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前スレ https://bbs.demonition.com/board/8576/?res=951
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聖杯大会本戦統合スレNO.5
https://bbs.demonition.com/board/6193
ラフム語翻訳機 https://yt8492.github.io/RafmanTranslator建て乙です
裏設定か……じゃあピクシスの実家のついて
ピクシスの実家は魔術刻印を受け継いだばかりの息子が突如行方不明となったため地獄になりました
大まかに息子をさがそう派VS新しく養子をとろう派VSもう根源目指すのやめようよ派にわかれて争い争い具体的な行動をしないまま争い続けます
そんなこんなでピクシスが本のまま動けるようになった頃には実家はバラバラになっててゆっくりと消滅。いつかは帰ろうとしているピクシスですが帰る場所はもうなくなってたというお話おはようございます。そしてたて乙です
さてさて、まずは前スレでの募集についてですがマレオくんのホラー人形と巽さんの応援団を使わせていただきます。ありがとうございました。
ちなみにフィギュアは……作れまぁす!海月ちゃんの頼みとあっちゃフル稼働&ポージングリンク機能まで付けちゃう。
そして裏設定ですか。最近船メンバーについての話が多いのでここは敢えて他のキャラについて話しましょうか。
実は山峰小夜子に移植されている擬竜の心臓は雲月風花の心臓をベースに作られたもの。
そのことを知っているのは現在小夜子本人と神羅=オトギリ、過去を覗けるアンドリューと風花のパーツの行方を調べ上げたオリビア、移植手術を執刀したエラルド・ルースの五人。裏設定……ククク、一人頭五つは出せる
私のことは画力と構図力と継続力とポエム力がない久保帯人と呼んでくれ
でも……ククク、興味もないのにそんなに文章並べられても迷惑だろうがやめとくねたておつです~!
・ウェイン・マロウとマロウ神父は実は身内同士かもしれない
・理仁は元々金髪だけど黒く染めた
今出せる裏設定はこんなところでしょうかあとは裏設定、というわけではありませんがヘイズは均衡のために厄介そうな人の排除だけではなく時に人に力を貸したり後押ししたりもします
>>7
念阿弥慈恩が登場しました。よろしければご一読よろしくお願いします。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%B5%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%81%96%E6%9D%AF%E6%88%A6%E4%BA%89裏設定……あるにはありますが、知っても嬉しくはないだろうなと思って公開してないのはあります。
建て乙。
裏設定か……。
1.リディアは自分が禅城の遠縁だと知っている(家系図を見たことあるし、祖父からも聞かされていた)。
2.リディアは小学生の頃、夏休みの間、日本にホームステイしたことがある。色々あってステイ先は遠坂家になった。ステイ中、ある人物がうっかりで禅城の女性に共通する特異体質をリディアに教えてしまった。
3.ビオランテの留学先が福岡県になったのは、プリシラの「東京だと秋葉原に入り浸って学業が疎かになるのは目に見えている」という主張と、両親の「あんまり辺鄙なところや冬が寒いところだとかわいそう」という主張が衝突した結果。
4.ビオランテは留学中に初めて風邪をひいた。なお、レッスンが楽しい余り無理して専門学校に通学した結果、悪化して危うく階段から転落死しかけた。(いけない…このままでは帆村くんをパイロキネシストにしたのが「物を燃やせる(ルポ)ライター」っていうアホみたいな駄洒落が原因だったことがバレてしまう……)
(………………………バレたところで特にダメージとかないな………)言い出しっぺなのに出してなかったので出します
・普通に暮らしてた時の海月の将来の夢は「プ○キュアの中の人」だった(着ぐるみ的な意味の中の人)。ちなみに声優にも憧れていた
・海月のコスプレ趣味の切っ掛けは小学校高学年の時のハロウィンでアニメキャラの格好をしたら何か感動を覚えたから。その後船に入る前のリヒターと行動してた時期に実はコスプレに憧れてたと吐露したら船に入る時に「お嬢のお下がりだけどコレやる」と好きなアニメの衣装を何個か貰い再燃。コスプレに完全に目覚める切っ掛けになった。
・凌牙は船で夜一人だけの時にこっそり波動拳とかバスターウルフとか再現できねえかなと真似している
・巽は実は商業だけじゃなくて建築にも精通している。それ故に巽商店の裏に作ったスペースにSA○UKE風アスレチック作る、商店のフロアを増築する計画を立てている等色々してる。実はハイスペック。
・巽商店は居住区の端に3階建てで構えている(元は1階に店と居住スペースだったが自力で2フロア分増築した)。1階は店、2階は自身の家、3階は麻雀台やビリヤード等生徒の自室に置くのが難しい大きさのモンが置いてある遊び場になっている。(入口が隠し扉の為巽会や一部の生徒しか知らない穴場になっている。不良達の憩いの場で消灯時間後にこっそり来る奴もいる。)尚騎士団にはバレててたまにレリックがカチ込んでカオスになる。
・メロちゃんは食べ物は食えないし栄養とかの概念は無いけど実は飲み物は飲める。味覚があるのかは分からないけど結構喜ぶ。炭酸系、特にソーダが大好物
・え?あのスライムみたいな体のどこで消化してるのか?…海月ちゃんもそこは気になってますが未だ不明です。時折調べようとする人も現れるけど何されるのかってのが心配だから保留にしています。>>16
ビオランテのお下がり……。
多分、体の成長に伴って着れなくなったの以外にも、18禁作品のとか(エス○レイヤーとか、○魔忍とか、二次元ドリームノベルズのとか。捨てる気は更々ないけどプリシラに見つかったら困る)も結構含まれてそう。・黒野双介にはJKの妹がいる。兄貴と違い非日常に対する憧れは持っていないが、何故か非日常的な厄介事に遭遇したり巻き込まれる割合が高い(例:友達に誘われたバイト先で心霊現象めいた出来事に出くわす、たまたま立ち寄ったカラオケBOXが実は裏社会の取引場所だったetc)
・カザン家の現当主はマチルダの妹。姉と異なり才能に溢れ一族からも期待を寄せられているが、当の本人は心底どうでもいいと感じている。上辺は魔術師の当主らしい威厳に満ち溢れた態度をとっているが、本質は厭世的かつ傍若無人。興味のある者、愛着がある者に対してはそれなり以上の執着を示すが、そうでない者に対しては北国のブリザードより冷徹。姉であるマチルダは彼女的に愛着のある方であり、実家から追放された後も強く執着している。どのくらい執着してるのかと言えば、当主になってまず最初にやった事が姉を軽んじていた&追放した者を順次理由をつけて抹殺or永久放逐したくらい。
とはいえそこに一般的な愛がある訳ではなく、より正確に説明すると
「あの不出来で愉快な玩具(おねえちゃん)を虐めていいのはこの世でたった一人の妹である私だけなのに、何勝手な事してるの?コロすよ?ていうか殺したよ」
というもの。実家にいた頃の姉への接し方は……まあ、お察しという事で。
一方のマチルダからは『鬼妹』として恐れられており、今でも名前を聞くだけで涙と震えが止まらなくなるほど。だが、それでも根っこには姉としての意地と矜持と愛も残されており、妹が窮地に陥ってると聞けば助けに行く程度にはお姉ちゃんである。大抵駆け付けた頃には妹の手でとっくに解決されており、ノコノコやってきた所を盛大にいじめられ(愛され)るのが関の山だが
以上、裏設定というかアイデアとしてはあるけど実際に明言した事のないうちの子設定集
二人だけじゃんというか明らかに後者の情報量がおかしいとか自分でもツッコミどころありまくりな裏設定でしたお久しぶりです
サボってたアリシアちゃんの登録してきました。>>20
つまりこのSSは年下の従姉妹に母親を重ねてるのになんか暴行・陵辱してそんで好意を示されたら精神崩壊する20代男性とかいう業の深いワンシーンを切り取ったお話になる訳ですね。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F%E8%9D%B6%E3%81%A8%E7%8B%82%E9%AC%BC>>18
(あつそう……)>>15
ええー……正直SSにまとめる気力がないから出してないだけのネタが多すぎて誰から手をつければいいかわかんないよぅ……
とりあえずリアルの用事諸々が落ち着き次第出していこうとは思ってるけど…裏設定!裏設定ですか!
はっきりと言いづらいっていうかあくまでこういう風ならいいよねって考えているのであれば原典ぶっちぎってるパナケイアを看取ったのはヒュギエイアってところかしら裏設定……新作のネタに使おうと思ってる奴にでもするか
黒鳥家は魔術師の家系としては江戸時代初期〜中期頃からある家系なのですが元々は薬売りの家系で、ある時期に当時の黒鳥夫婦が蘭学を学ぶために江戸に上京した際に江戸にいた蘭学者の1人から魔術を教わりました
そこまでは良かったのですが、黒鳥の奥さんの方が黒鳥の旦那よりも魔術の才があり、蘭学者から魔術刻印を株分けされた際に黒鳥夫婦間の関係に亀裂が入ってしまいます
ですがそれだけでは終わらず、魔術刻印の継承をする際に二人の間にいた姉弟の「どちらの方が魔術の才があるのか?」を調べた時、姉の方が魔術師として優れていたことで黒鳥の旦那は激怒し、まだ成人していない姉の方を「蘭学者とまぐわって生まれた子供だ」として吹聴し風聞が十分に広がってから殺し、奥さんの方も魔術刻印だけを残った弟の方に移植させてから追放、悲しみに暮れた黒鳥の奥さんは桜の木の下で首を吊って命を絶ちこの世を去りました
さてここからが本題、それ以降の黒鳥家ではどういうわけか男の子よりも女の子の方が魔術の才に優れる形で生まれてくるのです
さらに奇妙なことに生まれてきた女の子はみな、首を吊って亡くなった黒鳥の奥さんに細かな差異はあれどほとんど似た容姿で生まれ、しかも多くが成人を迎える前に亡くなり、成人しても3年以内には亡くなってしまうというまるで黒鳥夫人が残した呪いのようなものがあるのだそうな……いちおう主要キャラのSGとか設定してるけど、こういうのって設定の羅列で投下しても旨味ないからなぁ……
ひとみのルーカス灯理ミカエラノエルあたりで(SGに限らず)なにかあったら答えられるけどもそれで、裏設定ですか…まあ色々あったりするのですが…誰にしよう…
とりあえずつい先日(7月4日)誕生日だったレッドアについてでも。
レッドアは銀行に資産を貯金するという発想はありません。一夜で家が炎上して資産全部パーになって100億ドルの負債を背負ったって魔術回路が無事なら次の日には500億ドル稼いでるような男です。保険をかける意味がない。
が、レッドアのような金持ちを銀行がみすみす逃すわけがなく、方々から勧誘を受けます。レッドアはそれに調子を良くして現在国内外五つの銀行にそれぞれ10億ドルくらい預けてる。
また、レッドアの収入源は錬金術によって生み出される金ですが、これを資産に変えてくれているのは彼の学生時代に出来た友人たち。レッドアは何も魔術だけで成り上がったわけではなく、天性のコミュ力が成功の一助となったのです。
こういった意味でも、レッドアはまさしく「アメリカン・ドリームの体現者」なのですね>>36
因みに「この魔術特許取らないんですか?取ったら何もせずとも大儲けでは?」という意見に対しては「せっかくの成功、独り占めして特別感を味わいたいモンだろ?」って答えてきます。
レッドアはお腹を空かせた人に焼き魚はあげるけど釣り方も釣り竿も調理法も教えない男あ"、大事な話するの忘れてました。
別に裏設定では無いんですし、そのうち説明するつもりだった隠しパッシブなのでちょうど良い機会に放出しておきます。
人蓑祐輝は『未来予知無効』です。
演算型でも測定型でも強制シャットダウンです。
演算型であれば過度な情報量で相手に重度の頭痛を誘発させます。
測定型であれば見たはずの未来の光景が真っ暗一色になってしばらく失明します。
どちらも時間経過で治ります。何日もは無いです。一晩寝たら程度なので8時間くらいでしょうか。
あとついでに、これと同じ原因由来で『レイシフト適正がない』ということもあります。完全な0です。これのせいでもしもカルデアのマスターが〜の話題、略してもしカルの話題には混ざれません。かなしい。
次のストーリーの内容に関与する非常に重要な設定なのでおそらくまた喚起します。>>35
あぁ〜いいですね似合いそう
こういうのではしゃいでてほしいうんもう不穏でしかないね!!明らかにやべーやつだよコレ!!
ちなみにデザインとしては不良、それも凌牙の硬派な感じとは違った風な近代風の不良っていうイメージです
蜘蛛とか糸っぽいデザイン結構入ってるのは仕様というか魔術の示唆的なアレです
つーか魔術はバレてもいいんすよ、まだ爆弾があるんで
とりあえずこの子がどんなキャラなのか、どんな風に関わってくのかっての楽しみにしてくれると嬉しいっす>>39
リアルの多忙により、保存するだけ保存して読めていなかった人蓑祐輝くんのフランス編SS、後れ馳せながら読ませて頂きました!
最初はよくあるやれやれ系主人公なのかと思いながら読み進めていましたが、中盤終盤に掛けて人蓑くんの主人公性が=異常性とも描かれていたのは丁寧な造りだなと感心しました
戦いの最中に祈りの言葉を捧ぐという洗礼詠唱が抱えるある種の矛盾も、適切な台詞配置の結果で見事に格好よく演出されていますね
そして何よりも、文章の節々に無理なく混ぜ込まれたお洒落な表現が、とても型月っぽさ出てたと思います
見事な物語でした
手元に在るのは今回の物語だけなのですが、過去編も読んでみたくなりましたアメリカ異聞帯の前日談、なんちゃってごった煮時代劇亜種(?)特異点のプロローグその1が出来たんで、8:30過ぎに投下するで。
>>45
時間になったんで投下するでよ。
プロローグ.1 標的はローエングリン
それは、立香が五つもの亜種特異点を攻略し、ペペ達を救出した後の話。
未だ、オフェリアとローエングリンを筆頭に、あの時の騒動で次元の歪みに呑まれたまま行方不明中の面々がまだまだいる時期。
特異点のような何か、と言うしかない異世界の、とある国。
この国は江戸時代の日本と似ていたが鎖国はしておらず、所々明治以降の様式が混ざりこんだような文化を築いていた。
その片隅でローエングリンは、賭場で稼いだ大金を手に力なく帰路を歩きながら悩んでいた。
キリシュタリアの『援護射撃』の余波で発生した、次元の歪みに呑まれてオフェリア達と一緒にこの世界に漂着してから既に数ヵ月が経過している。
幸い、とある渡世人を助けた縁で裏社会の有力者と繋がりを持ち、拠点を確保できたことで生活基盤を整えることは出来たのだが……。
オフェリア達とは違い、ローエングリンは賭博で巨額の日銭を稼ぐ日々であり、これでいいのかと常に不安を抱えていたのだ。>>46
来るかなんて分かりきった話だ。
サーヴァントとして戦う機会が早々来ない以上は、不本意であっても聖杯の加護で固定された強運で稼ぐしか無い。
稼いだ金の何割かを世輪になっている有力者への袖の下とすることで、便宜を図ってもらっているため、無駄なわけでもない。
(エルザを捨てた僕にはお似合いの姿かもね……)
生前の妻の名前を出し、自嘲を心の中で呟く。
素性を詮索しないで欲しいという制約を破ってしまった彼女の下を去ってしまった過去を思い出して、余計に気落ちする。
そんな心境で歩き続け、気が付けば提供された借家に帰りついて……ふと、違和感に気付いた。
家の前に誰かがいる。
体格からして男性だろうが、何故か背中を向けていて顔も見えない。
ただ、なんとも言えない威圧感を放っており、それがどうにも近寄り難かった。
とはいえ、いつまでもこうしていても仕方がない。
「どちら様でしょうか?」
ローエングリンが尋ねるも、返事はない。
だが、代わりにこちらを振り向いたその人物の顔を見て、思わず息を飲む。
頭巾で顔を隠しており、しかも何かの面の上から被っているため、目元も確認しづらい。>>47
更に、どう隠れていたのか、いつの間にやら数人の付き人達も現れ、ローエングリンは囲まれた。
明らかに尋常ではない事態に困惑しながらも、とにかく事情を聞こうとしたその時だった。
頭巾の男が両手を頭上に掲げて丸の字を作るや、付き人達は包囲を解除。
リーダー格とおぼしき者が申し訳なさそうに話し掛けてきた。
「ここ最近、白髪の麗しき武芸者の噂をこのお方が聞き付けてしまったのです。どうしても御自分で目にしたいと珍しく駄々をこねまして……」
リーダー格の言葉を聞いて、ローエングリンは反応に困る。
付き人のリーダー格もそれが当然ですよと言わんばかりの顔をしており、他の面々が「余計な仕事をさせて!」と言いたげに頭巾の男を駕籠に押し込んでいた。
「かの山本長五郎が食客相手に、詫びの品もなく頼むのは無礼だと承知の上ですが、この件を無闇に広めるのはどーか御勘弁いただきたく」
「僕としても、山本の親分さんに迷惑をかけたくないので、全然了承できますから……」
リーダー格が深々と頭を下げると、周囲の者達も揃って頭を下げた。
ローエングリンとしては別に広めるつもりもなく、今持っている大金に気付かれるのも不都合なので、二つ返事で了承する。
余程安堵したのか、付き人のリーダー格の合図で残りの面々と駕籠は足早にこの場を去り、彼も何度も振り向いて頭を下げながら、早足で立ち去って行った。
その姿が見えなくなった頃合いを見計らい、ローエングリンは門をくぐって借家の中へ入った。>>49
ローエングリンが声を掛けると、ようやく彼女はハッと我に帰った様子で、「ごめんなさい、少し考え事をしていたわ」と慌てて取り繕った。
普段なら特に気にしなかったかもしれないが、門の前での出来事があったので少し踏み込んだ。
「何かあったんですか? 」
「え、あぁ……うん。裏庭でワットが作っていた蒸気発電機、貴方が帰る少し前に完成したから、今から試運転するって。そのせいで、ちょっと騒がしくなるかも」
オフェリアが説明するや、甲高い轟音が鳴り響く。
どうやら、蒸気発電機の試運転が始まったようだ。
余りの大音量に、木蘭とマンドリカルドはともかく、前もって覚悟を決めていたオフェリアも顔をしかめる。
ローエングリンは咄嗟に盾を出して耳元をカバーするが、それでも完全に音を遮断するのは不可能だ。
「うるさーい!」
「これ、普通に近所迷惑だよな!?」
木蘭とマンドリカルドが文句を言うが、余りにも喧しいためローエングリンの耳には途切れ途切れに聞こえてしまう。
加えて、近所も騒音で迷惑を被るのも事実であり、ローエングリン達は急いで裏庭の方へ駆け出した。
幸いにも、すぐに裏庭に到着する。>>51
マンドリカルドに頼まれて、ワットはレバーを操作する。
すると、今までよりも格段に大きな爆音が響き渡り、ローエングリン達も思わず顔を歪めた。
尤も、充電速度も格段に上昇したようで、あっと言う間に魔力供給用バッテリーの充電が終わったのでワットはすぐさま上記発電機を停止させる。
「これでOKデース!」
「凄いわね……。ここまで早く充電できるなんて」
オフェリアが感心したように呟いた。
確かに、魔力供給用バッテリーはスマホのように電源と接続するなり、使用者が魔力を送って内部の極小タービンを回すなりして充電するのだが、容量の問題もあって如何せん時間がかかる。
それが、僅か数分足らずで満タンになってしまったのだから、驚くのも無理はない。
「ただ、欠点もあるネー。この発電機、実は蒸気圧が安定しないんデース。今の所、最大出力でも三十分は持ちますけど、それ以上になると不安定になりますね。その辺は要改善でありマース」
ワットが説明しながら、蒸気発電機の点検を始める。
この世界のある素材だけで1から作れば、説明したとおりの欠点も生じるであろう。
そうこうしている内に、塀の外が騒がしくなってきた。
蒸気発電機から発せられた轟音で何事かと思ったご近所さん達が野次馬になったのである。
タイミングがいいのか悪いのか、ガレスと白雪姫も帰ってきた。>>52
「ただいま戻りましたー。さっきの騒音、やっぱりそれが原因でしたね」
「ただいま。……何事かと思って、奉行所の人が来ている」
白雪姫の言葉に、ワットも流石に「あー……」と言いたげな表情をする。
あんな大騒音を出せば、そうもなるだろう。
ローエングリンは、意を決して玄関から出て行くと、ご近所の皆さんに向けて一礼した。
そして、なるべく落ち着いた声で語りかける。
「すみません。先ほど、ワットが……えっと、エレキテルに近い物を作って、試しに動かしていました。ただ、構造上どうしてもうるさくなるそうで……。そのせいでこんな騒ぎになってしまいまして、申し訳ありません」
ローエングリンが謝ると、ご近所さん達は「あぁ」と納得してくれた様子を見せる。
ただ、流石に音量が音量だったので、彼らも色々と言わざるをえなかったが。
「いやいや、大丈夫だよ。ただ、あまり近所迷惑になるような事は避けて欲しいな」
「そうだよ。それに、あんまりうるさいと仕事の邪魔にもなるし」>>53
「まぁ、程々にね」
「はい。本当にすみませんでした」
ローエングリンがひたすら頭を下げていると、その様子を見ていた黒巻羽織の男が彼に近づいてくる。
奉行所の同心だ。
明らかに不機嫌そうな態度を取っている。
「なんや、あのけったいな喋り方するのがやらかしたんか。ったく自分から謝りに来んで……えぇ度胸しとんのぅ。ちょっくら雷落としたる。あー、それとローエングリン」
門を通る前に、同心はローエングリンに耳打ちする。
「夜々木の、それも朱引ギリギリのとこに廃村があってな。夕七つ(※今で言う、15~17時の間。晡時(ほじ)、または昼七つとも言う)前に捕り物があるんやけど、先んじて“白鳥の騎士”様が出て来るで。そこ根城にしとる、荒っぽいやり方で稼いどる盗賊どもやっつけるためにな」
ささやきの内容を聞き、平静を装いつつもローエングリンは表情を引き締める。
白鳥の騎士とは、他ならぬローエングリンの異名だ。
奉行所の者が彼に、その“白鳥の騎士”が出て来ると告げるのは、言外に奉行所がローエングリンに助力を要請することを意味し、彼にとっては数少ない戦う機械となっている。
つまり、今回は『奉行所だけでは、その廃村を根城にしている盗賊達の相手は無理なので協力して欲しい』ということだ。>>56
夜々木の端の廃村。
盗賊の大規模な棲家となっているこの廃村は今、騒然としていた。
純白の鎧を身にまとった騎士が、盗賊連中を相手に大立ち回りを繰り広げているからである。
騎士は言うまでもなくローエングリンであり、この世界で普段着としている女物の着物と袴の組み合わせからいつの間にやら着替えていた彼は、剣を振るいながら盗賊達に叫ぶ。
「観念しろ! 大人しく、この後来る奉行所の人たちに投降するんだ!」
その声に、盗賊達は一瞬怯むがすぐに立ち直り、逆に襲いかかってくる。
「うるせぇ!テメェこそ死に晒せ!」
そんなことを叫びつつ、盗賊の一人がローエングリンに向けて短刀を振り下ろす。
だが、その刃は粉砕された。
ローエングリンがシールドバッシュで真正面から担当の刃を砕いたからだ。
「うげ!?」>>57
「もう一度」
そう言うや、ローエングリンは次にその盗賊の胸板目掛けて二度目のシールドバッシュを放つ。
今度は、盗賊の身体が軽々と吹っ飛び、廃屋の一つの壁を突き破って中に倒れこむ。
盗賊の数は百数十人とかなりの規模。
それでもまける気がしないローエングリンを前に盗賊達は怯むが、追い討ちが到着する。
「いつも通り、派手にやってんな!」
「一枚とは言わねぇから、半分ぐらいは俺達にも噛ませてくれよ!」
典韋とマンドリカルドが駆けつけたのだ。
そこからはもう、盗賊が一方手に叩きのめされるだけとなった。
数分の内に8割以上がダウンし、遠くから「御用だ!」を連呼する声も聞こえてくる。
タイミングよく奉行所の人達が、足がたくさん付いた縦長い巨大な駕籠四つに乗って大挙して押し寄せてきたのである。
(これで、後は任せて大丈夫そうだね)>>58
ローエングリンは安堵しつつ、盗賊達が捕縛されていく様を見届ける。
それからしばらくして、奉行所の盗賊を全員縛り上げたのを確認した後、ローエングリンは典韋達の方を振り向く。
「無事に終わりましたね」
「オレらが出っ張ると早い早い。にしても、あの駕籠は何て言うか、その、どう言えばいいか分かんねぇな……」
「絡繰駕籠の一種とは聞いたことあるけど、あんだけ足があると直視したいとは思いたくねぇぞ」
典韋の言葉に同意するように、マンドリカルドも何とも言えない表情で相槌を打つ。
確かに、奉行所の人達が乗ってきた絡繰駕籠は足の数が異常に多い。
横一列四本足が、縦数列も連なっているのだ。
普通なら見ただけで理解不能な代物だと察しが付くはずだが、この世界の人間にとってはちょっと変わった駕籠程度の認識である。
奉行所の人たちは捕縛した盗賊を乗ってきた絡繰駕籠の半分に押し込め、廃村を調べ回っている。>>60
某所。
明らかに城と分かる、そこの一室。
ローエングリンの姿を見るためにお忍びで城を出ていた、仮面の上から頭巾を被った人物が、頭巾も仮面も外す。
露わになったのは、暗い紫の髪と赤紫の目を併せ持つ美丈夫の顔であった。
話し相手として、先んじてこの部屋にいた側衆が口を開く。
「噂に名高き白鳥の騎士殿の姿を見に行かれたとお聞きしましたが、どうでした?」
「私の知っている方でしたよ。ええ、“生前”そのままのお顔を、物憂げに曇らせていて思わず舌打ちしかけました」
「また珍しいことで。それはそうと、白鳥の騎士殿が貴方様の探し求めていたお方だったのですか?」
「はい。まさかこんなところで会えるとは思っていなかったので驚きですが、断じて逃がさないつもりでいます」>>61
側衆の質問に答えながら、男は笑みを浮かべる。
その顔は、彼の本質を知らぬ者が見れば恐怖を覚えるであろう、邪悪極まりないものであった。
尤も、側衆は『それ』知っているため、如何にも汎人類史で言う『時代劇の悪役』然とした笑顔で返したが。
「御側御用取次筆頭の貴方様にそこまで言われるとは、白鳥の騎士殿も幸薄いようで。あ……もとい、御大老もさぞ手ぐすね引いて待っておいでのはず」
「全くですよ。この世界、この国に召喚されて幾年月。まさかこれほどの僥倖が舞い降りてくるとは。実を言うと、御大老は既にあの方が借りている邸宅に張り込んでおられまして」
「御大老は怨霊に変化するなどどいう、それはそれは怖ーい特技を持っていらっしゃいますからなぁ。ああ恐ろしい」
心に欠片ほども思っていないのに、恐ろしいなどと笑顔でのたまう側衆。
御側御用取次筆頭の男も、これまた全然そう思ってもいないのに「全くですよ」と相槌を打つのだった。
以上。
その2はこれから書く予定。(爆今考えてる学園の男子生徒饒舌なのですが、いや言及セリフが人数も相まってすごい文量になる…
>>20
うおめっっちゃ身内じゃないですか…身内だらけの聖杯戦争になっちゃう…
>>33
こう見ると二人の身長差が如実ですね。ジャスミンさん、外国人(フランス人)で18歳だけど思ったよりずっと低い…びっくりした…
>>41
わぁすっごく闇堕ち!()
毒使いならアンプルとか試験管とか注射器とか携えてる(腰に下げてたりとか)なイメージでしたけど、そういう攻撃手段じゃないのでしょうね
>>62
ワット「う、うぅ…違うんデース同心サマ、これはひとえに人々の未来のためのもので、決してご近所迷惑のためのモノでは…!ご、ご勘弁を〜!」
色んなサーヴァントが出てきて個性とりどりですね。まさかワットまで出てくるとは…町屋形の住宅で騒音被害は甚大だ…
しかし、怨霊になるのが得意な(おそらく宝具?)御大老とは…?>>63
同心「せめて物置に防音魔術かけて、そこで試運転せんかい! お前らが元いたとことちごーてこの世界じゃ魔術をおおっぴらに使えるんやぞ! 折角気分よく見廻りを終えて奉行所戻ろうとしとったんに%/¥&:+=*#!!(*ヒートアップし過ぎて言語機能がバグってます)」
サーヴァントもいればWASPの人もいる。
しかし、結構な数が次元の歪みに呑まれたなぁ……。YouTubehttps://youtu.be/N3pAgFpcf_E
ハンドメイドの小型でこの音。
ワット謹製の超高出力版のそれは推して知るべし。
現在、頭の中で再構成中のキャラですので(ぇ)>大老一応言っておかないといけないです…
色的に誤解されがちですがセナちゃんは前言ってた毒手ではないです…
毒手は別の敵キャラです…
>>38
アザス!!
>>43
いやほんと美人っすね…
>ホットパンツにカラー網タイツ
天才ですか?
>>62
凄まじい数のサーヴァント出てて凄えなって思いましたしワットさんおもしれー男っすね…
典韋ちゃん出してくれてアザス!!
>>63
凌牙にとって初めての仲間と再会したと思ったらグレてた件…
まあ大丈夫です、そこまでエグい事にはならない筈です、多分…
あと毒手ではないっす、今までの血鎖関連でも背景に出してた背後のピンクの線みたいなのがヒントになるかもしれないです
>>65
ちょっと年齢設定変えました、凌牙君とは3歳差位になると思いますあ、そうだ
凌牙君の年齢設定17歳から18歳に上げます>>64
ワット「ぴぃぃ…で、でも、防音魔術を使うとその分魔力が減りマースから、いくら発電機で魔力を生成したところで目減りしていく一方で…」
なお、その後防音魔術特化型漆喰の発明を同時並行(「防音効果の実験と発電機の実験両方できてお得デース!」)を始めたという…
>>66
後々黒歴史になりそうですね…なんか今から血鎖解決後のセナさんが不憫に思えてくる…
これはすみません、ピンクの線がヒント………赤外線…?()
>>68
ですね…自分はこの夏に麟ノ助家庭訪問シリーズで生徒全員(叶うなら他の船員の方々)のお部屋訪問をしたいなぁと思っておりますが、今からこの目標に自信がなくなってきた…(そのくせ生徒を考えてるヤツ)なので叶うなら瞳さんやアリシアさんのお部屋がどんな感じかっていうのが知りたいのと部屋に入って良いのかやめてほしいってなるのかを生徒の皆さんには教えて欲しいです(家庭訪問自体はほぼ無告知凸だけど1年生以上は毎年受けてるだろうし噂でわかるって感じ)
今ジャスミンのss書いてるけどこの子闇出し始めたら際限なく暗くなるな?
>>33
可愛い。やるかやらないかで言ったらやると思います。
身長差云々は元々ジャスミンが小柄だったことに加えて15歳〜18歳という身長が伸びる時期に多大なストレス、偏った食事、睡眠時間を削る等々したせいで思うように伸びなかったという裏設定があります。型月特有の第三次成長期に期待ですね。
>>39
ほほう、未来予知無効ですか。説明を聞く限り未来視する側に無限の作業が必要になってオーバーヒートするみたいなイメージでしょうか。失明というのも未来が見えないだけで現在を見る普通の目としての働きはするのでしょうか?
未来が日記の形で読めるユージーン(アルフレド)の未来視の魔眼だと日記に書かれた内容が情報過多で真っ黒になってて読めないみたいな感じになりそうですね。
>>41
下に履いてるタイツ?がダメージジーンズの隙間から見えるのすこここ。あと鎖がピアスになってる?のもすここここ。
>>62
トラオムで余計にAチームの皆と冒険してみたかったなぁ欲が沸いたところに公式とスレ産キャラが入り交じってワイワイしてるのが凄くいいなって(語彙力)
騒ぎを起こしてもワットのせいだと聞いたら納得されるの普段からこんなことしてるのかなぁって思ったり。思いつきで書いた男子生徒組。「カステラさん」っていうのは今構想中の男子生徒です。
リュジニャンさんこういうことするかな…?と思いつつも彼にも男子高校生の血が流れていることを信じました。違ってたらすみませぬ…
文庫ページメーカー様(https://sscard.monokakitools.net/bunko.html )を使わせていただきました>>72
監獄長さんが結構前に募集した『異聞帯ネタ』に呼応して投下した、アメリカ異聞帯の前日談に当たる『ぐだ以外のマスター救出作戦』(の最終章)ってのもあるかも。>公式とスレ産キャラが入り混じって
1.ワットの蒸気機関の話を聞き付けた、町の顔役が「派手に素早く動けるカラクリ神輿が欲しいから、改造してくれない?」と依頼→ワット「無茶な使い方が長時間続くと安全を保証できまセーン」→顔役「どの段階までなら安全かを確かめたいから構わない」→引き受けたワットが神輿に蒸気機関を搭載→試運転時に最大出力を長時間続けた結果、ボイラーが爆発してカラクリ神輿が木端微塵。稼働補助として担いでた男衆が吹っ飛ばされて全員恋詩側養生所送りに→顔役は男衆の家族全員に土下座行脚。蒸気機関自体はリミッター装着の上で採用。
2.蒸気カラクリ神輿の話を聞き付けたとある駕籠屋が「うちのカラクリ駕籠にそれ着けてくれ」と依頼→あらかじめ出力を押さえた蒸気機関を載せて完成→試運転したら、カラクリ駕籠が出力に耐えきれず走行中に分解→自ら試運転していた依頼主、全身強打で恋詩側養生所送りに→駕籠の強化改造を含めると予算内に収まらないことが判明し、泣く泣く不採用。
3.事故の話を聞いたとある回船問屋が「船なら問題あるめぇ!」と持ち船の一つを蒸気船に改造してくれと依頼→船本体にも蒸気機関にも問題なく依頼完遂→速さににはしゃいだ操船係がうっかり持ち場を離れ、そのまま蒸気船は岸に激突して沈没→船員は全員無事だったが、洒落にならないドジを踏んだ操船係は袋叩きにされて恋詩側養生所送りに→事故に関して蒸気機関は全く落ち度なしだったので、別の船を改造することで対応。他の回船問屋からも依頼が来る。>普段からこんなこと>>77
チェストっすではでは投下投下ー、短いですぞー
なんやかんやあって『船』の全面改修が行われることとなった日の夜のこと。
生徒たちはだいたい四人一組になって部屋ひとつを割り振られていた。部屋によっては三人だったり五人だったりもするだろうが誤差だろう。
そんな夜に二人一組になって動く者がいた。
「こそこそ……こそこそ……」
『そういうのって口に出して言うものじゃないと思います』
「のんのん、雰囲気が大事なの」
『それでどんな雰囲気が出るんですか』
「こんな雰囲気?」
ウサギ耳のペルカとスマホでしゃべるムジカである。ふたりは消灯時間がすぎようとしているのに部屋から抜け出してこそこそと動いていた。
発端はペルカの気まぐれで、ムジカはそれに付き合わされた形だった。
同じ部屋に割り振られていた黒須 瞳とアリシア・エルトの仲睦まじい様子を見飽きたペルカが「探検いく!」と言い出し、ついでのようにムジカの腕を引っ張っていったことで現在に至る。
探検しつつもペルカは自信満々のウサギ耳であっちこっちの部屋の音を盗み聞きしているようだ。
『お行儀が悪いですよ、ペルカ』
「これは潜入作戦なんだよ(うきうき)」
『そういうことなら段ボールが必要ですね』
「なんで?」>>79
『潜入作戦には段ボールが常識だとどこかで聞いた気がします。というわけで中が空になってるものを見つけてきました』
「すご。どこにあったの」
ムジカが見つけてきた段ボールはふたりが揃って入れそうな大きさだった。表には『爆発物!!危険!!』と大きく書かれている。中身はどこにいったんだろう。
まぁ気にしない気にしない。中身のことは忘れて逆さまにした段ボールを頭からかぶるペルカとムジカ。いよいよ探検してる気分が大きくなってきた。ちなみにペルカが前でムジカが後ろである。
そんなときにペルカがなにかの音を拾う。
「お…? やわらかいがぶつかる音が聞こえる!」
『なんですかそれ?』
「これは……枕投げ! ん~こっち!」
段ボールに入ったままペルカは音の方向へなるべく音を立てないようぱたぱたと駆ける。それにぴったりと続くムジカ。
そして音の根源であろう部屋の前までたどりついた。
「ここからだ」
『ってペルカ、ここ男子の部屋ですよ』
「のーぷろぶれむ!」
『問題ありますから。私たちは女子で、』
「たーのもー!」
『ちょちょ、ちょっと待って……!』>>80
と、そこに。
「ぅわんっ!!」
「げっ」
『あっちゃあ』
薄暗い廊下に犬の鳴き声が響いた。こんなところで聞こえる犬の鳴き声なんてものの心当たりはひとつしかない。
「ペルカさん! ムジカさん! 消灯時間はとっくに過ぎてますよ!」
見回りのポチ先生だった。いつもはふりふりと揺れる尻尾が今はびしっと立っている。ちょっとこわい。
「ごめんなさーい!」
『すぐ寝まーす!』
夜中にお説教なんてたまったものじゃない。そんなわけでふたりは段ボールを装備したままそそくさと自分の部屋に帰っていった。
謎の段ボールを持って帰ってきたペルカとムジカのふたりを見て、瞳とアリシアのふたりの頭に?マークが浮かんだのは言うまでもない。>>69
>黒歴史になりそう、血鎖解決後のセナちゃんが不憫そう
ン゛ン゛ッッッッ(迂闊に話したらどう転んでもネタバレになってしまいそうな話題なのでノーコメント)
まあ俺の作風的に察してる人もいるとは思いますが一応ノーコメントです本当すいません…
一言だけ言うなら凌牙君好きな人は多分好きになります、とだけ(凌牙君好きな人どれだけいるか分からんけど)
>>70
海月ちゃんは表向きにはしっかりした子なので部屋に普通に入れると思います
そんで多分途中までは普通にクールに話すけど隠しそびれたチアコスとか見つかって赤面しながら「わああっっ!?」って叫んだりすると嬉しいです…(願望の圧が強い)
凌牙君は面倒だからって部屋の前で待ち構えてパパッと済ませようとすると思いますが多分強制突入になりそうやなって…なんか最近皆さんにワットを借りてもらって嬉しいのでワット関係のコソコソ裏設定。
ワットが持つ第一宝具である『人の世に捧ぐ革命の轍(インダストリアル・レボリューション)』、実は産業革命出身で革命寄与者のサーヴァントは皆標準で持ってるっていう裏設定が私の中であります。
ワット以外の該当者では、水力紡績機を発明したリチャード・アークライト&ジョン・ケイや、産業革命の鏑矢とされる飛び杼の発明者ジョン・ケイ(前者とは別人)、蒸気機関車の生みの親(実はワットの時代にマードックという人が既に発案してますがワットが安全性の配慮などから案を潰したという仄暗いエピがありその後の)リチャード・トレビシックなど。
人の世に捧ぐ革命の〜までは一緒で、轍のところがそれぞれの開拓分野によって変わってくるという。多分アークライトたちは『革命の機』でケイは『革命の杼』、トレビシックは『革命の汽笛』。
ただしこれは自分以外で産業革命期を掘り下げそうな方が現状いらっしゃらないのと、公式が第四特異点で産業革命が魔術社会に与えた影響は計り知れない的なこと言って今日までずっと掘り下げてくれないで発生した好き勝手な妄想です。産業革命期鯖作りたい人はどうぞ気兼ねなく!!!>>71
成程…
典韋ちゃん結構動かしやすいっすよね、気に入ってくれて有難いっす!
あと夏なったら夏イベ系で水着典韋ちゃん絡みで短いの書きてえなって思ってます、夏イベのサブシナリオ的なノリで
その時もしかしたら曹操様とか張遼とかお借りするかもしれません
>>72
カラータイツは良いぞッッッッ…!!(唐突にY談光線を喰らう男)
ダメージジーンズの隙間から覗くカラータイツって良いなって…思ったんすよ…
いやまあ俺は足フェチじゃなくて手フェチと手袋フェチなんですが…(性癖暴露)
とはいえレージュさんのホットパンツカラー網タイツとかいう天才の発想も良いなって…
>>73
うわーッわちゃわちゃしてる男子組の供給だァァァァーッッッッ!!!(歓喜)
カステラ君、軽い感じで程々にチャラそうなのが男子組のムードメーカー的な感じで良いっすね!!絡ませやすそう…凌牙君はカステラ君の事ちょっと面倒臭がってちょっと雑に扱ってそう(偏見)
あと凌牙君こう見えて大人のアスリート顔負けの身体能力持ってるんで多分枕もプロ野球レベルの豪速球でブン投げてそうっすね…3vs1でもいい勝負してそうだし実質コレはボールが4つになって枕に変わったドッジボール大会も同然(何言ってんだコイツ)
カステラ君のキャラシ楽しみにしてます!!
>>82
あーッッッッ!!1年組も可愛いーーッッッ!!
かわいい暴走特急なペルカちゃんとストッパーしながら付き合ってあげるムジカちゃんのコンビが凄い良い…!!
…これは俺もジャスミンちゃん海月ちゃんサイドで書くべきか…?(モブの女の子2人と同室設定入れて)ルナちゃんと魔導円卓のssの続き
(https://bbs.demonition.com/board/8576/8/ の334から)
投稿してよろしいでしょうか?「着いた……アイルランド……」
………思えば。私は魔術の総本山であり、神秘に親しい時計塔に所属はしたものの、そのお隣にあるこの島国には足を踏み入れたことなどなかったのだ。
「アイルランドも神代においては神秘溢れる土地だったから確かに盲点と言えば盲点だけど……でもやっぱりおかしい。もしアイルランドが神秘溢れる宝庫なら、時計塔の上層部たちがとっくに独占してるはず」
ましてや、今回話題になったのは女王メイヴに関わるものだ。例え時計塔が関与しなかったとして、それならば土着の名家が既に行動しているだろう。……つまるところ、結局は。
「騙されたのかなぁって……。………じゃあなんで、アインさんは私をアイルランド旅行になんて行かせたんだろう?」
ひとつ思い浮かぶのは私、ルナ・アードゥルの暗殺だ。後継争いのレースから転落したとはいえ候補者としての資格を全て失ったわけではない。
魔術師において命を賭けた政治闘争はつきもので、だからこそ依頼を受けたアインが私の息の根を完膚なきまでに止めようとする可能性がないとは言えない。しかし、そうなるとひとつの問題が生まれる。「そんなの、わざわざ旅行に偽装して殺さなくても簡単に殺.せたと思うから……」
あのとき、アインの許可の上で魔術回路を解析してわかったことだ。彼の魔術回路は優れている。確かに研究よりは戦闘に向いた構造ではあったが、質も量も優れた魔術回路には違いなかった。
そんな優れた才能を持つ魔術師が、生涯を殺しのために研鑽した。そんな化け物なら、わざわざ回りくどい方法を取らなくとも簡単に私を殺してしまえるだろう。家柄もかなりのものであるようだし、偽装工作ですらお手のものなはずだ。
「結局何が何だかわからないまま……まあいいか。何かしらの知見は広がるかもしれないし、軽く見て回ろう。コノートももう少しちゃんと見たいしね!」
かくして、私のアイルランド探索は始まったのである。
「………なんて思っているんだろうなぁ。可愛いね、彼女」
「そうですね。とても面白い道具……失敬、生き物だと思います」時計塔地下、霊墓アルビオンにおける採掘都市マギスフェア。その荒々しくも奇妙な街並みに不揃いな美しい英国風の一室で、少年と青年が卓を挟んで微笑みあっている。どちらも宝石の如き美貌を秘めているが故に、どこかその笑みは恐ろしく、その卓の中央に置かれている巨大な水晶に映し出されるルナが可哀想になるほどだ。
「それにしてもなぜアルビオンに?ただ会談を設けたいだけならば地上でもよろしいでしょう」
「おや、お嫌いかな?蝶よ花よと育てられている宝石の如き御仁にはこの砂埃は些か堪えるというのなら、今からでも変更しよう」
「いいえ。マナを帯びた細かい粒への対処などは心得ています。………天文台カリオンですか。見苦しいですね」
「おっと、勘違いしては困るな。我らが統括者ミリョーネカリオンはこのようなことで手出しをしたりしないよ。ここに来たのは単に内緒のお話をするのに便利だからだね。……それに、俺はただの護衛役だよ、メレク・アルマソフィア殿。こういう話は俺じゃなくて俺の姉君がやるものだ」
グローリアンは権力が分担されている、というのは有名な話だ。それでいて目の前の男は、アイン・グローリアンはその中でもグローリアンの騎士としての名誉を守る、つまりは戦闘に重きを置いている。……言ってしまえば、魔術師としては大して価値のない存在だ。
「あなたはそれを苦に思っていないのですね」
「それが俺だからな。忠を捧ぐ相手さえいれば問題ない。それが俺の存在意義だ」
「ちなみにそのお相手とは?」
「女王陛下と騎士団設立に立ち会ったロードのお歴々さ。……うちの団員はどれほど躾けても女王陛下を閣下呼びだよ」「魔術師ですからね。魔術回路も持たないたかが国王に向ける忠誠などありませんよ」
「傲慢だなぁ……まあそんなもんか。じゃ、そろそろどうぞ」
その許可と共に、時計塔には馴染み薄い純粋なビジネススーツに身を包んだ女性がアインの横に腰を下ろす。装う化粧は薄いものだが、だからこそ彼女自身の美しさと勇猛さを際立たせていると言ってもいい。そう評することができるほどの風格がある。
「愚弟の生意気な態度で気を悪くしてしまいましたね。当代グローリアンの次子、メリル・グローリアンです」
「いえいえ。その分の借りは返してもらうと期待していますから」
「そうですね。……ルナ・アードゥルさんのこれからにも関わりますか。あなたは彼女の後見人でしょう?」
「さて、後見人……そうでしょうか?」
「側から見たら。だからこそ彼女の件で今から私たちとあなたは話し合うのでしょう?」
「……そうですね。では聞かせてください、あなた方の目的を」「………ん?」
なんとなくこの私、ルナ・アードゥル本人に向けられた悪意のようなものを感じたような、そうでないような気がした。呪い返しは礼装に組み込んでいるけれど、悪意返しにまで執拗な機能を織り込む余裕はない。だとしても、私にそこまで向ける悪意とはいったいなんなのだろう?
「………考えたってわからないな。なら一旦考えるのは置いといて……ってあれ?」
知らないうちに、どこかわからない場所まで足を進めていたようだ。こんな草原ばかりで何も建物もない、月明かりだけが私を照らす夜半の世界が広がっているだなんて思わなかった。
そう、おかしいにも程がすぎるぐらいに。
「私……歩いてきた道はちゃんと覚えてるし、何よりまだ昼だったはず。こんな場所、知らない」
そう、なんでこんな場所にいるかわからない。こんな場所に来た理由もわからないし、こんな場所が存在できる道理もわからない。空間転移の類は魔法級の大魔術だと言うし、何より今は昼間だ。なら、考えられるのは一つしかない。「……異界化。しかもかなり大規模の……っ、あ」
気づいた瞬間、世界がぞわぞわと変革していく。染め上げていく。呪いあれと人類史に吐き捨てるが如く人にあるまじき神秘が満ちていく。そして私の周囲には、蒼白い炎が噴き出るランタンを持った半透明の塊たちが……
「擬似妖精の神秘に魅了されるな。このぐらいなら即座に魔術回路を回せ」
犬、猫、蛇、鴉。黒い黒いそれが湧き出て塊を噛み砕いている。よく見れば、黒い短剣が塊にそれぞれ突き刺さり、その短剣が脈動する度に塊が霧散していくではないか。そして何より、即座に行動できなかった私を庇うように黒い外套に身体を、口元と鼻をマスクで覆い隠した男性が立ち塞がっている。
「邪魔だ。オレを殺したかったら本物を連れて来い」
乱雑に腕を振るだけで弱っていた塊たちは霧散して消えていってしまう。異界化は未だ解ける素振りを見せないが、少なくとも進行はしない。
「あ……助かり、ました……?」
「疑問形で礼を述べるのは感心しない。オレはお前を助けたんだからちゃんと礼を述べろ」「は、はいっ!ありがとうございました!」
「それでいい。……お前、名前は」
「ルナ・アードゥルです。時計塔の考古学科に在籍してます」
「ルナ・アードゥル?………お前が、そうか」
何かを悟ったように、そして何か落胆するように、険しい顔色を解いた男がマスクと外套を剥ぎ取る。……なんとも驚いたことに、外套の下は今どきらしいゆったりとしたパーカーで、マスクの下の顔も私とさほど変わらない年齢のあどけなさがある。
「オレはキャナリ・ド・ヴォワザン。……発音しづらいならカナリアでいい。我が主君であるアイン・グローリアンの下命によりお前に同行する」
「え……え!?アインさんがグローリアン家!?というか同行者!?」
「は?聞いてないのか?………これだからあの人は……」
頭を抱えて悩み始めるその姿を見る限り、どうやらこのことは事前に知らされているべきことだったようだ。アインさんは名家の御仁ながらそこら辺ズボラだったんだなぁ……。そう思っていると、カナリアが纏っていた外套がモゾモゾと蠢き、その内側から何かしらの質量が盛り上がってくる。どうやら空間操作系の魔術が施された礼装だったようで、そこに収納されていた何かが出てきているようだ。
「あっ、おい待てお前、オレが出ろと言ってから……」
「知りません、そんなこと。私は私のやりたいようにやるのよ」
何やら収納されていたのは人らしい。毅然とした声とともに、外套がばさりと宙を舞い、その内に秘匿されていたのは………なんとも、ピンク色の髪が特徴的な女の子だ。
「………淑女らしくしてくれ」
「淑女らしくするにはつまらないでしょ?それよりも挨拶よ。ねぇ、あなたの名前は?」
「ルナ・アードゥルだけど」
「そ。私は……そうね……………マヴ。ええ、マヴで良いわ今のところ。カナリアもそう呼びなさい。あなたもよ、わかった?」
マヴ。マヴという名称を名乗り上げると共に形成されていた異界が弾け飛ぶ。この異界が妖精によって形成されたものならそれも当然なビッグネームだろう。……その瞬間、私はどこか本能的な部分で……噂が本当になり得ることを感じていたのかもしれない。『………アインさん。反抗的でもない部下には適切な仕事内容を伝えた方がいいかと。わざと揶揄うのは感心しませんね』
『いいやメレク殿。カナリアはこれぐらいでいいんだ。俺から下される命令が理不尽なほど、アイツは輝く。どこまでも戦ってくれる』
『……随分と信頼を置いているのね?』
『いいや?俺が団員内で最も信頼しているのは別の子……ユリアだけだよメリル姉さん。身内を除けば彼女が一番だ。ただそれとは別に、カナリアはどこまでも忠実なだけです。いつかギロチンにかけられそうで怖いぐらいに』
ルナ・アードゥルの冒険旅行記
異聞『吸血鬼と妖精女王』用語・簡単人物紹介
採掘都市マギスフェア
事件簿参照、アルビオンの比較的浅めなところにある探掘者たちが住む街。封印指定に関係する天文台カリオンがアルビオンのかなりの深部にあることから、グローリアンもここに一居を構えていたりする
メリル・グローリアン
魔術の才能の全てと引き換えに恐ろしいほどの交渉力と資金運営力を身につけた傑物。彼女なくして今代のグローリアンの魔術師経営はやっていけないとされる。魔術師としての才能のなさから漬け込まれるさまざまな魔術的な嫌がらせは全部弟のアインが対処している
キャナリ・ド・ヴォワザン
フランスの特権階級出身。イロモノばかりの魔導円卓でどこまでもアインの剣になる一番忠実な部下で一番アインの命が危険になるトップオブイカレ
苗字の通り、フランスを騒がしたとある魔女と縁がある
以上です今書いてるR-18 のSS、蘭猫の依頼人はプリシラから変更しとくか……(当初の予定通りやったら、姉妹仲が破綻するのに今更気付いた)。
にょほほほほ
falling moon最新話ができたので貼っちゃいます目が覚めた時、理仁はベッドにうつ伏せで寝かされていた。ツンと香る消毒液の匂いからどうやら病室にいるようだ。即座に脳裏をよぎったのは浦戸との壮絶な戦い、そしてその果てに明かされた思いも寄らぬ事実だ。
身を起こそうとしたものの、背中にズキリと痛みが走りすぐに力なく倒れ込んでしまう。その模様を見て、ベッド脇の椅子に腰掛けていた柳花はため息を漏らした。
「どうやら元気はあるようだな。目が覚めないのでこのまま眠ったままかと最悪のケースを考えていたところだ」
「元気、と言えるのか今のオレは」
「一応私の方で背中は治しておいた。それでも火傷をしている事に代わりは無い、しばらくは安静にしておかなくてはな。それと足の方は跡が残るかもしれんぞ」
「生きているだけ良いさ。……何日経った?」
「ざっと二日だ。今は金曜日の夜8時。美和子さんと昭彦さんは食事を買いに出払っている。学校は戦闘の余波で大分酷い事になったのでな、生徒会選挙は来週に延期で授業はオンラインだ」
「ウチの二人にどう説得した?」
「うむ、非常に手間がかかった。まず夜間に出歩いていたアリバイをなんとかして……ともかく、お前はガス爆発に巻き込まれたという形にさせてもらった」
「便利だな、ガス爆発」
「便利だぞ、ガス爆発」
「……浦戸は、どうなった?」
ようやく追い詰めた浦戸は突然現われたサーヴァントに連れ去られてしまった。直後に意識を失ってしまった理仁はあの後を知らない。柳花はどうだろうかと問いかけてみたが、返ってきたのは苦み走った顔だった。
「浦戸は死んだよ」
「死んだ?」
「ああ、死体が見つかったそうだ。私達の目の前で連れ去られた翌日の事だ。ジョン・ドゥの奴から連絡が来た。教会から少し離れた空き地に全身穴だらけの状態でな。だからまぁ、私達が手を下さずに済んだというわけだ。良かったな」
「……よく、あるか」>>106
シーツを睨み付けながらぽつりと呟いた理仁から目を逸らし、柳花は話を続ける。
「浦戸の死体なんだが、一つ気になる点があった。右肩の肉がえぐり取られていたそうだ。恐らく、奴は令呪を奪われた上で惨殺された」
「奪えるのか、令呪って」
「方法はあるがそうそう上手くはいかん。もしかしたら例のサーヴァントのマスターは剥ぎ取ろうとして失敗したかもしれんし、成功したかもしれん。もしも成功したのなら非常に厄介だ」
令呪は一人につき三画まで与えられる。けれどその数が倍の六画ともなれば、サーヴァントを召喚出来る時間はおよそ二倍になる。それは聖杯戦争において大きなアドバンテージとなり得るだろう。柳花が危惧するのも当然だ。
「そして理仁、これから私が言う事はかなりショッキングだ。目覚めたばかりのお前には酷だと分かっているが、伝えなくてはならない」
「なんだよ改まって……」
「経子の遺体なんだが、見つからなかった」
かちり、かちり。時計の針が進む音が聞こえる。理仁はうつ伏せのまま首だけを動かし、柳花へと向いた。
「学校中探したが何処にもいなかったんだ。二階には遺体があったらしい血の海が広がっているだけだった」
「……じゃあ、あれか。経子も令呪を奪う為に?」
「いや、それは考えづらい。マスターが絶命すれば令呪は聖杯へと返還される仕組みになっている。これ以上敵の戦力が増えるなどという事態にはならないだろう。ただ―――――」
柳花は膝の上でぎゅっと拳を握りしめる。肌が赤くなり、爪が肉に深く食い込むほどに。>>107
「仮にも友人だった人間の亡骸を埋葬できなかったのは、少しこたえるな」
柳花が悔しがる姿は何度か目にしていたが、悲しんでいる姿は初めての事である。僅か数日の付き合いであったが、経子の存在は彼女にとって何か影響を与えていたようだ。
「私は己を恥じている。浦戸は倒せない相手ではなかった、それどころか苦戦する要素もなかった。だのにあのていたらくだ。もしもお前が駆けつけてくれなければ私はごみの様にしんでいたろう。そして極めつけに、私の知らないところで経子が死んだときた」
握りしめた拳を緩める事無く、柳花は淡々と呟く。彼女がどの様に育てられてきたかを本人の口から聞かされていた理仁は、今胸中でどのような感覚が渦巻いているのかを容易に想像出来た。
強くあれ、そう願われてきた柳花にとって敗北に加えての喪失は強い衝撃を与えたのだろう。
「なぁ、柳花」
「……なんだ?慰めはいらんぞ」
「いや、礼を言いたいんだ。生きていてくれてありがとうって」
手を伸ばし、柳花の手を握り返す。死にかけの身体に熱が戻ってきた時の感覚を再び思い出して、理仁の口はどういう訳かポロポロと言葉を紡いでいく。
>>108
「経子が目の前で死んだ時、もうどうにかなりそうだった。お前が死にそうになってた時もだ。だから死にものぐるいで頑張って、そしたらお前を助けられた。本当に良かったと思ってる。お前まで助けられなかったら今頃、オレ何も考えられなくなってたよ」
「つまり、何だ」
「だからさ、その……お前がどういう奴かなんとなくは分かってる。その上で言いたいんだ。負けても、それでもこうして生きているのなら奇跡なんじゃないかって」
生きている、それはとても大切な事だ。考えるまでもなく、生き物として。
「オレもお前もひとまず生き残った。今はそれだけで、良しとしないか。どうにかなりそうなくらい辛くても、こうして話せている事を喜ぼうぜ。生きてるって事も勝ちなんじゃないか」
何か一言でも柳花に声をかけてやりたくて、何か一つでも柳花の気持ちを明るくしてやれる言葉はないかと探して言葉である。理仁は彼女の笑顔が好きだ。険しい顔よりも、悔やんでいる顔よりもずっと好きだ。だから、ガラにもない事を言ってしまっていた。
柳花の口がモゴモゴと動く。何をどう言えば良いのか、そんな困惑が見て取れた。
「……礼を言うのは私の方だ。理仁、お前がいなければこうして私は生きていない。だから、ありがとう。私が生き残れたのはお前のおかげだ」>>109
柳花は理仁の手を両手で包み込むと、微笑みながらそう言った。まだ飲み込み切れていないけれど、とりあえず今だけは、そんな顔をしている。
そうして、ゆっくりと手を離すと柳花はため息を吐いてから背筋を正し、
「サーヴァントが一騎脱落した。残るは私のセイバーとお前のライダー、アーチャーを除いた三騎になる。あの得体の知れない女、そして黒鳥蘇芳、まだ見ぬ最後の一騎。まだ聖杯戦争は始まったばかりだ」
調子を取り戻したのではなく、自分らしく振る舞おうと努力してか柳花の声色はあまり力強いとは言えない。それでも先程の落ち込んでいる時よりかは、僅かではあるが活力を得たように理仁には見えた。
「そういえば黒鳥は現われなかったな。オレが会った時は絶対に浦戸を逃がさない、そんなオーラを纏ってたのに」
「おあつらえ向きの戦場まで用意されたというのに来なかったならば静観に入ったか、それとも別件だったかのどちらかだな。ともかく私としては選挙で何としても奴に勝たねばならん」
「そんで次に、あいつか」
闇と共に現われ、蝙蝠となって消えたサーヴァント。真名はおろかマスターが誰なのかさえ分かってはいない。
けれどもあまりにも現実離れした動きから、理仁は真名に大体の見当はついていた。
>>110
「アレ、吸血鬼だよな?」
「ああ、うん。お前もそこは分かっていたか。霧となって動いたり、蝙蝠に変身したり……吸血鬼の伝承に酷似している。恐らくあのサーヴァントは吸血鬼伝説に縁のある者と考えて良いだろうな」
「本物の吸血鬼じゃなくて、縁のある者なのか?」
「あー……考えられるのは後者だ。前者である確率は非常に低い」
少々含みのある発言だが、柳花がハッキリと言うのならば追求の余地は残っていない。その通りに受け取って理仁は次の問題へと移る。
「黒江を襲った犯人、経子を殺した犯人。浦戸は同一犯だと言っていた。なんとかして突き止めないとな」
「ああ、弔い合戦と行こう。それとな、理仁。お前に聞きたい事がある」
「……サーヴァントが喋った事についてだな」
「正直驚いている。喋れたのか、サーヴァント」
理仁とて知らなかった。主を失ったアーチャーが語りかけてきたのだ。サーヴァントとは物言わぬ存在と思い込んでいたものだから、その衝撃は計り知れない。
柳花は足を組み、こめかみをかいて呟く。
「くそっ、神父の奴も良く分からないなどと宣っていたがまるで把握出来んな、このシステム。いつか私のセイバーも口を開くのだろうか」
「あの吸血鬼?も喋っていたよな。アーチャーやライダーよりもずっと流暢に。何かあるのかもしれない」>>111
二人で情報を整理していき、新たな目標が定まった。街に蔓延していた薬物は浦戸の死によって収まっていくだろう。ならば次は謎の吸血鬼である。
「良し、ではここまでにしておくとしよう。お前も疲れているだろうしな」
会議を終え、柳花は席を立つと病室から出て行こうとする。
「おい、何処に行くんだよ」
「街を見て回る。何か変化があるんじゃないかと思ってな」
「……もしかしてオレが寝てる間、ずっとそうしていたのか?」
「お前が起きるまで暇だった。それに動かないと、ロクな事を考えん」
「バカ。お前そういうところホントめんどくさいな」
思わず口を突いて出てしまった言葉に柳花も、理仁本人もギョッとしてしまう。気が緩んでしまっていたせいにしても、直球の暴言が出たのだ。驚きを越えて恐怖だ。
「バカ、と言ったのか」
「ああ、言った。お前な、オレより重傷だったろうが。それなのにまた無茶しようって言うのか」
「私の身体は至って健康だ。お前に言われたくは無い」
「そうじゃない。お前、出来るからやるんだとかこの前言ってたよな?その時は呆れて物も言えなかったが、今は言わせてもらう。やるべきかどうかを考えろ」>>112
つい言葉に熱が入る。へこんでいたかと思ったら今度は急に動き出す、いくらなんでも行動の幅が極端すぎなのだ。確かにいつもの柳花でいて欲しいとは考えたが、それとこれとはまったく別だ。
経子が死んだという事実を受け入れるのが難しいからなのは分かっている。それは理仁も同じである。
「休めるなら休め。無理する方が非効率、だろ?」
「……ならどうすればいい」
「そう、だな。待てよ今考える」
「偉そうに言っておきながらそれか!まったく」
やれやれだ、とかぶりを振って柳花は椅子へと戻るとまた腰掛けた。素直、と言うよりかは他人に言われてハッとしたのだろう。
何をするわけでもなく、じっと二人で時間を過ごす。中々美和子と彰久が帰ってこない。一体何処まで行ってしまったのだろう?眠気もなく、理仁はぼーっとしていた。>>113
「なあ理仁」
「なんだよ」
「……私を助けに来た時、お前は私に何をした?」
「何って」
「抱きしめただろう、私の事」
「あー……あー、いや、アレはだな弾みでだ。そう、弾み」
経子を失い、それでも柳花を救えた。そんな喜びが大胆な行動を起こしてしまった、しかし果たしてちゃんとした言い訳になっているのか不安で仕方なく、理仁は露骨に視線を逸らす。
「案外悪くないな、誰かに守られるのは」
ぽつりと柳花は呟く。理仁がへ?とそちらを向けば、ほんの一瞬だけあどけない少女の顔が見えた。
いつも男勝りで有無を言わさない彼女が、ほんの少しだけ照れている様に見えたのだった。第二章予告
「よっ!洲甘柳花生徒会長!」
「お願いがあるんです。黒鳥先輩の事で」
「間久部君、それとも、理仁君って呼んであげた方が嬉しい?」
「私は貴方を信じています。貴方のその心が、正しい道を歩んでくれる事を」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい」
「これが恋かぁ!?これが恋なのかぁ!?」
「夫婦っていうのはなぁ!病める時も健やかなる時も一緒なんだよ!だから、だからぁ!」
「ねえ、真っ赤な貴方。黒く、黒く、私が……」>>74
トワ「ま、マレオくんも…?手加減…ううん、今夜は…手加減なしで、やろう」
カステラ「マレオ様だ〜。オレは後ろで見守るんでお守りく〜ださい!」
男子四人の一部屋の夜とか、テンション上がらないわけがないのだ!
>>75
学園で生徒といえばやはり修学旅行!でも船って旅行とか個人単位だろうしな…と考えた結果、船の全面改修に際しての一時宿泊、ということになりました。一体今回船には何があったのか…
>>82
ペルカさんもムジカさんもかわいー!やったー!瞳さんアリシアさんを含めた四人でどんな会話をしていたかも気になる…
しば犬でも怒ったら(吠えたら)怖いですよね、わかる
>>86
男子生徒ですもの、わちゃわちゃしてなんぼですよ!
現状の男子三人は、個性とりどりだしリアクションもそれぞれ、基本的に皆優しいのですが全員自分以外のことに半歩引いて構えてる感じがするので、カステラはその半歩を無理矢理詰めてくる人間になっています。凌牙さんに対しても馴れ馴れしい。廊下で大声で「リョーガ先輩〜!また密造酒くださ〜い」って言う人。
アスリート並(凌牙さん)VS小型翼竜(リュジニャンさん)VSスピード型(カステラ)VS反射神経型(トワ)のドッジボール大会…部屋が保つだろうか…()
あとセナさんのコーディネートは、もうダメージ加工ホットパンツ右カラータイツ左編みタイツとかで良いのでは?(全部乗せ)>>100
魅力的な地で魅力的なキャラが増えていく…あの人との縁が気になってくるカナリアさんも、どこか聞き覚えのある名前のマヴさんも、「強さ」をスーツと共に纏ったメリルさんも…メレクさんにも見守られながら、ルナちゃんは今回は一体どんな神秘を見るのだろう…
>>116
前スレの前話も拝読させていただきました。なんというか、今更ながら経子さんが牛若丸に似ていて、召喚したサーヴァントが那須与一で…っていうのに心がキュッとなりました。だからこその理仁さんとの再契約、といった感じで。
さて、ひと段落して作戦会議といったところでも露骨にフラグを立てていくゥ。だけど経子さんのこともあってどこか安心できず落ち着かないですね…
そして次回予告、彼女の本性と遂に対峙…?久しぶりに(wikiの)伏神のシナリオ更新。タイトルダサくねーか心配。
>>63
>身内だらけの聖杯戦争になっちゃう…
そうです。なので部外者なWASPや関係性の薄いジジェを参戦させる必要があったんですね、ふぉっふぉっ。難しく考える必要は無いのじゃ。学生寮の増改築とか現実にありそうな理由で良いのじゃよ。
因みに修学旅行でいえば先生ズの部屋も書きたいなぁと思いましたがどう考えても三人(二人&一匹)は「明日も早いですから早めに寝ておきましょう」「はーい」で終わりだろうから書くとしたらマレオさんか夕ウタ(或いは両方)が乱入してくると思います。困った時はコイツらよ()
>>122
女子の会話……コスメ…とか…?コレならアリシアさんの調薬分野の話と繋がってそうですし。なんならアリシアさんの試薬をみんなで試してキャッキャしてたら気づいたら消灯時間過ぎてて…みたいな。
まあ恋バナで集中砲火もよくある話だと思いますけど
…………というか、トラブルの話でしょっちゅう出てくる(危険度表でも事前に確か第一級監視対象だったはず)生活管理局長…なんなんだ…
>>123
…………確かに…!(盲点)余談
アインが魔術師でも何でもないイギリスの某女王陛下に忠誠を誓うのはグローリアンの魔術師としての意識ではなく貴族の末裔、騎士の血筋としての自負、意識から
なので自分の傘下に入った団員たちにも「お前たちの主である俺の主なのだから敬意を払うように!」って言ってるのにたかが非魔術師の女王陛下に払う敬意もなくアインは凹んでいる
ちなみにアインは根っからの貴族でもあるので能力がない、魔術師で築いてきた歴史と功績が伴わないやつは割とデフォで見下し癖がある。メレクくんはメレクという個人自体は高く評価していてもアルマソフィアの歴史的に^^みたいな感じになっている
>>102>>104
あら美少年だわ
でも内側真っ黒なのね……
>>103
猪突猛進がルナちゃんらしいかなって
>>118
マヴではあるがメイヴ族とはちょっと違う感じです。スターシステム!
メレクくんが後見人的立場なことを知ったメリルネキが「ルナちゃんとアルマソフィア程度なら被害出ても責任追及できるぐらいの権力なんてないでしょ」という人でなし思考のアインに拳骨かました後にケジメとして招待しました
他者との悔恨は後々に自分たちを滅ぼすものとメリルネキはよく知っているからです
>>120
ご期待ください……忠実すぎて信頼されていない系ワンコのカナリアもよろしくお願いします……改装お泊りネタ、海月ジャスミンサイドで恋バナ書こうと思ったけど海月ちゃんはまだ好意寄せてる相手作ってないし(提案あったら乗ります)ジャスミンちゃんはアインス先生との絡みについてだからユージーンさんと共有しないと難しい上重くなる可能性あるしで没りました…
>>116
1章完結お疲れ様です!!
この二人の関係が今後どうなってくのか楽しみっすね…嫌な予感もするけど
次の敵のアサシンとはどんな戦いをするのか楽しみです!
>>119
凌牙「オイてめえそれを大声で言うんじゃねえッッ…!!奴らにバレたらどうする気…(通りがかったレリックと目が合う)……アイツ後でシメる」
距離を詰めてく感じの男キャラ良いっすね、これは快男児の予感がする…!
>ダメージ加工ホットパンツ右カラータイツ左網タイツでいいのでは?
それで行きましょう>>129
そんな感じですかね。しかし朽崎家ってあんまり分家いる印象ないんだよな。あるとしたら誉さんが傍流になる可能性があったかも?ぐらいで。地域密着型な家ですし。
朽崎夫妻は多分見合い結婚ですかねー。
かーちゃんは「自分の色々を投げ捨てて他に尽くすのって変でしょ!」という考えのちょっとSさん。
なので見合い結婚もノリノリで、朽崎父も気に入ってでの嫁入りだったかと。
”試練を与えて乗り越えさせて救ったろ!”の精神。
でも暴挙やらかしたクッチーへは今わの際にストレートに愛情表現しちゃう!
クッチーはバグった。理屈的には変じゃなくて良かった。乗船者リスト確認にページ下部までスクロールするのだるかったので
秘海集積船のページに目次設置しました
邪魔なようだったら撤去します>>142
えっ
じゃあどなたが……まぁ助かるからいいんですがそういや最近用語集更新してなかったからいい機会だったんで。
他に近頃よく出るワードとかってありましたっけ?泥に投下予定のR18ss、今書いてるんだけど蘭猫がイノセンシオとリヒターに殺されても文句言えないレベルの真似してやがる……。(自分で書いておいて
>>146
(オチをブン投げて完成ということにしてもいいのですよ…)ここは生活管理局が保有する工房の一つ。学園の生徒でありながらその一室を与えられているジャスミン・アドレーヌは今日もまた人形作りに勤しんでいた。
「お疲れ様」
「先生!」
夜遅くまで起きて作業しているジャスミンを案じてアインスが飲み物を持ってやって来る。それを見たジャスミンは一旦手を止めてアインスの元へパタパタと駆け寄った。
「僕が言うのもなんだけど、働き過ぎるのは良くないよ。君はまだ学生なんだから」
「ふぅ…ふぅ───。大丈夫よ先生。これくらいどうってことないわ。それに私が好きでやってることだから」
「そっか……」
「あ、そうだ見て見て先生。まだ途中だけどこれ、巽さんに頼まれた応援団人形」
ジャスミンが指差した先にあったのは学ランのような服装をした三体の人形と作りかけの人形が一体。曰く総勢五体になり旗持ち役と太鼓役、三体の団員で構成する予定だという。
「旗持ち役の動作には一部槍使いの動作を流用してコストも軽減してるのよ」
「それは良いね(あれ?旗持ちに槍?長物だから似通った部分があるのかな)」
アインスが思案していると「それとね…」と悪戯っぽい顔をしたジャスミンが指を鳴らす。>>151
「ヴァアアァァ────」
「うぎゃあああっ!?」
突如机の下やダクトから飛び出してきたゾンビにアインスの悲鳴が響き渡る。急に出てきたのも原因だが一番はそのクオリティにあった。
「マレオくん発案のホラー人形シリーズ。ゾンビ人形以外にも骸骨や〇ギー〇ギーみたいな人形もあるのよ」
「これってもしかして何か魔術的な仕掛けが施されてるんじゃない?」
「当たり。見た相手に一時的に人形恐怖症[ペディオフォビア]を植え付ける暗示の効果を付与してるの」
人形恐怖症[ペディオフォビア]。人形、厳密に言うと生きているものの偽物に対する恐怖とされるもの。一説には対象が人間に近いほどその非人間的な面を嫌悪するようになるとも言われ、以前ジャスミンがぼやいていた不気味の谷を逆に利用した形になる。
「ね?こうしてリクエストに応えていくうちに私自身の技術も上がっていって、それもまた楽しいの」
「そうかい。なら僕から言えるのは適度に休みなさいって言うだけだね。明日も授業があるんだから、早く寝なさい」
「はーい。おやすみなさい、先生」>>152
工房を出た後、アインスは再び教え子の今後について考える。
今ジャスミンが使っている工房は生活管理局が保有するもの。有望な生徒を優遇し将来自分の手元に来るよう勧誘することはよくある事であり、工房を丸ごと与えるとなるとかなり目をかけている証でもある。
とはいえいい事ばかりでもない。卒業後は生活管理局に所属することがほぼ確定になる上に所属した後は奨学金の貸付、返済のように組織への貢献が求められる。要するに進路が固定される上に将来の自由も制限されかねないのである。
そんな悪く言えば首輪をつけられるような行為を嫌がり謝辞する生徒もいる中、ジャスミンはこの話が持ちかけられた時一も二もなく飛び付いた。
「これで良かったのかなぁ……」
今でも時折アインスは自分の判断が正しかったのか考える。境遇や本人の能力もあって生活科を薦めたものの当時の右も左も分からなかった彼女の未来を自分が定めてしまったのではないか、その判断に自分の願望が入っていなかったか。
「考えても仕方ない…か……」
毎度の如く考えを打ち切ると振り返り、おやすみと言ったくせにまだ明かりが点いている工房へと向かう。
「こら!寝なさいと言っただろう」
「あとこれだけ、あと一体だけだからー!」>>153
以上です。
ジャスミンには『居場所が欲しい』『捨てられたくない』というのが根底にあるので奨学金もとい工房の贈呈なんてメリットしかない話だったんですね。
首輪をつけられる×
繋いだ手を離さないでくれる〇
おまけのボツシーン
「時々一晩中工房で作業してるって報告が来てるんだけど?」
「うっ………
お願い先生!このことは誰にも言わないで!」
そうしてジャスミンが明かしたのは最近完成した『人形を作成する人形』の存在だった。
この人形がグラン・ギニョールとかで100体単位で量産出来るカラクリになります。そしてジャスミン的にはこれの存在の方が人工魔術回路より隠したいことでして実際誰にも言ってません。
理由は「この人形があれば本人は要らないな」と捨てられるかもしれないという聞く人が聞いたら鼻で笑うような理由なんですよね。そんな訳ないだろうと言うのは易いですがそうならないとジャスミンを安心させる方法が無いのです。>>156
注意、心臓の悪い人には使わないでください
特にハ〇ーワ〇ーの方は夜の暗い廊下とかで遭遇したら腰抜かしてちびる自信がある。
ダクト内にスタンバってるやつはもしかすると散歩中のリュジにゃんを驚かせちゃうかも。
>>157
君専用の工房をあげる(メリット)代わりに将来うちに就職して働いてよ(メリット)ですからね。
ジャスミンに生活科に入って欲しいと言ったのは他でもないアインス先生ですからね。知らなかったとはいえ当時のジャスミンの精神的に誘われたらその方向に固まってしまう訳で。結果的にジャスミンの進路選択の自由を奪ってしまったのではないかとね。
まあ能力的に放っておいてもお声がかかってたのはほぼ確実でしょうけどねHAHAHA!資材さえあれば実質無限に労働力を増やせるなんて生活管理局が欲しがらない訳が無いでしょうから。
あー、確かに。でもまあジャスミンも死にたい訳ではないし働き手としての自分の利用価値を損なうようなこともしたくないでしょうからそういった話は避けると思います。
ワンチャン局長さんニコレット先生の裏コンセプトと重なる可能性があるな?>>158
コスプレとはちょっと違いますが水着の上からパーカーを羽織って欲しいです。
>>160
精神性の根底に関わる呪縛なのでゆっくり時間をかけていくしかないですね。実家関係のあれこれを解決して弟くんを船に連れて来て学園に入れて自分は教師になって…とかして「これはもう捨てられたりしねーな?」って確信した辺りでやっとでしょうか。
スーパー荒療治になりますがアインス先生を添えて実際に船の外にポイしてやれば最初は荒れますがすぐに「一箇所に居を構えなくても人は生きていける」と悟って旅人化します。
なおアインス先生等の荒れた状態から立ち直らせる役がいないとそのまま死にます。かよわいいきもの。
この応援団人形、例によってジャスミン特性の無駄(ロマン)機能が搭載されておりまして。その名も『バトルモード』。発動すると応援団三体はそれぞれカラテやボクシング等を使う格闘家に、旗持ちは旗の布を外して槍使いに、太鼓持ちは太鼓を捨ててバチが仕込み短刀二刀流になります。うーん無駄!ちなみに当然自爆機能もあります。
ジャスミンに人形を依頼する時に「自爆機能は付けないで」と言わないとデフォルトオプションでついてきます。泥の方にR-18SSをブッこんできた!!(お目目グルグル
あ、ユージーンさん。
蘭猫を貸していただいてありがとうございました。(お辞儀fmこそこそ話
浦戸との戦いを終え、柳花は理仁が何故死にかけたのかをガス爆発のせいという事にでっちあげたが何故学校にいたのかを間久部夫妻に説明するのにかなり手がかかった。
あと理仁が全然目を覚まさないものだから凄くソワソワした。アリウムさんいらっしゃるかなー?
暗い話の後は明るい話を書こうと思って船キャラの設定を見返してたらふと現状の幹部二人はどちらもヘイズさんが侵入出来ないということに気付いておおっとなってる。
ピクシスは体が本(紙)で生身が無いから。ニコレットは下手に体内に入ると無数の菌やウイルスに逆に侵される可能性がある。
まあヘイズさんがこの2人をなんとかするってなったら他に方法はいくらでもあるでしょうけどネ。
>>165
見ましたー。最後に詰めを誤るとは何やっとんやこやつはァ。弟弟子を見習え弟弟子を……いやあの子にこんな事させられないな…。
>>168
以前も言ったように性格形成にガッツリ関わってくる起源『呪縛』ですので。
状況に応じて多種多様な人形を出して対応出来る手札の多彩さが最大の売りですので。でもそれだと言ったもん勝ちや強くなり過ぎるということで『無駄な機能やロマンを詰め込みがち』や『大抵の相手には物量で押し潰したり強駒(ボンバルディエ)ブンブン丸する』という設定で調整してたりします。
もしかすると『マレオからの依頼で人形を作る際は上(生活管理局)の許可を取る』なんて制約が新たに出来たりするかもしれませんね。あと対象の体内に入るという都合上元から相手の体内に巣食ってるモノがあったらそれと対抗になるとかで例えば魔術刻印を持った魔術師ならその魔術刻印がヘイズさんに匹敵する古さのものなら抵抗出来るってするとか。
>>180
>>183
っしゃあ可愛い!!
覚えてますしこれ言っていいのかなってなってました。もしかするとコスプレの時は肌色タイツで隠してるのかなとか。
あー、磁力で金属を──ってなったら確かに少しキツイですね。完全に操作を取られることはないでしょうが動きが阻害されるだけでも凌牙君ならその隙を突いてきそう。
そして対策の対策を練るというループになって一周まわって普通に殴るのが最適解になりそう。
>>181
なるほど。でしたら例えば七不思議になってる怪人ヘイズの正体として特定の器に入った状態のヘイズを作るとかどうでしょう?
閲覧可能レベル【赤】とかで七不思議怪人ヘイズの正体はワイルドハント騎士団の暗部の総称みたいにするとか。あ、画力の問題でわかる通り自作ではないよ
気力が湧いたら遡るね
https://picrew.me/image_maker/399481>>189
一族の祖がおそらく英語話者のGAIJINさんであること、ダディが南蛮からやってきた紅毛碧眼の異人さんなこと、血筋の構成要素に異人と鬼種が含まれること、加藤段蔵の制作に手を出したのは初代、までは公式ヘッドカノンなんだけどもそれ以外に関しては特に言われてないから本当はそもそもカラーリングが赤であるかどうかすら怪しいんだ
なんならあれ完全に父親の遺伝で本物の祖は金髪碧眼ですとか言われても「あははそっかぁ」ってなるからねあれ
ですがメタ的にいうと色まで変えると私の画力では似てるとすら言えないものになるから赤毛だけは死守する
海の向こうからやってきた赤毛の異人さんとその仲間たちが迫害を恐れてこっそり隠れ棲みつつ、似たようなコンプレックスのある一般通貨妖術師を盛大にバグらせながら同じく隠れ住んでた鬼種の血を受け継ぐ影の北条家臣の娘を嫁にとって、せめて名前だけになっても祖国に帰りつけるようにと代々名前を受け継ぐシステムにして品種改良を重ね、三代ぐらい後に偶然流れ着いた南蛮人の男を「初代様と同じカラーリングとかマジ縁起いいじゃん!」って迎え入れたってことにする
赤目は人外要素だから由来は鬼の方やろ(てきとう)
見てるか公式、お前が情報を全然出さないからどんどんこじつけじみたオリジナル設定が盛られていくんだぞ
お前が生み出した怪物だぞしかし1500年ごろにどうやってイギリス人(この頃のイギリスはまだ世界一周してないし無敵艦隊も破ってない東インド会社もできてないので英語話者はほぼイギリス一択)が日本にたどり着いたのか………
…ヨシ!イギリス初の新大陸探検であるところのカボットの航海なら97年でギリギリ間に合う?からその時期にレジライの後追いしてアメリカ行こうとしたら間違ってジパングに来てしまったし船はぶっ壊れて帰れなくなったから本国ではMIA扱いで記録が残らなかったことにしましょう!多分本名はなんたら・フーパーとかそんな感じよ!
>>191
私……もし今後風魔が忘れ去られても後北条氏の情報だけは経験値先生が出してくれる(ぐだぐだ時空解釈だけど参考にはできる)って信じてるから…>>196
>「クッチー似た様な事できそうだしやりそうだな…」
あそこまでデッカ面ソードでは無いけど、それっぽい事はしてるので、全然すまなくはないんだぜ。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E4%BD%9C%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%AE%BA%E4%BC%90しかしアリウムさんやっぱりいない感じかなぁ…
とりあえず>>183で言ってた凌牙の新技完成したので貼っときますね
「雷の捕喰者(ボルトイーター)」
凌牙がジャスミンを超える為に編み出した新たな技。雷鎖魔術の原点である磁場と雷に立ち返って生み出した。
標的に手を当てる事によって、標的と自分に電磁気を宿した小規模の魔力の経路(パス)を繋げる。それによって相手の電子や電気、鉄分等雷や電気に関するエネルギーのコントロールを一部掌握する事が可能。
一見パッとしないが、この能力の真価は金属で構成された物や機械、兵器、そしてオートマタに対して発揮される。
「雷の捕喰者」によって繋がれた相手が金属で構成された、或いは構成要素に金属がある場合、敵の電子や雷に類する魔力を一部だけコントロールする事によって敵の動きを一時的に麻痺の如く阻害する事ができる。
オートマタの攻撃直前に発動させる事で隙を作らせたり、速度を落としたり等ができる。かのジャスミンのボンバルディエにも通用する事は実証済み。
適用される範囲は破壊の鎖等と同じ位で、範囲外に出られたら効力を失う。しかし発動条件は敵に触れる事のみなのでインファイト型の凌牙にとってはかなり容易。
また、対金属には多大な効果を持つが、それ以外、主に人に対しては殆ど通用しない。しかし、対人では敵に触れた瞬間に一気に帯電した魔力を送り込む事でスタンさせるという手段で隙を作る事が可能。
深淵を覗く時深淵もこちらを覗いている様に、ジャスミンが凌牙への策を講じてる時、凌牙もまたジャスミンへの策を講じているのだ。
以上です
まあ力押しだけの技でなくこういう冷静な判断が必要な技ってのも編み出せる様になったってのは凌牙の進歩ですね
感想、アドバイスオナシャス!ビオランテのコソコソ話。
ビオランテはくじ運とギャンブル運が一族でも飛び抜けて強い代わりに、男運が悲惨なことになってる。(初恋の人がアニメのキャラ。日本に留学中、本気で言い寄ってきた男は複数いたがで趣味を理解・許容してくれたのは絶無)>>209
良かった…若干捻ったから何かガバあったかもしれんと思ったけどひとまず採用して良さそうですね
とはいえ弱点は結構あります
まず捕喰者は2体にまでしか同時に撃てないです、更に2体に撃ったらコントロールが分散するので1体1体へのデバフが減ります
あと射程範囲外に出た瞬間効果が切れるのでボンバルディエとかならすぐに移動すれば解除は難しくないと思います(そこで麻痺させて攻撃する可能性はあるけど)
何というか捕喰者は(というより凌牙自体が)対ボスとかタイマン性能はクッソ高いですが対集団だとかなり弱いっていう感じのバランスには調整してます
まあ何というか、凌牙は素の身体力なら学園最強クラスかつ火力も体力もある物理アタッカー兼タンク的なアレですが対集団には弱い、けどその分タイマンには滅茶苦茶強いっていうスタンスで今後は行こうと思ってます
その方が大量のオートマタを操るジャスミンとのバランスというか力関係的にもバランス取れそうですしまずいまずい役職考えるの楽しくなってきた……
機関室弄りがいがありすぎるえ?アンカーは対軍勢でも強いじゃん何言ってんだって?
実はアレ隙大きいんすよ…
初見殺しではあるけど鉄球投げるって予備動作でもう来るって分かっちゃうし抜錨してからも攻撃はかなり大振りだし何より動かしてる時の凌牙本体がガラ空きだったりするので読まれて踏み込まれるとかなりキツいです
簡単に言うと火力とインファイト性能爆上げしたけど隙は大きいって感じにバランス調整しました風呂に入る前のゆる簿
ローエングリンに言及して欲しい鯖。学園があるならサークルとかクラブとかあっても良いよね…?良いかな…?良いですかね…?
>>154
ジャスミンさん、もしやお願いされたら断れないタイプだな?善意とロマンを追い求める心と天才性、全てが合わさって間接的問題児にも思えてくる…
特に応援団人形の戦闘モードはカチコミしたレリックはじめ騎士団はおこおこ案件でしょうね…
>>158
>>180
あら可愛い。どれもコンセプトに沿いながらスッキリ纏まっていて海月さんのキャラに合ってますね。
…しかし、水着を見るに、割と海月さん立派…?(下世話)
>>206
お互いを高め合っていく…切磋琢磨ですね。二人とも元から素質もあるし、俄然未来が楽しみになってくる。
「雷の捕食者」、もう名称からして格好いい…動きを停止させるとか、鎖とかでギル様の天の鎖よろしく大量の鎖で対象を捕縛する、みたいなイメージであってますかね?>>221
海月ちゃんはCからE辺りかなってイメージです
…そういや船の女子生徒のスリーサイズ事情ってどんなんなんですかね(おいやめろ)
この二人は互いに実力認め合いながらもちょっとライバル視しながら研鑽し合ってほしいですね
マジでいつか二人で背中合わせで「凌牙君、行くわよ!!」「おう!…ジャスミン、くたばんじゃねえぞ。」「ふふっ、そっちこそ!!」みたいな感じで共闘させてみたい…(血鎖でやればいいのでは?)
凌牙の技はレイジチェーン、デストロイナックル等から分かるようにシンプルに破壊力を感じられる名前を目指して考えてたので今回もその法則で行きました
あと捕喰者は鎖を使わずにやる技なんです、下に図解置いときます
コレは鎖で捕縛する感じじゃなくて敵の内側の魔術回路とか可動部のエネルギーを一時的に少し麻痺させるイメージです
それで敵の行動が遅延したりスタンしたりした時に一気に近付いて渾身の一撃をかますってのがこの技の基本戦法的な感じっすね
まあ↓こんなんです>>223
ペルカは出るところ出てなくて引っこむところは引っこんでるイメージ
将来性は…あるかなぁ…>>228
なるほど…じゃあ詠唱は無し、魔術使う際の動作とかが共通する感じで考えてみます
やっぱり影響あるんですね!聞いておいてよかった…キャラシとSSの合間の気分転換の各船員ステータス(wikiのマスター用追加ステータステンプレより)
トワ・エリュオスト
【ステータス】精神D 知性B 交流C- 身体B 健康C
技能C 魔術B 装備B 特殊C 総評C+
レリック
【ステータス】精神B 知性B 交流D 身体A 健康A
技能A 魔術C 装備C 特殊EX 総評A
夕ウタ
【ステータス】精神B 知性EX 交流C 身体C 健康EX
技能D 魔術EX 装備B 特殊EX 総評EX
葦久野 麟ノ助
【ステータス】精神A 知性A 交流C 身体D 健康C
技能E 魔術B 装備D 特殊EX 総評B
夕ウタの健康EXは異常なまでの健康優良児。とても丈夫。牡蠣にも生ユッケにも中らない。たぶん1年前の牛乳飲ませてもケロッとしてる(飲む前に気づいて捨てるだろうけど)ディックさん、ハクマの対汚染聖杯の時にキャスターがライダーの真名を呼んでも良いですかね?
真名を明確にして相手をしっかりと認識することで、キャスターの援護がより強力になるみたいな具合の効果も込みで
>>222
良かった…ありがとうございます!
そうなるとみんな何かに入ってたりするのかな…って妄想してしまう…凌牙さんとかボクシング部の助っ人やってそう
>>223
やだ大きい…スレンダー系だと思ってました…
洛陽特異点でもそうでしたけれど、京極さんの戦闘シーンは動きが大胆でスピード感のある展開が多いので血鎖での戦闘も楽しみにしておりますよ…
なるほど、相手に直接打ち込むような形なのですね。名前(アンカー)に即してる。図体が大きいほど当たり判定もデカくて打ち込みやすいって点では確かにボンバルディエ対策バッチリですわ
>>224
あー、なるほど。ありがたいけれどちょっと心配になる子ですね、ジャスミンさん…アインス先生が気遣うのも無理はない…便乗してやってみましたー
ポチ先生
【ステータス】精神B 知性B 交流C 身体B 健康A
技能C 魔術D 装備D 特殊C 総評C
アインス先生
【ステータス】精神C 知性B 交流B+ 身体C 健康C-
技能C++ 魔術D 装備E 特殊D 総評C+
ペルカ
【ステータス】精神C 知性C 交流C+ 身体B 健康A-
技能D 魔術C+ 装備E 特殊EX 総評C+
ピース=ピース=ピクシス
【ステータス】精神B 知性B 交流A++ 身体E 健康-
技能B 魔術B++ 装備C 特殊A 総評B++やだあやだやだ
一区切りついたらモチベがやだあやだやだあらやだ面白そうなことやってるじゃあーりませんか。という訳で便乗しちゃいますよー。
ジャスミン
【ステータス】精神D- 知性C 交流B 身体C+ 健康C
技能A 魔術A 装備EX 特殊A 総評A-
ニコレット(ホムンクルス)
【ステータス】精神B 知性A 交流A 身体B 健康A
技能A 魔術D 装備E 特殊D 総評B
ニコレット(本体)
【ステータス】精神B 知性A 交流C 身体EX 健康EX
技能A 魔術B+ 装備B 特殊EX 総評EX
ロイド
【ステータス】精神C+ 知性C 交流A 身体B+ 健康A+
技能B+ 魔術D 装備B 特殊D 総評C
>>232
しかもこれ始末に負えないのがワイルドハント騎士団側にも主に組手相手用とかで人形製作を請け負ってるってことなんですよね。ナチュラルに死の商人みたいなことしてる。頼られたら誰にでも手を貸してしまうタイプ。多分益の方が大きいから認められてる。
>>234
なるほど。未来視以外の魔眼だとどうなるのでしょう?読心とかの見通す系のとか。そんじゃ俺も便乗しますか
一条海月
【ステータス】精神C 知性C 交流A 身体C 健康B− 技能D 魔術D 装備D 特殊B+ 総評C
砕城凌牙
【ステータス】精神C− 知性B 交流C− 身体A+ 健康C 技能A 魔術B+ 装備B+ 特殊C 総評B+
海月ちゃんは魔眼持ち+人魚(に近い生物)と契約してるっていう2つの特殊能力持ってるんで特殊B+です
凌牙は多分血鎖後は精神とか交流のステータス上がるから多分総評A位まで上がると思います
>>229
そういやそうっすね…
>>232
ボクシング部ですか…確かに助っ人で行きそうですけど多分無双してますね…(素の身体能力学園最強クラス)(幼少期からあらゆる格闘技と体術を叩き込まれた)(多分サウスタウンでもそれなりに戦えるレベル)
正直海月ちゃんはスレンダーと迷ったんですが俺の中のもう一人の俺が「おい兄弟、船のデカい枠が多分まだいねえじゃねえか…お前が巨乳枠になるんだよッッッッ!!」という事でちょっと大きくしました
アザス!血鎖でもスピード感あるバトルとかを作って行きたいなと思ってます。
特にライバルというか三回四回位闘う強敵枠(セナちゃんじゃないよ)的なボスを作ろうと思ってますがそいつとの勝負は特に面白くなりそうだなと思ってます、好きになってくれる人いたら嬉しいな…
捕喰者はボンバルディエへのメタっていう観点で生み出されましたからね(多分これ考えてた頃はまだガシャドクロの存在を知らない)、実質オートマタ特攻付与みたいな技です
あと人間相手でも触れた瞬間に雷送って数秒スタンさせることできるので結構強いですよなんちゃってごった煮時代劇亜種特異点? のプロローグその2、銭湯のシーンを書き進め中。
なお、当該舞台の銭湯は汎人類史は江戸時代の日本同様、混浴です。(誰得みんなのステータス見れて私嬉しい。面白い
>>233
どころか風邪にもインフルエンザにも罹らないんですから相当です。そのかわり定期検診サボりがち。
特殊EXメンツは…まあ…(宝石級の魔眼持ち)(存在自体が特殊かつ評価規格外)(固有結界(擬き)持ち)
>>235
アインス先生割と戦闘能力あるんだ…やはり多腕だから…?
あとピクシスさんが戦闘能力あるのも意外。どういうバトルスタイルなのだろう…
>>236
わかる…(わかる)(わかりみが深い)(もはや私)
>>237
ロイドさん特殊D…アルマさんによる竜化は特殊に判定されるまでにはまだ至っていないってことですかね?
ジャスミンさんの性格、コレ獅子身中の虫に気取られたら大変が過ぎてしまうのでは…?
>>238
二人とも纏まってるな…海月さんの健康に-が付いてるのは何か理由があったり?(何かと気になる中納言)早く設定纏めて血鎖書き始めてえなぁ…
セナちゃんとかさっき言ってた強敵枠とか早く公開したいし本音を言ってしまえば凌牙君のファンアート増えてほしい(不純)
>>240
海月ちゃんの健康については一応片脚が過去の事件で不随になっててメロちゃんパワーで義足的な感じになってるから−付けました
とはいえ−付けるレベルかなと書き終わった後に思い始めたんですよね…C.d.L
精神B+ 知性B 交流A- 身体B 健康A- 技能C 魔術A 装備C 特殊A 総評A
補足:気の狂った確率のガチャで引き当てたSSR
S.A
精神C 知性B+++ 交流A 身体B 健康A 技能D 魔術A+ 装備E 特殊C 総評B
補足:興味ないこと以外サボるから微妙に下がるんですよお姉さんあること以外の間違いやな
あかん連日のオールナイトワークで言語機能がいかれておる誰もいない深夜に新キャラを投下する侍
【氏名】日々滓 衒(ひびかす てらい)
【性別】男性
【年齢】21歳
【出身】日本、東京都
【身長・体重】179cm・70kg
【肌色】黄色人種【髪色】鉄色【瞳色】カステラ色
【スリーサイズ】//
【外見・容姿】都会派な雰囲気の青年
【令呪の位置】左手甲。四角形が波紋していくような紋様
【属性】中立・中庸
【魔術系統】六次魔術、強化など
【魔術属性】地(擬似的なアベレージ・ワン)
【魔術特性】稠密、迅速
【魔術回路】質:A 量:EX(D) 編成:異常(やや雑多で超多量)
【起源】謳歌
【所属】秘海集積船>>245
【階位・称号・二つ名】
「カステラ」
「カステラ放送部部長」
【契約サーヴァント】
おそらく近代東京を拠点とした英霊
【魔術・特殊技能・特性など】
『六次魔術』
人々の繋がり、情報の疾走錯綜拡散を元とした「六次の隔たり」という概念、ひいては近代以降の人々の営みについてのスモール・ワールド現象を基盤に編み出された魔術。
人類が蔓延るこの世において、人と人の繋がりは世界中を覆っている。すなわち、どのような人間も自身の知り合い(の知り合いの知り合いの知り合いの…)に過ぎないというコンセプト。これを用いて日々滓家は身近な人伝いに可知領域を広げていき、人々の視界や聴覚、感覚を借りて世界全てを見、全てを聞き、全てを知ろうとした。神秘こそ薄いものの、時代の変遷に即し利便性も有した魔術と言える。また逆に、自分の視界や聴覚などを他者に伝えることもできる。ただし両方とも、介する存在が多ければ多いほど情報が胡乱に、朧げになっていくというのと、名称の通り六次までが上限という欠点もある。
衒は類を見ないような魔術回路の質の良さから、一度に大勢の人々の視界や聴覚を借りるのみならずその者の神秘を拝借するという芸当も熟る。当然刻印も魔術理論も知らないので元よりかは火力や練度は落ちるが、これにより様々な魔術の再現を可能とし大量の手数を持つことになる。
反面衒は量が少なく、六次魔術自体人を介するごとに莫大な魔力が必要となる上で魔術を借り受け使おうというのは理論上可能でも実際不可能なものだった。それが可能となったのは、後述する“憑き物”がためである。
『魔都』
衒に憑いた“大都市型の”霊。有史以来最大級の人の霊、残留思念がその膨大さが故に飽和し稠密し重なり合って生まれた、死にながら生きる最新の憑き物。
去る昔に人が思い描いた未来の都。或る日に「明治は遠くなりにけり」と詠まれ偲ばれた過去の都。一つ一つは取るに足りない幻想であったものたちが、大戦の空襲により死した現実の都と絡み合い凝り固まった虚実混淆の大幻想樂(ファンタジイ)。
規模は遠大、都下そのもの。抱え込み、憑き物を作る思念霊魂たちは浩大、言うに7000万を軽く越す。それぞれは些末であるが、その圧倒的な物量と多様さは宿主の衒の乏しくあった魔術回路を助けている。彼の擬似的なアベレージ・ワンもこれによる。>>246
この支援によって衒は、六次魔術を十全に行使でき、また理論上であった他者の神秘の拝借を地属性以外のものでも他属性をこの憑き物から引き出すことで可能にせしめた。
この憑き物の本質は虚実。魔がしき都を恐れ、そこに充満する灝気を恐れ、そこに蔓延る人を恐れ、そこに根付く伝説を恐れた者たちの信仰の大都会には、それ故に多くの幻霊も跳梁跋扈している。或いは、その中には人としてそれらを睥睨していた者も。衒は彼らを使役することも可能だが、そういった降霊術類のものには手慣れておらず、概念の付与程度になっている。
憑き物として現実に展開することは、あまりの規模の大きさから現状叶わない。この大都会が顕現するのは、宿主である衒の意識が現実世界より夢路へ至った時。意識の地平線上で、現実世界とこの魔都は地続きにある。
だが、この魔都にもほんの少しではあるが眠る時間がある。深夜の3時から30分ほどの間、衒は如何ともしがたく、どうしようもなく、なす術なく、目覚め続ける。睡眠剤も暗示も魔術による催眠も効き目はない。
【礼装・装備など】
『都塵小夜楽(ヨナヨナ・セレナーデ)』
衒の戦闘用礼装。魔都の夜と人々の喧騒を武器型に抽出し、即座に展開する。もっと言うなら、概念を持った魔力弾をそれっぽく生成しているだけ。
武器は1945年以前のものなら何にでもなる。大体は、見た目のロマン性重視でガトリング砲が採用される。どういった形状でも、どこかしらに彼の瞳と同じ色の月の意匠がある。
普通の武器と違うところは、無尽蔵の弾。77年×365日分。一気に絨毯爆撃するも良し、持久戦に持ち込むも良し。
また、弾には低確率ではあるが当たると怪夜が持つ「調子が狂う」効果が発現する。一発一発はレジストされるだろうが、上述の超多量連射で相手の運を試し続ける。どこぞの人形師の魔眼と要領は同じ。
因みに、一度でも展開をやめると消費した弾の分はリセットされるためほんの一瞬のリロードで魔力が許す限り何度でも絨毯爆撃が可能。素の神秘が低いということが欠点。
身体能力は高め。スピード型。近代の武器はあらかた扱える。また、剣道や柔道などの武術もそういった幻霊たちの追体験によって基礎的なことはわかる。ただし、あくまでわかるだけで戦闘慣れしていないのもあって実戦力は数段下。>>247
【外見・容姿の詳細など】
淡く柔らかく人工的なカステラのような色合いの目が印象的な青年。ぱっと見モデルと思えるほどにはスタイリッシュかつ派手な見た目。
服装故か、ピアス故か、マニキュア故か、或いはそれら全て故か、軽薄な雰囲気がある。
【人物像】
都会のように騒がしく、明るく、刹那的。本来腕二本分の距離があるとされる他者との心的間合いを近づいて縮めてくるタイプ。
マイペースで学則などのルールには無関心。ネイルが決まらず授業に遅刻しようが二日酔いで講義に集中できなくなろうがあまり反省はしない。抱くとすれば先生からのお説教に際してちらつかせられる内申点への後悔。
女遊びはしていないというが、相手との交流に飽きたらさっさと終わらせて短期間の内に複数の女性を取っ替え引っ替えする様は女遊びそのもの。守備範囲は自分の年齢の±3歳(17歳以下は未成年だし流石に躊躇する)。だがその時々で、あくまで基準の指標に過ぎない。
イメージカラー:カステラ色
特技:道案内、人の話し合いに割って入る、SNS、ダンス
好きなもの:都会、人付き合い、カステラ、黄色い月、ホラー、人混み
苦手なもの:上まであがった時の衝撃が激しいクレーンゲーム、興味のない話を長時間聞くこと、ルール遵守の強制
天敵:ドルフィン・ニュース
願い:特になし>>248
【一人称】オレ 【二人称】アナタ、キミ、〇〇さん、〇〇君、〇〇ちゃん、〇〇 【三人称】カレ、カノジョ、アイツ、〇〇さん、〇〇君、〇〇ちゃん、〇〇
台詞例
「オレは日々滓衒。カステラって呼んでください。ひび“かすてら”い…的な感じで〜」
「ちょっとちょっとー。夜はまだこれからですよ?オレに朝まで付き合うって言ったのはアナタじゃないですか、ホラしっかりしっかり〜」
「だから〜。オレがこの時間眠れないのは性なんですって。死ぬ気で昔睡眠薬貪りましたけど、バッチリ目開いてましたもん」
「ふむふむ、食堂の限定メニュー泥棒…ですかぁ。う〜ん〜、見ていたよ〜な、見ていなかったよ〜な…興味なかったんで、覚えてないっすねー」
「カステラ放送局〜!本日のゲストはこの方、提出物〆切ブッチでオレの部屋まで凸ってきた先生で〜す。ラジオじゃなきゃ先生の般若面を見せられたんですがね〜、勿体ない〜」
「先輩、ちょっとお借りしま〜す!」(六次魔術を用いて魔術を拝借して)
「頭脳パンの都市伝説、知ってます?」
「どうせ今だってユメですし」
【来歴】
東京都の中でも都市圏と呼ばれる人口集中地区出身のある意味異端な魔術師。秘海集積船に2年前から所属しており、混合科の2年生をしている。
これまで船内の情報通信業としては航海科通信室のドルフィン・ニュースが専らであったが、それに彼は対抗して個人サークル「カステラ放送部」を設立し、不定期で昼休みにカステラ放送局なるラジオ番組を六次魔術を応用して学園内で配信している。
好奇心には精力的に、ルールには反抗的に過ごしている衒だが、生まれは中々難解なものであった。
優れた魔術回路を持ちながら誕生したものの、日中は一度も目を覚まさず、深夜の3時に30分間だけ起きるという異常な体質を提げていた彼を当然両親は心配した。自分達の生活的にも、赤ん坊自身の健康的にもこの体質は改善させなければならない。いたって常識的な判断で病院に通院させ、無理矢理にでも睡眠時間を短縮させるよう多数の薬物、方法がとられた。
当初は、それでも赤ん坊はそれらを受け付けず日に30分しか目覚めなかった。しかし、成長していくごとに薬物療法に積極的になり、なんとか10代に入ってようやく一般的な睡眠時間にまで縮まった。>>249
これは何故か、そもそもこの特異体質の原因は何かというと、衒が生まれつき憑かれていた憑き物によるものである。その名も『魔都』。彼の住処である都の幽気は、群衆によって構成されるが故に群衆に強く関わる魔術の家の子に寄り憑いた。
魔都は、一般に睡眠と呼ばれる状態の際に衒の意識を自身の袂へ引き寄せた。そして、都を形成する記録や残留思念、幻霊の信仰、または彼らの追体験を再生した。それは宛ら映画のように賑やかで、華やかで、幼い彼はその世界を楽しんだ。楽しんだからこそ、現実に戻る意思がなかった。彼の幼少期の異様な過眠はこういった理由があった。
ではどうしてそれが現実で過ごそうという意欲に向いたのか。至極単純、魔都の中の「映画」は再生するだけで、リアルタイムな変化はない。衒が語りかけても、お喋りをしてはくれない。言葉を覚え、人懐っこい性格であった彼にとってはその点で喋り合える人間がいる現実に興味を持ったということである。
ある程度まではこの二つの異世界は衒の中で均等な存在であった。だが、学習をし現実を理解していくうちに、こういう疑問を抱くようになった────魔都と現実、どちらが“マコト”なのか?
現世はユメ、夜の夢こそマコト…と簡単には言い切れず、熟考と煩悶を繰り返すごとに精神は不安定になり、意識の比重は大きく偏り続けた。彼にとって、どちらの世界も同価値であったがために。
そんな中で、彼はある日夢に真夜中の魔都を見た。
人々は波を生み出して道を覆っていた。建物群(ビルディング)は倒れ込むほどの大渋滞。今までに幾度となく見てきた魔がしき大都会の情景に他ならない。
だが、ああ、どうだろう?それらに被さる、曖昧なカステラ色の明かりは!あの、夜空に浮かぶ、人工的な、あまりにも人工的なカステラ色の満月は!いや、あの色…あの色は────オレの目だ!オレが覗いているんだ!
月光の下、彼は悟った。現実もこの魔都も虚実混淆。マコトなどではない。言うなれば、この二つの異世界はどちらも現世であって、どちらもユメなのだと。そう思えば、心にあった負担なんてものは消え去った。「憑き物が落ちた」などという皮肉的な表現も適するほどに。
それからの彼の精神は見違えるほどに安定した。陽気に活動的になり、その一環で他の世界も見てみたい、別な環境に身を置いてみたいと両親に打ち明け彼らのツテで船へ乗船した。>>250
【性格】
誰が呼んだか一人修学旅行の夜。年上年下問わず媚びるような敬語を使うが、どこか相手を嘗めくさったような軽快さが含まれている。
カステラ放送局は昼休みに配信しているものと、深夜3時から30分程度放送している深夜版とがある。昼休み版が学生らしいフランクでライトな番組だとすれば、深夜版は問わず語りなちょっぴり不気味な番組。どちらも持ち前のトーク力でリスナー(六次魔術によって無差別に聞かされている人とも言う)を惹きつける。どちらでもゲストお便り随時募集中。
六次魔術によってスクープの入手速度は船内きってだが、わざわざ人を陥れて話題をとろうというタイプではないので、不安ならカステラ片手に口添えに行けばいい。喉元過ぎれば熱さを忘れる性分なので、関心がないネタならすぐ忘れる。情報整理においては重要な能力だが、肝心なところで役に立たない場合が多い。
ありとあらゆることをユメと思っている。無責任な態度やのんべんだらりな空気は現実への認識の緩さから。人とお喋りしたかったら徹夜するほど起きるし、映画が見たいなら一日中ぐっすり。あまりのアンバランスさから医務室に睨まれている。
彼は魔都を魔都とは認識しているが、憑き物とは認識していない。それがあることは彼にとって常識的なことだし、それらとの関わりも多くが無意識のものであるためそこまで重大とは思っていない。
【役どころ・コンセプトなど】
絶対距離縮めるマン。最初新聞があるなら放送部とかいらなくね?とは思ったけど放送部と新聞部は別物だし良いかとなった。
六次魔術に馴染みすぎて、魔都にいる間とか深夜版放送とかが偶に眠っている人の夢に紛れ込んだりすることも。夢告マン。(・ω・) < セーラのやっとくか……
○セーラ=サーゲレオス
精神B 知性C 交流B- 身体E 健康A 技能C 魔術D 装備E 特殊A+ 総評C+
補足:
交流値は本人のコミュ力Bに対して立場の問題でマイナス。体術は皆無だけど健康体なので身体Eの健康A。技能値は保健室の先生レベルの一般医療技術がほぼ全体を占めてる。魔術のDはかろうじて僅かに癒し系の秘蹟が使える。身一つなので装備なし。『祈りの力』一本頼りなので特殊がA+。
E = -2〜C = 0〜A = 2で平均を取ると0.1になるので、総評はC+。
>>237
そういう、いわゆる変化系は本人が感知してなきゃ素通り。
どちらかと言うと『現在に対して無敵であり、未来に対して無限の優位性を持つ』ってフレーズ由来だから。 >未来視無効
ただ、無敵、あるいは無限を出してる時の、人蓑祐輝を対象にとった魔眼は弾かれることの方がずっと多い。この間のフランス編で第Ⅶ階梯のルシアが使った、『拘束』の上位種の『蛇睨』の魔眼を視線で握りつぶしたように。
そもそも目を合わすっていう挙動そのものが、極めてひとみのの方に優位に働いちゃうからね。
○○無効があんまり多いのも良くないのかも知れないけど、無限使ってる時は事実上(人蓑祐輝を加害対象に取った)魔眼無効って言ってしまった方が早いかも。デスマーチが終わったら夏休みアニオリ映画みたいな中編書きたいな……
かつて抹消された闇の計画、登場する原作では全然描かれてないし伏線もあったもんじゃない新テクノロジー、人気取りとキメのシーンのためだけに出てくる本来時系列的にそこに存在しないはずのキャラ、そして日番谷冬獅郎を処刑せよみたいな感じのやつ……
でもVSホラーも書きたいな……
もう全部混ぜようかな、「厄介にわかVS老害おじさんVSダークライ」みたいな感じで>>240
アルマの影響は身体と健康に反映してます。ロイド自身の魔術師的特殊性はほぼ無いのでDです。
そう考えるとあくまで鳶が鷹を生む的な意味で突然変異の天才なジャスミンがAはちょっと高すぎかもですね。CかBに変えましょうか。
ジャスミンに作ってもらった人形で悪事を働こうとする→自爆スイッチドカーン
人形を改造したり自爆機能を外そうと分解しようとする→自爆ドカーン
となるので基本問題になる前に止まりますね。自爆機能付けないでって注文したらその分性能を落とします。趣味もありますがもしもの時のためのセーフティ的な意味もあるのです。
>>252
おお、この子が例の。確かに不規則な生活習慣を注意されそうですね。
>>254
仕事でワイルドハント騎士団として巡回するし暇な時は散歩してるしで船の中限定で顔が広いイメージ。勤務時間だと巽会とドンパチすることもあるけど休みの時だったら気さくに声をかけたり。
>>255
なるほどです。
まあ魔眼無効ってなって詰むキャラはあんまりいないと思いますしいいと思いますよ。魔眼が効かないなら別の手段を取ればいいですし。
まあユージーンは詰みますけどね。魔眼が通る相手には強い反面魔眼が効かない相手にはくそ雑魚になるので。相性ゲーは創作の花。因みにカステラのステータスは以下のような具合。
【ステータス】精神B+ 知性C 交流B+ 身体B 健康C-
技能B- 魔術A+ 装備C 特殊B 総評B
魔都からの魔力支援は、700人のうち1人が魔術回路を有すると仮定してまず10万人はいて、そして残留思念ということなどから質量共にEで1だとしても10万。これで五大元素が均等に存在するとすればそれぞれの属性につき2万分の供給があるということになります。
どー考えても、神秘が薄いとしても桁違いなので更に神秘の薄い魔術(直接的な効果なし、他魔術の拝借も物によっては普通に強化とか使う方が燃費いい)の使い手を宿主にする必要があったのですね。
あと六次魔術の欠点はかてて加えて人外は介せないという点。少なくとも情報を収集するにおいてカステラはマレオやアルシオネシアさんたちを媒介できないわけです。アルシオネシアさんアリだとほぼ船内把握できちゃうし、マレオOKだと機密であるニコレットさん(本体)にも到達しちゃうだろうから。たぶんアインス先生もダメ。ポチ先生、ピクシスさんは可能。
ただカステラから情報を受信するのは対魔力と同じで当人の意思で可能になると思う。いや不可能で、マレオがゲストに登場してその時初めて知るとかも面白いと思うけれど。
とりあえず、ニコレットさん(本体)のことは知らない。知ってても最大で「隔離棟という施設には何か隠匿されたものがある」ってくらいということにしております皆さんご感想ありがとうございます。
ありがとうついでに言うとカステラのイメージソングは『YONA YONA DANSE』とか『長く短い祭』とか
>>253
カステラの色が昔から何とも言えず好きでして…月のような、ガス灯のような色だなって言うイメージとそれに準じた詩がミックスされてこの形に至りました。ある意味なるようになった
>>254
イルカファンネル…格好いいような可愛いような…
カステラはカステラ放送局を船におけるメディア二大巨頭にしたいと目論んでいるので、必然的にドルフィン・ニュースはライバル視するようになるのです。
でもたぶんピクシスさんとはゲームで色違いポケモンの交換をしたりしてる
>>256
恋バナ好き、怪談好き、夜更かし好きの修学旅行役満男子(成人済み)です。何気に現生徒内で最年長。
正直魔都は、こういう憑き物ってアリなのかな…と恐々出したり。憑き物について特に公式が深掘りしてないから…鬼の居ぬ間に洗濯…
>>258
定期検診の度にニコレットさん(ホム)に注意されてそうだな…いやでも、ニコレットさん的には特定の30分を除く過眠症っていうのは興味深いのかしら…?ちょっとみなさんにお聞きしたいことひとつ
『船』で鳥に詳しい人ってだれかいますかね?というか深夜テンションで頭回らなかったけど『魔都』は船内でどういう立ち位置にすべきなのかな…把握してるってことにするとして閲覧可能レベル課されてるかな…
>>257
カオスにも程があるホラーだ…見てみたいですね…
>>261
いえーい、学園男子組にまだいなかったタイプのイケメンをイメージしましたー。ありがとうございます!
実はイメージカラーとか凌牙さんと被ってないかという心配があったけど凌牙さんの黄色はネオン系なのに対してカステラのは月とかガス灯とかの橙がかった黄色だから方向性の違いでセーフという認識
>>263
山間の自然豊かな中で育った(強くはないのでYAMA育ちとは呼ばない)教師こと麟ノ助がいますよとお伝え
あとトワは特技にあるように鶏を〆れます。おそらく祖父母の家が養鶏家海の日ー! とは別に関係のない『船』のSS(前編)出しちゃっていいです?
いいのかな?いいや出してしまえー
秘海集積船と呼ばれる生活基盤が築かれた巨大な船舶がある。
魔術師と、一般人と、そのどちらでもない者とが生きる『船』の甲板での話だ。人々の営みの音、途切れることのない波の音、うなりを上げる船の駆動音。それらに混ざって聞こえてくる。
……───ピチチ
ほら、また聞こえた。
潮風と波の音の隙間からこぼれ落ちてくるような、普通の人間なら聞き逃すであろう小さな声がある。
普通の人間なら聞き逃す。けれど、ある一人の少女にはそれが届いた。
「むむむ?」
ペルカ───『船』の上に建つ学園に通う一人の女生徒は声が聞こえた方向へ視線を向ける。
学園を囲むように等間隔で植えられた樹の一本。その枝葉の奥に持ち前のウサギの耳をピンと立てて傾ける。
───チチ、チチチ>>267
また聞こえた。今度はしっかりはっきりと。
ペルカはあの奥になにかがいると確信する。それで、興味を引かれた。
「ふむ。よーし」
呟いた次の瞬間にペルカは跳んでいた。
あまりにも自然で流れるような魔術の行使。移動用の魔術で枝葉の奥に躊躇いなく突っ込んだのである。
音を頼りに目標の正確な位置を把握し、突っ込んだ勢いそのままに目標を両手でキャッチした。
続けて樹の幹を蹴って空中へ跳び上がる。何者にも邪魔をされることのない空で両手をそっと開く。
「……むん?」
そこにいたのは、一羽の小鳥だった。
突然襲撃されて空中に攫われたからだろう。怯えと混乱でガチガチに固まってしまっている。
か弱い命が両手の中にある───と認識したペルカはいつも以上に優しくやんわりと地上……否、船上に降り立った。
ペルカは改めて捕まえた小鳥を眺める。
自分をじぃっと見つめるウサギ耳の存在に気がついたのだろう。小鳥は逃げ出そうとして翼をバタバタ動かす。が、その片翼は明らかに動きが鈍い。
ケガをしている、ペルカはそう直感した。>>269
「不可能です」
「あきらめがはやい」
小鳥を保護したペルカはそのまま寮の自室に戻って、自分のお世話をしてくれている万能メイドさんに小鳥の怪我をどうにかしてもらおうと頼んでいた。
そして現実を思い知ったばかりだった。万能メイドさんにもできないことがあると知ったペルカはひそかにショックを受ける。
「事実の確認です」
「なんとかならない? なんともならない?」
「なりません。小鳥の怪我を修繕する機能は含まれておりません」
「現実はきびしい……」
ペルカは悲しんだ。
目の前にいるメイドさんが万能だというのはペルカの大いなる思い込みである。メイドさんとは『船』に多数配置された群体型オートマトン。その銘をアルシオネシア。そしてペルカの目の前にいる機体はA-061S"通称:ムイムイ"だった。
アルシオネシアたちは従事する業務によって持ち得る機能が変わる。A-061S……Type-Sに分類される機体であればルームサービスや部屋の掃除など。雑用係、という認識を持つ者もいる。
ペルカは部屋の掃除はおろか身の回りのことがまるっきりできないダメウサギである。そんなペルカが身の回りのことをテキパキとこなすムイムイを見れば「万能」と思ってしまうのも仕方のないことだった。
「ムイムイにもできないことあるんだね」
「ありました」>>270
「でも困った。この子どうしよう」
「"ムイムイ"にできないことはありますが」
「うん」
「我々であれば」「できないことはありません」「あるかもしれません」
ずらり、と。
いつのまに召集されたのかアルシオネシアたちが部屋の入口にわらわらと集っていた。
ムイムイと同型であるType-Sから掃除や警備を務めるType-M、事務仕事をこなすType-Cも来ていた。常駐する数が少ないとされるType-Pの姿はなかった。
頼もしい援軍の到着にペルカは目を輝かせる。
「おぉ、これぞ……! 友情出演……!」
「我々にそういった概念はありません」「理解はできます」「再現もお望みならば」
「それでそれでっ、鳥さんの怪我を治せるのは誰っ?」
「治せません」「治せません」「治せません」
「………………なんで?」
「我々の性能・仕様は同一であり」「一個体にできないことであれば」「我々のどの個体であってもできません」
「できないことあるじゃん!」
「ありました」「あってしまいました」「遺憾の意を表明」>>271
「期待外れ……」
「このままでは終わりません」「終われません」「名誉挽回」
そう言うとアルシオネシア達は円陣を組んでなんらかの作業を始めた。
キュィィィィンガンガンドカドカバリバリギッコンバッタンテッカテッカテーン! という作業工程は経てアルシオネシアたちはやりきった感を出しながら円陣を崩す。
アルシオネシアたちが囲んでいた、その中央にあったのは……小さな箱だった。
木で作られた空気穴がある以外はなんの変哲もない箱。小鳥より少し大きい程度で、中にはほどほどに埋まる程度の布が入れられている、そんな箱だった。
「これなに?」
「小鳥様の寝床です」「暗さを重視」「落ちつき最優先」
巣箱、鳥かご、まぁなんかそんな感じのもの。
そういった類のものであれば出入りしやすい丸穴や、中の様子を観察しやすくなる細い格子がつけられているのが一般的だが、保護した小鳥が落ちつく形としてはこれがベストらしい。>>272
落ちつかせるにはとにかく徹底した不干渉が重要なんだとか。
そういうわけなのでペルカはちょっと名残惜しくなりながらも小鳥を箱の中へそーっと入れた。
そのふわふわもふもふをもっと感じていたかったがそこはぐっと我慢の子。ペルカはがんばって内なるウサギ心よりも理性の声を優先しているのである。
「さて! それじゃあムイムイ! アルシオネシアのみなさん!」
「なんでしょう」「いかがなさいましたか」「(部屋のすみをじっと見ている)」
「この鳥さんのこと知ってる人さがしてくる!」
「行ってらっしゃいませ」「吉報をお待ちしております」「めざせハッピーエンド」
「ついでにごはん食べてくる!」
「ついでとは一体」「食事も重視してください」「うなれ成長期」
・ ・ ・ ・ ・ ・>>273
『船』の学園と寮の距離はとても近い。なにせ寮は学園の背にあたる位置にあり、直進できればすぐに三分とかからない。学園の階段を上るほうがまだ時間がかかるかもしれないほどだ。
しかし直進はできない。なぜなら寮と学園を挟まれるようにしてひとつの建物があるから。
その建物こそ……食堂である。
『海鍋給食センター』によって運営されている食堂がある。この食堂の厨房にあたるスペースが寮と学園のちょうど中間にあたり、通り抜けることができなくなっているのだ。受付を学園側と寮側に設け朝食、昼食、夕食すべてを生徒たちに提供できるようにした弊害とも言えた。
なので、寮から出てきた生徒たちは背を向けている学園を大きく回り込んで正面口から入らねばならない。建物自体は近いのに遠回りしなければならないような通学路に生徒たちは不満をもっていたりいなかったりしていた。
寮の一階中央通路の先に学園と併設された食堂がある。ペルカはそこで小鳥について詳しい人を探していた。ついでに夕食もとろうとしている。
「…………」
いかにも夕食のメニューで悩んでいる……と見せかけてペルカの頭を悩ませている理由はまったく違うことだった。
───誰に相談すればいいんだろう?
鳥の怪我に詳しい人はいたかどうか考える。動物っぽかったり動物そのものな人は『船』にそこそこの数がいるが鳥人間ははたしていただろうか。なんか物理的に浮いている人はいたけどアレは鳥ではない気がする。
もっと根本的に考えてみればペルカは小鳥の種類すらわかっていないのだ。
「むぅ」>>274
頭を悩ませながらも夕食はしっかり選んでる。照り焼きチキン……は今はダメな気がするので、和風ハンバーグ定食にした。お肉はなんでもおいしい。
受付でじゅうじゅうと音を立てるハンバーグが目立つトレイを受け取ってから近くの席に座る。
フォークを指して持ち上げたハンバーグのかけらをふぅふぅと息をふきかけて冷ましながら、受付に向かう生徒の群れに相談できる人がいないかを眺める。
「んー……」
ジャスミン先輩……鳥の人形……鳥形?は作れるかもしれないけど鳥さんのことは知らなさそう。ナシ。
海月……ペット?のメロを連れてる。小さい生き物の扱いは慣れてるかもしれない。アリ寄り。
瞳……『船』生まれらしい。『船』の外からきたっぽい鳥さんのことを知ってるとは思えないからナシ。
ムジカ……わかんない。知ってるかもだし知らないかもしれない。微妙。アリでありナシである。
リュジニャン先輩……この前見たときはなんかエラがあった。鳥さんが水の生き物なら相談してた。ナシ。
こわい先輩(凌牙)……力加減できなさそう。鳥さんに触っただけであぶない、まちがいない。絶対ナシ。
「大体全部ナシ」>>275
自分が真っ先にナシになっていることはひとまず忘れているペルカであった。
しかし(もぐもぐ)とても困った(もぐもぐもぐ)鳥さんの知ってる人もいないとなると(もぐもぐごくん)ただ晩ごはんを食べにきただけになる(おいしい)
とりあえずごはんが空になってしまったのでおかわりを貰いにいく。ここの食堂はおかわり自由なのがとてもうれしい。食べ盛りの子供が多いからだろうか。
「おかわりおねがいしまー、あ、トワくんだ」
「ペルカさん……こんばんは」
「や、学園ぶり」
「ペルカさんも今から食べるんですか?」
「これからおかわり」
「そ、そうですか……いっぱい食べるんですね」
「鳥さんのためにエネルギーがいっぱいいるの」
「鳥さん?」
「あー」
ペルカは考えた。トワくんは相談相手としてアリかナシか。
たまにこわい先輩とは違う感じでなんだかこわくなる子。でもちょっと前に鶏がなんとか言ってた気がする。
じゃあ……アリ……かも?>>281
ムジカとペルカ間違えとる……頭まわってないですねこれ
休もうAI系イラストメーカーはキャラの雰囲気作りになるから楽しい。(画像はジジェイメージ)
https://app.wombo.art/>>285
あー!!かわいいー!!>>265
はい、魔都は現状カステラの魔術回路を支援してるっていうのとカステラの夢の世界そのものになってるってだけで、船をどうこうしようというものじゃないです。善でも悪でもない感じ。
閲覧レベル赤了解ですー。登録時にそうしておきますね
>>278
自分をウサギと称しておきながら肉もパンも食べるウサギ娘…小鳥さんもこれには滂沱の汗。
そしてトワにこれから鳥さんについて教えてもらう感じですかね?二人のわちゃわちゃが見れるようで楽しみ、楽しみ
>>279
ありがとうございます。シチュエーションとしては…
聖杯の異常に気づいて神社に向かう→ライダー陣営と鉢合わせ→聖杯の汚染を確認、軽口叩きつつ作戦会議してると郁の姿がない!→郁が聖杯の方へ行くのを止める→改めて、作戦通りに行くぞ!(このタイミングでキャスターのライダーへのバフかけ&真名呼び)って感じですかね。個人的なイメージだと。
自分も…ハクマも書きたいしホテル聖杯戦争も進めたい、けど船の家庭訪問シリーズもしたい…
>>286
うれし!(語彙)
魔都は私の好きみを詰めた節があります…戦前東京好き…レトロとモダンとネオンとコンテンポラリー…
地位が上の人にはウザさが増すので、少しでも先輩と呼べる相手が多い2年になりました。皆さんにたくさんウザ絡みしていきたいですね!()あと言及台詞が完成したので投下しまする
「神様で、それも船の守護神なら敬って当然じゃないすか〜。オレが嫌なこと以外ならなんでもお申し付けくださーい。代わりにお守りく〜ださい。今ちょっと、オレ二人の女子から狙われてるんでー」(マレオに対して)
「ねえねえ、オレと付き合いません?ムリ?つれないですねー。オレ、アナタのこと相当好きなのに〜。無造作な金髪とか、ジャンクフード好きとか、マジ好みなのに〜」(ジャスミン・アドレーヌに対して)
「え?さっきジャスミンちゃんに言い寄ってた?迷惑そうだからやめて?いやいや、アレはほんの挨拶、挨拶ですよ一条さん。オレが本気ならもっと…あ、すみませんすみません、やめるんでそんなマジ顔しないでくださいよ〜」(一条海月&メロに対して)
「すみませ〜ん、遅刻しました〜。…そんなむすっとしないでくださいよ、ホラ、まだたった20分でしょ?誤差でしょ誤差。遅刻理由?混合科生徒らしく、人脈作りも兼ねて宅飲みしてたら二日酔いで〜」(ポチ先生に対して)
「先輩〜!例のご実家解体の件、日取りは決まりましたか?いつでもオレはご助力しますよ〜。聞けば聞くほど先輩のご実家面白そうだし、オレ一度はフランスに行ってみたかったんですよねー」(クレティアン・ド・リュジニャンに対して)
「イオネル先輩、これどっすか!かき氷でブルーハワイって言うんすけど、綺麗な青でしょ〜。さらにオレ発案のもと、氷も青くなって、青×青で二倍真っ青、二倍涼しげ。今夏の覇権確定でしょ!」(イオネル・アヴェローヌに対して)
「いつも放送局の手伝いありがとうね〜。放送自体はマイク一本で良いけど、お便りの整理となると、オレじゃ全部選んじゃいそうですから。全部やってたら、昼休み潰れちゃいますし〜」(アルシオネシアに対して)
「…そして、生唾を一つ飲み振り向いた先には…!って、あら半泣き。ちょっと怖がらせすぎましたかね?でも試練はこれからですよ〜?キミはこれから、一人でこの廊下を曲がり、階段を上り、自室へ戻らなければならないのですから…クスクスクス」(トワ・エリュオストに対して)
「よっ、リョーガ先輩!ワイルドハント騎士団なんてボッコボコにしちゃってくださいよ〜!といったところで、オレはここらでお先に失礼します〜…ダメ?」(砕城凌牙に対して)一段開けるの忘れてた。読みにくくてすみませぬ
>>294
「オレ、正直ワイルドハント騎士団でもやっていけそうじゃないですか〜。こう見えて割と動いてる方だし?…え?ならためしに一緒に師匠の訓練受けてみる?うへえ、それはご勘弁〜」(ロイド・クラークに対して)
「良いじゃないですか〜盗聴とか盗視くらい〜!地上だと犯罪だぞって…ここの研究とかのがよっぽど非人道的でしょ…あいたっ!?な、殴った、この人殴った!おまわりさ〜ん!」(レリックに対して)
「まさかカステラとの相性バッチリな、しかも二日酔いしにくいワインを作っちゃうなんて〜。ヒュー、セレンさんマジ天才〜!カッコいい〜!ジーニアス!しかも奢り!聖母、メシア!抱いて〜!」(セレン・アイグレールに対して)
「外の世界かぁ〜。うんうん、一度は行ってみて良いと思いますよ。おすすめはー、やっぱり東京とか!あの人のごみごみした感じ、スクランブル交差点とかも見てみてほしいですね〜」(黒須瞳に対して)
「ムジカちゃんって〜、なんでもないよーな顔してとんでもないこと言いますよね〜。あの青いカブ初見で「マリネにしたら食べれるかも」とか言って。あの時はさしものオレも面くらいましたよ〜!アッハッハ!たくさん食べる女の子、オレは好きっすよ〜」(ムジカ・スフィーリスに対して)
「何ですか、モンエナ箱買いくらい〜。これはオレの必須薬なんですよ。起きよう!って意志だけじゃまだ誘われちゃうんです…“魔都”なんで。クスクス、オレは嫌いじゃないんですけど〜」(アインス先生に対して)
「アナタとはも〜絶対にエクササイズしませ〜ん〜!なんですか、めっちゃいい笑顔で「もうちょっとペース早くしちゃいましょうか」って〜!ビリーズブートキャンプだってこんな鬼畜じゃねーですよ〜!」(ウェイン・マロウに対して)
「おぉ〜、今日はメイド服なんですね〜。しかも夏仕様、良いじゃないですか〜。ハグります?構いませんよ、ついでに写真撮っときましょ、チーズ!…しかし、この身長差でこのシチュだと結構インモラルっすね〜。オレは気にしないけど〜」(ペルカに対して)>>295
「なんだかんだでかい話してくれますけど、いっつも肝心の部分に迫ったところで切りますよね〜。オレ正直言うとああいうの好きじゃないんすけど〜?…其方の好き嫌いなんて此方には無関係だね…はー!腹たつ〜!」(夕ウタに対して)
「オレのライバル、ドルフィン・ニュース記者!…なんですけど、カノジョからは色んな魔術を拝借してるんで、そう邪険には扱えないんですよね〜。なかなかの美人さんだし!」(フィサリア・ラズワルドに対して)
「ひゃー、こっわ〜!…とでも言うと思いましたか!泣いても腐っても端くれでもホラー好きなオレに言わせてみれば、古典的すぎて一周回ってこんなのが流行ってるなんて驚きですよ〜。それとも、アレですかね、メリーさんよろしくホラーで少年少女たちに警句を伝えよう的な?オレそういうのきら〜い」(怪人ヘイズに対して)
「巽のおっさん〜、モンエナかレッドブル〜。え?昨日も箱買いしてた?昨日は昨日、今日は今日ですよ。ちゃんと金払ってるじゃないっすか〜。…オロナミンCなら売る?そんな子供騙しみたいな〜…今はこれしかない?…じゃそれで」(巽剛に対して)
「献身的に皆の怪我や病気を診るアナタも勿論好きです。でも、オレはもっと、ニコレットさんの“素顔”が見たいですね。…後ろが支えてるので注射が終わったら移動してください?…そっけないなぁ、まあそれもアリだけど」(ニコレット・ドクトゥーラに対して)
「いつもごちそうさまです〜。すごいっすよね〜黒須さん。料理ができるのは普通だとしても、よもやカステラまで作ってくれるなんて〜。おかげで、今夜も楽しく晩酌が出来ますよ!」(黒須一馬に対して)
「さすがのオレも、家庭持ちの人は範囲外ですよ〜。というか騎士団の人って時点で言い寄るのだって難しいのは明白ですし〜。こう見えて弁えるとこはあるんです。ぜひ騎士団の皆さんにも教えてあげてくださいね〜」(黒須菜々に対して)>>296
「先生は面白いものの見方をしますよね〜。オレは嫌いじゃないっすよ。やっぱ色んな意見があった方がホラー映画の考察なんかにも華が生まれますし〜。あとは鑑賞中に怖がってくれれば満点なんすけど」(葦久野麟ノ助に対して)
「祈りの力かぁ。シスターだし、いかにもヒーラーって感じですね〜。でもちょっとは別な服着ても良いんじゃないんです?セーラって名前なんだし、船だし、セーラー服とか。ここには色んな人がいるわけですし、何より女子は着飾ってこそ!だとオレ思うんですけどね〜。いやらしいこと抜きに〜」(セーラ・サーゲレオスに対して)
「ピクシスさん〜、この家具ってどういうレシピですか?…ふむふむ、あ、オレ鉄鉱石ないわ。ちょっと10個くらい交換してくれません〜?雑草と〜。…良いじゃないっすか、後輩には優しくしてくださいよ〜。優しくしてくれたら通信室入るかもですよ〜」(ピース=ピース=ピクシスに対して)
「オレはその髪色、綺麗で良いと思いますけどね〜。人混みの中ではぐれてもすぐに見つけられそうだし。覚えやすいし。そんなことないって思うなら、今度の休暇に都会に出てみると良いですよ。きっと、目立つ色のありがたさを実感しますから」(アリシア・エルトに対して)
漏れがなければ以上です。〜やーを多用してるけど特にこの二つに違いはないです>>290
ムイムイしてる…ムイムイしてるよ!
>>292
別の意味でムイムイしてる!
>>293
しかもベースは人間(+神性)のウサギ娘なので草食宣言はなんのアテにもならないという…
そう2人のわちゃわちゃは……これから考えます!(ノープラン)
>>294
>>295
>>297
(20分でも1分でも遅刻は遅刻だと怒るポチ先生)(また吠えた)
(そんな自分みたいな無理をしてはいけない…と思いつつ事情が特殊なので強く言えないアインス先生)
(ムイムイの真似っこしててごきげんのペルカ)(いんもらる?気にしなーい気にならない)(写真は見せびらかした)
(この前もそう言って目玉商品とってったな…なピクシス)(鉄鉱石10個って地味にめんどくさいんだよね)(本当にこの生意気後輩が入ってるくらあげてもいいけど〜)バルベルデ家のコソコソ話。
一応、貴族。(スペインには貴族制度がある)薬師系魔術師ってどんな人がいましたっけ?
京極さんへ
恐れ入りますが近いうちにで大丈夫ですので、凌牙くんの全身やデザインがわかる絵を見せて貰えると大変嬉しいです~>>288
実は凌牙君、普段はそこまで声はデカくないっす
キレる時も基本的には「テメエッッッッ!」って感じではなく「テメエ……ッッ!!」って感じで静かめにキレる感じなんです(対マレオ等のギャグ空間時は除く)
まあ怖い先輩なのには変わりないっすね…でもペルカちゃん大丈夫だからな…こいつ捨て猫見つけたら優しくするタイプのヤンキーだから…
>>294
海月「衒君…ジャスミンちゃん、ああ見えて凄い純粋だから変に弄ばないでよ?変な事しようとしてても、魔眼で見れるからね?分かった?」
最早お姉ちゃんである(だからお前のキャラは何で皆兄貴姉貴になるんだ)
凌牙「…オイ待て。何逃げようとしてんだ?今のはテメエがアイツら呼んだ様なモンだろが。…つー訳だ、撒くの手ェ貸してもらうぞ。」
衒君と凌牙仲良くなったらいいな…軽口というか煽り合いながらなんだかんだで仲良い的なアレというかちょっと違うけどapexのクリプトとミラージュ的な
巽「そんな毎日箱買いしてカフェ中ならん?大丈夫か?おっちゃん心配やわぁー…まあそれはそれとして新しいエナドリのシリーズ入荷したで、買うかい?」
zoneも美味いっすよ…>>305
フフ……ありがとうございますソイヤソイヤ……>>317
おお、なら短時間のコミュニケーションくらいはぴぃぴぃ泣きながらできそう
長時間になると逃げだしますまあ薬学(毒学)とオカルトは切っても切れない所はある
まぁ我輩が軟膏も作れんやつは魔女として認めない主義なのもあるから話半分にな?
ただやっぱりお薬調合のみならず物質を適量混ぜたり反応を見たり計算したりという技術は理系なら大体必要になることだとわたくし考えるし、あてぃし魔術師は理系職だと思ってるんよ
キャラを見ていくと魔術の根幹が特殊能力頼りでスキルツリーが文系になるタイプも見られるけど
……うーんやっぱデータベースの魔術説明欄充実させたいな、テキスト用意するか…言及台詞が…言及台詞が多い…!
最近まっっったくサーヴァント作ってないことに気づいた私
ロベスピエールいじったりはしたけどそのくらい…
ああでもルナも『船』もある…まってまって時間まってなんちゃってごった煮時代劇亜種(?)特異点のプロローグその2。
出来たので投下しまっせ。薬物系とか医薬系とは括られてないかもしれませんが、錬金術はそこら辺カバーしてそうですよね。ほかの魔術系統でも祭事や儀式なんかで薬物を使うから準備するとかでも薬物系に入るのかなと。
>>325
私もサーヴァントを作れてないし、既存キャラクターの掘り下げなども進んでないです……。改めて見てここら辺甘いなと思っても、そこを善処出来てないというのは歯痒いです。>>328
「この間なんか、かどわかしで稼いでいた悪徳口入屋をぶっ潰してくださったのよ」
「まぁ、凄いわ! それにしても、本当に綺麗な方よねぇ……」
「股座見なきゃ貧乳の美女にしか見えねぇぐらいだしなぁ。俺ぁこの間銭湯でたまたまご一緒した時に見てから、やっと男だったなぁって納得したぜ」
「そうなのよ! そこだけが男の人なのよねぇ。太ももやお尻がどう見ても女の人だから、あたしゃ、未だに信じらんなくて」
聞こえてくるのは、概ね好意的な内容ばかり。
ローエングリンは内心照れてしまうが、同時に自分が賞賛されることに抵抗感を感じてもいた。
オフェリア達と一緒にこの世界へ漂着してからというもの、何かしら事件があればその解決に尽力してきた。
だが、自分はかつて理不尽な制約の果てに最愛の人を捨てた身である。
そんな人間が称賛される資格があるのか、といつも自問している。
だとしても、誰かに感謝されるのは嬉しいことに変わりはないのだが。
「少しはハッキリ喜べばいいのにさ」
「その辺は葛藤があるんじゃないの? 俺は共感してるけど」>>329
嬉しさ半分で困惑している節が見えるローエングリンを見て、見かねた典韋は呆れ半分で呟くが、マンドリカルドは苦笑しながら返す。
彼もまた、自己評価が低いサーヴァントであるが故だ。
そうこうしていると、与力の一人との話が終わったらしくローエングリンが二人の方に近づいてくる。
「待たせたかな?」
「別に。それより、借家に戻るんだろ?」
典韋が尋ねると、ローエングリンはこくりと首を縦に振った。
「でもよ、ワットが薪を蒸気発電機動かすのに全部使っちまって、代わりが届くのは明日の昼前なんだよな」
マンドリカルドの一言を聞いて典韋がハッとなり、ローエングリンも困り顔になる。
あの借家は汎人類史の江戸時代よろしく、釜戸は薪を使う方式であり風呂も無い。
この国でも内風呂の所有にかかる制限が非常に厳しかった時期があり、その時期に建てられたのに加えて長らく空き家だったのもあり当時の仕様でそのまま残ったからだ。
斯様な時期があった名残から、経済面と安全面の問題も相まって現在でも大身の旗本より低い身分で内風呂を所有する家庭は極少数。
銭湯で入浴を済ます者は極めて多い。>>331
例の借家がある区画のとある銭湯。
この国の銭湯はやはり汎人類史の江戸時代と同じく、経済的な理由から全裸の男女混浴である。
京丸と以蔵と張角、裂月も合流して一同は暖簾をくぐって中に入った。
数分後。
汎人類史の江戸時代とは違って照明があるので浴室は明るく、お湯を介した病気の伝染を防ぐ術式が組み込まれた濾過装置のおかげで湯船は清潔である。
体を洗い、ローエングリン達は湯船に浸かっていた(よほどリラックスしているのか、はたまた隙が生じただけか、オフェリアも眼帯を外して右目を露わにしている)。
他の客達が一様に世間話をしながら浸かっている中、それに合わせたのか裂月がいの一番に口を開く。
「……。ここに漂流してから早数ヶ月。私達全員、すっかり混浴に慣れたわね」
裂月の何気ない一言で、全員が「言われてみれば」といった表情になる。
「以蔵さんとか、あっと言う間に適応したよね」
「ワシが生きちょった頃は、混浴が当たり前やったきな。江戸じゃ日にちや時間で区切って男女を分ける方式をしちゅーとこはあったけんど、そがなの何件あったか」>>332
「日本の銭湯で男女別が完全に成立できたのは、明治時代の中頃と言われていますからねー。元年の時点で政府は禁止令出してたんですけど、みんながみんな従ってくれるまで20年近くかかったことになりますよ」
イリヤの呟きに、『それが当たり前だった』という旨で返す以蔵。
マジカル・ルビーもその点を即座に捕捉する。
その辺りの知識はどこで得たのか不明だが、あの万華鏡経由なのは確実だろう。
「逆に適応するまで一番時間がかかったの、オフェリアとイリヤとローエングリンだよね。オフェリアとイリヤは分かるとして、ローエングリンはちょっと意外だったなー。裂月と小夜子は予想に反して三人より早く適応してたけど」
「ローエングリンもそうだけど、裂月と小夜子も意外だったね。てっきりオフェリアやイリヤと同じタイミングだと思ってた」
「ローエングリンの場合は慎み深いから、で説明できるがそれだけと言い切っていいのか迷うのう」
木蘭の言葉を聞いて、京丸が同意するように言う。
裂月と小夜子の何が、オフェリアとイリヤのそれと違ったのだろうか。
張角も張角で、ローエングリンに関して少し疑問に思っているようだ。
「まぁ、小夜子さんと裂月さんは別の意味でジロジロ見られて耐性付いちゃったんだろうねー。ローエングリンさんは今でも時々胸元隠したりしてるけど、それはそれで可愛らしいし」>>333
いたって呑気にリラックスしながら言葉を発する小夜子。
対してワットは張角同様、少し気にはなっている様子。
「そのあたり、本人がいる前で言うのは失礼ですけど、やっぱり気になりマース」
「その辺はさ、ローエングリンが打ち明けてくれるまで聞かない、しか選択肢はないんじゃね?」
同じく気にはなれどマンドリカルドは、自分達から詮索するのは駄目だろうと言外に告げている。
オフェリア達は同意しつつ、湯船で引き続きくつろぐ。
「そういえばローエングリンで思い出しましたけど、この間密入国してきた国外のカルト宗教を火盗改の皆さんと一緒にやっつけたじゃないですか」
「頭の中と下半身のしまりが全然なってない連中だったわね。どうして向こうで摘発されなかったのかしら?」
ガレスが思い出して話題に出したのは、以前火付盗賊改方の要請を受け合同で、密入国で国外から派遣されたカルト宗教の遠征部隊を迎撃した時の出来事だ。
白雪姫は露骨に眉をひそめて不快感を示す。
それほどの迷惑集団だったのだ。
オフェリアが人殺しの目をしながら述懐し始める。>>334
「ローエングリンを見るなり、いきなり言い寄ってきたわね。顔も体付きも女の子然としているから間違えたのは無理もないけど、あの時は本当に不愉快だったわ」
「言い寄ってきた奴、ブチ切れた白雪姫が速攻で八つ裂きにしてたな」
典韋もその時の光景を思い出したのか、陰のある薄ら笑いで語る。
その時の敵に対する不快感と、その内の一人が惨殺された光景に対する爽快感。
どちらも極めて強かったことが窺える。
「やっけんど何所で何が起きたら、あれほどのスケベ集団が出来上がるがやろうな? しかも、あの有様でちゃんと宗教として成立しちゅーとかどういうことなんちや」
「そこはあたしも気になった。創設者はどんな奴だよって感じ」
以蔵も木蘭も嫌悪と呆れと疑問がない交ぜになった心境を、そのまま声に乗せて発言する。
確かに、性犯罪の肯定が教義の一部となっている宗教と、それを信仰する狂信者がどうやって生まれたのだろうか。
そして、そんな連中が何故、この国へ布教を試みたのだろうか。
創設者に関しての疑問に答える形でマジカル・ルビーが推測を語るも、流石に彼女ですら嫌悪と呆れ混じりであった。
「そういうことをするのが大好きな極悪人でしょうねぇ。多分、それこそ赤ちゃん相手でも容赦なくセクハラできるようなド外道かもー」>>335
「その推測、間違いなく正解でしょうね」
人間性という点では殺生院やコヤンスカヤと最下位争いできるレベルのマジカルルビーに義憤からここまで敵意に溢れた推測を言わせた時点で、その創設者とやらの人格の悪さが察せられるというものだ。
ローエングリンも躊躇なく同意する。
これが余計に真実味を強くしていた。
「……先に、上がりますね」
「二階で待っていて。私達はもう少し浸かっていると思うから」
「はい」
一言残して湯船から上がるローエングリン。
オフェリアから二階の座敷で待機するよう言われ、返事をしつつ石榴口へと向かう。
すると、石榴口を潜って顔馴染みである関西弁が特徴の、あの同心が先に浴室へ入って来た。
「あれ。お仕事が終わったのですか?」>>336
「ちょうどな。折角やから、風呂済ませてから帰ろうと思ったんや。しっかし奇遇やなぁ。まさかここでまーた会うとは思わんかったで」
「ですね」
互いに軽く挨拶を交わす二人。
だが、すぐにアクシデントが発生する。
「ほな、またな……って、おわっ!?」
ローエングリンを避けつつ足早に歩こうとして、足が絡まって前のめりに転倒したのだ。
思わず両手を前に突き出しながら今にも床に叩き付けられそうになる同心。
ローエングリンは咄嗟にその両手を掴もうとするが失敗。
ならばと胸板で受け止めようとするも、今度は微妙に距離が足りない。
だが、同心の両手は彼の胸板に届き、しっかりと掴んでバランスを立て直せた。
「あ、危なかった……。すまんな。思わず胸板掴んでしもうたわ。にしてもお前、ごっつふんわり柔らかな胸板しとる…………って、胸板やのうて胸球!?」
同心が咄嗟に掴んだローエングリンの胸板は、どういう訳か柔らかく大きな膨らみへと変わっていた。
浴室内にいた人達は、それこそオフェリア達もローエングリンの方を向きながら硬直。>>337
同心は混乱しながらローエングリンの股間に視線を移し、安心してから更に混乱する。
「え? 魔術か何かで胸を小さくしてたんか? あ、ナニは付いとるな。どういうことなん?」
ローエングリンは顔を真っ赤にしながら言い淀む。
この光景と同心の一言で疑念が頭をよぎった白雪姫は、急いで湯船から上がってローエングリンに近づき、彼のアレをめくり上げた。
「あら? こっちもある……!」
「ほ、ホンマや! って、ナニが超高速でしぼんで消えてもうたぞ!」
白雪姫が触れていたアレがしぼむように消えてしまい、今のローエングリンは完全に女性となっていた。
同心も白雪姫も困惑しながらローエングリンの裸体をまじまじと眺めてしまう。
浴室内を数秒、静寂が包む。
そしてそれを引き裂いたのは、ローエングリンの口から響いた絹を裂いたような悲鳴であった。
「きゃああああああああ/あああああああ!!」>>339
三人はローエングリンの隣に座ってから、まず最初に口を開いたのは彼と同じく頬を赤く染めた木蘭である。
「その、詳しいことはみんな揃ってからにしようね」
「はい……」
「……さっきは悪かったわ」
白雪姫が謝罪の言葉を口にする。
柄にも無く好奇心にかられた結果、ローエングリンに恥をかかせてしまったことは本心から申し訳ないと思っているようだ。
そんな彼女に、ローエングリンは微笑んで「気にしないでください」と告げる。
ローエングリンの微笑みは、白雪姫のみならず木蘭とオフェリア、それどころかその場にいた老若男女がドキッとする必殺の笑顔だった。
その破壊力たるや、思わず全員が見惚れるほど。
この光景を、向かいの屋根越しに何かが霊体化しながら覗き込んでいた。
(女に召喚され1アウト。混浴で2アウト。眼福だけど今ので3アウト。ゲームセット!!)
その何かは、明らかに怒りの篭った視線をローエングリンに向ける。
直後、風に乗るようにその場から去っていった。>>340
それから数秒後、裂月達も階段を昇って来た。
十数秒後、輪になるような形で座布団の上に腰を下ろす一同。
当然ながらローエングリンへの疑問を投げかける小夜子の一言から始まった。
「手短に聞くけど、ローエングリンさんって両性具有なの?」
「はい……。実はそうなんです」
ローエングリンは素直に自分の秘密を打ち明ける。
あそこまで堂々と見せてしまった以上、隠す意味など無いと悟ったからだ。
すると、裂月からこんな言葉が返って来た。
「なるほど。だから混浴に慣れるまで却って時間がかかったんだ」
「半陰陽は聞いたことはあるが、性別を自在に変更できるらぁて話は初耳ぞ。聖杯の加護とやらが強すぎたかえ?」
以蔵の疑問も尤もであろう。
両性具有の実例は古くから世界各地に実在したが、それと男と女に性別を切り替えられるなんて事例は存在するかも怪しい。
聖杯の加護の弊害である可能性を考えるな、と言う方が無理難題なのは明らかだ。>>341
非常にデリケートな話になってきたので、ワットも普段と違って妙に慎重な姿勢を見せる。
「一説では、天使は両性具有である、とも言われていマース。仮にMr.イゾーの推測が当たりだったとすると、Mr.ローエングリンの体はそれによって天使に近いのかもしれまセーン。切り替えに関する謎の説明にはなりませんが」
確かにそう考えれば、色々と辻妻が合う。
しかしワットの言う通り、それだけでは性別の切り替えが出来る謎がまだ残ってしまう。
「そのあたりは、カルデアに戻れたらの話じゃて。詳しく調べてもらわんといかん」
張角の言葉に、他の者達は全員無言で同意した。
続いてガレスが直球な質問を投げかけた。
「ところで、ローエングリンの特異体質についてですが、いつからそのような状態に?」
「……生まれつきと、父から聞かされました」
「パーシヴァル卿は最初からご存知でしたか……」
「明かしてはいけない、と厳しく言い聞かされてきました。なので、誰かに話したのは今回が初めてです」>>342
そう言って、ローエングリンは赤面しながら俯く。
両性具有、ましてや人権の『じ』も無いような時代だったという点も踏まえると、秘密にするようパーシヴァルが言い聞かせたのも納得出来る。
そのおかげでローエングリンの秘密は生前、誰にも知られることなく済んだのだ。
だが、同心を助けようとしてローエングリンはそれを図らずも明かしてしまった。
その結果、彼はこうして羞恥心に耐えながら仲間達の前で自らの特異体質を告白する羽目になったのである。
「でもよ、自分の意思で大っぴらにしたって訳じゃねぇよな、状況を考えたら。あの同心を助けたら結果的にそうなったってだけで。それなら、パーシヴァルも怒らないんじゃね?」
マンドリカルドが即座にフォローし、ガレスも首を縦に振る。
それを聞いたローエングリンは、少しだけ表情を和らげた。
どうやら彼の不安は多少なりとも解消されたらしい。
「問題は、この後ね。言い方は悪いけど、あれだけあけっぴろに明かした以上、どうしても好奇の目で見る人は出てくると思う。これまでの活躍を考えると、尚の事。ルビーみたいに」
「名指しっ!?」
白雪姫が指摘すると、マジカル・ルビーが心外だと言わんばかりの反応を見せる。
だが、これ以上ないほど比喩として説得力に溢れていたので、イリヤは全く庇わない。>>343
むしろ本心から同意してすらいる。
「ですよねー」
「そこで同意ですか!?」
珍しくマジカル・ルビーがやり込められている光景が繰り広げられたのを見て、緊張の糸が解れたのかオフェリアが思わず笑い出す。
これが切っ掛けで残りの面々も肩の力が抜け、場の雰囲気が和んでいった。
「そんな目をしながらヒソヒソする奴らがいたらさ、オレや以蔵が人殺しの目で一睨みしてやるさ」
典韋が頼もしげに言い切り、以蔵がそれに合わせた様に不敵な笑顔を見せる。
木蘭も同意するように微笑み、力強く付け加えた。
「そこにあたしも加われば、大抵の事は何とかなるわ」
その言葉を聞き、ローエングリンの顔には安堵の笑みが浮かぶ。
京丸も彼の様子を見て、言葉を掛ける。>>344
「やっぱり貴方も笑顔の方が似合うね。何かに憂いている時より、そっちの方がずっと素敵だよ」
そんなやり取りを見て、オフェリアは締めくくるように話題を変えた、が……。
「それじゃ、日も結構沈んでいるから四鉄に行きましょう。……? 通信機が作動している!?」
この世界に漂流してから、一度も繋がらなかった通信機がいつの間にやら起動したのだ。
これはつまり、カルデア側からこちら側へと通信を試みている証拠である。
通信用の立体画面に表示されたのはオルガマリー所長と立香、そして意外な人物だった。
その人物は、ローエングリンの姿を目にして驚きと歓喜の声を上げ、ローエングリンも同じ反応を見せた。
「こちら、カルデアのパーシヴァルだ。……無事だったか! ローエングリン!!」
「父上様!!」
以上、(誰向けか分からない)ラッキースケベ回でした。>>347
総本山は(ペペ&ラクシュマナ救出時に)ぐだ一行の手で壊滅済みですが、残党が出てくるかも。>嫌な予感>>360
大まかなキャラの方向性を言って頂ければ何かアイデア出せるかもです。
了解です。>>298
カステラがエナドリきめてるのは眠気覚ましなので…手っ取り早いのがエナドリなだけなんで…それ以外だともう医務室にお薬もらうしかない…絶対出禁くらう…
ペルカさんのは、これ事案視されておまわりさん(ワイルドハント騎士団)に連行されるヤツですね、後で「オレやペルカちゃんは気にしないですけど、見せびらかすのは止しましょう?お互いの…というか、オレのために」ってなる…
>>302
カステラ「んや〜、その時調べて見たけどセレンさんとことは出どころが違うっぽいんですよー。ま船のお偉方も特に何もしてこないですし、案外フツーに食えたのかも?」
>>304
カステラ(to 海月)「ひぇえ、それは怖いですね〜!でもご安心を、オレは合意なき交流は趣味じゃない…っていうか、無理矢理とか一人で盛り上がっても…」
おかしいな…成人済みなのに未成年の少女に叱られてるぞ…?
(to 凌牙)「え゙ぇ゙〜゙!?ちょっと、リョーガ先輩オレのあと来ないでくださいよ〜!一連托生ってヤツですかぁ!?や〜だ〜!せっかく一連托生るなら美少女とが良い〜!」
おかしいな…成人済みなのに(二度目)
(to 巽)「アッハッハ、カフェイン中毒ならずっと前からですよ〜。自分の方でどうにかしないと、オレお薬依存で出禁になっちゃいます〜…マジっすか!モチロン!あっ、お金今ないんで、ツケで!」
たぶんカステラは、常連とかではないけど巽会にちょくちょく顔出してる。上納金の話になるとしれっといなくなる系
>>320
ヒェッ…ジャスミンさんヤンデレ√…だと…?(見てみたい気持ちが湧くヤンデレ属性好き)
カステラの恋愛とかそういうのって、眠気覚ましと六次魔術の開拓と趣味の混合行為である他者との交流、お喋りの延長線な結構ライト(クレバー)なんで割と修羅場りやすいのですよね…ライト級チャラ男VSヤンデレ…決着が目に見える見える…>>310
>>312
……………………!!!(以前聞いた時の推しの気配を察知)
>>346
混浴だからわかったこと…いやわからない方がなによりも穏当だったかもしれない…まあ、キャラクターたちの絆が深まったということで、うん()
>>363
もぐもぐでは行儀良くお座り込んでカステラを二人で食べるのダァ…
>>364
マレオさんはきっと着るものにこだわらないように見えて常人には理解し得ないこだわりがある…と思ったのです…
>>365
>>366
いえいえ、むしろ考えてくださってありがとうございます。SSとかで台詞練ったりしつつゆっくり想像していきますわ
>この場合聞こえていて無視していそうな気もしますね
原曲様とは別な意味で「あー!」な展開…>>369
どぞー>>368
実を言うと、ローエングリンを二次元ドリームノベルズ的ピンチに遭わせるための前振りだったり(発想が人間のク/ズのそれ)。>わからない方がなによりも穏当だったかもしれない
漂流先で何ヶ月も一つ屋根の下で生活してて緩やかに結束が強まっていたところに、アクシデントで一気にそれが加速しましたからねぇ(そ知らぬ顔)>絆が深まった>>369
チェスト島津じゃあっ!!【氏名】ベルヴェルク
【性別】男性
【年齢】不明
【出身】スウェーデン
【身長・体重】180cm・82kg
【肌色】白【髪色】白【瞳色】赤
【外見・容姿】軍服をキッチリ着込んだ隻眼の老人
【令呪の位置】左手
【属性】秩序・善
【魔術系統】霊媒術、ルーン魔術
【魔術属性】火・風
【魔術特性】壊す
【魔術回路】質:B量:B 編成:正常
【起源】破壊
【所属】『秘海集積船』・ワイルドハント騎士団
【階位・称号・二つ名】破壊の化身[ベルヴェルク]、ベルさん【魔術・特殊技能・特性など】
・霊媒術
霊媒者によって神霊や死者の霊を呼び出す術。神霊を自身の身体に降ろす際はその神霊に準えた身体的特徴や儀式を行う。彼はその異名や身体的特徴等から神霊オーディンの力の戦の神としての力の一部を宿している。
得た権能は『高い戦闘力』『ルーン魔術』『投げた槍が戻ってくる』の三つ。
【礼装・装備など】
・槍
物凄く頑丈なだけの普通の槍。ルーン魔術で強化して使う。なお投げたら戻ってくるが必中効果は無いので人力で当てる必要がある。
また、壊れたり投げた後何らかの理由で戻ってこなかった場合は近場にある鉄パイプ等の細長い物をルーンで強化して即興の槍として使うこともある。
【人物像】
普段は好々爺だが戦闘になると人が変わったように嬉々として槍を振るう。
職務に真面目に取り組み後進の育成にも力を入れておりワイルドハント騎士団の若い者達からは『鬼教官』『人間やめてる』などと呼ばれ直弟子であるロイドからは陰で『ジジイ』と悪態をつかれている。なおバレたら怒られる。
前述の通り神霊オーディンの戦神としての力を宿している他起源の『破壊』によりものを壊すことに長けており本人曰く「壊すのが得意なら壊さないことも得意なんじゃよ」と言い実際特技にも手加減を挙げている。特技:壊れるギリギリの手加減
好きなもの:若手の扱き、たまの強敵、酒
苦手なもの:権謀術数
天敵:壊れても再生するもの
願い:特に無し
【来歴】
スウェーデンの魔術師の家系に生まれた男。男は大神オーディンの魔術の神としての側面を降ろしその権能で根源を目指すというコンセプトの元育てられ、結果得たのは魔術の神としての力ではなく戦争の神としての力だった。
早々に見切りをつけ家を出た後は各地を放浪しつつ最終的に秘海集積船へと乗船。そこでワイルドハント騎士団の存在を知り「お、オーディンっぽい要素あるじゃーん」くらいの軽い気持ちで入団。思いの外居心地が良かったからかその後100年近く居着いている。
【性格】
人物像にもあるように基本的には好々爺で時には典型的な老人ムーブをしたりすることもある。しかし根っこの部分はかなりの戦闘狂。
最近自分が出張る程の強敵が現れず若いのだけで対処してしまって暇を持て余しがちなのが悩み。
神霊の一部を宿したからか精神的にも肉体的にも通常の人間から逸脱しておりやや疎外感を感じており、弟子であるロイドの身体的特徴とアルマの正体からロイドの将来を察している。台詞例
「人は儂を破壊の化身[ベルヴェルク]と呼ぶ。親しみを込めてベルさんと呼んでもよいぞ。んんー?」
「はて、本名などウン十年名乗ってないのでな、忘れたわい。ここでの儂はベルヴェルクじゃよ」
「首吊りィ?よせよせ、あんなもん3日が限度じゃ」
「おおロイドや、丁度いい。こっちに来て一緒に飲まんか。そら、儂の故郷の酒じゃ。飲め飲め」
「どれ、軽く揉んでやるとするかのう」
「ほれほれ、打ち返して来んか!」
「いつまで寝ているつもりじゃ。10秒後にまた打ち込むぞ。それじゅーう」
「ほっほ…血沸く血沸く」
「破壊の化身[ベルヴェルク]の名、その身に刻むが良い!」
「おっと槍が。仕方ない────(バキィ)
後で直しておいてくれ!」「あやつはマレ坊と組むと途端に問題児になる。単体ならただの変な奴なんじゃが」(夕ウタ)
「何、儂に密着取材?別に構わんよ。見られて困るものも無し」(フィサリア・ラズワルド)
「すまんのぅ。不意に視線を感じて反射的に槍を投げてしもうて…これ、お主の使い魔じゃろう?本当にすまんのぅ」(ピース=ピース=ピクシス)
「おお丁度いい、そのモップを寄越せ。今槍の持ち合わせが無くて困ってたんじゃ」(アルシオネシア)
「時にお主、ユグドラシルの再現などに興味は無いかな?いやいや、首を吊ったりなんかせんよ。ホントホント」(セレン・アイグレール)
「先日は急な注文に応えて頂き感謝する。次からは食堂に向かえる程度の余力は残すよう気を付けよう」(黒須 一馬)
「ニコちゃんや。儂はあと何年ほど生きられるのかのぅ」(ニコレット・ドクトゥーラ)
「ロイドや。儂がお主を弟子に取ったのはお主が儂の後継者になれると踏んでの事じゃ。そのことを夢忘れるでな…嫌そうな顔じゃのう!?」(ロイド・クラーク)
「レリック、久々に一杯付き合え。いやなに、今日ロイドの奴が儂から一本取ったんじゃよ。儂も弟子の成長が嬉しいんじゃよ」(レリック)
「もし…引退を考えているのなら、儂のように教官になるというのはどうじゃろうか?」(黒須 菜々)
「お主、少し見ない間に随分変わったのう。何じゃその真っ青なパスタは」(イオネル・アヴェローヌ)「うむうむ、子は宝じゃ。将来どう育つか楽しみじゃわい」(学園生徒)
「子供たちの将来はお主らの双肩にかかっておる。よろしく頼むぞ」(学園教師)
「風の噂で儂対策の人形を作っていると聞いた。くっくっ、出来るものならやってみるが良い」(ジャスミン・アドレーヌ)
「お主のような気骨のある若者は大好きじゃよ。卒業したらうちに来んか?なに、もう進路は決めてる?残念」(砕城凌牙)
「マレ坊とは昔一度手合わせしたことがある。結果か?引き分けじゃよ。あれ以上続けていたら手合わせの域を逸脱する」(マレオ)
「儂個人としてはああいった輩は黙認しても良いと思っているのじゃが…組織としてはそうも言っていられんのじゃよ」(巽剛)
「────さてな。儂にも詳細が明かされないということは彼奴の情報は【黒】なのじゃろう。いや、彼奴“ら”か……」(怪人ヘイズ)
「うむ、元気があって大変よろしい!どれ、儂も朝の体操とやらに付き合うとしよう」(ウェイン・マロウ)
「若いのによく働くのう。もっと青春を謳歌しても良いんじゃよ?」(セーラ・サーゲレオス)
はい、ロイドの師匠こと軍服隻眼くそ強お爺ちゃん。ベルヴェルクさんです。
起源『破壊』で破壊することに長けているなら破壊しないことも得意なんだよ理論。何も斬らないことが出来る剣士的な。
ざっくり言うと儀式で神様の要素を真似て神霊の力を宿す擬似鯖みたいになるって術なんですが神様っていろんな側面あるから狙い通りの力が手に入るとは限らないよねという話です。>>381
ええ、そのつもりで書きました。まあ敵として対処することはないでしょうし大丈夫かなと。
>>382
この人年取って丸くなってるだけで結構鬼なんすよ実は。戦うのたーのしー!ってなるタイプなので善寄りではありますが。多分似たようなこと言ってるけど致命的に噛み合ってないタイプじゃないかなって。
>>383>>384
ペコ…もっと盛るペコ…
ふふふ、ちなみに軍服は趣味です。
>>385
え?まだ見ぬ団長さんのこともあってちょっと抑えましたがもっと盛っていいペコ?
ならルーン魔術のところを原初のルーンにしたりもっと盛った方がよくない?って所とかありますか?
見切りをつけたってのは自分に対してですね。アプローチは間違ってなかったけど自分は失敗した。だったらまだ目のある(儀式をしてない)他の兄弟に任せて自分は家を出よう。みたいな。
>>387
イエス、ベルヴェルク!FGOプレイヤーなら聞いたことあるよネ☆
どちらかと言うと起源が先でそれに引っ張られて戦争の神の方の側面が宿ったって感じです。深夜のコソコソ話
ニコレット・ドクトゥーラは80代>>390
オッパフォウ>>390
ふつくしい…………>>393
あら好み。
>>394
うーん、キャラクターとしての厚みですか…。
若い頃はもっと尖ってて戦いしか能の無い(望んでた根源を目指せる能力が無い)ことがコンプレックスでワイルドハント騎士団で自分の力を活かせたことや間接的に他の根源を目指す魔術師達の助けになれることが嬉しかったってこととか。
人を超えた寿命があるものの具体的にいつまで生きられるか分からない漠然とした不安から後進の育成に力を入れるようになったけど大抵の教え子は自分より先に引退することに不安を感じている。その根底には自分が生きた証を残したいという願望が隠れてるってこととか。
実は今でもワンチャンないか狙ってて更にオーディンに寄せた儀式が出来ないか探してたりとか。
ロイドを弟子に取ったのは竜種混じりで少なくとも普通の人間よりは長生きするだろう&竜化が進めば常人には不可能な自分の技の一部も託せるのではないか&ロイドは魔術師ではなく魔術使いなので根源と関係ない自分の願望を託しても大丈夫だろう等の理由があったりとか。
とかのキャラシの何処に入れるかとかあんまりつらつらと書いても目が滑るだけじゃないかとかの関係で後々ssで描写しようと端折った設定がありますがこれでどうでしょう?
オーディン要素が強化パーツにしかなっていないのはそうですね。まあ思うような結果が得られなかったからこそ失敗作として家を出た訳ですので。強いて言うなら自分の死後のために後進を育成してるのはラグナロク後を見越して暗躍してたオーディンの行動をなぞってると言えなくもないとか。
>>395
監獄長のとこの娘さんにスレ版殺生院ことバプロディカ・バーナト・ロンターという方がいるということをポツリ。>>396
情報ありがとう。
早速見てきた……。
ああ、この女ならやりかねないな、ってなったわ。(白目)>>388
戦神としてのオーディンならワイルドハントやエインヘリヤルの使役とかの方がそれっぽい気がする。
座への干渉は流石に厳しそうだから妖精郷との限定的な接続やエインヘリヤルとしての属性を付与した死霊や幻霊の使役とか?ライバルの能力を主人公と対になるみたいにするのって…なんか良いよね…
>>400
うぉ…でっか…(めろん先生並感)私のとこの女性キャラはぺったんこか大きいかの二極で中間は意外と少なかったりします。
>>402
もっと親のマジモード見て(テンプレ)鱒も鯖も(現状鯖は女性いないけど)AA〜Cしかいないし認めないのがワタクシ中納言!
一番ちんまいのは笑加(わかりやすくちんまくしようとして投下当初ドラム缶になった)!一番大きいのはカトカ!それでもC以上は認めん!モルペコにはきあいのタスキからのきしかいせいぶつける
>>370
そりゃあもう…概要聞いた時から好みだったし、ルナちゃん寝かしつけSSでのキョドりっぷりはどタイプでしたから…
>>380
夕ウタ「あのお爺さんは魔女なのかい?だってホラ、モップを借りてたし」
レリック「…アンタの教育法に文句をつけることはしないが…ちょっとは弟子本人にもその鷹揚さを見せたら良いんじゃねェか?」
ヒュー!イケおじ(いさん)!オーディン!槍使いバトルジャンキー!穏やかな普段と戦闘狂な戦闘モードのギャップたまんないですね…ワイルドハント騎士団にいるのも納得…
盛るってなると、神様憑依の定石ですが「神霊の情報の大規模さから人格が時々引っ張られる」とか、オーディンですし「本人も知らず知らずのうちに端末になっている/人理の防人化している」みたいな設定を足す…とかどうでしょう?飄々としたおじいさんには少し相性の悪い設定かもですが…
>>386
トワ「…こ、こわい…です…」(ふるふる)
夕ウタ「言っただろう、少年。あの自称上級種は優しくも何でもない凶暴性の塊だと!やはり此方の目に狂いはなかった!」
レリック「…とか言いながら、なんで俺の後ろに隠れる」
カステラ「寄らば大樹の何とやら、ですよ〜」
麟ノ助「…………大きな木って、雷が落ちやすいって話だけど…」ローエングリンのキャラシ、近い内に誤字脱字の修正と加筆をしとかんとな……。
>>404
ふ……我々はおっぱいに関しては分かりあえぬ関係か……
マレオ「わはは!怖かろうそこの人間団子たち~!」>>404
鉄牛(Gカップ)「うおりゃああああああー!!」(ヤクザキックをぶちかます>C以上は認めん…もしかせずともかなぁり誤解される書き方をしてしまったな?ワタクシ
>>404の「C以上は認めん」は、自キャラをC以上とするのは認めんという内容です。モルペコ絶許って意味です…自分がそうってだけで他様のキャラの云々は全然良いので…すごいすみません…>>399
ムジカってEカップだったのか…(割と雑に設定してた)
うちの女性キャラ大抵平均かちょい下程度に作ってたと思い込んでたので、地味に自分でも驚き
ちなみに今確認したらジルと同サイズでした
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%89ふ……私はおっぱい大きめのキャラを描き続ける道を往くのだわ
>>410
群体系とかなら見た目と年齢に大きな食い違いがあってもさほど違和感はないし二桁台ならまだ一般の魔術師としても魂腐食もなさそうで問題ないからなのではないかな
知らんけどリディアは巨乳と日系特有の童顔のお陰で大学では隠れマドンナ扱いだったり。
なのに男達が手を出さないのは、リディアを高嶺の華扱いしているからではなく、彼女の凶暴性と攻撃性を知り尽くしているからだが。俺の所だと典韋ちゃんは巨乳
生前は巨乳をサラシや鎧で隠してました
ちなみに貧乳キャラは胸のデカさ設定変わらなければ血鎖で出ます
あと凌牙や巽は多分大胸筋という名の雄っぱいはあると思うあと傷の形状を少し変えました
理由はまあ色々とあるんですがその内話しますうちの鯖の場合
・クリスティ:一定の範囲内で変動するため不明
・鉄牛:数値上はプリシラより更に大きいが身長とウエストに足引っ張られてGカップ
・ビートル:ウエストは理想値より細いがバストは控えめなためCカップ
・ハダリー:堂々のKカップ
・長七郎:低身長と細いウエストのおかげでまさかのDカップ
・ローエングリン:元ネタの一つでなる某キャラと同サイズ。
となります。>>418
エッッッッッモーショナル!!!
(私は良いと思うの!)(´・ω・)
(こういう自キャラをいっぱい挙げてそれぞれの特徴を言っていく時って、やっぱり自前でおまんじゅうなりなんなりを用意できるのが強いよね……)
ロリは外します。なのでリリは無しよ。
○竹葉灯理
→良くも悪くも目立たない体格。それなりに細くそれなりに小さくそれなりにある。女の子なら誰でもいいタイプの男子から「アイツ良くね?」「流石に陰気過ぎるわ……」とか言われてる。
○ノエル(ホムンクルス)
→ひと言で言うと三臨アビゲイル。それで成人完成体。抱きしめたら多分細いの次にくる感情が固いのやつ。数百年間、自然の嬰児の環境エナジードレインで何も食べずに生きてきたからね仕方ないね。
○ウルティア(エーテライト本家姉)(ルーカス従姉)
→けっこうある。ドレスが映えるタイプのスタイル。というか身体設定を決めてなかった彼女くらいは意識して大きめの設定にしないと手癖で胸元を削りがちなのです。
○セーラ(御使の世代・ミカエラ同期)
→華奢。たぶん一番小柄でいちばんちんまい。あとこの中で唯一美少女設定を持ってる子。シスター服を着てもどんな服を着ても、服に着られてる感の出るスタイル。本人はそれでいいと思ってる。
○世界のはじまりの女
→モデル系の身長とそれなり以上のお胸を併せ持ったスーパー体型。多分いちばんスタイルがいい、死徒の設定考えるとそうなるよね。ていうかアンタここに混ざってていいのか。リリが成長すると体型はこれになります。まだ製作中なのに早く血鎖のストーリーとか新キャラとかを見せたい欲が高まって抑えきれんので匂わせ程度の情報をラフム語で投下します
今回は凌牙の裏コンセプトについて
凌牙の裏コンセプトは「ftese4atos4y/e=p6e、c;=jm.bsizt64sr男」って感じです
そして血鎖ではjg@7h、zjljm.ato=fteizt4g94wgが立ちはだかります
コイツの魔術と能力はかなり良い感じになったので早く見せたいなと思ってますうちもやってみるか
・千早:キャラ記事にも書いてある通り、典型的なスポーツ体型。筋肉と脂肪のバランスが絶妙に取れた肉体。アニメでたまにある腹筋・強女子とかを思い浮かべればお分かりだろうか
・凪咲:本人としては妖艶・悪女キャラで通したい。が、いささか一部分が足りてない事を若干のコンプレックスにしている。なので専ら香りや立ち振る舞いで攻める方向に切り替えたとか切り替えなかったとか。
・梓:キャラ記事には書いてないが、基本的につるぺったん。本人としては特にこだわりもないが、それはそれとして指摘されたら普通にキレる。
・ジル:うちの子勢でもトップクラスに巨乳。本人的には任務の都合もあり重いだけだと思っているが、それはそれとしてスケベな魔性憑きを釣りやすい等の効果も認めている。目つきの鋭さから気づかれにくいが、眼鏡等でイメチェンすると化けるタイプ。鋭い目つきが誤魔化されて絶妙な美人さんになるとの事
・ムジカ:ジルと並ぶ巨乳勢その2。故郷の美味しい魚料理や持ち前の腹ペコぶりを発揮してたらいつの間にかこうなった。過去の一件もあり地味目に振舞ってる事で気づかれにくいが、実は着飾るとかなり輝くタイプ。将来の歌姫、その片鱗と言えようスタイル…スタイルかぁ…(とりあえず全員「華奢」にしてる節がある)
カトカ:この中では一番肉感的。背も高い。でも妖艶とかより素朴とか垢抜けないとかの言葉が当てはまる。ドレス似合わない(本人は気にしてる)
グランデ:華奢を超えて不健康気味。後述するマジお人形には負けるがお人形みたいな生気を感じない身体。中身がなさそう。潰れるより割れるって表現しそう
三鳥:着物が似合う。身体の線が全て一筆書きで描かれたようなスマートさ。強調しないラインだから正直和洋どっちもいける
四方:ザ・病弱と言った具合。でも↑の人たちより骨が現実的でしっかりある感じがする。鎖骨とか手の骨が相対的に出っ張って見える。二の腕に柔らかさがなさそう
泡沫島:もはやこの土俵に立たせていいものなのか。はい、お人形です。つるーん、ぺたーん、ろりーん
笑加:この中で一番「発育途中」感強い。イメージはけいおん!の中野梓
>>424
わかる…わかりますよ…制作中のSSとかってネタ小出ししたいよね…
ラフム語読んで不覚にも笑みが溢れましたぞ…楽しみが増しておりますぞ…便乗ー
スタイルよりも健康か不健康かで分かれてる気がしてきた
ツバキ:ぱっと見ガリガリのボロボロ。ギリギリ生きてる感じなのでスタイルがどうとか言ってる場合ではない
ルナ:主に睡眠不足で成長が足りてない。ので、お胸もお尻も小さいがお腹はひっこんでいる。本人が活発的なので不健康には見られにくい
カヴン:スタイル……まぁ……いいと思う。上半身だけなら。下半身は完全に異形。おおまかにイソギンチャクをイメージしてほしい。異常な体重もこの異形部分が理由
ペルカ:ちっこい。ウサギ耳の印象も含めて大人っぽく見られることはありえない幼児体型。走り回るので足の筋肉はよくついている
寒蘭:美女。S氏基準の美意識に寄せられているので当然ながらスタイルは大変良い。おっぱいは大きいながらも綺麗。すごい>>429
功夫編! 功夫編を忘れとる!>>409補足(めんどくさいのでマスターだけ)(身長高い順)
・S氏:一般的な人類の価値観に合わせてモデル体型。実は女性の体型にこだわりはないので気分でそこそこ変動する。手足が長め、人体に通常存在する左右での微妙なブレが存在しない(もちろんクライアントがその辺含めて人類完全再現を求めてきたら応えるけど普段はやる気がない)などの違和感からくる針金細工感を誤魔化すのにもBとH盛るのがちょうどよかった。これがミスディレクションです
・シノン(キアネ):無かと思えば思ったよりはあるなぐらいの胸部装甲。意外と栄養管理はしっかりしているので割と健康的
・マノン:多分CとDの間ぐらいだが致命的な問題点として常に包帯グルグルなので助手を除き誰も正確な体型を把握していない。ちなみに自作キャラの「土下座して頼んだら付き合ってくれるランキング」堂々一位だが全然嬉しくならない
・エレーナ:胸がない以前に肉がない。ちゃんとご飯を食べないとお付きが泣くので渋々標準体重を維持している。どうも五感から得られる情報に対する興味が聴覚に振られすぎているらしい
・ダイアナちゃん:割とガチめに並オブ並しているが起伏は薄め。日本人なら普通なのだがイギリス人なので…
・やよい:本当に普通だが一般的な日本人女性なので何も恥じることはない。本人の夢はプリキュア作画みたいな体型なので頑張って手足が細くなる体操をしている。今のところ目に見えた効果はない。
・アンゼ:全体的に華奢だが発育は悪くないため相対的に大きめに見えるタイプである。本人的にはあんまり自分が女性として魅力的に育っても親族に「お前のオフクロは淫売のク○女」的に色々ほじくり返されて嫌な気持ちになるだけなのでちょっと複雑
・あまね:トランジスタグラマー寄りの体型をしているが自作キャラの括りでいえばもっと常識外レベルのがいるので目立たない。まだ常人の範疇
・シャル:この子の体で興奮するやつは間違いなくペド
なおS氏の身長には「見下ろされるのが死ぬほど嫌いだから身長︎+ヒールで元の体の身長と同程度を維持できるラインは確保したかった」という作品内的理由と「タッパと態度のデカい人間が好きだから」というメタ的な理由がありますが私の真の性癖はどちらかといえばメカクレ隠キャ美少女貧乳マイクロビキニベタ褒め撮影会なので誓ってんほではありませんあとこちらはオフィシャリー船関係者なので別枠で紹介しますがセレンさんは自作キャラの中では珍しく普通に、健康的にムチムチしています
なぜならちゃんとご飯を三食食べちゃんとした時間に起きて寝て日常的に健康的な範囲での運動をしているし胸ももともと大きめだからです
でも宗教上の理由でロリ巨乳以外でEより上は作らないことにしているんだ
つまりアレルギーが出ないギリギリ限界に挑戦してEだよ
ごめんな>>436
このボディーでラッキースケベだって提供してくれる……!お師匠ょ、お師匠ょ。
トロポロスの旧宅ってどこにあったか詳細な住所の設定ありますか?
もう一つ、『シノン』のお墓ってトロポロス旧宅とは離れたところにありますか? 詳細な座標設定はありますか?>>441
おぉいきなり見つかった
これは案外…凌牙君の袖部分のデザインが安定しない
とはいえそろそろ本分のSSが疎かになってる気がするんでリハビリがてら船キャラのSSお題募集します
船キャラ限定なのは血鎖に向けて船キャラを書き慣れておきたいからっすスイマセン>>451
おぉ~物憂げな雰囲気のイケメン……。楽しい、楽しいぃ!安く組めたデッキで環境デッキボコるの楽しいぃぃ!
>>423
オーディンを選んだ意味的な話なら例えば元々は大神オーディンと縁のある一族だったのが魔術師一族と交わって『大神オーディンの権能の再現』で根源を目指す魔術師になったみたいなのはどうでしょう?
>>435
我こういうボディラインというかおっぱいがピッチリ浮かび上がる服、特にそれを恥ずかしいと思ってなさそうな女の子好き。
だけどボディラインの出ない服も好きなのでこのゆったりシスター服を着るが良い。
>>446
ペンは大事。
そして凌牙君の傷が厳つくなっててビックリ。
>>451
これを言うと本人は嫌がるかもだけど目の縦線になってるのと口の端の牙っぽいの好き好き侍。ローエングリンのキャラシの追加分が完成。
01:10を過ぎたら投下やで。>>458
騎乗:D
乗り物に関する才能。
機械類なら人並み程度だが、動物の場合は鳥に曳かれる船が精一杯。
【固有スキル】
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培われた洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場に残された活路を開いて進む“戦闘論理”。
逆転の可能性が1%でもあれば、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
正体隠蔽:A+(効果はE相当)
サーヴァントとしての正体を隠す。
自身をサーヴァントか人間か判別できなくする。
スキルの効果その物はEランク相当にも拘らず、ランクだけがここまで高いのは、偏に真の性別と特異体質を生涯隠蔽し切ったことに因む。
聖杯の加護:EX
パーシヴァルは『聖杯王』の異名を持つとの説があり、嫡子であるローエングリンはその出自から加護を受けている。
この加護によりローエングリンは破格の幸運を有し、戦闘時に自身のステータスに対するブーストもかかる。>>459
もしもこのスキルを有していなかった場合、幸運のランクは堂々のEであった。
この加護の強過ぎる効果は、代償としてローエングリンの肉体を限定的に天使へと近づけてしまうこととなる。
天使は両性だという一説に倣うかのごとく、ローエングリンの性別は受精卵の段階で両性具有が確定し、更には男女への切り替え機能までも獲得するに至った。
結果として両性の身体となってしまったことで、ローエングリンの人生には大きな不幸の引き金が用意されたことになる。
魔性の両性:A
その魅力で、男女両性も無性も惑わす罪な両性。
清廉な人柄と美貌、両性具有と性別切り替え機能によって欲しくもないのに獲得した。
【宝具】
『聖霊・白鳥戦艇(オーロラ・サンダー・クルーザー)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10 最大捕捉:20
白鳥が曳く小船に乗って現れた、という逸話に因む。
ところがその実態は白鳥とクルーズ客船(『ぱしふぃっくびいなす』と同サイズ)が合体したような、直視しがたい形状の船。
しかも飛行機能がある。
ローエングリン自身もこれらに関しては本気で首をかしげている。>>460
『聖杯武具・亜種白鳥礼装(ディヴァイン・セット・スヴァンフヴィート・ジ・オルタナティヴ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:なし(真名開放時は1~20) 最大捕捉:自身のみ(真名開放時は100)
自身が身に纏う武具。
成人の祝いにとパーシヴァルが用意した、全身の防具、盾、剣のセット。
一まとめなのは、それぞれに固有の逸話が存在しないため。
一つ一つが聖杯の加護を受けている。
真名を開放すると強力な破壊光線を発射するが、ローエングリンはタイムラグ削減と視認を考慮して、大体両足からそれを発射する。
この宝具の真名にある『白鳥礼装』は白鳥繋がりに由来する、ローエングリンの自称である。
ローエングリンは自身の異名が『白鳥の騎士』であることからヒントを得た。
ワルキューレ達が身に纏う本物とは違って飛行機能は無い、と生前のローエングリンは思っていたが実際は違う。
性差を気にする余り一人の時でも滅多に『女』及び『両性』にならなくなったローエングリンを心配した彼は、この武具にある仕掛けを用意していた。
それは、変形機能の封印。
万が一『胸が膨らんでいる』(=『女』もしくは『両性』の)時に装備することでこの封印は解除される。
変形機能の開放後は飛行能力の追加を始めとして更なる力を発揮する。
ただ、封印の解除及び変形機能の発揮は、ローエングリンの生前では終ぞ実現しなかったが。>>461
【Weapon】
剣。
聖杯武具・亜種白鳥礼装を構成する武具。
【解説】(捕捉)
ある時、パーシヴァルの妻とされる女性が待望の子供を出産した。
パーシヴァルも屈託なく喜んだが、彼以外は妻を含めてどこか複雑な表情を見せる。
それは、生まれた子供が男女双方の性器を有していたからだ。
どうしようかと混乱する家臣達と、我が子の行く末を憂いて泣き出す妻を、パーシヴァルは明るく爽やかに一喝。
曰く、「男でも女でもない、聖杯王の子供だから両方として生まれたのだ」と。
しかし、「それでもこの事実を正直に広めれば子供が好奇の目に晒されるのは明らか」とも。
だからパーシヴァルは「それで苦労させるより、この事実を秘匿して生まれたばかりの息子を守る」と宣言。
その場に居合わせた家臣達も、妻もその判断を支持。
かくしてローエングリンと命名された子供の秘密は厳重に秘匿されることとなる。>>462
当初こそローエングリン自身にすら知らされていなかったが、物心付いたある日、ローエングリンは自分の性別を切り替えられることに気付く。
慌てて両親に報告すると両親は驚きつつもあっさりと受け入れ、その上でローエングリンの体の秘密を当人に知らせた。
これによって初めて自分が両性具有だと知ったローエングリンは不安にかられるが、パーシヴァルは敢えて厳しく諭す。
「お前がそうであるように、世間もまた知ればそういう感情をお前に向ける。だからお前の体の秘密を決して口外するな。私達の息子なら、約束できる」、と。
ローエングリンは父の言いつけを守り、それからずっと自分の秘密である『両性具有』と『性別の切り替え機能』を隠し通しながら、心正しく優しい両親の下で健やかに育ち、温和な性格と優れた武勇を併せ持つ騎士へと成長していった。
だが、成長するにしたがってローエングリンは己の体その物に悩まされることとなる。
息子であるからこそ精神は男性寄りであったが、肉体は成長するにつれてどんどん女性的になっていったのである。
胸が膨らみ、腰がくびれ、尻が大きくなるに従って、ローエングリンの美しさは増していく。
『男』でいるの時こそ胸はしぼみ絶壁となったが、腰と尻は据え置きのまま。
対外的には『男』とされ、当人も納得していたのもあり、ローエングリンにとっては改めて『自分は男と女の両方』だと痛感させられる出来事だった。
そのため、必然的に『男』の状態でいる時間が増え、『女』及び『両性』の状態には一人きりでも僅かな一時しかならなくなる。
やがて成人となったローエングリンにある時助けを求める声があると聖杯を通して神から告げられ、白鳥が曳く小船に乗ってシェルデ川を渡り、ブラバント公国へと赴く。
到着したローエングリンは自身がブラバント公代理のエルザ・フォン・ブラバントとブラバント公国を守ると、当人に宣言。>>463
純然たる人助けではあったが、この時ローエングリンはエルザへの愛が芽生えたと確かに自覚した。
かくして、ローエングリンは悪に堕した勇者であるテルラムント伯爵を決闘で打ち負かし、この時の勇姿を見たエルザの心にも彼への愛が芽生え、最終的にローエングリンがエルザに婿入りする形で二人は結ばれたのである。
だがローエングリンは体の秘密を知った後も、エルザが果たして自分を受け入れてくれるのかと不安に思い、聖杯王の嫡子という出自を隠したい心境と相まって結婚するにあたり一つの条件をエルザに提示していた。
それが悲劇の遠因になるとも知らずに……。
【人物像】(捕捉)
両性であるが故に羞恥心は強く、ガードも意外と堅い。
しかし、とある世界線での記憶のせいか、極めて不本意ながら経験は豊富なようで……。
特技:レアアイテム管理、夜伽
好きなもの:エルザ
嫌いなもの:理不尽な条件を伴侶に押し付けるエゴイスト
天敵:京丸、エルザ
願い:エルザへの贖罪
【一人称】僕
【二人称】貴方
【三人称】彼、彼女>>464
【セリフ例】(セイントグラフ開放後)
「僕はこの通り、男でも女でもなく、そのどちらにもなれる存在です。あの時、それを気に病み過ぎた結果……。答えは不要ですが、聞いてください。マスターは、こんな体をしている僕を受け入れてくれますか?」(絆Lv.4)
「許されるのならば、エルザへの贖罪のチャンスが欲しい。いえ、例え許されなくても、僕は償うチャンスが欲しいのです」(聖杯にかける願い)
「孟徳殿が言い寄ってくるのですが、どう考えても家臣にしたいというより……。何だか、怖い……」(マイルーム会話『曹操』)
「実を言うと、女か両性でいる時はなるべく子龍殿とは顔を合わせないようにしています。胸が膨らんでいないのは、男でいる時だけですから」(マイルーム会話『趙雲』)
「最近になって、京丸さんがドン・ファン殿を嫌う気持ちが少し分かってしまって……」(マイルーム会話『ドン・ファン』)
以上、ローエングリンのキャラシの追加分でした。
登録する時に折りたたみ機能で隠す(断言)。
それと、言及台詞も募集していますぞー。>>467
ふつくしい……>>444
>>445
>>448
>>453
いる…案外いる…!
ゲーム大会SSとかちょっとまじめに考えてみようかな…
>>449
『船』キャラというと誰でもいい感じですか?
それとも京極さん作のキャラだけ?
>>454
うーん、その理由が足されても結局強化パーツ扱いなのは変わらないと思います
欲しい意味というのはオーディンの要素がキャラクターにどんな意味を持たせることができるかって部分なんです。諸々の設定を見ても絶対にオーディンというビッグネームを使う必要性を感じないんですよ
「強キャラとしての説得力がほしい」とか「神霊の一部を宿したがゆえの人と外れた部分がほしい」であるなら必ずしもオーディンである必要はないでしょう。北欧に限定しても代わりになる神霊や神秘はいっぱいあります。だから代用可能な役でオーディンを使ってしまうのはもったいないと思ってしまうんです
なので欲しいのはオーディンの要素を持っているキャラにしか果たせない物語上の役割や立ち位置なんですよ。型月の世界観で重要な立ち位置にいるであろうオーディンに合わせた役。それが見えてこないのでどうにも納得できないな、と>>466
両性とは、どちらでもあって『どちらでもない』とも言えます。
性別の切り替え機能はただ両性にするだけじゃちょっと捻りがないな、と思って。
なお、胸はハダリーと合わせて2mコンビになるよう設定しました(ウエストがあるのでIカップですが、代わりにデカ尻でバランス取ったつもり)
ローエングリン「一応、彼と言いますが……。彼の生前は間違いなく人に仇なすモンスターです。でも、僕は彼を悪とは言いたくない。みんなは違うと言うかもしれませんが、両性なのに受け入れられた僕と、風貌で恐れられた彼は一種の鏡写しなのです」>>474
じゃあ海月ちゃんでなにか…なにがいいかな…
ラーメンに最高に合う調味料を求めて『船』のあっちこっちを巡るお話とか…?>>442
りょです。
あとちらほら諸外国詳しそうな片鱗が見られてるんであえてお尋ねというかご相談したいんやけど、本・ギリシア半島ではなくアルカディア地方を舞台にするとしたらそこにどんな意義が見出せるかとかあるやろか?
すみません難しい事聞いてる自覚はあるのでしらそんならしらそんでも良かです。器 用
↑
対応力← →瞬発力
↓
大雑把
みたいなグラフでもええかもね。>>482
魔術だと事件簿で挙げられてたような原作からして特別記述するまでもない防衛魔術(暴言や呪いの呪詛返しとか)なども拾っていくのかとか、各分野ごとに考えるとアウトプットさせるものはそれなりの多くなりそうですね。>>485
性格や信条はシートに書いて貰えているけど、実際に自らが動かすときに作成者が思った通りの動きなのかとか、方針とか思考が合っているかは気になりますね。
自分のキャラクターでも説明しているつもりでも、動かしてないと足りてないところとか気づけないこともありますが。うーん、確かにそうなんだよな。
一番このスレでの付き合いが長いルーカスでさえ、一応キャラシに『趣味:マジックショー観劇』が書いてあるとはいえ、
そこから『根本的にこいつの使う魔術は他人に見せることを前提としたものだから、見栄え良く、なおかつ戦闘用なら致命的な仕込みが死角に隠れているような構築を好む』みたいな話を読み取ってくれとはいえないし、
それはそれとしてそういう性根のやつであるとは頭の中でなっているし>>489
麗しい……ローエングリンの加筆分、wikiに反映させてきましたぞー。
引き続き、言及リクエストも募集中。魅力的なキャラなのかただのやべーやつなのかよく分からんキャラが出来てきた
>>493
チェストっすよーしいくぞわっしょーい
「…………つまり、えっと、小鳥を保護したってこと、ですか?」
「うん、そういう感じ」
ペルカは和風ハンバーグ定食のおかわりを、トワは海鮮もりもりアヒージョを食べつつ状況の説明がされていた。
ペルカの微妙に要領を得ない説明であってもトワにはちゃんと伝わったらしい。人一倍まわりの人間のことを理解しようとしているトワだからこそできることだろう。
「トワくん鳥に詳しい?」
「詳しい……と言うほどではないです。でも慣れてます。鶏とか」
「にわとり」
「首の掴み方にちょっと慣れが必要で……」
「飛べない鳥より飛べる鳥」
「そう、ですよね」
「わたしは跳べるウサギ」
「はい……?」
「うん───ごちそうさま!」
「も、もう食べたんですか?」
「ウサギは早食いが得意。トワくんは?」>>495
「まだ、です。あの急いで食べて……」
「ゆっくりでいいよ~」
ゆっくりでいい、と言われたのにトワは勢い込んで食べる。
喉に詰まらせちゃうんじゃ、とぼんやり気にするペルカの心配もよそにトワをすぐに海鮮もりもりアヒージョを完食した。
「ごちそうさまでした」
「いい食べっぷり」
「あ、あはは……あの、ひとつ聞いていいですか?」
「なに? いいよ」
「その鳥さん、って、どんな見た目ですか?」
「ん? ん~~~……」
ペルカは小鳥の姿を思い浮かべようとする。
なんだっけ、なんだっけ、たしか黒っぽくて青っぽくて、どこかちょっとだけ赤っぽくて……とまで考えて言葉で伝えるのは無理だと悟った。
「……うん。見た方がはやい!」
「え? あ、あの、ペルカさん!?」>>496
あれこれと言葉を尽くすのが苦手なペルカはそういう結論に達した。
困惑気味のトワの腕を自分の両腕でがっしり捕まえてペルカはぴょこぴょこと引っ張っていく。そのままペルカはトワを自分の部屋に連れ込んだ。
・ ・ ・ ・ ・ ・
「おかえりなさいませ」「食事のあとは歯磨きを」「ミッションコンプリート?」
「こんぷりーと!」
グッと親指を立てるペルカ。「よくやった」と言わんばかりに頷いているアルシオネシアたち。
……を、おろおろしながら見ているトワ。
小鳥についての相談兼説明を終えたので、こうしてトワはペルカの自室にお招きされることとなった。
「ここがペルカさんの部屋……」
「散らかっているでしょう」「お片付けとは戦争です」「終わり知らぬ絶望」
「ぺ、ペルカさんらしいと、思いますよ?」
「トワくんいいこと言った」>>497
「なにも良いことはありません」「ちゃんと片付けましょう」「我々のお仕事とは」
「もー今は部屋じゃなくて! 鳥さん!」
「そうでした」「小鳥様はお休みいただいております」「本題回帰」
「その、ペルカさんの言う鳥さんはどちらに……?」
「あちらです」「真実は箱の中」「我々クリエイト」
なるべく静かにゆっくりと小鳥の入っている木箱に近づいていくペルカ、トワ、アルシオネシアたち。
「この箱あけちゃっていいの?」
「非推奨」「可能な限りそっとしましょう「さながら思春期」
「ならあけない」
「あ、あの、開けてもらえると、魔術もやりやすいんですが……」
「ん~~~………………………じゃあ、あける。ごめんね鳥さん」
小鳥の入っている木箱の蓋をそっと持ち上げて、中にいる小鳥の姿が見えるようにする。
突然明るくなった視界に小鳥は驚き、また自分をじっと見つめる存在の数が増えていることに気づいて怯えたように震える。
改めてペルカは小鳥の姿をじっと見る。全体的な色は深い青色。顔のまわりはオレンジに寄った赤色。お腹はペルカの髪と同じ白色だった。
そしてどこをどう見ても小鳥の種類なんてものはわからなかった。どこかに名前でも書いてないかなーとペルカは上から下からあちこち見るが、もちろんそんなものは書いてあるわけがない。>>498
「この子ですか」
「うんそう。わかる?」
「たぶん、ですけど……『ツバメ』だと思います」
「つばめ……?」
「渡り鳥です。長い時間をかけて、海を渡るんです。その途中で『船』に紛れ込んだ……のかな?」
渡り鳥。
長い時間をかけて、渡る。
その行いはペルカにとってはどこか覚えのあるものだった。ペルカもまた自分でもわからないほど長い時間をかけて、この『船』にたどり着いた。
覚えがあって、似ているようにも思える、けれど自分には真似できないとペルカは思った。だからそのことについては考えない。
代わりに当初の目的を果たそうとする。
「……なんとかなる?」
「はい、がんばります」
ペルカの問いに、早速とばかりにトワはゆるく持ち上げた両手をつぼみが開くように動かしていく。
次第にその両手から霧が生じた。霧はゆるゆるとゆらめいて、ひとつの流れとなりながらペルカが抱いた小鳥の周りを流れる。
霧につつまれた小鳥から怯えの色が消えていく。こわばっていた体から力が抜けて、その小さな瞼は少しずつ落ちていった。>>499
「お~魔術っぽい」
「魔術……ですから」
素直に関心するペルカに、照れを隠さずはにかむトワ。
「お見事な手際」「これで小鳥様の怪我は治ったので?」「万事解決?」
「あ、いえ……僕がやったのは、幻覚で痛みや気分を楽にした、ようなもので……」
「つまり?」
「怪我については、まだ……」
「……じゃあ、治ってない?」
「は、い……それで、あの、あ、ああ」
「?」
「?」「?」「?」
ちょっとがっかりした様子のペルカを見てトワは声を震わせる。今にも泣いてしまいそうな顔をわなわなと震わせて、いかにも決壊寸前という様子。
ああそうなのだ。トワ・エリュオストは少しだけ人との接し方が独特である。その実に個人的な価値観からささいなことで大いに喜ぶこともあれば、このようになんでもないことを、とりかえしのつかない失敗のように捉えてしまう。>>500
「ご、ごめんなさ、ごめんなさい。期待させて、してもらったのに、期待に応えられ、なくて、また、またがんばります、から、きら、きらわな、」
「おぅう落ちつけ、落ちついて」
トワ・エリュオストという人間を学友として少しだけ知っているペルカは慌てない。
すばやく、かつ小鳥の眠りを妨げないようトワに接近し静かに抱きしめた。
「鳥さんおきちゃうから、ほら、ね?」
「ごめ、ごめんなさ、」
「うんうんいいのいいの」
トワの背中に回した腕でぽんぽんとやさしく叩く。
こうすれば絶対に落ちついてくれるということはないが……それでもやらないよりは遥かにマシになる。
「僕、僕、ペルカさんに嫌われて、嫌いました、か? 嫌いましたよね? だめ、だめです、きらわない、で、ペルカさん、ペルカさん……ペルカさん……」
「きらってないきらってない。平気だって」
「本当ですか? 本当なら、僕、僕……」
「うんうん、だいじょうぶだいじょうぶ」
決壊寸前のトワ、よくわかってなさそうなアルシオネシアたち、気持ちよさそうに眠った小鳥を見てからまたペルカは慣れない悩みに頭を疲れさせた。>>502
バサバサバサと羽音を立てて小鳥はペルカの広くない部屋をぐるぐると回る。羽ばたくたびに少しの羽が抜け落ちてひらひらと舞った。
こんな狭いところを飛んでどこかにぶつけやしないかとペルカは心配する。が、どうにもできない。野生の生き物の活発な動きはペルカの予想以上のものだった。
───チチチッ。
飛びたがっているのだと、思った。こんな狭い部屋じゃなくて、大きな船じゃなくて、広い海の先へ。
「……おまえ、飛びたい?」
───ピチィ!
別にペルカの言葉に反応したわけではないだろう。
ペルカが問いかけたのと、小鳥の鳴き声のタイミングがたまたま合っていただけのこと。それはただの思い込みに違いなく、けれどもペルカは小鳥が返事をしてくれたのだと思った。
「飛びたいのか」
きっとそれは一方的なさびしさで。耐えがたいものでも、すぐに捨てなきゃいけないもの。
誰にだってわかる。こどもにだって、ウサギにだってわかっちゃう。>>503
「じゃあ、しょうがないね」
気づけばペルカは自室の窓を開けていた。小鳥がひときわ強く羽ばたいて、窓の外へ飛び立っていく。
置いていかれるような錯覚を覚えた。
「ぁ…………」
小鳥を追いかけるようにペルカもまた空に向かって跳びだしていく。
跳躍。魔術によって高い高い空、まばらに白が散らばる青空に迫るペルカは、それでも羽ばたく小鳥には届かない。床を蹴った勢いも次第に失われ、ペルカの体は重力に従って下に向かう。
───飛び立っていく小鳥は、渡り鳥だという。
ああしてどこかへ飛んで行って海を越えていく。長い時間空の旅をする。それはなんのために? 子供を育てるためだ。子孫を残すためだ。未来のためだ。
明日のためだと、渡り鳥の羽ばたきは示す。
そんな気持ちはわからない。
さらに一歩、空中で再び跳躍する。下に向かっていたはずの体は今一度上に向かう。しかして、届かず。
ペルカという少女には明日なんてわからない。昨日がわからず、明日をも知れず、明確なのは今日という今この瞬間だけ。
だからわからない。遠い遠い未来に向かって飛んでいく渡り鳥の気持ちがわからない。わからないから、知りたいと思った。
さらにもう一歩、二度目の空中での跳躍。もっと近く、もっと高く、あの渡り鳥に手を伸ばす。
でも、やっぱり、届かない。だってウサギに羽はない。>>504
三度目の跳躍はなかった。いかに魔術といえと今のペルカが空中で跳べるのは二回まで。それ以上はいくら空を蹴ってもなんにもならない。
今度こそ重力に逆らえずペルカの体は大きな大きな『船』に向かって落ちていく。
落ちながらペルカは飛んでいく渡り鳥を見ていた。ずっとずっと目が離せない。
どこか、羨ましい、なんて思いながら。
・ ・ ・ ・ ・ ・
さっ、さっ、とほうきを動かし続ける。動かせば動かすだけ小鳥の羽が集まっていく。
飛んでいく小鳥を追いかけて、寮のすぐそばに怪我なく墜落したその後のこと。
ペルカは自室にこれでもかと言うほどに散らばった小鳥の羽をほうきで集めていた。部屋のお掃除である。とは言っても、小鳥の羽を集めるだけでそれ以上のことはしない。
傍らではA-061S……ムイムイも一緒に手伝っている。黙々と作業している中で、
「ねぇ、ムイムイ」
「なんでございましょう」
「わたしは、明日もここにいられるかな」>>505
ぽつりとそんな疑問をペルカはこぼす。
そんなことは誰にもわからない。人は変わる。明日は変わる。変わり続けて終わらない。そんな世界の明日なんてわからないのが当たり前で。
だから、わからないから、わからないなりの言葉がある。
「ペルカ様の明日の話はわかりませんが」
「?」
「"ムイムイ"は明日もペルカ様のお世話をします」
「わたしは、明日のことなんてわからないのに?」
「わからなくなっても我々はお世話いたします」
「……明日もいっしょにいてくれる?」
「我々はそのように仰せつかりました」
「…………うん」
その話はムイムイの話で、結局はペルカの明日を決めることなんてない。今、目の前で集めた小鳥の羽のように風と一緒にどこかへいってしまうようなささやかな言葉。
ならそれもいいなとペルカは思った。
ほんの少しでもあの渡り鳥みたいに飛べるような明日の話は、すとんと心に落ちついた。>>512
満足いただけてなにより
実はこれ一回書き直したもので、収拾つかなくなったverではムジカちゃんもいっぱい喋ってたのに結局出せなくなったのが残念で残念で…自分の無力がひどい…そういやガバ=タルって美味いんすかね…?
>>510 >>511
やっぱそうでしたよね?
ここでも公式でも「西洋魔術社会において歴史と権威を認められてる組織」はまだ出てきてないですよね
いやぁ夏のアニオリ映画で処刑するのにちょうどいい日番谷冬獅郎が見つからないし、副案で時計塔w@23zgyeutmy扱ex;w<zsoes4eyh@s化dq魔術師s8teuutjqat@倉i眠zwq『世界大戦時代i凍結x;q英霊兵器転用計画sck大元iuzq聖杯戦争kw@ーq(※d@ea7yt@軍i徴用x;w研究i従事dwq)』一式pzs=手i入;w「p7!b;使zw最強兵器作zwf@tidwgq7z2@z殺dq\!」zwdwqo厄介xyt@「3-t@gk癇癪kq/i推dt@使0;.k解釈違euyw@r:s@!!!cyui権力t@好guo螺旋館iw@m擦l寄zw;f@ees思4yw@r:s@!!!」zw強襲dwgw4elーr@0yq@ーoys@r.中編を書こうと思ってたんですけど、冷静に考えたらこれある程度強力な組織が日本にあるようなら真っ先に鎮圧に来るなって思って…
ないなら勝手にその辺考えてもええか……>>518
かわいい(かわいい(cute(so CUTE)))
てんてんお目目とよこ棒のお口すこなんですよ、わたしありふれた聖杯戦争のセイバー陣営の話がなんとか出来ました。投稿してもよろしいでしょうか?
では投稿します
魔術協会より派遣されたアレクトール・ヴェロニカは萬天市にて英霊召喚の準備を執り行っていた。
自分の適性にあった霊地を見つけ、自身が土地の力を利用できるように魔術的な調整を霊地に施し、念のために監視されることを懸念して情報系の魔術で監視対策する。
魔法陣を描き、即席で作った祭壇に、英霊を召喚する触媒として用意した傷んだ竹簡を配置する。
予定した時刻になったことアレクトールは詠唱を始める。問題なく儀式は行われた。
「───告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
魔法陣が雷光の如く輝き、旋風が起こり土煙は舞い上がる。>>526
魔術回路が稼働して、詠唱を終えたとき光る魔法陣の奥から人影が顕現する。
このとき彼は、何か殺気のようなものを感じたのである。それは例えば鳥獣が、山岳の空に雷雲の迫るのを敏感に肌で知るのと同様の感覚であった。
光の奥から、土煙が依然として濃く立ち込めている。それがぬるい風に、ゆっくりといくつかの渦を巻いているようだ。
アレクトールの背に旋律が走った。全身の筋肉がみるみる硬直してくるような感覚に縛られて来たのだ。そして光の奥から吹き付けて来る冷厳なる覇気に衝撃されたのだ。
「……っ」
うつむいて瞠目させ、アレクトールは立ち竦んだ。それっきり、息もつけない。一歩も踏み出せない───それはいまだかつて彼が経験したことのない、圧倒的な凄まじい覇気の嵐であった。
光の向こうから現れるのは貴族や王族を思わせる古代中華の装束を来た男。冷厳な覇気を漂わせる硬質な美貌の男だった。
……と、アレクトールを金縛りにしていた覇気の風が、徐々に薄れていった。そう脳髄で理解知りながら、アレクトールはなお身動きも出来なかった。
全身をヌラヌラと濡らすものにアレクトールは気が付いた。それはあぶら汗であった。
時計塔に君臨する君主(ロード)たちにすら、臆することもなかったアレクトールであってもここまで気圧されることにはならなかった。>>527
「姓名を曹操、字を孟徳。クラスはセイバー、ここに現界した。お前か? 余を現世に引き寄せた魔術師は」
「その通りです。アレクトール・ヴェロニカ。此度の聖杯戦争でセイバー、あなたのマスターです。……よろしければアレクと呼んで頂きたい」
「そうか、ではアレクよ。お前が余の興を如何に満たすか、それをこの戦いで示してみせろ」
「興……ですか。私は聖杯を回収する任務であるため聖杯にかける願いはありませんが、善処してみましょう」
サーヴァント、境界記録帯(ゴーストライナー)をアレクトールは英霊曹操と同一視することはない。高度な知性を持った使い魔とわかってはいたがそれでも曹操本人への敬意を、サーヴァントを通して持たざる得ない。先程受けた覇気の風が、本能的にそうさせているのかもしれない。
「ここが我が故郷より東の委奴国か。ふふふ……生前果たせなかった委奴国の周遊してみるか。……よし、余は今日は戦わず遊びに出かけることにした。アレクよ付き合え」>>531
ローエングリン「!!」(全力で連続バックステップ)>曹操の好み>>537
ちなみに曹操はある方面での戦闘力は相手がキアラレベルでなければ確定勝利になります。まあ、その戦闘力は聖杯戦争では評価されない項目ですからね。『山吹の実の一つ』
太田道灌(ランサー)装備時のみ、登場時にスターを獲得(20個)&フィールドにいる間、スター発生率をアップ(20%)
イラスト:蓑と添えられるようにして咲く山吹の花
今にして思えば、自分は随分と傲慢な男であった。自己完結で努力をした気でいる聞かん坊という者だった。
そんな人間の言葉に、一体どんな効能があると言うのだろう。その機転は何のためにあった?その知能は何のためにあった?その身体は何のためにあった?
袂を分かち、こちらに刃を向ける同胞を止めることさえ出来なかったではないか。会話など出来ていなかったではないか。
我が主君の欺瞞の眼差しに何故気づかなかった?主の目も見ず、よくも忠誠を誓えたものだ。恨み言など、吐くべきでもなかった。
ああ、戦場での武功など何になろう。空を仰げど、地を睨めど、そこに人は居ないのに。
自分が見るべきだったのは人だ。上も下もなく、ただ眼前を誠意を持って─────あの、少女のように。
“七重八重花は咲けども山吹の実の一つだに無きぞ悲しき”
まるで、私だ。花をつけたとしても、実の一つもなければ誰も潤すことは出来ない。なんて情けない、なんて虚しく、悲しい。
だから、せめて。次があるとするならば。
「──────今度は、何でも主とたくさんお喋りしたいっすねえ」>>540
ということで絆礼装で明かされる衝撃の真実
道灌の生前の一人称は「私」
とまあここら辺でスレを遡っていきますんよし
リクエストされた海月ちゃんのSS、前編投下しますわ夜の秘海集積船の学生寮。
消灯時間も近くなってきた夜に、ある部屋から微かな、だが活発な物音が聞こえていた。
水色の可愛らしい部屋で、部屋の主は器にお湯を注ぐ。
「ふーふふーん♪ふふーん…っ♪」
小声で鼻歌を歌いながら、部屋の主…一条海月は麺を湯切りしてスープに入れる。
「よーし、完成…!!」
そう、夜食ラーメンである。
海月は、基本的にはかなり真面目で品行方正な生徒であるが、こと夜食に関しては常習犯である。
海月の大好物はラーメン。あっさり系の醤油からこってり系の豚骨、油そば、つけ麺。あらゆる種類の麺を好む生粋のラーメン女子なのである。ただしG系は除く。
夜食に目覚めたのは船に入ってから。ある日の夜に麺の消費期限がその日である事に気付き、焦って作って食べた瞬間、堕ちてしまった。
夜食という至福の、背徳の時間を好きになってしまったのである。>>544
「ぷにゅーいっ!!」
「うん、メロの分も今注ぐからね。」
「ぷーにゅっ!!ぷーにゅっ!!」
「かわいい…」
メロが匂いを嗅ぎ、嬉しそうに飛び跳ねる。微笑みながら、メロが飲む様に小さい器にもスープを薄めに入れる。
メロは食事する事はできないけど、飲み物は飲む事が可能であり、メロはあらゆる飲み物やスープを飲む事が大好きなのである。
とはいえ、その理屈というかメカニズムはまだ分かってなくて、ジャスミンちゃんも首を傾げていた。
(何年も一緒にいるけど、まだ分からない所もあるんだよね)
あの日、孤島で二人で契約してから、海月とメロは一心同体の人生を送ってきた。
まるでサトシとピカチュウみたいなポケモンのトレーナーの様に絆を育み、二人で生きている。
海月はメロの考えてる事は大体分かるし、メロも海月の事が分かる様な行動を取る事がある。海月が落ち込んでたら身体をゼリー状の体で抱きしめてくれるし、セクハラに怒ってる時は、護る様に怒ってくれる。
二人は、固い絆で結ばれた運命共同体なのである。>>546
私の魔眼は、周囲にあるあらゆる生体反応と魔術の波を感知する事ができる俯瞰の魔眼。いわゆる高性能のスキャンやソナーといった感じ。
しかし、そのセンサーでマレオは感知できない。一応神様だからだろうか。
そしてマレオの奴は神出鬼没、船の中全てを自由に行動できる訳だからいつどの部屋に現れてもおかしくない。しかも気まぐれなのか、性格がちょっと悪いのか分からないけどあまり見られたくない時に現れたりする。
前なんて船に入る前のアレコレでお世話になったお嬢様の人から教わったアニメ声萌え声メソッドを実践してたらいきなり後ろから真顔で拍手されたし。
「可愛いいい…!!」とか悶えながらアイドルアニメの動画見てた時に突然肩叩かれたと思って後ろ見たらいきなりそのアニメのキービジュ全部マレオ顔の雑コラのポスター見せられてソーダ吹き出しそうになったし。
だから、別に普通にラーメンを食べている所にいきなり入られてもそこまで動揺しない。昔は「何でいきなり入ってるの変態神」とか言ってビビってたけど、もう慣れた。下心とか無いらしいし。でもコスプレしてる時に乱入されたら今でも動揺するけど。無言でメロちゃんの催眠針連打する位には動揺するけど。>>547
「あ、スープの器あるじゃんイタダキィ!!」
「ちょっと、それメロのお代わりの分だから!!」
「ぶにゃああ!!」
「でぇじょうぶだ、神のパウァーでスープ復活させるからな!!ついでに麺も錬成したぜ!!」
「ぶにゃあ…ぷにゅッ!!ぷにゅッ!!」
「ふぉっふぉっふぉっ、そんなパンチじゃこのマレオ様には1ダメージも通らんぞい!!」
「はぁ…」
宣言通り、マレオが飲み干した筈のラーメンスープは元に戻っていた。メロはそれで安心した様に見えたが、それはそれとしてマレオにメロパンチのラッシュを喰らわせている。猫パンチみたいで可愛い。
「アンタって本当何でもできるよね…」
「神だからな!!オラ崇めなさいミツキ!!あとミツキって文字ミッ○ーみ」「分かったから早く食べなさい、あとそれは割とヤバいからやめとこマレオ」
と、こんな感じでいつも結構面倒な絡み方をしてくるのがマレオ。正直ちょっとウザいのは事実だけど、でも悪い奴じゃないのは分かる。
と、マレオが一気に存在感のある細麺を啜る。それを見た後、皿を洗い始める。
と、マレオがいつものテンションで話しかけてきた。
「そういやミツキ!!知ってるか?」
「はぁ、何の話よ…」
「…最近船で流通してる、謎の珍味の話」
「…詳しく。」
突然マレオの口から出た興味深い言葉は、集積船の中でもかなりのラーメンマイスターであると自負してる私にとって放っとけない物だった。>>548
「忘れもしない、あれは俺様が船の中をケツワープと飛鳥文化アタックを悪魔合体した移動法で動き回っていた時…」
「何やってんのアンタ…」
私のツッコミを気にせずに、目の前のショタ海神は話を始めた。
彼の話によると、船の中を変態(TAS的な意味)的な移動をしてた時に生活管理局の保管庫の辺りで「ナニカ」を見つけたという。
それは時折手に入る謎の食材で、奇妙な見た目をした珍味らしい。
多分塩ラーメンとかに具材で載せたら美味いのでは?とも。
「と、以上だぜミツキ。それで——」
「マレオ」
その話が終わった時に、私はすぐ決断した。
偶然にも明日は船の授業は休み。
なら、ちょっと冒険してみる価値はあるかも。
「ジャスミンちゃんに、明日会おうって伝えといてほしいの」
という訳で、珍味ハント作戦。開始なのです。>>539
こちらも、やんちゃってごった煮時代劇亜種特異点(?)のプロローグその1と2、ローエングリンのキャラシの追加分を投下しております。
後、泥の方にR-18ssもブッ込んどります。>>554
拝見しました
流石は最強陣営、登場の仕方も威圧感が半端ないっすね
しかし速攻ソープ行こうとするとは流石曹操様、そこに痺れる憧れるゥ
この陣営がどこまで暴れるのか楽しみです
あと趙雲のバトルスタイルについてなんですが、とにかく速度と機動力を活かした感じにしてくれると嬉しいです
趙雲は凱角槍による風属性のブーストでとにかく攻撃の速度や機動力を上げて戦う感じなので、項羽様のクイック攻撃みたいなスピードで攻撃したり一気に風放出しながら跳んで一気に間合い詰めたりとかできます
そんで槍の大技が溜めてから薙ぎ払って緑色の風の衝撃破を放つ技(確か洛陽でも使った記憶がある)なので良かったら使ってくれると嬉しいです
弱点は凱角槍から放出する風は緑色に可視化される所と、風のエネルギーが無限ではない所です
一応風のエネルギーは自動回復しますがフィールドの風の吹き具合によって変動します、密室みたいな所だと回復が少し遅くなります
まあ風無しでもかなり強いですが風のエネルギーを回復する僅かなタイミングが隙になるかもしれないって感じです
良ければ参考にして下さい!!(あと曹操はもちろんだけど与一と戦ったら相性的に映える勝負になりそうだなと思ってます)>>560
ホワア!平和的飯(甘味)テロ!感想するぜ私はするぜー
>>465
ドン・ファン「…うーん?どこかで誰かに噂をされたような」
エルザさんなら受け入れられそうなものですが、生来のコンプレックスは阻んでくるものですよね…純愛を…
言及キャラよろしければ天敵の京丸にでも…
>>508
まぁたトワが人様に迷惑かけてる〜()ペルカさんの対応力の高さと優しさが光るなぁ…
ペルカさんの悩みは切なさが詰まってて、でもそんなペルカさんにああいう返しができるムイムイさん、なんというか二人の絶妙な距離感が感じられて良いなって…ペルカさんはずっと今日をエンジョイすべき…
>>529
これが俗に言うパリピ曹操…!?(言わない)(でもそのまま繁華街出てたらマジでそうなってましたね)(これにはお嬢もビックリ)
英雄色を好むとは言いますが、光輝と共に現れた迫力満点の武将が初っ端にやることが風俗というギャップよ
>>550
飯テロは良い。学生とかがガヤガヤしてる飯テロは特に良い。それでしか得られない栄養がある。つまりじゃんじゃん書いてもらってええんやで
そして珍味…私がSSで出した…イッタイナニタルナンダローナー()そして道灌絆礼装へのご感想ありがとうございます!絆礼装はこれからもちょくちょく出していきたいな…次誰にしよ…
>>543
ありがたやありがたや…ランサーは忠義のサーヴァント…ディルムッドもそしてだそうだと言っている…
カルデアだと善意の塊なマスターに当たってチャラ男な仲間も出来てるんで、今後あるかもしれない聖杯戦争によっては本当にディルムッドみたいになるやも…
>>551
わかるマン…こういう過去の後悔を挽回しようと努力する人は良い…道灌はちょっと変な方向行ったけど…
幕間とかで、長尾景春との対話とかも深掘りしていきたいなーという所存
>>553
この和歌を知ってあの返しが出来る村娘ホント何者なんや…ってなりましたね。非常に情緒のある和歌だと思います>>562
現在でも両性具有と聞けば好奇の目で見たり生理的嫌悪感が先走ったりする人は一定数いると思われるのに、ローエングリンの場合は生前の時代を考えると……。
もしも生前の段階で打ち明けていればエルザはビックリしたり珍しがりはすれど、『最愛の人の、隠れたチャームポイント』と割り切って受け入れてました。
コンプレックスの原因である体の秘密を打ち明ける不安と、もしもそれを理由に拒絶されたらという恐怖がローエングリンに最悪の判断ミスをもたらしてしまったのです。
ローエングリン「僕は恐れと猜疑心に負けて、エルザを捨てた酷い男です。なのに、京丸さんが僕を見る目には、どうしてか敵意が感じられません……」ルーカス
「あーーー、僕の『英雄』成分が不足している」
竹葉灯理
「あなたのじゃ無かったと思うんですけど……」>>562
友達だからだいじょうぶ!
そして今日もやつのウサギ心は唸り続ける…血鎖の進捗とお知らせ上げます
今血鎖は全四〜五章の内第二章までプロット練り終わりました
二章までが前編で、三章からの後編もほぼ固まってるのでもしかしたら結構早く開幕できるかもしれないです
とりあえず8月下旬か9月上旬に開幕させる予定で行きます
凌牙君周りの伏線とか設定の7割をブチまける予定なのでよろしくっす
砕城の一族についてとか凌牙の過去話で出た少女の正体とか過去の真実とか因縁の相手とか色々明かします
ただ、わざわざ一人の生徒の因縁の問題に滅茶苦茶多くのメンバー出張ってもアレやろって事で仲間とか主に登場する船メンバーはそこそこ少ないです、すいません
とりあえずご期待くださいそういや凌牙君の闇の側面って初登場以降ほとんど出してなかったなって血鎖製作中に気付いてしまった
ナンテコッタイ
>>568
かっこいい+可愛い男の子…ハイキューの日向みたいな感じっすかね(というよりcv村瀬歩さんのキャラ割と当てはまりそうだなと思ったり)
何というかかっこいい+可愛いって感じのキャラはかっこいい方面とかわいい方面で方向性違う二つの属性を用意して合体させるのをベースにすると良いかと思います
例えば熱血漢(かっこいい)+子供っぽい言動(かわいい)だったりショタ(かわいい)+ヤンキー口調オラオラ系(かっこいい)だったりとかみたいな感じでベースを考えると良いと思います(割と変な例えですいません)>>569
ハイキューの日向…ああ近いかも(声優さんはわからないです…)
属性二つ用意するのもありですねーそういう方向も考えてみます私から言わせて貰えば男の子は存在するだけでかわいいんだから日常シーンを丁寧に書けば自然とかわいくなると思うよ
>>573
なるほど…>>572
カッコいい+可愛い男の子と聞いて、キラしか頭に浮かんでこなかったから。現想異世界特異点のこぼれ話。
救出作戦はソフィ、カドック、デイビット、ベリル、ペペの順で進行してラストがオフェリア。
ちなみにソフィ達の漂着先は以下の通り。
ソフィ:南国歌舞伎場シンガポール
カドック:赤氷屍活群都モスクワ
デイビット:獣人種激奏地ナイロビ
ベリル:鮮烈歓楽緑洲(オアシス)ドバイ
ペペ:邪(カルト)宗教色魔界パリ>>577
モスクワとパリはドシリアス確定ですね。
特に前者は最初からホラー路線で行くという前提で名前決めたし。
ちなみにモスクワの元ネタは『新約SDガンダム外伝 騎士王物語』の敵勢力であるアンデッド軍団『総統の尾』。どうもっす
昨日の大体この時間辺りにスタッフトーク公開されたって訳なので水着霊衣投下します
去年没になって今年春辺りに何度かイラスト案投下した趙雲の霊衣の完全版です
どうぞ霊衣「涼風の求道者」
趙雲子龍の霊衣。
真夏の鍛錬の為に黄夫人に頼んで作ってもらったスポーティーな高性能のジャージ。
涼しい風と共に、翠の偉丈夫は夏を楽しみながら己の研鑽に励む。
解放時台詞「マスター。夏という訳で、俺も装いを変えてみた。似合っているだろうか?…そうか、なら良かった。暑い夏だからこそできる鍛錬もある。それに励もうと思って、こうして思い切って着替えてみたんだ。…それに、たまには思い切り遊んでみるのも良いかと思ってな。この夏は、遊びも鍛錬も、護衛もこなしてみせる。宜しく頼む、マスター。」
マイルーム台詞1「実は俺は、海にあまり馴染みが無くてな。生前に見た事は無かった気がするから、割と今は新鮮な気持ちだ。後で、少し泳いでみるか…」
マイルーム台詞2「マスター、暑いのか?そうか…少し待っててくれ。月英殿がメンテナンスで着けたと言っていた涯角槍納涼モードを使ってみよう。よし、と。…涼しいだろうか?そうか。…む、それ普通の扇風機で良くないか…?……気にするんじゃない。正直俺も薄々思ってたが…気にするな…」>>580
戦闘開始1「コンディションは完璧だ。さて、行くぞマスター!!」
戦闘開始2「準備運動は済ませた。さあ、やるか…!!」
スキル発動1「風が気持ちいいな…」
スキル発動2「一息入れるぞ」(スポーツドリンク飲むモーション)
コマンドカード1「了解だ!」
コマンドカード2「よし!」
コマンドカード3「応!!」
宝具カード「実はこの剣、夏だと持ち手が凄く熱い…!!」
エクストラアタック1「熱ごと…薙ぎ払う!!」
エクストラアタック2「一槍入魂!!はァァッッッ!!」
戦闘不能1「鍛え方が…足りなかったか…」
戦闘不能2「今のは流石に…劉備様に顔向けできんな…」
戦闘終了1「戦闘終了だな。マスター、月英殿特製のスポーツドリンクだ。飲んでみるといい、飛ぶぞ。…冗談だ。」
戦闘終了2「いい運動になった。さて、ストレッチしておくか…」
戦闘終了3「涯角槍を破らぬ限り、貴様に勝ち目は無い…!!…あっ、聴いてたのかマスター。…すまない、何でもない。……忘れてくれ…」>>590
あら~~~~~~!!!(身悶え)イヤーッ!falling moon最新話貼るぞコラー!
気持ちに整理をつけなくてはならない。緩んでしまっている意識を取り戻さなくてはならない。
手を握っていた理仁が眠りに落ちたのを確認してから、柳花は病室を後にし街へと繰り出した。足早に、逃げるように。
人気の多い大通りを避け、湿った小道へと入ったところで道の真ん中に嵌め込まれたマンホールの前に立つ。周囲に誰もいない事を確認してから柳花は蓋を引き上げ下水道へと降りた。
理仁が目覚めるまでの間、柳花は街中を駆け巡った。浦戸との戦いで校舎の一角が吹き飛んだ件がニュースになっている以上、間違いなく他のマスター達も何かしらのアクションを起こすと踏んだのだ。
そうして街を探索している最中、柳花は浦戸の自宅から少し離れた地下に魔術工房がある事を突き止めた。自宅内に魔術が関わっている物品が全く無かった為に工房があると見当をつけて探し回った結果である。
(罠くらいは用意しているだろうが……)
じめじめとする通路を歩いていくと、想定通りに幾つか侵入者を迎え撃つトラップが仕掛けられていた。しかしどれも柳花からすれば小細工としか言えず、難なく解除ができた。恐らく侵入者を撃退するのではなく、主である浦戸がこの場から逃げ出すための時間を稼ぐ為なのだろう。
少し開けた広場へと出る。そこには幾つもの機材と、得体の知れない液体が注がれた巨大なカプセルが鎮座していた。
長机に並べられている小瓶にはそれぞれラベルが貼られている。>>595
「感覚麻痺、痛覚鋭敏化、記憶消去、記憶操作……」
浦戸は戦闘の際には薬品を用いていた。魔術ではなく魔術的な工作が彼の主な武器だったようだ。
カプセルに目を向け、スマホのライトでわずかに照らす。液体の中身を確認しようとし、柳花は思わず一歩下がった。
「人間か、これは」
形容すべき言葉が見つからない。異物、そう呼ぶしかない代物がカプセルに浮かんでいる。それでもなんとか相応しい言葉で表現するならばヒトの形をした、蜂の巣の様な何かだ。
何かこれについて記しているものはないかと長机を漁ると浦戸の手記らしきものを探し当てた。分厚くボロボロなところを見るに長い間愛用しているようだ。長い孤独の中にあったのか、手記の内容は要領を得ない。思った事を適当に書き殴っていた。
強いていうならばありふれた悲劇である。
浦戸という名前は偽名であり、本当の名前はラウという事。時計塔にいたが周囲との差に愕然として逃げ出した事。妹のミアを助けられずに見殺しにした事。そして愛する妹を救いたいと願いマスターとなった事。生き返らせる事は叶わないから、せめて彼女の匂いを取り戻そうと考えていた事。その為ならば、たとえ愛着が湧きつつあった生徒であろうと排除しようと考えていた事。
何もかもが浦戸の弱さを物語っている。逃げる為の罠も、薬物を用いた無理やりな魂喰いも。
カプセルに浮かんでいるのは妹の死体と見るべきだろう。なんとしても願いを叶えるべく、無理矢理鮮度を保とうとしているようだ。悪あがき、そう呼ぶしかない。浦戸なりに知恵を絞った保存方法なのだろうが、最早匂いなど残っていないだろう。>>596
(けれどその男に負けたのが私だ。負けてしまったのが私だ)
黙々とページをめくっていく。ふと、ある一文に目が止まった。
『奴に怪物を借りた。これで勝てる』
奴、というのは例の怪物を生み出しているマスターだろう。浦戸は何者かに接触し、妹を救う為に悪魔へと魂を売ったのだ。
名前か何か書いていないかとまたページをめくったところで、柳花は手を止めた。というより止めてしまった。
『三義は俺を好きだと言っていた。俺に力を貸してくれるそうだ』
『三義が以前から俺をストーキングしていたのは匂いでわかっていた』
『ミアが大きくなったらきっとあれくらい可愛くなっていただろう』
柳花も、理仁も触れていなかった。というより触れないようにしていた。
三義は何者かによって殺されたが、その前にまず浦戸の側についていた事が浦戸本人の口から明かされていた。理由を問いただす前に本人も殺されてしまった以上、真実を確かめる術はない。
もしも手記に書いてある通りならば、三義は自分が好きになった人間の為に仲間を裏切ったという事実が残る。
否、まだ断言するには早い。理仁が言うように様子がおかしかったというのなら姿を見せない謎のマスターによって操られていたのかもしれない。浦戸がストーキングされていると思い込んでいただけで、全ては嘘かもしれない。>>597
「……おい、隠れているつもりか?ドブの匂いでも隠しきれんぞ、血の臭いが」
「あはは、うふふ。こんなところに女の子が独り。迷ってしまったのでしょうか。わたくしが道案内してさしあげましょうか」
「マスターはどこだ?臆病者らしく引っ込んでいるのか」
「そうなのです。わたくしのマスターは怖がりなものですから、でもわたくしを信頼してくれています。そうでなければ貴女に会いたいだなんてリクエストを聞いてくれませんもの」
戸惑いを抑え込む様に柳花が棘のある声色で投げかけた先の闇から、女が顔を覗かせている。下水道の奥深くにらんらんと光る目が一対。ゾッとする猫なで声に柳花は即座に令呪を励起させていた。
光と共に現れたセイバーが剣を構えれば、女はクスクスと笑った。
「まぁ、凜々しい騎士。けれどお顔が見えませんわね……そのフード、取ってくださりません?」
ずるりと闇から剥いでた女の手には一本の杖。蔦が絡んだ様な禍々しいフォルムのそれを手に、ゆっくりと歩き出す。
音楽を奏でる様に杖が振るわれるのに併せて宙に薔薇の花が咲いた。今度は杖に続き、花は弾丸の様に放たれてセイバーへと突き進んでいく。常人の視力では捉えきれないほどの速度を叩き出しているそれを、しかし剣士は軽々と剣で弾いてみせた。
「ッ!?」
否。弾いたものの、第二射が再び凄まじい速度で射出された。一発目よりも遙かに速い攻撃に僅かにセイバーは対応が遅れ、顔を隠していたフードが魔力を帯びた花びらに切り裂かれた。
フードの下に隠れていたのは重厚な鎧に似合わない可憐な少女の顔である。闇に紛れて女の笑い声が響き渡る。
「まあ、騎士と言うのだから殿方なのだと思い込んでいました。可愛らしいお顔ですこと」>>598
女の口元が裂けた様に歪んだかと思えば、再び薔薇が射出される。セイバーはやはりこれを捌くが、勢いが止む事は無い。
が、柳花の表情に焦りはなかった。それどころか勝利を確信したかの様に目をカッと見開き、
「セイバーッ!」
爆発とでも言うべき魔力の奔流に合わせ、セイバーは女へと突撃する。薔薇よりもずっと速く、弾丸など飛び越え、一瞬で懐へと潜り込んでみせた。
迷いのない横薙ぎの一撃が難なく女の首を捉え、バターを切るかの様に首を寸断せしめる。正確な一閃は断面に凹凸一つ無く、驚くほど滑らかに肉を切り裂いた。
斬り飛ばされた首がゴロゴロと地面を転がり下水へと落ちる、その瞬間に制御を失ったはずの肉体がぶるりと震えたかと思えば生首をすかさず拾い上げ、杖を地面へと叩き付ける。コンクリートの内側から何本もの蔦が飛び出し、セイバーと女の間に障壁を作り出した。
「ああ、危ないところでした。わたくしの首が汚水にまみれるだなんて、想像するだけで身も毛もよだちますわ」
「……吸血鬼あたりと見当はつけていたが、貴様そこまでか」
「ええ、ええ。奇術師ではありませんが、わたくし首が落ちても死なないのです。驚かれましたか?」
「いいや、そんな事だろうとは思っていた。次は手足も含めてバラバラにしてやる」
「可愛らしい顔をそんなに歪めて……わたくし、とっても嘆かわしいですわ。貴女の様な美しい娘にしかめ面なんて似つかわしくありません」
「貴様のせいでそうなっている事は理解しているか?いやそもそも化け物にヒトの倫理は通用しないか?」
生首を抱えたまま女は笑い、泣き、嘆く。言葉が通じているはずなのにまるで要領を得ない。というより、話を聞いているようで聞き流している。
>>599
「えんえん、えんえん。わたくし悲しいです。もしかしたらわたくしのマスターになってくれたのは貴女だったかもしれませんのに。わたくし、美しい娘が好きなのです。心から、ええ、ええ、この身を内から燃やし尽くしてしまいそうなくらいに。さっき言ったでしょう?貴女に会いたいと」
女の視線が柳花の頭から爪先までをじっくりと見渡す。文字通り舐める様なその視線から主を守る様にセイバーが立ちふさがり、女の目が喜ばしげにつり上がった。
「わたくし貴女のサーヴァントになれなかったのは残念ですが良い事もありましたわね。美しい娘と、娘を守らんとする忠義の少女騎士……嗚呼、アア、ああ、夢の様ですわ。だって、だって――――どちらも、沢山、たぁくさん、苦しめられますもの」
「気持ちの悪い奴め……!」
再びセイバーが動いた。一振りで蔦を切り払い、女へと肉薄する。女は片手に生首を抱えたままで杖を古い、また薔薇を咲かせては放っていく。
柳花は何度か打ち合いながら相手のステータスが異常に高い事を見抜いていた。これまで遭遇していないサーヴァントはアサシン、バーサーカーの二騎。どちらか一騎だと考えれば先程から繰り返している不規則な言動はバーサーカーに当てはめられる。しかし、だとしても攻撃の速度や込められている魔力は異常なまでに高い。
「貴様、そこまでにどれほどの魂を喰らった?」
「ええと、ええと……覚えていませんわねぇ。沢山いただいたのは覚えています。キャスターには感謝しなくてはなりませんわね。こんなにも力が漲っているのは初めてです」
いつの間にか生首は胴体に戻され、断面はぴったりと合わさり皮も繋がっていく。不死性と治癒能力、予想はしていたもののいざ目にすると腹立たしい気持ちが湧く。
>>600
「と、とっとっと」
女は首の具合を確かめ、しっかりと繋がった事を確認すると攻撃の手を止めた。同時にセイバーも胸元へと突き刺そうとしていた剣をぴたりと止める。
「どうやらここまでの様ですわね。時間切れです」
「まだ私のセイバーはやれるぞ」
「わたくしにやる気はありません。ここ、ジメジメしていますし何より臭いですわ。本気を出すにはちょっと不釣り合い。ですから、またの機会にしましょう」
女の身体が薄れていく。令呪の効果が切れた事により強制的に実体化が解除されていくのだ。
「わたくしの名前はアサシン。セイバーのマスター、いつか必ず貴女をお迎えに行きますわ。わたくしの可愛い、可愛い騎士様……」
アサシンの姿が掻き消えると共に下水道に充満していた血の臭いが引いていく。セイバーも同じ様に霊体化し、一人残された柳花は苛立たしく息を吐いた。
「情報を聞き出せるかと思ったが失敗か。だが奴と奴のマスターがろくでもない手合いである事と……」
戦闘の余波でそこら中に機材が散乱している浦戸の魔術工房へと目を向ける。ここで見つけた情報はあまり役に立つものではなかった。それどころか、理仁に伝えられない事ばかりだ。>>601
(理仁は浦戸の素性など聞いたら変に気に病んで更にやかましくなりそうだからな。それに経子の件も……奴は死ぬ瞬間に居合わせている。ショックを受けてしまうかもしれん)
柳花としては鈍くなっていた感覚を引き締めるのにはちょうど良い経験である。
浦戸という男は悲劇的な過去を持っていたが、それは無関係な人間を巻き込む理由にはならない。余計な感情で緩んでいたが、悪事を働く人間を生かしておく道理などありはしない。
整理すべき気持ちはそこにあった。浦戸に負けた原因は理仁に気を取られたからだ。理仁とのくだらない会話に足を引っ張られたからだ。けれど今感情はリセットした。今後迷う事など決してありはしない。今後彼が何か言ってきてもスパッと言い返せるだろう。
「……よし」
感情を整理し終えると、工房に残されていた小瓶を全て回収してその場を後にする。カプセルの中身は、柳花にはどうする事も出来ない。教会にでも報告しておけば何かしら対処するだろう。
マンホールから抜けだし、下水の匂いが染みついていないかと確認してから何事も無かった様に大通りへと出た。
病院へと帰る道中、駅前の映画館で柳花はふと足を止める。過去の名作映画がリバイバル上映されているらしく古ぼけたポスターが掲示されていた。以前一度だけ友人に誘われて観に行った記憶があり、よくあるラブストーリーである。
「愛か……」
洲甘家に純愛などという言葉は存在しない。夫とは戦いの果てに得るもので、よりよい子孫を生む為に家に迎え入れるのみ。母も祖母も、夫との思い出らしい思い出は無いようだった。
不意にどんな映画であったかを思い起こす。確か愛を知らない箱入り娘が一人の男に出会い、それまで知らなかった愛に目覚めていくストーリーで、ラストは引き離されそうになった二人が再会しお互いを強く抱きしめて、愛を囁き合いながらエンドロールだったはずだ。
興味が無いと言えば嘘になる。人並みに恋愛への憧れはあった。けれど自分は洲甘家の娘なのだから、もしもなどという考えは余計だ。何よりヒロインの様に男に惚れるという行為自体未経験である。
胸に手を置く。死の淵にあって確かに感じられた、理仁の鼓動を思い出す。>>602
何か言いようもしれぬ感情が胸中に渦巻く。命を助けられ、めいっぱい抱きしめられた感覚が離れないのだ。けれどそれはおかしい。洲甘柳花はつい先程感情をリセットした。余計な考えは一切捨てた、そのはずなのに何故彼に助けられた事に、ここまで胸がざわつくのか。
(ええい、病室での会話といいアイツと関わり始めてからというもの調子が狂うぞ)
無理矢理思考を打ち切ると、柳花は映画館から目を背けた。
『ハニー、君は僕が守るよ』
映画館の外壁に設置されている液晶画面から男のクサいセリフが飛び出す。柳花は再び足を止め、しばらくその場から動かなかった。
「……」
胸が高鳴るのを感じる。以前見た時は何も感じなかったセリフに、柳花の中で何かが反応したようだ。
足が自然と映画館に引き寄せられていく。興味も無かった映画のチケットを買ってしまう。
(……そうだ、浦戸は妹を愛していた。愛していたからこそ私に勝つ為に方法を選ばなかった。愛に、何か秘密があるんだ。あの時私が勝てなかった理由には愛が関わっているんだ、そのはずだ。だからこれは、これは、そう勉強だ。勉強の為に、見るんだ)
興味を持たなかった、持つ必要が無いと諦めていた事にヒントがあるかもしれない。
そんな風に考えながら、柳花は劇場へと消えていくのだった。あとなんか自分でも感覚麻痺してるんですけど仲間死んだのに変なテンションになってるのやばいと思いますのでちょいいじります、はい
おめかし……書けぬ……
ということで妙子式2 さんのキャラメーカーをお借りして作りました。おめかしルナでございます
https://picrew.me/image_maker/516657/complete?cd=7mrjXUNm5Xおめかしについて話そうと思いましたがSS投下してもよろしいでしょうか?
投げマス
◇カスパー・ハウザー
7周年だそうだ。7周年らしい。
何が7周年なのかはカスパーはわからない。ただ皆7周年に向けてソワソワしていて、マスターもサーヴァントたちも浮き足立っている。めでたいことだというのはわかるが、マスターに聞いても「いやあ…うん、まあ」と煮え切らない返事しか返ってこないのが胡乱で仕方がない。
特異点とか、異聞帯とか、サーヴァントとかの干渉かもしれないとも思ったのが五日前、自分よりも全然強いサーヴァントも浮かれているから違うだろうと考えたのが三日前。そして、今日は7周年を迎えるにあたっておめかしをするという。
最早ここまで来ると流れに身を任せるより他にない。そう結論づけたカスパーは、マスターと裁縫を得意とするサーヴァントたちが自室までやって来て用意した多種多様多彩多量な服の中から、騎兵風の軍服に袖を通した。姿見の前で違和感はないか確認し、軍帽を少し躊躇しつつも諦めて被る。
様になっているかと言われれば、全然そんなことはない。貧相な身体を思えば当然のこと。軍服というのは、もっと恰幅のいい壮年なんかが着るのが合っている。それでも、数多くある服のうち、これを見て心惹かれたのも事実。自身がカスパー・ハウザーである、という証明情報において、「騎兵」は不可欠の要素であるが故に。
「あら、軍服ですか。お似合いですよ」
「どうも…」
自室を出ると、夕子が通りすがってそう言ってきた。お世辞に違いないが、おそらく今回の衣装作りの功労者であろう彼女の前でそれを言うのは憚れる気がしたので会釈をしておく。>>613
もしかすると、彼女はこの軍服の製作者その人なのかもしれない。夕子はまじまじと、矯めつ眇めつカスパーを眺めて、満足げにうんうんと頷いた。そのあと、何かを思い出したような顔になって
「あぁそうだ、よろしければカスパーさん。お願いがあるのですが」
「…まあ、聞きますけど。面倒ごとですか?」
「いえ面倒というわけではないのですが…良ければ、第十倉庫に行っていただけませんか?」
「構いませんけど、どうして?」
「京丸さんなのですが、衣装選びに悩んでいらっしゃって…それで、色々服をお出しするうちにお部屋にも入り切らなくなり、倉庫をお借りしていらっしゃるんです。決まったのかどうか、気になって。カスパーさんは、普段周回などでもご一緒されているそうですし」
「ええ、それは…まあ」
「お願いできませんか?少し、私急いでおりまして」
丁重にお断りしたかった。第十倉庫は遠くはないが、相手が京丸となるとどんなウザ絡みをされるかわかったものじゃない。テンションが高く、まるでご近所さんのような距離感で迫ってくる京丸のことを、カスパーは苦手としていた。周回でも、アサシンクラスでと言われる時はいつも身構える。
とはいえ、こちらのそんな苦手意識を露とも知らず純粋な心配から真っ直ぐに向けてくる夕子の視線と相対していると首を横に振れそうにない。こういった善意に、自分はどうも弱い。
「…………わかりました。行って急かしてくれば良いんですよね?」
「いえ、急かす必要はありませんが…とにかく、ありがとうございます!」>>614
儚げな容姿とは正反対のはつらつとした笑顔を浴びせられた。思わず顔を背けてしまうが、彼女の方はそれを認める前にさっさとどこかへ行ってしまった。一息吐き、第十倉庫の方角を見据えて、考えた。やはり自分は善意に弱い。
◇◇◇
「いらっしゃいませ、カスパーくん!」
「…何ですか、これ?っていうかなんでジョンがいるんです?」
第十倉庫に入って目に飛び込んできた情報を前にそう口にする。ついでに駆け寄ってきたジョン・ウィリアムズを手で制す。彼も普段の和洋折衷な服装からスコットランドヤードの制服に似た服に着替えている。
肝心の倉庫内の状況はというと、部屋に入り切らなかったという服は文字通り所狭しとハンガーに掛かって並んでいる。姿見が備えられ、その前で京丸が肌着姿で手に持った二着を睨んでいた。
「…あ、いらっしゃいカスパー君。ごめん、今ちょっと忙しくて」
「いやそれは知ってたんで良いんですけど…悩み抜いた末がその二着なんですか?」
「う、うん」
と言うのも、京丸が持っている二着はどちらもイロモノ。片方は顔が見えるタイプの着ぐるみパジャマのような服で、もう片方は黒子装束。牡丹飾りに袴というファッションでいる彼を知っていると異質に見える。>>615
指摘をされて歯切れ悪く頷く京丸に、カスパーはジョンを見る。ジョンはため息を一つ吐き、
「ずっと悩んでらっしゃるんですよ、京丸さん。自分は一体どういった服を着るべきかと」
「どういったって…別にどんなのでも良いじゃないですか。それとも、そんなトンチキファッションがしたいんですか?」
「う、それは…えっと…」
「煮え切らないですね。なんですか、いつも構ってくるくせに」
「ま、まあまあカスパーくん。そう仰らないで…」
つい言い過ぎてしまいそうになるカスパーを、ジョンが苦笑しながら抑えようとする。一方で京丸は、困りがちに鏡を見遣って、曖昧な笑みをして、口を開く。
「………私、あまり派手な格好はしない方が良いんじゃないかな、って」
「は?」
「いや、変な意味じゃないんだ。ただ…ほら、いるじゃん?ここにも、恋人なサーヴァント」
「…そうですね」
「皆さん仲睦まじくいらっしゃって素晴らしいですよね」
「そう、そうなの!」
ジョンの何気ない一言に京丸はヒートアップして俄に大声を出した。わなわなと手を震わせ、肌着を強く握ってシワを作る。>>616
「こういう時って、集合写真とか撮るじゃない?その時、その時ね、もし恋人同士のサーヴァントの間とかになっちゃったら?或いは、ちょうどこう、画角に入っちゃったりしたら?そうなったら私、カップルの邪魔者になっちゃう!水差しノイズお邪魔虫になっちゃう!…って考えたら、目立つような格好しちゃダメなんじゃないかって思って…」
「京丸さん、何もそんな…」
「ご、ごめん。でも、どうしてもそう考えちゃって…ここでようやく再会できたような二人が、記念日を楽しんでる…って思ったら、彼らの邪魔はしたくない…」
「…そんなこと、どうだって良いじゃないですか」
え、と言葉を詰まらせて驚きに満ちた表情で京丸はカスパーの方を見る。カスパーの顔には、呆れたとでも言うような気色が宿っていた。
「でも、だって、あの子たちの思い出になるかもしれないんだよ?それなのに…」
「だからこそですよ。貴方、彼らを甘く見過ぎです。ああいう人たちは、基本我々のことなんて眼中にないですよ。愛の力、とかいうやつでしたっけ?貴方もよく知ってるでしょ」
「……………………」
京丸は反芻する。己の袂にある、零落した存在である自身に身を捧げ座に召されるに足る霊基を与えてくれた“彼ら”のことを。“彼ら”の強く熱くひたむきな愛の道程を。鏡に映る自分の瞳、その奥にある牡丹色の意思は、問うまでもなく答えを出していた。
そうだ、私はその証明者。その庇護者にして証人。そんなつもりで現界したというのに、一体この弱気はなんだというのだろう。微笑んで、自身の内なる“彼ら”に答える。そして、カスパーとジョンの方に向き直る。その時にはもう、先程までの迷いと陰りは失せていた。>>617
「…ありがとう。なんだか私、お祭りでちょっと調子が外れてたみたい。手間取らせちゃってごめんね」
「いえいえ、ご解決できたようで何より!ね、カスパーくん」
「貴方は何もしてないでしょ…まあ、ならさっさと決めちゃってください」
「うん、それなら…」
アレが良いな、と一着を指差す京丸。その方向へ目を移して、カスパーは言葉を失った。
白地にたくさんの小花柄、フリルを惜しげもなくあしらったドレス。ロココ調とかいうような絵画の登場人物が着るそれ。律儀にコルセットとボンネットまである。見るからに専用のスタッフを必要とするもの。
「マリーちゃんとか見てるとね、ああいうのも一度は着てみたいなって思ってたんだ。せっかくだし、とびきりおめかししたいよね!…あ、もちろん二人は手伝ってくれるよね?」
「いや僕はちょっと」
「もちろんですよ!ご助力いたします。ね、カスパーくん?」
こちらが拒否することを疑わない、いやむしろ絶対拒否などさせるものかという確固たる意志を感じさせる満面の笑みをカスパーにぶつけてくる二人。振り切って逃げ出せそうにもない。
はあ、と吐息をこぼす。今日で何度目だろう。裏表のない善意やら信頼というのは、やはり自分にとって天敵たり得る存在なようだ。カスパーは、作業完了後に無事でいるかわからない自身の両手を見て、心の中でこれからの労をねぎらった。>>583
趙雲に夏霊衣着せるならスポーティーなモンにしようと半年前から決めてたんす、ようやく正式に出せました
なおジャージのロゴにGETSU-Aってあるじゃないですか…つまり月英さんが作りました
流石月英さんそこに痺れる憧れるゥ!!
ロゴも三日月の角度変えて線入れてAにしてたり風とか竜っぽい模様入れてたりと実は結構細部まで凝ってたりします
>>585
いつもと少しだけ色の風味青っぽく変えてこそいますがやっぱこの趙雲は緑が映えますからね、イメージカラーで押すしかないって訳です!
典韋ちゃんは多分星4で許褚は4か3かなって感じです、趙雲と黄忠は星4かなって思ってたり
>>604
浦戸がラウ君という衝撃の事実にビビりました…マジか…
そしてアサシンも強敵っぽくて対峙が楽しみです!!>>619
おめかししたサーヴァント達、良い…
こういう晴れの日だからこそ着てみたい衣装ってありますもんね>>619
こういうワイワイとした準備や裏方的な話は、心に沁みます……誰もいないっぽいのでbloody chainの予告投下します
ノリと勢いで作ったら凄い変なノリになりましたが気にしないで下さい
それじゃ行きます俺達は、破壊の一族と呼ばれてきた。
何かを、全てを壊す事しかできない一族。
俺は、その血の末裔だ。
———それでも、思ってしまったんだ。
「お兄ちゃん———!!」
誰かを、守りたいと。以上です
この予告だと俺の予告テクニック不足でクッソつまんなそうに見えますが本編はもっと面白いです
あと書き終わって気付いたけど割と一章のネタバレゴリッゴリに入ってるな…深夜だから言えるけど私が今まで過去回想シーンを書いた中には何人か信頼できない語り部がいる
ただし別に第三者視点で真実を見たところで本人視点からの物語に変化があるわけではないので開示要求がされるか物語上必要にならない限りはその事実自体明かされることはない
じゃあなぜ言ったかといえば今後明かされる人も出る可能性が出てきたからお久しぶりです。ここ数日なんやかんや忙しかったのと>>470について考えてて中々顔出せなかったユージーンです。
色々考えてみたんですがベルヴェルクさんを作った時にオーディンをチョイスした理由が『魔術の神と戦争の神の両方の側面がある(魔術目的だったのが違う側面になった)』と『現代まで権能が欠片でも残ってそうな神』だったので…。
メタ的な理由でそれ以外となるとそれこそ有事の際はオーディンが現代で活動するための依代にされる的な?
作中のキャラ目線でなら他の神性ではなくオーディンにしたのかって理由は挙げられますが作者目線となるとやりたい事と合致した、元から好きな神だった、オーディンなら現代人に力与えたりするかも?くらいしか理由が思いつかないです。申し訳ない。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E5%85%AC%E5%BC%8F%E5%AE%9F%E8%A3%85%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E7%9B%B8%E8%AB%87%E6%89%80夏イベは北極圏、北極圏かぁ……(ぐれお2部の第七異聞帯どうしよう……の顔)
水着典韋ちゃんのキャラシを先にやるか海月ちゃんラーメンSS後編を先にやるか…迷うな…
>>631
まあ開幕までに情報とかイラストとかブッ込めるだけブッ込もうと思ってるんでもうちょいお待ち下さいすいません
ただその分男臭くてかっこいいストーリー展開できると思うんでお楽しみに!マレオも出るよ!!
>>634
漸く凌牙君について色々語れる時が来たって感じで拙僧は昂っておりまする
熱い展開もちょっと感動しそうな展開も、そしてずっと書きたかった武闘派魔術師同士のタイマンとか色々モリモリです
そして正式にキャラシ出す新キャラ達(血鎖後に2<iti84ir.g7oと血鎖後にも人気出たらSSとかで動かそうかなと思ってるキャラ)もかなり魅力的な奴らだと思うんでご期待ください!!
>>638
公式とあまり被らない奴狙いで考えると赤壁とかナイアガラの滝が思い浮かびますがどうっすかね?>>642
何かねーかなー? と調べたら、ガンジス島こと中ノ鳥島なる幻島が。>>641
気分転換に出しといた夏イベ用のメモ見つけたので貼ってお
きます。なにかに使えるかもしれないことを願って…!
でもこれ内容ほとんどわかんない…
暗黒海開き
水着アイドルinトライアスロン
ラピュタは本当にあったんだ海バージョン!
ゴ.ミ拾い釣りグランプリ
BB級グルメ大会
黒海リゾート夏休みー!>>645
チェスト島津!!>>645
どうぞー!「マヴ……女王マヴ?じゃあ、あなたはメイヴなの?妖精!?」
「そうね。私は妖精よ。それもとってもすごい……痛っ」
「嘘をつくな、お前はまだ妖精もどきだろう。……詳しい話を説明する。とりあえずついてきてくれ」
気づけば月明かりの照らす夜は覚めて、私はどこかの庭園にいることに気づいた。しかも、目の前に広がるのはとっても大きな建物……もといホテルだろう。観光サイトなどでは微塵も見たことのない景観だから、とびっきりの穴場なのだろうか?
「ここは霊地として優秀でな。魔術師や魔術使いが高額の金を払って泊まり込むと共にその潤沢な魔力を自由に使っていいという魔術社会側の人間に向けたビジネスをしている特殊な場所なんだ」
「なるほど……つまりフリーのWi-Fiみたいなものなんですか?」
「言い得て妙だな。まあその認識で間違っていない。それともっと砕けた口調で話してくれていいぞ。今回の仕事において、オレとお前は対等だ」もっと砕けた口調で、とは言うが肝心のカナリア自身が全く砕けない口調なのはどうかと思う。そんなこちらの心情を汲み取られたのか、カナリアはとてもバツの悪そうな顔を背けて先導する歩みが早くなる。自分でも自覚はあるのだろうか。
「こういう性格なんだ。仕事が絡むとどうにも言葉が堅くなる。言葉遣い以外は頑張るから……」
「………思ってたより色々と若々しいよね。カナリアって何歳なの?」
「本当に遠慮がなくなったな……。………16歳。お前と一緒だよ」
「確かにそう言われたらそんな感じの子供みたいだね」
子供じゃない、と否定することはなかったがさらにバツの悪そうな顔をするカナリア。子供がどうこうという話に何かしら思うところがあったのだろうか。そのまま足取りは早くなり、ホテルの一室の前で徐に止まるまで表情は変わらなかった。
「ここがお前とマヴの部屋だ。予算には余裕はあるんだが、お前にはどうかマヴと一緒にいてやってほしい。世の常識を知らない子だから、世間話を通してでも教えてやってくれ」
「失礼極まりないわね!私が世の中の物事を知らないですって!?知らないけど!」
「………この通りだ、頼む」
ポコポコと胸板を殴りつけてくるマヴを受け止めながら、カナリアはこちらに問う。常識知らず、人工妖精、その他もろもろetc。私にはマヴに聞かないといけないことがたくさんあったから、私もそれには賛成だ。「いいよ。……マヴは大丈夫?」
「ええ、誰かと眠るのは慣れてるもの。というか早く入りたいわ。色々とお話ししたいことがあるし、色々と聞きたいことがあるの。ねぇいいでしょう、カナリア?」
「ああ。……オレはやることがあるから朝方になるまでは遠くの部屋での別行動だ。何かあったら警報を鳴らす礼装をマヴに持たせているから安心してくれ。………オレについての詳しい話も明日教える。今日は疲れただろ?ゆっくりと休め」
「……ありがとう、おやすみ。それと、これからよろしく」
「ああ、よろしく。それと……」
一旦呼吸を止めて、勢いよく吸って、それからとてつもない疲労を溜め込んだため息を吐いて。カナリアはマヴを半ば呆れるような目で見つめた。
「マヴにあまり夜更かしはさせないでくれ。ルームサービスの酒を空けようとするかもしれないがそれも止めてくれ。下戸なくせに酔うとキッツい」
「な、なんですって!?私だって呑めるんですけど!蜂蜜酒とか!」
「大嘘つきめ。……とにかく頼む」
その言葉を最後にカナリアの姿が黒い影のようになり、空間に溶け消えた。どうやら先ほどの外套を羽織り直して、隠蔽の魔術を自身にかけたらしい。私が一眼で看破することは難しいほどにはその腕前は相当で、明日は彼の魔術についても少し話を聞きたいと思えた。これからの仕事の同僚のスペックを知るためといえば、おそらくさわりだけでも教えてくれるだろう。「さて……とりあえず……どうしようかな?」
「あ、ルームツアーしましょルームツアー!アメニティすごいらしいから!」
「ちょちょ、マヴ!?腕引っ張らな……いやすっごい広いなここ……」
「………邪魔するぞ」
ホテル地下二階の一室。客人も誰も予約を取らない薄暗い部屋に、カナリアは盆皿を持った状態で入ってくる。
……その姿を見て、点滴台の横でガチャガチャと喚く椅子とその椅子の上に座った哀れな獲物がひとり。それ以外にこの部屋には何もない。上階の豪華な一室と同じ建物とは思えないほどに殺風景。
「そう騒ぐな。ルームサービスだルームサービス。人間は栄養と水分がないと死ぬんだぞ?」
「ーーー!ーーー!!」
「無視はひどいだろう。……ああ違った。自害できないように毒を入れてたんだった。すぐに解毒してやるからな」舌を噛みちぎれないように、奥歯に仕込んだ毒を飲まないように、あるいは魔術刻印に仕込まれている自害の魔術を発動させないように。カナリアはこの男の筋肉や魔術回路の動きを阻害する毒薬を仕込んでいたようだ。
慣れた手つきで注射によって解毒薬を投与すれば、それもあっという間に解けたようだが。
「あまり動くなよ、針が折れたら危ないだろうが。ああ、会話はできるが自殺はできない程度には身体能力は落としたままだからな」
「………殺.せ。灰の女の傍流、時計塔の狗め」
「殺さない。お前には色々と聞くことがあるんでな。それと、オレの主君は時計塔そのものではないのと、オレのルーツも誇るべきものだ」
点滴を取り替えることで栄養と水分も補給して殺さない。三日前にマヴを奪取しにきた以上、カナリアにはその真意を聞き出す職務があるからだ。主であるアインから課された仕事である以上、そこに一切の容赦はない。
「どこの手の者かを吐くまではそのままだと思ってくれ。迂闊に殺してしまえば思考にも封印がかかる。その椅子で生かさず殺さずのままだ」
「生かさず殺さずねぇ……今のところ、生かさずって感じでもねぇいたって健康体だが?」
「それはそうだろう。なんせ今からそうするんだから」いつのまにか液体が入っていたスポイトを持って、カナリアが男の目の前に立つ。何をするつもりかと訝しむ男の拘束された右手の甲に、そのスポイトの中身を一滴。そう、たった一滴垂らすだけ。
「─────────」
声すら出ない苦痛、魂の髄にまで響くような激痛が、手の甲に溢れ出た。あまりにも痛い、あまりにも辛い、あまりにも惨い。それほどまでの激痛が体を駆け巡り、さらに言えば迸る激痛が手の甲から手首、腕へと伸びていく感覚がある。
しかし、それでも苦痛に喘ぐ声が出ないのはなぜか、それどころか体がジタバタと動かないのはなぜか。理屈も何もわからなかったが、男はこれを本能的なものだとなぜか理解した。
「賢いな。歴戦の経験が体をそうさせたのか。……もう気づいているかと思うが、これは感覚を鋭敏にさせる薬だ。呪詛も織り込んでいるから単なる毒薬ではないし、人体が分解するスピードもかなり遅い。今はこの一滴だからこそその範囲で済んでいるが……これをこうすると……」
ポタ、ポタ、ポタ。一滴ずつ垂らされるたびに体が大きく痙攣し、しかし苦痛を拡げないために体が固まっていく。しかし苦痛の拡がりは止まらない。先までは手首の少し先までだったものが、今や上半身は全て痛みで満ちているし、それがついに太腿まで手を伸ばしている。
「この通り、体全体に激痛を与えることができるわけだ。お前の喉が悲鳴を上げたり体が動いたりしないのは喉や体の振動がさらに激痛を生むと身体自身が本能で理解したからだな。確かに利口だ」確かな賞賛と憐れみを込めながら、カナリアは椅子に括り付けられた左手の人差し指を優しく手に取り、装置をつける。ネジを回せば回すたび、しっかりと人差し指の爪が固定され……つまるところ、いつでも爪が剥げるような措置がなされている。
「どこまで耐えられるのだろうな。ああ、オレは手慣れているから安心してくれ。絶対にお前を殺したりしない。お前から情報を聞き出すまで……いや、違うな。情報を聞き出しても絶対に死なせたりしないからな。五体満足で帰れるよう治療薬もたくさんある。時間だけは有限だが」
ひとつひとつ、男に見せつけるようにカナリアは霊薬の瓶を置いていく。お前がどれほど苦痛に喘いでも死ぬことは絶対にない、死ぬことはできないということを知らしめるように、見せつけている。
「この痛覚の薬以外にもたくさんあるぞ。色々な毒があるから味わっていってくれ。隠し事を吐きたくなったらいつでも言ってくれ。
オレは殺し合いや暗殺でない限り絶対に人を殺.す毒は使わないんだ。薬師の誇りと我が主への誓いにかけて、お前を必ず健康体で帰すと約束しよう。どれだけ毒でボロボロになっても、な」
男の眼から気づかず涙が零れ落ちる。涙零れていたことに気づいたのは、涙の通った肌が痛くて痛くて仕方がなかったから。そんな男の姿を前にあまりにも爽やかすぎる笑みを浮かべ、カナリアは装置に手をかけた。ルナ・アードゥルのメモ
キャナリ……もといカナリアはフランスの灰の魔女の出らしい。魔術社会におけるイギリスの魔女とはまた違うのだろうか?
薬、魔術薬の扱いにも長けているらしい。呪いが込められていることも考えると黒魔術なのだろうか?
これでとりあえず今日は本当に終わりです
まだただの忠実な騎士のまま>>637
いっそ他の神に変えるか、となっても『魔術の神として知られていてなおかつ戦争の神でもある』って神様(出来ればある程度メジャーな神)を私はオーディン以外に知らないのです。
>>640
あ、そういえばスレ遡ってたらジャスミン&ボンバルディエを描いてくださってたのを見付けましたありがとうございます。
実はボンバルディエは腕が4本あることを除けば黒コートにフルフェイスヘルメットの大男みたいな感じになるイメージ(武装を使ったらその部分の袖が弾け飛んでメカチラする安定の無駄ギミック)だったのですがコートの下はこんな感じのゴテゴテでもいいと思います。………いやこのマッシブなボディを隠せる黒コートisどんなの?難しいところよね……魔術の神って大体知恵の神寄りだったり女神だったりするから魔術と戦争の男神ってのはなかなかいないの……
てかオーディンもロキと「やーいやーいメスイキトランスゴッドー」「なんだと経産婦ー」(超意訳)みたいなやりとりしてるのをエッダかどこかで見た気がするから実質女神みたいなもんよね
これに女装して結婚式に赴くトールを加え実質女の子ビッグスリーとする
北欧神話はギリシャの次ぐらいに特殊性癖に優しい>>665
あの神《両性の者》とかいうケニング持ってたり本来女性が使う巫術(セイズ)使ってたり『ロカセナ』曰くサムセー島で魔女の姿で現れたりしてるから普通に女神としての神性も持ってそうなのが...ああ思い出したわ出典「ロキの口論」だわ
正確には本来巫女とかの領分であるタイプの魔術までマスターして巫女と同じような手順で扱うことを男らしくないと詰っただけだから多分それに加えて読んだ「当時の巫女の扱うところの魔術とはすなわちヤバいヤクとかなんやかんやで性的にぶっトぶことであるので多分ここで詰られてるのはそういうこと」って学説とちょっと頭の中で混ざったなもっと言っちゃうとロイドの得物や諸々も含めて変えればなんなら女神でもいいんです。ジジイがババアになるだけで。
強い理由を長い年月かけて鍛えたとかにすれば『魔術の神でもあり〇〇の神でもある(男神でも女神でと可)』まで候補は広がります。
>>669
>>670
バラエティみたいな感じで夏っぽい競技をワイワイやって優勝者にささやかな願いを叶えるプチ聖杯(夏)が授与される的な。
生えてても百合ならOKです。なんなら絵面が百合ならTSでも男の娘でも女装でもいける上に中性的な見た目なら赤髭フィルターで百合に変換されます。
なのでバルバロッサからすればジーク×ジャンヌもジーク×アストルフォも百合!(暴論)
なんなら新宿での女装ぐだ男と邪ンヌのダンスでも喜ぶ見境の無さゾ。
下手すると同性愛を非生産的なとか言う輩に「ほら生産出来るぞ(ド下ネタ)」と言い返せるのでウェルカムまである。>>676
それでOKです。
後は他の面々がいる時に話し合うことになりそうですね。>>675
あ、ローエングリンの両性バレについては本人が気にしてるっぽいので直接は触れずに従来通り距離を置いてオフェリアとのツーショットでデュフデュフ言ってると思います。
変態ですが変態という名の紳士なのです。バルバロッサのOKアウトラインは大体こんな感じです。
・男性を女性が女装させようとコーディネートしてる→OK
・身体は男性だけど心は女性×身体は女性だけど心は男性→OK
・葛飾北斎作『蛸と海女』→OK
・一人の男性を巡って二人の女性が争う→OK
・女性だけで遊びに来てる所に絡むチャラ男→ズドン
・お嬢様とお嬢様を慕うメイドのどちらかにアプローチをかける→ズドン(ただしお嬢様から来た場合はOK)
・女学校に就任する男性教師→「生徒に手ェ出したら分かってんだろうな?」と銃をゴリゴリする
基本的に百合ップル(バルバロッサ視点)に男が下心を持って近付いたらアウトって感じです。そうでなければ大抵の場合優秀なフィルターで百合に変換して勝手に楽しんでます。夏イベの話題中にすいません!!
とりあえず水着典韋ちゃんのキャラシ出来たので投下していいっすか!?>>683
HEY!HEY!HEY!よくてよ着いたんで投げます!!
2022水着鯖第1号は貰ったァ!!花火と喧嘩は祭りの華!!悪来典韋、お祭りモードで参上!!
【元ネタ】三国志演義
【CLASS】アーチャー
【真名】典韋
【異名・別名・表記揺れ】悪来
【性別】女
【身長・体重】176cm・66kg
【肌色】肌色 【髪色】朱色 【瞳色】赤
イメージCV 冨樫美鈴
【外見・容姿】
第一再臨 ヤンキー風ジャケット+サラシ、下は短パンのスケバンの様な格好。バンダナで髪を上げている男勝りモード。
第二再臨 髪を下ろして青のビキニとピンクのパーカーという王道水着の格好。
第三再臨 サイドテールに着崩した短めの浴衣を着たカッコいい+可愛いを両方合わせた感じの格好。自身の武人としての部分と乙女としての部分に悩んだ女傑が、辿り着いた結論。
【地域】中国
【年代】三国時代「前」
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:D 幸運:C 宝具:C
【クラス別スキル】対魔力:C 騎乗:C>>687
【固有スキル】
イムーバブル・サマーガンナー:B+
十歩即断のスキルが夏の霊基+アーチャー仕様に変化した物。
元スキルにあった投擲強化の部分を射撃に置き換えた事によって自身が三歩以上動かない限り、射撃の火力を底上げさせるスキルとなった。
その場から動かず、派手に花火の如き弾を乱射させる姿は文字通り「不動の砲兵」といった所。流石だぜ典韋の姉貴。
女傑の鼓舞(祭):B
典韋は、元々闊達な性格により鼓舞する事が得意だった。そして、祭りの気に当てられた事によりそれは覚醒し、スキルと相成った。
その熱く雄々しく、時に可憐な鼓舞で仲間を盛り上げ、奮い立たせ、まさしく祭りの如くテンションを上げさせる。
得物を旗の如く突き立てながら、大声で号令を掛け、仲間を奮い立たせる姿はまさしく姉御、否、戦乙女の如し。オーゥ…チャイニーズヴァルキリー…
パッションヒート・フェスティバルガール:C++
勇壮な武人としての典韋、可憐な少女としての典韋。その間の葛藤を受け入れ、典韋は夏の霊基となった。
これはそれが故のスキル。自身の攻撃力を格段に上げた上で、暫く自身が受ける攻撃力の上昇効果と、女性対象の強化を受けた時のステータス増加量を増幅させる事が可能。
オレもわたしも受け入れ、「アタシ」に成った女傑は盛夏の祭りを楽しむ。
最早その目に、迷いは無い。>>688
【宝具】
「百火繚乱・闇夜千煌演舞(ひゃっかりょうらん、やみよにさくほむらのまい)」
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:300人
夏の霊基となった典韋の大技であり切り札。
得物である夏焔砲の装甲を十個の小型の浮遊式砲台に分離させ、変化させて敵を包囲する。
そして装甲が外れた銃棍を持った典韋が合図し、一気に射程範囲内に絢爛たる火花の雨を降らせていく。
極め付けに巨大な火薬を典韋が勢いよく投げ(レア演出で張遼と許褚が投げる)、そのまま夏焔砲で爆破させてフィナーレとなる。
極彩色に輝く火花の雨にて、派手に敵を吹き飛ばす灼熱の華。
夜も輝かすその宝具は、まさにお祭り霊基と化した典韋に相応しい切り札である。>>689
【解説】
カルデアで日々を過ごしていた典韋は、密かに水着に憧れていた。
夏に華やかな水着を着て遊ぶ綺麗なサーヴァント達。祭りの雑踏で可愛らしい浴衣を着る女性達。正直、楽しそうで、眩しくて。でも私には似合わないだろう。
…そう思っていたある日、ハダリーと黄夫人の計略によって彼女は無理矢理可愛い水着に着替えさせられる。
気付いたら典韋は、鏡に映る自分の姿に見惚れてしまっていた。
そしてハダリーは問いかける。生前は役目を全うして武人として死.ねた。なら、今度は思い切って女の子としての側面を出してみたら、と。
斯くして彼女は水着に成る事を決意し、葛藤する。
そして彼女自身の葛藤の末に、答えを、武人と女の子を両立させられ得る物を見つけた。
そう、即ち祭りである。
祭りとは勇壮で、かっこよくもあり、可愛らしく、可憐でもある。
本当に可愛い物とか、際どいのとかはまだ自信無いけど、これなら行ける。
斯くして彼女は、夏の霊基となった。
夏という祭りを、全力で謳歌する為の格好。
即ち「水着」。
これでアタシは、この夏を戦う!!>>690
【人物像】
基本的な性格は、ランサー時の典韋とそこまで大差は無い。
しかし、特筆すべきは彼女の雰囲気が武人の時と乙女の時を融合した物になっている事だろう。
まだ少し恥じらいながらも、水着で可愛らしい格好をしながら可愛く笑う典韋は、まさしく美少女である。
とはいえ、武人らしさも消えている訳ではない。
戦いや勝負事であれば勇壮に挑んでいくし、仲間がナンパとかされてればブッ飛ばすという所は通常霊基と変わらない。
つまり、槍霊基の時の武人モードと乙女モードが一つに融合したといった感じだろうか。活発美少女と乙女属性が合わさり最強に見える。これで勝つる!!
特技:戦い、大食い(食っても全然太らない)、大太鼓(夏霊基になってから練習した)
好きなもの:可愛い物、祭り、勝負事
苦手なもの:際どすぎる水着、ナンパしてくる奴
天敵:この霊基だと特にいない
願い:聖杯はそこまで興味ない。何故なら願いは今、既に叶っているから。>>691
【セリフ例】
「おっすマスター!!悪来典韋、ランサー改めアーチャー。夏の祭り霊基でバーンと登場だ!よろしくな!!…ふぅ。ところで、マスター。一応聞くけどさ。アタシが水着って、変じゃないよね…?良かったぁ…」召喚時
「よっしゃマスター、どっか行こうぜ。アタシで良ければどこでも付き合うからさ!」会話1
「主従関係は勿論分かってるぜ。でも折角夏な訳だし、いつもより気ぃ抜いた感じで行かせて貰おっかな。たまには良いだろ?」会話2
「マスターとの関係、か…まあマスターとサーヴァントなんだろうけど…何ていうか、ダチって言いたい気分なんだよな。マスターが良いなら、ダチって呼びたいんだけど、良いか?いいの?やった!!」会話3
「そ、曹操様っっ!?こ、この格好はその…アタシの…何だろ。えーと…って何まじまじと見てんですか曹操様ッッッ!!」会話4(曹操)
「花火って良いよなー。アタシな、あの花火師の師弟?の花火を前見させて貰ったんだよ。したらすげえ綺麗でさ。それでアタシも花火ってモンに目覚めたって訳よ。あの二人の花火マジで良いからさ、今度マスターも見ようぜ!」会話5(玉屋市兵衛&鍵屋弥兵衛)
「許褚ー!!飯食いに行こうぜー!!おう、今暇だろ?折角だし冷やし中華でも食わねえか…ってどうした許褚?『典韋はやっぱ大胸筋すげえなー、すっげえおっきい…』…よしやっぱりテメエは一人で猪肉でも狩って食ってろ!!もう知らんッッッ!!バカ!!」会話6(許褚)>>692
「よう張遼、今日も芸の練習してんのか?そっか。…なあ、アタシも祭りみたいな事したくて大太鼓練習してんだけどさ。手伝おうか?」会話7(張遼)
「あっ、英ちゃん!!今暇?じゃあ後でビーチ行こうぜ!!スイカ割りとか——…ハッ。…うん、よし。ねえ英ちゃん。一緒に、ファッション巡りとか…どうかな?」会話8(黄夫人)
「子龍は蜀の中だととっつき安い方だから結構話すんだけど、最近いつにも増して赤面されながら目ェ逸らされるんだよな。英ちゃんも言ってたけど…意外におもしれーし可愛いじゃんか、あいつ。」会話9(趙雲)
「ハダリーちゃん。その…ありがと。アンタが背中押してくれなかったら、アタシは水着になれなかったかもしれない。本当に、アンタにはいつも助けられてばっかだね。」会話10(ハダリー)
「好きな物?祭りだな。祭りのワイワイワッショイした華やかな感じが好きなんだよな!あとラムネ美味いしりんご飴甘いし綿菓子ふわふわだし金魚可愛いし…」好きなもの
「嫌いな物かぁ…この霊基だと特に思いつかねえけど、下心盛り盛りのナンパしてくる奴は全員張り倒すつもりでいるかな。」嫌いなもの
「聖杯の願い…か。結構思ってるモンは無い訳じゃないけど、今は別にそこまで要らないかな。…だって、アタシの一番の願いは、既に叶ってるからな。」聖杯について>>693
「マスター、暇か?良かったら一緒に遊びに行かね!?しゃッ!!んじゃ行こうぜ!!」絆1
「マスター!!かき氷作ったから食わね?よーし、どっちが先に完食できるか競争な!!」絆2
「にしても夏ってのは良いなマジで。こんな風に気持ちよく海とか山とかを堪能できる時が来るなんざ、生前は思いもしなかったなー。…戦いも楽しいけど、こういうのも悪くねえモンだな。」絆3
「花火って、綺麗だよな。一瞬で消える、儚い感じでありながらも、その一瞬で世界を輝かせる。刹那の輝きが、皆を魅了する。アタシらのこの時間も、人理全体で見たら僅かなんだろうけど。…でも、例え一瞬だとしても。いつか忘れてしまうとしても。アタシは、アタシらしくアタシを輝かせて、生きていきたいなって思うんだ。」絆4
「カルデアに来れたからアタシは、ようやく女の子らしく振る舞える様になった。隠してた部分も、全部アンタや皆になら見せられた。本当に、アタシはカルデアに来れて良かったって思う。…だから、夏でテンション上がってる今しかできない事を今からするね。はい、手ェ出して。ぎゅーっ…!!……よし!!はァいしみったれたのは終わり!!許褚達とプロレスやりに行こうぜマスター!!」絆5>>694
「よし、再臨完了っと。…てな訳で、ガチの水着になってみたけど…やっぱりまだ恥ずかしいな…マスター、似合うかな?え、似合う?やったぁ!!あっ…今のナシ!!見なかった事にして!!してってばぁ…」霊基再臨1
「悪いね、今回は着替え無しだ。…けどね。とっておきの奴を次で見せてやるから覚悟しときな、マスター!!」霊基再臨2
「…アタシね、色々考えたんだ。武人としてのアタシも大好きだけど、でも、女の子の部分も大切で、どっちを取ればいいのか、女の子の部分も出して良いのかって。…でもね、友達が背中を押してくれたの。それで、これがアタシの葛藤の答え。アタシは、武人としても女の子としても、この夏っていう祭りを楽しむ!!これがアタシの勝負水着…いや違うな。これがアタシの本気の服って事!!」霊基再臨3
「マスター。本当にありがとね。アンタと出会ってなかったら、カルデアに来てなかったら。多分アタシはここまで吹っ切れてなかった。きっと、自分の本音にウソついたままだった。…だから、本当に感謝してるの。アンタのお陰だよ、本当に。…ありがとう、大好き。…さぁて、まだ夏は終わってねえ!!ガンガン楽しんで、ジャンジャン暴れようぜマスター!!」霊基再臨4>>695
「よっしゃ祭りの時間だ!!派手に暴れようぜマスター!!」戦闘開始1
「夏のアタシは、熱さもテンションも一味違う。さあ、覚悟しな!!」戦闘開始2
「よーし皆気合い入れろォ!!思い切り行くぞ!!せーのッッッ!!(太鼓のSE)」戦闘開始3
「そォれわっしょォいッッッ!!」スキル1(棍を掲げるモーション)
「祭囃子!」スキル2(太鼓叩くモーション)
「唸れ、アタシの鼓動!!」スキル3(胸を力強く叩いて不敵に笑う)
「よし来た!!」コマンドカード1
「任せな!!」コマンドカード2
「よっしゃ!!」コマンドカード3
「ブチ上げるぜ、ドデカい奴をな!!」宝具カード1
「アタシに…任せなッ!!」宝具カード2
「それそれそれッッッ!!」アタック1(花火弾発射)
「喰らいな!!」アタック2(至近距離で発射)
「派手に輝けッッッ!!」アタック3(爆弾投げる)
「そォいやッッッ!!」アタック4(棍で殴る)
「たまやァ!!」アタック5(バックステップしながら砲撃)
「ブッ込むぜ!!」アタック6(爆弾を棍で野球みたいに打ち込む)
「ガンガン行く!!」アタック7(前方にジャンプしながら砲撃)>>696
「コイツで決めるぜ…そぉれッッッ!!」エクストラアタック1(棍で連続攻撃した後に大爆発)
「アタシの情熱…ブチかます!!」エクストラアタック2
「芸術は爆発…ってなァ!!」エクストラアタック3
「演舞開始!!天に光りし百の煌めき、今宵闇夜に火を灯さん!!打ち上がれ、『百火繚乱・闇夜千煌演舞(ひゃっかりょうらん、やみよにさくほむらのまい)』!!」宝具1
「囃子を鳴らせ。天に放て。この夏夜に咲き誇れ、アタシの魂!!『百火繚乱・闇夜千煌演舞(ひゃっかりょうらん、やみよにさくほむらのまい)』!!」宝具2
「いくよ、アンタ達!!」「よっしゃァァァァ!!」「行きますぞォ!!いざやご覧あれ!!」「ブチかますぜェェェ!!」「三人揃えば!!アタシ達に敵はねえ!!」「「「三位一体、『百火繚乱・闇夜千煌演舞(ひゃっかりょうらん、やみよにさくほむらのまい)』!」」」宝具3(レア演出、許褚+張遼(ランサー)ゲスト出演)
「ふぅ、汗かいたー…!こういう時はラムネとか飲みたくなるよな。よし後で買いに行こうっと!!」戦闘終了1
「楽しい祭りだったなー…よし、二次会やるかマスター!!」戦闘終了2
「よーし、勝鬨上げようぜ!!そーれっ、わっしょいわっしょーい!!」戦闘終了3
【他クラス適性、変化傾向】ランサー
【製作者】京極意外と温泉はどこにでもあるぞイングランドの古代ローマ式温泉遺構とか台湾の日本式温泉郷とか
というか今や夏イベでまともに水着を使用しているパターンの方が珍しかねなのでおすすめとしては主催側の出身地やイベントの骨子としてのやりたいことに合わせることだと思います
正直ちぐはぐな場所に設定だけ配置しても物語性が出んとです……てかそもそもの話ラスベガスに海を作るようなゲームの二次創作なんだから実際に温泉があるかどうかなんて三の次の話だな?ごめん黙るわ
温泉ってなるとそもそも宝具として温泉が出せるカール4世と碓氷貞光さんがいますね。二人とも秩序的な人間なので特異点の発端にはなりそうにありませんが。
あとは…ねねさんが太閤の湯繋がりで聖杯を用いて超大型温泉アミューズメント施設を建造!皆にゆっくりしてもらおう…と思っていたらそれを誰かが悪用してアミューズメントパーク「TAIKOU」が鬼畜修羅温泉「SA◯UKE」に変貌!…とか?典韋ちゃんキャラシの太鼓の部分大太鼓とか書いてたりしてましたが全部和太鼓の間違いですすいません
後で修正しときます…まあ文体で大体察してくれるとは思うけど一応補足でした
あと趙雲ですが、霊衣枠に毎年1騎はいる最初からカルデアに同行する水着鯖枠に推薦したいんですがどうでしょう?
多分ツッコミとしても保護者枠としても行けると思います
>>677
ボ卿!!ボ卿じゃないか!!
大体分かりました、今度描きます!
>>699
前のハダリー→典韋の関連台詞の時から水着になる流れはこんな感じにしようと思ってました!
>>703
明らかに太鼓叩きそうな格好してますし実際スキルモーションでバシバシ叩きます!
やっぱりこういう格好は太鼓が似合いますよねぇ…
とりあえず夏イベの水着鯖としては割と王道な雰囲気で行ったんじゃねえかなと思うんで皆さんトンチキ方向にジャンジャン行ってもらってもよくてよ…
>>706
とりあえずうちからは星4霊衣で趙雲と星4水着鯖(ガチャ)で典韋ちゃんっすね>>706
温泉は癒し、癒しといえばパイオン、ということでもしよろしければ参加させて頂こうかなと>>706
ギルガメッシュのお金持ちのパトロン枠(ルルハワとかラスベガスなど)に厩戸皇子、主人公に着いてきて巻き込まれ枠にイオラオスと在原業平を推したいです。私はどうしようかな…
なぜか売店やってるロベスピエールが頭から離れないのでその方向でいくかもしれない後は、景清と紅孩児の水着霊衣ぐらいか。
>>718
どうぞー>>718
ヘイヘイチェストー。水着サーヴァント→イオラオス
水着霊衣→厩戸皇子、在原業平
でイオラオスのクラスは宝具はセイバー!あずきバーか傘かあるいはマルミアドワーズか……どれがいいか悩みます。とても豪華な設備に心を震わせ、私たちは今、ふかふかのベッドに寝転んでいる。体がゆったりと沈みこみ不快感の介在する余地が一切ない空間。お酒はダメだと言われてしまったので、マヴも渋々と炭酸飲料を空けながら仲良く映画鑑賞中だ。テレビの液晶画面がとても大きい。
「マヴはさ、結局妖精なの?もどきだとかなんだとか言われてたけど」
「星から生まれ落ちた記憶があるもの。私は妖精よ。間違いなく。………多分」
「え?多分?」
「私は妖精。それは確かよ。身体の構造からして間違いなく。けど……他の妖精たちに比べると、とても力がなくて。まあ?私1人の力で全てを蹂躙するんじゃなくて私はみんなを支配する側だからいいんだけれど?それはそれとして……ね」
………なぜだろう。先程からずっと、何気ない話でもそうでない話でも、マヴと話してみる限りかなり自由奔放な感覚はある。あるのだ。だけれど少し、どことなく、自分に自信がないような……少しだけ、何かを嫌っているような。そんな声が漏れている。最後の一言が少し気弱な印象がある。
「妖精の神秘……妖精にも強い弱いはあるんだね」
「もちろん。神代紋様……人間で言うところの魔術回路みたいなものね。私はそれが乏しいの。あまりにも乏しくて、現代の魔術師でも私を殺してしまえるぐらい。妖精としてはあり得ないレベル。でも、だからといって大人しく蹂躙されるままなんかじゃないけどね!だって私はマヴ、偉大なる女王の名を継ぐ妖精ですもの。そう、そのはずよ」自信がない。自己がわからない。私は何かを定義できない。そんな顔。そんな声。そんな心。ああ、その感覚を私は嫌ほど知っている。なぜならそれはあの事件以降ずっと私に纏わりつくもので、私の生涯をかけて導き出すことを放棄した命題だからだ。
ただ……私と目の前の少女の違うところは、そこにある。私はどうでもいいと放棄したが、少女は、マヴは答えを求め続けている。自分に何の自信がなくても、ただそのためだけに今ここに立っている。
「マヴは強いね。自分を定義するために考え続けるのは先が見えなくて辛いだろうに」
「……悪い?そうしないと立っていられないのよ。考え続けるの。私の生には何かの意味があるんだって。そうじゃないと、自分がどこにいるのかもわからなくなる」
「いいや、応援してる」
先程までの憂いを帯びた美しい顔立ちは、ムスッとした可愛らしい顔立ちとなる。移ろいゆく表情の豊かさはまるで四季折々の花のよう。何に縛られるわけでもないその怒り顔は、不思議と良いもののように思えた。
「あ……そうだ。マヴはさ、カナリアについて何か知ってることないの?明日本人から話してくれるみたいだけど、それでもやっぱりちょっと気になって」
「詳しくは私もよく知らないわ。でも……扱うのは黒魔術で、製薬会社がどうこうって話は聞いたわね」
「へぇ……?」「ありがとう、眠ってくれていいぞ。然るべき時が来れば解放されるだろう」
目の前の男の依頼主は判明したし、傷の治療もした。あとは主君であるアインにその情報を伝えれば、あちら側が依頼主への牽制、もしくは殲滅を執り行ってくれるだろう。だがそれは今の自分の仕事ではないので、それ以上は思考に入れないことにする。どうせ、(羨ましいことに)主君の右腕であるユリア辺りが処理をするだろう。
「それにしてもくだらない。たかが外様の魔術師程度が魔術使いを雇うなんて。土着のケルトの魔術師ならまだしも、その程度で掻っ攫おうなどと片腹痛い」
マヴの確保、それによる鍵の開門、そして最終目的である“神秘”の確保。それを遂げるには未だこちらの準備が整っておらず、ゆえに迫り来る刺客の数も果てがない。
聖堂教会、アイルランドの有力な土着の魔術師、時計塔から神秘を独占しようと独断専行する者たち。そして今のように全く因果関係はないが噂を基に神秘を獲ろうとする魔術師たち。
あまりにも敵が多すぎる。全てを自分で潰すよりは、しばらく他の奴らで潰しあってもらう他ない。今後の計画を頭の中で組み替えていたカナリアは、深く深くため息をつき直した後にふと、血に濡れた自分の姿に気づく。
「………汚いな、オレ。こんな姿をマヴに見せるわけにはいかないな。……いや、ルナもか?こういう荒事にはあまり慣れてなさそうだったし……」
先程まで身につけていたパーカーも、仕事だからと改めて付けていたマスクも、血や排泄物、その他さまざまな体液でぐしょぐしょに濡れてしまっている。身体全体にじっとりと張り付く感覚が気持ち悪く、すぐに身体を洗い着替えたほうがいいという結論に至ったので、汚れた部屋の掃除ついでにここで服も捨てて身体を綺麗にすることにした。「う……血が素肌まで滲みてる………あ、」
血塗れたパーカーのポケットから、ひらりと写真が舞い落ちる。それは今回のターゲットだったマヴ……ではなく、協力者として目をつけられたルナの写真。
「ああ……ルナ、ルナ・アードゥル……主が選んだ、主に選ばれた、魔術師の女……」
──────主は彼女の月夜に生きる性質が必要だと言った。コノートの女王の神秘を解き明かすのに彼女が必要なのだと言った。夜や月を題材にした魔術師は時計塔の内に数ある中で、わざわざ主は彼女を選んだ。目を見張るほどの強さもなく、純粋な学問としての魔術の探求もずば抜けて優れてはいない彼女を。
………オレという、星空と月夜の概念を取り入れた魔術を扱う存在がありながら。オレという優秀な騎士であり魔術師が騎士団の中に居ながら。オレだけでは力不足だと言う。オレの魔術では足りないと言う。オレでは主の道具として満たされないと言うのだ。「いつも、いつもそうだ……オレが、オレこそが、主の一番の部下、一番の道具でなければならないのに……ユリアといい、今回の件といい、オレは主に使ってもらえない……主の最優の騎士じゃない……」
憎たらしい。憎たらしい。力の足りない己が憎たらしい。主に目をかけてもらっているルナが憎たらしい。主の右腕で他のどの団員よりも信頼されているあの屍肉の天使が憎たらしい。
そして何より、オレに目を掛けてくださらない、オレのこの醜く哀れで健気な嫉妬の情動を知りながら、一切の慈悲をくださらない主が心底憎たらしい。許せない、許されない、許したくない、許すわけがない、許すつもりもない、許すなんて言葉がない。
オレに労いの言葉はかけても、信頼を置いた言葉はなかった。あの女が、ユリアがどれほど独断行動をしても、最高率の戦果を叩き出すユリアを咎めることはなかった。そも、ユリアが取る行動の全権は全て委任されているという。そんなの、認められなかった。
「主……主、主、主、主……あるじ、あるじあるじあるじあるじあるじあるじあるじあるじあるじあるじあるじあるじあるじ……」思えば何に対してもオレはあの人に敵わなかった。主の下に従くことを許せずに、何度も何度も殺そうとした。なのに主は、呪いをかけたって、毒を仕込んだって、正々堂々決闘を挑んだって、主は全てをへし折り、叩き潰し、その上でオレを部下として扱った。造作もないものだと、お前程度なんてことはないものだと言うように。
恐ろしいほど憎たらしく、狂おしいほど愛おしい。我が主、震えるばかりの忠義といきり立つほどの憤怒に満ち満ちているこの心は、いったいどうすればいいのか。
きっとどうすることもできないのだ。だって主はオレに目を向けてくれないから。オレのことを褒めながらもオレを一番にしてくれないから。オレのことをちゃんと見ないから。
羨ましく、妬ましく、誇らしく、素晴らしいこの黒い気持ちを発散するために、いつも持ち合わせている主の写真を壁に貼り付ける。
その気障で美しい顔を、毒と呪いが芯まで浸ったナイフで一度、二度、三度、何度も何度も、顔が見えなくなるまで、胸がぐちゃぐちゃになるまで、身体中が引き裂かれるまで何度も何度も………そしてそのボロボロになった写真に、恭しく跪き誓いを告げる。
「ああ……殺.す。いつか殺.してやる。貴方を殺.すのはオレでなくてはならない。貴方の一番の臣下であるオレこそが貴方を殺.すのだ。殺されるのも良いな。オレの首をギロチンにかけてもらってもいい。それがオレの権利だ。それがオレの騎士としての誓いだ」「………アインさん、その……」
霊墓アルビオン、採掘都市マギスフェア。その一室にて優雅にこれからのことについて話し合いをしていたメレクは、ふとアインの胸元にドス黒いものが溜まっていることに気づく。
魔術師同士の会合ゆえに何があるかわからない。その意図から瞳にこっそりと仕込んだ宝石のコンタクトレンズは魔力の流れと呪いを可視化してくれるものだ。だからこそ、突如としてアインに向けて放たれた大量かつ優れた呪詛を見ることができた。
「ああ。カナリアのいつもの癖でね。俺の“一番”じゃなくて、なおかつ、“俺より強いわけでもない”から優秀さの証明と嫉妬ですぐに俺を殺そうとするんだ。いじらしくて可愛いだろう?」
「首を切るべきでは?」
「これでいい。アイツはこれが一番輝くのさ。下手に満たしたら鈍くなる。俺の一番じゃないまま、俺に殺意を向けながら、俺のために足掻く。そうすることで俺にアイツが出せる最大限の利益をもたらしてくれる」
そう自慢げに、というか明らかにカナリアの優秀さを自慢した後に、徐に小指の指輪から銀色の針が飛び出し、呪いを突き刺す。どうやら水銀を変化させたものだったらしいそれに刺された呪いは、そのままプルプルと震えた後、呪いはパシャリと、弾けるように喪失した。「俺がもしこの呪いに殺されたら、俺はその程度の男だったと言うことだ。初めから人を率いる立場ではないよ」
「………リスキーですね」
「そうでなければ人生に面白みがないからな。それに何より、俺は他のどの団員よりも強いし?」
細かな指先の動き。細かな魔力の流れ。メレクは自身の、ひいてはアルマソフィアの魔術特性も相まって呪いがあるべき場所に還ったことを察する。大きな呪いがさらに大きなものとなって術者の元に飛んでいくのだ。
「……キャナリさん……呪詛返しで苦しんでいるのでは?」
「その苦しみが俺に軽くあしらわれた怒りと悲しみを生み、同時に俺に目を向けてもらえたことの悦楽とやる気を呼ぶ。それでいいんだ、アイツは」
「………なんとも」改めての軽いキャラ紹介
キャナリ・ド・ヴォワザン
フランスの特権階級出身。イロモノばかりの魔導円卓でどこまでもアインの剣になる一番忠実な部下
魔導円卓介入をかけた決闘で完膚なきまでにアインに敗北させられたこと、それから先、彼を主人と仰ぐ様になったが彼の最高の信頼を得ることはできず、それは自由奔放にいきる同僚に向けられていること
そして何よりそれに怒り狂う自分の行動の全てを予見され叩き潰され未だ買い続けられていることに最上の敬愛と憎悪を募らせている魔導円卓トップオブイカレ
嫉妬とプライドの塊な仕事人
以上ですちなみにこれが同僚のユリアちゃん
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ユリア・フォン・ツァルクレオ>>729
マヴと強さと不穏な部分が見えてきましたねぇ……現代の魔術師でもどうにかできちゃうとは
そしてなるほど……ルナとはそう関わってくるのかぁ……
……キャナリさんが予想外の方向でイカレていらっしゃった。トップもいい性格してるし魔導円卓どうなってるの……イベント概念礼装は、……まだ後でいいか。
>>698
玉屋「嬉しい事言ってくれるじゃねえの姐さん!そっちの花火も中々どうしてド派手なもんだ。どうよ?今度一発こらぼれいしょんってのは――アイタ!」
鍵屋「舞い上がってんじゃねえ馬鹿垂れ。……ま、考えとしちゃ悪かねえ。オレ達の花火でよけりゃ、いつでもお前さんと組むがどうだい?」
通常霊基とはまた異なるド派手な感じがいいですね
再臨ごとの衣装も本人の性格が表れてて好みです
>>706
よろしければうちからも、サポート枠に平賀源内で参加したいです
温泉の場所を探し当てたり、発掘の為の機材を造ったりとかそういう感じで
>>729
ルナちゃんがまたヤバい方向性の矢印を向けられとる(白目)
そしてキャナリとアインの関係性が何ともスリリングというか、独特と言いますか…よぅし興が乗ってきた
プロローグなSS投下してよろしい?即興で水着霊衣を考えてみた。
・闇黒瀬譜静芭亜
藤原景清の水着霊衣。
黒い救命胴衣と血のように紅いセミロングサーフパンツを身にまとったレスキュー仕様。
溺れている人がいたら、瘴気を駆使して引きずり出す。
・渚のイミテーション・プリンセス
善財童児の水着霊衣。
どこからどう見ても、フリルスカート付きの黄色い女児用水着。
厩戸皇子が選んだものだが、『胸元を隠す』という前提に固執して視野狭窄になっていた模様。
後になって胸元が隠れるタイプの男性用水着の存在を知って厩戸皇子は後悔したが、当の善財童児は彼が選んでくれたものなので普通に気に入っている。よしよし出します
───不思議と、恐怖心は無かった。
暗闇に包まれた寝室。明かりはなく、窓から差し込む光もない。
そも寝室に窓はついていない。なぜか? 答えは明白。寝室自体が地下に存在する地下室だからだ。
なぜ地下であるか? これも明白。寝室の主は魔術師だからである。
魔術師。そう魔術師だ。闇と月を愛し、地下に篭っては魔術なる怪しげな力を行使する、魔術師である。
で、あるならば。この寝室のベッドに横たわる少女もまた、魔術師ということになるだろう。
少女は横たわってはいるが眠っているわけではない。見開かれた大きな緑の瞳は、闇の中のなにかを見つめている。
なにかとは刃だった。
あるいは、刃を今にも振り下ろさんとする男の姿だった。
一人の男が、横たわる少女に馬乗りになって刃を振り上げているのである。>>738
男は金で雇われていた。仕事の内容は一人の少女を───否、魔術師を殺.すことだ。そこに個人的な理由などなく、あくまで仕事を完了させるために男はこの寝室にまで誰に悟られることもなく侵入してみせた。
その手際、手腕は拍手の一つでも送りたくなるほど見事なものだったと言っていいだろう。男が少女のいる寝室に辿りつくまでに越えねばならなかった死線の数は両手の指では足りぬほどあったのだから。
男はこの手の仕事を幾度もこなしてきたまさに仕事人であり、また達人であった。
仕事の完了まで、あと一手。振り上げた刃を少女の胸に突き立て、絶命を見届ける。それで終わる。
だが、しかし。
男は刃を動かせずにいた。
殺人という行為を躊躇っているわけではない。男はそんなことなど幾度も繰り返している。今更になって良心の呵責などあるはずもない。
では……なぜ止まる? なぜ、動かない?
疑問は男自身の胸中で渦巻いている。『なぜ』という問いに対する回答はなく、しかして原因だけは理解していた。
少女の存在だ。
大きく見開かれた緑の瞳と目を合わせてから、男は動けなくなっている。
魔術ではない。魔眼と呼ばれる力でもない。そも少女はなんの力も行使していない。男は少女と目を合わせてから、自ら動きを止めている。
胸中に生まれた一つの想いが男の刃を止めていた。
───この少女を、殺したくない。
その一心で、刃を振り下ろせない。
刃を止める想いの根元にある感情の名前を男は知らない。そんなものとは無縁の生涯を送ってきたからだ。
刃が震え、しかし動かせず。>>739
ただ理解が及ばぬ熱の込められた視線だけが少女に注がれる。
少女はそれを、ただ、見ていた。
不埒な侵入者に怯えて……いいや、怯えてなどいない。少女がその気になれば魔術を使った攻撃も、もっと単純に叫び声を上げて人を呼ぶこともできただろう。
不思議なことに、少女はそれをしなかった。
ただ、見ている。
闇の中で揺れる刃を。
自分を見つめる熱の込められた視線を。
ほんの数舜。されど感じる時間はひたすらに長く。少女と男は互いの視線を絡め合った。
先んじて言葉を発したのは、少女だった。
「どうするの?」
その声は男の脳髄に消えることのない衝撃を与え、それは動き出すきっかけにもなった。
弾かれたように男は刃を振り下ろした。それは何人も同じようにしてきた仕事人だからこその反射的行動であったのかもしれない。
当初の予定通りに刃は少女の胸に突き立てられた。
刃を通して男の手には肉に埋まっていく感触が伝わってくる。思考を通さず男は刃を捻り、肉と、その先にある心臓をこじる。闇の中でも見えた溢れる鮮血は少女の絶命が間近であることを伝えてくれた。
少女の体がかすかに跳ね、しかし馬乗りになっている男の体重に押さえつけられてすぐに静まる。少女の体から力と熱が抜けていくのがわかった。>>740
男はここでようやく自分がなにをしたか理解した。
自分の手でやっておきながらそれでも涙を流す男の姿を、やはり少女は見ていた。
なぜそうまでして男を見続けようとするのか少女自身にもわからない。ただ、死にゆく最中であっても目が離せなかった。
やがて、男が懐から何かを取り出した。
石ころのように見えるそれが、宝具と呼ばれる神秘の結晶であることを少女は知らない。
男は手に持った刃を少女の胸から引き抜くと、入れ替えるように石ころのようなそれを少女の胸に押し込んだ。
一つの神秘が、少女の体に宿っていく。
この時、ある意味で少女は死んだ。
その宝具を体に宿すことで、少女の髪の色が変わる。瞳の色が変わる。存在が根本から変じていく。
死の後に待っているのは新生だった。死をそっくりそのままひっくり返したかのように、少女は生まれ変わった。
少女の死が遠ざかったことを見届けてから、男は立ち上がる。
一切の言葉なく窓のない寝室からゆっくりと立ち去り…………少女はなぜか、それに手を伸ばして、
そして、夢から覚めた。>>744
死霊病棟を絡ませるなら絶対にやろうと思っていたお話でございます
まとめるのすごく時間かかった…それと温泉イベですか?
特異点のそこかしこにある良くない存在やら何やらが詰まった怨栓をなんとかして対処するとかそんなですか?>>746
いぇーい!はじまりまーす!>>707
何らかの制限とかデバフ掛かってて使えないパターンなら行けるんじゃないかと思うんですがどうでしょう?
まだ配布とか星5っぽいのは少ないですしアリだと思います
>>711
来ました、何気に本家でもそこまで多くない祭りイメージ鯖です!
>>715
パリピ曹操とピエロ張遼とマッスル許褚とエクスプロージョン典韋…やはり魏はおもしれー武将のバーゲンセール…夏侯惇辺りの真面目そうな奴が来たら胃を痛めそうっすね…
>>716
衣装は自分でもかなり良いなと思ったんで嬉しいです!
典韋ちゃんならバンバン花火打ち上げてくれますよ!
>>735
典韋ちゃんらしい水着になったと思います!…いやまあ三臨は水着というより浴衣な気がするけど気にしてはいけない
再臨毎に男勝り→乙女→両方って感じで変化してく感じが良いっすよね、俺もここはマジで良いと思います
>>729
カナリアさんやべーやつだった…
いやまあ見る感じアインが元凶というか魔術師してんなって感じですがルナちゃん大丈夫かな…心配だな…
>>743
こっちのルナちゃんも始まったか…!!
過去の話が関わってきそうな感じで気になりますね…!!
どんな話になるんだろう…!!>>750
始まっちゃいました
どんな話かというと…どんな話かなぁ…とりあえず長くはないです少し気になる点を見つけたので、wiki内の『少年のとある夜』を加筆訂正しました~
温泉イベントで霊衣実装!(妄想)
ジョゼフ・フーシェ
「潰れかけの温泉宿を復興させろと?私は経営者ではないのですが……」
「名湯があるわけではなく、特産品があるわけでもない。ハッキリ言って観光地的にはくその部類になります」>>750
>>751
つー訳で考えてみた、イベント特効礼装。
MESU♥️OCHI☆レディキラーズ
構図:腰に手を回してクリスティ(ハーレーモード)とローエングリン(♀)に自分をサンドさせてご満悦の曹操+レディキラーを何杯も言われるがまま飲まされ完全に泥酔しても飲み続けているクリスティ(ハーレーモード)とローエングリン(♀)+憤怒の形相で曹操にバックアタックを仕掛ける途中のポワロ達とパーシヴァル。
テキスト:レディキラー。物騒な名前だが、意味は『アルコール度数が高くて飲みやすいカクテル』である。男が意中の女性に飲ませて酔い潰すためにあると言っていい。そんな意味深な代物を乱世の奸雄が使わない筈もなく、こうして二人のうら若いレディ達が餌食になる真っ最中だ。……数秒後に灰色の脳細胞とその仲間達、聖杯王が駆けつけなかったら二人はどうなっていたやら。>>757
あ~……回数かぁ気づけなかった……参加だポジション決めだはおいといて、パイオンの霊衣描くか~
>>761
答えを得た典韋ちゃんは夏色可愛い!(確信)イベントやるならわしはフーシェで参戦しますぞ〜
イベント系は主催側から見て必要そうなら誰であろうと用意するけど必要そうでないなら「一方その頃呼ばれてない人は」でなんか作るから私のことは気にしないでくれ
>>776
ねー。クッチー以外にウチにゃ死霊魔術系いないしなぁ……。
今構想してる魔術師も
「薬物きめ★きめ!アッパーネガティブ全速力!楽しい地獄に皆で行こうぜ☆」な怪人だし。『聞いてください凌牙先輩…』
「ンだよ、まあ聞くけどよ」
『昨日マレオさんにホラーゲームに付き合わされたんです…それで大きくて強いゾンビみたいなのがいて、怖くてあまり眠れなかったんです』
「へえ…強いデカブツか…どんな奴だ?」
『ちょっと待ってて下さい。えーと…あ、コレです』(スマホ見せる)
「……こいつと似たような見た目の奴と戦った事あるぞ」
『…え?本当ですか…?』
「おう。そいつは毒ブチ込んでくる奴でな」
『毒…ですか。』
「腕が4本あって」
『腕が4本』
「顔面光るしビーム撃ってくるし」
『なんて?』
「倒した瞬間同じ奴出てくる奴だった」
『なんて?』
「ジャスミンの野郎とやる時に何体もブチ込まれて結局負けたんだよな…」
『すみません頭が追いつきません』
ボンバルディエが黒コートという事で思いついたネタ、多分ムジカちゃんが船入ったばっかの頃の話
ムジカちゃんと火村さんすいません…>>780
コピペ間違えとる…
なんかうまくいかない時ってありますよね、コピペ>>780
まあ魔術の世界について一般人の優しい少女に教えるんならエグい所見せるよりこういう所をトンチキっぽく教えた方が精神的に良いですしおすし
あとムジカちゃん、まだ確定じゃないですが血鎖に少しだけ出して大丈夫ですか?
>>782
凌牙「そいつァ悪かったな…(あのデカブツが一番戦りやすいし戦ってて楽しいのは言わないでおこう)」
凌牙君もやっぱり格闘家気質なのでね、バカ強い奴とのタイマン勝負に燃えるんですねえ
血鎖ではバッチバチに殺意マシマシでタイマンする凌牙君が見れるかもしれません、というより見れます
>>783
凌牙君は鉄牛みたいなタイプのサーヴァントが直球に相性良さそうだなと思う反面可憐な女の子のサーヴァント呼んでも面白そうだなと思うんすよね
ガンガン攻めに行く武闘派主従でも女の子サーヴァントに振り回されて頭抱える凌牙君と映えそうで妄想が捗りますねぇ>>784
えぇー……
ある日ニコレットさんが片や全身黒づくめにペストマスク、片や血が付着した白衣という特徴的過ぎる面子を連れてきて「今日から医務室に配属されるシャルルさんとジョンさんです」と紹介するとか。
その後ろで濃すぎる男共のせいで一緒に紹介されたのに影が薄くなってる女医さんがいたりとか。
>>785
格闘戦用でドンパチ殴り合う用の人形を新しく作ったりはしてくれると思いますよ。
召喚された人魚姫(姉)は「ふぅん、あなたが私のマスター?…ま、悪くは無いわね」みたいなどっかで聞いた台詞を吐いたあとメロちゃんの方に興味を持って「人間に手を貸すのは気乗りしないけどメロに免じて戦ってあげる」ってなります。
なお最終的に海月ちゃんにも自分の本名教えるくらい絆される模様。ふと女医ジャックさん然り玉兎ちゃん然り私のサーヴァントって真名じゃない本名を持ったサーヴァントが多いなって。果たして明かす時は来るのだろうか。
メイン鯖決まってないのに投下するのもアレですが夏イベの展開のざっくりした案挙げてみます
浜辺の温泉リゾートのどこかに聖杯があるとか地底に埋まってるとかで探索がてら温泉掘ったり温泉とかにある毒の瘴気的な物(ライオンさんの仰ってた怨栓みたいな)を破壊して温泉とかを解放していくのとかどうでしょう?
>>786
人魚の渋○凛…(某アシュ君の渾名並感)温泉になると何かしら拠点必要だしな……となって旅館かな……となってそこから神隠しのメインテーマとでちでちでち言う雀がチラつくからわしはもうダメじゃ
>>783
ふむピッタリ合いそうな人が意外と思いつかない…
ピクシスがサーヴァント従えると完全に絵面が金色のガッシュになっちゃうからダメってくらいしか…>>790
温泉+水着なら日本以外が舞台でも問題なかったりする。『強化魔術』ならぬ『活性化魔術』、というフレーズ(だけ)を閃きました
どうにか形に出来ないかな……夏イベの舞台、オーストラリアとかどうっすか?
現実でも温泉結構ありますし火山性温泉が割とあるらしいので最終決戦で地底のマグマ地帯とか火山での決戦とか映えそうですし本家ともそこまで被らない(確か鎌倉イベで若干出てた位)筈ですしどうでしょう?
オーストラリア 温泉で調べると結構画像出てきますが割と夏イベ感あると思います今のオーストラリア真冬なんスけどいいんすか?
黒幕の影響で夏並みに暑くなってて、いい感じのタイミングで「そういえば季節おかしくない?」って黒幕が表に出てくるストーリーフックにするとか?
①真冬だからこそ温泉に浸かるのじゃ
②特異点の場所が不明だけどこの時期に暑いから北半球→実は黒幕のせいで暑くなってた南半球でした
③オーストラリアだと思ってたらオーストリアだった
結論理由なんて何とでもなるはずだ(ナラナイコトバヲモウイチド)うーん、とりあえず舞台オーストラリア案は撤回します
すいません…
アリかと思ったけど冬って事に何も反論できねえ…次の公式水着イベントは水着で北極圏(夏だから暖かいって訳じゃなかろう北極圏)だし、ストーリー的な骨子や大筋、肝心キャラの設定なりのちゃんとリレーなり各個SS執筆が出来る下地を作れてエタらないような対策が出来れば、舞台とかはどんなでもいいんじゃないの?
(今やってるリレーなりとの兼ね合いなどに関する調整も必要?)正直に言ってしまうと、今からFGO本編のような夏イベをやろうとするなら準備期間だけで夏が終わってしまうくらいには時間がかかる
なので私としてはサバフェスのような参加しやすい舞台設定だけ作って、それから各々が好きなようにSS書いたりリレーやったりって感じで進めた方が夏の間に楽しめると思います
エタって中途半端になっちゃうか、そもそも根本の設定が作れずに全ボツになっちゃう、なんてことになるのはさびしいですから>>798
ぐぬぬ……
ひとまず掘り下げは置いておきます……やっぱりメインキャラとか決めるとそのキャラのエミュをする苦労が発生してエタ率が高くなる気がするので決めるならせいぜい黒幕(シナリオ中では出さなくてもよい)ぐらいでいいんじゃないかと思うのよね
それでいて複数陣営が跋扈できるような話にすれば誰でもてけとーに参入できてグッドなのだな
つまりB級(B級とは言っていない)グルメ大決戦よハダリーの水着版が暫定的に完成したので、投下するよー。
【元ネタ】未来のイヴ
【CLASS】アーチャー
【真名】ハダリー
【性別】女
【身長・体重】160cm・60kg
【肌色】白 【髪色】金髪 【瞳色】青
【スリーサイズ】100・57・88
【外見・容姿】危ないデザインの水着を着用した絶世の美女(電○カのカ○ミ→矢○の例の水着→G'sポスター水着ダ○ヤ)
【地域】アメリカかイギリスのどちらか
【年代】1890年より前
【属性】中立・夏
【天地人属性】人
【その他属性】人型、女性、機械
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
単独行動:A>>805
【固有スキル】
デス水鉄砲:C
主要武装が水鉄砲になったから名前を変更しただけで、効果は射撃と全く同じ。
機械の体:A+
黄金律(体):A
魔夏のファム・ファタール:B
夏霊基へと変わった弊害で『発明王の恩恵』が機能不全を起こし、対策としてアルターエゴの時には封印されている『魔性の女』と合体させることで機能不全を解決した特殊スキル。
【宝具】
『絶望も海の青も深い(ラ・フィン・ド・レスポワール)』
ランク:C 種別:厄災宝具 レンジ:20 最大捕捉:1000
自身の最期の光景となった、自身が積まれた客船の沈没事故を部分的に再現した宝具。
足元が揺れるような感覚に襲われ、黒い擬似海水が湧き出てくる。
この擬似海水は短時間で増えて、最終的には標的を暗い海の底へと引きずりこむ。>>806
【Weapon】
『内臓式の銃火器+超高圧水鉄砲』
アルターエゴの時同様、内蔵された銃火器を使うが上述の理由で搭載数と種類が減ってしまったので、複数の超高圧水鉄砲を代替品として装備している。
超高圧水鉄砲からは、時々300℃以上の煮え湯が発射される。
【解説】
黄夫人と共謀して典韋を夏霊基にしたハダリーであったが、彼女は少し不安だった。
『武人と女の子』を両立させた典韋が、祭りに興じる余り『女の子』そっちのけになってしまうのではないかと。
それでは水着に着替えさせた意味が薄れてしまうので、ハダリーは思い切って自分も夏霊基にしてしまおうと考えたのだ。
こうすれば、コンビを組むのも兼ねて典韋の押さえ役になっても不自然ではないからだ。
この目論見自体は上手くいったものの、急ごしらえだったのでこの霊基における宝具があの忌まわしい事故の再現になってしまう。
正直、宝具のシークエンスには全然納得していないが、遅巧よりも拙速と割り切った。
ただ、拙速が裏目に出て水着のチョイスにも失敗しており……。
【人物像】
アルターエゴの時と変わらない。
ただ、選んだ水着が非常に際どい物になってしまったので、かなり恥ずかしく思っているらしい。
当然、男達にはナンパされまくりだが、殺人水鉄砲を始めとする各種銃火器で撃退することには一切の躊躇がない。>>807
特技:家事全般、●●●●、機械操作、男の視線釘付け
好きなもの:家事全般、いずれ見つけたい最愛の人
嫌いなもの:ツイフェミ、女たらし、ビッチ
天敵:曹操、ドン・ファン
願い:この霊基では特になし
【一人称】私
【二人称】あなた
【三人称】あの人
【セリフ例】
「ダイバースーツにすればよかったかも……」(戦闘開始時)
「さあ、沈みましょう? あの海域のどん底へと! 不幸はいつどこで手ぐすね引いて待っているのか? 教える義理なんてないわ。あなた達も沈んじゃえ……。『絶望も海の青も深い(ラ・フィン・ド・レスポワール)』!!」(宝具発動時)
「……。典韋。私は背中を押しただけよ?(優しく微笑む)」(マイルーム会話『典韋(水着)』)
「子龍がいつもよりも及び腰な気がするの。……理由ぐらい、とっくに分かっているわよ」〔マイルーム会話『趙雲』)シチリア島(元々掘れば温泉が湧くところが点在する。ただし大体泥パック)、熱海、他に候補はあるかな?
シチリア案は私個人の私怨としてエトナ火山絡みで「縁めっちゃあるのに…あるのに……(涙目)」の再来になる気がするので熱海を推させてくれ
「〇〇を題材にしたオールキャラです!」で〇〇絡みド直球に推してるキャラをナチュラルに省かれると地味に心にくるんや(n敗)マスター枠のキャラ投稿してもいいですか?
よくてよついたぜいっけぇ!
「あぁ~やっべ気持ちぃ!さぁさぁ!みんなでソラの果てまでブッ飛ぼう、ZE☆!」
「自分はぁ!テッキトーでも許されるような仕事をしつつ面倒事はやらずに生きていきたいで~すっ!」
「あ~、そうそう。次の株式総会でその議題を出すのはやめときな?株価落ちるから」
名前:ガレア・ベルガイブ
年齢:20代
性別:男
属性:中立・善
身長:187㎝/体重:55㎏
特技:セールストーク・ポジティブシンキング
好きな物:自家製ドラック・睡眠・天体観測
嫌いな物:伝統、格式。及びそれに拘る古い魔術師・窮屈。アルコール、ニコチン。
天敵:キリシュタリア・ヴォーダイム
国籍:欧州のどっか
所属:フリー(気が向いたら組織に身を置く事はある)
起源:禁断
魔術:流星魔術・潮汐魔力
属性:空/編成:異常
質:EX/量:C
制作者:◆B8D4AQBhU2>>819
【キャラクター】
・ネット上で「メッチャ当たる!超絶強運占星術!」と称して色々な人間から依頼を受けてちょっとした悩み相談から経営の補佐アドバイスなど、幅広く人生に立ち塞がる問題を解決する、というサイトを運営している”新世代(ニューエイジ)”の魔術師(ちなみに結構な人気があり、気が向いたら即占って貰えるというレベルではないぐらいの繁盛具合。占いのタイプによっては数が月待ち)。魔術を子孫に、とか先祖代々の魔術を~、などというお題目には全く関心が無いし寧ろ軽蔑すらしているが、根源への到達には興味がある、という変わり種。
・利他的で快楽主義、イヤな事があっても寝る、美味しい物を食べる、などのちょっとしたリフレッシュで即立ち直れるなど軽い性格。他人にマイナス感情を示す事もないが、嫌わない訳ではないので、気に食わないタイプは普通に避ける。その変わり大抵のヤツにはフレンドリーに接したいと考えているし、事実そうしている。
・基本的に同じようなタイプのスーツ一式を着まわし、髪をカットして貰う時なんかも「短くしてください」で終わるなど、ファッションセンスは低く、表情も常に無気力。上記の仕事でも相談は親身に進行するがアドバイスする際の口調はどこか投げやりであり、全体的にちぐはぐで陰気な印象を相対した相手に与える。また、それなりに社会不適合者で、自炊と掃除、洗濯が苦手で、出来ない事がないが大体雑な仕上がりになる。生活サイクルも滅茶苦茶なので、割と不健康で体力も無い。
・基本的な日常生活をしてるだけなら粗方無害なタイプの人間だが、大きすぎる問題点が一つだけある────薬物の流通に生産から販売まで、頭の中から体の端までガッツリ関わっているのが最大もヤベェポイントである。ばら撒いているのは体への悪影響、ナシ!安価!快楽度合は下手なドラッグの数十倍!依存性も無いです!とかいう頭のオカシイ代物。中毒者を量産しているが、それはあくまで使用するとメッチャ気持ち良くなるからであって、脳の快楽中枢的な場所を刺激しまくっている訳ではない。依存性ないって嘘じゃん!因みに自分もほぼ毎日その薬物をキメてトリップしている。>>820
【魔術】
・流星魔術(メテオロジー)。”隕石”や”流星”、”天使”などの「ソラより来るモノ」を主題として占星術の一種。
「空から来たるモノ」には吉兆を表したり、スピリチュアルや神秘を感じさせるモノである事に着目し、それらの研究、宇宙(ソラ)の果てを目指す魔術。しかしガレアは「これで根源行くの無理だろ」と感じているので、先述の仕事で日銭を稼ぐ用に行使している。占星術としては結構応用が可能で、ガレアが得意とするジャンルは”危機の予測”。
・潮汐魔術。月(異星)と海(地球)の共鳴とも言える潮汐を扱う魔術。
といってもこの魔術はガレアが普通の魔法師として落伍してから確立したまだまだ未完成の魔術で、色々と不格好で未熟な原型でしかない。彼の自家製ドラッグはこの魔術によって精製された代物で、異星と地球が影響しあって出来た魔力を結晶として純化し、それに様々な加工をして粉状にして完成。吸ってヨシ注射してヨシ飲んでヨシとどんな使用をしても即座に乱用者を快楽の渦に叩き込んでくれる。>>821
【経歴】
・流星魔術というそれなりの格を持ち、それなりに古い家系にしっかりとした才覚を持った継嗣として生を受け、魔術というモノに関心を持ちつつすくすくと育つ。
契機は初めて魔術師として教えを乞う事となった最初の日。父と母が、お堅い顔でこう言った。
「オマエがこれから学ぶことは、全てが無駄なのだ」
────は?意味が解らん。ガレアはそう思う。無駄だ?なら何故習う、果てがないなら無為でしかないだろう。彼は魔術師として成立する一番最初に、魔術師としての在り方を軽蔑するようになった。くだらない。ただの浪費なら、家が紡いだ財と力は、もっと有意義な事に使うべきだろう。そんな風に考えながら初日を過ごした。だがまぁ、有能だ有望だと期待されるのは気分が良かったし、魔術の学習自体は楽しく、根源にも興味はあるし。なので魔術の習得はそれなりに頑張った。「無駄なのか…」と思いながらも努力はした。そして満を持して時計塔に送り込まれ────そして本物を知った。
・キリシュタリア・ヴォーダイム。家柄も魔術回路も1000年続く魔術師の名家、ヴォーダイム家の若き当主。天体科の首席。時計塔に新しい13番目の学科を作る可能性のある魔術師、今一番根源に近い人間。そんな天才。神に選ばれた才能。
「ふむ。そんなアイツですら未だ『根源』に辿り着けてはいない。ならまぁ、チャランポランタンでテキトーな自分には無理だな」
と悟り、荷物を纏めて翌日には退学。そして家には絶縁状的なナニカを叩き付け、放浪の旅に出る。そして海と空を眺めて過ごし、ネット上で評判の占い師となってから数年。魔術への執着は残っていたらしく、手慰みにちょっとしたチャレンジとして頑張ったら、なんかよく解らん魔力を産み出す魔術を完成させた。させてしまった。そして更に研究をしていくと、その特異な魔力は結晶化させて加工する事も出来る、という事実が判明。まずは初歩だろう、と調薬をしてみて……、実際に自分で治験してみた所……、メッチャ気持ち良かった。効力はまさにぶっ飛ぶレベル、ここじゃない高次に行けたような高揚感と全能感。最高である。>>822
・そのトリップの中で同じくどうやって作ったか解らんが妙に高性能な魔導書も製本していたらしく、それは今まで護身に利用している。
さて、この薬物(名前も決まっていない)を多くの人に広めたくなった。何故って?世の中には苦しんでいる人が多かったからである。占い仕事に頼ってくるのは自殺を踏みとどまりたい人。人間関係に悩む人。過労によって心身を摺り減らした人。etc.etc.。
よっしゃみんなこのドラッグで気持ちよくなろうぜ!とこういう訳である。
・────────もしかしてあの宇宙(ソラ)の果てまでぶっ飛ぶような快楽は、『根源』到達に利用できるのでは?我ながらひっどい発想である。でもまぁ思いついちゃったのならやってみよう!キーワードは哲学の一分野である心の哲学の領域で議論される思考実験のひとつ、中国脳(中国人民)である。アレみたいに、全人類の脳みそを聖杯で繋げてみよう!そんでこの薬物で皆でトリップ!一人でも結構な高性能魔導書がかけたのだ。じゃあ全世界級のトリップをしたらどんな結果に……!ワクワク。え、失敗したら?まぁ俺も含め全人類が気持ちよくなり過ぎて頭アッパラパーでゆるゆる自滅する程度で終わるだろ、まぁそれもヨシよ!気持ちいいからいーじゃん!さぁレッツトライ!
これがガレア・ベルガイブという男である。異星と地球が影響しあって出来た魔力を結晶として純化し、それに様々な加工をして粉状にして完成。吸ってヨシ注射してヨシ飲んでヨシとどんな使用をしても即座に乱用者を快楽の渦に叩き込んでくれる。
→どういう理屈や繋がりで潮汐魔術が快楽の渦に叩き込むのか?
人類総ヤクチュウ計画
→各協会にはまだ知られてないのか、追手は向けられていないのか
あと、流星魔術(メテオロジー)、潮汐魔術とオリジナル魔術を2個も抱えているのに、更に(魔導書による)召喚魔術も使えるようになったら、なんというか方向性というかとっ散らかっている感が凄く感じる
という点が個人的に気になりました>>817
ガードの固さが殺傷力に反映されてます。(白目>>824
皆ァ!!ヤクキメろォォォォ!!
という微妙に伝わるか分からないネタはさておき凄い好きですこのキャラ
薬物で全員ハッピーとかいうかなりイカれた発想してるけど日常的には基本的に無害な感じってのも面白いですし何というか良い感じのイカれ度合いというか
面白いキャラしてて好きです
>>809
良いっすねえ
めっちゃ際どい水着ってのが割と健全みのある典韋ちゃんとは真逆って感じでコンビとしても良いですし典韋ちゃんと一緒にPUされてそうな雰囲気あります
ただ個人の意見ですがもうちょいはっちゃけてもいいのよ感はちょっとありますね、宝具シリアスじゃなくて例えばハダリーに内蔵してる水鉄砲とかが合体して巨大波動砲ビィィィィムッッッ!!とまでは言いませんがインパクト付けても面白いかもしれないっすねちなみに典韋ちゃんが水着を決断する切っ掛けになった黄夫人とハダリーの計略が何かって話ですが夏イベのショートSSで言及しようと思ったけど一応今言っときますね
水 着 を 着 な い と 出 ら れ な い 部 屋 で す>>830
最初と最後(イベでいう初日分と最終日分辺り)だけ先に書いてから皆で間のメインストーリーとかサブストーリー書くパターンとかどうでしょう?
あと俺も熱海は良いと思います!それがたいしてうまくいかなかった過去があるからみんな言い出してないだけや
なかなか難しいねんなイベントストーリーのリレー……どうするかなあ
ざっくりとしたメインの設定だけ固めたいところ>>835
すみません、ありがとうございます
なら積極的に参加していきたいと思います!
>>836
主催者とは違いますが、主催サイドのメンバーというか幹部的ポジションに黄忠爺ちゃんとかどうですか?
大食い酒豪設定ありますし温泉地での祭りとなったら喜んで参加すると思います(霊衣ポジではない)
B級グルメの審査員させるも良し(そういうの好きそうだし大食いだし)、去年のヴリトラさんみたいな中盤の中ボスポジにするも良し、仮にカナディアさんが黒幕的なムーブをしたとしたら謀反するも良し(解釈合ってますか?)とサブキャラとして色々使えると思います
>>838
俺も積極的に参加しようと思ってます
久々に鯖メインで書きたいと思ってましたし血鎖の前に一旦SSのリハビリしないとですし趙雲君や典韋ちゃん初め色々なキャラを楽しい感じのノリで動かしたいので喜んでやります返事が遅くなりまして。
>>828
>皆ァ!!ヤクキメろォォォォ!!という微妙に伝わるか分からないネタ
どっちかというと医者の方ですかね方向性は。
>>826>>835
はた迷惑善行エンジョイマンです。斬られ撃たれてもしゃーなし。
ビオランテさんには「”救いようの無い悪党を容赦なく追い詰め、叩き潰す正義があってもいいではないか”……ふむなるほど確かに。ならば逆に、”どうしても救えない人への終末医療的な善行”があってもいいではないか!」とか言い出しそうだし、IF千早ちゃんに対しては「辛い事があったんだね、大丈夫?薬キメる?」とか善意で言う。
>薬で根源を目指すというのは中々に鉄板みがあって面白い
正統派魔術師?を目指しました。正統派かなコレ。>>825
>人類総ヤクチュウ計画→各協会にはまだ知られてないのか、追手は向けられていないのか
知られてないですし追手もいません。まだ脳内計画だけな上、薬売買の元締めしとしては神秘の隠匿はちゃんとやってるでしょうから(クスリ売るだけなら魔術バレないしね。製法まで周知したらアウトだけど。)
>流星魔術(メテオロジー)、潮汐魔術とオリジナル魔術を2個も抱えているのに、更に(魔導書による)召喚魔術も使えるようになったら、なんというか方向性というかとっ散らかっている感
あー、確かに。魔導書はクスリきめた時の全能感をよりガレア自身が実感する為のモノでもあるので、そこは流星魔術の占い精度がめっちゃ上昇した、とかでもいいか。
聖杯戦争では予測などで危険からガン逃げタイプにして、既存マスターたちとは差別化する方向になるのかな。
>どういう理屈や繋がりで潮汐魔術が快楽の渦に叩き込むのか?
潮汐魔術が、というよりは潮汐魔術によって出来た異常な魔力によって、といった感じです。
月と狂気は昔から関連づけられており、人狼が変身する時に見るのも満月。また潮の満ち引きは生理現象や精神にも影響を及ぼすのだとか。
ガレアのクスリはそういう”人体を狂気に導く”といった働きがメインで、凄まじい快楽はどちらかと言えばその狂化に副作用みたいなモノ、という想定をしています。あと「流星魔術は『ソラから落下してくるモノ』が主題で、潮汐魔術は「月から降ってくる影響による力」による結果、を取り扱っている」という風な認識をしているので、まるっきりかけ離れた魔術、という訳ではギリ無いかなぁ、などとも考えていたり。
>>840
新規さんだ囲めェェェェ!!!
とりあえずどこから見ていくべきかってのだとまずクッチー(朽崎遥)っていうキャラを真っ先に勧めます
何というか最早このスレの看板キャラなのではって位出現数が多いキャラなのでまず知っておいて損は無いと思います
あと今のトレンドは秘海集積船っていう海上の魔術の学舎ですかね
ここも抑えておくといいと思います、特にジャスミン・アドレーヌちゃんって子がよく出てくるので知っておくといいと思います、あと砕城凌牙君って不良キャラもかっこいいから見てほし((
あと最近のキャラは少なめですがギャラリーって所からマスターやサーヴァントのイラスト見れたりします、参考にしてもらえると嬉しいです
>>841
言われてみればこのキャラ東京とかのアレにアレをアレして大都市を混沌に落とす奴やりそうですね…(最新章の話なので自主規制)
マジでガレアさん好きかもしれない…>>828
となると、宝具をもう少し夏寄りにした方がいいか。
八浬曼比丘尼(マダム殺生院とも言う)の宝具がシリアス寄りだったから、あんま気にならなかったんだよなぁ。>>853
>「海由来の魔術を使える」よりも「海の神秘を目指す」キャラの方が適性は高い
あーなるほど。ガレアの前身キャラも天体観測系キャラ想定でしたから、そういう意味じゃ元からあんまり船に乗って映えるキャラではない感じだったみたいですね……。残念。そういえば、イベント名を決めるのはまだ後の方がいい?
『爆食シーサイドグランプリ~熱海怨栓パニック~』という仮題は思いついたけどとりあえずレージュさんと摺り合わせというかをして納得して貰えたらガレア登録でいいかな…?
>>828
>日常的には基本的に無害な感じ
よくよく考えればいうほど無害かしら。人類総ヤクチュウ計画は聖杯戦争に関与しなきゃダメだけど、薬のバイバイは普通にしてるし。>>858
その認識で大丈夫です~他にガレアに対する疑問点や改善した方がいいのでは?とかありますか?
なければ初キメの結果辺りとかを改変しつつwiki登録に移ろうと思いますが。一応新規魔術師投稿したんで、感想質問改善案疑問点など欲しいなとか思ったり!
>>819>>838
遅ればせながら私も参加させていただきたく願います!
>>840
おお!ご新規さんいらっしゃいませ!
ファンアートはいつでも大歓迎です!お好きなキャラをご自由に書いていただければ!
このスレ専門のwikiもありますので、どうぞご一読をば
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/>>864
ありがとうございます。というわけで以下連投失礼します【元ネタ】伝承、創作
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】サルダナパール
【異名・別名・表記揺れ】サーダナパラス、サルダナパロス
【性別】男性
【身長・体重】177cm・60kg
【肌色】肌色 【髪色】グーズグレー 【瞳色】コバルトグリーン
【外見・容姿】伊達男といった風貌の美青年
【地域】アッシリア、ヨーロッパ
【年代】不明(紀元前9世紀?)
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型、人類の脅威、領域外の生命、男性、王
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B++ 魔力:A 幸運:EX 宝具:EX
【クラス別スキル】
領域外の生命:EX
クラススキル。外なる宇宙、虚空からの降臨者。邪神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮うもの。
その身が契りしは、魔王の宮殿にて輝き戯れる頽廃の邪神。腐敗を求める緑の火柱。>>867
神性:B
外宇宙に潜む高次生命の“共演者”となり、強い神性を帯びる。 この世界を破壊しかねない途方も無い驚異。その代償は、永遠の相互不理解。
【固有スキル】
頽廃のカリスマ:EX
カリスマの亜種。人の上に立つ者としての統率力。
王としてや指揮官としてこのスキルが振るわれることはない。例えるなら、このスキルは「おふざけお遊びグループのリーダー」としての才能。
娯楽や快楽、堕落を一抹にも望む者の目に、フォーリナーの言動や存在はどこまでも魅力的に映る。彼の言う通りにすれば、自由になれる。彼の真似をすれば、束の間でもこの忌まわしい現実を忘れられる────そんな、非現実に輝く危うい炎。
コレクター(焼):A+
より質の良いアイテムを取得する才能。この場合の「質」はフォーリナーの「欲」に言い換えることができる。つまり、戦闘後などに欲しいものが手に入る可能性が高くある。
しかしこのスキルの真価は取得することではなく、コレクションを盗まれたり散逸させられたりしないように守るという点にある。彼の最期は、愛妾や財産に火をつけ、自身もろとも焼失させた。
このスキルによって、フォーリナーが自分のコレクションと認識したもの(一度でも彼の手に渡ったもの)が他者に奪われそうになった際、コレクションは自動的に燃え下手人を焦がし、そのまま焼失する。これを攻略するには、A+以上のコレクター及びそれに準ずる盗みにまつわるスキルを要する。
枯衰へ至る栄:A
栄華と横暴、そしてそれらの栄枯盛衰を体現する黄金律とも皇帝特権とも取れるスキル。
フォーリナーは後世の文学美術において、暴君と悦楽の主としての姿とそれ以上にその無残なる没落を崇高に描かれ語られた。
現界時より半永続的に彼は繁栄する。富や名声、信仰をその地より吸い上げていき、徐々にではあるがステータスも上がっていく。しかし、一度敗北を喫した場合このスキルによって得た栄光は失われ、今度は逆に徐々にではあるがステータスが下がっていく。
皮肉にも、この段階が最もフォーリナーの知名度、信仰補正が高くある時である。>>868
狂気:A+
不浄と非情。調和と摂理からの逸脱。 周囲精神の世界観にまで影響を及ぼす異質な思考────或いは、感情(そんざい)。
彼はこの世を楽しんでいる。楽しむ以外を知らない。怒りも悲しみも苦痛も恐怖も、楽という感情が表面の色を変えただけ。異常の多勢と無勢は、相容れずに此処にある。
【宝具】
『爛れ綾なす万緑魔宴(アグリアス・レベル・クリメイション)』
ランク:EX 種別:対城宝具(対界宝具) レンジ:1〜100(?) 最大捕捉:いくらでも
フォーリナーの終焉を焼き照らした炎。悲嘆、絶叫、啼泣、発狂、それらが混じり合い落魄を極彩色に彩る淫靡退廃の火葬場。
彼が彼方に座す邪神と交信し領域外の生命となったことにより、この炎はかの“緑の炎”の権能たる腐敗と死を孕む大火と変じており、火に焼べられた存在は生命情報を焼亡し原形なき灰と化す。
火に焼べられる対象は無制限。生物非生物、概念実体問わずその炎は終焉を齎し、命潰える瞬間の光を名状しがたくも揺らめかす。
魔力と当人の認識範囲の都合上この宝具を十全に取り扱うことは現状不可能。しかし、裏を返せば膨大な魔力さえあり認識範囲がこの世界を覆うほどにまで広がれば、外宇宙よりこの星へ出演する炎は、文字通り世界を薪として刹那の翠緑の輝きを、かの宮殿に届けるだろう。
因みに、死因をベースとする宝具であるためフォーリナー自身も展開した時対象と一緒になって火に炙られる。ただし彼はそのことは一切気にしていないどころか「これが目当ての宝具だし」と、むしろ嬉々として焼かれに行く。
【Weapon】
邪神より借り受けた翠緑の炎を操り、時に剣として時に盾として変化させて戦う。無論そのまま射出することも出来る。この炎も前述の宝具と同じもので、それほどではないが腐敗、死の気配を有する。
また、時々蛆(と形容するにはやや不気味過ぎる何か)を使い魔として大量に動かすこともある。>>869
【解説】
サルダナパール。紀元前9世紀頃にアッシリアに君臨した王にして暴君。放蕩無頼の殿さま。
背徳と奢侈、放蕩無頼の限りを尽くし、国政を疎かにしたために民衆の反乱を受ける。戦いにも敗れ反乱軍が居城に近づく中で自身の財宝や愛妾、馬、そして自分にも火をかけ、城もろとも焼身自殺をし果てたという。
こうは言うが、その実当時のアッシリアにサルダナパールと呼ばれる王が存在したかというのは胡乱なもので、伝説上の王となっている。
一説には女帝セミラミスの息子とも、アッシリア黄金期を築いた王アッシュールバニパルの別名であるとも、またその兄であるバビロン王シャマシュ・シュム・ウキンなどの王を混合させた人物であるとも論ぜられるが、どれも真偽定かではない。
そんな人物が名を残すようになったのは文芸の興隆にあり、その頽廃的な生き様、また死に様はロマン派の芸術家に影響を与えた。バイロンに詩に謳われ、ドラクロワに最期を描かれ、ベルリオーズやリストの手によって音楽の題材ともなった。
彼が外宇宙の降臨者となったのは、まずもってその異常な人格に起因する。
何事も楽しいと感じ、善悪を知らず、それ以外の感情や感性、感覚が欠落していた彼は、その異常がために周囲に目を向けず、傍から見れば背徳の極みとなる行為を躊躇なく繰り返した。民衆に反乱されるのもやんぬるかなといったところである。
反乱も、戦での敗北も楽しいとしか感じず、最終的に「楽しそうだから」とありとあらゆるものを燃やしその火に己も身を委ね、彼は死んだ。そして、ある意味必定とも言えるが、彼はその死すらも楽しんだ。
座に召された彼は、この楽しみを再演したいと考え、今度はより豪華により大きく明るく騒がしくしたいと思うようになった。そんな折に、偶然出来た内外を繋ぐ穴を通じてとある邪神と目が合った。
方や悦楽を求めて頽廃と焼失を望む王、方や腐敗を求めて死を糧とする神。彼らが通じ合うのも道理のことで、彼は邪神の力を借り、いつか世界全ての「楽しいこと」と共に果てる際の共演者としてフォーリナーとなった。>>870
【人物像】
鮮やかな緑色、赤色、青色、黒色…と目が痛くなるほどの彩色豊かな衣と白い衣とを合わせて着こなす美青年。衣には蝶の紋様が施され、金色の装飾も多数あしらわれた豪華な服装。再臨すると、蝶と炎を思わせるシルエットの異質さが際立つものになったりする。実は体重が軽めなのは、身体のどこかしらが炭化しているから。おそらく臓器のうちのどれか。
華やかで、どこか怪しい気色のする顔立ちと服装が組み合わさり近寄り難くも目を離せなくなるような魅力がある。
そんな容姿とは裏腹に、性格は快活で開放的。いつも何かを楽しみ笑みを絶やさない。好き嫌いはなく、どんなことも拒みはしない────文字通り、どんなことも。
上述にもあったように、彼は善悪や倫理観がない。楽しい以外の感情も持ち合わせていない。何をやっても楽しい。故に人生が楽しくて仕方がない。殺人も強姦も詐欺も恐喝も楽しい。それは犯罪だ、犯罪はいけないことだと教えたところで、犯罪を犯す楽しみを覚えて止まることはない。傷つけることも傷つくことも楽しいから、痛みによっての罰も効果はない。自分の死を「死ぬの楽しい!」と楽しむ程だから埒があかない。
一方で犯罪をせず法律を守ることにも楽しみを感じるので、いつもアナーキーというわけではない。ただその時楽しそうと思ったことをする。マスターの命令を聞き正義を貫くことも、マスターに背き悪逆に浸ることもそう差異はない。
焼身自殺と焼亡による破滅が今のブーム。楽しいことの中でも上位にあるもので、現界の折にはそれを目指したいと思っている。計画性はまるでないが、スキルもあって自然とそれが可能な状況にはなりやすい。
思考回路が単純の塊のような性格なので、思考の誘導はしやすい。だが、友好的な彼の態度と蠱惑的な非道徳の歓楽に魅了され、彼の影響下に一度でも身を置けば、最後にあるのは落魄と死のみという悪意なき厄ネタ。
彼の共演者たる邪神の干渉は割と少ない。これはそもそもの邪神の思惑が侵略などのようなアグレッシブなものではなく、(厄介さで言えば同等だが)ただ単に地球という星一つが破滅に燃える様に興味を持ったからという手遊び的なものであるというものと、元々の彼の異常性から手を加える必要がないと判断したためであると推測出来る。>>871
【一人称】俺
【二人称】君、〇〇
【三人称】彼、彼女、〇〇
【セリフ例】「へー…これが召喚ってヤツかぁ。うん、楽しいな!なぁなぁ、もう一回やりたいから、一旦座に戻っても良いか?…ダメ?それより自己紹介?そうだな、そっちのが楽しそうだ!俺はフォーリナー、サルダナパール。王様だったんだぜ!」
「ふーんふふーん…いやぁ、厨房の手伝いって楽しいな!これなら城にいた時も出来たんだからやっておけば良かったな」(なおこの後「皿割るの楽しい!」と厨房の皿を破り始める)
「…………って、どうしたんだマスター?…あぁ!悲しい表情ってのをな、してみたんだ。悲しそうだろ?なんだかこういう顔してるうちに、悲しい?みたいなのが感じられるみたいなんだ。うん、結構楽しいぜ!」
「俺は、彼が悪いヤツだとは思わないなぁ。悪いってのがどういうモノなのかはわからないけど、俺に協力してくれてるし」(邪神について)
「好きなもの?トーゼン、楽しいことさ!どんなことって?…うーん、今までやってきたこと全部楽しかったから、全部だな!」
「嫌いなもの?…………ない!」
「アハハ!楽しいなぁ!」
「俺の後の王様ってことで良いんだよな?…え、俺はそもそも存在したか?さあ。俺はよく覚えてないな。そんなことどうだって良いじゃないか。それよりもさ、図書館見せてくれよ、図書館!」(アッシュールバニパルに対して)
「バビロン…そんなとこも、あったよーな…?内政も面白そうではあったんだけど、ほかに楽しいことがたくさんあったからさ、国の云々とかわからないんだよなぁ」(ネブカドネツァルに対して)
「俺、君に例えられたりしたそうだね。それとも、俺が君のモデル?或いは俺たちはただの…いや、そんなことどうでも良いか!だろ?」(ドン・ファンに対して)夏の霊衣更新 ジョゼフ・フーシェ
「真夏のカメレオン」
冷徹な仕事人間もたまには休みたいと感じる時がある。というより休む事がメンテナンスだと考える時がある。
なので湯治にでも行こうと思ったら特異点だなんだというのでまさかの追加業務である。仕事は仕事なので従うが、割とちょっとキレてる。できたー!
現想異世界特異点VIのプロローグのラストが出来たー!
23:55に投下するぞい。>>878
時間過ぎたので投下しまっせ。
プロローグ.3 殿中陰謀組曲
「とまぁ、今説明した通りの流れでローエングリンが両性具有って発覚しました。言っときますけど、完全に不可抗力だから。ローエングリンに落ち度を求めちゃ駄目ッス」
ローエングリンが両性具有だと図らずも自ら明かしたこと、その経緯から彼に落ち度はないこと、マンドリカルドはそれはっきりと通信機を介してカルデアにいる立香とオルガマリー、そしてパーシヴァル及び途中から混ざったダ・ヴィンチに説明した。
ちなみにこの説明はオフェリア達は勿論、ローエングリン本人にも聞こえており、彼は顔を真っ赤にして俯いてしまっている。
『……そうか。ローエングリンは良き友と出会えたようだ。顔を上げなさい、ローエングリン。お前は人を助けるために体の秘密を明かした。自らの意思で言いつけを破ったわけではないのだから、気に病んではいけない』
パーシヴァルの優しい言葉を受け、ローエングリンはゆっくりと頭を上げる。
その瞳からは涙が流れ落ちていた。
「はい……父上様……」
『しかし、両性具有とはね。更に性別の切り替え機能まである。実に興味深い。是非とも詳しく調べたいものだ。ローエングリンが許可してくれるなら、救出後に』>>879
ダ・ヴィンチが興味津々といった様子で呟く。
ローエングリンは少し困ったような表情を浮かべたが、それが自分同様に性別で悩む人達のためになるのなら、と覚悟は決めていた。
「全身麻酔をするなら、問題ありません」
流石に了承はしないだろうと思っていたオフェリア達も、オルガマリーと立香も驚く。
「麻酔で眠ってる方がよっぽど危ないだろ!? チヴィンチがエスカレートするかもしれねーぞ!?」
典韋が思わず突っ込みを入れてしまう。
だが、当人であるはずのローエングリン本人は至極冷静であった。
むしろ、どこか吹っ切れたかのような清々しい表情をしている。
先程まで悩んでいたのが嘘のようだった。
彼の中で何かが変わったのかもしれない。
あるいは、仲間達の優しさに触れた事で、腹を括れたのだろうか。
「その時は、オルガマリー所長が蹴ってでも止めるんじゃないかな?」>>880
ローエングリンの返しの一言は穏やかながら、内容は乱暴であったが。
その一言に対するオルガマリーの反論も大概だった。
『マシュが盾で殴った方が確実じゃない? オルテナウスがあるし。それにしても、まさかローエングリンが両性具有だとは思わなかったわ。カルデアに戻って来たら、ダ・ヴィンチの言うとおり詳しく調べないと!』
「お手柔らかにお願いします」
興奮気味に話すオルガマリーに対し、ローエングリンも苦笑しながら答える。
その横では、オフェリアが「本当に大丈夫なのかしら?」と不安げな面持ちを見せており、それは典韋達も同様であった。
「どー考えてもツープラトンでエスカレートする光景しか想像できまセーン」
「小夜子さんもワットさんに同意しますー。アクスレピオスさんに任せた方がよくないですかー?」
「「やれやれ……」」
割と明確にダメ出しをするワットと小夜子。
張角とイリヤは二人して呆れているが、同意していることは仕草で明確。>>881
「いっそのこと、その時はあたしと以蔵が見張るけど?」
「行き過ぎたら後ろから刺いてでも止めるぞ」
「もしもの時はお願い」
木蘭と以蔵が割りと真剣に対策を提案したら、即座にオフェリアが頼んだ。
殆ど殺人前提の内容と、二つ返事で了承したオフェリアに即行でオルガマリーとダ・ヴィンチが文句を言ったが、彼女は意に介さない。
オフェリアとしても、ローエングリンに無闇矢鱈と傷ついて欲しくはないのだ。
『……そろそろ話を戻してもいいかな?』
話が脱線していたのを戻すように、パーシヴァルがさり気無く割り込む。
ガレスが即反応した。
「あ、すみません。救援はいつ頃になります?」
『遅くて4日後、最短でも明後日ね。これまで攻略する格好になった五つと貴方たちがいるそこ、どうも平行世界でもない完全な異世界みたいね。突入するだけで結構な時間がかかるのよ。地球に似ておれど、ファンタジー作品の世界観の様相を呈した、我々から見れば幻想そのものでありながら確かに存在する現実。なので我々はそこを含む6つを暫定的にPF(Pseudo Fantasyの略)型特異点、及び現想異世界特異点と呼称しています』>>882
オルガマリーの説明を受け、全員が黙って聞く姿勢を取る。
これまで、カルデアはコヤンスカヤの襲撃を撃退した後に発生した、キリシュタリアの『援護射撃』で施設ごと次元のひずみに呑まれた際、避難が間に合わなかったり振り落とされたりで6名のマスターと数名の職員と数十名のサーヴァントが逸れて行方不明となった。
連絡も取れない状況下、カルデアは途中で彷徨海へ漂着しつつ異聞帯を攻略していたが、ある時ソフィから連絡が来たことで事態は進展する。
これが切っ掛けで、特異点のようで特異点ではないその異質な世界に行方不明者の大半が漂着したのを卑弥呼とニュートンが『視れた』のを受けて、オルガマリーとゴルドルフ副所長は戦力の回復の優先を決断。
かくして次元を跨いだ救出作戦が決行される運びとなる。
ソフィと慶次達を皮切りに壮絶な戦い混じりながら救出作戦自体は順調に進み、現時点でオフェリアとローエングリン達を残すのみとなっていた。
『みんな。副所長達が泣き言を叫んでるわよ。みんなと話したいって押しかけてくるサーヴァント達を抑えきれなくなってるっぽい。……言った側から何人か押しのけてこっちに来ちゃった!』
立香が思わず大声を出して数秒の間を置き、いの一番にクロと美遊が飛び出してきた。
『イ゛リ゛ヤ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!』
『無事でじだがぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!』
泣きながら大絶叫する2人に思わず後ずさりしそうになりながらも、イリヤは何とか踏みとどまって彼女達を落ち着かせた。>>883
「大丈夫だよ二人共。私はここに居るよ」
『うわあああん!! よかったぁ~!』
『本当に良かったですよぉ~! 心配しましたぁ~!』
2人揃ってわんわん泣く。
その様子に他の面々は苦笑しつつも、どこか微笑ましいものを見るような視線を送っていた。
泣きじゃくるクロと美遊を立香が宥めていると、今度はガウェインとモードレッドが姿を見せる。
『『ガレス!!』』
「兄様!? モードレッドも!」
心配していたのがありありと見て取れる表情の兄と妹を見て、ガレスは驚きながらも喜びの声を上げた。
直後、バーサーカーのランスロットが文句を言いながらモードレッドを突き飛ばして現れ、セイバーのランスロットも出て来たのだが。
『obstacleeeeeeee!』>>886
痛いとこを突かれたとばかりに押し黙ってしまう以蔵。
実際問題、用心棒の仕事で得た報酬の大半は博打でスッてしまい、足りない分をローエングリンが稼いだ大金から調達するので、何も言い返せないのが悲しいところであった。
「まだまだ押し寄せそうね」
「押し退け合いになりそう」
話題を変えると言わんばかりに、白雪姫と京丸がカルデア側の状況を冷静に見る。
サーヴァント達だけでなく、マスター達や他の職員たちまでもが押し寄せているのだ。
『裂月さん! 小夜子さん!』
曹操にエスコートされてソフィが泣きそうな顔で呼びかければ、2人は笑って手を振り返す。
「私達も無事だよ」
「グレゴリーさんに、そっちへ帰ったら鴛鴦(ユンヨン)炒飯作ってくださいーって伝えてくれますー?」>>887
呑気な裂月と小夜子の様子を見てようやく落ち着いたのか、ソフィの表情が一気に和らぐ。
曹操はそんな彼女の肩に優しく手を置いてから、典韋に向けて言葉を紡いだ。
『無事で何よりだ、典韋。無事ならそれでいい。見ろ、許褚と張遼も喜び勇んで飛び出してきたぞ!』
『うおおおおおおい、無事だったかぁああああ!!』
『うっひょー! 実に喜ばしい!』
許褚と張遼が顔面アップで大声を出すものだから、典韋は何も言えず苦笑するしかない。
通信越しに聞こえるかしましい大声の数々が気になるようで、座敷内では野次馬が満場一致でオフェリア達の方を向いて聞き耳を立てていた。
オフェリアとローエングリンはそれに一足早く気付き、お互いに困ったような表情を向け合った。
「いつになったら収拾が付くのかしら?」
「向こう次第でしょうねぇ……」>>888
同時刻、某所の中奥。
妙に広い浴室。
中奥が増改築された際、当代の将軍の「武士も裸の付き合いを要するのだ」という意向に基づいて建てられたそこは将軍のみならず、今では大名役や一部の旗本役も泊り込みの仕事時に使っており、彼らが時には将軍を交えて無礼講で日ごろの苦労自慢をし合う社交場となっていた。
大名役達の人種は地球で言う『モンゴロイド』を中心に様々で、中には耳が細長い者までいる。
「いやはや。久方ぶりに御大老が『化けた』時のお姿を目にしてしまいました」
「災難でしたなぁ。普段の麗しいお姿からは全く想像できないあの恐ろしさ。その場に居合わせなくて本当に良かった」
「まったく貴殿が羨ましいですな。あの時ほど命拾いをしたと思ったことはありませぬ」
「某は前に見た際、何度夢に出た事か」
「それは大変でしたねぇ。あのような恐ろしいお姿を見たら、顔を合わせるのにも勇気がいるというもの」
「違いない」>>905
推しの喜びは私の喜びでもあるので、気持ち悪いと否定されようと譲れません>>904
えー、本当にござるかぁ…?
いやまあレージュ氏が趙雲を推してくれてるのは勿論分かっていましたがまさかメカクレ属性が切っ掛けだとはこのリハクの目をもってしても(以下省略)
とりあえず夏イベではツッコミキャラに片足を突っ込んで更に魅力的にしようと思ってるのでさらに推してくれると嬉しいです!
にしても趙雲は悪戯好きな臥竜の妻と今は作者不在だから出せんけど妹系お転婆姫もいたし対女性コミュ障の割には蜀内だけでも結構仲良い女性キャラ多いな?まあそこが良いんだが>>873
こいつぁヤベーイ…何がアレって、善悪の区別どころか痛苦という概念すら持たないレベルで破綻しきっている所がまた
邪神の方も本気で手を出す必要はないと感じてる以上に、「こいつなら特に手を加えなくてもいいや」と思わせてる所が彼の異常性を際立たせてますね
>>893
怒涛の安否確認ラッシュに軽く絶句
心配してくれる人がいるってのは有り難いものですね…
>>896
――――良い(語彙力喪失)
そうそう確かにこんな感じ、と言いますか。ムジカの特徴をピンポイントかつ的確に押さえてる所が最高です!
そっかー、ムジカって絵にするとこんな感じなんだなぁ…
>>894 >>900 >>907
素晴らしい…表情がほぼないにも関わらずそれを補って伝わってくるキャラの魅力というか、容貌の良さが分かる絶妙な技量よ
他の方もおっしゃってるように、ここのスレでは見かけなかった画風だけに斬新さが半端ないです>>910
善き……良き、イラスト……眼差しがいい……船で聖杯戦争…というか、船員に合うサーヴァントのお話があったようで。
まず、トワはここに投下した時ガイ・フォークスさんが言ってくださったように妲己とかみたいな悪女に翻弄されるのが似合いますね。或いは、個人的にはコシチェイさんとなんかも面白そうだなと。
レリックは仕事人系(ガへリスさんやハサン系。総じてぱっと見で悪役ポジ)が順当だけど、敢えてデイヴィくんみたいな奔放な鯖に振り回されるのも良いね。
夕ウタは…ワット?とかライト兄弟とか。アメリアさんでも良いかもだし、源内さんも合ってるかも。キーワードは「技術者」「飛行」「好奇心」。無論真っ当な鯖との凸凹コンビもアリ。ああでもハンク・モーガンさんとか甲賀三郎さんとかの異常識の世界に迷子になった鯖とは打ち解けやすそう…
麟ノ助は考えがちな人と組んで徹底的にボケ陣営になるかもー。ちょっと違うけど菅原道真さんとか。あとは絵繋がりでモネさんとかも。たぶんボケ担当。
カステラはキャラシにある通り戦前東京鯖。芥川龍之介さんとか、吾輩は猫であるさんとか、怪人二十面相さんとか。この中だと二十面相さんかなぁ、雰囲気的に。
あと他様ですが、ポチ先生はフレイザーさんに「実に興味深い!」って抱えられてほしいし、クレティアンさんにはやっぱりメリュジーヌさん(FGOの方じゃなくてwikiの方)を召喚してみてほしい…>>698
(後で通常バージョンにとっての黒歴史になりそうな)はっちゃけ具合、ヨシ!一スキル一ギャグ、ヨシ!声優豪華無駄遣い(宝具)、ヨシ!なんて完璧な水着サーヴァントだ…
そこまではっちゃけても際どい水着(露出)に恥じらいがあるの、やっぱり乙女って感じで良いですね
>>729
ルナちゃん、とんでもない人に見そめられてとんでもない人と行動してるな…マヴさんのこともキャナリさんのことも、ルナちゃんは冒険と共に理解していくことになるのだろうか…
>>743
ルナちゃん/ZERO!昔のルナちゃんは緑眼だったのか…きっと今と変わらない真っ直ぐな光を湛えた目だったんだろうな…暗殺という闇の世界に居た男にとって、心が動かされるくらい輝いてたんだろうな…
そして新編突入!死霊魔術となると今まで以上に仄暗い展開になりそうだ…楽しみです!
>>809
奇しくも天敵の鯖たちに相性有利なアーチャークラスへのジョブチェンジ…なんて周到な水着サーヴァントだ…際どい水着への恥じらいはやはり大切ですね。
個人的に黄金律(体)を黄金律(夏)とかにして、際どい水着とその恥じらいのフレーバーを元にはっちゃけスキルにするとかどうです?なんて言ってみたり>>824
おぉ!潮汐魔術の人!まさかこういう活用法になるとは…ガンギマリトランスは昔から占いや宣託の補助に行われていましたからね、この二つの魔術に相互関係があっても違和感ない。
彼もRequiemさんの聖杯戦争に出たりするんですかね?(チラッチラッ)
>>893
感動の再会×n…一二回なら感動的ですが、こうたくさんあるとついつい締まりがないように感じてしまうのも仕方のないことですね。続きはカルデアで…となれば良いなぁ。
しかし、大老さんの虎の尾を踏んでしまいましたねぇ。これは壮絶な昼ドラ特異点のヨカン…
>>894
>>900
わーい、ようこそスレへ…こ、これで一年未満…だと…!?(画力に脱帽)(正面顔も上手い)(しかも手も上手い)(有望どころの騒ぎじゃない逸材)
メカクレ良いですよねえ、わかりますよ…瞳という記号がないからこその魅力…
>>896
美少女…船の顔面偏差値が高すぎ案件…
ジャスミンさんは青縁眼鏡、ムジカさんはピンク縁眼鏡、となるといずれ黄縁眼鏡キャラも現れる…のかな?
>>902
ゔぇ(上手い)(影の作り方がすごすぎる)(これは海賊紳士)>>910
黒髪から覗く荒みと影のあるオッドアイ…良いですね…実に良い…目の煌々とした感じがとても…そしてサルダナパールへのご感想ありがとうございます!中納言さんフォーリナーすき!(IQ5の回答)
>>875
あー、確かに。少なくともサルダナパールは「君も燃やすの好きなのか?」って迫ってきそう。幸運が高いのも同身長なのも…あれ、もしや要素被りすぎ…?
まあ彼との適切な距離感ってなると、楽しいことは楽しみつつもその価値観の基準は彼ではなく自己の内にしっかり留めておくっていうのが大事ですからね。コルテスさんはむしろちょうど良いと思いますわたくし。
>レイドバトルのエネミー
基本敵役で似合わないものが少なそうな男ですからね。ラスボス中ボス裏ボス裏切り寝返り愉快犯舞台装置固定砲台、何でもござれ系です
>>876
えへへへへへへ…嬉しい!()
サルダナパール「?しちゃいけないのかい?フム、図書館内ではお静かに…楽しそうなルールだぁ!」
>>877
今回は温泉だそうですので、湯源(熱源)として邪神の炎があっても面白そうだな、と!
楽しければなんでも…というキャラはいますが、ならば全部楽しい!ってヤツもいて然るべきかなとか思いました。ハッピーセットですね>>914
はい!潮汐魔術の活用方法、頑張って考えたです!割と納言さんの発案がなければ産まれなかったコなので、良い感じに気にいって貰えたっぽくて嬉しいですね。
>Requiemさんの聖杯戦争に出たりするんですかね?(チラッチラッ)
一応出せる下地はあるし上手く嵌りそうな役どころもあるっちゃあるんだけど、割と次作はもうキャラが詰め詰めでしてなぁ~。今の面子にガレアも足そうとするとサーヴァントがたりねぇ……。
ついでにガレアを参戦させるとルーラーも召喚されそうだけどウチにゃストックがない、まぁこっちは屁理屈でルーラー無しもいけそうですが。
あ、まぁアリかもな手法は見っけたな……、とりあえず前向きな検討を、という回答でここは一つ。ついでにpicrew様にて作った見た目イメージもペタリ(「私好みの男めーかー」様 https://picrew.me/share?cd=Gh0UUFlHfL より)
>>899
ありがとうございます…!某軍神よろしく、表情差分が全部笑顔だったりしそうなヤツです(或いは表情だけなら超演技派なのかも)。
つきましては、サルダナパールを夏イベの黒幕サイド(中ボスとか)として描こうかなーと思っているのですがよろしいでしょうか?
>>909
フォーリナーはヤベーイのの集まり。きっとネクロノミコンにもそう書いてある(鵺を見つつ)。
制作中は「コレ焼身心中とか万物滅却とか、楊貴妃と被ってるよなぁ」と思ってましたが、頭のネジどころかパーツ一つ残す程度にするだけで結構印象違うようになったなーとなりました。多分彼の精神は人理でも外宇宙でも異質でしょう>>918
占いガン逃げ戦法って意識があったけど、流星魔術が天使や隕石なんかも扱える訳ですから、天使モドキの使役やオルガマリー・キリシュタリア的な攻撃なんかで逃げオンリーになら無さそうなのも後押しポイント
>ガレア参加の前向き検討。どちゃくそ忙しい期間に反応チェックめんどくさくて投げるの放棄した諸々を精査した結果近々キャラシ二連投することになるかもしれなくて震えてる
血鎖初報時のセナちゃんの時から本編で魔術とかの詳細判明したらイラストの意味が分かる系イラストを描く事にハマり出した訳ですがこの+不破の破壊者+君のイラストにも色々魔術示唆してます
何で顔の影で隠れてる方に何か妙なの映ってんのか、このオレンジの奴は一体何だ、どういう属性なんだ、こいつの魔術何だろうってのを考察してくれる人が一人でもいたらクッソ嬉しいので…誰か反応で軽く考察してくれ…
ちなみに台詞で言ってるので言ってしまうとコイツは拳とかで戦うバリバリの格闘型魔術師です、つまり凌牙君と同じタイプの魔術師って訳です
つまりこの二人が戦うと多分ジャンルが90度位変わります
>>910
漂う圧倒的強キャラ感
普段割とSDを目にする事多いので新鮮ですね!
>>913
言うてそこまで滅茶苦茶なはっちゃけ具合でもない位には調整したので多分言うて黒歴史にはならなそうかなって
むしろ自分の悩みを吹き飛ばして女の子として完全に振る舞えたしもしかしたら黒歴史どころかめっちゃ大切な思い出になる可能性もなきにしも非ずかもっすね
そして典韋ちゃんはこの位の露出が丁度良いかなって感じに思うんですよね、典韋ちゃんに過激なモン着せるのはまだ早いかなって
え?今後着せるのかって?…まだ考え中です冒険旅行記の続きを投下していいですかー?
よーしいくぞー
「ぶぅー」
「…………」
「ぶぅー」
「…………」
「ぶぅー……なにずっと見てるの」
「いえ、面白い鳴き声だなと思いまして」
「なにも面白くなんかないですよーだ」
私は丸いテーブルの向かいにあるメレクのにこやかな顔に向かってなげやりに言ってやる。
そんな私の反応すらも面白がっているのか、メレクはいつもより楽しげに手に持ったコーヒーを啜る。一方私はと言えばメレクが注文したものと同じコーヒーに、一口も口をつけていない。なんというか、そんな気分じゃない。
「ふふ、随分と子供っぽい拗ね方をしますね」
「拗ねてなんかないもん」
ちょっと気分がよろしくなくて、いつもの2割増しくらいで言動が投げやりになってて、もうぜんぶ知るもんか、って気持ちが強いだけ。……客観的には、拗ねてるようにも見えるかもしれない。
それを認めるのも癪なので自分の気持ちを誤魔化すようにアイスなコーヒーを一口。ついつい顔に出てしまうくらい苦かった。
私たちは今、フランスのパリにいる。
音に聞こえし花の都。芸術の街。ロンドンに勝るとも劣らない大都会。>>932
彩られたにぎわいは目に見える以上に華やかに。街の空気にあてられたのか行き交う人々すら誰も彼もが煌びやかに見える。あるいは、煌びやかに見られようとしている。
そんな街の南東の区にあるカフェに私たちはいた。屋外に設けられた席に座って午後ののどかなティータイム。おいしいお菓子にたのしいおしゃべり……ちがうちがう、そんな気分じゃないんだってば。
なんでそんな気分じゃないのかって? そんなの、もちろん、
「入りたいなぁ……『死霊病棟』」
ついさっき門前払いされたばかりの目的地の名前を愚痴るように口にする。
今回の目的地は煌びやかな花の都とは真逆の場所。死霊蠢く病巣こそが今回の冒険の行き先だった。
* * *
その"情報"がもたらされたのは私が懐かしい夢を見た朝のことだった。
内容は『死霊病棟にある魔術師の死体がひとつ運び込まれた』というもの。
今回は不確かな噂話などではない。真実性の高い確実な情報としてそれは時計塔に広く知らされた。
死霊病棟とは死霊魔術の大家ガブリエール家の本拠を指す。死霊魔術を扱う以上、死体のひとつやふたつどう扱おうがおかしなことはない。むしろ自然なことで、それだけならば時計塔の目を引くような価値はない。
それでも現実として時計塔はその情報に注目した。そうなってしまうだけの価値がその情報にはあったのだ。それもそのはず。なにせ死霊病棟に運び込まれた魔術師の死体というのが───……
「まさかまさかの、封印指定だなんてね」>>933
封印指定。
それは魔術協会に所属する魔術師にとっての栄誉をあらわす名であり、厄介ごとの訪れを告げるものである。
封印指定は一代限りの希少な能力を持つと判断された魔術師にのみ与えられる。これは魔術協会に魔術師としての価値を認められたことと同義であり故にこそ名誉とされる。
そして価値を認めたからこそ魔術協会は対象の魔術師を確保しようと動く。封印指定の対象となった魔術師は"貴重品"として保護という名目の下、魔術協会の管理下で封印されるのだ。
魔術協会ひいては時計塔にとって大いに価値がありそしてなんとしても手に入れたいモノ。それが封印指定。
そんな封印指定を受けた魔術師の死体が死霊病棟運び込まれた───ああそれはもう注目することだろう。時計塔からはすでに死体確保のための人員が動かされてるに違いない。だって私もこうして来ているからね!
「その話を聞いたのが朝。そして昼になる頃にはもうフランス行きの便に乗っているんですから、大した行動力ですよ」
「メレクが必要な準備を、とか言って止めなかったらお昼になる前には着いてたんだからね」
「猪突猛進は結構ですが最低限の準備はしてください。死なないためにもね」
「そんなすぐに死なないってば。危ないことしに行くわけじゃないんだし」
「封印指定を中心に時計塔の派閥抗争も起きかねないこの場でそれを言いますか」
「だって私そういう政治的なこと興味ないというか関係ないし…」
「巻き込まれる危険があると言わねばわかりませんか?」
「巻き込まれる前に逃げる!」
「……まぁ、逃げる以前に目的地に入れてもらえてすらいないのですが」
「…………」
メレクの言葉に私はなにも言えなくなる。気分がよろしくなくなった現実を思い出してちょっとだけ沈む。あぁダウナー。>>934
「もー、なんで入れてくれないかなぁ」
「なんでもなにもないでしょう。事前にアポイントも取らない手土産も持ってない、そんな来訪者を歓迎する物好きはそうそういませんよ。魔術師ならなおさら」
「そうだけどさー。あんなに近くまで行けたのに、でもここから先は入れませんなんてひどいよー」
「堂々と不法侵入を試みるヒトも酷いと言えませんか?」
「…………ぶぅ」
「ふふ」
私の気分がよろしくないのは、まぁ、そういう理由からだった。
まず門にまで行って名乗ってみたら門前払い。諦められなかった私は魔術を使ってなんとか入ろうとしたらそれも失敗。なら今度は門を吹き飛ばせないかと考え始めたところでメレクに引きずられてその場から退散するハメになった。
メレクに引きずられるままこのカフェに連れてこられて、そしてこの席に座らされた。で、今に至る。
失敗して、上手くいかなくて、気分が悪い。……はい、拗ねてますよーだ。
「もう、なんでメレクは楽しそうなのさ」
「おや? そう見えますか?」
「見える。すっごく見える。私の失敗がそんなに楽しい?」
「失敗自体は特に面白いとも思いませんが」
「ならなにが楽しいの」
「つまずいたルナがどう動くのか、ですかね」
「…………いやわかんない」>>935
メレクのこういうところがわからない。私の冒険についてきて必要なお金を出してくれたりしたかと思えばこうして失敗した私を見て楽しんだりする。
そんな行為は魔術師として無駄もいいところだし、人としてもあまりないお金の使い方ではないだろうか。だってメレクにとってのメリットがぜんぜん見えてこない。
「僕のことはいいんですよ。それよりこれからどう動くか、決めましたか?」
「んー……」
唸りつつ気分を切り替えるためにコーヒーをひとくち。苦い、二回目。
どうするか、はさっきからずっと考えている。考えて、物騒でも迷惑でもないやり方をふたつ思いついた。まぁふたつの内ひとつは最低限の話を聞いてくれないと使えないから実質ひとつなんだけど。
「うん、思いついた」
「ほぅ」
「から、メレクにお願い」
「なんですか?」
「死体買って♡」
「……ああ、手土産に必要と」
一般人が聞けば「?」を浮かべそうな私のおねだりに対してメレクはすんなりと納得した。
死霊病棟は死霊魔術を扱う。死霊魔術を扱うなら、媒介となる死体も大量に使う。ならお近づきのしるしに死体をプレゼント、というわけ。
死霊病棟が門前払いした相手から贈られる死体を受け取ってくれるか大いに疑問であるが、ないよりはマシだろう。
「高くつきますよ?」
「このまま時計塔に帰るよりはぜんぜんいいよ」
「とはいえ、フランスのパリで堂々と死体が買えるはずもありませんが」>>913
あー、言われてみれば。(今気付いた)
果たしてハダリーは狙ったのか、拙速がもたらした偶然なのか。
>>828と>>913を参考に、チョイと加筆修正してみた
黄金律(体+夏):A
通常の黄金律(体)が、水着の際どさとそれに対する恥じらいで変化したスキル。
際どい格好は恥じらえば恥じらうほど色気を振りまく。
『魔夏のファム・ファタール』が有する魅了の効果を強くするが、異性の征服欲と同性の嗜虐心を増幅するため、身の危険も跳ね上がってしまう。
【宝具】
『例え灼熱でも、それは深く青い(ブルー・ド・ラメール・エスト・プロフォン)』
ランク:C 種別:魔夏宝具 レンジ:20 最大捕捉:1000
超高熱・超高圧の煮え湯による十字砲『水』。
分離して浮遊・飛行させた超高圧水鉄砲を操り、煮え湯を乱射して動きを封じる。
その後、胸部から灼熱の波濤を発射して標的を流し去る。
ちなみに、波濤を発射する際には水着のトップをずらして、胸元を露わにする動作が必須である。>>931
考察してくれてる方いた…嬉しい…
そしてtq-4663qlw@r
>>938
ルナちゃんは可愛いなぁ
拗ねるルナちゃん可愛いし可愛くおねだりするルナちゃんも可愛い
何というかメレクとルナちゃんの関係というか雰囲気って恋愛に発展しない感じの少女漫画っぽい雰囲気あって良いっすよね、尊い
そして遂にクッチーが…今回は一体どんな展開になるのか…(プロローグの回想からして嫌な予感するけど)
>>939
???「個もできるってか、ヒョロいからって舐めてたが面白えじゃねえの。…さて、死合いだ。くたばるまでに精々思い切り楽しませてみな!!」
って訳ですが実はvsこいつだとジャスミンちゃん若干不利なんですね…
何故かは言えませんがジャスミンちゃんだとちょっと相性が悪い相手って感じに調整してます、そこは申し訳ないなと思ってます
理由を言うとコイツは因縁的にもこの話での凌牙の超えるべき壁的にも、凌牙が戦って凌牙が倒さないといけない相手だって感じなんです、だから「有利ならジャスミンがブッ倒せばよくね?」てなるのを止めようと思ったんです本当すいません
その代わりジャスミンちゃんは他の敵魔術師と戦いますし一章から最後までずっと活躍します、まあかなり活躍しますのでお楽しみにって事で>>944
私は愛とか恋が大好きなので隙あらばそういう方向に発展させてやりたいんですが何故かこの2人はそんな気にならない不思議wikiの方に色々登録してきましたー。サルダナパールは身長+4cmしたのと師曠さん、コルテスさんに対しての言及コメントを追加しました
>>920
ははは何を仰っていらっしゃる、芸術家鯖なんてみんなどこかがおかしいですよ(過激発言)
>>923
ぎえぴー!?
いけない、いけない…唐突なイケメンに戦闘不能になるところだった…ありがとうございます!
>>924
実質バーサーカーふたりの陣営ですね。乱反射の合わせ鏡って言うと格好いい(対人においては)
かしこまりました!それじゃ自分は、配布鯖などのカルデア側が決まり次第そこの節を書こうかな
>>927
ぎえぴーッッ!?
やれうれしや…うれしさのあまり赤ゲージになってしまいましたね。やはり手が上手い…全体に馴染んでいる…描き慣れてる…ありがとうございます!>>954
どっちかっていうとe0qe2[w@r<
xoi3.k4l9hi9zwckz9xifhd7t@ttzwjr
かなり凌牙君と似通ってる点もあれば真逆な点もある魔術なので詳細判明を楽しみにしてもらえればなと深夜こそこそ噂話
高円寺零央の名前は両親の「みんなの中心、基準、軸になるような素敵な人になりますように」という願いを込められて付けられている。
なお当の息子は親の墓の前で「中央は中央でも中央値になったんだけど!?」と愚痴っていた>>961
健康的で夏らしくフレッシュ!!舞台とNG事項だけ告知してあとは自由が一番楽じゃないかな
超久々にFate/NCの続き書け申した
今投稿しても大丈夫ですかね?>>968
殺.す。殺.す。殺し続ける。
我らが主に仇なす敵を。我らが信仰を脅かす者を。我らが同胞の、安寧と平穏を否定する外道共を。
この身は神に仕える一振りの道具で。
道具は主の御心に応え反映する為にあり。
だから殺し続ける。これからも、これまでも。全ては己が信じた教義と、己が善しと定めた正義の為に。
ああ、でも。私は一体何の為に。何の意味があって、この街で戦い続けているのだろう――?
「…………?」
ジル・セレナードが目覚めた時、最初に見たのは全く知らない天井だった。
木目が浮かんだ板張りの天井。拠点にしていた廃病院にはある筈もない、東洋造りの建物に見られるモノ。
次いで感じ取ったのは、妙に柔らかで温かな感触を与えてくる布地。確か、フトンとかいう極東の寝具だったか。首だけを動かし、自分がそれに包まれていると把握した。
どうやら寝かされていたらしい――誰に? どうして? いや、今はどうでもいい事だ。
湧き上がる疑問を即座に切り捨て、身を起こす事を優先する。
だが。
(――!? 身体、が)
動かない。否、正しくは動けない。
どうやら全身を固定・捕縛されているらしく、両腕と両足はおろか指一本すら動かせなかった。
誰の仕業か、と。そう考えるより早く元凶の声は耳に届いた。>>969
「お、目ェ覚めたみたいやな」
かろうじて動かせる首を向ける
先ほどまで散々聞いた、忌々しい声の主がそこにいた。
「……どういうつもり? 殺.すならいくらでもチャンスはあったでしょうに」
「おー怖、そんな顔で睨まんといてや。せっかくの美人さんが台無しやで?」
「――」
軽口に返される静かな殺意と敵意。
やる気満々の姿に加々見は肩をすくめつつ、真面目な顔に切り替える。
「まあ確かに? 殺.すだけなら気絶したあんたの首を締め上げればそれで終いやった。けど、うちらにはもうそうするだけの理由も必要性もないんよ」
「何を今更。お前達がどれだけ殺してきたのか、まさか私が知らないとでも?」
「ちゃうちゃう、そういう改悛とかじゃあらへんよ。もっと即物的で、単純な話や」
「……?」
何が言いたいのか、理解できない。そんな風に戸惑うジルを前に、加々見は静かに。そして――この上なく悪い笑顔を浮かべた。
「なあ代行者。覚えとるか? うちらがあんたんとこのアジトに乗り込んだ時言うた話」
「? あの与太話が何だって」
『与太話ではない、と言ったら?』
空中に浮かぶ立体映像(ホログラフ)。街の中でも、唯一ここだけで展開できる特権にして特典。
縛り付けられたまま目を剥く代行者を前に、錬金術師の講義が幕を開けた。>>970
「……終わるまで待ってろ、か。ったく、相変わらず勝手な奴だ」
アパート拠点の外、黒野とフェリーペの二人は手持ち無沙汰な様子で立ち尽くしていた。
買出しからの交渉。さらに病院でのいざこざもあり、時刻は既に午後を回って久しい。
日は落ち切ってこそいなかったが、夕暮れ時にほど近い事もあり空は薄暗さを垣間見せている。
「やっぱり、俺も一緒にいた方がよかったかな」
「あいつが『シオンさんとジルの三人で話をつける』って言ったんだ。なら、それ以上口出しする事ないだろうよ」
「けど」
「やめとけ。どんだけ引きずろうが、あいつは一度言い出したら聞かねえよ。とにかく、今はあいつに任せ……ッ!?」
病院の一件が尾を引いているのか、半ば適当に対応していた黒野。
それが、突如として豹変した。
下げていたショットガンを構え直し、周囲を睨むように警戒する。
やがて一点に狙いを定めると、低い声で問いかけた。
「クロノ?」
「出てこいよ。そこにいるのは分かってる」
アパートから若干離れた位置にあるコンクリート塀。
それを飛び越えて現れたのは、小柄で――フェリーペもよく知る者だった>>971
「――ふふっ。いいカンしてるね、黒野おにーちゃん」
「……!」
「お前――」
ユウキ・モーティマー。この特異点にレイシフトした初日に遭遇した少女にして、フェリーペと加々見を殺.そうとした殺.人鬼。
「ずいぶんと気が早いな。まだ夕焼けにもなっちゃいないってのに」
「ええー。真昼間からハデにやってた人たちが言う? わたしだって参加したかったのを全力でガマンしてたのに!」
「そいつはありがたい。お前に乱入された日には、最悪あの病院が丸ごと潰されてたかもしれなかったしな」
銃口を向ける黒野と、平然と軽口をぶつけるユウキ。
昨夜とは異なり何の武装もしていないユウキだったが、黒野の顔には一切の油断も慢心も見えない。
素手だろうとこいつ相手には関係ないと。そう告げるかのように。
「ま、いっか終わったコトは。それに、わたしがここにきたのは黒野おにーちゃんじゃなくてそっちのガイ.ジンさんに用があったからだし」
「何?」
「――えっ。俺?」
思わぬ言葉に、黒野のみならずフェリーペも緊張する。
さては昨夜の決着をつけにきたのか。そう身構えたフェリーペに対し、ユウキは想定外の爆弾を重ねてきた。
「えーっと。め、メ、メン――そう! メンテー・プルトランプ!」
「っ!?」
「ガイ.ジンのおにーさん、ええとフェリーペ?だっけ? とにかく、メンテーって人を探してるんでしょ? わたし、知ってるよ!」
「――――!」>>972
「メンテー、だと?」
黒野もその名は知っていた。すぐ隣にいる青年、フェリーペの『先輩』なる存在で、大事な人だとも。
だがそれだけだ。黒野はメンテーと面識がある訳ではなく、カルデアの事も知り得ない。
故に。その激情を、黒野は想定し得なかった。
「どこにいる」
「? おい、フェリーぺ」
「んー?」
「どこにセンパイがいるって――言ってるんだ!!」
飛び掛からなかった事は、ある意味奇跡だっただろう。
午前中の内に三上と遭遇していなければ。あるいは、昨夜の内に目の前の少女の危険性を知らなければ。一息の内に距離をつめ胸倉をつかみ上げていたかもしれない。
踏み止まりながらも激情を隠そうとしない姿に黒野が呆然とする一方、ユウキの方はどこまでも楽しむようにクスクスと笑っていた。
「へぇ。やっぱり、おにーさんにとって大事な人なんだ?」
「お前っ……!」
「いいよ、教えてあげる。『メンテー』がどこにいるのか」
跳躍し、石塀の上に飛び乗るユウキ。>>973
そのまま左手をある方向に向け、一点を指差しながらどこか歌うように言い放った。
「塔(タワー)においで。そこに貴方が探し求めるモノはある」
「塔、だと? まさか、あの……!?」
思い当たる何かがあったのか、状況も忘れて動揺する黒野。
その間隙を縫うかのように、ユウキは再び高く跳躍しその場から去っていった。
咄嗟に追おうとするフェリーペを、黒野が制止する。
「よせ! あいつの脚力じゃ話にならねえよ」
「けど!センパイが!」
「落ち着け! センパイだか何だか知らんが、今はとにかく加々見たちの事も」
「呼んだ―?」
「そう呼んだおわぁ!?」
いきなり背後から呑気な声が響き、半ば本気で驚愕する黒野。
一方、フェリーペは未だ真剣な顔でどこか遠くを睨んだままであり――その奇妙な状況に、加々見は首をかしげるばかりだった。
「えーっと……どういう状況?」俺のイラスト、他の絵師様達に比べるとかなり劣ってるし絵によってクオリティの落差激しいし練習してこうかな
もうちょいカッコいい絵描ける様にしたいな
>>963
あやかさんの言う通りテーマと、あとざっくりした流れ的な奴じゃないでしょうか?
B級グルメでバトっていくのか夏の聖杯大会で戦うのか怨栓破壊して温泉を解放していくのかっていう流れだけ決めれば一応始められますし逆に言えばコレ決まらないと何もできないと思います
あとボス枠っていう中納言さんのサルダナパールがどういう風に関わるのかとか…?
>>975
次のボスは塔での戦闘って訳ですね…!(早とちりしすぎ)
でも口ぶりからするに次の敵ユウキじゃない可能性もあるな…誰だろう?
そしてセンパイがどういう状況なのか、下手したらやべえ事になってる可能性もありそうでヒヤヒヤしてますビオランテのコソコソ話。
1.子供の頃、演技の勉強にと初等部の時点で演劇部にいたが、恋愛もののヒロイン役しかやらせて貰えない状況に怒って高等部からは別の部活動に入った。
2.メソッド演技ができる。>>983
んー差し当たりは
「自分あの作品の彼とその作品の彼女、こんなキャラ好き!それに自分の性癖をひとつまみ(orひとつかみ)……」ってのが最初のマスターメイクだとやりやすい手法でしょうか。
魔術ネタに関しては型月原作や魔術題材作品から引っ張ってきたり?あとwikiにフリー魔術やサーヴァントなんかを纏めたページ(以下リンク)があるんでそこを参考にしたりそこから選んだり、みたいなのが簡単。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E6%B8%A6>>979
>ニヤリ
なにわろてんですか…?(戦々恐々)
何が始まるんです…?
>>981
聖杯大会と怨栓破壊を並行してやると割と纏まりがアレじゃねえかなっていう疑問が生まれてしまって…
とはいえここは皆さんの判断に従います
>>983
これは俺がやってる手法なんですが、まず属性(魔術属性というよりポケモンのタイプ並に種類広げて考えてもヨシ)かイメージカラーを考えてみるといいと思います
火とか水とか氷とか毒とかみたいに属性から考えると割とやりやすいんじゃないかなって
あとは自分の思うカッコいいとか性癖と組み合わせるのも良いと思います
自鱒を例に挙げると
リヒター
火属性マスター作るべ→サラマンダーとか使うの楽しそうだよな→蛇遣いの要領で操るタイプにしよう→ギターで操ったら最高にロックじゃね?→完成
凌牙
雷属性の不良系マスター作るか→ステゴロというか肉弾戦得意な感じにしてえな→格闘っぽくて雷合いそうでカッコいい武器…鎖やな→完成
みたいな感じでイメージを固めていくのもアリだと思います
魔術が割とシンプルすぎる未熟者の言う事ですが良ければ参考にしてもらえると嬉しいです>>989
ビオランテが正義に目覚めた経緯が正にそれ。>ヒロインのために怒って夏イベに関してを所感でいいか?
夏、温泉、B級グルメといつ三つの要素を活かす場合はある程度黒幕と敵を用意する都合上、温泉とB級グルメが絡んだシナリオにならなければならない
なので
①レイシフトした先の特異点は観光地であるはずなのに全く賑わいがない?何故か?
②ウリである温泉が怪物ないし障害物によって運営不可能
③盛り上げてくれる屋台も出てくれない
④盛り上がりを取り戻し温泉街を繁盛させるためにカルデア一行は温泉の復旧、並びに屋台を復興させる事を目的とする
こうなるのではないかと意見を述べておく。>>995
うーんじゃあうちだと基本先に「一旦話聞こうか」か後に「間違われるような動きをしている方が悪い(半ギレ)」かそもそも悪事を働いてる人間を見てもなんとも思わないやつが多いので倉庫(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E5%B3%B6%E8%A1%93%E5%80%89%E5%BA%AB) のキャスター(女の方)とアルターエゴとアヴェンジャーぐらいだなそういや俺の鱒、魔術師ってより魔術使いな奴ばっかで根源狙う奴まだ居ないんだよな…
>>992
成程…
だったらとりあえず投下だけしてみて下さい
良ければ俺も命名の案考えますので(滅茶苦茶ダサくなる可能性があるのでそこはすいません)>>996
……ふむふむ
でしたら!神王のアルターエゴをお借りしようかと!埋め
夏イベの詳細が来次第復帰するか...過去話。
聖杯大会運営本部【リレー相談・雑談】#212
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