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前スレ https://bbs.demonition.com/board/8690/?res=950
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聖杯大会本戦統合スレNO.5
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過去編はなんなら今ちょうど書いてるんですけどぉ、前スレ最後のやりとりでエミュしやすいように台詞一覧作る必要が出てきたと思うのでお盆終わるまでには頑張りたいというか、その
……進捗ダメです!新スレ乙です!
前スレでは色々と助言・アドバイスなどありがとうございました!
お盆を目処に完成させようと思います!過去話は結構書いてるな。
後、、留学していた頃のビオランテの話をチマチマ書いてる。>>9
了解です!
>>10
ロレンシオ達のキャラシは大丈夫です、イノセンシオの叔父貴をメインに据えようと思っているので
ていう訳でぼちぼち書いていきます!(もしかしたら諸々の事情で中断の可能性があるかもしれないとは先に言っときます、すいません)
>>11
了解です!
とりあえず趙雲は温泉復旧組ですね
戦闘においては防衛戦も攻撃も行けるタイプですし、元来の身体能力+涯角槍の風のブーストによる俊敏さと機動力で斥候も行けます!
総じて言えば偵察できる切り込み隊長的なイメージです
あと典韋ちゃんは両方行けそうですが片方を選ぶなら屋台復興組ですね(迷うけど武人としてというより女の子として楽しみたいっていう理由で復興選ぶっていう感じ)
料理も作れますし三臨の状態で和太鼓叩いたり花火打ち上げたりして客寄せってのもアリだと思います
あとは復興側に敵とかが来た時の防衛としても行けます>>17
そんなこと言わないで!卑下しないで!!>>17
まれによくあることだからしょうがないのです>>23
カモーン>>23
画像はどうぞの意【名前】水宮萌音/Monet Mizumiya
【性別】女性
【年齢】22歳
【出身】日本・岐阜県
【身長・体重】172cm・58kg
【肌色】【髪色】【瞳色】
【外見・容姿】ペンキで汚れたつなぎとタンクトップ、染めた銀髪、舌にピアス、左眉の上にも3連ピアス。ややウルフカット気味、後頭部は刈り上げ。
【令呪の位置】額(右目の上) モチーフは蓮。
【人物像】
芸術バカ一代。西に美女がいればデッサンモデルを拝み倒しに行って、西に崖崩れあれば良質な粘土を求めてカッ飛んでいく。大体そんなやつ。
メンタリティとバイタリティに関しては超一流、画力というかアーティストとしてはまあボチボチ。独学で身につけた力としては中の上くらいの部類には入る。
一挙手一投足一思考が「なんか描く!というかなんか創る!」というある種の欲によって成立している。
全神経を注いでいるせいか絵が絡まない場面では途端にこんにゃくみたいにへろへろになる。コミュニケーション能力自体は変化がないのがせめてもの救いか。
「お腹いっぱいになれば水でいいよね」「寝るなら移動中に寝ればいいよね」みたいなことを平気で言い出す。人類がこれまで築き上げた医学や栄養学に全力で喧嘩を売り続ける激安の殿堂。
ただし自身が工房と呼ぶ自室は小さめの画材屋と見間違えるくらいには整理整頓がされている。「汚いトイレでは用はたせないでしょ」とは本人の談。なんのこっちゃ。
逆に100均でもいいのでメモ帳とシャーペンを渡して「ここ掃除したらこれに好きなだけ描いてもいいよ」と言ったら即座に掃除をし始める。これでもやればできる子。
こんなんなので勉学は振るわない……と見せかけておいて実は美術関係に関してのみ歩く百科事典になっている。知ってた。
パッと見は魔術師らしさは皆無。に見えて実はこの性格は子供の頃から「目的のためには手段を選ぶな」と教えられたことに由来している。入力に対して出力の方向性がバグり散らかしている。
へのへのもへじからダビデ像の模造までなんでもござれなオールラウンダー……もちろん出来にはムラがあるが基本的にこれは苦手だからやらないという考えはない。
それはそれとしてもっとも好きなのは印象派の水彩画だったりするのだけど。【属性】投射
【魔術系統】陰陽道・符術
【魔術属性】水
【魔術回路】質: 量: 編成:
水宮という苗字を持つように元々は水天宮と呼ばれる神道系に由来する家系だった。後に陰陽師と繋がりを持ったことで現在の魔術体系となり、北方の出身の人物が一族に加わったことで魔術刻印の生成に至った。萌音の眼と髪は生来のものである。
基本的には下記の魔眼・術式と「魔力を使ってインクを生み出す魔術」を組み合わせている。
・額装の魔眼
卒業旅行と称してルーヴル美術館に赴いた際に発現した魔眼。
視界内の任意の空間を固定し物理的な干渉を可能にする。萌音はこの固定した空間をキャンバスとして運用することが出来る。
使用中は瞳が朝焼けのような色彩に変化する。
・即興神符(インスタント・パッチ)
上記の魔眼と併用して運用される術式。五行、四方、四神、そして方(かた)と呼ばれる方角と六曜と呼ばれる日付によって効果が全く別物になる。
ちなみに本人は何がどんな効果を生むかをおおよそ把握している。
邪気払い、各種除けもの、簡易的な式神、結界などいわゆる陰陽道に属する術ならおおよそのものを使うことができる。最も基本的には一発限りでその精度自体は本職には遠く及ばない。
ちなみに、彼女が最も得意とするのは脚力や腕力、果てには推力などの各種強化である。イメージカラー:キャンバス地
趣味:美術館巡り、映画鑑賞、夏フェス、カウントダウンライブ
特技:めちゃくちゃリアルなゴリラを何も見ずに描ける
好きなもの:美術、芸術全般、寝溜め、友達とうだうだ言いながら絵を描く時間
苦手なもの:デッサンが完成寸前で時間切れになる夢
天敵:
願い:
【一人称】アタシ
【二人称】君、あんた、あなた
【三人称】
台詞例
「今は下手くそでもそれは今だけの話でしょ? 練習したらいいじゃん。100回目はダメでも101回目には上手くいくかもでしょ?」
「ドイツだったかイギリスだったかだっけな。捕虜になった人達が『俺達の部屋には一人の女の子がいる』って妄想で精神を保ってたって話があんのよ。兵士としてその子に恥じない振る舞いをしよう、ってね。だからいいんじゃない。妄想しても。妄想が人を救うこともあるでしょ」
「何もないところから何かを生み出す以上にすごいことはないと思うな、アタシは」>>30
いい感じ……だと思います。芸術ジャンキーなのとかが聖杯戦争ではサーヴァント、みたいに色々な人との関わりで変化してってのが映えそうなキャラメイクですし、台詞で伺える信念のある女性、って雰囲気も中々カッコいい。あと令呪や外見ビジュアルがもう出力されてるのがストーリー想像的にはなんとなく強い印象(イメージしやすい)。
強いて疑問点を言うなら、魔眼部分ですかね、強力な魔眼って先天性じゃなかったっけ、というのと、”任意の空間を固定し物理的な干渉を可能にする”というのがいまいちイメージし難い。
萌音(モネさんでいいのかな?)が描いたイラストなどを具現化する、みたいな異能なのでしょうか?
戦闘スタイルとしては陰陽道系の術で自己サポートをしつつ、自己強化して徒手空拳、みたいな理解でOKですか?>>30
メカクレ好きというところから睨んではおりましたが…やはり魔眼、魔眼ですか…良いですよね魔眼…キャンパス(干渉領域)にするっていうのもおしゃれ…
全体的にモネイメージの子ですね。名前とか蓮とか、日の出とか印象派とか。これは実に聖杯戦争でモネ(wikiにいるんです)を召喚して陣営を組んでほしい!芸術一筋っていうのもキャラが掴みやすくていいと思います!
個人的には、強力な魔眼の持ち主は魔眼に人生を引きずられるという設定と発現した場所などを踏まえて「物心つく頃に額装の魔眼が発現したことにより、彼女は芸術に目覚めた」とかあると>31の◆B8D4AQBhU2さんの意見とも兼ね合いが取れるのではないかなーと思いましたそういや立て乙を忘れた。過去話かぁ……、明確に決まってないのはガン決まり博愛主義者の鳳蝶さんとドエス人喰いレディのポルカあたりか。鳳蝶さんはなんか割と普通というか、流れに沿って的な印象あるけど、ポルカは我ながら解らん。多分ビッグ・マム的なナチュラル怪物だとは思ってるけど。
>>20
了解です!
話に参加できないのは、まぁそこらへんはタイミングとかもあるので仕方ない仕方ない…
>>21
一応温泉組も追加メンバー考えておこう…
いやでもそんな出せるかな…どうかな…
>>22
はいではそのように〜
みなさんも>>4にはイエスかノーか言ってほしいです!
何も言わないときはイエスと受けとりますが!
>>30
いやぁ積んできましたね性癖…私にも刺さるポイントがありましてよ…
こういうやりたいこと全力でやるキャラクター好きです。人として犠牲にしちゃいけないことを平気で捨てちゃいそうなのもグッド
あとは魔術師としてどう生きるのか知りたいところですね
根源を目指すのかどうか。目指さないならないで実家についてどう思ってるのか。この辺が気になります>>31
これは完全に自分のミスなんですが萌音の眼は淨眼に近い性質なんです、志貴の直死の元になったやつですね 家系由来のものです
志貴の眼が死に触れて変質したように萌音の眼は芸術に触れて変質したって流れです
魔眼のシークエンスはあれです 例えるなら目の前にまな板が現れてまな板に絵が描ける、みたいな
自前の戦闘スタイルに関してはそんな感じです 他人の支援もできます
>>32
モチーフは構図取りの時に指で作る枠(フレーム)だったりします
良いですよね……モネ……大好きな画家の一人です
そうですよね……いるんですよねモネ……
>>35
おお……どこが刺さったかは存じ上げませんがそう言っていただけて恐悦至極……
いいですよね、こういう「1を取って10を捨ててる」キャラ……
実は魔術師として根源を目指したのは先々代くらいからなんですね、元々は民間の祈祷師とか退魔師みたいなのを生業にしてました
先々代が引退してから「もうそういうのやめるからお前達は魔術師として行きなさい」ってなって今に至るという
先代、つまり萌音の両親は後継を残すのに精一杯で根源到達は萌音からになります 手段はベタに“至高の美”から目指す感じで
本人は「描き続けたらいつかは行けるでしょ」くらいにしか稽えてませんが>>33
いいですよね…身長170超えてる女性…>>30
芸術系イケメン女の子…ッッ!!性癖です
使うのが神道系の魔術っていうのもちょっと意外性あっていい感じですし、性格としても主人公みたいな雰囲気があって好きです!
めっちゃ好きです
>>21
>>35
いい感じにメンツ纏まってきましたね!!
温泉復旧組、所感ですが今のメンツは高火力で広範囲薙ぎ払えそうな火属性ランサー善財、エネミーで出そうな怨霊系絶対潰すマンなバーサーカー百目鬼、これまたストーリー的に出てきそうな呪い系にメタ貼れるし物理特化っぽい景清、斥候行けるスピード+火力型の趙雲って感じで近接系の数とバランスはもうこれで良いって位いい感じだと思うんですよね
そんで回復できるし敵にデバフ撒けるヒーラーなパイオンともし温泉組確定なら道具とか発明したり戦闘以外の温泉復旧面でバリバリ補助可能な源内もいますし、結構いい感じの配分な気がするんです
なのでアーチャーみたいな遠距離攻撃できる奴とか何らかの補助とかのタイプを追加するといい感じのパーティーになりそうやなっていう風に思います
あとは女性サーヴァントを1騎2騎位入れるのもアリかと思うんすよ…(ここぞとばかりに欲を出すんじゃあない)(でも夏イベだし…)ぶっちゃけ夏イベにキャラを出す用意はあるっちゃあるんだがここで自分の自分のってねじ込んでエミュ難易度的に負担をかけた挙句エターの原因になったりしたら悲しいので「要る」時だけ呼んでくれや……以前開催側になった側の感覚から言わせて貰えば、なんというか書いてくれた人たちが設定された「メインキャラ」を活躍させるノルマをやや負担と感じていた印象を感じたのでナ
とりあえずザの字のサンプル台詞だけ作っとくけぇ>>45
我だー!あと以前の夏イベですか…夏イベ…ああ…すまねえ…すまねえ…(書くアトラクションのスタッフを調子乗って全員採用した挙句配布鯖などのメインの随行者を分断で描かずなんならスタッフの鯖たちの描写も手薄になりあまつさえ夏に終わらず年越しギリギリで片をつけたトラウマ)
フェリ虐アイデアが…フェリ虐アイデアが浮かんだのがいけなかったんじゃ…すまん…レージュさんスマン…パイオンの宝具のデバフが本来無差別デバフなのを敵限定と勘違いしてさっきレスしてしまった…ハラキリしてきます…
>>42
今の所温泉復旧組が男祭りなので(一応女の子っぽい見た目らしい善財はいるけど)女の子いると良いなとは思うんですが…よく考えたら189、190、200cmがいる高ガタイ祭りのゴツい男連中に女の子一人入れんのって絵面的にアレかなと思う反面このメンツのまとめ役が女性鯖っていう絵面も面白くていいなと思うんですよね…
>>44
ちょっと他より鯖沢山出し過ぎてる気がするので少し抑えてもろて…いや本当すみません
>>45
メンツが…濃いッッッ!!
趙雲お兄ちゃんが良いツッコミ役になりそうで楽しみです…!!
そしてガバタル…あっ(展開がちょっとだけ見えた気がする)>>52
fgoなら「敵全体に~」となる宝具と想定しているのでセーフですセーフ!
ふふふ……趙雲殿には期待しておりますぞ……>>52
しかも厩戸皇子がチョイスした女児用水着着用と来ている。(仏たる自分の弟子、それも子供が公共の場で無闇に胸元を晒すのは男であろうとよくないことだと頭を捻った結果。善財童子当人は喜んだが、厩戸皇子の方は胸元をが隠れるタイプの男性用水着の存在を知って本気で後悔した)
了解ッス>抑えてそういえばお題は過去編ですかそうですか。
…………。
♦︎哀しき過去…… がないな……。
うちの面子基本的に現在につながる普通の幼少期過ごしてんな。>>51
アリだと思いますねすごく
このスレでやるならその方がやりやすい>>60
正直に言うとメインに当たる所も起承転結だけ決めて書きたい人が書きたい所だけ申し出て書くってパターンでも良いと思います
だって温泉を復旧させたり屋台復興させたりって所とかも大筋には入りますしそこ書かずにサブだけってなると昨日皆で案出したのも無駄になる訳ですし
だからサブだけって決めんでも良いんじゃないですか?
具体的に言えばストーリー最初から最後まで全部やるって訳じゃなくて復旧パートのここだけ書きたい!!とか復興パートのこういうシーン書きたい!!とかラスボス戦辺りだけ書きたい!!って人もいるかもしれんのでそういう人が申し出て書いていくスタイルって感じです
とにかく俺以外にメインも書いてみたいって人いるかは分かりませんがサブに限定する必要は無いかなと
サブイベをメインに合わせる必要ってのもそこまで考えないでやれば良いと思います
少なくとも俺は温泉復旧パートはちょっとだけ書きたいなと思っていました…>>60
上にあるように各自書きたい人は私書く!とするオムニバス形式でも良いんじゃないかとは思いまするまあ俺はこれじゃないと気が済まねえぞ!ってわけじゃないのでやりやすい方法があるならそちらの方で宜しいです
>>60
ライオンさんの意見に近くて、テーマに沿って自分でシナリオを書くでいいと思います。人々で書いたものを包括的にしようとしても上手くいくか難しいところがあると思いますので。>>60
自分はそれでいいと思います。メインに関わらないサブシナリオの方がキャラを書きやすいとかありますし>>57に補足というかなんというか
北欧神話について調べたことのある人ならば親しみやすい概念だとは思いますが、神々に対し〇〇なもの〇〇という風に異名をつけて呼ぶ文化というものがありますよね。そして、ギリシャ神話においてももちろんこれは存在しているということも、調べたことがある方なら知っていると思います。例えば、ゼウス・クテーシオスという名があります。これは「財の守護者ゼウス」という意味でありますね。
その上でなのですが、ゼウス・クトニオスという言葉をご存知でしょうか?
クトニオスという単語単体では神話に複数いる登場人物の一人なのですが、ゼウスという枕詞が着く場合は話は別です。
大まかにいうならば「地下のゼウス」という意味なのですが、なんとこれはゼウス神の異名であると同時にハデス神を表す言葉でもあるのですね。
天界、現世を統べるものと地、死後の世界を統べるものという違いはあれど本質的には同格、同位の存在であるとも取れます。ポセイドンとは違うのですよ。
つまりハデス神とゼウス神、どちらが父親かという話は本質的に言えば「どっちでも同じ」なんですね。ニャースとガラルニャース、ロコンとアローラロコン、我は汝汝は我です。
ここからは私個人の解釈なのですが、つまり「どちらでも良い」ということは大地と天が両方そなわり最強に見えるということなのではないでしょうか。どちらでもあり最強なので全宇宙を支配できる。強いですね。
さて、設定の話です。キャラシで説明しとるのでまぁわかるとは思うのですが私が作った「ザグレウス」という名前のキャラは巨人に八つ裂きにされて心臓だけ救出された後、その灰から人類が構成されたという逸話から「人間である」とし召喚を可能にしています。神をそのままサーヴァントにするのは設定的に変なので。
つまり言ってしまえばディオニュソスの出涸らし、魂の抜かれた肉なわけですね。「ゼウスの子」という属性、陽性はディオニュソスに持っていかれたのでこっちはハデス族の隠のものとしています。陰陽の片翼が欠けてるから不安定なのです。ちなみに設定上ここのえさん作ディオニュソスのことを視認できない設定がありますがそこはまぁあとで台詞集で明示しておくので許してちなみに以前私がギリシャ神話関係者の繋がりの話したときに「私は機神解釈だからあなたとは話が合わない」みたいなこと言ってた方???私はなんでも安直なロボットアニメみたいにはしたくないからロボットにする必然性がなかったり成立が後期なら普通に神話っぽくする主義なだけで機神設定はちゃんと取り入れてますし今回の場合は幻想の存在寄り出典だと規定してるから機械要素がないだけですからね?
>>60
京極さんと同意見ですね。
ダイジェストでもメインはあった方が話の大筋が分かりやすいだろうし。メインが欲しいって言った人が責任持って自分で書くならメインは存在してもええんちゃう
大事なのは「他人にノルマを課さない」ことだしやっぱすいません俺の意見取り下げます…
ただ屋台復興組と温泉復旧組のメンツについては折角作ったので設定残しといて使ってOKな感じでもいいと思います
本当に責任感の無い発言してすみませんでした>>79
分かりました
やってやりましょう!>>81
ごめんなさい…
確かに対立煽りの様な発言でしたね
あと謝罪も今後気を付けます、建設的な議論をする様に心掛けます
本当に今回はご迷惑をお掛けしました
今後しっかりやっていくので改めてよろしくお願いしますいつもの癖でごめんなさい入れてしまった
とりあえず今のは謝罪とかじゃなくて気を付けるので改めてよろしくお願いしますの意なのでご理解いただけると嬉しいです…
極力ごめんなさい使わないように気をつけますまぁあれよ、前回のあれは私キレるつもりでキレたし雰囲気悪くなったから仕方なく黙っただけで間違ったことを言ったという気持ちは微塵もないから上の「高圧的でキツい」に訂正はいらないしそれが民意なら悪者扱いだろうが甘んじるけど、今回のは多分議論の流れで前の言葉拾ったレスしたらたまたま謝罪を引き出しただけだからレスした本人さんも周りの人もくれぐれも悪いなんて思わないで欲しいですね
>>81氏も言わせちゃってごめんな
本来私とかから言っとくべきことだったと思うんだけど>>78
いえいえ、どうか思い詰めませんよう。折角なのですから楽しくやろうじゃありませんか!
ということで、ざっくりしたものですが決着のあらすじを言いますと
屋台の経営や温泉の復興も順調な中で縁日をすることに→夜の縁日にサルダナパールが出没、黒幕であることを明かしてバトル(ゲージ2本削るくらいで強制終了)→サルダナパールが聖杯を用いて特異点丸々宝具を展開しようとする(特異点の地中の熱がリンクして隆起し地震が起こる)
→温泉復興側の一方その頃で、それまでびくともしなかった最大級の栓が地震によって揺れていることに気づく→サーヴァントたちで総攻撃、栓が抜けて湯が津波のように溢れ出る→屋台組が気づいて機転を効かせて湯の方向を操作、ビームみたいにして宝具の炎とぶつける▲→炎の勢いが弱くなったところで最終戦(ギミックで敵側HP減少+宝具威力ダウン/味方毎ターンHP回復とかありそう)
こういう感じを書こうかなーと思っていて、この展開の下地として
・特異点の湯熱の元に黒幕であるサルダナパールの炎が組み込まれていること(これをパイオンさんなどが浄化する過程が温泉復興の中である)
・サルダナパールが「楽しむこと」を目的として作った特異点のため、人々の楽しいという気持ちが力になること(ポイントみたいな)
・▲における動きとして、まず鯖たちが栓を破壊→パイオンさんが浄化&宝具で湯に指向性を持たせる→屋台の方にいる鯖各位が周囲の人々をパフォーマンスなどで盛り上げて楽しい気持ちパワーで湯を誘導、各屋台を通過するごとに湯は力を増し、その結果宝具と拮抗する
といった要素を入れておきたいなーと考えております。なお最終戦後のエンディング展開はイメージできてませんがたぶん縁日大盛り上がりで良いんじゃないかなと。
何かご質問ご指摘ございましたら何なりと…お騒がせしてすみません
そして先程の騒動の後に言うのも何ですが、温泉復旧組にまとめ役(そこまでリーダーする訳ではないですが統率できる人)できる女性鯖を1騎お借りしたいんですが…大丈夫ですか…?
>>58
ありがとうございます!
厩戸皇子は屋台組担当ではないので何とも言えませんが、アウトしないで大丈夫だと思います
>>89
ありがとうございます…
そして流れ了解しました、とりあえず温泉組の起承転までは仮段階で出来てるので今からコレと組み合わせて後ほど投下しますね
あと、後半辺りの温泉の展開でサルダナパールの手引きで出たエネミーって感じで凄い炎纏ってる大型エネミーみたいなのも出したいんですが、これって大丈夫ですか?>>93
チェスト島津それじゃ行きます
温泉組 起
温泉復旧作業開始
メンバー集結、温泉街付近のメイン温泉を復旧させに行く
温泉地にエネミーが大量にいるので倒していく
温泉地の温泉復旧
複数の小温泉を復旧させていく(ここはダイジェストというか省略予定)
温泉組 承
温泉街の近くにあるという秘湯を開拓しに行く
秘湯スポット発見、開発開始
エネミーと戦闘したり土木したりして秘湯開拓したと思ったら死ぬほど熱いので源泉を調査する
源泉に行くと炎上エネミー(サルダナパールの影響で変質した結構強いエネミー)がいる
戦闘、ちょっと苦戦して倒す
秘湯開拓完了
黒幕の存在を感じ不穏に思う一行、とりあえず屋台組と一旦休憩がてら情報共有しに行く>>95
温泉組 転
承で感じた何者かの暗躍を確かめる為に調査を開始
炎上エネミーが大量発生してる事を察知
湯熱のある地下洞が大元である事を確認、突入
炎上エネミーの源が最深部のサルダナパールの炎である事を確認
エネミー達と戦闘しパイオンが炎を浄化
巨大な栓を確認、不穏な気配を察知し連絡を取ろうとした瞬間屋台組でサルダナパールが出現した事を知る、地震が発生し地下洞が溶岩に覆われる
温泉組 結
サルダナパールが動き出した事により地下洞の熱がリンク、地震発生
栓を発見、破壊して活路を開こうと思った時に熱源から超巨大エネミー(溶岩ドラゴン的な奴の予定)が栓を守る様に出現(温泉組側のラスボス的な奴)、決戦開始
全員の連携でエネミー討伐、栓を破壊しお湯が噴き出す
パイオンによってお湯が指向され宝具に激突、お湯に吹き飛ばされ地上に出る(ここで吹き飛ばされた後に屋台組と合流するか遠くから見守るかは一回軽く話したいです)
↓
サルダナパール戦、開始ザグちゃんの宝具性能に対する説明を足そうとしてる私「えーつまり……なぜ人格にまで変容が訪れてしまうかと言いますと……要は霊基がパーンするたびにそのパーンした隙間に神性を詰め込まれて復活するシステムになっていまして……大体元の「人間性」の純度が10%切ったあたりになるとアウト判定くらって退場という認識をしていただければ、その…………あれです……金接ぎって知ってますかね……日本の伝統工芸で最近ちょっと人気が再燃してるらしいんすけど……割れば割るほどその金の割合がどんどん増えるお椀というか……えっとそうじゃなくて…………………………………………………………………………………………………………………………………………………宝石の国って読んだことあります……??」
>>99
あ、なるほど。
要するに『弾け飛んだ霊器をくっつけるためのエネルギーも、新しく霊器容量に加わっているから復活前後で体積が大きくなる(くっつけるためのエネルギー=神気なのでより質量も加速度的に重くなる)』ってことね。
画像も金継ぎする前よりもした後の方が金の部分の体積分大きくなってるはずだし。夏は海と水着だけじゃない───!!!
真夏のカルデアに飛び込んできたのはこれまでとは少し異なり、まさかの温泉街復興ミッション!
突如発生した特異点、本来ならば人々で賑わうはずの観光地に異変が起き、経営が立ち行かなくなってしまったこの地を救う為にはマスターが温泉街をあるべき形に修正する必要がある。サーヴァント達と協力し、供給が止まった温泉とグルメあふれる露天を復活させるのだ!
水着や浴衣、温泉にB級グルメまでも入り混じる衝撃の熱闘編、開幕!
あらすじ
書くの
むずい屋台組の流れをざっと表にしてみる。
屋台組:序
B級グルメ屋台村の復興開始。
テーブルや椅子、食器に関しては道具作成(素描)ですぐに解決するも、食材は一部のエネミーから調達することに。
設営が完了したところでエネミーが襲撃してきたので撃退。
屋台組:破
温泉組が復旧作業と秘湯開拓に勤しむ頃、屋台村は徐々に客足が伸び出す。
休憩中に温泉組と情報を共有(この時、イベント特効礼装『MESU♡OCHI☆レディキラーズ』のフレーバーテキストの顛末に少し触れる)。
客足が伸びた末に大盛況となったところでサルダナパール出現。
厳選調査に向かっていた温泉組に連絡。>>104
サルダナパール戦開始(ゲージブレイク2回で終了)
地震が発生。
震度は弱かったがこれに反応して炎上エネミーが大挙して屋台村に侵攻。
すわレイドバトルかと思いきや、ハダリーがおっぱいファイヤーならぬおっぱいブリザード(超高圧で液体窒素を大量噴射)で水蒸気爆発を起こして大多数を瞬殺。
それでもかなりの数が生き残ったので戦闘開始。
撃退後、源泉側から大量の熱湯が噴出す。
パイオンが湯の向かう方位を操作したことに気付いた屋台組、機転を利かせて各種パフォーマンスでそれをサポート。
熱湯が宝具に激突したサルダナパール、弱体化。
この時の流れで温泉組が地上に帰還(屋台組で誰が合流するかは要話し合い)。
サルダナパール戦、第2ラウンド開始。
以上です。
即興で書いたから所々荒いですが、指摘したい箇所があったらお願いします。>>105
あ、1行目に『屋台組:急』って入れるの忘れてた。
正しくは、
屋台組:急
サルダナパール戦開始(ゲージブレイク2回で終了)
となります。(ドゲザ)そろそろ夏イベ用のキャラシをお出ししてもいい頃かな?
キャラシっちゅうんはあれかい、どんなのだい
こんばんは。最近個人的な事情で顔を出さなかったユージーンです。
前スレ1000は過去話とのことですがうちの子で過去が気になるキャラとかいますでしょうか?>>117
遅れましたがまず蘭猫の方から。
蘭猫は小さい頃中国の山奥にある娼館で働いていた禿[かむろ]でした。そこに蘭猫の師匠が護衛の依頼で着いて来た際に蘭猫の天性の才能を見抜いた師匠が見受けしたという訳です。
ちなみに現在は師匠の元を離れてフリーの傭兵をやっているのですがこれは師匠のよく使う手で自分の手の者を各方面に放っておいて使えそうなタイミングで連絡を入れて自分に都合のいいように動かすというものです。
例えるなら蘭猫が偶然傭兵の依頼で護衛についていた人物が師匠のターゲットだった場合蘭猫に始末させる、などといった感じです。
次に小夜子さんですがWASP設立前後、施設での話は前からちょくちょく話してるように日本から攫われて来て神羅さんのクーデターの直前に改造手術を施されたというくらいです。
そしてこれは匂わせるくらいだった過去の話なんですが…日本にいた頃の小夜子さんは被虐待児でした。
具体的には尻軽女と暴力男に挟まれて怯える日々からの救いを求めて児童相談所へ────しかしそこで引き取られた先は施設が実験に使う子供を手に入れるための隠れ家だった。
とまあこんなことがあったので小夜子さんは施設関係なく暴力に怯えますし大人に対して一抹の不信感というか壁が存在するという訳です。SSを 投下 したいです
>>120
どうぞー投下しまする
◇日々滓 衒
目を覚ますと夜中の3時。オレは今夜もまた大都会から追い出されちまった。
慣れっこではあるけど、やっぱり3時って時間は何をするにも中途半端。日も昇ってないし早起きすぎるし、寝るにしたって30分後じゃないと眠れない。この30分っていうのが、また退屈。
でも、今日のオレには退屈を凌ぐ名案があるんです。オレは暇つぶしの天才ですから。まあ、まず“対戦相手”がいるんですが────>>123
◇VSリョーガ先輩
「あっ、おはよーございますリョーガ先輩!将棋やりません?」
「あぁ、おはよう…は?将棋?」
「わざわざ夜更かしして黄昏たってつまんないでしょ、オレも暇だし、暇人同士ってことで!」
「…………はあ、しゃーねえな」
というわけで、運のいいことにオレは廊下で黄昏てるリョーガ先輩に会いました。無事対戦相手も確保ってことで、そこら辺の机の上にマス目のボードを広げて、駒を二人で並べて、はい完成。
オレの今日の秘策退屈凌ぎとは、すなわち将棋なのでした。
「お前、将棋なんてやるクチか?」
「うんにゃ、ルール知ってるって程度っす!」
「…じゃなおさら、なんで急に」
「んー、夢に見たんですよね」
「夢に?」
「えぇ。オレが将棋してたんですよ。しかも、リョーガ先輩とそっくりな相手と!」
「なんだそりゃ、調子のいい夢なこったな」
「そうなんですよねー。それにそれに、オレ相手に圧勝しちゃって。もしかリョーガ先輩にも勝っちゃったりして?」
「はっ…とすると、調子いいのは夢だけだったみてェだな?はい王手」>>124
「あっ……れー?…リョーガ先輩ってバカじゃなかったんすか?」
「おう一発殴られてぇのか?」
夢────大東京での一戦とは違ってオレは大負けに負けちまいました。ついでに一発ぽこんと殴られました。ちくしょー。
◇VS夕ウタさん
リョーガ先輩との一局で30分経ってベッドインの後朝にはなったけど、やはりオレは将棋での敗北が忘れられてませんでした。
だって負けるとは思ってなかったもん。そんなわけで、続いての対戦相手を探しているとカフェで優雅にコーヒーを飲んでる夕ウタさんと遭遇しました。
「ショーギ?シィギィ魚の親戚かい?」
「なんすかソレ。ホラ、チェスみたいなゲームですよ」
「なんだチェスか。それなら一度やったことがある。良いだろう、この優等生命が格の違いを教えたげよう」
ゲームひとつで見せられる格の違いって…ともかく、将棋ボードをひっくり返してチェスボードに、収納ポケットからチェス駒を出して試合開始です。>>125
「そういえば、さっき言ってたシィギィ魚って何なんです?夕ウタさん、飛行船にいたんなら魚とか見ないっしょ?」
「シィギィ魚は飛ぶ魚だよ。魚は海だけの生命ではないのだ」
「へー。美味いんすか?」
「不味い。煮ても焼いても不味いよアレは。だがそいつが船の運航には必要なんだ」
「メロンテ号って魚油が動力源だったりするんですか?」
「ギョユ?そんなものじゃないよ、そもそもシィギィ魚自体にそんなに活用法はないんだ。けれどそれを餌にして空気中にいる…おっと、喋りすぎたね」
「ふふん、喋りすぎ以上にチェックメイトっすよ?」
「…………うん。コレは、シィギィ魚が悪い」
夕ウタさんは結局シィギィ魚のせいにして負けを認めてくれませんでしたけど、まあオレの勝ちっす。こういう大人にはなりたくありませんねー。>>126
◇VSポチ先生
今日の授業は昼前の一コマだけだったんで、ささっと終わらせて食堂に。食堂の皆さんは食べることに必死で、将棋の相手もチェスの相手もいなさそう。
ですが、いました一人、いや一匹。付き合ってくれそうな方が。
「ってなわけで、将棋しましょポチ先生ー」
「…私も暇ではないんですよ、日々滓君」
「そんなこと仰らずにー。オレが勝ったらなんでもお願い聞きますからぁ」
「…では、私が勝ったら今日はエナジードリンクも夜更かしもなしにしてもらいましょう。偶には健康になさい」
「げえ」
ポチ先生、あからさまに目がやる気になりました。ちょっと嫌だけど、男に二言はない、やってやろうじゃないですか。
「むむ…犬の足だと、思った以上に駒を動かしづらいですね…」
「なんだったらオレが動かしますよ?」
「いえ、結構です。日々滓君はずる賢いところがありますからね」
「ちぇ、バレたか」
「…あ、すみません。駒がズレました」
「あー良いですよ…いやちょっと待て、こうなるとこの駒が……あぁ!?ダメですダメです、詰むー!」>>127
「バレましたか。ですが良いと言ったのは貴方です、考えなしに了承するとこうなるのですよ、気をつけなさい」
「うわぁあ!先生のズルー!」
見た目が可愛らしくても、やはり先生は数枚上手でした。なんでオレは今夜は愛しのモンエナにも夜更かしラジオにもありつけません…ヒドイ!
◇VSアリシアちゃん
「アリシアちゃん、興味あるの?」
「あ…はい。その、駒に書かれてる字…瞳ちゃんの国の字ですよね?」
「そうだよー、漢字だね。将棋は日本のソウルフードならぬソウルゲームだから」
「そうなんですか…じゃ、じゃあ、将棋が出来るようになれば、瞳ちゃんとも遊べるでしょうか?」
「もちろん!ルールはチェスと似てるし、一局手合わせついでにお教えしますよー」
食堂に響いたオレの断末魔に、或いはポチ先生とやったゲームに興味を持ったようで、アリシアちゃんがこっちをさっきからチラチラ見ていました。
見られたからには誘うのがマナー、ということで。>>128
「…ふむふむ、チェスと似たような動きをする駒もありますが、将棋の方が駒は多いんですね」
「あー確かに」
「この飛車っていう駒…なんだか瞳ちゃんみたい。真っ直ぐで、どんどん進んでいく…きっと私は、この歩みたいに牛歩で…」
「いやいやアリシアちゃん。歩はすごいんですよ。ここに来ると、裏返って…金になる」
「金…ですか」
「そう、地道な歩みによって成る、なんてね。どう、歩なんて自虐はないんすよ?」
「…そう、ですね…成れるかな、私は…」
この一局はオレが勝ちましたけど、二局目からは負け続き。アリシアちゃん、飲み込みが早すぎる…オレ以上の熱中ぶりだったわ。
◇VSリュジニャン先輩
「リュジニャン先輩ー、優雅なティータイムのお供にチェスやりません?」
「リュジにゃんにそれ挑んじゃうー?オレそういうの超強いよ?不正抜きに」
「なんですか、そのいつも不正ありきみたいな言い方」
「不正も含めてのゲームなんだよ、チェスは」>>129
ゲーム仲間ということで、リュジニャン先輩とも対戦したいなーと思っていたらちょうどカフェでお茶してました。せっかくなんでオレもお紅茶を一杯片手に挑みます。
「いやー、なんだか上品な勝負をしてる気分。知的ってカンジっすねー」
「ホントに上品で知的なヤツはそういうの言わないと思うなぁ」
「なにをー。オレだってこう見えても学校に行ってた時は成績優秀でしたしー」
「そういうのは知的とはちょっと違う気がするにゃー。はいチェックメイト」
「うあ、待った!」
「待ったなし」
「そんなー!タイムタイム、頼みます、頼みますこの通りー!平身低頭!もーなんでもします、なんでもしますんで!」
「うーん知的要素皆無の命乞い」
「…リュジニャン先輩綺麗っすよねー…」
「おべっかにしてももうちょっと捻りなさいよ…」
オレの全力の命乞いも虚しく、先輩は鮮やかなチェックメイトを決めましたとさ。
因みにカフェを出て行く時、「どうせ褒めるんなら、綺麗じゃなくてカワイイにするんだよ」って言われたので「先輩カワイイっすよねー!」と喋ったら、知ってると返されました。>>130
◇VSロイドさん
せっかくだからとワイルドハント騎士団にも凸ってみた。当然のことながらレリックさんにバチボコに怒鳴られた。
ただ地獄で仏、レリックさんを宥めてくれて、しかも訳を話したら「訓練が終わった後少しだけなら」と相手してくれる人がいた。全く世の中ありがたい。
「ロイドさんー、訓練終わりました?」
「あぁ、さっきちょうど終わったよ。それで、チェスだっけ?」
「いえっす。早速始めていきましょう!ひあうぃーごー」
「キュイー」
ボードの展開も駒を並べるのも6回目となれば慣れたもの。ロイドさんの肩に乗ったアルマが観客となって、物珍しそうに白黒の駒を覗いていました。
「勝っても負けてもこの一戦だよ、良いね?」
「別に基本今までそうでしたから。でも何で?もしかして恋人とデートとか」
「だったら良かったんだけどねぇ。実際は師匠の夜中特訓だよ。騎士団所属とはいえ、戦い続きだとね…」
「んー…なら、こう言うのはどうです?今時の戦いは肉体だけじゃなく、頭脳と情報!オレがロイドさんにそれを教えてたって」
「はは、面白い案だね。まぁ事実だろうね。戦い方は時代と共に変わるものだ」
「でしょでしょ?船内随一の情報通だから筋は通りますよー」>>131
「…だけど、頭脳の方はちょっとそぐわないんじゃない?チェックメイトだ」
「え…うっそ〜!?」
いつのまにか負けてました。くそう、ロイドさん甘いマスクで爽やかに笑いながら権謀術数を操ってくる…なんて策士。
アルマが去り際に頬擦りしてくれたけど、これは慰めなんでしょうかね。ひとまずそう思っておきます。
◇VSシオネーズ
へっちゃらそうにしてましたが、こんなに負け星が続くと流石のオレもちょっと悔しい。オレ頭脳派のつもりだったのになぁ。
そんなわけで、名誉挽回のために特訓をすることに決めまして、今しがたぴったりそうな人(?)を見つけました。
「我々ですか」「我々になりますか」「我々をご指名ですか」
「そう。シオネーズなら、ほらAIとかスパコンみたいなもんだし」
「少し違いますが」「かなりの差異を認めます」「例えるならば太陽とデネブ」
「ごめんごめん、まあとにかくこういうのにはぴったりかなって」
「そうでしょうか」「そうなのでしょうか」「そうかもしれなくなくなくもない」
「兎にも角にも、やりましょう!」
半ば強引にではあるけど、巡回中のシオネーズを捕まえて説得。一人が代表して将棋を指すことになった。>>132
────のだけど。
「ふむ、そう来ますか」「こう来るならアレしかないですね」「或いはこういった手も」「もしかしたら次はこう来るかも」「深読みしすぎでは」「裏の裏を掻いてこその勝負師」「我々勝負師になった覚えはありませんが」
「…あのぉ…」
「カステラ様、そこの飛車が落としやすいかと」「ともすれば、桂馬でそのまま突撃も可能」「待てそれは孔明の罠やも」「罠には罠を張るのが定石です」「策に溺れるヨカン」
「えっと…」
「A-064S、ここで5四金」「思い切りのいい指し手ですね。しかし少し無謀にも思えます。カステラ様どう返すか」「まあ我々思考を共有しておりますので、思惑も全部わかるのですが」
「…増えてない?シオネーズ」
「いけませんでしたか」「盛り上げようと思いまして」「援軍要請」「カステラ様のアシストも兼ねております」「ある意味敵軍要請」「実況と解説が必要かと」
「いや、全然ありがたいんで良いんです。けど…なんか、30秒間隔で倍増してない?」
「エキストラのオーディエンスです」「大勢からの視線にも慣れた方がいいかと」「というか、要請が鼠算式に増えていきまして」「我々としても興味深い一戦ですので」「あれよあれよとバイバイン」「どうぞ御平らに」
「はあ…あ、王手だ」
「おぉ」「いつのまに」「見事な采配」「ランクアップの音が聞こえます」「ですが何でしょう、悔しいという気持ちもあります」「ぜひもう一局」
こんな具合で、片方が勝てば相手がもう一局、また片方が勝てば相手がもう一局と対局数も増えていって、その度にシオネーズも増えていった。戦績は数えていないけど、多分五分五分。
段々指し方っていうのもわかってきた気がする。といったところで時計を見ると、針が12時近くまで来ていた。>>133
「やば、もう消灯時間じゃないですか」
「おや本当」「あら本当」「まあ本当」「もうお開きですか」「世紀の一戦でしたね」「対ありです」
「はい対あり〜。楽しかったですよー」
「光栄です」「見応えがありました」「メモリに刻まれました」「また今度再戦致しましょう」「今度は本気です」「今日のところはこのくらいで勘弁してやります」
色々な言葉と捨て台詞に見送られながら自室へ帰宅。時計を見ると消灯時間2分前、ぎりぎりセーフ。これでシオネーズが騎士団の人たちに密告しなきゃ良いんですけど…まあ大丈夫でしょ。ぎりぎりってだけで反則はしてないし。
とりあえず、明日は将棋とチェスの勉強をもうちょっとしよう。日々滓衒はこの程度で終わる人間ではないってとこを見せなくては。シオネーズと百局ノック、リョーガ先輩やリュジニャン先輩との雪辱戦。どうせならマレオ様とかと戦ってみても楽しいかも。なんなら魔都でもやっちゃおう。夢の中でもこういうことができるのはオレの自慢なのです。オレは暇つぶしの天才ですから。
となればこうしちゃいられない、速やかに布団に潜って夢路を辿り、魔がしき都へ向かわなければ!>>138
くくく……あとは私がやる>>140
ならば座す……待つ……そういやこんなサイトを見っけたけど、ここで使えますかね?(一気に沢山の文章量のSS公開に使えそうですが。いかのURLは試行したの)
https://telegra.ph/%E4%BE%8B%E6%96%87-08-14
>>142
ユーさんよ。WASP関連施設の治療レベルってどんなもんぐらいだと思います?>>149
と言う訳で考えてみた。
潮騒のリゾートガイ
百穴の百目鬼の水着霊衣。
色鮮やかなショートジョン(ワンピース型男性水着の一種)。
レンズがミラー加工された水泳ゴーグルをサングラス代わりに着用して、気分は完全にバカンスモード。
雅なる総天然夏色男
徳川家綱の夏霊衣。
シックなデザインのアロハシャツを着こなしたレジャー形態。
ハートマークのサングラスで日光対策もバッチリ。
アロハシャツのデザインの引っ張られたのか、素の口調と態度だったりする。
こうなりもうした。深夜こそこそ噂ばなし
過去話という前スレ1000に一応乗っかる形で話を出しますと、魔術師さんとの話に出てきた神代七家、ベロノソフくん家の村、スミルノフ家などは近代に入ってあの辺の政情不安が直撃してそれぞれ割と深刻にやばかった時代があったりします
ちなみに上に挙げた家の中で一番リアルにヤバかったのはスターリン大好きおじさんが「宗教は根絶するえ〜」ってやる気出したついでに「オカルトも消しとこ」ってノリで一家丸ごと秘密警察案件になったところを金ばら撒いて回避したポベトール家です
でもその辺の話をさらに細かくしようとするとリアル世界史の話になってガバを呼ぶので私はしません
>>135
ついでに
リュジにゃんのウワサ①
自分の顔が整っているのは身に沁みて知っているがそれはそれとして褒められるのは割と嬉しいので身なりには気を遣う今回のSSでは7戦中3勝4敗(シオネーズとアリシアさん戦は甘めに見て初めをカウント)なのですが、カステラはバカってわけじゃないのです。頭の回転は速い方なのです。
ただ、長期的な戦術の構築とか相手の動きを覚えることとかといったものよりその場その場の戦局を見て動くタイプなので将棋やチェスに限らず戦略性のあるゲームでは弱いのです。桃鉄だと金があるからってだけでネズミーランド買ってキングボンビーに売られるヤツ。
カステラが強いのはアモアスとか人狼みたいな「話すこと」とその場凌ぎが重視されるタイプ。けれどこれらも長期戦になると墓穴を掘ることがままあるというというわけでご感想ありがとうございます!
>>136
ネットでも楽しいけど、やっぱりああいうのはリアルで面と向かってやるのに意義があるなと親戚と遊んで思いましたね…カステラはこれで立場も得られたら名実共に船内に知らぬ者のいないってなりそう。
ポチ先生は可愛いし優しいし穏やかだけど「教師」であるということが意識される設定なの好きなんですよね…
あと、>>89に夏イベのラスボス戦辺りのあらすじを考えたのですがああいった感じで問題ないでしょうかね…?念のため確認をとっておきたくて
>>150
夏だしホラーも書きたいけど、やはり日常ものは安心感がありますよね…
場当たりでなんとかなるカステラの長所が描けたようで嬉しいです!
>>152
わかる…会話中心にしたおかげでカステラと船員たちの距離感とかが表現できた気がします
リュジニャンさんとはリアルでもゲームチャットでするみたいなかる〜い感じのやり取りをしてほしいですね。チャットだと多分「知ってた」に☆が付いてる夏イベについて考えると、イベントシステムとして
・ストーリー毎に源泉発掘組か屋台復興組のどちらかを選んで進む、どちらを選んだかでフリクエも変わる
とか
・各種特攻礼装が源泉発掘組と屋台復興組との2パターンあって、装備させるサーヴァントによって効果が上昇する
あと個人的な、大変個人的なもので
・フリクエで時々どのステージでもサルダナパール(ラスボス戦まで???表記、クラス相性はフォーリナーだけど?表記/攻撃してこずマスター側の手番消費で自動退却)が出てきてその時だけ盛況レベル(お楽しみポイントの仮称)が1.5倍とかになる
みたいなものがあったら楽しそうだなぁと勝手に妄想。多分サルダナパールはラスボスとか黒幕とか気にせずしれっと屋台でご飯食べてそうだし源泉発掘を見物しそうだし
>>158
ご確認ありがとうございます!
そう言って頂けると嬉しい…なら京極さん、あやかさんのあらすじ案も大丈夫そうですね
>>159
きゃー!イメージ通りの水着ー!水着でも首元と肩を隠すのさすが…>>160
※上記の要素を書くとしたら自分がどっかのサブシナリオでちらっと出すかラスボス戦で触れる程度のつもりなので皆さんは自由に書いてください。上記の要素はいずれも中納言の勝手気ままな妄想です夏イベ企画で盛り上がってる所なんですが
以前言ってた通りFate/NCの続きが書けたので今投稿しちゃいますね>>162
音邑市の戦域は広い。
都市そのものが舞台である事に加え、無数に配置された建物やそれに伴う高低差を含めれば戦術・戦略の幅は計り知れない。
各自が拠点と定めた建物さえ、魔術や手製のトラップにより整えられただけの仮初の安全地帯に過ぎない。
だが。この音邑には一つだけ、何人も入れない建物があった。
それこそが都市中央に位置する高層建築――通称『塔(タワー)』とのみ呼ばれる謎の場所である。
「――塔(タワー)が不可侵だったのは、別にそう難しい話じゃねえ」
「まずそもそも入り口がねえ。隠されてる訳でも、閉ざされてる訳でもない。四方どこから入ろうにもとっかかりさえなく、爆薬を使っても傷一つつきゃしない」
「上の方には窓らしきものも見つかったが、他の建物を足場に入ろうとしても全く通れなかったとさ。まるでよくできた絵みたいだったと」
「うちらも一度試した事あったんやけどね。全然アカンかったわ。そのままほとんどほったらかしみたいになっとったんやけど――」
音邑市中央、『塔』正面。
ユウキからの誘いに導かれるまま、フェリーペ・黒野・加々見の三人はその場所に辿り着いた。
「ここにセンパイが……?」
「あいつの言葉を信じれば、だがな」
「けどまあ、確か異行方知れずの人間を隠すにはうってつけやろうな。実際あれだけ派手な騒ぎが続いたのに、その先輩?が全く反応せえへんのも不自然やし」>>163
「加えて――見ろよ、あれ」
黒野が塔の一点を指差す。
何人の侵入も許さない筈だった高層建築。その壁面の一部に入り口ができていた。
白一色の外壁に、繰り抜かれるようにぽつんと作られた扉。本来重厚な造りであろうそれは、今や招かれし者を受け入れるようにあけ放たれている。
「いかにも、だな。正直罠の匂いしかしねえが……」
「かといって入らへんわけにもいかんやろ。そうでなくても、すぐ隣に入りたくてしゃあない奴が一人おるしな」
「あ、いや。俺は」
「ええよ。そこ取り繕わんでも」
苦笑する加々見を見て、フェリーペは冷静さをいくらか取り戻す。
いくら心配とはいえ今いる場所は特異点。闇雲に突っ走ったところで救えない事は重々分かっていたが……
「――ま、なんだ。さっさとその先輩とやらを救って、この異常事態を解決する手段を探そうや」
「黒野……」
「おいやめろ変な目で見んな。いいから入るぞ!」
肩を怒らせつつも、警戒を怠らず突入する黒野。その後にフェリーペ、加々見と続き慎重に入っていった。
塔の内部は、三人の想像以上にシンプルなものだった。
大きく開かれた吹き抜けのホールと、その吹き抜け部分を囲うように造られた螺旋階段。
正面には階段の登り口となる段差があるばかりで、装飾らしい装飾も見当たらない。
外壁同様床も壁も白一色で、建物というより異空間にでも迷い込んだ異質さがそこにはあった。>>164
「何ともまあ。この建物作った人は、建築センスってもんがないんかいな」
「さあな。ま、やたらデカい癖して入り口すらない建物だ。まともなセンスなんぞ期待するだけ時間の無駄だろ」
呆れつつも、周囲の警戒を怠らない黒野と加々見。
フェリーペもまた少しの変化も見逃すまいと、また探し求める『センパイ』の姿を見つけるべく目を凝らす。
「――おどろいた。ほんとに来たんだ、おに―さん達」
カツコツと、硬い床を踏む軽い足音。
先程出くわしたばかりの少女――ユウキ・モーティマーが現れる。
警戒態勢から一転、油断なく各々の構えを向ける三人に対しユウキはどこまでも余裕のまま微笑みかけた。
「そんな怖い顔しないでよ。少なくとも『私は』おにーさん達とやり合う気はないんだからさ」
「へえ、面白い事言うやんけ。毎夜毎夜、出くわす度に血に飢えた顔で襲い掛かってきたお嬢ちゃんの冗談としては中々やな」
皮肉と嫌味むき出しの挑発にも、ユウキはまるで動じない。
あくまで笑みを浮かべ続けるのみで、自分から仕掛けようとする様子は皆無だった。
「あれ? そういえばさ、あのシスターのお姉さんは一緒じゃないの? わたしてっきり四人で来るんだと思ってたのに」
「……!」
シスター――ジル・セレナードの事を指摘され、フェリーペの脳裏にここへ来る前のやり取りが甦る。>>165
加々見とシオン、両名の説得と交渉は結局可もなく不可もない、という所に収まった。
明らかに見覚えのない人物と、その人物が手繰るオーバーテクノロジー。すなわちノウム・カルデアの存在はでまかせと切り捨てられる代物ではなく、黒野と加々見同様不承不承気味ではあるがどうにか受け入れられるラインに至った。
――お前達が言っている事にある程度一考の余地がある事は認める。
――でも、それだけ。この街で散々やり合ってきた事も、未だゲーム自体が続いてる事に変わりはない。
――そちらへの攻撃は一旦止める。けど忘れないで。もしお前達がまた少しでも攻撃する素振りを見せてきたら、こちらも一切容赦はしないという事を。
――私は私で行動する。お前達と今更馴れ合うつもりはない。
「……さあな。ジルの事を言いたいんなら、そいつは見当違いか何かだろうよ」
「せやせや。それとも何かあるんか? うちらとあの聖堂教会の鉄砲玉が手ェ組んだっちゅう証拠とか」
「ううん、別に手を組んだとかそういうのでないならいいよ」
あっさりと、本当に何でもないような口調でユウキは否定する。
――だって。
「ただの確認だもん、今のは。皆殺.しにする人数は本当にこれっぽっちでいいのかなって」>>166
直後、頭上に影が差した。
「黒野! フェリーペ!」
「「ッ!!」」
加々見の鋭い叫び。それに二人が反応するより早く、頭上から現れたそれは『着弾』する。
着弾、そう着弾だ。
まるで投下された爆弾か何かがたった今地上に到着したような。装錯覚してしまいそうになるような衝撃と風圧。
位置はちょうどユウキと黒野・フェリーペの中間地点辺りか。敵襲を警戒し歩美を慎重に進めていた事と、ユウキの立っていた場所が踊り場風の階段登り口だった事から生じた空白地帯。
そこに、何かが墜ちてきた。
「ゲホッ、ゴホッ……黒野、フェリーペ! 無事か!」
「どうにか、な。危うくひっくり返る所だったがどうにか――おい。フェリーペ?」
ギリギリの所で踏み止まった黒野に対し、尻もちをついたままフェリーペは微動だにしない。
否、しないのではなくできなかった。彼の視線は、今まさに目の前に墜ちてきた『それ』に釘付けとなり、全く動かない。
傍で呼びかけてくる黒野と加々見の声すらも、今のフェリーペの意識からは消えていた。
何故なら――
「……うそ、だろ」>>168
異なる緊張が場を満たす。
先程までのそれが一触即発寸前だったとすれば、今の状態は困惑。
黒野も、加々見も、目の前に現れた『センパイ(先輩)』が敵なのか味方なのか図りかねていた。
(黒野)
(何があっても動ける準備だけはしておけ。どっちにしても、今はあいつらの動き次第だ)
小声で相談し合う黒野たちとは対照的に、メンテーもユウキも微動だにしない。片や静かに、片やどこか楽しげに相手の動揺を見守る余裕すらあった。
そんな薄氷といっても差支えない状況にあって。最初に動いたのは、やはりフェリーペだった。
「セン、パイ。センパイ……! よかった、無事で……!」
尻もち姿勢から勢いよく立ち上がり、メンテーに駆け寄ろうとする。
一歩、二歩。背後に控える脅威(ユウキ)の事も忘れ、無防備さ丸出しで距離を詰めていく。
やがて手が届きそうなまでに互いが近づいた、その時。立て続けに状況が動いた。
「――――」
まず始めに、メンテーが動いた。直立不動を保っていた姿勢からゆっくりと、前かがみに姿勢を崩す。
その動作に、フェリーペは既視感を抱いた。どこか、いやかなり見慣れたようなその姿勢。確か、あの格好はそう。
(敵に、突っ込む前の予備動作?)
>>169
敵? どこに? 何故?
そういった疑問が一瞬だけ浮かび、しかし答えに辿り着くよりずっと早く。現実は回答を叩きつけてきた。
すなわち――フェリーペの隣を走り抜け、後ろにいた黒野へと吶喊するという形で。
「は?」
「え」
「っ。くろ」
呆然とする黒野と、何事か叫ぼうとした加々見。
けれど、何もかも遅すぎた。想定を優に超える速さに二人は対応できず、唯一それを知り得たフェリーペは彼方に在って。
故に、結論として。黒野はその不意打ちを――メンテーによる盾殴り(シールドバッシュ)を、まともに受けた。
「か、はっ」
悲鳴を上げる余裕すらない。硬質、かつ重厚な武装の前に脆い人体なぞ無力に等しい。
骨が砕けるような生々しい打擲音と共に、黒野はメンテーから見て左側の壁に成すすべなく叩きつけられた。
そのまま、だらりと転がって微動だにしない。ただ、身体から流れる赤い液体と無惨に砕けた銃火器だけがその威力を示していた。
「な、んで。セン、パイ。クロ、ノ?」
ぎぎぎ、と。フェリーペは絶句した顔で後方の惨劇を振り返る。
センパイ――メンテー・プルトランプと再会し、直後フェリーペを無視して黒野を攻撃。身体能力差からなす術もなく黒野は攻撃を喰らい、そして沈黙させられた。
たった、それだけ。それだけの現実(コト)が、フェリーペを呪詛か何かのように縛り上げる。
そして――悪夢はまだ、終わっていなかった。>>170
「お前……おまえェえええ!!」
加々見が、今まで見た事のない形相で激昂する。環状のままに銀糸を手繰り、メンテーめがけ八方から襲い掛からせた。
止める、どころか何事か言う暇もない。たちまちの内に、銀の糸はメンテーの身体をズタズタに切り裂く――事が、ある筈もなく。
「――」
「なっ!?」
盾による大振り。技も何もない、ただ持ち前のパワーを全力で振るった。たったそれだけの動作で自らを襲銀糸を一本残らず吹き飛ばす。
神秘はより強大な神秘の前に膝をつく。魔術師・魔術使いであれば初歩の初歩に教わる常識が、最悪の形で証明された光景だった。
「くっ、このっ!」
それでも加々見は折れない。八方が通じないなら、さらに数を増やすまでと。極限まで細く薄く手繰った銀糸を、先程以上の手数で展開しようとする。
だが。その全てを超える速さでメンテーは加々見の前に現れた。
「――あ」
防御も回避も、攻撃さえも間に合わない。無防備な加々見の腹部に、無慈悲な蹴りが突き刺さる。
胴体を貫かなかったのは、なけなしの奇跡か悪魔の慈悲か。どちらにせよ結果に大差はない。呆気なく壁まで蹴り飛ばされ、壁面が凹み砕ける程の衝撃をまともに味わう。
そのまま黒野同様ぴくりとも動かなくなり――どくどくと、赤い血だまりが地面を染めていった。>>171
「……あ。ああ。あぁあああ」
一部始終を、余すところなく見届けたフェリーペ。
まるで意味が分からない。
何故、どうして。よりにもよって、センパイが。自分を助けてくれた人たちに牙を剥くのか。
分からない。分からない。理解、したくない。
当のメンテーは、後輩の動揺なぞ気にも留めていない。自ら仕留めた相手を冷徹に見やり、その内の片方――黒野へと静かに近づいていく。
やがて、あと半歩といった所で止まると、右手の盾を大きく振りかぶり――
「やめろぉおおお――――ッ!!」
メンテーが止まる。フェリーペが駆ける。
今、目の前で、メンテーが人を殺そうとしている。その現実が、あらゆる理屈や感情を凌駕してフェリーペを突き動かした。
駆け寄った所で何をするかなど頭にない。ただ、このままでは取り返しのつかない事になる。
それだけが今のフェリーペを走らせていた。
急速接近する新たな存在を見て、メンテーもまた動きを止める。振りかぶった盾を降ろし、フェリーペの方へ向き直って――
「……あっ?」
そこまでが、フェリーペが認識できた全てだった。>>172
殴られて、吹き飛ばされた。そう認識するより早く、叩きつけられた地面の感触と衝撃が全身を貫く。
誰が? 考えるまでもない。ユウキは未だ遠くで見つめるばかりで、他に敵らしい敵の姿もない。
ならば、今自分を殴り飛ばしたのは。
「弱い」
ゾッとする程冷徹で、無感情な声。
普段のそれとあまりにもかけ離れたものだったから、フェリーペは声の主がメンテーであると一瞬気づけなかった。
「弱い、脆い、呆気ない――この程度の力で、今までの戦いを乗り越えてきたというのか」
「セン、パイ……? なん、で」
呆然と、それでもなお呼びかけるフェリーペの声に、メンテーは一顧だにしない。
氷のような、あるいはそれこそ『亡霊』のような冷たさで、メンテーは静かに宣告する。>>177
人間化別に平気なので比較的「やったー!」の方で。
超越種が自分の能力使って自分の興味ある存在に近づこうとしたとしてそこにケチが付くいわれはないかなぁ。
そしてなんか聞いたことあんなと思って記憶を掘り返してみたらだいたいシチュエーションがコレ。
(読者はアルビオンのことをまじごっついガチヤバドラゴンだと思ってた中でお出しされるオーロラさまに脳を焼かれて妖精の姿を選んだメリュジーヌ)>>177
「やったー!」ってなります
「やったー!!」ってなります>>177
個人的な好みで言えばドラゴンと人の姿が両方あるのも好きなので、そういう方針はありだと思います。
相手の人間とのいちゃいちゃもどちらでも描けてお得だと思います。>>177
とりあえず同族(この場合はドラゴン)目線で見たら「は?」
人間目線的にもやっぱり「は?」ですね
喜びとか興奮より、何故・どうして・そうなった、のかが先に来るものがどうしてもあるといいますか
逆に言えばこの辺を上手い事描写できればぐっと深みも増すと思います『ルナ・アードゥルの冒険旅行記』のページを更新しましたー
吸血鬼と亡霊編の0と1をのせております
ついでとは言ってはなんですが亡霊と吸血鬼 1なるものも追加更新~
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E4%BA%A1%E9%9C%8A%E3%81%A8%E5%90%B8%E8%A1%80%E9%AC%BC%E3%80%80%EF%BC%91SSにできるかな〜と思ってたけど出来なさそうな過去話を投下、投下ー!
カトカの姓は「オルロイ」ですが、オルロイといえばチェコのプラハの天文時計。そう、カトカのご先祖さま実はプラハの天文時計の関係者です。と言ってもおそらく時計部分の仕掛けを担当したとかそんな感じ。そのノウハウは今なおカトカに特技:機械修理として受け継がれています。
ホテル聖杯戦争でも、十兵衛さんじゃなくてルドルフ2世が召喚される世界線があったかも。
続いてレッドア。モンティラード家は元を辿ればフランス人で、フランスに土地も持っている割とちゃんとした魔術家でした。ただ、地脈が段々と先細りしていき、このままではジリ貧という中で新大陸を夢見てアメリカに一族郎党移住。ピルグリム・ファーザーズと時期を前後するので、かなりアメリカの白人の中でも古いお家です。
結局現代ではモンティラード家は先細りの過去を再演中。当時の当主のチャレンジ精神とフロンティアスピリッツは葉末のレッドアに残されましたとさ。
最後にでんでらさん。でんでらさんは家と呼べるものが二つ、生家と養家があってどちらも追い出されているのですが、この両家どちらもでんでらさんが去ってじきに潰れています。でんでらさんを知る者はもう誰もいない。うちの年長者組(レリック、泡沫島)は割と世間に認知されてないし戸籍もないのですが。
にしても、これじゃまるででんでらさん座敷わらしみたいですねぇ。次に彼を招き入れる家はあるのでしょうか>>175
考えてみればNCでの戦闘は今まで魔術師たちだとはいえ対人ばかりでしたからね…そんな中でデミとはいえサーヴァント、強さも抜きんでいておかしくない。
しかし再会がこんな形になってしまうとは…なんとか、何とかなってほしい…
>>177
異種族が自分達に好意的で理解しようとしてくれる、自分達の規格に合わせようとしてくれると考えると悪い気はしませんね、私は。
自分が子供だとして、大人が屈んで目線を合わせて会話してくれると安心するでしょうし、それと同じような感じで
>>188
カステラの陽気を書きながらにして堪能しましたね。「なんとなく」で誰にでも話しかけられるってすごくお話進ませやすい…
凌牙さんに小突かれるっていうのも割と頻繁に起こってそうなのが…カステラならきっと「親父にも殴られたことないのに!」って泣くフリするんでしょうね、たくましい。
アルシオネシアさんたちが好評で嬉しい…楽しかったです…
>>189
これは…死霊病棟ということですし、例の「彼」ですかね…?
もしそうだとするなら、彼に見染められたルナちゃんは一体どんな神秘と見えるのか…>>194
「彼」かな…どうかな…そうかもしれない…違うかもしれない…ふと思ったこと。
星雪ってWASP内部ではどう思われてるんだろ?
あと、ビーハイブって部外者が立ち入ることあるのかな?書きたい場面があるんだけど特異点形式にしないといけない
しかし俺には長いストーリーを書く力は残されていない……クキキキキ>>204
あらすじ……あらすじか!
やるか!夏は関係ないですが8月末くらいまでには何かこうキャラ設的なのがまとまったら良いなという筆進まぬ夏の夜
正直、たぶん扱い切れるタイプじゃないしザミエルくんと口調見分けつく…?付かなくない…? なので未実装NPC的な、Wiki送りせんとくかもな扱いで留める可能性アリアリですが>>215
ウィリアム三浦でないのは確かね!深夜のコソコソ話
実はジャスミンはチェスや将棋が苦手(弱い訳では無い)。曰く「1ターンに1手しか動かせないのがもどかしい」とのこと。
>>202
基本的に快く受け入れられてると思われ。その中で一部からは色んな理由で壁があるというか猜疑心を持ってる人もいるかもみたいな。
例えば風花ちゃんは快く受け入れる側ですが小夜子さんはやや壁がある感じ。壁というかカーテンくらいの隔たりですが。
あとアンドリューは滅茶苦茶歓迎してます。「良かれと思ってとはいえ急激な変化を齎す薬を与えるなんて施設時代の僕達と大した違いは無いじゃないかHAHAHA」とか言って煽ったりできる面白い人的な意味で。なお何かしら反応するとそれだけで儲けという厄介者。無視するのが一番いい。
ちなみにオリビアはナインの腕の件で内心アンドリューと似たような意味の悪態つきながらも悪い人じゃないからと普通に接してます。
航海中だとそれこそ漂流してる人を拾うか海賊に襲われるかでもないと入って来れないと思います。停泊中なら密航者は入れるかもしれません。
>>211
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙そうやって肌と絡繰の境目(厳密には違うと思うけど)を強調するデザインで私を惑わせるぅぅぅ!
>>213
うーん鎧的に日本人!(真名看破E)
>>214
お久しぶりですー。>>211
カシンチャン!……フツクシイ!>>213
(誰だろう…)(わからん…わからん…)(なんもわからん…)(せめて家紋とかあれば…)>>219
正確には小夜子さん自体が過去の経験から大人のことをどこか信用ならない存在として見てる節があって、でも過去にそうだったからとこれから会う大人を頭ごなしに拒絶するのもあれだからと自分から積極的には近寄らないみたいなやつです。根気強くフレンドリーに接してたらその内心を開いてくれるハズ。
実はアンドリューに関しては『どうしてこんな奴になったのか』『どうして過去にあんなこと(先祖の魔眼を使い潰す)をしたのか』『どうして子供達を盾にして神羅に契約をもちかけてまで生に執着するのか』などは考えてるんですよね。
でも私自身の悪役の過去や事情へのスタンスが「ほーん。で?」なのでこれから先アンドリューの過去や心情を書いたとしてもそれはそれ、これはこれ精神で遠慮なく処してやってくだされば。
>>220
オリビアに言わせれば何のためにちまちま薬抜きしてると…と言いたくなる案件ですからね。
例えば護衛の仕事の一環で船に乗せるとかなら有り得ますしそれこそWASPのメンバーが手引きすれば侵入は可能です。
というよりアンドリュー討伐の流れがそれでユージーンと接触したWASPメンバーの手引きでユージーンがアンドリューに襲撃って感じで考えてます。
>>222
実際スカイ・ホワイトで『脇腹を刺されて足を撃たれて失血死寸前の伊織』と『電気系統の生命維持装置を破壊されて魔力炉を潰されて伊織から借りた装備で命を繋いでる風花ちゃん』とかいうボドボドな状態から復帰させられてるので。とんでもねえスランプに陥りすぎてヤケク.ソでもう血鎖始めちゃってもいいんじゃねえかと真面目に考えてしまった俺がちょっと通りますよっと
少なくとも前日譚というか過去話とかを幾つか出さないといけない訳だしそれだけでも書き始めようかな…
>>213
うぉすっげえイケメン…
真名は分からないですが何となくツッコミとか苦労人枠そうだなっていう雰囲気を感じますね…おかしい…私はロイドの師匠を作っていたはずなのにいつの間にか降霊科のキャラを作っていた…。
>>225
遊びだと勝ち負けにあまり拘らない性格ですからねぇ。勝っても負けてもお互い楽しめたらいいってスタンスです。なんかこう色々書きながら思うこと
ウチのラウはマジでこう……女装が似合いそうな奴だえー真面目にあの辺の武将でまだ出てないのって誰だっけ
加藤清正とかはまだいない気がしたけどあー、銀杏…そっか、せいしょこさんの熊本城ってそういえばそんな別名ありましたね…
>>238
大久保彦左衛門、じゃないよな。
なんか若々しいし。なるほどランサーね…………わからん……
大体みんな槍使えるじゃないですかぁ……>>242
黒田長政か林直利…?もしや天下三名槍持ち…?
>>245
このページに色々と載ってるから参考にしてみる、とか……。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E6%B8%A6
とりあえず甘い物好きで死者特攻な宝具なり持ってそうなケルベロス、なんて題材にどうすか!
とか言ってみる。
他にも僕鯖皆鯖、だっけ、そういうオリジナルサーヴァントが乗ってる場所って結構あるんで、そこら辺で色々情報漁ってみるのもいいかも。>>229
苗字でなくとも例えば異名とかのルビに使えそうですね。
>>231
ユージーンにはビオランテとのコネが無いからWASP側から調整してもらわないとですね。てかユージーンが必要なのはアンドリューが抱えてる被検体達の魔眼関係のケアがユージーン(というか他のバックヤード家)でも出来るからじゃあコイツ〇しても良いよねって話なので。
>>232
正直いつか書きたいなあとは思ってます。ただイメージしてる流れを文章化するのが難しいだけで(いつもの)
>>235
ギクッ(官兵衛関係でちょっと考えてた)
>>238
日本の武将って大体剣槍弓全部使えて馬にも乗れるし狂ってるヘラクレスみたいなクラス適性持ってそうなのですが…。いや、そんな中で敢えてランサーになるくらい槍の逸話がある…?うむむ…。別に歴史なんてわからなくてもサーヴァントなんて作れるわよ後輩
任意の歴史系書物あるいはyoutubeの動画やテレビ番組を見てれば普通ある程度の人名は出てくるんだからそっから誰か調べりゃええの
もしくはwikiのサーヴァント見てって関係者でまだ作られてないのを作ればいいの
プロじゃあるめぇし決定的でなければ多少の歴史エアプは見逃されるか指摘が入るからその時直せばいいの(まぁ私は大体のメジャーな神話の原典らしい原典は手元に置いてそこをソースにしてるからあれなんだけども)
>>253
>作ろうとした題材に限って登録されてたりする……。
まぁサーヴァントの数エグイよね……。でも被りは気にしなくて大丈夫ですよ!初期とかがそうだったけど、ちょいちょい同じ英霊をネタに別の人同士がキャラメイクしあったりされてるんで。
それこそ二人の槍ヴラド三世みたく、別側面みたいな解釈を加えたりも出来ますから、気にしなくて問題ないかと……。>>253
俺も最初は三国志位しか知識ない状態でココ入って今も三国以外の知識はインプット中の段階ですし大丈夫だと思います!>>259
やっぱ気になる時は気になるよね。
それで義仲を作成したようなもんだし。
クリスティの時は「邪神じゃない外なる神の眷属作りてぇ」でかなり強引に作ったけど。>>263
両隣は狼っぽいから、鍋島ではないな。>>264
葛飾北斎と画狂老人卍ぐらいの違いしかないけど一応千疋狼やんな
亡き飼い主の遺志を継いでお金稼ぐために人食い強盗やってたら調伏されてなんやかんやで母名乗るものになったそういえばそろそろ二世の冒険の新刊が出ますが
次の舞台はエジプトということで、新たに出てくる設定次第ではエジプト神性をちょっとアレコレしている自作キャラのペルカが場合によってはロストするかもしれません
もしそうなったらネタバレ期間の過ぎた2週間後に報告します
なにもなければセーフということで
私いまちょっとガクブルしてます>>249
お忘れかもしれませんがユージーンは基本的に人嫌いなのです。なので直接会って気に入るorアンドリューの情報貰うでもないと人伝ではね。
そもビオランテからクッチーに「WASPって所でアンドリューって奴が〜」って話してクッチーが京介に同じように話してって伝言ゲームする確率がね。
>>257
フィアナとデクスターってそこまでアンドリュー絶許じゃないというか寧ろアンドリューって誰?なレベルなんですよね。
ユージーンがアンドリュー絶許なのは先祖の魔眼を継承した際に魔眼に宿る残留思念を読んで先祖がどんな思いで魔眼を後世に残したのかを知ったからそれを踏みにじったアンドリューブッコロ!ってなったのでそれを知らない双子はそもそも勘当された叔父のことを知らないという。
フィアナとデクスターと仲良くなったらワンチャンユージーンと会えるかもみたいな。あ、そういや本戦統合スレに伏神セイバー陣営脱落までのSS投稿しました。
なんか端折った感じというか駆け足ジャンプみたいな展開で、ごめんですが、読んでくれると嬉しいです。>>273
せやで。しかも直接会うとなるとビオランテはユージーン的に嫌いになりがちな属性なのでアンドリューの情報を早出しすることがキモ。
逆から伝わろうにもユージーンはアンドリュー絶許だけど自分から探そうとかはしてなくて「射程圏内に居たら殺.す」ってスタンスなので京介に繋がってないという。
なんで一々接触しにくいか説明してるかというとそうじゃないとなんでさっさとバックヤード家にコンタクト取らないの?ってなるしそんな困難を乗り越えて縁が繋がったぁ!ってなった途端スルスルと事が進むからなのです。
>>275
茨っぽいのが巻き付いてるし眠そうな顔してるからいばら姫!って言おうと思ったけど15歳ってぺドかな?……いやよく考えたら普通に犯罪(現代基準)
>>280
(アントニオ・サリ)エリちゃん!!
冗談です。調べたら一番上に出てきたので言いたくなっただけです許してください。あ、葡萄かコレ(植物ガバ)
あ、当たった。
私はロリ鯖をこよなく愛する者...>>286
やっぱ、あの葉と蔓は『母なる蔓』のもの?纏めて投稿出来るサイトあったんで伏神聖杯聖杯SS投稿したけど、実際の所読み感とかどうなんだろ?
どうでした?
>>280
やはり擬態ジジェとか描くの頼むべきだったかとちょっと後悔するぐらいには可愛い。>>287
(まぁほら……既存のスレ産でもキャンドルカッターピカチュウとかいるし……)>>292
うーん、茨姫に戦闘技能のイメージないしなぁ
私だったらどちらかといえば呼ばれなかったから呪いかけた人にトロイア戦争(呼ばれなかったから林檎をシュー!超エキサイティン!)と関連づけて広義の魔女概念!アルターエゴ・ディスコーディア!みたいなネタの方やるかもしれないですわね
まぁメジャーなイメージに沿おうとすると某ソシャゲとかのパロディみたいになっちゃうから私はやらんが>>292
一応なんかこう固有結界な茨の城を展開して全部眠って貰うわ!するいばら姫なら考えた事はある。
神秘隠匿関連とかキャラの広がり的な意味で没ったけど。
結果カリストーさんに繋がったからヨシ!ハア…ハア…ss書き上げたら真名推理が始まっていた
ss貼るのもう少し後にしておきますね…誰だその美少女…あ、そういやそのものじゃないからアレだけど刹那いるえあいばら姫。>>297から広げました!!
ハア…ハア…もう推理大体終わっとるやん
じゃあss貼っても良いですかあ、ヴァージニアのネグリジェ、紫の部分は葡萄の色か。
よっしゃあ……
「私、あいつ嫌い」
というのがラウの「友人」が証亜半月に関して発した唯一の言葉である。それきり彼女は半月に触れようとせず、自分の縄張りであるクラブ内で何をしようが静観を決め込んでいる。実際は今にもキレそうなほどに苛ついているのだが、それをラウがどうどうと諫めているに過ぎない。「友人」は一度火がつけば間違いなく戦争を引き起こるであろう事は想像に難くないからである。
そういうわけでラウは遠回しに「あいつを追い出せ」という友人の命令を受けて半月へと接触する事となった。
半月はダンスフロアの端にある席で何やら男達に言い寄られている。端から見てもおかしな熱に踊らされている様で、その口調は不規則にどもっていた。
「だ、だからさ半月ちゃん。場所を移そうよ」
「良い場所知ってるからさっ、ねっねっ」
「ええ~、どうしようかなぁ。わたしぃ、ここが気に入っているんですけどぉ」
証亜半月がクラブにやってきたのは数日ほど前の事。その美貌と男を引き寄せる妖艶さのおかげであっという間に客達は彼女のファンとなってしまった。しかしただ魅了されるだけでなく、少々手荒な輩が出始めているようだ。店で騒ぎを起こされては困るわけで、そういうシチュエーションではラウが鎮圧に最適と言える。
言い寄られている半月の席へと向かうと、ラウは手始めに大柄な男の肩をぴしゃりと叩いて振り向かせた。強面だったはずなのだが蕩けてしまい、妙な表情になっている。>>303
「なんだよ、誰かと思ったら犬じゃねぇか」」
「誰が犬だ、誰が」
すかさず男達に香水スプレーを一回ずつ吹きかける。ラウによるちょっとした催眠効果を持つそれらを吸い込んだ三人は途端に目を見開き、茫然自失と言った様子でその場に立ち尽くす。
「テムズ川で泳いでこい。酔いも覚めるだろうよ。あ、四つん這いでな!」
大柄な男を先頭に、四つん這い三人組は店を飛び出していく。ちょうどテムズ川に着水した頃にはボケも治っているはずである。
邪魔者を排除し、半月の隣にどっかりと座り込む。突然現れたラウに目を丸くしていた少女は、すぐに調子を取り戻し目を細めて微笑んだ。
「お兄さん、今何したんです?魔法?」
「ん?まぁ魔法みたいなもんだな、ウン。俺はラウ。君にちょいと話がしたい」
遠巻きに眺めている事はあったが対面してみれば、なるほど半月の顔は本当に可愛らしい。艶のある黒髪、吸い込まれてしまいそうな翡翠の瞳、雪の様な白い肌。もしも美というものを可能な限りかき集めてしまえば、こういうカタチが出来上がるのだろう。
「お話ですか?あ、でも私、彼氏とかは今欲しくはなくて」
「いやいや、口説き目的じゃない。ただ忠告をしておきたいんだ。このクラブには魔女が住んでいてな、そいつは自分より可愛い娘がいると気に入らないんだ。毒リンゴを手渡されかねないぞ」
「え~♥可愛いだなんて真正面から言われたら、恥ずかしいですっ」>>304
「あ、なっ、あのな……」
「やっぱりナンパなんじゃないですか?でも、私さっきみたいに王子様みたいにさっとやってくるの凄いカッコイイかなぁって思いますねっ」
「王子様?俺が?バカ言え、あんな奴らなんとかしたくらいはな」
「本当ですかぁ?さっきのビシッと決めるところとか本当に格好良かったですけどぉ」
「いや、いやいや、そんなわけないから、ははは」
思わず声が上ずる。なんだかそれっぽい調子で接しようと考えていたラウはそもそも異性への耐性があまりない。そこに男を魅了する半月が叩き付けられてしまえば、どうなるかなど考えるまでもない。ミイラ取りがミイラにである。
何より、先程からラウの嗅覚は妙な匂いに犯されようとしていた。友人の持つ甘い匂いが更に強化された、ドロドロとした蜜に五感が異常を来たしているのだ。
「っていうか、ほら、だからだな、ともかくあんまりここいらで目立っちゃうと大変って話をだな」
「うーん、わかりましたぁ。じゃあ一緒にお店出ましょっか!」
なんとか本題に移ろうとしたラウの肩にわざとらしく半月の身体が密着される。ちょうど柔らかいナニかが腕に触れ、彼の思考はあっという間に桃色に染め上がっていき、喉からは「ヒョオッ」と奇妙な呻き声が漏れた。
「(オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイこれは何がどうしてこうなっているんだ?この俺に突然の春なのか?今秋くらいだけ春が来てしまったのか?ちくしょう、考えがまとまらねぇ良い匂いだ……駄目だこの匂いたまんねぇ)」
理性が蒸発しそうな寸前のラウは冷静な思考を保つ事も出来ず、半月に言われるがままにぴったりと身を寄せ合ったままクラブの出入り口へと向かっていく。匂いのせいか千鳥足となっている姿はさながら酔っ払いである。
>>305
「それでそれでぇ、私どこかに泊まりたいんですけどお金が足りないんですぅ。もしよろしかったら、ラウさんのお家に泊めてもらえませんかぁ?」
「え!?いや、それはまずいかなちょっと、ウチ寮だし部外者を入れたなんてバレたら冗談抜きで俺死ぬだろうし……」
「それじゃあ、ちょっとだけお金貸してもらえませんか?」
「金も俺そんな持ってないし……」
「チッ、何ならあるんだこいつ……あの、そこをなんとかお願いできませんか?私ぃ、ちゃんとお返ししますから」
ぎゅっと一際強く細い体が押しつけられ、柔らかい感覚がラウを襲う。酒を飲んだわけでもないのに赤面し、彼は言葉に詰まり動揺を隠せない目線を半月へと向けた。
「お、お、お返しぃ!?」
「はい、そのぉ……私、マッサージ得意なんですぅ」
「マッサージィ!?そ、そりゃそ、それは別にいらねぇんじゃねぇかなうん!?」
脳を煩悩に支配されかけながらもラウはそれでもなんとか理性ある人間として振る舞おうとするが、半月の瞳を覗き込んでしまえばまた色欲が駆け巡り、明らかに怪しい誘いを承諾してしまいそうになる。
「ラウさん?顔真っ赤ですよぉ?」
「う、ううう……いや、気のせいだから、うん」
「本当ですかぁ?」>>306
唇が触れ合いそうな距離にまで半月が顔を寄せてくる。うお、っと声をあげてラウは体を仰け反らせようとし……甘い匂いの中に苦み走ったものを嗅ぎ取った。
半月の匂いはいわば蜜である。その蜜に、不純物が紛れ込んでいるのだ。
「……タバコの匂い?」
「へ?」
嗅ぎ間違えるはずがない。間違いなくタバコのむせかえりそうになる匂いが半月から出ている。感覚を狂わせるほどの中に混じっているからこそ、ハッキリと感じ取れた。
途端に目が覚めていく。不純物極まる匂いはラウの鼻腔内を突き抜け、眼前の美少女が途端に怪しい存在へと変化していった。
「待て、お前幾つだ?なんでタバコの匂いがする?」
「え?クラブの人達が吸ってましたし、それじゃないですかぁ?」
「いや、違う。そばにいたから身につく匂いじゃない。日常的に吸っている人間に染みついている匂いだ」
「気、気のせいじゃないですかぁ?それよりもう夜も遅いですしぃどこかに……
「そうはいかねぇ。ドがつくほどシンプルな問題を忘れてたぜ。アイツが嫌いだなんて言うヤツがまともな訳がなかった。さてはお前ロクな女じゃないな!?」
「偏見に溢れてるんでけどぉ!」
半月から離れようと絡みついている腕を振り払おうとしたラウ。だが急に彼女の力が強まり、むしろ引き寄せられる。ただ者ではない、それどころか何かしらの罠にかかってしまったと即座に理解すると懐から香水スプレーを取りだし、思い切り半月へと吹きかけた。>>307
「うわっ!?」
「どうだ、感覚を狂わせるタイプのだ。今度はお前が酔っ払え!」
「なんだこれ、くそっ。何しやがった……!」
香水が効いているのか半月の足取りがふらつき始める。口調も先程とは打って変わって粗暴なものへと変っていた。本性を現したのだ。
ここから形勢逆転するのがお約束のはずなのだが、不運な事に荒事に慣れていないラウがすぐに対応できるはずもない。がむしゃらに突っ込んできた半月を迎え撃つどころか、そのまま体当たりを喰らってくの字の姿勢で吹き飛ばされてしまう。
地面を転がるラウにすかさず半月はのしかかろうとする。負けてたまるかと細かい事を考えずにラウは容赦なく寝転がった姿勢のまま彼女の腹部へと蹴りを叩き込もうとした。狙いは逸れてしまい下腹部へ向かっていき、運悪く半月の股間を直撃した。
「くおッッッッッッッッ!」
強烈な一撃に半月は白目を向き、その場に崩れ落ちる。少し強く蹴りすぎたかとラウは考えたが、どうにも様子がおかしい。ただ蹴られただけの割にはみるみる内に半月の顔は青ざめていく。その反応に、ラウは心当たりがあった。
「……え、お前まさか!?」
体勢を立て直し、攻守交代して半月へと突進したラウは迷う事無く(そうする必要は無いのだが)彼女の両手で押さえつけられている股間へと手を伸ばしていた。>>308
「ちょっ、やめ、今、吐きそう」
「その反応は、まさかとは思うけどお前、お前お前ぇぇッ!」
力が抜けているその瞬間を見逃さず邪魔な手を払い、ラウは恐る恐る半月の股間を、掴んだ。
―――――ある!!!
「テメェ男かぁ!?」
「バカ、何触ってんだ。やめろ変態!はな、離せ!」
嘘だろう、そんなはずはない。何度も自分に言い聞かせるが手から伝わる感触にラウは文字通り身に覚えがある。こんな事が許されて良いのか。
「じゃ、じゃあ俺は男に口説かれていたのか!男に顔赤くして、ワンチャンを期待していたのか俺はァァァァァ!?」
「そこまで考えてたのキモすぎんだろ!あと手ぇ離せ!」
「男が男の純情弄んでおきながら今更●●●鷲づかみにされているくらいで騒ぐんじゃねぇ!」
抵抗しようにも香水の効果はまだ効いている為に半月はラウを振り払えない。ラウはといえば怒り心頭でどうしてやろうかと鼻息を荒くする。
端から見れば青年が少女の股間をまさぐりながら罵声を浴びせるという凄まじい光景であり、そっくりそのままの事案な状況であり、そういうわけで次の瞬間ラウはクラブから追いかけてきた「友人」に思い切り後頭部を蹴り飛ばされるのだった。あと、半月の使える能力の一つ、『憑依』を無くして出来ることの方向性とか整えようかなと考えております
いや実は最初デアはフォーリナーとして構想を練っていたんですよ。
でもこれでフォーリナーだと「独立戦争以前東部アメリカオカルト夢系史実ロリ」というアビーとただでさえ被っているのが最早取り返しのつかないレベルになるので現状彼女はアサシンです
>>295
>マジでレリックさんが良い感じのポジションになると思います
私期待しちゃいますよ?良いんですか??お??()
>>297
北欧神話…確か雪の女王も北欧神話がモデルだったりしますよね?密接に繋がってるんだなぁ神話とおとぎ話って…
>>298
黒鹿さんの癒しを提供出来たのなら私も嬉しいです…
史実でロリなんだ、どんなにあざとくしたって問題はないんだ…
>>301
そうですー。やっぱり実…再臨とかでつく予定でサボったのがいけなかったな…>>321
最初は金がないラウが友人(誰とは言わない)の入れ知恵でメイドのコスプレで接客しなきゃいけない怪しい店で働いていたところに半月がやってくる飛ばした展開にしようかと思ったのですが……危ないのでやめましたちなみにセナちゃん(325のキャラ、血鎖で推してくれる人がいたら嬉しいなって感じの設定なのでお楽しみに)のデザインはパンク系というかバンギャというかビビッドで可愛いヤンキーってのをイメージして描いたけど凄く既視感を感じるカラーリングだと思ったんですよ
ストファイのジュリでした…(言うてカラーリング以外はそこまで近くない気がするのでセーフって事にした)
>>322
了解です
注意も理解しました、それだったら今日こそケリ付けるルートか戦闘のトレーニング付き合ってくれルートにしようかなって感じにします!>>317
『高位の魅了は性的な誘惑に関わらず対象の精神に直接作用する命令権限』がどうも公式見解っぽいんで、変化でもって事柄を起こすなら『思わず対象が従わざるを得ないような精神感応を外見の物理変化で発生させるという〜〜〜』とかがおすすめですかね。明日(今日)昼から夕方ごろのどこかにキャラシ二連撃します
ちなみにこれは全然関係ない豆知識なのですがアキレウスとそのマブダチで有名なパトロクロスは爺ちゃん同士が兄弟なので親戚です
狭いねギリシア【CLASS】ライダー
【真名】アイアコス
【出展】ギリシャ神話
【性別】男
【身長・体重】179cm・76kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力 C+ 耐久 C+ 敏捷 B+ 魔力 A+ 幸運 A++ 宝具 EX
【クラス別スキル】
・対魔力 A
・神性 A-
河神と主神の間に生まれた純粋な神格であるため本来最高峰の神性を保持しているが、自ら人の側に降りたためランクに低下が見られる。
・騎乗 C
【保有スキル】
・主神の加護 A
(基礎ステータスの上昇を始めとした)主神に愛されし息子としての様々な加護をもたらすスキルであるが、あんまり頼るとその妻の悋気が襲いかかってくる可能性もある爆弾スキル。なお、ライダーは「同僚の母のように鷹揚に流せないのか」という意見に対しては「奉ずるべき偉大な女神として深く敬愛していることと、実際トラウマになるレベルのことをされて以降ついついびびってしまうことは全くもって別の両立しうる話である」と供述している。
・河神の加護 B
主神からの加護とは別に、母方の祖からの恩恵として保持しているスキル。水場において自己のステータスに上昇補正がかかる。
・カリスマ B++
父に愛されるのみならず、ギリシア中に義人としてその名を轟かせたことによる圧倒的人望力。ちなみに、死後冥界で裁判官として務めることになった逸話により死者への命令権もほんのちょっとだけ付与されているが、「冥府以外で冥府神がえばるのよくない(意訳)」という上司の意向に従っているため基本は効果が薄まっている。【宝具】
『我が父よ、願わくば慈雨を齎し給え(ヒュエトス・アイギーナ)』
ランク:EX 種別:対呪 レンジ:- 最大捕捉:-
生前父に祈り、もたらされた恵みの雨。宝具としては毒蛇を退けたことも逸話として組み込まれ、対毒・対呪詛に特攻の浄化効果を持つ雨を降らせる天候操作宝具となっている。
対象の体が呪詛や怨霊そのもので構成されている怪物でもない限り攻撃性能は一切ない代わりに、呪詛に対しては権能レベルでの対抗力を持つ。
自然現象を操っているものの、アクション自体は「心を込めて祈る」のみなため魔力消費的にもかなり省エネなのが売り。
『鋼鉄騎兵・戦蟻兵団(ミュルミドン・レギオーナス)』
ランク:B 種別:対軍 レンジ:1- 最大捕捉:-
無限増殖するサイボーグ兵団。鉄を喰らい自己増殖・修復する機械蟻形態と魔力を喰らい以下同文のサイボーグ兵士形態の二種類が存在しているが、いずれも対毒・呪いなどのデバフに耐性を有している。蟻という形態に則り人海戦術での圧殺を得意としているが、数を増やせば増やすほど相応に維持コストがかかったり末端まで目が行き届きづらくなるのが弱点。
基本的には主人であると規定された存在の命令に徹底的に従順な存在であるため、ライダーがそう望んだ場合は軍勢そのままを他者に譲渡することも可能となっている。
なお、上記の「基本的に」に対する例外として、強い自己主張を発揮する個体がごく稀に発生することもあるとのこと。
「神話においては蟻が人になったって話なのになんでサイバネめいたロボ軍団が出てくるの?」という質問に、ライダーは静かに目を逸らした。
『幽冥、昏くも篤実にて(ピュライ・クトニオス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1-40 最大捕捉:100
行き先が冥界限定のどこでもドア。吸引力の変わらないただ一つの門。本来死しているべきものを送還するという方面に特化しており、性質上ほとんどのサーヴァントに対して有効打となる代わりに基本マスター戦では何の影響も及ぼさない(何らかの方法で自らの延命処理をしているようなタイプなら話は別)。基本は地上の王としての側面で召喚されている状態なため、緊急時を除き使用されない。>>334
【weapon】
腰に剣を下げているが、通り一遍の武術はそれなりにできるとのこと。
【解説】
アイギナ王。主神に愛されてる男。
父はゼウス、母はサラブレッド河神アイギーナ。子孫にペレウス、アキレウス、アイアースがいる。
長じて王となり平穏な毎日を暮らしていたが、例に及ばずその血縁が女神ヘラの悋気に触れた結果、島中を干ばつと毒蛇に襲われ深刻な飢饉に陥った。
水源を失い呪毒に侵されきった土地で粘りに粘るもジリ貧という状態に陥り、とうとう限界を迎えたところで父神ゼウスに祈りが通じ、蛇の毒の浄化と雨を派遣してもらうことに成功した。この時(おそらくは失った民の分の補填として)送られたのが蟻を人に変化させたスーパー勤勉種族・ミュルミドネスである。
ちなみに、当時唯一無事に口に入れられるものであった酒のみで腹を膨らませていた経験のせいか、酒類を見ただけで精神にダメージを負い「もう一生分飲んだから」と断固拒否の姿勢を見せる。ハブ酒の場合は効果四倍。
血筋的には100%神格であるが、人の世に育ち人の世で暮らし人の王をやっていたためかなり人間寄りの感性と性質持ち。その証拠に寿命で死ぬ。
生前の経験から、酒は飲めるがトラウマ的な意味で苦手。蛇も嫌いなので多分ハブ酒とか見たら貧血になる。
一見してみれば同僚に比べれば軽くてとっつきやすいノリだが、根底の人格は敬虔かつ公正。一見すると愛嬌で世渡りしていってるタイプに見えなくもないが、ベースの性格自体は締めるところは締めるし王としての経験も積んでるタイプなので舐めてかかるといいようにされる。
神々に対する信仰心は幾たびも命を救われた(命の危機に陥った原因もその神なのだが、その辺はまぁそもそも人類が生きてること自体神の気まぐれみたいなもんだからしゃーないという考え)ことから厚く、ある程度の柔軟さはあれど基本的には神の敷く秩序を重んじる行動・言動をする。悪性が存在することも自身に対し敬意がないのも割と許してくれるが、神々をdisるのは割と許容範囲外。
ただし、「自分のできる範囲での手助け」や「正しいと思うことのための行動」であれば大抵の場合は率先して動いてくれるため、本気で困っている善き人にとっては大抵の場合味方である。>>335
なお、一説によれば冥界の裁判官に就任したのはゼウス神が「えー!寿命による死は避けられないのー!?じゃあしょうがない、要職用意しよう!」と決定したゆえのコネ人事説がある。
【セリフ例】
「苦手なもの……そうだね、蛇かな。特に毒のあるやつ。…………いえ、特に特定の誰か様に対して思うところがあるわけじゃないけど。本当だからね?」
「王様系サーヴァント同士王道について語り合わないかって言われたんだけど、申し訳ないながら断らせてもらったんだ。……いや、別にそういうのに興味ないとかじゃなくてむしろバリバリにある方なんだけど、酒がね……誘われておいて断るのも行儀が悪いから……」
「んん。誰よりも敬虔とか、誰からも尊敬されるとか、そういうことを言われるとだいぶ照れるんだけどな!今はサーヴァントの身の上なわけだし、フラットに行こうね、フラットに!」
「アザラシかぁ…うん。好きだよ、アザラシ。かわいいよね!」
「ああ、息子もいるのか……いや?諸々のやらかしについてとかは別に根に持ってないよ。しっかりと罰は与えられたし、罪は清められた以上根に持つべきではないだろう?……むしろ向こうに避けられてるように感じるんだけど、なんとかできない?(ぺーレウスに対して)」
「うんうん、どうしても規律に縛られる、他人の個性を尊重できない、か……それも君の個性ということだよ。僕がいきなり君になるのは不可能だし、君も僕にはなれない。そういうふうに、お互いが補い合えばいいだけの話じゃないかな?………そういうところだぞとは?(ラダマンテュスに対して)」
「君ね。色々と思うところがあるのはわかるけど、流石にそれはないんじゃないかな。むしろ、サーヴァントという状態を生前やらかした事を修復できるボーナスタイムと考えてはどうだい?よかったら、僕が周りに色々と仲介してみようか?おーい。どこ行くんだい。おーい?(ミノスに対して)」
「王様ー!いくらなんでも僕の口調を真似するのはやめてくださいよ!キャラがもろ被りになるじゃないですか!(ハーデースに対して)」【CLASS】キャスター
【真名】ミノス
【出展】ギリシャ神話
【性別】男
【身長・体重】
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力 C 耐久 C 敏捷 B 魔力A 幸運 B 宝具 A
【クラス別スキル】
・陣地作成 A
・道具作成 A
・神性 A
【保有スキル】
・航海のカリスマ A-
軍勢指揮と治世の能力を表すスキルに、さらに海戦スキルが合わさったもの。類似スキルであるところの「嵐の航海者」とは船を操る船乗りであるか、船団を軍として操る王であるかという点でやや違いがある。具体的に言うと船を駆る才能ではなく船乗りに指示を出す才能。ただし、運に頼る状況になると途端に海が味方してくれなくなるらしい。なんでかなぁ(ヒント:彼が怒らせた神の担当する権能)
・芸術審美 C
芸術品・美術品に対する理解、あるいは執着心。身なりや文化から分析し、低確率で真名や出身を看破できる。
・ 黄金律 C
この場合は、数多の暴挙を経ても強大かつ豊かな国家の王として君臨できる才能(と父神からのちょっとした贔屓)の暴力。彼の場合は財力のみならず美貌まで優れている(本人談)。その威容は一目惚れした姫が自らの国を差し出すレベルであるが、それを見た彼は「普通敵国の王に一目惚れしたからって自分の親死なすか…??」とシンプルにドン引きした。>>337
【宝具】
『万古不易の迷宮(ケイオス・ラビュリントス)』
ランク:B 種別:迷宮宝具 レンジ:0 最大捕捉:14人
クノッソスの「ミノタウロスが封じ込められた」迷宮。王のダークサイド。本人はこの宝具の使用を断固として拒否している。
神代屈指の迷宮、生きては帰れぬダンジョンとして抜群の知名度を誇る空間を世界の下に構築する宝具であるが、彼本人はその住人でも建造者でもないがために細かい仕様のコントロールが不可能であるという欠点を持つ。また、この迷宮を構築した時点で「中に恐ろしい怪物がいる」という概念まで再現されてしまっているため、彼がこの宝具を発動すること自体が半ば自爆行為である。
本人の迷宮に対する固定観念、すなわち「中にいるものは紛れもなく悍ましい怪物である」という思考ロックを外すことができればそれにも変化が生じるかもしれないが……性格が、ねぇ?
『栄華を此処に、海に輝くは青銅宮殿(ゴールデンエイジ・クノッソス)』
ランク:A++ 種別:宮殿宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
地中海に轟く大文明、クレタの王としての威光の具現。王のライトサイド。本人はこの宝具の使用を断固として推奨している。
西欧最古の青銅器文明の拡大解釈なのか、あるいは別の要因なのか、陣地として構築する際にはアホほど豪華なハイテク鋼鉄要塞として顕現する。その隆盛から滅亡に至るまでを概念武装としており、影響範囲内においては道具作りや建築・設計などの擬似的な皇帝特権めいたスキル獲得や軍勢(船)召喚、無法レベルでの戦力増強を可能としている。お前(民)のものは俺(王)のもの、俺のものは俺のもの。効果が多彩かつ膨大であるからこそ、それを十全扱う自らの知能が最もすごいのであると本人は述べているが、これに関しては半分ぐらいは事実。
この宝具により彼のキャスターとしてのスキルは大いに下駄を履かされており、本来は魔術に対しての造詣が深くない彼でも(魔術系と言うよりは工業系の)キャスターとして活動できるようになっている。
以上を踏まえれば得しかないように見えるが、素の防御性能が皆無だったりいちいち膨大な魔力消費を伴っていたり適切な霊地の確保が必要だったりするため総合的にはそこまで得ではなかったりする。ハマれば強い。>>338
『幽冥、昏くも浩大にて(ピュライ・プルートーン)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1-40 最大捕捉:100
行き先が冥界限定のどこでもドア。吸引力の変わらないただ一つの門。本来死しているべきものを送還するという方面に特化しており、性質上ほとんどのサーヴァントに対して有効打となる代わりに基本マスター戦では何の影響も及ぼさない(何らかの方法で自らの延命処理をしているようなタイプなら話は別)。基本は地上の王としての側面で召喚されている状態なため、緊急時を除き使用されない。
【weapon】
宝具の中に内蔵されている剣・槍・斧などを射出したり普通に斬ったりして扱う。たまに船をぶん投げてぶつけてきたりする。>>339
【解説】
クレタ王。ポセイドンを怒らせた人。
父はゼウス、母はエウロペ。こっちが兄。子孫にはアガメムノンとアリアドネがいる。
クレタ島最大規模の都市であるクノッソスの創設に関わった偉大なる王者……………の、はずなのだが、実のところ現代だとミノタウロス関係の逸話の方が有名。
義父アステリオスの死後、もう一人の弟であるサルペドンとの後継者争い(あるいは美少年をめぐる痴話喧嘩が原因とも)に勝利した際ポセイドンに「王位を認める証として牡牛をください、そしたらそれを生贄として捧げてお礼します」という祈りを捧げたものの、実際届いた牛があまりにも美しかったため別の牛を差し出してしらばっくれようとするも案の定失敗。怒れるポセイドンの呪いにより妻のパーシパエーを牛に欲情する体質にされ、なんだかんだでアステリオス(ミノタウロスの方)が生まれた。その後は、よく知られる伝説に記される通りである。
もう一つ有名な逸話といえばダイダロス・イカロス親子の幽閉。有名なイカロス墜落の逸話ののちも逃げたダイダロスを追跡したが、結果的には彼を庇う女たちに熱湯をぶちまけられたことで返り討ちにあった。
熱湯が嫌いな隠れショタコン。頭と顔の良いろくでなし。私利私欲のためにやらかしては、オチでこ○亀のテーマが流れてくるタイプ。
悪魔の囁きには負けるし神に対して姑息な手を使おうとするし挙句「異形なら人食わせときゃいいやろ」の精神で捕まえた敵国人を毎年迷宮に放り込むが、政治や軍事に対しては(悪癖が出ない限り)基本満点を叩き出す点を考慮に入れると総評的には概ね「有能だけど絶望的に俗物」。仮にも一文明を代表する王の名になるだけのスペックを有している分なお厄介である。生前は一応は国家のトップらしい振る舞いを最低限取り繕っていたが、誰かの下につく立場になったことで地が出たのか言動の方がゆるゆるになっている。>>340
ミノタウロスについては「こっちくんな化け物」「正直見なかったことにしてそのまま忘れたい」「厄介ごとばかり呼び寄せやがって」「でも経緯的に俺にも悪いところあったよな」の3:3:3:1ぐらいの割合で感情を向けている。つけた名前が育ての義父のそれであったあたり、ひとえに憎悪や恐怖とはくくれない何かであるらしい。もしカルデアみたいな形式で遭遇しちゃったら「いないもの」として扱う。むしろテセウスに対する感情の方が「人の娘誘惑しやがってコンニャロー!!」で純粋に怒り寄りでわかりやすい。
地のべらぼうな優秀さに加え欲に目が眩んでやらかす奴らの心が割と理解できるため、結果的には話をわかってくれる意外といい裁判官になっているらしい。周囲の者は「それを許す限りだらけるので、尻を叩き続けろ」と語る。
戦闘技能に関しては、ダラダラとしているから本体は弱いのかと思えば普通に強いとのこと。>>341
【セリフ例】
「あーはいはい。あの父、あの母。それで何故このような輩が生まれたのかと考えていそうな顔だな?……ふん。なんとでも言えなんとでも」
「仕事か……はぁ、さっさと終わらせるぞ。……何を不思議そうにしている?さっさと終わらせなければ残りの時間で遊べないだろう」
「ああ、アレのことか。……何を言っているのやら。牛の子が人であるわけがないだろう?神の怒りにより生まれたのだ、見るに堪えない化け物に決まっている。……だが、まぁ、そうだな……そちらがやめろというのであれば、以降お前の目の前では化け物と呼ぶのをやめてやらんこともないが?(アステリオスに対して)」
「ウワーッ!母上!なんだその格好!……よせ。やめろ。なでなでとかされる歳ではないぞ私は!親族どもとやらと仲良しこよしもしない!…話を聞け!大体私は昔から貴女のそういうところがなぁ!………うっ…………………………な、何でもない………(エウロペに対して)」
「うげぇっ……な、なんだ!?私に謝罪するべき事などないぞ!?国家機密の漏洩は普通死罪ぐらいしてもいいところをその知恵に免じて幽閉に留めたのであってな……そもそも私の失策がなければそんなことにはなっていない?…………んぐぐ……(イカロス/ダイダロスに対して)」
「……気のせいか?人の娘をたぶらかして協力させ最後まで面倒を見なかった挙句、最終的には別の女の尻を追っかけて王座を失ってそうな声がどこかから聞こえたような……いやいや、そんな間抜けがいるわけがないよなぁ!まさか!なぁ!(テセウスに対して)」
「……………。…………………いや、何か言ってやりたい気分ではあるというか、言うつもりはあるのだが……………何を言っても正論で混ぜっ返されそうな気配があるというか……(アリアドネーに対して)」
「うるさいうるさいうーるーさーい!あーあー聞こえない聞こえない!お前が言ってることが全面的に正しいのは認めた上で聞こえないから聞き入れない!!(ラダマンテュスに対して)」>>342
「やめろ!この人格者野郎め!御涙頂戴感動長編の和解劇なんて誰がやってやるか!誰がなんと言おうと御免だ!くそっ、自分がおよそ欠点が見つからない聖人だからって調子に乗るなよ光の化身が!私は屈しないからな!ばーか!(アイアコスに対して)」
「お、その見た目……すごく良い!やはり美少年こそ大正義!ようやく私の話を理解しましたな!よし、次は最新の娯楽を研究しに行きましょうお代はもちろんアドバイス料として全額貴方持ちで!………褒めたのに怒られた!?何故だ!(ハーデースに対して)」
はー宝具名思いつかなすぎて永遠に遅延してたけどやっつけでやってスッキリした
要は前ssでちょっとだけ出したけど一応設定は作ってあるんだって話です(今 どなたか人おいでますか)
(一昨日からの答え合わせの準備ができました……チェストヶ原して良いでしょうか?)>>349 では。
2日も引っ張ることでもありませんでしたが答え合わせとしてランサー・黒田長政のキャラシを公開とします
思ったより長くなったのとテストも兼ねて以下に貼るURLから良ければご一読ください 読めないようでしたら普通に書き込みます
https://writening.net/page?rhzjvC
昨日も言いましたがユージーンさん宅の黒田如水、どなた作か分からない母里友信らとのすり合せは特に考慮できていない創りになっています
噛み合わせの悪さや解釈違い等ありましたら何か違う時空から来た息子とでも思っていただけると…今後とも話すようなら、迷うようなら貼ってしまいなさい…あとから見逃した人が「誰の話してるん?」ってなった時に参照できるから…
HNも忘れずに。
324で悩んでいた文章、こんな感じにしようかなと捏ねています
『呪術の腕は平均的、変化に関しては自らの肉体を「より魅力的な女性に作り変える」という方向性であり、
サーヴァントたちのような凄まじいレベルの変化は不可能。
最も特出している魔術は「魅了」。
一般人はおろか、未熟な魔術師でも容易く骨抜きにしてしまう威力。
また、変化の術も駆使し、警戒している対象でも思わず従わざるを得ないような精神感応を外見の物理変化で発生させる、という一流魔術師顔負けの腕前でもある。』
へ、変ですかね……?血鎖の追加情報というかちょっと凌牙君の過去設定を変更しようと思いますのお知らせ
とは言っても大した変更ではなくて、今までの設定では少女を助けて魔術師に追われながら逃げて、庇われ離別して船に拾われるまでの所をヨーロッパのどっかでの出来事にしようと思ってたんですが血鎖の舞台をヨーロッパにする必要が出て来る訳です
あんま雰囲気とか詳しくない地域を舞台にしてもガバが目立ちそうだし色々考えたら粗があったので変更します
改訂後は北日本辺りで一連の出来事があったって事にします
そして血鎖の舞台は東北の田舎の港町って事で行きたいと思います
もうすぐ始められると思うんでもうちょいお待ちください!!ちなみに砕城家の家訓も置いときます、脳筋さを表そうと思って考えてたら割とコイツらトンチキな事考えてんなと思い始めたのは内緒です
・心技体を極めれば、どんな魔術にも勝る。心技体を持たぬ魔術師など、我ら砕城の敵ではない。努努鍛えるべし
・何者にも俉すなかれ、屈するなかれ。時計塔であろうとも屈さず、孤高の力を得て魔術を制す覇王と成れ。
・五体と魔術を併せ持つ者こそ、真の強者。五体のみであれば強さも匹夫の勇であり、魔術のみで戦う者は覚悟の無い腰抜けである。
・全ての魔術を糧とせよ。陰気な謀略を練り他人を蹴落とすよりも、正面より全てに立ち向かい、全てを超える方が遥かに強い。
・精神を干渉されども動かされぬ不動の心。毒をも克服する無敵の体。どんな魔術をも超え、倒す無双の技。これを合わせ、昇華させよ。
…うんアホだわコイツら!!脳筋すぎて逆にバカな魔術師一族みたいなのにしようと思ったけど想像以上にゴリラで草ァ!!…コレジャナイ感凄いなこの家訓
武道+魔術師的な感じの奴で頭のネジ吹っ飛んだ感じのにしようと思ったらすげえ頭おかしい感じになったし没るかもしれませんちなみに裁判官にアジア担当とかヨーロッパ担当とかあるっていう説はオミットしています
なぜならテクスチャ制度を反映した上で考えるとあの世界観に出てこない「アジア」などを支配範囲に含むのは他神話体系に対する不当に強いマウント力になりかねないからです
あしからず
>>346
設定は出してたけどキャラシとしてはまとめてなかったけん
>>347
根に持ってる・持ってないの話で言えばかなり持ってるけど、それを口に出すと周りから「お前が悪いんやんけ!」と総ツッコミになることを理解できる程度の知能はあるのです
>>348
やっぱ清書したー!ってノリの後に一回確認フェイズ挟まないとね…
>>358
三人いるので三者三様になるように気をつけました
>>345>>361
>>363
家訓ってもっと簡潔にまとめる方がそれらしいと思うのでここは『弱肉強食』の四文字に圧縮してみてはどうでしょう?
>>368
そうですねぇ、大まかに三段階あります。
初期
一般的な親子くらいに仲がいい。この頃はまだ初志である「人々の平穏のために乱世を終わらせる」を忘れてないので「この子が生きる未来のためにも」とお父さん張り切っちゃうぞ☆(なお敵への冷酷さはこの頃からチラチラ見え隠れしていたもよう)
中期(アサシンの方)
息子の「自分の命は自分の物じゃない」スタンスに対して「これは使えるな」と思うくらいの人でなし。この頃は天下泰平のためならと手段を選ばなくなり元々の「人々のため」が抜け落ちてる時期。
多分半兵衛殿の死がターニングポイントなので親子揃って半兵衛殿に情緒めちょめちょにされてる。
後期(キャスターの方)
今までの時間を取り戻そうとするレベルで構い倒してくる。戦が無ければ親父殿はこんなに穏やかなのかって驚かれるくらいの変わりっぷり。
ちなみに聖杯戦争で敵陣営としてランサーの息子と遭遇したらアサシンの方は躊躇無くマスターを仕留めて終わらせますがキャスターの方はなんとか同盟を結べるように奔走します。
カルデアで会ったらアサシンの方は速攻でスキルや宝具の性能を把握しようとしてキャスターの方は出来るだけ息子が戦場に出ないで済むように考えてからそれは人理を救うために馳せ参じた息子への侮辱だと思い至って止めます。>>365
ミノさんはアステリオスくんを見るとシームレスにガン無視モードに入り周りの人に「お前さぁ…」って言われるけど、異聞帯のアレみたいに敵が「いけーっ!怪獣ミノタウロス!キルゼムオールだー!」みたいなノリで使い潰そうとしてるの見ると「人の心とかないんか?」とか言い出して周りの人に「どの口が?」って言われるタイプのカス
>>366
「いや百歩譲って(私の利益になったから)父殺しは置いておくとしても、妻帯者のしかも王相手に迫る時点で真っ当ではないのが明らかだろう。極端に走る前に「私がこの身を人質として相手に捧げて許してもらいましょう」とかそういう方法に至れなかったのか?別に敗国から「戦利品」を調達するくらい珍しい話でも何でもないのだし、そういう理屈でも別に問題はなかっただろう。妻以外に興味はないだとかそういう嘘を言うつもりはないし牛に寝取られて思うところがないわけでもないが、それはそれとして、愛だの恋だのという一度アフロディテ神あたりが介入すれば塵芥よりも軽い理屈で動いている輩よりは、利益とか名誉が行動原理な相手のほうがよっぽど信用に足る!恋ゆえに働くというのは即ち心変わりがあれば容易く裏切るも同義だからな!第一、ギリシャで女の情欲を利用して利を得た男がロクな死に方をした試しがないぞ!私は逃げさせてもらう!」(ワンブレス)真面目な話妻が「んほぉおぉ!牛しゃんだいしゅきなのぉぉ!」ってなってるとこ見た後で「好きです!国あげます!」ってのが現れたら「恋愛脳になった女怖…もっと後腐れなく楽しめる子と楽しみたい…」ってなるに決まってるじゃん
そう、ロクデナシならね
なおミノス王、バージョンによっては女遊びが激しいせいで妻に女遊びしようとするたび浮気相手が死ぬ呪いをかけられてなおキルケーパワーに頼って浮気完遂する話があるけどそれは作劇上面倒なのでカットしています
あとライラプスと槍は他クラスなら持ってくる宝具扱いなのでキャラシwikiに載せるときに言及を足します、というか正直な話神殿宝具のところに書いてたと思ったらコピペミスで消滅してましたごめんね>>369
ありがとうございます良い解釈です5冊ください
それを踏まえると長政側はざっくり
父は憧れの人→【半兵衛】→この命は父の為に消費しよう→【家督を継ぐ・実弟の死・娘の誕生】→命は黒田家の為に投じて生きよう→【石田との確執・秀吉の死・前妻との離縁】→徳川の天下の為に命を張ると決める→【関ヶ原終了】貴方、そんなふうに笑えたんですね。
少し詳しい版メモ→https://writening.net/page?QR3LXi
関ヶ原の辺りはこちらの解釈中心なので仮のものというかあれです 草稿みたいなもんです
・官兵衛(殺・術)との接敵 ランサー長政の場合 令呪不使用前提
共通:子が親に刃を向ける不孝も、親が子に刃を向ける不幸も可能な限り避けたい。
アサシン:マスターを見限っていない→父上相手でも今生の主君を見殺しにしては道理に合わない。何よりあなたの息子だと胸を張れなくなる。防戦一方。庇うコマンド連打。
見限っている→あの父に間接的でも子殺しの罪を負わせるくらいなら、自刃の方がマシに思える。影法師の身とは言え先立つ不孝を許されよ。いややっぱ許さなくていいです。
キャスター:父上が同盟を結ぶ気ならそれが何より。仮に我がマスターが渋ろうが口説き落としてやります。…最終的に父とマスターどちらの願いを優先するかはマスターへの査定次第。
例外処理【もしも父が泥か何か悪堕ちしてたら】
→上が間違っているならはっ倒してでも止めるのが真の黒田武士だと思っている。基本的に父を引き戻して救おうと奔走する一方で、いざとなれば刺し違えて道連れにしてでも止める決意をキメている。
書いといて何ですが仕留められるマスターって息子の方のであってるんですかね>>377続き
カルデアでの再会編
共通:喜ぶ。誤解されやすい人なので俺もフォローに回らないと。
アサシン:おっかなくて若い方の父上。父の意が道理に反しない限りも役に立てるよう尽力する。アカンかったら止める。
キャスター:穏やかな、晩年の父上。お前はもっと食べなさいとかしてくる方の父上。
…仮に息子を戦わせたくないと言った日には「はっはっは、賤ヶ岳の折に俺が怒ったことを忘れておいでのようだ」としばらく口をきいてくれなくなる。寂しいので仲直りは早い。(賤ヶ岳の戦いの際、一人息子を死地におけるかと栗山善助に命じて連れて帰らせようとしたら途中で息子にバレて「親を見捨てて逃げるバカがどこにいるものか!そもそも逃げるなと俺に教えたのは父上だ!」とブチ切れながら善助ごと引き返してきた話)
お互い半兵衛さんの存在がでかすぎますね 本当にbloody chainのプロローグというか砕城家の話出来たので貼っていいですか?
よし、じゃあ貼ります
bloody chain プロローグ開始ですprologue-1 或る格闘王の話
それは、昔の話だ。
17世紀だったか、18世紀だったか。詳しく覚えちゃいねえが、当時のイギリスとかの外国において、ボクシングはベアナックルと呼称されていた。
グローブを付けず、二人の選手が拳で殴り合う地下世界の賭け試合。
今のボクシングよりも遥かに危険で、遥かに激しい殴り合い。
死人も出る様なその勝負の世界で、無双と呼ばれた男がいた。>>381
その男の名は、カイザー・バルテクス。
その男がリングに上がればどんな強者だろうと一瞬でKOしたという、最強の格闘家。
地下闘技界で無双を誇った男だった。
しかし、その男は勝利を重ねるにつれ、戦いに虚無感を感じる様になったという。
この競技では俺に勝てる奴はいない。皆が雑魚同然。全然滾らない。もっと強え奴と戦いたい。もっと強さを証明したい、と。
強さへの渇望を始めた男は、闘技界を抜けてストリートファイトに明け暮れる様になった。
世界を巡り、強い奴を欲し、戦って倒していく。
その圧倒的な力の前に、倒れない者は無く。
どんな強者ですら拳で制す姿は、いつしか恐怖の対象となったという。
しかし、それでもそいつの心は満たされなかった。
もっと強え奴を倒し、高みを目指したい。
そして…どうせなら、この地上において最強の存在となりたい。
何者も敵わぬ、最強の男と成りたい。>>384
その後、砕城の魔術は洗練されていく。
元々形になっていた、雷を物質に宿し武器とする魔術。それに無双の格闘術を取り入れた事によって、雷鉄魔術は完成する。
そして、魔術が完成すれば、あとは根源を目指すのみ。そう考えた彼らは、力という根源を目指し始める。
…斯くして、他の魔術師との「死合い」を開始した。
強力な魔術師、魔術師の名家。そういった強者の魔術師に奇襲を掛け、有無を言わさずに当主や、その一族の中で最も強い者と死合いをする。
そして生死に関わらず、勝つ事によって力は洗練され、更に根源に近付いていく。
そうすれば、最強の体と最強の魔術が合わさった、名実共に最強の人類と成れる。
世界最強の魔術師、世界最強の一族に。我ら砕城が名乗りを上げ、最強の凱歌を上げん。>>385
そんな馬鹿げた名目の元、砕城の一族は発展した。
あらゆる魔術師を屠り、倒し、時にはある程度の名家すら半壊させる程の力を手に入れながら。
そして、十数年前。
肉体の素質、魔術の素質。魔術回路の量。それらの物を併せ持ち、壊皇の再来と期待された赤子が生まれた。
———それが俺、砕城凌牙だ。>>376
イチャイチャ…イチャイチャ……うちからお出しできるネタは何かあったかしら。
自キャラ×自キャラなら無くはないけども。
>>377
>>…どうせ誰の天下にも興味がないくせに
生前からこれを見抜いてる辺りこの息子やりおる。
賤ヶ岳の戦いの逸話はその頃が人でなし期真っ只中だったことを考えるとやっぱり親子の情はあった&気の迷い的なエピソードになりますね。
キャスターの方もその時のことを覚えてるからこそ思いとどまってます。もし口に出してしまってしばらく口を聞いてくれなくなったら「私も耄碌したものだ………」としばらくorzって立てなくなります。
>>387
西洋人が日本に来て名前をそれっぽい漢字に変えるのもまたFateあるあるですよね。でも壊皇って…。
>>388
もっと言えば『病を治す』という面で特化してる感じですね。でも医務室で働くからにはと全方面カバー出来る。
ニコ「この道ウン10年ですから!」>>390
砕城家は色々頭悪い感じにしたかったんですよね、しかも当主な訳ですしとんでもねえキラキラネームでも良いなと
だから全て壊して最強の拳皇になるって事で壊皇になりました
ちなみに俺の中のネタが続く限りは凌牙君絡みの主な新規キャラクターは名前に壊とか凌とか砕みたいなゴツい漢字を入れていきたいなと思ってます
>>391
ザ・武闘派魔術師を作りたいなって構想は割と前からあったので、どうせなら最強という根源を目指す魔術師とか面白いだろうなって感じで設定作りました
とんでもねえ脳筋魔術師一族の希望として生まれた凌牙がどうやって、何を思って生きてきたのかってのをプロローグで書きたいなって思ってます
あとイチャイチャですか…自キャラ同士だと解禁は早くても数ヶ月後になりそうなんですよねすいません>>394
と、時間過ぎたんで過去話の前編を投下しまっせ。
浅葱色の髪のアクトリス・デ・ボス
それは、ビオランテが留学して2年目の話。
就活がどういうわけか全く上手くいかず、10月も末期。
日本での就職を希望していたビオランテにとって、現状は崖っぷちであった。
成績良好で実習も終始真面目に取り組んでおり、面接ではどこでも好印象を持たれたのに、何故こうなったのか。
クラスメート達や教職員達も本気で首を傾げて理由を考えたのだが、結論が出ない。
このままでは、留学を認めてもらう時に提示された条件に従って、帰国する羽目になるためビオランテは本気で焦っていた。
陰鬱な気持ちで放課後の校舎内を歩き、玄関に差し掛かった瞬間、スマホに着信が入る。
それは、プリシラからであった。
「…………もしもし」(◇。※◇マークが付いている台詞はスペイン語で喋っています)
『オラ・ビオランテ。元気がないみたいね』(◇)>>395
「就職活動で苦戦しているのよ……」(◇)
いつものように明るく、優しいプリシラの声も今のビオランテには辛いだけであった。
そこに追い討ちの一言が、彼女の耳に入る。
ビオランテにとっては、死刑宣告にも等しい言葉であり、それを告げたプリシラの声はハッキリとトーンが下がっていた。
『みたいね。大丈夫よ。こっちに帰ってきたらすぐに内定が取れるから。……ビオランテ。約束してくれたわよね? そっちでの就職活動に失敗したら、潔くこっちに帰って来るって?』(◇)
そう言われて、ビオランテの顔色が変わる。
確かに約束した。
プリシラからは流石に拒否されたので使わなかったが、自己強制証明まで持ち出してまで約束したことでビオランテは日本留学の切符を掴んだのである。
「したわ。でも、まだ卒業まで……」(◇)
『内定は絶望的なんでしょ? リヒターから聞いているのよ。それなら、卒業したら大人しく帰って来なさい。いいわね?』(◇)>>396
プリシラが有無を言わせない口調で言い切った後、通話が終了する。
通話終了の文字が表示された画面を見つめながら、ビオランテは呆然と立ち尽くしていた。
日本に留学してから充実した日々を送っていたが、就職活動だけが上手くいかない。
その現実に打ちひしがれ、遂にはまま泣き出してしまう。
これには周囲も驚き、違う学科に在籍する友人の莉花が駆け寄った。
「ビオランテ!? 何があったの?」
「……私、卒業後はエスパーニャに戻らなきゃいけないみたい」
「えぇっ!? ……あ~、例の約束かぁ。こんな言い方しちゃいけないって分かってるけど、残念会はどこでする?」
「にしても、何でビオランテだけ就活が全然からっきしなんだろ? 職員室でも先生達が首を捻ってたし」
「うーん……。やっぱり、何かあるんじゃない?」>>397
校舎を出て、ビオランテ達は帰路につく。
2人とも同じ専門学校に通っているため一緒に帰ることが多いのだ。
泣き腫らしたのを隠すため、ビオランテはミラーレンズのサングラスを掛けている。
莉花と会話しつつ、ビオランテは先程のプリシラとの電話を思い出していた。
(私は、本当に卒業後も日本に居たいのよ……)
しかし、現実は非情だ。
卒業後の帰国は決定事項であり、ビオランテ自身も完全にそれを受け入れてしまっている。
彼女が諦めの境地に至ってしまったのは、莉花も気付いていた。
だからこそ、残念会を開こうと提案したのだが。
「オラ・リカ。それと、しばらくぶりね、ビオランテ」(◇)
2人の目の前にいたのはプリシラと夫のロドリゴ、彼女達の一人娘であるミラグロスであった。
「あ、お久しぶりですー」>>398
莉花は普通に挨拶するが、流石にビオランテは面食らってしまう。
電話を掛けた際、来日したとは言ってなかったからだ。
「ほら。普通に驚いてるじゃないか。やっぱりちゃんと説明した方が良かったんじゃないの、プリシラ?」(◇)
「ごめんなさい。ビオランテに分からせるのを優先し過ぎて忘れていたわ」(◇)
「やれやれ(◇)。ああ、ミラグロスにビオランテが学んでいるものを見せたくてね。ビオランテが心配で落ち着かないプリシラを宥めるのも兼ねて、こっちに家族旅行で来たんだ。タイミング的には明日になるみたいだけど」
ロドリゴが少し気まずそうに、日本語で説明する。
ビオランテも莉花も納得したが、プリシラはビオランテがサングラスを掛けているのが目に付き、不意打ちのようにそれを外した。
泣き腫らした目元を見て、ギョッとする。
「どうしたの!? そんなに腫れちゃって!」(◇)
「さっきの電話の後、泣いちゃったのよ」(◇)>>399
ひったくるようにプリシラの手からサングラスを取り戻し、再び掛けるビオランテ。
プリシラも原因を知って気まずくなったのか、それ以上追及しなかった。
キョトンとしているミラグロスを他所に、ロドリゴに姉妹の会話を通訳してもらった莉花も、「あー……」と言いたげな顔になる。
「今週中には琴葉とつむぎも呼んで、残念会でもしようって話してたんですけど……」
「そっちに僕達はお邪魔しない方がいいかもしれないね」
数十分後。
中央区、天神。
姉夫婦や莉花と別れ、ビオランテは気晴らしに同人ショップ巡りをしていた。
「ふぅ……」と溜息をつく。
プリシラからあんなことを言われたせいで、どうしても気分が落ち込んでしまう。
(……私、本当に日本に残りたいわ。だけど……)>>400
就職活動が上手くいかない以上、帰国するしかない。
プリシラが指摘した通り、内定は絶望的である。
ビオランテが同人誌や同人ソフトを抱えて俯きながら歩いていると、誰かとぶつかってしまう。
衝撃でよろけてしまうが、転ぶほどではない。
ビオランテは顔を上げて謝ろうとしたが、嫌な意味で見覚えのある人物だった。
「あっ……」
「ビオランテさん。どうしたんですか? このようないかがわしい店に平然と出入りして」
如何にもな体育会系といったさわやかなスポーツマンに見える青年だが、ビオランテは露骨に顔をしかめる。
金運、くじ運、ギャンブル運が一族でも並外れて強い代わりに、男運は元々悪かったのだがどういう不幸な偶然なのか、日本に留学してからそれが悪化していた。
彼は市内の大学生で、以前ビオランテに告白するも彼女の趣味に対する余りにも無理解な態度が原因で振られたのである。
しかし、それでも諦める気配がまるで見られず、不定期に趣味に対して難癖をつけながらしつこく言い寄り続けているのだ。
なのでビオランテからの心証は最悪であり、告白される度に手酷く振っているのだがまるで潔くない。
「ここの何処がいかがわしいのか、皆目見当が付きませんが。それよりも、自分がいかがわしいと思うような店に入ってまで言い寄ってくるなんてどういう心境かしら? ストーキング中はそれを頭の中から除去しているの?」>>401
ビオランテは相手の言葉を全く意に介さず、逆に皮肉を言い放つ。
この男以外にも言い寄る男は複数いたが、彼女の趣味を頑として理解・許容しないという点は共通しており、趣味人の一族であるバルベルデ家の令嬢が一人たるビオランテにとっては生理的に受け付けないタイプの人間達ばかりであった。
なので、彼の存在は彼女に取って迷惑以外の何物でもない。
「近づかないでくれる? こっちは買い物中なの。貴方と話している暇はないわ」
ビオランテが冷たくあしらうように言うと、相手は明らかに興奮する。
そのままレジに直行しようとする彼女の二の腕を掴み、無理やり引き留めようとした。
「ちょっと待ってください! 貴女に話があります!」
「っ……! 触らないでよ、このストーカー!」
ビオランテは嫌悪に歪んだ表情で彼を睨みつけるが、相手は全く怯まない。
「私は貴方の事が好きなんです。どうか考え直してくれませんか?」>>403
夕食をどこで済ませようかと、天神の街中を歩き回るビオランテ。
季節柄、夜が早くなり始めていて道行く人の数の割りに周囲は暗い。
気分的に自棄食い一択なビオランテは真剣に迷うが、その隙を突くように背後から声を掛けられる。
聞き覚えのある声に眉をひそめながら振り向くと、そこには先ほどの大学生とは違うタイプ、詳しく言うと文系といった感じの青年がいた。
だが、ビオランテは顔をしかめる。
先ほど同人ショップに入ってまで言い寄ったあの大学生同様、ビオランテに言い寄る人間だったからだ。
彼もビオランテに一目惚れしたらしく、度々彼女に付き纏っている。
ビオランテとしてどちらにせよ、迷惑であることに変わりはない。
「ビオランテさん。ここで会ったのも何かの縁です。今晩、食事でも……」
「お断りよ。ストレスで味が分からなくなるもの」
ビオランテは即答するが、彼はまだ諦めきれないのか、執拗に食らいつく。
「そう言わずに……。僕ならきっと、貴方をその趣味から覚ます事が出来ます」>>404
「趣味人にそう言ってナンパする時点で、貴方は失敗しているのよ。私の趣味を理解しようともしない癖に、分かったような口を利かないで頂戴」
ビオランテの態度はあくまで冷淡であり、嫌悪の感情がいかに強いかを物語っている。
恐らく、今の彼女の目は人殺しのそれに近いだろう。
それでも彼は食い下がる。
ビオランテの人柄と容姿の両方に魅入られ、彼女を手に入れたい思っているのだ。
しかし、そんなものはビオランテにとってはただの迷惑行為に過ぎない。
彼女の価値観において、自分の趣味を否定する者は拒絶すべき対象である。
何故ならば、ビオランテのみならずバルベルデの血族にとって、趣味とは自分の心を豊かにしてくれる心の栄養なのだ。
だからこそ、ビオランテは自分の趣味が他人に理解されなくても、受け入れられないとしても絶対に愛し続けるつもりだ。
たとえその結果、どんな誹謗中傷に晒されても、彼女は自分だけの聖域を誰にも侵させはしない。
誹謗中傷に対しては容赦しないし、手加減する気もない。
まず法的措置に訴える事も辞さない覚悟でいる。
ビオランテはその思いを胸に秘めたまま、青年に対してきっぱりと憎しみを込めて言い放つ。
「私は私の趣味を否定する人なんて、大嫌いよ」>>406
数十分後。
城南区、城南学園通りにある食堂。
道路を挟んで向かいにある大学を中心として、学生達で賑わう名店である。
今日も今日とて満員御礼。
店内は学生達がひしめき合っている。
ビオランテも時折、休日にはバスや地下鉄を使って食べに来ていた。
去年、ビオランテの帰省に付き添う形で旅行に来た莉花達からこの店のことを聞いていたプリシラとロドリゴは、ビオランテが自棄食いに走ると見抜いてここへ来たというわけである。
店の中はカウンター席とテーブル席の2種類があり、ビオランテ達は運よくテーブル席に座れた。
先に食券を買い、それを既に店員に渡してある。
まだ小さいミラグロスは小牛丼、プリシラとロドリゴがオムライス。
ビオランテはとり唐揚げ丼メガマックスである。
このメガマックスというのが曲物で、調理にも時間がかかるのだ。
なので待っている間、ビオランテはプリシラたちと雑談に興じていた。
「ビオランテは、おとこのひとによくいいよられているの?」(◇)>>407
ミラグロスの何気ない疑問に、ビオランテは困った表情をする。
「そうなのよ。でも、どいつもこいつも最低男ばっかりでね。私のことは好きなくせに、私の趣味を否定するとかどんな特殊なク/ズよ」(◇)
ビオランテはそう言いながら、心底ウンザリした様子だった。
見た目と性格のおかげで、ビオランテは男からのアプローチが多いようだ。
だが、趣味人の一族であるバルベルデ家の一員たるビオランテにとって、自分の趣味を否定する男など論外でしか無い。
強運の血筋であるバルベルデ家において、男運が悪い女性は歴代でもビオランテが初めてである。
「相手の趣味を頭ごなしに否定するのは自爆よねぇ……」(◇)
「自殺行為だよね」(◇)
日本に留学してから、今まで言い寄ってきた男達の大半を悪し様に罵るビオランテに、プリシラもロドリゴも同意する。
趣味人に求愛しておいて、相手の趣味を否定するような物言いをすれば拒絶されて当然である。
自分達の趣味を頭ごなしに否定して理解しようとする努力もしない無神経な連中には、バルベルデ家の者は一貫して厳しい態度を取る。
そんな事を話しているうちに、注文していた料理が運ばれてきた。
まずはミラグロスの小牛丼。>>408
それから数秒の間を置いてプリシラとロドリゴのオムライスが来る。
今日はタイミングよくスムーズに作れたのか、ビオランテの唐揚げ丼メガマックスも数十秒経ってから来た。
「それをひとりでたべきるのですか……?」(◇)
それは、未成年のうら若い少女が頼むには、余りにも大き過ぎた。
米飯4升、千切りキャベツ1kg、とりから揚げ100個、総量がとにかく多過ぎた。
それに合わせて器もまた、1人前の分量には使わないような代物だった。
「そうよ」(◇)
とり唐揚げ丼メガマックスの威容に思わずツッコミを入れるミラグロス。
プリシラとロドリゴが絶句し、他の客達もざわついているのを他所にビオランテはケロッとしていた。
そんな状況の中、ビオランテが食べ始めたのを皮切りに、プリシラたちも食べ始める。
「おにくのあじつけ、おいしいです」(◇)
普通に味わって食べるミラグロス。
そんな娘の様子を微笑ましく見ながらプリシラとロドリゴも食を進めている。>>409
ビオランテは量が量なので咀嚼に時間を取られているが、それでもかなりのハイペースで食べる。
「味に飽きないの?」(◇)
「飽きない味だから大丈夫よ」(◇)
流石に少し心配になったプリシラだが、ビオランテが健啖家なのは知っているので、心配する理由は他の客達からすれば斜め上だった。
結局、ビオランテは総量10kgオーバーの代物を1人で食べ終えた。
その体躯のどこにそんなに入るんだという量が彼女の胃袋に消えたのだ。
周囲の客達が唖然とし、プリシラ達が困惑交じりに優しい目を向ける中、ビオランテは悠々とお冷を飲む。
そんな彼女の姿を見て、ロドリゴは一度深呼吸してから口を開いた。
「自棄食いだからある程度は予想していたけど、まさか本当に一人で完食するとは思わなかったよ」(◇)
「食べなきゃやってられないわよ」(◇)
「お腹壊れない?」
「そんな柔じゃないって……。つむぎ!?」>>330
(すまぬ…すまぬ…槍は詳しくないから当てずっぽうだったのだ…)
>>344
ミノス王さんの顔の優雅さと内面の俗っぽさのギャップがいい…『栄華を此処に、海に輝くは青銅宮殿(ゴールデンエイジ・クノッソス)』も好き。
ラダマンテュスさん含めて第三宝具の『幽冥、昏くも〜』の言葉が三者三様なの三人の個性が際立ってて面白いですね
>>350
描写が細かくて設定に厚みを感じる…それでいてスッキリ纏められてるのすごいな…
「ああ、まだ死.ねない。こんなところで、死.んでなんかやらない」、こういう台詞好きなんですよね自分。死生観と力強さが詰まってる感じ…
>>376
コレは今こそ四方とルナちゃんの友情回を書くべき…?
>>387
砕城家まさかの海外ルーツ系魔術師…武力一辺倒なのも納得のファミリーヒストリーですね。あと割と出来たのが最近なのもおどろきました、戦国時代くらいだと思ってた…
ちなみになみなみ、船員の魔術師の中でルーツが一番古いのはトワのエリュオスト家で9世紀(18世紀頃からちょっと疎かになって言うほどですけど)。麟ノ助の葦久野家が17世紀で、一番新しい日々滓家はなんと20世紀。オルロイ家とどっこいどっこいなんですねhttps://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0%E9%95%B7%E6%94%BF
黒田長政、加筆修正などしてWiki登録しましたよろしくおねがいします
とりあえずユージーンさん宅の官兵衛さんと宗茂殿あての台詞追加です おいおい増やせていったらいいなあとおもいます
ついでに自分のページ行きWiki内リンクをコテハンとトリップ追加で修正しました
少なくて助かりました
>>412
(ええんやで)(一国長吉の実物きれいなのでおすすめです)
逸話がいろいろ残ってるっていいですよね 取捨選択も大変ですがコソコソ話 当主の元々のバルテクス姓は凌牙の初期案から引用してます
集積船設定にする前の初期案でははグレイグ・バルテクスって名前で25歳位のバトルジャンキー魔術師の予定でした(魔術は今とあまり変わらない)
そして、次回からの凌牙の過去エピソードには伏線も少しだけあるのでもし気に入ってくれる人がいるならよく目を通してみると良いかもしれません
>>394
忍極語録繋がりで言ってしまうと砕城家の当主とか全体的な雰囲気は結構華虎さんに影響受けてます。まだ顔見せ段階だけどそれでもインパクト絶大すぎんのよあの番長…
そして海外で強者狩り(カチコミ)も勿論してました、その詳細は次回以降で話しますね
>>412
格闘王から魔術師になった訳ですからね、結構近代の出なんですよ砕城は
ちなみに壊皇が当主なる前の塞樹家は戦国時代辺りとか割と昔から出来てた感じです、雷を使うっていうベースは出来ててそこに壊皇が入った事で雷鉄魔術が完成した感じです>>417
ま、まぁ、無理はせずとも…
あまり自分の好きなように書けないと筆が止まっちゃうことよくありますし>>387
(強者狩りいうても時計塔の上の方とか殴りに行ってたら政治的な理由で普通に潰されるだろうし、強者の中でも不意打ちしたら勝てる程度ギリギリを狙っていく戦略だったんかな…)
>>375
>>管理者側からのヘイト稼ぎそう
はい。まぁ陣地作るタイプのキャスターなら大体最良の場所を狙いにいくでしょうし
陣地さえ取れれば防御性能はともかく攻撃性能は強いので無問題無問題
>>アキレウスへ伝わる過程でフルモデルチェンジが行われた、という風になるかな。
世代が下るにつれロボみが減り生みが増え最終的には人間に溶け込む感じで考えてました
ガンダムがエヴァになって人になるみたいな
>>412
第三宝具の名前は地味なこだわりポイントだったので気づいてくれる人がいて嬉しいです>>420
正解です
魔術のレベルとか練度を上げながら喧嘩フッ掛ける一族の規模も上げていく戦略だった訳です
実際に家としてはマジで才能持ってる凌牙が成長したらそろそろ真面目に時計塔に喧嘩売る予定だったらしいです>>423
就活全敗&それに伴って卒業したらスペインへの帰国が強制確定、のストレスも重なってますからね。
なお、ビオランテが一人で完食した『とり唐揚げ丼メガマックス』は実在します。
以下、参考URL
https://plaza.rakuten.co.jp/matsuoyoshitaka/diary/201105280000/
http://dekamori.happylife7.com/deka1207/10.htmlああく……ダメだ……コスプレ用の偽乳をつけて満更でもない顔をするラウが頭から離れない
>>425
(ニコッ)死霊病棟編の続きを出してもいいですかー?
>>427
HEY!HEY!HEY!よーしいくぞー
「安くしとくよぉ?」
前置きもなにもなく黒コートの男はひじょーにうさんくさーい空気を醸しながらそんなことを言ってくる。
死体の売り買いなんてどう聞いても穏やかじゃない話に平然と入ってくるあたりまともではなさそう。あるいは同業者か、こんな明るい時間から酔っぱらっているダメな人か。
なんにせよこういう人は相手にしないでおくのが一番。スルーしてしまうのが無難で害がない。
害がない、んだけど、ね。
「死体、売ってくれるの?」
私はそう口にしていた。だってこれはしょうがない。私をわくわくさせる神秘の匂いがぷんぷんするんだもん。
メレクがなにかすごく言いたげな目をしていたけどここは見なかったことにする。あとがちょっとこわい。
「売るよぉ、売る売る」
「じゃあひとつください!」
「毎度~♪ ……って言いたいところなんだけど、実はお売りできる死体がひとっつもないんだ」
「えぇっ」>>429
「…………揶揄うのが目的なら他を当たってほしいのですが?」
メレクがちょっとこわい目で黒コートの男をにらむ。さっきまでの上機嫌はどこへやら、急に不機嫌になったメレクに私は目を丸くする。
「いやいや? そんなつもりはないんだよ? 売れるような死体はないけど、でもステキな提案は持ってきたんだ」
「……ステキな提案?」
「……聞くだけ、聞いておきましょうか」
私の疑問とメレクの言葉に黒コートの男はにんまりと笑って、言葉をステキな提案とやらを告げる。
「死霊病棟、入れたげよっか?」
* * *
黒コートの男は、朽崎遥と名乗った。
魔術を根源を目指すために使うのではなく自分の利益のために活用する、いわゆる"魔術使い"で、死霊魔術を扱うのだと言う。
死霊病棟にもツテがあって、死体を売り買いできるようないい関係であるらしい。本人いわく「ひいきにされている」ということらしいけど、それをどこまで信じていいものやら。
「ま、つまり、俺というコネを使って死霊病棟に入れてもらおうってわけ」
「うーん……」>>430
「なに? 信用できない?」
「うん無理。ぜんぜん一切信用できない」
だって……ねぇ? 死霊病棟にツテがあるってことは本当だと仮定したとして、そのツテを私たちのために使おうとするのがまったくわからない。
自分で言うのもなんだけど私って客観的には怪しく見えるだろうし、実際門前払いされちゃってるし、そんな相手を"いい関係"の相手のところへ連れて行こうとするのがもうすっごく怪しい。関係が悪化することになりかねないって考えないのかな?
「え~傷つくなぁ」
言葉とは裏腹にへらへらとした調子をクチサキは崩さない。信用されないこと自体はとっくに承知であるらしかった。
私たちはクチサキの「誰かに聞かれてそうだから続きは歩きながらね」という言葉に従ってカフェ後にしていた。今私とメレクはクチサキの数歩後ろをついていくように歩いている。なにかあったらすぐに逃げ出せるくらいの距離……らしい。
どこかへ向かっているのかそれともぶらぶらと歩きまわっているだけかわからないが、とりあえずついていく。
歩いて話している間に夕日はゆっくりと落ちていって、夜が迫る、夜闇が這いよってくる。
……私も、夜闇に引きずられそうになって。
「実はね、さっき死霊病棟に入ろうとしてる君たちを見ちゃってさ」
「え」
見られてた? うそ、いつの間に?
「噂も広まってるみたいだし、魔術師連中が集まってくるのは予想通りだったけど、まさか直接不法侵入しようとする子までいるとは思わないじゃん?」
「…………」
本当にばっちり見られてた。どうしよう、恥ずかしい。
「それで? 見たからなんだと言うのです?」
「いやー面白いなって」>>431
「面白いだけ?」
「面白いから、応援したい。こういう理由じゃダメ?」
前を歩いているクチサキが振り返って後ろ歩きしながらそんなことを問う。問いの答えはイエスでありノーである。
「応援はいいけど、結局、信用しないよ?」
「うんうん全然OK、お話聞いてくれるだけで十分ってもんだよ」
「……あ、そう」
うーん、やっぱり怪しい。死霊病棟に今すぐ入れるかもしれないからって思ってついつい来ちゃったけど、失敗だったかもしれない。
いまいち落ちつかない私は隣を歩くメレクにひそひそと話しかける。
「(ねぇねぇメレク、クチサキのことどう思う?)」
「(どうもなにも。ほぼすべてにおいて信用できない人間でしょう)」
「(それは……うん、そうなんだけど)」
「(なのに貴女ときたらほいほいと付いてきて……危機感はどこに置いてきたんですか?)」
「(い、今もあるよ危機感。……あると思うよ?)」
「(どうせ死霊病棟に入れるという期待感を優先したんでしょう)」
「(うぐ)」
その通りだった。メレクの鋭い指摘が胸に刺さる。
「(な、なんかメレクいつもより機嫌悪くない?)」
「(いたって、いつも通りですが?)」>>432
「(いやぁいつも通りならもうちょびっとだけ声が冷たいよ)」
「(……そうでしたか)」
「(そう、そんな感じ)」
「(はぁ……では、一言だけ言っておきますが)」
「(うん? なに?)」
「(単に、誰かの手を借りるだけの貴女を見たくなかっただけですよ)」
「(? どういう意味?)」
「着いたよー」
クチサキの声に私とメレクはひそひそ話を中断する。って、え? ついた? どこに?
どこに、なんて決まっている。
「死霊病棟……!」
ついさっき門前払いされた死霊病棟の森。その入り口にまで来ていたのだった。前回は沈黙を保ったままついに動くことのなかった鉄格子の門が再び私の前に立ちふさがる。
奥に見えるのは鬱蒼とした闇を孕む木々の群れ。夜闇を伴いつつあるその景色はまるで独特の雰囲気を漂わせる。ああ行きたい、入りたい。あの奥に行ってみたい。
「じゃ、お邪魔しまーす」
なんの気負いもなくクチサキは門にぽんと片手で軽く触れた。ただそれだけでぎしりと軋む音を立てながら鉄格子の門がひとりでに開いていく。
前回はうんともすんとも言わず沈黙を保っていたこの門が開く理由は、言うまでもなくクチサキの存在にある。>>433
「開いた…!」
「ま、顔パスってやつだね」
ちょっと得意げにそう言うクチサキ。死霊病棟からひいきにされているという話はウソじゃなかったみたい。相変わらず信用はできないけど。
こうしてやっと死霊病棟───を囲む森に入ることができた。そしてすぐに気づく。森から発せられる異様そのものである空気に。
「おぉ……おぉぉ~!」
「なるほど。死霊病棟と蔑まれるだけのことはありますね」
その異様な空気に喜ぶ私と、眉をひそめるメレク。並んでいる私たちから一歩下がった位置にいるクチサキがにまにまと笑みを浮かべている。
この森はおかしい。おかしいと言える物が統一された景色があった。森のすべてから死の臭いが漂っているのだ。
一見すればこの森におかしい点はない。森を形作る木々や草花が枯れているわけでも動物や虫の死骸がそこらに散らばっているわけでもない。
枯れるどころか木々は青々と生い茂り、その根は腐ることなく地面にしかと根付いている。幹から伸びる枝の先には名前も知らない青紫の虫が乗っており、それがもぞもぞと動くたびに枝が揺れた。
ちょっと手を伸ばしてみれば青紫の虫は羽を震わせて飛び立っていく。虫を目で追っていくと森の奥にいたムササビに似たケモノと目があった。
見るからにこの森には命があふれている。ように見えて、その実、どこにも命がない。
視界に入る植物も動物も命というものを持たない、動く死骸だった。
「すっごいよメレク。あっちの樹もこっちの樹もめっちゃくちゃに伸びてる」
私が指を指した先にある樹は言葉通りめっちゃくちゃに伸びている。本来まっすぐに伸びていくはずの幹は途中で横に折れ曲がり、ゆっくりと曲線を描いてる。樹のてっぺんは地面に突き刺さったまま土に塗れながら葉を広げていた。
そんな樹がこの森にはそこかしこにある。
二本に樹が絡み合って螺旋状になっているもの、一回転して大きなわっかを描いているもの、地面と平行になって伸びるもの、どれもこれもが自由奔放だ。>>434
「生きていないから太陽を目指す必要もないということでしょうか。こうも自由に死骸を弄るとは」
「ね、面白いよね」
「面白さの評価はしていませんよ」
「えー面白いじゃん」
「……まぁ、興味深くはありますが」
「ほらやっぱりー」
「お二人さんお二人さん、あんまりハシャいでいると呑まれちゃうよ?」
何度もこの場を経験しているクチサキが注意をしてくれる。
そうだった。ついついわくわくしてしまったけれどここは魔術師の縄張り。気を抜いていたら意識も命もぐちゃぐちゃになって呑まれていく。
森も十分おかしいが、ここに入り込んだ者は臭い、空気、そういうものの異様さにまずは気が付く。
死が溢れているんだから当然だ。この森の空気は重く、粘ついている。泥を飲み込んでいるみたい。
息を吸って吐き出すことにこんなに苦労したのは始めてかもしれない。常人なら息すらできないかも───……あ、いや、そもそも普通の人なら入ることからできないか。
「ご忠告に感謝します。言うまでもなく自衛の用意はありますが。……一応聞きますがルナ、気分は?」
「最高! 遊園地に来たみたい!」
「元気ですね」
息はしにくいし足は重いし多分幻聴も聞こえてきているけれど気分は最高! 今なら棺の中でもいい夢を見れちゃいそう! うんうん魔術師の庭ってのはこうじゃないと!「(単に、誰かの手を借りるだけの貴女を見たくなかっただけですよ)」
「(? どういう意味?)」
「ま、顔パスってやつだね」
ちょっと得意げにそう言うクチサキ。
ここ好き好きポイント!よく考えたら魔術師潰して回ってたやべえ一族の末裔ってのは流石に集積船でも受け入れてくれるのかという根幹の疑問が出てきてしまった…
利益が無い危険人物の可能性あるって時点で条件満たせない気がするな…大丈夫かな…
>>423
かなりの魔術師達から恨みを向けられてる訳ですが、ある程度の強さの奴なら束でも潰せる自信があったんだと思います
馬鹿すぎて一周回って尊敬する圧倒的脳筋魔術師軍団です
そしてそれが残した遺恨ってのも結構凄い事になっておりまして…まあそこは追々
>>437
嫉妬するメレク君と気付かないルナちゃんに萌え死にました
あと並の人間ならすぐ精神壊れそうな雰囲気の庭を遊園地気分で楽しめるルナちゃんはやっぱり可愛くても根は魔術師なんやなって思いました
死霊病棟で何が待ち受けてるのか楽しみっすね一族郎党滅んだ扱いになってればひとまずの脅威はないんじゃないの
滅んだという前提を置いてもまだ生き残りがいることを確信かつ撃滅を誓うレベルで嫌ってる奴らが複数いるようならそれはもう問題だけど>>442
本当は本編の大事な所で語りたかったけどこれは話すしか無さそうですね…
凌牙の過去の本心について話します
一応このレスはネタバレ注意だけどラフム語にすると長すぎるのでそのまま出しますね
凌牙は、破壊の一族の末裔って名を背負ってますが本人は別に破壊したいって訳じゃないです
確かに砕城の理念である強さを求めるってのは凌牙も同調してます
けど凌牙は皆ぶっ倒して最強になりたいっていう一族の思想とは違って、強さの先に何があるかを知りたいって理由で戦ってました(強者狩り等の時も倒しはするけど殺しはしてない)
そして一族の汚名を被る事を受け入れて生きてました
そして転機になった少女との出会いと逃避行で、詳細は後に書きますが「こいつを守りたい」と思った訳で、その強さで少女を守りながら逃げて(まあここで追手達ボコったのは事実だけど)、結局少女に庇われ別離した訳です
そして船に拾われた時からは絶望してやさぐれてる為隠れてましたが、凌牙は少女との出会いで破壊の一族という血を持ちながらも、守る為の強さを求める様になっていた訳です
だから、船に一時的に拾われた時に守りたいって物を失って、全部諦めて心を閉ざしてたって感じで、マレオがそれを見抜いて「守る為の強さを求めている」って所をポイントにしたってのはどうでしょう?
血鎖では凌牙の「守る為に力を求める」っていう一時的に見失ってた本当の原動力を完全に解放するってのを一つのポイントとして書きたいと思ってたのでこれなら行けると思います>>444
なるほどなるほど…
そういう形ならオッケーです何ていうかアレです、確かに魔術師倒しまくる破壊者の一族の末裔ではあるけど本人はむしろ心の底では過去での少女抱えて逃げた一件で強さってのを壊す為ではなく守る為に使いたいっていう本音が隠れていた訳なので(実際船での現在の凌牙は割と自分が攻撃一身に引き受けてでも仲間を守ろうとする意志があるって現行のキャラシにもあります)、今は絶望してその本当の力を求める理由ってのも諦めてたとしてもその壊すんじゃなくて守りたいっていう本心が思い出されたらワンチャン船にとっても利益になるのではって感じです
これはガチの終盤で出る予定なのでラフム語にしますが凌牙は本編終盤で
b0rtjm.t、s@aotvsz=5o2@sr.uo
]tdnqh、uit=2@zb0dw4on=4:.9lm
6;=dyd@wh;.7zo=、bk2<=jm.bs=5oyw@7.
とある敵に向かって言います(ざっくりとですがサーヴァントが出来ました)
(見て頂いてよろしいでせうか)>>449
ありがとうございます。
【元ネタ】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【真名】ガレス
【性別】男性
【身長・体重】172cm・69kg
【地域】ブリテン
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】対魔力:B 騎乗:B
【固有スキル】
専科百般:A 円卓の厨房を担い「美しい手」と呼ばれた家事技術。調理、炊事、洗濯、その他36種の家事系スキルをBランクの習熟度で発揮可能。
戦闘続行:C 日中のガウェイン相手に二時間戦い抜き、またガウェインと同じ能力を持つアイアンサイド卿を打ち倒した逸話の具現。
いつか来たる栄誉:B フューチャー・フォー・グローリー。ランスロットをして「ラモラック、トリスタンと見紛う強さ」と言わしめた才覚がスキルとなったもの。
自身が見聞した剣技・武技を模倣する能力。聖杯戦争中にも三騎士や近接戦闘を可能とするサーヴァントの戦い方を吸収していく……とは言っても「どうせ使うのなら愛着のあるものを」ということで基本的には円卓の騎士のそれしか使われない。>>450
【宝具】
穢れ無き勝利の剣(エクスカリバー・ボーメイン)
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:300人
騎士王と太陽の騎士。円卓でも卓越した聖剣使いである二名の血を引く狼の騎士の出自が宝具となったもの。
その優れた血糖を証明する「紡がれし幻想(ブラッディ・ファンタズム)」
エクスカリバーとエクスカリバー・ガラティーンを足して二で割ったような聖剣。
我が矜持は貴方のために(フォー・プライマリー・グローリー)
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~500 最大捕捉:2500人
ランスロット卿に出場を譲られた試合で彼の期待に応えるべく見事優勝した逸話が由来の常時発動型宝具。
マスターとの信頼が深まるごとにステータス少しずつ上昇する。と言っても上昇するのは2刻みなのでワンランク上げるには5つの段階を踏まなければならない。
具体的には彼自ら身体的接触を試みる(ハイタッチ、握手的な)、寝顔を晒す、目の前であくびをする、などの行動をし始めたら大体ワンランクと思って差し支えない。
初期値が0のためほぼ内容がないような宝具のように見えるが根底にあるのが『信頼』というフレキシブルな部分にあるので割と上下する。
最終決戦で令呪を切ろうものならシチュエーションもあってオールAのモンスターの爆誕である……テンションが上がったら強くなる宝具、なのかもしれない。
【Weapon】
・治療の軟膏
かつてセイバーが救った女王リネットが有していた軟膏。
本来であればあらゆる傷と病を治すと言われているがセイバーはその担い手ではないためその効果を十全には発揮できない。止血と痛み止めにしか使えないが戦闘続行との相性は抜群。>>451
【解説】
アーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人。円卓の第七席。
血筋的には魔女モルガンの血を引きかの騎士王や太陽の騎士とも血縁関係にあるサラブレッド、特にガウェイン卿とは年の離れた兄弟という関係になる。
が、本人はそれを知らず厨房での下働きから円卓の騎士としての生活を始めたという。
かの「美しい手」という異名も美しい手→厨房で働く人間の手→戦いを知らない人間の手という揶揄を以て付けられたのだとか。ちなみにこの異名をつけたのはケイ卿である。
若くしてガウェインと同等の能力を持つ騎士と死闘を繰り広げて打ち払うなど円卓随一の才覚を持っていたことで知られている。
その生涯は清廉かつ潔白、あらゆる権謀術数渦巻く円卓において唯一我関せずを貫いた誇り高き狼の騎士……と後世に伝えられている。
本質的に彼はいわゆる一般的な騎士像とはかけ離れた性格をしている。公的な場でこそ襟は正すし円卓の一端を担っていただけあってその辺も完璧だが、私人としての彼はややギャップのある人となりをしていた。
無気力……とまで言わないものの、良くも悪くもドライ。気だるげでややダウナー。のらりくらりとした言い回しが特徴の青年。
率先して和を乱すことはないが、周囲の団欒には混ざらずに遠くから眺めているタイプ。
円卓を守護する孤高の狼といえばその実態は割とコミュ障。>>452
そもそもガレスにとって円卓への登城は記念受験のようなものでしかなかった。
それがあれよあれよと厨房勤めをすることになり、あれよあれよと力をつけていき、あれよあれよと強敵達を破り、最終的には自分が円卓の騎士と血縁関係を持つ存在であることがわかったのだ。
もうガレスのアイデンティティは割とクライシスである。そもそも両親と思ってた二人が実の父親と母親じゃないとか知らそん。
そんなあれで割と萎縮しっぱなしのガレスではあったが、兄であるガヴェインと自身を認めてくれたランスロットに関しては比較的懐いていた。それでもやや固い部分はあったが。
根本的な話、彼は血統こそ優れているがその出自は民間人のそれと大差がない。
お世辞にも裕福とは言えない(これは当時のブリテン民全体が慎ましかったのもあるが)家系で育った彼の完成は割と庶民派であり、そもそも馴染めないのである。
俺女の子とかよくわかんないし。旅について言ったら文句言われるし。でも先輩達はずっと女の子の話ししてるし、みたいなすごい板挟み状態を死の間際まで続けていたという。
そのためそのパーソナリティは騎士というよりも戦士のそれに近い。これは礼節・忠義の上で成り立つ騎士道を知る前に戦うための手段の一つとして剣を知ったのが由来。
聖杯に託す願いは「万全の状態でのランスロットとの一騎打ち」
自分の死に後悔は無い。
あらゆるものに終わりはある。それは彼が身を以て知っている。
だからこそ、後ろから倒れるのではなく、前向きに倒れる最期(おわり)を。
自分の全力を誰よりも敬愛する湖の騎士ランスロットにぶつけることを彼は望んでいる。
「ははは無理無理。俺が勝てるはずないでしょう。あの人に。
それはそうと―――今度こそ、無様な真似は許さねえ。
どうせ負けるんなら、真っ向からぶつかりあった末に、だ」>>453
特技:家事全般、金勘定(共に厨房勤めとして前者は実務で、後者は発注で身に着けた技能)
趣味:お菓子作り。
好きなもの:ランスロット、ガウェイン(そもそも円卓全般に好感を持っている)、一人でいれる空間、誰かが騒いでいる空間(自室はもちろん好きだが酒屋の喧騒も嫌いじゃない、という塩梅)
嫌いなもの:猥談。恋愛語り。
天敵:無し。強いて言うならうるさい女。
願い:万全な状態でのランスロットとの一騎打ち。
【一人称】俺 【二人称】お前、あんた
一応取り繕わないとあれな場所では「私/卿」って呼んだりする。
【セリフ例】
「サーヴァント、セイバー。召喚に従い参上した。
問おう―――あんたが俺のマスターか? ……ってな」
「お会い出来て光栄です、陛下。今一度、我が剣を貴方様に捧げましょう……うえっ、見てたのかよマスター。うっさいな。あんたに見せてる方が素だよ」アーサー・ペンドラゴンに対して
「サー・ランスロット。私は詫びなど求めていません。私は卿がいなければ到底騎士などにはなれていない菲才の身。卿がそれでも償いたいというのであれば―――いざ尋常に、私と決闘して頂きたい」ランスロットに対して
「ガウェイン兄様。ご無沙汰しております。……? 私は気にしてませんよ。いつか来る終わりが来ただけの話なので。これでも、こういうことには少しだけ耐性がありましてね」ガウェインに対して
「うわっ……怖いのがいる……あいつそういえば陛下の佩剣になんか声当ててるんだっけ。俺の名前呼んでるの普通にお腹痛いんだけど」プロトマーリンに対して
「むこうと違ってまだ話し合える気がする……」マーリンに対して
「ふうん……あれがもう一人の……いいんじゃね。愛嬌あって。ちょっとうらやましいわ」ガレスに対して>>461
死んだ森と言っても枯れ木で埋め尽くすのはなんか違うなーと思ってこういう形にしました
実はアウト判定くらうのではと心配だったのでそう言ってもらえてよかったです!んなぁぁぁ!健全なイチャイチャを書こうと意気込んでみたものの最近の私の心がドロドロに汚れてるせいで気が付いたらシモな話になってるんだぜ!
という訳でここは自キャラのちょっとした設定でお茶を濁すぜ。
ユージーンを初めとしたバックヤード家の人間はよく〇〇のようなものみたいな例え話や比喩表現を使うんですがこれは彼らの殆どが生まれながらに魔眼を持っていて常人とは違った視野や認識を持っていて他人にそれを説明するのに相手の分かるものに例えることを多用するからつく癖のようなものです。
なのでアンドリューやアルフレド、ユージーンといった『何かを視る魔眼』組はそれらの表現をよく使います。対してフィアナやデクスター、オリビアのような『視たものに何かを起こす魔眼』組はその限りではありません。
>>455
ふふふ、公式で女体化した英霊はどんどん別世界の男性版も作ってゆけ。
公式やここのガレスちゃんとも差別化されたいい男体化です。────男体化?(感覚麻痺)そろそろ…新しいイチャイチャの供給源を開拓する時が来たのかもしれない…
>>466
大体そんな感じです長七郎の水着霊基のキャラシ(暫定版)が完成したんで、22:35に投下させていただく。
>>475
【宝具】
『それは、愛が微笑みかけてくれるから』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:レンジ内の人数で変動
徳川家綱を呼び、彼が道具作成(素描)で実体化させた災害と共に斬りかかる対多数用の変則戦術。
攻撃の合間に家綱主導で二人がいちゃついた際に発生する惚気ムードを触媒に衝撃波も放つ。
【Weapon】
太刀
二振りの太刀。
この点はセイバーの時と変わらない。
【解説】
水着霊基に変わる女性陣を見てよからぬ事を思いついた家綱に言い包められて、自身も水着霊基になった長七郎。
ただ、家綱が用意した水着がスク水を改造したなんとも御無体な代物のため、困惑しているが。
それでも水着の魔力と家綱からの積極的なアプローチに当てられたのか、なんだかんだで受け入れている辺りチョロイン疑惑が浮上している。
宝具の仕様にデジャヴを覚える者達もいるが、当人はその点を指摘されると冷めた視線を向けながらデジャヴの原因を前例として出しながら言い返す。>>476
【宝具】
『それは、愛が微笑みかけてくれるから』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:レンジ内の人数で変動
徳川家綱を呼び、彼が道具作成(素描)で実体化させた災害と共に斬りかかる対多数用の変則戦術。
攻撃の合間に家綱主導で二人がいちゃついた際に発生する惚気ムードを触媒に衝撃波も放つ。
【Weapon】
太刀
二振りの太刀。
この点はセイバーの時と変わらない。
【解説】
水着霊基に変わる女性陣を見てよからぬ事を思いついた家綱に言い包められて、自身も水着霊基になった長七郎。
ただ、家綱が用意した水着がスク水を改造したなんとも御無体な代物のため、困惑しているが。
それでも水着の魔力と家綱からの積極的なアプローチに当てられたのか、なんだかんだで受け入れている辺りチョロイン疑惑が浮上している。
宝具の仕様にデジャヴを覚える者達もいるが、当人はその点を指摘されると冷めた視線を向けながらデジャヴの原因を前例として出しながら言い返す。>>478
【セリフ例】
「夏と水着に当てられるのも、悪くはないですね……」(戦闘開始時)
長七郎「家綱様!」 家綱「相分かったぞ、那菜姫殿!」 長七郎「絵空事から真となりしこの災害」 家綱「麗しと二重(ふたえ)の剣閃が重なれば、更なる厄ぞ。ではついでで少し失礼仕る!」 長七郎「……戦闘中でございます。なのに、抗えません」 家綱「これは実に好き事よ」 二人「「『それは、愛が微笑みかけてくれるから』!!」」(宝具発動)
「宝具に既視感を感じる? ……それの原因が他ならぬ前例だからいいじゃないですか」(マイルーム会話『デジャヴ』)
以上。
投下事に一部ミスったのを改めてお詫び申し上げます(五体投地)。
人物像の説明と台詞例が思ったよりも短くなったなぁ。
言及台詞のリクエスト、募集しておりますぞー。SSを こっそり投下 する深夜(無季語)
>>480
ヘイ、彼氏。
チェスト島津だよ。行きます
「…よし、どう?痛くない、ヨモちゃん?」
「うん、大丈夫。ありがとうね、ルナちゃん」
時計塔の学寮のとある一室。二人の少女が向かい合っている。
一人、ヨモと呼ばれた少女は淡い色合いのベッドに腰を落ち着け、ルナと呼ばれた少女は椅子に腰かけている。ベッドに座る少女の手には包帯が巻かれていて、その上から保冷剤が置かれていた。
しばらく静寂が続いた。その静けさは、元よりものが少なく簡素であった部屋の質朴な空気感を際立たせている────ヨモの目線は、自然と当てもなくそれらに注がれた。二人を囲う壁、丸い電灯、空間の広さに合わせたコンパクトなクーラー。何もが白くある。なんとも味気なく、次いで家具を眺める。服を仕舞ったクローゼット、窓辺に活けたテッポウユリの花、青色のカーテンは開いていて、窓の外の夏色の日差しが電灯の白光と室内で混淆している。
順繰りに自室を構成する様々のものを辿っていった視線は、そのままに焦茶色の、棚と一体化している机に到達する。教材とノートが詰め込まれ、収まりきらなかった本は棚の上に突貫で用意されたブックエンドにぽつぽつと立てかけられて、どことなく落ち着かない様子。部屋のスペースはそこまでないが、もうそろそろ小さくても本棚を一つ新調した方が良いかもしれない。
机上に置かれたノートパソコン、写真立てをぼんやり見遣りつつ、ヨモは学友であり自分の身を助けてくれたルナへ向き直る。ルナはヨモの数瞬間の目線の冒険に気づいていないようで、じーっとヨモの手を持って、親指で軽くマッサージをしていた。いや、マッサージというよりこれは、揉んでいると言うべきか。何にしても随分熱心に、学友は彼女の手を弄っていた。
「…ふふっ」
「あ、ごめん。痛かった…?」
「ううん、ちょっとくすぐったくて。そんなに私の手、揉み甲斐があるの?」
「えっと、そういうわけじゃなくて。ヨモちゃん、手すべすべだなぁって」>>482
そうかな?と訊くと、本当だよ、と返されて、少し笑ってしまう。ヨモは自分の手に対してちょっとしたスキンケアしか施してきていなかったが、案外そのちょっとの努力も馬鹿には出来ないなと関心した。
「というか、どうしちゃったの?私ビックリしちゃったよ、部屋にお邪魔したらヨモちゃん尻餅ついて、火傷して」
「それは…あの、カップ麺、久しぶりに食べようと思って。そしたら、お湯を入れる時にちょっとふらっとしちゃって…貧血だったみたい。もう大丈夫だよ」
ヨモが困ったように、照れたように笑いながら指差した先には、カップ麺の箱がちょこんと置かれていた。白地に赤のラインで、ゴテゴテとはしていないものの派手さがある。
好奇心の申し子とも呼ぶべき少女、ルナは当然カップ麺に食いつき、興味深げに半開きになったフタとその奥のスープへ熱視線を向けていた。この時の好奇心の内訳を解説するなら、何よりもまず「どんな味か」という項目が第一に並ぶだろう。
「…気になるなら、食べてみる?」
「え、いや悪いよ」
「気にしないで。家がたくさん送ってきてくれたから。もう一つ作れば良いし」
「…………じゃあ、いただきます」
「うん。ちょっと冷めてるかもだけど、召し上がれ」
ルナを観察しながら別のカップ麺を作ろうとしたが、彼女の期待に満ちた眼差しと屈託のない無邪気な食べっぷりは中々目が逸らせず、結局スープを飲み干す彼女の姿を最後まで見守ることになった。ぷはあ、と完食した後一息吐き、ルナは満面の笑みを見せる。>>483
「美味しい!ごちそうさま!」
「ふふ、良い食べっぷりだったね」
「だって美味しかったんだもん。すごいねカップ麺って!」
「そう褒められると、なんだか嬉しいなぁ。私も食べたくなってきちゃった」
「あ、私作ってみたい!ヨモちゃんは座ってて」
カップ麺の魅力に一気に取り憑かれたルナは、そう言ってヨモを気遣いつつカップ麺の神秘に迫ろうとした。ヨモがそれを止める道理もない。場所と作り方の指示をして、楽し気にカップ麺と対峙する少女の背中を静観した。
どうやらしょうゆ味をチョイスしたようで、醤油独特の存在感のあるヨモにとって馴染み深い香りが部屋に広がった。カップ麺の神秘の一端に触れることが出来たルナはほくほく顔でヨモの方を見る。
「出来たよー!」
「ありがとう、やっぱり懐かしい匂いは落ち着くね」
「カップ麺はやっぱり馴染み深いの?」
「うーん、カップ麺がというより、味付けの醤油の匂いが、かな。醤油は家庭だと大切な調味料だから」
「へー」
ルナは火傷を負った左手を心配したが、もう大丈夫だよと手をひらひらさせて見せる。実際、もう痛みは引いて保冷剤のおかげで小さな火傷は痕にもならず冷めていく一方だ。
それでも怪我は怪我だからとルナはカップ麺を持ってくれて、その厚意に甘えてヨモは箸を使って箱に詰まった醤油ラーメンを食していく。匂い、麺の固さ、味わい、口元を撫でる熱気、そのどれもが懐かしい。フォークを使っていたルナは、今度は手の中で奥ゆかしく動く2本の棒に好奇心を覚えていた。>>484
「ごちそうさま。ごめんね、色々手伝ってくれて」
「良いの、私もカップ麺のこと知れて面白かったし。美味しかった?」
「うん、とっても。カップ麺は手順を踏めば、初めての人でもすぐ作れるから」
「となると、カップ麺も技術の産物なんだねぇ。カップ麺考えた人、きっと天才だよ」
「確かにね」
感心しきりといった様子のルナにくすりとしながら同意する。これのおかげで、ヨモは10年ほど前に離れた生まれ故郷の思い出を味と共に忘れないでいる。
「ねえ、ヨモちゃん。ヨモちゃんの故郷ってどんなところ?」
「私の故郷…日本のこと?」
「うん。どんなとこなんだろうなーって気になって」
「そうだなあ…」
忘れないでいるとは言ったが、ヨモはこの学友からの問いかけに答えるのに少し戸惑った。思い出はあっても、それはもう現実的な過去からは切り離されて事実性のない感情の塊になっているようなものだから。それを、何も知らない彼女に語るべきか、と。
そう思って回顧すると、やはりどの記憶も鈍色のベールに包まれているようでどうにもおぼつかない。傍から見ればトラウマにもなり得るような陰々としたものなのに、その記憶より更に古い幸せな記憶が背景色となって恐怖を薄れさせてくる。例えば、母を虐げ自身を放置した父のことを思い出したとして、本来なら最も新しい記憶である彼の自死の寸前の砕け散るような半笑いの形相を思い浮かべ疎むべきであろうに、東京まで旅行に行って有名な遊園地を訪れた時のちょっと頼りなくて溢れるほどの優しさを湛えた笑顔が彷彿させる。母にしたって同じだ。苦痛に歪んだ顔より、遊園地の頃の微笑みが過ぎる。
それとも、これは物的証拠として今もって残って確認ができるからということであろうか。現に、遊園地の時に記念撮影した写真は写真立てに飾られて机上に慎ましく座している。そこには、思い出と寸分違わぬほのぼのとした一家が写っていた。>>485
だが、何にしても、今目の前で日本への興味から純粋に自分へ質問してきた学友には何か答えなければならない。嘘は良くないが、この場合真実を話すのはより良くない。この秘匿事項はヨモ個人が自身へ課せたものではない。彼女を引き取ってくれたグレーヴェンマハ家からの条件なのだから。
「ごめん、うろ覚えだし、日本特有の魔術とかにはそこまで詳しくはないんだけど…」
「良いよ良いよ。ホラ、どこそこのあれこれが美味しかったーとかで良いから!」
「………ルナちゃん、もしかしなくても食べ物について知りたいんだね?」
「い、いやそんなことないよ?」
否定はするが、彼女の紅い目を見ると明らかに視線が泳いでいた。熱心だなぁと可笑しくなって、ひとしきり笑ってしまった。そして笑うと一緒に、先程の憂慮はどこかへ流されていったように思えた。
「もー。なんで笑うのさ」
「ごめん、ごめんね。つい…」
「ついってー。こっちは純粋に気になってるのに」
「ごめんって。そうだね、まず日本で食べるならやっぱりご飯かな。炊き立ての白米は美味しいよ。炊き込みご飯とか…」
頬を膨らませて拗ねてはいたが、ヨモがご飯について話し始めるとルナは途端に真剣な顔つきで傾聴した。それがまた何とも可笑しくて、ヨモは話しながら笑いを堪えるのに精一杯だった。
食べ物に関する思い出は殊の外潤沢にあった。どうやらヨモも、学友のことを責められないくらいには食い気のある人間なようだ。だが、何か出来事に対する思い出よりも食事についてで何が美味しかったかというのは思い出補正と呼ばれるものを抜きにすれば信頼性はまず保証されると思う。二人の間で味覚の差はそうないだろう。>>486
ある程度話し終えると、それまでヨモが言った内容を指を折りながら確認し、ルナはうーんと小さく唸る。小さく唸った後で、ぽつりと、
「全部食べたい」
「ルナちゃんは食いしん坊だなぁ」
「えー、だってどれも美味しそうだし。そうだ、今度は日本に行こうかな」
「今度は?」
「うん、冒険!美味しいもの食べて、私の知らない神秘に会いに行くの!」
「そう言って前、雷に打たれたって大変なことになってたじゃん。私心配だよ…」
「だ、だいじょーぶ!もうそんなことはないから…たぶん」
「多分じゃダメー!メレク君にも言っておいたから、くれぐれも用心してよ!」
「え!い、いつの間にそんな話が…」
「つい最近、偶然会ってね。私はここを離れられそうにないから、どうかルナちゃんをお願いしますって」
「私の知らないところで密約が!」
メレクと会ったのは、広い時計塔の中では本当に偶然であった。まだヨモは彼の瀟酒で超越じみた雰囲気への苦手意識を払拭出来ずにいたが、ルナがあそこまで親しげにしていて、冒険という無謀な挑戦にも付き合ってくれていることから信じても良いと感じ、そう談判したのだ。
ヨモのルナちゃんをどうかよろしくお願いします、という出会い頭の要望にメレクは少し面食らったようではあったが、すぐに「ええ。彼女には“貸し”がありますので。完済してもらうまで無事でいてもらいますよ」と笑みを浮かべた。その答えをヨモは信頼した。>>487
「…とにかく、メレクにちょっと聞いてみる!」
「どのことを?日本に行くこと?それとも私が話したこと?」
「…………どっちも!」
思い立ったら吉日とは正しくといったようにバタバタと慌ただしくルナは部屋を出て行く。去り際に、カップ麺ありがとう、火傷お大事にー!と手を振られた。
見送るためにヨモも部屋を出て、走っていくルナの背に、どういたしまして、ルナちゃんも気をつけてねー!と近隣の生徒に配慮しつつレスポンスを飛ばす。ルナの耳に届いたかどうかはわからないが、それでもヨモは見えなくなるまで手を振った。
右手だけでなく、両手で振った。左手はもう何ともなかった。熱が冷め切るのを待つだけだ。冒険という世界が覆う神秘への挑戦は危ういもので、彼女たちの旅の無事をヨモに断言してくれる存在はいないから。彼女の背中に向かって手を振れる自分は、振れるだけ振りたいと思ったから。この思いに至る痛苦も熱も、痕を残さぬように。設定上理解が必要なのに関西弁の地域差がわからなくて永遠に泣いてる
ちなみに840さんはリレーや個人SSにはどれぐらいの興味関心を持ってます?
早くやってみたい!か、おいおいでいいかな……。辺りは知っておきたいような。忘れてた吸血鬼と亡霊 2をwiki登録しましたー
>>499
見た目だけとはいえ一次創作に、は無理ですかねぇやはり今日は中納言さんの誕生日だったりするんです
それはそれとして皆さんご感想ありがとうございます!
>>490
ワザマエだなんてそんな…!
二人の仲が良いからこその寂寥感を描けて嬉しいです
>>496
サムズアップありがとうございます…!お気に召していただけたようで嬉しい…
私親友キャラだと片方のlike感情に対してもう片方のlike感情がやけに重い系が好きなようなので…
ですねぇ、まだ自分の幼少期や本名については話していないけど、その端緒になるポイントは伝え済み。これがホテル聖杯戦争で云々かんぬん…だったり。
書きながら浮かんだのは「長旅から帰ってきたと思ったらまた自分の知らない地へ旅に出る夫を見送る妻」の図でしたね…ウェットに富んだ見送り
>>502
同性の友情は良いですよね…実家のような安心感があると言いますか…>>503
元気っ子とおとなしい子という一見凸凹な二人が仲良くするって素敵ですよね…わかるマン…
海月ジャスミンさんたちと会ったら…ヨモは人見知りしそうだけど、ルナちゃんの明るさから空気も良くなって海月さんが日本人ってことから親近感湧いて…みたいな感じかな?ルナちゃんはメロさんにもジャスミンさんの人形にも興味津々そう。
あとヨモは病弱パワー型なので、案外四人それぞれにない特徴を補い合ったバランスの良いチームになるかも?とか>>437
クッチーさん登場で露骨にちょっとむすっなメレクさん良いぞー!しかし当主さんと知り合いで顔パスな彼が仲間になれたのは結構心強いですね。
明らかホラゲーな雰囲気の森を遊園地と例えるルナちゃん、無邪気で可愛いですねぇ
>>455
あざとい…公式やwikiのガレスさんとは一味違ったあざとさを持っていますねこのガレス君は…猥談苦手となると円卓のノリについていけない時とかもありそう…公式ガレスの趣味にもぽかんとしそうですね…
>>494
公式&wikiガレスと髪も逆なの良いですね。ザ・騎士!といった感じ
>>467
ひゅー!イケおじ×スーツ!イケおじ×スーツ!格好よさの塊だー!
>>479
この水着鯖、ロリであることを全面的に推してきている…それでいて宝具が惚気入ってんのは、これはもういけませんね…水着鯖屈指の罪深さ…(証亜さんの性的嗜好はストレートなのか…?)
>>508
ガレス「男と男が…? なぜ…?」
鎧は胸甲がアルトリアの、脚甲がガウェインの、腰回りがランスロットのやつです
差別化とロン毛男子いいよね…の精神で髪伸ばしたらギャラハッドオルタと被ったのはここだけの話>>506
ぬわー!!?
おめでとうございます!!、!!!>>508
>>514
ちなみに、宝具名には元ネタが二つあります。
以下、参照url。YouTubehttps://youtu.be/zyhjJ05F9fs (43:30)
YouTubehttps://youtu.be/QWbEfj7KEEg
>>510
ウォッケイなるほど死霊病棟編の続きだしていいですかー?
>>517
よくってよ!ごーごー
───ぐちゃ、ぬちゃ、ぬちゃ、ぐちゃ。
進む一歩一歩にそんな音が付いてくる。誰かに足を引っ張られるような、泥沼をひたすら踏んづけているような、そんな足が重くなる感覚を覚える。けれど足元を見下ろしても泥沼も足を引っ張る手もない、乾いた土があるだけだ。
乾いた土を踏むだけでこんな粘ついた音が聞こえるはずもない。もしかしたら私は死が充満する場の空気にあてられただけで、足が重く感じるのはただの錯覚かもしれない。
まぁ、錯覚であれなんであれ。
「歩きにく~い……」
そういう現実は変わらないわけで。私は歩きにくい地面にぐちぐちと文句を言ってみる。
ただでさえ死霊病棟を囲む森は木々がめっちゃくちゃな生え方をしていて、道らしい道がない。しかもその"めっちゃくちゃな生え方"は森の守りのために定期的に変わってしまうのだとクチサキが言っていた。
当のクチサキはと言えば私の目の前でひょいひょいと軽い足取りで先へ先へと進んでいく。この場所特有の歩き方というものに慣れているようだった。
「さっきまでの、元気は、どこにいったんですか」
隣ではお疲れモードに入ったメレクが呻くように言う。メレクは私と比べても運動が得意なヒトじゃないから、こういう時はすぐに疲れてしまうのだった。
かくいう私も似たようなもので、息が切れ切れになるくらいには疲れてきている。やっぱり死の森の空気を胸いっぱいに吸い込んだのがまずかったのかなぁ……空気自体もまずかったなぁ……。
「元気ないねー、お二人さん」
この3人の中で唯一余裕たっぷりなクチサキが後ろ向きにひっくり返りそうな態勢で私たちを見る。その余裕さがなんか悔しい。
「元気が出てくるようなお話とかしたげよっかー?」
「どんな話?」
「死体の話とか」
「そんなの周りにいっぱいあるよ」>>519
いっぱいあるからこそ、全力で観察して調べて調べて調べ尽くしたいのに、クチサキがひとりでほいほい先へ行くから立ち止まって調べることもできない。……いっそ別行動しちゃおうか。
「ノンノン、レア死体の話だよ?」
「レア死体?」
「死霊病棟に売った封印指定だった死体の話」
「聞きたい!」
よし別行動はやめよう! 人類は社会的な団体行動が基本! 肝要! 大事! だもんね!
さあこいはやく聞かせろはやくはやくはやくと念を込めてクチサキに期待の視線を送る。メレクも疲れていながらもしっかり聞き耳を立てているようだった。うんうん、未知の神秘が気になっちゃうのは魔術師の性みたいなものだもんね。
「じゃあじゃあお話しちゃおう。まず、あの死体は竜のものだった」
「竜~?」
「そう竜。ド~ラゴ~ン」
竜。
言わずと知れた幻想種の頂点。それそのもの。
神話に、伝説に、世界に広く君臨する存在。その在りようはある種の神にも近しい。
その、竜が、封印指定の魔術師?
「つっても竜が魔術師をやってたわけじゃないぜ? その逆、魔術師が竜になったんだ」
竜に、なる。
ただの人間が、幻想を生きる存在に至る。>>520
人間が幻想種に近づいていくケースがないわけじゃない。純正にせよまがいものにせよ幻想種の要素をその身に宿す人間は確かに存在する。
…………っていうか、まず私が、そういうモノだしね。
そういうわけで、私としては竜になってしまう魔術師がいてもまったく不思議には思わない。竜に"なる"……変身するという神秘。ありえる……十分にありえる。
ああそれは、どんな神秘だろうか。
「どんな竜に変身したの!?」
わくわくが抑えきれずいに続きをせがむ。……そんな私を見て、なぜかクチサキは小さく笑う。
「? なに?」
「いんや? ずいぶん楽しそうにするなと思ってさ」
「もちろんっ、楽しいよ」
楽しくないわけがない。私はこういう楽しみのために時計塔の外に来ているんだから。
「それでそれで!? どんな竜に変身するの!?」
「どんな…………ってなぁ、そうだな、馬?」
……馬ぁ?
「竜じゃないの?」
「竜さ、まちがいなく竜だよ。でも馬でもある」
「…………」
竜であり、馬であるってこと? なにそれ? そんなのいるの……? …………この世界なら、いてもおかしくないか。>>521
「あー話だけじゃわかりにくいだろうな……その魔術師、いや竜か。そいつはさ、こう呼ばれてた」
クチサキが一度足を止めて体ごと振り返る。その顔にへらへらとした笑みを浮かべたまま、その名を告げた。
「天馬竜アフィントン、ってさ」
* * *
感じる。
足音。呼吸。体温。特定の生命体が持ちうる要素をいくつも抱えた存在を感じた。間違いない、生きて動く人間がこの庭に入り込んでいる。
侵入者だ。数は3、男が2、女が1、どれも若い。
土くれが蠢く。より正確に正体を知るべく土の奥にある眼は侵入者を観察する。3つの人影を捉えた。
黒コートに黒髪の男。
白いスーツに金髪の少年。
白黒のポンチョを羽織った銀髪の少女。
いずれも見覚えのある人物。黒コートの男は何度もこの庭を出入りしている"客"だ。しかし残るふたりは客ではない。数刻前に不法侵入を試みていた不審者。
監視せねばならない、見逃してはならない、一も十も百もある眼を向けろ。アレは我らの害なる者か? 害となるならば、我らは、ボクは、その人に興味があるんだ。
見つめる眼はもはや正しく思考せず。亡霊の喜びだけが充満する。
名前、名前を知っている。さっき知ったんだ。ルナさん、ルナさん、ルナさん。
隣にいるのはメレク、さん。ふたりはここに入ろうとして、でも入れなかった。ボクはそのことがすごく残念だった。だってもう会えないと思ったから。でも声はかけられないから、そのまま見送った。残念だった。
なのに、なのに───こんなにすぐに会えるなんて!
ボクは嬉しいんだ。二度と会えないと思った人が目の前にいることが。悲しくなっていたからなおさら嬉しい。この喜びはきっとボクだけのもので、そのことがもっともっと嬉しいんだ。
顔を合わせたい。声を交わしたい。顔を合わせて、声を交わして、なにを話そう? そんなの決まっている、魔術の話をするんだ。神秘を教えてあげて、そのあと逆に教えてもらって、そんなことを繰り返す。
それはきっと楽しいことで、ルナさんも楽しんでくれることに違いない。
ルナさん、ルナさん、ルナさん……ああ、待って、待ってよ。
喜びも悲しみも置いていくようにしてルナさんはぐんぐんと前に進んでいく。
待ってほしい、もう少しだけ、と、そう思って伸ばす手は、ボクが思った以上に長く長く伸びた。ぐんぐん進むルナさんに負けないくらいぐんぐん伸びていく。
ボクの意思に応えて、その手は、届いた。>>523
「ありっ?」
なにかに固定されたように、突然、右足だけが動かなくなった。つんのめるままに倒れそうになった体を必死に支える。
また落とし穴にハマったのか、押しても上げても右足は動いてくれない。ああもう今度はなにが───「ルナ」
「なに?」
かすかにうわずっている呼び声に顔を向ける。人のことを呼んでおきながら、なぜかメレクはそそくさと私から離れていた。
「なに、なになに?」
「足元にご注意を」
「足元?」
見る。
「んにっ、」
そこには腕があった。地面から伸びてきた腕が私の足を掴んでいる。
地面から肘の先だけ伸ばした腕は、ところどころの皮膚が破けて肉が露出しており土と血にまみれていた。よく見てみれば人差し指もない。……これはあれだ、魔術師じゃなくても映画とかで見るやつだ!
吸血鬼ともまた違う棺から起き上がる者、安らかな眠りを否定する動く屍。
ぼごぉ、と。そんな音と共に地面から肘が、肩が、次いで頭と共に上半身が現れる。血色を失った肌にひっくり返った白目。なぜ動けるのかも不思議なほどに傷だらけの体。大きく開いた口から血とも唾液ともつかぬ液体がぼたぼたと地面に落ちる。
私は知っている。
誰だって知っている。
死霊魔術師達にとってポピュラーな使い魔の姿を。これは、これは……!
「ぞ、ゾンビだぁああ----っ!」SSって程のでは無いですが、血鎖調整での延期の代わりに投下するって言ってた奴出して良いですか?
よし行きます
正直早漏な気はするけど気にしないでください!!I県M町第三倉庫 隠しカメラ映像
————
「な、何だお前は——ザザッ——由緒正しき名門の時計塔である我らに——ザザッ——「時計塔?そりゃあ丁度良いな!!俺はな——ザザッ——んだよ。いやあ良いねえ、殺し合い甲斐が有りそうじゃねえか!!」「な———貴様、そんな発言が許され——-ザザッ———「そういうアホらしい御託は良いからよ。ここで会ったのも何かの縁だ————ザザッ———になるしよぉ。」「何を言って——ザザッ——まあ良い、この時計塔の新星である僕に喧嘩を売ったんだ。生きて帰れると——」「はッ、馬鹿らしい。冥土の土産に教えてやるよ。俺の目的はな——
———約3分間のデータが破損しています———
———ザザッ——「不破(けっしてこわれず)、破壊(すべてをこわす)——-ザザッ———どうしたよ?立てよ。名門の魔術師様だろ?立って喧嘩してみろよ。俺を楽しませてみろよ。」———ザザッ———「——何だ、アイツ…ただ■を■■てるだけの、ふざけた見た目をしてる奴の筈なのに——-ザザッ———何で、———-ザザッ——-家の魔術が、一切効かない——-ザザッ———の欠片すらも、壊せない———?———ザザッ———-
ザザッ———「何だよ、コイツ——ザザッ——-ひとなのに————あく、ま——みたい———一応一つだけ言及しときますね
多分この謎の男の正体というか凌牙との関係ですが、まず予想されるであろう凌牙の一族の人ではないです
そんな安直では無いです
パッと見シンプルな感じに見えますがかなり捻った感じのキャラになってます
後半で好きになってくれる人いたらいいなと思ってます
お楽しみに!そういえば夏のアレコレが全然進んでない…
八月が終わってまう…>>541
ふ、ふふ…私が進んでない…
夏verロベスピエールが予想以上に難産でして…>>543
グリフィン:私物のオモチャに囲まれながら、自分の犠牲者達の写真や録音した断末魔、録画した死亡シーンを観賞。
エイベル:ブレストラン(ウェイトレスやウェイターの露出度が高いレストラン。主にフーターズ)やフーターズ・カジノ、ナイトクラブorナイトパーティーで豪遊。
桃夢:ティーンズラブ系の小説や漫画を読み漁る。
ビオランテ:趣味と食べ歩きと演技の練習に費やす。
リディア:店番しながら趣味に没頭。
イノセンシオ:服をはじめとした、女装に必要な各種ツールを求めてショッピング。
プリシラ:ビオランテとミラグロス、他にも親族の子供達を愛でる。(当人達が嫌がっても一切無視。休日が合えばロドリゴと一緒に愛でる)
星雪:利き酒のついでで昼間っから酒盛。>>543
○ルーカス
:基本魔術師業とフロント企業でそんなに休日ないけどたまにスケジュール抑えてマジックショーを見に行く。趣味と新ネタの仕入れが目的。
○竹葉灯理
:友達居ない系女子高生なので下宿先でテレビ見てることが多い。たまーに、気が向いたら魔女の鍋に火を入れる。
○ミカエラ
:黒鍵使用者の揶揄われ通りに修行マニアなのでだいたい訓練。ノエルが来てからふらりと二人で食べ歩けるものを食べに行くことが増えた。
○人蓑祐輝
:そんなものはない。オンデイもオフデイも基本なんか事件に巻き込まれている。スケジュール帳が世界を揺るがす事件の年表になってからでないと主人公とは言えないなあ。>>543
・黒野:ラノベや漫画を読んだり、本屋や映画館に出かける等割と自由人
・千早:鍛錬したり武術動画を見て勉強。たまに外出もするが、専らスポーツ用品店
・加々見:昼寝。時々人形を弄ったり動画を見る事も
・黒江:午前は家の諸々を片付け、午後は魔術の修行と獲物(犠牲者)の調達
・三上:無趣味なので特にやる事なし。ルーチンワークの休眠や特訓をする程度
・ユウキ:余裕がある時に限り、『右腕』と外出。行先は遊園地だったりショッピングモールだったりまちまち
・ムジカ:自室で音楽を聴いたり、同級生の部屋に遊びに行ったり>>543
蒼:出前やハウスクリーニング頼んで爆睡。
誉:兄貴の隠し撮り写真でのアルバムやぬいぐるみ、骨格標本などの製作関連。
遥:礼装や銃弾などの補充。あと読書
刹那:お菓子作りやゲームのオンライン対戦。
ポルカ:ナンパ(男女問わず)
ガレア:薬物をキメている(つまり結構いつも通り)。散策。
やってそうなのはこんな感じですかね。甲子園一通り見てたら船のメンツに野球させたくなってきたな…(意味不明な供述)(まずメンバー18人揃わんやろ)
>>543
獅音→教会付近の街でやってる勝負事のイベントに参加して回る(腕相撲大会やフードファイト等)、或いは山で狩猟したり採集したりする
リヒター→路上ゲリラライブしたり激辛飯食いに行ったりイノセンシオの叔父貴に付き合ったり
海月→昼は友達と船上で遊ぶ、夜はこっそりコスプレ服作ったり着たりする
凌牙→基本的に筋トレやボクシングとかしたり巽会の奴らとスポーツしたりしてる、そして暇な時はマレオに絡まれる
巽→店番しながら商店に設置してるテレビからスポーツ中継を見てる。甲子園とかW杯とかの時には商店のスペース整理してライブビューイングできる様にしたりしてる>>551
生徒組と大人組でざっくりわければ…なんとか…「藤丸くん!先ほどペーパームーンが特異点の反応をキャッチした!大至急ミーティングルームに来てくれ!作戦会議を開始する!」
唐突に浮き上がった特異点。その解決の為にカルデアが走る。
「えっ!?人理定礎値ERROR!?コレは…一体、どういう…?」
謎が深まる中、特異点に潜入したカルデアの面々が見たモノとは────。
「敵性反応、無し。聖杯によって召喚されたサーヴァントも、いない……?」
それはただの平穏。民衆を脅かす敵はおらず。世界を守る為の味方も居ない。悲喜こもごもな、人理が壊される前と変わらぬ世界だった!?困惑するカルデア。焦り、苛立ち、しかし平和に対する一抹の安心。
だがそうこうしているうちに、その特異点は着々と人類史へ固着する為に根を伸ばしていた。
「なぁ、アンタら。この世界に疑問があるんだろ?アタシもそうなんだ。だから……。アタシの探し人を手伝ってくれないか?誰を探してるのか、アタシも解らねーんだけどさ」
夢限束縛凶界、クラウン・グレイル。
始まらない。
「なぁ知ってるか!?夢見るお姫様は、王子様のキスで目覚めるって相場が決まってんだ!立場が逆だし、キスじゃなくてキックだけどなぁ!!」>>555
なんとなく嘘予告を書きたかったので書いた。今後シナリオをがっつり書く可能性もほぼ無い。https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/冥界の人々(島術作)
追記を入れて登録しようと思ったら多分行数オーバーでエラー吐いたので倉庫から分割した記念らくがき誰もいなさそうなので、サルダナパールのマイルーム台詞投下しときます
絆1「これからたくさん、楽しいことしような、マスター!」
絆2「こうやってぼーっとするのも楽しいな!それとも喋るか?喋るのも楽しいもんな!」
絆3「マスター、君の楽しくないこと教えてくれないか?何でって?楽しくないことをするってすげえ楽しそうじゃん!」
絆4「…………って、どうしたんだマスター?…あぁ!悲しい表情ってのをな、してみたんだ。悲しそうだろ?なんだかこういう顔してるうちに、悲しい?みたいなのが感じられるみたいなんだ。うん、結構楽しいぜ!」
絆5「マスター、俺を殺.してみないか?それか俺に殺.されてみない?…って、あぁそうか、君は一度しか死.ねないか。んー、彼に聞いてみようかな。何度も死.ねる方法。だって死ぬの、楽しいぜ?」
会話1「ふーんふふーん…いやぁ、厨房の手伝いって楽しいな!これなら城にいた時も出来たんだからやっておけば良かったな」(なおこの後「皿割るの楽しい!」と厨房の皿を破り始める)
会話2「俺は、彼が悪いヤツだとは思わないなぁ。悪いってのがどういうモノなのかはわからないけど、俺に協力してくれてるし」(邪神について)
会話3「悪いこと、良いこと。楽しいことだ!世間が分けてるみたいだけど、結局どっちも楽しいんだから区別とかつける必要ないと思うなぁ。ってか、罰もあるし、どっちかっていうと悪いことの方がお得じゃん!」
会話4「ミルラ、サレメネス、アルバス…うーん、よく覚えてないな。あんまり燃えるのが楽しかったからさ、記憶まで燃えちまったみたい。まぁその方が思い出すのも楽しいわけだし、気にしなーい!」>>564
(会話5〜9はwikiの特定鯖言及コメなので省略)
好きなこと「好きなもの?トーゼン、楽しいことさ!どんなことって?…うーん、今までやってきたこと全部楽しかったから、全部だな!」
嫌いなこと「嫌いなもの?…………ない!」
聖杯について「聖杯が燃えてるとこ、見たいだろ?聖杯にこの世の楽しいもんぜーんぶ盛って、一緒に歌って踊って、騒いで笑って燃え尽きて…想像するだけで楽しいな!」
イベント開催中「ここは良いなぁ、ぼんやりしてるだけでも面白いことが次から次からやって来る!さぁ行こうぜ、ハーリーアップだマスター!」
誕生日「誕生日おめでとう!…よっし、一年に一回しか言ってはいけないって言うからな、楽しく待ってたさ!でも、誕生日のお祝いを誕生日じゃない日にやるのだって楽しいだろうにな、何でやらねぇんだろ?」
開始1「ふふん、今回も楽しいだろうなぁ!」
2「慎重に座し、慈しみを持って非殺生…そういう楽しみはナシ?了解ー!」
3「君をユールの供物にしてやろうか!」
スキル1「アッハッハハハ!」
2「見とけよ見とけよ〜」
3「楽しもうな、皆!」
4「アツくなろう!」>>565
コマンドカード1「良いぜ!」
2「ナイス!」
3「楽しいかい?」
4「もちろん!」
5「ハハハ!」
宝具カード「宴も酣…いや、むしろ宴はこれからだ!」
2「アッハハハハハハハ!」
アタック1「どうだー!」
2「ほっ」
3「と!」
4「バーニング!」
5「ハハハハハ!」
6「痛いだろ?」
7「アツいなぁ!」
エクストラアタック「アハハ!楽しいなぁ!」
2「楽しく、楽しく、より楽しく!」
3「君は焦げる、とっても愉快に!」
宝具「死は今し栄え、頽廃は火となり、破滅は以って斯くも燿う!蝶、炎舞に惑い。人、亡失に狂い。我、享楽に謳う────あぁ、今、すっげえ楽しい!
『爛れ綾なす万緑魔宴(アグリアス・レベル・クリメイション)』!」>>566
2「いあ、いあ、彼方で輝く共演者にして協力者、見てるかー!俺だよ俺!今すっげえ楽しいぜ!何もかもが燃えて、燃えて、燃えて…
『爛れ綾なす万緑魔宴(アグリアス・レベル・クリメイション)』!アハハハハ!たっのしー!」
ダメージ1「ハハハ、そうこなくっちゃなぁ!」
2「アッハ」
3「良いぜ良いぜ!」
戦闘不能1「終わっちまうのか?…あぁ!それも楽しいな!」
2「アッハッハッ…ハハ、ハハハハ…」
3「アハハ、洪水でも起きちまったかなぁ?」
勝利1「勝ったか!なら宴だな、よぉし宝具準備!…は、ダメ?」
2「あー楽しかった!またやろうな、君!」
レベルアップ「楽しいことが増えたみたいだな!」
2「おう、何でも任せてくれ!」
3「ん、宴のご馳走か?彼も喜びそうだな!」
4「マスターもレベルアップしようぜ、楽しいから!」
霊基再臨1「霊基再臨…!なんだコレ、めっちゃ楽しい!まだ3回もあるのか!?うっわ、サイコーだな!」
2「そういえば、前は服も変わってたんだな。変わらなくて残念?良いや全然!もっと長いことコレが着れるってことだろ?良いことじゃないか!この服、俺好きだし」
3「おぉ、輪にかけて派手派手だな!コレはアレだな、宴のための俺なりの正装だな。どことなく彼っぽい感じだし。これでいつでも宴が開けるってワケだ!あぁ、今からでもな!」
4「つまらない…どうだ、つまんなさそうだったろ?ドラクロワって人が描いた俺の絵の真似さ。無表情で、無愛想に周りを見る。つまらないってのは楽しいな!あの絵みたいにして今度は燃えても良いけど、楽しすぎて笑っちまうかも。でもそれも楽しいだろうな!楽しい、楽しい!なぁ?アッハハハハ!」
召喚「へー…これが召喚ってヤツかぁ。うん、楽しいな!なぁなぁ、もう一回やりたいから、一旦座に戻っても良いか?…ダメ?それより自己紹介?そうだな、そっちのが楽しそうだ!俺はフォーリナー、サルダナパール。王様だったんだぜ!」>>571
そもそも魔術有りなら人形魔術(物への支配)を応用してボールを操って様々な魔球を投げてきたり打たれたボールがグローブに戻って来たりとやりたい放題しかねないのよねジャスミン。>>571
ムジカ(私の知る野球じゃない…とバットを握りしめながらプルプルしてる)
ちなみにムジカの運動神経は人並み程度かそれより若干下
なので他の女子たちがスーパープレイやってる傍でチマチマ普通の野球やってるイメージです完成した!
久方ぶりに『聖杯惑星』の続きが完成した!
なので21:10を過ぎたら投下します。>>574
時間過ぎたので投下しますえ。
海水浴場で暴れるのはDQNだけでない
潮騒の音を聞き流し、海水浴客の視線も気にせず、セイバーとライダーは対峙。
「……ふん」
つまらなそうに鼻を鳴らして、ライダーがノータイムで拳銃の引き金を引く。
対して、セイバーは掌底打ちで銃弾を正面から粉砕。
そのまま瘴気で弓矢を作り出し、弓を引いて矢を発射。
咄嗟にライダーが避けた結果、砂浜に着弾した瘴気の矢はまるで不完全燃焼のような色の煙を出しながら爆発。
周囲にいた海水浴客達が悲鳴を上げて逃げ出す。
「うわぁ……」
その威力を見て、クラリスはソフィを抱きかかえたままで思わずドン引きする。
抜刀したセイバーとカトラスを手にしたライダーは気にすることなく鍔迫り合いを開始。>>575
だが、やはりと言うべきか、力負けするのはライダーの方だった。
押し返されたライダーは舌打ちしながら後退し、再び銃を構える。
それを遮るようにしてセイバーが前に出る。
今度は彼が仕掛ける番だ。
「南無阿弥陀仏!」
「!?」
振り下ろされる一閃に対して、ライダーは辛うじて避ける事に成功。
しかし、その一撃によって砂浜が大きく割れた事に彼は驚きを隠せない。
そして、その隙を逃すほどセイバーも甘くはない。
素早く接近して袈裟切りを浴びせる。
斬られたライダーは派手に流血するが、鬼気迫る表情で距離を取って銃を構え直し、発砲。
弾丸を受けたセイバーだったが、無傷のまま剣を振るって弾き飛ばす。
さらに返す刃で斬りかかるが、それはライダーの銃撃によって阻まれてしまう。
接近を許してなるものかとライダーは銃撃を展開するも、状況は依然として膠着。>>576
いや、むしろ徐々にセイバーの方が押しているようにさえ見える。
それでもライダーは殺意満々で銃を撃ち続けるが、弾丸は全てセイバーによって防がれている。
やがてライダーの体からは血が流れ始め、動きが鈍くなっていく。
どう見ても致命傷なのは間違いないのだが、ライダーは止まらない。
もはや死に体のはずなのに、攻撃の手は一切緩むどころか勢いが増しており、むしろ『鈍さ』も徐々に薄れている。
「『これぐらい』じゃ俺はくたばってやれねぇぜ!」
人殺しの顔で笑いながら叫ぶライダーに対し、セイバーもまた笑みを浮かべていた。
「それで良し! 死/んでもらい甲斐があるというもの!!」
セイバーは更に踏み込んで渾身の突きを放つ。
それに対してライダーは強引に体を捻りつつ回避したが、肩口を大きく切り裂かれてしまった。
それでもなおライダーの攻撃は止まず、逆にどんどん加速していく。
「死/ねよオラァッ!」
ライダーが雄叫びを上げながらカトラスを振るう。>>577
ライダーが雄叫びを上げながらカトラスを振るう。
それを顔で受け止めながら、セイバーはそのまま反撃に移る。
「バケモンがっ!」
「サーヴァントは、等しくアンデッド。即ち貴殿もその『化け物』でありましょうが!」
互いに罵声を放ちながらも攻防は続く。
ビオランテとソフィは勿論、2人を拘束しているマグダレーナとクラリスも唖然としながらその光景を見ていた。
「ビオランテ。セイバーってどうなってるの?」
「人造人間としか」
魔術師基準でも常識の範疇を超えたセイバーの堅牢性を目の当たりにして、マグダレーナは思わずビオランテに質問していたが、同じ理由でビオランテの返答は素っ気無かった。
クラリスと、彼女に抱きかかえられる形で拘束されているソフィに至っては絶句している。
4人の視線の先にいるセイバー対ライダーの戦いぶりはもはや常軌を逸していた。
まず、セイバーは斬撃も銃弾も物ともしない点だけでも異常だというのに、そこから繰り出される攻撃はどれもが必殺級の破壊力を持っているのだ。>>578
ライダーもライダーで、尋常外のタフネスで重症を物ともせずに戦い続けている。
両者の激突は、最早戦闘ではなく一種の災害に近い。
その最中、地中を掘り進んで来た何かが砂浜に飛び出す。
「何だ!?」
現れたのは、金髪の美女。
だが、その美女は四肢からシールドマシン状の何かを生やしており、それを使って砂の中を掻き分けてここまで来たのだ。
そしてその美女が誰かと言うと、言うまでもなくアルターエゴである。
「お待たせしました」
柔らかな口調で言うなり、彼女は砂浜の上に立つ。
同時に、四肢からシールドマシン状の何かを格納するや、どう考えても体内に入らないサイズと量のロケットランチャーを展開。
それを躊躇なくライダー目掛けて撃ち込んだ。
「うぉ!?」>>582
再び斬り結ぶ両者。
ライダーのカトラスとセイバーの剣が火花を上げる中、アルターエゴはマシンガンとグレネードガンで援護射撃。
セイバーの方は、ライダーのカトラスを受け流しつつ蹴りを叩き込む。
「ぐっ!? やっぱ二騎相手じゃきついか……! こうなったら、出番だぜバーサーカー!」
ライダーがそう言い放つと、どこかからともなく飛び込んできた人影が、飛び蹴りでアルターエゴのグレネードガンを破壊。
その人影は修行僧の格好をして、長い錫杖を持つ偉丈夫-バーサーカー-であった。
「もう少し引っ張ってから来てもらうつもりだったが、この状況だからな!」
バーサーカーは錫杖を握る手に力を入れ、それに合わせて配下である精霊達が数名、姿を現す。
「頭、ライダー。殺っていいんだよな?」
「問題ない」
「だとさ。好きにしていいってことだぜ!」>>583
バーサーカーとライダーの了承を好機とばかりに、精霊達はすぐさま戦闘態勢に入った。
アルターエゴが弾幕を張り、精霊が複数撃ち抜かれて「グワー!」と悲鳴を上げて倒れたが、損壊箇所が瞬時に回復。
そのまま戦線復帰。
「チッ! 再生能力持ちですか」
「俺達は大体不死身だからな!」
舌打ちするアルターエゴに対し、精霊達は余裕綽々で笑っている。
アルターエゴは腹部からガトリングガンを展開、更に厚い弾幕を張って迎え撃つ。
が、精霊達も負けてはいない。
撃ち抜かれながらも急速再生しつつ接近。
アルターエゴ目掛けて突進してきた。
その動きを見ていたセイバーは、素早くアルターエゴと精霊達の間に割って入る。
逆に瘴気でサブアームを展開して、精霊達を殴り飛ばす。
「不死身であれど、多少なりとも魔力は消費するのでしょう?」>>584
バーサーカーの配下である精霊達は、彼の宝具の一部である。
なので当然再生には少量の魔力を要するのだが、塵も積もれば山となるように、何度も繰り返せば鳳蝶の負担も自然と増えていくのだ。
セイバーの指摘が図星だったのか、バーサーカーは思わず表情を歪める。
その隙を突いてアルターエゴが胸をはだけて乳房から火炎放射。
精霊達は勿論、バーサーカーとライダーも思わず怯む。
それを待っていたように、銃弾がライダーの顔面目掛けて飛んできた。
咄嵯に首を傾げて回避するが、ライダーは頬を掠めた弾丸によって傷を負う。
弾丸が飛んできた方向をライダーが見れば、更に銃撃が続く。
都市高速環状線とビーチの間にある、海岸防風林からだ。
銃撃の感覚が徐々に狭まっているのに気付いたライダーは、咄嗟にクラリスとマグダレーナに向かって叫ぶ。
「二人とも、こっちに来い! 撃たれちまうぞ!」
それを聞いてクラリスとマグダレーナは慌ててライダーの側へ駆け寄ろうとするが、マグダレーナはビオランテに抵抗されてもたついてしまう。
クラリスも足元に威嚇で放たれた銃弾が何発も着弾するので、動きを封じられているも同然だ。
やがて、銃撃が止んだと見せかけて、十数秒の間を置いて明らかに機関銃を使っているのが分かる量の銃弾が飛んでくる。
セイバーとアルターエゴが即座に避け、射線上にいたバーサーカーは腕と錫杖で顔をガード。
この光景を見て呆気に取られている隙を突き、ビオランテはマグダレーナを何とか振り解き、クラリスに抱きかかえられているソフィも彼女から引き剥がそうとする。>>585
「……! このっ!」
クラリスは抵抗するも、足元に銃弾が着弾したことで少しバランスを崩してしまい、ソフィを奪還されてしまう。
「ソフィ!?」
察知したセイバーはすぐさまビオランテの背後をガードするようにマグダレーナの前に立ち塞がった。
「援護は上手くいったみたいね」
海岸防風林から、リディアはトンプソンM1928A1を持ったままビーチで繰り広げられる混戦を眺めていた。
暑い日差しの中、アルターエゴと散歩中に彼女のレーダーがサーヴァントを感知したので駆けつけてみたら、セイバーとライダーが交戦中だったのである。
なので、アルターエゴが直接手助けし、リディアがある程度の距離から援護射撃をすることに。
「さぁて……、ここからどうなるかしら?」>>586
そう呟きながらリディアが見ている遠方で、バーサーカーは錫杖を、ライダーはカトラスをそれぞれ振るってセイバーとアルターエゴに襲い掛かっている。
彼女の足元には、いったいどうやって入手したのか、九九式狙撃銃やブローニングM1918が空間拡張魔術を施されてアイテムボックスと化したYAKPAKのリュック共々転がっていた。
様子見を続けながらリディアは3丁全てのリロード作業を開始。
装填が終わり、スミス&ウェッソンM500を右脚のホルスターに入れ、左脚にそれ用のマガジンポーチを装着。
九九式狙撃銃とブローニングM1918を収納してから魔術式拡張リュックを背負う。
射撃地点が大まかに割れたので、少し移動してから援護射撃を再開するつもりだった。
直後、リディアは背後に気配を感じて振り向く。
そこにはランサーとそのマスター達-フィアナとデクスター-、そしてメレクがいた。
平然と銃を使うリディアの思い切りの良さに少し呆れつつ、メレクは自己紹介してくる。
何を言っているのかと訝しむリディアだったが、その後に続く一言を聞いて瞬時に背筋が凍りついた。
「まさか銃刀法が世界的にも厳正なこの国でこうも平然と発砲するとは……。昨日お会いしましたが、自己紹介はまだでしたね。僕はメレク・アルマソフィア。貴方のことは調べているので、自己紹介は不要ですよ。ミス・リディア・ツキオカ。それとも……ミス・リディア・“ゼンジョウ”とお呼びするべきでしょうか?」
わざわざ遠縁の親戚の姓でフルネームを呼びなおされたことで、リディアはメレクが自分に接触してきた理由、すなわち自分の『重大な秘密』を見抜いていることを察した。
「……愛のない結婚も、望まぬ妊娠も真平御免!!」>>587
「「ランサー!」」
「任された!」
即座に左向け左してからダッシュでリディアはこの場を逃走。
フィアナとデクスターの呼び声に応じて、ランサーが追跡を開始。
死に物狂いで走り去るリディアの後姿を見て、メレクは冷え冷えとした微笑を浮かべていた。
ロード・エルメロイII世「結婚に愛がなければダメなのか? そう考える者もいるだろう。少なくとも、愛を求める者が相手の時は愛が必要だ。夏の空の下、愛を求める少女が一人、その身に秘めた“秘密”を目当てにやってきた追跡者達から逃げ回る。次回『夏色のロードランナー』!」
ハダリー「Not even justice,I want to get love and truth!!」
ロード・エルメロイII世「愛と真実は見えるか!?」>>590
いえいえ、お気になさらず。
こっちも何回か前科があるし。
何回かコソコソ話で出したし、『黒の保管庫』でもハッキリ書いてますが(以下ラフム語)lw@e3f36exyks65ykdypgw@r(3/ltied@84dqpyc@t@、ed@84r.j5ip@yd@94:kd@9pes:zbydq。uyw@myq@eiuoutzqtse4s、ckvska9z:ew@6yukbflw@e3t@xed9q@zqto。)>>592
神秘の秘匿なんかお構い無しの戦い。
聖杯戦争って何だっけ?>>594
はにかみ可愛い~!
目に見えるレベルアップはめちゃくちゃやる気でますよね!もしかして俺って髪下ろしてる女の子性癖なのかなと最近思ってしまうんすよね
あと何で男も女も皆目がキツめになっちゃうん?そろそろ目つき柔らかめの穏やかな女の子も描きてえよオイラ…
>>535
まだ見ぬ強敵っぽさを出そうと思ってやってみました
まあ隠しカメラに堂々と魔術行使してる所映ってるのはアレですが多分粉々に破壊してるだろうしモーマンタイの筈です…
>>536
凌牙達が野球してる頃、停泊地点に悪辣なる包囲網が仕掛けられ始めていた…
>>579
凌牙「んだとマレオ…いや待てよ、よし。ならテメエの事マレちゃんって呼ぶぞよしマレちゃんコラ」
巽「凌…喧嘩買いたかったんやろが杉谷は基本的に石○ジャパン側やぞ…あと貴ちゃんやなくて貴さん呼びやぞ…」
お笑い関連には厳しい巽のおっさんよ
>>589
凄い勢いと迫力の戦闘が良いっすね…!!
そしてさも当然の様に胸から火炎放射するハダリーさんすげえ…これには典韋ちゃんもビックリですわ
次回も楽しみですカステラ君描くのむずいな…
ちなみに海月ちゃんの今回とかの服装のカラーリングを見て下さい
つまりそういう事です
海 月 は チ ョ コ ミ ン 党 で す作っていないジャンルならばフォーリナー、作家もまだ作っていないですね。構想も特にないのですが。
>>611
その人ですぼく鯖用に作ったけど投下しなかった鯖は結構いたりする。
鉄牛とビートルがそうだったし、まだ投下してない作家系キャスターもいる。>>610
ほほおそんな人が…
けっこうおもしろくできそうな人ですね東ローマ皇帝の血筋だったり(流布本)
ブリテン諸侯の子でモードレッドと赤ん坊の頃から一緒に育てられたり(後期流布本)もするまだ出せてない鯖と言ったらアレですね、毛利元就
なんというか因縁浅からぬって思って作り始めてもう二年くらい……まだ出せないとは……サー・サグラモールはいわゆる「理仁顔」な不良騎士として密かに設定をコネコネして、途中で挫折しましたねぇ
サグラモール卿もしかして人気…?
円卓周りだと敵も面白かったりしますよね
>>601
性能面では差別化めちゃくちゃ苦心しました
ギャグはこう素の部分を出せるようになったらツッコミ役としてワンチャンあるかと>>596
バーニング(物理)。
まあ、宝具と『発明王の恩恵』のせいでエジソンでも予想だにしない状態になってますからね。
典韋が見たら思わず引くかも。>>626
バックアップ取ったのは結構前だったから、
最新のデータ&picrewで作成したビオランテ達のイメージ図がロスト確定なのがキツい。
今抱えてるSSの原稿はAIのべりすとのリモートに保存済みだからマジだったが。>>628
ダメージはデカいけど、動揺はしてなかったり。
長期間の使用が前提のビジネスモデルとはいえ、4年前にヤフオクで落札した8年前の中古品だったからそれなりに覚悟できてたとは思う。色々やんねえといけないのに自分で言い始めた女装ネタが頭から離れなくて電子の男子の海を彷徨っていたらなんじゃいこれは……prcrewに
「じょそうおにいさんメーカー」
https://picrew.me/image_maker/14619
なんてものがあるじゃないかとなり我慢できずに作ってしまったのだラウの女装姿を……
こいつはあれですよ金がないってんで何かいいバイトがないかとあてもなく彷徨ってからまきな辺りにとっつかまって見え見えなのに高額だってんなら……と食い付いたら怪しい写真撮影会で女装までさせられてパニックですよ
最初はちょっと恥ずかしがっていたのにだんだん乗り気になってきてパシャパシャ撮り終えてからありがとね!これギャラ!とバッサリ渡されてえっえっこんなもらって良いのかよ……チョロくねえか?と図に乗ってあれよあれよと過激になっていくんですよ………!!!女装レズだとウチからはアオくちが出せますね……。
>>633
台詞例も出演SSもなくて動かし方がわからずに採用見送ったこといっぱいありますねぇ…>>632
強欲な者よ…。
仕方ないですねぇ。では言及台詞いくつか書くので時計塔所属のキャラをどうぞ。先着3名まで書きます。時計塔はなぁ…
うちにいる三人も誰かしらと絡ませたいとは常々思ってるんだがなかなか話が難しいんだよね派閥だのなんだのあって実はラウがイメチェンして時計塔所属になった経緯は時計塔のキャラ結構おるやんけ!絡みたいから俺もキャラ作ろ!だったり…
カイホスルーや伊佐那たち時計塔組も活躍を書きたいけれど、書けてないのが実情です。
いるよ
お盆中に書き終わるはずだった中編がいまだに書き上がらなくて毎晩頭抱えてるからね>>646
寝れないからいるぜ【氏名】コーデリア・リーン・ルインズ
【性別】女性
【年齢】19歳
【出身】イギリス
【身長・体重】165cm・41kg+α(自己申告)
【肌色】白【髪色】白銀【瞳色】青/黄
【スリーサイズ】88/61/85
【外見・容姿】
・銀髪を後ろで編み込んで短く纏めている。
・右目が青、左目が黄色のオッドアイ。つり目。
・黒いチョーカーを愛用している。
【属性】中立・善
【魔術系統】降霊術
【魔術属性】地、水
【魔術特性】器に注ぐ
【魔術回路】質:B++量:B++ 編成:やや異質
【起源】霊
【所属】魔術協会(降霊科)
【二つ名】降霊科の姫、亡霊公女、時計塔随一のガンド撃ちイメージカラー:白銀
特技:手品、カードゲーム全般
好きなもの:動物、おしゃれ、権謀術数を力ずくでねじ伏せること
苦手なもの:悪霊、心霊スポット、動物が無闇に傷付けられること
天敵:代行者など除霊が出来る者
願い:根源(説明不要)
【一人称】私 【二人称】あなた、あんた 【三人称】彼/彼女、あいつ
【来歴】
降霊科の重鎮と噂されるルインズ家の娘として生まれ、霊を引き寄せやすい霊媒体質であったこともあり周囲から期待を寄せられていた。評価が別れたのは物心がついた頃。コーデリアには霊を認識する霊感が無かったのである。
霊感を持たないのに霊を引き寄せる体質を危険視し別に跡継ぎを作るべきだと言う者もいる中父親は別の解決法として娘を連れて日本へと渡った。
当時日本を拠点に活動していた魔眼の大家バックヤード家。彼の家が取り扱っている人工魔眼でコーデリアは霊を認識する事が出来るようになった。
その後は経過観察と称して小、中学生時代を日本で過ごしイギリスへと帰還。それからは降霊科の生徒として魔術を学びつつルインズ家としての仕事にも手を出している。【性格・人物像】
常に余裕の笑みを浮かべた勝ち気な性格。敵対する者には容赦しないが味方には優しさを見せる。
容姿端麗、才色兼備の優等生だがそれは名門ルインズ家の跡取りとして相応しく振舞っているだけに過ぎず、根は気さくな姉御肌。また短気な一面もある。
親しい者には『ディリィ』と呼ぶことを許しているが特に親しい訳でも無い者に呼ばれるとガンドが飛ぶ。
陰謀や駆け引きをまどろっこしいと感じておりそれらを力でねじ伏せることに快感を感じる。これは日本に居た頃の友人が吹けば飛ぶようなひ弱さのくせに口でマウントを取ってきたのを軽く締め上げていたことに起因する。
ただ考え無しなのではなく策を巡らせるべき時はきちんとする分別もある。
生死問わず動物が大好きで休日はよく動物と戯れている姿が目撃されている。また、虚空で手をワキワキと動かしている時は動物霊を撫で回している時だったりする。
幼い頃に悪霊に取り憑かれて死にかけたことがあるため悪霊が苦手で心霊スポットにも悪霊がいるかもしれないと近付きたがらない。また人間の霊も簡単に悪霊に転じてしまうからと苦手。
自他ともに認める惚れっぽい性質でもあり気に入った相手には容易に「あなたの子を産んでもいい(意訳)」と言い放つ。そのことに関して友人Y氏は「犬猫の霊を背負い込むのとは訳が違うんだぞ」と苦言を呈している。
本人は貴族主義に属しているが幼い頃日本で一般人に紛れて過ごした為か食生活は庶民派。【魔術・特殊技能・特性など】
・降霊術
一般的な降霊術を一通り扱える他動物霊を降ろして身体能力を強化したり出来る。
また、動物の死骸や霊に対して祈ることで動物霊を自身に取り憑かせ使役することも出来る。
・操霊術
物体に霊を取り憑かせて操る魔術。人為的にポルターガイスト現象を起こす魔術とも言われており本質は『霊に現世で活動する器を与える』というもの。
コーデリアは紙で作った札を核にして即興で使い魔を作り上げることが出来る。
・ガンド
撃たれた相手が揃って昏倒することから時計塔随一のガンド撃ちと呼ばれるが高レベルなはずなのに物理的な破壊を伴わない等不可解な点もある。
実際には指差した相手を呪う通常のガンドとは異なるガンドとは名ばかりのもの。
指差した相手に向かって動物霊を飛ばして肉体に押し込んで対象の魂を肉体から押し出す。そして生霊となった相手の生殺与奪を握るという極悪初見殺し。【礼装・装備など】
・偽浄眼
幼い頃に移植した人工魔眼。秋月美香の魂識の魔眼に着想を得たアルフレド・バックヤードが浄眼を模して作成したもの。試作品であることから移植後の経過観察、アフターケアも含めて格安で請け負ったもののコーデリアの父は「高い買い物だった」と語る。
浄眼とあるが実際には霊を視覚する効果のみであり本来の浄眼の効果には及ばない。
これによりコーデリアは霊を認識することが可能になり降霊術を使う際には必要不可欠となる。
・ブラックドッグ
札を核に自身に取り憑いた動物霊を憑依させて作る黒い犬の姿をした使い魔。魔力を喰らう特性があり対魔力、対魔術用として繰り出される。
・牛鬼
札を核に自身に取り憑いた動物霊を憑依させて作る牛の姿をした使い魔。物理的な破壊力を重視した調整をされており破壊、運搬といった物理的な場面で繰り出される。『指定封印悪霊・限定解除』
コーデリアが幼い頃、まだ偽浄眼を移植する前に取り憑いた悪霊を限定的に解放する術。
悪霊は常にコーデリアの首を絞め殺.そうとしていてそれを封印によって留めており、封印を解除すると首元に残った締め跡が妖しく発光して首が絞まっていく。
同時にコーデリアの周囲に黒い紐のようなものが蠢き、触れた者にも同じ呪いが伝播していく。最終的にコーデリアは再度封印すれば助かるがこの時に呪われた他者はそのまま絞め殺.されてしまう。
強力だが敵味方の区別なく巻き込む恐れがある他長時間解放しもしもコーデリアが失神するとそのまま死.んでしまう可能性がある諸刃の剣。
【台詞例】
「ごきげんよう。今日もいい天気ね」
「そうだ、せっかくだから手品を披露するわ。このカードの中から一枚選んで」
「あーもう、まだるっこい…」
「さあ!私に喧嘩を売ったことを後悔しなさい!」
「ふうん。それで?いつ誰が私のことを愛称で呼んでいいと許可したのかしら?」続いてssを投下します。
「全く、久し振りにこっちに顔を出したと思ったらとんだ大騒ぎだわ」
コーデリア・リーン・ルインズの私室に案内された二人の魔術師は片や申し訳なさそうに、片や特に悪びれた様子も無い。
「いや悪い悪い。燻ってた金の卵を見てたらつい、な」
「その金の卵が孵る前に割れないといいがな」
「怖ぇこと言うなよ。なあディリィ」
「私も彼の意見に同意よ。相変わらず女の子を怒らせるのが得意なようね、ジーン」
隣の男の「お前、前にもこんなことをしていたのか」という冷ややかな目線にばつが悪くなったのかユージーン・バックヤードは露骨に話を逸らす。
「そういえば俺は両方知ってるけどお前らは初対面だろ?改めて挨拶しとこうぜ」
「それもそうね。では改めて、私はコーデリア・リーン・ルインズ。降霊科の二級講師エリック・フォン・ルインズの孫よ」
「大鳳京介。遠い先祖はこの地で魔女をしていたと聞いている」
互いに自己紹介した所でコーデリアがにやりと笑う。
「あなた、いい性格してそうね」その言葉に京介の眉が動く。
「何故そう思ったのかな?」
「何故って、ジーンの友人なのでしょう?ならよっぽど性格がいいかいい性格してるかの二択よ」
「それで後者だと?」
「ええ。違う?」
「………違わないな。客観的に見て俺は性格がいいとは言えないだろう」
「えー、そんなに俺って捻くれ者だと思われてる?」
そんな会話を聞いていたユージーンが口を尖らせると間髪入れずに両者から肯定され項垂れるのだった。他愛ない雑談を終えて向かい合うようにソファに座った三人。するとコーデリアの雰囲気が変わる。
「それで、ユージーン。何故このような事をしたのかしら?正直に答えなさい」
「ああ、あの女は天才だよ。だけど環境が良くない。最悪だ。植物だって水と肥料をやり過ぎるとかえって枯れちまうだろ。あいつを取り巻く環境はそんな感じで甘やかすばかり。おかげでわがまま放題の箱入り娘だ。
でも本人はそこんとこしっかり分かっててな。どうにかしないといけない、でもどうすればいいか分からない、変われるものなら変わりたいって思ってたんだよ。だから────」
「だから周りを巻き込んで大乱闘、自分の力の及ばない挫折を味わわせてやった、と?はぁ…器用なんだか不器用なんだか。
まあいいわ。この件はこっちで適当に揉み消しておくから、もう行きなさい」
そう言うとコーデリアはさっと一筆認めて控えていた侍女に「これをお爺様に」と渡す。
「あー、その…。コーデリア」
「……なに?」
ユージーンが話し掛けるとコーデリアは目を細める。
「一年いや、半年くらいしたらさ。あいつの家に使者を出してくれねぇか?」「仲直りの仲介って訳じゃ無さそうね。どうして私がそんなことしなくちゃならないのかしら?」
突き刺すような冷たい視線。それは数年来の幼馴染に向けるものではなく魔術師として相手を値踏みするような。先程からの二人のやり取りを見ていた京介は二人の間柄をなんとなく理解する。
「さっきも言ったがあの女は金の卵だ。今回の件で多少なりとも性格が改善されれば身内に引き込むメリットは計り知れねぇ。…お前の魔術とだって相性良いだろうしさ。
それから、俺だって荒療治だったって自覚はあるんだ。嫌われたままでもいいから、アフターケアはしないとだし…さ」
尻切れとんぼのように弱々しくなるユージーンの弁解に呆れ返ったコーデリアがため息をつく。
「半年後。一度だけ家庭教師と称して使者を送るわ」
「ディリィ!」
「ただし、彼女の両親が教育方針を改めてなかったらこの件からは手を引くから」
「ああ、それでいい。ありがとう」
「貸し一つ、いえ二つと言ったところかしら」今全く頭が回ってないのであれなんですけどもしかしたらお友達さんの名前YではなくEだったりしません?
>>664
イメージ的にはハンターハンターのハルケンブルク王子のアレですね。強制幽体離脱。
>>665
英語で書くとEですがあくまで日本語(ローマ字)でYにしました。今までも友人Yとかで書いてましたので。
あ、それと見た目イメージ貼るの忘れてた。
https://picrew.me/image_maker/947708
よりお借りしました。これぞ銀髪、オッドアイ、結んだ髪を解くとロング、痣隠しetcと私の好みを盛り込んだ性癖モンスターだァ!>>667
ありがとうございます。
幼馴染がナチュラルボーンメスガキなユージーンだったせいで武力による分からせが大好きになっちゃいました☆
惚れっぽいのは具体例を挙げると事件簿の黒猫の件の話を聞いたのがコーデリアだったら「いい人じゃない」となって子作りする?ってくらいに好感度が上がります。ただし結婚はノーセンキュー。
ちなみに船時空以外のジャスミンは両親が教育方針を変えてないので家庭教師を送ってすぐ引き上げてたりします。
ユージーンの真意は実は京介伝に聞いていてなおかつ京介がジャスミンと仲良くなってて「もし出会しても二、三発殴るくらいで勘弁してやってくれ」と言われてるので殴ったら許します。殴るのはボンだがなぁ!!
ユージーン側もジャスミンと遭遇して殴られるってなったら潔く受け入れます。ただ顔はやめてってなる。>>669
公式キャラで言うとグレイには手も足も出ませんね。使役する動物霊が尽く消されてしまう。アッドにとっては食べ放題のビュッフェみたいなものです。あとこの写真見たら十中八九バルバロッサはキラキラ出しながら消滅演出入る(確信)
深夜テンションで描いたけどジャスミンちゃんと海月ちゃんはこれ位の仲でいてほしいなって思います
〜以下怪文書タイム〜
ジャスミンちゃんと海月ちゃんは大喧嘩とかしないで健やかに船の日々を過ごしていってほしい、平手打ちとかそういうのはマジで見たくないし末永く仲良くしてほしい
互いの誕生日の時に海月ちゃんはジャスミンちゃんに可愛い服を、ジャスミンちゃんは海月ちゃんに可愛いぬいぐるみをプレゼントしてほしい
海月ちゃんがピンチの時はジャスミンちゃんが守ってほしいしそんなジャスミンちゃんの力になりたいって言って熱心に強くなろうとする海月ちゃんも見たい
片方のトラウマが何らかの形で掘り起こされたらもう片方の子が静かに寄り添って話聞いてあげて「大丈夫、私がついてるよ(ついてるわ)」って言って手握ってほしい
いずれ強くなった海月ちゃんとジャスミンちゃんの二人で組んで戦う話とか書きたい、ジャスミンちゃんの人形軍団による人海戦術を海月ちゃんの魔眼を通した洗練された戦術眼と多数のデバフ撹乱効果付き援護射撃でサポートする感じの絵面を見たい
大人になっても一生仲良くしててほしいしどっちかに、最悪二人同時に何か辛い事が降り掛かったとしても二人の友情と船の仲間達との絆で乗り越えてほしい
まあつまり纏めるとジャスみつは至高、末永くズッ友でいてくれって事です
お目汚し失礼しました…お休みぃキャラシに書き忘れたいろいろ
【ルインズ家について】
表向きは祖父は時計塔の二級講師、父は特に役職がある訳では無いただの魔術師ということになっている。
しかし実際は祖父のエリック・フォン・ルインズは降霊科の君主ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィスと茶飲み友達でありエリック氏は茶会での“世間話”からロードの意を汲み取り“独断で”事を成す。
もしも暗躍していた事がバレたとしてもルインズからユリフィスへは繋がらず、あくまで部下の独断専行という形で処理される。そしてルインズまで辿ることもまた困難となっている。
これらの話はあくまで噂であり実態は明らかにしてはならない。なのであくまでルインズ家は『降霊科の重鎮と噂される』である。噂は噂。
【コーデリアの休日】
猫カフェで猫と戯れたりドッグランで犬と一緒に駆け回ったり乗馬やシュノーケリング等と様々。多趣味お嬢様。
車で移動中に道端で動物が轢かれて死.んでいるのに遭遇するとコーデリアは車を降りて死体に手を合わせてその霊を自分に取り憑かせる。
また動物霊の蒐集のために保健所や屠殺場に頻繁に通っている。>>680
頑張ります…
がんばれ私…海月ちゃんの過去設定を近いうちにちょっとだけ増やします
あと魔術周りも改修するかもしれません
>>669
海月「え!?じゃあ、えーと…キュアブ○ッサムの服、お願い。え、青じゃなくて良いのかって?大丈夫。子供の頃から大好きで…そして、船に入って、魔術に触れ始めてから。この子みたいに、最初は弱かったとしても。いつか強くなれる。強くなってみせるってね。そう思い始めたの。」
リヒター「…叔父貴。分かってんだ、それは。…でもな。ガキの頃からアンタらの家には数え切れねえ位助けられた。特にアンタが居なかったら、立ち直れなかったしな。だから…水臭えかもだけどさ、それでも筋だけは通したいんだよ。」
珍しくシリアスな二人っすねえ>>687
心得た。
ビオランテ「仲良くなりたいとは思わないけど、嫌いじゃなくなっているわね。けどね、もしもまた嫌いになったらその時は……(シモノフPTRS1941を意味深に構える)」
星雪のWASPの仲間達に対する印象や付き合い。
神羅:好印象な雇用主。面接時の砕けた付き合いもあって実は上下関係が希薄。よく一緒に雑談で暇を潰す仲。みんなと一緒に食堂でワイワイ騒ぎながら食べる日もあったらいいのに、とか思ってる。
アンドリュー:何かと暫定殺/害予定リストに名前が入るほど嫌悪。何かと煽ってくるので無視しながら時には煮え湯をかける。ナインの強化薬膳を用いた治療1回目では彼女の右手から飛び散る筋肉を避けようと、咄嗟にこいつを盾にして難を逃れた。
裂月:彼女の自己評価の低さに気づいており、その内自/殺/するんじゃないかと気が気でない。
ソラ:素っ気ない態度をとられているが、理由を知っているので仕方ないと割りきっている。彼の魔眼を強化薬膳で無効化できないものかと模索中。
タゲリア:特に美味しく、気持ちよく食べてくれる有料客。なので彼女に出す料理はどれもこっそり脂肪の急速燃焼効果付き。
金田:ナインを治療した際のトラブルで避けられている。星雪としてはなんとか味覚だけでも獲得できるようにしてあげたい。
ソフィ:中華料理用の香辛料を栽培してくれるいい子(料金は現金支払い)。エッグタルトやらマンゴープリンを時折サービスしている。
小夜子:『大人』だから避けられることもある。理由を知っているので、特に気にしていない。むしろ、不用意に近づきすぎないよう、そっと気遣う。
ナイン&ガロ:最優先治療対象。ナインに対しては、なんとか右手と右目を元に戻そうと本気で奔走している。ガロに対しては、一緒に厨房で働く仲なので、同じ料理人として敬意を向け、味覚を復活させてやりたいと本気で思っている。
オリビア:客としてはアンドリューより嫌い。ガロが作る料理にまでタルタルソースをかけまくる姿に怒っている。>>691
>>692
つー訳で後半行ってみよー。
風花:最優先治療対象その3。ナインとガロの治療が終わったらなりふり構わず強化薬膳のフルコースを食べさせる。
バロック:その内心労で倒れるんじゃないかと心配している。なので彼女に出す分は気分高揚と肉体強化の効果付き。
望月:料理の腕は自分の勝ちだと思っているが、善行を自分に課す彼女のあり方は好意的に思っている。
ヴォルフ:強い奴と戦うのはいいけど、捨て身は自重しろと注意する程度には仲がいい。
隗:せっかちだが、味の分かる優良客。持久力増強効果のあるメニューをよく提供している。
宿儺:重要治療対象。彼のもうひとつの『顔』をどうすればいいのか悩んでいる。
狼:栄養失調が目に見えている状態なので、何かとたくさん食べさせる。そして彼女に怒られ、神羅やソフィに注意されるまでがセット。
涼子:重要治療対象その2。目下の課題は『偽の黒魔女』をどうするべきか。これに関して彼女と何回か話し合いになった。
エラルド:定期的に「少しは肩の力抜きなよ」と話しかける。その都度突っぱねられているが、諦めずに言い続けている。
ラグス:気まぐれで差し入れたちまきを絶賛されたのに気を良くして、情報収集を頼む時は酒を持っていって一緒に飲む。
エイベル:香港で知り合って意気投合した。
とまぁこんな感じでしょうか?>>690
オリビア「古来より食への批判は戦争しか生まないよ」
本人から言わせれば栄養バランスに配慮しつつ好きなものを食べることの何が悪いという感じ。タイミング悪く他の要因で不機嫌な時に刺激すると爆発しかねないくらいこの辺はデリケートだったりする。
>>694
>>風花
それが出来たら神羅さんが既になんとかしてるんだよなぁ。カートリッジにされた状態からプルシュカを五体満足に戻すようなものなので。
そもそも消化器官全滅してるので食べることで効果を発揮する薬膳系は絶望的だったり。
ぶっちゃけ風花ちゃんを元に戻すために必要なのは主にWASPの被検体達に移植された身体の一部を集めることなので実質不可能に近いのです。
>>693
少しだけ別のことをして気分転換するのです。その後に戻ってみると意外とやれるものです。おはござー。
コーデリア・リーン・ルインズをwikiに登録してきましたー。誰もいないっぽいので投下しよう
海月ちゃんの魔眼の改修案投下します
「軌道の魔眼」
海月が生まれつき所持している魔眼。
パッシブとして周囲100mの生体反応、魔力反応を検出する事ができる。隠れている者であれ、範囲内であれば全て検出できる。
ただし、マレオの様な例外も存在するらしい。対象外の法則性はまだ不明。
しかし、この魔眼の真髄は、照準に入れたあらゆる物の「軌道」をベクトル化して目視できる事にある。
人の視線の方向、車等の進行する方向、更に銃口の向く先等の、攻撃の矛先も魔眼による演算によってベクトル化し、数秒後まで目視する事が可能。
魔術等の攻撃の方向も視ようと思えば視れるが、目視するには条件として、その攻撃する相手を十秒目視して照準を合わせる事が必要。合わさった後でも、その敵を視界から出せば効果は消える。
これによって、ある程度なら敵の行動、攻撃の先を予測して立ち回れる。
ただし、視てる時から5秒後までの軌道しか算出する事は不可能。銃弾、ボンバルディエのカノン砲の様な一直線の方向の物であれば確かに全て避けられるが、不規則に動く物である場合その後の動きも予測する必要が出てくる。
また、一度に軌道を見る対象とした者が多い程負担は増える。現時点では5つを同時に視るのが限界。
故に、魔術使いとしての練度が低い今の海月は、まだこの魔眼を完全に使いこなせていない。
はい、こんな感じです
索敵範囲を減らす代わりに進行方向とか攻撃の方向を視れる様になった感じですね
これで敵の攻撃を事前に読んで回避したり仲間に伝えたりができる感じっていうロールを想定してます
ただちょっと強いかなとも思うけど魔術相手だと照準合わせる時間が長いデメリットもあるしどうやろって感じなので良ければアドバイスを請いたいです、お願いします!>>705
ですです
厳密には魔術の関わらない物体なら照準合わせればすぐ動きを予測できる感じです。魔術関係する物だった場合は10秒以上かかる感じですね
やっぱかけ離れてますよね…なんか周囲の気配感知した上でその気配の方向に照準合わせて敵の攻撃見るみたいな感じのをイメージしてましたが一つにするのは無理がありますね…
なら左右で別々の魔眼って事で検討してみます
アドバイスアザス!>>690
ソフィ「魔術の練習でもあるから、お金まで貰うのは……流石にちょっと……」
ちなみに、ソフィに限らずセーレイズ家の好きな料理はハーブ で味付けされた洋食だったりします。バトル屋の魔術師って話題になるとまたルーカスがキラキラし始めるぞ
スタンドバトルもそうですけど、やろうと思えばヘンテコ能力だってはめ殺し技に出来るのが魔術戦だと思っているので発想次第だと思うよ
直接相手の肉体を破壊するだけが魔術戦じゃあないでしょう>>718
同じ教室ならヨモちゃんみたいに気軽に接点作れるんですけどねー
仲良くなるエピソード…降霊科と考古学科が合同でなんかする…的なお話なら絡ませることができるかな…?
降霊科にはルナの知り合いのアンゼリカもいたはずなのでそこら辺も使えるかもですし>>709
こっちで荒事向きじゃないのは桃夢、星雪、プリシラぐらいですね(能力が暗殺・闇討ち向け)。
後は実戦向けという(エイベルだけは無限の魔力と再生能力でゴリ押し)。>>723
ですね
イベントも終わったので海月ちゃんの魔眼のイメージを描いてみた
とりあえず魔眼、メロ、医療技能持ちと属性が多くなってきたので攻撃系はメロの力(メロの成分弾丸にして飛ばす)じゃないとまともにできない+麻酔系の催眠や麻痺とかのデバフやサポートが主体の為に火力は滅茶苦茶低い、って感じにしてバランス取ります
アレですね、単体で戦闘すると弱めだけどジャスミンちゃんとか火力出せる人と組むと強いみたいな感じです
>>723
燕青さんが凄く与太イベのツッコミポジの参考になったと同時に気付いたら滅茶苦茶推しになってガチャ回しました
爆死しました 草>>723
お化け屋敷にここのサーヴァントを放り込んだら何が出てくるのか、私気になります!>>725
こうしてみると、シンモラ巨人モードはもっと大きくしても良かったかなと……しかし、この女巨人、髪型とか顔のパーツとかアルテラに似てるような……やっぱりユミル=セファール?
ちなみに、絵から察する女巨人の体格と比較すると、シンモラは痩せ型になりますね>>729
(せやろなぁ、と言わんばかりの顔)
エルルーンという名が出た瞬間「あっ」ってなりましたともロスヴァイセいなかった…(´・ω・)
当機ちゃんを選びましたとも【連絡】
レーヴァテイン・オルタの記事で文章的に気になった所を一部加筆・修正しました
ステータスのテコ入れとかそういうのではなく、あくまで文法的におかしくね?と思った所を直しただけですのでよろしくお願いします。
・具体的な修正箇所
溶岩とマグマの火焔地獄→溶岩溢れる火焔地獄
厳密には表向き従者として振舞いつつ、裏で自分に都合のいい操り人形へと洗脳・改造させる
→表向きは従者として振舞いつつ、裏では自分に都合のいい操り人形へと洗脳・改造する鬼畜兵器夏イベのアイデア浮かんだぞ!皆で温泉街賑わせるんだ!からの本家夏イベでパーク賑わせよう!が出てきた時はこれ発表したらパクリになるかなと不安になりました
>>737
ぬるくなりまくって普通のプールになったからまだよかったような……。>>735
よっしゃやりますか
凌牙vsマレオ
「よし。構えろよマレオ。今日こそテメエのその鼻明かして鼻っ柱へし折ってやるよ…!!」
「うっひょー、こえー顔してんなリョーガァ!!まあ…やってみろ、若造!!」
海月&メロvsロゼ&プルフラス
「私がどこまでやれるかは分からないけど…全力で行くよ、ロゼちゃん!!『ぷにゅぷにゃぷーにゃぷー(ビビってんじゃないのブルブルフラスー)』…メロ、落ち着いて。…とにかく行くよ!!」
「こちらこそ…本気で行かせてもらいます、海月さん!!『ブルブルフラスとは何を言うかこのカビカビゼリーめェェェ!!!』やめなさいってプルフラスーー!!」
趙雲子龍vs黄夫人
「すまないな月英殿。…真剣勝負だからな、全身全霊全速力で勝ちに行かせてもらう…!!」
「ふふ、望む所です…!!対趙雲様用の兵器、見せてあげましょう!!」
対趙雲用兵器って何だよ…(正気に戻る)
まあ趙雲は風属性の機動力型なのでメタ張られると弱そうではあるか。超硬い防御とか張られると弱そうだな…
>>736
よっしやりますか…ちょっとだけお待ちを>>739
承知。>>741
あたいです!>>736
グリフィンvsリヒター
「ごめんね、ギタリストのお兄さん。うるさいし、アイツの匂いを感じるし…何より邪魔だから、とりあえず殺.すね!!」
「成程、こりゃ全力でバーニングさせねえとキツいかもな。…そうでもしねえとよ、野郎のマッドな血の匂いでこっちがイカれちまうからなァ!!」
グリフィン相手にはリヒターもマジモードになりそうよね
リディアvs凌牙
「雷の拳、か…いいわね。骨のありそうな相手じゃない。bring it on(来なさいよ)!!」
「ンだよいきなり…まあいい、喧嘩フッ掛けたのはてめえだ。ブッ倒されても泣き言言うんじゃねえぞ…!!」
クリスティvs典韋
「勇壮な武人であり可憐な淑女。面白い子ね、あなた。どれ、少し闘りましょうか…!!」
「…何だ、コイツの変な感覚は…?…ッらぁ落ち着けアタシ!!何だか知らないけど…乗ってやるよ、来な!!」
初書きが多かったので結構時間掛かった+エミュ合ってるか不安なのほんとすいません
後半3組も今から書きます2組だったわ間違えた…
>>741
作ろうと思えばえげつねえ防御障壁作れそうなんすよね月英殿
実際涯角槍とか青紅剣とかをメンテしたりしてた月英殿なら弱点も知り尽くしてそうですし趙雲にメタ張りやすそうですからね
趙雲が幾重ものメタ張り巡らせた防壁を突破するのが先か月英の兵器による頭脳戦が勝つかって感じなので中々良い勝負出来そうな気もしますね>>737
うああ、あぉ…おおあ…となりましたね>>743
おお、本気有難(マジアザ)ッス!!
エミュがすげぇ!
絶対なる。>リヒター
書いてもらって隅を突くのもなんですが、クリスティはどっちかというと、「どれ」じゃなくて「さぁて」だったりします。(お辞儀)長七郎vs趙雲
「古代支那の武人…相手にとって不足無し、です!!さあ参りましょう、趙雲様!!」
「戦う姫、か…。…いや、懐古は後だ。行くぞ、みつ殿。否、長七郎殿!!」
例え姫であっても、武人として在る、或いはそう望むのであれば趙雲はその人を武人として見るし、認めるし、相手になるとするなら堂々と臨みます。
ローエングリンvs黄忠
「…お主、ただの小童かと思ったが…底知れぬ何かを持っとるな?…ならば、お主のその闘気が如何程か、見極めさせて貰うかの!!」
「凄まじい闘気…ならば、こちらも迎え撃つのみです。相手にとって不足無し!!行きます…!!」
ローエングリンさんの戦闘系口調は見つからんかったのでフィーリングだけで書きましたすいません
結構楽しいなこの格ゲー掛け合い風の奴
またやってみてえな>>747
子龍殿カッケェッス!>堂々と
あー、セリフ例に戦闘系のが無かったらその辺は仕方ないかと。
むしろ、ローエングリンも騎士なんだなって思い出させてくれるようなセリフを考えてくださってありがてぇのです。そういえば二週間経ったのでご報告
冒険の新刊ではとくにエジプト神性は掘り下げられなかったのでペルカはロストせずに済みました。完全に気にしすぎでしたね恥ずかしい>>749
!!!!(前からちょっと会わせたら面白そうだなと思ってた相手の作者様から来てビビり散らかしてる図)
クッチーと凌牙君は確かに破壊っていう共通した部分あるし朽崎さんの言ってる通り対照的でもあって近い所も有るって感じでいいなと思ってたんです!!
ただ…結構考えたんですがいい感じの掛け合いが思いつかないっていう…クッチーはキャラの密度トップレベルに濃いのでエミュも自信全く無くて考えつきませんでした申し訳ない…
とりあえず凌牙→クッチーの印象(仮に面識あるとしたら)だけ置いときます…
凌牙→クッチー
・確かにイカれてる野郎ではあるのかもしれない。ただ自分に人の事を言う権利なんざ無いし何より、知った様な口を利くのもアレだが、自分はアイツの狂気を否定する気は無いし、本音を言ってしまうならその狂気が少し分かるかもしれないといった感じ。
・こんな事言うと失礼かもしれないけど、凌牙がもし船に拾われないルートがあったら、もしかしたらクッチーに少し近いタイプの狂人になるルートもあったかもしれないって感じ
・凌牙もクッチーも自分の事を悪と思ってる部分は同じだし、もし何かが違ってたら出会って行動共にしたりしてたのかもしれないなって作者は思ってる
とりあえずこんな感じですかね
現時点、血鎖後、パラレル等のどの時系列にしても、二人が遭遇したら結構面白くなりそうだなって思ってます>>752
あら~~~~~!ありがとうございます、癖になる可愛さ!!>>754
ほいほいっと
特に気合い入れて作った趙雲と凌牙君が人気で嬉しい…
趙雲子龍vs木蘭
「行くぞ、木蘭殿。我が涯角槍、翡翠の旋風を以てお相手させて貰う!!」
「望むところ!!…相手に取って不足無し。私の、万里を吹き抜ける疾風を以て!!破ってみせる!!」
趙雲と木蘭、風属性対決だしSSで書いたら凄く楽しそうだなって
灼崎獅音vsジル・セレナード
「お、アンタが先生の言ってた外科の代行者、だな…——ならば、胸を借りるつもりで臨ませていただく。…状況開始だ。」
「気は乗りませんが、食満神父からの頼みでもありますし——それに、代行者と名乗る以上、その素行は矯正させないといけませんので。」
結構台詞悩みました
獅音君ちょっと代行者としては軽い所あるしそこ矯正させるって感じなら手合わせの理由になるかなって感じです、エミュ不安なので間違ってたらすいません
ユウキ・モーティマーvs砕城凌牙
「ねえ、こわいおにーさん。強そうだね!!きっと殺しがいがあるんだろうな…!!」
「なんだコイツの目…まるでガキの頃の俺と、同じ様な……悪いな嬢ちゃん。加減が利かねえかもしれねえ…!!」
多分凌牙君はユウキちゃんみたいな子を見たらガキの頃の事がフラッシュバックしそうだなって
だから多少動揺するかもしれませんね…>>760
ありがとうございます~!どれも素晴らしや…
>趙雲と木蘭
最初は典韋にしようかと思ったんですが、おっしゃる通り風属性が共通してる事に気づきこっちにしました
>灼崎獅音vsジル・セレナード
ジル的には素行云々の方は自殺志願とかそういう所がなければあまり気にしない感じですね
逆に上記の部分が見られたら同僚とかそういうのかなぐり捨ててガチモードになります
そういう意味ではこのやり取りがちょうど良い塩梅かと
>ユウキ・モーティマーvs砕城凌牙
ある意味ユウキも凌牙と似通った境遇に置かれてますからね…
違いがあるとすれば、凌牙がそういった境遇から二転三転を経て現在の居場所で救われたのに対し、ユウキの場合は地獄の中身が変わっただけといった感じでしょうか
虐められ続けるだけだった地獄から、自分も虐める側に転じるという感じに>>763
ユージーンさん、本当に申し訳ないです…
今までで一番イカれてるかもしれないイラストが出来ました
許してください
投下します>>753
いえいえお気になさらず。3年間迷走したり突っ走ったりで積み上がったキャラだからなぁクッチー……。
エミュは…。それこそ表面上はフレンドリーだけどなんか不穏・物騒な印象になるような感じ?なのかな。
好きに書けばいいと思います。割とどんなムーブもする男だし。
こっちの思うクッチー→凌牙くんの印象(面識あるとしたら)としては、
・(基本的には)頑張って前を向こうとしているので高評価、仲間を守りたい!自分の命と引き換えでも!とか言いそうなのは結構なマイナス評価、みたいな状態ですかね。
こっちの作者としては、仮にクッチーが凌牙くんに会ったとしたら、行動ともにするとしても一時共闘ぐらいで、コトが済んだら遠ざけそうな印象。
クッチー「セナちゃん……だっけ?その子は君に生きて欲しいと思って自分の命を投げ出したんだから、僕を始めとした危ない物事の近くにいちゃ駄目でしょ」>クッチーに少し近いタイプの狂人になるルートもあったかもしれない
に関して。ホントに凌牙くんが”そう”なるかって部分は京極さん次第なので自分としてはなんとも言えませんが、クッチーとしては否定の立場になりそう。マトモな善人って判定をしてそうなので凌牙くんに対して。時計塔で男の子作ろうと思っているんですが
所属させる科をキャラの多いところにするか、それとも少ないところにするかで悩む悩む…>>770
多いところだと降霊科、植物科、呪詛科、考古学科あたりになりますねー
考古学科はルナもカヴンもいるから除外するとしてそれ以外の三択……どれにしよう……柱の男ポーズするゲーミングボンバルディエを通りがかりに見た凌牙(やべえ…あのゲーミングデカブツにブッ倒されたのかと思うと…何か情けなく思えてきた…)
>>766
改修する過去設定の話を先行で少し話しますと、海月ちゃんは魔眼の事を隠して過ごしてた訳で、自分にある魔眼っていう不思議な力を理解してくれる人がいない(簡単に言うとジョジョの花京院の過去に近い感じ)って感じなのと、軌道の魔眼が子供の頃は暴発する事があって、見たくないのに人の視線が見えてしまうみたいな事もあったりした訳なので友達が少なめで、メロと出会うまでは割と臆病だったっていう感じの設定を増やそうと思います。(家族関係は普通に良い感じだった)
それでメロっていう運命共同体と出会って、リヒターとかの後見人的な人達も出来て心が軽くなって、自分を出せる様になっていって、船に入る訳です
そこでジャスミンちゃんと出会った事で、初めての親友が出来たって感じにしようかなと計画してます
ジャスみつマジてぇてぇ
>>767
>>768
おぉう思ったよりクッチーからの評価高めだった…
確かに言われてみれば一時共闘で終わるのは納得ですね
あと凌牙が狂うルートってのはIFで前から考えてた奴があったんです
・居場所も未来も、そして、唯一の仲間も失った事への憤怒と絶望によってタガが外れた事により、その目に映った奴は何者であれ全員叩き潰し、ただ激昂と絶望の咆哮を上げるだけの修羅の猛獣と化したルート
って感じのをイメージしてました。多分船拾われてなかったらこうなってたので凌牙はマレオに足向けて寝られないって訳です>>765
マレオ「なんだ……?スタンド攻撃を受けているのかッ!?」
リョーガ「2部にスタンドの概念は無ぇだろ」ちなみに柱の男パロですが深夜テンションMAXで作りました
ちなみに海月ちゃんはノリノリで悪人面してますしジャスミンちゃんはカーズに似せようと黒子被ってますしボンバルディエはしれっと花京院のジョジョ立ちをしています冒険の続き、投下してもよかですかー?
ようしゴーゴー
「ちょ、はなっ、はなせこらー!」
「ヴォ、ォオォ……!」
「引っ張るなー!?」
私の足を掴んだゾンビと引っ張り合いの力比べを繰り広げる。『強化』の魔術をかけているからそうそう簡単に負けやしないと思うけど、ゾンビの筋肉ってどうなってるんだろう?
冷たいはずなのにどこかぬるく感じる気がする死肉の感触はなんとも不気味で慣れなわぁぁなんかぐちょぐちょするー!?
「アレ、ほっといていいのー?」
「問題ないでしょう。低級の使い魔一体ごときなどルナひとりでも対処できます。それに……」
「それに?」
「見て楽しまないと損でしょう」
「……やーイイ趣味してるねぇ」
「それはどうも」
薄情にも男二人は高みの見物と洒落こむらしい。いいけどね! 元々メレクの助けなんて期待してないけどね! ひとりでいいですよーだ!
「オ、オ、ォォォオ」
「しつ……っこい!」>>780
右腕だけでは飽き足らず、追加で伸ばしてきた左腕に向かって当てずっぽうの後ろ蹴りを放つ。素人っぽさ丸出しの蹴りは、ほとんどまぐれ当たりのような形で迫る左腕を跳ね除けることに成功した。その勢いのままにゾンビは後ろに倒れこみ、ついで私の足からも腕を離した。
……さて。蹴りを放った左足はまだ宙の最中。地面についている右足はゾンビが倒れこむ際にぐらぐらと揺らされた。左足も右足も自由を奪われた、となると、この次に起きる現象は誰の目にも明らかで。
「ふぎゃ!」
転んだ。蹴りの勢いに振り回されて華麗な横回転を決めながらお尻で勢いよく着地した。……うぅぅ、めちゃくちゃいたいぃ……ちょっと笑いそうになってたメレクは絶対後でパンチしてやる。
でも今はゾンビが先。私はお尻をさすりながら立ち上がっていきなり足を掴んできた不埒ゾンビを見据えた
ゾンビは膝から下を地面に埋めたまま両腕をゆっくりとこちらに伸ばしている。その右腕はまだ人間の範疇に入る形を留めているが左腕は違う。伸びた左腕の手のひらから、さらにもう一本腕が生えているのだ。無理矢理に継ぎ接ぎされたような異形の腕は、通常の倍の長さを誇って振り回される。
単純に考えれば二倍以上のリーチの差。か弱い女の子が立ち向かっていけば、近づく前に掴まれて口にするのも恐ろしい乱暴をされるに違いない。
けど、ここにいる女の子は魔術師なので。
「行くよ」
『強化』の魔術で全身の運動能力を向上。わずかに空いた距離を一呼吸の間に詰めていく。ゾンビがまっすぐに伸ばしてきた左腕を横によけてかわす。次いで横から伸びてきた右腕を今度はしゃがんでかわした。
二本の腕をかわしきった、ほとんどしゃがみ込むような姿勢のまま最後に残った距離を潰した。ごく、あっさりと、私の右手がゾンビに触れる。そして───
「月がきれいで(ルーナ)、星がきれいで(ステラ)、見上げる夜空に(ノクティス)───」
詠唱と共に右手へ魔力が集中していく。熱をまとい、光を帯びていく。
それは旅人が掲げる小さな明かりのように、闇夜にありて己を示す。
「───火が灯る(アードゥル)!」
熱と光と魔力が炸裂する。右手から放たれた魔力の弾丸は零距離でゾンビに撃ち込まれて爆ぜた。魔弾はゾンビの上半身を灼き尽くしてなお止まらない。後方にある木々にぶつかりって、ようやく消失する。>>781
魔術による破壊の後に残ったのは、膝から下が地面に埋まったゾンビの二本の足だけだった。足からは焼け焦げた血と肉の臭いが立ち昇っている。くさぁい。
で……これは勝った、と思っていいのかな? そう認識するとなんだか力が抜けちゃう、ような。
「ふぅ~」
「おぉーやるねー!」
「……まぁ、この程度やってもらわねば」
ぱちぱちと拍手しながら近づいてくるクチサキ。当然と言わんばかりに頷くメレク。ふたりとも見ているだけだったクセに……。
恨みがましい視線を向けていたのだろう私に対してクチサキは苦笑いしながら降参のポーズのように両手を上げる。
「ごめんってば、そんな目で見ないでよ。ほらさ? 俺はここの取引相手なワケだから? 戦ったりとかできないじゃん?」
「いいよ、別に期待してないし」
「わぁん冷たい。というかさ、ルナちゃんこそ戦ってよかったの?」
「………………あ」
戦ってよかったのか? もちろんいいわけがない。
ここは死霊病棟の管理する庭で、そこにいるゾンビ───使い魔も死霊病棟が所有しているものだ。それを魔術を使って灼いて破壊した……こんなの宣戦布告とほぼ同義だ。こんなことをして歓迎されるはずもないし、最悪殺されて死体として活用されるかもしれない。
「やっちゃった……」
「やっちゃったかぁ~」
「どうしよう…………………………よし! 謝ろう!」
「いいの? 今ならまだ逃げられるかもよ?」
「そんなもったいないことするわけないじゃん」>>782
「……うん。いいねぇ」
「当然です。ルナはそういう人ですから」
どういう人なのさ。
「とりあえず、どうしよう? あのゾンビの足持ってった方がいいかな?」
「死肉を持ち歩く気ですか?」
「その、やっちゃった証拠品、的な感じで……」
「死霊病棟の使い魔をじっくり観察したいから、とは言いませんよね?」
「(ぎくぅ)」
「……止める理由もありませんし、ご自由にどうぞ」
「そうするっ」
うきうきわくわく気分で焼け焦げた臭いを放ち続けるゾンビの足に近づく。
ぐちゅじ、と音がした。
音は近づいたゾンビの足から聞こえた。動くはずのない足から。
「うそ、」
「……まさか」
「へェ」
反応は三者三様に。思考の行き着く結論は三者同じく。
───まだ動く、と。>>783
「っ!」
三人揃ってほぼ反射的に飛び退く。見ればゾンビの足はびくびくと痙攣を始めている。
頭も身体も吹き飛ばしたのにまだ動くのか───いや、相手は死人。元より動かないはずのモノが動いているような存在なんだ。何をしたって"動かない"という保証は得られない。
むしろその逆。なにがあっても動き続けると考えるべきだ。
そう考える間にも足は蠢きそして持ち上がる。地面に埋まった足が露出し、その足はまた別の腕に繋がっていた。地面の奥から、腕が、頭が、体が現れる。要は、最初から一体だけではなかったということ。
私が吹き飛ばしたゾンビが、左腕からさらに腕を生やしていたように、このゾンビ達は手足を継ぎ接ぎして繋げられているんだ。たぶん、二体目のゾンビも体のどこかが継ぎ接ぎされて別のゾンビに繋がっているんじゃ。
ゾンビの体が持ち上がっていく。予想通りに、ゾンビに繋げられた別のゾンビが姿を現した。腕の先に頭が繋がっており、背中から生えた足がまた別のゾンビに繋がっている。
手足の継ぎ接ぎによってひとつに繋げられたゾンビは地中からどんどん現れてくる。一体、二体、五体、八体…………まだまだ増えていく。
「うぁ……」
思わず呻きのような声が漏れる。
全貌を現しつつある"それ"を見上げて、総体で個体と呼ぶのだと理解した。
多面的に広がった手足がまた別の手足、あるいは胴に繋がっている。胴は言わば中継点なのだろう、手足が個々を繋ぐ「線」の役目を果たし胴が線を支える「点」の役目を果たす。
多面的に広がりそして繋がる様は、どこか脳細胞にも似ていた。
「こりゃあまた……」
「なるほど、壮観ですね」
「すっごー……」>>785
そのつぶやきに反応を返す者はいない。病室にいるのは女ひとりだけ。
病室にいるが、その目は病室のどこにも向けられていない。病室の外にある森を覗き見ている。
女はベッドの上で寝ていた。病院服を身につけ、身体のいたる所に包帯を巻き付けている。見るからに入院中の患者です、といった風体で、事実女はこの病室の外に出ることはほぼありえない。
遠く離れた目を通して、森の入り口にあたる門の前に現れた三人を認識する。
「金色の男の子と銀色の女の子は初めて見るわね。残るひとりは…………クチサキ、ね」
女はその男を認識して顔をしかめる。
クチサキ、という男は、女にとって好ましい人間ではなく、積極的に会いたいような人物でもない。けれど同業者ということもあって無視はできない、そういう相手だった。
「…………そう、また厄介事を持ってきたのね」
女はため息を吐いて、これから起きるであろう厄介事から逃れることを諦める。
ベッドの上で身じろぎをした後、使用人を病室に呼んだ。
「この使い魔を放ってきてちょうだい。門も開けておくように。また壊される前に」
「かしこまりました」
「それとセネシオを呼んでおいて。『森』の制御を一部任せるわ」
「仰せの通りに」
渡したカッコウの使い魔を片腕で抱き、使用人をつとめる遠縁の女性が病室を後にする。
ほどなくして、夜の森に使い魔が放たれ、門は開かれた。
「はぁ……億劫」
やはりそのつぶやきに返す者はおらず。死霊の巣食う病棟はしんしんと冷めていた。>>777
>>778
それではお言葉に甘えまして
・日本独自の魔術について
極東においては、かつて存在した神々の肉体の破片を「神體」と呼称する。
正式には「神臓鋳體」と呼称される。
極東固有の魔術の基点であり、神體への接続により、規模でこそ劣るが次元としては神代と同列の魔術を行使できる。
柏手と共に敵の魔力と共鳴し、内部から霊的防御や魔術防御を無視して、敵の肉体を破裂させるというのがその一例。
(無論、敵の魔力との同調を正確に行う必要はある為、相応の力量は必要となる)
西洋式の魔術から見れば、術式の順序が存在せず"ただそのようにある"代物。
島国は元々、神秘が衰退し難いという特性があり、なおかつブリテンよりも更に残留期間が長く神秘が息づいた極東という土地柄故の魔術。
しかし、現代までに至る神秘の衰退は、極東であっても避けられない宿命だった
魔術回路の減衰を止められなかった家、古い遺産を劣化摩耗させてしまった家など。
魔術師であることを辞めざるを得なくなった家は数多い。
現在も神體を保有するのは家ごとに特別な保存方法を確立してきた組織であり、現存するとされる神體は八つのみ。>>788
・極東の魔術組織
前提として結束は固いが、小規模で内向き。
それぞれの家なり集団なりで完結しており、極東全体を統べる上位組織というものは存在しない模様
加えて、日本政府は魔術組織との関わりが薄く、個人レベルの一部の政治家しか魔術方面とのコネクションが存在しない。
西洋に君臨する時計塔や大陸の中華圏に根差す螺旋館のように、報道そのものに圧力を掛けられるだけの力は無い。
【夜劫家】
現存する極東の八つの神體の一つ、国津神「オオナムチ」の欠片を受け継ぐ組織。
東京に居を構える実践的な法術師の家計であり、退魔の技も修めている。
かつて退魔四家と呼ばれた家の一つである両儀家とは遠い親戚の間柄にあたる。
地方豪族を源流とし、賭博を生業とするヤクザとしての顔を持つ。
(極東のヤクザの源流の一つは呪術や祈祷を売り買いする者たちであり、魔術組織がヤクザをやっているのは夜劫に限った話ではない)
オオナムチの常世ーーこの世ならぬ夜の世界ーーの蛇神としての側面を祀る。
朽縄山と呼ばれる山を所有し、山の土地でのみ機能する集団魔術を行使する。
それは、神體と中華圏から輸入した"魔術基盤の共有の概念"を基にしたもの。
一例として、柏手と沼矛印の指の形一つで、数十メートルの大地を抉り、その範囲の木や建物を全て斬り払う大魔術を行使できる。
術の行使の際に、参加する夜劫家の構成員全てがオオナムチの端末となるため、西洋の集団儀式とは異なり、人数の多さに比例して威力も増す。
これは参加する集団全員を、オオナムチの魔術を行使する一つの回路とすることで成立する。
しかし、指揮者役に相当するものが一人音頭をとる必要があり、これが欠ければ上手く機能しない欠点もある。
神體を継ぐ組織は、概ね上記の在り方をもって、魔術を用いる。>>789
・黒櫃
夜劫の神體の保存方法は、黒櫃(屍櫃)と呼ばれる呪物の内部に収納するというもの。
黒櫃とは神體の器となる素質を持つ人間を指し、"人間の内部は一つの独立した小宇宙である"という、各地の世界に見られる思想を基にした保存法である。
移植自体は朽縄山で行うものの、一度移した後は次の移植を行うまで、一旦下山させる。
これは必要以上に神気を取り込み過ぎて、肉体に過剰な悪影響を与えないようにする為である。
尚、素養を持つ人間であっても無傷で移植できる保証は無く、拒絶反応如何によっては身体の八割がグズグズの腐敗物と成り果て、最悪の場合は移植した途端に無惨に 死 ぬ可能性もある。
つまり、神體の保存こそ最優先であり"移植先"の人格や命は重視されない。
極東では、黒とはあの世や穢れに通ずる色であり、夜劫家は屋敷の色、置物の色全てを黒一色で統一している。
在り方からして、幽世大神たるオオナムチに向き合うことに特化した組織なのである。>>791
一応考えてなくもないんですが本当に作ろうとするとかなり気合入れて作らないといけないので手が止まってますね…
ガチらなきゃいけない設定が多いこと多いこと…お久しぶりです。月姫リメイク後の設定からシギト君の設定をリメイクさせていただきました。
もし使っていただける方がおられましたらご参考にどうぞ。
【名前】シギト・ニロティカ・プルフレア(Sigit Nilotica Purflare)
【年齢】17歳(肉体年齢)
【性別】男性
【属性】秩序・中庸
【身長・体重】179cm 75kg
【特技】備品のお手入れ
【好きなもの】縁起の良いもの、ラッキーカラー
【嫌いなもの】黒猫、割れた硝子
【国籍】イギリス
【所属】聖堂教会・異端審問騎士団
【魔術属性】地
【量・質】量 C 質 A>>797
【解説】
聖堂教会直属の組織である聖堂騎士団に所属する青年騎士。
騎士団きっての有望株にしてプルフレア枢機卿の寵児で血筋、実力、思想、どれをとっても一級品の選良(エリート)。
だがやたらと縁起や運を気にする性格で、毎朝ニュース番組や雑誌の占いを必ずチェックする徹底ぶり。
もしその日の運が悪いと知るや途端に弱気になってしまい、ラッキーアイテムを肌身離さず持ち歩かないと不安で任務もまともに遂行出来なくなる。
狂信的とも呼べる占い好きに目を瞑れば正しく「絵に描いた騎士様」。
倫理を尊び人民を愛し、自らを敬虔なる神の信徒と唱える模範的な聖堂教会構成員である。
因みに聖堂騎士団は聖地外への遠征は決して認められない専守防衛の部隊。行動時は個の強さではなく数の強さをもって制圧する為、彼のように単独で活動する騎士は異例なのだが……。>>798
その正体は吸血衝動に抗う高潔な死徒。
正確には元聖堂教会異端審問騎士団所属の吸血種である。
階梯は英霊召喚が実現する世界では『Ⅴ:夜魔』ないし『Ⅵ:死徒』相当、実現しない世界では更に上の『Ⅶ:死徒』に該当する。
ただし後者の世界では第Ⅶ階梯になった途端に運命を憂い自害してしまう為、以下の設定は前者の世界でのものとする。
死徒討伐目的の遠征の際上級死徒に吸血され死亡したが、本人の適性により時間を経て親基から自立した吸血種として変貌。
自身を「穢れた身」としつつも聖堂騎士団への未練を断ち切れず、己の身体を清浄し聖堂騎士団への再加入を求め、万物の願望器である聖杯を手に入れようとしている。
なお聖堂教会からはとうに除名処分を受けており、再加入はおろか存在が第八秘蹟会に露呈した時点で殺処分もしくは監禁される事は明白。
だがそのような事実は承知の上で「仮に死ぬとしても嘗ての同僚の手で殺されるのなら本望」と受け入れている。
『倣・風化天葬(バジリスク・レプリカ)』
「風葬」の概念武装(ロジック・カンサー)。
嘗て亜竜を討ち取った際その毒が穂先に染み付いたとされる鉄製の長槍、その模造品とされる代物。
穂先に触れた対象を意識を残したまま石化させ、石が塵と化すまで絶え間ない責め苦を与える対吸血鬼兵装。
聖杯による一縷の望みが絶たれた場合、コレで命を断つ予定でいる。>>799
【台詞】
「生憎今日は星の巡りがとてつもなく悪い!何せ二度も黒猫と出喰わしてしまいましたから。
二度ですよ、二度。正直ありえないです。
本当は一歩外に出るのすら気が引けるのですが急用とあらば仕方ないですね……」
「ラッキーアイテムは─────『トゥクトゥク』ですって!?此処は日本だぞ正気の沙汰じゃない!」
「死徒であろうとなかろうと、それ以前に私は騎士なのです。
貴女に手を差し伸べるのにこれ以上の理由など必要でしょうか?」
「運命の所為にしたくないんですよ。心のどこかで『運が悪かった』と思ってしまえば、それはいつの日か未練に変わる」
「結局僕は誰よりも臆病なだけなんですよ」
【補足】
階梯を死徒相当にまで引き上げるまで思考能力の乏しい『活ける死体』の期間を経る必要があり、シギトの脳が再構成されたのは十数年前。その時点で嘗ての同僚は皆一線を退いたか、既に死亡している。
現在の階梯に至ったのもごく最近のことで、それまでは親基の奴隷として「騎士としての理性がありながら」人を襲い血を啜り続けてきた。>>800
いかに鉄の理性をもってしても祖の絶対命令には抗えず、聖堂騎士団所属の騎士にとっては屈辱と言える行為を余儀なくされた。
望まない捕食と祖に対する服従の日々に精神は摩耗し、打開する方法は死徒としての階梯を上げ祖に逆らう力を得た段階で聖杯を獲得する他ない、という思考に至っている。
なお、彼の親基である祖の原理血戒(イデア・ブラッド)は『風化』。周囲全ての生きた痕跡も死した事実さえも遺さない忘却の砂。
ともすれば彼の苦悩を血が拭い去る結果になるやもしれず、原理血戒の継承は皮肉ではあるが彼に提示できる最も現実的な「救いの手」でもあったりする。
───更に余談ではあるが、彼の親基である祖は割と彼を(「お気に入りの玩具」といった意味合いで)気に入っている。
【製作者】イコマの人>>802
念阿弥慈恩さんを登場させました!エミュに間違いとかありましたらご教示ください。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/02.%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%B5%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%81%96%E6%9D%AF%E6%88%A6%E4%BA%89>>806
私です>>809
なるほどですね…ではクッチー陣営は暗躍に徹する形で、シスカを暴れ回らせればいい具合に終息していきそうですね。
>>810
了解しました!遡って読まさせていただきますね…!ワクワクします…!!
>>811
死徒になる才能もエリートだったんですね彼は、正に愉悦案件でございます。
祖の設定ですが「オキニのキャラは曇った顔が1番好き」ってタイプの愉悦部で、かつ女だって事くらいしか決めてないですね。
発言が滅茶苦茶な癖して理性的な、男を振り回すタイプの吸血鬼なんだろうなぁ……としか。
>>812
より死徒というか吸血鬼らしくなって、シナジーが増した感ありますよね?と個人的には思ってます…!
>>813
相反する二重属性とか厨二心をくすぐりますよね!テラリンクプレイしていてシャルルマーニュの色々みているとロドモンもああいう難しい話組み込めないかな…と考え込んでしまう
ふっふっふっ、めっちゃ進んだ
けれど人からキャラを借りておいてこれだけ主に据えて動かしているとこれでいいのかしらと不安になるわね
おっ師匠さまおるときに前半戦投下してまた聞こ萌音を神道系にしたのは巫女服を着せるためってのをすっかり忘れていた
今度描くます
>>802
こちらこそ素敵と言って頂けて恐悦至極……wikiに吸血鬼と亡霊 の3と4を登録しましたー
>>829
きっとモフモフつやつや猫(黒豹)ちゃん……!>>570
解説・麟ノ助「あ、帰ってきた。大丈夫だった?」
実況・カステラ「掠っただけなんで無問題でーす。むしろ計算通りっすよ」
解説・麟ノ助「計算?」
実況・カステラ「不良組の誰かをテキトーに煽ってデッドボール受けて、女子のみんなに気遣ってもらおう作戦は無事成功したんで!」
解説・麟ノ助「まあ強か。でも良いの?マイク、入ってるよ?」
実況・カステラ「え」
>>571
他にもバッターとして出たのに突如球場に迷い込んだ犬扱いされるポチ先生とか…審判ながらに一つのプレーの精査に最大三時間かける麟ノ助とか…あれ?結構甲子園のネタある…?秋の秘海集積船大運動会できる?
親しくなればなるほどヤバさが増していくの良いよね…良い…(もう一方のフォーリナーの鵺もそんな感じな辺り自分の完全な性癖)
因みにサルダナパールの絆の上がり方はエリちゃん並。絆めっちゃ上がるよ!やったね!()
>>589
聖杯戦争…期間空く…ウッ頭が…
前々回の三つ巴、前回のアーチャーVSキャスター(&フォーリナー)に引き続き混戦に次ぐ混戦ですね。各々バトりながら独自に繋がりを見せつつあって展開の読めない聖杯戦争だ…>>600
自分が楽しいという感情の表現方法を口で言うのと笑うくらいしか知らないがために…まあでも、王様鯖は豪快に笑うものだし、良いかなって。
言及台詞了解ですー
クリスティーナさんに対して
「君とは気が合いそうな気がするよ。コレクションを見せあおう?いいな、それ!他の王にも聞いてはみたんだが、皆渋ってなぁ。それにしても楽しみだ、俺の知らない宝物は、どんな風に燃えるのだろう?」
コシチェイさんに対して
「夢見る卵…あぁ、愉快だな!それも、君はそれがある限り何度だって死.ねるとか、素晴らしいじゃないか!きっと君ならマスターも許すだろう、さぁ、俺の手を取って!楽しい宴はすぐそこさ!」
>>663
瀟酒で楚々としたレディ…のようで、その実ごり押し好きだったり、体重ちょっとごまかしてたり、動物霊を可愛がってたり…この人、あざとい!
首絞めの跡と首を絞めてくる幽霊っていうのも降霊科の生徒(推定重鎮の家の娘)としての雰囲気があっていいですね。
個人的に、コーデリアさんがヨモを見たら理解るのかなぁ…とか考えたり。会わせてみたいですね>>733
今からでも許されるのでしたら、
凌牙さんVSトワ
凌牙さんVSレリック
凌牙さんVSカステラ
を…(強欲)
自分も船限定で募ってみようかしら…
>>776
>>791
お久しぶりです&まとめわかりやすくてありがたいです!
日本神話にちょっと踏み込んでみたい身には結構型月日本神話の現状とか極東の魔術組織とか早合点でも突き進むべきか否かで二の足を踏んでるんですよね…もっと…もっと情報くれ公式…
>>787
さすが死霊魔術の大家の本拠、ゾンビもただのゾンビじゃありませんね…
しかし、現状相手方が消極的な対応に出ているから良いけれど不法侵入&器物破損しておいて「よし! 謝ろう!」は剛の者すぎるぞルナちゃん…>>802
お久しぶりですー!
そしてシギトさん、改修によって結構な鬱&愉悦設定を付与なされていらっしゃる…
黒猫苦手でありながら黒猫使いの異能獲得してるのもなんか…まあ、黒猫って不吉とも言われるし幸運の象徴とも言われるし、そういうことだと思いたい…
それはそれとして聖杯戦争に参加する時は是非とも猫の藩士さんのプルートーさんを喚んでみてもらいたい…(鬼畜)
>>820
眉間に皺が寄ってそうな目つきワルワルおじさま、良い!
>>825
淡い色合いで雰囲気がありますね…そんな中で異彩を放つピアスがギャップある…
>>826
(もう手遅れでは…?)(思い出されるこれまでの諸々)(そもその台詞自体が一種のギャグな件)
>>829
わーい、ありがとうございます!自分にしてはかなりの装飾量だった…
出来ればマントの背面柄も描きたかったんですが、次の日が月曜という苦痛に耐えきれず…改行出来てなかった…無理な方はすみません、NGにしてください…
>>833
なんか、セイバーVSランサー以外は混戦しか書いてない気がする。
終盤の展開と結末は決めてるんですけど、そこに至るまでが実は思いつきながら書いているという。(蹴)>展開が読めない起きてから気づいたけど>>835と>>836にちょくちょく安価付いてないのがある…
835の日本神話が云々言っているのはデポラさんのまとめに向けてで、836のおじさまに歓喜してるのは一雨さんの官兵衛さんイラストに向けてです
>>840
プルフラスくんかわいい。きっとたぶんロゼさんのパンケーキとかを待ってる姿ですね
>>841
みんなで宴会する
↓
着火(宝具展開)
↓
うぇーい!!!
的な感じですね…コシチェイさんは大柄で燃えると目立って楽しそうって言うのと、カルデアに来てからは我慢する楽しみを覚えて、マスターの命令の範疇で楽しもうとした中で「コシチェイは卵がある限り復活する」→「なら燃やしてもマスターの命令に反することはない!」ということで…
不死者もたぶん誘うと思う。曰く「炎の中で形を保ち続けるのか。それとも灰になっても生きているのか。マスターだって君(不死者)だって、気になるだろう?」>>842
コシチェイもコシチェイで目立ってマスターやみんなに見てもらえるなら進んで燃やされちゃうしこの組み合わせひっどいなぁ…そうだ、降霊科にしよう(思いつき)
>>848
それまでにコーデリアの人となりを把握していただくためにもう少しssを書かないとですね。
ドウシヨすいません
ちょっと相談させて頂きたいことが……殺戮獣団とかもあるわね
>動物を操る(というより協力してもらう?)
プレビースト級のスキルだから効果の調整は必要だろうが参考にはなると思う。同じくランサーで問題ないと思います。
話聞いてる感じではランサーかなーって気がしますが
動物と槍のどっちが能力としてメインになるかでクラスを決めるとまとまりやすくなると思います
どっちもメインだよ!って時は……まぁ、お好みで。クラス違いの2種類作ってしまうのもアリアリ私の基準では宝具で槍投げたりやりからビーム出すならランサー
槍を起点に結界出したりしたらキャスターでもいいけどまぁランサー
私作のランサーはどちらでもないけどあれは意識高い系ゴッドが自分の生きてる人間に触れさせるとよくない部分を律儀に全カットしたら残ってる主要装備が無銘の槍だけになった結果なので問題ない聖杯惑星の続きが書いても書いても終わらねぇ……!(とっくに5000字オーバー)
凌牙君とカステラ君は何だかんだ良いコンビになりそうだよなって思うんすよね…
凌牙は男子組ならツッコミポジションに入るであろう奴だしギャグとかの時は煽り耐性0だからカステラ君との親和性は割とあると思うんすよね
ジャスミン相手にはお前を倒すのは俺だムーブするし一匹狼とは一体…うごごごご
>>775
どっちが左でも尊いので私はどっちでも一向に構わんのです…妄想が捗ります…
ただ重めの亀裂展開だけは避けて頂けると…命が救われます…主に俺の命が…
>>833
凌牙「アホ臭え…」
カステラを心配した女子の中にネームド生徒がいるのか気になりますねえ
秋の集積船スポーツ大会…ネタ絵と1〜2レス位のショートSSでちょっと作ろうかな…
>>835
凌牙vsレリックは後々血鎖でやるかもしれんので他二つで大丈夫っすかね?
ちょっとだけお待ちを!!>>863
トワ・エリュオストvs砕城凌牙
「うっ…うぇぇ…リョウガさん、ぼくの、こと…弱いチビ…って…何で、そんな事…言うんですか…!?もう、いやだ…こうなったら…!!」
「オイ待て、それは誤解…いや、無駄か。こうなったコイツは止まらねえ。仕方ねえ、眠らすから悪く思うんじゃねえぞ…!!」
ちなみに凌牙は「お前、細いしもうちょい鍛えたらどうだ?」とトワに言った結果・細いし鍛えるべきじゃねえのか→小さいし強くない→弱いチビ」って感じにトワ変換されたってイメージです
日々滓衒vs砕城凌牙
「デッデケデー!!カステラ放送局スペシャルー!!今日はゲスト、集積船のゴリラヤンキーことリョーガ先輩にー、魔術を拝借しつつ勝利しようと思いまーすっ!!さーて、逃げるなら今のうちですよー?」
「…上等だ。吐いた唾飲むんじゃねえぞテメエ。放送事故にしてやろうじゃねえかよ…!!」
戦闘系でカステラの煽りに凌牙が乗るパターンがコレしか思いつかなかった…
珍しくガチガチのチンピラ台詞吐いてるしコレが船に放送されてるという事実よ>>865
京極さんの描くイラスト、
キャラクターの表情に柔らかさが増した気がしますΣd(・∀・´)(降霊科って登録キャラ多いけど横の繋がりはあまりない気がしてきた顔)
いやこれは逆に新しく入りやすいのかな…?>>875
それなら素直に怒られますね。このくらいならしゅんと落ち込むほどではないですが>>885
j3、c4se5f@c4
d@exykf@3ef「jd@8zk:yxy〜」st「jd@8zdf-blqtgcyx@e〜」st-x@gut@o7zw.bst@qq@kd@s@4g@7hqesqel94xzd@yq@zqkt@d@oeq@zqku
6j5「4y/e=ztxs@.tnkato」stezsew:zg9hqq@khr@7ynqeu
q@tofy/yg94dsdwd@2@yfc;uli(3hjw@mw@g.fyew@c;uli)vsi7xdeなんかもう書こうと思っても手が動かんでよ……頭にAIぶちこんでくだち!!!
AIに脳を支配されちまうよAIといえば最近様々なイラスト系AIがすごいですよね
不安な点もありますがワクワクもします……!うごごごご…ジャスミンちゃんのイメージCVを知りたいでござる…
脳内で海月ちゃん(イメージCV諏訪彩花さん)と百合会話でキャッキャウフフさせたいでござる…
あとちいかわのシャドバコラボ見てメロちゃんのイメージCV小澤亜李さんでもいい気がしてきたんすよ
プルフラス相手とかの時のギャグ系のキレ方のイメージが完全にちいかわでうさぎがキマってる時の声やなって思っちゃったんすよ…>>887
カカシ神……ほえーこんなのいたんだ……>>894
YouTubeで鬼頭さんの演じるキャラ一覧を見て演じ分けが凄かったから鬼頭さんなら段々明るくなっていくジャスミンにも対応できそうだなって。
いえいえ私も言い方があれでしたが要するに脳内補正で後ろに(バルバロッサ並感)って付ければ済む話ですので。聖杯惑星の続きが出来たんで、19:40になったら投下するでよ。
>>897
赤ん坊の頃、幼くして死ぬのがほぼ確定していたほどに病弱だったリディアは、両親に頼まれた桃夢特製の薬膳で治療された結果、副次効果として骨と筋肉どころか身体能力全般が強化された。
元々強化魔術なしでもかなりの速度で走れる彼女が魔術特性で強化された強化魔術を自分にかければ、更に速く走れるのは明白。
ランサーとの距離も縮まらなくなる。
そのままリディアは車道に飛び出し、都市高速の料金所に突入。
制限速度以上の速さで都市高速を爆走し出した。
「そう来たか。……だが逃がさぬぞ!」
ランサーも負けじと料金所をくぐって後を追う。
言うまでもないが、両者共に料金は払っていない。
そもそも、人が自分の足で高速道路を走るのは禁止行為である。
尤もどちらもお構い無しだったが。
道行く車の運転手達が仰天するのも気にせず、リディアはひたすら走る。
ランサーも彼女の背中を追っていた。
車の間をすり抜け、大型車と遮音壁の間に隠れるように、リディアは撹乱しながら走り続けていく。
「ちょこまかと動き回ってくれる!」
ランサーは苛立ちながら舌打ちをする。>>898
しかし、それでも着実に彼女を追い続けていた。
一方、リディアはランサーに追いかけられつつも、表情には余裕が徐々に見えていく。
というのも、大型車が遮蔽物となってくれるので、ランサーの視界を塞ぎながら逃げることができているからだ。
加えて魔術特性『想像力補正』により、強化される速度がどんどん上がっていく。
やがて、リディアの速度は時速120kmを超えていた。
「これは……」
ランサーは驚きながらも、すぐ冷静になって自身も走る速度を上げる。
生身で高速道路を、それも時速100㎞以上で走り抜ける人影が2つ。
5分もせずに百道から那の津を通り抜け、マリンメッセも通り過ぎる。
「Farewell!!」
そのまま1号香椎線と分岐している個所から千鳥橋ジャンクション方面へ差し掛かってから、反対車線を走るトラックを見るやリディアは一言発して躊躇なく右車線側からそこを走るトラックの荷台へと飛び降りた。
その箇所は、車線が2本の橋で構成されており、下手をすれば海に落ちてもおかしくない地点でリディアはそのような行動に出たのだ。
「何だと!?」>>899
流石にランサーもこの思い切った判断には驚き、思わず方向転換を忘れてしまう。
数百m行き過ぎてから急停止、続いて再度のダッシュで加速を付けてからジャンプして反対車線へと移動。
追跡を続行した。
その頃、トラックの荷台の屋根に座っているリディアは、何気なしにリュックからスマホを取り出す。
すると、遠縁の親戚から着信が入っているのに気付き、電話に出る。
「もしもし。 リンさん?」
『あ、やっと出た! リディア。今話せる?』
声の主はリディアにとって父方の遠縁の親戚、遠坂凛。
冬木市のセカンドオーナー姉妹の片割れ(姉)だ。
「そんなに長くは無理だけど、大丈夫よ」
『……怒らないで聞いてね。昨日、用事があって母がアサシンとアーチャー、ランサーの陣営に接触したんだけど…………。その時に貴方が自分の遠縁だってうっかり言っちゃったのよ』>>900
凛から発せられたその一言に、リディアは一瞬絶句。
どう見ても怒りで震えている。
呼吸も荒くなる中、必死に自分を落ち着かせながら言葉を紡ぐ。
「……すぐ横にアオイさんはいる?」
『ちょうど桜と一緒にすぐ横にいるけど?』
「サクラさんに頼んでスピーカーフォンにしてくれる? ちょっと、アオイさんにも聞こえるようにしたいから」
『それなら問題ないけど。桜、スピーカーフォンにできる? あ、桜がスピーカーフォンにしてくれたわ』
凛を経て桜にスピーカーフォンの機能をオンにしてもらい、葵と桜にも声が聞こえるようにする。
そして、深々と息を吐いてから口を開いた。
「今ね、ランサーに追いかけられてるの。しかも、同行したアーチャーのマスターが、私のことを『リディア・ゼンジョウ』って呼んだのよね。そう呼ばれて相手の目当ては一発で分かったわ」>>901
リディアの言葉を聞いて、電話越しの凛達は絶句。
限界まで深呼吸してから、リディアは周りの空気が振動しているのではないかと疑いたくなるほどの声量で吼えた。
「アオイさん!! 何でトキオミさんよりヤバいうっかりをしでかすのよー!!?」
リディアの叫びは、トラックの走行音に負けないほどだった。
電話越しに葵と桜の悲鳴が聞こえたので、彼女はいきなりの絶叫に驚いたのが分かる。
「トーサカのうっかり体質って伝染病の一種なの!? エイズとか! B型肝炎とか!! 梅毒みたいに!!!」
『『その例え方やめなさい!!!』』
文句を言いたくなるのも当然ではあるが、比喩の仕方がよくない。
実際、電話越しに凛と桜がステレオで注意するぐらいには酷いものだった。
「今現在進行形で貞操の危機なのよ! 万が一妊娠したら………………即行で自殺して、お腹の子供と一緒に化けて出てやるから!!」
遂には泣き出しながら本気で悪意を込めた恨み言を飛ばしてくるリディア。>>902
葵は思わず『えー!?』と言いながら驚愕し、凛と桜が『『こら!』』とまたしてもステレオで叱りつける。
『いいから落ち着きなさい! ランサーが追ってきてるのは分かってるんだから、今はとにかく逃げ延びないと駄目でしょう?』
「……ごめんなさい。取り乱した」
流石にリディアも冷静さを取り戻し、素直に謝った。
「そろそろランサーの姿が見える頃だと思うから、通話を切るわね。もしも出来てたら、中絶にかかる費用は全額請求するから」
『分かったわ。その時はちゃんと払うから安心しなさい。』
凛からの返事を聞くなり、すぐにリディアは通話を切った。
それからしばらく経ってから、ランサーがハッキリと見える距離まで接近しているのを確認。
リュックから放出品のFLCベスト(米軍が使用していたタクティカルベスト。マガジンポーチやホルスターの位置を任意で変えられるPALS(読みはパルス。ポーチ・アタッチメント・ラダー・システムの略称)が採用されている)を取り出して、取り付けられているポーチとホルスターに可能な限りマガジンと拳銃を入れてから着用。
那の津のジャンクションに差し掛かったの見て荷台から飛び降り、高速の出口を走り抜ける。
ランサーもそれを確認して追跡を続行。
一般道に差し掛かっても、リディアはノンストップで走り続け、赤信号は八艘飛びよろしく信号機が取り付けられている柱から柱へとジャンプして回避。>>903
歩行者達の視線など目もくれず天神を目指す。
ランサーは追跡を続行しているが、こちらには『援軍』が来ていた。
黒いリンカーン・コンチネンタルと、赤いプリムス・フューリーである。
前車の後部座席にはフィアナとデクスター、後車の助手席にはメレクが乗っているが、二台とも勝手に動いてリディアを追いかけている。
コンチネンタルはラッパの要領でクラクションを鳴らす。
追跡『車』が追加され、人通りが多いにもかかわらず迎撃しようかと思案するリディアだったが、アルターエゴからの念話を受信したことで、咄嗟に踏み止まる。
(リディア。今、何処にいます?)
(今? 渡辺通りの手前。ランサー達に追いかけられて、そっちの援護どころじゃなくなった! あいつら、私自身を狙ってきたわ! メレク・アルマソフィアとかの子供産むとか、金貰っても絶対にNO!!)
(こちらもライダーとバーサーカーたちが予想以上にしぶと過ぎて、救援に行けるかどうかわかりません。何とか逃げ切って!)
(了解!)
念話を終えてリディアは走る速度を更に上昇させて疾走。
赤信号も対向車線も無視してジグザグ走行を繰り返し、道路をひた走る。
「……っ!」>>904
「やはり、お前はこの時代の人間の範疇を超えている。加えて“ゼンジョウ”の血筋だ。アーチャーのマスターが自分の子供の母胎として狙うわけだな」
しかし、ここにきてランサーが走行速度を跳ね上げて横に並ぶ。
これにはリディアも驚愕するが、すぐに急停止。
昭和通りの東方面を走る路線バスの屋根めがけてジャンプ。
再度、一時的に追跡を撒いたリディアは意を決して迎撃態勢に入った。
これに呼応して、リュックの隙間からサブアームが出現。
.460ウェザビー・マグナムを装填済みのウェザビー・マークVをリュックから取り出して、リディアに手渡す。
「Let’s shooting!」
先んじて追いついてきた黒いコンチネンタルと赤いフューリーめがけて、リディアはマークVを構えて銃弾を1発ずつ浴びせる。
ボンネットを狙って。
神秘をまとっている以上、「神秘が無いから効かない」という理屈は当てはまらない。
ましてや、アフリカゾウを一撃で射/殺可能な超強力銃弾、.460ウェザビー・マグナムを喰らえばただでは済まない。
実際、ボンネットに直撃したコンチネンタルとフューリーはそのままスピンしながら停車。
すぐさまサブアームから手渡された銃弾を装填し、ランサーが追いついた時に備えてマークVを構え直す。
が、次にやって来たのは明らかにゾンビっぽい感じな十数頭の犬であった。>>905
「そう来たわけね……!!」
マークVをサブアームに預け、ホルスターからベレッタ92とブローニング・ハイパワーを取り出し、サブアームにスライドを引いてもらってから構え直す。
リディアも伊達に幼稚園児の頃から修羅場を潜っていない。
躊躇なく引き金を引いて、追いかけてくる来る犬たちを次々撃ち殺し、弾が切れたらサブアームにリロードしてもらって(空になったマガジンはリュックに収納してもらう)発砲を続行。
ただ、思いの外タフなので1頭殺/すのに数発の弾丸を要したが。
「おとなしく全滅しやがれこのー!」
その言葉を現実にするかの如く、本当にゾンビっぽい犬を全滅させた。
代償として、数本のマガジンが空になったが。
加えて、一息つく間もなく今度はぼさぼさの髪を振り乱しながら真っ白い肌の女2人組が信号機の柱から出現して、リディアが乗っているバスの屋根に着地。
リディアはその姿を確認するなり拳銃をホルスターにしまい、全身の筋肉と骨、皮膚に魔術特性で強化された強化魔術を巡らせ、掴みかかってきたメカクレの両腕を逆に掴んで握り潰し、怯んだ隙を突いて左ストレートを胸板に炸裂させる。
すると、拳が胸板と背中を貫通し、風穴を開けた。
メカクレの方は驚愕の表情でそのまま頽れ、もう片方もこれまた驚愕の余り硬直。>>906
相手が怯んだ隙にリディアは首根っこをつかんで屋根に叩き付け、マウントポジションを取って、顔面を殴り始める。
殴る。
ひたすらに、何度も。
鼻血と歯茎から出血した大量の血液で顔を染め上げても殴り続ける。
凄惨な暴力によって、女の顔は見るも無残な有様と化す。
「大人しく死/ねぇぇええ!!」
最後に渾身の右ストレートを叩き込み、顔を粉砕して撃破。
極度の興奮状態のまま立ち上がり、肩で息しているのも束の間、遂にランサーが追いついてきた。
「しつこーい!!」
怒り任せに、アーチャーの使い魔であろう2人組の死体を石代わりとばかりにランサーめがけて投擲。
ランサーは感慨も躊躇も無く、飛んできた死体をまとめて槍で払いのけた。
だが、それでランサーの注意が一瞬だけ逸れた。
リディアはその瞬間を見計らい、S&W M500を足のホルスターから取り出し、刹那の速さで狙いを定めて発砲。
グリズリーを一撃で仕留めるとも言われる.500S&W弾、それも魔術特性『想像力補正』で強化された教化魔術をかけられた代物が胸板に直撃し、背中までとはいかなくとも鎧の胸当てを貫通して、胸板に食い込んだランサーは「がふっ!?」と呻きながら吐血。
そのまま数mも吹き飛ばされたのを見て、ようやくリディアは安堵の溜息をつく。>>907
(これで何とか逃げ切れるかな?)
そう思った矢先、今度はパトカーのサイレンが鳴り響く。
『バスの屋根に乗っているの。今すぐ降りてこい!』とパトカーから拡声器越しに警察官の声が聞こえ、リディアは舌打ちしてから周囲を見渡す。
道路を挟んで向かい合うビルとビル。
それに目を付けたリディアはバスの屋根からビルの壁めがけてダッシュジャンプ。
両足で思いっきり壁キックをして向かいのビルめがけてロングジャンプ、という動作を何度も繰り返す。
「どういう足をしているのだ……!?」
何とか起き上がって追跡を再開したランサーがそれを見て、さすがに足を止めて呟く。
そのままバスとは反対車線に面するビルの屋上に着地したリディアは逃走を再開した。>>908
数分後。
ビルの屋上から飛び降りて、途中アーチャーの使い魔を返り討ちながら再び天神方面へと裏道を走っていたリディアは、弾薬が残り僅かとなった上に警察に呼び止められるリスクを考慮して、銃やホルスターにマガジンポーチ、FLCジャケットをリュックにしまう。
自販機で買ったミネラルウォーターを飲み干し、再度走ろうと立ち上がるなり……驚愕する。
なぜなら、とっくに撒いたはずのメレクがいたからだ。
彼の肩に数羽のカラスが止まったのを見て、それの案内で見つけたのだとリディアは気づく。
「あそこまで派手に暴れるとは……。凄まじいじゃじゃ馬ですね。ですが、もう逃がしませんよ?」
「ちぃ!」
リディアは咄嵯にダッシュして、すれ違おうとするもメレクの放った術が目の前を掠め、慌てて急ブレーキをかける。
「無駄です。既に包囲済みですから」>>909
この言葉に合わせて、両脇にフィアナとデクスターを抱えたランサーが背後に着地。
フィアナとデクスターが背後から組み付いて動きを封じ、ランサーが左手でリディアの首を絞める。
「ぐぅう……!」
「状況的に、分が悪いようだな」
リディアは必死に抵抗するも、ランサーが指摘した通り強化された肉体でもサーヴァントの力には敵わないらしく、徐々に力が抜けていく。
ぐったりとしたのを見計らってランサーが首から手を放し、代わりにメレクが鳩尾に触れる。
「ここまで力が抜けていれば、強化されていようとも効くでしょうね。仕組みは違いますが、効き方はワンインチパンチに近いかと」
この言葉の直後、メレクの掌から強烈な衝撃が発生し、リディアの鳩尾に直撃。
リディアは鈍い悲鳴を上げた。
「ぶえ゛っ!」>>910
メレクは何度もこの動作を繰り返し、その度にリディアの身体がビクンッと跳ね上がり、彼女の口から苦悶の声が漏れる。
「あ゛う゛! お゛ご! ばぎゅ゛っ゛! ひ゛ゃ゛う゛ん゛!!」
意識はあるが、リディアは完全にダウン。
一時的な呼吸困難のため、身動きできなくなっていた。
フィアナとデクスターが拘束を解くと、リディアは座り込むように倒れ、口からはか細い呼吸音が聞こえる。
「完全に無力化したようだな」
「そうね。それにしても、車が撃たれた時は変な震えが背筋を走ったわ」
「とこれでメレク。この後はどうするの?」
ランサーとフィアナのやり取りを聞きつつ、デクスターはメレクに尋ねる。
それに対するメレクの返答は、ある意味で予測通りであった。
「既成事実は後で幾らでも作れます。なので、このままホテルに戻りましょう。未通なら、傷物にした責任を取るという体裁が使えますので」>>911
メレクの言葉を聞いて、朦朧とする意識の中でリディアは思う。
(こんなゴールインなんて、嫌…………)
静かに呼吸を整えて隙を見て身をよじろうとするが、メレクは見透かしているかのようにリディアの左足首を掴んで持ち上げる。
当然、ミニスカートの裾がはだけて、下着も露わになる。
「デジタルタトゥー、という言葉があります。無駄に抵抗を重ねて、あられもない姿がネットに流れたら困るのは貴女ですよ?」
何食わぬ顔で冷たく微笑んで釘を刺すメレク。
(こいつ、絶対ドSだ……!!)
内心では怒り狂っているものの、リディアは同時に言いようのない恐怖を感じる。
それこそ、表情に出るほどの。
リディアが怯え出したのを見抜いたのか、メレクは目を細めた。今日の中納言
フランス版Wikipediaでサルダナパールの項が充実してることを発見。鵜呑みすることはないけど結構な頻度で「女性の服を着て」や「女性より女々しい」などの記述が出てくるので外見設定にまつげが長い描写を加えることを決意。
まあでもアイツなら気まぐれで女装して暮らしてたとかあっても全然おかしくないのがな…身長もまあ、185cm97kgで女装した神代の英雄に比べればマシだし…
>>845
なるほど…質量を持った首絞め系幽霊に憑かれてるってやっぱりかなりの厄みを感じてしまいますね。
あー、霊が憑いた状態のものは視認範囲外なのか。ありがとうございます。ヨモの霊憑についての設定も詰めていきたいなぁ
>>863
力関係がボケ<ツッコミなのもいい塩梅ですよね、カステラと凌牙さんは。実際カステラも凌牙さんが常識人且つ強い(自分が適当なところで引き下がる時の理由づけに丁度いい)から凌牙さん相手にはっちゃけられるってのもありますし。
カステラ「まさかオレがマジで野球なんてするわけないじゃないですかー。思い出作りですよ、思い出作り」
カステラをネームドで心配してくれるのは…ムジカさんとかですかね…?割と皆自業自得ってことで割り切ってそう。
>凌牙vsレリックは後々血鎖でやるかもしれんので
これは…期待をしても良いということで…!?()AIといえばMidjourneyさんに描いてもらった画像がカステラの『魔都』っぽくて良かったなって
>>864
先生ートワがまた人の親切心を曲解してまーす!
という冗談はさておき、凌牙さんもトワのヘラの対処法を心得てきているようで打ち解けつつあるっぽくて嬉しいですね。
そうです、ヘラったらとりあえず気絶させてリセットさせれば良いのです。浅くて意識残ると万倍面倒ですが、逆に気絶させてから病室運んで起き抜けに甘言&平謝りするとコロッといくのでオススメ(なお危険度)。
カステラはラジオの話題作りなら割とこういうことしますね。互角な相手でギリギリの対決に全力になるより力量差のある人間を煽って負けて「オレ頑張りましたー!」ってする方が楽ですし。
凌牙さんなのは煽りやすいからでしょうね、調子乗って煽りすぎるのもお家芸でしょう。きっと先生たちもカステラ相手ならまあ…ってなるはず
>>887
ほう…日本神話ですか…かかしってなると、オズの魔法使いのかかしを依代としてとかも出来そうですね。キャラシが気になりますv6修学旅行パロをする男子生徒組+マレオ+レリックという幻覚を見てしまった俺ガイル
組体操シーンとか容易に想像できるんだよなぁ…
>>914
凌牙とカステラ君は程々にプロレスしながら仲良くやってる感じで想像してます…
うちの海月ちゃんは多分冷めた目で見てそうだな…というより最近海月ちゃんとカステラ君は腐れ縁的な関係というか軽口とか軽めの憎まれ口叩き合う雰囲気が意外と似合いそうだなって思い始めたんですよね…
相性悪い様に見えて以外と仲良い雰囲気だったら面白いなと
いやぁ…ちょっと血鎖をもうちょい深くしようと思って大規模な修正入れてる途中なんですけど…まだ検討中の段階ではありますが、もしかしたら割とガチな雰囲気で凌牙vsレリックを入れるかもしれないという感じになっちゃったんすよね…
>>915
凌牙君はトワがヤバそうになったらとりあえず加減した手刀をブチ込めば良いって思ってると思います
良かった…カステラ放送局で喧嘩売るエミュで合ってるのか心配してたので安心しました…
基本的にギャグ系の場面で軽く煽られたらやってやろうじゃねえかこの野郎するスタイルなんすよね、だからカステラが煽ればほぼ100%乗ってきますね
「負けるのが怖いんすかぁ?」「逃げるんですかぁ?」辺りのワードを突けば効果抜群ですよ…>>918
イノッチ役なマレオかあ~
「お~良いねぇ~、俺ここぉ~♪(布団へ我先にダッシュ)」普通のイラストよりこういう何かを仄めかす感じのイラストのが上手く描けた手応え感じるの何でだろうな…
>>921
一言で言うなら「強くてイカれててカッコいいヴィラン」ですね
こういう事言うのもアレですがコイツは結構自信持って出せるキャラだと思ってます!
あと実はここだけの話、血鎖練り直そうと思った切っ掛けの一つがコイツのキャラ強すぎて他の新キャラとか敵が霞んでるなっていうのもあったんすよ…>>924
なるほど……かわいいいきもの……
はい。もうちょっとゆる〜く考えてみます>>913
一連の騒動の時のフィアナとデクスターの脳内
「まあこの世界に望まぬ結婚なんてよくある事だしねぇ」
「うちのご先祖様も似たような事したことあるらしいしぃ」
「そういえばお兄ちゃんの友達にも禅城と似た体質の人がいたっけ」
「まあうち[バックヤード家]的にはどうでもいいし黙ってよ」
大体こんな感じで自分達が好きな相手との結婚が出来ないと割り切ってるからよその人がそれで悲観しててもあっそで流しちゃう。実はこの手の話題に関してはユージーンの方が大分有情だったりします。
>>914
コーデリアの管轄があくまで死者の霊なのでヨモちゃん(生者)の意思や人格についてのカウンセリングは『読心』『魂識』『伝達』の三拍子が揃ったユージーンの方が適役というだけです。
ユージーンがまともにカウンセリングするのかって話だとコーデリアに相談してコーデリアからユージーンを紹介されたとかならユージーンも真面目に応対してくれるので安心です。
>>922
男はいくつになってもガキのまま、とも言われます。つまり大人の男性を作ってそこに子供心をIN。あとは見た目を若くしていくと────────ショタジジイの完成だコレ!公式設定をまた投下します
・思想魔術について
風水や霊符など、大陸の東洋で扱われる魔術の総称。
基本的には魔術回路を用いるものではあるが、それ以外の部分では西洋のアプローチとは別物。
この違いは神代の時代まで遡る。神代の西洋術師は根源に近い存在である神との契約によって、根源と繋がりを持っていた。
対して、神代の東洋ではそもそも神を重視していなかった。
神を中継するのではなく、星そのものと融合した巨大礼装を造り、その礼装と繋がることで、より洗練された魔術体系を構築しようとしたのである。
星と繋がりし礼装の名は『思想盤』。思想魔術は、『盤』による共有(シェア)の概念により魔術を行使する。
西洋の論理では霊脈に刻まれた家や個人ごとの魔術基盤と術式を用いるが、東洋の論理では属する全員が思想盤という共通したツールから魔術を用いるのである。
無論、思想鍵紋や魔術式、術師のレベルによって取り出せる本ーーすなわち扱える魔術の権限ーーは異なるが、思想盤という会員制図書館に登録していることに違いは無い。
思想魔術を使うということは、すべからく共有先の思想盤を使うということでもある。>>928
『思想盤』
神代の大陸の神仙たちが力を結集して造りあげた超巨大礼装。
地球そのものと融合した人工根源とでも言うべき代物。
盤の作成をもって、造り上げた術師たちーー現在は山嶺法廷の幹部・十官と呼ばれている生ける神仙たちーーは、大陸に根差す思想魔術体系の法を敷いたのである。
(ただし、十官を追放されたムシキはこの例外)
現在、思想魔術の組織の最大手は、所属人数だけならば時計塔を上回る螺旋館。
かの組織はこう謳われる。"西洋に時計塔あらば、東洋に螺旋館あり"と。
・思想鍵紋
思想魔術を用いる際に使う、盤へのアクセス権のようなもの。
肌に刻まれた鍵の形状の刻印である。
使い手や鍵の如何によって引き出せる権限は異なり、極めて高い権限を必要とする「特権領域」ともなれば神仙クラスの使い手でなければ、扱う事は非常に難しい。公式設定の項目に思想魔術を加えました。
特権領域なんぞは超上澄みの連中の話であって、マスター作成だとあんまり関わってこない部分かもアッッ(ざっくりとしたあらすじしか考えていなかった異聞帯ネタをROADto7方式でさぱっとやってしまえば違和感ないと思いついた声)
ルーカス(21) (素直に違う)
「僕は流石にboyじゃなくないかい?」
ひとみの(17) (どっちでもいい)
「俺は?」
ミカエラ(15) (年下扱いされたく無い)
「僕は男子の枠だと思う」海月ちゃんの改修版キャラシが完成してきたんですがここネタになりそうだなって事でネタSS書きたくなった部分置いときますね
マレオ「そういや海月って二つ魔眼持ってるんだよなー?」
海月「うん、『先』を見る軌道の魔眼と、『今』を視る俯瞰の魔眼の二つ。…やっぱり珍しい?」
マレオ「そうだな、二つは多分レアケースだと思うぞい?にしても周りをスキャンできて動く方向も見える…かぁ。それだともしかして子供の頃は鬼ごっことかで無双してたりしたのか?」
海月「…まあ、一応ある程度はやれたけど…いい事ばっかりじゃなかったかな。」
マレオ「……ふむ。よーし話チェーンジッッッッ!!ミツキって可愛い物好きなんだよな?」
海月「…うん。マスコットからニチアサアニメまで、二次元の可愛い物は大体大好き、かな。」
マレオ「ほーほーうい奴めうい奴め!!じゃあやっぱアレか、現実にそういうのが居るって妄想とかしてたのか?」
海月「…いや、その辺りは割と早めに分別着いた、かな。」
マレオ「はにゃ?何故?」
海月「…私、子供の頃に魔眼が暴発する事あってね。それも、特にキャラショーとかそういう物を見て嬉しくなってた時とかに出ちゃう事多かったの。それで……「海月ちゃんの魔眼ってもしかして着ぐるみとかデ○ズニーのパレードとか中身丸見えなのでは?」という発想が出てからずっとやりたかったネタをやりました、後悔はしてない
こんな風にロリ時代から現実見えてしまったのに何故オタクになれたかって真相はもうちょい待っててくれいおはよっす
昼夜逆転しすぎてそろそろ健康に響くのではと思ってしまっている京極です
誰もいないっぽいので海月ちゃん改修ver投下します【氏名】一条 海月(いちじょう みつき)
【性別】女
【年齢】16歳
【出身】日本
【身長・体重】167cm・56kg
【肌色】肌色【髪色】藍色【瞳色】青
【スリーサイズ】若干デカい/細い/小さい
【外見・容姿】白シャツにショート丈の青いシャツを着ているポニーテールの女の子。肩にスライムの様な謎の使い魔を連れている。また、左脚に脛当の様な義足を付けている。ちなみにDカップ。
【令呪の位置】手
【イメージCV】諏訪彩花
【魔術系統】
【魔術属性】水
【魔術特性】強化、変化
【魔術回路】質:C 量:C+(メロによるステータス増加) 編成:正常
【起源】視る
【所属】秘海集積船>>940
【魔術・特殊技能・特性など】
「名称未定」
海月がメロと出会った後、船に行くまでの間にビオランテ達の教えで覚えた簡易の魔術。
破裂する時に衝撃波を放つ泡を生み出す。
泡一つ一つは小さいが、泡が合わさる毎に衝撃波の威力が少しずつ強くなる。
ただし、多大なダメージを与えられる程強くなく、この魔術単体だと正直言ってそこまで強くない。
「軌道の魔眼」
海月が生まれつき所持している魔眼。
この魔眼の視界に入れ、照準に定めた物の「方向」をベクトル化して目視できる事にある。
人の視線の方向、車等の進行する方向、更に銃の射線等の攻撃の矛先までもベクトル化して目視する事が可能。
魔術等の攻撃の方向も視れるが、目視するには条件として、その攻撃する相手を十秒目視して照準を合わせる事が必要。合わさった後でも、その敵を視界から出せば効果は消える。
これによって、ある程度なら敵の行動、攻撃の先を予測して立ち回れる。要約すると比較的弱めの予測の未来視。
「俯瞰の魔眼」
半径100mの生体反応、魔力反応、ほぼ全ての視線、気配を察知する魔眼。戦闘向きではないが範囲内であれば隠れている敵もほぼ全て索敵できる。ただし気配遮断スキル相手には効果が薄まる。
魔眼としてはとても低いランクの物ではあるが、かなり使い勝手は良い。>>941
「メロ」
彼女が常に連れているスライムの様な使い魔。
このスライムは、体の質量、硬度をある程度変化させる事ができる。それによってあらゆる姿や物質に変化し、色々な事ができる。
また、理屈は不明だがメロの身体には軽度の治癒効果があるらしく、自身から成分をゼリーを取る様に千切って負傷した部位に塗る事で、捻挫辺りまでの程度の外傷であれば回復させる事が可能。
何故かは不明だが、海月がこれを使用した時の回復力は他と比べて圧倒的に速い。
「人魚の鱗(メロウバレット)」
メロの身体のほんの一部の成分を凝固させた弾丸状の針。
これまたメロが変形したボウガン型の礼装で飛ばす事によって、敵に命中させる。
殺傷力は低めだが、この弾丸は麻酔の類の効果を持つ。受ければ受ける程に神経の機能を弱らせ、最終的に気絶させる事が可能。
海月が戦闘するとするなら、魔眼で敵の動きを読みながらこの弾丸による麻痺、そして気絶での戦闘不能を狙っていくスタイルとなる。>>942
【人物像】
秘海集積船、2年混合科の落ち着いた雰囲気の女子生徒。
クールな雰囲気と、左脚の義足の様な脚が特徴的な少女。
衰退した魔術師の家系に生まれた、二つの魔眼持ち。幼少期は魔術と縁が無い普通の生活を過ごしていたが、ある事件を切っ掛けにメロと出会って魔術の世界に足を踏み入れた。そして紆余曲折の末船に辿り着く。
クールビューティーな子で、一見素っ気ない様に見えるが、実は人見知りなだけで本質は滅茶苦茶気配りの効く優しい女の子。世話焼きでもある。
素直ではないが人が良く、悩んでる友人の話はしっかり聞くタイプ。
ただ人見知りが結構強い為に、初対面だとクールでキツめな人と誤解される事もある。
と、ここまでだと普通のしっかりした優等生の様に感じられるが、意外にもカオスなノリには乗る方でマレオとかの奇行にも表では見張っとくと言いながら付き合ったりする。
実は筋金入りのオタクであり、コスプレをガチでやったりアニメのフィギュアを収集しまくったりしている。この趣味は大体の人に隠しているが、その手の話題への食い付き様が半端じゃないので割とバレる。
また、メルヘンな物や可愛い物も大好き。
魔術抜きの水泳に関しては船の中でもかなりの手練れ。元から得意だったが、メロと契約した事によってその遊泳能力は格段に向上した。
半分一般人である為に、実は努力をかなりしている。座学の成績は悪くない感じ。
戦闘において治癒や麻酔の類の物を使う為か、医務室のニコレット先生に気に入られている。今は彼女の元で医療の教えを受ける事が多く、将来は生活科に進学して医務室に行く事を考えている。
常にスライムの様な謎の使い魔「メロ」を連れている。>>943
メロ
クラゲをマスコット化した様な見た目をしたスライムっぽいゼリー状の何か。
常に海月と行動を共にしている。
ぷにゅ、ぷにゅるんといった鳴き声で話すが、感情に応じて形が若干トゲトゲしたりぷるんぷるんしたりするので何を考えてるかは割と分かりやすい。
自身を色々な質感であらゆる物体に変化させる事が可能で、手袋やブーツ、ハンマーやスパナ、眼鏡等あらゆる日用品に擬態できる。割と性能も本物と同じくらいある。
結構人懐っこいが、キレるとその相手に弱めの麻酔針を打って眠らせようとしたりする。
見た者は少ないらしいが、完全にブチギレると普段の可愛い見た目はなりを潜め、全身トゲトゲで暗くなった身体に青い目が光る割と恐ろしい姿になるらしい。
その正体は…?
イメージカラー:ターコイズブルー
特技:泳ぐ事、ゲーム
好きなもの:波の音を聞く事、コスプレ、可愛いもの、チョコミント
苦手なもの:辛い物、一人でいる事
願い:メロとずっと一緒にいたい
台詞例
後日更新する>>945
幼少期の頃は魔眼のコントロールが効かず、周りの人やその視線の方向が視えてしまった。
何かをやって失敗した時に、魔眼で周囲の痛い視線が視えてしまった。
魔眼で海を見ている時に、周囲の奇異の視線が視えてしまった。
次第に強くなっていく、変なやつを見る目つきが、視えてしまった。
そういう物が、見たくなくても視えてしまったのだ。
気付いたら、学校で自分は「不思議ちゃん」「変なやつ」と言われ、いじめは受けなかったものの距離を置かれていった。
——自分にとって当たり前だった「魔眼」を通して見える世界は、私だけにしか見えない世界だった。
他の人の瞳には、軌道は映らない。壁越しの人の気配なんて映らない。
私の不思議な力を理解してくれる人は、この街にはいなかった。
心から愛してくれた家族ですら、魔眼の事はあまり知らなかった。
普段は優しい祖母は、魔術について聞くと「知らない方がいい」と口をつぐむだけ。
魔術のない普通の街に、魔眼を持って生まれた少女は、自身の異能を理解してくれる仲間がいない幼少期を過ごしたのだった。>>946
彼女が二次元のアニメやメルヘンな物を好きになり始めたのは、アニメとかだったら普通にありそうなこの力は、現実だと誰にも理解されない。なら、そういう世界だったら、この不思議な力も、皆理解してくれたのかな、という風に思っていたからだった。
この世界は、皆に見えているのが普通で、私の眼だけおかしいのだろうか。
そんな事を思いながら、彼女は過ごしていた。
そして、事件は突如起きる。
ある時、一家はクルーズ船に乗り家族旅行に行った。
いつも通り、独り海を魔眼で見て、感傷に浸っていた時。
突如、魔術師に襲われた。
そして、その狙いがこの「魔眼」である事を知る。
抗戦できる訳もなく、訳の分からないまま。一人船の中を魔眼を使って逃げていった。
…そして、船の端まで追い詰められた時、海月は覚悟を決め、海に飛び込む。
溺れる。意識が消えていく。>>947
…気付けば、左脚が不随になった状態で廃墟のある孤島に流れ着いていた。
とはいえ、もう力も残されてない。もう生き絶えるのかと思った時。
「ぷにゅ?ぷにゅーぷにゅ?」
可愛い声と共に、何かが自分を触っている事に気付いた。
それに気付き、目を上げると。
スライムの様で、可愛らしく。
まるで、ファンタジーの世界にいる様な、不思議な生き物がいた。
メロの正体は前と同じだから割愛
メロと契約した事によって、格段に上昇した水泳能力により孤島から脱出、生還した。
ただし、既に遭難で死亡している事になっていたらしく、一人で行くあても無く彷徨っている時に偶然出会ったビオランテ・バルベルデとリヒター・イグニスに助けられる。
そこで、彼女は初めて魔術について知り、そして自分の魔眼を理解してくれる人と出会ったのだった。>>948
その後暫くは彼らと行動を共にし、彼らに色々な事を教えられ、彼女は思った。
ずっと、この眼は誰にも理解されないと思っていた。
普通の世界で、自分だけが見ている幻覚だとすら思えていた。
けど、違った。
これが、魔術の世界なんだ。
そして私は、偶然にも海の神秘と縁を結んだ。
これが、神秘だと言うなら。
…この眼で、確かめたい。
魔術の世界という物を、見てみたい、と。
そして彼女は、魔術の道を行く事を決意する。
それを聞いたリヒター達に「船」という場所がある事、それの停泊場を噂で聞いた事がある事を知らされる。ビオランテに住む場所を手配してもらい、リヒターに魔術の基本を教えてもらい、遂にある港町で集積船を発見する。
乗船を志願した彼女は「船」に加入する事となった。
船に加入した後は、その人見知りで最初こそ馴染めなかったものの、自分の眼を当たり前の様に受け入れてくれる船を見て緊張が解けていき、皆と打ち解けていった。特に生活科の天才少女であるジャスミンとは、自分の心を完全に開ける親友の様な関係である。>>949
【性格】
孤独に近い少女時代を過ごしていた為に少しコミュ障気味な部分があり、初対面の相手には少し口下手になる事もある。ただ、心根はとても優しく、人一倍仲間に気を使う。
オタクカルチャーやメルヘンな物に関しては幼少期より「かわいい!!すき!!って感じ(保育園辺り)」→「こんな世界に行って自分のこの眼も受け入れてほしいなという逃避願望からオタク化した(小学生時代)」といった感じの変遷を遂げ、現在はコスプレをする程のオタクになっている。そして、内心では「確かに二次元の世界は現実には無いかもしれない。でも、こんな風にはなれる筈だ」という風に決心しており、憧れであったアニメのヒロインはいつしか目標となっていったらしい。
魔術等の戦闘には慣れたがまだ少し恐怖心があり、まだ本物の殺意には怖気付いてしまう。
裏設定
本人も知らないが、実は海月の遠い先祖には人魚と結婚した者がいる。
史実でのメロウという存在には人間と結婚した者がいるという話があるが、海月の先祖がそれだったのである。
つまり、海月は人魚の血を引く者であるという事である。
とはいえ、これは別に問題でも闇でもなんでもなく、ただ本人の知らない秘密というだけ。
これを本人が知るのは、もう少し先の話…
【役どころ・コンセプトなど】
船の常識人ツッコミポジション兼友達枠的な子。仲間キャラとかサブヒロイン的なポジション。
戦闘においては軽めの回復をこなせるデバフサポーターといった所。次スレ建ててきましたー
今夜は月がきれいですね……そんなわけで冒険の続き投下よろしい?
(……いいのかな?) い、いきまーす
闇夜に沈んだ森を駆け抜ける。
走って曲がって時には跳ねて、奇妙な生え方をした木々や森のあちこちに設置された罠を避けながら走り続ける。どんな罠がどこにあるかなんてわからないから、クチサキが通った道をそっくりなぞっているだけなんだけど。
背後では唸り声を上げながら……えーと、なんて呼ぼう……脳細胞系ゾンビ? が、追ってきている。その動き自体は緩慢ではあるものの執拗に伸ばしてくる腕が長く、そして広く届く。これが厄介。
数十体という数から成る一個のゾンビ。その腕の数は素材となった死体の数だけあって、それが右も左もなにもかも埋め尽くすように手を広げてくるのだから、逃げ場はどんどん塞がれていくのが道理だ。
すべて繋がっているのだから数としては1と数えるのであろう脳細胞系ゾンビ。けど感覚的にはゾンビの集団に追いかけ回されているのとなにも変わらない。時計塔のみんなと観たパニックホラー? の映画がこんな感じだったなぁと思い出す。
で、そんなゾンビに追いかけられている私はと言うと、
「すっごいすごい! いきなりすごい! そうそうこういうの期待してたの! ねぇ百腕巨人(ヘカトンケイル)ってあんな感じかなぁメレク!?」
大はしゃぎしておりました。だってあんなの見たら絶対楽しくなっちゃうんだもん。
「あれはっ、三人いたはずでっ、しょうっ」
「そっかじゃあ違うか! あはっははは!」
テンションが上がっていく私と対照的にお隣のメレクは息も切れ切れで声はかすれ気味。
私もメレクも『強化』の魔術をかけて走っているけど、メレクはそれでもまだ苦しいらしい。そういえば運動能力と持久力の『強化』はそれぞれ別の問題っていう話をどこかで聞いたなぁ……。
そんな話をする間にも脳細胞系ゾンビは近づいてくる。そこらの木々よりも高い位置から聞こえてくるうめき声はなかなかに不気味だ。
「次! 右! 直後の枯れ枝は飛び越えて!」
クチサキの指示通りに右に曲がってから枯れ枝をジャンプして超える。並走するメレクもどうにか同じように飛び越えていた。
飽きもせずゾンビが迫る、迫る、迫る。ざわざわざわと森が騒いで木々が進行方向をかき乱すように動く。森全体を巻き込むような鬼ごっこは終わりが見えない。>>960
「こんなの限りがっ、ないじゃないですかっ」
「いやー予想外! この庭にあんなのがいるとはね!」
「クチサキも知らなかったの!?」
「そう知らない! 初めて! もうびっくり!」
「やったレアものだー!」
死霊病棟の客であるクチサキも知らないレアものゾンビ。その情報にますます私のテンションは上がっていく。普段は見れないような死霊病棟の使い魔ってなにそれラッキーすぎる。ああもう今走って逃げてるのがもったいないっ。
もったいない、から!
「……! ルナ!」
「おいおい止まっちゃうの!?」
急ブレーキ。走った勢いを無理やりに止めて振り返り、迫りくるゾンビと相対する。
「あのゾンビと勝負する!」
「はア!?」
また死霊病棟に宣戦布告しちゃうような形になるとしても、もう我慢できない。こんな神秘の作り上げたおもちゃを前にしておあずけなんて絶対に私は耐えられない。
あとでメレクに怒られちゃうかもしれないけど、死霊病棟に殺されちゃうかもしれないけど、そんなの知ったこっちゃない。>>961
両手を持ち上げて、瞳を閉じて、意識を内側から呼び覚ましていく。最大威力の魔術を放つために。
やるなら、全力で!
「我は夜───」
『いいえ、それまでよ』
割り込むような、声。
この場においてゆるぎない力を持って、その声は死の森に響く。騒いでいた森が凪いでいる。飽きもせず走り続けたゾンビが静まっている。
声の主は一際高い樹の上にいる、一羽のカッコウからだった。十中八九、死霊病棟から放たれた使い魔だろう。
「うっはは、よかったねぇルナちゃん。本命のご登場だよ」
「本命?」
「そうさ」
『お友達を連れて、こんな夜分にどんな御用かしら。ムッシュ・クチサキ?』
「どんな御用でもいいじゃないかアリウムちゃん。いや、死霊病棟のご当主サマ?」
「!」
死霊病棟の当主! この人、この鳥が!?
私は樹の上に止まってこちらを睥睨するカッコウの使い魔を凝視する。あの使い魔も多分死体で造られてる。響いてくる声はただの念話だけじゃなさそう、そういう風に聞こえるように調整が施されている?五感はどこまで共有してる? 戦いには向いてなさそうに見えるけど、そう見せて実は───とか? ああ気になる。気になる!>>962
『あら、人の庭でこれだけ騒いでおいて「遊びにきた」とでも言うつもり?』
「いや、いや! そんなつもりじゃあないさ!」
『では───』
二の句が紡がれる前に周囲が動いた。
森が明確にこちらを向いたことがわかった。木々の間にはいつの間にか骨の兵士───スケルトンが並んでいる、だけじゃない。土から這い出るなんの変哲もないゾンビ、じっとこちらを見つめる四つ目のキツネ、羽音を立てる集まりつつある虫の死骸、その他いろいろ。脳細胞系ゾンビも背後でゆっくりと動こうとしている気配があった。
……死に、囲まれている。
『改めて聞きましょう。どんな御用で、この"死霊病棟"を訪れたのかしら?』
気だるげな、それでいて圧のある声に震えそうになる。
どう見ても歓迎されてはいない。そりゃそうか、あんなに騒いだし、ちょっと壊したりしたもんね。
「俺はただの付き添い兼道案内だよ。今回の主役はこっちのお嬢さん」
『そう』
カッコウの意識がクチサキから逸れて私に向く。なにかひとつ間違えたら囲んだ死に押しつぶされそうなプレッシャーを感じる。
震えそうな声を押し殺して、叫ぶ。
「死霊病棟の当主さん! こんな時間に騒いでごめんなさい!」
『…………』
「その上でお願い! 私に、封印指定の魔術師の死体を見せてください!」
『この状況からなにか要求できると思うの?』
「思わない。だから取引しようよ、死霊病棟」>>963
『取引?』
声にほんのかすかな戸惑いが混じる。
メレクは無表情に、クチサキは訝しげに、それぞれに見守られる中で私は、この場で唯一意味のあるカードを切る。
「私の体に起きた『死』を、教えてあげる」
『生きている貴女に、語れる死があると?』
「信じられない?」
カッコウの目がぎらりと不気味に輝いた気がした。見透かしてくるような視線が容赦なくぶつけられる。
「…………そう、そういうこと」
「なにかわかった?」
「えぇ。貴女、一度死んだのね?」
「……わお」
びっくりした。そういうの、わかるんだ。
信じてもらえなかったらどうしようかと思ったけどすぐにバレちゃうのもなんかこわいなぁ。
「いいわ。信じてあげる。貴女の死とやらを教えてもらうわ」
私たちを囲む使い魔の群れが揃って一歩下がる。包囲を解くように一部の使い魔が道を開けた。
『お招きするわ。我が屋敷へ、ね』>>978
分かりづらくて申し訳ないです。
なお、メレクが前回リディアを『ゼンジョウ』姓で呼んだのは、リディアが例の特異体質をしっているかを確認するためです(確認そのものが目的で、リディアか知っているか否かは二の次)。>>953
ですね、もしそのルートがあったなら船に入らずに生きるルートもあったかもしれません
ただそしたら船の皆と出会えなかったから完全にそっちのが良いのかと言われると難しいかもしれないですね…
>>956
マレオも困惑するレベル…
>>957
むしろ初期が強さとしてもキャラクターとしても弱いなって船のキャラ増える度に薄々思ってたんですよね…
何というかジャスミンちゃんの金魚のフンみたいな所無いかなとか現時点でほぼオタク設定しか活かせてる所ねえなって気にしてたのでキャラとして深みを持たせたいなと思った訳です
だから結構設定を増やして過去もちょっと重めだけど他の設定とリンクする様にしました
>>958
海月「ありがとう……(神妙な表情で食べ始める)」>>967
幼少期の時点で「もしかして現実にプ○キュアとかポケ○ンは存在しない……って事?」っていう真実に辿り着いてしまった訳ですからね…シリアスな方の過去に比べれば全然可愛い物ですがそれでもショックはえげつなかっただろうなって思います
二つの魔眼っていう存在がバレたら即刻狙われるのは間違いない訳ですからね、祖母はそれが明るみに出たら海月の身が危ない事を知ってたのかもしれません
ここだけの話、海月ちゃんとメロについてもいずれ色々掘り下げるストーリー書きたいなって思ってますので、もしかしたらそこで色々明かす事ができるかもしれません無意識かもしれませんけど悪人キャラややらかしたキャラが出るたびにその「まぁそんな悪はうちの子ならボコボコに制裁してやりますけど」って返信で〆る癖はあんまり良くないと思いますよ
正義の人というよりは正義って名目さえあれば暴れ放題だと思ってる人に見えますし
SSとかで絡む機会があったら話聞いて義憤に駆られてやるぐらいでいいんじゃないですか
そこから実際手を下しに行くようなら夜神月の同類だと思いますけど悪人やモブだろうが絡みもしていない相手にマウント取りにいくみたいなのは奥ゆかしくはないよね
自分がされても面白いのかな そういうことそこへ行くと俺はネタもシリアスも全然、というか投下自体を全くしてねぇ……。
いや一応ルナティックの人物相関図はこんな感じかなぁ~、とかが決まってきた頃合いではあるんだけど。
あとはシナリオ的縦軸の構築だ。聖杯戦争って事前準備~終戦までは基本どれぐらいの期間がでしたっけ?ステイナイトとかゼロとか。ああ、それで思い出したけど、以前出したルナティック予告断章?みたいなのは忘れて下さい。
特にマスターとサーヴァントの主従組み合わせ。結構変わったので。登場人物も増えたし。
>>992
流石に一か月レベルは行かない感じですよねぇ。まぁそんなモンか。以上、カステラが自キャラ内ではかなり描きやすいなって話でした
>>916
追加情報と言いますか…戦闘や過去、キャラには影響しない(はず)のフレーバー系なネタはありますね。
ヨモが日本に帰るのはお盆とお彼岸のお墓参りシーズンだけなんですが、これは金銭的な問題以外に「ヨモに憑いた霊たちが地元に来ると活性化する」的特性がある、特にお盆は概念的にダイレクトで、彼らの死が表層化しやすい(首を吊った人なら首が縄にかかったように痛む、結核なら咳、ひいては吐血するようになる、通り魔なら刺された箇所が…等々)という症状が出る。
みたいなのですね…この表層化の程度を、いっそ毎夏お盆の頃は日本にいなくても発症するようにしようかなとか…
>>918
>V6修学旅行パロ
明日早いんだよ…とか言って「一番レリ坊がうるさいよな」って囁かれてブチ切れるレリックの姿が浮かぶ浮かぶ…
いつも挑発しまくっては卍固めとかされてギブってるイメージがありますね、凌牙さんとカステラは…
海月さんはこう、「男ってホント…」みたいなことをため息吐きながら言ってそうな感じなので、男としての馬鹿騒ぎの似合うカステラにはいつも呆れてそうですね。3時から30分はメロさんに対しても強気に出る(そしてチョップを食らう)。
凌牙さんVSレリック…これはアレですね、なんとなく親子喧嘩というか…第四次忍界大戦のナルトとイルカのやり取りがヒートアップした感じがする…二人とも不器用な人だからな…
トワは耐久値は一般的な少年なので、加減した手刀は本当にちょうど良いくらいでしょうね。起きた時に謝ればうやむやにできますしお寿司>>926
ユージーンさん、対人の態度が何とかなればカウンセリングとかセラピストにピッタリですね…いやそんな風に使って良い代物なのかという話ですが。
ふむふむ…コーデリアさんと出会ってユージーンさんのカウンセリングを受けることもできたら、また別な未来がありそう。そうなったらエーデルフェルト家に行った桜くらい性格が変わりそうだなぁ…芯のある大和撫子系怪力ウーマン…良いかも…
>>951
おぉう…これは確かに過去に深みが増して、キャラとしての印象も強くなった感じがしますね。天然ものの魔眼持ちはいつどこでも苦労するもの…
義足のデザインが異質で良いアクセントになってますね
>>965
ははぁ…なるほど、この展開があるからこその本編前のあの話(ルナちゃんが一度「死」を体験する話)が挟まれたのか…素晴らしい伏線回収…
そして宣言通りきちんと謝れるのは大事。無事に入ることのできた死霊病棟で一体何を見るのか…?
>>991
カステラs「「「「シオネーズに対抗しましたー」」」」
麟ノ助「…………どれが本物?」
カステラs「「「「そりゃモチロン、オレですよ!」」」」
「「「「………………」」」」
麟ノ助「じぶんごろしの音がする」新米美味しい(挨拶)
炊きたての新米ってご飯でご飯が食べられますね。
>>995
実際ユージーンが魔術師でかつ実家が病院だから医療の道に行ってますが本人の能力的には翻訳家かカウンセラーが適性ですからね。
問題はユージーン自体が基本的に人嫌いなのでユージーン自身に気に入られるかユージーンの友人に紹介してもらうかじゃないと下手すると古傷を抉られる結果になるということです。
それでもそんなリスクを超えて真面目に診てもらえたら抜群の効果を発揮します。1000だったらなんかトンチキな嘘予告
>>989
凌牙「?????」(宇宙猫顔)(この後何も見なかった事にして寝ようとか思って帰る)埋め
1000なら故郷マスターたちのバトル性能(ゲーム風)とか?格ゲーやカードゲームだとこういう感じ、みたいなヤツ。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#213
1000
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