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http://waiyou.xsrv.jp/fgo/mobile/lahmu.html霊衣といったな?ならばうちのライダーの『ウィーアーザワールド』クそダサTシャツを推すぜ!
牛頭鬼霊衣開放!『 馬 頭 鬼 』
完成です!評価と宝具ルビ案をください!
「貴方が私の王子様ぁ(マスター)?タリア、ですぅ…zzz」
「私、15+100+ちょっと歳ぃ。イコール、おばあちゃん…、労ってくださぃ…」
【CLASS】ランサー
【真名】“茨姫”タリア
【性別】女
【身長・体重】150cm・44kg
【出典】グリム童話など
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力 E 耐久 E 敏捷 E 魔力 B 幸運 A 宝具 EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
【固有スキル】
妖精の祝福:A
生前、誕生の祝いに魔法使い(仙女、妖精、占い師とも)から受けた祝福。「カリスマ」「黄金律(富&体)」「矢除けの加護」などの複合スキル
自己回復(眠):B
睡眠によって魔力やダメージの回復を行う。眠り続ける程効率がアップ。
陣地作成:C
本来『魔術師』が持つクラス特性。宝具の事前準備に用い、気に入った場所・条件に合った場所をより宝具に適合する場所へと改造する。>>4
【宝具】
『微睡む日輪、醒める月、昏き呪いの荊城()』
ランク:EX 種別:結界宝具 レンジ:1〜100 最大捕捉:100
己が願望を継続するパーフェクト・プリンセス・エリア。生前ランサーの寝床であった居城を魔力によって再現する。自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す固有結界とは似て非なる大魔術であり、自身へ永い眠りをもたらす古城を作り出す。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するため、長時間展開・維持できる。
城の周囲は“敵対者を惑わせる、攻撃を仕掛ける“「茨」によって覆われており、侵入者へ『睡眠』のバッドステータスを付与する。茨を切断する・城の奥へと進む程、睡眠への状態は悪化し眠ったが最後段々と魔術回路、体の機能までもが眠りに就いてしまう。
入眠への判定は対魔力や幸運ステータスなどだが、並大抵では無効化しきれない。例外として「王子」属性を持つ者には無効化されてしまう。
【Weapon】無し(強いて言うなら茨)>>5
【真名】
グリム童話やペロー童話で語られる、「眠りの森の美女」あるいは、「いばら姫」。タリアという真名は、バジレ版「日と月とターリア」による。
童話の大まかな筋は、生まれた王女に祝福が与えられるが、仲間はずれにされた女性が「15歳になると、紡ぎ車の錘が指に刺さって死ぬ」という呪いを与え、残った一人が「死ではなく、100年の眠りの後に目を覚ます」とい内容に変える。果たして眠ってしまった王女は城と共に100年過ごし、王子のキスで目を覚ます。その後は結婚したり人食い王妃を退治したりする、という話。
【解説】
金髪碧眼に白い肌、寝巻きを思わせる衣服を着た美しい王女様。常に眠たそうな、のんびりと気が緩む喋り方が特徴的。 ただし大体寝ている。ごく稀には微睡んでいる。眠る事が大好きで、眠りを邪魔する者は許さない睡眠ジャンキー。だってしょうがないじゃない、三大欲求の一つだし。
嫌いなモノは寝起きの頭痛と騒音、色々アレな“王子様”。マスターの事は男女問わず「王子様」と呼ぶが、気に入れば「一緒に寝ないか」と誘ってくる。本人の戦闘能力は皆無と言っていいが、宝具がかなり強力なタイプで、マスターの攻撃能力によって勝率がかなり左右される。対城ランク以上あるいは強力な遠距離攻撃が可能な陣営がいれば脱落はほぼ確実。
【制作者】◆B8D4AQBhU2前スレ999
えー、魔術師ではないですが神代回帰なる魔術回路に近しい謎表記があってですね。
一応サーヴァントを使役するには充分な適性はある、としてます。エドワード黒太子の霊衣「紳士のたしなみ」
気品ある格子柄のツイードジャケット。その下にはセーターもネクタイ、ベージュのスラックス。頭には山高帽。
エドワード朝と呼ばれた20世紀初頭のイギリスではこのような格好で紳士たちはアウトドアスポーツに励んだらしいです。霊衣……そこで学園ss用制服ですよ!(ちょっとだけ時間取れた)
>>15
>>ジョン・マクレーンとメイトリックス大佐なら
一理ある……久し振りに来ました
そして投下します聖杯戦争の会場である葫蘆市は北南に長く大まかなエリアは4つ存在する。
一番北、中央アルプスの一つ関賽山脈が大半を占める山間部。御四家の一つ檜山家の営む神社「檜山三神神社」は山林の持ち主である。
中央区域、工場地帯が広がり県内最大規模のアウトレットがある丘陵部。御四家の一つ六合家の「六合寺」を檀家とする家が多いからか、少し墓地が目立つ。
最南端、市庁舎や美術館といった公的施設や大手百貨店が並ぶメインストリートが通る都心部。御四家の一つアイスバーン家が代表を務めるNR中海の「葫蘆ステーションホテル」は名の通り葫蘆駅に直結している。
そして新しく合併した、漁港から貿易港まで開かれ団地の再開発が進んでいる東沿岸部。御四家の一つ須藤家の末裔が住んでいるが、現在園芸店を営むだけで他の御四家のような目立った特徴はない。
合計四つ合わせて1,348.29km2。聖杯戦争の舞台だけで沖縄本島より広い範囲に及ぶ。
幸長は北エリア、関賽山脈の山奥を進んでいた。真っ暗闇の中微かな月明かりを頼りに歩く。苔の蒸した岩肌を登り、手入れされていない檜の枝を握る。急斜面で転ばぬように音のする方へ向かう。
昼は夏といって差し支えない程の暑さだったのに、ここの空気は夏の湿り気を残したまま冷え冷えとしている。闇が深いからか自身の足音が渓谷に響いて消えた。周囲に気配と呼べるものは感じない。>>18
途中で足を止めると目の前に音の正体である渓流が現れた。眼前の黒い流れは二手に分かれている。少し考えた末にこのまま自分の立つ側の流れに沿って歩いていくことにした。
何故歩いているのかという考えは浮かぶことなく深淵に沈む。何故ここにいて何を目指しているのかという問いは浮かばなかった。ただいつのまにか傾いていた月に導かれ冷えた足は進む。
どれくらい歩いただろうか。途中で雨が降り始め、雨宿りを考えたができそうな場所は見当たらない。
急いで走るとバランスを崩し倒れそうになったが、たたらを踏んでなんとか体制を整えた。こんなところで躓く訳にはいかない。
それは何故。よくわからない。
靴に水が入ってくる中、やっとの事で幸長は洞穴を見つけた。ここでなら一息をつける。近寄ると鉄格子があったが大人一人分は通れる幅だ。
そっと中に入ってみると見た目よりも中は広いようだ。そこら中に大きな瓦礫がある事以外は特段荒れておらず、何十人もの人間が入って腰を下ろすには便利な空間であった。>>13
参考になるか……といえば微妙になってしまうんですが
Fakeのスクラディオ・ファミリーみたいに魔術と絡んでいるギャングとかって殆どないんですよ。理由としては「暴力的な支配では見返りがないと判断した魔術師の扱う魔術(暗示、記憶操作など)によって逆に利用されたり簡単に破滅させられるから」なんですって
スクラディオ・ファミリーは「資金提供するから基本魔術のちょっとした知識だけでいいから教えて?」みたいなスタンスで穏便な形でやってきたから魔術的な力を持ったわけで
………詰まるところ、それぐらい一般人にとっては驚異なのではないでしょうか
といっても、現代の武器も驚異ではありますがね。銃とか最たる例だと思う(フィンの一撃見ながら)>>20
靴と靴下を脱ぎ瓦礫の上にしゃがむ。銃は手元に置き壁にもたれて大きく息を吐く。体が鉛のように重たかった。
数十分待っていたが雨は止む様子を見せない。それどころか外が靄で見えなくなっていく。月はもう見えそうになかった。
神野は疲労からか眠気に襲われいつしかうたた寝をし始めた。彼にとってそれは珍しい行動であったが、そうしないと何かが保たなくなる気がした。
そこに足音も無く忍び寄る影があった。馬に似た影はそっと近づくと神野の顔を覗き込み長い足を顔元に運んだ。その瞬間、神野はその脚を掴み突き飛ばした。
「誰だ、お前は。魔術師の使い魔か」
影は震えると音を発した。
「否。否。我◼︎身◼︎◼︎只◼︎◼︎也◼︎。◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎命◼︎元来◼︎◼︎者◼︎◼︎◼︎。」
「そうか、ならば死.にな」
強化された銃弾を撃ち込まれた影は霧散して消えた。
ノイズ混じりで聞き取りづらい音は言葉だと分かるだけで、何も意味を成さなかった。このまま放置してもいいことはないと判断して仕留めた。
神野は早くここから出ようと立ち上がるも、あるはずの鉄格子は土塊の壁へ変わっていた。いつの間にやら閉じ込められていたらしい。
奥へ進む事を決め、身支度を整えると警戒しながら奥へ進み始めた。本多忠勝霊衣:『武士の休日(着流し姿)』
平賀源内霊衣:『当世風学者装束(白衣&眼鏡)』
レーヴァテイン『火焔桜(着ぐるみ)』
うちは大体こんな感じですね(火焔桜については短編SS参照)>>25
墨を履いたような闇は無機質で暗く、暗視の魔術を使わなければ見えない。歩いて5分経つと奥に小さな明かりが見えてきた。あれは間違いない、蝋燭の火だ。近くへ行くと小さな祭壇があった。徳利と榊が捧げられた祭壇を二本の蝋燭が照らす。
その時、突然ザワリと凍てつく気配が背後から迫った。振り返り目を凝らしたが何も見えない。足音もしない。しかし気配は確実に近づいて来る。
「あれは……」
それは人の形をしているものから馬、蛇へ変じているものもいた。しかしどれも人の顔をしている。
──死にたくない。
それは現代の若者の姿をしていた。
──家に帰りたい。
それは両腕を失い蚯蚓のように這っていた。
──彼女に会いたい。
それは最早人とは言えない別の何かへ変貌していた。
──いい子にするから、ここから出して!
それは枯れ枝のような腕と蹄で必死に頭を抱えていた。
どこからかともなく現れた亡霊の群衆は濁った眼で神野を見つけると凄まじい速度で襲いかかった。>>13
とりあえずその魔術師がどんな魔術を使えるかにもよりますね
zeroの時臣やケイネスみたいな強力な礼装だったり魔術の使い手だった場合、真っ向勝負じゃそれらに阻まれてそのままお陀仏ですし
不意打ち込みの何でもありならワンチャンあるかもですが、水銀礼装みたく現代兵器にも反応できるレベルの礼装じゃそれも危うい
逆に暗示や催眠系みたいな直接戦闘に不向きな魔術だと、相手に魔術を使わせるかどうかで決着すると思います。つまり早撃ち勝負
結論:状況次第>>28
NGワードには屈さないという鋼の意思…>>28
神野がトマホークを一閃すると、血煙が巻き起こった。目の前の亡霊は実体を持っていたらしい。跳ね飛ばされた首は天井にぶつかりボトリと落ちた。
──全く、悪趣味なものを見せてくれる。
夜になるとランサーのマスターである神野幸長が目を覚ました。
「大丈夫か、マスター。相当魘されていたようだが」
頭を動かすと額に貼られていた冷えピタが剥がれた。熱を出していたらしい。
「今日は安静にしているか。私としてもあまり負担を負わせたくはないのでね」
「別に、いい」
掠れ出た声はガラガラで聞くに耐えない。頑張って身体を起こすと脇に置かれた水を飲み込んだ。>>33
悪夢は交流だった……?
突然のホラーでしたが、神野さんなら無双してくれるさ!第一回世界というか聖杯大会運営委員会としては幅広いデータを収集するために魔術師ではないマスターも広く募集しています!
魔力供給は運営が負担致しますので気軽にご参加ください!
その魔力はどうやって補っている?いやだなぁ、企業秘密に決まってるじゃないですかぁ………ところでアメリカだけで年間にどれだけの行方不明者がいるか知ってry>>34
そうですね、第一回黒野は純一般人です。なので魔力供給も全部運営頼り
本家の例を絡めて言うなら、Apo時空における赤の陣営後半と同じような状態だと思ってます。大聖杯からの直接供給状態とりあえずうちの子魔術師長男長女で一般人(銃持ち)と戦闘になった時の例を。
・不意打ち銃ぶっぱの場合
基本的に全員意識外からの攻撃に対する防御を持っていないので撃たれれば死にます。京介はフィルニースが成長すれば自動防御が出来る可能性はありますが少なくとも人間(魔術師)を喰ってない時には無理。
・対面してて敵と認識していない場合
ユージーンのみ心を読んで敵と気付き何かする前に返り討ちです。他はいきなり襲われると大体同上。
・対面してて敵と認識している場合
恋姉は映画の蘭姉ちゃんみたいに避けて近付いてズドンします。京介は使い魔使ってガードなり攻撃なり、いざとなればフィルニースを解放。ミリアルカは従者二人が敵対者を放置するはずも無く。リンクくんは厳しめ。
・おまけ、ミソラちゃんの場合
頭吹き飛ばされて即死しなければ即回復即反撃であぼん。
>>32
ホラーチックからのNGワード連打は正直ビビりましたです。しかしNGワード回避にはこういったやり方もあるのかと思いましたね。
冷えピタが貼られてたということは看病してくれてたってことです?やっさしーい。うわぁ、雑い質問なのに答えてもらえて嬉しいのだわ
>>24
鬼殺隊……そうかな……そうかも……
今書いてるssの世界観だと「家がもう保たなそう」とか「根源到達は無理そうだけどワンチャン狙いたい」って感じの底辺魔術師あたりが粗製乱造亜種聖杯をぽこじゃか作って、地脈枯らしたり人様の故郷を滅ぼしたりの大騒ぎなんですよね(優秀な方の家は早いうちに「これじゃ無理だわ」ってなってむしろ参加しないけど)。それを鬼からの被害に置き換えると考えると確かに鬼殺隊ですわ。規模はもっと裏方的、というか裏社会に両足突っ込んだ草の根自警ネットワークですけど。
戦闘力的には一応上の方は魔術の素養もある人間がいつつ、下の方は武装した元一般人の構成員が多いって感じで。
命かける覚悟なのは……ほら……失って困るものはもう失っちゃったというか……
作中で触れられるのは「黒幕かぁ……あの組織じゃないですか?僕の組織も少し武器とか卸してますが。神秘とか嫌いそうじゃないですか」「いえ、ワタシもあそこに情報提供している縁があったので予め聞いておきましたが、少なくとも上層部の人は関わってないようですね」ぐらいなんで全然変更きくんですけどね?>>42
優しいですね、あくまでもマスターには友好的に動いて……というキャラなので裏で何を考えてるのか無視すればとても優しい>>43
あ、でも鬼殺隊と明確に違う点もありますね!
第一にサーヴァントは召喚ごとにリセットなんで「私の姉さんを殺したのはお前だな?」ってやったところで覚えてもなくて仇討てないですし、この事態には「こいつさえ殺れば全て終わる」って元凶はいませんから改めて議事録ランサー陣営、見た目も戦闘力も強過ぎるな……どうして、こうなった?
>>42
うちの場合だと
J…戦場帰り元軍人ニンジャフリーク……だから逆に一般人よりの思考・戦術は読めるかも。撃たれたら斬られたらしぬ(ここまで書いて魔術師じゃねーじゃんと気付いた音
C…防弾防刃にもなるけどデザイン全振りコート以外に防御手段がない。からガン=カタを打ち破って一撃入れれば誰でも倒せる
菖蒲…死徒化させない様に妖刀と物理的に引き離してから○せればワンチャン
輝楽…無限ガッツ幼女ですまない…本当にすまない
防御手段が無か雑。だったら復活すれば良かろうもん!って酷い思考だなHAHAHA..>>50
A案でもすぐに「アイツとんでもないの呼んでるんじゃね?」程度には隠さないコンビだと気がついた
どっちにしろバレるな!?
ちなみにA案だと辣袮おじさんが玩具にされるよ!そういえば辣袮おじさんの日常どんなだろうね!
お酒を買うお金どうしようかな……朽崎邸を後にしたランサーがトランクを片手に向かったのは市街地を抜けた山間地だった。数日前アサシンと激戦を繰り広げた場所からほど近い距離で、当然ながら人の気配は一切ない。
亥狛が人狼として生きていた北欧の森とは神秘の濃密さも魔力の残存度も劣るが、市街地に較べれば未だ人外に適した環境ではある。
ここならば人の目という脅威はない。羽を伸ばせる程の安らぎはないが、かと言って窮屈という事もない、東鬨で人間の気配を避けるには此処が最も御誂え向きだった。
山間部を突っ切る県道を歩き、ミスルト・ハイドランジアを下した植物園を抜けてから十数分、ランサーのマスターである人狼は其処で息を潜めていた。
「……戻ったのか」
「ええ、荷物の回収と誉さんに挨拶を済ませて来ました。本当に、コレで、良かったので?」
「これで良いんだ」>>63
にべもなくそう返す亥狛の言葉に覇気はない。ただ短い返事を放り投げるように語る姿勢は、会話すら億劫そうな内心が透けて見えるようだ。
あいも変わらぬ学生の姿をしているのは万が一の時に備えた擬態のつもりだろうか。それとも人間という拘りを未だ捨て切れない真意の表れだろうか。
錫久里亥狛は黒く淀んだ夜空を見上げる。
「もしかしたらさ。俺は見当違いな誤解をしてたのかもしれない」
「誤解、といいますと?」
「俺は元々日本の生まれじゃなくてさ、起こりは北欧の、人の開墾が進んでない森の奥だったんだ。そこで人とは一切交わる事のない生活をしていたんだけど、ひょんな切欠で人を始めて見る機会があったんだ。
丁度震災が起きた直後でさ、森から程近い集落で大規模な土砂崩れが起きたんだ」
丁度大木を挟む形で言葉を交わす二人。
「近隣の街からの援助も無くて、どう見ても絶望しかない状況の中で。それでも皆で生きる道を捨てずに結託して、復興する姿を見て……憧れたんだ、人間って生き物に」>>64
『嗚呼、なんて高潔な生き物だろう』
『どうすればあの人間という生き物に近付けるだろうか』
愚かにも人間に憧れてしまった人外は、その焦がれる思いのままに人里に降りる決断をした。
当然犠牲がなかった訳ではない。時代を経るにつれて神秘の濃度が希釈化され、人狼の生息数は減少の一途を辿る現状で、希少な銀の体毛を持つ人狼の離脱は人狼の里にしてみれば甚大な損失に他ならない。
人狼を捨て人になりたいと妄言を吐く若き狼に対して里の反応は冷ややかなものだった。
『この俗物が、恥を知れ』
『もう二度とその穢れた足で里を踏み入れてくれるな』
神秘に生きる人狼という生き物からすれば人間は生息圏を脅かす外敵でしかなく、彼等の言い草は至極最もな反応なのかもしれない。
しかし人狼達の猛烈な反対を前にしても、亥狛の気持ちが変わることは無かった。物理的に里に近寄れぬよう離別の呪いを掛けられてでも手に入れたい憧憬がそこにあると信じた。
だが現実はそう甘いものではなかった。人に擬態するという行為は人狼にとって少なからず精神的負荷を与えるものだと、そう気付いたのは人里に降りて直ぐの頃だ。
形態的な制限が薄い人狼は、やろうとすれば質量や体積に関係なく好きな姿を取れる。完全な狼の姿にはなれないという例外を除けば、人間の姿にだって成れはするのだが、「なれる姿」と「好ましい姿」は別だ。
人が犬の真似をするのが苦痛なように、人狼が人の真似をするのは酷くストレスを覚えるものだった。
長い期間に渡る擬態の末にストレスを露呈させない立ち振る舞いを獲得するに至った訳だが、苦痛自体が消えることはない。本来あるべき形態を取れないという肉体と精神の齟齬は灰の様に身体の中に降り積もっていく。>>65
───このままではいけない。
人狼という生物学的形質を保ったまま人間の社会に溶け込む難しさを痛感していた折に、聖杯の話は舞い込んで来たのだ。
人間への転生。
彼がそう願うに至ったのは当然の帰結といえよう。
より完全な形で憧れの存在に近づけたなら、彼の垣間見た人間という生き物に彼自身がなれたなら、きっと今みたいなぎこちないモノではない筈だからと。
だが此処にきて、錫久里亥狛の願望に翳りが生じてきている。
東鬨の聖杯戦争に身を投じてから人狼が目にした人間の姿は高潔とは程遠いものだった。
人狼の姿を目の当たりにするや拒絶を露わにする人達、猜疑心に駆られて平気で他人を傷付ける人達、自分の目的のためなら他人が犠牲となろうが構わない利己的な人達。聖杯戦争開催前の潜伏期間から数えても枚挙に暇がなく、人間の悪い面は日数が経つにつれて目に付くようになっていった。
そして、今日の日中の出来事。否が応でも勘付いてしまう、「人間とは本質的に醜い生き物なのではないか」という事実に。>>68
「そんな訳で、馬鹿な話だけど本気で人間になろうと躍起になってた。けど正直、今はもう、迷いしかない。
俺の目指した目標は最初から無くって……もしかしたらあの日見た光景でさえ、ただの幻だったんじゃないかって」
「…………」
「そうなると聖杯戦争に勝ち残る意味だってなくなってしまう。ランサーや玲亜達には悪いけど、俺は今のままだと戦えそうにないし、残っても足手纏いになるだけだ。
だから、ランサーの令呪を、玲亜に譲り渡そうかと考えてる。勿論ランサーが良ければの話なんだけどな」
「何を───待ってください、それは余りにも性急に過ぎます。気の迷いかもしれませんし、第一彼女がそれを許すとは思えません」
「玲亜が許す許さないかはどうでも良い。意思のない者がこのまま戦いに身を置くよりも、明確な目標がある奴に戦力を渡した方が有意義じゃないか?」
ああ、それ以前に玲亜だって俺みたいなバケモノに近寄りたくもないよな、と嘯く亥狛。刃の付いた自虐が人狼の身をずたずたに裂く。>>69
「………認められません、今更主人を変えろと仰るのですか?」
ランサーはかぶりを振って拒絶する。
「……ランサーだって、叶えたい願いがあるから、聖杯に呼ばれたんだろう。
なら俺を踏み越えて進むべきだ。使えないマスターだと切り捨ててくれていい」
大木を隔てて、途方にくれるように座り込む男と、トランク片手に立つランサー。両者の距離は近い筈なのに、心の距離が遠く感じる。
今迄足並みを揃えて共に戦ってきた主従関係に走った亀裂は、放置しても下手に触っても待ち受けるは修復不能の溝だ。
ランサーは小さく呼吸を整えると、敢えて快活な語調で。
「いいえ。それは出来ません」
「─────どうして」
「どうしてって、決まっているではありませんか。亥狛はマスターで、私はサーヴァント、その関係性は貴方が思ってるより堅固で、掛け替えがなかったという事ですよ。
それに、道半ばで躓いた主人を切り捨てるなど言語道断。私の騎士道に反しますから」
きっぱりとそう宣言する。その言葉は彼女の性根の如く真っ直ぐで、迷いがない。
だからこそ亥狛の空いた胸を突く。
「それは、ランサーがそう思うだけだろう。聖杯戦争なんてここ数週間だけの関係じゃないか、そんな一時的な上下関係に縛られる必要なんてどこにもないんだ」>>71
「だとしても、私は貴方以外を自分のマスターだとは認めないでしょう。
時間の長さやマスターとしての適性などどうだっていいんです、私は騎士として、貴方の槍であろうと決めたのですから」
「……視野狭窄だ」
「視界が狭いのはお互いさまです!そもそも触媒無しでの召喚なんですから気質が似た者同士なのは当たり前でしょう。
それに、単に最初のマスターだったから貴方に固執している訳ではありませんよ」
よっこらしょ、という声が聞こえた。
木が邪魔して様子は伺い知れないが、凡そトランクを置いて座り込んだ風だった。この会話がもう暫く続くことを暗示していた。
「腹を割って話しましょう、と言うのは何とも奇妙な表現だなと思います。ですが同時に素敵な響きだとも思います。
……夜は長いです、胸中を曝け出すにはうってつけなくらいに」
夜を仰ぐ。
長丁場になる事を予め宣言してくれる所が如何にも紳士地味ている。気負わせず、胸にストンと落ちる様な安心感がそこにはあった。
「ちょっとだけ話は逸れますが先ずは昔話をしましょうか。今よりずっと前、ここでは無い遠い地に生まれた、騎士を目指した少女の話です」宝具名は火野さんの「シャトー・ド・シュラーフェンプリンツェッスィン」にしようと思います。
基本ステータスって設定があるけど、前はこれって「クラス毎に保証された最低ステータス」だと思ってたんですよ
因みにランサーは筋力B耐久C敏捷A魔力D幸運E
公式ランサーはこれ全員守ってるんだろうか。自分は守ってないfgoの手持ちをサラッと見たけど全然守られていなかったのだわ!>基本ステータス
因みにウチのランサー陣は
ティア
筋C+ 耐B 敏C+ 魔A 幸D
ピサール
筋A 耐B+ 敏B 魔B幸E
グリーズs
筋B 耐B 敏B 魔C+ 幸E
ランサーとは幸運が低いクラスと覚えたり>>97
そこら辺は魔術師同士の攻防戦になって面白そうですね。ただアニメーションならば攻殻機動隊の電脳ハックみたいに描けるでしょうが、文章で表現できるかどうか……
>>96
クラスが変われば王の目王の耳を含んだ陣地宝具を持って来ます。
此処に我が帝国を築く(ハカーマニシュ・フシャスラ・ワルヤ)
ランク:B+ 種別:陣地宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
ダレイオス1世が生前統治した広大な帝国。それを再現する巨大陣地宝具。
地脈を確保、接続することによって、陣地そのものとダレイオス1世の存在を同期することでダレイオス1世とその味方は防御限界値以上のダメージを軽減、最高クラスの知名度補正を獲得する。
さらにダレイオス1世は王の目、王の耳によって陣地内のすべての事象を把握することが可能となり、張り巡らされた王の道により、ダレイオス1世と味方はあらゆる場所に瞬時に転移できる。
陣地を拡張するのは広範囲であるほどに時間が必要となるので短期決戦の場合は十全な成果をあげにくい。高龗神槍「筋力B耐久B敏捷C魔力A幸運C」
公式基準「筋力B耐久C敏捷A魔力D幸運E」
敏捷をへらして魔力に振ったなという感じですね、キャスターみたいなことを……>>97
悲しい社畜人生。社会の波には抗えないのか……。>>100
アビーちゃんと遭遇→ヨーグルトソースと目と目が逢う〜(以下略)→1d10/1d100のSANチェックでござい
北斎(タコの方)と遭遇→クットゥルー♪→1d10/1d100のSANチェックでござい
ただそもそもサーヴァントに読心して返り討ちとか洒落にならないのであまりやらないんですがね。
「そのタコ何?」「とと様だ」「え?タコが?」(確認の為読心)
という流れるようなSANチェックはあるかも。ランサーステねぇ。
ケルトハル
筋力B 耐久B 敏捷A+ 魔力C 幸運E 宝具A+
貞光
筋力C+ 耐久C 敏捷B+ 魔力A 幸運A 宝具A
マーシャル
筋力B+ 耐久C+ 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具C
コナル
筋力B 耐久A 敏捷B+ 魔力C+ 幸運E 宝具A
クースクリド
筋力B+ 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運B+ 宝具B+
フェリドゥーン
筋力A 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運A+ 宝具A++
平均的!>>109
基本ステータス守ってる方が多い、だと…!ちなみにうちのランサーですが
ダレイオス1世
筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運A++ 宝具A++
小アイアス
筋力C 耐久B 敏捷A+ 魔力D 幸運D 宝具B-
平均的!>>115
探偵さん!(精一杯の裏声)
投稿時間に珍しく居合わせたぞ!やったぜ!
大分前にクリスの書きにくい原因が女嫌い、時代的に嫌な奴になる。みたいな事をログで見れたんですよ。今度会えたらフォローしようと思ってたのですけど
嫌な奴描写バリバリしてokです!人間良いところも悪いところもある。寧ろ片方しかない人間なんて有り得ない!って思いますので
でもそれが書くときに負担、ストレスになるなら……ヤッちまうしかありますまい。私は気にしませんよ!前回までのあらすじ
ーーーとあるマンションで、家電の修理の依頼や電灯の工事で訪れた人間が次々と行方不明になる事件が起こっているという。
これに魔術要素が絡んでいると突き止めた伏神特状課は調査の為、刑事クリスと刑事レトヴィザンをそのマンションに送り込む。
一時的に部屋を借り、独自に調査を進める二人。遂にとある住民の部屋でバラバラになった人間の死体を発見するも、その住民は黒カード使いだった。
すぐさま応戦する二人。
しかし、なんとそのカードに閉じ込めれたサーヴァントの能力は増殖。数百人の殺人鬼が二人を襲うーーー!
NEXT SERVANT…ASSASSIN>>115
よか!圧倒的な重力に引き込まれ、数秒前まで自分がいた廊下がもう小さく見える。
クリスは全身を加減なく襲う浮遊感の中、なんとか震える手でカードを取り出した。
「『夢幻召喚(インストール)!!』」
瞬間、クリスの全身を砂塵の膜が包み込み銃声が響くと同時に彼は地面と激突した。勢いを受け止めきれなかったコンクリートの破片が辺りに飛び散る。
『こんなの聞いてないんだが…』
「フッ…ギリギリセーフ、だ」
焦げ茶色のマフラーが風にたなびく。
英霊と一体化したクリスはパンパンと灰色の煤を叩いてはらった。
獲物にトドメを刺す為、血走った目をギラつかせながらクリスを囲む食人鬼達。
『…リハーサルは無しだが、準備はいいか?』
「俺の名はクリストファー・R・クライ!クリストファー・レディ・クライ!!常にフルスロットルな男だ!」
勝鬨を上げるとホルスターから素早く抜き取り、銃口を煌めかせて突進する。>>124
目の前の食人鬼を撃ち抜き、ジャンプして後ろへ回り込む。無防備な背中を蹴り飛ばすとすかさず銃を水平に傾けて連続発砲した。
『コロセコロセ!!コロセ!!』
「ファイア!!」
周囲の食人鬼を沈めながらもその動きは止まらない。
横に振りかぶられたナイフをしゃがんで躱すと、そのまま銃の先を押しつけ引き金を弾く。
『グァァアア!?』
腹に風穴を開けたのを確認すると次の瞬間には走りながら二丁拳銃の高速連射を再開する。道を塞ごうと洗われた新たな食人鬼の胸に膝蹴りを当て、よろめいた所にすかさず右手を突き出し銃を発砲した。
そして後方からの攻撃にも腕を抑えるとそのまま肘鉄を側頭部にぶち当て骨ごと破壊する。
『フッ…数だけは多い連中だ』
「まだまだ来るぞ、アーチャー」
空いた隙間を埋めるように湧き出る食人鬼達。最早彼らが黒カード使いではなく、その魔力で生み出された兵士である事は明らかだった。
ならば十階にいるであろう本体を叩かねばならない。
しかし、雲霞の如く押し寄せる食人鬼達はその隙を与えない。>>125
「『ハァッ!!』」
前方の食人鬼を銃を握りしめた拳で殴りつけながら、もう片方の銃の早撃ちで頭を次々と撃ち抜いていく。
そして携帯端末を取り出すとナイフを避けながら操作して素早く番号を打ち込んだ。
次の瞬間、遠くから風を切った轟音が鳴り響く。
「フッ…計画通り!俺の名はクリストファー・P・クライ、クリストファー・プランニング・クライ!どんな計画もこなしてみせる男!!」
『頼もしい援軍だな…』
駐車場から爆音のサイレンと共にその紅いシルエットを現したのは、クリス特注の改造アメリカ式パトカー『マックス・ハイパー・デッドヒート』だ。
烈火を迸らせ、ドリフトで横滑りしながら食人鬼達の群れを物ともせずに跳ね飛ばしていく。
そしてクリスに向かって一切スピードを落とす事なく突っ込んでくる。
「アーチャー!お前の宝具、ここで使うぞ!!」
『…フッ、相変わらず面白い事を思いつくな、マスターは』>>127
───そんなこの世に地獄の門が開いた様な状況を屋上から見下ろしながら、着流を纏う青年はチョコを口に入れる。和弓はフェンスに立てかけ、パキパキと音を立てて食感を愉しみながら甘味をしっかりと味わう。
『あの英霊は複数で行動してる様ですが、集団で座に登録された者達でしょうか』
「そうだな。ここのマンションの住民に売った黒カードはええと…確かNo.34。ソニー・ビーンっていう殺人鬼の英霊の黒カードだから」
『鬼、ですか』
「生前に会ったことがあったりとかする?」
『流石に本物には会った事はありませんが…鬼の如き覇気を纏った者なら何度も相見えた事はありますよ』
そうか、と言いながらチョコを食べ終わり銀紙を丸める青年。立ち上がると背を伸ばす。
「ここは誰かは知らないけどあの銃使いの彼に任せるかな」
『よろしいのですか?』
「正直、黒カードの性能をあそこまで引き出せるのも珍しいし。普通なら凶暴化して終わりのところをあんな能力を分裂までに持っていくなんて」
『はぁ…』
「ダメだったら戻ってきて一分で全滅させる」
そう言うと青年は飛び上がるとマンションから出て行く。
そして青年を囲む様に並び、寸分の狂いも無く脳天を弓矢に貫かれた食人鬼の死体だけが消滅するのを待っていた。>>128
下の食人鬼達の怒りの声がするがすぐにあの車がそれ以上のシャウトでかき消すだろう。
体を持ち上げ、通路に渡ると目の前にはクリスが破った扉の向こう側の洞窟が広がっていた。
食人鬼の女は背を向けていた。
『フッ…随分と早い再開だな、殺人鬼。肉よりも刺激的な銃弾を今度こそ、臓腑の底まで味わわせてやろう』
アーチャーの挑発にも女は乗らない。まるで何も聞こえていない様だった。
それもそうだ。彼女は冷蔵庫から飛び出していた腕や足のパーツを一心不乱に血を滴らせながら食べていたのだから。
肉を嚥下する湿っぽい音と、アーチャーが引き金に手をかける音が重なる。
そして火花が散った。
『キシャアアアッ!!』
「──────!!」
耳元まで裂けた大口が何重にも生えたサメの様な牙を覗かせ飛びかかってきた。
尖った爪が生えた手に握られた肉斬り包丁の一撃は、アーチャーが立っていた位置を深々と穿つ。>>128
『気を付けろ、マスター!…こいつは人の形をした怪物だ!!』
通路の端まで後退する。再び飛びかかってくるのを視認すると同時にアーチャーも飛び上がり、蹴りで迎撃する。
『ギジジジジャアア!!』
狙い通りに撃ち落とすとアーチャーは二丁銃を構え直し駆け出した。振るわれる包丁を紙一重で回避すると足に向けて回し蹴りを入れ転ばせる。
倒れた状態から苦し紛れに繰り出そうとするが、腕を踏みつけ容赦なく銃弾の嵐を浴びせる。
格闘術と銃を組み合わせたガンカタとも言われる独自のスタイルで、アーチャーはこの怪物相手にも優位に立ち向かって行く。
『ーーーギギギギ!!』
「今度は何だ…!?」
しかし、突如として食人鬼の頭から何本もの角が音を立てて生えた。そしてそこから脳天を割って粘液を纏わり付かせた触手が飛び出していく。
────『食屍科属(カニバル・ファミリア)』。本来この黒カードの英霊が持つべき宝具の一端が姿を見せた。どれほどの食人衝動が、彼女をこの領域まで至らせたのだろうか。
『クウクウクウクウクウクウクウクウクウクウクウクウクウ…!!』>>130
アーチャーの足を掴むとそのまま投げ飛ばす。
壁に激突し、肺が一気に押し潰される。だがそんな事に構ってはいられない。四方八方に伸びた触手がアーチャーの全身を縛り上げ、持ち上げる。
「フッ…流石にこれはピンチだ!』
『…手札を断りなく増やすとは、とんだマナー知らずだな』
花びらの様にガバリと開いた頭頂部が何かが溶ける音を鳴らす。並々とした胃液がぷかりぷかりと泡を浮かばせた。
『…それならこちらもルールを守る気は無い』
あと少しで体ごと喰われそうになった瞬間、アーチャーは空中に銃を実体化させる。当然、実体化させただけの銃を掴める者はいない。
そのまま銃は頭の中へと主人より先に落ちていきーーー
『ギジジジジ!!?!?』
閃光。
頭部を中心として爆発が起こった。アーチャーも吹き飛ばされるが絡みついていた触手も燃え落ちていて、体は自由だ。>>131
「今のはまさか…壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)か」
『あぁ…銃の中へリロード済みの切り札を何弾か使ってみたのさ。危険な賭けだが、やってみる価値はあったみたいだな…』
半壊した頭を押さえ悶え苦しむ食人鬼。
それでも肉斬り包丁の刃を掴み、涎を垂らしながら突進する。
アーチャーはゆっくりと残った片方の銃に弾を込め、走り出した。
『クウクウクウクウクウクウ!!!』
「『…死人の切り札(デッドマンズ・ハンド)!!」』
廊下で交差する二人。
時間が止まった様な静寂が一瞬続きーーー先に倒れたのは食人鬼の方だった。
すれ違う刹那に撃ち込まれたクラブの8は内側から八つの刃を展開させ、遂に彼女を戦闘不能に追いやった。
『フッ…銃弾、確かに喰わせてやったぞ』
体から排出され砕け散るカードを後に、アーチャーは風と共にこの場から歩いて行った。>>132
「しかしよくクリスさん生きてましたね」
「言っただろう、ピロシキ。俺の名はクリストファー・S・クライ!クリストファー・サバイブ・クライ!どんな戦場も生き残り伝説となる男だと!」
「ピロシキって何ですか」
「ん?違ったか?」
「ええ、発音が違いますよ。正しくはピロシキです。ピロシキ」
「ピロシキ…?」
「だーかーらー!」
あの後、到着した特状課の捜査員により女は殺人の容疑で逮捕され、戦闘の跡はガス爆発という事で処理された。
全身に傷を負いながらも増殖した食人鬼達を相手にレトヴィザンは何とか戦闘を続けクリスが本体を討ち取るまで何とか耐え続けていたらしい。
二人とも、まだ魔術で治したとはいえ傷跡が完全には癒えていない。
こういった今回の黒カードが原因で巻き起こった今回の行方不明事件の詳細をまとめた調査書を上層部に提出するため、二人は本部の最上階に来ていた。
対策室に入ると、長髪を纏めた上司がチョコを食べながら椅子に座っていた。
「お疲れ様。そちらの書類は我々で一通り確認しておくよ」
青年はチョコを包んでいた銀紙を丸めるとゴ.ミ箱に捨てた。>>134
なんだ、めっちゃ生き生きしてるヤーン(ピロシキ呼ばわりから目を逸らしつつ
というか発音が問題なんだ…>>10
元々こちらが出したマッチングに山星さんが合わせてくれて助かりました
蜘蛛vs蚕、糸vs糸で画になる組み合わせかと思ったので……アラクネさんのキャラも非常に好みでしたので蚕馬もアクセル全開で挑発に回ることが出来ました!ありがたい!
>>73
ミスルトはイコマくんの心の中に生きてる……!(呪いのカタチしながら)
そしてガレスちゃんの正ヒロイン感すげぇ……
>>80
でしたら何らかの理由でランサークラスである理由付け、あるいはキャスタークラス時との差異を付け加えた方がよろしいかと思います
原作のクラスも割と「そんな理由でいいの!?」って感じのサーヴァントいますから、とりあえず理由は用意しておいた方がいいかと
強いてあげるなら前者は自身にかけられた呪いから術師(キャスター)に対する忌避感を感じたとか、後者なら茨の範囲がキャスター時より小規模に収まっている(概念結晶武装?)、とかですかねあ、あと原作でも騎乗スキルを持ったランサーとか、狂化EXを持ったセイバーも居ますし…陣地作成を持ったランサーってのもそこまで違和感なく感じますね。
幻霊どまりになる件は何かしら考えた方がいっかなって思いますが…童話のサーヴァントかぁ……そこまで読んでなかったから余り知らないなぁ。
【CLASS】アサシン
【真名】フレデグンド
【性別】女性
【身長・体重】167cm・50kg
【出典】史実
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:E
サーヴァントとしての気配を絶つスキルだが、輝きを放つアサシンにとっては機能していないに等しい。
【固有スキル】
虚飾の姫君:A
シンデレラ。
本人の意思に関係なく、後世の風評によって彩られた仮初の栄光と賛美。
真相を覆い尽くす脚色の総量を指す。このスキルを外すことは出来ない。
アサシンの場合はその美貌が他者を魅了する呪いの域へと昇華された他、魔力の増幅といった恩恵がある反面、その輝きから気配遮断が効き難くなり、慣れない履物の影響で敏捷値が低下している。
プランニング:B
対象を暗殺.するまでの戦術思考。
軍略と異なり、少数での暗殺任務にのみ絞られる。>>144
【宝具】
『欲しがり屋には死を(トレジャー・オブ・デス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1〜20 最大捕捉:1人
逸話が昇華された『箱』型の結界宝具。
結界内の対象に最も必要なモノ、追い求める存在の幻を見せる。
その幻想に惑わされ、一歩踏み入れた者に向けて結界が収縮し、対象を圧殺 する。
抵抗するには幻影に惑わられぬ精神耐性が必要となる。
『従順な僕には力を(サーヴァント・フォー・デス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:2人
自身に従う対象に『アサシン』としての能力を付与するスキル。
仕立て上げられた暗殺者の戦闘能力はサーヴァントには及ばないものの、Cランク相当の「気配遮断」「死滅願望」スキルと神秘を帯びた短剣と毒薬を保有する。
一度に作成・操作出来るのは二人まで。「虚飾の姫君」スキルの影響により、鼠のような小動物に対しても使用することが可能となっている。
【Weapon】
『馬車』
「虚飾の姫君」スキルによって得た不思議な馬車。
アサシンは移動手段としてよりもその馬力による処刑手段として使用することを好む。>>145
【解説】
メロヴィング朝ソワソン王キルペリク1世の妃。シンデレラのモデルの1人とも言われる
元はキルペリクの最初の妻アウドヴェラの召使いの立場であったが、美貌と計略を用いてキルペリクの愛を勝ち取り、その後もキルペリクの妻となったガルスヴィントの死後、王妃の座へと上り詰めた。
王妃となった後も自身と夫の政敵に暗殺者をけしかける、夫のかつての妻とその息子達を死に追いやるなど自身の地位に固執した。
また、意見が衝突した自身の若き娘 リグントを宝箱を覗いている間に首ごとその蓋を閉めて、挟み潰し始末を試みたこともある(召使いに見つかり失敗)
童話の中のお姫様のような輝きで周囲を魅せる女性。
しかし、その内面はドス黒く他者を蹴落とすことや邪魔者を排除することをなんとも思わない非道な人物。
無辜の怪物と似て非なるスキル「虚飾の姫君」により本人のあずかり知らぬ能力を得てしまっている。
登録する気はないけどシンデレラの話題が出たので供養ついでに……
>>140
今回の場合、キャスターとランサーどっちも適性があるとのことなので、キャスター時との差異が欲しいね、って感じだったと思うので……『爆進する私の幸せ生活(メリー・マイ・ウェディングロード)』という宝具名
思う所があるので、長靴を履いたネコをセイバーからアサシンへクラスチェンジしようと思います。
「最優の能力値を持って真っ向勝負する剣士というより、小細工しかけつつ暗躍しながら敵を仕留めようとする暗殺者」でいく方が彼に合ってると思いまして。>>150
白雪姫はあくまでもモデルだから……
誰かを演じた役者が本名じゃなくて演じた役で呼ばれてるようなものだから……
ぶっちゃけ騎士王/アーサー・ペンドラゴンみたいな感じだから……
ワルキューレは「単独召喚出来ない理由」は語られてないけど童話サーヴァントは「全ての童話はナーサリーライムに収束する」って明言されてるからなーって
出来ない理由が語られてないものなら好きにやっていいと思うけど出来る理由が語られてるものは原作に準拠した方がいいと思うのだわ
魔術師で言うと「オリジナルの根源にたどり着く理由」は公式で否定されてないからセーフだけど「起源弾を受けても破損しない強靭な回路」みたいな設定はいやそんなもんねえよってなるみたいな
まあ個人的に気になって誰も触れてないからあえて触れたけど茨姫別にいいと思いますよ!清少納言、改修完了
追記箇所は戦闘スタイルとサンプル台詞です
次は誰にしようか……公式も多いですからね、他のクラススキルを持ったサーヴァント。うちもいますし
ジキルとハイドを見る限り、世界的に有名な童話でその物語のルーツになった人物がいれば英霊となれそうなものですが
アリス(フォーリナー)とか、『何かの拍子』で異界に迷い込んだ女の子(ガチ)とかでいけそうじゃないですか?
赤ずきんも色々と頭をこねくり回せば……
そもそも私ちょい役で何度もシンデレラ出してますし>>150
先ずブリュンヒルデがワルキューレ第1号ですけど、と言うのは置いといて人の作品に「それ幻霊だから、○○だから無理じゃない?」って何度も言ってたから「どの口で言ってるんだ」ってのはあると思いますfate基準だとかなり設定を練る必要があるけれども、fgo基準だとかなり設定ふわふわでもなんとかなるという事実。
私が赤ずきんと茨姫を作るなら……
赤ずきんなら「幻霊狼」「幻霊猟師」「幻霊おばあさん」「幻霊赤ずきん」の複合霊基
茨姫なら「睡眠」って概念との複合英霊かカルロッタ・ブリアンツァ(チャイコフスキー版茨姫で茨姫を演じた女性)との融合って形にするかな>>149
(茨姫が皇帝特権……?皇帝……??)
ようは皇帝特権的な理由付けスキルってことでいいんですかね……ならば尚更わざわざランサークラスになった理由付けが必要では……
棘でランサーとかなら薊の棘による陣地で相手が上げた悲鳴により侵入を感知して防衛に成功した逸話を持つアレグザンダー三世(名前がややこしい)とか構想にありましたね>>150
公式の岩窟王みたいに元ネタがあったということにすればいけると思います
それと自分が突っ込まれた際の主張で他もやってるとかそれもどうとかで他の似たような例を挙げるのは挙げられた先を巻き込むだけなのでやめたほうがいいと思います
聞きたいのは他の例ではなく貴方がどう考えているかなのですから荊で攻撃……ユダと同系統かな?
荊で攻撃するからランサー。有刺鉄線で攻撃するならあれの発明家のジョセフ・グリッデンもランサーでいけるかもしれない。
いっそのこと、茨の城(という概念?)を槍にカタチを変えて攻撃に用いる。宝具解放で槍は本来の姿である城に戻りながら敵の目前に聳え立つ!みたいなのとかどうでしょうか(小声)
長靴を履いたネコのアサシン版が固まってきたので、見ていただいても大丈夫でしょうか?>>162
真名隠し:茨城のランサー……>>166
私のほうからもランサー候補を投稿してもよろしいでしょうか?もうすぐ私はいなくなるので言うべきか微妙ですけど、永遠とサーヴァント作っていたいなら、僕鯖スレッドでやればいいのでは?って思います。
久々に覗かせてもらって、「時間を決めてキャラクターを活躍させよう!」なんて面白そうなことやってるなって思ったのに、また増える一方じゃないですか。
作るなとは言いませんが、むやみにストック増やすんじゃなくて、作ったらすぐにそのキャラクターを消化するってしたら?って私は思います。
すでにwikiへ登録している数ほど使わないでしょうに。衛青さんとかおるしの!!
>>167
やーめときます。能力、性格的にも面白いストーリーは無理そうですし。それにガイさんの意見にも同意だし(まだ出てないサーヴァント居るしね)。すぐ出せる訳じゃないので、やっぱり抹消。いばら姫の設定どうこうよりも問題は人の作った設定に難癖つけたり作ったキャラが動けない状況に苦言を呈する立場だったのに自分には甘いよな。って点だと思います
(エルヴィスvsハイフェッツとか考えてた顔)
>>177
今書いてますがNPC項目を作って使う予定のないサーヴァントはそっちに移設しようと思いますので……>>174
消化することが重要って話ではなくて(もちろん、現状それもかなり大切ですが)、何を目的に作るのかを、はっきりさせた方がいいのではないかなってことを言いたかったです。
嘘予告でも人によっては「消化」っていうように考えるかもしれませんが、そのキャラクターはそのようにカメオ出演させるために作ったのかと言われると、そうではないんじゃないかなって私は思います。
「何かに使えるだろう」ってキャラクターを作っていくと、部屋が片付けられない人のように、使わないものがどんどん増えてしまうと思うんですよ。
ノリで作るのではなくて、「この企画に参加するキャラクターとして作るぞ!」という目的が先にあって、目的に即して作り、企画の中で本懐をなさせて「消化」とするのが一番収まりがいいように私は考えます。
私だって未活躍のキャラクターを抱えている以上、各クラス1、2体くらいのストックでどうこう言えませんが、明らかに目的がわからない作成が多い現状に疑問を覚えました。
そうじゃないよっていうのがあれば真摯に受け止めますし、今後の方向性は皆様にお任せするしかありませんが、あくまでもリレーSSのためのスレッドとして継続させるのであれば、このような方針を心がけていければいいのかなと私は思います。>>182
ガイさんにはそう見えても仕方ないかもしれませんね
今日は私も王様問答に参加しますがそんな風に「キャラを動かす練習をするための短いやりとり」が定着する流れが出来そうなんですよね
その流れが生まれる前までは(私も便乗した部分があるので言う資格はありませんが)ガイさんのおっしゃる通り「新鯖や新キャラを作って盛り上がるスレ」になってはいました
ですが今このスレはいい方向に変わろうとしています
少なくとも数日、数週間前までの「新鯖の議論でSSが流れていく」「誰かがワルキューレを作ってその話題で盛り上がる「ワルキューレを語るスレ」化」は沈静化していると思います
ガイさんの危惧されていることも十分理解出来ますが、今日はたまたまタイミングが悪かっただけなんだと思います
偶然茨姫議論のタイミングでスレを見てしまって「また新キャラ増えてる……」って思われたのかなと
確かにこの数十スレだけを見ると以前と変わらない流れに見えても仕方ありませんから
なんて偉そうなことを言えた立場ではまったくないんですけどね>>183
そうだったんですね……
せっかくここまで続いているのだから、これからも発展し続けて欲しいと思います。
失礼しました。橘さんが最近顔出し無いんで、今日明日にでもすぐ!ってのは無理ですが、俺は後ウッフェの鯖登録は取り消せます(あるいは橘さんへの改善的な譲渡)。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ウッフェ
他のキャラはもう個人SSなどに出演してたり、書きたい事があって作ったキャラなので厳しいですが…。とりあえず新生・長靴を履いたネコを投稿させていただきます。宝具の日本語名、レンジ、最大補足はご意見大募集中です。
【CLASS】アサシン 【元ネタ】民話+猫に関わる幾つかの伝承
【真名】長靴をはいたネコ 【性別】……雄?
【体長・体重】110cm・12kg 【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具C+
【クラス別能力】
気配遮断:C
獲物に忍び寄る猫の如く。しかし最近ネズミ捕りはご無沙汰なため、腕前はイマイチだったり。
【固有スキル】
猫精の魔眼:A
変更点無し
心眼(猫):A
変更点無し
勝利への偽証:C++
相手が精神汚染スキルを保有していない場合、交渉によって相手の戦意・戦力をある程度抑制し、一時的に自軍が優位な展開へ持ち込むことができる。>>190
【宝具】
『悪鬼喰い討つ言霊の刃(オーガ・イーター)』
変更点無し
『(プス・イン・ブーツ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:
宝具クラスまで昇華・具現化した、アサシンの諜報技術。
精神耐性スキルを持たない、あるいは人語を理解できない者には効かないが、それ以外ならば一般人はおろかマスターやサーヴァントも対象に入ってしまう。
宝具を発動したアサシンを見ても、気配そのものを敵対者だと感じなくなったり、彼がどう動こうが違和感や警戒心を持つことが出来なくなる。
敵兵「む、そこにいるのは誰だ!!」 アサシン「にゃんにゃん♪」 敵兵「なんだ猫か。」
また、相手の思考回路を強制的に操作し、アサシンの命令に従うようにさせることも可能。
ただし、余りにも無茶苦茶な要求だったり、命令したい人数が増えれば増えるほど、判定難易度は上昇していく。
アサシン「今見たことは忘れなさい!」 対象「ハイ、オオセノママニ。」
アサシン「聖杯をとってこい!」 対象「む、無理に決まっているだろう!?」>>188
ああ、勿論キャラとして抹消する、というよりは橘さんと彼の扱いについて改めて話し合っておきたい、というか。
単純に制作時期的なのが被って、案を出し合ったらコッチが橘さんのウッフェを侵食しちゃった感じでしたし…。
言い方すまない…。度々すみません、聖杯問答の先手はどうしますか?
>>195
私から行きます
本戦に投下しますね投下完了です!
最後の反応したのは━━━━に続く形でどなたでもどうぞ!ガイさん、19時になりましたが聖杯問答と混ざってしまいますがどうでしょう?ガイさんがよろしければ投稿します。
お久しぶりですGMAです。
島編を更新しました。
参加者の方々は確認していただけると幸いです。「予はプトレマイオスだったのか……」(洗脳)
では、少し席を外しますね。ご飯とか家事とか色々してきます。
「────邪魔だ」
マスクを覆った青年、リュミルが使い魔を蹴り飛ばして、抉り飛ばす。その動きを繰り返しながら標的の魔術師の下へと急ぐ。
「も、もう来たのかっ!?」
………どうやら、少年を裸にしていたぶっていたようだ。全くその趣味に反吐がでる。少年は愛でるもの。それが当たり前だろうに。
「………依頼だ。大人しく投稿するか命を渡せ」
勿論、そんなことは聞かない。魔術師は「何故か」自身の命よりも「己の欲望」を優先し、嬲っていた鞭を振り上げ────
ザクリ、と。リュミルの尾てい骨から伸びた金属製の尾に心臓を貫かれてその命を終えた。
「……自分の命は大事にしろよ。……そこのお前、無事か。今……治してあげるから」
「─────別に問題ないですよ、私今から死んじゃうので」
魔術師に嬲られていた少年を治癒しようと思えば、そのような言葉を吐かれる。………よく見れば、少年の美しさは人間の比ではなく、その容姿も人とかけ離れたところが存在し………なにより、消えかけていた。
「……お前、サーヴァントか?」「はい。もう死にますけど」
どうでもいいですけどね、と笑いながら消滅を待つ少年。……その腕を、リュミルはしっかりと掴んで、少年の顔を見る。自身の口を覆っていた機会的なマスクを外し、その美麗な顔を晒しながら────
「………それなら。お前のその命、俺に預けてくれないか?」「────ただいまーっ!今日も一日お疲れさん!聖杯戦争開催日まであと少しだ。気張っていこう!」
「お疲れ様です。身体を休められますか?それとも、ご飯にしますか?……ああ、ありきたりですけど『僕』でも良いですよ」
………先週からの奇妙な同居人、ギリシャ神代の絶世の美少年であるヒュラスはそういうことを簡単に言う。それで実際に此方が身体を求めてもどうでも良いと言わんばかりにその身を預けるのだろう。……というか、一人称を私から僕に変えるあたり狙っているのだとも思う。
ヒュラスをギュッと抱きしめて、頭を何度か撫でて────
「んーん、君を抱くつもりはないから。先にお風呂入りたいな!」
「わかりました。ご飯温めておきますので、ごゆっくり」
本日の献立は日本の郷土料理「煮物」と「納豆」と「味噌汁」だ。日本が開催地なのもあって必然と触れる機会が多い。……自分は、納豆が食べれる外国人だったらしい。
「─────マスターも奇妙なお方です。男色を好まれているのに、私に手をつけないのですから。私という人間は、容貌故に不幸にあった英雄であるほどですよ?」
「ばっか言わないでくれよ。俺が付き合いたい、抱きたい、抱かれたいって思うのはちゃんと『その意思がある』奴だけさ。それこそ、ナンパだって交際だって相手に受けられなかったら大人しく引き下がる紳士だぜ?」
「………私にアプローチの一つもかける様子が見られませんが?」
「当たり前じゃん?確かに君はとっても素敵だ。俺のドストライクな見た目だし、ぜひお近づきになりたい。彼氏にしたい。デートしたいよ?
………けどさ、『一切その気がない』子にそんな誘いかけないよ。人の気持ちがわからない男は嫌われるぜ?」
「僕は……別に。というか、最初の頃と様子違いません?クールとか、暗かったのが、明るくなったというか……」
「あれ仕事モードな!こっちが素だよ?……ダメダメ。君はむっっちゃ可愛いんだぞ?そんで、今はもう君を逃さなかったニンフ達はもういない。自身の幸福ぐらい、追い求めなきゃ!」
「………忘れましたよ、そんなこと」「………痛ぅ、ヘマしたな、これ……」
リュミルの腹部がかなり抉られている。……治癒を施さねば助からないだろうが、そこまでの治癒を施すことは今のリュミルにはできない。
「マスター、どうされ……!?大丈夫、ですか?」
「んー……無理っぽい。多分死ぬ。………ごめんな、無理やり君を生かしちゃったのにこんなことになって。君の願い、叶えてあげたかったんだけど」
最後までヒュラスを思いながらへらりと優しく笑うリュミル。………その顔を見てしまえば、ヒュラスとしても動かしかなく。
「大人しくしててくださいね」「え、何を────んむ!?」
────マスターに向けた甘いキス。『空色の接吻』のスキルをヒュラスは自ら行使した。その結果、ニンフお手製の溢れ出した大量の癒しの水がリュミルを癒していく。
「あ……えっと……もっと、自分の身体は大切にしないとダメだよ、ヒュラス君。君なんて、自分からキスするのは不本意だろう?もう何も愛さないっていうのが君のスタンス─────」
「違いますよ。……というか変えました。誰のせいだと思ってるんですか?
………あなたのせいでこうなった、あなたにならキスをしてまで救ってあげても良いって言ってるんです。だから大人しく癒してまた僕を可愛がってください」
「あ……うん、わかった。それが君が望むなら、だけど。……他に、したいこととかある?」
「あの、ですね………。…………取り敢えず、もうちょっと私にアプローチかけてください。私を落とす努力をしてください」
「う、うん……わかった。てかそれじゃつまり俺のことが───」
「親愛の意です。もっと近づきたいならそれ相応の努力をしてください。ヘラクレス様みたいに」「……うっす」
こんな感じで「根暗を装った明るさ満点男喰いの美青年」×「二度と恋しない系美少年」がリュミル&ヒュラスのコンビでござる……ガッツリ薔薇するかライトかは未定でござる……参加する奴の面子でも決まるでござる……そういえばサラッと出てましたがドミニクさんは宝具と合わせてこれが初登場です
>>224
そうですね!お願いします!王道問答か……私が即興で書くと行き当たりばったりになりそうで怖いなぁ。
取り敢えず続きを投稿
短いですけど>>227
書いた後に気付くのは悲しいよね……。
私は書いた後に「あれ、こうしたらもっと完結して矛盾も無くなるんじゃね?」となってショックを受ける事が度々。王道……かぁ……うちの王様達であえて短文で表すなら……
バロール
「王とは責任の全てを背負い、例え世界の全てを、事の善悪を敵に回したとしても己が民の幸福を、己に課された使命を守るものである。……例え、父を殺し、娘に『孫殺し』と罵られ、神々を敵に回そうともな」
クルサースパ
「王とは、民に安息と平和の光を、希望を齎すものである。外敵を打ち倒すのは俺の役目だ。善なる人に幸福あれ。………ま、王になったのはこの霊基よりも後の俺だけど」
隠神刑部
「王とは……うん、泥水をすすろうと、王の地位を失おうと、最後の最後まで「民の幸福の存続」を自分に出来る限りの手段で護り続けるもののこと!諦めるのは愚者じゃよ、愚者!」
リンドヴルム
「王とは、か………若輩ながらも言わせていただくと、俺は『民を導く強い光なのではなく、苦悩や喜びを重ね、民と手綱を並べて歩く者』が理想の王だ」>>228
遅れてすみません、投稿しました。聖杯問答のとき、うちの子は
ネブカドネザル二世「やがて人類世界は滅びを迎える。その時、王とは文明の主として、宇宙に生きた証を示さなければならない」
トトメス三世「王とは原始時代から強者の事。強き者は弱きを守り、弱きは強きを支える。そういうものだ」
というのをやりたかったな…休日出勤…
ちなみにネッブの思想元は∀ガンダムだったりする。
「太陽が消滅するときには、人類という命は失われる。が、その失われる人類の存在は、輝きとして悠久の刻を越えて、他の生命体が感知するのだから、それで良しとできないのか?
光に乗ったデータは、一千億光年の彼方の生命体に、我らの存在を伝えてくれる。そして、我らの生き生きとした輝きに、感動してくれるだろう。
光は、この太陽系の、この地球の、この大陸の、この島の、この町の、この家のデータを選別することなく、一千億年の彼方に伝えてくれるのだ。
この場(フィールド)という形状が、我らの記憶を伝えてくれる。
故に、命を輝かそう。
(「ディアナがナノマシンによる老化防止を拒否した理由」より抜粋 ニュータイプ100%コレクションより)弊陣営、王様系サーヴァントが少なくて話に加わりにくい悲しみ
てなわけでなけなしの王様サーヴァントからの意見を投下
・ウィリアム一世
「王ってのは追い求める奴じゃねえといけねえ。無欲な施政、慎ましい統治、ああそれも結構さ。だがな――王が欲を見せなくなったら、そいつは国の衰退と何が違う? 俺ァ道半ばどころか始めも始めで倒れちまったが、だからこそ今でも変わらず求め続けるのさ」ルイ=デュードネ
「王とは太陽である。時に眩い光にて民草を照らし、時に苛烈なる熱波で燃やし尽くす。時には陽炎を生み、偽りの幸福を与えることもあろう。王は民草全ての持つ可能性の光を映し出す鏡。一つ一つ小さな種火であれど収斂すれば太陽にも等しいだろう。我(フランス)が謳歌する統治は即ち、民草に秘められた可能性の総量によってもたらされたものと言えよう。我(フランス)が強き仏蘭西(ワタシ)である限り、民もまた強き民なのだ」
リブシェ「王ね……正直言ってよく分からないわね。だってそうでしょう?私は生まれながらにして王なのだから。何故、歩き、食べ、呼吸し、快楽を貪るのかと人に問い質すようなものよ。……まぁ、強いて言うなら万物を俯瞰する裁定者。決められた役割(ロール)を回す為の歯車、と行ったところかしら。所詮は星の運営の使い走りに過ぎないわ……あの男は違っただろうけど」>>236
へーいかきました。続きお願いしますぜ!うーん、どんなに急いでも2時間では満足に進まないと思いますし、ディックさんには申し訳ありませんが、今日のところは諦めます。
また今度機会があればお願いしますーではではウチからも……こういう時にリデルフを王様扱いしてもいいのかなぁ
サラディン
「え、王様? いやぁ俺は結局成り行きだけの王様だから。俺なんかよりリチャードやボードワンの方がよっぽど『らしい』よ」
「それにホラ、守る民がいないのに王を名乗るのもおかしな話だろ?」
リデルフ
「いいからマーリンよこせマーリン」プトレマイオス以外の王たちの王道もちゃんと文章化できるように考えておかなければ。結局何が言いたいの?となったら目も当てられない。
>>248
ルパンダイブはちょっとギャグ味が強すぎますが未開封のお酒を手に取って持参した器に注ぐとかね。それで「飲むなら話に混ざれ」と言われて「私そういうのもう関係ないので」と言う感じでどうでしょう?>>251
ああ確かにそうとも取れますね。そうなると次は謙信ちゃんの番ってなった時に話す事ないと言ってじゃあ何故来た?からのお酒が飲めると聞いて、とかですかね。どの道美味しいです。>>259
Wikiの自分の項目を整理しました
本戦スレで王様トーク中
うちから出てるのは彼→https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/トゥト・アンク・アメン>>261
完全に同性愛者で女子に性欲が湧いたことがただの一つもないリュミルからしてみれば「人の域を超えているヤバい奴らが彼氏/夫を取られたのでその間男に詰め寄っている構図」になる……
夢なのか、夢じゃないのか、どっちなんでしょうね……>>259
聖杯問答実施
私が参加させたのは→https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/プトレマイオス1世
私も礼装凸れない!聖杯問答終わりましたか……………
今回で黎利のキャラが定まりました
プトレマイオスさん申し訳ないっす……………
王様問答の感想、是非ともください!聖杯?王道問答、即興でこうも会話の流れが成り立つのは上手いっす。エミュが上手くていいなー!
自分はエミュが下手なので自キャラ主観でごり押しする型の人間なので憧れる形だ>>273
「あ? 今日の酒はこれっぽっちか。やけにしけてんな」
食堂に現れた開拓の巨人、ポール・バニヤンが冷蔵庫を覗き込んで悪態をつく。
「あー……今日はね。Aルームで王様3人が酒盛りしてるから」
冷蔵庫の資材管理を受け持っている人類最後のマスター、冬馬翼が少しだけ困ったようにそう答えた。
「へー……王様ってのは暇人なんだなあ」
冷蔵庫の奥で見つけた缶チューハイのロング缶5本を片手で掴んだバニヤンが食卓につく。それと入れ違いで、食堂の奥から上杉謙信が飛んできた。
「酒盛りですか! 酒盛りですね! Aルームですか! 情報感謝します!」
スキップを交えながら高速でAルームに向かう謙信。
翼がふと机に目をやると、謙信が座っていたらしき場所に、空になった1カップ酒が転がっていた。
みたいなね>>273
大嶽丸とかエルルーンあたりと呑んで騒いで、ダレイオスに怒られて叩き出されたあと誰かに酒宴やってるぞと唆されたかもしれない。
あと謙信の呼び方を不識庵にしちゃってましたが大丈夫でしたか?こっちで彼女を呼ぶほうがらしいキャラクターだったんです。
>>271
聖杯戦争だとさらに伸びると思います。やはり最初に着地点をアバウトにでも決めないと時間切れになりますね。
アンクは意外と笑い上戸で短い治世ですがノブリスオブリージュをまっとうしようとしていた辺り、かなり働き者の王みたいだと思いました。
>>272
プトレマイオスの酷評で怒られるかと思いましたがあれで大丈夫でしたか?やっぱり相性悪い王様っているのは原作でもわかってたことなので、みんな仲良し~じゃいたたげないと思い、相性悪い彼女には辛めなコメントを彼にはしてもらいました。
元々、プトレマイオスは嫌ったり苦手だったりする相手には毒舌家なのであれくらい言っちゃう人です。アンティノゴスたち他のディアドコイへの悪口も、最初はもっと多かったくらいですから。そういえばなんか一人だけお土産持ってきたのはクレオパトラのご先祖らしく気遣いできる人っぽさを出せたらなと思って加えてましたが、成功していましたか?
>>276
相性悪いのは全然気にしませんぜ彼女。どっちにしろ叛するかもしれんしそんなん気にしません
書いてみたら彼女まじ危ないやつになったので石器時代は的を得ていました>>260
あら、コレは失敬。勘違いしてました(イルサン)。
貰ったアイデアで作ったキャラ(主にマスター)はちゃんと残してますよ?
まぁ今ウッフェの使い所に悩んでて「橘さんに会いたい…」と思ってたりしますが。最近見てないのもあって。
消す場合って出番がどうこう、ってよりはサーヴァントとして成立しにくい、って言われた場合(紅孩児、アラン・スミシー、いばら姫、など)と“作りたいから作った”場合、だし…。>>279
アンクを元に掌編SSを書いたり、頭のなかで話し方を構想するしかないですね。動かしかたがわからないあるいは自信がないキャラクターはいますが、プトレマイオスは割りとわかりやすいキャラクターでした。かんそーう。
やっぱりそれぞれの哲学?とか信念、みたいなのがわかりやすかった感じですね。其々もいい感じに主張しあってましたし。
金田くん結構疲れそうだと思った(。>>279
でも王様らしい王様で良かったと思います。我欲で動いている黎利とは全然違いますね>>283
金田と黎利は根底にある我欲を突き通す精神が似ているので相性抜群です>>287
ええですよ聖杯問答お疲れさまでした
…参加できなかったのがちょっとだけ寂しい
今後もこういう企画が発生したら積極的に参加していきたいです
王道に限らず、それぞれの共通する話題で問答とかやってみたい
とりあえず感想としては
・アンク様まさに太陽
・プトレマイオス1世、シンプルイズベスト
・黎利さんマジゲリラ
所見ですが、こんな感じでしたあのぅ、流れ切る感じになって悪いとは思うのですが、私作キャラクターが一人も出ていないパートを書いて不安になってるので、ちょっと見てもらっても大丈夫ですか?時系列的にはこの間上げた世界観説明
のやつと同じで開始前の設定補足用です>>290
よか!では貼ります
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「ライダーとそのマスター!––––聖杯まで走りなさい。ここは、私が」
「ちょっと、一人じゃ無理に決まって……アーチャー!」
体を翻し駆け出そうとする長い黒髪の女性……アーチャーの腕を、エルルーンが掴んで止める。
アーチャーは自分の腕を掴む手を離しながら、静かに微笑んだ。
「ええ、この場を一人で切り抜けるのは、不可能でしょう。ですが、それは全員揃っていても同じこと。あなたもあなたのマスターも、そして私のマスターも既に満身創痍。このまま逃げたところで全員が斃れておしまいです」
「でも––––」
「私がここで足止めをします。上手くいけばランサーを打倒せしめるでしょう。」
「だって、それじゃあ–––」
「何を戸惑っているのです。一時は同盟を組んだとはいえ、もとより我らは敵同士!」アーチャーが、「いかに止められようとも意思は決まっている」と言わんばかりに声を張る。「方策は立ててあります。ですが、それを実行するには近辺に味方がいないほうが都合がいい。情に流され判断を誤ってどうするのです!」
途中からの台詞は俺にも向けられているものなのだろう。返す言葉も浮かばないまま、自分が両腕に抱えたままにしているアーチャーのマスターを見下ろす。……まだ10歳にもならない子供。今は、腕の中でスヤスヤと眠っていた。
「………ハァ……自分の願いもあるというのに、神霊に特攻を仕掛けるだなんて……もしあいつが見てたら、また馬鹿呼ばわりされるわね……」力を抜き小さく呟いたアーチャーの気配が、一拍置いて戦場に赴く戦士のそれに切り替わるのを感じた。
「……間久部理仁。…………マスターを、頼みましたよ」
押し黙ってしまった俺の方を見やり、優しい声をかける。それきり、アーチャーは一度も振り返らずに駆けて行った。>>292
***
目の前に見えているそれは、この京都で起こった聖杯戦争における「万能の願望機」。
それがちょうど正面に見える位置の壁際にアーチャーのマスターを横たえ、自分も横に座った。遠くの方に聞こえていた爆音が収まってしばらくして、警戒していたエルルーンも戻ってきてその場に座り込む。
「ランサーのものも……アーチャーのものも、もう気配は感じない。………アーチャー、上手くやったみたいね。」
「そう、みたいだな」
「もしかして、これって私たちの優勝ってことかしら」
「……生き残るのに必死だっただけだけどな。俺なんか––––」
「それでも、最後に残った以上は勝ち。あんま卑屈になっても意味ないわよ?」
そう言うなり、おもむろに立ち上がり、くるくると回ってからこちらを振り返る。
「つまり、この聖杯はあなたのもの。作った魔術師たちも死んじゃったんだもの。誰も文句は言わない」
「………」
「…………ねえ、理仁。あなたは、何を望むの?」
問いかけるその瞳は、何かを待つような期待と不安に揺れているように見える。
あぁ、そうだ、俺は彼女が何を待っているのか知っている。
唾を飲み込む。喉がざらつく。舌が今にももつれそうだ。自分の心臓の音が聞こえてくる。「勘違いかもしれない」と思う自分の一部はしっかりと心の奥底に閉じ込めて、口を開いた。
「エルルーン。俺は、お前が––––––」>>293
***
「んん…………える、るーん………おれ、は……………」
「起きなさいって、言ってる………でしょ!」
「………ぐへぇ!?」
腹部に走った強烈な衝撃で、はっきりと目が覚めた。
「……夢の中でまでママといちゃつくのはいいんだけどさ。ここに思春期の娘がいるって事も忘れないでよね」
そう言いながら両手で枕をボフボフと鳴らしているのは、間久部フランティナ。今しがた、眠っている父親の腹部を枕で殴打したと思われる娘である。
「折角ママが当ててくれた『Yグランドホテルファミリースイート・ビュッフェ付き』なのに、朝ごはんの予約時間に寝過ごしちゃったら全部パァよ、パァ!ママもさっき起こして今身支度させてるところだから!はい!さっさと起きる!」
掛け布団を引き剥がされて、いつの間にか一式揃えられた着替えを手渡された。
(とりあえず、まず顔洗うか……)
そう考えながら起きあがったところで、一つの疑問に行き当たった。
(そういえば、なんで今あの時の夢なんて見るんだ?)
腐れネガティブ野郎特有の考えすぎであれば、一番いいが……
「嫌な、予感がする」白雪姫「王とは民に寄り添うもの。民を守り、民と共に生き、民と共に死ぬ。それが私の王道だ」
ヴィクトリア「王とは民の幸福を祈るもの。民に安寧を、祖国に繁栄を。それが私の王道だとも」
アンク「王とは民に背を見せるもの。常に民の前にあり、その背後にある民と国を全霊をもって守り抜く。それが余(オレ)の王道だ」
うちの三王の王道はこんな感じですかね
いずれも人々のことを第一に考えてるのは同じですねえんだああああいやああああ!!!!
>>297
うぃるおうるうぇいずらあぶゆうううぅぅうううああああルピア「……大変でしたよ、お宅のエルルーンと一緒にアイツに職を見つけるのは。というかエルルーンの戸籍を作ったりしたのも私がやりましたよ」
拝「ライダーのあの子の原初のルーンは宴会用だからなぁ……世話をかけました」
ルピア「ま、こちらもあたふたするあの二人を見てそれなりに楽しかったですし。………それより、なんか嫌な予感しません?」
拝「嫌な予感……?純人間肉体な私にはちょっとわかんない……」
ルピア「……遠い地から溢れ漂う終末感。北欧絡みだったりして」
拝「ハァ!!!??!??kwsk!!!??」
ルピア「うるせぇ!」
こんな会話があったかもしれない……?いや、アーチャーのマスターが誰とか知りませんが
てか神霊!?だって西行さんの人間的感性が幸せになれるエンドって極論言えば
***
とてもだいじなともだち「もうなんか無理そうだから全部うっちゃって一緒にどこまでも逃避行しようか♡」(心中しようか♡でも可)
西行さん「いいよぉ♡」
***
しかないんだから私には真っ当な方法で幸せにしてあげるの無理だよぉ……むしろこの世の摂理に従えば曇るのが普通なんだよぅ…………私は悪くないんだよぅ……
>>299
残り三騎になったところで神霊級のランサーがガチ神霊レベルにメガシンカしたので、アーチャーの宝具のだいばくはつに付いている神性特攻が通ったのですよ
召喚されたサーヴァントで世界がやばくなるような聖杯戦争はこの世界線では稀によくある現象>>301
あいつは神性特攻特防持ちだから……頑張れば火力でごり押せますが()>>307
幼少期のあれこれのせいで好意の持ち方が「種類とか区別つけず0か1億」しかなくなってるけぇ重い重い
恐らく自分のルーツとか知って心の声が大きくなって以降は、表舞台の近くで人間と関わって「友情」が芽生えるぐらい好きになる(最終的にあいてはしぬ)とかもう辛いし御免被りたい方の気持ちが強いんじゃないですかねなんか色々と遅れた希ガス。三連三振産業。
王道問答を登録しました。エミュがおかしい、誤字脱字があるなどありましたら修正お願いします。
王様以外ならばワルキューレ同士とかギリシャ神話繋がりとかで問答を作るのも面白いかもしれませんね。北米GOの終局特異点を考えてたら女3人による痴話喧嘩が始まっていた件について
ついでに眼鏡でも加えようかしら?(最近眼鏡属性に目覚めた人)
>>323
男性だとエドワードがプレッピースタイル、オズボーンは画像みたいな高級スーツなイメージですね。サーヴァントでもこの二人は特にお洒落な設定です。サーヴァントの性能とか動かし方で誰かとやるssはあるけど、マスターの色々も確かめてみたいな……
>>328
このあいだの問答みたくいいですね多分連作になるしどっか一つのページにまとめようかな……タイトルどうしよ
ちなみに裏設定的には、京都聖杯戦争でアーチャーのマスターだった人は、アーチャーを召喚できて子供らしく調子に乗ったところ目をつけられて家にいない間に両親を惨殺されました。が、その姿にかつて自分が守ろうとした人を少し重ねたアーチャーに支えられて「これ以上こんなことが起こらないように戦う」って考えて聖杯戦争に本格参加したという設定を想定しているよ。
戦後は身寄りがなくなって養護施設に入ったけど、どこからともなくやってきた何故かやたらと親身な黒髪ロングのあしながおじさんが色々教えて支援してくれて、今は反聖杯戦争組織の一部隊長として呪術剣使いをしているよ。
ちなみに彼は間久部理仁とエルルーンの二人を恩人だと思っているけど、思い出される姿は300パーセントぐらい美化されてるので本人が彼の思う恩人像聞いたら十中八九頭を抱えるよ
>>311
ええで
>>313
(よかった……)あとは霊脈や希少触媒の奪い合い(政争タイプと魔術的実力行使)とかオーディション(考え方とか資金源の描写)とかかな?
単発リレーに向きそうなの。>>325
ありがとうございます……!
そして、思いつきました……!悩むならば、全部混ぜちゃえばいい。足し算すればいい、と(お目目グルグル)それがこちらになります!
『ながくつをはいたねこ(プス・イン・ブーツ)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~22 最大捕捉:22人
「これは、無銘なる忠義の猫の物語。さあさあ、悪鬼も欺く口先八丁をとくとご覧あれ。
――――――あっち向いてにゃん、こっち向いてにゃん!」
という口上から始まる宝具。宝具クラスまで昇華・具現化した、アサシンの諜報技術。
精神耐性スキルを持った者、あるいは人語を理解できない者には効かないが、それ以外ならば一般人はおろかマスターやサーヴァントも対象に入ってしまう。
宝具を発動したアサシンを見ても、気配そのものを敵対者だと感じなくなったり、彼がどう動こうが違和感や警戒心を持つことが出来なくなる。
敵兵「む、そこにいるのは誰だ!!」 アサシン「にゃんにゃん♪」 敵兵「なんだ猫か。」
また、相手の思考回路を強制的に操作し、アサシンの命令に従うようにさせることも可能。ただし、対象が実行不可能な要求や対象の損害が激しい指示、命令したい人数が増えれば増えるほど、判定難易度は上昇していく。
アサシン「今見たことは忘れなさい!」 対象「ハイ、オオセノママニ。」
アサシン「聖杯をとってこい!」 対象「む、無理に決まっているだろう!?」>>344
おねがいしまーす!こちらのペアは、
魯智深(ろちしん)
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E9%AD%AF%E6%99%BA%E6%B7%B1%28%E3%82%8D%E3%81%A1%E3%81%97%E3%82%93%29
と、登録を消してしまったのですが、下記キャラクターのペアで行きたいです。いいでしょうか?>>347
安道由子(あんどう ゆうこ)
【性別・年齢】女性・23才
【身長・体重】157 cm・(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
【国籍・出身】日本・関東
【所属・役職】なし
【属性】混沌・善
【趣味・特技】創作料理・水泳
【好きなもの】麻婆春雨
【嫌いなもの】肉の脂身、面倒なこと
【起源(補足】繋ぐ
【解説】
(人物)
江戸時代より続く魔術師の家系、安道家8代目当主。
凛とした空気を纏っており、理知的で、いかにも優等生然とした容姿の女性。
しかし、その実態はかなり大雑把。
世の中の全てを「拳で曲がるもの」と「曲がらないもの」のどちらかに大別して考えており、「曲がらないもの」を扱うのは大層嫌がる。
緻密な作業は向かない反面、効率的に物事を運ぶことに長けており、また複数のタスクを同時にこなすのが得意。部屋を散らかしても書類がなくならないタイプ。
面倒くさがりであるが義理堅く、一度やると決めた物事は何があってもやり通す。
魔術研究も、代々受け継いできたという誇りと責任感を持って取り組んでいる。>>348
(安道家)
動乱の中、様々な権力者のもとで祈祷や反乱の抑止を担っていた家系。
最終的には後北条家に仕えることとなる。
それ以降は、表面上は魔術の名家として重用されながらも、半ば片田舎に閉ざされるようにして代を重ねてきた。
初代が西洋より渡ってきた魔術師であったため、(独自の発展を遂げているものの)魔術回路と魔術刻印を基盤とした魔術を行使する。
使用する魔術
【系統・代数】水紋魔術・8代目
【属性・編成】水・正常
【魔力量・質】A・C
【解説(能力】
与えた魔術的・物理的効果を、魔力が続く限り重ね増幅させ続ける。
雨垂れが石を穿つように、時間はかかるものの小さな力でも最終的に大きな効果を得られる魔術。
物理的な力を例に挙げて言えば、女性の細腕であっても鉄骨を曲げられるほどにブーストできる反面、一度与えた力の種類や方向性を変えることはできず、一度解除しなくてはならない。
概念的な水紋を仮想展開して発動するために付けられた魔術名であり、実物の水に関係するわけではない。
安道一族は、人類が最終的に至る場所こそが根源であると考え、その方向へ向かって抑止に見つからない小さな力を重ねることで根源へと至ろうとした。
安道由子は、これに体術や基本的な魔術を組み合わせて戦闘を行う。>>349
実は登録内に短編で使えるようなまともなマスターがいなかったのん・・・・・・>>345
またよろしくお願いしまーす!>>360
採用嬉しいです。どうぞー!>>362
了解です。また少々お待ちください>>358
フィルニースは京介君が接続して「礼装」として扱うことで真価を発揮する呪物兼使い魔兼礼装
テリアルは大本が「×××」な千年級の神秘を帯びた決着術式
いやー胸が熱くなりますね!……というか、うちの若女将本気出していいんです?
ディアのやつ貼ります
『祓えの琴』
脈動する蔦が絡んだ絶え間なく聖水が弦として循環するハープ。神道における鳴弦の儀など、その他「魔を遠ざける」要素を組み込んでおり、対霊や対呪に特化した旋律や魔術防壁を張ることもできる。その構造は常に水が流れ穢れを祓う『清浄、流転』と地に満ちる穢れ(生命)を美しさに変える『開花』の恩恵。
『転じの飴』
飴とは名がついているが、その実は砂糖と宝石を基に作り上げられた食べられない宝石のような飴のような礼装。口に含めばそれなりに甘い。様々な意匠が施されている。
各色様々な色があるが、それはカバラにおける『生命の樹』に対応する色であり、太陽系に対応する色でもあり、施された意匠はどれも『治癒、進化』を象徴するシンボルである。
決まった順に並べて行使をすることにより、普段から砂糖という大地の恩恵を通じて周囲のマナをゆっくりと吸収していた飴が魔術を発動する。それは生命の樹に記されるように一時的に生物のランクをアップ(強化)するものであり、魔力は流転し回り続け、治癒魔術を施す。これを使えば対象の強化や治癒の詠唱が二小節で済むなど便利な一品。『天使の譜、妖精の恋』
かつて、古きアルフォンソ家に神域の天才が存在した。彼は陰ながらも様々な貴族に対して自身の白魔術を施し、栄華の助けをしたという。
その天才は、ついには自身の力を行使し妖精─────『精霊』の域ではないにせよ、それに近しかった妖精を己が支配下に置ききった。
精霊ほどの存在規格を持った存在は人間に知覚できる。しかし、そうでないならば、その規格を満たさぬ妖精なれば何かしらの方法でなければ見ることは叶わない。妖精という存在は『指向性の薄い力(意志)』とも言えるだろう。
よって、魔術世界ではベターな手法である『指向性を持たない力に天使の形を与える』という行為を行った。『天使』『精霊』という力を借りる白魔術であるからこそ為せた技でもあるのだろう。
本来、妖精に類するものを手中に収めることは並大抵の魔術師では不可能どころか主従が逆転してしまうほど困難であるが………それをこの天才は成功させた。
………が、やはり元が使役が困難である存在だったためか。創造されてからも命に従って起動することは創造主以外になく────それを、?ディアが成功させた。
普段は姿が見えず、霊視などのあり得ざるものを見る力があってこそ見えるもの。その姿は女神像、天使像、精霊像そのもの。様々な像が重なり合っているようで、見るものによって視覚に映るそれは変わる。
一度顕現すれば、ディアの比ではないほどの治癒や強化の他、対呪対霊死人否定の光の攻撃を振りまく。欠点として、サーヴァントの戦闘ほどの魔力を取るため、サーヴァントとの戦闘同時使役は寿命が縮むことを覚悟するほどだということ。
ここまで書いておわかりだろうか、この子にはまともな戦闘力がないということに……!
という訳で私は不湯花VS京介君を推したい。推したいけど不湯花強いで……?投稿しました。本戦まで行かない可能性もあったので、こんなところで。
続きお願いしまーす。改めて読み返すとアレですね、もう少し戦闘シーンを膨らませたかった……
時間の関係でなかなか詰められない部分が出てしまいますねぇ人がいない……今ならマリー・アントワネットの限界オタク投げてもバレへんやろ……
【CLASS】キャスター
【真名】ドミニク・ヴィヴィアン
【出典】史実・フランス
【性別】男(内面)/女(外見)
【身長・体重】160cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】
筋力E 耐久E 敏捷D+ 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。“宮殿”を作成可能。
道具作成:B
魔力を宿した道具を作り上げる。>>373
【宝具】
『喝采せよ、美は全ての民に開かれり(ミュゼ・ド・ルーヴル)』
ランク:E〜B++ 種別:対人宝具 レンジ:1〜50
最大補足:500人
キャスターが設立したルーブル美術館に繋がる鍵。
真作のモナ・リザ、民衆を導く自由の女神、ロゼッタ・ストーン、死者の書、ハンムラビ法典、ミロのヴィーナス、シャー・ナメーの原本、その他古今東西、あらゆる国の芸術品が揃う。
ナポレオンの愛したブランデー、マリー・アントワネットの首飾り、トリスタンの愛弓のレプリカ、デオン・ド・ボーモンの細剣(レイピア)、ジェヴォーダンの獣を撃ち殺したライフルなどフランスの偉人にまつわる品々も存在。
過去・現在、そして未来に至るまで全ての美術品・芸術品を有するルーブルの宝物庫、それがキャスターの宝具である。
また、美術館という性質を持つために敵対したサーヴァントの宝具を奪うことも可能。
美術学、考古学的に価値のある宝具であればあるほど奪いやすくなる。
ただしキャスターは所有者ではなく管理者であるため真名解放は不可能。
【Weapon】
『喝采せよ、美は全ての民に開かれり』で取り出した芸術品>>375
【解説】
18世紀〜19世紀の人物。
美術史家、エジプト学者、外交官、旅行作家、漫画家、考古学者、画家、政治家、アクアフォートリストなど様々な顔を持つが、最も有名なのはルーブル美術館の初代館長という肩書きだろう。
ナポレオン、ルイ16世とも交流があり、特にルイ16世は彼を目にかけていた。
ルイ16世の命を受けてサンクトペテルブルク、スイス、スウェーデン、ナポリなど複数の国・地域を巡り、その中で美術に目覚めやがて自分でも絵画や彫刻を始めるようになった。
後にナポレオンと出会い彼のエジプト遠征に同行。
以降は古代エジプトのモニュメント、引いてはエジプト史の研究に勤しみ、彼はエジプト考古学に大きな名を残している。
その後個人的にエジプトに留学。1000枚を超える遺跡のスケッチを残した。
帰国後はルーブル美術館の館長となり、フランスの芸術発展に大きな影響を与えた。>>377
【人物】
ローズ・ベルタン作のドレスを纏う美少女。
少女らしい愛らしさと外見通りの気品を併せ持つ貴婦人。
基本的には淑やかで可憐だが、アウトドアが好きなどアグレッシブな一面も持つ。
学者らしく探究心が強く好奇心旺盛。
気になったことはなんでも解明しないと気が済まず、やや天然の気がある性格。
弁才豊かで、演説をしたら右に出るものはいないとされる才媛。
一見容姿通りの女性に見えるが性別は男性である。
マリー・アントワネットを敬愛しており、その外見もマリーに酷似したもの。
振る舞いは「マリーの容姿に相応しいもの」を演じているだけである。
英霊となった時に「私はこれから未来永劫変わらぬ己を手に入れる。すなわちそれに恥じない不変の美を手に入れなければならない……不変の美などマリー・アントワネット王妃以外にあるまい」と思ったことで現在の容姿になっている。
それほどまでに彼女を深く愛しているが、恩人であるルイ16世の妻であるためその恋心は死ぬまで誰にも明らかにしなかった……と本人は思っていたが、当の16世とマリーには見透かされていた。
しかしその才覚と恋をしても隠しきろうとする忠義を買われ黙認されていた。
マリーという稀代の王妃と同じ国に生まれたことを心の底から誇りに思っており、彼女と同じくフランスという国を愛している。
芸術全般に精通した天才ではあるが「この世で1番美しいものがマリー・アントワネット」と断言する、断言してしまう紛れもない変人。
何かにつけて「〇〇は美しいわ。私ほどではないけれど」と発言するが、ここでの私はマリー・アントワネットと同義である。>>378
イメージカラー:硝子
趣味:芸術
特技:芸術、マリー・アントワネット
好きな物:マリー・アントワネット、フランス、芸術
苦手な物:革命
天敵:処刑人
髪の色:白銀
瞳の色:水色
肌の色:純白
【セリフ例】
「キャスター・。ドミニク・ヴィヴィアン。気軽にドミニクちゃんと呼んでちょうだい。さぁ、それじゃあ一緒に……ヴィヴ・ラ・フラーンス♪」
「ねえマスター。たまには外に出かけましょうよ。私、お外も好きよ?」
「貴方がロベスピエール……そう。ベルタンに感謝することね。もしこのドレスに手袋があったら迷わず投げつけていたでしょうから」マクシリミアン・ロベスピエールに対して
「ペロー! ペローがいらっしゃるの? ええ、私、彼の書く話は好きよ。私の博物館にも彼の作品はあるもの」シャルル・ペローに対して
「麗しの王妃……ああ、なんとも痛ましい……ああ……それでも貴女は美しい……踏んでください……」マリー・アントワネット・オルタに対して
「あら! ムッシュ・ポナパルト! 久しぶりね! 私よ私、ドミニクよ! 貴方と一緒にエジプトに行ったでしょ?」ナポレオンに対して>>379
以上です
前々から話してて王様問答でもちょっとだけ顔出しさせてもらったドミニクさんになります(なんでまた作ってんの…)
(個人SSで出すキャラ……というか既にWikiに登録されている作品にも出ているキャラすらも投下出来ないならここで創作する意味が無いんですけど……)
自分のキャラクターのページを更新しました。文章がへんなところの修正や、好きなものや好みのファッションの追加をしました。
>>380
本選スレで私とガイさんが聖杯戦争してます!今回はちゃんと「個人ssで登場するキャラ」と前々から言われてるのにそれを「なんで作ってんの?」とかいうのはちょっと違うと思います……
>>388
タイミングが悪かったですかね……というか私リレー以外はしばらく特異点SSに専念するつもりだしそこで既に出したキャラしか作るつもりないので名無しさんにはそれで許して欲しいのだわ……(本戦見る)
……うん、まあ。うん。神獣クラスなんてサーヴァント一騎でまともに相手するもんじゃないですよね、うん。当たり前と言えば当たり前である本来より大幅に強化されたケツァルコアトルスが幻獣と神獣の間ぐらいらしいからね……
ネームバリューで多少ティラノが格上だとしても、ケツ姐とヘンリーの神秘の差を鑑みて幻獣ってのが落とし所かなってしかし俺、あんまりタイプムーンについて詳しくねぇなぁ…、「なんかコレ違うよ!」みたいな設定してる場合とかあれば教えてネ!
>>405
ええですええです
「また作ってる……」かどうかはSSで証明します>>411
なんで火に油を注ぐのかが分からない
私のレス読んでます?>>383
そう易々と使ってくれる訳ではないですねそれは。
でしたらやっぱりシミュレーションでやり合う感じになりますかね。カルデアでなくてもそういった科学と魔術の融合をやってる施設みたいな所があればそちらでも。いや、真面目に「Wikiにも登場SSがあり、投稿時にもそのことを説明してて、つい先日も個人SSのキャラとして話題に出したキャラ」を投下して「作りすぎ・要自重」になるかが私には理解できません
ドミニクは「カルデアのダ・ヴィンチちゃんポジション」になるから投稿したわけですし、これは私に出来る最大限の自重です
本当に自重してないなら特異点SSで出たキャラ全員サーヴァントにしてますよ>>416
うふふ、やはりですか。…エッチくて素敵。主要人物の周りの人物はwiki登録がアウトだと胸が辛い…
ニューヨーク異聞帯のアグノラさんもリンドヴルムさんもそれがきっかけで載ってるキャラなので…逆にwikiに登録されていないアーチャーがまずい魯智深の酔拳とケーフェンヒラー君の出番が出せなかったのが心残りですね。
またいつか機会があれば(余裕ができるようなら・・・・・・)出してあげたいなあ>>431
分かってますですよ。そしてその気持ちも分かるってばよ。>>426
問題ないですよ、こっちからのそちら側の描写があまり入れられなくて申し訳なく思ったくらいです。
ありがとうございました。>>440
ヘンリーを見てるとうちの骨も案外いい線行くような気がしてきましたね>>435
んん……! 確かにダメージジーンズは持っていますが、「私服(しふく)」ですぞ!(アセアセ)議事録更新しました
が、文章量が予想以上にあるのでまた弄るかもしれません
こんなに書いてたんかワレェ!?>>452
あ、のれてない。ちょっと荒れてしまったけどあらためてドミニクさんの感想もらえると嬉しいです
うーん………Memorandum……Recollection………Shifted Reunion………Catalyst…うぅむ………
……だって縁召喚の「縁」って英語じゃFateじゃんよう!!ウワァン!!>>458
新たな出会いを芽吹かせる種、そしてそれを繋ぐ運命……その名もFate/Seed Dest(ここから先は読めない)あと黒鹿さんを見かけた時まで覚えてる自信がないので投げるだけ投げます
お蔵入り?練り直し?になったいばら姫自体は童話礼装で使い道があるなって思ったので調べ直してるんですが、グリム版だと悪い妖精は13番目の妖精って事になってましたよ!
自分はレムレムした主人公の夢に入門する為に…とか考えてます。たすけてアリス!>>470
実のところ黎利は普通の善人にするつもりでした。が、それだとあまりにつまらなかったので叛逆方面にシフトしたらああなりました……………
こんな筈じゃなかったのに>>468
失礼しました途中送信してしまいました。
保護色を使った恐竜もウィリアム・テルみたいな超一流の狩人や獣退治のプロフェッショナルのクーフーリン相手だとあっさり殺られるので、対人が専門だけれどなんだかんだで恐竜たちを対処できる魯智深のほうが上手でしたね。あっそうだ(唐突)
今夜誰か単発やりませんか?
昨日の魯智深見ていて埃かぶっていた黄飛鴻動かしたくなって……………>>474
即興で文章を書くので読み返すと説明不足や描写不足が目につきますね。登録したところを補完してみましょう。今から「長靴を履いたネコ(アサシン)」の登録し直しや、自分のページのレイアウト?に手をつけさせていただきます。
>>478
学園ssでもクリプター枠になってる私のとこのゲルトはどうです?
幼少期はアトラス院にいたので接点はまあある。そして望みは「生存」なので、穏やかな環境に一応合ってる。
再度、どうです?>>478
ブルート・シュペートブルグンダー
酒ばっか飲んでる感じ>>478
クリプター:ポルカ・ドラニコル&サーヴァント:サタン。とか。
どちらもエジプトで神聖視される事がある蛇の属性を持っており、ポルカは娯楽少なめでも人を性的および物理的に喰えれば割と満足。
危険なキャラですからキリシュタリアが(人物的に)放任する理由つけにもなります。
割とリンボと同タイプですからリンボ関係は堪えない可能性アリ(むしろ意気投合したりして)。
異聞の王にもレズ系絡みとかできるかも!?
サタンも穏やかなタイプですから、異聞帯にあってるかな、と。>>477
始める前は魯智深が恐竜を拳法でサイズ問わずブッ飛ばす、テラリンの李書文だったために書いてみると組み合わせを間違えたかと思いました。同じ軍勢でも小アイアスと彼の蟻頭兵団のようや人型ならもっと違ったかもしれませんね。再度書く
今夜誰か単発やりませんか?
昨日の魯智深見ていて埃かぶっていた黄飛鴻動かしたくなって……………>>488
マスターはどうしよう
出したいですか?私はどちらでも構いません>>494
じゃあカルデアのトレーニングルームにしましょうか
カルデアのトレーニングルームって個人的に映画「X-MEN」に出てくるトレーニングルームみたいなものと思ってますけど分かりますか?NYさん
8時から始めるでいいですか?こんばんはー。山星さんはいらっしゃいますかー?
>>497
反応遅れました。了解です>>503
ルーブル美術館ですもんね。
ルーブルは日本の美術館と違って、殆どの絵画がガラスケースの中に入っている……なんてことはないんですよ!写真も撮れるし、椅子を持ってきて、絵の前に座ってスケッチするのもok!
私が行った時には、画家の方がいたるところで絵画を模写していました。>>492
ホントですか!?
では現時点で俺以外にイラスト化の依頼が無ければ、ポルカさんのイラストをお願いします!
顔と(出来れば)ドレスのデザイン、いいでしょうか!?
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ポルカ・ドラニコル>>501
確かにそういった気心知れた相手との手合わせみたいな感じが妥当でしょうかね。些かフィルニースの殺傷能力が高い気もしますが。
お願いできますか?忙しいと言うより帰宅からの夕飯からのお風呂とかがあるのでという感じの意味ですので書いていただければその返信を考えたり出来るので。>>501
あ、京介のエミュのコツは何時も通り標準語で話そうとするあまり堅くなってる感じです。素は方言とかも面白いと思うのですがそうすると大鳳家の設定的に東鬨がどの辺りかとかを詰めないといけなくなるので…。>>496
ロゼッタストーンは大英博物館ですよ!ルーヴル美術館と言えばあのピラミッド。ドミニクそんはあれを落としたりできませんか?
>>517
もしかしたらマリア様が地下にいるかもしれない>>521
サロンド魔リーは自分が振り回される側なんだ…
オルタ化すると弄られキャラになる。みんな知って、知って……邪ンヌだけじゃねーか!黄飛鴻vs許仲琳 始めました!
NYさん続きお願いしますぜ!>>525
プリヤコラボでもヤられてましたねぇ、逆レ(イシフト)。>>535
許仲琳、一応区分としてはアンデルセンやシェイクスピアと同じ作家鯖なんですがね……()21時になりましたので、京介君とのssの話始めを本戦に投下させていただきました。さあ、頑張っていこうれ
>>535
シャンプー可愛いですよね。私は女体化らんま派でしたが
というかあの作品の業の深さようぇーい!私☆本☆格☆参☆戦
最近買ったお気に入りの座椅子に座って音楽かけながらゆーらゆら。あ、やべ。一日の疲れがドっと押し寄せて…
そんな貴方にストロングゼロ!(カシュッ
え、テンション高い?だって短期リレー楽しみだったから…。>>541
了解です。でしたらこの次は京介の反応を書いてきますね。あとエーテライトの決闘おじいちゃんは当代当主でしたね、まだ。間違えたことに謝罪をば
よくよく考えたら私宝貝のこと全然知らない……………
>>553
返信してきました。とりあえずまずはフェニ男のブレイブバードです。フェニ子は不湯花ちゃんからの反撃を防げるよう京介の近くで控えてます。林さん書いてると「もう自作のランサーはこいつだけでいいんじゃないかな」って気分になりますね……()
>>561
山星さんちょっと質問です。京介がこれからフィルニース起動するぜってしたら警戒しますか?とりあえずクソタイトルと一緒にページにまとめました
体調が戻ったら本文も見直して投稿します
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/Fate%252F%20MemoiRandom
拝さんとか野紀さんはぼちぼち追加します>>561
ちょっとセコいことしようと思ってましてね、闇の宝珠(指輪)見せながらフィルニースを起動する素振りを見せて警戒したところに目眩しをピカっとね。うちと山星さんのやつもWikiに登録して大丈夫かな……?なんて考えてたら「旧き蜘蛛は蚕と共に糸を紡ぐ」なるネタが浮かんだ
>>578
元ネタを拾えるものをうまく見つけないといけないのが難点ですね、これの>>584
まあ宝貝に関しては雷公鞭が木で火と関係あったのが一番の偶然としてめちゃくちゃ助かったことです>>580
うーん…
この中からだとデュマ辺りですかね
それ以外は全員神代勢ばかりでうちの面々には厳しい所
やっぱもっと神話とか調べとくんだったな…>>588
訂正:
息子→義息子なんか盛り上がってんなぁ……この時間帯は忙しくて混ざれない哀しみ。
申し訳ありません、突然に少し身内の問題が生じたことにより席を外してしまいました
ユージーンさんそれで大丈夫です
………いや本当に申し訳ない。明日にでも続きの開催を伸ばしていいぐらいなら伸ばしてたいぐらいに自作キャラ少ないからこういう時に駒が足りない……サボってたストック全部完成させないと。
>>596
変換しました。
いえいえ、用事が出来たなら仕方ありません。ではまた明日続きをやる感じで。昨日の短編をwikiにて登録しました
……………一つ提案なんですが
今までやってるこの一夜リレーを一つにまとめませんか?
Fate/ones nights
みたいなタイトルにして>>603
いえよくてよssとかリレーssのところに新しい単発リレーSSをまとめるところを作る……………ということです
短編とはいえリレーなので種類分け必要かな?と思いまして……………
それに途中で終わっているものもありますしマスターならぁ……フィオレとオフェリアが性癖ぃ……ですかねぇ……(性癖の発露)
>>614
同じくー。>>607
あ、月曜夜でお願いします!>>624
どういう感じでこうしたいとかいう希望はありますか?
取り敢えずこちらの打つ手は京介君がフィルニースを纏って礼装としての機能を100%発揮するまでは三つの礼装で耐久レースしようかなと思ってるんですが。纏ったらこっちもテリアル呼ぶ感じの
もしくは耐久してたらフィルニースの呪いに礼装が汚染され始めてどうしようかなーと思った末にテリアルを切るとか
少し穴があるので、そちらの意見を汲む方が建設的ではないかと思います
あくまで殺し合いじゃないですからねー。殺し合いなら他に手はいくらでもあるし、私自身もうちょいエグい手は思いついてるけど、これそうじゃないし
>>608
委員会さんとのssもあると思われますので、再来週にお願いいたしますね
それと、今週中にシドニーを投稿する予定です>>615
うちは神話・伝説出典者より史実出典者が多いですがだいたいが有名人がほとんどですから資料で見つけることは多そうですね。ダレイオス一世、プトレマイオス一世、厩戸皇子、那須与一、アームストロング、平将門、エドワード黒太子とかはメジャーなところでしょうね。神話・伝説の類いが出典で一番メジャーなのは恐らくかちかち山の兎でしょうね。あ、もしかして私との一件は黒ライノちゃん関係なしですか?
……ならば、来週日曜日でお願いしたく思います>>618
こちらはそれで全然問題ないですよ〜、早いところ進められる分は進めちゃいましょ!ってのが個人的な意見です。>>625
えっとですね、まずちょっと描写不足だった所を補完します。
今京介は目眩しして接近して半身をフィルニースで覆った状態です。ただ半身というのはちょっとwikiの記述だけでは読み取れないと思ったので後程修正しますがフィルニースは『ヘアピン』『ピアス』『小瓶』の三つに別れてて全開放で100%フィルニースになる感じでして今は3分の1フィルニースなんです。
ちなみにこれは出し惜しみではなく3分の1で攻撃を仕掛けてそれに対応しようとした所を3倍の力でガードを抜く!みたいな。
なんかやることが一々コスいですがね、京介の基本戦闘スタイルが不意打ち、騙し打ちなもので。
なので100%フィルニースで一撃喰らわせてそれへの反撃でテリアルぶっぱ。ぶっぱした所で戦闘シーンを切ってエピローグ的なので怪我はしたけど軽傷な京介がテリアルぶっぱの反動で身体中痛む不湯花ちゃんを看病?しつつ「そんなに反動が辛いなら言ってくれればよかったのに」というのはどうでしょう?>>618
私もokです!
といっても、基本夜まで行動しませんが……>>636
お?そのくらいで済む感じです?なら京介の方も涼しい顔で「実にいい経験になった」的なこと言いますね。まあその辺は戦闘パートがある程度進んでからにしましょうか。>>638
ありがとうございます!
よろしくお願いしまーす!>>642
基本的に委員会さんがやりやすいペアで行きますワン!委員会さんがおっしゃっていただければー>>659
ウチの娘がイラストに!
単発リレー色々
伏神4日目始めよう!(ライダー陣営vsアサシン陣営にはノータッチ)
以上です。>>670
リンクミス
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/壬生竜胆
こちらが正しいものになります
>>669
これは嬉しいお誘いが!
ワルキューレとやり合って勝負になるかが怖いですね……>>673
楽しむコツは、ルドルフ2世を買いかぶりすぎないことじゃ……!>>671
oh……では、お大事に>>671
島術さんのお時間がある時に是非!>>659
お大事にです
いや本当に
できる限り側にいてください>>683
そういやこの手合わせって何処でやってる想定でしたっけ?>>689
最近は少人数(1〜3人)でやるワンナイト短編が流行ってます。本戦スレとか見てみると感覚がわかるかも
あと島編に動きがあったようです
半年前程に作っていた知名度極薄薔薇カップル主従をリメイクしました
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/リュミル・クロムレイト
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ヒュラス
>>219にその短編もあります>>665
うちのミリンダ=クレイドルを推す>>689
キャラのエミュが不安?ならば、あなたと私のOneNightBattle。TRPGスレのように時間指定で即興リレーというものが結構上手くいっています。>>689
新キャラ登録したり
自キャラ整理したり
色々
新キャラはこの3人になります
感想いただけると嬉しいです
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ドミニク・ヴィヴァン
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/トゥト・アンク・アメン
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/諸岡一羽>>689
そういえば、stageでアーサーと戦うというのはどういうシチュエーションですか?>>701
どういうシチュエーションで戦わせるのか申告したり、誰を使いたかピックアップすると話がスムーズに進みますよ。
あと今は私の立花道雪とひーさんの本多忠勝がバトルしてます。斬雷の闘将VS東国無双です!>>701
そう言えば新キャラを二人作ったのですが何か感想をいただけると嬉しいです。
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ダレイオス1世
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/ヘンリー・フェアフィールド・オズボーン>>684
ディックさんディックさん、良ければこの中の誰かと戦いませんか?
アメリアは一応動く予定があるのでその予定がないキャラ動かしたいなーって
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/m/wiki/理エルとNYの人のNPC2
>>685
了解です!
質問とかありましたらお答えしますのでいつでもお気軽におたずねくださいね!ところで今割と人いるよな…。
Requiemの最新話投稿してもいい?Requiemが投下し終わったら自分も短編の前編を投下してみようかしら
>>717
はーい、では。Requiem最新話。
『昨晩は月が綺麗だったので、美少女を惨殺、する事にした』
開幕!良い匂いと窓から差し込んだ眩しさで目が覚める。えっと、たしか……あっ、灯里さん!?そうだ、昨日の後がね、アレだったからね、こう、疲れて!なんか組んず解れつした寝相になってるのは仕方無いっていうか制服の型崩れやら肌蹴てるのはきっと不可抗力的なソレできっと私が灯里さんを襲ったみたいなどうこうではぁーーッ!!
………と、とりあえずクルーダウンを、そう、れ礼装にならなければ……。まずはアサシンと念話あたりをして現状の把握をー、ぐっすり寝れたとは言え追手がいなかったとは限らない訳で…
「ふぁあぁぁ、うぅぅ、ふぁあ……?あ、あれ?飛鳥さん?どうして……あっそうか、おはようございます……。えっと、昨日はお世話に「何言ってるのよ!これからもお世話するんだから!」…ありがとうございます…」
「そっそういえば昨日遥さんから預かった子は!?いないけど心当たりは……ある訳ないか。お互い寝てたんだし」
「ホントだ、いないですね。探しに
「いや、問題ない」
「ええ、セイバーのいう通りです、昨日の童はバーサーカーのマスター殿と一緒に一階で今は幼児教育番組?とやらを鑑賞していますね。遥殿、でしたか。降りていけばいいかと」
そっか。今一階に…えっ、遥さんもいるの!?ど、どうやってココが……。疑問符を浮かべながら、階段を下りる。
「『って臭ッ!?』」
思わず灯里ちゃんとセリフが被る。改めて部屋に入るとTV番組を見てはしゃいでるサーヴァントちゃんとソファの上で寝転がってる遥さんがいた。うわっ……。酒瓶が2、3本放置してある。どうもコンビニで購入したもののようだが、全部飲みほしたらしい。とりあえず床にアルコールは漏れてないようである。>>721
「あのっ、クチサキさん!」
「いや、問題ない」
「ええ、セイバーのいう通りです、昨日の童はバーサーカーのマスター殿と一緒に一階で今は幼児教育番組?とやらを
「なんだぃ……、灯里ちゃ……あーやめて揺らさないでー」
「どうしてお酒飲みまくってるんですかて言うかなんでウチが分かったんですか!?」
「ちょっとタンマタンマ……。あぁあ~~、よし落ち着いた。どうしてってそりゃあ俺から溢れ出るお兄ちゃんパゥワーが直感力をブーストしてくれたのさ」
あぁ、これ全然落ち着いてないヤツだ。ほらぁ、灯里ちゃんもあきれてるよ……。
「具体的には灯里ちゃんを鉄柱から庇った時に学生手帳を抜き取っておいたのさ」
「え?あっ!……かっ、返してください!」
「駄目だよ灯里ちゃん。そこは『ただのスリじゃねぇかよ!』って突っ込んでくれないと。はは、赤くなった顔も可愛いね」
「か、え、し、て、ください!」
「はいはい、どうぞ。ごめんごめん。あ、台所に炊いたご飯と澄まし汁があるので醤油か味噌入れるなりしてね、よろしく。俺はもうちょっと後ね。そろそろジャックちゃんが番組見終わったら食べるので」
ジャックちゃん?なるほど、サーヴァントちゃんの真名、かな?>>722
見た感じあんまり時間かからなさそうだったので、終わるまで待って皆で朝食を食べる事になった。
「いただきます…、の前に。アレ、どういう状況だったんですか?遥さん。あの黒いビームみたいなの、貴方のサーヴァントですよね?問答無用で撃ってきたという事は、制御できてないんですか?今も近くにいないようですし。理由としては、やはりバーサーカーだから?でも連絡貰ってて、完全に連携を放棄してるようにも見えない。あ、そういえばいつ灯里さんの家に?」
「制御できてないというよりは好きにさせてる、という方が適切かなぁ。俺とアイツはサーヴァントとマスターの関係でこそあるけど、主導してる、というか立場が上なのはアッチ。『俺は上!きさまは下だ!』なーんての、素振りでも見せたら即刻打ち首獄門だろうね。帰ってきたのは明け方。あの後いろいろやって、コンビニで酒買って、そんで飲んでダウンしてたら君たちが起きた、と」
「貴様のサーヴァントの真名は?」
「ええ、非常に気になります。あの攻撃、おそらくは宝具。アレは強力でした。対策はしておきたい」
さっきまで窓辺とかにいたセイバーとアサシンが音も無く遥さんの首を刃で囲む。まぁ勝手に…。
「おっとビックリした。んー?あっはっは。え、何。つまりコッチだけに手札晒せって?それはなぁ~♪」
「では実力だ」
「ええ、気乗りはしませんが、貴方は敵地のただなかにいることを忘れずに」
「セイバーさん!無理矢理はダメです!」
「そうよアサシン、強引じゃなくても交渉とか…「ザッハーク」え?」
「だから、古代ペルシャ神話、王書(シャーナーメ)の暴君。両肩の蛇と共に暴政を布いた邪竜の同一存在。ま。アイツはアジ・ダハーカに変化する宝具は持ってないみたいだけど。オッケー?じゃ、食べようか?いただきます」
え、そんなアッサリ!?ていうかザッハークって…。ムムム、儲けだけど、んー、強いなぁ…。
(よしよし、なんとか誤魔化せたっと。ザッハークのクリンタの後って『こっから先はR指定だ』って感じだしなぁ、喋りたくないんだよねぇ)>>723
「あの男っ!あの男!あの男っ!必ず報復してやる!」
山間に打ち捨てられた山小屋の中で、パンを食べながら少女は吠える。
「どうしました?マスター。昨日からずっとその調子ですが……」
「そーそー。ダメでしょマスター。怒りっぱなしだとメンタルにもお肌にもよくないよ?あ。アレだ!ため込んでるからイラつくんだよ!情報共有、しない?」
「うん…昨日。敵マスターの一人に遭遇して、やられたんです
◆◆◆
私が地下の下水道に潜んでて、それで、あの黒い閃光が降ってきた後で、周囲から爆発音が聞こえてきた。で、敵襲だ、と思って音のしない方へ逃げてたら……。
「やぁ、こんばんわ。いい夜だねぇ。その手。令呪でしょ。じゃあマスターだ。君」>>724
少女は黒い青年と接触。手には黒い怪魚のような形状をしたライフルを持っている。少女が動く前に青年は発砲。マトモに受けた少女はしかし全く動じず、オーバースローで”何か”を投げつける。
魔弾を無効化された驚きで息を吐いた青年はしかし冷静に狙撃銃の次弾を装填、それと並行して”何か”を蹴り上げ、距離を取ろうとするが、靴から伝わる感触は軽く、あまり吹き飛ばず。違和感を抱くと同時、ソレが爆発した。
数秒遅れて青年が飛び退く。だが熱によるダメージを受けてしまったのか顔を歪める。煙で見えなくなった少女を撃つ為か、大雑把に二連射。煙が晴れると同時、舌打ちをしながら駆け出し、懐から出したドス黒い心臓を蹴っ飛ばす。だがそれの爆発は大きな紙に弾かれ阻まれる。紙は呪いと人の生爪で汚れたが、確かに「壁」と書いてある。
駆け寄って紙を全身で押し倒そうとする青年。だが紙は紙。魔術的な効力が切れたのか、力は素通りし、床に思い切り叩きつけられる結末にな…、そして紙の反対側には先程と同じようなモノ…丸まった紙のボール…がいくつも数珠つなぎにくっついていた。
「う、ぅぉぉおおおッ!?」
叫ぶ!そして手荷物を放り出して回転!そうやって距離を保とうとするが…、それは下策!何故なら…そう、この場所は下水道!そこで多少とはいえなりふり構わず転がれば……、当然「落ちる」。ソレに遅まきながら気づき、咄嗟に掴んだナイフを床に刺して沈むのを防ぐ。そして爆発。暗がりが広がる地下下水道に光の花が咲く。
ザンブと上がる。
「えほっ、ゲホッ!ちくしょう、少し飲んじまった……!あ〜、ぅっ!?うごほっ、ぅぉ〜ぇっ!ぐふっ!」
思い切り吐く。吐きながら目元に手を送り、使い魔の視覚を借りて敵対象を確認。
「……見っけ」>>725
「はぁっ!はぁ!は〜…、逃げ切った…?」
付近を見渡す。……居ない。音もしない。よかった、逃げきr
パァン!!……バァン!
二発。脚と背筋に命中し、体内に潜り込んだ魔弾が肉体をガリガリと、グルグルと荒らす。悲鳴をあげてのたうちまわる。
痛い、痛い。
「……、〜〜?」
聞こえない。絶叫と激痛で何も聞こえない。熱い。体の裡が燃えている。錯覚じゃない。
だが、冷めると同時、痛みが冷えていく。喰われる様な痛みが消えていく。忌々しい。きっとコレは、あれなのだ。姉を殺した不死鳥の力だ。だけど、これでまだ仕切り直しができr…。
「ガッ!?」ナイフが体を床に縫い付ける。ピクリとも動けない。対応が早い。躊躇もない。
「へぇ、再生?するんだ。面白いねー。君の魔術はいわゆる言霊の変形かな?と思ったけどそういう感じでもなさそうだし。ま、いいや。君の陣営の情報…、サーヴァントの真名とか?を教えてくれたら、逃してやらないでもない。……どうする?」
頭上にイラつく笑顔が降ってくる。ヘラヘラと。私の事など“どうでもいい”とでも言わんばかりの瞳。あの男を思い出す。助かる?いや、そんな選択肢はない。私は、あの時とは違う。返事は…
青年の頬に唾がつく。吐き捨てた少女の目はまだ死、んでなどない。憎悪の炎が燃えている。
「あんまり。女の子をイジるのって好みでは無いんだけど。まぁ、しょうがないよね?」
いつのまにか、凶悪なカタチの刃が握られていた。そして振り上げられれば当然…>>726
「ぐいhyづhrhj〜〜xty!ふkjっgh!痛い、痛いの!yめy7n、やめtgっ!?あっあーーーっうl!ぎjhっy」
「ふんふーん、う〜ん、だからぁ、逃してもいいって言ってるじゃん?ま、この状態で喋れればだけど。いやぁ、女の子の悲鳴、いいねぇ。…久しぶりに聞く。個人的な好き嫌いを抜きにすれば、割と心地良くはあるんだよねぇ、全く。俺ってどうしようもない」
「痛っい、いやい!yjhsh*い!ぅあぉーーーーー!?っ、h7っbshk許して!ごめんなさいごめんなさい!しhgじゅえ、lsyはえ!」
イカヅチの様に、痛みが体を駆け巡る。まるで、合唱祭だ。気絶は、できない。絶望が心を犯していく。やめて、入ってこないで。お姉ちゃん。
『ぐkひゅjsj!?』「はい激しく〜」『ぐjygh』「急に弱く〜。どう?話す気になった?サーヴァントのクラスとかさぁ」
もう、話してしまおうか。私のサーヴァント達は、一線級だ。多少の情報が漏れたって。きっと大丈夫だろう、彼女たちだって、話せば許してくれる、だから、さぁ、言ってしまえ。正直に話してしまえ。そしたらきっとこの痛みは終わる。だから、だから。
「はっ、話」「グイッとな」「〜〜〜xty!!」「え、何?」
鼻唄が聞こえる。目に映るのは、自分の体。写って欲しくないモノが見えていr。綺麗だねぇ、と男が囁く。wたしは信じられない、思いでソレを見る。切り離された、内臓を。
「あ…、ぃゃ…、ぃゃぁ…」
「うーん、飽きたな。マスターとしてもここまでやれば多分もう戦線復帰不可能…、いや。もうサーヴァントの消滅も祈って、ココでブッコロしておきますか。じゃーねー、少女。運が無かったと飽きらめな。ではサヨウナラ」
呆気なく突き放すような青年の言葉と同時、心臓が刃で真っ二つ。痛みは無い。そして、私の意識は暗闇に溶けていく。>>727
(って、完全に殺したと思ったら、なんか体燃え上がって再生したんだよねー。切開も塞がるし。まぁ、溶け残ったナイフを外す前に押し倒して手榴弾撒き散して起爆!で一旦灯里ちゃんの家まできたけど、まだ倒せて無いよなぁ…、きっと)
「じゃっ、食休み終わったら俺この子を送りに行くから!」
クチサキさんは結構唐突な人だと思う。私の家にいたのも挨拶も無い急な話で、真名?もサラッと言って飛鳥さんを驚かせていた。そしてイキナリ外出するという。送りに行く間に作戦会議と健康の為の睡眠をとっておけ、なんて言われたけど、どうしよう?
「飛鳥さん、どうする?とりあえず、ザッハークについて知りたいんだけど……」
私は、サーヴァントについて、セイバーさん、アサシンさんについて。そして聖杯戦争についても、全然しらない。だから、教えてもらう。そうしないと、きっと戦えないから。最終的には飛鳥さんやクチサキさんとも勝負しないといけないんだろうけど、それでも。ちゃんと、知って起きたい。>>728
「なんだコレは?」
リルガ・プッチ・デラルゴは困惑する。鬱屈とした、自分だけの生活と閉じた自室。東鬨市の水を集めて、情報収集を終わらせ。そして夜が明けて。眠気覚ましにコーヒーでも飲むか…。そう思った。そしてリビングに向かう。相変わらず寒々しい、我が屋敷。
とくに軽いわけでもない足取りでキッチンに。扉を開けると色彩が見えた。フレンチトーストにスクランブルエッグ、コーンポタージュ。季節のサラダと牛乳。夢かと疑い目を擦ると、パタパタと慌ただしそうな足音が響く。
「あ、マスターではないですか。起きましたね?朝食です。シッカリ食べてください。残しちゃいやですよ?」
「ランサー…何を言っている?なぜサーヴァント、戦闘用の使い魔に過ぎないお前がこんなことをする必要は
「あります!ありますとも!」
「なぜだ」
「だってマスター、私が現界して、聖杯戦争が本格的に始まってから、ほとんど食べてないでしょう。ダメですよ?ちゃんと戦いきるには、栄養補給は不可欠です。私がいる内に、シッカリ食べる習慣、持ってもらいますからね!」
釈然としない。なんだって自分のサーヴァントに変なお節介を焼かれないといけないのだ。サーヴァントはサーヴァントらしく。私は、マスターらしく。お互い、勝利を目指して戦う。それでいいと、それだけでいいと思う。私の心に指を掛けるな。私はヒトデナシの魔術師で、お前は人を慈しむ聖人だ。交わったり深く関わりたくはない。
「それにお礼を言っておきたくて」>>729
礼?そんな事をされる様な事をした覚えなど、皆無だ。ランサーの意向を汲んだりはしているが、その程度。マトモなマスターなら当たり前。自分の手駒と諍って反逆と脱落の可能性を増やすなど、愚か極まりない。
自分がランサーにやっているのはそれぐらい。特別な事ではなく、故に感謝される筋合いなどなく。むしろ嫌っているのではないか、とすら思っていた。指示だけ飛ばして引きこもるようなマスターに好感を抱く奴がいるとも思えないのだし。
「昨晩、敵サーヴァントに囲まれた時に、令呪でこの屋敷まで退避させてくれたでしょう?ありがたかったです、マスター。おかげさまで、まだ戦えます」
「ああ、それか。特段礼を言うような事ではないだろう。サーヴァントを失って、どうやって聖杯戦争を継続するんだ?だから、大した事じゃあない」
「でも!マスターには、私をもうちょっと戦わせてサーヴァントの情報を収集し、そのあとで、という方法もあったでしょう?だからやはり、ありがとうございます」
わからない女だ。私は慎重に戦おうとしているだけなのに。見当違いの好意、よくわからない奉仕。相性が悪いんだな、と結論付ける。何故アーサー王の触媒を用いたのに彼女が来たのか理解できないぐらいには。
そうだ、とふとくだらない考えを抱く。自分も戦場に立とう、というおかしな方針。
ランサーは私を勘違いしているようだから。賢い、などと感じているんだろう。だから、敢えて愚かしい真似をしようと思った。特筆した武力をもたないマスターが戦場へ向かうのは、きっと無謀だ。
そうと決まれば、ランサーが用意した朝食を食べて、思いつきを伝える。>>730
「やぁやぁお帰り、我がサーヴァント、アーチャー。いやぁ、無事に帰ってきてくれて、オジサンうれしい!」
相変わらず、気楽な雰囲気の主で、やる気があるんだかないんだかよくわからないと感じる。そして、同時にそのように見せているフェイクなのだろうとも。
軽い口調とは裏腹に、瞳には焔が燃えている。私を支援しているアレとて、しなないまでも命を絞る機構なのだ。これで本気でない方がおかしい。もっとも、伝えたところで本意は隠し続けるだろうが。
「しかし、何の肉かわからんパテに薄っぺらいバンズ、それに油まみれのポテト。案外飽きないんだよなぁ、自然と共に生きたアーチャーには理解できない感覚だったりするのかい?」
「いえ、自然でも弱肉強食という法はありますから。畜産、というのは弱者が強者を利用して生き延びる術でしょう。強くはないですが、強かだとは思います」
「ふーん、そういうモノかなぁ。で、どうかな?他の陣営のサーヴァントとかは」>>731
「ランサーは問題ないでしょう。現時点でもコチラが有利で、馬を潰せばより不確定要素もなくなります。逆に、昨夜最初に戦った剣使いは、まだ油断できません。剣術も一線級ですし、それを凌いでも、剣……ニホントウ、というのでしたか?アレが危険だと、私の本能が訴えています」
「ふんふん。じゃあコチラも調べておくよ!キーワードは眼帯と日本、かな?」
「次に、剣士と戦闘になった際に追ったお嬢さんのサーヴァント。コチラはまだ正式に交戦した訳ではありませんから、まだ未確定です。謎、ですね」
「そして二人組のサーヴァント。漏らした情報から見るに、双子座の兄弟。ディオクスロイって奴だネ。こいつらはマスターを探してマスターの殺、害に専念。」
手が早い。隠れて情報収集に徹しさせたとはいえ、迅速である。
「では、うん。まずはギリシャサーヴァントのマスターを探さないとネ。それでキミが時間を稼いで、オジサンがマスターを殺、す。それなりに手段は豊富だし、問題はない。そうでなくても……」
最後には言葉を濁したが、まぁこの男なら素手でも殺、すだろう、相手次第では多少躊躇するかもしれないが、まぁその程度だ。ヘドロのように纏わりついた執念がどうとでもする。
自然と共存した私には慣れぬイメージだが、それとマスターへの好悪は別の話だ。最も、自分もその暗い炎に燃やされぬよう、気をつけておきたい所だが……。まぁこういった戦況…バトルロワイヤル?だとかいう状況で強い敵対戦力から潰すのは間違った方針ではない。油断はできないが、ひとまずの志は同じ、と思っていいだろう。さて、私はどうすべきか。考えながら、飯を食う。終わったら、索敵を開始しなければ、な。>>732
「うわぁ、酷い奴だな、ソイツ。イクシオンか何か?」
「ああ、ポリュは昨日の騎士に『騎士道が足りない』などと言っていたが、コチラの方が重傷だな、まさか我らのマスター…少女にそこまでやるやつとは」
「『大丈夫だったか?』」
ああ、やはりライダー達は勇者だと思う。気配りはしてくれるし、案外優しい。なぜかは、よくわからないけれど。
「これからの方針だが、やはりおびき出すよりも介入する方向で行こう。以前も言ったが、同時作戦は危険だ。マスターの魔力的にもな。先ほど言ってくれたような、身の危険の可能性もある」
「ああ、兄様の言うとおりだ、ウチ達は、マスターに無茶はさせたくない。今日の所は、一旦休むべきだし」
まだ、使い魔が帰還していないが、ここは私のサーヴァント達に感謝して、眠る事にする。恐怖と疲れで全く眠れていなかったのだし。目を閉じると、意識は暗闇へと落ちて行った…………。
◆◆◆
「クロナかあさんクロナかあさん、皆でお遊戯するの!見てて!」
「ええ、ちゃんと見てるわ。楽しみねぇ……」
しかし、”彼女”の一人はどうしたのだろう?昨夜から一人、帰ってきていない。何かあったのだろうか……。だから反対だったのだ、街へ出る、という行動は。願いがあり、叶える方法もある。それは結構だが、危険に飛び込むのは看過できなかった。いかにかの殺人鬼の影だとしても、弱々しい子供なのだ。危なすぎる。
「大丈夫かしら、帰ってきたら抱きしめて、そのあとちょっとだけ怒ってあげなくっちゃ」
白い貴婦人は、困ったように笑った。>>689
アイランド編 GMAさんが来てたので一応確認の方をよろしくお願いします
あとうちの新規サーヴァントでいうとこの人ですかね
ジャン・アンリ・ファーブル
https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB>>737
いいですよー!是非是非使っちゃって下さい!!んじゃ寝る前に短編SS前編投下しますか。
中編、後編は後日投下しますちょっとした探究心のつもりだったんだ。
後に彼女は当時の事を振り返ってそう語った。一時の興味本位、或いはやじ馬根性とも呼ぶべき感情は時として大いなる悲劇を招きかねない。
世の中とは実に奇異に満ちており、それと同じように危険に満ちている。
突っ込んだ首を落とされたくなくば、耳を塞ぎ、目を閉じて、自分の腕が届く範囲内でせせこましく生きるのが鉄則だ。
だが彼女はそれがどうしようもなく受け入れ難かった、気に食わなかった。
一寸先は闇。
それが世界の常。
そんな闇に足を突っ込んだ酔狂な少女の顛末を此処に記すとする。>>742
先ずこの状況を説明するにあたって、今迄あった近況を逐一書き記さねばならない。
栄和女学院という学校に通うこの女学生は、所属する新聞部の活動の一環として課外活動に勤しんでいた。
活動内容は「昨今巷を沸かしている連続失踪事件、その真相に迫る」というものだ。
一見して学校の活動にしては過激な内容に見えるが、勿論学校の許可は得ていない。完全なる独断専行。
誰からも支持されず、理解されず、いい加減危ないからやめときな、という周囲の声は絶えることがない。
だが女学生の熱意は紛れもなく本物であった。
その理由は単純かつ明白。その連続失踪事件の被害者の一人が彼女の友人であったからだ。
ほんの一週間前、女学生と別れた友人はその夜を境に忽然と姿を消した。なんの脈絡もなく、予兆もなかった。いつもの様に登校を共にし、談笑し、帰り道にちょっとした寄り道をしたりして過ごすものだと思っていた。
だから。
友人の突然の失踪に誰よりも納得がいかなかったのだろう。>>743
思い立ってからの彼女の行動は早いものだった。
栄和女学院の周辺から、市街地、繁華街に人気のない公園と虱潰しに探した。だが彼女の奮闘や虚しく、友人の痕跡と思わしきものは何一つとしてなかった。
そんな徒労にも似た捜索を続けて四日目となった今日。女学生は捜索の最中に不思議な人と出会った。
夕方、繁華街から程近く、かつ人の気配が薄い路地にて。いつもと同じ様に友人の手掛かりを探し回っていた時だった。
「おやめ下さい、お嬢さん」
後ろから声が聞こえた気がしたので振り返ると、見知らぬ異邦人がそこに居た。
さっき走り抜けた時にこんな人いたかな?と疑問に思う女学生だったが、そんな事よりも彼の発言の意図が理解出来なかった。
「それは、どういう、意味ですか」
「ああ、これは失礼しました。急に話し掛けて吃驚されたでしょうに。
思わず声を掛けてしまいました─────何と言いますか、見てられなくて」
俯きがちに、男の碧眼が小刻みに揺れる。
「発言の意図する所ですが、生憎多くを語る事は出来ません。貴方の御学友は私は存じ上げませんし、どうなったかも同様に……ですが僅かながら関与する者としてこれだけは忠告しておきましょう。
『これ以上関与すべきでない』、『踏み込めば、取り返しのつかない事になる』と」
掴み所のない会話をつらつらと語る白人男性は、物語であるところの重要人物のような語り口を崩さない。
友人の詳細も生死も認知していないと宣いながらも関係者だと語る謎の男、その纏う雰囲気は何処か浮世離れした様子で、女学生を含む空間全てを呑み込むようだった。>>744
「貴方は一体……?」
「私は……この街の異変を知る者にして、ごく個人的な欲の為に与する落伍者、とでも言いましょうか。昔は騎士の真似事をしていましたが、今は堕落して久しい愚か者です」
そういうや否や、金髪の男は女学生に背を向ける。
「あ─────ちょっと────っ!」
呼び止めようとした女学生。
しかしその声も虚しく、一陣の風が路地を抜けて。その風が止む頃には彼の姿は何処にも見当たらなかった。
それどころか彼が纏っていた異質な空気感すらも丸ごと何処かへ飛んで行ってしまった。
もう何もない路地。閑散とした雰囲気と散乱したゴ.ミ、そして明滅する自販機だけが彼女の認識出来る視界の全てだった。
「この街で起きてる異変………」
耳に残った言葉を反芻するように、女学生は呟く。異変と言うのは昨今話題の連続失踪事件のことだろうか。或いはその更に奥底に何か大きなうねりが流動していると言うのだろうか。
真相は彼女に知る由もない。少なくとも、今ここで一歩踏み出さない限りは、決して知る事は叶わないだろう。
だからと言って踏み出した所で真相に至ることが出来る保証など何処にもない。
同様に、命の保証も。
踏み出して後悔するか。
踏み出さず後悔するか。
どちらにせよ後悔は付き纏う事となる。ただその後悔の質が異なるだけだ。
胸が押さえつけられるような感覚を覚え、ただその場に立ち尽くす女学生。
「こんな時、レアちゃんなら直ぐに決断出来てたのかな…」>>745
「あの女の子に態々関与する義理はあったのか?」
「セイバー、戻ってましたか」
廃ビルに声が響く。碧眼の青年は特に驚きもなく、突如として気配を露わにした男を見遣る。
セイバーと呼ばれた銀髪の男は瓦礫の上に座り込む青年に何の抑揚もない声
で話す。
「只の一般人じゃないか、徒らに真実を突き付ける行為は褒められたものじゃない」
「そう言われると弱いですね、ですがあのまま放置しても彼女は捜索を続けるのだろうなと思いまして。
……あのまま貴重な時間を浪費させるよりも、手早く諦めて貰う方が余程有意義と私は考えました」
青年は遠い目をして虚空を見つめる。その視線は目の前を見ているのではなく、先刻あった一連の出来事を思い出すようであった。
「やはり私は愚か者です、死徒となって思慮すら浅くなったと言うのでしょうか」
「……考え過ぎだ」
鎧姿の剣士は一言、きっぱりと否定するとそれ以降は口を閉ざしたまま。過不足なく事実だけを語るのは寡黙な彼の特徴とも言える。
甲冑姿の男と金髪碧眼の男、二人の会話の応酬は側から見れば御伽噺の一節みたいに現実離れしている。だがその会話の内容は更に浮世から隔絶したものだ。>>746
「ところで、聖杯に招かれし七騎は全て現界されましたか?」
「いや、弓兵と騎兵の枠が未だ参加してないらしい。昨日暗殺者の英霊がこの街────深桜(しんおう)町に入ったという情報は得ているから、残り二騎なのは間違いはない」
「そう、ですか」
青年は右手に宿った赤い刻印を眺める。暗い屋内で仄かに灯る刺青は、それそのものが弩級の神秘に他ならない。
「……漸く、この機会が訪れました。十数年の間、本当に待ち侘びたものです」
拳を力強く握り締める。掌には決意と痛みが滲む。
「ですが、聖杯を獲得する。その悲願が達成されればそれも泡沫の苦痛と消え果てるでしょう。
この手に聖杯を……共に最後まで戦い抜きましょう、セイバー」
「無論─────必ずや、勝利をその手に」>>716
それではカルデアの模擬試合でいかがでしょうか?まだ各陣営のマスター等はちゃんとキャラのエミュ、再現がシッカリできてるか自信がなかったりするので、各作者さんの指摘や、他の人からも読んだ感想とかあると励みになりますので是非!ください!
>>748
セイバーのマスターは以前見かけた元聖堂教会の騎士さんですかね?
名前が誰だったか忘れてしまいまして…
>>749
ありがとうございます!
道雪の台詞はwikiにあるものを参考にしつつ、自分なりのアレンジを加えて書いてみました
某漂流者漫画風に言えば「寝ても覚めても狭い島国の中でコロし合ってた連中」ですからね。表向きは理知的に見えても内心は修羅の心を飼ってる的なイメージで描きました
戦い方の方はほとんど文句なしです! こういう感じに戦うんだなとよく分かりました
強いて上げるなら、途中の小筒発射のくだりですかね。アレって要は忠勝の攻撃を流したと同時に忠勝の脇に回り込んだって感じでよかったのでしょうか? 大体こういうイメージで書いたのですが>>748
ちょっと分かりにくいかもですが、真名当てクイズも兼ねたSSです。
ですので多分サーヴァントが出揃う時点までしか書けないと思いますが何卒どうかよろしくお願いします…!>>752
それは本気で喜びますね、ええ。
>>753
そもそもレズの気があるってだけでガチレズって訳じゃないので実際に事に及んだ事は無いと思われ。
エミュについても多少テンション高めでも男性の前で震えてても「ああ、飛鳥ちゃんお兄ちゃんの元を離れてハメ外してるなぁ」or「ああ、飛鳥ちゃんお兄ちゃんの元を離れて何だかんだ不安なんだなぁ」となるのでモーマンタイ。
あ、そうだ。ちょっと飛鳥ちゃんの識死の魔眼の設定について山星さんと朽崎君に相談が。
まず朽崎君、飛鳥ちゃんの魔眼は生来のものでは無いor生来の魔眼は弱かったとかになったら何か不都合はありますか?
そして山星さん、バロールが魔眼を手に入れた経緯の儀式での事故とは神話通り煙が目に入った事でしょうか?>>758
原典のように元のバロールは何も力を持っていない……のではなく、「直死の魔眼」を持つ式や志貴のように「淨眼」とされるようなあり得ざるものを見る眼を持っていました
そんな中、「星の神秘を護り続けること」を役目の一つとしたフォモール族でありましたが、バロールの父は「星の外敵に向け、対抗できる力」……聖剣と同じような機能を持つ毒を我欲のために、他の種族を殺し尽くすために使おうとしました
それを危惧したバロールが「地球と深く繋がっている神」であった自身の霊基を切り落とし、神でなくなったことにより空いた溝にその「毒」を取り入れました
結果、バロールの身に渦巻く「毒」「ガイアとの根強い繋がり」「死に繋がること」この三つにより神秘の大本……根源へと触れました
そして、目覚めたバロールの眼は「直死の魔眼」となっていた……って感じです
ある意味後天的根源接続者ですね。僅かに触れただけで奇跡的に戻ってきましたが。今よりも根源が近しかった神代だから出来たことかもしれません>>761
こちらこそありがとうございました。キャラクターを動かすことは最近少なかったし、道雪も初めてちゃんと動かせたので楽しめました。「立花道雪、君はそういう奴だったのか」と何かわかる気がしました。
私もいつでも受け付けていますよ!へぇい、最後まで繋げてきましたぜぃ。
さてさて、今日はもう遅いのでまた明日にでも京介VS不湯花の話をwikiに載せようと思うのですが何か修正する点はございますか?あとタイトル何にします?>>766
ありがとうございます!
とりあえず今日はもう眠いのでまた明日以降に確認させていただきます
おやすみなさい橘さんを見てふと思い出したんですが、橘さん主催の短編発表会的なのを12月にやるって話ありましたよね
私は参加しようかなーと思ってるんですが皆さんもどうです?>>748
マスターは元聖堂騎士の方ですね!
悲しい運命を背負っている印象深いキャラクターだったので、すぐにわかりました!
セイバーは……もう少しヒントが欲しいところ。
あの、新聞部の子ってもしかして、勘違いじゃなければウチの来野ですか……!?だとしたら嬉しいな。
セイバーのマスターと出会えたことで、この先生きのこることができるのか……!?私ちょっとしばらくいなかったのと、長文読むのが苦手なもので……文章を読むこと自体は好きなんですけど……
伏神探偵さんや山星さんも、ライノを出してくださっていたんですね。
遅ればせながら、愛のある登場シーンをくださり感謝しかありません。ありがとうございます!>>776
そうだ、シギト君だ!エリート聖堂騎士!>>781
一応親が主にやると言うことなのでで私自身は本腰を入れてサポートはしなくてもいいとは言われてます>>781
おばあちゃんは大切にしてあげてください。
親孝行以上に何か返せる機会が限られてますからー>>785
名前だけなんで全然大丈夫です。むしろ有難いです!借りていきます!>>781
それは辛いですね……どうか介護のほうを優先なさってください。>>790>>791
ありがとうございます、ちなみに性転換させようと思っているのは、ミロクの腹心である彼女(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/ヴィオラ)ですね。
理由がありまして、「同性の方が2人の関係性などの異様さが際立つ」「自作女子の中で自らの首を絞めるポジションは宮野つむぎ(https://fatetv1830.wiki.fc2.com/wiki/宮野つむぎ)に絞ろうかな」と思いまして。
あとは「中性的な美少年に付き従う忠犬男子いいよね……歪んでいれば歪んでいるほどいいよね……」という激しい発作にかかりまして。マグダラのマリアの聖人召集宝具を考えれば考える程、聖人制作欲求が出てくる……ヨカナーンじゃない方の福音記者ヨハネの構想とか出始めてる……。
おはようございます。
昨日のSSの感想みました、ありがとうございます!
さて皆さんご指摘の通りセイバーのマスターはウチのシギト・プルフレアになります。正解です。
あと新聞部の女学生はこのお話でのメインロールの役どころを意識してますので、彼女がどんなサーヴァントを召喚させるかってのも楽しみにして貰えればと思います!
基本的に登場マスターは殆どが他者様のキャラクターを出させて頂く予定です。>>796
口調は大体マタハリさんと同じ感じで、内面は召喚したマスターに帰属しますね。>>799
いつ何時も受け付けてます!ありがとうございます!だいぶ調子が落ち着いてきました
以外と私がやることはなかったのでそんなに来る頻度は多分落ちないかと思われます
心配おかけして申し訳ございませんでした……………今日は短編リレーの予定ありますか?
橘さんがやってみようかな、って言ってた。
>>808
じゃあガヘリス推薦しておきますぜ【募集】明日の夜、桃太郎と誰かやりませんか?
西行さんの心情描写を書くほどに「これ当初の案通り松永久秀が男だったら、カシンチャンが単なるちょいワル好きのプラトニックホモになって絡美肉に深い意味が生まれてたな……」ってなったのでレアさんありがとう
>>805
オタク系……ロボアニメとか時代物(あとこっそり美少女モノ)は欠かさずチェックしてそうな人なら心当たりが>>805
オタク系鯖……ただのセーラームーン推しはオタクって言えますかね?
気づいたけどオタク系って私のとこにいないのね……。>>805
オタク系はそういえばいないかもしれませんね。グリムゲルデの音ゲー・ガジェット好きやヘンリーの学者肌はオタクとも違いますし
くろひー型、バーソロミュー型、ほかにオタクの系統は何があるかな。>>813
センキュー、山星サァン!
というわけで、新生ヴィオラくん(仮)がほぼ変わってないけど出来たので紹介します。
【性別】男性 【年齢】20代前半 【身長・体重】181cm・72kg 【方針・属性】中立・悪
【回路・質】C 【回路・量】C- 【魔術系統】基礎魔術 【魔術属性】火
【起源】不明 【代数】不明
【魔術礼装】呪術的な処理・加工を施した銃火器や刃物
誕生日:不明 血液型:A型
イメージカラー:鉄色 特技:素手による殺傷行為
好きな物:ミロク、犬猫 苦手な物:気軽な会話 天敵:ミロク
髪の色:黒 瞳の色:緑 肌の色:白
黒髪に黒を基調としたスーツ、冷ややかな雰囲気が特徴の青年。
ミロクの同業者(聖堂教会にも魔術教会にも顔が利く魔術使い)を装っているが、彼の忠実な部下。
とある魔術師一族に生まれ、他勢力と戦わせるための「兵士」として育てられた男性。
しかし運悪くミロクに目をつけられ、一族は彼だけを残し全員「救済され」全滅してしまい、親族とはいえ情や思い入れなど一切抱いていなかったが生きる場所も目的も失った青年は、ミロクに誘われるがまま今度は彼の走狗としてついて行くことを決めた。
魔術師としての実力は基礎魔術を扱うミロクと同レベル。その代わり傭兵や暗殺者としての実力は一級品であり、銃やナイフに体術を使いこなす武闘派魔術使い。>>815
個性や自我を持つなど単なる駒である彼には許されず、ただ淡々と命令をこなすだけの日々だったが、今では世界が広がり、少しずつ自身の中に感情を芽生えさせるようになった。
一見すると無慈悲で冷酷な男性のように感じるが、表情に出にくいだけであり、自分を育てたような人種(ひとでなし)には侮蔑の念を抱いたり、ミロクに褒められた喜びを噛みしめたり、捨てられたり傷ついたりしている動物を見るとつい助けようとしたり、感情は豊富。
……だが、人間性が育つごとに「自分とは何か」「今までもこれからも血腥い道を歩むしかないのか」など苦悩するようになり、果ては「たくさんの命を奪ったくせに、平穏な生活ができるとでも?」と自責の念に駆られるようになっていく。
ミロクとの関係性は「主人と走狗」だと自負しているものの、上記のように自身を責めている時は、全てを赦し包み込むような愛情で彼を癒やそうとしてくれる。
そんなミロクに依存し、役に立ちたい一心で今日も彼はその手を血で濡らし、心を軋ませていく。
(彼の本性までは知らないが)人を快楽に陥れる悪癖は把握しており「俺ごときが口をはさむことでは無い」と彼に従うだけで、
「あいつのせいで死者が出ているんだぞ」と言われれば、悲痛な表情でただ黙るだけであり、
「ぶっちゃけ良い仲になりたいくらい好きなの?」と聞かれれば顔を真っ赤にしながらこちらの息の根を止めようとしてくる、そんな感じのオトメン。>>816
そして意外に思われるかもしれないが、ミロクとの肉体関係は無く、
「褒めてもらう」「寄り添ってもらう」など親子じみた触れ合いで繋がっている。
「質問に応えろ。―――でなければ次は耳を削ぎ落とす」
「よく回る舌だ。……それで、命乞いはもう済んだか?」
「予定通り、対象の始末は完了しました。……え、アイスですか?……はい、是非とも。お供します」
「……っ……!ごめんなさい、それは出来ない……!あの人にずっとついて行くって、誓ったんだ……!
だから……出来ないんだっ……!!」
ミロクに対して:
仕えるべき主人、全てを捧げる相手。
マロウ神父に対して:
優しい人。……捨て犬・捨て猫を教会に連れてきてしまうのは、その……申し訳ない。
ちなみに名前は植物関係で「ソレル」か「蓮霧(リェンウー)」にしようかなと思っています。>>819
画像ミス。カーミラさんの白丸みたいな感じです…。>>822
(追記:この台詞は「好きならさっさとセッ……しろよみんな好きだろそういうの」みたいな思考回路の人間から発せられたものであり、多分それは状況を改善しません)>>823
一般通過絡美肉おじさん「この体は男で好きな相手も屈強な男、趣味はDVごっこカッコガチで体に痕残してもらう事な皇帝を差し出すので俺のは友情だと認めてください」失礼ながら……
蓮霧を調べたら、フトモモ目フトモモ科フトモモ属のジャワフトモモだったのちょっと面白かったです。
太もも大好きじゃん……スキュレー「やっぱり恋愛より友情ね」
唐突ですが明日の夜短編対戦リレーしませんか?誰か?
桃太郎でやりたいのですが……………>>825
お好きにどうぞ>>805
オタク……というか、割と生前からして自作本を出しまくってて浮世絵もかじってたサーヴァントならうちに一人いますね
平賀源内ってサーヴァントが今日までは本戦書くのに専念します。
スルトさんからの質問は一旦投稿してから答えさせていただきたいです。なるべく前情報なしで読んでみて欲しいの。……なるべく早く書き上げたい所。>>805
平安限界源氏物語オタクをご所望かい?>>852
よろしくお願いします。ドレスのカラーリングは全体的に黒ベース(ニーソも黒)で、ブーツやタイはレージュさんが「この色合うかな」って感じで決めて大丈夫です。よろしくお願いします>>855
お願いします>>856
褐色金髪とか最高ですよね>>862
d( ̄  ̄)「そう言えば狂戦士の動向については、何か手掛かりは掴めましたか?」
そう聞くと、残念そうに首を横に振るセイバー。
「悲しいが全くだ。気配遮断を使って一通り市街を探索したが痕跡らしい痕跡は何も。
突発的に見えるようで確実に足を残さない、本当に狂戦士なのか?暗殺者の英霊って言われた方が余程しっくり来る手際の良さだ」
「狂気の只中であろうが理性的に振る舞えるタイプの人種……といった所でしょう。
失踪事件の犯行は間違いなくバーサーカー陣営が関与している、これ以上無駄な被害を抑える為にも早急に彼等を誅さなければなりませんね」
思わず手に力が入る。人に仇を成す死徒という存在でありながら彼はどうしようもなく善人である事が窺いしれる。
最初はセイバーも、男が死徒であるという事実に驚嘆し、出方を伺っていたものだった。だが彼の善性が嘘でないという事は直ぐに思い知ることとなった。
どうしようもなく彼は清廉潔白だったのだ、死徒であることが悲惨に思えてしまう程に。
ふと窓際を見る。割れた窓硝子の向こうはすっかり夜で、寒々しい外気が室内へと押し寄せる。
通常の人間よりも死に難い身体とは言え寒いものは寒い。死徒の青年は思わず腕を擦り、摩擦による微かな温もりに縋った。
「もう夜ですか」
横に立つ褐色の剣士は憮然と構え、死徒の指示を待っている。
「では参りましょう、聖杯戦争の時間です」>>864
時を同じくして。
新聞部の少女は夜の市街を駆け抜ける。
腕を振り、脚をもたつかせながらも懸命に『何か』から逃げ続ける。
何か、の正体は分からない。理解不能の産物というよりも脳が理解を拒むかのような、そんな猟奇的な存在のように思えた。
人型、であった気がする。
長身、だった風にも思える。
そんな曖昧模糊な印象の何かは、ただ身慄いを催す狂気を垂れ流しながら少女を追い掛け回す。
「ちょっと、待ってよ」
後ろから声が聞こえた。間違いなく追跡者の喉から漏れた声だ。
返答する余裕などなく、振り解かんと全速力で走る、走る、走る。
だが声は一向に遠くならない。
それどころか息一つ荒げる様子もない。
明らかに異常だ、と女学生は思った。人間のなせる業じゃない、と。
例えるならば人間の形をしたまるっきり別物の怪物が自分を弄んでいるような、そんな逃れようのない殺意は常に自身の首筋にあった。>>866
「ねぇ、待ちなって、話を聞いて」
「──────、イヤ。助け、て」
喘鳴する喉。
加えて常に耳元に聞こえる生温い声が精神を徐々に削ぎ落としていく。
脚は棒きれの如く機能不全にして重量過多、精神的にも肉体的にも疲労困憊の体は所々から悲鳴を発している。
そして遂に限界は訪れる。
膝から頽れる女学生。背後からは確かに追跡者の気配があった。
一歩、また一歩と距離を詰める。
肉食獣は心の底で舌舐めずりをしながら、自らの手の届く範囲まで歩み寄る。
「追い掛けっこは苦手だと言うのに、逃げるなんて酷いじゃあないか。僕は君に、ただ聞きたい事があっただけだよ?」
ふうむ、と顎に手を当て思案する長身の男。
その視線はぎょろついた不気味なもので、魚の眼、或いは夜でも光る猫の目を想起させる。
死が纏わりついた無機質な眼だ。
「……嘘、絶対に殺.すつもりですよね………」
「それは返答次第、君が正直者な良い子だったなら『食べる』のは我慢しよっかな」
それで聞きたいのはね、と男は顔を寄せて。
「君、もしかして────僕の工房を見ちゃった?」>>867
「───────!」
女学生の脳裏に浮かぶのは、数分前の目を覆いたくなる惨状だった。
そこは食肉場だった。血を抜いて、骨を抜いて、寸断して、多様な形に変えて食べ易くする為の現場。
ただし加工されるのは人間だ。
生きた子供の腹を捌き、内臓をソーセージに加工する現場を「不幸にも」目撃した彼女は、込み上げる吐気をそのままに逃げ出した。
一目散に、脇目も振らず。
恐怖に耐えかねてではない。自分が見た光景を、見るに堪えない惨劇を、このまま野放しにしてたまるものかという義憤からだ。
ただただ憎らしかったのだ。目の前で無礼な態度を振り撒くこの狂人が。
頭が、肌が、理解したのだ。
この男が─────自分の、下畑来野の友人を連れ去ったのだと。
「うん、だんまりは良くないなぁ、沈黙は金なんて嘘のコケだよ。何故なら僕は無口な子が嫌いだからね」
「……貴方に話す言葉なんて、何処にもありません……!」
歯噛みして怒りを露わにする。絶対的に致命的な状況の中、込み上げる怒りは少女を少しばかり勇敢にした。
「生意気な子も嫌いだよ、満月の夜の晩餐にしたくなる」>>868
男の口蓋が開く。
生え揃う鋭い犬歯は肉を割き血管を破るには最適な形をしていた。
最早人間ですらない何かは、食人鬼の如き様相で新聞部の頭蓋を砕かんとする。
逃れようのない死の気配。抵抗しなければ間違いなく殺されるだろうし、抵抗しても意味など殆どないだろう。
嗚呼袋小路に追い詰められたネズミの心境はこんな気持ちなのだろうか、そんな見当違いな思考を過ぎらせながらも。
同時に、思う。
こんな所で死.んで、本当に良いのか?と。
確かに此の場に於いて死ぬのはとても簡単だ、現状の流れに身を委ねてしまえば良いだけの話だ。
だがこのまま自分が死.んでしまえば、屹とこの男は今後も凶行を繰り返すことだろう。
この街に潜んでいた真実が表層に浮かび上がる事もなければ、友人の死は無意味なモノと化すに違いない。
全ては宙ぶらりんのまま、白でも黒でもないグレーな状態でいずれ忘れ去られていくのは明らかだった。
そんなの。
そんな結末、絶対に認めない。
ふつふつと湧き上がる活力。
そうだ、死ぬ訳にはいかないんだ。
少なくともこんな奴なんかに、無残に殺されてたまるもんか。>>869
絶対に生きてやる。
────真実を、白日の下に。
その為ならばどんな闇だろうと脚を突っ込んで、暴き立ててみせる。
決意は胸に、脳に、心に宿る。
「─────宜しい、ならば手を取るが良い。
右手に宿る決意を受け入れろ。さすれば、生への道を抉じ開けてやろう」
突如として聞こえた第三の声。
自分の声でもなく、男の声でもない。この場に存在しない誰かの声だ。
だが声の主人が誰かなんて、今はどうだっていい。
生き抜いて、この窮地を脱する事が出来るのならば、なんだって。
「…………!!」
男と女学生の間を割って入るように、強烈な光が放たれた。突然の出来事に狂人は思わず後退り、警戒の色を露わにする。
「いっ、つ…!」
右手が痛いくらいに熱い。
ふと目を凝らしてみると、右手の甲に何やら見慣れない痕が浮いて来ているのが見えた。
真っ赤な創(きず)。それが契約の印と知るのは、この夜が終わった後の話だ。
「ふふふ、取ったな、その手を。なれば良し!
我が名は『フェイカー』。不本意ながら偽者の階位を授かった、君の心強い味方さ」取り敢えずこんなもんです。
さて伏神の方も頑張りますか>>873
あっ、違った…(フェイカー予想)。
やぁ、ライノ主人公確定だ!追いかけてるヤツは分からん…。唐突ですが、フェリーペのカポエラはこの動画を参考にしてくれたらなと。
YouTubehttps://youtu.be/moReN9l2ap0
>>880
ぶーつの くつひも みすりました
もうしわけないあぁ…(恍惚)…。
寝る前の最高のプレゼントです、ありがとうございますホンットに!あー、超興奮してきた。
もう全部スキ!
立ち姿とかなんかぺぺさんっぽいというかジョジョ立ちな雰囲気でもう全体から「あら、私強いんですのよ?」みたいな!みたいな!?そういう格好良さがね?
ああーっ、もう、もう!
コレで21で煙草嫌いなんだぜ?なんかキアラさんみたいな歳上に見られてやすくてそこに苦手意識が〜、とかの設定とか追加出来そう!ふぅーっ!
しゅき…。マグダラのマリアの聖人召集宝具に、呼べる聖人一覧表を追加しました。ペトロやアンデレ、深い設定はないけどヨハネやヤコブもありまーす。
インフレ本編でも再利用する気満々だった菖蒲とゲイシーがマ○クで「サーヴァントとはなんぞや」してる奴を見直そうと思ったけど消えてるんぬ…
「ねぇ、あさしん?」
「うん? なんだい嬢ちゃん」
深夜、ベリーバーガーの店内で一組の男女がテーブルに着き食事をしている。
一人はおよそ女子高生と思われる背格好の少女と、もう一人は肥えた白人の中年男性で傍から見れば援助交際と疑われてしまいそうな組み合わせだ。
「貴方達さーばんとの事がまだよく分からないのだけど」
少女の名前は上緒菖蒲。この聖杯戦争に巻き込まれた魔術師に非る者……そして常非る者。
「そうだな……俺たちは影みたいなモノさ」
コーラのカップとトレーを手に取り二人の間に置き直すあさしん…アサシン/暗殺者と呼ばれる男。
「このカップは歴史や記憶に残るほどのインパクトを与えた人間本人だ。それは英雄でも偉人でも犯罪者でもなんでも良い」
「そしてコッチがサーヴァント」
カップがトレーに落とした影を指差し叩いてみせる。
「影は本物よりも大きかったり小さかったりする。でもトレーからハミ出した影はサーヴァントにはなれない」
カップを手に取り動かす。影の大きさが大小様々に変化する。
「そして映し出された影だけを見て、それが本当に何かなんて分からない」
空いている片手でフレンチフライを手に取りカップと重ねるアサシン。ポテトの作り出した影はカップの影に混ざって判別は出来ない。
「何が重要かって、俺はアサシンジョン・ゲイシーだけど、あの犯罪者ジョン・ゲイシーじゃない。だから俺が悪い人とは限らないって事なんだけど~~」
「それは嘘」
み、見つけたんぬーー!!……ほぼゲイシーしか喋ってない…>>897
これは虚刀流のような刀を使わない剣士もセイバーになれるかもしれません。「俺自身が刀だからセイバー!」と。>>902
みんなだいたいそんな感じですよ。私の場合は聖書や北欧神話ではなく史実に偏ってますが。北欧神話関係も作りたいのですが、私が作成したサーヴァントは史実が出典のほうが多いくらいです。>>902
(出典が3箇所のうちは全然節操ありますよと書かれた看板を首からぶら下げている)
私マジであらゆる職業あらゆる時代あらゆる国の英霊作ってますからね……>>902
中国拳法家にハマってる私もいますぜよし、悩み直しましたが名前は「蓮霧」に決めました。今からwiki登録し直してきます(あと、その他のページの気になった表現とかも直そうかと)
>>912
ゾーハルゾーハル(よくあるの意)出典……個人的に戦国時代から江戸初期が大好きですが、ではいざ自分で作ってみると色々と悩んでしまって筆が止まりますねぇ
1番作りたい人は作ると多分このスレが終わるんですよね私……
>>900
ウチのフォルケールのクラス対応力は凄いぞ!
剣士なセイバー、音飛ばすアーチャー、楽士、吟遊詩人のアバター説からキャスター、気配遮断と物語へいつのまにか入ってる要素からアサシン!4クラス適応だ!
>>912
俺はこんなだし普通では?
国籍:ドイツ、ネーデルランド、デンマーク、インド、ギリシャ、日本、アメリカ、ヨーロッパ圏、スペイン、ペルシャ、中国、スイス
出展:ニーベルンゲンの歌、ゲルダ・スターダム、ラーマーヤナ、ギリシャ神話、航海民話、聖書、王書、三国志、怪奇小説
>>911
出来るだけ作者要望は聞いておきたいので…。
>>914
なるほど、まぁギミック思いつかないなぁ…、ってなったら無理に出さなくても大丈夫だとは思いますがねー。>>920
ウォさんね>>922
いやーさすがにほんにんがばけてでてきませんよ
あめりかのしんちょくどうですか?>>919
じゃあ要望としてはやると決めたことは必ずやり遂げる……………でいいですかね?制作するのはアウトでしょうが(他作品クロスオーバーやらなネタだし、著作権とかあれじゃし)、話す分にはこうやってボカせば大丈夫じゃ(特に話題になる事もないでしょうが…)
https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156714288296作る予定ないですけど鰐さんのジェリー・シーゲル・ジョー・ジャスター(スーパーマンの作者)のこと考えたらありといえばありかもしれない
私は怖いので作りませんけど
あのネズミとかあのお姫様達は置いといて『夢の国』っていう人々の希望の象徴って形でぼかせばなんとか……>>935
これは宝具選択ボイスが「変………身ッ!」になる熱い男ですわリヨ鯖とかみるに難しい問題じゃよね...
まあFGO出て以降「うちのご先祖様が英霊になってる……!」って話はよく聞きますしね……
思い付いてしまったけどここで出番を与えるのは難しい、対戦する性能じゃない……でも情熱は止められない! そんな時は僕鯖に投稿するのだわ
出番を見つけられたらコッチに再投稿すればええし>>945
ゲーム機に変化しそう>>939
リヨ鯖は聖杯とうどん粉込みだから……
セイバー:神格とはいえ成立が近代の大英雄
アーチャー、バーサーカー:こちらも近代伝承である法螺話(トールテール)
ライダー、アサシン:近代、どころかアサシンはほぼ現代寄りまーたワルキューレが増えてしまうのか……()
>>946
うぅ、分かる。私も今月と多分来月の休日一つを潰されてショックでした……でした……!>>955
無知で申し訳ありませんが宇宙飛行士でサーヴァントになりそうな人だとアームストロング船長とガガーリンくらいしか思い浮かべられませんね。
もしかしたらsnやzeroなどではアームストロング船長が召喚されていた可能性もあったかもしれません。自分が存命中に召喚されるエミヤと同じような状況ですね。>>946
………………うん。ディックさん
リレー開始します!
書いたのでどうぞ!>>965
ま、マイケル・ジャク.ソン……
う、ウォルト・ディズニー……>>967
見ましたぜ
返信しました
グリムゲルドちゃん可愛そう……………>>892
>>外来語はちょっと発音苦手な雰囲気出して貰えたら
それやわ!なんか自分で書いてて雰囲気が思てるのと違うと思ってたんだわ!それだわ!!それやるとぴったりだわ!わーお!>>975
ライノちゃん使わせていただきましたー!!こちらこそとても感謝です!
フェイカーについては次の話投下した際に一緒にステータス等開示しますので、是非考察していただければ…!>>980
なお隻眼で独眼竜に縁があって、船に群がる鮫の大群を噺で魅了し蹴散らしたという伝説持ちですからあながち誇張でもないというね…マスター案……作りたいけど魔術で頓挫しているいつものやつが1人……
>>988
おお、返信しました!
桃太郎は淡々と興奮してきています>>983
了解しました
こちらも本戦スレの方に最初の話を投下したばかりなので、用事を片付けてからごゆっくり確認お願いします
まあといってもめちゃくちゃ短いんですけどね>>989
あとうちの没ネタに『足の裏に踏み潰されていった虫や微生物達の呪詛』というのも...>>998
ペタンで行きましょう。ペタンな胸は世界を救います
1000ならおっぱい談義>>998
詳しいキャラ造形がわからんとなんとも言えへん…。
聖杯大会予選会場#バベッジマーク116
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