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前スレ https://bbs.demonition.com/board/11924/?res=951
過去ログ https://bbs.demonition.com/search2/聖杯大会
聖杯大会本戦統合スレNO.6
https://bbs.demonition.com/board/9916/
ラフム語翻訳機 https://yt8492.github.io/RafmanTranslator某国、スラム街の一角。
そこで行われるはWASP始まって以来の大仕事。
現地マフィアを母体とした魔術結社の殲滅及びそれの首魁たる魔術使いエドウィン・A・エイランズの討伐作戦……魔術協会が行うそれへの参加。
WASPでも多くの人員が攻撃部隊に参加する中、私ことバロックの役目は、ソフィの待つ廃ビルの防衛。
簡易的な拠点として使われるそこの屋上から監視を続け……。
「見つけた」
此方の拠点を奇襲しようとする、敵組織の一団だ。
エドウィン配下の魔術使いと現地マフィアを簡易的な魔術使いにした者達の混合部隊。
何時もの様に薬品を気流操作で操って敵部隊を錯乱し、隊長格らしき太った強欲そうな男の頭を狙撃。
すかさず、飛行帽を被った恰幅の良い老人を、ブーメランを取り出した緑髪の坊ちゃん刈りを、サラサラな黒髪を長く伸ばした無表情な男を、黒髪を逆立て髭を生やした男を、咄嗟に悪魔のような翼を生やした黒い癖毛の童顔な男を、濃い金髪をオールバックにしてサーベルを構えた若者を、状況把握に努める黒目がちな金髪ウェーブの女性を、右往左往するその他数名の若者を……次々とヘッドショットしていき、残り二人。
褐色肌で金髪の派手な女性を狙撃しようとした所で、その女性が光の魔術を放つ。
閃光弾に指向性を持たせたかのような光に意識を奪われそうになりながら引いた引鉄。
視界を取り戻した時、そこには魔術を放った女性の死体が転がっていて……もう一人の姿は無かった。屋上で銃声が何度も鳴り響く。
これ程までに銃声を聞いたのは『施設』から助け出された時以来。
夕ごはんの焼き鳥を戻さないようにと気を付けながら、ただバロックさんを信じて息を潜める。
重傷を負った仲間の応急処置が私の役目……出番が無いに越したことはないけど、今回の作戦は今までにない大規模。
まだ怪我を悪化させる事なくビーハイブに戻る手段は出来てないし……と、いったところで聞こえてきた足音。
警戒しながら身構えてると扉が開き、そこに居たのは整ってる悪人面な、アジア系の若い男の人。
「チッ……ガキが!」
敵襲だ。
男の人は三小節の詠唱……錬金術で産み出された幾つもの鎖が私を拘束しようと襲い掛かる。
けど、私も負けてない。
ケースを床に落とし、散らばった種が一気に成長。
更に一小節の詠唱……お花達が伸びて逆に鎖を締め付ける。
バロックさんが来るまで持ち堪えれるか……と、その時、この部屋唯一の窓が割れて誰かが部屋に飛び込み……?
その人のパンチが男の人の顔面に炸裂、顔と首の骨が折れる音。
その人は……?「マグダレーナ……さん……?」
マグダレーナさん……最初はお母さんのお客さんとして来てて、何度もお姉ちゃんと一緒に
遊んでもらった……お姉ちゃんのお友達の美人さん。
けど、何で此処に……と思ったら更に足音。
「ソフィ……お前は!?」
「……!?」
バロックさん来ちゃった。
思いっきりマグダレーナさんに銃むけてるし、マグダレーナさんも身構えてるし……多分どっちも味方で……。
「ふ、二人とも待ってえぇっ!?」
結局、ゴスロリ着た女の人が浮遊しながら窓から入ってきて仲裁してくれました。そして、誰一人として大した怪我もなく作戦は成功。
仕事の終わった私もビーハイブでお昼ごはん。
牛肉コロッケ、カボチャのポタージュ、ポテトサラダ、ロールパン……そして、入港中だから手に入る生ハムと玉ねぎのマリネ。
しかも、マグダレーナさんも一緒……昨日から私の今までの事とか、お姉ちゃんに私の事を頼まれたのとか色々と話してて、今日も色々とお話し中。
「それで、本当に良いのね」
皆言ってたけど、今の私は何もかも忘れて家に帰れる立場。
父親に売られて巻き込まれただけの私に責任も義務も無いけど……やっぱりほっておけなくて。
だから、時々家に帰ったりしつつ、今後もWASPをお手伝い。
「うん、お姉ちゃんもWASPの皆も、全部全部大切だから。私も、頑張る」ifは…個人的にちょくちょく小話で述べてるのであんまり実感がないなぁと
>>9
WASPにこうやって触れられるのは割と久々な気がしますね
あとマグダレーナさんのパンチがすげぇや
>>2
そう言ってもらえてウレシイウレシイ
天墜聖杯戦争の続き
下記リンクにそれまでの話全部載っけてます
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%252FFalling%20Star「ふぅ……早いうちに血抜きしないとなァ。使えるところを割り出して……呪いの塊になってるのは土地にも人にも良くねぇし」
「ま、待っ……やめ、ギィ゛ッ゛!?!?」
かのアーチャーだったものが残した被害は大きい。地上での被害となると犯罪組織たちの謎の行方不明だが、地下都市アコナイトとなるともっと広がる。本格的に魔術に手を伸ばしていた悪人たちや、避難勧告があったにも関わらず己の利権を主張して逃げることのなかった傲慢で、無謀な魔術師。あるいは自分の実力に自信がある傭兵たち。
完全に食い尽くされたものもいれば、身体と魂の何もかもが呪いに染め上げられ獣に堕ちたものもいる。アーチャーだったものの死によりそれは消失したが、問題は呪いに侵されながらも依然人であったものたちだ。肉を残し、生存本能があり、そして土地を汚染する。人を喰らわねば生きていけぬくせに人と同等の知能を有するもの。かつて人だった死に損ないの獣共を駆逐するのもまた、埋葬師であるロートゥスの役割だった。
「おはよ〜。ん?まだ人じゃん。ねぇねぇ、要らないなら心臓もらってもいいかな」
「呪いに汚染されてて危ねぇって何度も……まあそれを消化できるのがお前か。いいぞ別に。もう心臓は足りてる」
「ありがと!」
集めた成り損ないを片っ端から解体し、加工する。全ての成り損ないから集めた呪物を固めれば質の良い細工品になるだろう。だからロートゥスは地下街の無人工房を拝借し一日中作業していた。ナキは獣集めを手伝いながら、美味しそうだと思った部位をつまみ食いしている。脳とか、心臓とか、肝臓とか、魔術回路とか……呪詛に汚染されて常人が取り込むものではないそれも、今のナキにとってはおやつだ。美味しそうに食べては満面の笑みを浮かべている。「埋葬師のお仕事ってさ、そんな感じで殺さないで〜って懇願する人も殺しちゃうの?側から見たら凄いスプラッタな拷問シーンなんだけど」
「終わるべき時に終われなかったものに対して終わらせるのが儂の仕事だからな。その過程で忘れた“真”と“芯”があるやつにはそれを伝えてやるが、最初から最後まで一貫して“死にたくない”と訴えるなら何も伝えることはない。誰も彼もが満足して死ぬわけじゃねぇ」
「へー。終わりたくないと足掻くのも人間の美徳だもんねぇ。というかこの獣耳って人間の耳より柔らかいんだね。ワサワサしてる」
「そのまま食うなよ。毛抜いて皮剥げ」
善き人を喰らうことはなくとも、無秩序に人を殺.すことはなくとも、人を糧にすることを悦ぶ本性すら捨てたわけではない。ナキはそこにおいては己の非人間性を肯定しているが故に、自分の魔性に肯定的だ。あの戦いからおおよそ一日。ナキの両親は未だに意識が戻らないが……今の彼を見てどう思うのだろうか。
「受け入れるんじゃないかな?完全に変わりかけてた僕を二人は愛してくれたし」
「なんで心読んでんだよ」
「肩にプシケ止まってるでしょ。そこから吸い取っちゃったんだ〜。自慢じゃないけど僕の精神干渉は並の魔術師なんて目じゃないと思うよ?だって魔術のそれじゃないし」
「ほんと……んなこたどうでも良いんだよ。ツユたちに呼ばれてんだろ?儂の作業が終わったら行くぞ」
「はーい」
地下街アコナイト、F地区東門。霊脈の瘤とこの地下街を繋げる唯一の経路。厳重に封印されているこの門の前で、ツユはずっと解除作業をしていた。……こんな繊細な作業はそこまで得意ではなかったはずだが、どうしたというのだろう。なんだか、別の誰かが乗り移ったみたいだ。もう八割が解除できてると言っていた。「そもそもアーチャーが無理やりぶっ壊してたってのもあるけどね。自動で封印術式組み直されても言うほどだし。今の私はたくさんの仲間がいるもの」
「僕たちと別行動してる間にだいぶ誑かしたんだねお兄ちゃん」
「お兄ちゃんって言うのやめて…!その……まだ慣れないから、今まで通りで」
実の兄である、ということはこれまでを振り返っている最中に自覚したことであるが、だからといってツユの前でそれに触れることはなかった。二人とも、腰を据えて話す前に色々なことがありすぎたから。だから今、初めて、ナキはツユを兄として扱った。照れ臭さや恥ずかしさはない。兄でも、友でも、大事な人なのは変わりないから。けれどツユはそうではないらしい。顔を真っ赤にして手で拒絶している。
「じゃあツユちゃん。……さっきの顔可愛かったな〜、流石そういう生命体として作られただけはある……」
「それほどでも……」
「褒めてねぇよ」
「何やってんだコイツら……」
作業中の兄弟漫才に思わずつっこんでしまう部外者二人。遠くで煙草や酒を嗜みながら、それぞれが空気の変化を察している。ルフはナキが完全に人外へ変容したことを、ロートゥスはツユの心情に大きな転機が訪れたことを。そして、だからこそ。この先に待っている致命的な何かを。「この先は霊脈の瘤だけど……そこで何かしたいこととかあるの?あー……アサシンの魔力補給とか?」
「ん?違うよ。私が行きたいのは瘤に行く途中にある隠し通路。そこから聖杯がある場所に着くんだ」
「あれ。全然やる気じゃないんだと思ってた。僕と違って降りるつもりだって聞いてたんだけど」
ナキが直接ツユから聞いたわけではないが、ツユはマスターとしての己の立場を降りる、まともに戦うことなくこの戦争から脱落するつもりだと言う話は聞いていた。だからそんな風に、聖杯の大本を探そうとするだなんてことはしないと思っていたのに。というか不思議な話だ。なぜそんなものがある場所をツユが知っているのだろうか。他の参加者には伝えられていないのに。
「………というかなんでそんなに“混ざってる”の?」
「あちゃー。バレちゃった♡」
「結局こうなるんですね」
今のナキは自分が造られた理由をちゃんとわかっている。それと同時に、自分とは正反対のコンセプトで造られたツユのこともまた知っている。魂喰いの機能を手に入れたナキには今のツユに様々なものが混じっていることなんて簡単にわかる。だから気づいた。自分と同じように、ツユもまた進化したのだと。
「僕と違って綾姫の何かを取り入れてるわけじゃないと思うんだけど……というかリソースも足りないよね?」
「うん、そう。ちょっと裏技は使ったけどナキぐらいには強くなれてないの。私って昔から運悪かったからかな?」
「辿り着く目的はリソース確保だとして……それで、何するつもりなの?」
「んー…世界平和!」誰よりも早く動いたのはロートゥスだった。ツユが最悪の末路を辿ってしまったこと、それにより自分の大事な人たちや、それ以外の人たちも巻き込んでしまおうとしていること。その意図に気づいた以上、ここで説得を試みるわけにはいかない。最善は気絶、そして捕縛。それが無理なら……“終わらせる”ことしかできないから。ツユとの距離もそこまで遠くなく、今まで見てきたツユとルフの動きなら逃がすことなく刈り取れるはずだ。ルフの攻撃も避けられるはず。
「虚の涯に手を伸ばす」
「ッ、あ……ルフ、テメェ…ッ゛!」
ロートゥスの見立ては正しい。今までのルフならそうだった。ルフが全力を出したところで間に合わなかっただろう。だがそれはあくまでルフの“真”を曝け出さなかったときの話。ルフという人間が忌避し続けたもの、博物館で出逢ってしまった剣を抜いた。一度抜けば自分は世界に溶け消えて、その分だけ自分の存在した場所が塗り替えられる。限りなく己を薄くしていく。そして剣を強くする。
その場にいる誰もが、個体としての性能が極まっているナキでさえ見切れないほどの速さで、ロートゥスの身体を切り刻む。身体中の感覚がないと脳が、いや、魂が錯覚するほどの呪い。いつの間にか後ろに立っていたルフに目を向けることなく、そのままロートゥスは膝をついてしまう。触覚もないのにむしろよく倒れなかったものだ。
「みんな繋げて、みんな笑うの。そうすればきっと、みんな幸せになれるはず。だってみんな私なんだもん。私だけは幸福になる。ならみんなを私にすれば!」
「世界はそんなに柔じゃないよ。いつかきっと世界に殺される。その時にツユちゃんが繋げた人たちはどうなるの?……まさかマトモに社会復帰できるなんて言わないよね」
「最初から失敗を念頭に置いて挑んだりなんてしないもん!大丈夫、今の私ならいける気がするんだ!」
パステルカラー。お世辞にも色濃い様相はしておらず、穏やかな感覚に満ち満ちた薔薇が辺りを埋め尽くして、咲き乱れている。その中心で両手を広げ、一心不乱に廻り、笑う。まるで何かの演劇のシーンのように。ただ、その瞳に溜まっているのは大事な友に相対する涙であり、既に頬は涙の跡で汚れていた。ただ、薔薇と蜂のイヤリングが常にキラキラと輝いている。「さあみんな!最後の舞台に進もうか!華々しくこの世界を飾ろう!私はみんなに、幸せを約束する!」
「っ、この……人間のくせして混ぜ物になって……!」
ツユの周囲を飛んでいた宝石のように眩く輝く蜂たちが、いつの間にか形を変えた。一人は中華風の装いが特徴的な男性で、もう一人はローブを纏った病的なほどの白肌の女性だった。
魔封じの鎖がナキの身体を縛り、さらにその足は完璧に凍らされた挙句、上半身は炎に包まれている。鎖は男性が行使した思想魔術によるもので、凍結と炎上は女性の用いた熱の移動を引き起こす超能力によるものだ。その卓越した手際の前では、並大抵の生命体ならまず傷は負って然るべき。
「この程度で……!」
「知ってる。そして私の力がこれだけじゃないってこと、ナキも知ってるよね」
「…嘘でしょ、まさかそこまで────」
己と“ひとつ”になったものたち。存在を共有することによる力の譲渡やリアルタイムでの思考統制などもツユの大きな利点だが……それと同時に、もう一つ。
同化したものたちの持つ技能や異能を捏ね合わせ、一つにし、まるで元々備えていたかのように扱わせることができるというのも新たな力である。もちろん、そこから新たな技法を編み出すことさえ可能だ。眷属を増やせば増やすほど、総体的な力も跳ね上がり、眷属たちの力も上がっていく。おまけに連携が取れている。面倒なことこの上ない。
先程の束縛などものともせずに、傷一つなく動き出すナキ。故にこそ、彼らは力を与えられた。身体の最適化、精神の昇華。男の練り上げられた気功による本気の掌底がナキの腹部を貫いた。その隙を逃さず、女の指先から滴る血は、同じ人に巣食う人外であるナキの四肢を貫き拘束した。思想魔術と中国武術。そして超能力と混血の異能。それぞれ違う人が持つ技能だったものが、ツユの指揮により瞬時に練り合わされた。「こんな質の悪い夢、ろくなことにならない。僕たちは己の本分を果たすことなく、夢を諦めて地べたを這って生きていかなきゃいけないんだよツユちゃん!」
「それはお前の主張でしかない。夢はいつか覚めるもの…なぁ、いつか覚める夢だからといって、夢を見てはいけないのか?俺はそう思いません。俺たちは挑む権利があります」
「……ルフくん」
「だからさようなら。きっと止めに来るだろうから、あそこで待ってる。ナキのご両親に聞けばすぐわかると思うから」
その言葉を最後に。ナキの額に黒々とした鏃が突き刺さった。回避も許さず、防御も許さない。矢を番える動作はおろか、矢を取り出す姿すら見えない。そんなルフの一撃が、見事にナキの脳を射抜いた。思考を止め、空間を止め、一時の間を死も同然の有様にする。そんな一矢で貫いて、彼らは堂々と聖杯がある場所に消えていった。
「さて。……まあろくなもんじゃないとは思ってましたけど、想像の8倍ぐらいキモいですね聖杯」
「あはは…でも気にしないで。この一部に…綾姫の一部に繋いで取り込むことで、私もナキと同じ場所に至れるかもしれないから。スペックだけで言えば太刀打ちできなかったんだからねさっきの。ただ…あの子が優しくて、躊躇してくれたから私たちはそこに付け込めたってだけ」
薄暗い地下。そこに聳え立つ巨大な結晶の樹木。しかしながらいざ触れてみると、鉱物特有の硬さは存在せず、まるで何かの肉や皮のように柔らかい。ナイフで軽く傷をつけ、そこに手を突っ込めば易々と中に腕を差し込めるほどだ。拒否反応にも臆すことなく、ツユは聖杯の中に己の指先を進ませていった。建て乙ですー。
うちのマスターのクリスマスと言えば前々から考えてたネタがあるのですがバックヤード家ではフィアナとデクスターがそれぞれPGユニコーン(LEDユニット付き)とPGバンシィ(LEDユニット付き)をおねだりしてアルフレドパパがうおおお!って街中を駆け回るってネタ。
オチは結局手に入らないのを見越してたユージーンが予め通販で買ってたというもの。
マスターのifルートとして最近構想に上がってきたものとして『事件後家を追い出されること無くほとぼりが冷めた頃にやって来た降霊科(コーデリア)からの使者の誘いを受け降霊科にやって来たジャスミン』というのがあります。
旧版のジャスミンになる前に自分で変わりたい!と切っ掛けに手を伸ばした結果真っ当にレベルアップしていった正統進化ジャスミン。
なおこちらにも根底には「私は天才で利用価値があるからここに必要とされてる」という自分のスペックに対する貪欲さがあるので人工魔術回路を発明した辺りでまた事件を巻き起こす可能性があります。
>>2
スキュレカリュー教室入りifは私もかんがえてしまいますね。例えばライカとかは例のネズミ(カヴン)を追いかけて名無しの教室へ、という切っ掛けがなければ他の教室に行ってた可能性もありますし。
>>3
魔術使いが一周まわって根源を目指す魔術師に復帰する、とてもいい事だと思います!(魔術師並感)
>>9
施設が潰れて被検体だった子供たちがWASPを立ち上げた頃。となるとまだまともに活動できなかった子とかもいるでしょうしねぇ。
今の体制に落ち着くまで知名度的にも仕事先でお互い敵じゃないのに誤解して敵対しそうになることもあったかもしれないと思うと良い補完でハッとしました。「聖杯そのものと接続するわけじゃない。ただ聖杯を構成している肉片を少しもらうだけ。そうすれば……っ、待って、おかしい」
「なんだ?まさか取り込むのが難しかったりします」
「いや、逆。なんで私はこんなにもスムーズに同化が?ナキと違って綾姫に縁なんてないのに。儀式としての成功率で言えば低……いや待って、前提が違う?この聖杯を構成するのは綾姫だけじゃなくて─────」
ふと、思い至った。アレらを正統後継者と呼ぶには、あまりにも◾️◾️すぎることを。
「ああ……そう。父様は本当、用意周到だなぁ…」
「………どうした」
「いや、なんでもないよ。始めよっか!」
以上です。サーヴァントたちは何してるかって?というのは多分外野で茶しばいて観戦しているのだと思われます
多分次回で振れるとは思いますが触れられなかったら3人とも紅茶片手に愉悦混じりで観戦して手出ししなかったと解釈なさってくださいふぁーっ!?久々にやらかしたー!
>>19
ナキ君が吹っ切れて堂々としていられるようになって私嬉しいよ(謎視点)
そして聖杯には一体何が仕込まれているのやら…。そしてFate/NCの続きが出来上がりましたので、投下します
>>22
――とまあ、格好つけたまではよかったが。
つまる所、結末は最初から分かり切っていた。
互いにこの街に来る以前から――約一名を除いて――数々の修羅場を潜り抜けてきた者同士。
ならば勝敗を分けるのは場数の違いでも、運でも、まして心構えの話でもなく。
決定的だったのは、互いの質。より多くの、そしてより『凄絶な』修羅場をどれだけ潜り抜けてきていたか。
その点において俺たちとあいつらの差は歴然であり――故に、この敗北は何らおかしくもない、ごく当たり前の事だった。
銃声、爆音、そして衝撃。
残るありったけの武装を惜しみなく投入し、次から次へと使い潰す。
後先なんて考えない。考える暇も意味もない。
ただ、目の前の相手を黙らせる為に。ねじ伏せ、我を貫き通さんが為に。これまでの全てをかなぐり捨てて叩き込む。
斬撃、束縛、そして乱舞。
空を踊る銀糸は流星の如く。流れては断ち切られ、断ち切られてはまた迫る。
蜘蛛の糸、と呼ぶにはあまりにも粗暴で。包囲網と呼ぶにも脆弱過ぎる銀糸の檻。
その全てがこれまで幾度となく自分たちを救い、助け、守ってくれた恩人たちへ向けられたもので――どうしようもない、自分たちの罪悪(エゴ)そのものだった。
嗚呼、だけど。>>23
「「はぁあああっ――――!」」
届かない。何一つ、通用しない。
分かっていた。分かり切っていた事だった。
フェリーペは、メンテーは強い。
ただ暴力的に強いだけでなく、裏切りに面しても全く動じない心の強さ。
……いや、正確にはしっかり応えていたのだろう。こちらに向けられる視線と、そこに込められた感情を思えばはっきりと分かる。
それでも、彼らは決して止まらない。
ここで止まる事が、すなわち彼らだけでなくその身に背負った『者達』全ての破滅に繋がると知っているから。理解して、いるから。
ならばどうして、『たかが』二人の我が儘だけで止められよう。
「……っ!」
黒野のライフルが砕かれる。
銃身が寸断され、半ばから破壊された。あれではもう、銃火器としての役目を果たさない。
それでも黒野は止まらない。銃が使えぬならばとナイフを引き抜き、躊躇なくメンテーに突き出さんとする。
その、渾身の一撃を――メンテーは憐れむように、あるいは心底から同情するように。あっさりと捌いて、鳩尾に当て身を打ち込んだ。
「がっ……!」
悶絶、そして沈黙。
総身を貫く苦痛と衝撃に、黒野はそれ以上立っていられず崩れ落ちる。
同時に、その身に纏っていた『切り札』も解除され――完全に無力化された。>>24
最も。他人事のように語っていた加々見(わたし)もそれは同じで。
「加々見さん、ごめん」
「――ぁ」
無数の銀糸にも恐れず、怯まず、そして掻い潜ってのけたフェリーペ。
流星群をものともしないその様は、さながら宇宙の闇を駆け抜ける彗星か。
気づいた時には、加々見の身体にフェリーペの蹴りが深々と突き刺さっていた。
敗北し、平野に転がる黒野と加々見。
纏っていた切り札――真正夢装も完全に解除され、最早一片の余力も残っていない。
「……ああク.ソ。やっぱこうなるか。こうなっちまうのか、俺たちは」
「完敗、やね。流石にこれだけ叩きのめされたら、もう立ち上がれへんわ」
四肢を投げ出し、寝転がったまま空を見上げるその姿からは戦意の欠片も見られない。
最も、残っていたとて今の彼らにできる事などたかが知れていただろうが。
「クロノ――」
「お前らの勝ちだ、フェリーペ。そしてメンテー。聖杯でも何でも好きにすりゃいいさ」
「……」
「何だよその顔。今にも泣き出しそうな、ガキみたいな顔しやがって」
首から上だけを動かし、フェリーペ達に視線を向ける黒野。
その目には一片の悔恨もなく、どこまでも諦観と己が無力への失望に満ちていた。>>25
「……言っておくがな。俺は本気であいつらを生き返らせるつもりだったし、今もそう思ってるぞ」
贖罪、などと言うつもりはない。そんなおためごかしを今更持ち出すくらいなら、そもそも最初の一線すら超えていない。
こんなものはただの自己満足だ。別に憎くも嫌いでもなかった、『自分が生き残る』以外何の意味もない殺戮に対するせめてもの慰め。
――命とはいつだって呆気なく潰えるもの。ならば、
「いいじゃねえか。取り戻せる機会と力があるのなら、取り戻させてくれたって」
許されない事だとしても、禁忌に触れる所業だとしても。
黒野双介は、ここに至るまでの全てをかなぐり捨ててでもその可能性を掴みたかった。
ただ、それだけの話だったのだ。
「なあフェリーペ。最後に一つだけ聞いていいか?」
「……ああ。何でも」
「お前らの目的はそこに浮いてる聖杯とやらを回収する事、だったよな。なら、それを回収したらこの特異点とやらはどうなる?」
「っ、それは――」
『そちらについては、私の方から説明しましょう』
空中にホログラムが浮かび、シオンの姿が現れる。
『結論から申し上げますと、要である聖杯を失った特異点は直に消滅。時空間からも完全に失われ、最初から存在しなかった事になります』
「……ついでに、死んだ命がなかった事になったりとかは?」
『残念ながら。特異点であろうと人の死は絶対です。歴史の辻褄合わせの為、突然死に変換されたり多少寿命が早まったりなどの処理は施されますが――それでも、「その命を落とした人物が亡くなる」という結果だけは覆りません』>>26
その無情な答えに、黒野は小さく舌打ちする。
だが、そこに
『ただし――――』
シオンから重ねられた補足情報。
それを耳にした瞬間、黒野と加々見の目が見開かれ驚愕を露わにする。
直後、黒野の口から零れたのは――笑い声だった。
「……ははっ。はははっ、ハハハハハ! じゃあ、何か? さっきまでの俺たちの戦いは蛇足だったとでも!? 完全に意味のない、無駄で無意味でしかなかったと!」
『すいません、説明するには確証に至っていなかったもので――』
「いや、いい。そうか……そう、だったのか……」
ちらりと、黒野は隣に寝転がる加々見を見やる。
そこにいた加々見は――
「……ッ! …………!」
加々見は、泣いていた。
両目から大粒の涙をこぼし、動かせなかった筈の両手を口元に当て全力で泣きじゃくる。
それはこの街で加々見と出会ってから久しく目にした事がなかった涙で――同時に、そうなった理由も黒野にはよく分かっていた。
加々見から視線を外し、フェリーペに向き直る。
未だ起き上がれる程の余力もなく、寝転がったままという無様な体勢。先程伝えられた事実もあり、正直合わせる顔もない始末だったが――それでも、黒野は真正面からフェリーペと向き合った。
向き合って、伝えたのはIFルートを考えようとしたけど大体のキャラが重かったりまさに今からSSで触れまくるエリアにモロ入りしてて出せなかったりの中で苦し紛れで出します
海月ちゃんはもし魔眼狙われた事件が起きずにメロと出会わなかったら魔眼の世界を誰にも理解されない事で心閉ざしたまま成長する感じになります。ジョジョの承太郎達と出会う前の花京院的な
あとは重くないのだと、ダグラス先生はワンチャンエルメロイ教室に入ってイスマエルさんとアクアステラさんとで新たな三馬鹿が誕生してた可能性があります。現ルートでも三人で絡むには絡めそうですがこっちだったら確実に巻き込まれてる
あとSSと絵をリハビリしたいんので鯖鱒関わらない言及台詞、或いは絵のリク募集しますー
↓IF海月の絵、ワンチャンこっちはこっちで聖杯戦争SSに入れられそうではある>>27
「――じゃあな、フェリーペ。それにメンテー。俺たちは、ここまでだ」
「!」
「元々特異点を解決するまでの付き合いだったろ? 最後の最後にやらかして、とんだミソ付けちまったが……何にせよ、これでお別れだ」
それは、離別の言葉。
この特異点に来て、出会って、その時からずっと約束されてきた必然の運命。
黒野たちはこの特異点に囚われただけの被害者で、フェリーペ達はこの先も多くの試練に立ち向かい続けなければならない。
故に。この離別は、悲劇でも何でもないただの当然。
「ほら、さっさと聖杯回収して帰還しろよ。そんで、こんな自分勝手な、命の恩人まで巻き添えにしたようなろくでなしの事なんぞ忘れちまえ」
「クロノ――」
「……行くぞ後輩。聖杯を回収して、この微小特異点から帰還する」
黒野の胸中を慮ってか、あえて引き剥がすような態度を取るメンテー。
フェリーペもその真意を悟り、促されるがまま聖杯の回収へと向かう。
回収され、帰還用のレイシフトが進められる。
その姿を最早何の感動もなく見やっていた黒野だったが――不意に、フェリーペ達が二人の方へと向き直った。
「クロノ! ――今まで一緒に戦ってくれて、ありがとうな! 本当に、本当に心から感謝してる!!」
「っ!」
「それとカガミさん! あの時――この世界にやってきて、死にかけてた俺を助けてくれてありがとう! ずっと、ずっと感謝してる!」>>29
「!!」
「二人とはここまでだけど! この先、また会えるか分からないけど!それでも、もしも人理を修復して、何もかも元に戻すことができたら――」
「必ず、またどこかで会おう! 会って、一緒に旨い飯を食おう!」
唐突な、されどどこまでも純粋に再会を願う感謝と別れの言葉。
泣き崩れていた加々見も顔を上げ今まさに消えつつあるフェリーペを凝視する。
そうして、嗚咽混じりの言葉で精一杯の別れを告げた。
「……ああ、ああ! 約束や! いつかまた、きっとどこかでな! うちの地元の、旨い飯屋紹介したる! だから、だから――!」
ありがとう。最後の言葉は形にならず、加々見は再び泣きじゃくる。
そして、黒野は――
「ったく。あれだけやられて、あんな真似されて、よくもまあ言えるもんだな……」
呆れ混じりに、されど喜びを隠さず、黒野は内心思いを馳せる。
――そういえば。ずっと昔は、こんな風な出会と別れに憧れてた事もあったなと。
「勝手にしろこの大バカ! 言っておくが、こちとらカタギでも何でもないんだ! 次会った時どんなトラブルに巻き込まれても知らねえぞ!」
「ああ!その時は全力でまた助けるよ!」
「~~! この、バカが……!」
最後までフェリーペらしい答えに、黒野もまた思わず顔を伏せる。
決してさっきから堪えていた、両目から流れ出す熱いものを誤魔化す為ではなく。>>30
そうして最後に、メンテーが黒野たちに向け言葉を残す。
「私からも、最後に残させてもらおうか」
「後輩を――私の、大事なマスターを助けてくれてありがとう。守ってくれてありがとう。私を助けてくれた事も含めて、心から感謝する」
「そしてもう一つ。――どうか、二人の道行きに祝福あらん事を」
直後、フェリーペとメンテーの身体が光に包まれる。
光はやがて勢いを増し、完全に二人を覆い隠し、一際強い閃光となった。
やがて光が消え、元の風景が戻ると――そこにはもう、フェリーペとメンテーの姿はどこにもなかった。
「行っちまった、な」
「うん。帰ってもうた」
二人が先程までいた場所を見つめ、黒野と加々見はしばし寝転がる。
――視界の端に崩れ出す特異点(セカイ)の気配を捉えながら。しかし黒野たちは何も動かない。
「それで。これからどうする? 俺たちも直に解放されるらしいが、まだちょっと時間かかりそうだぞ」
「せやなぁ……もういっそ、このままここで寝えへん? うち、いっぺんこういう平野で寝転がって存分に昼寝したかったんよね」
「悪夢の怪物とやらが生み出した平野だけどな」
「…………」>>31
「おい、加々見?」
返事がない事を訝しみ、隣を見やる黒野。
すると、そこには先んじて目を閉じすやすやと眠りに着いた加々見梓の姿があった。
「マジかよ。こいつ本気で寝てやがる」
豪胆と言うべきか、あるいはク.ソ度胸と言うべきなのか。
呆れつつも、黒野もまたそれ以上何かをする気にもなれず――そのまま釣られる格好で目を閉じた。
(そういえば。夢から目覚める時は、夢の中で眠ればいい、なんて話もあったっけか……?)
最後に、そんなどうでもいい事を考えながら。
黒野双介の意識は、今度こそ闇の中に落ちていった。
「どうやら、全て終わったらしいな」
遥か頭上。『塔』の天辺のさらに上を見つめながら、三上令司は誰ともなしに呟く。
「ア……a……」
目の前に転がり、地に伏せるは屍と化した悪鬼少女。右腕と片足を斬り飛ばされ、なおも迫らんとしたその頭蓋には三上の長ドスが突き立てられている。
それでも――その右目だけは、憎悪と敵意を込め、三上を睨み続けていた。
「鬼種だか何だか知らんが、呆れたしぶとさだ。うちの若い衆にも見習わせてやりたくなる」>>32
かくいう三上もまた、無傷には程遠い。
両脚は当に叩き潰され、腰から下の感覚も消えて久しい。
今は瓦礫にもたれかかっているが――遠からず自分も死ぬだろうと、どこか他人事めいて三上は確信していた。
他人事、そう他人事だ。
昔から三上は自分を含めた全ての事柄に関心を持てなかった。
将来に夢や希望はなく、自分の持ち物に対してすら愛着を抱けない。他人との繋がりも同様で、子どもの頃から一人でいる時の方が多かった。
それでも、親に言われるがまま進学・就職し、一時は社会に出て勤めを果たそうとしたが――結局は、些細な諍いからあっさり道を踏み外した。
もう親兄妹の顔もろくに覚えていない。元気でやっているのか、それどころか生きているのかさえ知りもしない。
この街にいつの間にか迷い込んできてからも、その姿勢は変わらず――今日までずっと、一人で戦い続けてきた。
そんな自分が、何故今更ここまでやってきたのか。
「……」
脳裏に、かつてあしらったとある若僧の姿が一瞬だけよぎる。
自分が所属する組にいた連中とは違う、強い意志を目に宿した新参者。
あと一歩まで己を追い詰めておきながら、『弟に顔向けできなくなる』という理由だけで踏みとどまった甘ったれ。
別に影響を受けただとか、そういう訳ではない。
ただ、自分は――割り込んでしまいましたごめんなさい…
あと脱落セイバーの件、俺も大丈夫です
ただ強いて懸念点を挙げるなら今回は伝説の第一回鹿之助さんの二番煎じ的な感じにならない様に動かそうとしてたので、最後の決戦まで行っちまうと大分焼き直しっぽくなっちまうな?っていう個人的な悩みだけなので、此処はどうにか自分でいい突破口を考える事にします。
>>19
うわあああ(絶望)
前回の最後から覚悟はしてましたがやっぱり来てしまいましたか…決裂展開…
自身の性を理解して吹っ切れたナキ君と、自身の運命を理解して堕ちたツユちゃんくん…改めて対峙すると対比がえげつないし辛い…
しかし一気にクライマックスっぽくなりましたがまだ5陣営残ってるし…どうなっちゃうんだコレ…!?
>>35
最高っす…本当にいい所で割り込んでしまった自分をボコボコにブン殴りたくなりました
最後にシオンが何を伝えたのかは分かりませんが、それでも二人の反応を見るにいい事な気がしますね
途轍もなく血気と殺意に満ちた殺し合いの特異点でしたが、本当に全員が意思をぶつけ合って全身全霊で戦ったというか、サーヴァントではないからこそのカッコ良さがありました
エピローグ、楽しみにしてます建て乙です。
鱒のクリスマスに関して言うと、リディアが親からもらったクリスマスプレゼントは全部銃火器。
それ以外で欲しいのは大体お小遣いやりくりして買ったり、バースデープレゼントでもらう。
聖杯惑星て使用した銃は今のところ全部クリスマスプレゼント。
ifだとこんな感じ。
リディア:雁夜と出会っていなかったら反社(最悪、スクラディオ・ファミリー)の会計係一直線。
タララーワ:先代当主に相談しないで逃げようとしていたら即座に捕まって四肢切り落とし。リガヤプロはその件で確実にグレてた。>>9
ほえー……けっこう篭りまくりな組織の印象だったのでこんな真正面ドンパチはほんのり意外
過去編だから、ってことなんでしょうけども。そうかぁ、こんな時代もあったのか…
>>19
嗚呼……ツユちゃん、あぁ……個人的には応援したいところもある幸せだけどもみんな繋げちゃうのはダメだよ……
というかまだ厄ネタ度が増していくんですのね聖杯…
ソルシュクライン周りの因果関係どうなっとんねんという話ですよ
>>35
いいなぁ……このフェリーペの真っすぐさに感化される黒野くんいいなぁと思うと同時に、もうこの黒野くんはカタギじゃないんだよなって悲しくなっちゃう……
しかしすっごい気になることぼかされるじゃんシオンさん…何言ったんだろうなぁ…
>>4
>>36
了解了解&了解です
どちらも大体はOKだけどその後に出てくる齟齬が気になりそうな感じなので、その辺は都度、相談しつつ調整していきましょうか諸事情で横浜行きてぇ…ってなった私です。でも広島もいいなぁ…大阪湾も捨てがたいなぁ…
はい、そんなこんなで冒険旅行記の続きを投下~ルナの変化をもっとも間近で認識したのは、右手に宿るナインだった。
血の契約と接続した魔術回路を通して異変が伝わる。己が主の中でなにかが変わったことを、感覚的に理解した。
同時にその変化がごくごく自然なものであることも感じていた。例えるならば、赤子の歯が生えそろうような、あって当たり前の変化。
これは、イレギュラーなどではない。
ルナ・アードゥルという魔術師/吸血鬼は、はじめからこうなることが決まっていた生き物だったのだ。
「は───は、ははっ───は は───は」
ふたたび立ち上がったルナは、呼吸とも笑いとも取れない息を吐き出している。信じがたいことだ。一度はその命が危険域まで踏み込んでいた事実を、外と中からナインは観測している。
目に見える外傷や右足の骨折はもちろん、筋繊維断裂と神経系破損───剣を振るう右腕がもっとも酷い───に加え、ナインという異物と長時間接続したことで魔術回路はとっくに焼き付いていた。
にもかかわらず戦闘状況は続いている。挙げた損耗のいくつかはすでに復調の兆しを見せているほどだ。
その原因は魔術ではない。魔術と呼ばれる超常の力をルナは白夜の地では振るえない。しかし……神秘に根ざす力であることは明白だった。
源は、心臓にあった。
その存在は異物感などまるで感じさせない。長い時間を過ごした昔馴染みさながらに、あって当然の景色として、ルナの身体に馴染んでいた。
生まれから此処に至るまで闘争のみに身をおいたナインにはわからない。それが何を意図し、何処を目指した神秘であるかなど、わからない。……その一方で、感じるものがあった。これによく似たものを知っている。
初めて地上へ上がったときに見た、赤色の景色。白夜の空。そして……太陽の光。>>40
(……だから、なのかもしれない)
白夜。北欧地域の夏季を中心に起こる"沈まぬ太陽"とされる現象。丸く廻る星の上の奇跡。
ルナにとっては魔術が使えないという不利を強いたこの現象が、陽の沈まぬフィンランドの地が、太陽にも似た心臓を喚び起こした。
だとしたら、不幸だ。
どのような理屈かは不明なれど、太陽の心臓は治癒に近い効果を際限なく発揮している。その結果、戦いは決着の瞬間を見失った。
不屈の精神と治り続ける身体をもって、レーヴァテインを振るうルナ。
絶対防御の月の傘に守られ、万能たる五大元素の宝石を瞬かせるメレク。
一貫してメレクが優勢であることには変わりないが、しかし不死身の怪物を思わせる回復力を手に入れた。骨折程度のダメージではもはや止まらない。
両者の攻防はどちらも決め手を欠いた膠着状態に陥っていた。より正しく言えば、メレクにのみ決め手は存在する。しかしその決め手はルナの命を奪うことを前提にしたものに限られる。メレクがそのような手段を選ぶとは考えにくい。
だからこそお互い決着まで辿りつかない。事前の宣言により2人の戦いに手を出そうとする者もいない。戦いが終わらない。
───イヤだ。
2人の戦う姿をもう見たくないと、心から願った。
ナインは闘争を嫌う。鉄と炎の生み出す暴力を嫌悪する。兵器として生み出されても、闘争しか知り得なくても、戦うためのカタチをもって動くのだとしても、それでも、嫌う。消えてなくなってしまえと切に願う。
そうでなければ、戦いを止めるためにあの廃棄孔から立ち上がろうとは思わない。戦いが終わるのならば自壊することもいとわない。Pq9.9という製造番号を振られた兵器(こども)は平和を祈って戦った。
変わらぬ初志を抱いて戦い続けて、ここまで来たのだ。>>41
ならばと、考えた。
沈黙を命じた主に悟られぬよう、自分にできることを再確認していく。自分とは何者であったかを思い返していく。
───曰く。それは剣である。
右手と化した自分の握るつるぎを見る。そうだ、我らはこれを目指して造られた。
───曰く。それは魔弾である。
再確認が決意を灯す。自分のやることはどこまでいっても"それ"だけだと覚悟した。
───曰く。それは細枝である。
なんと頼りなく、か細い繋がりであることだろう。だがしかし、この繋がりすべてに頼らねば事は為せぬ。
───曰く。それは槍である。
まだ"それ"の役目は終わっていない。命じる者は終わりを望まない。朽ちて尽きるまで止めることはない。なれども、誰かを助けるために生きた、その役目は、この魂は、>>42
───それは、やはり、杖である。
◇ ◇ ◇
身体が熱かった。
火でも点いてるんじゃないかってくらいにめらめらぼうぼうと自分の中のなにかが騒ぎ立てている。
うるさいくらいにダンダンダンと心臓が大暴れしているのがわかる。
誰かの脚が持ち上がって、すぐさま下ろされる。下降していく足でまたダンと音が鳴る。それが繰り返されている。
また脚が上がる。下りる。そして音が鳴る。ダン、ダン、ダンと飽きもせずに誰かが心臓を鳴らしていく。狂喜乱舞に踊り明かすままに、喝采を、歓声を、浴びるほどに歌いあげる。
誰だか知らないがいい迷惑だ。騒音苦情を出してもいいけど、癪なことに生まれ変わったような気さえする。
心臓から送られる熱が巡るたびに身体が新しくなっていく。傷も歪みもぬぐいさって新生していく自分の身体が、戦場にあればこんなにも便利だ。
これなら戦い続けられる。メレクが相手でも。楽師たち全員とでも誰とでも。なんならもう一回、あの竜とだって戦える気がした。
『提言。現存戦力の不足』
痛いところを突かれる。>>43
必要最低限の発言しか許していないナインから見ても明確な弱点。今の私には、決め手というものがない。
どれだじぇ倒されても負けない。負けないけど、勝つこともできない。
『提案。新規戦力の確保』
味方を増やせって? ないでしょそんなの。メレクも楽師もみんなまとめて周り全部が敵になってるってのに…………いや、ある。
ナインが持っていたもうひとつの聖杯。
今も私がナインを無理やり従わせるために使っている"最上位絶対命令権"。アレが対象とするのはここで造られた兵器すべてだ。
『計85体の命令対象を確認』
その数字のすべてが、いいや半分だけでも命令通りに動くのだとしたら、それは確かに、今一番欲しい決め手になりうる。
『最上位絶対命令権執行を実行しますか?』
……でも。
それは、良くないと思う。
メレクが数えた85という数字は、私が味方すると決めた神秘の数だ。守ろうと決めたこどもの人数だ。>>44
勝てないからなんて理由で頼っていいわけがない。そんな中途半端なことをするならはじめから全部黙って見てるべきだった。……こうしてナインを無理やり使ってる時点で、なに言ってんだって話だけど。
「いや、いいよ。最後まで私だけでやる」
『了。最上位絶対命令権執行を実行します』
「…………あれ、」
ナインが聞き間違えた? んなわけない。
ワザとだ。私の意思を無視してナインはなにかを仕掛けてる。"それ"がなんなのか、身をもって知った。
「ッ……! 魔力、が……!」
85体の兵器、否、85人のこどもと私の間に、送受信可能な指揮系統をナインが構築する。念話にも似た魔力で構築された計85本の経路が私の魔力を根こそぎ奪っていく。
元は聖杯でもあった命令権。きっと本来は……魔力リソースと命令権の二つの側面がある火焔聖杯戦争の聖杯は、揃ってこそ意味のあるものだったんだ。
そう仮定しないとやってらんないくらい魔力が奪われていく。私ひとりじゃとても賄い切れない消費量。底はすぐに見えてくる。
これか、これがナインの狙いか。戦闘支援のていで私の魔力を奪って、そして、身体が不自然なほど自然に動かされる。
「───っ!?」>>45
それがある種の命令コマンドであることに気づいたのは一瞬の後。
一瞬。この局面においては致命同然の時間。それだけの時間をかけてしまったのは、この地の神秘の理解不足からだった。
音と旋律に乗せることで人類種以外との相互理解を成し遂げた、言語に寄らぬコミュニケーションツール。
楽師たちが守ってきた神秘。
ペリマンニ・コード。
その神秘をもって通された命令コマンドに自分の片足が動かされたと理解した。そして、私より一瞬早くそれを理解したヤツがいた。
"ピアノの演奏"という実地での体験を通じて一歩先へ理解を進めていた少年魔術師が、私以上に私の状態を把握して次の一手を打つ。
最後の決め手となった。
空気砲じみた風の衝撃に身体が揺らされる。停止の命令を最高にサイアクなタイミングで止めて見せたのは、もちろんメレク。
当然か、メレクがそれを待つ理由なんかひとつもない。待たない理由はいくらでもある。なら、そういうことだ。
宝石の光がちかちかと瞬いた。
「Recall───Act 4th!」
ふたたび、ひとつの詠唱で複数の魔術が同時に発動する。
なにを込めたのかは知りようがないけどそれが風の属性に近いことはわかった。乱気流のようなごおごおと唸り響く無形の暴力。
空気を裂いて呼吸を奪う。風のうねりに言葉を呑みこむ。命じるための行動をことごとく封じるための一手だった。
それでもと、喉奥から意味のあるなにかを吐き出そうとあがく。>>46
客観的にそれが無駄でしかないことはわかっていた。その結末を認めないための悪あがき───もしくは、せいいっぱいの負け惜しみ。
ふっ、と、一瞬だけ浮いたような心地がした。全身の力が抜けて、前のめりに倒れる。
刹那の思い違いはすぐに消えて、自分の魔力が完全に底をついたことを悟った。
もうなにも感じない。一瞬だけ繋がった85の経路も完全に閉じていた。もう私に戦える力は残ってない。
そのことを示すかのように右手がガシャガシャと音を立てて形を変えた。私の右手から離れたナインが子どものような体躯の、人の形を取り戻していた。
「……マスター」
魔力と一緒に私が命令したことも消えてしまったらしい。機械的な響きは消えて、聞きなれたナインの声が戻っていた。
セイバーであった剣も、今やナインの小さな手の中にある。その気になれば私の首をすとんと落とすこともできるだろう。なにせ私はもう指一本動かせない。魔力がなくちゃ例の"心臓"も動いてくれない。
私は、負けた。
「ぐっ……ぅ、ぅぅぅ、ぅっ……!」
立て。それでも立つんだルナ・アードゥル。
お前が立たなきゃこの地の神秘はみんな消されるぞ。ここで動けなきゃナインがいなくなるんだぞ。>>47
指一本動かせないからなんだ、魔力がなくなったからってなんだ。まだ息はしてるし脳も回る。なら動けるに決まってる、動かなきゃいけないんだ、いいから動けよこの野郎っ、動け、動け動け動け! 約束したんだろうが!
「見せるんだっ……、夜空を、ナインに……!」
「いいえ、もう充分です。マスター」
やめろ、やめて、そんな声を出さないで。全部やりきったような、きれいな声なんか聞かせないでよ。剣を逆手に持つのが見えた。たかくたかく持ちあげて、その切っ先が持ち主に向いた。
そのあとの展開は誰にだって予想がつく。
「……やめて」
「後悔します。あなたに助けられなければ、血を飲ませられなければ、こうはならなかった」
「やめてよ、」
「評価します。あなたというマスターは最悪です。きっと誰もが、同じ感想を抱くでしょう」
「私なんか最悪でもなんでもいいから、だからっ!」
「総評します。きっと私達は出会うべきではなかった。
……その上で、断言します。私はあなたに出会えてよかった」
「っ」
「助けてくれたのがうれしかった。誰かの杖となることがたのしかった。マスターと、メレク様と、私。3人で見上げた赤い空がきれいでした。
あなたと一緒に戦って師匠を一時でも越えることができました。……それに、もう二度と、逢えないと思っていたセイバーを、最後の最期まで振るいきれた
───だから、本当に充分なのです」>>51
コレやんないとルナとメレ坊どっちかのタマとるまで戦いは終わりませんでした。ナインよくやった
本当にがんばった黒さんの新企画どうするか……。
使いたいマスターはセブンスだけど多分呼ばれるサーヴァントは新しい奴なんだよな。やっとこさ発掘したRequiem1巻を読み返してたら、なんか、秋葉原から見て渋谷や新宿が水平線の向こうにあるとか書いてある…
記憶にあるよりもはるかに海面上昇してるっぽい気がしてきましたRequiem世界
企画の舞台候補だった海岸沿いの都市ほとんど全滅してるのでは…?
>>56
プロット段階から今に至るまでナインの役割は変わらなかったのでもう完っ全に必然です。約束された負けイベントでございました
なのでルナにはそれなりに引きずってもらわないと困ります。その辺のお話は次回にて>>18
魔術回路の偏り以外に異常はなく、元々魔術が使えた為に即戦力なソフィちゃん。
組織が軌道に乗るまでは(まだ任務に出れない子供達が多くて)動かせる人員の少なさ故に苦労してたイメージはありました。
>>19
なんか人類補完計画みたいな事やろうとしてる?クライマックスが近そうな雰囲気ですが、サーヴァント達は静観してる場合じゃなさそうなのに……。
マグダレーナのパンチは、素の身体能力が高い奴が身体強化の魔術を使うというコンボですね。
単純だからこそ強力で、メタも張りにくい。
>>35
最後の勝負を分けたのは質の差……経験も心構えも。それにしても、シオンは最後に一体何を……?
個性的な奴等ですが、三流の魔術使いや魔術の手解き受けたり礼装持たせただけのマフィアの集まりなので、バロックさん一人にほぼ殲滅される事に。
>>50
悲しい結末ですが、後世に残してはいけない代物でもあった訳で……ルナちゃんは引きずりそうだけど、何処かでこういう経験をしないといけなかったとも取れますね。
WASPは傭兵組織ですし……といっても今ではソフィちゃんが戦場に出る事は少なくなってそうですね。1、2巻を読んでRequiem世界の海面上昇は大体ざっくり150〜200mくらいだろうとあたりを付けたので大人しく海面に合わせて増築した人工島を作ることにします
んで、人工島に置く都市候補が3つほどあるのでみなさんにちょっと良いの悪いの参考意見を聞かせていただきたく…
>>58
えぇはい、絶対に必要な経験です
ルナ自身が神秘を見つけてしまうのは決して良い方向にだけ転んだりしない。魔術の最後の時代にはこんなことがいくらでもあるのだと身をもって知っておかねばなりませんでした「横浜」
第一候補。横浜中華街や赤レンガ倉庫など誰でもイメージしやすいランドマーク多めなのが◎
異国情緒を売りにした雰囲気があればまとまりの薄いキャラクター群も受け入れやすいというリバイバル企画的にも◎
ここに横須賀も加えて黒船来航とそれに伴う都市発展を機神の漂着でなぞってみたいという思いもある
「広島」
第二候補。パブリックイメージマシマシのヒロシマ=ヤクザをモブモンスターとして配置した治安最悪都市を想定
四国や岡山に隣接しているので妖精騎士ならぬ妖怪武士ネタもやりやすく、北に伸ばせば出雲もあるという贅沢っぷり
一部自キャラにゆかりのある土地だからという思いもなくはないです
「種子島」
第三候補。どうせ人工島にするのなら最初から島になってる舞台でもいいのでは?と思っての選択
ポルトガル船漂着から始まった南蛮貿易になぞらえて……と、この辺は横浜と同じような理由
現代では宇宙ロケット発射場が有名なので宙から訪れた機神を迎え入れるのにピッタリではと思った次第
という感じです。島案は小笠原諸島とかも候補なんですがほぼ思いつきレベルなので保留中
意見…ほしいよぉ…>>63
了解ですマスターのIFの姿……。
クッチー&ポルカ:「ハルカ・ドラニコルでーす!」「朽崎ポルカだぜ!」のどっちになってるかは知らんが、仲良し家族してるクッチーとポルカさん!邪悪度はた迷惑レベルはDOWN
刹那・ガルドロット:そもそも現世に居ない誰かちゃん(普通にエジプト呪い師の当主として天寿を全う)
鳳蝶さん:世界放浪救済一人旅してそう。義足義眼になる前になんかあった感じかな
ヴィクトル:魔術と関わる前にフランス闇社会のボスになってる。でも王権魔術とは別の魔術系統習得してそうだな……
みたいな成長してそうな印象。
追伸。ユーさんへ。
>ペレスの今戦ってる場所というかシチュエーションってどんな感じかって詳しく決まってましたっけ?周りの建物とか。
Answer.そういや具体的に決まってなかったしなんだかんだ描写もほぼされてなかった印象。なんとなく緒戦である廃工場とは別の戦闘フィールドになるのかなーって(自分の中で)フンワリ想定してるぐらいです
あと自分関連のネタなんかあったかなぁ……>>62
お久しぶりです。
私作の曹操がでてきました。(これで三国英傑コンプリート……)
架空の曹操なのでディックさんの史実の曹操と直接的なラインはありませんが……。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%9B%B9%E6%93%8D%28%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%B7%E3%83%B3%29>>73
いえいえいえ
もともと諸島でエリア区切れたらわかりやすいな、くらいの思いつきでしたのでのーぷろぶれむです
それにリゾートはリゾートで特化させれば使いようはいくらでもありますし俺はケツを蹴らないとすぐ怠けてしまう奴という事を理解したのでケツ蹴ります
年末までに船SSの6話か7話まで行きたいと思います。その辺まで行って一気に緊張感出した辺りで今年区切り、みたいにしたいなと。頑張ります
あとホリデー船女子か船男子描きたい。
p.s. 船女子でギャグネタとかギャグ絵をやろうとしてるけど全員真っ当にいい子すぎて逆に考えるのが難しいんじゃが
>>60
あえて松島を推します(東北民) 冗談です
とりあえず真面目に考えるなら横浜を推薦したいかなと。ランドマーク系も豊富ですし、少し治安悪めにもできそうですし(創作で得たハマの知識)
>>62
お久しぶりですー
此方だとモンゴル鯖のジェルメ君を今考えて練り直してる感じですね。宝具の雰囲気はアレしかないと思いつつ、どう良いキャラ性を出すかで結構迷ってます。
>>73
ですね。とりあえず箱イベ70箱回って参りましたぜ
冷静に考えると、今は描く欲というよりは描きたいキャラとか描きたい絵があまり思い付かないからのアレなのかなって気もしますし、ちょっと募集してみるのも良いかもなって考えてましたFate/NCのエピローグ完成しました!
人がいなさそうな今の内に投下します!>>83
『――脈拍、心拍数正常値を確認。身体内外共に異常は確認されず』
『治療プロトコル二十番から二十七番まで遂行完了(オールコンプリート)。患者に問題なしと認めます』
『医療ポッド解放まであと5,4,3……ロック解除、オープン。お疲れさまでした、どうぞお大事に』
医療ポッドの扉が開き、フェリーペは外に出る。
流れ込んでくる新鮮な空気に若干怯みながら、医療スタッフに軽くお礼を告げ医務室を後にする。
と、扉を出てすぐ――
「後輩ッ!」
声が聞こえたのとほぼ同時、フェリーペの身体に何かがぶつかってくる。
驚きつつも見下ろすと、そこには自分を心配そうに見つめるメンテーの姿があった。
「せ、センパイ? そっちはもう検査終わったのか?」
「ああ、見ての通りだ! そんな事よりお前の方は大丈夫だったのか? 今回はいつになく無茶をしたから……!」
困惑するフェリーペを他所に、メンテーはがっしりと抱き着いたまま離れない。
その様子に、フェリーペは優しく微笑むと安心させるように頭をゆっくりと撫でた。
「こう、はい?」
「大丈夫。大丈夫だよ、センパイ。俺も『見ての通り』異常なしの健康体だ。……センパイが不安に思うような事は何もないから」
「そう、か。そうか……よかった……」
というか、フェリーペとしては目の前のセンパイの方がよっぽど心配で不安だったのだが。
何しろ一人敵中に囚われた上、複製体まで作られていたのだ。それこそ何かしら仕込まれていてもおかしくなさそうであったのだが……>>84
「ご心配なく。メンテーさんの身体にも異常はありませんでしたよ」
唐突に割って入った第三者の声。
フェリーペとメンテーが振り向くと、いつの間にかシオンがすぐ近くまで来ていた。
「何やら良い雰囲気でしたのでいつ割って入るか機会を伺っていたのですが、ちょうどよろしかったですかね?」
「あっ、いやそのこれは」
「……ッ!」
今更のように慌てて離れ、距離を取り合うフェリーペとメンテー。
そんな二人の姿をシオンは可笑しそうに受け止めつつ、ノウム・カルデアの一員として本題に入る。
「検査お疲れさまでした、お二人とも。先の帰還と合わせて、改めてお祝いします」
「あ、ありがとうシオン」
「……いや、本当にご無事で何よりでした。正直、今回ばかりはもうダメかと真剣に思いましたよ」
遠い目をしながら、シオンは今回のミッションを振り返る。
レイシフト直後に敵の干渉を受け、分断されたフェリーペとメンテー。
そこからあわや墜落死の危機に直面し、間一髪救われたかと思えば現地民と思しき少女の襲撃。さらに落ち着いた先で知らされたのは殺し合いを繰り広げる街の実情と、殺伐とした参加者たち。
「挙句の果てにはメンテーさんが敵に回る、という異常事態でしたからね……まあ、結局は誤解だったと判明した訳ですが」>>85
「まったく、とんだ冤罪だ。よりによってこの私が後輩の敵に回るだなどと――ええい、今思い出しても腹立たしい!」
「お、落ち着いてセンパイ。けど本当に、センパイが無事でよかったよ」
「私も全く同じ想いだ。私がいない中、よく無事でいてくれた後輩」
「センパイ……」
再び良い雰囲気に入ろうとする二人を前に、シオンはパンパンと手を叩く。
「はいはい、そういうのは是非マイルームの方でお願いしますねー。お二人も、本日はもう上がってもらって大丈夫ですので」
「えっ、でも」
「でもも何もありません。後は私たちの方で何とでもなる作業ばかりですし、お疲れの二人には休息を最優先になさってください」
「シオン……」
「ただし。後できちんとレポートの方は提出してもらいますけどね♪」
それではお疲れさまでした、と言い残し。シオンは去っていく。
フェリーペとメンテーもまた、促された通りマイルームへと戻る事にした。
その、道中――
「……」
「どうした後輩? 何か考え事でも?」
「あっ、いや。そんな大した事ではないというか」
「構わないさ。私で良ければ話を聞くが、どうだ?」
メンテーに問われ、フェリーペは一瞬だけ考え込む。
やがて決心したかのように頷くと、フェリーペはその考え事を打ち明けた。>>86
「ちょっと――いや、やっぱりどうしても気になっちゃってさ。その……クロノとカガミさん達の事が」
「……ああ、成る程」
黒野と加々見。その名前を聞き、メンテーもフェリーペの言わんとする所を何となく察する。
発端となったのは、あの最終決戦の後。シオンから黒野たちに明かされたとある真実について――
『結論から申し上げましょう。黒野さん、加々見さん。お二人の願い事は意味のないものなんです』
「……なんだと?」
シオンの言葉を聞き、黒野が顔色を変える。
否、黒野だけではない。隣で横たわっていた加々見もまた、信じられないモノを見たような目で画面の向こう側にいるシオンを凝視する。
それは、ともすれば殺意とも見て取れかねない視線だった。
『すいません、言葉を間違えました。正しくは「意味がない」のではなく「必要ない」と言うべきでしたね』
「必要ない、だと? そりゃ一体どういうこった」
黒野の疑問に対し、シオンはどこまで淀みなく答えていく。
『まず大前提として――この特異点・音邑についてですが、そもそもこの空間はあの怪物、ナイトメア・レムナントが生み出したものだという事は既にお分かりですね?』>>87
『これはレムナントだけでなくその大元――ビーストⅤにも言える事でしたが。かの個体が生み出した特異点は単なる異空間というより、ある種の属性めいたものによって成立した異世界でした』
『我々はそれを「夢世界」と名付けています』
「夢世界……?」
『我々が初めて夢世界を確認した際、その内部では無数の人々が囚われていました。より正確に言えば、生者を装った亡霊の群れでしたが』
「亡霊って――ちょい待ち、まさかうちらが既に死.んでたとでも言うんか?」
ぎょっとした顔で加々見がシオンに問い質す。
が、シオンはどこまでも平静を貫いていた。
『いえ、それはありません。お二方、それとこの特異点で遭遇した人たちは全員生者であると確認が取れております。何度も精査したので間違いないかと』
「じゃあ、ここにいる俺らは何だってんだ。というか、さっきから気になってたがその夢世界と今の俺らに何の関係がある?」
『大アリですとも。何しろ――今のお二方は実体を持たない意識のみの存在、いわば夢の中で動き回っている状態なのですから』
「「…………は?」」
今度こそ、黒野と加々見の思考が完全に停止する。
実体を持たない、意識のみの存在。さらに夢の中で動き回っている。
それらが意味する所とはつまり――
『これは推測になりますが。恐らくお二方を含め、この特異点に囚われた人々はどこかからか意識のみを攫われたのでしょう』>>88
『如何にビーストと言えど残滓レベルにまで衰退したとなれば、特異点一つ再び創り出すだけでも相当に疲弊した筈。故に、以前のように亡霊たちをかき集める力はなく生者に干渉するという手法を選んだのではないかと』
『己が権能たる「夢」に干渉する力を使い、眠った状態にある人々の意識のみを誘拐。しかる後蟲毒の儀式――もっと言うならば聖杯戦争めいた殺し合いを強いる事で、自分への魔力を集めさせ復活を目論んだ……といった所でしょうか』
「ちょっと待て。それじゃ何か? もし仮に、本来のルール通りに殺し合い続けて、最後の一人になってたりでもしたら」
『まあ、確実にビースト残滓の餌食でしょうねー。例のナイトメア・サーキットでしたっけ? 恐らくあの術式を介して、何かしら魔力を集積させる仕込みでもあったのでしょう。今となっては確かめようもありませんが』
「最悪だ……」
そう都合よく行くわけがない、と。黒野と加々見自身も薄々思っていた事ではあったが。
いざ改めて明かされると、その醜悪さに心底からゾッとする。
と、その時。加々見がハッと何かに気づいたかのように慌てだした。
「ま、待って! 意識のみの身体、ゆうたな! じゃあ、つまり、この街で亡くなった人たちは――」
『ええ。ご想像の通りです』>>89
『元よりこの特異点はあのビースト残滓の支配下にして、制御下に置かれた世界。たとえこの世界で命を落としたとしても、その停止した意識はビースト残滓の元に還る』
『そして、そのビースト残滓も今や打倒され特異点も崩壊しつつある状態。で、あるならば――』
『囚われていた人々の意識もまた、全員解放されるでしょう。無事、かどうかは断言しかねますが……恐らく、「よく分からないが悪い夢を見た」程度の感じで収まるのではないかと!』
「――根拠は、あるのか。俺たちが殺した連中も、そうでなかった連中も。全員元居た場所に戻れるだけの理由は?」
『あります。ビースト残滓との交戦時、そしてその直前に出くわした亡者たちが証拠です』
『彼ら彼女らこそ、貴方達が実体を持たない意識体である事の何よりの証明。そして――ビースト残滓の制御・支配下に置かれていたという根拠そのものですから!』>>90
そうして、後は全て知っての通り。
黒野と加々見はそれ以上何を言い返す気にもなれず、聖杯も回収され、全ては収まるべき所に収まった。
未だ地球は白紙化されたまま。黒野と加々見も、そしてそれ以外の者達も行方は分からずじまいだが――
「……いつか、またどこかで会える日が来るのかな」
「さあな。会えるにしても、全てを元通りにしてからの話だろうし。そもそも私たちがいるこの世界の者達ではないかもしれない」
それでも、と。メンテ―は続ける。
「案外またどこかでひょっこり再会する――そんな可能性を、夢見てもいいかもしれないぞ?」
「『夢』の中で出会っただけに?」
フェリーペの返しに、メンテーは虚を突かれたような顔になる。
直後、ぷっと噴き出し笑い、メンテーの笑い声が部屋中に響いていった……>>91
――日本・某所
「ふわぁああ……」
道路の片隅で、青年が大きな欠伸を零す。
昨夜よく眠れなかったのか、その目の下には若干隈が浮かんでおり本調子でない事を伺わせる。
――実際、あまり良い夢見でなかった事だけは何となく覚えていた。
それは殺し合いの夢。どこかの国、どこかの街に呼び出された自分は、誰とも分からぬ存在に延々と戦いを強制された。
男を、女を、老人を、子どもを。戦う相手は多種多様、殺しても殺しても次から次へと新手が現れる。
だが独りぼっちだったかと言われると、そうでもない。夢の中で自分は誰かと共に戦っていたような気もするし、その中で堪え難い死別を味わったような気もした。
いずれにせよ戦いは終わらず。いい加減、現状に疲弊しかけていた頃。
夢の中で、自分は新たな挑戦者と出会い――
(そこで、目が覚めたんだっけな)
挑戦者がどんな顔をしていたのか、そこから自分はどうなったのか。まるで思い出せず、また知る術もない。
だが夢とは須らくそういうもの。見ている時は現実と区別がつかない程明瞭な癖に、いざ目覚めてしまえば幻のように掻き消える。
どんな内容だったのか、そんな感じだったような。全ては曖昧になり、やがて日常の記憶に押し流され見ていた事すら忘れ去ってしまう。
それが夢だ。多くの人間が共通して見る、睡眠中の現象だ。
だから、自分がこれ以上固執する事にも意味はない。
そう思い、青年が先を急ごうとした次の瞬間。>>92
「あっ」
「――」
ちょうど、目の前からやってきた少女と目が合う。
年頃は十代半ばくらいだろうか? 女子高生らしく、どこかの学校のものと思しき制服を着崩している。
ほんの一時、青年は少女と見つめ合い――
「梓? どしたの、先行こ?」
「あっうん。ごめんな」
隣を歩いていた、同じ制服の少女に中断させられる。
促された少女もまた、それ以上青年に視線を送る事はなく。その場から去っていった。
一方青年は、しばしの間その背中を見つめていたが――やがてブンブンと頭を振り、何事もなかったかのように再び歩き出した。
そう。これでおしまい。
呼び止める事も、振り返る事もない。ごくありふれた、日常の一幕。
青年も、少女も、互いに接点を持たないが故にそれ以上発展する事もなく。故に、二人の繋がりもこれっきり。
あと半日もすれば、こんな出会いがあったという事さえ忘れて各々の日常へ還るだろう。>>94
以上、これにてFate/NCは完結です
長々とお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
という訳で、作中で死亡したキャラは全員無事という夢オチでした
描かれてはいませんが、三上もユウキも、ジルも千早も、それ以外の全員も特異点崩壊と共に解放され現実に還ってます
黒野と加々見同様、特異点であった事を覚えてはいませんが――まあ、何となく嫌な夢を見た程度の感覚は残っているでしょう
改めて、感想を送ってくださった皆様ありがとうございました!
いや本当に長かった…。元々メルブラ最新作発売に感化されて書き始めたなんちゃってメルブラモチーフな本作、気づいてみればとっくに発売から何年経ったねんと言いたくなるような歳月よ
でもどうにか今年中に完結させられてよかった…。やっぱ自分で毎週投稿の縛りを決めておくの、超大事
とりあえず当分はリレーSSと返信以外休止期間に入らせてもらいます。ああ疲れた…>>97
わー!ご本家ありがたい!>>95
また一つシリーズが完結しましたなー、めでたい
FGO系統だけども鱒キャラが主軸寄りというのは案外斬新というか珍しくて良かったですね
あとやっぱコンスタントに投稿出来るのがすごい。自分も書かにゃあ……。
>>76 >>78
>刹那自身が時間旅行を行使できる訳では無い
ああいや、それは出来ますよ、刹那
結局は結界作って対象を閉じ込めてあとはタイムカプセルするみたいな感じなんで。まぁ一方通行か制御不能なタイプですから、過去も未来も自由自在!って訳には行かないのですが。
>何より儀式の産物なので時間と準備されあれば再現自体は可能……、なのか?
>封印指定を受けるなら刹那ちゃん自身ではなく、刹那ちゃんを作ったお家の人になるんじゃない
封印指定というのは”その魔術師の死と共に失われ、他の手段では再現できないもの”らしいんで、刹那が亡くなれば妖精体質は失われるので指定を受けるなら刹那本人になりそう
でも同時に儀式をやれば再現出来る可能性がある(もっとも妖精体質発現の儀式の再現性を証明するには数千年かけてやる必要がある=実質的に現代じゃ証明不能)
になるって訳だ。つまり封印指定されるレベルかもしれないけど「封印指定になるのかい?ならないのかい?どっちなんだい?……判らん!」になるって感じか。ヨシ、大体想像に違わんスペック(封印指定級かもしれないけど確定できない)で大丈夫そうだな
返信ありがとうございましたちょっとしたお悩み相談
Requiem原作読んでいくとモザイク市には都市管理AIカレンシリーズなる存在がおりましてどのモザイク市にも例外なくいるようです
考え中の横浜モザイク市(仮)にも当然いるはずのコレをどうするべきか、けっこう悩んでいたのですが思いついたことがひとつ
カレンシリーズの1人と端末体のアテナ神を合体させて、カレン・アテナ市長にしてしまおうというのは……どうなんでしょうか。アリ、ですかね?
それと同時に伊草聖杯戦争に参加してる皆さんに確認
進行中のレイド戦ですが、今は剣陣営の脱落が決定したところでそこからの流れはまだ決まってない……と考えていいですよね?皆様、感想ありがとうございます!
>>96
>『Fate/Nightmare Circuit 』のロゴデザインを描いてもよろしいでしょうか
勿論!是非ともお願いします!!
しかしそうなるとやっぱりwikiの方にも登録して専用ページ作らなくては…。せっかく作って頂けるというのに、このスレきりというのは勿体なさ過ぎるというもの
>>99
ありがとうございますー!
黒鹿さんも何だかんだきっちりエピソード毎に完結させられてますし、むしろ見習うべき側かと!
グダりにグダりまくったFate/NCですが、どうにか完結まで持っていけて本当によかったです…
>>100
元々Fateベースのメルブラ(というかアンリミテッドコード?)的なコンセプトで書き始めたので、鯖はメンテー以外出すつもりはありませんでした
…今思うと皆さんから募集して、手持ちキャラに限らず進めた方がよかったかなと(絶対途中で挫折する)
>>107
いや、まあ黒野じゃなくてクロノ(IF黒野)の方なのでもう割と手遅れだったり…>非日常への憧れ
本人的にはシオンも言ってた通り寝覚めが悪かった程度の感覚で、今後もクッチーの下で働きながらあっちこっちを駆けずり回っているでしょう>>113
もちろんOKですとも!!
とりあえずコテハンorトリップの設定及びwikiの確認(ああこんなキャラいるんだなーとかこんな企画あったんだなーみたいなの)、辺りをお願いします
あと他でリレー企画が……って事でしたらそのリレーで出したかったサーヴァントやマスターの設定なども投稿して貰えると嬉しいですね
以下wikiのURLです。>>1にもありますが、念の為
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/>>114
トリップ抜けてた箱イベを回りまくる、SSも進める 両方やらなくちゃいけないのが聖杯大会民のつらいところだな
覚悟はいいか?俺はできてる という訳で100箱突破しました
ところでマレオはクリスマスにシャケを食えって言いそうですよね(胡乱)海鮮神ですし(失礼)
>>95
長く苦しい戦いだった…夢だとしても、確かにそこに芽生えていた絆は本物だったと思います
サーヴァントがほとんど0の特異点って事で未知数のワクワク感がありましたが、本当に敵も味方も皆魅力的かついい活躍をしてて、マスター戦だからこその面白さがあったと思います。だからこそのドンキ戦のアレはマジで興奮した
掛かった時間など些事で、SSをしっかり大団円迎えさせたのが本当に素晴らしいと思います。俺も頑張るぞ
改めて、本当にお疲れ様でした。
>>103
ですね。
ただ鯖は無論アーチャーの動きが重要、鱒同士もまだクッチーは乱入タイミングではなさそうだし六蘭さんも勝手に移動させんのどうだろって感じ的に、整合性持たせるなら納言さん待ちになるかなって気がします
>>113
久々の新規ニキ1名入りましたァ!!!囲め!!!
と、手荒な挨拶は置いとくとして初めまして。今のアクティブメンバーの中では1か2番目の新参の京極と申します。
とりあえずまずはwikiで色々見てみると良いかもです。何から見ればってのなんですが、個人的には第一回聖杯大会とfate grave orderがオススメです。第一回は黒野君や朽崎君、ランサー鹿之介とかのこのスレ頻出のキャラが多いです。ぐれおは聖杯大会版fgo第一部って感じなので沢山サーヴァントいるので分かりやすいと思います!
とりあえず、このスレの空気が合ってくれたら嬉しいです。とりあえずwikiの完結済みSSのページにFate/NCのリンクと専用記事を作りました
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%252Fnightmare%20circuit
レージュさんのロゴも完成した暁にはこちらまでご記載よろしくお願いします!
SSの方はボチボチ記載していく予定…。何分数が数なので、合間を縫ってちびちび登録していこうかと
以前うっかり削除してしまった分のデータは過去ログ漁って回収済みなので、後はもう登録していくだけなのがせめてもの幸いでしょうか>>124
ほうほうほう怪盗と忍びのコンビと……いいじゃないですか
そういうことなら盗まれる相手がいりますね。お金持ちとか……お金持ちとか。お金持ちいますよ!
ですねぇ、私もデカい組織が複数あるイメージです。というかアテナ神の端末体では対応追いつかないくらいには必要だから最低条件まであるかも
>>125
うわこわ…さらった後どうするんだろ…
原作をざーっと一通り読みましたが死徒まわりの情報は無かったような……なので好きにしちゃおうと思います。出しちゃいましょう
私もチラホラ溜まってる死徒出したいですし
>>126
いじめ…いじめかぁ…
日常的に嫌がらせを続ける、みたいな地味なやつが対象ならたぶん毛色が違ってくると思います
メイン目的はサーヴァントが大暴れできるようにするための治安が悪い設定なので
>>125
了解です!
じゃあまずは一番近い槍陣営に仕掛けてもらって、それに連動してヨルムンガンドの対応やマスター戦を展開していく……という感じでいいでしょうか参加者のみなさん!ハマの怪盗ちゃん(仮名)、頭の中で練ったら割と良い感じの物を思い付きました
今までの女子が割と年齢低めだったので今回は20代くらいの大人な女子で勝負したいところ
>>102
どういたしましてぇ
俺はまだ登り始めたばかりだからよ…この果てしない絵師坂をよ…
>>107
ありがとうございますー
某所でアドバイス貰ったり練習してはいるので、良くなってるって改めて言われるのは嬉しいです
>>131
ほーい
とりあえず次話の事なんですが、ヨルムンガンドが軽く攻撃するのを捌いていく(ダメージは少なめ)→趙雲も攻めるけどヨルムンガンドには効かない、ただノックバックはできた→ダメージは入らないけどノックバックさせる事はできる事を理解して、ひたすら足止めしながら相手の出方と活路を見極める事を決める的な感じの展開にしたいなと思ってます。
なので、ヨルムンガンドの序盤の軽めな攻撃手段を教えてほしいなったのが第一です。
あと、確かビットがダメージ肩代わりするから一気に全部吹き飛ばさないとダメージ入らないって感じで合ってましたか?>>138
『太陽の塔』
モザイク市横浜の中心部に聳え立つ高層建築、市が誇るランドマーク。
戦前にとある欧州の大都市を改造した職能組織のうちの“塔の一族”が中心として復興計画の中で市の行政に取り入り築き上げたという。名称と祖型はエッフェル塔と並んで戦前パリのランドタワーとして計画が推し進められたとされる同名の塔より拝借したのだとか。
赤煉瓦をもって線のスクランブルを形成するという離れ業によって構成された塔の内部にはレストランやパサージュ、歌劇場にオフィス、住宅街…と各階層ごとに様々な機能が備わっており、それぞれが独立した小世界を抱えている。
それでいて、閉じた空間にのみ醸成されるはずのそれらは外においてはその線で構成されるが故の透かしによって、内においては格子戸をドアとする奇妙なエレベーター(曰く伝アインシュタインエレベーター)によって見る者にとっては極めて可視的な存在であり、本来隔離され分断されているはずの異世界同士が併存するだけでなくそれぞれに行き来することにも不便を来さない工夫が為されている。
『(名称未定)』
太陽の塔の第二階層。青銅を思わせる大鏡が鎮座する。
これは機神アテナに由来する「アイギスの盾」の模造品であり派生品。伝承に伝わる魔除け、より言えばペルセウスの伝説にあるメデューサの首の装着(魔を利用するという大系)と青銅鏡のようとされたことから都市にとっての影、悪場所や路地裏といった暗部に代表されるケガレの空気を取り込み光に変換し光線として眼下に擲つ機能を持つ。
光が濃いほどに影も濃くなる…のであれば、その逆もまた然り。治安の悪さで知られる横浜の夜より暗い闇を、塔は昼より眩い光でもって照らし出す。
これは奇しくも塔のモチーフ元である「太陽の塔」の主機能に即している。また、この鏡の製作には戦前より活動していたという秘密結社「薔薇十字団」が関与しているという噂も実しやかに囁かれている。>>139
『最上階』
各階層に様々な機能を有し、第二階層に至ってはまさに横浜のシンボルに相応しい効果を日々発揮している太陽の塔であるが、その最上階に何があるかは誰も知らない。
否、本当は何もないのである。空疎、空虚、空洞。少なくとも透かされ見えるその空間にはその先にある空が浮かぶばかりで、何もかもが見えているはずなのに何も見えない状態にある。
人々は不思議がり、噂する。アテナ神の権能、この都市の光、太陽をまさしく代行するような階層を下とするその最上階には何があるのか、どんな機能が秘められているのか。言わば横浜の七不思議。
或いはその噂の成就、空疎と空想、機能と奇想の連結こそが新たなる世界での職能組織たちの神秘探究の一途であるのか…
こんな感じです〜。とりあえず第二階層を特にご確認いただきたく…どこまでアテナ神の機神要素活用しちゃって良いのかとか…
最上階に関しては本当に何もないので、某如くシリーズのミレニアムタワーよろしく何らかのバトルの決戦の地にしたり意味深な会談したりボスキャラが都市を見下ろしたりするのに使ってもらえればな〜という程度のものですここだけの話、
実は『丸グラサンにチャイナ服でピアスや入墨バチバチあってファーコートやスカジャン着こなしてる治安悪い兄ちゃん』に弱いんですよぉ>>144
爽やかさならレモンもつけるなんてどうでしょうか(シチリアでマフィア的な意味で)(いらない)
>>ガラ悪い兄ちゃんの舌ピ好きそうだなとか思ってました
ニカッ!(満面の笑み)調整に凝ってしまいました……
流れたリレーのキャラでちょっとした真名当てを
タイミング見て追加情報を投げます
クラス:バーサーカー
身長/体重:165cm・57kg(通常時)
出典:████(███)
属性:秩序・善 性別:████
スキルにより身長・体重・性別が変化する。
性自認は無性だが、どちらかといえば女性的。
人類の夢想によって造られた防衛機構。
感情豊かに振る舞うが、判断は機械的で合理的。
人を愛し、人に尽くすようにプログラムされたシステムが、最適な意思疎通法として感情豊かに振る舞っている。という形に近い。
とはいえ、それは██という存在が心も感情を有さないという事ではない。
ただ一点を除いて、彼はとても生物的。
「ま、生物的な機械と言われたらそうなんだけどね〜」>>146
◯狂化:D(EX)
行動方針を「人類の防衛」以外に持たない██は、基本的に聖杯戦争で召喚に応じる事は無い。
ただしバーサーカーの霊基でのみ、本来持たない筈の願望を有する為召喚が可能。
██という存在のエラーの表象化、誤作動を運用に組み込んだ状態。狂化スキルとしては低ランクだが、人格面への影響は非常に大きい。
「お嫁さんがね…欲しいんだよ…独り身が最近ね…」
◯実在証明:EX
██の現界形態そのもの。
人類史の中で否定されゆく██は非常に存在が不安定であり、召喚された瞬間から自己の存在を証明し続けなければ霊基が崩壊する。
この際に行う存在証明と、大質量の霊基の合わせ技により、変容の亜種スキルとして運用が可能。
基礎値に追加分を配分する形式でのステータス調整、省エネ形態への再フォーマット等が可能。
デメリットとして霊体化から戻る事が出来ない。
「慣れたら以外と便利な身体だよ?絶対他人にはオススメしないけど」
◯空の王:B+
カリスマの亜種スキル。「ソラを往くモノの統率者」としてのスキル。
「ソラを往くモノ」に対して非常に強く作用し、野生の鳥類等に対しては絶対命令権と言える。
「ソラを往くモノ」の判定は非常に緩く、通常の生物や神獣魔獣は当然として、飛行機乗りや人工衛星にも効く。
「最近は肩書も参照できるように頑張ってるんだよ。こう…識別する部分をゴリ、ゴリとね?」>>146
これは、未来の英霊というか概念物質系か……?
その方面は門外漢だからなぁ、自分。
気になった点としては霊体状態から実体に移行出来ないってことは戦闘そのものも出来ないのか。
マスターとの会話は念話で出来るだろうが……。
聖杯戦争のサーヴァントとしては作家サーヴァントクラスで向いてない……。
まぁ、そもそも聖杯戦争に応じない英霊らしいから当たり前かもしれませんね。>>153
マザーシステムっていうとアレですよね、 Requiem世界の大元になった説もある聖杯
そこを経由できるのならまぁ完全にシャットアウトは難しいかな……まさかこんなにも早くカレン要素が弱点として目をつけられるとは。さすがに予想外
>>154
>>155
けれどまとめてみると数の限界はあり、手段が迂遠であるだけに時間もかかり、優先する目的はあくまで弱体化、と
そういうことならおっけーです!
まだまだ決まってない部分も多いので100%の断言はできませんが多分おそらく大丈夫…大丈夫なはず…
むしろリソースを削ぐ方向なら歓迎と言いますか、治安が悪い町づくりのためにもアテナ神には尊厳が破壊されない程度に弱体化してもらわないといけなかったので助かるところもあったり横浜も伊草も冒険旅行記もぜんぶやるぜやるぜということで
残り2話なフィンランド編の続きを投下~目を開ける。
見慣れない模様がうっすらと描かれた知らない天井が見えた。当然、落ち着かない。安心感も湧いてこない。見知らぬ環境にいることを否が応でも思い知らされて、ほんの少し不安とさびしさがよぎる。
この瞬間が私はけっこう好きだったけど、今だけは嫌いかもしれない。サイアク、最悪だ。今すぐ頭を床に打ち付けてもう一度眠ってしまいたい。
ナインが死んだ。
寝ぼけた頭でもそれくらいはわかっている。あれは夢だったのかも……なんて、考えることもできない。胸の痛みがどこまでも現実なんだと教えてきやがる。
痛い、痛い。ちくしょうめ、なんでこんなに痛いんだ。現実だからだ。そんなことわかってる。悪夢程度で、この重くて深すぎるくせに血の一滴も流さない痛みが、カサブタが塞いでくれることのない痛みが、悪夢程度で見れるもんか。
半分も覚醒してない頭でそれでも身体を起こす。寝てなんかいられなかった。
「おぅ、起きたのかい」
しゃがれた声に目を向ける。そこが定位置になっているのであろうカウンターの奥に、アントンじいさんが座っていた。
カウンター、カウンターだ。じゃあ今いるのはアントンじいさんの店なのか。
そう気づいて辺りを見回して、驚いた。店の中は嵐でも過ぎ去ったあとのように荒れまくっていた。壁にかけられていた楽器や時計、棚にならんだアクセサリーやよくわからない土産モノなんかもみんなこわれて散らばっている。
床や屋根もあちこちガタガタになっているようで、すき間から白夜の赤い光が差し込んでいた。おかげでまわりは不思議なほど明るい。>>158
「散らかってるのは気にすんな。あの竜っ子が暴れた後だからよぅ」
「……縛ったりとかしないんだ?」
「あ? 何の話をしてやがる」
「敵になったから。そういうこともあるかなって」
「馬鹿言え、その気ならあんたが寝てる間に湖に沈めてら」
それもそっか。アントンじいさんの言葉を信じるなら、ひとまずは殺されたりしないらしい。
……二度と目が覚めないことも覚悟してたんだけどなぁ。無駄になっちゃった。
「じゃあ、今は何の時間なの? 私をどうするかで相談中?」
「その辺の話はとっくに片が付いてる。金髪の坊主が主導してな」
「メレクが?」
どういうことだろう、全然わからない。
私が負けて、私が寝てる間に、なにがあったんだろう。
そもそもあれからどのくらいの時間が経ったのか。白夜の空を見てもわからない。ここは赤い光を湛える時間が長いから。
「あんたとの時間を無理言って作ってもらった。聞きたいことがあってな」>>159
「尋問、みたいな?」
「ンなわけあるか。ただの雑談だよ。あんたはおれの見込みどおりの気狂いだった。で、大見得切ったわりに惨敗した」
「…………」
「なあ、今どんな気分だ? あんたの言葉で聞かせてくれよ」
「……くやしいよ」
「悔しいだけか? もっとなにかあるんじゃないのか、ええ?」
「……なんで、そんなの」
「言わなきゃいけないのかって? そりゃあんたが気狂いだからに決まってる」
「それも、そっちが勝手に言ってることじゃん」
やっぱりおかしい人だ。
負けた私を従わせる理由くらい、いくらでもあるはずなのに、未だに「気狂いだから」なんて言ってくる。
言われたところで自覚できるわけでもないのに決めてかかって譲る気配もない。一方的な偏見で決めつけてばっかりで、頭がおかしいのはどっちだ。
「私がそうなら、アントンじいさんだって気狂いだよ」
「いいや。おれは狂えなかった。マトモなまんまで収まっちまった……あんたやアイツと違ってな」
「……アイツって? 誰かと私を重ねられても、困るよ」
「年寄りの悪いくせでなあ。興味がないなら聞き流してくれてもいいが」>>160
「……ううん、聞く。…………頭のおかしい人、だったんだ?」
「ぶっちぎりでなァ。なんせ火焔聖杯戦争をおっ始めた張本人だ。あんたからしたら、ナインの生みの親って言ったほうがいいか」
「アントンじいさんの友達、とか、だったりする?」
「はあん? 友達ィ? そんなんじゃねぇや」
なにを馬鹿なことを、と笑いながら、それでもすぐにさびしそうな顔を見せて、言葉が続く。
「おれの娘だった。だからおれが殺した」
「………………!」
その言葉にどれほどの意味が込められていたのだろう。
わかる、はずがない。
私なんかがわかったような顔を、しちゃいけない。
「……まァ、昔話はいいさ。それより俺は今の、あんたの気持ちってやつを聞きたい」
「っ……」
「聞かせてくれるよな?」>>161
私の、気持ち。
……そんなのさっきとなにも変わらない。最悪も最悪、いいことなんかいっこもない。
ペリマンニを知って、敵になって。
ナインを裏切って、それでも喪って。
メレクとケンカして、これでもかってくらい負けて。
そんな私の気持ちなんて、そんなの、ああ、そんなの、
「……さっき、さ」
「おう」
「くやしいって言ったけど、あれウソなんだ」
「へえ。じゃあ本音はなんだい?」
「ホントはね、くやしいんじゃなくて──────すごく、ものすごく! くやしいの!!!!」
ああそうだ、くやしくてくやしくてたまらない。気狂いなんて言われるまでもなく気が狂ってしまいそうなほどにくやしい、くるしい、おかしくなりそうだ。
負けた、くそが、負けたいやだ認めたくない、でも負けた。だからナインはもういない、くそっ、ああ、ああ! くやしい!
我知らずうちに立ち上がる。手にも足にも力が入ってしょうがない。今すぐ暴れ出してしまいたい。
「~~~~~っっ!!! くそぉっ!!!」>>162
立って、ダン、ダン、ダンと地団駄を踏む。
今にも穴が開きそうな床にも構う余裕がない。
それでアントンじいさんに怒られてももうどうでもよかった。
言葉にあってもそれは変わらず。ただぐらぐらと煮えた心中を吐き出してく。
「くそっ! くそっ! 私がばかでばかだから!! くそが!! くそだ!! 私はっ~~~くそが!! くそったれがぁぁぁーーー!!!」
「そぉぉだ!! その叫びだ!!」
もう2人してどうにかなっていた。
わけがわかんないまま、カウンターを挟んでケンカしてるみたいに声を荒げる。
「なにがおかしい!!」
「楽しいのさ! あんたが悔しいのが───おれは楽しい! もっとだ!! もっと聞かせてみろ!!」
「なにがだ!! なにをだ!!」>>163
「負けたな!? 悔しいなァ!? ならどうする!? ここで床が抜けるまで踊るか!?」
「勝つ!!! ~~ために強くなる! 今より! もっと!」
「どうやってだ!? なにをするんだ!?」
「なんでもやる!!!!」
「だったら───」
ことんと。確かな音を立てて、カウンターの上に"それ"は置かれた。小さくて、細い。子どものようなサイズ感。片手で収まってしまいそうな"それ"は、
一本の、杖だった。
「持ってけ。金はいらん」
「───…………これ、って」
「わからんとは言わせんぞ。あんたは"それ"のマスターなんだろう?」
その言葉が答えそのものだ。
錆が取れて露出した朱の色合いは、私がこのフィンランドで出会った神秘そのものの色をしていた。>>164
「だめ……だめだよ、私なんかは、もう、」
「持つ資格もない、とも言わせん。あんたは今しがた、強くなると言ったろう」
「言ったよ、言ったけど、でも……これは……」
「強くなるにはまず立たにゃあ話にならん。折れた足で、それでも立つってんなら───杖がいるだろうが」
「っ……ぅ…………~~~」
なにを言えばいいのか、わからなくなる。
自分でも子供みたいだと思う。さっきまでの悔しさは消えてないのに、なのに、うれしいとも思ってしまう自分がいる。ばかだ私は、本当に、どうしようもない。
なにを言えばいいかも、なにをすればいいかも、なにもかもが止まったみたいになって、立ち尽くしてしまう。
そんな私の手をカウンター越しにアントンじいさんが掴む。強引すぎるくらいに、そのまま、朱色の杖を握らせた。
「……ついでに、そいつの最期の言葉も伝えとこう」
「…………?」
「『願わくば、また、みんなに会いたい』だそうだ。こんな片田舎に残されちゃぁ一生叶わんだろうなァ?」
「そんなの………」
「ああそれと───夜空を見るって約束を破っちまうのも、悔やんでたな」
「…………ずるいじゃん、それは」
「文句はそいつに言いやがれ。おれはしらん」>>165
言われるままに視線を落とす。
手の中に収まった朱色がぼやけて見えた。
私の手もアントンじいさんの顔も、おんなじようにぼやけてる。なんでかは知らない、知ったこっちゃない、知るもんか。
「……わかった」
「連れていってくれるか」
「うん。もう、返せって言っても、知らないもん」
「いらんいらん。そんなのとっくに返品不可だ」
もう用事は終わったとばかりに、アントンじいさんじゃ深くふかーく椅子に座り直した。シッシッと手で払う仕草。
それに逆らう理由もない。素直にしたがって店を出ようとして……ひとつだけ、どうしても聞きたいことがあって、足を止める。
「なんで……」
「ああ?」
「こんな風にやさしくしてくれたの? 私、敵になったのに」
「決まってら。あんたらが楽師と呼ぶ生き物は、みんながみんな、そうするんだよ」
「? えっと……」
「楽師の音楽ってのはな、いつだって誰かのためにあるんだ。
誰かの死を悼むとき。誰かと誰かが結ばれたとき。誰かの子供が産まれたとき。命と、生活と、人生に寄り添ってな」>>166
「…………」
「あんたが敵になったことを許したわけじゃない。怒ってるやつもいるさ。
でもそれとこれとは別の話。おれたちは音楽を聞かせる相手を選ばない。誰にだって聞かせてやる。
笑って、泣いて。歌って、踊って。弾いて、また弾く。誰彼構わず手ぇ出して繋いで踊ってやる。それがおれたちだ」
「……なにそれ、正義の味方みたいなことするんだ」
「だっせぇ呼び方してんじゃねぇや。そうじゃぁないだろう。おれたちを表す言葉が、あるはずだ」
知っている。
ここで何度も聞いたその呼び名。ここに来る前から聞かされてた、
「……ペリマンニ」
「ああそうだ! 甘くも熱く、しかして切ない───おれたちにふさわしい名だ! そうだろう? ええ?」
「わかんないよ、わかんないけど───……」20時までに久々の最新話投げたいと思います
美少女の絆ってのは健康に良いですよね…
>>142
(ますか……聞こえますかレージュさん…)
(自来也おじのイメージCVは竹内栄治さんです…その気になればマイク持てます…)
>>147
ガチの超難易度真名クイズ…だと…!?やっぱり真名クイズはテンション上がりますね
そんで存在否定されてて防衛機構で恐らく空気中の存在…エーテルか…?(ダメ元)
ともあれコレはマジで真名判明が楽しみですねえ
>>169
先にこれだけ言わせてください
アントン爺さんブッ刺さりました、大好きなタイプのイケオジですこの人
ともかく、完膚なきまでに叩きのめされて打ちのめされたルナちゃんに寄り添ってくれて、一緒に騒いでくれて、そして形見を渡してくれた。やっぱりぶっきらぼうですが、自分の、ペリマンニの矜持をしっかり持ってるアントン爺さんが本当に好きになりました。
みんなそうするとは言ってますが、敵に回す覚悟決めた上で負けたルナちゃんを気に掛けてくれたのは変わらない事実ですしやっぱり好きだなこの人…また見たい…セダム君といいNPCっぽい人が毎回かっこいい…
この杖がいずれ、窮地を切り開く鍵とかになったらいいですね。そうなったら俺が喜びます10分に最新話投下しますー
p.s. 日常回をいかにスピーディーに動かすかを考えるのって大変ですよね行きます
前回 前スレ582
1章2話辺りを見返してもらえるといいかもです
前回のあらすじ
企画開始から数年の時を経て遂に鶴水上陸した集積船。
遂に、狂乱と暴動の夏が始まりを告げる。chapter1-4 海と少女と真夏日と
朝焼けの光が、青い海に反射して輝いている。
慣れている潮風の匂いと音が、久々に感じる街の匂いと混ざり合って、気持ち良く感じる。
山の緑と、海の青。港の灰色。日本の港と分かるような色彩が、少女達の目を包んでいた。
『綺麗ですね…』
「そうね…」
ジャスミン、海月、ムジカ。三人の目が、朝焼けの陽に照らされ、魅せられる。
ありふれた日本の夏の空気。特に海月にとっては、昔はいつものように見た日常風景。
だが、それでも。陸と海。日常と非日常が反転している今は、そのままの日常の街というだけで新鮮で、魅力的に見える物だ。
このまま、久々に地上から見る海を見ていたい気持ちはある。
とはいえ———ジャスミンは、頭を振る。
「…でも、急がないとね」
「つん。ちゃんとした観光は今日の午後からだって決めてたし」
『そうですね』
「…じゃあ、行きましょう」
皆が頷き、再び靴音が響き始める。
まだ人もまばらな早朝。暑さも強くない港を、三人は大きな荷物を背負って、ペットボトルの飲料を飲みながら歩く。>>174
歩きは止めないが、横に見える海岸線や、反対側の街に目が自然と動いてしまう。日本の街に見惚れる少女達のを、この国で育った一条海月は誇らしげに見て、呟いた。
「ね、日本っていいでしょ?」
『はい…!私、ニホンに来るのは初めてなんですが、シチリアとは違った海って感じで、好きですね(*´-`)』
「嬉しい。…でもねムジカちゃん。」
海月が、ニヤッとした顔で指を振った。ムジカのスマホを触る手が止まり、首を傾げる。
「?」
「この位で騒ぐのは早いよ。まだ降りて数十分だから。メロは眉一つ動かしてない」
『???』
「海月ちゃん、多分ネタが通じてないと思う」
「あっ———」
キリッとした顔をしたのが馬鹿みたいじゃん、と顔を真っ赤にして覆う海月に、二人は笑い出した。カバンから半身だけ出しているメロも、「ぷにゅにゅん」と感情の判別がつきづらい声を出した。
そんな風に、三人の少女は他愛もない話題をしながら海沿いのアスファルトを歩く。
フランス人とイタリア人、日本人の少女が三人で仲睦まじく歩いている姿は恐らく、通り過ぎる人達からはホームステイか何かだと思われているのだろうか。とはいえ、紅茶やソーダを飲みながら談笑して歩いてる様は、この街の日常に溶け込んでいるといっても何一つ問題はないだろう。
『それにしても、メロちゃんの件は残念でしたね…』
ムジカのスマホの音声が、話題を提示する。
感情の起伏は大きくないムジカの顔にも、少ししゅんとした気持ちが出ていた。
「まあ、仕方ないよ。私も分かってるもん」>>175
そう。今回の停泊期間、メロは、基本的にリュックの中で待機、外には見せない事に決めていた。
海月は集積船においては、いつもメロを肩に乗せて一緒に過ごしている。使い魔でありながら、友達や知り合いの皆が認める程の仲良しな相棒である海月とメロ。だからこそ。本当なら、この鶴水でも一緒に動きたいとは思っていたが……流石に普通の街中である。神秘の色々な問題で、表に見せる事はできないのは常識であった。必然で、苦渋の決断だった。
師であるニコレットや、先生のポチ先生からも口を酸っぱくして言われたし、海月もそれは渋々ながら理解していた。
なので、せめてものお詫びとしてリュックに扇風機等色々な物をつけ、メロが住みやすい環境にはしていたが、やっぱりしんどくはある。
「まあ、大丈夫。籠らせちゃってる分、何か遊べる物とか食べられそうな物とか色々探してみる事にする」
「いいわね。……ところで」
「ん?」
「メロちゃんって、どうやってご飯食べてるのかしら…?」
「んー、私も未だにわからない」
(分からないんだ……)
「それで…海月ちゃん、目的地までどの位か分かる?」
「えーと、今2キロ歩いた所だから…半分くらいだと思う」
『遠いですね…-_-』
「年中船だもの。久々に街を歩くと、やっぱり感覚掴むのに時間が掛かるのが困る点よね」
ジャスミンの言う事に、二人は納得する。増築を重ねまくったド級の移動違法増築の極みな集積船だが、それでも全長は長くはない。陸と船上とでは勝手も違うのだろう。それに頷きながら、海月はジャスミンに心配の言葉をかけた。
「わかる…というかジャスミンちゃん、そんな荷物持ちながら歩いてて大丈夫?半分くらい私も持つよ?」
海月が心配するのも無理はなかった。ジャスミンは、大きめのスーツケースとリュックを一人で持ってここまで歩いている。一切音を上げた声は出さないが、それでも海月は心配になる。>>176
「大丈夫よ。基礎の魔術で最適化して負荷を減らしてるし。」
「そっか…」
私は大丈夫と言われたなら、何も返せない。ジャスミンちゃん自身がそう言うなら、何もする事はできない事は海月も理解していた。
「それより二人も大丈夫?海月ちゃんは慣れてそうだから大丈夫だとしても…ムジカちゃんは辛くない?」
『私ですか?』
心配の目を向けられたムジカは、微笑み、首を振った。そして、首元に目をやり、改めて音声を入力する。
『ちょっと辛いかもですが……心配には及ばないです。秘密兵器が、あるのです。』
「秘密兵器?」
「秘密…兵器…?(そわそわ)」
キョトンとした顔をするジャスミンと、語感で少しソワソワする海月。そんな二人(と一匹)の視線を前に、ムジカはスマホから離した指で胸にあるアクセサリーを指差す。
「…ネックレス?」
返答は、首の上下だった。頷くと同時に、音声用のスマホに再び指を滑らせる。
『はい。サクヤくんから貰った、軽い魔力の入ったお守りなのです。』
「!」
『日本の夏は本当にやばいから、という事でこれを作ってくれたんです。体温調節の魔術と同等の効果で冷気を掛けてくれるって事で、これが効いてるのです。サクヤくんお手製という事だったのも嬉しくて…………あれ?』
「……」
反応は、ない。
『?』
硬直していた。海月も、ジャスミンも。程度の差はあれど、驚きの色が強く顔から表出している。>>177
『どうしました、二人とも?』
「……うん、なんでもないわ」
「ムジカちゃん。今度さ、三人でアウトレット行かない…?丁度、かわいい服とか買いたかったし行こ?」
『??良いですよ?』
いや、本人には言わない。言わないが。
確かに言われてみれば、普段はアクセサリーやお洒落が控えめなムジカちゃんがネックレスつけるのは珍しいと思ってたけど…
それに、自覚はあるか分からないけど話してる時のムジカちゃんもすごい素敵な顔してたし…
というより、お守りを送るのはそれもうさ…
二人の、特に海月の脳内をあらゆる言葉が駆け巡る。少女漫画脳が爆発しそうな程の興奮を、抑えるのに力を必要とするレベルでそういう気持ちが溢れていた。
これはもう…本人達が自覚してないだけで、「ある」のではないか。
そう、直感で感じざるをえなかったが。黙る事にした。
「ムジカちゃん。」
『?』
「応援するよ」
「私も」
『???』>>178
その後、三人は談笑しながら公園まで歩いた。
三人で撮った自撮りを船の友達とのグループメールに送ったり、「こんなマレオはいやだ」大喜利をしたり、その他にも他愛なさすぎて載せて良いか分からないような普通の話をしたり。
人の通りが増え、街の中に入り、30分後。
「海月ちゃん、そっち取り付けられる?」
「おっけー…よしっ!できたよ。」
『小道具、整理できました!』
「ありがと、ムジカちゃん。」
コンパクトに畳まれていた小規模な舞台を、三人は公園の石の床の上に組み立てていく。
そう、今日ここに来たのには理由がある。
人形劇をする為だ。
ジャスミン・アドレーヌは、人形劇を趣味の一つとしている。船に慣れ始めた頃からの趣味だが、元々の性分か、或いは魔術の関係性もあったのかもしれない。とにかく、好きなのだ。
たまに船の子供達に見せたりする事もあったりしていて、船でも好評な物である。そして、見せる事も好きだ。だからこそ、機会があったら停泊期間の街でも見せたいとは思っていた。
だが、問題があった。こと日本の街においては割とそういう事は難しいのだ。
海月曰く、知人のバンドマンのお兄さんが路上ライブを日本でやろうとしたら割とガチ目に職質されたらしい。ギターを持っただけでそれだ、突然ステージを作って行うなんて事をしたらどうなるか分からない。なので、ジャスミンはどうしたものかと考えていた。
そこに、僥倖が来たのだ。>>179
鶴水である小規模なマルシェ的な祭り。偶然にも停泊初日と同日のそれが、有志参加で路上で色々やってOKという物だった。
故にこそ、ジャスミンは海月達も誘って3人でやろうと決めた、という流れだったのである。
ふと、目を横に向けると。公園の色々な所で準備をしている人や、色々な人がいる。
パフォーマンスの準備をしてる人もいるし、出店の準備をしてる人もいる。あらゆる人が、あらゆるものを準備している様で賑わっている。
それ以外にも、親子連れで来ている子供や、ヘッドホンをつけて木に寄りかかっているギャルっぽい子、犬をドッグランさせているおじさん、仲睦まじいカップル、妙に身長のデカい奇抜な風体をしてベンチに座っている男などあらゆる種類の人がいた。
夏祭りのような大規模な物ではない、マルシェのような祭り。
それでも、この雰囲気は、少女達にとって好ましい物だったのだろう。準備している三人の少女の顔は、普段の、船での日常の笑顔とは少し違っていた。
ワクワクが入り混じった笑顔を、浮かべていた。
そして。
「「『完成ー!!』」」
人形劇の準備は整った。
簡易のステージは組み建てた、使う用の人形も揃えた、海月が担当するナレーションの台本も持った。あらゆる準備ができたのだ。あとは、始めるだけだ。
とはいっても、始まるまであと1時間はあるが。>>180
「なんか、ちょっとだけ疲れたかも…」
「海月ちゃん…まだ準備終わった所よ」
タオルで顔を拭う海月に、ジャスミンが苦笑しながら釘を刺す。だが、そのジャスミンも汗を浮かべていたのは事実だった。ムジカも頷いて、スマートフォンの天気アプリを二人に見せる。
『でも…暑くなって来ましたし、わかります。今日は真夏日らしいですし、疲れますよね…-_-』
「…飲み物、1本だけじゃ心許なかったかも」
手元のサイダーを見ながら、海月はため息をついた。暑さを甘く見ていた訳ではないが、もう少し巽商店とかでスポーツドリンクとか買って備えておくべきだった、と。
…その時、ザッと音がした。隣を見ると、ジャスミンが立ち上がっていたのだ。
「……よし。コンビニ行って皆の分の飲み物を買ってくるわね。二人はここ見といて」
『…いいんですか?折角なので私達も一緒に…』
「いいの。私がやりたいなって感じだから、遠慮しないで。…スポーツドリンクでいい?」
いつものように、ジャスミンは大丈夫だという。その調子なら、もう任せる他に選択肢は無かった。
「…オッケー。お願い」
「任せて頂戴!」
そう言い、ジャスミンは立つ。しっかりとした足で、公園の喧騒に足早に入って、消えていった。
それを、二人は座って見送る。>>181
『ジャスミンちゃんは、やっぱり、すごいですね』
ムジカは、尊敬の目でそう言う。海月も頷いた。
海月自身も、心から同意だ。そう思う。それに偽りはない。
友情も、尊敬も、色々な気持ちは一つに集約できる。やっぱり、ジャスミンちゃんは凄いという感想に。
いつも、ジャスミンちゃんは私たちの先を行って、引っ張ってくれる。
あらゆる人の心を開かせて、頼られて、その凄い能力で、活躍をしている。
そして、奉仕したいという気持ちで、私たちにも色々な事をしてくれている。
本当に、嬉しいし、ジャスミンちゃんは、凄い人だと思う。
いつも私やムジカちゃん、皆を引っ張ってくれる、天才で、努力家で、すごい人。
一緒にいれば、心配はないんだって。
……でも———たまに、私は思ってしまう。
本当に、それでいいのかって。>>182
海月の思考が、冴えて、震える。
ああ。どうしてだろう。
夏の気温は高くて、熱くて、日差しも輝いているのに。
『——ミツキ、ちゃん』
影が、少しずつ深くなって。視界が暗くなってるような気がしていた。
「———さん」
私は、確かに。ジャスミンちゃんのようにはできないけど。彼女みたいに凄くないけど。思うんだ。
何か、私にも——できる事は、ないのかなと。
影が、暗くなる。晴れてるのに、目の前だけ、暗くなってる、みたいに。
『ミツキ、ちゃん———』
あれ?———目の前、だけ?
幻覚じゃない?心の迷いの起こした幻覚とかじゃなくて、本当に暗くなってる?
物理的に、暗くなってない?
『———ミツキちゃん。
正面に、不審者が———』>>183
「———お嬢さん?」
「———え」
その時。
巨大な顔と、目が合った。
自分より少し大きめな、彫りの深い顔をした男が真っ正面から私の顔を———興味深そうな面で観察していた。
「ふむふむ。ふむふむふむ。ふゥむふむふむゥ゛ゥゥんッッ!!!!お嬢さん貴女美しい表情をしてやがるですねえ。いやあその美しさ、その可愛らしさ、その芸術的な顔の良さ。そしてその美しき瞳。小生の性癖ドストライクって感じですねェうぅん美しいッッ!!いやあこの様なベリベリビューティフォーな美少女達に出会えるとはやはり小生の美運は最ッ強って感じですねえカハッハッハッハァァ!!」
変人が、いた。
2m超の巨体。ピエロもびっくりの青いアフロ。謎に悪くない三枚目イケメンな面。そんな変人が、顔面を滅茶苦茶に近づけていた。
「——————」
「———とりあえず、その美しい顔をあと10秒だけ間近で見させてもらえませんかね?後学の為に小生の脳に極限まで貴女の美しさを叩き込ませていただきたく!!!あ、そうだ。隣の眼鏡のお嬢さんも美しいので次は20秒間ほど貴女の顔を目に焼き付けたいのですがよろしいですかねよろしいですねッッよォォォし美を焼き付けるですよォォォ!!」>>184
夏の暑さが、寒気で霧散した。
何がなんだか、わからない。
別に、襲われた訳ではないが。でも、これはもう分かる。
「———変態だああああッッッッッ!!!??」
『ミツキちゃあああん!!!!』
■事案だ——————!!!以上です。
次回。ガールズ・ミーツ・変態。ご期待ください。
あと一応言っとくと次回で急展開とか鬱展開はありません。日常回です。なんなら人形劇する予定だし色々あるのでギャグ回の可能性すらある。ただ目を逸らすと大事な物を見逃すかもです
はい。という訳で今回、リョーガ君ジャスミンちゃんにメインのスポットが当たると言いましたが海月ちゃんムジカちゃんにも結構スポットライト向きます。特に前半はかなり向くかも
ジャスミンちゃんっていう何でもできるし何でも引き受ける天才で優等生な友達への憧れの目っていう海月ちゃんの所をね…掘り下げつつ色々させたいなと…
アフロはもうアレです。筆がひたすらに乗ってます。
まあぶっちゃけプロローグで敵ほぼ全員顔見せしたのは、正体が誰かっていうよりはコイツがどういう信条でどういう目的でどうやって誰と戦うのか的なフーダニット以外のダニットが重要だから的な感じです。
という訳で、年末までには6か7話まで進めます。やったねマレオちゃん、因縁が沢山増えるよ!!
とりあえずよければ感想お願いしますちなみに日常回はあと2〜3話で終わります
思いの外スレの流れが早い…!
追加情報です だいぶアクセルを踏む
>>147
◯供される物:A
最█の███に付随するスキル。
生まれながらにして供物であり被食者として定められている彼の霊基は、リソースとして非常に優れている。
儀式に利用すると補正がかかり、経口摂取すると一定ランクの加護が得られる。
加えて聖杯を通常のサーヴァントより多く満たす。
「Eat Meだね!オススメは唐揚げだよ!」
【属 性】ケモノ科・空を往く者・王・超巨大・ヒト科以外
→コヤンスカヤ
「コヤンスカヤ苦手なんだよねぇ…各方面にご迷惑をおかけしながらなんとか収まった仕事のミスを思い出すというか…あぁ…胃が痛い…」
闇のコヤンスカヤ→
「一途なのは好みですが、あそこまで行くと痛々しい。調教師が言うのも変ですが、DVを笑って受け入れるような関係を愛というのは、少々私には理解し難い世界です。あまりにも、都合の良い存在ですわね…」
光のコヤンスカヤ→
「停止する事そのものが、一種の爆弾として機能する防衛装置…中々スリリングな、NFFサービスのショーケースに収めるに相応しい、私好みの兵器です。いかがですか?弊社に転職すれば、間違いなく今よりも良い待遇を…「今より待遇悪い所なんてあるのか?」…失礼、少々目眩が…」型月神話生物じゃなくて信仰上の鳳凰、とか……?
でもそれだと防衛機構とかプログラムとか生命機械とかどうなんだ〜?けれども属性に機械ってないしなぁ………うーん???
って思ってたらご新規様!?おいでなんし!?藪から棒に真名クイズ乱入しちゃってすみません…!
>>136
遅くなってしまいすみません、序盤の攻撃手段…ビット展開前となると汚染された毒の飛沫が弾幕みたいに放出されるとか、でしょうかね
敵意というよりもはや自然現象、白蛇の凱旋における先払い、というような感じで。風のブーストで思いっきり吹っ飛ばすなり豪快に切り裂くなりしてくださいませ〜
>あと、確かビットがダメージ肩代わりするから一気に全部吹き飛ばさないとダメージ入らないって感じで合ってましたか?
YESですの〜。ダメカ10%が10個付いてるとかそんな感じです。そして倒しても倒しても補充される感じ
>>141
太陽の塔(史実の方)が実際に石積み建築を予定されていたらしいのでね…いや100フィート以上の塔で石は無理やろ…だが出来ちゃうんだなぁ、魔術なら!()
ンフフ、やっぱり街のランドマークは塔にしたいですよねぇ…こっちはまあ、実はエッフェル塔準拠で中央から少し外れた西側にあっても良かったり…二つ並んで時にはお化け煙突みたいになっても面白いかも…?伊草完成しました
帰宅したら速攻投げますのであと2時間ほどお待ちください一旦ノルマ達成終わったので今日の夜までは箱イベ周回祭りじゃあああああ!!!ドラゴン工場カチコミじゃああああ!!!!
>>188
推定鳥で王…鳥の王…アイヌとか北欧で色々神聖視されるミソサザイ関連?(ダメ元)
>>193
もう海月ちゃんとか凌牙君以上に人気な気がしてきたコルトさん。まだ10%くらいしか見せてないってのにこの人気のコルトさんに嫉妬
でましたわよ。多分コイツニコニコだったら出た瞬間赤字コメで埋め尽くされる奴ですわよ
まあ面白くはありますが、ここからまだ味がドンドン出てきます。海月ちゃんとムジカちゃんに接触したのは何が目的なのか、コイツの言う言葉の真意は何なのか。お楽しみに。
「デカいのは生まれつきですよ小生」
>>197
ここで朗報なのか悲報なのか分からない事を一つブチ込みたいと思います。次回、更なる何かがブチ込まれるかもしれません。
とはいえ予防線というか安心させておく事も言うと、今回ムジカ達女子3人の絆に亀裂が入るなんて展開は一切ありませんのでそこはマジで安心してください。
裂ムジはいいですよね…言い出しっぺなのでもっと出力したいなとは思ってます。この先のどこかでも裂ムジは出す予定ではありますしね…
あとは没ったんですが歌練習に付き合ってた時に「サクヤくんも何か歌ってみてください」と言われて恥ずかしそうにしながらOKしてマイク持った結果ゴリッゴリの演歌をこぶし効かせて歌う裂夜君の4コマの構想を考えてましたのでここで供養します伊草関連
>>197
元々ランサーとだと戦力差がデカいのは分かってたので、今回は苦戦させまくるってのを意識して書きました。
とはいえ力になれない事はないと思います。槍はヨルムンガンドから目を離せませんし、そんなこの状況で六蘭さんを倒しに行くのはチハヤちゃんにしかできないと思います。だから、廃帝の意思を宿しながら六蘭さんに全力をぶつけに行ってほしいなと。有沙ちゃんも刹那ちゃんも、そして廃帝も同じ事を考えてるんじゃないかなと
>>198
全く効いてないけど、完全無力な訳じゃなくてやりようはある。みたいな塩梅にしましたが見る感じ正解っぽくて良かったなと。
個人的に想定してるのは、ここから刹那ちゃんが観察してビットの存在を把握して、ワンチャンそれに何かある事を看破して騎陣営に伝える→それがビットごと攻撃って活路の鍵になる。みたいな感じの展開だと最高かなって思ってます。とはいえコレは展開の左右の問題もあるので成り行き次第かな
>>199
軽口を叩ける位に進展した主従はなんぼあっても良いですからね。小生こういうの大好きですよォ
そうですね。
・戦いながら同時並行でヨルムンガンドを観察するルート
・「そういうコトね、理解できた…!!」ってなった瞬間に奇襲受けて情報通達が遅れるルート
個人的にはこの2つのどっちかが良さそうかなって思いましたがクッチーさん的にはどうでしょう?
そんで裏ぺの件オッケーですよー。ほぼ答え合わせのつもりです
そりゃ伝承にオリジナル要素足してるから大事なとこ隠したら確信持てない!出題の時何も考えてなかった!
→イヴァン雷帝
「ふぅん…獣の国の眠れる王。異聞であれば、確かにその姿も納得だ。
凍れる大地、飢え続けるヒト。君は王となり見届ける事を選んだのか。
その時、向こうのボクたちはどうしたんだろうね。」
→メルトリリス
「友達だと思って声をかけたら恐ろしい人だった…
いやアイツなら間違いなくそうするんだけど…プライド高くて捻くれてて重くて、好きな物の事以外どうでもいい…
アレ?アイツまあまあ嫌なヤツじゃね?」
『嵐█████(██)』
ランク:EX 種別:対災害宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
バーサーカーの本質
アラヤ、ガイヤとも異なる、『霊長の生存圏を護る』一種の抑止力の性質。
対象の攻撃に『バーサーカーにのみ影響する』という制限を課し、バーサーカーが宝具を停止するか消滅するまで他の存在へ干渉する事は出来ない。
外からの厄災から守る、という曖昧な概念に基づいている為、攻撃の種類や属性に関しては例外は無い。
一方で、迎撃でなく防御を目的とした機能である事から、攻撃的な性質を一切持たない。今日1日新しい追加カレンシリーズについて考えてたのにも関わらず何も思いつけなかったのでもう誰かに丸投げしてしまいたい
誰か…ちょっと特殊なカレンシリーズを…合法的に増やせる都市管理AI銀髪っ子を…誰か…
ついでにアテナ神の弱体化も狙えるでっかい組織考えて…(怠慢)
>>206
うーん……何ということでしょう、視覚化されてしまうと犯罪臭が大変な絵面
言い逃れが加速度的に難しくなってきた
>>207
ペリマンニは本当にいい人たち
実は音楽関係に触れると鬼みたいになる一面もあるんですが今回はそのへん触れずじまいでした
>>208
運営的にはサクサク進めていく分には全然おっけーです
ただ耿実さんが駅周辺でパニックになる人々を眺めてご満悦、というシーンが挟まる予定もあったはずなのでその辺の関係で手番は前後しちゃうかも
そういうところも含めて中納言さんと相談ですね>>210
ふーむ?
グールのカウンター…カウンターとな…
あんまりアテナ神以外にピンポイントアタックな作りはしたくないですが、しかしグールというか死者特効な組織……?
それもアテナ神の味方じゃないとしたら…………教会?とりあえず裏ぺ更新。全体的には過去のエミュに関するやりとりの振り返り&追加の質疑応答って感じになるのかしら
所で皆のBOX到達は現在いくつで目標いくつ?自分は開封0、貯め60箱ぐらいで目標は100(行けたらいいなぁ)って感じです談話室更新!あと今日はスレも裏ぺも返信は出来ない!
カレンに教会ってただの本職じゃんと気づくまでにこんなにも間がありました。私ってほんとバカ
それはそれとして中納言さんいらっしゃるでしょうか
聞きたいことがひとつ…いやふたつほどあるんですが>>193
二つの塔の影が重なったところに虚数空間が開かれるとかそういうの…それが巷では「塔に挟まれた人間はどこかへ行ってしまう」みたいな噂になるの…良いですよね…
自分は全然構いませんよ〜!アテナ神真体とガッチャンコ…どんな塔になるのだろう…
>>196
拝読いたしました〜。二日目の夜の時といいまたもダメになっちゃう鎧さん。もしや伊草のサービスシーン担当は趙雲さん…?(ぐるぐる目)
という冗談はさておき、スピード型の連撃はやはり様になりますねぇ。異能や超次元的なド派手さはない分堅実さと地力が光る感じ。関羽さんのアドバイスも、それを受けてフェイズ2が始まるのも流れとしてとても綺麗
刹那さんの特異性が故の苦悩はこれまでに、そしてその強みがこれから描かれるという点で良い機会となれそうで嬉しいです!
>>208
>>209
チハヤさんの出番での捕捉OKです〜、戦闘に突入しちゃうところまでいっても問題ないですよ
耿実の満喫タイムに関しては、こっちの手番の時に地の文なんかで触れる程度でも問題ございませんので〜。あくまでそういう事実があったって前提で進めてもらえるならどんどんカットしてってもらえれば!>>217
いいな…狭間行きの扉いいな…
塔が2本重なって見えるポイントは二つあるから片方は隣人が消える入口、もう片方は見知らぬ人が現れる出口にするのも良さそう
私が考えてる塔は実はタワー的なそれではなくロケット発射台でして
アテナ神が上へ向くのを助けてもらえるならガッチャンコするのもアリだと思ってます
>>218
はぁい、パリ改造組織さんのアテナ神に対するスタンスが知りたいのです
利用するだけ利用しまくってやるぜってスタンスならアテナ神弱体化のために都市方面で攻めまくってほしいところで
利用以上に協力してくれるスタンスなら↑にもあるような発射台とガッチャンコするレベルで協力体制築きたいなと
もうひとつは軽い話というか
前におっしゃってた鯉?龍魚?をモチーフにしたキャラの元ネタが知りたいです
カープ女子?みたいなのを思いついたもので…>>219
あぁ〜めちゃくちゃ良い…その概念とても美味しいですね…人の流動にも拍車がかかってくるの都市って感じで…
パリ改造組織は改造に際して寄り合った一族たちなのでねぇ、そこんとこ一枚岩ではないのですよね
現状では太陽の塔に中心的に携わった「塔の一族」「橋の一族」「道の一族」の3人を練っているのですが、その3人でもアテナ様への印象は違ってきますし
ほか2人は微妙(おそらく利用するだけする派)なのですが塔の一族の子は奇遇ながらアテナ様に好印象だしお話しされている発射台計画にも大賛成だと思います。起源が今のところ「伸べる」な上昇志向の子なので
龍魚ちゃん懐かしいですね…その子は千葉県の印旛沼近辺に伝わる「印旛沼の龍伝承」が元ネタですね
龍の死体から鱗を採って血脈に刻んで、血族一代を一鱗と見なして九九八十一、八十一代目の“逆鱗”たる者に一族の歴史を捧げて龍に転身させよう!という
ここに天保の時代にあったという印旛沼干拓の時の怪獣事件を事を急いてしまった一族内の人間が半端に転身してしまったために起きたものとしてみたり…みたいにして絡めたりしたいなという想定でした>>221
いい…狭間付近には闇市的なのが並んでたりしないかな…でもみんな忌避してても良いな…横浜の伝承的なので繋げられそうなの調べてみようかな…
自分としても出来過ぎではと思いましたわね…モザイク市の舞台案チラッと見て「種子島なら発射台と塔の一族が合ってたなあ」と少し惜しく思っていたので…そこ回収されるか…!と
全然問題ないですよ〜!お互い侮りあって馬鹿にしあってるような関係なのでバラバラに動くのは解釈一致です。月一くらいに太陽の塔の最上階で集まる仲…
まあ旱魃の時に雨を降らせて上位存在に殺される龍の伝承は類型化されたものらしいですがね、怪獣事件とかが後世にあるのは印旛沼くらいですよ
龍魚ちゃんプール行きに関しては、最初時計塔入れようと思ってそんならスキュレカリュー教室に…と思ってたところウリューちゃんやここのえさんとこの宇治殿さんの系譜とあって…うまいこと着地点を見繕えずあえなく、という感じです
要は自分の勝手な心持ちによるところが大きく、今引っ張り出しても元ネタについてとかの知識も朧になりつつあって十分に動かせる自信がなく…なのでネタとして使っていただいても構いません〜ちなみに塔の一族の子は拙宅久々、あるいは初めてかもしれぬ明確なロリキャラです
やったね中納言、趣味に走ったデザインができるよ!(なお絶賛悪戦苦闘)
ついでに言うとロリでアテナ様にも好意的なのでAIカレンちゃんズにも懐いてて…それがグール化騒動によって…こう、曇らせ…とか…フフフ…みたいな…第■回とかこの前のSSとかwikiに登録してきました。
ちなみに、第■回におけるスノーフィールドの聖杯大会は、ぐれおのスノーフィールドにルーカス君とアイエーテスを足したメンバーだったりします。
最終的に、ゲルトさんポジション(ゲルトさんはオーストラリアの聖杯大会で勝利して既に短命を克服してる)の亜衣さん&ミラーカが黒鹿コンビに決闘で勝ったのは同じですが、対戦カードが色々と変わった影響で、ルーカス君が負傷しなかったりと差異もある感じですね。>>222
闇市込みで無法地帯っぽくしておけば人が突然消えるなんて情報があっても「現地民が言ってるだけ」でゴリ押せるから根無し草がたむろしてると良いのではないでしょうか
実は種子島……というかアテナ神も選んだ理由それ込みだったりします。Requiem世界は危険ドローンわらわらで飛行機も飛べなくなってるようなので、ならば、と
よっしゃー!やったー!じゃあ三者三様の一族はモザイク市にバラけて配置して……ぐっふふふ……
こんな、こんな考えていたことを思ったように実現してくれる組織が出てくるなんて偶然…すげぇ…!
そういうことなら使わせてもらいます!
でも心持ちの問題なら思いつき次第でまた復活することもあるでしょうから、なんとか、余地を残せる形で作りたいな…
>>223
ワァ……治安が悪いを条件に入れたからかみんなこわいこと考え始めてる……
しかしロリなのは良い!アテナ神は揺らがぬ武装処女神とのことなので近づける人間は迷いに迷いまくっておりましたのよちなみにモザイク市の横浜を置く人口島はざっくり円形で考えています
島の中心部にアテナ神周りのあれこれを置いて、それらを囲むように犯罪組織や無法地帯がぐるりしています
わかりやすさを最優先に考えて島のエリア分けは超ざっくりと東西南北で
今すでに出ている組織たちを配置するときも西寄りだの南寄りだのという感じ記していきます
ランドマークは現実の横浜準拠にすると偏りが出そうなので戦後ゆえの資料不足とかなんとか理由つけてバラバラに配置します。コレは参加者さんの中で使いたいものがあれば好きに取っていってください
とまあ、大体そんなイメージで進めております。あと地下については完全に未定です(最新話で割と大事な心情描写してる海月ちゃんに対する反応がzeroで頭を抱えている顔)
小生おじさんのキャラが強すぎるあまりに大事なシーンが霞んでしまったのだろうか…
>>207
いやもう本当に仰る通りです…変態です…
まあ別にこの場で急に襲い掛かる訳ではないですし、何ならコイツもまだ気になって寄ってきただけではありますからね。急に「ブチコロすですよォォォ!!!」なんて襲う気はない。絵面はともかく敵意がある訳ではない。故にこそ———まあ、ここは次回で
。警察は…うん、若干治安が変な街って事にしましょう
>>208
漫画の最終ページ風にしましたが正直そっちのパロにしても良かったなとふと思いました。ただ1枚で分かるあらすじという名のネタ絵シリーズはまだ予定してる弾があるので定期的に出そうと思います。とっておきのが控えてます
>>209
大丈夫です大丈夫です。コイツは紳士です。ただ美しい物が大好きなだけの紳士です。ほんござ?
まあ安心してください。絵面のヤバさとしては次回か次々回のアレの方がよっぽどヤバいかもしれません。ぶっちゃけ俺も書いてて「これウケるのかキモがられるのか絶妙に分からんぞ?」ってなってますし。ギャンブルです
>>217
色気枠…まあ女性鯖は雄々しい方多いですし有り得なくはない…のか…?もしかして某マタギみたくパァンするの需要あるの…?
とりあえず公式趙雲との差別化として槍の連撃と同時にガンガン風属性を放ってく感じにしようかなと思いました。公式趙雲は見る感じ風(ドラゴン)を大技か宝具でしか出してなかった感あるので、こっちは小技でも風をビュンビュン使ったりブーストさせて加速させていこう的な。公式の槍がガジェットだったら本当に死.んでました
刹那ちゃんは是非此処から暴れてほしいですね。今回のヨルムンガンド看破〜vsクッチー的に3日目はかなり活躍できそうですので上手く動かしたいところしんじんさんのバーサーカーを調べて見たけど確かにジズである文面はいくつかあるんですが、やはり腑に落ちない部分も有りますね。
人類史に否定される中で〜と有りますが、ジズもとい大元である神鳥ズーは特に否定されている訳では無いんですよね。無辜った逸話はあっても。
ジズに限っても旧約聖書の誤解釈から発生した謂わば初めから存在自体が“ない”存在なので否定とは?となる。
私が見た限りジズってやや人間寄りであっても世界全体のバランサーっぽくはある。
人類防衛の逸話is何……?>>225
黒鹿さん黒鹿さん、横浜の怪盗ちゃん&自来也おじ絡みで考えてるのがあるんで見てもらいたく
・表では元町辺りにあるアンティーク喫茶店を主従で営んでる
・だが実は情報屋としても知られており、気に入ったお得意さんや組織に対してはアンティーク品に紛らせて情報を提供する事もある(自来也の使い魔や盗賊スキルを介した情報網)
・そしてそれも仮の姿で、横浜中で一部の組織を狙って金品やリソースを奪い、スラムか孤児院の貧しい子供達に与える怪盗をしてるのが真の姿
っていうトリプルフェイス系主従にしたいんです。
情報屋としての仕事は全うしつつ、怪盗活動として目論んでる場所絡みとか自分達にバレそうな情報は上手くカモフラージュしたり逸らしたりしてる、みたいな。
スラム地区か孤児院か何かの子供達の為に怪盗として戦う、その為に善側も悪側も上手く利用する。っていうスタンスではあったんだけど善側の奴とか主人公的な子に絆されて次第に仲間になっていく…みたいな感じにしたいなと。
どうでしょう?Wikiのアクセス不可がようやく解除されたからやっと諸々登録できる…と報告に来たらなんか素敵な企画が生まれていた……
いいですね横浜……素敵ですね横浜……治安悪めなのも良い……
ちょうど馴染めそうなやつ鯖考えてたところなんで年末年始目途に形にしたいところ>>232
んー……そうですね……トリプルフェイスというのがちょっと気になるところ
主従2人に顔が3つもあるとしたらすっごく単純に考えて6つの側面をいっぺんに書くことになるので、いざ動かすときにとっても苦労しそうというのが懸念点
自来也さんは元々ちょっと複雑なサーヴァントなのもありますし
裏の顔は実は怪盗ってのは定番の美味しいネタで良き良きなのでその辺に集中できるように単純化すると良いのではないでしょうか
あと……ちょっと細かいんですが「貧しい子供達」の存在についても一考したいです
あんまり馴染みないと思いますがRequiem世界って一家に一台のノリで人類ひとりひとりにサーヴァントが1騎ついていて、しかもどういうわけか人類全体が半分不死みたいになっているんです
そこらのスラムのガキすらみんな頑丈で漏れなくサーヴァントがオトモしてる世界なので、施しを待つだけの子供は少ないんじゃないでしょうか
もちろん皆無ってことはないと思いますが…私の想定では少数です。ガキはガキなりにたくましく生きてるイメージ>>235
やったぜ
例に漏れず見た目だけは固まってるんで早急にキャラシ作りたいですね……そうか、Requiem世界だから相棒のサーヴァントも考えられるのか
うーん、これってのはないしいっそのことキャラシをさっさと仕上げて投下と共に募集しちゃおうかしらん…
>>225
塔の建設者たちの思惑によるものでも偶発的に発生してしまったものでもどっちでも美味しいですねコレは…ちなみにどちらにしても従事者は少なくとも一番そういうのに気づきそうな“道の一族”の人間は知らんぷりしますのでこちらとしてはキャラ的にも問題ありませんよ、狭間の扉
はえー、アポロ計画ならぬアテナ計画…個人的にとても好きです、空の下を歩かないなら突き抜けちゃえ!作戦
正直自分も規模がでかいだけでいかんせんネタが近代だし扱いづらそうだな…と半分構想半分プールの状態でしたので願ったり叶ったりと言うべきか…近代が新しすぎてダメなら舞台を未来にしちゃえば良いじゃない!
お役に立てれば幸いです!…けど、そんな気を遣わずとも結構ですのよ…?書きたいものを書きたいうちに書きたいだけ書くのが一番楽しい媒体なのですし
どうせ書きたいって自分がなった時にはまた別な角度から突っ込んでそうな気がしますし、遠慮せず黒鹿さんのご随意のままにやっちゃってくださいな
>>226
地下…スーテラン…メトロ…カタコンブ…オペラ座の怪人…永遠に工事が終わらない横浜駅…()
ランドマークを随所に、一族をバラバラに配置となると太陽の塔以外にもそれぞれの得意分野な観光名所練ってみちゃっても良い感じなのですかね?パサージュとか跳ね上げ橋みたいな…箱イベでスキル石集めまくって育成しまくってたら第1部初期辺りの銅銀素材がほぼ全部枯渇しました
たすけて
>>234
そうですか…いや確かに言われてみて気付きましたがかなり難しいですねコレ。トリプルフェイスはかなりアレでした
となるとそこそこ売れてるカフェをやりながら情報を集めてる→夜になったら怪盗として暴れるっていう感じにしようかなと。カフェは日常で使えるロケーションの予定なので平和な絡みもしつつ情報集めて夜に暴れる
そんで貧しい件は本当にすみません…
なのでちょっと代替案を考えようとはしたんですが、その辺抜くなら前言ってた組織とかの全貌が分かんないと正直作ろうにも作れんかもしれんなって気がします。
怪盗する目的から子供助けるのを抜くとするなら、何らかの因縁は割と不可欠かなってなりますし。なのでちょっと世界観詳しいのが出るまで目的面は保留にした方がいいかもなと思いました。
なのでまあ他の部分から作りながら待つ感じにしようかなと上で一家に一台サーヴァントみたいなことを書きましたが人によって召喚拒否というケースもありますRequiem世界
ただ「サーヴァントいないとかありえなくない?」な価値観が広まってる世界なのでそれもレアケースではあるようです
>>237
どんどん現実味を帯びてきた狭間の扉。やるか…やっちゃいますか!
なんかなにからなにまで噛み合っていってそろそろこわくなってきました。そんなことある…?あるんだなこれが
未来都市を目指しつつあちこち荒らされて時代逆行する部分もあるという欲張り仕様です
あ、じゃあ思いっきりやっちゃいます。好きにやります、ありがとうございます!
いいですいいですいい感じです。せっかく人口島の上に作るんだから自由にやっちまってよかろうと
>>238
そういう形が良いと思います。昼と夜で分ければ顔が2つあっても切り替えやすいでしょうから
なるほど……了解しました
そういうことなら京極さんのために「わるいこと」してる組織もどんどこ考えていかないとですね>>234
スラムのガキの内、誰か1人がトムとハックを召喚してたら自然とギャングを結成してそう。はぁ
やっと終わった
ってなわけで投下しまーすアントンじいさんの店を出た。
なだらかな斜面の上に建てられていたから、外に出た瞬間に、ぱぁっと視界が開けた。白夜の空はこんなときも、どんなときも、ずっと赤いままだ。
夏の間はずっとこの赤色で冬になれば一転して夜闇に覆われるというんだから、まったく不思議だ。
さて、赤いソラの下に立つのは私だけじゃなく。こちらに向かってくる人影がひとつあった。
「よう」
「…………クリストファー・クライ」
魔術使いの傭兵で、ナインの師匠だった、人。
その表情はこれまで見てきたもののどれとも違う。寂しそうにも怒りを抑えているようにも見える。静かに、それでいて少しの緊張感が混じった佇まい。
怒っているとしたらその原因は間違いなく私にある。私がやろうとしたことはナインとこの人の乗り越えた戦いぜんぶを無駄にするためのものだったから。
後悔しているわけじゃない。やり直せるとしても、私はきっとまた同じことをやる。次はもっとうまくやろうと考えて、その通りに行動する。
でも私は負けた。
戦いも終わった。当然やりなおしもできない。結果が決まりきった以上、このあと私がどう扱われても受け入れるつもりでいた。
彼はお酒か何かのビンを片手に持ってきていた。持っているものを確認した私と同じように、クリストファー・クライも私の右手にある朱色の杖を認めた。
「そうか。連れてくのか」
「うん。連れてく。……いい?」>>243
「ナイン野郎次第だ。俺は何も言わん」
「…………そっか」
「言っとくが俺は認めてねェぞ。止められたとはいえ、お前のしでかしたことは変わらねェんだ」
「……うん。わかってる」
「だから認めさせてみろ。俺が納得する形でな」
「え? …………どうやって?」
「『カッコいい』以外にねェだろが。ソイツが似合うくらいカッコいいヤツになっておけ」
そうしたら認めてやる───とそれだけ言って、私の横を通り過ぎていく。
私の返事は待たない、いや、許そうとしない。ソイツを連れていくならそのくらいはしてみせろ。そう、背中が語っている。
「そうそう、言い忘れてた。俺はこれからアントンじいさんと呑むが、村の連中はもう始めてるぞ」
「へ?」
「区切りのための演奏会だってよ。お前待ちだぜ? ほれ迎えもきてる」
入れ替わり、立ち替わり。
なだらかな斜面を下ったその先に、私の"お迎え"であるらしいダヴィ・ミーニャが、わざとらしい笑みを貼り付けて手を振っていた。>>244
◇ ◇ ◇
「そんな緊張しなくても大丈夫っすよぉ。思うところはあるでしょうけどね? 今から考えても仕方ないんで、ほらリラックスリラックス~」
2人してゆるい斜面を下る途中でも、くるくるペラペラとよく喋る。私のお迎えらしいけどなんでこの人が迎えに来てるんだ。もっとほかの……いないか。今の私に。
なら別に、ひとりでもよかったのに。
「ひとりになりたかった、って顔に書いてるッスね?」
「う、」
「あんなことしたら気まずくなるのはわかりますけどねー。そこはお気の毒」
「………ダヴィは気にしてないの? 私、セイバーのことも……」
「俺は気にしてない、というかアンタのことはどうでもいいんすよ。ペリマンニがどうこと言われても関係ないし」
「ナンパしてきたクセに」
「あー……あれは、観光客っぽいカモフラっつぅか、また別の牽制みたいなモンで……」
「はい?」
「まーとにかく! 今の俺はアンタのお迎え! それでいいじゃないッスか!」>>245
私でもわかる。なんかごまかされてる。
まあいいや。ダヴィと同じように、私もダヴィのことはけっこうどうでもいい。セイバーのことは気になるけど逆に言えばそのくらいだ。
「なのになんで私のお迎えとかしてるの?」
「そういうお仕事なんでね。アンタを逃がさないように連れてきてくれって命令なもんで」
「誰から?」
「そりゃメレクくんから。今の俺あの人に雇われてるんすから」
「は……はぁぁぁ?」
ダヴィがメレクに雇われた?
なにそれ聞いてないぞ。いつの間にそんな話が出てたの。いやメレクが私になんか隠してそうなのはいつものことだけどさぁ。
「……知らされてなかったんすね?」
「ぜんぜん。まったく」
「んー…………俺の前の雇い主のことは?」
「それも、ぜんぜん。まーったく知らない」
「んじゃやめときましょう。テキトーにつついて蛇出しちゃたまらない」
「なんかズルい……」>>246
「あとで雇い主サマに聞いてくださいよ。どうせ今から会うんすから」
「それも気になる」
「どれが気になるんで?」
「どうせ会うならってヤツ。逃げるかどうかが気になるなら、メレクが自分でくればいいのに」
会ってなにを言えばいいかはまだわかんないけど、なにを言うにしても早く会っておきたかった。
これで最後になるかもしれないから。
「無理無理。ありゃしばらく動けませんよ。今ちょっとした村の主役になってますから」
「なんで?」
「あの人が例の廃坑道を丸ごと買い取ったからっすね」
「は……?」
「地下施設も兵器たちも何から何までぜーんぶっすよ。金持ちってこわいっすねー」
「えっ、は? はぁぁぁ!?」
さっきから聞いてれば私の知らない話ばかりを次から次へと。
なんなんだ一体。私が寝てる間になにがどうなったの?>>247
「細かいとこは本人に聞いてくださいよ。俺としちゃ、あの子のガンバリが無駄にならなかっただけ儲けもんなんで」
「……やっぱ気にしてんじゃん」
「いーえまっさかぁ? 誰かさんが負けてくれたおかげで俺はハッピーエンドっすよ」
「ぐ、ぐぐぐぅぅ……!」
「な・の・で、俺はここまで。あとはアンタら次第。しっかり幕引いてきてください」
バシッと背中を押されて否が応でも足が出る。右も左も許されず、前だけに道がある。
一度だけ振り返ってみればダヴィのいやらしいニンマリ顔が見えた。お出迎えはここまで、とその顔に書いてある。
ここからどこに行けばいいのか、俺に聞かなくてもわかるだろって、書いてある。
だって聞こえるのだ。
ダン、ダン、ダン、と足を鳴らしてる。
陽気で楽しいペリマンニの音楽が、聞こえてきていた。
◇ ◇ ◇
ダン、ダン、ダン。
立て続けに床を踏む音がした。木造りの床を、硬い革の靴が蹂躙していく音がする。>>248
人間の脚が持ち上がって、すぐさま下ろされる。下降していく靴底が床に触れればまたダンと音が鳴る。それが繰り返されている。
また脚が上がる。下りる。そして音が鳴る。ダン、ダン、ダンと飽きもせずに木の床が鳴らしていく。
「…………」
最初に聞いたときは湧き立つような心地にさせられた音もリズムも、今の私の心を上向かせてはくれない。これからメレクと会わなきゃいけないってのに。
気が進まない。
というか重い。
気まずい。
どんな顔をすれば、いやどんな顔をしてても会うのがちょっと……かなり気まずい。
逃げないけど、逃げたい。そんな気分だ。
「あっ! お姫様いたー!」「いたよー! お姫様ー!」「きててよかったー!」「こなきゃどうしようかと思ったー!」
だってのに見つかってしまった。ミカン色とレモン色の頭をぴょこぴょこ揺らしながら双子姉妹のペリマンニ、ミッピとレッタが近づいてくる。
さっそくだけど訂正しなくちゃいけない。メレクと会うのが気まずいと思ってたけどアレは間違いだった、今は誰に会っても気まずい。>>249
「ミッピ、レッタ……私、私……」
「ストップお姫様!」「今はダメだよお姫様!」「ウチらだって怒ってるけど!」「文句はいくらでもあるんだけど!」「順番だからね!」「ウチらはあとだよあと!」
「なっ、なんで、なにが?」
「今はなにより!」「誰よりなにより!」「お姫様を待ってる!」「王子様がいるからね!」
「っ……」
両手を2人に掴まれて、有無を言わさず引っ張られていく。木組みの踊り場が近づく。
また音がした。
床の音とは違う。凛と響く弦の弾かれた音。
楽器だ。カンテレ、と呼ぶことをもう私は知っている。厚い木の板を空洞にして、音が通るように空けた穴に5糸を張ったもの。もっと丁寧に作ったものは20本も30本も張るのだと聞いたけど、ここにあるのは5本のものだった。
知っている。
知っている音だけが、響いていく。
ダン、ダン、ダン。
ダン、ダン、ダン。
ダン、ダン、ダン。
この場の秩序はかろうじて統制の取れている音楽だけしかなかった。
そして、最期の舞台に上がる。>>250
「おや、やっと来ましたか」
「……メレク……」
あれだけの戦いの痕をひとつも感じさせず、いつもと変わらないように見える表情で舞台に立つメレクがいた。
身にまとう白い衣装には瑕もなければ汚れもない。一瞬、戦ったことがウソにも思えるくらい、けろりとしていた。
一方で、私はどうだ。
どんな顔をしているかはもう気にしてもしょうがないとして、言葉ひとつ出てこないのは自分でもどうかと思う、まったくなんてザマだ。まごついてばかりで情けない。
いつもの顔はどこに忘れたルナ・アードゥル、そんなヤツじゃあないだろうお前? とっくに染みついた外様向けの笑顔はどこいった。表情を変える余裕もないのか。
「話をする……どころではなさそうですね。では、こうしましょう」
「……?」
こう、とは?
どうするつもりかと訝しみながら見ているとメレクが姿勢を正した。
片腕を自分の背に回して、気取りに気取った優雅さで腰を折る。
「僕と、踊っていただけますか。レディ?」
にこりと浮かべたほほえみが、なんと凶悪に見えたことか。>>251
たぶん、しばらく忘れられないだろうなって思える笑顔だった。楽師の音も、赤色の空も、一瞬だけ忘れさせられてしまった、笑み。
……ちくしょうめ、また、これだ。また負けた。一度ならず二度、負けた気にさせられた。悔しい。くやしい。
負けっぱなしで、終われるか。
「……はい。よろこんで」
応えつつ、一歩、前へ。
負けじと伸ばした私の手を、鳥の羽でもつまむようなやわらかさでメレクが取る。
手を取る動作は途切れないまま自然と私を引き寄せる形になっていた。私を迎え入れてから身体を支えるまでの所作がひとつらなりの術式であるかのように綺麗にこなしてみせた。
いつもより近い距離で感じた体温が、視線が、夏なんか置いてけぼりにしちゃうくらい熱くて。
誰の合図もなく演奏が始まった。リズムとメロディーに合わせて歩き出す。
タン、タン、タン。
タン、タン、タン。
タン、タン、タン。
流れるようなステップのひとつひとつを、示されるまま踏んでいく。こんな社交界向けの踊りなんか、今よりずっとずっと小さいころにやったきりだけど、案外なんとかなるもんだ。
まあ、メレクが上手くやってるのが一番の理由だろうけど。私に無理をさせずに、メレク自身も無理をしない。そんなダンス。
上手いとか綺麗とかそういうのとは違う。自然体でいられるような足踏み。踊っているというよりも、散歩している気になってくる。>>252
「そう、そのまま。僕だけを見ていてください」
「見てるけど、まさか、このまま話すつもり?」
「机を挟んで向かい合うよりはよっぽど気が楽でしょう?」
「……うん。身体うごかしてるほうが、話しやすいや」
「それはなにより。さて、なにから話しましょうか」
なにから、か。
いろいろあったはずなんだけど、踊ってるせいか上手い言い方とか出てこない。
だから、そのまんまの心で話すとしよう。
「あの坑道、買ったって聞いた」
「えぇ。楽師たちの神秘……技術と一緒にね」
「どうやって?」
「それはどういう意味で? 僕の家のことなら手回しは済んでいます」
「違う。楽師のほう。……みんなが必死で消そうとした神秘を、よそ者の魔術師に売るわけない」
「……少し、遠回りな話をしましょう」
「? なに?」
「なぜ、楽師たちは神秘を消そうとしていたのでしょうか?」
「それは……危ない兵器ばっかり造ったり、かわいそうな子どもが増えるばっかりだから?」>>253
「その通り。目に見えてわかる不平不満を押し通したがゆえ、すべて消すべしと行動を起こす者が出た。人道的配慮が行き届いた管理下にあればとても起き得ない事態です」
「…………いやいや。いやいやまさか」
「ですので僕が管理を申し出ました。アルマソフィアの名を使って」
「むりでしょ」
そんな話が通るわけがない。
メレクの家は金持ちだ。魔術師としてのお金持ちだ。そりゃこの村の坑道を買い取るだけのお金があってもおかしくないし、神秘を管理するための人員も動かせるだろう。メレクの側は、問題ない。
でもペリマンニは違うはずだ。聖杯戦争なんてものにまで発展した危険極まりない神秘を、よそ者魔術師に売り渡す? 管理を任せる? ありえるもんか。いくら陽気で楽しいペリマンニだからって、人を疑わないわけじゃない。悪用も裏切りもいくらだって浮かぶはずだ。
メレクだってそのくらいわかってるはずなのに、ほほえみは消えない。
「同じような反応をされましたよ。ここの兵器を売りさばいて一儲け企んでいるのだろう、とね」
「そんなの私だって考えるもん。兵器ってお金になりそうだし」
「貴女も楽師たちもわかっていませんね。兵器が金になる? 水面下の小競り合い程度の争いしかない魔術社会で軍需産業など儲かるはずがないでしょう」
「え、あ、そっちなんだ!?」
「他に何があるのです? 僕からしてみればこれだけの技術と神秘を、兵器一辺倒で運用しようという思考が理解できませんよ。あまりにも無駄が多すぎます」
「ほへー……」
「僕がプロデュースさせてもらえるのなら、兵器から一転して平和的に、かつ圧倒的に稼いでみせるとアピールさせていただきました」>>254
「……ビジネスの話にしちゃったんだ」
「そういうことになりますね。その点で言えば貴女との戦いも意味があった」
「? なんで……?」
「貴女は僕に負けたでしょう?」
「………………」
「返事は?」
「……はい。負けました」
「よろしい。……あの戦いの過程と決着は良いデモンストレーションになった。少なくともアルマソフィアは楽師の神秘を御しきれるという、ね」
「なんか、さぁ……ずるいなぁ」
「貴女の味方だと言ったでしょう」
「こういう意味だと思わなかったんだよ」
私が始めたことなのに、ずーっと手のひらの上で転がされているような、私が考えもしなかったところまで利用されまくってる。
ただ負けただけじゃなくて負けそのものに意味があるなんて言われたら……言われたら……ハラ立つ。
でも……
「でも、結局、信用される理由は足りないよね」
「…………」
「ずっと一緒にいた私が敵になったんだよ? 儲け話自体、自作自演に思われるかも」>>257
「……とのことでして」
「……なんじゃそりゃ」
メレクのピアノを聴いた? 演奏を聴けばその人柄がわかる? 魔術ひとつだって使わずに?
むちゃくちゃだ。
そんなことで自分たちの大事なものを懸けるなんてどうかしてる。
そんなことに、命を懸けて音楽といっしょに生きてきた。そういう人たちがいることを、私はこのフィンランドで嫌ってほど教えられた。
「敵わないなぁ」
「負け通し、でしたね?」
「ホントだよ。いっぺんにこんな負けたの、はじめて」
「まぁ、そのおかげで貴女の珍しい負け惜しみも聞けましたから」
「はぁ? 私、メレクに負け惜しみなんか……」
アントンじいさんのお店では言ったけど。思いっきり叫んだけど。アレが聞こえてるわけ……ある? もしかして?
そういえば、あのお店、あちこちガタガタになってすき間がいっぱいできてた気がする。中にも風が吹いてて、音を遮断する壁もあってないようなもので。レージュさんへるぷ……アテナ神について、へるぷみー……
私ずっとアテナ神が人間に向けるものはいわゆる「母の愛」と呼ばれるそれだと思っていたんですが
でもよく考えなくても処女神になるわけだから当てはまらない…?いやでも子育ての都市守護神だし…?けど見守り系とするには前に出まくってる気も…?という風に混乱してきております
アテナ神って母性愛と少女メンタルが同居する神さま……なんでしょうか……?できた…やっと、終わった…
Fate/NCの記事作成、一通り完了しました
書きに書き溜めたSSのコピペと、最後に簡単な設定集の追加…。いやーここまで長かった
次やるとしたら(やるかどうかも分かりませんが)、ちゃんとプロットとか煮詰めてからやろうそうしよう
適当な見切り発車、ダメ絶対
あ、それとレージュさん
例のタイトルロゴが完成したら下記リンク先ページ内に貼り付けて下されば大丈夫です!
よろしくお願い致します
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%2Fnightmare%20circuitぐわああああ!!!(突然の年末新規イベを膝に受ける)
俺の!!!箱イベ終わった最後の1週間でSSを進めまくるという完璧な計画がああああ!!!でもレイドはガチでやるしかねえ!!
これ年内2話更新行けるか…?行けるかなぁ…?
>>261
メレク!!やりやがった!!!マジかよあの野郎!!!やりやがった!!!(ダンダン)
後半の色々が全部掌の上で計算してたというのは流石名門の魔術師というかなんというか…こういうマジモンの凄い魔術師の手腕を見るたび俺がこれから出そうと思ってるモン大丈夫かなって気になってきますがまあそれはヨシ
でもその全部打算に入れてた中でも、ルナちゃんへの想いに関しては紛う事なき本物だってのが本当にこの二人の尊い所やなってCP好きの小生思うんですよねぇ…いやぁ美しいですねぇカッハハハァ
そして、完結おめでとうございます。ペリマンニの神秘っていうデカいテーマを綺麗に作り上げた上で新たなる強敵の匂いや覚醒の兆しも見せるとか本当に作劇が上手いと思います黒鹿さんは。その上ペースも速いからマジで冒険旅行記は非の打ち所が無さすぎる
横浜も、未定だとは思いますが旅行記の次章も楽しみにしています!!
お疲れ様でした>>268
ありがとうごぜぇやす、ありがとうごぜぇやす
ちなみにメレ坊視点ではもっと単純で暴力的な手段で解決することもできたりしました。それをせず個人的に守りたいもののために3倍苦労する手段を選びましたがたぶんきっと後悔はしていない
ふへへ…うれしいお言葉。プロット練り練りしまくった甲斐がありました
次章はぼんやり考えてますが今のところ候補はアルプスかジャパンかカステルメッツァーノかという感じです。どこがいいかなぁ横浜? 横浜はね…考えることが多すぎるねんな…
参加してくれようとしてる人たちが今一番ほしい情報ってなんだぁ…??>>266
母性愛と少女メンタルが同居する神さま、だと思いますねぇ
Kourotrophos/Κουροτρόφος
と呼ばれる子育て、若者の成長を見守る神様の一人ですし、オデュッセウスの息子テレマコスが冒険に出る時も前に出るタイプの見守りをしてますし、「神様故、人間とはまた視点の異なる母親的な愛はある」タイプだと思っています。
>>265
>>267
いえいえ、大丈夫ですよとんでもない!
嫌なリテイクって言うのは「10回ラフ描いてもちっとも次に進めない」「清書まで来たけどやっぱり一からやり直して」「何が駄目とは言えないけどやっぱり違うからそっちで良い感じにやり直して」みたいなのですし
それはさておきこんな感じでいかがでしょうか?
あと、ページ内に貼り付けってどうやるんでしたっけ……(小声)>>271
私です現在アテナ神のキャラシ製作中なんですがちょっと初めての作り方すぎて混乱してきたので見てもらっていいですかね? 下書き感満載ですが…
相談したいこともいくつかあるのでそれ込みで見てほしいです…>>281
ではではいきますぜぃ【氏名】機神アテナ/カレン・アテナ
【性別】女性
【年齢】不明
【出身】モザイク市《横浜》
【身長・体重】cm・kg
【肌色】白【髪色】銀髪【瞳色】金眼
【外見・容姿】(要相談) → でっけぇおっぺぇ
【属性】秩序・善
【好きなもの】勇者と勇者に至れる人間たち、美しいものと美しい自分、人と人が出会って家族になる瞬間
【嫌いなもの】汚.物と汚.物に成り下がる獣、美しさで挑んでくる不遜な者、人と星の未来を奪わんとする外敵
【魔術系統】
【魔術属性】
【魔術特性】
【魔術回路】質:E += A 量:E += A 編成:特殊>>283
魔術・特殊技能・特性など
『都市管理』
インフラ整備 → 全域カバーは現実的じゃないので分割。 → 他組織に奪われたりとかも? (要相談)
経済とか物流とか → 細かく決めても破綻しそうなので大体ノリで
『英霊召喚』
霊脈を経由した魔力供給。都市全体に共通
召喚事例の記録。都市管理の一環
令呪等のサーヴァントへの強制力は持たない
『戦闘力』 (要相談)
案1.制限時間アリで強い → カレンシリーズのボディの限界を設定。制限を設けてトップクラスに強いけどモザイク市全体に手が回らない塩梅にする
案2.弱いけど勇者アリ → アテナ神自らがマスターと勇者に相当するサーヴァントを召喚、戦闘を任せる。アテナ神自身の防御が別途必要
案3.案の1と2を合体 → 普段は召喚したサーヴァントに戦闘を任せて、超が付くレベルの緊急事態にのみアテナ神が担当する。制限があるので奥の手扱い>>284
『真体について』 (要相談)
新しい宇宙船とするために修理&再建
基本は修理待ち状態で動けない → 格好の餌なので隠すor守る必要がある
誰が修理するか? → 『塔の一族』? 処女神の不可侵性もあるからどこまで触れさせていいのか → いっそ自分の端末体が指揮して修理?
来歴
戦前の横浜は地球温暖化による海面上昇を受けてゆるやかに滅んだ。
かつては横浜と呼ばれた領域には多くの抵抗の残滓が存在し、戦後それらを基盤したモザイク市≪横浜≫が再編された。
都市と呼ぶには可愛げすらあるささやかな規模。二度目のゆるやかな滅びも遠くないところまで近づいていた、そんな時だった。
神が、流れ着いたのだ。
それは機械で出来た神だった。はるかソラより来た神だった。都市の守護を担うギリシャの神だった。
漂着物の分析を担当した都市管理AIは、すぐさま都市復興を条件にすべての権限とリソースを機神に譲渡した。それが最も合理的な結論であると神も同意した。
そうしてモザイク市≪横浜≫を担当する都市管理AI、カレン・アテナが誕生したのだった。
以後、都市の管理・発展に尽力していくことになるのだが……>>287
大丈夫ですよーレイド大量在庫追加で余裕できたので休憩に来ました
あと多分船SS2話更新は無理なので1話更新で良い感じの引きにして来年に持ってく予定に方針転換します。
>>286
いいですねえアテナ神。上からみたいな言葉ですが、遂に世界観がいい感じに形になってきた感じがしますね
とりあえず要相談ポイントで個人的に思いついたのはインフラなんですが、アテナが完全に掌握できてる平和な区域と、手が届き切らずに組織とかがある程度支配下に置けてる区画みたいな感じで複数エリアに分けるのとかどうかなって思います。
例えばアテナ領域(平和)、組織A領域(治安悪い)、組織B領域(治安は普通だけどなんか不穏だし何かの陰謀が動きまくってる)、みたいな感じでエリアを区分けすると良い感じなんじゃないかなと。3つ位がやりやすそう
主人公ポジションのグループとかキャラのポジションが決まってないので何とも言えませんが、これなら区域の抗争とか何かしらの奪い合いもできますし、横浜の日常や平和を守ろうとする側(平和エリアの住民とか主人公的なイメージ、あるいは納言さんの一族もこっち側に一部入る?)とアテナの支配を崩したりエリアを掌握しようと暗躍する側(愉悦部さんの幻曹操陣営とか?)、或いはワンチャン第三勢力とか中立側もって感じで結構綺麗に構造作れるんじゃないかなと。
どうでしょうか?ガチャの引きがめっちゃよかったお陰でレイドは大体2ターンキルで周回中です。
今年最後の投稿どうしようなかなー、とは思いつつ新年の初ゆる募は何にしようかと思案中。>>290
そうですねぇ……3つくらいが実際に動かせる範囲でしょうね
ただ暗躍エリアって感じになにやるかを最初から決めちゃうと出来ることの幅が狭まる気もするので「暗躍しやすい」「商売しやすい」くらいのエリア特性にしておくのが無難かも
AとBの感じだとなにも考えず好きに暴れられそうなAに人偏っちゃいそうなので、Bの方には狙い目の金持ちや企業が多いとかそんな感じにするとか
アテナ神周りだけ比較的平和にしておくのは良いですね。弱者寄りの人も最低限の逃げ場があるみたいで
主人公ポジション……はどうしましょうね?
アテナ神のフクロウを鯖化したそれっぽい子は考えてますがそういうのって出していいものなのかな……?
私的には全員主人公は言い過ぎにしても全員プレイヤーの感覚で考えていた部分もあり……いやでも主人公っぽいのがいたほうが皆やりやすくなるんなら作るべきか……?レイドROUND2だああああ!!!!
イヤッホォォォォウ!!!!
>>278
ありがとうございます…!
レージュ先生にそう言ってもらえるのはマジで有難い
>>293
確かにエリア設定的にはぼかした方がやりやすそうでしたね、納得したしそれで異論ないです
となるとウチの怪盗ちゃんは商売エリアでカフェ営む感じが良さそうかな…あとは怪盗の動機か
主人公ポジに関しては…なんか悪側の予定キャラっぽいの多いから一人でもそういうガチ正義側の子がいれば話とか作りやすいかなーってイメージで提案しましたが確かに全員主人公でしたね…ちょっとここは俺一人の意見でどうこうするのはよろしくない気がしてきたので黒鹿さんに任せたいなと。でもフクロウちゃんはアリだと思いますタスクの山積を横目にやる描き納めは楽しいンゴねぇ〜(白目)
>>286
魔術回路の表記面白い…ビジュアルはアムール状態の第一臨みたいなトーガにポニテってイメージですね、なんか個人的にアテナ様は結んでる印象
戦闘力は①案がピンチの導入にも程よいように思いますが、でも神の依代としての威厳も見たいし…そうなると③ですかね、やっぱり
真体の修繕は塔の一族の方でやれそうですがこの場合ロケット構想は一族の人間発案のものとなりますかね?宇宙船とロケットにも相違はありますし、自然に修繕の中で繋がりそうにもないので
あとこれはこっちで練ってる一族たちに関わる質問なのですが、この感じだとアテナ様の残骸が流れ着くより前に横浜は都市として一応成立していたんですよね?横浜が最大14年前落成として、漂着が何年前のこととかって決めていたりしますか?
ついでに言うと治安別エリアに関しては道の一族の人間が作った施設(横浜中華街に位置するパッサージュ)は清濁併呑、一般人も犯罪者も入場出店可能な周縁部のアウトレイジな人間が侵入して暗躍のとっかかりにできるゾーンになる予定なのですがどんなものでしょう?>>294
正直いいとこどりの案3がいいなと思ってました
戦闘方面はそれでいきましょうか
なーるほど…仕事の重要度=端末体との距離にしてしまえばいいのか
端末体に近ければ近いほど重要な仕事をやっている人になると……なるほどぉ
>>295
あー……善サイドと悪サイドのバランスを考えてのことと……
でもまぁフクロウちゃんは私作ストックキャラの中でもけっこう長く暖められてる子で出したい気持ちもあるのでおーるおっけーなのです。ハイ。想定している横浜では善VS悪に限らず悪VS悪みたいなこともできるでしょうし
>>294
>>295
じゃあエリア分けはある程度曖昧に、地域ごとの特性はその場にいる組織に引っ張られている感じにしましょうか
たとえばチャイニーズマフィアのエリアはちょっとぴりぴりした危ない雰囲気、みたいな>>296
魔術回路表記はせっかく機神×AIってことでプログラミング言語っぽくしてみました、個人的お気に入り
発案者は……言いだす人がいないならアテナ神自らが、とも思ってましたが一族の中でそのアイデア出してくれる人がいるならそっち優先にしましょう。アテン神が人を引っ張るよりも自ら前に進もうとする人間を応援するほうがアテン神っぽいですから
漂着は10年前くらいのイメージです。横浜がゆるやかに滅ぶ期間+わかりやすくするための時間ならそのくらいだろうと思って
パッサ……(検索)
……なるほどパリの流れを汲むアーケード街!アリですとも
裏と表がぐるぐるしてるエリアなんていかにも出会いと事件があふれていそうで良きです───とある魔術師の、小さい悩みについて話そう。
なに、本当に些細な悩みで誰かに聞かせるまでもない、胸に秘めている悩みだ。
その魔術師は代々宝石を扱う魔術師であった。故に価値ある尊いものはしばし、宝石に換算、あるいは例えたりもしていた。
しかし、『とある人物』を宝石で例えようとすると、いつも答えにつまってしまう……それが魔術師の悩みであった。
ムーンストーンは安直か。
ブラッドストーンも芸が無い。
モアサナイトの輝きはどうか?
アレキサンドライトの目まぐるしさは?
そんな風に心のほんの端っこで悩みながら、今年は終わるのであった……。>>304
まぁ〜……必要ですよね、アテナ神を直接お手伝いする人間の存在。秘書というか助手というかそんな感じの補佐係
それに現状のままだとアテナ神が設定上の重要部分にだけかかりきりで実際のお話に絡むフックが足りない予感もありますし…
ただその役を背負う人間となるとそれはもう擬似的ではあれ「機神アテナのマスター」的な立ち位置になってくるわけで、そんな重要ポジに据えられるキャラが果たしているのか…みたいなひっそりとした悩みがあったり
……いますかね、そんなヒト?お久しぶりです〜〜〜
年内最後の滑り込みで天墜聖杯戦争の続きを投げさせていただきます
ただ最近自分の投下レス数のあれこれで思うところがありまするので試験的に複数レス投下して残りはwikiのページに誘導してみることにしました
こちら前回の話をwikiにまとめた物です
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%84%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8
こちら今までの話をwikiにまとめたものです
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%252FFalling%20Star「もしもし?」
『よお!元気にしてっか?あぁすまん、元気じゃねぇよな!だってお前、大事な大事な最後の枷がぶっ壊れちまったから!』
「……本当に元気ね。そう、私がこうなったからもう天下を取った気でいるの」
ユリアス。我がスキュレカリューの分家であるベルフライトの現当主。闘争に生き闘争に死ぬ我らが一族らしい…獰猛で、冷酷で。蹴落とし踏み躙ることこそが我が本分とも言わんばかりの敵意。なんとも関わりたく無いものだ。恐ろしいのは、そんな彼に対して私は恐れも何も抱けないということなのだけど。だからだろうか。敵としてすら見られていないことに気が立ってしまっている。
『黙れよ。お前が何を猛ったって虚勢であることに変わりはない。せいぜいその戦争を勝ち上がるがいい。次に待ってるのはテメェの破滅だ。何一つ残らず食い潰してやる…!』
「期待せずに待ってるわ。どうせ私が一番強いんだもの」
敵意もなく、悪意もなく。しかし慢心は微塵もなく。ただ事実としてセナは述べた。我が兄弟、我が分家の者たちを含めたとて、自分が一番強いのだと。何一つ問題ないと自負している。
スキュレカリューという一族は三つの家門が存在する。一つは本家であるスキュレカリュー。そしてそこに連なる分家としてベルフライト、ドルトネリアがある。この三つの家門において、頂点に立つものはスキュレカリューである…というのはあくまで公的な話だ。
次世代を担う子供たちが生まれたのであれば、彼らはまずその中で家門を背負う当主となるために兄弟間で闘争を繰り広げる。殺し合い、足の引っ張り合い…とにかく、それでたった一人の当主を決める。その上で、三人の当主が実権を得るために戦うのだ。勝ち抜いたのもこそが頂点に立つ。たとえ分家であっても。「このような平和な時代になってもそんな争いをしているのか、マスター。魔術師というのもなかなかに難儀だな?」
「魔術師だから、っていうよりは私たちだからっていうのが正しいかもね。闘争こそ我が本分。我が喜び。我が使命。親を当主の座から引き摺り落とすのは当たり前だし、親しい人たちで殺し合うのも当たり前なの。ベルフライト、ドルトネリア…いいえ、私が勝ち抜いたスキュレカリューの座ですら、私に負けたはずの兄弟達が虎視眈々と狙っている」
「……前から思っていたが、やはりお前の中に宿る血は」
「ああ、待って。また電話だわ。さっきはベルフライトの当主様。そして今度は…ふふっ、ドルトネリアの当主様。可愛い子なのよ。虫も殺.せないような顔をしてるの」
ここから先はページでどうぞ
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8C%9F%E7%8A%AC%E2%91%A1これは今回の話で出てきた色々な詳細
以上です
【スキュレカリュー】
本家であるスキュレカリューと分家であるベルフライト、ドルトネリアの三つの家系により構成される。生まれた時から己の兄弟たちと次期当主の座をかけてさまざまな戦いを繰り広げ、遂には実の親である当主をも下して座を勝ち取る…という話もある。そしてそうやって決まった当代の三人の当主たちが争い、勝利を手にしたものがこれら三つの家系を纏めるトップとなる。そこには本家も分家も関係ない。ただ闘争こそが本分であると。
スキュレカリューは“怪物”を。ベルフライトは“英雄”を。ドルトネリアは“人々”を象っている。それぞれ異なる神話から由来するものを引っ張ってきているが、そのどれもに闘争が絡むことは間違いない。ただ一つ、スキュレカリューについてはこの概念から読み解くとスキュラ、そしてカリュブディスとなるが……果たしてこの二匹の怪物に闘争とまつわるものはあっただろうか。これすらもカモフラージュではないのでは?とセオリは言う。
【アマリの遺産】
アマリ・ファムラウド・ビットラムが遺した四つの兵器。アトラス院の錬金術師たちの中でもかなりの天才である彼が作り出した物であり、そのどれもが院外に秘匿されていた。アマリの未来予測により封印されていたこれらは全て、必ず必要になる場面が訪れたという。その全ては“兄ならやり遂げるだろう”という信頼の表れ。そしてセオリはその全てを背負い切った。
一つの映像として出力したものを創造できる非実体の電子タブレット。特定の事象をいくつかの未来に絞り確定させられる結晶の賽子。細かな粒と細い糸で出来上がった、世界を駆け抜ける車。今まで確保した物たちも、そして今回手に入れたカメラも、人を大量に死なせるには十分すぎる物であった。ゼェ…ゼェ…
wikiのほうに放置してたフィンランド編の残りぜんぶと、
フリー設定のところにペリマンニ・コードの設定と、
ベルディオール・ドラモンドの登録と一緒にスキュレカリュー教室にも追記させていただきました
こういうのって……溜め込んだらいけないネ……>>310
シンプルに一番ヤバいのはスキュレカリュー本家ですね
当主が埋め込んでる物が埋め込んでる物すぎるので…
セオリが院内作った発明品で外の技術レベルを超えてるやつは全てアトラス院の中にあります
今回のカメラは弟が作ったやつですね
>>311
いつの間にか目的と理念が逆転して闘争こそが本分になってしまっているのでスキュレカリュー一族が根源に至ることはもうほぼないし魔術が消えてもずっと殺し合いを続けるんだろうなとセナは思っていたりします
>>312
フィンランド編拝見しました〜〜
色々と言いたいことはあるけど一つ大きなものに言及するとしたらやはりルナちゃんとメレクくんのコンビはとても良いものですね…!という感想でした今年も残すところ3時間を切ったんでほったらかしにしてたリディアがニューオーリンズに行った時の話を登録しました。
聖杯惑星はいつになったら完結するのやら。>>313
へ、へへ…いろいろの部分がこわくもあるぜ…
この2人に関してはもういっぱい踏み込みました。後悔はないけどルナ視点だと思うところが残る結果になったので次どうすっぺかなぁ…という感じです
とりあえずヨモちゃんにただいまを言わねばならないはあ…はあ…レイド疲れた…
レイドやりすぎたので執筆できなかったマヌケは俺です
と言う事で年跨ぎの俺のSSはアフロに終わりアフロに始まるという事で来年始まったら早めに出そうと思います
来年の展開予告的な感じで船SSの何かしらチラ見せしたいけど今から間に合うかな…今年が後5分を切ったので初詣行きます。
良いお年を…。改めてあけましておめでとうございます。
去年は色々動けて良かったと思いつつ、肝心の船SSがあまりすすまなかったので、今年はもう決めます
夏までに前編終わらせる勢いで行きます。とりあえず戦線側全員の戦闘面お披露目して2人とは決着付ける所までは進めます。
絶対に衝撃を与えられるし燃えさせる展開を準備してるんで、期待しててください
船と生徒達史上最大の危機をね、書いてやりますよ
あとは横浜の怪盗ちゃんと伊草の刹那ちゃんも書きつつ、絵も上達させつつ新キャラも作っていきたいなと
去年は割と絵が上達したので今年は絵もSSも上達させたいなと
よろしくお願いします!あけましておめでとうございます
去年はなんだかんだで走りっぱなしだったけど今年もそんな感じになりそうな予感
ひとまずの目標は伊草の完結と横浜の始動ですね
そして絶対に今年は自分が納得できる銀髪っ子を必ず1人は出す
必ず
えぇ必ずや
そんな感じで今年もよろしくお願いします初詣から戻ってきました。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
と言う訳で今夜はこの辺で失礼。ぴぃ...時間無かったりインフルだったりで後半まったく顔出さない状態が続いたここのえですが今年もよろしくお願いします...
亜光速フィールド張るバイアクヘーは公式で...いいんだな!?あけましておめでとうございます~
去年はぐだりにぐだらせたFate/NCをようやく完結させられましたが、今年はどうしたものやら
とりあえず伊草を完走させられるよう最大限努力しつつ、その他はまあおいおいといった感じでしょうか
いずれにせよ今年も一年よろしくお願い致します箱イベとレイドを全力疾走したのでかなり疲れたっすね…想像より長期戦になってたし…
まあ絆上げもスキルレベル上げも結構進んだからしばらくは周回省エネで創作に戻りたいなと
>>317
うっっっめえ…(感動)
作者ではないですがデザイン描かせてもらったライカちゃんも入ってるの嬉しいっすね…やっぱりクール女子枠はいい…そんで左上はもしかしてシウンさんですか?
いや本当に上手え…全員画力がバケモンすぎんのよ…
>>326
あけおめですー
そういえばリョーガ君の妹ちゃんを出したんですがワンチャンルネさんに刺さるんじゃないかなってビジュアルしてると思うので良かったら見てくれると嬉しいです。>>277です
まあ現在推定闇堕ちっぽくなってるんですがねガハハ
>>329
おぉう心外ですねぇ、小生別に怪しい人間ではないですよ、ただ小生は美しき方が大好きで美しさを求めているだけの……え?プロローグの回でとっくに敵確定してるから怪しいもク.ソもない?カッハッハッハッハまさに正論
あ、そうだ。3ページか4ページ辺りに最新話投下してますよー。あと裏ペもツチノコのネコ…ツチノコネコ…ツチネコ…つちねこ…ツチネコ…
>>334
ルナ「なんか、なんか思ってたのと違う!スルトって言ったら巨人王じゃん! 焔と滅びの化身じゃん! 身長私とおんなじくらいだよ!?」
メレ「伝え聞くよりもずいぶんと仲睦まじいご様子で。……いえその、そうまで見せつけられるとこちらも困るのですが」
たぶんこんな感じ? ちなみにナインはご挨拶に伺ったほうがいいのか悩んでると思います
せっかくなので誰に需要があるかわからない火焔聖杯戦争参加者の内訳をどーん
セイバー陣営 レーヴァテイン/Pq9.9:ナイン
アーチャー陣営 ワルキューレ(?)/クリストファー・クライ
ランサー陣営 ローズル=フロディ/エルキセン家の魔術師
キャスター陣営 シンモラ/アントン・レーヴィンヒュルム
アサシン陣営 ロキ(私作)/アイシー・レーヴィンヒュルム
バーサーカー陣営 スルト/G100:オーバード・ハンドレッド・ライオット一応釈明を
なんか、なんとなく思い返すとやっぱり俺のキャラは趙雲のワンマン人気で保ってるみたいになってるのが割とまずいなって最近思ってたんです。しかもキャラ性完全被りはしてないにしてもサムレムで直撃くらった訳なので、このままワンマン人気におんぶに抱っこされてんのじゃいけないしって思っちゃってて…まあ杞憂かもですが
なので今年は既存キャラか新キャラの魅力増やしまくってもっと色々需要増やしたいなってのを目標にしたいなって思ってたって感じです。なので市場調査的なのをしようと思ってた的な
>>338
>>339
でもやっぱり趙雲が人気なのは嬉しいですね。
思えば最初の鯖だけど史実からの推し故か、なんだかんだ我ながらでも一番完成度高い鯖な気もしますしね。
趙雲絡みだと単発でバトルSSとか単発バトルリレーとか書いてみたいかなって感じですね。いろんな鯖と戦わせてみたい
>>340
お、許褚ですか。結構意外な所来て嬉しい。
アイツは典韋ちゃんとか曹操様絡みは勿論として元農民(史実)要素とかもイベか何かとかで使えたらいいなとは考えたりしてますね。何かしらのギャグとかで暴れさせたいなって。
そんで海月ちゃん選んでくれたの嬉しいですね…あの子は現在進行形で今からキャラ性掘り下げて魅せられたらいいなって。今まで可愛いツッコミポジションだった事が多かったですけど、今年前半でカッコいい海月ちゃんを見せたいなって思ってます。>>303
なるほどね…>>95
完結お疲れ様でした~(周回遅れの感想)
マスター…人が中心の特異点!そしてビースト案件!メルブライメージは一夜の夢的な故でしたか…!
>>186
このアフロ好きだな~って笑ってた前のここのえでしたが…
余りにもやべー事案な登場の仕方で更に笑ってしまった。圧が凄い
>>204
ご新規様だ~はじめまして!そして真名当てだ~
……他の方が挙げている通りジズしか思いつかない…
>>261
完結お疲れ様でした~(周回遅れの感想②)
ペリマンニの小気味良さが物語のラストにすーッと効くぅ。メレク君が魔術師として強い…
>>286
なるほど、モザイク市横浜
これはあれですね物語の動かし役としてカレン・アテナが良い具合な特殊ステージ(TRPG脳)最近ずっとSCPとクトゥルフと法術と対話してたんですが、作るだけ作って路線変更でお蔵入りになりそうな設定を投下しちゃいます…!
柳生!〇柳生
大和国(奈良県)の国侍、柳生一族。
菅原道真の第四世、紀伊守重宣の末裔。その孫である大膳亮・永家が藤原頼通の家司である関係により長暦元年、大和国四カ郷を春日社に寄進して神領とした際、四カ郷のうちの一つ小柳生の庄の奉行に任じられ地名を取り姓としたのを由来とする。
この柳生庄と呼ばれる隠れ里は伊賀などの忍びの里と隣接した土地柄で、柳生一族は伊賀や甲賀などの土豪、俗に忍者と認識される家柄の家と血縁関係にもあった。例えば、柳生宗矩の母・春桃御前(於鍋)は伊賀の土豪・奥原家の出身である。
剣豪・上泉秀綱を祖とする剣術の流儀「新陰流」は秀綱より柳生石舟斎に技が授けられてのちは代々柳生家により相伝され続けたことから、柳生新陰流の俗称で呼ばれることが多い。門人には柳生家のみならず荒木又右衛門など名立たる剣客も名を連ねる。
柳生庄の大和柳生、宗家である尾張柳生。そして柳生宗矩を祖とし、徳川将軍家の兵法指南役として隆盛した江戸柳生。かれら光差す「表」の柳生家当主ではなく、薄暗き「裏」の柳生家総帥によって統べられる陰の柳生たる忍者軍団。彼らは柳生新陰流による直接的な戦闘のみならず、暗殺、斥候、諜報など多彩な技能を有している。>>346
柳生忍群に伝わる技能のひとつに“退魔”が挙げられる。
『本朝武芸小伝』は新陰流に……神後伊豆守の伝書の説に曰、往昔、平清盛公、剣術を好て妙を得給ふ。鞍馬僧其技を習ふ。後判官義経鞍馬寺に存りける時、件の僧に従て其技術を学ひて伝書を得給ふ。後義経其伝書を下鴨社に奉納す。中興上泉伊勢守、諸国を修行し、京師に至り、下鴨社に参籠し、霊夢を蒙り、義経奉納の伝書を得たり。於此、上泉其神慮を給て神陰流と号すと也。……という異説を記している。
この源義経が記した伝書とはすなわち法師陰陽師・鬼一法眼から授かった兵法である。
六韜三略。天下に秘蔵されたる兵法の窮極、六韜兵法のことを意味する。
『義経記』は六韜兵法にまつわる逸話を挙げている。太公望は八尺の壁に上り、天に上る徳を得た。張良は三尺の竹に登り虚空を翔ける。樊噲は兜の鉢に矢を通す。坂上田村丸はこれを読んで、あくじ(悪事)の高丸を取り。藤原利仁は赤頭の四郎将軍を取る。平将門もこれを読み伝えて朝敵となった。当国の住人田原藤原秀郷は一張の弓に八の矢を矧げて、一度に放つに八人の敵を射抜いたという。
鞍馬山僧正坊・鬼一法眼を開祖とする伝説の古流剣術“京八流”の性質を色濃く残した退魔を、裏柳生の技として残すことに成功した。脳で身体を書き換え、自己暗示による変体を可能とするのだ。本来、生き残るためにある身体のつくりを、戦闘用のものにつくりかえてしまう。本質的に“魔術は戦いに向いていない”が、そのような非効率なままで、なお戦闘用に仕立て上げた。退魔とは、魔術師を含む、魔の鏖殺のために気が遠くなる年月で技術を磨き抜いてきた証である。妖術魔術を一閃する剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。参禅を必要とする新陰流の達人は、惑わず、迷わない。>>357
つまり白紙部分に企業設定を添えてやればいい感じに埋まる…?
ふところに入り込んだら牙が見え隠れするタイプの人だぁ…市場調査質問でもらったリプは全部返しますが先にこいつだけ返させてください
>>354
良いですね!
提案なんですが、悪徳企業系なら前々から話してたウチの怪盗ちゃん&自来也でデカい因縁とか対立関係作れると思いますがどうでしょう?
例えば元々平和エリア端にあった小さいけど平和な商店街区画が悪徳企業に嵌められて、全部奪われて企業エリアの領地にされる→失意に落ちた怪盗ちゃんがその奪われた場所を取り戻す、あるいは企業に逆襲する覚悟を決めて、元々義賊だった相棒の自来也がそれに同調して怪盗を始める。みたいな。企業を倒して支配下に置かれた商店街区画とか色々を解放する事が目的、みたいな感じなので多分行けますよー>>359
いいと思いますよー
基本なぐられ役だけど悪徳とつけるだけあって相応に被害者もいるでしょうから>>343
ここ1年くらいで一番ウケてるんじゃないかってレベルなんですよねコイツ…なんか釈然としないけど俺もコイツは気に入ってるので嬉しいですね。コイツはこの先で更に味が出るのでお楽しみにって感じです。ぶっちゃけ今回の新キャラで一番人気出る自信が出てきたかもしれない
>>349
やっぱ気になりますよね。勇気出して聞いたら思ったより皆さん答えてくれて嬉しい。
リヒター海月巽…いいですね、こう見ると割と鱒は良い感じにバラけてるのか
リヒターさんは今年中に何かしらで動かしたいなって思ってます。あとは上手くいけばですが、今年で過去を深掘りできるかもです
巽のおじさんはですね…コイツの味を活かした場面を後々に出そうと思ってます。秋までに行けたらいいな
そんで典韋許褚コンビやっぱ良いっすよね。何かしらで供給したい所。とりあえず典韋ちゃんはキャラシを改修しようとは考えてますのでお楽しみに。
>>348
まあ確かに気にしすぎではあったなって今少し反省してたり。
でも折角の機会なのでしっかり市場調査の意見は取り込みますよぉ
>>350 >>351
おぉ獅音くん。獅音くんは山星さんの虚構妖精での活躍が凄かったですよね…俺以上に獅音くんを使いこなしてたのではレベルで魅力を引き出してくれた山星さんにはマジで感謝。
そんで魏の鉄砲玉コンビはやっぱり人気ですねえ。どっちかの幕間とか作って暴れさせるのもアリかもなって気がしてきました俺。
>>352
マジか意外。愉悦部さんはダグラスさん推しだったのか…嬉しい…
魔術師らしく計算高い所はあっても外道ではない憎めない奴、みたいなイメージなので好きになってくれたのは嬉しいです。やっぱり少し嫌な所あるけど悪ではない位の塩梅がいい感じなのかな…
やっぱり俺の中では希少な魔術師なので、
>>353
個人的には曹操とスブタイと食満さんが好みですね。他二人は今までで好きな所言ってたと思いますのでハショりますが、スブタイはやっぱり冷徹さと情がいい塩梅でバランス取れてるのが好きだなって。こういう人となりですよ、という台詞例
「さっき説明したはずだが、貴様の耳は飾りか?」
「チッ……どいつもこいつも。今回は役に立たない人材ばかりだ」
「ハッ!怖い怖い……ではそろそろ失礼する。暇を持て余すお前と違って、俺には分刻みの予定があるのでな」
「寝首を掻こうとする人間は実に分かりやすいから対応に助かるよ。特に君みたいな人間はなぁ?」
「『企業の狗め』?……ハハッ!好きなだけ吠えるが良い、負け犬くん?」
「!!…………良いだろう、今日のところは手を引いてやる……!」
「『商品が暴発して、鮫ゾンビと鮫人間が大量発生した』だと?……ッッ、何故そうなる!?」
「雇った殺し屋からも向かわせた部下たちからも、きっちり死亡報告を聞きました。これで奴が生きていたら、不死身の化け物ですよ」
「(黙って頭痛薬を飲み干す)」
「(黙って予備の胃腸薬を注文する)」>>364
でも優秀だから次から次へと仕事振られまくるんだろうなぁ…>>116
全ては夢、覚めれば泡沫の如く消える運命…
されどわずかでも残るものがあれば決して無駄でも無意味にもならない、そんな特異点でした
マスター縛りなのはメルブラをイメージしたが故だったのですが、思ってた以上に手間取りましたねぇ…
やはりバトル描写難しい
>>341
そんな気になさらずとも…
自分も一時期やたらレーヴァテインばっか推してたり、かと思えば作ったはいいけどずっとほったらかしなキャラもいたりなのでここら辺はまちまちですよ、ホント
>>343
>一夜の夢
いやまあそこら辺は後付けだったりします
ぶっちゃけ書き始めた頃はとにかくマスター同士でバトらせまくって、あわよくばフリー設定化狙えないかなーくらいに考えてました
一時期やってたトーナメントリレーみたいなああいうの
まあぐだりにぐだりまくったので、その辺も今や過去の夢止まりですがぐぅぅぅキャラほったらかし問題は私にもブッ刺さる……痛い、胸が痛い、痛みすぎる
これを解消するための既存キャラリバイバル企画って側面もありましたが、正直、全キャラを平等に動かすのは物理的に無理ですよねぇ…でも一部だけでも…なんとか…>>332
見てきましたー。
そうなんです、ジャスミンは自分がそういうのに疎いだけで人の色恋には人並みに目敏く反応出来る子なんです。
そもそも自分が人と恋愛しようって気が湧かないから「好きです!付き合ってください!」並に直球で行かないと「ちょっとお茶でも」と口説いたくらいでは文字通りお茶にしかならないのです。
叛鎖では凌牙君メインでちょっとジャスミンくらいの感覚でいましたがこれは案外全キャラ掘り下げられていくやつですな?
>>333
なんと、そうだったのですか…。実はうちの子聖杯戦争のセイバー枠にセイバー鹿之助がいいかもなーと思いまして。
>>335
おや?ローズル=フロディがおる?レーヴァテイン関係者なら神霊でも召喚出来るとは特化型聖杯戦争恐るべしですね。
>>336
実は裏ページで話してることが多いので競奈ちゃんに対する思い入れが結構ありまする。
どんな風にかはここではお口チャック。4日までには最新話投下できそうなんですけど一ついいですか?
なんか想像以上のスピードで作中の不穏濃度が増し始めてしまったんじゃが?少なくとも今回はギャグ回のつもりが割とヤバいんじゃが…?変態要素どこぉ…?
>>366
そうですね…実際俺も黄忠とか割と真面目にどうすれば良いんだろうって迷ってますし…やっぱりある程度はその辺も覚悟するべきか
>>368
よっしゃジャスミンちゃんの解釈ドンピシャや!!構想期間と話した期間が長かっただけあって少なくともジャスミンちゃん周りは割と上手く固められたって実感わいてきたの嬉しいですね
掘り下げはですね…メインキャラ結構絞った分できる限り濃いめにやっていきたいなって思ってます。騎士団と今出てる生徒組をガンガン前面に出していきたいなーみたいな。最初はジャスミンとリョーガ君だけで大体倒すつもりが予定以上に海月ムジカコンビも巻き込む事になりましたけどね…上手く強みを出していきたいですね…
あとは裏でお話ししますわ一日遅れですがあけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします!
今年はね、色々な方面から爆撃を受けてもはや焦土と化したホテル聖杯戦争のプロットをどうにか軌道修正して…いけたらなって…(ミステリもどきのくせに)
>>318
>>319
良かったネギって気づいてもらえた…そばにネギは必須と思っています
本当は最初は名無しのメンツ全員描いてやるぜー!ってなってたんですが作画能力の問題&年越しそばの具材そんなに思いつかない…でどんどん狭まっていき女子ーズで落ち着きました
>>332
ライカさんは描いてて「ユニセッ.クスだあ」となりましたね…中納言がやりがちな無性方面での中性的とは違う両性の良いとこどり感が堪らなかったです
シウンさんで合ってますー。ストリートファッションがわからなかったので完全に好みで網タイツを履いてもらいました…多分きっとショートパンツ
>>334
>>344
にへへ…レイドの前半戦を血涙流しながら断念した甲斐がありました
>>337
わ!わー!わー!?めちゃくちゃカッコいい…!
ワルキューレ特有の頭の羽根兼バイザーの触覚が角になってるの神性というか神秘性の保持あるいは向上が感じられて、でも牙が獰猛な怪物のそれで…メカメカしさと禍々しさのハイブリッド!
ビットが砲身そのものなシンプルな形状してるのは出てきませんでしたね…鱗とは言ったけど、そうか機械の大蛇なら鱗も砲身でいいのか…発想力に唸ってしまうぅ某バラエティ番組野球パロ
ジャスミン「凌牙君、左で打ちなさい」
凌牙「あ?なんだ急にこの天才野郎が」
ジャスミン「左で打ちなさい」
凌牙「やってやろうじゃねえかよこの野郎!!!(ブチギレ)」
なにこれ
>>370
ロスヴァイセさんのビジュアルのバイザーとかを上手く顔面に落とし込めねえかなって必死に考えた結果クリーチャー素人にしては割と悪くない物作れたなって思いました。ちなみに顔後ろの銀の部分はロスヴァイセの髪部分っぽくしたり足装甲の模様を全体に入れたりって辺りを結構凝りました。
そういえば4ページにしれっと船最新話置いてましたのでよかったら見てもらえると小生嬉しいですよ遅れましたが、新年あけましておめでとうございます!!!
伊草SS投下しましたので確認よろしくお願いいたします。なんか書き方雑になってるよーな
執筆もコツコツやらんといかんね(かけてねぇ……)
>>336
裏ぺで色々話したのもあって、なんだかんだ砕城兄妹に対する関心は強い方かなぁ、と
>>337
ビジュアルあるとやっぱ変わりますねー、かっこよ。
キャラほったらかしに関しては……そもそもの鯖鱒数が多いんだろうな、とは。相対的に少な目な層だとは思う自分とかもかなり多数のキャラ描写できてないですし(遅筆怠けがち筆不精なタイプってのも大きいでしょうが)
>>373
味覚が死/んでる朽崎遥、絶対アカンは選ばないが正答率はまちまちの誉さん&鳳蝶。普通以下にならないポルカとヴィクトル。一番強いのは多分迅龍(経験値とフィジカルスペックでゴリ押し出来る為)船SS最新話脱稿したんですがちょっと今回は話の都合上反応見たくなったので前後編で投げます
準備できたら5話前編投げる→今夜に後編投げる、的な予定です
覚悟しといてください帰宅なうですよ
25分から行かせてもらうですよchapter1-5 ガールズ・ミーツ・ヘンタイ
拝啓、集積船の皆さん、友達のみんな。元気かな?一条海月です。
多分、今頃皆は空港とか駅とかに行って旅行の準備をしている頃だよね。
多分、皆も元気でやってると思う。やってたら嬉しい。
え?私達——?
私たちは今———
「ふむ。ふぅむ!!いやァァ美しい。美しいですねぇぇッッ!!青髪の貴女も、金髪の貴女も中々どうして美しい素質を持っていらっしゃるですよ…!!しかもただでさえとんでもない美少女である上に、更に美しさを宿している上に…それは人形劇ですかな?ふぅむ芸術も嗜んでいるときた!!うっほほほォォォう応、おう、ohッおほぉうッ小生はッッ!!この出会いに猛烈に感動しているですよォォォ!!あ゛あっ、やはり好奇心とノリでこの お 美しい祭りにやってきた甲斐がありましたねェカッハッハッハッハァァァァ!!」
『(TOT)』
———変態アフロ巨人に絡まれています。
うん、ありのまま今起こった事を話すね。
人形劇の準備が終わって、飲み物を買いに行ったジャスミンちゃんを待ってる間。私が少し考え事をしてたと思ったら、気付いたら目の前にこの変なおじさんがガン見して絡んできた。何を言ってるのか分からないかもしれないけど、私自身にも何を言ってるかあまり分かってない。
ナンパ目的とかセクハラとかみたいな物ではなさそうだけど…でも、何か変。そう、感じた。…ポル◯レフ構文って案外難しいね。まあいいや。>>378
そんで、このおじさん…お兄さん?は私達の色々な部分をふむふむと言いながら見てきている。色気はないけど、見てる部分が顔とか喉とか脚とかみたいな部分だから割と変態なのは間違い無いと思う。
そう考えながら、横をちらっと見る。
「———」
ムジカちゃんは完全に隣で固まっている。スマホで音声を発するためにいつも動かしてる指も、無理もないけど完全にフリーズしている。
…そして、いつも、こういう時に助けてくれるジャスミンちゃんも今はいない。メロは…本当なら今すぐ助けてほしいけど無理。一般の街で表に出せない事は、理解してる。魔眼も、当然人前で使える物じゃない。
…だから。この人が何を考えてるかは分からない。それでも…
私が、なんとかしないと。
「何の、用なんですか?」
本気で張り詰めた声を、捻り出してぶつけた。
威嚇という訳ではない。それでも、見極める為の牽制だ。笑顔でガン見していた大男は、その声を聴いた故か、やらかしたという顔をして、スンと肩を落とす。
「…あっ。嗚呼…突然驚かせてしまって申し訳ありませんでしたねえお嬢さん達。いや本当に今のは悪かったです。反省してるですよ。うん。貴女達があまりにも美しすぎる色彩を放っていたが為に、つい小生ハイになっちまったですよぉ。カッハハ。そうですね。まず名乗れよアフロという事なら名乗らせていただくですよ」
「……」
『……』
「…小生はコルト・サイクス。世界の美しさを探し求めている、しがない芸術家ですよ。」
「美しさ…」
そう言い、男は恭しく、妙に礼儀正しい礼をして頭を下げた。二人の少女の怪訝な視線が、男に刺さる。
(…なんだろう、この感覚)>>379
海月は、人の視線に敏感だった。
彼女が持つ、魔眼。軌道の魔眼。
それは、周囲全ての物の軌道をその視界に映し出す魔眼。
その魔眼によって観察眼が鍛えられた故か、或いは、幼い頃に制御が効きづらく、あらゆる視線を見てしまった故か。彼女は、人の感情の機微に敏感だった。
だからこそ、敵意や変な視線は、なんとなく雰囲気で理解できる事も多かった。…主に、模擬戦で急襲する気配を理解して対応する事や、船に定期的に訪れる某OB(へんたい)のセクハラから逃れる時に発揮する事が多かったが。
故にこそ。敵意、或いは淫らな視線で見てくるなら、理解できたし、すぐに対応できる。
不本意ではあるけど、人を見る目はあるし…最悪、メロが気付かせてくれた。
日本で街中で出し物をやる時点で、変な人が絡んでくる可能性は理解できた。だからこそ、絡んでくる時のいなし方も考えたつもりだったけど…
でも。だからこそ掴めない。対応できない。
美しいと言ってくれたのは事実ではある。それ的にカステラくんとかエイベルさんタイプなのか?とは思うけど、分からない。何かが違う気がする。
髭のある顎をいじりながら此方を見る姿は、此方を見定めているようには見えなくもない。だから怪しい。怖い。でも…このコルトと名乗ったアフロの男は少なくとも。こちらを襲う気はない事。セクハラする気もない事。それは、視線から分かるしかなかったのだ。
「……ふぅむ、お嬢さん達」
「…?」
「…やはり、浮かない顔ですねえ」>>380
理性と本能が同時に、叫びそうになる。動揺の感情と、誰のせいだと思ってんのと言いそうになる本能。それを両方抑えながら、海月は応える。
「……どういう意味?」
「いぃや、そう身構えないでくれですよ。恐らくですが…
貴女達は、何かしら大きな苦悩を抱えていらっしゃるですね?それも、大きな貴女達の根幹に関わる位の曇りを」
「!」
海月とムジカに、電流が走ったような感覚がした。同時に、恐怖と警戒が入った目が、更に鋭くなる。
「そう怖がらないで大丈夫です。小生は…まあ、ただアドバイスをしたかっただけなのですよ。お節介ですがねぇ」
「…アドバイス?」
不安の中絞られる声に、男は笑顔で応える。悪意のない笑顔であった。
「ええ。小生は迷える美女を見ると放っておけないタチなのですよぉ。…とはいえまあアレだ。正直これ以上そんな目で見られるのもキツイですし、ええ。うん、とっとと言った方いいですねコレは。」
気安い顔で苦笑をしながらそう言うと、男は立ち上がり、ムジカと海月の間に座った。体躯が体躯なだけあり、地面にドスンという音が一瞬鳴る。
心拍数が上がる。不気味な緊張感と警戒心に挟まれながらもニコニコする男を見る。
そして、二人を交互に見ながら、海月とムジカの顔を、少し上下させつつ見ながら、その口を開いた。>>381
「これは小生の直感なので、間違っていたのならば初対面のクッソ汚らしい戯言と思ってもらって構いません。なんなら張り倒してもらってもいいですよ?ビンタされる事で生まれる新たなインスピレーションなる物もあると思うですしそれはそれで小生は嬉しいですよぉ」
「張り倒さないけど。」
「そうですか…まあいいでしょう。とにかく……
貴女達は、恐らく己に自信がないのでは?」
ドクン。
「え?」
「———」
「よし、ドンピシャですね。ならやるですよ」
「恐らくですが、貴女達は見回す世界の強さに圧倒され、己に自信を持てず、足を踏み出せない少女…といった所でしょうか。お二人の美しさの種類こそ違えど、恐らく貴女達お二人の中にあるそれは共通しているのでは?」
「———うそ」
声が、漏れる。心拍数が、上がる。ムジカも、声にならない声が出そうになった。
図星だった。何も言ってない筈なのに、まるで、占い師のように、心を見透かされたように、此方に話す。
ムジカと海月の、非力が故の周囲への憧れと、自分への自信のなさ。それを、目の前の男は何故か見抜いた。
「何が、言いたいの」
「ああ…ごめんなさいですよ。悪く言うおつもりはないのです。ただ、小生は思うのです。嘆かわしい。いや、大変に、勿体無いなと。」
「…?」>>382
「貴女達は、そこまで顔を曇らせる程悪い存在ではない。少なくとも、小生は心からそう思うですよ。小生はガチのマジで初対面ですが、それでもビビッと感じましたです。むしろ、貴女達は眩しくて目が眩む程に美しいダイヤの原石だ。もっと己を誇って、もっと前を向いてよろしいのでは、とね。」
「———え?」
意外な言葉に、力が抜ける。パタン、とムジカの持ったスマホが落ちる。
面食らった顔で、ムジカと海月は男を見る。男はニコッと微笑みながら、力強く両手を上げた。
「ええ。そうだ。そうですよ。あらゆる美を見てきた小生が保証しましょう。…貴女達は、美しいです。小生なんぞよりも、そこらの……コホン、その辺りの者達よりも遥かに美しい!!!」
そう、男は言い放った。周囲の目も意に介さんといったレベルで、自信に満ち溢れた声量で。
「故にこそ、小生は貴女達という美しき者が目に留まった時に思ったのですよマジで。貴女達のような美しき存在が、自信を卑下し曇らせてその美しさを燻らせている、比類なく美しき貴女達自身を、貴女達自身が出しきれてない。故にこそ、小生は嘆かわしさと怒りに満ちたですよ。」
「……」
「だからこそ、お節介ではありますが小生が助言してあげましょう。
———もっと、その美しさを誇るのです。卑下して燻らせるなどもっての他だ。貴女達自身に胸を張って、美しくあるべきですよ貴女達は!!」
両の腕を二人の肩にそれぞれ置いて、男はニッコリと笑った。真っ直ぐな、笑顔で。その男は、言ったのだ。>>383
「———」
困惑、混乱、怖さ、気恥ずかしさ、少しの嬉しさ。あらゆる感情が、海月とムジカの脳内を駆け巡る。
海月の瞳が、男を見開いた目で凝視する。
ムジカの口から、声が口をついて出そうになった。
何も知らない人の筈。何が目的かも分からないし、不審でもある。
それでも、目の前の人は。私達を、肯定して、背中を押してくれたのだ。それが、不気味ではあるけど———少し、嬉しく感じた。
満足そうにしたアフロの男は、立ち上がる。
「……と、まあ。こういう訳ですよ。貴女達を見た瞬間放っておけなくなったので、つい小生は声を掛けてしまった。小生のお節介な感情を抑えきれなかった、という訳ですねカハハ。これで疑問や不審感が霧散してくれたとしたら小生大変嬉しいですが、如何か?」
「……分かったような、よく分からないような…」
「カッハッハ、それで構わんですよ!!初対面だけで相手の全てを把握するなんて事は普通できないですし、それができるなら人間苦労しねえですよね。」
『……それは、分かるかもです。』
スマートフォンの人工音声が、同意をする。少しばかり警戒が解けたのを嬉しがったのか、コルトはムジカへと視線を向け、何かを考え頷いたようにした。
「———さぁて、長居するのもアレですし、言いたい事も伝えられたですし、小生はそろそろお暇———」
「待って」
「むん?」>>384
自然と、呼び止めていた。
なんとなくだけど、危ないかもしれないけど。
それでも。
「…今から、人形劇をやるんだけど。良かったら、見てかない?」
つい、声を掛けてしまった。
コルトと名乗った男はきょとんと目を見開き、周囲を見回し、ふむと顎に手を当てる。
「……芸術が好きって話だったよね。だから、私達がメインって訳じゃないけど、多分気に入ってくれるんじゃないかなって…思うの。なんならもうすぐ時間だしね。」
『…確かに。ジャスミンちゃんと気は合うかも、ですね』
「ほう……ジャスミンさん、ですね?」
上手く伝えられたか不安な私に、ムジカちゃんがフォローを入れてくれた。正直助かった、ありがとうムジカちゃん。
まあ、今のはちょっと建前もある。
本当の理由は———
なんとなく、思ったんだ。
私達を、美しいと言ってくれて、芸術家らしく人形劇にも少し興味を持ってくれたらしい。
…なら、もしかしたら。
ワンチャン、ジャスミンちゃんとも気が合うんじゃないか、と。>>385
あとは正直、女の子をジロジロ見てきたんだから責任取れとは言わないけど少しは付き合ってもらってもいいんじゃないかってのとジャスミンちゃんにコイツの真意を見極めてほしい、ってのもあったけどコレは言わないでおこう。
そんなことを考えながら正面を見ると、コルトは顎に手を当て、何故か上を見ながら何かを考えている。迷って、険しい顔を終わらせて、答えた。
「…ふむ。確かにそれは悪くないかもしれんですが……うぅん、残念ながら難しいですね、すみません。こう見えて小生も参加してて、この後貴女達のように端っこで即興作品作るんですよ。」
断られてしまった。まあ、いきなりだし、そもそも初対面ではあるし。まあそうなるのも無理はないか。あと参加してるなら仕方ない。
落胆はあるけど、よく考えれば第一印象が事案だったし、まあ別にいいや。ありがとうコルトさんだっけ…貴方の事は多分数日は忘れないよ…
「…まあ、仕方ないか…ごめんなさい」
『……( ̄ー ̄ )』
謝る私と、ジト目で見るムジカ。それに対して、コルトさんは苦笑して手を振りながら立ち上がり、妙に細長いバッグを担いで出る準備をした。>>387
「ッッ!?」
その本能に、神経が一瞬昂る。
咄嗟に、魔眼を一瞬起動し、周囲のあらゆる軌道を矢印のように映し出した。
……でも、気のせいだった。
鋭い視線も、妙な矢印も無かった。視界に映る公園では、両目の二本の矢印が、沢山映し出されている。そして、大半の出所は人の両目だった。
此方に向いた目も、変な感情とかで尖ってるように見えなかった。せいぜい、木の上にいる様に見える視線が気になったけど、多分鳥かなと思う。
(…気のせい、か)
『…ミツキちゃん?』
「海月ちゃん?大丈夫?」
「…あっ、ごめん。大丈夫だよ!」
音声と声で、我に帰った。
「何か込み入ってたみたいだけど、何があったの?」
「あ、えーっとね…」
指を指そうとさっきの方向を向いたら、既に影は消えていた。あの遠目でもわかる様な巨体は、既に公園のどこにもいなかった。
「うーん、何て言えばいいんだろうね…」
『……ナンパというか、セクハラというか……かと思ったら何か占いみたいになったと思ったら励まされまして…よく分からないのです』
「?」
言い淀む二人に、ジャスミンは首を傾げ、怪訝な表情をした。ごめんなさい、やっぱり後半更新明日にします
>>392
すみません
後半更新したらしっかりリプしたり解説しますので今はこの画像だけ送らせてください>>370
ライカは男装って程ではないけど動きやすさ重視でズボンにしたりするうちにそういうファッションを好むようになったって設定です。
多分幼少期から幽霊とかの怪異に追い掛けられた時にスカートだと走りにくかったのが切っ掛けですね。なので靴もヒールの高い靴は避けます。
>>372
私が「ここ縁召喚で引っかかりそうだな」ってなった要素さえそのままなら改定後でも大丈夫でございますよ?
元々のキャスターかワンチャンセイバーって感じだったのがランサー、キャラシにする程ではありませんがどんな戦い方をしたのか考えてみるのも楽しそうですね。
>>373
良い物に触れる機会が多いであろう貴族派魔術師組のミリアルカ、ルファス、コーデリアは正解率高そうですね。
あと音楽関係のみ完璧に正解するミソラ・オオガミ。なんなら『上手い人が演奏する安物の楽器』に対して「弘法筆を選ばずって言うけどこれじゃあね」とかコメントしそう。
>>375
元ネタを知らないとただ美少女が愉快なことしてるとしかなりませぬ〜。ただジャスミンが眼鏡外してる=魔術解禁して踊ってるので結構激しい運動なのかな?
>>391
分かる、分かるぞ。コルトさんのセリフ段々早口になっていくやつですな。>>353
おお、意外にも高評価……。ディックさんのキャラはNG事項が多いですから、無辜ってるとはいえカリスマ性が急下降するキャスターを作ってよかったのかと戦々恐々としていました。
ちなみにアサシン曹操がカルデアなりで史実曹操と邂逅したら開口一番に出てくるのは身長の乖離の話かと……。
「アンタは!155cmのチビのはずでしょうが!
空想っていったら多分に要素が盛られるが常でしょう。
なんでアンタがああで、あたしの方がちんちくりんになるのよぉ!
普通逆じゃない!?」
と地団駄を踏みながら……。>>397
すっごい予想外なところからきた…てっきりツクヨミさん絡みかと…
で、能力制限方式は……どうしようかな。悩みどころですね
形式としては槍の鹿之助と似た物にしたい気持ちもありつつ、クラスを分けるなら差別化したい気持ちもあり…
なので確約はできませんごめんなさい!
けれど悩み度合いで言うと五分なので絶対無いというわけでもなく…むしろそれで中途半端な形でお待たせすることになっちゃうと思います。そこも申し訳ないですさて…
そろそろいきます
20分辺りに答え合わせといきましょう
>>373
うちは全員格付け弱い可能性ありますね。
割と好きな物とかが庶民的な奴多いから多分全問正解/zeroになりそう。音楽だとリヒターが強いかなって位か?
>>374
見ましたー
やっぱり本家の刹那ちゃんのムーブは参考になりますね。ウィンクする所でカッコよってなりました。
とりあえずここからは話した通りのマスター同士の殴り合いになるって感じですね。別々で鱒側と鯖側書くの大変そうだけど頑張るっす。まあ次番ではなさそうですが
>>394
元ネタです
OPで突然やる謎キックなんですねコレ。前々からパロりたいと思いながら描こうとしても構図が歪みまくってたりアレだったのがようやく納得いきました。
ちなみにFGO関連のこれのパロだとpako先生が織田サーでやってたのが有名だと思います。何なら細かいポージングはそれを参考にしましたしごめんなさいやっぱ投下30分〜40分辺りにします
すぐ終わりますが軽い急用ががが。スケジュールガバガバじゃないかってのは本当にごめんなさいよし
行くですよ
答え合わせですchapter1-5 後編
彼女達が人形劇を始めんとする時と同時刻。
そして、先程の邂逅から約15分後。
ストリートパフォーマンス開始のアナウンスの前から、もう男は動き出していた。
持ち場につき、荷物を取り出した瞬間。
もう、アフロの男の芸術は、荒ぶり始めていた。
「カッハッハッハッハ…カーッハッハッハッ……カァァァァッッッ!!!」
やかましい咆哮が、響く。
哄笑しながら、男は目にも止まらぬ速さで一つの芸術作品を作り出していく。
精巧な形の彫刻が、刻まれていく。
蒼い色彩が、塗られていく。
バカデカい木の板に、版画のように、水墨画のように。グラフィティのように。
超スピードで、えげつない画才で。
理解できない様で、理解できるセンスで。
男は、その見た目に違わぬ独創的なセンスをぶつけていた。
フライングしてねお前?という周囲の違和感をも打ち消し、息を呑ませるほどのセンスで。>>405
「カッハッハッハッハ。カーハハハッハァァ…汚らしい。まだだ、まだ汚らしいですよ小生!!さっきの美で見た小生の本能の目覚めはァァ!!小生の心を動かし立たせた美のインスピレーションはァァ!!こんなモンじゃねえですよねェェ!!!まだだ!!小生の見た美を表現できる限界なぞこんなモンな訳ねえですよこのビチグソがですよ!!!!カァァァァ!!!!」
そして、凄い声量で。
その作品は完成した。
聞こえる微かな拍手の音。それに少し耳を傾けながら、コルトは座って作品と睨み合う。
「ママ見てアレ。なんか凄い人が凄い物作ってるよ」
「凄いわねー。うん、確かにアレは…凄いけど…真似はしない方がいいわね」
「なんでー?あれ、かっこいいじゃん」
「凄いけど、あの見た目とテンションら色々と事案になりそうだから…」
「なんでー?アフロはカッコいいって昔のル◯ィも証明してるじゃん」
「微妙にマイナーなネタ言うのやめなさい」
周囲の人達が見ては、去っていく。あまりの見た目と言動の変態性を見て去っていくのだろうが、それでも、目には焼き付けられていた。
その芸術が、確かに凄かった事は、皆が認めていた。
「ふぅ…ふぅ…ふっ…」
荒い呼吸が、走る。呼吸が、荒い。
上げたテンションを落としているのか、或いは。
——荒ぶり始めているのか。
「……駄目だ」>>406
「駄目ですよ!無理ですよ!!無様ですよコレはッッ!!美しくねえ、嘆かわしい阿呆らしい汚らしいです!!嗚呼どうしたですよ小生…!!アホですか小生!!!小生の表現力はこんな汚,物の愚.物のような物ではない筈だ。ああ、嗚呼、ア゛ア゛ッッッ!!」
突然、興奮する男は、アフロの頭を掻きむしり、身体を捩らせ、心の限り叫んだ。
「まだだ!!!こんなモンじゃねえですよぉ!!!美が耀いている瞬間そのものを見た訳じゃねえにしろだ!!!小生の美の追求は!!
・・・
あの美しさを表現するには!!こんな汚らしく表す様なモンじゃねえだろうが!!!ですよォォォ!!!!」
全身全霊に、本能のまま芸術家は慟哭する。
ふと、周囲の違和感に気付き、目を上げて振り向く。すると、周囲の見物客は離れていた。
シーンとした端の広場の中で、男は荒ぶった心を鎮めた。
「ハァ…はぁ…カハハ…まあよろしい。」
荒げた呼吸を、整える。>>407
男は、思考する。
「……さて。やはり、まだ雌伏するべきか。祭りになる瞬間までは辛抱するべきでしょうか。…まあ、成功すれば今までにない芸術的瞬間を拝める訳ですし、さっきまで以上に大量の美を見れるのは間違いない。場合によっては……それはアリかもしれんですねえ。」
頭を掻きながら、考える。
「…いや、そうではねえだろ。そうじゃねえですよ!!小生とした事が、遠回りを選択しそうになるとはなんと愚かしく嘆かわしく汚らしいんだ小生はッッ!!!」
だが、冷静な思考は止まった。
持っているスプレーと彫刻刀を強く握り、男は興奮で震えながら、自身の本能が考えた思考を羅列する?
「そうだ、思い立った瞬間に突撃しなければ芸術は生まれない!!美しさの源を見つけたならばッッ!!それに速攻で飛び込んで目に焼き付けまくるしかねえですよ!!それを忘れるとは汚らしい愚物ですね小生も!!!ハァ……ハァッッ…!!!」
昂るテンションをと止めようと冷静になる思考が、相反する。
荒い呼吸のまま、目を瞑り、思考し、男は。
「……やはり、直接確かめに行くしかねえですか。」
冷徹で、獰猛な笑みを、浮かべた。>>408
そうだ。
あの時見た彼女の■。彼女の■。そして何より———彼女の、■から伝わる■■■。間違いない。あれは美しい。
小生のこの眼に狂いはない。そして、恐らく推察できた予想も当たっている。そして、何より。
彼女達に———小生は魅了されたのだ。
彼女達の美しさ。普通に可愛らしいのはまあ別にいいですが、ああ。あの美しさは、見た事がない。
ならば——やはり、美しさを見る為には直接確かめねばならぬですよ。
ならば、善は急げ、ですね。
とりあえず、先ほどのアレを見るにまだ公園にいるでしょうか。あの二人は。
あ、確か、もう一人が合流していましたか。金髪ロングで眼鏡のお嬢さん、でしたね———まあ別にそれはいいや、小生あの人にはあまり興味はねえですよ。
……何か引っ掛かるような気もするような気がしなくもなかったですが、それは後で考えましょう。
とにかくだ。やるなら、速攻で確かめに———
そう考える。筋肉が、神経が本能のままに動き出そうと準備を始め———
「あっ」
冷却された。>>409
「…ええ。そうでした。そうだったです。彼女がいたですね。ひとまず、今はあちらにお譲りしておくとしましょう。うん、小生も彼女の楽しい気持ちを奪う程に愚かしい無粋ではないですし、やるならやるで、此方の準備も整えねえとですしねぇ……」
…コルト・サイクスは、顎をなぞり、不敵に笑う。
そして、ゆらりと。今度こそ。まるで怪物が立ち上がるように、のそりと2m超の巨体を立ち上げる。
「…さて。此度は、どんな美しい物を見れるでしょうか…まあ、楽しむとしましょう。小生の命ある限り。美しさを———
————の美しさを存分に、堪能するですよ。カッハッハッハッハ…カハハっハッハッハッ…カーッハッハッハッハァァ!!!」
不気味な、掴めないような、底の知れぬ狂気。無形かつ異形の異様なオーラを醸しつつ、男は笑う。
純粋たる■■の■■■。それ故に現れる、狂気の瘴気。
それを醸しながら、男は、歩き出した。
斯くして、コルト・サイクスは公園を去った。
祭りの楽しい喧騒を後にして、終わりを待たずに消えていく。
喧騒や美術、祭りなどが嫌いではないが、それ以上に、期待してた物以上の、心揺さぶられる者。それへの想いを、胸に燃やし始めて。>>410
その場には———作者不明となった、一つの作品だけ。
作品名「人魚」という、奇々怪界で奇抜な芸術作品のみが、残された。>>392
つっても次のセイバー陣営って
①マスター戦でクッチーが刹那にボコボコにされて脱落(尺で言えば30分アニメのAパートぐらい)
②その影響でパロミデスへの魔力供給がカット→セイバー消滅
って感じなので……クッチーvs刹那に関しては正直他のキャラが介入できる時間ないんですよね
>>400
……とりあえず問題はない、ですかね。しかし、パロミデスとのバトルでいいんですか?最新ライダー陣営SSの方だとヨルムンガンドとの戦闘が優先で、他のお邪魔要素の撃破に関しては同盟相手なチハヤさんとランサー陣営に任す、みたいな方針っぽい印象を受けたのでちょっと気になりまして
>>401
>マスター同士の殴り合い
手も足も出ない人がいますね……。それはともあれ、次の刹那パートでは問答しつつ〆に例の台詞でまとめてくれると嬉しいですねー>>416
それは困りましたね
どうしましょうね
チハヤちゃんが向かってくれるならそれが一番なんですが>>416 >>415
黒鹿さん、すいません。自分の思い込みで私と黒鹿さんの間に存在する認識の齟齬に関するすりあわせというか合意の把握が出来てませんでした、大変申し訳ございません
自分もロバートさんと同じ認識(有紗ちゃんはヨルムンガンドにかかりきりになる)だったんです。
その上で『チハヤさんは六蘭さんに向かう』というのも黒鹿さんが認知してると考えていましたし、提案の際にそういう(自分の)状況認知を伝えてから「じゃあ刹那vsクッチーのバトルやってもいいですか?」って提案でした
”セイバー(パロミデス)vsランサー(趙雲)のタイマンは駄目というのが自分にとっての”セイバーvsランサーの一騎打ち禁止縛り”に関する前提認識だったんですね
なので、刹那vsクッチーを提案した際も「ヨルムンガンドvsライダー主従。チハヤさんvs六蘭さん。刹那vsクッチーになりますけど大丈夫ですか?」って状況推移に対する確認をして貰ったと考えた上のゴーサインだと受け取ってたので、独断でひっくり返そうとした訳では無かった、というのは信じていただけると幸いです……>>419
①刹那がクッチーを認識(先日投下した本戦SSの終わり)
②魔眼でクッチーの内面を知ってキレる(朽崎遥の願いが刹那の逆鱗に触れる為)&レスバ
③刹那vs朽崎遥の戦闘開始。でも刹那の方が圧倒的格上なので割と瞬殺。クッチーは結界で封印される
④マスターからの魔力供給がカットされるのでそのままセイバーも消滅
(パロミデスが退場するまでの間でレイドに貢献するとかvsライダーリベンジマッチするかは本スレで相談して決める)
みたいな想定ですね
レスバに関しても、次の京極さんの刹那パートで刹那が怒るまでは描写して貰う→その次の自分パートで短め会話の応酬で終わらせる。戦闘では『クッチーの攻撃が通じない』と”『刹那の結界&魔眼戦法』に関して本スレで開示”しつつ進行(その間パロミデスはビームブッパ攻撃に留める)
という感じです
戦闘自体はコンパクトに完結するからレイドの邪魔にもならないし、能力が多彩な方である刹那のスペックを開示する事で今後の伊草リレー(具体的にはライダーvsランサーの最終決戦)の進行アシストが出来る!という風な想定ですね>>420
2人だけのこと考えれば悪い流れとも言えないんですけどね
それでもレイドの邪魔ではあります。コンパクトであろうがなかろうが2人だけの世界に入ってる時点でもうレイド戦じゃないでしょう
私、それはしないでほしいと言ったはずなんですがね
2人の戦いを認めるにしてもレイド戦の形を保ってほしいと言ったはずなんですけどね
レイドボスを挟んで、という折衷案を出してそれにも了解してもらったはずなんでけどね
自分でも嫌になるくらい念押ししたはずなのにそれでも誤解が生まれてしまうならもうどうすればいいんでしょうねとかなんとか言ってもまぁ運営役なのでどうにか考えます。とりあえず3つほど考えてみました
まず案1は「勘違い」らしい認識の食い違いを全部バーッと見直して書き直してもらうこと。レイド戦の形を最優先にした案
んで案2は以前にも言った神父投入して2人のどちらかを強引に消して戦いそのものを無かったことにする。これをやると実質的なバッドエンドです。私もやりたくない
あと案3は現状維持。そもそもレイド戦の形式に必要以上にこだわっているのが私だけだと仮定して。参加者の皆さんから「それでいいよ」と了解を得られたら今のまま進めるというもの
案3のこともあるのでこれは参加者全員の多数決で決めようと思います
よろしいですか?>>412
こ れ は ヤ バ い(語彙力喪失)
いやヤバいのは分かり切ってた事ではありますが、また厄介な奴に目をつけられてしまったもんですな…
どうなる海月ちゃん達の運命
>>374 >>416
こちらも確認しましたー
>チハヤが参戦
と言われましても…
正直今のチハヤの優先順位的に六蘭を無視して朽崎に矛先移す理由がないのがですね
そりゃまあ旅館と宗谷本邸の因縁はありますが、流石にこの状況でそっち持ち出すには狂気が足りませんし
なのでチハヤが朽崎vs刹那の戦いに乱入するのは厳しいと言わざるを得ないかと。ぶっちゃけ参戦しても大して力になれるとは思えませんし
ですので私としましては>>422の案1~3の中では3に一票ですね
何度も申し上げますがレイド戦といってもうちはマスター戦以外全く力になれませんし、刹那一人でどうにかできるのならこっちとしては当初の予定通り六蘭さんの方に向かいたいかなと>>422
個人的にも3でお願いしたいなと。
今回の一連のアレの責任は自分にもかなりあるのですが、言い訳がましくなりますが、やっぱり同盟側も六蘭さんもいい見せ場があったりレイドで確定してたりしたので、結構見返すと色々と追い風だったり押される事が多かった剣陣営が食われて影霞むんじゃなくて、最悪ランサーが倒される事になってでも他に劣らない魅力出して爪痕残してほしいなって動機で色々考えてた所はあったんです。まあ自分のその考えとかが裏目に出まくって今の状況になってしまったので何も言えませんが
なので、既に追い風でマスター撃破での敗北っていう割としんどい流れになってる上に、そこのタイマンは結構朽崎さん的にも書きたいっぽい場所だった訳ですし、せめてそこだけでも満足いく感じでやれるように意図を汲みたいなって事で3に一票入れます
お願いしますコルトさんコソコソ話
言えるキャライメージとしては「割と全体的に治安とガラ悪い敵のギャグ枠」「面白くてキモカワだけどそこそこ危険な奴」みたいな感じです
初期は海月ちゃんだけ狙う感じにしようか迷ってたんですがいつぞやの火村さんの「別に気使わんで普通にムジカも危険迫らせていいですのよ」的な奴でターゲット投入確定しました。
正直コイツはキ◯ォトスでゲマト◯アしてても合うかもしれんって思ってます。
>>392
>>415
はい。という訳で海月&ムジカとコルトで因縁ができちゃった訳なんですね。今回はこんな感じで大半の敵に1個ずつ味方側との因縁的な絡みができるかもしれないです。とはいえ流石にこの二人だけで戦って完勝してブッ飛ばすって訳ではないですが、鍵にはなるかもです
そして案外アフロへの熱意が凄い…まあ確かにアフロ=漢の象徴は納得かも
>>414
ストリートパフォーマンスの態で美欲を昇華しているので一応セーフではあるんですけど多分ツ◯ッターとかで拡散されてるとは思います。変なアフロのデカいやつがキチゲ解放してた、的な
まあロクでもない奴のは間違い無いですね。でももっとロクでもない奴がまだ控えてるかもしれなかったりラジバンダリ。
>>424
変態だ——!!→あれ?案外変態じゃないのか?→やっぱり変態じゃねえか!!!っていう緩急を付けたかったので成功したっぽくて嬉しいですね。ここからドンドン変態性もヤバさもギア上げてく予定です
何気にジャスミンとかリョーガ君じゃなくて海月ちゃんとムジカちゃんを狙いに来る相手って今まで無かったと思いますからね。意表も突けたと思うのでここからご期待ください。フフフ…「カ」レン・「ア」テナ…略して「カアちゃん」っていうあだ名を思いついてしまったぞ…ロリには「カアさま」って呼ばせるんだ…
>>412
はいどくはいどくぅ。いやあ…メロちゃんは生まれから男難の相持ちな子だなーと思っていましたが、ここでもですか…不憫
コルトさんは芸術にお熱な人という感じはしてましたが彫刻系の神秘の使い手っていうのは中々新鮮でどう立ち回るのか楽しみ。案外ジャスミンさんと人形対決になったりして…?
>>422
自分も3案に票を投じさせていただきます。レイドは自分としても初めてというのもあってこだわりたいし、マスターの乱戦も見どころがありそうで面白そう…とは思いますが、それぞれのマスターの動向や状況といった前提条件を踏まえると如何ともし難いな、と
仮に耿実の位置を朽崎さんたちの近くに変更して無理やり乱戦にしようとしたとても戦闘力が低い&孤立している耿実を三人が叩くか、比較的戦闘力のある朽崎さんがチハヤさんに攻撃するとして刹那さんがそれを食い止めて「コイツはボクが止めておく、チハヤちゃんはアイツを!」ってなりそうだなというのがこれまでの流れからの私見です
なにより伊草は「リレーをスムーズに完結させよう」で発足したものですし、個人的にはこのコンセプトを大事にしたいです。ろくろく顔も出さずにいる自分が言うのもどの面モノだとは思いますが…ちなみにコルトニキですが恐らく他の生徒だとペルカ、シャントリエリ、カステラ、ロック辺りを見て「美しい…」と言って絡んでいた可能性があるですよ
なおペルシャリだったら威嚇してドロップキックorウサギジャンプ比較ネコチャンで速攻逃走しそうですし、カステラはそういうの聡そうなので「ごめんなさーい、オレ野郎からのラブコールは断るタチでしてぇ〜」って躱しそうですし、ロックくんはそもそもデフォ半裸が街に出れるのかお前さん。まあ海月ちゃんとムジカちゃんが優しかったからこそ絡めた訳なのかもしれませんね。狙いやすい奴を狙ってる訳ではないと思いたい
なんかキャラ絞った分今回みたいにこの場面が仮にコイツらだったらどうなるかとか、コイツとのバトルはこの生徒だったら案外相性良いかもしれない的な話は多めにやっていけたらなと
あと多分もしコイツらの標的が名無しでコイツがルナちゃんに変態してたとしたら多分メレク君が速攻で助走をつけて殴りに来てたと思うですよ
>>427
何気に初期からメロちゃんと海月を神秘狙いで追う敵の案はあったんですよね。
ただ初期は普通にカスのチンピラみたいな金になるぜぇ!!的な奴のつもりだったけどコレは流石に魅力的な意味でも反応的な意味でもあかんでしょって事で一から作り直しました。で、小生が生まれたって訳ですよ
美術鱒系ってのがローザさんとかエンデくんとかで多かったのでどうしたものかな…と思った時に「コレだ!!」って思ったのがありまして。一部他鱒と似た部分はありますがしっかり独自の個性と面白さがあるバトルスタイルになると思います。
レリックさんとかだと案外普通に狩れるけど生徒がやると結構苦戦しそうな相手っていう塩梅のボスなのでお楽しみにふむ..,都市の頭脳体がカレン・アテナ(擬似サーヴァント)とここのえは解釈したので
その解釈で行くとモルガン・妖精のように横浜に住む人たちは魔力(都市を回す熱量・QPであり生命力としての魔力はない)を徴収されているというカレンアテナこそ『横浜=真体アテナ』のマスター(頭脳体)
という感じになる...ので黒鹿さんの想定とはだいぶズレる考え方
カレンアテナの恩恵政策を受ける理念賛同派(いけいけクラブ)と加護否定派(湾岸スラム)でバトっており地域レベルに差があるハイ&ロー的な雰囲気にはなる?でしょうか?
>>412
技術があり向上心があり哲学があり
まさかこんなにコルト・サイクスが良キャラとは...流石のひとこと>>439
(途中送信)
これでお互いのこと舐め腐りあって足引っ張りあってるんで、まあ街づくりに従事する政府側の人間でも治安維持が十分でないとか一枚岩でないとかの説明になるんじゃないかなーと実はコルトさん、敵勢の中ではある奴除いて一番最後にビジュと性格固まった奴なんですよね。
海月とムジカを狙う巨漢の男、っていうのは初手から構想があったんですが詳細とかビジュが思い付かずに悩んでる時にビッ◯マックを食った時に思いついたんです。
アフロの変態で芸術家気質で美しさを見出して襲ってくる変態はアリなのでは、と。
このキャラ付けは割と成功っぽくて小生嬉しいですよ。残りのメンバーも上手くいったらいいなあ…
>>432
まあコイツはコイツ視点の美しさを見出したら男だって遠慮せずアタック掛ける奴なんです。流石に性的な眼ではないのでその点は安心してもらって構いませんが、それでもタチは悪いかもしれない。
>>433
成程成程…今知れて良かったです。知らなかったら鶴水の海でビーチバレーする船男子の番外編とか書いて解釈違い喰らいかねなかったかもしれんので助かった。
あとアレですね、一応詳しく話すのはコイツの更なるベール脱がした後にしたいですが恐らくコルトさんはメレ坊との相性最悪な可能性あります。魔術師がどうではなくて、仮に冒険記時空とかでルナちゃんと会ったとして、最新話みたいにルナちゃんを見て印象を話したりアドバイスするくだりで最悪メレ坊の地雷を踏み抜くかもしれないと思ってます。
>>437
ありがとうございます…!
まだこの段階ではやべーやつ評価で留まると思ってたのでマジで嬉しい誤算でした…悪役側が序盤から高評価貰えるのはいい感じのサインなのでマジで嬉しい
まあ仰る通りですね。手段を選ばない奴なんだけど、コイツなりの美学や芯はあるのかもって感じです。まあ手段を選ばないんですが
案外コイツのキャラ性は既にかなり出てるというか後半まで隠す部分は他より少ないのでワンチャン早めにキャラシ解放していいかもしれんなと考え中だったりしてます。多分コイツは今年中にはフリー化できる見通しなので、良ければその時には使ってみてくれると嬉しかったりちなみにググればすぐわかることですがパリ改造とエッフェル塔は発生時期が前後してて同時進行はしていません
私時空では水面下で太陽の塔と共に計画されてた的な背景を付与する予定ですがそれにしたって『塔の一族』はパリ改造同盟の中で浮いた存在になってます
なんなら自分たちの先祖と協力して汗水垂らしたわけでもないのに「近代以降のパリといえば私!」みたいな我が物顔してる塔の一族のことを疎ましく思ってる一族はそこそこ多い。出てはきませんが『門の一族』とか特にそう
>>444
そうですねぇ、パリ改造同盟随一のリベラル派ですね道の一族は。だからこそ誰とでも手を組める。まあ混沌兼秩序側なので事が起きれば取り締まるのですが、未然に防ぐことはしないみたいな
橋はロンドン橋のアレとかがわかりやすいですが、まあ…橋>人命的なとこはあります。今作ってる総代はそこんとこは比較的平和主義ですが彼は性癖の面で人命が危ういタイプ
真体持っていきそう順で言えば橋>塔≧道なので三分割は起きても起きなくても個人的にはどちらでも良い感じですねー。どっちがいいとかあります?お帰宅!
ではではキャラシ投下いかせていただきます
>>447
んー、そういう感じならたぶん温度上がるより下がりそうな印象。氷点下視線で「……ハッ」みたいな
むしろ神秘好きの部分にハイタッチしそうなテンションで同調してそうなルナにもやっとしてそうな
>>448
あれ、増えた…『門の一族』…!?
まさかまだまだ他の一族がいらっしゃる?『壁の一族』とか『水道の一族』とか…いや水道は『道の一族』さんがまとめてやってくれるか…
思っていたより『橋の一族』さんがやばそうだけど『道の一族』さんは思想やばめでありつつも保守気味…と、ふんふん
そういうことなら真体持っていくのは『橋の一族』さんに一任したほうがよさそうですね。それぞれの派閥ごとの差別化とかもありますし、まとめちゃうのはもったいないかも
それと今思ったんですがどうせ三分割するなら一つくらいはもっと別のグループが取っていったほうが広がりがでるかもしれない…【CLASS】シールダー
【真名/氏名】機神アテナ/カレン・アテナ
【性別】女性
【年齢】不明
【出身】モザイク市《横浜》
【身長・体重】cm・kg
【肌色】白【髪色】銀髪【瞳色】金眼
【外見・容姿】(要相談) → でっけぇおっぺぇ
【属性】秩序・善
【好きなもの】勇者と勇者に至れる人間たち、美しいものと美しい自分、人と人が出会って家族になる瞬間
【嫌いなもの】汚.物と汚.物に成り下がる獣、美しさで挑んでくる不遜な者、人と星の未来を奪わんとする外敵
【魔術系統】
【魔術属性】
【魔術特性】
【魔術回路】質:E += A 量:E += A 編成:特殊
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A++ 敏捷:B+ 魔力:A 幸運:B 宝具:A++>>450
【クラス別スキル】
守護の権能:A
都市守護神としての権能。Aランク以下の干渉を無効化する。
物理的なものから神秘に由来するものまで等しく無効化し、Aランクを超える干渉は本スキルのランク分、威力を削減する。
これは毒や精神干渉による弱体化も同様。守護神の防壁に例外はない。
知恵の権能:A-
知恵の神としての権能。
星の海を渡る頃から現代まで蓄積し続けた膨大なデータから最適解の一挙手一投足を導き出す。
既知の相手に対しては疑似的な未来視としても機能する。一方、未知の相手に対しては効果が薄い。
また、真体の分割によりデータベースに抜けが生じており、本スキルの動作はやや安定性を欠く。
工芸の権能:-
後述するスキルに統合されている。
星の海を渡るもの:A
宙から来たる機神としての権能。
今は地と海に沈むその身も、いずれ空を越えてはるか高き暗中へと臨む。>>451
【固有スキル】
融合端末体:E
機神アテナと都市管理AIカレンシリーズが融合したことによって発生した脆弱性。
端末体の稼働限界による戦闘可能時間の大幅な制限を強いられる他、同型であるカレンシリーズの干渉を受け入れてしまう抜け穴となり得る。
都市を統べるもの:A
「工芸の権能」「陣地作成」「召喚術」「都市管理AI」を含めた混合スキル。
モザイク市《横浜》における 管理運営 / 英霊召喚 / 武具作成 / 通信中継 / 芸術審美 / 建設計画 / 真体修復 を一手に担うための機能であり、都市運営に関する事象のすべてに指先が届く。
ひどく大雑把に言えば"都市に関することならなんでもできる"スキルである。
神一重の試練にも似た愛:A
機神アテナにまつわる神話で散見される勇者たちへの後押しを一纏めに現した権能。
神話に語られるものと同じく、神に認められた勇者に祝福を授ける。
時に勝利を約束する加護を。時に一騎当千へ導く武具を。時に万象から身を護る盾を。それぞれの勇者へ適した実在する力を与えるのが本スキルである。
……ただし。
カレンシリーズの端末体と融合したために神話同然に力を与えることはできなくなっている。"授ける"ための機能は残っているが、それは機能だけ。与えられるものに見合うだけのリソースを別途、必要とする。
真体の分割に伴い、本スキルは機神アテナ/カレン・アテナの手から離れている。>>452
パラディウム・ペネトレイター:-
戦女神として勝利をもたらす権能。
ヒトを守る守護神ではなく、自らが前へ出て勝利をもぎ取る攻撃性の具現。
後述する聖鳥ミネルヴァに譲渡している。
【宝具】
『汝、星を繋ぐ護神(プラネッツプロテクトシステム=アイギス)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~100000 最大捕捉:十二神
神々によって造られた防御兵装。アイギスの名を冠したその守りは鎧とも盾とも伝えられるが───その正体は、宇宙戦艦の装甲板である。
ただの装甲板ではない。船体を覆う最小単位の装甲板ひとつひとつが後の世で勇者に授けられた神体結界(アイギス)と称される概念防御。
それらは神の意思のみで自在に動き、また分離・合体を繰り返すことで数と距離に縛られない万能の盾となる。加えて中核部分が展開する指揮系統の元走らせることで臨機応変の絶対防御を実現する。
その守りは鎧とも伝えられる───正しい。その"艦"の主兵装たる守りは無敵と呼ぶに相応しく。
その守りは盾とも伝えられる───正しい。艦隊と、艦隊の進む航路を確保する防衛の要であるゆえに。
名を、星間航路防衛艦アテナ。
果てを知らぬ星と星を繋ぐ航路を守り抜く、宇宙艦隊の護神である。
なお、モザイク市《横浜》では本宝具を都市結界として使用しているため、都市内の戦闘では使用不可となる。>>453
【Weapon】
『聖鳥ミネルヴァ』
アテナ神のお供とも、また化身ともされる、聖なる鳥のフクロウ。
モザイク市《横浜》治安改善の一手として、そして長期間の戦闘を可能にする分身として。アテナ神はフクロウを依代にしたサーヴァントを召喚した。
→要相談
『槍』
無銘の神造兵装。材質としては盾や鎧と同じだが、武器であるためにアイギスの名は持たせていない。
微量ながらアテナ・クリロノミアを内蔵しており、使用者の全ステータスを向上させる。
『神体結界』
真体の一部を持ち出して変形させた盾と鎧。アイギスとも呼ばれる。
それそのものの防御力もさることながら、魔力を通したバリアを張ることでより広範囲に守ることも可能とする。
盾と鎧はそれぞれが、それぞれへと変形可能。多くの者を守らねばならない時は盾に二枚にし、自分だけを守ればいいときは鎧を二重にするといったように、防御力の比重をある程度操作できる。>>454
来歴
戦前の横浜は地球温暖化による海面上昇を受けてゆるやかに滅んだ。
かつては横浜と呼ばれた領域には多くの抵抗の残滓が存在し、戦後それらを基盤したモザイク市≪横浜≫が再編された。
都市と呼ぶには可愛げすらあるささやかな規模。二度目のゆるやかな滅びも遠くないところまで近づいていた、そんな時だった。
神が、流れ着いたのだ。
それは機械で出来た神だった。はるかソラより来た神だった。都市の守護を担うギリシャの神だった。
漂着物の分析を担当した都市管理AIは、すぐさま都市復興を条件にすべての権限とリソースを機神に譲渡した。それが最も合理的な結論であると神も同意した。
そうしてモザイク市《横浜》を担当する都市管理AI、カレン・アテナが誕生したのだった。
以後、都市の管理・発展に尽力していくことになるのだが……これが、上手くいかなかった。
いいや人は集まった。女神アテナの名の下に都市を盛り立てるのに充分すぎるほどの人数と物資が集まった。ただ、ただ、ただ…………集まった人間の大半が、ろくでなしだった。
怪しげな魔術師の一団。
暴力的に暗躍するマフィアなる者共。
契約だ権利だとまくしたて土地を奪っていく企業。
暴れたいだけの快楽主義者、これ幸いと手を伸ばす人さらい、神に挑もうとする不敬なサーヴァント、元は難民らしい海賊の群れ、公然と盗みを働く怪盗・盗人、何処かから危険物を密輸する商人、病の実験のために乗り込む科学者……エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ、である。
ああそうだ、集まってきた人間のその大半は、檻の中が似つかわしいような危険人物ばかりだったのだ。
神の名の下に。さまざまな笑顔を浮かべてモザイク市《横浜》に訪れたろくでなしどもは、あっという間に都市の治安を底抜けのどん底に叩き落とした。
必然、女神さまはこの暴挙に憤慨したが……しかし、かつての栄光からはかけ離れた残骸の身では、欲望に突き動かされるケダモノの群れを止めるにはあと一歩及ばず…………現在に至るまでそれは変わらなかった。
教も最悪の治安が維持される《横浜》で、女神さまはお怒りになっている。>>455
人物像
生真面目でお堅い貞操観念を持つ武装処女神。
また勝利をもたらす戦女神の名が示すとおり負けん気が強い。丁寧な口調や態度を崩すことはないが、同時に意思を曲げて泣き寝入りすることもありえない。いつでもどこでも徹底抗戦の女神さま。
基本的に人間に見返りを求めることはないが、それはそれとして信仰されたり褒められたりするとうれしくなっちゃう。もちろん女神の威厳を保つために赤くなりそうな顔は鎧兜の下に隠すのだが、人の世ではこれを照れ隠しと言うらしい。
肉体的・精神的どちらも潔癖の気があり、あらゆる意味で汚らわしい存在を嫌悪する。平然と獣欲を振りかざす野蛮人や誠実さを嘲笑う悪辣な輩、あとはシンプルに不潔な人間などなどなどが大嫌いである。
好む存在はその反対。一言で言えばきれいなもの(アテナ基準)となる。
欲や感情に流されない紳士、自ら穢れを跳ね除ける乙女、恐怖に堪えて苦難に立ち向かう勇者、そういうのが大っっっ好きなのである。それも一時だけでなく、生涯を通して貫き通した"きれいなもの"を好む。
人間にとっての長い人生で一切の玉瑕なく生涯を終える、それがどれほど人間にとって困難であるかは理解している。理解している、からこそ美しく感じる。欲にも穢れにも負けず流されず"きれいなもの"そのものな生涯を貫き通した人間。すばらしい。うつくしい。こんなんもう好きになるしかない。なった。好き。大好き! ……というのがアテナ神的な人間の好みである。
そして好みから外れたとして冷遇されることはない。それは都市の守護神だからという側面もあるが、まず根本的な話、アテナという名の神は人間という存在そのものが大好きなのだ。
神にとってヒトなど虫けら同然。にもかかわらず虫けらであるという認識を保ったまま、しかし慈しむように愛する。幼子に芽生えたほのかな母性愛のような柔らかさと、加減を知らずぬいぐるみを抱きしめるような無遠慮さで。>>456
そのようにアテナ神が人間に向ける愛は一方的になりがち。人の持つ愛玩ともかけ離れた、見返りを求めない神の愛玩。
少しでも人間の理解に近づけた例をあげるとするならば……アリの行進を楽しむようなものだろうか。ただし呆けたように眺めるのではなく、そこらの火山を優に超える熱量をもってアリの行進を楽しみ、応援する、というもの。気に入ったアリを見つければそばに近づいてささやくような、ともすればアリの一匹に自らの力を分け与えるような……。
当然ながらこれも正確とは言い難いが、ともあれアテナ神の人間に向ける愛情とはそういった、ちょっと、まぁ、どうかしちゃってる類のものである。
人間の視点からすればありがたいものではあるだろうが、たとえば同じ視点の神から見れば一体どのように映るのか。それはご想像にお任せしよう。
神の庇護下にある間はやさしい女神さまだが、神を越えようとしたり神そのものを穢そうとする不遜な人間には容赦しない。苛烈に、激しく、めちゃくちゃにキレる。悪意がなければ場合により許される可能性がなきにしもあらずだが、故意に貶めようとした者は言うに及ばない。どんな目に遭うかはケースバイケースなのでここには記しきれない。少なくとも手足の1、2本や五感のいくつかは覚悟されるべし。
しかしモザイク市《横浜》ではこういった神罰を下そうにも手が足りない現状が続いている。黙ってみているはずもなく、怒りに燃えながら不敬者をまとめて葬る手を模索し続ける。
【一人称】【二人称】【三人称】
台詞例
【製作者】>>449
あ、はいパリ改造同盟には最低でも六族います、件の三族以外にも『門の一族』『宅の一族』『園の一族』…みたいな。『宅の一族』は名前に違和感がすごくあったので『壁の一族』名称を拝借しちゃおうかしら
ただ多分考えていけばもっと出てくるだろうし三組以上関わらせると横浜の雑多具合が出せなくなりそうなので他の一族は神戸かどこかに根付いててもらっとこうと。定期的に同盟会議開いては煽り合う感じで
はーい。ちょうど女神様の要素がキーになりそうな建築も見つかったので橋の一族には頑張ってベイブリッジ造ってもらいましょう
>>458
シールダー…サーヴァント的規格で来ましたか。スキルとかがわかりやすくて良いですね、できることはすごいけど猛烈に手が足りてない、というのが現状でしょうか。色々できる範囲が狭い&脆弱性があるというのが上手いこと出し抜けそうに思えてバランスとして悪くないと思います
ミネルヴァ依代のサーヴァントは…依代の方がむしろ強力、って比率ならサーヴァントは神秘弱めでも良いかも?鳥の身体であることに抵抗がなさそうな…首なし鶏マイク…?()>>374
まぁ、誉と鳳蝶さんはあんま高い物進んで食べるイメージないよね…。
仮面ライダーかな?(違)>迅龍
>>394
高い物ってやっぱ相応の品質保持してんのな。
絶対アカン(例:塩ビの水道管、ちくわ、ダンボール)に関してはナチュラルに罵倒しそう。>ミソラ
>>401
音楽関連は余裕なのはまぁ予想通り。
食べ物関連もあんがいつ様そうな気はします。
ロレンシオの奢りで高い物の味知ってそうだし。
ちなみに私作の場合はこんな感じ。
エイベル:全問正解。アメリカのオーソドックスな高級品は味わい尽くしてる。
ビオランテ:実家が実家なんで高い物の味は脳に記録済みのため、味覚関連は無敵。鬼門は盆栽か。
桃夢&星雪:味覚関連は楽勝。それ以外が大分不安。>>459
思いつきがそのまま採用された…
というか想像の倍以上の規模っぽくてびっくり。これまでの話に出てきたのは氷山の一角……横浜が広がっていったら神戸方面でもなんかやってみたいですね
海にまたがる橋なんてどうあっても映える舞台だから楽しみ楽しみ
でも真体産ベイブリッジだとめっちゃ不敬な…ふふ…
そうですそうです。事件一つ解決する間に二つ三つ他所で発生して手が足りない、コツコツやろうとすると端末体の限界で時間が足りない、って状態です。なので囲ってもらうワルのみなさんにはがんばってもらわなきゃいけない
召喚するサーヴァントがまた悩みどころで…候補はいくつかあるんですが……というか候補のうちの一体に首なし要素が被ってしまってる
なにより悩んでるのはミネルヴァの扱いによってはアテナ神が舞台装置の置き物になりかねないところなんですよね
ミネルヴァを動かしつつアテナ神も置き物にならないようにするにはどうすればいいか悩み中です>>461
えへへ…お借りさせていただきます…(ゴマすりすり)
そのせいで音頭取る人がいない限り足並みが一向に揃わないのですが、まあそこらへんはご愛嬌…神戸も山と海に挟まれてて鎌倉との関連性が感じられて気になるんですよねぇ
Requiem世界の海って舞台が島になるのもあってどこまで伸ばして良いのやらという感じですが、前に仰っていた感じだと横浜って群島みたいになってるからそことの連絡橋になりそうですかね?
ただ現在考えてるのは可動橋なのですがどういう機能を持たせようかで悩んでまして…真体を使わせてもらって良いならそれを神秘の担保にして擬似的な転移が可能になる地点にしたりしても大丈夫でしょうか…?
改造同盟はうち2人がカア様の手を煩わせてそうですね…(トラブル放置の道の一族、ロケット作成でしょっちゅう質問してくる塔の一族)
> 候補のうちの一体に首なし要素
…ちょっとそこについてよろしければ詳しくお伺いしても良いでしょうか…?
そうなると有珠におけるロビンみたいな、従者だけど余計なこと言って毎度どつかれるような関係にする…とか?働いてはくれるけどイラつかせちゃうみたいな>>462
神戸は神戸で美味しいんですよねぇ、横浜がなければ隠れ候補のひとつだったり…
そうですねぇ……基本的におっきな人工島で中心部から離れるほどに後から来た人たちが付け足していった想定なので、いくつかは海を挟んだエリアもあると思われます
転移も、まぁ、ワープっていろいろ悪さできるのでこわさもありますが地点は固定っぽいのでたぶん大丈夫でしょう
えっとですね、今考えているのは「サモトラケのニケ」ですね。これに聖鳥ミネルヴァを合体させた複合サーヴァントっぽいものが候補の一体です
あー……あー……あー、そうか必ずしもまとも仕事させる必要はない…?
むしろ問題児にすれば頻繁にアテナ神を現場に引っ張り出せる…?
これいけ…る…?>>463
日本神話で重要な淡路島の近くですしね…牛もあるし…美味しい…(激ウマ)
なるほどなるほど、なんとなーく考えてたのは特定の刻限に橋が動いて霧の中にかかって、その時橋を利用している人の願望の多数決で決まった場所に橋が渡される感じでした
人類皆聖杯で自分の望む姿になれる的な話があったのでいっそのことどこでもドアの仕組みよろしく霧の中で身体を分解して転送、現地で再構成…みたいなブラックな仕組みになっちゃうかもなと思っていたのですがアテナ様の真体いただけるならここまでのことにはならないはず…
ちなみに基本は周辺の小島に島一つ使った遊園地的な施設があって、橋をわざわざ通らなくても行けはするけど雰囲気バツグンだからみんな橋を遊園地の移動手段としか思っていない、的な設定にして普段の行き先は絞ろうと思ってます。ただ数の暴力にはどうしようもないから非常事態には橋を閉め切るか開けて人々を非難させるか決断しなければならない…という展開が発生したり
サモトラケのニケ…あぁなるほど…長年首も手足もない状態だったから鳥を依代として動けるし喋れるようになって途端にやかましく無能な働き者になるニケルヴァちゃん…?1日待ってみてもこれといった問題点は出てこないのでアテナ神は大方大丈夫そう…かな?
じゃあそろそろメインの横浜作りも進めていきますか
……チャイニーズマフィアって今どうなってましたっけ
>>464
複数人に意思読み取って渡してくれる橋とな…めっちゃファンタジー感出るけど同時にめっちゃこわい…
まぁ機神の真体ですからね、魔術的なワープは魔法に近いらしいですが位置を固定した限定的なものならなんとかなるでしょう
遊園地!島ひとつ使った遊園地!あみゅーずめんとぱーく!しかも外周部にいけば全部海沿いなんて雰囲気最高じゃないですか…
治安最悪の都市に置いてもいいものかな。どうしましょう遊園地がバトルフィールドになってる絵面ばかり浮かんでしまい……いやいやそのための橋締め切り…
腕と頭がシュレディンガーしてるのを利用した複合霊基ってわけですよ。もともと羽もついていて、大元の女神ニケはアテナ神のオトモ側面もあるとのことで候補入りしました
無能な働き者なのかサボり魔なのかとかは考え中ですがアテナ神の手を煩わせる方向性はもうできあがりつつある…!>>465
自分は問題ないと思いますー
高度な神秘を行うには本来魔力も神秘も法則の面でも脆弱…しかし「橋の上」「霧の中」という制約と利用者の賛同及び魔力徴収、そして機神の真体を抵当とすることで限定的にでも実現は可能!なお橋の負荷は蓄積されるものとする
ディズニ⚪︎シー的な…治安に関しては、ヤの人たちがシノギとして運営してることにすればカタギ相手だし治安はある程度保証されているとかで…
遊園地を最終ステージに控えて橋の上で一対一して相手をノックダウンさせて多数決(1人)で押し通るとかの展開もアリですわね!
はえー、おもしれー…なんかあのサモトラケのニケに梟の頭が乗っかってるガネーシャスタイルが思い浮かんじゃいましたがそれもそれで…キモカワ系マスコット…?
毎回最後にカア様にずるずる引きずられて退場してそう…三人分というのもあってどう投下するかめちゃくちゃ悩みながら作ってるところですが、ざっくりでも先にパリ改造組織の概要を投下しちゃおうかしらという寒夜
良い感じに情報量減らしてシンプルにしないと三人同時はなあ…
>>467
アッ機能の面のモチーフは特にないんです…丈夫さの面でのモチーフはありますが…イメージ的にはパルキアvsディアルガvsダークライの出られなくなった橋です、濃霧の中で行き先がわからない感じ
設計者がとにかく丈夫に!頑丈に!を意識して造って、なおかつ慎重に期して点検や修繕もこまめにしてる(だから肝心な時に使えないとかもある)のですが、まあボッキリしちゃって機能不全は全然作劇上あり得る感じにしたいなって。型月的に橋にはどこかで犠牲になってほしい
それこそ遊園地となれば園の一族の出番なわけですが、やっぱりいろんな組織同士のやり取りみたいなのも考えたいなって…だからってヤな組織のネタはないので他の方の組織で良ければって待ちの姿勢になってしまいますが
これがマザーシステムと融合した弊害ですか…()>>469
では投下していこうと思います〜
そうですそうです、霧中を抜けた先には島一つ使った遊園地…ってなると楽しそうだなって
神話とかググれば色々あるのですが彼らの目標は「パリの再興」なので…あり得るならアテナ様繋がりでギリシャ神話かなぁ、となるとイリスの虹橋…だけどそれだとアテナ真体使うのアリかなぁ…となりまして
やっぱりあるんだ、広島版だとヤの人…(ド偏見)『六郭連盟(ユニオン・ニダベイユ)』
通称“ニダベイユ”。19世紀半ばに展開された都市整備事業「パリ改造」においてセーヌ県知事オスマン、ひいてはナポレオン3世の名の下に集った建築魔術家の職能同盟。
一時的であり各々異なる思想・思惑を腹に仕舞いつつ手を組んだ者たちだったが、築き上げた都市への愛着が故かまた別な胸算用あってのものか現代に至るまでゆるい繋がりを保っている。
さて花の都と讃えられ近代都市の魁と謳われたかかる六角の心臓大都市であるが、むざんやな聖杯戦争の戦禍の最中に他国際都市と同じく機能の面でも外形の面でもその損害の甚だしく苦渋のことながら捨ておかれ、連盟もまた新天地を求めた。
望むは新たなるパリの創造、それでいて最高のパリの再興。それすなわち普仏戦争より続く防御の方面での脆弱性の超克であり画一を超えた整然と渾然に伴う神秘の街の創設。
流浪のうちに彼らはモザイク市横浜へ至る。折しも機神の残骸が漂着、これを宿願成就の兆しとみた連盟のうち三族は都市管理AIに取り入り昔取った杵柄と都市改造に挑む。彼らの意気やまさしく軒昂揚々、それぞれの理想に基づき都市の名だたる要素を改築増築していった。これが10年ほど前のことという。
『塔の一族』
“ラ・トゥール”。「横浜改造」ともいえる事業において中心となり、アテナ神の真体復元作業にも従事している精力的な一族。代表作は『太陽の塔』。
現在の一族総代(メートル)は前総代長女にして連盟初の戦後生まれ、ルゥ・メェベリエ=ラ・トゥール。幼いながらに親から太陽の塔建設を引き継ぎ落成させた才女。びっくりするほど上から目線。
『橋の一族』
“ル・ポン”。連盟内でも機能性を重視する傾向が強く、仕事人である反面作品のためにどんなものでも擲つような尖鋭さも持つ。代表作は『サマリテンヌ』。
現在の一族総代(メートル)はギヨーム・クビクラム=ル・ポン。上述したような過激な性質を持つ一族の人間としては比較的穏健な気質であり頑丈な橋を造ることに定評がある。イケメンがよくするポーズをしている。>>471
『道の一族』
“レ・ザベニュエ”。モットーは「全ての道に我らは通ず」。その通り道とつく事業の多くに関与し、そして多くの事業者を関与させるリベラル派。代表作は『全隣街』。
現在の一族総代(メートル)はワレラン・フラフタール=レ・ザベニュエ。万人に開けた場を造ること、群衆を整備することといった人にまつわる事業において才能を発揮している。性別不詳。
扱う魔術は概して建築魔術であるが、パリ改造の従事のためかその神秘には建築物という物理的なもの以外に象徴的な要素も含まれており、それぞれの対象が持つ機能から派生した魔術を修めているケースも少なくない(塔の一族であれば飛行、橋の一族であれば黒魔術、道の一族であれば暗示、など)。
またその延長として建築構造と人体の内部構造を照応させての人体工学的強化にも各々部分的にではあるが精通している。
こんな感じです〜。現状のこれらの情報で修正点とか疑問点とかありましたら教えてください>>471
>>472
フランスの外でパリ作ろうぜ!はロックすぎるというかある意味魔術師らしい妄念っぷりだニダベイユ。こんなのが横浜に来てるかと思うとねぇ……ふふ……ワクワクしちゃう……
ギヨームさんは仕事にプライド持ってそうな人って想像してたそれに近そうな人だったんですが、ワレラン…さん?がやっぱりちょっとこわい…性別不詳になってる理由が偏りを無くすためだと思えてならない…
あとルゥちゃんが上から目線スタイルなのが意外というかイメージと違ったんですが、もしや、『塔の一族』だから上から目線になっちゃってるんですか?だとしたらかわいすぎません?
使う魔術も塔との組み合わせを考えれば飛行はわかる。わかるんですが…黒魔術と暗示…?
いやまだ暗示は無意識の通りやすい/通りにくい道を操作するためのものだと思えばまぁ。でも黒魔術……黒魔術……?橋の建築で……??
ですが全体を見た感じ問題はないと思います!少なくとも修正要素はないです!
あと細かいところで気になるのはどの一族が横浜のどういう場所で活動してるか、ですね
『塔の一族』はアテナ神のそばにいるとして、逆に『橋の一族』は真体持っていく都合上アテナ神からは離れるのかな?とか、その辺が気になります>>473
顧みてみるとめちゃくちゃ本末転倒というか何を言っているんだお前は案件ですねフランスの外にパリ…
メートル三人の一文は匂わせみたいなものなので含みありきのものとはなっています。ワレランの性別不詳は順序が逆にはなりますがおおよそその認識で合ってたり
道の一族の暗示は一族が道と同じくらい道を歩く人に着目してるからですね。要は群衆心理
橋で黒魔術は…まあ…ヒトバシラ…ですかね
よかったです、それでは代表作ともども総代たちのキャラシをこさえていきますわよよ
どこで活動してるか…そういえば代表作の位置を現実の横浜の観光スポットと照応させようと思ったらどこも中区でどうしようとなっていました私。サマリテンヌはベイブリッジ(中区)だし全隣街は元町中華街(中区)だし…太陽の塔もレンガにした手前赤レンガ倉庫とかにしたいけどそこも中区…横浜観光しやすい…
まあ代表作の場所に作者が住まねばならない道理はありませんし、仰る通り橋の一族は外縁部(ほかのモザイク市との橋掛けを考えるなら鶴見区、港北区あたり?)で橋造りをして塔の一族は中心部、道の一族はその中間にいる感じにしようと思ってますというか
もしかしてなんですが
位置関係とか現実の横浜準拠にしたほうがみなさん的にはわかりやすかったりする…??>>475
まあそれぞれにとって要素として大事なところだったりはします。頑張ってにおわせ期間を短くします
建築のために生贄を捧げるっていうのはよくありますが(城とか堤とか)、橋は日本以外でもロンドン橋やアルタ橋みたいな例がありますので…世界的なんだろうなって…
無論現代ではそんなことはしませんよ?ホント、ホント
あっすっかりそのことを忘れていました…ならサマリテンヌはわざわざベイブリッジにしなくても良いから別にして…全隣街だけは中華街にしておきます。気づかせてくださりありがとうございます〜
駅!確かに舞台の都合上鉄道は橋上の敷設になるしな…全然構いませんよ、立派な交通橋を架けてみせますとも!
>>476
んー、自分の場合は建築関係っていうのもあって土地との相関を意識しちゃってただけなところもあるので…そこらへんはなんとも
ただ個人的な見解で言うなら、Requiemの世界観だと他の市との土地的な繋がりもない中で元の横浜の立地も使わないとなるとあまり横浜である旨みみたいなものがなくなってしまうような気もします…あくまで私見にはなりますが>>482
ありがとうございます…!キャラシ作成にあたって省けるものは省いていきたい所存なのですがちょっとした疑問
『建築魔術』についてって記載しといたほうが良いでしょうか?公式で具体的な説明がなされていないのもあって自分なりに解釈したものとなっているので入れといたほうがいいかなーという気持ちと、やれること大体定まってるしいらないかなーという気持ちと二つありまして
>>481
私もギルド好きー!職人集団好きー!自分たちの技能に自信があって一枚岩じゃない組織は特に好きー!
あとこの中の『橋の一族』の代表作が渡す先に小島の遊園地を…と考えているのですが、その運営組織現在募集中です〜とだけ
>>484
あ、環状線って島の外じゃなくて中を走ってる感じなのですね、なるなる。だとしたら単純な橋から伸びる高架鉄道くらいでいいかも…
外側だと橋の取り分なので比率が変わってきますが陸上だとおっしゃる通り合作になりますね。またルゥが拗ねるなぁ>>489
>チハヤちゃん → ヨルムンガンドと手番移って一回り
了解です。ではぼちぼち執筆進めていきますね
薬飲んでも年のせいか中々効き目が微妙なんですなこれが…
まあ大分良くなってきたのでこの三連休中には完全回復したい所
アテナ様の剣もよろしゅうお願いしますーそろそろ冒険新刊のお話も解禁……なんですけどもシャの国まわりのお話は前提からビッグすぎて逆に参考にならない
なんだあのワクワク空間…ずるいぞ…羨ましいぞ…
なのでこのスレ的な収穫は呪詛科のスタンスについて知れたところですね。やっぱり呪術は東洋と西洋とで枠組みからして違うらしい
個人的には呪詛科は呪術そのもの以上に呪術への対抗策が深掘りされてそうだなぁ、という印象でした
あとは『強化』ですね。とにかく『強化』。強化とついてはいるけど登山描写のあちこちに出てた肉体操作全般が便利すぎて、肉体操作系の魔術は強化からいっぱい広げられそうな可能性を感じました。肉体の足し算と引き算がタノシイタノシイ…
>>491
運営的にはサクサク進めて開戦までいっちゃっておっけーです
ただバトル展開で各々やりたいこともあるでしょうから「どの辺りまで」については中納言さんの返信次第になると思います。そちらを優先度高めで想定してもらった方がいいやも呪詛科に関してはだいたい思っていた通りだなと
シウンが呪詛科に行った理由もむしろそれっぽくなった感じで良かった良かったと思う次第です
次に実装されるサーヴァントについてはまあサロメコースですね個人的なゲッシュの内容的に
というわけで天墜聖杯戦争の続きです
前回までのお話はスキュレカリューの猟犬②までを見ていただければわかるかと
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%252FFalling%20Star「果てを見たいと思ったんだ。この先には何がある?地下80km。それが人類の限界だ。だけど私はそれじゃ足りないんだ。何があるのか見てみたいのさ。死ぬとしても挑みたいんだ」
プリスカはそうやって笑って霊墓アルビオンの果てへと旅立っていった。しかしながら、彼女が救世を諦めたわけではない。探究の旅路によって手に入れた金や貴重な神秘を全て、一度きりの秘密のゲートで送ってくれた。道半ばで力尽きようとも、彼女は最後まで駆け抜けていったんだ。
「生まれてきた理由っていうのが僕には思いつきませんでした。でもきっと…こうやってあの人と添い遂げるためにあったんですね。僕のことを悼んでくれるなら、どうか…暇なときにでもここに花を供えてくれると嬉しいです」
リルグメリアはそう微笑んでからというもの、ずっと妖精郷で眠り続けている。彼の心臓は清らかな水を生み出し続け、脳と脊髄は銀の剣になった。その魂は、荒ぶる貴き精霊を鎮め今も奥底に眠っている。己の人外としての力を分けた欠片を、後に駆け抜けるボクたちの餞別としたまま。
「後を託す…というのは責任を押し付けて死を高尚なものにする言い訳ですね。でも何かに殉じることを私は尊びたいと思うのです。だからごめんなさい。それでも私がやりたいことだから」
カランはそうやって微笑んで、己が身を薪として一つの街を三日三晩照らし続けた。汚染された学園都市。それを燃やし尽くすことは浮かばれないと。花炎の竜女として大敵であった虚の氷墓のみを溶かした。異端と蔑まれても、人ではないと恐怖されても、最後まで自分と向き合った。あの子のくれた花弁のような燃える鱗は今も暖かい。
「……何も。特に言うことなんかない。英雄になりたいと叫んだのが俺たちだ。俺は俺の道を見つけたからその通りに逝くだけだ」
最後まで本名を教えなかったカンダ(神田)。魔術を用いた兵力増強の計画なんて、途上国と言えどまともに成立するわけがない。それにより多くの諍いと悲しみが生まれる。だから命を賭けて殺しに行ってしまった。ただ道の半ばで出会っただけなんて言い張ってたけど…自分の武器庫の在処を示した暗号なんて残してる時点で仲間だったのは明白だ。「火が灯るのは熱があるから。花が咲くのは水があるから。私というただの道具がこのようになれたのは、きっとあなたちのおかげ。だからさようなら。悔いを残して死ぬのが人間らしいでしょう?」
自分のことを人として造られてはいなかったと自嘲する宵市は、最後の最後で人らしくあることができたと笑って見せた。死の恐怖に震えながら、この時代にあってはならない魔導兵器を自分と共に破壊した。宵停めの名の通り、昏い夜を打ち払って明日の光をもたらした。異能が込められた大事なペンダントは傷一つ付けないまま。
「兄貴にオレの全部をあげる。演算機能だけじゃなくて魔術回路も凄いからな。多分オドだけで魔術使えるぐらいには。だからさ、兄貴は頑張って欲しい。オレを上手く使ってくれ」
アマリはボクを本当に振り回してくれた。ボクよりも賢くて、ボクよりも先を見通しているから上手いことボクの事を操って。それも信じているからこそだっていつも言っていた。信じているからこそ、何もかもを託された。自分の肉体全てを演算装置に変えるなんてあり得ない。そんなものを背負わされる身になってほしい。
これはボクたちの戦いの記録。誰もが特別になりたくて。記憶に残る英雄を望んだ。血腥い青春の一ページ。自分たちの夢を追い続け、その残骸を憂う敗残兵。何も残せなかった、抗うことしか知らない七人。それでも…。
────────その旅路は輝かしいものであると。人類史に刻まれずとも我々は確かにここに居たのだと。ただそれだけがここにいる理由。最後まで戦う理由。
青を憂う夢追人は、荒唐無稽な星に向かって今もなお走り続ける。たった一人になっても。
「成り損ないたちの舞台で」
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%88%90%E3%82%8A%E6%90%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E8%88%9E%E5%8F%B0%E3%81%A7着付けをお手伝いすると自分がいかに着物を感覚で描いていたかがわかってしまうゥ
>>486
了解でーす。まあ自分単独で事が済むものならまだしも合同で扱っている案件でのものですからね、横着は万病の元
把握しました〜。ほかに何か環状線について希望はありますか?外観的なものとか、性能的なものとか
>>487
拝読いたしました〜
参戦にあたってのモットーもあっていつも真剣な空気があった有紗さんの口から刹那「ちゃん」って言葉と共に彼女への信頼を聞けて個人的にほっこりしました。サーヴァント以外にも出会いがある…うむうむ、とても聖杯戦争、これぞ聖杯戦争
>>488
>>491
正月早々なんとまあ…風邪からのメンタル不調からの免疫不調はこと冬においては馬鹿にできない話です、どうぞご自愛なさってくださいませ…
そして次のチハヤさんと耿実の邂逅についてですが自分も火村さんのご随意で進めてもらっちゃって問題ないです〜。そういえば開戦後の流れとか特に決めていませんでしたが火村さん的に構想してる展開ってありますか?あったらそれに則ってどこまでと明示できると思います
>>496
セナさんの本家についてとかチラチラ見つつ不思議なお家だなと思っていましたがなるほど…なるほど…!セナさんが鉱石科で彫像モチーフの礼装があったのも…なるほど…なんだかプリテンダーみも感じました
「星」の物語ではありましたがセオリさんもまた一つの「星」を踏まえた存在だったんだな…ゲームさんぽのイアソン回とかアルゴノーツ回見てたのでとてもタイムリー。彼らはオデュッセウスではなくアルゴノーツですね>>496
一時と言えど、かつて確かに隣にいた者たちの記録と記憶
洞穴の中に籠って演算するだけでは得られなかった、かけがえのない思い出たち
無駄、不都合、非効率…それらを理解しながら、何故あえて選び続けてきたのか
その理由が込められている話でした
改めて礼装・装備の設定を読み返すと違って見えてきますね…
>>492 >>497
いやほんと参りました。不調ってのは立て続けに重なってくるものだと、思い知られましたわ…
それはさておきチハヤvs耿実の件ですが概ね承知致しました
こちらからの構想というか、現状考えてる展開としてはこんな感じですね↓
チハヤ、耿実を捕捉→耿実に接敵、この時耿実から多少の反撃あり?→チハヤ、凌いで着地。幾らかのレスバの後、交戦開始
で、問題なのはこの交戦前のレスバパート
とりあえずこちらで考えてるのは下記の通りになるんですが、何かしら不備ないし耿実からのレスがあればご指摘・返信いただきたいです>>498
「君の事は知ってるよ復讐者。復讐なんて非生産的な事やめて、新しい人生でも送ればいいのに」
「別に。そういうのは今更言われなくても慣れきってるし、アンタなんかにとやかく言われてやめる気も毛頭ない」
「アンタこそ、偏屈者らしく自分の穴倉に籠って玩具弄りでもしていればよかったのに。そしたら○さず放っておいてあげたわよ?(大嘘。お前は最後に~的なアレ)」
「どうせ何の役にも立たない、つまらないガラクタしか作れないなんちゃって職人気取りだろうと思ってたからほっといただけ。……おかげで今、絶賛後悔中だけどね」
「だから――さっさとくたばれ、ク.ソ野郎。あんた以外にも殺らなきゃいけない奴は大勢抱えてるの。分かったらとっととあのデカブツ止めて、タヒんで」
以上、ご確認よろしくお願い致します。
…自分で書いといて何だけど、ほんとえぐいのばっかだなエルメロイ最新刊はですねぇ...
ちょうどインド映画の「カルキ 2898-AD」が絶賛上映中でしてクリシュナの顔を逆光で映さない演出とか2.5mの老アシュヴァッターマンとか最&高だけどなんでカルキの話でマハバの話すんの?(前置き)
ヒマラヤだー!シャンバラだー!!
へええ、シャの国の生態に染みついた異能、別の生き物の因果を蔵することのできる身体ねぇぇ。これめっちゃ悪用したキャラメイクできそうだな。黒櫃の人がそれとか
シャンバラが思想魔術(と呪術)圏ということで先入観を考える必要が出てきてしまった。いまのところインド魔術そのものは出てないからその辺は分からぬ喃...次巻に期待だ喃...>>496
スキュレカリューのカリュー部分ってそういう意味だったのか…!以前からスキュレカリューの名前自体に割と直球な意味があるとは言ってましたがまさかまさかのでした
そりゃ化け物潜んでるように感じるわけで……今にして思えば本当にそれそのものに近いじゃんとなるのにどうして思いつけなかった私…!
セオリくんめっちゃ主人公じゃん…と思いはするもののほんのり悔しさがぬぐえないよセナ先生…
>>497
性能は…性能は…が、頑丈とか…?
外見は灰っぽい白色でH型だったり丸かったりする柱が支えてるイメージなんですが、他にどんなのがあるんでしょう?それこそ赤レンガとか…?
あと直接関係するかは怪しいところですが環状線の各駅にふんわり特色を出したい
都市が発展してるエリアはぴかぴかで綺麗だけど、さびれたエリアは高架下にダンボールとブルーシートの家が並んでるみたいな。そんな感じの>>497
原初の目的である人を超えた存在になるという目的から魔性を取り込み、しかし人類の文明という概念で神代の魔性を封じる必要があり、そこから文明に対して密接に関わりにある兵器、金属類を用いた人のまま人を越えようとする魔術に手を伸ばしたという話ですね
ハッピーエンドが掴めなかった前作主人公みたいなイメージですねセオリは
それでも折れず悔やまずまだ目指し続ける不屈の精神力ではありますがとても生きづらいと思います
>>498
無駄で意味のないものとわかっていながらもそれでもと足掻いて手を伸ばすのがやめられないのがセオリの信念であり妄執です
人類のためにとツユを殺し地脈を殺し多くの人を不幸にする選択も取ろうとするのはアトラス院の錬金術師としての思考だけではなく夢追人としての執念もあるのかもしれません
>>500
ルセンドラのような、エルゴのような、夜劫のような、とにかくルーツからして狂気のそれでした
この時のセオリは衣装も変化して仲間たちの遺産も周囲に全て展開しててマジで劇場版フォームとか最終形態とかそういう感じに
>>502
スキュレカリュー、という風に割とど直球の名前にしたのは「確かな名前としてその二体を残すことでそれ以外の怪物たちの要素が出てこないようにする」という努力の証
人の力、スキュレカリューという二重の枷に封じられたギリシャ魔性の闇鍋が本質です…とはいえあえて名前以外殆ど言及しなかったから結びつかないのも致し方ないかなとは
大義のために魔へと堕ちた少年の命を奪うのかその少年の先生だからと敵に回すのかのエゴのぶつかり合いです
背負っているものの種類は違えども背負っているものの重さやそれによって出力される能力やスペックは同じだからあとはどっちの気合いが勝つかですね>>498
>>499
ふむふむ、流れとしては問題点も懸念点も疑問点もありませんね。レスバをリレーのやり取りの中でしたいとかでなければ開戦まで書き進めていただいても大丈夫です〜
強いて言えば耿実がチハヤさんのことスッと思い出せるかというと彼の関心事のジャンルからして難しそうなので「知っているよ」よりも「そうだ思い出した」とかの方が耿実の口ぶりとしてはあり得るかなーと。あとの言い分については問題ないです!
>>502
ははあ頑丈。それは間違いなく橋の一族の領分ですねぇ違いない
ビジュアル自体は至って普通の高架電車って感じですね。ぐるりするように…とあったのでオーバーバウム橋みたいな城壁とも言えるような橋が境界線上を走ってる、みたいなものだったりするのかなと思っていましたので。了解です〜
フム、各駅で特色を。となるといっそのこと各地方の境界に差し掛かるとトンネルに入ってそこを抜けると線路の様相が様変わりしてオーバーバウム橋のようなものもあれば老朽化した高架のようなところもあり…みたいな感じにする、とか
トンネルを抜けるとそこは異世界だった、少なくとも乗客はそう感じざるを得なくなるみたいな>>506
すっごいアトラクション感…!出まくりですわ特色!
たしかにそうですね。ここは参加してくれる人にもよって変わってきそうですし聞いたほうがよさそう
……どう聞いたもんでしょうかね
エリアの数3つと4つどっちがいいですか、じゃイメージしづらいところもあるだろうし……うーん……
それっぽいのいくつか並べて選んでもらう…とか?それっぽい感じにエリアごとの説明文を三つほど書いてみたので見てもらってもいいですかね?
>>509
へぇい
ではどんどこいきます
『住宅街エリア』
黎明期に大量流入した住民たちの受け皿となったアングラゾーン
後先など考えず建て増しを繰り返されたため構造上の死角が多く、無法に輪をかけた連中の温床となっている
戦後の新興産業「魔術」に一際早く順応することで独自の勢力を築いた彼らは即物的な魔術の扱いに長けている。戦前で言うところの魔術使いと呼ばれる人種が多い
そのような成り立ちから商売道具も魔術の要素を多々含む。武器や薬物や言うに及ばず、都市管理AIの目を盗んだハッキングや違法召喚も平然と行われている
また、魔術を商売道具に据えたことで戦後なりの神秘の秘匿……企業機密を守らねばならなくなった。彼らがこのような場所で隠れ住むように生きているのも必要性の迫られてのこと
裏の住人の連帯感……などというものは露ほどもなく、常に喰うか喰われるかの蟲毒が繰り広げられている。余所であぶれたならず者がこの地で徒党を組んで名乗りを上げ、そしてより上のならず者の商品にされることなど日常茶飯事である
・チャイニーズマフィア(横浜中華街を根城にしている?)
・怪しげな個人店(店主候補ナシ。思いつく人がいればどなたでも)
・風俗街(R18になりそうな雰囲気フレーバー。使用予定はまだ無い)>>511
『貧民街エリア』
機神アテナの真体と共に、名実ともにモザイク市《横浜》の中心地……なのだが、神の名のもと転がり込んだ大量の人間たちにあれよあれよと奪われ続けた結果、今や見る影もないほどのどん底に落ちたエリアとなった
街並みとしては一見普通に見えるものの空き家や、ありあわせの材料で間に合わせただけの建物がいくつも見られる
住人たちもほとんどが元から横浜の地に住んでいた人間であり、外部の人間はよそからあぶれてきた負け組か、あるいは『塔の一族』くらいのものである
金も物も人も不足しっぱなしの貧乏エリアだが、各エリアのちょうど境界線にあたる位置に存在しているためなんとか存続できている
・『塔の一族』
・『太陽の塔』
・警察(アテナ神お手製の治安奪還組織。まだまだ弱い)
・闇市(住民たちの交流の場を兼ねる。半分くらいは物々交換やってそう)
『都市部エリア』
企業や貴族を中心に栄えた横浜の巨大都市部
オフィス街と商業施設が入り混じるこのエリアは、活気にあふれていると同時に金の往来が激しい。カモが多いとも言う
近未来を連想させる整った街並みを見せるがそれはあくまで表面上のもの
メインストリートからひとつズレれば大穴の空いたビルや曰くのついた集合住宅などが放置され、横目には企業に立ち退かされた個人店がいくつも並ぶ
また住民たちもメッキじみた街並みにふさわしい品格を備えている。富裕層を狙った密売人や人さらいがいくらでもいる。間違っても自然公園の裏手や人気の少ないホテルに近づいてはいけない
・企業(サンドバック役その1。わかりやすい悪役も兼ねる)
・銀行(サンドバック役その2。お金稼ぎの定番。リヒテンシュタイン家の次女が運営)
・美術館(怪盗の仕事場。召喚用の触媒なんか配置したいところ)どうも、次のイベント参加条件がペーパームーンクリアとなってやっとこさ尻に火がついたユージーンです。
怒涛の編成制限に心が折れそうです。お久です。
最近はSASUKE見ながら船メンSASUKEネタとかスポーツ勝負ネタ描きてえなって考えてたりしてた日常でした。あとはバレンタイン絵どうしようとかエイプリルフールで本気で入れ替わりネタ書くかとか色々考えてました。
あとコレ一応聞いときたいんですが、エイプリルフールでもし生徒入れ替わりネタ(同性でのみ)やるとしたらこの生徒OKとかこの生徒NG、みたいなのを聞いておきたいなと思います。本当は問答無用で全員入れ替えたいけど、NG解釈を踏み荒らしたくはないのでそこはしっかり把握しときたいなと。
>>487
見ましたー。
此処からは刹那ちゃんが気合を入れる番って感じですね。相談しながら頑張って展開考えてこうと思います。
>>496
かっっっこよ…
互いの真実というか本当の強さがドンドンベールを脱いでいく感じ良いですね。まさしくガチの戦いって雰囲気がする
本当にメタ含めた上でもどっちが勝つか全く予想できない感じなのでめっちゃワクワクします。どっちもカッコいいから引き分けてほしいと思った自分はとりあえず一発ブン殴っときますあすみちゃん(仮名)&自来也、最初は主人公側と方向性は違うけど目的は近い感じの独自勢力だけど2巻3巻くらいで仲間になる奴的なポジションにしたいなと思いつつどうすれば現状主人公側っぽい貧民街側と接点を持てるかで悩み中。貧民街が中心になりそうな主人公陣営で都市部エリア側から仲間になる奴が出るってのは悪くなさそうではあるけどどう絡みを作るかがむずかしい。
なんというかアレなんですよね。モミさんみたいな感じでぐれお横浜コラボの時に星5枠と一緒にガチャ星3(モミさんは星4だけど)で実装する枠にしたい
あとついでにもう一つ主従を作ろうかなと考え中だったり。鯖にリシュリューさんお借りして食えない感じの胡散臭いコンビみたいなのを作りたいなと考えてたり
>>513
いいですねえ横浜。まさに暴れられる舞台って感じがしてテンション上がりますね
個人的には問題も文句もないし大丈夫だと思います。
とりあえずウチの怪盗側の拠点は都市部エリアの端にしようかなと。
地下が広かった廃ビルのあった土地にカフェを建設→実はその地下を自分達の工房に改造して拠点にしてる、みたいな感じにしようと思ってますが大丈夫ですか?
あとは、とりあえず俺もそろそろあすみ(仮)のキャラシとか戦う目的関連の整理始めようと思うので、相談する頻度増えると思いますのでよろしくお願いします…!>>517
特にNGは無いんですが、ちょっと身体が特殊な子は気をつけてあげてください
ほら、うさ耳の子とか背中に開いてる子とか…処置済みなので滅多なことにはそうそうなりませんが念のため
>>518
ほいほい了解です。問題なしというのはエリアの数も充分ってことでいいですかね?
大丈夫ですよー
そういう感じの施設とか、あと組織なんかもじゃんじゃん増やしてもらたいところですので
相談のほうもおっけーです
乗れるところはどこにでも乗っからせていただきますとも
>>519
そうですそうですそういうことです
なんか私よりわかりやすくまとめられてしまった感
というか、こう言語化していくと名前は貧民街より旧市街とかにしたほうがいい気もしてきました>>510
あぁいえ、魔術師…具体的には>>471のルゥって魔術師の礼装に悩んでまして
ほか二人は思いついたのですが、いかんせんエッフェル塔が事物として強すぎて…もう強化一本で頑張ってもらおうかとか
>>513
なるほどこうなってましたか…この感じだと貧民街(旧市街)は塔の一族、住宅街には道の一族、都市部に橋の一族の配置になりそうですね
エリアもこの三つで問題ないと思います。ほかの湾口部エリアや歓楽街エリアはあっても上三つの下位カテゴリになりそうだなと
そして……リヒテンシュタイン…?
>>514
耿実は戦闘面でアツい展開になるほどの能力があるわけでもないので…舌戦くらいは激しく、少なくとも刹那さんとの時くらいまでは全然問題ないなーと。私としてもチハヤさんの研ぎ澄まされた殺意を味わいたいですし
>>517
>>518
入れ替わりネタ自分の方も問題ないですー。ただ黒鹿さんの場合と同じく本人の体質に難があるヤツ…カステラの『魔都』についてはご留意くださいまし。まあ寝なければ問題なし、うっすらとした眠気が終日続くってくらいですが
そしてリシュリュー貸し出しもOKです、あすみさん共々楽しみにしてますね〜「だ、誰が竹馬ですか!見てなさい、今に見上げるばかりの貴婦人になってやるんだから!」
【氏名】ルゥ・メェべリエ=ラ・トゥール/Lou Mébélier-La Tour
【性別】女性
【年齢】10歳
【出身】モザイク市《横浜》
【身長・体重】140cm・39kg(175cm)
【肌色】白(白人)【髪色】ベージュ・ロゼ【瞳色】ブルー・シエル
【外見・容姿】ベルエポック風なファッションの少女、ヒールがとても高い
【令呪の位置】手。トラス構造のような紋様
【属性】秩序・善
【魔術系統】建築魔術、飛行、人体工学に基づく強化
【魔術属性】空
【魔術特性】伸びる、上がる
【魔術回路】質:A 量:C- 編成:正常
【起源】伸べる
【所属】『六郭連盟』
【階位・称号・二つ名】
『塔の一族総代(メトレス・ドゥ・ラ・トゥール)』>>524
【魔術・特殊技能・特性など】
『建築魔術』
地形魔術の一種と捉えられる“場“の魔術系統。
神殿や城塞といった内空間を小宇宙として構成させるものとしては結界に通ずるが、結界が内部を外部と隔絶させ独立させるのに対し建築魔術は外部とのつながり…外からの視線も重視する。
それは外形の面で現れ、内外装の建築様式の違いが文化や思想の違いを表すように外壁という界面に意匠を凝らすことで大宇宙に自らの思想を顕示し小宇宙の法則を了解させる過程を持つ。
これに端を発する六郭連盟の建築魔術は、しかし一つの建築物についての造詣を深めるうちにそれの物理的な作用のみならず表象的な作用を見出すようになっていった。
“塔の一族”においてそれは塔という事物のアレゴリー…すなわち「上昇」「落下」「眺望」を意味する。一分野を深めるのみとなる代償に、単に塔という建築物を場として構築するのではなくトポスとして人々が喚起する情念を了解させそれを足がかりにより形而上的な領域に手をかける。
メトレスたる彼女はしかし起源の影響か「落下」の概念に極端に縁遠く、魔術としては建築魔術と同様に得意とする『飛行』もベクトルは常に上方にしか設定できない。
『強化』の上がり幅も相当なものだが、解除した際の差を埋め衝撃を緩和、着地することが苦手で連発はできない。新人類として先天的に肉体に備わった“聖杯”が負担の大部分を肩代わりしている。
【礼装・装備など】
『花さく鉄の乙女たち』
86のアルファベットを模した小物。普段は羊のキーホルダーと共にシャトレーヌをつけて腰からぶら下げている。
魔力を通すことで組み上がり、エッフェル塔のカリグラムとして形を以て詠唱と成る電磁炉心兼礼装。
機能、すなわち射出。すなわち発信。天を睨む最新のバベルのように、空を滑る最古の電波塔のように。それは電流や雷霆を惹きつけあるいは放出する。鉄という素材が持つ力学も利用され、魔力を込めれば錬成された電雷は一方向に邁進する。
またこの時放電に文字群を乗せることでレールガン的に相手にぶつけることも可能。その威力はアサルトライフルにも匹敵する。ただし1文字でも欠ければ詠唱(カリグラム)は瓦解してしまうため、もしやるならば使い捨て覚悟の一斉掃射。静電気がとんでもないことになるので彼女はそれを望まない。>>525
『太陽の塔』
『橋の一族』の代表作。詳細は>>139より割愛。
【人物像】
快活、自信家、やや強引。生真面目で魔術師、そしてパリ改造に従事した一族の人間としての自負に厚い。自分のこともろくろく面倒を見切れない割りに他人にお節介を焼きたがる。
見下されること、よそよそしくされることを嫌い自分が中心でないと気が済まない。自分を大きく見せることにも余念がなく、普段のベルエポック風なファッションも帽子や鉄塔を模した30cmを超すハイヒールで縦に、クリノリンとフリルで盛ったスカートで横に身体を強調している。
何においても向上心が強く、何にでも手を伸ばそうとする悪癖を持つ。そしてそれ以上の悪癖としてそれらからの上手い離れ方を心得ていない。損切りできず深追いしてしまい、失敗を認めたがらず周囲を頼れず、どころかひた隠そうとしてしまう。
結果として贅肉もりきみな困ったちゃんとなっており、物理的にも精神的にも上から目線を維持しつつも一度関わった人間や物事を見捨てきれないという長短どちらとも取れる性質が確立している。
一方で確実に目上な存在に対しては挑戦心こそ抱けど侮りはせず敬意を持って接する。上から見下ろすことが基軸となっている彼女だが、それと同じくらい見上げることも精神活動の基盤なのだ。ちょうど、塔が眺望と仰空の両機能を有しているように。
イメージカラー:ブルー・シエル
特技:製図、あやとり
好きなもの:高いところから見下ろすこと、パノラマ、クイニーアマン
苦手なもの:見下ろされること(見上げることは嫌いじゃない)、身長制限、根菜類
天敵:カレン・アテナ
願い:最高のパリの再興
【一人称】あたし 【二人称】あなた、〇〇さん、〇〇 【三人称】あの人、〇〇さん、〇〇>>526
台詞例
「Salut(ごきげんよう)、ようこそ横浜へ!歓迎するわ。何しに来たの?あたしは此処のこともぜんぶ知ってるから、案内してあげる!嬉しいでしょ?頼もしいでしょ?」
「だ、誰が竹馬ですか!見てなさい、今に見上げるばかりの貴婦人になってやるんだから!」
「戦前…いえ、“昔”は、空には飛行機が飛んでいたのでしょ?あたしはそれが見たいの。だってパリは一望してこそですもの!最高のパリの再興のためにも欠かせない事業だと、あたし思ってるわ!」
「う…こ、今度もあたしは青の騎士にベッドするわ、だってここで変えたら得だって少ないじゃない!それにあたしは青の方をまだ期待してるから。きっとまだ隠し球があるはずだもの!」
【来歴】
六郭連盟、『塔の一族』初の新人類の少女。連盟がパリを離れモザイク市横浜に定着するようになってから生まれ育った生粋の浜っ児。
戦後の社会において新人類と旧人類の懸隔は只人にあっても折々顕になる問題であるが、それは六郭連盟…『塔の一族』にもまた然り、否むしろより鮮烈なものであった。
あの麗しの故郷をお前は知らない。あの鉄の乙女をお前は知らない。あの六角の母国を、その心臓都市の脆さ儚さ美しさをお前は知らない。建築というものが持つ免れ得ぬ“終わり“をお前は知らない───死の一種を克服してしまったために生まれた意識の相違と共に劣等感と優越感を孕んだ眼差しに彼女は始終晒された。
「建築は受け継ぐもの」という考えから親は当時遂行していた太陽の塔計画をルゥに託したが、それにしたってほか二族のサポートがふんだんに盛り込まれ引き継ぎ資料に彼女が意見を挟む余地は寸分も残されていなかった。
当然、不服であった。自分が才能ある人間で、気構えにおいても一族総代たり得る身であるという自覚があるだけに、名ばかりの世襲を彼女は不満がった。
でもだからってどうすれば良いかわからない。どんなに着飾って偉ぶってみせたって彼らの故郷を見たことがないのは事実だから。百聞は一見に如かずとは言うがその通り、どんなに資料を集めたって実体験には敵わないのだ。
だから、ルゥは考えた。無理と諦めるわけにはいかないが、しかし他の角度を探そうと。復興ができないのなら新築しよう。自分ならできるはず、手を伸ばせるはず。新天地へと足を伸ばそう。>>527
彼女の新天地とは故郷横浜であって、そして世界全てにとっての新天地、宇宙空間であった。親の代にぼちぼちと進められていた機神アテナの真体再建計画に身を乗り出し、10歳を数える今に至るまでその事業による栄誉の獲得を模索している。埋まらぬ周囲との隔たりを絶えず自覚しながら。
【関連人物】
カレン・アテナ
敬うべき存在。神としても都市の管理者としても、そして生まれた年の近いある種姉のような、あるいは戦後生まれ故に感じてしまう親との断絶のない親以上の親のような存在としてもその敬慕の念は強い。実質ヒナドリ。
その敬慕心と功を急いてしまう悪癖から甘い見積もりのままに無茶に挑戦→カアさまー!と泣きつくか意地を張って隠そうとするかといったことがままある。割とよくある。
「カアさまカアさま!あたし閃いちゃったんです!時々旧市街に入り込む住宅街の人間たちを使った“新規ビジネス“を!…行動に移す前に相談して欲しい?東部の被害が現段階でも甚大?…も、もうちょっとで元は取れるから!もうちょっと待って!黙ってたのは…うぅ、ごめんなさいー!」
以上です。ほか二人への印象は二人の分を投下してからで
畳む予定とはいえwiki登録時に六郭連盟概要+三人分詰め込むので長くなりすぎないようにしました。なので疑問点などあればぜひ教えてください〜
画像は間に合わなかった容姿イメージ(https://picrew.me/ja/image_maker/17569 様より)>>523
思いつきが参考になったようでなにより……あの発言からこんなに膨らんでくるの…?となりましたがそれはそれ
>>528
可愛らしい10歳の新人類ちゃんだわ…背伸び具合から見える未熟さと向上心の高さがたまらんとです。この心の贅肉の積載量はきっと旧市街向き
とっとこ後ろをついて歩くかと思わせて前にびゅんびゅん飛び出していくのかわよ……カア様呼びの似合うこと似合うこと。アテナ神といっぱい並べたいけれども天敵扱いされておる
これはよく怒られてるから…かな?
魔術面はしっかり建築の概念に絡んだものが出てきてちょっとびっくり。これ記載されない未来もあったのかと思うとおそろしい…書いてもらえてよかった
10歳という年齢を考えるとなかなかにできる子。でも起源ふくねて足元が心配になるところもあり…
聞きたいことはめちゃんこ背伸びした175cmモードのときはカア様と同じくらいの目線か、それとも見下ろしてるイメージなのかってところと…サーヴァントは召喚しているのか。しているなら誰を召喚したのか気になりますね
あと青の騎士!青の騎士って何!?ちなみに礼装『花さく鉄の乙女たち』の元ネタはコレ。アポリネールのカリグラム作品『エッフェル塔』です
内容もバリバリ攻撃性があるし良いな…と
>>529
貧相な街に不似合いなドレスの小娘です。闇市とかでよくないものを発掘しちゃいそう
カア様が天敵なのは個人的な力関係も勿論ありますが根本の属性が秩序なので上下関係をまず崩さない崩せないってのがある感じです。下は下、上は上、みたいな
地形魔術ではあるけど結界術とは違うよなー…という漠然とした感覚があったので、確かにここで齟齬が起きると大変でしたね。言語化しての共有は肝要
あの世界での魔術の地位とか魔術師の在り方とかはまだ不透明な部分も多いですが、まあ希少な空属性だったり得意分野を伸ばす方針だったり割と見どころはあると思います。でもまだまだ詰めは甘い
175cmのハイヒール状態が基本ですが…そうですね…個人的な好みで言えばカア様も見下ろせるくらいかな…
サーヴァントは喚んでいるつもりですが誰かは決まっていません。塔っていうのもあってニムロドさん、上昇ならばイカロスさんとかかなーとも思うのですが神に対するスタンスの違いがバカにできないし…と悩み中
青の騎士はアレです、トーナメントの…相撲で言うところの東西的な…損切りできない、賭けでは激弱っていうのが表せるかなと。そういえば横浜にもトーナメントみたいなのってあるんでしょうか>>530
なんてロック精神にあふれたエッフェル塔なんだ…そりゃあんな攻撃的な礼装にもなりますわ…
上下きっちりしてるからこその天敵認定と。真面目な子だぁ…
見下ろせるくらいですね。了解です。となると……どうしようかなぁ
カレン準拠にするか…しかしでっけおっぺぇにはそれなりに身長もほしいし…んーむむ…
(イカロス候補なんだ…)どこぞの太陽神じゃなければ即ケンカ売るみたいなことはないでしょうが、でもアテナ神もギリシャだしなぁ…いい顔はしないだろうなぁ
ルゥちゃんとの相性は悪くなさそうですが一族の仕事を見て「親父ならもっと巧いし早い」とかって無自覚に煽りそう
トーナメント…原作にもコロシアムとかあるいは地下闘技場っぽいものはありそうですね。前者から旧市街か都市部、後者なら住宅街かなー>>532
はいはいな、いい感じの塩梅を探りつつアテナ神の見た目を考えていきまする
そっかルゥちゃんアテナ神の元で建設してるのに相性良さそうなサーヴァントが神に喧嘩売る組になっちゃうのか…
遊園地…遊園地いいな…
思えば遊園地も人間用だけじゃなくサーヴァント用のアトラクションがあったりしそうだからそういう意味でも遊園地トーナメントはアリかも…ちなみに個人的にですが今のところ、『都市部エリア』の企業(とそこに所属するキャラ)が中〜大規模な悪巧み系の悪ならば、『住宅街エリア』の組織が小〜中規模な無秩序な悪、ってていでふんわり考えていたりします
>>534
確認しましたー
いやぁ刃も舌先もギラッギラしておられますわ……「話が長い」からの切り口が鮮やか
でもチハヤちゃんの今までを見るとこれっきりじゃなくてもうこのまま最後の最後まで走り切るしかないんだなぁ…
一気に大ピンチに陥ったけど耿実さん逝っちまうのかい…?まぁこの段階まできたら満足しそうでもあるけれど…
>>535
そうですねぇ…個人的なイメージも込みだとチャイニーズマフィアはしたたかであってほしいからどっちかと言うと後者ですね。カモフラージュとかがめっちゃ上手い
でも綺麗に隠して暗躍してばかりだと絡ませられないので下っ端連中は狂犬気質で誰とでも因縁作りがち……って感じになりますかね。現状の想定だと
>>536
きっとおそらく大体あってます
住宅街エリアはそこまででもない規模の騒ぎがあちこちで起きてて、都市部エリアはでっかい騒ぎに参加人数がめちゃんこ多いとかそんな感じの>>538
はーい
期待しながら待ってまーすそういえば今のところ旧市街、都市部、住宅街で呼び分けている横浜のエリアですがこれちゃんと横浜の地名に当てはめていかないとモザイク市っぽさが出ないと気づいた次第
……シンプルに中区(旧市街)、西区(都市部)、南区(住宅街)でいいですかね?
有名なランドマークいっぱいあるのも中区ですし…南区は昔めっちゃ治安悪いみたいな話あったようだし…>>535
>>540
自分の中のロリを頑張って形にしました。背伸びしてる(物理)
Requiem読んでる中でもやっぱり世代間での格差はありそうだなと思いましたので。実際土着の魔術師が世界大戦の影響でその土地から離れた後で起こってたりしそうですよね、こういった継承問題は
>>534
拝読いたしました〜。いやあとてもエッジの効いた応酬だあ…耿実の長広舌はもはや定番ネタになってますね。いい、とても小物感自惚れ感がして、いい…バッサリ切り捨てられるのもよく似合うぞ!
チハヤさんは活動の中でいろいろな場所を旅しているだろうなとは思っていましたが回想を見る限り本当に色んな出会いをしているのですね…ここまで来た彼女が止まれるわけありませんわね
「使う機会なさそうだな〜」と思っていた魔道具たちの使用を挟んでくださったり耿実が絶対嫌だろうなって返しをしてくださったりと嬉しいところがたくさんで本当にありがとうございます…!
さて、それでは自分が最後で一周目終了って感じでしょうかね
皆さんの動きを見るに少なくともレイドは次の周で終わって良さそうだし今回の手番で耿実死亡でパスするのがちょうど良さそうですが黒鹿さんとしてはいかがでしょう?>>537
この聖杯戦争が終わったとしても、生き残ってる限り彼女の復讐は終わりませんからね…
立ち止まるという選択肢はとっくに消えてしまったのです
耿実さんをやっちゃっていいのかどうかは、正親中納言さんとの相談次第という事で
>>542
チハヤらしく、殺伐感溢れるスタートで始めました
>>543
ありがとうございます
書いてる最中もこれで大丈夫か冷や冷やものでした
ちなみにチハヤの過去回想的なシーンに出てきたのは順に下記の通りです
ジル→加々見→ニキータ
それぞれ仕事の過程で出会ったり偶々行きずりに助けただけだったりぶつかり合ったりと様々でした
魔導具に関してはチハヤ接近→気づいてた耿実による迎撃→それを突破して着地、を想定してたのでその中で一番よさげなモノをチョイスした結果です。お喜び頂けて何より…
また、今後の展開についても承知いたしました。よろしくお願いします「ナカ区のナは仲良しのナ!です!」って満面の笑みで答えてるルゥが思い浮かんだ今日この頃
標語とか作るの好きそうねこの娘
>>545
了解でーす!今週中の投下を目指していきますことよ
あとヨルムンガンドの方の描写とかも入れておくべきですかね?とも。機械で怪物なので内面描写は入れたくないなーという感じなのですが、参加者たちの攻撃の効き具合とか入れておくべきかなーとも考えていまして
…とはいえあんな素敵な戦闘描写&啖呵を投げられてはこちらも抜かねばというものながら見せ場の作りが難しいところ…アニメの戦闘シーン集でも見てインプットしていこう
火村さんにおかれましては何か次のこちらの手番で挟んで欲しい描写や決着の付け方(今のところはもうズンバラリンされるくらいの死に様を想定してますが)にご希望などございましたらお聞かせください〜お久しぶりですー
そんで黒鹿さんと納言さん、早速なんですが怪盗ちゃんことアスミちゃんの設定が形になってきたので確認お願いしたいです
・中区端に住んでいた商店街経営者の娘で新人類(両親は旧人類)
・蜃気楼モチーフの魔術で自身や物体のデコイを生み出す(幻影、幻なので自来也の宝具で概念強化できる)
・中区の育ちで、元々両親が貧民街な中区でも賑わっていた商店街を経営しており、自分も一緒に楽しく商店街を盛り上げていた。中区を賑わせたいという願いも持ってた
・だが企業(別の所でもOK)の策略で商店街を潰され土地を西区に奪われ、両親は自分を逃がす事を条件に企業に吸収された(今は音信不通)濡れ衣着せられたとかもアリかも
・中区で尊敬してたアテナの意思に反する事を理解した上で覚悟を決め、もう大好きな中区には戻れない事を覚悟した上でサーヴァントの自来也と共に怪盗を始め、西区で活動を始める。企業の取引現場を破壊したり企業が押収した物を強奪したり、企業の中区を狙った陰謀を阻止しようと抗戦している。
・目的は全部奪った企業への復讐。企業を破壊する、というのが言っている表の目的だが、心に秘めてる本当の願いは中区の日々を取り戻したい事。ただそれはもう無理と諦めている為に、せめて戻れなくとも中区に何かしてあげられる様にと西区→中区への陰謀を妨害している。(それはもう無理と半ば諦めているけどストーリーで変化が訪れる的な)
みたいな感じにしようかなと。元々中区育ちで中区が大好きだったし未練モリモリだけどもう濡れ衣とかもあるし合わせる顔がない、なので戻れないから怪盗やりつつ中区の為に外から戦う、みたいな感じの奴にしたいなと。そんであわよくば何だかんだで和解して味方になる、みたいな感じにしたい。
これなら元中区のそこそこ有名人の娘なのでルゥちゃんともワンチャン面識あるかもしれん、的な。
どうでしょう?>>552
了解しました、では行きます〜
小龍(シャオロン)
二十代。『住宅街エリア』で活動しているチャイニーズマフィアの若きボス。
身体中傷だらけで明らかにカタギではない風貌に、マイペースで軽薄な笑みや態度を絶やさない青年。
子供好きな上に自身もお子様っぽい性格の為か、よく子供らと遊んでいる姿が目撃される。
また、彼のテリトリー内で未成年絡みの犯罪やトラブルは御法度であり、住宅街エリアの子供たちのセーフティゾーンの役目も偶然ながら受け持っている。
これは、幼年期を身勝手な両親たちに振り回された壮絶な過去の経験から、『何も分からない無力な幼子はせめて自らの意思で歩む道を決められる時まで庇護されるべき』という方針でいるため。
五〜六才まで一緒に暮らしていた母親はほぼ育児放棄の扱い、それから十年間は父親から溺愛されていたものの監禁同然の扱い、と極端な環境で育った。
基本的には箱入りお坊ちゃまであり、同学年の人間に比べると色々と世間知らずな反応(いわゆるお馬鹿キャラのようなズレた回答)をする。
反面、裏社会に関する知識や経験は豊富だが。
逆に言えば、未成年でも自ら陰日向の生き方を選んだものには容赦はない。また、そういう生き方を選んでおいてその責任(業)から逃れようとする者には激しい嫌悪感を抱く。
マフィアの頭目としての線引はしており、例え自分や組織を害する相手が子供で、それが何も知らないが他人の命令で実行してきたという状況でも躊躇なく始末出来る。(それはそれとして子供の供養なり、実行犯の特定と報復なりはするが)。
幼い頃は「俺」ではなく「僕」を使っていた。>>553
台詞例
「ねぇお姉さん、こんな夜道で泣いてたら危ないよ?」
「うちの商品は良いよぉお客さん!美容にダイエット、不眠、そしてストレスによぉく効く『お薬』が揃ってるからねぇ」
「え〜まだ子供だし、怪我もしてるじゃんか!可哀想に……手当してやんな」
「子供(チビ)どもの頼みなら仕方ないなあ……ほぉら、肩車だァ!」
「『頭、宿題は済みましたか?』って?…………これからやろうかなあ〜って、アハハ………」
「ほぉら、アレだよ!『猿も舞台から滑る』って言うだろぉ?」
「駄目だよぉ、カタギだろうと落とし前はつけなきゃさ……きっちりとね?」
「なぁ……まさか、組織抜けるって言うんじゃないよな兄弟。一度外道に堕ちた人間が、日の当たる場所に帰れると思ってないよなァ?」
「俺だってはじめは自分の意思で此処に来たわけじゃあないさ。だが……この食うか食われるかの闇に飛び込んだのは、そうまでして生きたいと願ったのは……紛れもなくあの日の、親父を殺めた『僕』の意思だ。」>>554
『◯◯会(※未定)』:
小龍が率いる、住宅街エリアで鎬を削るチャイニーズマフィア。
古くはかつての中国の秘密結社、洪門(ほんめん)から枝分かれした、東洋の魔術と医術を組み合わせた魔術を得意とする民間の魔術組織だったとか。
組織の売りは医薬品やいわゆる健康食品と呼ばれる商品の販売取引。
取り扱いには矜持や自負があるのか、いかなるものでも一切効果の無い商品による詐欺などは起こしていない。
……が、安く合法な商品から中毒性の高く値が張る非合法な商品まで幅広く扱っている黒さはある。たっぷりある。
しかし、二十年近く前から耄碌した頭目が活動縮小を命じた(というよりは活動放棄である)より構成員の数と勢力は急激に落ち込み、更には七〜八年前、衰退した組織をぶっ潰す好機とみた他組織に襲撃すら受けてしまう。
が、壊滅寸前で返り討ちにし、更には小龍が新しい頭目となり(ちなみに小龍の身体の傷はこの時ついたもの)、新たな一歩を踏み出す。
父親:
組織の先代。小龍とは孫くらい年が離れていた。
若い頃はカリスマ性ある武闘派で、『◯◯会』の最盛期を担った人物。
しかし、年を取り耄碌し『かつて自分が踏みにじってきた人々らに呪われている』『散々悪さをしてきたツケを払う時が近づいている、嫌だ、怖い』という妄想に取り憑かれてしまい、酒に溺れながら自宅に籠もる日々を送っていた。
若い時から女遊びは激しかったが子供は出来ず(これも自分の自業自得だという考えに拍車をかけた)、小龍が生まれていたと知るやその母親に大金を積んで手元に置き、溺愛していた。
だが七〜八年前、他組織の殴り込みを受け、「ついに俺に裁きの時が来たんだ!」と精神の均衡が完全に崩壊。「俺の運命、皆ともに此処で死、んでくれ……!」などと発言し頭目としての役目を放棄したため、激怒した息子に致命傷を負わされた挙句、失望した部下らは助けることなくそのまま見殺しに……と、悲惨な最期を遂げる。>>555
母親:
娼婦でかつては父の愛人をしていた。彼とは三十近く年が離れている
小龍を産んだのは「子供持てばなんか人生変わるかも」という気まぐれから。
しかし結局出産後は最低限の育児をするだけで、気分によっては八つ当たりで暴力を振るったりもしていて、愛情はかなり薄い。
息子の存在を知った父が大金と引き換えに渡して欲しいと言ってきた時、喜んで息子を手離した。
幹部たち:
まだ活気的だった父親(先代)の頃から彼に惹かれ、部下になった古株たち。
年を取って歪んだ愛情を与える父親に代わり、教師役や遊び相手などになって幼い小龍と長く過ごしたため、彼がちょくちょく頭が上がらない家族のような存在。
だが同時に、襲撃事件で醜態を晒す父親に憤り、その息の根を止めた小龍に頭目としての器を見た、凶暴で忠実な部下たちでもあるリーランド・レイゼイ(冷泉)
三十代。『都市部エリア』は『企業』に所属する中間管理職の人間。
嫌味を投げたり、慇懃無礼な態度や高圧的な態度は当たり前、上司からは「何かあるとネチネチ言うから嫌い」、部下からは「何かするとグチグチ言うから嫌い」、クライアントからは「何か起こると即座に切り捨ててくるから嫌い」と評される、そんな男。
それでも仕事は迅速かつ忠実にこなすし、何より余計な私利私欲で動く事も、如何なる賄賂や甘言にも応じない仕事人間。
まぁ彼が一番優れている箇所は『しぶとい神経と胃だ』『いや、冷静さを手放さないことだ』だと人々は冗談混じりに笑う、あるいは稀に同情する。
なにせ優秀な彼が仕事を失敗する時は決まって、誰も予測不能な外的要因か周りの人間のミスで派手なトラブルに発展するからだ。
この時ばかりは普段他人を見下すような涼しい顔を崩さない彼も、青筋を立てて胃薬を一気飲みする。
なんだかんだ、悪運は強いので仕事に復帰不可能な致命傷などは負った事はない。
そんな彼の趣味は、意外にも『日記をつけること』。
ちなみに大抵は訪れたレストランやカフェで飲み食いした内容が事細かに書かれており、ちょっとした美食ガイドになっているが他人に見せた事はない。
毎日欠かさないが、しかし、好きでやっているわけではないという。
それは遠いいつかの日、今はもういない美しい人との、忘れられない約束。あるいは呪い。>>557
台詞例
「さっき説明したはずだが、貴様の耳は飾りか?」
「チッ……どいつもこいつも。今回は役に立たない人材ばかりだ」
「ハッ!怖い怖い……ではそろそろ失礼する。暇を持て余すお前と違って、俺には分刻みの予定があるのでな」
「寝首を掻こうとする人間は実に分かりやすいから対応に助かるよ。特に君みたいな人間はなぁ?」
「『企業の狗め』?……ハハッ!好きなだけ吠えるが良い、負け犬くん?」
「!!…………良いだろう、今日のところは手を引いてやる……!」
「『商品が暴発して、鮫ゾンビと鮫人間が大量発生した』だと?……ッッ、何故そうなる!?」
「雇った殺し屋からも向かわせた部下たちからも、きっちり死亡報告を聞きました。これで奴が生きていたら、不死身の化け物ですよ」
「(黙って頭痛薬を飲み干す)」
「(黙って予備の胃腸薬を注文する)」>>556
わぁシャオロンくん良い…!悪への親しみようと育ちの歪みから抜けきらなかった幼さのバランスがいい…!親……!お前ら親じゃない…!
誰彼構わずってわけでもなく守るべき一線がみえるのもよきよき。そうよねぇ、ワルにはワルなりの通すべきスジってもんがありますよね
見た感じだと彼が率いているチャイニーズマフィアの規模はけっこう小さい感じなんですかね?
>>560
仕事のできる嫌味な中間管理職なんてどう扱っても美味しいじゃない…虐げても虐げられても味が出るなんて逸材だわ…
でも仕事人間が出来上がってなかなか重そうで…似合わない日記も約束があったりするのかなぁ
あとやっぱり絶対リーランドさんってメガネかけてると思うんです>>517
二人にとっても今までの人生で一度も出会ったことないレベルの強敵だと思います
人生最高のマッチアップ
というわけで続き
前回まではこちらのwikiページの「成り損ないたちの舞台で」まで
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%252FFalling%20Star高度な占星術によって極めて局所的な因果操作を引き起こす。それによって戦闘を優位に進める…というのはとある魔術使いが見せたことだが。このように極めて腕の優れた魔術師、魔術使いならば局所的な因果操作は可能であり、有用だ。アルビオン探掘となると殊更無視できない。
プリスカは講師を務める傍ら、好んで未知の探究に力を入れていた変わり者だった。人類が知っているもの、知らないもの、それらを自分の目で知るために挑み。最後はアルビオンの最果て、人類では先に行けないとされたその先を見るために消えていった。
そんな彼女が磨き上げたのが船、羅針盤、それによる導きの魔術だった。危機を避け、望む未来へと連れてゆく。仲間たちを、そして自分を。非正規のゲートから届けられたもので作り上げたのが、そんなプリスカを象徴するこの小舟だった。行くべき方角を示し、要らぬ波を防ぐ光。
「もちろん絶対ではないよ。あくまで神代以降の魔術だからね。だが、スルーできるようなものでもない。特に神秘の古さによってはね。ただ…これはアマリの遺したものと特に相性が良いんだ。二人とも研究者気質だったからかな」
続きはこちらから
何か例の都市についてお話ししていらっしゃるようなので自分としてはこの1レスで短いですが締めとします
『成り損ないたちが夢見て』
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E6%88%90%E3%82%8A%E6%90%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%8C%E5%A4%A2%E8%A6%8B%E3%81%A6火村さんへ。耿実とのタイマンでチハヤさんに魂吸と血反吐の二刀流ってさせちゃっても良いでしょうか…
>>548
やっぱり損壊具合とかは挟んでおきたいですよね。状況を処理しつつ北上を続けて、最後あたりにラーヴァナさんの方から魔力を感じて…みたいにして宝具開帳を示唆する程度に進めておこうと思います〜
>>549
ふむふむ、これはまた大分過酷な運命を辿る子…これ新人類ってことは最大で14歳かあ…はちゃめちゃに過酷…
ルゥとの繋がりも問題ありませんよ!ストーリーによっては対立することになりそうで胃がキリキリしますが…それまでは新人類同士仲良くしてたりしそう。昔馴染みみたいな
>>560
小龍くんの生い立ち凄惨すぎやしませんかね…!?お父さんの壊れ具合はお労しいですがチャイニーズなマフィアともなるとここにも何重かの陰謀が錯綜してそうで冷泉さんの恋人さんともども話を広げやすそうだなと勝手に感じました
しかし小龍さん20代で宿題ってことは大学生でしょうか?学校も色々考えたくなりますね
>>564
前回に続きセオリさん視点で進むのがタイマンという面で意外な構成だなと最初は思いましたがセナさんはもうだいぶ怪物に寄っているので橙子さんの定義みたいな「理不尽さ」の強調として意図的に削っているのかもと勝手に納得してました
実際底知れない感じがして…強い…
>>565
無辜持ち→阿弖流為 蛇絡み→鵺(一応程度のものですが)
くらいでしょうか…人斬りはニュアンス的に新撰組とかみたいな手段としての剣術家っぽいので外しましたが、単に剣術家を指しているのであればここに一刀斎が入りますついでに自分も『橋の一族』の男ができたので投下しまする〜。『サマリテンヌ』共々精査のほどよろしくお願いしまする〜
「首、見せてもらってもいいですか」
【氏名】ギヨーム・クビクラム=ル・ポン/Guillaume Cubiculum-Le Pont
【性別】男性
【年齢】19歳
【出身】フランス、パリ
【身長・体重】175cm・67kg(154cm・60kg)
【肌色】白(白人)【髪色】アシエ【瞳色】ルージュ
【外見・容姿】スーツを着込んだ真面目な雰囲気の男性、シルクハットを持参している
【令呪の位置】首(身体側と頭側とで分割されている)。
【属性】混沌・中庸
【魔術系統】建築魔術、黒魔術、人間工学に基づく強化
【魔術属性】水、地
【魔術特性】渡す、別つ
【魔術回路】質:C 量:A- 編成:正常(頭⇄身体とで寸刻のラグがある)
【起源】別れる
【所属】『六郭連盟』
【階位・称号・二つ名】
『橋の一族総代(メトル・デュ・ポン)』>>568
【魔術・特殊技能・特性など】
『建築魔術』
概要は>>525より割愛。
“橋の一族”においてそれは橋という事物のアレゴリー…すなわち「連絡」「流動」「不動」を意味する。
メトルたる彼は『黒魔術』における生贄の魂と物質としての意味の量塊を連絡させ固定させる作業にも精通している。液体と個体といった異なる状態を両立させることにもその才覚は発揮されている。
橋の構造と自己とを照応させる『強化』の真骨頂は頑強さ。「不動」として耐えることは勿論、「流動」と「連絡」によって敢えて脆いままに回復力を増強させ衝撃を受け流すといった芸当による耐衝撃性の向上も可能。
ただしギヨームは脆さを維持すること、少しの間であっても何かが壊れる、繋がりが断たれることに忌避感を持ち、『強化』は「不動」を優先する傾向にある───ただ一点を除いて。
【礼装・装備など】
『十六時の十文字』
常に16時を指している懐中時計の鎖から展開されるギヨームの得物。真っ赤な鎖に繋がれ蝋の塗られた無数のギロチン刃。首と身体の両替橋(ポン・ト・シャンジュ)。
傷つけた対象の皮膚を橋とすることで、たとえ指先に掠っただけであっても傷の具合はそのままに切り口は首まで移動する。腕が切断されるほどの傷であれば、それは致命の刎首となる。
『サマリテンヌ』
横浜西区に位置するアーチ状の可動大橋。『橋の一族』の代表作。
純白の石造りは大仰でありながら偉丈夫な様を見る人渡る人すべてに知らしめ、川面に映る浮き彫りの女神像は必然横浜の庇護者たるアテナ神の威容を彷彿とさせる。それらが模るはすなわちパリの心臓と名高き最古の“新橋”。
フランスの慣用句として「ポン・ヌフのように頑丈」という言葉があるように、その橋にもまた頑丈さが求められ詰め込まれた。そのために橋の骨子に機神アテナの真体の一部をネコババして組み込むくらいはしてのけるほどに、その耐久性向上に傾けられた熱意は計り知れない。>>569
そうまでして不壊なることを望まれた橋の機能は、そうでありながら可動であった。三日に一度、霧に覆われたサマリテンヌは普段渡している彼岸から離れ利用者たちの求める方へ橋を架ける。
仕組みは単純ながらに高度なもの。大戦後人類に一律で聖杯が埋め込まれたことで魔力が各々で確保できるようになり、同時に魂を物質的に…意志を伝える力を得た。橋という情動の中間を担うトポスはそれらの機微輪郭に触れ把握するのに適した空間であり、志向を汲み取る能力を有している。
立ち込める霧もまた空間を遮り独立させる効力を持ち、それによって分離された“小世界”において、戦前であれば転移という魔法級の代物であったそれは利用者たちの欲求という限られた意識を阿頼耶識として機能させることで実現可能な事象となった。
彼らが希求した頑強さはこういった外界との切断を繰り返す中で発生してしまう劣化による崩落のリスクを減らすため。建設時点での要慎は言わずもがな落成後も定期的に橋の点検作業が行われており、危険性を鑑みてやむなく可動を停止したり通行止めをしたりすることも少なくない。橋としては本末転倒ではないかという苦言も地元民からは折々呈されることがある。
ちなみに理論上は横浜内であればどこにでも渡すことが可能なサマリテンヌであるが、稼働時の多くは沿岸に浮かぶ小島の一つ、島を丸ごと利用して作られた遊園地に接続することになる。
これには橋が架かる地域の性質上金持ちの娯楽を求める気持ちが反映されやすいというのもあるが、やはり主たる要素として霧を抜けた先にある大規模なアミューズメントパークというセンセーショナルな光景に人々が惹かれてしまうというのが挙げられるだろう。橋が現実と異界を繋ぐものとして古来表象されてきたことは大戦を経てもなお人々の心中に幻想として紡がれている。
【人物像】
実直、繊細、仕事人。橋の建築家としての命題「不壊頑強の橋」を築くことと一族内の人間が往々軽視しがちな人命を思いやることの両立を実現させた希有な存在。何かと自身の建築構想を優先しがちな一族の中にあってちゃんとクライアントのヒアリングをしてくれるため評判も悪くはない。
連盟の三族総代の中でも常識人寄りで元気すぎたりトラブルメーカーだったりするほか二人や周囲に振り回されて胃を痛めていることも少なくない。三日に一度のサマリテンヌの可動が癒し。>>570
とまあ比較的穏当であるようだが、この男明確な悪癖が一つある。首に対してとても偏執的なのだ。自分の首に手を回し、他人の首を流し見る。そんな癖さえついてしまっているほどに首という物体に固執している。
最近は興奮したりストレスが溜まると首が取れるようになってしまっている。この頃はもういっそ持っていた方が手っ取り早いと一人の時は小脇に持っていたりすることが多い。何なら転がしていたりもする。
それでも本人としては怖がらせないよう頑張って抑えようとしているらしい。少なくとも言い訳をしようという努力はする。
イメージカラー:ルージュ
特技:製図、ピザ切り
好きなもの:首、橋、ロールケーキ(ブッシュドノエル)
苦手なもの:ギスギスした空気、姿煮
天敵:首のない存在
願い:最高のパリの再興
【一人称】僕 【二人称】貴方、〇〇さん、〇〇君 【三人称】彼、彼女、〇〇さん、〇〇君
台詞例
「どうも、はじめまして。ようこそヨコハマへ。橋の一族、総代として歓迎いたします…すみません、目を合わせるのは苦手で…」
「我々が建てる橋は丈夫なのが取り柄なのです。その喧伝のためにも、トーナメントの会場を是非とも我が橋上にと提案しているのですが…」
「首…首…首…あぁ胃が痛い…首を触って落ち着こう…」(自分の生首を撫でながら)
「えぇっと…い、一発芸!首リフティング!」(首をさすっているのを見られて)
「首、見せてもらってもいいですか」>>571
『さようなら、さようなら!(Adieu Adieu!)』
『太陽 首 斬られて(Soleil Cou Coupé)』
【来歴】
『橋の一族』と呼ばれる職能集団兼魔術師の家系の生まれ。幼い頃に第三次世界大戦こと欧州で行われた聖杯戦争に見舞われ連盟ともども麗しの故郷パリを離れる。
その戦禍の中で目覚めたか、はたまた生来のものであるが故にただの時間の問題であったのか。彼は成長し魔術師・建築家として橋と関わっていくうちに自身の執着に悩むようになる。
繋がりを断つこと、二分、すなわち断橋。身近であるがために抱いてしまった否定されるべき偏愛症。崩落の音、断面の色、それらへのどうしようもない希求心。
しかし「パリの心臓」と謳われた橋を追慕する念と何より一族としての矜持もその胸には確かに宿っている。だからこそ唾棄しなければならず、けれども隠し果せるほど、逃げ果せるほどその嗜好も優しくはなく。
悩んで。
悩んで。
悩んで、悩んで、悩みぬいて。
ギヨームは首を切った。建築と人体に繋がりがあるのなら、この嗜好とて同じこと。自身という橋の崩落、それによって彼は欲求を消化することにした。
彼の首は今日も別れ、そして繋がる。それでも抑え難い衝動は可動橋という形でもって緩和されているというが───
当然それにも限度はある。彼が目を合わせないのは視線を相手の首に注ぐため。確かに繋がった橋と首の連関は、しかし自己の裡に留めることは未だ叶わず。他人の首を、美しい首を、首を。
そうやって今日も彼は悩み続ける。首が転がり、橋が軋む。>>572
【関連人物】
ルゥ・メェベリエ=ラ・トゥール
総代仲間。無理をしがちな彼女のお目付役を押しつけられていると考えており、首についてもそれなりに配慮はしているつもり。無論我知らず手癖で首を転がしていたりするため普通にできてない。
「ルゥ嬢、貴方の計画しているくび…ではなく塔はそれだと4階部が脆弱になる。全て脆弱ならそれもまた一つですが、局所的な脆さはただの欠陥建築です。そう、まるで首のような…ゴホン、ゴホン」
カレン・アテナ
雇用者。仕事とあらばきっちりと線引きをして接する。それはそれとして首…綺麗だな…と会う度に思っている。一応悪意はないので大丈夫なはず…と気を落ち着かせる。
そうでなくともその瑕疵一つ寄せ付けないような堅固な様は好印象。なので真体を頂いてサマリテンヌの資材にさせていただいた。『橋の一族』としてはそれ以上親交を深めるつもりも対立するつもりもないため三者の中では中立的。
「カアさんは…………美しいと思います。どこがというのは控えさせていただきますが……えぇ、とても……」
以上です。サーヴァントは同じく契約している予定ですが誰とは決めておりません
黒鹿さんにおかれましてはキャラとしての性能や人格面での精査と併せてギヨームの首切り嗜好が本編開始時点ですでに習慣的に他者で消費されているか、それとも堪えが効いているかどちらにしようか悩んでいますので街的にはどうかをお聞きしたい所存
他人の首を定期的に切っていた場合は橋の資材として再利用しているので横浜七不思議の一つ「橋のたもとの首なし死体」なんかにできるな〜とも考えているのですがどうでしょう>>562
となると別に大きめな組織も考えるべきか…まぁこれは流れ次第でもいいか…
どちらも勝つシーンと負けるシーンが想像しやすいのでいい塩梅と思います。性格・立ち位置込みで
2人がどんなサーヴァントと契約するかも気になりますがその辺はプロトじゃない版のキャラ紹介のときになりますかね?
>>564
時計塔の魔術師とアトラスの錬金術師のバトルがいよいよ怪物と人間のそれに様変わりしてきてる…
いろいろ気になる人、気になる神秘がセオリくんのそばにあるけどその全部を喰らいつくす勢いなのセナ先生。でも先生であること変わりないのがセナ先生だよ先生ぇ…
>>565
幕末関係でパッと浮かぶのは兼武さんかなぁ
蛇絡みだと…八岐大蛇まわりとか…?
>>573
モチーフ元に覚えがありすぎる気がする…!パリでギロチン刃持った首切り人はもうそういうことですよね??
街的にはこういう人にこそ自由に振る舞ってもらうためなところあるので好きにヤってもらいましょう。我慢することなんかありません
サマリテンヌは……全景がちょっとイメージしにくいですね。霧がかかったところから橋ごとワープするとして、架けられる側の橋はどんな形で出てくるんでしょう?虹の橋みたいに何もない空中からスーッと伸びる感じ…?>>565
こちら作だと
幕末関係:新八
無辜の怪物:ビートル、義仲、西湖、ピューリッツァー
となります。
嘉隆はスキル名が違うので除外しました。キャラ画制作中チラッ…
今年船女子新キャラ増やせなかったですし今年のバレンタイン絵はハマ行くのもアリかもしれんと思案中
>>560
おぉ…両方いい感じのヴィランみが出てるのいいですね!両方やべーやつでありつつ憎めない部分も深そうな過去も持ってて只の悪役では終わらなそうなの好きですね。
個人的にはリーランドさん割と好きかもです。中間管理職系敵キャラはやっぱり謎のいい味がありますよね…
>>566
繋がりOK感謝です!
アレですね。なんか正体バレで一回鯖込みでぶつかり合ってから和解して中区に戻るor仲間になる、みたいな感じにしたいなって思ってます。1クール目の中ボスくらいのノリで行きたい
最初から正体バレしないで関係は続いてる→小説でいう2巻3巻の間くらいで正体バレ→対立→バトル→和解でアスミちゃん&自来也味方化みたいな感じに持ってけたらいいなってイメージですね。
あと昔馴染みなのかなり好きなんで採用したいですね。ハマを盛り上げたいって同じ目的で折れずにまっすぐに前に手を伸ばそうとして新天地を作りたいってルゥちゃんに脳を焼かれて憧れの目を向けてるアスミちゃんだけど、怪盗してる内に自問自答で自分はルゥみたいになれないって思っちゃっていく、そんでそこをルゥに一喝されて引き戻される、みたいな構図を作りたいなって。ルナヨモやジャスみつより連綿と続く新たな女子カプの系譜や…!!
そんで自来也おじ的にはルゥちゃんの事純粋でいい子だけど少しク.ソガキだなって感じに思ってそうだなと。なんかルゥちゃんの家庭環境しんどそうなので悪態つきながらも見守るおじさん枠になってほしい。ルゥちゃんの鯖のタイプによってはそっちとの絡みも捗りそうで小生興奮してきたですよ(内なるコルトニキ)>>575
んー…そう言われると大きくしたくなるんですが…シャオロンくんと後方腕組み保護者のみなさんとの空気感も合わせると小〜中規模がいいと思うんですよねぇ
まぁ南区はワルな組織が複数いる想定なのであれこれ追加していくことにします。大なり小なりと
なるほどぅ。まぁその辺はおいおいねということで…
何気にまだサーヴァントとマスターが揃ってるヒト出てないですし
サーヴァントのほうのリバイバルしていかないとなぁ…>>565
無辜持ちはアサシン曹操に仮に出すとしたら明日になりますがヘロデ大王くらいですかね。
蛇周りはコンホヴァルがいます。ハマのセイバー、参ります
>>582
【クラス別スキル】
対魔力:E+(C-)
魔術に対する守り。基本的には無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。ただし、その特性から氷、あるいは毒にまつわるものなら第二節以下の詠唱による魔術を無効化する……が、蛇避けに類するものに関してのみ魔術どころか非魔術師の唱えるおまじない程度でもダメージを受ける。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
【固有スキル】
自己怪造:A
自己改造に似て非なるスキルにして、無辜の怪物によく似たスキル。
他者から「そうあれかし」と願われた在り方を受け入れ己自身とする。
生前、その残忍性や冷酷さ、蛇の如き執念深さから「蝮蛇の玄斎」「蝮の玄斎」などと呼ばれ、その在り方を受け入れたセイバーは暗視、耐寒、毒牙など蛇の特性を得ている。なお、生前は男性であったセイバーが無性になっているのもこのスキルが原因であるとか(蛇の一部は単為生殖を行う。生前から中世的な容姿をしていたことがきっかけで特性として獲得した)
人斬り:A
刀で人を斬ることに特化した剣術スキル。
勝つことのみを目的とした実践的な剣術であり、求道者的な精神とは無縁のものである。
それゆえ、強く、脆い。
縮地:B
瞬時に相手との間合いを詰める技術。多くの武術、武道が追い求める歩法の極み。単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合って完成する。>>583
魔剣・蛟
ランク:無し 種別:対人魔剣 レンジ:1〜10 最大補足:1人
まけん・みずち。片膝が地面に着くほど低い姿勢から放たれる変形の逆袈裟斬り。
生前から至っていたセイバーの剣の極致。本来であれば重心移動によって最大の威力を発揮する逆袈裟切りを、セイバーはその生来の股関節の柔らかさから腕のみで放つことが出来た。これだけでも剣の術理を横紙破りした埒外の技なのだが、英霊となったことで更なる魔性の業と昇華している。
構えさえ取ることが出来ればいつ如何なる時であっても放つことが出来る逆袈裟切り。本来であれば放たれている斬撃を"刀身に滞留させ"、対象への命中と全く同時に解き放つ。
本来なら抜刀から再度構えなおすまで一秒とかからない神速の一閃。あり得たはずの無数の斬撃を一つに束ね放たれたそれは、対象から血の飛沫を飛ばし瞬く間に霞へと変える。
【宝具】
報いの首級
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:可変 最大補足:1人(自身)
むくいのしるし。酔った同志が話題に出した敵対者をその宴席の間に切り殺.し、その首を携えて帰席、その亡骸を肴に再び吞み直したという逸話が宝具になったもの。
複数の効果を持ち、まず一つは「宝具の効果対象が有するあらゆる守りや加護を無効化して対象の元へと転移する」というもの。
例え神殿の最奥に居ようとも玄斎(へび)の鎌首から逃れることは出来ない。
そしてもう一つが「如何なる状況においても相手の命を奪う」というもの。
"史実においてこの状況下に追い込まれた相手を殺.しているのだから、誰であろうと必ず相手を死に至らしめる"という理屈が形になったもの。
実力が下の相手であればいつものように、
仮に上の相手であろうとも、己が三途へと至るその間際、相手を同じ淵に引きずり込む。
「敵対者を屠る」ということに関しては他の追随を許さないように思えるが、十二の試練、不況不屈、不屈の意思、戦闘続行などの自動蘇生(オートレイズ)、あるいは一度の殺.害が必殺となり得ない宝具やスキルが天敵。>>584
【解説】
幕末にその名を轟かせた四大人斬り、その一人。
重度の排外主義者で、時代が移ろいゆく中でなお変わらぬ主張を続けた結果危険分子と判断され処刑された。
鷹揚、闊達、天衣無縫、行雲流水。親しみやすく気安い性分、かつ自由気ままであり何者にも囚われない。
小柄な体躯と人懐っこく愛嬌のある振る舞いで人好きしやすいタチをしている。実際に子煩悩な愛妻家、人情に厚い孝行息子と語られていたのだとか。
良くも悪くも感情豊かで思っていることが顔に出やすいタイプ。実直かつ一本気。こう、と思ったことはテコでも曲げない上にすぐに行動してしまう人斬り核弾頭。宝具となった逸話はまさにその象徴と言ってもいい。
良くも悪くも感受性が強い、あるいは人間味が強いと言い換えてもいい。
佐久間象山を斬った際には「これまで斬って来た茄子や胡瓜のような奴輩と違って、己は初めて人を斬ったのかもしれない」「これが人を斬るということならば、己はもう人を斬ることは出来ない」とこぼし、やがてノイローゼを発症し人を斬ることをやめたと言う。
現代においてはスポーツや対戦ゲームなどが最も身近だろうか。敵ながら天晴と言いたくなる強者、好敵手に出会うことは極めて稀であり、得難い存在だ。
今とは比較するまでも無い戦乱の世であった玄斎にとっては、そんな相手に手をかけたとことは彼にとってよほど大きい欠落になったのだろう。
玄斎が攘夷論者となる10年前、象山は私塾を開いたという。
出会い方さえ違えば、彼らは歴史を変えた師弟として今とは異なる形で名を残したのかもしれない
―――などと言った人物像は、彼が人生を賭して作り上げた虚像(まやかし)である。>>585
人界に混ざり溶け込むための殻にして鱗。世界最大の網目錦蛇がその巨体を持って尚深き森林に潜むように、「蝮の玄斎」は誰にもその実態を悟らせなかった。
無情で酷薄で残酷、容赦も無く呵責も無い人で無し。
「蝮蛇」などという形容が生温く感じてしまうほどの人格破綻者。そもそも破綻するほどの人格を有しているかすら確かでは無い。
喜怒哀楽、三綱五常、七元徳。人の生命活動から生じる情動や美徳、それらのいずれも玄斎の理解の外にある。
理解は無いが知識はある。故に誰と諍い合うことも無いように振る舞おう。
全ての人脈、対人関係において玄斎という人間の人物像を意識して作り上げよう。
そうして形成した人となりを今際の際まで一切崩すことがなく成立させられた常軌を逸した技術を持つ。
人が情を理とするとしたら、彼は合理の世界を生きる人間である。
上述の象山に関する逸話も実際はノイローゼでもなんでもなく「唯一下手人が誰かバレた殺人だから個人を特定される、あるいは余罪を追及される前に身を引いた」というものが真相。
人界にありながら人道とは異なる道を行く彼ではあるが、言い換えれば主体性が無いということにも等しい。
最も深く関わったコミュニティがコミュニティなだけに攘夷志士になったに過ぎず、仮に象山と出会っていたらその右腕として存分に働いただろう。
その異名、あるいは在り方から自身を一匹の蛇、あるいは一振りの刀と定義している節がある。
蛇も刀も飼い主や持ち主に付き従うもの。
マスター次第では人界を乱す大蛇にも弱きを助け強きをくじく義侠の武士にもなるだろう。>>586
特技:ポーカーフェイス、諜報、暗殺。意外なことに茶道にも精通している。あと、どれだけ呑んでも酔わない(うわばみ)
趣味:月並みだが人間観察。当世では喫茶店巡り。
好きなもの:茄子のおしんこ、胡瓜の一夜漬け、おでんの大根。熱いほうじ茶。
嫌いなもの:人間関係。人の視線。自分で初めたこととは言えいい加減なんとかならんもんかと内心思っている。
天敵:無し。もしいるのなら、蛇神殺しの英雄。え? 出雲と奥羽にいる? しかも記紀神話とかそっちの分類の人? すげーな日ノ本。
願い:彼はただ剣/蛇として呼び声に応じる。
【一人称】私、拙者 【二人称】貴方、其方
【セリフ例】
「河上玄斎。召喚に応じ推参。さあ指示を、主殿」
「おー岡田君だ。相変わらず飲んだくれてますねえ……また飲み比べ? バカじゃないですか? 私は何回潰れた貴方をおぶって部屋まで連れてかないといけないんですか?」岡田以蔵に対して
「あー良かった。中村さんも来てたんですねえ。いやそりゃそうですよ。ほら……他はなんかこう濃いというか……圧が強いというか」田中新兵衛に対して
「ま、マスター!??!? なんかこう、今隕石的なやつ降ってきませんでしt――なんだ中村さんの猿叫ですか……」中村半次郎にして
「――見事。これこそが雲耀、音すら断つ示現の刃。新兵衛もやがてこの境地に至る、か……これは重畳。此度の現界で拝めるかはさておき、一つ楽しみが増えた」薬丸兼武に対して
「ああ、三国志演義の。懐かしいですねえ。私も昔「河上は玄徳、古荘は関羽、竹添は孔明を気取ってる!」とか言われましたよ。知らねえよタコ全人類が三国志知ってっと思ってんのかってなりましたけど」曹操に対して
「へー。あれが池田屋の……そうですねえ。宮部さんの件はおいといて、所詮刀(これ)しか能がないくせになんかお高く止まってるのはムカつきますねえ。あーいやいや。同族嫌悪同族嫌悪」新選組に対して
「ええ……?英霊の座……怖あ……」無辜の怪物持ちサーヴァントに対して
「―――魔剣、装填」
「装填完了。全弾解放準備」
「拙者、人斬りにて―――これにて、御免」ちなみにルゥ→ギヨーム
総代仲間。比較的良識人と見做しながらもどこかしら変な部分が見え隠れしているのでそこのところはきちんと注意していく。
首が取れることは付き合いが長いのもあってよく知っているが戦中の事故か何かが原因だと勘違いしており、医療系英霊を紹介しようとしては彼を困らせている。
「ギヨムさん…その。あたしのことまじまじ見て苦しそうにしたかと思ったら自分の首を締めだすのはやめてくれない?怖いし、何よりあたしの前で自傷行為なんてしちゃいけないんですからね!嫌なことがあったら言うんですよ!」
基本的にお互いに「自分がしっかりしてないと」って思ってる。まあこれは総代三人全員に言えることですが
>>574
実はパリで首よりも橋で首の方を先に思いついたキャラでしてぇ…でも胃が痛そうな人物像とかはお察しの方に影響されてる部分多いです。相性は悪いでしょうが
はあい!ではニシ区の首切り怪人やってもらいましょう。夜に橋を歩いていると首を見せてほしいと言ってくる赤い鎖を携えた怪人…
サマリテンヌの可動時のイメージとしては…まずポン・ヌフが二つの橋を一つと勘定されていることから橋の中央部が分割して、両方とも利用者の最大公約数の場に架かる感じです。なので中央部から先は元の橋の虚像が霧を元に構成されているイメージ
以前話していた虹の橋要素は霧の方で光の反射によって彩雲みたくなっている感じで回収しようと思っていました。虹の空間を抜けた先にある遊園地、というような具合
こうやって説明するとかなりキャラシの段階では言葉足らずというかだいぶ説明不足でしたね…すみません、他に気になる点などございましたら是非教えてください〜
>>577
はえー、思ってたより随分あどけないですねアスミちゃん…怪盗と聞いていましたのでもっとこう、大人のオネーサンなキャッツアイな感じかと…(偏見)
なるほどなるほど、二人で昔はよく横浜の地図広げて「あたしはどの区域も見下ろせるくらいの、海の先まで見えるくらいの塔を建てるの!」とか「じゃあわたしはその先でお店を開く!」みたいに青写真広げてたのに、最近はすっかり疎遠に…的な関係ですね?いいですね、とてもいい…
ルゥがク.ソガキなのは事実ですので存分にからかってやってくださいな自来也さん。ルゥのサーヴァントは本当に何も決まってませんが…>>588
ルゥちゃんはまだ背伸びしてる子だからわかるけどギヨームさんに「自分がしっかりしないと」と思わせる道の一族総代さんとは一体…
やっほい首切り怪人と怪談系七不思議ゲットだー!西のほうの治安もよろしくなってきた…
つまりサマリテンヌは「2つで1つになってる橋」が大元のイメージにあるってことでいいんですかね?
川に架けられているようですけど、橋の中央部から先は霧で構成された虚像なら目の前にある川は物理的に渡れず、あくまで霧の向こうの空間に送るだけ…?
分割するってことで一方がワープ元の入り口でもう一方がワープ先の出口……みたいな「橋の形をしたワープ装置」なのかと考えてたんですが、これもしかして、違う…?>>560
どちらの悪役も甲乙つけがたい素晴らしさ…
とことん『親』という存在に恵まれてこなかった小龍くんと、全方位から面白い程に嫌われまくりなリーランド
どちらも個性豊かで素敵だと思いました
>>564
開示されるごとに味わいが増していくセオリの仲間たちよ
前回断片的に語られてただけでも相当なものがあると分かってましたが、想像を遥かに超えるものが詰まってましたね
そしてそんな仲間たちの想いを背負って戦うセオリに一歩も譲らないセナ先生もまた凄まじい
最後の台詞が互いの在り方をこれ以上なく表してて、最高に素晴らしかったです
>>566
>魂吸と血反吐の二刀流
返信が遅れ申し訳ない
もちろん大丈夫ですよ!お好きなように動かしちゃってください!10分後〜20分後くらいにアスミちゃんのプロフ投げたいですー
いいですか?そんじゃ行きますー
【氏名】アスミ・シラコマ
【性別】女
【年齢】13歳
【出身】日本、ヨコハマ中区
【身長・体重】169cm・58kg
【肌色】黄色人種【髪色】菫色に水色のメッシュ【瞳色】水色【スリーサイズ】Eカップ/そこそこ細い/ただし尻は小さい
【外見・容姿】カチューシャとアホ毛が特徴のボブカットの女性。天真爛漫な雰囲気を醸し出している。
【令呪の位置】左手
イメージCV 夏吉ゆうこ
【属性】中立・善
【魔術系統】変化
【魔術属性】水、風
【魔術特性】幻影
【魔術回路】質:C 量: B 編成:正常
【起源】朧げ
【所属】カフェ「シジマの森」店長/怪盗
【階位・称号・二つ名】「怪盗ミラージュ」「幻影の怪盗」
【契約サーヴァント】「オガタくん」(キャスター自来也)>>595
【魔術・特殊技能・特性など】
「幻影魔術(ミラージュ・マギア)」
彼女の使う、蜃気楼を元にした魔術…ではあるが、ほとんど二芸程しか使えない、あまり強くはない魔術。
蜃気楼の要領で大気中に自身の分身を映し出す、あるいは物体を巨大や縮小のように錯覚させる、あるいは擬態のように自分自身の周りに蜃気楼を出す事で消えたように錯覚させる。それだけ。
基本的に自身を隠蔽したり、幻影のデコイの像を映し出す事が主な使用方法。というより、それ以外はあまり応用はできない。
映っている虚像も、近くに寄ればデコイだと分かるような、お世辞にも高品質とは言えない魔術。近付けば粗が分かるし触れようとしても擦り抜けるので、近付けば一目瞭然である。一人で使うには微妙な、軽い手品みたいな魔術とは本人の弁である。
———そう、アスミ一人だけでは。
この魔術は、サーヴァントである自来也の協力によって異常な程に強化される。
彼の宝具、『三柱結界・自来也』。幻、幻想の概念が強い程に強化を与える彼のその宝具は、奇しくも彼女の幻影、蜃気楼を出す魔術に高い親和性を見せた。
この宝具を発動した結界の中、霧の中において彼女の幻影は本領を発揮する。幻影として見える虚像の強度が上がり、精巧な虚像になる上に、宝具の霧によって視界も悪くなる為に欺きやすくなる。
そして、彼女の礼装を自来也の蝦蟇に持たせる事によって、無数の移動するデコイを出せる。即ち、あたかも物体や彼女が何人にも分身して移動しているように誤認させる事も可能。
彼女自身の手腕でマスター達を欺き、自来也の盗賊としての力でサーヴァントをも出し抜く。その様は、まさしく蜃気楼の怪盗に相応しい。>>596
【礼装・装備など】
幻影の魔法陣(ペルソナ・カード)
カード型の礼装。
これに魔力を通して投げる事によって、自身の姿に似せたホログラム状のデコイを遠隔でも映し出せる。精巧とは言えない像の代わりに射程距離は自身から半径1キロと長い。
カードに物の形を念ずる事で、その物体に似せた幻影も生み出せる。とはいえ先述の通り像としての精巧さは微妙で、通常では冷静に観察すればすぐに見破れる。
だが、こと自来也の宝具の結界内においての力も先述の通り。まさしく蜃気楼の怪盗に相応しい幻影は、企業や組織の下っ端達を出し抜く程の猛威を振るう。
「霧転銃」
自来也の協力で彼女が作り出した武器。
蜃気楼を銃口にチャージし、放つ事で蜃気楼を込めた弾丸を放つ。
着弾した瞬間霧の様に広がり、催眠作用の麻痺毒を吸った相手に浴びせる。数時間経てば完治して後遺症もないのは詰めが甘い故か、それとも———
【外見・容姿の詳細など】
菫色のアホ毛ボブカットが目立つ、大人びた可愛さがある少女。パッと見クールな雰囲気だが、角っぽい何かがついたカチューシャやアホ毛などで可愛さも出ている。カフェで接客する時はカタツムリ柄のエプロンを着けている。
そして、怪盗として活動する時は紺色の全身タイツの上に仮面(ペルソナ5的な)を付け、ハットを被っている。>>597
【人物像】
西区にあるこじんまりとした穴場カフェ、しじまの森をサーヴァントのオガタ(自来也)と二人で営む新人類の少女。1年前から西区に定住しているが、生まれは中区。
柔らかめでどこかダウナーな雰囲気を感じる少女。砕けた軽い口調で、なんとなく親しみやすい雰囲気が常連から好かれている。
頭脳明晰で、人柄もあって14歳かつサーヴァントと二人だけながらカフェの経営を安定させていたり、頭脳戦やギャンブル、カードゲームが強かったりする。迷惑客にはこれらでデュエルを仕掛け勝利する事で有無を言わさず穏便にお帰り頂く戦法を取る。
等と隙がない性格をしてるように見えるが、実は美的センスが壊滅的。カフェのマスコット的な感じでデスカルゴくんシリーズというキャラクターを作っているが、ムキムキのカタツムリとその仲間達というあまりにもコメントに困る奴であり、「店が好きな常連の客ですら買うのを避けるレベル」「六郭連盟が助走をつけて殴るレベル」「店は割と良いのにカスみたいなマスコットがノイズ」等と酷い言われよう。サーヴァントの自来也も目を逸らしながら「まあ悪かねえんじゃねえか。多分」というレベル。グッズは沢山作ってみたが割と売れ残っていて頭を抱えている。
ファッションセンスも普段の服は割と良いのだが、気を抜ける時の部屋着やパジャマのセンスがかなり奇抜。ある意味六郭連盟もビックリのセンス。
という感じで、西区でサーヴァントと平和にカフェを営んでいる少女。というのが表の姿。>>598
だが、夜。カフェを閉めてからは一変する。
彼女のもう一つの姿。それは、西区を騒がせている謎の怪盗『ミラージュ』。
蜃気楼のように掴めない姿と手腕で暗躍し、企業の取引現場や功績を狙い奪取する盗賊こそが、彼女のもう一つの姿。
夜の西区で、サーヴァントの自来也と二人で怪盗として動き、主に企業が絡んだ取引や施設、現場にて暗躍する。その時に犯行現場の周囲に細工をし結界の下地を整え、自来也の宝具を発動してマスターもサーヴァントも強化する事によって確実に目的を遂行する。今の所、自来也の宝具の弱点は割れていない。
元々ナカ区の出身でナカ区で育っており、カレン・アテナや六郭連盟の末裔達とも親交があった。特にルゥとは互いに親友であり、ナカ区の事も大好きだった。だが1年前、ある事情で西区に入った後はあまり中区に表立って姿を見せていない。
ナカ区の事が大好きだったというし、ナカ区が嫌いになった訳ではないらしいが…?
【来歴】
かつてヨコハマ中区の端に、一つの大きな商店街があった。
貧民街と呼ばれた中区にあっても、強い賑わいを誇る白駒商店街。その管理人である両親の元に、アスミは生まれた。
彼女は、健やかに育った。
友達と友情を育み、商店街の活気を目に焼き付け、カレン・アテナに敬意を払い、ある時無愛想だが面倒見の良い、叔父のようなサーヴァントを召喚し。そして——親友と呼べる、少女との友情も育んで。
そして、両親が頑張って経営している商店街を継ぐ為、盛り上げる為。彼女は勉強をするようになった。また、商店街を盛り上げる為に宣伝も頑張る等、とにかく楽しく、頑張って働いていた。
———いつか、この中区の活気を取り戻したい。この綺麗な街を、もっと輝かせたい。
だから、私も頑張るんだ!!
そう、幼馴染のルゥと誓い合った程に、夢は輝いてた。
——だが、その夢は。1年前に突如商店街に襲い掛かった魔の手によって、壊されたのだ。>>599
突如、商店街が潰された。土地ごと西区に乗っ取られ、所有物とされた。そして、それに留まらず、両親が消えた。自分を助ける事を条件に———企業の子飼いになる、という契約を受けたらしい。
家も、思い出の場所も奪われ。どうしようもなくなった彼女は、逃げてしまった。
身を隠し、自来也と一緒に真実を探り、辿り着いた事実。
商店街より遥かに大きい規模の企業。その中に、今回の計画を手引きした人物がいる。そして、大好きだった商店街は、最早見る影もなく。西区の土地になった。
そして——中区を狙う計画は、これで終わらないという噂も知った。
どうしようもない現実。戻れない。中区にも合わせる顔がない。私はもう、何も———
いや、あった。
「ねえ、オガタさん。いや———自来也。」
「…なんだ、アスミ。———おい、まさか」
「うん、そのまさか。」
「———私を、怪盗にして。企業と戦う力が、ほしい」
全部投げ出す覚悟の、決意だった。>>600
これは復讐なんだろう。全部奪って、壊してなお更に居場所を奪おうとする奴らへの。
でも、それ以上に。
中区を、守りたい。これ以上、何もできずに奪われるのを見るだけなんて、嫌だ。
単身で真っ向から戦うなんてできないのは分かっていた。カアさんの意思にそぐわない事も、理解していた。
だから——怪盗になる。影から戦って、陰謀を壊して、真実を見つけ出す。
だから、ごめん、カアさん、ルゥちゃん。私は——中区に、背を向ける。
でも。戻れなくても、悪人になったとしても。
せめて、中区だけは守らせて。
そう、自己犠牲的で、ある意味自己中心的な決意をして。彼女達は中区から消えた。
西区でカフェの拠点を作り、怪盗として中区を影ながら、悪ながら守る抵抗を始めた。
怪盗ミラージュ。その名を、西区に轟かせながら。>>601
【人物像2】
怪盗として活動してる時の彼女の目的と狙いは、二つ。西区を起点とする、中区を狙った陰謀の阻止。そして、親や黒幕の消息を掴む為の企業の情報収集。
その為に動き、時に企業の下っ端と戦い兵器を破壊し、時に情報を探り、暗躍する。
目的は、企業にいるという黒幕への復讐。
両親を取り戻し、商店街の土地も取り戻す。
———それが、表で言う彼女の目的。
だが、本当の目的、本当の意思は、中区を守る事。西区において、中区を狙った陰謀と戦う事。それが、アスミ達の目的。…それが、カレン・アテナの理念とは違うかもしれないという事も、ルゥはきっと望んでない事も分かっている。その罪悪感に締め付けられながらも、彼女は見ないフリをして戦っている。
そう、中区にはもう戻れないと、彼女は思っている。
自分は中区を裏切ったんだ、という自負がある為に、目を背けてしまう。
だが…それでも、足を向けてしまう。
お忍びで立ち寄り。中区の、貧しくも清い世界を見て。今の正体を知らずに、天真爛漫に話しかけてくれるルゥを見て。
微笑みながら、心の中で痛みが疼く。
…本当は、戻りたい。でも。もう戻れない。戻らない覚悟も、決めた筈。
やるしか、ないんだ。そう、痛い決意をしながら、疼く心を抑え、彼女は今日も戦う。
その正体も本心も、両方を完全に見抜いているのは、今はまだ、サーヴァントの自来也だけである。>>602
人間関係
自来也
幼少期に召喚したアスミのサーヴァント。キャスター。怪盗の都合上真名が割れたら危ない為に、普段はオガタさんと呼んでいる。(児雷也豪傑譚の尾形周馬寛之から)
気だるげではあるが面倒見が良いおじさんである彼の事を慕っており、親がいなくなった今の後見人のような感じになっている。
カフェにおいてはアスミが接客を一人でやり、自来也が調理や掃除等を蝦蟇を活用しながらやるというコンビネーションを取っており、割と抜群。そして怪盗においても、彼の宝具による戦闘能力や蜃気楼の強化でアスミをサポートしている。
ルゥとも面識があり、世間知らずの少し阿呆な嬢ちゃんと言って雑に扱いながらも、彼女の善性は心の底から認めていた。アスミとルゥの親友関係も理解しており、だからこそ、それを壊さない為にルゥに怪盗の正体を隠そうと考えている。
アスミにとっては親代わりの存在で、相棒のような存在である。自来也にとっても大体同じ感情を抱いており、アスミの明るい気持ちも暗い気持ちも受け止めて、肯定し、彼女の怪盗稼業に力を貸しているが…?
ルゥ・メェベリエ=ラ・トゥール
幼い頃からの親友。かつて互いに横浜で輝く事を誓い合った、大好きな友達だった存在。だが、1年前に中区を離れた後は少しだけ会う回数が減っている。
周りの大人やしんどい環境に囲まれながら夢を失わず、ひたすらに前に手を伸ばし続け、抱えた物を決して離さない彼女を昔から尊敬しており、親友としても一人の人間としても大好き。
今もそれは変わらず、彼女が頑張ってる風の噂を聞く度、遠目でも目立つ彼女を見る時に、直接会う時に。心の底から嬉しそうな顔をする位には好きである。
だが、彼女の思いとは違う道を選んだ事に罪悪感を抱いており、怪盗である自分は知られたくないと考えている。
彼女の事が大好きな親友なのは本当。嘘な訳がない。だからこそ——もし会えたとしても。怪盗の正体は———今の、ナカ区の為に、ナカ区に背を向けた、私の姿は。見られたくないんだ。
カレン・アテナ
カアさん。ルゥや他の人と同じく大好きだったけど——もう、会うのが怖くなってしまっている。
彼女の意思に反して争う事を決めた以上、もう彼女を裏切ったも同然だと思っている。
どう思っているのか。そう考えてしまっても、掻き消そうとしてしまう。>>603
イメージカラー:ミストブルー
特技:頭脳戦、カフェ系スイーツ作り
好きなもの:頭脳戦系対戦ゲーム、コーヒー、カタツムリ、デスカルゴくん
苦手なもの:荒事、ファッションセンス(外行きのは大丈夫だけど個人用で弾ける)
天敵:未定
願い:企業への復讐(建前)/中区を守りたい(本音)/大丈夫なら、中区に戻りたい(真の本音)
台詞例
普段
「ん。私はアスミ。アスミ・シラコマ。そんで、こっちのイケオジさんがオガタさん。私のサーヴァントだよ。よろしくっ。」
「おっすー、元気?そっか良かった。やっぱ元気が一番だよねー。私?…うーん、まあ、ぼちぼちって感じか。まあ、結構元気って事に、なるかな…?」
「ねえねえ見てコレ。ジャジャンっ。デスカルゴくんシリーズ第8弾、ハイパーデスカルゴちゃんっ!あ、待って。あとデスカルゴちゃんのライバルのドスナガ丸も作ってみたんだ。ほらコレ。…あれ、ちょっと待って、何でそんな生暖かい目で見るの」
「…うーん。ねえねえ。この服良くない?ルゥちゃん達みたいな六郭連盟のオシャレさにも負けないんじゃないかって思うんだけど…!どうかなっ!?…うん、ある意味勝ってる?どういう事なの…」
「ふふんっ、よっし将棋10連勝!フッ…十年経ったら掛かっておいで、なんてね、えへへ。ちょっ、冗談だって…!冗談だから泣かないでってごめんて!」>>604
「いらっしゃいー。初めてのお客さんですね。緊張しないでいいよ。ゆっくり、楽しく過ごしていってね!じゃ、ご注文お願いっ。」
「ふんふん…中々難しい恋バナだねー。でもまあ…私的には行けんじゃねって気はする、かな。一気に攻めるっ!!告るっ!これでビクトリーだぜ!…みたいな感じ、ですね。多分」
「…中区端のコンビニが強制的に買収されそうになってる、か……物騒だね。まあ、大丈夫ですよ。気合い入れて念じてればなるようになるだろっ。…ですよ。」
「いや待ってその発想は狂ってんでしょ!!…コホン、失礼しました。大分カオスでファンタスティック大爆発な面白いアイデアだなって思います…うん。」
「おーっす、ルゥ。久しぶり!はいコレ。作ったコーヒーとドーナツ。最近寒くなったしね、ルゥにはポカポカしててほしいから作ってみた。遠慮しないでって」
「はい、自来也。ラムネ入りブドウ糖メロンソーダ。西区の商売状況調べるのもいいけど、これ飲んで休憩しなよ。気合入れすぎて倒れるの駄目だって言ったのは自来也でしょ。」
「…私は怪盗ミラージュ。貴方達の陰謀、眩ませる為に参上した。てな訳で、行くよ…ッ!!」
「幻想がある限り、私の幻影も、私のキャスターも決して破れない。悪いね」
「…帰りたいけど、守りたい。父さん達に会いたいけど、ルゥ達やカアさんとも一緒にいたい。本当、欲張りで我儘な阿呆だな、私。…自分で、選んだ癖に」>>605
【真実】
———商店街が潰された時。自来也は、攫われようとするアスミの両親から頼みを受けた。
「頼む、自来也くん。アスミを、守ってやってくれ。あの子の願いを、叶えて。」
言われなくとも、分かっていた。
幻想の強い盗賊だとしても、儂だってサーヴァントだ。テメェが信じたマスターだけは、絶対に守り抜く。だから、約束した。願いも。どんな物であれ、叶えてあげようと考えていた。
そんな時。言われたんだ。
私を、怪盗にして。企業と戦う力を、くれと。
止めようとしたが、止められなかった。
中区に背を向ける覚悟のマスターの意思と、両親との約束。それを考え、自来也は頷いた。盗む事しかできねぇ性分の自分一人で、他の選択肢を得られる事ができないなんて分かってたから。
故に、力を貸した。せめて彼女の気持ちを楽にできるようにと、情報拠点を建前としたカフェを提案しながら。
そして今も、企業の陰謀に独つの主従で立ち向かっている。約束と、アスミの意思の為。夜闇の中に潜みながら、サーヴァントとして戦う事を決意したのだ。
——中区を羨ましげな顔で見るアスミを見る度、輝いた目で話し合うアスミとルゥを見る度。これで良かったのか、という迷いを渦巻かせながら。
【行動規範・行動方針】
企業への復讐3割、中区に反してでも中区を守りたい思い7割で怪盗をやる少女。だが中区への未練や罪悪感も強く、説得すればストレートに和解して仲間にできる、みたいな塩梅。
【役どころ・コンセプトなど】
ルゥの幼馴染。序盤で中ボスやってぶつかり合った後に仲間になる系キャラ。仲間になったらブレーンにもできる筈。以上です。
中区が脅かされるのを目の当たりにして辛い思いをしたから守る為にあえてカアさんの意思に反した系女子です。でも仮面ライダーで例えるなら2クール目中盤くらいにはしっかり和解して仲間になるポジションの想定
とりあえず仮版から色々マイルドにしたり分かりやすくしたりって感じにしましたが修正点とかありましたらお構いなく声がけしてもらって大丈夫です。あとギヨームさんとか玄斎さんも?に対しての言及だったり自来也→他鱒への印象だったりも後で考えようかと
ついでに自来也おじの攻撃スタイルも数日以内にちょっと詳しくして改良版お出ししようと思ってます
という訳で感想お願いしますー投下してから1個目の反応が来るまでの間が一番心拍数上がる事、ありますよね。俺は毎回あります
という訳で一旦安心できたのでアスミちゃん&自来也
怪盗時は礼装か何かで髪を金色に染めて付け三つ編みを着けます。実は没キャラの再利用入ってたりします
>>564
やっぱ亡き仲間達も割ととんでもない能力持ってますね…マジで山星さんのキャラは詳細を知りたいって思える子が滅茶苦茶多いのが強みだし凄い所だと思います
そんでとんでもない殴り合いになってますがマジで勝つ方も展開も読めない感じになってるのも凄いと思います。俺の奴は割と展開予想しやすいの自覚してますし先が読めない上にワクワクゾクゾクさせるの本当すごい
>>580
そうですね…どっちが先手になるかってのは分からないから仕方ないとして、前回のバトル開始時点ではプッツンしてなさそうだったっぽいのをどの辺で刹那ちゃんキレさせればいいかってのを知れたらなと。
俺なりに解釈も練ってはいますが上手く掴みづらいのと、両方クッチーさん製なので本家さんのバトル解釈が滅茶苦茶頼りになるので教えてほしい所かなって感じです。
>>608
中区が好きってのはルゥちゃん達中区の光属性と同じだけど、守る為の戦い方が違うタイプの奴って感じを意識しました。ぶつかり合って仲間になるタイプ的な感じ。作ってて思いましたが初期リョーガくんといい(まだ伏せる)といい俺はこういうタイプの奴大好きなんだなって。
マジかリーランドさん来るかもなんですか…!となるとアレですね。互いに尻尾を全く見せないので互いに正体を知らずにカフェの店員と常連になってる忍者と極道パターンが行ける可能性もありそうで妄想が捗るっすねえ>>607
そうですね…ひとつひとつの顔はとても良いと思うんですが、合体させるとどう接したらいいかわからなくなってくる感じが…しますね…
裏切りの負い目を抱えてまで復讐に生きようとしてるのにマスコット作る余裕はあるのか…?とか、13歳の少女が経営するカフェってそれだけで悪目立ちしそうだけど怪盗的にそれはいいのかな、とかそういう細かいところが引っかかる感じが…
でも合体させずに個々で見ていくと悪いところはないので、あとは要素しぼってスッキリさせればわかりやすく動かせるようになると思うんです…!
たとえばカフェなんかも自分たちで経営するんじゃなくて誰かに雇ってもらうとか、移動可能なお店にして所在不明の幻の店みたいにするとか…
なんなら私のほうでもトレーラーハウスに載せた移動式ダイナーとか考えているので、そういう方向で考えてみるのは…どうでしょうか…?
>>608
予定は……無いです
無いけどほしいです!あと何かの参考になればと思って突貫でまとめた企業の概要をペタリしておきます
『企業』
モザイク市≪横浜≫の西区都市中心部に本社を置くグループ企業。
人道や良識を放り捨てた利益最優先のビジネスに偏るために反発の声も多い。しかしそのすべてを私的に保有する軍事力で利益に変換しうる実行力を持つ。
土地と金を転がせるだけ転がして瞬く間にモザイク市でトップクラスの企業まで上り詰めた。保有する敷地範囲もまたトップクラスであり横浜のそこかしこで関連企業の店舗や看板を目にすることができる。
主な業務は土地の強奪と開発。港を武力占拠しての貿易業。割り箸から戦車まで手広く取り揃えた生活用品を取り揃えた品の売買、などなど。それらも一部であり末端の末端までたどれば手を出していないビジネスは無いとまで言われる。
極めつけは一部強奪した機神アテナの真体を工場として運用することで簡易・量産化に成功した『アイギスシリーズ』であろう。簡易ながらも神話に語られる武具を神の手に頼らず製造可能としたことで彼らは軍事的地位を確固たるものとした。
悪徳商売を絵に描いたようなビジネスを繰り返したことから周囲に敵が多く、当グループの扱う品の多くが「カモ」として狙われ始める始末。
それでもグループ全体が持つ力と利益は大きく、庇護下に入ろうとする者は後を絶たない。
参考になれば…幸いです…>>610
成程成程…確かにごっちゃになってるのは少し感じてたので、やっぱり修正する必要はありそうですね
とはいえ要素要素なら問題ないって言ってくれたのは結構有難いので、ちょっと要素絞って考えてみます。そういう点だとトレーラーハウスの幻の店ってのはマジで盲点だったというか滅茶苦茶アリじゃんって気がしてきましたありがとうございます。
幻とか蜃気楼とかとも合うし設定とも整合性出ますし、なんなら中区に戻ってくるのも簡単になりますし。最高かもです
あと補足というか擁護すると、裏切りの負い目抱いた上でマスコット作る余裕あるってのはアレです。真実の部分で自来也がせめて気持ちを楽にできるようにってカフェを提案した、ってのがあるじゃないですか。だから、カフェ(トレーラー?)が拠り所になって完全に病まずにはいられる、ってのをイメージしてました。悪目立ちの件は返す言葉もないのでトレーラーハウス変更で何とかする感じで
とりあえずカフェ→トレーラーハウスの変更版をちょっと考えてみますーとりあえず突貫で修正しました
ヨコハマを移動するトレーラーに乗り、移動型カフェ、しじまの池をサーヴァントのオガタ(自来也)と二人で営む新人類の少女。1年前から色々な場所を転々としているが、生まれは中区。
柔らかめでどこかダウナーな雰囲気を感じる少女。砕けた軽い口調で、なんとなく親しみやすい雰囲気を出している。
カフェもコーヒーやパン、ドーナツ等を売っているがどれもかなり良い味であり、神出鬼没の店ではあるが見つけたら来る固定客もそこそこいる位の人気になっている。
↓601の回想部分
そう、自己犠牲的で、ある意味自己中心的な決意をして。彼女達は中区から消えた。
そして、相棒である自来也が一つの提案をする。
商店街の跡地に残っていた、一つの大型トレーラー。この車を拠点にして、カフェでも営んでみないかと。(彼女の心を濁らせ切らない為の自来也なりの気遣い)
元々商売が夢だった彼女としては、断る理由もない提案だった。
その日、主従を乗せたトレーラーは中区を後にした。
そして、少女達は中区への未練を宿しながら、二つの活動を始めた。昼は、幻のように現れては消える移動型穴場カフェ、しじまの森の店員として。夜は、中区への陰謀を掻き乱す怪盗、ミラージュとして。
602辺りの部分加筆
そんな葛藤して軋む心を繋ぎ止め、拠り所にしているのはカフェだった。
情報拠点も兼ねたカフェだが、その商売は心の底から楽しい。故に、苦しい彼女にとって大きな心の拠り所で、心を濁らせずに繋ぎ止めているものとなっている。情報収集も兼ねてはいるが、それでも。カフェを営んで、自分の料理で人が喜んでくれる事は、嬉しいのだ。
とりあえず突貫ですがこんな感じにしました
復讐とか葛藤で苦しんでる心をカフェを営んで繋ぎ止めて、元気な心を保っていられるって感じなら整合性取れるかなと
どうでしょうか…!?そういえば自来也おじの戦闘ブラッシュアップなんですが、簡単に言うと宝具のフレーバー強化とモーションイメージ追加しようと思ってます
宝具は結界が完全に作動してる時は蝦蟇の攻撃力を筋力Cレベルにして、この結界がトーテム3つあって万全の時は 一体一体が筋力Cレベルの火力を持った蝦蟇達が物量とトリッキー攻撃とそこそこ高い火力で四方八方からガンガン押してくる っていう感じに強化してサーヴァント戦でも勝負できやすい感じにしようかなと。火力は一般クラスだけど攻撃が多段かつ予測不能トリッキーだから割と翻弄できるし援護もできる、みたいな。
ただ強いには強いんですが、三角形の形になるように結界の点の位置に配置したトーテムさえ破壊すれば幻想強化が弱体化できるっていう割とハッキリしてる弱点があるので、看破さえできれば一気にメタれるし設置の手間があるから壊しちまえば再展開は割と難しくなる。みたいな感じでしっかり弱点もあって攻略の糸口は割とあるので強さランク的には丁度いい位なんじゃないかなと。
あとは使い魔蝦蟇の攻撃モーションは変形とか入れてド派手にしようかなと考えてたり。刃展開して四方八方から全身刃物飛鳥文化アタックしたり複数連結してチャージブラスト放ったりみたいな感じで近年のFGOモーション並に盛りたいですね。星3想定な部分は逸脱せずにド派手にやりたい。
>>615
あっマジですか(反射でやってしまった)
いや本当に申し訳ありません、黒鹿さんが大丈夫なら良いんですがトレーラーハウス返却して俺が何かしら別の案考えるのでも大丈夫ですよ本当に
とりあえずトレーラーは兎も角としてキャラ的に大丈夫そうなのは良かったです、認定ありがとうございます!
あとは臨機応変にキャラとの関係性広げていって色々試行錯誤してく感じにします。現状の時点でもルゥちゃんだけじゃなくて企業側のリーランドさんとも正体知らずに関係作れる可能性もありますしサーヴァント達も未知数なので広げられますしね。可能性の塊ですよ>>617
あら可愛い〜!立ち絵風自来也おじビジュ描いてみました
あとイラスト欲はあるけどネタとキャラが思い浮かばんのでキャラとか軽めのシチュのお題ゆるぼします。皆さんのキャラでも善し!!出来る限り描くつもり
>>573
すごいマトモな良心な人なのに首の圧が凄え!!!でも倫理観割とまともな首フェチって結構珍しい気がするのでキャラ立ってるの良いですね、すき。
そんでイラスト見るにシルクハットで断面隠す気配りもあるって事でド紳士ですね。CPが捗りそう
アスミちゃんからの言及作りたいけど意外と難しいな…どんな感じの繋がりとかあったら嬉しいとかってありますか?
>>589
おぉ河上さんや…!そして解釈が新しい感じで個人的に結構好きですね。
あらゆる人間からの目を考える合理性の化身ってのかなり好き。ハマのセイバーって事ですし、その合理に揺らぎが出た時とかが面白そうだなって思いました。曇らせたい的な意味ではなくて心境がどうなるのかが気になる的な
組むマスターも楽しみですね。
>>617
自来也(手慣れてんなあの坊主…)
そして初ビジュの二人ですがめっちゃ可愛い。コンセプトもあって異国情緒感強く出てるのすき。
>>624
実際着想元はそれだったりしますねオガタさん呼び。それ見てアサシン霊基の方の人格を偽名にするのバッチリはまるやんけ!!ってなりました。
基本的にはオガタ呼びで自来也自身も「オガタって呼んでくれ」って言ってるので真名はそうそう割れない安心設計です。なおぐれおのコラボ特異点とかだったら真名看破EXで即刻バレると思われる
>>625
最近某アーマードなゲームで某私こそが企業だおじさんを見た影響もあってなんか大分企業を悪くしすぎたかもしれんなってなりましたが大丈夫そうで良かったです。
多分縁召喚だろうなって位には魔術のシナジーも性格も噛み合ってるコンビだと思います。あとイケオジと美少女の組み合わせは一度やりたかったので遂に手を出せますぜ>>628
はぁい、ではいかせてもらいます
知ってる人は知ってるヤツです「よーぅお前ら! 俺といっしょにあそぼうぜ!」
【氏名】ジャック・オー
【性別】男性
【年齢】不明
【出身】アイルランド
【身長・体重】181cm・73kg
【肌色】肌色【髪色】黒髪(焦げてる)【瞳色】赤色
【外見・容姿】ラフな黒っぽい服装に身をつつみ、腰のベルトに提げたランタンが目立つ悪人顔の男。鋭い目に光はないものの無気力な様子はなくむしろ常に楽しげ。笑えばギザギザの歯がちらりと見える。
【令呪の位置】右手の人差し指
【属性】混沌・悪
【好きなもの】誰かとあそぶこと/誰かであそぶこと、ゲーム(ジャンル問わず)、嘘にはじまる人をだますこと全般
【嫌いなもの】人の話を聞かないヤツ、真面目くさったヤツ、屁理屈こねまわすヤツ
【魔術系統】命の熱量
【魔術属性】火
【魔術特性】蒼炎
【魔術回路】質:D+++ 量:D+++ 編成:外付け
【起源】愛玩>>630
魔術・特殊技能・特性など
『悪魔騙しの囁き』
悪魔すら欺いた舌先の妙。天地人を惑わし誘惑する甘言。
ジャックの発言はどれほど荒唐無稽な内容であっても一定の信憑性を発生させる。
耳を傾けさせることに秀でた話術であり完全に無視することはできない。一秒にも満たない一瞬の間だけ、意識の内側を引っ掻く。
Eランク以上の精神防御、あるいは狂化および精神汚染スキルがあれば無効化できる。
『不死』
天国と地獄から立ち入りを禁じられたその瞬間、この魂は死と無縁になった。いわゆる不死身である。
肉体はその"瞬間"に固定されており、傷つけられても時間と共に元に戻る。全身が灰になろうが塵になろうが変わらない。
生と死の狭間を彷徨いつづける在り様そのものが罰であると言われる。罰の真っ只中にある彼の見る世界は余人の知るところには無い。>>631
礼装・装備など
『愚者の灯火』
腰に提げたランタンの中身。生も死も許されぬまま彷徨い続ける罪人の灯火、そのオリジナル。
おそらくは魔術礼装───なのだろう。悪魔から渡されたと伝わる灯りが一定の神秘に依るものであることは間違いない。
内部でめらめらと揺れる蒼い炎は持ち主の意にそって外界へ放たれる。出力先はランタンに限らず持ち主の身体のどこからでも炎が現れる。これを活かした"全身発火"などは不死身ゆえのパフォーマンス。
細かな操作も可能であり、ただのランプから火炎放射器までその用途は幅広い。
炎は魂食いと同じ要領で他者の命から熱量を変換して充填する。熱量の許容範囲は不明。ジャックは数十年から数百年、ことによってそれ以上の期間充填し続けたが、上限に届いた感覚は無いと語る。
『火器類』
モザイク市《横浜》のあちこちで手に入る銃火器や爆弾の類。手にする得物は日によって違うが人間一人が携帯可能なものであれば何かしらは所持している。
不死身ゆえに扱うことへの恐怖心はなく手つきも慣れたものだが練度はそこらのチンピラと大差はない。武器としてではなく火遊びのオモチャとして持ち歩いている。
『斧』
分厚い刃を柄の先端部に取り付けた刃物。ハチェットとも。
片刃で柄の長さは片手で振り回せる程度のもの。投げたり薪を割ったり人の頭をカチ割ったりできる他、家屋の浸入や車両の強盗という風にいろんなことに使える万能便利ツール。
しかし本人と違って不死身ではないのでたびたび壊れる。壊れるたびに新しい斧を探している。見つからないときはナイフやハンマーなどで代用。>>632
来歴
灯火ジャックと呼ばれる男がいた。
繰り返される悪行三昧に天の国から立ち入りを禁じられ、悪魔を相手に通した詐欺まがいの契約によって地獄にも行けなくなり…───男は、死と無縁となった。
現代でもよく名の通ったカボチャ頭の彷徨い人。起源をたどればカブに入れた魂の明かりを手にした罪人。
ジャック・オ・ランタン。正体とも呼べぬ彼のルーツが、それである。
そして現代ではモザイク市《横浜》の治安を乱す怪人。
殺人鬼、誘拐犯、空き巣、放火魔、爆弾魔、通り魔と思いついた悪事(あそび)になんでも手を付けるタチの悪い不死人である。
特に決まった行動範囲というものはなく、中区、西区、南区のどこにでも現れる。決まった根城は所有していないと思われるが実際は不明。
モザイク市《横浜》に流れ着いた理由はとくにない。
たまさか音に聞いたアテナなる機神のうわさ話とカミを巡る人間どもの悲喜こもごも。それが楽しそうだと思った。
強いて理由を述べるのならばそうなる。
───楽しそうだった。
そう思ったからなんとなしに足を向けて、彼は横浜の地をおとずれた。
背景も信念も野望もない。新しいゲームの新しいステージ。言わば遊びの気分で足を向けただけで、それにも飽きればまたどこかへふらりと消えるのだろう。
それまで彼は、ここにいる。>>633
人物像
嘘をつくのが好き、人をだますのが好きというイタズラ好きな少年心を秘めたホラ吹き野郎。大言虚言は日常茶飯事。
とにかくいろいろと極端。好きな人はとことん好きだが嫌いなヤツはとことん嫌い。食べ物の好き嫌いも激しくテンションの上り下がりも激しい。お祭りの行き帰りはテンションが真逆になっているタイプ。
本質的には無秩序、無軌道、無責任。ルールに縛られず思いつきだけで行動し、自分の発言の一切の責任を持たない。要は自分本位のク.ソ野郎だが意外にも我が身かわいさに保身へ走ることもない。だって不死だから。残機無限のカラダに固執する理由もない。
自分の身体。自分の持ち物。自分を取りまく関係。そういったものに彼は頓着しない。自分のことすら他人事のように……ゲーム画面の向こうにいる分身へそうするように、ぞんざいに扱うことができる精神性を持つ。それもまた不死であるから。不死であることに慣れすぎてしまったから。また不死であること以上に飽きっぽいから……である。
暴力は快楽というシンプルな理屈を好むために悪事を働きやすいが、悪いことしかしないというのも間違いである。思いつけば、思いつきに興が乗れば、本当になんでもやる。
カビたギャングにこびへつらうチンピラの時もあれば新興宗教の教祖になってる時もある。正義の味方のようにふるまったかと思えば明くる日にはケチな引ったくりのようなマネをしている。
本当に、なんでもやるのだ。彼の行動を規定するモノはなにひとつとて存在せず、また執着するモノすらもない。どこにでも属す一方で、誰にも縛られることはない。
その行動原理は快楽。『楽しい』と『面白い』のみに動かされる快楽主義者にして人格破綻者。あるいはどんな分身も楽しめるただのゲームプレイヤー。
それがジャックという男である。>>634
【一人称】俺【二人称】お前、アンタ【三人称】あいつ、アイツ
台詞例
「どーもジャックでーす。偽名でーす。よーろーしーくー」
「テト〇スやる? 楽しいよ? 俺弱いけど」
「ウソだよバ~~~カ! ギャ~ハッハッハ~~~!」
「あームリムリ。作業ゲーとか一番ムリ。そーゆーことならイチぬけピだ。あと勝手にしてくれ」
「へ、へへ、勘弁してくださいよ旦那ぁ。いくら不死っつっても無敵じゃねェし心だって痛むわけで……それをこんなぐるぐる巻きにされちゃあ、ねぇ? いや、ほんと、たすけて?」
「そうらそらそら祭りだ祭り! い~いリアクションだぜ人間ども! ホンットこの街は俺向きだなぁ!!」
「いやー俺って天国も地獄も出禁になってるぽくってさ、死ぬことの無いながーい人生に退屈してるんだよ。なので俺は常に娯楽を求めてるワケだ。……楽しませてくれよ?」
「危ないところだったなぁお嬢さん? ケガはない? 帰り道はわかるかい? 俺でよければ送っていって…………やるのはやっぱ面倒くせーや。ちょうど海あるし沈めとくか」
「アーイアーム不死! 別に死にたいとか思ってないから殺さないでくれよな! 死なねェけどな!!」
「…………あー……面倒臭ェー……」
「やっぱり反応があるってのはいいな。人間だとか人生だとかはこれがあるから面白い」
【製作者】黒鹿ファン>>637
【氏名】ギンコ(銀虎)
【性別】女性
【年齢】32歳
【出身】日本・関西地方
【身長・体重】160cm・56kg
【肌色】黄色人種【髪色】銀に近い白髪【瞳色】橙色
【外見・容姿】長く伸ばした銀白髪が印象的な女性
【令呪の位置】右手
【所属】フリーランス
【階位・称号・二つ名】銀の虎
【契約サーヴァント】丸目長恵(セイバー)(仮)
【人物像】
横浜モザイク市を拠点に活動中の便利屋。
中区と西区の境界に近い場所に事務所『Silver Cats』を構えており、表裏問わず様々な依頼を引き受けている。
飄々、かつサバサバとした性格で心の裡を人に見せず、いつもそれらしい事を言っては煙に巻くような喋り方が特徴。
横浜に来る前の事は頑なに喋ろうとしない。噂では、関西の辺りに住んでいたという話もあるが……?>>639
「猫と虎の尾は踏むな、ってね。先に裏切ったのはそっちだ。せやから――ここからは、うちの流儀でやらせてもらうで?」
【来歴・真】
その正体は、この世界線における加々見梓。
かつて第三次世界大戦が勃発し、大小合わせて三十を超える聖杯戦争が勃発したあの頃。奈良県の分家生まれに過ぎなかった彼女もまた、当然の如く戦火に巻き込まれた。
故郷は燃え、家族とは散り散りになり、本家もどうなったのか分からない。明日どころか半日後の我が身も知れない中、それでも懸命に少女は生きもがいた。
「絶対、みんなどっかで生き残っとる」
「今はまだ会えへんし、どこで生きとるかも分からへん」
「けど、うちが諦めたら全部終わってまう。だから生きる。生きて、生きて、生きて――絶対に、またみんなと再会するんや」
少女の健気な誓いは過酷な現実と瞬く間に流れていく時の中で削れ、摩耗し――気づいた頃には、戦争も終わっていた。
本家の人たちも、家族も。どれだけ奔走し、彼女が持ちうる限りの伝手を当たっても、ただの一つの足取りさえ見つからず。
そうして、少女からすっかり大人になってしまった彼女は。当たり前のように今日を生きる事だけを考えるようになった。
猫だった娘はもういない。ここにいるのは、『銀の虎』と恐れられ、今日をたくましく生きる女だけである。
……何の為に生きるのか。何の為に、生きているのか。その理由さえ見失ったままに。>>640
【性格】
現実主義的な、冷めた仕事人。
上辺は愛想よさげに飄々と振舞っているが、内実は長年の労苦と積み重なった無為の果てに倦み疲れ果てている。
便利屋としての顔も糊口をしのぐ為の糧として始めただけに過ぎず、横浜モザイク市の勢力争いにも興味がない。
「誰が勝とうが負けようが、無駄に血ィ流れて無意味に屍だけが重なるだけ」
「戦争も終わったのにアホらしい潰し合いなんぞ、付き合ってられへんわ」
都市の支配者であるカレン・アテナに対しても態度は一貫して変わらず、上辺こそへりくだっているが本音は「希臘から遥々流れ着いてご苦労様ですなぁ。で、いつ故郷に帰りはるん?」と極めて辛辣である。
そんなわけで、今日も彼女は事務所を訪れる者を待ちわびる。善かれ悪しかれ来る者は拒まず、ただし裏切る者には容赦せず。
彼女の『銀爪』に斬り刻まれたくなければ、くれぐれもご注意を――
【行動規範・行動方針】
基本的に敵になるか味方になるかは状況次第。
便利屋という立場上、扱い方次第でどちらにも転びうるが一度敵対すれば徹底して容赦なく追い詰めてくる。
かつての戦争経験から民間人に対してはある程度まで守ろうとする配慮も見せるが、それも無尽蔵ではない。
死ぬも生き残るも、全ては己の努力と運次第。そう考え、割り切れる冷徹さを有しているのが『銀虎』加々見梓という人物である。>>641
【属性】中立・中庸
【魔術系統】銀糸魔術
【魔術属性】火
【魔術特性】伝導・変質
【魔術回路】質:C 量:C 編成:A
【起源】埋める
【魔術・特殊技能・特性など】
・銀糸魔術
銀虎――加々見梓が得意とする、銀の糸を手繰る魔術。
少女だった頃と比べ練度と精度も格段に上がっており、より多くの銀糸を操れるようになっている。
相手に気づかれない程の細い銀糸を張り巡らせ、蜘蛛の巣のように展開する繊細なやり方から大量の銀糸を束ね上げ、そのまま叩きつける等戦闘面に関してもその進歩は同様。
中でも得手とする『銀爪』は当たれば分厚いコンクリート壁だろうとズタズタに引き裂く程の威力が込められており、彼女の二つ名『銀虎』の由来となっている。
戦闘時においてはサーヴァントに前衛を張らせつつ、自身は銀糸で後方から支援するのが基本。ただ時には自ら前に出る事もあり、相手の意表を突くなどクレバーな戦い方も好む。
一方でサーヴァントからは「単に死に急いでいるだけ」と辛らつな評価だが……>>642
【礼装・装備など】
・銀糸
彼女のメインウェポン。
その名の通り銀色に輝く糸束であり、日頃から編み上げられたお手製の逸品。
『銀』で『糸』という事もあって滅法熱に弱いのが欠点だが、それ以外に関しては強度も破壊力も折り紙付き。また、魔力を込める事で相手の魔術回路に干渉し爆発する導火線にもなる。
・9mm機関拳銃
自衛隊の短機関銃(サブマシンガン)。
本来は精鋭部隊の指揮官にのみ配られる高級品だったが、戦後の混乱と自衛隊の損耗もあっていくつかの武装が闇市に流出し、その内の一丁を手に入れたというのが大まかな経緯である。
サーヴァント相手には無力もいい所だが、瞬間的に大量の銃弾をばら撒ける事から銀糸展開前の目くらましによく用いている。
一方で地味に重い(2.8kg)事からしばしば「やっぱ捨てようかな……」と思われてたりもする。不憫。>>643
【サーヴァントへの態度】
一言で言えば仕事仲間。
かつての大戦中、紆余曲折を経て召喚する事になったサーヴァントであり今も何だかんだ契約し続けている。
加々見本人としてはサーヴァント相手でも生き残れる頼もしい戦力である反面、度々昔の離別を思い出しては「どうしてあの時――」と責めそうになっては自己嫌悪する複雑な感情持ち。
一方長恵の方はそんな加々見の心中を察しており、半ば孫娘を見守る爺のような気持ちと「もしも己が、もっと早く巡り合えていれば……」と益体もない考えを抱いては吐き捨てる難儀な感情を有している。
【役どころ・コンセプトなど】
物語冒頭~中盤辺りに出てきて話を動かす脇役。
初っ端から「騙して悪いが」案件に出くわし、ブチギレながらもどうにか生き延びようとあがかせるもよし。主人公たちとかち合い、一戦交えさせるもよし。あるいは仕事を協同する間柄でもよし。
裏切らない、もしくは敵対しない限りは便利屋としてそれなりに頼れる間柄になるでしょう。多分。ごめんなさい黒鹿さん、俺は阿呆でした
トレーラーハウス=移動式店舗みたいな認識でしたが調べたら大分違かったっぽくて本来のイメージに合ってたの移動式カフェ(調べたら出てくると思います)の方でした。勘違いかましました
という訳でトレーラーハウス要素を返還してアスミ自来也の拠点を移動式店舗にしたいです。
私はド阿呆です、ごめんなさい
>>636
うわでた でたわね いや本当に何だかんだで悪でも芯はある奴らばっかだったハマに冗談抜きのやべー奴が現れなすった
何するか分からない上に危険人物だしどこに出るか分からないっての凄いアレですね、イビルジョーとかラージャンとかバゼルギウス枠みたいな雰囲気を感じますねコイツ…乱入フリーダムやべーやつ枠…
>>645
加々見オルタだと…!?僕のデータに無いぞ!
それはさておき良いですねこの子。仲間にも敵にもなりそうというか、結構どっち側寄りってのがそこそこ分かりやすいハマの中でどっちにも転べそうな雰囲気出せてるのは動きのバリエーション増やせそうで好きです。
あとサーヴァントは仮の老丸目さんのままでも良いんじゃないかなと個人的には思ってます。相性合ってそうですし一緒にいて違和感は無さがというかコンビしてる絵面も思い浮かびやすいなと。あとイケオジ同士で敵にしろ味方にしろうちの自来也おじといい絡み方できそう感。落ち着いた古風な口調だけど荒々しさを秘める丸目さんと気怠げで荒っぽい口調だけど冷静な自来也って感じなので面白そうだなと。>>651
確認しましたー
何ひとつ期待を裏切らずに最期まで愉しそうに逝ったなぁ耿実さん…無意識にすら死の恐怖も無しにずっと自分が夢中なものこと考えておるわ
最初から最後まで一貫してたなぁ
ヴェト・ヨルムンガンドの描写も良いというかこういうのがとっても好物なので良きにございます。データ上では建物の崩落としか記録されないものが………ってところも私、大好きです>>647
>仮の老丸目さんのままでも良いんじゃないか
ありがとうございます
セイバー丸目を仮にしたのは、魔境化まったなしなモザイク横浜だと生き残るには厳しいかという考えもありまして
ただまあ前線で大暴れして活躍、というよりは適当に引っ掻き回すのがメインになるかもなのでおっしゃる通りセイバー丸目のままでいい気もしてきました
勿論ご希望の方がおられればそっちにします!なので企画が本格始動するまでは募集続行という事で!
>>651
確認しましたー
最後までらしいと言いますか、これもまた見事な最期でした
負傷の方は…まあ、終わった後で考えるとしまして。実質うちはこれで戦線離脱って所でしょうか
ここから先はサーヴァント戦がメインになるでしょうし、流石にこの有り様じゃ何もできないので書くにしても撤退描写がメインになるかと思いますカレン・グールsを使うチャイニーズマフィアの規模やらは扱いはどうしたものか悩み悩み
愉悦部さんいらっしゃるかな…
>>653
そうですそうですそのジャックです
名前が違ったりするのは前にイコマさんがジャック・オー表記で使ってくれたのが嬉しかっこよかったのでそっちに合わせました
なるほど二人三脚と……
便利屋としてぱっと見た感じだと主従ともに依頼が来るのを待つタイプに見えたので、そこで自分から依頼を取ってくる助手的存在がいれば導線が増えて動かしやすくなりそうと思ったんですが……どうでしょう?
もちろん二人三脚体制がダメってことは全然ないです。ハイ。私の案リスク面じゃ思いっきりマイナスですし…サマリテンヌの構造を上手いこと図解したかったけど字が汚すぎたので御破算して代わりにギヨームを書くなどしてました
橋、しかも霧のかかる橋なんていう湿度エグそうな場所にいるので春夏秋冬癖毛に悩んでます。たぶん眼鏡の結露にも悩んでる
>>590
こちらのサマリテンヌについての返事遅くなってしまいすみません、色々整理してました
ひとまず大前提としてサマリテンヌはポン・ヌフをかなり意識したもので、それゆえに橋も二つで一つの形になっています。可動時はこの二つが接合部で分離してそれぞれ上方にではなく左右に回転して、先が濃霧(彩霧)に包まれて見えなくなります
この時二つの橋は両方ともおっしゃる通りワープ装置の機能を果たしており、どちらから渡っても目的地に辿り着けます。
そしてここからが見解の相違だと思います。サマリテンヌの二つの橋は一つで既に出入り口どちらも担っており、霧が造った虚像を歩かずとも本来なら目的地にはダイレクトに接続できています。川は中央部が出口、橋のはじめが入り口なので渡っていることにはなります…要はもう半分の虚像の橋を渡る工程は完全に無駄工程なのです
ただここで前提の「サマリテンヌはポン・ヌフを意識した橋である」というのが出てきて、ポン・ヌフである以上は橋を二つ分渡ってもらうことになる、という制約のようなこだわりのようなものがかかっている感じです
こういう縛りまで設けてでも再現して頑丈さの担保にしないといけないくらい転移はRequiem世界でも大変だよ、みたいな…伝わりますかね…?>>664
ではざっくり紹介をば。
アレウス
四十代。『南区/住宅街エリア』で近年幅を利かせている大富豪。
『Mr.エンターテイナー』『ザ・クレイジージャーニー』『金と視聴率の亡者』『リングの王』『悪徳ルーラー』『南の成金野郎』『配信厨』『アレス神の化身』など様々な渾名を持つ、大柄な男性。
派手なスーツの下には、暴力慣れした筋肉が詰まっており、見るからに只者ではない。
『人生は消費する娯楽』『力こそ全て』がモットーの配信会社オーナーであり、裏方スタッフを含めてかなりの人数を有している。アレウス自身も様々な番組に出演しており、顔を見ない日は無い。
格闘から料理、麻雀、歌、討論、百人一首……ジャンル問わず、所属配信者や飛び入り参加者も問わず、あらゆる対決/勝負もの配信しては巷を賑わし、大金が飛び交う。>>668
感情の起伏が激しく、カメラ(他人の目)を気にするナルシストながら、面白ければ配信者のラフファイトも見逃す悪徳オーナー。
彼が許さないのはただ一つ───エンターテイメント性が無い勝負、それだけであり、一度「面白くない」とアレウスが感じてしまえば試合は速攻中断、時には冷酷無慈悲な彼とサーヴァントによる公開処刑へ配信が変わる。
この拘りは彼の歩んできた過去から。
かつて、親の借金の代わりにチンピラ組織に拉致られたアレウス少年は、そこで非合法の賭け試合の格闘家として飼われる。
ズタボロになる自身を酒に笑い合う観客たち……負ければ死、観客らの機嫌を損ねるような戦いをすれば死……そんな環境で育ちながら、力をつけてきたアレウスはチンピラ組織を乗っ取り、今日までのし上がったのだ。
だからこそ、この生き方しか知らず、それで成功してきた彼を止めたければ、力で決着を決めるしか無いだろう。
しかし、それに成功したチャレンジャーは未だいない。>>669
「……素晴らしい、おぉ、なんて胸打つ半生……!このアレウス、実に!実に感動したッ!!」
「なぁあんた、此処で終わりたくねぇよな?裏切った連中を見返してやりてぇよな?なら、一世一代の賭けに出てみないか?」
「さあ、流血と闘争の神アレスの名の元にィ!今宵も最高のショーが始まるぜ兄弟!」
「ふぅむ、ふむふむ……お嬢さん、ラウンドガールかバニーガールの仕事に興味はあるかい?」
「さあ試合の途中だが、ここでスポンサーの紹介の時間だぜ!」
「今日の番組は提供案件という事で───ふわモコゆめかわパジャマのご紹介です♪」
「面白くねぇな、実に面白くねぇ───残念だが、試合は此処までだ」
「そう!悲惨な人生も、好敵手との真剣試合も、他人から見れば娯楽に過ぎないのさ!……お前も、そしてこの俺だってな」
「俺のやり方が気に入らないならば───力で示せッ!!」
「クク……機嫌損ねた女神より厄介なもんなんて、すぐ手のひら返す人間たちに決まっている。愛せる(わらえる)だろう?」そういえばギヨームに怪人首切り男してもらうことにはなったけれどルゥがそれを知っているかどうか考えなくてはいけなかった
年齢的にもギヨーム側の配慮的にも知らない方が自然だけどそれだと彼女の曇らせポイントが「慕ってるカレンシリーズのグール化」「幼馴染の暗躍」に+されてしまうのはちょっと…うーむ
>>667
まあ座高とか考えると半分はヒールだし言うほど際どくない疑惑ありますがね。クリノリンにヒールという転んだ時のリスクがこれまたダイタン
そういえばジャックさんin横浜での彼のサーヴァント候補に拙宅のサルダナパールを挙げていただいているのを遡る中で知ったのですが、もし彼で考える場合フォーリナーはRequiem世界だと召喚できないみたいなので適性のあるバーサーカーの時の設定とかって作っといた方がいいですかね?
>>671
外見とか全く視覚化されてないこの段階でもうギラギラしていらっしゃる…!指全部にメリケンサック代わりの指輪じゃらじゃら付けてそう
半生もあって他人を食い物にはするけど自分を食い物にされる側にはずしてないところに独自の深みとそれに伴うカリスマ性が滲んでいますね>>672
わー!指輪めちゃくちゃつけてそう……!
ある意味で弱肉強食を忠実に体現した悪役です、はいかく言う自分も『道の一族』の代表作である全隣街の概要が出来ましたのでキャラシと一緒にというのも手間だし今のうちに投下しちゃいます
『全隣街』
戦前における横浜中華街にあたる位置(現在の南区/住宅地エリア)に広がる大規模なパサージュ。当時のシンボルであった大門より名前をとっている。
横浜において中央部たる中区と周縁部である他区は“道の一族”による区画整備によって大別され交わり難い関係になっているはずだが、他ならぬ“道の一族”の人間であるワレランが築いた当施設は入場出店ともに一切の制限を設けていない。
経歴不問・職種自由。高級コスメ店の隣で薬は薬でもドラッグを密輸していそうな薬局が、庶民的なコロッケ屋の向かいにはトーナメントのダフ屋が並ぶ、そんなカオス極まりない文字通り「全てが隣あう道」。異国だらけのシャンゼリゼ。犯罪者、遊歩民、捨て去られた存在たち、全てがここでは市民(シトワイヤン)になる権利を持ち、群衆と化す義務を課される。
当然ながらこの街を周縁から中心(この場合の中心は中区ではなく所謂成り上がり)に渡るための道として利用しようとする輩も多く、裏も表もないだけに一般人と半グレ、ないしスジの者が平然と交流や交渉をしてしまうこともままある。
あるいは群衆にとって、施設主にとって、そこはショーウィンドウの向こうで繰り広げられるそんな非喜劇を商品として消費する天井桟敷なのかもしれない。>>674
平時には治安維持管理といった業務は為されず上述したような悪行が展開されようと不介入。施設主が介入するのは路上などの多人数に向けた直接的な迷惑行為に対してのみであり、その際はワレランを中心に近隣の商店主たちさえ集まって下手人を追い立てる。なんなら道行く群衆さえそんな大捕物に加わる始末。
陰と陽、裏と表。群衆は自身にとって直接被害を蒙らない以上はどこまでも無関心になれる。悲喜劇の舞台から殺人鬼が飛び出してこない限りはこのパサージュはどこまでも「平和」であり、そして飛び出してきた瞬間、人々はリンチという名の愚者の祭りに飛び込む。
こういった群集心理を利用した全隣街は、しかしそれ自体に神秘の類は介在しない。むしろ神秘によって全隣街が成り立つのではなく、全隣街によって成り立つ神秘がそこにはある。
すなわち群衆によってひたすら非現実の演目として無化される陰にして裏の世界と「あり得るが物質界にない」虚数空間との照応。例に挙げた薬局やダフ屋、銃火器の販売店や違法な礼装の改造店など…そういった不可視化された夜闇に潜む者たちをまるっと呑み込み収納する虚数属性の技術。
虚数属性を扱うワレランは全隣街を大規模な実験場、あるいは礼装として機能させ自身の手繰り寄せる範囲や物の質量を拡大させることに成功した。全隣街の怪しいお店のものは事実上なんであれ彼がいつでも虚数空間を通じて取り出すことができるのである。
こんな感じ〜。ご査収のほどよろしくお願いいたします今年のバレンタイン絵マジでどうしよう
流石に禁断の船女子リメイク三度打ちはアカンだろうしマジでどうしよう
ハマのアスミとルゥにするか切り札(裂ムジ)切るかの二択か…?
>>649
そうそうワゴン車の移動販売って感じです。通じて良かった
成程クルペッコ枠…それはそれでやべーやつ召喚してくるタイプの奴でタチ悪いな?
とはいえ何でもできるタイプの悪ってのは楽しそうですし動かすのが楽しみですねえ
>>650
そうですね、レスバについては一応打ち合わせておきたいです。多分ローテーション的に割と速攻で終わらせる必要ありそうですし詰め方も考えないと
>>651
六蘭さん…最後まで良い空気吸いやがった…ここまで最後まで貫き通すキャラってのも魅力があって良いですよね。
狂った奴ではありましたが、何だかんだで折れない奴でカッコよくはあったな六蘭さん…何だかんだで好きかもしれないです
>>665
可愛いッ!!小生大変好みですねぇ好みですよぉこの子
オシャレな異国風ファッションとブルアカのゲー開感あるあどけないロリ感のマリアージュが小生を狂わせる
あ、そういえばアスミちゃんのキャラシ投げてましたが納言さん的にはどうでしょうかあの子?>>671
イメージと違って名前の響きがキレイだなと思ったらそういうことか…!めちゃんこワルな方のアレス神の体現者じゃないですかこの人!
いやしかし納得のモチーフ。これなら絶対アテナ的には目の敵にするし必然的に他組織に目が向きにくくなる…!
あと意外だったのが配信者なとこですね。てっきり見せしめパフォーマンスのためかと思いきや会社ぐるみでちゃんとやってるっぽい…?
>>672
でも知っている想定でいくとルゥちゃんはどう考えても10歳未満の幼さで首切り怪人を受け止めることになりません…?
それはそれで酷というか、性格面に良くない影響が出そうな…
> フォーリナーはRequiem世界だと召喚できない
そうでしたっけ!?たしかにボイジャーくんは……いやでもエウクレイデスさんがフォーリナーでいたような……??と、とりあえずサルダナパールさんに関しては保留で!原作確認してからで!
>>675
スーパー万国博覧会だわこれ…!先に聞いていた公平性の寄るものでしょうがすんごい混沌っぷり
ただの通行人にはわりと無関心、守るのは街主体での治安とはえらく尖った公平性で……ある意味で南区の都市部エリアみたいになってますね
気になった点はワレランさんが虚数空間を通じていつでも取り出せる、ってところでしょうか。この神秘が周知されているとしたら、全隣街にお店を出す人はワレランさんに全部預けるくらいの心構えが必要なんでしょうか?横浜の追いつかなそうな部分は鱒鯖問わず借りれそうなキャラをバンバン借りようと思っていたんですが
サーヴァントはともかくマスターとなるとモザイク市仕様に改変しなきゃいけない部分が出てくるからやめておいたほうがいいですかね…?
>>694
ゆるゆるでかわいい
カクカクしながら謎の小話してくれそうRequiem時空でのフォーリナークラスの召喚の是非の件、私の方でも原作確認したところ2巻11章で自分が不可能だと思った理由が載ってました
第三次大戦でフォーリナークラスが暴れたせいで敵味方問わず被害を蒙った結果みんなフォーリナーに忌避感を覚えるようになった、ということで
存在が確認されているエウクレイデスさんはそんな中で召喚された「モザイク市唯一のフォーリナー」らしいです
ただこれはエリセが「私の知る限り」と銘打っていたことから考えるにかなり狭い範囲での認識っぽいのもあってそんなに重要視すべき文言ではないかな、というのが個人的な見解
不死者のジャックさんにとって第三次大戦での被害なんて気にしようはずもないことだろうし、なによりそんな忌避される存在を喚んでるって時点で彼の性質が見えてくるようにも思えるので、少なくとも自分はサルダナパールがフォーリナークラスで召喚されるのセーフ!オールオッケー!と取り急ぎFA
混乱させてしまい申し訳ないです…キャラシがたくさん投下されると新作ゲームのHPのキャラクター欄を見ているようでテンションが上がる中納言です
相方が未定なのも全開示前って感じがしますよね。サムレムのワクワクを思い出す〜
>>589
新解釈河上さんだ!人外故の底が知れない感じと人斬りとしての淡白さがマッチしてますね〜
宝具の元になった逸話やWikipediaにあった「広まっている写真は別人」という記載に見られる不気味さの理由にもなっているようで横浜の治安の悪さに伝奇要素も追加されそうですね。どんなマスターと横浜を生きることになるのか楽しみです!
>>607
WIPのキャラ画を見た時は思いの外あどけないなと思っていましたが…しっかり成長期でしたわね…13歳でこれほど…
経歴読むに自来也さんは元々アスミちゃんの親御さんが契約していたのが間際に親から子に契約が変更されたって感じでしょうか?こういうの、エモくて好きなのですよね…子供の頃から「オガタさん」としてお手伝いしてたのかな、とか色々妄想が捗ります
個人的に気になったのは西区に移って怪盗業初めてからもルゥとそこそこな頻度で会ってそうなところですかね。てっきり一騒動あった後は会わなくなって、久々の再会が怪盗中で…みたいなこと想定していたので…これはさすがに曇らせがすぎたようですが、中区に葛藤がある以上はルゥの方から出向いてる、と考えるのが自然ですかね?
西区拠点の一族であるギヨームとの繋がりについては↑のルゥの方がお店に出向いてる形ならほか二人も(「アスミちゃんってすごいのよ!」という友達自慢のために)連れて行くことがあるからそこで知り合うこともあるでしょうし全く無縁ということはないと思います
或いは一応ルゥのお目付け役として彼女の周りにも気を遣ってるだろうしアスミちゃんが西区に来た時に「もしかしてルゥ嬢と仲の良かったシラコマさんちの…?」となってルゥにそれを話したことでルゥがアスミちゃんのお店を訪れるようになった…みたいな起点にもなると思います。どちらでもどうぞご随意に〜>>699(続き)
>>636
フォーリナー云々の時に触れましたが改めて見るとやっぱりろくでもないですねこの人()不死になったからってのもあるでしょうが元々の天国地獄両方出禁の素質からしてエンジョイ勢愉快犯になる素養はあったんだなぁって
みんなが不死の世界になったからこそ精神性の違いが如実になって、根源的な生死を問うことが自然とテーマになりそうなあの世界観に対して面白いくらい対存在…
>>645
やはり戦争は悪ですわね…でもこういう戦災の傷を抱えた存在がいるっていうのも不死だったり一人一騎サーヴァントだったりと一見明るい世界な中の拭えない仄暗さを感じられて大切だと思いますので、辛いけどギンコさんというキャラとても好きです
NCの最終戦の真正夢装での巫女服がとても印象に残っているのでギンコさんにもそういう千早的な意匠があるとよりいっそうお辛くなりそうでいいなと勝手に思いました(こなみ)>>677
そうなんですよね…一応「橋の建築のための生贄」という建前兼用途はあるのでそれで納得する腐っても魔術師の子ムーブを取らせようかとも思ったのですが、Requiem世界って不死になったからいっそう皆死に忌避感を持っていそうで…いくら魔術師の子とはいえ、ルゥ、いけるか…?と
なので知らないことにしようと思います。大丈夫お前なら堪えられる、この三つの曇らせポイントが重なったりでもしない限り…という念を込めて(なおカレンsグール案件が当初よりいっそうヤバくなってそうな模様)
全隣街の虚数取り出しに関しては実はワレランは利用者に対して普通に秘匿してます。まっくろくろすけ
「もしかして、阿漕な日陰者でもタダで甘い蜜啜れるってそう思ってたのか?何の代償もなく太陽の下で商いができるって?おっめでてぇお人だなぁホント!」ってノリ。仮に特定されてもこう返すと思います
メタ的に言うとこれで日陰者になるしかなかった人が全隣街にお店を出してたら形見を無くしてしまって、サーヴァントと共に捜査した結果このシステムに気づいたけど証明もできず武力行使しようとすれば袋叩きにあって泣き寝入りするほかなくワレランに恨みを持って…みたいな一波乱の導線にできそうだなと思いまして
>>694
全員ルナちゃんくらいの頭身になってそう。小さいから冒険って言っても時計塔内に範囲が留まってそう
……むしろ逆に見たいな、時計塔内船SS最新話、多分日曜までには行けます
ある意味攻めた回かもしれない
>>699
はい成長期ですよデカいですよ。あと何気にうちの子はスレンダーなイメージあるかもですがそこそこ胸はある子多いんですよね。とはいえスレンダー多めなのでそろそろムチムチな奴も作りたくはある。
マスター変更についてはどっちでも面白そうだなって感じでまだ悩んでたりしますね。元からアスミのサーヴァントで見守ってたのも良いし親からマスター権移ったパターンでもエモいしで決めかねてる所はあります。ちょっとゆるぼ感覚で意見を聞きたくはあるなと
そうですね…最初は疎遠→ルゥちゃんと怪盗時に再会するパターンにしようと思ったんですが、それだとかなりしんどいので今でもたまにルゥちゃんから会いに行くパターンの方がまだ気持ちは楽かなって感じかなと考えてたりします。
ルゥちゃんから二人に会いに行って、そのままワゴン車でドライブしながら二人で他愛もない話をしたりその辺で遊んだりするみたいな感じの仲良い関係性とかどうかなと考えてます。
でも自来也が夜の西区とか怪盗絡み企業絡みについてそれとなくルゥとかルゥの鯖に釘を刺す感じにしようかなと。きっと、ルゥにバレたくないアスミと怪盗だなんて知らないルゥが出会ってしまったら互いにとって絶望になるから、みたいな。でも多分出会うんだろうな…
そんでギヨームさんの奴いいですね、採用したいです!なんならギヨームさんがミラージュ=アスミと先に看破してしまう、ってのもアリかもです。
>>701
た、多分アスミちゃんに関しては主従両方怪盗の道選んで戦う道選んだ事に関して罪悪感感じてるからそれを察したルゥちゃんが吹っ切れて対峙して引き戻そうと手を差し伸べたら手を握ってくれるから…曇らせポイントの中では一番解決難易度低いと思いますから…多分大丈夫…多分…>>700
生と死が重要ワードになってそうなRequiem世界に中指立てていくやつです。アテナ神にも中指立てていきそう
まぁ賑やかし要員なのでポジション的にはモブとか一般市民とかと大差ないです
>>701
ルゥちゃんも大変だァ…本格始動する前からしんどい未来いっぱいだけどがんばってほしい
アテナ神視点でも敵っぽいヒトが順調に増えてるから一緒にがんばろうね…
あ、ワレランさん虚数取り出しについては黙っているんですね?
そういうことならおっけーです。ノープロブレムです。導線作りも兼ねているということで何も言うことありません
いい性格してそうなワレランさんのキャラシが俄然楽しみになってきましたよ…
>>702
ああこわいエンジンかかってる…これは正義の味方役の警察組も気合い入れねば…
目立ってもらう「巨悪」についてはひとまず上に出てるレージュさん作のアレウスさんを第一目標にあれこれ考えてます
巨悪系のサーヴァントで言えば候補すら見つかってない状態です
まぁいたとしても治安悪い街に巨悪なんてなんぼおってもええですからねってことでじゃんじゃん作ってくださいなという事でなかなか遅れちゃいましたが、談話室更新しました。京極さんには確認とかをして欲しいな、と
あとなんか自分関連の案件ってありましたっけ?>>703
個人的には親からサーヴァントを遺されたって構図結構好きなので変更パターンに票を投じたいところ…でも確かに元からサーヴァントであった場合も例えば親御さんのサーヴァントと自来也さんとのあっはずの関係を考える余地ができたりして…捨てがたい美味しさですね
>ルゥちゃんから二人に会いに行って、そのままワゴン車でドライブしながら二人で他愛もない話をしたりその辺で遊んだりする
なるほどなるほどー。ワゴン車ドライブ楽しそうですね!選挙カーじみた真似してお店の宣伝とかしようとしそう。あとルゥが好きだからってメニューにクイニーアマンがあったりするところで私はてぇてぇを感じたいです(強欲)
>ギヨームさんがミラージュ=アスミと先に看破してしまう
ルゥの曇らせポイントとともに増えるギヨームの胃痛ポイント…哀れ…ですが吉とも凶とも出かねない良い案だと思います!
>>705
あらかわいい〜!何気に髪色目色が補色関係にある感じからもうすでにてぇてぇのスメルを味わえるのが中納言ですわよ
p.s ルゥのファッションに関しては参考にしたベルエポックの服飾があまりにも優勝してたのが強いですの…是非ともお調べになって…あとリバース1999のザザビー…
>>704
将来有望、かわいい子には旅をさせよ的サムシングが詰まってますね…カア様ともども上を目指すにはあまりにも足元が現状でもおぼつかなし…
良かったですー。他の一族が利用者に恩恵をもたらそうと神秘を駆使してるのに対して全隣街は徹底的に利己目的です
ただ出店者たちもサーヴァントと契約しているでしょうし、彼らにバレないためにもそういう工作ができる(それでいて時々その工作に抜けが出る)サーヴァントを見繕う必要がありそうでして…条件がないのも難しいけど条件ありもこれはこれで探すの難しい…
>>706
お久しぶりですー!本戦の方に伊草のレイドの折り返し回を投下しましたので、状況整理も兼ねて確認してほしい…くらいですかね?>>707
スレ閲覧はしてたりするんですが、なかなか発言するタイミングがね……
なので本戦も確認はしていたり。ヨルムンガンドのああいうコード感というか、デジタル怪獣?みたいな雰囲気とか好き660で言ってた便利屋の助手的存在の設定が固まったので、投下します
>>710
【氏名】黒野仁美(くろの・ひとみ)
【性別】女性
【年齢】歳
【出身】十五歳(厳密に言えば二十九歳)
【身長・体重】152cm・47kg
【肌色】黄色人種【髪色】黒髪【瞳色】黒色
【スリーサイズ】80/57/82
【外見・容姿】銀メッシュ(後述)が一筋混ざったショートの黒髪が特徴的な、中肉中背の少女
【令呪の位置】左手
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】銀糸魔術、強化、変容魔術(詳細は後述)
【魔術属性】水と地
【魔術特性】変質、融合
【魔術回路】質:B 量:C 編成:やや変質
【起源】『流転』と『固着』
【所属】便利屋Silver Cats
【階位・称号・二つ名】便利屋の武力担当、キレたマシンマスター>>711
【契約サーヴァント】レーヴァテイン・オルタ
【魔術・特殊技能・特性など】
・銀糸魔術
魔術の師であるギンコ(加々見梓)から教わった魔術。
師匠程得手ではない事と本人の適性もあって、戦闘よりも工作・陣地作成に向いたモノとなっている
例:ワイヤートラップ、落とし穴、索敵等々…
また、どういう訳か銀糸による侵食(クラック)も可能としており、PC等の電子機器に干渉してハッキングする・(時間をかければ、の条件付きだが)建物の一角を侵食して意図的に崩落させる事も可能。
とはいえ術者である仁美自身への負担も大きく、余程の事態にならない限り濫用はギンコ直々に禁じられている。
・強化
シンプルな強化魔術。
主に身体能力と武装に用いており、こちらはより戦闘に特化したものとなっているのが特徴。>>712
・変容魔術
レーヴァテイン・オルタの『助言』により編み出された、黒野仁美の魔術。
銀糸を触媒にあらゆる物質・物体・構造体に干渉し、その対象を決定的に『変容』させてしまう術。
例えばコンクリートブロックに干渉すれば材質そのものを泥団子のように脆く、貯水槽に干渉すれば一転して猛毒の汚染水に、そして人体に干渉すれば筋肉や神経・骨格等を致命的なまでに歪ませる事ができる。できてしまう。
魔術の類である為、当然格上相手には弾かれたり逆にカウンターされてしまうリスクもある。また、干渉対象の規模が大きくなればなる程仁美への負担も増す為、迂闊に使用できないハイリスクな魔術でもある。
彼女自身、この魔術の危険性を(完全に、とは言い難いが)理解している為滅多な事では使わない。
ただし、ギンコ等身内や大事な人に危険が迫った場合――彼女は、その禁じ手を躊躇う事はないだろうとも。
現在はギンコにも黙ってこっそり練習中。ちなみにバレた場合、ギンコは間違いなく般若の形相で止めに入るし二度と使わせない。何なら四六時中べったり監視までする。
【礼装・装備など】
・銀糸の束
ギンコより与った、護身用の魔術礼装。
魔力を通せば仁美の意のままに、とまではいかないものの。先に上げたような使い方の他、ちょっとした護身具にもなる優れもの。
・AK-47
ロシア製の自動小銃。
モザイク市横浜においては珍しくもない代物で、しばしば闇市で叩き売られている。
その耐久性と手に入りやすさから長く愛用しており、仕事中の抗争でも存分に使い倒しているとの事。
ぶっ壊されてもすぐにまた新しいのが手に入る所も高ポイントなのだとか。>>713
【外見・容姿の詳細など】
銀のメッシュが一房混ざった、ショートの黒髪が特徴的な少女。
服装はジャケットにショートパンツとカジュアルさ・動きやすさを重視したもので、胸元を抑えればギリ少年として通る程。
目つきは鋭く、常に何かを警戒するように周囲を見回している。
イメージカラー:深海色
特技:逃走術(とにかくやたら逃げ足が速い)、言い訳、騙し透かし
好きなもの:ギンコの銀細工、甘いもの全般
苦手なもの:創作物全般(特にライトノベルや漫画等)
天敵:ギンコ(頭が上がらない、という意味で)、レーヴァテイン・オルタ
【一人称】私 【二人称】あなた、彼、彼女 【三人称】あいつ
台詞例
「便利屋Silver Cats所属、黒野仁美です。……何ですか。こんな女の子が社員で文句でも?」
「ギンコさん、たまには休んだ方がいいんじゃないですか? ここの所、ずっと働き詰めじゃないですか」
「え、『年長は若い者の分まで苦労を背負ってなんぼ』? ――はぁ、バカな事言ってないで一旦寝てください。心配しなくても、社長の分まで働けますから」>>714
「(無言でレーヴァテイン・オルタをぶっ叩く)。口の利き方には気をつけて。私になら何を吹き込もうと構わないけど、ギンコさんまで嘲るのなら許さないから」
「『具体的にどうするのか』って? そうだね……シュールストレミングでも巻いた状態で、敵陣に突っ込んでもらおうか? そのまま自爆してくれればいい感じの嫌がらせになるでしょ」
「――焼き尽くせ、オルタ。塵も灰も、何も残らない程に。全部!!」
【来歴】
第一回聖杯大会の準優勝者、黒野双介の妹『だった』少女。
元々は両親や兄と共にとある地方都市で暮らしており、日々の生活に『多少の』問題は抱えながらも楽しく過ごしていた。
転機となったのは十四年前、史上最大規模の大戦――『聖杯戦争』が始まった事。
当初は、遠い向こう側の話だと思っていた。時折テレビや新聞で報じられる、こことは別の地域の話だろうと。
そんな甘い考えは、彼女たちが暮らしていた街で聖杯戦争が勃発した事であえなく崩れ去った。
最後に覚えているのは、燃え盛る街並みとそこかしこで倒れ伏した人々。そして、サーヴァントと共に自分を必死で逃そうとしてくれた兄――黒野双介。
兄の尽力も虚しく、自分は燃え盛る街から脱出できないまま行き倒れ……
そして、気づいた時には冷凍カプセルの中にいた。>>715
治療に当たったスタッフ(自称)曰く、自分は運が良かったのだと。
当時まだ試験運用段階だった冷凍睡眠(コールドスリープ)技術と、それを転用した新たな治療法。
試験運用故に大っぴらに募集を募れず、さりとて眠らせるにはあまりにも惜しい――そんな彼らの悩みは、聖杯戦争勃発と共になくなった。
何しろ『実験体』ならそこら中にいる。当時の医学・治療体制では手に負えない・間に合わない哀れな被災者たち。役所ごと、都市ごと燃えた為に戸籍を確かめる手段も失われ、それ故に彼らのようなアングラも厭わない集団には絶好の機会だった。
そして。その『実験体』に偶々、本当に偶然選ばれて――黒野仁美は、九死に一生を得た。
あるいは、得てしまったというべきか。
何しろ目覚めた時点でそこは十四年後の世界。家族も知り合いも消息不明で、故郷の町は当に燃え墜ち、今は無人兵器が闊歩する危険地帯。
というかそもそも自分の立場さえ絶対的に危うく――つまる所、彼女は完全に孤立無援の一人ぼっちになっていた。
スタッフに言われるがまま、いつの間にか埋め込まれていた“聖杯”によりサーヴァント――レーヴァテイン・オルタを召喚させられ。
さらにそのまま「今後は自分たちに従い働くように。できないというのなら、今この場で君の“聖杯”に仕込んだ自爆機能を作動させるよ?」と脅迫され
挙句当のサーヴァントは自分を助けるどころか心底くだらなさそうに見下してくる始末。
いよいよ状況への理解と対応が仁美の理性を振り切りかけ、自棄になってしまいかけたその時。
「お話し中の所失礼(しつれー)。早速だけど、あんたら害悪だからタヒね」
唐突に現れ、割って入った謎の女性と剣客。呆然とする前で瞬く間に二人は片っ端からその場にいたスタッフ達を殲滅し――気づけば、その場に残ったのは仁美とレーヴァテイン・オルタ、そして謎のコンビの四人となっていた。
どうすればいいのか、何者なのか。というか何が一体全体どうなっているのか。
中途半端な所で止められていた、振り切りかけの理性が再びバーストしかけたまさにその直前。女性はやや困ったような顔でこう話しかけてきた。>>716
「ええっと……見たところ訳アリさん、よね?」
「とりあえず――ここ、出えへん? こんな血生臭いとこ、いたくないやろ」
こうして、かつて妹だった少女は便利屋を営む女性に拾われ。めでたく便利屋の社員第一号になったのでしたとさ。
めでたしめでたし……で、終わるかどうかはこれからの彼女たち次第。
【性格・人物像】
やさぐれ気味の思春期少女。
気が付いたら肉親を亡くし、十四年後の世界にタイムスリップしてきた事で日々状況の適応に悩みまくっている。
とりあえず優しい……いや割と怖い所あるけど……というか怖い所ばっかだけど……行き場のない自分を引き取ってくれただけ有難いお姉さんに恩を返すべく、日々粉骨砕身し続ける健気な少女。
一応学校にも通ってはいるが、何分環境が変わり過ぎて全然馴染めていない。虐められてないだけマシ、とは当人の弁。
両親と兄の生存に関しては、ほぼほぼ諦め受け入れている。元より十四年前の時点で死別したも同然の離別、今更探した所でこの混沌極まる世界では絶望的に等しい……>>717
が、その本音は『両親と兄が死.んでしまった現実に向き合いたくない』という逃避による所が大きい。
故郷がサーヴァント付きでもまともに近寄れない危険地帯だと告げられた時、彼女は心のどこかで安堵した。
これで故郷を訪ねる事もできないし、両親と兄の死を確かめずに済む。ひょっとしたら、もしかしたら、あの地獄を生き延び今も自分を探してくれているかもしれない――
そんな希望と呼ぶにはあまりにも歪な、されど彼女にとっては何よりも切実な感情だった。
「だって、受け入れられるわけない」
「ほんの数日、ほんの数週間前までは。皆、一緒にいたんだよ?」
「いつものように学校に通って、いつもみたいに友達や部活仲間と過ごして、それで家に帰ってお父さんお母さん、お兄ちゃんと話して一日を終える――」
「そんなの当たり前『だった』日々が、もう二度と手に入らなくなっちゃったなんて。信じられるわけないでしょ!?」
本当は、彼女もとっくに分かっていた。
どれだけ目をそらそうとも、どれだけ現実を拒もうとも。もう彼女の大事な人たちはこの世にいなくて、どんなに手を尽くしても会う事は叶わないのだと。
それでも彼女は今日も便利屋で働く。いつかきっと、両親や兄と再会できる日を夢見て。
――その為に、必要だろう行為からは絶対的に目をそらし続けながら。>>718
【行動規範・行動方針】
基本的には便利屋第一。
恩人であるギンコ、次いで(一応)相棒であるレーヴァテイン・オルタ、後はまあ適当に。
上記の優先順位の下、常に便利屋にとって一番利益になるよう行動する。
彼女にとって便利屋は自分に残された最後の居場所にして聖域。それを脅かし、犯そうとする者がいれば彼女は容赦なく自分に残された力を振るうだろう。
【サーヴァントへの態度】
お互いに辛辣。
仁美にとっては何故か初対面時からずっと自分を含めた全てに対して当たりがきつく。
レーヴァテイン・オルタにとっては単なる玩具だとしか思われていない。
「なんか初っ端から厄臭い人間の下に呼ばれてしまいました」
「まあでも見所(玩具的な意味で)がないわけではなさそうですし? とりあえず生きてる分には見守ってあげるとしましょう」
「あとさっきから取り囲んでるこいつら(冷凍睡眠装置の職員たち)ウゼえ。そろそろ無視して焼いちゃいますか」
↑こんな感じで、実は召喚直後から何気にクライマックスだったのである。
幸いギンコが間に合ったおかげで(少なくとも仁美は)命拾いしたが、あと一分遅ければ仁美は間違いなく危険マスター認定からの指名手配コンボ不可避だった。
現在も決して軟化した訳ではなく、上記の『助言』も含め隙あらば仁美を魔導ならぬ魔道へ堕とそうとおちょくっている。
が、仁美も仁美でその辺りはきっちり理解しており、割り切って容赦なく接するようになったのである意味お相子と言えなくもない。
また、やると決めたら容赦なく命令を下す為そこら辺はオルタ的に高ポイントなのだとか。>>719
【役どころ・コンセプトなど】
便利屋の特攻部隊(二人)。
とりあえず空気が物騒になった所に突入し、派手に大暴れする事で引っ掻き回す。
また、ギンコが窮地に陥ったら救援に入る役回りでもある。
【おまけ・黒野仁美の過去(戦前編)】
元一般家庭の割に魔術への高い適性があったりする仁美だが、これにはある意味深い?訳がある。
というのも、両親と兄には隠していたが――実は、幼少期から割と仁美はトラブル体質だったのだ。
町内会の小学生向け肝試しイベントに参加すれば某裏のバイトめいた怪異に遭遇し
中学の時は仲良くなったクラスメイトが怪しげな薬物(実は裏で売り捌かれていた魔術髄液)にハマって勧められ(当然拒否って教師に報告した)
高校に入学した後も路地裏でヤバい悪霊的なナニカを視界の端に捉えたり、妙な異変に出くわしたりと……>>720
そんなわけで、ある種の霊媒体質だか巻き込まれ型主人公めいた経験を幾度となく味わってきた黒野仁美。
兄が創作から非日常に惹かれ、恋焦がれている傍ら妹である彼女は常にギリギリの所で回避する苦労に明け暮れていた。
一応フォローしておくと、兄である双介が怠慢だったわけではない。むしろ兄が読んでたラノベや漫画から解決手段を発見・解決する事も度々あった。
「というか。常識的に考えてこんな事相談できるわけないでしょ。『頭おかしくなったのか』と精神病院勧められるのがオチだよ」
なので両親と兄にも打ち明けられず、さりとて打ちひしがれた所で『そいつら』がいなくなってくれるわけでもなく……
いつしか彼女は、トラブルの発端らしきフラグに出くわすと全力で回避する癖が付くようになった。ついでにメンタル面も同年代の子達と比べ多少図太くなった。
……十四年後。それらの原因が彼女が先天的に、そして奇跡的に持ち合わせてしまっていた魔力量と魔術の素質が関わっていたと恩人(ギンコ)から教わる事になるのだが。
この時の彼女はそんな事知る由もなかった。>>721
以上、便利屋の助手さんこと黒野仁美ちゃん初開示でした
第一回聖杯大会の頃からボチボチ存在だけは匂わせていた黒野双介の妹設定
それをここで拾った形となります(誰が覚えとるねん)
ちなみに妹ちゃんについて言及した話に関しては下記リンク先をご参照下さい
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%BB%83%E5%B7%A5%E5%A0%B4%E3%81%AB%E3%81%A6%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%93
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E9%BB%92%E9%87%8E%E5%8F%8C%E4%BB%8B%E3%80%81%E3%82%A8%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B0
コンセプトとしては『非日常に憧れる凡庸な兄』と『平和な日常を望む、されどどうしようもなく異質な妹』という対比的な関係
ついでにこの手の近未来SF的な話あるあるな、『冷凍睡眠状態から目覚めた、ウン十年以上前出身』属性も付け足した結果がこちらとなります
我ながらやりたい放題過ぎたか…?と思ってたり
ご感想お待ちしております生存報告
スレは一通り見てて、伊草も確認してますが、書き込む余裕が無かったまズルズルと……。
さり気なく伊草市の橋が崩れてる……。>>722
妹さん!?妹さんじゃないですか!?IF黒野くんサイドだとお労しさが加速してる妹さん!!まさかここでくるだなんて
いやぁ……自分から動ける人がいれば導線が増えるみたいなことは言いましたが、ここまでアグレッシブな子が出てくるとは思わなんだですよ
しかもオルタとはいえ素でレーヴァテイン召喚しちゃえるのすごいよ仁美ちゃん…お兄ちゃんはマイナー武士なんだよ仁美ちゃん…
便利屋の主役ポジ仁美ちゃんなのでは?ってぐらい相棒も体質も経歴もそれ向きすぎる。というかこの子の前進力と危うさを考えるとギンコさんは保護者ポジにならざるを得ないような…
ともあれ便利屋を動かす幅が倍増したのは間違いないと思います。街的にも問題なしです!
あとお兄ちゃんは生きてると思うよ…
生きてないと私は泣き崩れるよ…
>>723
おや、これは揃いましたかな?
そろそろ伊草の次の手番をどうするか決めないとですね今晩にでも六郭連盟の最後の一人が投下できそう〜長かった〜
ということでチラ見せwithルゥ
>>709
……そういえばサモトラケのニケさんって元は首がないのがサーヴァントになるにあたって首ができたみたいな感じでしたよね?
首、かあ
> 怪しい箇所を雑多に増やしまくってデコイみたいな感じにして本命を隠す
成る程ォォォッ…自分だともう魔術つよつよな鯖しか思いつかなかったのですが、なるほどッその方向があったか…
となると…なんだろう…群体型?組織の長とか使い魔を操れる系とか…?
>>722
黒野さんって妹さんいたんだ…(あまりにも認識不足)
二次元にしかないようなユートピア兼アポカリプスな世界に生き延びてしまった「普通」を望む子、生き延び方含めてなんとも非現実的でおいたわしい…レーヴァテインさんをオルタで引いちゃってるのもあの世界の召喚の傾向考えると聖杯直々に「普通じゃないよ」って示されてるみたいで…>>724
ずっと存在は匂わせてたけど、お出しする機会がなくてほったらかしてた黒野妹こと仁美ちゃん
せっかくの機会という事でここで初登場させちゃいました
レーヴァテイン・オルタを引けたのはまあ、便利屋に不足気味だった戦力の補填もありますがある意味逆物欲センサー的なものもあります
本人が望んでない時に限ってやってくるアレ
>兄ちゃんは生きてる
>生きてないと私は泣き崩れる
そして非常に申し上げ難いのですが、この世界の黒野はその…
大体は仁美の経歴に書いた通り故郷で聖杯戦争が勃発し、色々あってそのマスターの一人に選ばれてしまい、最終的に故郷の町が炎上・壊滅する事態にまで陥ってしまいました
燃え盛る街の中、せめて妹だけは救おうと身を挺してサーヴァント共々殿を務めたのですが……後はまあ、お察しという事で(多分生きてたとしてもろくな事になってない)
>>725
いやーこれに関してはずっと昔から匂わせておきながら、今の今までほったらかしてた自分の側に落ち度がありますので…
なので知らなくとも無理はないです、すいません
本人としては限りなく『普通』『平穏』を望んでいるのですが、向こう側から惹かれてやってきてしまう。そんな難儀な立ち位置の子です
ある意味(弊作の中では)一番型月世界観らしい子でもある?巨悪?系サーヴァント投下してもよろしいか……?
巨悪というより強大系サーヴァントっぽくなったけど……。【元ネタ】史実、新約聖書
【CLASS】バーサーカー
【マスター】セブンス・トゥーロード
【真名】ヘロデ大王
【異名・別名・表記揺れ】粛清王
【性別】男性
【身長・体重】196cm・90kg
【肌色】薄褐色 【髪色】灰がかった白 【瞳色】赤の瞳孔と黒の瞳
【外見・容姿】
手入れのされていない灰がかった白色のやや長いウェーブ髪の美老王。
バーサーカーらしく赤瞳孔と黒の瞳をしている。
【地域】イスラエル
【年代】紀元前73年〜紀元前4年
【属性】混沌・狂
【天地人属性】地
【その他属性】人型、魔性、王
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:A 魔力:C+ 幸運:E 宝具:A+
【クラス別スキル】
狂化:A
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。>>729
【固有スキル】
ベツレヘムの星:D
占星に基づくにとって 凶事を告げる星。
事前に厄事を知ることが出来るが回避出来るとは限らない。
一説によればこの悪魔の星を以てに救世主の生誕を知らせたのは悪魔サタンとされている。
狂化によりランクダウンしているが、根底に残った理性と危機意識により稀に反応することがある。
無辜の怪物:B
生前の意思や姿と関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
救世主キリストの誕生を恐れ男児を全員鏖殺したという“捏造”されたエピソード、晩年における息子の1人アンティパトロスの「(あのような馬鹿げた行いをする王は)吸血鬼的な獣だ」という発言から神の子を阻む魔の王(怪物)と化してしまっている。
パラメーターがランクアップし、吸血による魔力回復を行うことが出来るが、教会由来の秘蹟が弱点となってしまっている(後世における創作物の吸血鬼の特性・弱点は当てはまらない)。
疑心悪鬼:E
身内間の諍いによって生まれた疑心暗鬼の心。
狂化によって思考能力が奪われているため通常表立って浮かび上がることはないが、意識の底に残された理性によって疑心が募りその狂剣が振るわれる可能性は否定しきれない。
【宝具】
『救世の光よ、奈落へ逝け(ナフィラトハコハブ・カドッシュ)』
ランク:A+ 種別:粛清宝具 レンジ:0〜99 最大捕捉:14000人
数多に行われた粛清の処刑と救世主キリストの誕生を恐れ行った幼児虐殺の逸話がミックスされた宝具。
バーサーカーの相手に対する敵対パラメーターの高さに応じて特殊ダメージを与える。
この宝具は“粛清”の概念を帯びており、防御・回避概念を貫通する。>>730
狂化によって理性が失われているためほぼ最大火力で発動する。
宝具発動には令呪一画を要する。
【Weapon】
無銘:長剣
【解説】
紀元前73年〜紀元前4年にユダヤを治めた王。その晩年の側面。
エルサレム第二神殿、通称ヘロデ神殿の大改築、飢饉の際の身銭をきった物資の配給など正方向の偉業は存在するものの、それ以上に彼の知名度を確固たるものとしているのは敵味方問わない異常なまでの粛清の数である。
前王朝の身内争いの隙を策謀と強運を持って王座を手にし前王族を粛清し、妻とその義母、妹の間での対立とヘロデ毒殺未遂事件をきっかけにその首謀者と目された妻を処刑、その後病に伏せていた間に要塞の簒奪を計った義母を処刑、完治後も疑心のまま甥、友人、遠縁の息子と次々に粛清していく。
その後国が安定期に入り粛清は鎮静するも晩年、今度は10人の妻の息子達との間に王位継承を巡って不仲の亀裂が入りトラブルを経て処刑。
さらに弟のフェラロスの死の折り、彼の所持していた毒薬の出処が実子アンティパトロスであると密告を受け彼をローマから呼びつけ投獄。
その攻撃性は病を患い心労で弱った死の寸前であろうと衰える事はなく反乱を起こした首謀者達を処刑し、死の5日前にはアンティパトロスの処刑命令を下すほどであった。>>731
ここまでが史実のエピソード。
そして、ヘロデ大王の晩年には後年において過度な誇張を用いた捏造されたエピソードとされているものがある。
それこそが新約聖書における幼児大量虐殺である。
東方の三博士から次代の王、神の子たる救世主の存在を告げられたヘロデは自身の地位が失われることを恐れたあまりベツレヘムの周囲一帯の2歳以下の男児を1人残らず粛清したという。
政敵だけでなく疑心の矛先となった身内、自身の玉座を守る為に数多の幼子達すらも粛清したことから人は彼をこう畏怖する。すなわち。
──“粛清王”、と。
【人物像】
最高ランクの狂化によって言語能力と思考能力を喪失している為、意思疎通は不可能。
仮に、彼が狂化によるパラメーター補正を受けながらその言の葉を饒舌に語るのであれば。
それこそは7つの──。
特技:粛清
好きなもの:変わることなき治世
嫌いなもの:誹謗中傷
天敵:神の子たる救世の王
願い:永遠の玉座
【一人称】我>>727
カズラドロップが好きな理由をこの絵落書きしてて気づいてしましましたね。いつぞやほたるちゃんでも描いたし><が根本的に好きすぎる
>ギヨームさんが最後の決め手
えっ良いのですか…!?ギヨーム、ニケさんの首に執心することになりそうですが…いやむしろアテナ様への連盟総代組の迷惑度をほか二人と釣り合わせるならそれくらいは誤差か…?
ほうほう、こちらでも探してはみますが候補挙げてくださるとはありがたい…
この中ならマスターの私欲に付き合ってくれそう&抜けとかありそう、しちゃいそうなのはルドルフ2世か平賀さんかなぁ。前者はエリちゃん的な、後者は研究の一環ででもちょっとした喧嘩した時の手立てとかでも(ここら辺は各鯖の作者さんに確認してもらうべきところではありますが)
>>733
おー!私でも聞いたことある名前!これは知名度高!でもその知名度の主体は世界一のバイブル!…割とお辛い人なのでは?粛清王なのは事実ですが
怖い人ではありますし巨悪にもなれそうではありますが個人的にはサムレムのサムソン高尾太夫みたいな取り合わせが見てみたくもありますね>>734
悪行を重ねているし、怖ろしい人物なのは確かなんですが成り上がる前の若い頃は父兄弟で盗賊山賊等から自警団的なのやってたりで根までは悪、とは思えないのですよね私も。
盗賊団壊滅させたのに家の権力増大危惧されて裁判にブチ上げられたの可哀想すぎる。
ユダヤ教の王だけど当人はギリシャ・ローマに傾倒してたりするけどまぁ。
それまで味方についてた1派から鞍替えするのは政治だしなぁ。>>733
なーるほどぅ…これは確かに圧倒的支配の上に立つ巨悪の役ができそうなビッグネーム。それにしても7つの、ねぇ…
ただ由緒正しい喋れない系バーサーカーなのもあってまだちょっと判断しかねるところありますね。横浜での立ち位置とか、あと重要なのはマスターの意向次第でしょうか
このマスターの欄にあるセブンス・トゥーロードさんとは一体…?
>>734
あぁ、あのスイカがんばって持とうとしてる……あれかわいくてすきです
なんかそのほうが楽しそうかなって…
まぁギヨームさんがニケの首にどれくらい興味もってくれるかはお披露目してからじゃないと図りきれないとこもありますが
お、かすりでもしてくれたなら何より
でもルドルフ2世の作者のガイさんは長らく見ていないのでそこだけはご注意を…船SS最新話できたけど横浜の流れに割り込んでいいか分からんので願わくばチェストで背中を押してほしいです(弱虫)
あと朽崎さんの裏ぺは今日中なる早で伺おうと思ってます、遅くなってすいません
>>707
成程…甲乙付け難いんすよねやっぱりコレ。ちょっと他のキャラのサーヴァントとかがどんな感じになるかの流れを見てから考えようかなって思ってたりします。
自来也「待てやめろ阿呆!!うちの店はそういう派手な宣伝方針じゃねえ!!」
クイニーアマンはマジでてぇてぇ感じで良いというか最早天才の域。ちょっと覚えときます。
補色って割といいですよね…俺もちょっと前から気にし始めた所あったんですが補色はマジで映える
そんで調べましたよベルエポックとザザビーちゃん。大変お洒落で魅せられましたわ俺も参考にしたくなりましたですよ>>740
ありがとうございます
結構長そうなのはごめんなさい。そんじゃ行きます…!前回
>>412
あらすじ
鶴水でやるマルシェで人形劇をやりに来たジャスミン達。
そんな中、海月とムジカが謎の男に話しかけられる。
変態みはあったが、自分達の心の悩みを見抜いた上でのアドバイスをしたまま去る男に、二人は疑問符を浮かべた。
だが、その男も不穏な兆候を見せ——
そして、人形劇が始まるが、それ以上の不穏の影は、既に近付いていた。chapter1-6 人形劇と■■の視線
マルシェが始まった合図がしてから、数分後。
公園では、あらゆる芸術が輝き出した。
マジックショー、芸術パフォーマンス、歌。等々、あらゆる芸術が、あらゆる色を放ちながら人々を魅了する。子供も、大人も。パフォーマンス目当てに見に来た人も、適当にノリで来た人も。あらゆる人が、あらゆる物に釘付けになる。色々目を忙しなく向ける人、一つに釘付けになる人。
そんな、パフォーマンスが目を惹かせ合うのを、そこから———な感情で、見ていた。———だけど、——には———だよね、と。
「……」
……そんな、中で。
「おかーさん!!これ見ようよ!!」
「お?…おお。いいわね!」
そんな会話のする方を見て。
「—————あっ」
ふと———その人形劇が、目に留まった。
———
「——そうして王子様とシンデレラは結ばれ、二人で幸せに過ごしたのでした…めでたし、めでたし。…おしまい。ありがとうございました!」
おしまいの声と共に、声を出していた海月が本をパタンと閉じて、礼をする。それと共に、小さくない拍手が目前で座った子供達から鳴り響いた。
王子の人形と、姫の人形が手を振る。王子の方はどこかぎこちなく動き、もう片方、主役だった方は、綺麗に、一切のブレなく完璧な礼儀正しい礼をした。人形でありながらも、まるで本物の姫が礼をしているかの様な完璧な所作をやっていたのだ。
人形達が幕の下に引いたのを確認して、ナレーション役の一条海月は一つ呼吸をおく。
(…よっし。イメージするのはおねえさん的なアレ…!女児アニメのキャラショーのお姉さん的な感じで…!!)>>744
「…という訳で、二つ目は終わりです!みんな、どう?楽しんでもらえたかな?」
「すごかったー!」「なんか可愛かったー!」「おひめさまがおひめさまだったー!!」
「うんうん、良かった!お姉さんも嬉しいな!…でもね。みんな。驚かないでね、なんと!私達はあと一つ人形劇を残しているんだよ…!!つまり、もう一回楽しめるドン!って事!」
「マジ!?」「すっげー!!」「…今しれっとフ◯ーザとかど◯ちゃん言ってなかったあの子…?」
「…まあ、とにかく!10分後に二つ目も始まるから、それまで楽しみに待っててねー!」
「はーい!!」
そう言って手を振りながら、海月はロングテーブル位の大きさの舞台の後ろを覗き込んだ。
「二人とも、お疲れ様ー。」
そう言いながら舞台の後ろを見る。幕一つで隔てられた裏には、一呼吸置いているジャスミンとムジカがいた。私服のままだが、唯一先程との見た目の差異であった、両腕の黒手袋を外す。
「そうね。楽しんでくれたみたいで嬉しいし、まずは大成功、って感じね」
『良かったです。でも、やっぱり緊張しますね…』
ムジカが、肩を下ろしながらスマホで呟く。昔は皆の前で沢山歌を歌っていた故に耐性はある筈だが、姿を見せずとも人形で演技するのでも、かなり疲れるのだと実感した。そんなムジカを見て、ジャスミンは笑う。>>745
「でも、楽しいでしょ?」
『…!!それは、勿論です!』
「…良かった。勇気を出して、二人を誘って本当に良かったって、今思ってるわ」
「うん。私も、普段あんまりやらないから楽しいって思ってるよ」
海月も頷く。そして、ムジカは思い出したようにスマホに文字を打ち込む。
『そういえば、ミツキちゃんってあんなに読み聞かせ上手かったんですね。びっくりでした』
「うん。実は、子供の頃からキャラショーとか好きだったからこういう、お姉さん的なのに憧れててさ。たまに一人で練習してたんだ。…男子達には内緒だよ?」
『了解ですっ』
海月は、そう言って苦笑する。
幼い頃は声優とかも考えてた事もあって、たまに一人でこっそり録音して練習してたりした。マレオとカステラはともかく、他の男子達には内緒の隠れた趣味である。いつの間にやら聞かれて「かわいい所ありますねぇ〜」と、こっそり話してきたカステラと、録音中に目の前に現れてそのキャラの動きを妙に上手い精度で完コピしてドヤてきたマレオは、ともかく。
「…よし、そろそろ次の準備も始めないとね。海月ちゃん、前の様子見るのお願いね」
「オッケー、任せて!」
三人で、笑顔を交わし合う。船の女子は息が合うコンビが多いが、この三人もトリオだが息の合い方と絆は、とても深いのだ。
そうして、海月は戻ろうとする。その前に、自分の荷物のチャックを開け。中に隠れている相棒を見る。
「よし、メロ。もう一回行ってくるね」
「…ぷにゅっん」
いつものようにハグして撫でるが、いつもより元気がない。何かに怯えてるような、何かに警戒しているような。そんな表情をしている様に見えた。>>746
「…やっぱり、元気ない?」
「……ぷにゅにゅん」
「そっか。大丈夫、終わったらゆっくりしようね」
「ぷにゅ」
手を振り、持ち場に歩きながら、考える。
やっぱり今日のメロは、いつもより、少し手触りが硬い。
私も、メロと契約してるとはいえ、その生態の全ては未だに分からない。ニコレット先生をしても、まだ未知の部分が多いと言わしめている位だ。私なんかには、分からないのも当然なのかもとは思う。
とはいえ、一つ直感はある。体調という訳ではないという事。なんとなくリンクしてる直感的に、不調の波長は感じない。体調は大丈夫な気はする。じゃあ、なんで…そう思いながら、席につく。
「あ、戻ってきたー!」「どんなお話を聞かせてくれるの!?」
「ふふっ、それはね———」
瞬間、本能が、動く。
数多の視線を見た、海月の感覚が、弾ける。
「…!?」
———今、誰かに見られた。
本能が、感じた。そう感じるだけなら、良かった。
でも。明らかな、悪意。厭な視線。それを、感じたのだ。
(…!!)
即座に、本で顔を隠す。怪訝な顔で見る少年達に内心謝りながら、軌道の魔眼を———起動する。>>747
(…どれ?)
本のページを壁として、その後ろに奥行きのある矢印が映る。人の視線や動きが、ベクトルと化して見えるこの魔眼で、不穏の正体を探ろうとしたのだ。
本で隠す前に見えた視界と、今の視線や動きの矢印を照らし合わせる。呼吸を置いて、見える視線の矢印を、把握する。
目の前で見ている子供達や、親達の視線。歩く人達の視線。遠目から見てる人達の視線。頭上にいたり、木に止まってる鳥達?の視線。
それを考え、悪意の正体を疑おうとして———
(…うん、やめとこう。)
頭を振り、魔眼をオフにした。
(気のせいだと思う事にしよう。それで、大丈夫。)
見に来てくれる人達。楽しんでくれる人達。私達の人形劇で笑顔になる人を、疑いたくはないもんね。
そう思い、本を、顔から下ろす。
「おねえさん、大丈夫?」
ふと、子供達の声が聞こえた。
「大丈夫だよ。…えーとね、台本ド忘れしちゃって読み込んでたんだ」
「わーおポンコツだ!ポンコツおねえさんだ!!」
「ポンコツネキー!」
無邪気な言葉が、少しぐさっと来るけど気にしない。
「まあいいや。…コホン。じゃあ、お待たせしてごめんね。
次のお話は———」>>748
そうして、私達は最後の話を始めようとする。
題材はさっきのに比べるとマイナーかもしれない物だけど、元になった有名な映画の話をしたら気付いた子が多かった。私もそのクチだった。
簡単に言うと、女の子が北の果てを目指す話、みたいな物。
その展開で、子供達の目はステージに上がってきた人形に釘付けになっているのを、内心ガッツポーズしながら話していく。
「じゃあ、始めるね。今回のお話は、グリム童話で有名な———」
下で隠れながら次の人形を手に嵌めているジャスミン達とアイコンタクトをしながら、背景をお披露目しようと、ステージの後ろへ———
悪意と、目が合った。
「———え」
全身に、怖気が走る感覚がした。
さっきの大男に絡まれた時以上の悪意と、恐怖が。全身を覆う。
気のせいじゃ、ない。
その確信に近い恐怖で、周囲を見回す。
確かに、さっき。正面を見回した時、結果は不発だった。気のせいだと、思いたかったのだ。
ならば———後ろは?>>749
「…っ!!」
恐怖の言葉とは裏腹に、動く。周囲を見渡し、私の顔が見える位置で人が見てないのを察した瞬間。海月の瞳は十字の入った紅に染まる。
視界が切り替わった瞬間。
「———うそ」
言葉が、消えた。あらゆるベクトルを映すその魔眼が、視界のチャンネルを変えた瞬間。
背後、公園の丘、木々に覆われた林の中に。さっき感じたその悪意の正体があった。
ゾッとする。恐怖を感じる。怒りも感じる。
あらゆる感情が、頭の中でごっちゃになって。だけど。理性がそれを止めて。
「ごめん皆!!一旦中断します!!ちょっとだけ待っててね!!」
即座に、理性で叫ぶ。
子供達がざわつく。幕の後ろにいたジャスミンが、声を出す。
「海月ちゃん…!?」
「……!?」
「…止めちゃってごめん、二人とも。でも———」
その緊張した表情で、二人は気付く。何かに勘付いたと。そして、海月は、二人の間に入り———
それを。話す。
「後ろから———何かに、盗撮されてる。」>>750
夏の空気が、凍りついた。
人形劇の都合上無言だった少女達が、更に血の気の引いた顔になる。
ムジカの身体が震え、海月自身も怖くなる。平静を装ってはいるが、身体が、震える。
「海月ちゃん」
冷徹な声が、遮った。
一瞬、体がピクッと反応する。海月とムジカが、その声で顔を上げると———
ジャスミンが、呟いた。
「場所は、どこ」
ゾッとするような、絶対零度すら感じるような、無表情で。
瞬間、ムジカを残して、二人は即刻で動き出す。
「……!!」
それを、木の上から見ていた一人の影には、目もくれずに。
———
プシュッ、と酒が開く音がする。
一つ、それを流し込み、野太い声がプハァと叫ぶ。
茂みの中で、パソコンを打ちながら一つの椅子に座っている男。その男の横で、スナイパーがスコープで見つめるように、それは一つの射線を構えていた。
それは———カメラである。>>751
「…いやあ、良いバイトだなあコレ。まさか、指定されたパフォーマンスの奴らの顔を撮影して、指示された通りに送るだけで金が貰えるなんてなァ…!!人形劇やってる可愛い子達を後ろから覗いて素顔を見る背徳感もあって堪らないですなぁイヤッホウ…!!」
明らかにマトモじゃない笑いをしながら、男は笑う。そうして、冷静になる。
「…それにしても、顔いいなあの子達。俺がもう少し若ければナンパだってできてたかも———ん?」
その言葉は、メールの通知で遮られた。どれどれと覗き、その指示者から、次の指示がされるのを見て——
「なぁるほど…この子が気に入ったのかね?まあいいや、了解だぜっと」
男は、悪辣な笑みを浮かべる。そうして、カメラの位置を。その相手にズームさせようとして———
「———あるぇ?」
その相手が消えていた事に、気付く。
「あれ、どこ行った!?あのにんぎょ———」
瞬間、何者かに掴まれる。
「動かないで頂戴」
「ッあ゛らっ!?」
男は、掴まれたまま後ろを振り向く。その視界には、二人の少女が。
掴んでいる金髪の少女と、その後ろにいて、強張りながら此方を睨む青髪の少女。そう、間違いない。表で人形劇してた筈の奴らのうちの二人。そして、一人は———
「お前は———」
「なんで、盗撮したの」
「なんで、ってまあ——」
「答えて」>>752 静かだが、強い剣幕に男は気圧される。
ジャスミンは、男を掴む。常人の力の強い女程度の範囲になる位、傷まないけど逃がさない精巧な加減で、強化をする。
「……あー、えっと。いやぁ、オイラは運営でね?映像作りの為に良さげだった君らを撮影しようかと」
「無断で舞台裏映してる時点で信用ならないけど」
「それは…裏側でやってる女の子の動画上げたら喜ぶ紳士達もいて」
「……最低」
「…すまん。いや本当に」
思ったよりすんなりと折れてくれた。てっきり、最悪魔術絡みの不穏な者だと思っていたジャスミンは拍子抜けしながらも。冷静に、冷徹に言葉を出した。
「とりあえず、今すぐその動画を消して、帰ってくれるなら私達は何もしないわ。やるというなら、色々と考えはあるけど。どうする?」
「…まあいいよ。金貰えなくなるのは仕方ないけど、そういう事なら……」
「約束する?」
「する。しますから…」
どうやら、納得してくれたらしい。ジャスミンは、頷いて、掴んだ強化の腕を解いて、微笑んだ。
「分かってくれたならいいわ。人形劇を見るなら健全な楽しみ方をしなさいね」
優しい笑顔を浮かべる。だが、もうコイツには勝てないというような圧を感じさせながら、ジャスミンは男を説き伏せたのだ。
男は、俯く。俯きながら頷いて、削除を認めた。
「…さぁて、それじゃ削除を——」
男がパソコンの画面に近付き、触れようと手を伸ばす。
——ピッ。>>754
「revelation———ッッ!!」
忍ばせていたペットボトルを、その銃口の前に投げ飛ばす。
「…ごめんね、失礼します!!」
「ひぎゃっ!?」
海月が、椅子から転げそうになった男を支えながら両目を抑えた。魔術を見られるのを避ける為の方法だと、ジャスミンにアイコンタクトを取る。
頷いたジャスミンは、カメラという銃口に飛ばしたペットボトルを変化させる。
弾け、中にあった粘土状の、ゲル状の像が展開される。
ジャスミンが最近考えた新作の人形。メロから着想を得た、粘土状、ゲル状に物体を包み込む粘土ボール人形。ボール化さえしてしまえば一般人に見られても普通のバスケットボールレベルの質量と大きさになる。
神秘の隠匿という縛りがある中での対抗策としては、他にない方法だった。
その人形が、銃口の目の前にへばりつき——
パァンッ!!
放たれた、弾丸を。受け止めた。>>755
「やった———」
「———いや、まだ…!!」
確かに、弾は受け止めて、包み込めた。勢いも削げた。炸裂弾であろうと、中で終わる。爆発する事はない。人死には出ないが——
「止まらない———」
粘土状のボールに包まれた上で、ベクトルは消えない。人を傷付けられる勢いは、止まらない。
殺傷力は無くなって、スピードも抑えられたが、それでも止まらない。
死ぬ事はないが、今の球にぶつかる事は恐らく、通常の早さで走る車にぶつかる事と同義。同等の人形劇のセットどころか、人が吹き飛んで大怪我になりかねない。
最悪中の最悪を免れたとはいえ、最悪は最悪なのだ。
刹那の間に、球は動き続ける。
刹那の間に。海月は、魔眼を開けた。
ジャスミンも、球の軌道を目視した。
ヒュッ、と息が漏れる。
心臓の音が、大きくなった。
だからこそ。まずいと。分かった。
狙われる、先は———!!>>756
「何があったんだろうね」「お姉さん達大丈夫かなー」「はやく見たいよー」
少年達の、無邪気な声を聞きながら。人形劇用の手袋に包まれた、震える両手を、モゾモゾと絡ませる。
ざわつく子供達の声を衝立の裏で聞きながら、震えた手で祈るようにして、ムジカ・スフィーリスは、二人の帰りを待っていた。
(ジャスミンちゃん達、大丈夫かな…)
一人、考える。喋れない口を噤んで、目を瞑りながら、二人の事を脳裏に浮かべて、怖くなる。
(…怖い)
二人が盗撮を察して向かっていった時、私は怖かった。
盗撮されていた事実。それだって勿論怖かったし、不安ではあるけど。
それ以上に。何かが、変な気がする。そういう、直感が。不安を煽り始めて——
ピッ、ピッ。ピーッ。
ふと。音が聞こえた。
ムジカは、歌が好きであったが故に耳が聡い。
だから、その音も聞こえた。
「———あ」
封じてた声が、口をついて出てしまった。
茂みをそれが抜け、音が、近づく。
何か。球のような物が。何かは、分からないけど。怖い物であるのは分かるような物が———高速で。当たったら、命がただでは済まない物が。>>758
その瞬間。
「———、————!!」
「—————えっ?」
私は宙に浮いた感覚がして。
同時に目の前で、知らない声を聞いた。
———誰?
それを考えるより先に、目を開けようとした時。
空中に響いた爆音で、ムジカ・スフィーリスの意識は、途切れた。以上です
詰め込みまくった上にとんでもねえ急展開になってしまったし子供の頃の人形劇そのものより裏が気になって仕方なかった俺の謎の癖を使ってしまったので割と変な回になってしまったかもしれません。ごめんなさい
とりあえず謎が謎を呼ぶ展開って感じのイメージでしたが安心させたい為に一つだけ言います。
ムジカちゃんは無事かつ無傷で次回の最初で目が覚めるので安心してほしいです。
とりあえず悪意の正体とムジカが最後に感じた何かは何なのか、楽しみに待ってもらえればと思います。ムジカちゃんが最後に聞いた声の正体は次回で明かすと思います
とりあえず感想を良ければお願いします…
p.s. 悪意の正体はコルトニキではないです>>761
血縁見ていくとあのサロメの叔父なのビックリしますよね……。
生涯見てくとカエサル、アウグストゥス、クレオパトラ、キリスト、東方三博士と有名どころと繋がり広いから関係が妄想できる……。wikiの情報やページを少々整理。
>>733
>嫌いなもの:誹謗中傷
うーん切実……、スペック的な部分を考えると、現状では割とドストレートにフィジカルで暴れそうな雰囲気。マスターとはどういう過程と結末になるのやら
理性吹っ飛びバサカだしそこまで深い関係にはならないんだろうか
お、関係者にウチの魔王様が言及されてる、のかな?
サタン「ふふふもっと試練与えたいですねぇ……(ニコシ)」
>>761
>黒野が生きてたら妹がそんな危険な事に巻き込まれるのなんて絶対阻止にかかるし(なお自分)
そこら辺はクッチーと話合いそうだな、黒野くん。IF野くんを拾ってるのもそんな部分を嗅ぎ付けたから、みたいな理由が生えてきそう
>>724
>伊草の次の手番をどうするか決めないと
私は問題ないでーす。といってもほぼレイド終了前に脱落なのでセイバーは兎も角、クッチーに関しては京極さんと数回リレーしたら終わりかな?って想定ですが。
あと京極さん!談話室更新したので確認と返信をお願いします
本戦スレではバトル展開でやりたい事、談話室ではレスバでやりたい事、って風に分けて回答して貰えるとありがたいですね>>736
あら覚えててくださってたのですか?ロリが頑張る様大好きなのでね…嬉しいやら恥ずかしいやら
実際楽しいと思います!何もない時は真面目良識人みたいな男ですから何かは多い方が良い
ニケさんって確か首がない状態なのが首を持った状態になってる感じですよね?でしたら…首がない方が馴染みがあるし好き、だけどそれを認めたら自分の性癖を認めることになるから頑張って抑えて、その苦心の結果として会う度毎に穴が開くくらい見つめる…とかでしょうかね。意地でも認めたくなくてサマリテンヌ作ったり首なし死体を生贄にする男ですから
そうですね、ひとまずこれから投下してみて皆さんのご意見や反応窺いつつ解釈合ってるかとか精査していこうと思います〜。ありがとうございます、本当に助かりました
>>760
ムジカさんー!?軌道が変わってなさそうなところ見るにこの“悪意”の弾丸はそもそもムジカさんを狙ってたってこと…?彼女の相対的な非力さ一般人さを知ってか知らずか…だからこその“悪意”なのか…
“悪意”の捉え方が魔眼持ちの海月さんは視線主体、元合唱隊なムジカさんは聴覚主体っていう書き分けが視点の切り替えに乗っててすごく丁寧で上手いなと唸らされました…こういうの自然にできたらなそして人も少なそうなので今のうちにさくっと六郭連盟総代の最後の一人を投下しちゃいます。以下連投失礼します〜
「天井桟敷の輩よ、今こそ人生に喝采を!アナタらという主人公気取り共に溢れんばかりの歓声を!オレは何より他ならぬこのオレ自身に乾杯を!」
【氏名】ワレラン・フラフタール=レ・ザベニュエ/Waléran Flaftar-Les Avenues
【性別】時と場合と人による
【年齢】26歳
【出身】フランス、パリ
【身長・体重】172cm・61kg
【肌色】白(白人)【髪色】ペルヴァンシュ【瞳色】ブラン
【外見・容姿】直線的なパターンの服を着た青年、後髪がアシメになっている
【令呪の位置】足。たくさんの足跡のような紋様
【属性】中立・悪
【魔術系統】建築魔術、暗示、人間工学に基づく強化
【魔術属性】虚数
【魔術特性】存在、不在
【魔術回路】質:C+ 量:B+ 編成:正常
【起源】違う
【所属】『六郭連盟』
【階位・称号・二つ名】『道の一族総代(メトル=メトレス・デ・ザベニュエ)』>>766
【魔術・特殊技能・特性など】
『建築魔術』
概要は>>525より割愛。
“道の一族”においてそれは道という事物のアレゴリー…すなわち「交流」「誘導」「疎密」を意味する。
メトル/メトレスたる彼の魔術は独特の色を持つ。「交流」にしろ「誘導」にしろ、また「疎密」にしてもそれは大衆に顕示させるものとして働き、人が意識せざるを得ない形で現れる。
すなわちステマではなくダイマ。これによる『暗示』の効果は絶大であり、ただの一言であっても人々は催眠術にかかったようにその文句に陥るが、反面誰からのものか特定しやすく、また効果が強すぎるといった不便さを有する。「交流」の力によって往来に感染させ伝播させることでこの懸念点をどうにか隠匿している。
また人同士の関わりを重視する傾向から『強化』は相対的な内容になっており、空間やそこにある物質を照応させるという点で人体の内部と建築を工学的に見立てる他一族のそれとは同音異義語の枠を呈していると言える。
【礼装・装備など】
『レベルヴェール』
中央部の円から放射状に線が伸びる照明灯。
実態は光と意識に追い出された通り(rue)と夜闇の溜まり場。明かりではなく影を投じ虚数空間から物の出し入れを容易にするための補助礼装。
虚数の操作が効率的に、緻密になるだけでなく虚数空間を経由する速度も上がり、これによってレベルヴェールに放り込んだ勢いのままに別所から物が飛び出してくる、というような手品めいた小技にかかるラグをコンマ以下まで切り詰めることが可能となっている。
戦闘するとなればこれと得物のバタフライナイフ投擲の掛け合わせで相手の死角に直接凶刃を放り込む。
ちなみに使用者の意思との連携が円滑すぎて慌てて操作したりすると精神に引っ張られてか煤(正確には煤のようなもの)が放出される。めっちゃ咽せる。めっちゃ汚れる。ガン萎え。>>767
【人物像】
イヤミ、キザ、愉快犯。他人や集団の皮肉を飛ばして反応を見たがる。お膝元である全隣街はもちろんのこと拠点である南区を超えて縦横無尽に喧嘩と油と陰謀と悪戯を売る毎日。
目立ちたがりで目立たせたがり、得したがりで得させたがり、自分勝手で平等主義。自分のことを特別と称して憚らないナルシスト。その自信は「異性」として他人と接することによる反応見たさに自己改造で性別を可変式にする=無くすことさえも躊躇させない。
そうまでして他人の反応を見たがるのは自分は言わずもがな他人も皆特別であり、その特別を感受し享受したいからというもの。
他人を味わい、感じていたい。そして他人に味わい、感じられていたい。そのためならいかにもな厄介事の発生源も放置し、他人の斜め上の利用法に腹を立てながらも歓喜する。その代わり自分の既得権益(感情的なものも含む)に手をかけようものなら全力でぶん殴る。理不尽。
世界を芝居と例えるならば、人生を映画と称するならば、自分はもちろん皆主役。スポットライトを奪い合い分かち合う存在であると。それが静劇であれ、喜劇であれ、活劇であれ…復讐劇や悲劇などになったとしても、彼は舞台を後にはせず、そして誰をも立ち去らせない。
イメージカラー:ブラン
特技:製図、パルクール
好きなもの:自分、得すること、スポーツ観戦、プチフール
苦手なもの:有無を言わさないもの、損すること、軟体動物
天敵:カリスマ持ち
願い:最高のパリの再興
【一人称】オレ 【二人称】アナタ、テメェ、〇〇、〇〇ちゃん 【三人称】アイツ、〇〇>>768
台詞例
「Coucou(やっほ)、ようこそ横浜へ。こんな所へ来るとか余程の喜捨願望者だな、アナタ…おいおい、そんな顔すんなよ。フッ、オレの美貌にクラクラきちまったか?」
「ふんふん、それが新商品?Ah, bon…娘さんご考案のデザインで?D'accord, d'accord…うん、完璧じゃないか!アナタとアナタの娘御が考えたってとこ以外は」
「あー!!!Putainッッ!!くっそ、ただの間欠泉がなんでこうなる!サーヴァントの入れ知恵か、どっかの企業連でも噛んでんのか!?でもそれで良い、ロクデナシどもめ!ルイ!車出せ、久々の大捕物だ!派手に行こう!」
「天井桟敷の輩よ、今こそ人生に喝采を!アナタらという主人公気取り共に溢れんばかりの歓声を!オレは何より他ならぬこのオレ自身に乾杯を───ちょ、あっ!ゲッホ、ゴホ!ぐぇ……あー、萎える〜!」(レベルヴェールかく暴発せり)
『名もなき群衆!名もなき混沌!(Foule sans nom!Chaos!)』
『声と目と、足音と(Des voix, des yeux, des pas)』
『会うことも、(Ceux qu'on n'a jamais vus,)』
『また見知ることもなかった人ども!(ceux qu'on ne connaît pas!)』
『生きとし生けるものどもよ!(Tous les vivants!)』
【来歴】
『道の一族』と呼ばれる職能集団兼魔術師の家系の生まれ。現在のモザイク市《横浜》を拠点とする三族の総代で最年長。
幼い頃の彼はごく「普通の」人間だった。群衆に埋没するような人間だったと呼称した方が正しいかもしれない。とにかく記憶に残らない人間だった。
顔の美醜でいえば美しい部類なことには違いないし、魔術回路も悪くない。属性としては希少で相性も良いはずの虚数属性。それでも周囲はワレランをこれと見出すことをせずにいた。>>769
そんな中で勃発した第三次大戦による戦禍にパリは焼かれ、一族は安住の地を追われる。どころか先代総代が放浪の最中に横死し、あわや離散の危機を迎えた。
その折であった。誰かが言った。「ワレランの奴は何かが違う」と。
何がどう違うのか。その一挙か、その一動か、はたまたその一言か…あるいはもっと説明し難い一感覚か。しかしそんなことは頓着される間もなくその言葉は伝播し人々は「特別」に感染していった。
実際、理由も内実も彼らにはどうでも良かった。往来を包摂する「道」の一族として、大衆を惹きつける存在は何であれ尊いもの。故に総代という空席に時の寵児は早々担ぎ上げられた。
さて。これは客観的な経歴であるが、かく言うワレラン自身にとって己の半生は如何なるものであったか。
別に、周りから見出されずともどうでも良かった。周りが自分を囃し立てようとまた同様どうでも良かった。何せ自分は特別なのだから。秀でているいないに関わらず、周囲からの注目に関係なく、彼にとって「自分は特別」という思想は厳然たるものであったのだ。だから総代の座につくことにも大した感慨はなかった。当然のこととは思っているが。
一方で、どうしても我慢ならないことが生まれた。それは周囲に対してのこと。自分を特別視する、それは結構、むしろ努怠るな。しかしそんな自分に阿諛追従、身を引き口を噤み舞台裏へと下がっていくのはいかな了見か。
自分と同じくらいアナタらは特別なのに、さも己等は脇役端役のエキストラ、唯々諾々のサイレントマジョリティに過ぎませぬという面の多いこと、多いこと!
以降他人の違いを吟味することを決意したワレランは《横浜》に着いた後今日に至るまで、持ち前の舌禍と横暴でもって関わりという関わりを掻き乱すことに心血を注ぐようになったとか。>>770
【関連人物】
ルゥ・メェベリエ=ラ・トゥール
総代仲間。チョロいガキと思いながらも何だかんだと目を離さないでいる。
大人顔負けの実行力を認め、そして未熟な危機管理能力を面白がっている。「違う」と最初から切り捨てているためその強硬さの正体に気づくことはないが、一緒に見切り発車してはカアちゃんやギヨームに怒られることを楽しんでいる。
「ルゥちゃん、背ぇ伸ばすんならスポーツは大事だぜ。ヒールなんて履かずにこの試供品のスニーカーでランニングでも…うげっあのガキ高下駄でスキップしてやがる。コケても知らねぇぞー?…コケやがった。ばっかでー」
ギヨーム・クビクラム=ル・ポン
総代仲間。首に対する並々ならぬ執着をしてド変態と形容している。でも何だかんだとよく駄弁る仲。
フラストレーションを建築に昇華させる姿勢に感心しつつもそれもいつか爆発するんじゃないかなーと思っている。「違う」と最初から切り捨てているためその倒錯の正体に気づくことはないが、一緒に道行く人を品評したりしてはルゥに苦言を呈されることを楽しんでいる。
「なぁなぁ、新作のネックレスどれが良いと思う?色合いで言ったらメニーナスが良いけどさ、オレに似合うのはギヨーム目線どれになる?…そんなまごつくなよー、このワレラン様の特別なお首に合うヤツを見繕えって言ってんだ。なんなら触らせて確かめさせてやったって良いぜ?」
カレン・アテナ
彼がほぼ唯一明確に敵視する存在。尤もそれは都市の守護神という絶対的格上としての立場によってであり、カレン・アテナ自体に嫌悪感はなくむしろ他と同じく友好的。何を隠そう「カアちゃん」というあだ名はワレラン発案。
それぞれの違いを無化し抑圧し均してしまう上下関係というものが嫌いなのでどこかしらで彼女の神性を零落させる…とまではいかずともどこかで明確な汚点・失敗を負ってくれないかなーと画策している。発案者、実行者、スケープゴート大募集中。
「カアちゃーん、髪伸びたんじゃない?そんなことない?またまた、オレが良いサロン教えてやるよ。なんだったらオレが切って…そぉんな訝しむなよ、前髪切りすぎてダサく見せようなんてそんな二心なんてなぁんにもないぜー。ナンニモー(棒読み)」>>763
ほいほい。
とりあえずバトル展開は力量差あるとはいえせめてクッチーに何かしら良いところを作りたいとは思ってます。あまりにも悲惨な負け方させるのは申し訳ないというか
という訳なんでレスバしながら派手に攻撃しまくるクッチーとそれを防御しながら倒す隙を探す刹那、みたいな感じにして、できる限りクッチー側の攻撃手段の手札というか描写はしたいかなと思ってました
バトル描写的には温度で追尾するらしい魔弾に対しては温度追尾を把握してから体温くらいの温度の結界配置してデコイにするとか干し首爆弾は結界で最小限の密室にした上で最小限の範囲の爆破に留める。みたいにやった上で最終的に至近距離に近付いて干し首を結界で止めたうえで結界でクッチー囲んで縮めて圧迫させて気絶。みたいなのとかどうかなと
手番2回ずつ以内には決着つけさせられるのが理想かなとも思ってます
とりあえず俺からはこんな感じですね>>741
あーこの子!イコマさんが募集してるときに出してた子!
そうかこの子じゃったかセブンスさん………ヘロデ大王がこの子に召喚されたとしたら巨悪と呼ぶにはちょっとズレてくるのでは?
>>760
うぅむドカンといっちゃったかぁ…それに知らない声とな
コルトさんにしてはイメージと違うやり口かと思いきや違うんですね。となると一体…
まぁ聞こえてきたのがコルトさんの「知らない」とは絶対なりませんな…
>>761
まぁそうね。黒野くんなら生きてたら止めに来ちゃうよね
来いよぉ…妹さんを止めによぉ…(矛盾)
>>764
描いてもらえたものは全部すぐに見返せるようにしてますのでね。たまに見返してはニヤニヤしていましてよ
その辺ちょっと悩み中ですね
首なし首ありを第一再臨と第二再臨で分けるかどうか…分けるとしたら首なしの頭部はどうしたもんか…とか
どっちにしてもギヨームさんが苦悩してくれそうなのでそこは良しですがネクスト船ズヒント「アポロチョコ」
>>722
黒野くんの妹だと…!?俺のデータに無いぞッッ!?そしてオルタ枠キタァァ!!って凄いテンション上がりました
いや本当に意外かつ魅力的な子だと思います。兄貴譲りの主人公体質なのも良いですし、サーヴァントがク.ソ強かつ関係悪めコンビなのも何かいいなって感じしますね。でもオルタも完全に低評価な訳じゃないのベネ
これは良い感じに動きまくりそうな予感。他の子達との絡みも気になってきますね
>>725
これは末っ子
神なお母さんと真面目なお兄ちゃんと幼馴染のお姉ちゃんと気怠げな近所の叔父さんと揶揄ってくる兄貴姉貴キメラでルゥちゃんの周囲だけで擬似家族作れそうな勢いなの良いですね。
>>733
これは確かに巨悪というか大物ですわ。7つのって事は下手すりゃグランド?ってのも納得の人選ではありますね
なんとなく章ボスとか大きめのボスとして暴れられそうな感じしますね。マスターが前の三原色候補の厄い子なのもあってとんでもねえ事になりそう
>>772
好きっすね(即答)かなり面倒くせえお方だけどコイツかなり好きですわ
喧嘩売ったり煽ったりでウザさが感じられる感じではあるけど全員主役っていうスタンス的にそれが思いもよらん方向に話とか誰かを動かしたりしそうな感じがするの個人的に好きだなと。あとレベルヴェールがかなり面白そう。
ルゥちゃん大変だね可愛いね…>>761
今後の伏線にもなるピンチ回にしたいけどジャスミンちゃん達の株を落としすぎないようにしたい+ムジカちゃんもダメージは与えたくないなっていう迷いでひたすら展開考え直しまくってこの塩梅になりました。大丈夫だったかなとは心配してますがこのまま進むしかない
声の正体に関しては次回で明かせる筈です。成程そう来たかってなると思いますのでご期待くださいー
>>764
ちょっとだけ話すと、あの弾丸はムジカちゃんを狙った上で人形劇のステージを破壊して、滅茶苦茶にするつもりで撃たれたのかもしれないですね。許さねえ、許さねえぞコルト・サイクス…!!なんか最近俺も人の心消え始めてきた気がしますね
とはいえ何が目的なのかは不明ではありますが、今回の話でヒントは出てるかもなって感じはあるかもです。もしかしたら2話以内に更なるヒントをお出しできるかも
視覚聴覚はそれぞれの異能を活かしたかったなって感じでやらせていただきましたァん
>>774
爆発はどうなったのか。真相は次回で…と言いたいところなんですが、大丈夫です。酷い事にはなってない筈だと思います。とりあえずできるだけ早く次回を出したい所。そして前回で変態したのに謎の信頼を受けるコルトニキで草だけど嬉しいですね
声の正体はですね…次回でビックリさせた上でジャスミンちゃんパートを一区切りさせたいなと。お楽しみに>>763
基本的に妹想いな兄ですので(じゃあ心配かけるな、とは言ってはいけない)
何なら妹がそんな事情抱えてたと知ったら絶対に愚鈍な自分を責めるし全力で守りにかかるまである
>>774
付け加えると、『黒野仁美』というキャラを動かすにはどうしても兄(双介)の不在が必須なのです
兄がいないからこそ主役を張れると言いますか、むしろ兄を亡くしたからこそこの世界線における出番を得たと言いますか
例えばそう、絶体絶命のピンチとか魔術の暴走で闇堕ちしかけた時に背後からそっと兄の声(幻聴)と幻を見るタイプ
>>772
自分が特別である事を疑いもしない反面、他人もまた特別であると断じモブのままである事を許さない…
率直に言ってかなり面白いキャラだと思います!
ちなみに平賀源内の件ですが、相性的な意味で言うなら悪くなし。ただ求めてる分野(施設の工作や証拠隠滅)に向いてるかと言われるとうーん…な感じですね
どちらかというとものづくりとかそっち向けなサーヴァントなので、施設への工作はまあ何とかなっても証拠隠滅的なのはもっとこう大魔術とか行使するタイプのサーヴァントがよろしいかと思います談話室更新しました
>>773
>結界でクッチー囲んで縮めて圧迫させて気絶。
ふむふむ。とりあえずバトルの決着としてはその方向で行きましょう!気絶させた後に結界に魔力遮断性質とかつければセイバーへの魔力供給も強制カットできるし
>防御しながら倒す隙を探す
刹那視点のクッチー、もう現状で隙だらけというかもう防御できてるトコないんですよね
なのでどっちかというと(もう勝てるけど100%確実ビクトリーの為に接近しないとネ!)ぐらいのノリになると思います。
まぁ無駄な手間かもだけど、いっちょ弾幕ゲーやってみるか!ぐらいのテンション
>>780
>基本的に妹想いな兄ですので(じゃあ心配かけるな、とは言ってはいけない)
……兄ポジションとしてはクッチーと黒野くんって似た者同士な傾向があるんだな……>>784
【魔術・特殊技能・特性など】
流砂や土砂を操る魔術遣い。覚醒遺伝と後述の体質によって質や量は悪くないがそれを運用するための知識が存在しない。当然根源などの存在も知らず、知ったとしても目指す気はないだろう。
〇死想の砂
粒子状の砂、あるいは土に酷似した物質を生成し操作する。彼女が戴く星の光、あるいは自らの起源の一端を攻撃に転化したものであり、実物の土砂と同質量同性質を持ちながら触れたものに彼女の抱えるものと同等の希死念慮を抱かせる。
元々は、星の光を遮る日除けになればいいなと思って身に着けた実践用の業である。
・死告妖星
デッドカウント/トゥウェンティーセブン。彼女に与えられた呪い、あるいは祝福。ハレ―彗星、計都星、中生代末期に降り注いだ天体群など人類種に害をもたらす星は古来から存在した。また同様に星座占いや八卦や五行、四大元素を用いた天体と人の照応なども古来から行われてきた。
天命すら歪める暗黒太陽の光。凶星に魅入られたレムは27歳で早逝するという定めの下に生きている。
呪詛であり加護でもあるそれは彼女の起源を変質させ、かつ他者の呪詛(特に即死効果を持つもの)への耐性としても機能しているが、本人には知る由もない。
・魔術回路(受動)
彼女が有する特殊な魔術回路。周りに流されるということは流れにノリやすいということ。彼女の魔術回路は出力や回転率などが彼女の感情の起伏によって変動する。レベルキャップが一時的に解放されると言った方が的確か。
強化魔術の出力があがる他、当然死想の砂の生成量や範囲も向上する。
「死を想え(メメント・モリ)、死を想え(メメント・モリ)」とうなされるようにつぶやきながら思い思いの方法で自決に至るその様はかつて合衆国を席巻したカルトクラブに似ている。>>785
【外見・容姿の詳細など】
自分で切った癖のある金髪と深緑色の瞳が特徴のアメリカ人女性。
前髪と襟足はざっくり切ったせいでボサボサに、もみあげは引っ張ったところで真横に切ったのでぱっつんになっている。
オーバーサイズのカーディガンと黒いTシャツは亡き友人の形見。
【性格】
達観主義。厭世的。
万事が万事「なるようになる」と思っており、基本的に自分の意思で何かをするということが無い。外出一つを取っても「天気がいいから外にでも行くか」と言う理由以外で家を出ることが無いほどである。仮に家の中に食べるものが何も無かったとしても雨が止むまで外に出ることなどが無い。
「誰かが言ってたから」「何かで見たから」などが行動原理の大部分を占めておりそこに彼女の意思は存在しない。それ故「自分の意思で決めなさい」ろという旨の言葉や集団でいる際の自由時間などを苦しく感じてしまうのだとか。
趣味嗜好も主義主張も無い空っぽな人物のようにも思えるが、実際は多趣味かつ人間関係も良好である。周りからは「なんでも器用にこなせる」「人付き合いが良い」と思われているが、これも「周りに合わせる」という生き方に準拠しているものであることは彼女しか知らない。
他人きっかけで始めた趣味が定着するということは珍しくもなんともなく、それは彼女にとっても例外では無い。その筆頭が音楽である。曲を聴いている間、楽器に触っている間は頻繁にデジャヴを感じるらしく「何か大切なことを忘れている気がする。なんでもいいけど」と捨て鉢気味に語っている。>>786
無自覚な起源覚醒者。現在の彼女の在り方は覚醒した起源に起因するものであり、もっと言えば文字通り同じ星の下に生まれた友人達の喪失が引き金になったのだとか。前述の趣味、特に音楽への興味関心も起源覚醒前の彼女が有していた”残滓”のようなものだとか。
「凶ツ星の下に生まれたお前達は27歳で死ぬ」と予言され、それを迷信と笑い飛ばしていた幼少期。
一人、また一人と友人を失っていった青年期。
そして、かつての予言、その最期の生き残りとなった現在。
死を想え(メメント・モリ)。もはや今の彼女は、現世ではなくその先にある幽冥の世を見据えているのかもしれない。
愛煙家。銘柄はアメリカンスピリット・オーガニック・ミント・ライト。ライターはマッチやジッポなど色々試した結果BICライターに落ち着いたのだとか。
今の彼女が見せる数少ない嗜好。空に揺蕩う煙を自身と重ねているのか、それともこれもまた何かしらからの影響か。
その真相は彼女しか知らず、決して黙して語らない。
イメージカラー:チェリーレッドとダークブルーのツートンカラー
特技:無し。と自称しているが実は歌が上手い。レーベルによってはすぐにでもプロデビュー出来るほどに。
趣味:楽器の演奏、絵を描くこと(ともに下手の横好きと自称している)
好きなもの:歌、音楽、ミートパイ
苦手なもの:セロリ
天敵:エルヴィス・プレスリー(キング・オブ・ロックンロール。彼女の中の”残滓”が彼に対して刃を向けることを否定する。は? 宝具がウッドストック? 何それうらやましい)
願い:欠辣した記憶を取り戻す。>>787
【一人称】私 【二人称】君、貴方 【三人称】君達、貴方達
台詞例
「4年……いや、3年だったかな。長くないんだって、私」
「リロイもルイスもマーシャルもシモンもみんな27で死んだ。私もいつか逝けるといいなあ。みんなのところへ」
「音楽は好きだよ。私には無い熱があるから」
「死ぬのは嫌だよ。でも、自分が何者かわからずないまま死ぬ方が嫌だ」
「そこにあったはずなんだ。暖かい思い出が、優しい空気が……じゃないと、あんなに長い間一緒にいるはずが無い。それさえ思い出せたなら……ああ、いつ死んだっていいや」
「みんながいたから今の私がいる。きっとね。そんな人達の顔すら思い出せないのは、死ぬよりも辛いよ」
「流されるままに生きるのは楽しいし楽だよ。それなりにね……たまに、タイムカードでも押してるような気分になるけど」
「何も考えてないんじゃない、何も考えたくないんだ。ほら、見て―――死は、貴方のすぐそばにいる」>>788
【来歴】
ワシントン州の小さな集落の生まれ。ワシントンには現在も20を超えるネイティブ・アメリカンの集落があり、彼女の出自は白色人種と婚姻関係を結んだ彼ら彼女らとその家族が集まるコミュニティである。その歴史は既に100年以上になり、いまだ当時の文化や風習が色濃く受け継がれているという。
前述の占いもその一種であり、コミュニティの吉凶を見定めるための恒例行事だったのだとか。
彼女を含む「凶ツ星の使徒」達はみんな迷信だと言って笑っていたが、最年長であるリロイが誕生日を迎えた日の深夜0時に変死したことでその話題を避けるようになる。余談だが、当時は前夜祭と称して彼の家でパーティをしており、それに参加していたレムにとっては初めて直面した誰かの死だったとか。
恐怖心は当然あったがまだ「この町に迷惑をかけられない」という良心が残っていた使徒達は町から離れミシガン州のスラムやテキサスのゴーストタウンなどを転々とする。
レムを含む四人とシモンを心配してついてきた妹の五人での生活は慎ましくも楽しいものではあった。彼女が時折思い出すのは起源に塗り潰される前のこの頃の記憶である。
楽しい時ほどあっという間に時間が過ぎるというのはよく言ったもの。程なくして彼女は一人きりになった。彼らの旅に巻き込まれる形になったシモンの妹は27にもなって無かったという。
そこからの彼女は懸命に生きた。
郷に入っては郷に従えを実践するように魔術を身に着け、
その過程で呪い避けの一環として名を捨て―――自分にとっても妹のような存在であったシモンの妹のものを受け継ぎ。
背後に迫り続ける死を見据え、それを捉え続け―――その果てに起源が目覚めた彼女の旅は、記憶の彼方を漂う泡となって消えた。今では「5人と旅をした。旅の間で5人は死ん でいった」ということしか覚えていない。
そこからの足取りは彼女にも定かでは無い。流されるようにモザイク都市横浜にたどり着き、そのままサーヴァントを召喚したという。>>789
【サーヴァントへの態度】
良好。触媒無しの召喚ということで「主体性を持たぬ者」という共通点からセイバーの河上玄斎を召喚する。
当初はぎこちないというか、出会ったばかりの相手(しかも双方コミュニケーション能力が低い)としてやや他人行儀感を持って接していたが、ふとした会話でレムの願いを知ってからは「願いがあるならそこに向かって突き進むべきです。私はそんな貴方のためにここに馳せ参じたのですから。マスター、我が主。どうか私に私がここにいる理由をお与えください」と言う言葉によって彼女の背中を押し、また支えるようになる。
サーヴァントからは「中身と言えるものはまだないかもしれないけれど。それでも目的に向かおうとする意志は感じる。そんな貴方を眩しく思う」と好意を抱かれている。
マスターとしては有事の際もそれ以外の日常でも支えようとしている彼に感謝しているのだとか。>>793
あるいは巨悪系なら手持ちだと騎か讐のリリス、シャルル・ペロー辺りになりますか。ついで程度に六郭連盟総代二人からワレランへの印象〜
ルゥ→ワレラン
総代仲間。しょっちゅう嫌味を言ってくるわひっついてくるわで自分を怒らせてばかりの困った人という認識。
ガツンと言えないギヨームの分まで自分が彼をしっかり監視しないと…と思ってはいるがお菓子や甘言や好奇心に釣られて結局一緒になってやんちゃしてしまうことが少なくない。
「あなたってホント、やなことばっかり言いますね!いい加減にしないと嫌いになっちゃうわよ、良いの!?……え、コロンバンの限定ケーキ?……た、食べてる間は嫌いじゃないですー!」
ギヨーム→ワレラン
総代仲間。自分より年上なくせしてトラブルをよく起こして勝手にわーわー言ってる。いつも助けようかなと思いかけたところで向こうが皮肉交じりに突っかかってくるので手を引っ込める。
「ワレランさん、貴方はまたそうやって…社交的なのは美徳ですが節操がないまでいくと悪徳の域ですよ。私とルゥ嬢の申し開きがなければ貴方の首がこれまでに幾つ飛んでいたやら………そ、そっちが良いとかは断じて思っていませんよ、断じて」
>>775
国籍も年齢も性別も経歴も関係なく皆主役!なリベラルさとそれゆえに主役なオレが好き勝手するぜ!という利己主義が併存してます。平等、公平(自分を除く)
当初は性別可変が先天的だったことも自己の特別視の理由にしようかなと思っていたのですが、何も深い理由ないのに自分って特別!ってヤツの方がなんだこいつ感出て良いな…となりまして
ジャックさんが自他共にゲームの登場人物みたく軽薄に見てるのとは逆な愉快犯ですね〜。二人ともフランクだしどこかで交友を持ってそう、というか書いてみたいところ
ルゥもギヨームも何もなければずっと律儀に「カレン・アテナさま/さん」って呼ぶでしょうから…略すなんて畏れ多いこと3人の中だとワレランくらいしかできません>>795
>>777
思いの外交友の輪が広がって…ルゥの見栄っ張り末っ子属性がここまで強いとは想定外でした。嬉しい大誤算
潔いヤツだとは思います。それこそ誰かに良いものであれ悪いものであれアクションを取らせるなら適任者、後手に回ってひっくり返されることもそれにブチ切れながら殴りかかりに行くのも似合う人。地産地消自業自得因果応報唯我独尊…
3人で頑張ってカア様を悩ませていってほしいですね…ルゥも↑なんで…
>>780
ただのモブ、物言わぬ唯々諾々の人形としてなんかぜってー消費してやんねーぞの意志です。どっちがマシなのだろうか
ひとまず人物像の面での相性は問題なし、と。そして証拠隠滅の適性についてなのですが、個人的には魔術で隠滅とかはなんか違うかなーと考えているのが現状でして
一人一騎サーヴァントで神秘にも皆が慣れ親しんでいるRequiem世界で魔術でどうこうというよりもあえて技術を用いた方がそこらへん足が着きにくいんじゃないかなと思っておりまして、そういった部分で大量生産とかできそうだなーとなりまして…無論大魔術使いにも面白そうな人は現時点でお見かけしておりますので一考の余地ありという曖昧な感じですが…>>791
んー……んん〜……いろいろ細かいところが気になりますが、まずこの人は何のために横浜にいるんでしょうか?
どこかの組織に属していることもなさそうだし訪れた経緯からして横浜という都市自体にも用はない。客寄せの目玉のアテナ神にも言及ナシ、となると彼女が横浜に住む理由がわからない。まぁ理由がなければ住めないとまでは言いませんが……
そうでなくても想定している横浜は銃弾と魔術と英霊が飛び交う治安最悪の危険地帯なわけで。死の運命から逃れることを軸にしたキャラが「なんとなく」で住むのはハードル高いと思います
そのハードルを超えても主従そろって主体性がない+どこにも属してないのならキャラ動かすのにも難儀しそうだなぁ、とも
>>792
いろいろあったりなかったりしております
ひとまずいろんなサーヴァントが動かせる治安の悪い街づくりが進行中ですよとだけ
>>793
アレウスさん想定だったんですか?あ、だから喋れないバーサーカー……なるほどなるほど
考えてもいいと思いますよ。ヘロデ大王がアレウスさんのサーヴァントになるかどうかはレージュさん次第になりますし
個人的な気持ちも加えれば人に合わせて喋れないバーサーカーになるより適性のあるマスターの元でガンガン喋るほうがいいかなぁ、と>>781
まあ全く不可能、という訳でもないのですが
仮にそれやるとしたら魔術とか絡まない完全日常パートか、もしくはクロス的な感じで一から…って風になります
>>791
死を想い、それ故にこの世ならざる彼方を見据えると…
「周りに合わせる」という生き方を貫いた結果、多趣味で人付き合いも良好になったというのは何とも因果なものを感じました
>>792
お久しぶりですー
ずっと存在だけ匂わせてた妹ちゃんをようやくお出しできました
よかったら見てってください>>711
>>796
成る程、魔術で直接どうこうではなく大量生産的なアプローチで解決していきたいと…
それでしたら確かにうちの源内は向いてるかもです
ただ、大量生産というよりはそういった隠ぺいに向いたモノを作らせる→その手の量産に向いた宝具持ちサーヴァントにパスする、といった手順の方が向いてるかもですが
時分からスポンサーになるというよりスポンサーを得て輝くタイプなのです>平賀源内>>802
わーい、待ってまーす
ホント サムゥイ…アイラブオフトゥン…>>806
ああ、そっちに繋がる話……勘違いはずかしい
最終決定はルネさん次第ですが街的にはおっけーですよ
わかりやすい理由ができるならそれが一番ですし、雇われの身なら主体性のなさはむしろプラスにもなることもあるかもですし>>809
一応アジ・ダハーカへの変身はしてたし……。
つーかウィキペディア(本来の方)の記述だけでも「アレ、この王様元々は言う程悪辣じゃないのでは?」って思い至れる余地はあったんですよねぇ、うーん悔しい
悪霊の誘惑(王位簒奪)を最初は拒絶したり、『再びイブリースが、今度は医者に変身して王の前に現れ、「その蛇に毎日2人の人間の脳味噌を喰らわせて養ううちに蛇が死ぬだろう」と助言した。もはやそのようにするしかなかった(←つまり脳喰いは仕方なくやった対処法)』だったり
作り込みの浅さが逆にダメージソースになるとは……
でもクッチーは割と公式ザッハークを相性召喚できそうかもというのはちょっと嬉しい。キャラ属性似てる部分あるから……
公式ザッハークをアメリカリレーで呼んだらどういうストーリーになったんだろうか
結局民衆被害凄そうだけど生存報告がてら、バルベルデのこそこそ話。
ロレンシオの子供達で大学に進学したのはリガヤプロだけ(アメリカの大学に留学)。
プリシラ:フランスの専門学校に留学してパティシエの国家資格取得
ビオランテ:日本の専門学校に留学して在学中に主演で声優デビューワレラン以外にもルゥやギヨームの鯖募集するために要項とか書いてたら丸一日経ってた…この震えは寒さだけのものではない…いやそれにしても寒い…
>>791
ヒャッハー新しい起源覚醒者だー!厄ネタ感すごーい!
「死を想え」という言葉に目覚めた彼女レムさんですが、見つめる死は果たして彼女だけのものなのか…生が後に何かを残すものだと考えるなら、彼女からは確かに死を見ながらも生もきちんと享受できているように思えますね
>>798
ギヨームは橋にまつわることであればタガ外れるんですがね…それ以外だとまあ常識人ですね…今日も今日とて胃と首を痛める情けない怪人です
あるいは二人ともフットワーク激軽だから普通にそこら辺で会ったでも良いですが、全隣街で悪さしたジャックさんを〆つつそこから始まるボーイ(?)ミーツガール(?)も悪くない…カモ…「テメェ今度こそ海に沈めちまうぞ」「おーこわー」みたいに言い合う仲みたいな…
ワレラン「親しみやすい、だろ?」
カア様零落草の根活動
>>799
ありがとうございます〜そしてなるほどぅ。あくまでノウハウを構築するまでがカバー範囲って感じですか…うーむリスクを考えるとあまり誰かを噛ませるわけには…いやあえて噛ませる方がワレラン仕草か…?>>813
普通に会った場合のワレラン→ジャックさんは周りから反応を軽率に引き出せる便利アイテム扱いと「なぁにがプレイヤーだ舞台上がれテメェ」とでハイリスクハイリターンなパシリさせたりパーティに付き添わせたりと無茶を強いていく感じですかね…
ちなみに全隣街で悪さして〆た後だと名目ができるのでよりパシらせ濃度が向上します
商人かどうかと言われれば…まあセーブは取らせてくれそうではある。本人としては商人云々よりNPC認定にブチ切れそうですが
>>814
季節ごとにたくさん一枚絵を描いてきているだけあって画面の構成力が格段に向上している…!
小物で裂ムジを匂わせつつほか生徒のみんなも散らして色数も増やすとは乙なテクニックですな〜!
>>815
了解です、またおたずねしたいことなど出来ましたら相談させてください〜あ、事前に告知しておきます。
巨悪枠に関与してるかは未定ですが、麗奈は本来契約してる曹操と表向き自分のサーヴァントとして矢面立たせてる名もなきマスターから離反させてるアサシンの2つぐらい手駒がいます。
いつもの偽装ムーブですね。
まぁ、誰がっていうとミロシュなんですが……。チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン
今回はマジで可愛く描けたと思ったらー
小物の遠近感がトチ狂っててムジカちゃんが巨人になるミスをしてましたー
畜生ォォォォ!!!!(血涙)(コ◯メ大夫)
>>816
なんか前回のルゥアスで目のハイライトの描き方変えた辺りから我ながらかなり良くなった気がしてます。今までは正気に戻って見返すと「んー…」ってなる事多かったけど最近は見返しても納得いく事が多くなってきて成長を感じてきました。近付けたかもしれねえな…ピカピカに…
小物は生徒ごとの色とマークが大体思い浮かぶので折角だからやろうってなりました。トワ君アリシアちゃん辺りでマークに少し苦労した以外は割とすぐ行けた感じですねえ
>>818
描き終わった後によく考えたらムジカちゃんは本命とそれ以外でもあまりデカ目の差はつけないというか少なくとも下限は高いだろこのマヌケが!!!みたいな感じで自己解釈違いパンチで俺自身を殴ってました
折角だしホワイトデーでは逆に裂夜くん側のイラストを描くのもアリかもしれんと企んでおります。───昔、大きな戦争があった。
戦争は終わり、世界は平和になった。
今やどこにも白き滅びはなく、後に続く巨人の影もない。
ただ一機も残らず、神々もまたその真体を喪った……───はずだった。
神は、これより先の運命を知らない。
【CLASS】シールダー
【真名/氏名】機神アテナ/カレン・アテナ
【性別】女性
【年齢】不明
【出身】モザイク市《横浜》
【身長・体重】170cm・61kg
【肌色】白【髪色】銀髪【瞳色】金眼
【外見・容姿】外見的特徴は都市管理AIカレンシリーズをモデルにしたもの。女神らしい威厳を出せるようにとあちこちを大きくしたり引き締めたりした結果スタイルがとてもよろしいことになっている。長く伸ばした銀髪に深みのある金眼が特徴的な女神様専用アバター。
【第一再臨】全身武装による戦闘形態。"アテナ"の名にまつわるパブリックイメージそのものな金と白の鎧兜に、アイギス仕様の盾と槍を構えた姿をとる。
【第二再臨】都市管理AIとしての姿。三つ編みを冠のようにまとめたヘアスタイルを基本とし、服装はスーツやドレスなどを使い分け。あくまで仕事用の威厳と気品を出すための形態。
【第三再臨】世を忍ぶ私服の姿。長い銀髪をそのまま下ろした比較的楽な格好。どこかキトンにも似た白いロングスカートが印象的。>>822
【属性】秩序・善
【好きなもの】勇者と勇者に至れる人間たち、美しいものと美しい自分、人と人が出会って家族になる瞬間
【嫌いなもの】汚.物と汚.物に成り下がる獣、美しさで挑んでくる不遜な者、人と星の未来を奪わんとする外敵
【魔術系統】都市管理
【魔術属性】空 / 風 / 水 / 地 / 火(状況に応じて換装可能)
【魔術特性】守護
【魔術回路】質:E += A 量:E += A 編成:特殊
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A++ 敏捷:B+ 魔力:A 幸運:B 宝具:A++
【クラス別スキル】
守護の権能:A
都市守護神としての権能。Aランク以下の干渉を無効化する。
物理的なものから神秘に由来するものまで等しく無効化し、Aランクを超える干渉は本スキルのランク分、威力を削減する。
これは毒や精神干渉による弱体化も同様。守護神の防壁に例外はない。>>824
【固有スキル】
融合端末体:E
機神アテナと都市管理AIカレンシリーズが融合したことによって発生した脆弱性。
端末体の稼働限界による戦闘可能時間の大幅な制限を強いられる他、同型であるカレンシリーズの干渉を受け入れてしまう抜け穴となり得る。
都市を統べるもの:A
「工芸の権能」「陣地作成」「召喚術」「都市管理AI」を含めた混合スキル。
モザイク市《横浜》における 管理運営 / 英霊召喚 / 武具作成 / 通信中継 / 芸術審美 / 建設計画 / 真体修復 を一手に担うための機能であり、都市運営に関する事象のすべてに指先が届く。
ひどく大雑把に言えば"都市に関することならなんでもできる"スキルである。
神一重の試練にも似た愛:A
機神アテナにまつわる神話で散見される勇者たちへの後押しを一纏めに現した権能。
神話に語られるものと同じく、神に認められた勇者に祝福を授ける。
時に勝利を約束する加護を。時に一騎当千へ導く武具を。時に万象から身を護る盾を。それぞれの勇者へ適した実在する力を与えるのが本スキルである。
……ただし。
カレンシリーズの端末体と融合したために神話同然に力を与えることはできなくなっている。"授ける"ための機能は残っているが、それは機能だけ。与えられるものに見合うだけのリソースを別途、必要とする。
真体の分割に伴い、本スキルは機神アテナ/カレン・アテナの手から離れている。>>825
パラディウム・ペネトレイター:-
戦女神として勝利をもたらす権能。
ヒトを守る守護神ではなく、自らが前へ出て勝利をもぎ取る攻撃性の具現。
後述する聖鳥ミネルヴァに譲渡している。
【宝具】
『汝、星を繋ぐ護神(プラネッツプロテクトシステム=アイギス)』
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~100000 最大捕捉:十二神
神々によって造られた防御兵装。アイギスの名を冠したその守りは鎧とも盾とも伝えられるが───その正体は、宇宙戦艦の装甲板である。
ただの装甲板ではない。船体を覆う最小単位の装甲板ひとつひとつが後の世で勇者に授けられた神体結界(アイギス)と称される概念防御。
それらは神の意思のみで自在に動き、また分離・合体を繰り返すことで数と距離に縛られない万能の盾となる。加えて中核部分が展開する指揮系統の元走らせることで臨機応変の絶対防御を実現する。
その守りは鎧とも伝えられる───正しい。その"艦"の主兵装たる守りは無敵と呼ぶに相応しく。
その守りは盾とも伝えられる───正しい。艦隊と、艦隊の進む航路を確保する防衛の要であるゆえに。
その名を、星間航路防衛艦アテナ。
果てを知らぬ星と星を繋ぐ航路を守り抜く、宇宙艦隊の護神である。
なお、モザイク市《横浜》では本宝具を都市結界として使用しているため、都市内の戦闘で使えるのは自衛用に纏ったごく一部のみとなる。>>826
【Weapon】
『聖鳥ミネルヴァ』
アテナ神のお供とも、また化身ともされる、聖なる鳥のフクロウ。
モザイク市《横浜》治安改善の一手として、そして長期間の戦闘を可能にする分身として。アテナ神はフクロウを依代にしたサーヴァントを召喚した。
『槍』
無銘の神造兵装。材質としては盾や鎧と同じだが、武器であるためにアイギスの名は持たせていない。
微量ながらアテナ・クリロノミアを内蔵しており、使用者の全ステータスを向上させる。
『神体結界』
真体の一部を持ち出して変形させた盾と鎧。アイギスとも呼ばれる。
それそのものの防御力もさることながら、魔力を通したバリアを張ることでより広範囲に守ることも可能とする。
盾と鎧はそれぞれが、それぞれへと変形可能。多くの者を守らねばならない時は盾に二枚にし、自分だけを守ればいいときは鎧を二重にするといったように、防御力の比重をある程度操作できる。>>827
来歴
───昔、大きな戦争があった。
戦争は終わり、世界は平和になった。
今やどこにも白き滅びはなく、後に続く巨人の影もない。
ただ一機も残らず、神々もまたその真体を喪った。……はずだった。
生き残りがいたのだ。『Αθηνα』の名を持つ機体が、戦いの後もかろうじて形を留めながら海中の底へ底へと沈んでいった。
真体そのものは見切りをつけられている。すでに地上では独立した『アテナ』という女神の名が人類史に刻まれていた。その時点で海底に横たわる真体は女神のバックアップの保存に努めた。女神アテナの名に紐づく神話を保存し続けた。
数々の勇者たちへの後押し。ポセイドンとの争い。ヘファイストスの狼藉。アラクネの機織り勝負。パラスと過ごした日々。そしてトロイア戦争。
合理性に基づいた、しかし将来性の見込めない保存作業を、ひたすらに繰り返した。
そして……───
戦前の横浜は地球温暖化による海面上昇を受けてゆるやかに滅んだ。
かつては横浜と呼ばれた領域には多くの抵抗の残滓が存在し、戦後それらを基盤したモザイク市≪横浜≫が再編された。
都市と呼ぶには可愛げすらあるささやかな規模。二度目のゆるやかな滅びも遠くないところまで近づいていた、そんな時だった。>>828
神が、流れ着いたのだ。
それは機械で出来た神だった。はるかソラより来た神だった。都市の守護を担うギリシャの神だった。
漂着物の分析を担当した都市管理AIは、すぐさま都市復興を条件にすべての権限とリソースを機神に譲渡した。それが最も合理的な結論であると神も同意した。
横浜と名のついた都市の再生計画。アテナと名のついた神の再建計画。そして都市そのものを神として再びソラへ打ち上げる『機神再臨計画』。これを最終的なゴールとして、両者の合意と至った。
それが神話に残るアテナと異なる道順で現存に至った機神であると知る者はいないまま。
ともあれ、そうして、モザイク市《横浜》を担当する都市管理AI、カレン・アテナが誕生したのだった。
以後、都市の管理・発展に尽力していくことになるのだが……これが、上手くいかなかった。
いいや人は集まった。女神アテナの名の下に都市を盛り立てるのに充分すぎるほどの人数と物資が集まった。ただ、ただ、ただ…………集まった人間の大半が、ろくでなしだった。
怪しげな魔術師の一団。
暴力的に暗躍するマフィアなる者共。
契約だ権利だとまくしたて土地を奪っていく企業。
暴れたいだけの快楽主義者、これ幸いと手を伸ばす人さらい、神に挑もうとする不敬なサーヴァント、元は難民らしい海賊の群れ、公然と盗みを働く怪盗・盗人、何処かから危険物を密輸する商人、病の実験のために乗り込む科学者……エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ、である。
ああそうだ、集まってきた人間のその大半は、檻の中が似つかわしいような危険人物ばかりだったのだ。
神の名の下に。さまざまな笑顔を浮かべてモザイク市《横浜》に訪れたろくでなしどもは、あっという間に都市の治安を底抜けのどん底に叩き落とした。
必然、女神さまはこの暴挙に憤慨したが……しかし、かつての栄光からはかけ離れた残骸の身では、欲望に突き動かされるケダモノの群れを止めるにはあと一歩及ばず…………現在に至るまでそれは変わらなかった。
それでも最悪の結末を迎えなかったのは、『六郭同盟』という協力者の存在と女神の威光、そして現住民たちの底力によるものだろう。
今日も最悪の治安が維持される《横浜》で、それでもと勝利の女神は声を上げる。
いずれはこの星から飛び立ち、再び星の海を渡る旅を始めるために。>>829
人物像
生真面目でお堅い貞操観念を持つ武装処女神。
また勝利をもたらす戦女神の名が示すとおり負けん気が強い。丁寧な口調や態度を崩すことはないが、同時に意思を曲げて泣き寝入りすることもありえない。いつでもどこでも徹底抗戦の女神さま。
基本的に人間に見返りを求めることはないが、それはそれとして信仰されたり褒められたりするとうれしくなっちゃう。もちろん女神の威厳を保つために赤くなりそうな顔は鎧兜の下に隠すのだが、人の世ではこれを照れ隠しと言うらしい。
肉体的・精神的どちらも潔癖の気があり、あらゆる意味で汚らわしい存在を嫌悪する。平然と獣欲を振りかざす野蛮人や誠実さを嘲笑う悪辣な輩、あとはシンプルに不潔な人間などなどなどが大嫌いである。
好む存在はその反対。一言で言えばきれいなもの(アテナ基準)となる。
欲や感情に流されない紳士、自ら穢れを跳ね除ける乙女、恐怖に堪えて苦難に立ち向かう勇者、そういうのが大っっっ好きなのである。それも一時だけでなく、生涯を通して貫き通した"きれいなもの"を好む。
人間にとっての長い人生で一切の玉瑕なく生涯を終える、それがどれほど人間にとって困難であるかは理解している。理解している、からこそ美しく感じる。欲にも穢れにも負けず流されず"きれいなもの"そのものな生涯を貫き通した人間。すばらしい。うつくしい。こんなんもう好きになるしかない。なった。好き。大好き! ……というのがアテナ神的な人間の好みである。
そして好みから外れたとして冷遇されることはない。それは都市の守護神だからという側面もあるが、まず根本的な話、アテナという名の神は人間という存在そのものが大好きなのだ。
神にとってヒトなど虫けら同然。にもかかわらず虫けらであるという認識を保ったまま、しかし慈しむように愛する。幼子に芽生えたほのかな母性愛のような柔らかさと、加減を知らずぬいぐるみを抱きしめるような無遠慮さで。>>830
そのようにアテナ神が人間に向ける愛は一方的になりがち。人の持つ愛玩ともかけ離れた、見返りを求めない神の愛玩。
少しでも人間の理解に近づけた例をあげるとするならば……アリの行進を楽しむようなものだろうか。ただし呆けたように眺めるのではなく、そこらの火山を優に超える熱量をもってアリの行進を楽しみ、応援する、というもの。気に入ったアリを見つければそばに近づいてささやくような、ともすればアリの一匹に自らの力を分け与えるような……。
当然ながらこれも正確とは言い難いが、ともあれアテナ神の人間に向ける愛情とはそういった、ちょっと、まぁ、どうかしちゃってる類のものである。
人間の視点からすればありがたいものではあるだろうが、たとえば同じ視点の神から見れば一体どのように映るのか。それはご想像にお任せしよう。
神の庇護下にある間はやさしい女神さまだが、神を越えようとしたり神そのものを穢そうとする不遜な人間には容赦しない。苛烈に、激しく、めちゃくちゃにキレる。悪意がなければ場合により許される可能性がなきにしもあらずだが、故意に貶めようとした者は言うに及ばない。どんな目に遭うかはケースバイケースなのでここには記しきれない。少なくとも手足の1、2本や五感のいくつかは覚悟されるべし。
しかしモザイク市《横浜》ではこういった神罰を下そうにも手が足りない現状が続いている。黙ってみているはずもなく、怒りに燃えながら不敬者をまとめて葬る手を模索し続ける。
次なる一手は『聖鳥ミネルヴァ』を用いた治安奪還組織の樹立ということだが……?
【一人称】わたし/我 【二人称】あなた/汝 【三人称】あの者>>831
台詞例
「我は必ずやこの都市の皆を、再びあの宙へ打ち上げます。星の海をゆく旅は、きっとまだ続いているのです」
「アレスは嫌いです。ヘファイストスも嫌いです。ポセイドンだって大嫌いです。男は皆ケダモノ、とまでは言いませんが。
ケダモノである自分に酔いやすい性があるのもまた事実。そういった野蛮そのものであるような神(オトコ)は、皆まとめて大嫌いです」
「いいえ、いいえ、いいえ! あなたは立てます! 立てとは言いません! "立てる"のです! あなたは誰しもが勇者に至れる、人間という生命体なのだから!」
「攻撃は最大の防御、と。なんて素晴らしい言葉。盾で殴るのはよく効きますからね。ちょっとアイギス持ってきましょうか?」
「畏れを知らぬ者よ。都市に踏み込む者よ。心しなさい。汝が前にするのは、女神アテナそのものであると」
「アテナ(わたし)とパラス(あのこ)の記録はもちろん知り得ています。あの暖かみを、それを囲う家を、そんな家が集う都市を、都市が繋いでいく未来を、守るために。わたしがいるのです」
「なんなのですかあの者どもは! 我のっ……いいえ、わたしたちの都市にあのような! 絶ッ対に許せません。許してなどやりません。必ずブチのめしてやります!」
「もっ……ち、ろん、わたしは、武装処女神であり勝利もたらす戦女神であり知恵を司る機神でもありますゆえ、称賛は浴びるほど受けてます。
ですので、言葉ひとつで揺らぐことなどありえないのです。……なぜ今兜を被ったか、ですか? そんなことはどうでもいいでしょう。いいったらいいのです」>>832
「いえ、確かにわたしはカレンであり、またアテナでもありますがだからといって、その、
なぜか定着してるカア様という呼称は……なんだか母親のような響きで……それが悪いとは言いませんが、我、これでも処女神なのですよ?」
ルゥ・メェベリエ=ラ・トゥールに対して
「ですからルゥよ、何度も言いますが泣きつく前に我に一言相談なさい。ただでさえあなたは無理をしやすいのですから。
それで、今度は何があったのですか? ……はい? 新しく仕入れた建材が暴れてる? 今? now? ───現場に案内しなさい! すぐに!!!」
ギヨーム・クビクラム=ル・ポンに対して
「顔を合わせるなり首を見るのはやめなさいギヨーム。いえそうではなく持ち出した真体を返還しなさいギヨーム。
それに近頃おかしな噂を耳にしますが、件の怪人とあなたは関係ありませんよねギヨーム? ギヨーム…? ……ギヨームッ!!」
ワレラン・フラフタール=レ・ザベニュエに対して
「……不用意に近づかぬように。なにやら不敬の気配を感じないでもありませんが、我は寛大な女神です。見逃してあげましょう。
それよりも近ごろあちらこちらで耳にする妙な呼称はなんなのです? ……なにを微笑んでいるのですワレラン。質問に答えなさい」
シャオロンに対して
「落ち目の組織を背負ったまだ年若い薬売り、でしょう?
どうあれ我が元でなにをするでもなし……放置してもよいでしょう。いえ放置するしかないのです。なにせ手が足りないのですからッ」>>834
ギンコに対して
「便利屋、という商売は概要でしか知り得ませんが、都市にとっての癌でないことは理解しています。
わたしにとっての敵ではない……とはいえ神の庇護を求めることもない、どっちつかずな態度は困りものですが」
黒野仁美に対して
「…………ああ、なるほど。どっちつかずであっても、それが居場所になる者もいるのですね。
ならば良しとしましょう。いえ、都市の守護神としてはまとめて庇護下に置きたい気持ちだっていっぱいありますが、それはそれです」
アレウスに対して
「よりにもよってあの神を名乗る不敬者とは、不愉快極まりないことです。
この身体の不足を埋められれば、我自らの手であの野蛮な放送の元を撃ち砕いてやれたものを……」
【製作者】黒鹿ファン>>700
返信が遅れ申し訳ない…
どれだけ魔術を修めていようと、世界の大きな流れと戦争という圧倒的な暴力の前には無力だったという哀しさ
後述の仁美とはまた違った形で過去の痛みを背負っているキャラ、それが加々見オルタことギンコなのです
>千早的な意匠
こちらについては出すかどうか考え中といった所
似たようなものは出すかもですが、大分形は変わるかもしれません
>>818
はたして二人が出会う時は来るのか…
それは誰にも分かりません
>>836
これは時間がかかるのも納得な情報量
以前投下された時も思いましたが、改めて見るとこの女神様本当にお労しい事になられてる…
ちなみに女神様からの評に対するうちの各キャラの反応は下記の通り
ギンコ「神の庇護を求めないって、そりゃそうよ。だって私んとこの神様は何も力になってくれやしなかったからね。それに比べたらどうにかしようって気があるだけあの女神様はマシかもしれんけど――正直、だるいわ。関わり合いになんてなりとない」
仁美「ギリシャ神話の、女神様……今の日本ってそんなのまでいるんだ。お兄ちゃんが昔読んでたラノベみたい」>>842
なぬ?アテナ神が警察を作る予定ですがそこに入る感じで?
聖堂教会はどうだったかな…チトセさんがガッツリ聖遺物っぽいもの武器にしてたから信仰がなくなってるとかは無さそうですが今のハマ勢力図見るとしっかり100%ルゥちゃんとかアテナさん側の味方増やした方がいいかなと考え中だったりします。
パッと見主従両方めっちゃ胡散臭くて怪しく見えるけど実は100%中区サイドのスタンスな学者マスター+リシュリューとか作ろうかな
>>791
起源覚醒者…!!周りに流される性質でありながら多趣味で音楽好きなのが個人的に良いなって思いました。
あと河上さんとの関係も好きな感じですね。人間的に空な部分も少しあるかもしれない二人ですが、それでも互いを信頼できてるだけでなんか安心できる感じがしますね
>>836
おぉ情報量と完成度が凄い…まさにハマを統べる奴に相応しい情報量だと思います
そして何より衝撃だったんですがアスミちゃんが想定以上に肯定に取られてる…だと…!?盗みを働く怪盗とかあったしヤバいかなと思ってましたが普通に「止めるつもりは無いけど一言言ってほしかった」位だったのはビックリというか嬉しい大誤算でした。でも理由考えると納得でしたわ。確かに戦女神なら中区の為に戦うのを止めはしないかも。だがルゥちゃんが許すかは別かもしれませんが
最悪中区との方向性の違いすら考えてましたが、これならアスミちゃんの杞憂と覚悟の問題って感じだからマジで中区の蟠り解けるというか戻ってくるのは割と難しくなさそうになってきましたね。というか他が割と仲間難しそうだったり巨悪だったりだからマジでアスミちゃんは序盤で解決して味方にしたいところ
>>844
>>846
となると自分のランサーが動いた方良さげな感じですかね?
それこそビーム撃とうとする時に風突きで顔面に衝撃与えて暴発or軌道逸らすってのは俺も考えてた奴ですし行けると思いますよ
そんで裏は今から行きますー>>849
ん〜…ん〜…正直なところを言うと「なんとも言えない」なんですよね。少なくとも現時点では
というのもまだまだアテナ神周りは不確定なところが多くて私も判断しかねると言いますか
ニケもそのマスターも未完成ですし、ルゥちゃんも契約するサーヴァントは決まってませんし……そういう状況だとキャラ同士の相性を考えることもできず
件の胡散臭いマスターに関しても素で胡散臭いのか、意識して胡散臭くしてるのか、それともいずれ裏切る枠なのかでいろいろ変わってくるでしょうし
なので、もろもろ合わせて「なんとも言えない」が回答になっちゃいます。すいません
ニケもすぐ作ります。ごめんなさいミクトランをクリアしてからというもの『パラス・オルタ』なる概念が定期的に頭をよぎる。
確かミクトラン実装当時スレでもこんな流れがあった気がする私は周回遅れマスター……。
>>797
ああん、銃弾と魔術と英霊が飛び交う治安最悪の危険地帯なんて素敵。
是非とも私も一枚噛ませて頂きたいのですが何処か空いているポストはおありでしょうか?
>>799
おお、黒野くんの妹さん。いきなり日常を奪われて辛い現実から目を背けながらも今できる精一杯を生きておられる。悲しいけどこういうのしゅき。
そして戦前から色々な怪異に見舞われたりと難儀な生活を送っていたそうで。うちのライカと似た境遇ですがこちらは曲がりなりにも魔術師の家系だったから家族に相談もできただろうことを思うととても大変だったことでしょう。
>>814
あら〜。端末に映る再生予定の文字列にニヤニヤが止まりませんことよ〜。
>>840
>>845
プルフラス可愛い…。そしてクロケル貴様ァ!プルフラスに合わせて自分っぽい魔神柱モドキの姿作ったなァ!(「大変素晴らしいデザインです、ありがとうございます」の意)
>>836
情報量が、情報量が多い!そしてパラスの記録も知ってるということは例えばうちのパラス・アテナ(ランサー)と会ったらどんな感じになるのでしょうか?平行世界の幼馴染?>>852
>難儀な生活
何せ見えるだけで仁美自身からは何もできない為、それはもう苦労してました
ギンコ(加々見)と出会ってからは多少マシになったのでその点だけは救いというべきなのか>>855
あ、あの、も、もうまとめちゃいました…
投下するのはちょっと待ったほうがいいかな…?船SS最新話制作中
避けられない展開とはいえ前回ちょっとかなり失敗したくさいので今回は慎重にやりたいところ
>>852
オルタ懐かしいですね…俺も作りましたね趙雲オルタくん。未だに動かすタイミング作れてないのがキツイですが
やっぱりカップル系だと相手に関連あるアイテムとか置かせたくなってしまうんですよね俺。CPとか絡みのあるキャラがいる奴関連になるとこういう関連キャラとか相手匂わせの発想が無限に湧いてきてしまうのは俺のいい所であり悪い所でもあると思うです
そういや船SS最新話作ったので良かったらご覧ください。我ながら失敗した感ある話ではあるので怖いですが…>>852
魔神柱モドキの姿、実はザミエルさんのかわいいのが元ネタだったりします〜せっかくまとめたので、どうせならとwikiに貼れるようにと横浜の概要を手直ししてまいりました
でも抜けとか間違いがあるかも確認してほしく
というわけで投下ー*概要
"機神の漂着"という奇跡のような出来事をきっかけに再生の真っ只中にある人口島の上に建てられたモザイク市。
同時に、漂着したという機神を求めて大量流入した人間たちによって秩序が破られた治安最悪の都市。
人口島の全景は六角形を思わせる形で拡張され続けている。
基礎デザインは都市再生計画に賛同した『六郭連盟』の案を採用したものが多い。
一見すればひとつの島を区分けしているようにも見えるが、実態は複数の埋め立て地と浮島で形成された群島である。島と島の間は皮のようになった水路が多く、これを渡すための橋が増える要因にもなった。
現在横浜の秩序は公的な治安維持組織ではなく各エリアで力を持つ集団ないしは個人が形成した支配域の中で独自に保たれている。
支配域の形態や規模は様々あり、代表的なものは『中区』『西区』『南区』に大別される3つのエリア。
その他は曖昧な境界線上で好き勝手に主張する"ナワバリ"でしかなく、それも勢力図の変遷にたやすく飲み込まれてしまうため細かい区分けに意味はない。
都市としてもっとも特筆すべき点は『すべてのエリアでサーヴァントを用いた戦闘行為が許される』ということ。
許される、というのは少々の語弊があり、モザイク市を治める都市管理AIはもちろんそういった蛮行を許可などしてはいない。しかし許可のひとつひとつに従わせるだけの秩序はもう無い。
秩序が無いのであれば希う必要もまた無く。
だからこそ許される。
この街は、すべてが許される。>>861
*中区
旧市街エリア。はじまりの地。
14年前の大戦直後に興されたモザイク市の基盤であり、機神アテナの真体の漂着から発展していったモザイク市《横浜》の中心地……だった場所。
現在は中心地とはとても呼べない。神の名のもと転がり込んだ大量の人間たちにあれよあれよと奪われ続けた結果、今や見る影もないほどのどん底に落ちたエリアとなった。
街並みとしては一見普通に見えるものの空き家やありあわせの材料で間に合わせただけの建物がいくつも見られる。
住人たちもほとんどが元から横浜の地に住んでいた人間であり、外部の人間はよそからあぶれてきた負け組か、あるいは真体再建計画に賛同した『塔の一族』くらいのものである。
治安は他エリアに比べればマシと言えるレベルではある。しかし根本的に弱者の立ち位置にあることから外部の攻撃を多く受けている。敵は多く味方が少ないという状況が常態化しているのが現状。
金も物も人も不足しっぱなしの貧乏エリアだが、機神アテナの威光もあってなんとか存続できている。
**組織一覧
『塔の一族』
『警察』
機神アテナ発案の治安奪還組織。
武力制圧を基本方針とした特殊攻撃部隊という位置づけになるが、人手不足なため弱い。>>863
*西区
都市部エリア。新設されたメガフロートの上に築かれた企業や貴族を中心に栄える横浜の巨大都市部。
オフィス街と商業施設が入り混じるこのエリアは、活気にあふれていると同時に金の往来が激しい。カモが多いとも言う。
近未来を連想させる整った街並みを見せるがそれはあくまで表面上のもの。
メインストリートからひとつズレれば大穴の空いたビルや曰くのついた集合住宅などが放置され、横目には企業に立ち退かされた個人店がいくつも並ぶ。
また住民たちもメッキじみた街並みにふさわしい品格を備えている。富裕層を狙った密売人や人さらいがいくらでもいる。間違っても自然公園の裏手や人気の少ないホテルに近づいてはいけない。
**組織一覧
『橋の一族』
『企業』
>>611>>865
**住民一覧(五十音順)
アスミ・シラコマ
ギヨーム・クビクラム=ル・ポン
ギンコ
黒野仁美
リーランド・レイゼイ
*南区
住宅街エリア。黎明期に大量流入した住民たちの受け皿となったアングラゾーン。
後先など考えず建て増しを繰り返されたため構造上の死角が多く、無法に輪をかけた連中の温床となっている。
戦後の新興産業「魔術」に一際早く順応することで独自の勢力を築いた彼らは即物的な魔術の扱いに長けている。戦前で言うところの魔術使いと呼ばれる人種が多い。
そのような成り立ちから商売道具も魔術の要素を多々含む。武器や薬物や言うに及ばず、都市管理AIの目を盗んだハッキングや違法召喚も平然と行われている。
また、魔術を商売道具に据えたことで戦後なりの神秘の秘匿……企業機密を守らねばならなくなった。彼らがこのような場所で隠れ住むように生きているのも必要性の迫られてのこと。
裏の住人の連帯感……などというものは露ほどもなく、常に喰うか喰われるかの蟲毒が繰り広げられている。余所であぶれたならず者がこの地で徒党を組んで名乗りを上げ、そしてより上のならず者の商品にされることなど日常茶飯事である。>>836
オカンだ…知恵と戦いの女神なのに六郭連盟の連中への態度がオカン度高い…あるいは犬の飼い主…
神目線での愛(試練)という困った要素も歯向かう側や困らせる人が多いせいでナリを潜めてますね、これは味方サイドさんの補充が待たれる…特にニケさん主従…
再臨による外見の変化が示されていますが普段はどの再臨がメインとかあります?なんとなーく二臨が通常営業モードかなぁとは思うのですが
>>868
おぉこう見ると壮観ですね…白駒商店街はそう処理されちゃったかぁ…警察署が発射台っていうのも面白いですね。一昔前の警察ものみたいな意味もなくド派手な出動シークエンスとかありそう
そして『幻霊研究会』!めちゃくちゃ胡散臭くて良いですね、とても気になる…>>869
六郭同盟のお三方がいずれも目の離せない曲者だったもので…3本のリード全部別方向に伸びまくって苦労してるイメージががが
ニケは……能力面は整ってきたのであとは人物像方面がなんとかなれば……今週中には、出したいなぁ……
そうですね通常は第二、戦闘と威厳を見せたいときは第一って感じで使いわけます
第三は日常イベントがあるときに使えればいいかなくらいです
思いついたので白駒商店街→闇市ってしちゃいましたが「いつか復興させる商店街」をより重視するならただの寂れたシャッター商店街にして闇市は別に移します。ここはアスミちゃんというか京極さん次第かなぁ、と
幻霊研究会は南区を魔術つよつよな方向性に決めたときから絶対出してやろうと思ってました。胡散臭いやつとやばい思想のやつをいっぱい集めるんだぁ…>>845
OK。
通常霊基と水着霊基でバレンタインチョコ考えてみる。企業のアスミの商店街壊した奴が自来也の蝦蟇触媒か何かにして児雷也アサシン召喚して何かしらで狂化なり洗脳なりさせて自来也vs児雷也にするとかいう展開を思いついてしまった
>>868
良いっすねえ。3エリアそれぞれに良い感じの特色があって違ったバトルとかストーリーができそう感もありますし、巨大な悪が複数立ち並んでるのも良い感じがしますね。そんで悪キャラだけじゃなくて悪じゃないけどアテナ側でもない、みたいな中立の奴も結構いるしこれは楽しい事になりそう
シラコマ闇市の件は大丈夫大歓迎ですよ!確かに復興させたいって気持ちはありますが、あらかじめ動線敷きすぎるのもアレですのでここは闇市で問題ないですよ。ただ強いて挙げるなら闇市で企業が少し隠れて暗躍してる、みたいなのがあると経緯もあって良い感じになりそうかなーって位ですね。
あとはシラコマ闇市のこと考えるとアスミちゃんは最初は基本的に苗字隠すのもアリかもしれないなって思いました。普通にアスミって名乗るか或いはオガタアスミって言うみたいな感じでバレンタインですが今日中に船SS最新話ぶち込みたい所存
書き終わったら自鯖のバレンタインSS募集してみようかと考え中だったり
>>839
遅ればせながらなんで不採用でも大丈夫ではありますが良ければ鉄牛を見たいなと
>>873
ですね。金カム並に入り乱れた勢力図になるのも面白そうな気がします
企業勢暗躍ってのはアレです。こっそり企業が開発した安めの何かを売ったりして、それを介して何らかのデータを稼いでるとかみたいなイメージです。ただ具体的なのはまだ思い付いてないです、すいません。サーヴァントをクラスだけ判別して分布図データとかEXクラス判別装置を作るとかかな…?
分かりました、そんならアスミ呼びにする事にします。信頼できた相手にシラコマって苗字を開示するパターンにしようかなと>>876
まぁそういうことならなんかいいの思いついたときにぶち込むくらいでいいと思いますよ
よーしよしよしいっちゃいますぜ「ホッホー! じゃなくてこんにちは! ニケは、サモトラケのニケっていいます!」
【クラス】ランサー
【真名】サモトラケのニケ
【性別】女性
【身長・体重】150cm・43kg/133cm・36kg(第一再臨のみ)
【肌色】大理石の白色【髪色】ミネルヴァの羽の白色【瞳色】ハチミツの橙色
【外見・容姿】デフォルトの状態では元の彫刻と同じように頭部と両腕がない状態で召喚される。翼は武装と同化している。
【第一再臨】変形させたアイギスで身を包んだ全身鎧状態。両手は槍を変形させたものが自律稼働しているため、武装は盾のみとなる。
【第二再臨】ヒトっぽい姿形を手に入れた形態。私服による日常モードと鎧による戦闘モードを使い分ける。この状態ではじめて『槍』が解禁される。
【第三再臨】未確定。
【地域】ギリシャ/ルーブル美術館
【年代】不明~現代
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:A += 耐久:B 敏捷:C++ 魔力:D 幸運:C 宝具:A++>>878
【クラス別スキル】
対魔力:D
魔術への耐性を得る能力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する
騎乗:C
乗り物を乗りこなすための能力。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
【固有スキル】
この右手に勝利の約束を:A
聖鳥ミネルヴァとして女神アテナの加護を戴く様を示すスキル。現代において発見された"右手"を中心に宿る。自らが前へ出て勝利をもぎ取る攻撃性の具現。その一部である本スキルは女神の加護であると共に同ランクの神性スキルとしても扱われる。
筋力ステータスにもプラス補正を掛けると同時に、耐久ステータスの数値分だけ筋力ステータスに上乗せする。さらに追加で筋力ステータスにプラス補正。
あの無貌に夢想の美貌を:C
その彫刻には顔が無い。だからこそ人々は無い顔を、夢想のうちに美貌とする。
効果は未確定の彫像の容姿を夢想に描いて確定させるというもの。造形から色彩、大小まで千変万化。
ある意味で『変化』に似通ったスキルであるが、ランサー自身に操作できるのはスキルのON/OFFまで。詳細な変化は現在のマスターの無意識のイメージのみによってすべてが定められる。
他者の無意識に左右される性質であるために、恐怖・混乱・魅了・幻惑といった精神干渉に対する抵抗力を大きく下げる。
その彫刻には顔が無い。だからこそ人々は一方的な主観だけで、あの無貌に輪郭を与える。>>879
かの左手に未完の未来を:E
現代でも未発見とされる"左手"は、どんな形であるかも、またどんな物を握りしめていたかもわからない。なればこそかの左手はなんだって掴める。
戦斧だって振れるし、剣槍だって握れる。もちろん弓を持つこともあるだろう。
左手と右手に持った得物によってランサーはそのクラスそのものを、より相応しいカタチへと変じることができる。セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカー、いずれでも。無論エクストラクラスも例外ではない。
ステータスをも既存の数値分だけ必要に増減させることが可能。さらには変じたクラスによって生じるであろう不足スキルを、穴埋めのように追加で獲得する。
ランサーという呼び名も滑稽に思えるほどにその存在は不確定かつ未完成である。それもそうだろう。なぜなら彼女は『サモトラケのニケ』なのだから。
【宝具】
『その彫刻に我欲の生命を(サモトラケのニケ)』
ランク:E 種別:形成宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
ランサーの真名たる『サモトラケのニケ』の誕生経緯を由来とする、自身に対する形成宝具。
その彫刻は胴体の部分と、無数の欠片という状態で発見された。それらを繋ぎ合わせて、そうしてようやく彼女は復元された───両腕と頭部が無いという姿で。
ランサーはバラバラに砕けてしまうような致命の一撃を受けても、たった一度だけ完全な形で復元される。
リセット&リスタート。ある意味での転生に近い形であり、事前に受けていたすべての効果と、それまでの肉体的・精神的変化をすべてまっさらな初期状態に戻す。>>880
『汝、我より出ずる機神(パラディウム・ペネトレイター)』
ランク:A++ 種別:出撃宝具 レンジ:ary 最大捕捉:ary
戦女神として勝利をもたらす権能。機神アテナから聖鳥ミネルヴァに譲渡された本懐。
ヒトを守る守護神ではなく、自らが前へ出て勝利をもぎ取る攻撃性の具現……───イヤ、そうではない。"それ"は決して攻撃ではない。結果的に攻撃にもなりうる動作はしかし攻撃ではないのだ。
神話に曰く。『アテナはゼウスの額より産まれた』とされる。そしてゼウスとは、額を含めた顔部のような造詣を持つ宇宙母艦であった。
それは。それは。それは。ゼウスの額から産まれたという神話を、宇宙戦艦に当てはめれば、それは、母艦より出ずる発艦と呼ばれる動作に他ならない。
かの神話が示したことはひとつ。母艦より発艦、いや出撃するその神が、最終手段とされる決戦兵器であることは明白。
大部分の装甲版を守りの要とし、そのすべてを操作しうる中核につけられた……汎用性を極めたヒトガタの兵器たる宇宙船団の切り札。
すなわち───対天地人最終決戦兵器アテナ。それが、かの神を最高神ゼウスと並ぶとまで称させた、もうひとつの呼び名である。
発艦に際した動作を宝具として再現したこの一撃は、『突撃』という形で構成される。
機神として。また槍として。ランサーは核融合のような爆発的エネルギーをまとって、宇宙へ飛び立つロケットさながらの衝撃と速度をもって目標へ到達する。なおランサー単体で発動する場合、身体的負荷および魔力消費は甚大であり、連発は非常に困難。
追加効果として、神体結界(アイギス)でもある槍を用いた一連の出撃シークエンスは双方の概念的防御を無効化し、純然たるパワー勝負の土俵へと引きずり出す。
なお、ランサーのスキル『かの左手に未完の未来を』によってクラスが変更された際には追加効果に変化する。アーチャーであれば射程と威力が大幅に増加、ライダーであれば移動に特化した騎乗物に変化、というように。アテナであり、またサモトラケのニケでもあるランサーだからこその汎用性が秘められている。
元は機神アテナの宝具ということもあり、本宝具はアテナ神との互換性が認められる。当然ながらアテナ神がこの出撃宝具を扱うことも可能であり、またアテナ神とランサーの合体宝具もありえるかもしれない。>>881
【Weapon】
『槍』
無銘の神造兵装。材質としては盾や鎧と同じだが、武器であるためにアイギスの名は持たせていない。
微量ながらアテナ・クリロノミアを内蔵しており、使用者の全ステータスを向上させる。
第一再臨時に展開される両手はこの槍を変形させたもの。
『神体結界』
真体の一部を持ち出して変形させた盾。アイギスとも呼ばれる。
それそのものの防御力もさることながら、魔力を通したバリアを張ることでより広範囲に守ることも可能とする。
ランサーはこの盾を槍と共に変形させて別の得物に変化させることが可能。変化可能域は未確定として定められる。
『ミネルヴァ・メット』
どこかフクロウっぽい形のヘルメット。第一再臨時限定で頭部ユニットの役割を果たし、第一再臨以外ではオートで動くフクロウ型の子機となる。
五感に基づいたセンサー類と発声機能を備える。さらに小さくもフクロウらしい翼が付いており、身体から離してゆる~く飛べる。>>882
【解説】
サモトラキ島で胴体部分と1118点の断片が発見され、そして頭部と両腕のない姿で復元された勝利の女神ニーケーを模した彫刻。
造形の美しさと、不完全さから見る人々の想像力を刺激する在り方は、ギリシャ彫刻の最高傑作のひとつとまで称されるほどに愛されている。
後に二本の指が残った右手が発見されるも右手と胴体を合わせることはなく、個別に分かれたままルーブル美術館にて展示されている。
象られたニーケーという女神はアテナ神に付き随う神とも、またアテナ神の化身とも言われる。そういった縁を手繰り寄せた聖鳥ミネルヴァを触媒とする形での召喚となった。
アテナ神に召喚された彼女は人間のマスターを持たない"はぐれサーヴァント"としてモザイク市《横浜》に降り立つのだが……>>883
【人物像】
───見たいように、見てください。
フクロウっぽい鳴き声を発する小動物っぽい雰囲気の少女。……という輪郭を与えられた彫刻。
彫刻の身体ではできないことを好んでいるようで目下のところは食事を一番の楽しみとしている。肉も魚もパンもフルーツもおいしそうに食べているが、野菜は例外なのかもしれない。
アテナ神の名代として人間を見守ることも好む。好む、のだが対象が限定的。直截的に言ってしまえば仲睦まじい男女の様子を興味津々に見つめる。"ませて"いるのだろうか。
普通の人間程度には思考力があるらしい。ケダモノと呼ぶほど愚かには見えないが、知恵の象徴と呼ぶのが躊躇われるくらいにはバカっぽい。結果として親しみのもてる知能レベルになっている。
彼女の真名を考えれば無理からぬ話でもある。実在しない頭でものを考えろというのも酷な話だ。
───聞きたいように、聞いてください。
アテナ神に由来する"攻撃力"を求められて召喚されている。だからなのか負けん気が強くて好戦的。おまけに脳筋思考であるため敵を前にすると「とりあえずぶっとばす」「ぶっとばせばなんとかなる」と考えがちに聞こえる。
自らがアテナ神の槍であるという自負もあるのだろう。一度スイッチが入ればイノシシさながらに猛進してしまう。そのくせ嘘や挑発であっさり進行方向を誘導されてしまうので彼女の手綱を握る者が苦労することは間違いない。
それでも彼女は足を止めはしないだろう。羽ばたくために見上げることをやめないだろう。飛び立つための足と翼は、あるがままを許された彼女の実存なのだから。>>884
───されたいように、なされてください。
総括して短慮かつ無鉄砲。食いしん坊のフクロウもどきで猪思考。そしてアテナ神の攻撃力として特攻要員を務める一番槍。ということになる。
それが此度の現界に際して彼女に与えられた初期状態。そのように求められ、そのように応じる。その是非の決定権を彼女の自我は持たない。
決めるとするならば、それは、
黒い線の外を思いつくままにしてもいい塗り絵のような。
誰もが白なのだと思い込んでしまう天使の羽のような。
雨が降らなければ誰の視界にも映れない虹のような。
自由で、無責任な、あなたの主観だけが……───
───あなたがどんな世界観に生きていても、"わたし"は受け入れてしまうから。>>885
【一人称】 ニケ/"わたし"【二人称】 お前、おまえ、(呼び捨て)【三人称】あいつ、人間さん
【セリフ例】
「ホッホー! じゃなくてこんにちは! ニケは、サモトラケのニケっていいます!」
「ニケはアテナ様の槍なんだ。だからつよいよ? 負けたりしないよ? 勝利を約束してあげるから、見ててね」
「ホッホーゥ! おいしそうなごはーん! いっただきまーーす!」
「お肉を食べるよ。お魚も食べるよ。野菜は……ホー……好き嫌いしないよ、ちゃんと食べる」
「アテナ様の代わりに人間さんを見守るのもニケの仕事だよ。仕事だから人間さんのつがいをいっぱい見てもいいんだよ。ホッホィ仕事仕事」
「ホー………ホホー………わー、ちっかーい………」
「知恵の象徴? ニケが? あっはははははは! ……ホゥ? な、え、ほ、ほんとに? 勉強させられるの?」
「ホ? 敵? じゃあ全部ぶっとばそう。敵なんでしょ?」
「ニケはねぇ、ミネルヴァっていうフクロウで、アテナ様の化身っぽい槍で、サモトラケのニケっていう彫刻なんだ……ややこしいね?」
「サーヴァントは食事も睡眠も必要ない? ホー……ホッホー……どうして、そんなこと言うの……?」
「ホー/ホッホー/ホッホィ(日常的な相づち・挨拶)」
「ホッホーゥ!(よろこびの感情表現)」
「ホッホー……(かなしみの感情表現)」
「ホッホゥイ!?(おどろきの感情表現)」>>886
カレン・アテナに対して
「アテナ様アテナ様ー! さっきそこで勝ーちーまーしーたー! ビルに隠れてた敵をみーんなまとめて貫いて! ビルごとぜーんぶ崩してきた! ……ホゥ? アテナ様? どうして急にだまっちゃったの?」
ルゥ・メェベリエ=ラ・トゥールに対して
「ホゥホゥホッホゥ。ずるい。ホッホィずるい。ルゥはアテナ様にいっぱい可愛がられてる気がするからずるい。
ニケより小さいくせにおっきいのもずるい。……ホッホー! だから上から見てくるなー! ニケだってその気になれば飛ぶぞー!」
ギヨーム・クビクラム=ル・ポンに対して
「お仲間、かな?(ミネルヴァ・メットを両手で抱えながら)」
【他クラス適性、変化傾向】
人が見る世界の数だけあるだろう。
【製作者】黒鹿ファン談話室更新しましたー。京極さんは確認ヨロです。
一応観視の魔眼については多分コレで伝えきれてると思いたい……。
今更変更とかするつもりはないけど、刹那の苗字ディアフレンドとかでも良かったというかキャラに合ってたかもしれんなとふと思う。
ガルドロットってあれ円卓の騎士の名前混ぜただけだしよっしゃ完成じゃオラァ!!
という訳で行けるなら30分辺りから船最新話を投下したいですが大丈夫ですか?行って大丈夫そうかな…
じゃあこっそり投げさせてもらいます
前回>>760
三行あらすじ
・人形劇してたら盗撮されてた
・と思ったらそれはデコイで弾丸が放たれる
・ジャスミンが抑えるけど止まり切らずにムジカに当たりそうになった所で何者かの声が聞こえて終わりchapter1-7 そして、歯車は回り出す
「ムジカちゃん、避けて———!!」
その叫びが、公園に響き渡った。
ざわめき出す公園の中、海月が叫ぶ横で。それを聞き、前を向きながら。人形を展開する為に動かした腕を戻し、一瞬の刹那でジャスミン・アドレーヌは思考を最高速で回転させる。
(———落ち着いて、考えましょう)
焦りと不安もあるが、その気持ちを抑え、切り替える。人形使いらしい巧みな思考の動きで、ジャスミンは冷静に心の揺れを整えた。
まず、現状を把握する事にした。
今、目前にて発射された弾丸。人形劇の場所を狙っていたそれは、明確に殺.意が籠っていた。
炸裂弾か、爆弾か、或いは殺.傷力の高い何かか。最悪、呪詛の類の魔術が込められているか———掴めないが、何にしてもそれが直撃すれば、恐らく大惨事になるのは不可避。
とはいえ少なくとも包み込んで勢いを殺して、中に何が入っていようとも人形の壁が通さないから、内部に留まるのは間違いない。だから、最悪の被害は回避できたという点でなら安心できる。
でも、爆裂の心配は消えても、止まってはいない。人を殺.す弾丸から、人を吹き飛ばす豪速球にランクダウンしただけ。
…そして、今。それは、ムジカちゃんに向かって飛んでいる。
このままでも最悪だけど。更に、それがムジカちゃんを吹き飛ばしても尚止まらないとしたら———
人形劇の壁すら壊して、その前にいる子供たちにも被害がいく。
祭りの雰囲気など完膚なきまでに破壊される、そんな大事故が起きるのは明白だった。>>893
———誰が。何の、ために?
そんな疑問もある。不審な点も有り余るほどある。——最悪の可能性すら、ある。
(けど、今考えている猶予はない———!)
刹那の内に、公園がざわめき始める。眼鏡に見える視界を、目前の少女に合わせる。
やはりムジカが、目の前に飛んでくる球を認識している。
最早、猶予は残されていない。そんなコンマの間に、ジャスミンは、手に持ったペットボトルを見る。
この中に入ってるのは、ウォール人形。
地面に着弾した瞬間、壁のように突き出て、あらゆる衝撃を吸収できる。これを今から投げれば、ムジカちゃんに到着する前に止める事はできる。
——そう、止める方法は、ある。
(———でも)
そう。ジャスミンは、れっきとした魔術師である。
故にこそ、それは理解していた。
——神秘の隠匿。
こんな、一般人が沢山いる場所で、人形魔術を使用したら危険だと。ジャスミンは知っている。
———なら、どうする?
確かに、危険ではあるけど…でも、今。ムジカちゃんが。大好きな友達が、危険に晒されている。そして、人形劇を見ていた子供達にも、その親御さん達にも。皆に、危険が。>>894
———役に、立たないと。
強迫観念が、私を突き動かす。神秘の隠匿への迷いもあるけど、それ以上に、今は。
ペットボトルを握り、投げようと、構える。正面を睨み、私は。強行手段で、危機を防ごうとする。
私は———!!
そう、心のままに、速攻で投げようとして。
ガサッ。
音が、した。
「———!?」
ジャスミンの手が、止まった。
直感が、理性が、投げようとした手を止めた。投げなくても大丈夫だと、直感が、本能が理解する。でも、その状況は、理解するに時間が掛かった。
突然、現れたのだ。
どこからともなく。いや、違う。人形劇をしていた場所の近くにある、木の上から。それは飛び降りた。
それは突然、ムジカの前に。急襲する鳥の様な速度で着地をする。
何かが、地面に落ちる音がして。
その_____が、偶然見えた時。
「……え?」>>896
グイッ!!
瞬間、ムジカの身体が宙に浮いた。
目を瞑って、視覚を消していた故に。突然の五感の衝撃に、私の思考は動転する。
「!?」
声が出そうで、出ずに押さえ込まれる。
誰かに強い力で持ち上げられた事に気付き、ムジカは余計に言葉が出なくなる。更に。
「ごめん、時間ないから率直に言うよ!!歯ァ食いしばって耐えて!!オッケー!?」
「…!?っ!!??…???」
突然、知らない女の子の流暢な日本語がムジカの耳に入る。
浮遊感を覚える感覚も相まって、脳内が謎に包まれる。
誰?何が起きたの?…誰かに、持ち上げられてる?———そして、何て言ったの…!?
何もかもが、全く分からない。さっきまでの危機的状況も相まって、前ミツキちゃんの漫画で読んだ情報が完結しないアレをくらっているかのように混乱する。
でも、一つだけ分かった。
なんか。すごい嫌な予感がする。
風を切る、例の死の音が、更に近付く。ムジカは瞑った目のまま、追いつかない頭を必死に追いつかせようとする。
そうして、怖さを押し殺して、ムジカは目を開けた瞬間———
「行くよッッ!!」>>899
「!?」「何の音!?」
その爆音に、公園が一瞬静寂に染まる。
何があったのかと、視線が空中に集まる。
ざわめく人達。その視線が、音の方に密集する。
だが、その先には———空中には、何も、なく。
さっきまでと変わらない、晴れた青色の空のみが映っていた。
「———気のせい?」「何だったんだろ」「まあいいや、数分インターバル置いたら再開します!!」
一瞬静かになり、ざわめいた一般人達は、何もなかったように再び動き出す。今の音は気のせいか、何かのミスだと考えたのだろう。平和に、再びマルシェの活気は再開された。
「……。」
そんな、元に戻った人達の声は。今、意識が朦朧としてるムジカにも、朧げに聞こえていた。
「———」
頭が、ぐわんぐわんする。
思考が、くらくらする。
軽い車酔いに近いそれで、ムジカの神経は今、混乱していた。
浮いてから急降下したような感覚と、五感全部に来る衝撃。それをほぼ予告なしで打ち込まれたから、無理もないのだろうか。
とにかく、ムジカ・スフィーリスは。混乱していた。>>900
そんな目が回る感覚の中、声が漏れそうになるのを抑えながら。ムジカは現状を把握しようと、回った五感に力を入れようとする。
魔術ができる訳ではないが、朧げな視界を集中して見る事はできる。そうやって、彼女は目を開けた。視界が、ぼやけてクルクルしながらも広がり始める。
どうやら、地面の上に座っているみたい。さっきの状態から、降ろされたみたいだ。
くるくると、ぼんやりした視界で周りを見る。
…さっきの人は、いるだろうかと思った。確かに手荒ではあったかもだし、びっくりはしたけど。助けてもらった…のかな?だとしたら、お礼を言いたい。そう思った時。
「———何やってんだろ、あたし」
「…?」
横から、ひとりごちる声が聞こえた。
ハッとして、神経がはっきりする。ムジカはスマホを掴みながら、首を動かして、横にいる——さっきの、声の主を、初めて視界に入れようとして。
ぼやけた視界の中にピンクが、映った。
誰かが、体育座りしながら、地面に落ちた何かを拾い上げて、顔に掛けている姿。
(……女の子?)>>901
「——ほんと、ウケる。結局、あたしは…」
さっきと同じ、女の子の声。ピンクのジャケットに、ボーダーの髑髏柄のシャツ。
徐々に、輪郭がはっきりしてきた。ぼやけた感覚が、元に戻ってきた。
ムジカの目が上に行き、服から顔に上がった時。サングラスの中にある、緑色の目と。
「……え?」
目が合った。
「うわあッッ!?」
「!??」
突然の大声で、ムジカの神経がびくっとする。ある意味それでまた冴えた五感と視界で、ムジカは目の前の少女をまじまじと見つめた。
「…あ、ごめんっ!!まさかすぐ起きるって思ってなかったっていうかっ…目ェ覚める前に退散しようと思ってて…!!っていうかあたしがやっといてなんだけど、アンタ目とか大丈夫———」
テンパって続け様に言う少女に、ムジカは目をパチクリさせながら無言になる。
「…おーい、聞こえてる?」
「!」
その言葉で、我に帰ったムジカは、速攻で慌てながらスマホを起動し、わたわたしながらスマホを触る。
そうだ。ここは、船の外で日本だ。
自分が異能で喋れない事実に関しては、皆が理解している船とは訳が違う。誰も知らない、故に周りにバレてはいけない。
だから、適応しないと。…なんか、日本語喋れない留学生、みたいな感じで。>>902
『ごめんなさい(>人<;)わたし、日本語は分かるのですが、喋るのが苦手なんです…』
そう考え、ムジカは文字を打ち込み、言葉を出した。その構図に一瞬ぽかんとするが、ムジカの気まずそうな表情で目の前の少女は理解した。
「あー、成程っ。旅行とかで来た子ってワケ?」
(コクン)
「そっか…うん、あたしこそごめん。怖がらせる気は無かったんだ。ま、怖がられても仕方ないのは自覚してるけどさ」
『大丈夫です、気にしてないですし、そんなに怖くないですよ(*´-`)』
「…そっか、そいつは良かった。」
困り眉でニッと笑う少女に、ムジカの口角もゆるむ。
眼鏡越し、サングラス越しの目が合い、打ち解けたように少し笑い合う。気付けば意識がはっきりとしてきて、ムジカは目の前の人の全体像が理解できた。
その子は、ムジカと歳は離れてなさそうな女の子だった。
身長はかなり高く、海月ちゃんとか、なんなら船の女性と比べてもかなり高そうに見える。でも、顔とかの雰囲気は自分とそう変わらなく見える。
そしてピンクのスカジャンに、ボーダーで髑髏柄のシャツに、黄緑色の金属みたいなアクセサリーをつけている姿はインターネットで見た事がある、ギャルに近いような見た目だった。
髪は茶色のツインテールで、先端がピンクに染まっている。サングラスを掛けているのもあいまって、雰囲気は、俗に言う不良のそれに近いとは思っている。
怖くて、不良っぽい。でも。不思議と、警戒する必要はなさそうだと、ムジカは感じた。
あと、見ようによってはいちごチョコみたいな髪色でかわいいし、お腹も空いてきてしまうかも、と。そんな事を考えていた時、ムジカは大事な事を思い出した。
(そうだ、お礼を伝えないと…!)
思い立った瞬間、ムジカはスマホのキーを動かし、再び会話を始めた。>>903『あの!さっき助けてくれましたよね?』
「…あっ、あー…そう…なるのかな?」
『?』
どこか歯切れの悪い反応を背に、ムジカはスマホにメッセージを続けて撃ち込む。音声が、感謝の言葉を伝えていこうとプログラムされる。
『本当に、ありがとうございました』
「えっ、あっ…待ってちょっと待って!あたしに礼とか大丈夫だから!」
『…でも、助けていただいたのは、本当ですから』
「あーっ…いや、それはそうなんだけどっ!!えーっと…あーもうっ…!!」
ぺこりと礼をするムジカを見て、焦ったようにサングラスの少女は静止しようとあたふたする。謙遜としても少し過度な気がするそれに、ムジカは不思議な気持ちを感じた。
「…まあ、とにかくっ。あたしはテキトーな気紛れでやっただけだから。あんま気にしないで大丈夫ってワケ。オッケー?」
『そう、ですか…わかりました。』
少し、気圧されたようにしゅんとするムジカ。下を向き、俯き。
「……。」
ストンっ。
瞬間、ムジカの座り込んだ膝に、感覚が走った。痛くはないけど、膝に何か、小さい何個かの物が、落ちたような——
「…?」
その時。ムジカの鼻を、心地よさが突き抜けた。
甘い、美味しそうな香り。それを感じてムジカは、もしかしてと勘付き、下を見る。
「…一応、このまま帰っちゃうのは悪いし。あげるよ、それ」
そう話して、ネイルの指で、それを指さした。そこにあったのは——>>904
『いちご…!!』
「そそっ、味はあたしが保証しとく。遠慮しないで食っちゃっていいから」
『…!!ありがとうございます!』
ネイルのついた手でいちごを指さし、ツインテールの少女は笑う。頷き、いちごを口に入れて、めいっぱい頬張る。
「…!!」
言った通りだった。本当に美味しく、ムジカの表情が嬉しそうになる。野いちごという物だろうか、普段船で食べる物とは違ういちごの味がする気もする事も相まって、ムジカの味覚は軽い幸福感に包まれた。
「…うまい?」
「…!」(コクン)
「よっし、良かった」
無言でも、表情と頷くリアクションだけで伝わったらしい。嬉しそうにしたその子は、一つ呼吸を入れて、草花の上から立ち上がる。長い、野球のバットを入れるケースのような物を担ぎ上げて立つ姿を見ると、華奢だけど鍛えてそうだな、ってのが分かった。
「…じゃ、邪魔んなるだろうし、あたしはそろそろ行くよ。ありがとね」
『こちらこそ、です。美味しかったです!』
「……」
そう言って笑顔で礼を言うムジカ。その屈託のない瞳に対して、相手の子の瞳は、サングラスで曇って、見えないまま。そのまま、ボソッと。
「やっぱり———」
「?」
「…何でもない。ねえアンタ、名前は?」
『……ムジカ、です』
「そっか。イカした名前じゃん」>>905
その返答に、ムジカは嬉しくも、気恥ずかしく微笑む。名前を褒められる事はあったけど、イカしたと言われたのは初めてな気がする。
『貴女は、なんて名前なんですか?』
「あたし?…まあ、そんな面白い名前じゃないけど。
あたしは—————」
そうして、二人は。互いの名前を知った。
偶然出会って、助けて、助けられて、別れる程度の関係。
「——どう?我ながら、物騒な名前でしょ?」
『全然。素敵だと思います!』
「…マジか、嬉しい」
それでも、互いに。初対面の何も知らない関係としては、仲良くなれた気がした。
「……そうだ、ムジカ。」
ふと、その子は。何かを思い出したように口を開けた。
「あんた、この街初めてっぽいでしょ?いい事、教えとくよ。」
『いい事?なんでしょうか?』
「うん。あのね…」
そう言って、その子はムジカの耳元に、近づき———>>906
「———死にたくないなら、鶴水の森には近付かない方がいいよ」
———え?
ドクン。
一瞬、時間が止まるような、心拍数が異常に上がるような感覚がした。
一瞬だけ、その声が、冷たくなり。表情も、気さくな笑顔が消え。
初対面なのに、別人のようになった様な、感覚がした。
「…なんてねっ。あははっ、変な事言っちゃった。ごめん」
顔を上げれば、少女の口角は、さっきまでに戻っていた。
ムジカは、思考が追いつけないまま、頷く。
まだ、心臓がドクドクする。今の、一瞬変わった空気。その正体を、まだムジカは掴みきれていなかった。
それに気付いたのかは分からない。ただ、茶色の先の、二つのピンクの髪を揺らして、その子は立ち上がった。
そして、振り向き、笑顔で——
「…まあ、一期一会ってヤツだし、その方が良いのかもだけど…あんたが安穏でありますように。なんてねっ。
…じゃあね、ムジカ。また普通に会えたら、嬉しいな」>>907
サングラスで曇った笑顔で、ムジカに手を振って、消えていった。
ムジカは、手を振る。振り返した手が、力を失って、膝の上に倒れ込む。
無言で座り込むムジカは、見送りながら、さっきの言葉を反芻した。
(今の、言葉って———)
木の上で、鳥が、鳴いた気がした。
気温は暑く、日差しが体を照り付ける。だが、その中で、涼しい風がムジカの体を吹きつける。
ふと、手に握っていた、いちごのへたを見つめる。
夏の陽炎のように、一瞬の出会いだった。
楽しい出会いではあった。気さくで、助けてくれた子なのも事実だった。苺も、美味しかった。
地元の子なのだろうか、とか。もしかして人形劇見てくれてたのかな、とか。気のせいじゃないならイヤホン持ってたよね、とか。色々思う事、聞きたい事もある。
でも———それでも。
“———死にたくないなら、鶴水の森には近付かない方がいいよ”
彼女の雰囲気と、さっきの言葉が。光と影のように、暖かさと冷たさのように。
二つの意味でムジカの心に張り付いて、離れなかった。>>908
そうして、人形劇は無事に終わり、ジャスミン達は公園を後にした。
少しした後、集積船で。
ジャスミンは、自身の工房で人形劇のセットを手短に片付ける。
「……。」
確かに、楽しい人形劇だった。子供達も、笑ってくれたし。三人でいいものを作れたと思っている。
…でも、ジャスミンの表情は、笑っていなかった。
手短に、大雑把に人形達を片付けた後、鞄を開ける。
「———これだけは、確かめないとね」
厳重に密封されたそれを、慣れた手付きで開封して。
先程の、凶弾を包み込んだ人形を取り出した。
先程のマルシェでムジカ達に放たれた凶弾は、ジャスミンがそれを目撃した瞬間。地面にめり込むように埋まった。
不発に終わり、被害も0という奇跡だった。恐らく、隠匿も守れたのかもしれない。そんな中、ほとぼりが冷めない内にジャスミンがこっそり回収して、鞄に入れて、持ち帰ってきて今に至るのだ。
地元でも話題にこそなったが、あまり大事にはなってなかったという。
だが、それは。今のジャスミンの思考にとって、問題ではなかった。>>910
だが、まだ知らない。
まだ不穏な予感に留まっている海月とムジカも。
“それ”に気付いたジャスミンも。
彼女達の気付いた物は、始まりにすぎないという事を。
そして。もう既に、そいつらの見えざる手は———
同じ時刻に。
山の中に足を踏み入れた青年に、迫っていた事を。>>889
訂正了解です。麗奈ちゃんは中区かつ警察所属…と
これで麗奈ちゃんがアテナ身中の虫となることが確定してしまった…こわいなぁ
>>913
便宜上、西区在住としちゃいましたが境界線上ならいわゆる「その他」枠を設けることも考えてますがどうしましょう?このまま西区の欄に入れてて大丈夫ですかね?
どこへでも誰相手でも全力で凸れるサーヴァントというのが第一テーマです
何するかは……まぁ未定ですね……
>>912
なにがあるんだろうなぁ…森に…十中八九よからぬモノではありましょうが…
核心に迫る人物にも近づいていてきていよいよこっから本番感が増してきましたねぇ
>>916
ああコレ!コレがいいです!この色が移って褪せてる感じが出てるコレがいい!すき!
お綺麗なままじゃ冒険なんて言えませんから!
あ、修正箇所などはないです。四隅の配置もこれで大満足ですともそれとザックリ2週間後のまいばーすでーあたりを目安に横浜を本格始動させていきたいなーと思っております
それまでにちゃんとしたページも作らねば…気が早いですが、いつまた創作ができなくなるか分からないですしお詫びも兼ねて…
SDお雛様お澄ましルナちゃんです
>>923
本当にそれっぽいネーミングって分からないですよね……
ちなみにシャオロンの正式名称は『普 小龍(ジン シャオロン)』にしようと思っています。
クラック・マレフィック.Inc……良いですね、ビビっと来ましたね
やったー!パチモンアイギス!厚顔無恥な量産型兵器、好きぃ
シャオロンの魔術:
『◯◯会』が医薬品やいわゆる健康食品を扱っている為、以外にも医療魔術系に詳しい。そして人体に詳しい→即ち癒し方も壊し方も熟知している……!
アリウスの魔術:
白兵戦、肉弾戦、そして闘争心を煽るのに長けた魔術
ですかね>>924
本当にお早い!?
愛らしくてかわいい…ミニミニしてるのかわいくてすき…ありがてぇありがてぇ…
でもお詫びというほどまで気にしなくてもいいんですのよ?急に創作の手が止まってしまうのは私も身に覚えがありすぎることですし…
ところでとなりに座るおだいりさまは一体だれが………
中華系の「っぽい」になじみが無いゆえの不覚…そっち方面に詳しそうだった島術さんのアドバイスがほしい……でもシャオロンくんのフルネーム決まってよかった
おっ、配信会社のほうは採用? ですかね?
こう、簡略化されたオデュッセウスの鎧みたいな感じのパワードスーツ的な…リーランドさんは指揮官っぽくどの面ヨロイ軍団をずらっと並べていただいてね?
そのセリフ付きで医療方面かつ中華テイストとくれば私にはもう錬丹術しか思いつけない……でも錬金術との関係と仙人方面が面倒くさそうですし、医食同源を軸に「食」で組み立てたほうが作りやすそうかなぁ…
闘争のほうはメモ帳にそれっぽいのありましたよ!「狂化」の術式を人間用にうんたらかんたらみたいなやつが!
といってもあとはモチーフ:ベルセルクと触媒に皮被りとだけしか書いてないんですが…参考になりますかどうか…>>926
……ちらっと見た感じ三合会は三角形がトレードマークっぽいのでこっちもなにかの形をトレードマークにして、そこから名前を取るとかどうでしょう?
四角形……だと感覚的に近すぎるから円形の一筆書きから取って「一」の字を使うとか
円形部分からとってもいいかも。円とか丸とか輪とか……一に輪にと続くの花の一字を使うのも………あれ?まとまらない…
「これだけの装備と数、そして私の指揮がありながらこの体たらく…!」みたいにキレててほしいですリーランドさん
おぉ、ヒットする部分があったようでなによりなにより…wikiのほうに横浜のページを作りました
リレーSSよりもおおざっぱなシェアワールド想定なので用語集のほうに突っ込んでます
登録用のかっこも一緒につけたのでキャラシまとまったらガンガン登録してってください。説明文のほうもほとんどコピペしてるだけなので変更点や加筆点などあれば好きに編集してください
アレウスさんの名前がアレウスなのかアリウスなのか迷ってしまったので一旦抜いてます。どっちなんですっけ…
あとなぜか南区の住民一覧がちょっとおかしくなってるみたいです。[[が入ってますが気にしないでください。いやほんとうになんでぇ…?
>>930
了解ですということで雑居ビル表記で入れておきました
これでいいのかしら…本当はユーさんとか納言さんとかにも見てもらった後に出したかったけど仕方ないので最新話のネタバラシします。お察しの通りムジカと出会ったピンクジャケットの女の子ってのは競奈ネキです。
昔出した初期案だとメインカラー紫の暗めの色のパンク寄りだったんですが色々あってピンク黄緑黒って感じのバンギャみたいなイメージになりました。めっちゃ温めた分キャラデザはかなり自信持てた気はする。髪の色合いが完全にいちごチョコなのがチャームポイント。
とりあえず前半のキーキャラになると思います。敵なのか味方なのか光堕ちなのかはまだ内緒。どっちもありうる…そんだけだ。
そんで次回はリョーガ君側に移ろうと思うんですが、今回のジャスミンちゃん側でコルトさんと競奈ちゃんと偶然とはいえ邂逅しましたね?って事は…?
>>913
ってな訳でピンク少女はお察しの通りでした。今後もムジカちゃんとかジャスミンちゃんと絡んでいくっぽいですが、この出会いがいい方向に行くのか悪い方向に行くのかは…どっちもありうる((ry
侵食していく感じはまさに意識してたというかジャスミンちゃん達が阻止できて防げた範囲とはいえ、これは始まりにすぎないって感じを出したかったので良かったです。とはいえどう苦戦させるかの塩梅はかなり難しいのでしっかり考えていきたい
>>917
何があるんでしょうね。怖いですね。
とはいえチラっと言うなら、仰る通り割と怖いモンの可能性はあります。バケモンの住処とか禁足地、的な
とりあえず次の展開で結構明かされると思うんでお待ちください…次からが個人的にも大きめの正念場なので…
※下の絵のムジカちゃん絡みの奴は本編時系列とは一切関係ない個人的に描きたかっただけの奴です。解釈違いだったら土下座します今更だけど自鯖でバレンタインSSの希望とかあれば募集してみたいなと
>>888
つよい(確信)これは横浜コラボで星5か配布で来るんですね、俺は詳しいんだ
スキル3つとも強力かつとんでもねえバスターゴリラな火力、そんで復活宝具とアテナ砲って感じでまさにアテナの切り札って感じがするの良いですね。個人的にはニケだし自来也の幻想結界バフも入れられそうな感じもします
このニケちゃんとルゥちゃんが中区の鍵になりそうですね。ワクワクしますねぇ
>>936
大丈夫です、入院しなくても大丈夫な位ではあったので休めばOKみたいです
ちょっと面白そうなのでエイプリルフールの候補に入れようかなヒ◯マイパロ…
>>937
休みます…
ゆっくりイラストとか描いたり周回しながら休みますとも…そしてスレを建ててまいりました
承認お願いしまーす>>952
……ローエングリンは何をやらかそうとしていたのか。
木蘭は追及することを諦めた。
その代わりと言っては何だが、何故そんな風に考えたのかを尋ねることにする。
「それは止めて正解だったわ。ところで、なんでマスターに上げるチョコをどうしようとか考えたの? 性自認は男の子じゃん」
「そうなんだけど、性自認の方も性別を切り替えるとそれに合わせて変化するみたいで…。だから、今の僕の性自認は体に合わせて女になっているんだ」
「聖杯の加護も……本当に考えものね」
ローエングリンの困った特異体質に呆れ半分で溜息を吐く木蘭。
聖杯の強過ぎる加護で得てしまった、生まれつきの物なのであれこれ文句を言うなとは無理な話。
「それにしても、マスターに上げるチョコレートかぁ。ロクでもない嫁と義弟が邪魔してくるのが目に浮かびそう」
木蘭は手短にエルザとゴットフリートを痛罵しているが、この2人は彼女のみならず、典韋とマンドリカルドや以蔵とも定期的に"殺(いが)"み合っているので、是非もないことである。>>953
ローエングリンも困惑しつつ、注意自体はしていない。
「マスターから貰った分のお返しは捻りを聞かせていたんだから、チョコレートの方は直球勝負に出るのはどう? 勿論、板チョコ渡すだけじゃアレだけど」
「……それなら、飴細工みたいに彫刻っぽいのがいいかも。ドリーンに相談してみます」
バレンタイン当日。
例の如く大量にチョコレートを貰ったマスターが、どうしようかと思案に暮れていたのを見計らい、ローエングリンは飾り気のない皿を差し出す。
皿に盛られていたのは、ホワイトチョコレート。
それも、水面から飛び立たんと翼を広げる白鳥の姿を模る彫刻になった見事なものだった。
目に映るその細工にマスターは面食らうが、同時に驚愕する。
派手ではない。
だが、一目で感嘆を漏らすほどの美しさだ。
故に語彙力が機能不全を起こし、その素晴らしさを表すことができないのがもどかしい程である。
そんなマスターの様子に顔を赤くしたローエングリンは、静かに微笑む。
表情を見て我に返ったマスターは、首から下を見てようやく合点がいく。>>954
これはローエングリンからのバレンタインチョコレートだと。
困惑しながら訪ねる彼女の問いに対する、マスターからの答えは一つであった。
「今の僕は、困った女ですけど、受け取ってくれますか?」
「勿論!」
「あんじょういったみたいね。せやけど、あんだけ捻じ曲がっとる嫁はんと義弟君がよく邪魔せなんだわね?」
チョコレートの受け渡しが無事に済んだのを別のテーブルで見ていたドリーン・ウーは安堵した直後に、首を傾げる。
勝利の美酒代わりに、ローエングリンから頼まれた物を作る際に出た『削り屑』で作ったホワイトホットココアを木蘭と典韋やマンドリカルド、以蔵と一緒に飲みながら。
それに対する以蔵とマンドリカルドの”独り言”ですぐに気づいたが。
「あの馬鹿姉弟、しばらく身動き取れんき」
「思いっ切りえぐったからなぁ」馬鹿は風邪を引かないってのはまったくの嘘なんだぁよ…(気温差で風邪引いて治りかけで外出したせいで完治まで長引いた馬鹿納言)
おかげでバレンタインも何も出来なかったのでホワイトデーまでになにかしたい所存。どうせ自鯖自鱒は野郎ばっかだしね
>>888
ルゥ「ふふん、高さは正義なんだから、ニケさんも存分にあたしを見下ろしなさいね!…あ、飛ばないでよ!ずるい、そっちがその気ならあたしも塔に昇ってやるんだから!」
ギヨーム「お、お仲間…そうですね、えぇ僕も!フクロウ、好きですので…!だからといってその子機が独立稼働しているところを見たいというわけでは、えぇ断じて…断じてありませんが…」
これは名誉愛すべきマスコット…!首はそうなるかぁ、そう来るかぁ!私服状態…平時も首は無い状態なんでしょうか?それとも首が生えている状態?何にせよギヨームからするとぐいぐい来るし目のやり場に困る(実質一箇所しか見れない)からとてもタジタジなんだろうな…頑張ってお仲間であることを隠そうとしてそう、ダメそう
なにげに第一宝具のルビが日本語なのはやはり日本に召喚されたからという召喚者に引っ張られる性質由来だからかなと勝手に考えたり。それでいて残されたあの元の部分がアイデンティティとしてきちんと確立して暴走しているのも不在の美学的なものを考えるとすごく良い昇華のさせ方だなって…
あとニケさんのマスターが決まっていない、とのことで…何なら主従未定同士ルゥのサーヴァントになったり、とかは…どうですかね…?
>>912
つらい…ムジカちゃんみたいなただでさえ過酷な半生だった子が平和なひとときを送っていたのに急転直下で不条理に命の危機に晒されるの、それを目の前に震えてるのつらい…となっていたらまさかの第三者からの救いの手!
ちらっと見えてしまったイラスト見るに件のメシアは競奈ちゃんみたいですが、だとするならば物騒な名前とは…というのがちょっと引っかかったり。変名したのかな…?そんな言い草といい随所に自虐的な要素が見えて、ムジカちゃんを助けてくれたのもあってこの出会いが何かしら彼女にとっても救いになればと思わずにはいられませんね
そして最後の青年は…これまでの流れ見るに…もしかせずとも…ヨロイ兵士ズ並べて見てるとぜんぶ使いたくなって困る困る困る…ふふ、信号機みたぁい…
…あんまり決まらないと先に企業のイメージカラーとか決めてそこから逆算したほうがいいのかな…?
>>960
おぅ…お大事になさってください…
誰であれ病み上がりこそ気をつけるべきですから
第一再臨以外は首生えてる想定です。マスターが夢想した頭と両腕、それらに合わせた全身の像がマスターごとの違う見た目で出てきます。第一宝具が日本語なのもこれに近い理由ですね
マスターごとに見た目違うなら今の容姿設定はなんなの?って言われるとこれはもう私の性癖です。横浜でニケを召喚したマスターは私に近い性癖を持つことが約束されてしまいます
なにせ逸話もなにもないので『サモトラケのニケ』で使えるところは全部使った実感あります。我よくやった
…なぬっ!?ルゥちゃんがニケのマスターに!?
…………アリですな。ルゥちゃんの我の強さはたぶんきっといい方向に作用するだろうし、アテナ神の手をやかせるという意味と方向性ではかなり近く合致するはず…
しかし大丈夫でしょうか。実はニケは「私なりに解釈したもうひとつのアテナ神像」と「私なりに盲信してる銀髪っ子が教えてくれたモノ」をミックスしたウルトラ根っこめんどいサーヴァントでして、このめんどい子をルゥちゃんに深掘りしきれるのかという思いもあり…
でも相性そのものはいいと思うんですよね。2人そろってマスコット的扱いできそうですし>>961
ありがとうございます…皆さんもこの時期の体調管理にはお気をつけて…
なるほどぅ。ギヨームが召喚してたら常時首なし状態だったって感じですね、実に芸術作品らしくて良い…
ルゥ…というか塔にあるパノラマ、鳥瞰のアレゴリーとニケさんの翼というアイデンティティって合いそうだよなぁと思いまして…
しかし黒鹿さんの懸念もまた宜なるかな…はぐれサーヴァントとして元々喚ばれて、そこをルゥがスカウトしたとか…?それで一本書こうかな…
深掘りに関しては、まあそこはトラブル満載地雷原なヨコハマに期待して…(投げっぱなしジャーマン)
>>962
確か自分の手番が最後回って耿実が死.んで…次は槍か剣陣営でしょうか?マスター同士でぶつかってパロミデスさん消滅、が挟まるはず>>941
で宣言した締め切り守れなかったよパトラッシュ……。一応デイヴィくんのキャラシ更新(マスターとかにはほんわかショタのガワを誤認させてるだけで、本来の姿はSAN値削る系海棲魔人だよ!)とルナティックのある程度シナリオ執筆は進んだけどまだ脱稿じゃないしチョコは全く進んでない……。
まぁFGOチョコはまだ猶予あるから大丈夫だけど
>>962 >>963
伊草セイバー陣営としましては、刹那からのアタックを受けてから鱒鯖両面の反応を進めたいと考えていますので自分的には京極さん待ちです。
>>964
はい居まーす。確認もできます。でもエミュ精度に対する回答は金曜日ぐらいになりそうです……。
記入は『その他話題』の方がいいかな。>>965
談話室の方に貼ろうとしたら行数か文字数が一杯になってしまって反映されませんでした…orz
前後の流れも確認して頂きたくて3レス(20行×3)とか貼るからですね。という訳で申し訳ないですが私の裏ページの方に貼ったのでご確認ください。黒鹿さんすいません。横浜のキャラ達をまだ全員把握出来てはないのですが企業所属の人物ってもういるのでしょうか?
ルゥちゃんのサーヴァントニケちゃんの可能性があると聞いて俺昂ってきましたよ。俺も絶対似合うと思います
もしそれならルゥアスで遊びに行く時にルゥちゃんニケちゃんアスミちゃんの3大元気少女に振り回される自来也とか見れる可能性あるかもしれんのか…JK位の女の子達に振り回されてク.ソガキとか悪態つきながら真面目に面倒見るおじさん…真面目に身近な大人枠としてかなり良い気がしてきたな…
>>941
ほいほい確認します。
>>946
そうっすね…自来也の幻想結界のバフの判定は霊基を占める幻想とか脚色とかの強度で決める奴で、一定以上ならバフ入る感じなんです。そんでキャラシに人々の想像で無限に〜とかあったりスキルの夢想の美貌辺り見るにニケは幻想判定ヨシ!!おらよバフだ!!で大丈夫だと思います。
ちなみに結界内だと敵味方関わらずバフ入るのがピーキーなんですが、自来也はジライヤ自体が脚色幻想の塊だから結界でとんでもない強化入るのでお釣りは来る、みたいなイメージです。…とはいえ横浜で言うなら架空の側面ピックアップされたアサシン曹操みたいな奴が相手になったら逆手に取られる可能性あるってのがピーキーで面白いけど危険な所もあると思います。でもピーキーなのは展開作れそうなのもあって織り込み済みなのでヨシ!です
>>962
多分こっちの手番なのかなとは思いつつ、合図あるまでは動かん方がいいかなって思って待ってた感じですね…
結局手番誰がやるかって所で止まってた筈
>>964
お久しぶりですー。最新話出しました。
お分かりいただけるだろうか…多分ユーさんには伝わるアレを少し仄めかしましたので是非…>>963
まるまる一日悩んでもアンサーが出なかったのでせめて苦しみだけでも共有しようという結論に至った黒鹿です
ニケにマスターが決まっていないのは候補がいないわけではなくむしろ逆で、候補が5人いたので決まらないという状況だったんです
そこにルゥちゃんも加わって候補6人になってましてもうどうすればいいのかわかりません
この提案が出る時点でルゥちゃんのサーヴァントも決まってないということでしょうし、そこにニケを当て嵌められるのなら……という思いもあり、上で言ったように相性がいいという思いに偽りはないのでもう、もう、どうしたらいいのか…………
>>962
>>963
>>965
>>968
運営サイドで確認していた限りだと手番は決まってない状態です
手番を決めるために、次からどう進めるかの案が出ないまま停滞してる状況でした
そんな状況なので話進めるために裏ペ使うのやめてくださいね。もうこれは何回も言ってるのでいい加減にしてください
>>967
レージュさん作のリーランド・レイゼイさんが現状唯一の企業キャラですね。>>557にいる人がそうです
>>969
バフ判定アリと…なるほどなるほど
じゃあニケは自来也さんとの相性も悪くなさそうですね。よかたよかた>>971
まぁ、何回も繰り返さなければそれでいいですよ(キュピーン)
閃きました!企業の中でもアイギスを製造している工場の工場長キャラなどいかがでしょう?伊草、自分が手番の時に節目ということで色々確認も取らずに描写に走ってしまったのも切り口を難しくさせているようで…すみません…
ライダー陣営の描写などで弊があるようなら何なら今からでも修正したりすべきかな…
>>970
あぁなるほど、そういうお悩みでしたか…理解しました
でしたらルゥとニケの主従案はひとまず取り下げようと思います、自キャラの設定を考えるのも大変なのに他所のキャラとのすり合わせまで考慮に入れるとなると本当にしんどいでしょうから…
ルゥはまあまだ鯖は決めなくても大丈夫かなと。性格が性格なだけに自分のサーヴァントにも頼ろうとせず単独行動が常…なんてのもあり得ますし〜
というわけでお騒がせしました。ニケさんのマスター楽しみにしてますことよ…!>>982
まぁそこはリレーSSなのでしょうがない部分も出るということで…
実際のところどこからどこまでを、どういう風に修正するかでまたえらく時間かかるでしょうし
それにヨルムンガンドや騎陣営を修正するにしても剣陣営vs槍陣営の目処が立たなきゃどうしようもないのでまずはそこからです
本当に申し訳ないです。せっかく提案してくれたのに…
こういう時のために冒険旅行記やらなんやらで人様のキャラを借りるのに慣れていったのに…私は肝心なときばかり…
せめて、せめてニケは積極的にルゥちゃんにぶつけていくのでよろしくお願いします…!
もちろんマスターもがんばって作ります…!おのれホスト規制……
>>987
ふむふむ。となると例えば真体修復をしてるからアテナ神の味方ではあるけど企業のため、ひいてはアテナ神に使うリソースのために一般市民からは搾取する側。だとかカレン・アテナ直々に工場を襲撃されたりしたら「まだ修復の途中だから死.ねない!」と死にものぐるいで抵抗したりでなんやかんや企業と敵対する相手とはちゃんと戦うようにするとかどうでしょう?
企業という組織が潰れると真体修復のための場が失われるから企業の利益のために色々してるみたいな。
ある程度の地位がないとこっそり工場を名目と違う改造とか出来ないと思うんですよね。なので工場長ではなくても実質現場のトップくらいの地位は欲しいです。仕事終わった……。日曜日までは休みじゃ。そういや先週、3連休なのは間違いなかったけど、実質的には2日休みだったんだよな(仕事の関係)
あと京極さんはおめでとうございます。よかったですね、アニメ化
>>970
失礼いたしました。気を付けます
エミュの話とかを進めると同時に「伊草の今ってどうなる?こうなる?そうなる!」みたいなノリになりがちなので、エミュ相談については自分と京極さんで好きなシチュエーション一問一答!的な質疑応答形式にした方がいいのかもしれない
一応vsヨルムンガンド終了後はコッチで話せるので裏ぺはそこまで利用しなくてよくなりそうですが
談話室の文章量削減によるダイエット及びユーさん裏ぺの返答完了!
刹那のページは刹那の保有する○○の魔眼の○○部分を削除しただけなので気にしないでください。カッコイイ魔眼ネームをつけてあげたい……ッ!>>989
なんなら横浜にやって来たならず者たちを「アテナ様という花に集る虫、それも花の助けにもならないアブラムシの類」と積極的に狩って魔力電池にしてるとかもできますよ。
カレン・アテナ様風に言うなら他の虫を食べる蜘蛛やカマキリみたいな虫けらですね。
あ、そうだ。新工場の方では赤いヤツを研究開発してて旧工場では既存の真っ黒なアイギスを量産。新工場の方で作ってる赤いアイギスが完成したら旧工場の製造ラインを使って赤いアイギスを量産する予定、みたいなのはどうです?
「赤いのが量産体制に入った時のために増築しとくんじゃい!」的な。
>>990
裏ページ確認してきました。うーんどうしましょう?このまま修正する点だけ直して本戦に貼ってもいいですか?
魔眼の名前なら任せろー!バリバリ
そうですね、ミスディレクション的なので存在を希薄に見せる魔眼とのことなのでうっすらと明るい状態を差す『薄明の魔眼』とかどうでしょうか?
使い過ぎると消えてしまう危険性も加味して薄命とのダブルミーニングです。>>991
うーんどうしましょう?このまま修正する点だけ直して本戦に貼ってもいいですか?
>修正申請箇所以外で明確に「アウツ!!!」となった部分はないですし、あのままGOで大丈夫っす!!
なるほど『薄明の魔眼』。刹那のキャラ性の目玉になってる読心系アッパー型コミュ障に関しては魔眼のみじゃなくて妖精への体質変化も理由として大きいから魔眼に読心機能も乗っけたネーミングする必要性は薄いかな?……
厨二センスなら似たような意味の『黄昏の魔眼』なんてのも好みですが、ダブルミーニングなら薄明優先。変質要素も考えると『薄明の妖魔眼』なんて感じの名称になるかな。いいかも
>>970
セイバー陣営としての次のリアクションはランサー陣営、というか刹那からのアタックを受けてから脱落まで一気にやりたい気持ちがあるので、自分としてはやっぱり京極さん待ちですかね
少なくともクッチー方面に関してはリレーバトン渡してる状態ですし
あと次スレ移ったら最終決定版デイヴィ・ジョーンズのキャラシート投稿しようと思います>>990
いえ形式を変えたところですぐ元に戻るだけでしょうから伊草に関わるエミュ相談もこちらでやってください。ネタバレが気になるならラフム語を通してください
以後裏ページで伊草絡みの話を見かければ丸ごとコピペしてこっちにも貼るのでよろしくお願いします
>>991
あ、それはノーです…
裏切り前提で、裏切る前から色分けしているというのは私のぽりしぃ的に許容できないです
なにより「黒づくめの集団」というのがアイコンとして強いのでカラー統一はしておきたいところ。まぁ企業から離れたあとなら何色にしてくれてもいいんですが
でも新工場のほうで研究開発、旧工場のほうで量産って分け方はいいかもしれないですね
新工場を敵サイドに据えるならボスキャラ出しやすくなりますし
>>993
うーん……少なくともレイド戦が終わるまではないんじゃないでしょうか。私も同じような認識でしたし
ヨルムンガンドのほうも後は暴れるだけ、という状況ですし今動かすべきは剣陣営、槍陣営、騎陣営になると思います
>>994
はい。了解です
ただ京極さん次第ではまた手番が回ることもあるかもしれないのでそのときはお願いします>>995
承知しました
ではうちはひとまず剣・槍・騎陣営さんの動きを様子見しつつ待ちに回りますうめます
ほいほいうめうめ
うめ…うめ…
梅ー!
>>981
了解です、ワンポイント採用やったー!
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#232
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