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ラフム語翻訳機
https://fgo.atodeyo.com/lahmu.html………私が書き始めた時はまだ995ぐらいだったからギリギリ999あたりにいけると思ったんです
すまない……前スレの>998
>963で書いたアトラムのような呪術を使うヒロイン役もこなせる魔術師という、コンセプトのキャラクターを考えていたのですが、具現化できたら呪詛科には所属できますか?>>2
出来ることなら、初日の乱戦に行っても良かったんですけれど……
二日目乱戦が確定してるのはこっちの準備が終わるからで、シルヴァのオーレリア的思考からすると一日目は工房建築に使うので初日乱戦は無理そうです>>2
フォーリナーさんに相談しないとなんとも……
>>4
是非とも!
いつものコンセプトのあれ
ルイス→「ある型月キャラ。■■■■・■■■■■■」「ある意味1番強い人」「日常に潜む異変(本人に何を害する能力はない)」
ヴィオレッタ→「バレリーナ」「美しい人」「前にも似たようなキャラ投げたけどあれはあれで完結したしええか」
オルトリンデ(情報開示)→「現代に甦ったワルキューレ」「マスター・アルトリアならぬマスター・スルーズ」「オフェリア・ファルムソローネ」
オセロー(一部情報開示)→「五條悟」
ポーラ→「獣性魔術師はいるべな」「日常のヒロイン枠」
トーマス(一部情報開示)→「キ ャ ラ ク タ ー ボ イ ス 増 田 俊 樹」
はいマスターとは
fate二次創作においてはサーヴァントと契約する魔術師。魔術師でなければならない、というルールはなく限りなく一般人の魔術に素養のある人間や死徒、キメラなども公式で確認されている。
つまりは今を生きる命ある者。
創作においてはサーヴァントが(大抵の場合)過去に生を全うした者である事に対して、未来のある人物……成長の余地のある不完全なキャラクターになるように……私は心掛けてるヨ☆嫌われる要素とかね☆☆☆
これが事件簿や月姫みたいな魔術師オンリーならまた立場やメイクも変わるかなと。マスターどうこうじゃなく物語上の立ち位置etcが大事、大事にしてる、、、つもり前スレ982
藤子姫…(相手と【ザックス!】して)バフ・デバフかけたり(相手と【ザックス!】して)回復したりとか可能な殴りアコライト、スキルによる魅了を刺して宝具で籠絡して戦闘力を奪うことも出来る。性格はあらあらうふふ系のメンタルヘルスケアが得意な(老若男女問わずスケベしたいという欲望持ちな食虫植物女なことを除けば)まともなお姉様。
願いは無し。
パリカー…流星(と男と女)に乗るため高い騎乗を持つ敏捷つよつよ勢の一人。基本的な攻撃手段が魔術しかないので、必然的にSTG戦法を強いられる。宝具が某ポ◯モンのやどりぎとかどくどくを合わせたような性能のものや、単純に火力の高い星系十字架ビームとか縮退砲とかを持っている。
性格は奔放オブ奔放、マスターがウホッ、いい男(女)……だったら召喚時点で真っ先に『喰われる』可能性大。
「クルサースパ?いい男よね!ぜひ閨を共にしたいわ!」とか本人の前だろうが臆面も無く言う。願いは受肉(していい男か女と毎日星の上で【ザックス!】したい)。
大体こんな感じ、スマホ買い換えでオリジナルデータが消えちゃったけどネ!!!レージュさんへ:
JPGでよろしいなら、前スレのどこかに色付きがありますので、そちらでよろしいですか?講師として作るマスターって人格面で意識しないといけない部分があるから難しいなって……
>>19
cv子安になっちゃうー
身体的特徴としてはゴリラに近いが猿人知能実験で産み出された交配種である。
とある大国の科学研究機関で産み出されるが、いざ実験が成功し人間よりも高い知能・学習能力を示すと一部の過激派から研究は叩き潰される事になる。
ここから大まかに三つのルートが存在する
1.噂を聞きつけた頭のおかしい魔術師に拾われて魔術師になる(頭おかしい)
2.脱走し都市部に近い森で隠れ住んでいたら聖杯戦争が勃発しマスター権を得てしまう
3.現実は非情である
1.の場合は特注のスーツに身を包み人語を介す紳士的な人物(サル)
協会では自分の事をより良く知るため動物科に所属。なんかもう存在が規格外過ぎて祭位は取れそうな気がしてきた〜ジグマリエこそこそ話〜
ティーダって名前は津田健次郎→津田→ティーダっていうガバガバな理由だったり
あとこれは本当に関係ないんですけど
資料本探しにBOOK・OFF行ったんですよ
そしたら子供の頃にめちゃくちゃ大好きだったナイチンゲールの伝記本が投げ売りされてたから買ったんですわ
久しぶりに読み返したらヴィクトリア女王出ててひっくり返りました
自鯖と自分の尊敬する偉人にこんな接点があろうとは……………語尾に「ウホ」を付けるのは彼なりの処世術。流暢な人語や高い知性は人間に過度の警戒心を与えるため、態と分かりやすいキャラクターを演じているのである。
実験によって産み出された孤独な存在としてメアリーシェリー著「フランケンシュタインの怪物」には思う所がある。
(講師となった場合の)今は自分がどういう存在か、よりも人間とその社会、そしてその未来に興味がある。
そして魔術師という人間社会の中でも有数の実力者の中に少しでも多くのモラルある人物が生まれる事を願い教鞭をとる?
「動物科の人間は動物にモノを教わっている」などと揶揄する声もあるが秒で駆け付ける。実際こわい
みたいな??思いつきで呟いたコンボイがこんなに反響を呼ぶとは……分岐点って分かんない。
マイエンジェルみたいな特殊な魔術師って、自分の活動地域で細々と魔術を継承していくんかな?
>>32
正直うちの面子の中でもぐう聖である。敵になったとしても「魔術資産を此方に何も干渉しないことを確約するのを認めるぐらいには簒奪する」程度で一族郎党一切鏖殺みたいなことはしない
まあその簒奪の仕方がエグいんだけども
狸と出逢っても
狸→なんでお前そんな楽しそうなの……どうして、あの景色を忘れて幸せでいられるの!?俺たちは幸せになっちゃいけないんだ!わかるだろ?
野紀→誰だって幸せを求める権利はありますよ。私にも、勿論あなたにも。………それに、彼等が愛した私が幸せにならないと、きっと彼等も報われない。そうでしょう?そういう子達だったでしょう?
これぞ
>>34
人間の欲、探究心が留まることはないのはわかってるし理解もあるけど限度があろうというやつですわね
わからん……野紀の後ろ盾のまんま時計塔行くかも知れん……もしくは野紀が支援してる時計塔動物科魔術師のところとか(それこそ動物系のアレコレとかの混血の家系とかね)アアアァァァ!!スレッドが以下略
最近のブームなのか私もスレの人達が出る夢を見ました。出てきたの私と監獄長と猫さんと山星さんとレージさんと誰か不明の悪霊(後ろ姿クリスっぽかったから多分レモンさん)でした。>>38
構いませんよー。モブ役ですから。槍サッフォーとマックスさん登録しましたー(ジョンは使う予定が今のところないので未登録、ストックには入れとく)
レスボス島SSって何処に書いたっけな……フランス特異点投下しました
くぅ〜、疲れました これにて太陽王パート終了です(以下略)
とりあえず浅右衛門襲撃パートが来たら裏で太陽王からロシュジャクランへのジュワユースパス書くのでそれを書いたら終了ですかね……クリス(委員会さんとこのあやつ)が天使になってる夢を見ました……腹筋バキバキの天使とかやだよお……
ギャグテイストで書いてみた『もしもブルートガング』。
ある日の事、異聞帯を案内してもらった後で、フェリーペはヘンリーからとあるアドバイスを受けていた。
────彼女が鳥と類似した習性を持つなら、頭を撫でてみるといい。その後に耳の裏、首筋をソッと優しく撫でれば喜んでくれる筈だ。
などと言われ、仲間として信頼はしているが、その人柄は余り信用していない。
あんな事を態々告げるということは、何か企んでいるのではないのかと訝しんでいる。ていうか、絶対に何かある筈というのがフェリーペの見解だった。
偶に愉快犯な面もあるオレ様サーヴァントは、何かと面倒ごとやら悩みの種を振り撒いていく傾向があり、そして我関せずといった顔で去っていく……なんというトラブルメーカー。
そんな訳で、若干不安を抱いているカルデアのマスターなのだが、ミュウのご褒美の件もあるので進む決心をする。
相手は幼い少女だ。そんな彼女に変な事はさせないだろうと、吹けば崩壊し兼ねない信頼を胸に、ミュウの元に向かった。
そして実行した結果────。>>55
「えへへ」
成功である。
頭を撫でたら満遍の笑顔を向け、その純粋無垢なオーラに心癒された。
これなら、後に続く愛撫も問題ないだろうと、耳の裏から首筋にかけて優しく指で撫でる。
「ちゅんっ……」
────ん?
おかしい、奇怪だ、不合理だ、荒唐無稽だ。
触れた瞬間、切なそうで、しかして女性の色っぽさが混じった声が溢れ、フェリーペは光速で硬直した。
頬を赤らめ、何やらモジモジした様子を見せるミュウに、青年は夥しい数の冷や汗を背中に流し、生気のない笑みを顔に固定する。
俺はやっていない。これは無実だ。犯罪じゃないし幼女に対する猥褻行為ではない。確かに物理的に柔肌に触れたかもしれないが、これは兄が妹にするようなフレンドリータッチであって決して咎められるような犯罪ではない。>>56
「もっと……してくれないの?」
あ、これダメなやつだ────と、フェリーペは顔面蒼白になってしまうも、最後の希望を運命に託していた。
そう……見られていなければ追及される事もない。心苦しいが、バレなきゃ犯罪ではないのだ。
嗚呼、天国の我が弟よ、こんな悪いお兄ちゃんを許してくれと、遠い目を向けていると、視界の隅にいてはならない人物が映っていた。
「…………」
センパイである。
セ ン パ イ で あ る。
────どうやら、抑止の輪はフェリーペを見捨てたようだ。マグダラのマリアの宝具:
・アンデレをルーラーからシールダーへと改修しました。
・大ヤコブのセリフを追加しました。
・トマスを追加しました。
>>59
いましたね……象の顔の濃い方が。見損なったぞ後輩
先輩最低です
ジト目ヒロイン良いよね……われすき>>64
ヘンリー
「べーべちゃんに見つかったか。抜かったなぁ、坊や」
エルルーン
「あなたはマスターをなんだと思っているのですか?」
ヘンリー
「おもちゃ?」
エルルーン
「────」
恐竜を介して酒飲みながら見物していることでしょう。ヘンリーのフェリーぺへの感想です↓>>66
やっちゃえバーサーカー!あまり言及してなかったけどエルルーンは槍でもライダーでも敬語や丁寧語は使わないのだ……
エリちゃんとかマタ・ハリさんみたいな感じ
ここのキャラだと蓮見さんみたいな>>66
精神異常スキル持ってること含めオマージュはしてるからナ、エリちゃん
ギャグの底に闇を見せるの好きなんだよね……さっきのはパパッと考えたけどいつか全文披露したいぜ>>72
念のため書きますとアリウムさんが挙げた点は私も同意しますよ?陽動・足止め、ジュワユース回収どれも成功。ただスカタクくらいはもう一人誰か来てた、と気づいてもいいのではないかと思って提案しました。>>80
傷持ちはマクベスとアルトリウスだけは控えてたので貼ります
【CLASS】アサシン【真名】闇討ちマクベス
【性別】男【身長・体重】174cm・81kg
【出典】史実・『マクベス』【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久EX 敏捷B 魔力C 幸運変動 宝具B
【クラス別スキル】気配遮断A
【固有スキル】
マクベスは眠りを殺.すA++
視界に異常をきたす魔術や幻覚に惑わされない。眠ることなく現実を見続ける他に彼には道がない。
綺麗は汚い、汚いは綺麗A
栄光と没落。人生においては幾度となくやってくる運命。幸運値が秒間ランクが変動していく。
直感B
血の雨B++
彼が栄光を掴むため流してきた血。血を浴びるほどその力は鋭く強くなる。
【宝具】
『人生は歩きまわる影法師、哀れな役者だ、舞台の上で大袈裟に見得を切っても、出場が終われば消えてしまう。だが、彼の出番はまだ終わらない!万歳!魔女に予言されし王よ!(ワン・オブ・ウーマン・ボーン)』ランクEX種別対人宝具 レンジ0最大捕捉1人
産まれに女が関係あるのであれば、傷一つつけられず、影響すら与える事ができない。>>81
【CLASS】ライダー【真名】オオヤジのアルトリウス
【性別】男【身長・体重】181cm・98kg
【出典】アーサー王伝説・民間伝承【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具C(EX)
【クラス別スキル】
騎乗A+対魔力A
【固有スキル】
魔力放出(嵐)EX 使い魔(渡鴉)B 直感B カリスマA ハングオーバーA+
【宝具】
『天翔ける巨馬(スピュメイダー)』
ランクC
天の血筋を引いた、精悍な馬。非常に巨大な馬であり、そして嵐をも恐れず乗りこなす技量を兼ね備えている。ちなみに雌で、主人大好きっ子
『顕現する騎士達の物語(アームド・キャメロット)』
ランクEX 種別対人〜対城宝具 レンジ0-99 最大捕捉変動
アーサー王伝説やそれに類する物語に出てきた武具を全て使うことができる。ただし別の武具に変えた際、同じ武器を使うまで別の武具を13個使う必要がある
『■■■■勝利の剣(エクスカリバー・■■■■■■■)』不明>>85
わかりました。私としては傷持ちに関しては性能面の相性的には大嶽丸とマクベスに因縁持たせたいな、くらいにしか今のところ希望はないですね。>>84
残り1人見つけたんではりますね
【CLASS】アーチャー
【真名】晩成たるイリヤー・ムーロメツ
【性別】男【身長・体重】177cm・76kg【出典】史実・伝承【属性】中立・善【ステータス】筋力A耐久B敏捷A魔力D幸運C宝具EX
【クラス別スキル】対魔力B 単独行動B
【固有スキル】
ペルーンの雷EX 雷神ペルーンの加護。全身に雷が流れており、それを放出したり、自らの反射神経の強化したり、矢に纏わせレーザーにするなど様々な用途がある。
スヴャトゴルの泡EX 親友の巨人スヴャトゴルの力。泡を身体から出し一時的に攻撃や異常を防ぐ。防いだ泡は剥がれる。その本質は泡の力を使い、自らの身体を巨大化させる事である。
勇猛A 怪力B 無窮の武練A+ ハングオーバーA+
【宝具】
『怪鳥計画(ソロウェイ)』ランク:B 種別:召喚宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
巨大な怪物、ソロウェイを呼び出す。その羽ばたきは嵐を巻き起こし、嘴の攻撃は雷の如し鋭さ。だが、その最大の武器は海を割り、空を砕いて、地を滅ぼす『鳴き声』である。
『輝く十字架(スターリンカ)』ランク:A++ 種別:対人〜対軍宝具 レンジ:0-99 最大捕捉:1000人
胸にかけている十字架。この十字架はイリヤーの生涯の結晶であり、真名解放することによりこの十字架は弓となる。ペルーンの雷、スヴャトゴルの力、ソロウェイの怪奇などを状況に応じて使い分け、矢を放つ。
『祈りの一矢を放つ時(ブィリーナ)』ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:0-99 最大捕捉:1000人
祈りを込めた矢を放つ時、その矢は光の線となりそれを少しでも見た敵は消失する。そのかわり自らの身体は石と化す。
『■■■■■■■■■■(■■■■■)』
ランク:EX世界観に合わないなら設定を改稿すれば良いじゃない(ブリオッシュ並感
>>100
うーん……人選考えてみて、もしかしたら変更するかもしれません。特別仕様ということで。>>104
ごめん、……………タイプじゃないんだ>>37
はいすこ。この後理仁と一緒に帰ってご飯ご馳走になったとかだったらもっとエモ>>104
かわいい(かわいい)あ、ここのえさん
ビュザンティオンで植物科のロードをちょっと設定したいんですけどいいですか?>>104
こんな可愛い子が女の子なわけないんだよなぁ……サッフォー&ロスヴァイセの幕間、1日探してるけど全然見つからない……バックアップ取っておけばよかった……
これは東鬨聖杯のルール聞いて浮かんだ東鬨Apocrypha
東鬨聖杯戦争外典
セイバー:ロヴェイル 上緒菖蒲
ランサー:カドモス 浅井螢
アーチャー:マリュータ・スクラートフ 虎徹・アグスタヴェル
ライダー:ヘル 漣爻智
アサシン:ナイア 三上令司
キャスター:ジャック・ザ・リッパー(主従) 李達龍
バーサーカー:ルサールカ クロナ・リングベル
その他
黒幕陣営:レゼルヴァ・プレストーン・清原さん・カナディア・ウル・クロウリー
監督役:マロウ神父・ルミナここのえさん、カラティン・ダーナについて知りたい事があるんですが、設定を簡潔に説明してもらってもよろしいでしょうか?
>>113
うちの殺人姫は一般道徳から離れた悪に対して自身の消滅も問わずに殺意が膨れ上がる生粋の殺人種なんじゃあ……吸血姫の方も「ま、良いんじゃない?」って方向性
「マフィアのボス!?本当ですか!?じゃあ、あんなことやこんなこともやってきたんですか!?わーい!!(ライフル並みの投げナイフ)」
「結局こうなるのよねぇ………どっかに聖人じみたマスターとか転がってないかしら。そしたら、もう少しこの人生を長く楽しめるのに」
一応、「今回の人生をまだ楽しみたいなぁ」って吸血姫が気まぐれで思ったら殺人姫を咎めて「殺さないで頂戴」「御意」ってなるルートもあるよ。李君即殺ルートだけじゃないよ
吸血姫が「このマスター面白いな。まだ死なないで欲しいなぁ」って思ってる限り、興味がなくならない限りはそれが続くよ申し訳ありませんが、マグダラのマリアを再度更新させていただきました。
ヒップサイズを5cm程アップさせていただきました。
それだけです。
>>117
戦艦の素材を興味深く調べるK。
実際問題、相性はいいのだろうか……。>>121
出島?ええ、ええ、死んじゃっても大丈夫なので存分に使ってやってくださいな。後ろ盾もやってても不思議じゃないのでなんにも問題ありません。
問題があるとすればカナディアが死んだ後菫ちゃんの制御にザックスが四苦八苦するくらいでござる。だから問題無いね!
ほっほっほ、カナディアの邪悪さは折り紙付きですからのう。サッフォー、ロスヴァイセ、エイル、バルバロッサ、ヨーウィー、メンデル先生、レーヴァテイン、ロプトルが登場するイベントSSなんですが、セカンドラグナロク以降だろうから115〜今スレの間だと思うのですが……見かけたらご一報ください
まずは第参特異点書かんとなぁ……>>124
見つけましたー
このスレの188からですー
https://bbs.demonition.com/board/4632/9/>>146
そう、植物科ぽい名前の彼です>>144
良かったぁ良かったぁ(安堵)
ちなみにどうでもいいプチ情報ですが、普段の絵はペンタブを使って描いてますが、
そのペンタブの芯、実は「ベビー綿棒の軸」だったりします。
ネット上で見た知識ですが、本来のペンタブの芯を大事に使いたいための代用品です。
人によっては茹でる前のパスタで代用する人もいるだとか。今キタサンブラック
>>111
三上が選ばれてる! やったぜ!
で、相方はナイアとな。え、まさかいあいあふんぐるい系な(wiki確認中)…………違いましたわ
しかし少女と893の組み合わせとは、また一味変わったパターンですな>>111
ヘルちゃんさんがいる!最終形態アンロック条件ヨシ!ヨシ!丁度ジャックの話題が出たから色々と自分のジャックのメモ漁ってたら
・殺人姫第三形態。これどこの某projectの亡霊姫?
人間やめてる人外デザインと能力
・吸血姫第三形態。これどこの某projectの紅魔館?
人間やめてる人外デザインと能力
みたいなのとかの色々な案が出てたんですが……この時の私は何がしたかったんでしょうね>>160
出た時から強鯖の風格…と思ってたけど。。作者本人と周りとの受け取り方の差異ってのもアリアリなんですねぇここでDeadmanslandこそこそ噂話!
反聖杯戦争組織には少数ながら声の大きい過激派派閥があり、そこは「特異な能力の持ち主が集まっているところとか魔術師がやってる宗教団体とか……そういう危険人物片っ端から潰していけば世界平和になるんじゃね?」と主張しているよ!
西行さんは穏健派の有力者で「魔女狩りはやめろ」とギリギリまで武力行使を止めている側だけど、その代わりに「何か起こったらお前がやれよ、やらなきゃお前もあっち側と看做すからな」って言われているよ!
幹部のくせに少数戦力最前線でミロクを討伐したりさせられてるのはそのせいだよ!
野紀さんちの孤児院ぐらいは監視対象から外したくて(「別にあの狸野郎を気にかけてるわけではないけど?罪のない子供を監視するってよくないと思うぜ?」)何回か提言しているけど、今の所全却下されているよ!
スノーフィールドでやべー何かが起こりそうって感知できたのも、滅ぶ側のマスターのうち数名が「危険人物」としてマークされていたからなんだ!
ちなみにストレスはマッハだぞ!>>111
おぉルサールカが選ばれてる!
戦力分散・魔力消費大・意思疎通困難の三重苦を背負い、私作キャラで「聖杯戦争勝ち抜けないランキング」トップを独走するあのルサールカが……!
聖杯戦争向けに作ったキャラなのでこうして選ばれると嬉しいですねー>>169
まあぶっちゃけ野紀一族は狸の方の野紀と親交があったりサポートでホルマリンとかを逃れて魔術師の家系として成立した多くの魔術師(それこそ孤児院出身の子が養子入りしたとことかも含む)と親交があるし、孤児院だけじゃなくてマンションとかに住んでるのも軒並み何かしら「特別」だからそうなってもおかしくはない
「実は時計塔にも何人かうちから出てった子がいますよ。潰されそうな見込みある若き魔術師の一族を支援したりもしてます。足長おじさんことノーリッジ卿みたいな立ち位置ですねぇ。
私は止めないし、他言無用って約束はしたんですけど、教会の方に進んだ人もいたり。今何してるとか、知らないですけど。立場的に会えないじゃないですか」
一応狸の正体は本当に殆どバレてない設定。というか今のコイツ神秘的にも構造的にもほぼほぼ人間だから「これ人外やんけ!」っていう証拠がないねんな>>167
ちっくしょー!このファッキンラクーンドッグめぇ!!聖杯が手に入ったら覚えてろよー! よー! よー……!>>172
西行さん「ちょっと深く事情は言えないんですけどぉ……あの人達が特異な人間集めてるのはテロとかそういう意図では全然ないので………監視解いてあげてもいいんじゃないかなぁって………」
過激派有力幹部「なんで事情言えないのかな?ああいった人間が徒党を組んで武装蜂起でもして、人を殺戮し始めてからじゃ遅いよね?君が仲良いから庇いたいだけなんじゃないの?」
西行さん「ミィン………」
弟子の恩人である間久部家の監視を解く方は(脅威度が低いと見なされたこともあり)上手くいったけど、その結果MRで巻き込まれてるのにギリギリまで気づけなかったという事情もあるんだ!空回るなぁ……
>>170
私はいいと思いますよ
頑張って血液検査とか書き上げますね>>175
「仕方ないですよ。自分の理解し得ないもの、許せないものに類する存在を駆逐したがるのは人間の性。幾千年、幾万年前から私はそれを知っています。なので、糾弾するつもりはありません。昔の私はどうあれね。
──────こっちに手を出したら、容赦はしないので。それが私の意地です」
西行いるし大丈夫やろーもし危なかったら教えてくれると思うし。あの優しい子が子供達を殺戮の危機には遭わせないでしょ!って考えぞ。本人には言わないけど
もし手を出すなら徹底抗戦の構えぞ。これが魔術協会ならまだしも、そうでないなら手の打ちようは幾らでもあるんだから
そういや反聖杯戦争組織の行動はアレかな、神秘の秘匿とか、魔術関係ないとこの隠蔽ちゃんとしてんのかな……それともテロ組織?猫さーん居られますかー?
>>176
世界規模の自警団みたいな?
一応魔術の秘匿とかには付き合う気がある(というか魔術師もメンバーにいる)んですけど、それ以上に「魔術のために人間を大量に死なせる魔術師」とか「聖杯戦争の結果起こる大破壊」を相手をサーチして、Killしてでも止める武装組織………ぶっちゃけ大義名分を持ったテロリストではあります。
ですが、如何せんこの世界線だと魔術師由来の被害(主に聖杯戦争。粗製乱造されすぎて既存組織が対応しきれない)がどんどん増えてるんで権力がある人含めて大量のメンバーがいるし、今やあんまり関係ない人もどこかから聞きつけて「みんなを襲う邪悪な人でなしを粛清してるんですよね!かっこいー」で参加してたりして実情はもうめちゃめちゃだったり……
西行派(deadmansland予告にも登場してる人達)は聖杯戦争で実害出た人達がメインで「自分みたいな不幸な人間を作らないように人助けるほうがメイン、殺さなくてもいいならやらない」なんですけど……設立時はこんな組織じゃなくて聖杯戦争や魔術師に村焼かれた人たちの互助組織だったんですけど………>>180
発想は神野に近いものがあるみたいですよね。あれもこの世からすべて悪を滅ぼして最後に残る自分という悪を滅することで根絶させる、という考えで殺戮するわけですから。>>185
よくてよ!>>186
>>188
はーい!
「今日の授業はここまで……と言いたいところだが、まだ少しだけ時間がある。
たまには少し変わった話をしようか。
幻想種、という言葉を知っているかな?」
教壇に立つオセロー講師が何気なくそんな言葉を口にする。
ふと時計を見ると、確かに5分ほど時間があった。
「はい! 主に伝説や幻想上の生物を指す言葉で、具体的にはハーマン・メルヴィルが書いた「白鯨」に登場するモービーディックのことですね!」
隣に座っているユリナ・リベルがハキハキと答える。いつものことだ。人はここまでなにかに夢中になれるものなのだと、彼女を見ていて強く思う。
「正解だ。ありがとう、ユリナ。
幻想種には「魔獣」「幻獣」「神獣」の3つの位があって、モービーディックと呼ばれる大鯨は神獣だ。このあたりの神獣はもはや生き物というよりも超兵器みたいなもの」と言われている。
この位階になると魔術師はおろか英霊ですらも手も足も出ない強さを持った者も少なくない……
中にはね、『竜種』と呼ばれるものを超える強さを持つ個体だって存在する」>>191
『竜種』と呼ばれ、自分の心臓が早鐘を打つように激しく鼓動する。
魔眼を使わずとも視えるようになるほどに濃くなった魔力をなんとか己の内側に収め、破裂しそうになるのをなんとか抑える。
発言した当の本人―――オセロー講師はどこ吹く風といった感じで、呑気に講義を続けていた。
「基本的に幻想種という物には滅多なことでは種はつかない。
ユニコーン、ケルピー、バシュム、ヒポグリフ。これらは幻想種という大枠での細かい名前だ。決して種という一つの単位じゃない。
鮫や鮭を魚類と言わず鮫や鮭と呼ぶのと同じようなものかな」
―――人間風情が我(オレ)を魚程度と同じと見るか。その減らず口を今すぐこの爪で切り裂いて生き血を啜ってやろうか。
などと、思ってもいない言葉が自然と浮かぶ。
あと1分だ。あと1分耐えればいい。
まずは裏庭に出て人よけの結界を貼って、その後に池の水にブレスを―――と、自分が今後の算段について考えていると。
「本来の神秘というものはソロモン王の死後を境に失われた。今僕達が使っている神秘も本来のものの残滓に過ぎない。
時期的には西暦になった頃かな。
竜と呼ばれる存在は、その大多数が地下を辿って世界の裏側―――最果ての地と呼ばれる場所へ行ってしまった。
今もし竜と呼ばれるものがいるなら、それはきっと奇跡のような存在なのだろうね。
竜であることに誇りを持ってもいいほどだ―――っと、時間だね。
じゃあ今日の講義はここまで。
また明日。同じ時間にこの教室で会おう。」>>193
「あの、ティーダさん。今日も良ければ図書室で一緒に勉強を」
就業のベルが鳴ると同時、外へ出ようとした自分をユリナが呼び止める。
「すまない。自分は今日、大事な用事があったことを忘れていた。この埋め合わせは必ずする。貴女との日課を蔑ろにしたことを許して欲しい」
「ゆ、許すだなんてそんな……」
「それではまた明日! 自分はこれで失礼する!」
ジグマリエの講義は昼間から夜にかけて行われる。
外に出ると既に日が沈み、あたりはすっかり暗くなっていた。
これは好都合だ。時計塔で一番高い展望台へと登り、素足になって―――既に現出していた爪で壁をよじ登って、窓からその身を投げ捨てた。
それと同時、制服を突き破って背中に漆黒の翼が現れる。
大きく羽ばたかせ、一度旋回したあとそのまま空へ向かって上昇する。
高く、高く、どこまでも高く。
雲海を貫いて誰にも届かない所まで自分の身体は飛び上がっていく。
真横に月を捉えたその時、自分は口腔から灼熱の炎―――竜の吐息(ドラゴンブレス)を放出した。>>194
「誇りに思っていい……か」
オセロー講師から言われたことを反芻する。
―――自分の家系は、代々竜を模倣する魔術を修めていた。
父までは獣性魔術の劣化品のようなものだったそれは、自分の代で突然変異を起こした。
自分の心臓は、竜と同じものだった。
マナを必要とせず、呼吸だけで魔力の精製を可能にする幻想種の臓腑。現代の魔術師としては破格なそれは、大きな代償を有していた。
爪が生える、牙が鋭くなる、口からドラゴンブレスが吐けるようになる―――時には精神さえも汚染され、人間を家畜かなにかだと思うようになる。
人に在って人に在らず。竜に在って竜に在らず。
そんな半端者な紛い物がティーダ・ファフナーという男だった。
だがそれは先程までの話だ。オセロー講師は誇れと言ったのだ。
誇るということは、胸を張って真っ直ぐに生きるということだ。
自分は―――俺は、彼から生きていてもいいと教わったのだ。
「まずは……ユリナとオセロー講師にこのことを報告せねばな」
オセロー講師にはこの感謝の気持ちを必ず伝えねばならないし、ユリナは今最も自分と親しい間柄にある人物だ。幻想というものを好む彼女のことだ。背中に乗せてあげたら大層喜ぶだろう。
そんな益体もないことを考えながら……脱ぎ捨てた靴を回収するために、自分は時計塔へと帰路を向けるのであった。
ジグマリエ・スクール・ショー
2時限目 「『幻想種』と『竜種』」
End.>>195
以上!
感想もらえると嬉しいです
リュンベルくんの話聞いてこれは急がねば!となりました
というわけでいつもの開示をば
【名前】ティーダ・ファフナー/Teada Fafnir
【身長・体重】187cm・82kg
【誕生日】6月26日
【好きなもの・嫌いなもの】レバー、ほうれん草、筋トレ(レバーとほうれん草は竜化後に鉄分を多く失うため、筋トレは竜化に耐えうる身体づくりのため)・貧血(言わずもがな)
【決戦の日】最果ての地
【魔術系統】竜の心臓、竜化、それを制御する呪術
【魔術回路】質:C〜EX(竜化時)/ 量:A / 編成:変異(魔術回路というよりも竜の持つ『異能』に近い)
【CV】津田健次郎
ティーダ(情報開示)→ティーダ→「正統派イケメン」「眼鏡男子」「竜の心臓」「シグルド」「騎士」>>92
こんな感じかな!
じゅるり、じゅるりと啜る音がする。暗がりの支配する夜の街。荒くれ者どもが跋扈する日向の道を行く者たちは決して歩を進めぬ禍々都。
月の光が差し込む中、一人の女が切り伏せたのであろう男の死体を引きちぎり、その血肉を啜っている。
「んっ。アハっ♪人の肉というものは今生にて食し始めてみたものですが、中々に美味。これは確かにクセになりますぅ」
ほとほと清涼な服装や立ち姿を裏切るような蠱惑的な仕草や目線がギャップというものを呼び起こし、背徳感をそそらせる。
それに見惚れていたからだろう。あなたは女がこちらを背後から切られたことに一瞬気づかず、横転する。
そこに居たのは先ほどまで自身の目の前に居た女。
「あなたが先度から見ていたのは知っていました。ええ、ええ。ちょうど私もまだまだ足りなかった所なのです。ええ、ですから」
腕と振り返った瞬間に喉を切り裂かれたあなたに乗りかかり、まるで情事でも始めるかのように艶と顔を朱に染めた女は愛の言葉を囁くように身を近づける。
「いただきまぁす」遅い時間にアレですが、東鬨の続き投下してもいいですか?
時計塔のロードの平均年齢っていくつぐらいなんじゃろ。
>>203
よし、じゃあ投下します!
一歩前に踏み出す。
目と鼻の先にある人狼の牙は必然的により眼前に迫る、だが恐怖はない。
言い表せない確信があったからだ。
この人狼は決して自分を傷つけるつもりなどなく、恐怖を煽る巨体に姿を変えたのは内に秘める気持ちを取り繕いたいからに違いないと。
そしてその秘めたる思いを、玲亜は肌で感じ取る。
特異な能力を持つ彼女だからこそ解る、人狼の柔らかい部分。
この獣は人に憧れながらも人に放逐され、その果てに孤独を選ぼうとしていた。
植え付けられた恐怖心に怯えていた。
なら、それを濯ぐ為にどうしたらいいだろう。
目の前の彼にしてやれる事はなんだろう。
考えるよりも前に玲亜の身体は決意を済ませていた。
「迷惑が掛かるから付き合わないとか、そうじゃないから付き合うとか────馬鹿みたい」
涙を浮かべた目で人狼を見上げる。
興奮の混じった吐息が顔にかかって熱い。>>205
ナイフの様に鈍い光を発する牙と重機染みた顎を視界に入れながら、それらに意識が逸れる事もなく真っ直ぐ人狼の眼を見つめる。
そうして、玲亜は。
その細い両腕を伸ばして人狼の首に手を回すと、溢れ出る感情の赴くままに怪物を抱擁した。
体格差の所為で半ばしがみ付くような不恰好な姿勢だが、そんなのは些事だ。
「“───────”」
一方で抱き締められた人狼の方は同様の色を隠せない。彼女の行動の意味を測りかねていたから。
「………そんなの、どうだって良いって言ってるじゃない。」
何故だか振り解こうとは思えなかった。
首を振り回せば吹き飛んでしまいそうなか弱い力の筈なのに、どうあがいても敵わない説得力がある気がしてならない。
何もかも不思議でならなかった。
彼女がここに来たのも、こうして抱き締められてる現実も、その何もかもが非現実に感じてならない。
それ故に単純な疑問が溢れる。
「“な、んで”」
亥狛が無意識に発した言葉を、玲亜はきちんと受け止めてゆく。
彼女は少しばかり上擦った声で、
「悲しむ友人を慰めるのは当たり前の話でしょう?」
と言った。>>207
そうして少し息を飲んだかと思うと、胸につっかえていた言葉を時間を掛けて吐露していく。
「ゴメンね、こうなる前に気付いてやれなくて……ゴメンね、あの時何も言ってやれなくて」
とめどなく吐き出される後悔、それに比例して強まる抱擁。
その痛さがどうしてか優しく思えた。
「貴方が人間に失望する気持ちも解るし………人間を嫌いになるな、だなんて虫のいい事言わない。
でも居なくなるだなんて言わないで、自分が邪魔だなんて悲しい事を言わないでよ。
そんな、寂しい事言わないでよ」
ふと人狼の首筋に冷たい感覚が走る。
それだけで彼女が泣いていると理解するには十分だった。
「“でも、俺は人の世界じゃ邪魔になる”」
「仮にそうだとしても。私は貴方が必要なのは変わらない」
そう即答した。
とめどなく流れる涙が止まらない。
その涙が同情からくるものか、または義憤からくるものか、その出所は玲亜本人すら判らない。
でも。
亥狛の中に渦巻く感情が発する悲痛な叫びを、玲亜は全身で感じる。
彼の心は助けて欲しいと叫んでる。
救われたいと願ってるのだ、誰にも理解されないこんな森の奥深くで。>>209
嗚咽の混じった声で放つ、本当に言いたいこと。
「貴方を否定する世界なら、そんな世界否定してやる。
貴方が貴方らしく生きられる世界なんて、全力で刃向かってやる。
例え皆に受け入れられなくっても、それでも貴方と言う正当性を傲岸に、堂々と言い放ってやる。だから────」
私の前からいなくならないで。
最後の一言は押し寄せる感情に呑み込まれて、言葉にならない。
けど言わんとする事は十分伝わった。
涙でぐじゅぐじゅな顔をそのままに、玲亜は亥狛の顔を見つめる。
「“どうして、そこまでして”」
「だって貴方は底抜けに良い奴だもの。
亥狛君が人狼だって事は今日まで知らなかったけど、亥狛君が優しい人なのはずっと前から知ってるから。
………そんな人が悲しい思いをするだなんて間違ってる。亥狛君みたいな人畜無害は穏やかな日々の中で、屈託のない笑顔を振り撒いてるのがお似合いなのよ」
どう考えたって採算が合わない。
幻想種が人間として生きる世界など歪そのものだし、非難や誹りに一々反抗するのは非合理的だ。
少なくとも魔術師らしさの欠片もない、けどその非合理に憧れて人里に降りたのはどこの誰だったろう。>>210
「“─────────”」
人狼の姿から徐々に元の人間の姿へと戻っていく。
そう、変化していくのではなく、『戻っていく』。
その人間の姿の方が自然であったかと錯覚する様に、人狼は人の姿へと縮小してゆく。
気付けば玲亜の知っている亥狛の姿はそこにあった。少しばかり呆れた様な、照れくさそうな表情を浮かべながら。
「玲亜は、馬鹿だ。こんなの誰も得しない、特に玲亜は損しかしない」
「…そうかしら?貴方が居なくなるっていう最大の損失は防げるから結果オーライだと思うけど」
泣き腫らした目を細めて笑う玲亜。
その屈託のなさに思わず頬がほころんでしまう。
そうしてもう一度、今度は亥狛の方から玲亜の体を抱き締める。
目の前の優しさの形を確かめる様に。
感謝を行動として示す為に。
「本当に、馬鹿だ。本当に────」>>211
結局。
人狼は人間の清濁を未だ計り知れぬままだ。
でも喜劇も惨劇も全て人間の一部であって、善悪を内包してこそ人間なのだと、そうランサーは語った。
ならば目の前で自分の為に泣き噦ってくれるこの少女のような一面を、遍く人間は有している事になるのだろうか?
───だとしたらそれはそれで。
やはり人間には価値があるという事にならないだろうか。
少なくとも此処で勝手に失望するには時期尚早だ。
また同様に、手放しで憧れて身勝手な理想を押し付けるのも違うのだろう。
理解が必要だと思い知った。
自分をひた隠しにして受け身になっていた昨日とは訣別を告げよう。
自分から己を曝け出し、人間という存在に真に歩み寄る明日を掴もう。
それには幾星霜の時間を必要とするかも知れないし、幾度となく辛い目に合うかもしれない。
“でも、もう、きっと大丈夫”
理解した先に待ち構える結論が非情なモノだったとしても、共に立ってくれる友がいる。道を示してくれた先達がいる。
虚ろな記憶なんかじゃなく確かな実像が其処にある。
ならきっと迷わず踏み出せる、例え暗く寒い夜の路が続こうとも。>>212
草原は踊る。森に駆け抜ける風に舞うようにそよそよと。
そんな開けた野原の中で、ランサーとアーチャーは彼等の様子を眺めている。
どこか尊いものを見るように優しい視線を向けるランサーは、誰に語る訳でもなく呟く。
「落ち着くべき所に落ち着いて本当に良かった。全く、どうなることかと思いましたよ」
安堵の表情を浮かべる彼女をアーチャーは横目で見ながら、「不可解だな」と零す。
「いや、少々回りくどい手法を取ったものだと思ってな。
別に玲亜が居なくとも貴様ならあの人狼を再起させられただろうに、態々どうして最後の仕上げを玲亜に譲った?」
単純な疑問だ、そう構えるなと言わんばかりにアーチャーは視線を二人の方向に向き直した。
ランサーは少し赤面しつつ頭を掻く。まるで悪巧みを明るみに曝け出された子供のように、
「たはは、バレてましたか」
「正直バレバレよな」
腹芸の類はこの弓兵には一切通じないらしい。
後天的に付与されたスキルや宝具の影響ではなく単純に洞察力が図抜けているのだろう。
「確かに私が彼を再起させる事も考えましたが、貴方達の気配を感じたので急遽方向転換しました」
「だって、私達は所詮死霊ではありませんか」>>213
「…………」
「既に定命を終えた身、遠い過去を駆け抜けた陽炎です。
ならば今を生きる者を奮起させるのはいつか消えてなくなる死者(ワタシ)ではなく、同じく今を生きる者の方が適任かなと思ったんです。
……ホラ、その方が何と言いますか健全じゃないですか!」
再起するのなら過去の亡霊を拠り所にするよりも、生者と共に歩んで欲しい。
近い未来に座へと帰還し、この世界と別れを告げる身が必要以上に人の心を左右するのは────下手をすれば拭えぬ傷になりかねないと。
そう思っての判断だと語る彼女の顔は寂しそうとも嬉しそうとも言えないものだった。
「彼の行く末を見ていたい、という気持ちは勿論ありますけどね。でもそれは単に未練であり、過ぎた贅沢ですから」
複雑な心境がランサーの中を渦巻く。
「真に主人を思っての判断という訳か。いやはや、従者の鏡だな」
呵々と笑うアーチャーに邪気はなく、その笑いには呆れではなく敬意が滲んでいた。
だが得てしてそうした内心は相手に伝わる事はない。
やや不服そうな顔でランサーは「笑う事ないでしょう」といじけている。
「貴方だって負けず劣らずマスター思いの癖に、知ってるんですからね」
「ほう、だが其れは買いかぶりと言うモノだぞ?
俺は皇帝、即ち身勝手の極致の如き身である故な。己が好いと思った者にしか手は貸さんとも」
玲亜は偶々俺の眼鏡に適っただけよ、と嘯くアーチャー。
草原の中で抱き合う玲亜に向けた視線は、彼の発言が欺瞞である証明に他ならなかったのは言うまでもない。>>214
今夜は眩しい夜だった。空は真っ黒に澄み渡り、狼も慟哭したくなるような綺麗な夜。
だけど草原に遠吠えは響く事はなく。
動物達は息を呑むように密やかに、さりとて素知らぬ顔を貫いて────>>208
わかる……わかります。食人衝動、反転のリスク、そういうのあるといいですよね。受肉精霊の詳細が知りたい……ぐっさんのマテはよ。
>>228
マテリアルは詳細不明で濁されることもあるのが困ります。「つまり、どういうこと?」とか掘り下げや詳しく知りたいのにFGOのデータと変わらない内容だったりと。ジグマリエの諸々をwikiに登録しましたー
>>237
そこなんですよね。そこら辺調整しないと、年齢や時系列で「ん?」となってしまいますから。
どうしよっか……。1950年代 セルマ・フェリアス、誕生
1960 第三次聖杯戦争
1965 亜種聖杯戦争勃発開始
1985 シリウス・イグナライト、亜種聖杯戦争の一つに参加し勝利
間久部理仁、亜種聖杯戦争の一つに参加し勝利
1994 第四次聖杯戦争
2004 第五次聖杯戦争、およびロード・エルメロイII世の事件簿
2007 ジグマリエ・スクール・ショー
時系列の話をするならこんな感じですね案の定寝落ちしてたぜイエーイ!\(^o^)/
>>185
具体的な流れとしては今ミュンヘンから採血して西行さんが血液検査&ハルピュイアの細胞で実験に行ってる間に「シルトグリューンって本当に毒ですか?」と聞いたら「シルトグリューンは人を魔獣に変貌させます」と返されたところです。
みっちゃんさんにはそれを聞いて思った事や質問「つまり魔獣は元人間?」等を投げかけて下さい。
>>196
竜っ子いいよね…人外要素に思い悩むとことかそれをふとした事で吹っ切れる(克服したとは言ってない)とか。
人外が現代社会で生きようとすることの何といじらしいことか。
>>216
わー!わー!!亥狛君とレアちゃんのやり取りとかランサーとアーチャーの会話とかもういい話過ぎて目からレジライ(土砂崩れのような泣き顔的な意味で)
亥狛君、まだ完全に答えを出せた訳ではないけど確実に一歩踏み出せたんだね(しみじみ)
>>232
ミリアルカが亥狛君と出会ったらいつかの生徒短編のように絡みに行きますね。そしてたまに「人間とは何ぞや?」で問答したりすると思います。
>>237
ミュンヘン「14歳の時に卵を産んで15歳の時に娘が孵った私もいますし問題無いのではないでしょうか?」
え?ハルピュイアだからこそだって?せやな>>243
あっ、そっかあ……(阿呆面)筆がなったのでヒュギエイアのss上げときました
>>250
普通に考えたら伝承科なのかな?だけど微妙な感じではある個人的にはあまり女体化は推奨しない派ですかな
あくまで、個人的にはですが>>254
冬の概念が既にあるから気温操作できるのか、それとも冬の概念を再現するために気温操作するのか、で変わってくると思います
前者なら降霊。後者なら……基礎? 呪詛? みたいな感じで>>262
聖人仲間にまだ女性がいたならユダちゃんのケアしてやれよ!聖人だろ!!って気持ちがね、どうしてもね…
鉄拳聖女にそんな気遣いは出来ないだと? マルタさんは裏表のないステキな人です!!
実際オズに魔法使いがいたって設定にすると自分の首を締めてやらないけど、著者のフランク・ボーモンがこの型月観に沿う内容で書いてたのが面白いなって
型月世界ボーモンはどうしてそれを知っているのか……ってネタ度高いワこう、ユダをユダちゃんにしたんだからその葛藤をね、大事にしたいなって
そのフィリポがユダのケアをするどころか模範的女聖人として振る舞うせいでより追い詰められていく、とかなら………これはかなりテンション高まるな??
オズの著者はボーモンさんじゃなくてボームさんだったよ……>>264
獣は獣のままのほうが強いのか、ONE PIECEのルッチみたいに達人の技量+動物の力でさらに強くなるのか、気になりますよね。ケーフェンヒラー的には本当にボクシングはいいぞ!という誠意と、イコマ君なら自分と試合をしてもいいんじゃないかと希望的観測が混じってボクシングを強く勧めますね。>>269
聖人とか仏教の高僧も変な人は割といますよね。一休さんとか。あと公案に出てくる坊さんたちとか。イコマくんには牙通牙、天狼抜刀牙でしょ。時代は回転よ、回転。
>>274
可愛い嫁さんに、可愛い幼馴染み(男)とか……なんですかねえ、この選り取り見取り感。プロローグの投稿です。
ランサー編は(恐らく)次回の投稿で終わりです。
蟲の群れが喰いかからんと迫るなか、少女は持っていた刀を優雅に一薙ぎする。
それは 死 が眼前に迫った状況でありながら、焦りの挙動の一つも見られない冷静な動作だ。
そして、異変は起こる。
その咢が、毒に満たされた脚が、少女に刺さろうとする皮一枚の寸前。蟲の群れたちが停止する。
「何?」
魔術使いは使い魔の蟲たちが自身の命令通りの動きを遂行しなかったことに奇妙な感覚を覚える。
そして、少女はそれ以上、冷静にことを考える時間を与えず、口を開いた。
「あの男に喰らいつきなさい。"わたしの"蟲たちよ」
どういうことか。
魔術使いの命で動くはずの蟲たちは、主の敵である筈の少女の言葉に従い反転。
本来の主人である男に目がけて、群れを津波のように波打たせ、呑み込んでいく。>>278
「止まりなさい!!お前たちの獲物はあの娘です!!」
困惑と驚愕を声に滲ませながら、叫ぶ。
いったい何が起こっているのか。
自分が手足として使役している使い魔どもが、いまや獲物であった筈の小娘の指先であるかのように、その命令に従っている。
自分が停止の命令をかけても、お前はもう主ではないとでもいうかのように従わない。
そして、自ら調整を施した使い魔たちであるからこそ、その強力さも理解している。
蟲の使役以外にも幻覚の魔術を操るが、元々蟲にその手の惑わしは通じにくい。
自分の使い魔にはさらなる耐性付与を施してやったので、尚のことだ。
つまり、幻術を用いても、この蟲たちには通用しないのだ。
逃げられないのならば、ここで蟲たちを消すしかない。
懐は大赤字となるが仕方がない。
使い魔の損失を脳内で必要出費として切り捨てると、燃焼の魔術を用い、群れを葬るべく口を開ける。>>279
だが、この時点で男には二つの知らないことがあった。
一つは、あの娘の司る魔術の属性が水と風という火を打ち消す類のものであること。
もう一つは、魔術によらない空間の把握能力の高さ。
目を閉じている状態でも、少女は常に空気の振動による物体の位置把握だけでなく、微かな魔力の揺らぎすら鋭敏に捉えながら生活しているのだ。
蟲を消し飛ばそうとして燃焼の呪文を用いようとした判断は的確であるが、少女はその時に発されている”熱”の位置を既に正確に把握してしまっている。
無言で術を発動させる。
燕尾服の周囲で、空気中の水分が液体という形となって集結。
男の掌に水が絡みつき、燃焼の呪文が打ち消される。
熱源の感知で瞬時に敵の意図を判断して、的確に妨害したのだ。
その瞬間、燕尾服の魔術使いの濁った瞳に敗北を悟る色が宿る。
蟲の波濤が覆いかぶさり、肉を千々に食いちぎる。>>280
男は使い魔としていた蟲共に肉を食われる鋭い激痛と、傷口からの病原菌の呪詛による吐き気を催す悪寒を同時に感じながら、必死に眼を開く。
自分は敗北した。戦いの場にすら立てず。
一矢報いようにも、呪文を発する舌すら既に喰われ、痛みが思考の明晰さを奪っていく。
だが、何故か相手の顔をきちんと確認するまでは逝けぬ、と理由もわからぬ衝動が頭を支配している。
血走った眼が朧げに少女を捉える。視界はすでに霞んでいる。
そして、その瞬間、娘は目を閉じでいたが、確かに自分に視線を向けている。
「わたしは縁切 湖越と言うものです。いま敵対関係という縁が切れ、死にゆく貴方へせめて名前だけでも贈らせていただきましょう」
心得があるのか、流暢な発音で語られたその英語は鈴の音のような美しい響きを伴っている。
ああ、そうか。
衝動の理由を男は納得した。
自分は最期にまみえた強敵の名を知りたかったのだ。
安堵の中、意識を手放す。そして、その意識が浮上することは二度となかった。>>286
まあただの衝動ですので。そして浄架自身はこの衝動のせいで自己嫌悪に陥っている訳です。>>260
たとえ元は詐欺師だったとしても、魔術ではどうにもならない「勇気」「知能」「心」をくれた彼は本物の魔法使いですよね。>>291
いえいえ!妥当どころか寧ろ適切かなって私は思いました!
上手いこと描写するなぁって感嘆しましたもの、不安に思わずとも大丈夫だと思いますよ【氏名】アレクサンドル・ベロノソフ
【性別】男
【年齢】18歳(聖杯戦争乱立時空では24歳)
【出身】ベラルーシ
【所属】時計塔呪詛科
【身長・体重】175cm・60kg
【容姿】癖のあるプラチナブロンドに青い瞳、服は基本的に黒か青基調
【属性】秩序・中庸
【趣味・特技】・雪合戦
【好きなもの】暖かい飲み物
【嫌いなもの】女装させてくるやつ
【魔術系統】冬魔術(「スラヴ神話系を基盤とした呪術の一種では?」と指摘を受けている)
【代数】10代目
【魔術属性】水
【魔術特性】剥奪・減衰
【魔術回路】質:A 量:C 編成:通常>>299
【解説】
「来たいと思うやつぐらいしか来ない(本人談)」辺境の村長一家の惣領。代々村に伝わる特殊な「冬」信仰の祭りや儀式を執り行いつつ、霊地を管理するのが仕事(儀式には側から見ればどう考えても魔術刻印の継承だったり魔術的研究であることも含まれる)。
容姿は若干女顔にも思えるが美青年で、親しくない相手にはあまり表情の変化を見せないこともあり「氷の王子様」と呼ばれたりしている。
幼い頃から長としての教育で「持てるものは持たざる者に施しをくれてやるのが礼儀である」と教わっているため、弱っているものや困っているものにはそれなりに優しい。
幼少期からほとんど村の外に出ずに暮らしており、自身の家が受け継いでいる儀式が外で「魔術」と呼ばれるものであるということも知らなかった。が、村の外に出て以降はスマートフォンを購入したりして普通の若者らしく生活している。
【聖杯戦争乱立時空】
村に持ち込まれた聖杯戦争により、霊地や築き上げて来た慣例がめちゃめちゃにされる。大昔に出ていった分家の末裔であるらしい犯人の情報を手に入れるため、反聖杯戦争組織に加入した。
組織内では「時計塔や教会などと余計な軋轢を起こすべきではない」として穏健派派閥に属しているが、派閥の先輩からは「アレクサンドルって名前、俺の古い知り合いとかぶるから今日からお前は田中な、田中」と雑な扱いを受けている。
【通常時空】
ある時、どこから聞きつけたか毎年6月に行われる村の祭りを見に来たとある客人から聞いた話によって、外界の魔術に興味を持つ。
客人はと長々と考察をしたのち見物料として特製の魔術礼装を彼に与えて帰っていったが、これを発端に他の魔術師に興味を持つようになりついには時計塔の門を叩いた。
なお、客人はその後もたまにふらっと現れては礼装が壊れていないか確認して去っていくという。>>300
【冬魔術について】
「冬とは自然界において何者も避けられぬ現象であり、故に信仰すべき絶対である」「死と終焉があるということこそが生と繁栄をもたらす」という村の言い伝えに基づく魔術。効果は主に「冬」という概念の連想に基づき、ものを凍らせたり草木を枯らしたりといった事象を引き起こすことができる。
デメリットとしては、使うと自分も寒い。
先輩/客人曰く:
「村の祭りで行われる儀式においては『当主一家が霜の老人や雪娘に扮装して、その力の一端を借りる』という説明をしているが、俺が見た限りではこの魔術は冬の精霊を降ろす降霊術よりも『死ぬ、壊れる、終わる』という概念を周囲に付与する呪術式のように思える。
そもそも、儀式の際の礼服として着用する霜の老人と雪娘の衣装があまりにも現代の普遍的なイメージに寄りすぎていて、この儀式が古来より伝わったものであると考えるには少々疑わしい点が残る。あくまで一つの可能性だが、彼らの先祖……恐らくは魔術師だろう……が元々信仰していたのは黒い神の方なのでは?」
【魔術礼装】
反聖杯戦争組織の先輩、あるいは村に訪れた客人(どちらにせよ同一人物)にもらったワンオフの概念礼装で、見た目はあったか手袋。日本語がわからないため使っていないが、製造主がつけた名前は「葉牡丹」である。
つけていると魔術の発動までのスピードの短縮と指向性・威力の補助をしてくれる。これによって、本来儀礼用の魔術を攻撃に転用している。
あと魔術を使った時の体の冷えも押さえてくれる。うれしい。
【台詞例】
「つまり、冬(おわり)を迎えるということはあらゆるものの繁栄にとって必要なものであって……ほら、基督教の救世主だって一度死亡したから繁栄しただろう。…………『確かに寒い冬に飲むココアは暑い夏に飲むより美味しい』?……いや……確かにそうだがそういうことではなくて……」
「『雪だるまを作りたいから雪を降らせてほしい』?あのな、冬魔術というのはそういうものではなくて……………ああー、もう!仕方がない!ホースを持って外に出ろ!ノズルで水滴を細かくできるやつだぞ!怪我するからな!」
「氷系が弱い、なんてことはない。そういうのは大抵使い手が悪いんだ」そういえばスラブ方面だと、春先に冬の女神モレナの藁人形を焼いて、春の神ヤリーロを迎える儀式がまだ残っているそうで
モチーフはそのあたりですかね
黒い神だとチェルノボグのほうかもしれませんが>>305
ストックにカリオストロ家(ルパンに出てくる方)の末裔いたけどうまくまとまらずに没にしましたね……>>250
天体科、呪詛科、伝承科、考古学科のどれかな気がしますね漸く届いた事件簿マテリアルを一読して、最初に思ったのは
「何で皆こんな背高いのにスリムやねん超羨ましいわ」
でした。(174センチ73キロ)>>313
成程!隠れマッチョですね!(安直&興奮)
それから私服情報ありがとうございます、お絵描お絵描~いえーい、使徒ライダーができたー。投下ヨカナーン?
>>317
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/魔術関連
大体ここに纏まっていますよ。型月の魔術属性は西洋は五大元素とかだったりするけれど、東洋には五行で定められたりしてることもあるそうで。日本とか中国系キャラならそこら辺も当てはめたりできるかも?
あと基本の属性とかけ離れた属性持ち(士郎の剣とか)もアヴァロンみたいな外的要因除いて、やっぱり自然発生する時はあるそうで>>317
属性は理系文系体育会系、暗記が得意、手先が器用、的な先天的な体質。特性はイラストが描ける、交渉が上手、的な後天的な努力で得た才能、と言うのがサラッと調べた上でのイメージ。
理系でイラスト上手いと理科の授業で生徒に理解させやすい、みたいな。>>332
おかげでジグマリエ教室がとんでも魔術師の見本市となりつつある今日この頃
エルメロイ教室の主要メンバーも似たようなもんと考えたら妥当……?(グレイ、フラット、スヴィン)取り敢えず投下する。するったらする。
【CLASS】ライダー
【真名】フィリッパ/Philippas
【性別】女性
【身長・体重】148cm・42kg
【スリーサイズ】B80/W56/H85
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C+ 耐久D 敏捷B+ 魔力A 幸運A+ 宝具
【保有スキル】
対魔力:A
魔術への耐性。Aランクならばおよその魔術が通じず、現代の魔術師では敵わない。
騎乗:A++
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。本来は騎乗スキルでは乗りこなせないはずの竜種についても、例外的に騎乗可能。
信仰の加護:A
一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。但し、彼女は大丈夫だがあまりランクが高すぎると精神に変調をきたすなどの悪影響をもたらす危険性もある。>>334
奇蹟:C
時に不可能を可能とする奇蹟。固有スキル。星の開拓者スキルに似た部分があるものの、本質的に異なるものである。適用される物事についても異なっている。
神性:C
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。救世主の十二の使徒であり、ウルグアイの守護聖人ともされ、軍神マルスの眷族の竜を追い払った聖人として崇拝・崇敬の対象となっている。
神秘言語:B
古代で伝えられていたとされる言語集。ライダーは天使言語(エノキアン)、竜言語、動物言語を習得しており、その言葉を紡ぐ事によって概念的な神秘能力を発揮できる。
軍神の褒誉:B+
軍神マルスの祝福のような声援。ライダーは「神の子」の使徒であってローマ神話体系に信仰心など持ち合わせていないが、個人的に気に入られているせいか加護っぽいものが付与されている。魔力・幸運を除いたステータスをランクアップさせる。>>335
【宝具】
(インカルナティオ・マーウォルス)
・ランク:
・種別:対軍宝具
・レンジ:
・最大補足:人
マルスの像の下から現れた竜が由来。
軍神マルスの眷族にして化身であり、ギリシャ神話のアレスの竜と類似した竜種。
火星の体表と同じ色をしており、更に軍神の眷族を指し示す青から黄に光る紋様が浮かび上がっている。そして竜種特有の強靭な四肢と翼、そして武器をも通さない堅硬な鱗を持ち、軍神の眷族という事もあって非常に高い戦闘能力を誇っている。
飛行能力を備えているが、実を言えば地上を駆け巡る事の方が得意であり、その疾走速度は並みの英霊では追いつけない。それ故に四肢も強く発達しているので、格闘戦を挑むのは無謀と言える(加えて、魔力を付与して能力を増強する為)。
両翼も、もっぱら戦闘に使う事が多く、ブレード状に発達しているので剣士のように斬撃すらも放つ。
そして無論だが、ブレスも放てる。
本来であれば、ライダーとは敵対関係にある筈の竜なのだが、軍神マルスにその勇ましさを気に入られてしまい、何気にプレゼントされた経緯がある。
竜自身も、ライダーが意思疎通ができるせい懐いている。
【WEAPON】
無銘:杖
タウ型十字架の形をした杖。「神の子」から授かった大切な教義道具らしい。>>336
【解説】
新約聖書に登場する人物。使徒フィリポと呼ばれる十二使徒の一人。本作では実は女性。
元々は洗礼者ヨハネの弟子だったとも言われ、「神の子」に直接招かれて弟子になった。同じ使徒のバルトロマイは友人で、救世主へと導いた事で弟子入りさせた経緯がある。
パンと魚の奇跡では、「神の子」に直接説教を聞きに来た五〇〇〇人の群衆に、どうやって食べ物を与えればいいのか試されており、フィリッパは「二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」という現実的な解答を出した。実際の正解は未だ謎だが、一説によれば『信仰心・真理の理解度』を試したかったともされている。
最後の晩餐、この時に「神の子」は弟子達に父(神)の元へ行く事を告げるも、フィリポは「その御父をお示しください」と言ってしまい、救世主を呆れさせている。
「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、誰も父の元へ行く事ができない。あなた方がわたしを知っているなら、わたしの父をも知る事になる。今から、あなた方は父を知る。いや、既に父を見ている」
この言葉に対して上述の発言をしてしまい、呆れさせてしまったのは、救世主の言う父(神)は救世主の中に宿っているからである。完全な人間として降臨した「神の子」を霊的に見て表すなら、その中に神を宿している事となるので「既に父を見ている」の言葉に繋がる。
しかし、永年付き添っていながらも真意を見抜けなかった為、「神の子」を呆れさせてしまった。
救世主の昇天後、フィリッパはサマリア、ウクライナ、ギリシャ、小アジアなどの地で教えを授けたとされる。
しかしある日、異教徒たちに捕らえられ、軍神マルスの立像まで連れられると、柱の下から竜が現れ、神官や将官たちを殺.害して毒を振り撒いた。フィリッパは、改心させるのと引き換えに竜を追い払い、死者の蘇生と毒に侵された病人を治癒した。
その後、ローマ帝国都市ヒエラポリスで捕らえられてしまい、逆十字架に磔にされ、石打により娘二人と並んで殉教した。>>338
【人物】
おおらかな性格だが、ゆったりではなく行動派で、細かい事は気にしない。
幼げな見た目をしているが、二人の娘を産んだ経産婦なので、割と母性に溢れている面倒見がいい姉御肌。口調も淑女然したものではないので絡みやすく、使徒の中では一番親しまれていた。
しかしながら、致命的とまではいかないものの鈍感で、家庭があるにも関わらず色恋沙汰はさっぱり。例えるなら、グループ内にいる優しいけど見当違いな事を言い出して「何言ってんだコイツ」と思われてしまうタイプ。尚、当人には自覚なし。
元々、洗礼者ヨハネの弟子だった事もあって勤勉で、様々な学問にも精通しており、古代言語を話せるのもその影響。
戦闘は極力避ける方針を取っており、話し合いで解決しようとする。だが、攻撃されるとオートで宝具の竜が割って入って反撃してしまうので、戦いに発展する場合が多い。仮に個人で戦闘する際の技能は、祈りでの衝撃波と竜言語によるゴーレム作成。
甘い物が好物。>>339
【セリフ】
「私はフィリッパ。世界じゃあフィリポの名前で通ってるけど、私の事はフィリッパって呼んでくれさ」
「十二使徒の面々も変わらないようで良かったよ。相も変わらず大ヤコブ喧しいし、トマスは用心深い。バルトロマイはまだ見ていないけど、主の導きにいつか現れるだろうさね」
「異教の神も変な贈り物をしてくるものよね。竜種なんて贈られても、ペットしては大きいし……どうしたものかねえ」
「ユダか……あの子は生前から変わっていた子なのよね。「あの人」が教えを説いている時、チラチラと視線を向けては逸らすの繰り返していてね。厠に行きたいのなら、行ってもいいんだよ? って耳元で囁いたら無言で睨まれたよ。恥ずかしがる事じゃないのにね……え、違う? 多分そうじゃない?」>>337
あれは性魔術で練った性属性の魔力の行使で本人の属性はあくまでも地ですね
ルーンで火属性の魔術を行使するけど本人の属性は風、みたいな>>342
うーん、ちゃんとした日本語読みは浮かびませんでしたが、「剣竜」というフレーズはパッと浮かびましたね>>348
初期コンセプトは「インフレ用のエッチなロリ」だったんですけど事件簿を見てて「そっか……ミニアドはテクスチャを繋ぎ止める楔やんな……それをなんとかする方法……類感呪術で張形と同期させて引き抜けばええんや!これや!」ってなりまして……
つまりだいたい三田さんのせい()>>348
まあぶっちゃけた話リチャードと一番親和性が高い舞台はリチャード3世なんですよ。もしこれできたら凄く純粋に強くなります>>342
『七曜たる剣竜、星をも動かす慈愛を此処に(インカルナティオ・マーウォルス)』>>316
着せられたよ、昔はパリスくんのような美少年だったもの(今は流石に着ない。合うサイズの衣装がないし本人が全力で拒否る)
……さて、二人目いってよろしいかしら?>>353
ディケイドと異なる点は召喚された瞬間にランダムで選ばれるところ
つまりFFRなのだ!【氏名】高円寺零央
【性別】男
【年齢】17歳(聖杯戦争乱立時空においては24歳)
【出身】日本
【所属】特になし
【身長・体重】176cm
【容姿】瞳も髪も茶色。スーツっぽい衣服着用。アホ毛。
【属性】秩序・善
【趣味・特技】掃除
【好きなもの】白身魚の天ぷら
【嫌いなもの】血だまりに沈む人
【魔術系統】強化魔術・呪術(たぶん)
【代数】初代(魔術師の血が入っていると思われるが継承されていないので実質)
【魔術属性】地
【魔術回路】質:D 量:E 編成:通常
【解説】
普通に心優しい青年。キャラ付けのために京都弁を使っているが、たまにガバる。>>355
【聖杯戦争乱立時空】
かつて京都で起こった聖杯戦争で家族を亡くした青年。当時散々お世話になったサーヴァント・アーチャーと間久部理仁、エルルーンのことは(一度も再開してはいない事でついた思い出補正もあり)いまだに慕っている。
事件後は「自分はアーチャーの関係者であるので、彼女が守るといった者は仕方がないが守ってやらないとならない」という名目でやってきた西行に弟子入りという形で引き取られ師事を受ける。成長した後は自身のような被害者を無くすため、巻き込まれマスターなどの保護を目的に反聖杯戦争に入った。その過程で師匠には(主に「危険だから」)散々止められ試練を課せられ、大怪我をしたら引退することを条件とされている。現在も「さっさと寿退社しろ」とせっつかれ中。
師匠の正体は一時期ハマってた歴史小説を読んでる時に閃いて、確認したら合っていたため知っている。もう一人の弟子とは兄妹のような関係で、たまにお土産を買っていく。
新人時代、とあるきっかけで仲良くなった(と、少なくとも本人は思っていた)青年が上からの命令で潰さなければいけない組織の、しかもボスの腹心であった事があり、師匠が死体の山を築いている横で殺意を向けられたりしたことは今でも引きずっている。
両親と妹の死体を生でみてしまった事もあり、死体は好きではない。でも作らないとみんなを助けられない時は作らないといけない。がんばる。>>356
【通常時空】
ごく普通の家庭で育っていた少年だったが、魔術師関係の凶悪事件に巻き込まれ両親と妹の死を目撃してしまう。
事件を解決した(「不快な塵野郎がこの世に生きてる事が気に食わなかったからで、正義のためとかではないぞ!優しいとか勘違いするんじゃねーぞ!」)魔術使い的には保護したらほどほどに面倒を見た後孤児院あたりに押し付けるつもりだったのだが、妙に懐かれて離れなくなってしまったので仕方なく弟子兼雑用係として家に置いて教育することにした。単に衣食住の面倒を見て夜寝る前は泣かれると困るから寝付くまで横で見張ってただけなのになぜ。
師匠がやっているところに興味を持ち頼み込み、術の手ほどきを受ける。が、悲しきかな師匠はこと魔術関連では「特に努力しなくてもなんでもできる」タイプの天才肌であるため同レベルの天才以外に教える事はコミュ力の低さと合間ってド下手であり、現在のところは武器の切断力を強化するぐらいしかできていない。
師匠は「真面目にやりたいならちゃんとした施設……時計塔とかで勉強するべきだ。俺のは我流だから俺以外が真似するのきついぞ」と言われており、今後の進路は考え中。もう一人の弟子とは兄妹のような関係で、よく遊びに付き合ってやる。
【魔術礼装】
「雪柳」
聖杯戦争乱立時空では(師匠ができるだけ戦闘に向かわせたくなかったため)試験合格後に、通常時空ではある日の誕生日プレゼントとして適当に渡されている。
普段は両腕に巻いているシルバーチェーンだが、魔力を通すと「殺傷力のある武器」という縛りの中であらゆるものに変形できる。なお、精巧な兵器などを作るには相応の実力が必要なので普段は主に日本刀として運用される。
簡易的に呪術が仕込まれており、サーヴァントをはじめとした霊体や魔術式を「斬る」時の切れ味は抜群。とってもよく効く。なんなら低レベルの治癒妨害もついてくる。
【台詞例】
「お師さん……服はその辺に投げんといてくださいって」
「そうどすなぁ。確かに、さぶい冬に作ってもらうホットココアは格別ですさかい」
「………もう、知っとる人が助からんのはうんざりです」wikiに乗っているメレク・アルマソフィアのページに、以下のような情報を追加しようかと思います
アルマソフィア家の身内に関する考え方:
両親)
理仁の方は「扱いにくい道具。メレクが生まれるまで無駄に手間暇かけた分、
精々一族の為に使い潰さなければ割に合わない。」
メレクの方は「一族の希望。どんなことがあっても絶対に手放したくない、従順で愛しい至高の宝玉。」
要は道具扱い。
メレク)
両親も理仁も他人も道具扱いだが、
「その道具の長所や消耗具合、寿命など考慮せず使い潰すとか、馬鹿のやること。」という差異が有る。
あと、自らの道具と認識し(かつあらかじめ言った方が扱いやすいなと判断し)た人には、きちんとその旨を伝えたりはする。
「無論、両親にも完全に家を把握したのち、きちんと言うつもりですよ?
あなた達のやり方以上に上手く使い潰してあげます、と。」
理仁)
ぶっちゃけ関わらないでください……と思いつつ、
現当主である父親をはじめ本家の人間が、いつか間久部家を踏みにじるような真似をするんじゃないかと警戒はしている。
とは言えもしメレクの方針を知れば、親より遥かに信頼は出来る(人間としてはあれだが魔術師としては温情がある)と判断し、それなりの付き合いになっていくであろう。>>363
クインティーナです!なんで妨げてんだよ紐付けだよfxxk
>>367
この教室魔境過ぎない…?
時計塔にそんな風習はないのだろうけど科対抗運動会とかやったらイイトコいけそう>>362
(そっと羅城大我(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/羅城大我)を推す音)
あ、男性キャラで良かったでしょうか?男でも女でも可。なるべく男がいいです
たまげたなぁ。一般人を期待していたのに逸般人しかいない>>373
えーっと、相談というか質問なんですが、基本的に黒野って第一回でもIFでも純一般人なのご存じですよね? 魔術刻印も回路も全くない、本当にただの一般人
……つまり。聖杯大会形式とかみたいなのでないと、魔力供給できないんですが
聖杯戦争のパターンだと鯖の方が自前で魔力供給できるスキル(竜の心臓など)や宝具、そうでないと魂食いとかさせない限り現界させ続ける事もできないと思うのです
いやこっちの時空では「実は魔術師の末裔だった」とかならいいのですが
その場合、こっちからも良い機会なので多少黒野の設定リファインというか付け足そうかなぁと。あ、もちろん第一回など現状使用中の作品には影響及ぼしません
具体的に言うと、「自前で魔力供給できる程度の回路あるけど、めっちゃ貧弱だし鯖が本気出したらあっという間に絞り尽くされるレベルだから正直意味ないよ! 当人の家も魔術師としてとうの昔に衰退してるから魔術使えないよ!」な設定が追加されます>>372
一般人系のマスターに男性がいないので申し訳ない……というか一般人系に分類させている女性も自前で魔力生成できるという巽タイプなんですけど。>>376
あ、成る程。そういう設定でしたら大丈夫です
いや前々から「やっぱいじりなおした方が良いかな…」とも思ってたので…
なのでコチラとしてはこれ以上何も言う事はないです。島術さんにお任せします>>276
殺した責任、取ってもらうんだから(人間に失望する度に呪いとして回想に登場しながら)>>381
あー、そう言う問題もあるか…。書き手の負担を考えると専門化した方がいいよねぇ…。あっ、でも伏神アサシンさんもあんまり頻繁にスレにいるタイプじゃ無いけどストーリーちゃんと進んでるし、ガイさんが「一週間以上二週間未満の内に一回」ぐらい来れれば、リレー進行って割となんとかなる気も…。
どうです?やっぱある程度コンスタントな予定空きは難しいですかね?>>384
ですよね。
いえ、こちらの欲深ですから、謝る必要はありません。こちらこそ引き下がって申し訳ない。遅くなってすみません!ブルートガング投稿してまいりました!
このあとみっちゃんに文中で書かれてるデータ+実験結果(GM提示の「ミュンヘンの血液等にシルトグリューンの樹液を投与すると遺伝子の中の人間とは違う部分、人外成分とでも言うべき部分が活性化する事が分かります」ってやつ)を送信する予定なので受け取ってください!>>387
画像忘れた
ハァイそれと、ちょっとした幕間みたいな物を用意してあるのでちょっとしたら投げたいとも思ってます
時間軸的には今差し込んでももう少し後でも問題ないものなのでむっちゃ遅れました。VSルーカス君のやつです
なんで不湯花がルーカス君の位置を捉えてるかというと……これはシドニー本編でもやりました。簡単に言ってしまうと樹木や植物との感覚接続ですね
ルーカス君が動く振動が、鳴らす音の振動が地面や周囲に伝わるなら、地下の根や足元に生えている植物にもそれが伝わる。それらを不湯花は察知しているので、正確に把握できました。勿論何かしらの理由で見破れるならして構いませんのでどうぞ
他に質問あったらしてくださいね。こちらも多分ネタは尽きませんので……
狸の方は……文字通りです。「騙すのに突拍子はいらない。なんせ勝手に坩堝にハマる」って考えだからあんまり深く考えすぎない方がいいかも。騙しようがあるならガチガチに仕込まなくてもいい効率タイプ
あとコイツは「こうはせんやろ」とか「自分が知ってて相手が知らないこと」はしっかりアドバンテージ取ってくる奴です。テレゴノス君が疎くて隠神刑部が知ってることは結構やってきますね>>393
騙す方法は千差万別。ワンパターンだと飽きられる。見抜かれる。奇をてらうとむしろ読まれて対策される。わざと見抜けたり、ガチガチに仕込んだり。兎に角騙されたらそれでいいので……って感じです
大事そうなところが意外と簡単な理屈だったり、むしろ手を抜くようなところで全力で手を入れたりもする。そのまた逆も然り。そんなやつです例えばこんな感じですね(アンブッシュ)
「………あら、二号ちゃん。休憩中?」
「否定。当機(わたし)は絡繰です。休息は人間が取るもの。絡繰が取るのはエネルギー節約のための休眠(スリープ)です」
部屋の外から入ってきたのは尾裂九号。料理担当の、明るい機体だ。
その子に話しかけられて、閉じていた目を開いたのが二号。とても仕事に真面目な子。
「はいはい、スリープスリープ。じゃあ、少しだけ整理したいことがあるから、あなたも聞いてくれる?」
「………了……承。任務に差し支えない程度にしてください。指令が入れば即刻打ち切ります」
「うんうん。……ウチさぁ、今日みんなに料理作ってあげたの」
「…………」
「現地の子さ、ミュウちゃんって言うんだけど。その子ね、すっごく喜んでくれて。もっともっと食べたいねって、言ってくれたの」
「…………」
「……………ねえ。この世界も…最後には無くなるんだよね。……例えばウチがあの子に料理を教えて、あの子がそれを自分で作って、お母さんを喜ばせてあげるなんて…………そんな時、訪れるのかな。ウチは、それがありえてほしいって考えてもいいのかな。」
「……九号。」二号が、子供に言い聞かせるようにゆっくりと言葉を紡いでいく。「……それは、わたしたちの、かんがえることでは、ありません。」
「二号ちゃん!」ぴょこん、と音を立てて九号が跳ねた。「あのねぇ。確かにウチらは道具よ?でもね、特別な道具なの。自己拡張と発展が機能として付けられているのだから、使っちゃいけないなんてことはないでしょう。ああもう、そうね………あなたそういう子だものね……」
「否定。絡繰が心を持ったとて、事態の処理が複雑化するだけ。道具に求められるのは使い手にとって最上の機能のみであり、それ以外は余剰です」
「む………うう…………うー………!」>>397
そこで、二人はわたしを振り返った。
「ねえ、いっちゃん。さっきからずっと黙ってるけど、いっちゃんはどう思う?」
「一号。統括機として、見解を提示してください」
目を閉じて、しばし思考する。
そういえば、わたしが最初に「疑問」を持って提示した時、製作者(マスター)はどう答えたのだったか。確か––––––
***
お前たちの製造目的?
………そりゃまあ、俺がいくら天才でも死ぬ時は死ぬし、手が足りない時は足りない。だから、俺でなければできないこと以外は代行させたいのさ。今の所はほとんど補助で終わっている奴もいるが、いずれ独立活動させることは決めている。
……そうだな、あとは…………うん。お前にぐらいは、話しておこうか。
あのな。
俺の中には冷たい生き物が住んでいる。
そいつは、友が死のうが泣かせてくれない。理不尽が起ころうが悲しませてくれない。全てを退屈に見ているような生き物だ。
俺は、そいつが大嫌いだ。そいつがどうしても許せなくって、殺 すために生きていると言っても過言ではない。
市子(いちごう)。
俺は、お前たちに「俺」になってほしくない。
それだけは考えて行動してほしい。
***>>398
「………わたしは、わたしたちも考えていいと思う」
「いっちゃん………!」「一号………!」
姉妹が、ほぼ同時に声をあげた。文字に直せば似たようなものだが、実際の反応としては真逆だ。片方は肯定されたことに対する喜びを、もう片方は明らかな怒気を含んでいた。
「………二号……落ち着いて……絡繰は、感情を持たない………だよね?」
「……………っ!」二号が、弾かれたように座った姿勢に戻った。
「………あのね。……考えても無駄だから、考えない………っていうのは、多分………製作者(マスター)が望んでいることでは、ないと思う」
小さい自分の声を、できるだけはっきりと出力する。
「もちろん………職務に支障が出るのは、ダメ…………でも、考えるぐらいなら………許してもらえると、思う……よ……」
製作者の望みというのは、すなわち二号が言うところの「求められている機能」。それを持ち出されては、あの子も黙らざるを得ないというのはわかっている。
九号が少しだけ首を傾げ、にししと笑った。
「………うん。じゃあさ、ウチは料理担当だから。相手が明日死ぬとしても、おいしい料理を作って振る舞う。それ以外のことを考えるのはそれから。
最終的にどう考えるか、どう落とし所を見つけるかっていうのは暇なときにゆっくり考える。………それでいい?」
「…………わたしは、許すよ。少なくとも。二号の主義も……否定してるわけじゃないから、ここはそれで収めてくれるかな」
「了承。………統括が、そう言うのでしたら。それと、当機には主義はありません。存在の定義を厳密にしているだけです」東鬨最新話投下しても良いですか…?
>>401
投下しちゃいます…!
「ゴメンね亥狛君。やっぱりこれっぽっちも力が入らないや」
「構わないよ、無理はするな」
深い森の中でそんな間の抜けた声が響く。
先程の一幕から数十分、満を持して街へと戻ろうとした亥狛達であったが東雲玲亜の脚がここに来て限界を迎えたらしい。
思えば学校から帰ってから今迄走り通しだったな、と振り返る。
許容範囲を超えた運動量を張り詰めた精神で誤魔化しながら此処まで駆け抜けた、その皺寄せが今となって訪れたらしい。
「…でも流石に驚かせちゃったよね」
「いざ立ち上がろうとしたら急に倒れるんだから、そりゃ驚くだろ。
それより揺れやしないか?もし気分が悪かったら早めに言ってくれ、小まめに休憩を挟むから」
その為済し崩し的に亥狛の背中に負ぶさって移動している現状だ。
「ううん、快適よ。シングルベットみたいに広い背中ね本当」
「……喜んで良いのか判断しかねる賞賛だなぁ」
クラスメートの背中に乗るのは多少気が引けたが、身体が動かない以上仕方がない。
亥狛の背中は玲亜の想像していたよりも広くて寝心地抜群であった。山の斜面を下る時の絶妙な振動が逆に眠気を誘発させる。
“そう言えば、こんな風に背中に乗っけてもらったのって何時(いつ)以来だっけ。”
そんな事をぼんやりと考える。>>403
「最新の注意を払え、斜面を滑落して共倒れは御免被る」
「そんな下手打つかよ……そう言うんだったらお前が背負ったらどうだ。一応サーヴァントだろ」
亥狛がアーチャーに対して恨み言をぶつける。
ランサーとアーチャーは最低限の荷物だけを所持して亥狛達の数歩先を先導していた。
「何を言う、この状況で敵が襲いでもしたらどうする。
背中にマスターを背負ったまま戦えとでも宣うのか貴様は。馬鹿も休み休み言え」
だから貴様は愚か者なのだ、と追撃をかますアーチャー。
亥狛に対して基本的に辛辣なコメントを投げ付ける傾向のある弓兵である。
その隣で二人を宥めようと割って入るランサーはこの同盟に於ける緩衝材とも呼ぶべき存在だ。
「御二方、どうか喧嘩は止めて下さい。
それとご存知ですか?現代社会では馬鹿って言った方が馬鹿なんだそうですよ。
誉も家庭内のいざこざの際は良くそう言ってました」>>404
「ランサー、それは単に『馬鹿って言った方が馬鹿なんですぅー!』っていう口喧嘩の常套句じゃ─────ランサー?」
言葉を続けようとした亥狛を制すランサー。その一秒後に亥狛が、異質な魔力の匂いを感知した。
この匂いに覚えがある、そう人狼の嗅覚が結論づける。
数日前に、植物園の駐車場で感じたこの危険な匂いの持ち主は。
大きな木々の間から悠然と現れた。
肩に長槍を立て掛けた、軽鎧の勇士。
藍色の髪を撫で上げたような髪型は好戦的な彼の本質を如実に示すようだ。
天馬を駆るギリシャの英傑、ライダーは歩み寄ってくる。
「よう」
馴染みの友人に会ったかの様な気安さで彼は口を開いた。
「ライダー……何か用ですか」
ライダーを阻まんとするランサーはとうに戦闘準備を整えていた。
行く手を塞ぐ右腕には純白の槍が握られている。ライダーの挙動次第では即座にその槍の穂先を彼の首筋に突き立てるだろう。
そんな彼女とアーチャーの態度を知ってか知らずか、
「待った。今回俺は戦いに来た訳じゃない、報告をしに来ただけだ」
「─────報告?」
ああ、とライダーは不敵な笑みを浮かべて。>>405
「果し状、とでも言うべきか?決戦の申立てをしに来たのさ」
騎兵の発言に自然、息を飲む。
決戦。
それは即ち、東鬨聖杯戦争の最終的な勝者を決めようという提案である。
四陣営から残る陣営は一つのみ。
そんな非情な現実に改めて直面して、亥狛の喉から呻きがこぼれる。
「聖杯には三騎分の英霊の魂が焚べられた。その内一騎は神霊級だから実質四騎分ってところか。
兎に角、マスターが言うには『聖杯を最低限起動するだけの量は満たされた』そうだ。
……そんな訳で明日の深夜、聖杯を起動させる」
これは確定事項だ、と念を押した上で会話を続ける。
「だが勝手に起動してハイ終わり、なんざ興醒めも良いところだ。
勝ち逃げは俺の性分じゃねえし、奇しくもマスターもそれに関しちゃ同感だそうでな。
なもんで、残る二陣営に伝える為に来たのさ」
「二陣営?セイバー陣営も未だ残っている筈ですが」
そうランサーが追求するとライダーは些か表情を曇らせる。
どこか同情を込めるような顔を浮かべて、ばつが悪そうに頭を掻く。
「………ああ、セイバー陣営か。
アイツは間違いなく此方側につく、だから明日は同盟同士で決着を付ける事になるだろうよ」>>406
「ちょっと待って」
会話に割って入ったのは亥狛に背負われたままの玲亜であった。
どうやら先程のライダーの発言が気に掛かったらしい彼女は、やや慌てふためいた様子で。
「さっきの、聞き間違えじゃないのよね。最低限起動する量は満たされた?そんな未成熟な聖杯なんて碌な願望すら───────、っ!
まさか貴方のマスターがしたい事って」
「あら、察しがよろしいのですね。説明する手間が省けて此方も喜ばしい限りです」
突如、ライダーの奥から声が響く。
闇を割って現れたのは黒い修道服。次いで、髪に覆われた顔が露わとなる。
背丈は玲亜よりもやや小柄だろうか。年齢も亥狛達よりも少し幼げに見える。
だが彼女の全容が明かされるにつれて、全身の血の気が引く感覚に襲われた。
鈴のなる様な声。
恭しい言葉遣い。
年齢にそぐわないその立ち振る舞い。
その全てが自分達が見知った彼女であると気付いて。
「嘘、だろ………」
「御機嫌よう、亥狛先輩に東雲先輩────驚かれましたか?こんな身近な所にマスターが潜んでいただなんて」>>407
「おい、話が違うじゃねえか。表には出ないんじゃなかったのか?」
「あら。別に良いではありませんか。
偶には私だって衝動的に動きたくなるという事ですよ」
麗奈は含み笑いを浮かべながら、大きな木の幹を跳ね越える。
彼女は緊迫した雰囲気も何処吹く風だ。
あれだけ馴染み深い筈の彼女の姿がこの聖杯戦争の中ではまるで歪に見えて、嘘と真実がひっくり返る感覚に気分が悪い。
「よく言うぜ、謀略の権化の癖によ」
そんな事より、と麗奈はライダーの発言を無視して玲亜達の方に向き直る。
「東雲先輩がお考えの通り、東鬨の聖杯は別に七騎のサーヴァント全てが座に帰還せずとも起動自体はできる。
───魂の総量が少ない分用途は限られますが」
「………半分の英霊が残存した状態の聖杯なんて願望器としての機能は望むべくもない。
足りない魔力を補填する為に聖杯が暴走するのは目に見えてる」
だが仮に。
暴走する事こそが彼女の目的なのだとしたら、その前提条件は覆ってしまう。
魂の必要量を下回ったまま起動した聖杯は、その足りない分を別の場所から補おうとするだろう。
肉体に備わった恒常性(ホメオスタシス)と同様、環境が変化すればその変化分を補う術式が聖杯に備わっている。
足りない魂は外部から、つまり市街の人間に矛先が向くのは明々白々だ。>>408
考えたくない現実に目を背けずに、玲亜は最悪のシナリオを口にする。
それは彼女が考え得る最低最悪の聖杯の使い方。
ぎり、と歯噛みする。
「東鬨で大量殺戮でも起こすつもり?」
「──────!」
「そう、そうです。その通り。未熟な聖杯でこの街を覆い、大量の屍を積み重ねる。
私はその屍人の山の上で私の為の礼拝を挙げるのです。
そしてその先に待ち受けるは─────嗚呼なんと甘美で背徳的な結末…!
それこそが私が願う願望であり宿願、十年の歳月をかけて成就したい悲願なのですから!」
両腕を大きく広げて最悪の未来に酔い痴れる。
朗らかに、星に願いを込める少女の様に純粋に、ただ直向きに数多の不幸を望んで止まない。
亥狛や玲亜の知らない戸波麗奈が其処には居た。
「なんで………そんな事を…」
胸に秘めていた黒い部分を隠そうともしない彼女は、憎らしげに睨め付けてくる玲亜を愛おしげに見つめ返す。
「えぇ、勿論詳らかにお教えしますとも。ですがそれは明日の夜に、です。
………毒にも薬にもならない三文芝居を見せて貰った御礼です、せいぜい明日が訪れる恐怖に怯えながら英気を養って下さい」>>409
刹那。麗奈の頭蓋が四散する。
亥狛達が振り向くと、アーチャーは構えた弓を静かに下ろしていた。
「その無駄に脂の乗った舌、何度穿てば口を噤むんだ?」
感情の一切篭っていない、容赦のない一撃だ。
だが首から上が消失した麗奈の身体は次第に粉状に変質していったと思えば、また元の麗奈の姿へと戻っていく。
例えるなら暑い日の路面に揺れる陽炎か、或いは蜃気楼。
実態のない身体は如何に英霊の攻撃だろうとも暖簾に腕押しである。
「何度でもですよ。どうぞ気の済むまでお好きな様に………無駄撃ちは感心しませんが」
そういうと同時多発的に麗奈が発生した。
亥狛達の周囲を取り囲むように、数にして二十に達するだろうか。
そのどれもが等しく麗奈であり、その全てが実態のない贋作であった。
幻術とも洗脳とも違う事に、魔術師ならば一瞬で看破できた。
「鱗粉…?」
亥狛が鼻で感知したのは蝶や蛾が羽から振りまく鱗粉の匂いであった。
森の一帯から不快な粉の香りが漂っている。>>410
「話を戻しましょうか。私としても満身創痍の状態の先輩がたを一方的に甚振るのは本意ではありませんので。
明日の深夜零時まで猶予を与えようと思います。
場所は『東鬨外郭放水路』、聖杯の保管場所です。どうかお間違えの無いようお願いしますね」
鱗粉で構成された身体は次第に麗奈としての形を崩していく。
水を与えられた泥人形の如く、流体然とした崩れ方をしながら。
「ああ、別に逃げても構いませんよ?
───どうされるかは先輩達に委ねます。どうか後悔のなさらぬ御決断を」
最後にそんな言葉を残して、鱗粉人形の悉くが森の闇へと霧散していった。
残る敵対者はライダーのみとなった状況で、騎兵は大きな溜息を一つこぼしてみせる。
「……ま、マスター共々此処で決着を付けるのは本意じゃねぇって話だ。
ちゃんと戦略と力を蓄えておけ、俺も全力を尽くして迎え撃つのを楽しみにしてるさ」
ほろりほろりと粒子と化していく肉体で、ライダーは突如思い出した様な顔を浮かべた。
「そうそう、其処の。馬鹿デッカい坊主」
「………?」
「見てたぜ、良かったじゃねえか。
マスターは苦虫噛み潰した顔してやがったが、俺個人は心から祝福するぜ。
精々人の世を足掻いてみせな─────尤も、明日殺し合うんじゃ世話ねえか」
そう言って、ライダーは満足気に霊体化していった。>>396
まあある程度はどんな治療をしても一定の対症療法にはなるようにはするつもりですのでいけますよ?
>>400
うむうむ、実にいい掘り下げでした。確かに絡繰に考える事は必要なのかとかそういうのはこういったキャラクター達の鉄板ですよね。
>>402
めっちゃ綺麗。ヤベーイ!
候補1、中村悠一
候補2、梶裕貴
候補3、遊佐浩二
オススメは中村悠一
>>412
oh......これは急展開。でも確かに麗奈的にはあの展開はつまらないものでしたよね。衝動的というのも折角入念にお膳立てした亥狛君で楽しむための展開が良い方向に転んでしまった不愉快によるものですね。
そして麗奈の目的を聞いて静かに怒るアーチャーや個人的には亥狛君を祝福するライダーとか好きなポイント。
あと剣陣営が麗奈側に付くってのもちょっと気がかりですね。いよいよ決戦といったところですがどうなるのかとても気になります!>>412
わざわざ姿を現すとは大した余裕……と思ったら、きっちり仕込んでましたか。食えない女だ
しかしそれにしてもこの局面になって明かすとは軽率な
どうせ偽るなら最後まで貫き、土壇場で巻き込まれを装って虚をつくくらいの事をすれば良かったのに
――あるいは。それこそが彼女にとっての陥穽であり最大の過ちになったりして>>400
うーんこのやり取り、好き
こういう主人公たちとは異なる、目立たないけど裏でこんなのがあったよっていうのを見ると物語が世界として息づいてる感じがしますね>>424
第■回の一日目夜戦闘
参戦するならNYさんとどちらか書くか決めてね
どちらかが書いたら戦闘終了→情報公開までこちらで書く予定>>429
ワルキューレの長姉……ブリュンヒルデ……あっ(察し)おらー!大量更新じゃおらー!加筆修正したり編集凝ろうとしてたらやたら疲れた!どうせ誰も見ぬというのに!!いやん!!!
ワシは寝るぞ!!寝るのだ!!!(深夜ハイ)>>437
谷崎潤一郎の作品はよくわからないけど女の子に踏まれたい変態だってことは知ってます(酷い知識)プロスペローの容姿が思いつかない…自分のなかではなんとなく仮面ライダージオウのウォズみたいなお兄さんのイメージになっちゃっていますが、皆さん良いアイデアをお持ちではありませんか?
>>440
わかる……………クァンシ様いい……………
まあタツキのことですから半分くらいすぐ死ん.でてもおかしくはなさそうではあるけど>>444
それもそうですね。宝具についても名前とか募集したいなと思っていたので、一度投稿してみたほうがいいかもしれませんね。もう少し人が多くなるだろう夕方頃に投稿させてもらいます。あァん?なんであの支那で極道やってる餓鬼と仲良くやってるか?俺は外道とかそういうの嫌いなんじゃないのかって?
……そうだなァ………確かに俺は救いようのない下衆野郎とか大っ嫌いだが。うん。それは肯定しよう。
だが、別に歪んだ餓鬼を切り捨てられるほど俺は人外できてないんだよなァ。
……いや。全然慈悲ムーブとかじゃないからな?
人間を物語として見てみろよ。「不幸に生まれて壊れて育った人間が、誰にも愛されず許されないまま死にました」とか一体誰が読みたがるんだよ。寝覚めが悪い。
勿論、かわいそうな過去があるなら誰でも許すなんてことは全くありえないからな?もう如何しようも無いやつとか生かしといたら際限なく他者を傷つけるような奴は殺してでも止めるさ。周囲の迷惑を考えろって話だ。例えばあの時の……いや、やめとくか…………またお前に吐かれても困るし………
……とにかく、まだ道の変えようがある奴なら必要以上に冷たくする理由ないだろ。原因が周りの下衆なんだったらそいつらをぶっ飛ばして解決してもいいわけだし。なんにせよ、そうだな……物陰で高熱を出しながら傷口抑えてる忌子に一番必要なのは、手当てしてくれる美人なお姉さんってこったな。なんの話かわからない?わからなくていいぞ。
ま、俺は責任取るとか二人でも限界なのにこれ以上とかありえねーから、やることといったら孤児院あたりに投げていい飼い主を探してもらうだけだけどな。
意外や意外。あの餓鬼、薬も武器も売るが人間だけは売ってないんだぜ。
………だーかーら!俺が実は優しい人なんじゃないかみたいなこと言うんじゃねーよ!誤報(フェイクニュース)!営業妨害!!
……え?アーチャーが言ってた?………え?……んん、まあ、それなら…………
………………じゃねーよ。お前そんなことアイツから聞いてる暇なかっただろうが。大人を揶揄うんじゃねェ。
仕方ない。お前がそこまで言うのであれば、今日買ってきた質のいい鱚は煮付けにすることにしよう。油も衣も用意してあったんだがなぁ。本当に仕方がない。
……うるせー!抜きじゃないだけマシだと思え!アッシュールバニパル(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/アッシュールバニパル)の第三宝具、まだ作成中ですがこんな感じで行こうかなと思っております。
『天地呑みこむ終焉の海嘯(アトラ・ハシス)』
ランク:EX 種別:対軍、対城、対界宝具 レンジ:1~999 最大補足:
書庫の最奥に眠る伝承であり、奥の手。
地表からあらゆる存在を流し消す、大災害にして様々な神話で語られる神罰の具現化。
真名を解放することで洪水が発生し敵を数ターンの間蹂躙するのだが、これは初動のようなものに過ぎず、水球状に形を調節・維持しつつそこへ更なる魔力を注ぎこむことで、
対軍から対城へ、対城から対界へと威力や規模、持続時間などを増幅させることが可能。
最大まで増強した状態から解き放たれる激流は、「生命はおろか、築かれてきた信仰・文明・文化・社会、地表の悉くを世界から引き剥がす神の御業」の再現であり、
建築型や防御型、治水型の宝具でも、押し寄せる怒濤によってその神秘と耐久自体を削られ、いずれは決壊してしまう。
かの『全て遠き理想郷(アヴァロン)』のようなあらゆる次元から遮断するような宝具や、大洪水を乗り越えた逸話を持つ宝具でもない限り、損害を避けることは出来ない。
ただし、抑止力が正常に働いている現代ならば、どんなに魔力を用意しようと対城クラスまでが限界であり、よほど特殊な環境下でもない限りは、このような真価を発揮できないだろう。
FGOで言えば「敵全体に強力な〈サーヴァント〉特攻攻撃+敵全体の強化状態を解除」確かに好きな子にドブ川から這い上がってもらうにはまず突き落とすドブ川を用意しないとね……
……でも流石にこの間の一発ネタに出した他作某キャラのこの先のルート分岐が大きく分けて「死ぬ」「曇る」「●●隷にされる」しか浮かばなかった時は本当に申し訳なくなったから他みんなも曇らせて相殺しました(ボソッ)>>458
ジグマリエメンバーの1/3がそうなんだよなあ……ところでビュザンティオン協会の動物科学部長出来たんで確認して貰っていいです?
>>465おっしゃ。
名前:フェゼキア・ラギナデルス
年齢:外見年齢は20中間ほど
性別:男
属性:秩序・悪
身長:179cm/体重:79kg
特技:フィールドワーク サバイバル
趣味:魔獣の毒の静脈注射 決闘
好きな物:刺激とスリル 家族 総合的な勝利/嫌いな物:インスタント食品 退屈 自爆攻撃
天敵:口煩い時の師匠/所属:ビュザンティオン協会
魔術:獣胎憑霊法(リカントロピー)・降霊術
属性:火・水・地/編成:変質:質:A++/量:A
【解説】
獣胎憑霊法(リカントロピー)の現当主であり、ビュザンティオン協会の動物科学部長。アダムハウプトの当主から伝承保菌『最初の生命(エルダータイトル)』を受け取った伝承保菌者。所謂「民主主義」的な人物で、意外にも近代技術に理解がある。
死の気配を纏いつつもカラッとした活力が滲み出る壮漢で、両手や胸元を始めとした身体中に噛み跡、火傷、爛れが残り、魔獣の毛皮や骨を素材にした黒いジャケットや無骨なタクティカルブーツ等に身を包むなど、正当な魔術師らしからぬ風貌をしている。割と常に笑顔。
強面が醸し出す威圧感とは裏腹に、行動的(「何事も実践、体感してこそ。座学だけじゃあ真に身につかない事は多いだろう?」)且つ開放的(「魔獣について知りたい?では僕の作品を一体、売却しようじゃないか。まぁ相性がいい奴が居れば、という条件は付くがね」)で、様々な人材を歓迎するタイプ。しかし少々苛烈(「何?この結果が不服だって?よろしい、ならば決闘だ」)なので、付き合いに多少気を遣う必要アリ。
心身共に非常に若々しく、ロードの仕事の傍ら、自分で教鞭を取ったりするほど。病気などには縁がなく、魔術回路も衰え知らず。これらは自分の趣味の影響であり、「人生、平穏なだけじゃあダメなのさ」とは本人の弁。自身の講義の生徒からの評価は"若干雑"であり、質を向上させる為に試行錯誤中。
かなり子煩悩であり、天才的だが虚弱な娘と堅実頑健な息子を持ち、どちらを継子とするか頭を悩ませる日々が続いている。本来獣胎憑霊法で考えられていない卵生生物への魔術適応の実験を進めているのは二人の差を出来る限り減らす為。
【礼装】
超大型リボルバー拳銃型礼装…弾倉に魔蟲の卵を仕込み射出による孵化、襲撃を狙う。通常の弾丸も込められる為、「選択肢の多さ」で敵対者を追い詰める。二丁所持。>>466
備考…ラギナデルス家について。
この家系は生まれると何らかの動物をペットとして与えられ、産みの親から獣胎憑霊法を一緒に学ぶ。(無論ペットの方はいるだけであるが)、そして基礎を修了させた時点でペットに家の祖先の霊を降霊させ、より高度な魔術を学ぶ為の師とする習わしがある。フェゼキアの師匠は蛇であり、貴族主義的。門戸を開きすぎるきらいのあるフェゼキアを窘め、政争への助言を行う相談役である。ある程度の曇りは必要よね(聖杯戦争参加の動機作りの為に曇らされるリュンベル)
カラティンへの教養を深めていたらカラティンの遺児は男女六人と書いてあって
TSメイヴ化の可能性を目覚めさせてしまったか…>>464
キャ、キャスターさんは一応聖杯の正体を探ってましたから…本編前ですけど。登場時には既に汚染されてましたけど。プロスペローを投稿してもよろしいですか?いくつかご意見を募集したいこともあります。
東鬨は比較的曇り顔成分が足りてない気がするんですよね。愉悦が足りない。
最終的にはハッピーエンドにするけどその過程は血反吐吐く程の絶望を味わって欲しいなって思う私なのです。>>476
ありがとうございます!
【CLASS】キャスター
【真名】プロスペロー
【性別】男性
【身長・体重】185cm・70kg
【出典】『テンペスト』
【地域】欧州全域
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:A 道具作成:C
【固有スキル】
精霊の召し手:A++
エアリアルなど精霊を使役する者としての存在を示すスキル。精霊たちに命じて魔術的現象を発生させる。起動する事によって詠唱等の行程を一切無視して魔術の発動を可能であり、魔術の効率も大幅に上がる。
冥奥の智慧:A
魔術の行使による各種判定にプラス補正、魔術系の攻撃にボーナスが付与される。>>478
魔眼:A
高位の妖精眼(グラムサイト)の持ち主。対象の使用する魔術や、魔力を持つあらゆる事象・現象、魔術の構成、実体を持つ前の霊体・幻想種を明確な形や動きとして把握できる。それによって、プロスペローは魔術発動の予兆、遮蔽物、視覚偽装、気配遮断で隠れたものの位置、魔術師が魔術を発動させている過程などを正確に「見る」ことが可能ということである。さらには幻想が住まう世界の裏側さえも把握できる。
精霊の嘨吟:B
精霊の加護などの精霊や妖精に由来するスキルや宝具の発動を高い確率でファンブルさせる。
【宝具】
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
復讐心を滾らせた魔術師プロスペローの伝説。怨念の凝縮された魔力を浴びせられた者は、その魔力が霧散する数十秒の間に一目見た者は、強烈な殺意を抱くようになる精神汚染攻撃。自身の身体を削り使用する宝具であり、性質的には呪術にあたる。そのため対魔力では無力化できない。解呪や時間経過で効力は失効する。最長で72時間は継続する。
ランク: 種別: レンジ: 最大捕捉:
自分が追放された島を擬似的に再現する大魔術。島に見立てた因果が断絶された閉鎖空間を形成する結界宝具。閉鎖空間は立方体、直方体、球体と形状やサイズは自在に生成でき、相手を閉じ込める檻、敵の身体の一部だけを閉鎖空間に飲み込ませてえぐり取る、また自分を守る壁としても使用することができる。>>480
【来歴】
ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『テンペスト』の主人公プロスペロー。国政を顧みず魔法書ばかり読んでおり、大公にして魔術師となるが、政敵であるナポリ王アロンゾーと結託した自分の弟アントニオに国を乗っ取られ、娘のミランダと共に舞台の島に漂着する。
使役する精霊に命じて大嵐を起こすとアントニオの乗せた船を難破させ、自らの流された孤島へと誘き寄せて復讐を果たそうとする。しかし、娘ミランダが難破船に同乗していたファーディナンド王子と恋仲になり、アントニオ達が助けも無く森中にて惨めな姿を晒していることを知ると、復讐の残忍さと徳を施すことの気高さに気付き、彼等を許すことを決意する。
【人物】
ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『テンペスト』の主人公プロスペロー。正確にはその戯曲のモデルとなった人間。生前は別の名前や人生があった。しかし、プロスペローと似た精神性、経緯を持つことによって死後にプロスペローという概念と習合することで英霊プロスペローとなった。
魔術師ではあるが人間的な善良さを持ち合わせており、ただ一人の家族である娘を愛し、その娘の希望と未来のためならば滾らせた復讐心も捨てることができる悪鬼ではなく、理性と情愛も持つ男。良くも悪くもそのときの感情で動き、何かを切り捨てるというのが苦手で抱え込む弱さと優しさが同居した人物。キャスターの能力的には超一流だが、魔術師としての目的意識はほぼ皆無な人物。
聖杯にかける願いは「自分のルーツとなった者の記憶を取り戻す」こと。プロスペローになった自分は何をおいても大切だと思う者がいたはずだった。だからこそプロスペローとなったことで失われた生前の記憶を取り戻したいと願うのだ。>>481
【台詞】
「サーヴァント、キャスター。プロスペロー、召喚に応じ参上した。孤島に追放された阿呆でよければ自在に扱いたまえ」
「本当は忘れてはならないものがあったはずなのだ。偽りの人生、偽りの記憶によって塗り潰されてしまったものを私は取り戻したい」
ウィリアム・シェイクスピア
「……最悪な気分だ……あんたのような男が私を創造した神とはな。馬ふんに礼拝する方がまだマシだ」
作家系サーヴァント全般
「私には奴らは計り知れん。児戯に等しいことのために血道を上げる者達のことは到底理解できん。あれらはある種の狂人なのだろう」
マクベス、ジェームズ・ボンド
「何なのだろうな、お前らは。何故偽りの人生のために身命捧げたのだ。死後にその有り様すら歪め、本物の人生を生きたことを誇らないのか?私にはその在り様はとても奇妙に映る」
オデット
「あの伎芸は美しい。美しいものは残すべきだ……」
ロミオ
「英霊を内包するあの男の被造物か……同じ創造主を持つ故か旧知の者に出会った気分だ。どちらかと言えば会いたくはなかった者の類いだ」なんの資料も伝承もないけど、ミズガルズってアイスランドっぽくない?
>>489
>ダビデみたいな〜
これはうちの講師ですね……(もっといえば元のモチーフは五条悟)>>492
我アニメのベルゼブモン好き
キャラが固まったようで何より!
基本公式には準拠すべきと思うけど何かしら理由があるなら準拠しなくてもいいと思ってる私です
冷暖房は使わないみたいな話もあったけど別に「電気屋の親戚に買わされた」みたいな理由でもちゃんと理由があるなら別にいいと思います>>474
マグダネルおじさんは個人としては現代魔術は面白いと思いつつ、ロードとしては神秘の漏洩面で無闇に広がるのは歓迎しないという考えらしいですねー
まあ、公私の発言意見は別という感じでしょうか
ただ、現代魔術の金になりやすさを理解しているノーリッジ卿への警戒もあってみたいですが>>496
1980年代の提出されたワルキューレのレポートを元にしてワルキューレをモチーフにした意志を持つ自動人形を作ったのもその人ですね……ヘルの棺もそのワルキューレが寝泊まりするための空間です
うーん流石ロード第一宝具:「月光の如く呪え怨念(インフェクション・ヴェンジェンス)」
第二宝具:「監獄なりし王の島(キングダム・オブ・ジェイル)」
こんなのいかがでしょう
キャラ感想としては、何かレクリエイターズ思い出させるなぁと。創作者と被造者の関係と言いますか、まあこうなるよねという気分ですそれにしても、そっかー……第一魔法にはもしかしたら「あの人」が絡んでるかもしれないのかぁ……やべえ事件簿マテリアルが欲しくなってきた。
>>435
服を着ることに抵抗を覚えた結果聖槍の遣い手になったロリっ子の話しました?()ここのえさんはいますか?
ビュザンティオン協会のロードができたのでぜひとも見てほしいと思ったのですが!>>508
ここのえさん「呪詛科のロードは天才」>>507
おお!ありがとうございます。渋くていい男ですね。「陰険な学者のようにも冷厳なる僧職のようにも見える男」という表現が思い浮かびました。>>513では!
【氏名】マスター・デンドロビウム
【性別】男
【年齢】37歳
【出身】東南アジア
【身長・体重】172cm・61kg
【肌色】褐色【髪色】黒【瞳色】緑
【外見・容姿】デンドロビウムをあしらった白い仮面をつけており、顔は窺えない。白いスーツと紫色のネクタイを締める。全身からさまざまな花のが混ざったいい匂いがする。デンドロビウム、桜、ひまわり、紫陽花などいろいろな植物が体についている。
【令呪の位置】
首から背中にかけて垂れ下がっている
【属性】地・水
【魔術系統】植物を利用する秘術
【魔術属性】地・水
【魔術特性】生長、繁栄、統合
【魔術回路】質:EX 量:A 編成:異常
【起源】統合
【所属】ビュザンティオン協会
【階位・称号・二つ名】植物科・ロード
ロード・デンドロビウム、歩く森
【契約サーヴァント】不明>>514
【契約サーヴァント】不明
【魔術・特殊技能・特性など】
植物に自分の魔力を注ぎ込む事で、自在に生長させることができる。また植物を自分の神経と統合することで自在に操ることもできる。
植物の統合の応用は非常に幅広い
【礼装・装備など】
『英霊鎖木(サーヴァントウッド)』
エインズワース家の秘儀『クラスカード』に似た礼装。木の板と英霊を統合することで英霊の力を備えた一品となる。この礼装には三つの植物の鎖が巻かれており、英霊を解放するためには鎖を一つ外す必要がある。この植物の鎖は令呪と統合しており、宝具を使うのにも一つ使う。英霊の存在可能時間は1分。それを過ぎると消滅するのでまだ使うのなら戻す必要がある。三つの鎖が消えるとこの礼装は消える。だが、この礼装の真価は、三つの鎖にある『統合』を自らの肉体に使うことで英霊と肉体を統合する『英霊統合』にある。制限時間は3分、それまでの間は統合した英霊そのものの力を制限がなく使える。ただし自らの魔力は消費するので宝具を連続発射は難しい。マスター・デンドロビウムはデータを収集するために他人に無料で貸し付けを行なっている。
『乱れ絡む美女(ユグドラシル・キンギアナム)』
植物の結合を利用して作った、現状最強の礼装。ハンガリーの名門『ガングリオン家』の失われし至高の幻想(クラウン・ファンタズム)『頂きのない木』を復元改造したゴーレムの一種。至る所にデンドロビウムが統合されており、見るものを圧倒する。これ自体に特別な力はまだ備わっていないが、その巨大な体躯はそこにあるだけで脅威そのもの。
『幽雅な庭園(デンドロビウム・ガーデン)』
深度D教室。植物科の卒業生はここで自らの研究や戦闘に使う植物を育てる。植物科のロードが変わるたびに周りに生える植物は変わる。今はデンドロビウムが咲き誇っており、花の匂いを嗅いだものは声が美しくなる。またここで『英霊鎖木(サーヴァントウッド)』を手に入れることができる>>516
【人物像】
ビュザンティオン協会の動物科学部長、アダムハウプトの当主から伝承保菌『最初の生命(エルダータイトル)』を受け取った伝承保菌者。そして植物科の学部長を務めるロード。謎な所が多い魔術師であり、その名や顔を見たものは協会内には存在していない。ただ、人種は東南アジアで、その根源のアプローチ方法からある程度正体は推察されている。デンドロビウムを名乗るのはそれが好きな花であり、そこに特別な意味は存在しない。
あらゆる植物を結合させる姿から『歩く森』と称される。
かなり著名な弟子も出ており、名が知れたロード
イメージカラー:白と紫
特技:ガーデニング、弟子の育成
好きなもの:デンドロビウム種、自分の身体から生えた葉で入れるお茶
苦手なもの:近接戦闘、現代兵器、電子機器類の操作
天敵:ヒッチコック・フォーサイト
願い:この世界に世界樹を作り出す事で根源へと到達する事>>517
【一人称】俺 【二人称】あんた 【三人称】あいつ
【来歴】
35歳……………突如として名前を挙げる
36歳……………『頂きのない木』の修復を発表。その縁からビュサンディオン協会のロードへと就任
【性格】
好奇心が旺盛で実験や研究に熱心な魔術師。だが人と話すのも思考実験の一種として捉えており、会議にも積極的に参加する。初めてやることは最初は自分で試して見る。そして出来なかったら他人に丸投げするタイプ。今はSNSの使い方を勉強中。魔術師らしく兵器や電子機器の取り扱いを苦手にしており、そのために弟子の『レイジ・ジェンキンス』と『太刀風天音』を常に横に置いている。レイジは詠春拳の達人。太刀風は現代兵器のスペシャリストである。彼ら二人ともデンドロビウム教室の卒業生。彼の教室はできることを伸ばす事に長けており、評判はかなり良い。
フェゼキア・ラギナデルスについては近々新しく作った礼装の実験も兼ねて手合わせしたいと考えている
【行動規範・行動方針】
サーヴァント、弟子問わず、その場にいるものの意見を聞き自分の意見を固める
【参戦理由】
根源到達のために必要な場所の確保
【サーヴァントへの態度】
勝利するための駒、だが駒故に礼儀を尽くす>>508
それ言ったら、埃かぶったグレンデルママの話します?
マヌにも宝具一つ追加されちゃいましたし……。>>519
フェゼキアのマッシブで格好良い学者とは違った優雅たれ的な学者魔術師~
学問的実績があるのも学院っぽさが出て良いと思います>>523
とある空耳(とTRPG動画)で有名な「Nyarlathotep」という曲ですね。ここのえさんへ、
自分も「梔子戸 繚乱(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/『バル・ブライア』)」というキャラに広がりを持たせたいのですが、ビュザンティオン協会に繋がりを持たせても大丈夫でしょうか?>>523
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!「──────わかった」
通話を切る。これで十五件目。この亜種聖杯戦争の周囲で起きている事態は異常だ。
「魔術師、非魔術師、老若男女問わずの失踪……しかも、隠蔽がうまいときた。間違いなくこちら側の存在だろうけれど」
「それは大変だ。是非とも騎士として解決せねばなるまいな、団長?」
「………君は、此処にいるべきではないだろう。ランサー」
自分をゆっくりと後ろから抱きしめようとするランサーを流し、向き合う。ニヤニヤこちらを見つめているのに、その笑みは常人には魅了の如きものだ。
「シギト君はどうした。この聖杯戦争での君のマスターは彼だろう」
「ああ、彼は騎士の己(オレ)に任せているさ」
「……出来るのか、は愚問か。元々君はバフォメットという悪魔でもあり、ジャック・ド・モレーという聖騎士でもあるのだから。悪魔を主体とするか、騎士を主体とするか、はたまた力を分割するのか……」
「どちらにせよ『輝かしい栄光』『善なる清き在り方』は手に入れられないがね。悪魔でなかろうと騎士でなかろうとそれはすでに『堕落』しているのだから。………それに、あの騎士に己(オレ)の主導権はないのだから」
そう言って、こちらに近づこうとするランサーを足で軽く押し留めながら、書類の整理を終え、一言。
「だからかな」「何がかな?」
「────いや。ヤギ耳と、角が隠せていないよ、と。自覚がなかったのかな?」
「…………」「赤面されても私が困る」「──────右。いや左かな」
セルレアの放つ剣撃が、確実にグールの首を断ち、続いて放つ銃撃が真後ろのグールの頭を柘榴のようにする。次いで現れる他の眷族達も、ランサーが血を地面に垂らすだけで黒炎の槍に串刺しにされる。
「………前々から思ってはいたのだが。君がランサーたる所以は『串刺し』かな?」
「それは確かに堕ちた教徒にはそれはお似合いだ。正確な理由は己(オレ)も知らないがね。別に、剣が扱えない訳でもない」
槍をクルリと回すだけで剣に、それをクルリと回すだけでメイスに。得物に大して差はない。何にせよ、テンプル騎士団の騎士としての武技は変わりはしない。
「さて……と。どうやら外れのようだ。どうするかな?」
「嵌められたな。……嫌な予感が当たった。いつになっても困るものだ」
「というと?」「身内に、この失踪事件の首謀者(死徒)の根回しをしている者がいる。仕込み方が優秀すぎるからな」
「クッ、ククク………ああ、面白い。面白いなセルレア嬢。清廉潔白、公正なりし騎士団は堕落していたと?」
「そもそも清廉潔白ではないね。大義名分を掲げようと殺戮をしているのには変わりないし、何より此処を都合のいい隠れ蓑としか思っていない輩も多い。務めを果たすのならば、非道を働かないのであれば私は大して気にしないが」
有象無象のグール達。魅了に取り憑かれた人間達。………周りを飛び交う神秘を帯びた小鬼達。それらは全て、セルレアとランサーを喰らおうとする。
「─────ふむ。ゴブリンの類か。現代でここまでの数を見ることが出来るとは思わなかったな。『サーカニィ』………出てきてくれるかな」
【了解!ブタ共ー!めいいっぱいライブするわよー!私の歌を聞けー!】
セルレアが剣を振るう。するとどうだろう、セルレアの指輪からドラゴン娘のような、アイドルのような者が飛び出して雷鳴のシャウトを響かせている。何処かでピラミッドと姫路城が乗ってそうなお城の城主のような見た目だ。「おやおや。………本物、本物の幻想種と来たか。セルレア嬢は随分と高位の術者らしい」
「本人の同意がなければ呼べはしないよ。呼べるだけでも破格と思うが。………君も、わざわざシギト君の所ではなくここにいるのならば働いてくれると嬉しいものだが」
「勿論。………『獣に堕ちろ』『虚空に果てろ』『欲に溺れろ』ほら、食い尽くしてやるといい」
黒い、冒涜的な、歪んだ凶笑を浮かべた獣達がランサーの周りに蔓延る。既に五体ほど切り捨てたセルレアは、杯の中の怨念を呷るランサーと互いに背中合わせとなり。
「─────魅了を喰らった人は傷つけないように。グールだとしても魂のつまみ食いとか、しないでくれよ」
「それは残念。………貴方様の望みとあらば」
「貴卿は気持ち悪いな」「騎士じゃなくて悪魔だからな」
こんな感じですね。角とかヤギ耳の件は自分から騎士成分が抜けて悪魔成分が濃い目になったことでバフォメットの姿を隠し切れてなかった(隠せてると思ってた)バフォジャックにそのことを言ったら赤面した感じです
以前レージュさんが赤面差分と同時に「こいつにこんな状況くるんか?」って言ってたのでやってみました。解釈違いは覚悟の上。腹切りもうすみんな、ありがとう!おかげでイメージが沸いてきたよ!
これでイピクレスさんを曇らせられるね!(澄んだ瞳)>>433
よかった!
よろしくお願い致します>>511
おお、一部採用されてる! やったー>>524
そうそう。てか男でも女でもさぁ、ぶっちゃけそれができるだけの力があるなら「落ち延びよ」よりも「背中は任せた」って言って欲しくないか?
「お前は関係ないから」とかさぁ。あるって。お前が関係してる時点で、俺にもあるって。
でもやっぱりそんな風に最終的に遠ざけられるのは俺が甲斐性の足りない頼りない人間に見えるからかなーって思って俺自分を鍛えることにしたわけよ。さすがに自分より強いやつ相手に「お前は逃げろ」なんて舐めたこと言えないだろ?
そうすればいつか「どうせ無理なら一緒に敵陣で大爆発して死のうな!」って言ってくれる友人がができるという寸法さ。俺かしこーい。
そうして訓練して幾星霜。春がきて春が来てまたまた春が来てそしてまた春が来て。
遅いなぁマイフレンド。俺当初目指してたやつとはだいぶ違う生き物になってきちゃってるんだけど?
やっぱ獣とか単独討伐できないとダメか?ん?
そんなこんなでちょっと疲れてきた378歳の春に突如思い当たって作り始め、「ぶっちゃけこれ虚しくね?」と思うまでに36体を作り上げたのがこの1/1スケールリアル関節駆動日本史偉人伝だぞ我が弟子。遊んでもいいが使い終わったらちゃんと元の場所に戻せよ。
……なぜだ。マダム・タッソーがやっているんだから俺がやったっていいだろう。しかも関節動く分俺の方がすごいんだぞ。
生意気な口はそこか?今日のご飯はお前が苦手なナスの煮物にしてやろうか?んー??>>542
呪術……対象の肉体年齢・精神年齢を縛る、固定するような呪術ってあるんですかね?>>542
呪詛科といえば私が最近作った子もそこ所属でしたね……詳細どっかにあったかな……ちょっと事件簿マテ読むか(あと高円寺くんが時計塔行くルート作るとしたら師匠の特技的に呪詛科か現代魔術科だなって今思った)>>529
謎の方舟「ルート次第では仲良く心中しますよね、私達」
謎のIF天パ「」(血反吐と涙を垂れ流しながらもだえ苦しむ)
謎の天パ「向こうの僕死にかけてない????」
謎のコード付き天パ「色々ありすぎたんだ……色々と……」もっとあたしも横に広がる様に作って行こうかしら……ユニバース化の波が来てるのね
>>530
再会が約束されたCPはつよい(確信)
>>533
おっとぉ地雷踏んだぞ。こういう時は爆発する前に足を退けて逃げると助かる!(明日への希望!)
実際アレン君の場合はべっこり凹んだ状態だからあとは上がるだけさ、アレン君が救われるシナリオちょーだい!
>>535
バフォジャックの赤面、これはレアなものが見れました。眼福眼福
>536
何でクトゥルフっぽい曲でイピクレスちゃんが曇るんですかねぇ!?
>>540
Kとミリアルカの血は繋がってるけど本人的には露ほども気にかけてない、なのにやってることがほぼ同じな繋がりでは不満と申すか!
うちの魔術師(特に京介)結構交友関係広いのでなにか関係生やします?
>>543
36体も作ったのか…>>393
確認返答遅れてごめんなさい!
確認したので返していきますねー。
んー、どのカードをどのタイミングで切るか……
あと現時点での予定として、完全掌握に対して3分の2を超えて3つめに手を出したらその場で
・金星→明星→ルシフエル
→傲慢に対する堕天失墜の天罰術式
と
・惑星とセフィロトの木の対応関係で惑星魔法陣を生命の樹化
→総体的に相手を邪悪の樹に
のコンボで大技大ダメージ狙います。
阻止には惑星魔法陣を引っ剥がすか、引っ剥がさざるを得ない状態に追い込むのがベターです。
よろしくお願いします。※>>191のネタバレを含むので先にそちらの読了を推奨します。
「ティーダさん。良ければ図書室で勉強を」
授業が終わり、私はいつものように彼を図書室へと誘いました。
彼はいつも私より早く教室にやってきます。だから、私が彼の顔を見るのは基本的に放課後のこの時間だけでした。
その日の彼は変わっていました。いつもの物憂げなそれとは打って変わって―――どこか晴れ晴れとした、清々しい表情をしていたのです。
「その前に、少しだけ話がある。オセロー講師、良ければ時間を作ってはもらえないだろうか。
ユリナ。貴女にも同席して欲しい」
「は、はい!」
「ん? いいよ。じゃあ僕の部屋に行こうか」
教室の鍵を閉めて部屋へと先導するオセロー先生の後ろを着いていくティーダさんと私。
案内された先で、私とオセロー先生は信じられない話を聞くことになるのでした。
◆
「……話した通り。自分は竜だ。これを見れば理解できるだろう」
そう言って袖をまくるティーダさん。鍛えられた腕には、蛇のような鱗が生えていました。
「……なるほどね。薄々勘づいていてはいたけど。やっぱりか」
「流石の慧眼だ。自分程度が貴方の眼を欺くことは出来ないというか」
「いやあ、そんなことは無いさ……しかし、ティーダがねえ。世間ってのは狭いもんだ」
そんなことを言って笑うオセロー先生。
そんな彼とは対照的に、私はティーダさんの話を噛み砕くのに必死でした。>>563
自分は、竜の心臓を持って生まれた。
それを今まで隠して生きてきて、その制御法として呪術を学ぶために呪詛科に入った。
だが、ふとしたことでそれを打ち明ける気になった。
彼が話したのは、そんな内容の身の上話でした。
私はきっと、見せられないような顔をしていたに違いません。
彼が、その身を削るような話をしてくれたのに―――その相手に私を選んでくれたことが、何よりも嬉しかったのですから。
こんな身勝手な女を信じさせてしまったことが、私は許せませんでした。
「そうだね……ミサンガは知ってるかな? あれは元々ポルトガルに伝わる願掛けでね。元が願掛けでも、呪詛科(ぼくら)にかかればそれは立派な呪術だ。一度礼装として作ってみることをおすすめするよ。織り込む糸に呪文を混ぜれば効果も強くなるはずだ。僕の方でもそれらしいものを探しておくから、出来上がったから声をかけてくれ」
「ミサンガか……了解した。助言、真に感謝致す」
「ああ。困ったことがあったらまた声をかけにおいで。もちろんユリナもね」
「わ、わかりました! それでは失礼します!」>>564
一礼して退室するティーダさんの後に続きます。
何も言わずに歩き続けるティーダさんの背中を追いかけて―――辿り着いたのは、時計塔全体を見渡せるテラスでした。
「ここは……ひゃあ!?」
急に視界が揺らいで、思わずそんな声を出してしまいました。
気づけば私は、彼の大きな腕で抱きかかえられていたのです。
「しばらく口を開かない方がいい。舌を噛むと危険だからな!」
珍しく声を張ったティーダさんが私を抱いたまま―――お姫様だっこをしたまま、テラスから身を投げました。
そのまま重力に従って落下―――は、しませんでした。
いつの間にか、彼の背中には大きな翼が生えていたのです。
翼を羽ばたかせ、ティーダさんの身体が上昇していきます。
どれだけの早さなのでしょう。空気の流れる音が耳に響いて、私は思わずローブのフードを被りそうになりました。
すると、先程まで時計塔の全貌が映っていた私の視界が、白一色に染まりました。
「すごい……私、今雲の中にいるんだ……」
呟いた言葉は、きっとティーダさんには届かないことでしょう。>>565
雲の海を貫いて……そこには、綺麗な満月が浮かぶ満天の星空がありました。
「綺麗……すごく綺麗です……」
翼を動かすティーダさんにそう伝えます。
「そうか。気にいってくれてよかった」
いつものように穏やかな声でそう返すティーダさん。その言葉に、私の小さな心臓は大きく跳ねました。
「そ、そういえば……なんで私にあの話をしてくれたんですか?」
「貴女があの教室で一番自分と親しいと思っているからだ……その、自分の自惚れだったならそう言ってくれ。謝罪しよう」
そう言ってそっぽを向く彼が愛おしくて……私は、彼の胸に強く顔をうずめました。
「ありがとうございます……ああ、私、本当に夢だったんです。ドラゴンと一緒に空を飛ぶなんて夢みたい……」
自分でもうっとりしていることがわかるような声でティーダさんにそう言います。きっと、私は本当に顔を真っ赤にしていたでしょう。不思議と、その時まではまったく気になっていなかったんです。
ですが。
「……竜というものは、古来より宝や姫君を城から奪い去るものだろう? 君はさながらあの教室(しろ)の姫君といったところか」
ティーダさんが、今まで見せたことのないような笑顔でそんなことを言うものですから。
私は今度こそ、ローブを頭から被るのでした。
この真っ赤な顔を、彼に見られないために。
ジグマリエ・スクール・ショー
Intlued.3 ジグマリエ・スカイ・ハイ
End.>>572
???「ほう、死霊魔術師!(殺意)」
?????「ステイステイステイ」>>568
リンドヴルム「空を飛ぶというのは翼があったら思い人にしてあげたいことだよな。俺が妻に勧めたらぶん殴られたが」
>>572
一応悪魔(偽)の正体は
人々の空想する「無駄に消費される幼き命」と「亡くなっていった多くの子供達」の想念により出来たナニカ
なのですわよ。だからまあ、本質はショタロリ軍団?
宝具になるにあたって、「レオナール」という悪魔の形が与えられたような。下級悪魔を統べるんですって
この宝具の効果がヴォワザンとレオナールが融合して偽物の悪魔として変生するアレなんですけどね()
それはそれとして黒い鳥モチーフのバフォジャックに似た顔というのも良いですわね……
>>571
割とだいぶ前の代から……とりあえずフェゼキアさん登録してポルカの出産についてボカした記述にしますが構いませんね!
>>594
この2人のイメソンはこれですねYouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=00DPgfp7j3Y
まさかうちにback numberとか山崎まさよし以外の曲がイメソンになるやつが生まれるとは……しかもHoneyWorksとか……
あ、理エルはこれです
その名もズバリウエディングソングYouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=hu_HDzW1pdQ
匿名希望弟子Lさん「うちの師匠は直接刃を当てずに物体を切ったり俺ぐらいの攻撃なら息をするように避けはるし歴代プリキュアのポーズ全部できるし魔術なら知ってる中で最強クラスのに、自分のことすぐに弱いとか取り柄ない言います。頭おかしいですやろ」
………ぶっちゃけ先日投稿した男二人は他の人の作品でも出せるパワーバランス目指して作ったのでこれから推してく所存でしてよ(西行さんは強さが万能寄りするしそうなってる理由もアンジャッシュすぎてギャグに片足突っ込んどる気がするから)>>613
そもそもニーナはルインズの魔術礼装で自分の親友二人を植物状態という形で失ってしまってるのでどっちかと言わずとも実はあまり魔術は好きではない
分家や自身の支配下にある魔術師の家系の統制に必要だから魔術師の家系として存続させているに過ぎない
魔術師思考の両親は大勢の人を犠牲に根源に到達しようとしたから泣きながら心を鬼にして自分が殺したからもういないし
「躓いてるわね〜」
「知りませんよ。祖先のことなんて。自分の代でなし得なかった負債を未来の子孫に押し付けるんじゃあない。魔術師としての業なんて私は知りません」>>616
竜とお姫様の組み合わせ、ファンタジーでは王道ですよね……
今後ですか……私基本↓みたいな感じなので……そもそも大体個人で完結してるか組織に属していてもそこ止まりなことが多い私の鱒達……鯖はわりと横の繋がりが広いんだけどな
海音ちゃんとか一応、九終大会なければ時計塔に留学するつもりでしたのよ?
気が付いたらエリザヴェーダに曇らされ、自分に曇らされ場合によってはもっと曇っていくかもしれない九終大会時空が特別不幸なだけでそれ以外はまともですしスレの流れが早くてざっくりとしか確認できませんでしたが、今はどんなお話をしているのでしょう?
マスターの横の繋がり?螢は設定的にはそういうの作りやすいはず。>>623
>TSすればきよひー
そ の 発 想 は な か っ た
彼のモチーフ、CV津田健次郎でわかるようにシグルドやジークフリートなんですよね……
竜の血を引く高潔で誠実な男ってイメージで書いてました。その分自分の中の恋愛感情にも鈍い感じでプロスペローは性能はあんな感じで大丈夫でしょうか?自分のところにはいなかった冬木聖杯でも召喚できそうな正統派キャスターがいなかったのでそれを目指してみました。
性格はああいう変わり者ですが、レージュさんのアラン・リックマン風な姿にグッと来ました。ありがとうございます!>>593
いいですよ!謂綱家の人間って事でこちらも大丈夫です!>>627
あ、ちなみに髪は長髪です。フランスの皆様。
現在ちょこちょこ考えながら執筆中なのですが、ごめんなさい。
戦闘増えるかもしれない…・…。
太陽王と人狼王に触発されてイベントとか挟みたいなぁ、って欲が……。ここのえさんへ、梔子戸繚乱の設定をこんな風にしてみたのですがいかがでしょうか?
ビュザンティオン協会の死霊魔術科を卒業しており、深度B教室『決戦城壁』に自身の工房を所有している。
工房と名はつくが、実態は作り上げた礼装の倉庫兼売店と化しており、それなりに儲けは出ているとのこと。
……稀に、好奇心旺盛な輩が無断で礼装を弄って暴走したりすることもあるとかないとか。
英霊という存在や【守護英霊召喚システム・フェイト】は梔子戸家の魔術を極めるにあたって、無視できない貴重な存在であり、
更には礼装の効能が試せる絶好の場でもあるため、一年の半分は協会内をフラフラして過ごしている。
もう半分はと言えば、実家のある日本で過ごしているのだが、
本当はブライアでの食事が恋しくなって帰っているのでは?という憶測が後輩たちによって囁かれているらしい。
……一度、単なる栄養補給と化していた食事に自ら飽きて、協会の調理施設でこっそり調理を試みたことがあるのだが、
緊急クエストじみた騒動を起こしてしまい、自身と周辺関係者の間でちょっとしたトラウマになってしまったことがある。>>641
なるほど八卦掌の開祖とは恐れ入ります
彼女が相手なら寺田も本気を出して戦いますね>>646
検索した。
なるほど!こりゃ助からん!
外宇宙系がその気になるとてが手が付けられんのもよく分かる。ネルソンは知名度ボーナスで筋力耐久敏捷の3ステを1ランクアップしたら平均っぽいかなーって
>>654
あくまで天眼と同じぜってぇ斬る!っていう必中の一撃であって武蔵ちゃんは空位としてのそれ+因果斬りが出来るから……。ここからはクッソゲー大好き向け人にです。
【公式のティアマトレベルの絶望を味わたい方はこちら】
エジプト神話の神々をも凌駕する旧き神秘、そして概念的に不滅の存在。
保有する魔力は測定不能であり、少なくとも聖杯の有する魔力リソースでは蟻と恐竜程の差があるのは確定で、原初の水と同化している。
後に誕生した神々より権能は少ないが、絶対性を誇る強力な権能を有しており、その一つが原初の水(ヌン)である。聖杯の泥(ケイオス.ダイト)とも、虚数空間の海とも呼ばれる浸食液体は、触れた対象を溶解し、自らのリソースとして吸収してしまう機能で、これに抗うには「異なる理の存在」か、「原初の水(ヌン)」以上に旧い神秘で覆す必要がある。
しかし、太陽に関する概念こそがアポフィスの本領であり、浸食権能は一部に過ぎない。
元々はラー以前の太陽神だった故に、太陽の恩恵を受けた存在からの攻撃を受け付けない。加えて、「闇の化身」の能力により同ランクの太陽神性を持たなければ攻撃を“当てる”事すら叶わないので、先ず多くの英霊、神霊が同じ土俵にすら立てない。
そして、攻撃を当てられる手立てができても、太陽の恩恵を受けている限りはダメージすら与える事が不可能という。
ここまでの規格外さを見せ付けて尚、アポフィス自身には「死の概念」すらないという事実がある。アポフィスは、ラー以前の太陽の原型……それ即ち、この星、この宇宙に「太陽」という概念が存在する事自体が、逆説的に自らの存在を証明している。要は星の生命の要である「太陽」が消滅しない限りは、いかに手を講じても生命体としての死を遂げる事はない。
原初の水によって周囲を虚構に溶かし、遊泳しながら進攻するのが通例だが、両翼を広げての飛行する事も可能なので移動範囲に制限はない。
顕現したら最後、星の全てを覆い尽くすまで進攻を止めないだろう。>>659
了解ですOKでーす!>>660
なるほど……………ならばこれならどうだ!
【元ネタ】神話・民話
【CLASS】グランドアーチャー
【マスター】鹿留涼
【真名】銀河を食したアナンシ
【異名・別名・表記揺れ】物語の王
【性別】女
【身長・体重】153cm・62kg
【肌色】褐色【髪色】銀髪【瞳色】黒色
【スリーサイズ】98・68・100
【外見・容姿】星を思わせる光点が身体の周りを飛び回っている・薄いウェーブ・蜘蛛を思わせる紋様が入った布と八つのベルトで胸を隠している・へそ出し・足のラインが出るようにぴったりとしたズボン・裸足・ジャガーと蜂と妖精を模した髪留め・編み込みの髪型
【地域】アフリカ
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】無し>>663
【ステータス】筋力:A 耐久:B+ 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:B 宝具:EX
【クラス別スキル】
単独行動:EX
【固有スキル】
統一銀河:EX
全ての星を喰らい、この世界に置いて唯一の銀河と化した肉体。数多ある星々そのものの神秘を纏うため、正攻法でダメージを与えるのはほぼ不可能である。そして星を喰らうことによりその星に宿る力、『権能』と表される超然的パワーを行使可能。理の外にいるもの達ならダメージは通るかも知れない
トリックスター:EX
良きにしろ悪きにしろ騒ぎを引き寄せる才能。
「仕切り直し」と「直感」を合わせたようなスキル。これにより危機的状況が発生しても、大抵は切り抜けることが出来る。
また、自身の幸運度を下げる代わりに、周囲のクリティカル・ファンブルを振り直すことも可能。
全ての物語の王:EX
アナンシ・セム。天空神にして父ニャメの課した無理難題を解決して、手に入れた『権能』。本来は宝具なのだがこのクラスとして現界するにあたりスキルへと格下げされた。今は規格外の単独行動を示すものでしかない。
神性:EX>>664
【宝具】
『我が糧となれ、夜空の宝石よ(レジェンド・イーター)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:なし 最大捕捉:なし
星を煮て食べる神の逸話と蜘蛛としての捕食本能を組み合わせることで組み上げた、星の全てを喰らうことで自らを強化する宝具。食われた星はその存在が抹消されアナンシと入れ替わる(例、水星という星が喰われたとすると水星という概念そのものが消え失せ、アナンシが収まる)。この宝具自体に殺傷能力はなく、後述の宝具と組み合わせることで真価を発揮する。
『我が武となれ、青空の架橋よ(レイン・ボウ)』
ランク:EX 種別:対星宝具 レンジ:0-99 最大捕捉:1つ
アフリカに伝わる伝説。虹の弓と雷の矢を用いて行う、星の狩猟。真名解放は、狩猟という観点から食事をする際にしか使えないが、その矢は星をも撃ち落とす。
【Weapon】宝具でもある虹の弓と雷の矢。レーザーの如く矢を放つ>>664
【解説】
アナンシとは、西アフリカにおける神話・伝承において最も重要な登場人物の一人であり、宇宙と世界の創造主である天空神ニャメと、 豊穣の女神アサセ・ヤとの間に生まれた神、或いは文化英雄であり、同地域の神話体系における最大のトリックスターである。
一般に大蜘蛛、或いは人間、蜘蛛と人間両方の特徴を兼ね備えた存在として描写される事が多い。
太陽や月、星々を創造し、人間の創造にも関わったとされる万物の創造主とされていたが、時代が下るにつれて、 雨乞いによって火災を消し止めたり、人類に農耕の技術を教えたりするなど、抽象的な創造神としてではなく文化英雄的な側面が強調される存在になって行った。
彼女は『全ての物語の王』という権能を持つ。あらゆる物語に違和感なく溶け込み活躍できる、謂わば『究極の自由』の一種。違和感なく溶け込むことから、彼女は基本的にアサシンとして現界する。しかし今回彼女はある物語の武具を持ってくるために権能の大部分を犠牲にした。この事により物語に溶け込む『気配遮断』はなくなり、あらゆる物語に潜伏しうる行動力『単独行動』を獲得。グランドアーチャーとして降臨することとなった。
だが何故彼女は冠位を得てきたのか?それは……………一重に鹿留涼のため。彼を守るため自らが持ちうる最強の力を手に入れるためである。
【人物像】
わがままで子供みたいな性根を大袈裟に振る舞うことで誤魔化している。悪知恵が働くが最終的には痛い目を見る。性的に煽りたいとか思ってるくせに自分の格好が恥ずかしい。恋愛強者とか思い込んでいるヘタレ。人を虐める時は生き生きとしてるくせに、追い詰められると泣いちゃう。
特技:雨乞い
好きなもの:リョウ、星
嫌いなもの:魔女
天敵:星ならざる星のもの
願い:好きな人と子供を作る
【一人称】私
【二人称】貴方
【三人称】君>>669
そういやそうでしたね。
そう考えるとカルデアビーストに関わりすぎじゃね?
報告書読むなら確かにそりゃ解体に踏み切るわ……。>>669
一周回って正しい判断になってる……………
本当にそんなつもりはなかったんだけど>>667
神は纏めて追放よー(思考停止)今北産業我欲現状
>>684
そこにここのwikiにいるファラオたちの力を集めて、羿がとどめを刺すと。バビロニアみたいに大仕事になりますね。>>689
もうダメだー!うちは隠れるぞー!して、グランドライダー(仮)枠です。
【CLASS】ライダー
【真名】ヴァイヴァスヴァタ・マヌ/Vivasvata Manu
【性別】男性
【身長・体重】180cm・70kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C+ 敏捷B 魔力A 幸運A++ 宝具A++
【保有スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。A+のランクでは竜種を除く全ての乗り物を乗りこなす事ができる。
維持神の加護:A
維持神ヴィシュヌによる加護。全ステータスのランクをアップさせ、更に敵対する英霊、または反英霊のステータスのランクを一ダウンさせるが、ランクB以上の神性スキルを持つサーヴァントには適応されない。
神託の叡智:A
維持神ヴィシュヌの神託によって齎された智慧。様々な現象・事象への理解度が増し、凡ゆる森羅万象、宇宙の真理の知識を有する。これによりライダーはある種の悟りを開いており、覚者とはまた違う別の無我の境地へ至っている。そのせいか、表情は常に硬い強面のままで固定。>>696
神性:A
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。後に神の座へと招かれた為、高いランクを持つ。
契約の種:A
帰滅を超え、真理を悟った彼は星の契約により、生命を運ぶ王仙となった。世界を構築する始まりの人類、マヌンタラにて種子を導く者として、この世の生命力と接続し、再び訪れる帰滅まで種を見守るだろう。本来ならば、全生物との生命共有は人間の器の許容範囲を超えて自壊してしまうのだが、1万年もの苦行を経て、ブラフマー神と同等の力を得たマヌはそれを可能にする。
人類の祖:EX
神代より人類の基盤となった人間のみが持てるスキル。人理を守る「始まりの証」。EXランクでは人類に向けられる物理、概念、次元攻撃等を自身のHPを削って削減し、精神攻撃を完全に無効化する。尚、このスキルは“人”でない存在には適応されない。>>697
【宝具】
巨いなる天海神魚(マハー・アヴァターラ・マツヤ)
・ランク:A++
・種別:対軍宝具
・レンジ:1〜300
・最大捕捉:500人
維持神ヴィシュヌの第一の化身(アヴァターラ)で、一対の角を生やし、鋭利な牙をズラリと揃えた頑丈な頭部と、黄金の鱗を並べた巨体を持つ幻想種。マヌに大洪水の予言をし、人類の祖としての役目を与えた魚。
幻想種としてのランクは神獣で、竜種に次ぐ階位だが、その能力は竜種と同等か、それ以上の力を持っている。
水に関する能力を無効化し、どんな環境であっても遊泳可能で、水の無い場所でも游泳する事が可能。
巨体を誇りながらも英霊のスピードについていける俊敏さを持ち、体に水の結界を展開する事によって水圧を利用した突進、水結界そのものを利用した防御壁などといった攻防一体の戦術と取る。更に遠距離用のブレスも放射できる。
また、予言を告げる者でもある為、非常に高い知性を持ち合わせており、言葉を交わす事も可能である。
こうした知性から、マツヤは自ら真名解放を可能としており、解放時には通常時より更に強力な水結界を身に纏い、肉体を水状の液体そのものに変換させ、物理攻撃を完全に無効化する状態へとなる。>>699
輪転の婆素鶏(ナーガラージャ・ヴァースキ・パーシャ)
・ランク:A+
・種別:対軍宝具
・レンジ:1〜600
・最大捕捉:300人
八大竜王の一角である竜種。乳海攪拌の際にはマンダラ山を回転させる役目を、大洪水の際にはマツヤと方舟を繋げる役目を補った事が由来となっている。
白銀の鱗と、王を象徴する花の冠を被っている、正に幻想種の頂点に相応しい竜王としての風格を漂わせる。
普段は綱としての役割を果たしているのだが、単体顕現する時には意思と知性を持つ一つの生命体として活動し、蛇らしい狡猾な戦術で対象を翻弄する。
擦り傷だけでも致命傷になってしまう程の猛毒を牙に含んでおり、その毒性はギリシャ神話のヒュドラの毒をも上回る。また、毒のブレスも放出可能で、こちらもガスなどを吸ってしまえば即死してしまう危険性を持つ。
聖仙の七星剣(ストリ・サプタルシ)
・ランク:A
・種別:対人宝具
・レンジ:1〜50
・最大捕捉:1人
生前ライダーに付き添った七人の聖仙が由来。
自らの霊基を触媒として召喚し、その魂を現世に転写させている。
英霊の座から召喚する形なので、莫大な魔力が必要になってしまう事になり、通常のマスターであれば肉体の構築さえも不可能に近い。よって、霊体化の同列の魂のみの存在として現界ならギリギリ可能になるが、性能は弱体化する。>>701
本来ならば神々をも超える神通力の持ち主たちなのだが、弱体化により呪詛による支援しかできない。
しかし、それでも対魔力を効果が反映されない呪詛のダメージ、様々な効力が付与されている結界を何重と展開などといった強力なサポートを得られる。
仙人はそれぞれ:
・カシュヤパ ・アトリ
・ヴァシシュタ ・ヴィシュヴァーミトラ
・ゴータマ ・ジャマダグニ
・バラドヴァージャ
理を示す開花の方舟(プシュパカ・ヴィマーナ)
・ランク:A++
・種別:対粛清宝具
・レンジ:1〜99
・最大捕捉:1000人
ブラーフマナ神話・プラーナ神話で登場する方舟が由来。
大洪水にて凡ゆる種子を保管したとされる黄金の方舟。生命体の情報保管庫であり防護シェルター。星が次のステップに移行する際に予め保存した情報を引き継がせる為のアーカイブ。
生命体を外界から護る為の舟なので、対粛清防御を備えた宝具であり、これがある限り搭乗者には一切の害を加える事ができない。更に生命の源、始まりを指し示す起点なので生命力に溢れており、船内で待機するだけで外傷を回復させる。
プシュパカ・ヴィマーナとは本来、魔王ラーヴァナの駆る乗り物なのだが、王の乗り物を示すものであり、プシュパカ・ヴィマーナ自体太陽神の一部から作り出されたものから、死後ヴァイヴァスヴァット(太陽神)の名を継承したライダーは複合されたこの宝具を操れる。それ故か、飛行能力も備わっており、ヴィマーナの持つ特性『思考と同じ速度で移動』が可能。無我の境地へと至っているライダーとの繋がりにより、神速の飛行、星間への航空すら可能にしている。
また、その他の機能として光学迷彩、ステルス機能、通信傍受、レーザー光線らが搭載されている。>>703
原初還す宙海の畝(シャタパタ・ブラーフマナ)
・ランク:EX
・種別:対人宝具
・レンジ:1〜99
・最大捕捉:1000人
ヒンドゥー教の聖典に記されている世界を帰滅させた大海嘯。
発動条件は上述の宝具三つを封印する事で使用可能となる宝具。発動と同時にライダーはヴァースキで方舟に繋がれたマツヤを召喚し、地表から世界を覆う水を呼び起こし、ノアの大洪水、ナピュシュティムの大波の同型の津波で巻き起こす。
対人宝具として種別されているが、その規模は対界宝具のそれであり、そして生命体への特攻を有しており、発生した海嘯に呑まれた者を強制的に『解脱』させ、消滅させる。
しかし、この宝具を使うにあたって周囲の民間人までも有無を言わさず巻き添えにしてしまう危険性があり、ライダーが解放する決意を見せる時には、既に世界へ何らかの悪影響が蔓延っている頃だろう。発動した最後、星を蝕む悪もろとも人類を洗い流し、世界を再び原初の時代へと回帰させる。
尚、これは地球的規模の大量殺戮に値するので、当然抑止力が働く。>>704
【解説】
インド神話に登場する原初の王。ブラーフマナ神話・プラーナ神話にて語られる大洪水神話を生き延びた人物。別名「サティヤヴラヤ」。「祭祀王」「王仙」とも呼ばれる。
太陽神スーリヤと同一視されるヴァイヴァスヴァット神を父に持つ。
カルパが終わる頃、水を使った儀式を行なっている最中に、マヌの手の中に小さな魚が飛び込み『人類の滅亡』を告げる。
それを聞いたマヌは魚を飼い始めたが、徐々に大きくなっていった為に海へと放した。この時点でマヌは魚の正体がヴィシュヌ神だと気づいており、当然滅亡の前夜に直面している事が真実だと悟っていた。
七日後に降りかかる大洪水に備え、魚(マツヤ)はこの世における全ての植物、作物などの種、そして七人の仙人を舟に乗せるように言った(因みに、舟はマツヤが用意していた)。
そうして七日後、予言通り大洪水は起こり、マツヤは竜王ヴァースキで自身と舟を繋ぎ、ヒマラヤの高所まで運んで帰滅を回避する事ができた。
世界が新生し、地上で唯一の人類になったマヌは、水に供物を捧げる苦行を再開する。すると、水の中からミトラ神とヴァルナ神が見初める程の美女が姿を現し、互いに番となり人類の祖となった。
余談だが、マヌは一万年もの水に捧げものを献上し続ける苦行を成し、創造神ブラフマーと同等の力を得たと言われている。そして廻っていくカルパの度、マヌは誕生し続け、帰滅を回避して人類の基盤となっていると言われている。
因みに、ヴァイヴァスヴァタ・マヌは七回目の世界(カルパ)である。
【人物】
長い金髪に、褐色の肌をした筋骨隆々な男性。一人称は「祖」。
強面だが、物静かで考慮深い人物であり、全ての生物に対して慈しみを持っている。しかし、結局のところ顔が怖いので、周りから怖がられたら内心ショックを受ける。
感動系の映画を観賞すると泣いてしまうタイプ。
抑止力や、人類悪の顕現によって召喚されるサーヴァントで、もしかしたらグランドライダー枠なのかもしれない。>>698
そういえばそうでした。あれは妖精型の使い魔で妖精じゃなかった。がっつり姿を表した妖精はアニメ事件簿に登場していたあの人くらいかもしれませんね。
妖精といえば、リャナンシーはサーヴァントに出来ないかなと前々から考えてました。>>702
グランドドロシーの勇気が世界を救うと信じて……!
(まあ相手が神ならクロウでいいんですけど)そもそもグランドライダーってまだ公式じゃ出てないしなぁという
どうしようかしら
腐ってたクラウンのssでも書こうと思ったけど相方が見つからないわ
間久部のもまだ書き終わってないわどうしましょおほほほ>>711
最早月に関係する人間限定の誘蛾灯疑惑ある。単独顕現(太陽がある限り生存)日食による太陽隠し
闇の化身(太陽神性でないと触れられない)触れはしないよ、視ないだけ
ネガサン(太陽の恩恵を受けた者の攻撃無効)太陽じゃなくて月の神
でツクヨミならなんとかなるかもしれません。アポフィス、太陽を"知らない"存在の固有結界に引き込んで「お前なんて知らない」で倒せる……?
>>728
そんなもの銀河そのものと化した彼女には無問題です。……………というか今思ったけどより強い神秘が勝つというのが通説ならあらゆる星々の神秘纏えばある程度の矛盾消し飛ばせそうな気がしてきたんですけどそこんとこどうなんだろう?あれ、メカテミスって静止衛星軌道だっけ? フワフワと宇宙だっけ?
とにかくサーヴァントとは言え筋力?だけで第1ないし第2宇宙速度出せるならクリティカルお化けも納得というか…とまあ、こんな感じでもしもエジプト特異点とかに人類悪顕現したら、召喚されているサーヴァントでどう対処するのか……期待しないでくださいね!
因みにマヌはヤマ……閻魔大王と兄弟だったりする。つまりは紅閻魔ちゃんの上司の親戚ですよ!
>>719
了解です。では、15時からお願い致します!
一手の目安は30分くらいでやりましょうかね。そう決めてた方がたしかに負担が少なそうです。山星さんにおかれましては、シドニー呼びかけありがとうございます。
体は割となんとも無いんだが(若干ダルい程度)、少々の熱があったんだぜ!寝るぜ!おやすみ!なんか質問なりがあったら後日でよろしく。
>>748
玉兎のムーンビーストパーティーもありましたか、全て入れると結構スケジュール逼迫してますね。
・ジュワユース回収
・山田さんの不意討ち
・厩戸皇子の弱体化
・ルーラーたちの襲撃
・玉兎のパーティー
・玉兎の苗床
・カルデアと革命軍の合流
時系列無視して書く直近であるイベントはこれくらい?かな。多い…やることが多い……!>>747
ほーい!
いい人生だったと我ながら思う。
カルデアであんたと出会って、受肉して結婚して。
色々はあったけどあんたは立派な社長になって。
子供も生まれて、その子も立派な魔術師になって。
時計塔で出会った旦那と結婚して、私にとって孫になる子も生まれた。
決していいことばかりじゃなかったけど、振り返ると幸せだったと思う。
今だってこうして、駆けつけてくれたたくさんの人がいる。
メレク、ルピア、零央、フェリーペ、メンテー、マシュ、藤丸、ロマニ、ムニエル、ゴルドルフ、ローリー、キャスリーン、双介、亥狛、他にもたくさん。
だから、もう泣くのはやめなさい。
私は十分幸せだった。あんたが私を幸せにしてくれた。
そんなに泣かないで。最後くらい笑って見送ってよ。
なんて、もう口にも出せないんだけど。
だからこれは、私の心に閉まっておくことにする。
今までありがとう。
またね、理仁。>>762
いつものように目が覚めて。
ふと辺りを見回すと、そこには多くの人が集まっていた。
誰もがなにかを覗き込むように下を向いていて、そこにいたのは―――明らかに燃え尽きて灰になった人型のなにかだった。
そうして、私は思い出す。
「……そっか。死んだのね、私」
私は寿命を迎えて、今日は火葬と納骨の日だった。
あそこで灰になっているのは、私の遺体だったものだった。
◆
未練はないはずだった。だけど、私はここにいる。
「なーんでかしらねー」
ふよふよと浮きながら、私は周囲を探索する。
今の時間、誰かに見つかっては少しばかり厄介なことになる。
だから、明らかに人が来ないであろう場所に避難しようとしたのだけど。
「よっ。やっぱなぁ、最後に1本くらい吸っときたいよなあ」
そこには、思いがけない先客がいたのだった。>>763
「あんたも来てくれてたのね。ありがと」
不思議なことに、霊体となっても服は着ていた。
いつか理仁さんにもらった青いワンピース……ポケットを漁ると、いつも吸っている青いパッケージの箱が見つかった。
白いタバコを口に加えて、そこでライターが無いことに気づく。すると。
「……アンサズ、っと。おお、点いた点いた」
そう言って、ルーンで火を点けてくれた。
「助かるわ。ありがとう」
「お前……本当にエルルーンか……?」
「失礼ね。人は変わるものでしょ? 私が素直になって、あんたに不都合があるの?」
確かに前までの私はくそ親父だのなんだの言っていた。でもそれは昔の話。今の私は彼に感謝をしていた。
「まあな……なるほど。そういうことか。お前の未練ってのは」
「そうでしょうね」
私も察してはいた。きっと、この人とこうして話をしないと私は満足出来なかったから。
深く、深く煙を吸い込んで吐き出した。
吸殻を捨て、彼と真っ直ぐに向き合う。
そして、私はその決定的な言葉を口にした。
「私を作ってくれて……ワルキューレにしてくれてありがとう。父さん。
出来ることなら……今度は、父さんの本当の娘として生まれたいな」体調不良ですか、そちらは冬でしたね。お体に気をつけてください。
因みにに、私は夏風邪を引いてしまう沖田さんボディ。
体調不良で鯛、超不漁……ふふふ。>>765
蒼い、蒼い粒子が空に舞う。
それを眺める拝羽々丸の瞳から一筋の雫がこぼれた。
最後の最後に娘と和解出来るなど、思ってもいなかったのだろう。
「お前は本当に……いい娘だったよ……
俺からも頼む。今度こそ本当に俺の娘として生まれてきてくれ。エルルーン」
彼がそう望むならば、それは可能なのだろう。
何故なら拝という名は仮のもの。彼の本質は、北欧神話の大神なのだから。
それでも彼は、それを実行に移す事は無かった。
それが、この世界に生きる人の子として生を終えたエルルーンの弔いになると信じて。
こうして、エルルーンの……1人のサーヴァントの長い人生は幕を閉じた。
◆
昔から、不思議な夢を見ていた。
私と見知らぬ男の人が旅をする話だ。
九州を、フランスを、ロンドンを、ローマを、ロンドンを、イスラエルを、メソポタミアを、新宿を、ヒマラヤを、千葉を、マサチューセッツ州を、ロシアを、北欧を、インドを、ギリシャを。
様々な国を、私と彼は旅をしてきた。大人になってからは見ることが無くなっていて、私はその夢のことを少しずつ忘れていた。
両親にもそんな男は知らないと言われたから当然のことだった。そう思って、私はこの夢のことを記憶から封印していた。
夢の中に出てきた彼はどこかにいる。
だから、探さなきゃ行けない。
そんな、漠然とした思いだけが私の心に影を落としていた。>>760
ドンピシャなようで何よりです。
他の武器なのですが、体調が良くないのならば相談などはまた今度にしましょう。
休養、大事。>>767
「ちょっとお兄さん! ハンカチ落としたわよ!」
ある日の昼間。すれ違った男の人がハンカチを落としたのを目撃した私は、彼を追いかけながらそう叫んだ。
「えっ、ああっ! ねえっ! 俺のハンカチが!」
間抜けな声をあげて振り向いたのは、恐ろしく目つきの悪い男だった。
少し面食らったものの、それはそれとしてハンカチを手渡す。
「あー良かった……これ、弟からもらった大切なものだったんです。あの、良ければ食事とかどうっすか?」
新手なナンパかと思ったけど、彼の目が嘘をついてないことはすぐにわかった。
本当にそのハンカチは大事なもので、彼は本当に私に恩を返したいのだろう。
「そう言ってくれるなら喜んで。でも今は忙しいから、また今度じゃダメ?」
「いいっすよ。じゃあLINE教えてください」
お互いの携帯を取り出して連絡先を交換する。連絡先に追加されたのはRihito Macebethという名前だった。
「なあにこれ。マクベ・リヒト? あなた外国人?」
「うるせえっすよ。あんたこそなんだこの拝エルルーンって。苗字一文字で名前カタカナってどういうことだよ」
「両方とも本名なんですけど! 父さんからもらった苗字と名前なんですけど! え? ちょっと待って。マクベ・リヒト……間久部……理仁……?」
そう言って、私はなにか大変なことを忘れていたことに気づく。
相手も同じだったようで、私達は自然とお互いの手を取り合って。
「あんたの……あんたの名前は……!」
「あなたの……あなたの名前は……!」やっとーめをー さまーしーたかーい♪
それなのになぜ目も合わせやしないんだい~♪
>>764
カリオストロは首飾り事件やその他諸々などどこまでも革命を煽る側ですからね
ナポレオンが表の英雄ならカリオストロは裏の英雄と言われるくらいにはマリーの敵ですからねえ。遅えよと、怒るチミィ
ふたりのーあーいだーとーりーすぎたーかーぜわっ
>>757
古典はまだ楽ですよ、読み解く順番さえ分かってれば一通り解けますし
私的に一番意味不明なのは数学ですね……あれだけ成績表で3以上取ったことない……前前前世の人気に全私が嫉妬
ちなみに執筆中聞いてたのはこっちですYouTubehttps://m.youtube.com/watch?v=J3-FI1zXXfg
「ただいまー!」
そうして、俺はいつもどおり我が家の玄関の鍵を開けた。
「ママ、今日のおやつは………」
……ここで、まず最初の違和感に気づく。家の中には、いままでじっくりと嗅いだ事のないような……しかし、確実にどこかで知っている臭いが漂っていた。
「………ママ?」
次に、もう一つの違和感に気づいた。家の中が静かすぎる。今日は専業主婦の母だけではなく仕事が休みになった父も家にいるはずだったし、なによりいつもだったら扉を開けた瞬間に妹のはしゃぎ声が聴こえてくる。それが、何一つない。
「…パパー?みおー?………いないの?」
もしかして昼寝でもしているのかも。あるいは、急に夕飯の材料が切れている事に気付いて買い物に行ったかもしれない。
もし妹が寝ているのであれば起こしたら大変だと思い、足音をたてないように家に上がった。
ランドセルを手で抱えたまま、廊下の突き当たりにあるリビングの扉を開く。
「………ぁ」
あかい。
それが、俺が思い出せる唯一の感想だ。
幼稚園の時に落書きをして叱られた真っ白な壁も、ぴかぴかのガラスでできたテーブルも、アルファベット柄のカーペットも、淡い緑のカーテンも、全てが赤く染まっていた。
一段と強くなった臭いに思わず足がふらつき、一、二歩前へ踏み出す。びしゃ、という嫌な感触と共に、生ぬるい液体が靴下を汚す感触が伝わってきた。
何が起こっている?
理解してはいけない。理解したくはない。
だが、丁度、自分の足元に転がっているこの小さくて白いかたまりは––––––>>782
それが妹の腕である事を理解するには、そう時間を要しなかった。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「––––––あ、ああ、あ––––––––––––!」
喉の奥から声が湧き出てくるような感覚と共に意識が覚醒する。程なくして、部屋の扉が勢いよく開かれた。
「………またか」
入ってきた人影は慣れきったようにベッドの横まで歩み寄ると、体を起こして嗚咽している俺の背中を軽く叩いた。
「………お師さん…………すみません。もう、大分経ってるのに」
「時間が経ったからどうって問題か?いいから呼吸しろ。深くだ」
言いつけどおり、ゆっくりと息を吸って吐く行為に集中する。途中横から「……ああ、シャル。お前は部屋に帰って…………わかったわかった、じゃあ冷たい水一杯持ってこい。いいな?」という声が聞こえたが、遠慮するほどの気力もないので甘えておく事にした。
差し出された水を一口で飲み干し顔を上げると、妹弟子が「足りないかもしれないのでボトルごと持ってきたのですよ」とガラスの水差しを抱えて立っていた。
「よし、よくやった。任務達成だな。では速やかに睡眠に戻るように」
「ええー!でも……」
「データによれば睡眠不足は女の大敵らしいぞ?もしかしたら、お前の顔にもブツブツとした謎の痣が………」
「ひゃあう!」
トタトタと軽やかな足音が遠ざかっていくのを確認した後、師匠は音も立てずにベッドの端に座った。
暫く微動だにせず(こういう時、この人は大体何かを考えている)、こちらを見つめる。>>783
それからおもむろに俺の手からグラスをつまみとり、水差しに残っていた水を入れてこちらに差し出し、そして声を潜めつつ口を開いた。
「………んで?確かに随分と久しぶりだが。何か、思い出すような事でもあったか?」
再び、沈黙。
……そうだ。最近は随分と減っていたのに、なぜ急に思い出したのだったか。
「……悩んでたから……かもしれません」
「この先の話とか?」
「はい」少し咳き込みつつ、話を続ける。「今日……あ、もう昨日か。センセとちょっと話しまして……曰く、この分なら都内の有名大学も狙えるとか…言うてはりました」
「まぁ『学業疎かにしたら手伝いの分の給料やらんぞ』って脅したからな。そうでなくちゃあ困るってもんだ」
「…………お師さん」
「………?」
師匠が首をかしげる。訓練しているらしいだけあって、堂に入った美少女っぷりを演出している……が、今はそういう場合ではない。
「率直に聞きますわ。俺が東大……は無理としても早稲田とか、そういう所に行くんと、時計塔に行くんと。どっちが嬉しいですか?」
「ほえ」と声を出し、師匠が再び固まった。この人の悩み方はどうにもコンピューターか何かを連想させる。
「………お前なぁ。俺ァ人生相談しちゃいけない奴ナンバーワンだぞ。わかってるだろ?」
「ナンバーワンでも師匠です。生活費も出してもらってますし、口出す権利はありますさかい」
「そうか………まァ………そうだな……」指を自身の首筋に這わせながら、師匠が言葉を紡いでいく。「お前が魔術をやりたいっていうなら止めはしないさ。そうするならば独学中の独学、異端中の異端な俺から教わり続けるよりも時計塔ないしどっかしらの教室の師事を受けて基本を身に着ける必要がある……っていうのも事実だ。だが………」
何かを言い淀むかのように口を閉じた彼の言葉を続けるように「わかっとります」と声を投げかける。>>784
「……本当に、わかっとります。師匠が俺をそっちの道に進めたくない理由は、俺に才能がないからやない。俺が魔術に深く触れることで、思い出すと思っとるからですやろ?今みたいに」
彼は以前はっきりと言っていた。自分の好む手法は科学や工学も含む複合型なため、扱うためにそこまで魔術に秀でている必要はないと。現に、数年前に魔術回路の起動法をなんとか知った程度の自分だって手伝えているのだ。たとえ向こうに行った成果が芳しくなかったとしても、助手が不可能ということはない。
だが………俺の家族を殺したのは、どうやらどこぞの魔術師が放した魔獣というものであるらしく。
適度に「栄養補給」をした後飼い主が秘密裏に回収する予定だったというそれは師匠が飼い主ごと叩きのめしたらしいが、それは未だに––––そう、つい先ほどのように俺を蝕んでいるのだった。
「でも俺は……この世界の裏側にそんなもんがあるって知っとって、なんも知らずにのうのうと暮らすのは嫌や。かないまへん。」
「……そうか」
師匠があまり気の乗らない様子なのも理解できる。自分が彼に保護された当初は、口も聞かず食事も摂らずに塞ぎ込んで随分と迷惑をかけたものだし……だが、これは話しておかないといけないことなのだ。時間切れまで、あまり余裕はない。
「…………俺は、な。お前が覚悟の上だって言うなら……止めはしない。だが………よく考えろ。じっくりとだ。どっちの道に行くにしろ、どっちかの方が楽なんてことはないんだし………失敗したって思っても、遅いからな」
こちらに目を合わせずに言い切ると、師匠は立ち上がって足早に部屋から出て行った。
考える。今自分がするべきことは考えること。
学校には友達だっているのだし、魔術の道に進まなくても手伝いは続けられる。さて、どうするべきなのか。しばらく天井を見つめて考えてみたが、どうしても答えは見つからない。
そうこうしている間に、自分の意識は再び眠りに誘われていく。
今度は、悪夢は見なかった。>>785
キャラクターの掘り下げには日常ものがいいらしいので書いてみました。どうでしょうか。若人の悩みとか描けているでしょうか。ううむ。>>787
了解! FGO2部Grand Battle投下!
やっぱり異聞帯のクライマックスと言えばこの曲ですよねYouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=fkz7My5c0M4
>>787
本当に……世界を救いおった……。>>787
イピクレス頑張る!お母さんがヒロイン力全開で頑張っているので娘のイオラオスも座で拍手喝采です。
プトレマイオス!よかった生きてた!図書館の書物とムセイオンの技術力と皇帝特権、あと気合いと征服王の激励があれば生き延びれたことでしょう。
あと脳内のペルディッカスが「あれれ~?ディアドコイとか自称してたのにそんなもんなの?ダッセー!お前、明日からはディアドコイ(恥)と名乗れよ!」とか言われて悔しかったかもしれません。(しまった……今見返したらいつもの「いや、登場人物は『俺の名前は〇〇!』とか言わないだろ工藤新一じゃあるまいし」って癖が出て誰がなんだか全く解説していない……やっぱよくなかったかな……)
プロスペロー登録しました。能力調整しようかと思いましたが、うまい調整を思いつかなかったので現行のままにしました。
>>799
Exactly[その通りでございます]イコマさんへ
謂綱家のジャックってこんな感じでいいでしょうか
~謂綱家でのジャックの扱い~
定期的に自身の身体を生贄として差し出しながら召使いとして働いている。
謂綱家におけるジャックの扱いは外部の人間のそれではなく同じ家の一員としてのものである。
いたって普通で公平。特別悪いわけでも良いわけでもない。同じものを食べて同じ場所に住み同じように暮らしている。
外部の人間を家族のように扱うこの行いはある意味で魔術の儀式と言ってもいい。
代償魔術はその特性上、自分あるいは自分に近いものを代償にすれば成功率が上がる。逆に言えば自分から遠く馴染みの薄いものほど成功率は下がるのだ。
そしてジャックは本来謂綱家とはまるで無関係な赤の他人である。そのままでは例え腕の十本やニ十本を用意したとしても"代償品"としての価値は低い。
そのため謂綱家はジャックを自らの家の一員として受け入れた。ジャックという存在をより自分たちに近く、より馴染みのあるものとして扱うことで彼の代償魔術における価値を引き上げるために。
余談であるがジャック自身の代償魔術の変換効率は一割未満。まともに使おうとするなら初歩の魔術でも指の一本や二本は必要になる。
ジャックいわく「もともとは他人の身体だからむしろ当然」とのこと。あと、性別関係なく好きなポーズは「カトキ立ち」です!!111!
>>807
>『インテリがこちらに意識を割いてくれてるポーズ』
わかります。紫式部にやってもらえるととても嬉しい。うちだと同じく図書館を持っていてビブリオマニアであるプトレマイオス、エドワード、厩戸皇子辺りも似合うと思います。エドワードはリチャード顔なので活動的なご先祖とのギャップも狙えるはず。スーツに眼鏡の秘書風なファッションした白雪姫の話しました?
あとジグマリエの話は登場人物11人中7人が眼鏡ですね……平野耕太作品かな……?>>812
ジキル(ボソッ)シグルド
剣ババ「メガネ三銃士を連れてきたのだわ」
メロディア&ダニエラ「「メガネ三銃士?」」
剣ババ「初期組で魔眼使いのやべーやつ、クロナ・リングベル」
クロナ「魔術師殺.ス」
剣ババ「姪っ子に対して色々拗らせてる系クレーターバスト、ハオン・ヘリカラーク・インヘリタンス」
ハオン「貴女(ノア)を愛(コロ)したい」
剣ババ「貧乏くじホイホイ、ジーナ・ガーランド」
ジーナ「帰っていいですか?」>>812
叡智漲るシグルドですね!>>787
曇りから活躍までこんなにイピクレスを腰吸えて書いてくれるなんて感無量なのだわ……有難い限り……宝石を体内に取り込んで効果を発揮させる(水晶なら解毒とか)魔術師が浮かんだけど取り込む方法が「粉末にした宝石を鼻から吸い込む」なあたり私はきっと疲れている……
>>822
見ーのーがーしーてーまーしーたー!!!!(全力で土下座)
特異点だったらいつかピラミッド砲撃つだろうなってそっちばかりに意識が向いてましたね……>>826
どっちかって言うとこいつですね……日常もの……?
オセロー「おーっと、『術式設定における遅延発動』の教材に準備していた『設定した条件をクリアしないと出られない部屋』にユリナとティーダが間違えて入ってしまったぁー! しかも条件に『告白すること』を設定してしまったぁー! これは大変だぞぉー!(棒読み)」
こうですねわかります(頭を糖分で汚染された顔)風邪が流行る時期かぁ。お体に触りますので気をつけてくださね。
>>834
字が違ーう!>>451から第三宝具をこんな感じに固めました。
『天地呑みこむ終焉の海嘯(アトラ・ハシス)』
ランク:EX 種別:対軍、対城、対界宝具 レンジ:1~999 最大補足:不明
書庫の最奥に眠る伝承であり、奥の手。
地表からあらゆる存在を流し消す、様々な神話で語られる大災害にして神罰の具現化。
真名を解放することで洪水が発生し数ターンに渡って敵を蹂躙する。
更には範囲内の土地や大気中の魔力を押し流し、サーヴァントの活動や魔術行使を妨害する
という厭な効果も持つ。
しかしこれらは初動のようなものに過ぎず、水球状に形を調節・維持しつつそこへ更なる魔力を注ぎこむことで、
対軍から対城へ、対城から対界へと威力や規模などを増幅させることが可能。
効果の継続時間も増幅に費やした分、時間が伸びていく。
抑止力が正常に働いている現代ならば、
どんなに魔力を用意しようと対城クラスまでの肥大化が限界であるが、
もしもそのような制限の無い特殊な環境下ならば、以下のような真価が発揮可能となる。>>837
最大まで増強した状態から解き放たれる激流は、
「生命はおろか、築かれてきた信仰・文明・文化・社会、地表の悉くを世界から引き剥がす神の御業」の再現であり、
たとえ建築型や防御型、治水型の宝具を展開しても、水中を自在に動き回る能力を持ったサーヴァントだったとしても、
押し寄せる怒濤は魔力や宝具自体が保持している神秘までも削り取っていくため、最終的には無力化してしまう。
水の届かない高度や地中に逃げても、
範囲内の地・あるいはその範囲に生きている人間(マスター)となんらかの繋がりが少しでもあるならば、
「世界から引き剥がすべき対象」とみなされ、繋がりを通して地表の洪水へと引き寄せられてしまうため、
毎ターンごとに抵抗ロールが発生する。
かの『全て遠き理想郷(アヴァロン)』のようなあらゆる次元から遮断するような宝具や、
大洪水を乗り越えた逸話を持つ英雄でもない限り、損害を避けることは出来ない。
FGOで言えば「敵全体に強力な〈サーヴァント〉特攻攻撃+敵全体の強化状態を解除」といった感じよろしいよろしい、どうやら私の考えている日常が一般的なそれとは違うアレであるらしいことがわかった。では
・李くん、やらかした部下にきつめの制裁をくわえる
・氷の王子様、アルバムに紛れていた幼き日の女装写真を友人に見られる
・西行さん、たぬたぬに「…俺ってもしかしてあいつに親かなんかだと思われてない?」って相談してみる(上のやつの続き)
・ダイアナちゃん、小説好きが高じ自分で書こうとし始めるもディテールにこだわりすぎて断念
・西行さん、腹が立った魔術師がいたので家業を解析して同じ仕組みをより高度にしたものを見せにいく
の中に日常ものじゃないやつってあります?全部今チャチャっと考えた例文なんで日常じゃなかったらどうこうってものはないですけど個人的な興味で。>>796
【男性】
顔の前で手を組みこちらを見据えるポーズ(画像参照)
【女性】
男性もしくは同性の背後から抱きしめるポーズ
自分はこんな感じですね
あと男女問わずなら武器を回転させたり振り回してビシッと決める系も好きま、まぁ、非日常が日常なんて人もいますし…
むしろこのスレのキャラたちはそっちの方が多そうな気も日常もの……? hollowの三人娘とか……?
あと理エルのあれこれとかジグマリエのあれこれは「時計塔の/カルデアの日常」ってコンセプトで書いてます……で、ですが私から一応抗弁させていただくと零央くんだって少しばかり年齢一桁の時に目撃した家族3人のバラバラ遺体が忘れられない且つその犯人と事件後の引き取り手がちょっと一般人からしたら非日常よりかもしれないだけで、普通に未来の進路に悩んでるだけなんですよ。日常の光景なんですよ。(震え声)(なお進路は高確率で魔術を学ぶ方になるもよう。未来編書くならノーリッジかジグマリエか考えないとなぁ)
まあ日常で行ったらうちの方も大概だし
若女将→礼装の商談と殺し合いと若女将としての仕事と高校生活
輝宙→一族の老人共を破滅させるための策のねりねり&当主生活&中学生活
雛葉→当主生活&中学生活&魔術師の抗争マスターの日常ですか、一番平和そうなのは夏美ですね。次点でアーダルベルトかな。あとは殺伐としてますね。代行者だって暴力沙汰は日常茶飯事でしょうし。
サーヴァントたちがワイワイやる日常の話ならば、今のイベントはそういう題材に活かせそうだなと思いました。うちには日常系の権化みたいなやついますよ!清原さんって言うんですけど
日常系の権化?ナディアですかね。実年齢的な意味で
日常ものなら衛宮ごはん参考にすれば良いと想うの。
──────私の身の上話?
………それ聞いちゃいますか?悪趣味ですねー。でもいいですよ。私的に全然問題ないので。さて、どこから話しましょうか。
──────私が生まれた時は、私は本当に普通の人間だったそうですよ。こんな風に、身体が殆ど怪物とかでもなくって。普通に笑う良い子だったそうです。両親も、兄弟も、友達も、みーんな優しかったですよ。
………でも、うーん。そう、その時から私が抱いていた気持ちは「虚無感」でした。
つまらなかったんです。どうでもよかったんです。何もかも。色覚に異常はないのに見える景色はモノクロで、聴覚に異常はないのに聞こえる音はノイズ混ざり。何を食べても、何を嗅いでも無味無臭。何を触っていても実感がなかったんです。
それが、生まれてからずっとのことだったから。別に苦しくはありませんでした。だって、それ以上の何かを味わったことはなかったですから。
それから暫くして、私の身体が人とかけ離れていくことが、何となく実感できました。身体能力がどんどん上がるし、普通の人の何倍も処理速度が高いんです。天才神童なんて持て囃されたりしたこともあったかな。
そしてその分だけ、私の中に燻る虚無感は広がっていきました。……ああ、けれど。その頃からちらほらと、特別な人が見えるようになったんです。
色がついていました。声が鮮明に聞こえました。匂いがします。美味しそうでした。触れる機会があると実感がありました。─────胸の奥が、キュンとしたのです。
──────そう、それで。6歳の時ですよ。私の転機は。
あの日、私は親に内緒で外出していました。少し、霧が濃かったです。そして、裏路地や浮浪者、物乞いや娼婦が居るところを廻りました。そこは「色」がついた人たちが多かったのですから。
そうすると、急に押し倒されたんです。見れば、男の人でした。手にはナイフを持ってて、女性であれば抵抗出来ないような拘束で、そのまま私に手を出そうとしていたんですよ。
嫌ではなかったです。どうでもよかったので。けれど、私の中に急速に満ちるものがありました。─────それは燃え上がる程の熱。私を包み込む衝動。止まらない胸の高鳴りです。
そうして、私は拘束を解きました。あの時確かに、私の力は「人間」から「それ以外」へと成ったのです。そして、そのまま男の腕をへし折り、ナイフを奪い取り、腹を裂きました。
─────嗚呼、今でも忘れられません。あの鮮やかな血の色。苦悶の色。悲鳴も、裂ける音も、耳心地のいい音でした。溢れ出る血を浴びると、その想いはもっと強くなりました。
─────臭い、甘い、甘い、臭い、臭い、甘い、臭い、甘い、臭い/甘い、臭い/甘い、臭い/甘い、臭い/甘い臭い/甘い臭い/甘い臭い/甘い─────
生きていると実感できたのは、それが初めてです。あの時から、私の人生は意味を持ちました。その時、身体はとても痛かったので。きっと魔術回路も目覚めたんだって思います。
あの後、私が血の処理をして帰ってきて、両親や兄弟、友達や他の大人を見ても全然何も感じなかったんですよ。だからその時思いました。「あ、私のこれはきっと特別なんだ。穢れてないと面白くないから」って。
祖父母は魔術師でした。どうやって察知したかは知りませんし興味もなかったですからいいんですが、彼らは私が魔に目覚めたことを知っていました。
色々と私の身体のことを語って、そのまま私で実験して、そして私を根源への道具として使い潰そうとする所業。
それはつまり悪でしょう。自己の目的のために他者を使い潰すその有り様。なので、はい。衝動的に手が出ちゃったんです。殺しちゃいました。
そうして、彼等の魂を啜り。魔術というものを頭に刻みました。その後は欲望のままに殺人を重ね、姫と出会い……以上です。
「………ということで、これが切り裂きジャックのルーツです。私は悪を見ると殺したくなるんですよね。憎悪でもない、正義感でもない、ただそうすることが快楽だから」
「………娼婦のそれは『悪』であると?」
「生き残る為に他者を蹴落とす。姦淫や盗み、堕胎や赤子を殺める、その他諸々。私はどうやら、一般道徳から外れたことに殺意を見出すタイプのようです。生存競争とはいえ、そのような悪行にも殺意を覚えてしまう」
「そうですか」「ご不満ですか?」「いいえ?強くなかったから殺された。それだけのことでしょう」我がマスター、李達龍は本当に良い人間だ。強さこそが唯一無二の理であると、そしてその為にマフィアのボスとなり、悪逆を為す。本当に、本当に─────
「殺したくなるなぁ………」
「………ああ、やっぱり僕も対象ですか」
「勿論!貴方のような方は殺したくて堪らなくなります。今すぐにでも眼を抉りたい、四肢を削ぎたい、腹を裂きたいのです。……しませんけど」
「理由をお聞きしても?」
「それは勿論、姫に止められたからですよ。ほら、召喚の際に私は貴方に近づいたでしょう?あの瞬間、実は殺そうとしてたんですよ?」
随分な告白である。本人を前にして悪びれもなくそう言ってしまう態度。この手の手合いも見てこなかった訳ではないのであまり気にはしないが。
「貴方にとってあの御令嬢はそこまで価値があるもので?」
「ええ。私の本能を抑えて仕えても良いほどには。命ずるなら狗のように働きましょう。奴隷のように使い捨てられましょう。塵のように死にましょう。……ああ、マスターにも一応忠義心はありますので」
「別に気にしてはいないですよ。あと、一応をつけるぐらいなら言わない方が良いと思います。……ふむ。つまり、僕はあなたに殺される心配はないと」
「そう、とも言い難いんですよねぇ……例を挙げてみましょうか」
殺人姫がナイフを振り上げる。達龍の目には捉えられない速さだ。正しく人ならざる身であるからの所業だろう。
─────達龍がその事実に気づいたのは、カランとナイフが机に落ち、殺人姫の五指がテーブルに落ちてからだ。
「姫は、私にマスターを殺さないように呪いをかけてるんですよ。だから、私がマスターを殺そうとするとこうなる。それと同じです。
────あの方は、随分と貴方をお気に召していられる。貴方の境遇か、魂の色か、はたまたその眼か……兎に角貴方に力を尽くしていいと思っておられます。故に、私が殺そうとすることを許さない。貴方をまだ見ていたいから」「つまり、僕は大丈夫ということなのでは?………いや、違うか。『興味が変われば、僕に対する心情が変われば対応も変わる』と」
「ええ。私たちは自分が死ぬことなど構わない。欲を満たせればそれでいい。そんな私たちなので、姫が貴方に興味を失えば、私が貴方を殺そうとするのを許容するかましれませんから」
「………ふむ」「令呪での行動制限はやめた方が宜しいかと。あの方は、マスターが行動と在り方で私たちを従えることを望んでおられます。あの方が、呪いを仕込む可能性も考慮すべきでしょう」
「─────強いからこそ、ですかね。少し気に食わないといえば、そうなるんですが」
「勿論、姫も気に食わないならそのように扱えとも仰るでしょう。それもまた一興だ、と。もしかしたら、令呪の縛り方によっては面白いと言うのかも。………気まぐれなのですよ。私以上に気まぐれで、私以上に奔放無垢で豪華絢爛な邪悪。それが姫です。………あ、そろそろいい感じかな」
そういうと、殺人姫は指を鳴らす。すると、ポッカリと空いた虚数の中からホカホカの担々麺を取り出し。
「────マスターも私の主人ですから。少しは従者らしいことを、と作らせていただきました。ああ、毒は入れてませんよ。我が魂に誓いましょう」
「先程の話からも、真実と取りましょうか。毒が入っていたら、僕が啜る前に貴方が罰されるでしょうしね。では、失礼して……
…………予想以上だ。これはかなり本格的な、レベルの高い………」
「一応従者ですからね。炊事洗濯掃除夜伽暗殺戦闘何から何まで出来てこその従者でしょう。そう、言わばパーフェクトメイド。女中になった覚えはありませんが」
「………その性格だけが、惜しいですね」「よく言われます」
以上です。人を食い物にする怪物のお話。以前のアリウムさんの話から、自分が書く上で李君とペアを組むならどうなるだろうかと思った感じです
アリウムさんがこれを気にする必要はないです
その在り方故に巻き込まれとの相性良好なの魔術家が一つ形にはなったけど、見てください。
アウラコレー家
元魔術の名門。起源は「魔女の霊薬」であり、霊薬製作において名を馳せていたのだが、初代当主の成した「ナニか」との契約によって回路が開かなくなっていく状態に陥り、徐々に没落を始めた。
現当主であるウィリッカル・アウラコレーは、時計塔にて鉱石科・植物科・呪詛科の三つの講義を受け、閉鎖している少数の回路で霊薬の作成に挑み、そして成果を出していく。
ある時、アリマゴ島で発見した生き残りの少女の能力に目をつけ、自身に逆らえぬように肉体的にも精神的にも成長の停止させる霊薬を投薬し、少女の力をものにした。
・停止の霊薬
ムーンストーン、ギリシャ神話に伝わるザクロの種、そして停滞と後退の呪詛を施した代物。投薬した対象の一部を停止させる事が可能で、物理・概念の両方に作用する。
しかし、肉体年齢を停止させても、不老不死にはならず、外見は若々しく保てても肉体細胞の劣化具合は変わらない。寧ろ過剰な投薬は、肉体の活動限界を狭める事態になる。Q:ちなみにこの画像で西行さんが認定している「ちょっとは大目に見てやってもいいク ソガキ共」と、西行さんでも流石に許せない討伐対象の差はなんなのですか?(質問者・イギリス在住Dさん)
A:「恋でもしたら変わるわよふふふ」って言えるかどうかです。こりゃもうダメだなってやつは外界からの如何なる干渉でももう変わることはありません。揺さぶって心が揺らぐならまだなんとかしようもあると私は思います。そういう類に関しては自分も来た道なので強くは言えませんが、そこにつけ込まれて少々調子に乗らせてしまっているだけであって大目に見ているわけではありません。西行さんが優しいとかそんなこと全然ありえませんから、勘違いしないでよねっ!!(回答者・通りすがりのドールアーティスト)
>>864
虚数から担々麺のパワワ感すごいな(小学生並みの感想)>>865
メンタリちゃんや……
>>868
殺人姫「私虚数属性なのですよ」
吸血姫「四次元ポケット代わりにされる虚数空間……」
アクセル(殺人姫)とブレーキ(吸血姫)に見えるアクセル(吸血姫)とブレーキ(殺人姫)
「たまたま自分を召喚した奴が魔術回路も少ないやつなことに興味を示して」
「たまたま魔眼を持ってることに気づいて」
「たまたま李達龍という人間の生き方や心象風景に興味を持った」
から殺人姫に殺させるのを止めたという話
>>867
「僕らは悪魔というより亡霊ですからね」
「お腹空いたー。アイス食べたい」
「うるさいなぁ……憐まないでよ。何もできないくせに」
「私たちは貴方のマスターには何もしない。だって、ヴォワザン(お母さん)が一番だから。あの人に地獄を味わってもらって、それから一つになる」
悪魔化したヴォワザンの背後には姿のみだけどレオナール君が寄り添っているとかなんとかあー、やっべー。YouTubeで日野聡さんが看病してるボイス動画聞いてると京介に看病されてる感じがして捗る
>>864
つまり姫の興味が失せないよう頑張れという事ですね。これは大変だ
>>866
イオンさんもおっしゃる通りその家系の悲願とその為のアプローチがあったらいいのではないでしょうか
>>868
カナディアとザックスは完全にアウトですねクォレハ。特にザックスは結婚して子供もいるのにそれはそれとして趣味で愉悦部してますからね。恋では変わらなかった
あと島術さん。お手数ですが尾裂シリーズとは西行さんが自身の手が足りない時のサポートとして〜みたいな解説をちょっと書いていただけませんか?それをwikiの尾裂シリーズのページに『尾裂シリーズとは』みたいな感じで貼らせて頂きたく
>>870
京介「虚数空間は安定して浮上させるアンカーがあれば便利な収納空間だぞ」スルトちゃんとシンモラの改修終わったけど投下して大丈夫?
出来た……ついにビーストナディアが出来た……!
でも細かい誤字脱字の修正があるのでスルトさんお先にどうぞ……!そういや最近「カートリッジの作り方」って動画見たんですよね。つくってあそぼ風なヤツ。
「〇〇はかわいいですね(l)」って言いたくなるキャラ作りたくなってきました。どうやってキャラメイクしようかな。じゃあ、投下しますね。
なお、西行さんから見たうちのキャラ内ガキs説得可能度は低難易度から順に
高円寺零央=西行・シャルロット・千鶴(人畜無害)
↓
アレクサンドル・ベロノソフ(村の風習disらなければ零央と同レベル)
↓
謎の隠密X(適度に風魔を供給しつつ他の忍者のことを連想させなければ常識が通じる。ただし俺はつっかかられる方なので誰か代わりに頼むわ)
↓
李逹龍(人間売らないとか窓広い部屋が好きとかまだ人間性が見える範囲内だと思う。裏表の全くない正直な善人と仲良くなることができれば……いや裏社会にそんな奴いないわな)
↓
ヘリオガバルス(一貫して娯楽を欲しがっているので作業ゲーあたりにハマらせればワンチャン……でも飽きっぽいしなぁ……生えてる女の子が好きで趣味はハードSMの男さえいればなぁ……)
↓
ダイアナ・アッシュコット(これ俺無理かもしれない……ごめん……)
となります。ランク外に若い頃の自分(会話ができる気がしない)がいますね。
>>872
おっけーちょっと書いてきますー
基本的な製造理由と、西行さんからの扱いぐらいでいいんですよね?【CLASS】バーサーカー
【マスター】マグダレーナ・グロース
【真名】スルト
【性別】女
【身長・体重】160cm・50kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷B+ 魔力A 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:E-
凶暴化する事で能力をアップさせるスキルだが、バーサーカーは理性を残しているのでその恩恵をほとんど受けていない。
しかし、筋力と耐久が“痛みを知らない”状態となっている。
【固有スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。神性:E
火山信仰によって神霊適性を持つが、巨人として後世に伝わったが為に退化してしまっている。
英霊自身の魔物、魔獣としてのランクが上がる度に減少していく。
魔力放出(炎):EX
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
バーサーカーの場合、令呪一画を消費する事で一時的に後述する枝の破滅へと変化し、令呪による魔力が尽きると元に戻る。
枝の破滅:-(A+)
「巫女の預言」にて語られるスルトの炎。強力な炎系魔力放出であり、あらゆる温度変化と物理攻撃に対する鎧である。
バーサーカーの場合、状態異常を周囲に撒き散らす効果が失われる代わりに、過剰とも言える程の魔力が巨人と見紛う程の炎となって彼女を包み込み、攻撃と認識されない筈の攻撃すら燃やす攻防一体の鎧となる。
それにより、攻撃範囲が増大する他、莫大な推力による高速飛行を可能とする。
また、発動中はステータスが以下のものに変化する。
筋力A++ 耐久B+ 敏捷B++ 魔力A 幸運D 宝具EX
炎国の番人:EX
炎や熱によってバーサーカーは害される事はない。
炎を纏った武器による攻撃等の場合は、炎熱によるダメージ分を削減する。
炎の巨人王にして火炎領域ムスペルヘイムの番人である事を示すユニークスキル。星の紋章:A
バーサーカーの体に刻まれた独特の紋様だが、彼女のそれは所々欠損している。
紋を通じて魔力を消費することで、瞬間的に任意の身体部位の能力を向上させることが可能。魔力放出スキルほどの爆発的な上昇幅はないが、魔力消費が少なく燃費が良い。
更に、直感スキルの効果も兼ね備えた特殊スキルでもある。
その正体は、彼女を構成する材料として異星の巨神の残骸の一部が使われた事により不完全な状態で出現した、巨神の端末が持つ星の紋章そのもの。
しかし、不完全故にその出力や直感のランクはオリジナルを下回り、文明浸食や■星の紋章の発現も不可能。
【宝具】
『紅炎の剣(レーヴァテイン)』
ランク:A+ 種別:対国宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:600人
数々の説があるレーヴァテインだが、これはスルトの剣として具現化したものであり、大剣の姿となっている。
真名解放により、長大な炎の刀身を形成し、視界全てを焼き尽くす程の斬撃を放つ。
また、真名解放の際に魔力放出(炎)を最大出力で発動していた場合、魔力放出を解除する事でA++ランクの対城宝具へと強化される。
対神特攻。『黄昏の刻、紅炎の剣(ラグナロク・レーヴァテイン)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1~5 最大捕捉: 1人
ラグナロクにおいて、世界を焼いた炎を刀身に纏わせ、あらゆる防御効果を無効化して全てを焼き滅ぼす一撃を放つ。
世界を焼いた炎は、傷口から一瞬にして燃え広がり、その傷を受けたものの灰すら残さず焼き尽くす。
規格外の神秘あるいは質量を持つ者でも無い限り、滅びを免れる事は出来ない必殺剣。
しかし、通常のサーヴァントの霊基では令呪によるバックアップが無ければこの宝具は発動出来ない。
対神・対生命特攻。【解説】
白い衣を纏った黒い長髪で褐色の肌の少女。
火炎領域ムスペルヘイムの番人である炎の巨人王……とされて居るが、その正体はラグナロクにおいて世界を滅ぼす役割を果たす為に大神オーディンによって産み出されたもの。
異星の巨神の残骸の一部をベースにし、ムスペルヘイムの魔力を誕生の為のエネルギーとする事で、巨神の端末とは似て非なる存在となった。
生前は、自分の力や役割が恐ろしくて、ムスペルヘイムから出ないようにしていた為、彼女の正体を知る者は大神オーディンとムスペルヘイムの巨人達だけである。
それどころか、ラグナロクにおいて全身から炎を吹き出して戦う姿を炎の巨人と誤認されたのがそのまま伝承になってしまったとか。
無口な上に無表情で一見すると何考えてるか良く解らないが、実際は理由の無い破壊を嫌う心優しい少女。
好奇心旺盛だが、自分からそれを伝えるのが苦手で、それを歯痒く感じる事も。
妻であるシンモラとの関係は極めて良好で、種族や性別の壁を超えて愛し合っていたとか。
バーサーカー曰く、彼女が居なければラグナロク以前に自害していたとも。
聖杯への願いは「世界を滅ぼす役割に縛られる事なく普通の少女のように生きる事」
サーヴァントとしてあることである程度叶って居るのでそこまで執着しては居ないが、日常生活へ常に憧れを抱いている。まず、スルトちゃんの投下完了。
枝の破滅の高速飛行と攻撃範囲強化はトーナメントSSで謙信ちゃん相手に披露した奴です。
続いてシンモラを。【CLASS】キャスター
【マスター】アンジェリーナ・コスタ
【真名】シンモラ
【性別】女
【身長・体重】160~480cm・45~135kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力A++ 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
陣地作成:A+
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。
キャスターは、レーヴァテインの保管者という使命を全うする為、防衛に秀でた神殿を作成する実力を有している。
道具作成:C+
魔術的な道具を作成する技能。
キャスターは、巨人でありながら人間用の道具を作成可能な程に道具の小型化を得意としている。【固有スキル】
自陣防御:B+
味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。防御限界値以上のダメージを軽減するが、自分は対象に含まれない。ランクが高いほど守護範囲は広がっていく。
キャスターの場合、陣地そのものや宝具を始めとした任意の物品等も対象に含まれる為、間接的に恩恵を受ける事が出来る。
魔力防御(炎):A
魔力放出と同タイプのスキルで魔力をそのまま防御力に変換するというもの。
通常の魔力防御に比べると防御力は劣るものの、炎の壁あるいは盾として具現化されるため攻防一体の効果を持つ。
また、触れるもの全てを燃やす為、攻撃だと認識されないようなものも結果的に防御可能。
巨人外殻:B
巨人種の肉体を構成する強靭な外殻。きわめて特殊な組成を有しており、攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換する。吸収限界を上回る攻撃(一定ランク以上の通常攻撃や宝具攻撃など)については魔力変換できず、そのままダメージを受ける事になる。
原初のルーン
北欧の魔術刻印・ルーン。ここで言うルーンとは、現代の魔術師たちが使用するそれとは異なり、神代の威力を有する原初のルーン―――北欧のオーディンによって世界に見出されたモノである。
キャスターは、神々と戦う事無くラグナロクを迎える運命にある事をオーディンに見抜かれており、レーヴァテインを守る力として原初のルーンを秘密裏に授けられた。【宝具】
『九錠の匣(レーギャルン)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:30人
レーヴァテインを守護する為に作られた、九つの錠を持つ箱。
この宝具に収納された物はキャスター以外が取り出す事は出来ず、この宝具自体もキャスター以外が所有する事は出来ない。
真名解放により、周囲を覆う魔力防壁を形成する。
『災厄の枝(レーヴァテイン)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:600人
キャスターの性質に合わせ、枝の如き長杖という姿となったレーヴァテイン。
神性特攻を持たないものの、ルーン魔術に最適化されている。
真名解放により、レンジ内の任意の領域を炎の海へと変える。
『災禍なる太陽納めし箱(ムスペル・レーギャルン)』
ランク:A++ 種別:対神・対巨人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
レーヴァテインを収めたレーギャルンを起点に、生前レーヴァテインを守護する為に構築した神殿を空想具現化によって再現する、固有結界とは似て非なる大魔術。
その性質上、展開中は第一宝具及び第二宝具は使用不能となる。
神殿は、九基の魔力炉心を搭載し、侵入者を拘束する鎖とキャスターが所有する原初のルーンによって護られ、気配遮断・自己保存・仕切り直しといったスキルや認識阻害効果を無効化する。
また、魔力炉心と同期している九つの砲門は、神性及び巨人への特攻効果を持つ魔力砲撃を放つ。
ただし、防衛の為に作られたこの宝具は、キャスターの陣地以外で使用する場合令呪一画を必要とする。『黄昏を越えて輝け、私の愛(レガリア・レーギャルン)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
第三宝具を使用中、キャスターが愛するスルトと共に戦う際にのみ使用可能な宝具。
その存在は秘匿されており、マスターでも閲覧不能。
神殿の魔力炉心をスルトと同調させ、彼女に絶大な魔力バックアップを行う。
この時、スルトは令呪によるバックアップ抜きで枝の破滅を使用可能となり、この宝具が使用されている限り制限時間も存在しない。
また、魔力炉心から繋がるパスを利用する事で、原初のルーンによる魔術をスルトへ直接行使可能とする。
宝具発動中は、スルトとキャスターの幸運をAランクまで上昇する。【解説】
青い瞳のアルビノ少女。
レーヴァテインの保管者にして、スルトの妻とされる女巨人。
動くだけで現世の建物を破壊してしまう身体の大きさを持つ為、通常は霊基を原初のルーンで人間サイズにしている。
炎巨人(ムスペル)にあるまじきアルビノで、高い知性を持ち、「あらゆる熱を喰う」という巨人の本能を持たない。
大人しくてお人よしで、内気そうに見えて芯は強く、人間サイズのスルト用の服や腕輪を作る程に手先が器用。
始めは、巨人より遥かに小さいスルトの世話係でしか無かったが、やがて恋愛感情を持つようになったとか。
聖杯に託す願いはスルトの幸せ。人間サイズになってスルトと共に居たい気持ちはあるけど、それより彼女がサーヴァントとして召喚される度に幸せであることを願う。
始源の巨人ユミルの怒りの残滓から産まれたのが炎巨人(ムスペル)だが、その一人とされるキャスターは炎巨人(ムスペル)で有りながら全く別の起源を持つ。
ユミルが北欧神話テスクチャに取り込まれる以前の姿だと思われる巨神……その秘められた心の残滓こそが彼女を産み出した。
キャスター自身も知らないこの事実は、オーディンを始めとしたごく少数の存在のみが知っている。>>873
いっけな〜い!殺意殺意☆に深くにも笑ってしまった。
善人で個性溢れるキャラならいけると。うちの一般人ズはエドワード以外セーフそうですね
>>877
ゲースゲスゲスゲス、ゲースゲスゲスゲス(ゲスでもいいじゃないの意味)
>>879
裏表の全くない正直な善人…わたししってる!ユージーンの友達が『思考と言動が完全に一致してるバカ(CV宮野真守)』ですよ!ユージーン経由で会えればワンチャン
はい。基本的な製造理由と西行さんからの扱いとあと「それぞれに自己進化する機能を持たせている」的な記述が欲しいです
>>885
心配してくれてありがとうございます。ええ、現在進行形で布団に入っていてそろそろ寝ようかと思ってるところです
>>886
>>892
クラスにエンシェント・ジャイアントが無いのはちょっと意外でした。出生を考えると普通の巨人じゃないからって感じなのだとは思うのですけどね
増えた設定についてはとくに問題ないと思います。あとやっぱり限定的な状況だけ解禁される隠し宝具っていいよね獣ナディア投げてよかですか?
>>893
おう、ゲスいぞ。
先ず句音はアーチャー(ブルゴーニュ)に「ナニ一般人に見つかったら射って」との令呪を施し、それで校内で礼央が射たれ、レオーネが丁度居合わせていたので逃亡。そこにリュンベルがやってきてレオーネが罪を擦りつけられる(これがリュンベルの参加動機になる)。
次にジョーンズに「私たちは友達よ」と誑かして駒にする。
ブルゴーニュは生前に子を亡くしているので「あなた、あの子の顔が見たいでしょう? 望み通りにしてあげるわ」と母胎を利用。
メンタリには、肉体の停止により全うな恋愛ができない事を嘆いているところへ「あなたは愛情が得られる体が欲しいの? それとも彼(リュンベル)の愛情が欲しいの?」と誑かし、聖杯戦争へ焚きつける。
などなどまあやらかしますとも。>>896
はあい!!!!
【CLASS】ビーストR
【理】快楽
【真名】ナディア・ロンゴ・ミニアド
【性別】女性
【時代】前世界2000年代〜1億9600万年前、並びに現代
【地域】イギリス・グラストンベリー
【身長・体重】154cm・42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷D 魔力A+ 幸運A 宝具EX
【クラス別能力】
獣の権能:C
対人類とも呼ばれるスキル。
単独顕現:EX
単独で現世に現れるスキル。このスキルは“既にどの時空にも存在する”在り方を示しているため、時間旅行を用いたタイムパラドクス等の攻撃を無効にするばかりか、あらゆる即死系攻撃をキャンセルする。
自己改造:EX
自身の肉体に別の肉体を付属・融合させる。このスキルのランクが高くなればなるほど、正純の英雄からは遠ざかる。聖槍と呼ばれるものと完全な合一を果たしている。>>899
【固有スキル】
ネガ・ドレス:EX
剥離の獣。もう1人の快楽の人類悪が有する権能。その理は脱衣、ひいては着衣の否定。服、鎧、そして宝具に至るまで「身につける・身に纏う」物質の効果を無効化する。宝具封印と呼ばれるスキルの究極系。
王の映し身:EX
かつての王、未来の王の器たることを顕すスキル。これゆえ、現代の人間では本来ありえないステータスを実現する。
聖槍の加護:EX
星の錨でも有る聖槍ロンゴ・ミニアドの加護を表わすもの。聖槍を所有する彼女は、世界の果てそのものから加護を受けている。
森霊魔術:EX
ドルイドの秘奥。その担い手。古代自然信仰の思想である大地の合一化を体現しており、ダヌと呼ばれる大地の女神と一体化している。あらゆる自然現象、植物、地属性の存在を操る能力を持つ。
女神の神核:C
生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。女神ダヌと融合しこのスキルを得た。>>900
【宝具】
双・最果てにて輝ける槍
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜100 最大補足:1000人
ドゥオ・ド・ロンゴ・ミニアド。
聖槍。星を繋ぎ止める嵐の錨。
真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。
十三の拘束によってその本来の力を制限されて尚、星の輝きを湛えて輝く、最果ての柱――――
聖槍ロンゴ・ミニアドは、世界の表層を繋ぎとめる「光の柱」を本体とする。
一振り、そして本来は聖槍の落とした影でなければ振るえぬはずのそれをランサーは二振り、それも当世の聖槍の影と前時代に自らが手に入れた本体を振るう。
魔力を一切通さぬ一閃ですら空を裂き地を穿つ黄金の破壊光となって顕現する。
ただその場にあるだけで夥しい熱と魔力が波濤となって空間を揺るがし、対軍宝具級の破壊を引き起こす。
真名解放によって2本の槍で地を貫き、世界に対して無数に折り重なるテクスチャと呼ばれる織物をぐちゃぐちゃにかきまぜ、1つの塊として形を成す。
無数の世界テクスチャが1つとなったそれはいわゆる世界のどこでもあってどこでもない、まだ世界と呼ばれるものが産まれる前に存在した『原初の混沌』であり、それを槍に纏わせ極大の破壊の具現として解き放つ。
いわば『人類史を形づくる織物を破壊に転化した』一撃。(チャイニーズマフィアと狂人皇帝を凌駕する最高難易度ダイアナちゃんにツッコミが入らない事に驚きを感じているような、でもこれ深く突っ込むと島編の今後の展開相談になっちゃうから安心なような)
それはそれとしてこうかな!
尾裂シリーズとは
ボーダー運営補助用絡繰。
当初は西行が自身のバックアップとして作った機体を再利用していたが、必要に応じ人手が増やされたため現在は総数10体。
基本として必要である知識データに加え、それぞれの担当業務に必要な技能とデータを付与されている。それ以降の発展は各機体の判断に任せられており、「自らに与えられた使命と知識をどう受け取るか」という事に対する答えは人それぞれ。
西行からすれば自身の研究成果であり娘のようでもある少し複雑な存在だったりする。
なお、姉妹同士であれば不可思議システムな無線通信がデフォルトで備え付けてあるので、伝言を頼めばすぐに伝わる。>>901
【解説】
至るべき場所へと辿り着いたナディア・ニコルソン。
生前、悲願を成し遂げた彼女の手によって世界のテクスチャは神代へと回帰し、彷徨海やマシュムシュの谷を除き世界の全ては滅び去った。
世界は1億9960万年前から再び始まり、聖槍を引き抜いた彼女はその一部となった。
その後旧石器時代に入り、アーサー王が統治を始め、ガイウス・ユリウス・カエサルとネロ・クラウディウスが侵攻を始め、ブーディカは討ち取られ、フランスの聖女、ジャンヌ・ダルクを相手どった百年戦争が起き、ジェームズ・モリアーティが暗躍し、ヴィクトリア女王が収め、産業革命が行われ、そして現代へと至り―――ナディアの意識はグラストンベリー……アーサー王の墓所にて覚醒した。
当初は記憶を失い困惑していたが、周囲の建造物を見てその使命を思い出す。
我が名はナディア・ニコルソン。
否、ニコルソンなどとうの昔に捨てた名だ。
我が名はナディア・ロンゴ・ミニアド。
最果ての楔の抜錨を持ってこの世界のあるべき姿を取り戻すものである。
是は人によって堕とされ、それ故に救済を願う大災害。
愛によって世界を神代へと回帰させる『快楽』のビースト。
世界を焼却を目論む人類悪はここに顕現した。>>903
【人物】
純白の鎧に身を包む少女騎士。鎧は魔力で構築されておりその下は一糸纏わぬ裸体である。
2億年近く聖槍の一部として過ごしてきたため透徹した精神性を持ち、人というよりも機械のそれに近い。
一切の躊躇も呵責もなく、己の本分に従い神代回帰を執行する。
彼女にとって文明とは不要なものであり、文明の破壊―――すなわち文明の存在しない時代まで遡ることで世界の全てを救済しようとしている。
ただしその本質は純真無垢で天真爛漫、悪いこと良いことという認識が存在せず善悪の分別がついていない子供。
かつて両親や周りの人々が否定しなかったように。
そして今では聖槍がそれを肯定するように。
彼女の周りにはそれを間違っていると伝える人物が存在していなかった。
誰にも止められないが故に無垢なる乙女は聖槍の女神となった。
もしも彼女を説得するのであれば、獣である彼女と少女である彼女を切り離す必要があるだろう。>>905
こわひ。こっちもビースト放り投げて戸締りしよ。ビーストやばすぎ案件を聞くたびに「放っておくと一番やばい行動するやつを『ビーストにはまだならない』って定義しといてよかった……私の発想力じゃインフレマウント合戦についていける気がしねえ……」って思う私であった
>>906
でも私が今考えてる解決法だとあまりにも術陣営で完結しすぎるんで、外からの干渉もいるかなって感じでできる事なら少しお伝えしたくはありますわよわよん。>>917
大体あってる上になにがあれかって世界中の人を洗脳とかではなく世界の方を服が必要無いように変えようとしてるのが最高に頭悪いですよねこの子
ようは部屋がちらかってるのを見て「片付けるよう心がけよう」って思うんじゃなくて「引っ越そう」って思ってそれを実行に1度は移してるわけですから
……しかもこの子ポジション的にはキアラさんなのでいずれガシャで来ます。なんなら事件簿ナディアの方は配布鯖ですって言ったら笑います?ミニアド遣いを数えてみました
エウラリア、コンスタンティア、コンスタンティン三世(委員会さん作)、事件簿ナディア
→以下未登録
ナディア(鯖)、獣ナディア、配布ナディア
??????ある日、北欧の神々にとって重要な神器であるミョルニルが盗まれてしまった。
そのため、それと引き換えという形で嫁に出された美と豊穣の女神フレイヤ、に変装した雷神トールである。
ある日、トールが昼寝をしていた際に、巨人族のスリュムによってミョルニルを盗まれてしまう。
盗難に気付いたトールは慌てふためき、友人である悪神ロキに捜索を手伝ってもらう。
犯人に目星をつけたロキが交渉に向かい、その時に出された交換条件が美の女神フレイヤとの婚姻であった。
フレイヤを巨人に嫁がせるわけにもいかず、またミョルニルを取り戻さないわけにもいかない。
神々で協議した結果出された答えはトールがフレイヤに変装してスリュムの元へ向かうというもの。
巨人族はその名の通り神族より巨体なため、トールとフレイヤの身長差など誤差であるという無茶な理由からの結論であった。
とはいえ、元々トールのうっかりから起こった事件であるため、トールに拒否権などあるはずもなく。
喋ればばれてしまうから、とアシストするために侍女に変身したロキと共にスリュムの元に向かう羽目になった。
怪しまれる度にロキの話術で切り抜け、花嫁を清めるために渡されたミョルニルでスリュムとその家族を打ちのめし、無事取り返す事に成功したのであったとさ。>>923
詳しい経緯は省きますが聖杯の泥に取り込まれて浸食(できる限りの柔らかな表現)されるけど泥の中でマスターとハイブリッドライズして脱出します。
脱出後のアクハトちゃんですが、マスターの特性とマッチした結果トンチキ浄化能力を得ています、ついでに受肉もします。
ど う し て(現場猫)……ちなみに真面目に意見を言うと、私が見たバージョンは
巨人「なんかゴツくない?」
ロキ子「そうですか?普通ですよ」
巨人「顔よく見せてくれない?」
ロキ子「照れちゃってるので無理です」
巨人「なんか目血走ってない?」
ロキ子「楽しみすぎて寝れなかったみたいですねー」
みたいなやりとりがあった気がします。どこで読んだんだっけな……ちがうんや……卜書きの段階では石破ラブラブ大虚の雨撃ってフィニッシュのはずやったんや……ドウシテ……ドウシテ……
>>931
いやビーストは十分スゴいでしょーがァ!?>>936
なにか既視感あると思ったら赤ずきんだコレ>>936
あと確か宴の食事食べすぎて(何やってんだお前)「本当にフレイヤ?」ってなった時に「今日の日の事を思うと食事も喉を通らなかったみたいでー」っていうのはあったかな……ちくしょう本棚が汚くてエッダが見つからないどこまで原典なんだ>>942
同じ快楽のビーストでもジュディ色違いゲーティアビームなのに何故こうなるのだ……()よしエッダ見つけた!原典にある描写は
スリュム「この花嫁超大食いじゃん。こんな女がいるか」
ロキ子「フレイヤ様は今日が楽しみで8日絶食してたんですぅ」
スリュム「うわフレイヤちゃん目怖っ!火が燃えてるみたいじゃん!」
ロキ子「フレイヤ様は今日が楽しみで8日寝てないんですぅ」
モブ女巨人「ねえちょっと、あんたうちに嫁に来るなら挨拶の印に贈り物の一つでもよこしなさいよ義家族でしょ」
トール「OK、贈り物としてミョルニルの一撃をくれてやる!」
です!あとはおそらく私が読んだ「よいこの神話」的なのを書いた人の創作であると思われますぜ!>>906
>>916
そうなんですよね。自分でもどうしたものかと悩んでいます
というかまさか公式がここまで『剣』としてのレーヴァテインを強調してくるとは思わなかった
スルトの剣、ロプトルが鍛えた武器まではこっちとしても想定内だったんですがフレイの剣まで引っ張ってくるとは…
「レーヴァテイン=剣のイメージは近代に定着したもの」という事情が枷になってたのかもしれません
うむむ……本当にどうしよう……
>>905
>その理は脱衣、ひいては着衣の否定
つまり「ぱんつ はかせ ない」の究極系…!
恐ろしいビーストが出てきたものです。色々な意味で
真面目に質問すると、ヘラクレスの『十二の試練』みたいな宝具はどうなるんでしょうか?
肉体に依存するからセーフ?>>954
まあ待ちたまえ。氷と水で、必ずしも氷が勝つ訳じゃない。もしかしたら凍結せず、逆に溶かされてしまうかもしれないでしょう?>>954
カシンチャンはナディアのみならず精神にも干渉してくる輩は大体相性悪い(このあいだの嘘予告の場合敵陣営の半数ぐらいにずっと猫の威嚇みたいな態度になってる)けど、それも「自分の中に混ぜ込まれたらしい『上位存在(遺伝子上の父親曰く)』の正体がよくわかんないから触れるな!下手にいじると爆発するぞ!」って意図も多分に含まれてるからナ恐らく
一応賢いから、人間に触れてそれっぽい精神の動きを学習する以前の自分が明らかに「そのままにしとくとヤバい」案件なことぐらいは把握できてるからな(学習以降人間として正常に動作できているとは言っていない)
とてもあぶないので、いじるのはやめてね!みたいな感じで無意識に深入り避けるよね>>960
真面目な話するとたぬたぬは世界のテクスチャに結構深く関わってるので聖槍のことは見抜くかも
って考えると別に望んで世界を壊そうとするわけでもないから流れのまま○○Xルートかガン無視のどっちかになりますわね>>957
延々と砂分身を相手にさせられるようなものなので……他のビースト同様『特定の手段』じゃないと対処出来ないのはナディアも同じですね……
目覚める
├人に出会う
│ └常識を教えてくれる人だった
│ └改心……というか常識を知る。ビースト候補でもなくなる
│ └常識はないけど馬は合う
│ └とりあえずその人と別れるまではその人との毎日をエンジョイする
│ └攻撃してきた
│ └自動防御発動。そのまま人類悪に
├人に出会わない
└遅かれ早かれ覚醒する
なんじゃこいつ……………()
>>961
改変する間もなく覚醒の反動でイギリス(目覚めた場所)諸共消え去りますね……狸以外もそれ以外もその場にいた全てがそうなる。もちろん時計塔も消える。多分緊急速報で「イギリスが消滅しました!!!!」とか流れる。頭おかしい>>967
狸の何らかの攻撃に応じてオートで覚醒してアミノギアスとが全部捨てた代わりに火力全振りしたケイオスタイドみたいなものが光の速度で全方位に放たれますけどそれに反応出来るなら多分なんとかなると思います私も乗っかった以上悪いんですけどいきなり肉塊とか言われたらいい気はしませんよねっていう
>>968
よしっ!(足の小指ぶつけた)つまり纏めると事件簿時空およびジグマリエ時空は一歩間違えたら世界が終わってたってことですね
なんなのあいつ…………………()>>974
便乗した私も悪いので山星さんだけのせいじゃないですよー
痛み分けというか私もマウント取りに行ってたのでお互いに気をつけましょうってことにしましょ
おやすみなさい>>980
待ちたまえ、私は実在の人物で女体化したのは女性説もあって女体化の方がメジャーな上杉謙信くらいだからそこまで言うほどではないのだよ>>978
フェイカー:フレイヤ〔ブライド〕...アッシュさんやうちのプトレマイオスみたいなビブリオマニアのサーヴァントたちの集まり、とかssで書ければ面白そうですよね。
女体化鯖、うちにはいないのではと思って見てみたら座頭市とかティピュスは普通にそうだったでござる
男を、もっといえば美少年を増やしたい(キマった顔)>>994
美少年……うちではイケメンとイケオジばかりなので美少年であるダレイオス一世は稀少種ですね。唯一無二です。
美少年ネタだとロジェロは美少年なイメージですね。ローランやシャルルマーニュは青年騎士という様子なのであのグループのなかで多様化できるなと思うからかもしれません。>>993
焦ることは無いさ、今はゆっくり寝て休むことが大事大事ぃ
ロキなのですが「産ませたり産んだり」というワードからふと、
「概念受胎とか百獣受胎とかじゃないけど、何かしらのヤバいものを産み落とす力を持った邪神」って有りかなぁと思ったり。>>997
おー、おめでとさんです。でもマスクや厚着はしておくんですよ。
度し難いキャラ作りたい……(ボソッ)。>>997
羨ましい…自分はまだ熱が下がる気配がないです、先生が言うにはインフルじゃないって話だけどちょっと不安になってきた…【希望】風邪をひいたサーヴァントの小話【求ム】
聖杯大会予選#128人の君主(ロード)
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