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前スレ https://bbs.demonition.com/board/12173/
過去ログ https://bbs.demonition.com/search2/聖杯大会
聖杯大会本戦統合スレNO.6
https://bbs.demonition.com/board/9916/
ラフム語翻訳機 https://yt8492.github.io/RafmanTranslator立て乙。んじゃ前スレでも宣言してましたが、デイヴィ・ジョーンズの最終決定稿投下しようと思います
【元ネタ】デイヴィ・ジョーンズの監獄
【CLASS】ライダー
【真名】デイヴィ・ジョーンズ
【異名・別名・表記揺れ】ヨナの亡霊
【性別】男性
【身長・体重】144cm・40kg
【肌色】白色人種(半透明や透き通った藍色)【髪色】白っぽい灰色【瞳色】赤と黒のオッドアイ
【外見・容姿】
・小柄で朴訥、ポヤポヤとした、ゆるい雰囲気の美少年。水兵服、あるいはメンダコモチーフの雨合羽を着ており、所々に海産物のモチーフが存在する
(呼称・幻想態)
・海の神秘と恐怖が具現化したような雰囲気の怪少年。
幻想態以上に海産物の意匠が強調されており、牙や角、尻尾なども存在。
(呼称・実存態)
【地域】カリブ海、イギリス等
【年代】18世紀頃~
【属性】混沌・悪
【天地人属性】
【ステータス】筋力:C++ 耐久:C++ 敏捷:B+ 魔力:B 幸運:E 宝具:EX>>2
【クラス別スキル】
・対魔力:C+
魔力への耐性を得る能力。魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げないが、海や水に関する術式の場合、その限りではない
・騎乗:EX
デイヴィ・ジョーンズは海の悪霊、ヨナの亡霊。あらゆる海流・船などに乗る事が可能
【固有スキル】
魔海の君臨者:A
海底の支配者である事を示す、「魔王」の亜種スキル。デイヴィ・ジョーンズは海に住まう悪魔と恐れられた。その結果、彼は膨大な魔力と引き換えにに自らを「ヨナを食らった魚」「モビーディックの白鯨」「正体不明のクラーケン」「船乗りを魅了するセイレーン」などの“船乗りを海に引き摺り込んだ怪物”へと転じる事が可能となった。変化後は、姿に応じたスキルを取得可能。
実存態のままでも、甲殻類の鋏や頭足類めいた触手。硬軟併せ持った変態機動や再生能力など、”海”が内包する変幻自在の戦闘能力を持つ。
深淵隷属(アビスインベーダー):B
「海の神秘」を司る存在であるライダーが持つ、権能に似て非なるスキル。生命と混沌、恐怖と神秘の海。
ライダーは基本的に自身の姿を偽装する目的で発動しており、マスターやその同盟相手などの知覚能力に干渉、操作する事で、己の見た目を幻想態として誤認させる事が可能。反面、ライダーに敵対的な関係性の相手の感覚を変化させたりはしないので、ライダーと遭対する相手は自らの精神が擦り減り、所謂SAN値チェックを受ける羽目になる。
その真価は精神支配能力。例えばライダーは自身が契約しているマスターの精神を汚染し、本来ならば使い魔である自分への依存を加速させ、主従の立場を逆転させる事が可能。ただし相性もある為、必ず成功する訳ではない。>>3
黄金律(海):C+
身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。海には隠された財宝がつきもの。海に沈んだ財宝は全て彼のモノとなる。陸上で金を入手できる訳ではないが、かなりウハウハ。ただし、海には呪われた財宝もまたつきものであり、“呪いの財宝”というリスクも同時に引き受ける事となる。
コレクター:C+
より品質の良いアイテムを取得する才能。価値あるものを蒐集し、また管理する能力。レアアイテムすら頻繁に手に入れる幸運だが、本人にしか適用されない為、マスターに恩恵はない。デイヴィ・ジョーンズは海底に沈んだモノは全て自分のモノとする。でもモノの良し悪しは運次第。>>4
【宝具】
『神秘と恐怖の「財/罪」なる監獄(デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー)』
ランク:EX 種別:対人宝具レンジ:1~150 最大捕捉:5,000人
・ライダーは通常『ぼくのたからばこ』と呼称。
「海に沈んだ」モノを自由に取り扱う宝具。沈没系『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』。水没した剣(カトラス、名剣)・銃火器(フリントロック式拳銃とか)などの武具の使用。魚雷、機雷といった近代兵器の射出、戦艦・海賊(幽霊)船・飛行機(旅客機、戦闘機、爆撃機)、果ては水死者の亡霊を展開する事が可能。
本家『王の財宝』には中身の希少度や対応力などで劣るが、それは気軽な『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』発動が可能という強みでもある。
【Weapon】
多種多様。宝具によって展開した武具、亡霊軍団、果ては怪異である自分の肉体など
【解説】
・近世に成立したデイヴィ・ジョーンズの監獄(Davy Jones' Locker)、あるいは航海民話の悪魔、『デイヴィ・ジョーンズ』。
その本質は海洋信仰や「海」に対する根源的恐怖をベースに、”海”に縛られた人間の亡霊、そして「海の怪異の伝承」が結びついた悪霊のような存在。
主人格となっているのは遠い昔に海で溺死した幼い少年の霊。ソレが死後に暴走し、引き起こした怪現象がいつしかデイヴィ・ジョーンズと呼ばれるようになった。
英霊としての要素を100%死後に得ているという極めて稀有なケースであり、本来なら召喚されるべき存在ではないが、『海の恐怖と豊穣を司る代表』としてサーヴァントとなった。
デイヴィ・ジョーンズの監獄(Davy Jones' Locker)とは、海底の呼び名の一つで、溺れた船乗りの死や船の沈没を表す慣用句。水死人や沈没船を婉曲的に表現したもので、船乗りや船が海の底にとどめられている、「デイヴィ・ジョーンズの監獄に送られた」と言い表す。>>5
【外見・容姿の詳細など】
・幻想態
幻想態は非常に可愛らしい少年。水兵服、あるいはメンダコを連想させる雨合羽を着ており、一見しただけでは戦える存在であると認識されないような見た目。
しかし体表に魚の鱗のようなモノが生えていたり、左目の赤い瞳に×マークが浮かんでいるなど、多少人間離れした意匠も見受けられる。
・実存態
幻想態以上に人間離れした、グロテスクな外見。悍ましく、しかし同時にどこか神秘的な印象を見る者に与える海の怪人と言った風貌。
首から下は内臓が見えそうな印象を与える程半透明で、四肢に近づく程紺色に近く、体色が濃くなっている。幻想態以上に、”海”を思わせるビジュアルをしており、身体のあらゆる部位が海の要素で構成されている。
牙に鱗は勿論、鰭のある尻尾と首元の鰓、胸元からは魚骨のような棘が突きだしている。羽織ったローブは海藻のようで、頭部には珊瑚のような角の王冠を被っている。
様々な海棲生物のキメラと形容できる外観だが、全体的な雰囲気は深海魚を思わせる。腕部を覆う外骨格の下には甲殻類の鋏になっていて、同じ部分から頭足類の触手も飛び出してくる。
実存態の外見はあくまでもデイヴィ・ジョーンズとして属性が反映された結果なので、ライダー本人はこの容姿には拒否感を抱いている。
【人物像】
一人称は「ぼくら」あるいは「ぼくたち」。前述のように正体が集合体である為、複数形。まさに幼子そのものといった、表面上は純粋無垢なあどけない少年。幼少期に溺死した為、人生経験というモノが希薄であり、無邪気で正悪の倫理観に乏しく、聖杯から付与されたモノではない知識の絶対量も少ない。だが「デイヴィ・ジョーンズ」として召喚されているせいか、意外にも頭の回転は恐ろしい程速く、バカな子供と侮ると酷い目に合う。
また人懐っこく人生経験の無さから精神的な主体性が低いため、マスターからの影響をある程度受けやすい。悪意に対しては反発するが、好意には脆い。>>7
精神性自体は子供だが、同時に無邪気な残酷性を秘めており、自分の幼い外見が相手の油断や戸惑いを誘うことを熟知し、その上で「陸地への侵略者」ないしは「地上の獲物を引きずり込む災害」としての戦闘能力を非常に高い水準で発揮する。
朴訥とした、所々でつっかえる事のある吃音症のような口調そのものは本来のモノだが、その個性のまま高い場所から無防備に飛び降りたり、『聖杯戦争』という”あそび”の延長として自己を嫉妬させたり、あるいは自分が好意を抱いた人間を関心の赴くまま、溺死させようとするなど気まぐれかつ、どこか不気味。情愛と監禁衝動が同居している為、愛情が深まれば深まるほどに他者を沈めたくなる(≒溺死させようとする)傾向がある。
しかし、なぜか表情と感情が一致していない事も多いので、”手のかかる子供”ではなく”ぶりっ子をしている危険人物”だとバレる事も割とよくある。
行動原理は傍迷惑で邪悪なかまってちゃん。長い孤独によって「誰も仲良くしてくれない」と人間不信を拗らせており、猜疑心も強めな暗躍タイプ。反面、戦闘が開始すれば神秘の隠匿などは深く考えず、兎に角自分の”たからもの”を自慢するかのように景気よく解放する為、サーヴァントとしての制御は結構大変。
心の奥底では自分を召喚したマスターは間違いなく自分の”ともだち”になってくれる存在だと信じて疑わないが、マスターの行動がその確信を少しでも否定し、彼に猜疑心を抱かせた時点で問答無用かつ強制的に隷属させようとしてくるなど、少々メンヘラな傾向もある寂しがり屋。
圧倒的物量による飽和攻撃、変身能力による自己強化、『深淵隷属』による生物支配及び操作権能など、強力かつ多数のスキルがライダーの強さの軸であり、かなり厄介なサーヴァント。>>8
特技:暇つぶし、ポルターガイスト、水泳
好きなもの:あったかい場所、可愛い動物、可愛がってくれる人、
嫌いなもの:暗い場所、退屈、息苦しさ
天敵:無関心
願い:全てを海に沈める事。ひいては、沈没した世界に君臨し、絶対的支配者として愛される事
【一人称】ぼくら/ぼくたち
【二人称】おにい(さん・ちゃん)、おねえ(さん・ちゃん)、キミ
【三人称】あのひと、アイツ
【セリフ例】
「こん、にちは。ぼくら。の名、前、デイヴィ・ジョーンズ。おにいさん/おねえちゃんがぼ。くらのお。友達(マスター)?……わぁ……よろし、くね?」
「ぼくらは、とって。も寂しい、んだよ?だから。仲良、くなり。たいんだ」
「ねぇねぇ。ぼ、くら。今ど、んな顔。し、てた。の?ちゃ。んと笑、えてた。かな?」
「ぼくた、ちは、欲し。い。全、部。全部。だ、よ?みぃ。んな欲。しいの、すべ。てを大、事にしたいん、だ。だ。から、い、いよ。ね?……沈め」
【製作者】◆B8D4AQBhU2>>9
以上です。納言さんに書いて貰った深海魚モチーフ怪人が基本形で、それをマスターとかに対してはスキルで偽装してセーラー服ないしメンダコ雨合羽のほんわかショタに偽装してる、みたいな感じになりました。
つまりマスターや同陣営以外の相手から見るとデイヴィくんの契約マスターは異形の怪人を可愛がってるみたいな異様な関係性になってメンタルにダメージを受けます。
これならマスターの相性とか考えなくてもビジュアル両立できますしね。
腕の蛸足は……こんな感じ(↓)。しかし自分、異能カラテ好きだな……。サタンにデイヴィくんは勿論、カリストーもそのタイプだし
感想、質問、反応台詞欲しいよなどあればお待ちしております。今日はケーキを買って帰った。
買ったのはフォンダンショコラとかいう間に・オ・と入れるのが正しいのか間違いなのかよくわからんチョコレートケーキ。黒いチョコに白いシナモンが映えるとか聞かされたがよくわかっていない。
自分はこのケーキがあまり好きじゃない。甘いもの自体は苦手じゃないのだが、これでもかと振りかけられた粉でむせてしまうのが気に入らない。むせるたびに笑われるのも面白くない。
そんなケーキを『企業』系列の店で、それもわざわざ予約を入れてまで買った。世間様がバレンタインだなんだと騒ぐせいでチョコが入ってるだけのケーキを買うのにも一苦労だ。まったくもって迷惑である。
手間と時間と労力をかけてさして好きでもないケーキを買う。さぞ奇妙な行為に見えるだろう。常であれば自分も心から同意するところだが、今日だけは別だ。
今日は彼女の誕生日だ。
そして、自分が一年前に人生最大級の勇気を出した日でもある。
その勇気に応じてくれた彼女の好物がフォンダンショコラだと言のだから買わないわけにもいかない。
手間と時間と労力をかけて買ってきたケーキもほとんど彼女が食べるのだろう。残った1割程度を自分がつついて、やっぱりむせる。それを見た彼女もやっぱり笑うに違いない。ああ想像するだけで面白くない。面白くないに決まっている。
面白くないくせにケーキの入った紙箱を後生大事に抱えている自分も自分だ。なんとかの弱みとやらだと思うほかにない。
普段は気に入らない近未来を謳っているらしい外面だけ整えた夜の街並みですら綺麗に見えてしまうのだから、まったく人の気持ちと言うのは勝手なものだ。
ともあれ、帰ろう。
自分ひとりじゃこのケーキはむせてしまって1割も消費できない。残りの9割をきっちり消費していただくためにもさっさと帰るべきだ。>>12
…………と、思ったところだった。
ガッション、ガッション、ガッション。
ガッション、ガッション、ガッション。
ガッション、ガッション、ガッション。
重苦しい金属音の唸りが耳に届いた。
美しいと錯覚しかけていた夜景が、はじめから無いものであったかのように現実へ引き戻される。
そこにいたのは、音の源であったのは、夜の街灯を受けて金属質な黒光を返す、四脚の怪物だった。否、怪物じみたその存在は人の手によるもの。神体結界と呼ばれる女神アテナに由来する神秘の鎧の模造品であることは、このモザイク市《横浜》に住む人間なら多くが知っている。
だが記憶にあるものとは差異がある。巨大だったのだ、鎧そのものが。
目算であるが10メートル近くはある。今ここに一般的な家屋があれば、あの怪物と兄弟姉妹のように見事に並んでみせたことだろう。比較対象が人の域に収まらない程度には、その存在は大きいものだった。
さらに形も違う。見慣れた人型から大きく外れた四脚の怪物は、馬のような頭部を備えていた。かの神話を知る者であればすぐに察しがついたに違いない。それがかのトロイアで名を馳せた"木馬"と呼ばれる兵器を模したものであることに。
不運にも"馬"は、重苦しい金属音を響かせながら自分に迫っていた。狙いはわかっている。今日はバレンタインデーなのだから。
『こちらペガサス03、目標を感知しました。所持している者は西区住民のリストにありません。…………了解、処理します』
悪態のひとつでもつきたくなる。連中は起源も定かじゃないお祭り騒ぎですら、独占しなければ気がすまないらしい。
だがそんなヒマはない。自分には両腕に抱えたものを無事に持ち帰らねばならないのだ。
踵を返して、駆ける。>>13
「これは! このフォンダンショコラだけは! 絶対に───!」
裂帛の気合いを込めた咆哮もむなしく。背後から迫る夜闇を押しのけた光線に、その日の成果はすべて飲み込まれたのだった。
件のチョコレートケーキが"彼女"の元へ届くことは終ぞ無かったという。
このバレンタインの夜に起きた悲劇は、中区に構える神の耳にも届くこととなり。
……………………。
……………。
……。
そして、ひと月が経った。
「我はここに宣言します」
此処に在るは神である。
ヒトにほど近い形をすれども神である。
これもまたヒトにとてもよく似た、されどすらりと伸びた腕を大きく掲げて、叫ぶ。
「当世の文化に倣い───反撃のホワイトデーを開始することをッ!!」>>14
この宣言に応じたのは可憐な笑みを浮かべて小さな拍手をする少女ひとりだけだった。ものかなしい。
さて、ここはモザイク市《横浜》の中区。その中心地にある『機神発射台』として建設されたロケット打ち上げ施設である。宇宙基地、と言い換えてもいいかもしれない。
もっともロケット打ち上げなどという一大プロジェクトを達成する見込みは一切ないまま、ほったらかしにされていたという悲しい現実があるのだが。あちらこちらから飛び出た灰色の鉄骨すらどことなく哀愁を漂わせている。
しかしそんな悲しい日々も今日まで。今この時より『機神発射台』は役目を変えて『警察署』として生まれ変わるのだ。都市管理を担う神でありAIでもある、カレン・アテナの手と、呼び声に応じた勇者たちによって。
……その声に応じてくれたのが現状この戸波麗奈という少女だけという事実が、実に先行き不安である。
アテナは、早くも疲れが見える声を吐き出した。今日は初の集会であると触れを出していたはずだったのだ。
「……麗奈よ、ルゥはどこに行ったか知っていますか?」
「こちらへ来たときにお見かけしましたよ。爛々と目を輝かせて外に走り去ってしまいました」
「……麗奈よ、汝のサーヴァントはどこへ行ったのですか?」
「ああ、申し訳ございません。彼はどこか気分屋で……呼べば来てくれると思うのですが」
「……麗奈よ」
「はい」>>18
ありがとうございまーす!
ある意味チュートリアル的なイベントになると思うのでね
「いつもの」を全力でやっていきたいところ>>23
トリップ付け忘れ申した本日厄日である(仕事でちょっとしたミスしたり、自動車ぶつけて破損したり。以下惨状)
車検行ったばっかやのに。2桁万円はかかるだろうな、修理費用……。
>>23
より海の怪異らしさを出せたらなぁ、みたいな感じで再設計しました。
「俺、マスター!お前、サーヴァント!」ってやってたらいつの間にか「デイヴィくん大丈夫?お菓子食べる?飴ちゃんあげようねぇ」みたいな感じになるとかそういうノリ>>27
ちなみにウチだと
性格変わる人が獅堂と刹那で運転ド下手が鳳蝶さん。ペーパードライバーなヴィクトル。
クッチーとポルカさんはそこまで変化無いです>>28
あーっ!なんか話が噛み合わないなと思って前スレ見返してたらやっぱり私の勘違いでした!
下っぱの色が真っ黒+ワンポイントの赤。レベルが上がっていくと赤要素が増えるって部分を私ってば「下っぱ用の真っ黒とレベルが上がっていった者用の赤」って二色展開だと思い込んでしまってました。
そんで黒が量産で赤がエースとして技術が進めば赤よりもっと良いものが今の赤の枠になって赤が黒の枠で量産されるようになるみたいに言ってたのがトンチンカンなこと言ってたんだなと…。
>>27
面白いのだと飛鳥ちゃんが戦闘面同様上手くいってる期間が長くなると段々調子に乗ってそのうち事故する→暫く慎重になる→上手くいってる期間が長くなると(ryのループするのくらいですね。事故の度合いはちょっと擦るだけだったり電柱にぶつかったり。なので飛鳥ちゃんはゴールド免許にはなれません。
あとは普通に上手い京介や生活必需品だから一通り運転出来る空野恋。車がなくてもなんとかなるor親が運転してくれるユージーンとリンクくんちゃんとかとか。黒鹿さん黒鹿さん、『警察署』所属で今ちょっと作りたいキャラがいるのですが質問があって
・『警察署』は組織として結束が強固ですか?派閥や部署間での対立ってあり得ますか?
・所謂お邪魔虫キャラのイメージで鯖鱒の契約や魔力パスを一時的に離縁させることができるような設定にしたいのですがアリでしょうか?色々(真名を知る必要がある、相手側が意識していると離縁は難しい、サーヴァント側から対策できる…等)と制約は設けるつもりです
>>10
なんか…この前の改修よりもどんどん性質が邪悪かつ冒涜的になっている気ががが。召喚したマスター全員郁紀化待ったなしとは…
腕が蛸足とのことですがデザイン的には画像のとこからは生えないので加筆された分はもしwikiなんかで使う場合は修正しておいてもらえると助かりますー。白い甲殻みたいなのが海藻みたいなマントに被さってる形で、↓の赤い⚪︎がちょこっと見えてる手のイメージでした
>>17
遅ればせながらお誕生日おめでとうございます!こんなおめでたい日でも横浜は碌でもないことが起きてるんだなぁ…
ルゥはカア様の会議だっていうのに一体どこへ飛び出してったんだか…話を先に聞いて独り合点して「あたしが全部倒してきますよ!」って先走ったのかな…そして頭を抱えるカア様がとてもイメージ通り
>>34
黒眼鏡も傷もピアスもめっちゃ治安悪い…胡散臭い…
これで子供好きで抱え込むような過去もあるのはちょっとギャップ萌え成分が強すぎやしませんか?漢方並みの栄養価では?【氏名】笹上十郎
【性別】男性
【年齢】38歳
【身長・体重】185cm・80kg(50kg)
【肌色】病的な白【髪色】黒【瞳色】青
【外見・容姿】長身で痩せぎす、神経質で不健康そうな雰囲気の男。前髪で片目が隠れている。
【属性】秩序・悪
【魔術系統】蟲性魔術[キーメックス]
【魔術属性】水
【魔術特性】変化・結合
【魔術回路】質:C 量:B 編成:一部人間のものではなくなっている
【所属】『企業』アイギス工場特技:人材の確保、帳簿の管理
好きなもの:美しいもの、整理整頓されたもの
嫌いなもの:何度も同じミスを繰り返す部下、資源の無駄遣い
【魔術・特殊技能・特性など】
蟲性魔術[キーメックス]
蟲の生態や身体的特徴に神秘を見出し人体にそれらを宿す獣性魔術の亜種とも言える魔術。
人体改造により十郎の身体は一部蟲のものへと変異している。
主な改造
・蜘蛛糸の分泌腺
・カマキリの鎌
・ノミの跳躍力
・複眼(髪で隠れている方の目)
【外見・容姿の詳細など】
夏でもゆったりした長袖長ズボン。これは前述の改造箇所を隠すためで服の下は割とガッツリ異形。手や顔といった露出している部分はきちんと人間のもの。
前髪の下は閉じた目と火傷跡。目を開くと昆虫由来の複眼がギョロリと飛び出してくる。【人物像】
陰気な雰囲気と慇懃な態度から周囲から舐められることが多く、本人もそのような扱いを良しとしている。しかし自分たちが造っているアイギスシリーズに対するプライドは高く気に障ることがあると烈火の如く怒り狂う感情の起伏が激しいタイプ。
工場の増改築及びアイギスシリーズの改良に余念が無く従業員にペコペコ頭を下げながらも無茶振りしてくるため嫌な顔をされる一方「あそこまで頼まれて断るのもなぁ」となんだかんだやるだけやってくれる程度には慕われているが時に私財を投じてまで強行する様にはドン引きされることもある。
また魔術師でもあり企業に楯突いた人間や人攫いから買った人間を蟲の苗床にして魔力を生み出し続ける魔力電池にする等の外道行為も平気で行う。
現場を見た部下は自分達は企業の人間で良かったと胸を撫で下ろしているが何度も同じミスを繰り返し工場に損害を出した者も電池にされていることを彼らは知らない。
台詞例
「皆さん、おはようございます。今日も一日事故無く、ミス無く、より良いものを」
「ええ、まあ。皆さんそう仰りますがそこをなんとか。何卒、何卒…」
「え、休日出勤?分かりました。従業員の方には私のポケットマネーから追加で給金を出しましょう」
「何故この工程を省いた…?何故!勝手な事をしたのかと聞いているっ!!」
「割り箸から戦車まで…だと?我々が造っているものは戦車以下だとでも言いたいのかぁぁッ!!」
「魔力電池がそろそろ寿命ですね。大規模な人間狩りは目立ちますから、今回は求人募集を出してみましょう。ええ、ノコノコやって来た人を“終身雇用”してあげるんですよ」
「『占い師』ですか…。いえ、放っておきましょう。私も彼女の予言に助けられたことがありますから、ね」
「おお怖い怖い。私はこの通り蚤の心臓なので退散させて頂きましょう」その正体は企業に潜む隠れアテナ信奉者。
機神アテナの真体を利用した工場の拡張や改良と銘打ってはせっせと真体の修復を行っている。
アテナの信奉者ではあるがアテナが大好きなもの[人間]に対しては特に思うところは無く、寧ろ機神再臨計画のためのリソースの一つとして必要とあらば狩るレベル。企業のことも真体修復に必要な環境とリソースを確保するため真面目に取り組んでいる。
崇拝するアテナ様から企業の人間として蛇蝎のごとく嫌われようとも女神のためにせっせと働いては定期的に見つかったら殺される命懸けの礼拝をしに中区へ向かう。
これらの裏の顔を知る人物は少なく、現在は工場となっている真体に付属していたメンテナンス用AIと礼拝中にカレン・アテナに近付きすぎて殺される未来を予知した『占い師』の2名だけである。
台詞例
「ああ、カレン・アテナ様…今日もまたお美しい……っ」
「アイギスの盾!この地を照らすもう一つの太陽!神の恩寵を受けながら未だ穢れに満ち満ちている横浜にアテナ神の威光をっ!」
「アイギスシリーズは恐れ多くも機神アテナの真体を利用して造っているのですよ?生半可な出来栄えで許されるとでも?」
「何故アイギスシリーズが黒色なのか?簒奪者にヒロイックなカラーリングは似合いませんよ」wikiの方に六郭連盟3人組を『六郭連盟(ユニオン・ニダベイユ)』として一括登録&横浜の方のページも見やすいよう自分にまつわるところを少し変更させていただきました
ただ各区域にある六郭連盟一族の代表作は横浜の方へは軽い概要だけにして詳細を各人の方に移そうかなとも…大体こういうのは勢いで書いてるせいで分離が難しい…
あといまだに3人とも未定な契約サーヴァントですが色々考えてギヨームはアリウムさん宅のブロッケンさんにしようかなとか
霧の性質が霧に囲まれたサマリテンヌと好相性そうなことや彼の面倒くさい精神と怪人行為に従ってくれそうなことが悪くないんじゃないかとか…そんなことを考えていました
>>43
見た目が怪しく人となりが怪しく本性も怪しい…最後まで不気味さたっぷり!ザ・狂信者って感じがたまりませんね
『占い師』なる存在が気になるところですがそんな人の警告も一蹴して今日も今日とて信奉を続けているところがすごい良い…ビジュや人物像も合わせてとても好きなタイプ…>>36
出来たてほやほやなので結束はまだ勢い任せかなぁという状態をイメージしてます。固いけど思わぬ方向からの力には脆いような
派閥争いとかは……どうでしょう。そもそも人数少ない組織を想定なので派閥が分かれるかどうか
ああでも外に攻勢に出たい派と自分たちの街を守りたい派で分かれてるとかはあるかも
……ふぅん?一体なにをするつもりなのやら……?なんか面白そうなのでおっけーですよ
ありがとうございます!まぁ誰かが笑ってるときに誰かは泣いてるでしょうから…
先走ったのはほぼ間違いないようなイメージでしたルゥちゃん
まぁあとはこの直後に動かすことになったとしても単独だから動かしやすいかなーと思ったところもあり
>>43
能力と肉体と人格がめっちゃ敵キャラ……えっ隠れ味方キャラなんです?ほんとぉ?
思っていた以上にアテナ神大好きすぎてちょっと引、いや中区まで来てるんですかこの人?思ったよりガチな信奉者ねぇ…
工場に関してはあやふや気味なんですね。まぁここはおいおい必要になったら詳細を詰めるという感じで
ところで占い師さんis誰…??>>44
こういう真面目というか腰の低い人が実はゴリゴリの宗教家っていうのもまたギャップ萌えでございますよぐへへ…。
「明日カレン・アテナに近付き過ぎて死ぬよ」と言われたから思ってるより気持ち手前で止まって事なきを得たみたいな感じですね。行かないという選択肢は無い。
>>45
ほんとほんと。ただアテナ神以外にとっても味方とは限らないだけで。
ガチ信奉者でなければカレン・アテナ様に嫌われてでも企業に入って真体修復をしようなんて思わないし信奉者なら信仰する対象を一目見ようとやって来るのは当たり前な訳です。ここまでやる狂信者っぷりに引くのは正しい反応かと。
そのうちお出ししたいキャラですねぇ。既存キャラではないけど既存キャラの関係者といいますか。
今言えるのはモザイク市でフラッと現れては「このままだと君は明日死ぬよ(意訳)」と告げる女の子です。>>28
>企業が独占しようとする菓子類を依頼で確保する
おお、いいですねそれ
いつもお手間をかけさせてしまい申し訳ない…。こちらとしては関われそうにないならスルーもやむなし程度に考えてただけになおの事
>>43
大胆不敵と言おうか、恐れ知らずと言いますか…
ある意味『狂信者』という言葉がこの上なく似合いそうだなと思いました
あと多分カレン・アテナ本神が知ったらすっごい嫌そうな顔してそう(小並感)
>>47
>悲劇寄りにマスターに傷を残す系
うちだと木蘭が当てはまりますね
そもそもが抑止力の守護者というアレなサーヴァントな上に本人の性格や実情もだいぶ悲劇(そっち)寄りなので迂闊に踏み込みすぎるとざっくり傷を残していくパターン
本人もそれを分かっているので上辺は優しく明るく振舞いつつも根っこの部分で距離を置いてはいるのですが、まあ聖杯戦争or大会に参加する&彼女を召喚できるマスターの素質を考えると…的な感じ
仮にも守護者を呼べるマスターの本質が善側に寄ってない道理はないのです>>27
その辺りはあまり考えたことないですね。
強いて言うなら桃夢が、ブレーキペダルに足届かないで焦ることがたまにあるぐらい?私も小野良真を獄卒オカン系養父で考えていたのですがね…フフ、見事にそこらへんも回収されちゃってらぁ…
>>45
ふぅむなるほどなるほど…相棒で言うところの伊丹憲一みたいな事件が起きた時探偵役に「お前らはお呼びじゃねーんだよ」って言って捜査妨害してくるキャラの想定なので署内の立場はちょっと要検討ですね
Requiem世界において鯖鱒のマンツーマン体制は強力であり日常的なものである以上一瞬でも連携が取れなくなるのは妨害やデバフの舞台装置として機能しやすいんじゃないかと…そういった次第です
ルゥはもしかすると話を半分まで聞いて「もしかしてあの時の…!?か、カア様に咎められる前に事態を収集させないと!」って思い当たる節(勘違い)によって駆け出したのかもしれない…とホワイトデー大作戦のネタを考えつつ…
>>47
マスター側が裏切ることになれば呪いが発動しちゃう道灌とか…?でも悲劇とはちょっと違うか
あとは狂化EXでマスターの制止も無視しちゃうような藤原泰衡とか、不平不満を代行するために無私を尽くす淡路廃帝とか、自己の強化のために殺人を起こすことになるジョン・ウィリアムズとか…そんな感じでしょうか
何も知らないマスターが召喚して本人の性質や来歴で初手曇るってケースなら他にもいますが展開で曇らせてきそうなのはここら辺かなぁ>>48
菓子競争なら他にもモブ市民やチンピラを参戦させられるので便利屋だけが目を付けられることはないという目論見もあり…
まぁ私は私で思いつきを吐き出してるだけなのでのーぷろぶれむでしてよ
召喚成功した時点でもう悲劇一歩目みたいなとこありますねぇムーランちゃん…
ところでキャラシ見てたらバサカ適性もあるっぽいんですが、これ召喚したときの変化ポイントってマスターを家族として見るとこだけですかね?
言語能力とか性格面とかには変化なし?
>>50
となると融通のきかない堅物、って感じになりますかね。上から言ってくるなら中区住民の古株とかになるのかなぁ
実際強力だと思います。現代感覚だとスマホの電波遮断くらいには不便さを強制させられるんじゃないかと思う一方で、扱いミスったらやばいお邪魔虫になりそうだなとも。本当に立場とキャラ次第ですね
ルゥちゃんなにをしたんだ…またカア様の知らないところで一体何を………なんでもしてちょうだい!なにをするかみたいわ!
なるほどなるほど……一般的感性を持ってると悲劇に近づいちゃう人たちだぁ
やりたいことに近いのは淡路廃帝orジョン・ウィリアムズになる…かなぁ
ジョンさんが自己強化のために殺人を起こすのは「プロパガンダ」と「藪の中」のコンボ技のことですかね?個人的なキリもありますし、そろそろ伏神リレーの方を開催中から凍結、打ち切り枠に移行しようかなと思います。イコマさんも最近顔見せないですし、東鬨関連も止まってるので……。
あと自分の認識だと、伊草の次手番は京極さんで、ぺレスの次手番は山星さんなんですが、その意識でOKなんですかね?
>>36
>白い甲殻みたいなのが海藻みたいなマントに被さってる形で、↓の赤い⚪︎がちょこっと見えてる手のイメージでした
あーなるほど!白い甲殻、自分はガントレット(装甲手袋)だと思ってたんですが、納言さんとしてはエポレット(軍服とかになる肩の飾り)だったんですね。
となると大分海藻マント着崩してるなデイヴィくん
>召喚したマスター全員郁紀化待ったなし
一応相性もあるんで、召喚マスター総員そうなる訳ではない想定。あとついでに見た目の偽装と精神汚染は別判定。(なので海棲魔人を可愛がったり、ほんわかショタにぶっきらぼうだったり、海棲魔人と対等コミュニケーションとる場合もある)
例えばウチの子だとクッチーとヴィクトルは汚染も偽装も無効。ペレス拝読させていただきました
ランサーとアサシンのバトルの最中にバーサーカーが茶々を入れる感じの三つ巴になりそうだ…という旨のお話は確かに以前させていただきはしたのですが
なんというか今回の話を見ると思ったよりもランサーとアサシンの対決に熱が入ってて茶々を入れる場面がないかもしれないなぁと思った所存です
最後の締めのシーンもアサシンがランサーに思いっきりぶちかましたシーンですしここで横面を殴りつけるのはなんだか物語的にも収まりが悪いなぁ…と思っていたりします
それとは別に以下の続きを超久々に更新です
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%252FFalling%20Starヘイヘイヘーイ!やっはおー傍観者共の諸君~^^それではそれじゃあ!?皆大好き、刹那ちゃんの振り返りコーナーだぜぃ!さてさて、前回はちょっと戸惑わせちゃったけど、フツーに説明したら誉ちゃんはボクとの同盟というかに関してはキッチリ同意してくれた!やったね!
そんな訳で同盟の内容を深める為に、そこら辺のカラオケに入ってお話中という感じでーす。因みに歌ってるのはキモカワ系嘘つきダブルクロスぬいちゃんなラニカくんです。あ、このダブルクロスというのは顔が狼とパンダのあいの子な点とか二つ以上の布で出来てるっぽいとか色々な意味があってだね……。いけない脱線脱線☆
「っつー感じでぇ、協力の話。詳しく詰めよっか誉ちゃん。ボク自身は聖杯への願望ナイっていうか正直無理じゃないカナ~って諦め半分面白全部ってノリだから、サーヴァント次第だけど願望成就の権利はあげちゃうよ。代わりに君にはお友達になって欲しいよねってのがコッチのお願いなんだけど、そこら辺は大丈夫って認識でOK?」>>60
ぶっちゃけ誉ちゃんグループの要望というか目指す形?みたいなのはもう知ってる(直接言われたり聞いた訳ではない)ので、あくまで確認というか情報共有できてるよ!っていう伝達の意味合いが大きい。つまり結局は再確認の為という事だよ諸君!なので正直ここまでは見逃しても問題ない部分だったりするとはいえ?マジでそうされたらボクは悲しいのでちゃんと観ててヨネ!という感じでーす
「うん、それでいい。刹那、って言ったっけ。は、アタシの友人にはいなかったタイプだからな、中々に楽しそうだ。改めて、よろしくな!」
そういって彼女は掌を差し出してくれた。嬉しい!!
女の子二人で超☆握手。したんだけど、誉ちゃんはすぐ掌外しちゃった。なんでだろ?
「んが、一個問題があってなぁ~、ウチのバカ兄貴はアレで案外心配性な上に、警戒心も強いんだ。特にアタシの事になるとかなり過保護っつーか。だからまぁ同盟は組むにしても、行動自体は別々にした方がいいと思うんだよなー」
片手で頭を抱えながら提案する誉ちゃん。ふむふむ成程。まぁ確かにあのにーちゃんはどっかめんどくさそうな雰囲気あったし、身内の証言なら納得も出来るよね。
「うん解った。じゃあ連絡自体は取り合うけど、あとの動きは個々人で臨機応変にってノリでいこっか!ボクもそうだけど、誉ちゃんもまだサーヴァントの召喚、
してないでしょ?」
「あぁ。ん?なんで解っ……いや、マスター探し回ってるの把握してるんならそりゃそうか令呪は発現した訳だし、兄貴にバレないように、ギリギリまで召喚はせずにじっくり動きたくってさ」
そうだろうねぇ、誉ちゃん越しのイメージだと大分ピリピリしてる感じしたから、コソコソ動く事には賛成だ。だから問題はサーヴァントの方だなぁ。誉ちゃんは真面目そうだから悪い英霊を召喚するって事態にはならなさそうだけど、ボクの方は触媒ナシな上に召喚者である自分自身もチャランポランなひとでなしだからどうなるか分からない!……ま、なんとかなるだろうし、なんとかするけどさ☆
◆◆◆>>61
「ナァ、オーサマ。これ旨ェナ。初メテ食ッタケド、ナンテ料理ナンダ?じゅーしーダシ、食イデガアッテおれハ好キダ」
「こりゃあ……焼うどんかね?いや、にしちゃあ麺の太さが細いの。味付けも違うし、このトロッとしたのがよー解らん」
「そっちの肉料理はコルドンブルー。チーズとハムの鶏肉包み揚げで、アベンジャーの方はカルボナーラだな。イタリアの麺料理だ。しかし……宣言通りよく食べるな……貴殿らは」
少々呆れたように呟くヴィクトル・デュランベルジェ。だがそんな彼自身の前にも、Lサイズのピザ、250gのステーキ、オマール海老のビスクに生ハムとチーズのサラダなどかなりの量のメニューが並んでいた。
「まぁ気にするな、『他人を満たす』というのも王(オレ)の度量だ。好きなだけ飲み食いするんだな」
気前よくメニュー表をジジェとアヴェンジャーに渡すヴィクトル。この二人のマスターと一騎のサーヴァントは聖杯戦争という儀式の最中にあって、中々に穏やかなスタートを切れたと言えるのではないだろうか。
「……オイ、貴殿、ジジェ、と言ったか?カトラリーを使え!行儀が悪いぞ。いや、それ以前の問題か?兎も角!王(オレ)と行動を共にするのなら、礼儀は正すべきだ。それが敬意というモノだ」
しかし彼にとって我慢ならないのは暫定的な同盟相手であるジジェの無礼さである。地元のチビどもを思い出すような襤褸切れを纏った姿から多少懸念はあったが、まさか皿を鷲掴んで頭(というか口)を突っ込んで食べるなど、いくらなんでもマナー知らずにも程があると思うヴィクトルである
「あー悪ぃな、王様の旦那。龍坊はよぉ、生まれ育ちが微妙に……いや結構よろしくねぇんで、そこら辺の礼儀作法を教わる機会が無かったっちゅう話だからよぅ」
「だったら貴殿が教えればいいだろう、アヴェンジャー。どうやらアナタは主を尊重するタイプのサーヴァントのようだが、だったらまずはこのチビ助に生活のいろはを教育しておくべきだろうに。少なくとも王はこの聖杯戦争の間にそこら辺に指導を行うつもりは無いぞ。まぁ……時間があれば考えてやらんでもないが、まずは生存と勝利が優先だ」
少々イラついた様子を見せたヴィクトルを、アヴェンジャー・塵塚怪王が宥める。だがしかし、優雅かつ洗練された食事マナーで料理を口に運んでいく彼の機嫌は意外とすんなり回復し、目の前の料理に舌鼓を打った。>>62
「アン?今ナンテ言ッタンダヨ、オー様。じじぇハソーイウまなートカニハ縁ガネェ生活シテタカラな、食事ノ仕方ナンテ”喰エレバ良イ”ッテグライシカ分カンネーンダ。ワリィな」
そんな二人の問答もどこ吹く風といった様子で、ジジェは食事を続けていた。口の周りと言わず、おでこやほっぺたにまで肉の油やチーズの汚れが纏わりついている。初めて食べるチーズ入りの肉料理がおいしかったのか、「オカワリ!」と叫んだ際には肉の欠片に唾?も飛ぶなど、まったくもって乱雑すぎる食事風景だ。その後も彼はフォアグラステーキ、鴨のコンフィ、牛肉タルタルステーキにイノシシ肉の赤ワイン煮込みなど、肉料理をガツガツ食べて行った。
「…………………………………ス────ッ。貴殿は、全く……ッ!──────まぁいい。食事も済んだ、まずは情報共有及び今後の方針に関する相談だな」
「ナ~、ナンデオー様ハいらツイテルンダヨ?あゔぇんじゃーハ解ルカ?」
「あー、龍坊。おめぇさんの喰い方が汚かったんでご立腹って感じさねぇ。環境的にしょうがねぇトコはあったかもだが」
「王(オレ)の品位まで疑われた可能性があるだろう。指導を行うつもりは無い、と言ったが方針変更だ。貴殿らの拠点、はあるか?あるのだな。ではそこを王も拠点にしつつ……ジジェ。貴殿に礼節と魔術的な常識を叩き込んでやる。貴殿がこの聖杯戦争が終わった後、どうやって生きていくつもりかはまだ知らんが、今後の為にはなるだろう。覚悟しておけ!」
「エェ~、メンドくせーヨ……」
会計を済ませ、レストランから出た後の方針を決定したヴィクトルである。先ほどまではあくまで一時的な協力関係のみのつもりであるなどと言っておきながら、結局は世話を焼こうとしてしまう王様なのだった。
「あぁ、儂らのねぐら?は潰れた元高級旅館……、あーほてる?だぁな。だからおめぇさんも拠点にしたいってぇなら所謂野宿って事になっちまうが、構わねぇかい?王様だっつうぅんならキツいかもしれねぇが、大丈夫かぃ?」
「ソーダゾ、じじぇハ汚ネーノ気ニナンネーケド、オー様ハ大変ダッタリスンジャネェカ?」
「ハッ、舐めるなよ?王(オレ)を誰だと思っている?王(おう)は万能だ。当然、廃屋暮らしも出来る。さぁそのホテルとやらに案内して貰おうか」>>63
私の指が、愛用特注ベースの弦をなぞる。
「~♪」
ジャンッ!っとぉ。演奏終了、いやぁ我ながらいい感じの結果でした事。なんて思っていたら、なんだかんだ集まっていた周囲の聴衆様共から結構な拍手が飛んできた。仕事の延長線上にある趣味ってのがオレの楽器演奏な訳だが、こうやって褒められるとやっぱ嬉しいですわねぇ……。
しかしなんだぁ、今回の聖杯戦争ってのは考えるべき事が多いですわね。いや、オレは聖杯戦争への参加ってのは初めてなんだが。一応ハルカの伝手で神秘の隠匿は強固だし(オレの演奏催眠による洗脳は当然、日本にも似たような洗脳、というか暗示を仕組めるヤツがいるらしい)、監督役であるアオイの野郎もお強いですから、ルール違反とかしたお方にはキッチリ制裁というかは与えて下さるでしょうが、ソレでも戦争という巨大儀式は複雑な消費だし、面倒といえば面倒である。というかハルカも意固地だよなぁ、ご両親を事故死させまった事を気にし過ぎだっつーの。小母様は勿論、小父様もハルカを愛して許してるみてぇな事は仰ってたって話だし、10年以上も後悔してるのは流石に引き摺りすぎである。
「ま、そうは言っても家族の事だしなぁ、オレが口を出し過ぎるのも良くありませんよねぇ」
ベースのケース内へと聴衆の方々が入れてくれたおひねりを回収し、一礼した後に歩きだす。目的地は……まだ決めてない。流石に聖杯戦争での拠点をハルカん家にする訳にゃいけないですし……癒着がバレる上に、好きな殿方との同居はちょっと動揺し過ぎちゃいそうです。
いい加減、婚約破棄を解消して欲しいですのに……、オレ自体、そもそも人の姿をしたドラゴンに変貌し掛けてるのです。ぶっちゃけ自分がイカレ野郎だーって思い詰めなくてもいいのでは?
とかは思ってるのですけれど。しかしまぁさっき味わった感じ、今回の聖杯戦争はハルカがそこら辺の葛藤にケリつける為に開催されてる節があるようですから、とりあえずは静観しつつ、ヴィクトル様との決着をしっかりやってというのがオレの基本方針になりそうですわね
「やっぱり贔屓にしてる伏神旅館いくかねー」
一応自分はあそこのVIP枠というか出資者というかだし、一応部屋は取れる筈である。なぁんて事を思案しつつ、次の演奏場所へと向かいましょう。>>64
「とか思ってたけど、奇遇じゃん、ホマレ。まさかこんなトコで、というのも変ですが。住んでる訳だし」
「ですねー、お久しぶりです。ポルカさんは、アレですか。兄貴の協力というか、聖杯戦争関連の手続きとか、ですよね、多分。もしかして、マスターもやる予定だったり?」
次なる演奏場所を探して歩いているとハルカの妹にして自分の友人、朽崎誉に遭遇した。相変わらず凛々しいキャラで可愛らしい。
「そうよー。ほら、令呪。ハルカさんに頼まれてた聖杯の調整は終わってて、今は神秘隠匿の為に色々暗躍、みてぇな?感じですわ」
彼女の問いに、舌を見せながら答える。しかし改めてベロに令呪が、って結構珍しいですわよねぇ。これについては恐らく朽崎一族の聖杯が尋常な構成をしていないからでしょうけれど、……って、ん?
「あら、ホマレ?おねぇちゃんは心配だぜ?貴女もマスターとして参加するつもりなのかよ」
味蕾に感じる熱々チーズ味。味わっていくとどうやら聖杯戦争に対する期待のようである。兄の行動に関して私と同じく心配事があるのを解消できそう、といったような味わいだ。同時に感じるのは……葡萄酒の風味、かしら。何かか誰かに対して不安感も抱いてるようだ。、あ。こっちに関しては深入りすると警戒されちゃいそうだし、ほっといてやりましょうかね。
「あ、バレちゃった。ええ、一応アタシにも令呪が発現したので……。兄貴がまた変な事しないように、参加して万が一が起こったら止めなきゃ、って」
おずおず、とどこか様子を伺うような返事だった。恐らく、あの心配性なハルカに告げ口されたら堪らない、といった風な考えだろう。ただまぁ、オレとしてもハルカに介入できるカードは多い方がいいと考えているから、チクったりはするつもりはありません。>>65
「ええ、大丈夫だぜ、ホマレ。ハルカが心配だってトコじゃ、オレと貴女は味方同士、ですからね?私はハルカの同盟相手として後ろから。貴女は隠れた敵対者として前から。そうやって、ハルカがやらかしたらブレーキをかけられるようにしちまいましょう?」
「はい!よろしくお願いします!いや、ポルねぇには『危険な事するなー』って怒られるかもと思ったから、一安心だ」
ま、よろしくな。そういって、私はホマレと握手を交わす。しかしアレですわね、ハルカ。大分不憫というかだよなぁ、ここら辺。オレもある種の裏切りはしてるし、妹からも警戒というかされてるし。
つっても、アイツの最終目的を推察する為に味わった結果がサルミアッキみてーなゲロマズ味でしたし、どうしたって許容できないろくでもない結果を残そうとしてるのが解りやすかったですから、仕方ないというか、残念ながら当然、というべきか……。
(しかし大分忙しくなりそうだぜ、聖杯戦争中の暫くはよ。儀式終わったらハルカを誘って、強制無理矢理デートでもしちゃおうかしら?)>>66
ボクは扉のノブに手をかける。そして満面笑顔の用意を確認したら、それをキープでババンとオープン!
「こっんにっちわー!!!どうもヨロシク初めましてー!ぷりちぃキュートな妖精さん、人呼んで『ごきげん悪夢の狂乱事件日記』、刹那・ガルドロットとはボクの事でーす!いやね、実は今日伺ったのは他でもないこの街の諸々に関する情報とかを得る為とか神父さんに挨拶をとか色々考えた結果なんだけど本日はこの伏神教会のオーナーさん、じゃなかった神父さんはいらっしゃいますかー!?」
その通り、聖杯戦争に参加するので、監督役であろう神父さんに「どもども」するのは礼儀としては、ね?大事だよね?みたいな。
とか思いながら歩を進めると、あぁ居た居た。内陣の下というか、主祭壇に肘をかけて座っている男性、かにゃ?仏頂面で少々荒んだ雰囲気をした人物(つってもカソックだか修道服なのかよく解んないファッションだからパーフェクト判断は出来ない。普通ならね!!)
を確認できた。んーでもなんか機嫌悪そう……?
「アン?」
ギロ/リ、とでも言うべきか、かなり狂暴というか不機嫌な眼をボクの方に向けてきた。見た目を眺めて品定め、というよりはもう睨みつけて視線で射/殺/そうとでもしているかみたいな雰囲気。
「あぁ、あー。そういう感じか?まぁいい、とりあえず訪問目的をもうちょい明確に話せ」
うん、とりあえずは多少印象が柔らかくしてくれました!ちょっと一安心だね。つーか成程、忙しいのと面倒なのが嫌い、と……。
「うんうんそうそう!ボクの名前は刹那・ガルドロット!此度はこの街の聖杯戦争への参加をする事になったっぽいので挨拶に来たんだ!ヨロシク仲良くお願いしまーす」
ペコリと一礼。どうもどうやらこの人は、結構キレやすいそうなので、あんまりいつものボクを出したら怒られちゃうかなぁ、って心配である。故に意識して短めモードで会話するのさ!
「成程、OKだ。令呪は……、あぁ、目元のソレか。把握した。んじゃ簡易的だが、この街での聖杯戦争内のルールを説明するが、構わねぇか?はぁ……面倒だ」
うーんこの怠け者っぽさ。個人的にはこういうダウナー不良さん?的なのは割と好みではある。可愛らしいからね!でも言ったらボコられそうなのでお口にチャック!礼拝堂の椅子に座って、ニコニコしながら大人しく聞いてよーっと。>>67
「んじゃ規則の通達だ。いっぺんしか言わねぇから、即座に覚えろよ?いいな?『聞き逃しちゃった』とか言われても繰り返したりはしねぇからな。もし忘れたら電話なりで他の教会関係者に聞け」
頬杖を突きながら、手元にあるペラペラの本?みたいなのを開く彼。あ、そういや自己紹介受けてないじゃん、獅堂蒼クンから。いやいや、今は先に聖杯戦争のルール解説を聞かないとネ!規律を破って罰則喰らうのも詰まんないし
「んじゃいくぞ」
そう言いながら彼の提示した規約の内訳はこんな感じ。
・神秘の隠匿について:とりあえずド派手にやらず、可能な限り処置してくれば大丈夫、との事。土地の条件がいいらしい。へぇ、鳳蝶さんって巫女さんがいるのか。エッチな恰好だ……。
・危害を加えると即死アウトな人種について:未成年には手を出すな。特に女学生は原則禁止。ふぅん、大事にされてるねぇ、誉ちゃん。なんだか少し嫉妬しちゃう、ゼ!
以上である。後はノーマル聖杯戦争とおんなじ認識で問題ないんだって!うんうん、了解了解!
「メモ、取らないんだな。記憶力がいいのか?いや、この程度なら覚えられる数量か、どうでもいいが」
本当になんとなく、といった雰囲気で確認を取ってくる獅堂クン。ま、そんなトコだよ~。忘れたら皆に確認すればいいしね!
「ま、そんなトコだよ~?それにボクにはアドバイザー結構いるしね、忘れてもなんとかなるなる!!」
「……あっそ。まぁそこら辺はどうでもいい。僕が言いたいのは、『兎にも角にもコッチに迷惑掛けんな』って事だ、忘れんなよ?」
額を指でコンコンと叩きながら、逆の指でボクを指さしてくる。んー、それは保証できないかなぁ、ボクって割とテンションファイターというか、好き勝手しちゃうタイプだしぃ~(笑)
「OKOK!出来る限り善処するよ!」
「……期待する」
うーんこの信頼&信用されてない感。しかっかしこの人は多分ボクの事『見て』くれなさそうだし、優先順位は低めかなぁ。
さぁて、待っててねボクのサーヴァント!!>>68
某所。誰かと誰かが話をしている。
「貴方は、ソレでいいんですか?本当に?私としては、正直呆れています。正直、怒りだしたい気分です。というか、貴方を膝詰めで説教したくなってきました」
相手の怒気もなんのその、1人の誰かは言葉を続ける。
「何言ってんの?この件に関しちゃ、僕はずぅっとそうしたかった。つーか、その為に今まで努力してきたと言っていい訳だ」
その言葉を聞いて、もう一人は気色ばむ。
「それでも、私は協力できません。可能なのは別のサポートぐらいですし、そもそも仮に私が聖杯戦争に参加できたとして、私が貴方を止めるだろうとは思わないんですか?」
「思わない。そりゃあ僕と貴方は、手段も方針も一致してないけど、ことコレに至っては”結果”がお互いの理想と合致してるし」
「何を……言ってるのですか?」
「だってホラ、僕の願いが叶うとさ?──が───えて、世界が─────、ってなるじゃない?ほぅら、ハッピーエンド!あの子も貴方も、どいつもコイツも、みぃんな救われる、全方ヨシの大団円だ」
その言葉を聞いた誰かは歯をギリリと噛み締めた。
「貴方は!なんでそうなんですか!?あの子の苦悩は、思いは、悲しみは、貴方にはなんで届かないんですか?理解していると思っているのは私だけですか?」
「”届かない?”……あぁ、違う違う。──────無視してるんだ」
「…………──────ッ!!」
パァンッ!!!掌が肉を叩く、破裂音が響き渡った。
「痛いじゃん。……ビンタされるのは初めてだ」
意外そうに呟く誰か。しかしその痛みもどこ吹く風、誰かはしゃべり続ける。
「ま、どうせ貴方は協力してくれるよ。僕は救いようがないし、救われる資格は持ってない上にコレは真っ当な準備でもない。──────だから、僕を助けてくれるよね、……鳳蝶おねえちゃん?」以上です。とりあえず聖杯戦争に関連する傾向のあるキャラは全員登場させられたかな?とか思います。
ここまでが実質的なプロローグというか、fakeでいう余章とかそういう感じです
そろそろ本格的に聖杯戦争が始まるよー、みたいな想定。という訳で次回『クリック?クラック!』お楽しみに!出来るだけ早く書き上げたいけど、どうなるか……。
感想とか、お待ちしております>>74
そ、そんな!手加減してあげてくだしあ……(ヒャッホウ〜!!楽しみだぜ~!!!)『企業』上司ポジのキャラができたのでぽんぽんと投下していきますぜい
【氏名】ミカロス・オプティエーク・シュタイナー
【性別】男性
【年齢】32
【出身】イギリス
【身長・体重】174cm・61kg
【肌色】オフホワイト【髪色】スカイブルー【瞳色】エメラルドグリーン
【外見・容姿】華奢で手足がスラッとした美人さん。金メッシュ入りの髪を伸ばしているのもあってよく性別を間違えられるが自認込みでしっかり男性。
【令呪の位置】左手の薬指
【属性】混沌・善
【好きなもの】欲しいと思ったものぜんぶ、頼りになるけど自分を頼らない人
【嫌いなもの】自分に対して愛情深い人、寝不足と寝不足にまつわるデバフぜんぶ
【魔術属性】水
【魔術回路】質:E 量:E 編成:正常
【起源】浮葉
【所属】『企業』:本部長>>79
魔術・特殊技能・特性など
『直感』
ふとした瞬間に自身にとって最良の選択をなんとなく感じ取る能力。
任意で発動することはなく、また本人の言も"なんとなく感じる"という曖昧さであり能力と呼べるかどうかすら疑わしい。さらに言えばなんらかの神秘に由来する可能性も低い。
しかし彼がそのような能力をもっていなければ説明がつかない行動を何度も取ってきたことは事実である。
なんとなく通勤路を変えれば脱線事故を回避し、なんとなく無理をすれば行き詰った仕事が上手くいき、なんとなく寄り道をすれば生家の火事に巻き込まれず、家族と運命を共にせずに済んだ。
幸運か星の巡りか……されども研究職のように原因や原理を突き詰めるシュミはないので、やはり"なんとなく"そのままにしている。
来歴
戦前、14年前の彼は不透明な将来を決めかねるただの学生だった。
持ち前の直感でなんとなく生きてきた彼は、世界を巻き込む大戦が起きた時もなんとなく生き残った。
両親とひとりの兄と死別したのをきっかけに祖国を発ち、あれよあれよという間に戦後の世界にいち早く順応。英霊や《聖杯》も自然に受け入れたばかりか積極的に活用することでいくつもの益を得た。『企業』の上位ポストたる本部長へ就いたのもそのうちのひとつ。
魔術の才こそ無かったものの神秘にあふれた新世界をなんとなく肯定して楽しむように過ごしている。
『企業』における役職名を総合事業調定管理本部長───長ったらしいので本部長とだけ呼ばせている───は、大雑把に言って全体のまとめ役を担当する。人事、経理、営業、企画その他もろもろ。一般的な企業らしい業務のほぼすべてを行う。業務内容に侵略活動が足される営業のみ少々特殊。
企画や人事ではなかなか自由に振るまいながら自ら前へ出ることも多いため『企業』の顔役のひとりとして周知されている。>>80
人物像
愛嬌と軽薄と魔性がないまぜの「へにゃん」とした笑顔を浮かべる美人さん。『企業』の本部長として陰謀(あそび)をこねくり回す日々を過ごしている。
主な行動指針は直感と遊び心の二つ。傍目には根拠の不透明な直感も気まぐれな遊び心の区別がつかないためたいそうな自由人に見えることも。
自然体で他者の長所を見つけてよく褒める反面、自己評価は低め。しかしそれも卑屈に構えることなく受け入れているため外からそうとはわかりにくい。
誰にでも愛想良く、誰とでも距離が近く、誰であっても最後の一線を超えさせない。近いのか遠いのかよくわからなくなる八方美人であるが裏表を感じさせないためか不思議と受け入れられている。
というのもミカロスは人に頼るのが上手い。甘え上手と言ってもいいだろう。自身の能力の低さを逆手にとって不足分を補う形に"手伝って"もらうことで仕事をこなしつつ人との距離を詰めるのだ。事前事後の態度と気遣いにも抜かりはないため「しょーがねーな今回だけだぞ」と納得させるのが異様に上手い。
なおミカロスが高く評価している人間ほど仕事を手伝ってもらう頻度と無茶振り度が上がっていく。ちなみに評価項目は能力の高さ以上に、どれだけ頼みを断らないかが重視される。
サーヴァントへの態度は極めて良好。戦後の世界に現れた良き隣人として受け入れているため扱いは生きた人間と何一つ変わらない。
味方であれば弱みを隠さずに「てつだって~」と甘えて頼る。敵であれば「邪魔だなぁ」と事業の障害として処理する。搾取されるだけの弱者には同情しつつも「そういうこともあるよね」と利益に変える。
なべて揃えてひとしく変わらず。不遜も不敬も抱かず神にも悪魔にもフラットな姿勢で近づいては笑いかける。
老若男女と古今東西の八方に、彼は美人とされている。>>81
【一人称】僕【二人称】君、○○ちゃん、○○君、○○さん【三人称】彼、彼女
台詞例
「ありがと~助かるよ~! 僕ひとりじゃいつまでもかかっちゃいそうだったからさぁ、いやぁ君がいてくれてよかったよ~」
「んー……んん~……ソレ、どっか危ない気がするなぁ。ちょっと貸してみて…………っと
あ、ほら、ここ見て、ここの留め具が折れてたよー。なんにも起きないうちに見つけられてよかったねぇ」
「寝不足はキライだなぁ。僕なんか目つきが悪くなって酷いんだよぉ~……なんにもしてないのにみんな怖がるようになっちゃうからねぇ」
「しんどいならささっと帰って休んじゃいなねー。仕事なら僕がやっとくからダイジョーブダイジョーブ。
こういう時くらい本部長としてがんばっとかないとみんなに愛想尽かされちゃうからさ。君はちゃんと休んで元気になって、ここぞってタイミングで僕を助けておくれ?」
「ああいうのがカワイソウなんだろうねぇ。ま、さっさと仕事しちゃおうよ。どんなに蜜の味がしたところで他人の不幸はすぐに忘れられちゃうもんだしさ」
「だーかーら、ちゃーんと男だって。そんなに気になっちゃうなら胸とか触って確かめたっていーんだぜ?」
「あ、ここの橋すぐに爆破したほうがよさそう。なんでかって? さあ? ともかく僕はここ吹っ飛ばせるだけの爆弾かサーヴァント連れてくるから、ちょっと見ててねー?」>>82
アスミ・シラコマに対して
「ウワサくらいなら何回か聞いたんだけど、まだ僕はお目にかかったことないんだよねぇ、幻のカフェ。
若すぎるくらいの看板娘ちゃんがいるとかも聞いたけど……ま、訳アリのカワイソウな子はどこにでもいるもんだよね」
ギンコに対して
「便利屋さん? たま~にお忍びで使わせてもらってるよ。南区で捜し物したいときとか、ねぇ。
ホラ、僕の顔じゃ目立ちすぎちゃうからさ、そこのところ名前通り便利に使わせてもらってるかなぁ」
黒野仁美に対して
「……なんとなくだけど、君、危ないね?」
ギヨーム・クビクラム=ル・ポンに対して
「『企業』としてはあんまり面白くないかなぁ。仕事のジャマになることは少ないけどね、
でも彼ら、例の女神の真体を持ってってるだろう? アレ、みーんな欲しがってるんだよねぇ。僕は遊園地のほうが好きだけど」>>72
>年齢的にも生前的も母親は名乗る
んー、あるかないかで言ったらアリ寄りのアリだったり…
忘れそうになりますが全盛期が抑止力契約した少女(出征時)の姿だったってだけで、当人は一度人生全うし終えた身ですので
まあここら辺の諸々に関してはどっちかというとギャグ的な側面が強いのであまり考えすぎずとも大丈夫です
>>85
ふわふわしてるようでいてどこか底知れない恐ろしさがあるお人だぁ…
とりあえず企業勢の中では(比較的)話が通じやすそうな所もポイント高いですね
ちなみにうちのキャラからの反応
ギンコ「あの人にはまあ、色々仕事回してもらったり融通利かせてもらったりで世話になってるっちゃなってるんよ。ただ――時々な、あの人の笑顔を見てるとふっと思うんよ。『この人が本気で怒ってもうたりしたら、どうなってしまうんやろ』ってね」
仁美「何だろう……。企業の人たちの中では話しやすい、けど……なんか、時々すっと背筋が寒くなるというか、正しそうになっちゃうんだよね」
レヴァオルタ「その反応は正常かと。どこぞの詩人野郎と同じで、ああいう一見人畜無害そうな輩程恐ろしい一面を秘めている可能性が高いものです」wikiのモザイク市《横浜》記事ですが、ギンコと仁美の記事を埋めました
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%82%AF%E5%B8%82%E3%80%8A%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E3%80%8B
ご確認よろしくお願いします・二、三百年前ぐらいに魔術師から魔術師の使用人的立ち位置魔術使いに転換した由緒正しき従者集団の若き長であるスチュワードなボーイ。品行方正で完璧
・グローリアンから支援金をもらったものの自分の才能の限界を悟り法政科に鞍替えした自由奔放なキャリアウーマン。魔弾は下手の極みだが銃の形をした礼装を扱うことにかけては一級品
・優秀だが天才ではなく努力はするがものぐさで作業が進まない課題や勉強、就活をギリギリになってやるタイプで“最高の結果ではないがまあ普通に良い結果”を出すタイプの現代魔術科の男子学生
・野紀プロダクションのメンズアイドルコンビのマネージャーを務める女子大学生。努力して、勉強して、就職して、いつか素敵な男性と結婚して幸せな家庭を築くのが夢。そのためにも普通に生きることに全力を尽くす
ここら辺の構想をぽやぽやと
>>77
そうですね、擬似神霊になっても魔力がある限りは大暴れできる感じになってます
とはいえこの魔力ドカ食いがマスター同士のタイマンにおいて本来勝ち目は0%と言えるほど圧倒的だったセナに対してセオリが付け込む隙を作っているのですが
どちらも本来この聖杯戦争における優勝候補の一級品、ということを前提に置いた上で剣陣営と槍陣営はサーヴァントで言えば剣陣営が、マスターで言えば槍陣営が全力という前提だと頭抜けています>>76
>あなたの意思表示の方が大事になるかと
あーそれがですね……ユーさんがぺレス最新話を投稿する前にエミュに関する相談って事で裏ぺで自分とちょっとした打ち合わせしてたじゃないですか
そん時もサタンが雷撃撃って〆だったんで、「この後ランサー陣営の対応とか入れるんですか?」って質問したんです。自分にサタンのエミュを確認して欲しい場面だけ記載したのかな、と思って
そしたらユーさんが「この後バーサーカー陣営にランサー陣営に対する考察シーンやって欲しい」
と仰ってたんですね。具体的にはランサーの防御性能とかマスターの居場所とか。
なので自分が山星さんの意見を受けていきなり続きを書くより、まずユーさんに確認と回答(狂の槍に関する推測を滅茶苦茶見たいのか、とか。自分が次の手番になると槍陣営打倒まで一気にいっちゃいそうな気もするけどそこら辺大丈夫か、など)を貰った方がいいかなぁ、と思いまして。
勿論、ユーさんが「狂へのバトン渡しに強い拘りないよー」なら自分すぐ書きます、ってつもりではありますそれはそうと、happy birthday Dear ME!
昨日と今日でwikiを少々編集いたしました。内容としては
・デイヴィ・ジョーンズのプロフィール最終版への改訂(若干の誤字脱字修正などアリ)
・刹那・ガルドロットのページ修正(異名の変更、魔眼の名称を”薄明の妖魔眼”に確定)
・メニュー及び完結SSページを編集(伏神聖杯戦争リレーをメニューから凍結SSへ移行)
・ルナティック最新話追加(既存最新エピソードに追記する形)
ルナティック最新話に関しては、最後の”僕”の台詞を割と大き目に修正(語感が悪かったので……)
【修正前】
「ま、どうせ貴方は協力してくれるよ。僕は救いようがないし、救われる資格は持ってない上にコレは真っ当な準備でもない。──────だから、僕を助けてくれるよね、……鳳蝶おねえちゃん?」
【修正後】
「ま、どうせ貴方は協力してくれるよ。僕は救いようがないし、救われたくもないけど、歪んでても救いにはなりたいんだ」
「だから、僕を助けてくれるよね。……鳳蝶おねえちゃん?」
って感じになります。
>>71
>どの陣営も着々と準備を整えてるこの感じ、聖杯戦争前夜って雰囲気
ええ、次の話では各キャラがサーヴァントを召喚するエピソードにしようかと!やっぱり同時に召喚シーンは入れたい。
>最後の方に出てきたキャラも気になる匂わせがあってよきです
まぁ『鳳蝶おねえちゃん?』に関してはほぼほぼ無意味に煽ってるだけなんですけどね!(自覚アリ)
コイツほんま………>>92
とても申し訳ないのですがそういう確認は表で話していただけますか?
その、裏でお二人の陣営間のエミュや設定面、どういう展開になるかの話をしていただく分には私は関与しないので存分にやっていただいて構いません
ですが次の手番をこちらに回したいねという話ならば別です
それは私に対して直接聞く話であってあなた方で完結させていい話ではありません
みんなが関係ない個々人の1対1の話をする意図で裏ペを運用するならば第三者に確認を取るべき内容が出たらそれはその第三者に直接聞くべきですよ
次の手番の件わかりました、ランサー陣営への考察シーンですね
あなた方に問題がないならば裏ペを閲覧させてもらってどういう風にユージーンさんがランサー陣営の考察をしてほしいかを直接確認してその旨に沿った内容を書かせていただきます>>96
トレノさん思ったよりやせいでびっくり…大丈夫なのかな…
どこぞの兎娘はザミエルさんの下あたりにいそう>>88
ギンコ達も必死で今を生き延びてる小市民()ですので…
警戒されるのは是非もないよネ!お久しぶりです。そしてペレスの手番について、非常に申し訳ありません。投稿した後この後の展開についての相談もこちらでするべきでした。
私としましてはランサーとアサシンがドンパチやってるのを観察してたバーサーカーが『ランサーがいる方向とは別の方向の雷も減衰している』『その先を見るとランサーのマスターがいた』『今まで問題なく防いでいたものも盾で受けるようになった』などの点からランサーの宝具の突破法を見抜いてアサシンとバーサーカーの同時攻撃&マスター狙いで防ぎきれず霊核を砕かれる。
みたいな流れをイメージしてます。
パラスちゃんは結構ナチュラルに自分をチャレンジャー側に置いてるから妙に硬い防御宝具を持った槍兵って自分を客観視出来てない感じなのでこの三つ巴戦でもバーサーカーが自分の弱点を探ってるとは思ってないんですね。
アテナ神との稽古の日々で一対一は結構なものでも多数での戦いはまだまだ抜けているというのがパラスちゃんの弱みです。
>>85
わーっ!フワッとして掴みどころがない美形の優男が癖に突き刺さるー。
直感。サーヴァントのスキルとしても結構強いやつ疑惑のあるものを人の身で持っているとはこれは厄介。え?原理を解明する気は無いんです?そんなー。
十郎「いえいえ…真面目なのは私個人の性分ですので。ですが…魔術師は本来研究者。一度凝りだすと止まらない者は多いと言えなくもないでしょう。
ところで本部長。木馬が盗まれたという話について、詳しく説明してください。私は今、冷静さを欠こうとしています…」>>96
ちょっと草レージュさんレージュさんいらっしゃいますか
ちょっとクリュサオルさんについて聞きたいことがあるのですが…ペレス狂陣営投稿しました
次の展開につきましてはまたお任せします
私の相談が必要そうなら私も相談します>>130
やっほいやっほい
お待ちしてまーす>>127
見た目クリュサオルってのがどういうのを想定してるのかが分かりませんが、馬だったり巨人だったり蛇のような怪物だったり人型だったり色々作れるって感じです。
スキル面は考えついたので置いておきますね。
刻血の影:A
黄金の輝きによって生じる影からバーサーカーを振るう者を生成する。
茫茫とした影は馬や巨人、蛇のような怪物、人型と千差万別。
ある程度のダメージを与えれば影を倒すことは出来るがバーサーカーへのダメージには繋がらず時間を置かずに再生成することが可能。
また、本質的には平面的存在であるため高低差を無視した戦闘行為をすることができるさ
黄金剣を振るう者:A
他者を強化する能力。
バーサーカーの場合は他者が自身を手に取った際に発動する。
それがマスターであった場合は疑似サーヴァントの領域にまで身体能力を強化する。
ただし、バーサーカーとの魔術的・精神的経路が繋がりバーサーカーの狂気が流れ込むことになり、バーサーカーの思考が混在するケースがある。
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。>>141
そうか、もうそろそろ何やってもいいエイプリル…
私も何かやろうかな…なんでもってことなら普段やらないIF展開とか…黄金剣クリュサオルできたー!
勢いでざかざかと投下していきマース「……黄金剣クリュサオルだ。問うが、貴様は勇者に至れる人間か?」
【CLASS】バーサーカー
【真名】クリュサオル
【性別】男性
【身長・体重】85cm・5.2kg 188cm・91kg(影の人型形態)
【肌色】黒(影に由来)【髪色】黒(影に由来)【瞳色】黒(影に由来)
【外見・容姿】黄金剣それそのもの。戦闘の邪魔にならない程度に誂えられた装飾品は、しかし戦闘を知らないがゆえの輝きを放っている。
【地域】ギリシャ
【年代】神代
【属性】混沌・剣
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:E~A++(持ち手により変動) 魔力:B 幸運:E 宝具: A>>144
【クラス別スキル】
狂化:A-
理性と引き換えに各種ステータスをランクアップさせる能力。
バーサーカーの場合は「剣が喋る」状況そのものが理性の喪失であると判定されるため会話は可能。ただし剣であるため発声機能はなく、念話でのみ会話ができる。
ただし、剣としての理性を失っているため喋れば喋るほどステータスとはまた別の切れ味や強度にマイナス補正がかけられる。このマイナス補正は喋った時間とまったく同じ時間分だけ、剣らしく黙っていることで元に戻る。
【固有スキル】
刻血の影:A
黄金の輝きによって生じる影からバーサーカーを振るう者を生成する。
茫茫とした影は馬や巨人、蛇のような怪物、人型と千差万別。
ある程度のダメージを与えれば影を倒すことは出来るがバーサーカーへのダメージには繋がらず時間を置かずに再生成することが可能。
また、本質的には平面的存在であるため高低差を無視した戦闘行為をすることができる。その本質から周囲の光源の有無によって出力にいくらかの幅が出る。>>145
黄金剣を振るう者:A
他者を強化する能力。
バーサーカーの場合は他者が自身を手に取った際に発動する。
それがマスターであった場合は疑似サーヴァントの領域にまで身体能力を強化する。
ただし、バーサーカーとの魔術的・精神的経路が繋がりバーサーカーの狂気ないし剣の理性が流れ込むことになり、バーサーカーの思考が混在するケースがある。
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
ただし、現在はクラス能力により狂化している為、能力を発揮できない。
天性の刀身:A
生まれながらに剣として完全な刀身を持つ。このスキルの所有者は、一時的に筋力のパラメーターをランクアップさせることが出来る。
環境変化による刀身の影響を受けず常に最高の状態が保たれる。どれほどの激戦を経てもバーサーカー本体の刀身は決して刃こぼれすることはないということだ。>>146
【宝具】
『終、神話にあらぬ黄金剣(クリューサーオール)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
バーサーカーそのものである刀身が放つ黄金の輝きを最大限の増幅して放つ致命の一撃。
輝きそのものを増幅させるため必然的に影を濃くし、スキル「刻血の影」の効果も最大限に引き上げる。
ただし、担い手が影ではなくマスターである場合はさらにひとつ追加の効果を得る。
本宝具は神話における戦果を持たない。そのためバーサーカーではなく黄金剣を握った担い手のそれまでの生涯から最大の戦果を参照して反映する。竜を殺していたならば竜殺しに、巨人を殺していたならば巨人殺しに、神を殺していたならば、神殺しに。その生き様に相応しい特効効果を付与する。
虫の一匹も殺さない生き方をしていれば刃引きの黄金剣となり、命を生かすための生き方をしていれば傷を殺.す黄金剣にでもなるだろう。その効果は担い手次第で千差万別となる。
【Weapon】
自身こそが最高の武器という自負があり、他の武器は不要とみなす。>>147
【解説】
ギリシャ神話において広く名を知られる魔獣、ゴルゴーンによって生み出された二体の神秘がいた。
ひとつは勇者を背に乗せいくつもの神話にその名を残した天馬ペガサス。
そしてもうひとつが、黄金剣をもって生まれたというクリュサオルである。
しかしクリュサオルはペガサスと違って広く知れ渡った神話というものを持たない。英雄として活躍した記録もなければ、怪物として討たれたという記述もない。
ゴルゴーンの子として生まれ、後に数多の怪物を生み出すエキドナの親となった。神話に語られるクリュサオルとは、たったそれだけの存在でしかない。……で、あるならば。
彼には、語られなかった物語があったということだろう。
ペガサスが勇者を背に乗せ羽ばたく"翼"であったのと同じように、クリュサオルもまた勇者の手の中で輝く"剣"であった。
黄金剣をもって生まれたという神話は一部だけ正しい。彼の本懐は剣そのものであり、そしていずれ相応しき担い手へと届ける生きた影でもあった。いずれ出会うであろう勇者の影として、あるいは相棒となることを望まれてクリュサオルは生まれた。何陰りない黄金の輝きとして。
しかし。嗚呼、しかし。ペガサスとの違いはただひとつ。その名前は神話に多くは残されていない。残せるだけの神話が、出会いがなかった。クリュサオルという名の黄金剣は、ただのひとりすら勇者と呼べる存在には出会えなかったのだ。
黄金剣を手に取る者はいただろう。しかしそれらは勇気あふれる英雄などではなかった。ただの賊徒に拾われたか、怪物にでも咥えられたか、いずれにせよ詩人たちが語り継ごうとしない───面白味のない話であったことだけは確かだ。
さて。
担い手のひとりすら出会えなかった黄金剣はそれでも英霊の座に名を刻まれた。
彼は、なぜかと問う。
剣は、ならばと想う。
どうであれ、なんであれ、こんどこそ、我に相応しい勇者に出会うのだと。>>148
【人物像】
卑屈でありながら不遜。普段は喋ることはないが、いざ喋りだせば随分ともったいをつけた、抑揚を強調した喋り方をしてくる。
黄金剣としての自負とプライドを持っていながら実績がまったく伴っていないため少々拗らせている部分がある。
生前は終ぞ勇者に出会えなかったのだから、英霊となった今出会うであろう勇者は最高の逸材を求めるべきだ。母の首を獲ったペルセウスは論外だが、我が子のそのまた子の多くを討ったヘラクレスも論外だが、それに並ぶだけの勇者……そう、アキレウスに匹敵する程度の勇気と力ある人間でなければならない。生前からかねて待ちわびた者だ、そんじょそこらの勇者モドキでは満足などできようはずがない。ああそのような勇者に出会うのだ。出会えなければおかしいに決まっている。
………という具合に、生前から出会いに恵まれなかったばかりに不憫なコンコルド効果のようなものが発生している。このせいでプライド高くも素直になれない、そのくせ簡単には担い手と認めようとしない面倒くさい黄金剣が出来上がった。
親にゴルゴーン、兄弟あるいは姉妹にペガサス、そして子にエキドナと家系図のひどく近い部分にギリシャ神話の有名どころが連なっているため少々肩身のせまい思いをしている。これに不憫な生前を合わせたものが彼の卑屈な心理構造の源泉。周囲との比較、そして自信の喪失が黄金剣の輝きをわずかに陰らせる。
行動方針は戦闘。
剣であるゆえに敵とみなしたものはすべて斬る。善悪、敵味方の区別は担い手に一存している。神に抗うことと弱者をいたぶることの区別を、剣はつけない。いずれにせよ剣自身が自らの意思で「これだけは斬れない」などとのたまうことはない。天地人の一切合切を斬り捨てることだけを剣の本懐とする。
聖杯にかける願いはない。召喚された時点で願いを叶えるための下地は整っているからだ。それでも願いを叶える瞬間がおとずれたのなら、彼はただ次の機会だけを願うだろう。>>149
【一人称】我 【二人称】貴様 【三人称】あれ、あいつ
【セリフ例】
「……黄金剣クリュサオルだ。問うが、貴様は勇者に至れる人間か?」
「そうだとも、我は剣だ。それ以上とも、以下ともしない。してはならない」
「斬ろう。斬ろう。斬ろう。歌うように、眠るように、語るように、ありったけを斬ろうともさ」
「……なんだ、その様は? 貴様よもやその程度の筋力で、この黄金剣を振るうつもりであったのか? おお、おお、無力とは、無味な笑いを呼ぶものだ」
「ペガサスは、弟のようなものだ。生まれは正しく伝わっていないだろうが、我は弟だと思っている」
「……ああ、ああ、これは痛い。そうだな。我の神話は、この身に相応しい輝きがないのだ」
「ならば下がっているがよかろう。木っ端相手の闘争など、我が影が振るえばどうとでもなる。貴様が震えるだけであろうとも、我が剣であることに変わりはないのだ」
「いいや? その程度で担い手として認められると思われては、なぁ? この黄金剣は安くはない。それに手にする勇者であるならば、ああ、人類史においても指折り、と呼べるだけの逸材を求めて然るべきだろう?」
【製作者】黒鹿ファンやっぱり皆さん年度末は忙しいのかな……自分もそうかもだけど。とか思いつつ生存報告レス
ぺレスの更新については確認しています
が、サタンが雷撃ブッパした後のランサーの対応とか「狂暗のW亜アタックで槍退場」もアサシン単体でどこまでやっていいのか、辺りについてユーさんに確認取ってからかなぁ、なんて考えております
なので諸々含めると暫くは積読を崩すなりして文章系のインプットをやってくべきか……なんて思ってたり。スレ自体は基本常に確認してますので、緊急の要件とかあればそれはちゃんと対応できるかと
以上クク、エイプリルフールネタをいくつか思いつきつつも一本にまとまらぬ…
お前はいつもそうだ…散発的なネタばかりだから季節イベに乗り切れぬのだぁ…
どうしましょ(迷走)>>112>>113
まるもちふわふわだけど顔の良さは失われておらずグッドなセンスのイラストでござる…!
天墜聖杯戦争の続き
前回はこちらから
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%252FFalling%20Star
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E7%A5%9E%E3%81%AE%E6%82%AA%E6%88%AF龍が吼える。優れた勇士であろうとも容易く消し飛ばされてしまうほどの大地の洗礼が降り注ぐ。回避はできない。防御だってできるはずない。しかしこれは絶対必中の異能などではない。ただ単純に息吹の規模が大きく、速すぎるだけ。それだけだった。
「だからどうした」
ランサーもまた単純な話。堅く、鋭く、疾い。その身は神狩りの槍そのものであり、女神の盾そのもの。神を宿し、神を殺.す。セイバーの放った息吹をその身一つで打ち砕き、そのまま竜体のうち、以前と同じように投槍で頭蓋の一つを貫いた。その槍で付けられた傷は神やその系譜に連なるものならば治り難い。
それでもなお、瞬く間に修復してみせるのは個体としての性能の違いなのだろう。神であり竜であるのだから当然だ。……これほどまでの神威を宿しながら、なおも人世の王で在らんことを誓えるというのはどういうことか。そも、彼の人生を考えるとそれでも民を思えるということそのものが恐ろしい。
「溺れず、狂わず。荒ぶることなく人を愛し守り育む王の器か。その身に過ぎたるものを宿しながらよくもまあそのように立っていられるな」
「……?(ぶんぶん!)」
「私もだと?いいや、それは違う。私の生き方に不都合など何一つなかった。私が選び、私が貫いた生き方だ。誰に舵を取らせたこともない。だからこそ、後悔も私だけのものなんだ」父テューデウスの復讐を4歳の時に誓い、15でテーバイを落とした時も。アルゴスの王として己の血に誇りを抱き、祖父の名誉がために戦った時も。そしてトロイア戦争において、祖父を殺したテルシテスへ己が誓いに殉じて誠実に接したときも。パラディオンを奪還する時も、愚かな小アイアスの処遇を決める時も、神々とこの槍で相対した時も。
ランサーは…ディオメーデスは、己が道に迷いを抱くことはなかった。ただ真っ直ぐに前を向いた。そんな彼女の道程で女神アテナに愛されたことで彼女が逃れた厄災はいくらでもある。ディオメーデスの人生における選択はお世辞にも利口で正しいものとは言えない。女神の加護で切り抜けたものだって少なくない。
けれど。ディオメーデスはきっと、自分に女神の加護がなくとも同じ選択をしただろう。己の心に従い、災いが待ち受けている選択肢を選び、生き抜く。後悔なんて何一つない。ない、のだけれども……
「ただ、一つだけ。私の王としての生き方には関係ないと思っていたところで、後悔を抱く選択をした。……結局は、その選択が回り回った末に私は王としての立場を追われ、異郷の地で都市を作ったが。そう考えると、私は戦士としては優秀であっても王としては優秀とは言えなかったのかもしれないな」
続きはこちらから
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%BE%A1%E6%AE%BF%E9%81%8A%E6%88%AF>>159
ついに決着…!最後の最後までどっちが勝つか読めませんでした
仲間の力を一点に集めて世界を救おうするだなんてセオリくんすっごい主人公しておられますよ…「世界をノベルゲー風に見てる人」という第一印象からよくぞここまで…
一方で先生としての意地を通したセナ先生も流石でした
この2人のどっちが真に勝者と言えるかは……後の若い連中次第ということですね!?年に一度のエイプリルフールだというのに何のアイデアも浮かんでこない…
というかこのスレに最後にレスしたのいつでしたっけ…
>>159
互いに護りたいものがある、互いに救いたい者がいる
それでも決して交われないが故のぶつかり合い…。両者とも最後の最後まで見事、としか言いようがない戦いぶりでした
そしてセイバーが可愛いよっしゃいよっしゃいエイプリル間に合ったー!
SS投下していきまーす!「…………ふげっ?」
なんの脈絡もなく目が覚めた。
意識の外から突然ばちんと繋げられた感覚がある。はて、さて、あれれ?
あれ、私、なにしてたんだっけ?
だんだんと焦点の合ってきた視界に意識を向ければ、明るい色合いの木目が見えてくる。これは学校の机だ。
……学校?
「ルナちゃんやっと起きたの?」
「……四方ちゃん?」
そう声をかけてきたのは友達の四方ちゃん……黒いセーラー服を着た真府 四方がちょっとぷりぷりした様子で私に詰め寄ってくる。
ちょうどよだれを垂らしてた私の袖も黒い。同じ制服を着ているんだろう。まわりを見れば、学校の教室には黄金色の夕日が差していた。こんな景色を私は知らない。
知らない景色に、知ってる人が、知らない制服でいっしょに存在してる。なんだこれ?
「…………」>>167
どこかの教室、とはわかるがこんな場所に見覚えはない。いつか本で見た海外のハイスクールにも見えるが、こんな場所は時計塔にも生家がある地底魔導市場にも存在していない。そもそも周囲の魔力が現実的に、薄い。
なら、ここは、どこだろう?
そもそも私は…………そんなことを考えながら無意識に前髪をいじる。
そうして前髪を見て、それがいつもよりも短い位置で夕日の光を受けたのを見て、私は気づいた。
「ああ、これ夢なんだ」
夢なら、そういうこともあるだろう。そう思うしかない。
これが実はすっごい大掛かりな幻術だったりしたらわくわくするけど……たぶん、それはなさそう。周囲のうっすらとした魔力の流れには善意も悪意も見えない。これは本当に、噓みたいな偶然の産物だろう。
どうせ一瞬後に覚めてしまうかもしれない夢だ。今だけ、楽しんじゃってもいいよね。
そうと決まればはりきって学生の『ルナ・アードゥル』をやっちゃおう。
さて、まわりにはヨモちゃん以外の学生の姿が見えない。これは……帰りのホームルームも終わってるっぽい?
「……私、いつからねちゃってた?」
「五時間目が始まってすぐ。ダグラス先生も『アードゥルはまたか』って怒ってたよ…」
「あちゃあ」
やってしまった。昔から寝坊しちゃうのがクセになってるみたいで、ついついやってしまう。>>168
「ちなみに…起こしてもらえたりとかは…?」
「ダグラス先生も、私も、起こそうとはしたからね?」
「ごめん! ほんとごめんね!」
パン、と手を合わせて平謝り。呼んでもゆすっても起きようとしなかったのに、それでもヨモちゃんはこうして待っててくれたのだ。
「やー、神様仏様ヨモ様だぁ………」
「もう……前はそんな寝坊すけさんじゃなかったよね?」
「いや本当は寝つきいいほうなんだよ私」
「えー? でも前はよく寝不足だったような……あれ? ちがったっけ?」
「ちがうって。それよりホラ、帰ろ帰ろ!」
「え? か、帰っちゃうの?」
「あぇ? 帰らないの?」
「だってルナちゃん、部活は?」
「ぶかつ」
そういうのもあるんだ。そりゃあるか。学生だもんね。
それはそれとしてヤバいぞこれは。私、何部に入ってるんだ? 魔術部? あるのかそんな部活?>>169
「? ルナちゃん?」
「えーっと、あー……」
くそぅ、なんで何も浮かんでこないんだ。融通きかないなぁこの夢!
ヨモちゃんに気付かれない程度にそ…っと窓際に近づき、横目でちらりと見る。
見下ろせる位置にあるグラウンドには今も部活中の学生たちが何人もいる。彼、彼女たちがヒントになるかもしれない。
ちょうどグラウンドを跳ねるように白兎みたいな子と黒猫みたいな子が走っているところだった。……アレ誰? 人体にはありえなくもかわいい耳が思いっきり見えてるけど誰も気にしないのかな。
「陸上部が気になるの?」
「んぇ!? そうとも……言うかも……ね?」
「でも陸上部の見学は昨日したような……」
「……見学?」
「う、うん、部活の見学、いっしょに回ってくれる、んだよ、ね……?」
少しためらいがちな様子を見せるヨモちゃん。……なるほど見学。部活の見学。あ、だから待っててくれてたと。なるほど。
なるほど。
「よし! じゃあいこう部活見学!」>>170
ヨモちゃんの手を取ってすたこらさっさと歩きだす。これ以上余計なことを言うとぼろがぼろぼろ出てきそうだ。せっかくの夢に無粋なことはしたくない。
「ちょ、ちょちょ、ルナちゃん!?」
「ほらほら最初はどこ行こっか!」
まるで見覚えのない校舎を既知であるかのような自然さで進む。
見えてきた曲がり階段も、何部があるかも知らないままなんとなく上へ向かった。
◇ ◇ ◇
そこから先はぽんぽんと活動中の部活へお邪魔していった。ヨモちゃんの手を引きながら次の教室の扉に手をかける。
「次! 科学部!」
「お、来たわね妹らしき後輩ども」「よーぅルナ! メレ坊は一緒じゃねーのカ?」
「ネズミの先輩にライドオンしてる小人がいる…」
「カランとカヴン先輩の夢のコラボだ!」
「夢…? 誰の…?」>>171
「よく来てくれた一年。ここ科学部では目下『生命の創造』を目標に活動してるぞ!」
「壮大すぎるような…?」
「アクアステラせんぱーい。この水っぽいモノなんですかー?」
「それは研究中のサンプルだ。───スライムのね」
「すらいむ? ぐじゅぐじゅしてるやつ?」
「それって実在してないんじゃ……?」
「まぁオイラたちみたいなのもいるしナー」「そうよそうよ、小人と喋るネズミを前になに言ってんのヨモ」
「そ、それもそうかも…?」
「まぁだからこそ作り甲斐があるんだ。それに、いずれ溶かしてほしいからね……フフ……」
「……」「……」
何を溶かすんですか?とは聞けなかった。将来のマッドサイエンティストの誕生は見なかったことにして教室を後にする。
◇ ◇ ◇
「次! 生徒会!」
「部活じゃない!? というかルナちゃん運動部のほうは行かないの?」
「そっち行ったらサーヴァントのみんなが来て収拾つかなくなったから」
「何の話?」
「夢の話!」>>172
「……あのねぇ、生徒会室は見世物ではないのだけれど」
トップのためにちょっと豪華な机で、どこかフワフワ浮いているような様子でそこにいるのは妖精女王(せいとかいちょう)のマヴだ。
「やっほマヴ会長! 遊びにきたよー」
「取ってつけたような会長呼びもやめなさい。……まったく、久々に来たかと思えば」
「ひさびさだからマヴに会いにきたんだって」
「いいけど。ルナってば案外シュミが悪いのね?」
「んー? どーゆーこと?」
「こんな夢の舞台でワタシに生徒会長役をやらせるなんて、って言ってるの。ずいぶん意地が悪いのね? それとも無意識なのかしら?」
すぅ、とした熱のない視線が向けられる。お見通し……ああ、いや、そっか視えちゃうんだもんね。
だったら悪いことしちゃったなぁ。
「……バレバレだった?」
「えぇ、妖精の眼ですもの。だから『久しぶり』とは言ってあげないわ」
「───そっか。じゃあ、もう行くね」
「そしうなさい。そこもお友達もずっと置いてけぼりにしちゃ悪いもの」
「え、い、いえ私は全然っ」>>173
「ごめんねヨモちゃん、こわーい金糸雀がいたら色々言われるかもだし、もう行こっか。というか今日はいないの?」
「副会長なら飼い主にお呼ばれしてるわ。あと5分か10分で帰ってくるんじゃない?」
「ヤベッ。よ、よし次いこ次!」
「る、ルナちゃん待ってー!」
「…………ふん、だ」
◇ ◇ ◇
「ハイ次! 美術部!」
「だから脱げと言っているだろォがローザ・ユスティングリィィィイイイ!」
キャンバスの前で絶叫してる銀髪の男子生徒がいらっしゃいました。もう引き返したい。
叫んでる男子生徒の前ではポーズを取ってる別の生徒。一目でわかるくらいの美人さんだった。性別の概念を軽く壊しちゃいそうな美しさがあるけど、制服を見る限りでは男子生徒みたい。
うん、つまりこの美術部は男子が男子に服を脱げと強要する部活らしい。
「ヨモちゃん、次いこう」
「判断早いよルナちゃん」>>174
「だって無理だよ。ここでヨモちゃんに脱がさせるわけにはいかない」
「エンデ先輩がああ言うのはローザさんくらいだから……たぶん大丈夫」
「大丈夫な気がぜんぜんしないよ。だってほらアレ」
指さす。そこには脱がせたい男子と脱ごうとしない男子が言い争っている。
「あなたはいつもそうねエンデ。評価が不当とは思わないけれど、剝き出しの美だけを良しとするなんてナンセンスではなくて?」
「美しいものを! もっとも美しい状態で! 美しくキャンバスに閉じ込めたいと思うことのなにがナンセンスだってんだァ!?」
「ずっとあんな感じでしょアレ」
「……あはは」
「あ"ー……悪ィな新入生。ああなったらしばらく2人の世界だ」
「あ、アスタム先輩だ」
「アレ、ほっといてもいいの?」
「あぁほっとけほっとけ。どうせすぐに……「なに他人事みたいに言ってんだシャフリィ! お前もこっちで脱ぐんだよォォ!!」……ってな具合だ。目付けられる前に退散しとけ」
「はーい」
「ありがとねーアスタム先輩!」
「いいからさっさと行け」>>175
しっしと追い払うような仕草。まったく、ぶっきらぼうなときほどやさしい人だ。
まだすこしおろおろしてるように見えるヨモちゃんの手を取って歩く。さて次は───……
…………
……
「……今の、ヨモ嬢にルナ嬢だったか?」
「他に何に見えるってんだよ」
「いや、そうだな。……ただ」
「なんだ?」
「あんな色ではなかったと思ってな」
◇ ◇ ◇
「次!オカルト部!」
「よくきた新入生の庶民生徒ども!」「おかしな言葉になっておりますよドラモンド先生」「カヴンがいないようだけど……なに? 科学部? 兼任してるの?」「あっ、ヨモさん……こっち空いてま、」「ハーーッ! アードゥルのやつはまだ部活見学などと悠長なことをしているのか! 相も変わらずノンキなことだ! その点で言えば僕は(ry」「ハイハイそこまでにしときねデセフィオ。隣にいるヨモにも悪いから」「あっ……ヒッ……あ、あぁ…………!」「そこの死にそうなムラト神父は息を吹き返してください。私の目の前で死にかけるなど許しません」「なぁアン、さすがに私達は場違いなんじゃ、」「いいんです。どうせ夢ですから」「ああまたこんな汚して……!どうして顧問ばかりが掃除しなきゃならんのだ……!」「しかして俺はァ! 今もここにいるクリストファー・OB・クライ! お邪魔してるぜ! お前のご主人様がきたが無視していいのかナイン野郎」「し、しかし。今はクラッフ様の工作技術が気になり……」「行ってきてもいいよ? 手は止めてあげられないけどね」「んー? 似てるけど吸血鬼さんとは違うのね。じゃあかーえろっと」「だ、だめです、ボクたちが幽霊部員はシャレになりませんから!」「そうそう、まだ帰るには早いよー? 幽霊もびっくりな怪談うさわ話があってね───…」>>178
こんなやり取りも私にとってはある意味最後だと思うと、さすがにさびしい。たまらなくなる。
でも、最後ならこのぐらいしてもいいよね?
「……え? わっ」
不意打ちでヨモちゃんの手を引っ張った。そのまま身体ごと胸の中に迎え入れてから背中に腕を回して逃げないようにする。
ハグそのものの形になってしまったけど、顔を見られないように話すにはこうするしかなかったからしょうがない。
「ルっ、ルナちゃん!? なっなな」
「ごめんね突然。でも、そのまま聞いてて?」
「へっ? う、うん? え??」
「"私"はヨモちゃんが思ってるよりも、四方ちゃんのことが大好きみたいだから、これからも仲良くしてね?」
「それは……もちろん。むしろ私のほうこそ、えっと」
「うん、よかった。じゃ、そゆことで」
それだけ言ってぱっと身体を離す。
まぁこれが夢なら今言ったこともあんまり意味ないけど……いいや、どうせ自己満足だし。私が納得できればそれでいい。
後ろを向いたまま少し顔を赤くしているヨモちゃん。びっくりさせちゃったろうなぁ。>>180
まわりの風景は普通の住宅街っぽいように見えるけど、ところどころがぼやぼやしている。いよいよ終わりが間近なのか、それともいい加減になってきたのは判断がつかない。
時間の感覚もテキトーになってきた感じがするけどメレクはまだ何も言わない。
怒ってるようには見えないけど2人きりなのを意識してるとか緊張しているってこともなさそう。なら……
「ねぇメレク、」
「僕は思い出作りをしに来たわけじゃありません」
足を止めて、被せるように彼はそう言う。
私は少しだけ進んで、振り向いた。
「僕は質問をしに来たのです。ひとつ、答えていただければそれで結構」
「ふぅん? なにを聞きたいのかな?」
「もし、ここが夢でないとしたら。もし、貴女がありのままの貴女を取り戻せるとしたら」
そっか、彼は答え合わせをしにきてくれたのか。面倒見がいいというかなんというか。そこまでしてくれなくてもいいだろうに。
ああいや単に私の無意識が悪いのかな。だとしたら、意識しすぎじゃないの?>>181
「ずっとこの夢にいるという選択肢を、選べるのだとしたら」
紫の眼には私の全身が映っている。そこにいるのは銀色の髪と赤い眼の吸血鬼じゃなくて、亜麻色の髪と緑の眼をした魔術師がいるだろう。
あの夜に心臓を一突きされずに吸血鬼にならなかった私が、いるんだろう。
「貴女は、どうしますか?」
「どうもしない。さっさと起きるよ」
「それはなぜ?」
「だってここには魔術がないから」
みんなはいる。友達とか先輩とか先生とか旅の道連れとか。大事なものはいくつもあるけど、ここには一番大事なものがない。
だから、いらない。"それ"さえあればここが夢でも嘘でもかじりついたけど、ないなら別だ。
吸血鬼であろうがなかろうがそれは変わらない。>>183
「まだ寝ぼけていますか。ここは鉱石科の教室ですよ」
「え、ウソ!?」
ばっ、と跳ねるように起きる。なんだなんだと顔を向けたヨモちゃんとカヴン先輩が見えた。まわりを見てもクラッフ先輩やダグラス先生と知った顔ばかり見える。どう見ても考古学科にある名無しの教室だ。
「えぇ、ウソですから」
「おいこらぁ!」
「珍しく寝坊された仕返しと思ってください。えぇ長らく待ったんですよ?」
「そ、れはごめんだけど」
「しかし本当によく眠っていたようですが、なにか、いい夢でも見ましたか?」
「んん? んー……」
夢と言われればなにかを見たような、それとも見てないような。もう少しで輪郭が掴めそうな何かは、しかしさらさらと砂のように消えていってうすれていく。その事実に、涙は流れないし胸が空いたような気持にもさせられない。
思い入れは一息に。一日限りの嘘だの夢だのは、そのようにして流れていくのだから。
「……忘れた!」
そのくらいものでも、いいのだろう。>>188
まじでっか!?(言ってみるもんだなぁ…)生存報告がてら。
ハッピーバースデートゥーミー、ハッピーバースデートゥーミー。
バレンタインリクの残り、今月中には完成させてぇ。(白目)>>190
おぉ、お誕生日おめでとうございま〜す!>>192
実は運動部と授業風景もあったので収拾本当についてませんでした
さらば第一回メンバー野球部…
科学部はモンスターパーティなイメージで書いててほっこりしておりました
いつの日かモンスターハウス的大事件を起こしてほしいやっとこさニケのマスターができたので貼っていきますぜい
「ぁぁぁああぁあ無理無理無理! こんなん絶対ムリだって! 死んじゃうってぇ!?」
【氏名】丸雲雀 カノン(あなばり かのん)
【性別】男性
【年齢】16
【出身】すでに消えた、どこかの都市
【身長・体重】167cm・54kg
【肌色】黄色人種【髪色】藍鉄【瞳色】黒
【外見・容姿】大きいとも小さいとも言いがたいノーマルな男の子。ろくに手入れしてない頭はぼさぼさツンツンしており、ホームレス生活のため大半の私服がぼろぼろ。
【令呪の位置】右手の甲
【属性】秩序・善
【好きなもの】自分と一緒にいてくれるみんな、飢えを満たせるもの全般、お酒に頼った現実逃避
【嫌いなもの】弱い自分、飢えと病、消えていくサーヴァント
【魔術系統】波動
【魔術属性】空
【魔術特性】理
【魔術回路】質:C 量:C++ 編成:正常
【起源】合縁奇縁
【所属】機神発射台下-警察署
【階位・称号・二つ名】『英霊殺し』>>195
魔術・特殊技能・特性など
『波動魔術』
戦後の新世界で生まれた、できたてホヤホヤの新興魔術。
世界すべてに広く知られることとなった神秘の概念を逆手に、改めて正しい形で認識された"魔力"そのものの信仰を下地にした魔術である。ゆえ、この魔術の発明者は当初の名称を『魔力魔術』としたが同行者の案により現在の形となった。
この波動魔術は同行者の手によってパッケージされたものが一般販売されている。各モザイク市の雑貨店や自販機で購入可能。誰でもカンタンに使える魔術として人気。
さて、本魔術は魔力を扱うことそのものを主としている。旧世界の魔術師にとって呼吸と変わらぬ基本動作を意識して行う……初歩にして下級の魔術と言えるだろう。
しかし新世界における常識の仲間入りを果たした"魔力を扱う"という動作の幅は指数関数的に増加し。また付随する信仰も、比例して増えた。その信仰が魔力という存在により豊かな自由を与えることとなる。波動魔術によって操作される魔力は、不定形の物質と現象を行き来する万能のエネルギーなのである。
もっとも特筆すべき現象は『魔力の物質化↔物質の魔力化』の両端であろう。術者の身体から離れた魔術を路傍の石ころに変じさせ、さらには路傍の石ころからすら魔力を徴収してみせる。これは天才的な魔力操作と狂気的な魔力理解を要するため、完全な形で実現できるのは今のところ本魔術の発明者のみである。ちなみにカノンが使った際の成功率は三割を切る。
またその特性から副次的に初歩的な魔術も扱えるようになる。強化や暗示、魔弾に変化といったものが使える。カノンが主に使用するのは青い光をまとった強化や魔弾など。>>196
『自己暗示:勇者』
丸雲雀カノン流最強無敵の必殺技。自らを理想的な"勇者"だと思い込むことでありとあらゆる困難を打ち砕く……ために、がんばれるようになる。黄金剣の影から与えられた勇者という理想の型に、さらに灰被りの姫から見出したド根性を注ぎ込むことで自らの殻を破るのだ。
ひとたび発動すれば体力を全回復(から元気)し、さらにメンタルも平常へ戻す(やせ我慢)うえ、一挙手一投足に迷いや恐怖心を無視して動けるまでになる(やけくそ)
言ってしまえばプラシーボ効果の産物でしかないのだが……病的な思い込みの強さがこれをひとつの必殺技として昇華させている。
礼装・装備など
『絡繰用工具』
妖術師を名乗る不審者に叩き込まれた機械・絡繰の工作技術を振るうための工具。スパナや鑿、針など。
この工具を用いてできることは一般的な設備や道具の修理。簡易的な魔術礼装の作成。廃材の再利用などなど。
腕前自体はそれほどでもなく三流以上二流未満といったところ。何かしらに特化しているわけでもないので総合評価は器用貧乏あたりに落ちつく。
来歴
物心つく前にかつての大戦に巻き込まれた。両親の顔はぼやけたままに生き別れ、故郷の姿は知らぬまま永遠に失われ、唯一親から授かった名前だけを抱えて、彼は難民として生きた。
モザイク市の成立に至るまでの黎明期を彼を泥をなめるようにして過ごす。時にドローン兵器から逃げ隠れ。時に賊徒と化した難民から逃げ隠れ。時に神秘と英霊の暴力から逃げ隠れ。ただただこわい思いをしながら逃げ生きて。
そのような生き方で親無し子が生き延びてこられたのは戦後に生まれた神秘と英霊の存在があったからである。丸雲雀カノンは、計六騎のサーヴァントと順繰りに、死に別れては新たに契約することで厳しい時代を生き抜いた。>>197
風を伴って万里を駆ける少女がいた。セイバーとして召喚された彼女は、真名をムーランと名乗った。
自分にとって初めてのサーヴァントだった彼女からは、乱世の逃げ方と家族愛を教わった。だから、初恋だとは言えなかった。
魔弾の名に添えられた悪魔がいた。アーチャーとして召喚された彼は、真名をザミエルと名乗った。
二度と召喚しないと思っていたサーヴァントは偶然の召喚陣に乗って現れた。彼からは、命に向けた引き金の引き方を教えてもらった。
灰を被って駆けあがるお姫さまがいた。ライダーとして召喚された彼女は、真名を灰被りのエラと名乗った。
もう一度立とうとする声に彼女は応えてくれた。何も齎さず、ただ鮮烈に燃える生き方に魅せられた。こんな風に生きてみたいと初めて憧れた。
妖術師を名乗るひねくれ者がいた。キャスターらしい彼もしくは彼女は、真名を果心居士と名乗った。
不思議なことに召喚した記憶のないサーヴァントだった。後にこの不審者を師と仰ぐようになって魔術の触れ方と絡繰工作の指南を受けた。
未解決殺人事件の犯人がいた。アサシンとして召喚された彼は、真名をジョン・ウィリアムズと名乗った。
彼がマスターを失ってさまよっていた所になんとなく出会った。しばしの時を友人にように過ごした後、彼は別れをもって英霊の業を教えてくれた。
振るう者のいない黄金剣がいた。バーサーカーとして召喚された剣は、真名をクリュサオルと名乗った。
捨て鉢だった。自棄になっていた。そんな声に引き寄せられたのはどこかズレた黄金剣だった。剣は、彼は、自分に『勇者』という目標を与えてくれた。>>198
六度の出会いとそして六度の別れを経た。六騎のサーヴァントを失いながらも生き残ったカノンは死神じみた英霊殺しと蔑まれて各地を転々と移ろうようになる。
そうしていくつものモザイク市を渡り歩いて、カノンは新たにモザイク市《横浜》へとたどり着いた。
女神アテナの加護があるという中区エリアにて少しでもマシな安住を求めてきて、けれども女神さまに直談判するような度胸はないので人のいない隅っこでホームレス生活を始める。
それが、七度目の出会いに繋がると知らないまま。
人物像
ビビリ、ヘタレ、でも勇者でありたい一般人。
六騎のサーヴァントと死に別れたという過去から自分のやることなすことに自信を無くしている。必要以上に怯えてしまうのも積み重なった失敗経験によって縮こまってしまうからだろう、彼の心中を占める恐怖心の大半が「もし、また」と頭に付くものである。
生来の気質は調子に乗りがちなひょうきん者。普段はネガティブの皮をかぶっているがふとした拍子に見えることもある。これは外的要因によるものが多く強力な味方がそばにいたり弱者を相手にしている時などによく現れる。お酒すなわちアルコールの力に頼ったときもたまーに現れる。
ネガティブであることは慎重さの裏返し。常識的な感性を持つこともあって組織に身を置けばブレーキ役として動くことが多くなるだろう。ただし調子に乗れば自らブレーキを外すので注意が必要。
一般的な常識と人並みの善性を持っているため物欲には弱いし甘言にも流される。端的に言ってチョロい。それは視点を変えれば美徳にもなるだろうが……戦後の世界においては弱点とみなされるだろう。
あふれる小物オーラは誰が見てもバレバレで本人の意思にかかわらず大抵の人からナメられる。それが結果的に人に警戒させない雰囲気作りに繋がっている。軽い調子で話しかけられる生来の気質と人に警戒心を抱かせない雰囲気が合わさることで総合的なコミュニケーション能力は高い。なお本人はもっと威厳がほしいと不本意気味。>>199
彼が標榜する『勇者』とは、いつかこうなりたいという理想であると共に、絶対に追いつかねばならないと定める現実でもある。
かつて自分が契約した、そして今はもういない六騎のサーヴァント。彼ら彼女らを死なせてしまった自分が、ただのビビリヘタレのままでいいはずがない。
人類史に足跡を刻むような英雄にはなれないとしても。困難に立ち向かう勇者になら、なれるかもしれないから。
いつかまた、みんなに会えたとき。そのときにせいいっぱい胸をはれるように───
……今はまだ、ビビっちゃうけどね!
いつかね!
【一人称】おれ【二人称】お前、(呼び捨て)【三人称】あいつ
台詞例
「ぁぁぁああぁあ無理無理無理! こんなん絶対ムリだって! 死んじゃうってぇ!?」
「え? は? そんなのアリ? ズルだろそれ???」
「悪いことすんのはあんまり好きじゃねーの。みんなに顔向けできないような気がするっていうかさ」
「オイいいのか!? あんな美人のねーちゃんの話聞かなくていいのか!? もったいなくねェか!? なぁ!!」
「お酒おいちい………瓶底にのこったお酒おいちいよぉ……」
「一旦待って!? 一旦待とう!? ホラ様子見とかそういうのも大事かなって思って待って待って待ってぇぇええ!!」
「なんで勇者かって……いやおれもちょっとどうかと思うけどさ? でも一応、貰いモンだから捨てられないんだよ。……それに勇者ってかっこいいしな!」>>200
「げっへっへ、今日は小魚ちゃんが大漁だぜぇ……待ってなよ腹の虫ィ…………あっ、めまいするぅ…」
「大丈夫これでも胃腸は強いほうなんだ。草でも根でも虫でも廃棄弁当でもなんでも食ってきたんでな」
「みんなにもらった命なんだ。粗末になんかできるかっての」
「おれは勇者になるんだ……ビビリでもヘタレでもそれでも勇者やるっつってんだよ!」
女神アテナ/カレン・アテナに対して
「あぁ知ってる知ってる。今のこの《横浜》にはとおーい海の向こうの女神さまがいるんだろ?
そりゃ是非ともあやかっておいしいご飯を食べたいもんだよ。ま、こんなホームレス野郎をわざわざ見に来ることもねぇだろうけどな」
サモトラケのニケに対して
「………………なぁ。これ、食うか?」
ルゥ・メェべリエ=ラ・トゥール
「ぶっちゃけな、おれからしたらあのくらい高飛車で接してくれたほうがやりやすいんだよ。
自分より下の人間なんて縁がねぇもんだからどうしたらいいかわからないし……あとルゥはなんていうかな、見ててほほえましいし」
【製作者】黒鹿ファン>>203
Requiem世界じゃないと作れないキャラだったと思います。通常の聖杯戦争じゃ再契約なんて2騎が限界でしょうから…
そして引きづりようは、うん、ヤヴァイです
ムーランちゃんと一緒にいた時期は5歳の子どもとかそのくらい想定なのでカノン的には世界すべてと言っても過言じゃないくらい割合の大きい存在でした声優って凄いね……。
推しの声優にスケブでキャラに声吹き込んでもらったら耳がゾクゾクする。
deep shineを書く気がモリモリ湧いてくる。>>209
私です!
あともうちょい先になるかもなんですが、ルナティックの迅龍vs伊織さん辺りの描写、少々改訂する、というのを発表しておきます。
「摩耗してて自分自身の事すら覚えて無いのに『天下泰平』という目的はハッキリしてるの妙じゃないか?」「あとクッチーによる迅龍紹介はやっぱパクリ過ぎるからやめよう!」辺りが理由です
といっても全体的な流れが大きく変わるという感じではない想定なので、気になったら覗いてみる、ぐらいの認識でいいのですが。>>211
あぁ、思い出しました
当時の自分、「サタンに複数クラス制覇させるにしても、クラスそれぞれで違う堕天使や悪魔を担当属性にさせると情報量が大量グッチャグチャになって色々面倒な部分が増えそうだ……」
と思って
「よしじゃあアザゼル、ベリアル、ルシファーの側面を分割して複数クラスに割り当てよう!」ってやったんだったわ
改めて今考えても、セイバーサタンはその当時の発言のまま、ミカエルブレードを主武装にして色々やる、って方向性にはなりますから単純に自分が忘れてただけですね、失礼いたしました
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#233
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