さて、コレでアーレ嬢が目覚めてアサシン陣営と対話できるステージが整った。
クロさん、手番を受けての返しをヨロシク!
アサシンさんは
「こんな流れが嬉しい」
「こういった展開が欲しい」
など希望があれば言ってくださいね!アメリカ異聞帯はNYさんの次はスルトさんがシンモラ召喚場面を書いたとして、ハリウッドへの移動と到着はどなたが書きますか?
>>227
そこからどうするかよくてよを取ります伏神の会談の返し、投下しましたー!確認下さいー
異聞帯が……出来たぞ……!先に言おう。長い。むっちゃ長いぞこれ……!!
あ、フォークスさん了解です。残念ですが……
では、投下しまぁす!『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!』
「くそっ、こんな所で八岐大蛇か!?ああもう、面倒くさいにも程があるぞ馬鹿者!」
「─────そうか。拙は、この為に────」
「……ヤマト?」「拙が行こう。貴殿らには世話をかけた」
─────拙の一生涯は、輝かしいものではなかったと思う。偉業に満ちたものとはいえ、人からの侮蔑もあった、嫉妬もあった、恐れもあった。
厄介払いを何度も受けて、最後にはかの大蛇の遺した呪いにて死ぬという終わりだ。呆気無いにも程がある。………英雄とは、得てしてそのようなものであるが。けれども。
「────不思議だな。貴様と再戦を行う機会が来たというのに、不思議も喜びが湧き上がらない」
かといって恐怖が湧き上がるわけでもない。屈辱を返さんとする煮えたぎらんばかりの復讐心も、相手に対する侮蔑感すらも湧かない。それはなぜ────
「わたしの前に現れたのが何かと思えば。いつぞやの戦士でしたね。………ああ、惜しい。見目麗しくてそちのそれ(魂)をおやつに平らげるのは惜しいです。せめて女装でもしてくだされば、愛撫用に取っておいて喰らうことはなかったかもしれないというのに」
「─────ああ、そうか。拙が、貴様に……いや、『君』に感情が燃え上がらないのは、そういうことか」
天叢雲剣の全力使用。自身の持てる全てを使って八岐大蛇を打倒せんとするも、もとは八岐大蛇の権能であるが故に届かず。しかして自身の力のみでも渡りきることは敵わず。─────水の暴力に、あっさりと貫かれる。
「………もう少し、利口に戦うかと思っていた。わたしが覚えている弱者達は、そのような小手先ばかり使っていた気がします」
「それもそう、だな。……だがそれは、相手がどうしようもない天災の類の神であるが故。君に使うものではない。
『あの白鳥が翔るまで』────英雄らしく、助けてみせよう」
白鳥が飛び立つように。湖が揺れるように。倭建命は神霊へと昇華する─────────苦しい。つらい。息ができない。
なんで、なんで、わけがわからない。わたしが何かしたのであればあやまるから。だから助けて。わたしの手をひっぱって。
─────届かない。誰もわたしの手をつかまない。わたしがてんのうだから?わたしがいきてはいけないから?
ああ、蛇にやさしくつつまれて。怖い、怖い筈なのにここちがよくて。そのまま、蛇と一緒になって。手は、わたしは、海底に、沈んで─────
「いいや、違う。拙がいる。拙が、君を助ける為にここにいる」
水の大蛇の首を全て切り落とし、心の臓を切り開き、沈みかけていた少女の手を優しく握りとって、引っ張り出す。
「そち、は……わたし、そちを……」
「気にするものか。幼子に殴られた程度で怒り散らかすのならばそんな輩は英雄ではない。
………そう、君は八岐大蛇なんかじゃない。君が悪いわけでもない。君はただの女の子、だからな」
「……そんなの、言われたことなかった。………最期まで、わたしの手を握って貰えますか。水に沈むことはない、この空で」
「─────勿論」
─────許せない、妬ましい。そう思いました。そう思うしかないのです。
だってそうでしょう。こんなにも幸福な世界は世界自体に認められてなくて、私と殿下が築き上げてきたこの日ノ本は間違っているのだと。そうやって私たち以外の全てに突き付けられるのだから。
どう考えたって、汎人類史の方が厄災だらけで不出来な筈です。そもそも、あの世界を「汎」呼ばわりすること自体が悍しいし憎らしいのですが。そんなことすらどうでも良くて。そんなことに思考を割り振ることもなくて。だって─────
「私は、負ける訳には、行かないのですから───!!」
橋姫が放つ数多の糸と鋏。それらは全て着弾したものの縁を「この世界」から切り離し、存在を維持出来なくさせるというものだ。よくて並行世界への移動、悪くて消滅か。「私達と殿下が積み上げてきた世界は完璧だ!苦しみもない、憂いもない、怒りもない!
かつての私のように醜い嫉妬に焦がれる必要はない!何故なら皆幸せだからだ!そう、そうだ────
この世界は、神である私が守ると誓い、それでいて妬ましいと思うほど、幸せで溢れているんだ───!!」
「アレが、妖としての霊格ではなく神としてある橋姫の在り方か。どれ程人を妬ましく思っていても……いや、妬ましいと思っているからこその行動。俺の知っている橋姫とは大違いよ」
「─────異郷(ハワイ)の地といえど、神との決別を行った私だからこそ、今ここで高らかに言い放とう。
神に全てを管理される世界など、あってはならない。今は幸せかもしれない。明日も幸せかもしれない。明後日、一ヶ月、一年、千年、万年幸せかもしれない。
────けれど、それはいつか絶対に綻ぶもの。あってはならないもの。私は、女神ペレとのそれで思い知ったさ」
隠神刑部の放つ極大の雷が縁切りの呪いを相殺し、カメハメハの槍が橋姫を貫く。深々と、助からないほどに深く。それは、神への絶縁状で。
「………は、はは。縁の神が絶縁状を叩きつけられるなど滑稽で仕方がない。
………何故、何故だ。何故私たちが死ななければならない。ただ民草は幸せで、私はそれを護り続ける為に存在して。未だ妖怪共に虐げられるものを救おう尽力する。そこに何一つ間違いはない筈よ。偉業の筈よ。世界になんて否定されてはならない筈よ。
でなければ、なぜ、殿下は。自分が背負った筈の世界に否定されるなんて結末を迎えてしまうの────?」
答えられない。人類最後のマスターとて、世界なぞ一人で背負えないし背負ったこともない。今までも、これからも、仲間と共に歩むのだから。
「………ふふ、問うても詮無きこと、ね。きっと、これからもっと血を流す。私は殿下の勝利を祈っているけれど、それでも私たちに穴が空いた分、妖怪に攻め立てられる。貴方達は、それを繰り返す。……口惜しい。全く口惜しい。そんなものが正しい世界に選ばれるなんて。
──────恨めしや、汎人類史…………」─────私は、僕はただ、あの人に笑っていて欲しかっただけなのです。あの人の為だけに、咲いていたかっただけなのです。
春風のように全てを通り過ぎ、私たちの目に焼けつくような眩さを与えるあなた。誰もがあなたという天才を異例のものとして見ました。……だから、僕だけは。あなたを慕い続けながらも、妻でいようって。そうやって、ずっとずっとずっと─────
「義経様が亡き世にて、私ができることは────?」
その思考が鈍いものだったとしても。天女の如き舞の美しさは途切れず、数多の災害を引き起こす。
「────これはまずい。アマノウズメだけかと思うておれば、猿田彦までいるではないか。わっしの神経をどこまで逆撫ですれば気が済むのだ?」
「………猿田彦は一説には天狗のルーツとも聞きます。そして、静御前を伴侶とした源義経は天狗に育てられた、とも。………つまり、彼女は自身に猿田彦の情報も取り込んだのでは?」
「それだけじゃない。あの中からもう一つ『人』の気配がする。………己が夫を喰らったか。きっと自覚すらないのだろうよ。わっしが見た愚か者(瓊瓊杵尊)とも違って、罪悪感も悪意も一切ないのだから」
「何処に、何処におられるのですか、義経様。僕はただ貴方に無事でいてほしくて。貴方が何故。頼朝殿が為に身を粉にして働いてきた貴方様が何故、何故────!」
暴風は止まらない。更に強まる。舞続ける静御前の身体は血が吹き出し、骨が砕かれる。それでも彼の舞は止まらない。止まってしまっては、最後の自分の愛まで否定してしまうから。義経がいなくとも、自分がどうしたかったか忘れても。
「そんなの、悲し過ぎるでしょう」
「………どうした、葛の葉」
「いえ。………磐長姫様、マスター。私はここで、お暇をいただきます。此処までの旅路を共に歩めたこと、真に有り難きものでした。隠神刑部も、あなたには苦労をかけましたね」「そうか。わっしは止めんよ。……が、せめてこれを持っていけ」
磐長姫が血のように真っ赤な果実を葛の葉に渡す。
「わっしか、わっしが認めたものが喰らえばこの実は力を与えるでな。……妖魔のお前なら、融和率も高いだろう」
「有り難き。御身のことは忘れませぬ」
「………おぬし、さ。儂(隠神刑部)がこれから先どうするか、知っておるだろう。それでいいのか?」
「勿論。だって、マスターがなんとかしてくれるでしょう?」
「………はぁ。餞別だ。儂の中にある妖狐の力全部、おぬしにやる」
「まあ。貴方からも貰えるなんて貰えるなんて。………では、行って参りますね」
─────弱き者は喰らわれる。これは獣の倫理。そして、強き者は栄枯盛衰。必ずや悪として討たれる。そう考えて、それだけだと考え込んでいたのはいつのことでしょうね。少なくとも、やや子を産み育んだ時には消え失せていた気がします。
それで言えば、静御前。あなたは正しくその理を受け入れられなかった者。自身の夫に対しての栄枯盛衰と、自身の胎に宿した子供が不条理というものに喰らわれることが耐えられなかった。
かつての私なら「弱者の言い訳か現実逃避」と切って捨てたでしょうか?それとも、嘲笑して喰らうでしょうか。けれど────
「今の私なら、わかりますよ。貴方の思い。愛する者を、愛するやや子を奪われる悲しみを弱かったからと、運命だからと切り捨てることは叶いませぬ。そんなこと、あっていいわけがない。だから、ええ。
『葛葉御前・水晶珠玉』─────私は、貴方を見捨てません」
金色の光。葛の葉の身体は神気が満ち、紛れもない『神使』としての姿となる。そして、『葛葉御前・黄金装匣』も健在なり。
「………さあ、鎮まりなさい、静御前!貴方が求めた人はもういない!貴方が抱く筈の子はもういない!貴方は、先を見るべきなのです!『葛葉御前大内鑑』………私も、貴方に最期まで付き添うといたしましょう」
災害と災害の激突。天変地異が入り乱れ、遂に葛の葉の爪が静御前の臓腑を捉える。「僕は、なん、で。……義経様の影を探して、我が子の影を探して、探し続けて……女王陛下のお心掛けすら無視して、猿田彦を義経様の遺体ごと喰らうなんて……」
「………遠くに果てたものを探し続けることは疲れること。けれど、足は止まらない。未だ掴めぬ物を追い求めるよりも、一度手にあった物を再び追い求める方が胸焦がれるから。その物への執着と充足感を知っているから。
─────けれど、もう良いのです。貴方の伴侶は幸せそうに眠っている。貴方も、そこに行けばいい」
「………ああ、義経様。僕も、今────」
「………匣は壊れ、もう何処にも飛べません。後は、任せましたよ」
────どう目覚めようと、俺(一寸法師)はやる事を変えない。変えるつもりはない。
俺は民草を守る。民草の安寧を守り続ける。その為に邪魔な奴は鏖殺し。その罪を痛いほど償わせて貫き殺そう。今も、昔も、これからも。それだけだ。それ以外はない。その為に────
「他の世界など知らない。他の世界の俺など知らない。俺は民を傷つける全てを弄り甚振り踏みにじる。弱者を傷つける強者は腹を裂かれて殺されてしまえばいい。寧ろ俺が裂いてやる」
「……前々から、君の主張には疑問を持っていたが。同じ御伽仲間(桃太郎)として言わせてもらおう。
………それは、君という強者が妖魔という弱者を傷つけるのと同義ではないかな?」
「本当に弱き者、傷つける気がないものは人の前に現れない。ひっそりと幸せを享受する。そうせず、人を傷つけるのであれば死ぬしかないだろうよ。何、一族郎党と言うわけではないのだから」
「……平行線。貴方は人間を傷つけた全てを殺し、私は温羅のようなものしか手をかけない。どちらも悪くはないのでしょうが」
「そもそも俺はお前(桃太郎)を知らない。どうでもいい。……さて、どうする。その右腕足、まともに動かんだろう」
「ふふっ。……貴方の相手は、私ではありませんので。それに、この状態でも貴方の首程度ならばとってみせますが」
一寸法師を囲む数多の鬼。それを統括するは片角の生えた一人の少女。>>225
了解でーす!「─────貴様は言ったな。人に仇為すものは死ぬしかないと。貴様は言ったな。弱き妖が人を傷つける理由はないと。
─────ふざけるな!妾を、私を見ろ!私たちは何もしてない!何も悪いことなんてしてなかった!ただ、平和にひっそりと暮らしていただけ!それを犯し、蹂躙し、陵辱したのは紛れもない『人』であろう!」
「─────そうだな。俺から見ても君は悪くない。悪いのは君達を蹂躙した側だ。
…………そうする前に、誰かに助けを呼べばよかったのに」
「それは強者の理論だ。『助ける側』か『助けられた者』だけが吐ける言葉だ。あの時代に妾達に手を差し伸べるものなど居はしない。妾と、妾の友と、妾の民しか居らぬよ!あの時あの場で助けなかった者がそんな薄っぺらい理論を語る(騙る)な!」
「………だからといって悪鬼羅刹の主人として振る舞うのか?他の者など関係ない、当事者に復讐することなく?理解出来ない。きっと、君と俺は分かり合えないんだろう」
「わかり合うつもりもないさ。天津神の力に傅き、今なお鬼達を殺し尽くす奴などとはな。何方が正しいなど、最早どうでもいい」
藤原千方、一寸法師、互いに道を違えて当然の者達が命をぶつけ合う。その光景を、桃太郎は一人じっと見つめていた。
─────悔しかった。そもそも私たちは排他された存在であるというのに、逃げた先でも蹂躙されるなんて終わりが、どうしようもなく悔しかったのだ。
だから、抗ったのに。小娘一人の抗いでどうにかなれるものでもない。相手はこの国を支配する機関なのだから、当然とも言えるだろう。
悔しくて仕方がないのに。どうにかしたくて仕方がないのに、どうにも出来なかった。それだけが、嫌で嫌で堪らなかった。
…………そして、今回も。
「はぁ、うぶ、ぐふっ………まだ。まだだ。妾はまだ終わっておらぬ」
「しぶとい。さっさと潰れろ」
英雄の剣が左目を貫く。頭から流れる血で見えづらかった目が、寒天みたいにぷちゅりと潰れて完全に見えなくなってしまった。肝も丁寧に全て潰されて、噴き出していた血もなくなってしまった。
「まだ、まだよ。妾は、まだ────」
「もうやめておけ。姫様。………もう、休め」痛くない。倒れ込んだ自分を、地面に激突する前に優しく抱いておろしてくれたようだ。いったい誰がと思って、此処まで付き添った傍観者がいたことを思い出す。
「妾は、まだ、終わっておらぬ。あの者に負けては、妾達の無念が晴らせぬ。どうして、どうしてまた再び負けねばならぬというのだ………」
「その傷じゃ立てはしない」「知らぬ。止めてくれるな」
「────じゃあ、私が姫様の代わりに戦おう」
「………は、何を言う。いや、考えてみれば顔を合わせた時からであったな。あの法師と違えど貴様も退魔の英雄。妾とは相容れぬ筈だ」
「姫様が人を食い物にして当然というような化物ならな。……けど、違うでしょう。身も心も傷ついて、犯されている少女を敵視なんて、私は出来ないので。……お休み下さい、姫様」
「………妾、は。私は……………はい。私の後のことは、任せます」
「────任されました。………さあ、覚悟をしろ、一寸法師。私は今一度、里恋しと泣く娘のために剣を執る。最強の鬼殺しを舐めるなよ、英雄!」
「─────ほら、言っただろう。貴様の首程度なら取る、とな。私の心臓とは引き換えだが」
「がふっ………ああ、これはダメだな。俺でも治しきれん。俺はヒミコ様の剣となると誓ったのに、このザマじゃあなぁ……ああ、最後に一つ言わせてくれ」
「なんでしょう」「………俺だって、あの娘に対して罪悪感を覚えないわけじゃない。異なる世界の壊れた英雄だが、それぐらいの、良心は、ある………」
「………知ってる。姫様と殺し合ってる時の、何も見えなくなっても立とうとする姫様を見る顔を見たら、そんなのわかりきってるさ」
「さあ、姉さん(天照)。ボクが来たよ」
「………つまらんなぁ。人の子かと思えば、神か。して、我は天照でない。ヒミコという女王なり」
「つれないなぁ。退屈はさせないつもりだよ?」
ツクヨミの放つレーザーも、ビームサーベルも、卑弥呼の一振りで簡単に消し飛ばされる。「ボクだけじゃそれ止まりだよね。そもそもこの世界のボクだってそっちにいるんだからさ。……なら、これはどうかな?」
「まあ単純に神殺しの炎ってだけなんですけどね。こんにちは、妹さんを取り込んだ女王様。……消えてくれよ。邪魔だし」
ヒノカグツチの放つ神殺しの炎。それに巻き込まれ。初めて傷を負った卑弥呼に対しツクヨミは切り札を発動する。
「月詠の魔眼、起動。………さようなら。女王卑弥呼。異聞帯としての君はボクがキッチリと記録しておこう」
虹の魔眼にて発動する存在改変。それは、女王という存在をこの世界からなかったことにする魔眼で───
「ふむ。神の権能は扱えれど、そのような魔眼は知らなかったな。………参考になったぞ、月詠神」
─────されどヒミコは消えず。魔眼が発動する前に空間を一切の光なき暗黒が包みツクヨミの右半身に大穴が空く形で戦いは終わる。
「……我はこの世界全てを操る。勿論、太陽運行もだ。太陽の影響の一切をこの世界から消し去った。……月は太陽の光を受けて輝くもの。太陽なければ月もまた消える。概念的なものではあるが、光がなければ何も見えぬ。一切の光を消し去れば、それこそ概念的な光も全て消せば────何も見えやしないだろう」
「は、はは……なるほど。これは予想外だ。確かに的を得ている。攻略の仕方も神の力押しと人間の知恵の組み合わせだ。……すまないね、兄さん」
「いいや?……取り敢えず、あいつらも来たぞ」
カルデアの一行と、クリプター勢がこちらに現れる。……足音と気配でそれを感知し、にこりと微笑んだツクヨミはそのまま消滅し、消滅すると共に辺りに光が戻る。
「さて。厄介なものは消えた。残るはカルデアの面々と、天国と、ヒノカグツチと、妖怪狸と、磐長姫と、カメハメハ。それとクリプターか。………それで?我にどうやって勝つ?」
女王の振るう力は絶大だ。カウンターとなり得る存在であるツクヨミも消された今、真に彼女に敵うものは一人もいない。………そうであったのに。「貴様等とまともに争うのはやめだ。……とっくの前に我が天の逆鉾で世界を掻き回している。間も無く世界は改変する。貴様らの船に乗り込む時間など、もうありはしない」
世界が、混沌に、攪拌される────
「おいおい、勘違いしちゃ困るぜヒミコ様よぉ。────ここにはアタシ(オレ)がいる。それだけで充分だろう?」
─────アタシ(オレ)がなんで鍛治師なのかって?そりゃ当たり前だ、アタシ(オレ)は人類の知恵が好きなんだよ。
人はすげぇ。自分の力だけで未来を作り上げようとする。神に従うだけでなく、神を乗りこなそうとする。
時には闘争もあるだろう。時には平和もあるだろう。それでも世界は前に進んでいく。進めるんだよ、人間は。
………アタシ(オレ)が刀を作った理由?簡単だ。アタシ(オレ)は人が神に縛られる世界が好きじゃなかった。だからアタシ(オレ)は世界を切り拓こうとして刀を作ったのさ。神々の力の結晶である神剣を、俺の手だけで再現してみせたことこそ、人間の価値の証明だろ?
だから、ああ。だからさ────
「アタシ(オレ)は神の力なんかに折れねぇ!アタシ(オレ)はこんな世界は認めねぇ!だから、変えてみせらぁ!
さあさ御覧じろ!ここから先は始まりの刀工天国がお送りいたそう!世界を穿つ槍を今ここに。『天逆鉾』!」
天国が穿った槍によって、世界の攪拌が止まる。止まって、不安定な状況ながらもそのまま停滞する。
「まさか……貴様……再現したというのか!?この世界のテクスチャを繋ぐ最果ての塔が一つ、神々の作り出したものですらない、地球の柱が一つ、天逆鉾を、人の手で!?」
「ったりめぇだ。神に出来て、地球に出来てアタシ(オレ)に出来ねぇことなんてねぇ。……まあ、代償というか、ここで死ぬんだけどな」
身体が塵のように消えていく天国。彼女は最後に、しっかりと立香と向き合う。「さっきも言ったが、アタシ(オレ)は神に支配される世界なんて大嫌いだ。人は人の力で進んでいくことこそが素晴らしい。戦禍があっても、幸福があってもな。
進んでくれ。自分達のことを信じて進んでくれ。これはお前だけに言ってる訳じゃない。シャドウボーダーの奴らも、人類史の英霊達もだ。お前一人ではなく、みんなで歩け。たった一人に世界の生死を賭けるような世界なら、潔く消えるしかないんだからな。………お前ら人類史の在り方を信じてるぞ。いつか必ず、宇宙を智慧の刃で切り開く姿を見せてくれ」
最後に、天国はヒミコをしっかりと見据え───
「─────ざまあみろ、神様気取り」
「………くく。そう、か。我を神気取りと称すか。ならば、答えよう。
────我は人だ。神の力を手に入れようと、利用しようと人であり続ける。それだけだ」
天国が消えた後、改めてカルデアの一行に向き合う卑弥呼。最終決戦が今起きる。
「────我はな。騒乱の世界を見てきたぞ。我の手によって治めるまで、この日ノ本は戦を続けたぞ。クニという概念が作られたが故にだ。隣のクニは豊かだ。隣のクニは立地が良い。隣のクニは強い。その理由で戦乱ばかりが絶えない。
─────ならば、思想の統一化を。全てを『私の描く風景』に集約してしまえば、文化や価値観の『比較』が消えれば問題などないのだから」
「そんなの、生きてるとは言えない」
「では、何だ?生きてると言うために、血が流れることを許容しろと?悲しみを許容しろと?
─────そのような生存など願い下げよ。我は我の民の幸福がために世界を手に収めた。我は幸福を築いたのだ。それを貴様等に否定される謂れもない!……さあ、来い。我は一歩も退かぬぞ!」
「………ごふっ。ふ、ふふ。そうか。不湯花よ。貴様のサーヴァントは『国津神』が集合体か。我の権能も及ばぬのも納得よ。惜しいな。もう少しで本当の幸せに手が届いたと思うと実に惜しい。
──────故に、カルデアの者が来る前に交わした賭けは貴様の勝ちだ。隠神刑部。後は好きにしろ」
ヒミコの心臓を後ろから貫く隠神刑部。そして、その心臓を魂こと喰らい───「確かに受け取ったぞ。………これで、儂が王なのだな?山星よ」
「ええ勿論。………じゃあ、私たちも。こういった挨拶は初めてだよね?
ようこそ、私が運営する日本異聞帯へ。歓迎するよ、カルデアの残党さん達。そして、さようなら。山星不湯花、クリプターの一員として、貴方達を抹殺します」
「─────やーだやだ。そんな気の抜けた顔しないで?いや、私としては殺しやすいから楽なんだけどさ」
「……私たちは、一緒に旅をしてきて、仲も良かったつもりです。少なくともこの私、マシュー・キリエライトはそう思っています。なのに、なのに……」
「違うでしょ、マシュ。私と貴女は『卑弥呼』を打つまでの協力関係。それが終わったらこの関係になることは明白じゃない?分かり合えたって訳でもない。だって私、貴方達に一言もクリプターになった理由聞かせてないもん」
「それは、そうしなければ死ぬからで────」
「はいそれ、侮辱ね。私以外の何人かが聞いたら殺されるから。私は異星の神に賛同した。キリシュタリアの理想に沿うことを決めた。なら、それでおしまい。どうしようもなく汎人類史の敵なんだから。………さあ、隠神刑部さん。変生の時間です」
「そうさな。………改めて名乗ろう。儂は四国の狸大将、隠神刑部。そして────
────国津神が一柱、『天探女』と申します。お願いするわね、カルデア。そして死になさい」
「────天探女の言葉は全て『嘘』にして『真実』にする。何を事実にし、何を虚偽にするかは彼女次第。………完全な世界改変の力を振るう。それと同時に、私も本気を見せちゃおう。」
不湯花の姿が光の粒子となり、地面に還る。それと同時に、地面から巨大な花が咲く。その花は宝石で出来た女神像と、水で出来た風景が多く並んでいる。
「これが……不湯花さんの正体……?」
『はい正解。………あの時貴方達を砲撃したのも、助けてあげたのも私だよ?』
「………これは、うん。困りましたね」
ヒノカグツチは一人、頬杖をつきながら頭を傾げる。今はまだ天探女が完全ではないが、完全体になれば自分達の存在が嘘にされてしまう。
「なのでなので。マスターさん、僕に協力してください。あなたが、命運を背負ってます」─────儂は、人も妖怪も、等しく愛していた。人も妖怪も、互いに互いを思って暮らすこと。その光景を何百年も見続けた。
………それが、人の裏切りで消え去るなんて。わかっていたことではあるのに。人は自分と違うものを認められない。受け入れられない。だから排他する。そんなこと、当たり前のことだってことを、私が神になる前からわかってたはずなのに。
────どれだけ手を伸ばしても、世界は私(儂)を否定する。どれだけ走り続けても、幸せは私(儂)から溢れていく。ならば。
────私が世界になればいい。私が幸せを作ればいい。真に妖も人も平等に、各々が幸せな夢を見る、最大多数が一人一人最大幸福を迎える『比較なき』世界を────!!
「消えなさい。何が真実か、嘘かは私が選択します。不幸な事実は嘘にしましょう。幸せになれる夢を真実にしましょう。永遠に、そうでありましょう。……そうでしょう、カルデアのマスター。おぬしなら、儂の願いをわかってくれるな?」
「………それでも、俺は止まるな言われたから。俺は、俺たちの未来が欲しいから」
「………そう。ならばもう、仕方ありません。天国もいない今、私を止めるものはいない。………さようなら。優しい夢を見続けなさい」
「そうは問屋がおろしませんよ。……さあ、マスター!今ここに天逆鉾を!」
立香が地面に天逆鉾を突き刺す。………すると、どうであろうか。世界は地響きを起こし、星々はぐるぐると廻り、太陽は明滅し、月が現れる。空は弾け、海は破裂を繰り返す。
「これは……まさか……!?世界が、神秘が……!」
「天逆鉾の本当の機能は『世界のテクスチャを縫いとめる最果ての塔の一つ』だからな。……天国の奴、神性が入ってる自分じゃあ扱えなかったって理由でマスターと俺に押し付けやがった。マスターなら確かに出来るからな。
────終わりだぞ、天探女。神代でもない地で、貴様はどれほどその力を振るえる?」
『いいや。まだだよ、カルデア!私とバーサーカーで全てを吹き飛ばす!そうだよね、バーサーカー!』
「……ああ、そうだな。我が愛よ。この地は私(国津神)も同然。ならば、そうでなくてはならない」
不湯花に収束する魔力が。国津神が行使する膨大な呪いと星の魔力が、力の具現となって敵全てを打ち砕かんとする。「─────おい。わっしを忘れるなよ」
「私も、だろう。さて、どこまでいけるかな」
人が憎いのかと聞かれれば、わっしは戸惑いなく人が憎いと答える。だってそうだろう、あの愚かなニニギノミコトは、神々は、わっしを不要なものと捨てたのだから。
─────そんな瓊瓊杵尊と、憎たらしい我が半身の間に生まれた存在など、憎くて当たり前。我が怨みは尽きない。復讐者として身を窶して、その気持ちは一層燃え上がる。
…………けれど、紛れもない『我が子』であるのも事実だ。憎らしい存在なのに、自分(木花開耶姫)から生まれた子でもあるというのも事実だ。正直、あのマスターを見て困ったのだ。無視をするか、受け入れるか。けれど、けれども。
────神とは、わっしの憎くて仕方がない神とは違うあの輝きを、消すことは憚られた。
「わっしはわかるぞ。不湯花とかいったな。貴様………我が半神(木花開耶姫)の情報を取り込んでおるな?」
『………それなら、どうするの?』
「決まっていよう。………貴様はわっし(木花開耶)の子であることを捨て、わっしが憎む存在(木花開耶姫)となった!────おお、おおお!やっと見つけた、我が怨敵!
────天魔乱れて岩変わらず。風雨降るも衰えず。我は呪であり欲であり、全てを包む血が咎なりて。
『龍房山白明銀鏡神楽舞』─────散れ、美しくも憎らしい己が半身よ!!」
─────神とは、この世界にあってはならないもの。そして、私という女神の神性を受け継ぐ者も、この世界にあってはならないものだ。
神の戯れは恐ろしい。神の尺度は恐ろしい。そんなことすら知らなかった愚かな私。ただ運命に従ってしまったが故に。
孤独な人(カメハメハ)でいい。誰にもわかってもらえなくていい。寧ろ、私という存在はわかってはいけないものだ。今を生きる、人間ならば特に。
─────だのに。だのに。あのマスターは、私を知ろうとした。我が内に燻る女神の残虐さを目にしても、歩みを止めなかった。きっと、それこそ多くの神と関わってきたのだろう。
─────神の力は恐ろしいもの。けれど、今を生きる人間のために、正しい使い方をするのであれば、きっと。きっと、無知な頃の私とは違うようになるだろう。「────バーサーカー、と言ったな。確かに君は神なんだろう。それでいて人と繋ぎ止まろうとしてるんだろう。
─────それはね、人にあってはならないもの。子供は、親離れをしなくてはいけないんだ。だから、私はここで君と決別する人の手伝いをしよう。
女神ペレ、今こそ私に力を。正しい使い方で、私に未来を切り開く力添えをさせてください。『火神咆哮』!」
呪龍と化した磐長姫が、異郷の地の女神の力を引き出したカメハメハがその魔力を霧散させる。そして、最後に空に浮かび上がったのはヒノカグツチで────
僕って、生まれてまもなく死んだんですよねぇ。別に、伊奘諾を恨んでる訳じゃないんです。愛する人が奪われた悲しみと怒りを、奪った相手にぶつける。それが例え自分の子でもやりかねないのが神であり、神の愛ってものじゃないでしょうか?いえ、僕は愛なんて知りませんけど。
────けど、まあ。生きたかったのは確かだよな。生きていたい。そう思って手を伸ばしたらクトゥグアお父様とヤマンソお母様が俺に手を伸ばして、俺もそれを掴んだっていうのも確かだろう。結果的に、一歩ミスれば世界を焼く存在になってた訳だけど。
………だから、別に世界に対して愛着とかなくて。汎人類史がどうなろうと知ったこっちゃないけれど。
あの世界。あの特異点。きっと、マスターは忘れてしまったんでしょうけれど。誰からも疎まれる僕(俺)を『生きてていい』と言って背負ってくれたので。そんな彼が取り戻そうとする世界を救う手伝いをする。それだけ。
………自分を助けてくれた人を助けたい。それだけの、話なんだって。
「宝具起動『人の叡智よ、我が胎に誓え(大神の炎、狂乱の恒星主)』
『小さきモノ、人焼く花弁(人の叡智よ、呪いを果たせ)』
………最終宝具、起動。『人の叡智と、幼子の弔ひ(生き急ぐモノ、神生む光)』
古き神よ、死に果てよ。世を救うは人の知恵なり。─────さあ、世界に人の輝きを!」
炎とは、人が開拓した知恵そのものである。ヒノカグツチはそれを司り、また彼は大地母神である伊弉冊を焼き殺した。
─────神という存在を殺した人の知恵。その存在である彼は、神性を焼き尽くすに相応しい炎を敵である三柱の神に撒き散らす────!!─────私は。山星不湯花は。死にたくなかっただけなんです。
両親が死んだ時、怖くて怖くて仕方なかった。なんで自分が当主を継ぐんだろうって思うぐらいには、きっと私は臆病だ。けれど、変われたと思ったの。自分を信頼してくれる友人や一族がいたから。御先祖様に顔向け出来るぐらいに変われるって思ったの。
──────無理だった。私という存在は死の淵に追いやられ、焼却によって私の守りたかったもの達は燃えて消えた。
だから、私は異星の神の手を取ったのだと思う。死にたくなかったから。あの時の、幼い少女のままに戻ったから。
けれど、そんな私に寄り添ってくれた神様がいました。その人は私の管轄の異聞帯の人で。私がどれだけ辛く当たっても、何も言わずに私を慰めてくれる。初めてだった。初めてだったんです。こんな人に出会うのは。
人は、これを愛というのでしょうか。ならば、きっとすごいこと。だって私、自分が誰かを愛するなんて無いと思っていたから。
─────だから、私は。バーサーカーが望む形で、バーサーカーの愛したこの世界と、この人々を守っていきたいと。そう思ったのです。
──────そうだ。一目惚れ、だったんだ。
綺麗だった。美しかった。上手く言葉には出来ないし、神だった自分が気持ちを伝えても幸せな運命にはならないと思っていたけれど。自分のマスターは、とても麗しかった。
そんなお前が、傷ついているのが悲しくて。自分を追い込みに追い込んで、今にも死にそうな顔が悲しくて。自分に出来ることを探していたら、彼女に寄り添うことしか出来なくて。
だから、うん。それに比べたら、世界の支配権を天津神に奪われて、不当な支配を人間達が受けていた憤りよりも、マスターの方が大事になった。薄情だと言われても、否定は出来ないが。それでも好きになったのだから仕方ない。
だからきっと。どんなことがあっても。俺は君を愛しているし、君のためならなんだって出来るよ、我が愛─────
「…………大丈夫か。我が愛よ。天探女は……死んだか」
バーサーカーの身体の中心には、ぽっかり穴が開いている。腕も千切れかけ、足もズタズタ。頭も少し吹き飛んでいる。「なん、で。なんでなの、バーサーカー。私を庇わずに、自分の身を気にしたら、あなたは別に死なないのに!?」
「………俺は、サーヴァントだぞ。マスターがいなくては死ぬしか無い」
「そんなの、今のあなたには無縁でしょ!?この土地に繋がってるから、別に問題ないのに!」
「ふ、ふふ。そうさな。………実を言えば、お前を守りたかったからとかか。空想樹も伐採されてしまったしな」
「馬鹿言わないでよ!………大丈夫、大丈夫だよ。まだ大令呪(シリウスライト)が───」
「やめておけ」「嫌。絶対に嫌。これがあれば勝てるの。あなたは勝てるんだよ。あなたが望んだ理想の世界が手に入るの!だから私はここまで来た!」
「そうか。うん。お前が俺に求めていたのは、それだったのか。………なあ、我が愛よ」
────柔らかなキス。血の味がするけれど、確かなキスをする。不湯花だって、横腹に穴は空いているし下半身がズタズタで、左胸が手酷く裂かれている。多分、もう直ぐ死ぬ。
「俺はな、君が大好きだ。この世界よりも、民よりも、今の俺は君が好きだ」
「………なん、で、今」「ここで言わなきゃもう言えない。……返事をきかせてくれ」
「────私も好き。愛してる。愛してるに決まってる!あなたの為に、あなたがいたから、私はクリプターとして世界を敵に回すって決められる!」
「そうか。………なら、生きてくれ。俺の心を継いで、な」
バーサーカーが消滅すると同時に、彼の粒子全てが不湯花に流れ込む。それらは不湯花の傷を癒し、復活させる。
「あ────うん。そうだね、バーサーカー」
不湯花の目は、髪は、その色は、何処となくバーサーカーのそれに似通っている気がして。
「────ここで死ぬなんて私らしくない。私の中にいる彼も叫んでる。だからさ。コヤンスカヤ、取り引きお願いするね」「ええ、それは勿論。行き先はギリシャ異聞帯で宜しいですね?」
「勿論。ああ、特別な対価も知ってるし、一回切りってのも知ってる。デイビットの根回しは一流だよね」
「………不湯花、さん」
「藤丸君、マシュ。貴方達との旅は楽しかったのは本当。本当に楽しかった。こんな気持ちになったのは久しぶりだった。
そして、それと同時に私には彼らを裏切れないことも事実。これは仕方ないことだって受け入れて。人生なんて、不条理の連続なんだから。私はそれに振り回されてばっかだし、慣れてるけどね。じゃ、また会いましょう。さようなら!」
「………はは、行っちゃいました、ね。流石にもう、身体がクタクタです」
「わっしも、無理。多分もうじき死ぬ」
「五体満足は私だけか。………それだけの、死闘だったからな」
サーヴァント達の身体が光に包まれる。もうじき、消滅してしまうのだろう。
「わっしはな。人間は嫌いだよ。嫌いだが────愛おしいんだ。だから、マスター。諦めるな。諦めなければ、また力を貸してやる。諦めて全て受け入れるなんて、神らしいことしてくれるなよ」
「………そう、だな。私が何故カメハメハ(孤独の人)なのかは話したな。うん。まあ、なんだ。君のあの時の言葉には驚いた。孤独なんかじゃない、なんてな。………また呼べ。全身全霊を尽くして、君の槍になろう」
「言いたいこと全部言われちまった。神らしいこと言ってやろうとも思ったが、享年1歳未満の赤ちゃんが言ってもいいことないですよね。………なので、僕からはこれを。天国さんの餞別です。それでは、マスター。さよなら」
A.D.1945 神機滅光禍島 禍津日ノ本〜雑ざる世界の生存者〜【『名刀』不神】
─────アタシ(オレ)にはな、夢がある。いつか人類が自分の力だけでこの空に出て、さらにさらに繁栄するんだ。
他の宇宙の奴らにも名前が知れ渡るぐらい、さいっこうに立派な存在としてな。
だから、ああ、そうさ。アタシ(オレ)はお前らの世界に恋い焦がれてる。眩しくて、たまらねぇんだ。
だから、うん。絶対に、叶えてみせろよな。
─────これは、夢想の絵画。
とある鍛治師が思い描いた、人々の幸せの夢。平等で無くとも、争いが満ちていても、必ず平和は訪れる。幸せはあるのだと、そう信じて止まない、人の力を信じた女の、決して届かぬ世界。
それでも君は思い描く。少し困ったような、照れたような顔をして、多くの人の要望に応え、今日も鉄を打つ彼女の姿を。
以上を持ちまして、構想は一年以上前、書くと言ってから実現まで半年以上の異聞帯執筆終了です。お目汚し失礼しました。後に用語解説すると思います
感想をいただけると今後の励みになりますえっとねぇ……芥川龍之介版桃太郎が構成要素に入ってる「本当の鬼は人間の方だ」思想は人間さんサイドからあまり合意を得られないものであるんだけど、故郷を焼かれて泣き叫んでるだけの女の子部分を理解されるのは人間さんサイドから提示できる最大限の救いだと思うしいいと思いました(小並感)
>>252
一番エミュに頭抱えたのでお気に召してもらって良かったです……あ、この桃太郎はスレにいる二人の桃太郎とはまた違った桃太郎です。ややこしいね!
>>253
神と人との決別。まつろわぬ者、民衆に立つ者、そして愛と願いの交錯。テーマを表現し切れてよかったです
>>254
ありがとうございます!
>>255
わかってはいるけど止められない。止めるぐらいならいっそ舞い続けて擦り切れろというところまで行き着いた静御前なのでした……
>>256
割とエミュに苦労はしました。葛の葉のママパワーを発揮できたかなーって
>>258
神と人の決別というテーマに対して相応しいだろう、と。天国も好いてもらえてよかった。実質これだけの登場ですからね>>264
皆さんが言及されていなかった部分だと倭健命と安徳天皇とのやり取りもよかったですね。>>267
トバルカインはそういうと工房の窓のカーテンを開ける
そこには3万を超えるだろう兵士がいる。そして彼らの手には聖剣が握られていた。『聖剣十字軍(ジューダスクルセイダース)』、彼らの部隊の名前である。
その奥には巨大な兵器獣達が鎮座している。
地熱倍増放出兵器獣『ペトラ』
空中爆撃急襲兵器獣『マチュピチュ』
植物育成操作兵器獣『タージマハル』
不貫防御壁動兵器獣『ワンリーツァンツェン』
保管拘束服従兵器獣『コロッセオ』
天候聖泉生贄兵器獣『チチェンイッツァ』
御印降臨熱狂兵器獣『クリストヘデントール』
この七体をトバルカインは『セプテムミラクル』と呼んだ。
トバルカインのテンションは高まり続ける!彼は早く敵対者が来ないものか!と願ったのだった……………>>272
参考になったら幸いですね
そうですこいつやばいです
他にもどしどし兵器獣やら聖剣やら作ってますね西欧異聞帯の王側サーヴァントとカルデア派サーヴァントに推薦してくださるキャラは皆さんはいますか?王側サーヴァントの条件としては
・シャルルマーニュ伝説やキリスト教由来
・秦のように人間が徹底的に管理されているけど平和みたいな世界を肯定てきる人
・世界はどうでもいいと自分の目的や信念に殉じている人
が望ましいです。
カルデア派サーヴァントとしては
・上記の世界観に嫌悪したり反感を抱く人
・人々が自由であることに重きを置く人
が望ましい条件です。
>>269
これは神の杖や天使とか西欧異聞帯の兵器を作る役割を持たせても良さそうだなと思いました。西欧異聞帯の天使はシャーマンキングの機械天使みたいな見た目ですよ。トパルカインは王側でもやっていけそうですか?>>263ありがとうございます!励みになります!じゃか流れで用語解説行きますわよ!
異聞帯『禍津日ノ本』
剪定としての分岐点は戦後間も無くに起きた大災害への対処として日本内で行われた「神代回帰及びそれによる発展性のない人類社会の構築」が原因だが、そうなった大本は神代からのとある記録媒体
人々は神代回帰により裏側から蘇った数多の妖怪に搾取されるか、神性英雄達の手で何も比較するものがない、自分がすべきことは決まっている、そして細やかな幸せだけを胸に抱いていきていく何も変わることのない生活を過ごすことにより、文明はそれ以上発展せず、剪定された
神性英雄
神代に降り注いだ「記録媒体」が、歴史上で有名となった日本の人物が死す直前にその人物に関連する日本神話の神の情報をインストール、そのまま地底深くに転移させ眠らせ続けていたもの。神代回帰を起こし、身に宿る神性が表に出ても問題がなくなったことにより復活した
殆どの神性英雄が「ヒミコ」に厚い忠誠を誓っており、彼女と自分達が望む世界を維持し続けてきた
日輪天華混世女王『ヒミコ』
神代回帰を果たし、妖魔溢れる日ノ本に多くの神性英雄達を引き連れて君臨し続けた日ノ本の女王。
その身にインストールした神性は「天照大御神」と「ヒルコ(日る子)」であり、身に宿す日輪の光は全てを等しく灼き、恵みを与える。また、天沼矛の力を有し、世界を混ぜ直して作り直すという神の如き権能を振るう。
だが、その本質はヒミコとしての「日本の数多の神と交信し、降ろす力」に天照の「日本神話を統べる主神」たる力の複合であり、彼女は事実上、全ての天津神、八百万の神を自らの身に降ろし、使役出来る。その身に全ての神性を受け止め行使する様はまさしく日本の「八百万の神」を体現した存在と言えよう……
神の力を振るう卑弥呼ではあるが、その在り方は自らが望んだ世界のために全てを背負う覚悟を決めた紛れもない「人」の女王。神の力も何もかも、全ては自身の願いを、民の安寧を満たすための手段に過ぎない。……最後にはその在り方の違いの衝突で敗れたが、紛れもない王であったといえよう静御前
その身に取り入れた神性はアマノウズメ。そして猿田彦(をインストールしたが保存が間に合わず死してしまった源義経)
義経亡き世でもただ民の幸せを追い求め、民を癒すために舞を踊っていた静御前だが、カルデアが現れ、彼等が自分達の世界を脅かしてきたことで義経と共にあったときの落日を想起。ヒミコの静止も聞かぬまま猿田彦(義経)を喰らい、精神性が耐え切れず、さりとて義経への愛が尽きることはなく、最後まで民のために戦った。………最後はきっと、安らかであったとも
宇治の橋姫
その身に取り入れた神性は貴船明神(メ○さんのやつにあらず)
伝承に伝わる嫉妬に狂う鬼女ではなく、人々の健やかな縁を繋ぎ、悪しき縁を断ち切る善性の女神としての側面が強く出ていた
最期まで汎人類史を認めず、自分達の人類史の幸せを叫び、自分達を押し除けて正式な世界線として立つ汎人類史への恨みと妬みを込めながら息絶えた。それはつまり、何よりも世界と、民と、仕えるべき女王への愛があったことに他ならない
一寸法師
その身に取り入れた神性は少彦名命
汎人類史の一寸法師と在り方はあまり変わらず、妖魔に虐げられる弱者を救い、都市に誘導しては邪魔な妖魔を嬲り殺し、民草の平穏を守ってきた
実は汎人類史の一寸法師よりも本来の少彦名命やサーヴァントでない生前の一寸法師に近しくなっているので、何処となく英雄というよりは人間臭い。悪戯っ子で自分勝手。けれど、英雄ではあり続けたし、仕方なく人間を手をかけたなどの妖魔達への罪悪感だってあった
安徳天皇
その身に取り入れた神性は八岐大蛇
サーヴァントとしての安徳天皇と在り方はあまり変わらないが、異聞帯の彼女は身に燻る大蛇の神性が強く出ており、明確な意思も持たず何もかもを食い荒し、洗い流す災害そのもの。一寸法師ですら放逐し、彼女を殺して終わらせるよりも都市を守る方を優先した
その根底にあるのは幼い少女が求める救いであり、ずっと手を伸ばし続けていたということ。……最後に手を差し伸べたことで、救いはあったのだろうと思う倭建命
異聞帯に召喚されたサーヴァント。彼が呼ばれた理由は定かではないが、最終的に「安徳天皇を救うため」と考え、救って見せた。世の不条理に惑わされるのは自分達のような英雄だけで充分なのだと
葛の葉
異聞帯に召喚されたサーヴァント。人と愛を育み、安倍晴明を育てた彼女にとって人類史とは、愛とは切っても切り離せないものであった。最後の会話からして、隠神刑部がやろうとしていたことは勘付いていたらしい
藤原千方
異聞帯に召喚されたサーヴァント。まつろわぬ者であると「定義」されたただの娘。その在り方は、思いは、本当を言えばただの少女でしかなく。しかし少女の願いは、一人の英雄を動かした
桃太郎
異聞帯で初登場なマイ桃太郎。オオカムヅミの化身で退魔の象徴の一つ。考え方は一般的な桃太郎としての在り方とはあまり似ておらず、悪も度が過ぎぬ限りは許容的。最後は自分が見てきた少女の願いを継ぎ、侍として死んだ
ツクヨミ
ご存知月の神。観察しようとか、興味深いとか、そういう観察欲の化身。きっと自分が殺されたことや魔眼の突破に対しても面白い、その発想はなかったと内心ワクワクしながら消滅した。一番エンジョイ勢
隠神刑部/天探女
この異聞帯における真のラスボス。最終的な異聞帯の簒奪者。本来ならば何をどうしても天探女になどなれはしないが、記録媒体に天探女が「記録」されていたこと、空想樹というリソースがあったことから変生した
それらは全て、遠い昔の日々であった「人も、妖怪も存在する理想郷」のため。その為にカルデア組が来る前からヒミコとどちらが先に死ぬかの賭け事をし、見事その賭けに打ち勝った
磐長姫
木花開耶姫から切り出された神として不要な部分の具象化。人間は嫌いだし愛してる。天津神は嫌いなんてものじゃないぐらい嫌い。……しかし、主人公に突き動かされ、復讐者でありながらも世界を救って見せた功績の一人となった
カメハメハ一世
神と決別した孤独の人。何処と無く自罰的で、孤独の人で当然。そうでなければならないと思っていた彼女ではあったが、主人公との話で神との決別なら決別で、しっかりとした、何もかもを弁え理解した決別を行うべきだった、神が悪いのではなく、私だけが悪いわけでもなかったのだ、と悟ったヒノカグツチ
キーパーソンの一人。神殺しで、人類の知恵の象徴で、外宇宙の存在から力を借り受けた存在。主人公が忘れてしまった特異点で、主人公は彼を救い出しているため、この異聞帯では異様に懐かれていた。その人のために、頑張ったにすぎないのだから撫でてあげよう
山星不湯花
クリプターが一人。封をしていたが、解けば精霊に近しくなる山星不湯花が機械に記録されていた木花開耶姫、水分神、金山彦の情報を取り込み、テリアルの力を使い、その結果サーヴァントを優に超える力と霊基を手に入れた
本来は愛すべき一族も友も失い、メンタルがボロボロで死ぬのだけが怖かったという臆病な少女のままであったが、バーサーカーの己に対する献身に生まれて初めての愛を得て、「彼が望む世界を作ろう」という思いの元、クリプターとして決意が固まった。その状態でも自己犠牲は相変わらず。けれど、自分に優しい時が増えた
最後に彼が自分の内に宿り、一緒になることで、異聞帯への思い残しも消え、キリシュタリアの下へ向かったのだった。因みに雑ざる世界の生存者というサブタイのキーキャラでもある
国津神
不湯花のサーヴァント。クラスはバーサーカー。真名前は地に満ちる国津神達の集合体。呼び名が欲しいならダイダラボッチとでも呼べとのこと。本来は国津神にゆかりある英霊の身体だが、そこに宿ったのだとされる。協力な呪詛を撒き散らし、地殻変動なんのそのの化け物な力を備えているのであった
当初は天津神に奪われ蹂躙された土地の奪還と、民草を己が幸せにすることが目的だと考えていたが、自身の主をみて気が変わった。一目惚れというべきか。何よりも勝るのが己の主への愛となったのだった。
最終的に自身を不湯花に融合し、肉体主導は不湯花に譲渡、けれど心は今もなお不湯花の中で健在中となった。
今までずっと
不湯花→国津神
国津神←不湯花のすれ違いがやっと不湯花⇔国津神となった瞬間である
天国
刀鍛治の祖とされる存在。伝承ではちゃんと男。取り込んだ神性は天目一箇神。今回の雑ざる世界の生存者の副題キーパーソンが一人
人が人の力のみで切り開き、手にする幸せを謳い、それを実現しようとする汎人類史を尊んだ。人間が好きである彼女にとって辛いことであったが、自身の世界の未来ではない、汎人類史への望みをかけて天逆鉾を打ち、勝利の一点を作り出した>>282
お疲れ様です!山星さんのSSにちょっと影響されちゃったのでスネグラーチカの言及セリフ書いてきました
冬将軍含めまだまだ言及したいキャラはいるけど今日は眠いので寝ます! おやすみなさい!
「あなたのうわさを聞いたの。『オトレーレさんは神話に残る恋愛強者』だって。
それで、その……わたしに"恋愛"のなんたるかを教えてほしいの! わたしの恋の師匠になってください! お願いしますししょー!!」※オトレーレに対して
「今のわたしにとっては先輩……なのかな。
というか、あの人少しだけお父さまが混ざってない? 本当はぜーんぜん関係ないのに」※サンタクロース(名もなき誰か)に対して
「あの人わたしより雪(わたし)の扱いに慣れてる……なんで? ズルい、ズルくない?」※長尾為影に対して
「あなた人形師さんなんでしょ、ニッポンの人形を見せてくれない?
……目の前にいるだろって? え、え? そうなの? えぇー……オジサン、シュミ悪いよ」※果心居士に対して
「なんであなたがここにいるの! ま、魔女のあなたが!
な、なに、近づかないで。…………イヤ、イヤ、カエルはもうイヤだから、こないで、こーーなーーいーーでーー!」※ババヤガーに対して
「あなたも雪なの? ふーん、ぜんぜん溶けそうにないね。雪よりも、氷みたい」※白雪姫に対して>>288
「今のお父さまになんだか似てるなー……。え、ちがう? 似ても似つかない?
そうかなぁ、おなじように名前をつけられた災いなのに。変なのー」※フラカン(ハリケーン)に対して
「ふぅん、あなたも人形なのに、あなたは道具を振るうんだね
『世界を焼く』って役割、捨ててもいいの? あなたしかできないことなのに?」※スルトに対して
「おんなじ人形なのに、わたしたち真逆だね。炎の剣なんて近づいただけで溶けちゃいそう。
だから、気になるなぁ。…………ね、もうちょっとお話しない?」※レーヴァテインに対して
「き ら い!!!」※太陽系サーヴァントに対して
「ううっ、いやーな感じがするぅ……改竄とか編纂とかそういうのヤ。マスター、わたしをあの人に近づけないでね……」※シャルル・ペローに対して
「ふーん…………へー…………ほんの少しだけど、むかしのお母さまに似てるなー……」※アスタルテに対して
「た、太陽を落としたの!? 9個も!? す、すごい! 英雄って本当にいるんだ!」※コウゲイに対して
「そっか、そうなったんだ。そっか」※ルサールカに対して>>288
うおっ……スネグラーチカがあの幼女の本性を見抜いている……!>>288
>>オジサン、シュミ悪いよ
すごく憮然としながらもっと小さめの人形見せてくれそう(顔はほぼ同じだけど)>>282
お疲れ様でした…>>290
逸話系か独自解釈系か…。出番とかももう決まってるの?>>291
レーヴァテイン「わたしでよければ喜んで。……それにしても冬、ですか。我々の終末にも冬が絡んでいましたが――貴女のような冬の形もあるのですね」>>288
オトレーレに対する台詞、ありがとうございます!
「きゃあ、恋愛のししょーだなんて嬉しいわ!雪のよーせいさん!!
……あ、そうだ。スーちゃん、って呼んだ方がいいかしらっ?」
「やっほ!恋愛の方はどーお?……うんうん。
………………ほぅ、そうか。それは当然の結果だな、そもそもお前の場合は順序が――――――
ってもうやだぁ、昔の乱暴な言葉遣いが出てきちゃったテヘ♪」>>307
了解です!>>310
メリュジーヌもドミニクもフランスが出身ですね。西欧異聞帯の王はカール大帝で、彼以降の歴史が変わってマリーが存在しない生きていても歴史の表舞台には立っていないのでドミニク的には大帝を許さない理由ができますね。>>283
遅くなりましたがいいですぜ伏神更新しましたー!
>>313
何玉鳳は中国武術持ちですね……………まあ今作ってるのは殴ルーラーなんですけど
>>333
それでしたら異聞帯を書く際には登場をお願いするかもしれません。
構想中ですが勢力は大まかに三つに考えてます。
・カルデア
立香がカルデアで召喚したサーヴァントと現地で召喚したサーヴァントたちが戦力
・イレギュラーズ
クリプター浅井螢が秘密裏に作った勢力。螢のサーヴァントと、異聞帯に召喚されたはぐれサーヴァントを保護して匿い、カルデアの到着を待っている。
・大帝派
大帝の作った兵器、天使と呼ばれるサーヴァントたちによる勢力。カルデアとイレギュラーズを合わせても強大な勢力。
ざっくりこんな感じです。彼にはイレギュラーズかカルデアについてもらいたいな、と。>>339
あっ単独行動はダイスの結果次第で手に入らないってのもあります>>339
ダイス判定…オッケー。この場合はどういう感じでやればいいんだろうか…?とりあえずアプリダウンロードはしときますので説明とかよろしく…。
1D10?とか詳しく知らんですぞ俺。10面ダイス使うんだっけ?で1がファンブル(大失敗?)
あとちょっと疑問と言うかですが、あの目的(霊体化による情報収集)なら単独行動スキル必要無いのでは?
距離制限あるのは一般人的なマスターの場合で、ちゃんとした魔術師のリドリーなら(例としてZeroでの切嗣とセイバーの別行動や百貌のハサンも諜報など)問題ないんじゃないかなぁ、と思うのです。
単純に学校近くのレストランなり本屋なりを利用してある程度の距離を保つ、と言う手もありますし。>>345
逆にいえば1とかだと何も成果がなかったって感じですライムちゃんが女の子とイチャイチャしててもいいと聞いたのですが本当ですか!?(輝きの眼差し)
>>291
スルトちゃん「私の、役割は……終わった、し……私は……人形じゃ……無い……シンモラが……その愛が……私を、私にする……」
正直、スルトちゃんの語彙力は公式のスルト君と大差無い気がする。>>356
デモンベインが混ざりそう。>>350
やっぱり藤丸君は解釈違いがありそうな気がしてならんのですわ
異聞帯コソコソ話
どんな世界線だろうと、何だろうと、山星不湯花という存在がただ「一人だけ」に「恋して」そのまま「愛し続ける」世界はこの世界線のみです。他の世界では殆どあり得ないけど、文字通り友人も家族も全部捨ててしまうぐらいにはバーサーカーに惚れてしまったと
そして、そのバーサーカーも本来の目的であった天津神からの世界の奪取と民草の平和を投げ捨てる程に不湯花に恋して愛してしまった、という話
バーサーカーは一目惚れ、不湯花は長い時間をかけての恋。人外と少女の組み合わせなれど悲恋ではない結末となりました。だって最後には両片思いに気付いて幸せになったから>>358
私も解釈違いが起きるだろうなと思いつつ書いてますね。色々な媒体で出てくる藤丸立香の共通項をちゃんと抑えておけば大丈夫なはず!と自分に言い聞かせながら書いてます。(1パートとは言え藤丸『ちゃん』をしっかり書けた私は運が良かったんだな……)
>>361
温和すぎて精神攻撃も軽く受け流し、相手も油断させる暗黒謀略大名宇喜多直家ならいますね
ニンジャもカンフーもある意味で幻想を背負った存在。それ故に容易に現れる>>362
黎利・宇喜多「「あっそれの何がいけないことなの?」」今更ながら、山星さんの大長編、『禍津日ノ本』を読ませていただきました。
これまで設定だけだったキャラクターへ命を吹き込む手腕がとにかく素晴らしかったです!
拙作の磐長姫なんて自分でキャラクタープロフィールを読み返しても「キャラクター性が伝わりにくいなぁ」と思っておりましたのに、人間や神に対する彼女のスタンスの根幹にあるものを、よくここまで読み取っていただけたなととても嬉しかったです。
「あるがままを受け入れる」と嘯き全てを諦めるくせに、自分達のこととなると「悪」を排除する神々は(自分を切り捨てた怨みも込みで)大嫌いですし、それを甘受した木花咲耶姫や、自分自身であるにも関わらず木花咲耶姫に何も出来なかった自分も大嫌いです。
そんな中で、清濁併せ飲みながらも互いに影響を与えていくカルデアの面々は憎いながらも興味深く映ったのでしょう。
不湯花ちゃんは……臆病っていうか、責任感が強すぎるように私は思いました。死、ぬほど怖いのに死の運命からは逃げない心の強さよ。こちらの不湯花ちゃんは、両親の日記を読んでいないのですかね。>>365
謎の松尾芭蕉X「関係アルアルヨー」委員会さん、続き確認しました。しかしながら、体調戻り次第、ちょっとずつ書きます。
>>366
ありがてぇ……ありがてぇ……その感想をもらえるだけでありがてぇ……お借りしたところの方にお褒めいただけるの何よりも嬉しい……
不湯花はあれです。そもそも元々死ぬのが怖いんです。自分が傷つくのは嫌で仕方ないんです
そんな中で、両親の記録とか刻印に刻まれた歴代の思いを見て『みんなのために』当主としてあろうと決意したのがシドニーとか、そういう基本世界線の不湯花です。詰まるところ、自分の存在理由が身近な他者に依存してるんです。けど、だからこそ自分を犠牲にすることで心が何よりも強くなる
ここに辿り着く前に死ぬのが怖くて一族から逃げて何もかもを怖がっている引きこもりコミュ障へとなった不湯花も並行世界にはいます
カルデアの不湯花は基本の世界線と境遇は何ら変わりません。けどまあ、何処かの何かでカルデアへ赴きAチームとして活動して、人理の問題を解決しようという際にコフィンが爆発。そのまま生存へと手を伸ばした結果、一族も、友人も、全て焼却された事実を知ります
それはつまり、自分の『存在理由』が消えたことと同じ。今までの自分を構成した全てがかき消された不湯花は元の死ぬのが怖い女の子へ逆戻りです。強くいられる理由がなくなってしまって、自分は生存を望んでしまったのだから
というわけで死ぬのが怖い不湯花で、最初はバーサーカーにも周りにも当たり散らしてたんですけど、不湯花に一目惚れしたバーサーカーの献身でメンタル回復、最終的に不湯花はバーサーカーに恋するようになります
という訳で普通の世界線では自分の根幹になる一族や友人を失い、そんな自分を助けてくれたバーサーカーに対して恋愛感情を抱くことになったわけです。死にたくないけど大令呪を切ろうと決意するぐらいには、愛してるんです【報告】
wikiのユウキ=モーティマーの記事に魔術回路に関する一文を付け加えておきました
内容は以下の通りです
>一方で体内に魔術回路を植え付けられているが、これは混血由来の衝動を抑える等専ら補助に徹したもので当人は魔術を一切使えない。
>モリソンが積極的に魔術を教えなかった事もあり、魔術に関しては戦闘時における注意程度の認識である。
これで一応聖杯戦争とかにも参加できる筈…>>378
それならば煽り、驚愕、舌打ち以外ならば悪態やジョークでしょうか?ジョン・マクレーンやコブラみたいな。それ以外だといっそのこと地の文だけにするとか。無理して台詞を入れる必要も感じませんから。最近更新したフランス特異点とか終盤の戦いはそんな感じにしました。>>380
うちだと螢ですね>>378
決め台詞的なヤツ以外は抜いて、スピード感を演出!とか?
>>380
放浪少年虎徹・アグスタヴェルとかどーです?wikiにはないけど移動手段(竜擬き)も持ってるよ!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/虎徹・アグスタヴェル>>388
「………ここは、どこだ?」
目を開いた男は、自分がやわらかな暗闇に包まれている事に気付いた。
「確か、部活が終わって、すぐに眠って……それ以降の記憶はないな」
男が周囲を軽くかき分けるように腕を動かす。生暖かい、水の中のような感覚ではあったが、動くことは不可能ではないと判断した。
しばらく無言で歩を進めていると、男の目に闇の中に少しだけ明るくなっている箇所が飛び込んでくる。目を凝らすと、一本の大きな桜の木の下で瞑想するように目を瞑っている少女がいた。
兎にも角にも状況を把握せねばなるまい。意を決した男は、大股で少女の元まで歩み寄ると、「失礼、そこの御仁」と語りかけた。
「………あァん?」
少女の不機嫌そうな声とともに開かれた目は、そのまま驚愕するように固定される。
「おっどろいたなァ。こんな所まで辿り着くとは。流石は山陰の麒麟児っつったところかね」
「……キリンジ?申し訳ないが、何の話だかさっぱりだ。どこかでお会いしただろうか」
「––––––––いいや。お前さんは俺に会ったことなんてないよ。俺は昔から知ってるがな」
少女の言葉は一から十まで理解出来ないものであったが、これ以外のあてがあるわけでもない。男がどう出たものかと悩んでいると、少女が勢いよく立ち上がり「出口、探してるんだろ?案内してやるよ」と言った。
「……話が早くて助かるな」
「良いってことよ」と、少女が身体中に貼り付いた花びらを振り落としながら笑い声をあげる。「他にないだろ、こんな殺風景な所うろついてるやつの目的なんて」
「かたじけない。えぇと………時に、名は何と呼べば?」
「………名を名乗るようなものじゃあない。聖杯ちゃん、でも触媒ちゃん、でも何とでも呼ぶがいいさ」
今の俺にはそれぐらいがお似合いだもんねー、と拗ねたようにしている少女が軽く手招きをしたため、男も静かについていく。>>389
「ここはどういう空間なのか、というのは聞いても構わないだろうか」
「んー……聖杯……って言っても今はわからねーか。強いていうならサーバールームって奴だ。全く……人を高性能演算装置扱いとか失礼極まるが、まぁこれはこれで正しい使い方なのかもな?」
「……さーばー?申し訳ないが話が全く飲み込めない–––」
「飲み込めなくていいんだよ。お前が自力で抜け出せないうちは言ったって無駄なんだから。」
少女は口をへの字に曲げた状態でしばらく静止したかと思うと、おもむろに振り向いて男に顔を近づける。そのまま、耳元で囁くように声を放った。
「……『願わくば、我に七難八苦を与え給え』」
「…………ッ……!」男が、軽く目眩を感じたかのようにふらつく。「……何の話をしている?」
「ある人が言った言葉さ。………お前さん、どう思う?」
少女の目が、反応を見張るかのように開かれる。
「それは––––––」>>391
………ザザッ
「–––わざわざ苦痛を望むなぞ、妙な話だと思うが」
男がポロリとこぼすように声を出すと、少女の顔から表情が消える。彼女は勢いよく男から顔を背けると、小さな声で「–––––表情、および人造声帯の制御を手動に切り替え」と呟いた。
「………今何と?」
少女がくるりと身を翻し、「何でもないさ」と言う頃には、その顔はどこか怪しげな微笑みに戻っていた。
「本当に何でもないよ。……だが、どうやらお前さんはここにくるにはまだ早いらしいな?残念なことに。」
「早いも何も、望んでここに来たわけではないのだが……」
当惑するような男の声を、少女の早口がかき消すように遮る。
「まぁいいさ。不完全とはいえ、ここに来られる奴がいるのであれば未来も明るい。………さて、そろそろ道も終わりだな。あとはここをまっすぐに行けばここからはオサラバできるぞ」
これ以上の問答は無用だとばかりに声を張る少女に対し、男も追及を諦めることにした。
「ああ、そうだ。もし目が覚めてもこの空間のことを少しでも覚えていられるのなら、少し伝言を頼みたいな。恐らくは中等部あたりにいるであろう、髪が赤くて根暗そうな––––そうだな、今は『風魔小太郎』って名乗ってるだろうな––––チビに。『逃げたいのは理解するが、お前は本当にそれが奴を救う行動だと思うのか?』……ってな」
「意味は全く掴めぬが、道案内の礼だ。承知した」
少女がクスリと微笑む。>>386
それなら螢とアーダルベルトも加えておきます>>380
ノアさん…………だと親交(意味深)になっちまう……。>>400
それほぼ言っちゃってますよね。
はい、そうです。なんとか居士もとい誰行さんです。弟子に弱みを突かれ聖杯に繋がれ触媒兼スパコン扱いを受けている妖術師おじさんです。
あと、鹿之ちゃんのキャラがなんかおかしいのは、この特異点の特色がサーヴァントを召喚→洗脳コンボでハメてラスボスちゃんが「異常」と判断する要素を根こそぎ取り除き、その状態で全員を悪平等に幸せにすることだからです。具体的に例えるなら虫も殺 せない物静かな森長可とかいます。鹿之ちゃんの場合は七難八苦どんとこいな精神をごっそり行かれてます。(そのうち思い出すけど)
聖杯ちゃん的にはそれが超解釈違いなので、今は約四名ぐらいの人物が召喚されないように必死で踏ん張ってる状態ですね。汚染から守るために。
……今更だけど大の男に鹿之ちゃんって呼び方はどうなんだろうか。まあいいか。
後文章中でわざわざ声帯と表情を手動操作に移したのは、あまりの解釈違いに自動だと画像参照状態になるからです。>>402
後補足するなら、上の文の中で出てきた空間は洗脳に微塵のほころびもない人間は気づくことすら出来ない空間(いくら相手の陣地でも英霊が人間相手にやられっぱなしなわけもないし、対洗脳対抗判定が成功すると無意識レベルで支配が弱まる)です。
それと、『風魔小太郎』………って呼んでいいのかな……よくないよね………くんは、正直不安で身内に助けを求めたいけど万が一身内が洗脳ビーム食らって「幸せ」になってる姿を見てしまったら心が揺らがない自身がない聖杯ちゃんのめんどくさい男心から呼ばれた対ボス抑止力系サーヴァントでしたが、なにぶん悩みごとがすごく深刻だったので、事情を把握していながらも取り込まれたちょっとかわいそうな子です。そんな子ではないはずなのに、忍者を見ると何故かぶん殴りたくなります。(自分が予想以上に超早口になってたことに気づいた顔)
……なんか私ばっかり長々盛り上がっちゃってすみませんでした……>>405
わぁい!しばかれる?まぁ死ななければ問題ないですよ!リンゴーンリンゴーン(ナディアとライムが結ばれたことを祝福する鐘の音)
ヒャア!徹夜明けのテンションで書いた嘘予告だァ!こんなの勢いに任せなきゃ出せっこねぇ!
>>415
それは1枚のカードを巡って繰り広げられる聖杯戦争。元々は1枚のクラスカードと呼ばれる礼装を作り出す儀式だったのだがどこでどう間違ったのかカードは7つの欠片に分かれ7人の魔術師の体内へと入ってしまった。
解析の結果分かったことは二つ。一つ、カードの欠片はそれぞれ主にオカルトを元にした能力を宿主に付与する事。二つ、宿主同士が戦うと負けた方の欠片は勝者へと移る事
以下サンプル台詞
「わざとじゃないんです。だから僕は悪くなあだだだだだギブギブギブ!」
「ねえ、これって嫌味か何か?」
「ぽ…ぽ…俺男なんだが?」
「これでどう戦えと?地面に絵でも描けってかっ?」
「ふふん、どうやら僕は当たりを引いたようだね!」
「火…火かぁ…」
「別に殺し合う必要は無いんだし適当にやってカードを1枚にもどしましょ」
「とりあえずトーナメント形式にしよっか」
「待て、お前がシード枠という事に意義を申し立てる」
「『グッパージャン』じゃない?」
「『グッとパーで別れましょ』だよ」
「何でもいいから二人一組になれっての!」
「最近だとこういうアプリが」
デスゲームと言ったなあれは嘘だ>>413
まぁ「信長にアヴェンジしない杉谷善住坊」とか「島津してない島津」みたいな「いやそこ変えたら人間として成立しなくね?」みたいな人が量産されてるからこそ聖杯ちゃんはマジギレしてるわけですし?ラスボスちゃん基準じゃお花畑のみんなしあわせ世界に七難八苦とかいらないから、それを受け入れるメンタルもいらないものと判断されるのよね
続編はプロットだけある>>421
例えばですがマスターの護衛という名目で彼女との会話パート、あるいは大嶽丸とともに街へ出てみるとかいかがでしょう?今日はなんだか夜忙しくなるかもしれない(ならないかもしれない)のでぇ……
人が集まって流れを邪魔しちゃう前に昨日あげた奴の設定開示(多分もう使わないけど聞くだけ聞いてもらいたい)をします。します(決定事項)
・「改良」
ラスボスが使用する大技。学園特異点の中においては最強の術。
召喚したサーヴァントから「異常」と判断されるものを取り除き、個人の利益や快楽以上に全体の和に重きを置けるように改変を加える術式。つまりは洗脳なのだが、場合によっては精神のみならず見た目や身体機能にも影響を及ぼす。中にいる以上は何の影響も受けないということは理論上不可能であり、改変範囲が少ない人物であっても自身が普通の学生であると思いこむ程度には影響されてしまう。
ひっかかる条件は「幸せになりたい」こと……端的に言えば望みを持っていればそれだけですでにアウトである。
弱点はほぼ手動であるため解けたらもう一度かけに行かなければいけないこと。>>424
・山中鹿之助
メイン格。風紀委員。千石学園三年二組所属の「少し昆虫が好きな、普通に真面目な人間」。なおこの特異点では尼子家は「改良」の結果により普通に順調である。他の英霊同様「改良」のあおりを喰らってはいるが、精神異常抵抗ロールにある程度の成功をしたため最初に目を覚ます人物となる。
(あと登場人物は大体「改良」食らってるけど、文章で説明してわかりやすい人を何人か)
・宇喜多直家
三年三組所属。その知略を用い学年を牛耳っているとされているけど、暗殺とか下剋上とかそういうことはしないよ。周りの人たちにはとても慕われているよ。本当だよ。
・杉谷善住坊
二年一組所属、射撃部。なぜか変装が趣味で、特に女装は理由は不明だが同じ学校の織田さんにとてもよく似ていると評判。織田さんファンクラブ、通称織田サーのメンバーとの仲は極めて良好です。良好ですよ。
・伊達政宗
一年一組所属、料理研究会。何の異常もない両目がとても綺麗な美少女。将来の夢はお嫁さん。天下なんて目指さないよ。
・上杉謙信
二年三組所属の天然美少女。毘沙門天の化身であったりはしない。普通の女の子である。厠で失態?するわけないでしょ。>>425
・風魔小太郎()
中等部三年一組所属。忍者を見つけるたび「僕はこんなんじゃないのに」と言いながら殴りにいくので、クラスメイトには何らかの精神病を心配されている。僕は風魔小太郎です。誰が何を言おうと風魔小太郎なんです。なんですってば。
聖杯ちゃんが用意したカウンターサーヴァントなのだが、本人の心境的にはしあわせ世界を否定する気になれずに困り果てている。
・果心居士
二年三組(に所属しているが、授業にはほとんど出ていない)。見間違えようもないぐらいに男。顔を大きな袋状のマスクで隠しているが、その下から見える肌は白く髪の毛は黒い。
その正体は、聖杯ちゃんが用意したカウンターサーヴァントの一人。なので、容姿はともかく中身はほとんど本来のままである。本来召喚主とは見つけ次第殺しあうぐらいの仲なのだが、それよりも腹が立つ解釈違いが目の前を跋扈しているので仕方なく共闘している。あとでころす。
……あと、公式で出てる人はあまり出したくないので言及だけにとどめるけど「人類救済なんて考えたこともない天草四郎時貞」とか「虫も殺さない心優しいわんこ系茶道部森長可」とか「クラスのマドンナだけど天下布武とかなんのことです?織田信長」とかおるよ>>426
・西行・キャスリーン・華恩
この話のヒロインを一人挙げろと言われればこいつである。
突如トチ狂った計画を遂行しようとし始めた娘(弟子)を止めようと奔走するが、身内に対しての情が捨てきれずにいる間に敗北しあえなく囚われの聖杯ちゃんとなった。娘がどうしてこんなことをしようとしているかは今ひとつ理解できないが、とにかく解釈違い。ゆるさん。
・西行・シャルロット・千鶴
「––––––あなたを幸福にしてあげますから、その代わり自己の保存は諦めて欲しいのです」
この特異点の製造主にして、召喚されたサーヴァントたちを洗脳している正真正銘のラスボス。
父が隠していた膨大な量の日記を解読した彼女は、様々な知識を手に入れた。
忠義の士、謀略の将、天下を目指す王、誇りに殉ずる者、輝かしい過去の輝きたち––––––––そして、それを五百年間愛し続けた父のこと。
憧憬と愛憎に焦がれながらもそれを決して捨てることなく抱き、今もなお変わらず悩まされている男を、少女はただ哀れんだ。
ゆえに、救済である。
仮想世界を創造し、基盤が成り立ち次第現実も侵食していく。まずは父の原点たる戦国時代日本から始め、その次は日本史の全てを。最終的には現実世界と入れ替えた仮想世界の「神」になることで管理者権限を手に入れ英霊の座までの直通ルートをぶち抜き、中身を全世界的に「改良」するのが目標であった。
仮に彼女の目的が完遂された場合、訪れるのはただ停滞した「誰もが幸福になれるが、誰の夢も叶うことはない」世界だろう。
英霊、というより人類全体になんとなくの善意と博愛は向けているが、特異点に巻き込んだサーヴァントたちに対しては「父の好意を無下にし続けてる人たち」ぐらいにしか思っていないので、「改良」して本来とは全く違うものにしてしまうことに対する罪悪感も特にない。そもそも「改良」は本気で本人たちのためだと思っている。
西行さんには「そんなやばい装置とか技能を娘に与えるんじゃないよ」と言うべきところであるが、これでも全人類利用オ●●ーとかする子になったりしないように頑張っていたのである。結果として違う方向にやばくなっただけで。
彼女の場合問題は自分の理論の何がおかしいのか全く理解できていないところなので、一旦落ち着いてもらってちゃんと説教すればなんとかなるはずなのである。>>427
……なーんて設定だったのですけど、なんだか私がとんでもないセカイ系フェチあるいは狂人フェチみたいに思えてきました。フェチなんですかね?私>>432
てことは将棋とかチェスが得意になりそうな感じでありますね
ジャンケンも負けなしで、ポーカーにも勝てる
……………ギャンブラーになるねこりゃ……………あれ?アメリカで話してますか今!
今どうなってますの?>>435
トライドロンみたいなやつならどうかしら?そろそろ竜王にスポットを当ててもええんじゃないかと思う私です
姫は騎乗はCだけど神酒飲んでる+魔力放出(雪)で路面凍らせて活性化させたり氷の装甲でバイク強化したり出来ます
だいたいZeroセイバーとやれることは同じエジプト異聞帯書こうかなぁって思うこの頃
>>435
拡張パーツというモノがありましてな……(ブロンブースターの方を見ながら)
ただ、拡張パーツ方式にすると秘匿性的には考えてアメリカ各地にパーツの入ったコンテナを隠さなければならないという問題ががが>>441
ま て や>>445
行くわよ行くわよ行くわよ行くわよ!(メルト並感)
【CLASS】ルーラー
【真名】ダイタス・クロウ
【出典】クトゥルフ神話
【性別】男
【身長・体重】188cm・88kg
【属性】秩序・善
【ステータス】
筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A+ 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:EX
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。種別を問わず、『魔術』に分類される物で害する事は不可能。ただし魔術を逸らしているだけなので、広範囲魔術攻撃の場合、助かるのは自身だけである。神を裁く裁定者に魔性の業は通じない。
【固有スキル】
対神闘法:EX
対神に特化した技能。神性持ち、神霊を相手にした時ステータスが2ランク上昇し、特攻状態を得る。
仮説推論:E
アブダクション。論理推論、広義での帰納法の一種。論理学に於ける推論そのもの。探偵ということで低ランクで所持している。
人造四肢(鋼鉄):A
銀河に住まう科学者・クタニドから与えられた機械の肉体。肉体が人造の機構、特に鋼鉄製の機械となっている。戦闘に関連する行動判定や、スキルの成功判定にボーナスが加わる。Aランクは、四肢のみならず全身が人造品の『サイボーグ』であることを意味する。>>447
【宝具】
『泰山北斗の大時計』
ランク:EX 種別:対城宝具 レンジ:1〜100 最大補足:1000人
マリニー・クロック。
ダイタス・クロウが所有する巨大な掛け時計にして過去と未来と現在、そして剪定事象と編纂事象の壁を超える飛行船。
クロウに時の加護を与え敏捷値に補正を与える。
真名開放時には飛行船に変形し、各時空の自分達を一斉召喚、時空エントロピーを収束した核熱光線を照射する。
マリィという名の美少女の精霊を宿している。
『時の秤の名にをおいて、汝を有るべき場所へ還す』
ランク:EX 種別:追放宝具 レンジ:可変 最大補足:可変
フェイタルコード:マリニー・クロック
マリニー・クロックの機能解放。
神霊、神性持ちを時空エントロピーの帯で拘束し本来有るべき時空へと強制送還する。
カルナなら当時のインドへ、アキレウスなら当時のギリシャへ。送還されたサーヴァントは時間の強制力によって消滅し座へと帰還する。
【Weapon】
全身に組み込まれた様々な武装。>>448
【解説】
イギリスのホラー小説家、ブライアン・ラムレイが1975年から発表しているクトゥルフ系ホラー小説群の主人公。
邪神に侵食された剪定事象のイギリスから訪れた漂流者。
本来なら英霊未満の幻霊であったが「架空のはずの存在が実在した」という理由から英霊となった。
ルーラーというクラスは「良き人々と共に悪しき神を裁いてきた」ため。
【人物】
痛快無比で荒唐無稽、義に厚く筋が曲がったことが許せない漢。
良く言えばおおらか、悪く言えば大雑把で細かいことは気にならない性分の男性。
ただし事象と事象の壁を越えて、知人のいない世界で1人で生きてきたため家事全般は得意。
元いた世界では探偵として活躍していたが推理は苦手。探偵というより邪神にまつわる事件を解決する何でも屋という方が正しいか。
ルーラーとしては公平正大、人々を闇に陥れる巨魁を裁く裁定者として東奔西走する。
マリィという大時計の精霊とは相思相愛だがそれはそれとして美女と美少女には目がなく、お仕置として時を操られておじいさんにされたり子供にされたりしている。
もちろん本命は彼女であり、目線で美女を追うことはあっても心まで許すことは無い。
美少女には目が無いが幼女は対象外であり、他人の女にも興味を向けないようにしているなど性癖的には健康的で真っ当なスケベ。
目立ちたがり屋で格好つけたがり屋。
破天荒で自由人な傾奇者だが、根の部分では強きをくじき弱きを助ける心を持った正統派ヒーロー。
普段はおちゃらけているが決める時はバッチリ決める冴羽獠属性の男。>>454
竜王:地下
シンモラ:地上
先生:無し。必要に応じて即席。全力投球。>>462
そりゃいいですね!
アインシュタインなら作れそうではあります>>464
あのクトゥルフ神話の邪神とタイマン張れる男だからこれでも抑えた方ですね……そして恋人は精霊美少女!>>472
そもそもいきなりポンと授かった能力よりもずっと使ってきた魔術や体術の方が使い勝手がいいのは当たり前な訳で。ヤバい、ガレスの過去回想が終わらない…本筋から脱線しまくってベラベラ円卓時代の話しよるぞこのランサー…上手いこと短くまとめねば
>>481
そんな所ですかね。
あるいは詳しい情報を得たけど、噂故の違う情報も混じってて真偽の判定が難しい、みたいな感じのどちらかかなぁ、って。>>487
うちの異聞帯の王とほぼ似た発想やん
生 き 恥アメリカ異聞帯がBADENDになる可能性が浮上してきたと聞いて私の中で「たまにはそんな終わりもありかもしれない」という気持ちと「いややるからにはハッピーエンドだろ常考」という気持ちが殴り合ってる。
>>490
BADENDになったとしたら……………まあ二つほど選択肢を選んでもらいたいですね……………土日で体調崩して執筆が遅れてたら大変な事になってる件について。
因みに屍肉聖杯って何処に保管してあるんでしたっけ?ちょっとど忘れしてしまって…
【 クラス 】ランサー
【 出 展 】史実(1889〜1977)
【年代・地域】20世紀・欧米
【 属 性 】混沌・善(星)
【 性 別 】男性
【身長・体重】165cm・55kg
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具EX
【保有スキル】
対魔力 EX
*人類史を代表する最も名高き映画俳優。その在り方は銀幕の向こうにこそあるため彼を魔術で傷付ける事は叶わない。
但し
喜劇再演 A++
*仕切直しと戦闘続行の複合スキル。銀幕の向こうのコメディアンを完全に滅する事はその作品そのものを終わらせるしか手立てはない。どのような致命傷を受けても時間経過によって完全復活する。
完璧主義 A
*生前から培われたこと精神的な在り方。俳優業だけでなく映画監督としても才能を発揮したがその完璧主義からひとつのカットに一年以上の撮り直しを行った逸話がある。自身は元より他者にもそれを求めるためマスターは細心の注意が必要。
星の開拓者 -
*20世紀の文化史に最も影響を与えた人物として本来ならば所持するスキル。
なのだが本人の意思により効果が発現しないよう封印されている。【 宝 具 】
「此れは嘗て届かなかった私の悲しみ、私の怒り…」
「今届き得る事の何たる皮肉、何たる無意味…だが私は再び世界に問い掛ける」
『刺し諷んじる見えざる槍(スティング ジョ-ク カリカチュア)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1
*生前の作風が昇華され宝具になったモノ。映画「○○○」「○○○○○○○」等、社会諷刺を織り込んだ作品群は多くの脚光・賞賛を浴びたもののそれだけだった。
だが世界を変えるには至らなかった小さな棘は、サーヴァントシステムの妙を突き必殺の宝具へと変転する。
パントマイムの動作を起点に放たれる不可視にして実体を持たない刃は対象「強き者」であればあるほどその精度を増す。
それは政治家であったり経営者であったり、宗教家や英雄、神…その功績が大きければ大きいほど、、光が輝きを増せば増すほどその影は色濃くなるが故に。
実際の効果としては対象者の能力(宝具や武器、スキル)の消失判定を発生させる。この判定には敏捷、幸運ステータスは関係なく知名度補正が最も関係し上記の「精度が増す」状態であるほど成功確率は上昇する。
全ての能力が剥ぎ取られた後、最後の一撃として放たれたカリカチュアの判定を回避出来なければ対象サーヴァントは霊核に致命傷を受けてしまう。
反面、無名なサーヴァントには殆ど効果を得られない。マスターや現代を生きる人間を対象にした場合も同様である。
【 所持品 】
杖・無銘
*愛用していたステッキ。親日家であった彼のステッキは竹製だったとか。>>431
賛成です。
モーシェは陣地作成に使ってた宝具を回収出来ますし、シンモラは広い土地のほうがやりやすいので地上のほうが向いてますし。対魔力EXの但しの続きは
但し同業者はこの例に含まれない。
ですメ○さんの意向次第ですが、竜王、先生、シンモラがハリウッドで陣取りして先生・アインシュタインの作戦を実行する感じでしょうか?前衛勢力はそのときは傷持ちの相手でいいのでしょうか。あとアインシュタインはそのときどうします?陣地作成はキャスターや竜王に任せるなら一緒にヒャッハーしますか?
>>508
鬼のリーダーと巨人の参謀、インパクトが強いです、とはいえ、立ち直りさせるにはマスターや他の仲間の協力も必要になる展開になりそうですね。>>505
チャップリンだ……>>514
道鬼斎が完成と聞いて楽しみです!チャップリンにクロウに今日は近現代鯖デーですか?最高ですね?(語彙の無い感想)
>>529
いや、これまでで纏まった先生とアインシュタインの作戦は先生と必要であれば後1人で傷持ちを先手取って迎撃、1人をわざと逃がしてデンテスラと争わせてその最中に他のメンバーが必要なアイテムを回収するってことなのでメンバーの拡散自体は問題ではないはず。
地下の陣地は私的には保険の何かあった際の地下シェルター的な意味合いですね。
空想樹のヘイトっていうのか空想樹が地脈から魔力を吸い上げて成長するからあんまり広範囲に陣地を広げると魔力を横取りしすぎて攻撃されるのでは、ということ。
本編でも分かっている通り、アレ生き物かつ生存欲意識高いですし。>>520
あったかなぁ…
ちょいちょい盛り上がってることはあったけどスレ全体の大きな出来事とかは無い…と思います>>527
>曲者揃いのメンバー
ソウデスネ(ハリウッドしんじつを知って顔が画像のようになっていくだろう異聞シュタインから目を背けながら)>>547
質問の意図がわかりかねますので返答出来ません>>551
今のところBADENDしか見えませんなあ()クローディアさんが物語のためにモーシェを殺そうとしている……ならば私も全力で白雪姫を曇らせねば!(発想の飛躍)
>>565
モーシェはいずれ散る予定らしい
そうなると白雪姫が仲間を守れなかった罪悪感と仲間を失った喪失感で立ち直れなくなる
参謀とリーダーを失ったカルデアの未来はどっちだ
噛み砕くとこんな感じですシンモラ来たこれで勝つる
だからねシャルちゃん……確かにおとんは英雄大好きだしその感情を五百年間失う事なく想い続けるのは確かに見ててちょっと哀れになるぐらいの執念だと思うんだけど……
でもパパは自分がその域に達する事による自己救済を目指してるんだ……自分だけの正義の味方になってくれる人とか探すのはすでに諦めてるし、ましてや本来の姿でなくなってまでそこにいて欲しいとか全然思ってないんだ……
あとみんなは別におとんの好意を無下にしたわけじゃなくて、単にたとえ戦国時代の超人集団であっても、されてもいない告白に答えられるエスパーはいないってだけなんだ………(早口)(セルフツッコミ)
>>563
正直正統な英霊から見たら余計なお世話以外の何物でもないですよね。そこでちゃんと拒絶できそうなところ好きです。>>572
症状が重過ぎてシンモラ一人じゃかなり厳しいかな。
プロットは想像してみたけど立ち直る所まで行かなかった。違うのよ。なにがなんでも白雪姫を曇らせたくないわけじゃないのよ
でも緻密なキャラのエミュレートとシナリオの展開が私の筆を曇らせる方向に進ませるの……
是非もないよね!(開き直り)>>578
シンモラのメンタルケア→素の自分が早めに出る→モーシェが死ぬ→「バブウバブウオンギャアオンギャア」
シンモラのメンタルケアがない→素の自分が出ない→モーシェが死ぬ→反動でよりあかんことになる→「バブウバブウオンギャアオンギャア」
だーめだこりゃ()戦闘面はともかくメンタルは全員でケア
死の間際にモーシェが白雪姫に激励を飛ばす
この展開がモーシェ死亡までにあればなんとかなりそうですね考えてみたらアメリカ異聞帯のカルデアメンバーは魔術使えるキャラが多いですね。モーシェ、大嶽、シンモラ、竜王と四人もいる。
(ダイスロールしてもごねるならダイスロールする意味が無いんじゃ……?)
>>591
西欧異聞帯の構想だと藤丸立香以外の原作メンバーは出さないつもりです。マシュもロリンチもなし。>>591
特異点だけどマシュも藤丸もいないSSとかありまっせ。彼ら に似た属性のキャラをポジショニングすればオッケーっすよ!>>591
うちの異聞帯は監獄長さんカルデアverで動かす想定ですね。つまりフェリメン時空
新所長はまあ適当にゴニョゴニョともーこんなことばっかり言うから基本私のキャラ=重いってなるー!!
違うんです二人とも平常時だと普通に大英雄なんですちょっと生前の後悔やトラウマの部分に触れられるとブレッブレになるだけで
>>591
私は異聞帯でストーリー的に重要、替えのなさそうなキャラは据え置きです
クリプターで言えばキリ様とデイビットはそのまま、使徒三人もそのまま
藤丸も、マシュも、ロリンチちゃんも、ホームズも、ゴルド所長もそのままです。マイ異聞帯では解釈違いを避けるあまり発言がすっごい薄かったですけど>>600
(大して喋らせもしないくせに意地でもこのスレ共通カルデアじゃなくて原作カルデアの方で進む愚者がいますよ。私のことですけどという看板を提げて斬首される姿勢を取る)>>605
かちかち山のうさぎが仲間になりたそうに見ている>>591
アメリカは全く決めてないです
今の所カルデア本部に連絡をするという展開を書いていませんしオーストラリア異聞帯は立夏さんカルデアに寄せる感じですねぇ……
メンテーは皆さんに動かしていただいて嬉しい限りですね……
ナウマンとかお借りしたミケランジェロも動かしてぐれおカルデアメンバーの印象を築いて行きたいところ……!まーて待て待て(部外者)。
現在でもサーヴァントがpは六騎。立夏の負担多いと思うんですよ!モーシェ先生の脱落も未確定だし。
まだ慌てる時間じゃない……、と思ったりするんですが!>>612
了解です。
まぁ、一応先生出来るよ、ということを言っておきたかっただけなのでやるとしたらやりたい演出があるなら仕方ない!
全うな魔術師のサーヴァントがサーヴァント召喚するのにやれない理由は無いですからね!(書きかけの童話鯖同窓会を見る)
(白雪姫にマイシンデレラが絡んでる)
(うん?これは……うん?バブゥ?)
(練り直そう)←今ココ>>613
おけおけ>>621
初手ケイトー
あいつ爪痕残しすぎじゃね?
尚強さ的には六番五番くらいメンタルブレイクの話するとね!既に折れてるのに「自分に折れて立ち止まっていられる程の価値はない。役に立てなければ誰にも見てもらえない。折れてても常に動き続けないと」って強迫観念で動いてるからこれ以上折りようがない(むしろ他者から好意を向けられた方が想定外の事態に混乱して失敗する)西行さんって人がいるの!
……べ、別にいじめるのを楽しんでいるとかそういうことは一切ないし……単にシリアスに救う方法が見つからないの……
>>621
あれね?ストレス溜め込む委員長タイプなのね?>>621
初手ケイトー草。2番手とかならマシだった可能性。>>620
1.シンデレラの在り方が対極
自分を助けてくれた精霊に感銘を受け、自ら望んで立ち上がり、苦しい人生の最中に人を統べる者とは何か、自分とは何なのかを知りながら成長していった
2.シンデレラの性格が逆
周りを振り回すお嬢様ながらも、人を照らして引っ張っていく。周りが望むモノとかは知らない。私が思うように輝いて、それでみんなも幸せにするの!そしてそれらは全て「素」である
3.こんにちは、白雪姫様。あなたのこと、マルガレータってお呼びして宜しいかしら?
私のことはシンデレラではなくエラとお呼びくださいな。宜しくね!
だってそうでしょ?私も、あなたも、きっと仲良くなれるわ!だって私、あなたのこと好きだもの!あなたも、私に色々と教えてくれると嬉しいな?
4.私は昔、お義母様に言われる通りに振る舞ってきたの。でも、それじゃダメだって気付いたわ。私が本当のことを、私の伝えたいことを伝えないと。自分に素直になれないのに、誰かの為になるわけないわ!
やば……これはやば……>>628
(バブゥっていうのはあれ、アメリカみたいに赤ちゃん化とはちゃうくて在り方が合わないなぁって感じ)>>630
そうだった
結局全員十傑将走りじゃねーか>>629
>>630
悠然と席についていた大嶽丸がモニターを覗き込むと無音の口笛を鳴らし、うんざりしたように首を振る。
「なあ、マスター、物事ってやつは、最初のうちはなかなか上手くは運ばないものでな……」
「時間が経つと?」
「だいたいは、もっと酷くなる」
大嶽丸が指さしたのは、豪雨をものともせずにシャドウボーダーを追って走ってくる虎狩りのケイトーであった。
モニターに向けた立香の視線が凍結した。彼は上半身を微動だにせず、槍を担いで咆哮しながら疾走していた。豪雨によって顔に髪が張りつき、びしょ濡れで醜悪な面相であった。
シャドウボーダーの内部は罵声や悲鳴があがる。
↑この悲鳴は白雪姫ですね。悲鳴は立夏だけだと思って書いてました。>>628
わかりやすく説明しましょう
初期ゲージ0←カルデアや聖杯戦争で呼ばれた段階
初期ゲージ-20←マルガレータと呼ぶわ!
初期ゲージ-20←素直になるのがいいわ!(そもそも彼女は今のキャラが素と思ってるのでノーダメージ)
初期ゲージ-20←在り方が真逆、性格が素、etcetc(一応これくらいならほぼ傷は追わない。それくらいの差異は彼女にとって誤差なので)
むしろ彼女のような明るく朗らかな人は好ましいのでマルガレータと呼んでも最終的に−から+20くらいになるまである
ちなみに異聞帯だと
ゲージ-50←異聞帯という過酷な環境
ゲージ-100←初手ケイトーという地獄
ゲージ-120←自分以外のメンバーが自己主張少なめor自己主張が激しすぎるため自分が舵取りをせざるを得ないから
ゲージ-200←シンモラと立夏、あと大嶽丸に心の壁を砕かれつつあるから
ゲージ-300←仲間であるモーシェの死亡
ゲージ-300で完全にアウトですね第一回戦の私のターンが意外に長くなりそう……ていうか煽りセリフが意図しないところでもドンドン出てきてしまう。
教授、これは一体?>>615
神酒による強化も有りますし、そのあたりは状況次第かな。>>642
タイタス・クロウを元ネタにしたのがデモンベインの主人公ですし。>>642
言ってしまえばクトゥルフってラの字の御方が作った作品の二次創作群って側面もありますしね。まあもう既にアブドゥルがリレーにまで参加している以上、ダイダスだけをシャットアウトというのもなんかいくないとは私も思います
死を呼ぶ不吉:A+
魔剣に愛されたことで課せられた宿命。魔剣がフロームンドに振るわれることを望む限り彼女は闘争から遠ざかることはできない。そして魔剣は手放しても必ずフロームンドのもとへ戻ってくる。
かつて重傷を負い、さらにミスティルテインを奪われてしまい氷海に沈められたが、後に巡り巡って漁師たちが釣り上げた巨大魚の腹の中から発見され、フロームンドの手元に戻ったのはこのスキルによるものである。
【宝具】
ミスティルテイン
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:5人
亡霊の王を討滅した際に戦利品として獲得した剣。赤黒い危険なオーラを帯びた両手持ちの魔剣。
この剣は後述する神の荒魂や亡霊王の怨念によって凄まじい邪気を放っているため、フロームンドのような傑物でもない限り、手にした途端に体を邪気に乗っ取られ、操られてしまう。
霊体や魔力を補食し、持ち主の身体能力に変換したり、魔力放出のような効果を発揮する攻防一体の機能を持つ。またバルドルの死骸から生まれた経緯から、光に由来する攻撃に対して高い耐性を所有者に付与させる。
ミスティルテイン・ヴェクタムル
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
ミスティルテインの特性を活用することで編み出したフロームンド独自の戦闘技術。
魔力を込めて振るうことで剣閃に沿って魔力は切断の概念を持つ力場へ変換されて発現する。この力場は数瞬は空間に残り続け、効果範囲が不規則に揺らぐ特性を有する。それはさながら、満ち欠けする月輪のようである。
ミスティルテインが吸収した魔力をこの攻撃に転化することも可能なので対軍宝具ではあるが魔力消費は微々たるものである。北欧神話に伝われる同名のヤドリギが存在する。バルドルの死骸の中にヤドリギは残り続けた。神の死骸には残る神の怒りや憎悪が残っており、それは神道における荒魂とも言える神の一面であった。神の死骸の中に在るヤドリギは死骸を苗床に荒魂を取り込んだ芽は成長して荒魂の具現たる剣へと変化した。
その後、バルドルの死骸は地に沈み、そこに墳墓が作られてさらにはそこへ亡霊たちが集い、禍々しい気が集積されるエアポケットとなった。亡霊王によってこの魔剣は振るわれて多くの命を奪い、禍々しい気に浸ることで魔剣としてさらに鍛えられることとなった。
【概要】
アイスランドの叙事詩『フロームンド・グリプスソンのサガ』に登場する英雄。
戦士の王オラヴに仕え、ベルセルクを討ち取り、数々の武勲を得た勇士。かつてガリアの王者であったヴァランドである亡霊王スラーインが率いるドラウグルの軍勢をて討滅して、その時の戦利品として「ミスティルテイン」を手に入れる。
フロームンドの武功を妬み彼女を疎んだオラヴ王は冤罪で彼女を追放してその名声等を奪う。しかしフロームンドは、スウェーデンの王ハッディンギャルの襲撃の際には参戦して、勇士ヘルギとその恋人カーラの猛攻を防ぎ、420人の戦士たちと戦い討ち取ることで勝利した。
ヘルギとカーラとの戦いで勝利したものの、彼女もまた手負いとなり、その隙を突かれてミスティルテインを奪われてしまい海に沈められる。だが、後に漁師が釣り上げた巨大魚の腹の中からミスティルテインが発見され、フロームンドの手元に戻り、生き残っていた敵手ハールディンを倒した。【人物】
栗色の長髪とグレーの瞳、氷を彫った美貌で彫りの深い端正な顔立ちの美人。
戦士として冷静かつ優秀だが、私人としては温厚で心優しい性格をしている。大概の出来事を一人で乗り切る力を持つが、孤独を好む人嫌いでも厭世家でもない。冷たい雰囲気や生来の間の悪さ、そして魔剣の呪いから誤解を受ける事が多く、そうした誤解か悩みの種。
生来の温和で平和を好む性格なのだが、戦士としての才能、魔剣が(迷惑なことに)武功を立てる機会を作ろうとするので望むものが得られない。精神性と適性が必ずしも合致しないという一例である。
「召喚に応じ参上しました。セイバー、フロームンド・グリプスソンです。……魔剣の切れ味、お見せしましょう」
「ここにも魔剣の使い手はいらっしゃるのですね。……ここでなら、お友達になってくれる方がいらっしゃるかもしれません」>>656
やだ……私が泣きそうになっちゃった……
ダイジェストでもいいからシリウスとの交流書いて幸せにしてあげないとなあ……これが産んだ人間としての責任だ……フロームンドの宝具の表記を募集中です!
>>660
魔剣を話させることも考えたんですけどね。エミュしたらスルト君か童磨の二択になってしまいまして……
戦闘技術宝具を作り出したことで魔剣君の好感度はカンストしましたね。「俺だけが彼女の本当に輝かせてあげられる!フロームンドちゃん最高!」
>>661
やはり題材が同じだと通じるところは出てきしまいました。難しかった。魔剣に愛され系、ここにはあまりいなかった気がしますし。
男フロームンドと……どんなことになるのか、たしかに気になります!
女フロームンドは及第点でしょうか?
>>662
ありがとうございます!
最近はより完璧超人には見えないようにキャラメイクを心がけてます。
キャラを掴むためにもフロームンドからの台詞が欲しいキャラがいましたら御教示お願いします。>>642
エル・シッド「火なら何度だってつけてやる。俺は灯火。お前が満足するまで俺がここにいてやる」>>664
なるほどなるほど
ネフレン=カの名前を上げたのはクトゥルフ神話のキャラだからですね
ネフレン=カより強くないからセーフでしょとかそういうことじゃないです
>>665
基本的にクトゥルフ作品は原典のキャラであれば問題ないと思ってます
そこから一捻り加えたニャル子さんだったり大十字九郎だったりはアウトだけど原典のキャラとして出すなら私はアヴドゥルもクロウも問題ないと思ってます
真名アリエルな喋るカニと友達の人魚姫はアウトだけど原点通りの人魚姫ならセーフ、みたいな
>>667
やっぱりそうでしたか!
創作の引き出しが増えるってやってて楽しいですもんね。これからも色んなキャラクターを作れるよう応援してますよ!
キャラ言及はアンク、白雪姫、ヴィクトリア、ワルキューレ達でお願いします!>>678
ええ、強さ的な指針ではなく、ジャンル的な指針ですよね!勿論、理解しておりましたとも。王という共通点、アロマテラピーという物理的なメンタルケア手段、女性の扱いの心得という対白雪姫において最強なリンドさんがメ○さんの多忙というどうしようもない理由で動けなくなってるのは運命という名の強制力を感じる……
(白雪姫のダイジェストを考えてたらまた現代に残留しそうになってぶん投げました)
(お前は素直に別れさせてあげられないのか)>>684
たぶんそのうちまたガンガン顔出しできるようにはなるので!
その内色々課題やらなんやら来るとは思いますが……>>656
先生ならこんな感じかな……。
「……そうですね。暖かい毛布と飲み物を用意しましょう。腰を落ち着けて話しましょう。食べる、ということは身体だけでなく心も満たすこと。美味しい食事はそれだけで幸せになれます。──私の腕で貴女が満たされれば良いのですが。私で良ければ相談に乗りましょう」
「辛い、というのであれば無理に背負うことは無いのです。背負いきれない重荷で潰れてしまえば周りの人も、幸福であってほしいと願った人も、悲しませてしまうのですから」
ただ、彼、相談役としては当たりなのですが進行形で続いていたり言葉や態度で吐露してくれないと気づけません。生前研究に没頭していて家族を追い詰めていたのに気づけなかった男故止む無し。もし慰めの言葉をかけるのであれば大嶽丸に関してはエミュとしては劣るかもしれないけどストーリーとしては私が書いた方が上手くいく気がしてきたぁ、不思議ぃ
>>691
伺いましょう!
久しぶりに有川浩作品を読む返すかな……そう、大嶽を堂上だと思うんだ……それとミスティルテインとミスティルテイン・ヴェクタムルの文字表記は募集中です。
取り敢えず、第一回戦の前編を投下しました……後はまだ書く頑張る。m
>>709
なるほど……
所長「いや待てよ。私多分昔を懐かしんで実体験したかのように語ったことあるぞ……いや実体験したのいくつかあるんだけど……」
職員の美國さん「間抜けすぎませんか?」
所長「………そういえば、施設の子達はみんな日本昔ばなしでも八尾比丘尼伝説に詳しかったですね。妙にリアルでした。………美國さん?」
美國さん「あーあー知りませーん!!誰ですか八尾比丘尼ってー!私新卒なのでわかりませーん!!」西行さんとか野紀さんとかの話を聞いてると私も汎人類史版の月透美代を作ってみたい欲に駆られる(小声)
>>695
それなら白雪姫のメンタルは保てますね
ちとNYさんの負担が大きくなるのが申し訳ないですが>>718
ヘルギ「いやはや、なんとも懐かしい顔があると思ったら……………。うん?男だったか、女だったか……………いかんせんはっきりとしない。ま、当方も二人いるしそんなもん関係ないのだがな。というか今気づいたんだがその剣めっちゃ呪われているではないか。生前戦っている時気づかなかった」
気づかなかったのはカーラがやられて動揺したせいです>>725
こ、皇帝特権で無理矢理参戦とな……? やりそうではある。予告状通り、怒涛のサーヴァント2騎を投下します!
お目汚し失礼つかまつるそういやゼロで初めてウェイバーくん知ったクチなんだけど虚淵だし皆んなC案件と思ったよね……?
チャップリンの追加情報を喰らえオラァン
【 天 敵 】
『エア』を抜いたギルガメッシュ、『アヴァロン』を展開したアルトリアの両者は論外として第五次聖杯戦争のメンバーならエミヤが苦手。
限り無く無名な彼に対して『カリカチュア』の判定は最低確率となる上、多数の宝具を投影できるため手数で負けてしまうから。
要は
・無名であることで判定の成功率を下げ
・多数の宝具やスキルで判定そのものの回数を増やす
この2つが出来れば霊核への攻撃が遅延する。
最も苦手なのはギル。『天の鎖』でパントマイムを封じられると『カリカチュア』発動出来ない。神性ないけど筋力Eじゃどうしようもないよね!メドゥーサの場合は魔力ステータスB分の耐性で発動する時間があると仮定。
次に「喜劇再演」をどう突破するか。魔力供給が続く限り復活し続けるのでマスターを排除するのが定石だがそれはどんなサーヴァントでも当て嵌まる事なので別パターンを思考するが、これをここで明かすとネタバレが過ぎるのでヒントだけ
「劇」を終わらせよう 。作家系サーヴァントイイよね…【CLASS】セイバー
【真名】ファヴニール
【性別】男
【身長・体重】150cm・45kg
【出典】ヴォルスング・サガ
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:C 幸運:EX 宝具:A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
騎乗:EX
【固有スキル】
古き言葉:A
北欧の三大神、オーディン、ヘーニル、ロキすらも縛る竜の智慧が紡ぐ言葉。それはかつて統一言語として存在したものと同種だが、契約に用いることで絶対の強制力を得ている。また副次的に言葉を持つのであれば、全ての言語を理解することも可能となる。意味を印す原初のルーンの原典とも云える言語。
アンドヴァリの黄金:EX
北欧大神から賠償として獲得した、呪われし万物を統べる指輪。自然物や人工物問わず、霊子を黄金へと変換し、その地の環境を作り変える。欲望が集積された黄金を呼び水にしてファヴニールは悪竜現象を発症した。その魔力の塊である黄金はあらゆる知性を惑わせる。
竜種改造:EX
究極の自己改造。竜種としての魔力炉心が形成され、サーヴァントでありながらほぼ独立した行動が可能。また霊的な竜鱗が形成され宝具ランクB+分の威力を削減する(Cランク宝具の威力は筋力A~A+)。>>730
アナグラムでいきましょう
タイタス・クロウ
↓
TITUS CROW
↓
Court Wist(理知的だった法廷)
↓
コールト・ウィスト>>734
【宝具】
『それは命の王たらん(エーギス・ヒャルム)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1
悪竜現象の本領、竜種への形態変化。黄金へと変換した生命・建造物・概念・地表などを霊子情報として、巨大化していく宝具。自身の現HP数値と同じだけの魔力数値を吸収することでHP上限が上昇し、前の構造体より一回り大きな構造体(16、32、64、128、256、512、1024)に達した時、次の段階に移行したとして能力値の桁を一つ上がることになる。ただし、地上においては重力の関係上、限界値が存在し、電脳空間においては限界は存在しないもののサーバー、霊子ネットワークを運営する理によっては、あまり大きくなりすぎると動作が重くなるため、ある程度の最適化は必要となる。通常竜体よりも強力かつ広範囲に影響を及ぼすが、臨界状態となるため竜鱗の効果がなくなり(耐久値のみ)、黒い竜鱗が赤熱化し、赫々となる。
『竜の死(グラム)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~900
シグルドが魔剣グラムで自身を討ったことに由来する宝具。エーギス・ヒャルム発動後、自身の外殻、竜体を形成する魔力をグラムを通して収束させる、超新星爆発に例えられる竜の息吹。使用後は竜化が解除されるか、最初期の構造体(通常竜体)へと戻る。
【Weapon】
黎明の破滅(グラム)
【解説】
(省略)
【人物像】
北欧大神を平伏せしめる、未曾有の悪竜現象。ドヴェルグ・ファヴニール。欲望に突き動かされ、大欲によって世界を荒らす竜と呼ばれる悪へと変じた小人。
人は生きている限り、自滅因子であり悪性腫瘍である邪竜との戦い、存亡を賭けた“運命の戦争”を続けなければならない。竜とは自然の脅威であり、災厄の象徴として現れるが、悪竜現象とは全ての命を脅かす生ける災いとして欲望のままにその猛威を振るう。竜殺しとは自然(人間もまた自然である)との競争の勝利者であり、悪性の克服者として英雄と成ることになる。
大地と接触することで龍脈の流れを操り、地表を結晶・黄金化させることも、魔力を噴火のように噴き出させることも可能。
「真なる竜殺し、シグルド以外に斃されてやる道理もない。その首、今ここで切り落としてやろうか」【CLASS】ライダー
【真名】山本勘助
【性別】男
【身長・体重】1cm・kg
【出典】史実、甲陽軍鑑
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:A++ 魔力:D 幸運:C 宝具:A
【クラス別スキル】
対魔力:B
騎乗:B
【固有スキル】
摩利支天:B
人が到達すべき境地を神仏に例えて仮託したもの。剣士、軍師、忍者などと噂されるその縦横無尽の活躍は、彼を摩利支天の如きと神格化させるのに十分だった。敵対者は徐々に陽炎の如く、その姿を捉え続けることが困難になっていく。
京流:A++
剣術のより源流、この世の原理原則に則った運用法、兵法の術理を識ることを示すスキルの一つ。流派によっては表太刀が剣術、裏太刀が忍術という区分があるなど、古武術では往々にして兵法という括りで伝来してきたが、京流は分国法や築城術、攻城術など万の分野に通じる。
具眼:A
物事の本質を見抜き、是非・真偽などを判断する見識をもっていることを表すスキル。限界を視るという極めて特殊な魔眼。その結果、自身の肉体を人体に可能な全性能をいつ如何なる状況下でも十全の能力を発揮させ、相手の動きを完全に見切ることが可能となる。>>737
【宝具】
『破軍建返し』
ランク:A 種別:対軍魔剣 レンジ:1~10 最大捕捉:1
同一座標に斬撃を繰り返すことで、密度を上昇させる対軍魔剣。山本勘助の眼を以てして弱点を見出さなければ効果的ではないが、対すれば攻撃を加えることで一気に瓦解させることができる。無限の理の到達点の一つ、蓄積する斬撃。一ターン分の攻撃を次ターンに蓄積させる、斬りつけたのと同じ場所を斬ることで倍化させる、行動分の範囲を拡大させるなど、幅広い対応力をもつ。
【Weapon】
左文字…山本勘助の愛刀。
馬…基本的に騎乗物は現地調達。霊基パターンは固定であり、余りクラスに自動的に当てはまる。
【解説】
(省略)
モデルとなった山本菅助は伝令、軍使や足軽大将といった地位にいたとされている。
【人物像】
その水底のような眼はいっそ不気味さすら感じさせる、長髪を結んだ、精悍な武士。その多彩な才能も含めて、他人には結論のみを語るので何を考えているのか理解できない、世俗を超越したかのような神性を感じさせる。
が、モノローグでは多弁(メタ視点)。
その伝えられている容姿はスキル「摩利支天」の効果によって直視できなかったものが、それが結果として忌み子としての扱いになった。しかし、いたって本人は普通。他の担い手のような超越性ではなく、基本を極めた結果。
武田信玄には忍者や軍師といった仕事を便利屋扱いで「お前なら出来るだろ」と、回されていたらしい。
「時間稼ぎなら、問題なく」魔術に関しては天才人形師と知り合ったってことにすればええか……あの人なら異界の仕様をこっちの仕様に変換するくらい出来るでしょ……(謎の信頼)
私もぉ、ドラゴンスレイヤー属性もってるサーヴァントがいるんですけどぉ。いやぁ、セイバー被りしちゃったからマッチングできないなぁ残念だなあ(棒
>>751
クロウさんはヨグ様をタイマンでしばける以外は普通の人ですよ?()>>726
呪文遣いから潰す、戦いの基本ですねそういえば今更ながら思うんですけど
ケイトーって真名解放されたならプロフィールのせた方がいいと思いますか?>>739
勘助が軍師系より戦士系寄りの構成になっていたのは意外でした。私が軍師と固定観念に囚われていたのでしょうね。一撃の重さは格別ということはなくてもそれを積み重ねて追い詰める、みたいな戦い方でしょうか?
うちにも縁壱みたいな超人剣士はいますよ。林崎甚助というのです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E6%9E%97%E5%B4%8E%E7%94%9A%E5%8A%A9
スケスケの世界も見ています。
>>734
小人のファヴニールが出てきたのはそうきたかと思いましたね。スキルも宝具も自らでは思いつけないなと思えるものばかりで脱帽です(そういやまだ解説を完成させてないから台詞載せても「なんでチャップリンおこなの?」ですね?はよ完成させよ)
>>765
ルーラーだし是非もないよね()
クロウはマスター時空もサーヴァント時空もどちらでもありえていい気がしてきましたわ
マスターだと現代まで生存、サーヴァントだと死後英霊になってるから死ん.でるから両立は出来ないけど>>768
【固有スキル】
一番槍A
地震加藤と賤ヶ岳七本槍の逸話が融合したスキル。視界に入った場所へと光速で移動する。ただし、視界が開けていないとできない
勇猛A
カリスマC
ハングオーバーB
酒に酔いしれる事で人格及びその能力を変貌追加させるスキル
【宝具】
『築湯池鉄城』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0-99 最大捕捉10000人
築城の達人であるケイトーの特性が反映された宝具。あらゆる城を生み出す。最大で7つ作成ができるが、数が多いほどその城の大きさは小さくする必要がある
『不明』
ランク:D
【解説】
酒に酔い、改造されたアメリカ異聞帯最高幹部『傷持七豪集』の一人。間延びした英語が特徴的なサーヴァント。嗜虐癖があるがそれは改造された故に出ている。本来の性格から遠く離れている
【一人称】拙者
【他クラス適性、変化傾向】
【製作者】リドリー陣営>>766
り、リアルアサシンの方じゃないからセーフ……だよね? 決してセウトとかアウフとかじゃないよね……?まーたカポネドルとかいうパワーワードが…………
>>771
あれです香港ドルみたいなもんです>>761
甚助は縁壱スペックの傑物が生涯かけて武術を鍛え続けた人でして、そのためありふれた幸せも求めることなく鍛え続けた分、パット見の人間味は薄い怖い人に思えますね。書文や小次郎と同じ秩序・悪ですし。
むしろそんな超人が卜伝のもとで修行して独自の技術を作ってでも仇討ちが果たせなかったとか、仇側の盛られかたがヤバい。
あと林崎甚助の技術が完全には受け継がれていないのも、日の呼吸とその他みたいな関係性です。>>774
可哀想だ……………まだ当面出す予定はないけれどランサーの武将を出す場合、ケイトーじゃなくて清正のほうにすべきか島左近にすべきか……清正は出してもケイトーが脳裏に浮かんでしまう。
>>782
しまったベイリンではなくて犬塚信乃だった。どんな間違いだ……大ヤコブのセリフ集。ヤンキー口調って初めて書いた。
「俺を呼んだのはお前か……いや待て、本当にお前が召喚したんだろうな? まさかのマグダラの方のマリアってオチじゃねえよな? ならいい。俺はヤコブ。ヤコブにも色々いるから、まあ大ヤコブとでも呼ぶくれてもいい」
「おいマスターよぅ。安息日に休むってんならまだ分かるが、平日でも怠惰を貪るってのはどういう了見だ、ええ?」
「──ったく、世話の焼ける。いいか、あんまテメエと他人を比較するもんじゃない。テメエにはテメエの良さがあるし、他の誰かだって別の長所がある。だから強みが似てるからってなんだよ。結局は“似てる”だけで同じじゃない。気にするだけ無駄だ、無・駄」
「戦闘技術だと何だの、宣教する人生だった生前には必要ねえもん……だったが、ある日啓示が来てな。モーセ様の天使をボコった棒術を伝授してもらった訳」
「ようぉヨハネェーーー!!! なんだまた新しい福音書でも書いてんのか? 完成したら、真っ先に俺に知らせろよな! 読者第一号は誰にも譲らねえ」
「マルタ……アイツ何だって猫かぶってやがんだ? いやおかしいだろ、何聖女の顔を全面的に出して本性隠してるって話だ。マスターは知らねえだろうが、アイツは厚化粧が取れるとまあ荒っぽい口調になってよぉ……あ? 知ってるだぁ? 全然隠せてねえじゃねえか、あのポンコツ」>>781
おっしゃる通りクロウは1975年の作品が初出のキャラクターです
ですがそもそもクトゥルフ神話に著作権という概念はありません。なぜならラヴクラフト御大自身が著作権を放棄されているからです
クトゥルフ神話をモチーフにした作品のキャラクター……たとえばニャル子さんや大十字九郎、比良坂初音様を出すのはアウトでしょうがタイタス・クロウは問題ないと思われます了解です。出来たらそのうちここに載せます
>>790
私も公式と御大以外のクトゥルフ作品の接点を調べてたら見つけただけなので大丈夫ですぞ(言わせてみたいけど書く機会がない台詞ってあるよねって話)
新九郎姉弟:「あたし達が揃ったのなら、それだけで最強無敵!かっ飛ばすわよ、新九郎!」
ヘリオガバルス:「きみ、つまらないや」
藤原千方:「信念すらない人間と、流儀を持った鬼………上等なのはどちらなのか、確かめてやろうではないか」
(殺):「………お前は、もういい。目新しい事が何もない」
(術):「俺を舐めるのは結構だが、俺の術を舐めるのは自殺行為って奴だぜ!」
Xくん;「あの方がそんなことを望まないなど百も承知だ………だからこそ!我等が!手を汚す価値がある!」
ダイアナちゃん:「きっと………私が読んでいる物語の主人公なら、ここからだって立ち上がります……よね?」
西行:「ワタシなど32の忍術256の徒手格闘術146の剣術124の長物術1723の魔術2614の呪術等々を嗜み程度に扱うぐらいの非戦闘要員ですから………お手柔らかに、お願いいたしますね?」
シャル:「てーい!ケンカりょーせーばいパンチなのですー!(洗脳)」
李くん:「…………あーあ。思い上がりましたね?見た目が幼いからって、舐めちゃいけないんですよ。……ま、この教訓を活かせる『次』はあなたにはないのですが」>>792
どうぞどうぞ!>>799
わほーい!(2回目)
これでムスペル&ゴーイチペアが書ける……!>>801
基本的に「クトゥルフ神話原典のキャラ」で「神霊ではない(霊基のスケールダウンなど理由があるものを除く)キャラ」なら誰が来ても良いと思いますー>>805
あざーす!
今日中に会議書き上げますので
意見を考えておいてください!生放送くるなーって思ったので色々とマイ異聞帯で話したいことを一つ
私がこれを考えたのって、北欧が終わってすぐぐらいなんですよね。少なくとも神性英雄とか、卑弥呼の概要とかはそのままなんです
インド全ての神性を統合した一人インド神群ともいうべき神ジュナ
日本全ての神性をその身に降ろすことが可能な一人八百万な卑弥呼
ユガとして世界を0にし作り直すことができるプララヤ
巻き戻りはしないけど世界を作り直せる天逆鉾
神ジュナによる英雄にインド神性複合
記録媒体による英雄に日本神性複合
公式も、マイ異聞帯も、どちらも「比較」なき世界
何これ……考えた時一切インドの概要なんて知らなかったのに……リスペクトって言われても仕方ないよこれ……エジプト異聞帯ダイジェスト風味でもいいですかね?しっかり地の文とか書くとうちのヨセフが活躍する(予定の)個人ssに支障が出るかなぁって
>>809
んー、リレーですと九終とステージはあんまり進展なかった筈です。他には何か知りたい事あります?
あ、ガイさんが一月上旬から顔出し頻度が超少なくなるようで、実質的に引退かも、と仰ってましたね。>>807
それを言えばインド異聞帯と山星さんの異聞帯で私のキャラが聖杯でやろうとしていたことが一部被っていますね。読んでて「おっと」と思いました。まあ、それも仕方ないですよね!
>>809
私事だと魔剣に溺愛される幸薄いセイバーが生まれました。感想とか宝具の表記名を募集中です。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%BD%E3%83%B3(私は全裸ロリとティラノちゃん様を軽率に組ませましたと書かれた看板を首から提げている)
>>815
どうぞー!よし!cv日笠陽子な女騎士です。
【CLASS】アサシン
【真名】パロミデス
【性別】女
【身長・体重】175cm・65kg
【出典】アーサー王伝説
【属性】秩序・悪
【ステータス】
筋力B耐久B+敏捷A+魔力C+幸運A+宝具A
【クラス別スキル】
気配遮断:C
【固有スキル】
奇襲:A
・気配遮断と騎士の武略の複合スキル。ありとあらゆる手段を用いて意表を突き、先手を取るスキル。判定に成功すれば、相手の予測、回避系能力の無効化が可能。判定に失敗しても、戦いの中で相手のミスを誘発させ、強引に隙を作る。
怒れるレオパード:A
とある試合で最優秀賞を取った際にアーサー王から受け賜わった称号。騎士道もへったくれもない戦闘理論。
相手のやりたい事をさせず、相手が嫌う行為を行う。
極端に言うなら騎馬戦で馬を潰し、戦ならば頭を狙う。とにかく相手の弱点・欠点を推測し、実行する。>>819
カルデアに来た異聞卑弥呼
「パラノイア?ああ、遊んだぞ。ふん、下策も下策よな。心の内にそのような邪心を持つからそうなるのだ。そうならないように、あの世界では尽力したからな。
我の民は不幸を知らない。何故なら生まれてから一度も『自動的に自分に与えられるもの』以外を知らないのだからな。苦労はない。命じられたことをするだけよ。
もし、それでも反逆せんとする生粋の逸脱人がいるならば。その時はこの矛で丁寧に作り替えてやればいいまでよ」
自分達に勝った汎人類史の在り方を否定する気はないけど自分達の世界が間違っていたとは思ってないし思うこともない朕様スタイル>>820
【宝具】
『(暫定ルビ:カーテナ・クラウン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10
パロミデスがトリスタンから受け継いだ聖剣。所持者に天使の加護(Aランクに匹敵する対魔力と魔力放出の獲得、毒や呪い、ステータス・思考能力の低下といった状態異常の無効化、幸運値の上昇)を付与する。蓄積された天使の力…真エーテルを消費し、火や雷の属性を持つビームを放つ事も可能。
『』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1
槍試合において勝利の為に卑怯な手段を使った悪役としての逸話の具現。真名解放と共に槍で攻撃した場合、対戦相手に関係するスキル、宝具を使用不可能にし、更に判定に成功すれば所持品へ破壊のダメージを与える。
効果は騎乗物、概念宝具、鎧、召喚魔獣など、関係すると認識したモノ全てに適応される。
【Weapon】槍(無銘)・カーテナ
【真名】
円卓の騎士が一席、パロミデス。トリスタン卿とイゾルデへの愛をめぐって争ったこと、「唸る獣」の探求をしたことで有名。非常に武勇に優れ、とある試合でガウェイン卿を含めた騎士達を10人抜きしたりしている。だが、イゾルデを誘拐する、ランスロット卿との試合で彼の馬の首を刎ね、槍も破壊、といった卑怯な行為に手を染める事がある。しかし、全体を通して貴婦人には礼を尽くす人物として知られており、人品が卑しいわけではない。
始めはイゾルデへの愛のため、幾度となく争う彼とは不倶戴天の間柄で、既にトリスタン卿と仲間になっていたのにもかかわらず、イゾルデとトリスタン卿の関係に嫉妬してトリスタン卿を殺そうとしたりしたが、一緒に行動しているうちに徐々にトリスタン卿とは友情めいた関係を結ぶこととなった。
マロリー版では単身で「真紅の街」へ乗り込み、卑劣なヒーリアス卿・ヒーラック卿の兄弟と二対一で戦い勝利する物語もある。>>823
【解説】
黒髪をポニーテールにした褐色肌の女性騎士。
陽気な人格だが、「命を斬る」ことや「強者との一対一の殺し合い」に激しく執着し、瞳の奥には殺気が見え隠れする戦闘狂。騎士道などガン無視し、勝つため・楽しむためなら何でもありというスタンスで正面切っての戦いから不意打ち・裏切り・虐殺を嬉々として行うドSで、素手による撲殺、敵武装の略奪、銃や毒の使用なども許容範囲。
また、アーサー王伝説では”サラセン人である”という時期的な後付けがある彼女だが、まったくの無根拠という訳では無く、それはアーサー王伝説とシャルルマーニュ伝説を繋いだ存在である事が由来。
オジェ・ル・ダノワはコルタンをサラセン人であるカラウー(カラヒュー)から受け継いだが、この戦士が遠くパロミデスの子孫だったのである。
どんなマスターにもフレンドリーに話かけ、相手にもそうするよう促す。とにかく強者と戦う事を望み、その執着で制御できなくなるケースやマスターに戦闘の邪魔をされるなどしなければ、サーヴァントとしては従順で、一般人の”口封じ目的”の殺、害にも抵抗を示す事もない。強者とのタイマンが好みだが、弱者を嬲ったりもするし、敵が徒党を組んでも面白がって迎え撃つ。
戦闘時には考慮の範囲外だが、日常では騎士道の順守も意識している。
【制作者】◆B8D4AQBhU2
【備考】セイバー・ランサーの適性も持つ。第■特異点 A.D.19■■
大殺人狂時代 モダンタイムス
ボス:喜劇王チャーリーチャップリン
イケイケな予感しかしない(狂化チャップリンの宝具は特攻範囲広過ぎだし、神話の風刺って何言ってんだ?って感じなので、史実鯖にしか効かないほうが良いと思いますね。
>>707
個人的には第■回を先に書いて欲しいな。>>833
それも含めて今更ですよね>>837
はーい神性持ちは追放よーチャップリンって特異点ボスなんですよね?強さでいえば気にする必要はないと思う
「強さは問題じゃない。でもその理論はおかしいから史実だけにすべき」ならそれはもう他者にはどうしようもないですわ。委員会さんと◆SOkleJ9WDAさんでどうにかするしかない何気に忘れられてるかもしれない要素だけどカシンチャンの能力も戦国時代日本サーヴァントで参加したいって人に対してはかなりのKUSOゲー強いてくるし西行さんにもなると戦国時代以降日本サーヴァント特攻になるのじゃ………
……いやほんとごめん……>>842
あれです。本戦見てください!
自分で作った巨大な象型の移動要塞に乗ってます
この象はwikiのアメリカ異聞帯異聞帯のページにある「リドリーの遺産」にも出ています!(二次創作として世界観設定に関わるものには議論すべき(だから私も昼間の名無しさんに反応したんですし)だけどキャラの性格とかサーヴァントになる偉人のチョイスとか「各人の趣味」が出てる部分は深く突っ込まないのがお互いのためと思います……ここで楽しく創作をするためにも)
>>848
やべーのがいっぱい(胡乱な目)
真面目に言えばプロメテウスの智恵の炎関連ですかね?>>858
・世界線の違いから女王のカーテナには搭載されなかった
・女王のもとへ伝わる前にカーテナからオミットされていた
・パロミデスと女王のカーテナの型式違いだった
このどれかが真実のはず!(推理力E-)まあ『カリカチュア』は対象がガバい分判定もガバガバなんでぇ
六面ダイスで例えるとヘラクレスなら5/6、エミヤなら1/6になる…みたいな。6/6、0/6はなしでオナシャス
あと召喚、使い魔と言えばソロモン→だからサーヴァントはどうしても不利になる。というかくそ相性押し付けボスロール
有名税として批判を免れない英霊が風刺の対象になってしまうのだ、みたいな
それこそ山星さんの>>845言うように天に唾吐く行為なんて散々してきたのが人間ですしね>>858
それを言ったら、私の磐長姫やエノクの書も存在が危ういアレコレがありますから……
そんな中で磐長姫が確固たる存在になったのは、描写や立ち絵を下さった山星さんやレージュさんのおかげですワン。>>863
そういうことです
今遺産を吸い上げている真っ最中ですねクチサキさんのキャラクターになると、皆さん割りと真面目に性能とか設定について考察してくれますよね。クチサキさんが基本的に意見を取り入れてくれるからかな?
私は敏捷A以上でもいいと思いますよ。アサシンですし。>>865
それは当時として神話自体を風刺する意味がなかったから
サーヴァントシステムとして神霊なんて呼ぶなら十分以上に風刺する価値はあると思います>>867
明確な弱点を持たせたほうが良いかもしれませんね。静謐のハサンって、敏捷A+なんですね。初めて知りました。
逃げまくりながら毒撒いたらとっても厄介で強い!>>873
それと戦闘終了でも復活、でどうか。誰しもが完璧なキャラは作れない(というかあらゆる面で完璧な人なんて私含めてここにはいないと思う)ので持ちつ持たれつでやっていくためには寛容が大事だと思う私です
完璧超人なんているわけないですよね。人間だものねぇ今カーテナって言った?イギリス王室の超重要礼装のあのカーテナ?天使の力を引き出してイギリス内では最強でいられるあのカーテナ?多次元同時切断とかいうロマンの固まりな攻撃を行うカーテナ?切っ先が切断されているのは国を守るための剣で戦うためのものじゃないというアピールのためっていうあのカーテナ!?テンション上がるなー!!(禁書厨並感)
>>885
うちの鯖にカーテナ使いのヴィクトリア女王おりまっせアサシンかぁ……(自鯖を見て)う、うーん、アサシンかぁ……。
>>889
だいたい社長とソシャゲ事情が悪い……定期的に
>>808にてアメリカ異聞帯のよくてよ開始しています
ぜひともお願いします!
今のところスルトさんだけです!>>904
おう、ワイが学生の頃に表紙にホイホイされて画像みたいになった作品やんけ!(元いたところの民度がアレだったから俺が言われることはあんまり気にしないけど、まぁ続けていったらここも民度悪くなるよね!)
>>880
自分としては荒い言葉を使ったつもりは有りませんでしたが、そういう印象を受けたのでしたらごめんなさい。>>902
いい感じだと思います。
最速とされるランサーが案外防御型になったりするので、アサシンが敏捷が高くなりやすい印象。本家の方でタロス実装?な感じです?
>>902
私は大丈夫だと思いました>>918
あ、了解です了解です>>920
うーん、シの字か竜王かで言えば竜王かな……騎乗スキル持ちだし……。
でもリンドヴルムには地下の陣地構築をしてもらいたいというジレンマががが>>905
確かに口は過ぎましたね。すみません。
でも、リレーをする前から「自分のキャラクターは相手よりも強いんだ」って主張することは、果たして必要なことなのかなって思いました。
ナディアの時もそうでしたが、物語の展開も無く「どっちの能力が上か」なんて話し合っても、決着がつく訳ないじゃないですか。
「洗脳への耐性があるけれども、ここは相手の見せ場だし、耐性を突き抜けたことにして洗脳されておこう」とか「洗脳してもここではあまり面白いことできないし、相手も嫌がるだろう場面だから、ここでは失敗しておこう」とか。
リレーの流れがあって、より展開として面白い方を採用していくから、1人では予想だにしなかった物語になって面白いんじゃなかと私は考えています。逆に、始まる前から上下関係が決まってたら面白く無いと思いません?
最近は、(私のタイミングが悪いのかもしれませんが)スレッドを開くたびにそんな事でいがみ合っていて、面白そうに見えないなって感じました。ところで、レージュさんの「スーツ姿が見たいキャラクターアンケート」に投票しておいて、実際のイラストを見逃してた、なんて不遜なこと、私してないですよね……?
>>808
すまぬすまぬ。外行ってたり生放送見てたりで遅れた。
こちらとしては議題の流れとしては以前から決まってた先生+1人で囮迎撃、わざと1人抜かせてからの火事場泥棒って感じで良いと思うよ。
後は内務のあれこれとかバイク作りか。
あ、後私から言っときますと。
先生の幕間、私重要なことしか書いてません。>>933
あったりめぇよ!!(力説)
宝具ルビが思いつかない…。鰐さーん!パロミデス作ったんですが宝具名のアイデア考えてくれると嬉しいです…っ!>>939
そういや今気付いたんですけど、イコマさんのキャラとうちのヴィーザル
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ヴィーザル
って結構関連性深いんですよね
ヘズはヴィーザルの友人だし、うちのヴィーザルはソールをまともに見れないので
叶うことならソールが喰われる前にフェンリルを踏み殺したかったけど、予言のままにその段階ではフェンリルを殺るのを父上に「許されなかった」ので、指をくわえて見るしかなかったっていうヴィーザルのトラウマもの>>939
>技量と魔剣の特性の合わせ技
戦闘の天才が魔剣を使うコンセプトでしたのでこういう範囲攻撃のほうが彼女と武器両方の特異性を出せるかなと思いました。>>939
(画像略)とりあえず、ネタバレしないようにみんな気をつけてね。
>>933
正直異聞帯仕様とはいえかなり鰐さんの橋姫と解釈違いしてないか気がかりだったのですが……大丈夫そうですか?>>943
縁壱モデルサーヴァント、ハイフェッツ、山本勘助、林崎甚助……ほかにもいるかもしれません。
あ、童磨メンタルの魔剣を持っているサーヴァントが929におります。今北③!
実はパロミデスは
妥協ライダーくんがlアレでコレでソレなんじゃないかと思ってたが杞憂だった。キャラのモデル……キャラのモデルですか……
最初はモデル決めてましたけど決め打ちでやればやるほど元と乖離するので特に考えないようになりましたね……(酒キューレと氷の委員長を見つつ)>>952
いえいえ。
大丈夫です。そもそも市街地で想定してたので端から考えが破綻してましたから。>>954
大変よい名前、ありがとうございます!
鰐さんの名前で決定させて頂きます。>>958
白雪姫
「新雪のように白くて綺麗……同じ女のセイバーでもこうも違うだなんて」
ヴィクトリア
「剣士というよりも王者の鋭気を感じますね。……いえ、特別彼女に他意があるわけではありませんよ?」
エルルーン
「宴でもてなすことに長じたワルキューレまでいるとは、知りませんでした。私には到底こなせない分野なので素直に尊敬します。私が給仕しようとするとほぼ間違いなくトラブルが起きてしまうんです……」
スルーズ・ブライド
「花嫁の戦乙女?なんだかカーラを思い出します……それはそれとして花嫁衣装というのは憧れますね」
ヘズ・ホズルズ
「剣が発する気が昂っている?あなたは一体?」
ヘルギ
「あれは……またもや会いましたか……」(嘆息)>>957
そうですね。ハリウッド襲撃班はデン・テスラの召喚した勢力は不意討ちになるはずです。>>962
確かにそうなんですよね
じゃあなぜ召喚できたのか?
まあこれには訳があるんですけどまたいずれ>>964
そうなりますね。完全な不意討ちか事前に察知して交戦するかはメンツ次第ですけど。アメリカ面白そうだなぁ…(羨望)
>>984
誤字ぃ…(お姉妹って何ぃ)>>981
姫が続投するかもしれないし別キャラでまた私が参戦するかもしれない……今やっとバイト終わった産業
乗り遅れた>>983
いや、ここで遺産奪取しないと傷持に奪われかねないので、立夏の護衛もかねてアインシュタインにも襲撃側に回って欲しい。
後、バイクで撤退する事前提でモーシェとマルガレータによる傷持迎撃も行いたいかな。>>971
ばーくし爆死っとぉ〜。
んー、じゃあ「戴冠・名誉と祝福は騎士と共に」とかかな?パッと思いついた。無鋒も入れたい所だが…。>>992
それとフロームンドの白雪姫達への台詞を投稿しましたよ1000なら獣国(仮)の参加メンバー募集
聖杯大会予選会場#119組目のカップル
1000
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています