このスレは「聖杯大会シリーズ」並びに聖杯戦争、特異点を題材にしたリレーSSに登場するサーヴァント、マスター、その他舞台設定などを話し合う雑談所です。
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縦乙です新スレ乙。そしてジョン・ドゥのお話をするとしよう。
>>3
氏名)ジョン・ドゥ
【性別・年齢】男性 34歳
【身長・体重】185センチ63キロ
【国籍・出身】不明
【所属・役職】無職
【趣味・特技】特になし
【好きなもの】信心深きもの
【嫌いなもの】信心なきもの 冒涜者
【外見的特徴】50代かと思うほどくたびれた面持ち、白髪混じりの黒髪
【解説(人物】
独自の宗教を持ち、貧しき者には救いの手を差し伸べ、富んだ者には導きを与える謎の男。
20代の頃に妻子を爆破テロで喪い、それ以降オカルトに没入、世界各地を渡り歩きながら、布教活動を繰り返している。
何らかの儀式に用いるであろう銀の鍵を手に、発音する事が難しい不可解な言語を呟くジョンは、かつて「神」に出会ったと言う。その神こそが人類を救済せしめる存在である、とも。
「神は見てくださっています。こことは遠く離れた場所から。虚空の王たる彼は、彼らは、矮小な人間とは違う高位な存在でありながら私達を見ているのです。故に私は祈るです。いつか、我々の献身が彼の存在を呼び、全てから人々が解放されると」
今日もジョン・ドゥは祈り続ける。救いを、迷える人々に祝福を。
我らを救いし神への、ささやかなる献身を。建て乙です
別名義のマーリンはアンブロジウスさんですね
リデルフ作った時はまさかマーリン作る人はいないだろうと慢心してたんでビックリしましたとも建て乙です。
余談ですが天逆毎姫のイメージは有頂天家族の弁天です>>4
(信心)深きものしまった。終わりかけのを見てなかった
再掲しておこう
朽崎さんに質問なんですけど彼女の能力って
①卵
②すりつぶした粉末など
③消化まで長時間かかるようなコーティング
④体毛などの消化されない物質
の場合能力はどうなるんですか?
あと虫…例えば蜘蛛とか食べて能力を出す場合はただし糸は尻から出るって感じなんですか>>10
ロックマンかな?>>10
毛量が下に移行したベジータ王……>>4
銀の鍵…これは厄ネタのニオイがしますね…
ん?どこからかフルートの音がk>>18
一応ページの作り方は心得てますからまず自分で作ってみます。分からないところは、質問しますね!いつの間にか次スレになってたでござる。
今ってどんな話してるんです?>>25
稲生武大夫って凄いよね>>24
ネタ抜きで怪談系だと圓朝さんがいけそうですね
語り部さんのマテリアルに落語家の英霊についての記述あるし>>26
Deeeeeeeebuuuuuuuuu!!!語り部サーヴァントなら初代一龍斎貞山なんか如何か。
独眼竜とも関連してる隻眼の講釈師で、船の上で講釈を一つ語れば船を取り囲んでたサメが一目散に散っていったシャークハンターの素質もありだっ!語り部の英霊ですか。
歴史家とかはなんか違いそうですね。ホメロスとか?絶対強そう。
あとアラビアには"盗賊詩人"なる面白い職業があったらしい。>>36
相手に無辜の怪物を付与するとかありそうですね。
それか死因宝具でゲイボルグとか。(詩人とかって聞くと問題児シリーズの詩人を思い出す私)
猛き戦いの舞曲
ホーリーギフト
破邪の鎮魂歌
蛮族の行進曲
安らぎの子守唄
各種序曲1ずつケルト神話に失われた詩を求めてフェルグスの墓を探す詩人の話を見た覚えがある
ケルトの戦士には詩の才能も求められたから>>36
劇作家みたいな遺族に返してあげてくだち!!!
ひっさびさのサーヴァント投下
【CLASS】セイバー
【真名】ロヴェイル
【性別】男
【身長・体重】190cm 88kg
【出典】戯曲『悪魔ロバート』
【属性】秩序・善→混沌・悪
【ステータス】筋力 B~A++ 耐久 B ~A++ 敏捷 B 魔力 E 幸運 E 宝具 C
【クラス別スキル】
騎乗 A 対魔力 A
【固有スキル】
天性の魔 A++→ー
英雄や神が魔獣に堕としたのではなく、怪物として産み落とされたものに備わるスキル。
悪魔の血を受け継いだロヴェイルは最高ランクの筋力と耐久力に到達している……筈なのだが、宝具によりこれを拒絶している。
第2の宝具発動によりこのスキルは消失する。
信仰の加護 A
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
怪力 A
一時的に筋力を上昇させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。使用することで筋力をワンランク上昇させる。持続時間は”怪力”のランクによる。>>46
【宝具】
『贖いの鎖(ロヴェイル・ル・ディアブル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
自己束縛宝具。
高邁な精神を取り戻して汚名を雪ぎ、栄光に満ちた輝かしい人生を強く望む彼の鉄の意志の具現化。
喉に幾重にも巻かれた錆び付いた鎖は彼の発語機能と嚥下機能を抑制し、口を介した一切の行動を大幅に制限する。
この状態では真名解放は出来ず、彼の身体能力を十全に発揮して戦闘をすることは出来ない。
令呪などで解除した場合意思疎通は可能となるが属性が反転し、悪魔───ロヴェイル・オルタとしての側面が表面化してしまう。
尚彼はこの宝具の解除を拒絶する。
『償いの華(ロヴェイル・ル・マグニフィカ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
自己昇華宝具。
拭えぬ罪を清算し続けた果てに待つ、希望の未来の具象化。
第1の宝具『贖いの鎖』を使わずに6度の戦闘行為を生き残る事で発動する。
悪魔としての側面が完全に消失し、聖人としての属性を獲得。Bランク相当の『神性』『奇跡』『聖人』スキルを習得し、逆に『天性の魔』スキルを消失する。
尚この宝具が発動した時点で第1の宝具は解除され、真名解放及び言語を介したコミュニケーションが可能となる。>>47
【Weapon】
無銘の剣
略奪の時も、聖戦の時も。
片時として離さなかった彼の愛剣。
彼の負の側面も正の側面も見続けた名も無き剣は、彼の在り方に何も語る事無く、唯一振りの剣として愚直に目の前の敵を屠り続ける。
【解説】
悪魔と人間の混血である、中世の伝説的騎士物語の主人公。
天恵を得られず子供ができないことに絶望した彼の母親は、子を授かることを悪魔に願う。そうして生まれたロバートは、悪魔の力によって暴力と罪に満ちた日々を送る。
悪党と徒党を組んで無自覚に悪逆の限りを尽くしていたが。
ふと己の出自を知りたくなったロヴェイルは母を捜す旅に出るが、悪魔の策略により中々会う事は叶わない。
軈て自分は普通の人間とは違う、恐るべき狂気を持つ事を自覚し始め、自責の念に駆られる様になっていった。>>48
そして遂に母親と邂逅した彼は、自分が悪魔の因子を持って産まれた忌子である事を知り、絶望。
それ以降は贖罪を求めローマ法王に全てを打ち明け、聖誓を全うする事を己の人生の全てとした。
贖罪の日々の最中、ローマの都をサラセン人に包囲された。
ロヴェイルは恩があるローマを救おうと身分を隠し、サラセン人との戦いに身を投じ、混血故の圧倒的な戦闘力で英雄的な活躍をみせ見事ローマに勝利を齎した。
その働きに報いる為に王位と王妃が彼に与えられたが、彼は贖罪の最中であると此れを固辞。贖罪の旅を続け荒野へと消えて行くのであった。
というのが彼の物語の粗筋である。
聖誓により一切の会話の禁止と、『犬が咀嚼した物しか食べてはならない』という試練を全うする敬虔な騎士。
首には赤錆塗れの鎖が巻かれ、全身を鎧で覆った寡黙な男。
願望は『終わらない罪滅ぼしの終幕』。
たとえ王に赦されても真なる意味で自分自身が己の罪を赦せない。
そんな終わらない贖罪の日々も、万能な願望器ならば何らかの答えを示してくれる筈。
そんな考えを抱いて、彼は聖杯戦争に身を投じる。
【制作者】イコマの人監察医って表向きの職業の人が裏では死体をネクロマンサーに流してたとか、魔術師が一般的に認知されてないとしてもバレたら絶許案件ですわぞ
そういうのと繋がりある方がらしい気がするけど朽崎遥の扱いを見るにどうも趣旨と沿わない予感がする大戦は人数多くて長引きそうだけどそれでも面白そうなので早く見たいですねぇ……
>>58
激しく同意!>>51
普通にネクロマンサーの魔術師にすれば解決するのでは……?
あるいは葬式会場の職員さん。それに人形師を+すれば遺体は預かったよ!燃やすのは人形だけどね!
ができる。
燈子さんくらいの技量が必要な気がするけど。キリスト教は土葬が主流だっけ?
埋めた後どうなってるか確認するものなんだろうか?>>61
基本はしません。棺桶重なるときにバレるかもくらいだと思います。近年はヨーロッパでも火葬が結構増えてるそうですね 特にプロテスタント主流のイギリスとかは顕著
カトリック教会も60年代に火葬解禁してる
主に土地不足が原因 都市部とかだと土葬のための墓地確保できなくなってきてる日本でも自治体に許可を貰えば土葬が可能だとかなんだとか。
いっそ伏神市はローカルルールで土葬なのじゃよ…する?
朽崎家が土着の魔術師なら大戦か……そういや凍結して随分経ってたっけ
>>66
一応短くても来年から動き出す的な話をしていたような大戦の話あいは3月〜4月にする予定ですのでその時まで我慢したください!
来年の3月か……その頃にはこのスレどうなっているんだろう……
いやん3月4月とか俺受験生やん速いなぁ。
このスレ始まったのも確か3月頃だったので一周年記念企画で聖杯大戦とかそんな感じで
うちの家は普通に土葬ですね。キリスト教の文化が色濃いせいかは定かではありませんが。
>>73
うん なんか頓珍漢なこと言ったから大人しくROMる ごめんね>>72
え?1周年記念で第一回と第二回聖杯大会メンバー対抗の聖杯大戦?天下一武闘会的なトーナメント戦しようぜい…
その時いる人で半分ギャグ時空でさ>>80
ペルソナ3みたく、人工島を作るなどして現実の日本には存在しないオリジナルの舞台を作るとかは?そうすれば、外国人がいても、外国の文化がある程度あっても違和感はない……かな?そもそもなんで土葬オーケーの都市を!みたいな話してるんでしたっけ……
朽崎家自体が元々キリスト教圏から流れてきた家系だった(とする
朽崎→くちさき→………クォーチンスキー…ロシアっぽい
ルゴヤ・クォーチンスキー!
日本の風土を考えたら死霊魔術って相性悪いのでは…?(獅子GOさんも流れてきた家系のことを振り返りながら受肉英霊引き連れて大量虐殺とかイイ空気吸ってんな!
どうする?どこかで紛争でも起こす?それとも大量失踪事件とか、いっそ豪華客船みたいなの丸々行方不明な感じの大事件とか……オラワク
ところで伏神って何県とか想定ありましたっけ?
バプロディカの引き起こした集団テクノブレイク(という名の廃人化)の遺体でも回収する?
それかマフィアに根回ししてもらったとか?
>>92
なにか漠然と関西みたいなことは言っていた気がします。>>101
源勇じいさんのテロ組織が関わっています。>>91
だ、だって本人が「ザッハーク使えば殺し放題だし」…って
いや、本当に内面ナゾやからなぁ…暗躍、黒幕、その他諸々裏でやってるキャラって難しいね。
>>91
事故とか紛争とかで大量に死人が出たら「無駄にはしないよ」とか言ったりとか。ふむふむ
朽崎家が10年前から12年ぐらい前の時点ではどんな状況なんでしたっけ?
東雲先代が失踪したのとうまいことからませれるかもとか思ったりしますがそれぐらい前だと朽崎家も先代の時代ですよね>>112
やはり質派ですね、了解しました。>>111
質派は他人への興味が拗らせた感じ
量派は自己愛を拗らせた感じ
と思ったけど両方自己愛じゃな!難しいな>>114
始まるまではまだあるしもう少し待ってみたらどうでしょうか?
これで準備が全て整ってやります発表しても来なかったら……………また考えましょう>>114
代役を立てることになるんですかね?
それはそれで誰がやるのか、って話にもなりますけど……(コンプレックスさんが代役じゃないんです…?)
>>120
(私はそういう風には記憶してたんですけど…そういや朽崎さんがコンプレックス関係を上手く回せる自信ないからコンプレックスさんは降りて欲しいとかなんとか言ってたような気もする……でもコンプレックスさんそれについて辞めますとは言ってなかったし……)そもそも日本ですらかなりの人数が年に多く行方不明になってるんだし不慮の死体作って流すとか割と余裕なのでは?
>>123
同じ箇所で大量に用意するのは不自然だけど全国津々浦々から掻き集めれば…? それはそれで大変そう>>88
IF黒野「呼ばれた気がした」>>112
え!?
基本上質な愉悦を好みつつたまにはジャンク的な愉悦も食する人ではないのか!?>>127
弓陣営、レゼルヴァ&パンダロスです。>>127
じゃあ私が辞退します。クリスマス近いし企画を思いついたよ!
月の聖杯は聖夜に願う人々の姿を観測する
そのうえで願いの強さがどう左右するのかを観測する必要があると結論を出した。
かつて観測したあまたの魔術師と英霊たち
彼らのたどった道のりは様々だが目的は同じ
なればこそ観測しよう
さあ戦うがいい
己が願いのために
特別企画トーナメント聖杯戦争!
クラス被り上等
作成者の自身のある魔術師とマスターを一組ずつ出場しただただトーナメントで戦い続け優勝を決める大会
戦闘描写を書きたい場合とか実際動かしてみたいキャラ、マスターがいる方は是非に!実を言うと自分も今クリスマスで学園編のSS書いてたり…
まだまだ序盤なんですが、ひとまず12月に入ってからこっちに挙げようかなーと考えてます>>136
私は参加したい!>>137
まあこれは実際戦闘で動かしてみないとどんなものか分からない鯖とかも多いなーとか思ったのでその機会をと思っての企画ですね
戦闘だけならそこまで長期間かからないかもとか思ったりしたのですがどうでしょうねみんな考えることは同じか……(クリスマスss考えてた
ああんやっぱりみんなクリスマスなのねん(クリスマス関係の考え中)
あ、スティーブさん。私が辞退しやうと思うので大丈夫ですよ!……個人ssでクルサースパは登場するし(ボソッ)>>142
おっと、それじゃあ決めたからといって先走ってはいけませんね
ふふふ、ソワカソワカ>>136
興味ありますね!来月が忙しくなりそうなので辞退する可能性もありますが……>>136
私も参加したいです。
昨日今日とパズドラが忙しくてあんまり顔出せてませんがなんとか終わったので。>>150
万利あるアビィィ~~~~~~~~~~~ラヴィ~~~~~~~~~~いいィィ~~~~~~~~~~~~(CV:銀河万丈)
はい(黒焦げアフロ)。名前:天音木 シルヴァ(オーレリア)
年齢:28 性別:女性 属性:秩序・中庸
身長:164cm 体重:53kg
特技:人形劇 好きな物:私の人形劇で喜んでくれること 嫌いな物:私の魔術
国籍:アメリカ 起源:切り替える 魔術:人形魔術・植物魔術
属性:地・風
編成:正常 質:B 量:B+
制作者:山星不湯花と以下略
全世界を旅する年齢よりも若々しい女性。因みに胸はあんまりな(
色んな所にいって人形劇をしたり自宅で育てている植物を贈ったりなどで人を笑わせ、感動させ、楽しませている。
人が楽しむことがなによりも最高のもの。そのために人形劇の腕は磨いた。
「最初はちょっぴり演じるのが恥ずかしかったけど……」とは本人の談。それでも全世界を旅し、楽しみを届けるために彼女は旅を続ける。
……実は彼女は人形魔術と植物魔術を扱う家系の当主である。旅に出かけ、そこで人々を楽しませると共にその土地の伝承や御伽噺を知り、見聞を広めて人形製作に生かす。
各地に存在する植物を観察し、自分の庭園の植物の成長に生かす。そして更に高みを目指す。それがシルヴァである。
因みに表舞台では有名な人形師とかガーデナーとして稼いだりしているとか。自分が旅に出ている間の土地の管理は姉と娘に任せている。本当の名前は「オーレリア」。シルヴァは魔術師としてではなく人を楽しませるときの自分の名前としている。
例えばそう、各地を回り続けていると抗争に巻き込まれることもあるかもしれない。そんな時は彼女の考え方が自分は「シルヴァではなくオーレリアである」と切り替える。そうすれば彼女はオーレリアとなる。
性格としてはシルヴァが旅好きで争いを好まず、柔らかな表情で接するのに対し、オーレリアは冷静に、確実に硬い表情のまま仕事をこなす。
旅人のシルヴァも魔術師のオーレリアもどちらも自分であるという風に切り替えてはいるのでそこまで精神的動揺は見られないし何方も叶うことならばあまり人に害をなすことに関与したくはないという善の方向ではある。ただオーレリアの方が敵に対する容赦はなく、シルヴァは敵に慈悲をかけてしまうし救いようが薄い者まで救おうとしてしまう。
彼女の起源は『切り替える』である。その為か気持ちを切り替える、自分を切り替えるなどということが恐ろしくスムーズに進む。
脳髄だけがホリマリン漬けになっている。私にはこの人の身体を作る技術はない。
───じゃあせめて、安らかに仕留めよう。
戦いたくないのに戦ってるらしい。苦悶を浮かべた顔から感じ取れる。私も本当は戦いたくないけど……
───仕方ない。一撃で仕留めよう。
気持ちをスムーズに切り替え、行動する。これはシルヴァでもオーレリアでも同じである。
……ただ、切り替えができるというだけで心の中でとてつもなく後悔したり、自問自答を繰り返すことは多々ある。
切り替えが早いせいで割り切りが良い優しい人に見えて恐ろしい人と勘違いされることも多いが。
聖杯への願いは『自分の家の悲願を達成することが出来るほどの人形と庭園を作れる素材を』。魔術師の業をできる事なら自分の代で終わらせたいという意志。作り出す実力は備わっているという確信はあるとのこと。使用魔術について
人形魔術と植物魔術を使用する。完璧な非の打ち所がない人を越えた人形と人の手では作り出せないレベルの植物達が咲き乱れる庭園を創り出し、『天上の楽園と堕ちることなく完璧であり続けた人間』を再現させることを悲願とする。
……が、何代も続き何処をどう履き違えたのか悲願と真逆の方向性の人形と植物を作るような者もいたので悍ましい人形や植物も一部隔離された倉庫にあるとのこと。
人形は手につけた糸で操り操作する。自律人形もあるにはあるがコストが高く、消費魔力も多い。また、糸はピンと張り、それで絞めたり切れたりする。
植物魔術は様々な魔術植物を操る。ダンテ・アリギエーリの宝具の詳細が完成した。投下します。引かないでね?
神聖なりし三叉路、遙かな狂詩曲に救いあれ(ラ・ディヴィナ・コメディア)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:1〜99
・最大補足:-
ダンテ・アリギエーリが最後に執筆した作品であり、彼の生涯が記されている叙事詩が由来となっている。
レンジ内にいる全ての対象者の五感へ働きかけ、幻想であり、空想であり、夢想でありながらも現実に影響を与える宝具。世に地獄、煉獄、天国のイメージを植え付けた古典。
固有結界に似た大魔術であり、世界のテクスチャをも欺くので、固有結界と錯覚させられさえもする。
ダンテが叙事詩にて描いた地獄(インフェルノ)、煉獄(プルガトリオ)、天国(パラディーゾ)を具現化させ、そこに綴られた出来事を擬似現実干渉幻術を用いて、空想の中の幻想を現実へと下ろす。それにより、神曲で語られている有りと凡ゆる事象を体験させる。>>157
『深潭の牢は叫喚の地獄(インフェルノ)』
神曲の「地獄篇」を具現化する。地獄の門から始まり、第九圏までの地獄を追体験させる。どの圏を具現するかはダンテが任意で選択でき、対象に合致した最も苦痛を感じる地獄を見せる。
また部分展開、もしくは部分召喚も可能としており、例えるなら地獄で苦しみもがく亡者たち(人、天使、巨人)の召喚、第三圏地獄のケルベロスの召喚、ディーネの市・第六圏地獄の焔の展開、第九圏地獄コキュートスの冷気の使用などが可能になる。
地獄の最下層に近づく程、強力になるが魔力消費もそれに伴って多くなる。特にコキュートスの冷気は、神性や不死性などの“概念”さえも凍結させてしまう効力があるので、強力無比ではあるが燃費はよろしくない。>>160
・輝かしき遊星の至高天(パラディーゾ)
神曲の「天国篇」を具現化する。この空間は星の海を中心としており、第一天から第十天の天体領域が上へと続いている。
序盤に浮遊している火焔天と呼ばれる天体型の火球を攻撃手段として転用でき、その火力は対軍宝具規模。
後に続く七曜星を超えた先には聖人たちが整列する恒星天が聳え、七つの遊星を内包している。七つの遊星は火焔天と同じように攻撃として転用可能で、その規模は対城宝具にも匹敵するが、運用に膨大な魔力は要求されるので、おいそれと使用できない。
第九天原動天の天体では、最初の火焔天を含めた第八天までの天体エネルギーを結集させ、放出する機能を持ち、この宝具最大の火力を有する。しかし、こちらの機能はダンテのキャパシティを超えているので、一度の使用で霊基が崩壊し、消滅する。
・至高天(エンピレオ)』
第十天。円状に遊星が渦巻く最上の間。ダンテ自身もその実態を詳しくは知らず、ただ単に神の愛だと解釈している。しかし、実際はダンテが図らずも具現化してしまった「神の権能」であり、全知全能の理。人類が「 」とも、根源の渦とも、アカシックレコードとも呼ばれる代物。
これに辿り着ける人物は、『神曲』の主人公のように地獄、煉獄、天国を通過した者のみで、この行程を無視した場合は決して視覚で認識できるものとして顕現しない。>>161
こんな感じ。ダンテからすれば、英霊になった途端自分の書いた本がクッソヤヴァイ代物になってた程度の認識。>>19
よく考えたらコレ出落ちじゃないか!
はい、まとめてお答えしようのコーナー!>>166
バッチコイ。あんま来すぎたらダメかもだけどまあ出来る範囲でバッチコイ。多少はナーフ入っても許してね?>>133
ちなみに、令呪ってトーナメント終わるまで回復しない?
それとも一戦ごとに回復?因みの前スレのバプロディカ究極体……この宝具でなります。
>>162
ソレワ竹
…人の笑い声に反応して急速に成長するイネ目イネ科タケ亜科の多年生植物によく似た魔術植物。光合成を必要としないため葉を持たない
先端は鋭利で容易に人を貫くことが出来る。魔力を過剰に与えると爆発する特性を持つ(音は派手だが殺傷力はそれに見合わず低威力)
いくぞ、英雄王。ネタの貯蔵は充分か?————アンリミッド・バンブー・ワークス!ー!
あ、石を投げないで!やめ!あと伏神の代役ですが、まだ未確定ではあります。開始前にまた募集すると言う事で一つ……。
>>167
とりあえず人形をひとーつ。ガンダムを参考にすると言ったな、あれは嘘だ。
・獅子舞人形
通常の獅子舞のような見た目だが魔術で稼働し、噛み付き等で攻撃する。
人間の見知った物であれば多少シーズンがズレていても「何かの催し物かな?」でスルーする習性を利用した人形。
頭パーツと布で構築されていて中にノーマルな人形を入れて操作したり糸だけで操作することも可能。>>162
出来上がったので投下ー
【木人植物(ウッズマン)】
ナノサイズの種を撒くことで爆発的に増殖する人形植物。
ウッズマン一体一体に簡易的な知能があり、さまざまな能力を持つ。
種を吸い込んだ生物、または死骸に(個体差はあるが)根を張り細胞レベルで変質させ、ウッズマンに変える。生前使用していた技術等も扱うことが可能で、傍目からは「少しボーッとすることが多くなったなー」程度にしか分からない。
また、適合できたモノは知能を保ったまま(心は無い、主の命令を聞くのみ)変質する他、変質の過程で素材元には無い能力を発現させることもある。
ウッズマンは、壊れた瞬間に新たな種子を周囲に撒き散らし、また新たなウッズマンを生み出す…それによってウッズマンはねずみ算式に増えていく。ただ、主の命令は絶対で「種子を撒かずに自壊しろ」と命じられればそれに従う。>>184
全ての生物はどうあがいたところで争うモノだし、なら理想郷というのは支配の下に生まれるんだ!こんな感じに考えたのがきっといるんでしょう、きっと。なお、ロボット刑事参考のメイド人形を投下するか投下寸前まで迷ってた模様。
>>187
(メイド人形も割と殺意高いかもしれない…)
地面に撒けば普通に育つので……(震え声)
なお、倉庫にあるウッズマンの数と効果が事細かに書かれている理由。>>136
参加したいです。>>172
そもそも教会から神社とか、かなり外観が変わりそうなのじゃが……。お寺から神社ならともかく、教会から神社はだいぶ無理あると思うわ。それに時代を考えるとシスターが宣教師の一団の中にいないと思うし……(色んな意味で女性がいると揉め事起きそう)隠れキリシタンがカモフラージュ用に神社にしたけどそのまま土着信仰と混ざって完全に神社になったとかどうだろう
実際日本でもそういう地域もあったらしいし海外だとヴードゥー教とかはそうやって生まれたとか>>172
①宣教師を男性に、鬼を女性に。
②迫害の末、外見を神社に偽装&教えの一部に神道を取り入れた隠れキリシタンの集会所に。当時は紛い物扱いされていたが、その後、日本でのキリスト教復興へ大いに貢献した功績が認められて関係をつなぎ直す。
③鬼の血筋については協会含めて外部秘。表の歴史では、当時、容姿の違いから鬼扱いされていた異邦人と日本人の女性が結婚した事になっている。
こんな感じで辻褄合わせられませんかね?>>203
あぁ^~ た ま ら ね ぇ ぜ>>136
参加を希望します。鯖をどうするか。>>203
消される前に保存した(まずいですよ監獄長!)
いやぁ何がいいってまず髪型だね。ただのロングヘアーじゃなくて毛先が若干ウェーブしているのとか拘りを感じるね。そして前髪もまた拘ってるね、私には分かる。編み込んでるだろう?地毛斜めカチューシャでしかも反対側はおでこを出してるんだ。男は女性の額の幅で可愛いと綺麗を判断すると言われるがこの前髪はその両方を兼ね備えてると言えるね、実に素晴らしい。
そして何より目だね。瞳の形から一目でやべぇやつだと感じられつつ目を離せない絶妙なデザイン。これで魅了の魔眼じゃないとか嘘だろう?さらにタレ目。これはもうあざと過ぎてアザトースが顕現するレベルで世界がヤバい。つまりパプロディカはフォーリナー適性もあるということだ、やったね!
以上、慣れない長文失礼しました。>>202
了解しました
ゆっくりでいいですよー>>203
え?え!?え?……え?え!?えぇぇ!!??
素敵っ!ありがとうっ……ございます……!(昇天)>>203
そりゃババロンですわ。>>213
πも確かにですけどそれよりもあの妖艶な顔が良いですよね。顔が。頭に山羊の角付けたくなる。>>215
同じく。モグモグ顔可愛い。このイラストはバブロディカさんが可愛いかったり綺麗だったりヤバそうだったりするのが高次元で融合してる感じがして非常にいいと思います!>>207
怪文書おばさん「今、フォーリナーって言った?」>>213
うん!DIE好きSA☆>>162
とりあえずメイド人形の設定も投下します
【J(ジョーカー)】
メイド型人形。
人間と同等の容姿・知性・精神を持ち、植物や音楽をこよなく愛する。
表情は変わらないが、感情の変化とともに目の色が変化する(平時→黄色、怒り→赤、喜び→緑、悲しみ→青、激怒・憎悪→黒く染まった白目に赤い瞳)。
普段はメイド服に身を包み、主である天音木シルヴァの身の回りの世話をしているが、戦闘時にはメイド服を脱ぎ捨て、体の各所に備わった多種多様な武装を用いて敵を粉砕する。
また、主に呼ばれればどこからともなく(それこそ、換気口やゴ.ミバケツの中から。時には、何もない壁からどんでん返しで)現れる。
《機構一覧(一部抜き出し)》
空属性魔力成形刃(両脛)
『死滅』概念付与済みパイルバンカー(両踵)
10mm機関魔銃(両指)
焼却魔術投射機構(両掌)
破壊砲×2(胸部)
魔力転換炉(腹部)
出オチエントリー魔術式(下腹部)
etc…>>223
よし、それなら変えます
元々四つくらいの候補の中から悩んでいたので剣道部への覗きから数日。俺達は表立った行動を制限していた。理由は単純で、二度の覗き騒ぎに学校側も俺達へ厳重注意をしていたからだ。
ーーーだが、あの男(リュングベル)がそんな物で止まる訳はない。
実行こそできないものの、何か色々と動いているらしい。そして遂に、"ある人物"へと辿り着いた。そして今日、その人物を仲間に引き入れるべく俺達は集った。
「よし、ここだ」
リュングベルが言う。此処は図書室の奥まった一角。ほぼ全ての通路から死角になった位置。リュングベルの執念とローランの人脈によって得た情報で、この一角にある秘密があると言うことが分かった。
「じゃあ、行くぜ」
ローランが本棚に置かれた一冊を引き抜く。すると、その本棚がさながらスパイ映画の如く動き出した。
「凄い……」
感嘆の声を上げる風見。本棚の奥には通路があり、その先に目的の人物がいるらしい。俺達は警戒しながら通路を進む。いくらか進んだ所で、黒野がどこか熱を帯びた声で言う。
「まるで、アドベンチャー映画みたいだな。フィクションだとこう言う場所って、罠とか張ってあるもんだけど此処はどうなんだろうな」
「学校所縁の魔術師が昔使ってた研究室に繋がってるらしい。今はある生徒が根城にしてるとかなんとか。多分大丈夫だろうが、気をつけておいた方が良いだろうな」
「そんでもってこんな話もある。なんでも、この通路の奥には歴代生徒達が数々のエロ本を寄贈して出来上がった"裏図書館"があるとかないとか」
ローランとリュングベルが答えた。裏図書館については触れずにおこう……。罠については、俺の直感も反応しないし、危険が迫った時に視界に映る赤いヴィジョンも見えない。何もなさそうではあるが……。
そんな事をつらつら考えていると、古風な扉の前に着いた。
「じゃあ、開けるぞ?」リュングベルがドアノブに手を掛ける。緊張の一瞬。
ーーーその時、俺の脳裏によぎる物があった。
(扉……前にもこんな展開があったような……!)
「待て!やめーーー」
遅かった。俺達は、パンドラの箱を開けてしまったようだ。
「はぁ〜〜い。何の用〜?」
答えたのは小柄な少女。この子が、あのーーー
「ん〜、知らないおとこの人がこんなに〜?はっ!」
そこで少女は何か大変な事を思いついたように言葉を止める。
…………嫌な予感がする。
「まさか、まさかまさかまさか‼︎……知らないおとこの人が何人も入って来て、私は一人……。これってつまり……………ハーレムルートォォォーー⁉︎え、何、どうしよう!流れ?流れ来てる?スクールライフをエンジョイしちゃっていいの⁉︎青春18きっぷで青春エクスプレス乗っちゃっていい感じ⁉︎そうだよね、こんな秘密の部屋に大勢で押しかけるなんて、それ以外ないよね!選り取り見取りの美男子ビュッフェ?それって最高にサイコで超ステキ!『えー、お客様、お客様〜。青春エクスプレスフォーサイト号、まもなく発車いたしまーす!お乗り遅れになりませんよう、ご注意くださいませ』なんちゃって、なんちゃって!
「「逃げるぞ!」」俺と黒野がほぼ同時に言う。間髪入れず、呆けている他のメンツを引っ掴んで扉の外へダッシュする。しかし、
「あ〜ん、そんなに荒々しくしないでよ〜」
謎の触手に捕らえられてしまった。
「ぐおっ、なんだこれ!」
「こういうのも嫌いじゃないけど、ちょっとマズイかな」
「ヌメヌメ……ヌメヌメ……アリだな」
「これって食べられるのかな………」
黒野、ローラン、リュングベル、風見の順で言葉が並ぶ。俺はと言うと……
「ハハッ、もうだめダァ、お終いダァ……。火に焼べられて明日のディナーにされるんだァ……」
絶望の淵に沈んでいた。
「ふふふ〜♪さあさあ、私と甘くて酸っぱくて痛くて気持ちいい青春の味を堪能しようよ〜」
「フンッ‼︎」
「あはんっ!」
突如少女が嬌声を上げ、触手も緩んだ。
「ご無事で御座ルか?」
独特の発音で話掛けてくる声。
ーーーそれはニンジャだった。
少し長くなるのでかいつまんで説明しよう。あの色々とアブナイ少女はクインティーナ。俺達の探していた人物であり、覗きの絶大な戦力になり得る存在だ。彼女は裏図書館の噂を聞きつけ、ここに入り浸っていたと言う。そして俺達を救ってくれたニンジャはジェームズ。格好の通りニンジャオタクだ。この秘密の部屋の話を聞き、忍び屋敷に改造する為に下調べを行なっていた所、クインティーナと出会ったのだとか。
「拙者達の自己紹介は終わったで御座ルな。では、貴殿らの事を聞こうでは御座ラぬか」ジェームズが問う。クインティーナの方はジェームズの謎忍術とロープ術で縛られ、ローランが見張っている。万全の防備だ。
「ああ、俺達はーーー」
黒野がこちらの目的を話していく。
「フム……貴殿らの事情は分かったで御座ル」
「えっ、情事⁉︎アイタッ!」
「余計な口は挟まぬが吉で御座ルよ、クインティーナ殿」
「まあ、という訳なんだ。協力、してもらえないか?」
「わたしは良いよ〜。面白そうだし」
「フム、拙者は忍者としてそのような事はしたく……」
「ジェームズ」
突然、リュングベルが口を開いた。
「これはただの覗きじゃない。聖戦だ。そして、戦争にはお前みたいな忍者の力が必要だ」
お、始まったぞリュングベルの説得(丸め込み)が。
「鍵開け、壁登り、隠れ身などなど、お前のスキルは俺達の目的に多大な貢献ができる!忍びとして、さの力を使ってはくれないか?」
「し、忍び……。いや、しかし……」
「頼む!」
例の眼差しでジェームズを見つめるリュングベル。しばしの間があり、ニンジャは遂に口を開く。
「………………リュングベル殿。不肖ジェームズ、その依頼引き受けたで御座ル!」
「……ありがとよ!」
こうして、俺達は曲者二人を新たに仲間へ加えたのだった。忍者だけに。>>229
私の好きなものは2つあります!
おっぱいと大火力と胸!3つだ!>>235
まさか昔脚本を書いた時に没にした台詞をこんな所で使うことになるなんて……。そしてそれを言わせても違和感がないなんて……。
人生何が起こるか分からないですね〜>>233
やはりこの全速力でギャグに突っ走るの、好き!こういうの見ると学園でナンパを仕掛けるディアとセラの奮闘録書きたくなるのぅ……
(実はディアを除きで推薦しようかなとも思ったけどあいつ真正面からナンパするからないなと思った裏話)>>236
ニンジャと騎士がいる時点でスキルはかなり……。顔面偏差値も結構高い方ではないでしょうか?筆が乗ったのでジョン・ドゥのお話を。
「貴方の願いを、私に聞かせてもらえないだろうか。ランサー」
男の声は、穏やかだった。けれど名乗る時に聞いた年齢とは不釣り合いなくたびれた声色であったし、まるで老人と言葉を交わしている様な気分にさせる。
ホテルの一室、ガラステーブルを挟んで、青年と男は対面する。
男、ジョン・ドゥはティーカップに紅茶を注ぎ、向かい側の青年へと差し出す。
「貴方は、私が見えているかな?」
「見えちゃいねぇ。けど、感じられはする」
「それは良かった。私の顔は、友人からすると『不気味』らしいからね。嫌われるのは怖い」
紅茶を口に含みながらジョンはにこりと微笑み、
「貴方の願いは、何かな」
「俺に願いはねぇよ」
青年がそう言い返すと、男は息を呑んだ。意外そうな風でカップをテーブルに置くと、
「それは、驚いた。サーヴァントは聖杯への願いを持って召喚されると聞いていたから。第二の生に興味も無いのかい」
「無い。強いて言うなら、そうさな、俺を呼んだマスターの為、要はテメェの為に槍を使い潰すだけだ」
獰猛な笑みを返す青年、ランサーに関心を示しているのか、ジョンはくつくつと笑う。その顔はとても三十代とは思えぬほどに老け込んでこそいたが、笑顔だけは若々しさを留めている。
「安心できる。貴方は私が最も求めていた存在だ。ならば、私はその槍に心からの信頼を置こう」
「正面切ってそう言われると、ちとむずがゆくなっちまうな……で? テメェの望みは何だよ」
照れくさくなったのか、頬を掻きながらランサーは話題を己の主へと差し向ける。ジョンは顎に手をやると、すぐに懐から銀の鍵を取り出し、テーブルに置いた。>>242
「私は、とある存在への接触を図りたいのです。それは俗に『神』と呼ばれる上位の存在です」
「神……?」
「ええ、貴方の知る『彼』とは異なる神です」
途端、先程まで理知的な輝きを秘めていたジョンの瞳に初めて変化が訪れた。神、そのワードを口にしたかと思えば、その双眸には熱っぽさが生まれている。
「……異なる?」
「世界には様々な神が存在しています。けれど私が目にした神は、違う。あの方は既存の神とは異なる存在だった」
ジョンの口調からは冷静さが失われている。ランサーは知っている。この語気は、饒舌さは、神を狂信する者のソレだ。
「……私があの方と出会ったのは、十年ほど前だろうか」
ジョンは一旦口を閉ざし、ランサーに視線を飛ばす。どうやら少し長くなるらしい。構わない、と頷いたランサーに微笑みを返し、ジョンは言葉を紡ぎ始めた。
「私は一〇年ほど前、大学の講師を勤めていた。家に帰れば、私を迎えてくれる妻とまだ三つになったばかりの娘がいた。不自由や金銭的な困難は沢山あったけれど、それでも私は幸せだった。
アレは、妻がアメリカの親戚に娘と会いに行った時の事だ。私は講師の仕事が忙しくなってきていて、一緒に行けなかったんだ。そうしてあの時、空港で見送った二人の笑顔が、私が最後に見た二人の姿だった。
最初に電話が飛んできた。アメリカの親戚からで、寝ぼけていた私は何の事かと最初は
耳を疑った。
……私の妻と娘は、テロリストの作った爆弾で木っ端微塵に吹き飛ばされたらしい。爆心地のすぐ近くだったそうだ。>>243
そして最悪な事に、その電話に震える私の傍らには……同じ大学の女性教師がいた。
仕事が忙しかっただって? 勿論、嘘だよ。私は、妻子を裏切っていた。繰り返される毎日、繰り返し見る笑顔、その何処かに飽きようとしていたのかもしれない。だからあんな事をして、私は二人を永遠に失う事になった。
私は、私は……何度も死にたくなった。何度拳銃を口に咥え、全て終わりにしてしまいたかった事か。けれど悲しい事に、そうしようとすればするほど私は逃げようとする自分の情けなさを見せつけられた。
気付けば、私は興味の無かった宗教へと手を伸ばしていた。神がいるのならば、私は裁かれるべき罪人であると思ったからだ。神がいるのならば、罪を犯した私を今すぐにでも裁いてくれるだろうと思ったからだ。
裁きは、来なかった。ただ私には妻子を裏切った罪だけが残り、誰も責めず、許そうとはしない悶々とした日々が続いた。
―――――あれは、いつの出来事だったか。私は夢の中で鍵の姿を見た。この銀の鍵を。
根拠は無かった。けれど、罪から逃れたくて、私はその不思議な鍵を追いかけた。別の
事に熱中して、逃げたんだ」
テーブルの上の銀の鍵を、ランサーはそっと手に取る。一昔前の古風な鍵だ。別段珍しい点も無い。だが鍵を見つめるジョンの禍々しい目を窺えば、そんな事は口が裂けても言えない。>>244
「鍵はあそこで見つけた。セイレム、そうセイレムだ。アーカム、そこの商人から買い取った。どうやってそれを手に入れたのか、私は覚えていない。この鍵が、きっと私を呼んでいたのだ。私は『声』を伝えるロールだったんだよ。
鍵を手に取ったその時、『神』が私に語りかけてきた。鍵は恐らく『神』との交信を可能とするんだ。いや、ひょっとしたら私がそうしていないだけで……『神』の元へと至れる代物かもしれない。
けれど、それは些末な事だ。私にはその存在に触れられただけで十分だった。
故に、私は聖杯を求める。聖杯のチカラがあれば、『神』をこの世に召喚できるだろう」
そこまで言い、ジョンは口を閉ざした。ランサーは決してその道の正しさを問おうとはせず、ただ頷くだけに留めた。
「……驚いただろうね。これでも君は、私の為に槍を振るってくれるかな?」
「異論はねぇ。それに、だな。テメェの言う神様が見たくなってきた。良いぜ、俺の槍で神様への道を切り開いてやろうじゃねぇか。テメェは、その神様に裁いて欲しいんだろ?」
「よく、分かったね」
「分かるさ。テメェはその神様に会って裁かれたいんだ」
「……ふふ、お見通しか。聖ロンギヌスはやはり違うね」
ジョンはくすりと笑い紅茶を飲み干すと、椅子から立ち上がってランサーに掌の令呪を向けた。
「ランサー、私と共に戦おう。君の槍を、私は存分に使い尽くしてみせる」
「心得た。我が槍は貴殿の為に尽くそう。たとえどの様な障害が立ちふさがろうとも、突き崩すのみだ」ランサー陣営はこんな風なコンビですね。あとはライダーとアサシンだけなんですが、未だに決定出来ずに……ヨヨヨ。
感想ありがとうございました。あの台詞を考えた時は頭がフォーリナーになっていたんです……青春エクスプレスって何!って当時の自分に聞きたいくらいですよ……
>>247
ふむふむ。実質フロンティアのラスボスとなる忠勝&エルシュタイン(2ランク減衰Bランク以下無効サーヴァントとスーパースペックマスター)で大人気なく行くことも可能と…?
大罪刻印無くて冷静なクラーケンさんと嵐ちゃんによる本編での汚名返上もいいかなー。
悩む。>>233
うーんこの懲りないタフさ
だが問題ない。このまま逝く所まで突っ走ってやって下さい!あ、もう皆さん分かるでしょうけどジョンはラスボスです。厄ネタの塊です。畜生です。
えー、ではでは。獅堂さん一族の経歴とか皆様の意見やらも纏めてできるかなぁってレベルに考えて変更してみました。
①教会から宣教の使者が来た。が、日本についたら江戸時代。なんとか残って宣教はしたいが表立っては無理だったのでカモフラージュで神社に
②で、来日して何代か後の当主?が地元の娘(名家かも)と結婚
③とりあえずキリスト禁教は解除されたが神社から教会に変えるのには金がかかるので一旦放置
④金はたまったがちょっとした観光名所になったので変えるのがしにくくなったのでやっぱそのまま。教会には内緒。
⑤カモフラージュで神社だったのでキリスト教と神道っぽさが混ざった。
こんな感じはどうでしょう?で、娘さんの方の事情。
①娘の家は過去に鬼と交わった家系。その血による戦闘力などでそれなりに権力をつけた。
②だが鬼種の属性はあったので、ごく稀に民衆を襲った(隠蔽はしていた)
③娘さんの代になると口伝も途切れ、発作もなかったので忘れられていた。
④ちなみにこの一族には仲の良い一族がおり、この家系が発作の際に出た死体をなんとか有効活用しようとしたのが死霊魔術の朽崎一族の始まり。
やはり無理あるかなぁ……。>>257
最悪神道云々は無くてもいいかな。侍系ボーイ(女装すると可愛い)に巫女服着せてみたいな、がメイン理由だし。その場合着るのが巫女服からシスター服に変わる。>>258
え?(高纏や瞬藤見ながら)
いや、私が高纏さんの鱒を把握してないのもあるんですが。>>260
わぉ、ザミエルさんのSDバプロディカ。このサイズになっても滲み出る色香は何でしょうね……。>>265
無茶しやがって……(敬礼のポーズ)あんまり空気読めてないけどマスター?投下。
【名前】乾 麒一郎(いぬい きいちろう)
【年齢】17歳
【性別】男性
【属性】中立・悪
【身長・体重】171cm 62kg
【特技】ジビエ料理、マラソン
【好きなもの】ハンバーガー
【嫌いなもの】意味も無く根掘り葉掘り聞いてくる人
【国籍】日本
【所属】一般人
【魔術属性】地
【量・質】量 D 質 C
【解説】
聖杯戦争の起きた街に居住する高校生。
魔術に縁の無い家系に生まれ育ち、単身赴任で長期間家に居ない両親の代わりに幼い妹の世話をする若き苦労人。
凡庸だが暖かい幸せを大事にするタイプ。
大それた野望や身を焦がす欲望に駆られる事は滅多になく、基本的に人畜無害な草食系。
だが意外にも特技がアウトドアに偏重していたりと不思議な部分も多く、且つ其れを滅多に披露しない秘密主義な所がある。
座右の銘は「普通が一番」>>268
正体はとある暗殺集団に凶器として育てられた、所謂『鉄砲玉』。
標的を確実に殺し、痕跡や背後にいる組織の存在を悟られる事無く自害する事を命じられた、「誰か一人を殺.す為だけに育てられた」人間。
16歳の時に養育施設である山奥から派遣され、標的である魔術師『乾』夫妻を殺.害するも、是迄の自分の無意味さと誰かの命を奪う事の取り返しの付かなさを思い知り自害を断念。
以降経歴を詐称。『乾 麒一郎』という名を獲得し、元ターゲットの肉親である少女に暗示魔術を掛けて兄という立ち位置を振る舞い続けている。
偽者の家族関係とは言え妹に対する愛情は本物。現時点では彼女を全うに成人させる事が生き甲斐となっている。
その根底にあるのは『贖罪』。
彼女の親を殺.害し人生を大きく変えてしまった事に対する負い目の気持ちが多分に含まれている。>>272
本当ですねぇ。怖い怖い。>>270
というわけで葛木&静希系譜の暗殺武術マンです、一般人とはなんなのだろう…
罪滅ぼしが最近のマイブーム。>>272
そーですね(すっとぼけ)>>276
何だって!それは本当かい!?(木場さん並感)よし、明日はようやく主役のカフカスを書けそうだぞ。
>>276
草加さん何やってんですか。>>280
ゴッドイーター……リンドウさん……サクヤさん……シオちゃん……ソーマ……ヴッ!心臓が!!(GE好き)>>292
錬金術とか特に難しい印象がありますね、と言うか原作での登場率や描写量の少ない魔術分野は漏れなく難しい。>>296
バンカズはDLCで出る筈……ていうか出て欲しい。出ろ。>>300
魔眼は一般人でも持っている人いるらしいので……。>>300
(も、元が魔術師の家系なら……そうでなくても普通の一般人でも……)>>300
(魔眼持ちの一般人は皆無じゃないのでセーフセーフ)>>300
巽くんみたいな無意識系魔眼持ちとか、或いは志貴みたいな魔眼に悩まされ系とか選り取りみどりですよ。
異能力者とか、人外とか、精神破綻者とかも一般人に区分される事だってあると思います、一般人の可能性は無限です。>>296
もしかつてカービィをプレイした事があるのなら、Switchとスターアライズ買うのをお勧め。
無料アップデートでドリームフレンズ(歴代キャラのプレイアブル化)が追加されましたし。
近々、恐らく最後の無料アップデートでまさかの新モード追加なんてのもありますし。ブラボみたいに形状変化する武器良いですよね……あと某スタイリッシュ魔女みたいな奴も。
>>309
帽子は武器にならない…そう思っていた時期が僕にもありました(CV:回す方のノッブ)>>315
どんな魔眼も使い方次第で殺傷力は発生しますよ。
例えば『指突の魔眼』。これは見たものに指で押したような圧を与えるという弱い魔眼ですがケンシロウに持たせるとあら不思議。視界に入ったものを片っ端からひでぶあべしの阿鼻叫喚へと早変わり。
例えば『字幕の魔眼』。これは相手の視界に自分の意志を字幕として投影する魔眼です。つまり言葉の弾幕で視界を覆うことも可能という訳です。
どんなものも使い方次第。そう、読心の魔眼だってね、こう伝達の魔眼と組み合わせてトラウマ再起とか。>>317
??????「○ルヴァリンを倒すのにオプティック・ブラストなんか必要ねえぜ!」>>300
型月における一般人は二種類存在する
一方は正真正銘の一般人。本家で言えばみつづりんや三人娘たちのようなキャラクター
もう一方は一般人の皮だけを被った逸般人。レーカさんや竜ちゃんがこのポジションに当たります
一般人で戦闘力持たせるなら迷わず逸般人がおススメですな。なにせ精神面を怪物にするだけでいくらでも強くなりますし(なお肉体面)そして魔眼持ち一般人を作る際は要注意。不気味な頭のサイボーグが君の眼を狙っているかもしれないZE☆
>>306
物体X系マスター…(小声)運命力を操作する魔眼とか?こう対象の運命力を操り、足の小指を角にぶつけさせる……みたいな。
魔眼って見るだけで発動するから加減が難しいですよね
【クラス】アサシン 【真名】アラクネ【出展】ギリシャ神話
【性別】女性【属性】混沌・中庸(秩序・悪)
【ステータス】筋力B(E) 耐久D+(E) 敏捷B+ (D) 魔力D(B+) 幸運D(B) 宝具B+(A)
【クラス別スキル】
気配遮断 B
【固有スキル】
女神の呪い
女神アテナに下された呪い。それは死後でもなお、性格改変の呪いとなってついてきた。第二宝具を解放中にこの呪いは解ける。
存在観察 B+
彼女は人々を観察し、その人物像を把握し、それ題材とした作品を作り上げた。
神々の痴情をも性格に、艶かしく表した彼女は人間観察が得意であると言えるだろう。
また、彼女は人の能力を見極めることも得意とする。自らの力が神に届くと断定したように。そして、それは間違いでは無かったように。
堕天の魔 A
彼女は魔へと堕ちた。それが神の下した呪いだったとしても。蜘蛛の姿をした化け物へと変化した。そして彼女は英雄ではなかった。故に〝変転〟ではなく〝堕天〟。
無辜の怪物 B
神代以降───彼女のイメージは様々な者達によって受け取り方が違った。例えばダンテの『神曲』のアラクネは半身が女で半身が蜘蛛の造形だったという。神の慈悲で完全な蜘蛛であれたのか或いは背いた呪いで蜘蛛と入り混じった醜悪な姿なのか。
召喚においては蜘蛛型ではなく人型の姿で呼ばれることが多いという。>>326
【宝具】
『』
ランク:B+ 種別:対軍宝具
彼女の怪物として堕ち、変質した機織りの技。時間をかけて紡ぎ出した糸を周囲の空間に張り巡らせ、そこを自らの領地とする。時間をかければかける程領地は広がるが広げている最中は行動が一切とれない他、広げれば広げるほどマスターの受け持つ消費魔力が高くなる。
領地内では張り巡らせた糸の上からとる行動ならば気配遮断Aに、自らの身体から分泌される毒も効果が高くなる。
更に子グモ(強さは竜牙兵未満。もっぱら偵察用)を生産可能。
『』
ランク:A 種別:対人宝具
アサシンの心象風景を織機として結晶化させた物。
この宝具を使用する時は彼女の最盛期───即ち、神とも争えたほどの腕前を持つ人であった時の姿となる。ステータスは()内のステータスになる他、スキルも全て封じられる。そのため性格もアテナに喧嘩を売った時の性格になる。
この宝具の効果はアサシンが題材にすると決めた者の物語を織物として作り出し、対象がそれに包まれ、人知を越えた力を手に入れることである。
神代のサーヴァントであれば本来の力とまではいかないがいまよりも霊基がはるかに向上し、人であるならばその人の辿り着ける究極系までとはいかないが充分目指せる範囲まで引き延ばすことが出来る。
また、彼女が「この人ならばあの女神アテナにも私の腕を認めさせられる」と判断するほどの題材でなければダメ。
女神の呪いに背き、自らの心象風景を使って規格外のものを織るのだから使用後は消滅する。と言っても戦争中だし定期的に織る必要があるので織り終わるまでは問題ない。織機を壊されても消滅する。
【Weapon】
蜘蛛の怪物とかした為、糸を使って切り裂いたり絞殺したり、毒の牙や腕で攻撃出来る。そもそも身体が女性の体に蜘蛛の腕や下腹部が出ている俗に言う蜘蛛女の形なのである。【解説】
ギリシャ神話に伝わる優れた織り手。その腕前は神にも勝ると本人が豪語する程。そして、機織りを司る女神アテナの怒りを買い、蜘蛛にされた哀れな女。
彼女はこう語った。「私の機織りの腕は世界最高だ。かの女神アテナにも劣らない」と。
アテナは老婆に変装し、気付かれないようにしてこう説いた。「自らの身の程は知るべきだ。今すぐにでも撤回した方が良い。」
彼女は恐れずこう言った。「事実なのだから仕方ないでしょう?私の方が上手なんだから。」
アテナは憤怒し、正体を現し──「貴女の言動は目に余る。そこまで言うなら勝負をしましょう?」
アラクネは自信満々に承諾した。神をも打倒するのだと息巻いて。
機織り勝負が始まった。アテナが織り出したのはポセイドンとの勝負に勝ち、アテナイの守護神となった自分の物語。そして周りには神に罰を受けた者達も織り込まれていた。
それは神々の偉大さと荘厳さ。そしてアテナや他の神々への畏怖を感じさせるものだった。アテナを見縊ったアラクネへの返しなのであろう。
対してアラクネは神々の不義と戯れ、そしてその餌食となった人間達の物語を紡いだ。
欲に耽る神々達。神々の手にかかり、手篭めにされる女達。そこに神の偉大さも、作り手の神への敬意もなく。ただ神への挑発と、神の不道徳への糾弾だけが描かれていた。
だが、何ということだろう。アラクネの織った織物の出来栄えは女神アテナの織物に引けを取らない。どちらも本気で織ったのに。神へと近づくほどの腕前。>>328
アテナはそれに感嘆すると共に、神を侮るアラクネに激怒し織機を壊し、呪いを課した。
アラクネは神々へと喧嘩を売った自らの愚かさを急に恥じ、後悔し、懺悔し、首を吊った。
アテナの呪いは止まなかった。アラクネの身体が変わっていった。どんどん人でなくなっていく。完全に変化が終わった頃、そこにいたのは今で言うところの一匹の蜘蛛であった。
アラクネは身体を蜘蛛へと変えられてしまった。……現代には伝わっていないが、彼女の姿は今の蜘蛛の数十倍もある巨大な蜘蛛であったという。恐らく、魔の存在に変えられたのだろう。
サーヴァントとして召喚された彼女は呪いが未だかかっており性格は暗く、神へ逆らったことを後悔し続けている。
が、第二宝具を使っている最中ならば性格は傲慢で冷酷&高飛車、アテナの腕前など私の足元にも及ばないなどという悪女と言うべき性格へと変動してしまう。
聖杯への願いは「アテナに許しを得たのか否か(私の完璧な身体を得てアテナに打ち勝つ)」である。性格が変われば願いも変わる。そういうことである。機械や精密機器を狂わせる『グレムリンの眼』って魔眼なら考えてた事はあるなあ。
車を狂わせて突っ込ませたり携帯のバッテリーを破裂させたり拳銃をジャムらせたりとか出来るって感じの>>315
吸幸の魔眼とかどうでしょうか。
ランクはノウブルカラーで、見た対象の幸運を吸収して自身に幸運を手繰り寄せ、相手に不幸を押し付けるつきましてはwikiのページの削除をお願いしたいのですが、誰か管理者権限を持っておられる方はいらっしゃいますかね?
マスター枠が一つ空いてしまった……いやいやここはポジティブに選択肢が増えたと考えよう、そうしよう
剣陣営「ポイヤウンペ」「」
弓陣営「」「」
槍陣営「ジークルーネ」「汐多 火好&サクラ」
騎陣営「ムワタリ二世」「」
術陣営「スネグラーチカ」「???」
暗陣営「フパシャシュ」「竹中良悟」
狂陣営「ルサールカ」「???」
<保留中>
臼鬽 観世
キーリオン家
>>335
使用許可ありがとうございますやりたいことが見えてきたので要点?を抑えながら修正案をでっち上げると…
<<宣教師>>
日本に辿り着いたポルトガル人宣教師がある村に受け入れられる。(改宗を受け入れるほど追い詰められた環境
時は流れ村に住み着いた宣教師は日本人の妻を取り、代々村の神父シスターとして活動を続けた
切支丹弾圧が村にも及ぶ様になり、幕府から逃げるために宣教師家と村人は慣れ親しんだ村を捨て移住を決意
移住先は幕府すら寄り付かない"鬼"が住むと言い伝えらる山中(鬼の実在を信じていない神父が主導。「オニなど主の御加護の前には無力デース」
<<鬼>>
鬼が住む山には鬼と共生する人間の村があった
鬼を祀り隷属することで幕府からの支配を流れていた人たちで、長い間生贄を捧げることで細々と生きていた
村の有力者は死霊魔術に類する呪いを鬼から気紛れに教えられていた(その呪いによる余興をさせ村人同士を殺し合わせていた…朽崎家の起こり
<<合流>>
鬼、シスターに一目惚れし改宗!
鬼、シスターと結婚する!
鬼との間に子ども生まれる!
時は流れ明治……鬼と宣教師の間に出来た家系は獅童を名乗り地図にすら載っていなかった村は日本社会に参入する
もともと幕府が寄り付かない場所に逃げ込んだので弾圧をやり過ごせたことに出来る
幕府の目が及び難いことが関西設定の補強になる
女装美少年に巫女服着せたいって理由なら無理に神道設定はなくても良いのでは?とオミット(女装する経緯が自発的なのかとか分からんので取りあえず整合性優先
隠れ切支丹として活動を続けてましたってストレートに教会に抱き込まれる方が監督役としてすんなり使えそうかな、と>幕府からの支配を流れていた
じゃなく
幕府からの支配を逃れていた
でした
>>232
あと遅レスじゃけどナイスジェームズ!>>340
設定を少しずつ開示して、強キャラ感ある描写をすればよいのでは?
少なくとも私には無理に御座います(震え声)>>136
参加します。
愛されようか、認められようか。
多かった方を仕上げます。>>361
キリ様がベリルは自分を誤魔化すのは云々言ってましたな。
(そう考えるとキアラさんみたいな思考は魔術師におな……じわけでもないんすよね。あの人の中では自分と同じ存在なんてものが一切ないし。)うーむ、鬼の鬼である畜生感とネクロマンサーの設定が合わさりこれは…と思ったがお気に召さなかった様子
人間に一目惚れしたことで鬼自体の畜生感は抜けて獅童家に連なって行くけど、それはそれとして死霊魔術に繋がっていく外道の家系として朽崎家は成り立ったのだ!って
シスターと一緒になるってこの鬼は「まつろわぬ民」系の鬼だったのでは?って思ったけど人喰いしてた…一般的な魔術師は「魔術」って枠組みだから解り辛いけど、要するにマッドサイエンティストみたいなものですよね。
>>365
そんなイメージで設定してました
本来なら人と交わらない存在の鬼とどうやって混血させる流れを作ろうかって所に朽崎家の起こりを挟めば自然かなって>>370
日本発祥のうち、存在が明らかにされているものは、まず西洋でいう魔術ですらないですからね……
おそらくもっと即物的な事が思想の根底にあるのではと私は考えています。
相手を呪ったり、脅威を遠ざける為のものなのではないでしょうか。>>372
まず純日本人だけの家系がそんなにないという。魔術師の家系としての起こりの部分に西洋系が関わってないのって、衛宮と蒼崎くらいだったような気がする。そも日本独自の組織とかもあるらしいが全容がはっきりしてないし。日本の呪術師といえば……キャスターリンボ!
>>373
漫画知識しかないけど事件簿の山伏の家系は根源目指してるらしいですね。でも「西洋被れ」発言から独力で辿り着いたかの参考になりませんね…
東洋西洋で魔術のシステムは違うとも言われてるし、ここで外国人の宣教師を設定に!と思ったけどキリスト教徒が魔術とかくそが付く異端になっちゃうしなぁなんか、議論の内容が型月オタみたいになってる……。
>>380
まぁアカシックレコードの型月呼びだし生きることに余裕がある人なら辿り付きうる概念ではあるのかな
江戸時代以前から続くネクロマンサー(っぽいもの)が根源に到達して何する気なんじゃろう…
西洋魔術社会は横の繋がりで根源思想が広まってるのは分かるんだけど>>381
何!?ここにいるのはそういった人達ではないのか!?>>358
根源到達の為の畜生行為は魔術師として誉められるものだけど、魔術の研鑽や到達の為ですからない“魔術を用いた”ただの畜生行為は魔術師としても魔道の道を外れたムカチャッカインフェルノなカス行為だから……(麗奈が魔術師と一般人に手を組ませる理由)まぁ根源の設定あたりは置くにしても、なんて言うか「死体が出たから有効活用しよう」ってのが先に出るんじゃないかなぁと思いまして。村人減らしたら年貢的なのは減るし、権力も落ちそう。あとこの設定だと伏神の地図と矛盾が出るので(重要)不採用っす。
日本の神道は他と違って「生きている今」を豊かにするためのものなんですよねー。
神社に行くのも、神様にお願いするんじゃなくて、「これからこんなことを頑張りたいから、どうか見守っていてください」「おかげさまで上手くいきました。ありがとうございます。これからもどうぞ見守っていてください」ってするため。
そんな謙虚で優しい神道が私は好きです。>>387
ネクロマンシーだからね。仕方ないね。>>392
どうでしたっけ?
なんか20本くらい……?>>392
士郎の二十……七本(?)で初代としては多過ぎるくらい、と言われていましたね。>>393
これは間違いなく畜生(魔術師)の思考回路>>393
うーむ、ク.ソ魔術師の思考ですわ。死体確保の問題とか、浅右衛門さんちから買えばいいことに気がついたのですがどうでしょうか?
>>403
自らの起源のせいで好きな人が出来たことがなかった監獄長。
────その日、彼は運命に出会う。
で停滞を打ち破ってこの人と共に生きたいと言えるほどの愛を見つける監獄長さん!?>>391
(差...?)>>391
虹……虹!?■■■■さんの属性は水と空、魔術回路は20本、起源は“悲嘆”です。
私は悲しい…ポロロン>>413
ここだけの話ですけどぶっちゃけあの診断メーカーで出た起源と能力が基になってる鱒がいます(小声)そもそも死体云々は何を目的に話していたんでしたっけ……?
>>417
感染症といったのは例えで鬼にやられた死体が忌避された理由で何かしらフィクション的な感染が起きてるんじゃない?って言いたかったん
どんな無残でも遺族は丁重に弔いたいからよ…>>418
獅堂さんを監督役にする+獅堂さんでやりたい事を両立させるために経歴考える→朽崎初代を絡めようと思った→死体の色々どうする?←今ココ。>>420
ドロテーアさんマジカル☆サブミッション使うんです?>>414
根源なんてどうでもいい。
パワー×力=破壊力……!これこそこの世の真理……!!>>420
他人のメンタルをブレイクさせることを任せたら一級品みたいに見える。>>420
起源に覚醒したドロテーアさんは、店長を見るとアームロックを仕掛けずにはいられない体に!>>421
フ タ エ ノ キ ワ ミ ア ッ ー ー ー ー ー ー ー ー ー !
あぁん……(壁に大激突)何気に診断で出たガイさんの起源:刀と属性:火、それに対するドロテーアさんの起源:折ると属性:水(+空)で対比系ライバル感出てるの草。
>>428
マスコットキャラクターの朽チ裂クンは、キモかわいいと若年層中心に大人気!私が本名で診断したら、
属性はなんとアベレージ・ワン、魔術回路は27本、起源は“曖昧”です。
だった>>433
……ザ・ハンドかな?(ぐるぐる目)>>434
生まれながらにして不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまってますね……本名だと、属性が風と空、本数が18本の起源「太陽」でした。
か、かっこいいタル〜本名でやったら属性は地、魔術回路は18本、起源は“花”でした。
(植物限定だけど)産まれろ…生命よ…。>>443
知らんのか(ワシも知らんが)。
(多分)ギャグイベみたいになる。>>440
とあるのレベル5第七位の削板君味を感じる……。>>443
自分の存在が世界と曖昧になってそのうち自分の存在が世界の歴史から消える。誰も、貴方のことをもう覚えてはいない。
こうじゃないすか?>>439
天体を構成する要素の空属性…太陽…。
……波紋?>>438
ダヴィンチちゃんのアームは吉良対策だった…?
医学よりの蘭学…とか謎じゃけど医療関係で"伏"せる使ってるのもちょっとイヤかな……人間感情的にうちはこんな感じ
属性:火
魔術回路:15本
起源:“理(ことわり)”
起源は凄そうなのに回路が…
いや待て。むしろこれは尖った性能という事では?
術式を誰よりも正確に理解・把握できるけど回路が少ないからヘボい威力にしかならないとか>>446
むしろ代々生きた人を避けて(死体は使う)コミュ障とかにすれば人間大好きで積極的に絡みに行く部分で対比になるのでは?【本名】さんの属性は火、魔術回路は4本、起源は“和”です。
4て属性:虚
魔術回路:15本
起源:奇跡
溢れるピーキー感、嫌いじゃない
むしろ大好き私は本名でやったら空と水の二重属性+回路20本+起源「腐敗」とか出たんじゃが……。何?私は江迎ちゃんか何か?空気を腐らせたり、水を腐らせたりして相手を物理的に殺.しにいくの?
>>457
そりゃあ幕府の役人のトップが出ることになった緊急事態ですからね
りゅーたん以上の切れ者の知恵伊豆さんだったからなんとかなったものの一歩間違えば幕府存亡の危機ですもの私が運命に出会う……?
本名……日本名とブラジル名の二つ名前があるからどちらを入れれば……!?>>466
(両方やれば良いのですよ)>>462
パープル・ヘイズ……(ボソッ>>458
強度は高い筈だから……(震え声)>>468
浅右衛門さんちの主な収入源が死体の売買なんですよ……>>468
いえ、山田一門は処刑人であると同時に死体処理業みたいな事もしていましたよ。
幕府から刀の試し斬りを命じられ、罪人の死体を使う"おためしごよう"
人肉を使ったとされる丸薬の開発
死体を解剖したり切っていくことで効率の良い切り方を学んだ
花魁達が指を切って、客への誓いにしていた文化があったが、その指は自分の物ではなく浅右衛門から買ったもの
などなど>>482
まあ、初代が政治的な立ち回りに長けた人物だったで細かい所は押し通せば良いかなと。>>484
火に水に芽ときたら生命の繁栄以外に浮かばない>>484
1%の可能性の芽を作り出すとか?>>480
精神崩壊しそう(小並感)
フフフ……セックス・ピストルズ!>>490
気付いてしまったか…
幕末では目立つとそれは消える前のろうそくとほぼ同義なのだよ…
目立ってたのに天寿全うした勝海舟の化け物っぷりよ>>487
あらやだ、流れが分かりやすい。(主婦並感)ここまでのを一通り見ましたが、やっぱり>>482のようにフワッとさせておいてもいいと私は思いますよ
起源「返還」……
いいことも悪いことも、自分の行いが自分に還ってくる巡り合わせにある。とか、素敵だと思うの。
最終局面で仲間が駆けつけてくれるムーブも、最初の方で何気なく行った事が後々自分へのトドメとなるムーブも思いのままですよ!
え?そんなドラマチックに生きていない?そう……>>504
あ、やべぇ熟語だ!完全に造語でやっちゃってた!
自分の案は無しで!>>500
だいたいの魔術は、代々受け継がれたものですからねえ。起源に沿った魔術を作れるのって一部の天才だけですよね。アラヤさんとか。司馬・曹丕の人さんの属性は水と空、魔術回路は7本、起源は“目星”です。
(ハンドルネーム)さんの属性は火、魔術回路は5本、起源は“祈り”です。
(本名)さんの属性は火、魔術回路は28本、起源は“取りこぼす”です。
一番ネタとして使いやすいのはハンネのほうだな。祈り(物理)(敵はなんか燃える)。>>510
わかるマーン!
(バターと塩コショウで味付けすると)旨ーン!>>510
ちゃんとしっかり蒸すか茹でるかしてから、生クリームやチーズを混ぜてコクを出すのじゃ。
ベーコンやグレービーソースがかかっているとなお良いぞ。>>526
男って打ったら男の子に変換されますねえ!>>525
ヤバい、笑い過ぎてお腹ネジ切れそう。
これにはカナディアもにっこり。カフカスのが書けたぞーテンションそのままに書いたぞー!
非常に、憂鬱だ。ホテル従業員の響結子はルームサービスのジンジャーエールを乗せた盆を手に、907号室への廊下を歩いていた。
このホテルで働き始めてそれなりになるが、今夜はこれまでで一番奇妙な客へのサービスになる。
カフカス・フォレスト、聖杯大会に出場するマスターの一人。
マスターと会える、と言われても結子はそれに特別さを感じる事は無く、むしろ失礼の無い様にと釘を刺されるのが面倒で仕方なかった。皆がマスターという存在を怖がっている。
「……じゃあ何故私にさせるのか」
それは期間が短くとも、しっかりと仕事を結子がこなしているからで、信頼を置かれているから故である。
そういう訳で、カフカスの部屋へと進んでいく結子な訳だが、カフカス・フォレストという人間は一言で言い表すならば、不気味という表現が似合った。彼は、ピエロなのだ。
ホテルにやってきた時も、カラフルなフリルのついた服装に白塗りの顔、と常識から逸脱したとにかく不審な佇まいだったのを覚えている。第一印象もあってか、結子はあまりカフカスに良い感情を抱いてはいなかった。
元々、聖杯大会なんてものを自分の住む街でやられるなんて冗談では無い、と言うのが結子の意見なのだ。
「大体、ピエロって何よピエロって。絶対アイツ、ホラー映画で悪者やる顔じゃないの。排水溝から顔出してるタイプじゃないの」
他愛も無い愚痴をぶつぶつと呟いていた結子は、907号室を後にする人影を見た。カフカス、では無い。スーツを着た男と、ラフな格好でテレビで使う様なカメラを担いだ男。テレビ局の人間だとすぐに理解出来た。
「やっぱり、テレビ局とかも来るのねぇ……まるでアイドルみたい」
何でもかんでも口に出しながら、結子はテレビ局の二人が廊下から消えるまで待ってから、907号室をノックする。すぐに「鍵は開いてますよー」と反応が返ってくる。試しにドアノブを捻ると、がちゃりと音を立てて開いた。>>530
「……ルームサービスです」
ベッド一つ、コンセントつきの机一つ、テレビに冷蔵庫……とシンプルな室内には、いるはずのカフカスの姿が見当たらない。おや、と眉をひそめていると、洗面所の方からごそごそと音が聞こえた。どうやらトイレにでもいるらしい。
「あの、ルームサービス、ですけど」
「ン!? ああ、ルームサービスさん! ジュースは机の上に置いていってもらえますか?」
「代金もらえないと帰れないんですけど」
「代金……あ、そっか代金。そういえば、ホテル来るの久しぶりだっけ……ごほんごほん、ええ、い、今行きまーす!」
数十秒して、カフカス・フォレストは飛び出してきた。相変わらず白塗りのメイクで顔を隠して、馬鹿みたいな道化の服を着ている。結子は一瞥してすぐに溜め息をついてしまう。
「……わたくし何かしました?」
「いえ、何も。代金を」
「ああ、はいはい……日本円日本円っと」>>531
ベッドの脇に駆け寄って分厚い財布に指を突っ込み数十秒。カフカスは苦心しながら千円札を取り出して渡してくる。くしゃくしゃで、まるで財布の奥底で眠っていたレシートの様だ。
「日本語、お上手なんですね」
「世界中をぐるぐる回ってますからね、否が応でも言葉は覚えますよ。英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語……まぁ、片言みたいなものですケド」
「どうして、いつもその格好なんですか?」
結子はついつい、質問をカフカスへと投げかける。思っていたよりもフレンドリーな態度で接してくるものだから、遠慮無く続けてしまう。カフカスも特に嫌がりもせずに受け答えするのだ。
「だって俺、げふん、わたくしピエロですから。ピエロってこの格好じゃなきゃあ」
「今俺って言いました?」
「言ッテナイデス、何モ言ッテ無いデス」
最初に会った時と一八〇度違うカフカスのキャラクターに、結子は苦笑いと共に、この男は案外面白い男なのかもしれない、なんて思いを抱き始めていた。
少し話し過ぎたかな、と気付いた結子は、代金をしっかりと受け取るとカフカスに会釈をしてから部屋を後にする事にした。上司に見つかると後が面倒なだけでなく、ケチをつけられかねない。
カフカスに見送られながらドアノブに手をかけ、ふと結子は振り返る。
「……そうだ、フォレストさん」
「はい?」
「フォレストさん、聖杯にどんな願いを叶えてもらうんですか? 優勝者は、願いを叶えられるんですよね」
「ンー……わたくしは、聖杯に願いなんて持っていませんよ」
至極、それが当たり前とでも言う風にカフカスは答えた。逡巡もせずに、あっさりと。
では、何の為にカフカスは参加したのか、結子は尋ねた。>>532
「わたくしは、ショーを開くだけです。サーヴァントとマスターの繰り広げる一大マジックショー! 面白いと思いません、かな?」
「―――――呆れた」
「へ!?」
瞬時に死んだ魚の様な目へと移り変わり、結子は踵を返してさっさと907号室を後にしていた。予想していたよりもカフカスの抱いている事が馬鹿馬鹿しいせいで、急に胡散臭さが増して見えたのだ。
「やっぱりろくでもない人だ……良い人っぽかったけどろくでもない人だ……」
「行ってしまった……」
ルームサービスの女性はカフカスの願いの話を聞いた途端、さっさと行ってしまった。先程まで会話がスムーズに進んでいただけに、カフカスは何故かと首を傾げた。
「いやぁ、今の私が聞いても胡散臭かったよ」
む、と背後からの声にカフカスが振り返ると、シルクハットを被り、スーツを身に纏った男がベッドに腰掛けていた。気取った服装は、カフカスの服装に雰囲気が似通っている。
「普通、聖杯戦争でショー開くなんて言ったら皆鼻で笑うよ。私聞いた事無いもん」
「えー!? でも師匠、俺の話聞いて『よし、やってみよう』って言ったじゃ無いですかぁ!」
「あのね!? 君さっきのインタビューの時もそうだけど何でもかんでもズバズバ言うのやめようか、隠し事大事!」
「で、でもテレビなんて恥ずかしくなっちゃって……メイクちゃんと出来てるか心配で」
「どうだ見てくれ世界の皆さん、さすらいのピエロマジシャン、カフカス・フォレストの素顔はこの通りナイーブな若者です。こんな弱小サーヴァント呼び出してマジックショーやろうとする強者です」
「師匠!? 俺の唯一心を許せる相手である師匠!?」
「だって私、どう考えても戦闘以外もままならない男よ? セイバー辺りにグサッとやられて勝利に貢献しちゃう男よ? 普通私を呼び出す?」
「呼び出したじゃ無いですかヤダー!」>>533
シルクハットの男の名は、キャスター。カフカスが召喚したサーヴァントであり、今大会最弱の一騎である。
昨夜召喚されたキャスターはカフカスとのコンビで、聖杯大会にてマジックショーを開く予定、なのだが……。
「いやね、私もやりたいよ? 一騎当千の英霊達や現代の人々を私の脱出劇で魅了するなんて生前出来なかったからね? でもあくまで『出来たらイイナー』であってやってみようか、で頷ける訳じゃ無いんだなコレが!」
「やってみましょうよ師匠! 終わっちゃ駄目ですよ師匠ぉぉぉぉぉぉぉ!」
「ええいうるさいぞ青臭いケツの青いチビッコがぁ! 年の功キック食らえ、時代の荒波に飲まれろ、路頭に迷いながらマッチ売りの少年やれ!大体さっきの女の子との会話なんだい、何ドキドキしてんだ君は!リビドー溢れてたな!年上か、年上好きか!」
「うるせぇぇぇぇ! 俺がどんな女性好きかなんて関係ねぇぇぇ! それに俺のタイプは三、四年ほど上の人だぁぁぁぁ!」
907号室、昨夜から異常に騒がしい一室である。両隣の部屋の客からは一言、『ク、ソうるせぇ』。
最も嘆かわしき事は、このコンビがこの物語の主人公という事である。あ、海音ちゃんの九終聖杯大会時空での設定を新しく出してもいいですか?場合によっては修正するやもしれません。
>>538
ほーらジャックちゃん
願いが叶うよーとりあえず海音ちゃんの九終聖杯大会時空での設定をドーン。
【九終聖杯大会時空での九重海音について】
3年前の両親の他界により、九終九家の長を若くして務めることになった。同時に九終九家の始祖、九重始終(ここのえしじま)から続く魔術刻印に刻まれた呪いを受け継ぎ、彼女は聖杯の起動に必要な『鍵』となった。もし万が一彼女が命を落とした場合は妹である九重天莉に受け継がれる。海音は聖杯の器が誰であるかを知っている。知っているが故に彼女はソレを守るためにも戦わざるを得なくなった。例えそれが祖先から続く罪の十字架であったとしても、その想いがどれほど矛盾したものであったとしても。彼女から戦いから降りるという選択肢は消え失せた。全ては九終島を守るため。矛盾した想いの果てに、彼女が得るものはーーーーーーーーーー>>542
耐久面を克服したババロンに「弱点ねえじゃねえか!」と思うかもしれませんが……ここに例外が存在する。>>541
樹「(無言で震えている)」>>537
強いというか、タイプが違うんじゃないですか?
魔術師相手の場合、力技じゃどうにもならない事がありそう。呼びかけどうします?まだやってませんでしたよね。
あ、言霊のご協力ありがとうございます!>>558
つまり戦乙女は仮面のライダーだった…?(ぐるぐる目)私はある事に気づいてしまった……「鯖全員分のセリフと宝具開放前の決め台詞を書くなんて無理」と。
>>562
この場合のヤバいってのは雨生龍之介規模のつもりです。なぁに、日本では年間百万単位で行方不明者とかいるらしいから多少はヘーキヘーキ。>>563
偶発的に世界が滅びるってなかなか、いや凄く難しいような使い魔吸収の案で決まった時は監督役周りの設定とか全く決まったなかったので、そこら辺の調整も兼ねる感じで、その、急にすいません………。
>>566
正直言ってムワタリ二世一番頑張りました……ヒッタイトとかウガリットと並んで無理ゲーが多過ぎる。>>537
さて、そもそもそこに厳密な区分が存在するのでしょうか。
ミカ「基本」(ライフル)
ガブ「俺たち」(灰錠)
カム「死徒狩やってるぞ!」(大剣)
黒シスターちゃん
「私は直接戦闘ではなくて機動型支援です」(サブマシンガン)「ワルキューレ・ルーン」というバイクをずっと「ワルキューレ・レーン」と書いてきた男
ここに謝罪します>>574
ああ、では、監視付きで構いませんが、こっちもザハークの存在を知っていることにさせてください。
そうすれば、あまり派手なことをしたら面倒なのがくるっていうことに作中視点で知る事ができますし、場合によってはザハークに対抗するために、使い魔を使ってバレないように他の陣営と同盟を組む流れにもできますから。
結構楽しそうかなって思うのですが、どうでしょうか?>>577
うん?和装ツンデレ狐耳女子(ルビ・ルチル)の話する?
カナディアは正面切っての戦闘は弱いです。
しかし直接触れるor設置した罠に触れればば大抵の相手は『強制』で動きを操れますし自制御が行き届いてる(嵐ちゃんのような)相手も『歪曲』と併用若しくは体液を摂取させればぶち抜けます。
総じてハマったら負けみたいな初見殺し特化ですね。>>494
そのやりたい事は当人じゃないと完全に分からないから仕方ないのだな
でもこうやって話し合いした結果病院設定が生まれそうだし良き哉良き哉>>576
監督役と懇意にしている主催者側の魔術師……、うーん。怪しい!>>584
外部からは「これだけ手回ししておいて速攻脱落とか道化過ぎて笑える」っていう感じの評価。教授とクチサキ家の繋がりがバレたら、「あれ?こいつら怪しくない?」ってなりますけど。大会レギュの運営だろうと纏めてころされそうだったんだよなぁ…(第一回を振り返りながら
絶対の安全が保証されてる、なんてものは夢物語なんだ…みんなでリスクの綱渡りをするんだよ…ふふふ>>584
別に各陣営に接触かけるのはそんなん自己責任だし、自由なんですよ。
問題は自分から粉かけておきながら殺されないよう保険かけてること、そして外様からは絶対にクッチーが戦争に口を出さない、手を出さないって保証がないこと。
正直外様のキャラから見れば主催者側の人間ってだけでアウト寄りです。
死にたくないなら時臣の家族対応みたく戦争関係ない土地に終わるまで飛んでろって話。
連絡係云々って話だけど監督役としての連絡はzeroの旦那みたく違反した事による忠告ぐらいで後は静観、事後処理くらいで積極的に接触するのは監督の教会としては分を越えてる。
自己強制証明でも結んでれば証明として提示できるんだけど、クッチーそんなガチガチに縛られた立場嫌だし、願いによってはザハさんと一緒に潰しに行かなきゃならないからそんなん署名出来ないっしょ?
後、クッチーの人間性として普通に信用出来ない。>>587
まあ、理由があれば排除してもいいんじゃないでしょうか。言い訳ができない排除をしたら立場が悪くなるだけで。クチサキさんも、特に理由なく接触はしないでしょうし、訳もなくウロウロしてたらスパイに仕立て上げられた一般人と間違われても仕方ない。
信用できない問題は……是非もないよね!友人だって軽いノリで始末してしまうような男ですし。>>590
イザヤがモデルって言ってましたしね。元ネタが最初から最後まで胡散臭い奴だと、クッチーも……うん。ようは自分は被害受けたくないから受けないように設定するけど俺は好きに他の参加者に攻撃とかするねって感じに見えるからなんか理不尽に感じるんじゃないですかね
>>592
まぁ、それですね。
やるからにはリスクを払えって奴です。
パッと見中途半端に戦争に関わってる奴が戦争やってる連中に凸りに行くんだから死にに行く危険性ぐらい弁えておけってこと。
人間観察という意味ではシェイクスピアと同じなんだけどあっちはスキルで保証されていて目的も職業柄分かりやすいものを公言しまくっていて戦闘力も無いからね。それでもマスターが居なくなればバッサリです。
クッチーの場合、今を生きる人間で分かりやすい証明も何も無いから。そういうのは長年かけて構築していかないと成り立たない。
ザハさん連れて武力威圧するなら話は別ですが。俺は参加者じゃないけどザハさん居るから事を構えると面倒になるよ。って凄く分かりやすいでしょ?これで麗奈参加の初期案だったら他の参加者涙目どころじゃねーなって(部外者並感
まぁ主催者側として好きにやって、それで朽崎遥ってキャラとしての個性も出る暗躍の仕方なのではないでしょうか>>594
あの娘いざ背徳する時は使い魔越しのビデオじゃ満足出来ないから戦場に出張るしかないし、キリツグマンタイプが居たら龍ちゃんみたくイッてる最中という最大の隙でスナイプとライダーの離反という分かりきってるリスクのせいで代わりの壁を用意しないと死んじゃうから……。
ああいうタイプは目的達成直後が最大の隙よ。
後普通に綱渡りもするし戦場出たら肩書きあろうと死ぬ危険性は重々弁えてるから。それでも背徳の快感は全ての危険を彼方に飛ばす快楽だけど。あ、そーだよ。
クッチー普通に使い魔出せばいいじゃん。
話聞くだけなら本人直接来る必要なくね?暗躍したらやられるまでがセットだから仕方ないね…第一回? アランの暗躍は何度もスノーフィールドで大会行うためのスケールのデカい暗躍じゃけえ(慢心
いや、まさかみんな新しい場所用意するとは考えもしなかったのだな。それに今のSSでアランやスノーフィールドがコロコロボロボロになっても「そういうルート」って事にすればイイし、是非黒幕にまで辿り着いて欲しい
想定してたトゥルーエンドは参加者の一部(善良な人たち)が結託してアランと模造聖杯ぶっ壊してTV SHOWの存続自体が危うくなり世界は少し平和になりました。完……とか思っていたんだがカンバァァアック!自分の作った聖杯でことを起こしましたって段階だけならまだ好奇心からやってしまった過ちみたいな感じで反省して終わりみたいなことにもできそうだけど外部からヤバイ魔術師呼んでるのは物語的に制裁無しって言うのは流石におかしくないかなとは思うのですよ
物語というのはですね……悲劇を迎える為のものなのだよ!(シェイクスピア並感)
>>599
聖杯はだいたいこんな感じになりました。
聖杯について
メルクーリ家と雷家が聖杯の土台を作り、音咲家が霊地の提供及びその聖杯の補強、フォーサイス家が令呪の製作を行った。
なお、元々は冬木の聖杯と令呪の情報とダグザの大釜の情報を基に作られており所謂、『性能がかなり高い亜種聖杯』。
メルクーリ家は人体を高位の存在の器にする思想を、雷家はとある鍛冶神を源流とした鍛冶の技術を所持していたためその2つを用いて作られた。しかもこの聖杯はとても希薄だが思考力がある。つまりこれは人間である。
根源到達はおろか、死者蘇生や過去を変えることも不可能。それ以外は大体出来る。
……インフレ戦争はこの聖杯を更にグレードアップさせるために音咲 葉貴が聖杯大会運営と結託し、大会用の超劣化聖杯とこの聖杯を融合させようと試みたのが始まり。失敗(爆死)し、暴走した結果がインフレ戦争の発端である。
聖杯が人間なんだから抑止力の影響受けて参加者(危険人物)選んじゃったんだよ!な感じです。>>600
フォアブロに関しては自分で呼んどいて勝ち上がったらザハさんと一緒に潰す気満々だから……(震え声)
え?その過程の犠牲者?面白くなったからいいんじゃないかな?
真面目に伏神のクッチーの行動って仮面ライダー龍騎の芝浦と同じですからね。
アイツはライダーバトル面白くしようと画策したら肝心の王蛇にそこおま悪いされて死にましたが。
クッチーの行動マジでこれ。>>603
音咲家は葉貴の独断のバカな行為で魔術刻印は傷ついてるし名誉も落ち込んでエルメロイ一歩手前の状態に。雷家は音咲程ではないけれどかなりの資産喪失。
フォーサイス家は団長のセルレアが人々を守りきれなかった責任を負われ辞退するも人徳があったので独断で立ち上がったセルレア派と別派で争い。哀れ封外騎士団はかなりの縮小。
メルクーリ家は殆ど被害なし。むしろメルクーリの邪魔な奴が一緒に爆死してやったー。な状況という裏設定。>>579
確か教授に使い魔いれるのはメンバー確認なんかのためだった筈です。なので全員に連絡端末などを持ってもらえば確認とか出来るし、参加者が山登る必要も無いので。(伏神の教会は山の上のため)
>>587
でも自分とこの霊脈とかの管理、壊されたりしないように残る必要はあるかな、と。だから避難もしにくいかもなぁ、と。
>>596
ごめん、言葉ミスしてた!俺的には別にマスター陣にわざわざ会いに行くわけじゃなくて、携帯とかで監督役の連絡をする、みたいなつもりでした。あとは使い魔飛ばして監視とか?これならクッチーが出張らなくていいし、マスター陣とも安全に離せそうと考えたからです。
クッチーが伏神でやりたいのは「聖杯がちゃんと使えるかどうか」のデータ取りがメインですね。ついでに聖杯戦争自体の観戦?って感じでしょうか。ちょっと流れを読まずにすいませんが相談させてください。
今アーチャーの雑賀孫市を作ろうとしてるのですが宝具名が片方浮かびません。なので募集します。
『』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
種子島に鉄砲が伝来した際いち早く取り入れた逸話が宝具となったもの。古今東西の銃火器を自身の宝具に取り込むことが可能(その銃を見る必要がある)。
どのような時代の銃であってもCランク相当の宝具として使用が可能。
『無間の銃声』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:1000人
第一宝具で取り入れた銃火器を展開、射撃を行う。
この宝具の真骨頂は魔力さえあるならば雑賀衆の兵達を召喚出来る点である。宝具で武装した統率された軍勢による弾幕は十分な脅威となる。
読み方は『むけんのじゅうせい』。ルビは特になく現界した際に「宝具に横文字のルビを振るのが主流」と聞けば何かしら名付ける可能性はある。>>606
リドリー的に連絡は携帯でOK
メアド知ってるかどうかは置いておいて……………こういうの見るとアラクネの宝具名決めなきゃなってなる。うーむ……
やった来週は(おそらく)SINだ!石は四十連貯めている、これで勝つる!
>>628
だから「自身の人格」を破壊している説で一見矛盾しているような行動も理屈つけれるぜと思っていた時期もあったがハズレだったのだな>>633
朽崎会議全九千(くち)回やぞ>>633
見ているだけでもややこしさMAXですからね……
一旦整理して作り直した方が早いような気すらしますエイルの製作者の方いらっしゃいますか?
>>639
(起源弾がなくなる、とは…?)>>590
正直、麗奈も麗奈で都合の良い時だけリスクを払うようなものに見受けられるので、あまり朽崎君の事強く言えないかと。ここ数日の流れを掴めてない為、
何故こんな流れになったのか、今何の話してるのか今一つ分かってないです…。
とは言え改めて説明してもらうとそれはそれで話が脱線しそうな気がするので大人しくしてようかなと思います。>>632
教授がクッチーの破壊衝動の権化……スルトポジだった!?
クク、星の終焉を見せてやろう(聖杯に願いを捧げながら)>>645
そう狭間な感じはすごくあってそこは魅力だと思うのね
朽崎さんが持っていきたいのは多分カルデアのアラフィフ的な悪い奴だけどなんかそこまで悪い奴ではないいいところもある奴なんだろうなとか思うんだ
でも実際の行動がこういうことやっちゃったテヘッってレベルでは済まないレベルのことなのでそこに乖離ができてるんじゃないかなとかね
なんというかラグナロク前の悪友ですむロキ君とラグナロク起こしたロキ君みたいな?あくまで自己解釈なので「これが絶対に正しい」って訳では無いですが(自分のキャラなのに)、俺にとってのクッチーはこう、普通性と異常性を反復横跳びしてる、そんな感じの子です。
善行すると「ああ、俺にも母さんが『愛している』って言われるような“普通”があったんだ」と思い、破壊行為をすると「破壊楽しい!」って感じる。同時に成立しない要素が同居している、そんな感じ?
やっぱ上手く言い表せてない気がする……。>>657
うちもめんどくさいキャラ筆頭のメアリーとラナがいますよ。
自分も含めて世の中の全てを要素にしてより良い物語を作ろうとするけど人の感情をぶつけられるのも気持ちいいメアリーと正義だなんだと叫ぶも根本的なところを神のせいにして履き違えてるラナ。
リレーじゃ出しにくいな…(二番煎じ)>>658
おお、分かりやすい……。すっごく分かりやすい……。うちの鱒には面倒臭え奴はいないと思う。
あんまりマスターは制作していないし。>>657
めんどくささで言えばグランギニョルが一番(何言ってんのかさっぱり分からない)
後宿儺とかカルロスとかもめんどくさいキャラですかねここ最近咳が止まらなくて過呼吸で気絶しかけたze☆話が読めないけどとりあえず島編も忘れないようにしていきたい。(そろそろ新章が来そうでまた止まりそうですが)
>>665
前にアーチャーの弱点は幸運の高いサーヴァントと言ってたので第三宝具フラグが建ってる槍陣営が下剋上する可能性も。>>676
ブラジルはメキシコだった?>>622
ふむでは便乗して現状のうちの陣営の伏神の脳内設定をば
東雲家はかつてこの土地で御三家と呼ばれていた魔術師の家系の一つ
東雲家は「強化」により根源を目指していた
御三家のうちの1家のオルバウス家とは数世代前に縁組関係あり
現当主の玲亜は今母親との二人暮らし
先代当主の父は12年ほど前に失踪
令呪ができてしばらくは参加拒否していたものの監督役の説得と外部の魔術師の仕業と思われる事件の多発により参加を決める
参加を決めたと同時に母親は避難させている
基本的な行動方針は街の治安維持、これは神秘を知るものは神秘の持たないものが神秘により危機に陥った際には助けるべきだという先代の言葉によるものもあるが性格的なものが大きい
聖杯への願いはない が無意識の下では存在しある人に会いたいである>>666
わかりました
ありがとうございます>>681
か、夏空市……。>>688
ですが、私とゼパル様の仲ですもの。
ゼパル様がそう仰られるのであれば、心を鬼にして、解放させていただきますね?>>690
おめでとう御座います!>>690
おめでとうございます!
星5宝具マは実際強い個人的に酷い動画、生きた女性の首をデカイナイフで切り取ったのと、降伏したポーズの男性に火を付けたやつかな。
見せた友人に「何故見せたし」みたいな視線を送ったあの頃が懐かしい。>>687
ラインハルト「やはり人は、駄目な生物だ。だから私が、人類を進化させて悪性を取り除くべきだ。」>>690
いいなあ。ズルいなあ。妬ましいなあ。嫉ましいなあ!(おめでとうございます!宝具レベル5なんて凄いよですね!)>>690
おめでとうございます。>>700
髭「黄忠みたいな爺と同列に扱うとかふざけんなよ!」
髭さあ…>>697
蒼天航路って読んだことありますか?
あれで三国志のイメージが変わるほどみんなキャラが濃くて面白いしキャラも覚えられるのでオススメします!>>704
あの人すごいですよね
横山光輝版だと終盤まで出番あるし
蒼天航路だと曹操追い回す蜂になったり
個人的には両作品の阿斗を抱きながら曹操軍相手に無双するのがかっこいいと思ってます薬絶のハサンのマスターが出来ましたー。
【氏名】逆士麻 枝薬(さかしま しやく)
【性別・年齢】男・26歳
【身長・体重】176cm・70kg
【国籍・出身】日本
【所属・役職】フリーランス・薬ブローカー
【趣味・特技】調合、ガーデニング、交渉
【好きなもの】クラシック音楽、他人が誘惑に負けるさま、肉全般
【嫌いなもの】口喧しい奴、胡散臭い奴、自分優先な奴
【外見的特徴】
灰を被ったような黒の短髪、死んだ魚の目をした影のあるイケメン、手足が長い、左耳にモリオンのピアスを付けている
【解説(人物】
麻薬の取引を中心に活動する魔術使いの男。普段は各地に点在する拠点を移り住んで暮らしている。表裏問わず求められた薬を売って生活しており、自分の手足として動く4人の男女にそれぞれ名前を渡して自分の顔として扱っているため、本人の素顔はその4人しか知られていない。海外の組織とも繋がりが存在し、そちらもまた4人の男女に名前を渡して取引を行なっている。こちらもまた同様にその4人しか素顔を知らない。また薬に対して異常な耐性を持ち、獣化魔術用のドーピング薬を最大で5発撃ち込むことが出来る。ただし後遺症は当然あり、5発撃ち込んだ場合は丸一日寝込む。
泰然自若とした性格で例え自身の予想外のことが起ころうと「なるほど、そういうことになったか」と決して平静を崩さず、ずば抜けた観察能力と分析力で敵の動きを予測し、常に次の一手を撃ち込む冷静さを併せ持つ。その代わりに魔術の素養はあまり高くないため、一流の魔術師であれば押し切れる。もっとも彼の予測を常に上回れればの話だが。>>706
使用する魔術
【系統・代数】獣化と暗示・7代目
【属性・編成】水と空・正常
【魔力量・質】C・C
【起源(補足】折る(起源覚醒済み)
【礼装(補足】即席使い魔(雀)×20 獣化促進薬×10
【解説(能力】
即席使い魔(雀)
魔力を流し込めば起動する即席の使い魔生成魔術礼装。使い回しが可能だが、もう一度使うと壊れる。枝薬はこれに麻薬の香を染み込ませて使用する。
獣化促進薬
獣化魔術用の特性髄液。使えば使うほど身体能力が向上するが、その代わりに反動も高くなる。
獣化魔術
枝薬は全身を巨大な熊へと変化させ、その膂力を利用した戦術を使用する。
暗示魔術
魔術の基礎中の基礎。そのため枝薬は自身の獣化魔術の精度を高めるために使用するものと、他人を洗脳または催眠状態に落とすためのものとの2つを使い分ける。
【制作・使用】ドロテーア
【出演・従者】薬絶のハサン>>702
読んだことはないですが大体は知ってますよ>>706
やだ、好き……。という訳でさっそくwiki登録しましたー。あ、名無し戦争のページのクルサースパを消す&リチャードが入ってなかったので入れておきました
>>657
めんどくさい鱒……
…………………………………
ほ ぼ バ カ し か い な い
(クロナとか世半とかは割とめんどくさい部類に入る。後、ノアさんも)ちょっと面のキャス狐の記事を見て、サーヴァントの現代服を描きたくなる衝動に駆られた。どうすればいい?
まず服を脱ぎます
>>719
ふむ(スコーンを用意する)おかしい。会話の内容が徐々におかしな方向へ向かっている気がする。
何故、私の「どうすればいい?」という問いが「プンプンするぜ!」に行き着くのでしょうか?これが殺生院の陰謀なのでしょうか?そういえば、レアさんが企画するリレーはどういった内容でしたっけ?
じゃあ8時過ぎたからフライングエントリーするぜぇ
クリスマス、クリスマスXmas Christmasクリ………「俺の名前はメリークリストファー・クライ!今年もサンタさんにお手紙をちゃんと送った男だ!」
そしてサーヴァントはクリスマスシーズンにピッタリな……クリスマスキャロルでお馴染みスクルージおじさんメンタルのキャスター「ジャン・ポール・ゲティ」だぁ!!>>732
島編はですね、今しばらくはおそらく狂陣営さんの手番が回ってこなさそうなのです。だいぶ進むペースがゆっくりですし、本当に下手したら手番が回ってくるのが一、二ヶ月後とかになるかもしれません。なので、まだ大丈夫。
私のいない間にここで狂さんまわりで色々とあったのは把握しています。冷めてなにも言わずに身を引いてしまったとしてもまあ、仕方ないかなと思っています。ですが、私は猶予があるかぎりは待っていたいです。もし、その時に呼び掛けをして反応してくださったならぜひ戻ってきて欲しい。
それでもムリなほど嫌気がさしてしまったなら、それはもう諦めるしかないのかなと。ネット上の希薄な繋がりとはいえゲームマスターとしてフォロー出来なかった私の落ち度ですね。
その時の動きはNPCとして運営が操作するか、物語からは早めにフェードアウトしていただくかなどの措置をしたいと思っています。
結論としては、あくまで島編は私としてはまだ狂陣営さんが戻ってくださるのを待ちたいです。そういや雑談スレ見てたら思ったんだけど、島術さんって近頃いたっけ?
マスターは決まったものの、鯖が3体候補があってなかなか決まらない…
総合すると、悪魔ディカさんの服装は全開パーカーめいた童貞殺.しのセーターで競泳水着割烹着のようにも見えるむっちゃエロくて華美なドレスめいた手ブラジーンズ?(きょうじんのめ)
>>739
返信遅れた申し訳ないです
大体はその認識で正解でございます。
かつて観測者が観測していた聖杯戦争関連者(並行世界も含む)を再現して再び願いをかなえるために戦った際に人類はどう変わるのかという観測をするための戦いです
観測者がどこにいるのか何者なのかとかはまあそこまで深く考えてはないので伏せておきます
とりあえず聖杯を求める者たちは状況が変わっても自分の意志を貫くのかどうかとかを観測するためです
で企画のルールで勝者のルールは決めたのですが負けた人のルールとしては負けた人は自分の意思で3つの選択肢を選べることにします。
1 サーヴァントと共に消滅する
2 聖杯記憶を消滅させてただのNPCに戻る
3 自分の倒した相手のサポートに回る(ただしサポートしている陣営が敗退するとその陣営と運命を共にすることになりますやばい、あと五分なのにまだ誰で出るか決まらない。一応二、三択にまでは絞れたのにっ。
あれ?参加発表って今日の夜なんですよね?
えっと……出して行っていいのかな?
私はマスター・蒼木ルイ、サーヴァント・オルフェウスで参加します!
コンセプトは「執事がサポートしてお嬢様がブン殴る!」です。>>768
たったの数コマを、1分くらいのMV仕立てにしてくるアニメスタッフには参るね……(歓喜)>>773
【CLASS】アーチャー
【真名】雑賀孫市
【出展】史実
【性別】男性
【身長・体重】175cm65kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C+ 耐久D 敏捷A+ 魔力D 幸運B 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力D
単独行動A
【保有スキル】
射撃A
様々な銃での射撃の技能。Aランクならどんな銃でも一流以上に扱える。
使い魔(鴉)B
使い魔として鴉を使役するスキル。これにより斥候や索敵、戦場を俯瞰して見ること等が可能になる。
軍略C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。【宝具】
『誰か鴉の火縄を知らん[アマツマラ]』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
種子島に鉄砲が伝来した際いち早く取り入れた逸話が宝具となったもの。古今東西の銃火器を自身の宝具に取り込むことが可能(その銃を見る必要がある)。
どのような時代の銃であってもCランク相当の宝具として使用が可能。
『無間の銃声』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜1000 最大捕捉:1000人
第一宝具で取り入れた銃火器を展開、射撃を行う。
この宝具の真骨頂は魔力さえあるならば雑賀衆の兵達を召喚出来る点である。宝具で武装した統率された軍勢による弾幕は十分な脅威となる。
読み方は『むけんのじゅうせい』。ルビは特になく現界した際に「宝具に横文字のルビを振るのが主流」と聞けば何かしら名付ける可能性はある。
【weapon】
火縄銃(初期装備)
【解説】
雑賀孫市とは雑賀衆の棟梁が代々継承する名である。この雑賀孫市は戦国の世を駆け抜けた言わば『最も有名な雑賀孫市』であり、傭兵としての側面が強調された形で召喚されている。
気さくでノリの軽い振る舞いをするが雇われ(召喚され)たからには絶対に裏切らないという筋を通す性格でもある。
よく片目を瞑る癖があるがこれは使い魔の鴉と視覚をリンクさせる為のもの。
【制作・使用】ユージーン&酒呑【大罪戦争ss】
【出演・主人】クリスマスイベント・エルシュタイン・ラジアナ・カヴァセルリ>>778
あ、そうでしたね。忘れてました。じゃあ孫市の代わりに上杉謙信でお願いします。>>777
ありがとうございます存じております
委員会さんと橘さんも参加ですよね>>773
先に言っちゃいましたけど、私と委員会さんの分もこちらに。
私は蒼木ルイとオルフェウスです。
委員会さん
クリストファー・クライ、ジャン・ポール・ゲティ>>773
エルドレッド・ローゼンバーグとロスタムで参加します。
ハフト・ハーンのうち三つは魔力として使われる予定です。>>776
スルトちゃん来ちゃったかー!うわぁー!ミラーカで戦ってみたかった……。(クリスマスイベってことだから参加したかったけどスネグラーチカの改修が間に合わないので大人しく観戦します……)
>>784
大丈夫ですよ
今回は多くてもGMは大して負担は実はないので今回は観戦に徹底しようと思います。コイユールで出てみたかった思いもありますけど。
>>787
いや一度決めた事を曲げるのは良く無いので
カドモスのままで行きます
何度もすみません童貞ゴロシの縦セーターと聖母マリアの衣装を合体させて更に改造したら、ギルクラのいのりみたいな格好になった…………。
>>773
改めて上杉謙信とエルシュタインで参加します。7人!?
偶数になってくれればありがたいのじゃが!?(トーナメント的な意味で
もう締め切ってもよろしいですかね?観戦します(red Sabbathダイジェスト版作っとるので……)
私も観戦に周ります(ローランとリメイク版大輝くんで参加したかったとは言えない)
>>801
クッソ責任重大だぁ……出来る限りがんばります(震え声)仮にコイユールを参加させたら、アニゴジのマイナ枠みたいにしたかった……子供は作らせないけどね!
>>806
型月時空ならよくある事よ。>>805
ありがとうございます。>>810
書いた直後にふと気づく。
「私生徒時空である程度コメディ路線書いたら、ガッツリシリアス長編書こうと思ってたじゃん!」と。
なので物騒かどうかはちょっと置いておいていいかもです。さてでは冒頭SSをば
監督役「さて、ようこそと言っておこうか。私の名は鶴賀という。観測者から今回の監督役を任されている再現体だ。知っているとは思うがここにあるものはすべてかつて地球に存在したものの再現だ。年代はそれぞれ別々のもので観測者が観測をした並行世界の者も混ざっているがね。そしてそれは私たち生命体も同じだよ。観測者は我々人類を再現体として多く作りだしているがそれは世話役としてはいいという皮肉だろうかね。我々再現体は再現元の思考回路に寄るのだが観測者の命令だけを忠実に守るいわば機械のようなものだな。欲望も何もない。――――――そうこの戦いの参加者の君たち以外はね。意図的に観測者が作り出したのかあるいは再現体までおも侵食するほどの妄執か、いずれにせよ観測者はそれを是としたようだ。観測者からのメッセージだ 『己が願いのために戦え』。以上だ。では宣言しようか。ここに開幕を宣言する!対戦相手はまた知らせよう。しばらくはあてがわれた部屋で己が運命を共にする従者と話をしてはいかがかな?」
開幕!>>814
対戦相手は明日の夜にお知らせします
それまではご自由にマイルームでおくつろぎください
またなにか質問があれば監督役までお知らせくださいよし。一旦クリスマスバトルについてはキリがついたっぽいですし、そろそろ呼び込みについての話しません?
>>817
(キャラの絡ませが怖いだけです)(書いてみたいとは思う、というかハロウィンのあれ以外にも手はつけてみたいとは思ってます)>>817
なら「コイユールの人間観察」とか「バプロディカのカウンセリング日記」のどちらか書きましょうか?とりあえず文面考えてみました。
【人探しです】(聖杯大会参加者の小鳩さん、中華さん、コンプレックスさん、ノストラダムスさん。いらっしゃったら聖杯大会予選スレにレスをお願いします)【承認不可、継続希望】
()の中は本文でいいかもですけど。え!学園ものを書いても良いのか!
>>830
そう言われると、やれそうな気がしてきました!
よし、頑張ろう。学パロしたい欲はあるけどそれに生徒snとかアナザーユースとかと銘打つ必要性は必ずしもあるわけでないので
再三申し訳ありません、黒鹿さん
魔眼の件なんですが、やはりお断りさせて頂きます
……ホントに私の勝手で何度も振り回してしまい、誠に申し訳ありませんが、どうかご了承ください今wikiを見たら以前宝具名を変更すると言っていたやつを反映するのを忘れてました。効果に大きな変更は無いはずなので今からでも反映してきていいでしょうか?
>>833
なんとぉぉぉおお!?
了解しました>>838
確かに。そこは変えなきゃですねー。
あとは剪定スレで立てる感じですかね?>>816
昨夜は一つ下のレスした後すぐに寝てしまったのですが、我ながらタイミングが悪い。朽崎君、申し訳ないです。
>>837
>>838
私はこれでいいと思いますよ。
>>829>>832 それも確かにそうかも知れないですね……。気が向いたら書いてみてください。
>>825 ああ……何本(おかわり)でもいいぞ……
>>820 ん〜なるほど……。本家snの学校が戦いの舞台になる感じだったら、もう少しイメージし易くなりますか?私の書こうとしているシリアス編は、結構ダークテイストになりそうなので……。大筋はできていますから、ダイジェスト版で出してみても良いですか?
>>821
お、お身体を大事にしたくださいね?マグダレーナさんは探検家ですから、特別講師枠で探検の話をするとかどうでしょうか?では
タイトル
【人探し】聖杯大会参加者各位【承認不可、継続希望】
本文
近頃聖杯大会関連のスレッドでレスをしていない方々は、これを確認したら出来るだけ早く現在の聖杯大会予選スレッドに生存報告及び復帰にかかる目処について相談するためのレスをしてください。このままでは各リレーSSの進行が不可能となり、完結できない状態になってしまいます。リアルが忙しい等、事情があるかもしれませんが、何卒ご協力いただければ幸いです。
また、でもにっしょんch利用者の皆様。このように個別スレがお騒がせするような事態になってしまい、誠に申し訳ございません。
以上が完成形でいいでしょうか?大丈夫ならそろそろ告知します。>>841
大丈夫です!今あんまり人いないっぽいので全員から見て大丈夫なのかちょい不安ですが、時間的にキリ良さそうだしいってきまーす。
はい、11時になったので新規スレッド作成機能使って告知してきます。
はい、立ててきました。後はアレの×とレ点を交互に押して長く目につくようにすればいいと思います。
あ、後はどれだけ待つか、も決めた方がいいんじゃないでしょうか。告知はしましたが「いつまでも待つ」って訳にもいかんでしょうし。>>852
んなダチョウ倶楽部じゃないんだから…。まぁ起きた事を悔いてもしゃーないですし、定期的に浮上する感じで行きましょう!
問題は「いつまで現在不在の方々を待つか」って事ですよねー、やっぱり。雑談スレでは失踪者が出るのは(もともとリレー小説では既定路線な上、ネットだから尚更)しょうがない部分もある、みたいなレスがありましたが……。
個人的には土日まで反応がなかったらもう“いない前提で進行する手段”を議論する感じでいいんじゃないか、と思いますが、どうでしょうか?(もちろん浮上は継続するつもりですが)唐突ですが東鬨最新話、週末までには投下出来そう────なんですが、久々の分岐選択なのでwiki限定となりそうです。
わーい筆が乗ったから道化の流儀の一部分だーい。意味分かんないと思うけどオムニバス的な感じだから気にしないでね。ページ作るの忘れてないからねー。
>>856
「おや、よく来ましたね。どうかしましたか」
ジョン・ドゥは無言でドアの前に立ち尽くすアーチャーのマスターである少女に微笑みかける。外は土砂降りの雨で、傘もささずにやってきたらしい少女の全身はずぶ濡れになっていた。この聖杯戦争において最高のサーヴァントを引き当てている彼女ではあるが、齢はまだ十八。気丈さを見せながらも、顔の疲労は隠せない。
「私は貴女とは同盟関係のはず。吐露すべき事があるのなら、存分に吐き出した方が良いでしょう。雑念を纏わせては、聖なる杯は貴女を拒絶しかねない」
「……」
「さぁ、部屋にお入りなさい。もし良ければ、貴女のサーヴァントも一緒に」
「―――――ない」
「はい?」
「サーヴァントは、いらない。貴方と一対一で話したいの。ランサーを、ここから出て行かせて」
ジョンは怪訝な目で少女を見つめる。しかしサーヴァントを除かねば何も話すつもりは無い、という少女の意思を汲み取ってか、溜息をつきながらも傍らに視線を走らせた。
「なら、貴女のアーチャーもここから離れる、という事で?」
問いかけに少女は肩を震わせながら頷いた。公の場では胸を張り、仰々しく振る舞っていただけに、こうして安心できる人間の前で年相応の弱々しさを見せるしかない、という困窮がくみ取れる。
「……入りなさい」
ジョンは少女の肩に手を置きながら、部屋へと招き入れる。かたかたと小さく震える体躯は十八歳の弱々しさを醸しだしている。そこらの男であったならば、誘惑されてしまいそうなほどに。
少女をシャワーへ行かせ、ジョンは濡れた衣服を乾かしながら、シャワールームの方をちらりと窺う。
(あの顔……道化師に誑かされたか?)
聖杯大会が始まってまもなく、あのキャスターのマスターがセイバーとアーチャー両陣営とコンタクトを取ったのは知っている。その時は些細な会話だけだったはずだが、どうやら今日は余計な言葉を交わしたらしい。>>857
しばらくして少女はバスローブを着て戻ってきた。ジョンがそれまでに淹れておいた紅茶を差し出すと、無言で受け取る。
ガラスのテーブルを挟んで椅子に腰掛け、向かい側の少女へとジョンは問いかける。
「それで、彼と話したんですね?」
「彼……?」
「ええ、カフカス・フォレストと」
「……」
少女は見透かされていたとは思わなかった様で、思わずジョンから目を背ける。やはりか、とジョンは目を細めた。その動揺に、内心で苛立ちを感じながら。
「どの様な話を?」
「……何の為に、戦うのかって話。彼は、聖杯では無く夢の為にって、誰かの為にって……」
「素晴らしい夢だとは思いますが、貴女にも理由があるはずです。とても大きな、一族の悲願が」
同盟を結ぶ際、彼女は高らかに謳った。聖杯を得て、魔術師としての大願を叶える、と。
だが眼前の少女にあの威厳は無く、まるで牙を抜かれた獣の様に震えている。
『これ』は駄目だ、とジョンは口中で少女を唾棄する。決意を胸に秘めた少女の肉体は、魂は、きっと素晴らしい供物になり得ると思っていたと言うのに、今や堕落しきっている。
「私の願いは……本当に私の願いなの? 彼は、こう言ったの。『俺には分からない』って」
何を見せられたのかは知っている。ランサーに偵察に行かせていた。カフカスが少女に何を見せたのか、どんな言葉を交わしたのか、全て知っている。
「父も、母も、魔術師とはなんたるかを私に聞かせた。でも、でも……私も分からないの。今日までの私は、私自身で考えて生きていたの?」>>858
ジョンは静かに座っていた椅子から立ち上がると、俯き嗚咽をあげる少女の背後へと歩み寄る。
至極残念だった。彼女がこうなってしまった以上、神へと捧げるには穢れてしまった。供物とするには、穢れた意思を消さなければいけない。
「……その答えを、聞かせましょう」
細く、白い首へと、そっと手を伸ばして。
「貴女は―――――愚かだ」
少女がジョンの行動の意味を知った時には既に遅く、その両手が首へと絡みついていた。
「ッ……ぐっ……!?」
「真実を知る事は間違った行動などではない。けれど、その果てに愚かしい道を選ぶと言うのならば、貴女は愚者と言う他あるまい」
もがく少女の爪がジョンの手首をかきむしり、皮を裂く。魔術を使うという発想に至らせる暇も無く、ジョンは少女を床へと組み伏せると、馬乗りになって体重をかけた。
「ひぃっ、ぎぅっ、な、ぜ……」
「最初は、貴女も供物の一人だった。その血肉はきっとあの方を喜ばせただろうに、貴女の決意は揺らいだ。私は魔術師の堅い決意を評価していた。引き継がれるその意思は賞賛に
値した。だのに……」
「けれど安心なさい。まだ貴女の肉体には役割が残されている。まだ肉体には価値がある」
ぼろぼろと涙をこぼす少女には、最早抗う力も残されていない。ジョンの手にしがみついていた指が、静かに落ちる。
最後まで何故、と言う風に悲しげな表情を浮かべ、そして少女の瞳から輝きが消えた。
「……」
死んだ。アーチャーのマスター、高潔なる精神の持ち主であった少女は死んだ。ジョンの手で、こうもあっけなく。
「……ああ、嘆かわしい事だ。こうも人は揺らぎ、苦しみ、悲しむ。私は『また』罪を犯してしまった。私はきっと裁かれるだろう」>>859
恐らくアーチャーはマスターの死を悟り、そしてここへやってくるだろう。ランサーへと迎撃を命じ、ジョンは少女の死体をじっと見下ろす。
精神こそ堕落したが、血肉には価値がある。瑞々しいこの肢体は、老いた供物を彩ってくれるだろう。
「食材がこうも都合良く手に入るとは、神の思し召しに違いない。神はこの少女が肉体を差し出してくれる様に仕向けたのかもしれない。神はこの様な罪深き存在も救ってくれると言うのか、なんと寛大なお心か……」
ジョンは楽しげに微笑むと、まずは調理の為に邪魔な部分をなんとかしなければならないと思い、とりあえず少女の眼球をえぐり出す事に決め、何の躊躇いもなく指を眼窩へと突き込んだ。────あれは、どれぐらいむかしのことだったっけ。もう、とってもむかしのことだっけ?
わたしの体がいたい。すごくいたい。なかの子たちがでてこようとしている。でもでちゃいけないの。
……だって、でたら他の人たちをきずつけてしまう。それだけは、ぜったいだめ。
あのおじいさんにこの暗いところにつれてこられて、なんねんたったかな……
ん、ねむってたみたい。目をあけると、そこはいままでわたしがいたところとは違うところで。暗くなくて、きらきらしていた。そんなきらきらしてるところできれいなお姉さんとお兄さんが近くでおはなししていた。
「……この子をあのズロイドフが譲ったのかい?ここまで『レアケース』な存在をあの爺が譲渡するとは思えないんだが…」
「何でもこの子の魔術のせいらしいわ。繋げる魔術なんですってね。だから中の魔獣共も抑え込めてるんでしょうけど。あの爺さんからみたらこんなの厄ネタどころじゃないでしょう。」
「そうか……で、私の送った人物(あの爺の好物)は?」
「勿論使ったわ。お陰で金はあまりかからなかったし。あっちがこの子を手放したがってたのも理由でしょうけど。……エグいことするわねアンタ。」
「先に私を殺そうとしてきた者達だからね。罪もない人達は一切選んでないし。」……ひさしぶりにみるおじいさんじゃない人たちに、どうすればいいかわからなくて。そもそもなんでわたしがここにいるかわからなくて。
いったい、どうしたら──「あ、起きた?」
「おはよう。気分はどう?どこか辛いとこある?」
「あ、あの…つら、く、ない、です。」
うまくおはなしできない。ひととはなすなんてひさしぶりだから。
「そう、よかった。私はメルカドって言うの。あなたの名前を教えてくれる?」
私の、名前……
「つばき、つばきっていうの。いいます。」
「──そっか、殆ど人と話してこなかったんだもの。そうなるのも当たり前か。いいわよツバキちゃん。無理に丁寧な言葉にしなくても。」
「そう、ですか?なの?ありがとうお姉さん。」
お姉さんはとってもきれいな笑顔でわらって。こんなにやさしくしてくれた人は初めてみたいなもので。なんだかホッとして、ねむく───
「あら、大丈夫?まだ眠いの?……いいわよ。ここには誰もあなたを痛くする人はいないもの。ゆっくり、ゆっくりお休みなさい。」
「ごめん、なさい……」
「謝る必要なんてないわ。まだ子供だもの。だから──」
また後で、おはなししましょう。
その声が、わたしがねむるまえのさいごにきいた声。>>861
いえーい、ぴーすぴーす。
予定していた限りだと「慈悲を」とか言いながらナイフでザクザク手足を切っていく感じにしようと思ったけどそんな猟奇的なのダメじゃと思ってこうしました。>>866
大事な大事な参加者ですから。メルカドのあれは本心ですよ。
(この後ツバキちゃんに解析かけて酷い状況になってるの見て大笑いしたけど)情報の洪水で私はどうにかなってしまいそうですわゾ
ツインテ、メガネ、ツインテ、メガ………>>864
オッケーですよ。こういう感じです。Q.この聖杯戦争に参加した理由は?
A.腕試しですかね。叶えたい願いがあるのですがそれの為に今自分は何処までやれるのか?ちょっと試したくなったんです
Q.聖杯にかける願いや、賞金の使い道は?
A.金が必要なんだ、まとまった金が。子供の養育費と仕事道具の購入と燃えた教会を建て直すのに必要な建築費……………金でなんでも解決する訳じゃあないが、沢山あれば万能だからね。自分の"仕事"はやり甲斐はあるけど不安定でさ
Q.警戒しているマスターは居ますか?
A.同業者がいれば肩身が狭いかな?教会に勤めている身としては金儲けでこんな低俗な番組に出ているの知られたら不味いし(笑)
ただこれといってはないかな。警戒した所で其奴とは闘わないかもしれないし
Q.最後に意気込みをどうぞ。
A.あの人は言いました"何時の隣人を愛せよ"と。でも私に敵対する人達を私は隣人と考えません。出会ったら速攻その令呪を吹っ飛ばすつもりなので皆さんよろし〜く、お願いいたしますッ!!杯に聖油を注げ、神床に賛美を捧げよ。
魔導王の名の下に、この星の新生を祝福しよう。
目するがいいこの結末を、人類史自らが生み出した不始末。
忘れ去られた敵愾の意識がこれだ。
しかし悲嘆する必要はない。何故と己を正当化する必要もない。
弱者を自然淘汰ではなく、能動的に抛ったのが人類の解であるのなら、その肩書が自らに巡ってきただけの事。
我が名はザッハーク。
過去と未来を見通す目をもって、是迄の帰結を予期した者。
そして人類最後の戦いを彼方より見届ける者。空想の根は落ちた。
宙からの信号は断たれ、台地は雪がれ、この惑星は彷徨える孤舟の星となった。
濾過異聞史現象──侵略され白紙化した惑星。
最早正しい歴史はない。
人類を守る英霊はいない。
何一つ味方となる者はいない。
この地では、貴様等こそが悪なのだ
だが、こと生存において善悪の優劣などない。
貴様等が未だ折れぬならば、
何時ぞや同様、遍くものが無に帰したこの状況で、
まだ延命を願うと言うのなら——
無情であろうとも勇ましく嘯くがいい。
愚かにも過ちを繰り返し、消えぬ負債を上塗りして尚、
希望に満ちた人間の戦いはこれからだと!興が乗って勢いで書いた。
>>861
いつもありがとうございます。読んでいただけるだけで次書こうという原動力になります…!>>876
ありがとうございます。では…
「第七のマスター?」
「本来東鬨で行われる聖杯戦争は七騎の英霊に六人のマスター……つまりは一騎の英霊はマスターを持たない状態で召喚される。言うならば『はぐれサーヴァント』って所ね。
前回開催された聖杯戦争でもはぐれは居たみたいだけど───これは理論的には奇妙で辻褄が合わない」
「キャスターの言ってた通り、一人のサーヴァントには一人のマスターが必要不可欠…って事か。
戦争の途中でマスターが脱落したのならいざ知らず、『最初から居ない』ってのは確かに妙な話だよな」
そう言う亥狛に対し、玲亜はこくりと頷いて。
「そう考えると前回の聖杯戦争からして歪も良い所なんだけど。
前回は単なる術式の誤作動として処理されたわ───他にイレギュラーが多過ぎて、それどころじゃなかったそうよ」>>877
結局の所。
何も分からず仕舞いで放置したという事だった。
責任感の強い東雲玲亜にしては粗末な対応だと、そんな失言が脳裏を掠めたが。彼女の口振りから鑑みるに直接関与する事は無かったのだろう。
そう亥狛は考え直す。
ランサーに読むのを続けるように促す。
ランサーはパラパラと皺の目立つ紙切れを捲る。彼女自身が解読し、読むに値しないと判断した部分は容赦無く読み飛ばされていった。
やがて聖杯戦争関連の文を見つけたのか、捲る手がぴたりと停止して。
『────9月1日。
依然として「第七のマスター」なる人物は現れない。然し私の身体に循環する魔力は本物で、私が英霊である事は確からしい。
循環する魔力があると言う事は、その根元───マスターの存在があるという他ならぬ証拠。
引き続き探索を行う事とする。
しかしこれほど潤沢な魔力が流れ込んでくるという事は、相当な手合いと見て間違いはなさそうだ。
ステータスも生前とほぼ遜色無い水準にまで引き上げられている、知名度補正の無い地においてこのレベルは賞賛に値すると言えよう。
魔術運用の為に調整(チューンアップ)された人造人間か、若しくは稀代の天才のそれと思われる。
今から会うのが楽しみになってきた』>>878
『────9月8日
第七は未だに見つかる事はない。是以上の探索は無意味と判断し、主人を見つける事を一旦保留とする事とする。
聖杯を奪い合う以上最終的には相見える事になるのは間違いないのだ、焦る必要などどこにもない。
マスターの思惑は知り得ないが、此方は此方で好きにやらせて貰う事にしよう。
だが並行している聖杯の調査は順調そのものだ。
知れば知るほど、あの聖杯を『聖杯』と呼ぶべきか甚だ疑問ではあるが。
十六世紀頃に聖堂教会より派遣されたマーティン神父の手によって発見された聖杯は、数世紀の時を経て何故かこの極東の街東鬨に運ばれた事が解った。
それまでの間にどの地を転々としてきたかは不明瞭だが、聖杯のルーツや本質を知るにはこの情報は必要不可欠だろう。
……然し乍ら教会も罪深い所業をするものだ、あの所業は神秘に対する冒涜とも言えよう。
やはり教会とは思想的に相容れない』
「────」
その日付以降、十数秒ほどランサーが無言となる。
熟読しているのか、と思ったが。どうやらそうでもないらしい。
ぺらり、ぺらりと手の勢いは止まらない。>>880
『頭が割れる様に痛む、声が聞こえる。
知らない声、聞いたこともない、此方を呼ぶ声が。
もう自身の意識は幾許もない、故に此処に書き記す内容が最後となるだろう。
私はこの文書を此処に遺しておく。
もしも此れを手に取った誰かが、この異常事態を知り対処に動いてくれる事を期待して。
全て、コレで全て合致した。
何故マスターが現れないのか、そして東鬨に持ち込まれた聖杯の正体はなんなのか。
其れらは全て、大元を辿れば解る事だったのだ。
最初から、根本から間違っていたのだ。
やはり嘗ての教会は過ちを犯した。
そして愚かしくも協会が其れに加担していた。
何と取り返しのつかない事を、小事に目が昏み肝心な大事を見誤ったのだ。
アレを再び起こすべきでは無かった。
一度目の違和感に気付き、早々に解体していればこんな事にはならなかったのに。
やはり魔術師とやらは度し難い、提案した聖職者どもも愚物の極みだ。
何もかもが馬鹿げている。
第七のマスターが奴であるとするならば、奴の勝利は確定されたも同然だ。アレは誰にも勝たせるつもりは無いらしいのだから。
だがもし仮に、奴でない第三者が、悪しき者が勝ち残ろうものなら────その先に待つものはそれこそ凄惨なる破滅だ。>>881
聖杯戦争は、起こすべきでは無かった。此の儘では大虐殺は訪れる。
アレの憎悪はそれ程までに───それこそ器から溢れ落ちる程に、満たされている。
ならば換さねば、それ即ち私の使命にして本望。残存した神秘に縋り付く、欲の皮の突っ張った蒙昧どもを、特にアレを起こした愚か者を駆逐して、然るべき場所へ。そ◼︎が最適解◼︎。
アレを────赫◼︎◼︎杯、◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎を在る◼︎き場所へ』
ランサーがキャスターの文書を読み終える頃には、応接間は沈鬱な空気に包まれていた。
キャスターが残り僅かな意識の中書き殴った文は支離滅裂で、要領を得ない。
最後の方は文字が擦り切れて読めなくなっている。
しかし読む人を黙らせる真剣さがそこには込められていた。これは間違いなく、命を削りながら書いた本物の文だ。
文書の内容から真実を知る事は叶わなかったが、読んだ人に「どうして欲しいか」は知る事が出来た。
キャスターは、この聖杯戦争を止めて欲しいらしい。>>882
「結局聖杯の正体、第七のマスターについての真相は書かれてなかった。
文書をザッと箇条書きにして纏めると『嘗て聖堂協会と魔術協会が過ちを犯した』、『第七のマスターは存在する』、『聖杯は恐らく曰く付き』、『悪いマスターが勝つとこの街がヤバい』……ってところか。」
コピー用紙の裏に簡単に書き連ねて行く。煩雑な事柄も一つ一つ文章に興していく事で整理されていく事を、この人狼は知っている。
「最後の記述が九月十二日、という事は私達が戦った時には彼はもう正気ではなかったという事でしょうか」
「恐らく元の性格とは乖離した別の何か、になってたのかもね。
彼は私達と戦う数日前に精神が汚染、戦闘後は当てもなく新たな工房となる場所を探して歩いたけど、何者かの手によって敗退した、と」
玲亜の何気なく語った言葉に、亥狛とランサーは目を見開く。
「ちょっと待て。初耳過ぎるんだが……それは本当なのか?」
「───私が何でキャスターの文書を持ってると思ってるの、普通に彼が生きてたら態々私なんかに手渡す訳ないじゃない。
アーチャーが言うにはこの文書を見つけた時、もうキャスターの気配は消えて久しかったそうよ?」>>883
曰く神社付近にて組み上がる前の工房の痕跡が有り、そこにこのコピー用紙の束があったのだと言う。
と考えると完全に自我が消滅した訳ではないと推測出来た。
しかしその根拠だけで文書を信用するのは少し尚早に感じられて。
「その文書がブラフって可能性はないのか?読んだ奴に特定の行動をさせる事が目的かもしれない」
「それは否定出来ない。けどだからと言って無視出来る内容でもないの────少なくと私にとっては。
例え信憑性の薄い疑惑だろうと、可能性の芽は未然に摘まなきゃ」
東鬨の土地の管理者は、複雑な表情でそう語った。
目線はティーカップの底へ。ゆらゆらと揺れる紅茶の波紋は、今の彼女の心理の表れだ。
聖杯戦争は目まぐるしく変転する。
事態はより悪い方向へと進み、住人への被害は深刻化していくばかりだ。
そして東鬨の人々は、それを無意識的に把握している。何も知らぬ儘生きていける程彼等は愚かでは無い。
感応の特性を有した少女は、その異能をもって住民の心の変調を事細かに察知していた。
今の東鬨の街に覆うのは、言いようの無い不安の感情だ。>>884
その主因を人々が知る事は出来ない、だが場の空気という形でそれは顕在化し、焦燥へと駆り立てる。
行き場のないストレスが蓄積して。
まるで破裂寸前の風船の様な危なっかしさが街全体に広がっていた。
────どうにかしなくちゃ、とは思ってる。
手立てがあるなら何とかしたい。
けどどうしたら良いのか、どれだけ考えても解らなかった。
自分の中で必死に圧し殺しているが、風船の様に張り詰めているのは彼女自身も同じだ。
「それでね───私としてはこれからの話が本題なんだけど」
ティーカップをソーサラーに丁寧に乗せるも。手が微かに震えて小刻みに音が鳴る。
「今後私は聖杯の正体と、聖杯戦争を正しい方向に軌道修正していく為に行動していくつもり。
……でももう貴方達は付き合う必要は無いわ。
キャスターが敗退した以上、私達は同盟を維持する大義名分は失われたも同然だしね」
一つ一つゆっくりと語る様に玲亜は言葉を並べていく。
元より打倒キャスターの名目で結成された同盟。そのキャスターが敗退した以上、その結成理由を失ったも同義。
これからの東雲玲亜の行動に、ランサー陣営が関わらなきゃならない理由も道理もない。
然しそれでも玲亜の本心は解散を良しとはしなかった。マトゥーです。
二週間くらいいなかったしちょいと生存報告をば
一応ちょいちょい見てはいるけどしばらく多忙でなんかあっても反応が遅れるかもしれませぬ…続きはwikiにて、長々と失礼しました。
>>885
感想ありがとうございます。クリスマスSSの方もCPも、どちらも楽しみにしてます!すまないが、クリスマストーナメントの件はどうなったのだろうか?
>>896
マトゥーさんお久しぶりです!なんか凄い調子が良いのでランサー陣営最後まで書いちゃう事にしました。
>>898
「おかえりランサー、聞きたい事があるんだ。来てもらえるかな」
追撃から戻ってきたランサーを一瞥するに留め、ジョン・ドゥはそう言って手招きをしてくる。
それに従ってベッドの近くまで歩み寄ったランサーは、部屋に入った時点で感じていた刺激臭について、マスターに尋ねる事にした。
「……どう殺ったんだ」
「この手で絞め殺した。苦しそうだったよ。無理もない、大の大人の握力で喉を締め上げられれば、息も止まる。苦しかったろうね」
ランサーはその報告を聞いた時、悲しみこそしたけれど、そこまでだった。彼にとっては敵でしかない存在であったし、死を悼むほどの関係性でもない。戦争とはそういうものだ。
「彼女の死に顔はそういう趣向の人間からすれば、さぞ興奮した事だろう。顔を真っ赤にして、必死に私に抵抗しようとした。ほら、触ってみたまえ」
そう言って、ジョンは自分の右手をランサーに触らせる。爪か何かで腕を引っ掛かれたらしい。>>899
「健気な抗いだった。彼女は、最後まで私が何故自分を殺そうとするのか理解していない様子だった。可哀想に。その意思を揺るがす事さえ無ければ、救われただろうに」
残念だよ、と呟くジョンの声色は悲しげで、少女の死を心から悼んでいる。自らの手で殺めたはずの少女の死を、まるで他人事の様に語っている。
「ところで……ランサー、君はこの少女をどう調理するね?」
続いて発せられた言葉に、ランサーは己の耳を疑った。
「俺に食人の趣味はねぇよ」
「私はある」
苦々しげに呟いたランサーに、あっさりとジョンは答えた。当然のごとく。
「……」
「何処も、小綺麗とは言えない場所であったからさほど気にせずに処理が出来たが……清掃員に殺人現場の様な場所を処理させる訳にはいかないだろう」
狂っていると思った。少女をその手で殺め、あまつさえその両目と舌を抉り引き抜き、その遺体で料理を作ろうとしていると言うのに血だまりの処理などを願うなどどれだけ常識から逸脱している魔術師と言えど、ここまでではない。>>900
そんな警戒心を嗅ぎ取ったのだろうか、ジョンは静かにランサーへと振り返る。ランサーの目では捉えられないが、恐ろしい事にクリーム色の照明に照らされるその面持ちは正気そのもので、少しの異常も無かった。
「……」
ランサーの感覚をもってしても、ジョンは正常だった。少しも、ランサーへ悪意が及ぶモノは感じられないのだ。
「……やはり、スープにした方が良いだろう。配るのにちょうど良い。ただ大きな鍋が必要になってしまうが……困った。これほどの大きさは本当に困った」
「マスター」
「うん?」
「テメェは、何なんだ。何の為に戦ってる。裁かれたいんじゃないのか?」
「裁かれたいとも。ただ……降臨には供物がいる」
「供物……だと……?」
「そうだ。それが彼女だ。安心してくれランサー、私はただ己を裁いて欲しいだけだ」
信じられる発言とは言い難かった。だが、その邪魔をする事が正しい、とはランサーは断定しきれなかった。
あの夜、妻子を失った話をしていたジョンは間違いなく本物だった。眼前のジョンもまた、本物だ。
そして何より、そんな彼に最後まで槍を捧げるとランサーは誓った。どの様な障害だろうと打ち砕くと。
ジョンの槍として、己は走るべきなのだろう。
「……」
「ランサー、その手で殺めるというのならばそうしてくれて構わない。だがそれは、私の願いが叶ったらにしてくれ。私が裁かれた時にして欲しいんだ」
目的を果たせたならば己は殺されても構わない。そんな決意を滲ませた声色に、ランサーは反抗する気持ちは失せた。サーヴァントはマスターに尽くすものだ。ならば、この男の最後まで、槍を使い潰さねば赤っ恥だ。
「……良いぜ。そん時ゃテメェを遠慮なく貫いてやるよマスター」
ランサー、ロンギヌスの微笑みにジョンも笑みを返す。やはりその笑みに淀みはなく、穏やかなモノだった。>>901
「ところで、ランサー。アーチャーは撃破出来たかな?」
「……いいや、しくじったよ」
「ほう……それは、それは。マスターを失った彼女に宝具を使用出来たとは思えない。単独行動を持っていたとしても、だ」
「再契約しやがった」
「それはまた、面白い。誰だい、アサシンのマスターかな?ライダーのマスターかな?」
「キャスターだ。あの道化師だよ」
「……そうか、彼か。彼女を揺り動かしただけでなく、私の前に立ち塞がる、と……なるほど、度しがたい」名前:雷 紫音(れい しのん)
年齢:17歳 性別:男性
属性:秩序・善 身長・体重 178cm・67.5kg
特技:折り紙
好きな物:師匠の人形劇、猫 嫌いな物:スパゲッティモンスター
国籍:日本(中国)
起源:決意 魔術:治癒魔術・製薬魔術
属性:水 編成:異常(まだ完全には開ききっていない)
質:D+(A) 量:D+(A)
制作者:山星不湯花と以下略
中国(と、日本)の名門家の雷家の兄弟の兄。雷家は中国の鍛冶を専門とする魔術師の家系が衰退して滅びかけていた時に日本の鍛冶神から貰い受けた力を継承する伝承保菌者の家系に吸収され、一体となった家系。苗字が雷なのは各国の魔術師の方には雷家の方が知られている(日本のような島国にあまり目が向かない)から。それと二家の仲が悪くなく、何方ともが喜んで合併した、というのもある。彼はそんな中生まれた雷家の息子。雷家はその特別なルーツから合併後は魔術回路の質は高くとも量が悪い者が多かった。彼はそんな中で質も、量も高い優秀な人材となる……筈だった。
幼い頃に彼が見たのは雷家の仕事。人を争いに狂わせるほどの礼装や人を欲望に走らせるほどの礼装を作り上げている家系。そしてそれを金儲けのための手段として全く恥じていない家系。彼はそれを魔術を覚えこむ前に見てしまい、絶望した。
『こんなことはしたくない』『俺はここに居たくない』その思いは膨れ上がり、魔術の訓練を、魔術回路を起こす前に自らの魔術回路を無意識的に抑え込んでしまった。こんな魔術が使えないように、こんな所から捨てられるように。
目論見通り、家は紫音を見放した。紫音の弟である炎輝は量は普通でずば抜けた質だったため彼が当主となるための力を注がれた。
そんな中、彼はふらりと出歩いている時に1人の女性と出会う。彼女は人形劇をしていると言った。そして彼女が魔術師であることも知った。
紫音は聞いた。「なぜ?貴女は魔術師じゃないんですか?」女は答えた。「私は魔術師だよ。でも悲願を叶えることと同じくらい人を楽しませたいの。人に笑顔を送りたいの。」
それからだった。紫音と女性…シルヴァの短い旅は。旅をして、人形劇に参加して、笑って、泣いて。いつしか彼はこう願うようになる。
「人を笑わせる……いや、人を救う仕事がしたい。人を癒したい。傷を、病を治したい。」一旦家に帰り、帰りを待ち続けていた弟と語り合い、笑い合い、こう約束した。
「お兄ちゃんはみんなを助ける仕事をする。僕はこの家の腐った思想を取り除く。ね、それでいいでしょ?」
そして再びシルヴァへと弟子入りし、学校にも通いながら彼は今も歩み続けている。
性格は明るく、人を放っておけない人。ただ自らの命を捨て、助けに行けるほどの心はない。と、いっても何かの出来事が起き、『人を助ける』方向に決意したら変わるが。
……弟に家の呪いを押し付けてしまったこと、結局は自分は逃げただけという考えにより今もなお、トラウマは続いている。
使用魔術
治癒魔術と魔術薬を作る技術には群を抜いてかなりの才能がある。後は強化魔術と暗示が平均的より少し上なぐらい。自らを受け入れることが出来れば彼の魔術回路が目覚め、更に完成度は増す。ザッハさんのビーストルート……。
>>908
一応、何故ザッハさん人類悪ルートになったかを解説。
中身は無論ザッハ本人ではなくアジなんですが、アジも憐憫持ってる可能性あるんですよ。
アンリマユが直々に作り出した悪竜アジ・ダハーカは各頭部に、苦痛、苦悩、死の概念が宿っている。そして、アンリマユは具体的な制作方法を見せていないので、人類の苦痛、苦悩、死を元に作り出したのではないのかと。
三つの悪性情報で作り出された竜は、人類が持つその三つの負を常に感じ取り、ゲーティアよろしく「憐憫」持ってしまったのではないだろうか?
そして過去にザッハークにその事を問うも「それは人類が持つべき当たり前の事柄」だと聞く耳を持たなかった。
それからは後の祭り。ザッハークの肉体を使い、人理焼却。>>914
ですよね、何か致命的な設定ミスしてないか不安な事は多々ありますよね…>>921
CRちゃんも来そう……来そうじゃない?天パ「ノアさんが【ケイオスタイド案件】もののエロ本隠し持ってた……」
ノアさん「…………」肉食獣の笑み
この後、皆宮の姿を見たものはいない……(おはようございます)>>925
戦闘力は高いものの、そこまで冷徹ではない。
宝具を模した剣型の魔術礼装を持ち、空属性の魔術で風王結界擬きが出来、魔力消費が重いがステルス効果を発揮する。(隠蔽魔術ほどではないが)>>928
コウモリやヒルだって血は吸うけど吸血鬼や死徒とかの類ではないしそういう事じゃないですかね
もしくは吸血種という新たな設定の種族か>>929
愛妾のアサシン「そうね」(死んだ目)
実際、王様とか権力者鯖が相手じゃなきゃ秒も持たないという。
魔境めいたアサシン界隈で、彼女は生き残れるのでしょうか……それでは、ご覧下さい(流れる死亡シーン集V)対戦相手と自分の鯖見ててイコマ=サンとすり合わせておきたい事が一つ
カドモスの『怒りの獣(ラース・レオサーペント)』はネメアの獅子とほぼ同種のライオンの毛皮が使われている為文明の力を拒絶します
しかし養由基は加護だの性能だのを無視して攻撃できるようなのです
どっちが勝つと思います?>>927
一応、豫譲も正面から戦闘出来ますから
条件が面倒臭えけど…>>927
ならば2on1で戦えばいいという、我がハサンたち。ククク、剛の者がいっぱいいたぞ
>>941
いやー委員会さんのアサシンもすげーっしょ!なんてったってあの面子(インフレ戦争)のアサシンを務めるんですから!(超すっとぼけ)>>943
あ、ごめんなさい。今のはあくまでこのスレにも割とけっこういるやべぇ奴入れて、ですわ。入れなかったらかなり良い方かと。
あと中堅の上でもかなり上かな?もしかしたら上の下ぐらい?あ、でも炎完全シャットアウトってかなりの強みですよね。>>940
いいと思います!
軽い気持ちでエントリーしたら人外魔境な件1対1で戦えるアサシンならストックにアサシンユーウェインしかないですね。
>>950
実際二人とも女の子なんだもん!名付けて「ふたりはウミキュア」!>>951
よーし承認されたっと。じゃあ「いつまで待つか」の締め切り候補ですが、
1、日曜日の終わりまで。
2、SIN配信開始まで。
3、あの剪定スレが終了するまで。
とりあえずこんな感じでしょうか?他に案があればどうぞ。なければ以上の中から決める感じで行く感じでいいでしょうか?>>954
待ちましたねぇ。これはもう残念だと思って受け入れるしかないかもですねぇ……(^з^)>>954
まぁ、そうですかねぇ……。実際マトゥーさんは生存報告入れてくれた訳ですし。なんか近頃までヤバいぐらい多忙で〜って感じで戻ってきたらまた一緒に、でいいのかな。>>954
自分もそれがいいと思います
今やってるスレ上げもあまり続くと本気で嫌がられそうですし
他のスレ民の方々にとってはお目汚しでしかないでしょう小鳩さんは勿論、ダムスさんや中華さんも待たなくていいかな、とは思います。
まさかこのような形で離反してしまう方々が出るとは……騎士王もこんな気持ちだったのですね(ぽろろーん)
震災の直後から書き込み無いって正直凄い怖い
とにかく皆のリアルでの無事を祈る>>961
実際、「続ける気あってもできない」状態になった場合を考えるとすごく不安を感じるし、恐ろしいです。被災とか事故とかでの被害は本当に急に“いなくなる”訳で関知すらできませんし……。皆さんは大丈夫ですよね!?社会人な方が多そうですから、体調管理とかはしっかりとして、人災(ブラックとか)があればちゃんと労基?とかに相談とかしたり!ココは結局ネット上っていう薄い繋がりでしか無い訳ですから……。リアルも大事でしょうけど、人生楽しめないリアルなんか放り出していいと思う(暴言)。
そうか、日本には震災が……。こちらにはまったく縁のない話なので頭に入っていませんでした。盲点だった。
基本的に毎日最低1回は顔を出すようにしてるので一週間くらい来なかったら何かあったと判断してくれて構いません。
住んでる場所的にいつドカンと大地震が来ても不思議ではないので。書き込み数の少ない私ですが、大体2、3日に一度は書き込むよう心がけています
なので半月経っても書き込みがなかったらその時は何かあったと考えて下さい
とりあえず災害に出くわしても通話ができる状態になればすぐ連絡しますので>>962
カドックや、オフェリアがまともなだけで他のクリプターはやベー奴らの集まりなのではと私は、思った。ねえねえ、見て見て!
世界はいつだって苦悩に苛まれていた。
世界はいつだって苦痛に満ちていた。
世界はいつだって死に溢れていた。
その日、命を宿した時からその運命からは逃れられず、また、人々はその運命から解放される為の運動を起こさない。
そこには確かなは笑顔があった。しかし、涙の割合が圧倒的に多く、人類は決して幸福であるようにみえなかった。
そのような小さき世界で、ちっぽけな生にしがみつく有様に憐れんだ。
このような悲しき世界で、矮小な視野で、矛盾した思考で動く彼を心底憐れんだ。>>969
しかれども、只人はこれでいいのだと、これが在るべき姿なのだと、この生涯を通じて心得ている。
万能でもなけれな、極上でもなく、絶世なりし存在でもない。
だが、賢人なる王であれば事情が異なる。
悪性を飲み込みながらも正気を保ち、脳に刻まれた叡智を最大限に活用できた。
同時に過去と未来を見通す千里眼を開眼し、この世全ての苦悩、苦痛、死を把握していた王は、人類を救えただろう。
——何故、悲嘆にまみれたこの世を正そうとは思わぬのか?
我が問いに、王はこう返答した。
——これぞ世界の在り方だ。人の在り方だ。干渉するなどバカバカしいにも程がある。
我々は、何一つ、この男を理解する事ができなかった。エントリー逃したか。
島、更新、した。私、疲れた。
よし、気晴らしに生徒シリアス編のダイジェストを書き進めよう!(彼は狂っていた)
えーっと顔出す頻度の話ですか?私は
大体毎日一回は出すつもりですが、2週間何も無かったらちょっと事情ができたと思ってもらえれば。>>972
疲れたとは言いましたが、やりたかった事やれて満足ですよ。後はこれが受け入れられればいいんですが。
あ、委員会さん。初戦よろしくお願いします。クリスマス企画はもう書き始めちゃって大丈夫ですか?私は一応毎日いるつもりです
ただ一ヶ月以上何も書いていなかったら何かあったと思っておいてください
後クリスマスっていつからスタートですか?レアさん>>976
【保有スキル】
獣の権能:A
対人類、とも呼ばれるスキル。英霊、神霊、なんであろうと知的生命体として分類されるものに対し特攻性能を発揮する。これはビーストⅠ本体だけでなく、彼によって生み出された魔獣すべてに付与される。
陣地作成:A++
魔術師として自ら有利な陣地である「工房」を作り上げる能力。Aランクとなると「工房」上回る「城」を構築する事ができる。過去にクリンタ城を根城とし、魔術の竜として君臨した経緯から、ザッハーク同様に高いランクを誇っている。
邪智事象:EX
ザッハークが宝具として使用している魔術。古今東西、あらゆる魔術の行使を可能にし、如何なる魔術の破却を可能とする。契約や、召喚術らの結びつきが強い類の魔術の破却はできないものの、自身が発動する場合に関しては問題なく使用できる。虚数空間らの不可視領域の観測機としても機能するので、現世とテクスチャの間に存在する境界線にも干渉可能。
千里眼:EX
千里眼は肉体に備わったスキルであるためビーストⅠも使用可能。視力の良さ。遠方の標的の捕捉。動体視力の向上。ザッハークの千里眼は過去と未来を見通す。
単独顕現:B
単体で現世に現れるスキル。顕現した時点でビーストⅠを中心としたフィールドは徐々に彼の領域として侵食されていく。領域内では無尽蔵に爬虫類をベースとした魔獣が生成され、司令塔たるビーストⅠの指示により人類掃討を開始する。また、存在が確定されている為、時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。
ネガ・ファイア:A
ビーストⅠのスキル。拝火、光の群勢と敵対したものの概念。世界を救わんと戦う“善”の攻撃を一切無効化する。無論、サーヴァントも含まれており、宝具による攻撃さえも全てシャットアウトされる。……一定の例外を除いては。>>977
【宝具】
冥顕を隔て、大禍時の万魔殿(グメーズィシュン・クリンタ)
・ランク:A+
・種別:対界宝具
・レンジ:999
・最大捕捉:?人
ザッハークの持っていた宝具、その本来の使用方法。現世の時空から切り離された虚数空間、神代領域、固有結界とも呼ばれるもの。ビーストⅠの工房「混界城廓クリンタ」。
通常では観測できない時空軸に存在し、この領域の座標はビーストⅠ の痕跡を触媒にして干渉するしか方法はない。侵入するにしても、空間はビーストの霊基で満ちており、数多くの魔獣、更にはダエーワの名を冠する悪神を模した眷属たちが立ち塞がる。
領域は城廓が中央部となっており、内部に入ると魔力の濃度が更に増し、城内での魔力感知、観測等の類全てが意味を成さなくなる。
ビーストⅠが座する玉座まで辿り着くには『六大魔核(ヴェンディダード)』と呼ばれる6体の眷属を倒す必要性があり、一体一体の戦闘能力は低く見繕ってもサーヴァント7体分は有し、更にビーストの恩恵により強力な再生能力を保持する。しかし、肉体の運搬に支障をきたす程の多大なダメージを受けると損傷部位を再生する為に機能が一時的に低下し、容易に攻撃する機会を与えてしまうのが唯一の欠点。
ただし、一体ずつ倒しても新たな眷属を生成されてしまうので玉座へ到達できず、突破するには眷属を同時に倒さなければならない。>>978
至悪の光輪、我は拝火を嗤う者(ドゥシュ・クワルナフ)
・ランク:EX
・種別:対人宝具
・レンジ:1〜99
・最大捕捉:1000人
ビーストⅠの持つ最後の宝具。全てに終焉を齎す金環蝕の輪。上空にて鈍く輝く光帯。アヴェスターにて語られる栄光を象徴する光輪(クワルナフ)とは真逆の、破滅を象徴する昏き光輪。
人理定礎を破壊し、人理強度を無にする事で特異点を作る役割を持ち、各特異点の上空に浮かぶ光帯はこれを表し、人理が崩れ去った事の照明となっている。
過去に遡り、密かに暗躍していた頃から“人類史”という時代の流れを燃料とし、その全てを熱量に変換、過去未来からの時間を収束、循環、加速する事によって、人類の文明、星をも焼き尽くす熱量と化す。
この宝具から発せられる熱量は彼の勇士王の持つ聖剣の何倍もの数値であり、1500万度の熱量を誇る太陽核と同等。更に現在進行形で魔力を熱量に変換しているので、人類史においてこの宝具を上回る火力の宝具は確認されておらず、また耐え得る宝具も確認されていない。
放出されるエネルギーは、発射直前に超新星爆発のような衝撃波を放ち、対象に極大の熱線を照射する。>>979
【解説】
ゾロアスター教の経典『アヴェスター』にて語られる三頭の悪竜。アンリマユによってこの世でもっとも邪悪な存在として設計され、後に世界を滅ぼすとされている終末装置の術式。
人類の苦悩、苦痛、死の三つの要素で構成されており、邪悪な精神性を持つ——その筈だった。
しかし、アジ・ダハーカの“心”が感じた何故という疑問。人類は何故、こんなにも悲しみを背負って生きようとするのかが理解できなかった。
後にアンリマユの計略により、古代ペルシャの王ザッハークと接続し、その際に彼が開眼させた千里眼を通して、過去、未来、あらゆる世界を見てきた。
けれど変わらず、人々は悲しみを背負い、尚且つそれを受け入れて生きている。ザッハークは、それこそ人の在り方であり、あるべき姿だと語ったが、悪竜には到底受け入れ難い事だった。
停滞を望み、変わらない事を良しとする価値観に嫌悪し、その結果を前提とする世界の在り方さえも嫌悪した。
故に、ザッハークが没した後の骸に潜む事で受肉を果たし、この人類史における創世記からの変革を始めようとした。
歴史を崩壊させ、特異点を起点となる聖杯を作り出し、人理定礎崩壊の原因たる七つの起爆点を作り出した。
しかし、アジ・ダハーカの本当の目的は、星が記憶する最も古い過去の痕跡に接触し、観測、干渉する事で創世記まで遡り、星の在り方、人の在り方などの根本的な生態系を作り変える事だった。その手段として紀元前から現代までの人類史を燃料とし、魔力に変換した。
彼は人類を憎んでいるのではなく「必要性」があったからこそ滅ぼそうとしているのだ。
以上の功績をもって彼のクラスは決定された。グランドキャスターなど偽りの冠位。
是は人類が生み出した、人類史を最も有効に悪用した大災害、七つの人類悪の一つ『憐憫』の理を持つビーストⅠ。Advent Beast !
仮に特異点書く事になりましたら、こやつのせいにしてください。自分は毎日見てるけど、二週間書き込みが無かったら何かあったと思ってください。
しかし、いずれスルトちゃんVSミラーカさんもやってみたい……生徒時空辺りがやりやすいかな?自分は、毎日いるようにはしていますが二週間書き込みが見られなかったら、何かあったと判断していただいて結構です。
三章とトーナメントと東鬨の続きが並行して楽しみがヤバめ。
特にトーナメント、かねてより動かしたかった養由基とスアマコンビを動かせると思うと楽しみ過ぎる。
リレー形式は慣れてないので至らないとこだらけですけど、暖かい目で宜しくお願いしますね…笑トーナメント楽しみだわ!
まさか日の目が中々出なかったキャメロンがしょっぱな出るとは思っても見なかったぜ
おおあばれししますので楽しみにしておいてください!>>992
そっすね!こっちも楽しくやりましょう!
こちらこそよろしくお願い島須!「不在の人」枠かどうかはともかく、「そこまで頻繁に顔だしてないかも?」と思ったら
一応顔をだしておくのが吉と思います
自分はそこそこの頻度で出てくると思います>>995
なるほど。個人的に近頃見てないなぁ、と思ってたので無事で良かったです。体調第一です、お大事に。一応、私も毎日レスは見ています。
書く内容が無いだけで……。1000ならキャメロン設定微改変
ワイも、毎日このスレを見ています。
投稿は少ないけど
聖杯大会予選会場#42
1000
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