このスレは「聖杯大会シリーズ」並びに聖杯戦争、特異点を題材にしたリレーSSに登場するサーヴァント、マスター、その他舞台設定などを話し合う雑談所です。
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圧倒的ヒントでしたね…それは、まぎれもなくヤツさ〜
立て乙!
やはりあの方だったか。>>3
ガウェインに赤いTシャツを着せよう(提案)中堅……。ミラーカとか中堅どころだと思ってますけど、どうですかね。
ウチで言えば後は、総合力的には
浅右衛門→中の下〜中の中
ヘルヴォル→上の下〜上の中
オルフェウス→下の上(ケルベロス召喚で中の中)
くらいと思ってます。中堅ねぇ……第三者の目で見て、私の中堅って誰だと思います?
(なぜヒント一つでわかったのだ………)
正解した朽崎さんにはルルハワ旅行券が贈呈されますうちで中堅って言うと佐助ですかね。(気配遮断する縮地A忍者)
英霊にまで登り詰める奴の大半はレッドライダーの第二宝具は無力化すると思う。
弱体化案としては、第二宝具を無力化した相手からの攻撃が弱点になるというのは?吾輩の鯖だと
項羽 上の下
侯景 中の中
ロスタム 上の上(ヘラクレス級)
豫譲 下の上
警官ジャック下の中
百地丹波 中の中
バトラズ 上の中
ディオメデス 上の上
くらいですかね(私の鯖は比較されるとみんな中堅以下になるから黙っておこう)
>>8
IDで当たりついてヒントで確信した。>>14
ふむ、それなら獏は中堅になるのかな?強みを活かさないと勝てないけど弱点は少ないですし。俺も自分の見直したら中堅がね、全然いなかったの…☆で振ると4と2ばっかりなイメージ
デオンは年代的にも魔術要素ないし頑張っても中堅止まりやろなぁ。☆4はゲーム的なアレやんなぁ→「バルムンクと技量で渡り合うぞ」→は?そうか、ID…
ともかく、私の制作サーヴァントは(こちらの認識としては)中堅レベルですよ。
・汎用性は火力と引き換えにするもの
・特攻系は 刺 さ れ ば 強い
・発動デメリットがきつい
・一点特化がやばい代わりに他が微妙
・性格に難がある
みたいな設定群大好きなので。ステータスオールAの大英雄とか神霊みたいなタイプよりアサシンクラスにいそうな人が好みかもしれない。>>15
例外のない聖杯戦争ください…
まぁ召喚する方としては態々中堅や下位を狙う理由ないから仕方ないよね…(生前の実態を知らないことは考えないものとするうち鯖だったら
ローラン(上の中)
レギンレイヴ(上の下から上の上)
メレアグロス(上の中)
スサノオ(上の上)
パラシュラーマ(上の上)
黒焔のハサン(中の中)
キルロイ(下の下)
ですね。テル、ジョルジュ、半次郎は中堅格かね、人間としては最高峰だが神代には劣る。
中村半次郎は日本人やけどアサシンとしての不意打ち性能がエグいから(気配遮断が解けた瞬間には既に致命の三連斬を放つ、三連攻撃のため防御に回ると守りごと押し斬られる)うちの下位鯖たち
ゲティ……ザ近代の大富豪おじいちゃん。何でも買い取るぞ!皇帝特権(思い込み)で買った宝具使うぞ!(でも身体スペックじじい)
ゲイシー……道化師恐怖症と混ぜ混ぜした性犯罪者
快傑ゾロ……イケメンなので性能捨ててもお釣りがブルブル
自称ウイリアムテル……近代作家鯖が英雄の真似事なんてするから…
ジュゼッペ……デーモン召喚込みで考えればそこそこ…?
刃昏のハサン……コンセプト「奴はハサン界最弱…」
影の軍団、"ニンジャ"……そもそも雑兵としてやられるための枠…劣化百貌…
ヒーロー、ダークヒーロー……状況整えればなんとか?
☆2☆1は俺に任せてくれ…ウチの中堅は...ワイバーンとルーカンと紅塵以外のハサンと...マリュータ・スクラートフは中堅...?
>>29
うちの技量オバケは基本的にイケおじ組。特にウィリアム・マーシャルはその筆頭。あの人当時の戦争で最強って呼ばれてたんだぜ?私が作ったので度々出されるのがバプロディカ……そんなに濃いかなぁ。
クハハハハハ、オレを呼んだな!
作る鯖が八割方下位か中堅のこのオレを!!
あ、あと島術さん、かねたけちゃん描いていただいてありがとうございます!ハボクックのビジュアルに関しては確か計画書類の束とのことでした私が"黒鹿ファン"以外にどういう呼ばれ方されるのかはちょっと気になる
私の作った鱒はインパクト薄くて名前も覚えてないとか言ってはいけない私の鯖は、
アルベルト…中の上(全体スペックは下位だが、対界規模の特攻宝具あり)
ピュタゴラス…上の中(決定打に欠けるが、全体スペックは総じて高め)
デモクリトス…中の下(反則級の道具作成技術を持つが、全体スペックは低め)
ソニー・ビーン…中の中(Fakeジャックの下位互換、バランス型)
ディオニュソス…上の下(酒呑童子の同類、状態異常による搦め手特化)
といった感じですね。
上記以外には、作成中の鯖に中堅セイバーがいますね。
あと、そもそも私は印象に残ってるんだろうか……?>>40
ツ バ キ ち ゃ ん は か わ い い な ぁ 。私の持ってる鯖は上位と下位でくっきり分かれそう。中堅はコンラ君あたりかな?
>>42
あ、"未確認非行物体"さん忘れてた
"未確認飛行物体"は中の上(全体スペックは並み、ただし回避性能は全鯖屈指)です>>47
早速一人塗ってみました。さて問題、誰を塗ったでしょう?>>47
そ、曹丕くんだー!そして島編の鯖メンバーだー!こうして見ると様々な面々が集っているのだなと……
かっこいい曹丕くんをありがとうございます……>>48
「銃弾の効く相手なら如何様にも」とだいたい誰にでも対応は大きく変わらないです
夢とかでオジサンの背景を知った場合「それはお前のせいじゃないか」とチクリと囁いてみたり内心「とうに墜落した復讐鬼(ニンゲン)はそそらないなあ」と思ったりするかもしれません
ついでに
『愛する女』を已むを得ず、あるいは目的のために犠牲にする とか琴線に触れるようなマスターにあたった場合
「お前のような男は夢見たまま墜落するのがお似合いだ」とか何とか言って絶妙なタイミングで思惑を粉砕しようと考えだします
それ以外だと基本「欺く7つ目」での自爆狙いなので、能動的に破滅させようとしてるように見えづらいかもな感じ まあまあ魔弾どうぞ>>47
あ、あと言い出しっぺがやらないのもアレなので一例としてやっておきました>>55
これがああなるとは悲しいなぁ……………スレ民もすなる「砂糖供給」なるものを我もしてみんとて筆を執る
ただ甘いだけも飽いてくるであらう、近頃の流行りは「甘じょっぱいスヰーツ」だと聞きしに
一口目は甘く、然れども彼らの顛末を思えばほろ苦くなればいいなと投下するなり
女性の名は”ケートヒェン”というらしい唐突に質問なのですが。
皆さんはどのくらいのランクの魔術回路の質や量でどのくらいの鯖が十全に使役できるとか考えてます?後固有結界の展開時間とかも。ちょっと短めですが、東鬨聖杯戦争投下します。
今度また投下するパートを含めて一話とします。ですのでだいぶん短めです>>63
────あれ、確か。
回らない思考を出来るだけ回転させて。
────俺は、確か女の子と。女の子と話してて、それで。
一つ一つ。
紡ぐ様に思い出す。
────っ、ぐ……。あの娘の精神世界から、引き剥がされた。……よ、うな。
全身が痛む。
但しその痛みは神経を伝達しての電気信号ではなく、魂が摩耗する際に生じる自我の崩壊。
他者の心象世界から現実に還る際に発生する、現実世界からのフィードバック。
幻想から現実へと引き戻される際の、世界の齟齬を無理矢理修繕している証左だ。
────が、────あ……ぐ、
息が出来ない。
肺が介在しない精神体であるにも拘らず、現実世界の基準で表現するのも筋違いだが、少なくとも亥狛の脳はそう錯覚した。>>64
『───話は済んだから、此処から出してあげる。』
少女の言葉が脳裏を過る。
────あの時は、疑問すら抱かなかったけど。
────現実世界に戻してあげる、とは言ってなかったっけか……?
最悪の可能性に身が竦む。死にたくないと震える。
現実世界でも、精神世界でもない虚無の狭間に、放り投げられたのではないか。捨てられたのではないか。
そんな可能性。
まさか、と唾棄しようにも出来ず。
そんな、と後悔してももう遅い。
全身の筋肉が収縮し、痙攣し、歯がかちかちと律を刻む。
そんな怯えを嘲笑う様に、意識は物凄い速度で深みに嵌る。
吸い込まれていく。
薄暗くて、寒い、痛ましい奈落へ。
────いや、あり得ない。
そんな終わりあってたまるか、と奮い立たせる。
此れは現実世界へ戻る過程に、意識が垣間見る幻だ。
そう思う事にした、でなければやっていられなかった。>>69
「マスター……よく、よくぞ無事で───不甲斐ない私を御許し下さい……っ!」
愛おしげで、慈しみのこもった抱擁。
感極まるランサーの腕には、しっかりと籠手が装着してある。
それの所為か背骨が軋む。ごりごりする。
ミシッ。
「あ、ちょっ。ランサー……痛い痛い、中身が出る」
目一杯に抱きかかえられ、押し潰された肺から言葉を吐き出すと、ランサーは我に帰ったかのように力を緩めた。
そしてその抱擁の力強さは、彼女の心配の表れだった事に気付く。
────心配、かけさせたんだな。
ランサーの顔を見遣る。
彼女の頬には涙の通った跡がある。
ずびっ、と鼻をすすったランサーの表情に普段の清涼な雰囲気は無く、微かではあるが麗らかな町娘のようにも見えた。
「申し訳ありません……ライダーとの戦闘に集中する余りイコマを守る事を疎かにしてしまいました。
───サーヴァントとしてあってはならない失態です、最早会わす顔も無いと思っていましたが……」
目の前の乙女は己のミスを恥じ、亥狛の目から視線を下に向け。
「ですが、…ですが」
言葉がそれ以上出てこない。
ランサーの脳内では数々の言葉が噴出し、紛失していく。>>70
言いたい事なんて、それこそ沢山あるのに。
本当に言いたい事が見つからない。
守れなかった不甲斐なさ、生きていた事の嬉しさ、許して欲しい感情、胸をチクリとさす痛み、それとよく分からないモヤモヤ。
それら全てが自己主張し合い、先ず何を口にしたら良いかが判らない。
然しマスターである亥狛はそんな曖昧な感情を丸ごと受け入れるかのように。
「ありがとうな、ランサー」
その一言で彼女の複雑な心に対する返答とした。
「本当にありがとう、心配してくれて。───それとゴメン、迷惑かけてしまって」
一つ一つ、ぽつりとこぼす。
「現実(ここ)に戻ってきて最初に見た顔が、ランサーで良かった。心象世界から戻ってこれたか正直確証なんてなかったけど、お陰で安心出来た。
───俺の為に泣いてくれてありがとう、そうかちゃんと、戻ってこられたんだな」
硬い鎧の感触が現実であると証明してくれた。
ランサーの活きた貌が、この世界が本物であると示してくれた。
彼女の頬から伝う涙の温かさが、「君は生きている」と教えてくれた。
心象世界ではない、仮想現実では断じてない。
亥狛の焦がれた現実が目の前に居てくれた、その事に対して感謝の念が尽きなかった。>>71
「そんな、私は何も────」
言い澱むランサーの肩を強く掴み、心の底から感謝する。
亥狛の頭に浮かんでいたのは、幻想と現実の狭間にて最後に見たあの光。
────あの時は何の光か分からなかったけど、今は何となくわかる。
アレはきっとランサーの想いだ。
己の主人の生存を願う、ランサーの純粋な祈り。
────それが形となって俺を救ったんだ。
根拠は皆無だ。
ただそう思うようにしたに過ぎない。
────心象世界の出来事ならば、誰かの心が救ってくれる事だってあるんだろう。
理論も何も無い、唯の感情的な屁理屈で理論武装するが、結局の所そんなものは何でもよかった。
最後の最後の死の間際に、心の寄る辺となってくれた彼女───目の前にいるランサーに感謝したい。
それだけだった。
「何も言わなくて良い、ありがとうランサー……この聖杯戦争、お前が俺のサーヴァントで本当に良かった」
確と、乙女の身体を引き寄せる。>>73
「────うぉっほん、お取り込み中失礼ですがあっ!」
やや上擦った声と、盛大な咳払い。
二人の世界に入っていた亥狛とランサーは思い切り咳のした方へと向くと。
同盟者である東雲玲亜とアーチャーが二人の姿をバッチリ捉えていた。
玲亜は平静を装った風に此方を眺めているが、隠しきれていない。
「一先ず生きてたようで何よりね、安心安心」
努めて気にしていない風。
かたやアーチャーの表情は何とも言えないものだ。
───先ず抱き合っていた二人を弄ろうか。それとも異性関連に初心過ぎる己のマスターを微笑おうか。
────いやはや愉快な、これには皇帝もニッコリ。
コレはあくまでもイメージだが。
そんな内情が透けて見える気障な笑み。>>74
最早こうなってはどう取り繕っても仕方の無い事なのだが、もの凄く緩慢な速度で抱擁を解いていく。
「……見なかった事にしてくれないか?」
「ナニガ?ワタシハナニモミテイナイ」
「────なんかすまん」
人の恥部を敢えて突っ込む程彼女たちが野暮でないことがせめてもの救いと言えるだろうか。
「───にしても驚いた。アナタ女性だったのねランサー……道理で話が合うと思った」
兜を脱いだランサーを始めて見た玲亜が目を見開く。
「特に重要視する事柄でないと判断しましたので───生前、性別で侮られる機会も多かった為敢えて申告はしなかったのですが」
申し訳ありません、と頭を下げるランサー。
別段叱責するつもりもなかったのか玲亜は少々罰が悪そうな表情を浮かべ、
「いいのよ。ランサーの戦闘力については実際に確認済なんだから性別云々なんて全く気にしてないわよ」>>75
そんな事より、と言葉を紡ぎ。
「今後のキャスター捜索について、話しておこうと思うんだけど……大丈夫?」
という玲亜の問いかけに亥狛は無言で首を縦に振る。
つい先刻死に掛けたのにまるで何事も無かったかの様な振る舞いだ。
「流石に今日は疲れたでしょうから、活動再開は明後日の祝日。場所はそうね、アサシンがマークしてるとも限らないから、密集地じゃない方が良いかしら?」
「……お互いに人気の多い所はもう勘弁だしな」
「────ぬう。それもそうだしね…」
人気の少ない、且つアサシンが容易に近付こうと考えない場所。
と、口にするのは簡単だが該当地区などほぼ皆無に等しかった。
流石にアサシンが徹底して監視しているとは考え辛いが、かと言って同じ轍を二度踏むような愚行を玲亜達は進んで犯さない。
────どうしたものか。
両腕を組んでああでもない、こうでもないと思案する玲亜。
そして十数秒ほど悩んだ末に、玲亜渾身の妙案が炸裂する。>>76
「──そうだ!私の家とかどうかしら?」
アーチャーが何か言いたげに玲亜を睨んでいたのは最早自明の理というか。
言うまでも無い事であった。はい、此処で一旦終わりです。
次は教会のパートです、と次回予告してみる。(むむ……意識して読むと本当に読みやすいなぁ……)
>>83
サーヴァントが魔力を供給するのに困らなさそうな鱒ですね分かりますApoはドラキュラにフランケンシュタインまでやったなら人狼も仲間に入れてやれよと思わなくはない
初期に思ってたよりずっとイコマくんの主人公力高かったからここで特異点ネタやる時はカルデアマスターズの1人として招待状送りつけたい所存こういうの見ると創作欲が湧いてくるよね……ああ!シドニーの筆が進むぅ!
>>94
ありがとうございます!
シドニーもここからは少なくともうちの陣営にとっては大イベントなので…!しっかり書いて行きたい所!ぐぬぬ……これは遅れを取っていられませんね
てなわけで昨日書き上げた大会SSの続き投下してきます!
これで手番は騎乱陣営にパスになるかと
あ、そういえばクローディア作成者の方、以前言ってたプリズマSS用のマスターってどうなりましたっけ?
難しいようでしたらこちらで別のマスターを探しますけど…・スノーフィールド特異点の英霊発電事件から始まる
・カルデアのマスター要員は各作者1人まで(コスト的な意味で☆5級の反則キャラ、規格外キャラは禁止でお願いします)
・持ち込みサーヴァントは一人一騎(各特異点で追加契約は可(神霊、仙人、フォーリーナーや物語の展開を先読み出来てしまう千里眼スキル持ちの方等はご遠慮ください)
・参加されるマスターの方々は4〜5名で各特異点製作者さんが仕切る舞台へ(同時進行で複数の特異点を攻略しようという流れ
・最後の舞台だけは全員参加のお祭り騒ぎ!
みたいな事がやりたいなって
後特異点だと座の記録とかワチャになる説があるらしいから過去の聖杯戦争の記憶を持ち越してるまサーヴァントとかつてのマスターが再会とか、私はやりたい!>>93
別に夫婦間の寿命差の問題さえ気にしなければ子供が混血になるくらいですし転生しなくてもいい気もしますけどねぇ。(おおかみこどもの雨と雪並感)
型月的に転生となると起源も変わって魂もほぼ真っ白になるから実質別人とかそんな感じだったんじゃないかと。
人間(人形)の体に魂を移すならワンチャン。誰かー、赤色の人呼んできてー。そうそう傷んだ方。>>100
ああなるほど。そういえばあったような…
あ、ちなみに第一回の方投稿してきたので参加者の方々は確認お願いします
手番もパスしてあります>>100
考えてた時期にはまさかこんなに戦争大会企画が持ち上がったり参加者が増えるなんて思いもしなかったですからね…
やるならゆっくり、物語時間軸は同時だけど他リレーに参加してる人は別特異点での参加とか
>>99
聖杯大会を開催しまくったTV SHOW時空の行き着いた先で完成した模造聖杯、それを使って召喚した英霊を次々に電力に変え世界のインフラ問題を解決しようとした男が…
だがそんな事をしてタダで済む訳がないというか状況的に特異点になるしかねぇ!みたいな
この場のボスになるゾルフ・ゼントリクスは世界から差別や格差をなくしたいマンだから魔術も大嫌い、金持ちも大嫌いな拗らせ野郎でカルデアの逆バージョンみたいな魔力を電力に変換する装置を作って、それを召喚した英霊テスラの世界システムで…!あ、反乱されたらたまらんから理性奪ったろで狂化したみたいな
バーサーカーテスラ、システムアンノウンとかかっこよすぎなんよー!>>102
バーサーカーテスラだったと思います。オルタと混同してましたね。>>97
面白そうだが、シドニーを仕上げなければ…あと、これだけ参加者がいたら一人一マスターなら脱落者が出ても問題なく進みそうだよね…グフフ
特異点…大戦…やることが山積みだぁ!
>>113
敵サーヴァントのマスター、魔術要素、バッドを作る、この3つから導き出される答え……分かった!キャス子だ!
え?シスターは心の底から相手のために愛を捧げてない?せやな。>>108
仮にルート分岐あるとしたらレアルートでは無いかと。
主に戦力的に彼が矢面に立つ場面が増えるだろうから、デッドエンドは彼女が一番の筈…他ルートはビターエンドとバッドエンドが多くなる気がします。
アーチャー本当に使い勝手が良いというか察しの良いキャラで色んな意味で助かるというか…>>107
友達が鳩しかいない
正確には親しい友人は何人もいましたが
死ぬ間際まである鳩を恋人のように世話をして
その鳩が死.んでしまったらその数日後息を引き取ったという逸話でした
惑わせてしまってごめんなさい>>112
もー、これだから天才はー>>113
言峰ルートってありましたっけ…?
というのは兎も角、伏神聖杯戦争では本気で麗奈さんと組むパターンも考えてましたよね懐かしい。おや? 特異点やるんです?
いつか東鬨も伏神も全て完結してフリーになったら特異点もたのしそうだなぁって思ったりしてます。
取り敢えず今は手一杯なので眺めて楽しもうと思いますが。>>120
いつかやりたいから用意も進めないとなぁって>>125
いえいえ、大丈夫ですよー。当分は第一回の方に集中しなきゃかもですし
何でしたら能力は特になくても大丈夫かと。何といってもプリズマ聖杯戦争(仮)なので、基本はクラスカードによるバトルが中心になりますし>>130
か、開催前の時点で一週間貫徹してるような人ですしあの夜ぶっ倒れてただけの可能性…。レッドライダーの第2宝具修正案をどん。
『殺戮先導・愚者神罰(ジャッジ・ザ・ジェノサイド)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1000人
レッドライダーの第2宝具。対人類特攻宝具。人の心の奥底にある悪意を引きずり出し、その悪意と当人を向き合わせ戦わせる。悪意が勝てば当人の人格が悪意をベースとしたものとなり、当人が勝てば悪意が消え闘争心すらも消え失せる。つまるところ「人が己の悪意と向き合い耐えきれるか否か」を測る宝具である。なお悪意をベースとした人格になった瞬間にレッドライダーに勝利することは不可能となる。ただし例外として悪属性を持つサーヴァントや己の悪意を受け入れることが出来る者に対しては効果はない。>>139
所長枠にB級映画を見せたのは誰だ!>>139
泥試合になりそう。>>143
実際、こんなやつどうやって味方にするんだ感は感じてます。使うにしても特異点のラスボスとか特異点Fのヘラクレスよろしく裏ボスじみた存在が似合いそうですし。>>143
よし、ケルト鯖で囲ってシバくか!(なおフォアベイは第二宝具に引っ掛かる)自鯖だと本能で戦うアヴェンにゃーのイルサンと近代通り越して未来鯖のHAL、後は対人外特攻と人を守る為に戦うヘルシング教授ならレッドライダーとも戦えそうかな…?
教授は人外への憎しみで戦ってそうでアウトやもしれぬ…ブラスレイターが黙示録を再演するために動き出す…
かつての仲間たちをサーヴァントシステムにより呼び出すがそこにいたのは……!
「君、写真と違くない?」>>147
うちの鯖だと本能で捕食してるだけのクラーケンさんとそもそも人外で悪意とかと無縁な獏と悪意とかそんなの関係ないシャイタンと戦争じゃなくて災害のアバドンくらいですかね。
この中でも獏とアバドンは素で負けそう。>>143
うちで効かなそうなのは...
狂いし黒犬「...善も悪も総ては偉大なるツァーリ(マスター)が為に...ツァーリの平穏を乱す"戦争"よ...『血染めの大河に沈め叛逆者(クラースヌイ・パグローム・ノヴゴロド)』!!」>>143
私の作だと、アフラースィヤーブが相性の問題でほぼ確実に勝てます。
あとは、権力者特攻、精神耐性持ちのネッド・ケリーが戦えるくらいですかね。あれ、レッド以外にも白か黒ってなかったっけ?
これから作るって話を勘違いしていた?>>157
あんな所で非合法?な組織が居を構えてるんだから王室や権力とズブズブはさもありなん…(時計塔内に強大な派閥を作り出すのは憚られるし外にガルム機関作ろうとした経緯自体が崩れ去る音>>168
致命的な価値観の相違と早合点の弊害>>173
えっ?ってなって、3回くらい読み返しちゃいましたよ。ふふっ。
綱さん、どうなるんでしょうか。楽しみです!アルテラマーン80~アルテラマーン80She came to us from a star~(私が来たの意)
>>179
カルナさん!()の中も口に出してって言ってるでしょ!>>180
東鬨に限っての話で言えば、聖杯戦争を事前に準備出来る人間は限られてます。
詳細はまたいつか書きますが、少なくとも殆どの陣営はまともに準備は出来ませんでした。例の大罪戦争のやつ書けましたー。
キャラ崩壊等もあるので頭空っぽにして見てください。
投下します大罪戦争主従がオニランドに来たよ!
※キャラ崩壊注意
弓、フードコート
アーチャー「マスター、遊園地に来てまで人の為にあれこれする必要はないのでは?」
アベル「あぁ、これはもう癖みたいなもので。人手不足もとい鬼手不足らしいので」
アーチャー「(まあここの聖杯[黄金]では我が悲願は達成できんようだし、今はマスターに合わせようか)よろしい、では私は注文を取ってこよう」
アベル「助かります」
槍、コーヒーカップ
皆空「すまんなランサー。本当は伴侶と乗りたかっただろう」
ランサー「思ってないと言えば嘘になるが今は第二の生で得た友との遊びが楽しくて仕方がないな」
皆空「ランサー…」
ランサー「しかし、些か狭いな!」※皆空は身長約3mの巨漢です
皆空「それは本当にすまない。……修行で縮められないものか」
ランサー「そんな〇リーザではあるまいに」
皆空「ちょっと待て、何故フ〇ーザを知っている」
ランサー「聖杯からの知識だ」(ドヤン)騎、メリーゴーランド
はやぶさ「あはははは、おーい。金森さーん、夜々さーん」
金森「……」(カシャカシャカシャ)
朝倉「金森、金森。無言で写真撮らない」
はやぶさ「わたしの騎乗スキルはBランク。たいていの乗り物なら乗りこなしてみせますよー」
術、フードコート
ダヴィ「うーん、美味しいっちゃあ美味しいけどやっぱ母さんの作った料理の方が美味しいや」
キャスター「まあ、ダヴィったら」
ダヴィ「食べ終わったら次はあそこ行こう、ミラーハウス」
キャスター「そうね。あらダヴィ、ケチャップ付いてるわよ」(フキフキ)
ダヴィ「んっ、ありがとう母さん」
殺、ミラーハウス
アサシン「……なあ、全く迷わないせいで楽しくないんだが」
嵐「そうね。最初に壁に触れた時に操作魔術の応用で構造理解しちゃったし、方向感覚狂わせる術式もあたしには効かないし」
アサシン「これなら素直にフードコートに行けばよかった」
嵐「駄目よ。オニランドの食料全部食べるつもり?それよりさっさと抜けて次はメリーゴーランドよ」
アサシン「メリーゴーランドか。そこの馬は食え…」
嵐「ない」狂、いろいろ
コーヒーカップ
月鳴「ふふふ、えーい!」
バーサーカー「きゃあぁっ!?」
月鳴「もっともっとー!」
バーサーカー「つ、月鳴ぁ、早すぎて目が…目が…ウッ」
月鳴「うわわっ、やり過ぎた!?ごめんごめん」
フードコート
バーサーカー「酷い目に遭いました…」
月鳴「ごめんってば。はい、冷たいジュース貰ってきたから」
バーサーカー「ありがとうございます。それにしても無料で飲食物を提供するとはここの運営は大丈夫なのでしょうか」
ミラーハウス
バーサーカー「ううん…周りに私がいっぱい…ううん」
月鳴「ちょっとここはまずいなー、バーサーカー、目瞑ってて。私が手引いて歩くから」
バーサーカー「あっ……//」
メリーゴーランド
月鳴「なぁーんで一人で乗れないかなぁ」
バーサーカー「す、すいません。なんと言うかこうして馬に二人乗りしてみたかったんです」
月鳴「…ハイヨー!」
バーサーカー「あぁっ!月鳴、またそんなに揺らしてはいけませんんん!」剣
セイバー「鬼!鬼だぁ!!」
尽「ちょっ、どうしたのセイバー!?」
セイバー「汝は鬼!罪ありき!」>>175
ヒロインって命奪いに来る人って意味じゃないの?(お前は何を言っているんだ)>>192
それは地雷を抱えてたから許される、という話なのでは?
まぁイレギュラーがない聖杯戦争なんて、もっと言えば人生なんてないしどこまで準備しても本番は何かしらあるのが物語でしょうけど>>196
ビューティフォー>>198
ワシ、裏で麗奈と朽崎がバチバチ暗躍してる聖杯戦争とか見たかったのじゃ
レアちゃん…仕方ないね……
もうここに半分霊的な存在故に迷い込めそうな小鳩ちゃんも加えて性女も呼んでしまいたくなるな!>>196
(確信)個人的には聖杯戦争と言っても勝つことが一番重要じゃなく一番濃い描写ができることが美味しいかなって…
だから暗躍キャラがいるならそれに盛大に乗るのもまた一興、と思えるくらいには人数も開催予定も揃ったかなと
ヴィヴィアンなんて自前で爆弾背負ってくる親切設計ですよ!>>192
メタ視点だと、チート能力で無双するのも、事前準備で無双するのも、リレー形式だと大差ないとは思います。そういやミラーハウスのメッフィー見たら(あれ、コイツ本気で戦ったらガチ性能通り越して反則なんじゃね?)ってなりましたよ(ナチョス作成時振り2回目
>>168
(例のBGM)
亥狛「俺の生存ルートが!」
クッチー「やっほー、亥狛君!」「誉ルートとはどうだい?」
亥狛(首を振る)
クッチー「えーっ、平和なのに。誉は可愛いだろう?」
亥狛「お前が地雷なんだろ、騙されんぞ」
クッチー「まぁ待ちなって。君は信頼できるヤツだから俺は何もしないし、誉だって君が人狼でも受け入れてくれるよ?結構ぶっ飛んだ知り合いも多いからね」
亥狛「分かった、聖杯戦争頑張るわ」
クッチー「待ちなって!俺のこのコネを使わせてあげるよ」
亥狛「蒼崎橙子との連絡手段!?」
クッチー「そうさ!彼女に頼めば人狼でなくなる事ができるかもよ?なんなら施術となどの費用も俺が払おう」
亥狛「本当に信じていいんだな?」
クッチー「あぁ、大丈夫さ。俺は誉と奏の事をなによりも大事に思ってるからね」
クッチー「だから君は、朽崎に婿にくるんだよ!」(ファミパン)
なんかやってみたくなって……。反省はしてない。>>157
まあある程度蜜月ではないと、ロード・ユリフィスといえどロンドン塔を自分の魔力蒐集場にはできないでしょうしね嵐ちゃん編が3、4編くらいの長編になりそうな予感。
・カナディアと遭遇、カナディアの過去編
・ヒーロー登場からのダークヒーロー化からのカナディア撃破
・ニュートン襲来
・大罪聖杯破壊
くらいに別れそうです。今日は休みだから書き上げました、東鬨聖杯戦争の続き。
今から投下しますが、出るキャラは少なめです>>210
駐車場での大混戦も終幕を迎え、これ以上の破壊行為が行われない事に、教会内は一先ず安堵の色に包まれた。
無論被害は甚大である。
剥がれたアスファルトの舗装、街灯や諸々の公共物の修繕、アリバイ及び情報統制などやる事は山積みだ。
やるべきことを全て俯瞰して見ようものなら胃に穴が開きかねない。
だがこれも全て滞りなく聖杯戦争が終着するのなら安いモノだと、そう安藁鐘架は考える事にしていた。
────とりあえず諸々の修繕は後回しに、今は情報統制が先決か。
そんな事を片隅にて思い巡らせながら。
仄暗い深夜の教会。
蛾の使い魔との視覚共有を中断した麗奈は一息ほど溜息をつく。
流石に魔術師となれど複数体の使い魔を使役し、且つ代わる代わる視点の切り替え、情報収集を並行して行うのは骨が折れるのだろう。
鐘架に対し座っても良いか許可を得て、すぐ広間の長椅子に座り込んだ。
額に一筋の汗が伝う。
「偵察、ご苦労様────あとの事後処理については俺に任せてくれ」
鐘架は麗奈の肩をぽん、と叩く。
そして近付いて改めて、鐘架は麗奈が肩で息をしている事に気付いた。
どうやら彼が想像していた以上に疲弊の色が見えて。こんなうら若い少女に重い荷を背負わせた事に心が痛む。>>211
しかし、安い言葉は掛けてはならないと己の喉に自制を施す。
無辜の民の無惨な死と少女の身体を天秤に掛けて、より重いと思った方を優先した。
市民が被害を被らぬ様、魔術を嗜む彼女の能力を道具の様に利用した。
ただ、それだけの事。
目の前の少女も、恐らく承知の上の筈だ。
────最初から分かっていただろう?
何の犠牲も無しにこの戦争の終結など成し得ない事など。
その片鱗を今目の当たりにして、今更臆する事など赦される訳が無い。
故に鐘架は麗奈を案じつつも、何も言えない。
自分には優しい言葉をかける資格など無い。
平時は良識と博愛に満ちた、敬虔な信奉者に過ぎない彼は、
人並み以上に優しいからこそ人並み以上に苦しんでしまう。>>212
幼気な少女に、せめて憐憫の表情は向けるまい。
そう意識しながら鐘架は話す。
「杯に満たされた魂は未だ一騎。最低でも四騎無ければ『聖杯』は機能しない。
────つまり炉心が脈動する迄残り三騎、ひょっとすると今夜条件が揃うかとも思ったが…侭ならないもんだな」
麗奈の隣に座り、背中を背凭れに思い切り預ける。
「南米の至宝が持ち込まれてから三百余年。ソレが活発化を始めたのは丁度十年前、か。……そんだけの年月が経ちながら、二大陣営による解析は何一つ進まないってのが口惜しいよな」
────せめて起動さえしてしまえば、何かしら判る事もあるかもしれないが。
溜息と共に吐き出した本音。
麗奈は息を整えながら、懸命に、
「アレは……やはり人の手に余るモノだと私は思います」
自らの聖杯に対する考えを鐘架に語る。
「救世主から賜りし聖杯は『その経緯が如何なるものであれ』救世主の許へと御返しすべきものだと私は考えます。少なくとも迷える仔羊はそれを御する術を知り得ない、知ってはならないように思うのです」
「────故に、神の御業を代行する我々が管理する必要がある、だろう?」>>213
「────」
きっと、恐らく。彼女は危惧しているのかも知れない。
人の手には持て余す奇跡の器、それが個人的な欲を満たす俗物────魔術師の手に渡る可能性がある現状を。
戦争という形式を採用したのは我々では無く、二大陣営が内の一柱────魔術協会の人間達であり。
つまりは我々聖堂教会が、魔術協会が定めた戦争という形式に縛られる必要はなく、聖堂教会の力のみで聖杯を管理するのが本来の正しい姿なのではないかと。
───そう言いたいのだろうか?
しかし彼女から真意は語られる事は無い。
「すみません、少し口が過ぎたようです」
「───や、いいんだ。寧ろ麗奈は何も言わなさすぎるきらいがあるからな、もっと誰に対しても本音で話していいと思うぞ」
鐘架の心からの進言は、果たして麗奈に伝わっただろうか。
────もっと心を開いたって良いんだ。
本当はそう、面と向かって真っ直ぐに伝えたいが。
彼女を利用しているという事実が、それ以上の干渉を赦さない。
「ええ、少しずつ善処致します」>>216
麗奈は左眼に魔力を通し、空を仰ぎ見る。
一定量の魔力が循環されるや否や、左眼の瞳が黄金に染まった。
刹那。
麗奈の見ていた世界が、何も変わらない筈の全てが。
何もかもひっくり返ったかの様に変質する。
急激に情報量を増す視界。
より遠方が鮮明に。より緻密に。把握出来る領域が何倍にも膨れ上がる。
脳が雪崩れ込む叡智を処理しきれないのか、酷い頭痛が麗奈を襲う。
構うものかと魔眼を見開く。
外付けの、権限委譲した他者の魔眼を限定的であれ使用すればこうなるのは解り切っていたのだから。
『我が親愛せし大山猫の神眼(リュンケウス)』
千里眼、透視の魔眼、妖精眼(グラムサイト)───凡そ三つの要素が混合した複合魔眼(ハイブリッド)。
階位にして『黄金』。
本来ならばライダーが所有している筈の魔眼であり、現世の人間が所有している事実を知られれば魔術協会からの封印指定は免れないだろう。>>217
それを何故、教会の修道女が所有しているのかと言うと。
答えは非常に単純明快。
戸波麗奈こそが正真正銘。
ライダーを使役するマスターであり、第二次東鬨聖杯戦争の参加者の一人なのであるからに他ならない。
ライダー───イダスから借り受けた彼の兄弟の魔眼で上空を見詰めると、通常の視力では視認不可能な異物が炙り出される。
天蓋を覆うのは、教会をすっぽりと包む魔術紋様。
退霊の効果を有する陣───重なる事三層。
更に認識阻害用の魔術結界───これが五層。
その上から人払いの結界───これまた五層。
全て纏めて十三層の魔術結界。
光を浴びて複雑に波打つ水面の様に、各結界が相互作用しあい、外界からの強引な侵入を阻む堅牢な砦だ。
術師の小源でなく、大源──龍脈から魔力を吸い上げ半永久的に機能するこの自律式術式は。
東鬨に『南米の至宝』が持ち込まれ此処に聖堂教会直轄の院が建設されて以降、一度も休む事なく機能し続けている。
然し万古不易かと言われれば、そういう訳でも無く。
外界からの干渉には滅法強いこの結界は、内側からの干渉を考慮していなかったのか。内部からの改竄は外部からのソレと比較すると数段以上も容易に行えてしまう。>>218
構造的欠陥───というよりも、構築段階で「聖堂教会の人間が結界を改竄する」という事態を考慮していなかったのだろう。
その設計段階から遺されたままだった抜け穴を、麗奈は目敏く見つけ利用する心算だ。
天へと手を伸ばし、魔眼で捕捉した魔術結界の基点に照準を合わせ。
干渉(詠唱)を開始する。
────術式との接続を開始(Anschluß des magie zu starten)。
ぶん、と。結界が予期せぬ干渉に起動する。
結界そのものが微かな光を掻き集め青色に夜を照らす。しかし普通の眼でその光を認識は困難だ。
故に視える左眼に潤沢な魔力を注ぎ続ける。
第一層───解錠(Entsperren)、
第二層───解錠(Entsperren)、
第三層────限定解除(Deaktivieren Sie vorübergehend)。>>219
解除する結界は、対霊用の撃退術式だけで構わない。
他は「存在を前以て認識してさえいれば」十分対応可能だからだ。
故に解除するのは三層のみ。それさえ破ればライダーは教会の人間に悟られる事なく侵入出来る。
紋様と紋様が絡まり合う事、転がり切った毛糸玉の如く。
その紋様を破らずに一つ一つ解除していく工程は、生半な集中力では完遂し得ない。
するり、するすると。
結界が少しずつ解け、絡まっていた糸は整然とされ、対霊用迎撃結界のみがすっぽり抜けた。
といっても一時的な無効化に過ぎず、また時間さえ経過すれば自動的に修復機構が作用するのだが。
────手間の掛かる事この上ない。
────だがこの行程を経なければライダーが勘付かれずに教会内に侵入するのは不可能。
励起した魔術回路を鎮めながら、魔眼から本来の眼球へとチャンネルを切り換える。
魔眼の機能を限定的に委譲させる外法だからこそ可能な芸当だ。>>220
魔眼を直接移植する事は現魔術業界の技術では可能だが、虚ろなる英霊の魔眼を移植するとなると未知数な事も多い。
故に不確定要素を出来る限り排したい麗奈は、正規とは別のアプローチから魔眼の使用を目論む事にした。
その末に麗奈が行ったのは使用権限の一時委託、視覚共有の魔術の応用を施し、自身の視界をライダーの魔眼で「視て貰う」手法である。
イメージでいうなれば。
魔眼の移植をレーシック手術とするならば、視覚権限委託による魔眼使用はコンタクトレンズの様なものだろう。
手軽で制御し易くはあるが無論フィードバックは視覚共有した自身にも降りかかる。
更にライダーという『レンズ』が消滅すれば二度と使用は出来なくなる。
しかしそれで良かった。
魔術師でありながら聖堂協会に身を置き、更に魔術に対する考え方は魔術使いに近い彼女にとって、
魔眼は一流の証明でも何でもなく、唯の使い勝手の良い道具でしかない。
道具は使えばいずれ壊れるもの。
そんな物を移植して一生付き合っていくなどコストパフォーマンスが悪過ぎる。>>221
『結界解除ご苦労、今戻ったぜ』
虚空からライダーの声が響く。
霊体が通過したというのに結界に反応は無い事から、結界解除は成功した様子。
ライダーとは主従関係を結びながらも、殆ど主従連れ添っての行動は行わない。
聖堂協会の人間であるという立ち位置は崩したくはない。
その為には多少危険は伴うものの、サーヴァントの気配はなるべく周囲から排除する必要があるからだ。
とは言え最低限の繋がりは必須だと思うし、完全に首輪から解き放たれたライダーがいつ何処で麗奈の計画を脅かすか分かったものではない。
その為の定期的な密会。
一週間に一度、若しくは派手な戦闘を行った後はこうして秘密裏に合流し、少し許りの会話を通して互いの腹を探り合う。
お互いの利害関係を維持する為の、義務的な儀式だ。
久し振りに会ったライダーの声は芳しくない。>>222
「お疲れ様です。────ランサー、アーチャーとの戦闘は如何に貴方と言えど骨が折れたでしょう」
『お陰で左腕がお釈迦だ、まあ回復に専念すりゃ一晩で元通りだろうよ』
ライダーの言葉には嘘偽りも誇張も無い。一晩程度で致命的な損傷も回復してしまうだろう。
世界最強の人間は最高級の肉体を保持するが故に、回復速度も常識のそれを遥かに上回る。
世界最高の肉体に、最強クラスの戦闘力、『黄金』を冠する魔眼に、騎乗宝具。
そしてもう一つの「奥の手」────。
そんな超一流の英霊である彼は、今正に他ならぬマスターに対して並々ならぬ猜疑心を向けている。
「……どうかなさいましたか?」
麗奈はその理由に心当たりがある、が。あえて気付かない振りをしてライダーに問い掛けた。>>223
対して、そんな素振りを見抜けない筈が無いライダーは声に苛立ちを乗せて。
『────改めて言わせて貰うが。
俺は基本的に現世の鬱陶しい謀には与しないつもりだ。
俺は過去を生きた人間であって、今の時代の人間のいざこざなんざ知ったこっちゃねえ。────唯愉しく食べて、寝て、戦って、殺して、仮初めの時間を火花の如く謳歌するだけだ』
だから、と言葉を続ける。
『テメェがどんな企み事してようが、俺は興味が無い。一々悪だの善だの語るほど俺は聖人でもないからな。
だが────俺の愉しみを徒らに翳らせる様な真似をするのであれば、俺はお前を容赦しない』
ライダーは続け様に、吐き捨てる。
憎々しさを前面に押し出した威圧感を伴って。
『今回のアサシンの介入は、仮にテメェが関与してようが見逃してやる。
だが此れは警告だ。間違っても金輪際俺の戦いを邪魔立てするな……解ったな?』>>224
大抵の人間ならば威圧感に圧されて少なからず動揺を示すだろう、この局面に於いて。
齢十四の乙女はそれでも柔和な態度を崩さない。
だが命知らずの所業では決して無い。
「……御忠告痛み入ります、ですが私は貴方の気を害する事は決して致しません。
何故なら貴方は私の大事な奴隷(サーヴァント)なのですから、丁重に扱うのは当然の事」
言外に「お前はあくまで奴隷だ」という意味合いを含ませた発言。
それにしても、と言葉を繋げ、
「あの二騎にとても執心された様で。特にあのアーチャー……態々敵に弓術を指南するとはどう言った風の吹き回しです?」
使い魔を通じて詳細に現場を目撃していた麗奈は、ライダーのその行動に対し利がないと感じていた。>>225
ライダーはこれに対して当然とばかしに即答した。
『あの二騎と戦っていると単純に愉しい───それだけだ。
敵味方云々じゃねぇ、得難い好敵手に華を贈りてえって気持ちは戦士にとっちゃ当たり前なのよ』
『心の在り方で戦闘力が飛躍的に向上するサーヴァントと、世界一の大英雄(あのデカブツ)を模倣するサーヴァント────どちらも面白ぇじゃねえか、また殺し合いたいもんだ』
ライダーの心の底から娯しむ感情が、不可抗力ではあるが麗奈の方に流れ込んでくる。
「────」
主従関係を結んだ事による意図しない感情の結び付き。
戦闘狂の精神性は理解に苦しむものだが、不条理的な事柄に愉悦を覚える感覚だけは理解出来た。
麗奈にもそういった感情や出来事に覚えがあるからだ。>>231
感想ありがとうございます!
その3人だけじゃなく、玲亜もそうですね。
戸波さんの欲望は果たして4人堕としただけで収まるのか……すみません、訂正です。
>>213のセリフ
「杯に満たされた魂は未だ一騎。最低でも四騎無ければ『聖杯』は機能しない。
────つまり炉心が脈動する迄残り三騎、ひょっとすると今夜条件が揃うかとも思ったが…侭ならないもんだな」
正確には二騎、セイバーとキャスターが焚べられてましたね。
wiki登録時に修正しときます>>235
大丈夫ですよー。
むしろ使い方にその手があったか!と膝を打ちましたもん。
そっかー。認識共有を用いた魔眼使用か。それは考えたこと無かった。(あー休みだからって寝るもんじゃないわ頭くそ痛い)
>>230
東鬨の聖杯の内容についても少しずつ出てきましたねー!
鐘架さん……頑張って!【クラス】アーチャー
【真名】武霊王趙雍
【出展】史実、 史記など
【性別】男
【身長・体重】186cm、87kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
単独行動:A
騎乗:B
本来は持ち得ないスキルだか中国において初めて騎兵を用いた王であることから高いランクで保有している。
【ユニークスキル】
カリスマ:C+
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
アーチャーのカリスマは戦場にて、大いに発揮される。
軍略:C+
多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。
アーチャーは弓騎兵を運用する際に、大いに発揮される。聖杯戦争プロローグ、バーサーカー陣営続きです
一刻ののち。
スピルバーグは、ベッドに疲弊した表情で腰かけていた。
鼠どもは、部屋の隅に集まってバーサーカーに怯えるように震えている。
それを見て、 ビジュアル的にハムスターのようにしたほうが可愛げもあってよかっただろうかなどと現実逃避気味に考える。
ため息を一つ吐いた。
わかっている。そろそろ頭痛の種に話しかけなければならない。
「バーサーカー」
スピルバーグは呼びかけた。
金髪の偉丈夫は物憂げな表情で、窓の外を眺めているが、視線は女性の通行人にしか向いていない。
しかも、美女にだけは重点的に熱き視線を送っている。ある意味、わかりやすい性質ではあるのだろう。
「バーサーカー。僕の話を聞くんだ」
不満げではあるが、下界の女性たちから目を反らし、マスターの命令通りに顔を向ける。
スピルバーグは一時間のうちに試した、(スピルバーグに精神的負担を伴った)幾つかのやり取りの中で、明晰に言葉を発すものの、本来のバーサーカーとしての運用自体は可能という結果を見出していた。
これで、命令も聞かないバーサーカーということであれば、この先一緒に戦い抜くことは難しかっただろう。
その点だけは、安心できるかもしれない。>>244
Google先生もYahoo!先生も有能すぐるんじゃよなぁ…>>243
>>247
【解説】
中国戦国時代の趙の騎兵王。姓は嬴。氏は趙。諱は雍。在位紀元前326年-紀元前298年。
趙の家系の中ではじめて王と追号された人物である。
若い頃から人高馬大で勇気と力量は抜群、更に聡明さも持ち合わせており、
趙軍には機敏さが欠けるということに目を付け、遊牧民族の騎兵制を取り入れようとした。
しかしその為には当時の中華のスカート状の服を、遊牧民のズボン状の服(胡服)に変えなければならなく、その事は叔父の公子成から反対されてしまう。
遊牧民を蔑視するのは当時の中華では当然のことであった。
しかし、武霊王は粘り強く叔父を説得し、遂には「胡服令」を伝達し、
騎兵軍を作り上げ、趙を軍事大国に成長させた。
こうして、馬は戦車を牽くものという常識を覆し、騎兵を取り入れたことは後の中華全土に広まり、兵制と軍服に大きな影響を残した。これが「胡服騎射」の逸話である。
王位を子の恵文王に譲った後も主父と名乗り、実権を握っていたが、その最期は息子達の王位継承争いに巻き込まれ餓死するというものであり、これを司馬遷は「後継を逡巡したことで天下の物笑いとなった」と厳しく評価している。
敵対者には容赦ないが、部下や身内に甘い豪快な男。ただし、無礼な行為を行えば命は無い!
【制作・使用】高纏&項羽陣営 使用可
【出演・主人】
フリー>>245
全く可愛くもない膨れっ面で不満を表明しているが無視。
「君の願いを聞いておきたい。聖杯に何を願うんだ?」
本来、マスターに従順な狂戦士には必要のないプロセスだが、目の前の英霊に関しては、明確に意思を持っている以上は互いの願望や利害を擦り合わせるというやり取りを事前に行っておく必要がある。
バーサーカーは彫りの深い眼を閉じて、一寸の間何か考えているようだった。
やがて、口を開いた。
「美人で従順かつ情熱的な女性との出会い、ですな」
厳粛たる面持ちで話しているが、極めて俗物的な願望だ。
スピルバーグは頭の痛みが深くなった錯覚を覚えたが、同時に納得もできる。
―― 生前のバーサーカーの最期を考えれば理解できる範疇ではあるか。
バーサーカーは、その最期は裏切りと辱めと憤怒に満ちたものであった筈だ。
だからこそ、スピルバーグもバーサーカーで召喚することが最適としたのだ。
「わかった。僕の目的を妨げない範囲なら願いに協力する。ただし、そこいらの女たちを口説きにいったり、粉をかけにいったりすることは厳禁だ。いいな?」
願望は理解したが、釘を刺しておくことも忘れない。
魔術師の立場として、神秘の隠匿の観点からも、英霊が一般人と積極的に交流するような事態は避けねばならないのだ。
それには、口封じに人を殺 めることは避けたいという願望も無意識に混じってはいたのだが。まあGoogleに頼らず型月的に考えると南米の神は宇宙から飛来したものらしいですしその神が持ち込んだ物でムーンセルみたいなオーバーテクノロジーな何かと睨んでます。
まああまり深読みせずにストーリーで明かされるのを楽しみに待ちましょうそうしましょう。>>250
女性を口説きに行くことを禁じられて渋い顔をするバーサーカーに向き合い、スピルバーグは僅かに緊張を宿した表情となる。
――こちらもある程度は目的を話す必要があるかもしれないな。
一介の魔術師の願いを英霊に理解してもらえるかも、さらに願いを気に入ってもらえるかも未知数ではある。だが、”相手が話したのだから自分も話す”という生真面目な決意をする。
自分にだけ話をさせたことで、不満を蓄積させることを止める狙いもあったが、ある意味スピルバーグの律義さの表れでもあった。
「じゃあ、僕からも話そうか。僕の目的は霊……」
言いかけた途端、懐の携帯電話が振動する。誰かからの着信らしい。
「⋯⋯こんな時にいったい誰だ」
「出ても構いませんぞ。電話の相手が麗しきご婦人であれば、待っていただくのも失礼ですからな」
バーサーカは鷹揚に笑う。
「すまない。甘えさせてもらう」
携帯を手に取り、耳にあてる。響くのは少女の声。
『もしもし、もしもし』
すぐさま、碌に画面で相手を確認しなかったことを後悔する。
『あ、繋がった。お久しぶりねスピルバーグ兄様、もう極東にはいるのかしら?』
「……クインティーナか」
肉親である実の妹の声に相違なかったが、だからこそ不安が胸に満ちた。>>253
意外ッ!ここでまさかの妹のインターラプトッ!
でも大丈夫かな?その女かなり"ヤバいぜ"?
(あでもフォーサイト家に常識人なんていないんだよなぁ。胃痛枠でスピルバーグいるけど)>>265
最高の参考書じゃないですか!>>262
無かったことになったけど帯刀ではヴォワザンがどんぐらい苦しむのかなって思ってました。
彼女私が作った中でも1、2を争う苦しむ系キャラだから…無辜の人々を止むを得ず〜みたいなこともあったらしいし。あ、そうだ。朽崎さんに聞くことがあったんだ。
空葉の妹の雛葉のプロフィールとかそういう感じの概要は必要だったりします?とある事情により作っているので。>>272
十字キーで溜めてはどうだん撃つ?プラズマイリアか…
>>275
あーいや、そうじゃなくて
現代で魔術師が結ぶことができるか?って事ですレヴィ・マックギニス・ブリシサン
【性別・年齢】男性・25歳
【身長・体重】186cm・63kg
【国籍・出身】イギリス
【所属・役職】時計塔・伝承科学部長
【趣味・特技】フィールドワーク・異物回収
【好きなもの】異界からの未知の遺物
【嫌いなもの】
普遍的、凡庸なもの
【外見的特徴】
背まで伸ばした長い黒髪をした美男子。
目の下に常に隈が出来ており、パリっとしたスーツを着こなしている。
顔の前に手の腹を合わせ、脚を組んだ姿は不吉な相貌を思わせる。
【解説(人物】
時計塔伝承科学部長。
新しく代替わりしたばかりの新生であるが、かのロードエルメロイには及ばずとも若い段階で君主(ロード)に登っている。>>281
成る程ーブリシサン。そう来たか。巨乳派であったか…>>279
>>貧乳に人権は無い。
>>貧乳に人権は無い。
>>貧乳に人権は無い。
これは死刑ですね…………>>285
聖杯を使って大きくしたら何か負けた気がするそうです。バルバラ「スレンダーって言えよ、なあ?」
>>292
ミソラ「嫌味とかじゃなく本心で言ってるっぽいからたちが悪いんだよなぁ(聖女様達か。まあどうせ私は入ってないんだし関係ないか。……削ごうかな、あの胸)」(やさぐれ)あ、今日の話も含めてざっと最新話までをwikiに投下しました。
胸の大きさで争うのはやめるのです!
>>279
珍しいもの好きで大きな胸が好き……。つまり彼の周りには胸の小さな女性は少ない=貴重。という論法でその価値を教えてみたら……。>>279
巨乳でもサンプルとして有用なら人権はないのでは?
時計塔講師、バームズは訝しんだ。>>301
私は、境界の彼方かデッドマンワンダーランドですね>>298
私は気が向いたらバババッとやりますね。その場の思い付きで行動するタイプなもので。>>304
カナディア「ハッピーエンドもいいものだよね。悪役が破滅すればなおよし」
後に自分にその言葉が自分に跳ね返ってくることを彼女は知らない……。>>281
俺の作ったキャラは比較的大きめなので安心!
聖ウルスラ「えっ、私はどうかって?8歳児に期待する方が馬鹿なのでは?」>>313
ノアさんなら簡単に触らせてくれるよ!さあミソラちゃん、遠慮なくダイブだ!!(なお、世半ちゃんは触らせてって言われるとガタガタ震えながら涙目でπ乙を差し出してくる)>>301
ワテクシはダブルクロスのブラムストーカーを思い出しますゾ>>319
2番大事ですよね…やりたいシーン優先で書いてて後から「いや、コイツそんなキャラじゃないだろ…」ってなるともうホント辛い…書き直しツライ>>326
シ……シーメー(溢れる泥に飲まれる>>336
あ、三つの条件全てを満たしていたら、身体のどこかに深い斬撃を与えれば霊格を破壊して消滅させられると考えています。あくまで首が落ちるのは命の火を切った場合なので。>>336
>名前:セレステイン・スクーン/Celestain Scone
何故かこの名字を『クイーン』とガチ混同してたという事情
我ながら目が腐ってやがるぜ…orzそういやWikiに画像(ザミエルさんの絵)とか追加したいんですけど、どうすればいいんでしょうか?
>>337
>他のジャンルに浮気しちゃう時
ア゜ッ゛!゛!゛!゛(分かりみによって即死)>>348
今度やってみます。無理だったら誰かに頼むかも。ファイルサイズ制限であっこの縮小ツール画質とか犠牲になるのがなんとも
別のアップローダーに上げてURL貼る手もあるがいちいち開くのは手間かなとも思う>>355
いやぁ鯖喪失後に戦闘続行出来たとしても難易度ルナティックなのは変わらないから…勘違いしてたんぬいやぁ、それにしてもこんな認識の齟齬があったとは!そりゃあ誰も二流三流サーヴァント呼ばない訳ですわ(今更
>>362
まあリレーだったら「ここが落とし所かな」ってところまでは何だかんだで生き残るような気がします。リレーで不本意な退場はあまりないと思います。>>367
いっそ必要になったから死神さんがペイルライダーみたいな喋り方で参加者や参加サーヴァントに令呪使う展開もありかもしれませんね。あとあの、自分の描いた分はなるべく自分で貼りたいと思てますので
その辺預り知らんところでされるの抵抗があるので ハイ、心情的に>>373
なるほど。まぁ自分が好きなので保管してるだけですから。ではないやめておきましょう。いらん気を回してすいません。>>379
後ねー。バーサーカー(パラシュラーマ)見てたらねー。予想外にスキルも宝具も盛り盛りだったわー。はー!たまげる!たまげるよ!
……高纏さんにもリドリーさんにも色々少なくしてもらえるよう頼んだ手前、他の人はスルーという訳にもいかぬし……今度スティーブさんにお願いしてみよう。>>380
そ の 手 が あ っ た か !
実際ダイジェストにすれば見所さんを「こういう感じだぞん♪」という感じにみせられるから…いいかも…>>387
ウサギ、とか……>>387
ネッドも19世紀だからいけるいける>>388
ザバキ怖ぇ……>>388
ふふふ、ザバキこそ地上最強の格闘技故な(こんな事になるなんて思わなかったんです…
あと百合脳全開の時期になぜ男の名前が?問題は百合を際立たせるための当て馬にするツモリだったに違いない過去のオレ!
それでもカタカナの苗字なんて意味わからない謎マンうーむ、さらっと調べたけどよーわからん。割と近頃な訳だからスーツも普及してそうな気もするし。アリウムさんに「コレとコレとコレに変身オッケー」みたく固定してもらった方が楽かも?で、やりたい変身来たら質問、ってのが安パイかなー。
>>396
ありがとうございます
企画を自分で考えるか新しい企画ができたら参加したいと思います>>395
俺がキャラ登録の時はまずは上の方のWiki編集ってのを選択して、パスワード(書かれてる番号押すだけ)を入れて準備オッケー。したら左のメニューにサーヴァント、とか登場人物とかあるから、そこを選択。で、登録したいキャラが分類されるページ(ライダー鯖ならクラス別サーヴァント→ライダー一覧)に飛んだら上の編集ってタグから「このページを編集」を選んだら編集が可能になるので、下の方へスクロールして新しく[[名前]]って打つ。するとリンクもキャラページもできて一石二鳥って感じ。
わかりにくかったらすまぬ。
>>394
結構色々あるのね。じゃあ一旦自分で書いて時代背景的におかしかったら調整、でいいのかな。>>378
なお、途中でデミ鯖化する模様。>>400
グレート銀髪ドラゴンかな?(ブラブラブラブラブラァ゛ァ゛!)>>400
分かっていただけましたか……>>400
お気づきになりましたか...>>400
私はあなたを許さない(はなさない)。>>404
リゼロ映画を見る→エミリアたんの素晴らしさを再確認→銀髪良いな……(アニメの絵タッチが素晴らしかっただけともいう。後CVりえりー)>>400
お分かりいただけただろうか>>407
【ユニークスキル】
心眼(真)A
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
新陰流A++
新陰流の祖であるセイバーは本スキルをAランク以上で有する。
このスキルは剣のわざのみならず、精神攻撃への耐性をも有している。参禅を必須とする新陰流の達人は、惑わず、迷わない。
活人剣:ー
セイバーの剣術思想を具現化した対人魔剣。
相手を殺.さず、活かす事を目的としたものであり、殺意無き刃はあらゆる防御を無視して相手の戦意を斬り捨てる!
殺.さず相手を下すことを目的とした魔剣である。>>400
ようやく分かったか。>>407
>>411
>>409
【解説】
新陰流の祖上泉信綱。戦国時代の武将、剣豪。
上杉謙信以前の上杉氏の庶流山内上杉氏に仕え長野業正の部下として武田家や北条家の大軍勢との戦に参加して活躍し、謙信の関東出兵にも助太刀して一度失った大胡城の奪還に貢献するなど優れた武勇を誇った。
『長野十六本槍』の一人に数えられ、中でも信綱は『上野国一本槍』の異名で、業正と共に周辺地域から恐れられたと同時に讃え称された。
長野氏滅亡後、武田信玄から偏諱を受け信綱とした。だか武田信玄には仕えず、数人の門弟とともに京洛をめざし、途中伊勢の国司北畠具教を診い、奈良に入り宝蔵院道場で覚禅房胤栄と柳生新左衛門宗厳に会い数日滞在し、乞われて柳生家の客となる。入京後は、将軍足利義輝に会い兵法の問いに答え、小笠原氏隆伝兵学を話し、新陰流兵法を披露。再度柳生を訪ね 宗厳、胤栄、丸目蔵人佐長慶にそれぞれ新陰流の印可を与える。新陰流は、柳生石舟斎宗厳、丸目蔵人佐長慶、 奥山休賀斎公重等により発展する事となる。
【制作・使用】高纏&項羽陣営 使用可
【出演・主人】フリー>>412
仮面オウガーアクジオウ…(小声)>>415
ふふふ、バーサーカー時の宝具にもなってる父親(伊吹大明神)から名前を取ってクラスは天叢雲剣(ヘシKill・ハセーベ並に魔改造)を振り回すからなのじゃ。すまない、画像のアップロードの仕方を教えてほしい。
こう……鯖を作る時って……出来るだけ本家の同系統鯖に近くならないようにしたいよね……上位互換にするのもあれだし……
>>416
素敵イケメン!!ヴァンプ・チェイテも書き上がったしぐれおの続き書いちゃうなの!!島編更新しましたー。エンペラーの登場とかキマってると良いな
アリウムとかエンペラーとか、違和感あったら言ってくださいね>>426
というかその口上ってよくよく妄想してみると天にも地にも人にも呼ばれているから抑止力の使者としてこれる可能性が微レ存?茨木のカタカナ判定的に平仮名の方がいいかなって。あと「ー」も文化的にないやいね、そして仮面っていうかお面…
惡面おうがあ
締まらない!>>432
うむ。私最近すこーし過敏になっているようです。申し訳ない。クールダウンしなくては。
作ることすらしないネタだと判断できる能力を身につけようという自戒をね……【CLASS】セイバー
【真名】酒呑童子[仮面戦士王牙[おうが]]
【出展】史実?
【性別】男性
【身長・体重】
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A++ 耐久A++ 敏捷B+ 魔力B 幸運D 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力A
騎乗B-
飲酒運転につきランクが低下している。
【保有スキル】
神性A
何故かバーサーカー時よりランクが上がっている。
伊吹招力A
バーサーカー時の宝具『伊吹招力・怒髪天衝』と同効果。ヤマタノオロチの力をその身に宿す。魔力消費が絶大。オロチの分霊(が改造されてバイクになったもの)を呼び出して騎乗することが出来る。
父子の絆E〜C
父の力を振るうからか所持している。ランクが変化する理由は不明。【宝具】
『神霊憑依・八岐大蛇[ムラクモブレード]』
ランク:D 種別:対軍個人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:30人
かの天叢雲剣を改造したもので物凄く特撮な見た目になっている。改造の結果宝具ランクは低下しているが圧倒的膂力からの一撃は十分脅威。
変形して剣の他に槍、斧、弓に変形する。影響を受けた作品を観た理由は坂田金時をモデルにしたキャラクターが出るかららしい。
真名解放で一度だけ本来の天叢雲剣を振るうが一度限りで砕けてしまう。
【weapon】
ムラクモブレード
【解説】
とある特撮作品を観て影響を受けた酒呑童子が父親の尻尾から出たと言われる剣を魔改造して謎のヒーローとして現界した姿。
変身=バーサーカー時の宝具である為実はバーサーカー時より魔力消費が悪化している。
余談だが通常の酒呑童子にとって『人のために戦う鬼』は特大の地雷だったりする。その正体は…
「騙して悪かったな。こうでもしないとサーヴァントの規格に収まらねぇからよ」
正体はヤマタノオロチそのもの。伊吹大明神として神霊でもある彼がサーヴァントとして召喚されるにあたって息子である酒呑童子の身体を依代にしたもの。
ヒーローっぽい見た目やムーヴに関しては「あいつ本当はこういうのやりたかったんだよ」と黒歴史ごと暴露している。また、本人(本神?)も楽しんでいるが肉体の持ち主である酒呑童子からは「ざっけんなよク.ソ親父てめぇぇ■×↑^-〇●(*´ω`*)■↓4」と怒髪天。
宝具の本来の効果は八岐大蛇の力の限定付与。これにより冗談で作ったような玩具に神性を付与して武器として使用する。真名解放にて一度だけ本物の天叢雲剣を使える。
酒呑童子と和解した場合スキル父子の絆がCランクになり真の仮面戦士へと「ならねーよ!?」>>437
>竿とか銃
某ザガンロッドかな?(すっとぼけ)>>443
その通り。バーサーカーの時の『ヤマタノオロチの力をその身に宿す宝具』がスキルに落ちてる理由もそれです。だって常にヤマタノオロチ宿ってるからね☆
「俺の必殺技パート◯◯」とか言っちゃうんです?>>445
ちょっと実力行使過ぎませんかね?!(○ウガだと語感は凄まじき戦士ですよね。我すき!)
ノ-フィア-! ノ-ペイン!!>>454
教会で死徒といえば確か管理人(の分御霊)がそうだったかと。こう、シエルみたいな感じで……
カレー先輩とお友達ルートですってぇ!!?>>458
やっぱそんな感じか。魔術使うとかありえねぇ!的な考えは聖堂教会の中でも殆どじゃろうなぁ……
(てかうちの一般聖堂教会所属者な鐘架と空葉はそういう感じで作ったし。)>>452
ライダーなら仮面騎士王牙では?(めんどくさいオタク並感)
と思ったけどセイバーだから戦士で合ってるか!(アホ面)とりあえず仮面戦士王牙は鬼王を満足するまで狩ってからネタ鯖に放り込みましょうか。
………あ(先行予約してたアプリが配信されてるのを見つけた顔)>>453
(それだとキノコ怪人にキスされて一度死/ぬのでは?霊石は訝しんだ)
オソレルーモノハナニモナイー!投稿します
>>464
召喚する際の準備段階で、当然存在は把握していたが眼にするのはこれが初めてだ。流石はサーヴァントの武器といったところだろうか、自分の鍛えてきた武器達とは比較にならないほどの神秘が込められている。
聖剣の柄に納められた聖遺物の効果を本能的に理解してるのか、屍達は恐るかの様に距離を取りこちらを睨みつけ唸り声を上げる。
「はあっ!!」
気迫と共にセイバーは剣を振り下ろし斬り伏せ、殴り飛ばしていく。
目にも止まらないその剣速は波の様に押し寄せてくる屍達にも止まる事なく、一切の防御という選択を彼らに許さない。彼を境界の壁にするかの様に、指1本すら彼の立ち位置を超えることは出来なかった。
元々着ていたと思われる厚い装甲も意味を為さず屍達は一瞬にして次々と黒い血と共に肉塊へと戻ってゆく。
「……片付いたか」>>465
自分とマスター以外に動く者が居ないことを確認すると、剣を霊体化させ振り向くセイバー。
「そ、そうみたいね……。にしても流石に動く死体になってるなんて思いもしなかった」
「全くだ。俺も屍、それもこんな大量に相手取るのは初めてさ」
味方であるはずのセイバーが出した気迫に少し気圧されながらも、歩く彼の後ろをついて行く。
床には元が何の部位なのかわからないほど斬られた血肉が転がっていて改めてサーヴァントという存在の強大さを思い知らせれる。
「にしても、こんな動く屍(リビング・デッド)を大量に作るなんて余程高度の魔術師か呪術師じゃないと」
と、ここまで言ってアデーレの脳裏には候補が思いついていた。場合によってはこの惨状を容易く生み出す事を可能とする存在を。どうやらセイバーも同じ様に思い当たったらしく
「キャスターのクラスってところか。どちらにしろ死んだ奴の体を好き勝手に弄ってる時点でロクなサーヴァントじゃないだろうな」>>466
魔術師として名を馳せた英霊が当てはめられるクラス、キャスター。現世を生きるメイガスを遥かに超えた魔法に近い魔術の行使すら可能とする。
恐らくはそのクラスのサーヴァントがこの様にしたのだろう。
しかし、一つの疑問が浮かび上がる。
何故キャスターはここの連中を動く屍にしたのか?
確かにここは魔術に関わる人間がいる組織だ。仮に敵対していてそれが理由で殺したとしたとする。だがセイバーとの戦いとも言えない戦闘を見る限りではわざわざサーヴァント相手には精々時間稼ぎも良いところの戦力にしかならない屍にする理由がわからない。
仕事仲間であり、お得意様の死霊魔術師(ネクロマンサー)も言っていたが死体は部位を加工するのが精々でそのものを扱う事はとても時間がかかる上に難しいらしい。
「私怨…?」>>467
そう呟いてはみるが、まず有り得ないだろう。というよりはそんな理由でこんな人の尊厳を踏みにじり、超えてはいけない一線を超える存在がいるとは思いたくなかった。
「マスター、これは何だ?」
先行していたセイバーの元に行くとセイバーはまるで棺桶の様な形状の巨大なキャリーケースの様なものを指差していた。
しかもただのキャリーケースではなく何やら幾何学的なロゴマークの様な物が描かれており、周囲に無作為に伸びるコードからそれが魔術ではなく科学的な創作物である事を示している。
そして、それは僅かではあるが不規則に揺れていた。
「開けてみるか?」
「待って、多分慎重にやらないといけないし開けるのはアタシがやる。セイバー、一応構えて」>>468
何かの罠の可能性も考えられる。
鞄の中から、本来はここで売り付けるはずだった一本の小さい包丁を取り出しそれでゆっくりと切れ込みを入れていき……こじ開ける。
ケースの中には化け物や死体などではなく、一人の人間が折りたたまれる様にして入っていた。
ヘルメット越しで顔は見えないが血が漏れていて、片腕は肩から下が断面が見えるほどに綺麗に切断されていた。腹からは肋骨が貫通して飛び出している。
薄く上下する胸がその人間がまだ生きていると示す唯一の証拠だ。
明らかに第三者にやられた形跡だった。
「………惨いな」
ポツリと呟くセイバー。その声にはこの街で確かに蠢く悪に対する静かな怒りが含まれていた。
「あ?……誰、だ?」
ヘルメットの下から聞こえる曇った声。
「アタシは…ここの人間の仲間よ。一体ここで何があったの?」
アデーレはそう呼びかけるが人間は苦しそうに首を横に振る。>>469
「すま、ない。何を言ってるかすら、今の俺にはよく分からん。ただここから、早く、早く逃げろ…!!奴らは、あの信管…を…」
そう言うとヘルメットの中から血が泥の様に溢れ、男は糸が切れた操り人形の様に首を横に曲げた。彼が事切れたのは誰が見ても明らかだった。
「マスター、彼の最後の意思を無為にするわけにはいかない。確かに気になることは多いが彼の言う通りに早く逃げるべきだと俺は思う」
セイバーはきっぱりとそう言い切った。アデーレがそれに無言で頷くのを確認するとエレベーターのある入り口まで───
男の忠告は正しかった。だがいささか遅すぎた。
炎。重い地響きの様な衝撃と共に廊下を瞬く間に埋め尽くす炎。砂埃が天井から振り、風と共に命を奪い去りに来た赤が迫って来ていた。
「こっちだ、マスター!」
セイバーは主の腕を強く掴むと猛然と走りだし、そのまま外を一望できる一面に貼られた窓ガラスを勢いよく突き破る。
眼下に広がるのは青白い光に彩られた街。身体中を叩きつける強風。落ちるにつれどんどんと大きくなっていく街並みを、時間を空けて落下してきたガラスの破片達は映していた。>>470
「セイバーアアアアッ!?」
強烈な浮遊感。およそ40メートル以上の高さから飛び降りるなど自殺と大差ない、いや例え落ちたくても落ちれない高さだろう。
「喋るな舌を噛むぞ!」
セイバーは片手に剣を実体化させると、そのまま向かい側のビルに突き刺した。火花とコンクリートがガリガリと削れる嫌な音が響き渡る。ふと、今脱出したビルを見ると18階のフロアは全て火炎に覆われている。
しばらく経つと壁に爪痕を刻んでいた聖剣の動きは静止した。足で近くの窓を叩き割るとアデーレを引き上げそのまま中に入らせて、セイバーも壁に刺さったままの剣を支柱にして大柄な体を曲げ器用に入ってくる。
「し、死ぬかと思った…」
商売のために戦場や危険な土地を巡ってきたアデーレでも、爆破から逃げるためビルから飛び降りという経験は初めてだった。酸素が足りない頭がガンガンと痛む。
窓から顔を出し下を眺めると消防車や救急車が、けたましくサイレンを鳴らしながら沢山集まって来ていた。>>471
「全く、酒に酔ったアストルフォの奴とヒポグリフドライブした時以来だなこんな事」
出来れば真意を理解したくないセイバーの発言を聞くと、アデーレは立ち上がり未だに激しい音を立てる心臓を抑えながらこの部屋の出口を探しに向かった。
セイバーのマスター:脱出成功
セイバー:脱出成功>>473
サーヴァントに振り回されるというのはよくあること。
やだ、次回タイトルが脳筋…。うむ、動く屍を操るキャスター…誰ンソワ・某カンダルを思い出す…!
お疲れ様でした、キャスターのサーヴァントの仕業なのか、非常に気になるところです!>>473
つまりローランはCV:ぽそや君でアデーレさんがCV:ゆかりんと言うわけですな!わかるとも!(わかってない顔)起床。当方は御寿司を食したいでござる。
金の林檎を食うのじゃ!食うのじゃー!
>>484
いいですよ。名前:(暫定)虎城ナギサ
年齢:不明(16〜20?)
性別:喪失
属性:中立・中庸
身長:約162〜175cm
体重:約57〜69kg
特技:気配遮断
好きな物:惰眠 美味しいもの/嫌いな物:団体行動
所属:時計塔(籍のみ)
起源:
魔術:検索魔術
属性:不定(基本的に火)
編成:異常(常に変動)
質:EX(最高値A+++、最低値E。基本はB前後で安定)
量:EX(大体Cぐらい。たまに増えたり減ったりする)
制作者:朽崎陣営>>486
まだら色の髪と七色の瞳を持つが、記憶に残りにくい中性(女性寄り)的な「人間」である。適当に切った統一感のない長髪であまり日に当たらない為、成熟した印象も皆無で子供っぽい。呪い(後述)のせいか、大体いつもふにゃふにゃしている。基本的に駄目人間であり、時計塔の一角で一日の大半を寝るかネットサーフィン、読書などで潰している。
【呪い】
彼or彼女にかかっているのは「ドッペルゲンガーの呪い」である。他者に“観測”される事で自己が変動し、様々な人間と姿や能力を同調させる事ができる。理論上は誰にでも変化できるが、タイミング、波長などの条件が一致しなければ変化できない。この呪いの本質は「誰かに成りかわる事」で、コレと定めた人間を堕落させ、次第に居場所を奪って呪いを感染させながら世界中を旅してきた。ナギサはこの呪いの本質を悟り、自分のところで留めている。
【魔術師として】
「ドッペルゲンガーの呪い」にかかった事で虎城は幸か不幸か「根源隣接者」として成立している。根源隣接者とは文字通り根源に非常に近い位置まで到達した存在であり、根源から逆算、検索して最適な魔術や様々な情報を入手、行使することができる。ただし最適な魔術が見つかっても発動できるとは限らない。(例…宝石魔術が最適→宝石持ってねぇ!など)
【備考】
聖杯への願いは呪いの消失。>>488
【ミス】
こちら、クロナの外見イメージとなっております。お納めください以前にイスファンディヤールを借ります!と言いました。で、彼と組ませようか、と考えているマスター候補です。
魔術回路までコピー出来る的な意味でのEXなんだろうけど、A+++表記とか何か理由が?
>>484
飛鳥ちゃんは並以上に大きいですよ。だからこそ聖パイ戦争の話題の時に貧乳陣営に殺されると怯えていたわけです。>>493
なるほど>>484
クロナさんはデカイですゾ、計測したらEカップって出たから十分巨乳かと思いますゾ。>>449
まー死徒に関しては空柩のキルシュタインが血が吸えないから弱ってたのと人脈があったのとで生かされてたりするね>>455
埋葬機関は代行者の中でもトップクラスの実力至上主義だからね、極論教会の敵を始末してくれるのならなんの問題もない
死徒のロア(元)やメレムがいたり、切り札が胃界教典だったりするし>>499
あ、頂ければメモなどして保存しておきますが、個人的にイスファンディヤールくんとオリヴィエさんはリレー参加の際にお借りしたいな、と考えております。なので、参戦させるのは結構あとになると思います。
あっ、やばい。ちょっとナギサを扱いきれるか不安になってきた……。能力も対応力高いからリレー向かないような気もするし……。さて撃退戦終了。
私の所の鬼王はサンタエフェクトによってモコモコにされて果てましたとさ。
これで漸く続きに専念できる>>502
うちでは鶴翼グッドナイトで2パンで倒してました。
ヤガでもそれは轢く。ジークルーネ作成者さんに一つ質問
ジークルーネの第二宝具で選ぶ対象ってなにか制限はあります? 英霊や人形は対象にならない、みたいな
それと能力を再現する、とありますがこれは宝具も再現されますか?アル『ティ』メット・ワン+セ『ファール』=ティファール
は冗談として人類が知覚していない未知の惑星のアルティメット・ワンということにしてタイプ・〇〇(造語)とかにするのはどうです?>>505
幽霊みたいなエネルギー体を指し示す
アパリッショナルとかどうですか?
(ナスカの地上絵がどんな奴なのかわからないですが絵からのエネルギーでできているなら良いような気がします)……ディートリッヒ君ってどうしてこう、弄りやすいんだろうね。(周辺を整理していて出来てしまったモノを見て苦虫を噛み締めながら
起きてから色々と考えたんですが、やっぱりナギサとイスファンディヤールくんを組ませるのは止めます!ごめんなさい!理由としては、
第一にバディ物である聖杯戦争に向いていない事(絶対相方がいるのでナギサ自身の性格を出せないかも)、第二に根源関係者を扱うのはリスキーだという事(ナギサの場合、「対応できる魔術ありまーす」で後出しジャンケン的なのが”できる”)、です。
今のところ、裂月伊織と組ませて獅子モーコンビみたく自由に暴れるのが楽しいだろうな、と考えています。伊織は武装面を変更するかもですが。
ナギサ自身はwikiに登録はしておきますので、使いたかったらどうぞ。>>505
コイユール(星)コカパクアプ(巨人)とか
…なんか語呂が悪いな>>516
そんなのがあるんですか!?いくら検索しても出てこない……。>>505
アンデス文明(インカ神話)の白い神、文明の創始者"ビラコチャ"とかどうです?取り敢えず、ナスカの地上絵関連キャラ。マスターでもおk。
名前:コイユール/Qoyllur
年齢:15歳
性別:女性
身長:155cm 体重:45kg
スリーサイズ:B75W55H75
特技:無呼吸運動
趣味:絵画
好きな物:信仰する神
苦手な物:寒さ
【人物】
ナスカ付近を住処とするチュワ族と呼ばれる部族の少女。褐色肌の体の隅々に不思議な紋様の刺青が彫られており、無口な事も相まって不思議ちゃんのように見える。
無口、無表情、無関心、無感動などの正に『無』という単語が相応しい程に空虚で透明。
よく体を動かす影響か、肉体は健康的でプロポーションも良い。特に汗をかいて、息を荒くし、肌を伝う雫を拭う姿は男性を非常に興奮させる。
得意な事は長時間による疾走。物への執着心も無いので、下手をすれば全裸で人目につく場所を出歩く。無論、彼女に羞恥心は皆無。>>520
【能力】
心想具現(ソンコ・ケルカ)
コイユールに備わっている特殊技能。魔術刻印とは違う、チュワ族特有の刻印から能力を引き出す。
体の刺青は“ナスカの地上絵”を表す紋様であり、一部の機能を解放する事で大地から魔力を吸い上げ、“ナスカの地上絵”と同様の生物を魔力で具現化させる。そして、使用する魔力が膨大である程、その規模は拡大されていき、時間をかければゴジラサイズにまで巨大化が可能。
主な攻撃方法は原始的な物理攻撃なのだが、それ以外にも殲滅用にブレス攻撃も備えている。だが、ブレス等の魔力放出系はエネルギーの燃費が余り良くなく、放てば放つ程生物のサイズを縮めていく。
そして、オドを含まない純粋なマナのみで構成された魔力生物は、同じ純正のマナで作られている攻撃などは一切通用しない。しかし、不純物を拒絶する成分であるので、オドを用いた魔術、または魔術師から魔力供給を得ているサーヴァント等の攻撃には弱い。
【部族解説】
チュワ族は古代より、ナスカの地上絵を守り続け、そしてとある神を信仰している。その神とは未だ神々が自然現象として認知されていた一万四千年前の時代、遊星の尖兵、白い巨神セファールの到来後に姿を現したもう一つの異星からの使者。何者にもなれるが、何者でもない、姿を持たない無貌の獣。名も無きヴェルバー。
チュワ族はこのヴェルバーの遺伝子を受け継ぐ末裔であり、再び地球へ降臨する時の為に備えられた、所謂着地点である。ナスカの地上もヴェルバーの威光を象徴する姿であると同時に、着地点を示すべく描かれた謂わば目印の役割を持っている。>>521
【正体】
コイユールはチュワ族の中でヴェルバーの受け皿、降臨する際に憑依する器として選ばれた少女。
形のない無貌の獣は、内部に幾つもの強大な意識が混同しており、常人であれば気に触れただけで発狂死し、英雄のような強靭さを持つ猛者であろうとも認識しただけ廃人になる可能性が非常に高い。しかし、少女はこれの器となるべく幼少の頃から数々の調整を受けており、内部(精神)も外部(肉体)も自壊しないようなモノとして育成された。上述の『無』は、これが原因。
仮にヴェルバーがコイユールを依り代として星に侵攻してきた場合、地球という星の養分……即ち魔力を喰らい、星の潜在意識の中に潜り込み、その意識と自身の集合意識を同化させて自身に取り込むだろう。これより、星の意識はヴェルバーの集合意識の中の“一つ”になり、また別の星を求めて遊星の中で眠りにつく。
星の意思を奪われた世界は、龍脈などに流れる魔力の活動が停止してしまい、徐々に惑星という存在意義を無くす。そして後に、惑星は「星の死体」となって宇宙を漂流する廃棄物と化すだろう。
しかし、ヴェルバーの到来は少なくとも人類が宇宙へ旅立った後の話になるので、どこか選択を間違えた世界線でなければ登場は有り得ない。>>523
Googleで具体例を調べながら書き込んだら既に関連キャラが生まれてたの巻。>>519
しいて言うなら個性が皆無なのが「個性」と言いますか………。あ、イスファンディヤールくんはちゃんとお借りして活躍させたいと考えておりますので、そこはご安心ください。「生徒」のプロローグをwikiに載せました。
正直やっつけ仕事なので、言いたい事多いと思います……。余裕ができたら、短編として、戦闘の様子なんか書いてみたいですね。
今はこれが限界でしたが、いつかプロローグも書き直したいです。>>526
ふむふむ、なるほど了解です
ありがとうございます!げ…月末を乗り切ったゾ…やっとちょっと落ち着くか
そういえばイコマさんに質問
個人SS過去編の参考までにですが東雲家父の設定とか要りますか?
とりあえずボヤっとした状態ですけどあるにはあるのです>>522
縁召喚でスルトちゃん狙える子がまた一人……。>>537
ではふわっとした設定を
名前:東雲 礼人(しののめ れいと)
年齢:30歳
性別:男性
身長:178cm 体重:65kg
特技:化学
趣味:読書
好きな物:家族・にぎやかな食事
苦手な物:派閥
【人物】
東雲家9代目当主。衰退する家において研究方面に実力を発揮している時計塔でもそれなりの研究者として名を知られていた人物。魔術師としての衰退を研究成果の礼装で補っており実力としては先代よりも上ともいわれているが研究発表や討論以外においては派閥を嫌いほとんど時計塔に顔を出さない。実力を研究で補って根源を目指すということから時計塔所属でありながらアトラス院よりの思考の持ち主である。
魔術師ではあるが普段は家族思いの父親であり妻や娘には頭が上がらない。
娘に対しては魔術の世界には関わらずに暮らしてほしいと思っていたが本人の意思を尊重して多少の手ほどきはしていたがいつでも違う道に進んでも構わないというスタンスであった。
使用可能な魔術は強化、暗示、治癒、ガンドなど
現在の論文テーマは人体の6感に働きかける暗示の有効性である。>>540
礼装
三位一水(カタカナ名未定)
魔力を込めた水を操る能力。この水は術者の意思で気体、個体、液体へと状態を変化させることが可能でありこれを攻防用に使う。また魔力を待機中に放つことにより空気中から魔力のこもった水を調達することも可能。さらにその水を別の成分の液体に変化させることも可能である。(例:水→蝋)これを利用して相手の防御の礼装などを溶解させることも可能である。一方で弱点もあり
1、 大気中から調達できる水分は魔力量の割に合わない量しか調達はできないこと。
2、 操ることができるものは状態変化で液体になることができるもののみであること。
3、 状態変化はそのものの性質的に不可能な変化をさせることはできないこと。
4、 相手の装備を溶解させるためには相手の礼装を分析して成分を理解して適切な濃度処理を行わないと不可能であること(戦いながらその場での調合は不可能)
といった弱点があげられる。
こんな感じですかね
私は多分この人使いきれないと思うけどネ!
化学苦手なの…>>542
本来は魔術刻印のように強化方面の魔術師の家系ですね。
なので錬金術は時計塔に所属したときとかあるいはオルバウス家との関連があった時に取り入れたとかですかね。礼装として活用したのは衰退のアプローチを考えた9代目からだと思っていただければ間違いないです。
人体の強化により根源を目指すということから人体の感覚にかかる暗示にことについて論文書いててそれをもとに強化から根源につなげるという感じです。
感受は彼女特異のものです
芸術面は彼女なりの暗示のためのアプローチなので家は関係ないですかねー
まあ母親がそっち方面に強いということでも全然問題ないですよ
母親は魔術関係ない普通の人間ですからねえ
衰退した魔術の家系と関係もちたいとことかいないしそもそもそういうしがらみ嫌いな人だからという理由です。>>541
あとこの礼装大丈夫かなーとか思ってたり
自分は知らないけど何かのキャラの能力に似通ってたりそもそも魔術でそんなんできないよ見たいな設定矛盾とかないですかね…
個人的に心配なのは水を別の物質に変えるところとか
いきなりバンっと変えられましたっけね因みにヴェルバーの能力は某カエル宇宙人のキルルと劇場版のドラゴンがモデルになっています。
セファールとかヴェルバー3もキルルの能力っぽいし。>>545
テラで残りのヴェルバー01&03は出てくると思うし続編が凄い楽しみなのじゃな。
……この世全ての悪で汚染しきれなかったギルを完全に汚染しきるとか03めっちゃやばない(白目)
まあセファールと同じように遊星の尖兵なら当たり前か!>>549
私の方も大丈夫です。むしろこっちもこっちで何か書かねば
ハロウィンで何か書く予定だったのが気づけばもう10月が終わりかけてるし
こうなったらクリスマスでリベンジするしか…!>>552
Q1の追加で金属でも操れますが魔力を通して操る状態にする際には液体でなければできません
故に敵の金属の武器を魔力を通したからと言って武器にはできませんし加えて液体に他の魔力が入っていた場合は操作制度は下がる上に込めた魔力が元からあった魔力を上回らなければ操作はできません。ゆえにケイネス先生の水銀礼装に魔力を込めてもよほどの魔力を込めなければ操作はできません。>>557
生徒/SNがついに開催記念に一本書きたくなりますねぇ…>>527
銀河さんじゅうきゅうさい「まあまあ落ち着いて、うどん食べます?」>>560
あー、やるやる。よくあるよくある。まだ進めてないのに他の執筆作業とかね。
……しまった、お勧めできる鱒鯖がいない…!ク、クルサースパとかいかがっすかー!大英雄だけど!
(うちのストックでインフレの聖杯戦争の御三家ならぬ四家に雛葉おるけど扱い辛いやろし。)とうとう生徒SNが始まるのかー
ところで今ちょっとwiki見てたんですが、新しく出来てた短編集って橘さんのヤツなんです?
今のままだとうちのSSとダダ被りになってるみたいなんですが…>>561
魔術というものは伝えなければ意味がないのです…
彼は使えても娘は使えない
つまりはなかったことと同じなのです…衰退しつつあるとはいってもまだ蓄えがある時点というのもありますかね起源にも目覚めず学園ライフを楽しむクローゼちゃんとか書いてみようかな…
>>567
リディアを隣にそぉい!
え?クローゼを言いように使うんだろうって?い、一応優しくなるルートはあるから…(震え声)>>556
玲亜呼びですね
風貌は…お任せで!そんなに筋肉はないぐらいですかね>>569
よろしくお願いしますー
それはそれとして、橘さんが書いたプロローグを見たら久々に執筆意欲が湧いてきました
…どれ。これで一つ書いてみましょうか>>569
オッケー。これで生徒のページから読める筈です。
プロローグは個人的にちょっと満足行きませんが、これから書いて補っていきます。
皆さんも興味あったら書いてみてください。とりあえず、日常生活でも1発ネタでもなんでもありですので。……便乗してなにか書いちゃおうかな
>>574
you、やっちゃいなよ!>>570
で、今Wikiを眺めてるんですが、そもそも女性が多いな、って感じる今日この頃でございます。借りたいキャラが決まったら、鯖鱒の組み合わせはあみだくじしてみようかしら。あと質問。現時点で開催予定なリレーSSって、参加者が変わったりする事ってあるんですよね?
>>575
ですねー
そのあたりは結構意識して条件付けは必要ですよね
状態変化もその物の質と量でかかる時間とかが変わる感じですねー
一応魔術属性水・火・風でそのあたりをやってるって設定でしたが結構強いといえば強いとは思いますがこの人設定的には出てきても絶対に…うん何かイベントやってるからやるべきって言われてパズドラやってみたら面白くなってこっち全く見てなかったでござる。
明日からアプリ3つ掛け持ちになるかもです。>>582
――その日、学園は朝からただならぬ空気に包まれていた。
「ねえ知ってる? 橘先輩の噂……」
「うん、聞いた聞いた。でもほんとなの、それ?」
教室で、廊下で、あるいは通学路や部活の朝練で。彼ら彼女らは各々が持つ情報を交わし想像を膨らませる。
「まさかあの人がなー……くそー、先越された気分だぜ」
「けど橘先輩だろ? 決めてかかるにはまだ早すぎないか?」
「甘いな、男女の関係ってのは俺らが想像するより突拍子もないものなんだよ。この前雑誌にそう書いてあった」
最初は小声、次第に大声。当事者達に気を遣いひそひそと交わされていた言葉は、話す本人達も気づかぬ内にヒートアップしていく。
その有様は下手な芸能ニュースなど比較にならない規模だった。
「……一体何がどうなってるんだ?」
そんな中、まるで空気についていけない者も一人いた。
他ならぬ俺こと黒野双介である。
いつものように家を出て、いつものように学校に登校してみるや否やこの状況。いや、登校する以前から通学路の端々で見かけたからそれ以前だったが……ともかく。
「なあ、どうしたんだ皆? 朝からこんなひそひそ話して」
ひとまず手近なクラスメイトに声をかけてみる。
かけられた男子が振り向き、声の主が俺であったと気づいて一瞬当惑していたものの、すぐ気を取り直して答えてくれた。
続く>>583
「どうしたも何も、知らないのか黒野? 学校中この話題で持ちきりだぜ?」
「いや知らないと言われても……今朝登校するなり気づいたばかりだし」
「ふーん。クリプターといっても案外横の繋がりは薄いんだな」
その言い方にほんの少しだけムッとする。そりゃ確かに朋友と呼べるほど仲良くはないが、仮にも定期的に面談を開いてる俺たちにその台詞はいい度胸である。
「ま、いいや。知らないなら教えてやるよ。ほら、これこれ」
俺の気分を知る由もなく、男子がスマホの画面を突き出してくる。
どうやら学校のSNSか何からしい。白い画面に色とりどりの文字が並ぶ中、その羅列をじっと追ってみると……
「な――」
そこには派手な蛍光色でこう書かれていた。
『緊急速報! 心眼の令嬢ついに陥落!?』
『相手は高等部一年の男子との情報! 続報期待』
『驚愕の経緯やいかに!? 詳しくは×××―■■■まで』
どこの週刊誌だ。そうツッコミたくなるような煽り文の数々。
その下には生徒たちが書き込んだものと思しき投稿がずらりと並んでおり、大体こんな感じで書かれていた。
続く>>584
・これマ? だって『あの』橘先輩だろ?
・マジもマジよ。しかるべき筋からの情報だって
・ソース寄こせ
・ほいこれ(リンクと修正画像をぺたり)
・うわマジか。マジだこれ
・ちっくしょーどこのどいつだ。この俺を差し置いて
・(前投稿に向け)負け犬発言おつ
・(前投稿に向け)負け犬じゃねーしまだ挑んですらねーし
・(前投稿以下略)つまり戦わずして負けたのか
内容は驚愕半分、疑惑3割、あとは茶化しや無関係な投稿が2割といったところだろうか。
何にせよどれもこれも混乱に満ちており、まるでお祭り騒ぎである。
「昨日の夜いきなりスレ立ちしててさ。一体何事かと思って覗いてみたらこの通りなわけ。おかげで昨日からずっとこの騒ぎよ」
「……なるほど」
納得、というか理解した。
まあ彼ら彼女らの気持ちは分からなくもない。何といっても相手が相手だ。浮いた話が全くない、とまでは言わないが、これまでめぼしいネタといえば専らセイバー関係だった事を考えると是非もない。
さしずめ今の状況は停滞していた火山に爆弾を放り込んだようなものだろう。当事者である橘先輩と、告白者(?)には災難という他ない。
続く>>585
「ていうかさ、ほんと黒野はどうなんだよ。橘先輩の相手に心当たりとかないのか?」
教室内の視線が殺到する。流石に露骨なものは少なかったが、あからさまに『何か情報よこせ』といわんばかりの空気だった。
が、俺としては答えたくても答えようがない。
「悪いけど知らん。誰かさん曰く、俺たちは横の繋がりが薄いみたいなんでな」
「意地悪しないで教えてくれよー。さっきの事なら悪かったって」
「そう言われてもなぁ」
ふとズボンのポケットから震動を感じ、手を突っ込んでみる。
見れば、スマホに着信が入っていた。着信内容は――――橘先輩である。
『今日の放課後。緊急会議希望』
議題は書かれていない。最も、今の状況で察していないクリプターは多分いないだろう。
翻って、男子の方を向く。
「……とりあえず、明日まで待ってほしい。明日になったらちゃんと情報教えるから」
ここで一旦おしまい
続きはまた起きてから書きます『学園編』
ドゥリーヨダナ「んー」
10分経過
ドゥリーヨダナ「ンー」
更に10分経過
ドゥリーヨダナ「Nー」
アシュヴァッターマン「何してるんだ……」
ドゥリーヨダナ「いや、どっちのトイレに入ろうかと」←可変式性別>>587
騒動の渦中に置かれた2人の運命やいかに
ほんと誰がこんなスレ立てたんでしょうねー(すっとぼけ)閃いた。
生徒時空なら謙信ちゃんと信玄さんを戦わせられるのではないだろうか。>>599
>>600
【解説】
紀元前三世紀、ポントス王国を治めた王。
弟を殺.し、母を幽閉して即位。
父であるミトリダテス5世の領土拡張政策を引き継ぎ、生涯に渡り、三度ローマと戦い続け、ローマの栄光における最後の障害となった。
支配下に置いた国で使用されていた22の言語全てを通訳無しで会話することが出来、かつ抜群の記憶力の持ち主であったとされる。
毒殺を恐れ、世界初の解毒薬『ミトリダテウム』を作ったと言われている。
彼の死後『ミトリダテウム』はローマに伝わり、ネロ帝の侍医であったアンドロマコウスによって改良され、後に万病薬テリアカとして発展することとなった。
王であったため、マスターに忠誠を誓うというタイプではない。
服従させるつもりであるならば、彼との関係はうまくいかないだろう。
一方、穏やかな性格であるため、真摯に接すれば良い関係を築くことは難しくない。
【制作・使用】高纏&項羽陣営 使用可
【出演・主人】フリー>>603
生徒時空での亜衣さんとミラーカさん。おっと、コテハン忘れてた……第■回の開催が現実的になってきたら変えようかな。
>>603
鯖鱒入り混じった女子会が見てみたいです!女子剣道部とかいうスゴイのしかいない魔境
刀剣女子は鉄板だからね、仕方ないね…では、
・未知への扉(覗き)
・ミラーカ主催のお茶会
・部活勧誘合戦
・学園祭
が今のところのラインナップになりそうですかね。
まずは、書きやすそうなので覗きとお茶会の開催を目指しますか。
この子登場させてもいいよっていう方は、このレスにアンカーお願いします。
こちら側で適当に見繕う事もあると思います。
>>611
演劇部に誰がいそうかはいつだったか話した記憶があるんですよねー。ザミエル君とかが話題にでたような。
一応聞きますけど、どなたか面子覚えてたりしません?学園祭にも使えそうなのでメモっておきたい>>613
うちの子(不湯花ちゃん)をお茶会に放り込みたい…>>613
うちの子は誰でも良かですよ>>613
アリかねとサッフォーあたりはOKです!>>613
覗き見イベントでローランをお願いします。>>620
どっちでもいいですよー>>623
可愛い(可愛い)
髪型は正直、ロングヘアーとしか決めていませんでした。そして割とイメージ通りです……久々にキャラ投下。
【名前】ウサギ
【年齢】22歳(兎でいう1〜2歳相当)
【性別】男
【属性】混沌・善
【身長・体重】181cm 67kg(人間時)
【特技】ナンパ、心理学
【好きなもの】女、金、権力
【嫌いなもの】束縛
【国籍】日本
【所属】一般人
【起源】虚無
【魔術属性】地
【量・質】量 E 質 E
【解説】
大型ショッピングモールの一角にあるペットショップ『わんにゃんすとあ』の名物ウサギ。
男性客と女性客であからさまに対応が異なる忌々しいウサギで、そこが逆にフォトジェニックなのかペットショップの売り上げの二割を支える人気者。
基本的に女性を見れば見境無く愛想を振り撒くが、飼主である女性職員を見ると借りてきた猫の如く大人しくなる。
きっと躾が確りとされている証拠、多分。>>626
本名は飛鳥寺斗真(あすかでら とうま)
県内の大学にて心理学を専攻する、精悍な顔付きの男。
「百戦錬磨の合コン王」を豪語するプレイボーイで、相手が何を欲しているかを読み取る力に長けるマメな性格。
その類稀なる対人能力を駆使して大学きっての高嶺の花を籠絡させたのが運の尽き、実は女学生は魔術師でドSで束縛願望の強い地雷案件だった模様。
魔術師の束縛に嫌気が指し浮気をした結果、ペットショップの兎と魂を交換させられた……コレが彼が兎となった経緯である。
女魔術師曰く「ウシガエルにしないだけでも有情と思え」
本来の容れ物である彼自身の身体にはウサギの魂が宿っており、魔術師の家で飼われているらしい、とても倒錯的。
機を見て魔術師の赦しを貰って人間に戻してもらっているが、奔放な性欲の赴く儘に過ちを犯し兎の身体に逆戻りの駄サイクルを繰り返している。>>627
起源は意外にも「虚無」。
常に心の真ん中に大きく空いた穴を感じており、その喪失感を埋める方法が彼の場合異性だっただけに過ぎない。
だが如何に美しい女性を抱いても一時の気休めにしかならない事に苦悩しており、奥底では虚無を埋めてくれる「本当の幸せ」を欲している。
魔術師としての才覚は皆無だが、先天的に魔術が「効き易い」体質。
本来魂を交換する手法での変身は解除され易く、一寸したショックで元の身体に戻る類のモノなのだが、彼は効き過ぎてる為か魔術師の許可がない限り戻れない。
回復魔術をかけられれば過剰な細胞増殖で癌になるだろうし、強化魔術を掛ければ身体の負荷を超えた膂力を得て逆に身体を壊してしまう。>>613
うちも基本誰でもOKです
何ならそちら側視点での黒野とかを書いていただいても…(チラッ)お茶会には化け猫が必須よなあ…と思ったらウサギまできた…!
>>606
遅くて申し訳ない
覗き見する側でクインティーナ(危険人物として女子とはほかの場所で着替えさせられている)そういやドッペルのナギサくんちゃんで思ったのは描写次第じゃ勝ち確の強キャラよねって言うのと、ロマ二の正体が明かされるまではぐだがそんなキャラなんじゃないかってずっと思ってたって話
どんな鯖にでも良い関係築けるとか化け物かよ。そしてやたら高い耐毒、呪いやら耐久性
(あ、コイツは復活したソロモンが落とした善性とかそんな残りカスですわー!)とか思ってた時期が私にも>>613
自作キャラは全員とも使用OKですけど、敢えて希望するならスルトちゃんとマグダレーナでお茶会に。>>613
スッッ(ワシのところはバッチリOKでございますの意)>>613
吾輩の鱒鯖は誰でも使用可ですよ。>>613
私作のキャラは全員自由に使っていいですよー>>613
私のキャラもお使いください。分からないところがあれば説明致します。>>613
あ、私のキャラも使う機会があるのであればどうぞお使いくださいませ。>>640
是非!まだハロウィンイベントやってるゲームもありますから実質ハロウィンですよ(何>>640
まだハロウィンイベやってるソシャゲも沢山あるではないか確かにハロウィン期間中かも知らない…あぁ、だが待って欲しい。今日11月になって、そして日付が変われば11/2が何の日かみんな知っているだろうか
MCUじゃないらしいマーベル映画ヴェノムの日本公開日(俺は土曜日に行くぜ!)なのとマリーアントワネットの誕生日なんだぜ3s6;m
ヴィヴラフラーンス!出来た。どうぞ。
今日は待ちに待ったハロウィン!学園もまた、いい感じにカオスでパーリィになっている訳で……
「「Trick or Treat!」」
「いや、いま私が焼きそばパン食べてるの分からないの?」「儂も昆布食っとるんじゃがのぅ…。」
と、いう冷静なツッコミに落ち込む2人。1人は氷瀬竜胆。普段はルール厳守な優等生なのだが──今は何故か、兎耳とふわふわの丸ーい尻尾を付け、ハロウィンっぽい紳士服を身に付けているではないか。
「オイコラ竜胆。ルールはどうしたルールは。制服着てこいよ。ったくもう…」「え?だってほら、周り見てよ。皆んな仮装してるし…先生に聞いたら仮装オッケー!って言ってたから…やっぱダメかな!?なら着替えるんだけど…」「あーあー!多分大丈夫だしダメだったら即着替えりゃいいのよ!だからそんな雨の日に置いてかれた犬みたいな顔すんな!」……彼女──水籠初梅も制服ではなく、巫女服なのは置いておこう。
「いやいや、こういう風に騒ぐのもなかなか良いものだな!」「地元民的にはそれで良いのか?バロールよ。」「何を言う隠神。楽しければそれで良いのだ。……まあ、羽目を外しすぎるのもあれよな。それに元々は祖霊の為の祭りだ。俺はそこはそこで後々別でしっかり通すつもりだぞ?」
そう言って呵呵と笑うバロール。いつもの眼鏡になかった筈のキラリと光る八重歯。黒を基調としたマントと手袋に蝙蝠が刺繍として入っている服。明らかに吸血鬼の仮装だった。対する隠神刑部は普段の通りの服装である。>>648
お、エルメリだ。やったぜ。「やれやれ──で、なんじゃったか?お菓子じゃったか。」「そうだそうだ。くれなければ悪戯(魔術)をするしかあるまいなぁ。ああ!無くとも安心せい!金をせびるだけだ。そこまで苦労は──「あるぞ?」……え?」
「だから菓子があると言っとるんじゃ。儂は天下の化け狸ぞ?悪戯関連はパーフェクト。ほれ、クッキーだ。」「むむ……予定とは狂ったが……まあ良い。有り難く頂こう。(サクッ)おお?3種類あるのか。」「ああ。栗と南瓜と紫芋じゃな。儂の手作りなのだからしっかりと味わえよ?」
「お前…料理出来たんだな。てっきり部下任せかと。」「んな訳ないじゃろ。あの狐に出来て儂が出来ぬ事などない。いや、あってはならん。そう言うお主はどうなのだ?」「勿論出来るぞ?家事関係も完璧にこなすのが王というもの。……貴様より上かもしれんがなぁ?」
……その瞬間、ちょっと空気の温度が下がった感じがした。
「ほう?よう言うたな。その言葉、忘れるなよ?」「当然のことを言ったまでだ。何なら料理で勝負をするか?」「上等。ベソかくなよ?」「そちらこそ。」
この後、隠神が展開したキッチンで料理対決が始まるのだが──割愛である。「あの2人は本当にもう……で、アンタも何か欲しいわけ?」「くれるなら欲しいかな!ないなら悪戯しちゃうけど!」
すっごい笑顔で語りかける訳だから、クラスの何人かが「またイチャイチャしてるよ…あれで2人とも恋心無しなんだぜ…?」「あの2人が揃うと映えるわー。」とか聞こえた気がするけどキニシナーイ。
「ふーん……じゃあ、悪戯して良いよ?」「へぇ……じゃあ、遠慮なく。」
少年が少女の顎を持ち上げ、微笑みながら耳元で囁く。「やっちゃって、いいんだね?」
「……耳元、真っ赤よ?頰も赤いし。柄にないことはしない方が良いと私思うのよ。」「だぁぁー!そこまで冷静に言われるとちょっとなぁー!頑張ったんだけどなー!周りの奴らも笑うなぁぁ!」
ウガー!っとなっている彼を見ると……少し、悪戯心が湧いてしまった。竜胆を机に押し倒す。頰を優しく撫で、頭を撫でながら、そしてそっと耳元で一言。
「本当に悪戯したいならこうしなきゃ。なんならもっと──」「ちょっ!辞めんかコラっ!公然わいせ──
「あっはははは!!冗談よ冗談。それなのにそこまで顔真っ赤にしちゃって!あーやばい!笑い過ぎてお腹がっ…!はははっ!!」「そろそろ、本気で怒るよ?」「ごめんごめん。涙声で言われてもあまり説得力は無いけれど……てか良いの?ハロウィンなんだから色々校内でもあるでしょ。見ていったりとかどうよ?」「それもそうだなぁ。……じゃあ、一緒に見に行こっか?あの2人はどうするかだけど……」「ほっときましょう。面白そうなの見つけたら呼べばいいわ。すぐ来るから。」
それから、南瓜狩りにいそしむ杖をもった少女や、校内の一部で霧を発生させ、知らぬ間に薔薇やお菓子がポケットに入ったり降ったりするなど色々な出来事があったのだが──それはまた、別のお話。>>648
三騎も採用されてて大歓喜の私南瓜狩りの少女と人外3人娘
「ミラーカ様!私達と契約して一緒に吸血少女になってよ!」「……一体なんですの?」
「あら、ミラーカ嬢。うちの従者が急にごめんなさいね。(ジャックをパンチで地面に埋めながら)『ハロウィンだ!ジャックだ!ジャックは私だぁぁ!』なんて言い出したのよ。従者の願いを聞き届けるのも主人の務めだから私も一緒に行動してるのだけど……そうだわ。よければ貴女も一緒にどうかしら?」
「……あまりはしゃぎ過ぎるのも、淑女としてどうかと思いますわよ?わたくしも貴女も。」「勿論、節度は守るわ。そうね……あ、最近良い紅茶の葉が手に入ったのよ。後日、それで御礼をする…ということでどうかしら?薔薇のお菓子なんかも用意出来るわ。」
「紅茶とお菓子……(思えば、この方がわたくしにお願いなど初めてではありませんこと?……お茶会の合間に色々な話も聞けそうですし。)……偶には、羽目を外すというのも良いかもしれませんわね。勿論、外しすぎるのもいけないことですけれど。」「あら、ありがとう。正直、付き合ってくれるとは思わなかったわ。」「催し物に全く付き合わないというのもレディとは言えませんもの。……それより、貴女の従者は起こさなくて良いんですの?」
「ん?ああ、そうね。起きなさい我が従僕。」「ごふっ!死ぬかと思いましたよ……話は聞いてました。ミラーカ様。お付き合い頂きありがとうございます!お礼は菓子とお茶で必ず。」「ええ。楽しみにしていますわ。…そういえば、まだ何をするかは聞いていませんでしたわ。何をしますの?」「それはですね───」一方その頃
「ん?なんだこの何かの欠片みたいなの?……そういや、今日は『はろうぃん』……だったか?なんかそんな感じの祭りらしいが……飾り付けか何かか。踏むと危ねぇし取り敢えずごみ箱にでも──うおっ!まぶしっ!」
光が少女──薬丸兼武を包む。光が収まる頃には────何故か、木刀の代わりに杖を持つ何処と無くハロウィンを感じさせる服装になっていた。
「そうか──ハロウィンとは──かぼちゃとは──」
そんな風に悟っている風な雰囲気の中突然のゴーストが!!「せいっ!」不意打ちだろうが流石に相手が悪すぎる。すかさず兼武がぶった斬ると……なんと、南瓜が出てきた。
「かぼちゃが……?あ、もしかして今のオレ(バーサーカー)の宝具って…そうだ!かぼちゃを……集めねぇと!叩いて叩いて叩きまくって更に更にかぼちゃを──!!」
少女が走り去った後、走った方向から「テメェ!攻撃すればするほどかぼちゃが出てくるサーヴァントなんて聞いたことがねぇ!」とか、「サーヴァントだ!!かぼちゃ置いてけなあ。お前サーヴァントだろ。かぼちゃ置いてけ!なぁ!」とか聞こえたとかなんとか。またまた場面転換──
やぁ!私はただの生徒!早速なのだが──何故か、校舎内なのに霧が出ている場所に迷い込んでしまいました。何故か真っ暗だし。怖いんですけdヒィ!今視界の端で何か動いたよぉ!……あれ?あっち側は霧はかかってるけど光が──
そこは薄霧がかかりながらも菓子が降り、真っ赤な薔薇が咲き誇る庭園でした。気付けば、私のポケットにはお菓子が何個かと一輪の薔薇が。見れば私と同じような状況の人が何人か。幻想的ながらも陽気で、それでいてはしゃぎすぎない空間。……校内はハロウィンで大はしゃぎでしたし、少しだけ、ここで休むのもいいのかも知れません。そんな事を考えながら歩いていると、いつのまにか隣に綺麗な女性が立っているではありませんか。彼女は微笑みながら一言──「ハッピーハロウィン。お菓子でも、如何ですか?」
「貴女、本当に大丈夫ですの?わたくしの薔薇が周りの方々に被害を与えないよう、攻撃を自分に当たるよう仕向けていますけど。」「大丈夫よ。私のマスターは魔力が多いから。本来なら片方の戦闘力がなくなるにしても人間体のままで私達を現界させるのは至難の技だもの。それに──」
生きてる頃は怪物の道しか選べなかったあの子(従者)があんなに嬉しそうだもの。主人としてこれは当然の努めよ。裏話
「そろそろ休憩をやめて第二幕かしらね……ぐっ!急に、脇腹をっ!?」吸血鬼の脇腹が切り裂かれる。その横にはかぼちゃが。
「大丈夫ですの!?いったい誰が……貴女、その格好はどうしましたの?」
そこにいたのは、杖を構えた、かぼちゃをいっぱい持っている少女(兼武)でした───
「…か…ち…お…け」「何かしら?脇腹を斬った謝罪?ならもっと大きく──「かぼちゃぁ!置いてけぇぇ!!」きゃっ!?」少女が杖を振るう。だが流石に吸血鬼。一度喰らった剣に二度もそうそう引っかからない。
「はぁ…はぁ…ミラーカ嬢。知り合い?」「知り合い……と、いうのかは分かりませんわ。でも何処か別の場所で出会ったような記憶もありますのよ。」「あん?お前どっかで見た顔だな……まあいいや。お前、そこの女と同じで怪我治んの早ぇだろ。丁度良い。かぼちゃ置いてけっ!具体的には大人しく何回もオレに斬られろ!」
「つぅ…!粗暴な方ですこと!吸血鬼さん、お手伝い頂いても?」「ええ。構わないわ。お灸を据えてあげましょう。」
「かぼちゃ置いてけ!なぁ!サーヴァントだろお前なぁ!かぼちゃ置いてけ!」
その後、援軍を呼び鎮静化した(欠片没収)後、兼武は生徒会に怒られたそうな。これが薩人マシーン・薬丸かぼたけですか……。
うん、楽しそうだね(白目)>>613
うちの子は自由に使ってもらって構わないですよー。あ、覗きのところにヴァニティちゃんを入れてくだされ。>>613
ウチのキャラも好きに使っていいですよまだコレ(>>648)で確定!と決まった訳ではないので、そこはヨロシクです。
今後鯖鱒が増えたらそっちを採用したり、Requiemの方で採用した方以外の人の鯖鱒を優先するかも。舞台やらストーリーも全然決まってないしネ!聖杯大戦は書ける気しないし、参加鯖みんな大物!ってのも多分描写しきれんと思うし。>>613
私のもご自由にどうぞー。といっても男しかいませんが。ヴィヴラフラーンス!(挨拶
そしてクッキーモンスターを讃えよ…>>675
おはこんばんちは。
いや、そこはワンワンを祀るべきでしょう。>>613
誰でも使っていいですよー>>613
うちのキャラは、みんな使っていいですよ。>>672
これは天才の発想。完全にギャグ鯖だけど仮面戦士さんってもしカルデアに来たらパライソちゃん(一応真名は伏せる)が曇るを通り越してガチ怯えしそう。ござる口調も忘れて泣き喚くパライソちゃん…いい…。
そしてカルデアに来るということは再臨もあるということ。召喚時は仮面戦士の姿で再臨で酒呑の姿(サリエリみたいに攻撃の時に変身する)になって最後に真面目なヤマタノオロチ形態になるといいな。カッコイイだろうな。パライソちゃんどうなるかな(カナディア並感)フロールヴの髪色が決まらない……。どんな色がいいんだろうか。
銀髪が最候補なんだけど、もっと候補があればいいかなぁ……なんて。どなたか何かあります?>>683
クク、つまり我がa…もといブリュンヒルデの髪の色のような感じか。悪くない。寧ろ良い(騙ってすまないな巨人の王よ)後ついでにセリフ集。
「ベルセルクの王、月光の魔剣を振るいしフロールヴ王を召喚したのは汝か」
「夜鷹の囀りが響く……どうやら戦場で猛る時間のようだ」
「『滅ぼす者』の恐怖、その魂ごと刻み込んでやろう」
「大神オーディンよ、我が身を祝福し給え」
「月に代わってお仕置きよ☆ …………待て、多大に待て、汝は何も見ていないし、記憶にもない。いいな? 少しでも私の耳に入りでもすれば……ヘルヘイム生活を強いられる事になるぞ?」
「夜天に踊る月華の羽ばたき。大神の導きを以って汝に破滅を齎す。我が魔剣が朔月に吼える時、蒼き蝶を従え、死の国へと誘わん! ——『徹宵の胡蝶(スケヴニング・ヴィズル)』!」
「不老長寿の象徴、月に舞う胡蝶の夢。我が眠りし瞬きの下で、極夜の普遍を刮目するがいい。興亡の氷輪よ、その刃で滅びを招け! ——『徹宵の胡蝶(スケヴニング・ヴィズル)』!」
【オマケ】
「債務者が夜逃げを嘯いている……督促を執行する時間のようだ」
「大神オーディンよ、借金を返済し給え」
「金銭借用の証明書、金を返さない人の夢。我が瞳が黒いうちに早急に集金し、借金を返済するがいい。此れなるは興亡の氷輪、負債を回収せし月光の魔剣! ——『徹宵の胡蝶(スケヴニング・ヴィズル)』!」>>686
名前戻すの忘れてたでござる。>>691
完全ギャグ時空用にね。フロールヴ自身、配下の勇者たちに黄金をあげてたので、その関係でお金は貸すと。しかし、取り立て屋もやると。オーディンはフロールヴの生着替えを見たと。やっぱり上杉謙信の宝具名変えようかな。
何かいい案ありませんか?>>695
軍神抜刀すき ○○抜刀!って語感がね、イイよね>>695
ううん。いい案ばかりで悩む。
という訳で剣や槍や宝塔を出す宝具とビームを別のにしようかと考え中。>>700
誰かが乗せればジェームズは嬉々として怪しいニンジャテクで覗きの手伝いしてくれるよ!あとドラテーアさん。ヴァニティちゃんは童顔でしょうか?それとすっごい失礼なんですが、胸は大きめですか?
……蠱惑の魔眼でどうにかなるかもですが、リュングベル君が彼女を狙うのを発端にしようかと。>>705
ピサール…槍抜いたら一帯を焦土にする宝具だから基本封印でメイン武器が湾刀でセイバーと勘違いされる
"魔女の怨念"…魔女狩り被害者の怨念の集合体→ザ魔女な見た目の癖にバーサーカー
アサシンロビンフッド
ヒトラーの子孫を自称するマスターとか純日本人のガチヤバ忍者マスターとか、奇術師見習いの少年と生贄にされる女の子の二人組みマスターとか…考えていたけどもう大分忘れてしまった>>698
了解です。>>709
ほーん。……大会を開催しようとするまでの経緯やら聖杯が暴走した理由を考えてたのでありがてぇ。ねんがんの ポイヤウンペの本を てにいれたぞ
>>712
どうしよう……意外とアリな気がして来ました……。>>722
成る程ー。初代「頼光さま最強!無敵!…でもいつか寿命がきてしまう…ハッ! 死神ぬっころせばええんとちゃう!?」(支離滅裂なry
二代「親父の意思を継いで死神を倒すゾ。この偉業を成し遂げれば人間は死から解放されるのダ」(カエルの子はry
三代「なんかよう分からんけど妖怪倒せばええねんな?」
〜〜
当代「わたしもジョシコウセイしたい…」
大体初代と息子が悪いのと、親である先代が「これが継承の儀式じゃー!」って刀にネリネリされるの見たら逃げれないよねって>>724
そういうのって命が宿ったみたいで楽しいですよね
いつのまにかユーウェインがモルガンの子供たちの中で唯一と言っていいくらい母親に同情的だったんだよ!って筋が見えてワクワクすっぞ!!>>700
トム「いいねえその浪漫にかける情熱!最高にグッドだと思うぜ?」>>727
思えば遠くにきたものだ…(遠い目
そういや菖蒲もここで盛大にリバイバルしてから死徒なんじゃね?ってなったから歩き出したパターンだった!デミメッフィー使いになってしまったヴィヴィアンはCクリス、Dダニーの続きでEなんとかエルフマンで弱冠エルフ耳(まんまか)の錬金術師になる予定がコロコロと…イニシャルEEの錬金術師とかアレなのだな!大佐ぁ!
完全な魂の錬成を目指す錬金術師「まず最初に完全な肉体が必要じゃろがい」
「完全な魂とか何を目指せばいいか分からん……英霊レベルなら参考になるんちゃうか? よっしゃ!デミサーヴァントの器になるホムンクルスを作るのが最初の目標や!」学園編投稿します
一部設定に齟齬があるかもしれませんが許してください>>737
あそこの男子生徒なんて眼帯をつけた少女の様なサーヴァントと仲睦まじくして「はいあーん」などというとんでもない事をしているし。
だがそんな甘々な雰囲気に呑まれることも無く、彼は窓ガラスにもたれかかりじっと周りを睨む様にして立っている。
「命令というならそうするが」
「いや別にそんなつもりじゃ……」
「心配するな。僕も嗜好品ぐらいは嗜む」
そう言うと手に持っていた自販機で売られている炭酸飲料を、フェイスカバーに直接くっつけて飲む様な動作をする。どう見ても飲めてるとは思えないのだが透明な容器の中身は確実に減っていた。
「……やはりこれは良い」
僅かに金色の目を細めた。それが数少ない彼の感情の起伏である事ぐらいは一ヶ月も見ていればわかる。
そうこうしていると昼食のお弁当を食べ終わった私は席を立つ。すると彼もこちらに近寄り>>739
カゲの世界。人々の無意識が繋がって生まれたもう一つの白黒の世界…らしい。
多分二桁以上は訪れているが未だに慣れないし今後も慣れないだろう。
というかマンションの角を曲がったら和風の街並みとかに慣れてたまるか。
「変だな。ケモノの気配がまるで無い」
だがそんな事は気にも留めずに彼は剣を実体化させながら早足で歩いて行く。そんな態度の彼に対し帰還を提案しようとした瞬間ーーー
「よぉ、この時間帯に俺ら以外の奴が彷徨いてるとはな」
上から降ってくる男の声。
それはただの挨拶だったのかもしれない。現にその声に敵意は感じなかった。
ただこの世にはどんな事にも規格外が存在する。
そう、ただの挨拶なのに相手に『殺される』、と錯覚させる様な声だって存在する。
「え……?」>>740
私は地面にへなへなと座り込んでしまっていた。ただその声が怖かっただけで。
「殺.す」
そしてそんな情け無い姿の私を見た彼は、短く呟くと飛び出し、そのまま剣を声の主に叩きつけーーー
「そう殺気立つなよ。本気になっちまう」
「……貴様!?」
「あー、あの嬢ちゃん、マスターか?怖がらせたのは悪かったな。だがすぐにキレるのはみっともねぇぜ」
浅黒い肌に、髪に濡れた鴉羽色を湛えさせる男はこれまた黒曜石の様に黒い長剣で、軽く剣撃を受け止める。
「おう、こんな緩みきった空気にも飽きてきてな。ここでお前とブッ殺し合いたいのは、まぁ本心ではあるんだが、月末の試合以外で殺りあって下手にペナルティくらうのはお前も不服だろ」
男ーーー恐らくサーヴァントは距離を取り、快活に笑うとポキポキと首の骨を鳴らす。>>741
「……じゃあどうするつもりだ」
「簡単な話だ、現代風に勝負しよう。案外面白いもんだぜ」
黒々しい剣を地面に置くと一つの物体を取り出した。
この世界では灰色と黒色で構成された球体。
「ルールぐらいは聖杯に教えられてるよな?」
それはバスケットボールだった。以上です
サーヴァントは一人お借りしました
アキレウスと殺し合ったあの戦士ですバスカッsy!
遂にカゲの設定使う人が……!正直まどろっこしいので自分でシリアス編やる時まで見れないかなとか思ってましたよ。
クローゼちゃんが普通に喋ってるし目覚めてもない……!
うちのリディアが!!本当に!!ごめんね!!>>746
書いてませんけど相性召喚で呼んだサーヴァントは何故かアヴェンジャーだったんですけどね
何ででしょうねじゃあついでに。
生徒時空の設定をもう少し詰めました。
サーヴァント召喚について→人間の無意識に刻まれた英雄偉人の記録を引っ張り出している。本家sn等の英霊の座よりはムーンセルが近い。
サーヴァントが現実に来れるかどうか→マスターを要石として現実にも呼び出せる。
魔力供給について→自分でなんとかできるものは自分で。できないものは運営委員会からバックアップを受ける。また、全員に対して聖杯からの供給もある。その代わり、現実世界では余計な魔力消費を抑えるため戦闘能力が制限される。サーヴァントは一般生徒よりいくらかマシ程度の能力に。
(被害や争いを避けるためのストッパーでもある)
という具合です。クリプターについても含めて、明日明後日くらいにwikiに反映します。ロスタムとイスファンディヤールの対決が書きたくなってきた。
正直、この設定に従う従わないはある程度自由でいいと私は思ってます。
あくまで目安程度に思ってくれれば。もともとは個人的に使おうと思っていた舞台を皆で使えるようにアレンジしただけですので。
投稿する時に「これとこれは今回オミットしました」とか言ってくれると助かりますけどね。>>752
えっ!?K(京の都)P(パトロールフォース)D(デルタ)を呼ぶ菖蒲ちゃん!?(錯乱冒)>>754
まぁスッゲー先ですねー、次回作。Requiemが日曜までに一話投稿できるかなってノロさだし。まぁ次回作のキャラは強すぎるキャラ多すぎってならなきゃ大丈夫かなぁ……。Requiem終わればそれなりに経験積めてるだろうし、書く段になったらまた募集やらもしますしね。>>757
一般人クラスが力の差で負けるポジションだとスティードさんと競合するし、あっちは唯一の攻撃手段の宝具がリレー形式だと使いにくいアサシンなので、黒野君が当初の予定とは別の道に進む可能性は高かったかなと。
ランサーが真っ正面から戦えるので物語的に使いやすいのもありますし。(この話題見てるとちょっと申し訳なくなる)
やっと五陣営までまとめれた…後はセイバー陣営のみ…
明日中には新しい話を投下出来そうです。>>763
見れば見る程ビッグネームで強鯖なのを実感できますね…>>763
ライダー、アーチャー、バーサーカー……。
だいたいいつもの聖杯戦争で上位に来る面子ですね!セイバーヴィテゲのセリフ集。
【セリフ】
「セイバー・ヴィテゲ。この剣は敵を断ち切る為、この盾は主人を守る為に。俺を召喚したからには、勝利をお前にくれてやる」
「過去の贖罪は、今の俺は拭う事はできない。だから、せめてもの償いとして、俺は誠心誠意マスターに尽くすつもりだ」
「どんな相手が来ようとも返り討ちにしてやる。何せ俺は最強だからな」
「仮に俺が別クラスで召喚されるとすれば、間違いなくバーサーカーだろう。俺に焼き付いている後悔の念と絶望。嘗て俺が仕え、そして肩を並べたアイツを……泣かせてしまった。仲間を何より大事にし、太陽のような笑顔を絶やさなかったアイツを裏切って、涙を流させてしまった絶望は、セイバーとして現界した今でさえ胸をひどく締め付ける」
「我が剣の前に幻想は陥落し、現の夢は刹那の時をゆく。境の果てを歩みし者、大輪の花と綻ぶ者よ、これぞ天壌無窮の理を彼方へと示す始まりと知れ! ——儚きし幻への乖戻(ミームング)!」そしてヤマトタケルのセリフ集。
「此度は貴殿の剣として参上仕った。現代では、セイバー……そう呼ぶらしいが、如何様にも」
「拙に高徳な願いはなく、武人としての願いもない。唯一、我が身が望むのは、彼の龍神と再び相見える事のみ」
「竜種変生。我が心臓朽ちる事有らず」
「水よ、逆巻け」
「龍神の御前に立つ事に恐怖はない。しかし……ただの蛇は少々苦手だ」
「戦いとは誇りのぶつけ合いではなどではなく、手段を問わず、如何にして敵を最適に殺.すかだ。冷徹とも、卑劣とも罵って構わない。しかし、拙の代は荒ぶる神、鉄と鉄が打ち合う血に濡れた世界であった事を覚えておいてほしい。あの時代において、誇りなどで生存は保証されないのだと」
「伊勢に神楽、相模に焼津原(やいづのはら)、青生生魂(アポイタカラ)の神宝。世の穢れを濯ぐ忌火の祓い、社の篝火、これぞ火産霊之剣(ほむすびのつるぎ)となり賜う————不知火よ迸れ、『草那芸剣・燎原之火(くさなぎのつるぎ)』」
「根の国と天が淵、叢雲を禊ぐ伊吹風。山河神格水脈龍路(さんがしんかくすいみゃくりゅうろ)、八岐の霊妙に荒御魂、国津を喰らう水天皇。いざ共鳴せし神威、龗の八象縁起なりて紐解け龍の霊剣————『天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)』」>>763
あー、ワースト云々は気にしてないので大丈夫です
そもそも鹿之助は三度負けても四度立ち上がるタイプなので、ハイ私が作るサーヴァントに幸運値が低い奴が多いのはなんでなのぉ……リレーやら個人SSで幸運判定の宝具モロ喰らっちゃうよぉ……
……はっ!そりゃそういう奴らを鯖にしてんだから当たり前だわ!>>782
なるほど(ゴッドイーター3しか眼中に無かった)
ハードは出た時から予約して買うべきとあれほど…(品薄で阿鼻叫喚だったのを見てニヤニヤしてたリアル愉悦)>>783
なお
ユージーン「で?破片どうするんだ?」
酒呑「……知らん!」
で流星群が降り注ぐ模様。>>777
異聞シュタイン「…………そうだね」←武器が『光』あ!そういやうちのクルサースパ(少し再設定しているのでまだ登録はしてない)は復活持ちだわ!って思ってたけどよう考えたらあの謎ビームそれごと消滅させそう。
>>772
アサシンは宝具二度撃ちすれば(心臓特防のザッハーク除けば)ほぼ勝ちなんだけどね…
(そもそも一発目も目とか喉とか部位狙い次第ではいけるという)
いかんせんリレー形式と大会が相性悪すぎたね…
あと意外に高ランクの防御手段持ってる奴らが多いね…(ライダーとキャスターに並行世界で二度止められたのは少し悲しかった)スマブラ PV
で調べてもどれが件のか分からずつらたん…。どのPVなのです?>>772
それがマスター込みだとすると、セイバーは強化前ランサー以上キャスター未満に落ち着くかな。
セイバー自身はマスターが健在な限り倒れないけどワンパターンな戦術しか取れず、ある程度以上の強さか技量を持つ相手だと足止めすら出来ない。
そしてマスターがまともに戦える系マスターの中では最弱で、特に技量と耐久力が悲惨なので下手したら後期型ぐだーずに負けるというレベル。ビーム……考えてみたら私考案の鯖は結構ビーム出せるのがいる……!?
>>795
あのPVで各作品の最強格クラスも悉く消滅させられていくシーンの絶望感は異常。
瞬間移動&高速移動&歴戦の猛者なカービィだから出来たこと……うん!やっぱうちにはいねぇわ!>>775
わかるわかる、島編の鯖は意外に対単体性能が多かったからね
とりあえずアサシンズは知恵と工夫と素晴らしき文明の利器(樽爆弾)で頑張るつもりですちなみにツクヨミは他の人がバリア張っても無駄だったのを見ていれば魔眼でビームを消しますが(消せればの話ですが)そうじゃなきゃ初手魔眼はせずにムーンセルの力でバリア張ってジュッてなりますね。
概念防御系も全部破られそうだなぁ……
やっぱり高速機動+aがあるライダークラスが一番可能性あるかなあと多分あのビームはファイター達がどう行動するかとかどういう風に避けようとするかを考えながら撃たれてるよね……
地面に潜られた!→地面ごと抉ろう
無敵判定だ!→判定消失するまで持続
瞬間移動だ!→味方使って射線隠させながら撃ち抜こう
はーん無理ゲー。しかし、DLC確定か……個人的にはバンジョー&カズーイが参戦してほしいなぁ……なんて。結構思い入れのあるゲームだから。
因みに一番使いたいのは鰐王。>>804
儂はガノン
剣使うようになったし>>806
それこそ影ごと抉られて終わりの可能性。
骨格の流用出来ないでしょうし完全新規で手間もかかるでしょうしね。>>806
だがいざ参戦されると、以外にも多芸で出演作品も多い事に気付かされる。我輩の鯖だと項羽とバトラズ、ロスタムがビームを打てます。
今考えているのだと、伍員がビームを打てます。スルトちゃんなら魔力放出EXを推進力に全部つぎ込んでファルコ枠になる感じかな。
パックンフラワーがありなら良い加減ワドルディ出してほしいな。>>811
では言い出しっぺの法則を。
ジャック・ザ・リッパー(女医)…人妻(未亡人)にこんな服を着せるとか正気ですか!?なおスケスケなので腹の手術痕が見える為絵面が痛々しい。
上杉謙信…大丈夫?手足鱗に覆われてるよ?
獏…「いいとも!」と好きなプロポーションの姿に化けて着てくれる。なおギャグだと獣型のまま着る。
ローズル=フロディ…体は黄金律(依代の影響)、でも恥ずかしがる。やっぱ羞恥心は大事。
クラーケン…人外だから羞恥心無いしきっと似合う。
シャイタン…取り込んだハサン達の影響であまり肌を出したがらないから嫌がる。着たら恥ずかしがる。
ツクヨミ…この情報は月詠の魔眼により存在しないものとなっております。
学校の怪談…少女にロイヤルアイシングって犯罪じゃね?
明智光秀、ベルセルク、酒呑童子、牛頭鬼、猿飛佐助、フォアベイ…https://fgo.news/blog-entry-10442.html>>811
ウチの鯖だと…
クトゥルフタイツ師匠:ドヤ顔で着る、なんならポーズだって決める。
異聞シュタイン:笑顔で着る、でも内心「ク,ソ寒い、帰りたい」とか思ってたりする。
怪文書おばさん:「しゃむい(翻訳済)」ガタガタガタガタガタガタ
鱒の場合は…
ノアさん:ドスケベにドスケベでベストマッチなドドスケベ。天パがいるとえちえちポーズが多くなる
世半:姉に負けない位にドスケベアンドドスケベのえちえち、更に涙目が追加。なにとは言わないけど、良いよね(溢れる泥)
クロナ:最初はチベスナフェイスで断るけど、子供達のためとか言われるとホイホイ着ちゃう。
ヴァーティア:ドスケベ礼装着ても火薬ゴリラは火薬ゴリラ、殲滅脳は変わりません(無慈悲)
バカ:(上半身は)女だぞ!良かったな!なお、下半身はバッチリ男の模様。
天パ:ノアさんに特効、夜のプロレスごっこが激しくなりそうですね(ゲス顔)
結論:天パは枯死寸前になる(確信)>>811
橋姫...胸が慎ましいので恥ずかしがる。胸に着いて言及すると縁を切られる。
赤ゑい...羞恥心0、デカい。
はやぶさ...凄い服だなぁと思いつつも普通に着る。見つめると流石に恥ずかしがる。
マブ・ザ・クイーン...まぁノリノリで着る。マスターの貞操がピンチ。
シロップちゃん...服が...ベッタベタに!!
ワイバーン...呆れつつも着る。身体つきについて褒めると凄く照れつつ喜ぶ。
チャンドラ・ソーマ...ノリノリかつなんか完璧に着こなす。
紅塵...ナチュラルに着こなす。
傀儡...ナチュラルに着こなす。セクシーというよりは健康的な絡繰ボディ...悔来さんが後ろで睨んでいる。
双頭...「寒い、しぬ」「温血動物の血を引いていますので...」
秋雨流華...最初は少し恥ずかしがるが、着たらノリノリに。>>815
アレ、無敵なら効果切れるまで持続、避けるなら物量で潰す、とどないせーって奴ですからね。>>815
ヒポグリフは短距離跳躍だし多分ベヨネッタみたいに出たとこ狩りされそう公式だったアストルフォなのかなぁとはなんとなく思う
乗り物に乗って回避しそうだし、ピンクだからイメージが被るってのがあるけど
>>770
だいたい同じイメージでした大罪戦争のサーヴァント達の単体でのイメージ(大罪刻印抜)は
クラーケン≧ニュートン≒綱>フェレンツ>ギネヴィア>はやぶさ>サラ
大罪刻印込だと
クラーケン>ニュートン≒綱≒フェレンツ≧ギネヴィア>はやぶさ≒サラ
ですね。
フェレンツは大罪刻印の効果で魔眼が強くなってますしギネヴィアは大罪刻印のおかげで後暗い面が鳴りを潜めてますしサラは令呪がありますし。>>811
うちの場合
クインティーナ→デートしているカップルを悩殺お持ち帰りする
汐多ちゃん→きて色気MAX!!でも敗北する
アトミカ→上にローブを羽織って結局見えない
大神さん→破ける
レ・ロイ→そのまま闘うからポロリする
聖ウルスラ→やばい
こんな感じですかな?
ピロクテテス→吐き気を催す邪悪wikiのギャラリーページを更新しました
とりあえずマスター、サーヴァント、SDその他で分けました
もう少し見やすくできねえかなあと思いつつ暫定としてここでもスマブラの話題が盛り上がってらっしゃる
とりあえず個人的にPVで驚いたのはワープスターがワープした件(意味不明)
まさか原作ですら明かされなかった機能を発揮するとはこのリハク(ry。効果音とか今まで聞いた事のないレベルの音が出てましたしロイヤルアイシングを着てくれるようお願いしたら……
・ミラーカ
「わたくしに、これを着ろと?嫌ですわ、はしたない。それに、淑女にそう言った頼み事をなさるのなら、時と場所を選んでくださいませ。例えば、もっと夜の更けた頃、二人きりの部屋で……ね」
「ふふ、どうかしら?」
・ヘルヴォル
「こ、これを、私が?…………分かりました。勇士への奉仕も、戦乙女の務めです。……失礼ながら、あなたはこういう物がお好きでなのですか?」
「その、如何でしょうか?好みに合えばいいのですが。
……偶にはこういう衣も、悪くありませんね。あ、偶にですよ、偶に」
マスター陣は筆が追いつきませんでした……。とりあえず二人とも恥ずかしがる、とだけ。うちの鯖でロイヤルアイシング…
コンスタンティア→「先代が着たなら……ってこんなのヒトに見せれるかー!」(ミニアドに隠れながら
マリーオルタ→ドヤァ!
デオンオルタ→引きつりながらもドヤァ
女鯖が原作ありきの奴しかいなかった衝撃ちなみにうちの子達の場合大体こんな感じですね
・ニキータ「最近のトレンドは過激なのね…(とりあえず着てみる。なお万が一にでも覗いた場合)」
・千早「無理無理無理! こんなの絶対無理だって!! あっちょっ、やめてこっちこないであーれぇえええ!(無理矢理着せられる)」そういやちょっと前に「歪のアマルガム」って漫画読んだんですよね。で、その敵組織の刺客なコンビ(コミュ力に難アリで心配性な怪力線使いと、全身銃器娘)がソラと風花ちゃんに似てるなって思った。
>>834
まともな女の子ってなんだっけ?
私わかんない
私が作ったキャラで誰がまとも?>>834
あれ…?自分のも大体アレな女の子しか作ってない………?(方舟姉妹とかコズミックヤバロリとかを見ながら)>>832
ユージーンの部屋は本がいっぱいありますね。趣味の欄には書いてませんがユージーンは読書が好きです。理由は本の中の登場人物の心は読めないから。あと読心の魔眼での心を読むのが本を読むのに似てるからその練習も兼ねてます。
風花ちゃんの部屋は寝るための小さな部屋(ベッドの周りはぬいぐるみや人形だらけ)の寝室とコレクションを集めて飾るコレクションルームの2部屋構成です。置いてあるものはとにかくレア物と子供が集めるような綺麗な石や昆虫標本等幅広く集めてます。ドスケベマリーオルタとかおほー!!
うちの女鱒鯖はかぐや以外は全員割とノリノリで着てくれる件。
どうすればいいのぉ……恥ずかしがったりしてくれるのは男鱒鯖の方だよぉ……なおブリジットやダヴィ、グリムとかジャメルはそっちの人が喜ぶぐらい完璧に着こなす模様(グリム以外は超恥ずかしがってる)>>841
抗争ねーかきたいちゃっ書きたいんですけどねー戦闘むきの子が多いのでそっちのほうが活躍させやすそうですしーとりあえず短編が入ってる端末は今ゲリラダンジョン周回してるので11時から修正して今夜中に投稿しようと思います。
…一つ思った。
ロイヤルアイシングを銀河ちゃんに着せたら事案なのでは?
年の割にはC位はある(意味深)し、無知ロリなので騙せば着てくれるはず(なお、後ろのガチギレモード親戚フォーリナー)。
銀河さんじゅうきゅうさいなら、土下座しまくって推しまくれば恥ずかしがりながらも着てくれるかもしれない(なお、後ろの以下略)。>>858
WASP関係者がメインなら大体WASP短編ですよ。あとはユーさん。題名変えても大丈夫ですからね?今のタイトルって暫定だし。>>859
(申し訳ないけど今のところ予定は)ないです。ごめんネ!>>850
えっ!?アリーヴェ帰ルチ!(さよナランチャ!?(唐突なきれぼし脳)
グレイトフルデッド&ビーチボーイ戦ほんとすき>>862
トーリ君の術式には泣かされました……。そこまでの想いなのか、って。自分は最弱だけど仲間を助ける力……。
境○ラは、戦闘よりも問答や議論を楽しみにしてましたね。>>870
いぇす、某24時でなにもしてないのに良く『うるせーぞ!』って言われてるあの人です。>>874
原点と創作物の両方がある場合はね……境ホラも性質上偉人大集合だし
あんまり寄せすぎると人に与えるイメージがソレになっちゃう!って恐れもあるしつらい、でも好きだから寄せたい気持ち、つなみんよっしゃちょちょいと修正してwikiに投稿してきましたぞ。
学園編SSの続きが書けたので投稿します
全体としては中編くらい>>880
そして放課後。俺は例の会議室に足を運んでいた。
現在この場にいるには橘先輩とランサー、朽崎先輩にオブリー先輩、そして俺を含めた計五名。急な呼びかけにしては集まった方と言える。
(けど珍しいな。ゲルト先生が遅れるなんて)
なんだかんだ言われてるが、あの先生は時間に関して意外ときっちりしている。色恋沙汰さえ絡まなければ日頃はそれなりに真面目な教師なのだ。
あ、ちなみにカイリーは本気の欠席だ。何でも部室の方で飼ってるキメラが出産に入りそうだとか何とかで、来たくとも来れないらしい。……キメラも子どもを産むのかと言うべきかそもそも興味ないだろとツッコむべきか。
と、不意にオブリー先輩が口を開いた。
「……そろそろ始めてもいいんじゃないか、タチバナ」
「えっ」
「えっ、じゃないだろう。元々この会議はお前が召集したものだ。人数も規定の過半数を超えている。二人足りない所で問題も何もあるまい」
気だるげな様子で開始を促すオブリー先輩。あまりやる気がないのか、机に頬杖を突いてジト目を向ける姿からは明確な感情が感じられた。
すなわち、「早く帰りたい」と。
「で、ですが。せめてゲルト先生の到着を待ってからでも」
「そう言ってもさー。そのゲルト先生はいつ来るのさ? もうすぐ来る来ると言ってもう二十分くらい経ちそうなんだけど」
朽崎先輩があからさまに援護射撃を送る。この人の場合、早く帰りたいというより引っ掻き回して面白がってるだけな気もするが……。
続く>>881
ともあれ、同級生二人掛かりで急かされ追い込まれたのか、橘先輩は覚悟を決めた表情で宣言する。
「……分かりました。では、僭越ながら開催を宣言させて頂きます。本日の議題ですが――」
「橘亜衣の告白騒動! だっけ?」
がくっ、と。橘先輩がまるでギャグ漫画のように体勢を崩す。
余程堪えたのだろう。心なしかふるふると身体が震えている。いやむしろ、わなわなと言うべきか?
「…………ど」
『ど?』
「どうして! こんな訳の分からない事になってるのですか!!」
どうやらわなわなで正しかったらしい。火山噴火もかくやな勢いで、橘先輩は激昂する。
「今朝からずっとクラスメイトの皆から妙な視線が絶えませんし、新聞部や放送部の方々からは根掘り葉掘り聞かれそうになりますし、挙句剣道部の後輩女子たちからは『嘘だといって下さい、お姉さま!』なんて熱っぽい表情で迫られてるんですよ!?」
「――それは、その。外部協力者だが色々とすまない」
「ここへ来るまでもそれらの人々を振り切るのに苦労しましたし……本当に散々です!」
常からは想像もできない勢いで荒れ狂う橘先輩。なんというか、その。ご愁傷様としか言いようがない。
そんな状況もどこ吹く顔で、朽崎先輩は茶々を入れる。
「まあそれだけ恋愛とは無縁だったわけだしねー。いきなり告白されたなんて聞けば驚くでしょ普通」
「驚くなんて可愛い話ですかこれが! だいたい、私がいつ告白されたっていうんです!?」
「…………え?」
続く>>877
だから例えばですけど本家の魅了宝具持ち(マタハリとか)を性関連の大英雄が本家の能力が上回る宝具持ち〜でも別に構わないとも(幾らか差別化は欲しいですが)。だって格が違うから。むしろそれで下回ってたらオイ!ってなる。
天国?……天叢雲剣は作るわ八咫烏関連の刀は作るわ固有結界展開からの武器製作やら刀工の癖に戦闘出来たりトバルカインとも一部被る内容だったりとなんですよぉ!……僕鯖スレに供養してきます…>>882
思わず声が漏れる。あのSNSを見た限りでは、割とそういう感じの話だと思ってたけど違ったのだろうか?
同じ疑問を抱いたのか、今度はランサーが問いかけた。
「ですがミス・タチバナ。このSNSには貴方が告白されたと書かれてるようですが……」
「事実無根です! された覚えもした覚えもありません!」
相変わらずの調子で橘先輩は断言する。その様子に嘘を言ってるようには思えない。どうも本気で怒ってる様子がありありと見て取れた。
「では何故こんな噂が流れたんだ。何か心当たりはないのか?」
「それは……その……」
オブリー先輩に問い詰められ、一転橘先輩は大人しくなる。といっても、糾弾されて落ち込んだというよりまるで心当たりがないといった様子だった。
「何かあるんじゃないの? 例えばさっき言ってた後輩の子に誘われたとか、あるいは休日に付き合って欲しいとか言われたとかさぁ」
「――そういえば」
ハッとした表情で、橘先輩が何事か思い出す。
「何かあるのですか?」
「……先日、一年生の知り合いに『今度の日曜日、付き合って欲しい』と言われた事があります。ですがそれで……?」
「それだな」
「それだね」
「「それですね」」
真相判明。かくして謎はあっという間に解決した。
続く>>884
「けど一体誰が上げたんですかね? そんな命知ら――もとい、馬鹿な真似を」
今更な話だが、橘先輩は怒らせると超怖い。先程までの激昂を見れば一目瞭然でもあるが、一見優しそうに見えて事にはきっちり当たるタイプなのだ。
さらに言うと、橘先輩は剣の達人である。つまり生半な感覚で触れる事は――いや、これ以上は言うまい。
そしてもう一つ、橘先輩には怒らせてはいけない理由がある。その理由とは。
「それは俺の方から説明しよう」
がらり、と会議室の扉が開く。
その場にいた全員が声の方向へ振り返り――そして、誰ともなく声を上げた。
『ゲルト先生!?』
「やーやー皆、待たせてごめん。野暮用に手間取っちゃってね」
「また女性絡みの厄介事ですか? いい加減刺されても知りませんよー」
「残念、それはもう通った道だ。そして今日遅れた理由はそれじゃない」
軽口に軽口で反しつつ、ゲルト先生は胸元から何か小さい物を取り出す。それがUSB端末であると気づいたのは、先生が備え付けのプロジェクターに差し込んだ時だった。
「まあ説明するより見せた方が早いか。ポチっとなっと」
手馴れた様子でリモコンを弄り、ゲルト先生は目当ての画像をクリックする。
そうして映し出された画像はというと。
続く>>885
「これは……監視カメラの画像?」
「なんでまたこんなものを」
「まあまあ。とりあえずこの辺を見てくれないかな」
ポインターを当て、画面の一部をズームする。
言われるがままその一部を見てみると、そこには朽崎先輩の姿が映っていた。
「どうやら入店する所のようですね」
「少し画像が荒いようだが、間違いなさそうだな」
「ていうかこれ、どこから拾ってきたんですか」
「いい質問だ。この画像を手に入れたのは『アルカディオ』。この街に一店舗しかないネットカフェさ」
……ネットカフェ?
なんとなくだが、この先の展開が軽く見えてきたような気がする。
「これを手に入れるのは苦労したよ。今日の授業が終わってすぐに向かったはいいけれど、顧客情報の保護やら何やらで首を盾に振ってもらえなくてね。言峰教諭がいなければどうなってたことやら……」
「すいません、その辺の事情は後回しにしてもらえると」
「おっといけない。で、本題なんだが、店長に頼み込んで利用記録を見せてもらったら、面白いものが見つかった」
続く>>886
さりげなくとんでもない事してるなこの先生達。
ゲルト先生といい言峰先生といい一体どんなコネがあったらこんな真似できるんだ。実はICPOとかそっちの関係者なのか?
「それで、面白いものとは?」
「何、単純な投稿記録だよ。昨日の深夜、このお店から学園のSNSに向けて発信されていたモノのね」
SNS。しかも学園。
俺の予感を裏付けるかの如く、ゲルト先生は決定打を叩き込んだ。
「その投稿者名は朽崎遥。厳密に言えば、ネットカフェ利用者だけどね。……さて、ここまでの話で何か言いたい事はあるかな?」
場の視線が朽崎先輩の席に集中する。
が、その頃には既に逃走を図っていたようで、影も形もなくなっていた。
……最も、それは先ほど言いかけた理由が原因で不可能だったのだが。
「どこへ行くつもりですか? クチサキ」
「いやーちょっと急用を思い出しちゃってね」
「それは大変ですね。後で僕も一緒に言い訳しましょう……マスターに関するデマの落とし前をつけた後で、ですが」
先んじて現界し、朽崎先輩の行く手を阻んだセイバー。その表情は常の如き甘い笑顔だったが、底知れない迫力に満ちていた。……これは本気で怒ってるな。
ていうか丁寧語が怖い。目が笑ってないって現実で見る日が来るとは思わなかった。
続く「私の橘先輩に悪さをする奴がいると聞いて」
(どうする?処す?処す??)
映画を見たら直ぐ感化されてしまうのも私だ!ヴェノム面白かったよ!>>893
まぁ恋愛だろうと何だろうと他人様に干渉する時は安全圏からヌクヌクと……なんて考えは通らねえよ!?って「クケケ……。儂にアレ以上は描けんし描かん。だが……万が一、億が一、アレ以上のモノを観れたなら。この絵仏師良秀の名に懸けて、最高の地獄を披露してしんぜよう……」
宝具 「地獄変」
題名の由来でもある屏風絵。絵仏師良秀の最高傑作。
もともと良秀は「似顔絵を描かれると魂が抜かれる」「描いた美人画から恨み言が流れてくる」と評される程、その腕前は鬼気迫る物があった。その腕前の集大成たるこの絵は、真名解放によって観たものの精神を蝕み、描かれた地獄を幻覚として疑似体験させる。また、その体験の最後には、観たものそれぞれにとって"最も堪え難い地獄"を見せつける。
しかし、この宝具はこれだけの代物ではない。
この絵には"見たものしか描けない画家"が「これが地獄だ」と太鼓判を押した数多の責め苦が描かれている。故に、この絵は正しく地獄の一辺である。そして、この絵を完成させた最後のピースである"愛娘を火刑に処した事件"になぞらえ、この絵を燃やすことで描かれた地獄を現実世界に再現させる。
余談だが、この地獄絵図は、娘を見殺しにしてまで完成させた、良秀の最高傑作である。しかし、もしもその傑作を捨て去った上、これ以上の創作対象に巡り合ったのなら、その対象をモデルに絵を描き上げ、新たなる宝具として現実を冒すだろう。
という宝具とサンプル台詞を一言です。クッチー「でも俺は『陥落!?』とか『疑惑?』ってだけで、確定した情報、だなんて言った覚えはないよ?みんなが勝手に想像して、誤解しただけ。一年の男子に『付き合ってください』って言われたのは事実なわけだし??」
>>895
クローディアの王朝由来の魔術背景は血統で魔術回路の質と量が大変上の上ですってくらい。
あの過去背景でそんな重要なものに触れられる機会とかもないですし。>>905
書き忘れましたけど、一応トラウマ再現については自分の最も堪え難い地獄が「娘の死とそれを嬉々として書き上げた自分の狂気」なので、それだけの気迫とか暗示効果みたいな物はあるんじゃないかなと。
でも最後の最後に断片を見せるだけでもいいかも。
クラスはきっとキャスターか低狂化バーサーカー。もしくは精神汚染持ち。>>900
首の代わりに胴を長くして待ちますね>>920
変化後もかわいいと思いま(泥に呑まれる>>921
「ICBの元ネタになった戦いは天正9年なのにあの子が仕えてたとマテリアルに記述される人の享年が1541年なのは一体………?最後の一人なんだよね………?」みたいな思考で頭がいっぱいになり夜も眠れなくなっていたところにオーバーテクノロジー絡繰美少女忍者をお出しされて「ヒィィィヤッハアアアアファ◯キュー史実ゥううウゥ!!!!」ってなった状態をリスペクトというならそうなのかもしれない………(混乱)うちの女の子達にドスケベ礼装着せると、
海音、鏡香、ドロテーア
→着ることは着てくれるが、めちゃくちゃ恥ずかしがる。場合によっては数日間無視と金品の要求をされる。
月鳴→上3人と比べると恥ずかしさは少ない。グラビア的なノリで着てくれる。
鶴姫→マスターが持ってきてお願いすれば着てくれる。その代わりに対応がかなりよそよそしくなる。
エイル→少し恥じらいながらも着てくれる。多分、一番えっちぃ。
ギネヴィア→着た姿を見たらエクスカリバーとアロンダイトぶっぱ。
ギネヴィア〔オルタ〕、エリザヴェーダ
→めちゃくちゃノリノリで着てくれる。なお見た人間の命。,r"゙\
/"'-,,_/ ヽ_,,-'"i
,─--,,,,/__/ ヽ_,,l,,--─''ヽ
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9月18日────青蔵岳教会
時刻は11時。
礼拝堂に通じる扉を越えた先には、奥まった通路がある。
一般の来訪者には礼拝堂のみが開放されており知る由もないのだが、この通路を抜けた先には客人をもてなす応接間や書斎、神父が仮眠を取る神父室が並んでいる。
聖堂教会直轄の教会なだけあり、厳格な基督教の教え「清貧」を重んじている為か。
どの部屋も掃除が行き届き埃一つない清潔な空間だ。
ただ一つ────神父室を除いては。
教会の礼拝堂から最も離れた、一番奥の部屋がそれだ。
ほんの数週間前に聖杯戦争により負傷したマスターを一時的に保護していた場所であり。
その時も私物である本が筍の如くにょきにょき堆積していたが、
日の経過と共にその勢力を増しつつある。>>927
厳かな装丁の本の中に埋もれて、ソファーの上で物思いに耽るのは安藁鐘架。
この青蔵岳教会の神父であり、聖堂教会から派遣された聖杯戦争の監督役のその人だ。
長椅子の隣にでんと鎮座するゴシック様式の机には、東鬨全体を書き記した旧い地図が。
等高線の様な無数の線が刻まれたそれの上には、チェスで使用する駒が丁度六つ。
駒は地図上に規則的に配置されている。
内一つは等高線の如き線が密集した地域に置かれており、其処には東鬨に根差す魔術師の邸宅がある。
つまりこの等高線は龍脈の流れを視覚的に表現した線であり、駒は各マスターの主な拠点に置かれている。
この龍脈図は聖杯戦争を管理する者に授けられるもので。
東雲玲亜が自作した簡易龍脈図とは比べ物にならない精密さと見易さを誇る、この地の霊地を余す所無く描き記した逸品だ。
おまけに龍脈が何者かの手で歪められた際、リアルタイムで地図が描き変わる機能も付いている。
鐘架は駒を一つ一つ弄りながら、情報を整理していく。
(麗奈の使い魔と協力者の情報を照らし合せた各陣営の配置がコレ。
現時点で居処が明確なのは───東雲家率いるアーチャー陣営と、外様の魔術師を招き寄せた朽崎家のランサー陣営だけか)>>928
東雲邸と朽崎邸は同じ高級住宅地の中にある。直線距離にして一キロにも満たない近さだ。
龍脈の太い地域は限られている事から同じ地に複数の魔術師の邸宅が建つ、という理屈は解るが。
敵の本陣が眼と鼻の先、というのも如何なものか。
やや乱暴に目を擦る。
ここ数日事後処理や聖杯の調査、各陣営の動向監視と───やる事が多過ぎる。
日中は神父として専ら婚礼稼業を熟し、夜間は監督役として監視を続けており物理的に休む暇が無い。
以前麗奈から「眠気を誤魔化すまじない」や「睡眠の質を高める術」なる存在を教えて貰ったが、第八秘蹟会に所属する以上魔術に手を染めるのは気が進まなかったので遠慮した。
幸い体力には自信がある。
数日間の徹夜作業は寧ろ得意分野だ。
『代行者』という仕事上、数日間休み無しで死徒を狩る事だってある事に比べれば、この程度は朝飯前である。
気を取り直して、先ずはアーチャー陣営───東雲家の動向から纏めてみようと身体を乗り出す。>>929
東雲家は東鬨では通りの良い名家であり、先代当主は現市長とも繋がりの深い名士だった。
東鬨一帯の霊地を管理する土地守としての側面も強く、代々霊地の賃貸により財産を築いてきたやり手でもある。
但し魔術師としての東雲家は衰退の一途を辿っており、現在では最早一般人に毛が生えた程度の魔術刻印しか遺されていないらしい。
先代の東雲礼人は最後の足掻きと新たに錬金術にも手を出した様だが、第一回聖杯戦争での死を機にその路も閉ざされて久しい。
────聖杯戦争への参加理由は。詰まる所、一族の隆盛といったところか?
鐘架は、第二次聖杯戦争への参戦を表明しに訪れた東雲玲亜の姿を思い出す。
個人の事情には特に深入りするつもりは無いが、「生き苦しそうだな」と言う印象を抱いたのを覚えている。>>930
衰退する魔術家系の末路は主に二つ。
魔術稼業から足を洗うか。
他の魔術師に魔術刻印を株分けして貰うか、つまりは他家に従属するか。
言い換えるなら魔術を潔く諦めるか、無様に縋り付くかの二択、という事だ。
何事にも言える事だが。
執着している何かを捨てるという行為は須らく醜さを伴う。
葛藤し、苦悩し、諦観と心変りの輪廻の果てに、漸く苦渋の決断を下すものだ。
その過程は如何なる天才とて不出来となるのは必定と言えよう。
────そういった観点から東雲家を見ると、現時点の東雲は正にその瀬戸際に居る。
衰退の一途を辿る家系。
身の振り方を考えざるを得ない状況にて、東雲家は数代に渡って足掻き続けている。
先代の東雲礼人は別の魔術体系への着手、
そして現当主の東雲玲亜は聖杯戦争による一発逆転という形で。
「私の代で終わらせる訳にはいかない」
そんな悲痛な軋みが、気丈な振舞いの裏から滲み出ていた様な気がして。
痛ましさに思わず目を背けたくなる。>>932
朽崎家は魔術師の家系ではあるものの、この土地に根差す魔術師ではない。
本来の管理地は『伏神』という県外の土地で、東鬨にある古めかしい洋館は別邸との事で、現当主である朽崎遥の実妹である朽崎誉が基本1人で切り盛りしている。
伏神に派遣した協力者の情報では、数年前から霊地の所有権を巡った争いが恒常化しており。
誉氏を別邸に住まわせたのは霊地獲得競争の魔術師から彼女を遠避ける為だろうと鐘架は推測した。
凡そ有力な魔術師達が管理する地ならば伏神関連の者が好き勝手に出来ない事を期待し、多少所縁の有る東鬨という地を疎開先に選んだのだろう。
────然し不運な事に、聖杯の活発化が重なってしまった。
魔術師の抗争から逃れる為に東鬨に身を置かせたのに、これでは本末転倒も良い所だ。
当然聖杯戦争の対処に時間を割く労力も時間も、今の朽崎家には無い。
そんな折に、第三者の聖杯戦争の斡旋という妙案に思い至った。
自分達と縁故の無い、聖杯を欲する第三者に機会を与える代償に、肉親の保護を条件にでもしたのか。
その証拠にランサー陣営のマスターは朽崎別邸にて誉氏と同居生活をしている。>>935
出現場所は神出鬼没。
一度目の出現は此処青蔵岳教会にて、
二度目は昨日の廃園となった植物園隣の駐車場、
その他商店街や歓楽街など各地点にて目撃情報は相次いでいる。
競馬などの遊楽に興じているという耳を疑う様な情報も入っているが真偽は定かではない。
その法則性は皆無───恐らくライダー自身の赴く儘に動き回っているものと予測される。
そしてその全出現場所にマスターは一度足りとも顔を晒していない。
典型的な籠城戦法だ。
隠遁し己が身の安全を確保しながら、サーヴァントに自由に行動させて結果だけを甘受する魂胆か。
ある意味最も堅実で無難な戦術と言えよう。
マスターの正体が掴めない以上サーヴァントの気質や行動から今後の動向を予測する他ないが、
今回の聖杯戦争でライダー程行動原理の判り易い英霊は居ない。
駐車場での戦闘スタイルやその後の敵対勢力との遣り取りを鑑みるに、一貫して「正々堂々とした戦い」に拘る性格と読み取れた。
その上で「後腐れの無い殺し合い」に終始する彼自身の方針を考慮すると。
戦闘で被る周囲の影響は一切考えないが、代わりに積極的に市民を襲撃する危険性は少ないと予測出来る。
無論マスターの方針が今後どう作用していくかは未知数であり。
故に先述の二陣営より危険度は高く設定しておく必要はあるだろう。
しかし現時点では中立的、と言っても差支えはなかろう。>>936
続けてアサシン陣営。
此処も現時点では籠城戦法に徹している。ライダー陣営とは異なりクラスの都合上気配遮断を有効に活用しており、正直な所尻尾すら掴めていないのが実情である。
マスターの名前はドミニオン・ハイドランジア。
時計塔『植物科』出身の魔術師にして、秘儀裁示局・天文台カリオンから封印指定を発令された男。
天界と地上世界を結ぶ世界軸となる世界樹を植樹し、其れを伝って根源へと到達しようと目論む「賢者」志向の人間である。
まあ、魔術界隈では有能なのだろう。
真の意味で魔術研究の価値を理解しない鐘架にとって、教会に訪れた際の彼の印象は唯の「高慢な貴族主義者」でしかない。
思い出すだけで彼の眉間に皺が寄る。
まるで中世貴族の様な出で立ちの彼は、傍に時代錯誤な奴隷の少女を携えて教会に揚々と現れたのが印象に残っている。
薄汚れた衣類。
虚ろな瞳。
所々から覗く青痣。
彼の視界に入らない位置を保ち続けているのは、理不尽な暴力の賜物か。
聖堂教会の人間は聖杯戦争の間は不干渉を貫くのは絶対の規則なのだが。
あの少女を助けてやれなかった事が今現在も心の奥底に引っ掛かる。
────あの少女はまだ存命だろうか。
きっと、望みは薄い。>>937
人格の善し悪しは兎も角、戦術は慎重を期す方針の様で。
召喚したアサシンを利用して隠密行動に徹しているものと見える。
然し先日の植物園でランサーのマスターを態々誘拐した事が、鐘架の心に違和感を残す。
情報収集に徹するならば、その行動が悪手なのは誰の目からも明らかだ。
サーヴァントの注意が別に移っている隙に暗殺 するならいざ知らず、敢えて誘拐───生かしておく理由も不可解に映った。
誘拐するだけの利点があったのか。
或いはランサーのマスターに私情を抱いていたか。
理由は定かではないが、周囲の人間関係も一度調べた方が良さそうだ。
現時点では被害も皆無に近い為中立、と評したが。
今後の展開によっては危険な存在となり得る。
一定以上の警戒を払う必要はあるだろう、そう鐘架は結論付けた。>>938
二陣営───ライダー、アサシン陣営を纏め終えると、鐘架はまた地図の駒を二つ倒した。
まるで考え終えた思考を切り換えるスイッチの様に。
「残る陣営はあと二つか」
残された駒を見つめ、苦々しい表情を浮かべつつ呟いた。
「大体、他の二陣営は何がしたいのか皆目検討がつかん────!」
誰も居ない部屋だからこそ愚痴れる独り言。
────偶の時間に溢すボヤきくらい許してくれ。
そう言わんばかりの腹の奥底に溜め込んだ気持ちの発露だ。
失言である事は承知の上。
しかしそれでも言ってしまいたくなるほどに残りの陣営は滅茶苦茶だ。
バーサーカー陣営。
この陣営のマスターはセイクアッド・ウォーレンという零落魔術師だ。
資料を読み解くだけでも荒んだ私生活と杜撰な研究を続けている事が見て取れる。>>939
魔術の研鑽を目的に時計塔に進んだものの有能な魔術師との才覚の差、歴史の差に絶望し次第に「代数よりも純粋な能力による評価」を欲する思考に至る。
この時点で魔術師の考え方としては非論理的であり夢想的だ。
魔術師の能力は代々受け継がれてきた刻印に依る所が大きいからである。
やがてその事実に気づき打ちのめされた彼は時計塔を自分から離脱。
────何の技術も遺すべき遺産も生まなかった彼を時計塔は引き留めもしなかった。
その事実が彼をより狂わせたのだろう。
時計塔離脱後の彼は瞬く間に落ちぶれていった。
記録では賭博に現を抜かし、金銭に困れば魔術の真似事で生計を立てる為体だったらしい。
研究に莫大な費用を要する魔術を磨く手立ては最早皆無と言って良いだろう。>>940
此処までならば未だ許される。
本人の零落ぶりはどうあれ、まだ誰一人として殺めて居なかったからだ。
ならば倫理的にはギリギリセーフだ。
迷える子羊として、神は彼を何かしらの形で救ったかも知れない。
しかし。
聖杯戦争参加を機に彼はその最後の境界線すら容易に踏み越えてしまった。
先日の貭里山総合病院の集団突然死事件。
表向きには過剰労働でノイローゼとなった担当医の凶行、と処理されたが。
協力者の情報によるとバーサーカー陣営が関与した可能性が高いという。
周辺の監視カメラの映像と照らし合わせてみても、奴が実行したと見て間違いはない。
どうせステータス補強の為に召喚した狂戦士の魔力消費に耐えかねて魂喰いに走った、といった程度の理由だろう。
神秘の秘匿は根源にさえ到達出来れば些事な事と思考を放棄しているかの如き詰めの甘さ。
最早此処まで浅慮だと呆れて乾いた笑いが出る。
────度し難い阿呆が。
然し気になる点が一つ残る。
この三流魔術師が率いる英霊の真名は、病院の防犯カメラに設置された集音マイクの情報だと『グレンデル』だそうだ。
グレンデルというと欧州の叙事詩「ベオウルフ」に登場する不定形の怪物が想起される。物語を華々しく彩る一線級の反英雄と言って差支えない。>>941
────そんなA級英霊を何故半人前にも満たない彼が召喚出来たのだろうか。
縁故に因る召喚で偶然引き当てた、と考えるのが妥当なのだろうか。
だとしたら相当の豪運と言って良い。
触媒という可能性も僅かながらあるにはある。
が、可能性としては考え辛い。
英霊の触媒というのはその英霊に所縁のある品ばかり。
言うなれば歴史的にも弩級の価値を持つ聖遺物、資産価値に換算する事すら烏滸がましい貴重な人類の遺産だ。
そんな物を彼自身の手で獲得する事なぞペンギンに空を飛ばす事よりも困難と言えよう。
────或いは誰かが彼に譲渡した可能性も……。
────いや、それこそあり得ない。そんな事をする理由もメリットもない。
「雑な思考だ」とかぶりを振る。
兎も角病院の件は初回に免じてもみ消したが。
次は決して許されない。
常習的に市民への魂喰いが横行されるのは監督役として避けるべき案件であり。
もしそうなるならば彼の令呪を剥奪するか、他陣営に討伐依頼を出す事態も考慮すべきだろう。
そういう意味で、彼の陣営は最大限の警戒を怠る事の無いようにしたい相手である。>>942
最後に────セイバー陣営。
否、セイバーのマスターとでも言うべきか。
マスターの名前は謂綱詩譚、東鬨に根付く第二の魔術家系の人間だ。
この男に関しては先述のバーサーカーのマスターとは別の意味で監視が必要な人物と言えるだろう。
何せ、何がしたいのかが全く読めない。
行動に一貫性が無く、至って衝動的。
過去の記録や彼の聖杯戦争での立ち回りを見ても一切意図が掴めないのだ。
元々謂綱の魔術師として産まれた彼だが、魔術の素養の無さから家族全員から疎外されて育ったという。
その魔術に忌避感を抱いたのか一時期は魔術の世界から遠退き一般人として生きていたらしい。
然し第二次聖杯戦争が開催される半年程前に突如東鬨市に出戻りするや否や聖杯戦争に参加を表明。
謂綱家が得意とする代償魔術の結晶『魔術髄液』を用い即席の魔術使いと成る事で英霊の使役を可能とした。>>943
此処までならまだ理解は出来る。
────謂綱家から参加する即席のマスターとして彼が割り当てられた。
そう疑う事無く捉える事も出来ただろうに。
全体の流れが理に適っている。
しかし鐘架が不可解に感じる彼の行動は聖杯戦争への参加以降に集約されている。
聖杯戦争開始直後、最優のサーヴァントである『セイバー』を見事引き当てるも、何故かその場で自害を指示。
以後、セイバーの死後も残存する特異な宝具をマスターである彼自身が携帯するようになる。
そして真っ先に教会へ足を運んだと思えば、身柄の保護を頼む所か不可侵領域である教会を宝具で消し飛ばそうとしたのだ。
────これを意味不明と言わずして何と呼ぶのか。
眉間に出来た皺を丹念に揉み解す。
聖堂教会としては彼が一番の頭痛の種であった。
行動が読めない以上対策も取れない。日常的に監視すれば良いのかもしれないが、次第に此方の気配を読み取る様になっており、後幾許かで彼を捕捉し続ける事は困難になるだろう。
これは彼の所有する宝具が作用していると考えられ、俄かに信じ難い事だが───彼は時間の経過と共に『セイバー』になりつつある。
半英霊と化しつつある彼の身体は次第に頑強に、感覚はより鋭敏に研ぎ澄まされていく事だろう。>>944
そんな彼を一言で総評するなら『理解不能』以外に表現のしようがないだろう。
しかし理屈で行動しない英霊未満の力の塊が街中を徘徊している現状は純粋に脅威でもある。
更に教会に仇を為す可能性も高い事から一級の危険因子として認識しておく必要はあるだろう。
場合によってはバーサーカー陣営同様、他陣営に討伐依頼を出すのも惜しまない所存だ。
こうして鐘架は生き残った全ての陣営を考察し終えた。
古びた地図の上に置かれた駒は全て力無く横たわっている。
聖杯戦争はこれ以降より凄惨さを増し、それに比例して民間施設や市民への影響も高まっていく事が容易に想像できる。
────無闇に被害を増やす事は、何としなくても阻止せねば。
鐘架の決意は固い。
しかし具体的な手立ては定まらない。>>946
鐘架の脚は自然と礼拝堂の方へと向かっていた。
しかし元より敬虔なる信徒である安藁鐘架は理解していた。
こんな時、神は何時だって救ってはくれない。
彼岸より見届けるだけだ、悩む己の行いを。
我等が信徒が苦しむ様に心を痛めながら、何も干渉してはならない事に苦難しておられるのだ。
────ご安心下され、我が主よ。
礼拝堂にて、カソックを纏う男は祈りを捧げる。
しかし神に縋る為ではない。
答えを安易に神から聞き出そうなどと目論む怠け者に成り下がる事はない。
此れは決意表明だ。
我が身を思っての主の苦悩、身に余る光栄。
しかしこの程度の困難、必ずや乗り越えてみせましょう。
是迄幾度となく訪れる窮地を鋼の身体で打ち勝ってきた様に。
此度の監督役も、必ずや全うしてみせましょう────>>947
「あら」
聞き覚えのある声がした。
祈りを解く鐘架の目に入ったのは、青蔵岳教会で修道女として所属している戸波麗奈の姿があった。
手には埃で黒ずんだ雑巾───どうやら清掃中だったらしい。
「日中に安藁神父が礼拝とは珍しいですね。一瞬夜が更けたのかと勘違いしちゃいました」
「勘違いさせてしまって申し訳ないね……俺だってルーティンワークを崩す事もあるさ」
鐘架は麗奈と話す時は『俺』と、本来の一人称を使う。
それだけ心を許している証だ。
協会から聖堂教会へと鞍替えした少女と聞いて最初は心を許す事などなかったが、次第に彼女の勤勉さ、清貧を重んじる方針に感銘を受け心の距離は縮まっていった。
とても魔術師上がりとは思えない、真摯な姿勢。
時に生粋の基督教徒である鐘架ですら舌を巻くほどだ。>>948
「麗奈は清掃かな。此処は広い割に
人手が足りないから一苦労じゃないかい?」
「いえ、この程度は苦にもなりませんよ。
────強いて言うなら神父の部屋を掃除したい欲求に我慢ならない時がありますが」
「ははは」
乾いた笑い。しかし許可はしない。
彼処はアレで完成された陣形なのだと鐘架は頑として譲らなかった。
決して片付けられない系ではないと思いたい。
それに監督役だけが知っている機密文書も眠っている。
魔術避けの聖別済みの錠を幾重にも掛けている為解錠は鐘架自身しか行えないが、それでも他者に触れて欲しくはない。
『南米の至宝』についての記録文書。
聖堂教会がアレを保持したがる理由(ワケ)が其処に記されている。
────真実というのは知る事が幸せに直結するとは限らない。
知らなくとも良い事実というモノもある。
少なくともあの文書はその類の代物だ。
故にあの文書の内容は己の中に留めておく事に決めている。>>949
「さて、祈りも済ませた事だし……清掃の手伝いでもしようかな」
「今度は壺を割らないで下さいます様お願いしますね」
ぐさり。
胸の奥にナイフが突き刺さる音。
「これは手厳しいな、泣きそうになる」
冗談ですよ、と麗奈は口に手を当て微笑んでいる。
「清掃が終わり次第お茶でも如何です?」
「おや、それは励みになる。麗奈の紅茶は何処か中毒性があると言うか、いやに美味しいというか……。
どれじゃあ本気でもだそうかな。日頃の鍛錬の成果を見せる時だ」
そう言って神父は硬く引き締まった腕をぐるぐると回してみせた。
依然として身体に疲労は溜まっているが、麗奈の紅茶が飲めるなら頑張り甲斐があるというもの。
鐘架は濡れた雑巾を麗奈から受け取ると、ずんずん廊下を進軍していった。
この日の宵に、更に彼の胃を痛める案件が発生するという事実を鐘架は知らない。
知る由もない。
彼の胃はこの日を境により一層の痛みを覚える事となろうとは。
束の間の幸せを、彼は享受するのであった。唐突なアゾかと思ってビックリしたのは内緒だ
教会関係者ときましたら、結構前に投下した彼女をちょっとリメイクしたバージョンを投下。
名前:文淵浄架《あやふち じょうか》
年齢:34歳
性別:女性
身長:170cm 体重:55kg
特技:瞬きしない
好きな物:激甘料理
苦手な物:好意
国籍:日本・イタリア
イメージカラー:白
【人物】
聖堂教会に所属するシスター兼第八秘蹟会。元々は代行者だったのだが、夫の死で引退し、現在は第八秘蹟会としてひっそりと神に関する聖遺物を集めている。
冷静で言動で冷たい人物だと思われがちだが、偶に人をからかって楽しむ愉快な一面もある。しかし、人の好意というものを向けられるのが苦手で若干距離を置いてしまう。
砂糖や蜂蜜らをふんだんに使った激甘料理を好み、通常の人であれば即座に吐いてしまうような甘さを平気な顔で完食する。しかも何故か血糖値が上がらない。
普段からココアシガレットを口にしているせいか、遠目から見た人からは喫煙者だと思われている。
【解説】
文淵の家は代々続くカトリック派のキリスト教徒で、海外に移り住んだ日本人。なので、浄架も生粋の日本人という訳ではなく、日系イタリア人二世に位置付けられている。
幼少期の頃から家訓に漏れず、カトリック派のクリスチャンとして生活を送っていた。神学の成績もトップを取り続け、その理解力の高さから周囲からの期待が寄せられる事も少なくはなかった。浄架自身、寄せられる期待の重圧に押し潰される事もなく、あらゆる分野に精通し、16歳という若い年齢で信徒に説教する立場に昇格したという経歴を持っている。>>956
しかし、浄架は幼少期から他言できない苦悩を抱えていた。それは、自分が悪に向ける「殺意」。悪を根底とする人に対して湧き上がる殺人衝動、嫌悪や憎悪が混同しない純粋に“殺.したい”という欲求に苦悩し、まるでシリアルキラーのような異常性から自身の存在理由、価値を求めて日々悶々としていた。
産まれながらにして清廉潔白と呼ばれていたが、その実、おおよそ聖人とは程遠く根本からして歪んでいる。
悪を許し、受け入れるのが聖人であるのなら、浄架にとって悪は殺.すべきもの。そして加えるなら、殺意に至るまでの感情の行程は、相手に対して負の感情を抱き、それを爆発的なまでに高めた結果であるのなら、浄架をそれを一切無視して、まるで計算の答えだけをポツンと置いたかのように殺意のみが構築される。
教会の職業柄、悪に染まった人々を見る機会が多く、他の神父たちが慈悲を示す中、彼女は殺意その一点のみを抱き続けた。
一度は殺人衝動から逃げるように、浄架は表向きの教会から手を引き、聖堂教会の異端狩りである代行者の職につくも、衝動は治ることを知らず寧ろ増幅していくばかり。
そんな苦悩の中、彼女に手を差し伸べたのが今は亡き夫であった。
浄架の異常性を知った上で全てを受け入れ、永遠の愛を誓った。
けれども、時が経つ程悪に対する殺意は増すばかり。無償の愛を貰っているのに歪みを断ち切るどろこか日に日に大きくなっていく自分に絶望し、一度は命を絶とうとしたが、夫に止められ、人生で初めての涙を流しながら愛を再確認する。
ある日の事、起点となる事件が起きる。それは夫の死であり、死因は強盗による殺人。
しかし、浄架に湧き上がった感情は加害者への憎悪、嫌悪、怨恨ではなく殺意だった。
悲しみはした。嘆きはした。だが、加害者に憎しみという感情は起こらず、只々歪みの根本である殺意のみが浄架の心を支配した。
これをきっかけに文淵浄架は、結論づけた。もはや自分は、人間ではないのだと。よって、己が宗教と決別の意を示すのも想像に難くない。>>957
【能力】
異端狩りの代行者になった事あるので身体能力は高く、浄架自身で開発した人体破壊の技術を駆使して死徒の討伐にあたっていた。
気功と呼ばれる中国伝統の民間療法を使う。これは人体に流れる気を操り、健康的な身体にする為の技術で、気を外部に放出して患部の治療などに使われる“外気功”と、自身の能力を高める“内気功”が存在する。
浄架はこれを治癒とは真逆の人体破壊の向上に使っており、内気功で身体能力を高め、外気功で破壊力を高める気を送り込み、上述の技術を以って関節や人体を支える骨格を破壊する。如何なる生物であれ、骨格や、甲殻などの硬い物質を体に秘めていれば破壊を可能とし、しかし逆に骨や殻を持たない軟体動物などには効果が薄い。
その他にも洗礼詠唱や、回数が少ないものの黒鍵も使用するが、戦闘での使用頻度が多い概念武装は灰錠。
【余談】
実は息子が一人いるらしいが、夫の死別を機に両親へ預けたようで、暫くあっていないらしい。>>959
「神が許し、神が与える。父は家を、母は子を、貴方が為の居場所を用意する。
真理に背き、道に反し、命を忘却し、されど遍く重みは消えることなかれ。
賛美歌を歌え。御心に足を洗え。懺悔に耳を傾けよ。
互いを愛し、隣人を愛し、尊き者を愛そう。安息は、愛の中で緩やかな呼吸を見せる。
目には慈悲を、歯には温もりを。
左の頬を打たれたら、右の頬も差し出しせ。
未だ、この世を迷える仔羊を救いたまえ。
咎人よ、罪人よ、神を知らぬ憐れな徒よ、楽園への鍵を握り、祝福が与えられん。
————祈りをここに。言祝いだ私が願う。
————我らを哀れみたまえ(ミゼレーレ・ノービス)」宗教的な理由で自殺はNGだからとかそんなんで自身に衝動は向かないんですかね?
Wikiにあった解説じゃ少な過ぎたから……色々と付け足した。一切盛ってはいない。ココアシガレット属性は足したけど。
>>961
この時点で自身の存在理由に疑問を持っていて、且つ「こんな私が崇高な神の教えに従う資格など……」みたいな感じになっています。
宗教的には自殺はNGだけど、もう色々とダメになってるんすよ。因みに、浄架の作成してた時、何となくイメージしてたのはヨルムンガンドのバルメさん。
実はこのやべぇ聖職者は監獄長のみで生み出されたものではないというね。
激甘料理が好き……夏来市には激辛麻婆豆腐みたいな感じの激甘料理ってあるんですかね!>>965
砂糖と蜂蜜と水飴とその他諸々の調味料(砂糖の2000倍甘い)を合わせた「ワタシ外道スイーツ」みたいなデザートでも出したいですね。某日、三雲家───女性は、散歩から帰ってドアを開けようとする途中であった。彼女の汗をかき、僅かに服が湿っているような、それでいてその濡れた姿に不快感を感じさせないほど、いやむしろそれすら蠱惑的だと思わせる豊満なボディ。
そんな彼女の名前はノア・ヘリカラーク・インヘリタンス。本人はあまり顔に出してはいないが……一家離散からの日本に流れ着くという過去を背負ったかなり悲惨な過去を持つ少女(年齢的には)である。
ドアを開けようとするその直前、彼女はその手を止める。……自分の真横に濃密な魔力を感知してしまったら仕方ないことだろう。
「あら、気づいてくれた?これだけ魔力を外に放ってそれでも気付かないボンクラならどうしようかと思ったけど。」「……私に、なにか御用があるのですか?」「うん!まあ、貴女じゃなくてもいいんだけど……」少女はノアの側から離れ、くるくると数回回った後にこう名乗った。
「私は此度の聖杯大会運営を担っているアドラシオン・メルカド・セルバンテス。率直に言うと……貴女には、聖杯大会に参加して欲しい。」
「聖杯大会……ああ、テレビで何度か見ました。それに、私が?」
「まあ、そういうことよ。駄目かしら?」「いいえ。別段どうということはありませんが……何故、私なのでしょう?」
「『貴女の中身』が面白そうだったから。ってだけで私の独断よ。貴女じゃなくて貴女の妹さんでも良かったんだけど貴女の方が面白そうだもの。」
「私の妹の…居場所を知っているのですか?」「ええ、勿論。貴女の家族の居場所はぜーんぶ知ってる。何をしてるのか、生きてるのか。そういうのぜーんぶ。」
少女は思案する。私の可愛い妹。私よりも遥かに性能が高く、それでいて泣き虫だった妹(次女)。もう一人の妹(三女)は強い子だから別段どうということはないかも知れないけれど。そして両親。私にあまり干渉はしてくれなかったけど、それでも愛している人達。
みんながどうしているかが、気がかりではあった。
「……大会に勝てば私の家族の居場所を教えてくれたりは出来ますか?」
「勿論。貴女が望むなら。詳しい話は一旦置いておこうか。貴女が今ここで僅かにでも参加の意思を表明してくれるなら、別の場所……と、言っても近場ね。そこで詳しい話をしたい。ああ大丈夫。移動した場所で最終確認をするだけだから。今はOKで後で心変わりした〜とかでも構わないよ。」
「分かりました。承諾します。」「ありがとう。ならこちらの車へ。あ、ここの人達に連絡とかしといてねー。基本ルールはこのパンフを読んどいて。」移動後──1人の青年がその部屋にいた。
「話は聞いています。貴女が此度の大会に参加してくれるノアさんですね。私は聖杯大会の主催者を務めています。」
「ええ。どうも。ここで最終確認をするんでしたよね?」「はい。そうなっています。……質問等があるならばその確認も。全て理解した上で参加をして欲しいですから。」
「では遠慮なく。人々への被害が起こる可能性はありますか?」
「あります。此度のルールとして『サーヴァント以外の存在を消滅させる行為を禁ずる』とありますが裏を返せば死ななければ何をしてもいいのですから。それこそ魂喰いでも、洗脳でも、なんでも。」
「……貴方にどんな意図があってそんな歪なルールにしたのか私には分かりません。ですがそれを聞いて改めて私の決意は固まりました。その聖杯大会に参加します。」
「───その心は、如何に?」
「無辜の人々を守るため。多くの人を傷つけることは私の思いに……私の愛に反します。」
彼の口が、少しだけ綻んだ気がした。
「分かりました。では貴女を聖杯大会の参加者として認定します。クラスはライダー。騎乗に関するクラスです。……開催には未だ時間があります。自らで触媒を用意出来るならば用意を。出来なければこちらで用意いたします。ああ大丈夫ですよ。用意出来なかった者に粗悪な触媒を寄越すなどはいたしませんから。では、また2ヶ月後。」
帰宅後、少しだけ考える。人々の為に私の身を削ってでも頑張る。これは確定事項だけれど───彼の、三雲の笑顔が頭の中に再生されて。
私も、出来るだけ心配をかけないようにしないと。私が大怪我して悲しむ彼の顔は──見たく、ないから。
ノア・ヘリカラーク・インヘリタンス
参加確定やっと出来た灰津の一場面。ノアさんです。
覗きSSに使えそうなアイデアをメモ帳から漁っていたら、昔頭フォーリナーになった時に思いついた台詞を発見しました。
リドリーさん、もしくは監獄長さん。リュングベルかクインティーナにとんでも台詞を言わせるかもしれませんが、よろしいですか?>>976
あの狼人間を聖杯戦争に斡旋したのは鐘架の語った目論見+クッチーの悪い癖が混ざった結果です。
以前は奏くんも東鬨に居ましたが、聖杯戦争くんだりで海外へ避難。
誉は断固として引っ越さない所存だったので、困り果てた所に『聖杯戦争の斡旋』案が浮かび上がった寸法ですね。ポイヤウンペの本に『恐るべき暗闇の魔物』が出てきてちょっとニヤニヤしてる
いや考えてみれば出てきて当たり前なのか>>977
そもそもクインティーナ自体がある甲殻類使って強力な黒魔術使って人間ならノンケだってホイホイ(性的に)食べちゃってタランティーノ監督並みに日本とか好きな子なので全然いいと思います【クラス】アヴェンジャー
【真名】伍子胥
【出展】史実、史記など
【性別】男
【身長・体重】187cm、76kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷A 魔力A 幸運EX 宝具EX
幸運がEXなのはものすごく運が悪いが復讐ならば高い運を発揮するからである
【クラス別スキル】
復讐者:A+
忘却補正:A
自己回復(魔力):D>>986
【ユニークスキル】
軍略:B
多人数戦闘における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。アヴェンジャーは孫武から兵法を学び、戦で多くの戦果を挙げた。
不屈の意思:A
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。>>987
中国の歴史的偉人に詳しくないのでなんともですが、調べた感じ数々の武技にて超一流だったみたいですし十分持っててもおかしくないかなって思います。>>987
私もそこまで詳しくはないですが調べた感じでは持ってても不思議ではないと思います。
あと背中を見られたら真名バレしそうですね。>>992
すみませんでした。
今から修正します。>>985
ふつうに戦っても中々打ち倒せる相手ではないですもんね、代行者は伊達ではない。
物理戦闘力をどのレベルにしようか考え中です。
肉弾戦だけなら亥狛とタメ張るレベルでもおかしくないかな、とか考えてたり…埋め
埋めて行きましょうか
(ほいほい、埋めるんですね)
1000なら空白の一ヶ月
りょうかい、埋めましょうか
聖杯大会予選会場 第39試合
1000
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