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ラフム語翻訳機
https://fgo.atodeyo.com/lahmu.htmlシュメル熱にやられて看病するマスターに対して「汗をかくと早く治るらしい」とか言い出して迫ってくるサーヴァントの話ですか?(脳内糖分漬けの人間の発想)
>>2
(脊髄で文書いてたら新たな病名をうみだしてしまったのだわ……)度し難いキャラかぁ。カナディアみたいな製作者でも「こいつ結局何がしたかったの?」「私にも分からん」な滅茶苦茶な奴みたいなのとか
サーヴァントは風邪なんて引かな…シュメルネツー
女医ジャック「医者の不養生とはこの事ですね…ケホッ」
獏「ZZzzz……」度し難い
読み どしがたい
どうしようもない、救いようがない、といった意味合いの表現。 「度する」は済度の略で、救済することを意味する語。
……ヨシ!うちのマスターはセーフね!倒れゆくサーヴァント達。
赤色のインクをぶちまけられたカルデア。
そこに浮かび上がるのは狂気の水着(ベトコン)。
地獄の呼び声が南極を駆け回る。
「資本主義者はイネェェガァァァ!!!」
水着黎利が熱にうなされると、その不安定な霊基故にベトナムコンバット狂気と一体化してしまう。明日熱が下がらなかったら救急受診しようそうしよう。
シュメール熱に罹患したサーヴァントをマスターが看病する展開を見れば熱が下がる予感がするのだ…!ヒュギエイア「風邪……?私が風邪……?霊薬も効かない……はっ!みんな離れてください!私の半径五メートル以内に近づかないで!今から私を隔離しますので!なんなら滅菌しますので!」
風邪をひいたらヤバいうちの子三銃士を連れてきたよ
・くしゃみの度に火の粉と熱風が飛びます、レーヴァテイン
「ハックション!(ボワァ)」
・寝込んでいると枝が勝手に伸びて侵食してきます、レーヴァテイン・オルタ
「うーんうーん、ううううーん(ザワザワ)」
・平たく言うとペイルライダーの寒波verです、冬将軍
「недостаточность。霊キに異jouカクにn……」
神造兵器や概念的存在が風邪をひくのかって? 知らぬかねたけちゃんは病没故に風邪引いたらめちゃくちゃナイーブになりますね……
>>12
そうか、病没系のサーヴァントは病気になると逸話的にも弱る可能性があるのか気になったんだけど、死人(英霊では無い)の魂を生物や死体へ降霊した場合って、どうなるの?なんかペナルティとかありますかね?
即興で書いてみましたサーヴァントの風邪ネタSSです。誤字脱字はご容赦ください。
「く、屈辱です……!わたくしがマスターのお世話をすべきなのに、……わたくしがお世話されるだなんて!」
シュメール熱に魘されながら、ランドグリーズが嘆く。
「こんなときはゆっくり寝ててくれ!」
彼女のマスターである藤丸立香がランドグリーズを宥める。医務室のベッドに寝かせようとしても、筋力Aによる抵抗では少年は太刀打ちできなかった。
「ここはあたしにお任せを!マスターいやさトナカイくん!」
「あ、サンタ・イオちゃん!」
立香の視線の先にはミニスカートのサンタ衣装を着たイオラオスがいた。
「な!なぜですか、イオラオス。なぜあなたは平気なのですか?」
「ふふふ……サンタパワーを先代より受け継ぎし、あたしにはシュメール熱は無効なのです!」
読んだ漫画の影響なのだろう、気取った妙なポーズでのたまうイオラオス。
「くっ……わたくしにもサンタパワーがあれば……!」
「え、サンタパワーには何も言わないの?」
マスターのツッコミも無視にサーヴァント二人の会話は続く。
「ランドグリーズ、あなたの献身には感心しますがこれはいただけませんねぇ~。あたしのトナカイさんを困らせたらダメっすよ?」
「あ、あたしの、トナカイ……?」
さらに何か言おうとしたランドグリーズの言語活動はここで一旦途切れた。>>15
それは一瞬で間合いを詰めたイオラオスの投げ技によって昏倒したためだった。
「決まった!兄ぃ直伝のパンクラチオン!」
「ちょっ……!イオラオス!?」
「大丈夫っすよ、気絶(ねて)るだけです。おとなしく寝かしつけるのは無理だったのでクリミア流看護術の応用編を使っただけっす」
「でもさっきパンクラチオンって……」
「え?あー、あれ?んー、ギリシャとクリミアの夢のコラボってことで!」
「うわー適当だなー」
「そんなことより、シュメール熱の治療法も求めてお仕事ですよトナカイくん!」
以上です。
なんとなく思いつきました。おかしい、最初は世話好きのお姉さんサーヴァントを看病する少年マスターのお話になるはずなのに、サンタを入れたらコントになった。
そういえばワルキューレの新情報を見て、
ワルキューレ(無銘)の性格・設定を弄ろうかと思っています(強さはそのままで)
多分、美少女の皮を被った殺戮兵器分が増します。YouTube見てたらアリウムって花がネギっぽい匂いとかラテン語でニンニクって意味だとか花言葉が無限の悲しみってのが出てきて「アリウムちゃん…」ってなりましたゾ
ネフレン=カの消化試合感が書いている自分でさえ辛い
>>21ふっふっふっ我も好きっ というわけでちょっとこんな風に弄ってみました。
かつては他のワルキューレ同様、父・オーディンの命に従い勇者の魂を集め回っていた戦乙女。
しかしある時ふと、力ある戦士でも威厳ある王族でもなく、名も無き平民たちの様子を気にかけたことが、彼女の運命を大きく狂わす。
その平民たちは―――その一家は、父親と母親と息子の三人で暮らしていた。
その日を暮らすのがやっとのはずなに絶えず温かさに満ちた一家を見て、何故か見ている此方まで胸が暖かくなり、彼女は目を離すことが出来なくなった。
だが、大きくなった息子は「オーディンに選ばれるような勇者になりたい」と言い出すようになる。
―――生きているうちにそれくらい立派に稼げるようになりたい。
―――そうすれば、父さんにも母さんにも今よりもっと豊かで楽な生活を与えることが出来る。
そういって、必死で止めようとする両親を振り切り、彼は一兵士としてある戦争に参加してしまう。
結果は分かり切っていたことで、世間知らずの若造がそんな成り行きで活躍など出来るはずは無く――――――
……彼女は使命に反することと分かりながらも、勇者でもない彼を助けてしまい、更には戦争の流れすら操作してしまった。
限られた一握りの人間よりも、雄々しき勇士よりも、平穏に暮らす名も無き人々と世界を遥かに愛おしいと感じ、手助けをしたいと強く思ってしまったのだ。>>22
当然この事は大神に知れ渡り怒りを買った結果、廃棄処分となってしまう。
『愛おしい者に向ける愛を、人間と言う存在そのものに向けている。』
『想定外の不備が発生するとはな……しかし、これはあまりにも―――』
ともかく異質過ぎる娘の在り方は、父たるオーディンにとって看過できぬものであったのだ。
名前も力も奪われ、その後、あの一家がどうなってしまったのかも分からないまま、誰もいない野山で孤独に消滅する時を待つだけだったが、そんな彼女にどこからか声が降ってくる。
それは人類を護るための世界の抑止力・アラヤ。
――――――かくてその声に応え、戦乙女は再び現世を駆け回る。
――――――神々と姉妹たちに背き、人の紡ぐ未来そのものに身も心も捧げながら。
「だから、きっと、私はワルキューレの中でもとびっきりの不良品なのです。
もしも、今こんな風に私と仲良くしてくれるマスターや姉妹たちが、
人理に背き敵対するようなことがあれば、躊躇なく、ころせます。全てころしてみせます。
―――だって私、人間が好きですから。」もう時期は過ぎてるけど、聖誕日の本来の姿も見せたい使徒たちのクリスマス会議。議決の最中、他のまだ見ぬ使徒たち、実はクリスマスに関してちょっと気に病んでいる聖ニコライの話をしていた時、突如として会議室にとある人物が飛び込んできた……。
「せ、セイントブラックサンタ……」プルプル
合わせる顔がないと、十二使徒会議に参加しなかったと思われたイスカリオテのユダは、実は別の意味で合わせる顔がなかったらしい。
────サンタになっていた。
という妄想をしました。>>25
ほうほう、いいですね! 刀身の部分は、どちらの向きが正しい方ですか?>>27
お願いします!ややこしいですけど、
一番左が完全に抜刀した時で、
真ん中or右はくるりと折りたたんで肘側に刃が向く感じ……
といった感じに想定しています。
なので刀身の向きは一番左が正しい感じですね。
あ、くるりと回転させるんじゃなくて、一直線にしゅばっと刃が出る方が良かったでしょうか!?>>27
よくてよ
あとあの以前言ってたアルビオンのやつも……あると……嬉しみ……
定期報告
深夜からむっちゃ気分悪いし頭痛いし眠れないしなんか気持ちが荒れてるわと思いながら病院行きました
自前のストレス系病気が少し酷くなってました。なのでいつもの通り安定させたいので少しこのスレを離れます
リレーは本戦とかシドニーとかのスレの状況を見てしっかりと進めていくつもりですので、相談もそちらの方に回していただけると幸いです
それ以外のことの自分に対する相談もそちらに回していただければと思います
人が多く集まっている場ということを自覚すると、気分が悪くなってしまうのです………
大変申し訳ないですが、何卒ご理解いただけると幸いです。早ければ数週間で復帰できると思いますので
wikiにサイレントでssを投げたりするときもあるかもしれません>>31
了解しました、ご自愛くださいませ……ゆっくり、自分の楽なペースで大丈夫ですので。>>31
おおぅ、それはキツい……ゆっくり休んでください。ゆっくり>>31
了解です。ゆっくりご静養なさいませ
身体の調子が悪い時は、休息が一番の薬ですしいつも申し訳ありません……今回は前みたいに倒れるほどじゃないので多分スムーズに戻れるかと
比較的多くの人が集まるここを見ると拒否反応が出るってだけなので、リレー自体は本戦やシドニースレに投げるだけなので回せると思います。リレーの相談も基本は1対1ですし、あちらのスレに投げかけてくれれば大丈夫かと>>40
好きな漫画の好きな場面読んで『こういうの書きたいなぁ』と思ってモチベーションを高めますね
自分の場合は
嘘喰いの號奪戦
夜行vs切間のところとか>>40
皆かどうかは分からないけど、自分はRequiemの結末(執筆開始の理由から勝者が確定している)関係で、SS書くのが若干面倒に感じる時があります。
こう、新しい事をするドキドキ感が無いんですよね。ライブで書けないし。
そう言う時は(リフレッシュと言うか執筆を始める方法としては)、『星の終末を、共に見よう(オラッ!皆俺が考えたストーリーを見るんだヨォ!)』みたいな感じにメンタル切り替えるといいと思います。
あるいは好きなキャラがストーリー上でカッコよく活躍したり曇ったりする場面の想像や、SSを書きながらその描写をどうやって『濃く』するかを考えるとか。【古代・ローマ】
「けほ………けほっ」
のどが痛くてなにも考えられない。……いや、痛くなかったところでなにか大事なことを考えているわけでもないのだけれど。
柔らかく設えられた寝所に体を預けると、痛みが少し楽になったような気がする。しばらくそのまま顔を埋めていると、上から声が降ってきた。
「…家庭教師から聞きましたよ。体の、調子を崩したようですね」
おばあさまだ。
体を起こそうとしたけど、「体は起こさずとも結構です。余計なことはしないでよろしい」と言われてしまったので顔だけを上に向けた。
「……まったく……あなたには本当に困りますね。
よいですか。あなたは皇帝になる、男なのです。そこらの娘を真似たごっこ遊びにふけり、挙げ句の果てに体を壊すなど………こちらは投資をしているのですから、その分の役割ぐらいは果たしなさい。予備は用意できるとはいえ、あなたが健康体である方が比較的効率がいい。
特に喉を痛めるなど論外です。皇帝になれば演説も重要な仕事の一つ。迅速に治しなさい」
「……はい、おばあさま」
わたし–––ボクを微塵も見ずに、ただこちらに眼球だけを向けて。それだけを言って、おばあさまは出ていった。きっと、病をうつされたら困るからだろう。
やわらかいクッションに頭を押し付けながら、誰が聞いているわけでもないのに口を開く。
「………あそびじゃ、ない」
ただののどの痛みよりも、こっちの方がよっぽどたのしくないけど。
「………ごっこじゃ、ないもん……」
もちろん、誰にも聞いてはもらえなかった。>>46
【古代・伊賀】
外から「おひいさまー!」という甲高い声が聞こえる。トタトタという足音とともに、一人の影が部屋に滑り込んできた。
「……あら、水鬼……ごめんなさいね、調子を崩してしまって……」
「はい!知ってます!ですのでおひいさまが元気になるように、精がつく食事でもご用意しようと思いまして!はい、お魚ー!」
懐から二、三匹と魚を取り出すと、水鬼がにぱあと笑ってこちらを見つめる。
「…まあ、ありがとう……では、今日の夕飯は–––」それをいただきましょうか、と言い終わる前に、わたしの声は「おひいさま!」という大声にかき消された。
「おひいさま!風鬼です!おひいさまの健康恢復を祈り雉を獲って参りましたのでどうぞ––––––あえ?」
雉の首を鷲掴みにした男が部屋に駆け込んでくると、私の枕元に(直に)置かれている魚を見て素っ頓狂な声を上げる。
「ああ、畜生先を越された……抜け駆けか!水鬼!」
「アンタだって誰にも言わずに雉なんて取ってきて!抜け駆けならそっちもよ!」
そのままにらみ合いを始めてしまった二人を宥めていると、音もなく背後に一つの気配が現れた。
「御姫様。兎……御献上………お受取、願いたく……。…………!?」
丸々と太った大きなウサギを恭しくこちらに差し出したのは隠形鬼。先ほどと同じ流れで、私の横の獲物たちを認めるとそのままの姿勢で固まってしまった。
「……ああ、なんだ。アンタもか……」「……いい考えだと思ったんだがなぁ。どいつもこいつも、考えることは同じってことか」
睨み合っていた二人も、馬鹿らしくなったらしく力を抜いてその場に座り込む。
と、そこで、外からドスンドスンという音が近づいてくることに気づいた。遠くから一直線に、こちらの方に向かってくる。
「ひーめー!」
騒音の源は、どうやら金鬼のようである。その腕に抱えられていたのは………大きな、熊。
「ふふ、ふふふ……」その姿を見ていたらなんだか体が楽になったような気がして、私も思わず笑ってしまう。「……ありがとう、皆」>>48
【室町時代・京都】
「しんくろー?いるー?」
締め切られていた部屋の襖がゆっくりと開き、見覚えのある顔がこちらを覗き込んだ。
「……あ、姉上……ここには来るなと言われているはずですが……」
「いいじゃないの。もうほとんど治ったんでしょ?じゃあだいじょーぶだいじょーぶ。あたし、日頃の行いがいいから!」
小箱を小脇に抱えた姉上が、ピョコピョコと跳ねるように入ってきて襖を閉める。そのまま周囲を軽く確認すると、箱を開けて中の冊子を頭上に掲げた。
「じゃーん!源氏物語!」
「……ああ、女衆が好んでいるという……」
「そう!今日はね、床の中で退屈しているかわいい弟のために、姉さまが素敵な場面を読み聞かせてあげようと思うのよ!」
そういうなり彼女は本を開き、中身の物色を始める。
「……えーっとー……まずこの第1巻の中の………」
「あのー、母上に見つかったら怒られると思うのですが……姉上………姉上ー……?」
もちろん、その後こっぴどく叱られた事は言うまでもない。>>50
【室町時代・相模】
「まったく、君には困ったものだなぁ。これで三回目だろう?毎度毎度探しに出るこっちの身にもなってほしいものだ」
「……問題ない。しばらく大人しくしていれば治る。放っておいてもらえれば……」
抵抗虚しく(元から自分に彼に対抗できる腕力などないのだが)背負われて部屋まで連行されている身で言っても説得力はないが、本当に問題はない。
身体の駆動異常も熱暴走もその他の不調も定期的かつ慢性的なものであり、しばしの休息さえ挟めば体を動かせる程度の回復まではそう遅くない。経験と学習により得た知識である。
ゆえに、そこらの木陰に身を潜めて回復を待つことにしているのだ––––––この男に、邪魔さえされなければ。
「ああ、大人しくすればいい。うちの家でな。それとも何か、待遇に不満な事でも?」
「……問題な」「……む、その声の掠れ具合からすると喉も痛めたのか?なら、それ以上痛めないように黙っているといい。君の場合は意識して黙っているぐらいがちょうどいいかもしれない」
腕に力が入らず足は抱えられた状況で、今度は口を封じられてしまった。これでは自分がまるで役に立たない石か何かのようではないか。抗議と待遇の調整を求め、背中越しに無言の圧をかける。
しばらくは黙殺されていたが、やがて諦めたようなため息とともに返事が返ってきた。
「……あのなぁ。ではお前に納得のいく理由で説明しようか。……第一に、君がどこかで倒れたまま戻ってこなかったら計画が台無しだ。第二、冷徹だろうが不気味だろうが、具合の悪い友人をその辺に放置する奴がいるか、馬鹿」
「…ゆう、じん」
「それと、一つ付け足しておく。」と、今度はこちらを軽く振り返るようにして。「君が隠れた時見つけられるのは俺ぐらいのものだろう。というか、意図的に俺以外には見つからないよう調整しているな?長がこうやって毎度毎度探しにいなくなってしまっては下のものも困る。そして俺は探しに行かないという選択肢を選ぶ気はない。ゆえに、大人しくしろ。次からは逃げるな。」>>31
お疲れ様です……ゆっくりと身体と心を休まれますよう……>>51
「………や」
「それとも何か?もしや君は、我々の中に客人が体調を崩しているからといって無体な真似をしようと考える奴がいると。そう言いたいのか?悲しいなぁ。こちらも君を信じて大プロジェクトの一端を任せているのだから、君にもこちらを信頼してもらいたいものだなあ!なーあ!」
わざとらしい大声によって、あらゆる反論をかき消す勢いである。こうなってしまっては、何を言っても無駄なのだろう。
仕方がないので–––––本当は嬉しいなんて事は全くなく、あったとすればそれは誤作動に決まっていて––––––しばらく友達の背に揺られておくことにした。
【いつかどこか、人理を救う場所で】
「……はーなーせー!……我々はなぁ!風邪なんかよりももっと優先する事……そう!忍者抹殺という使命が!!あるのだ!」
「ないない。寝ろ。マスターもそう言ってるから。お医者さんに怒られるぞー」
「そもそも……なぜお前は至って通常通りなのです!先ほどタロス殿が倒れておられるのも見えたので、絡繰であれば効かないという訳ではないと思います……!」
「うーん?それは……まぁ……体の調子が悪いのにゃ慣れっこだから苦痛自体はそれほど重くないし、あとは症状により発生する身体駆動のエラーを対応・除去する術式(プログラム)さえ組んどけば、見ての通りの健康体だな」
「………むぐぐう……ずるい………ずるいぞ………」
「ふははっ、立場逆転って奴だなこんにゃろう!たっぷりお返ししてやらァ!」
「何の立場ですか!何のお返しですか!!はー!なー!せ゛ゲホゲホッ」
「けけけっ!」
「何故笑うー!」>>61
早い…まだ30程度ぞ……。間に合うかな…?「な、何事かね……!?」
突如として会議室に姿を現したイスカリオテのユダ────もとい、セイントブラックサンタ。
普通では考えられない大胆にも体こラインを晒した衣装を身につけ、当然強要されているであろうキャピキャピのポーズを、恥ずかしげに震えながら取っていた。
ああ、なんと痛々しい。一同がそう思った瞬間である。
「ユダ……誰かに弱味でも握られているの?」
フィリッパがそう尋ねる。
それも仕方ない。先ず大前提として、ユダは公衆の面前で肌を晒すような性格ではないし、寧ろやるとしたらやらされる側だ。
故に、彼女が自ら進んでやるとは思えないので、何者かに強要されているのではないかと踏んでいた。ていうか、ポーズの時点で無理矢理なのは明らかだった。
「なんと酷い。見るに堪えんな」
「少しは言葉を選びましょう。可哀想だと」
「同情心は逆効果だろうが。ここは敢えて褒めるべきだぜ?」
上からトマス、ヨハネ、大ヤコブの男子三人による言葉に、ユダは俯いて手で顔を覆ってしまう。
違う、そうじゃないとペトロは口にしたかったが、言ったら余計に泥沼化しそうだったので口籠る。
気づけば、男性陣の見当違いの議論にいつの間にかフィリッパが混ざっていて、もう手遅れなのかもしれない。>>65
「はい。風邪、ひくよ?」
そんな辱めを受けていた彼女に、一条の光が差し込まれた。
先程までは一度も発言していなかったアンデレである。
彼はそっとユダの元へ行き、上着を羽織らせてあげたのだ。
そんな弟の当たり前な紳士的行動に兄(ペトロ)は感心の声を上げ、見当違い組は気づかず未だに議論していた。酷い絵面である。
「どうして、サンタの格好を?」
「……今年の聖誕祭……いや、クリスマスのサンタに何故か私が選ばれたの。よく分からないまま霊基を弄られ、強制的にこの格好に」
「なんとも奇怪な話だ。サンタとは自己推薦かと思ったのだが……まさか当選型だったとはな」
ペトロは改めてユダの格好を見る。
肩と腹部をはだけさせ、へそは勿論のこと鼠蹊部まで局部すれすれで見えてしまっている。
確かにこんな格好であれば、ユダが羞恥心を持って泣き顔になるのも頷ける。身も蓋もない事を言ってしまえば、ユダの羞恥心が更なるスパイスとなってより艶やかになっているのを、彼女自身は気づいていない。
同僚にこのような姿を強要させた元凶に、説教でもかましてやりたい心境だったペトロだが、アンデレの口にしたアイディアに賛同する事となった。始まりません。
>>31
マジですか……ご自愛ください……。私も風邪には気をつけねば。それでは投稿。
最初は我らがロード。
ロード・エルメロイⅡ世
魔術系統:基礎的な強化と解析、解毒 属性:地
好きなもの:パズル、推理小説、ゲーム 嫌いなもの:夢も覇気もない人間
現代魔術科君主。本名ウェイバー・ベルベット。第四次聖杯戦争の生き残り。
魔術の才能は凡庸な癖に、それを解体する才能は一流な神秘の破壊者。
解析の才能は転じて、他者の才を引き出す才ともなっている。
それ故に教育者としての功績を買われ、自分の実力相応より上の名誉階級『祭位』に就いている。
意外かも知れないが、知識量で他の魔術師より群を抜いている訳ではない。
神秘そのものではなく、彼は神秘の裏側にある「人」を視ている。
すなわち、何故そのような神秘があるのか(ホワイダニット)。
これを読み、高い精度で知識と事象を結びつけることこそⅡ世が真に卓越している能力なのだ。
事件簿終了後、彼はついに先代エルメロイが遺した数々の論文に手を出す。
かの神童ケイネスが書き散らしていた理論の統合と再解釈。後の『ロード・ケイネス秘術大全』である。
ちなみに、葉巻は無いよりはマシレベルだが、一応魔術礼装。>>82
お次は、ムキムキロード
マグダネル・トランベリオ ・エルロッド
魔術系統:全体基礎の総て、個体基礎の頂点。 属性:火と風
好きなもの:妻と娘、共同作業、着実な一歩 嫌いなもの:可能性の独占、娘への交際希望者
全体基礎科君主にして三大貴族トランベリオの長。
始祖ミスティールから始まる「人間社会をより豊かに成長させる技術・学問」に誇りを持つ。
筋肉質な外見に反して、新参も結果が出るまでは応援。新しいことをやるには自分から現場に行く。デカいことをする時は足並み揃えてなどなど、意外に非戦闘主義。
名門魔術師の例に漏れず、選民思想ではあるものの、邪魔者の排除よりトランベリオに組み入れる方針を好む穏健思想。
豪華な生活は好きだが、それが未来への無駄になるのは嫌い。彼からしたら、バルトメロイは派手な出費全てが無駄。
また、あちらは力で叩き潰すことを最良とするため、その意味でもマグダネルとバルトメロイは真逆。
マグダネルは敵であろうと優れた出方なら称賛するからだ。>>83
マグダネル自身は現代魔術を面白いと思っているが、扱う知恵なき者に節操なく広がることには難色を示す。
その意味で、ノーリッジ卿は魔術の金になりやすさを理解しており、魔術が大衆向けになって、少ない神秘が更に衰退する事態を憂慮している。
Ⅱ世本人に欲はなくとも、ノーリッジに取り込まれる可能性は否定できない。ならば、Ⅱ世君がリタイアするかライネスが成人するまでエルメロイを守れる器であるか、見定めねばならないと考えている。
このように穏健・慎重ではあるが、性格に反して、戦闘スタイルは最高峰の出力を用いた大火力の連発。
燃焼魔術は、燃やしたものを更にくべて燃やす人間アフターバーナー。
魔力消費が凄まじいのに、深呼吸一つでオドを全回復できるのが、マグダネルが傑出した魔術師たる由縁。
ちなみに、六人の愛妻と十三人の愛娘を持つマイホームパパ。
娘には、アルビオン発掘者出自の黒人の養子もいるが、愛情には例外なし。>>84
お次はいそうでいなかった。嫌な老人的ロード
ルフレウス ・ヌァザレ・ユリフィス
魔術系統:死霊、召喚全般 属性:水と風と地
降霊科君主。公式でサルマンみたいな外見と言われる。
慇懃陰険陰湿の三拍子揃った権力の亡者たる老人。
分かりやすく血統主義全開のイヤな奴。
しかし、安易な救済よりも、今の歴史を受け入れて一族の方針を積み上げることを選ぶ誇りと威厳を持つ、貴族主義の重鎮たるに相応しい"魔術師らしい魔術師"でもある。
口数は少ないが、開いた場合は大抵相手を致命的に追い落とすためのもの。
階位は色位であり、右手の指輪には特筆すべき美点持ちの霊を封じ、あらゆる専門分野の知識を持つシンクタンクとして使役。
恐るべき左手の指輪には、戦闘用にチューンされた凶悪な人工霊を封じ、ロード・ユリフィスを個人で悪霊の軍団を指揮しているのと同じ状態としている。
胸元の首飾りには更なる大霊が……。>>85
ユリフィスの冠位指定
始まりと終わり、その差異を示せ(アルファメガ・ノギウス)。
神代からの魔術師一族の指針たる冠位指定。その中でユリフィスの冠位指定は試練と呼ぶべき類である。
人間の最初の霊と最後の霊の差異を示せ。この勅命の恩恵として、ユリフィスは強大な回路を与えられた。
試練と呼ばれる由縁は、成長のためのヒントは殆どないからだ。
仮に全人類の魂を閲覧できたとする。では誰を最初の霊と判別すればよいのか?
ついでに最後の霊とは人類最後の生き残りか?では、観測する我らが生きていては最後の霊にならないのでは?
いや待て、そもそも最初と最後は謎かけの類なのでは?
……挙句に今では、人類最後の 死 人が出るまで我らユリフィスは存続しなければならないという、自縄自縛に囚われている。
ユリフィスには魂を計る定規(ノギス)の技術が積み重ねられており、彼らのレンズは魂のカタチ・質・理を正確に示す。>>86
連投失礼
ユリフィスの冠位指定
始まりと終わり、その差異を示せ(アルファメガ・ノギウス)。
神代からの魔術師一族の指針たる冠位指定。その中でユリフィスの冠位指定は試練と呼ぶべき類である。
人間の最初の霊と最後の霊の差異を示せ。この勅命の恩恵として、ユリフィスは強大な回路を与えられた。
試練と呼ばれる由縁は、成長のためのヒントは殆どないからだ。
仮に全人類の魂を閲覧できたとする。では誰を最初の霊と判別すればよいのか?
ついでに最後の霊とは人類最後の生き残りか?では、観測する我らが生きていては最後の霊にならないのでは?
いや待て、そもそも最初と最後は謎かけの類なのでは?
……挙句に今では、人類最後の 死 人が出るまで我らユリフィスは存続しなければならないという、自縄自縛に囚われている。
ユリフィスには魂を計る定規(ノギス)の技術が積み重ねられており、彼らのレンズは魂のカタチ・質・理を正確に示す。>>87
お次は、これ、スピバ君大丈夫?ロード
イノライ・バリュエレータ・アトロホルム
魔術系統:美と芸術全般、類感 属性:ルフレウスに同じ
好きなもの:新しいもの。世界を変革するもの
嫌いなもの:オレを越えられない弟子
創造科君主。三大貴族バリュエレータの長。
色位の魔術師であり、蒼崎橙子、荒耶、アルバらの師。
ルフレウスを魔術師らしい魔術師とするならイノライは「理想的な魔術師」。
呼吸同然に陰謀を弄び、魔術を探求し続ける。愛弟子だった橙子を封印指定に強く推したのも、彼女にとっては矛盾も葛藤も躊躇もない、ごく当たり前の行動。
親しみやすいフランクな性質も嘘偽りない一面。しかし、優先順位が上の理と思ったならば、躊躇いなく冷酷も為す完成された精神性の怪物。自己嫌悪という概念もない。
その時代に愛されるものこそ芸術であり民主主義と考える。この点は情報による誘導を民主主義と考えるマグダネルとは意見を異にする。
その信念に違わず、最新技術を大いに楽しむ柔軟な老女。
人間が社会を円滑にするためのあらゆる体裁を剥ぎ、本質をついてくる様は確かに三大貴族に相応しい。>>88
魔術戦では砂を用いる。常に携帯する小袋から無量にも思える砂を吐き出す。
本編での小技でさえ、エルメロイの至上礼装たるトリムマウを単なる砂で制縛する芸当を披露した。
彼女の砂絵は、あの橙子でさえ先生の絵は勘弁と評する代物であり、詳細は明らかでないものの、描かれた人間は決して明るくはない運命を辿るのは間違いない。
橙子は弟子ゆえに、彼らの末路を知り抜いているのだ。
ちなみに、名前以外はほぼ三田先生がキャラを造形したそうな。魔術師の設定練りはやっぱり面白いなぁ……。
>>81
どうぞ。「青年の絶望を肴に若い美女を愛でるのが最高の娯楽です」
【CLASS】アサシン
【性別】男
【身長・体重】177cm・65kg
【出典】とある怪奇小説
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A++ 耐久E 敏捷 C 魔力 D 幸運 B 宝具 EX
【クラス別スキル】
気配遮断:D
【固有スキル】
怪力:A++
魔力回復(月光):A
月の光を浴びる事で霊核の損傷すらある程度回復可能
【宝具】
『真・■■の■■(■■■■■・オブ・■■■■■■)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1人
他のサーヴァントが持つ宝具、世界にイメージを固定化させた始祖としての象徴。現在の■■■信仰とは差異が見られる。これが今の時点でのロードの情報です
個人的には、腹の探り合いとかだとイノライがすこぶる厄介な印象
ルフレウスの好きなもの、嫌いなもの忘れたので、wikiにそれもまとめて載せます(私は既出鯖の別クラスを考えていますという看板を首から提げている)
新キャラ作るよりもその方が掘り下げにもならない?って思うんですよね>>101
ええ、死にかけ女子が降霊型フランケンシュタインみたいな感じで復活して復活させた術師(死因:斬首)の首を愛でながら死骸人形増やす感じの狂人。
自分の大元を降霊して増殖するぞ!あれこれナナチ的な度し難さじゃなくてボンドルドじゃね?>>102
正解!それまでは「動く死体」程度でしか無かった吸血鬼に「貴族服をまとった高貴な存在」「冷酷な存在」「類まれなる美貌を持つ」という要素を初めて取り入れた吸血鬼です。
他の奴は基本彼の後追い、という評価が下されたりしてます。
皆も「ルスヴン卿」で検索だ!>>103
ルフレウスはブラムを妹よりはマシ程度に考えているところがありますしねーユージーンさんはいらっしゃいますかね
いわゆる「吸血鬼」という作品、キャラクター群のイメージの大元が世界中レベルで有名な“吸血鬼ドラキュラ“から始まったのでは無く、当時は人気だったらけど今は殆ど知られてない作品、というギャップが面白かったし何となく知らせたくて真名クイズした。
>>110
ではこちらをどうぞ!アルビオンのリクエストありましたが、すみません流石に明日に回します……
リクエストありがとうございます
個人的師匠にしたくないロードはイノライが第一位
橙子くらいじゃないとペースに付き合えないでしょう、アレ>>74
おまけですが、彼女がもしもバーサーカーや戦士系のクラスで召喚されるならば、
このようにポニテでバッキバキの筋肉、スイーツぶらなくなった女軍人キャラになります。>>31
なんてこと。わかりました、今は出番を自分が持っていますが、返した後も急ぐことはしないので心穏やかにしてお休み下さい。>>95
(いかん、語彙力が消失しそうです…)目が死ぬ……しょぼしょぼズキズキじんじんするぅ
ところで最近書いてはボツ、書いてはボツの無限ループにハマってしまってるんですがどうすればいいでしょうか>>122
あ、でも羨望があるのは本当でその場合はどちらかというと「才能とか特殊な生まれがあるにも関わらず受け入れられてる」「自分みたいに生活にすら問題でるレベルではなくメリットばっかり」っていうその境遇に嫉妬してるよ孔明の嫁こと黄夫人(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/黄夫人)の仮デザインです。
眉毛の太さ、通常・マロ眉・太眉のどれにしようかな……>>129
魔術とは無縁の一般人ですか……難しいですね。SNの三人娘枠は一度考えた事はあるんですが、いかんせん設定構想が大変な事になり兼ねなかったので断念。
春日礼央という藤ねえ枠はいるんですけどね。マテリアルを参考にしつつランドグリーズを改修したものを夜頃に投稿させてもらっていいですか?グリムゲルデも近日中に改修するつもりです。
>>137
>>138
ありがとうございます!どちらも非常に魅力的でだからこそ悩ましい…特に岐式さんはトーナメント設定じゃなかったら間違いなく起用を申し出たレベルです。
一応参考に簡単な粗筋だけ…
タイトル未定
主人公は一年間の『夜の記憶』を失った、魔術とは無縁の青年。
記憶喪失という事実を受け入れながら以前と変わらない生活を送る彼は、ある夜に魔術師同士の殺し合いに偶然関与してしまった結果、魔術という存在を認知する。
荒唐無稽な事象すら現実にしてしまう魔術が記憶喪失と関連しているのではないかと考えた青年は、魔術師と記憶を巡る夜を繰り返す事を選択する───
使用予定キャラ(今後増える予定アリ)
橘亜衣
紋堂寺努
レージュさんの三人娘委員会さん、今飲み会が終わりましたので、すみませんが少し寝させてください。
書き始め早くても14時くらいからになりそうです。
よろしくお願い致します。>>147
了解であります。自分はこれからサクッと買い物行って今日のタスクを終わらせてきますので、少しくらい遅くなっても大丈夫でごぜーますよ>>129
うちの比並鏡香ちゃんとかどうです?聖杯戦争に参加とかしなきゃただの一般人ですぜ!>>158
「ああ、自己紹介が遅れてすまないね。
私はセイバー。真名をアレクサンドリナ・ヴィクトリア。
そう、かつてこの国を収めた女王だよ?
ヴィクトリア女王と言えば通じるかな?」
翼とティアが出会ったのは豪奢なドレスを纏う女性とその付き人のような少女。
2人と共に、カルデアの面々はこの特異点の謎へと立ち向かう。
「ええ……おっしゃる通り私は聖槍を使えます。何故使えるかはわかりませんが……でも、これも私の力です。貴方を守るためなら私はきっとこの槍をためらいなく振るうと思います」
「なるほど……さながら君は聖槍の騎士というわけだ。いや、私は騎士道というものをてんで理解しない男だがな。私の依代となったものがそう言っているよ」
「私は、きっとこうやって誰かに恋をしたかったのでしょうね」
「……あんたは綺麗だよ。シャーロット」
「彼女はきっと、まだ子供なのよ。見た目の問題じゃないわ。中身の問題よ」
「ならば、我々(おとな)が保護せねばならない。そうだろう?」>>159
「ちょ、ちょっとちょっと!? 女王陛下がいるなんてCRちゃん聞いてないんですけど〜!?」
「俺は、国王殺し……貴様の首、貰い受ける……」
「いいだろう。2人纏めて相手になるとも!」
「またお会いしましょう。赤さん。
その時は、あの時のお返事を聞かせてくださいね。
『天使は死してなお美しく(ラ・モール・ベーテ)』―――さようなら、愛される貴方」
「因果を手繰り、運命(さだめ)を巡り、今此処に母の名を持つ剣を招来せん!
其は砕けず、折れず、違わず、離れぬ名剣。
双刀揃いしその時、切れぬ悪鬼は無し!
これこそが―――『干将莫耶(ひよくにしてれんりのけん)』!!」
「この一刀を以て、汝が病巣を取り除く!
翔けよ我が光輝! 翔けよ我が一射!―――『一閃せよ、光の剣(クラウ・ソラス)』!!!」>>160
これは、正しき結末を得るための戦いである―――コンスタンティン三世、承認。
これは、悔いを残さぬための戦いである―――ガレス、承認。
これは、人を導くための戦いである―――エリウッド、承認。
これは、真実の愛を賭けた戦いである―――ユーウェイン、承認。
これは、世界を賭けた戦いである―――アーサー、承認。
「……揺らいで(Distortion)
……招いて(Invitation)
……貫いて(Penetration)
……古き神秘を、ここに(Creation)……!」
螺旋を描く黄金の光輝が少女の持つ槍から迸る。
五人の騎士による承認を経て、この世界を繋ぎ止める最果ての楔がここに顕現する。
「……聖槍、抜錨」
其の銘は――――
ロ ン ゴ ミニアド
「最果てにて――――輝ける槍ォォォォオオオ!!!!」>>164
ガヘリスはそうっすね
>>165
そう言えば最近来られてなかったですね!
そぉい!!!!
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ナディア・ニコルソン%2528獣%29登場鯖はこんな感じです
・アレクサンドリナ・ヴィクトリア
・マーガレット・ローエンフェルト
・シャルロット・コルデー(自作)
・ナイア(弓)
・ヌァザ(ユージーンさん作)
・赤(ユージーンさん作)
(↓名前だけ登場)
・エリウッド
・ガレス(亥狛さん作)
・アーサー・ペンドラゴン(橘さん作)
・ユーウェイン(委員会さん作)
・コンスタンティン3世(レージュさん作)
・ナディア・ロンゴ・ミニアド
・セシル・ローズ(アリウムさん作)
・オリヴァー・クロムウェル(亥狛さん作)
and more...大事なところ隠していて、一定の面積を覆っていれば素材は何であれ服です。誰がなんと言おうと服です(突然の独白)
まぁ自分の構成要素である魔力で出来てるから「服じゃない」は人ではない獣の論理ではある、かな……?
>>171
たもわ
いした
゜りしやべえ見返して思ったけどニャルの特徴三つ目を描写するの忘れてたどないしよ
とりあえずここでパスです。
委員会さんお願いします>>184
ラジャーでーす!>>187
ディアンケヒトは神話サイクル見る限り、身内への情の無さが印象に残りますね
子供なんかより自分の腕が誰にも負けないという看板のほうが大事というかここには変な奴(キャラ)しかいねぇのか
酒キューレ
へべれけらりぱっぱお姉さん
ジェネリックめぐみんな爆裂娘
裸で何が悪い!なビースト
イギリス製風マー
マ美肉(マリーアントワネット酷似美少女受肉)おじさん
うん……うん……>>189
とんでもなぁい、自分は只の人間さ。
それにほら、師匠的存在にいろいろ面倒見てもらったり、辛い目に遭った分は明るい未来の可能性も持たせるようするし、
「……不幸?まさか、こんなにたくさんの人に支えてもらえている自分は幸せ者だ」って前向きな性格のキャラにするから。
十分、慈悲深いだろう?>>195
ナディア「そんな哲学的な話はしてないよ。私の言う服は社会通念上の服の話だよ。その理屈が通るなら公然わいせつ罪とか猥褻物陳列罪なんて生まれないでしょ」一般通過拗らせおじさん「裸でありたい。ええ、その思想自体は別に悪くないと思います。世の中にはヌーディストという種類の方々もいる事ですし、他者に迷惑をかけないうちはいかなる思想も許容されるべきです。それこそが健全な社会の形ですわ。
ですが、世の中には何も纏わぬ自分に価値を見出せない、他人からも見出してもらえない者もいるのです。金しかり、家柄然りね。
ありのままの自分を見て欲しいだとか、ありのままの他人が見たいだとか、そんな事を考えられる奴は須く世界が美しいものだけで作られていると感じている楽観主義者か、あるいは自分のそのままの姿が見苦しいだなんて微塵も思うことのないナルシストでしょう。
人外(はだか)の自分を覆い隠すために人間味(ふく)を着て、技能(アクセサリー)を求め続ける。それこそが幸福である者もいるのですから、全員に自分の全裸趣味を押し付けるのはよくないと思います。おーもーいーまーすー!」
>>189
にんげんをいたずらにころすのはよくないことですよねー
………んんん?……ぬぬぬ?あれれ?ウチのは子はみんなマトモだにゃあ
>>197
了解です!これは痛い!>>203
解せぬ変じゃない、マトモなキャラを作ろうとする「変とは何をもって変じゃないと定義する……?」「マトモとは、なんだ……?」となって思考がフリーズしてキャラが作れなくなりますね。型月的には幹也をロールモデルにすればいいのかな。
というわけでころして生やして変わった大我くんの設定がこちらです。
左手に鬼の力を宿す青年。日本のとある地域に根を張る魔術師一族の末裔。
祖父の代までは魔術師だったが、陰惨な魔道に嫌気がさした父親が恋人(今の妻)と共に駆け落ちをし、生まれたのが大我だった。
三人は平穏で幸せに暮らしていたが、ある日、悲劇は起こった。
その当時、祖父が幾分前から行方をくらましており、「逃げたとはいえ屋敷や土地をそのまま放置するのは良くないのでは……?」と
判断した両親は大我を連れ、かつての忌まわしき実家を訪れた。
初めて来た場所に興奮し親たちの隙を突いて好奇心のままに、一人敷地内を散策していた彼は、一際大きな蔵に入り込んでしまう。
そこで待っていたのは、人とも化物ともつかぬ悍ましい生き物の姿であった。
―――気が付けば、病院のベッドに寝かされており、側には見知らぬ(後に師匠となる命の恩人)大人と、もういなくなった両親たち……
そして、ズキズキと痛み、異形と化した自身の左手。
あとからその大人に聞くところによると、あの生物は変わり果てた祖父であった。
魔術刻印を移植している途中で息子は駆け落ちしてしまい、親類に代わりとなるような優れた魔術の才を持つ者はおらず、
このままでは魔術師としての羅城家が滅びてしまうと追い詰められた祖父は、あるモノに手を出してしまう。>>206
―――それは代々伝わる家宝、「斬り落とされた鬼の左手」。
千年の時を超えなお濃い神秘と呪いを帯びたこの呪物は、羅城家の魔術刻印の素材でもあり、祖父は新たな刻印を作り直そうと禁を解いてしまった。
結果、鬼の手が刻印と同化した上に、意識と体を乗っ取られ異形化。
人目を避け野生の動物など喰らいつつ蔵に潜んでいた所へ、
大我(新しく若い宿主)と彼を守ろうとした両親が来てしまい、襲い掛かったとのこと。
更には命の恩人いわく助けたといっても、既に両親は事切れており、大我の腕は変わり果てた後で、
祖父は役目が終わったとばかりに死に体だったらしい。
周囲には「祖父は行方知らずだったが、蔵の中で密かに生きていた。
精神に異常をきたしており、息子夫婦を殺めたところを偶然通りすがりの人間に押さえられ、そのまま突然死した。
孫は唯一の生存者となったが心身に大きな傷を負った」という説明されている。
そして事件以来、左手が完全に鬼種化しており、特殊な包帯で普段は封じ込めている。>>207
師匠について:
その日、羅城家の惨劇に出くわした魔術師、あるいは魔術使いの類。
大我の命の恩人にして生活の支援もしてくれるような人。
※何故出くわしたのか、何故大我の世話をそこまで見るのか、一緒に暮らしているのかもしくは時折顔を出す程度か、といった細かい設定は自由に考えていただいて大丈夫です。あ、あと大我は師匠に感謝の念を抱いてますが、それをどう表現するかも自由で大丈夫です。
ツンデレというか思春期っぽく素っ気ない態度で接しつつも心の裡では感謝している、とか
顔も見る度に「師匠!」と目に見えない尻尾と耳ブンブン振っている、とか私のはまともだにゃー。
これ、大我くんもお祖父ちゃん宜しく暴走する可能性あるって事よね……ワクワクするわ!
ハイフェッツのマテを更新しました
更新内容はスキルに『感染:D』の追加となります
せっかくFake新刊で『病』であるペイルライダーのスキル公開されたので反映しなければ、とどこか変な所があるから普通なんだよ
だからみんな普通!普通なのです!西行さん「人外……特に鬼種系の血筋に関わるトラブルについては友人の関係で研究した事あるので、何かあったら呼んでくださってもよろしいんですよ。貴重な症れ………ゲフンゲフン、古い友達の事を思い出して手助けしたくなりますし」
弟子「お師さん、その言い方やとむしろ来た人も去ります」うちのキャラはほぼまともよ?魔術師的倫理観の持ち主なんてほぼいないからネ!
>>222
モディリアーニと戦うならコイツでコレやるしかぁ!って
生い立ち、生い立ち……ヨシ!了解ヨシ!今朝書いた通り、改修版ランドグリーズを投稿します。
【出典】北欧神話
【CLASS】アサシン
【真名】ランドグリーズ
【性別】女性
【身長・体重】168cm・56kg
【スリーサイズ】B98(I)/W57/H93
【地域】北欧
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
気配遮断:B
【固有スキル】
原初のルーン 直感:A 英雄の介添:B 神性:A
忠士の相:B
マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。>>224
【宝具】
終末幻想・天壌砕破(ラグナロク・グリームニル)
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人
彼女の名である「盾を破壊する者」としての本質の体現。彼女の攻撃は防具や遮蔽するものの防御力・耐久力を脆弱化させ、概念防御の概念を貫通することで相手にそのままのダメージを与える。
真名開放すれば、初撃を相手が受けた後に幸運の判定を「失敗するまで」行い、連続成功した回数だけ追加攻撃を与えることが可能。
終末幻想・少女降臨(ラグナロク・リーヴスラシル)
ランク:B種別:対軍宝具レンジ:0~4最大捕捉:100人
完全に同期した自分たち複数のワルキューレたちが集い、ヴァルハラへと至る勇者の魂を導くための機能のすべてをより合わせ、手にした宝具『偽・大神宣言』を一斉に投げつける。
対象に槍の投擲ダメージを与えると同時に、効果範囲に一種の結界を展開するのだが、確立した個体として召喚されたランドグリーズは異なる形で効果を発現させる。あらゆる清浄な魂を慈しみ、同時に、正しき生命ならざる存在を否定するオーラを纏うような力を体の表面薄皮1枚分に強く濃く張る。そのオーラは彼女が触れたサーヴァントや使い魔といった存在や、術式、幻想種、吸血種、等々の魔術や魔力に類する存在を退散させる効力を持つ。(抵抗判定に失敗した個体を退散させる)。
白鳥礼装(スヴァンフヴィート)
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:-最大捕捉:自身のみ
大神オーディンから授かった白鳥の衣。これにより、ワルキューレは飛行能力を有し、高速機動を可能とする。この宝具の真価は「大神オーディンの加護」である。この加護によりワルキューレの精神と肉体は絶対性が保たれ、精神に影響を与える魔術や能力の類をシャットアウトし、肉体はBランク以下の物理攻撃を弾き、カロリーを大量に摂取しても体型は変化しない。
偽・大神宣言(グングニル)
ランク:B種別:対軍宝具レンジ:5~40最大捕捉:20人
大神オーディンから授かった武具。大神宣言(グングニル)の劣化複製版。真名開放して投擲すれば必中機能が発動する。ランドグリーズはアサシンクラスでは所持していない。>>225
【武器】
手斧と棘鉄球が長大な鎖で繋がれたもの。手斧、鉄球、鎖の全ての部位が高純度の魔銀(ミスリル)で製錬されて作られている。
【人物】
『グリームニルの言葉』や『名の諳誦』に登場する「楯を壊すもの」という意味の名を持つワルキューレ。
くすんだ金髪のロングヘアで、活き活きと輝くブルーグリーンの瞳が活力に満ちた印象を与えている美女。
主を盛り立て補佐することを喜びとする。明るく振舞い、気配りが上手いので頼りがいがある。しかし、無礼な輩や浅慮・無思慮な人が嫌いで、そういう相手にはキレて辛辣になりドスの利いた声で怒る。
汎人類史のエッダにもサガにも彼女に関する逸話はさして残っているわけではない。そんな彼女であるが正体は英雄シグルドと出会ったブリュンヒルデが強烈な感情と個性を得て零落することをその眼で予見してそれに関心を示した大神が「人間のあらゆる感情とそれに伴う行動の採集」のため、人間の心を模した仮想意志総体を搭載したワルキューレなのである。斧&チェンソー使いの女子はバニヤンがいるけど鉄球使いはうちにはいませんね……
Kの項目を改めて編集しようと思ったらこんなのを思いついた。
カイメラズ・ブラッド。その名は数多の幻想の血を吸収した所以の通り名……ではなく、幾度となく血の転生を繰り返した故の忌名である。
彼は自らの血液を、出世しない魔術家に売買し、取り込ませた対象の次世代に、漣爻智と同等の才能を持つ回路を後天的に与えるというものだが、実はそうではなく、予め仕込んでおいた未開花の種。そして何らかの事柄で漣爻智が死没した場合、その種は開花し彼の人格をインストールさせる。
こうする事で、彼は再度新しい生を始める。これぞカイメラズ・ブラッドの真実。既に漣爻智という人物ではなく、既に名を捨てた怪人……血漿界繋(カイメラズ・ブラッド)。人はそれを「K」と呼ぶ。>>232
ムスペル1人で更地になりますね……ラグナロクという破壊を炎という形に納めた宝具は伊達じゃないですよ……
公式のワルキューレより大きいのでは?と思ったけどそもそも公式って4人しかいませんでしたね
完全に感覚が麻痺しておるサーヴァントを作ってる途中に「それこいつじゃなくて良くね? もはやただのオリキャラでは?」ってなる、あると思います
ムスペルはよく考えたらエンシェントジャイアント/アーチャー/ワルキューレなのでは(馬鹿の発想)(やりません)
エルルーン(騎)とかちょっと詰め直したいですわね……>>239
なんていいますか、回路が増えないなやらの問題を抱えた若輩の魔術家に「次世代の子供に魔術回路が増える血液」を売って、それを投与させる。そうすると、自分の子供はKと同等の回路の才能を持って生まれてくる。
そして人格のインストールですが、人格の置換はそう易々とできるものではありません。何故なら魂というその人を構成する情報源を弄る事が難しいのです。しかしここで、Kの血液が来ます。親が自らに投与し、次世代に受け継がせているので、魂にKの情報が事前に入っているのです。そしてKが死没した瞬間、それが起動、インストールされてKの人格が出てくるという訳です。
そして覚醒した人格には血液を渡した時の記録しかありません。ですが、そこは橙子と同じ理論で「Kという人物が何をすべきか決まっている」という感じで、再び同じ行動を始めます。
これです。
ワルキューレが色々とおっきぃ。カイメラズブラッド、未元物質みたいっすね……
Kもその内『イケメルヘン』とか『冷蔵庫』とか『工場長』とか『カブトムシ』とか『バレーボール』みたいなあだ名がつくんだろうか……>>250
お、おおっと……
御自愛ください。入院されるとのことで僧に説法とは思いますが日光を浴びること、睡眠時間を多く取ること、が肝要でした。
早い回復をネット越しですがお祈りしておりますアリウムさんに許可もらったんでプロフィール作ったんですが今大丈夫です?
>>250
ご自愛下さいませ。>>250
安静にしていてくださいね。>>259
あ、ふと思ったのですが
終末幻想・少女降臨(ラグナロク・リーヴスラシル)
ランク:B種別:対軍宝具レンジ:0~4最大捕捉:100人
「確立した個体として召喚されたランドグリーズは異なる形で効果を発現させる。あらゆる清浄な魂を慈しみ、同時に、正しき生命ならざる存在を否定するオーラを纏うような力を体の表面薄皮1枚分に強く濃く張る。そのオーラは彼女が触れたサーヴァントや使い魔といった存在や、術式、幻想種、吸血種、等々の魔術や魔力に類する存在を退散させる効力を持つ。(抵抗判定に失敗した個体を退散させる)。」
って対魔力で抵抗できるのでしょうか?あと退散=即消滅・即終了という意味でしょうか
……だとしたら強いィ>>250
お大事になさってください、自分のペースで焦らずゆっくりと。
また完治したらこのスレでお話しでもしましょう、いつでもまったり待ってますよ>>250
了解しました。
前も言った通り、第■回についてのお知らせは本スレのほうでも行いますので、このスレまで見なくても大丈夫なはずです。
けど、もし参加そのものが厳しくなったら本スレで良いので相談してくださいね。
どうかお大事に。>>250
了解です
ゆっくり休んでくださいね……あ、あと黒鹿ファンさんへ。
前スレのジャックの謂綱家周りの設定はこちらとしては大丈夫です!返信遅くなってしまい大変申し訳ありませんでした。……まぁいいか少なくとも二人はゴーサイン出してる!あげまーす!
【氏名】海棠あまね
【性別】女
【年齢】16歳(聖杯戦争乱立時空では20歳)
【出身】日本
【身長・体重】 146cm・41(自称)kg
【外見・容姿】明るめに染めた髪をやわらかく二つにくくっている、仕事の関係でメイド服をよく着ている。仕事時はカラコン着用。
【好きなもの】ロリータファッション・おしゃかわアイテム
【苦手なもの】貧乏生活
【特技】家事全般
【属性】秩序・善
【魔術属性】火
【魔術回路(聖杯戦争乱立時空のみ)】質:E 量:E 編成:異常(無理やり動作させているので)
【所属】なし、反聖杯戦争組織(聖杯戦争乱立時空の場合)>>276
【解説】
メイド喫茶で働く貧乏女子。
自身が生まれるよりも前に父が大事件に巻き込まれ無職になったことで両親が離婚しており、幼少期から母親の手伝いに慣れているため手先は器用。
普段はゆるふわメイドとしてのキャラ作りで「ほええ」「はわわ」などの言葉を使う天然女子のように見えるが、奨学金目的でガリ勉したり迷惑客はキッパリ追い払ったり、見た目によらずちゃんとした性格。
胸は意外と大きい。
【聖杯戦争乱立時空】
母が頑なに父の事を語ろうとしない事で逆に興味を持ち、自力での身元調査を決行。結果、彼女の父親は既に死亡している事が判明した。のちに死亡した理由が復讐を目的とした聖杯戦争への参加である事を知り、同時に彼が起こしたとされる重大なミスは魔術師の秘匿のために擦りつけられた濡れ衣であったという情報も手に入れた。
程なくして母親も体を壊し急逝した事で進学は諦めることになり失うものも特に無くなったので、高給と個人的な恨みにより反聖杯戦争組織への加盟を決める。
……が、元は一般人であるため対魔術師に対する虐殺を推奨するまでには憎しみに染まりきれず、とりあえずは穏健派に与しこれ以上クビにされる不幸なガス会社社員を生み出さないため災害対策チームに在籍中。
組織開発・支給の一般人でも魔術回路を作り上げ励起させる事が可能になる薬(副作用は使用時の激痛)で自己強化をしているが、使えるのは簡単な身体強化のみ。あくまで非常時の対策用である。
ちなみに組織の仕事の方は副業としてやっておりメイド喫茶は表の業務として続けている。とても忙しい。
【通常時空】
高校に通いながらこっそりメイド喫茶でバイト中の苦学生。家では内職もしている。
母親は口を閉ざして語りたがらないが本人は自身の父親に会って話がしたいと思っており、アルバイトで貯めたお金は大学進学費用と興信所代に使う予定。
わざわざちょっとレベルが高めのバイト可な高校に進学しているだけあり、成績はクラス内でもいい方。
今はメイドさんだが、将来的にはちゃんとした職業に就きたい。メイドいいよね……。メイド服。。クラシカルでノットセンシティブなのが好みだわと思ってたけど一周回ってえっちいのもすき…って
某アフーフフーンがジワジワとストライクゾーンににじり寄ってきてツライ(隙吾>>271
オリヴァーも敵な上に黒幕はこいつです()
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ナディア・ニコルソン(獣)今ってメイドの話していいんですか?じゃあ僕もしますね
アンジェラ・バートンのメイドもとい奴隷のメイド服はクラッシックメイドをベースに所々際どい部位に隙間や穴をわざと開けているものです。
これは主人であるアンジェラ・バートンが奴隷にたいしてより屈辱感を味あわせようとしたものです。なお、着ている本人は気に入っている模様あとKの血液って仲介者とか挟まずに自分で直に売り歩いてる感じですか?
>>285
ちょっとさぁ、ご主人様穴卑猥じゃない? こういうのってジャパニーズ的文化なのかとても気になる…
うちのジゼルはクラシックタイプなメイド服で秋葉原でカルチャーショック受ける予定
予定もないのに色仕掛け用に買ったりしてな、してな……!>>293
鹿さんきた!これで勝つる! 何故か鹿が一番印象深いんですよね、不思議ですそういえばfakeのネタバレはもう大丈夫でしたでしょうか?
>>301
あとなんかの小説の後書きでみたガンランスを構えるメイドとか少年心にとっても浪漫でした…
暗殺術はメイドの必修科目、はい復唱!メイドとサンタは傘に重火器仕込んでる
>>300
取るに足らない家柄だからこそ、そして何より転生では神秘を洩れさせてないからこそ法政科は動かないのでは?
それに転生と言えども、一年、十年に何度もする訳でもないですし。>>312
遅れました、返しましたぁ!魔術師できたから投げていい?
>>320
ごめんなさい。
遺恨を残す気はありませんが、どうしても納得は出来ません。女王のご用命なので投げます
【氏名】ジョージ・キリザキ
【性別】男
【年齢】25歳
【出身】日本
【身長・体重】174cm・63kg
【肌色】メスチソ【髪色】金【瞳色】青
【外見・容姿】イケメン。ハーフ系イケメン。黙ってればイケメン(大事)
【令呪の位置】右手の甲
【属性】秩序・悪
【魔術系統】魅了
【魔術属性】水
【魔術特性】誘導
【魔術回路】質:B 量:B 編成:正常【起源】
【所属】EXコーポレーション
【階位・称号・二つ名】
『壊し屋(クラッシャー)』
>>325
魔術・特殊技能・特性など
『性癖の魔眼(自称)』
魔眼でも何でもない。ただの特技である。相手と15分から30分程会話をすると相手の性癖を見抜くことが出来る。精度は70%程か。
この特技の副産物として『相手の人間性、身体特性、内面的な属性』を分析することが出来る。
例えば、相手が人間か否か、男か女か男の娘か、魔術師か否か、姉か妹か、兄か弟か、SかMか、悪人か善人か、英雄か怪物か、等々。精度は85%程か。
本人は性癖を見抜いて精神攻撃することに全力を注いでいるので意識していない。逆にいえば意識して使ったときにどうなるかは誰にも分からない。
礼装・装備など
ない。おしゃれな服を着ているが、魔術的機能はない
外見・容姿の詳細など
アイドルのようにもホストのようにも見える。それでいて雑踏に紛れてもあまり目立つことはないイケメン>>327
人物像
爽やかなク ズ。陽キャラでありながらオタクであるという二面性的な一面を持つ。綺麗な女性にはとりあえずナンパから入るので人間関係のトラブルが絶えない。仕事で潜入捜査的なものをした時に潜入先の組織の人間関係をズタズタにして内側から崩壊させたことが何度かあるため、『壊し屋(クラッシャー)』の異名を持つ。
イメージカラー:薄い灰色
特技:女性の名前とスリーサイズを覚えること
好きなもの:美人、相棒(ドラマの)、相棒(仕事仲間のこと)
苦手なもの:戦闘、誠実さ、愛が重い子、生魚
天敵:上司
願い:『人間』とは何か知ること
【一人称】俺 【二人称】男には適当に/女性には君/信頼できる人には相棒 【三人称】あいつ/あの子>>328
台詞例
「はじめまして、ジョージ・キリザキです。お酒は飲めますか?…良かったー、実は俺もなんです」
「いや、人の心なんて簡単に変わるからさ。あんまり期待してないんだよね」
「今日もフォロー頼むぜ、相棒」
「『壊し屋』なんて不名誉だ!もっと格好いいのにしてくれ!」
「神様は人間に言いました。誠実であれ、正直であれ、清らかであれ、正しくあれと。だけど人間は俺も含めてそうではない。魔術を使って言葉をかければ、長年の教えなどすぐに翻す。じゃあ、『人間』って何なんですか?」
来歴
魔術使いの父と詐欺師の母の間に生まれる。元々顔が良かった上に『魅了』の魔術の才能があったことで曲がった育ちをしていく。
外国人系のルックスをしていることで周りからの疎外感を感じ、友達は少なかった。中学の時に父が魔術を教えてくれたことで彼は大きく変わる(歪む)。
あらゆる女性に対して魔術を用いて好きなように過ごした。貢がせ、奉仕させ、仕えさせた。
最初は楽しかったが、何年かすると虚無感に襲われるようになる。そのうち全てが楽しくなくなってきた。信頼も、愛情も、自分の思うがままにできてしまう。人間は結局、薄っぺらい言葉で繋がっているだけではないかと思うようにな(拗らせ)る。
その後、まあいろいろあって今の会社に落ち着く。魔術的な組織の情報収集や対応をして働いている。あ、そうだ。2月初頭ぐらいは仕事の都合で執筆時間が取れなくなるかも。
申し訳ないです……。>>331
これはCV櫻井孝宏かCV平川大輔の顔のイケメンね、アタイの勘がそう言ってるわ!最近原作オズを漁って使えそうな設定をほじくり返してるんですけど著者のボームさんが良い人なんですわよ
「今の子たちは学校で歴史を学べるから古い寓話は必要ない。幸せで爽やかでキラキラした物語を純粋に楽しむべき」(超意訳
って言ってるんですよ。素敵ですね
だから物語にする際、ボームさんは聞いていたグロ要素排したのが実際のオズ世界なんだよ!!って方向に纏めようと思ってますよ>>339
了解デース
超必には超必を重ねるんだよ!(手遅れこう、娘の存在を知って甲斐性なしの自分にこんな幸せが……ってなるカラアゲさんも書きたくなりますね……(こう、「どこかで誰かが君の幸せを願ってる」みたいな)
日の当たらない自鯖を推すのは自分にしか出来ないから説明するんだけど
ハイフェッツの感染スキルは言ってしまえば、彼の演奏を聴いた者の中にコピーハイフェッツが根付いていつも貴方の傍にハイフェッツ状態になる
ようはハイフェッツの演奏に心を奪われた状態なので、奮起にせよ、挫折にせよ心理描写にハイフェッツとその演奏を絡ませられるという便利スキルなのだ
その辺、幕間で書きたいけど、2月頭までタスクが埋まってるので、そこはおいおい>>227
随分とボンキュッボォンな岩柱ですね
冗談はさておき正直なところ宝具四つも要る?となりました。特にグングニルは所持してないなら別に書かなくてもいいのでは?と思いました。
あとリーヴスラシルの方もちょっと効果を変えるならいっそ攻撃部分を無くして「偽・大神宣言を結界の楔として打ち込む」という形にするのはどうでしょう?
>>229
おお、可愛い。だけど手が隠れてしまったのはちょっと残念です(態々四号を指ぬきグローブにして指露出させた奴並感)
>>247
oh......
これって後天的にカイメラズ・ブラッドを投与した魔術師の子孫に置換するのであって直系の子孫には来ないんです?来るんだとしたらちょっと怖いなーって
>>250
ゆっくり休んでください。心身共に健康が一番ですから
>>278
メイドさんいい…。乱立時空ではどうか分かりませんが通常時空ではうちのゆいゆいと仲良かったりしそうだなと思いました。こうお互いシングルマザーで貧乏な苦学生なとことか。ゆいゆいに勉強教わってたりするといいなぁ(チラッチラッ)
(最後の台詞見る)
やっべ←ノリでからあげさんがクビになった事件の犯人ミソラちゃんにした人>>307
>>342
おお!ありがとうございます。髪型ならば『セキレイ』の月海がイメージに近いです。衣装は神ゆいのカーラみたいなスケバンっぽい北欧衣装ですね。
そういえば頭部の羽根はブリュンヒルデのような神から零落した個体以外は共通するんでしょうか。
>>343
宝具は実質的に三つですね。グングニルはたしかに宝具欄に書かなくてもよかったかもしれません。シーヴスラシルは魔術や魔力に関連するものを退散させるのは公式から共通する効果なので、ユージーンさん案だと一時的にグングニルを具現化させて杭として打ち込んで結界を展開する、ということになるのでしょうか?
>>338
凪咲とは人間関係的には相容れないでしょうね!ランドグリーズと戦うときは防御よりも受け流しのほうが有効ですね。ジークフリートや大嶽丸みたいな身体が硬いタイプだと防御無効が有効ではない分、アドバンテージを持てないですね。>>348
よーし、いっくぞー!
王宇轩[ワン・ユーシュエン]
【性別・年齢】男性・15歳
【身長・体重】可変(150〜170cm・40〜70kg)
【属性】混沌・悪
【国籍・出身】中国
【所属・役職】護衛、影武者、殺し屋等
【趣味・特技】人を驚かすこと・声帯模写
【好きなもの】悪戯・鍛錬
【苦手なもの】蘭猫
【外見的特徴】可変だが基本は黒髪の美少年。仕事柄李達龍の姿になっている事が多い。
【解説(人物】
中国を中心に裏社会で暗殺者を育成して排出する死の商人の孫。15歳にして既に現役で明るく人懐っこい態度とは裏腹に仕事となればなんの呵責もなく人の命を奪える。
家業については『世界に必要なもの』という認識でいる。両親は既に亡くなっておりその際に祖父から「お前はこんな事にはなるな」と言われた事を『失敗するな』と解釈し、仕事を完璧に成功させることをモットーにしている。なお実際は祖父の言葉は『死ぬな』という意味である。
李達龍が組織のボスになった際前ボスと交流があった宇轩の祖父が李達龍に会いに行き、背格好が似ていた事もあり護衛兼影武者兼殺し屋etcとして宛てがわれた。
因みに蘭猫には過去に食われそうになった事がある為苦手としている。「流石に10歳にも満たない子供を襲うのはインモラルだと思います!」>>350
【起源(補足】必要悪
【解説(能力】
他の祖父の弟子たちと同様複数の流派の武術を修めておりその他にも武器の扱いは一通り出来る。だが普段は武術家面を前面に押し出しており武器を使うことは稀。これは『王宇轩=武術家』というイメージを植え付け絶対に仕留めるという時の初見殺しとして武器を使うからである。
また、変身と言ってもいいレベルの変装の達人でもあり顔つきはおろか身長や体重など骨格レベルでゴキゴキ変わる。
【台詞例】
「はじめまして、王宇轩といいます。よろしくお願いします」
「随分な言われようだな、その命惜しくないと見える」「えへへ、似てました?李さんの声真似。うんうん────僕だったからセーフなんてことは無いんだよ?」
「父は狙撃されて死にました、母は潜入先で捕まって死にました、祖父はそんな両親を指してこう言いました「お前はこんな事にはなるな」と。だから僕はしくじりません。どんな仕事も絶対に成功させます」
「これくらい特技の範疇ですよ。魔術を使うまでもない」
「うわっ!?ちょ、蘭猫さん?いきなり後ろから抱きついて匂い嗅がないでください。え?師匠に似た匂いがするって…さりげなく股間に手を伸ばさないっ」
「────────チッ」
【制作・使用】ユージーン【大罪戦争ss】今北サンブリテニア
>>362
自分自身のワルキューレとしてのヴァルハラへと至る勇者の魂を導くための機能を活性化させて、あらゆる清浄な魂を慈しみ、同時に、正しき生命ならざる存在を否定するオーラを纏うような力を体の表面薄皮1枚分に強く濃く張る。そのオーラは彼女が触れたサーヴァントや使い魔といった存在や、術式、幻想種、吸血種、等々の魔術や魔力に類する存在を退散させる効力を持つ。(抵抗判定に失敗した個体を退散させる)。
↑みたいに書いてみましたがいかがでしょう?
>>366
チート行為!?
幸運判定なので景虎やランスロットみたいな判定ボーナスを得るタイプやダレイオス一世のような純粋な幸運ランク高い相手は苦手ですね。
>>367
よくてよ!>>368 >>370
承知しました! ではこちらをドン!
【解説】
北欧神話に語り継がれる伝説の武器、レーヴァテイン。その存在が人型の霊基を得て召喚されたもの。
巨人王スルトの剣、フレイ神の太陽剣、そしてロキ神が鍛えたとされる武具が習合したものであり、伝説においてはスルトの妻シンモラが保管していると語られている。
――だが、その一方でこの武器には様々な解釈が存在する。
曰く。レーヴァテインとは槍である。
曰く。レーヴァテインとは杖である。
曰く。レーヴァテインとは魔弾である。
曰く。レーヴァテインとは細枝である。
曰く。レーヴァテインとは北欧神代を滅ぼした力、それを振るう者に与えられし称号である。
黄昏による滅びが齎した必然だったのか、それとも創造に関わった者が意図的にそう仕向けたのか。いずれにせよレーヴァテインの実像は曖昧なものとなり、現代においてはその情報の少なさ故に幅広い信仰と空想を呼び起こした。
本項におけるレーヴァテインはその結実、ある種極致とも言える存在。すなわち、複合神造兵器レーヴァテイン――それこそが彼女の正体であり実像である。
なお余談ではあるが、彼女はその形態の都合上アルターエゴ以外の基本7クラスにも適性を持っている。中でもセイバー(剣士)のクラスとして召喚された場合、本来持つ剣としてのレーヴァテインの力が色濃く反映されるという>>371
【関係者】
・聖剣使い
天敵。魔剣・魔杖・魔弾などの側面も持ち合わせる彼女にとって最悪の存在。見つけたらとりあえずそそくさと隠れる。任務などで一緒になると途端に機嫌と気分が悪くなる。
・ワルキューレ達
同じ兵器として興味を抱いている。……が、根底に刻まれた構成術式(プログラム)故か創造主の悪戯心故か。見つけるとついちょっかいを出してしまう。そして後でスルト達に怒られる。
・スルト
元主。ラグナロクにおいて自分を振るった当事者であり、短いながらも全霊を発揮してくれた存在。レーギャルンに封印されていた為、面識自体は少ないものの管理者シンモラからその存在は語り聞かされており、重要人物として認識している。
・シンモラ
元管理者。ラグナロクに至るまで自分を管理し続けてくれた存在。全てが定められた運命に従っただけなのだとしても。彼女自身の行いに巫女以上の意味がなかったとしても。
黄昏を通り過ぎた今、彼女とは何の因縁もない。管理者だった事も、レーギャルンに封じられていた事も全ては遠い昔の事だ。
――それでも。自然とシンモラに対してだけは言葉にできない不思議な何かを感じているのだという。
・魔剣使い達
魔剣としての側面を持つせいか、妙に心惹かれるものがある。
具体的に言うと、魔剣の使い方や手入れに厳しくなる。>>369
あ、書き忘れてただけで魔術は使えます。こう中国武術とかでありそうな気の流れを云々みたいな感じの事をして強化するやつですwikiのレーヴァテイン記事の改稿完了しました
興味があればご確認いただけると幸いです多分あと10分くらいでナディアのあれこれ書き終わるんですけどこいつマジで何言ってるかわかんねえな……
そうだ、第■回の手番どうしますか?
>>381
正確にはチャイニーズマフィアに雇われた殺し屋なんだよなぁ
>>内面美少年とは?
ああ!!
真面目な話難しいし私もよく分かってない
っと、そろそろ寝ないとまたぶり返してぶっ倒れちゃう。猫さんのナディアは見たいですがそろそろ寝ます
おやすみなさい、質問等ありましたらこのコメに安価つけといてください役小角の縮地を効果は据え置きでランクをA-からB+に変更します。次元跳躍でもないし、効果的には総司や牛若丸より移動距離は長そうなこともあり、総司よりやや高めにします。
あとイリヤーのスキルから聖人を除外して信仰の加護と奇蹟に変更。公式のマルタや監獄長さんの聖人鯖を見ていると、こちらのスキルがあるほうが聖人鯖らしいと思いました。>>389
あとイリヤーのスヴァトゴールに巨人特攻が天敵という設定も追加しました。巨人殺しの伝承を持つ者からの攻撃はランクに左右されずに50%までダメージ削減できても攻撃を無効化することはできなくなります。ダビデ、ディードリッヒ、ケイ兄貴とか天敵です。>>375
元が良かったので変更点少ないのは納得というか安心感があります
にしても複合神造兵器の字面がカッコいい…なんだこれは…私作のキャラのページが弄られてますけど、単に所々に入ってる妙な改行とかスペースとか誤字を見つけた限り消して「好きなもの・嫌いなもの」欄作っただけなのでご安心くださいね
>>377
そうですか。ではこの方向で
火焔幻想はどうしても削りたくなかったので、本家の「災禍なる~」の部分から引っ張ってきました
おかげで太陽要素が減ってしまいましたが、まあそれはそれ
>>381
自分も書いた後で語感の良さに気づきました
無意識の内に生み出してるものってあるもんですね
>>382
・ロキ(本人)
創造主。……なのだが、敬意などは全く払っていない。
良く言えば忌憚ない関係、悪く言えば慇懃無礼。創造に対する感謝や報恩はまるで示さず、出くわす度に毒を吐いている。
元からそういう風に設定されたのか、あるいは何かしらの外的要因を経てこうなったのか。原因は今もって不明。「改善の余地? 全くありませんね」とは本人の談
長くなってしまったので分割します>>400
レーヴァテインからの言及……。
「やあやあレーヴァテイン。相変わらず刺々しい魔力だ。ところでそのフードポンチョ、魔剣級にキュートだね」ククク>>358
返しました!お時間があればお願いしますビーストⅣ(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ビーストⅣ)の第二宝具見返していたら、なかなかの脱字が有ったので加筆させて頂きました。
旧)ビーストが第一宝具内にいる対象を『もはや存在すら不要』と判断した場合か、
もしくは、具現化した第一宝具に内外問わず攻撃を受け、反撃を行う場合のみ、発動可能。
新)ビーストが第一宝具内にいる対象を『もはや存在すら不要』と判断した場合か、
もしくは、「ビースト自身」や具現化した第一宝具に内外問わず攻撃を受け、反撃を行う場合のみ、発動可能。私もビーストⅡの項目をちょいちょい編集致しました。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/アポフィス
「ネガ・サン」の太陽の恩恵を受けている(言うなれば日光を浴びて成長した)生物による「攻撃」ではなく『宝具』を一切受け付けないに変更しました。これで難易度はガッツリ下がったと思います。
それでもバケモンだけどな!寝落ちしていもした……おいは恥ずかしか!いきておられんごっ!(割腹)
>>403
どっちかと言えばキリ様パターンですね。>>420
どうぞどうぞ!
追記:レーヴァテインの見た目説明が抜けてたのでwikiの方に追記しておきます>>426
まあ、無理はしないで。そういや、アメリカ異聞帯ってどうなってましたっけ?
>>436
いいですよ。ふふふ、今作成中の黄夫人・オトレーレが完成すれば、そこに海御前・ワルキューレ(??)も加えて
「自作既婚者女性キャラ四天王」が完成するんだ……!!フロールヴ・クラキの男版で需要ありますかね?
>>448
わかりました。しばらくは足止め班側のほうを進める感じになりそうですね。そこも傷持ちの生存者の数と選抜をしないといけませんね。エジプト異聞帯更新しました第八章です
言い忘れてましたけど第七章のニャルの姿のイメージは百体怪獣ベリュドラです。>>463
了解です!>>472
あーい!
その日、カルデアは大きな異変を感知した。
大英帝国の一角に存在するグラストンベリー。アーサー王の墓所を擁する小さな町が、暗闇に覆われた。
観測に分析にと追われる中、カルデアの入口に存在するポストに一通の手紙が届いた。
『この手紙が届いた時には、僕はもう生きていないだろう。
気がかりなのは僕が残した仲間であるサーヴァントと弟子のことだ。
彼女達は、今もあの町に取り残されている。
君たちさえよければ彼女達に力を貸してあげてほしい。
どうか、君達が未来を取り戻せますように。
サーヴァント・キャスター。
アレン・サウスヘッド』
手紙自体はおかしくない。このカルデア自体に手紙が届くことはままある話だ。
最大の問題はその送ってきた先にあった。
手紙の消印はグラストンベリーにある郵便局のもの。
この手紙は、特異点内部から送られていた。>>473
特異点内部からの要請を緊急事態と捉えた一行は、ただちに現地へと赴く。
そこで出会ったのは、黒いフードを被った小柄な少女だった。
「貴方が先生のおっしゃっていたお客様方ですね?
私の名前はナディア。アルターエゴのサーヴァントです」
ナディアと名乗った少女が自身の拠点にしている場所へと案内する。
そこにいたのは、手紙に記されていた『アレン・サウスヘッドのサーヴァント』だった。
「ああ、自己紹介が遅れてすまないね。
私はセイバー。真名をアレクサンドリナ・ヴィクトリア。
そう、かつてこの国を収めた女王だよ?
ヴィクトリア女王と言えば通じるかな?」
翼とティアが出会ったのは豪奢なドレスを纏う女性とその付き人のような少女。
彼女達と契約したカルデアの面々はこの特異点の謎へと立ち向かう。>>474
オートマタやゴースト、武装した住民達を相手にする中で、翼とティアは協力者となるサーヴァントと出会う。
「……つまり、ナディアちゃんは……」
「ええ……おっしゃる通り私は聖槍を使えます。何故使えるかはわかりませんが……でも、これも私の力です。貴方を守るためなら私はきっとこの槍をためらいなく振るうと思います」
「なるほど……さながら君は聖槍の騎士というわけだ。いや、私は騎士道というものをてんで理解しない男だがな。私の依代となったものがそう言っているよ。
ふむ……君と共に、マスターを騎士として守るのも面白そうだ!」
セイバーのサーヴァント、ヌァザ。
神霊の名を関する彼は、この土地に召喚された。
つまりこの地には、神霊を呼ばなければ手に負えない魔性が潜んでいることにほかならない。>>475
「あんたは混ざらないのか?」
ヴィクトリア、ナディア、翼、ティアの歓談を、遠巻きに宥める少女の影があった。
それに声をかけたのは、中国は春秋時代の英霊―――赤、その人である。
「……ええ。どうかお構いなく。元々人付き合いは苦手な性分でして」
「そうか。ならそういうことでいいさ。良かったら俺もここにいさせてくれ。賑やかなのは苦手でね」
「いいですよ。そちらにおかけ下さい」
少女の名はシャルロット・コルデー。
フランス革命時にジャン・ポール・マラーの暗殺を行った暗殺者である。
「ありがとさん。助かるよ……しかしまあ、マスターもよく出来た方だ。ヴィクトリア女王と言えばこの国を代表する偉人の1人だろ? そんな人とああやって接することが出来るとはね。まあ、そんなマスターだから、こうやって契約してるんだがな」
そう語る赤に、コルデーはなにか感じるものがあったのだろう。
ぽつり、ぽつりと。自分の意思を語り始めた。
「私は……そうですね。私は今、恋をしています。
その人の力になりたくて、私はマスターと契約して共に戦っています。私は、きっとこうやって誰かに恋をしたかったのでしょうね。
とは言え、血に濡れて穢れたこの身を受け入れてくれるとはとても思えませんが」
自嘲気味に語るコルデー。そんな彼女を見て、赤は静かに告げる。
「……あんたは綺麗だよ。シャルロット。見た目の問題じゃない、心の問題だ。
人を殺め、そのことを悔いている―――そんな人間が美しくないはずがない……なんて、あの旅人さんならそう言うんだろうな」
「……なら、赤さんは私を受け入れてくださいますか?」
そう問いかけるシャルロットに、赤が言葉を返すことは無かった。>>476
そうして、英霊達はこの特異点における敵と邂逅する。
「ちょ、ちょっとちょっと!? 女王陛下がいるなんてCRちゃん聞いてないんですけど〜!?」
「我が異名は国王殺し……このオリヴァー・クロムウェルが貴様の首を貰い受ける……!
照覧あれ、我が威容―――『森羅の頂に座す獣(ベヒモス)』!!!」
セシル・ローズ、そしてオリヴァー・クロムウェル。
ヴィクトリア女王という驚異に呼応し召喚された『英国に仇なす者』がカルデアの前に立ち塞がる。
「なんだあいつは……いいや! 化け物退治なら俺の出番ってな!
因果を手繰り、運命(さだめ)を巡り、今此処に母の名を持つ剣を招来せん
其は砕けず、折れず、違わず、離れぬ名剣。
双刀揃いしその時、切れぬ悪鬼は無し!
これこそが―――『干将莫耶(ひよくにしてれんりのけん)』!!」
飛来した干将莫耶による剣閃。
あらゆる邪なる者を切り裂いた双剣がクロムウェルの巨体を切り裂く。
しかし―――
「これしきで、我が玉体を引き裂けると思ったかああああ!!!!」
まだ生きている。これはあくまでも『人』が変化したもの。如何に怪異殺しの比翼剣であろうとも本体を捉えるには傷が浅い。
すると、『彼女』は飛び出して―――>>478
コルデーの死を受けて―――この大英帝国において最も偉大なる女王(もの)が立ち上がる。
「……彼女は自己主張こそ控え目だったがね。
私はそんな彼女を気に入っていたよ―――君は手を出しては行けない人間を手にかけた。
我が王朝に繁栄を。我が王権に栄光を!
民よ祈れ、その祈りこそが、汝らを幸福に導かん!
聖剣、抜刀―――『栄光煌めく戴冠の剣(クラウンジュエル・クールタン)』!」
解き放たれた黄金の輝きが、セシル・ローズの生み出した巨体を飲み込んでいく。
これこそが聖剣、これこそがカーテナ。
王権を示す光輝の剣閃が全てを切り開いた。
「あーやだやだ、やっぱり女王陛下にはかないませんねえ。ですがいいんです。CRちゃんの仕事は勝つことじゃありません。この宝具を確実に発動させることだったんですから。このまま行けば貴方達をこの星を破滅させるでしょうからね。
だから、私は彼女を呼びましょう。
さぁ、CRチャンネル特別編、ゲートキーパー大活躍回のスタートです。
『C.C.C(カイロ・ケープタウン・カルカッタ)』―――いらっしゃい。出番ですよ、ナディアちゃん!」
そして、人理を食らう獣はここに顕現した。>>479
「我が名は女神ナディア・ロンゴ・ミニアド。
最果ての輝きを持って、貴様らを愛に沈める獣である」
「ナ、ディア……? それに今、ロンゴ・ミニアドって……」
困惑するナディアに女神と名乗った獣が告げる。
それは、彼女にとって理解し難い真実だった。
「そうとも……私はお前だ。
かつての私は聖槍を抜き、この世界を包むテクスチャを剥がして世界を神代へと回帰させた。
そうして、人類を愛するが故に人理を食らう獣となった。
私であるお前に問おう。文明とはなんだ?
そんなものは、本当に必要なのか?
私は思うのだ。服など着ず、ありのままの姿であることが真理であると。
お前達を縛る文明の枷を私は解き放つ。
文明を捨て、獣となれ。
獣となり、その快楽を享受しろ。
それがお前達に与える救済である。
これはかつてのお前の思考(もの)だ。
記憶を失ったお前には実感がないだろうがな。
それが―――ナディア・ニコルソンの真実だよ」>>480
「そ、んな……」
腰を抜かしてしゃがみこみ、大粒の涙を流すナディア。
無理もない。自らの末路とも言える存在が目の前に現れたのだから。
ナディアの胸中に走るのは悲愴と衝撃。
自分もいずれこうなってしまうのかという絶望が彼女の胸を支配していたが―――
「そんな言葉に耳を貸すことはない!
あの人はあの人、あなたはあなた、そうでしょう!? ナディア!」
そんな言葉が、ナディアの心に救いをもたらした。
「マス、ター……」
『聖槍の女神、か。
確かに、そうなる末路もあるのかもしれない―――だが、君は君だ。気に病むことは無い。
君なら、きっと間違うことはないだろう』
それは、かつて先生と呼んで慕った彼の言葉にそっくりで。
「……ご心配を、おかけしました。
いきましょう。彼女を倒せば、この特異点は解決するはずです」
彼女の心に再び火を灯すには、十分なものだった。>>481
「でも倒すってどうやってだい? まず近づけないぞ。あれ。あれの周囲は異空間だ。近づけば私のようになるよ」
ボロ布を纏ったヴィクトリアが愚痴る。
ナディアの顕現を正面から受けた彼女は、その剣も鎧も何もかもを失っていた。
ネガ・ドレス。
それは獣の権能。あらゆる着衣を否定し、あらゆる宝具を封印する究極の武装解除である。
「彼女はきっとまだ子供なのね。見た目の問題じゃないわ。中身の問題よ」
「ならば、我々(おとな)が保護せねばならない。そうだろう?」
当然、と目配せし合うのは2人のサーヴァント。
世界最古の人類の化石であるアーチャー・ナイア。
箱庭療法を確立させた小児科医のキャスター・マーガレット・ローウェンフェルト。
人種も職業も生きた時代すら違う2人だが『子を救う』という信念においては共通点があった。
「異空間と言ったな? ならば、それを塗りつぶすのみ!
『生命よ、黒き淵へと沈め(ラ・ドルミール・オヨ・ネグロ』!!!
女神ナディアよ! 私は戦士ではなく母として汝と向き合おう! 汝と私に血の繋がりはないが―――親というものはそうあるべきだ!」
聖槍の女神の足元にブラックホールが展開される。本来は万軍を飲み込むそれは、足をわずかに止めるほどの効果しか発揮しなかった。
だが、それはこの極限状況において最高の隙となる。
「上出来よ……さあおいで! ナディアちゃん! 貴女のいるべき世界に案内してあげるわ! ようこそ―――『世界の全ては私の箱庭(オールマイン・クラフトワールド)』!!!!」
次いで展開された宝具は固有結界にも似た大魔術。
あらゆる心の病を治し廃絶する癒しの領域が彼女の膿んだ思想の顕現―――ネガドレスを一時的に無効化する。>>482
「よし! 攻めるなら今!」
そういい、周りを見渡してから翼は己の認識の欠陥に気づく。
ナディアの『槍』には溜めがいる。
マーガレットとナイアは宝具の意地で精一杯だ。
ヴィクトリアは宝具を失い、赤は先程の攻防で満身創痍となっていた。
しかし―――
「遅くなってすまなかったマスター!
セイバー・ヌァザ! ここに帰還した!」
―――真の英雄とは、常に遅れてくるものだと古から決まっている。
「ヌァザ!!!! ……後ろの2人は、どちらさま?」
現れたヌァザの背後にいたのは2人のサーヴァントだった。
「僕はアーチャー、真名をマーリン。魔法使いさ」
「キャスター、アンドルー・ラング。この獣を討つべく推参した―――しがない童話作家さ」
ラングと名乗ったキャスターの背後に無数の本が展開される。
青、緑、黄色、灰色、桃色、紫色、茶色、橙色、草色、藤色―――そして白。
様々な色彩を持つ本の中から、赤いものを手元に引き寄せたキャスターは―――無造作に手を入れ、本の中からなにかを取り出した。そういや、銀河ちゃんのモジュールやピースってどういう物ですか?
>>484
同時、刀身はその輝きを鮮烈なほどに増して。
「これは、世界を救う戦いである!」
世界を救う―――その名に恥じぬほどの極光が、レイピアから迸る。
これは、北欧世界の名だたる名剣に隠されし至高の一振り。
精霊種に鍛え上げられた『外敵殺し』の聖剣。
かつてドワーフと呼ばれる種族を率い国を納めた女王の佩刀である。
彼女の名は白雪姫。グリム童話の姫君であり―――ラングが蒐集した物語の登場人物であった。
『マルガレータ』
最後の宣誓と共に、細剣の光は臨界に至る。
其は、永久たる凍土の帝国を象徴する聖なる剣。
白雪姫―――マルガレータ・フォン・ヴァルダックが担いし星の光である。
周囲を支配する冷気に翼は身震いする。
ナディアとて無防備ではない。槍を振るい抵抗を見せるが時既に遅し。
純白の光がナディアの肉体を照らした瞬間、ラングはその剣を上段から振りかぶり―――
「麗しき雪花の剣(シュニー・ヴィトシェン)!!!!」
吹雪と共に放たれた白き光が、射線上の全てを薙ぎ払った。>>486
キャスター、真名をアンドルー・ラング。
古今東西、あらゆる国からあらゆる物語を集め、その担い手となった彼は―――冠位の名を戴く魔術師(キャスター)となった。
彼が放ったのは英霊『白雪姫』が有する雪の聖剣。
八つの枷によって威力を抑えられているその輝きは、ナディアという獣を前に最大火力を発揮していたが―――
「―――これは。甘く見ていたな。人間」
彼女は未だ生きていた。
多少の傷は負っていたが、例え八つの特攻を持っても倒しきれない―――快楽の獣、未だ破れず。
彼女の持つ騎乗槍が大きく歪み形を変える。
天高くそびえ立つその様は『塔』を思わせ――
「『対・最果てにて輝ける槍(ロンゴ・ミニアド)―――!』」
ここに、終末が顕現した。>>487
極光が迫る中、ナディアの脳裏によぎるのは―――どこか懐かしい、騎士達の声だった。
これは、人を導くための戦いである―――エリウッド、承認。
これは、正しき結末を得るための戦いである―――コンスタンティン三世、承認。
これは、誉れある戦いである―――ガレス、承認。
これは、真実の愛を賭けた戦いである―――ユーウェイン、承認。
これは、世界を賭けた戦いである―――アーサー、承認。
「……揺らいで(Distortion)
……招いて(Invitation)
……貫いて(Penetration)
……古き神秘を、ここに(Creation)……!」
螺旋を描く黄金の光輝が少女の持つ槍から迸る。
五人の騎士による承認を経て、この世界を繋ぎ止める最果ての楔がここに顕現する。
「……聖槍、抜錨」
其の銘は――――
ロ ン ゴ ミニアド
「最果てにて――――輝ける槍ォォォォオオオ!!!!」>>488
最果ての楔と最果ての楔。
途方も無い熱量を前にティアは頭を抱えた。
彼女の守りによってそばにいたサーヴァントとマスターは守ることは出来たが、その外にいた英霊達は防ぐ間もなく焼き尽くされた。
ナイア、マーガレット、ラング―――そして、シャルロット・コルデー。
多くの英雄が散り、残されしものが最終決戦へと挑む。
「よくも―――よくもここまで
ナディア……ナディア・ニコルソン!
お前は私で私はお前だ。何故私を拒む!
何故我が幸福を享受しようとしない!」
英霊達の奮戦に困惑する女神ナディア。
問いかけられた聖槍使いは―――毅然とした顔で言い放つ。
「そんなの―――決まってるよ。
裸でいるのなんて、おかしいことでしょう?
……あなたはきっと。それを知らなかったんだね。
誰にも教えてもらえなかったんだね」>>489
「……そん、な。そうだったのか……
私は、確かに知らなかった……誰も教えてくれなかった……なんで。どうして……」
精神が崩れ―――女神と呼ばれたものの霊基に亀裂が生じる。
「―――今だ。なるほどね。私が呼ばれたのはそういうことか。まったく、確かに私はかの花の魔術師殿とよく比較されるがね。まさかこんなことになるとは。ヌァザ殿……いや、『彼』もよくやる!
―――さぁ、無駄話はここまでだ! 行きなさい! 2人とも!」
背中を押された『2人』の身が赤く輝く
それは、マーリンのスキル―――英雄作成。
英雄とは、人の身をもって奇跡を成し遂げるもの。今の彼らには有り得ざる因果を手繰り寄せる力がある―――
「この一刀を以て、汝が病巣を取り除く!
翔けよ我が光輝! 翔けよ我が一射!―――『執刀せよ、是は医神の刀なり(ディアン・ケヒト・セクティオー)!!!!』」
「待たせたな、シャルロット。これで―――全てを終わらせる!!!!
『干将莫耶(ひよくにしてれんりのけん)』!!!!」
それは、2つの『奇跡』。
医神、ディアン・ケヒトが秘密裏に仕込んだヌァザの剣の機能―――文字通り、相手の病巣を切り分ける医神の刃の解放。
そして、再度ここに形を成す干将莫耶。
怪異殺しの双翼が、ナディアから切り離された獣の因子を消滅させる。>>490
ここに、快楽の獣―――ビーストR、女神ナディア・ロンゴ・ミニアドは陥落した。
「なんで……どうして、誰も教えてくれなかったの……」
「……大変だったんだね。貴女も」
「教えてくれたら……こんなことしなかったのに……」
「……反省してくれたみたいだし。もういいよ。終わったことだから―――きっと、先生もそういうから」
「先生? そっか……そっちの私にはそんな人がいるんだ……ごめんなさい。私はきっと、その人を……」
「もう謝らなくていいよ。責めてないし、責める気もないから」
「……本当に?」
「貴女は私で、私は貴女、でしょ?
―――アルターエゴ、か。私は、本当に貴女の姿だったんだね」
「……私も、貴女みたいになれるかな」
「もちろん! 私にもなれたんだから。貴女にもなれるよ」
「そっか……ありがとう、私」
「どういたしまして。おやすみなさい、私」
追想回帰墓地 グラストンベリー―――定礎復元>>491
Fate/States Night スペシャルイベント
追想回帰墓地 グラストンベリー レディ・ナディアの事件簿
End...and more...?
夢を見ていた。特異点に召喚されて、マスターと共に戦って、ある男の人と恋に落ちる―――そんな夢。
きっと、どこかの『私』が体験したのだろうと―――どこか他人事のように考えながら。
食堂に向かう途中で、私は『彼』と出会った。
「あんたは……シャルロット・コルデー、だろ? マスターからそう聞いてる。俺は……」
「赤さん―――でしょう? 私、さっきまで夢を見ていたんです。きっと、あちらの『私』の記憶が流れ込んできたんでしょうね」
「なっ、そ、そうか……それはそうと、食堂の場所ってのはこっちで」
言いかける彼の手を取る。私の思わぬ行動に固まる彼―――懐かしい反応で思わず笑顔になる。彼は、ここぞという時にこうなるタイプだった。
あの時も、結局返事が聞けないままで。
「―――この前の返事を、聞かせてもらえると嬉しいです。
赤さん。貴方は、汚れた私を受け入れてくれますか?」
そんな問い掛けに、彼は―――
「ああ、今度はちゃんと伝えるよ。
シャルロット。俺は、君を―――」一人一人はただの糸だけれども、縦と横の糸が布を織り成して、いつか誰かを温めあるのかもしれないって中島みゆきさんが言ってましたね。
>>502
よっしゃー!あとは六号と九号ですわねリクエストに答えて、遅くなりましたが、アルビオン設定載せます
霊墓アルビオンについて
時計坑(クロックホール)とも。時計塔全体の共有財産にして、今も探索が続く一大迷宮。
地中に没した竜の骸を資源として利用するために、時計塔はその上に建造された。
掘り進めるほど異様な様相を見せる世界であり、いつしか発掘のために街まで出来た、さらに街は更なる奥底に続く遺跡となった。
しかし、実の所は一般の魔術師が思うように、竜の遺体だから異常な領域なのではないことが判明している。
そもそも、アルビオン一帯こそ星の内海に通じる物理的な路だからなのだ。
全長2kmの巨竜ですら力尽きる場所だ。天文台が位置する場所より先には進めないとされてはいる。
だが、更なる神秘を求めて今も発掘が進められている。
◆秘儀裁示局 天文台カリオン
アルビオン発掘限界点に位置する時計塔最古の教室。
地表を観測し、特出した術を発見する。中心には巨大な鐘が座し、封印指定が出ると鐘が鳴り響くために 鐘撞き堂(カリヨン) というあだ名がつけられている。
真に残すべき才能の魔術師を保護し、後世に伝える役割を担う。
封印指定の責任者は総領たるミリューネカリオン。>>510
構造
◆採掘都市マギスフェア
0〜10km層。いちいち地上に戻るのも面倒になった発掘者たちが生活圏を築き、街となり、遺跡になった層。
もうひとつの時計塔であり、もうひとつの学術都市である。
事件簿におけるアギスフェスはマギスフェアの誤記だそうです。
◆静脈回廊オドペナ
10〜40km層。竜の遺体からか、あるいは土地のものか、巨大な魔術回路が巡っている。
いかなる魔術師にも回路を傷つけることは出来ず、アルビオン内の酸の河もまた同じである。
回路を避けて発掘した結果、幾重もの回廊のようになった。
妖精たちが「妖精郷」を世界の裏側に移転させた時に使用された魔術回路ではないか、と考察されている。
◆古き心臓
40〜60km層。竜の心臓が発掘された場所。
巨大な空洞でもあるこの場所は、特別な祭祀場として使われている。
心臓は強力な炉心である。納める竜骨は地上最高強度の結界であり、破壊も採掘も一切が不可能。
冠位決議の開催場所は決まって古き心臓である。>>509
了解です。なんとなくこの辺でゲームセットなのかな?って思っていましたが、なんとか生き延びてみせますぜい!>>513
■秘骸解剖局
アルビオン探索のための組織。君主の十二家に権利を独占させないための組織。
その性質ゆえに血統主義が薄いのが特徴。魔術師というよりも魔術使いに近しい。
以下の三部門に分かれる。
・管理部門
採掘都市マギスフェアを運営する部門。アルビオンに降る人間や資材、データを握る。
アルビオンの入口は管理部門がすべて押さえているが、呪体をこっそり持ち出したい人間は後を絶たないため、彼らの重要性は高い。
なお、正式な入口以外にも、突発的に地上に転移ポータルが発生することがある。これによる神隠しや盗掘が度々起こる。
・資材部門
発掘・探索のための道具をつくる部門。魔術師としての工房としては珍しく、大量生産の必要があるため、いくつかの工房を合体させた「複合工房カリエグラ」を持つ。ここではかつて魔女の道具がつくられていたこともある。
アルビオン自体の研究部門でもあり、前世紀末かの罪人ガザミィが消えて以来、霊墓の変化が激しくなり、激務に追われる。
・発掘部門
実際の発掘を担当する部門。前学部長ハートレスによって現代魔術科が隆興するまでは、この部門に登録されて発掘者として成功するしか、新世代が成り上がる道はなかった。補足:
イベントとしてはミッション形式
配布鯖はアルターエゴ・ナディア
ガシャは
PU1
星5 女神ナディア(ライダー)(恒常)
アレクサンドリナ・ヴィクトリア(セイバー)(恒常)
星4 ナイア(アーチャー)(恒常)
星3 赤(セイバー)(恒常)
マーガレット・エーレンフェルト(キャスター)(恒常)
星5 女神ナディア(ライダー)(恒常)
アンドルー・ラング(キャスター)(限定)
星4 アレン・サウスヘッド(キャスター)(恒常)
星3 赤(セイバー)(恒常)
マーリン・レ・ブールジョワ(アーチャー)(恒常)
こんな感じですねはい、時計塔の欄に含めると長大になりすぎるので魔術関連用語にアルビオンの項目を加えました
>>521
そうですね。そうしましょう>>519
了解です。
イベントや仕事の合間に考えて案投げますね。>>529
誰かがそれを間違っているって言ってあげたらこんなことにはなっていなかったんですよ……
億単位の年月の中で培ってきた常識が崩れた瞬間ってのは彼女にとって本当に衝撃だったと思いますね……>>516
私は……………信じていたぞ!
アアケペルウラーの極めて理想的な活躍すぎて感極まった涙が出てきた
作者冥利に尽きますぜこんな活躍させてくれて……………ありがとうございました!>>532
ンな事よくある事ですぜ……………>>535
大枠が大体事件簿イベなのでアレン君が「尋ね人を探す宝具」でナディアをサーヴァントにして……って流れですね今北そういえばこの間聞いた「持ってる絵リスト」に九号ちゃんが入ってなかった気がするので貼っておくぜ産業。よくわからないけど教育不足でヤバさに磨きがかかった人の話ですか?うちそういう子には困りませんよ
????「ワタシもねー、初めてできた友人に「●●、普通人間というものは数里先を透かして見はしないし、通りすがりに一瞥しただけで死病を見つけはしないし、目に見えない何かに話しかけられもしないんだ」って言われた時は驚きもしましたが正直嬉しかったですよ。ああなるほどなー、今まで話しかけるたびに周りの人間がやたらめったら青ざめたり「バケモノメー」って喚いて逃げたのはそのせいかー、とねえ。まぁ友人の指摘以降そういうのは徐々に使えなくなったので、今は別の方法で感知しますが。みんなも何かあったら逃げる前にちゃんと教えた方がいいですよ。けけけ!」>>538
やっほぃ!これであとは六号ちゃんで完成だぁ!>>510
封印指定の調べ方って思ってたよりずっとえげつない。>>552
ジゼルは我がマスター勢の中でも最強(の主人公補正持ち)……
実際なんでも出きらぁ!設定難しい。事前に用意して、あと毎回ダイス判定でバランス調整しなければ感キャラの多さ……北欧異聞帯、エウゲリとかめっさ多いのよね私!
今Wikiに何人いるんです?
デデデデデーデデデーファーファファファーデデデー(今北産業)
>>564
ここと本線の方でそれぞれ1つのSSが完結しました。わた……私は少数精鋭で攻める派ですので……作者別キャラクターバトルやってもそれなりには戦え……(ホワンホワン)
カシンチャン「ひゃっはあ!!!!デス●ター作った!!これで惑星規模の敵とか獣も星ごとドカーンだあ!!(やけくそ)」
ハデス「そうかなぁ。ゼウスだったら的が大きくなったって喜びそうだけどなぁ、これ」
カシンチャン「あーーーー!?」
(飛んでくる超火力砲撃)(デ●スターが辿るお家芸的な結末)(爆発オチなんてサイテー!)
(ホワンホワン)……戦えないかも……
>>565
意図的に顔とかハンコにしてるから画風の違いが大きく見えやすいのはあると思いますぜ。
でも本人の描いた絵のイメージが一番本物に近いんでなーいー?「黒髪キャラばっかりだな…」とか思ってしまってすいません
どうか私めをぶっころしてくださいストックとか作りかけのも含めるとエグい数になってそう。
長編ss書いて消費したいけど、そもそも長編を書く体力がなかった(泣)
消化できないのにアイデアと使うイメージだけが増えていくから削れない地獄
【業務連絡】マイキャラのファヴニール氏、故あって両性具有になる【天使クリムヴェールかな】>>590
なんというか……目隠れには執着しないけどその分オールマイティに変態なバーソロミューみたいな感じでしたね……あいつの紳士らしい振る舞いを淑女らしくした感じでした……ストックといえば、フェチ的な理由でいつか「同年代でお互いがほんのり恋愛対象に入ってるお嬢様と執事のセット」を作りたいと思ってるんですけど、気がつくといつのまにかどっかの悪役令嬢小説みたいになって毎回断念するんですよね
>>589
えっ!?ま!?……マジですか!?
で…でも女ファヴニールがシグルドに変身するのもありか…(テイルズオブイノセンスのマティアスを見ながら)(焦)ザミエルくんもライノがマスターとして動くなら願いを叶えるためにはたらくでしょう
ただ以前のSSでも述べた通り、彼はライノをもう獣側と認定しているので堕ちるとこまで堕ちたら駆除を決断します
でもそうはならなかったんだよロックな話ですが、もっと早く出会って「人間」としてライノを見ていればまた違う関係性もあったのかもしれません
少なくとも、どうにか生還させてやれないかと彼なりに考えるでしょう たとえ結末に大差がないとしてもにぎゃっ!?
ファヴニールの宝具能力とかが追記編集されておる!?ここのえさーん!どういう性能に変わったのか教えてー!
画像関係は認識。このスレ探してなかったらまた提出頼むカモです!>>596
ユミル自体がセファールっぽい感じなんですよねぇ。ユミルの怒りは、セファールの文明に対する攻撃性だとかなんとか。擬似 擬似じゃない
2世(孔明) グレイ
アレン(明智小五郎) ナディア
この2組はこんな所まで似てるのか……(今気づいた)>>609
>実はノーパンである
なんとこそこそ噂話
荒屋敷の魔術基盤はくそ雑魚なので呪文による現象操作はめちゃ長、個人の才能で短縮しなければならないというアホ魔術師の一族なのであった>>623
ブラックドッグとかグレムリンとか……………。あと抵抗ないようでしたらアメリカ版のWikiを見ることをおすすめしますわよ監獄長
あちらは日本と違ってかなり充実しておりますわ
https://en.wikipedia.org/wiki/Category:American_folklore>>648
やっぱりぃ……餅は餅屋だしアメリカのことは英語圏の人が詳しいんだなってぇ……
とりあえず漢字とかは置いといて効果だけ考えてみますね
スリーピー・ホロウ→首無し騎士の伝承を元に概念的な急所を一時的に喪失させる術式
ジャージー・デビル→血で出来た使い魔の一種。凶悪な見た目で相手の敵意を集中させる盾役
ブラッディボーン→血の混ざった液体を髑髏の姿をした使い魔に変形させる
チュカパブラ→魔術礼装。極細の針。刺さった相手とKに概念的な繋がりを持たせて血を吸い取りK自身の魔力として還元する
ビックフット→血で出来た使い魔の一種。でかい、すごい、つよい
ナインルージュ→転生を使わずに8度まで蘇生出来る。バゼットのルーンのあれ×8。ただし十字路限定
ホワイトレディ→血に高周波を纏わせる。流体剣。禁書の砂鉄の剣みたいなやつ
こんな感じですかね>>650
詠唱するという設定があればその文句まで考えるのは必ず要るとは言えないかなと思います。地の文で○○は呪を唱えた、みたいに説明できれば台詞として詠唱を書かなくても問題はないと思います。私さぁ……個人的な趣味として自分が前書いた嘘予告(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%20%2F%20Deadmansland)を燃料にして、自分が作った「敵キャラの類型パターン」(↓)を滅亡サイドのどの陣営にどれ当てはめて遊んだらストーリーが一番綺麗になるかなぁ、って考える遊びしてたんですよね。
・過去に因縁のある人に倒される
・後ろから刺される(味方であるはずの人からの攻撃が死因)
・途中で死亡するが主人公側に後々に響く大ダメージを負わせる(精神・肉体問わない)
・味方側の重要キャラと相討ちになる
・死ぬけど断末魔でなんかちょっとかわいそう的な雰囲気出してくる
・主義主張を曲げなかったゆえにそこを突かれて死ぬ
・ラスボスになって倒される
・ちょっと味方っぽくなるが最終的には殺しあう
・生存して次回作に因縁キャラとして出る
・光落ちする
・光落ちしそうになるが過去のやらかしが原因で始末される
最後の奴を誰かしらに当てはめる場合、気がついたら町の外にいる本物西行さんが「私も田舎のネズミが好きですよ」とか言いそうなポジションになってるんですけど……こわ………
でもこれってそれぞれの作者が誰をどの項目に当てはめることを選ぶかで、みんなのキャラ像とか見えてきそうですよね(いいわけ)
それにしても>>592が青くなってるってことは実は同士がいるな?お嬢様と執事の主従萌えの>>648
なお実態は単純な血液ではなく呪詛と虚数属性に塗れた毒の血だから混ぜるな危険という
下手すると『ワイン樽に一滴の毒を入れるとワイン樽一杯の毒が出来る』理論でシェイプシフターがフィルニースに取り込まれる可能性もあるという
>>650
大体はそうですね。魔術刻印の起動キーだったり自己暗示だったり。たまに『唱えた文言自体に力がある』パターンとかもあっても面白いかもしれません
>>652
ほうほう
ミソラちゃんは
・ラスボスになって倒される
・ちょっと味方っぽくなるが最終的には殺しあう
・生存して次回作に因縁キャラとして出る
ですね。
上のやつだと反聖杯戦争組織にブチ切れて「お前達が報復で僕の関係者(ゲン兄)を殺したんだから僕だって報復でお前達の関係者を皆.殺しにしてやる!」「仕方ないよなあ!弱いくせに僕に喧嘩を売るから!」みたいになる。この後より強い何か(世界だったり西行さんだったり)に倒されるまでがワンセット
真ん中のやつだとミソラちゃんの普段の聖杯戦争スタイル的に主人公と同盟組んで最後まで勝ち残って「楽しかったよ!君と駆け抜けた聖杯戦争は!」からの聖杯を手に入れるのはどちらか片方だけだと最終決戦
最後のだと本人は死ぬけどリナーシタが残ってるパターン>>650
というか魔術詠唱ってSNの時から自己暗示みたいな扱いでしたし……(今更ながら、西行さんって仕事モードに入ると「叫ばれるとうるさいのでとりあえず喉を潰しました。大人しくしてくれた方が、お互い楽ですよ?はいしどーどー。」とか「ひとまず手足をねじ折りましたが、まだ意識はありますよね?一息で終わらせようとも思ったんですけど、そちらにもどうしてこんなことになったか知る権利ぐらいはあると思いまして…」とか「あなたが下々のものを食い物にし、ワタシがあなたを食い物にする。食物連鎖という奴ですね!」とか普通に言うタイプのマッドネスだったことを今更思い出した)
(そうか……ボス勢は町から無事脱出しても、収集データでガンメタ空間構築して待ち構えてる頭戦国が追っかけてくるのか……でも味方側も大概デッドリーな試練に挑んでるからリスク的にはトントンなのかしら)
(なんで私登場人物全員にデッドエンドがある予告編なんて書いたんだってばよ……?)
>>654
(私それだと複数人から滅多刺しにされるんだよなぁ……)
>>653 >>656
だいたい解釈一致しててうれしいキャバクラ経営から帰ってきた産業
>>665
・モノローグを書かない(書くと底が知れる)
・浮世離れした雰囲気(ただの空気読めない人にならないよう気をつける)
・周りから妙に恐れられてる
・強い(けど能力の説明をすると底が以下略)
とか……>>667
はい……すみません他作品とか例えに出しちゃって……
大まかに流れを説明すると(ネタバレになるので見たくない人はこの行見た時点でNGかブラウザバックだ)
主人公と章ヒロインがイソップ童話の「田舎のネズミと街のネズミ」の話をして、「自分ならどっちになりたい?」って会話をするんです。主人公は「ご飯いっぱい食べれそう」って理由で街のネズミを選んで、章ヒロインは「平和そう」って理由で田舎のネズミがいいって言うんですよね。
その後実は章ヒロインが敵だった事がわかって殺し合いになるんですけど、最終的に主人公がその子に対して駆け落ちを提案するんです。
で、章ヒロインは一旦断ったんですけど思い直して主人公が待っている思い出の場所まで行こうとするんですが、その思い出の場所が目に入ったところで主人公の上司(>>652の画像の人)が「私も田舎のネズミが好き。作物を荒らす田舎のネズミが犬に食い殺されてるところ見るの楽しいよね(要約)」って言いながら現れて、章ヒロインは始末されるんです。
「主人公はその話のことその人に伝えてないはずなのに、なんで知ってるの?」ってところが不気味な話ですね。>>667
いや、ちょっと違う。元はイソップ寓話の一つで、仲良しな田舎ネズミと都会のネズミが居ました。
二匹はお互いの住処で食事をして、それぞれが「いやぁ、やっぱ自分ちの方がいいわ」ってなる、そんな感じ。
町のネズミは安全だけどメシがビミョい(麦や大根)田舎が受け付けず、田舎のネズミはメシは美味いが危険(人やネコ)も多い町は御免である、と。
教訓としては「幸せは人それぞれで、満足できる形や安心できる場所は異なる」って事ですね。
チェンソーマンでは主人公と敵兼(一時期)ヒロインがこの寓話について話して、「俺は/私は田舎の/町のネズミが好き」って意見を言い合った感じですね。主人公は町のネズミ派。
>>652の女性は田舎のネズミ派だけど理由は忘れた。>>673
はい、お願いします(同著者の前作ファイアパンチもイイぞ…)
>>612
ウチの子は始)Awaken/終)Brokenで意味合いよりも語感重視で付けましたー得体の知れないキャラってそれを表現するのに
・常人では理解できない、解っても共感できない思考
・一見矛盾してるように見える行動
をさせないといけないから作る側としてもツライよね…>>623
血に由来するものだとレッドコーム(レッドキャップ)でしょうか……
ゴブリンとかオーガに比べると知名度低いけどケレン味強くて好きです>>686
身体操作がすごいイメージ
なんかこう…なんかやって五感の強化とかしたり仮死状態になったり、みたいな>>681
いいですよね……野性味と女性らしさが合わさっていれば特にグッとくるのですよ、個人的に……
>>682
マッチョではないですが、引き締まっている体型ですね。戦士系のクラスならばゴリゴリゴリラになります。
「彼らは立ち向かう敵であり、乗り越えるべき試練。
娘たちがそれらに打ち勝つことも出来ぬほど弱かった。それだけの話だ。
もしも、娘たちの中で彼らに対し、遺恨を持つ者がいるのならば、それは当人で対処するものであり、
憎き仇などと称し私が彼らに剣を向ける理由も機会もとうに過ぎた。
……ふん、かの英雄たちの子種を取り入れることが出来ていれば、さぞや優れた戦士が生まれただろうに」
「―――なあんて、格好つけてみたけど、本当は三人とも幸せになってほしかったなぁっとも思っちゃって。
女々しい私は聖杯にのぞみをかけるのでしたー♪」
(テセウス・アンティオペコンビの詳細によっては今後変わるかもしれませんが)>>696
クッフフー!実はこれ李書文のアレを見て考えたものでしてな、あそこまでエグくはないけど宇轩くんって仕事となれば殺意の塊だから、さ
宇轩「祖父は言いました「この世界殺.しても死なないような連中はザラにいる。殺.したと思っても油断するな、死ぬまで殺.せ、死.んでも念の為もう一度殺.せ」と」>>696
某加藤のミンハイはどっちかと言えば気を自動人形にぶち込んで『あべし!』させるタイプだから……千歩氣功拳は気を飛ばすからDBとかの気弾タイプだから……(震え声)>>706
まあ妥当ですな
マスターデンドロビウムの礼装思いついてきたけど名前が全くピンとこないぜ……………
統一感がない感じになりそう
……………いやそこをいじってもらえるかな?ネーミングセンスのなさ愉悦部さんに、今更ながら何ですが戸波麗奈の見た目の特徴だけざっくり教えて頂けるとありがたいです…!
>>703
イオラオスがヒュギエイアに会ったら「あの先生にこんな可愛い娘が生まれる……だと!?」と驚愕しますね。コミュニケーションを取ってみると「あ、やっぱり先生の子どもだ」と納得すると思います。そういや「俺っち美少年好きのくせに美少年描くの向いてねぇや……てか人描くの向いてないかもしれんわ……」問題に悩んでる時にメーカーで作った李くんを最近発掘したんですよね(https://picrew.me/image_maker/46940)
>>714
了解です、ちょっと描いてきますー>>722
気づかんかった……………ありがとうございます、>>722
西森作品のヤンキーみたいだな、と思いましたね。アレを見るまでは「電波的な彼女」のジュウをイメージしてました。だからイコマ君の台詞は細谷さんで想像してました。>>708
しらない
この手がやった
すんだこと……ティアにサンタコス&クリスマスイベさせるの忘れてたと今唐突に思い出したわ
これが平成に置いてきたという奴か『必殺の文淵真拳で貴様を改宗してやろう』とか言い出す神父(CV:テラコヤス)という電波が舞い降りたがこれボボボーボ・ボーボボやんけ。
それはそれとして唐突に鍾太郎の立ち絵。
https://picrew.me/image_maker/54346>>733
拝見しました
…砂嵐のように激しく、太陽のように熱く、そして夜の砂漠めいて神秘的な、良い物語でした。
そして概念礼装の内容に胸が痛い
おお、この心臓を抉るような痛みよ…。これでこそまさに異聞帯>>733
うぇっへっへっ……我慢出来ずに読んできたぜぇ
なんというかもうね、溢れるニトクリス愛に押し潰されそうだぜ
術ニトの匂わせフォーリナー要素をシナリオに組み込んだ妙とfgoチックなシナリオ運びを堪能させて貰いました!>>749
You出しちゃいなYo>>745
長老……ッ!なんと心強い言葉か!おお、華やかな我が子自慢がはじまってた!?
それでは序章から
「今回の異聞帯はエジプトです。観測も不安定になりがちで、より危険性は高いと言えるでしょう」
「大丈夫さ。シャドウ・ボーダーの整備、点検はバッチリだし、何より私がついている。大船に乗った気持ちでいたまえ」
「そう、あなた達が緊張することなんてナイナイ!いつも通り、無事に帰ってくればいいんです」
「私も準備万端です。先輩、頑張りましょう」
「やはりエジプトか。いつ出発する?俺も同行しよう」
「プトレマイオスさん!?」
「おい待てアンタ。付いていくのはオレだって話じゃなかったか?」
「薬丸さんも!どうしたんですか?」
「エジプトといえばファラオ。ファラオと言えば俺。ならば行かない道理はないだろう。頼むマスター、俺もファラオならば、自分の国のことは自分で何とかしたいんだ」
「そういうことなら所長の私が許可しよう」
「ゴルドルフ新所長!?」
「考えてみたまえよキミィ。あのプトレマイオス、しかも単独で行動できるアーチャークラスだ。この高戦力をつれていくのは当然だろう?」
「だそうですけど、どうしますか?」
【よろしく、プトレマイオス。一緒に頑張ろう!】
「まあ、君がそういうなら」
「ではゼロセイルの準備に入ります。皆さん、配置に着いてください」
「ま、よろしくな、プトレマイオス。オレの仕事は少なくなるかな」
「そうなるよう努力しよう。期待していてくれ」>>761
『シャドウ・ボーダー――――現実退去』
『虚数潜行――――ゼロセイル敢行!』
◇◇◇
--暗い。
一面を覆う暗黒。視界には何も映らず、目は何も映さない。
--暇だなぁ。
退屈で退屈で仕方ない。随分と長い時を過ごした気がするし、ほんの一瞬しかたってない気もする。すでに『景色は真っ白』で、先には何も見えない。
--そうだ、いいこと思い付いた。
仕掛けをしよう。針を垂らそう。餌をまいて、獲物を待とう。
ようは釣りと同じだ。
引っ掛からなくても構わない。どうせ駄目で元々だ。
--焦らなくていい。時間はいくらでもあるのだから。
『ソレ』は静かに時を待つ。まだ見ぬ獲物に胸を踊らせながら、ゆっくり、ゆっくりと、微睡んでいく。
異聞深度 A-
B.C.2181 深淵侵食神話 エジプト
星を映す天空>>762
ここから物語はスタート、第一章
「これは…?」
「都市…だな…」
「なんだ?オレが想像してたのより天気がいいな」
『大気組成、気象条件、共に問題なし。だがこれは神代の空気だ。迂闊に外に出れば間違いなく危ない』
「空想樹は……見当たりませんね……」
「そりゃ大事なもんなら隠すに決まってるな」
『……っ!敵性反応複数確認!だんだん近付いてるよ!』
「お?早速出番か?」
「俺が行こう。ボーダーに近づけるまでもなく片付けてやる」
『…なんだ?あの生物は?何だろう、スライムみたいなのとか、魔獣とも違う人型の動物とか…既存の言葉では表現できないものばかりだ!』
「どんな姿してようが、刀で斬れれば同じだろうよ!」
●●●>>763
「戦闘終了です。しかし…」
「言いたいことはわかる。奴らからは明確な意思を感じなかった」
「こっちを食おうとかいうよりも、オレたちがいるから食べるみたいな。何としても食うっていう『生きようとする意思』を感じなかったな。あと刀がべとべとするんだけど」
『とりあえずこのまま都市に行ってみようか。現地の人に会えれば何かわかるかもしれない』
◇◇◇
「報告です。ファラオ。カルデアがやって来ました」
「そうですか。意外と早かったですね」
「どうしましょう?」
「ゲルト、貴方に一任します。私はレジスタンスの監視に忙しいですから」
「始末は?」
「……いえ、少し話を聞きましょう。様子を見て、逐一報告してください」
「わかりました」
「私は祈りの間にいます。何かあれば連絡を」
「おやおや、遂にあなた方の愛の巣にもカルデアがやってきましたなあ」>>765「リンボ…っ!」
「ンンン怖い怖い、そう睨まないでくだされ。拙僧はただ、ファラオのお手伝いをしたいだけなのです。哀れな女王に救いの手を差し伸べる。僧として当然では?」
「……」
「…まあ、いずれわかるでしょう。その時はきっと拙僧に感謝しますぞ」
「カルデアが来た…か…。さて、どうしようかな」
◇◇◇
【第一村人発見!】
「行きましょう、先輩!」
「こんにちはお姉ちゃん達、どうしたの?」
「あー、オレ達は旅の者なんだが、道に迷っちまってな。それでこの街について聞きたいんだがよ」
「旅の人!?すごい!どこから来たの?」
「カルデアという遠い所からだ」
「そうなんだー、あ、僕アヌ!お姉ちゃん達は?」
「オレは薬丸兼武、この可愛らしい嬢ちゃんがマシュで、この怖い顔したのがプトレマイオス。こっちが藤丸立香」
「よろしくお願いします」
「よろしくねー!あ、お姉ちゃん達泊まるとこあるの?よかったらウチに来てよ、ウチ宿屋だったんだ!お母さんも喜ぶよ!」
「どうする?マスター?」
【行ってみよう】>>767「お兄ちゃんしーっ!今お母さん忙しいの!」
「うわ、ホントにお客さんだ…」
「ふたりめだー」
「えっと…この子達は?」
「あ、僕のきょうだい。はい整列!僕が一番上のアヌ」
「イズでーす」
「エリーです…」
「オトー」
「ははぁ…四人きょうだい何だな?」
「ちがうよー、ごにんだよー」
「「「「?」」」
「バカ、オトいっちゃダメだろ!」
「お母さんに聞かれてたらどうするの!」
「あ……ごめんなさい…」
「ところで、俺達は…」
「やあ、待ってたよカルデア」
「……!!あなたは…ゲルトさん!?」
「すいません、彼らにも飲み物と座る場所をあげてください。ほら、君達も奥に行きな、お兄さんはこの人達と話があるから」
「はーい、わかりました、クリプター様」>>768
「ゲルトさん…何であなたが…」
「まあ、立ち話もあれだし。とりあえず座ったら?」
◇◇◇
「改めましてクリプターのゲルト・リスコフォスです」
「ゲルトさん…そんな…何故あなたが…」
「ずいぶんと感情豊かになったね、マシュ。前までは機械みたいに無感情だったのに。でも同情とかはいらないよ。俺は死にたくなかった。だからクリプターとして人類を滅ぼし、生き延びることを選んだ」
「テメェ、ずいぶんと余裕だな、今この場でオレ達に斬られるとは思ってないのか?」
「……正直それも考えた。たが、君達はそれが出来ない。何故なら君達はこの世界に来たばかりで情報が足りないからだ。少しでも俺から情報を得ようとするだろう。だから俺は『まだ』無事でいられるしこうして君達の前に、サーヴァント無しで、出られる」
「なるほど、道理だな」
「…そういう訳で、サービスだ。この異聞帯について教えよう。見てもらった通り技術や文明は古代のままだが、食料供給は安定しているし特に問題がある訳じゃない。ここでは世界の中心がこのエジプトなんだ。未だにファラオと名乗る王が政権を運営している」>>770第二章始まり
「ご丁寧に霊脈の場所まで教えていったなアイツ」
「しかも自分が来た目的は全く言わなかった…」
「わかったことは少ないですね……」
『こっちでも観測した。確かにそこには霊脈があるね。これならサーヴァント召喚も出来そうだ』
「しかしあいつ、何かうっすーいやつだったな。覇気がねぇっつーか」
「ゲルトさんはそういう方でした。人との交流よりも機械について一人で考えることのほうが多い方でした。時折カルデアの技術スタッフの方と意見を交わしているのを見たことがあります。あと、何だか女性の方と話している時が多かった気がします」
『ゲルトについての情報は少ない。マリスビリー自らがスカウトした人材の一人だ、ということしかわからない。今となっては胡散臭いことこの上ないけどねー』
『スタッフの経歴が不明でまかり通るとは…人材管理がなっとらんな、カルデアは!!』
(あのおっさん人のこといえねぇだろ…)>>774
「本来ならば共に時を過ごし、その資質を見抜くのが筋。だが此度は非常時。故に刃を交えてその覚悟を試すことにする。武器を取れ、カルデアの者達よ」
「へぇ、分かりやすくていいねぇ」
「良いだろう、これでも俺はファラオだった男だ。存分にこの力を振るおう!」
●●●
「なるほど、理解した」
「戦闘終了です。ムワタリ二世、納得して下さったようです」
「力は貸そう。だが契約はまだ出来ぬ」
「は?おい散々戦っといてそれか?オレ達の力が足りねぇってのか?」
「そうではない。問題ほそこの者だ」
【俺…?】
「然り。カルデアのマスターよ。未だ迷っているな?この異聞帯がどのような世界かをまだ知らぬと見える」
「まあ、確かに来たばっかだからな」>>775
「ならばまだ予の力を託す時ではない。その眼で見、その耳で聞き、初めて自らの為すことがわかった時、改めて予の前に来るといい」
「んなもん決まってんだろ?汎人類史を取り戻し――」
「それは自らの意思で行うことか?侵攻とは他人の言葉に隷属して行うものではない。自らの確固たる意思のもとで初めて為すものだ」
「ーー確かに一理あるな。主上もそうであった。空想樹を切除するということを言い換えれば、汎人類史の侵攻ということになる」
「まあよい。霊脈を使いたいというならば許そう」
『ラバルナ、ついでにここを通信の中継地にしてもいいかな?私たちの仲間と連絡をとるためにエネルギーとして使いたいんだ』
「よかろう。案内の者を遣わそう」
◇◇◇
「そういう訳で、案内役をします。サーヴァントのイピクレスです」>>776
【イピクレス…?って誰?】
『ギリシャの大英雄ヘラクレスの異父きょうだいだ。…まさか女性とはおもわなかったなー』
『何かそんなのばっかじゃないかね?当時の記録あてにならなさ過ぎじゃない?』
「ええ、まあ兄と違って私はマイナーですし、これといった逸話もありませんし…。しかたないですよ」
「ここはエジプトだろう?何でギリシャのあんたが呼ばれてるんだ?」
「そうですね…。それにはまずこの異聞帯のことを説明しないといけませんね」
「ご存じの通りここは未だにファラオによる治世が行われている世界です。今代のファラオは『ニトクリス』。汎人類史では復讐のファラオとして知られている人物です。復讐を遂げたあと自ら命を絶ったとか。
ですが、ニトクリスは何故か自害することなく何百年にも渡ってエジプトを統治しています。そして恐らくそれが汎人類史との分岐点でしょう。
私はかなり最近呼ばれたサーヴァントです。その前にはラバルナを含めて六人のサーヴァントがいました」
「六人も?かなり大規模ですね」>>777
「ええ、エドワード黒太子、トマ=アレクサンドル=デュマ、小アイアス、真田幸村…。ですが、私がこちらに来たときには皆やられてしまっていた。『ニトクリスの鏡』の力によって」
「ニトクリスの鏡?」
「私もラバルナから伝え聞いた事ので詳しくは知らないのですが、あらゆる加護を破って相手を冥界へつれていくとか」
「即死効果か…」
「恐らくカウンターとしてのサーヴァントが少なくなったので私のような者も追加で呼ばれたのでしょう。ムワタリ二世という素晴らしい力を持つ王がいたことも要因かも」
「かの『神王(オジマンディアス)』と同等の戦いを繰り広げたこともある方だからな」
『ところで先程から十一時の方向に何かが見えるんだけど、あれは何かな?』
「本当ですね?人…のような?」
「あれはクリプターの自動人形ですね。こちらから何もしない限りは襲ってこないから大丈夫ですよ」>>779
「 少年王トゥト・アンク・アメン。そなたの呼び掛けに応じここに見参した。問おう、貴様が余(オレ)の主人となるに相応しき勇者か?」
【そうです。藤丸立香です】
「私はマシュ・キリエライト。先輩のサーヴァントです」
「ふむ…事情は把握している。貴様らに余(オレ)の力を貸してやろう」
「先輩、やりましたね!これはすごいですよ!」
『トゥト・アンク・アメン。またの名をツタンカーメン。恐らく日本人のあなたには最も馴染み深いファラオでしょう』
「…これは驚いたな。かのツタンカーメン王とは。俺はプトレマイオス。こちらが薬丸兼武」
「私はイピクレス。どうぞよろしくお願いします」
「なるほど…。では早速だが貴様らが今この異聞帯について知っていることを全て話して貰おう。何、道すがらで構わない。拠点があるのだろう?そこへ向かいながら話そう」
◇◇◇>>780
「ツタンカーメンか。これまた厄介な…」
「どうするのだマスター?このまま手をこまねいて見ているだけにも行くまい?」
「そうだな…。自動人形と…ついでにファラオに化け物の何体かを誘導して貰おう。戦闘データを取って計算を修正しないと」
「随分と慎重だな。余というサーヴァントを引き連れていながら」
「別に君の力を疑っている訳じゃない。その気になれば俺はカルデアを抹殺できる…はずだ。サーヴァントと殴り合わなくても、俺がこの手であの藤丸立香を始末すればいいのだから…」
「ほう…?」
「…だけどしない。というかできない。そこまでの余裕が俺には無い。何より彼女の許しを得ていない」
「はは!マスターがそこまで惚れ込む価値があの女王にはあるのか?確かにエジプトをこの時まで繁栄させていることは評価できよう。だが遠く我が父上には及ばぬ」
「……あんまり大声で言うなよ。本人は一応気にしてるんだし。聞かれたら慰めるのが大変だ」
「わかっておる。許せ、只の戯れ言だ」
「………ファラオの許しを得た。化け物の誘導に成功したようだ」
「随分と早いな?以前はもう十分はかかっていたのに」
「彼女の精神状態は最近不安定になっている。それが怖い。…チッ…!あの似非坊主もどうにかしないとな…」
「『彼ら』と戦うには、カルデアの力がいるだろうから」>>781
●●●
「戦闘終了です。敵性生物は全て駆逐しました」
「どうだ?これが余(オレ)の力だ」
「この火力でキャスタークラスかよ…」
【王様格好いい!】
「ふっ…当然であろう」
「なぁ、オレは魔力消費を押さえるためについてきたんだよな?これ余計に魔力消費増えてねぇか?」
『ノウム・カルデアと繋がっていますから魔力不足に陥ることはナイと思いますが…』
『どうかした?シオン』
『ああ、いえ。大したことじゃナイんですが…リスコフォスという姓が気になりまして』
「?何か知っているのか?」
『ええ、ゲルト・リスコフォスはアトラス院から「見つけ次第引き渡せ」と通達されている人物です。ですが、私の知る限りゲルト・リスコフォスという人物が「アトラス院に所属していた記録は一切ナイ」んです』
「何が問題なんだ?」
「アトラス院は所属している人物の脱走及び院内で作られた礼装の持ち出しを一切禁止し、破ったものには死という制裁が待っている厳しい所です」>>782
「そんなところから脱走していたならば記録しているはずだ、ということか」
『まあ、おおむねそんなところです』
「……すいません。そろそろ私は集落に戻らないといけませんので、ここでお別れです」
「そうかー、まだ一緒には来れないか」
「イピクレスよ。先の戦い見事であった。貴様の力もいずれ必要となるだろう。その時はまた、余(オレ)の前で戦う栄誉を与えよう」
「…はい、ファラオ」
「よい。今の余(オレ)はただのサーヴァント。アンクと呼べ」
「分かりました、アンク」
「なぁ、オレ達もアンクって呼んでいいか?」
「駄目だ。この栄誉はマスターとそこの女のみに与えたものだ」
「ちぇーっ!何だよ人が仲良くなろうと思っているのによぉー!」
「貴様とは馴れ合う気はない。せいぜいその剣を振るって余(オレ)の助けとなれ」
「嫌なヤツー!」
「ふふふ…。それでは皆さん、またお会いしましょう」
【またね!】
「はい、それでは」
◇◇◇>>783「……今帰りましたファラオ」
「早かったですね。お前たち下がりなさい」
「ですがファラオ」
「下がりなさいと言っています。私は疲れました。明日に持ち越しなさい」
「…はっ」
「もしかしてそれ、拙僧もですか?」
「当然です」
「やれやれ…分かりました、ではまた明日」
「……そんなに怖い顔しないでください。ゲルト」
「でもニトクリス、奴は」
「大丈夫ですよ。あなたが心配するようなことはありません。私は今日もこうしてあなたの顔を見ることが出来ている。それでいいではないですか」
「カルデアは新たな戦力を手に入れた。あのツタンカーメン王だ。…正直怖いよ。もしもしくじったらってね」
「大丈夫ですよゲルト。ファラオの腹心の部下、クリプターであるあなたは常に私が見守っています。この世界にいる限り、あなたの側に私はいます」
「そうだね。君が守ってくれている」
「ええ、そうですとも。だからあなたは安心して自らの為すべきことをしなさい」
「お、今のファラオっぽい」
「当たり前ですよ。ファラオなんですから」
「昨晩はそうは思えかったけどなー」
「そ、それは…。もう!不敬ですよ!」>>784(これでいい。まだ彼女は『壊れていない』。若干不安は残るが、まだ俺が支えられる…。どうかしばらくこのままでいてくれ)
(はてさて、種はまきましたが。うまく芽がでるといいですけどね…)
(あとはそう…。カルデアが邪魔くさいですね…)
◇◇◇
「お姉ちゃん達!朝だよー!」
【あぁー…。あと五分】
「よぅしマスター、今すぐ起きねぇとその前髪を居合で一ミリずつ切ってく見せ物を始めるからな。はい皆ちゅうもーく、さんにーいち…」
【おはようございます。バッチリ目が覚めました】
「おはようございます、先輩。」
「朝ご飯は出来てるよ!食べ終わったら台所に持ってきてってお母さんが言ってた!」
「すいませんアヌさん。わざわざ泊めていただいた上にお食事まで用意してもらって…」
「いいのよ、ウチは昔、宿だったから。昔はこれくらい当たり前だった」
「昔ってことは今はやってないのか?そりゃまた何でだ?」
「……色々あったの…」
「そうか、あー…すまん。変な事聞いちまったな」
『おはようございます。バイタル安定、絶好調ですね』
『うんうん、元気が一番だね。ところで、そろそろ調査に出てもらおうと思うんだ』
「狩りの手伝いや雑用やらを二、三日こなしてきたが、とうとう本格的な調査に出るのか」
『この都市の周囲に点在するピラミッドらしき建造物。それを調べて欲しい。微弱ながら、魔力反応がある』>>785
「良い。この余(オレ)が許そう。そもそも本物の王の墓ならばこの余(オレ)が判断出来る。何も感じなければそのピラミッドはおそらく王墓ではあるまいよ」
「何だかワクワクしてきました。頑張りましょう、先輩!」
「じゃあ、まずは飯を済まして、だな」
◇◇◇
【これが…】
「ギザのピラミッドよりは小さいが、確かにピラミッドだな」
「そして王の墓ならば、ゲルトさんの自動人形が襲ってくるはずはありません!」
「この世界での盗掘者対策なら辺りをうろつく化け物と内部にある罠の術式で十分だからな」
『内部スキャン完了。地図は一応出来たけど、内部のトラップはどうなってるかわからない。慎重にね』
「案ずるな。ファラオが二人もいるのだ。偽の王墓に負けるはずもなかろう」
【よし、出発だ!】
「はい!マシュ・キリエライト、ピラミッド内部の調査に取り掛かります!」
●●●>>786
【い、意外と長い…】
「道が複雑に曲がっているからな。長く歩かせて方向感覚を無くす策なのだろう」
「もうすぐ中心部だ。やたら広い空洞があるな」
「…これって…」
【工場…?】
「なるほど。ここはクリプターが自動人形を作る為の工房の一つ、という訳か」
「あのでけぇ筒みてぇなのはなんだ?ピカピカ光ってるけどよ?」
「制御装置、であろう。この規模の工場を一人でいくつも保つことは出来ぬ。だから簡単な制御装置を作ってあとは自動で作るわけだ」
『データ送ってくれ。こっちで私が解析してみよう』
『あ、出来れば私にも。どのくらいの技術が使われているか気になるので』
「しかしながら、これを一人で、ですか…」
「もちろん設計や実際の組み立てにはこの土地の労働力を使ったのだろうがな。これほどの物を作るということは過去には相当な力を持った魔術師だったに違いない」
「ゲルト・リスコフォス。謎が深まるぜ…」
◇◇◇>>787【入るのは苦労したけど、出るのは簡単だったね】
『まあ一度通った道は私が記録しているからね』
「ピラミッドから帰ってきたということは、一度死 んで甦ったということになるのか?」
「たわけ、あのような紛い物を王の墓と一緒にするでない」
『……っ!!強い魔力反応を検知!これは…イピクレスだ!彼女は今サーヴァントと戦闘している!』
「何!?」【クリプターか!?】
『周囲に動体反応多数。これは多分レジスタンスの人達だ!』
【助けなきゃ!】
「はい!いきましょう、先輩!」
『みんな乗って!シャドウ・ボーダーでいくよ!』
◇◇◇
「やああああ!」
「■■■■■■■ーー!」
「くっ―――、こいつ強い!」
「■■■■■!」
「何!?こいつ、化け物どもを操れるのか!?」
「うわああああ!」「痛い!っあぁぁぁあ!!」
「Tkeriri!Tekeriri!」>>790◇◇◇
「■■■■■■!!」
「ぐわーっ…!」
「イピクレスさん!」
「大丈夫です、あれは幻術。本物はこちらです」
「良かった、無事でしたか」
【あのサーヴァントは?】
「わかりません、物資を調達しようとしていたら、急に襲いかかってきて…。みんなが…」
【怪我はない?】
「私はなんとか…いえ、正確には『私が持つ宝具』で呼んだあの人が…」
「■■■■■■■■――ッ!■■■■■■!」
「――!ガランティス、ごめんなさい…」
「敵サーヴァントこちらを視認!来ます、マスター!」
「気を付けて!あのサーヴァントは化け物を操れる!」
「へっ、こいよ狼。この薬丸兼武が捌いてやんよ!」
●●●
「はああああ!!」「やああああ!」「■■■■■■!」
「よし、今だ。いくぜ――ッ!『如水伝・雲――」
「そこまでです。戻りなさい、リュカオン」>>791
「先輩あれ!空に…人がいます」
「!?■■■■、■■■■■■■」
「聞こえませんでしたかリュカオン?下がりなさいと言ったんです。カルデア、そして反抗者を誘き出す役目は十分果たしました。これは命令です。戻りなさい」
「――――――」
『リュカオン!ギリシャ神話におけるアルカディアの王、神の呪いで人狼となったというあのリュカオンか!』
「リュカオン、撤退していきます」
「…まずい!みんな逃げろ!」
【あれは?】
「あれこそ今代のファラオ!異聞帯の王、女王ニトクリスです!まだラバルナも来てないのに…」
「ファラオだ…」
「ファラオが来たぞ!」
「逃げろ!『鏡』に映るなぁ!」
「嫌だ…嫌だぁ……死にたくない!」>>793
【…何が?……何が起きた?】
「ニトクリスの後ろに鏡が現れて…取り出して…それから…」
「あの方々の周囲に、ゴーストのような『何か』が、突然、出現しました…。それで…」
【…消えた。皆、消えた…】
「さて、邪魔者は冥府に送りましたし、少しお話しましょう?」
「―――テメェ、今何をしやがった!?」
「…?見ての通り、邪魔者を消しただけですが?」
「そんな…あんな簡単に…人の命を…」
「そもそもこの世界では私の庇護から逃れようとするのが間違いなのです。それはファラオに対する侮辱。その上謁見の許可も得ずに直接私に暴言を吐きました。さらには反抗軍など組織するなど…。これだけで万死に値しますよ?」
【人の命を何だと思っているんだ!?】
「……彼らが悪いのです。私は十分尽くしている。彼らが私の庇護を受け入れないから…そんな人、殺 すしかないじゃないですか」>>796
「事情は聞いた!俺はプトレマイオス。昔はファラオをしていた者だ」
「あら、汎人類史のファラオですか?一度お会いしたかったんです」
「ああ、俺もだ女王ニトクリス。俺はお前に言いたいことがある。――よくも汎人類史(俺の思い出)を消してくれたな。その暴挙、死をもって償ってもらおう!」
「――っ、……残念です。同じファラオならば、わかってくれると思ったのですが…。許します、リュカオン。彼らを攻撃しなさい。私が支援します」
「■■■■■■■――ッ!!」
「魔力をまわせ、マスター。ここで決める!真名解放!『熱砂の車輪(アブフル・ホイール)』!」
【…何も起こらない!?】
「何?宝具が使えないだと!?」
「■■■■!」
「ちっ…!」
「ここでは私がファラオ。ファラオは…私だけでいい…」
『なるほど…何らかのスキルか魔術でファラオサーヴァントの力を封じているのか…』
『サーヴァントの宝具を封じるって…そんなこと、できるのか?』
「現に今、俺は宝具を使えなかった!」
「逃げるぞマスター!あの鏡がある以上まともに近づけねぇ!」
「――『 真・冥鏡宝典(アンプゥ・ネブ・タ・ジェセル) 』」>>797
「まずい!あの幽霊みたいなのが来る!」
「直接触れられたら終わりです!魔術か神秘のついた武器で振り払ってください!サーヴァントの武器ならできます!」
「おりゃあ!」
「■■■■!」
「――っ!駄目です!敵が多すぎます!」
【――!?ヤバい!】
「天駆けよ、 『天聳る空鏡戦騎(テイシュパナク・ハバルキ)』」
「乗れ、カルデアの者よ」
【ラバルナ!】
「ムワタリさん!?」
「生き残った者もだ、早くしろ!イピクレス、残りを」
「ッ!承知! 『従者の縁故(レラティヴズ・ヘルパー)』――召喚!『英雄の戦輪(ヘラクレス・ホイール)』!」
「マスター、行け!」
【でもまだ人が…!】
「……ごめんなさい、みんな…。これ以上は、間に合いません…!」
「いけ!我が戦車よ!」
「■■■■■■■――ッ!■■■■■■!!」
「落ち着きなさい、リュカオン。止まりなさい!」>>798
「――っ!■■■!」
「今日はこのくらいでおしまいです。忘れたのですか?私があなたを何のために呼んだか?」
「――――――――――■■■■■――」
「そう、それでいいのです。あとはゲルトに任せましょう。あ、その化け物達は元に戻しておいてくださいね。殺 したりしたらダメですよ?」
「■■■」
「ああ。わかってはいましたが、やっぱりわかってもらえないのですね、汎人類史の人達には」
◇◇◇
『何はともあれ無事でよかったよ、藤丸君』
【でも、他の人達は…】
「私のせいです…!私が、彼らをつれてかなければ、こんなことには…」
「そんな、イピクレスさんのせいでは…」
「そうだよ、誰もアンタを責めやしないさ。アンタはよくやってた」
「でも私は…」
「面を上げよイピクレス」
「…ラバルナ…」
「お前に補給の任を命じたのは予である。お前が自らを責めるということは任を命じた予自らを責めるということだ。予の判断が誤っていたと申すのか?」
「…!いえ、決してそのようなことはございません!」
「ならばそれ以上予の前で愚かな事を口にせぬことだ。お前の働きで救われた者もいるのだから」
「…ありがたきお言葉…」>>799
「下がってよい。家族を失い、悲しむ者達に声をかけてやれ」
「はっ…」
「さすがはヒッタイト最大の王よ。彼の者の性分をよく心得ている」
「何、その程度のことは『帝王(ラバルナ)』として当然。神の血筋を引く王ならば、人の使い方など教わるまでもない。しかし…」
「やはり気づくか」
「然り、彼の者は『喪失』に尋常ではない恐れを抱いている。過去に何があったかは知らぬが…」
「危うい、な。余(オレ)は三日ほどこの世界を見て回ったが、彼の者が呼ばれた理由がわかった気がする」
【……あのー?何の話をしているのでしょう?】
「気にするな。只の戯れよ」
「さて、カルデアよ。先ほど見た通り、あれが異聞帯の王、復讐のファラオ、ニトクリスよ。どうだった?」
【何か…怖かった】
「とても…恐ろしいと感じました。私達は旅の中で様々な人達に出会ってきましたが、あんなに当たり前のようにに人を殺 す人ははじめてです」
「俺の宝具を封じたということは相当な魔術の手練れだ。加えてあの鏡…」
「ありゃいったい何なんだ?幽霊が突然出てきて魂を取っちまったみてぇだ」>>801
「あれこそが数多の命を奪い、奴の力の源である『ニトクリスの鏡』よ。鏡から呼び出される霊達――ゴースト、の方が分かり易いか、そのゴーストに触れられたものは皆等しく死 ぬ。サーヴァントのあらゆる力を無視して確実な『死』という結果をもたらす」
「ちーと、ってやつじゃねえか!んなもんどうやって勝つんだよ!」
「それだけではない。鏡によって死 した者は魔力に還元され、女王ニトクリスの力として取り込まれる。奴はそれで尋常ならざる寿命、魔力、そして美貌を保っているのだ。もはや人ではないかもしれぬがな」
【そんなことって……】
「…ひどすぎます。自分の為に、あんなに多くの人を…」
『なるほど、だからこの世界は剪定されたんだね。『鏡』を用いた恐怖政治の中では文明や技術の発展は滞る。それが世界規模で起こることによる停滞が原因か』
「……それは違うな」
【え?】
「カルデアのマスターよ、お前は未だこの世界の問題が見えてはおらぬようだ。それではまだ予の力は託せぬ」
「おいおいこの期に及んでまだ出ししぶるのか?もうやることはわかってんだろう?」
「イピクレスをつれてお前達の拠点に戻れ。それが見えた時、またここに来るといい。予はいつでも待っている」
「マスター、イピクレスとの契約は済ませたか?していなければ今のうちにしておけ。彼の者の力は余(オレ)が保証しよう」>>802
◇◇◇
「…大逆には死を。忠誠には庇護を。空に安寧を。ファラオの名の元に…」
「ええ、ええ、そうですとも。あなた様はファラオ。いわば神そのもの。あなたへの反抗は神への反抗。そのような愚行は許してはなりません」
「…何故誰もわかってくれないのですか。私は必死にやっているのに…」
「ええ、あなたは良くやっている。悪いのはあなたの周囲の者達。誰も理解しようとする努力もせず、ただあなたを恐れるのみ。あのゲルトだって…」
「――ゲルトが、何ですって?」
「!」
「聞き逃したことにしておきますから、彼への侮辱は止めなさい。さもなくばあなたもファラオへの不敬を働いたとして処罰します」
「……これは失礼しました」
「私はもう休みます。リュカオン、『神殿』監視をお願いします」
「―■■■■■■――」
(ンンン残念、想像以上に彼への信頼が強いですね。ならば、別方向から攻めて行きましょうかね…)>>803第三章。レス圧迫してるのが不安
――ああ、畜生。やっちまったな。
レイシフトするまさにその時、世界は紅蓮に包まれた。消え行く意識の中で最初に思ったことがこれだった。
アトラス院から逃げ出して、代行者紛いのことをしながら、礼装を作って細々と売る日々。命の危険と、割りにあわない報酬の中で不安定な生活を送っていたとき、時計塔の君主(ロード)を名乗る男が声をかけてきた。
『君は何かを残したいんだろう?なら私の元へ来るといい。人類史を救うという偉業を成し遂げれば、君の名前は世に残る。そのことは君の心を必ず満たしてくれるだろう』
胡散 臭 いことこの上なかったが、今の不安定な生活を続けるより遥かにマシだと考えた。せっかくなら使われる目的くらいは自分で選んで見たかった。あんな穴蔵で親父に使い潰されるのだけはごめんだ。俺はもっと自由になる!だが
それすら叶うことはなかった。
――冗談じゃない!俺はまだ生きていたい!
心の底からそう思った。だから『異星の神』の誘いに乗ったのは当然のことだった。
そして俺は出会った。生きる意味に縛られ、生きる理由に溺れ、陰でうずくまっている彼女と――。あ、後は念阿弥慈恩とシカンディンでしたね。
キャラ作成に合うやつがなかったので、手書きで構わなければ投下します。>>804
◇◇◇
「え?あの化け物達?うーん…?ちょっとわからないかな」
「…あんまり家でその話はしないで。特にお母さんの前では…」
「めぼしい情報はありませんね…」
『あの化け物達が女王ニトクリスの戦力であることは間違いない。だから化け物達を減らす為に元を叩こうって話にはなったけど…』
「イピクレスさんもムワタリさんもご存知ないようですし…」
「すいません。お役にたてず…」
「しかしこう何日も動きがないと焦るな」
「そもそもクリプター達はこちらの動きを知っているのだろうか?」
「監視がついている気配はない。外から見ている不埒者は一人もいないぞ」
【そういえば外に鏡がいっぱいあるね】
「鏡を量産する技術はあるってことか?」
『はいはーい、そんなあなた方に私からお知らせでーす。例の自動人形ですが、部品には間違いなく現代技術が使われています。素材も耐久性も粗雑ですが、そこはそれ。高レベルの魔術でカバーしています。まさに異聞帯ならではですね』
『ちなみにだけど鏡そのものは古くから人類史に登場している。エジプトの第6王朝頃の時代のものが見つかったりもしているね』
「むう…わからん。方向性が掴めない。女王ニトクリスは一体何がしたいんだ?」>>806
「お姉ちゃん達ー!」
「アヌさん?」
【どうしたの?何かあった?】
「うん!あのね、商人のおじちゃんに聞いたらね、化け物のおうち知ってるんだって!」
「ほう…余(オレ)達の為にわざわざ調べてくれたのか。褒めてつかわす」
「よし、じゃあいってみるか!」
●●●
「まさか働かされるとは思ってなかったな…」
「その程度の働きでへばるのか?剣士。情けないな」
「オマエはずっと座って指示してるだけだったもんな!」
「狩り程度で本気になっても仕方なかろう。それにキャスターとしての余(オレ)の力では獣の肉が炭と化してしまうからな」
「遠回しな自慢腹立つぅ…」
「まあまあ、そのお陰で情報をもらえたんですから、いいじゃないですか」
「情報によると町の外れ、谷間を越えた先、人も獣も寄り付かないようなところにある廃れた『神殿』…。そこから化け物達は来ていると」
「どうでもいいけどさぁ、そろそろ『化け物』って呼ぶのやめねぇか?」
「そうですね。あまり穏やかではないですし」
【カッコ悪いしね】
『ふむ…。では「クリーチャー」と呼ぶのはどうかね?生き物を意味する英語だが、何となく響きがいいだろう?』>>807
『ゴルドルフ君、もしかしてそういう…』
『違うわ!決してジャパンのカードゲームにはまった時期があったとかじゃないぞ!』
『まだ何も言ってないけど』
『あ、』
「自爆か…。」
【自爆…キャスターが後ろにいる編成…うっ、頭が…】
「何故今余(オレ)を見た?支援に長けたキャスターが殿をするのは当然だろう?」
『…!魔力反応確認!前方に誰かいるよ!』
「あれは…」
「やあ、久しぶりだね」
「ゲルトさん…」
「どうしてこの先の『神殿』に君たちが向かうのかはわからないけど、この先に行ってはいけない。悪いけど帰ってくれないか?」
「断る。と言ったら?」
「うーん?君たちを倒すしかないかな?」
「ハッ―――ほざいたな。邪魔立てするならここでテメエを斬る!」
「へぇ、怖い」
「―――ハッ!」
「おっと」>>808
【避けた!?】
「ふう…ギリギリだったけどうまくいった」
「そんな…サーヴァントの攻撃を避けるなんて…」
「そんなに難しいことじゃない。動きさえわかれば身体強化でどうにでもなる」
「だったら、加減なんて必要ねえなぁ!」
「くっ!――はぁ…、はぁ…」
【すごい。動きに食らいついて、全部避けてる…】
「今の動きで確信した。お前、只の人間じゃないな?何かしらの魔術礼装を体にいれているであろう?」
「さすがファラオだ。その通り。俺の腕と脚はアトラス院の魔術礼装で出来ている。だからこんなことも出来る」
【腕から光弾が!?】
「下がって下さい、マスター!」
「崖崩れを狙ったか。なかなかやるな」
「よし、今のうちに!」
「っ!ゲルトさんが逃走しました!」
「追うぞマスター!幸いにして方向は『神殿』の方だ!」
「Tekeriri!Tekeriri!」「Gyaaaaaa!」
「クリーチャー、来ます!」>>809
●●●
「さて、そろそろ限界かな?」
「ハッ!追い詰められたのはテメエだろうさ」
「マシュ、覚悟を決めろ。こいつは俺だけでなく、汎人類史全ての人間の思い出を奪ったクリプターの一人だ」
「はい…分かりました。マシュ・キリエライト、覚悟を決めます!」
「まあまあちょっと待ってよ。最期くらい俺の話を聞いて欲しい。俺を今ころすにしても、まだ聞きたいことは山ほどあるはずだ。そうだろう?」
「余裕だなお前。この余(オレ)の前で無様に命乞いをしないことは褒めてやろう」
「それは光栄だ。折角だ。何か質問があれば答えるよ」
「…どうしますかマスター。聞くっていうなら私が後ろを守ります」
【聞きたいことがある。あのクリーチャー達は何なんだ?】
「クリーチャー?ああ、化け物共のことか。あれはそうだな…。うん、不幸な事故みたいなものだ。誰にとってもね」
「…事故、ですって?……あれのせいで私の仲間はしんでいったのに!それを、あなた方は事故だと!?」>>810
「イピクレスさん、落ち着いてください!」
「放してください!私は、この……この男を!」
「ちゃんと説明するから待て!いい?そもそも俺はアトラス院から逃げてきた人間だ」
【アトラス院から?】
「そう。俺の親はひどい人間でね。俺を実験台にして『世界を救う兵器』を作ろうとした。俺はその実験に耐えられずに脱走。フリーの魔術師として代行者紛いのことをしていた時にマリスビリーから声をかけられた。それでまあ、あとはマシュの知っている通り。こうしてクリプターとして、汎人類史を滅ぼそうとしている」
「で?それがどうした?クリーチャーについての質問には答えてねぇぞ」
「まあ待て。この異聞帯に来てから俺は彼女と協力し、俺の知識と魔術を用いてアルカディアの王、リュカオンを召喚した。おかげでクリーチャーによる不幸な事故は少なくなった。今では制御可能なものだ」
「リュカオンとは、そのような力を持っている英雄なのですか?」
『汎人類史におけるリュカオンは神の怒りをかって狼にされた王だ。人狼伝説の原点とする説もある。その事から「怪物に対する」何らかの宝具を持っているかもしれない』
「とまあ、ここまで俺が話していた理由がわかるか?」>>811
【いいや、まったく】
「一つは提案だ。君達と停戦協定を結びたい。どうせ俺の異聞帯はキリシュタリアのところには勝てない。だったらせめてそれまでの時間を彼女と穏やかに過ごしたい」
【…彼女?】
「そう、女王ニトクリス。俺は彼女が結構気に入っていてね。良い女だよ。かわいらしいし、何より格好がもうストライクなんだよね、うん。特に鎖骨とうなじにかけてのラインが綺麗だよね」
「マスター、斬っていいかコイツ?何かめちゃくちゃイライラしてきた」
「落ち着け。古今東西どんなときでも良い女についての話は聞くべきだ。主上もそういっている」
「嘘だね!絶対嘘だ!」
「そして、もう一つの理由は…。そろそろかな」
『敵性反応確認!これは…リュカオンだ!まずい、クリーチャーを大量に連れてきているぞ!』
「■■■■■■■■■――!」
「Te…rir…!」
「Gwoo…」
「時間稼ぎさ。君達が良い人で良かった。あ、停戦については考えておいてね」
『リュカオン、来るよ!』
●●●>>812
「■■■■■■■■!!」
「――っ!強い!」
「ク ソ!何かこいつら強くなってるぞ!」
「撤退だ!このような狭い場所では余(オレ)の魔術はかえって邪魔になる!」
「――■■■、■■■■■■■!」
「やれ薬丸!道を拓け!そこをイピクレスの戦車で無理やり通る!」
「そうしたいが!この狼野郎、隙がねぇ!」
「ここで降参すれば、ファラオに頼んでリュカオンを引き上げさせるよ。悪いようにはしないよ。俺はファラオの神官だし、ああ見えて彼女優しい所あるしね。あ、でもそこのレジスタンスサーヴァントは駄目かも。彼女疑い深いから、処刑されちゃうかもね」
「■■■■■■■■■!!」
「リュカオン、程々にしろよ」
「プトレマイオス!今なら宝具を使えるんじゃねぇの!?」
「さっきからやってる!だが、戦車が来ない!」
『ツタンカーメン王!君の魔術ならどうにか…』
「余(オレ)もやっている!だが、どういうわけかこの狼、余(オレ)の使い魔すら使役するようだ!屈辱だ…この余(オレ)が、何もできぬだと!?」
「彼女の力は偉大なんだ。君達がファラオの権限を使うことは許されていない」
「――薬丸さん、十秒稼いでください。そのあとに私が決めます。誰か、逃げる用意をしてください」
「ならば…出でよ!我が戦車!よし、行けるぞ!」>>814
「…フッ――はぁ!」
「■■■!――■■■」
「――― 『従者の縁故(レラティヴズ・ヘルパー)』起動--抑えろ、憎むな、私」
「イピクレス!」
「――憑依継承、『依・射 殺 す百頭(ナインライブス)』!」
「■■■!?」
「今です!」
「行くぞ!」
「逃げられちゃったか…。常時発動の宝具か…」
「■■■■。■■■■■■■!」
「マスター、いつになったら余の出番が来るのだ?そろそろあの根暗女王を見続けるのも飽きてきたぞ」
「■■■■!」
「まあ待てよアーチャー。何事もなければあと数日で、君は女王護衛の任から解かれる。その頃には結果もでるだろうしね」
「しかし、夢物語だな。奴らはこのエジプトを害する敵。女王が納得するとは思えぬ」
「するさ、必ず。その為に俺は今までやって来たんだから」
◇◇◇>>815
「見事な技だった。イピクレス」
「本当だぜ。そんなすごい技持っているなら言ってくれれば良いのに」
「はぁ、はぁ……違う違う違う!私は兄さんを…私は…」
「イピクレスさん?大丈夫ですか?」
「…っ!大丈夫です、何でもありません。大丈夫です…。ちょっと疲れただけです…」
「そう…ですか…」
「ええ、ほんとに、何でもないんです…」
「………」
◇◇◇
【何もわからずじまいのまま翌日を迎えてしまった…】
「お姉ちゃん達!朝だよ!」
「おはようございます、アヌさん」
「後片付けがあるので早く食べてください。それから洗濯物はイズさんに言えば持ってきてくれますよ」
【ありがとうございます】
「いえ、好きで手伝ってることですから」
「イピクレスさん、ノリノリですね」
「昨日は調子悪そうだったからな。元気そうなら何より」
「しかし、あの狼野郎が厄介者だな」
「低位の使い魔は操られる。かといって高位の魔獣は妨害で呼ぶことが出来ぬ」 『そもそも何故サーヴァントの宝具に妨害が出来るのか謎だよね』>>816
「『宝具を封じる宝具』を使ってるのか?」
「だが余(オレ)の鍵は使えている。そも女王ニトクリスが側にいなくても妨害は続いていた」
【そもそもどうやって俺たちの様子を知っているんだろう?】
「それも謎のままですね…」
「うーん…?」
「だーっ!めんどくせぇ!考えるのはやめだ!」
「おねーちゃん、おはなし終わった?」
「オトさん、どうされたんですか?」
「あそぼー!」
【いいよ!】
「即答!?」
「まあ、こうして膝を付き合わせても良い考えは浮かぶまいよ」
「こらオト、お客様に失礼だろー」
「でもエリー姉、お兄ちゃんはいいよって言ってくれたよ!」
「あんたはお母さんの手伝いがあるでしょ!」
「イピクレスさんがやってくれたもーん」
「あんたはまた…っ!」
「エリーちゃん、良いんですよ。私が好きでやってることですから」
「イピクレスさんはオトを甘やかし過ぎです!」>>817
「ふふふ。お姉さん何ですねエリーちゃんは」
「当たり前です!ウー姉がいなくなって…」
「ウー姉?」
「っ!?……いえ、なんでもない…です」
「……よし、良いだろう子らよ。この余(オレ)が直々に戯れてやろう」
「わーい」
◇◇◇
【激しい!疲れる!】
「こ、こんなにも体力、そして精神力を使うとは思いませんでした!」
「…ヤロウ、このガキィ……ナメやがってぇ…」
「四人の童ごときに追い詰められるとは、それでも英霊か?」
「真っ先に捕まっていただろう。ツタンカーメン王」
「ふっ…」
「カッコつけて誤魔化してるぞコイツ」
「ほらーこっちこっち!」「待てー!」「アハハハ!」
「イピクレスさん…元気ですね…」
【手馴れてるよね】
「ええ、これでも生前は子供を育てたことがありますからね」
「ほう…なるほどな」>>819
「やああああああ!」「今のうちに!」
「うわああああ!」
「痛い痛い痛いいいいいいい!」
「ぎゃああああああ!」
「町の人が…っ!こんなこと…」
「あれを見ろ、マスター!」
【女王ニトクリス!】
「狼野郎もいるぞ!」
「大逆には死を、反抗には粛清を、愚行には罰を…」
「ええ、ええ、そうですとも。ご覧なさい。あなたの民は悪逆に犯され、神の敵カルデアを庇いだてしている。見ましたでしょう?あの少年を。何の罪もない健気な子供ですら、反逆者と化してしまうのです。すべてはカルデアのせい」
「そうです。カルデアという汎人類史の邪悪から…国を守らないと…私はファラオなのですから…」
「■■■■■■■■!!」
「リュカオン、来ます!」
【イピクレス、アヌ達を頼む!】
「分かりました!」「やるぞマスター!」
●●●>>822
「あああああああああ!」
「イピクレス!落ち着け!何があった!?」
「恐らく、ゴーストによる攻撃をエリーが受けたのだろう。口振りからするに弟を守ってな。彼の者はその責任を感じているのだろう」
「そんな……そんな悲しいことって…」
「おやぁ?間違った子を冥府に送ってしまったようですねぇ?」
【お前は…!?】
「まあ、良いでしょう。どうせこの街は今日で終わりなのですから。あ、申し遅れましたカルデアの皆様。拙僧、異星の神の使徒、三騎のアルターエゴの一人。真名は明かせませぬが、リンボ、とお呼びくだされ」
「…間違った?この、私が?」
「ンンンンンン!動じてはなりませんファラオ。元よりこの街はカルデアによって汚されたも同然。温情など与えていては奴らに付け入る隙を与えるだけです」
「そう…ですよね。やるからには、徹底して」
「……ふざけるな…ふざけるな!あんな年端もいかぬ子供達が一体何をしたというのだ!?答えよファラオ!」>>823
「彼の少年らは侵略者であるあなた方に対して、許可の無い立ち入りを禁じている『神殿』区域の情報を与えました。それどころかあなた方への食、住の長期に渡る提供をしている。これは反乱の準備といっても差し支え無いでしょう?」
「そんな…そんなことで!未来ある子供の命を!?だったら何故私達を直接狙わない!?」
「……ゲルトが何かしたがっていたから見逃していましたが、とうとう私も堪忍袋の尾が切れました。あなた方のせいで私の可愛い民が悪徳に染まるのを見ていられません!リュカオン、行きなさい!」
「……■■■■■■■■!」
「許さない…あなただけは!絶対に!」
●●●
「はああああああ!!」
「やああああああ!」
「■■■■■■■■■!」
「全く効いていません!」
「駄目だ!攻撃が通らない!」
『女王ニトクリスだ!何らかの支援がリュカオンに対して行われている!』
「■■■■■■■!!」
「支援さえ止めば良いのか?」
「ああ、そうすれば多少マシになる!」
「よし、わかった。プトレマイオス、オレをどうにかしてファラオの近くに行かせろ」
「正気か!?宝具を使えない今、空の女王に近づく手段はないぞ!」>>825
「薬丸が、遠くからの矢に邪魔されたか!」
「嫌な予感がしたから来てみれば、どう言うことだ?リンボ」
「ゲルトさん…!」
「ンンン怖い怖い!しかし!今はそんな場合じゃ無いでしょう?」
「後でたっぷり話は聞くぞ。アーチャー!カルデアを追い払え!」
「やれやれ。やっと余の出番か」
【ゲルトのサーヴァント…!?】
「マスター気をつけろ!こいつはヤバイ!」
●●●
「がぁっ――!」
「強い…!!」
「当然のこと。このアメンホテプ二世の強さは、そこらのサーヴァントと格が違うわ!!」
『アメンホテプ二世!?ラー神の化身、武勇に優れたファラオだ!これはもっとまずいぞ!』
「邪魔された、だが腕は落とした!」
「腕?ああこれくらい、何てことはありません」
「姿が…消えた!?」
「愚か者。ファラオが本物の姿を敵の前に晒すわけ無いでしょう?」>>826
「巨大な女王だ…」
「やられた!あれは幻覚であったか…」
「そろそろ終わりにしましょう。出ませい、私の下僕達… 『真・冥鏡宝典(アンプゥ・ネブ・タ・ジェセル)』!」
『数が多い…。クリーチャーを含め、対処出来る数じゃない!』
【このままじゃ…みんなを守りきれない…!!】
「やれ!『霹靂の双牛神(シリス・アンド・テラ)』!」
「ちっ…ラバルナか…」
「ものども乗れ!そこの子供もだ!」
【ラバルナ!生存者は!?】
「まずは自分の安全であろう、来い!剣士は回収した!」
「追いなさい!侵略者を逃がすな!」
「まずいな…予を以てしても追い付かれるやも知れぬ」
「…マスター、令呪を一画くれないか?」
「プトレマイオス、アンタ何をするつもりだ?」
「何てことはない。俺が殿をつとめよう。あの数の化け物を完全に振り切るのは無理だ。俺の宝具で止める。それに止めるだけでなく、別に倒してしまっても構わんのだろう?」
「馬鹿か!?アンタ、自分の宝具は使えないんだろう?」
「考えがある。俺を信じてくれ」
【わかった。信じるよ】「マスター!?」
「ありがとう。マスター。じゃあな、行ってくる」>>827
【令呪を以て命ずる!クリーチャーの侵攻を止めろ!】
◇◇◇
「おや?唯一人で残りますか」
「■■■■■■■!■■■■■■!」
「落ち着け。アルカディアの王よ。辞世の言葉くらい聞いてやろうではないか」
「感謝するよアメンホテプ二世。俺は今、種明かしと足止めに来たんだ」
「宝具も使えずに何が出来ると?」
「いいや、使えるさ。現にツタンカーメン王は自らの道具を呼び出せた。つまり女王は『常時発動の宝具』は妨害出来ない」
「…」
「さらに言えばツタンカーメン王の戦車は副葬品。汎人類史のものだ。つまり『この異聞帯では無い所』から引っ張り出した物。これも妨害出来ない。俺の戦車はスフィンクスが引く。だからあんたの妨害を受ける。何故ならスフィンクスはファラオの物だからだ。ここまではいいか?」
「ええ、大体あってます」
「ンンン流石の推察力!ですがそれがどうしたのでしょう!?あなたが宝具を使えないのは同じことでは?」
「いいや、俺にもあるのさ。『この異聞帯ではない所』から引っ張り出す宝具が」>>828
「…ほう?そういうことか!」
「強い魔力の流れ…アーチャー!警戒しろ!」
「改めて名乗ろう、俺の名はプトレマイオス一世!エジプトを繁栄せしめた『救世主(ソーテール)』にして、征服王イスカンダルの『後継者( ディアドコイ)』なり!俺が築いた栄光はエジプトに止まらず、世界の半分を覆うもの!見よ!これが俺の栄光にして功績。俺自身に刻まれた、世界を結ぶ一大都市の姿―――顕現せよ!」
「『 遍く照らす光輝よ、神威を此処に(アレクサンドリナ・セラペウム)』!」
◇◇◇
『プトレマイオス、宝具発動を確認。なるほど、固有結界か』
「いかにあれほどの者でも、今回ばかりは…」
「ですが、プトレマイオスさんのお陰で逃げ切れそうです」
【でも…イピクレスが…】
「…私は…また…私は…何のために…」
「イピクレスさん大丈夫?」
「だいじょうぶ?」
「あ、お母さんだ」>>829
「イピクレスさん…」
「ごめんなさい…。私は…あなたの娘を…エリーちゃんを…」
「イピクレスさん…辛そうですね…」
「目の前で仲良くしてた奴を殺 されたんだ。そりゃ責任感じるよな」
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「いえ、しょうがないことですよ。ファラオがなさったことですから」
「…?」「…なんか違和感感じるな」
「イピクレスさん、何で泣いてるの?エリー姉が死んじゃったのはファラオがそうした方がいいって思ったからだよ?」
「…人が死ぬのは当たり前。それが早かっただけ」
「むしろ僕が悪いんだよ。僕が真っ先に死ぬはずだったのに…」
「…何だ?コイツら…」
「先輩、この人達からは悲しみを感じません。何で…」
【…悲しく無いんですか?】
「?化け物に食われたりファラオに殺 されるのは『当たり前』でしょう?そういう風に決められてるんですから」「!?」>>830
「――――テメエっ!それでも人の親か!?何故諦める!?自分の娘を殺 されたんだぞ!?」
「…私の夫は禁じられた『神殿』に巣くう化け物を全滅させようとしていました」
「…!」
「仲間を集め、武器をとり、理不尽に死 ぬ人を無くそうとしていました。どうなったと思います?二度と夫は帰ってきませんでした。ファラオに粛清されたんです。ちょうどオトが生まれた頃でした…」
「……そんなことが…あったなんて…」
「三人目のウールって娘がいました。友達と遊んでいたら物陰にいた化け物にバクってね…。友達も一緒に全員ですよ。ファラオにお伺いを立てても返事はありませんでした。それから夫は、化け物を倒そうとして死 にました。ファラオは絶対何です、どうしようもないんです。だから私は…この子達に『仕方のないことだ』と教えました」
「テメエ――っ!」
「落ち着け、薬丸!周りを見てみよ」
【…みんな同じだ……。諦めている…】
「全員、目が腐ってやがる…!どいつもこいつも『理不尽が当たり前』に馴れていやがる!」>>831
「薬丸さん!」
「霊体化しただけだ。そのうち頭を冷やすだろう」
「…でも…」
【…ラバルナ…こういうことだったんですね。この世界の人はみんな『諦めている』。がむしゃらに生きることも、抗うことも、戦うことも】
「然り。これぞこの異聞体が抱える歪み。抗わず、逃げず、妥協した世界。全てを受け入れたが故、理不尽を嘆くことは無く、悲しみに叫ぶことも無くした人々の世界。予がまとめあげているレジスタンスは、民を襲う不幸を見過ごし、何もしないファラオに反旗を翻す者。だがそれらが数少ないことも事実」
「さてマスター。覚悟は決まったか?」
【ラバルナ。俺、戦います】
「して、その理由は?」
【…悲しい時に泣くことが出来ないのは、とても辛いことだから。その辛さを、俺は知っているから!】
「そうです!想いを共に分かち合うことが出来るのが人間の素晴らしさだと私は学びました!分かち合うことで人は成長する。その自由を奪う女王は…とても悲しい人です」
「…フフ、ハハハハハハハハハハ!良い!よくぞ言い切った!カルデアのマスターよ。お前の芯を見ることができた。予が共に戦うにふさわしい人間であると認めよう!」
「なら!?」
「ああ、契約だ。このムワタリ二世。汎人類史の侵攻に協力しよう」>>832◇◇◇
「どういうつもりだニトクリス!?カルデアは俺に一任じゃなかったのか!?」
「だって…カルデア邪魔でしょう?放っておけば私の民はどんどん間違いを犯して、いずれあなたを傷つけてしまう。もしかしたらあなたは殺 されるかもしれない!…私はファラオ。神にも等しい。神の寵愛を受けられなくなるようなことをするからいけないんです…」
「…そうか…もういいよ。少し休んだ方がいい…。君も大分力を使っただろうからね」
「…リンボ!貴様彼女に何を吹き込んだ!?」
「ンンン!拙僧は何も?ただ『ファラオの威光を見せるべきだ』、『カルデアによって世が乱れ、貴方の大事な人が死ぬかもしれぬ』、と申したまで。別に嘘八百を述べた訳ではないですよ?」
「くっ…!」
「マスター、余はこの下衆坊主が気に食わぬ。殺 しても構わぬか?」
「はてさて。拙僧は構いませぬが、キリシュタリア、そして『異星の神』がどう思いますかな?」
「■■■■■■■!」
「あら恐い。拙僧は退散させて頂きますぞ」>>834第四章。長すぎて載せるのにも疲れる
――許せなかった。赦せなかった。
栄光あるファラオの地位を自らの欲で穢し、私を傀儡にしてこの国を支配しようという下劣な考えを持つ者達。そしてその為に殺された兄弟達。
だから私は復讐を決意した。そのための部屋も作らせた。ナイルの水で汚れた臣下を浄化する。そして私も死 ぬ。私欲でファラオの地位を利用した恥を後世まで残さない為に。
それが私の生きる使命だと、本気で思っていた。だから奴らを宴に招き、油断しきった卑しい顔を並べている間に、あとは私が指示を出すだけだった。
――その不敬、命をもって償え
合図を出すまさにそのとき、確かに声が聞こえたのだ。
――死んだはずの兄弟の声が。
私を止める声が。
「生きて欲しい」と願う声が。
幻聴だったのだろうか?今となってわからない。でもあの時、確かに聞こえてしまったのだ。愛しい愛しい兄弟の声が。
そうなっては、無理だった。
私は惨めに生きる道を選んでしまった。
◇◇◇>>835
「早速動くぞ。これは散っていった英雄が集めた女王ニトクリスについての情報全てだ」
「奴の居城はここか…。結構離れているな」
「この遠き道のりでクリーチャーの大群に襲われる。補給もままならぬ状態では自殺行為に等しい。だからこそクリーチャーをどうにかしなければならぬ」
『鍵はあの「神殿」だね』
「然り。だがそこは獣の王が守護している。そして戦闘時間を長引かせればクリプターもやって来てしまうだろう」
「だったら相手より速く、ただ速く奴らを斬ればいい」
【薬丸!戻ってきたんだね?】
「当然だ。こんな異聞帯、さっさとぶっ壊そうぜマスター」
「だが剣士。いかにお前の腕が良くても女王ニトクリスの加護を受けた獣の王を倒すことは出来ぬ。仮に倒せても『神殿』は強固な魔術結界で守られていて、対軍宝具にも耐えうる」
「じゃあどうすんだよ?」
「夜討ちだ」
【夜はしっかり寝るタイプの女王なの?】>>837
「ああ。まだ予の他にサーヴァントがいた時のことだが、夜はクリーチャーの動きが緩慢になり、被害も比較的少なかった。加えて『神殿』の奥からクリーチャーは湧いているようだった。恐らく巣があるのだろう。さらに夜に女王ニトクリスの姿を見たものは一人もいない。夜通し見張らせていたが、どうやらクリプター以外の従者は夕方には帰らせてしまい、居城には女王とクリプターしかいなくなるという。…これしきの情報でも、多くの犠牲の上に得たものだが…」
『理想的な作戦は、クリーチャーの危険度が下がる夜に「神殿」を強襲。立て直しの混乱を狙って女王を討つ。ということになるかな?』
「戦力はあまり割けまい。プトレマイオスがいない以上、リュカオンの相手をどうするか…」
「それは予が行こう。帝王としての意地を見せねばなるまい」
「ふむ…となると…これが最善か……」
「なるほど、ではこれでいこう。決行は今夜だな」
「…んぁ…終わったか…?で、オレは何すりゃいいんだ?」
「まあざっくり言うと剣士。お前の出番はない」
「ハァ!?」
【どういうこと?】>>839
――ただただ屈辱的な日々だった。
所詮私はお飾りの王で、心にもない敬意を受けて、自分の物ではない考えで民を治める。私の意見など求められていない。必要なのは『王』という装置。それでも私は耐えてきた。全てはあの日、兄弟の声を聞いたから。
限界がきたのは、奴らが私の縁談をまとめようとしていた時だった。
最大の屈辱だった。この国の為の婚姻ならば、私は喜んでこの身を捧げよう。だがこの縁談は、奴らの私利私欲の為のものだ。奴らは私が女であることを良いように利用し、自らの利益の為にファラオを――私を、使い潰す気だ。
――もうだめだ。耐えられない。
都市から離れた廃墟の神殿。そこで私は自害することにした。民はなんて言うだろうか?私が傀儡であることは知らないだろうから、私を『弱腰』と罵るだろうか。
うるさい私は頑張ったんだ。だから楽になってもいいだろう。今までどんなに苦しかったか、知りもしないくせに。
――さようなら、兄弟。今そちらに行きます。
性懲りもなく兄弟と会えると思っていた。だからだろうか。ナイフを自分の喉に突き立てるまさにその瞬間――。
私はナイフに映る『鏡』を見た。>>840
「……私は………」
【大丈夫?】
「あ、マスター。どうしたんですか?」
【イピクレス、その…。辛そうだから…】
「……。そう…ですよね。わかっちゃいますよね。あんまりこういうのは…見せたくないんですが…」
【ごめん、迷惑だったかな?】
「いえ、とんでもない!心配してくれるのは嬉しいです。ただ……いえ、お話するようなことではないかもですが……」
【聞かせてよ。イピクレスの話聞いてみたいな】
「期待されてもあまり面白くない話ですよ?ただの…ただの昔話です」
「むかーしむかし、あるところにカッコいい英雄がいました。英雄はどんな困難も、その力で乗り越えて行くので、みんなの人気者でした。船に乗って冒険をしたり、恐ろしい怪物や暴れん坊の神様だって打ち負かすような、凄い英雄でした」
「英雄には妹がいました。兄と違って、非力で、か弱い人間でしたけど、それでも兄は妹のことを気にかけていましたし、妹も兄のことを愛していました」
「妹はとある王様に仕えていました。その王様は、どんな難題を吹っ掛けても英雄がこなしてきてしまうのを怖れ、英雄を『怪物』と蔑んでいました。妹は、兄を迫害する、そんな王に仕えていました」
「ある日のことです。死を司る神に狂わされた英雄は自分の息子と妹の娘を炎の中に投げ入れてしまいます。英雄はその罪を清める為に試練を乗り越える旅に出ました。英雄はその力で試練を乗り越え、神に認められた者を表す名前を名乗る許しを得ました」>>841
「そして、試練の時のトラブルが元になった戦いで妹は大きな傷を受けて、それが元で命を落としましたとさ。どうですかマスター?面白くも何ともないでしょ?」
【まさかそれって…イピクレスの…】
「…かの大英雄は……常に血を分けた妹のことを気にかけてくださいました。だと言うのに、当の妹は臆病風に吹かれ、その兄を虐げる王に従い続けました……そんな女が私は嫌いです。英霊として呼ばれたのに、結局は兄の――大英雄の力を使わなければ戦えず、自分のだけの力では子供一人も守れない…っ!……そんな自分が、私は大嫌いです」
「イピクレス…さん?」
【アヌ!どうしたの?】
「あのね、そのー、イピクレスさん、僕たちとぜんぜんしゃべってくれないし、さっき泣いてたし、どうしたのかなって…」
「…何でもない、何でもないんですよ」
「だ、大丈夫だよ!元気出して!エリーもきっと遊んでもらえて嬉しかったと思うし、オトだって楽しそうだったよ!あんなに笑ってたの久しぶりに見たもん!お父さんが死 んでから、みんなで働くようになって、それでみんな楽しくなくなって、でもお兄ちゃん達が来てからあんなに大笑いしたの久しぶりで、だから今日死んだのはエリーにとって良かったことだと思うよ!それに他にもたくさんしんでるからエリーも寂しくないよ!」
【……】>>842
「お母さんにはまだ僕たちがいるし、ファラオの御心のままに人は死 ぬんだから、その……」
「…っ!…わかってます、わかってます。ありがとうアヌさん。慰めてくれたんですね。お気持ちは、とても嬉しいです」
「ほんとに!?良かったー。じゃあまた明日もお話してくれるね?」
「ええ、もちろん」
「やったー!オト達にも伝えてくる!」
【いい子…だね】
「ええ。私達とは価値観が違うけれども、他者を労る優しさがある。…私は、彼らに娘の姿を重ねているのかもしれません」
【娘…ってあの…?】
「神に狂わされた兄に殺 された、私の娘。今でもたまに思うんです。『どうして娘は死ななければいけなかったのか』と。あんな理不尽に、何故娘が…」
【…恨んでるの?お兄さん――ヘラクレスを】
「わかりません…。娘のことは仕方ないと、割りきっているつもりですが、兄の力を使う時は…。胸が苦しくなります。これじゃあこの異聞帯の人のことを言えませんね」
【やさしいね。イピクレスは】
「いえ、そんなことは…。ふふ、ありがとうございます、マスター。少し気が楽になりました。でも、しばらくは……一人にしてくれますか?」
【わかった。おやすみ、イピクレス】
「ええ、おやすみなさい」>>843◇◇◇
その『鏡』は凄まじかった。ホルスの化身であるはずの私よりも強い力を秘めていて、何よりも『しっくりきた』のだ。それを使うことが当然であるように思えた。
私は試しに復讐を願った。捨てたはずの願いを、叶えてみたいと思ってしまった。
結果は素晴らしいものだった。
奴らの死にゆく様、恐怖に戦く表情、立ち上る怨み節、命乞いをする声のなんと愉しいものか!異形の怪物に呑まれ、異界の悪霊に魂を取られる時の命が尽きる瞬間の音!なんと美しいものだったでしょう!
あの瞬間だけは今でも忘れることができない。あの時の胸に沸き起こる喜び、背筋を震わす悦び、心を満たす達成感、躰を走る背徳感、そしてほんの少しの恐怖。奴らを消した後、やることは決まっていた。
それはこの国の統治。私はファラオなのだから。
それからはあっという間だった。やるべきことは多かったし、邪魔者は『鏡』で消していった。
この国に攻めてくる外国を、ファラオ(私)に仇なす政敵を、命令に背く裏切り者を、ファラオ(私)を蔑む愚か者を、全員この『鏡』で始末した。使えば使うほど私の体に大きな力が溢れ、自分でもわかるほどに美しくなった。>>845「…………?■■■■■?」
「やっと気づいたか。獣の王よ」
「!?■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■――――――!!」
「何を申しているかはわからぬが、とてつもない怒りを感じる…。予に流れる神の血が気に食わぬか?」
「■■■■■■■!!」
「Tekeriri!」「Gyaaaaaa!」
「ほう、向かって来るか。良いだろう!テシュプの化身たるこのムワタリ二世がお前の相手をしよう。こっちだ!」
「■■■■■■■■■■!!」
●●●
「そらそら!そんなものか!?」
「■■■■■!」
「そうだ!こっちへ向かってこい!予を殺 したいのだろう?」
「■■■■――――■■■■■■■■!!」
「は、そんなものではこのシリスとテラはなびかぬ!」
「■■■■■!!」
「死人の軍勢…あのディアドコイの物か。下らん。真の主ではないお前が使っても、何の脅威にもならんわ!」
「■■■■■!■■■!」
◇◇◇>>846「ムワタリ二世、誘導に成功。リュカオン、『神殿』から離れていきます!」
『思いきった作戦だね。ラバルナ自らが囮となってリュカオンと手下の化け物を引き剥がすなんて…。負けた時のことを考えてないのかな?』
「奴が了承したのだ。生きて帰ってくるさ」
「今のうちだぜマスター。女王が気づく前にさっさと行こうぜ」
【よし、行こう!】
「Tekeriri!」
「やっぱりちょっと残ってんな!クリーチャー共は!」
「マシュ・キリエライト、先行します!やああああ!」
●●●
『今のうちに良いですか?ちょっと気になったことなんですけど』
『どうしたー?オルテナウスは絶好調だよ?』
『そうではなくて、星の位置何ですけど…』
【星の位置?星座とか?】
『ええ、異聞帯は2018年まで続いた世界なので、理論上は2017年の終わりと同じ星座の配置のはずなんですが…あるべき星が無かったり、ナイはずの星があったりするんですよ』
「神代では星空も法則が違う、ということでしょうか?」
「なるほど、注意はしておこう。何が起こるかわからないくらいでちょうどいい」
「じゃあオレはその辺の岩影で待ってるから。ちゃんと帰ってこいよ」
「はい!マスターは私が何としても守り抜きます!」
【行ってくるよ、薬丸!】「おう!」>>847
◇◇◇
誰もわかってくれなかった。誰も信じてくれなかった。理解しているのは私だけだった。
『彼ら』はすぐそこまで迫っている。『彼ら』の力は強大で、私などでは敵わない。
それに気づいたのはきっと私が『鏡』に頼ったから。それが『彼ら』の物と知った時には既に遅かった。私のせいで『彼ら』はやって来たのだ。何とかしなければいけない。
でも、誰もわかってくれなかった。それどころか、民を守ろうとする私の足を引っ張るばかり。仕方ないから『鏡』で殺 した。殺 せば殺 すほど私の力は強くなった。
――でも、まだ足りない。『彼ら』と渡り合うには全く足りない。
大陸を支配しても足りない。星を手にしても全く足りない。
――ならば来るのを防げばいい。戦わずに、守るのだ。
私の責任で、私自身で、民を守るのだ。私は本来、ファラオになんてなるべきじゃなかった。あの時自害して、恥を晒してでも死 ぬべきだった。
だからこれは償いだ。空を覆い、民を見守り、『外』からの侵攻を防ぐ。これこそファラオの証。身を呈してみんなを守る。守らなければ。私が全部、悪いのだから。
長い間、独りで抱えて、うずくまっていた。
あの時、彼が来るまでは。
●●●丁度いい所で一区切りしては?と提案してみる。
二十行の制限があるスレで最終章まで書くと真面目に1000終わりかねないかと。>>852
「言われた通りに来てみたが…」
【ここは?】
「先程のクリーチャーがいた所より広いですね」
【あの箱は?】
「あーっと、無闇に触らないで!それは化け物の発生装置みたいなモノだから」
「誰だ?姿を表してみよ」
「名乗りたいのは山々なんだが、まずはそこの柱を壊してくれ。なるべく優しくな。乱暴にやると警報がなって、さっきのが寄ってくるぞ」
「どれどれ…。ふむ、この程度なら造作もない」
「はー、やっと出られた!全く、散々な目にあった…」
【あなたは一体?】
「ああ、君が汎人類史のマスター?待っていたよ。ずっと」
【俺を?】
「その口ぶりからすると、お前は汎人類史のサーヴァントか?名を申してみよ」
「大した奴じゃないよ。 俺はネフレン=カっていうもんだ。まあ、こんな道を踏み外しちまったアホでよければよろしく頼む」>>854
いえいえ、圧倒的ボリュームで読み応え抜群です!
まだ途中までなんで、ゆっくり読ませていただきますね…!あぁなるほどエジプトか
wikiの方で読みましたけど私は好きですよ、自分もダイジェストでもいいから一編描いてみようと思ってるんでぜひ参考にしたいと思いましてん>>854
レ、レス数がやべぇ!こんなに書くなんて尊敬ものです……。こうやって波瀾万丈、様々な要素が出てくるストーリーでガツンと来るのは非常に良いものです。
ところでちょいとプロフィールとか訂正したウチの子宣伝がてら貼ってみたいんですけどいいですか
>>863
いいですよ!ほんじゃいくべ
氏名)クラウン・クロウェル
【性別・年齢】男性でもあり女性 年齢不詳
【身長・体重】姿を変える度に増減するので不明
【国籍・出身】不明
【所属・役職】魔術師 時計塔
【趣味・特技】女性のフリ 男性のフリ
【好きなもの】分かりやすい人間
【嫌いなもの】ややこしい人間
【外見的特徴】毎回肉体を変える為、これと決めた顔も存在しない。よって特定不可能。
【解説(人物】
自らを「肉面相(サーフェイサー)」と呼ぶ魔術師。肉を使用する独自の術式により、自由自在に肉体を変化させる事が出来る。
性転換も可能らしく、ある時は男性、またある時は女性として自由気ままに生きている。これは本人曰く、大元の肉体が両性具有である為に、男女双方の感覚を意識するのが容易だかららしい。
男も女も味わったおかげで少々欲求不満。今まで考えこそしたものの実行には移していなかった幼児への変身を考えているとかいないとか。>>869
クラウンと言う名前は偽名で、正体は日本人で実は大和撫子。とある一族の「一つの肉体に二つの人格」を真似て作り出された「一つの体に二つの性別を持つ」人間。
男性と女性の境界線があやふやになってしまっているせいか、一人称や性格がイマイチはっきりとしない。オリジナルの自分がどんな人間だったかも思い出せずにおり、宙ぶらりんのまま生きていると言ってもいい。それ故か自分を観測する第三者がいなければ自己崩壊してしまう不安定な存在になっている。
両性具有と言う稀有な肉体であるせいか、誰とも深く知り合えないクラウンには真に信頼できる相手などいはしない。その為か精神が少しずつ削れており、崩壊一歩手前にある。>>872
使用する魔術
「肉面相」
取り込んだ肉を自分の一部とし、変幻自在に操る魔術。
己の身に纏わせる事で、全く異なる別の人間へ変装出来る。レパートリーは無限。身長や体重まで調整出来るが、DNAや血液型まではごまかせない。
大質量の肉の鎧、硬質化させた肉の槍など、多種多様に変化させる事で攻守共に安定したスペックを両立させている。
肉人形を作り出し囮として利用する陽動においても秀でる為、さまざまな選択肢を持っている。
弱点は肉である以上、当然のごとく攻撃を受けてしまえば傷つき千切れてしまう事。一気に引き剥がされてしまえば、丸裸となって一切の攻撃、防御の手段を失う事となる。こうなってしまうと、再び肉を取り込む必要がある。
理想と言えるカタチになる事で根源への足掛かりとなろうと極めたものの意味はなく、ただの変装魔術と化してしまっている。
最後の隠し球としてまとっている肉を全て使用して周囲にばらまき全方位攻撃を行う事が出来、咄嗟の弾幕にもなる。
↓下は女性の時の一例>>871
よかった……
色味調整しては「これ灰色だな」「これは白だな」って繰り返してたら色彩感覚が死に絶えてきて……よかった……●ョナ要員です。サンドバッグみたいな使い方しても構いません。手足吹き飛んでもダミーみたいに出来るだぜ!すげぇだろ!
ついで型月みを感じる設定足したぜ!自分が誰かわからないから口調も一貫しないぜ!>>866
トトメスもいたらファラオ交流会が出来そうなのがエジプト異聞帯でした。それにしても改めて思う。ファラオなのは本人の核ではあってもそれと同じかそれ以上のアイデンティティを持っているプトレマイオスはファラオたちの中でも珍しい部類ですよね。ディアドコイと呼ばれることでさらにそう思いました。>>879ういっす!!
【名前】クリストフォロス
【性別】女性体
【方針・属性】混沌・悪
【回路・質】EX 【回路・量】E 【回路・編成】異常
【魔術系統】結界魔術・錬金術・建築魔術――を学んでいるとされる。
『結界魔術』
不可視の対魔術用防御結界を常に自身の周囲に展開させている。本来、魔方陣を動かすことはかなりの技量が必要とされるのだが、移動しながらAランクの対魔力に匹敵する防御結界を自身に随伴させることが可能。魔力リソースを防御に傾けている。
【魔術特性】願いを叶える(人の形をした聖杯として機能であるため、魔術理論を必要としない
【魔術属性】空 【起源】器 【代数】初代
【魔術礼装】
『明神切村正』
形が無く、カタチしかないものを斬ることができる無二の太刀。
名刀の中でも魔剣、妖刀と呼ばれる領域に至った太刀。千子村正という刀工は、縁を斬り、定めを斬り、業を斬るという、怨恨を清算する究極の一刀を目指したというが、その研鑽による集大成の一つ。何らかの経緯を経て、ビュザンティオン協会が地下霊園の創造科所有の教室で死蔵されていた物だが、盗掘して以来は愛刀として所有しているという。
【外見的特徴】
謎の美少女。
そこに確かに形があるはずなのに、直視しようとすると妙に煙に巻いたようにぼやけるという。
脳内CVは松岡美里氏。>>881いえい!
>>882
【解説】
ビュザンティオン協会、創造科の怪談「人攫いのクリストフォロス」。
魔嬢クリストフォロス。魔城、移動教室と呼ばれる類のもの。かつて創造科の学部長、君主によって製作され、理論の証明のために稼働し続けている。
その名は救世主の背負い手である聖人クリストフォロスに仮託した、万能の願望機「聖杯」として設計された二十七人の魂(疑似霊子)の器。ホムンクルス。彼女の心臓は創造科の秘奥、賢者の石・第五真説要素(エーテライト)・疑似霊子結晶によって無限に等しい容量を持つという固有結界という異界、霊子ネットワーク、霊子虚構世界を運営している。この賢者の石こそが魔力資源「聖杯」の本質である。故に魔力量で叶えられない事象は存在するというか、魔力回路の数がホムンクルスにはあるまじき少なさ(その代わりに人体としての異物性は無い)であるため、難易度はすっ飛ばせるが局所的に限定される。
【魔術】
『具眼』
極めて特殊な現在視、魔眼。願望機としての機能の一種。己の性能を限界値まで発揮させることで一般的なサーヴァント相手に防戦が可能。昔のSAMURAIが自己暗示で肉体改造をし、音速戦闘を可能としたのと同様。霊質回帰。持ち合わせた可能性をその限界まで放出する。
『二十八人の雌型(クラン・カラティン)』
降霊の核となる一人と、ケルト魔術における聖数3の3乗(27)を以て解を成す。数式の式、式神の式。そもそもは古代中国で生まれた思想、万物の状態を概念的に捉えた陰陽説を、西洋魔術で翻案したもの。太極とはすなわち、世界の理を敷き詰めるものであるため、そこから生じ辿ることは万能の願望機である証。ここでは女性性に限定することで「」に照応するための必要サンプル数を短縮しているという。無数の女性の肢体が生えた、まさに怪物。
[[マイ女性キャラ]]
【行動指針/台詞例】
自身の稼働限界を延長するために膨大な魔力資源である聖杯を求めるが、緊急ではない。
「“人攫いの”クリストフォロス? 失礼だな、君」
「本当!? 本当に良いの!? ありがとー!!」>>883 チェストサンクス!
という、「謎の美少女クリストフォロス聖杯仕立て」でした!
マイ女性キャラをここに出荷することで消化率をだな…纏めて出す判定にしたい…>>889
今のところ無いから大丈夫だワン!
実を言えば、各教会の伝承を複合させた結果、犬耳の聖人というイメージくらいしかなかった。にゃあにゃあ、今唐突に思い浮かんだんですけど「魔術師の家に生まれたけど、双子の妹に優っている部分が妹は持ってない魔眼を自分は持ってるって所だけだったから魔眼抉られて妹に移植され、今はスペア兼道具と飼い殺されてるお嬢様」とってどうかしら!(お嬢様と従者を作りたいって顔)
グリムゲルデの仮面宝具の効果を変更させるかもしれません。白鳥礼装を取り入れると白鳥礼装の防御力、仮面宝具の防御力、そして空中機動力が加わると戦闘での彼女を倒すのが非常に困難なためそこの問題を緩和させるためです。
Bランク以下は白鳥礼装で弾かれ、仮面宝具で致命傷は無効、そもそも空中機動力がライダークラスみたいに優れているから攻撃を当てるのも大変だと、当初の構想よりも防御が磐石過ぎる。そういや魔眼というと魔眼収集家のくそ死徒いたな…
>>898
姉なるものは自分の派生たちはともかくマスターにまで姉ビーム撃って現実改変しようとするそのサイコさが恐れられているのであって、それだけならただの養子だと思ふ>>854
全部読みました。台詞形式の文でありながらもそれぞれのサーヴァントがキチンと判別出来るくらいに描写できてるのはすごい事だなと思いますし、何より内容が良い…理不尽を受け入れて諦めた異聞帯、これは如何なる理由があろうと剪定せねば…
あと殿を務めたプトレマイオスの宝具開帳のシーンが読み応え抜群でしたね!
途中区切りを提案した身ではありますが、後編も楽しみにしてますよ!>>904
そうなりますね
自分が持ってる全てを捨てるようなもんですナイアの人物像とかスリーサイズとか改定しましたが投下してよかですか
>>905
余談ですが、宝具である青い蓮の花輪は頭、胸元、腰に付けられたブローチが変形合体する事で本来の花輪となります。
こういうヘンテコギミックがなんとなくインドサーヴァントっぽいなって。
手脚には黄金の鎧が装着されてますので、割と目がチカチカするデザインかと。>>903
アンカ間違えてました。908は903あてでした。>>916
あ、毛皮風ではなく毛皮にしてしまった……>>912
はーい!
【身長・体重】172cm・58kg
【スリーサイズ】B87(D)・W58・H90
【CV】瀬戸麻沙美
【解説】
2014年にメキシコ、ユカタン半島の水中洞窟「オヨ・ネグロ」で発見された骨盤が折れた少女の化石。
この化石はアメリカ大陸で発見されたものでは最も古く、彼女はアメリカ先住民の起源と言われている。
ベーリング地峡として呼ばれる陸塊を越えて、アジアからベーリング海峡を横断して移動してきた民族の1人。
アジア系統に由来するmtDNAハプログループD1と呼ばれる遺伝子マーカーを持っている。
これは現在ではアメリカ合衆国でしか見られないもので、このことからナイアは現在のアメリカ人の先祖の一人とされている。
1万2000年前を生きた15〜16歳ほどの少女だが妊娠の痕跡が見られ、彼女は子供達のために水場を探す過程で転落死したとされている。
また、虫歯や骨粗鬆症を患っており、その要因も若くして妊娠したものによるとか。
産後間もない身体に鞭を打って立ち上がり、子供達のために水場を探した結果命を失った悲劇の母。>>918
【人物】
編み込んだ長い黒髪と湖を思わせる青い瞳が特徴的な怜悧な風貌の美女。
細身ながらしなやかで鍛えられた筋肉を持つ天性の狩人で、3匹の野生動物を相手にして無傷で勝利するほどの優れた武勇を持つ。
中石器時代の人物であり、文明に慣れ親しんだ現代人から見ればやや粗野に見える。
ただし古風な口調と凛とした風貌、そして一本芯の通った振る舞いから確かな気品を感じさせる貴人。
基本的には穏健な人物で静謐とした佇まいを崩さない。主従というものも理解しており、マスターに対しては部族の長とその一員という認識。
狩猟民族なだけあってドライかつシビアな死生観を持つ。
死を悼む程度の倫理観はあるが殺.す殺されるに関しては一切のためらいも抵抗もない。
召喚された際には現在の状況を「戦争」、あるいは「殺し合い」として認識しており、多少はダーティな戦術も受け入れる。
ただし子供を狙う場合は別で、その際には自身のマスターを手にかけることも辞さない。
ナイアという研究者に与えられた名前と狩猟民族の出身で子供がいたということ、1万2000年前に生きたということ以外の過去を全て失っている。
聖杯にかける願いは「真実の自分を取り戻すこと、子供との再会」>>919
イメージカラー:黒、青
趣味:散歩、自然に触れること
特技:狩り、子供の世話を焼くこと
好きな物:子供
苦手な物:子供に手をかける輩、高所、暗闇
髪の色:黒 瞳の色:青 肌の色:白
「サーヴァント・アサシン。召喚に従い参上した。問おう、汝が私のマスターか?」
「海の彼方に住む狩人か……いいだろう。1つ勝負と行こうか」アタランテに対して
「南方の部族を統べる女王……私も腕に自身はあるが、まさかこうも違うとは。見習わねばな、うん」オトレーレに対して
「オトレーレ殿の御息女か。うむ、皆いい目をしている。流石彼女の血を継ぐ者と言ったところか」ヒッポリュテ、ペンテシレイアに対して
「ほう。汝らが私の子孫か……しかしあれだな。アメリカといったか? 少し文明が発展しすぎてはいないか……?」アメリカ系サーヴァントに対して
「……子供は、いいな。うん。見ていると心が落ち着くよ」ジャック、ナーサリー、その他子供サーヴァントに対して
「おいマスターなんだあれは! 子供にしては声が低すぎるぞ!」アンデルセンに対して
「獣のサーヴァント……案ずるな。サーヴァントと言え獣は獣。狩人の真髄を見せてやる」動物系サーヴァントに対して
「待ってくれ! あれは流石に無理だ!」ティラノサウルスレックスに対して
「汝らと出会っていれば私はあの時……いいや。なんでもない、忘れてくれ」水を操るサーヴァントに対して
「これぞ我が死、我が末路。黒き棺の内にて、汝らに永遠の眠りの与える―――『生命よ、黒き淵へと沈め(ラ・ドルミール・オヨ・ネグロ)』……眠れ、永遠に」
「光無き水底へ堕ちよ」>>921
>鯖も鱒もあんま作れて無いし、ガチガチな個性の確立も出来てるか微妙なんですぞ!
ヤメテ……ヤメテ……(震え声)個性は動かせば生えます(どこかのお姫様とどこかの酒キューレを見ながら)
>>726
読み落としてましたが宗茂さん、ありがとうございました。たぶん道雪は見た目はもっと若いですね。自分より年下に見えるお義父さんか……深夜のこそこそサーヴァント話:
オトレーレは娘であるペンテシレイアの悲痛・憤怒を分かりつつも、だからといって容姿を褒めることを止めはしない。(空気を読むことはある。)
「お腹を痛めて産んだ可愛い我が子なんだもん!本当に綺麗なんだもん!」という母親心と、
「よもや相手が母だからという理由で止まるような、生温い感情では有るまいな。狂戦士?」という戦士として彼女を試すためでもある。
おやすみなさいー意欲はあるけど筆が全く動かないのでリハビリがてら短編書きたいんですけど下の中でどれが良いですか
聖ウルスラの幕間
ジョヴァンニ・ディ・ビッチの幕間
スコグルの幕間>>898
違うのです>姉なるものと大差ない
髪の色はFGOマテにもあったレーヴァテインカラーをイメージして調整しました
ちなみにオルタの方は見た目はそのままに、髪と服の色が灰色になります>>925
サーヴァントに創作リソースを全ツッパしてるからでは?
英霊をマスターナイズするというか、伝承から考えられる英雄の性格や逸話、能力などを型月・現代っぽく変換すれば案外魔術師やマスターとして固まっていくのではないでしょうか。>>938
ゑ?
……………あっ、ほんとだ。ずっと間違えてました>>938
了解です、カラーリングはどこをどう塗りましょうか?
あと、一般人三人娘の武井莉花・花小路琴羽(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/レージュ)のキャラデザを一新しました。(つむぎはそのままですけど)>>945
いや、コレで合ってる(ラフム感)。>>944
ここではリントの言葉で話せイノライの嫌いなものが自分を越えられん弟子らしいんですが、これだとスピルバーグがどっち寄りになるのかがふっと気になりました
関係ない話題ですまない嘘予告というかダイジェストネタでお借りしたいキャラクターが纏まったんですけど投下してよかなーん?
>>958
はあい!
剣 エリウッド&リリー・フォン・ヴァルダック
弓 ワルキューレ(ムスペル)&暴火轟一(フォーリナーさん)
槍 エルルーン&オセロー・ミスランディア
騎 フー・ファイター&巳村環
術 ハワード・フィリップ・ラグクラフト(イオン化エネルギーさん)&ブロンディ・ウエスト
殺 ナイア&ナディア
狂 ティラノサウルスレックス(委員会さん)&ミリアルカ・アーデルハイド(ユージーンさん)
剣 上杉謙信(ユージーンさん)&ライム・シトロングラス
弓 那須与一(ディックさん)&マチルダ・カザン
槍 ガレス(亥狛さん)&マックス・バレット(アリウムさん)
騎 アメリア・イアハート&黒野双介(火属性さん)
術 清少納言(アリウムさん)&アーダルベルト・シザームンド(ディックさん)
殺 シャルロット・コルデー&比村貴樹
狂 ゴルディアス(ディックさん)&古壺小羽松竜さんの軍服エレナみたいな容姿の女性キャラ作りたい……フロームンドの格好がそういう設定でもいけるかもしれない。
>>958
よくてよ>>966
ラヴクラフトは今回必須レベルでした!ありがとうございます!(ラヴクラフトいなかったらスヴィプダグ借りてたレベル)>>964
>第2の主人公(エミヤと凛枠)
(どうしよう……頭爆発のイメージしかないもんだから活躍が少し想像しにくい……!)くぅっ、獣王の見た目を画像メーカーで作ってみようとしてもいい感じのメーカーが無い!何でだ!男の猫耳には需要は無いってのか!?
>>953
まぁ7時台なら問題無いですかねー。五時半からちょっと予定ありますから、無理そうなら言います。>>978
よくてよ!>>977
気に入って頂けたならば幸いです。
(これは両手の長さの違いが気になってしまい、つくった修正版。どうして投稿後にミスは見つかってしまうのだろう……)>>989
ほうほううちの子を2人も使ってくれるとは光栄の極みでは、ほい。
ブリュンヒルド・ヤルンテイン/Brunhildr JárnTeinn
年齢:17歳
性別:女性
身長:159cm 体重:46kg
特技:鑑定
好きな物:金属類・工芸品
苦手な物:暑さ
国籍:アイスランド
所属:時計塔
魔術回路:質:A/量:B+ 編成:変質(回路が鉄のような外殻で覆われている)
【解説】
アイスランドの隠し場の村出身。北欧神話の小人(ドヴェルグ)より継承した鍛造技術を現代まで伝えている職人家。
ルーン・ガルドルといった魔術を行使して工芸品や武具を鍛えており、また血を作品に垂らす事でその材質を魔銀(ミスリル)に変質される特異体質を持っている。
魔術協会との繋がりは皆無に等しく、互いにその存在を認知はしているがそれだけである。埋めついでにファヴニールで真性悪魔について自分が思った事を書いたり
>>994
( ´_ゝ`)
もう最初の部分投下しちゃった……。スレ埋めよ。>>996
ファヴニールは歌を歌える。ファヴニールの歌というサガがあるからして……ジャイアン系のうまさかな?宝具名談義
聖杯大会予選ヴェルバー0129
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