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スレ立て乙ですの〜
中納言は今しがた閃いた魔術の設定と作りたいキャラの造形をどうにかこうにか繋げたくて悪戦苦闘中ですの。
そして前スレ1000。ゲーム性能…グランデはパッシブスキルに狂気があるかスキルに狂気喪失がある、レリックは無敵と無敵貫通持ち、熄は即死持ち、レッドアは黄金律:A持ちでヨモは病弱:EX持ち…みたいな?
あと格闘ゲームでなら、トワのステージはギミックでBASARAの神流川戦みたく霧が立って見通しが悪くなっています。虎役はたぶん『霧中の双腕』建て乙です
マスターたちのゲーム的な性能という事で、うちからはFate/NCにおける各キャラの格ゲー風性能ネタを
・IF黒野:基本的に銃火器を駆使した中距離戦がメイン。遠距離を張れる程の射程はなく、近距離に潜り込まれると厳しいキャラ
・加々見:銀糸によるリーチ戦と仕込み型のトラップを駆使して戦うタイプ。トラップの方は旨く重ねればコンボにもなるが、タイミングなどがシビアな玄人向け
・ジル:近~中距離戦に精通したバランス型。初心者にも扱いやすいコンボキャラなイメージ
・三上:近距離戦特化。どちらかと言えばスピード寄りで、後述するユウキに対してはDPSで若干遅れを取る一方制圧力的にはこちらが上
・ユウキ:パワー特化型。一撃一撃が重い分速度に後れを取り、コンボには向かない反面壊し性能は随一たておつです~
ゲーム性能……fgoならばアルマソフィア兄弟は
理仁:星4/B×2、A×2、Q×1のB単体攻撃宝具
メレク:星5/B×1、A×3、Q×1のA全体攻撃宝具
というのはパッと浮かびましたね立て乙~。前にも似たような話題でた覚えもあるなそういや……。
・クッチー:全距離対応型。出の速い近距離や威力の高い遠距離攻撃などが持ち味で、攻撃性能のみを見ればすごく高レベル。ガンガン攻めていける一方、相手にターンを渡してしまうと逆転が難しい。
・迅龍:設置技で邪魔しつつ高速で近づき、ラッシュで決めるというそれなりに素直な性能。意外にリーチが短いので、相手にどう近づくかだけが最大の課題。
・ポルカ:防御面が強く、デバフも得意。攻撃性能もそれなりとオールラウンドなバトル構成。威力の高い技もあるものの、どちらかと言えばじわじわ削っていく展開を得意とし、またラッシュが苦手。
・獅堂:近距離メインのインファイター系。リーチの長い技はあるが”テクニカル”やトリッキーみたいな言葉とは無縁で「真っ直ぐ行ってぶん殴る」非常にシンプルで初心者向け。
こんな風な評価かね。ジジェやガレアに刹那辺りは格ゲー適性が無いです。建て乙どえす。
ゲームでのバトル性能……。
ベルトスクロールアクション風に説明するとこうなる。
・グリフィン:射撃と暗器特化。
・エイベル:魔力に物を言わせた広域攻撃型。
・桃夢:仙術によるバランスタイプ。
・ビオランテ:射撃メインで、回復アイテム(食品限定)取得時の回復料が他キャラより大幅に多い。
・リディア&イノセンシオ:パニッシャーとニック。以上。
リディア「ファイオー!!」
イノセンシオ「オリャーマー!!」
星雪とプリシラは戦うタイプじゃないので。じゃあ俺も格ゲー風に格キャラ性能を
・リヒター
遠距離特化タイプ。溜め可能な飛び道具と多彩な方向に打てるサラマンダーで敵を引き寄せない。詰められると弱い。
超必殺技は巨大サラマンダーで炎の渦起こす感じの奴。
・獅音
バランスタイプ。火力の高い拳の技とコンボ決めやすい短刀手甲を切り替えて戦う。
超必殺技はキックボクシングの派手なラッシュを決めてから短刀手甲をブッ刺す。
・凌牙
近〜中距離パワータイプ。体力と火力がそこそこ高めな分距離を取られると弱い。近距離は格闘、中距離は鎖の拳で闘う。
超必殺技はライトニングハウル(雰囲気的にはバスターウルフ的な感じで撃つ)。
・海月
飛び道具特化タイプ。一撃の威力は弱いが毒(本当は麻酔だけどそれだと格ゲーバランス崩壊しそうなので調整)の弾丸を飛ばして少しずつ体力を削っていく。
あとメロを設置して同時に攻撃するスト5のメナトとかスマブラのロゼチコ的なムーブもできそう。
超必殺技はメロの巨大麻酔針でスタンさせてからメロとコンビネーションでなんか攻めまくる。
・巽
ジョジョ格ゲーのスピードワゴン的な意外キャラ枠というか独自の戦闘スタイル系キャラ。
巽会の野郎共を召喚して多人数で攻めるタイプ。巽本体は高体力で強い投げ技持ち。
超必殺技は巽会の奴ら全員で高く巽飛ばしてボディプレス打ってからバックドロップ。
こんな感じですかね…>>10
ありがとうございます……!
プルフラス「!……(照)…………ふふん!やっと素直に我を敬う気になったか!」
ロゼ「もう、照れ隠しで偉そうにしないの!」ちなみにうちのマスター陣をFGO風にするなら
ユージーン:Q3枚のA補助宝具
大鳳京介:B2枚A2枚のB全体宝具
大鳳飛鳥:B2枚A2枚のA単体宝具
空野恋:B3枚のA補助宝具
ミリアルカ:B2枚Q2枚のB単体宝具
玄上リンク:A2枚Q2枚のQ全体宝具
ルファス:A3枚のB全体宝具
コーデリア:B2枚Q2枚のQ単体宝具
大鳳兄妹がカード構成は同じだけど宝具が違うのが個人的エモポイント。あと恋姉の構成が某ゴリラ狩人なのもご愛嬌。暇だしbloody chainのイメソン群投下するか
イメージop(1クールというか前編) FREEDOM(BLUE ENCOUNT)
イメージop(2クール、後編) survivor(BLUE ENCOUNT)
イメージED(最終話で流れる奴) rapport(キタニタツヤ)
ほぼフィーリングと趣味ですが最後のはガチ中のガチで一回聴いた瞬間に脳内の凌牙イメソン議論に革命が起きました
p.s. 後編は完全に完成してるのに前編の山場を考えるのに一週間以上苦戦してるっていう謎の状況に陥ってます…うちの鱒のFGO風ステータスはこんな感じですね
リヒター 星4 BBAAQ B全体宝具 多分アーチャーかキャスター
獅音 星4 BBAQQ B単体宝具 微妙な所だけどセイバーかな?
凌牙 星4 BBBAQ B単体宝具 拳だしサンタカルナ理論でセイバーだと思われる
海月&メロ 星3 BAAAQ A補助宝具 メロの針飛ばすし多分アーチャー
こんな感じですかね…>>12
ありがとうございます!
プルフラス「……し、、仕方ない。今日ばかりは甘えてやろう!」FGO風自鱒、船組と+αやっていきます〜
トワ:BAAAQ B全体宝具(『霧中の双腕』かAデバフ宝具(『ひしゃげる太陽』) 限定バーサーカー
備考:絆が爆速
レリック:BBAAQ B単体宝具(無敵貫通) 恒常セイバーorライダー
備考:無敵とタゲ集中は絶対持ってる
夕ウタ:BAAQQ A全体宝具(メロンテ号が出てくる…かも) 限定フォーリナー
備考:可能性の光の亜種スキルがある…かも
麟ノ助:BAAAQ Aバフ宝具(『物心入室』) 恒常キャスター
備考:スキル『疑念退室』はランダムバフ付与系
カステラ:BAAQQ Q全体宝具(『魔都』) 恒常アーチャーorライダー
備考:宝具かスキルで「近代の英霊」限定バフ。或いはフィールド上の「近代の英霊」の分だけバフ
グランデ:BAAAQ Aデバフ宝具(とってもユートピア) 限定キャスター
備考:宝具演出はたぶん花がわーっと咲いて人間の口がコラージュされててぐわっと食われる。でもデバフ宝具>>22
スィレン:BBAAQ A全体宝具(『Relancer』、弱体解除) 限定ルーラーorアルターエゴ
備考:超がつくほど自己完結型。弱体耐性高そう
ヨモ:BBAQQ B単体宝具(めっちゃ殴る、HP減少) 恒常アサシンorキャスター
備考:HP減少とか防御デバフとかつくけどステゴロ素殴り型
でんでらさん:BAAQQ A単体宝具(稚児霊がぽかぽかする、防御強化解除) 限定アサシン
備考:スキルで高レア特攻&回避
レッドア:BAQQQ Q全体宝具(絶対轢く) 恒常ライダー
備考:バッファーだけど任意なので多分自分にもバフれる。モーションで札が飛び金貨が舞い金塊で殴る
緒十:BAAAQ A全体宝具(地属性特攻、海流操作の大波) 限定キャスター
備考:再臨していくとたぶん何か別な存在(『海』そのものとか)が顔を出すやっぱり魔術師やってる人はA三枚のイメージが強くなりますねぇ
『聖杯惑星』の9話と10話、登録してきましたー。
>>24
ザ・キャスターですからね。
と言いつつうちでA3枚なのはルファスとジャスミンだけという。
私自身がバスターの信徒なこともあって私が作るキャラクター達もバスターになりがち。
そんな中むしろ前代未聞のB0枚とかいうぶっ偏り編成になりそうなユージーンが最初に作ったマスターでコテハンにもなってるという事実。ふと気づいたこと。
そういえば『聖杯惑星』に参加したマスターで、メレクが最年少だった。(ソフィより一つ下。そんでもって身長はリディアと同じ)メレクは大人びているというか子供っぽいところがあまり見えないから実年齢より高めに見えますよねー
私も書いててよく「これで十代前半…?」ってなる『聖杯惑星』第10話でメレクがやったこと、普通に暴行と拉致だった。
>>35
カードゲーム方面か…とりあえず非プレイヤーの人にも分かりやすい能力に絞って出しますね
凌牙君はデュエマだったら光自然辺りかなって感じですね(光単色って感じはしないしパワー高そうだし)
多分マッハファイター(召喚時に敵クリーチャーを問答無用で殴れる)とトリプルブレイク(要は敵の体力を3つ削る的なアレ)辺りは持ってそうですし他のカードゲームだとしても強制バトル効果とパワー増加効果持ってそうな感じですね
本人がデュエルするとしたらジュラシックドラゴンみたいなパワーデカい奴使いそうかなって感じですね…
リヒターは勿論火文明ですし味方の火文明のパワー上昇とかかな…遊戯王だったらトークン場に出してそう
海月ちゃんは水文明で、パワー低いけど毎ターン敵を1体選んでそのターン攻撃もブロックもできなくするみたいな感じかな…
やる側だったら凌牙君はデュエマでジュラシックコマンドドラゴンとかでパワーで殴りそうだし海月ちゃんはデュエマは思いつかんけど遊戯王ならウィッチクラフト使ってそうだなっていう雰囲気はありますね>>34
前にも言ったように本人達はその辺ドライなので悪びれもせずにやります。特に今は聖杯戦争の最中なので神秘の秘匿のついでに隠蔽もしやすいですし。
あとバックヤード家の人間が代々経緯はどうあれ結婚した後はなんだかんだで良好な関係になってるので「住めば都って言うしー?」と悪意無く言い放つ。
ただ普通に犯罪なので後にこのことを知ったアルフレド氏は頭を抱える。
あともしもここに居たのがユージーンだったら口八丁手八丁で二人の仲を取り成しつつ放っといてもくっ付くってなった辺りで悪者振りながら裏切ってラスボス役で立ち塞がる。
問題はユージーンがメレクのことをそこまでする程に気に入るかどうかというくっそデカい問題があることですが。>>39
よし、ひとまず大丈夫そうで良かった…(実は男装初描きだったので不安でした)
男装とはいえウィッグとかで余りに原型留めて無さすぎると誰だお前判定受けて騎士団に職質されそうだなと思ったんでよく見れば海月ちゃんだって分かるレベルの塩梅にしました
>主人公ポジに驚かれるレベル
そのポジ感が一番あるジャスミンちゃんが見たらどうなんだろうな…
多分海月ちゃんだって分かりそうだとは思うけどちょっと天然な所あるから気付かない可能性もありそうですし分からんっすね…ユーさん教えて下さいオナシャス
あと多分マレオには一瞬でバレますね(確信)
何なら「ミツキー何やってんだー?」って絡まれる所を誰かに見られて男装バレする展開も容易に想像できますね…>>32
なんとすでに完成されちゃってるとは…
でもここから成長したメレ坊も見たい…>>36
なら私は逆にデュエマやってる人向けに各キャラのモチーフor各キャラが使ってそうなカードをあげてみましょう。
ユージーン:クローン・バイス
大鳳京介:卍デ・スザーク卍
大鳳飛鳥:魔鳳デ・スザーク
空野恋:超新羅星アポロヌス・ドラゲリオン
ミリアルカ:Volzeos-Balamord
玄上リンク:龍装鬼オブザ08号
ルファス:次元の嵐スコーラー
コーデリア:零獄接続王ロマノグリラ0世
>>40
ジャスミンと海月ちゃんが初対面なら有り得なくも無いですが船に来た時期を考えると二人の馴れ初めは船に来たすぐの海月ちゃんに世話を焼くジャスミンという構図になると思われるので難しいかと。
仲良くなった後に変装した海月ちゃんを知らない男の子と思う可能性は限りなくゼロです。
>>41
そういった明確な地雷がある場合は未来視からの地雷避けで「禅城については口にするな」と事前に釘を刺したり出来るのですがやはり一番の問題はユージーンがそこまでする程気に入るかどうかなんですよね。
そこまででもないと「あっそ。やりたきゃ勝手にやれ」とこの件には加担しなくなります。降霊科の貴族をどう作ろうとしてもロード・ユリフィスのパチモンみたいになってしまう…
いっそイロモノに方向転換してしまおうか…>>38
遅れましたが海月ちゃんの男装について。個人的には足は出さずに隠した方がいいと思います。理由は膝下のラインだけで女性だと気付く人は気付くからです。
まあ別に男装目的でその格好という訳でないなら大丈夫だと思いますし気付かない人は気付かないボーイッシュな格好は好きです。
>>44
私もコーデリアを作る時にルインズ家を暗部的な家系(表向きの地位は低い)っていう変化球にしましたしやっぱり降霊科で貴族ってなるとロード・ユリフィスがチラつきますよね。
余談ですがコーデリアのキャラシにあるコーデリアのお爺様の名前をそのうち変更します。
というのも当時キャラシ完成まであとここだけって時に早く完成させたいからとテキトーにゴッドイーターのキャラからファーストネームとミドルネームを取ったので後からこの名前の組み合わせおかしくない?ってなったからです。>>43
あー成程、確かに難しいですね…
強いて可能性を上げるなら船入ってすぐの頃、少し仲良くなった後にこの格好してるの見られてオタバレしてジャスミンが肯定して打ち解けて何だかんだ絆が深まるパターンはありそうっすね
>>45
確かにタイツで隠してるから義足じゃないので海月じゃないって誤認させる為に足出してましたが言われてみりゃ足でバレますね、アザス!!
海月に男装させようってなった経緯は、変装だし本来のイメージとは遠ざけるべきだと思った時に派手なギャルコスさせるかクールな男装させるかの二択になったって流れだったんです
んで脳内で萌え声と低めクールボイス出す海月ちゃんをイメージで再生した結果男装のが良いなってなった訳です
とりま修正版そんで海月ちゃんの男装に凝り過ぎてマレオ辺りに「お前はミツキを男にしたいのか?」って言われてハッとなって留まって欲しい。
そしてそして口にはしないけど内心海月ちゃんを着せ替え人形にしてたんじゃないかってなってゾッとしてるジャスミンに「これなら絶対バレないよ。ありがとうジャスミンちゃん」って言って安心させてあげて欲しいなって。
>>49
・大鳳印の魔女の毛染め薬
ヘアスプレーのように吹きかけて使えるよう現代風に改良が施されている魔術薬。魔女による変身の伝承に基づいたものである為深夜零時になると効果が解ける。
・大鳳印の変声薬
喉にシュッとひと吹き。『タカクナール』と『ヒククナール』が存在しヒククナールは若干高め。
>>50
ふむ。ならばそのアイデアを今こそ練り上げるのです!>>53
あーいや、伝承科っぽいやつを本気で作るなら貴族設定はノイズになりかねないのでカットです
降霊科かつ貴族らしさを出したいってなったら別のネタ使わないといけないかなーってエッチなお姉さんを作っています(生存報告)
ふと思ったこと。
リディアがここ最近、ヒロピン枠になってる件。あとこれは純度100%の偏見なんだけど神話生物見て減るSAN値より女体化エロゲを見て減るSAN値の方が高いバグがあると思う
戦極姫6で1D100/即死判定だと思う>>68
TRPGは面白そうだけど実現となると難しいねんな…
めっっちゃ内輪のCoCとキルデスぐらいしかやったことない民だから考えすぎかもしれないけど、いずれにせよやるならルルブが必要になるし
その上多分住人複数名が揃ってまとまった時間を取る必要があるから
あとどのシステム使うのかってのが皆目わからん
Fateの世界観っていうなら聖杯戦争のTRPGはあるっちゃあるんだけども本当に「聖杯戦争」をするTRPGなのでマスターサイドの現代伝奇シナリオをやりたいなら違うと思うし
例えば私が唯一ルルブ持ってて尚且つプレイ動画なんかも多くてとっつきやすい(本当に?)CoCを基準に考えてみるんですけど、システム内だとステータスの他に技能値とかあるからキャラシ的に万能キャラだと規定されてる人は再現が難しいし格差も出る(ちなみに>>66のステをプレイヤーキャラとして出したらキーパーにボコボコにされると思うよ)
あとCoCだと魔術のシステムが完全にクトゥルフ神話のそれなのでプレイヤーが頻繁にそれを使うってのも難しいですよね。もう換骨奪胎して魔術を技能として扱うシステムでも作るしかないかな?SANシステムが大して意味を成さなそうだし無茶した場合のペナルティとかをそっちに振ることになるのかな
かといってじゃあ魔術を使うプレイヤーがいるルルブを用意すればいいのかと言われれば今度は中世ファンタジーとか特殊舞台設定に寄りすぎててなぁ……ってなる
そんな難しさ繰り返し念を押すがKSNCNシリーズはちんまいのから絡繰美少女受肉おじさんに至るまで「もしCoCに出てきたらステータス見た探索者が「こいつ邪神の化身かなんかだな?」「てかもうニャル様だろこいつ」って疑い続けるレベルで露骨。探索者としては絶対に出せない」ってのがもうキャラ設定からのコンセプトなのでマジで真似しちゃだめだぞ
>>69
複数人がまとまった時間取れない問題を一旦置いておくにしてもそれはなかなか問題ありますね…
キャラ設定をそのまま落とし込めないとなると遊んでみても「なんか違う」感でちゃうのはあんまりよくないでしょうし
うーん……プレイヤー側のややこしさというか操作難易度上がりそうですけどキャラ設定を使うんじゃなくてキャラになりきって既存のTRPGをプレイしてみるとか?お?お?TRPGか?クトゥルフTRPGか?元ネタが昔リアルで使ってた(ロストしちゃったけど)PCの郁の話か???(違う)
個人的にTRPGでFGOの雰囲気に合いそうなのはシノビガミかなぁって思ってます。クトゥルフTRPGでやるなら戦闘卓みたいな「何でもアリ」系じゃないと厳しいかな…(実は前にFateのTRPGを作ろうとしたことがあります…)
(バランスもへったくれもない上に多様性溢れる英霊のスキルや宝具の調整で頓挫した過去があります…)
過去のメモ帳ひっくり返して改めて見たら敏捷が命中と回避両方に作用するとかこんなのアキレウスが最強じゃんってシステムで笑う。いっそ、ここ産のキャラとTRPGのシナリオを使ったSS書いた方が簡単な気が。(暴論)
マスター側のキャラのみを動かすならCoC流用案はナシではないと思う
毒入りスープみたいな邪神の悪戯で部屋に閉じ込められて云々みたいなのは不可能としても、シティ系の探索するやつなら邪神のけんぞくぅの役割を悪い魔術師の使い魔に割り振っていけば出来ないことはない
フェイズごとにダイス振ってバトルするのがメインのシステムよりはシナリオ要素を入れられそうなのが利点
ただ、SANチェックについては魔術師は同業者が異常行動してても「あーね」ってなって特にショックなさそうな点で(ただでさえステ低そうな)一般人キャラにものすごいハンデだからあかんね
あとKP目線で考えるとキャラの中に何人かPLとしては出禁にするべきキャラもいるフタリソウサとかの自作シナリオ公開してる作者様に「あなたの作成したシナリオを使わせてください」って事前に連絡入れるのは必須だと思う。
>>75
エイベルは魔力:∞だから出禁不可避。>>76
そういうの好きだから書いてみたいんですよね、すごく
経験も知識もないからまぁ書けませんが…>>79
おぉ~それは楽しみです
時計塔関連が充実していくのうれしい…あ、私です
>>94
妖怪……ウチからだとルサールカとコシチェイあたりですかね>>94
妖怪:景清、百目鬼
モンスター:ビートル
画家:家綱、西湖
辺りですね。いや待てよ…スネグラーチカもモンスター枠に入るかな…?
命を与えられた人形ってどういう判定になるんだろ…>>94
大嶽丸がうちにいます時計塔のキャラをなんとなく考えて所属科についてでデータベース見たんですが…考古学科多くないすか…?何故…?
>>84
これマントで上半身は大丈夫でも下半身は危険が危なすぎるのでは…?
それはともかく可愛らしくもミステリアスな面立ちが良いですね!
>>93
海月さんで「キーホルダー(アニメのキャラマスコット付き)がない!」
凌牙さんで「巽会焼肉パーティー…なんだが、何故お前らがいるんだ?」
みたいな…あとは定番の入れ替わりモノとかも気になりますね
>>94
妖怪・モンスター・魔物:鵺(フォーリナー)
画家:鳥山石燕
石燕は妖怪絵師っていうのと、あと妖怪・魔物・モンスターではありませんがそれらを使い魔にしているホレス・ウォルポールがいます〜>>92
>人型なのがちょうどよかったというか
>公式に合わせるとあんまり旨味がなかったというか
ふむふむ、成る程
とりあえず完成したらまたいつでもお声がけくださいませー駄目だ戦闘描写が凄い下手になってる…!!
けどとりあえず完成はできそうなのでもうちょいお待ちを
ちなみに模擬戦のカードは海月vsカステラにしました
>>99
厨二病ネタ良いっすねぇ…
>>103
やべえ両方書きてえ…!!けどネタが思いつきやすいのは巽会乱入の方かな…
>>105
良いっすねえ、けど船に出前とか客とかって大丈夫なのかな…?一応ビオランテは実質的な後見人的なアレだから問題ない…のか…?
>>97
正直甘寧の方は割と形にはなってるんですが、オラオラ系チンピラ路線だと口調とかが割と典韋許褚コンビ辺りと被りそうなのが難点なんすよね…
鈴の甘寧って言われてる訳ですし武器に着いてる鈴で激しい音の衝撃波を出す宝具みたいな構想はあるんですが、もうちょい個性出す必要がありそうなんでもう少し掛かるかもしれないです>>110
凌牙の方は巽会の宴会用に巽がWASPに依頼した、って形にすれば不自然にはならないかも。
海月の方は、リヒターと同伴で(新しいコスプレ衣装をあげるついでで)様子見に行く感じ?>>104
あー確かに…魔術って時点で歴史や遺物を重んじるものだし、それならそれ全般を担ってるような考古学科は受け入れ口広いだろうなって。派閥間のすり合わせが不要な中立派っていうのも大きいかも?
ふふふ…大体の肉付けは出来てるんですが、絶賛詠唱で詰まってるのですよね…静かな感じの和な詠唱ムズイ…
あとこう言っておきながら所属はたぶん考古学科と創造科
>>107
伝承科と言えばどうしても外宇宙やデイビットの印象が強いですけど、デイビットが追放されてるのとかもあるしそれらが異端なのであって伝承科自体はごく単純に知識を追い求めるって感じの学科っぽいですよね。
考古学科が「モノ」に残る知識を扱うなら、伝承科は「ヒト」が繋いだ知識を扱う、前者は物質的で後者は精神的、というイメージです
>>110
おぅ、まさかの模擬戦VS海月さん!
考えてみたら二人ともスナイパータイプ(カステラの場合ロマンで使う得物が飛び道具というだけだけど)で同種族間の対決なんですね。面白そう…!>>107
伝承科は吟遊詩人としての技量も重視される、みたいな話もありましたね
神話とか物語がメインっぽいのかな>>112
流石に「料理作りに来て」なんて依頼だと魔術師がたむろしてるとこに行くのは難しいか。>>109
更新分確認いたしました。
では、近日中に、一日目の締めとなるパートを投下し次第二日目に入りたいかと思います。
確認なのですが、全員一日目でやりたいことは完了していますでしょうか?早朝のこそこそ話。
ビオランテにはドラマや舞台へのオファーも来る。
中学生時代の経験から滅多に受けないが。ぐへへ……しばらく悩んでいたマスターをついに完成させたぞ
貼ってもいいですか>>120
どうぞー貼っちゃお
【氏名】マザーズラブ
【性別】男性
【年齢】26歳
【出身】不明
【身長・体重】184cm・61kg
【肌色】白【髪色】黒【瞳色】オレンジ
【外見・容姿】痩せぎすの男、柔和な笑みを絶やさない
【令呪の位置】胸元
【魔術】
改造した二丁の拳銃から自身と『恋人』の頭髪や肉片を混ぜ込んだ弾丸を発射する死霊魔術
以前は弓を使用していたが、拳銃ならばあらゆる感情を込められるので本人的にはやる気が増すとか何とか。
愛とI(僕)を込めて撃つ事に魔術的な意味があると主張しているが定かではない
【魔術回路】質: B量: B編成:通常
【起源】衝動
【所属】フリーランスの魔術使い
【階位・称号・二つ名】
恋多き射手>>123
【人物像】
小指と小指が赤い糸で繋がれていると信じる運命論者。惚れっぽく誰にでも運命を感じ、そして感情の昂りのままに相手を殺める。
心の底から愛おしいと思うし、心の底から愛したいと思っている。けれど感情の昂りは相手を抱きしめるのではなく、むしろ相手の息の根を止める行動にばかり費やされてしまう。
純粋にマザーズラブは相手を愛している。愛しているのだがあまりにも感情の振幅が激しいために「ころしたいほど愛おしい」という行動を起こすわけである。
本人はそれを認識しているし、あまりの悲しみに死体を持ち帰って自身のアクセサリーや魔術の為に用いたりしている。自分が罪深いと認識しながら決してそれを治そうとしない、根本的に倫理観が壊れてしまっている人間である。
イメージカラー:グレー
特技:手作りのアクセサリーをプレゼントする癖があるので工作
好きなもの:愛 運命
苦手なもの:憎しみ 作為
天敵:愛を知らない者
願い:抱きしめてみたいんだよ、人を>>124
【一人称】僕 【二人称】君 【三人称】彼 彼女
台詞例
「やあ、これはもしかしたら運命かもしれない。そうだろう?君は剣を突きつけて僕は銃を突きつける、収まるべくして収まる相性だ。僕は君と出会うべくして出会ったんだ、そうは思わないかな?」
「占いは信じる?僕は信じるよ、素敵じゃないか占い。当たるのも当たらないのも運命だよ」
「あああああッ!アアッ!アアッ!アアッ!(拳銃で殴りつけながら)」
「また、またやってしまったあ……僕は、僕はなんて事を!」
「受け取っておくれ……僕を!」
「感じてくれよ僕を!こんなにも熱く、滾って、もうはち切れそうなほどなんだよッ!」
【来歴】
出生地は不明。少なくとも一般人ではない。
女魔術使いの下で魔術を学び、相思相愛の関係となるが「昂って」しまい死別。それからは自分の花嫁を求めて世界を彷徨っている。>>125
【行動規範・行動方針】
基本的には善人。善性を尊び、悪を憎む。ただし少しでも好意を抱いてしまえばだんだんと自分本位の行動を取り始める。
惚れ込んだ人間に心酔し、痘痕もエクボという具合の首ったけ状態となりあらゆる命令に従うが、隙あらば殺そうとするので要注意。
【参戦理由】
愛する人をただ抱きしめたいので、聖杯には何度ころしても死なない恋人を求めている。性を治すつもりは毛頭ない。
【サーヴァントへの態度】
ビジネスライクな関係性であり、深く踏み込むつもりはない。ただもしもサーヴァントに惚れ込んでしまえば……たとえ自身が契約したサーヴァントであろうとも殺めようとする。もちろん勝てるわけがないので、なんとしてもころせる様に努力する。
【役どころ・コンセプトなど】
イカれてる。行動規範が滅茶苦茶なのによく見るとちょくちょく矛盾抱えていてキモい。なんかわからないけどマスターまで敵に回るサーヴァントっていうシチュエーションがやりたい。>>79
お待たせしました。改訂版です
ファーガス・クロウアハ・フィデリオ
所属:時計塔貴族主義派閥 降霊科(ユリフィス)
年齢:30
好きなもの:あらゆる神話の血生臭い伝承 自分の魔術回路
嫌いなもの:向上心の無い人間
属性:地
赤毛の白人男性。宝石で彩られた華美な衣装を纏う細身の優美な青年。
時計塔を支配する君主12家の一角であるユリフィス家の分家出身。正確にはユリフィスの分家であるソフィアリの”株分け”を受けたそのまた分家。
落ち目の分家にあっての久しぶりの出世頭であり、ルフレウス翁や嫡男ブラムに仕える二級講師。
しかし、向こうからすれば消えても然程痛手では無い使い走り程度の認識。
そう思われていることは、本人も承知している。
彼は魔術を愛している。ただし根源を目指すという志すら放棄し、欲するだけの知識と奥義にどこまでも耽溺したいという歪んだ方向性だが。
聖杯への望みはユリフィスが家門の開闢より蓄えてきた過去・現在・未来全ての知識を自分だけのものとすること、そして知識量に耐えられるだけの強靭な頭脳の取得である。
霊魂と共にある降霊術の薄暗さを好んでおり、"伝統ある名門が持つ知識”の栄光ある表看板の奥に潜む血と穢れを愛している。
彼がユリフィスの知識に絞って求める理由は、「ある意味で世界の裏側をひた走る魔術という学問にあってさえ尚、陰鬱な降霊科ならば、好みとする血生臭い知識が山のように開示されずに眠っているに違いない!!」
つまりは趣味である。
実家に関しては、過去にばかりしがみついている愚鈍揃いとして内心切り捨てている。>>128
手段は選ばぬ性格だが、機械製品に関しては疎い。
なんだかんだと、研究者であること、貴族であることへのプライド自体はあるため、魔術使い等という卑賎の輩は軽蔑している――油断していると同義ではない――し、人一倍自分の魔術回路への執着は強い為に、少なくとも研究で機械製品に頼ることは矜持が良しとしない。
魔術系統:血と苦痛を伴う降霊術・死霊術
魔術回路:質C+++(かなり歪) 量B
・魔術礼装
「定規(ノギウス)」
ユリフィス家が長い年月と共に研鑽してきた魂を計測する器具。
ファーガスの場合、モノクル眼鏡の形状に加工している。
ファーガスは独自に自分の魂(存在感)を低く見せる機能を付与している。
気配遮断のような芸当は不可能だが、能動的なアクションを起こさない限りは"特に警戒するまでもない一般人”のように振舞える。>>129
「各所に宝石を縫い付けた衣服」
普段纏う衣装自体が礼装となっており、宝石はいわゆる"所有者が非業の 死 を遂げた"類の物を取り揃えている。
宝石が血生臭い背景を持つ質の悪い霊を集める誘蛾灯の役割を果たし、宝石一つに数十の量の雑霊を潜ませる。
普段は宝石を用いての、苦しい幻覚と肉体の幻痛を伴う相手への霊の憑依を好んで用いる。
錯乱して相手が自ら多量の流血を伴う凄惨な自 殺をするまで追い込むやり方が好み。
他、カーミラ夫人の側面のエリザベート・バートリーが用いた拷問器具を呼び出して纏わりつかせる
サロメの能力の一端をほんの短時間だけ借り、"首がもげやすくなるように極限まで脆くする”呪詛の術式として成立させて放つなど、聖杯戦争よりも寧ろ魔術世界ではポピュラーな形での英霊の力の行使を行う。
ファーガスの場合、反英霊の力の行使にはかなりの適性があるが、真っ当な英雄の力の行使になると、何故か見習い卒業以下程度にしか扱えない。>>130
『血濡られし豊穣の蛇(ティゲルンワス)』
ファーガスの持つ多彩な魔術礼装のなかでも最大の切り札。見た目は人差し指に嵌められた指輪のルビー。
フィデリオ家が使役するなかで最も凶悪な悪霊が封じられている。
家門に伝わる伝承を確かとするなら、かの聖パトリックによって抹消された信仰における神性の負の側面を司る零落した分霊、あるいはアイルランド神話の血贄王ティゲルンワスのとりわけ悪意的な側面の力を呼び出す為の術式が霊魂となり封じられているとも。
血と苦痛に飢えた邪霊であり、血肉を食らえば食らう程にその魔力と膂力を増す。
大蛇の姿の模した悪霊として敵対者の肉を食らい、流血を齎す夥しい数の傷を生み出す遠隔呪詛・直接接触せずとも10メートル以内に存在する相手の魂を吸い上げる呪詛を行使できる。
サーヴァントとして見れば敏捷:B 耐久:Bといった所。
使用者であるファーガスですら、一度展開すればその制御に全ての力を掛けねばならない程であり、発動は7分が限界。
文字通りの最終手段である。>>131
【フィデリオ家】
かつては小さいながらも頑強な工房を構えていた古きアイルランド土着の死霊術の家門だった。
時計塔における西暦1400年頃、君主制度完成の時期より200年下った年にソフィアリ家に血筋の優秀さに目をかけられ、刻印の直の株分けを受けた分家となった。
フィデリオとしても、ソフィアリの権勢を背景にライバルの家を蹴落として領土を拡大できたので、当初は互いに旨味のある取引だった。
フィデリオ家にとって不運なことは、領地拡大がイコール家門の全盛期であったことだろう。
そこからは下り坂を転がるようにじわじわと衰退し、今も辛うじて「一応はまだ優秀な家」程度の力は保っているものの、時計塔で現在進行形でトップを走り続ける諸家からすれば、すぐに埋もれてしまう程度のもの。
久々の出世頭が使い走りの二級講師というあたりで、それは察せられよう。
(そのファーガスも、得意とする能力の方向性には偏向が見られる)
今後、衰退していくことはあっても、盛り返していくことはない家である。
降霊科君主のルフレウスからは「くだらぬ分家」と内心見放されており、何かしらの支援をするつもりは毛頭ない。
冠位指定の研究の重要な部分からは、とうに梯子を外されている。>>132
【サーヴァントに対して】
真っ当な英霊からは雰囲気からして警戒心をもたれやすく、彼と趣味が一見合いそうな反英霊は、ファーガスの「趣味嗜好は孤高の状態で満たすことこそ肝要なのです。同類の他者など、趣味を共有できない者にも劣る害悪ですよ」という持論により、そもそも選ばれない。
ファーガスとしては趣味に口を挟まれない限りは、サーヴァントの戦術的な提案は聞き入れる。
【NG行動】
趣味嗜好と合わない人間でも、向こうが飲み込んでビジネスライクな提案をする限りは利害の一致での一時共闘はできる。
しかし、初手で真正面からファーガスの嗜好や性質を否定してくる人間は”要らぬ嘴を突っ込む障害物”と見做す。こうした相手に柔らかな態度をとることはNG。めんどくさいくらいに硬化した態度で臨むこと。よし海月vsカステラ完成しましたー
時系列は前の凌牙vsジャスミン(ユージーンさんとの合作、本部の方に置いてあります)の次の試合って感じです
そんじゃ行きます秘海集積船トーナメント。
年数回行われる、生徒達がタイマンで死闘を繰り広げるトーナメント。
その初戦にて、砕城凌牙とジャスミン・アドレーヌが全身全霊の、稲妻と大軍勢入り乱れる死闘が繰り広げられた。
そして、第二試合。
フィールドに、次に戦う二人が足を踏み入れた。>>135
「…メロ、準備はいい?」
「ぷーにゅっ!!ぷにゅっぷ!!」
「うん、頼りにしてるからね。」
メロと顔を見合わせ微笑むも、一条海月にとっては初めての出場である為に、その表情には緊張が出ていた。
彼女はまだ自身の実力が充分じゃない、自分は未熟だと思い、前回までは辞退を続けていたのだが、師事しているニコレット先生より「そろそろ参加してみるといいと思いますよ」と推薦され、今回参加を決意した。
深呼吸をし、中央に立つ。
(…やっぱり皆に見られるのは怖いなぁ…平常心平常心…)
「チィーッス一条さん!!いつもより怖い顔してますねぇ〜!!」
その時、まさにパリピ、といった感じの陽気な声が正面から聞こえた。
そして足を踏み入れたのは、通称カステラ。放送部の日々滓衒君だった。>>136
「いやぁ、実はオレも初出場なんですよ〜。ま、ニューカマー同士よろしくって事で!!…あれ?ビビってます?」
「…ちょっとだけね。でも…」
確かに緊張はしている。だけど…
さっき見た勝負。親友であり憧れの人であるジャスミンちゃんが、凌牙先輩と繰り広げた死闘。
それを見た時に、改めて思ったのだ。
「…ジャスミンちゃんに、ニコレット先生に。私も、少しは強くなったって事を見せてあげたいの。…だから、負ける気は無いから…!!」
カステラ君は、口笛を吹く。
「へぇ〜、意外と熱血なんすねぇ、ギャップ萌え〜!!」
「…挑発?」
「いえいえ〜、ちゃんと褒めてますって。…まあ。オレもね。勝って、皆にカッコいいって思われたいので…!!全力で行かせてもらうっすよ…!!」
カステラ君のいつも通りのチャラい発言に内心呆れながら、改めて呼吸を整える。
今、準備開始のアナウンスが鳴った。
「メロ!!行くよ…!!」
「ぷーにゅっ!!」
海月の合図と共に、メロは海月の手にくっつく。
「変形(メロアームド)、装填(セット)!!」
詠唱が終わると同時に、海月の右手に着いたメロが、ボウガンと盾の着いた形状の籠手に変形していく。
「さぁて、行きますかっと!!」
カステラも、彼の瞳と同じ色をした、月の刻印が煌めくガトリングガン型の魔術礼装。即ち『都塵小夜楽(ヨナヨナ・セレナーデ)』を構えた。>>137
ゴングの音、即ち戦闘開始の合図が戦場に響いた。
瞬間、両者は一気に背後へと跳躍して距離を取っていく。
それもその筈、海月もカステラも、遠距離戦を主体とするタイプの生徒である。
徐々に行動を阻害させ戦闘不能に追い込むスタイルの海月と、膨大な魔力でガンガン攻める衒。
同じでありながら、真逆なスタイルの二人。
果たして、勝利の女神が微笑むのは、何方か。
先手を取ったのは、衒。
「さぁーて、始めますよ〜!!」
余裕そうな声色で、彼はガトリングガンの照準を定める。
『都塵小夜楽(ヨナヨナ・セレナーデ)』、それは衒の持つガトリングガン型の魔術礼装。
魔力を弾に変換する事で放たれる弾と、至ってシンプルな物ではある。
しかし、彼が宿すある憑き物の膨大な魔力によって、その弾のストックは一万を優に超える。実質弾は、無限。
その尽きる事のない弾丸が、一気に海月に襲い掛かる!!>>141
海月は、一気に衒の元へと距離を詰める。
(うん、この距離!!)
「メロ!!切り札使うよ…!!」
「ぷーにゅっ!!」
メロが力を溜め出すと同時に、変形しているボウガンの針の色が、一層濃くなる。
同時に、海月は自身の魔術で、青く光る泡を生み出す。
この泡は破裂した時に衝撃波を放つ簡易的な魔術。この泡を敵の周囲に結界の如く張り巡らせ、最大に溜めた人魚の鱗(メロウバレット)を撃ち込む事によって…
多大な衝撃波と強力な麻酔が同時に巻き起こり、敵は一瞬で昏倒する!!
泡を衒の周囲に動かす。自身は一気に渾身の一撃を構える。
衒君は動かない。…ここで決める!!
「微睡みに、沈んで!!…深海の霧(ミストオブメロウ)——」>>144
そう、衒の六次魔術は、他人の神秘を拝借するという芸当ができる。
それを使い、予め衒は、仲間や知り合いに掛け合い、借り受けた魔術を6つ程ストックしていた!!
どの様な状況でも、万全に対策できる様にする為に…!!
その1つである、凌牙の操る雷鎖魔術は、鎖に雷を操る魔術。だが、厳密に言えば電磁力を操る魔術であって、魔力を宿した金属ならば、主導権さえ握れば操る事ができる。
——即ち、衒は自身のガトリングを、海月が溜めている内に借り受けた魔術によって操り、切り札の溜め時間中にカウンターを狙っていたのであった!!
(とはいえ、正直ギリギリの賭けでしたがね…)
衒は内心そう思いながら、空中に浮く銃口を調整する。>>147
衒は拳を握り、ガッツポーズを決める。
(それにしても、弾丸全部読めちゃうなんて…あそこで反応遅れてたら、負けてたかもっすね…)
「…対戦ありがとうございました、っと。」
衒は冷や汗を拭いながら、いつもの笑みを戻した。
——
「———ゅ!!ぷにゅー!!」
暗い意識の中、聴き慣れた声が聞こえた。
「ん——メロ?」
「ぷにゃあああ!!!」
目が覚めたと同時に、メロが顔面にダイブしてくる。
「ぷーにゃ!!ぷにゅーん!!」
「メロ…呼吸…苦しいから離れて…」
「ぷにゃっ!?ぶーん…」
「ふふっ、メロちゃん、ずっと海月ちゃんの事心配そうにしてたのよ。」
「ジャスミンちゃん…」
隣のベッドに座っていたジャスミンが、私に微笑んだ。>>150
…思えば、数年前までは、こんな事になるとは思わなかったな。
この魔眼が、私の妄想が見せた幻覚だと思ってた時は、まさかこんな凄い世界が実在するなんて思ってなかった。
…それが今、相棒のメロとも出会えて。親友や、先生とも出会えた。
私は、まだ弱い。強い仲間達に守られるがままの存在だ。
だから、今は。
「…ジャスミンちゃん。この大会終わった後、ちょっといいかな?」
「?」
「…私、もっと強くなりたい。」
ジャスミンちゃんや皆程にはなれなくても、せめて支えられる位には、強くなってみせる。
「…海月さん。その前に反省会を行いますからね?」
「あっ…」
「…まず、確かに魔眼を上手く使いこなせたのは良かったですが、とどめに気を取られて敵の礼装を視界から外した所が減点ポイントでした。そもそも、魔術での戦闘において油断は——」
「ごめんなさい…」
この後、ニコレット先生から長時間お説教を受けて、宿題を少し多めに出されたのは、また別の話…以上です
とりあえずカステラ君のガトリングの弾道は読みやすいだろうから魔眼で対策しやすい、一方海月ちゃんの麻酔弾もカステラなら眠気耐性ありそうだなって事で結構迷った訳なんです。正直相性的には拮抗の可能性もあるなと
なので、海月ちゃんが序盤優勢な後にカステラが作戦勝ちで逆転、カステラの勝利って展開にしました
正直カステラ君はもうちょい出番出したかったんですが、一番絡みそうな凌牙君が多分この試合の時気を失ってたと思ってたし女の子同士の間に割り込ませるのもカステラ君っぽいなとは思ったんですが空気読みました、すいません…
まあ海月ちゃんは特殊能力は確かに多いですが、魔術師としちゃ油断とか色々あって全然まだまだってのを出したかったので伝わったらいいなと思います
感想お願いします!>>133
【台詞例】
「血統主義?選民思想? 結構ではないですか、所詮血の因習と業の上に生きるが魔術師ですよ」
「根源であれ冠位指定であれ、打ち込む何かを持つことは素晴らしいと思いますよ。私の場合は、まあ少しばかり目に鮮やかな赤がチラつく趣味ではありますが」
「衰えているとわかり切っているものに縋りつくというのは、全く理解不能な脳の働きだとは思いませんか? それよりも、前向きに楽しめる何かを見つけることの方が余程有意義と思いますがね」
「ご高説どうも。貴方が人の好みに差し出口を叩いて悦に入る人間だという事はわかりました。それに関してだけは有意義な時間でした。という訳で、これ以上言葉を重ねることは致しませんよ。貴方とはね」
「意外ですか? これでも私なりにルフレウス様には敬意を払っているんですよ。かといって、願いをあの方に譲ることもしませんが」
【決戦の日】
蛇のはらわた>>153
させてください純愛!マザーズラブさんとラブコメ?するならまぁポルカとかかねぇ……。
ML「好き!殺りたい!」
ポルカ「好き!食べたい!」
みたいになるだろうから「純愛とは…?」
ってなるけど。うちのキャラだと、間違いなくリディア&ハダリーは全力でお断りかますだろうなぁ…。
>>127
おぉう…ここまで性格と性質が悪い方向にマッチしてる人そうそういないでしょうに…キュートアグレッションみを感じますね。
しかし良い…本人は善人というのも恋愛事故が発生しやすそうで良い…京丸と組ませてみたいな…京丸曇らせ…
>>133
趣味への熱意と魔術師としてのプライドが何とも言えない微妙な塩梅になっていますね。趣味は孤高の状態で満たされるもの…というのが、こう、面倒な情熱だなって…()
>>152
おー!筆が早くていらっしゃる…!
そうなんですよね。海月さんとカステラは、実力云々以上に相性がお互いの勝敗を紙一重にしてて、だからこそ出し抜き方が大事と言いますか…そういった部分では、その場その場の機転が効くカステラの方に今回は軍配が上がったようですね。でも海月さんも努力家だから次ぶつかっても同じ結果とは限らないでしょうね…
きっと海月さんがジャスミンさんたちとお喋りしている時、カステラは空気読みつつベッドにいるリョーガ先輩に自分の活躍を誇張盛り気味で講談師のように朗々と語ってるんだろうなぁ。
改めてカステラを使っていただきありがとうございます!>>159
顔色が白くてどこ見てるのか今一解らん無表情っぽさ、辺りが浮世離れしてる雰囲気に繋がってるのかも。>>166
古いですねぇ……
またうちもそうですけれど、一番最初に作った子≠一番メインで動かしてる子ってこともありますしね>>112
とりあえず甘寧は男路線で考えようと思います、アザス!
あとオネエ路線は多分やらないと思いますがもしその方向性で行った場合オ寧って愛称つきそうですね…割と語感良いなオ寧…
>>127
愛、怖いなぁ…いやガチでこの愛怖いなぁ…
これは良いガチ狂人…しかもほぼ素性が不明ってのも謎が深まっていいですねえ…
この人の運命の赤い糸何百個にも滅茶苦茶枝分かれしてそうっすね…
>>153
負けるだろうなとは薄々自覚していたとしても、やっぱり負けると辛いよなって…
まあ大丈夫だと思います
きっと前に進んで強くなれる子ですよ、海月ちゃんは
>>162
前から魔眼でカステラのヨナヨナ相手にメタ張れそうだよなって思ってたのでそのネタを早速使いました!
あとやっぱ魔術使いとしてはカステラ君のが熟練してそうだと思ったんで今回の流れにしたって訳です
>カステラはリョーガ先輩に自分の事誇張込みで語ってんだろうな
カステラ「いやー、結構焦りましたが年の功で差し切りましたよー!!」
凌牙「まあ良かったんじゃねえのか?…つーか手の内ホイホイ晒して良いのかよ?組み合わせ見るに次の相手お前だぜ?」
カステラ「え」
あと今回みたくガトリング浮かせた後に360度にグルグルガトリングを回転させて全方向に乱れ打ちするとかいう荒技できそうっすよね…お久しぶりの私
ルナちゃんの冒険の続きを投下したい所存
下記スレ722から
https://bbs.demonition.com/board/8690/15/
まあ今回は教会の話なのですが>>170
かもぉん…「突然悪かったね、食満神父。急な本国までの旅路、申し訳なく思うよ」
「いいえ、シスター・マリナ。近頃は故郷の教会での赴任でしたので。むしろ良い薬です」
フランスのとあるカフェ。日本の和室を模したものであるそこには、その風景に似つかわしくない神父とシスターが机を囲んで座っている。互いに向かい合う形で座り、渋めに作られた煎茶を啜りながらも穏やかに話は進むのだ。
「……もう少し態度を柔らかくしてもらって構わない。私も、あなたも、同じ代行者だ」
「そちらは誉れある秘匿聖歌隊の隊長で、私はただ長生きなだけの代行者です。重ねて申し上げれば、そちらはヴァンデル枢機卿の寵児でありますでしょう」
「形だけだよ。あの腰抜けの体のいい護衛だ。まあ、それならそれで良い。話を進めようか」
懐に手を伸ばしたマリナは、そのまま写真を差し出す。そこに写されているのは赤髪で、短髪、ツーブロックの青年だ。神父服に身を纏っているが、風貌としてはあまり善き聖職者であるとは言い難い。
「あなたの弟子である灼崎獅音で間違いはないかな」
「ええ。私の弟子です」
「そうか。………一週間ほど前だ。あの腰抜けの知人であるシスターには優秀な娘がいてね。主の啓示を受け取る、そういう類の娘だ」「稀にそういう人材がいらっしゃるという話は。それが何か?」
その質問に答えるように、マリナは一つの地図を机に広げた。その地図上には大きな一つの円が広がり、円の内部には多くの赤い点模様が刻まれている。
「これは啓示で示されたアイルランドのとある地域を調べた結果、ここ数年で示された行方不明者の総数だ。現場に呪いの痕跡があったことからも、異端の……死徒に類する存在の仕業と見ておかしくないだろう」
「………それが何か」
「この件に関して、『灼崎獅音』、並びに他数名の教会の指定された人員が参加することで被害が格段に抑えられる、というものでね。その中には聖歌隊の隊員もいる。その経緯もあって、私がこの件の責任を負うことになったんだ」
改めて、真っ直ぐに、姿勢を正す。マリナは食満の顔を誠実に見つめて、その言葉を口にする。
「今回の死徒征伐の任務にはあなたの弟子である灼崎獅音が必要だ。どうか、私に彼の命を預けさせてはもらえないだろうか。もちろん、彼の承諾ありきの話ではあるが」
「もし、ここで参加しなければ?」
「星の内海から災厄が出ずる。多くの人が死ぬ」「私の弟子の生死の確約は?」
「出来ない。そも、啓示がその通りのまま進むかどうかもわからない。もしかしたら、私の部下を含め皆死ぬし止められないかもしれない。……ただ、それでも私は任務のためにも諦めたくはない。主の力の代行として、死徒という不浄に人々を穢されるわけにはいかない。そして私は、私の指揮下に入った部下は必ず殺させない。たとえ確約ができないような事例だとしても、必ず生かして帰す」
……真っ直ぐな目をしていると、そう思った。善人である聖職者、悪人である聖職者、多くの立場の人間には出会ってきたが、それ相応の経験を積んできた人々は清濁併せ呑む人間が多かった。その結果が善行であれ悪行であれ、切り捨てる人間の目をしていた。
しかし、目の前の女史はどこまでも真っ直ぐだ。生かして帰すと、そう宣言する目に迷いはない。ここまで真っ直ぐな目で訴えてきて、折れることなく実績を積み上げた人間は中々にいない。
「……私からは何も。私の弟子の承諾があれば、それで構いません」
「ありがとう、恩に切る。近々そちらに……日本に寄らせてもらうよ。私自身が彼と話をしなければ。ついては、予定の確認をしたいな」
「ええ、もちろん。………信じていますよ、代行者マリナ」
「もちろん。言った言葉は呑み込むさ」「………というわけだ。私が君のことを訪ねた理由はこれでわかってくれたかな」
「はぁ……なるほど……」
先生に案内されるがまま、この教会に訪れたシスター。俺に用があるからとのことで面会をすれば、それは“遠征任務”だと言う。日本から遠く離れた地での仕事。元々傭兵の出である以上、別にそこに不安はないがやはり疑問は生まれる。
「なぜ、俺が選ばれる必要があるのでしょう。能力の総合値から見て、俺と同程度やそれよりも優れている人材はたくさんいると思いますが」
「それが啓示なんだ。なぜ君なのかは主にしかわからない。ただ、君でなくてはならないんだ」
「……俺が参加すれば、絶対に成功するんですか?」
「わからない。絶対ではないからね。ただ、参加しなければ成功する確率すら生まれない」
白銀の、爛々とした瞳に満ちているのは何よりも強い意志。弱者を庇護する強者の意志。強く生まれたものとして矢面に立つという意地が瞳に現れている。心なしか、マリナ本人の美貌のせいか、朱い髪もさらに燃えるように煌めいている。
「ただ、これはあくまで失敗するかもしれない、という可能性を挙げただけだ。そしてその上で私は宣言しよう。絶対に君を殺させはしない。絶対に人々を無碍に殺させはしない。人理という社会に奉仕する奴隷として、この計画は必ず成功させてみせる」「………どうしてそう言い切れるんですか?」
「私がいるからだ。私が指揮をする以上、必ず成功させよう。最悪の場合は君たちが死ぬ前に私が盾になっても構わんと思っている。もちろん私も生きて帰る前提だが」
それはどうなのだろう。獅音もかつては傭兵としての経験がある。だからこそ、司令塔となり得る存在がそう易々と身体を前線に投げ出すのはいかがなものかと思わなくもない。
「隊長として失格と思うか?」
「……あまり良くはないな、と」
「だろうね。だがそれが我々聖歌隊の在り方だ。私が率先して突撃し全てを破壊する。一番槍は聖戦の誉れだ。まあ今回は聖歌隊以外の人員も借りているから基本は現場の判断に任せる安全策を取るつもりだ。安心してほしい。あくまでそれほどの覚悟があるというだけだ」
………ふと、自分の師の方を見る。先程聞いた話である程度はわかっているが、それでもなお、聞きたかった。師がこの話に出した答えを聞きたかった。「好きなようにしなさい。たとえそれで死ぬことになっても、俺は何も言わない。思うようにやるといい」
ならば、その時点で。自分の答えは決まっていた。
「やります。それが異端を滅し、無辜の人々を守り導く代行者の役目ですから。先生もそう教えてくれました」
「ありがとう。同じ聖職者として、心からの感謝を。さまざまな情報を纏めた書類を渡すから、出国までの間に読んでおいてほしい。……それと、君が任務でペアとして基本行動をする人員が到着後の空港で待っているはずだ。君の容姿は伝えているから、あちらから話しかけてくると思う」
というのが、回想に回想を重ねた数週間前だ。ここ最近は教会勤めだったので乗っていなかった飛行機に乗り、無事に辿り着いたアイルランド。話を聞くには、ここに自分とペアを組む聖歌隊の人員がいるはずなのだが……
「………あれ、お兄さんちょっといいですか〜?」
あまり品が良い、とは言い難い装いをした自分に対して恐れることなく語りかける声。その甘さ、幼さは事前に聞いていた「10代の少女」という事項に一致する。
おそらく聖歌隊の人員だろうと振り向いた獅音は……ピシリ、と。そのような擬音が聞こえてくるのかと思えるほどの勢いで固まった。右手に日本語で「チューハイ」と書かれた缶を持ち、左手に煙は発さないが明らかにタバコであると見て取れるものを持つ。若干ほろ酔い気味の、いまいち焦点が合わない瞳でこちらを見ようと頑張っている少女が、いた。
「あ、獅音さんですよね?私はあなたと同じ代行者で聖歌隊の一員。名前をリムと言います。齢は16ですがそれ相応に経験はございますので、どうぞよろしく〜……ケフッ」
「………タバコと、酒………」
「あ、大丈夫です!魔術回路を持つ人間以外には見えないので!法には触れません!」
「………そういう問題じゃねぇだろ………?」
「醒めたくないので、お許しを〜……とりあえず、あの堅物フランス騎士と死徒でも真祖でもない吸血鬼ちゃんとやらのとこに行かないとなぁ……あ、一本吸います?」
「話を聞いてくれ……!」「ん?また増えたのかな、教会の人員。………えっと……これで通算……?」
「7人目。でもなんか、最初に来た4人と後から来た3人は別の派閥みたい」
「ああそっか。いやー、怖いわねぇ。時計塔からも神秘の破壊と簒奪で2つの派閥が、教会からも神秘の破壊と簒奪で2つの派閥が出てきてる。文字通り泥沼ね」
「あの火薬庫神父も人形師もいるし、まあ泥沼だろうね」
川のせせらぎを聞きながら、人だったものはその会話を聞いていた。話し合う2人の美男美女(怪物たち)の言葉の意味はよくわからない。いや、わからない程に自分が無くなってしまったというのが正しいのか。
自分の仲間はどうなったのか。そもそも仲間とはなんだったのか。思い出せないぐらいに、目の前の怪物たちに食い散らかされてしまった。
「今さっき来たのも魔術を齧った魔術使いの傭兵たち……本当に、気合が入ってるんだね。異能への耐性はなかったみたいだけど」
「時計塔、木端の魔術協会、聖堂教会、土着の魔術師。あまりにも入り混じりすぎているもの。泥沼ね」
「本気でこの案件に取り掛かる奴らもいれば、手を抜く奴もいる。でもまあ、彼の悲願が叶えばそうは言っていられないだろうね」
「何せここに至るまでに100年。その下積みに1400年。魔術師として誇るべき大偉業なんですもの。神秘の管理に携わる人間は見過ごせないわよねぇ」>>167
ですね、実際強くなれるとは思います!
ただ、海月ちゃんは弱体特化で火力と体力は低い感じなので、タイマンも良いけどタッグバトルとかチーム戦だと更に輝けるかもって感じに思ってます
麻酔弾とかでスタン狙ったりメロで軽症を治癒させたりって感じのロールなので、前線で戦うのが強い奴と組むとかなり良いかもなっていう感じですね…
だから圧倒的制圧力の人形達で戦うジャスミンちゃんとは滅茶苦茶シナジーあると思ってる訳です。
ジャスミンちゃん本人の近くにいれば魔眼の危機感知伝えやすいですしデバフ撒いて動き鈍らせてからボンとかグランギニョールで攻め込めばかなり強そうだなって妄想してますダメだ、動かない。目の前で喋る怪物たちの話す事柄を、交戦した内容を、依頼主に伝えようとしても、動かない。きっと恐らく、魔術回路自体がもう食われてしまったのだろう。
「………眠らせてあげろよ。Ⅶ階梯の振り撒く呪いは常人でなくともキツイだろう。死にたいのに死なせてもらえないのは一種の地獄だと思うが」
「私はこのまま彼が血液の川に融けていくのを眺めたいの。それが嫌ならあなたが終わらせてあげれば?あなたの超能力ならできるでしょ」
「………はぁ。すまないな、傭兵」
見えず、聞こえず、触れられず。そんなものに脳幹を潰される感触を味わいながら、傭兵は血液で出来た川に流されていった。
「さあ、次の千年の始まりだ。我々は盟約に基づき呪いの定着を行った」
「あとは彼の頑張り次第。目を見張る夢物語の大偉業が、妖精郷が見れるかどうかは彼次第」
代行者リム
秘匿聖歌隊の隊員の1人。アルコール、薬、タバコ、ギャンブル、SNS、ゲーム。程度の差や種類は日によって異なるが、常に何かに酔っている代行者。本人はその理由を「醒めずに踊っていたいから」とわけのわからない風に述べている。こう見えて職務にはとても忠実。
ちなみに本名は「フジョウ・リム」である。呪いに対してかなりの手練手管を持つ。
【メモ】秘匿聖歌隊と魔導円卓は秘密裏に繋がりがあるイラスト的には此処数ヶ月乗ってはいる気がしますがなんかぽっかりしている……
>>187
わかるよのび太くん……
「我は可愛いのではなくカッコいいタイプぞ!」新じゃない新キャラできた……!
投下してもいいですかい、いきまーす
【氏名】メルチミス・ゲルルセミッツ
【性別】女性
【年齢】17
【出身】フランス
【身長・体重】144cm・29kg
【肌色】色白(滅多に日を浴びないため)【髪色】暗めの緑【瞳色】茶混じりの金
【外見・容姿】小柄で痩せっぽっちの不健康そうな少女。常にガオケレナの中に引きこもっており、普段はその姿を見せない。
【属性】混沌・中庸
【好きなもの】ひとりの時間、発酵した飲み物、ガオケレナ含む植物たち
【嫌いなもの】長時間のコミュニケーション、声の大きな人、聞き取れない声、背の高い男の人、人がたくさんいる場所、期待に応えられない自分
【魔術系統】植物魔術、結界術
【魔術属性】水
【魔術特性】閉ざす
【魔術回路】質:B 量:C 編成:正常>>194
魔術・特殊技能・特性など
『植物魔術』
植物を扱う魔術。オーソドックスな植物を用いた薬の調合がメイン。
薬と名のつく物ならば大体なんでも作れる。
メルチミスの好む薬は『イヤなことを忘れる薬』『痛みを感じなくなる薬』『好きなことしか考えられなくなる薬』などのような精神安定を目的としたもの。もちろん自分用。
この魔術を利用して大好きな『発酵した飲み物』を作ることもしばしばある。決してお酒ではないが飲めば不思議と酔ってしまうとてもとても不思議な飲み物。
もちろん怒られる。
『結界術』
魔力による壁、網、あるいは境界線を構築し、ひとつの空間となったその内部へ働きかける魔術。一般的には術者の守護のため用いられる。
メルチミスはこの結界術の扱いに非常に長けている。本来の家伝の魔術である植物魔術よりもはるかに深く当たり前のように操って見せる。
自らが快適に過ごせる結界の構築に特に力を入れている。温度・湿度の調節はもちろんのこと、外部に対する遮音効果や気配遮断効果も備えたリラックス空間を即時展開可能。
防御力は言うに及ばない。硬い、柔らかい、滑る、吸い付く、弾く、引っかかるetc…………実に多角的なアプローチによってメルチミスの結界は単純ではない強固かつ多様な防御力を実現した。
メルチミスが家伝の魔術でもない結界術を磨いた理由はひとつ───引きこもるためである。
引きこもるための魔術、自分がひとりだけになれる魔術、自分とそれ以外の世界を分断してしまえる魔術、そんな魔術を求めてメルチミスは結界術へとたどり着いた。たどり着き、磨きに磨いてしまった。ただそのために人生を使った。
その結果が天才的な腕前に至ってしまった現在のメルチミスである。
結界術の扱いのみならば十代の年若い魔術師の域からは完全に逸脱している。人が見れば才能の存在を声高に主張するレベルにあるが、メルチミス本人が滅多に人前に出ないためこの事実は周知されていない。
後述する魔術礼装すらもこの結界術を応用して操り、引きこもりのために使ってしまうほど。>>195
礼装・装備など
『癒しの木の王(ガオケレナ)』
ゲルルセミッツ家の負の遺産。「樹の巨人」とでも呼ぶべき姿をした防衛型魔術礼装。
ゾロアスター教の伝説に登場する世界樹を目指し、そして失敗したモノ。
ただの大樹の形をしていたが、当初の目論見から変わった影響を受けて別の用途で運用できるよう頭、手、足が付与された。巨人のような姿ではあるが、人体模造の概念は使用していない。頭は幹、手は枝、足は根とあくまで樹を構成する一部を変形させることで成り立たせている。
ガオケレナにはゲルルセミッツ家の魔術刻印の一部が埋め込まれている。術者と魔術礼装の洞調律を高めようとした失敗の名残りであり、正確に言えば"取り出せなくなった魔術刻印"である。
ゲルルセミッツ家の血を受け継いだ者であればガオケレナに埋め込まれた魔術刻印に接続することで操作自体は可能となるはずだった。
しかしゲルルセミッツ家の魔術はいかに効率的な植物による発電を行うか、という点にシフトしておりガオケレナを動かすための魔術はいつのまにか失伝していたのである。元より用済みとされていたのであれば、それも仕方のない話だが。
これをごくごく個人的な理由で動かすための魔術を再構築してしまったのがメルチミスだ。
メルチミスは結界術の応用でガオケレナの内部に幾重にも"線"を引いた。多様多角に重ね合った結界を手繰ってあたかもマリオネットのごとく『癒しの木の王』を動かしてみせた。複雑精緻な術式の元に実現された力業なのである。
メルチミスがこの樹の巨人を蘇らせた理由はひとえに引きこもるため。正確に言えば引きこもったまま動けるようになるため。事実、メルチミスは自室以外の場所では常にこの魔術礼装に引きこもって活動している。>>196
伝説によればかの世界樹は根から葉の一枚までに至るすべてが人間に癒しをもたらし、その枝先に実る果実は死者を蘇らせ不老不死にしたという。
死者蘇生のような魔法の領域には届いていないが、その全身は最高品質の薬の素材となる。
またガオケレナの内部は超高効率の回復ポッドになっている。中に入った者は、入ってるだけで心身ともに回復していく。
メルチミスが常にガオケレナに入っている理由のひとつがこれ。人と接する間に受けてしまう精神ダメージを毎秒回復させることで長時間のコミュニケーションを実現しているのだ。
戦闘行動も可能ではある。しかし前述のとおりメルチミスは結界術を用いてわざわざ手間のかかる動かしているため、ガオケレナを用いた戦闘行動は無駄でしかない。
最も効果的な戦闘方法はメルチミス自身が敵と向かい合い、結界を利用して守るあるいは殴ることなのだが、本人に性格上それは実現が困難。>>197
来歴
時計塔・植物科に在籍する魔術師にして薬師。さらに言えば大手電力会社『ラインバックス』の社長令嬢でもある。
生家のゲルルセミッツ家にいたころから引きこもりっぱなしの生活を送っており、およそ人間として生きるのに必要な能力がまるで育っていない、いわゆるダメ人間であった。
そんな調子だから父にはいつも失望されてばかり。そんな失望の眼差しから逃げるように引きこもるメルチミスはいよいよ目にかけてもらえなくなった。
この場合、順序は逆だったのかもしれない。引きこもるから期待に応えられないのではなく、期待に応えられないから引きこもるようになった。……メルチミスは、期待に応えようとがんばる子供だった。
そして、がんばれなかった。
期待に応えられなかった。
だから、あきらめた。
にげだした。
こわい。こわくて、いつもこわい。
声が、こわい。声を発する人がこわい。こわくて、こわくて、耳をふさいでうずくまることしかできない。
それでもこわいのは消えないまま。
だから声が聞こえなくなるまで、声が聞こえなくなる魔術をくりかえした。
それが、メルチミス・ゲルルセミッツという魔術師だった。
さて。そんな引きこもりのメルチミスがなぜ時計塔に来ることになったのか……それは父から告げられたあるミッションによるもの。>>198
「今のお前は役立たずだ。お前には『ラインバックス』も魔術師の業も任せることはできない」
「はい……」
「だが、お前の身体だけでもゲルルセミッツ家の役には立ってもらう」
「はい……」
「そういうわけだから、これから時計塔へ行って婿探しをしろ」
「はい……え?」
「お前も女の端くれだ。名家の男のひとりでも落としてこいと言ったのだ」
「そ、そんなの無理、無理無理無理、無理ですぅぅぅ」
「行け」
「…………………………、……………………。…………はい」
……つまりは、そういう訳からだった。
権威ある名家とのパイプを繋げるための道具としてメルチミスは時計塔に送り込まれた。
しかしゲルルセミッツ家も本当にメルチミスがその役割を果たせるとは思っていない。このまま引きこもらせて腐らせるよりはマシ、万が一上手くいくなら儲けもの。そのくらいの認識で送り込まれた。
まだ見ぬお婿さんを落とすため、ひいてはありもしない期待に応えるために。
メルチミスは今日もぴぃぴぃと泣きわめきながらもがんばって、結局は引きこもるのであった。>>199
人物像
自らが操る魔術礼装を「ガオ」と呼んで軽く依存している引きこもり系女子。
内気で人見知りの引きこもり気質。なにかあるとすぐに「ごめんなさい」と謝る癖がある。
『声』に強い恐れを持ち、人と話しているだけで怯えて震えて挙動不審となる。生身では長時間のコミュニケーションは不可能。
ガオケレナを愛用する理由は『声』を発しない、喋らない植物であるから。同様の理由で植物たちを愛し、よく愛でている。
魔術師ではあるが根源の渦に対する興味はあまりない。魔術は自分のために利用できればいいという考え。根源の渦を目指して日々魔術の研鑽を続ける魔術師という生き物は理解こそすれ共感には至らない。
期待に応えることは極めて重要な行動理由のひとつ。かつて期待に応えられなかったという負い目があることから一種のトラウマに近くなっている。
なので"お婿さんを見つけて落とす"というメルチミスにとって難易度MAXなミッションも達成できるよう苦手な男性にもがんばって話しかけには行く。もちろん基本的に失敗する。
【一人称】わたし【二人称】あなた、〇〇さん【三人称】あの人>>201
『ゲルルセミッツ家』
時計塔に所属する魔術師の家。電力会社『ラインバックス』を所有している。
17世紀に中東で生まれた家であり、世界樹の新生を目的に活動してきた。現在はフランスに居を構える。
時代の変化と共に流れ流れて時計塔に所属し、植物魔術を扱う大家に取り入って活動するようになる。
元は逃げてきた者の家、時計塔における新参者という立場もあってその先行きは明るくないとされていた。
しかし20世紀後半に魔術を用いたバイオマス発電の開発に成功。結果ゲルルセミッツ家が所有していた小さな電力会社『ラインバックス』は急激な成長を遂げる。
これを受けてゲルルセミッツ家が扱える財力および権力が大幅に増加したことで最終的に本家を呑み込むまでに大きくなった。
あまりに急成長を遂げたためか、あるかもわからない根源を目指すことよりも『ラインバックス』を利用した金儲けに傾倒するようになってきている。そう遠くない未来に、魔術師としての本分も忘れて堕落───もしくは、人間としてまともになっていくことだろう。
現在の後継ぎ候補は長女のメルチミスとその弟の二人。
上手くいけば順当にメルチミスが後継ぎとなる予定であったが、問題ありとして見送られた。
予想外にも魔術師としても経営者としても光るものを見せた弟が後継ぎ候補として期待されている。この弟の件もあって、メルチミスは本格的にゲルルセミッツ家からは期待されていない。
時計塔では民主主義派に属している。どうもです
いきなりなんですが、ちょっと裏ページで血鎖の相談をしたいです
ちょっと踏み込んだネタバレの範囲なので、もしネタバレでも大丈夫だよーって優しい方がいるならリンクの裏ページに来てくださると嬉しいです
簡単に言うと、前からイラストでちょこちょこ出してたライバルポジションの敵についての話です
ちょっと裏ページでの説明が長くなってるのは申し訳ないですが、良ければお願いします
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/自鯖アングラエリア読んだ上で自分なりの意見を書いといたけど取り入れる・ないは君の自由だぞ
>>207
大丈夫です、寧ろすげえ参考になりました
今返信置いといたんで目を通してもらえると有難いですうーん…切り札の設定は出来たけど細かい要素の詰めが浮かばない…
>>164
なるほどなるほど…括弧内の文を変えるっていうのはやっぱり常套手段ですよね。自分もスィレンとかでやったなぁ…日本語でも出来るかしら…
自分も結構新参のつもりですがもうここに来て結構経ってて、それも加味すると発足当時からいらっしゃるルーカスさんは…
個人的に人蓑さんの冒険記シリーズなんかでよく出てくるので、印象にはかなり残ってます
>>182
登場人物が増えるごとにどんどんと事件のヤバさが詳らかになっていっていますね…時計塔聖堂教会どちらの派閥でも勢力が分かれてるっていうのは、取り扱う神秘の遠大さ故か…
リムさんと獅音さんのコンビ、凸凹っぽくて面白くなりそう
>>204
わー!前々からちょくちょく出てきてらっしゃった子だ!これは良い引きこもり少女…頑張ろうとして頑張れない苦しみはよくわかります…とても共感&好感…
ヨモなんかと話したらちょっとしたことで双方謝り倒しですごく気まずくなりそう…相談の件ですが過去ほぼ完全変更にはなったけどめっちゃ良い感じに方向修正できました、本当ありがとうございます!
能力も過去もめっちゃ良い設定増えましたしマジで魅力的なキャラになりそうです、いやガチでありがとうございます
そして本当すいません、敵キャラ周り修正するので血鎖11月位になるかもしれません
…このまま延期祭りにならない様に気を付けます
ただ、本当にカッコいい話になると思うので、そこだけは期待してほしいです>>214
ラ・ギアスみたいに魔術で解決してるわけじゃ無いっぽいからなぁ。一応WASPは被検体達の日本人率と施設時代の研究員は英語で統一してそうって偏見から日本語と英語が臨機応変に入り交じってるイメージです。
ちなみにうちのWASPメンバーの使用言語は
アンドリュー…英語(母国語)、ロシア語、日本語
オリビア…英語(母国語)、日本語、ロシア語
風花&小夜子…日本語(母国語)、英語
左にいくほど流暢に話せます。海月ちゃんジャスミンちゃんにさせたい絵面が多すぎる…流行りに乗ってリコリスのさかなーちんあなごーとかやらせたいなって…
>>214
ま、まあワンピの尾田っちでさえどこかのSBSで言語突っ込まれた時に漫画は夢届けるので言語問題は深く考えなくてもOK(意訳)的な事言ってましたし滅茶苦茶深く考えなくても大丈夫じゃないですか…と言いたいけど流石に無理があるかな…
まあうちのメンツを一応書いとくと
海月→日本語、英語、フランス語(まだ堪能ではない、ジャスミンと話したくて勉強中)
凌牙→日本語、英語、中国語(幼少期に修行とかで行ってそうだし多分覚えてそう)
巽→大体覚えてる(最近触れてないから失念してるかもしれないけど一応商店の仕入れとかしてますからね…)
こんなモンっすかね
書いて思ったけど自分の船キャラ日本人しかいねえな…しかももう一人日本人増える予定だし何なら自キャラ全体で見てもリヒター以外日本人だしそろそろ外国鱒も増やすべきか…ちなみに本当ならネタ路線でさかなーちんあなごーしてから「マ゛レ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!(声:レリック&凌牙)」で二人の間をマレオカートで駆け抜けながらダブルピースするマレオってのを書こうと思ったんですが…やめました。
マレオカート(台車)に乗るみたいな構図…まともに描いた事ないんすよ…>>219
???「ククク、プロは二人の服装の類似点とジャスミンだけ足を出してる差異から初めは人前で素足を晒せない海月に気を使って自分もタイツとかで隠そうとしてた所を見透かされて「そんなこと気にせずジャスミンちゃんがしたい格好をして」というやり取りの後に海月と似た格好+足出しというファッションに行き着いたという展開を妄想することだって容易────
スンマセン、こいつ片付けときますんで。
それと遅ればせながら>>152を読ませて頂きました。
海月ちゃんなりに強くなりたいという気持ちとそのために協力を惜しまないつもりのジャスミンの仲にニヤニヤします。
そしてニコレットさんについてですが海月ちゃんに最初に教えてるのが自分の能力の使い方ってのがいいなって思います。というのもニコレットさんの方針的には『自分たち医療班は倒れてはいけない』なので使い方次第で生存率が爆上がりする海月ちゃんの魔眼についての指導は理にかなってます。
もしそれ以上を海月ちゃんが望むならNARUTOの綱手様式トレーニングになると思われます。>>206
巨人と少女いいですよね…私も好きだ…
まぁこの少女は普段見えないんですが
>>209
前々からちょくちょく見せてた子です!やっと出せました!
ヨモちゃんと会わせてみたいですねぇ。「あの」「その」を繰り返す時間がずっと続きそう…
>>210
「樹の巨人に引きこもる女の子」が最初にあって、なんでそうなったか考えてたらいつの間にかこんな盛り盛りに…
大きさは3m〜4mくらいの想定です
教室に入ったりすること考えるともう少し小さくてもいいかも?
>>211
メル「け、けけ、結構です」
>>213
メルのお婿さん探しも植物科だけにとどまらないので接触はしてるかも?
ちなみに家は民主主義派ですがメル自身はそこら辺全部どうでもいいと思っています。感性はかなり一般人より>>214
それはですね、『船』で扱う言語についてはあえて決めずにふわふわさせてます
最初はどのキャラがどの言語を使えるか〜通訳ができるキャラも作る〜みたいなのを考えるのが楽しいと思ってましたが、後から絶対に面倒事ばっかり増えると思ったので深く決めていません
『このキャラとそのキャラでは扱う言語が違うのでコミュニケーションの時は苦労させるか通訳係を挟んでください』っていちいちやってたら面倒でしょう? なので決めずにふわふわさせて他作者間でもキャラが絡みやすくなる方を重視してます
とはいえ日常的なコミュニケーションにも四苦八苦するキャラにはそのキャラなりの魅力があるものなので、個人個人で言語の壁を意識したキャラを作ってもらうのは全然構いません
ただ私から押しつけるものでもないなと思って放置している事なので>>218
轟轟轟ブランドの動画ほんとすきっす、まさかこのスレに同じ動画見てる同志がいたとはこのリハクの目をもってしても(以下略)
何なら使い手のボ○ツ君前シリーズの最推しだったんすよ、ボッさんにちょっとだけ影響受けたキャラもいた位には好きです
>>221
唐突な赤髭の兄貴に草を禁じ得なかったし内容の分かりみが深すぎて最早魚人島行けるレベルっすね…
マジでこの二人はその気になれば幾らでもSS作れそうな位凄まじい可能性に満ちてると思います…マジで船はこの二人を一生大切にして幸せにしろ、特にジャスミンちゃんを昔のトラウマ忘れられる位まで幸福で満たしてやってくれ…!!
ここから海月vsカステラの感想の返信
ジャスミンちゃんは本当にいい子ですね…本当この二人の関係が最高すぎてその気になれば2時間は語れるかもしれない
(ちなみにもしジャスミンちゃんと海月ちゃんが当たったらオートマタには勿論海月ちゃんの麻酔弾は無効であるので100%ジャスミンちゃんの完全勝利になる模様、まあ仕方ないね…)
ニコレット先生の教え方か…実は今回はユーさんが思う程深くは考えてなかったんすよね…すいません
ただ、確かに今回はタイマンなので回復についてはあまり気にしなくて良さそうですし(メロで軽度の応急処置はできるし、特に今回の初動みたく銃弾数発受ける位ならある程度回復して立て直せる)、だったら海月最大の武器って言っても過言じゃない魔眼について叩き込ませるのが良さそうだなってのは何となく思いました
同じ医療班志望のヒーラー系生徒で薬品の扱いに秀でているアリシアちゃんに比べたら色々劣ると思いますが、その分魔眼で周囲の戦況を把握する事で回復に適した安全な場所を見出す事ができるってのが海月ちゃんの強みだと思ってる訳ですしね、多分ニコレット先生もそうだそうだと言う筈
>綱手様式トレーニングをする海月ちゃん
やるとしたら生活科に進学してからじゃないかなって感じですね。まず医療とか薬品作りとかの基礎覚えるのが先決でしょうし>>222
ふむふむなるほど……閃いた!
と思って改めて見直してみたら体重軽っ!?
>>223
なるほどです。
まあやるとしたら何かしら使用言語が被ってるorムジカちゃんのあれみたいな携帯出来る翻訳機みたいなのを持ってると脳内補完するとかでしょうかねぇ。
>>224
実はうちにも〇ルツ君みたいなデッキを使うキャラがいるんですよね。まあビートダウン大好きユージーンなんですが。
この辺の話はあんまりやり過ぎるとデュエマわからない人とか置いてけぼりになるしスレ違にもなりかねませんのでもし良ければ続きは私の裏ページなどでいかがでしょう?
>>分かりみが深すぎて最早魚人島行けるレベル
ヨイショォ深海1万メートルゥ!
まあ大前提としてニコレットさん的には海月ちゃんには危険な目には遭わず自分の傍で助手として置いておきたいのですが本人が戦えるように(足でまといにならないように)なりたいと言えば本人の意思を尊重するというものです。
なのでもしそうなったら生存能力を優先して伸ばそうとするだけで基本的には医療面での指導が主です。>>217
こっちは日本人がzeroどすえ(リディアはアメリカ人だから除外)。
「あれ? 海月ちゃんスペイン語できないの?」って一瞬思ったけど、そういえばビオランテは日本語ペラペラだった。もう効果の説明は文割くよりもFGOのスキルに当てはめた方がわかりやすい気がしてきた(ゲーム脳)
>>214
日常会話が可能というレベルの取得だと
トワ:英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語(5年くらい放浪してたし)
レリック:大体の船員の言語(長年いたし)
夕ウタ:大体なんでも(ふしぎ)
麟ノ助:日本語、英語、フランス語、ドイツ語(勉強は嫌いではないので)
カステラ:明治大正昭和前期にあった言語ならなんでも(魔都で覚えたので如何ともしがたい古さはある)
割とみんなバイリンガル。カステラは古いことを理解してるので率先して喋りはしませんが
>>222
いや〜とてもタイプですの。不健康引きこもり少女良い。見た目も中々好みそうなんですよね…暗色ヘアが好き…
たぶんメルチミスさんは無言でも平気そうだけど、ヨモは無言が辛いから何とか会話を繋ごうとしてより悲惨になりそう…ここはルナちゃんを入れるっきゃねえべ(陽キャの凸)メルチミス・ゲルルセミッツと吸血鬼と亡霊 5をwikiに登録しましたー
>>238
はい、なんか性格的にスペイン似合うな、って思ってたのもあってスペイン設定になりました。
WASPって船だから出身地が解り難いのが欠点。
他のスペイン出だとディアくん……、は抜けたんだっけか。
なまじっか俺のWASP組が日本っぽかったから日本が主になっちゃった感あるし、「もっと国際色豊かでいいのよ?」と言っておいた方が良かったかもしれない。さ…サーヴァント見て頂いていいですか…
>>245
【固有スキル】
自然主義:C
自然を愛し、どこまでも自然と一つになろうとしたキャスターの在り方がスキルとなったもの。
ボスという苗字は彼が生まれたヘルトゲンボッシュ(公爵の森)という地名が由来であり、彼はアダム教、アダム派と呼ばれる「ありのままの姿を肯定する」教義に入信していた。
外界に存在するマナを取り入れ自身のオドへと変える。
同ランクの単独行動と同じ効果を持つ。
信仰の加護:B
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
深淵の邪視:A
キャスターが生涯地獄を見続けてきた瞳。その瞳にはキャスターの作品と同等……否、それ以上の混沌と恐怖が宿る。
暴力、威圧による恐怖ではなく、あくまで相手自身の内面にある“未知への恐れ”を沸き立たせるもの。>>246
【宝具】
交ざり蕩かす悦楽の園(ガーデン・オブ・プレジール)
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:10~50 最大捕捉:100人
イェロニムス・ボス作『悦楽の園』
エデンの園を想い描いた、幻想的な絵。その人智を超えた世界観がカンバスからあふれ、固有結界を形成し、現実を侵食する。
その能力は「周囲の人間の狂奔」
劣情を催し人が誰しも有する性欲を喚起させる。
いわば高濃度高純度高水準の媚薬が散布された世界であり、一度粘膜で摂取したが最後、魔女の催す宴の来賓者となることになる。
『魔女』としてのキャスターが有する法具にして代表作。
天よ、地よ、人よ。終末は来たれり(エンデ・オブ・アルターピース)
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:10~50 最大捕捉:100人
イェロニムス・ボス作『最後の審判』
終末の日の光景を想い描いた、幻想的な絵。その人智を超えた世界観がカンバスからあふれ、固有結界を形成し、現実を侵食する。
その能力は「終末の日、その再現」
樹幹人間、地獄の王子、耳の戦車など既存の体系に属さない怪物達が召喚される。これらは紛れもなく怪物でありながら既存の怪物とは一線を画す存在であるため魔性、怪異、魔獣などの判定を受けない。
あらゆる手段を講じて拷問を遂行する悪魔(ただし真正のそれではなく人々が思い浮かべる怪物としての悪魔)、地を舐めつくす地獄の炎なども展開されるキャスターの主なメインウェポン。
『画家』としてのキャスターが有する宝具にして代表作。>>247
【解説】
本名・イェルーン・ファン・アーケン。
主の磔刑、エデンの園、七つの大罪と四終など様々な宗教画・寓意画を手がけた北方ルネサンス・初期フランドル派の画家。
特に北方ルネサンス、イタリアを除くアルプス以北の芸術改革において優れた活躍・影響を見せている。
当時としては市井の民にすぎない農民達を題材とし、現在では16世紀ベルギーの風俗史料としての価値を持つ多くの絵画を生み出した"農民画家"ピーテル・ブリューゲルは彼の影響で画風を変え、自らも「バベルの塔」を題材とした絵を描いているほどである。
三連祭壇画と呼ばれる三枚の絵からなる大作を多く残しており、そこで描かれた天国、地獄、そしてエデンの園は後世の画家に大きな影響を与えた。
特に地獄の描写は既存の地獄、あるいは既存の地獄にいると語られる怪物のいずれとも一線を画しており、その独創性は水木しげるにも影響を与えている。
現代では「地獄と怪物の画家」、かのカール・グスタフ・ユングからは「無意識の世界をあばく画家」と評されている。
"幻想"と呼ばれる芸術の主題(ジャンル)に多大な影響を与えた人物。
その影響力とは裏腹に彼自身の手記や日記は残っておらず、正確な没日や没年は明らかになっていない。
一説には薔薇十字団との関わりを噂されるなどその人生は彼が残した数々の作品と同じく人々を楽しませている。>>248
【人物】
鮮やかな金髪と炎のような瞳、知恵の実と蛇をあしらった黒いマント以外には何も身に着けていない女性。含みのある蠱惑的な言動の端々からは容貌通りの妖艶さが見え隠れする。
史実では男性だったがサーヴァントとなってからは「そりゃあ君。どうせ裸なら見目麗しい女性の方がいいだろう。私の主義的に」という理由で今の容姿になっている。
そもそもボスは『悦楽の園』の中で自身の自画像を怪物にしており、外見に頓着していない。
祖父の家で生まれ、結婚していた何年かを除いて生涯祖父の家で暮らしている。そのためか現在でもおじいちゃんっ子である。趣味趣向が爺臭いのはご愛嬌である。
アダム派と呼ばれるキリスト教の中でも特殊な……基本的には裸でいることがルールである宗派に属している。基本的に全裸+マントなのはそのため。本人としてはマントすらわずらわしいのだが郷に入ってはということで着用する様になっている。
基本的に温和で聡明。生来の敬虔な信徒ということもあって人間的には接し安い部類に入る……外見を鑑みなければではあるが。あと、根っこの部分が割と快楽主義者なのを隠してさえいれば。
平時は周りと足並みを合わせることの出来る協調性のある人物なのだが、彼女もまた芸術家の例に漏れず自身の得意分野のことになると豹変する。
情熱的、直情的、その時の彼女はオランダ人というよりもヒスパニックを思い出させる振る舞いになる。
その根底にあるのは、かつて両の眼に焼きついて離れない自分だけが知っている地獄、その再演である。
彼がまだ13歳だった頃、彼は大規模な火災を目にした。その後に絵を描き始めた彼にとってはその光景が創作の原風景……否、彼はそもそもその火災を見たことがきっかけで筆を取ったのかもしれない。
そも彼にとっての現在と過去、そして未来とはやがて来る審判の日までの長い暇潰しに過ぎない。
その終焉(げいじゅつ)を目標に彼は今日も筆を取り続ける。
「全てはダヴィデとシヴィラの予言の如くに砕け果てる……君も、私も、この世界も。
なら、少しでも足掻いた方がその日に後悔しなくて済む。そうだろ?」>>249
特技:プロポーションの維持、ハニートラップ
趣味:人間観察、スケッチ、長風呂
好きなもの:風呂(人のごった返す男湯に入るのが好き)、絵
嫌いなもの:服(嫌いというほどでもないが無理。本当に必要なら渋々着る)
天敵:アダム(永遠のリスペクト対象)
願い:まだ誰も見たことのない地獄の創造
【一人称】私
【二人称】君、貴方、貴女、貴君
【セリフ例】
「サーヴァント、キャスター。イェロニムス・ボス―――君を楽園へと招待しよう。歓迎するよ、お客人(マスター)」
「お会い出来て光栄だよ、ヴァン・ゴッホ……いや、何も言うまい。私のようなものがいるんだ。君のものがいてもいいだろう」ヴァン・ゴッホに対して
「無から何かを生み出そうとする全ての存在に私は敬意を表する。胸を張りたまえよ。君は立派な芸術家だ」クリュティエ・ヴァン・ゴッホに対して
「ダ・ヴィンチ女史? ああ、仲良くさせてもらってるよ。彼とは風呂仲間だ」レオナルド・ダ・ヴィンチに対して>>250
「あ、あ、アダム様……! た、大変見苦しい姿をお見せしてしまい申し訳ありません! すぐに! すぐに着替えてまいりますので! しかる後に握手とサインを!」アダムに対して
「やあ薔薇十字。久しいね……いや、こっちの話さ。君は知らなくていい……なんせ、私もこの身体になるまで知らなかったことだからね」クリスチャン・ローゼンクロイツに対して
「海の悪魔、ねえ……そういえば海に関する作品は作ったことがなかったな。ありがとう少年。そうだ、お礼に似顔絵でも……ともだち? 君と私が? ……ああ。私で良ければ喜んで」ディヴィ・ジョーンズに対して
「美しい。雪で作られた肢体とそれにそぐわぬ美貌……どれも私の発想にはなかったものだ。やはりいいものだね。まだ知らないものを知れるということは」スネグラーチカに対して
「地獄が人の姿をしていると言えばいいのかな、彼は。いいじゃないか、基本に忠実で。私の描く地獄(それ)はぶっちゃけ私にも大概意味不明だが……基礎をおろそかにしては応用も何もないからね」バフォメット/ジャック・ド・モレーに対して
「東洋の怪画師……私とは全く異なった筆致・視点で“怪”を表現したもの。一度アフタヌーンティーにでも誘ってみたいものだ」鳥山石燕に対して
「文章に関しては門外漢だが……一つだけ確かなことがある。それはだね。私が絵、君が文手がければ最高傑作が完成するということだよ、ホレス君。どうかね君。一つコラボレーションというのは」ホレス・ウォルポールに対して>>256
古今東西様々な英霊たちに楽しんで欲しいですし、体験したがる人もいそうですねちなみにこちらではなく僕鯖にお出ししようと思いつつありますが、小早川秀秋をモソモソ考えている今日この頃です
ちなみに回答ですが実は
・自分がそいつの主君のガチアンチであることは低評価につながらない
・自分の友人が死んだ戦いに敵方で参戦していることは低評価につながらない
・現代倫理から見てあたおかだったり略奪とか裏切りで有名な人を好きって言われると将来が不安になる
・武勲で強いやつカッケー!って言うより忠誠心とか内政性能とか友達を大事にしてるポイントとかでいいよね…したほうが納得する
などの基本基準を書いた上でなお悪い風評の方がデカすぎる人を選ぶと「本当にそれでいいのか」ポイントがオーバーフローして「そうか…悪いことばっかり言われてる人見ると逆に応援したくなっちゃうタイプか……まぁあいつにも可哀想なところとかあってな……」って納得しだすバグがあったりするので書いてる人もよくわからないよ
(少なくとも零央くんが読んでる巻に登場しうる人物の中で一番点数が稼げる回答になるのは)大谷刑部に一票入れとくね
>>271
流石の奴も周りみんなが狂って見えるなら頭おかしいのは自分の方なのはそれなりに理解してるので全員NGとまでは行かないよ
いい悪いと好き嫌いはそれなりに分別つくから
>>272
「好きになるのは構わないが見習うなよ、」なので△やな
>>273
割とマジで満点に近い答え来たわね……携帯回線がホスト規制され家でしか書き込めなくなって私は悲しい……
>>253
水木しげる先生が妖怪文化にめちゃくちゃ影響を与えたのは周知の事実と思いますが。
この人は水木しげる先生に影響を与えたので彼がいなかったら現代の妖怪文化はここまでポピュラーじゃなかったかもですね。
ワンチャン妖怪ウォッチ辺りは存在しないかもしれない。
>>254
怪物召喚や地獄の炎火炎放射は大体メディアさんくらい(MAXでヘカティック・グライアー)を想定してるのでそれもありかもですね。
>>258
ダ・ヴィンチちゃんがモナ・リザになってるのマジで好きなんですよね……
エッチなお兄さん来たわね……
>>259
こういうのは得意です。魔女なので。
セリフ例で基本と応用への言及があるように彼も基本を大事にする人ではあるのでデッサンモデルとかに出来るなら喜びますねえ。
あと北方(not北欧)系の文化に惹かれる民なのでスネグラーチカは私の性癖にあっている……
>>261
ダ・ヴィンチちゃん型の変態その1(その2以降が形になるかは不明)なので多分判定もダ・ヴィンチちゃんと同じになりますね。>>270
ま…まあその友人って最近見直されてるけどあんまりいい印象ないからメジャーどころ差し置いて一発目から挙げられる可能性はあんまりないから…
最新研究反映版だったら?…先に主君の方挙げてもらえるように願おうネ>>281
oh……
不憫性:Aの生き物よ……>>292
ネタ自体は一応あるんですがね…
それもこれも時計塔組作るのが楽しくなってきちゃったからチクショウ>>294
そっちでしたか。(森家のとこと素で勘違いしてた)この三連休の間にギリシア編のpdfを投下できる……はず(首を絞めていくスタイル)
めっっちゃ久しぶりにハクマを更新…ひとまず聖杯降臨、最終決戦前のパートをば。明日も投下したいぞー
千利休という予想外のサーヴァント実装に妄想が捗る今日この頃
『黒』繋がりで凪咲と絡ませたいなぁ
こういう時自分にも画力があったらなぁスーッと投げる>>172の続き
>>289
うちの被検体達の出生はですね
雲月風花:ごく普通の一般家庭に生まれたが特異体質に目をつけられて拉致された。
山峰小夜子:被虐待児が児童相談所に駆け込んで孤児院に預けられたと思ったら施設に送られた。
オリビア:施設で生まれ施設で育った。
劣悪な環境と言えるのは小夜子さんとかでしょうか。
>>302
チャパティー・チャイの前例もありますし逃げた役員がいてもおかしくは無いと思います。ただ雇われてただけのチャパティーと違って本気で追跡される&こんな時には役に立つアンドリューの過去視で逃げ切れる可能性はかなり低いかと。
なんなら神羅さんが直々に手を下しに行ったとかで秘密裏に始末されててもおかしくない。
>>305
ボンドルド要素抜いてジャッジとクイーンを足して……MADSだこれ!この世は地獄と申すのならば。なるほど、ここは地獄よりも悍ましい底なし沼にございましょう。
「………雨、雨か。煩わしい。気に食わない。どうしてこんなことができるんだ、お前たちは」
木乃伊のごとき男に雨が誘われるとき、“混ざり物”の一族は皆悉く死に絶える。
ここ数年に渡り世界中で広まる「■■狩り」の噂は本当だったのだと思う。まさか、私が、私たちが駆逐されかけるほどに強かった■■がこうも簡単に駆逐されるとは。
血と雨水が混ざり合い、気持ちの悪い泥になる。そんな森の中で、私はひとり地に伏せている。正確には他にも幾人も伏せているが、みな逝ってしまった。
私たちを殺そうとした■■は、アレに持って行かれてしまった。ああ、なんとも言えぬ結末だ。もっと早く来てくれればよかったのに。
「………いや、責任転嫁か。あの人はむしろ助けてくれたのだし」
ただ、あまりにも酷すぎた。この結末はあんまりじゃないか。私たちは、私が、何をどうしたという。何も無差別に■を狩っているわけではないのに。私たちは人を喰らい堕ちたモノを狩っているだけなのに。それすら赦されなかったらしい。「なんだよ……じゃあ私たちも、本家みたくやめておけばよかったって言うの……?それ以外の生き方なんてロクに知らないのに、未だ食い物にされる人がいたっていうのに、それでもなんとか齧り付いて生きていけばよかったって言うの……?」
やるせない、ゆるせない、ありえない。何度も何度も地面を叩きつける。訴える。そうでなければ、私たちの怒りはどこに叩きつければいい。
時代の変遷と共に私たちの価値がなくなるのはわかる。それで私たちが要らなくなるのは喜ばしいことだ、甘んじて受け入れよう。
ただ、そうじゃなかったはずだ。私たちはまだここに居て、人外から人を守る役目があったはずだ。そのためにも、■■の家系とも約定を結んでいたはずだ。堕ちたモノを私たちが処理するのだと、それ以外に手はつけないと。
………栄枯盛衰、盛者必衰、いつか滅ぶのは分かっていても、あまりにも─────
「………だからなんだって言うの」
だからこそ、ここで脚を止めるわけにはいかなかった。まだ、諦めるのは嫌だった。だってほら、見ての通り。目の前に転がっているのは今もなお現代社会に蔓延る私たちが祓うべき魔で、私たちの役目はまだ残っている証左だろう。
「人を食い物にしておいて……こんな現実を見せつけておいて……逃げられると思うなよ……!」
ふと、視界がぐらつく。ブレてよく見えない。てっきり眼に泥か雨が入ったのかと思ったが、瞳にその感覚はない。
………繝輔ず繝ァ繧ヲの女は盲いると云う。それは現世とは異なる世界を見るがためとも言われるが、真偽はよくわからない。何せ私は本家筋の人間と会ったことはない。生まれてすぐこちらに引き取られたのだから。「……いいや、まだ」
首筋に、針を突き刺す。母様から渡された、いざという時の霊薬。劇薬。本来ならば平常時に使うべきではないもの、しかし今の私にはこれが必要だった。
激痛が、発熱が、私の目を呼び覚ます。未だなお盲いることはなく、現実の世界をしかと眼に焼き付けている。
それでいい。無理に酔い果てなければ、私はこの現実に耐えきれず目を逸らしてしまうだろう。酔い痴れなければ私は世界を見ていられない。酔い痴れなければ現実から逃げ出してしまう。
「ふざけろ、運命」
霞む視界と穏やかな雨の中、私はそう宣言した。まずは絶対に、私たちを陥れたものへの報復をしなければ。此度の所業から察するに、恐らく既に幾人も手にかけている。
………そう決意していた私が、あの御方に拾われるのは今もなお覚えている。それがきっと、私が民衆の味方であり続けられる理由なのだろう。「……獅音さん?獅音さーん?着きましたよー、目的地」
「ん……あ……?ってか酒臭っ!」
「ひでぇ!せっかく起こしてあげたのに!苦しそうにうなされて寝てたから揺さぶってあげたのに!」
いつもは任務の最中にうたた寝なんてすることもないのだが、今日はなぜだか寝てしまった。思わず起こされてしまったがなんだか腑に落ちない。
「……隣にいる奴が酒臭いから気分悪くなったんじゃねぇかな、俺」
「喧嘩ですか?良いですよ別に、どっちが潰れるかでも勝負しますか!?」
「もっと健全な勝負にしようぜ。組手とか」
「女の子です!私!こんなひ弱なナリなのに!」
ひ弱な女子を謳うにはどうにも身体のバランスが取れすぎている。呼吸も乱れず体幹もブレない。常に酒を飲んでいるのに歩き方も崩れないような人間のどこがひ弱だと言うのだろうか。あまりにも面の皮が厚いというもの。「………16なんだっけか。まあ、なんだ。代行者はネジが外れた奴らも多いって聞くし外れてなきゃやってられないって話も聞くけどよ。なんでそんなパカパカ呑むようになっちまったんだ」
「飲まなきゃやってられないからですね!人生とは何かに酔わなきゃやっていけませんから!」
「そんなにブラックなのか?聖歌隊の仕事は」
─────異端を誅するためには時には異端が必要である。故に、主の力の体現として埋葬機関が存在する。しかしさりとて、この世には埋葬機関ほど主の威光を体現することもない半端者の異端も蔓延っている。
彼らにも主の愛は等しく注がれるべきであり、彼らにも救いは必要だ。ゆえに異端であるその身を賭して主の力として世界に奉仕するべきである。さすれば骨の髄まで異端であるその人生も、最後には主の愛によって浄化され救われる。
主を讃える聖歌を高らかに歌い上げ、己の身の贖罪を謳い、目の前にいる異端を殺し尽くす。それが秘匿聖歌隊。ヴァンデル枢機卿によって提起された一つの異端審問集団である。一般の聖職者よりも清らかではなく、埋葬機関ほど捻れ曲がった聖人のなりそこないでもない。半端者たちを集め束ねた武装集団。その一員こそが目の前にいる彼女なわけで……
「いえ別に。むしろ私の身体を気遣って有給を取らせてもらったり酒とタバコと薬を取り上げられたりする毎日です。私が夜更かししてゲームに熱中すると隊長が私の首根っこ引っ掴んで無理やり寝かせようとしたり……朝には見事な和風の一汁三菜が用意されていたり……」
「………随分とアットホームな職場じゃないか」
「はい。別に私が酔わなきゃやってられないのは自分の職場のせいじゃないからですよ」
「じゃあ……いったい……」
「あ!そろそろ目的地です!ほらほら、話ばかりするんじゃなくてさっさと荷物の確認してください!」遠くからでも見える巨大な廃屋敷。アレが協力者である魔術協会の魔術師との待ち合わせ場所だという。どうやら結界が張られているらしく、ある程度まで近づいた後は歩いて行かねばならないらしいのだが……
「………運転してくれてた人は降りないのか」
「戦えるほどに体が強くないらしいです。私たち聖歌隊の隊員ではないので私もよく知りませんが、主に補助を担当するらしいので。私たちを降ろしてから颯爽と去っていってしまいましたね」
「そうか。……一つ良いか?」
「はい、どうぞご随意に。あ、私もひとつ。お酒飲んで良いですか?」
カシュっと気持ちのいい開封音と共にゴクリゴクリと喉を鳴らして流し込まれる麦の液体。こちらに話を通す前に少女は既に呑んでいる。その状態で何を許可するというのか。一発殴りたくなったが流石に任務の前なのだ。堪えるしかあるまい。
「もう呑んでるじゃないか……じゃなくて。なぜかあの屋敷は近づくほどに異様な雰囲気がするんだが」
「ああ、でしょうね。死徒に汚染されてますもの」
「………聞いていた話と違うな。撤退するか?」
交渉をする相手が死徒だという話は聞いていなかった。なのに交渉場所兼拠点になり得る屋敷は呪いで汚染されている。ならばこれは何かしらのイレギュラーがあるわけで……「いえ、行きましょう。啓示によって提示された拠点、時計塔側の人員に提示された拠点はここです。あちら側にも予知の異能を持つ人員がいらっしゃいますので、おそらくこれは既定路線でしょう」
「………俺たちに何も知らされてないのも?」
「ええ。もしや隊長は獅音くんの力量をここで測ろうとしているのやも。あくまで私が思うに、ですが。あの方はそういうお方です。実戦で物を測るし実戦で鍛え上げる荒々しいお方なので」
最初に邂逅し話をしたよりも、マリナというシスターはだいぶ荒々しい人間だったらしい。まあ確かに、話を聞くには単身で銃と剣を携えて魔術師の工房に殴り込むのだからそれぐらいには気性が荒いのだろう。
それに何より、最初から知らせないとしてもあらかじめ知覚できるほどに汚染を隠さない、つまり前もって吸血鬼の対策ができる状況を作ってくれるあたり鬼畜というわけではない。
「………了解した。戦闘準備は完了だ」
「あ、壊すなとは申しませんがなるべく壊さないようにしていただけると幸いです。修復の魔術程度ならばあちら側が覚えてくださってはいるでしょうが、魔力リソースの無駄になりますので。あとは……そうですね。おそらく屋敷の中に閉じ込められている生存者がいるはずです。おおよそ10人。全て子供ですね」
「なぜわかるんだ?」
「それが私の異端たる理由です。……ああなるほど、私の能力を獅音さんに教えるためにもこんな状況を作りだしたのでしょうね、隊長は」早速ハクマ更新!ひとまずこんな感じで汚染聖杯戦に向かうってことで良いでしょうか、ディックさん?
遡りまする>>307
>ボンドルド要素抜いてジャッジとクイーンを足して……MADSだこれ!
まぁ”施設”にもMADSみたいな研究員はいそうですよね。
ボンドルド*シーザーはアレですよ。
シザドルド「ふふふ。右脚の戦闘用義足にワタシが機能提案し、アンドリューさんに作られた五十六式改造魔眼(ヴォーダン・アイズ・ラプラス)……。更には同じくワタシが開発した新しい血液魔術、『穢液呪法:ユーモリズム(Humorism)』。それらが全て適合してくれました。改造されたキミは可愛いですね、伊織さん。そしてソレを実行できる輝かしきワ・タ・シ!!!なんと素晴らしい(フルフル…)」
「術後も元気そうでなりよりです、ソラくん。ワタシが与えた素晴らしい技術によって、アナタは更に人間以上の機能を獲得してくれました。アナタが残存してくれてワタシは楽しい。そう、アナタとワタシの優秀さを社会に広める事が出来るのですから!」
「あぁ、破損してしまったのですね伊織さん。なぁに心配ありません。ワタシが完全に直してあげましょう。いえいえお礼は不要ですよ。アナタの失敗によって、こうしてアナタを愛せますし、アナタにはワタシが必要となる……。なんと喜ばしい事か」
「そ、そんなまさか!アナタたちがワタシに叛乱を起こすなんて!酷いじゃあないですか!アナタたちに黄金色の才能を与えたのはワタシなのですよ。。。言わば親のような存在です!しっ、神羅さんも見てないで止めて!ワタシはまだ死にたくない~っ!これからもワタシを求めてくれる人は沢山いるというのに!皆ワタシが必要なのに!ウガァアアアアア!!」
みたいな感じのキャラ。
……ボンドルド*シーザー。クラウンじゃなくて半分ぐらいエアプボンドルドかもしれない。>>239
あーやはり…ヨモも黙りこくった空気は苦手ではありますがお互い問題なさそうなら気にしないのですが、この感じだと
ヨモが気まずくなってメルチミスさんに向けて喋る→メルチミスさんが相槌を打つ→相槌を打たれたので「聞いてくれてる!続けないと!」となってひたすらヨモが喋る→それに気を遣ってメルチミスさんが相槌を打つ…の負の循環が起こりそう…
ルナちゃん寝かしSSの時に酒薬を処方したのがメルチミスさんだってわかると一層ぐいぐい行きそうですねルナちゃん…これは圧倒的陽の者…
>>252
ローゼン「いや、私とて薔薇十字団の創始。我らに纏わる事物…無論、人物にも目は通しているよ。君は我々の思想とは相違しているが…まあ、後世から見れば各々の人間の思想など視界外、路傍の石のようなものだろう。何にせよ、こういう縁は大切にすべきだね、なんと言っても面白い」
石燕「イェロムニスさんのお描きになる絵は、どれも東西の隔てさえ超えた、正に額の内の異世界といった感じですね〜。あふたぬーんてぃー…お茶会ですか!もちろん、大大歓迎ですー!西洋のお菓子…じゅる…」
ホレス「ほう。やはり理解る者には理解るのだね、私の筆の妙味というものが!コラボレーション、その提案は私にとっても喜ばしいことだ、お互い妥協はしないで行こう。何にも糸目をつけずに至った二大巨頭の合作…これにはさしもの連中も舌を巻くだろう!」
外見画像を見た時は失楽園関係かとは思いましたが、まさか関係者でもそれをテーマに描いた人だったとは…芸術家は気安く性転換してくるなぁ…(しみじみ)
背徳的でエグめ宝具で、キャスターであるが故に聖杯戦争にも結構召喚されやすい…良い番狂わせ要因になりそうですね!
あと自鯖で募ってらっしゃった時は要項に合致しなかったので挙げませんでしたが、この場合だとサルダナパールとかも波長合いそうだなと思いましたとかコソコソ
>>299
ころころしてて可愛い!これは癒し枠…ほっぺすりすりはモノクル当たって痛そうだから出来なさそうだけど…>>326
×イェロムニス→◯イェロニムス
です、すみませんでした…よっしゃ海月ちゃんの台詞と集積船各キャラとの関係完成した…!!
投下していいっすか?よっしよくてよ付いたので投下しやす
そこそこレス数食いますすいません台詞
「…私は一条海月。この子は私の相棒のメロ。…よろしく。」
「…君、この船には慣れた?…そっか。あまり緊張しなくていいと思うよ。私も最初は怖かったけど、皆なんだかんだ良い人だから。」
「…礼は言わなくて大丈夫。困ってる人を見ると助けたくなるだけだから。…それに、何か君は放っとけないし。」
「あー…今日もメロがぷにゅぷにゅしてて可愛い…メロをぷにぷにするだけで疲れも全部消えるなぁ…ぷにゅぷにゅ可愛いぷにゅ……え、今の見てた?最初から?…ごめん、今の絶対誰にも言わないでほしい…お願い…」
「私とメロは、あの日出会って、契約してからずっと一緒に生きてきた運命共同体みたいな物なんだ。本当は使い魔って呼ぶ方がいいのかもしれないけど…それでも、私にとっては大切な相棒で、友達なの
。」
「…怪我とかしたら、私に言って。一応だけど、軽めの応急処置は出来るから。」
「よっし、私の勝ち!…え、マ○オカート上手くないか…って?い、いや…弟がゲーム大好きでね。私も弟とよくやってたから上手いだけだよ…嘘じゃないから。いや本当に嘘じゃないから…!!」
「え?最近巽商店のカードゲームの卓に帽子被ったゲーム上手い人が居て、マスクで見えないけど目元が私に似ていた…?…た、多分別人じゃ…ないかな…ふーん、そんな子いたんだ…ふーん……ふーーん…」
「…私は、強い訳じゃない。魔術も上手い訳じゃない。正直、この船の中ではかなり弱い方だと思ってる。…それでも、ジャスミンちゃんや皆を。少しでも助けられる様になりたいなって、思ったんだ。」>>332
人間関係
・マレオ
面白いけどちょっと面倒臭い神様。
面倒な絡み方したりコスプレ中の出来るだけ人目を避けたいタイミングで必ずエンカウントしてくるから滅茶苦茶面倒臭がって雑に扱うけど内心「何だかんだ信頼できるやつ」と思っている。決して表には出さないけど。
・ジャスミン・アドレーヌ
大好き。初めてできた同年代の親友。
入船したばかりの頃、コミュ症で周囲と打ち解けられなかった時に初めて出会い、友達になる。一緒に過ごしていく内にオタバレしたり変形ロボとかのロマンでの意気投合したり、周囲との技量差に悩んでいた時に親身に話を聞いてくれたりと徐々に距離が縮まっていき、半年もした頃には何でも打ち明けられる親友になった。
上手く打ち解けられなくて一人でいた自分に手を差し伸べてくれた人で、彼女には言ってないけど心の底から感謝している。
彼女のトラウマについては断片的に知っている。自分も孤独を経験した事があるけど、恐らく自分の何倍も辛い孤独を経験したという事を察している。
だから、自身満々に「気持ちが分かる」なんて言えないけど、それでも前自分が救って貰った様に、私もジャスミンちゃんの心を少しだけでも救えたらいいなと思っている。>>333
・ポチ先生
混合科である為にお世話になっている先生。
日本生まれであり価値観もかなり近い先生である為に話しやすい先生と思っている。
あと内心めっちゃ可愛いと思ってるのでいつかモフってみたい。
ちなみに海月本人は知らないがニコレット先生に彼女を斡旋したのもポチ先生である。
・クレティアン・ド・リュジニャン
育ちの良い雰囲気を感じる先輩。仲良し。
男装含むコスプレを嗜むオタクとして彼の女装のクオリティ凄いしすごい可愛いと内心思ってて、接近する機会を伺っているが結局カミングアウトはできてない。
・イオネル・アヴェローヌ
ちょっと怖い人。
真面目で固い人なのかなと思っていたが、自分の服や髪を凝視される時の目に、何か奇妙な物を感じてしまい、話す時少し緊張してしまう様になった。
・アルシオネシア
沢山いる船員の女の子。
仲良しで、普通に個人として接している。
船に慣れた頃に独り言で「ゴスロリ着てみたいな…」と呟いた2日後にいきなり呼び出されたと思ったらオレンジのゴスロリ服が完成していてビビり散らかした事があり、その後はコスプレ服製作を手伝ってもらったりしている。>>334
・トワ・エリュオスト
仲良し。少し気に掛けている後輩。
彼の考え方については、自分も好意を持ってくれた人に距離を置かれる辛さも感じた事がある為に理解できるが、極端だとは感じている。
とはいえ普通に仲良し。
・砕城凌牙
実は仲良し。なんか放っとけない先輩。
最初は怖い人、ジャスミンを目の敵にしている人だと思っていたが、ある時こっそりコスプレしに出た時に遭遇してオタバレして恐怖したが、その時にした会話で根は良い人であって、内心ジャスミンに憧憬を向けている事を察して印象が変わり、少し絡み始める。
そしてトーナメントでのジャスミンと凌牙の激突後の二人の会話を偶然聞き、彼の本心を知る。
その後は心を開き、割とズケズケと話す様になったり、格ゲーで勝負したり、トレーニングで軽い傷ができてる彼を強制的にメロで回復させたりと少し腐れ縁みたいな感じで仲が良くなった。
・ロイド・クラーク
かっこいい騎士団の人。
初めて会った時にその外見、かわいい小動物(みたいな使い魔)を連れている、めっちゃ爽やかな雰囲気で「王子様みたい」と内心思った位にはかっこいいと思っている。
自分が変装してオタ活してる事と変装してる時の格好を伝えている。(人の少ない時間の船でこっそりコスプレしてた時にロイドに職質受けた時に白状したらあっさり理解してくれた)
現状では船のかっこいい男の人の話題になった時はロイドの名を出している。>>335
・レリック
怖いけどかっこいい騎士団の人。
第一印象は「本物のヤの人…?」といった感じでちょっと恐怖を感じていたが、優しい人であると知り頼る様になる。内心(ギャップ萌え的な物って存在してたんだ…)と思ったとか。
ロイドにコスプレ趣味を明かした後から、コスプレ中にマレオが凸ってきた時に高確率で即刻現れたレリックが追い払う様になって滅茶苦茶感謝している。気を利かせているのかコスプレについてそこまで触れないでくれたりする。
・セレン・アイグレール
陽気な姉さんって感じの人。
自分の部屋もそこそこ散らかってるとは思っているが、それでも偶然セレンの部屋が目に入った時の衝撃は凄かったという。
たまにメロの分までフルーツジュースをくれる。
・黒須瞳
仲良し。しっかりした後輩だと思っている(船にいた期間的にはある意味瞳ちゃんの方が先輩ではあるけど)。
時々自身の教えてもらった医療の知識と、瞳の射撃の技術を互いに共有し合ったりする事がある。>>336
・ムジカ・スフィーリス
仲良し。優しい子だと思っている。
自分と同じく、元々魔術を知らない異能持ちの一般人だった人である為に、特に気に掛けて、親身になって関わる事が多い。
関係は普通に仲良しでいい感じだが、初対面から暫くメロに「あのナマモノ食べられそうだな」という好奇の目を向けていた事によって、メロはちょっとだけムジカに恐怖心を抱いていた。(今は治った)
・アインス先生
話しやすい先生。海ルーツ同士だからか、メロがかなり懐いている相手。
普段仕事を押し付けられているのをよく見るが、メロが心配してそうな目で助けに行こうと催促するし、自分も気になるので手伝ったりする事が多い。
会話では結構ジャスミンの話題で盛り上がったりする。
・ウェイン・マロウ
時々話す相手。優しい神父さん。
停泊期間のロゼとプルフラスとの出会いによるいざこざ(プルフラスとメロがドンパチしてロイド出勤)の後少し話す様になった。
ロゼとプルフラスの話を聞いたりする事が多い。(横でメロはトゲトゲになって嫌な顔をする)>>337
・ペルカ
仲良し。かわいい後輩。
初めて出会った時にうさ耳メイド服低身長美少女というかわいい属性過多によって内なるオタク心に多大な衝撃を受けた。
よく話すし、よくハグしたりくすぐったりする。
・夕ウタ
不思議な人。というより不思議すぎる人。
初めて会った時の第一印象が「ディズニーの世界とギャグ漫画の世界を足して2で割ったらこんな人いそうだな…」といった感じ。
自分のコスプレの現場を目撃されて「バレた オワタ\(^o^)/」と思ったものの、儀式服と勘違いされて(その時のコスプレが巫女服風だった為)なんか上手くやり過ごせた。
メロンテ号とか彼の色々に感して割とガチで興味津々になってる。
・フィサリア・ラズワルド
時々話すし時々逃げる人。
普段は普通に話すけど、ある時男装してアニメグッズを買いに行った時に偶然遭遇し、素性を聞かれて混乱して最終的に何を血迷ったか「すまない、僕の素性は探らないでほしい…(ボクっ子口調)(精一杯作った低音ボイス)(多分マレオにはコレ見られてる)」と言って逃げた結果探られる羽目になった。暫く後、交渉によって正体を明かした代わりにドルフィンニュースに載せられるのを回避する事に成功。海月はマジで「死にたい」と思ったという。その後は何となく自分から話しにくくなったけど関係は普通に良好である。>>338
・巽剛
仲良い。話しやすいおじさん。
船に入った初期のコミュ症時代から気さくに話しかけてくれた人で、割と砕けた口調で話している。
男装してる事をバラしてる(というより男装で商店のカードゲームコーナー行ったらバレた)相手で、たまにデュエルでガチバトルしたりする。巽曰く「こないに強い女子デュエリストは初めて見たで…」らしい。
巽会でのゲーム卓とかにこっそり乗り込んで参加する事もあり、巽会の不良達には何故かバレてない(或いはバレててあえて黙ってあげてるのかもだが)。
・ニコレット・ドクトゥーラ
師事している先生であり、尊敬する師でもある。
船に慣れた頃、魔術を他の人程上手く扱えなくて悩んでいる海月を見て、メロや彼女の魔術の性質に目を付け、接触されて医務室の道を提案される。
その時はそれまで想定していなかった医療の道を提示されたので戸惑う海月だったが、ある時訓練で軽く怪我をしたジャスミンをメロの力と軽く教わった処置で治した時に感謝された事で、確かに私は上手く戦えない、けど。仲間を助ける事はできるかもしれない。いや、助けたい。そう思った為にニコレットの誘いに乗って彼女に師事し始めた。
優しい人だが、その常に笑顔を崩さない表情でめっちゃ量多くキツい勉強を叩き込まれるので少しだけ怖いと思う。でもそれ以上に尊敬している。
彼女の指導により、現在は中度までの外傷の応急処置をある程度適切に行える様になっている。
余談だが彼女のくれるハチミツはメロの大好物である。>>339
・黒須一馬
食堂でお世話になってる人。
海月の好物はラーメンだが、彼の作るそれは日本の名店並に美味くてよく食べてる。
・黒須菜々
騎士団の綺麗な人。
よく射撃や援護のコツを教えてもらっていたりする。
・葦久野麟ノ助
静かな先生。まあまあ話す。
いつも静かに物事を考えてる様に見えるので、正直何を考えてるのかちょっと気になってたりする。
メロの翻訳機について提案された事があり、海月も何とか作りたいなとは思ってはいたものの「どうやって作るんだろう…」と全く分からない為一旦断った。…まあ一応、海月はメロの感情や何を考えているのかといった物が何故かはっきり理解できる(というより脳にスーっと入ってくる感じ)。理屈は分からない。
・セーラ・サーレゲオス
医療班のすごい子。結構仲良し。
自分やメロによる治療を優に超える速度と回復力で行える祈りの力を凄いなと素直に尊敬している。
コスプレ趣味について意気投合して仲良くなっていて、一緒にコスプレする事もある。>>340
・ピース=ピース=ピクシス
貴重な大人のゲーム仲間。
自室でオンラインゲームをしていた時にチャットで凸されマレオとピクシスとのボイチャに繋げられる。
あまりボイチャ経験の無かった海月は僕っ子低音ボイス(キャラ作り)をしたが、突如マレオとピクシスが素性を明かした(ここでマレオ爆笑)事によってゲーム仲間となる。(あんまりな状況に恥ずか死しそうになった海月はこの後3日間ずっとオンラインの誘いを断ってソロプレイしたらしい)
・アリシア・エルト
仲良い後輩。医療や薬の知識に関してはアリシアの方が先達の為によく色々教わっている。
まだメロの回復能力に頼っている自分から見たら、自力で調薬や調合を万全にこなすアリシアは凄いと素直に尊敬しており、セーラや彼女と一緒に日々医務室で色々している。また、彼女のシャンプーも愛用している。
・日比滓衒
ちょっと面倒臭い同期。彼女にしては珍しく雑に絡む。
元々内向的なオタクだった海月からしてみれば凄いパリピの陽キャだった事もあり最初はあまり上手く話せなかったが、何だかんだでそこそこ話せる様になった。
ただ、他の人よりも雑めに扱い、割と軽口を叩いたりジャスミンに言い寄る彼を無理矢理阻止したりと何というか腐れ縁的な関係。彼のチャラい感じには呆れながらも、何だかんだで普通に仲良く接している。
・怪人ヘイズ
船でよく聞く謎の怪談。
別に魔術があるって知った訳だしそこまで怖くはないよ…とたかを括っていたが、ある時に謎の視線を感じた。
魔眼で見ても捉えられないのに、確かに感じる視線。
それに背筋の凍る様な思いをした故に、ヘイズの話に関しては半信半疑、というより80%位信じている(怖いから嘘であってほしいけど、自身の経験から存在している事を否定できない)。以上です
全員分の台詞作るのがかなりキツかった(というより何人か絡みの無い人のやつ作るのにかなり難航した)のでこれ海月ちゃんからの印象から考えた方がええなってなったんでこういう形にしました
とりあえず主な追加点としては
・基本的に皆に普通に優しいけどマレオ、カステラ、凌牙辺りには腐れ縁的な感じでちょっと雑な感じで接する、けど仲悪い訳じゃないというか普通に良い感じの仲ではある
・男装してる時とかボイチャで素性隠したい時とかはボクっ子属性に気合いで作った低音中性的ボイスで話す(このキャラにバレるバレないとかの判断は皆様の裁量で決めてもらって大丈夫です…)
辺りですね
よければ感想お願いします…よく考えたら勝手に色々増やしちゃったのアレですね
何か「このキャラとの関係のここ修正してほしい」っていう意見があったら是非お願いします、すいません深夜のコソコソハクマ話
昨日一昨日の更新分についての小ネタなんですが、実は色々詰め込んでて今言っておかないとリレー終了後だと纏められる気がしないので投げておきます。
まず手紙。一番はじめ(4月28日)の『ゆうがた』からちょくちょく出してた小物なのですが、かなり早めの段階で人麻呂の触媒=手紙の図式がありました。彼が召喚されるくらいの言霊が込められていたということです。
これはいずれ出せたらなー程度の私設定で、それこそリレー終了後の小話に出そうかなという感覚でした。けれども説得フェイズにおいての人麻呂の「安易で自棄な希死念慮の否定」の郁限定の、でも郁にとって一番の理論武装主装備になる手紙を出そうと思ったところで、人麻呂が手紙の存在を知っていることの理由にもしようと思い出しました。
次に郁の希死念慮について。これは紛うことなき自暴自棄です。聖杯の精神汚染も強くはありましたが、それ以上にやはり彼自身の精神の磨耗が原因です。今まで夢の中で色々の冒険をして、それこそ人の死や争いも味わった男ですが、様々な理不尽を見てきた彼ですが、今回は自分がその「理不尽」サイドにいたということがSAN値減少増大ポイント。
自分が「夢だけでなく現実でも気が狂った」(三つ巴戦(現状未投下ストーリー)より)ということへの衝撃があまりにもデカすぎて、この点において本人が語る通り「只の人」という立場にいた人麻呂でもサポートが回らなかった。現実さえ拠り所にできない、現実さえ人を傷つけてしまう自分という存在の直視が郁の現実世界への生存意欲を薄れさせてしまいました。
だからこそ、今回更新分の聖杯に誘われた時の郁を引き止めるには彼自身以外に彼が大切にするもの(=家族)を引き合いに出す必要があったのです。あの時はもう郁自身の自己肯定感はゼロでしたから。
そんな郁に対してであっても人麻呂(言霊の歌聖)が暴力を振るうのはどうなのかという話ですが、これは謂わばとても強引な話題転換、ミスディレクションです。そうまでしないと聖杯の精神汚染と郁自身の持つ失調とを切り離すことが出来なかったのです。「只の人」という在り方を取ったがために聖杯という超自然の存在に干渉する術に欠けてしまった。だから手を出してでも自分の領域である人の精神から超自然の存在を除去するべきだったのです。力は人も自然も分け隔てない原初の言語ですからね。>>344
そして「阿呆」という暴言。人麻呂は推敲なき虚言、二言が嫌いなのですが(余談ですが二言嫌いは友人兼元自分の「一言」主に掛かっていたりします)、それを弾劾し叱責するだけならきっともっと強い言葉にしていたと思います。罵詈雑言は耳触りの良いものでは決してないけれど、こういう時のためにある言葉であり、意味のないものではないから。意味のない言葉が人麻呂は嫌いなのでしょう。
ここで数ある暴言の中で「阿呆」を選んだのはとても優しいです。アホは関西圏では暴言の中でかなり低めの暴言度の言葉だったり。コナ◯の和葉さんとかよく言ってますね。かなり粗雑なネタですが、関西圏はこの聖杯戦争で郁と人麻呂だけなのでそこで「阿呆」という言葉の認識が分かれる関東のハクマの聖杯と渾然一体状態になっている時に吐くことで言葉でもって両者を区切ったとも言えます。
あと人麻呂の客死についてや「旅に出たなら必ず帰途に着け」というのは、特に後者は小中学の校外学習や修学旅行で先生によく言われる「家に帰るまでが修学旅行です」の下りをモチーフにしていたりします。
これは帰る家=マンションである大人になった一人暮らしの現在の郁の意識を帰る家=M県の実家である子供の頃の郁にさせたという意味が含まれていたりします。この話より前の話でも郁は人麻呂を「学生時代何かとつるんできたクラスメイト」と重ねていることからもこのモチーフを取り入れようという考えになりました。>>345
昨日投下分のタイトルが『玉衣のさゐさゐしづみ』なのは勿論元の短歌は人麻呂作の作中で出した歌ですが、この歌の大体の意味は「家に言葉も殆どかけずに残していった者がいることの悔い」であって、これはドンピシャで手紙の返事を出すことができずにいた郁に刺さる歌です。人麻呂は旅が好きですが、彼の時代の旅とはそれだけ重いものでした。時代は変われど同様の状況にある郁にも当てはまる「旅」であったというわけです。
これからのことは擦り合わせやダイス目の考慮などもあって明確に決めてはいませんが、とりあえず郁は聖杯戦争が終わったら手紙を出して郷里に戻らせたいです。「ガス会社の事故や何やあったけど大丈夫やった?」って言う親にガス会社の事故を言い訳に手紙を出すのが遅れたと言わせたいです、中納言でした>>329
よもやアダム熱烈シンパとは思うまいよ…
サルダナパール「あぁ、ありがとう!楽しいことは皆ずっと続けられるからな、楽しいことも楽しくないことも、楽しいならずっと続くようにしたい。そのために頑張るのも楽しいんだ、俺は!」
>リシリューとエドガー・アラン・ポーがめっちゃ好き
ぴぃッ!嬉しや嬉しや…!
リシュリューは京極さんが亜種特異点洛陽で敵として登場していますので気になられましたら是非に…素晴らしいので…
ポーは私の鯖の中でもかなり愛着というか信仰心的なものを詰めたので…ありがたいです…!
>>342
女性陣とは大体仲良しで男性陣でも同年代に親しい人が多くて、海月さんのコミュ力を感じさせますね。真面目さと良識人さが成せる関係性と言いますか。
カステラとは普段凸凹な遣り取りしながら共闘とかで銃撃戦した時は海月さんが敵方の弾道を伝えてカステラが迎撃とか見てみたいな…息ぴったりとかじゃないけど、お互いの力量を知り合ってのコンビネーションが見てみたいというか>>347
リシュリュー戦懐かしいっすね…素晴らしいって言ってもらえて恐縮です!(実はもうちょっとリシュリューのターン増やしてもよかったなってのがちょっと心残りです)
海月ちゃんはジャスミンちゃんっていう誰とでも絡めるし仲良くなれそうな感じの子と一緒にいるから必然的に皆と仲良くなってそうだなって思ったのでこんな感じにしました。
あと一部男子に対して雑なのは前話してた時の「海月ちゃんは全く男子は…って言いそうですよね」ってので思いつきました(というより初期案思い出して使う事にしました)。
カステラ君とは是非共闘してほしいっすねえ…!!海月ちゃんでデバフ弾撒いて行動阻害してからカステラ君の乱射でブッ飛ばす感じで何だかんだいいコンビになりそうですね!
>>348
流石カリスマ丞相の曹操様、采配が上手い…!
趙雲と周瑜の編成も良さげですが曹操の指摘が鋭くて的確ですねえ、というかこの三人が仲良くゲームしてるだけで感慨深い
あと五虎将でまだ出てない張飛と馬超は両方我が強そうでスレに登場したら面白いキャラなりそうっすね…
とりあえず面白そうだったので俺も便乗させてもらいます
典韋「うーん…アタシは主将に夏侯惇、副将に黄蓋と荀彧で行ってみっか。バランス取れてると思うし。許褚はどうよ?」
許褚「やっぱパワーだろ!!主将張飛、副将呂布と甘寧でゴリ押せば問答無用で勝ちよ!!」
典韋「うん、アタシにも分かる。それ結成1日で瓦解するぞ」>>356
実は幹部勢がまだまだいないのでもっと増えていくという…
大事なところだけでも船長、副船長、生活管理局長、騎士団長がいて私が作りたいの含めるとさらに……マザーズラブへの反応色々ありがたし!
正直書きながらこいつが何考えているのかまるでわからない!となりましたし今もよくわかりません。衝動の塊すぎて酔ってる時やキマってる時しか自信を持って書けない気がする!
コソコソ話ですが師匠であった女性とは切嗣とナタリアみたいな不思議な関係だったのですが死線を彷徨う内に互いを意識する様になっていき、互いで本気に結婚を考えていました。
ところがマザーズラブはそれまで感じたことの無い信じられないほどの衝動に支配され、ついに師匠を絞殺しました。突発的な殺意によって愛する人を自ら殺めた事実にマザーズラブの中で何かが吹っ飛んでしまったのでした。>>356
めっちゃ増えましたね…もうすぐ30人越えそうですしまだまだ賑やかになりそうですよね
一応俺も前に一回出して保留にした生徒の修正リメイク版と諸々の事情的に出すのはまだ先になるけどキャラは完全に固まってる生徒の2人増やす予定があったりします
海月ちゃんとムジカちゃんは異能持ちで色々あって船入った元一般人の常識人同士気が合う所はありそうだなって思ったんですよね、それで魔術とかに触れるの初めてで困ってるムジカちゃんを見て入った頃の自分みたいって思って助けたくなったとかそんな感じです
…ちなみにメロの身体はちぎって(すぐ修復する)軟膏的な感じで使える訳ですが、そのメロの破片は一応食えます。ただプールの水に砂糖を滅茶苦茶加えたみたいな変な味してそこまで美味くないし多分腹壊すっていうまだ検討中の裏設定があったりします…
>男装を一発で見抜く
マジっすか、思ってた以上に鋭いんだムジカちゃん…
とはいえコスプレとか男装隠すのはバレた時に嫌な顔されるのが怖いから出来る限り隠し通したいって訳なのでバレたとしてもポジティブな反応しそうなムジカちゃんだったら安心ですね。女子生徒組、皆純粋で可愛いっすねえ…
>>358
ガチで大変でした…でもこれで更に使いやすくなったと思うので無問題っすね
プルフラスとメロは何となく初対面の時にメロが何かプルフラスからなんか厄いオーラ感じたの2割、マスコットのライバル的存在が現れた事8割故に警戒心出してたらプルフラスが「我に対して頭が高いぞそこの水まんじゅうー!!」とか言ってレスバ→キャットファイトに発展したみたいな流れを妄想してます…
>>357
!?!?!?!?!?!?
FOOOOoooo!!!!
(突如脳内で爆音で再生されるニコニコの駆け抜けて性春シリーズのイントロ)
海月ちゃんザミエルコス似合いすぎるしザミエル氏の絵柄の海月ちゃん新鮮で可愛いし俺のハートにブッ刺さりました…
最高っすありがとうございます>>361
二次創作画像を出されると反射的に無断転載禁止になってたりしないかソースを探してピリピリしてしまうのでできれば控えてほしいなと思う私なのであった
問題起こると困るのな
https://twitter.com/janrock00000fgo/status/1022684508368265216?lang=bg参考情報データベースに
メルチミス・ゲルルセミッツ
ポチ先生
アインス先生
ペルカ
ピース=ピース=ピクシス
の、五人を登録しました!やるならこまめにやらないとダメですねこれ!>>366
かわよ…
うちの海月ちゃんをここまで可愛く描いていただいて恐悦至極の極み…
>>368
まあ確かにそうっすね…
最初からいた関羽張飛、蜀の名将の中では比較的早めに加入した趙雲とは違って黄忠と馬超、特に馬超はそこそこ加入遅めでしたし、特に馬超と他の将の関係は結構想像するの難しめですよね
趙雲はカルデアでは、関羽張飛に対しては先達なので少し固めの口調、黄忠馬超にはある程度砕けた口調で話すってイメージです
黄忠は五虎将全員にデフォの口調デフォのノリで絡みます、全員実力は内心認めてる訳ですが自分からしたら年齢的に若造なので
馬超良いっすねえ…楽しみにしてます!
>>369
供給が…供給が多い…ッッッッ!!!
いやマジでありがとうございます(土下座)
趙雲はスピードとスタミナに振ったキャラなのでサッカーは絶対強いですし陸上だったら短距離もマラソンも絶対速いと思います(ろくろ回し)
にしても女子マネとかからそこそこにモテそうだな趙雲…多分赤面しながら上手く捌きそうだけど更新分の登録&誤字修正&サルダナパールはマイルームボイス追加&すっかり忘れてたカステラの秘海集積船ページ追加を完了〜。いやぁ三連休ってあっという間…
>>351
潔いぜ…自分も女体化鯖を構想はしてたんですよね…利休さんでちょっとおじゃんになりそうですが…
文人とか技術者とか学者とかは教科書でよく見るから自然と公式で出ても「おっ」ってなるんですよねー。宝具とか考えるのは大変だけど楽しい…モネさんの文人鯖も楽しみにしてますぜ…
民間伝承めっちゃわかります!うちだと京丸がいますが、やはり惜しむらくは史料が輪をかけて少ないから文人以上に作りにくいところ…
>>352
すみません語弊のある言い方をしてしまいました…エルメロイII世に刺されるっていうのは、以降冒険で公式解釈お出しされそうだなってことでして…逃げ道は用意してはいますが…
>>354
自分が知略戦練れないもんで碌に動かせずにいたリシュリューをめちゃくちゃ格好良い智将にしていただいてもうホントに恐悦至極でしたよ…個人的に両者の手番共にあれぐらいの方がスッキリしてて良かったと思います。
カステラは戦闘でもよほどでない限りおちゃらけてると思うので、生徒たちで共闘してる最中でもツッコまれて欲しいなとか…凌牙さんやトワ(後者はほぼ巻き込み)とちょっと無茶なコンビネーション技見せて海月さんに呆れられるのが容易に想像できて…
>>360
>信じられないほどの衝動に支配され、ついに師匠を絞殺しました。突発的な殺意によって愛する人を自ら殺めた事実にマザーズラブの中で何かが吹っ飛んでしまったのでした。
アァーッ…イッスネェ…ジツニ…()「祓い給え清め給え〜っと。浄化完了!ここを拠点とします!まあ最終的にこの館全てを浄化して拠点にするんですけど!」
四方に撒いた塩と杭を縄で繋げ適当な詠唱で結界を張る。どこからどう見ても教会の秘蹟ではなく異端の術理を使用したリムは間髪入れずにリュックから取り出した日本酒を呑んでいる。どこから出てきたのだろうか。そもそも命を懸けた仕事中ではなかろうか。
「おい任務だぞ、任務の最中も酒を呑むのをやめろ。しかも日本酒……ビールより度数高いじゃないか」
「御神酒は古来から日本では神聖なものでうんぬんかんぬんギンヌンガガプがどうのこうのです。割り切っていきましょう」
「北欧神話と古代日本に関連性ないだろ……ともかく俺は生存者の救出に行く」
「私も行きますよぉ。あ、これあげます。この赤点が生存者がいるところですので」
渡されたのは館の間取り図。赤と黒の丸がいくつもつけられていて、とても見やすいものだ。……開いた途端にポロポロと飛び出てきた赤いビー玉を受け止めるのに必死になってしまったので、実はよく読み込めていないが。「この黒点の場所にビー玉を一つ、誰にも気取られないように置いてください。スペースが合っているならばどこに置いても構いません」
「……何かの概念武装か?」
「いいえ?呪い道具、魔術礼装の類ですよ。……さあ、時間がありません。私は地下と一階を探索します。あなたは二階と三階を」
「了解。……出待ちをされている可能性があるからな、俺が最初に殴り込もう」
言葉を交わすのはそれが最後で問題ない。どちらも歴戦の兵であり、対吸血鬼戦闘も心得ている。互いに互いの目的地へと向かい、彼らは一斉に走り出した。
「……これで6人目。最後だな」
生存者を背負うと同時に襲い掛かる死者たち。それら全てを脚一つで捌き、例外なく心臓と頭蓋を砕く。大した呪いも込められていなかったのか、簡単に浄化されるような奴らばかりだ。呪いの規模の割には数も少ない。
それよりも大事なのは、生存者が皆子供だということ。既にホールへ安置した2階の生存者たちも、今自分が抱えている3階の生存者たちも全て子供だ。しかも、3階に閉じ込められていた子供たちは皆吸血されているからか呪いが進行している。早く処置をしなければ最悪の事態が待っているかもしれない。
「なりかけをどう処理するかは現場に任された代行者次第……リムが万が一過激な思想なら、この子たちの命は……」そこまで考えて、すぐさま思い直す。今自分がやるべきこと、考えるべきことは吸血鬼の殲滅であって侵食する呪いの浄化ではない。それに、もしこの子たちを“駆除”しようとするのならそのときは自分が盾になればいいだけの話だからだ。
「戻った。これで3階の救助者も全員だ」
「わかりました。その子たちみんな死徒化の呪いが進行してるから右の方に隔離してください。あとで浄化作業するから」
………こちらを振り返ることもなく、リムは黙々と作業をしている。ただ一点、地下への扉を見つめながら、黙々とセーフポイントを浄化している。傍らに日本酒は置いてあるし定期的に飲酒をしてはいるが、その手つきに一切の狂いはない。
「俺も手伝おうか。縄を結んだり重いものを配置するぐらいなら可能だ」
「手順があるので結構です。それに獅音さんにはこれからたくさん働いてもらうので。主に戦闘で」
「……しかし、2階も3階も吸血鬼の数は少なかったぞ。無事に外傷もなく子供を連れて帰ってきたということは、地下もそこまで多くなかったんじゃないか」
「いいえ。遊ばれてるだけです。わざと集めさせてそのあと一網打尽に嬲り殺してしまう気なだけですよ。今にわかるでしょう」
そう呟いたときだった。
まず気づいたのは玄関ホールが明らかに広くなったこと。空間拡張により2倍、3倍、もしくはそれ以上もかくやという広さになる。
そして何より、今まではしてこなかった死臭がする。腐敗した肉の香り、血の香りが漂っている。気味の悪い呻き声も、地下に通ずる階段からがやがやと聞こえて仕方がない。「ほら、言ったでしょう?来ますよ」
「先手、取るか?」
「いえ、そのままで良い。強いて言うならライフルを全力で叩き込む程度で」
言うが早いか撃つが早いか。そのレベルで叩き込まれた銃弾たちは扉を貫通し、聖別された銀の銃弾は多くの死者を抉り飛ばす。……しかし、最前列に立っていながらもそれを避ける影がいくつも存在する。動きは俊敏で、人の域を既に超えている。
「………Ⅳ階梯のくせに、我が物顔で死者を束ねるんですね」
「そりゃそうさ。私たちは魔術師で、親基もいない吸血鬼だからね」
その言葉と共に、強烈な速度で放たれる砲丸。空気打ちの魔術を用いて打ち出された砲丸はまともに喰らえば挽肉になるのも必至の威力と速度を誇る……が、それは予期していた獅音に全力で蹴り返される。打ち出した本人はさも当然の如く避けてあたることはなかったが、結果的に後ろで立っていた死者は挽肉になってしまった。
「アレが今回の呪詛汚染の主犯か?」
「いや、Ⅳ階梯程度じゃ無理でしょう」
「つまり、元々存在していた者たちか。……Ⅳ階梯でありながら親がいないと言っていたが」
「死徒になるのは本来魔術の中でも優れた魔術師たちがたどり着く高度な技術……だけどまあなれないわけじゃない。アリマゴ島の悲劇も一般人が魔術師の開発した死徒化の薬を服用したからって言うし。同じようなケースだとしたらあの人たちが全員一級品の魔術師という可能性はないかと。というかないです」
「根拠は?」その言葉を待っていたと言わんばかりに、リムの口が大きく弧を描く。……獅音はそこに、ある種の危険信号を感じた。そう、まるで、仕事が増えたと言うか、難易度が増した。そう感じるような悪寒が……
「自分たちで死徒化の理論を構築し実現した、と考えるにはあまりにも魔術師としての力量がお粗末ですね。人間の頃から並み離れていたのなら、それがそこまで人間から外れたなら、もう少し立派な魔術回路や豊富な魔力量を持っていてもいいはず。
─────大方、高名な魔術師が遺した遺産にあやかった新世代(ニューエイジ)の負け犬でしょうか」
そこまで言えば、獅音にも否が応でも先程の悪寒の正体が思い当たってしまったのだ。
………飛んでくる数多の魔術を躱し、後ろから呑気に飛んでくる声援に怒りを覚えながら。
「わ……!アイツら怒った怒った!良いですよ獅音さん!そんな感じで頑張って応戦してください!私は結界の維持に集中します!」
「おいまさか……俺1人でこれ全部片付けろなどと……!」
「そんなことはないので!がんばれ♡がんばれ♡あっお酒切れた……」
「薄情ものが……後で覚えていろ……っ!」
群がる低階梯の死者たちを殴り飛ばす、蹴り飛ばす。砕くへし折るもぎ取る。そこを狙う魔術師たちの魔術や爪も上手く対処しなければならない。むしろこちらの方がまともに当たれば致命傷だ。もうすでに風の刃が軽く頬と首皮を、裂いている。「この……っ!リム、早く結界の完成を……!」
「ああ大丈夫です。そんなのもう終わらせてますよ。そして“こちら”もようやく終わりましたので。なので、はい。“下がって”いいですよ」
「なっ……ぅ、おっ……!」
脚が勝手に結界の内側へと飛んでいく。その結果はもちろん、吸血鬼たちに攻撃の手を与えてしまう。しかしそれも心配するようなことは何一つなく、先程よりも強固になった結界が、好機と見て飛び掛かる吸血鬼たちを阻んでいる。とはいえこれでは時間の問題だろう。
「獅音さん、ビー玉全部所定の位置に置いてくれました?」
「ああ。………アレが、何か」
「いやいや。一々区画を一つ一つ浄化するの面倒じゃないですか?だからほら、全部彼岸に流してしまえばいいやって。そろそろ始まりますし?ほら、まずはあそこ」
リムが指を指した先に群がっていた自我のない死者の体が爆ぜる。……それはおそらく段階的に広がって行くようで、広がり方はさまざまだ。
発火するもの、裂けるもの、へし折れるもの、首が落ちるもの。ありとあらゆる業が彼らを苦しめている。自我が残っている者たちからは悲鳴が聞こえ、そしてすぐに消えて行く。
「お前たち死徒は呪いによって生まれます。正確には血の呪いが入って云々なんだけど」
Ⅳ階梯の吸血鬼たちに、そして獅音に、遠慮をすることなく語りかける。この吸血鬼たちも例外なく……と言うよりも明らかに低階梯の死徒よりも出ている怪現象が激しくなっている。「私が設置させたビー玉は死徒を小分けにしてその部位を圧縮させたものです。アレ全部で元々はひとりのⅣ階梯を構成していたんですよ。というかあの状態でも地味に生きてたんです。私の呪いの成就と共に死にますが」
「………呪い?」
「ええ。人を吸い殺してきたぶんだけ、今その体の内に溜め込んでいる血液の人数分だけ、業が還ってきます。範囲はこの屋敷の全て、上限はⅣ階梯まで、例外なく自壊する呪いです」
………困ったことに呪詛に関しては獅音は完全に専門外だ。だからそれがすごいことなのか、準備さえすればできることなのかはよくわからない。
ただ、それよりも。おかしなことを言うかもしれないが、リムの歩き方や喋り方から、獅音は微かな違和感を感じた。それは、そう、リムのどこかが……いや、眼と耳が悪いのではないかと思ってしまって。
「リム、お前……」
「顔も声もよく聞こえませんがそんな心配そうな気配を出さずとも結構。これが私にとっては普通ですよ」
「貴様……ッ!」
不意を突いた不可視の空気の刃。せめて1人だけでも、あの呪術を使った女だけでも仕留めようという意志が込められたその一撃は確かに命を奪うに充分な威力と速さがあった。
ただ、その刃が当たるほどの実力の人間はこの場においてはどこにも居なくて。「あなたの魔力の流れが見えてます。私、見えないものが見えるので」
「……なんだ、お前のその眼は、その力は……」
「お前たち死徒は呪いによって生まれ、呪いによって死ぬのです」
「……待て、お前まさかフジョウの─────」
言葉を言い切る前に、血が爆ぜて浄化されてしまった。それと同時に屋敷に巣食っていた呪いの全てが霧散する。どうやらここを汚染していた呪いごと消し去ってしまったらしい。
「……獅音さん、私を呪いに汚染された子供たちのところへ連れて行ってくれますか?浄化もしないといけませんし」
「わかった。歩けるか?」
「ええ。あ、ついでにタバコも取ってください。祓いに使うのと単純に吸いたいです」
「………酒は?」
「両手が塞がるので飲めないんですよね」
………リムは目を閉じているはず、ではあるが獅音が軽く補助をするだけでまるで見えているかのようにスムーズな動きをとる。なるほど、これは確かに見えないものが見えているのかもしれない。盲目の人間でも千里眼などの異能が発現する例はあると聞くが、彼女もその類である可能性はある。そう思っていると、ふと思い出したかのようにリムは天井を見つめて……一言。「あ、あとそこの根暗騎士と妖精もどきと吸血鬼さん、出てこないと呪殺しますのでそのつもりで」
「は?」
「………舐めるなよ極東の呪い師風情が」
「え!?ちょっとカナリア!?」
ふわりと飛び降りる黒い影が三つ。それらは総じて死徒のように呪いを帯びているわけではなく、さりとて自分たちのように教会の服を纏っているわけでもなく。
「………時計塔、魔道円卓の者だ。どうやらそこのジャンキーはオレたちが潜伏していたことを教えていないようだな」
「ああ……ってずっといたのか?」
「最悪の場合オレが全部終わらせるつもりだったが、まあ……なんだ……ここは専門の人間に任せた方がいいと思ってな。ともかく今回の共同任務、よろしく頼むぞ」
そう呟く少年の横にいた少女たちが「カナリアも黒魔術師のくせに……」「アイツ教会嫌いだもの。共倒れしろと思ってたんでしょ」と言っていたのは聞こえないことにした。
おしまい>>393(続き
)
・西湖:美術部
・張遼:マジック部
・嘉隆:茶道部
・クリスティ:文芸部
となります。>>392
リムさん終始余裕たっぷりでお強いがんばれ♡がんばれ♡じゃないよ!
死徒を素材にした呪いとかえぐいの使うなぁ
そしてあっさりと三人と合流。さてさて?>>392
そういえば眼と引き替えに普通ならば見えないものが見えるんでしたっけ、フジョウ家は……よっしゃやっと血鎖のストーリーラインもヒロインも敵の設定も完成した…!!もうすぐ出せるぞ…!!
という訳で10月辺りからプロローグ2話以降をガンガン投下してこうと思います(プロローグ1話は前投下した奴のまま行こうと思うんですが同じのを再度投下もアレなのでざっくりした流れを開幕前に投下しときます)
あとユーさん、ロイドさん中盤から戦線加入させて大丈夫ですか?
理由を言うと、敵陣営のボスがかなり強力な奴になったのと敵の目的もちょっとスケールがデカくなった+前線で直接戦うキャラがl94t@s;lzhs、rsーlーw@3oqiutjih00.g7okxyiyなので(ジャスミンちゃんは人形で遠方からの支援だろうし海月ちゃんは隠れて魔眼で支援する形だろうし)、大人の仲間をレリックさん以外にも増やした方がいいなって思った訳なんです
という訳で仲間に入れたいって思った訳なんですがどうでしょう?
オーバースペックになる件については、その分ボス格の魔術師もそこそこの強敵にする予定なので大丈夫だと思いますいける、やれる
今夜Wi-Fiが使える環境にもどったら人蓑祐輝ギリシア編前半+以前書かせていただいたマジカルココナ舞台裏の再編版をセットで投下させていただきます>>392
リムさんえげつない戦法使うなぁ…
そしてついに合流、魔導円卓の面々
水と油どころじゃすまない両者の道行きははたしてどうなる事やらというわけで本命Wi-Fiが利用できる環境になったのでpdfを投下いたします。
主題は人蓑祐輝ギリシア編ですが、下敷きになっている前作を同時に投下させていただきますね。
前作の内容は掲示板投下形式と同じですが、縦書きに変換する過程でいくつかの調整とあとがきの追加を行なっております。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/魔導少女マジカル・ココナ(自称)!%E3%80%80第217話「ええっ!?町にナゾの影!?」
(島編術陣営さん執筆)
魔法少女マジカル・ココナ(自称)!
/舞台裏、あるいはもう一つのメインステージ
https://shiga-f.com/cgi/upload/upload.cgi?get=00327
人蓑祐輝ギリシア編前編(序章、第一章、第二章)
https://shiga-f.com/cgi/upload/upload.cgi?get=00328
pdfのロックパスワードは、例によって『demoni』です。
どうぞよろしくおねがいします。
それと全編にわたって登場するキャラクターとして、島編術陣営さん作成の九泉シノンさんの設定をかなり深くお借りしています。そのためwiki リンクを同封させていただきますね。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/九泉シノン>>380
あー、そういう流通ルート確保の人材なんかもアリですよねぇ。
>>407
魔術の元ネタとしては以下のURLに色々とあるので参考にしてみるのもアリですぞ。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E6%B8%A6>>158
ここで言ってた、ファーガスのお話です。前編投下します。
ファーガスにとって今日はいつもと変わらぬ日だ。
いつものように、次期学部長のブラムに呼び出され
いつものように、高圧的に拒否権の無い命令を下される。
その“お使い”の道中、しかしてファーガスに反発の感情は無かった。
ファーガス本人ですら、その程度の扱いが妥当であると認めているからだった。
しかし、毎日のように繰り返されると退屈ではある。
ここ最近は、自分の趣味に沿った術式を考えることが退屈を埋める手段となっていた。
歩きながら魔術回路を走らせ、次の術式はゲルマン伝説におけるクリームヒルトの復讐劇に沿ったものか
それとも旧約聖書におけるサロメの伝承に沿ったものにするか。
どちらが、より血飛沫の光景を見ることが叶うかが悩ましい。>>411
「ヒョヒョヒョ。 何か考え事でもしているのかね?」
考えを中断するかのように、老翁の声が掛けられる。
ファーガスが瞬時に優雅な笑みを形づくり、視線を向けると、声から想像した通りの人間が立っていた。
光沢のある皺を多数刻んだ、丸眼鏡の老人。
ロッコ・ベルフェバン翁。
降霊科の下位学部である召喚科を統括する古株の重鎮だ。
「ええ、ベルフェバン翁。 ソフィアリ卿の使いがてら術式を新たに考えているところでして」
「ふむ、使いか。 いつものことではあるが、ブラム君は人遣いが荒いな」
「仕方ありますまい。 次代のロードともなれば、使われる側であってはならぬでしょうから」
「それにしても君は辛抱強いと思うがね」
「ベルフェバン翁ほどでは」>>412
会話を続けながら、ファーガスは僅かに身を固くする。
フィデリオが、ユリフィスにとって何の役にも立たない不要な分家だという自覚はある。
それは客観視するまでもなく、ファーガスにとってすら単なる事実でしかないのだ。
自家の中でファーガスは出来の良い方ではあるが、時計塔で本物の権力を振るう古豪の権勢家のそれから見れば
彼らの靴に何とか片足を引っかけられている蟻程度の才しかないだろう。
そのような強大な権力者が何の下心も無く蟻に話し掛けてくれると考えるほど、ファーガスは楽観的では無い。
「ところで、ベルフェバン翁が私にわざわざ時間を割いてくださるとは。 何事かありましたでしょうか?」
「いや、通りがかった所に久しぶりに君を見かけたものでな。 世間話でもと思っただけだ。
君の実家のことで口さがない事を言う者は多いが、儂個人は、君は講師としてよく勤めてくれていると思っている」
「お褒めに預かり光栄です」>>413
顔には微笑みが浮かんだままだが、ファーガスの内心は凪いでいた。
時計塔での日々に何ら喜びや興奮を感じたことはない身にとって、勤務態度への称賛はどこまでも空虚に響く。
「それだけに残念だ。今朝の君の父君の態度は」
父。血縁関係上では実の父親にあたる現当主。
途端、冷淡に話を聞いていたファーガスの胸中に震えが走った。
普段は屋敷の中で、猿山の王のようにふんぞり返っている男なだけに、油断していた。
まさか、アレが、ファーガスをも巻き込みかねない迂闊な自爆でもしたというのか。
父の。フィデリオの現当主の性格を考えると、そんな事が容易に想像できてしまう。
将来的にフィデリオ家が滅ぼうが正直な所どうでもいい。
しかし、“今”の段階では困る。
ファーガスは時計塔の魔術師らしからぬわかりやすい焦燥の念を浮かべ、老人の顔を伺う。「ヒョヒョヒョ。 儂も直接父君に対応した者に聞いただけだが、君が二級講師になったのだから
もう少しフィデリオにも恩恵をと、直接カレッジの入り口に───」
この瞬間、ファーガスはベルフェバン翁がわざわざ話をしに来た理由を理解した。
あの父は、仮にも家の嫡男が次期学部長に仕える立場となったのに、一向に変わらない
フィデリオへの冷遇に焦りを募らせたのだろう。
冷遇も何も、ユリフィスはフィデリオに何の関心も最早無いというのに。
ファーガスが曲がりなりにも講師として選ばれたことで、父はフィデリオは見直して貰えたという
勘違いでもしてしまったらしい。
ファーガスも、下らない一喜一憂をする父を面倒なので放置していた。
結果として、父は悪手を選んだ。
一応は生かしておいてやっているだけの分際の分家が、本家に利する成果を何ら見せず
その癖、不満だけはぶつけに来る。
本家がそれを見て、どう判断するかはわかり切っている。>>417
巡りが違えば、道楽貴族の悪趣味程度の範疇であったものが
生そのもののの目的として、ファーガスを満たしつつあった。
ファーガスの口元には、心からの華やかな笑みが浮かんでいた。
―――前編より多くの情報源を求めることはできますか?勉強をしている人と一緒に仕事をすることは、少なくとも大きな利益だと考えている人がたくさんいるので、それを考慮するだけで十分だと思います。だからこそ長期的に戦える。私たち全員が知っている方法で作業している他の人もいると思います。勉強はそれほど簡単ではありませんが、時間を管理することは、私たち全員が取り組む必要があるもう 1 つの課題です。
>>419
やっちゃいましたなぁパパン……
後半はむごいことになりそう……本筋には関わらない補足としまして
ロッコは実の所処理イコール 死 じゃなくても良いと思ってます
要は当主が関わらない状態で有れば良いので
フラットに対して割と長く指導出来たり、フリーランスの魔術使いとも柔軟に接したりと、時計塔の重鎮格の中では話せる方ですので
問答無用でこっちに攻撃しにかかるタイプでは無いと解釈してます
後編での当主の扱いは、名前すら出ないあたりで察してくださいえー…なんか色々書いてたら血鎖の前日譚的な超重要SSが完成しました
本格開幕はもうちょい後ですが投下しちゃおうと思います
あと一応先に言っておくと
・自作SS史上最大クラスのエグさです
・かなりヤバいキャラが出てきます
という訳で行きますあ、一応言っておきますと凌牙キャラシの過去が関わってきますので見とくと分かりやすいかもです
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/砕城凌牙?pc>>438
僅か五分で、主将を除く魔術師は全員骨を砕かれ死亡した。
敵の主将も満身創痍。逆にその男は…■の■に傷こそ付いているものの、本人の身体には幾つかの擦り傷のみしか付いていなかった。
その有様を、少女は震え上がりながら見ていた。
「ンだよ…骨ある奴らかと思ったのにただの威勢と地位だけのカスじゃねえか、あーあ…つまんね、折角の楽しい喧嘩だってのによぉ…」
赤く血塗られた森の中で、男は煙草の煙を吐き出す。そして、主将たる男に振り向きながら邪悪な笑みを浮かべる。
「…んで、だ。よぉ、散々イキリ散らかしといてボロク.ソに負けなさった気分をお聞かせ願いたい物だな、名門様?」
幾つもの骨が折れているであろうその男に、眼帯の狂戦士は近付く。
「…さい…」
「さい?何だ、「俺は最強だ、まだやれるぜ掛かってこいやク.ソッタレの若造」とかかぁ?良いね、試しに言ってみな?」
「命だけは…助け…」すいません
やっぱ最後の一文「魔術社会と一世一代の喧嘩起こさねえか?」に変えます血鎖のボスキャラ正直大丈夫か心配だったけどよくてよ見るにひとまず一安心ですかね…良かったです
ちなみにこいつの詠唱は乱兵路(ランペイジ)、死闘露威(デストロイ)、脳苦堕運(ノックダウン)といった英単語に漢字のルビ振る感じです
>>381
ありがてえ…そう言ってもらえると今まであまり書いた事ない知略戦の内容練るのに悩んだ甲斐があります
>凌牙やトワと無茶なコンビ技
いいっすねえ…無茶なコンビ技か…
ちょっと考えてみますかね
>>392
自鱒の中で影薄めだった獅音君が活躍してて嬉しい…
リムちゃんが凄い強キャラっぽくて凄い…
魔道円卓と合流してどんな感じになるのか楽しみですね…!!
>>422
了解です、落ち着いたらまた顔を出してくださいね
>>445
狂気と破壊の強敵、そして禁断の再会…
一体どんな物語になるのか期待してて下さい…!!見た目の治安が悪い子がやりたいなあ…と思う今日この頃
お、思いついた…思いついてしまった…わしは天才じゃぁ…(自賛)
作るかぁ……銀髪っ子!ふ、ふふふ…最近あまり顔を出せてない…。
ただゲームにどハマりしてるだけだから心配は無用です。>>451
楽しみでヤンス~!>>457
極東のヤクザの起源の一つからして魔術を商売道具に使ってるらしいので
ぶっちゃけ裏社会に魔術が潜り込むのは珍しい事ではないと、2世の冒険で言及ありましたところで参考情報データベース:所属編に入ってない時計塔キャラってわりといたりします?
入ってないキャラも自力で探したいんですが検索機能がどうにも抜けがあるようであまり信用できない…とりあえず来月頭くらいにはペレス上げられる、かなぁ……?な感じです。
>>447
集積船の長編SSトップバッターにしてそこそこの規模の事件起こそうと思ってます
規模がデカすぎると流石にまずいしメタ的に言えばそこまでやる事は不可能、かと言って一瞬で鎮圧されるレベルのショボさでもなくって考慮した結果割と丁度いい塩梅になったんでお楽しみに
>>457
うっほぉ治安悪いなんてレベルじゃねえ女の子…!!
俺こういう子好きです
>>462
ストーリーのボス兼集積船初の大ボスな訳なのでかなりの強敵に仕上げました…というより半端な強さじゃ瞬殺されそうですし
どうすれば強キャラのジャスミンやレリックでも少し苦戦するレベルの強敵になるか、どうやってコイツのギミックを突破するかって練ったりメタ考えたらかなり良い感じになりました
ちょっとだけ言うと、こいつは使う魔術はシンプルなんですが、■■とのえげつないシナジーがあるが故にその分シンプルに滅茶苦茶強いって感じのキャラになってます。これ以上は言えませんが割と序盤から顔出して暴れるので早めにコイツの魔術と特殊能力も明らかになると思います
もうちょいお待ちください…!
>>465
凌牙君ですね。初期はかなり刺々しいマジモンの一匹狼にしようと思ってたんですが、何だかんだでかなり初期より軟化したと思います。
初期は関わろうとした奴に放っといてくれ張り倒すぞみたいな事言って追い払う感じのスタンスの予定でしたからね…(大分変わったな…)前「羅列するとものすごい量になると言及した裏設定」の、今度出す予定のSSの要点に多少ニアミスしてるけど枝葉末節だからカットしたい部分の、でもそんな風に切り捨てるのもちょっと勿体無いから深夜に投げるネタにでもしたいなと思った部分について詰めようと思っただけなのに島左近関ヶ原後生存説の信憑性について考える羽目になってるんだけど私司馬遼太郎でも目指してるのかな
つかこのスレ内で実際あの辺参戦してたり遠回しにでも関わってたキャラって五人ぐらいは思い出せるんだけど後いたっけ
うへぇwikiの検索機能が使いづらいよう辛いよう
>>461
ブ、ブロンズリンク・マニピュレーターだから(震え声)>>470
ちょっと違うかもですけど鹿之介は実際に書くまでは口調どころかキャラから違ってましたね
ダウナー系というか、落武者寄りなイメージでしたちょっと質問
マスターで王族なキャラってだれかいましたっけ>>482
血統的には。
表舞台に立つ以前に腫瘍としてバイバイされましたが(笑)ペレス、一日目締めとなるパート投下しましたー!
「ハロウィン」×「ぬいぐるみや玩具たちの復讐」、
というキーワードだけがパッと今浮かびましたん仮装とかお菓子が定番なのでそこら辺から攻めるべきかな…
でもいろんなキャラをわちゃわちゃさせるには動きが少ないからもう一押し二押し……なんかないかな……
うーんお菓子作りとか衣装材料集め……地味だな、やはり燃やすしかないか…………>>485
どもー。じゃあ後数日待って復帰やらの確認してからまた展開や日数どれぐらい飛ばすかなんかの相談って感じですかね。全く動いていないがワシはこの通り生きておる!一応書いてる!書いてるんじゃ……6個くらい平行で!趣味9義務1くらいの!
前回からだいぶ時間かかってしまったけど冒険旅行記の続き出してよろしい…?
いっきまーす
不気味。
ぱっと浮かんだのはそんな感想。
死霊病棟と呼ばれるガブリエール家が構える本拠にあたる洋館を見上げて、私はそんなことを思う。
まず、暗い。夜であるということを含めてもなお暗かった。人の気配、生活感といったものが希薄で、日が差し込んでも晴らせないような鬱々とした空気が漂っている。
漏れ聞こえてくる呻き声のようなノイズがよりいっそう不気味さに拍車をかける。それが生者の呻きか死者の嘆きかもわからず。ここは病棟であると同時に墓でもあった。
魔術師の住処としては、これも正しい形のひとつなのかもしれない。
「うーん楽しみ」
そんな場所にお邪魔できるんだからもう期待で胸がいっぱいになってしまうのやむなし。
スケルトンの行列に退路をしっかり塞がれながら私、メレク、クチサキの三人はついに死霊病棟へ到着した。
「楽しむ前に、ひとつ確認です」
「確認? なにを?」
せっかく人がわくわくしているところにメレクが水を差してくる。もう一体なんなのさ。
「先ほどの取引の内容です。アレはどういうつもりですか?」
「どういうつもりって……」
どうもなにも。見たいものがあって、そのために自分の差し出せるものを提示した。うん、それだけだ。
「自分の身を取引材料にしたでしょう」>>498
「だってそれしか出せるものないし」
「誰かに差し出せる身ではないでしょう。貴女は僕にまだ返さねばならないものがあるはずでは?」
「あ……」
返さなければいけないもの。それはズバリお金。金銭。マネー。
簡単に言うと、過去に私がやらかしたトラブルによって発生した弁償金をメレクに肩代わりしてもらったのだ。私はこれをなんとか返さなくてはならない。
肩代わりしてもらった弁償金はけっこうな金額で、ほとんど身ひとつで家から時計塔に飛び出してきた私にはとても払いきれない額。なのでまだ時計塔の生徒のひとりでしかない私は今日に至るまで返すべきものを返せていない───というわけ。
「貴女に自分を売るような自由など無いのですよ? わかっていますか?」
「わ、わかってるよ、わかってるけど、さっきの取引がなかったら殺されてたかもしれないじゃん」
「えぇ、あの場でとれる手段など限られていた。その点については理解していますよ」
「なら」
「それはそれとして、ルナの首輪を誰かに預けることなど容認できないのです」
「え、えぇー、じゃあどうしろって言うのさ」
「ルナにあれをしろこれをしろとは言いません。貴女が自分を売るその場に、僕も同席させてもらうだけです」
「同席……して、どうするの?」
「ルナに自らを売るような自由はない。なら、僕の裁量で決めるしかないでしょう」
「…………メレクが私の代わりに死霊病棟と交渉するってことでいい?」
「結構です」>>499
「ねーねー、相談終わったー?」
後ろから足音もなくぬっとクチサキが近づいて口を挟む。
「終わったんなら早く入ろうぜー。周りのみんなも見てるよぉ?」
みんな、と言ってもスケルトン軍団だが、たしかにずらりと囲む骨の兵士たちは私とメレクに頭蓋骨を向けている。喋れるなら「早く入れ」とでも言いだしそうな雰囲気だった。
ちょっと話しすぎたかもしれない。
『……入るなら、早くしてほしいのだけど』
死霊病棟の当主が操っているカッコウの使い魔からもどこか気だるげに入れと促される。
促されるままに私は死霊病棟へと踏み入った。
* * *
「ちょっと!! 騒がないでちょうだいっ!! この子が起きちゃうでしょっ!!」
入った途端いきなり怒鳴り声を浴びせられた。
声の主は赤茶色のくせ毛を好き放題にさせている女性だった。ゆったりとして病院服の上からでもわかるくらいその身体は痩せ細っている。
できそこないの腕組みみたいな中途半端なポーズのまま、ぎらぎらと充血した目を私たちに向けて女性は叫ぶ。>>500
「聞こえないの!? 騒がないでって言ってるの!! 寝てる子を起こしたいの!?」
当然、私たちは騒いでなんていない。寝てる子を起こすつもりだって全然ない。
というか、寝ている子なんてどこにもいない。
この女性の言う『寝てる子』はどこにいるんだろう?
「その子、どこにいるの?」
気になったから聞いてみよう。
私の言葉に女性はもともと赤かった顔をさらに真っ赤にして叫んだ。
「ここにいるでしょう!? あたしの頭の中にいるのが見えないの!? おかしなことを言わないで!!」
「頭の中?」
そんなの見えるわけがないのに、この人はなにを言っているんだろ。……いやまて、もしかしたらそういう魔術があるのかもしれない。頭の中の景色をダイレクトに他人に見せれる、みたいな。
あるいは物理的に頭がパカリと開いたり? でも流石に頭に赤ちゃんは入れないか。
じゃあ他の可能性を考えると……
「起きないで! 泣かないで! やめて!! ママはなにもわからないの!! やめて……やめ、ないで……泣いて、泣いてちょうだい……あたしの、赤ちゃん……………」
「……壊れてますね」
私が思い至った答えをさらりとメレクが口にする。
目の前にいる女性は壊れている。心が壊れたのか思考が壊れたのかは分からないけど、人として生きるの上で大事ななにかが壊れてる。あるいは、欠けている。
『失礼、身内の見苦しいところを見せてしまったわね。───連れていって』
カッコウの使い魔がそう命じればどこからか現れた使用人らしき女性が、叫ぶ女性を拘束してどこかへと連れて行ってしまう。>>501
次第に叫び声が遠ざかれば、場は打って変わって静まる。
「……今のは?」
『水子の扱いを間違えた者よ。気にしないでちょうだい』
メレクの短い問いにさらりと答えるカッコウの使い魔。
気にしないで、と言われても私は気になってしまう。
明らかに慣れた様子から、ああいう壊れた人間はここじゃありふれてるのか。
こういうことはやっぱり直接聞くのが一番なんだけど、聞いて答えてくれそうにもないなぁ。
私は女性が連れていかれた方を見て、それを一旦諦めて、全体を見回した。
死霊病棟の内部は、冷たさすら感じられるような白色に囲まれていた。
壁は白く天井も白い。真っ白ってわけじゃなく、ほんの少しだけ黄色が混じったようなバニラホワイト。
床は汚れのない灰色のシートがぴっちり張られている。床に跳ね返る照明の光は絞られており、全体の雰囲気として薄暗い。
洋館のような外観にはどこか似つかわしくない内装。これでは魔術師の住処というよりも病院と言った方が相応しい。
そっか、だから、『死霊病棟』なんだ。
生きてるとは言えない有様を晒しながらそれでも死にきれずに延命を続ける。
時計塔で聞いた悍ましいの一言に尽きる噂話は根も葉もない、なんてことはないみたい。
『ムッシュ・クチサキ』
「んー?」
突然、カッコウの使い魔がクチサキを向いた。>>502
『しばらく、席を外してもらうわ』
「え、なんで?」
『貴方に、これから彼女が差し出すものを知る権利などないでしょう』
この後行う取引を部外者には見せられないからどっか行けと、そういうことらしい。
「だからって俺ひとり除け者にするぅ? ひどくない? ねぇルナちゃんちょっとぐらいならいいよねぇ?」
「うん、ダメ」
「えぇ~」
「だってクチサキ信用できないし」
仮に信用できたとしてもいいとは言わないけどね。魔術師の秘密は、どんなものだって安くはないのだ。
メレクに知られちゃうのは、うん、仕方ないとして。
「ちぇっ。いいよいいよ、そこらへんブラついとくから」
『もちろん野放しにもしないわ。"目"は置いておくから』
カッコウの使い魔がふいと首を回せば一体のゾンビがぺた、ぺた、と足音を立ててやってくる。
クチサキ監視用の使い魔ってところだろう。使い魔が多いなぁ、ここ。
『それを……』
「あーはいはい、コレを壊したら警報、自爆、目印のお得セットになるってんでしょ? そうならないよう我慢するよ」
『理解してもらえているなら結構よ。ではご自由に』
「へーいへいっと」>>503
『…………ふぅ』
どこか疲れた雰囲気を滲ませるカッコウの使い魔。クチサキの相手は疲れるのだろうか。
その雰囲気をとくに変えたりはしないまま、私たちにその目を向けた。
『……場所を変えましょうか』
その一言だけ告げてカッコウの使い魔はぱたぱたとゆっくり飛んでいく。
メレクと一度顔を見合わせてから慌てて後を追いかけて行った。
* * *
『ここよ』
カッコウの使い魔がばさりと翼を持ち上げる。
不自然なくらい長い通路を抜けて、ようやくその部屋の前まで来れた。二重になっている分厚い扉を一枚ずつ開けて、私たちは室内に入っていく。
室内は青白い光に照らされていた。広さはそれなりにあるがどこか狭く感じる。窓がないからかな?
部屋の中央には簡素なベッドがひとつ置かれている。人ひとり寝るのがやっと、という細さのベッドだ。
ベッドのそばにある台の上には刃物、針……医療器具? が置かれている。金属特有の光沢が銀色にのってぎらりと光る。>>504
こんな部屋をなんと呼ぶか知っている。
最新鋭の医療機器のようなものはなくても、こんな部屋はこう呼ぶしかない。
「手術室……?」
『元、ね』
私の声に返事をするようにカッコウの使い魔は語る。
『ここは元第一手術室。主な設備を第二手術室に移してからは、めったに使われなくなった部屋よ』
「なんでこの部屋に?」
まず当然ながら手術が必要な人間はここにはいない。
そして取引内容についての話をするのに向いているとも思えない。私の身体をあれこれ調べたいと言うのなら主な設備を移し終わっているこの部屋に来るのはやっぱりおかしい。
なら、どんな理由で私とメレクはこの部屋に通されたのか。
『ここに来るまでに長い通路を通ったわね?』
「? うん」
『あの長さの理由は空間を歪ませているから。その気になればまだ伸ばせるし、通路を複雑化することも、通路自体を閉ざすこともできる』
「……つまり?」
『この部屋なら、貴女たちを閉じ込められると言っているの』
「そっか」
『驚かないのね』>>505
だって別に驚くようなことじゃない。
相手からしたら私たちは縄張りに飛び込んできた異物だ。警戒する気持ちも、何かあった時のために逃がさないようにする気持ちもなんとなくわかる。逆の立場なら私だって似たようなことしてただろうし。
むしろ、そんなことをわざわざ説明してくれるだけ優しいとすら思う。
「驚いてほしかった?」
『別に。……まぁ、少しは楽ができそうね』
ちょっとだけ、本当にちょっとだけだけど、空気がやわらいだ気がした。
私がほっと息を吐いたのも束の間。
『上着を脱いでそこに寝てちょうだい』
そんなことを言われる。
「な、なんで?」
『全身を均一に見るため』
均一に見てどういう意味があるんだろう……とわかったようなわからないような気分のまま、私は言われたとおりに羽織っていたポンチョを脱いでベッドの上に寝転がる。
仰向けの体勢になって手術室の天井を見る。降り注ぐ青白い光がまぶしかった。
まぶしさから目を逸らせば、寝転がった私を見つめるメレクと目が合った。
「……なんで見てるの」
「目を離すわけにはいかないでしょう?」
「いや、そうなんだけどさ」
そうなんだけども。>>506
なんか、妙に恥ずかしい。
寝転がっているだけと言えばそうなんだけど、それをこうして見られる今の状況はどうにもムズムズしてしまう。数秒もないはずの時間がやたら長く感じられた。
「な、名前!」
「?」
『?』
「当主さんの名前! まだ聞いてないと思って!」
『クチサキが言っていたのを聞いてないの?』
「直接聞きたい!」
使い魔超しで直接というのもおかしな話だけど、とにかく今の姿を見られ続ける恥ずかしさをごまかすように私は言葉を続ける。
「先に名乗るのが礼儀なんだっけ。私がルナ・アードゥルで、こっちが、」
「メレク・アルマソフィアです。失礼、名乗るのが遅れましたね」
『それは、別に……』
「で、ほら! 当主さんの名前は?」
『…………』
ふー……と、か細くして静かなため息が漏れる。ややあって、彼女は名乗った。
『アリウム・ガブリエール』
「アリウム……アリウム。うん、覚えた」
『それはよろしいことで。……では、そろそろ始めましょう』>>507
気だるげな雰囲気をそのままに、アリウムは使い魔の眼を鋭く細めた。
私の言葉も感情も表情も、なにひとつ見逃してやらないって感じ。
『まず、貴方はどうやって死んだのか』
「そこから?」
『死を見つめるのが私たちの生業よ。当然でしょ。ほら、答えなさい』
「えぇっと……死んだのは、殺されたからだよ。刺されたの」
『それは、どんな形で?』
「今みたいに寝ている時に忍び込んできた人が私に馬乗りになって、ぶすっと刺してきた」
今でも思い出せる。
闇の中で鈍く光る刃と、どこか熱のこもった瞳、視線。
どうして私を殺そうとしている人がそんな瞳を向けるのか。それが気になってしまって、よせばいいのに余計なことを言った。
「そうして、死んだの」
『それは、いつの話?』
「大体三年前くらい?」
『傷跡は?』
「残ってない」
『そう……なら、本題。貴女はどうやって生き返ったの?』
「殺した人に謎の石ころを埋め込まれて」>>508
『………………』
「う、嘘じゃないよ? 本当にそれで生き返っちゃって、」
『別に。そこは疑っていないわ。……その"石ころ"の正体はわかっているの?』
一瞬、言葉を続けるか迷った。
それだけこの秘密は重い。けど、そのすべてを差し出すことがこの取引の条件のはずだ。なら、なにも隠せない。
意を決して私をそれを口にする。
「……宝具の現物、なんだって」
「む…………」
『…………』
宝具、という単語にメレクもアリウムも息を呑む。
それだけの価値がある。現代に残る宝具とは形を持った神秘の結晶そのものだ。宝具の大半が幻想に彼方に消える、あるいは分割されていったことを思えば、その希少性は嫌でもわかる。
「……宝具が埋め込まれて、私の存在は起源そのものからめちゃくちゃに変わった。生き返ったのも、その副作用みたいなものだろうって」
『…………………起源が? 変わった?』
「変わったよ。『夜』に」
『…………起源が変わったことで、貴女の身に起きた影響はあった?』
「うん。吸血鬼になった」
『…………待って、待ちなさい』>>509
待って、という言葉の後アリウムはしばらく黙ったきりになる。
黙り込んでから、それなりに長くアリウムは考え事をしていたと思う。私もメレクも黙っていたから、沈黙が長く感じただけかもしれない。
やがて、ゆっくりと口を開いた。
『……ルナ、だったわね』
「決まった?」
『えぇ、ガブリエール家は貴女の提示した条件で取引に応じるわ。例の封印指定の死体への接触も許可を出す』
そのかわり、と一度言葉を切ってアリウムは続ける。
『貴女の特性も実態もしっかりと調べさせてもらうわ。構わないわね?』
「もちろん!」
もちろん、と言ってから、取引についてはメレクがやることを思い出した。何も言ってこないってことはまだメレク的にはセーフなのかな?
ちらりと横目で見たみたけれど、特になにか変わった様子はない。これが無言でにっこりと微笑みかけられてたりでもしたら絶対怒られてた、助かった。
『取引成立。それじゃあ、まずは───』
カッコウの首をくりくりと動かしてから、アリウムは言った。
『血を吸ってもらいましょうか』水子かあちゃんとかの描写がThe死霊魔術って感じで好き。
>「あーはいはい、コレを壊したら警報、自爆、目印のお得セットになるってんでしょ? そうならないよう我慢するよ」
絶対過去にやっただろお前!しかし目ぇ離して大丈夫アリウム嬢?
友達だと思われてるから修復不可な損害を与えるように暴れる事はないだろうけど、なんかやらかす可能性まだありそうだよソイツ。
常時着用の暗躍コート脱がせてないし。>>515
いえすでしてよ
まぁたぶん格で言えばあそこまでの代物ではないでしょうが、それでも宝具と呼べるものは入ってます
ふふ…あれこれ盛り込んだのをちょっとずつ出すのたのしい…どうも、最近女の子のイラストが少しだけ上達した代わりにデジタルで野郎を描こうとすると顔と体のバランスが割と崩れる様になった男です
あと自鱒のガラ悪い見た目率が死ぬ程高くなってきて草生えますね、ほぼ全員が治安悪い見た目なのほんと草
>>478
詠唱にデストロイとか入れようってのは最初から考えてたんですが、漢字のルビ振りとか割と雰囲気的にもストーリーのボスキャラ的にもマッチしそうやなって思ったんすよ
>ヤバい予感しかしない
大丈夫です、多分暗いのは途中までだと思いますので…前半の山場さえ越えれば暗い要素はある程度浄化されると思うので…
>>511
…メレク君ってもしかして割と独占欲あります?(今更)
前から思ってましたがメレク君とルナちゃん良いっすよね…割と感情重めそうなメレク君とそれに鈍感そうなルナちゃんってのがもう癖、更にこの距離感もめっちゃ良いですよね
そして情報めっちゃ多いし展開運びもめっちゃ上手いし最後…ルナちゃんのキャラシ的にかなり不穏な予感がしてビビり散らかしてます…
次回全裸待機です
>>515
仮に他の生徒の皆さんの仮装イラストが投下された場合を想定してイメージ的に極力被らなそうな所を絞ったのと凌牙のイメージ的にフランケンが一番似合いそうだと思ったって事で選びました(フランケンか海賊で少し迷ったのは内緒)
つーか船の皆、というよりこのスレの鱒がハロウィンでどんな仮装するのか気になりますね…
あわよくば集積船の子の仮装を描きたいと思ってる俺ガイル>>517
マレオ「はい!アルシオネシアたちと地味ハロウィンしまーす!『某ネズミーランド帰りの学生たち』(某ネズミーカチューシャつけつつ)」でもマレオのことだから『仮想と称して大真面目な海神モード』とか見せちゃうかもしれない……
シリアスさをネタにするな以前に言っていた魔術師が出来た〜ので長めですが投下してよろしいでしょうか?
貼っていくのです
【氏名】世見誰 二十彼(せみたれ はつか)
【性別】男性
【年齢】20歳
【出身】日本、S県
【身長・体重】176cm・60kg
【肌色】黄色人種【髪色】浮草鼠【瞳色】枯野色
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】袴姿の似合う湿っぽい雰囲気の男性
【令呪の位置】右手甲。蝉の羽のような紋様
【属性】中立・悪
【魔術系統】納棺魔術、保存魔術
【魔術属性】風
【魔術特性】飾粧、枯凋、衰弱
【魔術回路】質:A++ 量:C+ 編成:異常(現代に存在しない異質さ)
【起源】枯々/離々>>526
【所属】時計塔・創造科、考古学科
【階位・称号・二つ名】
開位(コーズ)
「納棺師」
「死化粧師」
【契約サーヴァント】
【魔術・特殊技能・特性など】
対魔力:C
魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
彼の異質な魔術回路が起因となっており、現代人にあるまじき体質となっている。
『納棺魔術』
人の死、その後にして葬いの前の骸への保清、防腐、修復、化粧などの処置を司る世見誰家の一家相伝魔術。今で言うところのエンバーミングやエンゼルケア。古く殯とも呼ばれた。
この魔術も成立は古く、奈良時代後期には世見誰家は魔術家として確立していたと言う。
本来は一連の作業を複数人で行う儀式魔術の類いのものであるが、二十彼はそれらを単独で熟し、尚且つ動作一つ一つを魔術として構築せしめるほどに適性が高くある。>>527
『紅引』
死化粧を施す。その行為を象徴する多数の色の艶紅。乾きやすく、そう簡単には落ちない。
本来死化粧は遺体を清めた後に行われるものだが、二十彼の好みの問題で紅引が最初になっている。
艶紅の差された者に納棺魔術の効果を付与しやすくなる。何で使用しても良いが、取り回しの良さから筆が多い。次点で薬指。それ故、手袋を外すと薬指が少し紅みを帯びている。
FGOで言うなら「弱体付与/強化付与成功率アップ」
『水含』
末期の水を象徴する鉢に入った浄水。
精神の安寧を齎すもので、遺体の口に含ませた場合は強張った表情筋を緩める、死後硬直を緩解させるなどの作用がある。この際、上述の艶紅が剥がれたりなどはない。
宗派によってこれを不要とするところもある。
FGOで言うなら「行動不能状態解除」
『穢浄』
遺体の穢れや損壊を清める清拭、湯灌(或いは沐浴)。その行為を象徴する壺の内の流水。
布巾に水を染み込ませて拭うようにして使う。対象に染み付いた穢れ────物理的なものから、概念的なものまでを拭き取ることが可能。
治癒や解呪の効果もある。艶紅などの解除してはならないものは任意で選択できる。
FGOで言うなら「HPを回復/呪いを含む防御弱体状態を解除」>>528
『袖通』
死装束を象徴する白い和服。年齢による体格差を問わず、男女両方のものがある。
和服は和服、反物、糸束の三段階に変容可能で、二十彼は普段は糸束にしている。
三段階いずれも“形を作る”という効果があり、糸束は「縛る」ことで、反物は「覆う」ことで、そして和服は「着る」ことで形を作り、整え、留める。形を持たない霊体に有効で、活用して反物で遺体に寄りつく霊を薙ぐこともある。
FGOで言うなら「対象に強化無効状態を付与」
『入棺』
納棺を象徴する棺への魔術。これを使用した棺は、死したものならばサイズ重量関係なく納められる。
棺に対象を納めることで、外界からの種々の干渉を防ぐ。蓋をし密室を形成して棺内に結界を築き、穢れの侵入を禁じる。棺なので火には弱い。
またかつ、外部から内部だけでなく内部から外部への干渉も防ぐ封印の効果もある。あと、実は打撃武器にも出来る。不謹慎だと言われそうなのでやったことはないし二十彼は自分だけの秘密にするつもり。
FGOで言うなら「無敵状態を付与/スタンを付与」
『守刀』
遺体の胸元に置く守り刀、それを象徴する一振りの短刀。
対魔と持ち主の守護を担う。所持しているだけでも効果はあるが、首から持ち手を頭側にして提げたりすると正規方として強まる。
刀なので当然ながら戦闘にも使える。結界を断つなどの芸当は厳しいが、術式や魔力の流れを両断するなど“魔”を相手取っての場合では快刀の切れ味となる。武器としての耐久力も高い。
FGOで言うなら「対象のHPを減少/スキル封印状態を付与」>>529
『青山』
納棺魔術の発展。納棺魔術と保存魔術の共通理念である「死ありき」を出力した魔術による魔術。
「棺の内にあるのは死した者。保存は死を忌避する現象。故に保存魔術、納棺魔術が通じるということは汝は死する者である」という一種の不死殺し。万物に必衰の価値を付与する逆説術式。
当然ながら、二つの魔術体系の複合体のため魔力消費も複雑性も桁違い。優れた魔術回路を持つ二十彼でもこの魔術の使用は相当な負荷がかかる。
詠唱は一節ごとに区切られる。
『紅引きしその身、はて何なり』
『水含めるその身、はて何なり』
『穢浄らるるその身、はて何なり』
『袖通すその身、はて何なり』
『棺入りしその身、はて何なり』
『守刀仕舞へるその身、はて何なり』
『青山一髪中原の果て』
『立ち返れよかし、仰げよかし』
『汝が生命(いのち)の露の宿』
『保存魔術』
物質を保存し保護する魔術。オーソドックスで色々と応用が効く。
納棺魔術の研究の中で生み出された魔術と捉えられるのが普通だが…?>>530
【礼装・装備など】
『手匣』
富士の山と松、浜辺の情景を螺鈿細工と蒔絵を使用し施した漆塗りの手匣。普段は二十彼は風呂敷に包んで羽織の袂に仕舞っている。
鐶を回すことができ、回し方で二重底のように二つの空間がそれぞれ出てくる。
回さずに開けた場合、納棺魔術に使用する筆や壺などの礼装が多数納められた道具箱の空間が現れる。彼が匣を開ける時の大半がこれ。
そして、鐶を三度回して開けた場合、そこには世見誰家が代々継ぎ供え積み拡張してきた「開かずの間」が現れる。あり得べからざる神秘が溢れ出し、世見誰家の神秘の秘奥が表出する。
『天の羽衣』
清らに弱光を湛える半透明の白衣。蓮の花や桃の木の刺繍が施されている。
世見誰家には古い伝説がある。奈良時代以前、当時の当主は天人と出会った。天人はその時には五衰が進み天界にも留まれず、死に近くある中で当主である男に自身の介抱と葬いを求める。当主は従い五衰に蝕まれた身体を世話し、天人はじき死に、当主は望みの通り納棺し火葬した。これにより生まれた魔術が納棺魔術であると言う。
その際に褒美として、また形見として貰い受けたのがこの羽衣であり、正真正銘の最上礼装。宝具級の神秘を残す天界天道の具象。
所持しているだけで高度な対魔力を発揮し、高純度な魔力炉心としても使用できる。但し、外界に晒すとその分神秘が衰退していくため昔は屋敷の開かずの間に、今は前述した手匣に厳重に封印している。
ただ、本来は天人の持つ品であるため人間に万全には扱えない。羽衣を纏っても空は飛べず、羽衣自身がただ天に向かってゆらゆらと漂うだけ。>>531
『天人五衰』
『何せうぞ、一期に妙なる天も絶え』
『ちろりてむ、ちろりてき、ちろりならまし、なうちろり』
『栄燿はいさ、今行く末も知らずあり』
『はや迦陵頻伽の声遠く、月宮遠く天遠く』
『並べて世に見よや誰彼の天人五衰』
『青山』が保存魔術と納棺魔術の合いの子なら、この魔術は納棺魔術のみによって成り立つ。完成は二十彼の頃と新しいが、有する神秘は古代日本のそれ。
天人五衰とは即ち万象必衰の現象。納棺魔術の行使を通してその伝説とされてきた歴史を見た二十彼は蔵の最奥に封された「開かずの間」を開き羽衣を会得した。
羽衣を基盤として展開される術式は極めて自然理的なもので、現象そのものを司るに等しい。原理の押し付けであり、生成流転を摂理とする世界にこの魔術は後押しをされる。いわば「修正力そのもの」として働く。それが故に、この世界に根付くものにめっぽう強い。其は、天界という楽土にて永久の快楽に満ちた存在、清浄が満つる世界の住人にすら課せられる理。
因みに、展開するために魔力は消費するが魔術要素はそこだけで、展開を防げなかった場合対魔力を貫通する。要は物を持ち上げて落とすのと一緒で、持ち上げるのに魔力を使うだけであとは世界の法則(ルール)が作用する。そのため同じく対魔力を貫通する呪術とも概要は違う。>>532
『衣裳垢膩』
纏う衣服に垢が現れる。
身に纏う衣裳防備が多ければ多いほど、厳重であればあるほど垢穢が蔓延り動きを阻害し最悪行動不能となる。
FGOで言うなら「対象の防御強化解除/攻撃力をダウン」
『頭上華萎』
頭頂の花が萎れ枯れる。
有する力の強ければ強いほどそれは枯れ凋む。花が乾涸びるのと同じように、それは知覚し得ぬほどに呆気ない。
FGOで言うなら「宝具封印状態を付与/宝具威力をダウン」
『身体臭穢』
身体に穢れが溢れ出す。
その身より放たれる光輝権威が大きければ大きいほど、それは反転し空気を矮小に、脆弱にしていく。
FGOで言うなら「対象の強化成功率をダウン」
『腋下汗流』
腋下より汗が流れ出す。
努力によって結果が出るというのなら、これにより努力は徒労に終わる。空費の続く生に、汗水は止めどなく流れ目を窄ませる。
FGOで言うなら「毎ターン対象の強化状態を解除」>>533
『不楽本座』
楽を忘れ欲得を覚える。
有頂天より引き摺り下ろされる魂は、奈落へ落ちるより他にない。不和不吉無粋疑心暗鬼、それらに満ちる心に楽は住まわず、永久の心労が精神を苛む。
FGOで言うなら「恐怖を付与/混乱を付与/毎ターンHPを減少」
また、未だに使役したことがないので実用性は不明瞭だが、五衰を束ねた羽衣を円環に形成し一条の概念光芒として放つという技法もある。
【外見・容姿の詳細など】
シャツに袴を合わせて羽織を着る、という和洋折衷な格好の青年。羽織は黒地に老松や鶴亀、源氏車など派手な紋様が縫われている。
暗色の髪は長く一房一房が真っ直ぐに流れている。髪自体の扱いが素気無くも品が良く整って見えるのはその髪質がため。
涙袋が大きく、鼻筋が通っている。色白で少々病的な肌、物憂げな色を滲ませる冴え冴えとした眼が東洋的な面立ちと共に一種異様な空気を持つに至っている。
【人物像】
基本的にローテンションに落ち着いた性格で、手助けを程々ではあるが陰険な策謀などはなしにしてくれる程度には優しい。ただ気が弱いとか善良とかとは違っていて我は強い。得をしないことはまだしも損をすることには余程でない限り手を伸ばさない。
優しさも良心から来るものではなく自身や世見誰家を売り込むための大変打算的なもので、根は不遜、自信家、自分に甘い男。進んで手を貸してくれるかと思ったら、総合的に見るとむしろ誰よりもサボってたなんてことが幼少期から何度となくあった。
そんな気質が原因か、交友関係は広く浅くでどの人とも友人以上になるまでに空中分解する。「気がついたら疎遠になっていた」というようなもので、後腐れこそないがその分お互いに印象に残りづらく、最終的に「昔少しつるんでた顔見知り」に落ち着くことが殆ど。本人はそういった人間関係を悪くは思っていないらしい。>>534
イメージカラー:枯野色
特技:死化粧、水や米を均等に分ける
好きなもの:死化粧、クーラーの効きすぎた部屋、水気の多い果物、ぎりぎりズルにならないズル休み
苦手なもの:こびりついた蝋、結露、精神論、やりがい搾取
天敵:この世の理から外れた不死者
願い:己の今際に最高の死化粧を
【一人称】私 【二人称】君、貴方、〇〇さん、〇〇 【三人称】彼、彼女、彼奴、〇〇さん、〇〇
台詞例
「世見誰二十彼。納棺師なんて呼ばれているけれど、死化粧師の方が好きなんで、そう呼んで欲しい」
「うん、お手伝いはさせてもらおう。損はしない程度に」
「あぁ、君も何となくお気の毒だ。私は全く、君との魂の触れ合いに何らの充実も覚えないでいる」
「魂との触れ合いとは、術をなみ虚しいものだ。後には遺体が臥せるのみ。それはもはや物であるわけで、人格などはもう存在しないんだ。死んだらそれまで、とはそういう訳なんだ」
「魂(せいしん)は必滅、身体(ぶっしつ)は不滅。だけれど何れも変転はする。要は…多少の変化は総体的に見て些末なことだ。だから君の髪の長さの変化も、気にかかるものではなくて…うん、はい、ごめんなさい」
「どうしようもない私がいる。貫徹しつ、断絶しつ。そんな私がいる…でも、まあ、それが私なのだ。これで今のところ損はしていないし、きっと大丈夫だろう」>>535
『うつせみ、ぬばたま。世近く、闇く』
『ささがに、たかてらす。蜘蛛糸、日透かす』
『あかほし、みなしがわ。飽かなくに、絶ゆめりき』
『たまきはる、あまをぶね。命短く、二十日なるなり』
『あさみどり、しらつゆ。野辺送り火の、消やすからめや』
【来歴】
創造科、考古学科に籍を置く「納棺師」の一族、世見誰家の傑物。時計塔参入以前から魔導の確立や各種術式の完成などの偉業を成し遂げてきた才人。
当然ながら、幼少期から才気煥発な彼は家の者たちから多大な期待をかけられ育てられてきた。二十彼は物心つく頃から打算的な人間であり、周囲の期待に応えられる限り己の地位は盤石であると認識し、疲れない程度に努力し過剰に持ち上げられない程度に力量を見せ、そうして周りに自分を甘やかすように仕向けて生きた。ただ生きているだけで得をする、そんな環境を作り上げた。
そんな彼に転機が訪れたのは九歳の時分。母親が病で急死、納棺師の一族の習わしとして、子が親に納棺魔術を施すことになった。
通常複数人の子供がいて、皆で協力して行うものなのだが、二十彼は一人っ子。しかし周囲は彼一人で十分と考えた。優秀さを知られているが故に、二十彼は「殯の間」にて、母の遺体と相対することとなった。
元より人の死・亡骸に対して愛着や情念を覚えぬように家族間での交流もなく、二十彼は産みの親の亡骸にも大した感情は抱かなかった。彼の目に映ったそれは、ただの人っぽい形をした物体であった。
兎にも角にも、魔術を施さねばならない。手慣れた所作で事を運び、紅を持ち遺体の唇に塗り、納棺魔術を始めようとした折─────二十彼はある情景を幻視した。
それは世見誰家創始の伝説とされるもの。雑穢にまみれ、悪臭が纏わりつき、旧来あったであろう天上の美しさの亡失した天人、その今わの際。そして、死した後に褥に転がる無残な屍(ぶったい)とそれが不慣れなる化粧により変転していく様。惜しみなき魂(せいしん)の破滅にして、身体(ぶっしつ)の流転の景象。
これがただの幻想ではなかったというのは、施術後開かずの間へ入り、解けずとされた封印を解き、天の羽衣を目にしたことで証明された。またこの行為は、世見誰家内での彼の地位をより高めることにも繋がった。>>536
この不可思議な現象により、彼はある哲理を導き出した。即ち、「魂は有限、身体は無限」。人の死とは魂の死、人格の死。対し、身体は形を変えながらも無限にあり続ける。生命である以上、これは必至の道理である、と。
二十彼の結果・物質主義の思想が固まったのはこの時で、以降彼は更なる結果の樹立を目論み時計塔への進学を望んだ。早いうちから西洋とも葬儀などを通じて関わりのあった世見誰家は西洋魔術の社会へも比較的溶け込みやすく、入学もそこまで難しいものではなかった。
そうして、納棺魔術、死化粧という遺体を材料とした芸術を以ての西洋の死への接触、羽衣を通じての太古異界の死への接触を意識し創造科と考古学科へ所属することになった。
【性格】
かなりクレバーで功利的。良心は自身への得ありきで、所謂やりがい搾取や精神論、「経験になる」などの謳い文句を嫌う。
他人との交友を「魂の触れ合い」と称し、哲理に基づく魂の有限性によってその行為を儚む。また、魂は元来孤立しているとも考えており、虚無感を常にどこかに抱えている。交友関係が長続きしないのも道理のことで、仲良しな生徒を見る度にその関係の儚さを感じる。
ただ、クレバーで感情と思考を別個にできる男ではあるが、感情がないというわけではなく、むしろ情緒豊かな心を持つ。それ故時折自身の打算ありきでの行為の対象となる人間に憐れみを懐く。無論損得勘定を告白したりはしないが、それが友人以上の人間の不在の起因となっているのも確かであろう。
納棺魔術の中でも死化粧を好むのは、遺体という物体の変転の第一、イニシエーションを自分が施すことが出来るという満足感から。と同時に、物体の変転を必定、それによる無限性を自負しながらそれを拒むような魔術を扱っていることに対する自嘲心も有している。
………ここまで来るとある程度察せるかも知れないが、実のところ精神的には独自の哲学を掲げているだけで常人に近しかったりする。
人工的な良心を見せながら天然の良心を病ませ、自己の哲理に則った行為に自負心を誇りながら自己の哲理に則った矛盾に自嘲心を転がす。徹底しながら中途半端で、継続的ながら断続的。どれもこれも本物で、彼自身この自分の人間臭さに辟易している節がある。>>537
【行動規範・行動方針】
損はなるべくしたくない。したくないので、常に後手に回りやすい。比重として損>得なので、余程の利得がない限り分の悪いことはパスする。
人に危害を加えることはまずしない。魔術の研鑽のための材料は放っておいても週に一回は向こうから来るのだから、人殺しなど当然しない。
というかそもそも殺傷能力が低い。魔術の腕は一級品で練度も相当なものだが、どれも直接的なダメージになるものではなく、守刀で護身が出来るくらい。戦闘に関して言えばサポート型で魔術師らしくある。
世見誰家がそもそも無宗教(多宗教)の一族であるため、納棺において色々面倒な宗派の相違などもない。但し無宗教なので遺体への畏敬なども希薄。「遺体はタダの物体」という認識に関しては死霊魔術などにも似通った観念ではあるが、霊魂の有限性を固持する二十彼は心的に死霊魔術の使用は不可能に近い。
【参戦理由】
損得で見ても損をする恐れがありすぎるため、参戦にはかなり消極的。おそらく巻き込まれ枠。
聖杯への願いは「自身への最高の死化粧」。己が死ぬ時、自分で自分の身体に最初にして最高の変転を届けたいと思っている。しかし、調子の良い話はまず怪しむ男なので、なんだかんだ自分でその技を確立させた方が確実だろうと考えている。
こんなわけで、やはり聖杯戦争には否定的。
【サーヴァントへの態度】
生命を「有限の魂と無限の身体あってのもの」と考えているため、サーヴァントは非生命という認識。
歴史を物質的結果の堆積と認知していることから、英霊・サーヴァントを結果の擬人化と見做してもいる。物質的であるのに身体を持たないちぐはぐな存在とも感じており、興味深くも一歩引いた姿勢を取る。
それ以外で言うと、身体を持たぬが故に刹那の存在であるということからより一層儚いものと思っている。良心の許すところであれば、少しは自由と儚い今を満喫して欲しいなとも。勿論、自分に損はないように。考古学科所属のキャラを作るにあたって積んでた冒険を読んでるんですがインフレが加速しまくっててビックリする…どこまで合わせたらいいんだ…
上手いこと行ったら考古学科でなんかやりたい…>>524
女体化鯖じゃないよ>>545
ボスの時みたいに考古学科の面々に言及させて頂く予定なのでどうぞよしなに…
ありがとうございます…ほどほどに行こうと思います…>>392
リムさんすごく仕事出来る…これは多少酔っ払ってても大目に見られるというか、酔っ払っていることを補って余りある適性ですね。
そしてしれっと合流した二組だけど、次くらいに情報交換になるかな…?
>>401
ヘスペリアさんの戦闘スタイル好きだな…ガッツリ肉弾戦…殺意剥き出し…しかし「調教し直す」ってことは…というのは下衆の勘ぐりですかね?
ともかく人蓑さんもルーカスさんと無事?に合流できて良かった…けど絶対これまたキアネさんと会うやつー()
>>419
魔術師同士の黒い腹の探り合い…読んでいてドキドキハラハラしますね。分家の立場の危うさとか大人の事情が詳らか…
腹を括ったファーガスさんの身に何が待っているのか…後編も色々な暗部が見れそうですね
>>443
いきなりセナちゃんが可哀想な目に遭ってる…と思ったら魔術師絶対殺.すマン(仮称)との出会い…?底が見えないながらに圧倒的な“力”が伝わってくるお人ですね…
>>511
水子霊に引き摺られちゃった女性が、死霊魔術の何たるかを率直に表していますね…こんなのが日々溢れていそうな死霊病棟、見学するにも相当な精神力が必要そうですね
そして宝具!宝具と来ましたか…人を蘇生させ吸血鬼へと変転せしめる宝具…わ、わからない…!これから解明されていくのだろうか…そしてご感想ありがとうございますー!感謝感謝
>>540
死霊魔術のイメージが「遺体盗掘屋」みたいな感じ(とても語弊アリ)だったので、なら別角度からのアプローチも出来るかなって練っていきました。所によってはミイラ系もありそうですね。
情報提供者Aっていうのはまさしくって感じです。逆転裁判とかに出てきそうなヘンテコ証人的な
>>541
へへへ…色々詰め込みすぎた気もしますが、逆にどれか外すと総崩れしかねない絶妙なバランスな男なんだ…
肉体を無限とするのは、魂が肉体に宿ることで有限の死が〜という公式の設定見て、此奴がどれだけ魂のこと知ってるかはわからないけど別ベクトルな見方したいなぁと思いまして。そこら辺ちょっと隠しネタがあるんで、SSで開示しますぞーバリバリ
>>542
趣味濃縮還元率100%です!()
サーヴァントは原典意識も大切ですが、魔術師なんかは趣味強め盛り気味で行けば良いのです。整合性とかは詰めた後考えれば良いのです…
>>543
詠唱はかなり苦心しました…スレで色々アドバイスいただいて考えて、結果かなりの量になりましたね。ありがたやありがたや…
魔術は天人(というか中国神話及び仏教、民間伝承)についての公式開示がほぼないのでやりたいようにやりましたけど、ホントにこれが後々エルメロイII世に刺されないか心配で心配で…いざとなったら「この天人は中国神話/仏教/民間伝承の方の天人ですので!」で逃げ切ろうと思っています(ある程度纏まったのでマスター見ていただいてもいいでしょうか…?)
ゆる募
リディアに合いそうなヒロピン。(鬼)日付が変わったのでこっそりと…
【氏名】芦尾律/Ritsu Ashiya
【性別】女性
【年齢】18歳
【出身】日本・東京都
【身長・体重】157cm・45kg
【肌色】黄色人種
【髪色】黒/赤のインナーカラー
【瞳色】黄色
【スリーサイズ】74/55/81
【外見・容姿】黒髪ボブ、赤いインナーカラー、左耳にピアスジャラジャラ。背中に弁天の刺青、シースルーの白いホルターネックワンピース。
【令呪の位置】右耳の裏。モチーフは刃物。
【属性】中立・中庸
【魔術系統】禅宗・瞑想、自己暗示
【魔術属性】水
【魔術特性】浸透
【魔術回路】質:B(+) 量:C(+) 編成:正常。
【所属】時計塔・考古学科
【階位・称号・二つ名】機械仕掛けの切り札(クロックアップ・ジョーカー)
【起源】揺蕩>>553
【人物像】
ただどこまでもそこにあるだけの自然体。属性が示すように水のような気質をしている。
捉えどころがなくどこか浮世離れした少女。手中に掬った水がいつかこぼれ落ちるように。彼女の本質は彼女自身にしかわからない。
忖度やご機嫌取り、おべっかという概念とは無縁な物言いを常とするが言葉を濁すことはなく人あたりが悪いわけでもない。
結果として小動物的な仕草もあってそれなりに友人付き合いが多い方。率先して声をかけることはそんなにはないが世間話程度ならそれなりにこなせるタイプ。
物臭で面倒くさがり屋。好きなものこたつとゆったりした服装。明日やろうは馬鹿野郎を地で行っている。前世はきっとウミウシとかだろう。多分。おそらく。
こんなんでも実はいいとこのお嬢様。実家は土木・建築・人材派遣・流通・不動産etcetcを扱う総合商社兼地元の名士……つまりヤのつく職業である。一応非合法行為には関わっていない。少なくとも律自身の知る範囲ではクリーンである。
そのため金回りも良く、律自身も常に懐が暖かい。本人の趣味嗜好的に割と貯まる一方……ではあるが本人が良く思ってないのでフラっと遠方に出かけてはスイートルームを一週間貸し切ったりする。
一種の皮肉というかなんというか。家が比較的しきたりを重んじる反面律自身は割と根無し草の気がある。水は一箇所には留まらないとは彼女自身の弁。
現当主の父親的には「お前に跡を継いでほしいけど無理は言わないしいざって時の準備はしてあるから好きにやりなさい」とのこと。
そんな経緯から現在は時計塔の考古学科に在籍している。
魔術としての歴史が浅いにも関わらず現代魔術科ではなく考古学科を選んだのは「好きなだけ瞑想(=研究)が出来る」と踏んでいるため。
考古学科では珍しい日本人ということでそれなりの関係を築いている。本人も今の環境を気に入っているらしく敵対者には容赦しない。>>554
【魔術・特殊技能・特性など】
禅と呼ばれる魔術(厳密には宗教体系の一つ)を身につけている。
雑念を振り払い無心となることで自身の在り方を見つめ直し、肉体という殻を捨て完全に精神のみとなって事象の渦たる根源へと至ることを目標としている。
本来はあくまで精神修行の一環でしかなかったが、1960年~1970年代に海外へと持ち込まれたことをきっかけに「根源へと至る手段」となった。
魔術師としては歴史が浅く回路の補強として諸外国における「力を持つものの証」である刺青を彫っている。
彼女の場合は弁財天(サラスヴァティー)のものであり、魔術の世界では水属性の象徴である。
外気に晒した方が魔力効率が良くなるため戦闘時には背中丸出しのワンピースを身に纏う。
核となるのは瞑想、あるいは自己暗示と呼ばれる技術。
大仰な儀式や冗長な呪文は不要。
彼らは自己への埋没のみを以て根源へと至る。
律は自己暗示を極めており、かつて退魔四家と呼ばれたある家系の少女と同じく戦闘時に肉体を作り変える。
得物とするのは短刀。市販のナイフの類でも充分な身体能力を引き出せるが、基本的にナイフ自体が彼女の動きに耐えられない。
彼女が最も真価を発揮するのは一刀から二刀に切り替えたその瞬間。
縮地と呼ばれる歩法の極地に酷似した動きすら可能となり、体幹操作によって水上を駆けることが出来る。
閉所においては上下左右天地自在、仮に何の遮蔽物の無い開けた場所でも瞬き一つの間に敵対者の喉笛を切り裂く。
戦闘中は無意識下で強化魔術を行使しており肉体面ではもちろん得物にも付与されている。
『本質を“強化”する』という特性上、神秘を纏っていないものであれば水に手刀を打つかのごとく断つことが可能。もちろんほこ×たてには出禁。
やってること自体は『彼女』と相違ないが例の『眼』がない分……そもそも基礎スペック的に彼女ほど強くはない。>>556
【一人称】私
【二人称】あなた、あんた
【三人称】あなた達、あんたら
台詞例
「ギア、そろそろ上げてく?」
「ゆるーく行こうよ。ゆるーく、さ」
「ううん。なんか面倒だなぁ」
「ねむーい、だるーい、一歩も動きたくなーい」
「あー……生まれ変わったら魚になりたい……マグロ……は大変そうだからクラゲとかがいい……」
「これでも気に入ってるんだよ。今の環境ってやつがさ。だから、それを壊そうとするなら―――お前達に明日はない、ってね」
「悪く言ったら逃げてるだけだよ、私は。色々向き合ってるルナの方がかっこいいって思うな、私は」
「―――沈め(hrīṃ)」
以上です
考古学科の言及はまた近日中に…>>496
フランケンシュタインの怪物なら頭にボルト刺さないとね(ブスー)
なんだかんだで楽しんでそうだし深読みしたらシャレにならない所まで連想ゲームしそうになるからやっぱり何も考えずに周りに流されて仮装してて欲しい。
>>511
石ころで起源が『夜』に変わる…ははーんさては黒曜石だな?と思ってルナちゃんのキャラシ見直してみたら黒曜石の鏡ってバッチリ書かれてた…。
これって結構ヤバめなやつでは?
>>517
>>集積船の子の仮装
ジャスミンはキョンシーの仮装を選びますね。多分途中で腕を上げっぱなしにするのがだるくなって普通にするか身代わり人形を立てて脱ぐ。
>>522
返り血が顔についてるのに笑ってる辺り紛うことなきバーサーカー。大剣持ってて服装的に貴婦人みがある感じでバーサーカー…なおかつ既にwikiにいて女体化ではない……クリームヒルト(裏切り者特攻)かな?
>>539
わぁぁぁ!それぞれの要素が上手い具合に混ざって良いキャラの濃さが出てます。紅引の所の説明で勘ぐってまさかネクロフィリアでは?と疑った自分が恥ずかしい。
>>557
ヤのつく自営業のお嬢が戦闘時には刺青を晒すために背中を大胆に露出!?大好物です四冊ください。保存用観賞用布教用使用用で。>>559
>>(裏切り者特攻)
>>>>特攻対象がだいたい戦国武将
????「!!!!(シュバババ)待て。待て待て。戦国武将は別にそんなに裏切ってはいないだろう。むしろお互いそもそも味方でないという見方の方が妥当なんじゃあないか?乱世だぞ?現代じゃないんだぞ?むしろそれに足るだけの能力と運さえあれば地侍や弱小果ては農民からだって成り上がれるというのが多くの人々があの時代に向けて抱く浪漫の所以というかなんというかそもそもガチで義だのなんだの考えてるやつなんて当事者だけ見てもそんなにいないだろうし二君に仕えぬことは美徳ではあるがだからと言って仕える事が悪徳になるかと言われればそんなことはないんだぜ。裏切りといえばかの有名な小早川の小倅共だってそうだ。西軍メガネを外して考えるとむしろあの流れで心から西軍側につくと信じる方がおかしいんじゃないか?もし本気で殿下への恩義だの忠義で陣営全体の求心力がなんとかなると考えていたとしたらあの聡明にして公明正大な治部殿とそのお仲間たちが何故そのようなおイカれあそばした判断に至ったのか俺には皆目検討もつかねェが多分ボケボケサイコパスモンキーの介護疲れとかが原因だろう。おいたわしいことで(超超超早口)」そもクリームヒルトなら持ってる剣をもっとバルムンクに寄せただろうしスレ産だけでなく公式もいるからもしそうならそっちにも言及すると思われるのではなからそんな可能性なかったんですよね。ハハッ何も浮かばなかったが故の苦し紛れでしたごめんなさい。
>>563
ふむふむなるほど…………わ、分かりません。>>564
裏切りの記録が残されてない戦国武将もいますから、くっきーは大丈夫ですよ。道雪も困った主を諌めるエピソードがあっても裏切る記録はない人ですし。>>557
禅で魔術とは興味をひかれますね。荒耶とかキアラみたく仏教系の魔術師って好きなんです。
同じ日本人で考古学学科所属の伊佐那や講師のカイホスルーもよろしくお願いします。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E4%BC%8A%E4%BD%90%E9%82%A3%E7%BE%A9%E9%A0%BC
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%AB>>572
「聡明にして公明正大な治部殿」というのは「聡明にして公明正大な治部殿」という意味であるし「皆目検討もつかねェ」というのは「皆目検討もつかねェ」という意味であるし老人介護の悲哀だと推測しているのも偽りなく本当です。嫌味要素は一切ありません。秀吉のことは嫌いですが。
何故かというと性以外のおよそ全ての差別を受けて育ったカシンチャンは他人がそういうことを気にしない姿勢を見せているとちょっと嬉しくなってしまうのですね。詳しくは多分大谷刑部あたりのウィキペディアのページとか見てもらえば書いてある気がします。少し前に関ヶ原縛りで推し挙げるなら大谷さんやろねって言ったのもそれです。
あとその行為の是非や神視点での効率問題はともかく、長いものに巻かれず最後まで自分が信ずる通り主家を守ろうとした姿勢も割とポイントを稼いでいますね。カシンチャンは自分に似ている要素がある人間が嫌いなので自分に似ていない人間を見ると楽しくなります。殉じられた当の主君のことはマジで生理的に受け付けないレベルで嫌いですが。
でもそういや司馬遼とか諸々の伝承と史実を関連づける過程で発生した矛盾を解消するにあたって設定上カシンチャンガッッッッッッツリ東軍側だったことになったな
本物のサイコパスは見つかったようだな…カシンチャンは婉曲に嫌味言う余裕があったらその文字数ストレートに非を論うことに使うやつだから褒める時は大体好きで褒めているよ(言われた側が嫌味と取らないとは言っていない)
>>539
情報がッッッ…情報が多いッッッ!!!
一つのテーマでここまで凄い量の礼装とか設定ぶち込めるのすげえなって思います
滅茶苦茶礼装とか技の数が多彩で強そうだなって思いました
>>548
制奈ちゃん…よく考えたらまだ設定面ほぼ開示してねえのに割と触れてんな制奈ちゃん…
まあもうすぐ色々明かせると思うんでお待ちを…凌牙への感情とか戦闘スタイルとかどんな風に関わってくるのかとか色々お楽しみにお待ち下さい…
そして魔術師絶対潰すマンはもう仰る通りです、力に全振りした奴なんです
ただのやべー奴で終わるキャラじゃないのでコイツもまあ期待してて下さい…!!
あと聞きたいんですが、レリックさんってメイン剣ですけど肉弾戦も行ける感じで合ってます?せっかくだし二十彼の小話をしたいけど色々ありすぎて何話すか決められんっちゃ
二十彼の詠唱は古語辞典をひっくり返しながら作りましたが一番のネタ元は閑吟集です。七五調たのしい
>>551
ありがとうございます!いつか使ってみたかったネタですので…!
成立は7世紀かそこら辺イメージで、魔術家として形になったのは早良親王くらいの時代ですね。葬儀の在り様に変化が訪れたくらいの年代です。厩戸王の頃はまだひよっこって感じかな?
時計塔所属は葬儀に基づくエンバーミングの概念が東西で形は違えど共通しているので、他の魔術より進出しやすかったって設定です。江戸時代には交流はあったと思います。
そして西洋魔術が取り込まれているかと言うとそういうわけでもないのですが、西洋のエンバーミングを開拓していこうという計画はありました。皆地力がなく乗り出せなかったのが、二十彼が産まれて可能になったって感じ。
二十彼が積極的だったのは結果を出すためでもありますが、そもそも心身への観念形態が東洋より西洋の方が合っているっていうのもあります。日本はアニミズムの思考があって、だから肉体と精神は地続きで密接な関わりがあるとした。対し西洋は教義的、哲学的背景から二元論が根幹にあって、魂と身体を別なものとする二十彼には西洋の方が自分が過ごす上で周囲との精神的軋轢も多少マシだろうと考えたのです。
二元論といえば心身二元論があってSSではそれと二十彼の主義との差異も色々書こうと思っておりますので、気になられましたらしばしお待ちください…
>>559
やりたいことを煎じつめて出来上がったのがこちらでございます、といった感じのキャラです。濃すぎるかな?と思ってましたが大丈夫そうで一安心…
ネクロフィリアはある意味この魔術発狂しそうですね…すぐに燃えちゃう…いやむしろそういうのがフェチなネクロフィリア?うわあ…()あと好きなものにある「クーラーの効きすぎた部屋」と「ぎりぎりズルにならないズル休み」は、学校での人付き合いが野暮ったかった彼が幼少期偶に自室のクーラーガンガンにして風邪ひいて休むと言うことをしていらことが由来です。
ただの仮病でも、過保護な家族は休ませてくれるだろうけど、純然たるズル休みはなんか引け目を感じていた二十彼だったのでした。うーんマジメ系屑
>>560
ふむふむアーネストさん。こんなキャラもいたんだ…死体にネジを巻いて動かすっていうの良いな…没にするの勿体無いくらい好み…
「死んだらそれまで」を突き詰めていって逆張りしまくった結果ですね、屍体への物体的アプローチは。逆張りたのしい
>>576
情報量の大半が魔術関係…かと思っていましたが、今しがた振り返ってみるとキャラの方も密度高いですね…取捨選択苦手民の末路よ、これが…
手数は多いけどなんだかんだで扱いづらさは付き纏うピーキー系です。『青山』は逆転の目とかに使えそうかなーと思ったりもしますがなおもピーキー。
レリックはバリバリ肉弾戦型ですよー。騎士団らしく剣使ってるってだけで、素のフィジカルもかなりって設定です考古学科盛り上がってきた…いいぞぅ…わくわくしてきた…
私もなんかやるかぁ自鱒よく考えたら皆治安どっちかって言うと悪めなのでは?っていう昨日の疑問を思い出して見返したら凌牙巽は勿論の事、獅音とリヒターですら見た目は治安悪めで海月ちゃんしか不良要素0の子いなくて泣いてます
更にネームドキャラの枠に追加する奴がパンク系不良少女と眼帯イカれ狂戦士ヴィランだし俺のワンパターンさに今更気付いてしまいました
性癖って怖いね
>>557
ヤがついてて可愛い見た目で刺青ついてる女の子とかもう性癖です、推します(ハイスピード推し認定)
ドスだけで戦うってのがシンプルながらに雰囲気あってめっちゃ好きです。やっぱヤって言ったらチャカとドスですよね…
>>559
凌牙「おいテメ何すんだやめ(ボルトブシュッ)」
フランケンコス描いてた時は割と深く考えてなかった(単純にガタイ一番大きい男生徒だし多分被らんやろな位の気持ち)ので、深読みとかはあまりしなくて大丈夫だと思います
実は俺も描き終わった後に何気なくwikiで調べたら思ったより所々がマッチしててビビったクチです
>ジャスミンちゃんはキョンシーです
描かねば(い つ も の)(そろそろ他の子も描こうとは思ってるけどやっぱりジャスミンちゃんと海月ちゃんを描きたい発作が収まらない男)
>>579
凄い密度でキャラがわかりやすくて良いと思います!
やっぱレリックは肉弾戦も行けるんですね…良かったです
そういう事なら例のボスキャラとかと思い切りガンガン戦わせたいと思います!>>578
ひよっこというより子どもの頃だと厩戸皇子は普通の子どもらしさがなくて、母親に不気味がられていた時期という、明かす機会がなかった設定。>>588
ありがとうございます~
『カーバンクル』
メレクが所有する切り札(魔術礼装)。
名前は宝石に関する伝説上の生物からつけたものであり、その生物そのものではない。
外見は虹色(気分や環境により色が変わる)に輝く宝石を身体にくっつけた小動物。
モフモフとした愛らしさとは裏腹に、創造主に似て慇懃無礼で愛想知らず。
たまにデレる。
あらゆる地層から掘り出した魔力を帯びた宝石類が主食。
カーバンクルの体内で蓄えられた宝石たちは、魔術属性の「循環」で「埋まっていた頃の状態」に回帰させることで、より古い地層(世界の記憶)を思い出しながら蓄積している。
霊墓アルビオンのように世界の裏側に近い“地層”の元素鉱石が豊富に採取できる土地が得られず、限られた資源しかないアルマソフィアの現状を少しでも打開するために彼が作り出した“縮小世界”
自身の才を売るための資料でもあり、メレクの事を良く評価してくれそうな相手に見せたりする場合もある。
ちなみに余計な干渉を防ぐためにも両親には極秘で作った。うーん一旦保留しようそうしよう
>>583
禅、というか瞑想主体は一度やってみたかったんですね。東洋思想はいい…思想盤とかまだよくわかってないけど…
本人に「水は流れるもの」という認識があるので自覚的に振る舞ってるというか。割と属性通りの人です
二つ名は考古学科に編入した時に披露した芸が由来です、特技にもあるりんご云々のやつ
めちゃくちゃ性格なナイフ捌きだったので名前の律(律動、リズム的な)をもじってああなりました。本人はそこそこ気に入ってるとか
>>584
ピアスもありましてよピアスも
本人もチャカというか二丁拳銃には興味があったり、まだ試したことはないしトカレフやグロックよりもコルトに興味が寄ってますが
セリフでも小出ししましたが西部劇が好きなんですね彼女
>>590
ステータス病気が良き…縮小世界って表現もめっちゃ好みです>>582
ユディト…そんなキャラwikiにいたっけ?
→いたよ。GMAさんが作ってたよ
最終更新が2019年だから最初期とまではいかずとも、かなり古めなサーヴァントですねこれ…
ちな過去スレ一覧にある一番古い予選会場スレ(折りたたんであるやつ)が2018年くらいでした>>595
ヤツをネタにした魔術というよりもヤツを元にした使い魔とかならごく一部に需要はあるかと。
なんなら既にうちに無駄にカッコイイ名前付けてもらったゴキの使い魔がいますし。>>599
じゃあ使えそうだったら使う感じでいきます
あー…それは…たしかにメレクのわかりやすく才能あるってポイントはアベレージ・ワンくらいでしたもんねこちらのキャラメーカーさんでメルチミス・ゲルルセミッツを作らせてもらいました〜
https://picrew.me/image_maker/516657/complete?cd=A2m66Oqdy7
飲んでるものは自家製のお酒>>620
実はルファスは見識を広めるため兼支援を求める人を探しに他の学科にも足を運ぶことがあるので遭遇自体はすると思うんですよね。
そして教室に鎮座する樹の巨人を見たら十中八九興味を持ちますし周りの生徒に「あれは何かな?」と質問して「婿探しに時計塔に来たゲルルセミッツの令嬢」と聞けば「人と話すのが苦手なのになんとかしようと人前に出て来てる」となって人と話す練習に付き合おうとしたりと協力を推しみません。
なので
・ルファスが植物科の教室に行く(確率高)
・メルちゃんが教室に来てる(確率高)
・ルファスにメルちゃんのことを話してくれる生徒がいる(確率?)
が揃えばグイグイ来ます。
>>622
なんなら自分と同一の分身を〇す機会が来れば嬉々として殺るし下手するとどっちが死ぬかで揉め始めそう。>>621
女としての魅力を推し量られてしまうピンチうんぬんかんぬん
突然生やした設定ですし、カーバンクルの所有・仕様は各作者さんにお任せしようかと思います……>>623
仮に召喚出来たとしても相性は最悪でしょうねぇ。
クッチー「僕みたいなヤツと高潔な騎士様がお似合いな訳ないでしょ」って。
エルザさんへの対応も好きじゃなさそうですし。
公式でクッチー相性召喚するならジル元帥(キャスター)とか綱の兄貴、メフィストフェレス辺りですかね。
特にジル元帥とは意気投合しそう。戦闘面での相性も悪くはなさそうですし。
>>624
>自分と同一の分身を〇す機会が来れば嬉々として殺るし
その通り
>下手するとどっちが死ぬかで揉め始めそう。
クッチー(真)「お前コピーだろカ/ス野郎。負債押し付けられて無様に俺の代わりやってよ。僕がいなくなったら誉がどう思うか、なんて言うまでも無いぐらい避けなきゃいけない事態な訳だし」
クッチー(偽)「はぁ~?ふざけてるのかなこの生ゴ/ミ。あぁリサイクル出来ないからそれ以下か。コピーロボット知らねぇの?本体が出来ない事をするのがコピーでしょ。それに偽物が誉の兄貴やっても、すぐ気づかれるって」
クッチー(真偽)「……殺/す!」
みたいな感じかな?
なので総合的に考えると相手に回復できる程度の致命傷を与えて自分は死亡!って展開をお互いが狙うのでギリギリどっちも生き残る相討ちになりそう。で二人とも「ク.ソが!!」で終わる感じ。アルシオネシアのコメント追加しました
葦久野麟ノ助…「A-002Cが膝カックンしても思索からご帰還なさいませんでした」「芸術家っていつもそうですよね」『ど っ ぺ る』「そこの見知らぬ私、止まりなさい。番号及び現配置を述べよ」
ピース=ピース=ピクシス…「ともすればピクシス編集長のイルカは我々を凌ぐ監視網ですね」「お前をけ」「それ以上はいけません私」「我々の自爆許可申請は滅多に受理されないのであらかた安心していただければ」「いつからでしょうね、お前たちが申請をカジュアルにしてくるようになったのは」
アリシア・エルト…「瞳さまのご友人ですね」「霊薬の知見を応用したシャンプーは女生徒さま方に好評の様子」「我々爆発する薬液には諸事情で馴染みがありますので、もしかしたら相談に乗れるやもしれません。0号が」「Dr.ネルズの爆発芸は薬品だけの業ではないのでどうでしょう……」
セーラ・サーゲレオス…「聖堂教会のややアバンギャルドなシスターですね」「シスター服が色鮮やかでも良い。なるほど盲点でした」「今度アコナイト姉さんにも教えてあげましょう。多少は明るくなるやもしれません」「彼女の針さばき、……やりますね」
日々滓 衒…「ラジオは深夜業務のお供ですね」「いつぞやの対局は楽しかったです」「気付いたらA-000Pからの入電が溜まってましたね」「セレナーデと言うよりかはカプリッチョ?」「あるいは最小最大のレトロポリス?」あとここまではルファス個人の好みや事情の話をしてましたが両家の親同士の魔術師的目線で見てもルファスとメルちゃんの結婚は割と有りではないかと思います。
ルファス側のヴァーミリオン家は古くからある名家だけど頭打ちでゆっくり衰退していくと思われていた二家が合併してブレイクスルーを迎えた家。つまり『これからモリモリ盛り返していくぞと勢いのある名家』ですし。
ちなみにヴァーミリオン側の親は毛色の違う魔術刻印の融合での次代の跳ねっぷりに味をしめてしまってるのであわよくばメルちゃんと一緒にガオケレナ(ゲルルセミッツ家の魔術刻印の一部)を手に入れられないかと考えてたりします。>>638
平和な世界とは作るよりも維持する方が大変なんだよチミィ。
>>ちょっと往年の胡散臭さがありつつも穏やかなメカクレ軍師おじさん
あらやだ老官兵衛のキャラ造形にピッタリの言葉だわ。>>654
自分を対象にしたナマモノ妄想を繰り広げる、スキル、そもそも百合関係ない部分では普通に悪人
スリーアウトチェンジですね分かります。>>653
クッチー「当たり前でしょ。家族が一緒の席で食事するなんて、当然の事だし」
クッチーは外泊常習犯ですが、基本週一、最低でも月一ぐらいは必ず帰って誉さんと外食とかに行って色々と楽しく奢りまくってるので大丈夫です。
”狂人”朽崎遥としての罪悪感と『兄』である朽崎遥としての愛情は、クッチーとしては別カテゴリの感情ですしね。そこは問題無いのです。>>674
あ、破滅ルートはぜんぜんおっけーです。聖杯戦争ってそういうものですし
ただ私の挙げたふたりとジェームズ・ワットの組み合わせだと関係性が良くも悪くもないというか…中途半端な相性になってしまわないかなーと。そこが気になって>>669
まあそっすね…ただ凌牙は大人verの設定をしっかり作るにしてもそこまで大幅には変更しないかなってのはあります
さっきの絵描きながら考えてたんすけど、凌牙は成長したら少し不良時代の面影ありながらも全体的に落ち着いて柔らかい雰囲気になるのが一番それっぽいなって思ったんです。何ていうか憑き物が取れた的なアレです
ハイキューの成長後は個人的には最初こそ困惑しましたけど今はめっちゃ良いなって思ってます。皆平和そうですし。…ただやっちゃんと日向がフラグすら立たなかったのはビビりましたよ俺
>>671
成長IF良いっすよね…
俺も色々妄想してますが学生系のキャラが成長するのは特に良い物だと思います…
>>673
マレオさんそっちに鎖飛んで行きましたよ…書き忘れてましたが、ありふれた聖杯戦争の3話目を登録しました。聖杯戦争最強クラスの曹操様がまず最初にやることが風俗行くという珍事。
>>681
教会関係者は既に充分なんですよね……>>684
国産だと十津川警部とルポライターの浅見さんに館シリーズ。
海外だと大体クリスティですね。ポーの最高傑作は告げ口心臓だから(火種投下)
ミステリは古今東西そこそこ読んできた民ではあるけどいざ自分で書くとなるとトリックをファンタジーに逃げたくなるなと思う私なのであった『そして誰もいなくなった』なら昔読んだことは……
あと関係ないけど『u.n.オーエンは彼女なのか』好き>>685
綾辻の『黒猫館の殺人』を読めば、他の作家の無茶トリックは許せるようになると思います。さてさて
冒険旅行記の続きが書けたので投下していいですか?いきまーす
「え?」
え?
『吸血鬼なのでしょう? 吸ってみてちょうだい』
「い、いま?」
『貴女が吸血鬼なら、普段の状態と吸血した状態でどんな変化があるか、それを一番に確認すべきじゃない』
「そりゃ、そうだろうけど」
血を、吸う。
不死者であることよりも、日光に灼かれることよりも、なお吸血鬼らしい行為。
吸血という行為を通して、吸血鬼は生きとし生ける者から命を吸い上げて自己を保つ。あるいは、牙を突き立てた人間を同族を変えるとも言われる。
今や世界中に広まった吸血鬼のテンプレート。これぞ吸血鬼、とされるほどに有名な行為。
まぁ、私は吸血しなくても死んだりしないし、同族を増やすこともできないけれど。
だから私は必要に迫られなければ血を吸うことはしてこなかった。目立つのはもちろん、怖がらせたり、怖い思いをしたくなかったから。
けど今は、必要に迫られてしまっている。
ならやるしかないだろう。
「えっと、そのカッコウから吸う?」
『別に牙を立ててみてもいいけれど。これも死体だから血なんて流れてないわよ』>>697
「……だよね。じゃあ……」
ここにいるのは吸血鬼である私と、カッコウの使い魔(アリウム)と、あと残るのは人間の……
「僕しかいませんね?」
「メレクしかいないよね……」
つまり私はメレクから血を吸うしかないわけだ。
やばい、それは絶対にやばい。
私は吸血鬼だ。吸血への欲求も、吸血による変化も当然にある。私にとってそれは絶対じゃなくて、目を逸らしているだけで済んでしまうものだった。
ばかりか程度を誤らなければ武器にもなりうる。こんな力から目を逸らして腐らせるのはもったいないのかもしれない。
でも、ダメだ。メレクの血を吸うのなら、私は程度を誤らない自信がない。
「ご存じでしょうが、血液を含め体液には魔力が溶け込みやすい。いくつかの方法で保存すれば売買が成立するほどの価値を持つ」
「だからタダじゃないって言うんでしょ?」
「もちろん。ですので今回提供する血液に関しては、貸しに上乗せということでいかがでしょう?」
「いいよ、それで」
いかがでしょう? もなにもない。とっくに逃げ道は塞がれているんだから私はイエスと答えるしかない。
くそぅ、にこりと微笑むメレクの顔がいやらしい。
人の気持ちも知らないで。
「さて」>>698
メレクは首を少し傾けて、その首元を私に見せつけるように晒す。ここに噛みつけ、と、そういうことだろう。
いや、なんで首元? もっとこう……簡単な、腕とかでいいんだよ?
指先だけでもいい。いい、のに、なのに、そんな綺麗な肌を見せられたら、
……我慢、できなくなるよ?
「どうぞ?」
「う、うん……」
ゆっくりとメレクに近づいていく。
うそだ。本当はもう、メレクのことなんて見えちゃいない。視線も、思考も、私の体を動かす何かはその白い首元だけに集中していく。
縋りつくように両手を伸ばして、掴む。逃げられたりなんかしないように。
顔を近づけるだけで美味しそうな匂いがした。今まで何度も嗅いで、でもこんなに強く感じたことはなかった、甘ったるい匂い。
「………………血、もらうね」
一言告げて、その首元に私はゆっくりと唇を這わせる。
やわらかい、とか、あたたかい、とか、そんな当たり前のことで私の脳は痺れていく。触れ合って伝わる温度がどこかやさしくて、まるで受け止めてくれているみたいで、だからこそ私を煽る。
この熱を奪ってしまったら私はどんなに満たされるだろう。考えるだけで身体が熱くなる。
でも、けれど、考えてしまえるだけの理性はまだ残っている。
一度、止まった。
このままではいけないような気がした。止まる理由もないくせに、辛うじて回る思考は、まだ自分を止められると教えてくれる。
まだ止まれるから、だから、>>699
「遠慮しなくていいんですよ?」
そんなやさしい言い方しないでよ。
* * *
気づけば、甘くて熱いなにかを吸っていた。
じわりと広がる熱を一滴も残さず吸っていく。
「んっ…………んん…………」
夢中で。必死で。
砂漠で乾いた旅人に注がれる水よりも深く、"それ"は甘美に染みる。
喉を潤していく熱には上質な魔力が含まれている。それはつまりひとつの神秘を喰らうことと同じ。
喰らい、奪っていく。略奪し、簒奪し、ただ自分が満たされるままに任せて───ああ、それがとても、心地いい。
本当にの本当に好きなものを思うままに貪る。とてもとても素敵で、きっと救いようのないこと。
「ふぅー……ふぅー…………んんっ……!」>>700
熱を求める自分は止められない。
だって、こんなにおいしい。
こんなにおいしいなら、止まる理由なんかあるわけない。
自分はやっぱり吸血鬼なんだと理解する。そうでなければ、吸血鬼でもなければ、今この瞬間がこんなにも幸せである説明がつかない。
それでもいい、こんなに幸せでいられるなら、ずっと続いてしまえばいい。
喰らって、おいしくて、熱くて、甘くて、おいしい、おいしい、おいし──────……
「もう終わりですよ、ルナ」
聞こえてきた声は、夢から戻ってくるだけの響きがあった。
「……んん!? ……んっ、ぱぁ…………はぁ、はぁ……」
目が覚めてすぐにメレクの首元から牙を離す。
私、今、どうなってた?
「ずいぶんと夢中でしたね?」
声はすぐ近く、拳ひとつ分も入らないような距離から聞こえる。……そっか、そうだ、血を吸ってたんだからこんなに近くて当たり前か。
じゃあやっぱり私は吸ったんだ。
……アレ、本当にメレクの血なのかぁ……。>>701
「そんなに僕の血は美味でしたか?」
「…………うん、おいしかった。甘かった」
「どんな味覚をしてるんですか貴女は」
そう言われても他の表現なんてしてられない、しちゃいけない。だって考えて思い出すだけで我慢できなくなっちゃいそうだもん。
「ところで、目が覚めたならそろそろ離してもらえますか?」
「え? あ……」
知らないあいだに両手でしがみついていたのはメレクの身体だった。伸ばした二本の腕はメレクの背中に回されていてこれでもかってくらいがっちりホールドしている。
ちょうど、その、正面から抱きつくような形になっていて。
「ご、ごめん」
とりあえず、すぐに離れた。とっさに謝ってはみたけど、いったい何に謝ったのか自分でもよくわからない。
「別に、こんなのは飼い犬がじゃれて噛みついた程度でしょう」
「でも、傷……」
メレクの首元には私が噛みついた痕が残っていた。少しあふれた血に私の唾液が混ざって、てらてらと光っている。できたばかりのその傷は当然痛みもあるはずだ。少し離れてもメレクの血のいい匂いが漂うほどの傷なんだから………ぁ……おいしそう…………………はっ。ダメ、ダメ、ダメ、もう終わりなんだってば。一回でもほんとはダメなのに、二回もなんて絶対ダメ。
「魔術師なら日常の範疇です。……なんです? ずいぶんと気にするんですね?」
「だって、こんな風に吸ったの、初めてだし。……その、怖いかな、とか、思って……」
……なんて、おかしなこと聞いてるなぁ、私。
正気を失うような吸血鬼が、怖くないわけないのに。
「心外ですね」>>702
「心、外?」
「えぇ心外です。この程度で腰が引ける臆病者と思われていたとは」
「……メレクは臆病者じゃないよ。でも、私は、」
「ルナが、なんです? 生憎ですがレディを恐れるような感性など持ち合わせておりません」
「吸血鬼でも、レディなんだ?」
「さっきから何を当たり前のことばかり。本格的におかしくなりましたか?」
「…………いや、うん。ううん、私、ちょっとおかしいかも」
おかしい、おかしい、今の私はちょっぴりおかしい。きっと血を吸いすぎたんだ、そうに違いない。
そうじゃないなら、これは……
『あら本当? どうおかしいのか、説明してくれる?』
「わぁ!?」
後ろから聞こえてきたアリウムの声に心臓がうるさいくらい跳ねる。そ、そうだった、アリウムもいたんだった。
『……なに? もしかして忘れていた?』
「い、いやいやぜんぜんそんなこと! ほら、調べるんでしょ! どーぞ!」
両腕をバッと広げて、アリウムからよく見えるように少しだけ下がる。
と、同時に自分の今の身体について自己チェックを行っていく。なにせ吸血をしたのは本当に久しぶりだ、自分でも知らないうちにどこかがおかしくなっていたら目も当てられない。
腕の上げ下げ、問題なし。
足もしっかり動く。>>703
頭は……まだちょっとおかしいかもしれないけど、ちゃんと回る。
魔術回路……活性化してる。でも問題になるほどじゃない。
右手を握って、左手を握る。
体全体は、うん、問題なし。せいぜい体を流れる熱があるくらいだ。……熱?
慣れない体の熱さに気づいて、すぐさま一番操りやすい右手に集中した。
ボッ、と、持ち上げた右手の手のひらの上に炎が生じる。
『……?』
「ルナ、それは……」
アリウムが───カッコウの使い魔がこの現象を不思議そうに見つめ、メレクはなにかに気づいたように声を発する。
「…………やっば」
で、私は超焦っていた。
この炎は魔術によるもの……じゃない。そもそも私は呪文を唱えていないし、魔術のために何らかの動作をしてもいない。
だからこれは魔術とは完全に別物。異能力、発火能力(パイロキネシス)、超能力……まぁ呼び方はなんでもいい。一言で言ってしまうなら"そういうもの"だ。>>704
私はある種の超能力が使える、それは間違いない。けれどできることは起爆スイッチを押すだけで、押したあとの操作なんてまるでダメ。爆弾を抱えているようなもの。
そして右手の炎はそのスイッチが入ってしまったことの証でもあって。
つまりは、このままだと爆発する。
「メレク! 防御!」
「チッ、第四陣(フォース)! 解放(リヴェレイション)!」
私の言葉にすぐさま反応したメレクが宝石を投げ放ってメレク自身とアリウムを囲う結界を構築する。爆発の中心になる私は当然含まれない。
結界が組みあがったの確認してから、私は全身の力を抜いた。下手に操ろうとするよりもこの方がすっきり発散できる。
やがて私の右手を中心に炎は爆発し───元第一手術室を光で染め上げた。因みに私的オススメは『ヴァルドマアル氏の病症の真相』『ウィリアム・ウィルソン』『メロンタ・タウタ』『灯台』。
詩なら『夢の夢』『勝ち誇る蛆』の雰囲気が好き。
多分自分がホラーの中でも「人の精神」を扱ったホラーを好むのはポーに激突したおかげです。
あとポーの批評はとてつもなく苛烈、インク壺の中に毒が入っているくらい峻烈なのですが、それが「作品の美点は批評家が論わずとも自然と表出するもの。批評家の役目は作品の欠点を論うこと」という考えに起因しているというのもいいなぁって…間違いなく彼が周囲に敬遠される原因の一つになっているんでしょうけど、何度聞いてもいいなぁって…
>>690
おぉ、『大鴉』ですかね?印象に残りますよね、あれは。
『大鴉』は色んなもののモチーフになっていたりもしますし、在り得そうですね。フットボールチームの由来になってたりもするし…
>>692
『告げ口心臓』良いですよね!一人称視点の述懐だからこそ要素一つ一つの描写が際立つところとか、わからないはずの思考の道筋に移入してしまいそうになるところとか…物語としての完成度が高い…
>トリックをファンタジーに逃げたくなるなと思う
わかります…ノックスの十戒の厳しさは書き手になって気づく…
>>695
わかってくださって嬉しい…史実推しは現実とリンクさせちゃいますよね>>717
結構年が離れてるからこそ京介からも妹に優しくするお兄ちゃん的なムーブがデフォで付いてるので懐かれやすいんですね。三連休どっかでサーヴァント作りたいな…という気持ち
ワットのマスター募とのことで。ワットについて何かご質問がございましたら何なりどうぞ〜
>>591
思想盤は図書館に例えられてますね。根源という図書館と、魔術という蔵書、それを借りる魔術師。太公望や仙人などの存在は司書的な。
ふむふむなるほど…CVのイメージがなんとなしに鬼頭明里さんになってきた自分がいます(某ウマ娘より)
機械仕掛けと呼ばれるほどってことは相当の腕前だったんでしょうね、これは確かに特技ですわ
>>668
成長IF…良いよね…
擦れた感じが減って、垢抜けた感じがしますね。一匹狼感が強かったのが頼れる兄貴分になったというような。守りたいものが定まった顔つき、イケメン…
>>682
信じて送り出した良家のお嬢様がゆるゆるお嬢様(インナーカラー装備)に…いや、むしろ全然アリだな…?
>>706
官能描写からギャグ展開(爆発オチ)への移行が早い…でもルナちゃんの吸血鬼らしさと異能の特異性がスピーディーに表現されてて構造として非常にスマート…
色々ホテルで動かすにあたっての参考になるものが得られて個人的に嬉しみ>>670
魔術『使い』だけど年齢的にドンピシャなビオランテを候補にあげます。>>727
あと俺がクッチーのことナメてたのもまた原因ですかね。何事につけそういうのやりがちだな自分……。
もっと柔軟な視野と思考を持たねば。『カーバンクル』
メレクが所有する切り札(魔術礼装)。
名前は宝石に関する伝説上の生物からつけたものであり、カーバンクルそのものではない。
外見は虹色(気分や環境により色が変わる)に輝く宝石を身体にくっつけた小動物。
モフモフとした愛らしさとは裏腹に、創造主に似て慇懃無礼で愛想知らず。
たまにデレる。
生き物のカタチをしているが使い魔というよりも、魔術師(メレク)の行使する魔術を増幅する「杖」的な存在。
あらゆる地層から掘り出した魔力を帯びた宝石類が主食。
カーバンクルの体内で蓄えられた宝石たちは、魔術属性の「循環」で「埋まっていた頃の状態」に回帰させることで、より古い地層(世界の記憶)を思い出しながら蓄積している。
霊墓アルビオンのように世界の裏側に近い“地層”の元素鉱石が豊富に採取できる土地が得られず、限られた資源しかないアルマソフィアの現状を少しでも打開するために彼が作り出した“縮小世界”。
彼が想い描く小さな世界を構成する宝石の群れ。>>731
貯めた魔力を破壊ビームとして解放!……といった破壊力こそ無いが、「無機物/有機物問わず魔力を帯びたものならば食い荒らす(宝石でなければ体内に魔力を取り込むことは出来ない)」と「蓄積した魔力層による異常な耐久性」という特技を持つ。
その頑丈さを活かし、いざとなればメレクや周囲を守り抜く鉄壁の結界(大魔術)を敷ける。
(ただし、メレクがいなければカーバンクルだけでは発動できない。『杖』には担い手が必要な故に)
ゲーム的に現せば
「攻撃力:1、体力:1、行動値:1、物理防御力:99、魔術防御力:99」
くらいの尖ったステータス
「(クシクシと毛繕いしている)」
「(カリカリと宝石を食べている)」
「チ゛ィ゛(撫でられるのを嫌がり威嚇した)」
「…………(頑張ったんだから撫でろという無言の圧)」どうも魔術師です。お久しぶりです。
劇重タスクが片付いたので顔を出せました。
貰った感想返してひとのに感想書いてくぞー!
>>405
ええよー。ただ人のキャラを借りてやってるから口調・主義・感情の動き方あたりで調整をかける必要がある部分があればリスト上げてくれると後編書くのに助かりますわー。
あとこのシチュエーションで九泉さんがどんな服着てきて髪色が何色を選んでるかは確認させてくれると嬉しいですわー。
>>462
ルーカスは変わらず"ルーカス=ソールァイト"ですよ。
マジカルココナ再掲であとがきに書いておいた『いまさらキャラ紹介パートを書かなくてもいいよね?』という役はこいつのことなのです。
>>473
前半はとったらかせるのが目的なので情報量も増えてしまいますね。
情報量をばら撒くのがアーケシス、それを拾って整理するのがトロポロス(九泉さん)の対応で、流れに流されてたひとみのが情報をまとめてどっちへ向かえば良いか導くルーカスと合流してからが後半戦です。
>>548
組みついて始末するヘスペリアの動きは、メイド服の目見栄えを無視する動き方(足技を使うのでスカートをガンガン翻していくし、特にフォローもしていないので周りから見ればふとももも下着もまる見え)は『メイド服の殻だけ被って誤魔化した女』ような形態の暗喩だったり特に理由もなかったり。
どことなくセクシャルさと殺意が混じったように表現できると良いなと思います。>>739
ふふふふふ……(ニコッ)やっぱり主従いいな…いい…
ルナにも使い魔生やしたい衝動にかられるSSちからが落ちているので代わりにペンシルくんと戯れる中納言でした
ということで二十彼の衣装どっちがいいでしょう
>>724
お借りしている身としては注視させていただきますよ…吸血鬼要素も出していきたいと思っておりますでな…
芸術は爆発、つまり創造科が学級崩壊(物理)だらけでも何らおかしくはない…()
>>733
蛙の子は蛙…とは違いますが、やはり使い魔(ペット)は親に似るのですね…ルナちゃんに「かわい〜!」って寄られて尻尾とかをてしてしして欲しい…メレクさん&ルナちゃん+カーバンクルくんでいくらでも癒しが想像できる…
>>742
でも気配を察知できる程度にはよくあることなのですが二十彼的には臨時休校できるわけだからいうほど嫌でもないという…需要と供給ですね使い魔かぁ……。適性的にはこんなモンですかね。
遥:固定の使い魔はいないが、意外な事に非常に高い。所謂『分身・道具・協力者』全て使用可能。
誉:ラニカがいる。道具であり協力者。
ポルカ:必要になったら適宜”出産”する魔獣が使い魔、という事になる。これどのタイプ?
刹那:グレムリンを協力者に、式神を道具として利用。
ガレア:使い魔には興味ナシ。
迅龍&ジジェ:適性も興味もナシ。
参考にした情報:
https://typemoon.wiki.cre.jp/wiki/%E4%BD%BF%E3%81%84%E9%AD%94使い魔適正は考えたことなかったな……。
強いて言うなら、エイベルが無限の魔力に物を言わせて龍牙兵モドキを無尽蔵に出すぐらい?イラスト描いてて1〜2ヶ月に1回位の頻度で凄い手応え感じる時があるんすけど今回は特に良い感じにやれたなって思います
>>750
今までで一番可愛く描けたなって思ってます…
本当は可愛い感じの表情の予定もあったんですがハロウィンだしちょっと静かな感じにしようって…思ったんすよ…
ちなみに多分この二人にお菓子渡さなかったらジャスミンちゃんのホラー人形が飛び出してくると思います…(本人に聞かんと分からんのであくまで妄想ですが)
>>752
かわよ…
やっぱリュジにゃんはめっちゃ顔が良いんですわ
>>755
ゴシックな格好がアルシオネシアにめっちゃ似合ってて綺麗ですわ…
これは仮装パーティーSSとか…書けるか…?
>>756
顔のいい美少女の仮装とか映えない訳がないんすわ…!!
マレオはネタ方面の面白コスもガチ方面のかっこいい仮装も似合いそうっすね
>>757
当初は赤ずきんコスの予定だったんですがフード被せずにカチューシャ付けたからか分かりづらくなったので赤いゴスロリって事にしてます…フード被せりゃよかったなってのが唯一の心残り
前このスレで適当にハロウィンの仮装どんな感じなんすかねって聞いた時のユーさんの回答がジャスミン→キョンシーだったんで参考にしました…>>745
うーんこれは甲乙つけ難い。普段は柄無しで気合い入れる時は柄入りというのでここはひとつ。
>>749
ヴァッ────好きポイントは沢山あるのですが長くなるので一つだけ。パッと見似た背丈になるような二人が実はコスチューム効果(帽子)で身長差が気にならなくなってるの好き。
>>752
小難しいこと気にせずに祭りに乗じて楽しめば良いんだよォ!(日本人的思考)なに、日本人じゃない?そんなこと気にせず以下略。新衣装きゃわわ。
>>755
可愛いー。籠の中には一体何が入ってるのかなぁ?
>>759
人形使いのジャスミン的にキョンシーが似合いそうだなっていうのとあと本人も自覚してない無意識のものですが東洋のものと西洋のもののどっちかを選ぶ時ジャスミンは無意識に東洋のものを選びます。
>>761
悲しいけどこれが現実(時代比)なのよね…。
>>762
暖かそうな格好した女性は良い文明。着ることによるエロスもまた存在する。ルナティック書く前に色々聞いておきたい事が出来たでござるの巻。
・李達龍さんって自分の縄張り(シマ)で面倒事が起こって「あっコレ自分らだと対処できんわ」となったら別の組織に問題解決依頼(外注?)ってするんですか?
・IF黒野くんってパロミデスとポルカと(一応の監視役として)行動共にする事になったらどんなムーブしそうですか?(まぁまずクッチーへの文句から入りそうですが)
・ポルカは魔術刻印・回路、霊脈の調律師としての顔も持つ訳だけど、誰か調律依頼するよ!って人いませんか!?
とかが質問事項です。
あとちょい役とかになるけどルナティックに出してくれたら嬉しいよ!ってキャラいたら検討するよ!とか考えてたり。>>778
言われてみれば。
それにアサシンは能力と特性上、これ以上ないぐらい達龍にとって『使える』から、なおのこと仲良くしておこうってなっても別段不思議じゃないかもしれない。トワの仮装ハンプティ・ダンプティにしようと思ってたけどデザインが難しい…ネタが浮かばない…
ということで何かトワに合うそれっぽい仮装があったら教えていただきたく候
>>752
真っ白!オパールに煌めく髪といい可愛さと神秘的の素敵ミックス…!
>>755
ペンキ汚れのお古を仮装衣装に再利用する、とてもエコロジーなやり方ですね。アルシオネシアさんたちならかなりのクオリティのお化けになりそう…
>>762
良い…正直露出多いと寒そうに感じてきてしまう季節ですものね、セーターとコートで安心安心
>>781
フードを被ることにより赤ずきんコスであることを強調させてしかも自分の顔を隠れがちにすることで身バレの防止にも抜かりがない…流石はプロだ…あと今日は定期上表面上紙上での夕ウタの誕生日なわけですが夕ウタは服を脱ぎたがらないのでイベントは好きだけど仮装には消極的。
それでもどうしてもと言うとおそらく船の備品の服を着てきて「其方たち」の仮装をします。律儀に浮かばず歩いてきます。そういうとこやぞ
>>771
「今宵、貴方の心を頂きに参上します」とかをカステラは言う。アイツなら絶対に言う
>>775
もうホント調和が取れているというか完成されたコーディネートですよね、アイマスク黒マントシルクハット…これを初めに考えた人、すごい
>>781
カステラは見栄えの良さ格好良さを意識してるので…キャラ像的にも憑き物的にもピッタリじゃん!ってなりましたね。
妖怪やモンスターじゃなくてあくまで「怪人」なのは文明の発達を代表するような都市を夢に見るカステラにとっては怖いものと定義できるのは人外や暗闇よりも人間だからって思考があったりなかったり。空の境界でもそんな話ありましたねハロウィン絵もうちょい描きたいとは思ってますが血鎖も準備最終段階入ってる事を伝えておきます
ちなみにタイトルは2〜3つ位ミーニング付いてる予定なんですが1個目は割と早めに明らかになるかもしれないっすよ
>>782
フィギュア感あって可愛い…
>>783
ワーッ顔がいい!!
>>784
逆に考えるのです…どっちも書けばいいじゃないかと…
>>785
うーん…何となく死神とかミイラとか…かな?
フード被らなかった奴投下した後にコレ赤ずきんだって分かりづらいやろって気づいたんすよ…だから被せました
まあハロウィンの仮装なので別に正体隠す必要ないですしおすし
というより仮に正体隠してたとしてもジャスミンちゃんと仲良く仮装してる日本人の女の子って時点で多分すぐバレるかなって思います…
>>786
バルベルデ家でソフィちゃんとか呼んでハロウィンパーティーとかどうっすか?>>788(さっきレスをミスったのでやり直し)
了解。
リディア(アメリカ人)で何かやってみる。>>795
コラボ……セルフコラボですと……?
なんて恐ろしい提案を……しかし私はそれすごくやりたい。やっちゃいたい……
でもやるとなると本腰入れなきゃだぞぅ…どうする…どうしよう…うーむむむ>>797
北国って北陸や北海道も該当しますか?【ハロウィンSSS:黒田くんの小さな受難】
────ぬかった。俺としたことが何たるざまか。
『菓子をやらないと悪戯される』。この祭事の不文律を甘く見ていたが運の尽き。否、不覚不明不肖の至り……!
カルデアにて菓子を強請ってくるのは只の童にあらず。かつて伴天連たちの語った御伽噺も此処ではその辺を闊歩する影法師の一員なのだから。
「お菓子がないなら仕方がない。悪く思うでないぞ、とオバケ2号は宣言するよ」
「たまにはハロウィンにこんな人間がいてもいいぞ。我の畏怖チャージの糧となれー!」
布で全身すっぽり覆った(おそらく)女童ふたりが指を振ればあら不思議。斯くして、俺の身体はかつて松寿丸と呼ばれていた頃の幼いそれになってしまっていた。……ていうかこのオバケらにそんな権能(スキル)はあっただろうか。無くともハロウィンはそんなものです、と通りすがりの悪魔が他人事のように微笑んでいった。
「……さて、どうしたものか」
廊下を歩き無為に頬をもちもちとしながら考える。よりにもよってこの姿か。
────無力で、ただ待つことしか出来なかったちいさな自分は厭わしい。自分のもののはずなのに、他の誰かに左右される命が儘ならない。ああいけない、外見に引っ張られて落ち込んできた。楽しかったことも考えよう。故郷のこととか市松兄さんたちのこととか吉助のこととか。
ここでもうひとつ失点(ガバ)。そもそも思索は立ち止まってするべきなのだ。気持ち的にも物理的にも。
ぽすんと軽い音を立てて、俺は誰かの背中にぶつかってしまった。謝る声と嗜める声が重なる。
「すみません、考え事を……あっ、ちちうえ」「これこれ子供、前を見て歩きなさ……い????」
これには黒田官兵衛苦笑い。いや苦笑いじゃないなこの顔。……宇宙勘解由?
【続かない】>>797
うちの冬将軍ががっつり北国関係者ですな
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%86%AC%E5%B0%86%E8%BB%8D
>>800 >>801
まさかのショタ長政、もとい松寿丸モード!
父上も吃驚仰天でしょうなこれは>>797
私からはスネグラーチカ、ルサールカ、コシチェイですねーやった!吸血鬼なサメ映画がある!これは勝ったぜマレオ!(追加要素を書き込みつつ)
トワの仮装はチェシャ猫で行こうと思います、ありがとうございました!
>>789
着々と進んでらっしゃいますね…wktk、wktk…
>ジャスミンちゃんと仲良く仮装してる日本人の女の子って時点で多分すぐバレる
た、たし蟹…カステラとかが「案外可愛いトコあるじゃないですか〜」って失礼なこと言ってそう…実際普段ボーイッシュな子が可愛い系仮装するのギャップあって萌えですよね
>>797
東欧が広義的なもので良いならチェコのカール4世とか…いやでも北国ならもっと上の地域かな?とりあえず自宅からは一人です
>>800
>>801
普通ならかわいいちょっとしたイタズラも、する者が者なだけにかなり強力なイタズラですね…長政さん以外にもこんな目に遭った鯖は少なくなさそう拙者、可愛い女の子が女子と思えぬ凄惨な顔で殺.し合いするのが好き侍。
劉備を後天TS娘にしようと目論むもろくな逸話なく、困惑。
マジで面白い逸話がない……。>>813
ああ、確かに。男一人女一人だったら後天TSでバランスを取らねぇとなぁ!ってヤツですか。時計塔組と『船』組のコラボ難しすぎてくじけそう
特異点の設定って便利だったんだなぁ…>>810
>>どっかの同人誌かなんか
快楽ヒストリエです
エロ漫画です>>825
性転換する特異点……
TS鹿之介とかぜったいにやばい。私の性癖が粉砕骨折する>>825
ローエングリン(両性具有。性別の切り替え機能付き)だけ影響を受けなくて済む特異点だそれ。>>828
これには悪魔と海神もテンション上がっちゃう!あとわたしは、なんかちんまくてゆるキャラみたいなやつがとても好きなので見るたび餌付けしながらお人形みたいにプニプニしたい衝動に駆られている
吸血鬼と亡霊 7をwikiに登録しましたー
>>842
ダイアナちゃんは親が「行事か!みんなと楽しんできなさい!(100%の善意)」って渡してきた魔女っぽい帽子とケープつけて角の方で本読んでる
ベロ君は意外とノリがいいので多分その辺のジョークグッズの店で被り物とか買ってきてマンウィズになっている可能性が高い(イケメンヴァンパイアとかを期待していたファンは死ぬ)
アンゼちゃんは少なくとも家は用意してくれないから捨てシーツに穴とか開けて幽霊になるかいつもの服装で「見ての通り魔女っ娘よぉ」って言ってると思う
>>846
>>つまりそういうことですね?
そうなんだな
本人も友人もどちらかといえば魔術師ライク人外ライクに人間ダビスタで物を考えている節があるのだが問題は本人の体がセキセイインコより弱いため自分がやったら耐えられないということなんだな、うん今までハロウィンを何となくで過ごしてきたせいで仮装のレパートリーが少ない…私の中でハロウィンがコスプレ大会になってる…
>>842
ヨモは…ナースですね。或いは患者。大黒天第三再臨的なナース。でもそれだけだとコスプレになっちゃうし、ゾンビナースorゾンビ患者になってそう。たぶん輸血パックにイル・プルーが入ってる
二十彼は……………浦島太郎…?(ハロウィンとは)
あとスィレンがいる時空或いは時期があったなら彼は狩人ですね、画像みたいな
>>857
おう…全ロストは辛い、辛すぎる。心中お察しします…
カステラは当て馬役が似合いすぎるのでそこからジャスミンさんが庇うとか色々な展開に発展させられますね。でも、実際海月さんに対して皆が思ったことを代弁したとも言えるのですよね
>>858
>前回没った〜
お、もしかしてあの妖刀(おじいちゃん)使いの人ですかね?騎士団かぁ、楽しみです。
トワはある意味ちいかわみたいな波動を感じる時が自分もありますね。このちいかわは一定ライン超すと刺してきますが【ちなみに】
二十彼が浦島太郎なのは浦島太郎に特別思い入れがあるわけではなく、
「自前で用意できる+手匣を持っていても怪しくない(仕事道具、武器を常備できる)+着やすい、脱ぎやすい、動きやすい+他者と被りづらい+ネタ枠ということで完成度の争いを免られる」という打算ありきです。洋装だとどう考えても西洋人に分があるからね。
あと浦島太郎のストーリー、特に終盤(老人になり鶴になる)が二十彼の物体無限説的輪廻転生を思わせたから…というのもありますが、これは作者の独断であり二十彼の意識するところではありません。
でも多分ここまで考えてみて思ったことではあるけど、二十彼は天然
>>865
むしろこれを生前言えていたら…とも一瞬思ったけれど、そもそも言う相手がいない人(言っても意味がない)が大半か…
>>867
ええ、ナースでございます。三つ編みおさげが似合う仮装って考えてたら私の脊髄が「ナース」の単語を抽出したのでナースです。ルナちゃんがどんな仮装になるかを気になりつつ選びました。
自キャラは男性が多いのでなおのこと仮装ネタが浮かばなくて…必然コスプレ大会に…「祝詞は……いらないか。これぐらいなら軽い加持祈祷で……」
……教会の秘蹟や技術とはまた違う異端の技術。取り出す道具や言葉からしておそらく日本に伝わる何かであるというのは獅音にも感じ取ることができた。それにより呪いが吸い出ていく様はあまりにも圧巻の一言で……
「なぁ、リム。お前、フジョウって言われてなかったか?」
「うん、そうですねー。まさか知ってる人がいるとは思いませんでしたが」
「……フジョウって何だ?」
獅音の言葉を受け、作業の片付けをしていたリムの動きが止まった。何かを迷っているような、考えているような、そんな動きがしばらく続いたあと……とても、とても何かを惜しむような。憂うような、そんな笑みの顔つきで、リムが獅音を見つめてきて。
「お酒、切れちゃいました。補助役の人にこの子たちの保護と一緒に持ってきてもらわないと」
「俺の言うこと無視してそこかよ!我慢しろよ!」
「ああいえ、聞いてますよ。ちゃんと。えーと……そうだなぁ……日本には古来から『魔』を祓うことに特化した一族がいくつもいたって話知ってます?」
「いや。初耳だな。そんなに有名なのか?」
「いえ、別に。もう時代遅れですからねぇ。まあとにかく、そんな中でも有名株だった家系が四つ、あったんです」魔を仕留めるためだけに調整を重ねた天性の肉体と奇奇怪怪の暗殺術を誇る七夜。純血種であるが故に代々優秀な超能力者を数多く輩出してきた浅神。陰陽合一の二重人格によって極められる技能を増やした両儀。
「そして、異能を血で伝えるのではなく、技術や知識として伝授する巫淨。元は巫女の家系でした。こういった特徴もあってか、巫淨の姓を継ぐ女は盲いると言います。その結果、見えないものが見えるようになるとも」
「………そうか、その眼が」
「はい。私も巫淨の姓を継ぐ女なので。正確には傍流で巫淨の言代の巫縄(フジョウ)ですが。まあ本家から巫縄に引き取られたのでどちらが正しいのかはあやふやですね」
「傍流……本家とやらは?」
「よく知りません。会ったこともないですから。でもまあ本家は未だ存続して仕事を見つけているようで。けれど傍流や分家は幾つも滅んでいるそうですよ。私のとこみたく本家をもじった巫条とか。あとそうそう、私のとこも滅んでます。生き残りは私だけかな?」
さりげなく言葉にされた内容に動きが固まる。滅んだ、滅んだ?それはつまり、彼女の家族も、見知った親戚筋も本家を除いて1人残らず死んだと言うことで。
「………何でそんなこと起きるんだよ」
「時代の淘汰、ですかねぇ。本家と違って私たちはまだ魔を狩っていたので。混血っていうのかな、今でもいるんですよ。自分の中の祖先の魔に負けて暴れ狂う人。私たちはそういう家系の人たちと協定を結んで、堕ちたそいつらを処理してたんですけど……。
まあ、正気の人たちにとっても私たちが怖くなったんでしょうね。結局は不意を突かれて族滅です。私は殺されかける直前で誘い雨……とある男の人に助けてもらったんですけどね」
「そこから教会に?」
「はい。私の眼と受け継いだ呪いの技術をマリナさんは大層気に入りまして。私もまあ、お酒とタバコくれるならいいかなってリムのルーツについては納得がいった。………しかし、それではまだ疑問が残る。先程までのリムは確かに見えないものが見えていた代わりに、正常な視界を失っていたように感じた。だが今目の前にいる彼女はどうだろう?
何事もなかったかのように正常にこちらを見つめている。その視界の捉え方の正確さからして、見えていないということはない。
「私は色々と外法邪法の類も使っていまして。何もない時は五感全てがそのままですが、加持祈祷や呪いを深く扱う際はその完成度によって本来の姿……つまり全て損失した状態で執り行う必要があるんです。ほら、聞きません?四肢を欠損したり五感に不具合がある霊能者は優秀だって話」
「………わざと、やったのか?」
「ええ、まあ。本来は失うのは視覚だけだったんですけどね?でもほら、どうせならもっと強くしたいじゃないですか。だから色々と」
外法邪法とリムは言った。それはつまり、平常時にその健常な姿を保っていることは何かしらの形で彼女に悪影響を及ぼしているということだ。それがどういうものなのかは獅音にはわからない。わからないが、それは続けてはならないものだ。そしてそういうものに手を出すほどに、彼女は思い詰めていて……
「……ああ、誤解しないでもらって。自暴自棄になっているわけではないんです。ただこれは、私が私の人生において定めた目標のようなもの。生きる理由、指針です。だから別に、命を蔑ろにするわけじゃない。むしろ生きるためにこの道を選んでいる。酔っているんです」
「……酔いは、覚めるだろ」
「覚めたくないから、やめられないんです。もしそうなったら私は生きていけない」話はそれで終わりだと、リムは背を向けて態度で示した。……本来であれば、深刻な話だ。自分の家族を一夜で失い、それでもなお五感を捧げて戦おうとするというのは間違っても笑ってしていい話ではない。それを彼女はへらへらと、酔ったように笑って話す。いや、言葉通りに受け取れば酔っているのだ。自分を突き動かす使命感に。
「……けどよ。それなら、そんな笑みを浮かべる道理もねぇだろ」
ぼそりと。思わず言葉が、か細く薄く誰にも聞こえない声が漏れ出る。
目を覚ました子供たちの介抱にあたっているその顔つきは、先程までとはあまりにも違う。どこか正気じゃなかったへらへらとした微笑みではない、優しさを纏わせた表情で、傷の処置を行なっている。
アレをただ酔っているだけと言うには、あまりにも………。「……カナリア、ここだいぶ臭いんだけど」
「だろうな。けどちょうど良い、これから先はこういう死臭にも出くわす機会が多いだろう。今のうちに慣れておくに越したことはないぞ」
「聞いてないわよ!?ルナはまだしも、私はそういうとこに身を投じるような存在じゃないんだけど!」
「箱入り娘でいられたままだと困るんだ、我慢しろ」
私とマヴを先導しながら歩くカナリアの目は、固く閉じられている。きっと、影から湧き出ている使い魔の動物たちと視覚共有をしているのだろう。地下に広がる空間の各部屋の偵察に注力しながら、カナリアが“目標”とするものに近づけるように歩いている。
「……ここだな。よし、2人とも離れていろ」
「えっ?だってここただの壁……ってひゃあ!?」
カナリアの腰に挿していたナイフが、その鞘から抜き放たれた瞬間に黒く光る刀身の長剣となる。確かにその仕掛けにも驚いたが、問題はそこではない。
ルナが驚いたのはカナリアの見せた剣技そのもの。戦闘慣れしていないルナでは知覚しきれない、それほどまでに速い一撃で壁を粉砕したのだ。おそらくカナリア自身の体だけではなく、武器そのものに高レベルの強化を瞬時に施している。並大抵の魔術師の技ではない。
「大当たり。これだな」
「……木箱?いや、礼装?」構成する木材には光沢のある黒が塗られ、表面にはキラキラと光を放つ粒が転々と散っている。上等な箱細工で出来ているということは、このような造形に詳しくない人間でもわかるほどだ。
「ルナ。これが、主君がお前を選んだ理由だ。この礼装に魔術回路を接続しろ」
「えっ……でもロックとか」
「かかってない。接続するだけなら誰でもできる。……その先はお前しかできないが。とにかくやってみろ。やったらわかる」
………正直言って不安だ。高位の礼装ならばそう易々と自分やその一族以外に作らせるような回路構造はしていないはず。私のような二流の魔術師でもわかるほどに、この礼装は素晴らしい完成度を誇っている。そんなものに接続して、私の魔術回路は無事でいられるのか。
魔術回路は魔術師にとっての生命線、これを失えば魔術師としては死んだも同然の代物だ。だからこそ、安易な挑戦などできはしない。しないのだが……
(相手は逆らえない権力持ちのグローリアンだしなぁ……それに……私はこの礼装にすごく興味を持っちゃってる)
礼装の中でもかなりの一級品。これと同等の代物に触れられることは今の実力の私ではまずない。だからこそ、見てみたい。魔道の徒として生きる私にとって、これは何にも代え難い甘い誘惑だ。温い死の恐怖が身体を包んでも、この誘惑に惹かれてしまう。
「……死んだら化けて出るからね」
せめてもの愚痴を言い残し、私は魔術回路を接続した。………結論から言えば。ルナはこの選択を非常に有意義なものであったと決定づけることができた。それほどまでに、この礼装は素晴らしい代物だったのだ。
「なにこれ……こんな天才みたことない……!」
回路の構造、術式の構造、その設計図の全てに無駄がない。あまりにも多くの回路が束ね分けられ形作られているのに、無駄な部分が一つもない。ありとあらゆる工程を最適化した上で、それらの魔術式理論と回路構造が大量に組み合わされた芸術品。無駄なルートを作らず一から百まで最適解が繋がって機能している素晴らしい礼装なのである。
「でも……うん。だからこそやっぱり無理。私にはこれを作動させる実力がない」
先程の感想のように、これは一から百までルートが定められている。僅かな淀みもなく、どんな要素も無駄ではない。たとえ余分な魔術回路に見えても、それは必ず繋がっている。全てに正しい順序がある。つまりそれは、一手でも間違えた時点で防衛機構が発動するかもしれないということで……
「だからオレがいるんだ。途中まではオレが連れて行ってやる」
「……えっ、カナリア?私じゃないと出来ないって」
「嘘じゃないぞ、途中まではな。……まあ、詳しい話は同時並行でする。ともかく今は、オレの誘導に従って接続を進めろ」
やはり、と言うべきか。カナリアの魔術師としての腕は自分と比べてもかなり卓越したものだ。だからだろう、どこの回路に魔力を流せば良いのか、どれぐらいの量の魔力を流せば良いのかも、手に取るように導いてくれる。「……この礼装には一つ大きな壁があってな。夜に基づく神秘にまつわる者以外はそもそも接続できないようになっている」
「ああ、だから私は接続できたんだ。……カナリアも?」
「ああ。オレの一族が扱う黒魔術は夜空と星を魔術概念として照応したものだからだ。マヴも当てはまらないわけじゃないが……神代紋様が貧弱すぎる」
そのような会話を挟んでいるうちに、不意にカナリアの魔力誘導が止まる。先程までの顔とは一転して、苦虫を噛み潰したような顔でこちらを一心に見つめてくる。
「今の回路でちょうど7割。後の3割を突破するには人類が扱う技術よりもさらに古くまつわる夜の神秘……すなわち、西暦以降の魔術よりもさらに古い神秘が必要になる」
「えっ……?……あっ、だから、私……」
「そうだ。オレという魔術師を部下に持ちながら、外部の人間であるお前を主君が選んだ理由はこれだ。安心しろ、ここから先はそう難儀な構造はしていないから」
最初から、私という魔術師にアタリをつけていた。私がいれば、私ならば、この封印を解けるから。ここに来る前に言っていたカナリアの言い分だと他にも候補がいた、とのことだが……まあ、それもその通りだろう。
確かに私は古き神秘を宿しているが、時計塔の魔術師ならば私の内側に宿るものに負けず劣らずの夜の神秘を携えたものを持つ人もいるはずだ。どうやってそれを調べ上げたのかは謎だけど。
それでも私を選んだ理由は、私が権力的にも利用しやすい立場だからだろう。私が死んだところで、誰も気に留めはしないから。「まあそんなこと関係ないか。選んだのは私だし」
「急になんだ?」
「ただの独り言。……うん。確かに私でもスムーズに行けるね。難しい構造はしてるけど、さっきのカナリアの誘導を見た後なら解ける。というか解いたよ」
そう、どれほど難しいものかと思えば最後の最後は案外簡単だった。ただ魔力を流すだけでよかった。その証に、固く閉ざされていた箱の口が開き、中に安置されていたものが転がり出てきたのだから。
「………血液?」
「蜂蜜酒だ。血液も入ってはいるがな。………マヴ、どうだ?“触れる”か?」
「………ええ。触れるわ」
深い赤みを帯びた蜂蜜酒が、僅かな光を受けて輝くガラスの小瓶の内で揺れている。……なぜか無性に、いや本当は、自分が吸血鬼になりかけているからだということはわかるのだが、とてもこの蜂蜜酒に惹きつけられる。
「………頼む」
「ええ。そうね。そのために、わたしは生まれてきたのだものね」………愁うような、羨むような、悔やむような。なんとも言えない感情が、マヴの瞳に宿り、消える。きっとその揺れ動きを見ることができたのは、私だけだろう。カナリアはおろか、マヴでさえ自分のその情動に気づいていない。
………気づいていないまま、小瓶の中の蜂蜜酒を飲んでしまった。
「…問題ないわ。ええ、むしろ力が強くなっているのがわかる。一歩先のステージへ進めたわね」
「そうか。………そうか」
状況を聞いたカナリアは、突如腰に提げていた長剣を床に置き……そのまま、マヴに傅いた。深々と頭を下げ、平伏するように。そして、最大限の敬意を向けるように。
先程までのツンケンとした態度とは全くの別物、同一人物とは思えないほどの流麗さだ。マスクもいつのまにか外されていて、その美しさが最大限引き出されている。
「貴女が“姫君”であることが証明された今、私は我が君との約定に基づき、貴女を、我が君と同等の地位に在る存在として扱います。我が君に捧げられる忠誠も、献身も、今このときを以て、貴女の使命が果たされるまで、私は貴女に捧げましょう。“在り得ざる妖精の女王”である、貴女に」
「………じゃあ、さっきまでの口調と態度でいいわ。今のそれは堅苦しくて困るの」
「御意。……これでいいか」
「ええ。そっちの憎たらしい目つきの方がわたしは好きよ」>>884
人生酔うために生きる……
そして血の混じった蜂蜜酒と戴冠式ですか……>>812
IF黒野「(上手い事を言えばいいってもんじゃない…)」
翌朝、そこには干物一歩手前と化した哀れな青年がいたとかいなかったとか
それはそれとしてIF黒野がイケメンと言われると?な顔になる。まあブサイクではないが、どっちかで言えば並よりの顔だと思ってたので
>>845
まあそんな感じですね>魔術がカメレオン
ジェイドがこの手のイベント毎に参加するのは本人の性格もありますが、それ以上に人脈やコネ開拓の要因も大きかったり。あわよくば、ってやつです
>>857
おおう…ご愁傷様です
データロストはいつ襲って来るか分からないから、ほんと怖いですね…
>>865
何か某ポプテなク.ソアニメ(褒め言葉)を思い出させる叫びですな
あっちと違って割と笑えないのも混ざってますが>>884
ルナちゃんが目を奪われる程の礼装…
どれ程のモノなのか、今から恐ろしいような期待するような
蜂蜜種に戴冠式…ウッ、トラウマが!>>870
わたしもすき!
>>871
左上は大体全部察した上で「心配するな、ヒトがお前を恐れ遠ざけるならお前が人の不幸を喜べるようになれば半分は解決だ」って風に唆した友人がいるし右上は言ったところで折檻されるだけだし右下はマジで努力の方向音痴なので誰か早いところ止めてあげて欲しいけど左下はマジで言った方が良かった案件だよ
なまじ賢しげに振る舞うのが得意だし実際そこを除けばめちゃくちゃ賢いせいで誰にも「こいつ実は人間として生きるのに必要な情操教育が根本的に足りてないな」って気付かれへんくて単純に頭おかしい人に見えるんよ じゃあ本当は正常かと言われれば異常と断言できるんだけど
まぁ知らないことは黙って観察して察しろわからなくても聞くな知ってるフリしろ理解できたら仲間に入れてやるけどそれまでは入れてあーげないと示されてそれを正しいと信じた以上ものを知らないことを暴露する道なんてないけど
>>873
三十分ぐらいその辺の隅で蹲った後いつものムーブ始めるから大丈夫大丈夫心配しないで!
>>886
笑えるようなら周りに直接言ってますからねリクエストされたSSが完成。
そろそろ寝るので投下は次の機会に。ナイスでセクシーな男性(サーヴァント)という表記事見て思いついたのですが、
「我こそナイスでセクシーな男であろう?」と自惚れドヤるプルフラスくんください
もう寝ろアタイエフッエフッ
長い間口を閉ざしていましたが微妙に顔を出せなかったんです
代わりにfalling moonの最新話を持ってきました、貼らせてください…エフッエフッ貼るぞ
>>894
雨粒が窓を叩く。夕方になって強くなり始めた雨は家から出るなとでも訴えかけるようで、ほとんどの人間は外出する気など失せてしまうだろう。こんな夜に好んで家を出るなど、よほどの物好きくらいだ。
けれどそこに使命が絡めば、物好きなどとは言っていられない。一族の悲願を叶えるべく私は外へと出なければならない。むしろ願ったり叶ったりである。いるだけで気分が悪くなる、こんなところよりかは大雨の方がずっとマシだ。
『さっきの親父どもの話、聞いたか?浮き足立ってるどころじゃない、明後日の方見てたぜ。お前が死ぬかもしれないのに呑気なもんだよな』
傘を持って行こうかと考えたが、すぐに動きやすいレインコートに変える。数回しか使ったことがないおかげで黄色いカラーリングはよく映える。
『俺の部屋、なんでお前のになっているんだ?まさかとは思うけれど死んだからってんで潰されたのかよ。そしてお前はそれに反対せずか?良い妹を持ったよなあ俺は』
レインコートを羽織り一階へと降りる。居間の両親は私に気付くと、神妙そうな面持ちを浮かべた。
>>895
「行ってきます」
揃って頷きが返ってくる。大切な我が子を送り出す苦しみに胸が締め付けられている、そんな顔をしているが実際のところ私の事など見ていない。聖杯を手に入れ、魔術師としての悲願を達成するという願望のみを視界に入れている。
自分に酔っている。父は死体を運んで、母は風呂場を掃除して、信じられない状況で夫婦としてきっちりこなした癖に。
『オレだったら可愛い娘を一人土砂降りの中送り出したりするもんかよ。もしもお前がいなかったらオレもこんな風になってたのかな?』
向かう先は高校だ。昼頃に爆破予告が出たおかげで今は閉鎖されているが、恐らく浦戸が潜んでいるはずである、
色目ばかり使ってくる教師の中ではまぁまぁな人格をしていた。どの生徒にも分け隔て無く接し、目上の人間にも堂々とした口調で向かっていく。絵に描いた様な理想の教師像。
けれども本当の顔を知ってしまえばあっという間に心象は裏返り、殺意が跳ね上がる。生徒を愛する教師が薬物の売人だなんて、今時フィクションでももう少しまともな展開にするというものだ。
ほんの少しだけホッとしている自分もいる。ああよかった、あんなよく出来た人間存在しないんだ、と。ころす事に何ら考える必要がないからありがたい。
『それで?オレの可愛い妹はオレに次は先生をころすわけか?まぁ悪い奴だもんなぁ、殺されても仕方ない奴だ』
マスターとして、何より一人の人間として浦戸を許すわけにはいかない。
使命感と言うべきか、それとも嫌悪感か。ともかく足が速まる。一刻も早く浦戸という人間を地上から消し去ってしまいたい。
───何を高尚な事を考えているのだろうか。何の為に聖杯戦争に参加したのか、忘れたわけではあるまいに。>>896
黙々と学校へと向かう。バシャバシャと水溜りを踏みつける音と降りしきる雨音だけが耳朶を叩く中で、不意に私は足を止めた。
故障なのか街灯がしきりに点滅し、路上の輪郭がぼやけていく。ホラー映画でこんなのを見た事があるな、と見つめながら令呪を励起させた。
「こんばんは。また会いましたね」
いつの間にか彼女は大雨の中で傘を手に佇んでいる。場違いな和装にそこら辺で買ったらしいビニール傘を差している姿は違和感を拭いきれないが、初めて会った時と変らない笑みを浮かべている。
大きな月のそばで出会った、自我を持つサーヴァント。兄の声が聞こえる元凶。異形の怪物を産み出している元凶。よもや向こうから接触してくるとは考えもせずに、私は声が上ずるのを堪える。
「今度は私とお話しましょう?前回は少し手荒い手段を取ってしまい、ちゃんと自己紹介も出来ませんでしたから。私、とても反省しています」
「どうして兄の事を知っているの」
「……今回は、お話が出来そうですね?嬉しいです。私のマスターはあまりお話が好きではないので寂しくて」
細い指を顎にやって、くすりと微笑む。
「私の名前は弟橘媛、クラスはフォーリナーです。貴女は黒鳥蘇芳、そうですね?」
何故、私の名前を。そう問いかけたくても弟橘媛の一挙一動への警戒心から眉間に皺を寄せるばかりである。
「どうして、と問われれば単に知っているというだけです。貴女が兄と死別した事、そしてその原因が……貴女にある事」>>897
「どのように貴女の色々を知ったのか?その方法については、手の内を明かすようなものですから伏せておきましょう。肉親以外に他のマスターの名前も知っていますよ。そうですね、お知り合いで言うならば……間久部理仁、洲甘柳花、浦戸伊武。もうご存知でしょうが」
「それを私に教えてどうしたいのかしら。貴女が何を考えているのか、まるで分からない。唯一ハッキリしているのは街を脅かしている存在という一点のみ」
「黒鳥蘇芳さん、貴女がその内に抱えている苦しみを少しだけ軽くしてあげたいのです。なのでお兄さんの声が聞こえるようにしてあげました」
やはり、頭の中に響く死んだはずの兄の声は弟橘媛によるものだった。その方法はまたわからないが、不可解な現象の答えを本人の口から全て語ってくれるのは手間が省ける。
「死に別れた者の声、それは何よりも情動を湧き上がらせます。蘇芳さん、たとえ声だけであったとしても何か感じるものはありませんでしたか?」
「そんなもの、ありはしないわ。兄は死んだ。そう……私が殺した。貴女の小細工なんて何の足しにもなりはしないわ」
「そう、ですか。それは残念です」
私を敵と見なしていないのか、それとも弟橘媛の人間性によるものなのか。どちらにせよ彼女の浮かべる穏やかな笑みは命のやりとりが行われようかという状況において全く似つかわしくない。それが尚更、得体の知れない不快感を与えてくる。
>>898
『蘇芳どうした?早くランサーを呼べよ。この前の戦いでどう倒せば良いかは分かったろう?』
「私は貴女に、ちょっとした救いを与えようと考えたいのです。けれど貴女は満足ではなさそう……でしたら、もっと良い夢を見せてあげるとしましょう」
「今すぐ、この声を消して」
「心配しないでください。次はもっと素敵にしますから」
問答はこれ以上必要ない。令呪に強く念じる事でランサーが現れ、間髪入れずに地面を蹴って弟橘媛へと突撃する。平均的なサーヴァントであるならば対処は愚か反応さえ出来ないであろう一撃を、しかし彼女は触手によって防いだ。攻撃を受けて触手が弾け飛ぶが、本体である弟橘媛は無傷だ。
「蘇芳さん、私が貴女とお話をしたいと言ったのは悲しかったからです。図らずとも兄の命を奪ってしまった苦しみ、重圧、それらから貴女を解放してあげたかったのです。そんなに苦しそうにして、そんなに……生き急いで」
「知った風な口をッッ!」
弾けるようにランサーが迫る。なんとしても女の首を刈り取ろうと迫る。相手は彼の攻撃を避けられない事は既にわかっている。ならば反応できない速度で、防御の姿勢を取る前に仕留めるべきだ。
「焦っているのですね。以前の貴女はもっと緩やかに私の事を観察していたというのに。それではいけません、ええ、いけません」>>899
一撃。槍の穂先が弟橘媛に突き立てられたかと思いきや、再び出現した触手によって鷲掴みにされ、そのままランサーは投げ飛ばされた。先程とは異なる膂力と速度に、すぐに彼女の言う通り判断を誤ってしまったと気付く。
『おいおいどうしたんだよ蘇芳。ランサーを呼べとは言ったけど焦りすぎだろ。お前の悪い癖だな、覚えているか?昔こういう風にミスして親父に怒られてたよな?』
「……っ、うるさいっ!」
思考がかき乱される。弟橘媛の心を見透かしたようなつもりでいる口調と、頭に響く声が集中を妨げてくる。それでも必死に眼前の敵を倒さんと己がサーヴァントへの指示に専念する。
すぐにランサーは体勢を立て直したが、それよりも早く弟橘媛が地面を蹴ったかと思えばその小柄な体躯からは想像もできない速度の鋭い踵落としを放った。即座にランサーは槍で防御を試みるが、それよりも早く衝撃が彼を襲う。
異常な速度だ。通常のサーヴァントてはあり得ない出力で弟橘媛は動いている。今の乱れた私では、彼女を打倒しうる戦略は練られないだろう。
「主人の焦りが従者へと伝わっていくのを感じます。本来は、私など容易く屠れるはずであるというのに」
気を失ったのだろう、ランサーは力無く手足を投げ出し、動こうとしない。守る者がいなくなったという事実に浅く気付いた時には既に弟橘媛は目の前に佇んでいる。
『うるさい?うるさいと言ったのか蘇芳。お前が?オレがいなきゃ何一つとしてまともに出来ないお前が?』
「っ、あ……」>>900
頭が割れそうなほどの怒号に喉が干上がる。いつかの記憶が脳裏をよぎる。私は咄嗟に身を守るようにして頭を抱えてその場にしゃがみ込んでいた。
違う、幻聴だ。弟橘媛が私に何かを施して、聞こえるはずのない声を吹き込んでいるのだ。だから怯える必要なんてない……そのはずなのに……!!
『少し優しくするとこれだ。お前は良い子でもなんでもない、わがままで自分勝手だ』
「違う、そんな……私……」
「そんなに怖がらないで。私は毅然とした貴女が好きなのです」
体が動かない。まだ戦える手段は残されているはずなのに、声のせいで全身がすくんでしまってどうしようもない。
「ごめんなさい、反省しています。ここまで苦しめるつもりはなかったのです。なので、もっと強めに行きましょうか。貴女が疑問に思わないように、何も間違っていないように」
額に指が沈み込む。ヒヤリと冷たい感覚に続いて、ナニカが脳へと、染み込んでいく。>>902
目が覚めて校舎へと向かったが、全ては終わっていた。建物の一角が吹き飛ばされていた事から戦いがあったという事実のみが取り残されていた。
『あーあ、出遅れたどころじゃないなこれは』
「はい、残念です」
私はと言えば、雨合羽を着ていたにも関わらず全身がずぶ濡れになっていた。よく覚えていないが、弟橘媛との戦いに負けてしまったらしい。
悔しい。悔しくて仕方がない。けれど風邪を引いてしまえば元も子もない。大人しく私は家に帰る事にした。
家に帰ると両親の姿はなかった。私の帰りを待つとか、そういう心遣いを彼らは持ち合わせていないらしい。冷たいとは思ったが今更そんな事を気にしても何も意味はない。床に水溜まりを作りながら、自室へと戻る。
『冷たい親だよな、マジで。親ガチャ大失敗ってああいう奴らの事を指すんだ』
「はい、本当に、ひどい人達」
部屋に入るとすぐに全身から力が抜けて、ずるずるとその場に座り込んでしまった。こんなに疲れ果てるなんて久しぶりだ。>>903
『辛いか蘇芳?』
「いいえ、辛くありません。だって兄さんがいますから」
私は微笑みを浮かべる兄へ笑い返した。
>>905
蘇芳のメンタルはマジで大丈夫なの?
あと、黒鳥夫妻への嫌悪感がバーストしそう……。
あ、19:50を過ぎたらにリクエストSSを投下しまっす。
それと、京極さんにはリクにお答えできなかったことを改めてここでお詫び申し上げます。(御辞儀時間になったから投下するよ、……投下するよ。
薄気味悪いハロウィンを君に
それは、リディア・ツキオカが飛び級で大学に進学する結構前の話。
20XX年、10月31日、ハロウィン。
アメリカ合衆国カリフォルニア州、ロサンゼルス。
リトル・トーキョー、ガンショップ『ムーンヒル』。
ガンショップを経営するガンスミス夫婦の娘であるリディア・ツキオカは仮装を済ませ、これから外出しようとしていたところだった。
そんな彼女に父親が話しかける。
「気を付けるんだよ」
「分かってるわ。行ってきまーす!」
そう言ってリディアが家を出た直後、彼女のスマートフォンにメールが届いた。
差出人は中学校のクラスメートである。>>908
まだ7thグレード(アメリカの学年は小中高の12年間を『グレード』と評する)の少女には不適切な面積の小さいビキニアーマー姿で注目を集めつつ、リディアは目当ての場所へ辿り着く。
そこでは魔女やゾンビなどの仮装をした人々が多数集まっていた。
思い思いの格好の中、露出度が突出して高い恰好をしているリディアはここでも注目の的となっていた。
流石に彼女も(肌色面積が多過ぎたかな?)と思ってしまう。
実際、出くわしたクラスメート達にも注視されてしまっていた。
(まあ、いいか……今日だけだし)
リディアは特に気にせず、集合場所で他のクラスメート達とも合流した。
そして、間を置かずしてタイミングよく仮装パレードが動き出す。
参加者一同がはしゃぎながら歩を進める中、リディアは騎兵隊の格好をした青髪の少年とぶつかりそうになる。
少年の方が咄嗟に避けてバランスを崩してしまい、リディアが手を掴み引っ張り上げて彼が転ぶのを防いでやった。>>910
頭部全体と首もカボチャで隠れている。
その人物は、リディアに一礼してから少し距離を置く。
「まるで本物みたいな完成度ですね」
「うん、私もそう思う」
感心している様子の少年に対し、リディアは素直に同意を示す。
だが、その人物から向けられた謎の眼差しだけは気になっていた。
そのせいか、映画のキャラクターである長髪の老人の仮装をした人物も、自分に視線を向けていることには気付かなかった。
やがてパレードの終点に到着すると、合流したクラスメート達と全員で記念撮影を行う。
それから解散となり、リディアは別のイベント(屋外パーティ)会場へ行こうとする。
直後、またしても彼女のスマホにメールが届く。
差出人は不明で、アドレスも相変わらず文字化けだったが件名にはこう書かれていた。
━━ Not Trick or Treat! Your existence only!! ━━>>913
礼を言うリディアにジャック・オー・ランタンの仮装をした人物は謙虚に返事をする。
その声はデジタル加工がされたような感じだが、中性的であった。
いつの間にやら、先ほどの青髪の少年もいる。
「人攫いは感心しませんね」
「あーん? なんだテメエ? 関係ない奴は引っ込んでろ」
女性が凄むが少年は怯まない。
「そうはいきません。僕は転びそうになったのを彼女に助けてもらいましたから」
少年が毅然と答えると、言いようのない威圧感が彼から放たれる。
狙いを絞ったようで、浴びせられる格好となった女性達と、すぐ横にいるリディア達にしか分からなかったが。
更には老人の仮装をした人物までもが女性達に立ちはだかる。
彼らに睨まれ、女性達はしかめっ面をしながら何も言わずに立ち去った。>>914
「それでは、私達はこれで失礼するね。運が良ければいつかこの時期にまた」
「楽しいハロウィンを」
ジャック・オー・ランタンの仮装をした人物と青髪の少年が別れの挨拶を言い、老人の仮装をした人物が安どの表情かつ無言で会釈。
彼らはそのまま去って行き、リディアも(あのおじいさん、どこかで見たような?)と思いつつ別のイベントの会場へと走って行った。
数分後。
人気のない裏通り。
青髪の少年とジャック・オー・ランタンの仮装をした人物、老人の仮装をした人物が大通りへの出口に視線を向けながら、話し込んでいる。
彼らの足元には先ほどの女性達と、1人の男性が横たわっていた。
そして、女性達がまるで煙のように消滅する。
「リディアを狙わなければ死なずに済んだものを……」>>915
老人の仮装をした人物は帽子とカツラを取りながら、若々しくも深みのある美声で呟く。
その人物は、日本は冬木市の先代セカンドオーナー、遠坂時臣であった。
「商談でこの時期にここへ来ることになったのは、結果的に好都合だったな。この男が、あの子の『血の秘密』を知っていたかは分からないが」
時臣は事切れた男性-市内在住の魔術師-を冷ややかに一瞥してから更に呟く。
女性達は、その魔術師が使役した幽霊である。
消滅したのは、強制成仏させたからだろう。
時臣達が女性達の後を密かに追いかけ、彼女達及び使役していた魔術師を襲撃したのだ
エイマーズ家及びキャリバンとの商談で渡米した時臣は、スムーズに進み過ぎたお陰でうっかり予定よりも数日早くそれを終わらせたのだが、チケットの都合もあり結果としてニューヨークで暇を持て余す羽目になってしまう。
だから折角なのでハロウィンを利用して妻の遠縁の親戚にあたるリディアの様子を知られないように確認しようと、LAに赴いたわけである。
時臣の仮装、付け髭だけは特殊メイクによるものだ。
「ご協力、感謝します。Mr.エイマーズ」
「いえ。僕としても、この街には用がありましたから」>>917
次の日。
教室で昨夜の思い出を反芻していたリディアに、パレードで合流したクラスメート達が恐る恐る話しかけてきた。
「ねえ、リディアちゃん。昨日、何か見たの?」
「えっ? どういうこと?」
リディアは即答するが、クラスメートたちの表情は強張っている。
「だってさ、集合写真撮って解散してすぐに、誰かと話してるみたいに独り言を割と大きい声で言ってたじゃん」
「それに、騎兵隊の格好をした見慣れないのと、おじいさんが見えない何かの前に立ち塞がるように出てきてさ」
リディアはその光景を思い出し、首を傾げる。
「エロ衣装を着たお姉さんたちにナンパされていた所を助けてもらったのよ。騎兵隊の仮装をした男の子とおじいさん、とんでもなく完成度の高いジャカランターン(※ジャック・オー・ランタンのアメリカ英語式発音)の格好をした人に」>>918
彼女の言葉を聞いて、クラスメートの顔が更に強張る。
そして、まるで示し合わせたかのように一斉にこう言った。
――騎兵隊の格好したのとおじいさんしか見てないんだけど……――
「…………え?」
この時点で、ようやくリディアは結論に行き着いたようだ。
「ということは、あのジャカランターンはマジモン。そんでもって……」
ジャック・オー・ランタンが本物だと気付くと同時に、リディアはあの女性達も『幽霊』だと気付いた。
「もしもあの人達が助けてくれなかったら……。ひょえー…………」
小さくてか細い悲鳴を残し、リディアは失神して膝から崩れ落ちた。
それを見たクラスメート達が絶叫し、直後に教室内がどうなったかは語るまでもないだろう。>>866
とりあえず血鎖関連は割と立て直せそうなので安心しました…甘寧とかの製作中鯖は作り直しなりましたが…
カステラ君は軽く煽る感じの役回りがやっぱ似合いますね、そして可愛い所があるんじゃないんすわ…元から海月ちゃんは可愛いんだよォ!!(謎テンション)
女装男子、小動物系、男前ヤンキー、一人修学旅行とキャラが全員濃い船男子組よ…
トワ君がちいかわ…つまりワァ…って泣いちゃいながらナイフ構えてヤダッヤダって言いながらブン回して追ってくる…ってコト!?(ド失礼)
>>869
少なくとも新作は何とか近いうちに投稿できそうなんでモーマンタイ…の筈…
>>872
過去に重い物背負ってる不良キャラで仲間になる奴は大体かっこいい法則時計塔組と『船』組のコラボかぁ、やってやんよと色々考えてたんですけどね…今の私じゃ無理だと悟りました…悲しみ…
大人しくどっちかに集中します…>>933
お久しぶりです。>>938
ふふふふふふふふふ
アナログは縛りがたくさんあって辛いです
あと個人的に別ジャンルやらファンアートやらの絵にも力と時間いれたいのでいっぱいいっぱいです>>940
影分身でも使えたら……。>>940
わかるぅ…私も分身したい…
でも増えたら喧嘩しちゃいそうだなぁ…やだなぁ…>>940
俺は無限モチベーションが欲しい…。>>884
酔いが覚めたくないからやめられない…。ある種薬物依存に近い状態なのかなって。それもまた仕方ない経歴ではあるのですが、やるせない。
>>905
蘇芳ちゃんのメンタルがすりこぎでも使ってるのかってレベルでゴリゴリ削られていってる…。つら…。
>>920
ふふふ、実はあの時のは心霊現象だったと気付いた時のゾッとする感が可愛いですね。そしてそういった存在も魔術師としてきちんと認識した上でなら存外平気というのも視点の違いを感じてディ・モールトベネです。
>>924
これを言ってもいいのかとは思いますが制奈ちゃんのスプーンの持ち方がグーで握ってるのがなんかいいなって。幼い感じが可愛い、でもろくな教育受けてないのかな…つら、でも好きなように受け取れる私は都合のいい解釈人間。
>>932
おー!監獄長お久しぶりですー!何故昨日スレに顔出さなかった私ー!
>>942
ブルートガングはどちらかと言うと猫さん待ちでして。
とはいえそろそろ前から言っていたように参加者の再編成をするべきかもしれない。>>932
お久しぶりです!
共有したいことが2件ありまして、ハクマなのですが進捗が滞っていましたので私と中納言さんでエンディングまで進めようとなりまして、勝手ながらアーチャー陣営を敗退させました。申し訳ございませんがご容赦ください。
また別件ですが下記の聖杯戦争でボスヴァル・ビャルキを採用させて頂きたく、何か注意事項等がございまきたらご教示お願いします。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%B5%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%81%96%E6%9D%AF%E6%88%A6%E4%BA%89>>946
ふふふ、ツジツジの実を食べた辻褄合わせ人間とは私のことよ。実際私カナヅチだし悪魔の実の能力者なんだよ、うん。>>946
はーい待ってまーす建てました。
>>950
すみません、描写もショートカットしてしまったのですが、平将門と交戦してアーチャーが敗れたことになりました。マスターは教会が保護して生存しています。
下記リンク先の「今後の展開」にも書いてあります。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E8%A6%87%E4%B9%85%E9%96%93%E8%81%96%E6%9D%AF%E6%88%A6%E4%BA%89
ボスヴァルは神霊サーヴァントや神性持ちがいたり、魔女スクルドが関わると暴走スイッチが入ると認識していましたが、よろしかったでしょうか?>>952
→ボスヴァルは神霊サーヴァントや神性持ちがいたり、魔女スクルドが関わると暴走スイッチが入ると認識していましたが、よろしかったでしょうか?
はい。その認識で合ってます。ではうちの子(?)を何卒よろしくお願いします。>>954
お久しぶりです。>>963
ふむふむなるほど、ありがとうございます。ルネさんいらっしゃいますでしょうか……
芦尾律ちゃんを喋らせるときのコツなどあれば教えていただきたいのですが……ぐふふふ良い感じに反応いただけてありがたい……これからの蘇芳にご期待ください
そしてfalling moon最新話が出来ました、はってよかですかぐふふごめんなさい行くわよ
嫌な夢を見た。思い出したくない、かなり嫌な記憶の夢を。
いつもと変わらない夜にふと目覚め興味本位で廊下を進んでいると、両親の部屋から明かりが漏れていることに気付いた。
「生まれた!生まれた!この子ならきっとアルマソフィア家を復興させる!」
二人は赤子を抱いて歓喜している。見た事もない笑顔を浮かべて、溢れんばかりの喜びを体全体から放っていた。
深い溝が生じる。自分と彼らの間に、血が繋がっているはずなのに、深い深い溝が。>>970
「お前さ、なんか最近オレへの特訓厳しめになってないか?昨日なんかもう、大変だったんだぞ」
「前回の戦いから私はお前に徹底的に教育を施すべきだと痛感した。監督責任というものを感じているんだ。ありがたく受け取れ」
「苦痛を受け取る趣味はオレには無いんだがな……」
浦戸との戦いから二週間が経った。破壊された校舎は未だ完全に修復が済んでいないものの、授業の為に応急処置を施した歪な形となってしまっている。
理仁はと言えば膝に切創、背中には火傷を負うというひどい具合も治り傷跡こそ残っているが日常生活は問題なく送れるまでに回復した。
売人であった浦戸の死により薬物の蔓延は収まり、怪物に遭遇する事もなく、街は今のところ平和を保っている。
だからこそ柳花誰も動きを見せない内に理仁との約束を守り魔術の指南をしているわけである。
「お前さ、オレへの特訓に学業に部活にとやる事多すぎないか?大丈夫なのかよ」
「前にも話さなかったか?私を誰だと思っているんだ。まあ気遣いはありがたいがな、女子にモテるぞ」
「余計なお世話だ!」>>971
ぶつくさと言い合いながら高校に向かえば、校門にピシリと屈強な男子生徒達が並び待ち構えている。額に刻まれた皺の数と来たら学生ではなく格闘家と見紛うほどだ。
『皆さん!おはようございます!』
近所迷惑スレスレの声量で放たれる朝の挨拶に理仁はわずかにバランスを崩し、柳花は満足げに頷く。
「お前達!良い声だがもっと腹から出せ!腹から!」
『はい!ご指導ありがとうございます!!生徒会長!!!』
「そのまま励めよ!」
『はぁいっっっ!』
快活に笑う柳花とため息をつきながらそれに続く理仁が校舎に入っても男達の声は全く止まない。凄まじい気合いの入り方に下駄箱までたどり着いた生徒達は皆オドオドされている始末である。
「生徒会長さん、あれやりすぎじゃねえの」
「暇そうな連中を叩き直してやったらこう、手癖がな……少し……いやかなり出てしまった」
「出過ぎだろいくらなんでも!あいつら確か帰宅部でしかも全員ヒョロガリ連中だったはずだろ!?」
「人間の可能性を体現している者達だ。軟弱者とは肉体ではなく精神の問題に過ぎないのだという証左になったな!」
校舎がガス爆発により一部破壊されるという不幸な事故が起きた事で延期されていた生徒会選挙は二人の候補者の一人、黒鳥蘇芳が突如参加を辞退した事で消去法により柳花が生徒会長に任命された。納得いかない、と最初はぼやいていたものの念願の会長になれたという事で彼女はハッスルし、校内大改造が始まった次第である。>>972
「生徒会長、おはようございます!」
「今日もハツラツですね!」
「輝いてますね!」
「眩いですね!」
「語彙を増やせ!私はイエスマンは嫌いだぞ!!」
生徒会役員も一新し、柳花に示し合わせたかの様な暑苦しい面子ばかりが就いた。
理仁の様な落ち着いた性格の人間からすれば煩わしい事この上ないが、異様にハキハキしている柳花に文句など言おうものなら人格改変レベルの指導を強制的に受けさせられる事は間違いない。口は閉じておくに限る。
もしかしなくても、空元気である可能性もある。
「オレ、教室行くから。後は好きにやってくれや……」
「会長、ガス爆発で吹っ飛んだ教室周辺なんですが相変わらず野次馬が絶えません、どうしますか」
「廊下にマキビシでも撒いておけ、痛みを以て教えないとわからない事もある」
「じゃあ画鋲で!」
「本気で受け取るな!イエスマンになるなと言っているだろうが!!」
和気藹々とガヤガヤしている一同を放っておき、理仁は教室へと向かった。>>973
「おはよう……」
「おー間久部、おはよう。会長殿は今日も騒がしいなあ」
「俺達この前漫画読んでたら、『なんだこれは、恋愛漫画か?良ければちょっと読ませてくれ』って急に声かけられてさ……何言われるかおっかなかったよ」
「凄い綺麗だしスタイル良いしどの生徒にも分け隔てなく接してくれるのは良いんだが、疲れるわよねー……」
クラスメイト達の柳花への評価も概ね統一されている。悪口ではないあたり、肯定という事なのだろうが言葉の濁し方は困り果てているという印象だ。
理仁は自分の席へとつき、隣の空白に視線を向ける。本来そこには友人がいたのだが、本人が死んだ事で座席も無くなっている。
三義経子は家の都合で引っ越した、という事にされている。浦戸も同様に異動、という名目で学校から名前が消えた。
真実を知っているのは理仁だけである。二人とも、死んだのだと。>>974
「間久部君。今日はいつもよりしょぼくれてるねー」
「ちょっと、夜ふかしをな」
「若者でも体にダメージはちゃんと残るから注意大事、これファミレスに来るおじさん達が証明してる」
「そういう点だとバイトたくさんやってるお前の方が心配だねオレは」
などと理仁と凪咲が雑談をしているのは彼らの部室である。
柳花が打ち立てた『何でも相談部』は経子がいなくなった影響で廃部の危機に陥っていたのだが、凪咲が入部したお陰で存続しているのだ。
「今日は暇だな……」
「ほら、部長さんがいないからさ。私達二人だと頼りないんだよ」
「ぐちゃっと来られると困るが、御大層な看板ぶら下げて何もないのはそれはそれで嫌だなあ。黒江も悪いな、バイトとかあるのに」
「いやいや、前に助けてもらった恩返し。アレ本当に助かったし」
黒江は文庫小説をめくりながらクスリと微笑んだ。>>975
「それに私人助け好きだし、全然オッケー。奉仕活動どんと来いって感じだよ」
「なんかありがとうな。そのほら、色々と」
「ふふふ、そんなにへりくだらなくても良いよ。街のヒーローさん、ヤバい薬物も回らなくなったみたいだしね」
そういえば事情を一切話さずに彼女から情報を聞き出そうとしたのだったと思い出し、理仁はさらにバツが悪くなった。
「お礼忘れてたな、悪い」
「あとでジュース奢ってチャラにしようか。にしても、担任は異動して経子は引っ越し。これなんか変じゃない?」
「変って?」
「二人がいなくなったのほぼ同時期じゃん?そんな事ある?もしかしてさ……あの二人、実は駆け落ちしたんじゃないの!」
思いもよらぬ言葉を投げかけられ、しばらく理仁はじっと凪咲を見つめてしまう。視線を受け、慌てて彼女は取り繕う。
「でもさ、教師と生徒の禁断の愛!立場の問題ならばいっそ死を偽装して……とか、ちょっと考えない?」
「いや、考えない」
「そっかあ。でもさ、そっちの方がなんかドラマみたいで面白いなって私は思うんだ。どうせなら悲しい話より、楽しい方に想像したいもん」>>976
それも悪くはないと理仁はほんの少しだけ考えた。経子は死ななくて、浦戸は悪い人間などではない、そんな話であればどれだけ良かった事だろう。
包丁を突き刺された足に触れる。あの恐ろしい感覚も、嘘であれば良かったのに。
「そう、だな。オレもそっちのヘンテコな話が好きだな……」
「でしょでしょ。不謹慎とか言われたらそれまでだから、他の人には内緒だからね」
「あの、何でも相談部ってここで合ってますか?」
と、割って入られる。いつの間にか部室の入口には数人の生徒が固まっている。部活名をアテにここへやってきたという事は頼み事があるのだろう。
依頼人の顔をじっと見てから、凪咲はおや、と声を上げた。
「前生徒会役員だった先輩達じゃないですか。皆さん揃ってどうしたんです」
「あ、どうぞ座ってください」
理仁は誰が誰だかあまり覚えていないので凪咲がそう言ってくれたのはありがたく、咄嗟に立ち上がり来客用の椅子を差し出した。
先輩達は会釈をしてから腰を下ろし、>>977
「生徒会長、洲甘さんは?」
「そこら中飛び回っているので今はいないんです。オレ達で良ければ。部長ばかり目立つけど一応残り二人も仕事は出来ます、はい」
「実績は聞いているからそこは信頼している。そうでなければ、こんなよくわからない名前のところには来ない」
全くもってその通りである。名前の変更を理仁も願い出ていたが却下を喰らっている。
「それで君達にお願いしたい事があるんだ。前生徒会長、黒鳥蘇芳さんについてなんだけど……」
前生徒会役員という時点で理仁の頭の隅にもしやと浮かんでいた予感が的中する。全員の浮かない顔つきから、あまり良くない類の依頼なのだろう。
「君達も彼女が選挙への参加を辞退した事は知っているだろう?あれは……僕らも寝耳に水だったんだ。何の相談もなく、唐突に辞退すると聞かされた」
「黒鳥先輩は三年生ですし、受験に集中したかったとか」
「あの人は会長を続投するつもりだった。ライバルが出てきてからも、退く気は一切なかったんだ。なのに、あんなに急になんておかしい。理由を問い詰めても、口を閉ざして……今も僕らを避けている。何か、彼女に何かあったんだ」
「なんか本格的な探偵みたいな依頼が舞い込んできたね間久部君。……あれ?」>>978
浦戸の不審な行動があったにも関わらず、蘇芳はあの夜校舎に現れる事はなかった。それからも他のマスター、つまりは理仁や柳花に接触するわけでもない。確かに様子がおかしい。
夕陽の教室で見せた何かに苦しむ姿も引っかかっていた。思えばあれも異質極まる様子だった。知り得ないところで彼女の身に何かあったのかもしれない。
理仁は自分でも驚くほどハッキリとした口調で返答してしまっていた。
「わかりました。調べてみます」>>986
なるほどあの感じのゆるさ…なるほどなるほど…>>991
あぁ〜おとぎ話いいですね。似合いそう
でも吸血鬼もストレートな良さがあって捨てがたい>>995
獣の額に宝石を付けてカーバンクル…なんて思ってみたり。>>989
話してる内容は全く可愛くないのがポイントよ奥様
でも西洋にあるなら東洋にあってもおかしくないと思うのだな
そういうこと1000なら鯖鱒の好きなゲーム
>>990
あえて王道の魔女っ子コスとかどうです?1000ならマスターの趣味
>>995
じゃあ狼男とか(女の子ですが)
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#214
1000
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